【ガルパン】MS道はじまります!【鉄血のオルフェンズ】 (温泉饅頭α)
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第1話 MS道、始めるよ

三日月やオルガの通うCGS高校が廃校になり、大洗女子学園と統合し男女共学となってしまう。
生徒会長である角谷杏はこの案を笑顔で受け入れてくれすんなりと合併してしまうが…



オルガ「ミカ、そろそろ学園艦と合流だ。起きろ」

 

三日月「ん…もうそんな時間?」

 

眠たそうに目をこすりながら起き上がる一人の少年、三日月・オーガス

 

オルガ「またここで寝ていたのか」

 

三日月「うん。ここ、いつも暖かいからね」

 

オルガと三日月が見上げるその先にあるもの。

 

白く聳え立つ1機のモビルスーツだった。

 

オルガ「角谷会長から部活の立ち上げの許可を貰えばまた俺達は戦う事ができる」

 

三日月「うん。また作らなきゃね。俺達の居場所」

 

オルガ「そうだな…」

 

三日月「でも良いの?男女共学になったらもうオルガは生徒会長じゃなくなるよ?」

 

オルガ「ああ、廃校になって俺達がバラバラになりそうなのを救ってくれたのが角谷会長だ。俺はあの人に感謝してるしそのまま傘下になったって構いはしねぇよ」

 

三日月「そっか。でも俺はオルガに付いて行くよ」

 

オルガ「ありがとうよミカ」

 

――――――サイド大洗―――――

 

桃「先ほども説明があったとおり、我々大洗女子学園は明日をもって男女共学となる」

 

方眼鏡の女性。生徒会広報の河嶋桃が全校生徒に言い聞かせていた。

 

あけび「ついに明日から男子生徒が来るんだね…!」

 

妙子「男の子でも仲良くしたいなぁ…!バレー部勧誘してみようよ!」

 

カエサル「CGS高校と言えばMS道で有名だった高校だな」

 

エルヴィン「ああ、戦歴を残した高校ににのみ与えられると言われるガンダムフレームを数機も所持していると言うとんでもない高校だ」

 

おりょう「3機も保持してる高校なんてCGS高校くらいしかないはずぜよ…」

 

沙織「ねえねえ!男子と共学になるなんて…きっと私、もてるかも…!」

 

華「沙織さん、相変わらず極端です」

 

みほ「あはは、でもちょっと楽しみだな。男の子の友達って居た事無いから」

 

優花里「戦車が趣味の殿方が居ると良いです…!」

 

桃「お前らっ!もう少し緊張しろーーー!!」

 

人の話を聞いていない生徒たちに大声で泣きながら怒鳴る生徒会広報。

まあまあとそれを嗜める副会長の小山柚子と会長の角谷杏

 

杏「手続きもほぼ終わって最後に、私があっちのリーダーでもあるオルガちゃんに会ってもう一度話しつけとくわ」

 

桃「向こうの生徒会長…いや元生徒会長のオルガ・イツカは今後の立場をどう考えてるのでしょう?」

 

杏「ん~オルガちゃん曰く私達に凄く感謝してるから生徒会の権限は全部私らにゆだねるってさ」

 

桃「潔さ良し、敬意良し。中々の男ですね、オルガ・イツカは」

 

杏「かっこいいぞ~?惚れるなよ河嶋~」

 

桃「な…なにを!?!?」

 

――――――サイド鉄華団―――――

 

杏「ようっオルガちゃん」

 

オルガ「角谷会長、改めて、恩に着ます」

 

杏「頭あげなって、こっちは生徒も増えて万々歳なんだからさ~!」

 

オルガ「行き場のない俺達を拾ってくれて…返す言葉もありません」

 

桃「気にしなくて良い、そして我が校への編入、歓迎する」

 

三日月「…もぐもぐ」

 

杏やオルガの会話を興味なさそうに聞きながら出されたお菓子を無言で頬張る三日月。

 

柚子「そうだ、このお饅頭も食べる?美味しいよ?」

 

三日月「うん、ありがと」

 

桃「って餌付けをするなっ!」

 

柚子「ふふ、なんか可愛いくて」

 

まるで弟が出来た。みたいな態度で三日月に接する柚子の表情はどこかしらにやけていた。

 

柚子「三日月君可愛い…」

 

三日月「そう?あんたのほうが可愛いけど」

 

柚子「まあ上手なんだから。にしても三日月君は一年生だし成長時だよね」

 

オルガ「ミカは俺と同い年です」

 

柚子「嘘!?」

 

三日月「嘘じゃないよ?(もぐもぐ」

 

饅頭を食べながらのんきに答える三日月に杏が目を向ける

 

杏「三日月ちゃんだよね?CGS…ううん通称鉄華団の悪魔。だったかな?」

 

三日月「ああ、なんか他の高校の生徒が勝手につけたあだ名か」

 

杏「MS道やってる連中で知らない人間は居ないよ?試合で圧倒的な強さを誇るガンダム乗りが居るってさ。うちの高校で言う西住ちゃんみたいな」

 

三日月「えっと、大洗って言えば西住みほって人が凄いんでしょ?噂に聞いたことはあるよ」

 

杏「うんうん、やっぱ似たもの同士親近感沸いてる?」

 

三日月「別にどうでもいいよ。似てても似て無くても結局他人なんだし」

 

杏「あははは!」

 

三日月のドライな反応に笑って返す杏

 

オルガ「すいません。おいミカ。もう少し態度を改めとけ」

 

三日月「うん。オルガが言うならそうするよ」

 

桃「話がまったく進んでなーい!」

 

杏「おっとそうだね。でさ、編入手続き終わっていきなり無茶な事言うけど良い?」

 

三日月「MS道を選択科目で選べって言いたいんでしょ?嫌でもそうするよ」

 

杏「え…あっさりと…」

 

三日月「うん。だって俺達はもう立ち止まれないから。居場所を見つけるために、諦めないで前に進むって決めたんだ。だからその為ならどんな事にだって立ち向かって見せる」

 

杏「そっかそっかぁ、我が校に戦車道。そしてMS道の二つが聳え立てば両手に華なんだよねぇ」

 

オルガ「それが角谷会長の目論見ですか」

 

杏「まぁねぃ」

 

三日月「んー別に俺は戦車に興味ないけど…やれと言われたからにはやるよ」

 

杏「ガンダムフレーム、全部そっちの船に積んでるんでしょ?」

 

三日月「うん。勿論」

 

杏「おうおう!三日月ちゃん、前居た高校と同じように『バルバトス』で暴れて良いからね!」

 

三日月「そっか。ありがとな、杏ちゃん」

 

桃「こら三日月!馴れ馴れしいぞ!会長を呼び捨てに!」

 

杏「いいよいいよ、そっちのが親近感沸くしね。ね?三日月ちゃん」

 

三日月「あんたは桃ちゃんって呼べばいいのか?」

 

桃「桃ちゃん言うな…!って…まあその大勢の前以外なら許可するっ」

 

柚子「ね?可愛いでしょ?」

 

桃「…(こく」

 

オルガ「とりあえず俺達は学園を回って帰ります。ありがとうございました」

 

杏「ああいいよー。明日から自分らの学校になるんだから思う存分見学しておいでー」

 

―――――放課後――――

 

オルガ「はぁ、色々と疲れるな」

 

三日月「仕方が無いよ。受け入れてくれるってだけできっとありがたいことだから」

 

オルガ「まぁそうだな。ただ俺達はもっと先に進まなきゃいけねぇ…このままじゃ」

 

三日月「ん…?」

 

オルガが三日月に話しかけたその時、三日月はオルガと正反対の方向に振り返っていた。

 

??「へい、そこの彼氏達」

 

三日月「は?」

 

オルガ「俺達がどうかしたか?」

 

突如気づいたオルガも振り返る。

 

沙織「ひょっとして明日から編入する男子生徒?」

 

三日月「うん。用事があって学校に来てたんだ。あんた達は大洗の生徒?」

 

華「そうです。まさか編入前にお会いできるなんて」

 

オルガ「これから世話になる。色々迷惑をかけるかもしれないが宜しくたのむ」

 

優花里「いやいや!それはお互い様ですよ!殿方と前もって交流が持てて感激です!」

 

みほ「始めまして、大洗女子学園、もとい大洗高校の2年生の西住みほです」

 

オルガ「オルガ・イツカだ、明日から世話になる」

 

三日月「三日月・オーガス。よろしく」

 

みほ「あの…三日月君ですよね?」

 

三日月「うん」

 

みほ「ガンダムバルバトスのパイロット…」

 

三日月「良く知ってるね」

 

優花里「おお!あの全国大会の前半予選を凄まじい強さで勝ち上ったあのガンダムのパイロットとは…!」

 

三日月「別に大したことはしてないよ。こっちもただ必死頑張ってただけだし」

 

みほ「テレビで試合見てたけど凄かったぁ…」

 

三日月「あんた誰だっけ…」

 

みほ「あ、紹介が遅れました。私は西住みほです」

 

三日月「ああ、戦車道の…少し容姿に見覚えあったと思ったから。あんたがそうだったのか」

 

みほ「え…そうなんだ」

 

三日月「うん。あんたすごいな。一人で周りをまとめて、全国大会優勝してるんだから」

 

みほ「そんなことないです…!皆の力があったから…ここまで来れた訳で!」

 

三日月「そっか。仲間と一緒に頑張ったんだやっぱりあんたは凄いよ」

 

みほ「三日月君だって十分凄いです!」

 

沙織「なんかお互いに褒めあってるよ…」

 

オルガ「どこかしら通るもんがあるのかもな…」

 

次回へ続く




次回バルバトス模擬線で暴れます!
なぜかコクピットにみほたちが…!


続く


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