血を受け継ぎし者 (怠惰のクソ悪魔)
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第零章 陰陽物語 第1話 平安の陰陽少女

こんばんは読者様、皆様からの投票が多かった晴明の物語をやっていきます。一応は4~7話でやる予定で知っている方はいると思いますが此方は日曜日投稿となりますのでお願いします。では本編へどうぞ。


これは幻想郷が誕生する前の時代まだ魑魅魍魎(ちみもうりょう)たる妖怪達が人々から畏れられ人が光であれば魑魅魍魎の者達の妖怪が影であり対立をしていた頃…これはそんな時代に生きた1人の少女お話……

 

妖怪「貴様の肉を食らわせろぉ!!

 

夜の都に1ぴきの妖怪が1人の少女を追っていた。その妖怪の姿は月明かりに照らされて真っ赤な肌が見えただ獲物しか見ないその目、悪鬼と呼ばれる部類の妖怪だ。そして少女は走っていき橋の上で止まる。

 

妖怪「何だもう追いかけっこは終わりか?なら

   貴様を食らわせてもらうぞ!」

 

そう言い悪鬼がその少女を掴もうとした瞬間だった。

 

ギンッ!

 

妖怪「なっ何だこれは!!」

 

突然橋の下の水から無数の糸が現れ悪鬼の動きを封じた。そして少女は振り返り、

 

少女「貴方、私にしか目がいってないのだから

   こうなってしまうのよ?」

 

妖怪「何だと貴様!…まさかお前、陰陽師か!」

 

少女「貴方に答える義理はないわ」

 

そう言い少女は1枚の札を妖怪の凸に張り付けると、

 

妖怪「ぎゃががががごがごかがかぎご!!」

 

張り付けたお札から青い電撃が(ほとばし)り妖怪を包み込み苦しませる。すると少女はぶつぶつと呪文を唱え人差し指で何かを描き始める。

 

妖怪「何!何をする気だ!!」

 

少女「臨・兵・闘・者・皆・陳・列・在・前(りんぴょうとうしゃかいじんれつざいぜん)!」

 

少女が呪文を唱えつつ五芒星を描くと腕で一閃してきる。するとその五芒星は妖怪の凸にまた張り付くと、

 

妖怪「やっやめ!!」

 

少女「害ある妖よこの地から往ね!!」

 

妖怪「ぎゃーーーーーーーー!!!」

 

悪鬼が叫びをあげるとその場から悪鬼は消えて代わりに真っ黒な灰が橋の上に残るが風が吹くと肺は散った。

 

少女「さてとお仕事おしまい♪帰ってお酒で

   1杯ね♪」

 

楽しそうに少女は帰っていく。その少女はやがて伝説となる者その名を……

 

晴明「うぅ~~~~ん♪」

 

安倍晴明と……そして時は過ぎその翌日の朝へと変わる。鳥の囀り声で晴明は起床した。

 

晴明「はぁ……眠い……」

 

呟きつつ布団から出て居間へと向かい居間のテーブルに頬をつける。

 

? 「も~晴明ちゃん起きて」

 

晴明「うん?…あれ何でいるの……?」

 

いつの間にか自分の式神の鈴蘭が立っていてその手にはおぼんが握られておぼんの上には料理が並べられていた。

 

鈴蘭「速く食べないと遅刻しちゃうよ?」

 

晴明「えっ……そうだったわ!!」

 

今日は陰陽寮で大切な会議があることを思い出し料理をダッシュで食べ恥じた。

 

鈴蘭「はぁ…年頃の娘がこんな意地汚いとねぇ」

 

晴明「うるさいわね!仕方ないじゃない!」

 

鈴蘭「はぁ……」

 

と、鈴蘭はため息を吐きながらも晴明は飯を食べ進めて、

 

晴明「ご馳走さま!行くわよ!!」

 

鈴蘭「あっ待ってよ!!」

 

すぐに陰陽師の服を着て晴明は外へと飛び出し鈴蘭は蝶の姿となって声明の後を着いていく。

 

少女移動中……

 

2人は陰陽寮へと着くとすぐさま会議が行われる部屋へと行き晴明が着くと同時に陰陽寮で陰陽師達との会議が始まった。

 

陰陽「いいか4年前の深常理久兎の潜伏から

   妖怪達はこの都に押し入っている!

   しかも年々と増加している始末なんだ

   これは奴の復讐に違いない!」

 

陰陽「しかも奴は何処にいるのかも分からない

   ぬらりひょんと言われるだけあって中々

   尻尾を出さない……彼奴を叩ければ都に

   入る妖怪達は激減する筈なんだがな……」

 

陰陽「うむ…かつて理久兎を退いた晴明殿に

   お話を聞きたいが…何かあるかね?」

 

と、皆は自分の方を向いてくる。それに対しての答えは、

 

晴明「確かに理久兎の復讐説はあるわだけど

   私は違うと思うの」

 

陰陽「というと?」

 

晴明「彼奴は確かに妖怪の主ではあるわだけど

   無益な殺しだけは絶対にしない奴よ必要

   な分しか殺らないもの」

 

それを聞いた陰陽師の1人が晴明に、

 

陰陽「ならその分をやっているんじゃないの

   か?」

 

陰陽「確かにそうだ」

 

陰陽「そこはどうなんだ?」

 

1人の陰陽師の意見で皆からは「確かに」だとか「そうに違いない」という声が聞こえてくる。

 

晴明「そうとも考えられますがそれなら態々

   こんな所を襲うと思いますか?私が

   妖怪だったしたら陰陽師もいない妖怪

   達が縦横無尽に暴れられる近隣の村を

   襲いますよ?それに奴は出来る限りの

   被害が少ない方を選びますよ」

 

晴明の言葉を聞くと皆は黙り混んでしまう。確証がないためというのもあるが相手も知性を持つ妖怪達で何よりも理久兎のせいで仲間意識が異様に高い。そこいらにいる下級妖怪とは訳が違う。

 

陰陽「だがしかしなぁ……」

 

晴明「今、私達に出来るのはどうやって妖怪達

   から被害を防げるのかと防災が出来るか

   だと思いますよ?」

 

陰陽「ふむ……東西南北の門には異常はないある

   ならば晴明殿の式神達が反応している筈 

   まずは妖怪達がどうやって侵入している

   のか調べる必要があるな」

 

晴明「それまでは夜の警護およびに占いによる

   場所の特定をした方が良いかと」

 

その言葉を聞いて座っている者の1人が手を上げて、

 

陰陽「俺は晴明の言葉に賛成するぜ賛成の

   奴は挙手して今回の会議は終わりに

   しようや」

 

命令的なちょっと図々しい陰陽師の名は賀茂(かもの)保憲(やすのり)といい安倍晴明の安部家と同じで名門の陰陽師でここ陰陽寮のトップの陰陽師だ。

 

晴明「また保憲か…まぁ助かるけど

 

ここだけの話だが晴明と保憲は幼なじみだ。晴明の性格が男気というか野武士性格のためか男である保憲とは結構仲が良いのだ。こういう意見の時は大抵賛成してくれる。そして保憲のお陰か、

 

陰陽「なら我も賛同しよう」

 

陰陽「うむ保憲様がそうおっしゃるなら」

 

と、次々に手を上げていく。二大巨頭の意見はやはり強いのだと改めて思うばかりだ。そして全員が手をあげた。

 

保憲「なら決定だなそんじゃこれにて終いだ」

 

保憲の言葉で皆は立ち上がり足早に外へと出ていった。

 

晴明「はぁ……ありがとう保憲」

 

保憲「かっかっか♪良いって事よそれよりも

   晴明、今からお茶でも~」

 

晴明「ごめんね♪書類があるから帰るわ」

 

と、言うが実際は帰って夜まで寝たいというのが本音だ。保憲はちょっと残念そうに、

 

保憲「かぁ~残念だなまぁまたいつか誘うわ」

 

晴明「えぇ♪それじゃ私は行くわね♪」

 

そう言い部屋からでて陰陽寮から出て真っ直ぐ家へと向かい家へと帰り朝と同じようにテーブルに頬をつけてぐーたらの体制になる。

 

晴明「はぁ~堅苦しいのは本当に嫌になっちゃう

   もう勘弁してほしいよ」

 

鈴蘭「そう言わないの…それよりも保憲とお茶

   してくれば良いのに」

 

そう言いながらお茶を晴明の座っている方に置いて鈴蘭も座る。

 

鈴蘭「はぁ…小さい頃から男気のせいか友人

   も少ないんだから少ない友人は大切に

   した方がいいよ?」

 

晴明「分かってるけど私はこうしてダラ~と

   しているのが良いんだもん」

 

鈴蘭「はぁこんな性格になったのは誰のせい

   何だろう……」

 

晴明「多分貴方のせいだと思うけど?」

 

と、鈴蘭に言うと鈴蘭は苦笑いを浮かべて、

 

鈴蘭「母さんが聞いたら呆れるかそれとも

   妖力玉を飛ばしてくるから止めて

   くれない?」

 

晴明「そういう所がだらしないから逃げら

   れたんでしょ?父さん」

 

その発言に鈴蘭は目をつむって首を横に振る。

 

鈴蘭「いやもう私はお父さんじゃないから

   今は蝶化身になって転生したから」

 

蝶化身とは死んだ人間が蝶になって転生する。摩訶不思議な霊現象である。安倍保名もとい晴明の父親は妻である葛の葉から晴明を託され男手1つで晴明を育てていたが病気で早死にしてしまい、まだ10歳になったばかりの晴明1人を残す事や晴明あまりにもがじゃじゃ馬で心配になってしまいそれが仇となったのか「未練」という形で残り、地上に縛られて蝶化身になってしまったのだ。だが何故ロリになってしまったのかがいまだに謎である。

 

晴明「私は夜まで寝るわね」

 

鈴蘭「はいはい寝るなら布団で寝てね」

 

晴明「はぁ~いお休みなさい……」

 

そうして晴明は寝室へと入り夜までの間、短い休息をとるのだった。




はいはい今回から数話程ですが始まった第零章ですけど初っぱなから爆弾台詞が飛び交いましたね。因みにオリキャラは後出ても僅か数人ぐらい?だと思っていてください。そしてアンケートの所で書いた通り玲音の物語はいすれやりますのでご安心してください。では今回もありがとうございましたまた次回にお会いしましょう。それではサラダバー!


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第2話 闇夜の都へ

どうも読者様、第2話が出来上がったので投稿
します。今回の特に注意してほしい注意事項は
以下の通りです。
「鈴蘭無双」「キ(ピー)ガイ蝶」「何故、知ってる」
それが嫌ならブラウザバック推奨です。
よろしいですね?では本編へどうぞ。


陰陽寮の会議から約六時間が経過し辺りは夜の(とばり)に包まれた。そんな都を晴明は歩いていた。

 

晴明「妖怪の反応は……ないわよね?」

 

鈴蘭「まぁ今の所はね……」

 

現代で言うとまだ夜の10時ぐらい魑魅魍魎の者達は日が沈む瞬間の数時間の逢魔刻そして夜が更に深まった時刻に訪れる丑三つ時その2つがもっと動く時間だ。

 

鈴蘭「ねぇ晴明は今回の妖怪達の騒動に理久兎

   が絡んでいると思う?」

 

晴明「いえ私は絡んでいるとは思ってないわ」

 

鈴蘭「でも絡んでいないにしては妖怪が来すぎ

   な気がするんだよね……」

 

晴明「それでもよ私はあの人を信用したいいえ

   信用しなければならない」

 

妖怪総大将の理久兔とは晴明にとって唯一の友人の1人でありこんな姑息な事は絶対にしないと思っていたからだ。

 

鈴蘭「でも……」

 

晴明「でもでもないわ…皆が信用しなくても

   私だけでも信用しなければいけないの

   よ…私の唯一の友として」

 

鈴蘭「はぁ~分かった……晴明を信じるよ」

 

晴明「ありがとう……」

 

そんな会話をしていると………

 

? 「助けてぇ!!!」

 

晴明「ん?」

 

鈴蘭「妖怪反応あり…そんなに強くはなさそう

   だね」

 

声のした方向を見ると1人の文官であろう人物が妖怪に追いかけられていた。その妖怪の特徴は坊主で1つの目しかない妖怪、有名な1つ目小僧だ。

 

鈴蘭「1つ目小僧か……ありゃ弱いわ」

 

晴明「そんな事を言ってないで助けるわよ」

 

鈴蘭「はいはい!」

 

そう言うと鈴蘭は一気に駆け出した。

 

文官「もっもうだめだぁ!!」

 

一目「べろべろばぁ~!!」

 

と、文官であろう人物が追い付かれそうになった所に、

 

鈴蘭「チェスト!!!」

 

一目「グヘッ!!!?

 

鈴蘭の最高火力の飛び膝蹴りが一つ目小僧の顔面にもろにヒットし一つ目小僧は数メートル先ぶっ飛んだ。

 

晴明「大丈夫?」

 

文官「はっはい!」

 

鈴蘭「あちゃ~ごめん晴明ちゃん遠くに

   ぶっ飛ばしちゃっていなくちゃった」

 

辺りを見渡すが先程の1つ目小僧は消えてしまった。

 

文官「蝶の式神……えっと安倍晴明様…です

   よね?」

 

晴明「ん?えぇそうだけど?」

 

文官「それはそれはお初にお目にかかります

   ね私、漢学者をしている宮古芳香とい

   います」

 

どうやら漢学者つまり現代語でいえば中国の学問を研究している人物だが……

 

鈴蘭「宮古芳香……何処かで聞いた……あっ!

   菅原道真の!」

 

芳香「あっはい♪彼の師を勤めていました♪」

 

晴明「菅原…えっ右大臣の菅原道真様の!?」

 

芳香「そうですよ♪」

 

どうやら相当の大物のようだ。これには晴明も頭を下げた。

 

晴明「すっすいません!」

 

芳香「ハハ良いよ♪気にしなくても♪だから

   頭を上げて下さい」

 

そう言われ頭を上げる。だがどうしてこんな大物がこんな夜の都を歩いているのかが不思議に思えた。

 

晴明「えっとご無礼で聞きますがここで何を?」

 

芳香「う~ん歌の案が思い付かなくてね…気分

   転換に夜の外を散歩してたらさっきの

   妖に追いかけられてね……」

 

鈴蘭「貴族って皆、歌を披露するから大変

   だよね~」

 

芳香「えぇ…まぁ楽しいからこれはこれでって

   感じなんですけどね……」

 

鈴蘭「私はそんなに面白いと思ったことないん

   だけどなぁ……」

 

かつての生前を思い出したのか鈴蘭は苦い思い出を思い出していた。

 

晴明「それよりも芳香さんここ最近の夜の都は

   危険なんですよお屋敷に帰ることを薦め

   ますが……?」

 

芳香「そうだよね……うんそうするよ」

 

鈴蘭「なら送って行った方が良いよね?」

 

晴明「そうね」

 

と、晴明と鈴蘭は芳香を警護しながら屋敷へと送り届けようとした時……

 

一目「お前らぁ!よくもやったなぁ!」

 

先程の一つ目小僧が夜の闇に紛れて来た。しかも今度は何体かのお仲間を引き連れてきた。どれもこれも雑魚妖怪の部類に入る悪鬼達、数は3体だ。

 

悪1「グヘヘヘえぇおなごが3人も」

 

悪2「ゆっくりとなぶってやるかぁ?」

 

悪3「えぇのえぇの♪」

 

正直言って見た目もキモい挙げ句の果てには言動もキモい。

 

鈴蘭「ちょっと!この作品はR15だよ!

   やるならR18作品でやってよ!」

 

全員「メタイわ!!」

 

とんでもないメタ発言にこの場の全員がツッコミを入れた。それよりも何故こいつがそんなメタイ事を知ってるんだと考えてしまう。

 

一目「よっよく分からないけど!彼奴らを

   ボコボコにするぞ!!」

 

悪1「ギャハハハハ!!」

 

悪2「ぐひゃひゃひゃひゃ!!」

 

悪3「きしゃーーーーー!!」

 

妖怪達が奇声を上げて晴明達に目掛けて襲いかかってきた。

 

晴明「芳香さんそこから離れないで下さい!」

 

そう言い晴明は何枚かの札を地面にばらまくと、

 

晴明「魑魅魍魎たる者達よ!この壁を越えれる

   なら越えてみよ!!」

 

右手で一閃すると同時に晴明の目の前に透明な壁が出来上がり、

 

ドスンッ!!

 

妖怪達はその壁へと突っ込み顔が壁にへばりついているのかより一層キモく見える。

 

芳香「ひっ!!」

 

芳香に限ってはあまりに不慣れなためか腰を抜かしてしまう。だが晴明はそんなの知ったことじゃないと言わんばかりに、

 

晴明「鈴蘭!彼奴らの頭を叩き割って!!」

 

鈴蘭「了解!!」

 

一気に上空へと飛ぶと弾丸の速度並みの蹴りが3体の妖怪達に襲いかかった。

 

鈴蘭「まずは1人!!」

 

グジャッ!!

 

1人は鈴蘭の飛び蹴りによって頭をかち割られ辺りに血が飛び散る。続いて、

 

鈴蘭「そいや!!!」

 

妖怪「ぎゃはっ!!」

 

ハイキックが炸裂し妖怪の頭は体とグッバイして地面に転がる。

 

妖怪「ひっ!?」

 

これには妖怪もへっぴり腰になってしまい晴明が作った透明の壁に背中をつけてしまう。そこに空かさず鈴蘭の一撃が決まった。

 

鈴蘭「でりゃあ!!!」

 

グジャッ!!

 

強力なヤクザキックが頭を潰す。本来ならぶっ飛ぶレベルなのだが晴明の作った透明の壁に叩き付けられ頭が粉々になってしまった。

 

鈴蘭「ふぅ~お仕事終わり♪」

 

晴明「ありがとう鈴蘭」

 

壁を消して数歩程前へとでて一つ目小僧を睨む。

 

晴明「それで私達が何だって?」

 

一目「うぐっ!おいらを嘗めるなよ!!」

 

そう言った途端、一つ目小僧の体は巨大化した。大きさは大体3m程だろう。更に一つ目小僧の弱々しかった腕はガッチリとなった。その妖怪は、

 

鈴蘭「一つ目小僧って頑張ると一つ目入道に

   なるんだよねぇ……」

 

その妖怪を一つ目入道と……

 

一目「どうだ!怖いだろ!!」

 

と、一つ目小僧もとい進化を遂げた一つ目入道は晴明達に言うが、

 

鈴蘭「いや全然だね…これだったら母さんの

   キレた時の般若顔の方が怖いかな?」

 

晴明「私的には理久兔さんの怒り笑顔の方が

   怖かったわね」

 

一目「そんなっ!?」

 

予想外な返答に一つ目入道は逆に驚いてしまって少し涙目になっていた。

 

芳香「何でだろ晴明さん達の方を応援しなきゃ

   いけないのにあの妖怪を応援したなって

   きたな……」

 

芳香ですらそんな気持ちになってしまい呟いてしまった。

 

一目「畜生~ーー!!!

 

ドスンドスンと音を足音を発てて一つ目入道は晴明目掛けて殴りかかってくる。

 

晴明「百鬼束縛!」

 

晴明の呪文に反応するかのよに先程ばらまいた御札が反応し御札から無数の糸が一つ目入道を束縛する。

 

一目「ぐぁーー!!何だこりゃ!!」

 

晴明「ねぇ1つ条件があるんだけど聞いて

   みない?」

 

一目「何だよ!!」

 

晴明「貴方達、妖怪が何でここ最近になって

   都に強襲を仕掛けてくるのかそれが謎

   なのよ…だから教えてくれないかしら?」

 

何故ここ最近のになって妖怪達が都に押し入るようになったのかが気がかりだった。だからこそそれなりに話が通じる一つ目入道に話を聞いたのだ。

 

一目「話すわけねぇだろ!!」

 

晴明「あっそじゃぁ滅するわ跡形もなく塵

   すら残らぬように!」

 

一目「まっ待て話すから!!」

 

ドロンッ!!

 

一つ目入道は小さくなり先程の小僧に戻ると、

 

一目「おいら達が何でここに来たのかそれは

   おいら達も分からないんだよ!」

 

晴明「分からない?」

 

一目「あぁ!気づいたらこの都に居たん 

   だから!」

 

言っている事が意味がわからない。来る気もない奴等がこうして都に来ている理由が……

 

鈴蘭「知ってることはそれだけ?」

 

一目「あっあぁ!」

 

晴明「そう……解!」

 

右手で一閃すると束縛している糸が全て消えて落ちている札は全て燃えて消える。

 

晴明「嘘はついてないみたいだし今回は見逃し

   てあげるわ芳香さんも構わないわよね?」

 

芳香「えっえぇ!」

 

晴明「そう帰るならこの道をずっと北に進めば

   羅城門って門があるからそこから帰り

   なさい」

 

一目「すっすまんせんでしたぁ!!」

 

叫びながら一つ目小僧は猛ダッシュで逃げていった。

 

鈴蘭「もう晴明ちゃんは甘いよね大福みたい

   に甘々だよ」

 

晴明「良いのよ害のあるような妖怪でもなさそう

   だし精々驚かすぐらいでしょでも何でここ

   に来たのかその調査が必要ね」

 

鈴蘭「そうだね……」

 

晴明「とりあえずは芳香さん貴方を屋敷まで

   送り届けますね」 

 

芳香「えっとよろしくね……」

 

そうして晴明達は芳香を屋敷へと送り届けその後も数時間程警護して家へと帰るのだった。




怠惰「はい今回もありがとうございました」

神楽 (⊃ロ⊂(ゴシ ゴシ) )(゜ロ゜)(⊃ロ⊂(ゴシ ゴシ) )( ロ  )

狗神「神楽…目が消えてるぞ~」

神楽「えっ!?」

鈴蘭「も~神楽ちゃんったらおっちょこちょい
   なんだから♪」

狗神「まぁ無理もねぇかこのキ(ピー)ガイ蝶の無双
   を見ればよ……」

鈴蘭「狗神の姉御は酷いなぁ~!」

怠惰「まぁそれはおいておいて今回というか
   前の後書きで書いた伏線の東方キャラ
   は宮古芳香ちゃんでした~分かった人
   いたかな?」

鈴蘭「えっ!?芳香ちゃんって東方キャラに
   なってたの!?」

怠惰「まぁ大方の読者様は知っての通り現在の
   彼女は……まぁ今は言わないでおくよ」

鈴蘭「えぇ~気になるのに~」

怠惰「ちょっとショッキングだと思うから
   言わないでおくね♪」

狗神「まぁお前がそういうなら聞かないで
   おいてやるよ」

神楽「そうですね♪今は聞かないでおきましょう
   鈴蘭さん」

鈴蘭「分かった……」

怠惰「では読者様今回はここまで!」

神楽「えっと火曜日の本編でまたお会いしま
   しょう」

狗神「そんじゃ読者様」

鈴蘭「またね♪」


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第3話 不穏

こんにちは読者様、とりあえず3回目を投稿します。そして今回の注意事項はこちらとなっております。
百合(ユリ)?」「お前のせいでアウトだ!」「痴女」
よろしいですね。それと今回はオリジナル解釈というか設定もあるので実際の伝記とは関係ありませんのでご了承下さい。では本編へどうぞ。


宮古芳香を助けて2日後のお昼時のこと。

 

晴明「うぅ~ん気持ちのいい眠りだ……!?」

 

そう言かけて布団から出ようとした時、ふと隣に違和感を感じ隣を見ると……

 

? 「スゥースゥー……」

 

と、紅い長髪の裸の痴女が寝ていた。そしてその痴女は目を擦りながら起きた。見るからにアウトだ。

 

痴女「あら晴明…お♥は♥よ♥う♪」

 

晴明「キャーーーーーーーーーーー!!!

 

これには大混乱をして大声で叫んでしまった。すると奥の通路からドタドタと何かが近づき襖を大胆に開けた。その襖から現れたのは鈴蘭だった。

 

鈴蘭「どうした……またあんたね朱雀!」

 

晴明のとなりに寝ていたのは南の守護神こと朱雀だ。何故こんな所で寝ていたのか疑問が出てくるが、

 

鈴蘭「うちの娘になにしてんだぁ~!!」

 

ドゴンッ!!

 

強烈な飛び蹴りが朱雀の顔面に見事クリーンヒットした。

 

朱雀「ガハッ!!」

 

一撃必殺レベルの蹴りをくらい朱雀は中庭の方まで吹っ飛ばされた。

 

鈴蘭「大丈夫晴明!」

 

晴明「だっ大丈夫少し混乱しただけだから」

 

せっかくの気持ちの良い寝起きが台無しになった瞬間だった。そんなこんなで数分後、安部宅の居間で、

 

朱雀「ごめんなさいねぇ晴明が寝ていたもん

   だったらかついうっかり♪」

 

鈴蘭「まったく節度を持って接する分には

   構わないけど気を付けてね?」

 

朱雀「えぇ」

 

晴明「まったく迷惑にもほどがあるわよあんた

   のせいで色々とアウトになるから」

 

男性なら喜ぶだろうが女性だったら誰とく世界だよと思ってしまう。

 

晴明「それで何しに来たの?」

 

朱雀「ん?あぁ久々に顔を見たくなってここ

   最近になって妖怪達が活発に動いてる

   みたいだし愛しの晴明ちゃんは無事か

   なと思ってね♪」

 

晴明「その気持ちは嬉しいけどさっきみたいな

   事は次からはしないで頂戴ね」

 

朱雀「分かってるわよ……」(´・ω・`)

 

しょぼーんとしている朱雀を見つつ貞操の危機は無くて良かったと思うばかりである。

 

鈴蘭「そういえば仕事は?」

 

晴明「あぁ今日はお休みよ」

 

今日は休暇日のため昼間の仕事は勿論のこと夜の見回りは無しで1日ゆっくり出来る夢の日なのだ。

 

朱雀「しっかしさっきの蹴りは中々効いたわ

   こんな刺激的な痛み彼奴以来だわ」

 

晴明「彼奴?理久兔さんの事?」

 

朱雀「いいえ昔の仕事の同僚というかまぁ知り

   合い(意味深)レベルなんだけどねぇベル

   フェゴールっていう悪魔がいてその悪魔

   がもう様々なプレイで私を楽しませてく

   れてね♪鈴蘭に蹴られてその時の痛みの

   快感を思い出しちゃったのよ♪」

 

晴明「あぁ~確かあんたの旧名フェニックス

   だとかよね……」

 

フェニックスその名の通り不死鳥の名を持つ悪魔だ。つまり悪魔から今現在の守護神に出世したということだろう。

 

朱雀「お礼に私の涙をあげたりしたけどね♪」

 

鈴蘭「その性痴は治した方が良いよ?」

 

朱雀「努力してるのよこれでもね……さてと私は

   帰るわ晴明も元気そうだったし」

 

朱雀はそう言い立ち上がるが、

 

晴明「ねぇここ最近、都で起きていること朱雀

   は何が原因か分かる?」

 

この都の守護神のため一応聞いてみると、

 

朱雀「残念だけと分からないわ~ただこの都の

   何処かに異界と繋がる門がありそうなの

   は確かねこれ以上の事は分からないわ」

 

晴明「そうありがとう朱雀♪」

 

朱雀「ふふっどういたしまして♪それじゃあね」

 

そう言い朱雀は目の前から一瞬で消えた。

 

鈴蘭「異界と繋がる門ね……」

 

晴明「それを突き止めないとダメね」

 

と、言っていると玄関の門の近くで気配を感じとる。

 

晴明「お客さんね」

 

鈴蘭「そうみたいね……」

 

そう言っていると中庭の方から誰かが歩いてくる。それは数日前に助けた宮古芳香だ。

 

芳香「やはりここでしたか♪」

 

晴明「芳香さんいったいどのようなご用事で?」

 

芳香「えぇ少し貴方方にしか頼めない依頼でして

   どうか私の同僚の1人を助けてはいただけ

   ないでしょうか?」

 

どうやら芳香の同僚が何かピンチらしい。しかも菅原道真の師を務めたとある人物を無下には出来ないため、

 

晴明「分かりました芳香さんその同僚の元まで

   連れていってはいただけませんか?」

 

芳香「それは助かるよ詳しいことは牛車で話すよ」

 

晴明「お願いしますね…鈴蘭は何時ものように

   お願いね」

 

鈴蘭「はいはい」

 

そうして鈴蘭は蝶の姿となり晴明の後についていき芳香の牛車へと乗り込んだ。そして牛車はゆっくりと動き出した。

 

晴明「それでその同僚さんにいったい何が起き

   たんですか?」

 

芳香「実は物凄く言いにくいんだけどね………

   何て言うか犬って言えばいいのかな」

 

晴明「それってどういうことですか?」

 

芳香「うん昨日その同僚の家に宿泊すること

   になってねそれで夜にその同僚と楽し

   く話していたんだよ最初は……」

 

晴明「最初はですか……?」

 

その言葉を聞くと芳香は頷き実際に見た事、全て話し出した。

 

芳香「偶然だったんだ一緒に楽しく食事して

   いたんだけどふと部屋の明かりに照ら 

   された障子をふと見てその同僚の影を

   見たら言葉を失ったよ」

 

晴明「その影に何が写ったんですか?」

 

何が写ったのかと聞くと芳香はその影の姿を答えた。

 

芳香「その影はまるで犬みたいだった……」

 

晴明「犬……」

 

芳香「びっくりしているとその同僚が急に

   狂暴になってまるで犬にみたいに吠

   えて威嚇してきてしかも噛まれそう

   になったりですぐに使用人達に取り

   押さえられて怪我はしなかったんだ

   けどね……」

 

晴明「ふむ……じかで見る必要があるわね」

 

芳香「晴明さんよろしくお願いしますね」

 

晴明「分かりました任せてください」

 

そうして晴明はその者の棲む屋敷へと向かうのだった。




怠惰「はい今回もありがとうございました」

鈴蘭「次回はついにあのキャラだよね?」(¬∀¬)

怠惰「まぁ十中八九そうだよね」(ーωー)

神楽「ですよね……」(¬_¬)

狗神「おっおい!何でお前らそんな哀れむような
   目で見るんだ!」

怠惰「いやまぁ…狗神の設定があまりにも悲劇の
   ヒロインというかね」

神楽「私にも言えた義理ではありませんが悲し
   過ぎて……」

鈴蘭「姐御安らかに……」

狗神「死んで………いやまぁ確かに死んではいる
   が!」

神楽「えっとそのそれはおいておいて朱雀さんが
   言っていたベルフェゴールって怠惰さんは
   ご存じですか?」

鈴蘭「あぁ~そういえば悪魔だったよね怠惰」

怠惰「ん?さぁ誰だろうねよく分からないな」

狗神「怠惰でも知らないやつはいるんだな…」

理 「まぁそういうこったねとりあえず今回
   はここまでまた次回をお楽しみにね♪」

鈴蘭「それじゃ読者様」

神楽「また次回の火曜日にお会いしましょう」

狗神「あぁ次回も楽しみにしてな」

怠惰「それじゃあね♪」


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第4話 呪の怨念 妖怪 狗神

こんにちは読者様、ついさっきAO入試に行って
いた怠惰のクソ悪魔です。やってみての自己結果
は……/(^o^)\って感じですかね。てな訳で今回の
注意事項は、
「狗神ヤンキー時代」「癖はこの時から」
「魔(ピー)波ではない」「世界を狙える蹴り」
以上が嫌いな方は注意してください。よろしい
ですね?では本編へどうぞ。


宮古芳香に案内され晴明と鈴蘭は芳香の同僚のもとへと辿り着いた。牛舎がゆっくりなためかもう夕方ぐらいだ。

 

晴明「ここですか?」

 

芳香「えぇここです」

 

見た感じ妖気はないが芳香ともある大物が嘘をつくはずもないためこれは調べてみる必要があった。

 

晴明「その同僚さんの元へ連れていってもらっ

   ても……」

 

芳香「すまないなこっちだよ」

 

芳香を先頭に屋敷へと入ると使用人の方々がお出迎えをしてくれる。

 

使用「これは芳香様それにこの方が陰陽師の」

 

芳香「えぇ知り合いの安倍晴明です」

 

晴明「長話も良いけどよ貴方達の主人の元まで

   案内しながら症状を教えてくれる?」

 

使用「かしこまりましたこちらです」

 

使用人は芳香の同僚の部屋まで症状について話ながら案内してくれる。

 

使用「芳香様からお話は聞いているとは思い

   ますが旦那様は昨日突然急変しまして

   まるで行動が犬のようになってしまっ

   たんです今はそれでも昨日よりはよく

   なったんですが……」

 

晴明「他に何かあるの?」

 

使用「見ていただければ……」

 

話していると使用人はとある一室で立ち止まる。その問題の主人の部屋の前で立ち止まったのだろう。

 

使用「失礼します芳香様と晴明様をお連れしま

   した」

 

主人「あっあぁ来てくれ……」

 

その言葉を聞くと使用人は扉を開き、

 

使用「どうぞお入り下さい」

 

晴明「ありがとうございます」

 

芳香「失礼します」

 

2人は中へと入ると布団から起き上がるこの屋敷の主人と目が合う。晴明から見てその主人の顔色は酷かった。

 

芳香「具合はどう?」

 

主人「あぁ…最悪だよ…何でか全身がズキズキ

   痛むんだよ」

 

着物がはだけた部分をふと見ると何か傷のようなものがあった。

 

晴明「すみませんがその傷は……」

 

主人「ん?傷……なっなんだこれ………」

 

肩には何かに噛まれたかのような傷がついておりもしやと思ったのか上半身の部分の着物を脱ぎ上裸になるとこれには晴明も息を飲んだ。

 

主人「何だこれ……………!?」

 

晴明 !!?

 

芳香「嘘でしょ……」

 

その男性の身体中に無数の噛み傷や引っ掻き傷が多々とあった。しかもその傷全てから血が流れていた。

 

晴明「この歯形から見ると人間の歯形じゃない

   恐らくこれを見るに獣ひ憑かれてる」

 

芳香「待ってください!それってまさか呪術と

   でも言うんですか!呪術に関してはもう

   禁令として知られている筈ですよ!」

 

晴明「いえ………唯一それを知っていてそれでも

   なお呪術を使う頭のおかしい連中がいる

   んですよ呪術士っていう頭がイカれた連

   中が……」

 

禁忌と知ってもなお使い続ける者達をひとまとめに呪術士と呼ぶ。彼らは呪いやらを扱うスペシャリストだが殆どの奴等は頭のネジが吹っ飛んでいるためまともな事をしないのは目に見えていた。

 

主人「まっまさか私さがそいつらに!」

 

晴明「いえ見立てではそのうちの1人が個人的

   な恨みで狙ったものだと推測出来ますね

   何か心当たりは?」

 

そう言いつつ紙に御芒星を描き呪文を書き記していく。

 

芳香「晴明、私が知っている限り彼はそんな

   事はしていない筈だ」

 

晴明「………そうなると職場で何かが原因で嫉妬

   した人物が依頼したって事ですかね」

 

主人「皆目検討がつかないな……」

 

紙に呪文を書き終えると晴明は主人に、

 

晴明「寝てください今から解呪の術を唱える

   ので」

 

主人「すみませんおねがい…………うぐっ!?」

 

突然屋敷の主人が胸に手を押さえて苦しみ初めた。

 

主人「うがっ!にっにげ……ガァーーーー!!!」

 

晴明へと躍り掛かってくる。それを守るかのように鈴蘭が蝶から人の形になると、

 

鈴蘭「ぐっ!!」

 

晴明の代わりに噛みつかれる。

 

晴明「鈴蘭!」

 

鈴蘭「大丈夫!!」

 

鈴蘭は思いっきり屋敷の主人を振りほどく。だが主人は受け身を取って体制を立て直した。

 

主人「グルルルルルルルルルルルルル!!

 

獲物を見るかのような目そして威嚇をするかのように唸り声をあげてくる。まるで獣のようだ。

 

鈴蘭「くっこいつ噛む力が半端ないよ!」

 

血が流れる肩を押さえて鈴蘭はそう言う。相当な顎の力だろう。

 

晴明「芳香さんは避難してください!それと

   何か壺を持ってきて下さい!」

 

芳香「分かった任せたよ!!」

 

芳香は大急ぎで出ていくと晴明は、

 

晴明「速くその人から離れなさい!」

 

先程から書いていた札を主人へとぶつける。

 

主人「ガアアアアアアアアアアアアアアア!!」

 

すると、どうだろうか主人はばったりと倒れその代わりに大きな体格を持つ白犬の妖怪が此方を睨んでいた。

 

晴明「貴方の目的は何!」

 

と、晴明が言うとその妖怪は見下しているかのように、

 

妖怪「安倍晴明は何処だ?」

 

自分の事について聞いてきた。それに対して、

 

晴明「私が安倍晴明よ」

 

そう答えた時だった。目の前にいる妖怪の形相は変わった。まるで何か自分に恨みを持つかのようにギロリと睨んだ。

 

妖怪「そうか貴様か貴様が安倍晴明かぁ!!

巨大な口を開けて自分へと襲いかかるが、

 

鈴蘭「晴明!!」

 

晴明「うわっ!!」

 

鈴蘭が押し倒してくれたため怪我をおわずにはすんだが扉や部屋が滅茶苦茶になった。

 

晴明「ありがとう!」

 

鈴蘭「今はあいつを!」

 

と、言っていると庭の先でその妖怪は自分達を睨み付けていた。

 

妖怪「晴明……安倍晴明!!我が名は狗神!!

   貴様を食らう者の名だ!!

 

狗神と呼ばれた妖怪は何故かは分からないが怒り狂っていた。

 

晴明「鈴蘭行ける?」

 

鈴蘭「バッチこい!!」

 

2人はそう言い飛び出した。もう空は夕日も沈み夜へと変わっていた。

 

晴明「貴方は何で私にそこまで執着をするの!」

 

言葉は理解できるなら何故、自分に執着するのか聞きたくなっていた。そのため聞くと不可解な事を言い出した。

 

狗神「お前のせいで()()()のせいで!!!」

 

晴明「お前ら……」

 

普通なら自分1人を差す筈なのに何故お前らと言ったのか疑問が浮かんだ。

 

狗神「まずは貴様を貴様を喰らわせろ!!」

 

晴明「そんなもの!!」

 

狗神が大きな口を開いて噛み付いてくるが術を唱え、

 

晴明「結界!」

 

ゴンッ!!と鈍い音をたてて見えない壁が現れ狗神の動きを押さえた。

 

狗神「安倍晴明!!安倍晴明ェェ!!!」

 

晴明「ぐっ!!」

 

ピシッ!!

 

あまりにも強烈な力で壁にヒビが入る。壊せれぬように必死に耐える。

 

鈴蘭「とっと離れろ雄犬!!」

 

ゴンッ!!

 

狗神「ぐっ!!」

 

横からの飛び蹴りを受け吹っ飛ぶがすぐに強靭な足で受け身をとる。

 

狗神「貴様……今、我の事を雄犬といったか……」

 

鈴蘭「だから何よ?」

 

狗神「ワォーーーーーーーーーーン!!

 

咆哮をあげる。どうやら相手は雌犬だったらしくキレてしまったようだ。しかもこの癖はこの時からあったようだ。

 

鈴蘭「あちゃ~地雷踏んだかな?」

 

狗神「貴様も食い殺してやる!!」

 

鈴蘭「やってみろや!!」

 

ゴンッ!! 

 

狗神「ガハッ!!」

 

蹴り上げを顎から受けて狗神はひるみ後ろへ後退した。だがそのせいか頭の脳が揺れたのか先程までとは変わり足元がおぼついていた。

 

晴明「百鬼束縛!!」

 

狗神「ガァッ!!!貴様!!」

 

無数の糸で拘束する。すると縁側をドタドタと走って芳香がこの屋敷の使用人と共に壺を持ってきた。

 

芳香「晴明これを!」

 

晴明「ありがとうございます!」

 

狗神「ガァーーーーーーーーーー!!!」

 

ブチッ!!

 

狗神が暴れて糸が切れていく。

 

鈴蘭「晴明急いで!!」

 

晴明「えぇこれで行けるわ!」

 

そう言い狗神に手をかざし、

 

晴明「呪詛となり人に害をもたらすものよ……」

 

狗神「止めろ!!止めろ!!!

 

晴明「我が命ずる悪しき者よ壺へと入れ!!」

 

狗神「ウガァーーーーーーーーー!!」

 

壺に吸いとられるように狗神が吸引されていく。そして狗神は壺の中へと入ると、

 

晴明「よっと」

 

自身の羽織で壺の口を塞ぐとその上に封印の呪符を張り付けた。これで封印は完了した。なお魔(ピー)波ではない。

 

晴明「終わったぁ……」

 

鈴蘭「ナイス晴明ちゃん♪」

 

芳香「これで同僚は元に戻るんだね?」

 

念のためなのか聞いてくると鈴蘭は笑顔で、

 

鈴蘭「その筈だよだから安心して♪」

 

芳香「そうかありがとう」

 

使用「ありがとうございます旦那様を助けていた

   だいて!」

 

使用人の方も頭を下げてくる。それを見た晴明は、

 

晴明「いえいえ……さてと帰りますかね」

 

使用「泊まっていかれては……」

 

晴明「いえいえ♪私達は帰りますよ♪それに

   こいつを出れないようにしないといけ

   ないので」

 

頭の中では早く帰って酒を飲んで寝たいというのもあるが狗神をもっと完璧に封印したいがため早く帰りたいのだ。

 

芳香「そうかなら晴明…送っていくよ」

 

晴明「それは助かります」

 

重い壺(狗神入り)があるため送ってくれるのは非常にありがたいと思ったため送ってもらうことにした。

 

芳香「それじゃ彼奴にもよろしくね」

 

使用「分かりましたそれでは芳香様」

 

芳香「行こう」

 

晴明「はい♪」

 

鈴蘭「持っていきますかね……」

 

狗神の壺を回収して晴明と鈴蘭は芳香の牛舎に乗り家へと帰るのだった。そして後の未来に封印した狗神はある少年を助けるパートナーになるのだがそれはまた本編でのお話である。




怠惰「ではではやっていきましょうかね」

神楽「狗神様のヤンキー時代……」

狗神「止めろ!!マジで恥ずかしいんだ!」

鈴蘭「元ヤンの狗神……プッ…」

狗神「よし鈴蘭てめぇ後で食いちぎってやる」

怠惰「まぁまぁそれとね実は今回は3人の元設定
   というのを語ろうと思うよ」

3人「元設定?」

怠惰「そう♪実は3人を描くに当たってね学園を
   思い浮かべながら最初作ったんだよ」

鈴蘭「学園?」

怠惰「そう♪それで考えたのがドラマとかで
   ありそうな仲良し3人組のグループって
   感じでね♪」

神楽「そうなんですか……」

怠惰「うん♪まず狗神は3人組の中だとまとめ役
   のリーダー言っちゃえば少しヤンキー気質
   な感じの立ち位置かな♪」

狗神「結局ヤンキーか!」

怠惰「次に神楽は勉強しか知らない堅物の真面目
   ちゃんって感じだね♪」

神楽「何ですかそれ!?」

怠惰「そんで鈴蘭は3人組のムードメーカーで
   妹分って感じだよね♪」

鈴蘭「成る程……つまり堅物の神楽ちゃんを遊び
   慣れてる(意味深ではない)狗神の姐御が
   誘って私もそれに便乗するって感じだよ
   ね♪」

怠惰「そうそう♪」

神楽「私って堅物ですか……」(´д`|||)

狗神「…………ヤンキー……」(´ー`|||)

怠惰「えっと2人のメンタルが持ちそうにない
   ので今回はここまで!」

鈴蘭「次回の本編もよろしくね♪」

怠惰「それではサラバ!」

神楽「堅物……」

狗神「ヤンキー……」

鈴蘭「ばいばい♪」


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第5話 異界の門

こんにちは読書様、怠惰のクソ悪魔です。
今回注意する事は以下の通りです。
「妖怪のモデルは仁王」「世紀末な妖怪達」
「真面目&甘党な妖怪(強)」「自己解釈」
以上が苦手な方はブラウザバックをしてください。
よろしいですね?では本編へどうぞ。


狗神を封じて数日後の夕方頃、晴明は占術を用いて妖怪が都へと侵入するルートを探していた。

 

鈴蘭「晴明そこは見たらここを見るんだよ」

 

晴明「えっえぇ……」

 

もう鈴蘭は生前の時のようは陰陽術は殆ど使えなくなってしまったがやり方は経験上教えることが出来る。なので晴明に教えながらやっていた。そんなこんなで数分後……

 

晴明「はぁ~……」

 

背伸びをしながら晴明は大きく深呼吸をする。

 

鈴蘭「お疲れ様、晴明♪」

 

お茶を置いてくれるとお茶を飲みながら、

 

晴明「……さっきの占いの結果何だけど」

 

鈴蘭「うん凄く妙な結果だよね」

 

不可解な事に妖気が都のとある所に一点集中をしていた。という結果が出たのだ。

 

鈴蘭「行ってみる必要はありかな?」

 

晴明「えぇ行く価値は充分にあるわ何せ都の

   門の1つ……羅城門なんですもん」

 

そう言い2人は占いの結果で出た羅城門へと向かうのだった。

 

少女移動中

 

晴明と鈴蘭が羅城門に着く頃には太陽は沈み静寂の夜が包みん混んでいた。

 

鈴蘭「やっぱりこう見てみると少し寂れて来て

   いるよね」

 

晴明「そのお陰か陰湿的よね」

 

見た感じ羅城門は酷く寂れていた。柱の赤色は剥がれ落ち屋根の瓦も数枚程なくなっていたりヒビが入っている物もあった。

 

鈴蘭「見た感じ対して何もないって感じだよね」

 

晴明「えぇ対しては」

 

羅城門には何も変化という変化がない。これだけ不気味なら何か出ても可笑しくはないのだがと思ってしまうのだが、

 

晴明「ねぇ鈴蘭……」

 

鈴蘭「うん気がついてるよ……そこにいるのは

   誰!」

 

気配がしたため誰と虚空の夜にむかって叫ぶと、

 

? 「私の存在に気がつくとは……」

 

声の方向は羅城門の屋根の上からだった。見上げるとそこには桃色の髪に右腕が包帯で巻かれた少女が立っていたのだが桁違いの妖力と圧倒的存在感に畏怖を感じた。何故先程まで気づかなかったのかと疑問に抱くほどだ。

 

晴明「貴女がこの事件の首謀者?それとも協力

   者かしら?」

 

? 「いえ!私は……」

 

そう言った時だった。突然、羅城門の中央が輝きだすとそこに1つの紋様が浮かび上がる。それを晴明は見たことがあった。

 

晴明「あの紋様は、嘘よ!彼奴はもうこの世に

   いない筈よ!」

 

その紋様は幾つもの線が直角に混じりあった紋様その紋様はかつて陰陽師でありながら呪術士に落ちた男が使った紋様。その男の名は……

 

晴明「何で道満の紋様が……」

 

そうその紋様はかつて自分と対立していた陰陽師、芦屋道満の紋様だったのだ。

 

鈴蘭「晴明!」

 

鈴蘭に声をかけられ晴明は我へと返った同時だった。紋様から何体もの妖怪が姿を表した。全て低級の餓鬼や悪鬼等の妖怪だが数が多過ぎる。

 

晴明「まずはこいつらを片付ける!そしたら

   次は貴女よ!」

 

? 「えっだから私は!」

 

晴明はお札を構え鈴蘭は何時でも蹴れるように構える。

 

餓鬼「何だ?彼奴らはよ」

 

悪鬼「お前うまそうだな!!」

 

餓鬼「食っちまおうぜ!」

 

悪鬼「ヒャッハァーー!!」

 

妖怪達が襲いかかってくる。2人も応戦しようとした時だった。

 

グジュッ!!

 

突然上空から先程の妖怪の少女が悪鬼の頭を下敷きにして着地してきた。これには襲いかかろうとしてきた悪鬼や餓鬼達は止まる。

 

? 「だから言わせてください私は貴女達の

   敵ではありません!」

 

そう言った時、1匹の悪鬼の顔が恐怖に染まる。

 

悪鬼「うっ嘘だろ何でこんなところに茨木童子が

   いるんだ!!?」

 

その言葉を聞くや否や妖怪達驚きはヒソヒソと騒ぎ始めた。そして驚いたのは妖怪達だけではない。晴明と鈴蘭も驚いた。

 

鈴蘭「いっ茨木童子!?確か実力主義の鬼達の

   中でも酒天童子と互角といわれてるあの

   茨木童子!?」

 

晴明「待ってください確か鬼達は理久兔さん達

   の仲間ですよね!」

 

と、言うと茨木童子は困ったのか苦笑いで、

 

? 「えっとはいまぁそうですかね……それと

   私は茨木童子ではなく茨木華扇です♪」

 

茨木華扇と名乗ると微笑みながら言うが妖怪を下敷きに踏み抜いたため返り血がついて逆に怖い。だがヒソヒソと妖怪達が話していると、

 

妖怪「これはこれは茨木童子様ではございま

   せんか」

 

妖怪達の中に一際目立つ妖怪が現れる。青白い肌で口元に浮かぶ真っ赤な歯を持ち更に特徴的なのは背中にはそれなりに大きい羽を持つということ。

 

華扇「火緑魔(ひのえんま)……」

 

晴明「火緑魔?」

 

華扇「えぇ私達、百鬼夜行は妖怪達の集まりなのは

   分かりますよね?」

 

晴明「えぇ……」

 

華扇「だけどそれでもこの大和の国の妖怪達の

   うち7割が私達百鬼夜行についていた、

   しかし目の前の火緑魔という妖怪は残り

   の3割のつまり百鬼夜行に入るのを拒否

   した妖怪達に入るんです」

 

妖怪達の集まり百鬼夜行それは妖怪の総大将ぬらりひょんこと深常 理久兔を筆頭に参謀の八雲 紫、鬼の大元の鬼子母神の不動鬼 美須々や酒天童子の伊吹 萃香、天狗の長である天魔こと村雲 風雅、河童達のリーダー河城 ゲンガイ、空亡のルーミアといった妖怪達で構成され人と共に歩むことを考えた者達だ。だが百鬼夜行に入らなかった者達の殆どは人間を過小評価しただのエサとしか考えていない連中が殆どと言って良い。火緑魔もその1人だ。

 

火魔「でも妖怪の中でも最強たる鬼の血しかも

   茨木童子の血……そして平安京の陰陽師

   安倍晴明の血…うぅ~んぞくぞくしちゃ

   うわぁ~あぁ早く飲みたいわね♪」

 

火緑魔は不気味に笑う。あまりの気持ち悪さに晴明と首筋を抑えて震えた。

 

晴明「こっこいつも変態だわ……」

 

華扇「つまり私に戦いを挑む……それで良いの

   よね?」

 

火魔「えぇ今の私なら負ける気がしないもの」

 

そう言うと先程からヒソヒソと話していた悪鬼や餓鬼が晴明と鈴蘭そして茨木華扇に向かって拳やらを構えてくる。ヤル気満々だ。

 

華扇「良いでしょうこの茨木華扇、貴女達の相手

   をしてあげるわ!」

 

晴明「華扇さん私もやらせてくださいこいつらを

   野放しにしたら都が滅びますから」

 

鈴蘭「助太刀するよ♪」

 

それを聞くと歌扇は驚いた顔をするがニヤリと笑い、

 

華扇「ならお願いします」

 

晴明「任せてください!」

 

鈴蘭「行くよ!!」

 

3人は一斉に駆け出した。

 

火魔「いいわ貴女達の血の色を見せてちょうだい♪」

 

1人の人間と1人の式と1人の妖怪による共闘で大勢の妖怪へと挑むのだった。




怠惰「はい今回は華仙ちゃんが出てきましたね♪」

鈴蘭「懐かしいね♪」

神楽「また有名な妖怪ですね……」

狗神「てか相手の妖怪の殆どって仁王かよ!?」

怠惰「はいそうです仁王です第2話の1つ目小僧
   が1つ目入道になるのも仁王がモデルです
   てかまんま仁王です」

神楽「仁王から思い付くって……」

怠惰「だってさ丁度良い妖怪がWikiとか見ても
   中々見つからないからこうやって仁王の
   妖怪図鑑を眺めたりしてるんだよ?」

狗神「見つけてももう東方キャラとして出てい
   るのもいるから難しいって事だろ」

怠惰「そういうこと」

鈴蘭「妖怪選びって難しいんだね……」

怠惰「そういう事だよそれと華仙が妖怪という説
   およびに鬼という説は人それぞれだから知
   っておいてね?」

狗神「どういうことだ?」

怠惰「それはまぁ怠惰さんが書いていけば分か
   るって事さ………とりあえず釈が長くなり
   そうだから今回はここまで」

狗神「まぁ次回もよろしくな」

鈴蘭「そんじゃ読者様♪」

神楽「また明日の本編でお会いしましょう♪」

怠惰「そんじゃバイニャラ♪」


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第6話 羅生門の対決

こんにちは読者様、怠惰のクソ悪魔です
今回の注意事項は以下の通りです。
「ブラッディフェチ」「雑魚は生け贄」「死兆星」
「陰陽術(物理)」「胴体を裂く蹴り」
以上です。よろしいですね?では本編へどうぞ。


の都に不気味に光輝く羅生門の前で茨木華扇と共に妖怪達と対峙していた。

 

妖怪「ぐへっ!!」

 

華扇「その程度で私に挑むなどと百年早いです」

 

悪鬼「茨木童子の首はもらうがや!!」

 

鋭利な爪で華扇へと斬りかかるが、

 

晴明「結界陣!」

 

ガキンッ!!

 

鋭利な爪は華扇に当たることはなく数十センチで止まった。更に、

 

鈴蘭「どっせい!!」

 

悪鬼「がふっ!!」

 

鈴蘭の蹴りが悪鬼の顔面にモロに決まった。悪鬼の鼻は血を流しながらねじ曲がった。

 

華扇「ありがとうございます」

 

鈴蘭「今はお礼は無しだよ!」

 

晴明「えぇそうですよ!」

 

と、言っていると上空から火緑魔が飛来して襲いかかってくる。

 

火魔「まずは陰陽師!貴女の血を貰うわ!」

 

獰猛な笑みを浮かべ襲いかかるが、

 

華扇「させません!!」

 

火魔「なっ!!」

 

華扇の右腕の包帯が火緑魔の足に絡み付くと包帯を手に持って、

 

華扇「貴方は彼らの血を飲んでなさい!」

 

火魔「がぁっ!!」

 

グジュッ!!

 

餓鬼「ギャーーーーーーーーー!!」

 

火緑魔の牙は餓鬼に向けられた。そしてジャストに首筋に牙をたてられた餓鬼は叫んだが何という事だろうか。牙を首筋にたてられ血を吸われた餓鬼は灰となった。

 

火魔「……まっず!ペッ!ペッ!こんな低級共の

   血なんて不味くて飲めたもんじゃないわ!」

 

だがその光景を見ていた晴明の顔は青くなる。今回は雑魚妖怪が生け贄となったがもし自分の血が吸われていたならあんな未来になっていたのかもしれないからだ。

 

晴明「あっありがとうございます……華扇さん」

 

歌扇「それはまた後で受けとります」

 

包帯を戻しそう言っていると周りの妖怪達が弱気になっていた。

 

餓鬼「あっあの女にはついてけねぇよ」

 

悪鬼「茨木童子がいるなら俺は帰るぞ!!」

 

火魔「お前ら!」

 

妖怪達は来た門に入って足早に消えていった。ただでさ平安京の安倍晴明に鬼のトップの1人、茨木童子こと茨木華扇がいるだけでも戦うことに抵抗を抱いていたが先程の血を吸って灰にした妖怪を見て怖くなったのか逃げ出した。

 

火魔「ちっ使えないわね……まぁいいわ私1人

   でも貴女達ぐらい潰せるもの!!」

 

そう言い真っ黒な翼を広げ腰にぶら下げている和傘を構えて殴りかかってくる。

 

鈴蘭「させるか!」

 

ドゴンッ!!

 

火魔「こいつ!私の傘を抑えるだと!」

 

傘の一撃を蹴りで受け止め弾き飛ばしたが、

 

鈴「っ!」

 

やはり一撃が重かったためか鈴蘭の足から血が流れている。

 

晴明「いける?」

 

鈴蘭「私にかかれば問題ないよ……」

 

羽を動かして鱗粉を出して怪我をした足に塗る。すると怪我した打撲傷が消えていき元の華奢の足に戻る。

 

茨木「再生能力が鬼と同等レベルで高いわね…」

 

鈴蘭「それが私の専売能力です」( ・`д・´)

 

キリッと表情をしてそう言う。だが火緑魔はこれにはイラッとしたようだ。

 

火魔「良いわ貴女から殺してあげましょうか!」

 

翼を広げ上空へと上がると滑空をして傘を槍のように構えて襲いかかる。だが晴明は向かってくる火緑魔に無数のお札を投げつける。 

 

火魔「聞かないはそんなもの!!」

 

向かってくるお札を飛びながら回避するがそれはあくまでも避けられると想定して投げたものに過ぎない。

 

晴明「悪鬼束縛!」

 

火魔「がぁっ!」

 

避けたお札から無数の糸が現れ火緑魔に絡み付く。

 

晴明「華扇さんお願いします!鈴蘭は準備!」

 

鈴蘭「オッケー!華扇ちゃん上空に打ち上げて!」

 

華扇「まったく失敗は許しませんよ!」

 

そう言うと鈴蘭は遥か上空へと飛び立つ。そして華扇は包帯で巻かれた右腕に力を溜めて、

 

華扇「ドラゴンズグロウル!!」

 

包帯が解かれ右腕が龍の頭のように変形する。そして変形した龍頭は大きく口を開けると動けない火緑魔に向かって妖力で出来た巨大弾をゼロ距離で直撃させた。

 

火魔「ガハッ!!」

 

遥か上空まで吹っ飛ぶと先程からスタンバっていた鈴蘭の右足が白く光出す。

 

鈴蘭「行くよ!!」

 

此方へと吹っ飛んでくる火緑魔まで一気に間合いを詰める。

 

火魔「まだ!まだ私は!!」

 

鈴蘭「見える?あの星の輝きがあれが貴女の

   死兆星よ!!」

 

火魔「まだわたしのあのお方に!!」

 

鈴蘭「陰陽一閃蹴り!」

 

一閃の速度の蹴りが火緑魔の胴体を引き裂いた。

 

火魔「ぐ……申し訳ございません鷺麿様……」

 

と、呟くと同時に黒い塵となって消滅した。そしてそれを地上でも見えていた。

 

晴明「終わったわね……」

 

何とか戦いを退いたためホッと一息ついていると鈴蘭が降りてくる。

 

鈴蘭「久々に決まったよ♪」

 

久々に決まったためか結構喜んでいると、

 

華扇「一息ついていないであれを止めますよ!」

 

晴明「えっそ、そうね!!」

 

恥ずかしいことに忘れかけていたため焦ってしまったがすぐに調べることにした。

 

晴明「ここはこうなってるから……ふぅ……解!」

 

霊力を込めて解呪の呪文を唱える。すると……

 

バキッ!バキバキ!バキンッ!!

 

異世を繋ぐ扉にヒビが入っていきやがてその扉は粉々になって破壊された。

 

晴明「これで一件落着ね」

 

鈴蘭「ところで理久兔の仲間である貴女が何で

   都に?」

 

華扇が何故ここに来たのか分からないため聞くと、

 

華扇「ここ最近、妖怪達が神隠しにあって消える

   という事件が多発していてそれで調査に出

   ていたのよ」

 

晴明「神隠し?」

 

華扇「えぇそれで探していたら門があったから

   入ってみたら……」

 

晴明「平安京の羅生門の前にたどり着いたって

   訳ね……」

 

どうやら妖怪達にもやはり被害はあるようだ。しかし晴明は先程の門を見ていて、

 

晴明「恐らく今回の事件は誰かが裏で糸を引い

   てるわね死んだ道満の紋様が使われてい

   た時点で恐らく呪術士の誰かがこんな事

   を明白だけど……」

 

鈴蘭「ねぇさっき火緑魔が気になることを言っ 

   たんだけど」

 

華扇「何て言ったの?」

 

鈴蘭「鷺麿って言ってたけど……誰だろう?」

 

晴明「多分恐らくそいつが犯人ね…調査をする

   必要がありそうね」

 

鷺麿という名は聞いたことがなかった。そのため調査が必要と考えた。

 

晴明「華扇さんはどうするんですか?」

 

華扇「えっ?私ですか…」

 

ここの都は妖怪と聞けば陰陽師総出で倒すという絶対正義を掲げている。そのため妖怪には厳しい。それは晴明も勿論だが理久兔の仲間となれば話は別だ。

 

晴明「良ければ家にしばらくいますか?」

 

華扇「えっいっいいんですか?」

 

晴明「えぇ1人、2人増えたところで変わりま

   せんよそれに帰るとして遠いでしょう?」

 

それを言われ華扇はうっと苦しい顔になった。理久兔達の住んでいる総本山、妖怪の山はここから何百キロと遠すぎる。そのため飛べるといえど帰るのは大変だ。

 

華扇「………なら晴明さん今回の事件に私も協力を

   させてもらいます私の友人達が巻き込めれ

   るのは嫌なんで」

 

晴明「良いですよ華仙さんならそこいらの陰陽師

   よりも信用できそうですし♪」

 

そう言うと手を差し出す。それに華扇は手をだして握手をした。奇妙な共闘をするという協定が出来上がった。そして晴明は、

 

晴明「とりあえず帰りましょう案内しますよ」

 

華扇「お願いするわ……」

 

鈴蘭「あっ待ってよ!」

 

そうして晴明に鈴蘭は華扇を家へと案内しながら帰るが、

 

晴明「そういえば華扇さん理久兔さんは元気です

   か?」

 

華扇「えっどうしてですか?」

 

華扇は少し暗い表情になった。だが晴明はそんなの知らんこっちゃないと言わんばかりに楽しそうに、

 

晴明「また理久兔さん会いたいなって♪」

 

華扇「……………………………」

 

晴明の言葉を聞いた華扇は少し黙る。

 

晴明「華扇さん?」

 

華扇「晴明さんよく聞いてください…総大将いえ

   理久兔さんは……もうこの世にはいません」

 

晴明「え………?」

 

鈴蘭「嘘でしょ!?」

 

鈴蘭も驚いてそう言ってしまうが華扇は真剣の首を横に振り、

 

華扇「今から3、4年前に亡くなりました」

 

突然の告白に晴明は黙ってしまうのだった。




鈴蘭「今回もありがとうね♪」

神楽「ありがとうございました♪」

狗神「なぁよこの第零章のラスボスって……」

怠惰「はい彼奴ですよ散々調子乗って呆気なく
   やられた彼奴ですよ」

鈴蘭「もうそういう運命なんだろうね……」

神楽「何か悲惨ですね」

狗神「少し悲しくなってきたな彼奴はどんな
   終わり方をするんだろうな……」

怠惰「まぁ晴明や鈴蘭がこれからどう活躍する
   のかを知っているのは鈴蘭だけだからね」

鈴蘭「私の活躍にこうご期待!」

怠惰「ははっ♪とりあえず今回はここまで」

狗神「また次回も頼むな」

鈴蘭「それじゃ読者様♪」

神楽「またのお越しを心からお待ちしており
   ます」m(_ _)m


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第7話 元凶

こんにちは読者様、さて今回の注意事項は以下の通りです。
「下手な歌」「濃い式神達」「大雑把」
「遠くから見ると病んでるようにしか見えない」
と、こんな感じですが大丈夫ですね?なら
本編へとどうぞ。


火緑魔を倒し翌日のこと晴明は過去を思い続け昨晩は一睡も出来なかった。そして今は縁側に座り何処か遠い彼方の空を見ていた。

 

晴明「……………………………………理久兔さん」

 

かつて理久兔ととの悲しみの戦いをした晴明はその時の事を思い出していた。

 

理 「晴明…俺は今日までのことは忘れない

   例え俺が死んで生き返ったとしても

   俺は忘れない……数少ない人間の友の

   ことを絶対に忘れることはない」

 

今から4年前、涙を流しながらの別れを心にとどめ、

 

理 「晴明……またいつか会おう♪」

 

そう最後に言い残して別れた親友をこれまで一時も忘れたことはない。それぐらい晴明にとって数少ない親友だったからこそだ。

 

晴明「理久兔さん…貴方は嘘つきですね……そんな

   事を言っておいて結局、会えないなんて…」

 

会いたくてももう会えない。心の何処かにぽっかりと穴が開いたかと思わせるほどの錯覚をさせる。そしてそんな晴明を見守るかのように居間では華扇が眺め鈴蘭は華仙にお茶と芋粥を渡した。

 

鈴蘭「……はい華仙ちゃん」

 

華扇「ありがとうございます……晴明は大丈夫

   何ですか?」

 

鈴蘭「大丈夫♪あの子はあぁ見えてとっても強い

   から♪だからちょっと心の整理をさせてあ

   げると共に暖かい目で見守るんだよ♪」

 

長い間、晴明と共にいるからこそ鈴蘭は分かる。泣きじゃくるくせに立ち直りの早さは誰よりも早くピカイチだと。

 

華扇「………あまりそうは見えませんけどね」

 

鈴蘭「ふふっ♪」

 

と、2人は見守る。そして晴明はまだ空を眺めていた。かつての思いに心を寄せながら、

 

晴明「秋に咲く 彼岸の花 かの誓い 果たすこと

   永久(とわ)()ん 」

 

と、晴明は歌を読むと縁側から立ち上がり、

 

晴明「よし!」

 

パンパンと自身の頬を叩く。それを見ていたのか鈴蘭は、

 

鈴蘭「晴明、もう良いの?」

 

晴明「えぇもう吹っ切れたわ♪」

 

華扇「鈴蘭さんが言った通り早いですね……」

 

こんなにも速く吹っ切れた事に華仙は若干驚いた顔をしていた。

 

晴明「さてと折角有給を取ったんだから占い

   をしないとね♪」

 

鈴蘭「うん♪あぁそれと晴明」

 

晴明「何?」

 

鈴蘭「羅城門で感じた気を追って占ってみて

   そこに黒幕はいる筈だから」

 

晴明「分かったわ」

 

占盤を取りだし晴明は占いを始めた。今はくよくよなんかしていられない。せめてするなら今ある事件を解決してからだと決心し占いを始めるのだった。

 

少女占術中……

 

占いを初めて数時間が経過した。すると、

 

晴明「見つけたわ!」

 

立ち上がり急いで地図を広げて確認する。それを聞いた鈴蘭と華扇も晴明が広げた地図を覗き見て確認すると、

 

晴明「敵の本拠地はここよ!」

 

針を刺して場所を示した。そこの場所は、

 

鈴蘭「嵐山……」

 

華扇「……そこに敵の本拠地があるんですね?」

 

晴明「間違いなくね……」

 

晴明の占いはこれまで外れた事があまりない。より一層の修行をしてから更にそうだ。

 

晴明「決まったら行くわよこの戦いを終わらせる

   ために」

 

鈴蘭「ぼっこぼこにしてあげよう♪」

 

華扇「そうですね……」

 

晴明、鈴蘭、華扇は縁側へと出ると晴明は1枚の真っ赤なお札を投げると、

 

晴明「朱雀召喚!」

 

と、名前を呼ぶ。するとそのお札から真っ赤な炎が溢れ出し炎が美しい鳥の形を作り出し炎の鳥は翼を羽ばたかせる。

 

朱雀「およびかしら晴明?」

 

晴明「えぇ嵐山まで連れて行って欲しいの」

 

朱雀「良いわよ♪ほらそこのお客さんも乗り

   なさいな」

 

朱雀が晴明達に背中を見せてそう言うと晴明は朱雀の背中に乗る。

 

晴明「華扇さん後ろに乗ってください」

 

華扇「分かったわ」

 

鈴蘭は蝶となって晴明の肩に掴まり華仙は晴明の後ろに座る。

 

鈴蘭「それじゃ行くわよ!」

 

そう言い朱雀は真っ赤な翼を羽ばたかせて嵐山へと向かって行くのだった。そうして数分後、敵の本拠地であろう嵐山へとたどり着いた。

 

晴明「何この妖気は……」

 

嵐山にただならぬ妖気が渦巻いていた。今まで何故気づかなかったのかと疑問に思うほどだ。

 

朱雀「晴明、降りるわよ」

 

晴明「お願い」

 

朱雀は地面へと近づくと晴明と華扇は背中から降りる。そして朱雀は人の形になる。

 

朱雀「にしても妖気が漂ってるわね貴女はどう

   思う?鈴蘭」

 

人の形となった鈴蘭は地面に足をつけて、

 

鈴蘭「よっとそうだねぇ予想だと間違いなく

   この山の何処かにいるね」

 

晴明「犯人はどうあれ引っ捕らえるだけよ私達

   の役割わね」

 

華扇「………晴明さんもし犯人が妖怪だったなら

   此方で裁かせて貰っても良いですか?」

 

どうやら相手の黒幕が妖怪だったなら妖怪達の陣営で裁きたいようだ。それに対して晴明は、

 

晴明「構わないわその代わり人間なら私達の

   都で裁かせて貰うわ」

 

華扇「構いませんよ」

 

鈴蘭「ねぇ2人共、お話中の所を悪いんだけど

   気づいてる?」

 

晴明「えぇ気づいてるわ出てきなさい妖怪共」

 

と、晴明がいうと何処からともなく夜の帳に紛れて妖怪達が姿を表した。中には林からまたは空からはたまた川から数多くの妖怪達が晴明達を取り囲んだ。

 

妖怪「おなごだぁ!」

 

妖怪「うまそうじゃ!」

 

妖怪「ハァーイ!」

 

数はおおよそ100は越えているだろう。それぐらいの妖怪達が取り囲んでいるのだ。

 

華扇「片付けま……」

 

と、華扇が言おうとした時さっと華仙の顔の前に晴明は手をかざした。

 

晴明「華扇さん大丈夫ですよ」

 

そう言いながら袖から3枚の式神が込められている札を取り出すと、

 

晴明「白虎!玄武!青龍!」

 

その者達の名を呼ぶと3枚のお札から3体の人物が姿を現した。1人は

 

青龍「呼んだか?」

 

白虎「お呼びですか晴明?」

 

玄武「……ふむ大方相手を殲滅しろという所

   かの?」

 

晴明「そうよ朱雀、貴女もお願い」

 

そう言うと朱雀はニヤリと笑みをこぼすと、

 

朱雀「良いわよそれと晴明に鈴蘭そしてお客人

   は先に進みなさいここは私達で片付ける

   から」

 

朱雀にそう言われ晴明達は互いにか顔を見て頷くと、

 

晴明「勿論そのつもりよ!」

 

鈴蘭「皆、お願いね!」

 

華扇「行きましょう!」

 

と、3人が逃げようとすると、

 

妖怪「てめぇらを逃がすと!がはっ!!」

 

通せんぼをしようとした妖怪は青龍の拳によって吹っ飛ばされる。

 

青龍「お前らの相手はこの俺様だ!」

 

玄武「久しく動こうかの?」

 

白虎「玄爺無理はしちゃダメだよ」

 

朱雀「晴明の敵となろうという者がいるなら

   私が燃やして灰にしてあげるわ!」

 

晴明達を逃がし結構キャラが濃い4神は戦いに奮起するのだった。そして4神に任せた晴明達は林の中を走っていた。

 

華扇「晴明さん敵が何処にいるのか分かって

   いるんですか?」

 

晴明「そんなもん頂上よ大体の奴はそこにいる

   わよ」

 

何とも大雑把なんだろう。華仙もこれには大丈夫かという不安が顔に出ていた。

 

華扇「晴明、鈴蘭さん少し待ってください」

 

鈴蘭「どうしたの?」

 

晴明「速く行かないと……」

 

と、言っていると華仙は何故か近くにいた狸の前に座ってぶつぶつと話を始めた。遠くから見ると病んでるようにしか見えないがそう思ったら負けだ。

 

華扇「そうですか…ありがとう教えてくれて」

 

晴明「何をしているんですか?」

 

晴明の言葉に気がつくと華扇は立ち上がり、

 

華仙「晴明さんの言った事は大方当たりのようです

   ね………ここ最近、山頂の洞穴に人間が出入り

   を繰り返しているみたいですよ」

 

鈴蘭「まさか狸と会話してたの!?」

 

華扇「えぇ♪動物との会話は特技なんで♪」

 

とても夢のある特技だと晴明と鈴蘭は思った。

 

華扇「行きましょう目指すは頂上ですよ」

 

晴明「えぇ!」

 

鈴蘭「レッツゴー!」

 

3人は駆け足で頂上へと向かうのだった。




怠惰「それでは今回もありがとございました」

鈴蘭「ありがとうね♪」

神楽「ありがとうございます」

狗神「なぁ怠惰、晴明の読み上げた歌を訳して
   くれないか?」

怠惰「あぁ~はいはいそんじゃ訳すと以下の通り
   です」

秋に咲いた彼岸花、昔にたてた誓いはもう永遠に果たせない。

怠惰「という感じです」

狗神「怠惰の中の奴は才能無いな」

鈴蘭「狗神の姉御それは言っちゃダメだよ」

神楽「狗神そんな事を言ってしまうから……」

怠惰 (´TωT`)(チクショ)

狗神「あぁ~!悪かった機嫌を直せ!」

怠惰「もう良いよ………それと彼岸花を選んだ
   理由は花言葉が丁度よかったからって
   いうのが理由だよ」

神楽「花言葉ですか?」

怠惰「そう意味は情熱、独立、再会、あきらめ
   悲しい思い出、想うはあなた一人、また
   会う日を楽しみに。という意味が込めら
   れているらしいよ」

鈴蘭「殆ど当てはまるんだね」

怠惰「だから丁度良かったんだよね」

狗神「しかし怠惰の中の人は才能が無い模様」

神楽「狗神様!」

怠惰「もういいや少し寝てくる………」

鈴蘭「あっちょっと…姐御言い過ぎだよ」

狗神「あぁ~うん悪かったもう終わらせるぞ」

神楽「えっえぇとでは今回はここまでです」

狗神「すまんがまた次回からの投稿も頼むな」

鈴蘭「それじゃ読者様またね♪」


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第8話 この世を怨み破滅を願う者

こんばんわ読書様、段々と風邪が治ってきた
怠惰のクソ悪魔です。それでは注意事項です。
「健気って何だっけ」「ボスは基本病んでる」
「呪術の真似はダメ絶対」「狂人」
です。それと明日には多分復活するとは思います。
では本編へどうぞ


夕方となり逢魔が時の時間が訪れる。そんな黄昏時から夜の時刻へ変わろうとする中、晴明達は頂上へと向かって走っていた。

 

鈴蘭「頑張って晴明あと少しで頂上だよ!」

 

晴明「本当に生身でこれは辛いったらありゃ

   しないわ!」

 

華扇「やはり人間だけあって体力がありません

   が確か陰陽師とは体力仕事ですよね?」

 

晴明「んな訳ないでしょ!分官は頭脳仕事よ!」

 

と、そんな事を言いながら頂上を目指していた。本来は歩くはずの坂道を走り草履で走るため足の裏には恐らく豆が出来ているのだろうか結構な程に痛い。だがそんなこんなで文句を垂らしたくはなるが山頂に着いた。

 

晴明「はぁ……はぁ……」

 

まだこの時代はそんなに道は整備されてはいない。故に土を踏みしめまた道なき道を行くため少しは体力に自信がある晴明も息を切らしていた。

 

鈴蘭「体力がないねぇ……」

 

晴明「うっさいわね!健気な少女に普通こんな

   事をやらせるってのが可笑しいのよ!」

 

華扇「……健気?」

 

よく分からない事を言い出してきたこれには華扇も苦笑い気味だ。そして華扇だけでなく鈴蘭も心の中で「ダウト!」と叫んでいるだろう。

 

晴明「何か言った?そして何かを思った

   かしら?」

 

鈴蘭「ううん♪何にも思ってないよね華扇ちゃん」

 

華扇「えっえぇ何も思ってませんよ」

 

ジトーと睨むが明らかに作り笑顔だ。

 

晴明「まぁ良いわよ…それでここよね?」

 

すぐ近くにある洞穴を見てそう言うと、

 

華扇「恐らくは……」

 

鈴蘭「とりあえず行きましょう♪」

 

晴明「そうね……」

 

3人は洞穴の中へと入っていった。中は不思議なことに下へと続く天然洞窟だった。だが3人は異様な光景に目を疑った。

 

晴明「これ……藁人形?」

 

そこには異様な数の藁人形が洞窟の壁に和釘で打ち付けられていた。

 

華扇「呪術の1種ですね……」

 

鈴蘭「これ程の数の釘を藁に打ち込むって相当

   何かに怨みがあるってことだよね」

 

そう鈴蘭が言っていると晴明はその藁人形に書かれている名前に気づいてしまった。

 

晴明「何で理久兎さんの文字が……」

 

打ち付けられた藁人形には『理久兎』と文字が書かれていた。しかもそれだけではない。他にも狗神が憑依していた屋敷の主人の名や他にも色々な貴族の名前が書かかれていた。しかも、

 

晴明「……私の名前まであるんだけど………」

 

自分の名前が刻まれた藁人形まで見つけてしまった。更によく見てみると自分の名前と理久兎の名前が書かれた藁人形の数がダントツで多い。

 

鈴蘭「晴明ちゃんいったい何したの?」

 

華扇「よくこんなに打たれて平然のように生活が

   出来ていましたね普通だったら体に異状を

   きたしても可笑しくはないですよ?」

 

晴明「えっ…う~ん……」

 

そう言われると思い当たる節はあった。時々、足の小指をタンスの角にぶつけたり、または草履の紐が切れたりとあったがその程度だ。だがこれだけ怨まれる事をしたかというとそんな事はしてはいないが1つ心当たりがあった。

 

晴明「心当たりがあるとしたらでしたら

   蘆屋道満を打ち倒したことかな……」

 

華扇「蘆屋道満……かつて理久兎を都から追い

   やった男ですよね?それで確か……」

 

晴明「都を自分の手中に納めようとしていた

   だけど私達陰陽師達が団結して道満の

   野望を打ち破りそして彼は投獄されて

   処刑されたわ」

 

今から2年程前、都を自分の物にしようと蘆屋道満は混沌へと陥れようとした。しかしその野望は晴明も含めた陰陽師達とで協力し野望を打ち破った。だがそんな2年前の事が何故今になってなのか理解が出来ない。

 

華扇「真実はこの先って事ですよね?」

 

晴明「えぇ…行きましょう」

 

鈴蘭「………なにが待ち構えているのか」

 

3人は更に奥へと進むとそこは少し開けた場所となっており蝋燭の灯りがよりいっそう不気味に思えてくる。そんな場所に1人ポツンと座禅を組んで何か呪文のような物を唱えている男がいた。

 

晴明「この事件の元凶……貴方よね?」

 

と、晴明が言うと詠唱していた呪文は聞こえなくなり変わりにその男は晴明の言葉に返答した。

 

? 「あぁそうだ…待っていたぞ安倍晴明……」

 

その男は不気味に笑いながら此方へと振り向く。見た目は少し窶れていて血色が悪く色白だ。

 

? 「ついにこの時が……クククハハハハハ!!」

 

鈴蘭「何こいつ……」

 

不気味に嘲笑うその男は狂気を含んだ目で此方を見てくる。見るからに狂人なのは確かだ。

 

晴明「貴方…名前は?」

 

不気味の嘲笑うその男はふらふらと立ち上がり、

 

? 「俺か?俺は東蘆鷺麿……」

 

その男は名前を答えた。そして次に聞きたいことを聞いた。

 

晴明「貴方の目的は何、鷺麿!」

 

鷺麿「目的か……ククハハ…晴明…貴様には怨み

   しかなぇんだよ…てめぇが憎い殺したく

   て殺したくて仕方がねぇんだよ!」

 

憤怒と言えば良いのか鷺麿は晴明に憎しみや怨念といった感情しか抱いていないようだ。

 

晴明「何で怨みがあるのよ?」

 

鷺麿「怨みの理由だぁ………教えてやろう特別に

   なぁ!俺はよてめぇら陰陽師達が倒した

   蘆屋道満様の弟子だった…!!」

 

晴明「あいつの弟子……」

 

まずこれで羅城門の道満が使っていた紋様の謎がわかった。道満の弟子だっからこそ使えたのだと。

 

鷺麿「あのお方は都を支配するという野望を掲げ

   動いただがしかしてめぇら陰陽師達のせい

   であのお方は野望は潰えたそして何よりも

   あのお方を倒した貴様が気に食わない!

   安倍晴明!!」

 

どんどん怒気が含まれていく。つまり師を奪われたことに怒っているようだ。

 

華扇「貴方はそんな事のために罪のない妖怪達

   も巻き込んだというんですか!」

 

鷺麿「あぁ?…てめぇは茨木童子か……ついでだ

   俺はこの世で憎んでいるのは2人いるん

   だよ……まず晴明てめぇはこの世で2番目

   に憎い…そしてもう1人そいつはこの世で

   もっとも憎いんだよ……」

 

晴明「まさか理久兎さん?」

 

その言葉を聞くと鷺麿の唇から血が垂れている。

 

鷺麿「あぁそうだ彼奴は俺から全て奪った家族

   も家も幸せも地位も名誉も全てをだ!!」

 

鈴蘭「思い出した!確か理久兎は三位に上がる

   にあたって悪政を働こうとした貴族達を

   弾圧したんだよまさか……」

 

鷺麿「そのまさかだぁ!親父はその悪政に加わ

   り都を思いのままにしようとしたしかし

   理久兎がその全てを明かし弾圧をした!

   そのせいでは俺はどん底の道を歩む嵌め

   になったんだよ!!」

 

どうやら理久兎が行った弾圧で鷺麿の父親はバレて貴族としての地位や家を失ったようだ。それが鷺麿にまで影響をされたようだ。

 

晴明「なら理久兎さんや私にすれば良いでしょ!

   何で皆を巻き込むの!狗神の時だって火縁

   魔の時だって何で!!」

 

鷺麿「うるせぇ!!!俺よりも幸せの奴を

   見るのが腹立たしいんだよ!見ていて 

   イラつくんだよ!!!」

 

華扇「何て自己勝手な!」

 

言う通り鷺麿は自己勝手が酷すぎる。自分がやられたからそれを見ず知らずの相手にするなどは許されるはずがない。

 

鷺麿「しかし………狗神は使えると思ったが存外

   使えなくあげく火緑魔ならやってくれる

   とは思ったがしかし破れるようでは雑魚

   だったか」

 

鈴蘭「ここまで肥溜めのようは奴は初めてね」

 

晴明「こいつの場合はそれ以下よ自分の式達

   を道具のように扱うなんて言語道断よ」

 

鷺麿「ハハハハハハハハハハ何とでも言うが

   良い我よりも幸せ奴など消え失せるが

   良い!」

 

と、鷺麿がそう言った時だった。

 

ドクンッ!

 

何かドクンという心臓の音のようなそんな音が聞こえると同時に地面を振動させた。

 

晴明「何………?」

 

華扇「これは妖気!」

 

鈴蘭「今まで感じたことのない……」

 

その妖気は例えるなら嫌悪感で体が擽られるようなものを遥かに越えてまるで遥かに自分よりも強大な何かに体が震えている恐怖といった方が良いかもしれない。

 

鷺麿「気づいたか?これを見るが良い!!」

 

仄暗い洞窟に更に明かりが照らし出され晴明達は見てしまった。真上に広がる巨大な大玉を、

 

鷺麿「俺は我が師を奪われた後、悲しみにくれた

   そんな時だったよこの洞窟を見つけそして

   この異形を見たのは……だがこれさえあれば

   都を落とせると感じたよ心の底からよ!」

 

と、言った時また揺れだし天井から岩が落ちる。そしえ天井にぶら下がる大玉にヒビが入った。そしてひび割れた穴からギョロりと此方を睨む目を見てしまった。

 

華扇「逃げましょう!ここでは下手したら

   落盤に巻き込まれるわ!」

 

晴明「ちっ!」

 

鈴蘭「早く!」

 

晴明達は一目散に逃げた。そして居なくなっても鷺麿は口を閉じない。

 

鷺麿「さぁ時は来た!!荒れ狂う風そして波と

   共に我が声に答え再臨せよ!!」

 

そう言うと同時に大玉から現れた顎に鷺麿はひと飲みにされるとその龍は動き出した。そして場所は変わり晴明達は洞窟の外へと出ていた。

 

晴明「はぁはぁ………」

 

華扇「あの男は……」

 

鈴蘭「……………何かが来る!」

 

と、鈴蘭が言った次の瞬間だった。

 

ドガーーーーーン!!

 

突然山がすぐ近くの大地がひび割れそこから長い何かが8つ程飛び出してくる。晴明達はそれを見上驚く。その異様な8つの首を持つ龍いや蛇と言った方が良いのかそんな怪物に睨んでくる。

 

鈴蘭「8の首を持つ龍……まさか!!」

 

華扇「何故こんな奴がこんな所に!!」

 

晴明「八岐大蛇(ヤマタノオロチ)……」

 

その光景に晴明達は絶望の表情をしたのだった。




狗神「なぁ今日も奴は休みなのか?」

鈴蘭「うん明日戻ってくるってそれと手紙を
   預かってきたよ♪」

神楽「手紙ですか……読んでみません?」

鈴蘭「だね♪」

皆へ昨日と今日はご苦労様。明日には復活するからよろしくね。

神楽「段々と戻ってきてますね」

狗神「だな」

鈴蘭「あれ?裏面に何か書かれてるね……」

追伸 前回、誰が下手だと?明日に地獄を見る事になるだろう覚えてけ。そしてどちらか選ばせてやるよ治療or拷問ってな。

狗神「…………………………………………………」

神楽  ( ; ゜Д゜)

鈴蘭「ねぇ皆…今のうちに逃げない?」

狗神「賛成だ逃げよう」

神楽「何かされる前に逃げましょうてなわけで
   読書様今回はここまです」

鈴蘭「早く!」

狗神「そんじゃまたな!逃げるぞ!」


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第9話 晴明の力

こんにちは読者様、ちょっとお早い投稿ですね。
では注意事項は以下の通りです。
「モデルは仁王」「敵は狂人」「王道(ベタ)
「無理矢理感が否めない」「晴明の変化」
「怠惰の小説史上初の無駄に長い後書き」
よろしいですかね?では本編へどうぞ


空は大嵐となり豪雨そして落雷は起こり暴風は渦を巻き竜巻となっていた。そんな天気の中、嵐山には異形たる八つの首を持つ大蛇こと八岐大蛇が晴明、華仙、鈴蘭をそれぞれの八つの首で睨んでいた。

 

晴明「彼奴よりによってこいつを呼び起こす何て

   正気の沙汰じゃないわ!」

 

八岐大蛇…かつて贄となる女性を食い続けた大蛇であり後に須佐能乎命が討伐したとされる怪物である。だが驚異的な生命力だったためなのか長い年月を眠り続け鷺麿が復活させ今の現に再臨した。

 

鈴蘭「華扇ちゃん説得の余地はありそう!お願い 

   だからあるって言って欲しいんだけど!」

 

華扇「………説得の余地はなさそうですね八岐大蛇

   はただ贄を欲っしています」

 

どうやら説得という選択肢はないようだ。すると八岐大蛇から声が聞こえてくる。

 

? 「クハハハハハハハハハ!!遂にこの時は

   来た!今こそ都の貴族そして朝廷を滅ぼ

   す時だ!!」

 

晴明「鷺麿!!」

 

そう声の主は鷺麿だ。しかも声は八岐大蛇から聞こえてくる。

 

鈴蘭「恐らく彼奴、八岐大蛇の中にいるまさか

   自ら贄になる気なの!」

 

華扇「狂ってる………」

 

憎しみ、怒り、悲しみ、怨み、執念それらは狂気を生み人を変える力がある。今の鷺麿はそれに取り憑かれた狂人だ。それが今の現状を作り出したのだ。

 

鷺麿「さぁ我が願いを聞き入れろ八岐大蛇よ!

   人を贄にし喰らい続けろ!」

 

八岐「ぐぐギャーーーーーーーー!!!

 

八つの首がそれぞれ咆哮をあげる。すると八つの首それぞれの1本の角が輝き炎、水、風、土、雷、毒、闇、光と属性が付与された。

 

鈴蘭「こいつを都に入れれば都の皆はもれなく

   「贄」確定ルートだよ!」

 

華扇「それだけじゃありません!八岐大蛇が引き

   起こす災いは人だけではなく妖怪にも危害

   がいく恐れがあります!ここで止めなけれ

   ば間違いなく先の未来は絶望です!」

 

晴明「止めるわよ!それが私の使命だもの!」

 

それぞれお札、腕、足を構える。そして3人は八岐大蛇の首へと突撃した。

 

火頭「ばぁーーー!!」

 

火頭が全てを焼却するかのような炎を吐き出す。だが、

 

晴明「結界!!」

 

まずその炎は晴明が結界を作り出して防ぎそして今度は、

 

土頭「がぁ!!」

 

風頭「びゅーー!!」

 

土頭が巨大な岩石を吐き出しそこに風頭が突風を吹き出す。そうすることで追い風の力で一撃の重い岩石は更に破壊力を増す。それを利用して結界を一撃で破壊する戦法のようだ。

 

鈴蘭「華扇ちゃん!あの岩石を投げ飛ばして!」

 

華扇「分かりました!」

 

鈴蘭の華仙は晴明より前へと出て右腕の包帯を巧みに操り投げ飛ばされた岩石を包み込むとジャイアントスイングの両用で遠心力をつけるが、

 

鈴蘭「行くよっ!」

 

何と鈴蘭が華扇が投げようとしている岩石にしがみついた。そして華仙はその岩を投げ返した。

 

鈴蘭「これが近道!」

 

そうして投げ飛返された岩石はまず毒頭に直撃した。

 

毒頭「ががが!!!」

 

そして毒頭に直撃した岩石は粉々になると鈴蘭はすぐさま毒頭の隣、闇頭へと狙ってかかとを高くあげて、

 

鈴蘭「そぉーーーらぁ!!」

 

闇頭「ぐっ!!」

 

かかと落としのダメージは入ったようだがそれほど効いてはいないようだ。だが、ただやられる的というわけではない。

 

光頭「キシャーーー!!」

 

ドゴンッ!!

 

鈴蘭「かはっ!!」

 

闇頭の隣の光頭が巨大でなおかつ素早い直撃を鈴蘭へと直撃させる。そしてそれをまともに受けた鈴蘭は吹っ飛ばされた。

 

晴明「鈴蘭!!」

 

華扇「晴明!!」

 

水頭「キュォーーーーーン!!」

 

この時、晴明はやってはいけない事をした。それは動揺したがために相手から目を背けてしまった事だ。意識が削がれた晴明めがけて水頭が口を開き猛烈な勢いの水を噴射してくる。

 

晴明「しまっ!」

 

華扇「っ!!」

 

華仙が晴明を押し出した。そして晴明を押し出した華扇は水頭の猛烈な水が直撃し華仙は勢いに流され時には木々に当たるが木は砕け岩に当たるが岩をも貫通して数十メートル先まで吹っ飛んでいった。

 

晴明「華扇さん!!」

 

八岐「ギャーーーーーーーーーー!!!」

 

今度は八岐大蛇のそれぞれの首は口を開きに各々の首に宿る属性、火、水、雷、風、土、光、闇を吐き出す準備をする。標的は勿論、自分だ。この時、晴明は僅か1秒の間で思考が頭を巡った。

 

晴明(あの一撃を防ぎきれるの?もし防ぎきれなか

  ったら私は死ぬ…そして貫通した一撃は都に

  向かっていく…防がなくても同じこと……これ

  はどうすれば良いの)

 

絶体絶命とはこの事なのだろう。こんなの大物は予想外すぎた。そして八つの口からその一撃は放たれた。光ど等々もいえる速さそして全てを破壊するその一撃に晴明は絶望し諦めて目を閉じることしか出来なかった。

 

晴明「死んだら理久兎さんに会えるかな?」

 

と、呟いた。だが不意に声が頭の中に聞こえてくる。かつて4年前の言葉がそのまま聞こえてくる。

 

理 「この妖怪総大将、深常理久兎が認めた

   陰陽師はこの大和でお前だけだ」

 

晴明(…そうよ何を私はクヨクヨとしているのよ!)

 

かつての親友の声が聞こ晴明は先程までの自分が恥ずかしく馬鹿馬鹿しいと思えた。何故気づかなかったのか親友は自分の事を認めそして応援してくれていたことをならその応援を裏切る事、諦める事は絶対にしたくない。

 

晴明「まだ…諦めるわけにはいかないのよ!!!」

 

目を開けてそう叫んだ。八岐大蛇の一撃が自分に当たる寸前だった。突然、自分を取り巻くように真っ黒な力が渦を巻き八岐大蛇が放った強大な一撃を退け上空へといなした。

 

晴明「何これ………」

 

八岐「シュルルルルルル!!!!」

 

あの一撃をいなした事に八岐大蛇も驚いているのだろうか舌を出して威嚇をしてくる。すると今度は、

 

ゴンッ!!

 

水頭「キューーーーーー!!!」

 

突然自分の後ろから巨大な岩が投げ飛ばされ八岐大蛇の水頭に直撃した。晴明は後ろを向くと、

 

華扇「やってくれたわね本当に!」

 

体や服がボロボロになった華扇が出てくる。流石は鬼だけあってかすごく頑丈だ。だがそれだけじゃない。

 

ドゴンッ!!

 

と、大きく音をたてて鈴蘭が空へと舞い上がって、

 

鈴蘭「こんちきしょうが!!!」

 

光頭「ぎゃふ!!!!」

 

怒りの倍返し蹴りで光頭に一撃を加えると此方へとすぐにやって来た。

 

鈴蘭「大丈夫、晴明!」

 

晴明「えぇ問題はないわ」

 

鈴蘭「良かった……」

 

鈴蘭が一息をつくと、

 

八岐「ギャーーーーーーーーーー!!!」

 

と、八岐大蛇が咆哮をあげる。全員は八岐大蛇を睨むと晴明は意を決して前へと数歩出る。

 

鈴蘭「晴明何をする気なの!」

 

華扇「晴明さん!」

 

私は友人や家族を守りたいそして親友の言葉に答えたい。だからもう覚悟は出来た。

 

晴明「もう諦めない……皆を守るためにもあの人に

   報いるためにも!私は覚悟を決める!!」

 

華扇「何で晴明から妖気が!?」

 

そう言った時だった。ショートにしている髪はどんどん伸びていき黒髪から白髪の長髪へ変わり尻の辺りからは真っ白な毛の狐の尾が伸びる。

 

華仙「うっ嘘…その姿まるで妖怪……」

 

そしてそれを見ていた鈴蘭は確信して呟いた。

 

鈴蘭「………華扇ちゃんこれは他言無用でお願い」

 

華扇「鈴蘭さんはあれについて知ってるん

   ですか!」

 

鈴蘭「うん…あれはね晴明の血筋つまり親に関わる

   こと何だけど晴明はね人間と狐の妖怪との間

   に生まれた子供なんだよ」

 

華扇「晴明はまさか人間と妖怪の混血種(ハイブリット)

 

   でも言うんですか!」

 

鈴蘭「そう…人間であり人間ではなく妖怪であり

   妖怪ではない……言ってしまえば半人半妖

   という新しい種族なんだよ」

 

華仙「半人半妖…理久兎さんと同じ半人半妖……」

 

半人半妖、人間であり妖怪でもあるその種族は相反する2つの種族の視点を見ることが出来ると言っても過言ではない。だがあまり見ないためとても貴重な人種なのだ。

 

晴明「……だから私は理久兎さん達にも好かれ

   たのかな?」

 

と、言っているがまだ戦闘は続いている。八岐大蛇が咆哮を上げた。

 

八岐「ギャーーーーーーーー!!!

 

そんな咆哮をあげるが不思議と今は恐怖を感じない。その逆で皆を守りたいという思いが強いというのもあるかもしれない。

 

晴明「私と戦ってくれますか?」

 

華扇「えぇ乗り掛かった船です!」

 

鈴蘭「無茶しないでね晴明!」

 

晴明「えぇ行くわ!!」

 

3人はまた八岐大蛇へと向かって走る。だが今度は違った何故なら、

 

華扇「はっ早い!」

 

先程よりも晴明の足の速度が格段に上がっている。華扇や鈴蘭をも越える速度を誇っていた。

 

晴明「体が……軽い!」

 

先程よりも早く先駆ける晴明を見たのか、

 

雷頭「バチバチバチバチ!!」

 

水頭「ぐぎゅるるるるるる!!!」

 

八岐大蛇の雷頭と水頭がそれぞれ猛烈なる水と焼き焦がす雷を吐き出そうとするが、

 

晴明「無駄よ!!結界術[妖]」

 

そう唱えると晴明を取り囲むように黒い結界が現れる。そして水首と雷首のブレスは吐き出されるが晴明が展開した結界が猛烈なる水そして焼き焦がす雷を防いだ。すると今度は光頭と闇頭がその長い首を使って叩きつけと振り払い攻撃を仕掛けてくるが、

 

鈴蘭「晴明ちゃんの邪魔はさせない!」

 

華扇「晴明さん進んでください!」

 

闇頭の振り払われる攻撃は頑丈な体を持つ華仙が体を張って止め次に光頭の叩きつけ攻撃は鈴蘭の蹴りで軌道をずらす。

 

晴明「ありがとう2人とも!」

 

鈴蘭が軌道をずらし地面に叩きつけられた光頭の上に乗ると本体に向かって走る。だがそれを邪魔しようと土頭と毒頭がそれぞれ大きく口を開き岩球と猛毒の球を飛ばしてこようとしてくる。すると、

 

青龍「待たせたな晴明、俺が来た!!!」

 

朱雀「晴明、助太刀するわ!」

 

玄武「どれまた暴れようかの!」

 

白虎「遅れて申し訳ございません!」

 

四神が駆けつけてくれた。だがそんな間にも土頭と毒頭からは岩球と毒球が吐き出されそうだ。

 

晴明「みんなお願い!」

 

青龍「良いだろ!」

 

朱雀「晴明の頼みとならば!」

 

白虎「行きますよ!」

 

玄武「どれどれ……」

 

四神はそれぞれ半々の2グループに別れると同時に毒球と岩球が放たれた。

 

玄武「玄武術超鉄壁」

 

飛んできた岩球は玄武に直撃し岩が砕けるが何とありえないことに玄武は怪我すらしていない。見た目はヨボヨボなのにだ。そして玄武を飛び越えて、

 

白虎「虎爪!!」

 

土頭「ぐがががががががが!!!!!」

 

白虎の強烈な一閃は土頭に垂直に傷を負わせ角を切断した。あまりの痛みに土頭は暴れ始めると土頭は動かなくなった。

 

青龍「そういう事か彼奴等の弱点は俺等と同じ

   ってことか!」

 

そして次に毒球が放たれるとまず朱雀が前に出て、

 

朱雀「燃え尽きなさい!」

 

朱雀は焔の壁を作るとそこに毒球が直撃した。そして直撃した毒球は見事跡形もなく蒸発した。そして吐き出された毒頭の角を青龍は握りしめた。

 

青龍「この龍の出来損ないが!!」

 

そう言うと毒頭の角を真っ二つにへし折った。

 

毒頭「ぐじゅじゅじゅじゅじゅ!!!」

 

そうして毒頭も敗れ動かなくなった。そして晴明は四神が切り開いた道を前進していく。すると、

 

青龍「晴明!!火頭の角をへし折れ!中央に位置

   するその頭が八岐大蛇の弱点だ!!」

 

晴明「……っ!分かったわ!」

 

そうして長い首の道を走っていくと言われた火頭が睨んでくる。

 

晴明「勝負!!」

 

火頭「はぁーーーーーーーーボンッ!!!」

 

そして口から全てを燃やし尽くす爆炎を広範囲に吐き出した。

 

晴明「妖術狐火!」

 

真っ青な炎が晴明の前に列をなして並び晴明は爆炎に突っ込んだ。

 

晴明「炎は炎をもって制せ!」

 

何と八岐大蛇の爆炎を狐火で相殺したのだ。そして口を開く火頭角へ手をかざし、

 

晴明「これで止めよ呪解爆!!」

 

手に霊力の玉を作りだしその玉は白く眩い光をだし、

 

ドガーーーーーン!!!

 

と、大爆発を起こした。そうした結界、火頭つまり本命の角がへし折れた。

 

八岐「ギャーーーーーーー!!!

 

大地をも残響させる咆哮を上げ八岐大蛇は大地に倒れるのだった。




怠惰「はいはい今回もありがとうございました」

神楽「怠惰様、前回は風邪で聞けなかったので
   聞きたいんですが何故に八岐大蛇なので
   しょうか?」

怠惰「あぁ~それね…中の人曰く、ラスボス→
   魔王→大きい→威圧感→八岐大蛇…的な
   感じ?」

鈴蘭「それであんな大ボスと戦わせられる身に
   なってよ」

怠惰「あっハハハハ♪でもまだマシだよ一応は贄
   が足りてないしかも復活したばからという
   のもあるから須佐能乎命に倒された時より
   はだいぶ弱体化はしてるからね?」

狗神「あれでか!?」

怠惰「ステータスは以下の通りそして()の数字は
   晴明が戦った時のステータスでスキルそし
   て特技の名前の横に△と書かれているのは
   現在使えない特技、スキルだと思ってね♪
   ついでに普通の人間のステータス平均は
   オール50ぐらいかな?ではどうぞ♪」


HP 5000000 (50000)
(角HP) 4000   (4000)
MP 無尽蔵     (7000)
力  800     (300)
守備 800     (300)
(角守備) 300   (300)
知恵 500     (400)
速さ 600     (300)

スキル&特技

属性付与  それぞれの首および角に属性を付与

八龍の裁き 8つの首から放たれる強烈なブレス
      で大ダメージを与える

破天    天候を大嵐に変える

属性の力△ 属性攻撃をしたさい100%で相手
      に攻撃した属性によってデバフを付
      与する

大和の魔王△ 戦闘が始まり30分(30ターン)
       以内にに倒さなければ即死確定の
       咆哮を放つ

贄食らい   贄(餌)を食べることにより体力を
       超回復

自動回復△  数分で体力を大回復

魔王の威厳  永続的に即死&状態異常の耐性を
       100%上昇させる

大酒飲み   MP大回復そして酒が大好物だが
       飲ませ過ぎると二日酔いする

龍角の加護  角1本につき体力を5倍にさせる
       が角を1本失う事にば5分の1に
       なってしまう       

怠惰「こんな感じかな?出来る限りで分かり
   やすくしてみたけど?」

狗神「………よくもこんなキ(ピー)ガイな奴を!」

鈴蘭「しかも無駄にタンクモンスター!?」

神楽「ダメージを与えてもすぐに回復、即死も
   効かない終わりが見えない……」

怠惰「弱体化はさせたんだから行けるさ♪」

鈴蘭「勝ったよ!勝ったけど強いからね!?」

神楽「これを須佐能乎命さんは倒したんです
   よね……」

怠惰「まぁ酒を飲ませて酔っ払っわせてリンチ
   したんだけどね……」

鈴蘭「凄い……って!もう時間だよ!」

怠惰「やべ長すぎたてなわけで今回はここまで」

狗神「次で晴明の話はラストだ見てくれよ♪」

神楽「それでは読者様」

鈴蘭「またね♪」


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第10話 次の世代へ受け継がれる

こんにちは読者様、怠惰のクソ悪魔です。
では今回の注意事項です。
「長かった第零章 最終回」「しぶとい悪」
「援軍はだいたいは遅れる」「おまけはグロい」
「翻訳は翻訳サイトから」
です。そしておまけはグロい描写が含まれると同時にこの小説のラスボス?の描写が本当に少しだけ出ますのでお願いしますね。では第零章のラストをどうぞ。



荒れていた空は静まり元の平穏な夜空へと変わっていた。そして自分の目の前には八岐大蛇が倒れ八岐大蛇から光の粒子が出て空へと舞っていた。

 

晴明「はぁ…はぁ……」

 

息をきらしていると自身から滲み出ていた妖気は消えていき真っ白な髪の毛は元の黒髪に戻るが髪は長いままだ。

 

晴明「髪の毛…はぁ……」

 

何て言っていると、

 

鈴蘭「晴明!!」

 

華扇「晴明さん大丈夫ですか!」

 

と、鈴蘭と華扇が駆け寄ってくる。

 

晴明「えぇ大丈夫よ♪」

 

鈴蘭「そう…良かった……寿を全うせずに死んだ

   となったら母さんに殺されるもん……」

 

会ったことはないがやはり自分の母親、葛の葉は父も恐れる程の鬼嫁のようだ。すると今度は四神達が舞い降りてくる。

 

朱雀「お疲れ様♪」

 

青龍「手応えがねぇな」

 

白虎「と、言いつつも陰摩羅鬼、相手に少し

   手こずっていましたよね?」

 

青龍「あぁいう腐ってる妖怪と戦うのはクソ

   嫌いなんだよ」

 

玄武「ほっほっほ…では晴明やわしらは帰る

   のでな」

 

晴明「えぇありがとう♪」

 

朱雀「また帰りが必要なら呼んでね♪」

 

そう言うと四神達は消えその場には晴明と鈴蘭が残った。

 

晴明「さてと……」

 

と、立ち上がったその瞬間、塵となっている八岐大蛇から1人の男性が現れると和釘を構え晴明へと襲いかかってきたが、

 

ガシッ!

 

華扇が目の前に入りその釘を右腕で掴んで抑えた。自分の障壁となって守ってくれた。

 

晴明「貴方、生きてたの!?」

 

そう和釘を持って襲ってきたのは八岐大蛇に食われたはずの鷺麿だったのだ。ここまでいくと本当にしぶとい。

 

鷺麿「貴様らよくも俺の野望を!!

 

と、鷺麿が言うと晴明は鷺麿へと近づくと、

 

バチンッ!!

 

思いっきり鷺麿の頬をひっぱたいた。ひっぱたかれた鷺麿は和釘を離して地面へと倒れた。

 

鷺麿「ぐっ貴様!!」

 

晴明「いい加減にしなさい!」

 

鷺麿「黙れ晴明!よくも…よくも俺の野望を!」

 

まだ歯向かってきそうだ。これには晴明達も構える。すると突然のことだった。

 

? 「夜叉よそいつを組伏せろ!」

 

と、言ったとき上空から影が舞い降りて鷺麿を組伏せて拘束する。

 

鷺麿「がぁ!!」

 

そして晴明はこの夜叉と言われた妖怪に覚えがあった。それは自分の幼馴染みの式だ。

 

晴明「随分と到着が遅かったわね保憲!」

 

保憲「すまない人を召集していたら遅れた!」

 

そう夜叉の主人は保憲だ。しかも保憲の後ろには陰陽師や武士が着いてきていた。

 

保憲「あれ?晴明、いつの間に髪を伸ばしたん

   だ?それにその女いやその包帯に角っ!

   いっいい茨木童子!?」

 

それを聞くや否や後ろの陰陽師はお札を構えそして武士達は武器を構えた。だが晴明は華扇を庇うようにして前へとでると、

 

晴明「貴方達まさか都を救うことに尽力してく

   れた恩ある者に刃や札を向けるというの

   かしら?」

 

保憲「しかし晴明!そいつは!」

 

晴明「妖怪だからという理由でそんな事、私は

   させないわ」

 

元々は目的が同じで戦っていただけだが八岐大蛇の一撃から救ってくれた恩もある。それに報いたいと思ったのだ。そして自分の言葉を聞いた保憲は、

 

保憲「はぁ……お前ら今日、俺らが見たのは災い

   から都を救った陰陽師と式神そしてこの

   厄災を招いた呪術士だけだったよな?」

 

と、保憲が言うと後ろの陰陽師や武士は互いに顔を見合わせて頷くと戦闘体制をといた。

 

華扇「………良いんですか?私を討伐できれば

   それはそれで勲章ものだけど?」

 

保憲「あぁ…構わん晴明がそこまで言うんだそれに

   よ……俺らはそこまで腐ってはねぇよお前達

   そこの呪術士を連れて行け」

 

保憲の命令で武士達が夜叉の代わりに鷺麿を取り押さえ縄で拘束する。そして鷺麿は唇から血を流しながら、

 

鷺麿「安倍晴明……てめぇを永遠に呪ってやる!

   そして貴様の末代の子孫にもこの苦しみ

   を味あわせてやる必ず地獄から抜け出し

   貴様と貴様の子孫に俺の野望を止めた事

   を後悔をさせてやる!」

 

晴明「…やれるものならやってみなさいその時は

   必ず私が子孫を守ってみせるから!」

 

鷺麿「覚えていろ必ず地獄から復讐しに行くから

   なぁ!!!」

 

と、叫びながら鷺麿は連れていかれた。

 

保憲「たく……」

 

晴明「保憲あいつの刑罰って……」

 

保憲「あぁ…確実に打ち首は確定だがやるのは都

   ではやらないだろう今は不殺生が基本的に

   なってるからなぁ…恐らく都ではやらない

   が地方ではやることになるかもな」

 

つまりもう顔を見ることはないようだ。これには晴明もほっとしていた。

 

夜叉「なぁ主人、帰っていいか?」

 

保憲「あぁ御苦労さん」

 

と、保憲が返すと夜叉はその場から姿を消した。

 

保憲「さてとお前ら撤収だ」

 

保憲の言葉を聞いた陰陽師や武士は自分達に頭を少し下げるともとの道を下っていった。

 

保憲「晴明お前は朱雀に乗っていくのか?」

 

晴明「えぇその予定よ」

 

保憲「そうか……なぁ何時か食事しないか?」

 

と、保憲が誘ってくる。少し間をおいて、

 

晴明「そう…ね…何時かね♪」

 

保憲「あぁ楽しみにしてるよ♪そんじゃ都で

   また会おう」

 

そう言い保憲は武士や他の陰陽師たちを追うように下山していった。

 

鈴蘭「もう晴明ったら……」

 

晴明「良いのよ約束はしたんだから♪」

 

朝日が昇っていく。晴明はそんな朝日のような明るい笑顔でそう答えた。すると、

 

華扇「さてと私も帰りますかね」

 

晴明「家に寄らないの?」

 

華扇「えぇこの事を鬼子母神様や皆に伝えないと

   いけませんので………」

 

晴明「そう………」

 

せっかく良い友人になれそうだったのだが残念だ。

 

華仙「ですが晴明さん貴女のお陰で少しですが

   人間に興味が湧きました♪それと………

   その私も友人は動物が殆どなのであまり

   上手くは言えませんがよければその私に

   とって初の人間の友人になってはいただ

   けませんか?」

 

少し照れくさそうに言ってきた。自分が言いたかった事をだ。

 

晴明「私でよければよろこんで華扇さん♪」

 

それを聞いた華扇は驚いたが嬉しそうに、

 

華扇「そうですかありがとうございます♪

   それでは私はここで…また会えたら

   会いましょう♪」

 

晴明「えぇその時は是非♪」

 

鈴蘭「また芋粥を作ってあげるからおいでよ♪」

 

華扇「ありがとうございます♪それでは……」

 

と、晴明、鈴蘭そして華仙はお互いに伝えたいことを言うと華仙は目の前から消えた。

 

晴明「さてと帰りますかね♪私達の家に♪」

 

鈴蘭「そうだね♪」

 

晴明「朱雀、お願い!」

 

式神札から朱雀を召喚する。朱雀は自分の笑顔を見たのか少し微笑んで、

 

朱雀「行きますよ♪」

 

晴明「お願いね♪」

 

鈴蘭「そんじゃ行こう♪」

 

そうして晴明と鈴蘭は朱雀に乗って朝日が昇り朝となった空を飛んだ。そして朝日の光に照らされた景色を見ながら、

 

晴明「……理久兎さん貴方が私にくれたこの思い

   絶対に忘れない…ありがとう」

 

死んだ親友に礼の言葉を呟き晴明達は朝日の輝きに照らされながら都へと帰るのだった。その後、地方に飛ばされた鷺麿は斬首されるがこの先の数千年後の未来で晴明の子孫とその仲間や友人の前に立ち塞がるのだがこれはまた別のお話である。

 

 

END……

 

   

 

  

 

おまけ♪

 

 

これは晴明がこの世を去ってから数百年先のお話である。

 

ザシュ!ザシュ!ザシュ!ザシュ!ザシュ!ザシュ!

 

肉を引き裂くかのような音が響き渡る。これは静かなる深夜の森の中で起きた悲惨な事件である。

 

陰陽「はっ…はっ…はっ…!!!」

 

息を切らしながらもその陰陽師は走っていた。そして辺りには悲惨な事に、

 

陰陽「やっ止めてくれ!!!」

 

陰陽「よせぇ!!!」

 

他の陰陽師達が悲鳴を上げて犠牲になっていく。そんな中、その陰陽師は後ろを振り向かず走っていた。

 

陰陽「とっ止めれなかった…まさかあんな化物が

   くっ…くそっ!!」

 

悔しさに涙が流れそうになるがそれを堪えその陰陽師は逃げ出した。そしてその森の奥深くでは篝火に照されて1つの影が浮かび上がる。だがその影の下には無惨にも何人もの陰陽師達の死体が転がっている。そして篝火に照らせれてるその化け物は自身の手に着いた血を舌で舐めながら、

 

? 「ふふふっ……まや(まだ)乾く…のぞ()が乾くもっと

   血をもっと魂をもっと悲鳴をふふふっ♪

   のぞ()が乾くの()からみな(全て)うち(私に)に頂戴………

   ふふふふふふふっ♪

 

この先の未来に何が起こるのかそれはまだ分からないこと。だが分かることはこの異形なる怪物は人類、妖怪それらを冒涜する悪という事だけだ。

 

? 「ふふふふふふっ♪

 

その者の不気味な笑い声は闇となった深夜の森に響き渡ったのだった。




怠惰「はいはい今回もありがとうございました」

鈴蘭「ねぇ最後のって……」

怠惰「うんこの小説でラストを飾る怪物だと
   思ってよ♪」

狗神「ほうあれがラスボスか」

神楽「何かまたある意味でさ…サイコプスでした
   っけ?現代でいうと……」

怠惰「サイコパスねだけどサイコパスというか
   日本語で狂人って言った方がいいかもね
   まぁ狂人と言ったけど人と言うよりかは
   妖怪だけどね」

狗神「ほうほうまさか犯人はお前か?」

怠惰「んなわけねぇだろ!そこまで俺も狂って
   ねぇよ精々、人が苦しんで泣き叫ぶ姿が
   好きなだけだ!」

鈴蘭「それ既にサイコパスだよ!?サディスト
   どころかただのドが付くサディストだよ!」

神楽「アハハハ………」(;^ω^)

怠惰「コホンッ!色々と脱線したねそれでえ~と
   ラスボスの口調についてあれ一応は京都弁
   を採用してるよ♪」

鈴蘭「へぇ~そんなんだ」

怠惰「中の人、曰く「強さを感じさせ恐怖を与え
   なおかつ妖艶が欲しいな…」との事で翻訳
   サイトで翻訳したみたいだからね」

神楽「あぁ~それでルビで現代翻訳がされて
   いたんですね」

怠惰「俺も方便が分からない部類だからこんな
   「のぞ」で「喉」とか言われても分かり
   にくいでしょ」

狗神「まぁな」

神楽「頑張れば何とかいけますね」

鈴蘭「私は余裕♪」

狗神「この真面目どもめ」

怠惰「おっとここまで尺がてな訳でここまで
   第零章を読んでくれてありがとうござ
   いました」

鈴蘭「次って執事の話だよね?」

怠惰「うんまぁ11月に投稿って感じかな?
   そして恐らくそれも10話を越えるな
   うん絶対越えると思うよ……」

狗神「こいつは掘っておいて次回はもう1つ
   の小説をあげるらしいから頼むな」

神楽「それでは読者様」

怠惰「また本編もよろしくって事でまたね♪」


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外伝編  蒼き焔の物語 第1話 憂いの過去

こんにちは読者様、約束通り玲音の話を投稿する
怠惰のクソ悪魔です。それではまず注意事項は、
シリアス?がそれなりに多いです。そして東方の
キャラではないオリキャラも玲音以外に出ます。
それらが嫌ならブラウザバックをして本編を
楽しんでください。それでも良いというのなら
玲音の過去の話へどうぞ。


これはまだ紅魔館の執事長になる前のお話でありそしてまだ自分の○○○○(ザァーー)と戦っていた時のお話である。

 

? 「はぁはぁ………何なんだ彼奴は!」

 

夜の帳に包まれた空、そしてガス灯の明かりが影をつくる。そこには1人いや1匹の狼人が息を切らしながら物陰に隠れていた。

 

人狼「彼奴やべぇよ何なんだよ……」

 

その人狼は恐怖で震えていると、

 

カツン…カツン…

 

と、靴の音がレンガの道に響き渡る。そしてその音は止まると、

 

人狼「なっなんだ……」

 

そう思いその人狼はそっと表の街道を見た瞬間だった。

 

ジャキンッ!

 

突然の切断音が鳴る。だがこの時に人狼は下を見ると自分の耳が真っ赤な池を作りながら落ちていることに気がついた。

 

人狼「あぁぁぁ!!!!!」

 

そう言いその人狼は飛び出した。だがそれは間違いでもあった。

 

バァン!!

 

人狼「がぁーーーーー!!!!」

 

人狼のアキレス腱が銃弾で撃ち抜かれ人狼は地面に転がった。

 

人狼「てってめぇ!!」

 

自分を追っていた男性を睨む。その男性はこの辺だと見られないガンブレードの所持し銃口を人狼の眉間に当ててくる。

 

人狼「てめぇに何にも恨みなんてねぇだろ!」

 

人狼がそう言うとガンブレードを所持している男性は、

 

? 「そうだ……な確かにお前には何にもされて

   ねぇな連続虐殺犯よ」

 

人狼「てめぇ何で俺の経歴を!」

 

? 「そりゃてめぇを狩るからなぁ名前ぐらいは

   分かるさ」

 

そう言うとガス街灯の明かりが赤色から一気に青色へと変化した。

   

人狼「ガンブレードそれに蒼炎…まさかてめ……」

 

バァン!!

 

人狼が何かを言い終える前にその男性は人狼の眉間にゼロ距離で弾丸を放った。そして人狼の頭は木っ端微塵にぶっ飛びその男性の服や顔に返り血がついた。

 

? 「依頼達成だがこいつもダメか……」

 

そう言い頭が木っ端微塵にぶっ飛んだ人狼の右腕を切り取るとそれを袋に入れて持つ。

 

? 「そんじゃあな……」

 

ガンブレードを背中に背負いその男性はそこから去るがポケットからタバコを出し口に咥えて、

 

パチンッ!

 

指パッチンで煙草に火をつけ煙草を味わいながら去る。そうこの人物こそ後の未来、紅魔館の執事長となる者。その名を……

 

玲音「あっやべっ財布忘れた…まぁ何とかなるか

   それにしても服……乾かすか」

 

雨月玲音と。そして玲音は酒場へと向かったのだった。そうして酒場へと行くとガヤガヤと人で賑わっているのがよく分かる。そんな中、

 

ギィーー

 

扉をあけると周りから視線を集めた。いくら乾かしたからといって返り血を全身に浴びてなおかつ服も所々が真っ赤になっているため無理はない。そんな中だが堂々と何時ものように入る。すると客席から声がしてくる。

 

客1「なぁ彼奴は?」

 

客2「バカお前知らないのかよ蒼炎の狩人だぞ!」

 

客1「知らねぇ……」

 

客2「ちっ……しょうがねぇ教えてやるよ彼奴は

   凄腕のダークハンターでこれまで幾多の

   モンスターを狩ってきた男だぞ」

 

ダークハンター…吸血鬼、人狼、魔女、ゾンビ、グール等々現代いや日本なりの言い方をすれば妖怪を狩る者達の事を指す。並大抵の人間が勝てない妖怪を殺しその報酬を貰うという命を天秤に乗せるような仕事だ。その中で玲音は凄腕と呼ばれていたのだ。

 

玲音(凄腕って訳でもないんだがなぁ……)

 

そう思いつつ如何にも厳ついスキンヘッドのマスターがコップを拭いている目の前のカウンター席に座ると、

 

店主「お前の事だから達成しただろ?」

 

玲音「まぁなほらこれが物だ」

 

そう言い袋に詰められた先程の人狼の腕が入った袋をを差し出す。それを見たマスターはチャリチャリと音がなる袋を取りだし、

 

店主「ご苦労さんこれは報酬だ、受け取っとけ」

 

玲音「あいよ」

 

そう言い報酬を受けとると客席に座る客人を見て、

 

玲音「なぁエール1つな」

 

店主「おいおいまたおま……って行っちまったよ」

 

客人達のもとへと向かうと席に座る客は奇異の目で見てきた。

 

客1「なっ何だよ!」

 

客2「……まさか」

 

玲音「そのまさかだポーカーしようぜ」

 

そう言い服のポケットに入っているトランプを取り出すと客1は面白そうに、

 

客1「良いぜその代わり俺が勝ったら俺と相方が

   飲み食いした分を払ってくれよ?」

 

客2「バカ相手すれば………」

 

玲音「良いぜ」

 

客2「マジでやめ……」

 

客1「かかってきな!」

 

玲音「じゃあ始めようか……」

 

そうしてポーカーが始まった。客2は絶望しながらその戦いを見るのだった。そうして数分後、

 

客1「フルハウスだ♪これは俺の……」

 

そう言い賭けた金貨を全て持っていこうとしたが、

 

玲音「ロイヤルストレートフラッシュ」

 

客1「はぁ~ーー!!!?」

 

客2「だから言ったのに……」

 

敢えて言おう。ここの酒場で絶対にやってはいけないことがある。それは玲音とのポーカーだ。玲音にポーカーで挑もうものなら身ぐるみは必ず剥がされる。そうして数分としないうちに…… 

 

客1「ぶえっくしゅん!!」

 

客1の身ぐるみは全て剥がされた。これには隣で見ていた客2も呆れてみていた。

 

玲音「んじゃ俺の勝ちだな……」

 

運ばれたエールも飲み干し獰猛に笑う。

 

客1「俺の俺の金が……」

 

玲音「まぁドンマイだな」

 

客1「畜生!!」

 

客2「あっ待てよ!!」

 

そう言い客1と客2は逃げていった。そしてひとりテーブル席に残った玲音はトランプを片付ける。

 

玲音「しかし弱いなぁ」

 

そんな事を言うとマスターがやってくる。

 

店主「あんまり遊びすぎるなよ?」

 

玲音「へいへいそんで何か依頼は?」

 

何か依頼がないかと聞くとマスターは口元をつり上げて、

 

店主「お前ぐらいの実力者なら丁度良いのが

   あるぜ」

 

そう言うと1つの依頼書を見せる。その依頼書はこう書かれていた。

 

吸血鬼スカーレットの殺害。

報酬金額500万+従者1人につき50万

紅の館に潜む吸血鬼を討伐してほしい。そして出来るのなら従者達の首も献上してほしい。どうかお願いしたい。

 

 

玲音「ふ~んまぁ良いぜ行ってくるよ」

 

店主「あぁ気を付けろよ」

 

そう言い玲音は椅子にかけたコートを取って外へと出た。外は夜空がに星が光り輝き美しい光景だ。

 

玲音「星は…綺麗か………」

 

と、玲音が呟いた次の瞬間だった。突然周りの空間が変に歪んだ。そして、

 

? 「玲音、貴方は何時までそうするつもり?

 

と、背後から不気味に女性の声が響く。これに玲音は苦虫を噛み締めたかのような苦悶の表情になった。

 

玲音「……黙れそしてここから去れ!」

 

? 「連れないわ……ふふっ…私は何時でも貴方を見

   ているわそして此方へ来るのをずっと楽しみ

   にしているから…ふふっアハハハハハハハ

 

ジャキンッ!

 

即座にガンブレードを振るうがもうその声の主は消えた。

 

玲音「俺は…何時…この呪縛から解放できるんだ…

   何時…こんなつまらねぇ世界から抜けれる」

 

怒り、焦り、願望それが全て浮かぶが今は心の底に押し込み、

 

玲音「………てめぇの口車には絶対にのらねぇ覚え

   ておけ」

 

そう呟きガンブレードを背中に背負い玲音は夜の帳にまぎれ次なる目的地へと向かうのだった。




怠惰「はいそんじゃ見てくれてありがとう
   ございました」

狗神「なぁ昔の仕事を続けてた方が絶対に
   給料的に安定だっただろ」

怠惰「と、いうけど妖怪も今じゃそんなにいない
   からねぇ科学が発展してきて現代だと妖怪
   はもう忘れ去られてきてるし」

神楽「科学とは忌まわしいですね」

怠惰「まぁお前らの中だとそうだろうなぁそれと
   ぶっちゃけた話、玲音がいる時代は本当に
   ガス灯が開発された辺りの時間だよ」

鈴蘭「てことは科学がよりいっそう発展し始める
   所だよね?」

怠惰「そうだね♪」

狗神「ん?待てよそれだと彼奴の年齢って」

神楽「………えっと軽く100越え何ですが!?」

怠惰「まぁそこは見てけば、分かるさ♪」

鈴蘭「でも人間なんだよね?」

怠惰「まぁ人間っちゃ人間だよね♪って事で
   今回はここまで♪」

神楽「はぐらかされましたね……」

鈴蘭「えっと読者様また次回ね……」

狗神「そんじゃまた次回な」

怠惰「バイバイ♪」


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第2話 向かうは紅の館

こんばんは読者様それでは本編へとどうぞと言いたいのですが少しこれよりも過去の話が出ますのでご了承を下さい。それでは本編へどうぞ。


暗く蝋燭の明かりがあっても仄暗い場所そこに集まる人間……いや狂信者と言った方がいいのかそして……

 

少年「止めろ!!!!!」

 

鎖に繋がれ祭壇の上にうつぶせで強制的に寝かせられている少年そこに血だらけの頭巾を被った者が見るからに熱いであろう焼きこてを持ってくる。そして草食動物の頭蓋骨を被った司祭であろう男は言った。

 

司祭「やれ」

 

その言葉を聞くと頷きその焼きこてを少年へと押し付けようとしてくる。

 

司祭「さぁこの者を贄とし降臨なされよ!」

 

少年「止せ!止めろ!!止めろ!!!!!

 

逃げようと鎖を引っ張るが他の狂信者達によってからだを押さえつけられ動けなくなる。そして、

 

ジューーーーーー!!!!!

 

と、肉を焦がす音が響き渡り、

 

少年「がぁーーーーーー!!!

 

その少年は痛みのあまりまるで獣ような断末魔の悲鳴を上げたのだった………

 

玲音「はっ!!!はぁ……はぁ…っ!!」

 

昼間の日差しが玲音を照らす。最悪な目覚め方をしたせいなのかそれともうなされたせいなのか汗をびっちょりとかいていた。

 

玲音「………ちっ」

 

寝る気分にもならないため舌打ちをしてベッドから起き上がり洗面台へと行き顔を洗う。

 

玲音「………」

 

タオルで顔を拭きながら後ろを向いて洗面台の鏡で自身の背中の右肩付近の何か呪文のような焼印の跡を見つめる。

 

玲音「……もう何百年前何だろうな…」

 

と、呟きタオルを洗面台へと置いたその時だった。

 

? 「記憶だともう100年程前だと認識して

   いるわねぇ?

 

ベッドの上に長い2本の角を生やす女性が座っている。それを見ると、

 

玲音「3日前にも言った筈だここから消えろ………

   てめぇに話すことは何もねぇ」

 

? 「あらあら…まぁ良いわ…まだ時ではないから…

   ウフフ…アハハハハハハ

 

その女性は不気味に笑うがそんなのは無視しすぐに服を着て部屋からでた。少しでもこいつから離れたいがためにだが、

 

? 「貴方はいくら拒絶してもいくら逃げようと

   しても無駄よ玲音………だって貴方は私から

   は逃げれないのだから

 

その者はいつの間にか自分の背後にいる。その者はずっと自分の背後にだ。段々と怒りがこみ上げ、

 

ジャキンッ!

 

と、背中に背負うガンブレードを振るうがその者は消える。

 

玲音「………そうだそうして消えてればいい」

 

呟き玲音は宿屋の一階にある食堂へと降りた。食堂はお昼時のまっ最中なため昼食を食べるためテーブル席やカウンター席はどこも満員だった。

 

玲音「はぁ…仕方がねぇか」

 

とりあえずは出店で売られている料理を買って外で食べようと思い宿屋を出る。夕方頃に依頼主と直接対話をしたいためやはり今のうちに朝食兼昼食を食べておきたいのだ。

 

玲音「……もうフィッシュ&チップスで良いや」

 

仕方なく屋台で売られているフィッシュ&チップスと酒を購入し外のベンチに座り食事を食べる。

 

玲音「本当に味うっすいな」

 

もう少し塩を振って欲しいと思うが食べる。そうして玲音は食事を済ませ一服をする。

 

玲音「さぁてと行きますか」

 

そうして煙草を咥えながらベンチから立ち上がり依頼主の元まで向かう。だが、

 

玲音「○○番地って何処だ?」

 

まず言おう。この辺の地理には詳しくないと。とりあえず誰かいないかと探していると手に買い物袋をぶら下げて此方へ歩いてくる赤い髪のメイドを見つけた。

 

玲音「あの人でいっか……」

 

まず話して聞くことが先決のためその女性へと近づき、

 

玲音「なぁすまんが道を教えてくれないか?」

 

侍女「えっと私ですか?」

 

玲音「あぁ○○番地は何処かって聞き……」

 

だが気づいた。この女性この辺の人間ではないと。見た感じだが東洋系の感じだった。

 

玲音「あぁ~すまんが道わか……」

 

侍女「○○番地ならそこを真っ直ぐ行ってパン屋

   があるのでそこを右に曲がって真っ直ぐで

   着きますよ?」

 

玲音「滅茶苦茶詳しいな!?」

 

東洋系だから恐らく分からないだろうと思ったがそんな事は無かった。見た目で判断するのは良くないとこの時に思ったほどだ。

 

侍女「貴方失礼ですよ!?」

 

玲音「あっすまねぇ東洋系だから分からねぇ

   かなと思ってな」

 

侍女「まぁ確かに私はここから遥か先の唐という

   国から来ましたがもうここに移住して数年

   は経ってますからね!?」

 

玲音「本当に申し訳ないお詫びといっちゃ何だが」

 

そう言い先程買ったワインを差し出す。

 

玲音「これで機嫌を直してくれないか?」

 

侍女「えっ!?いやそんな!」

 

玲音「あぁ~気にすんなそんじゃ!」

 

時間もないし。これ以上関わるのも面倒なので玲音はワインを差し出して颯爽と去った。

 

侍女「………何なんでしょうか?」

 

と、侍女は呟くがもう玲音には聞こえてはいなかった。そして玲音は案内された通りの道へ走り何とか依頼主の家いや豪邸と言った方が良いのかそんなお屋敷へとついた。

 

玲音「でっけぇ家だな……」

 

執事「おや?それはガンブレード……貴方が玲音

   様でいらっしゃいますね?」

 

と、声をかけられ声のした方向を見ると老いた執事が立っていた。

 

玲音「あぁ合ってる」

 

執事「左様ですかこちらへ主が待っております」

 

そういわれ玲音はその執事の後をついていき屋敷へと入る。屋敷は外の装飾も豪華だったが内装も豪華だ。

 

執事「玲音様こちらへ」

 

玲音「あっあぁ」

 

色々と目移りするが仕事があるため仕方なく執事の後ろをついていきある部屋の扉の前につく。

 

執事「ご主人ダークハンターがいらっしゃい

   ました」

 

主人「通せ」

 

執事の言葉への返答が聞こえると執事は扉を開けて中へと動作で指示され中へと入った。そして依頼主を見ての第一印象としては丸々太っ……いや裕福な体をしている40代ぐらいのおっさんだった。

 

主人「ようこそそこではあれだろう席に座って

   くれ」

 

そう言われソファーへと座ると依頼主のおっさんも座る。

 

主人「では早速だが依頼……」

 

玲音「殺せばいいんだろ?」

 

主人「いや確かにそう書いたが出来れば吸血鬼

   を含め館の女性達は捕獲して欲しい」

 

玲音「ん…何でだ?」

 

主人「それはペロ……いや何でもないそこは聞か

   ないでほしい」

 

明らかに一瞬だが依頼主の目の色が獣のように変わった。そして感ずいた。

 

玲音(こいつ色欲魔かよ)

 

どうせエロ同人的な展開はもうお決まりだと思った。このような依頼は引き受けるのは基本断るがまた3日かけて手ぶらで帰るのも嫌というのもあり引き受けないわけにはいかない。正直これには頭を悩ませる。

 

玲音「なぁ煙草は吸えるか?」

 

主人「あぁ吸えるとも灰皿をくれ」

 

そう言い執事に指でジャエスチャーをすると執事が灰皿を此方へ持ってきてくれた。そして煙草を咥えて、

 

パチンッ!ボッ!

 

指パッチンで炎を出して煙草に火をつける。もうこんな変態野郎の依頼を受けるためストレスが軽くたまってしまうためその苛立ちを抑えるために吸うしかないのだ。

 

玲音「ふぅ~……で?標的は何処にいるんだ?」

 

主人「それなら彼処に山が見えるだろ?そこの

   屋敷が住みかだ」

 

玲音「分かった依頼を変えるんだ報酬は600万

   にしろそして屋敷の女性の住人1人につき

   +50万…分かったか?」

 

主人「構わんよ結果を楽しみに待っているよ♪

   蒼炎の狩人君」

 

興味のない肩書きを言われ玲音は煙草を灰皿に押さえつけて立ち上がる。そして扉へと来ると、

 

玲音「そんじゃあな」

 

そう言い部屋をあとにした。玲音が居なくなった部屋では、

 

執事「よろしいのですか?」

 

主人「彼奴に金なんて払うわけねぇだろ毒を

   用意しておけ帰ってきたら暗殺をする

   からな」

 

執事「かしこまりました」

 

そうして玲音を殺すために動くのだった。そして屋敷から出るともう太陽が沈みそうになっていた。

 

玲音「はぁ……ちっ」

 

ため息を吐きついでに舌打ちもして夕暮れの中を歩き始める。吸血鬼の住むと言われる館へと向かうために。




怠惰「はいはいそれでは今回もありがとうござい
   ました」

神楽「あの依頼主凄くキモいですね」

鈴蘭「私も流石に身震いしちゃったよ」

狗神「殴って終わらせる」

怠惰「そう言う奴に限って真っ先に調教され
   ちゃうんだよね」

鈴蘭「姐御…わんわんお確定ルートだよ?」

狗神「ふざけんな!?」

神楽「かな~しみを~」

怠惰「マジでそれは止めろ!?」

狗神「たく………もう終わらせるぞ」

怠惰「ういういそんじゃ読者様今回もありが
   とうございました」

狗神「また次回も頼むな♪」

神楽「それでは読者様」

鈴蘭「まったね♪」


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第3話 決戦 紅き館の住人達

こんにちは読者様、では出来上がったので投稿します。それでは玲音の物語へどうぞ。


少年「がぁーーーーーー!!!

 

少年の獣のような絶叫がこだます。だが周りの人間は頭を垂れて何かに祈りを捧げていた。どれだけ苦しんでも自分を助けてはくれないと少年は悟った。

 

少年「ぐっぐぅぅぅぅぅぅ!!!!」

 

歯を食い縛り鎖で繋がれた手は強く握りしめ拳が出来上がる。それほどこの世を恨んだ、憎んだ、憤怒した。そんな時だった。

 

? 「ふふふ貴方は力を欲する?

 

うつ伏せだが何とか頭を上げて前を見るとそこには不気味にこちらを見て笑う女がいた。しかもその女の頭には明らかに飾りではない2本の角を生やし背中には2枚の翼を生やしていた。それだけではない不可解な事に周りの狂信者達には見えずましてや声も聞こえてはいないと言った感じだ。

 

? 「私は聞いてるの貴方は力を欲するのかと?

 

この問いに少年は迷うことは無かった。もう周りの狂信者達を殺したいという殺意の感情しかなかった。自分が受けてきた仕打ちを返したかった。残虐的に冷酷に恨みを晴らすべくただ殺したかった。少年はその問いに首をゆっくりと頷いた。それを見た目の前の女は更に不気味に笑って、

 

? 「良いわ貴方に力を貸してあげる

 

そこから先の事はどうなったのか記憶が薄れている……

 

 

 

そして現在へと戻り仄暗く霧が立ち込める森の中を自身の手を青い炎で燃やし松明の代わりにしながら目的地へと向かっていた。

 

玲音「……やべ…ここどこだっけ?」

 

そして残念な事に何処を行っても木々なためなのか迷子になっていた。無理もない何せ地図なんていう物は貰ってもいない。コンパスすらもない。迷って当たり前だ。

 

玲音「参ったな……」

 

そう呟きながらも先へ進むしかないと思いながらあるきはじめた。そうして迷いに迷っていると拓けた場所へと辿り着いた。

 

玲音「ようやく木々だらけの景色ともおさらばか」

 

そんな事を呟いていると玲音はようやく気がついた。夜になり仄暗くそして立ち込める霧のせいで少し見えにくくなっていたが明かりに照らされて真っ赤な外観の屋敷を。

 

玲音「ついについたか」

 

ようやく着いたと思いやりたくもない依頼をこなすために屋敷へと向かうとしたその時だった。

 

ドゴンッ!!

 

と、自分の数メートル先の地面かから何かが降ってきて土煙をあげた。自身の明かりで照らせるが土煙で影しか見えない。その影は人の形をしていた。

 

玲音「……門番か…そう簡単には殺らせてくれない

   みたいだな」

 

どうやら自身を止めるためにわざわざ派手な演出で迎えてくれるようだ。そして土煙が上がり自身の燃える左腕の明かりでその者の姿が映し出される。緑色の服に紅い髪のストレートその髪の上には帽子を被っているが更に帽子には星の龍星が飾られていた。だが敢えて言いたいことがある。

 

門番「貴方は何者ですかここへ何しに来たので………

   あっ……!!」

 

玲音「ん?」

 

門番「貴方は昼間の!!」

 

玲音「昼間?………誰だお前?」

 

正直な話だが全然覚えていない。これには門番は少しズッコケた。そしてムキになって、

 

門番「昼間、貴方に道を教えたメイドですよ!!」

 

玲音「メイド…昼間……あぁそういえば居たな」

 

門番「そうです!そのメイドが私です!」

 

ようやく思い出した。目の前にいる門番、昼間に道を聞いた東洋人のメイドだったと。だがここにいてしかも門番をしているということはどうやら標的のスカーレットの関係者というのは理解できた。

 

玲音「で?お前は俺を止めに来たのか?」

 

それを聞くと門番は先程と打って変わって不思議な構えをとる。見た感じ武術を嗜んでいる者の構えだ。

 

門番「そうです…ですが昼間に会ったというのも

   あるので引き返すというのなら止めません

   よ?」

 

引き返せるのなら引き返してこんなクソな依頼さっさと辞めたいと玲音は思うが3日もかけてここに来た以上、手ぶらで帰る訳にもいかないのだ。

 

玲音「悪いが俺も依頼でな…悪いがてめぇら全員

   捕獲しろっていうやりたくもねぇマジクソ

   ったれな依頼のな!」

 

ガンブレード素早く背中からを引き抜き一瞬で切りつける。だが、

 

ガシッ!

 

何と斬られるという恐怖がないのか右腕で鷲掴みしてきた。

 

門番「やりたくもないって……いや敵対するという

   のは分かりましたここで死んでもらいます」

 

そう言い左拳を作ると腹めがけて殴りかかってくるが、

 

ガシッ!

 

そうさはさせまいとガンブレードを離し右手で攻撃を押さえつけてそして自分は左手には蒼炎を纏わせ殴るが、

 

門番「ふんっ!」

 

何とガンブレードを投げ捨てて左手の炎ごと右手で押さえたのだ。だが、

 

門番「ぐっ!」

 

あまりの熱さに苦しそうに歯を食い縛っていた。

 

玲音「熱いなら手を離せば?まぁ離せるなら

   だがな!」

 

そう言うと自分こと約1万度近くの温度を誇る蒼炎で包み込んだ。そして炎は門番へと移る。

 

門番「あぐっ!!」

 

手を離そうにも玲音に捕まれていて動けないためこの炎をじわりじわりと食らうしかない。一方玲音は、

 

玲音「降参しろそうすればはなしてやるよ」

 

と、余裕の表情で門番に投降をしろと命じた。しかし、

 

門番「お嬢様を守るのが私の務めです!」

 

そう言うと玲音の左手を振り払い右手に気力の玉を作ると、

 

門番「はぁっ!!」

 

ボンッ!!

 

玲音「ガハッ!!」

 

何と驚いた事に耐えて気力の玉を自分の腹にゼロ距離で撃ってきた。しかもその一撃は何と玲音の腹と背中を貫通させ血飛沫があがり口からも血を吐いた。玲音が倒れると門番を苦しめた炎も消えた。

 

門番「はぁ…はぁ…ぐっ!」

 

だが門番の体は1万度をも越える炎を数秒だったが食らいすぎて所々が真っ黒に焦げて限界だった。だが何とか気力で立っている状態だ。

 

門番「ここにさえ来なければもう少し生きられた

   のに……」

 

後ろを振り向きよぼよぼと歩きながらそう呟き屋敷へと帰ろうとするその瞬間だった。

 

玲音「何を言ってるんだ?」

 

門番「えっ!ぐがっ!!」

 

門番は驚くがもう遅かった。何せ倒れた玲音の方を振り向くがそれと同時に焔を纏わせた強烈な蹴りが門番の腹を抉り焦がし肋骨をおったからだ。そして強烈な蹴りを受けた門番は吹き飛ばされ自身が守っていた門を突き破り屋敷の玄関の扉を突き破っていった。

 

玲音「たくよ……」

 

ガンブレードを拾うと素早く紅き館の中へと入り大の字で倒れている門番の頭を足で押さえつけた。

 

門番「ぐっ!!何で…貴方怪我が消えて……」

 

先程貫通し風穴が空いた筈の胴体はあり得ないことに何も無かったかのように怪我がひとつもないのだ。

 

玲音「お前は知る必要はない」

 

そう言うと鞄から幾つかの大きなコの字型の金属のような物を取り出すと、

 

ガキンッ!ガキンッ!ガキンッ!ガキンッ!

 

と、一瞬で門番の首、手首、腕の間接、足首、足の間接と地面に打ち付け更に炎の熱で金属のフックを少し溶かし地面に拘束させる。

 

門番「ぐっ!!!」

 

玲音「胸クソ悪い捕獲の依頼だからなそこで

   大人しく寝てろ」

 

頭を押さえつけるのを止めて離れる。門番は抜け出そうと必死に抗っているが今の体力では無理なのか打ち付けられたフックはびくともしていないようだ。

 

玲音「これで50万さぁてと次の獲物は……」

 

呟きながら辺りを見回すが外観も真っ赤だが内装もまっかで正直悪趣味だなと思った。すると

 

玲音「ん?……魔法障壁か」

 

自分が入ってきた玄関の入り口に魔法で出来た障壁が立ち塞がりこの屋敷から逃げれなくさせているようだ。

 

玲音「これが使えるって事は魔法使いがいるな」

 

? 「えぇいるわよ」

 

声のした方を見ると大きな階段の踊り場にゆったりとした

服を着ている少女いや魔女が本を広げて立っていてその隣には下級の悪魔が着いている事から恐らく使い魔だと推測した。

 

玲音「ほぉ魔女に使い魔ねぇ……」

 

半分だけ目を閉じてそう言うと、

 

魔女「何でそんな目で見てくるのかしら?」

 

玲音「いや殺してきた魔女の中だとまだ小娘の

   部類だったから驚いてな」

 

悪魔「貴方なんて失礼な!!」

 

と、下級の悪魔が言ってくるが魔女は悪魔の肩を掴んでを押さえて、

 

魔女「そう……ならそんな嘗めた態度をすれば

   痛い目にあうわよ!」

 

と、言ったその瞬間。自分の真上に大きな火球が現れる。

 

魔女「ロイヤルフレア!!」

 

呪文の名前を叫ぶと大きな火球は自分へと降ってくると、

 

ドガーーーーン!!

 

と、大爆発をお越し辺りを炎上させた。

 

魔女「口程にもないわ何で美鈴がこんな奴に負けた

   のかが不思議でならないわ」

 

悪魔「そうですねぇ?」

 

何て勝ち誇って言っているのが聞こえる。だからこそそんな尊厳を砕いてやろうと思った。

 

玲音「何だこの炎は……生ぬるいな」

 

悪魔「なっ!!?」

 

魔女「……!!?」

 

魔女と悪魔は驚いてこちらを見ているのがよく分かる。何せ放った炎が現在玲音に吸収されているのを見れば驚くのも無理はないだろう。

 

悪魔「嘘…ロイヤルフレアを!」

 

魔女「くっ!」

 

魔道書を広げ新たな魔法を撃ってこようとしたが、

 

玲音「遅えよ?」

 

先程、門番を拘束したフックを幾つか手に持ち一瞬で魔女の目の前に現れそう言うと魔女は此方をありえないと言わんばかりの表情で見てくるがもう遅い。

 

ガキンッ!ガキンッ!ガキンッ!ガキンッ!

 

押し倒し階段の踊り場に魔女を固定させ拘束した。

 

魔女「しまっ!むぐっ!!」

 

ついでに呪文の詠唱をされるのも面倒なため口も封じた。そんな光景を腰を抜かして下級の悪魔が見ていた。

 

悪魔「ひっ!!」

 

玲音「お前も大人しくしてろ?」

 

ガキンッ!ガキンッ!ガキンッ!ガキンッ!

 

魔女の隣に下級悪魔も同じようにコの字型フックを地面に差し込ませ拘束して口も封じる。

 

門番「パチュリー様…小悪魔さん……ぐっ!」

 

魔女「むぅーーーーー!!」

 

悪魔「うぅーーん!!」

 

悔しそうに泣き叫ぶが玲音には関係のないこと。ただ言われた仕事をこなすだけだ。

 

玲音「じゃあなてめぇらの主人を捕獲したら迎え

   に来てやるよ」

 

そう言い玲音は階段を登りこの屋敷の主がいるであろう部屋を探すのだった。




怠惰「何時ものように今回もありがとうござ
   いました」

狗神「なぁ昔と今だと昔の方が強くないか!?」

神楽「いったいどうやって体を元に戻したん
   ですか!?」

鈴蘭「ねぇ怠惰…再生させた方法ってまさか」

怠惰「まぁ鈴蘭のお察しの通りとだけ言ってお
   くよ♪それとまぁ言っちゃうとあれなん
   だけど恐らくこれも10話ぐらい行くと
   思うのでご了承を下さい」

狗神「また長いな」

怠惰「それにこの小説内での咲夜の登場もある
   からちょっとね」

神楽「え~とそういうことなのでご了承をお
   願いしますではそろそろ時間なので今
   回はここまです」

鈴蘭「読者様またこっちの本編を投稿し出し
   たらよろしくね♪」

狗神「そんじゃ読者様」

怠惰「え~とあっちでならまた明日そしてここ
   だけなら恐らく多分日曜日ぐらいにでは
   さようなら♪」
   


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第4話 スカーレットの吸血鬼

こんばんは読者様、いつの間にかポケモンを買ってしまった怠惰のクソ悪魔です。お陰で木曜日のバイトで稼いだ金が消えてしまったぜ。まぁこんな話もあれなので本編へどうぞ。


真夜中の夜こと。とある教会は真っ青な炎に包まれていた。

 

信者「熱い!熱いよぉ!!!」

 

信者「止めろ!!ギャァー!!!」

 

信者「ひっ!助け!」

 

少年「お前らには慈悲なんていらねぇだろ?」

 

信者「がぁーーーーー!!!」

 

信者達は次々に蒼炎に焼かれ丸焦げとなっていく。そうこの参上を引き起こしたのは紛れもない。生け贄となっていた少年が拘束されていた鎖を焼き切りまるで首輪から解放された獣のように暴れているのだ。そして少年に仕打ちをしていた司祭は腰を抜かし絶望の顔をしていた。

 

司祭「何故だ……何故お前が!!お前は贄だろ!」

 

少年「教えてやるよ俺に合ってお前らにないもの

   それが合ったからこの力があるんだよ……」

 

司祭「何だと言うんだ!俺はこの世界に絶望…」

  

少年「それだけじゃ足りねぇんだよ俺はこの世の

   無価値だった…だからこそ選ばれたんだよ」

 

そう言うと司祭の顔を手で鷲掴みにする。司祭は涙目となって、

 

司祭「止めてくれぇ!!!」

 

助けを求めるかのように懇願をする。だが少年は無慈悲だ。

 

少年「燃え尽きて灰になれ!」

 

司祭「がぁーーーーー!!熱!熱い!!」

 

司祭は真っ黒の炭となり動かなくなった。

 

少年「くくくアハハハハハハハハハ♪」

 

燃え盛る炎の中、少年は高笑いをするのだった。そうして現在に戻り玲音は紅の屋敷の回廊を歩いていた。

 

玲音「………マジでどうしよっかな」

 

どうしようかと考えていた。ぶっちゃけこんな面白く思えない仕事はさっさと辞退しようかと考えていた。本業は闇の住人を殺す仕事がメインで捕獲はまずしないそれどころか捕獲した奴を性の捌け口にするための捕獲は絶対にやらないようにしているのだがやはり3日けてきたため手ぶらというのもは嫌なためすごく迷っていた。そんな迷っていると大きな扉の前へとやって来ていた。

 

玲音「ここか?」

 

扉を開けて中へと入るとそこは大きなステンドグラスがあり少し仄暗い部屋だった。すると、

 

? 「ようこそ紅魔館へ」

 

上から声が聞こえ見上げると蝙蝠の羽を広げ此方を嘲笑うかのように1人の少女……いや幼女が見下ろしていた。

 

玲音「てめぇが吸血鬼のスカーレットか?」

 

幼女「えぇ以下にもレミリア・スカーレットそれが

   私の名前よ?」

 

レミリアと名乗った幼女はクスクスと此方を見て笑ってくる。だが言いたいことがある。

 

玲音「ぷっ!クククハハハハハハハハ♪」

 

レミ「何を笑ってるの?」

 

玲音「いやぁ悪い悪いまさかこんなチビッ子だと

   は思わなくっアハハハハハハハハハ♪」

 

依頼を頼んできた奴は色欲魔だったがとんだロリコンでしかも大人ぶってる吸血鬼の幼女が相手だと思うと大爆笑するしかない。

 

レミ「誰がチビッ子ですって!」

 

玲音「お前だけど?」

 

レミ「こいつ…その余裕は何処から来るのからねぇ」

 

何処から来るのかそんな事は分からない。ただ単に戦いたいだけだ。

 

玲音「来いよてめぇが何れだけ強いのか見せて

   くれよお前の従者達は本当に雑魚だった

   からよぉ!」

 

そう言うと同時に現在いる部屋は蒼炎が壁を飾る。美しくも触れようものなから大火傷では済まないそんな不思議な炎の壁を。

 

レミ「私の家族を侮辱したその減らず口はここで

   直してあげるわ!」

 

そう言った瞬間、突然自分の目の前へとまるで瞬間移動をしたのかと言わんばかりのスピードで自分の目の前に現れ小さなその手に伸びる爪で引き裂こうと襲い掛かってきたが、

 

ガキンッ!

 

ガンブレードの峰を使い見事に防いだ。

 

玲音「手荒いなぁ」

 

レミ「くわぁ……」

 

更には久地を大きく開けて首目掛けて鋭い八重歯で噛みつこうとしてくるが、

 

玲音「人の血を吸おうとしてんじゃねぇよ!」

 

力ずくでレミリアを押し返し左手に蒼炎を纏わせ放火をするが、

 

レミ「そんな炎、効かないわ!」

 

羽を巧みに使ってヒラリと空中で避ける。そして今度はガンブレードの切っ先をレミリアへと向けると、

 

バァーン!バァーン!バァーン!

 

銃声を鳴らしガンブレードに仕込んでいる12.7mmの銀製の弾丸を打ち込むが、

 

レミ「銀の弾丸ねぇよく勉強してるじゃない」

 

玲音「てめぇ含めて吸血鬼を相手するのは5回

   目何でなぁ!」

 

獰猛な笑みを浮かべ玲音はレミリアへと跳躍してガンブレードで突っ込む。玲音はこの戦いを楽しみたいと思っていた。唯一それが自分の呪いを忘れることができるからただ暴れたいだげなのだ。

 

ガキンッ!

 

玲音「っ!!」

 

何と何処から出したのかレミリアは真っ赤な槍を持って自分のガンブレードを押さえたのだ。そしたレミリアは玲音に、

 

レミ「そう…まぁ私からすればあんたに負けた同胞

   なんかには興味ないわ!」

 

ガキンッ!

 

そう言うと玲音を弾き飛ばしそして手に持つ槍を地面へと弾き飛ばした玲音に向かって構えると、

 

レミ「敵を射ぬけグングニル!」

 

何とその槍を目に見えぬ速度で投擲してきたのだ。弾き飛ばされ受け身を取ったばかりで反応が遅れた玲音は対処出来る筈もなく、

 

ザシュッ!!

 

玲音「ぶへぇっ!!?」

 

自分の胴体を貫き風穴を開けた。そして口から吐血した。

 

レミ「口程にも無かったわね…何で美鈴やパチェ

   が負け……っ!?」 

 

レミリアは驚き目を見開いた。何とグングニルで貫き風穴を開けた玲音の胴体が青く燃えているのだ。そして炎が消えると服には穴が開いていたが風穴は消えていた。

 

玲音「ククククハハハハハハ驚いたか?」

 

レミ「貴方…不死身……それとも魔法……!」

 

玲音「不死身に魔法か……どっちも違うな……

   強いて言えば…呪いか?」

 

レミ「そんな呪い聞いたことないわ!」

 

前回の美鈴と戦った時もこれで傷を癒し不意をついて一瞬で倒したのだ。

 

玲音「さぁてめぇの体力がなくなるまで永遠に

   遊ぼうや!!」

 

ガンブレードの回転弾倉に12.7mm弾丸を即座に装填し右手に構え左手には蒼炎を纏わせる。

 

玲音「レッツパーティ カモン!」

 

レミ「ちっ!相手をしてあげるわ!!」

 

そうしてレミリアと玲音はぶつかり合った。時には弾丸でレミリアを狙い左手の炎を放つ。だがレミリアも負けじと避けてからの攻撃を繰り返した。

 

ガキンッ!

 

玲音「どうした?最初の勢いが無くなってきて

   いるぜ?」

 

レミ「くうっ!嘗めるな!」

 

玲音はともかく何と自分を巻き混んで巨大な柱を作り出し攻撃してきたのだ。だがその技は、

 

ドガンッ!!

 

地面を大きく崩し床が抜け玲音とレミリアは落ちていく。そして落ちた先は先程のエントランスだ。

 

玲音「痛てて…俺と同じような事をしやがって」

 

レミ「くぅっ……っ!美鈴!それにパチェに小悪魔

   ……」

 

門番「すみませんお嬢様……」

 

魔女「むぐっ!!」

 

悪魔「むぅーーーん!!」

 

だが自分を巻き込んだ技のためかレミリアの体はもうボロボロになり膝をついていた。たが膝をつきながらも床に拘束された従者達の事を心配していた。

 

レミ「あんたよくも!!」

 

と、立ち上がろうとするがレミリアの首もとにガンブレードの刃を当てて

 

玲音「はっもう諦めろよお前達はもう負けたんだ」

 

レミ「…………………」

 

だがレミリアは何も言わない。この時の玲音は負けを認めたくないのかと思っていた。だがレミリアは真剣な表情で、

 

レミ「言ってあげるわスカーレットを名乗る吸血

   鬼は()()()じゃないわって」

 

玲音「何を……」

 

ザジュッ!!

 

玲音「ガハッ!!」

 

突然だった。背後から誰かに胴体を貫かれたのか胴体からは真っ赤に燃える剣が背中から腹へと生えていた。ゆっくりと後ろを振り向くとそこには金髪のショートそしてレミリアと同じ服装だが赤い色違い。だが一番その幼女の目立つところは翼だ。これまで殺してきたどの吸血鬼にも当てはまらない翼だった。枝のような翼で色とりどりのクリスタルがぶら下がった翼が特徴的だが、

 

? 「お兄さんは簡単には壊れないよね♪フラン

   の遊び相手になってよ

 

その幼い顔に似合わない狂気を含んだ笑顔で言ってきたのだ。

 

玲音「っ燃え盛れ!」

 

自分の体を蒼炎で焼く。これに驚いたのかフランと名乗った吸血鬼は飾りのような羽で空を飛ぶ。そして本日3回目程貫かれた胴体を燃やして再生させる。

 

玲音「吸血鬼が姉妹とか聞いてねぇぞ!」

 

ガンブレードの銃口をフランへと構え、

 

バァーン!バァーン!バァーン!バァーン!

 

と、発砲するのだが、

 

フラ「キャハハハハハハ♪

 

手に持つ燃え盛る剣で銀の弾丸を全て焼き切った。ならば今度はガンブレードの刀身に蒼炎を纏わせフランへと跳躍しガンブレードを振るうがら

 

ガキンッ!

 

フラン「そんなんじゃフランは倒せないよ?

 

そう言った瞬間今度は右、左、後、から3人のフランが真っ赤に燃え盛る剣を構えて襲い掛かってきた。目の前のフランも合わせると合計4人だ。

 

玲音「こいつ4つ子か!」

 

つばぜり合いをしているフランを弾き飛ばすと向かってくるフラン達をガンブレードと左手の蒼炎でいなすが、

 

フラ「キャハハハハハハ

 

四方八方から無数の光弾を放ってくる。だが、

 

玲音「蒼炎の加護!」

 

自身を蒼炎で包み込みバリアをはった。そのお陰で光弾は防げたのだが、

 

ザシュ!ザシュッ!ザシュ!ザシュッ!!

 

4人のフランから燃え盛る剣の突きをくらい無数の穴が開いた。だが玲音は獰猛に笑った。

 

玲音「これで逃げられねぇよな捕まえたぞ!」

 

そう言う何万度という蒼炎でフランを包み込んだ。

 

フラ「熱い!!

 

そうして4人の内3人は消えて1人だけとなった。そして1人だけとなったフランの首をアイアンクローで強く掴み持ち上げて、

 

玲音「久々だ……たぜこ…まで追い込んだ…のは!」

 

フラ「痛い!痛い!痛い!痛い!痛い!

 

そう言いいフランは玲音の腕を強く握って逃れようとするが無意味となり、

 

ドゴンッ!! 

 

地面へと叩きつけられ気絶したのか動かなくなった。本来なら殺したいが捕獲が仕事のため殺せないのだ。

 

玲音「ちっまだまだガキにやられ……ぐっ!」

 

だが玲音の体はもう既に限界を迎えていた。確かに体の傷は再生はする。だがダメージが消えるわけではない。言ってしまえば強靭な精神力で立っているだけだ。

 

玲音「はぁはぁ……だがこれで依頼をたっ…」

 

ザシュッ!!

 

先程から思うがここの連中は自分の胴体を貫くのが大好きらしい。また自分の背中から腹には真っ赤な槍が貫き風穴を開けた。

 

玲音「ぶふっ……てってめぇ!!」

 

レミ「ふふっフランの…相手は疲れるで…しょ?

   それに貴方の体はもう…限界みたいね?」

 

玲音「ぐっ……」

 

炎で体を再生させるが足に力が入らず床にぶっ倒れた。手足を動かしたくても体が動こうとしない。どうやら過度な再生をやり続けた結果、体が限界を迎えたようだ。この瞬間、敗北を悟った。これまで自分を殺せる奴がいなくて絶望したがようやか死ねると確信した。このまま再生が間に合わないで目の前のレミリアが止めをさしてくれれば死ねると。

 

玲音「死ぬのか……」

 

ダークハンターにとって任務中、依頼中の失敗は死を意味する。何せターゲットに殺されて肉塊にされるのかそれとも骨ごとしゃぶられて死ぬからだ。

 

玲音「だが……ようやくこれで死ねる…な…」

 

そう言い玲音は暗くなる視界に身を任せ目を閉じたのだった。




怠惰「てなわけで今回もありがとうございました」

狗神「なぁあいつ強くねぇか?」

鈴蘭「すぐに炎で再生って凄いよね」

神楽「ですが弱点もあるんですよね?」

怠惰「それは勿論あるよまず自殺しようとしても
   死ぬことは出来ないしかも最後のあれはね
   ただ単にスタミナ切れでの気絶みたいなも
   のだからレミリアが止めを射そうとしても
   ねぇ♪」

鈴蘭「飢死はあるの?」

怠惰「それでも死ねないよ飢えで永遠に苦しむ
   だけだよ」

神楽「窒息は?」

怠惰「息が出来なくなっても彼は死ねないよ
   飢え死にと同様に永遠に苦しむね」

狗神「そいつもう完璧の不老不死だよな………」

怠惰「まぁ不老不死であるよ呪いだけどね因み
   に炎だとか不老不死でダークソウルを思
   い浮かんだ読者様いい線をいってますよ
   もうそういった設定のモデルはダークソ
   ウルですから」

狗神「やったことあるのかよ?」

怠惰「知り合いの憤怒君から1を借りてやった
   けど少し進んでもうギブアップしました
   死にまくって鬱になりそうになりでね」

鈴蘭「死にゲー何だ………」

怠惰「えぇまぁそうだね……おっとそろそろ時間
   だねてな訳で今回もありがとうございま
   した♪

神楽「また投稿をしますので見にきてください
   ね♪」

鈴蘭「それじゃ読者様!」

狗神「またな♪」


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第5話 無価値な者

こんばんは読者様、ポケモンの誘惑がありつつも頑張って宿題をしていた怠惰のクソ悪魔です。ミュウツー6Vでないかなぁ………おっと失礼。では本編へどうぞ。


教団の信者そして教団のアジトを燃やし尽くした少年はその後、無差別に街や村を放火していった。だがある時に少年はただこう思った。

 

少年「刺激がない………」

 

刺激がないと、生きたいと思える理由もない。だからこんなつまらない世界を生きるのが嫌になった。そしてこの世界と別れるため少年は自殺をはかった。ある時は槍で体を串刺しにしてまたある時は首を切った。だがそれでも死ねなかった。串刺しにしても首を切っても体は炎と共に再生をした。この時、少年は理解したのだ。力を得たがためにその代償として死ねなくなったのだと……

 

 

ポタン…ポタン……

 

何処からか水滴が落ちる音が聞こえる。そんな些細な音で玲音は目覚めた。

 

玲音「んっ………」

 

目を開けるとそこは狭く壁しかない部屋で目の前には分厚い鉄の扉そしてその少し上には鉄の格子がついていた。そして気がついたがガンブレードや服というか下着以外の身ぐるみは全部剥がされ下着だけとなっており手足は壁に設置されている枷で拘束をされていた。

 

玲音「………そういえば失敗したんだったな」

 

レミリア・スカーレットを捕獲出来ず失敗したのを思い出した。どうやらその後に自分はまんまと地下牢に収監されたのだと推測した。

 

玲音「ちっ…殺してくれたら良かったのによ…」

 

レミリアの槍で貫かれた時、自身の奥の手というか勝手に事故再生する呪炎は使い果たし、ようやく死ねると思った矢先にこれだ。

 

玲音「まぁ吸血鬼に血を吸われて死ぬのもありか」

 

こんな刺激もなく楽しくもない世界から別れを告げれるのならもう血を吸われてミイラになって死ねるのもありかと考えたが、

 

ガチャン!ギィーーーー!!!

 

と、地下で扉の開かれる音が聞こえたかと思うと足音が近づいてくる。そして自分がいる部屋の前で足音が止まると、

 

ギィーーーー……

 

と、重い扉を開けてきた。開けたのはここの館の門番だった。

 

門番「あっ目覚めていたんですね♪」

 

玲音「………何のようだよ?」

 

素っ気なく答えると目の前の門番は屈んでジーとこちらを見て、

 

門番「目覚めたのならお嬢様がお会いしたいよう

   ですよ?」

 

玲音「ほう何だ?生き血を全部出すのか?肉を

   解体するみたいによ」

 

門番「まさか…まずお話がしたいと」

 

玲音「なら伝えてくれお前から会いに来いってよ」

 

そう答えた瞬間だった。

 

ゴンッ!

 

玲音「痛っ!?」

 

突然、門番が自分の頭上にチョップをしてきた。しかもあまりにも強烈だったためか血が噴水のように出てきた。

 

玲音「何すんだてめぇ!」

 

門番「目覚めたのならお嬢様がお会いしたいよう

   ですよ?」

 

玲音「だから行くわけ……」

 

ゴンッ!ボキッ……

 

玲音「だぁ痛っ!?」

 

また強烈なチョップをしてきた。更に頭蓋骨に少しヒビが入ったのか鳴っては鳴らない音が聞こえた。

 

門番「目覚めたのならお嬢様がお会いしたいよう

   ですよ?」

 

血まみれの右手を見せてニコニコと笑顔で言ってくる。しかもRPGのNPCみたく同じことを言ってくる。恐らく壊れたラジオ作戦をやり続けてくるのだろうと思った。

 

玲音「行けば良いんだろ!行けば!!」

 

これは面倒だと思い仕方なく行くことにした。それを聞くと門番は、

 

門番「それではこれを」

 

そう言い黒い服を地面に置く。その服は自分が着ていた服ではなく執事服だ。

 

玲音「なぁ何で執事服なんだよ?」

 

美鈴「それしかないからだとか?あっ拘束は外し

   ますが抵抗はしないでくださいね?」

 

玲音「するって言ったら?」

 

念のために聞くと門番はニコニコと笑顔で、

 

美鈴「目覚めたのならお嬢さ……」

 

玲音「もうそれはいい!」

 

拘束を外されまず玲音は蒼炎で頭を燃やし傷を再生させ渡された執事服を着る。

 

門番「似合ってますね♪」

 

玲音「そいつはどうも……なぁあんた名前は?」

 

名前を聞きそびれたため聞くと門番はニコやかに笑って、

 

門番「(ホン) 美鈴(メイリン)といいますえっと貴方は……」

 

玲音「答える名なんてわあ………」

 

美鈴はまたニコニコと右手を上げる。

 

玲音「玲音……雨月玲音だ……」

 

美鈴「玲音さんですね♪此方へどうぞ」

 

そう言われ玲音はジメジメと所々から何かの呻き声が聞こえる地下牢から出てレミリアの元まで案内された。そして一室に来ると、

 

美鈴「お嬢様、連れてきました」

 

レミ「良いわよ入って」

 

美鈴「失礼します」

 

扉が開けら先に入れと美鈴入れとジェスチャーされ玲音は中へと入り美鈴も中へと入ると扉を閉める。そして部屋には長いテーブルが設置されていて食事場所というのは分かる。テーブルの奥にはレミリアと拘束した魔女が座っており魔女の後ろには低級悪魔が立っていた。

 

レミ「よく来たわね♪まぁ座りなさいな」

 

そう言われとりあえず席に座り右足を左股に乗せる。そして美鈴は移動してレミリアの後ろに立つ。

 

玲音「で、何のようだ?てめぇを捕獲しに来た

   奴をこんな所に呼び出してよ?」

 

レミ「ふふっ単刀直入に言うわ貴方、私の所で

   使用人やらない?」

 

本当に単刀直入すぎる。何故ハントされる側の奴がハントする奴を雇うのだと。しかも使用人としてだ。

 

玲音「………聞きたくもねぇが何で俺、何だよ?」

 

レミ「ふふっ♪貴方は面白そうだからってのと

   お父様の代の使用人達は皆もういないし

   美鈴の負担も大きいから雇いたいのよ♪

   それに貴方、フランを撃退出来るほどの

   実力も持ち合わせてるし♪」

 

玲音「すまないが俺はこんな下らないことをしろ

   ってなら地下牢で寝てるほうがマシだわ」

 

そう言うとレミリアはニヤリと笑って、

 

レミ「まぁ構わないけどそれで良いのかしら?

   貴方その呪いのせいで死ねないのよね?

   そうなると地下牢は暇で死にたくなるわ

   よ?でも貴方は死ねないわよね♪」

 

玲音「このクソガキが……」

 

レミ「それに元々貴方がダークハンターやって

   いる理由は死ぬ場所を探すためにやって

   いるんでしょ?」

 

玲音「………そう思う理由は?」

 

レミ「貴方の戦い方……まるで自分ごと殺そうと

   しているようにしか見えなかったからだ

   けど?」

 

合っている。相手を掴み自分もろとも炎で焼く技はそういった意味も込められているのは確かだ。

 

玲音「そうだが?それが何か問題あるのか?」

 

レミ「……それは貴方のその肩の烙印のせいなの

   かしら?」

 

玲音「………お前にそれを言う義理はない」

 

肩の烙印に手を置いてレミリアを睨む。この烙印は自分がどれだけ無力だったか。どれだけ弱かったのかの示す見せしめなのだから。

 

レミ「ねぇ貴方は自分を無価値だと思ってる?

   無益で何の役にもたたないって?」

 

玲音「…………………だとしたら何だよ?」

 

レミ「ならこういうのはどうかしら?そうね貴方

   3年ぐらい執事として働いてみてそれでも

   自分が無価値、無益だと思ったなら貴方の

   願いを聞き入れてあげるわ」

 

それを聞くと下らないと言わんばかりに、

 

玲音「そんなんで俺の自殺願望が消えるとでも?」

 

レミ「えぇ私は運命を見る力がある保証はする

   わよ?」

 

ただ一転に此方を見る。その真っ赤な紅玉のような目で。そして魔女や低級悪魔、美鈴も此方を見てくる。

 

玲音「けっ………2年だそれで決める」

 

それを聞くとレミリアはクスリと笑って、

 

レミ「そう歓迎するわ貴方、名前は?」

 

玲音「名乗るなんて………」

 

レミリアに聞かれ答えるのも面倒だから適当に済まそうかと思ったが美鈴が笑顔で此方を見てくる。正直この女は面倒だと思った。

 

玲音「雨月玲音………」

 

レミ「そう♪それならって私はもう自己紹介は

   いらないわね紹介するわ隣の魔女は……」

 

と、レミリアが紹介しようとするが魔女は本を置いて、

 

魔女「パチュリー・ノーレッジ……」

 

と、警戒心ありげな目で見てくる。そしたその後ろの低級悪魔は頭を少し下げて、

 

悪魔「あっえと…パチュリー様の補佐をしている

   小悪魔です気安くコアで構いませんよ♪」

 

2人は名乗った。続いてレミリアは美鈴の紹介をしようとするが本人は大丈夫と言う感じで笑顔で首を横に振っていた。

 

玲音「そういえばてめぇ似のあの金髪の吸血鬼

   は誰なんだよ?」

 

それを聞くとレミリアの顔は少し険しくなった。

 

レミ「あの子はフランドール・スカーレット

   私の妹よ……」

 

玲音「ふ~ん妹ね」

 

これ以上聞くのは無粋と考え聞くのをやめた。そしてレミリアは玲音を見つめて、

 

レミ「それじゃ改めてようこそ紅魔館へ貴方を

   歓迎するわ仮執事の玲音」

 

玲音「けっ………」

 

そうして玲音は紅魔館の執事となったのだった。




狗神「今回もありがとうな読者様方よ」

神楽「一応は仮執事なんですね」

鈴蘭「みたいだねでもこれが現在の駄執事になる
   って誰も思わないよね」

狗神「というかよ彼奴のあの何だ?女だよな?」

神楽「見た感じ最初の頃の私みたいか方ですよね」

鈴蘭「いや多分神楽ちゃんの方がマシな気がする」

狗神「彼奴の名前が気になる」

鈴蘭「前にそれ聞いたんだけど内緒の一点張り
   なんだよねぇ…ただ」

神楽「ただ?」

鈴蘭「何でも戦い方はダークソウルのボスキャラの
   1人?をイメージしたとか?」

狗神「何じゃそれゃ」

神楽「ですが進んでいけば分かるって事ですよね?」

鈴蘭「多分ねおっともう時間だねごめんね読者様
   怠惰ったら旅行に出ているせいで後書きに
   出れなくて」

神楽「えっとそれではまた月曜日に本編でお会い
   しましょうね♪それでは」

狗神「またな♪」


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第6話 玲音の執事(仮)修行

こんばんは読者様、怠惰のクソ悪魔です。今回含めて第6回目です。よろしくお願いいたします。そして後書きは代理の子達に任せているので少しカオスですがお許し下さい。それではどうぞ。


死を許されない日常。少年からすればそれは退屈な日常から逃れることが出来ないということ。だがそんな折だった。

 

死鬼「止めて…くれ……」

 

少年「死ねよ」

 

雨が降る中、少年はあるとき闇の住人の屍食鬼(グール)と言われる怪物を殺そうとしていた。理由はただ単に刺激が欲しかったからというのが正しいのか今思えばただの思いつきだったのかもしれない。

 

ボワァッ!

 

蒼炎が舞い屍食鬼(グール)を跡形もなく燃や灰にした。だかこの瞬間だった。少年は少なからず愉悦感を感じた。そして同時に目の前の屍鬼鬼は駄目だったがいすれ自分を殺してくれる怪物に…このつまらない世界から解放してくれる怪物に出会えるのではないかと思った。

 

少年「殺し回ろう………」

 

そしてその少年は闇の住人を狩る事に決めると同時に雨は止み月が露になったのだった。そうして数百年の年月を経て少年はいずれ蒼炎の狩人と呼ばれるようになりその少年は自分の名を雨月玲音と名乗ったのだった。

 

 

紅魔館の執事として使えるようになり玲音は翌日の早朝から早速仕事に取りかかっていた。まずやるのは……

 

美鈴「まずお掃除をしましょうか♪」

 

玲音「………けっ」

 

面倒くさいと思いつつ窓拭き雑巾を持ち美鈴の指示で窓拭きを始めた。始めたのだが、

 

美鈴「そこやり残してますよ」

 

玲音「イコール忠誠の表れ……」

 

ドゴンッ!

 

玲音「あだっ!」

 

一発のチョップが入る。一般人なら笑って済ますことができるだろう。だが目の前の怪力バカなら話は別だ。また頭から血が噴水のように噴き出たら冗談では済まされない。

 

玲音「この怪力バカめ!」

 

美鈴「まったくやるならしっかりやってください」

 

呆れつつそう言われ玲音は頭を掻いて面倒ながらもやり始めた。そうして数時間後、

 

玲音「こんなもんだろ」

 

美鈴「はい♪やっぱり手が多いと便利ですね♪」

 

玲音「けっこんなんだと楽だn…」

 

美鈴「それじゃ次のお仕事をしましょうか」

 

どうやらまだあるらしい。

 

玲音「はぁ?何するっていんだよ?」

 

美鈴「簡単ですよ♪ただ朝食を作るだけです

   から♪」

 

どうやら朝食も彼女は作っているらしい。だが言いたいことがある。

 

玲音「悪いが俺はそんな料理とか作ったことない

   ぞ?」

 

そう。たいして料理を作ったりしていないのだ。やっても野宿する際に動物の生肉を焼いて食べたり等しかしていいない。だが美鈴は笑顔で、

 

美鈴「教えるので作るのを手伝って下さい♪」

 

と、明るく言ってくるのだ。そんな美鈴を見て、

 

玲音「ちっ……分かったよただ丸焦げになっても

   知らねぇからな」

 

美鈴「その時は責任もって貴方に食べさせるので

   大丈夫ですよ♪」

 

玲音「………………」

 

丸焦げ肉は流石に嫌だと思いつつ美鈴についていき厨房へと着くと早速、下準備を始めた。

 

玲音「で、何を作るんだよ?」

 

美鈴「そうですね……朝は軽くと言う感じなので

   ワンタンスープでも作りましょうか♪」

 

聞いたことのない料理の名前だ。恐らくアジア地域の料理なのだろう。

 

美鈴「それではまず皮を作りましょうか♪それと

   私達と玲音さんとパチュリー様のの分は別

   で作りましょうか少し材料が違うので」

 

玲音「敢えては聞かないでおいてやるよ」

 

そうして美鈴の説明で下準備が進んでいく。小麦粉で皮を作りこの中に肉やらを入れて皮で包み込んで色々な出汁や調味料で味付けされたスープで煮込むといったシンプルな料理だ。

 

美鈴「うん♪良い味ですね♪しかも火を起こす

   のは玲音さんがいてくれるので大分楽が

   出来ますね♪」

 

玲音「なぁあの吸血鬼はともかくよ何でてめぇは

   俺の面倒をそうやって見れるんだよあの時

   俺はてめぇやあの魔法使いに仕打ちをした

   んだぞ?」

 

紅魔館の襲撃の事を織り混ぜて聞くと美鈴は、

 

美鈴「確かに最初は私も反対はしましたしそれに

   殺そうかとも考えましたよ?ですが何でか

   貴方を見てると昔の私みたいに孤独に生き

   ているんだなぁって思ってしまって……」

 

玲音「それはお前の思い込みだったら?」

 

美鈴「いいえ貴方は自分を大切にしていない………

   そして自分をも殺すような戦い方をしてい

   ると言うことは自分が死んでも困る人はい

   ないということですよ気づいていないと言

   ってしまえば違います………ですが見ている

   と貴方はそうではないっては分かりますよ」

 

美鈴の言葉は全て正解だ。幼少期の頃も天涯孤独だった。慈悲をかける物好きな奴なんていなかった。いたとしても自分を狡猾に騙し自分を操り人形にしようとしている彼奴だけだ。

 

玲音「お前、そのお人好しが身を滅ぼすぞ?」

 

美鈴「そうなっても後悔はしませんよ♪」

 

美鈴は自分からしてみれば面倒な奴。怪力バカ、お人好しといって非常に関わるのが面倒だと思ったが嫌いな奴ではないというのは分かった。

 

美鈴「さてとそれでは私はお嬢様と妹様のお部屋

   まで持っていきますので玲音さんはパチュ

   リー様と小悪魔さんの所に配膳してくださ

   い♪」

 

そう言われスープ2つをトレイに乗せられ玲音はそのトレイを持つ。

 

玲音「なぁ俺の飯は?」

 

美鈴「そうですねぇ配膳が終わったらここに戻っ

   て各自で食事にしましょうか♪」

 

玲音「分かった……あっそのパチュリーとやらの

   いる場所は?」

 

何処にいるのか分からないため聞くと美鈴は心底丁寧に教えてくれた。

 

美鈴「パチュリー様と小悪魔さんは図書館ですね

   図書館はここを出たら右にまっすぐ行くと

   下への階段があって降りて左に行けばすぐ

   に図書館ですよ」

 

玲音「分かった……ありがとな」

 

美鈴「ふふっどういたしまして♪」

 

そうして玲音は美鈴に言われた道順で行き図書館へと向かった。

 

玲音「へぇこれまた凄ぇ量の本だな」

 

何メートル先まで続く本棚に少なからず驚いていると、

 

コア「あっ………」

 

玲音「ん?」

 

偶然に小悪魔と目があった。そして此方といってもトレイのスープを見ると、

 

コア「お食事の配膳ですか?」

 

玲音「あぁ……」

 

コア「そうですかなら此方です♪」

 

小悪魔に案内されパチュリーの元へと向かう。向かった先は広めのデスクに無数の本が塔を作りその中に眼鏡を掛けて本を読む姿が確認できた。そしてパチュリーは本を読むのを止めて隈が出来ている目で此方を見る。

 

パチ「あらもう朝食かしら?」

 

玲音「………なぁお前、目の下の隈が凄いがまさか

   徹夜してたのか?」

 

パチ「えぇそうだけど?」

 

「それが何か?」と言わんばかりの対応をしてくる。これはいずれ体を壊すなと玲音は感じた。

 

玲音「……まぁどうでも良いや…俺からしたら知っ

   たこっちゃねぇや…それと朝飯だ」

 

パチ「どうも……」

 

パチュリーそして小悪魔は朝食を受けとるとそれぞれ口にする。

 

玲音「そんじゃあな……」

 

用も済んだためここから離れようとすると、

 

パチ「ねぇ貴方……」

 

玲音「玲音でいい……」

 

パチ「そう………なら玲音、貴方はいったい誰と

   共存をしているの?見るからに凶悪であ

   るのは確かよね?」

 

そう聞かれ自分の戒めである右肩の烙印を左手で抑える。

 

玲音「お前には関係ねぇよ知りたきゃ自分で

   調べな」

 

パチ「そう……でも確かに早くに答えを聞くのは

   面白くないものね♪」

 

コア「それと玲音さん配膳ありがとうございま

   した♪」

 

玲音(ここの連中は本当に脳内お花畑かよ)

 

そう考えながら玲音は図書館から出て厨房へと向かい美鈴と食事を始めた。

 

美鈴「どうですかここの人達は♪」

 

玲音「………変に脳内お花畑だな」

 

美鈴「ちょっとそれどういう意味ですか!?」

 

間違ってはいない。何せ昨日の敵に対して変に優しすぎると言うか気持ち悪すぎる。すると厨房の扉が開き小さな幼女いやこの館の主レミリアがやってきた。

 

レミ「お疲れ様、美鈴♪」

 

美鈴「お嬢様………」

 

席から立ち上がり美鈴は頭を下げるが玲音は平然とスープを飲み続ける。

 

美鈴「ちょっ玲音さん!」

 

レミ「構わないわよ♪忠誠も何もまだ無さそう

   だし」

 

玲音「言うことを聞かせたかったらジムバッジ

   48個とクリスタル全種類持ってきな」

 

レミ「それ全作攻略しろって意味かしら?」

 

美鈴「玲音さん!!」

 

ドゴンッ!

 

そしてやはり美鈴の脳天チョップが頭に炸裂し頭から血の噴水が流れる。

 

美鈴「すみませんお嬢様!」

 

レミ「ふっふっ私は聡明だから気にしないわよ」

 

玲音「ふっ聡明(笑)」

 

レミ ( #^ω^)

 

鼻で笑いながら軽く馬鹿にする。レミリアはひたいにシワを寄せてひきつった笑顔で此方に微笑んでくるが、

 

ドゴンッ!

 

美鈴の次なるチョップはテーブルが真っ二つに折れるほどの一撃だった。これには玲音の頭から出る血も噴水どころから血の池を作っていた。

 

美鈴「すみません本当にすみません!」

 

何度も頭を下げて美鈴は謝る。

 

レミ「まぁ教育係り頑張ってね…‥それとそいつが

   途中でくたばったらそいつの血肉を使って

   私達の夕食にして頂戴」

 

玲音「ざけんなこら……」

 

すぐに炎で傷を再生させて立ち上がり服の汚れを払う。

 

レミ「ふふふっ冗談よ………それとここの連中は

   お花畑って言ってるみたいだけどそれは

   家族だから優しく出来るのよ?」

 

玲音「家族ねぇ…正直、俺はよく分からん」

 

レミ「まぁゆっくりと時間を掛けて見つけな

   さい」

 

玲音「けっ………」

 

そんなこんなで玲音の見習いとしての仕事はまだまだ続きそうなのであった。




晴明「え~と読者様、今回はありがとうござい
   ました♪他の3名そして怠惰さんがいな
   いので代理でやって来ました♪」

朱雀「それで何で私なの?」

晴明「え~と私1人だと心細いもので………」

朱雀「もう晴明ちゃんったら可愛いだから~♪」

晴明「邪な心を持つなら半径十メートル以内に
   近づかないでくれませんか変態がうつる
   ので?」

朱雀「酷い♪だけどはぁ…はぁもっと罵ってくれ
   てもいいのよ~♪」

晴明「うわぁ……何でうちの式達はこんなのしか
   居ないのかしら……蓮の式といっても鈴蘭
   以外のあの2神が羨ましいわ……」

朱雀「酷い!?…もう分かったわよそういえば
   本編で全然出なくなったけどどうしてか
   しら?」

晴明「あぁちょっと力を夢で使い果たしてまだ
   睡眠してるって感じですね蓮の中で」

朱雀「なら普通ここにいられないんじゃ?」

晴明「あぁ後書きスペースはそんなに力を使わ
   なくても行けるから楽なのよね怠惰自身
   が楽できるようにそういう設計になって
   いるのよ♪」

朱雀「成る程納得ね……ん?今、怠惰って言った
   かしら?」

晴明「えぇそう言いましたが………お知り合い
   ですか?」

朱雀「………気のせいね多分♪あの悪魔かと思った
   けど絶対に何処かでゲロって野垂れ死んで
   るだろうし♪」

晴明「えっとよく分かりませんがあっそろそろ
   時間ですねそれでは今回もありがとうご
   ざいました♪」

朱雀「それじゃまた本編をよろしくね♪」

晴明「では読者様」

朱雀「さようなら♪」


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第7話 玲音の決意

こんばんは読者様、ついに自動車免許を取るためにリアルの私は自動車学校に入学した怠惰のクソ悪魔です。リアルの私は重い腰をようやく上げました。では外伝篇をどうぞ。


玲音が紅魔館へと襲撃してから明後日の事。ダイニングスペースにはレミリア、パチュリー、小悪魔そして美鈴がいた。

 

美鈴「以上があの男がやった被害報告です」

 

レミ「そう………」

 

美鈴は玲音によってもたらされた被害をレミリアへと報告する。主に門の破壊。玄関の破壊。紅魔館を半壊。そして怪我はレミリアはそれなりに怪我をして美鈴とフランは結構痛め付けられたのか美鈴は自室で1日程眠りフランはまた部屋へと引き込もっていた。

 

美鈴「所でお嬢様………なぜあの男を始末しないの

   ですか?」

 

美鈴は聞きたかった。何故に玲音を殺さないのかと。自分もそうだがレミリアやフランそしてパチュリーや小悪魔も痛めつけたのに監禁する意味が分からなかった。するとレミリアは、

   

レミ「簡単よ♪ただ興味を持ったから♪」

 

美鈴「興味ですか?」

 

レミ「えぇ♪ねぇパチェあの男の烙印は確かに

   見たわよね?」

 

パチ「えぇあれは今から100年程前に崩壊した

   邪教徒の生け贄の烙印それも何かを呼ぶた

   めの烙印ね」

 

それを聞いた美鈴は目を見開く。生け贄となったのなら何故こうやってダークハンターとして生きているのか。

 

美鈴「ならどうしてダークハンターに………贄に

   なったのなら」

 

パチ「恐らくあの男は誰かと共存をしている」

 

美鈴「共存?」

 

パチ「えぇそうよ多分その共存した者の力を使っ

   て壊滅させたというのが正しい筈よ?まぁ

   その何なのかまでは分からないけど」

 

コア「それって炎ですよね?」

 

パチ「えぇ炎を操る事からそうと言えるわね」

 

美鈴「そんな危険って分かってるものを………」

 

炎を操る何か邪悪な者というのは分かるがそれ以上は分からない。故にそれならと思ってしまうが、

 

レミ「だからこそよ♪それが何なのかを突き止め

   たいそれにあの男の強さ気に入ったのよ♪

   フランを止めれるなら使用人候補としては

   合格だし♪」

 

美鈴「いやですが……」

 

レミ「それにあの男は殺せないのは確かだしまた

   逃げ出そうものなら仕返しするかも知れな

   いそれならいっその事で使用人として仕わ

   せれば戦力にもなるし仕事を覚えれば貴方

   の負担も減るしで良いじゃない♪それにあ

   の男、昔ここに来たばかりの東洋人とそっ

   くりだしね♪」

 

美鈴「うぅん……」

 

それを聞いて悩む。というか昔の恥ずかしい話は止めてもらいたい。

 

美鈴「分かりましたお嬢様のご意向に従います

   それでやっぱり指導は………」

 

レミ「えぇお願いね♪」

 

美鈴「はぁ分かりました………」

 

レミ「それと今日商談するからよろしくね♪」

 

美鈴「そんな急な…!?」

 

レミ「お願いね♪」

 

そうしてその3時間後に美鈴は玲音の元へと向かうのだった。

 

そして時は現在。紅魔館…吸血鬼レミリア・スカーレットを主人に妹のフランドール・スカーレット、魔女のパチュリノーレッジ、使い魔の小悪魔そしてメイド兼門番の紅 美鈴が住まうこの館に拉致という形で仕事を初めてから1年の月日が経った。

 

玲音「………スープはこんなもんか」

 

朝早くから作っているスープを一口飲み味見をする。そんなことをしていると厨房の扉が開き、

 

美鈴「あれ?玲音さんお早いですね♪」

 

朝早くから笑顔を見せながら美鈴がやって来た。

 

玲音「お前が遅いんだよ駄乳」

 

ゴン!! 

 

玲音「がっ!!」

 

美鈴「玲音さん殴りますよ?」

 

玲音「もう殴ってるだろこの暴力女!」

 

言葉よりも先に手が出てくるのは本当に勘弁してほしい。

 

美鈴「朝早くから起きていると思ったら相変

   わらず変わりませんね」

 

玲音「ほっとけ……ほらとりあえず味見を頼む」

 

美鈴「どれどれ♪」

 

スプーンを美鈴に渡し味見をさせる。そして美鈴は飲んでしばらく経つと、

 

美鈴「良い味つけですね♪これなら良いと思い

   ますよ♪」

  

玲音「ならこれで良いだろ…とりあえず吸血鬼

   達に廃線を頼む俺は魔法使いと小悪魔の

   所に行ってくるからよ」

 

スープを二皿そしてパンを幾つかおぼんに乗せて部屋からでる。

 

美鈴「……なんて…少しは変わりましたね♪」

 

と、部屋に1人残った美鈴は微笑むのだった。そんなこんなで玲音は大図書館の門を開けた。

 

玲音「お~い、いるか~、いないならおぼんごと

   ここにぶちまけるぞ~」

 

コア「いや居ますから!?」

 

慌てながら小悪魔が羽をパタパタと動かしてやってくる。

 

玲音「冗談だ…ほら♪」

 

コア「配膳ご苦労様です♪」

 

玲音「そんであいつはまた徹夜したのか?」

 

コア「いえもう体力も限界が来たのか今日は

   寝てますよ♪」

 

流石の本の虫もここまで体力は持たなかったようだ。だが丁度良い機会とも思えた。

 

玲音「なぁ俺のガンブレードを見てないか?」

 

そう自身のガンブレードの事が気になっていたのだ。美鈴に話しても教えないの一点張りレミリアも大方同じ答えが返ってくるだけパチュリーも予想ができる。なら小悪魔ならと思って聞いたのだ。

 

コア「すみません私も分からないです……」

 

玲音「そうかすまねぇな……」

 

そう言い玲音は部屋から出ていく。そんな背中を小悪魔は眺めながら、

 

コア「何でだろ一瞬、玲音さんから私達と同じ

   臭いがしたような?」

 

と、小悪魔は呟くが玲音には聞こえる筈もなかったのだった。そして廊下に出た玲音は、

 

玲音「時間をかけてゆっくりと探してくいかだけど

   なぁ…はぁどうするか」

 

そう呟き玲音はまた習慣となりつつある仕事へと戻るのだった。

 

そしてそこから更に月日は流れ半年後、玲音はベランダで喫煙をして至福の一服をしていた。だがそんな時に限って、

 

美鈴「玲音さんお掃除をしませんか?」

 

と、美鈴が掃除用具を持ってやって来る。それに対して、

 

玲音「ふぅ……もう掃除は終わらせたぞ…」

 

美鈴「へっ!?いやだって……」

 

良く見てみると窓はピカピカになっている。そして廊下の掃除も終わっていた。

 

美鈴「はっ速いですね………」

 

玲音「慣れちまえば効率化させるのも楽なもんさ」

 

美鈴「なっなら食事…はまだ大丈夫で……」

 

玲音「残ってるのはお前の趣味の花壇の手入れ

   ぐらいだぞ?」

 

それを聞くと美鈴はポンと手を叩くと、

 

美鈴「なら一服しててください♪私は花壇の

   手入れをしてくるので♪」

 

玲音「あぁ掃除用具は置いておけ片付けておく

   から」

 

美鈴「ありがとうございます♪」

 

そう言い美鈴は微笑みながら玄関へと向かっていった。そして玲音はタバコを消して美鈴が持ってきた掃除用具を手に持つと倉庫へと向かう。すると、

 

レミ「あら駄執事♪」

 

と、レミリアが笑顔で話してくる。因みに駄執事という愛称はあまりにも反抗的だったのかレミリアが勝手に付けてきたあだ名だ。

 

玲音「何かようか?」

 

レミ「いいえただ挨拶をしただけよ♪」

 

小さな体と貧相な胸でドヤる。対してカリスマもないのだが何故かカリスマがあると言い張る意味が分からないが今はほっておこう。

 

玲音「そうかい………そんじゃあな」

 

レミ「あっ後、半年よ答えを楽しみにしてるわ」

 

そう言いレミリアと玲音は別れる。そしてレミリアの言葉を玲音は考えていた。辞めて元のダークハンターを続けるか、もしくは殺してくれるように頼むかそれとも………

 

玲音「どうするかな」

 

何て事を考えているそんな時だった。

 

? 「ならこの館の住人達を全員皆殺しにする

   って案はどうかしら♪

 

と、聞きなれた声が聞こえる。自分の目の前には奴がいた。

 

玲音「…それも良いかもな……」

 

? 「あら♪それなら

 

玲音「だがてめぇの指図や案は受けねぇ消えろ」

 

悪意を含む笑みを向けてくる女を通りすぎる。本当なら殺してやりたい。

 

? 「まぁ良いわ……あっそれと貴方が探している

   物は物置部屋の掃除用具入れをいじれば見

   つけられるわよ

 

玲音「………」

 

何も言わず玲音はこの場を去り物置部屋へと向かう。そして物置部屋に美鈴が持ってきた掃除用具をしまおうとするが、

 

玲音「……………………」

 

先程奴が言っていた事が気になり掃除用具入れの奥を叩いた。

 

バチッ!

 

と、電撃が迸る。魔術の障壁で封印されているようだ。

 

玲音「そういうことか………」

 

玲音は蒼炎を腕に纏わせ奥を何度も叩く。電撃が迸ろうが炎で再生するため意味がない。そして何度も叩きまくっていると、

 

カンカンガンっ!

 

するとどうだろうか奥側が外れたかと思うそこから銀色に輝く自分のガンブレードが出てきた。

 

玲音「彼奴らこんな所に隠してやがったのか」

 

1年ぶりにガンブレードの柄に手をかける。そして実感をする。久々に握るガンブレードの重さに。

 

玲音「こいつが見つかれば………」

 

そう呟くと玲音はガンブレードを手に持つと扉を開けて廊下へと出る。そして廊下から歩いていきエントランスに来ると門を開けて外へとでる。すると外には花壇に水をやっている美鈴がいた。そして存在に気づいたのか此方を振り向いてくる。

 

美鈴「あっ玲音さんお疲れさ………!」

 

美鈴は自分の手に持つガンブレードに驚く。ガンブレードを肩に背負い美鈴を通りすぎようとすると美鈴はとおせんぼをしてくる。

 

玲音「そこどけよ?」

 

美鈴「通しませんよ玲音さん!」

 

美鈴は動こうともしてない。こんな事をしてれば誰かが来るのは明白だ。

 

玲音「そこをどけと言ってるだろ……」

 

美鈴「っ!」

 

ガンッ!

 

蒼炎を纏わせた玲音の蹴りを美鈴は受け止める。だが玲音の何万といく炎を受け止めているせいか美鈴の顔は苦悶の表情になっていた。

 

玲音「どけ!」

 

美鈴「っ!嫌です!!」

 

こんなんでは良知が明かない。ならばやることはただ1つだ。

 

玲音「でりゃぁ!!!」

 

美鈴「がはっ!!?」

 

右足を掴まれている状態だがガンブレードを地面に突き立てると支え棒にして体を浮かせ左足にも蒼炎を纏わせ美鈴の腹に直撃させる。これには耐えきれなかったのか美鈴はふっとばされ門の隣の壁に激突する。

 

玲音「……すまねぇな美鈴…」

 

美鈴「くっ…玲音さん待って……」

 

と、美鈴に言われるが玲音は考えずに紅魔館の門を出るのだった。ただ自分がつけなければならないけじめのために。




狗神「なぁ彼奴、本当に執事になるんだよな?」

怠惰「なるよ♪」

鈴蘭「う~ん不安だね」

神楽「そうですね……」

怠惰「あぁそれと明日の多分9時かな?にちょっと
   した活動報告をのせるから良ければ見に来て
   ね♪」

狗神「因みにあれをやった真意は何なんだよ?」

怠惰「それは明日のお楽しみ♪まぁでも敢えて
   ヒントを出すなら西洋文化」

鈴蘭「う~ん神道だから分からない」

狗神「封印されていたから分からん」

神楽「えっと南蛮人は多分斬ってる筈です♪」

怠惰「まぁ仕方ないか……てか最後が自棄に生々
   しいけど気にしないでおこうとりあえずは
   今回はここまで♪」

神楽「次回はあっちを投稿するので本編はお休み
   です♪」

狗神「間違わないでくれよ」

鈴蘭「それじゃ読者様!」

怠惰「また~あっあっちの後書きは怠惰さんの
   映像日記みたいな物だからよろしくね♪
   それじゃ今度こそバイバイ♪」


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第8話 家族

皆様本当にごめんなさい………怠惰のクソ悪魔です。理の神様は何を見るが従兄弟の勝手な操作により削除されてしまいました。本当にごめん


玲音は紅魔館から出て1年ぶりとなる町へと戻ってきた。

 

玲音「………紅魔館から出るのも1年ぶりになるん

   だな」

 

かれこれ拉致されて1年、本当に久々に町へと出た。こうしてみると対して町は変わってはいない。

 

玲音「さてと………」

 

玲音には行くべき場所があった。そのためその場所へと向かった。

 

玲音「相変わらずの金持ち野郎の屋敷だな」

 

そこは自分に紅魔館の住人を捕獲しろと命じたクソ野郎の屋敷だ。というかこいつが依頼しなければ拉致されなかったかもしれない。

 

? 「あらこんな所に来て何をするのかしら?

 

さっきみたいにこいつが話しかけてくる。玲音は落ち着きを払いながら、

 

玲音「今回はお前が喜びそうな事をするかもな」

 

? 「珍しいわね貴方にしては

 

玲音「ほっとけただなるとは限らないからな」

 

そうして玲音は門を開けた。すると屋敷から1人の白髪がまじった老人もとい屋敷の執事がやって来る。

 

執事「これはこれは玲音様、1年ぶりでござい

   ましょうかね?」

 

玲音「この館の主人に会わせろよ」

 

執事「かしこまりましたすぐにアポを取って

   まいります」

 

そうして執事は屋敷へと入り数十分近くなると、

 

執事「どうぞ此方でございます」

 

執事は玲音を案内を始める。そうして屋敷へと入りこの館の主人こと淫獣野郎の部屋に連れて行かれる。

 

執事「ご主人様、参りました」

 

主人「通せ」

 

その言葉と共に扉を開き入れとジェスチャーする。玲音は中へと入りソファーへと腰かける。そして主人も向かい合うようにソファーへと座った。

 

主人「1年半ぶりな訳だが依頼は達成したん

   だろうな?」

 

やはりまずはこの質問がとんでくる。自分はただこの事を伝えたくて来ただけだ。

 

玲音「依頼を破棄すると言いに来たんだが?」

 

そう依頼を破棄しに来ただけだ。基本的にダークハンターは忠誠を誓わない。だが金を貰う依頼においてはしっかりと受ける。破棄する。断り。それらを伝えるのは大切な事だ。その仕事のプライドのために抜け出して断りに来たのだ。

 

主人「………その理由は?」

 

主人は怒気を含んだ目で見てくる。その理由を述べたいがちょっと気恥ずかしい。

 

玲音「………ダークハンターは確かにやりがいは

   あっただがよ」

 

僅か1年半の事を思い返す。紅魔館の住人が自分に親切にしてくれたことを。自分のために怒ってくれたことを。笑ってくれたことを。それがこれまで冷たい、憤怒、恨みという真っ暗な見えない道を照らしてくれた光になってくれた事を。それはここまで来る道のりで考えていた事だ。

 

玲音「だから俺は今日でダークハンターを引退

   させてもらう酒場には言伝で伝えておい

   てくれや」

 

主人「そうか……はは…落ちぶれたものだな凄腕

   とは聞いていたがあれは嘘か」

 

玲音「言っておくが凄腕なんて肩書きは誰かが

   勝手につけただけだ」

 

主人「そうか…ならお前はもう役立たずだ」

 

その言葉と共に後ろの執事は銃を後頭部に当てる。

 

主人「元々、仕事だけこなせば殺す予定だった

   だがそれでも毒殺で楽に殺してやろうと

   思っただが貴様のような無能なら与える

   死はただ1つ頭ごと割れて死ね!」

 

その言葉を聞くと執事が引き金を引く。

 

バンッ!!

 

銃声がなり見事に弾丸は自分の後頭部を貫き風穴が空くとどうじにそこから血が吹き出す。

 

主人「ふんっ従っておればそんな死に方もしな

   かったのに」

 

執事「そうでございますね死体の処理を……」

 

と、執事が言おうとしたその瞬間だった。

 

玲音「いってぇな………」

 

執事「なっ!?」

 

主人「何だと!!」

 

自分は何も無かったかのように立ち上がる。勿論、空いた風穴も蒼炎で塞いで、

 

玲音「お前らよ炎ってどういう意味があるか

   知ってるか?それはよ再生と破壊だよ」

 

そう呟くと同時にガンブレードを床へと突き刺すと、

 

玲音「てめぇの地位も合わせて燃えカスとなれ!」

 

玲音は自身の蒼炎を溜め込みそして一気に解放する。

 

玲音「炎技 蒼哀火葬(そうあいかそう)

 

技名を発すると同時に、

 

ドガーーーーーーーン!!!

 

玲音がいる位置を中心部に大爆発が起こり部屋から廊下、そしてエントランスと蒼炎が包み込みそして屋敷全体を蒼炎が包み込んだ。

 

主人「熱い!熱い!!」

 

執事「がぁーーーーーーー!!」

 

主人と執事は苦しそうに蒼炎に包まれて転げ回る。

 

玲音「じゃあな……」

 

玲音はそう言い窓へと向かって勢いよく突っ込み、

 

バリンッ!!

 

と、ガラスを割って外へと出る。そして見事に着地して蒼炎に包まれた屋敷を見ながら、

 

玲音「結局こうなっちまったな」

 

? 「あらでも私はこの方が好きよ炎に包まれて

   のたうち回りながら悲鳴のハーモニーを聞

   く本当に最高ね♪

 

玲音「けっ下らね芸術だな」

 

回れ右をして歩き出す。

 

? 「玲音、何処へ行くの?」

 

玲音「新しい職場には目をつけてるからよ」

 

そうして玲音はまた歩き出すのだった。そして時間は夕方へと変わりここ紅魔館では、

 

美鈴「玲音さん………」

 

レミ「はぁ安心しなさい美鈴」

 

美鈴「だってもう……」

 

花壇で花が咲く中庭でレミリアと日傘をレミリアへと指している美鈴は立っている。それは玲音の帰りを待ってだ。

 

レミ「ふふん大丈夫よ♪」

 

と、レミリアが行っていると人影が映る。レミリアと美鈴はその人影をよく見てみると、

 

玲音「………………」

 

それは玲音だったからだ。

 

美鈴「お嬢様、傘を………」

 

レミ「行ってきなさい」

 

レミリアは傘を持つと美鈴は玲音の元へと走っていく。

 

玲音「………よっよぉただい……」

 

美鈴「この………大馬鹿者!!

 

玲音「がふっ!!!?」

 

美鈴はただ単に飛び蹴りをするためな助走をつけたのだ。それを顔面でくらった玲音の鼻は曲がり更には首に限っては180度回った。しかもそれだけでは終わらない。胸ぐらを美鈴は掴むと、上下に動かして、

 

美鈴「私を蹴り飛ばして何処へいなくなるなんて!

   心配したんですよ!!聞いてるんですか!」

 

玲音 チーーン………

 

美鈴「ってあれ?」

 

ようやく美鈴も気づいたようだ。自分の首が180度回転して首が真っ青に内出血していることに。

 

美鈴「玲音さん起きて!すぐにリジャネして

   ください!!」

 

そうして数秒間、美鈴に上下に振られながらも炎で再生した。

 

玲音「お前なぁ!!」

 

美鈴「すっすみません……って何で私が謝るんです

   か!?」

 

レミ「それはそうね…」

 

玲音「………悪かったよ……最後にけじめをつけに行

   くのに蹴り飛ばしちまってよ…許さないとは

   思うがよ………」

 

あんまり真面目に謝罪をしたことがないから少々下手くそだが謝る。

 

美鈴「良いですよ玲音さんがこうして帰ってきて

   くれたんですから♪」

 

玲音「あっあぁ……なぁ…」

 

レミ「何よ?」

 

立ち上がりレミリアに向かってある条件を話すことにした。その条件は、

 

玲音「いくらで俺を雇う?」

 

そう改めて執事としていくらで雇うのかを聞いた。レミリアは笑って、

 

レミ「3食つきで住居というか1部屋ありで

   60000円どう?」

 

玲音「良いぜそれで……なら改めてよろしくな

   お嬢」

 

レミ「様をつけなさいよ………まぁ良いわなら改め

   てようこそ紅魔館へ雨月玲音♪私達紅魔館

   の住人は貴方を歓迎するわ♪」

 

そうして玲音はダークハンターを止め紅魔館で執事として働くこととなったのだった。

 




怠惰「うわぁーーーーーーーーーーん!!」

狗神「何だ!!」

神楽「たっ怠惰様…………?」

鈴蘭「どうしたの?」

怠惰「ぐすんっ………もう1個の作品が消えたん
   だよ!!」

狗神「は?」

鈴蘭「嘘でしょ!?」

神楽「そんな…」

怠惰「従兄弟にスマホをとられたせいで………ごめん
   なさい読者様今回はここまでです………」

狗神「おっおい!」

怠惰「ではさようなら………」


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第9話 煌めく刃は血の匂い

こんばんは読者様、もう今日で1年が終わるんだなと実感している怠惰のクソ悪魔です。しがない小説ですが来年もよろしくお願い致します。では本編へどうぞ。


執事として紅魔館に仕え働くようになってから約5年ぐらいの歳月が経ったぐらいだろうか。だんだん寒い時期となってきているここ紅魔館の門では、

 

玲音「大丈夫なのかなぁ………」

 

あれから約5年で色々と変わった。仕事量は前よりも増えて忙しくなったが美鈴が教えてくれて何とか大方の仕事は出来るようになった。そして何よりも、

 

美鈴「スゥ…スゥ……」

 

玲音「おい美鈴ちゃん起きろよ」

 

パチンッ!!

 

美鈴「はうっ!?」

 

自分が執事の仕事が出来るようになったため美鈴は本来仕事の門番に専念出来るようになった。だがしばらく使用人の候補が来なかっためそして自分の教育係をしていたため毎日が忙しかったためなのか門番の仕事がその時よりもあまりにも暇すぎて時々こうしてよく寝ている。

 

美鈴「玲音さん…おはようございます……」

 

玲音「お婆ちゃんもう朝御飯食べたでしょ」

 

美鈴「まだお婆さんではないですから!?」

 

玲音「ハハハ冗談だ♪ほれ昼飯だ♪午後も頑張れ

   よ美鈴ちゃん」

 

そう言い昼食のサンドイッチとお茶を渡す。すると美鈴は、

 

美鈴「いやあのちゃん付けは………」

 

玲音「じゃあ駄乳」

 

ゴンッ!

 

美鈴「殴りますよ!」

 

玲音「いってぇ…もう殴ってるだろ………」

 

美鈴「………ふふっ昔よりも大分笑うようになり

   ましたね玲音さん♪」

 

だが一番変わったのは自分かもしれない。これは皆によく明るくなった、笑うようになった、冗談が言えるようになった、気さくになった等々と言われる。時々だが自分もそう思えるようになった。

 

玲音「うっせぇって……とりあえずまぁ居眠り

   しないように頑張れ」

 

美鈴「えぇ玲音さん…いえ玲音執事長こそ♪」

 

美鈴と別れ玲音は屋敷へと入り残りの掃除を終わらせようかと廊下を歩いていると、

 

レミ「あら駄執事♪」

 

レミリアが歩いてきた。

 

玲音「何だお嬢?」

 

レミ「だから様を付けなさいよね!」

 

相変わらずで様つけなんてするわけがない。するとレミリアは傘を差し出すと、

 

レミ「まぁ良いわ…ねぇ散歩に付き合ってよ♪」

 

玲音「悪いが掃除やらが残ってるからその後な」

 

レミ「えぇ~今、散歩したいんだけど?」

 

玲音「ダメったらダメだ」

 

すると今度は目を潤わせて下から目線してくる。普通のロリコンだったり少女大好きな奴またはお人好しならすぐに騙せるだろう。だが相手は自分だという事を忘れてはならない。

 

玲音「はぁ~………」

 

レミ「あら♪行く気に………」

 

玲音「ドッグフード………」

 

レミ「えっ?」

 

玲音「いい加減にしないと今日のお嬢の晩飯は

   ドッグフードになるが良いんだよな?」

 

レミ「げっ!?」

 

それを聞くとレミリアの顔は青くなっていく。実際、館の主は確かにレミリアだ。だがここの厨房を取り仕切りなおかつ屋敷の設備の管理をしているのはかつては美鈴だったが今は自分だ。わがまま言おう者がいるなら管理者権限で黙らせるだけだ。

 

レミ「うぅ…分かったわよ~1人で行くわよ」

 

玲音「だから少し待ってろって」

 

レミ「良いわよもう~」

 

そう言いながらレミリアは1人で散歩に出掛けていった。

 

玲音「ちっとやり過ぎたかなぁ」

 

少し職権乱用をやり過ぎたと思った。

 

玲音「仕方ない今晩はハンバーグにしてやるか」

 

ここの住人皆が大好きなハンバーグにすることを決めて玲音は掃除へと向かった。そうして数時間後、

 

玲音「ふぅ………っておいおい参ったな」

 

掃除を終わらせて厨房へと立つのだが問題が発生した。それはハンバーグを作るのに必要な玉ねぎや付け合わせのジャガイモなどが無かったのだ。

 

玲音「………時間はってもう4時か…」

 

基本的に食事を取るのは約8時ぐらい。レミリアが吸血鬼というのもあり食事はやはり遅い。そのため今から街に買い出しに出掛ければ間に合うと思った。

 

玲音「仕方ねぇいっちょ行くか!」

 

厨房をすぐに出て急いで外へとでる。すると門番をしている美鈴と目が合う。

 

美鈴「玲音さんどうかしたんですか?」

 

玲音「悪い!買い出しに行ってくる!!」

 

美鈴「そうですか気を付けてくださいね♪」

 

そうして玲音は街へと下った。だが街につく頃にはもう日が陰り始めていた。

 

玲音「えっと玉ねぎそれからジャガイモを……」

 

店屋に入って玲音はそれらを手に持つと、

 

玲音「すまねぇがこれらをくれや」

 

店員「毎度♪え~と4、6、8………えっと

   お会計は30$だ♪」

 

数を数えながら店員は紙袋に積めてそう言うと玲音は懐から金をレジに出して、

 

玲音「丁度で」

 

店員「毎度♪また来てくれよ♪」

 

紙袋を手にとって玲音は外へとでるともう日はあと少しで沈みそうになっていた。

 

玲音「やべっマジで急がねぇと!!」

 

ダッシュで玲音は街の門へと向かうのだったが、

 

玲音「…………っ」

 

この時、玲音は初めてダークハンターをしていて良かったと思えた。理由は誰かの気配をそれも感じるのも難しいぐらいに押し込まれ薄くなってはいるが純粋な殺気を感じた。それも自分の背後からだ。

 

玲音「………急に人がいなくなった?」

 

人が居なくなっていた。だがそんなのは後だ。すぐに玲音は立ち止まると、

 

玲音「無駄な事は止めろ…てめぇ何もんだよ?」

 

と、玲音が言った瞬間だった。突然自分の目の前から光る何かが飛んできた。

 

玲音「っ!!?」

 

紙袋を投げ捨ててすぐに回避して辺りを見渡すが誰もいない。すると今度はまた背後から殺気を感じた。すぐに背後を見るとまた光る物が飛んできた。

 

玲音「燃えろ!!」

 

すぐさま蒼炎でそれを溶かす。すると溶けた物はどろどろとなった。

 

玲音「さっきから姑息な手を使ってないで出て

   きたらどうだよ?」

 

その声に反応したのか、カツン…カツンと靴が地面に当たる音が鳴る。そしてその者の正体が明らかになった。

 

玲音「女?」

 

その者は銀色の髪が特徴的で年齢的には約16ぐらいの年齢。その顔や姿はまるで人形のような少女だ。身なりは真っ黒なコートに更には黒のシャツとスカートを掃いていて黒を主張するかのような服を着ていた。だがその人形みたいな少女に似つかわしくない物は2つあった。1つは手に持つそのナイフの数。1本どころではなく幾つかのナイフ所持していること。そして最後は、

 

? 「ふぅ………」

 

未成年喫煙をしている事だ。

 

玲音「………待てよ確か…」

 

この時、玲音はある噂を耳にしていた。それは全身真っ黒な服を着て無数のナイフで斬殺するといわれる殺人姫といわれる少女の事だ。

 

玲音「こいつ噂の殺人姫いやこう呼んだ方が良

   いのかな……ジャック・ザ・リッパーだ

   ったよな?」

 

? 「どちらでも構いませんよ今宵の標的は貴方

   なのですから」

 

玲音「それと煙草は二十歳になってから吸えよ」

 

と、玲音が言った瞬間に気がついた。いつの間にか自分の周囲を無数のナイフが取り囲んでいることに、

 

少女「……さようなら」

 

殺人姫が自分に向かって言った瞬間、

 

ザシュザシュザシュザシュザシュザシュザシュ

 

と、取り囲んでいるナイフが飛んできて自分の胴体を無数に刺すのだった。

 




狗神「なぁあのナイフってまさか………」

怠惰「まぁ皆さんのご想像通りのあの子だよ」

神楽「あのスタイルの良さは憧れますよね」

鈴蘭「う~ん私はこのままで良いかな♪」

怠惰「因みにあの子にはね色々な説があるん
   だよね元がハンターだったり殺し屋だ
   ったりはたまた幼い時に拾われたりみ
   たいなね」

神楽「へぇ~そんな説があるんですね」

鈴蘭「ちょっと意外だね」

狗神「あぁ……そういえば今日でもう一年が終わ
   るんだよな?」

怠惰「うん本当にこんなしがない小説ですが
   見てくださり本当にありがとうござい
   ます♪」

狗神「多分来年も投稿はすると思うからよろ
   しくな」

神楽「それではもうじき時間なので今回は
   ここまでです♪」

鈴蘭「皆さん良いお年をね♪」

狗神「そんじゃ読者様」

怠惰「よいお年を♪それではまたね♪」


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第10話 刹那の時間の殺人姫

こんばんは読者様、仮免に受かった怠惰のクソ悪魔です。まだまだ教習は続くのが最悪です。ではまぁ今回も外伝篇をどうぞ。そして次回から1週間は御休みさせていただきます。


夜の街となりガス外灯に光が灯る。そんな光に照らされ真っ赤な紅血が辺りを染める。無数のナイフによって玲音は体中を刺されサボテンのようになっていた。

 

殺姫「ふぅ…さようなら……」

 

煙草を吹かせ後ろを振り向く。だが、

 

ボワァ!!

 

突如として玲音の周りは蒼炎が包み込む。刺さっていたナイフはその炎の温度に耐えきれなかったのかどろどろに溶け柄は地面に落ちるが灰となる。

 

玲音「痛ぇな………」

 

殺姫「………あら?貴方も異常者なのね炎を使って

   るから魔法使いか何かと思ったけど体の傷

   も直るなら人間を止めた化け物ね貴方」

 

殺人姫は冷たく冷酷な眼差しで此方を見ながらそう呟く。

 

玲音「ごちゃごちゃとうるせぇ奴だ………お前あれ

   だろ?俺様強いぜ的なあれだろ?」

 

殺姫「強がりも程々に………」

 

そう呟き外灯に照らされ光る懐中時計を取り出すと一瞬で消える。消えたかと思うといきなり背後から迫ってくる。

 

玲音「っ!!」

 

すぐに避ける。だがまた居なくなる。そして今度は上からナイフの切っ先を向けて突き刺し攻撃を仕掛けてくる。

 

玲音「発火!」

 

殺姫「無駄」

 

玲音の発火は虚しく殺人姫は消えていなくなり避けられる。

 

玲音「ガンブレードがこういう時に欲しいんだけど

   なぁ!」

 

残念ながらガンブレードは紅魔館の自室だ。だからあるわけがない。そんな事を呟きながらもナイフが突如として現れ此方へと切っ先を向けて飛んでくる。

 

玲音「意味がねぇって言ってるだろ」

 

蒼炎は全てを焼き焦がしナイフは液体のように溶ける。

 

殺姫「………貴方の炎は何度あるのかしら?」

 

玲音「さぁ?お前の冷酷的な目よりも熱いのは

   確かだな………それと未成年喫煙をしてん

   じゃねぇよお前が煙草を吸うなんぞ後……

   お前年いくつだよ?」

 

殺姫「100才」

 

玲音「ならまだ青臭いガキだな断然俺の方が

   年上だ」

 

なお間違ってもないし嘘もついていない。本当に見た目だと青年だがこれでも100年以上は生きている。

 

殺姫「まぁ本当は100じゃないけどまさか本当

   に人間止めて化け物とはね…貴方……冗談は

   その炎だけにして欲しいわ」

 

玲音「化け物ね………その言葉そのまんま返して

   やるよ冷酷殺人姫」

 

お互いに睨み合う。そしてまた懐中時計を掲げると一瞬で消えた。目を瞑り瞑想する。そして、

 

玲音「右か!」

 

向かってきたナイフを避ける。更に避けた先には殺人姫が待ち伏せしている。

 

玲音「爆ぜろ!!」

 

殺姫「っ!!」

 

その避けながら何万度もの炎を発火させる。それには流石に殺人姫も消えて逃げた。だが逃げる際は必ずといってもいいぐらいに懐中時計を出していた。

 

玲音「待てよまさか彼奴の能力………」

 

このとき思った。時計それが表すのは時間だと。つまり大方の予想だと相手のトリックは時間を止める能力だと推測できた。

 

玲音「そんな相手は初めてだがガンブレードが

   ないこの状態でどこまで行けるのやら」

 

殺姫「何をごちゃごちゃと言ってるのかしら?」

 

無数のナイフが雨のように上空から降ってくる。

 

玲音「しゃらくせぇ!」

 

だがそんな物は自分の蒼い業火で燃やし尽くすだけだ。

 

玲音「さっきからやってる事がワンパターン過ぎ

   ……」

 

ザシュ!!

 

いつの間にだったのか背後を取られナイフが突き刺さっていた。しかも更にに殺人姫がナイフをグリグリと押し込んで抉ってくる。

 

玲音「ぐ………!」

 

殺姫「あら化け物の貴方も痛みを味わうのね」

 

玲音「生憎痛覚だけは消えなくてな!!」

 

炎を纏わせた拳で振り払う。殺人姫はすぐさまナイフを離しバックステップで回避した。

 

殺姫「厄介な能力………」

 

玲音「お前もな」

 

そう言いながら先程振り払った拳に握られている物を見せる。それは惑うことなき殺人姫が使っていた懐中時計だ。

 

殺姫「っ!いつの間に!」

 

玲音「今さっきだ………お前の能力は大方は時間

   を操る能力だろさっきから事あるごとに

   懐中時計を出して消えてるからなすぐに

   分かるぞ?」

 

トリックの種を明かされた殺人姫は苦虫を噛み潰したかのような顔を一瞬だけした。だがすぐにまたポーカーフェイスに戻った。

 

殺姫「えぇ……ですが貴方ごとき時間を止めず

   ともナイフだけで充分ですので」

 

そう言うと何本ものナイフを無造作に投げる。投げたナイフはあり得ない事に物量法則を無視し壁に当たると反射していき最終的に自分の元へと切っ先を向けてくる。

 

玲音「ナイフの軌道を惑わす戦法か良い手段だ

   だが…嘗められたものだなぁ」

 

その言葉と共に玲音を中心に蒼炎が舞う。向かってくるナイフは全て溶けるのだが放った蒼炎は壁から壁へと伝っていきやがて玲音を中心とした半径50メートルの道そして壁を蒼く染め上げた。

 

殺姫「これは!」

 

玲音「お前のその能力だとすぐに逃げられるから

   封じた時に使おうと思ってた大技…名前は

   あぁ~そうだヘパイストスだ……」

 

するとどうだろうか。殺人姫の持つナイフや反射していくナイフは全て熱で泥々に溶けた。しかもあまりの熱さに殺人姫は煙草を吐き出し大きく呼吸する。そして体中から発汗して汗が滝のように流れていた。

 

殺姫「くっ!!」

 

玲音「熱いだろ?この炎の全体の温度は何万と

   まで昇るがお前を限定的に苦しめるなら

   100~200度あれば充分だよな?」

 

殺姫「はぁ……はぁ………」

 

殺人姫はふらふらしていた。恐らく急激な水分不足と大量の発汗による脱水症状それが更に悪化し熱中症になったのだろう。証拠に、

 

殺姫「汚い…真似……を」

 

目がくらくらとしていて呂律が回らなくなってきていた。

 

玲音「お互い様だそれに先に仕掛けたのはお前

   だぞ殺人姫?」

 

殺姫「ぐっおの…れ……」

 

そう呟くと糸が切れた人形のようにばったりと倒れた。これを見た瞬間、

 

玲音「ぐっ!!」

 

手に持っていた殺人姫の懐中時計が眩しく光だした。そして目を押さえていると

 

町人「なっなんだこれ!」

 

町人「どうなってるの!」

 

と、急に炎は消え街に活気が戻ってくる。恐らくは殺人姫のこの懐中時計は時どころか時空を歪めていたようだ。

 

玲音「おっそろしい能力………」

 

だが玲音は気づいた。日が陰りもう夕方を過ぎていたことを。

 

玲音「うわっ!?」

 

更にもっと酷いことに、

 

憲兵「何事だ!!」

 

憲兵「貴様ら何をしている!!」

 

と、憲兵達までやって来た。

 

玲音「うっわやば……」

 

逃げようと思ったがすぐ近くに熱中症で転がる殺人姫を見る。

 

玲音「ちっあぁ~仕方ない!こいつを使ってお嬢

   達に説明するか!」

 

殺人姫をおぶると玲音はダッシュで憲兵達から逃げた。

 

憲兵「待て!!」

 

憲兵「逃がすな!!」

 

玲音「ちきしょう後でこいつ憂さ晴らしで苛め

   てやる!」

 

そうして玲音は結局夕飯のおかずは手に入れられず代わりに殺人姫を連れて帰ることとなったのだった。




狗神「そんじゃ今回もありがとうな」

鈴蘭「ありがとうね♪」

神楽「ありがとうございました♪」

怠惰「で、え~とまぁ前回の本編でも言った通り
   明日から来週の月曜日まで投稿はしません
   のでご了承をお願いします」

狗神「だがあっちの消えた小説は投稿するらしい
   からそっちをよろしくな………」

鈴蘭「1週間ぐらい待たせちゃうけどごめんね」

神楽「また1週間後には投稿を開始しますので
   お願い致します」

怠惰「え~とそれじゃ終わろうか」

狗神「だなそれじゃ今回もありがとうな♪」

鈴蘭「また再来週に会おうね読者様♪」

神楽「それではまた1週間後に♪」

怠惰「そんじゃバイバイ♪」


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第11話 新しい使用人?

こんにちは読者様、手直しと平行して久々にグリムノーツのガチャを引いたらフェス限のキャラを手に入れてログイン勢からプレイ勢になった怠惰のクソ悪魔です。ついでに欲しかったキャラ達でした。まぁそれはさておき本編へどうぞ。


日が陰った夜空。そんな所を玲音は歩いていた。

 

玲音「はぁ…はぁ……こいつ意外に重ぇ」

 

殺姫「うぅ………」

 

熱中症でぶっ倒した殺人姫をおぶりながら憲兵達からの追跡を逃れていた。本当ならもう今頃は今晩のメニューが出来ていた筈だ。

 

玲音「はぁ……マジで晩飯どうするかなぁいっそ

   彼奴らにはドッグフードで我慢してもら

   おうか」

 

昼間のレミリアの反応が面白かったため全員にこの悪戯を吹っ掛けてみたいと思っていた。だがやると美鈴のお仕置きチョップをくらいそうなため止めておこうとも思った。

 

玲音「こう見ると寝顔?は可愛いんだけどなぁ」

 

と、おぶられ寝ている殺人姫に呟いていると紅魔館の門が見えてくる。しかも美鈴が腕を組んで立っていた。

 

玲音「お~い美鈴ちゃん~」

 

美鈴「あっ玲音さん!遅いですよ一体何し……

   ってどうしたんですか!?」

 

後ろにおぶっている殺人姫を見て驚く。無理もないだろう。

 

玲音「冗談を言う暇もなくてなこいつ今…熱中症

   で命の危機なんだよ!」

 

美鈴「えぇ!?そっそれならすぐ此方へ!」

 

美鈴は門を急いで開けると玲音と共に紅魔館へと急いで入るのだった。そして数分後、玲音は事情を説明してレミリアとパチュリーの指導のもと紅魔館の一室のベッドに殺人姫を寝かす。

 

パチ「氷を置いてと……これで何とか大丈夫ね」

 

レミ「にしても手加減ないわねぇ」

 

玲音「おいおい流石の俺でもこいつ倒すのに何度

   死んだか数えられねぇよ」

 

実際本当に何度刺し殺されたか数えられない。しかも時を操れる時点でとんだチート娘だ。

 

パチ「でも…もし貴方がガンブレード持っていたら

   確実にこの子は死んでたわよ?」

 

レミ「えぇ不死身と時間人間が戦ったらねぇ?」

 

玲音「お前ら散々言うなぁ……」

 

とりあえずこの2人の晩飯はドッグフードにしてやろうかと考えた。

 

美鈴「まぁですがお互いに生きていたので万々歳

   じゃないですか………」

 

玲音「よし美鈴の晩飯はハンバーグにしてやろう」

 

美鈴「何の話ですか!?」

 

何って夕飯の話に決まっているだろう。すると美鈴のツッコミが大きすぎたのか、

 

殺姫「うっうぅん……頭いたぁ……」

 

ゆっくりとだが殺人姫が起きてきた。

 

玲音「よっ♪」

 

殺姫「え……はっ!」

 

殺人姫は即座に起き上がりナイフと時計を構えようとするが、

 

殺姫「あれ!?」

 

玲音「ついでに武装は解除してある」

 

殺姫「こい………っ!!」

 

まだ本調子ではないのかまた倒れそうになる。

 

レミ「おっと寝てなきゃダメよ」

 

レミリアは殺人姫をベッドに寝かしつけ氷が入った袋を凸に乗せる。

 

殺姫「………貴女達どうせ憲兵達にでも私をつき

   出すんでしょ私の首には懸賞金がかけら

   れてるもの」

 

玲音「そしたら今頃、俺はお前を置いていってる」

 

殺姫「じゃ何で連れてきたのよ」

 

玲音「何で連れてきたか?えぇ~と…あぁ~……

   待て…5分待て……」

 

何故連れてきたのか。お嬢達に説明するために連れてきた。だからぶっちゃけた話それ以上は考えてなかった。そして5分も経たないで、

 

玲音「全然、考えてなかったな」

 

殺姫「理由も無しに連れてこられたの……」

 

パチ「うわぁ流石ね駄執事」

 

美鈴「玲音さんそれは無計画すぎますよ」

 

レミ「やっぱり駄執事は駄執事ね」

 

この時もうこいつらの晩飯はドッグフードだと生ぬるい。そこいらの獣の骨1本にしてやろうかと考えた。

 

玲音「だがお嬢どうせお前さんの事だからこの

   中だと特に興味を持つだろどうせ」

 

レミ「えぇ♪時間を操れる何て興味を示さない事

   が可笑しいわよ♪」

 

レミリアは目を煌々と輝かせる。元々レミリア・スカーレットは自分の家族は大切にする一面ともう1つの一面はコレクターである事だ。珍しいも物を見かけるとすぐに買いたいと駄々を捏ね何が何でも手にしようとする吸血鬼だ。そのお陰でこうして執事をしている訳だが。

 

殺姫「………何よ?」

 

玲音「はぁ…まぁ言うがよお嬢はお前さんをスカ

   ウトしたいだとよえ~と役職は?」

 

後ろを降り向いてレミリアに聞くと、

 

レミ「そうね…メイドで♪」

 

玲音「役職はメイドだそうだ」

 

殺姫「はっ?」

 

殺人姫の顔がふざけるなと言わんばかりに目が細くなる。もし熱中症でなかったら確実に殺られるだろう。

 

レミ「そういえば貴女の名前は?」

 

殺姫「………名前なんてない」

 

玲音「へぇ~てことお前さん俺や美鈴と同じで

   孤児か」

 

殺姫「お前らと一緒にするな!!っ……」

 

孤児と言った瞬間酷く興奮していた。こういったことで興奮するのは家庭の事情を見ていた子の反応だ。

 

玲音「なぁお前さんまさか捨て子か?」

 

殺姫「だったら何が悪い………お前らと私は違う!

   私は薄汚いとごみ溜めの中を必死に生きて

   きたのよお前らみたいに幸せは顔をしてい

   る奴らとは違って!」

 

それだったらお前の方が充分ましだ。こっちは昔にイカれた奴等に殺されかけてるんだから。

 

玲音「う~ん………俺って幸せか?」

 

美鈴「今はそうでもないですが昔はえ~と何とも

   言えませんね」(;^∀^)

 

パチ「私は敢えて言わないわよ?」

 

レミ「まぁ私は幸せだけどね♪」

 

殺姫「っ!!」

 

殺人姫は特にレミリアを睨む。その表情はとにかく殺してやりたいといった表情で。

 

レミ「だけどね幸せか幸せじゃないのかは人や妖

   怪それぞれの価値観よ?貴女は一番の不幸

   者だって思うならその考えは止めなさいこ

   っちの駄執事なんて親の顔も分からないし 

   なおかつずっと天涯孤独だった今は不死身

   だけど昔に殺されかけてるし不死身になっ

   た後は自殺するために死地を探していたぐ

   らいなんだから?」

 

悪気があって言ってるわけでは無いのだろうが人の不幸話や黒歴史を話すのは本当に止めて欲しい。だが殺人姫は先程よりも静かになった。

 

殺姫「…………」

 

レミ「そんなに不幸だと思うなら舌を噛んででも

   死になさいそうすればもう苦しい思いをし

   なくて済むんだからそれに貴方の死肉は私

   達の晩御飯にでもなるんだしね………あら?

   それを考えてみると貴女、私の役にたった

   じゃない晩御飯としてだけどね♪」

 

この目の前にいる少女は死ぬことはない。まず死ぬと言う選択肢は断じてないのだから。死ぬ勇気があるならもう死んでいる筈。なおかつごみ溜めというのは路地裏の治安が悪いところを指すのだろう。死を知らない者がそこに行こうものなら死の恐怖を知ることとなってしまい死にたくないと強く願うようになってしまう。それぐらいの危険地帯なのだ。そこを生きてきたというなら死ぬ選択肢はない筈だ。

 

殺姫「くっ………」

 

脳裏を過ったのだろう。強気だった殺人姫の顔は恐怖で青くなっていた。すると、

 

レミ「だけど安心なさい♪貴女が死を恐れる1人

   が怖いなら私達が味方いえ家族の一員とし

   て接してあげるから♪」

 

殺姫「うっうぅ………」

 

レミリアは自分の小さな胸で殺人姫の顔を沈め優しく抱きつく。殺人姫のすすり泣く声が聞こえてくる。落とすだけ落として拾い上げるという戦法はこういった悲しみや寂しさを持つ奴にはとても有効だ。証拠に殺人姫はもうレミリアの手の上で踊っていた。そして数分経つ頃には、

 

殺姫「すぅ……」

 

寝息をたてていた。緊張から解放されたのか安らかに眠りだした。

 

レミ「ふふっ可愛いげがあるわねぇ♪どっかの

   誰かさんと違ってね♪」

 

玲音「はんっ…飯を用意してくる……」

 

レミ「あら♪丁度お腹が減ってたのよ♪」

 

パチ「駄執事、今日の晩御飯は何?」

 

と、晩御飯を聞いてくる。それに対して玲音が言った答えは、

 

玲音「あぁ……お前ら全員ドッグフードで我慢な?

   俺は1人で肉を食うけどな♪」

 

全員「ふざけるな!!」

 

やはり批判が飛んでくる。レミリアは真っ赤に輝く槍をパチュリーは魔道書を開き美鈴はすぐ殴れるように構える。

 

玲音「まぁ冗談だよ♪今日は付け合わせなないが

   ハンバーグだよ」

 

と、お茶目を言いつつ微笑むのだった。

 




怠惰「はいはい今回もありがとうございました」

狗神「怠惰…そういえばゲームで勝負してなか
   ったよな?」

鈴蘭「そういえばそうだね」

神楽「えっと今…しても?」

怠惰「あぁ良いよ♪ならシャドバで良いよね?」

狗神「あぁ上等だ!ネクロの力を見せてやる」

鈴蘭「エルフいきます!」

神楽「私は新デッキのネメシスで!」

怠惰「良いぜ来なよ!」

ゲームすること1時間後………

悪魔「脆弱なる者共め!!」

鈴蘭「っぐ!!」

悪魔「チェック!」

神楽「がはっ!?」

狗神「お前ら!」

怠惰「終わりだよやれ俺の分身!」

分身「くれてあげるわ」

狗神「がぁーー!?」

怠惰「何だよもう終わりかよ?」

狗神「つっつぇ………」

鈴蘭「キューーー…………」

神楽「本当に容赦ないですね………」

怠惰「まぁヴァンパイアでの戦闘は犠牲は付き
   物だよ♪おっとそろそろ時間だそれでは
   読者様こんな感じだけど今回はここまで」

鈴蘭「また次の投稿もよろしくね………」

狗神「そんじゃあな読者様」

神楽「それでは………」

怠惰「バイバイ♪」


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第12話 殺人メイド

こんばんは読者様、もうじき学校が終わる怠惰のクソ悪魔です。もう終わるのか早いな……おっと失礼しました。では本編へどうぞ。


殺人姫が来て2日後の夕暮れの黄昏時の事。紅魔館の廊下には玲音と熱中症から回復した殺人姫がいた。しかも殺人姫の服装が、

 

殺姫「ねぇ私の服は?」

 

玲音「クリーニング中…とりあえずそのメイド服を

   着とけ」

 

そうメイド服だ。青いベストに白シャツそして青いフリルのスカートといった青を基調としたメイド服だ。

 

玲音「そんじゃまぁほらこれ」

 

そう言いながらバケツと雑巾を渡す。因みに何故こんな事をしているかそれはこの目の前の殺人姫に仕事の教育するためだ。そして殺人姫はそれを受けとると、

 

殺姫「これで貴方の心もしくは社会の窓を拭け

   と?」

 

玲音「何でそうなる窓拭きだほらやるぞ」

 

そうして玲音は窓の掃除を始める。それをジーと殺人姫は眺め数分すると自分が掃除している所ではなく隣の窓の窓拭きをやり始める。

 

玲音「ふふっ♪」

 

そうして数分後……

 

玲音「へぇ初めてにしては上出来だな♪」

 

殺姫「はぁ…はぁ……」

 

殺人姫がやった窓はとても綺麗に磨かれていた。当時の自分は怠けることしか考えていなかったためいい加減にやっていたがこの子は違った。

 

玲音「そんじゃ続けて窓掃除するぞ」

 

殺姫「まだあるのね」

 

玲音「あぁまだあるぞ♪」

 

そうして殺人姫と共に窓掃除に励む。そして一時間後、

 

殺姫「はぁ…はぁ……」

 

玲音「そんなんで息切れとか笑えるぞ?」

 

殺姫「うるさいわよ………」

 

まずはこの空間に慣れさせるためにもここでぶっ倒れても困る。そのため、

 

玲音「よし休憩するか♪」

 

殺姫「そう………えっ?」

 

玲音「だから休憩だよ行くぞ♪」

 

殺人姫と共に厨房へと向かうのだった。

 

玲音「ほらとりあえず座ってなお茶を用意する

   からよ」

 

そう言うと殺人姫は椅子に座る。そして玲音は紅茶を作り持っていくと、

 

玲音「おいおい待て待てっ!」

 

殺人姫からある物を取り上げる。それは未成年は絶対に吸ってはならない煙草だ。

 

殺姫「私のタバコよ!返してちょうだい!」

 

玲音「未成年がタバコ吸うとか10年早いんだよ!

   ったく………」

 

そう言うと殺人姫から取り上げたタバコを出して口に咥え、

 

パッチン!

 

指パッチンで火をつけ喫煙を開始する。

 

玲音「ふぅ………デビルか良い趣味してるな」

 

タバコの銘柄を言い褒めるが殺人姫は不機嫌になっていた。

 

玲音「こんなんで不機嫌になるなよ……」

 

ポットからカップに紅茶を注ぎ殺人姫に寄せる。殺人姫は紅茶を飲みながら、

 

殺姫「ねぇ煙草を取り上げて吸ってるけどここ喫煙

   は出来るの?」

 

玲音「ん?そんなもん出来るわ………」

 

ドゴンッ!!

 

突然だった。誰かに不意打ちで鈍器のような物をくらい頭から血が吹き出てテーブルに突っ伏す。

 

美鈴「玲音さんここは禁煙と言ってますよね?」

 

何故ここに門番の仕事をしている筈の美鈴がいるんだ。

 

殺姫「えっとあの………門番の仕事は………」

 

美鈴「えっあぁ喉が乾いたのでお水を飲みに来たん

   ですよ♪」

 

玲音「つつつ………次から隠れてしっかり吸わないと

   駄目だな……」

 

美鈴「いや吸わないでくださいそれと貴女は絶対

   に吸っては駄目ですよじゃないと大きくな

   れなくなりますよ?」

 

と、タプンと揺らしながら言う。

 

殺姫 (-_-#)

 

殺人姫は何故だか凄く悔しそうだ。しかも自分の胸を頑張ってぐぐっと寄せていた。

 

美鈴「とりあえずお水を頂きますねそして玲音さん

   煙草を消してください」

 

そう言い美鈴は蛇口へと向かった。仕方なく煙草を消して吸うのを止める。

 

玲音「全くせっかくの一服時なのによ」

 

殺姫「良いでしょう…煙草は止めてあげますよ!

   そして絶対に勝ってみせます!」

 

殺人姫は大きく叫んだ。何に勝つのかはよく分からないが煙草は止めるようだ。

 

玲音「よく分からんが煙草を止めてくれるならまぁ

   いいや」

 

椅子から立ち上がり肩を回しながら、

 

玲音「さてと次は部屋1つ1つの掃除をするぞ」

 

殺姫「また手間がかかりそうね………」

 

玲音「良いからやるぞ♪」

 

そうして紅魔館の掃除を再開するのだった。そして更に時刻は過ぎて夜へと変わる。掃除を終えた玲音は晩飯の準備をしていた。

 

玲音「よし♪」

 

シチューが出来上がり更に盛っていく。そしてそれを椅子に座って休憩している殺人姫が見る。

 

玲音「よっと…ほら配膳を手伝ってくれ♪」

 

殺姫「………何処に運ぶのよ?」

 

玲音「あぁ確か今日は食堂で食事だったな階段を

   右に行って三部屋先の部屋だ♪」

 

殺姫「分かったわ」

 

ワゴン車にシチューが盛られた皿をのせる。玲音は1枚だけお盆に乗せそこにパン数切れとゼリーを乗せる。

 

殺姫「あら何で貴方………」

 

玲音「これはちょっと引きこもってる子になとりあ

   えず任せるよ」

 

そう言い玲音はある場所へと向かうのだった。そこは地下室へと続く道だ。

 

玲音「はぁ………」

 

階段を下り玲音はその先にある思い鉄の扉を開ける。そこには破れた熊のぬいぐるみ。他にもボロボロとなった壁それはもう悲惨な光景だった。

 

玲音「フラン飯、置いておくぞ」

 

そう言うとベッドからフランが起き出す。

 

フラ「あれ……玲音お兄…ちゃん?」

 

玲音「じゃあな」

 

扉を閉め玲音は地上へと続く階段を昇る。そして廊下へと出ると玲音はまっすぐ食堂へと向かった。食堂につくと皆が楽しく喋りながら食事をしていた。

 

玲音「よぉ遅くなった」

 

レミ「あら駄執事……フランの配膳…ありがとうね」

 

玲音「気にすることはないそんでなに話してんだ?」

 

レミ「あぁそれはね♪」

 

レミリアは殺人姫を指差して、

 

レミ「あの子に名前をつけてあげようかと思って」

 

どうやら殺人姫に名前をつけるようだ。そのために悩んでいるみたいだ。

 

殺姫「別に名前なんて………」

 

玲音「分かってねぇな無いと不便だろ?」

 

殺人「…………………」

 

殺人姫は黙ってしまった。事実その通りすがりだと思っていたのだろう。

 

パチ「名前………」

 

コア「う~ん思いつきませんね」

 

美鈴「個人的には漢字はいれたいですね♪」

 

レミ「ふむ………今日は十六夜の月だったわよねなら

   性は十六夜にして名前は……」

 

玲音「それなら吸血鬼を表す夜は付けそして夜が咲

   くから十六夜咲夜で良いだろ?」

 

それを聞くとみんなはキョトンとした顔になる。

 

玲音「なっ何だよ?」

 

パチ「いや駄執事にしては良い名前を考えるわね

   って」

 

美鈴「えぇ凄く思いました」

 

コア「え~とその私もです………」

 

何とも失礼なやつらだ。それぐらいなら出来る。そしてレミリアはクスクスと笑って、

 

レミ「それで貴女はその名前で良いの?」

 

殺姫「構いませんよ…それに中々センスはあるので」

 

レミ「なら改めてようこそ紅魔館へ十六夜咲夜♪」

 

そうして殺人姫に十六夜咲夜という名前が命名されたのだった。

 




狗神「久々だな怠惰」

怠惰「だね♪」

神楽「こうしてまた紅魔館に住人が1人って
   感じですね」

鈴蘭「ねぇ怠惰…前よりやつれたね」

怠惰「まぁ学年末だったりバイトが入ったりで
   やる事が多いからね」

狗神「何か忙しそうだなお前も」

怠惰「本当に1月に入ってからが忙しくてしょう
   がないよね」

神楽「お疲れ様です」

鈴蘭「うん…お疲れ……」

怠惰「はぁ静かにゲームしたいな………おっとそろ
   そろ時間だねそれでは今回はここまで」

狗神「後これ何話続くんだ?」

怠惰「まぁ後…4話ぐらいで終わるかな」

鈴蘭「長いけど末長くよろしくね♪」

神楽「それでは読者様」

怠惰「またね♪」


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第13話 時は経つ

こんばんは読者様、怠惰のクソ悪魔です。そして1つ前回はこちらの投稿の筈が本編を投稿してしまい申し訳ありませんでした。それではどうぞ。


十六夜咲夜が屋敷のメイドとなってから速くも2年が経過した。そんな昼の紅魔館のベランダでは影に入るようにレミリアは椅子に座り昼食を食べ終えて紅茶を飲んでいる所を玲音は見ていた。

 

レミ「う~ん♪力強くそれでいてほのかなこの

   味わい………美味しいわこれはアッサムで

   良いのよね?」

 

玲音「あぁ咲夜に紅茶の入れ方のテストをさせ

   た結果がこれだがお嬢が気に入ったなら

   合格だな」

 

レミ「えぇとても気に入ったわ♪」

 

微笑み喜びながらレミリアは紅茶を飲む。そして空を見るともう太陽が真上に来ていた。

 

玲音「おっとそろそろ掃除の続きしないとな

   飲み終わったなら片付けるぞ?」

 

レミ「えぇ構わないわ♪」

 

紅茶を飲み終えたレミリアから茶器や食器を貰いおぼんに乗せる。

 

玲音「そんじゃ日差しには気を付けろよ」

 

レミ「勿論よ」

 

そう注意し皿を持って厨房へと向かう。そして厨房では、

 

咲夜「あら玲音?」

 

厨房で掃除をしている咲夜の姿があった。最初ここに来た時よりも少し明るくなりちょくちょくと話すようになった。それだけではなくあの日、禁煙すると宣言した日から1度も喫煙していないという驚きだ。自分だったら禁煙は恐らく出来ず誘惑に負けて吸ってしまうが彼女は吸わなくなったのはとても意思が固いと思った。

 

玲音「おっす食器の片付けしたいが良いか?」

 

咲夜「えぇ構わないわよ」

 

玲音「なら遠慮なく」

 

水を出し皿や茶器を洗う。すると咲夜は何を思ったのか、

 

咲夜「玲音………」

 

玲音「ん?何だ……どうしたそんな畏まって?」

 

咲夜「えっと………ここに連れてきてくれてあり

   がとう」

 

と、突然だった。咲夜がありがとうとお礼を言ってきた。というか連れてきたのが何故ありがとうなのだろうか。

 

玲音「連れてきた事に感謝されてもな」

 

咲夜「それでもよ………もし貴方が私を連れてきて

   くれなかったら今頃はお嬢様にも出会えな

   かった…だから」

 

玲音「……なぁ咲夜…あんまり聞くのは野暮とは

   思うんだがよ………お前の過去に何があっ

   たんだ?」

 

咲夜「…そう…ね…なら教えてあげるわ代わりに

   貴方の話も聞かせて?」

 

玲音「無論だ」

 

咲夜「そうなら話すわ」

 

そうして咲夜は切り詰めた表情で自身の過去を話し出した。

 

咲夜「私はかつて変哲もないただの少女だった

   両親もいて温かい我が家もあってそこで

   なに不自由なく育った……ただ…この能力

   に目覚めるまでは」

 

玲音「その能力が目覚めたから何なんだよ?」

 

咲夜「この能力を初めて開花させ確認し認識

   したのはこの懐中時計を見つけた時だ

   ったわ懐中時計を握ったその時に世界

   のありとあらゆるものが停止した私は

   怖くなって両親に相談しそして証拠と

   して時間を止めてあった物を隠したり

   そして場所を移したりと証拠を見せた

   でもそれが仇になった………」

 

咲夜は苦悶に満ちた顔で更に続きを話す。

 

咲夜「それが化け物または怪物と言われて捨

   てられる原因となった」

 

玲音「成る程な………そんでその後は大方だが

   路頭に迷いつつも生きるために裏路地

   で成りを潜めて生きていたって所か?」

 

咲夜「えぇ…そしてそんなある日だったわ偶然

   にも私は表通りと裏通りとを繋ぐ通路で

   ある光景を目にしたわ…それこそが家族

   が仲良く手を繋いで歩く姿………その姿を

   見てから先の事は覚えていないけど気が

   ついたらその家族は倒れていて血の池を

   作っていたそして私の手には血のついた

   ナイフが握られていたその時の私は自分

   で言うのもあれだけど…とち狂っていた

   わね………今こうして考えるともう殺すの

   が堪らなくそして楽しくなってしまった

   それが殺人姫が誕生した瞬間よ」

 

咲夜の話しは結構なぐらいにおどろおどろしかった。だが咲夜と自分には共通点があった。それは快楽のために生物を殺したという事。それはお互いの共通点だ。

 

咲夜「今こうして思うと私はただ寂しかった

   からなのかしらね………この世を憎んだ

   この世に絶望したそんな時もあった…‥

   けど今は貴方やお嬢様やパチュリー様

   や妹様に小悪魔そして美鈴がいるから

   寂しくもないしとても満足してるわ」

 

玲音「それは良かったよ………」

 

咲夜「さてと私は話したわ…だから玲音……今度は

   貴方の話を聞かせて…‥お嬢様やパチュリー

   様の話だと私よりも酷いって聞いたけど」

 

頭を掻きながらどういう風に話すかと考えながら話を始めることにした。

 

玲音「まぁ俺は気づいたら1人‥…だった親なんぞ

   いねぇしずっと天涯孤独だった………だがな

   俺が幼少気にいた場所はお前がいた路地裏

   何かよりもっと酷い………毎日が悲鳴や懺悔

   中には発狂している奴もいた抜け出そうに

   も鉄格子やらで閉じ込められ逃げる事さえ

   叶わなかった牢獄の世界だよ」

 

咲夜「えっ………」

 

玲音「正直な俺はお前が羨ましい………少ない 

   時間だったとはいえ親といれて静かで

   自由に生きれてよ………」

 

咲夜「貴方はいったい何でそんな所に………

   それでどうやって抜け出したのよ?」

 

と、言われても今こうして考えてみるとあまり覚えてはいない。ただあの時に彼奴が、○○○○(ピーーー)が声をかけなければここには居なかった。この世を生きれなかった。それは事実だ。だがそれは言いたくはない。彼奴の存在は知られてはならない。何せ彼奴の名前を知れば皆は不幸になるのだから。

 

玲音「その牢獄で大火事が起きたまぁ俺が引き

   起こしたんだけどなそれでそこにいた愚

   か者共を全員始末して逃げたって所だ」

 

咲夜「そんな感じだったのね………」

 

と、そんな事を言っていると気がつく。もう太陽が真上ではなく西に向かっていくのを、

 

玲音「やべっ!掃除が咲夜!」

 

咲夜「えぇっ!」

 

と、2人は残りの仕事を片付けるために奮闘を開始するのだった。

 

 

 




怠惰「投稿をミスりましたぁ~」

狗神「こいつは…………」

鈴蘭「まったく怠惰くんは………」

神楽「まぁまぁ日曜日と月曜日が変わった
   だけですから」

鈴蘭「そうだけどねぇ」

狗神「お前は何度ミスするんだ?」

怠惰「さぁ?」

狗神 (#ー∀ー)

神楽「いっ狗神さん落ち着いて」

怠惰「まぁはい反省はしてます本当にすいません
   でした」m(_ _)m

狗神「たく………おっととりあえず今回はここまで
   な読者様」

鈴蘭「また次回もよろしくね読者様♪」

神楽「それではまた次回♪」

怠惰「それでは♪」


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第14話 悲しき悪徳

こんばんは読者様、先程にモンストでラグナロクを倒しキャラをゲットをしそしてそいつから手に入ったオーブでFFコラボキャラであるライトニングを引き当てた怠惰のクソ悪魔です。どっちも欲しかったから本当に嬉しい。ではでは外伝篇をどうぞ。


咲夜が来てから速くも4年が経過した。そんなある日の事。

 

玲音「さてと朝食……」

 

朝食を作ろうと玲音は厨房へと向かうのだが、

 

咲夜「あら玲音おはよう♪」

 

玲音「おう…おはよう……ってもう飯を作った

   のか?」

 

咲夜「えぇ♪」

 

もう朝食が出来ていた。ここだけの話だが咲夜は時間を止めれるため1人で全ての作業を終わらせれてしまうのだ。おかげで自分の出る幕がない。

 

咲夜「ねぇ味見お願いできる?」

 

玲音「ん?あぁ………」

 

咲夜から味見を頼まれ味見をする。味も完璧なレベルだった。

 

玲音「うん良いんじゃないか?」

 

咲夜「そう良かったわ♪なら運ぶわね」

 

玲音「あぁならフランの所には俺が行くから

   お嬢とかを起こしてくれ」

 

咲夜「えぇ」

 

そうして咲夜は一瞬で消えた。そして自分は料理を盛り付けてフランドールのいる地下室へと向かうのだが、

 

? 「あらあら……仕事を取られちゃったわね~

 

そこにはニタリと君の悪い笑顔で微笑むがいた。無視して通ろうとすると、

 

? 「相変わらず無価値ね……玲音

 

玲音「っ!黙れ!」

 

顔面に向かって蹴りをするが空をきったかのようにすり抜けてしまう。

 

? 「私は殺せない貴方がいる限りずっとね

 

玲音「いい加減に消えろ!」

 

? 「まぁ良いわ…だけどもう貴方は……

 

玲音「消えろ!!」

 

強く叫ぶと笑いながら消えていった。

 

玲音「はぁ…はぁ……ふぅ~はぁ……」

 

改めて深呼吸をしてフランのいる地下室へと向かう。

 

玲音「フラン……食事を持った来たぞ…」

 

扉を開けて食事を置く。すると、

 

フラ「玲音お兄ちゃん見て見て♪」

 

熊のぬいぐるみを持ったフランが楽しそうに近寄ってきた。今日は落ち着いてはいるみたいだ。

 

玲音「可愛いな♪」

 

フラ「うん♪」

 

フランの頭を撫でる。こうして見てみると時々だが昔の自分との面影を重ねてしまう。暗く閉められたこの部屋の中にいた自分と。

 

玲音「さてと俺は行くから」

 

フラ「う…うんバイバイ玲音お兄ちゃん……」

 

そうして地下室から出てまた上へと上がる。すると、

 

? 「可愛いわねあの子♪

 

玲音「またか……消えろと言ったよな?」

 

? 「えぇ言ったわだけどもうつまらないのよね

   ずっと貴方を見てきたけど刺激がないわ

 

玲音「なに?」

 

これまで付きまとってきたこいつから突然の言葉が出た。その時だった。

 

咲夜「玲音ここにいたのね遅いわよ」

 

と、いいながら咲夜が近寄ってきた。

 

? 「そうだあの子をズタボロにしてボロ頭巾

   みたいにしたら楽しそうね♪

 

玲音「っやめろ!!」

 

咲夜「れっ玲音!?」

 

玲音「はっ!」

 

忘れていた。こいつは咲夜は勿論だが自分以外には見えないそして声も聞こえないことをすると奴は咲夜の背後へと移動すると、

 

? 「この綺麗な顔を焦がしたくなっちゃうわ

 

玲音「なっ………」

 

咲夜「玲音どうしたのさっきから?」

 

咲夜は分からないかもしれない。が咲夜の頬を手で撫でていた。すぐに咲夜の手を引っ張りこちらへと寄せる。

 

咲夜「きゃっ!?」

 

玲音「いい加減にしろ消えろ!」

 

? 「まぁ良いわ…それと玲音もう時間切れよ

   くふふふ……

 

不気味に笑いながら消えていった。そして玲音は咲夜を離すと、

 

玲音「………すまない飯はお前らだけで食ってくれ」

 

咲夜「えっ玲音!」

 

こんなにも彼奴が反抗してきたのは初めてだった。もう自分でも訳が分からなくなってきていた。そんな自分を咲夜は何処か悲しそうな目で見送るのだった。

 

玲音「ちっ…あぁーー!!」

 

ゴンッ!

 

廊下の壁を殴る。もどかしさイラつきそれが折り混じり合う。それはまるで自分がいてはいけない。自分は役立たず。自分は無価値と頭で言葉が反響する。

 

玲音「俺は……無価値じゃ…」

 

? 「いいえ貴方は無価値よ私だけが貴方を知

   ってるもの♪冷酷で残忍で血も涙もまた

   は人を止めた貴方を受け止めれるのは私

   だけよ玲音♪

 

またが出てくる。こんなにも出てくるのは初めてだった。

 

玲音「黙れ!うっ……」

 

? 「もう私に身を委ねれば良いのよもう何も

   感じなくなるわ

 

悪徳へと導こうがためにの言葉が頭の中で反響して頭が痛くなってくる。すると、

 

レミ「あっいたいた!駄執事あんた朝食に参加しな

   いってどういう……」

 

玲音「おっお嬢!来る…ぐぅ!ぐわぁぁ!!」

 

レミ「えっ!?」

 

その時だった。玲音中心にの蒼炎が館を侵食していく。そしてようやくレミリアにも見えた。玲音の背後でねじれ曲がる角を生やし自分や小悪魔よりも大きな翼を生やすがニタリと笑いながら玲音の肩に手を置いていたのを。

 

? 「さぁ殺して殺して燃やしましょう!それ

   こそが貴方の生きる本当の意味よ玲音

 

レミ「ちょっと!あんたいったい!」

 

と、レミリアが言うと同時に無意識だった。自分はレミリアに向かって青い火玉を放出していた。

 

レミ「きゃっ!!」

 

それをレミリアはギリギリで回避した。

 

玲音「なっ…何だ…これ………ぐぅわぁー!!」

 

頭痛という苦しさのあまり自分は更に蒼炎を放出する。そして、

 

ドゴーーン!!

 

廊下は崩れていき下へと落ちていく。

 

レミ「くっ!」

 

レミリアは翼を羽ばたかせ空を飛ぶ。そして落ちた先はエントランスだった。

 

レミ「やってくれたわね!」

 

少し焦げたのか煤を拭いながらレミリアは自分とこいつを見てくる。更にこの騒ぎを聞き付けたのか、

 

咲夜「何の騒…お嬢様!それに玲音!」

 

パチ「これは一体………」

 

美鈴「玲音さん!?それと………」

 

コア「あっあの特徴は私と同じ魔族!?」

 

と、言うなか後ろでニタリと笑うは笑うの止める。

 

? 「私と同じですって?言葉に気を付けなさい

   低級魔族の分際いで……

 

小悪魔の言葉に反応したのか少しキレていた。だがパチュリーはそれを聞き、

 

パチ「なら小悪魔と同じ悪魔なら名前を名乗りな

   さい貴女は誰!」

 

パチュリーの言葉を聞き目の前の悪魔はニタリと微笑みながら、

 

? 「そうねなら名乗ってあげる私の名前は元

   ソロモン72柱の悪魔にして第68悪魔

   に属する者そして司るのは悪徳に無価値

   名はベリアルそれが名前よ…ふふっ………

   あはははははは!

 

炎の悪魔はベリアルと名乗ったのだった。




怠惰「はいはい今回もありがとうございました」

狗神「ついに出たか」

神楽「私の悪意と同等レベルで怖いんですが……」
 
怠惰「まぁ……キ(ピー)ガイなのは確かだね」

鈴蘭「ソロモンって確か朱雀がまだフェニックス
   だった時に所属していた組織だよね?」

怠惰「あぁ~そう…なんじゃない?因みに教えて
   あげるけど」

狗神「何だよ?」

怠惰「この小説内のソロモンの悪魔達って約7割
   がキ(ピー)ガイだよ?」

鈴蘭「そう…なの……?」

怠惰「まぁ強いし頭脳も良いしで本当に現代で言
   うと東大生みたいな感じ分かりやすく言う
   と悪魔の超エリート集団かな?」

神楽「えぇ!?」

怠惰「しかもなるには試験もあるし面接もある
   それでいて72人での固定だから誰かが
   欠けないと再募集しないっていうね………」

鈴蘭「凄いねそれ………」

怠惰「まぁなれば出世コースまたを勝ち組だよ
   だけどなるのに苦労はするけどね」

狗神「だがその72の悪魔の集団はまだ存在する
   のか?」

怠惰「いや?その集団は解体されたからもうない
   よ?総まとめ役のカス……‥いやソロモンに
   向かって一部で反乱が起きて組織は解体さ
   れてなくなったよ」

鈴蘭「何が起こったのでしょう………」

怠惰「ハハハさて何だろうね?おっとそろそろ
   時間だねそれでは読者様!今回はここま
   で!」

鈴蘭「また次回もよろしくね♪」
 
狗神「そんじゃあな読者様」

神楽「それではまた明日に♪さようなら♪」


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第15話 悪徳と炎は舞う

こんばんは読者様、現在一徹をしている怠惰のクソ悪魔です。何故か懐かしいゲームにはまり出してしまったんですよね。そして今回はあの悪魔が軽く猛威を振るってくるでしょう。それでは本編へどうぞ。


蒼き業火が館を包み込む。そして所々に蒼の炎に混じりながら黒い炎も出ている。それは紛れもなく自分が起こした現象だと実感した。

 

パチ「今…何て!」

 

ベリ「だからぁ~ベリアルって言ったのよ?

 

自分の背後で薄気味悪くニヤつきながらベリアルは答える。それを聞き小悪魔は顔を蒼白させていた。

 

コア「べっベリアルって………たっ確かソロモンの

   持つレメゲドングリモワールの書に記され

   ている悪魔にして古来種の魔族であるあの

   ベリアル!?」

 

ベリ「えぇそうよ…だから貴女とは格が違うのよ

   分かったら口を慎んだら?

 

小悪魔にプレッシャーを与える。だがその傲慢なベリアルの態度に1人の少女が否を突きつけた。

 

レミ「気に入らないわその態度それとその執事

   は私の下僕よあんたのじゃないわ!」

 

そう自分が仕える主人であるレミリアだった。

 

ベリ「あら太陽に嫌われた下等種族が良く言え

   るわね?

 

レミ「ふんっ別に太陽の光に当てれなくとも!

   エンジョイが出来るから良いのよ!」

 

ベリ「……笑止…まだ乳臭い子供だから見逃して

   あげようかと思ったけど止めたわ貴女の

   苦しむ阿鼻叫喚の悲鳴を聞かせて頂戴

 

ベリアルは左手を掲げ振り下ろす。その瞬間、

 

レミ「なっ!」

 

玲音「………………」

 

自分はレミリアに一瞬で近づきガンブレードを上げて斬ろうとしていた。だが、

 

ガキンッ!

 

それを止しするために咲夜が前に出て自分のガンブレードを両手にナイフを持って受けて止めた。

 

レミ「咲夜っ!」

 

咲夜「玲音!貴方は何をしているの!」

 

玲音「…あっあぁ……………」

 

自分は謝りたかった。だが口が思うように動かない。体も動かない。それはまるで糸で操られている人形のように。そして意思とは裏腹に自身の蒼炎は咲夜のナイフを溶かしていく。

 

咲夜「目を覚まして玲音!」

 

美鈴「咲夜さん危ない!」

 

ドゴンッ!

 

美鈴が自分に向かって飛び蹴りをしてくる。それを受け自分は吹っ飛ばされるが何故か分からないが痛みを感じない。首は180度の回転をしたのにも関わらずだ。

 

ベリ「手荒ねぇ貴女達…玲音が可哀想よ?

 

パチ「それは貴女が操ってるからでしょ!」

 

そう言うとパチュリーはグリモワールを開く。そして右腕を掲げて、

 

パチ「貴女みたいな悪女は溺れ死ぬ事がお似

   合いよ!」

 

その言葉と共にベリアルを水の球体が包み込み閉じ込める。それには、

 

ベリ「あっあがぁ!!

 

ベリアルは苦しそうにもがきながら首を抑える。この時にパチュリーは勝ち誇った顔をしたのだが自分は首を―180度回転させて皆を見て声を何とか出そうと踏ん張る。どうして伝えなければならない事があったから。それは、

 

玲音「逃げ……ろ!パチュ……リー!速……く!」

 

パチ「えっ!」

 

声を聞き取ったのかパチュリーが驚く瞬間だった。

 

ベリ「なぁ~んちゃって♪くくく………アハハハ

   ハハハハハハハ!

 

ベリアルは水の球体の中で狂ったように笑う。そして、

 

ジューーーーー!!!

 

パチュリーの水魔法を蒸発させて舞い降りる。そうベリアルには生半可な量の水などは通用しない。せめても海だとかそういった大量の水でなければ全て蒸発させてしまうのだ。

 

ベリ「見ていて滑稽だったわその勝ち誇った顔

   う~んそれを覆されて恐怖の顔は本当に

   何時見てもゾクゾクしちゃうわ♪

 

パチ「くっ!」

 

パチュリーはすぐに後退する。だがまたベリアルは腕を振るう。そして自分の体はガンブレードを構え後退するパチュリーへと襲いかかる。

 

パチ「なっ!」

 

玲音「ぐぅーーー!!」

 

ガンブレードがパチュリーの首へと振るわれようとした瞬間、

 

レミ「いい加減に目を覚ませ駄執事!」

 

ドゴンッ!

 

玲音「っ!」

 

体が言うことを聞かずにパチュリーを斬ろうとした瞬間、レミリアが自分に向かって体当たりをしてきた。それを受け美鈴と同様に吹っ飛ばされる。そしてレミリアは空中で体制を整える。

 

ベリ「あらあらそんなに飛び回ってまるで蝿ね

   この世で私が一番大嫌いな虫なのよね!

 

そう言うと右手を広げ真っ黒の炎を操り火球を作るとレミリアへと放つ。

 

レミ「そんな炎なんて避けれるのよ!」

 

向かってくる炎を回避する。回避するがまたベリアルは左手を動かす。それを合図にまた勝手に自分の体が動き出した。走りだし跳躍するとレミリアへと斬りかかる。

 

レミ「っ!」

 

レミリアは自身の攻撃とベリアルの火球の猛攻を焼けていく。しかし全部が避けれる訳ではないのか服が捌け羽が燃えたりと繰り返していくそんな時だった。

 

咲夜「ザッワールド!」

 

咲夜が時計を掲げで叫ぶ。その瞬間だった。突然目の前にいたレミリアは消えて代わりに無数のナイフが自分とベリアルを取り囲んでいた。

 

ベリ「あら?

 

玲音「っ…………」

 

そして無数のナイフは自分とベリアルへと向かっていくが、

 

ベリ「抵抗など無意味

 

玲音「ぐぅぉぉぉぉーー!!!」

 

自分の意思に関係なく蒼炎を放出する。ベリアルも真っ黒の炎を放出して向かってくるナイフを泥々に溶かす。そして着地すると、

 

美鈴「ごめんなさい玲音さん!」

 

突然、美鈴が自分に向け向かってくると、

 

美鈴「大鵬墜撃拳!」

 

そう言うと美鈴は足を右足を垂直に上げ地面へと叩きつける。それと同時に気が衝撃となる。

 

玲音「ぐっ!」

 

だがそれだけでは終わらない。怯んだところに背を向けて気を纏わせた靠撃(こうげき)を当ててくる。それでいてただの物理技ではなく内部に直接ダメージを与える気を纏わせているため神経に痛感する。

 

玲音「ぶふっ!」

 

当たった場所が腹のためにあまりの痛みで腹を押さえた瞬間、顔面に向かって美鈴の気が込められた拳が襲いかかり、

 

ドゴンッ!

 

玲音「がっ!」

 

今度は天井へと吹っ飛ばされ地面へと落ちる。正直な話、結構痛かったが、

 

美鈴「くっ!」

 

美鈴も拳を抑える。チラリと見えたが拳が真っ黒になっていた。どうやら自分の体から吹き出る炎で焦げたようだ。

 

パチ「っ!いい加減に駄執事を解放しなさい!」

 

グリモワールから無数の水の塊を召喚し再度ベリアルに向かって放水するが、

 

ベリ「無駄よ

 

ベリアルに水をかけるも全てが蒸発する。ベリアルは薄気味悪い笑みを未だに続ける。

 

ベリ「ふふっ諦めの悪いメス共ね私は炎の悪魔

   炎と共にあり炎を自在に操れるそれ即ち

   炎こそが私の体なのよ故に生ぬるい水は

   蒸発させるし炎を吸収するそれが私よ!

 

そう言うとベリアルは右手に赤と黒が混じり合う剣を炎の剣を作る。そしてそれに合わせるように自分も蒼炎をガンブレードに纏わせると、

 

ベリ「貴女達は……そうね…燃えカスになって

   死ぬのがお似合いね!

 

玲音「逃…げ…‥ろぉ!!!」

 

逃げてくれと懇願しながら《》ベリアル《/》の剣と共にガンブレードを地面へと突き刺す。そして、

 

ドガーーーーーーン!!

 

そこから大爆発が巻き起こる。窓は割れドアノブは溶けそして壁やらは焼け落ちていく。爆発による粉塵が収まる自分は見てしまう。丸焦げになってしまった自分の家族である皆を。

 

玲音「あぁあぁぁぁぁ………」

 

ベリ「あらあら所詮は下級な雑魚だったわね………

   くくくアハハハハハハハハハハ!!

 

ベリアルの高笑いがこだます。もうこの時に自分は考えるのを止め無のままに生きる事を考えたのだった。




怠惰「はいそれでは今回もありがとうございました」

鈴蘭「怠惰あれに弱点とかあるの!?」

怠惰「うんだから大量の水」

神楽「ないですよね!?」

怠惰「諦める」

狗神「いや止めろ!?もう全滅してるだろ!」

怠惰「さぁ紅魔館の皆はどうなってしまったのか
   玲音はこの先にどうなってしまうのか次回
   までお楽しみにしてください」

鈴蘭「所でさレメゲドングリモワールって何?」

怠惰「それは童貞……じゃなくてソロモンの持って
   いたグリモワールまぁ日本語で魔道書って
   やつだねルシファーの持っていた魔道書に
   匹敵するレベルの魔道書だね効果まぁ能力
   は『ページに記載されている72の悪魔を
   召喚およびに能力を自身に複製出来る程度
   の能力』だったかな」

鈴蘭「凄い魔道書だねそれ」

怠惰「そう何やかんやで強かったけ我が儘が度を
   越えすぎて王の椅子から引きずりおろされ
   たけどね…見ててざまぁw」

狗神「一体どんな奴なんだが……おっとおい時間
   だぞ」

怠惰「おっとそれでは読者様今回もありがとう
   ございました」

鈴蘭「またよろしくね♪」

神楽「それでは読者様♪」

狗神「またな♪」
   


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第16話 愛欲の業火

こんばんは読者様、花粉で現在苦しんでいる怠惰のクソ悪魔です。この季節がやってくる。また去年みたく花粉、蓄膿、鼻炎で三股をかけるのかなぁ………おっと失礼。それでは本編へどうぞ。


記憶が流れてくる。自分の記憶ではない恐らくベリアルの記憶。そこにはまだ狂気に蝕まれていない頃のベリアルともう1人。男性がそこにいた。

 

ベリ「先輩…あの!」

 

男性「まったくベリアル嬢は心配性だな…俺は

   大丈夫さ」

 

ベリ「でも七つの大罪って先輩はともかく他の

   6人はならず共じゃないですか!そんな

   奴等が集まる場所になんかに先輩を行か

   せる訳には!」

 

男性「俺は大丈夫♪このアスモデウスならな♪

   だから心配するなよ♪」

 

そう言いながらアスモデウスと名乗った男はベリアルの頭を撫でると背中を向けて去っていく。それと同時に辺り一面は業火で燃やされていく。そして炎が少し鎮火するとそこには涙を流しながらうずくまるベリアルの姿があった。

 

ベリ「何で…何で……私を置いていったのですか!

   何で………」

 

そんなベリアルの光景を見ていると何処からか声が聞こえてきた。

 

? 「彼奴は裏切り者だ!」

 

? 「いや彼奴等はだ!我ら悪魔を裏切るだけ

   ではないソロモン王でさえも権力を失っ

   たのだぞ!あの売国者共のせいで!」

 

? 「だから反対だったのだ………七つの大罪等

   と言う無法者共を組織したのが事の発端

   だ!」

 

そんな声が聞こえてくる。そしてまた視界が業火で包まれていく。すると踞るベリアルに変化が起きた。

 

ベリ「許さない…許さない!アスモデウス様を

   奪ったあの6人が!殺す!殺す!殺す!

   煉獄の業火でで苦しませながら殺してや

   る!

 

そう呟くと共にベリアルの体は業火で包まれ体は灰と化したのだった。そして視界は戻り自分は業火で燃えていく紅の館を見る。

 

ベリ「あら…貴方は見たのね私の記憶を……

 

どうやらバレているみたいだ。というか見たくて見たわけではない

 

ベリ「しかしまぁ呆気なかったわねぇもう少し

   出来るかと思ったけど

 

そう言いながらベリアルは真っ黒の炭となった屋敷の誰かを踏みつける。そしてその炭はバラバラになるが、

 

ベリ「………ちっ偽者かあの魔術師の魔法って

   所かしら………まぁ良いわどの道この館

   からは逃げれないふふっあはははは!

 

そう言うとベリアルは自身の体を歩かせる。逃げていった紅魔館の住人を亡き者にするために。そして視点は変わり紅魔館の大図書館。

 

咲夜「うっお嬢様…大丈夫ですか」

 

レミ「えぇ何とか……あの駄執事手加減しない

   とか最悪よ」

 

そこにレミリア達は逃げ込んでいた。あの時の爆発の際にパチュリーがダミーを作る魔法を使いそして咲夜の能力で何とか逃げてきたが状況は一切打開されていない。

 

美鈴「………あのベリアルって言う悪魔をどう倒す

   のかって事ですよね」

 

レミ「そうなのよね………」

 

そう言っているとパチュリーと小悪魔が幾つかの文献を持ってくる。

 

パチ「レミィ…ベリアルの事について粗方は調べ

   たわソロモンの72の魔王であるベリアル

   彼女は自身の炎で焼身自殺をしたと文献に

   書かれていたわ」

 

美鈴「しょ焼身自殺!?」

 

レミ「またとんでもない奴ね………」

 

驚くのは無理もないだろう。焼身自殺した者がこうして自分達の敵として立っているのなら。  

 

咲夜「でも焼身自殺したって一体どんな意味が」

 

コア「えっとですね………自身の体を炎と同化して

   いると書かれていますそれで何ですが古来

   種の中でも特に強かったソロモンの悪魔達

   はレメゲドングリムモワールによって力を

   抑制されていたというのを聞いた事があっ

   て恐らくその呪縛から抜け出すために炎で

   焼身自殺をして炎と同化したのかと」

 

美鈴「なっ何てキ(ピー)ガイな………」

 

そう言ってしまうのも無理はない。そんな事をしようとするのはキ(ピー)ガイ以外なに者でもない。

   

パチ「そこで私は思ったのよ」

 

レミ「何がよ?」

 

パチ「コア…確か貴女達魔族は肉体がないと魔力

   は回復しないのよね?」

 

コア「あっはい!魔力となるとそうなりますね…

   ただ魔力が満ちる場所とかだと話しは変わ

   りますけど………」

 

と、小悪魔が説明するとパチュリーは自分達を見て、

 

パチ「肉体のない悪魔というのは魔力が満ちる所

   が少ないこの現世においてどうやって魔力

   を補給すると思う?」

 

自分は考える。そういった力は自然と徐々に回復はしていく筈。だが肉体がないとなるとほぼ回復は不可能に近い。それを踏まえると、

 

レミ「つまり駄執事の体を使って魔力を供給して

   いるって事?」

 

パチ「えぇその通りよそしてその供給パイプは」

 

美鈴「玲音さんの右肩の紋様ですね!」

 

パチ「恐らくは」

 

つまりその右肩の紋様を何とかして消せれば勝機はありそうだ。これは良い事が聞けたが、

 

パチ「だけどそれでラインを絶ってしまうと

   恐らく玲音は死ぬわ」

   

咲夜「えっ」

 

レミ「何ですって!」

 

美鈴「そんな」

 

そう言ってしまうのは無理はない。まさか死ぬとは誰が予測しただろう。

 

パチ「彼は何度も自殺を繰り返したけど死ねな

   かったそれは恐らくベリアルの炎の加護

   があったから死ねなかったと推測すれば

   それが無くなったとなるとそれが意味す

   るのは」

 

美鈴「これまでのツケが返ってきて死ぬって事

   ですか!」

 

パチ「そうなるわね」

 

ベリアルを倒すことが出来ても恐らく玲音は死ぬ。玲音を生かすとなるとあの狂暴なベリアルも同様に生かすという事になる。どちらにせよバッドエンドであることには変わりない。

 

レミ「パチェ何か方法はないの!」

 

パチ「あるわよ…ただ玲音の右肩の紋様を消す

   より遥かに大変だけどやる?私はやる

   に賛成するけど?」

 

パチュリーはニヤリと笑う。そしてレミリア、咲夜、美鈴、小悪魔も答えは決まっていた。

 

咲夜「私もやります!何時もの玲音に戻ってもら

   いたいから!」

 

コア「私だって玲音さんには戻ってもらいたいで

   すよパチュリー様!」

 

美鈴「あのバカをもう一度ここに立たせたいです

   お嬢様それにパチュリー様!」

 

レミ「そう…なら決まりね……!」

 

と、レミリアが言ったその直後、

 

ドガーーーーーーーーン!!

 

大図書館の扉が爆発し炎が侵食してくる。そしてその炎と共にニヤリと不気味に笑うベリアルと虚ろな表情となりながらもガンブレードを握る玲音が出てくる。

 

ベリ「見~つけた♪ふふふふあはははは!!

 

レミ「ちっ!パチェどうすれば良いの!」

 

パチ「時間を頂戴!2時間いいえ1時間だけで

   良いわ!」

 

レミ「分かったわ!それまで稼ぐわ!」

 

そう言うとパチュリーと小悪魔は奥へと逃げる。そしてレミリアと咲夜そして美鈴は戦闘体制をとる。

 

ベリ「今度こそ燃やしてあげるわぁ!!

 

レミ「やってみなさい!この狂乱女!」

 

そうしてベリアルとの決戦が始まるのだった。




怠惰「ではでは今回もありがとうございました」

鈴蘭「ねぇ怠惰」

怠惰「ん?どうかしたのかな?」

鈴蘭「七つの大罪ってどんな悪魔達なの?」

狗神「それは我も思ったな」

神楽「えっとその私もです」

怠惰「まぁアウトローかな?誰の指図も受けない
   誰の命令も聞かない自分達の利益や利点と
   いったものしか追求しない集団かな?」

狗神「むっ無法者集団だな」

怠惰「まぁ皆の大好きなワン(ピー)ースで例えるなら
   海軍のG7みたいなもんだよねそれよりも
   遥かに質が悪いけど」

神楽「うわぁ………そのメンバーが想像がつかない
   ですね」

鈴蘭「もしかしたら意外な人物が七つの大罪だっ
   たりするのかなぁ♪」

怠惰「さぁ?どうだろうね♪おっとそろそろ時間
   だねそれでは今回はここまで!」

神楽「また投稿した際にはよろしくお願いいたし
   ますね♪」

鈴蘭「それじゃ読者様!」

狗神「またな」


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第17話 炎に包まれる大図書館

こんばんは読者様、ここ最近、フルグラがマイブームとなっている怠惰のクソ悪魔です。昔は微妙だったのに今では美味しく感じるのが不思議です。おっとまた話がそれそうなのでそれでは本編へどうぞ。


蒼い焔がさながらカーテンのように大図書館の壁を覆っていく。そんな環境の中でレミリア達が自分と対峙していた。

 

ベリ「さぁもう逃がさないわコソコソと逃げる

   子鼠達は燃やして駆除しないと♪

 

レミ「はん!私達が鼠と言うならそう言う貴女

   はさながら鼠にすら逃げられるハンター

   って所かしら?」

 

ベリ「本当可愛げのないクソガキね

 

ベリアルは手を簡単に動かすとまた自分は勝手にレミリアへと斬りかかった。

 

レミ「っ!」

 

だがすぐさまレミリアはコウモリとなって体を分裂させて避けた。すると、

 

美鈴「はぁ!」

 

ドゴンッ!

 

玲音「ぐぅ!」

 

美鈴が自分の右肩に向かって左掌打を打ってきた。あまりの衝撃に自分もうなり声を上げ吹っ飛ばされるが、

 

ベリ「ぐっ!

 

ベリアルまでもが苦しみだした。するとがいつの間にか自分の回りにナイフが設置されていた。

 

咲夜「待ってて玲音…今楽にしてあげるから!」

 

その言葉と共に無数のナイフが自分へと降り掛かってくる。だがそれを体が勝手にガンブレードで幾つか弾き飛ばしていくが、

 

玲音「っ!」

 

いつの間にか自分の背後に咲夜がナイフを構えていた。しかもそのナイフの振るう軌道が右肩へと振るおうとしていた。だが、

 

ガキンッ!

 

ベリアルがその攻撃を阻止してきた。

 

ベリ「さっきのは小娘の攻撃はまぐれかと思った

   けどやっぱり見抜いていたのね?

 

咲夜「えぇ貴女は玲音の右肩の紋様を媒介にして

   この世界に存在していると言うのならその

   紋様が貴女の弱点ですよね?」

 

ベリ「そこまで知っているのならもう嘘はいらな

   いしそれ以上知ったのならここで殺すわ

 

ベリアルの体から更に炎が噴出していく。そしてその炎が咲夜を覆い尽くそうとした瞬間、

 

レミ「止めなさい!」

 

ドゴンッ!

 

ベリ「っ!このガキ!

 

レミリアがベリアルに向かって、たいあたりをして咲夜が燃やされる前に退ける。だがベリアルはまた自分の体を動かし隙が出来たレミリアに向かってガンブレードを振り下ろそうとしていた。

 

レミ「なんの!」

 

手に真っ赤な槍を持つと自分のガンブレードとぶつかり合う。その小柄な体でよくそんな槍を振るえるものだ。

 

美鈴「空手脱刀!」

 

レミリアとぶつかり合っていると美鈴が何と自分のガンブレードを一瞬で取り上げ空へと捨てて、

 

美鈴「でやぁ!」

 

そこからかかと落としで自分の頭を地面へと叩きつける。だが美鈴の背後には紅の炎を纏わせる魔剣を構えたベリアルの姿があった。

 

咲夜「美鈴!」

 

咲夜が叫ぶとすぐさま美鈴とレミリアそして咲夜の姿が消える。また逃げたみたいだ。自分の体はまた立ち上がりベリアルの横につくと、

 

ベリ「そう……そんなハエのようにこの図書館を

   飛び回るのなら全て燃やして灰にしてあげ

   るわ

 

ベリアルはまた炎を溜め込んでいく。それに続き自分もまた炎を溜め込む。この大図書館を大きな火葬炉にするつもりみたいだ。

 

ベリ「さぁ燃えて朽ち果て……!

 

ベリアルが言ったその時、突然足元の地面にヒビが入っていく。すると、

 

ドゴンッ!

 

と、大きな爆発で地面から何かが飛び出てくる。それはこの屋敷の主であるレミリアの妹であるフランドールだった。

 

フラ「へぇ面白ソう……お姉様ハ酷いナぁこんな」

 

グジュッ!!

 

ベリ「!!?

 

フラ「楽シい玩具を独り占めニすルなんテ♪」

 

フランはベリアルの腹を爆発させて破壊するがすぐさまベリアルは炎と共に再生する。そして自分は僅かにだがベリアル支配するの力が緩んだためすぐさま溜め込んだ炎を放出し爆発を防ぐがまた体が動かなくなり言うことが聞かなくなる。

 

ベリ「あの小娘の妹ね………邪魔でしかないハエ

   風情が!

 

幾つもの火球を作り出しフランへと放つが、

 

フラ「アハハハハハハハ!」

 

それを難なくフランは避わしていく。そしてレミリアと同じように手に大きく真っ赤に燃え盛る剣を作り出して握ると、

 

フラ「壊れナいデね?」

 

ガキンッ!

 

ベリアルの炎の魔剣とぶつかり合い炎が舞う。だがフランは何が目のような物を握ると、

 

フラ「キュッとしてドカーン♪」

 

ドガーン!

 

またベリアルの体を破壊する。だがすぐさま再生をベリアルは繰り返す。

 

ベリ「この小娘が玲音!

 

命令と共に放り投げられたガンブレードを回収し手に持ってフランへと斬りかかるが、

 

レミ「させないわ!」

 

ガギンッ!

 

それをレミリアが真っ赤な槍で妨害してくる。

 

ベリ「ハエ姉妹が!

 

レミ「ハエじゃなくてせめて蝙蝠と言いなさい

   よ!」

 

と、レミリアが言ったその瞬間今度は自分めがけてナイフが飛んでくる。

 

咲夜「玲音!」

 

ザシュ!ザシュ!ザシュ!ザシュ!

 

それらは自分の体に突き刺さっていきまるでサボテンのようになる。そこへ美鈴が背後へと来ると、

 

美鈴「星脈地転弾!」

 

気を玉に変えて背後から自分に撃ってくる。それを避けれず背後からくらい吹っ飛ばされる。すると、

 

ベリ「ぐぅが!貴様ら!!

 

そうした攻防をしていると2階からパチュリーが出てきて自分達を見下ろす。

 

パチ「レミィ!準備は出来たわ!駄執事を拘束

   してちょうだい!」

 

レミ「分かったわ!聞いたわね!」

 

美鈴「はい!」

 

咲夜「分かりました!」

 

コア「私だって手伝いますよ!」

 

すると4人は自分の元へと一瞬で距離を詰める。そして美鈴は右腕をレミリアが左腕を咲夜が右足を小悪魔が左足を押さえてくる。

 

ベリ「玲音そいつらを燃やしなさい!

 

フランと斬り合いをしているベリアルが命令を下す。自分の体は意思とは関係なく蒼炎を放出するが、

 

美鈴「くっ離しません!」

 

コア「暑いけどまた玲音さんや皆と暮らせるな

   らこのぐらい耐えてませます!」

 

咲夜「皮膚が焼けただれても貴方を助けるわ!」

 

レミ「パチェ!」

 

パチ「えぇ行くわよ!」

 

そう言うとパチュリーも此方へと近づくと何か瓶みたいな物を持って構える。

 

ベリ「よせぇ!!

 

フラ「ドカーーン♪」

 

グジュッ!!

 

ベリ「ぐっおのれ!!

 

フランに破壊されるがベリアルは再生せずパチュリーへと攻撃を仕掛けようとしたがもう遅い。

 

パチ「玲音今助けるわ!サプレーション!」

 

そう言うと同時にパチュリーは自分の右肩にその瓶を、

 

バリンッ!

 

叩きつけて割った。するとベリアルの腕がパチュリーに届きそうな一歩手前で止まると、

 

ベリ「ガァーー!!

 

ベリアルは断末魔の叫びを上げて苦しみ始めたのだった。




怠惰「ではでは今回もありがとうございました」

狗神「そろそろ話的には大詰めだな」

鈴蘭「そうだねぇ」

神楽「怠惰さん気になることが少しあるのです
   が良いでしょうか?」

怠惰「ん?どうしたの?」

神楽「えっと私達が知っている悪魔って72柱
   の悪魔と七つの大罪の悪魔それしかまだ
   分からないのですが他にもいるのでしょ
   うか?」

怠惰「あぁ~うんまぁいるね基本的にそいつら
   はソロモンの事をよく思っていなかった
   奴等で有名なの名前としてはアザゼルに
   フルーレティとかバフェモットとかそう
   いった奴等だね」

鈴蘭「そいつらって強いの?」

怠惰「うん実力も備わってるから強いけどまぁ
   あまり群れるのは好きではない悪魔達っ
   て感じだよね」

狗神「つまり孤高って事か格好いいな」

怠惰「とは言うけど実際みんなでモンハンとか
   やってたけどね」

鈴蘭「どんな仲なのそれ………」

神楽「何か悪魔も人間臭いですね」

怠惰「そりゃそうだ悪魔は人間大好きだもん
   一部例外もいるけどね‥‥おっともう尺
   が無くなってきたから今回はここまで」

神楽「えっとまた次回もよろしくお願いします」

鈴蘭「それじゃ読者様♪」

狗神「またな」


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第18話 蒼炎と魔炎

こんばんは読者様、ようやくこの小説の編集が終わって一息つきながら前書きや後書きを書いていた怠惰のクソ悪魔です。因みに片手にはコーヒーという地味にお洒落を出していますがそんなに格好良くないという事実。ではでは本編へどうぞ。


炎で包まれる大図書館にベリアルの断末魔の悲鳴がとどろく。そして、

 

ドゴーーン!!

 

フランと戦っていた筈のベリアルは爆発し近くにいたフランは、

 

フラ「キャッ!!」

 

その爆発に吹っ飛ばされる。見た感じだとベリアルを倒せたみたいだ。

 

コア「これって………」

 

パチ「やったのかしら?」

 

と、パチュリーが思いっきりフラグを建てた次の瞬間、自分の右肩が急に熱く煮えたぎる。すると右肩から紅蓮の炎が上がる。

 

美鈴「うわっ!!」

 

レミ「っ!」

 

咲夜「まだ終わっていないというの!」

 

コア「キャーーーー!!」

 

四肢を拘束していたレミリア達は退避する。すると右肩から放出された焔は上空で炎の体を作り出すと、

 

ベリ「おのれ!おのれ!おのれ!おのれ!殺す

   殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す

   殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す

   灰すら残さぬよう燃やし尽くして殺す!

 

そう自分の中でずっと寄生していたベリアルの本体が危機を感じたのか体から出てきたのだ。それも紅蓮の炎に包まれながら炎の魔剣を携えてだ。

 

レミ「あら?気持ち悪い顔が更に不細工になっ

   たわね?」

 

ベリ「この低俗たるメスガキ共が!

 

ブチキレを通り越したベリアルは巨体な火球を作りレミリア達へと放った。

 

レミ「そんな程度の炎じゃ私はやられないわ」

 

レミリア達はその炎を避けるのだが、

 

ベリ「炎の魔を舐めた貴様らに炎の恐ろしさと

   残酷さを教えてあげるわ!

 

その言葉を唱えたその瞬間、先程ベリアルが放った火球の着弾点から焔の剣を手に持った騎士が現れ背後からレミリア達を斬ろうとしていた。どうやらレミリア達は今のベリアルに夢中になっていて気づいてはいないみたいだ。守らなければ、助けなければ、自分を認めてくれた家族ならば。

 

ガキンッ!!

 

そんな事を思っていると勝手に体が動く。糸で操られるマリオネットではなく自分の意思で体が勝手に動いたのだ。

 

レミ「なっ!」

 

咲夜「嘘…玲音!」

 

玲音「……ねぇよ…させねぇよ!!」

 

ギンッ!!

 

ベリアルが作りし炎の騎士をガンブレードで切り裂き炎を吸収する。そしてベリアルの方へと体を向けて、

 

玲音「てめぇ散々と人の体を使って遊んでくれた

   じゃねぇか落とし前はつけてもらうぞ」

 

パチ「術が半場成功って感じね」

 

どうやらそのようだ。サプレーションそれは英語の読み的に抑制といった意味があった筈だ。つまり奴の力を抑制して自分の意思を自由にし自分の体内に奴を封印しようとしたのだろう。だがまだ奴がいるという事は半分が成功というのが正しいみたいだ。

 

美鈴「玲音さんしっかりとやり返してください

   ね?」

 

玲音「たりめぇだ!久々だこんなにも体を動かし

   たいと思ったのわよ!」

 

これまでの恨み等を全てを込めてベリアルを睨む。

 

ベリ「残念ね玲音おとなしく人形になっていれば

   良かったものを‥‥でも良いわ今度こそここ

   にいる者達を皆殺しにして今度そこ私の人

   形にしてあげるわ!!

 

ベリアルは更に炎を侵食させていき幾体もの恐ろしい顔を持つその姿は炎魔の騎士達を作り上げていく。

 

ベリ「地獄を見せなさい!魔力が枯渇する前に!

 

炎の騎士達は自分達へと炎で出来た剣を向けて襲いかかってくる。

 

玲音「やれるかお嬢達は?」

 

レミ「当然…敵ならば排除するわ!」

 

咲夜「私も彼奴は許してはおけませんので!」

 

美鈴「覚悟なさい!」

 

パチ「やるわよ小悪魔!」

 

コア「末ながら手伝います!」

 

そう皆が言っていると、

 

ドゴンッ!

 

と、音が響き音の方を見ると残虐な笑みを浮かべるフランがいた。

 

フラ「キャハハハハハ壊しタくナっちャった!」

 

そう言うとフランは皆よりも先に翼を広げ先駆け炎の騎士達と剣劇を始めた。

 

レミ「フランばかりやらせないわ全員行くわ

   よ!」

 

そうして皆でベリアルとの本当の戦いが幕を開けた。皆はベリアルが作り出した炎の騎士が達と戦い始め自分はフランと炎の騎士達と争っているをすり抜け次に炎の中を突破しながら真っ先に蒼炎を纏わせてベリアルへと斬りかかるが、

 

ギンッ!!

 

ベリアルも手に持つ魔剣で防いでくる。

 

ベリ「あぁ~玲音こうして恩を仇で返すのね酷い

   わね

 

玲音「それはてめぇに感謝はしてはいたさ…だが

   人の宝物を壊そうとするのから話は別だ!

   ベリアル!」

 

ベリ「そうそれが貴方の答えね…なら壊してあげ

   るわ!その宝物を!

 

ガキンッ!!

 

ベリアルに押され自分は下がる。すると、

 

パチ「小悪魔!駄執事にあれを!」

 

コア「玲音さん使ってください!」

 

炎の騎士達と戦っている小悪魔が此方に向かって何かを投げてきた。それを受け取り見るとガンブレードに対応する12.7mm弾丸それもフルに使える6発だ。

 

玲音「ありがとよパチュリー!小悪魔!」

 

パチ「大事に使いなさいよ!」

 

言われなくて大事に使いたいものさ。だが、

 

ベリ「させないわ玲音!!

 

ベリアルが剣で斬りつけ更に炎球を放ってくる。それらの攻撃を避けつつ弾倉を開きパチュリーから貰った弾を全部込め、

 

玲音「そらっ!」

 

ドンッ!ドンッ!

 

すぐさま2発撃ち込む。だがベリアルはそんな弾丸など屁でもないと言わんばかりに避ける。

 

玲音「避けた?」

 

と、避けたことに考えいると、

 

ベリ「行きなさい私の炎よ

 

そう言うと更に炎の騎士達が作られ自分へと炎の剣を向けて襲いかかってくるが、

 

玲音「蒼炎よ舞え!」

 

ガンブレードを一閃し自身の自慢である蒼炎を放ち炎の騎士を蒼炎に吸収する。

 

ベリ「何故…何故!今は貴様の中に私はいない筈

   なのに何故貴様は私の炎を使える!」

 

玲音「ベリアルてめぇさっきのあれ………恐らくは

   聖水か?にビビって俺の体内から出たみた

   いだから気づいてねぇみたいだけどよお前

   は俺から出るのに魔力を半分使っただろ?

   その半分が俺の中で残ってるなら分かるよ

   な?」

 

ベリ「っ!

 

ベリアルの魔力で作られた炎は並大抵の炎ならベリアルの炎に飲み込まれるだろう。だがベリアルの炎とベリアルの炎が対峙したのなら結果は強いベリアルの炎が勝に吸収するに決まっている。見た感じでは炎の騎士達はベリアルが魔力を分け合う事で作られているみたいなため簡単に吸収できる。

 

ベリ「私も化け物だから言えないけど貴方も充分

   化け物よ玲音!

 

玲音「………もう慣れたさ俺はもう既に人間を止め

   たからな!」

 

ガキンッ!!

 

またガンブレードと魔剣とでつばぜり合いとなる。するとベリアルは自分のガンブレードの刀身を握り余裕そうな顔で笑ってくる。

 

ベリ「アハハハ!

 

背後の炎から炎の騎士達が炎剣を持って自分へと斬りかかってくるが

 

咲夜「ザッワールド!」

 

と、そんな言葉が聞こえてくると自分の目の前にはいつの間にかベリアルは消えていて代わりに咲夜がいた。

 

咲夜「大丈夫?」

 

玲音「咲夜………あぁ大丈夫…」

 

ザシュ!ザシュ!ザシュ!ザシュ!ザシュ!

 

近くで何かが無数に刺さる音が響く。見てみるとベリアルと炎の騎士達に無数のナイフに刺され針山のようになっていたが、

 

ベリ「小細工も良いところねそんな金属で

 

そう言うと咲夜が突き刺したナイフをドロドロに溶かしていく。やはりナイフで主体的に戦う咲夜との相性は最悪だ。

 

玲音「咲夜…お前も無理はするなよヤバくなった

   ら逃げろよ?」

 

咲夜「っ!それはフラグよ玲音………だけど胸に

   秘めておくわ」

 

そう言うと咲夜はまた炎の騎士達との戦闘に戻っていった瞬間、

 

ベリ「余所見は良くないわよ玲音!

 

玲音「っと!」

 

ドゴンッ! 

 

ベリアルが魔剣を振り下ろすが転がって回避し、

 

玲音「この距離なら避けれねぇよなベリアル?」

 

ベリ「あらっ!」

 

銃口をベリアルへと向けそして引き金を引く。

 

ドゴンッ!ドゴンッ!ドゴンッ!

 

今度は3発の弾丸を撃ち込む。だがそれはベリアルに当たることはなかった。何故ならば、

 

ザシュ!ザシュ!ザシュ!

 

ベリアルが自分で作り出した炎の騎士達を盾にして全て防いだからだ。だが弾丸に当たり炎の騎士達は炎が鎮火するがみたく静かに消滅した。その隙にベリアルは自分から距離を取った。

 

玲音「やっぱりこれなら!」

 

恐らくこの弾丸には何かしらの魔術が込められているのか炎の騎士が一瞬で消滅した。パチュリーが「大事に使いなさい」と言った意味がようやく分かったがもう残り1発だ。

 

ベリ「私が負けるなど黒星がつく事など断じて

   認めないわ!!

 

ベリアルは飛翔すると同時に紅蓮の魔炎の温度が更に上がっていく。怒りに比例してどんどん上がっていっているようだ。

 

ベリ「灰となって滅べ!!

 

そう言うとベリアルが自身の溜めに溜めた炎を一気に放出して大爆発を起こすが、

 

パチ「アクアカーテン!!」

 

パチュリーの魔法が発動し自分達を包み込むように目の前には水のカーテンが出来上がる。それが盾となって防いでくれた。

 

ベリ「おのれ!!!

 

ベリアルが叫んでいると美鈴がベリアルの背後へと回り込んだ。

 

美鈴「せいやっ!!」

 

ベリ「うがっ!!」

 

美鈴の空中かかと落としが決まりベリアルは地上へと落ちてくるがすぐさま体制を整える。

 

ベリ「良くも!!」

 

手を美鈴へと向けて火球を作ろうとしたその時、

 

フラ「フランとモ遊んデよ?」

 

ザシュ!! 

 

フランがベリアルが火球を作るために掲げた腕を火の剣で切断した。

 

ベリ「箱入り娘が!

 

ドゴンッ!

 

切断された腕を炎で再生させフラグを殴り吹っ飛ばす。

 

フラ「がはっ!」

 

レミ「フラン!」

 

吹っ飛ばされたフランをすぐさまレミリアが助けるがフランは動かない見た感じ気絶したようだ。

 

ベリ「アハハハ一匹蠅が消えたわ良い気味ね

 

レミ「貴様…っ!!」

 

玲音「待てお嬢!」

 

地上へとフランを下ろしたレミリアは真っ赤な槍を手に持ち突撃していく。お嬢を1人ベリアルを相手にさせるのは危険なため自分も後を追う。

 

レミ「貫けスピア・ザ・グングニル!!」

 

そう言い真っ赤な槍を投擲する。だがそんな程度の槍ではベリアルはやられない。だからこそ自分はベリアルがその槍に気を取られている間に距離をつめていくが、

 

ベリ「小賢しい蠅が!

 

投擲された槍を何と左腕に握りしめた。そしてその槍を今度はレミリアへと投擲する。

 

レミ「しまっ!」

 

投擲した直後でまさか返されると予測していなかったのか動けそうもなかった。自分はすぐさまレミリアを押す。

 

レミ「えっ駄執事っ!」

 

ザシュ!!

 

玲音「がぁ!!」

 

脇腹に槍が刺さり穴を開ける。レミリアの身代わりに自分がその槍の餌食になったのだ。

 

ベリ「本当に今の貴方は弱いわね玲音!守る者

   等は捨ててしまえば良いのにアハハハ!」 

 

ドゴンッ!!

 

玲音「ぐっそうでもないさ!」

 

血をはきながは最後の力を振り絞り高笑いするベリアルの左胸に最後の弾丸で撃ち抜く。するとベリアルの左胸から炎が噴出する。

 

ベリ「ガァーーーーーーー!!!

 

玲音「どうやら詰めはお前の方が甘かったみたい

   だな………ぶはっ!」

 

レミ「駄執事!!」

 

先程からベリアルは上手く行くと高笑いする癖があった。そしてもう反撃できないであろうと思わせれれば尚更今のような反撃も可能だったが一か八かの賭けでもあったそのタイミングも探すのが一苦労だった。だがそのタイミングをレミリアがブチキレという形だったが作ってくれためこの結果になった。つまりその自分の予測した賭けに自分は勝ったのだ。

 

ベリ「ぐぅ玲…音………

 

そう呟きながらベリアルは炎が鎮火するが如く消えていなくなったのだった。




怠惰「では今回もありがとうございました」

狗神「しかしこれでベリアルとの戦いも終わり
   か」

鈴蘭「本当だよねやったか!って思ったら何
   ちゃってっていう展開多かったもんね」

怠惰「まぁそりゃベリアルってのは悪魔の中で
   も最も嘘をつく悪魔でもあるからね……」

神楽「嘘ですか」

怠惰「そうベリアルの犯した犯行を言いたい
   けどR15だから言えねぇわもう内容
   がR18何だよねぇ」

狗神「そっそんなか?」

怠惰「うんオブラートに言うと三枚舌を使って
   ある町の出生率を0%にして町を滅ぼし
   たね」

鈴蘭「うっうぅん地味に怖いね………」

神楽「どういう事でしょうか………」

怠惰「もっと分かりやすくいうと朱雀が大量
   発生したみたいな♪」

鈴蘭「あっ察した…それは言わなくても良いわ」

狗神「おっおいどういう事だよ!」

怠惰「世の中には知らぬくても良いって事が
   あるって事で今回はここまで!」

神楽「えっえぇと次回の投稿までお待ちください
   ね読者様方」

鈴蘭「それじゃ読者様!」

狗神「おい話は!」

怠惰「サラダバー♪」

狗神「終わらせられた!?」


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第19話 再起

こんばんは読者様、バイトに疲れて何か新たなゲームを探し何故か天華百剣に行き着いた怠惰のクソ悪魔です。村正ちゃんが可愛いの何の………えっキモい?それは今さらとですだけ言っておきます。ではでは本編へどうぞ。


炎のベールに包まれている紅魔館は原因となっていたベリアルがいなくなった事でどんどん炎は消えていき焦げ後だけが残っていく。だが、

 

レミ「冗談は抜きにしてよ駄執事!笑えないわよ

   起きなさいよ!ねぇ!駄執事!何時もみた

   いに炎で再生してサクッと蘇ってよ!ねぇ

   お願い…だから……」

 

レミリアが激しく自分を揺さぶってくる。しかもいつの間にか皆も自分の周りを囲っていた。

 

咲夜「玲音…嘘じゃないわよね!死ぬなんて許さ

   ないわよ!」

 

美鈴「玲音さん起きっ!気が小さくなって!」

 

コア「すっすぐに部屋に運んで手当てをって!

   玲音さんの足が!」

 

と、小悪魔は言うのだがもう自分の足は動かなくなっているのは感覚で分かる。何故だろうと思いつつ足を見ると徐々に服だけを残して灰となっていっているのだ。

 

咲夜「体がどんどん灰に!」

 

パチ「ベリアルがいなくなった事で呪いは解けた

   けど……ごめんなさい…私が失敗したばっか

   りに貴方を救えなくて………」

 

レミ「パチェのせいじゃない!パチェのせい何か

   じゃ………ぐすっ!」

 

皆が自分のために泣いてくれているようだ。昔だったら考え付かなかっただろう。自分の事で泣いてくれる者達が現れること等。これまで熱かった筈の体が寒いと思いつつ泣くレミリアの頬を触り、

 

玲音「……泣くなよお嬢それにお前らも…俺は楽し

   かったんだからよ長い長い年月を孤独にも

   生きていくなかでようやく孤独じゃないと

   知ったと同時に家族として認めてくれた…

   そんなお前らには感謝しきれないな」

 

レミ「くっ!なら消えるな!私が朽ちるまでその

   生を生涯まで仕えろ駄執事!!」

 

胸ぐらを掴みながらグラングランと動かしてくる。気持ち悪くなりそうだ。

 

美鈴「お嬢様!」

 

咲夜「止めてください!お嬢様!」

 

レミ「逝くな駄執事!………っ玲音!!」

 

と、レミリアが自分の事を連呼するが自分はまだ残っている手をレミリアの手に置いて、

 

玲音「………今までありがとうなレミリアお嬢様♪

   それにパチュリーノーレッジに紅美鈴そし

   て小悪魔に十六夜咲夜♪また会えたら会お

   うな♪それとフランにもよろしくな♪」

 

そう言うと同時にレミリアの頭に乗せた手は灰となって消滅しついに自分の視界までもが消えてなくなったのだった。

 

レミ「……玲音!」

 

咲夜「玲音………」

 

美鈴「玲音さん………」

 

パチ「ごめん玲音……本当にごめんなさい」

 

コア「玲音執事長………」

 

5人は玲音だった灰とガンブレードを眺めレミリアはその灰を強く握りしめるのだった。そして現在の自分は、

 

玲音「ここは………?」

 

自分の目の前には薄汚れた部屋が目に入った。すると、

 

人間「ギャーーー!止めてくれぇ!」

 

人間「誰か助けてくれぇ!!」

 

断末魔の悲鳴が聞こえてくる。そうここはかつて自分がいた邪教者達のアジトである廃教会だ。

 

玲音「………」

 

臆することなく自分はただ前へと歩く。歩いていき1つの扉の前へと立つと扉を開ける。するとそこには、

 

司祭「偉大なる神よ!どうかこの者を贄として

   ここに降臨したまえ!」

 

信者「降臨したまえ…降臨したまえ」

 

信者「降臨したまえ………降臨したまえ」

 

信者達は膝まずき祈り始める。更にその先には1人の少年いや過去の自分がいた。そして司祭は近くにいた黒頭巾の執行人に何か合図をしたその瞬間、

 

司祭「さぁこの者を贄とし降臨なされよ!」

 

少年「止せ!止めろ!!止めろ!!!!!」

 

ジューーーーーー!!!!!

 

少年「がぁーーーーーー!!!

 

焼き印を右肩付近に強制的に押され断末魔の悲鳴をあげた。だがこんな忌まわしい過去に対して、

 

玲音「………だから何だ?」

 

もう何も思えなかった。それにもう受け止められる。この過去があったから今の自分がいる。この先の未来で家族と呼べる仲間が出来た。だからこれはその踏み台だと割り切れる。すると、

 

? 「あらあら案外につまらない反応ね」

 

聞いたことのある声が聞こえてくる。自分は振り向くがそこには誰もいなくそしてまた前を見ると先程の狂信者達や過去の自分がいなかったが代わりに生け贄の台に1人の女性いや倒した筈のベリアルがいた。

 

玲音「………お前がいるって事はここは死後の世界

   か何かか?ちっまさかお前と一緒に行く事

   になるなんて本当に最悪だぜ」

 

ベリ「酷いわぁ…というか何時ここが死後の世界

   だと?」

 

玲音「はぁ?いやいや!お前死んだだろ!?」

 

訳の分からない事を言ってくるため流石にツッコミをするがベリアルは首を傾げて、

 

ベリ「私が死んだってそれもうとっくよ?えっ

   まさか私がやられたと思ったの?残念ね

   まだやられてないわよていうか殺せない

   わ貴方達ではね」

 

どうやら既にベリアルは御陀仏になっていたようだがまだ完全に消滅はしてはいないというのは分かった。というかこれまでと比べると殺気というか狂気というかそういったものがなくなっていて正直あせる。

 

玲音「………お前本当にベリアルか?」

 

ベリ「えぇ♪」

 

玲音「さっきと比べると全然怖くもねぇな」

 

ベリ「あら?ならさっきみたく狂気を含ませた方

   が好みかしら?」

 

玲音「けっお好きにどうぞ」

 

だがこっちの方が話しやすい。するとベリアルは納得したのか腕を組んで此方をみてくる。

 

ベリ「まぁ良いわ………」

 

玲音「で…お前は何のようだよ?散々俺や皆に

   迷惑をかけてよ?」

 

ベリ「だって面白くもないんだものだから苦しみ

   という炎の花を添えてあげたのよ?」

 

悪趣味にも程がある。見ていてイラついてくる。

 

ベリ「だけどまさかこの私が負けるとは思わな

   かったわ‥‥正直貴方を私の言うがままの

   人形にしたかったけどあの子達との関わ

   りが強すぎてこの野望はもう無理そうね

   ………至極残念だわ」

 

玲音「けっ」

 

ベリ「だけど認めてあげるわ貴方はいえ貴方達

   は弱体化はしたとはいえ私に勝ったのだ

   とね♪」

 

ニタリと笑いながら言うのが怪しいし胡散臭い。そして、

 

ベリ「ふふっ玲音♪私ともう一度取引をしない

   かしら?」

 

悪魔の囁きという名の取り引き。かつて自分はこいつと取り引きしたがためにこれまでを苦しむ結果となった。それ故に、

 

玲音「断る」

 

と、キッパリ断るのだが、

 

ベリ「まあまあそう言わないで頂戴♪今回は貴方

   に優遇な取り引き……」

 

玲音「お前は嘘や悪徳の悪魔だというのはもう知

   ってる故にお前と取り引き等はしない」

 

ベリ「………そうなら言いわ貴方はもうあの子達に

   会いたくはないみたいね?」

 

玲音「何?」

 

ベリアルは手から火の玉を出すとそこから映像が流れてくる。それは自分の墓の前で皆が泣いている姿だった。

 

ベリ「これが最後よ玲音………これを逃せば貴方

   はもう蘇れないし私という悪魔と契約を

   したがために転生することは出来ずこの

   ままここで永遠にさまよう事となるわよ」

 

玲音「お前は俺に何を求めてる?何のために俺に

   近づいたんだベリアル」

 

ベリ「簡単よ私は依代が欲しいけどその逸材と

   なる人間はごくまれだから失いたくはな

   いのよ私の悲願のために」

 

玲音「お前の悲願ってのは七つの大罪達…いや

   アスモデウスを除いたメンバー殺す事が

   願いなのか?」

 

ベリアルの過去を覗いたがために言えることだが彼女が七つの大罪と呼ばれる悪魔達に対しての怨みは凄まじいとしか言えない。そして聞いたことは正解なのか、

 

ベリ「えぇそうよ彼奴らは私達から離反した後も

   この世界に度々に出現しているみたいなの

   だからこの手で始末するそのために私を縛

   り付けるレメゲンドングリモワールから脱

   っするために自殺したんだから」

 

玲音「そこまでするか………」

 

ベリ「するわ奴等をルシファーやサタンそれから

   マモンやベルゼブブにレビィアタンそして

   ………誰か忘れたけど居眠り悪魔を殺すため

   なら!」

 

本心から話しているのか言葉に怒りが込めれていた。というか最後の1人が忘れられててもうネタキャラとしか思えないが気にしない事にした。しかしかつての邪悪な感じがなくなり普通に話している事に疑問を思うのだが自分はベリアルの手に出す炎の映像を見て心から思った。皆の元へと戻りたいと、

 

ベリ「私からの条件はただ簡単に七つの大罪を

   見つけ次第殺すのに協力することそれが

   条件よ?」

 

玲音「他に条件をつけさせろろ今後一切いやそい

   つらと出会わない限り俺が呼ばない限り出

   てくるなそして二度と俺の友や家族を苦し

   めるなそしてこれからの俺の生を邪魔する

   な!それを付け加えろ!」

 

ベリ「玲音…貴方はそれを言える立場かしら?」

 

と、言うが先程のごくまれという言葉。それを逆手にとらないわけがない。

 

玲音「俺を失えばお前はまた次の逸材を見つける

   事になるまでに何年待つのかねぇ?」

 

ベリアルは苦虫を噛み潰したかのような顔をすると渋々と、

 

ベリ「ちっ………えぇ良いわそれも条件に入れて

   あげるわよ」

 

玲音「本心だよな?」

 

ベリ「えぇ契約は絶対それは悪魔のプライドと

   して守るわ」

 

玲音「良いぜ…ベリアルその契約を誓ってやる

   だから俺を甦らせろ!」

 

ベリ「はぁ………」

 

それを聞きベリアルはため息を吐きそしてニタリと笑う。すると辺り一面が炎で包まれる。

 

ベリ「契約成立よ玲音さぁ現世に戻りなさいその

   死ぬ事を許されない生へと!」

 

その言葉と共に自分の次回は真っ暗となるのだった。




怠惰「………おいごら誰がネタキャラだ誰が!!?
   ていうか忘れんなや!?」

狗神「どうしたキモ男」

怠惰「おいこらどういう意味じゃ?解剖してやろ
   うか?ここ最近は天華百剣しかやってない
   からって酷すぎるだろ!?」

鈴蘭「狗神の姐御やめときなってロボトミー手術
   されるよ?」

神楽「しかしこれで復活するんですね」

怠惰「まぁ折角の媒体を失うのはベリアルからす
   れば痛いからね出来るだけ生かしておきた
   いのが本心だろうね自分が世界に存在させ
   るためだけの存在だけど」

鈴蘭「古来種の悪魔達って複雑だねぇ………ねぇ
   怠惰ささっきネタキャラとか言ってたけ
   どあれってまさか………」

神楽「たっ怠惰様まっまさか七つの大罪の悪魔
   なんですか!?」

狗神「どうにもくせぇと思ってたがそういう
   事か?」

怠惰「………クイック&スロータイム」

鈴蘭「たっ怠惰が消えた!?」

狗神「いや匂う奴はここ………ぐっ!なっ何だと」

神楽「いっ狗神様!?」

鈴蘭「くっ首に注射器がぁは!!?」

神楽「鈴蘭様!?」

怠惰「残るは神楽ちゃんだけだよ♪大丈夫♪麻酔
   は含めてあるから痛くないよ♪」

神楽「いっいやぁーーー!!!?あぁん!!?」

怠惰「………皆様は何も見ていない良いですね?
   良いですね?では皆が寝てしまったので
   今回はここまでそれでは読者様さような
   ら~♪」


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第20話 リ・スタート

こんばんは読者様、そしてまた今日から投稿を開始する怠惰のクソ悪魔です。それと玲音の話は恐らく次回かその次で終わりとなりますのでよろしくお願いします。では本編へどうぞ。


紅魔館を襲った炎に事件から約2週間が経過したこの日。レミリアは親友のパチュリーと共に移り変わる景色を眺め感じるためにテラスにいた。

 

レミ「駄執事お茶を持ってきて頂戴」

 

パラソルテーブルで日光は当たらないとはいえど座っていると喉が乾いてきた来たため玲音に紅茶を頼むのだが、

 

レミ「あれ…こないわね?」

 

パチ「レミィ………」

 

一向に玲音が来ない。何故だと思っていると咲夜が紅茶のセットを持ってきた。

 

咲夜「お嬢様…その玲音は……」

 

レミ「あっそう…だったわね……」

 

折角の雰囲気を台無しにしてしまった。もう玲音が死んでからかれこれ2週間が経過したが未だに自分を含めて館の住人達の心の傷は癒えないでいた。

 

咲夜「お嬢様パチュリー様…紅茶です」

 

そう言い咲夜は紅茶を目の前に置く。色合い香りからしてダージリンティーだろう。

 

レミ「頂くわね」

 

パチ「はぁ………」

 

パチュリーと共に紅茶を飲む。咲夜の紅茶の作り方そして入れ方は美鈴から玲音そして玲音から咲夜へと伝授していったために味は似てはいるのだがやはりほんの少しだけ違う。

 

レミ「………咲夜どう?ここ最近は」

 

咲夜「えっえぇと館を広くしたので少し掃除が

   大変にはなりましたね?」

 

レミ「そう………」

 

玲音がいなくなって数日後、気分を変えるために咲夜の能力を使って館を歪ませ更に広くしたのだが逆に咲夜の負担が大きくなったみたいだ。というか話が盛り上がらない。

 

レミ「気まずいわね………」

 

咲夜「そうですね………」

 

パチ「はぁ…見てらんないわ……」

 

そう言うと本を畳んでパチュリーは立ち上がり赤いふちの眼鏡を外しながら、

 

パチ「そろそろ駄執事の墓の花を交換しに行か

   ないレミィ?」

 

レミ「………そうねそうしましょうか♪」

 

無理にでも顔を笑わせて自分を元気付ける。でないと気持ちが沈んでしまう。

 

咲夜「なら日傘を用意しますね」

 

レミ「それから咲夜!美鈴や小悪魔にも伝えて

   きて頂戴♪………本当ならフランも連れて

   行きたいけどあの子は………」

 

咲夜「かしこまりました」

 

そう言うと咲夜は一瞬で消える。とりあえずすぐに行けるように玄関へと向かうのだった。玄関に向かうと咲夜に美鈴そして小悪魔が来ていた。

 

レミ「早いわね」

 

美鈴「少しで綺麗な花を見せてあげたいですから

   ね」

 

コア「パチュリー様その喘息は大丈夫ですか?」

 

パチ「えぇ今日は気分が良いのよ♪」

 

レミ「とりあえず早く行きましょう…咲夜」

 

咲夜「はい」

 

玄関を開けると咲夜が日傘を指してくれる。その影に入りながら紅魔館の裏側へと向かう。そこはこれまでの歴史と言っても過言ではない程の無数の墓という歴史がある。自分の両親も含めて先祖や先代のメイドや執事などもいる。その無数の墓が立ち並ぶ一角の墓。それは墓標もそうだがその隣にはガンブレードが突き刺さる墓つまり玲音の墓だ。

 

レミ「2週間でもう蔦が伸びてきてるわね」

 

美鈴「本当ですね掃除しましょうか」

 

美鈴が屈んで蔦をむしり取りその間にパチュリーが枯れた花を新しい花に入れ変える。

 

レミ「綺麗になったわね」

 

綺麗になった墓を皆は見る。見ているとついつい涙が出てきそうだ。そうして墓をずっと見ていると、

 

パチ「レミィそろそろ」

 

レミ「えっ?」

 

よく見てみるともう日が沈みそうになっていた。どうやら何も考えずに墓を見続けたために時間を忘れてしまっていたようだ。

 

レミ「………咲夜その傘を貸して頂戴」

 

咲夜「えっ?はっはい」

 

咲夜から傘を貰い自分の手で傘をさすと、

 

レミ「皆は先に行ってて頂戴」

 

パチ「………分かったわ行きましょう」

 

パチュリーの一言で皆は先に紅魔館へと向かっていった。そして自分はもう一度、玲音の墓を見る。

 

レミ「…………………」

 

墓を眺め2週間以上前の事を思い出す。最初の出会いから執事へとなったこと。それから私達の事を家族と思ってくれたこと。よく喧嘩もしたけれどもう二度と戻ってこない日常を思い出すごとに涙が溢れてくる。

 

レミ「何故…何故いなくなってしまったの……

   玲音貴方がいないと寂しいじゃない」

 

何時もとはもう違う日常がこんなにも悲しいとは思わなかった。悲しいし何よりも寂しいし恋しい。

 

レミ「玲音………」

 

墓石に涙がポロポロと落ちていく。また会いたい。また下らないと言われるかもしれない喧嘩をしたい。そんな事を思っている瞬間だった。

 

ピシッ!ドゴーーーーン!!

 

突然、墓石が爆発し巨大な蒼い炎の火柱が上空へと向かって放たれた。これには腰を抜かして驚いてしまう。すると、

 

咲夜「お嬢様!!」

 

パチ「これは!?」

 

美鈴「蒼炎の柱………まさか!」

 

コア「皆さんあれを!」

 

小悪魔が指差す火柱の中に人影が出てくる。その人影は見た感じ背丈的には男性だった。しかも自分が一番会いたいと願った人物そのままだ。そして炎からゆっくりと手が伸びてくると自分の頭に手を置いて、

 

? 「聞こえたぜお嬢その声を」

 

この頼れるような声に優しく撫でる手。いつの間にか悲しみの涙は喜びの涙に変わっていた。そして火柱が消えるとそこにいたのは自分が会いたいと願っていた産物だった。

 

玲音「ただいまお嬢♪それに皆♪」

 

それはレミリアも含めて会いたかったもう会えないと思っていた玲音だったのだ。これには驚きと嬉しさの涙が入り交じってしまった。

 

レミ「っ!このバカ!!私は皆はどれだけ………

   どれだけ泣いたと思ってるのよ!」

 

玲音「あっあぁ~何か悪いな」

 

と、玲音もとい自分は申し訳なく言う。しかも何故か皆さん涙目で此方を見てくる。

 

レミ「本当…本当に泣いてグズッ!損したじゃない

   駄執事♪」

 

レミリアは笑顔で言う。壊れたのかと思うがそんな事を追求して考える間もなく皆がと近寄る。

 

咲夜「本当に玲音なのよね!」

 

玲音「……そうだけど?」

 

咲夜よ俺以外にも誰がいるというのだ。

 

コア「体がある!」

 

玲音「いやあるだろ!?」

 

小悪魔それは失礼だろ。しかし死ぬかと思った瞬間に体が灰になっていったために言っていることに間違えてはいないが、

 

美鈴「気も玲音さんそのものだから本物ですね」

 

玲音「いやだから俺だって!?」

 

しつこく皆は自分の体をペタペタと触りながら不思議な目で見てくるが、

 

パチ「でもどうやって………だって封印は失敗した

   筈なのに?」

 

玲音「それを含めて説明するがベリアルと再度の

   契約をしたんだよなこれが」

 

それを聞き皆は顔を真っ青にした。だがこれはどうしても伝えなくてはならない。

 

レミ「あんたそれ同じ過ちじゃないの!」

 

玲音「だが今回は俺が出来る限りで有利な条件

   で取引してきた俺が呼ばない限りは絶対

   にお前らの前では顔は出さないついでに

   俺が生きるための自由も勝ち取ってきた」

 

美鈴「そうなると大丈夫なんですよね?」

 

玲音「あぁ一応はなただベリアルはある事を望ん

   だからその望みは叶えてやらないといけな

   くはなったけどな」

 

パチ「それってまさか………」

 

パチュリーはどうやら知っているみたいだが皆はよく分かっていなさそうなため、

 

玲音「あぁ七つの大罪と呼ばれる悪魔それもアス

   モデウスを除いた6人の魔王の抹殺をする

   協力だよ」

 

コア「れっ玲音さんそれ下手したら!?」

 

玲音「だが奴等がもし出てきたらだそれに期限は

   ないんだとさ」

 

パチ「そっそう………」

 

皆は恐らく七つの大罪だけは出ないでくれと望んでいるだろう。それは自分も同じことだ。もう彼女達を傷つけたくはない。

 

レミ「ねぇ駄執事…教えて頂戴……貴方はそこま

   でして何でまた現世にきまぐれかしら?」

 

何故また現世に甦えったのかってそんなの決まりきっているだろう。

 

玲音「きまぐれ……何かじゃない…お前らの事が

   忘れられなくて結局戻ってきちまったん

   だよ………言わせんな恥ずかしい」

 

それを聞き皆はニコやかに笑う。そして、

 

レミ「そう………ふふっ♪お帰り玲音執事長」

 

咲夜「おかえりなさい玲音♪」

 

美鈴「もう心配させないでくださいね?」

 

パチ「静かになったのにまた騒がしくなるわね♪」

 

コア「玲音さんおかえりなさい♪」

 

皆からのおかえりが心に染み渡る。もうこれには笑うことしか出来なかった。恐らくこんなに笑顔になれる事なんてないだろうと思えるぐらいの幸せな気持ちだ。

 

玲音「あぁただいま皆♪」

 

こうして玲音はまた紅魔館の執事という職務に戻っていったのだったが帰る際に咲夜の背中を見て、

 

玲音(……咲夜…悪いな俺はあんたを越えれる自信

   はねぇよ………)

 

そんな事を心に思いつつ自分は心にこの気持ちを秘めるのだった。




怠惰「お久々ですね皆様♪」

狗神「どうだったんだ四十九日とやらは」

怠惰「色々な親族が大集合したよね」

神楽「そうなんですか………」

鈴蘭「怠惰の親族か………皆揃って草を食べて
   そうなイメージ」

怠惰「それはどういう意味だ?まぁ確かに羊の
   悪魔だけど皆が皆で羊とは限らないから
   な?」

狗神「イメージしたくもないな」

怠惰「まぁイメージはしないほうが良いかもね
   そして次回はまたこっちを投稿するので
   よろしくね♪ではではそろそろ時間なの
   で今回はここまで!」

神楽「皆さんまた次回もよろしくお願い致します」

狗神「そんじゃあな読者様」

鈴蘭「またね♪」


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第21話 来客現る

こんばんわ読者様、偶然YouTubeでさっちゃんという曲が十番まであるんだと知った怠惰のクソ悪魔です。と言いつつも元の曲に都市伝説が合わさっただけとか何とかよく分かりませんが。ですが内容が意外にもグロかったのは事実でした。おっとこんな話もあれですね。それとついに次回でこの外伝篇も完結となる筈ですのでよろしくお願いします。では本編へどうぞ。


復活を遂げて数年が経過した紅魔館のバルコニーでは、

 

玲音「ふぅ………」

 

自分は煙草を吹かせながら空を眺める。すると、

 

妖精「キャハハハ♪」

 

妖精「待て待て♪」

 

館内をメイド服を着た妖精達が走り回る。煙草を口から離して、

 

玲音「おぉ~いお前ら仕事を早く終わらせろよ

   じゃないとご褒美は抜きだぞ~」

 

妖精「あっ!」

 

妖精「そうだったやらなきゃ!」

 

妖精「ごめんなさい執事長!」

 

そう言い妖精達はドタドタと走って何処かへ向かっていった。現在はレミリアの発案で館の時空を歪ませ内部が広くなっている。そのせいで自分と咲夜が過労死すると考えたレミリアは妖精をメイドとして迎え入れ仕事をさせている訳だが良くサボるため自分が教育係兼監督をしていた。因みに待遇としてはメイド服の支給に3食付きで同部屋という給料がないため明らかにブラックに近い環境だ。だが妖精達は気にしてはいないみたいだが。

 

玲音「元気な奴等だなぁ」

 

煙草を再度口に入れてふかせようとすると、

 

咲夜「玲音…仕事をしてくれないかしら?」

 

玲音「ん?」

 

後ろから咲夜に仕事をしろと言われ自分は後ろを向くと、

 

玲音「………………はぁ」

 

煙草の火を消して咲夜の元へと向かい仕方なく仕事を再開する。そうして1時間が経過すると、

 

玲音「ふぅ」

 

また煙草を吹かせる。自分は思ったそろそろ館に喫煙所を作るべきだと。いちいち外まで出て煙草を吹かせるのも面倒になってきた。そして、

 

咲夜「玲音!いい加減にして頂戴!それよりも

   館内は禁煙よ!」

 

咲夜が怒鳴りつつ言ってくる。煙草を消して、

 

玲音「咲夜……大抵の仕事は任せた俺は基本これ

   からサボるからさ♪」

 

咲夜「はぁちょっと玲音!?」

 

咲夜の言葉を無視して自分は部屋へと戻るために廊下をあるいていくと、

 

レミ「あら駄執事じゃない」

 

レミリアが此方へ歩いてきてた。そして、

 

レミ「駄執事!咲夜から聞いたけど仕事をサボり

   にサボってるみたいじゃないどういうこと

   か説明してくれるかしら?」

 

説明と言われても何を言うかと考えて、

 

玲音「………俺よりも咲夜の方が仕事に適任だし俺

   は用無しだよ♪」

 

レミ「何を言っているのかしら?言い訳して仕事

   をサボってるだけでしょ?」

 

玲音「違うな………今の咲夜は能力は駆使すること

   によって自分よりも遥かに仕事を効率化さ

   せれているから館内の仕事はほぼ用無しさ」

 

レミ「………それ本気で言っているの?」

 

玲音「あぁそれに妖精メイド達の教育やらもしな

   いといけないしな………だから大抵の事は咲

   夜に任せたのさ」

 

それを聞きレミリアはジーと此方を見て、

 

レミ「………駄執事あんたには少し失望したわ」

 

玲音「結構なこった…………」

 

そう言いレミリアの横を通りすぎて部屋へと向かう。そして部屋へと着き中へと入り煙草を吹かせつつ外を見る。そうしていると、

 

ベリ「仕事したら貴方?」

 

後ろでベリアルの声がしたため見るとベッドに座ってベリベリが此方を見ていた。

 

玲音「お前呼んでもいないのに出てくるのは契約

   違反だぞ」

 

ベリ「知ってるわよだけどまだ恐れてるの?」

 

玲音「…………」

 

自分の中に潜んでいるベリアルにはお見通しみたいだ。自分は恐れていた。あの時の暴走はベリアルに操られたといえば聞こえは良いが実際は咲夜に嫉妬した事が原因となりそこを漬け込まれたに過ぎない。つまり自分の心がただ弱かった醜くかった。そして今も自分の心を恐れている。最大の敵はベリアルではなく自分の弱く醜い心だ

 

ベリ「別に良いけど………もうそれに私も悪さを

   する気にもなんないし今の貴方をまた暴

   走さけてもつまらないし契約したし~」

 

足をぶらぶらとバタつかせて言ってくる。というか今のベリアルは前よりも全然怖くない。

 

玲音「そうかよ………」

 

ベリ「えぇだけど玲音覚えておきなさい悪魔と

   言うのは弱さに漬け込むものよ♪契約者

   である貴方といえどまたやるわよ?」

 

玲音「肝には命じておくさ」

 

と、言っているその時だった。ガチャリと扉が開き妖精メイド達が3人やって来ると同時にベリアルは消える。そして妖精メイドの1人は笑顔で、

 

妖精「玲音執事長♪ポーカー教えて♪」

 

玲音「………ふんっ良いぜ♪」

 

テーブルを出し皆でポーカー楽しむ。楽しむのだが、

 

玲音「こんな感じで役を………」

 

咲夜「玲音………」

 

突然背後で声がしたため向くと咲夜が笑顔で笑いながら、

 

咲夜「妖精メイド達をサボらせて何をやっている

   のかしら?」

 

それを聞き妖精メイド達を見るといつの間にか皆いなくなっていた。どうやら仕事をほっぽりだして遊びに来たみたいだ。

 

玲音「おっおぉぉ………」

 

咲夜「働きなさい玲音!!」

 

そう言い咲夜はナイフを投擲してくる。どうやらサボり過ぎたためかついに咲夜の堪忍袋がプッツンしたみたいだ。

 

玲音「っと!やなこった!!」

 

すぐさま部屋から脱出すると咲夜との鬼ごっこが始まった。

 

咲夜「仕事をしないさい玲音!」

 

玲音「嫌だねお前がいるなら俺は用無しだろ!」

 

咲夜「そんな事は!!」

 

そうして鬼ごっこをすることを数分後、

 

咲夜「玲音!!」

 

玲音「ふぅ………」

 

何とか咲夜を巻き一息ついているその時だった。

 

? 「あらあら随分と面白い鬼ごっこをします

   のね♪」

 

聞いたことのない女性の声が響き渡る。自分はキョロキョロと辺りを見渡しながら、

 

玲音「誰だお前は?」

 

と、言うと自分の目の前に何か穴みたいなものが現れる。サイドはリボンで装飾され中は無数の目がギョロりと睨むその穴は一言で例えると気持ち悪いの一言だ。だがそこからブロンドカラーの髪色をし長髪で頭にお嬢と同じドアノブみたいな帽子を被りこの辺だと見ないドレスを来た女性が出てきた。

 

玲音「ここをスカーレット家の館ってのを知っ

   て来たってのか侵入者?」

 

臨戦体制をとるために右手に蒼炎を纏わせ睨むと、

 

? 「ふふっ♪違うわここの館の当主に会わせ

   ていただけないかしら?」

 

玲音「せめて名前を名乗れそれからだ」

 

? 「あら私とした事が♪私の名前は八雲 紫

   という名のしがない妖怪ですわ」

 

こいつベリアルと同様レベルで胡散臭い。だがお嬢に会いに来たとは言うが実際は(たま)を取りに来たの間違いではないかと思ってしまう。だが、

 

紫 「大丈夫ですわ♪ただ本当にちょっした

   相談をしに来ただけですわ♪」

 

このままだと良知が開きそうもないのも事実。故に、

 

玲音「妙な真似したら殺すからな」

 

紫 「ふふっそのお心使いに感謝しますわ♪」

 

一応は連れていくことにした。このまま放置されても何をするのか分かったものではない。そうして八雲紫と名乗る妖怪の女性を部屋へと連れていくのだった。

 




怠惰「ではでは今回もありがとうございました」

狗神「なぁ怠惰」

怠惰「どうしたの?」

狗神「その前書きに書いたさっちゃんって曲それ
   10番まであるって言ったよな?」

怠惰「まぁ4番目からは都市伝説で実際には関係
   ないって言う噂だけどね」

鈴蘭「狗神の姐御どうしたの?」

神楽「内容が気になるんですか?」

狗神「あぁ1番がさっちゃん?だったかの紹介
   2番がバナナが半分しか食べれないって
   言う曲そして3番が遠くへ引っ越した…
   だったよな?」

怠惰「よく知ってるんじゃんあっ因みに説明は
   するけどグロいから想像力豊かな人は見
   ない事をお勧めするよ♪」

鈴蘭「見ない人はここまでね♪」

神楽「その怠惰さん続きは……」

怠惰「はいはいそれでまぁその4番からの内容は
   4番は着物を置いていっていなくなった話
   5番は電車に引かれる事故を起こして上半
   身と下半身がグッバイしたお話そして6番
   は事故の本当の真実で押されて線路に落ち
   たって話になり7番8番からはその落とし
   た奴を恨み9番と10番はその落とした奴
   をあの世から迎いに行くだったかな?」

神楽「何ですかそれ………」

鈴蘭「可愛そうに」

怠惰「それで上半身と下半身がグッバイしたって
   言ったでしょそれ本当なら出欠多量で即死
   なのにその日は雪が降り積もる中で寒かっ
   たから血管が凍り止血されて上半身だけで
   這いずって苦しんで息耐えたとか」

狗神「………同情するなそいつには」

鈴蘭「えっ?どういうこと狗神の姐御?」

狗神「ん!?いや何でもない………」

怠惰「因みに狗神さん俺はお前の本当の真実も
   知ってるけど♪」

狗神「言ったら殺す」

怠惰「言わないよそういうのは………おっと尺を
   また使いすぎたでは今回はここまで!」

神楽「唐突ですね………えっとまた次回から此方
   の投稿なのでお願いしますね」

狗神「そんじゃあな読者様」

鈴蘭「バイバイ♪」


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第22話 そして幻想の世界へ

こんばんは読者様。現在リアルではホテルに泊まっている怠惰のクソ悪魔です。またホテルだよ先週ぐらいにも行ったばっかりなのにまたホテルです。家でぐうたらしていたい。おっとボヤくのは止めてそれでは今回が外伝篇の最終回ですのでお願いします。それでは本編へどうぞ。


紅魔館の長い廊下、現在自分は胡散臭さ前回の女性いやお嬢達と同類の八雲紫を連れてお嬢の元へと向かっていた。

 

紫 「長い廊下ね」

 

玲音「まぁな………」

 

そんな下らない会話をしつつ自分はお嬢がいるであろうと思われる部屋へと来ると、

 

玲音「邪魔するぜお嬢」

 

扉を開け中へと入るとそこには不機嫌そうな顔をしたレミリアに咲夜そしてパチュリーがいた。

 

レミ「何のようよ駄執事」

 

玲音「酷ぇ言い方だな……まぁ良いや客人だ入りな」

 

紫を呼び中へと通すとレミリアは首を傾げて、

 

レミ「客人ね……それで貴女は何しに?事と返答

   については殺るわよ?今日は期限が悪い

   のよ」

 

そういえば何故にこの3人は機嫌が悪そうなのだろう。まぁ気にすることもないだろう。すると紫はペコリと頭を下げ会釈すると、

 

紫 「ふふっ♪面白い提案があって来たという

   だけですわ♪」

 

レミ「面白い提案ね………座って聞かせなさい」

 

自分は紫が座れるように椅子を引くとそこに紫は座りレミリア達を見ると、

 

紫 「そうね何処から話そうかしら…実は私は

   とある楽園を築いていましてそこに良け

   れば来ないかという提案ですわ♪」

 

レミ「楽園?」

 

紫 「そう楽園♪そこでは私や貴女と同じ妖怪

   達そして人間達はたまた修羅神仏達とで

   共存する楽園を築いたもので♪」

 

レミ「ふぅ~ん」

 

恐らくレミリアも感じ取ったのだろう。この八雲紫という女妖怪の胡散臭さを。

 

紫 「それにこれには貴女達にも得がある話で

   すわよ」

 

レミ「得って何よ?」

 

紫 「この屋敷を少し調べさせて頂きましたが

   貴女相当な珍しい物好きですわよね?」

 

レミ「勝手に見たという所にはツッコミはしな

   いけれどまぁ大方は合ってるわ」

 

紫 「ふふっ幻想郷では面白い物は多く見られ

   ますわよ♪それに貴女方が現在抱えてい

   る色々な問題にも尽力できますわよ?」

 

どういう問題だ。いや1つ思い当たるものがある。フランドールの問題だ。つまりあの少女の心の病を治せれるという事なのか。

 

玲音「おい紫とやらその問題はフランの事とか

   で良いんだよな?」

 

紫 「えぇ♪それもそうですが特に貴方の心の

   病も少しはマシになる筈ですわよ?」

 

この女。部屋での出来事を盗み見してやがった。というか招待の仕方が胡散臭さ満点のカルト宗教みたいな誘い方だが本当に大丈夫なのか。

 

レミ「………良いわその幻想郷とやらに行ってあ

   げるわそれでフランの心を治療出来ると

   言うのならそれに面白そうな物もあるっ

   ていうならそれも見てみたくなったわ」

 

紫 「あら♪ふふっ♪良いですわそれでいつ頃

   お迎えに伺えば?」

 

レミ「3日後に来てちょうだいそれまでに準備

   は整えるわ………因みにあっちでの住み場

   所はどうなるの?」

 

紫 「ふふっそこは問題ありませんわただここ

   で食料だとかそういった物をたんまりと

   買い込む事をお勧めしますわ………では♪」

 

そう言うと紫は席から立ち上がりまたあの謎目いた裂け目を作ると中へと入り消えていった。自分はレミリアを見ながら、

 

玲音「本当に良いのか?胡散臭さが凄いぞ?」

 

レミ「良いのよ別に面白そうな事には参加し

   ないと♪」

 

先程よりも機嫌が良くなったようで何よりだ。だがその瞬間、

 

ヒュン!

 

玲音「おっと!」

 

突然ナイフが襲いかかってきた。何事かと思っていると咲夜がニコリと微笑んで、

 

咲夜「ふふっ逃がさないわよ玲音♪」

 

玲音「サラダバー!!」

 

咲夜「待ちなさい!!」

 

すぐさま部屋から出て逃走するが咲夜が追いかけてくる。また鬼ごっこが始まった。

 

レミ「全く………」

 

パチ「でもレミィもレミィよね………フランの

   事もあるけど次にあの駄執事の事を心

   配してくるくせに」

 

レミ「………次いったらグングニル放つわよ?」

 

パチ「はぁ………」

 

そんなこんなで自分達は幻想郷とやらに行くための準備をする事、約束の3日目に突入した。

 

玲音「で、何時になったら来るんだか」

 

美鈴「その妖怪は本当に3日目に来ると言ったん

   ですよね?」

 

玲音「あぁ因みにもし来なかったらお嬢が壇上で

   カリチュマポーズしてくれるってよ」

 

レミ「誰がやるか………」

 

と、こんな呑気な話をしていると気持ち悪い裂け目が出来る。そこから八雲紫が顔を出す。

 

紫 「お揃いね♪」

 

レミ「で、何時になったら行くのよ?」

 

紫 「あら?気づかなかったのかしらもう着いて

   いるわよ?」

 

とんでも発言が出てきた。自分はすぐに窓を覗くと、

 

玲音「嘘だろ………」

 

咲夜「えっ湖が!」

 

どうやら紫が言った事は本当らしい。証拠にこれまで森しかなかったこの地域に湖がある。それに周りには幾あまたの妖怪達も蠢いていた。

 

紫 「驚いたかしら?」

 

パチ「………貴女一体どんな手品を?」

 

紫 「屋敷ごとこっちに持ってきただけですわ」

 

裂け目で空間移動系統の能力かと思ったがとんでもない空間転移系だ。恐らく戦いとなるとこいつは苦戦すると思った。

 

紫 「あぁそれとこれからの事について少しお

   話をしますが暫くはここに妖怪達が喧嘩

   を吹っ掛けてくるでしょうその際派手に

   倒してどうせなら傘下にでもして欲しい

   のが此方の頼みですわね」

 

玲音「理由は?」

 

紫 「至って簡単で血で血を拭う戦いをしない

   ためにあるルールを作ろうと予定をして

   いますのそのためと♪」

 

レミ「………それが出来るまで何時まで待つのよ」

 

紫 「早くて2年ぐらいかしら?」

 

妖怪や自分からしてみれば早い年数だが人間からしてみるとちょっと長いぞそれは。

 

玲音「仕方ねぇか」

 

自分はガンブレードを構え首を回す。

 

咲夜「何処行くのよ?」

 

玲音「決まってんだろそこいらにいる妖怪達を

   皆殺………ゴホンッ!フルボッコにして傘

   下にさせにいくんだよ美鈴それに咲夜♪

   軽く運動しようぜ♪」

 

それを聞いた咲夜と美鈴はお互いに目と目で見合うと美鈴は拳を構えながら笑い咲夜は仕方ないといった表情でナイフを装備する。

 

玲音「ちょっくら暴れてくるぜお嬢」

 

美鈴「すみません行ってきます」

 

咲夜「すみませんが小悪魔さんパチュリー様と

   お嬢様それに妹様を少しお願いしますね」

 

コア「わっかりましまた♪」

 

レミ「良いわ八雲紫それで楽しめる相手が出て

   くるのよね?」

 

紫 「えぇ少し此方の指示に従って貰うだけで」

 

レミ「ならやってやるわ!夜の帝王として♪」

 

そう言うとレミリアは笑いながら背中に生える真っ黒の翼を羽ばたかせながら、

 

レミ「行きなさい私の眷属達よ暴れてきなさい!」

 

玲音「行くぜ!」

 

咲夜「御命令とあらば!」

 

美鈴「行きましょうか!」

 

そうして自分達3人は外へと出て周りにいる妖怪達を狩り始めるのだった。後にこれは吸血鬼異変と呼ばれてとか呼ばれないとか。そしてそこから2年の歳月が流れここ紅魔館のテラスでは、

 

レミ「良い眺めね♪」

 

レミリアはバルコニーの柵に手を乗せ傘下となった妖怪達を眺める。この2年の間、自分達は幾数多の妖怪を狩り続けた。その甲斐あってか幻想郷では指に入る程の軍団となった。

 

玲音「さながらローマの元独裁官か?」

 

レミ「カエサルね♪………待ってそれ最終的には

   暗殺されるじゃない‥…何つまりあんたが

   ブルータス?」

 

玲音「暗殺される時は玲音お前もか!って是非

   言ってもらいたいものだな」

 

レミ「誰が言うか駄執事」

 

こんな冗談を言い合っているとまた気持ち悪い裂け目が出てくるとそこから定番となった八雲紫が顔を覗かせる。

 

紫 「あら中々やってくれたわね」

 

玲音「まぁな…だがこれが望みだろ?」

 

紫 「ふふっえぇ♪」

 

レミ「それで約束の日に近づいてきている訳

   だけど………」

 

もうじき約束の日となる。本当に血を血を拭うような戦いではなく楽しめる娯楽のような遊びの戦いが出来たのかと大丈夫なのかと思っての質問だろう。

 

紫 「それは出来上がったわ♪だからルールの

   説明と組織の解体をして欲しいのよ」

 

レミ「組織ってまぁ傘下だとかは止めさせるけ

   ど…そのルールって?」

 

紫 「説明をするから皆を集めてもらえるかし

   ら?」

 

レミ「良いわ咲夜~」

 

と、レミリアは咲夜を読んだ。しかし誰も来なかった。

 

レミ「咲夜~!」

 

また咲夜を読んだ。しかし誰も来なかった。

 

玲音「ぷっ………」

 

レミ「この…咲夜~!!」

 

咲夜「すみませんお嬢様遅れました」

 

やっと咲夜がやって来た。これが三度目の正直というやつだろう。

 

レミ「皆を謁見室に集めてちょうだい」

 

咲夜「かしこまりました」

 

そう言い咲夜は消えた。本当ならまた咲夜が来なかったら軽く弄ってやろうかと思ったが仕方ない。

 

玲音「此方へどうぞ」

 

紫 「えぇ♪」

 

レミ「私もエスコートしてよね?」

 

玲音「はいはい行くぞ」

 

レミ「雑な事にはもう何も言わないわ」

 

そうして自分達は謁見室へと向かう。そして謁見室へと入ると既に咲夜を始め美鈴にパチュリーに小悪魔がいた。

 

玲音「皆集まってるみたいだな」

 

咲夜「えぇ」

 

美鈴「いつの間にか謁見室にいましたね♪」

 

パチ「えぇ来たわ」

 

コア「はいはい♪いますよ~♪」

 

全員集まったみたいだ。すると八雲紫はニコニコと笑うと、

 

紫 「なら話すわねここでのルールそれはこれ

   ですわ♪」

 

そう言い紫は何か模様のついた紙を取り出しそしてもう片方の手に妖力で玉を作り出した。

 

紫 「簡単に言えばこれを当てて勝負の決着を

   つける勝負であり遊びまたの名を弾幕ご

   っこですわ」

 

玲音「………当てあうのかそれを?」

 

紫 「えぇ♪無論で貴方のそのガンブレードで

   相手を切りつけても良いですわ♪」

 

どうやら近接戦もありみたいだ。そして更に紫は説明をしていく。

 

紫 「そしてこのスペルカードと呼ばれる物で

   すがそうですわね………そこの執事さん♪」

 

玲音「実験台だろうな……まぁ良いや」

 

紫の目の前に立つと紫は笑顔でスペルカードを掲げて、

 

紫 「幻巣 飛行中ネスト♪」

   

と、唱えた瞬間、気持ち悪い裂け目ができるとそこから無数の光玉が自分めがけて襲いかかってきた。

 

玲音「っ!」

 

ガキンッ!ガキンッ!ブワァ!!

 

幾つか捌きそして炎で燃やし尽くす。あれがスペルというものだろう。

 

玲音「やべぇ………」

 

危うく当たるところだった。というかここまでとは思わなかったため防ぐのがやっとだった。

 

紫 「ふふっ♪因みに使う場合は今みたいに

   宣言しないと反則負けよ?」

 

レミ「大方は分かったわ」

 

紫 「そしてこれが一番肝心よ♪美しく戦う事

   美しく相手に勝ってこそ弾幕ごっこよ♪」

 

レミ「良いわねそのルールスペルは紙で作るの

   よね?」

 

紫 「えぇ♪このくらいの大きさの紙に自分が

   使いたいスペルを考えれば出来ますわ♪」

 

レミ「ふ~ん」

 

レミリアは手に紙を取ると何かを考える。すると真っ白の紙にスペルの絵柄が浮かび上がる。

 

レミ「出来上がりね」

 

紫 「教えられるのはこのくらいですわね………

   では最後に皆様にお願いがあります」

 

レミ「それは?」

 

紫 「この幻想郷の新たなシステムとして異変

   を起こしてもらいたいのですそうする事

   で異変を起こした主犯と解決する人間と

   での弾幕ごっこでの戦いが起こりますわ

   そうして友好の輪を拡げていくという風

   にしたいのです」

 

レミ「良いわやってあげるそれでもしかしたら

   フランを助けれる奴が来るかもしれない

   から………それと起こす異変については文

   句は言わせないし勝ったのなら私達の楽

   園を築くわ良いわね?」

 

半分は冗談混じりに言っているのかもしれないが目は本気の目だ。つまり勝ちにいく気満々だ。

 

紫 「構いませんわ♪あの子に勝てたらですけ

   れど♪では私はこれにて楽しみにしてお

   りますわ」

 

そう言い紫は裂け目を通って消えていった。そしてレミリアは、

 

レミ「総員につぐわ!組織を解散させるから

   やってちょうだい」

 

玲音「はぁ主の尻拭いも仕事とはね」

 

美鈴「玲音さん行きますよ」

 

玲音「へいへい」

 

そうして自分達は作った組織を解散させるという何のためにやったのか分からない作業をしたのだった。そうしてそれから1年の歳月が経ち深夜の時間帯。眠い中で異変を起こす最後のミーティングをしていた。

 

レミ「……そろそろ始めるわよ」

 

全員「はっかしこまりました!」

 

と、玉座に座るレミリアの合図で自分以外の皆は頭を下げて返事をする。こんな魔王ごっこの何が楽しいのやらと思いつつ煙草を吹かせながら皆を見ていると、

 

レミ「そこの煙草吹かせてる駄執事!あんたも

   やりなさいよ!」

 

小さい魔王様からのご指名を貰う。眠いのに勘弁してくると思いながら呆れつつ

 

執事「やれやれ分かりましたよ、お嬢……」

 

煙草の火を消して皆に加わると、

 

レミ「さぁ始めましょう私達の楽園のために!」

 

その言葉によってレミリアの作戦である紅い濃霧を噴出させて空が覆い尽くしたのだった。ミーティングが終わり廊下を歩きながら窓から見える真っ赤な濃霧の空を見て、

 

玲音「大丈夫かねぇ」

 

本当に大丈夫かと思い呟いていると、

 

ベリ「心配性ね貴方は………死なない戦いなんて

   楽じゃない」

 

玲音「どうだかな………」

 

死なないのなら全然良いのだがフランの心の病を治す奴が現れるのかも分からないため心配なのだ。そして歩いて行くこと数分。自分の持ち場であるホールへと来て階段に座り煙草を吹かせる。

 

ベリ「玲音♪少し混ぜなさいよ久々に遊びたい

   のよ」

 

玲音「スペルで召喚することがあればな………」

 

ベリ「そう楽しみにしておくわ」

 

そう言いベリアルは消えていき自分は煙草の煙を吐きながら目の前の門を見て、

 

玲音「さて鬼が出るか修羅が出るか楽しみだ」

 

そう呟き玲音は侵入者が来るまでの間、煙草を吸い続けて待つのだった。そしてこの異変の後に玲音は色々な出会いを物語を体験する事となるのだがそれは今はまだ知らぬ事である。

 

~END~




怠惰「それでは今回もありがとうございました」

晴明「怠惰さん教えてほしいのですが何故に
   紫はレミリア達にあんな事を頼んだの
   でしょうか?」

怠惰「良い質問だね♪まぁ言うとね弾幕ごっこ
   それが始まったのはリアルで言うと第6
   作品目つまり紅魔郷で正式にルールが決
   まったんだけど何故にそんなルールにし
   たのかそれは本編で書いた吸血鬼異変は
   レミリア達が幻想郷に襲来しただけどそ
   の時には妖怪達の心境はね人里の人間達
   を襲う事が出来なかったその理由は減る
   のも困るため控えさせたその結果妖怪達
   は存在意義を否定されていのと変わらな
   いために気力は衰えて衰弱した結果レミ
   リア達にボコボコにされて傘下になった
   ってのが本来の話かな………」

晴明「そうなんですか………」

怠惰「それでだこの小説内ではそれに危機感を
   持った八雲紫が裏からレミリア達を動か
   してわざと異変を起こさせる事によって
   里の人間達にも危機感を覚えさせる事に
   よって弾幕ごっこを可決させる方向へと
   持っていったそれに加えて弾幕ごっこの
   初実装になり異変解決にもなるっていう
   宣伝にもなるそういった思惑が交差した
   のがこの小説内での話になるかな」

晴明「意外にも出来上がった物語ですね」

怠惰「それなりにというかやり方が下手だけ
   どね♪それではまぁまぁ長かったけれ
   どお付き合い頂きありがとうございま
   した♪」

晴明「また本編の方でもよろしくお願い致しま
   すね♪」

怠惰「それではまた………と言っても次回はあっち
   だけどね♪」

晴明「それ早く言ってくださいよ」

怠惰「それじゃさようなら♪」

晴明「それでは♪」


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第一章  夢に映る新たな旅立ち 第1話 夢

どうも初めましての方は初めまして!
そして知っている方はこんにちは読者様!
ウザやかましい奴こと怠惰のクソ悪魔です
今回から新しく書かせていただきます。
なおもし「これあの場面だろ!!」とか
「こいつはえっ!?」なんて場面があるかも
知れませんが感想などでのネタバレは控えて
くださいね♪それでは新小説へレッツゴー!


1人の少年は夢を見ていた……それは時々見る夢だった……その夢の内容は決まって1人の長い髪で左目に傷のある青年と1人の少女とで笑いあっていて楽しそうな夢だが必ず最後はその2人は戦い少女は泣きそうなのは我慢しながら共に笑い合っていた青年と戦い続ける夢だ……その少年はその場に近づこうとしても行く事が出来ない何故か足が動かないからだ……そしてその青年と少女とが別れる時だった………

 

青年「はっ!!………またこの夢か……」

 

青年は何度もこの夢を見るため正直頭を悩ませていた……

 

青年「………今何時だろ…」

 

青年は時計を見ると調度、朝の7時になっていた……

 

青年「そろそろ学校の準備をしないと……」

 

青年はベッドから起き上がり扉の縁に制服のかかっているハンガーを外し制服を着て鞄をとり部活で使う竹刀が入った袋を持つ。

 

青年「さてと行きますか……」

 

青年は面倒げに玄関へと向かって靴を履いて下駄箱に置いてある鍵写真の老婆に……

 

青年「行ってくるね婆ちゃん♪」

 

青年はそう言い扉を開けて外へと出ていき自身の名前…葛ノ葉(くずのは) (れん)と書かれているポストを見るが何もないことを確認した青年もとい蓮は、

 

蓮 「今日は何もないな…」

 

そう呟いて何時ものようには通学路を歩くのだった。

蓮は通いなれたいつもの通学路を通り、近くにあるコンビニに立ち寄り朝飯のパンと昼食ようのパンを買い通学路をまた歩く……

 

蓮 (でもあの夢は本当にいったい何なんだろ…

  確か初めて見たのは両親が死んで婆ちゃん

  に引き取られた時だったよな……)

 

蓮は幼少の幼い頃に両親を事故で亡くしている。その後、母方の祖母に引き取られたが1年前に祖母を亡くしていて今は祖母の家で1人で暮らしていた。

 

蓮 「はぁ……本当に何なんだろう……」

 

蓮はため息をしている次の瞬間だった……

 

ドスッ!

 

女性「きゃっ!!」

 

突然金髪の女性が蓮にぶつかってきたのだ。それを蓮は即座にその女性の腕を掴み体制を戻すとその女性に蓮は謝罪する。

 

蓮 「すいません余所見をしていて!

   大丈夫ですか?」

 

蓮が謝罪をするとぶつかってきた女性も頭を下げて、

 

少女「私こそごめんなさい」

 

そう言っていると今度は白髪の男性がその少女まで近づいてきて、

 

男性「まったく何やってんだ!すいません妹が」

 

どうやら2人は兄妹らしい。妹がした事について白髪の兄が謝ってきた。そして謝られている蓮は、

 

蓮 「いえいえ僕も悪かったですから」

 

と、答えると蓮の後ろの方からぶっきらぼうな男性の声が聞こえてきた。

 

男性「お前ら行くぞ~!」

 

それを聞いたであろう2人はまた頭を下げて、

 

男性「あっすいませんそれでは!」

 

少女「それと体制を直してくれてありがとう♪」

 

そう言い2人は道を走っていくのだった……

 

蓮 (仲が良い兄妹だな♪)

 

蓮はそう思いながら再び通学路を通ると1人の黒い長髪の男性とすれ違う。この時に蓮は思った……

 

蓮 (なんだろ…この懐かしい感じ……)

 

蓮は何故だか懐かしい気分になったのだ……まるで昔の知人と久々に会った気分と言ったほうがいいのかもしれないそんな気分だった。蓮は後ろを振り向くが……

 

蓮 「あれ?いない……」

 

その男性はもうその場にはいなかった……

 

蓮 「………気のせいなのかな?」

 

蓮は不思議にそう呟くとふとあることを思い出してしまった。それは自分が通学途中だったということを……

 

蓮 「いけねぇ!また遅刻で怒られる!」

 

そう言い蓮はダッシュで学校へと向かうのだった……

 

青年疾走中……

 

先生「おらお前たち!もうじき登校時刻切る

   ぞ!」

 

生徒「いそげ!!」

 

王道(ベタ)かのように真っ赤なジャージを着て竹刀を片手に威張り散らす体育教師に怒鳴られながら登校する生徒達の更に後ろでダッシュをしている青年こと蓮はこの1ヶ月で10回程遅刻をしているいわば遅刻常習犯だ。これ以上遅刻すれば成績的にヤバイのは目に見えていた。

 

先生「こら蓮!!貴様また遅れるわけでは

   なかろうな!!

 

体育教師は遥か遠くにいる蓮にそう怒鳴ると死に物狂いで走っている蓮は、

 

蓮 「そんなことは!!ありませ…!!」

 

そう言い校門まであと僅か数メートルの距離で……

 

キーーンコーーーン!カーーーンコーーーン!

 

ついにチャイムが鳴ってしまい蓮はこれで今月の遅刻回数は11回となってしまった………

 

蓮 「あっ………」

 

先生「ほほう蓮…貴様……また遅刻したな…」

 

体育教師は竹刀を肩に持ちながら眉間に血が出てきそう程に血管を浮かせる。

 

蓮 「まっ待ってください!!これには理由が!」

 

先生「問答無用だ!!」

 

体育教師はその手に持つ竹刀を蓮に向けて構える。するとどこからともなく暴れん坊将軍の無慈悲な処刑BGMが流れてきた。

 

蓮 「なっ何ですかこれ?!」

 

先生「行くぞ!!うぉー~ーー!!」

 

蓮 「ちょまっ!!わぁーーーー!!」

 

バシン!!

 

蓮 「ガハ!!」

 

蓮の頭に強烈な一撃が入る。それを食らった蓮はその場に倒れてしまった……

 

先生「幕末ゆえ致し方なし……」

 

蓮 「こ…ここは…幕末じゃ…ないっで…うっ……」

 

先生「さぁ職員室へと行こうか……」

 

そうして蓮は引きずられながら職員室へと運ばれ先生に怒られ廊下で立たせれる事となりついでに放課後に反省文を書かされるはめとなってしまったのだった……

 

蓮 「なぜこんな目に……」

 

蓮はその後授業をしっかり受けて反省文を書き体育教師の説教をくらった後、部活で竹刀を振るった。そして帰路につきようやく家の前に帰ってきた。

 

蓮 「ようやく終わった~♪」

 

蓮はそう言いつつ家の扉を開けて、

 

蓮 「ただいま~………って誰もないけど…♪」

 

苦笑いを浮かべてそんな独り言を述べていると、

 

ボリ…ボリ……ボリ………

 

と、何かを噛み砕いているような不快感をあおぐ音が和室から聞こえてきた。

 

蓮 「じょっ冗談は無しにしてよ…確かに夏だ

   よだけどまさか……」

 

そう言いつつ蓮は和室の障子を開けると蓮は顔が真っ青となってしまった……

 

怪物 ボリ………ガリ……ボキッ!

 

和室に犬のような見た目の怪物がいた。それはとてつもない位に大きく天上すれすれの大きさなのだがその怪物は何かを貪っていた。

 

蓮 「あっあぁ………」

 

蓮は恐怖のあまり言葉を失ってしまったがその怪物は非常なことに蓮の存在に気がついてしまいその眼光を蓮に向けると、

 

怪物「貴様は…晴明ェェ!!」

 

そう叫ぶとその怪物は蓮に向かって襲いかかってきた。それに対して蓮は、

 

蓮 「うぉー~ー!!」

 

サッ! ドーーーーン!!

 

剣道をやっていたために反射神経が良かったのかその攻撃を何とか避ける。そうすることによって怪物は障子を突き破り家の壁へと激突し大穴を開ける。

 

蓮 「やっヤバイ!にっ逃げないと!!」

 

蓮はそう言い鞄は投げ捨てて念のためにと自身が部活で愛用している竹刀だけを持って急いで家から出るが……

 

ドーーーーン!!

 

怪物は玄関の扉を突き破りその眼光で蓮を睨み付けると、

 

怪物「安倍晴明……貴様、よくも我を封印して

   くれたな!!今度は我が貴様を喰ろうて

   やろう!!」

 

蓮 「だから僕は晴明とかじゃないって!!」

 

ドーーン!!

 

そう叫びながら怪物は蓮に襲いかかるがそれを蓮はギリギリで何とか避ける。怪物が今度激突したのは電信柱だった。そして電信柱は折れて電線が次々に千切れて蓮の家に電信柱が倒れ家は無惨に破壊された同時に周囲は停電となってしまった……

 

蓮 「いっ家が……いや今はそんな事言ってる

   場合じゃない!」

 

そう言い蓮は走り出したが、

 

怪物「逃がすか~ーー!!」

 

怪物は蓮を執念に追いかけ続けるのだ。蓮は怪物の攻撃を何とか避けてどこか分からない林の中を走っていた。

 

怪物「どんな所に逃げようが貴様の匂いは消え

   ぬぞ!」

 

流石は犬の怪物だけあって匂いで蓮を執着的に追いかけ回し続ける。

 

蓮 「はぁはぁ………」

 

だが蓮は人間だ。体力も限界を迎えてそろそろ尽きようとしていた。

 

蓮 「逃げなきゃ殺させる前に逃げないと……」

 

そう言いつつ蓮は林を掻き分けて夜の闇で見えぬ道なき道を行くと、

 

蓮 「なんだ……ここ……」

 

蓮は見たことのない小綺麗な神社まで辿り着いていた。だが同時に蓮は疑問に思った…

 

蓮 「確かここはそんな綺麗な場所じゃ……」

 

そこは屋根には穴が空きそれを支える木も腐り果てて退廃していた神社の筈だったが今では見違えて見えていた。だが蓮は今おかれている危機を思い出す。

 

蓮 「いやこんな事を思っている場合じゃ!」

 

怪物「そこか!!」

 

だが蓮の言葉を遮り林から蓮を執着に追い続けていた怪物が現れ蓮に飛びかかる。

 

蓮 「しまっ!!うわっ!!」

 

ドサッ!!

 

蓮は避けようとしたが足を石に引っ掻けてしまい転んでしまった。

 

蓮 (あぁ……僕ももう終わりか……短い一生

  だったなぁ)

 

静かに目を瞑り走馬灯を見ることしか出来なかったが、その時だった。突然自分の背後から何枚もの紙が怪物に向かってきたのだ。それが体に張り付くと怪物は苦しみ出した。

 

怪物「グガァーーーーーー!!!」

 

怪物の飛びかかり攻撃は蓮には当たらずそのまま地面に追突した。

 

蓮 「えっ?!」

 

これに蓮は驚いていると……

 

女性「まったく……何でこんなところに妖怪がいるの

   やら……」

 

そう言いつながら紅い服を着ていて大きなリボンを頭の後ろに着けたの巫女姿の女性が現れたのだ。だが普通の巫女達とは違うのは右手にはお払い棒、左手には何か文字が書かれたお札を持っていたことだ。

 

怪物「こっこの(あま)!!……クソが!!」

 

そう言いながら怪物は、遥か上空へと上がり逃げていった。

 

女性「まったく何なんだが……」

 

蓮 「あっ貴女は……」

 

女性「ん?あんた誰?」

 

蓮 「僕は葛ノ葉……つっ…」

 

ドサッ!!

 

自己紹介をしようとしたが逃げていて疲労が溜まっていたために限界がきたのか蓮はその場に倒れてしまった。これには巫女姿の女性も驚いた。

 

女性「あっあんた!!……気絶してる…はぁここに

   置いておいても面倒よね……」

 

そう言い女性は蓮を地面に引き摺りながら神社へと入っていったのだった……

 




いかがでしたでしょうか?いや~これを書いて
いるともう1つ投稿してる小説の初々しさを
思い出しますね♪
なおもう1つの小説を見てくれている読者様方は
多分分かると思う場面が多かったのかと思います。
まぁ予想通り世界的には繋がっております。
一応はこれだけしか見ない人のためにも分かり
やすくは書きますがもう1つの方も見ると
「あぁ~!」
何ていう場面があるかも知れませんね……
えっ?○○○(ピーー)達ご一行は出るのかって?
そこは怠惰さんの考え方次第ですね♪
まぁこんな差もない小説ですが次を見てくれると
幸いです。長々と失礼しました。
それでは読者様サラダバー!


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第2話 博麗の巫女

こんにちは読者様やっと第2話をあげた
怠惰のクソ悪魔です。そんじゃ今日も
本編へどうぞ♪


蓮はまた夢を見ていた。だがその夢は今までとは違っていた。それは悲しみのような戦いの夢ではなく戦いの時に泣くのを我慢していた少女と左目に傷のある男に黒髪の少年そして白髪の少女に金髪の女性と同じく金髪だが黒い洋服を着ている少女とで仲良くかき氷を食べて笑いあっていた夢だった……すると何処からか鳥の鳴き声が聞こえ始めると……

 

蓮 「はっ……ここは……」

 

朝の日差しが当たり鳥の鳴き声が囀ずっていた。だが今蓮がいる場所は何時ものような自分の部屋ではなかった。

 

蓮 「……確か……」

 

蓮は思い出した。怪物に追われていたことそして巫女姿の少女が自分を助けてくれたことに……

 

蓮 「………(だらしないな……)

 

蓮は自分が情けなく思っていると目の前の障子が開くとそこには自分を助けてくれたであろう巫女姿の少女が立っていた。

 

少女「ねぇ貴方具合は?」

 

自身の具合を聞いてきた少女に蓮は……

 

蓮 「なぁ……君はいったい?」

 

それを聞いた少女は溜め息を吐きながら………

 

少女「はぁ………やっぱり貴方外来人ね………」

 

蓮 「外来人?」

 

少女「貴方ここ何処かわかる?」

 

蓮 「えっ?○○県の△市じゃなくて?」

 

少女「………そこが何処かは分からないけどここは

   幻想郷……忘れられた者達が集う楽園よ……」

 

蓮 「いや!いや!いや!まぁ~まて…残念だけど

   僕はもう厨二病のっていう年じゃないんだ

   あの頃の黒歴史を思い出させないでくれよ」

 

と、蓮は現実を受け止めたくないのかそんなことを言うが目の前の光景を見たら現実を受け止めるしかないのが事実だ。なお蓮は元厨二病らしい……

 

少女「はぁ………まぁあんたがどう思おうが関係

   ないけどとりあえずご飯を作ったから

   食べない?」

 

蓮 「えっえ~とそれじゃいただきます……」

 

少女「なら着いてきて……」

 

そう言い蓮は布団から起き上がり巫女姿の少女についていくのだった。食卓にはご飯と味噌汁そしてたくあんと鮎の塩焼きと朝食らしい朝食だ……

 

蓮 「え~と食べても?」

 

少女「構わないわよ……」

 

蓮 「それじゃいただきます!」

 

そう言い蓮は食卓には並べられた料理にありつくと……

 

蓮 「うっ……」

 

少女「えっ?まさか口に会わなかった?」(;^∀^)

 

蓮 「旨いです……」

 

と、紛らわしい事を言ったため少女は一瞬だがカクンと体制が崩れる。

 

少女「そっそう……そう言えばまだ名前を聞いて

   無かったわね……貴方の名前は?」

 

名前を聞かれた蓮は自身の名前を答えた。

 

蓮 「僕は蓮……葛ノ葉蓮……君は?」

 

蓮が巫女姿の少女に聞くと少女は自身の名前を答えた。

 

少女「私は霊夢…博麗霊夢よ」

 

蓮 「そうなんだ…そう言えば僕って何日

   寝てた?」

 

霊夢「何日って程じゃないわまぁ……昨日の夜

   から今の時刻あたりってところね……」

 

蓮 「そっそうですか…それとここは幻想郷

   って言ったけど本当に○○県とかじゃ

   ないんだよね?」

 

霊夢「えぇおそらく貴方が言っているのは外の

   世界の事ね……ここは隔離された世界……

   だっかしら……」

 

蓮 「なぁ……聞きたいんだけど僕は帰れる

   のかな?」

 

蓮は今一番聞きたい事として帰れるかどうかを聞くと霊夢は笑顔で、

 

霊夢「帰れるわよ♪」

 

蓮は霊夢の言葉を聞いてホッとした。

 

蓮 「よっよかった……」

 

霊夢「だけど私からも貴方に聞きたい事がある

   の……あの妖怪は何故あんなにも怒って

   いたの?普通はあそこまで怒るには理由

   があるはずだけど?」

 

それを聞いた蓮はあそこまで怒っていた理由を考えるがどんなに考えても自分は怒らせてはいないがただ気になる名を言っていたのは覚えていた……

 

蓮 「僕には分からないよ…家に帰ってみたら突然

   襲われたんだからさ…でも……」

 

霊夢「でも?」

 

蓮 「あの妖怪……だよね?」

 

霊夢「えぇ合ってるわ……」

 

蓮 「その妖怪…気になることを言ったんだよ」

 

霊夢「気になること?」

 

蓮 「確か安倍晴明……って僕に向かって

   言ってきたんだよ…」

 

霊夢「……貴方は安倍晴明って誰だか知って

   いるの?」

 

突然霊夢は安倍晴明について聞いてきたのだ。だが蓮はそんな人物は知っている筈もない。

 

蓮 「いや誰なんだそれ?」

 

霊夢「そうねぇ…安倍晴明っていうのはまぁ簡単

   に言うと妖怪達を退治する退治屋みたいな

   ものよ……」

 

蓮 「そんな人と似てるのかな?」

 

霊夢「分からないわね……たけどこれだけは

   言えるわ……」

 

蓮 (・_・?)

 

霊夢「あいつは貴方の事を相当憎んでるわ

   また貴方を狙ってやって来る……」

 

蓮 「ならどうすれば!」

 

霊夢「そんなもの退治するしかないわね♪

   だから♪」

 

霊夢は笑顔でそう言うと手を金を現す形にして、

 

霊夢「貴方賽銭してくれない?そうすれば

   考えてあげるわよ♪」

 

この時に蓮は思ってしまった……

 

蓮 (金にがめついな……だけど自分に正直な

  子なんだな♪)

 

蓮はお人好し過ぎるがために逆に褒めたくなってしまうのだ。

 

蓮 「いいよ……それで助かるなら……え~と……

   5000円でいい?」

 

それを聞いた霊夢の顔は満面の笑みとなった。

 

霊夢「ふふん♪蓮は中々話が分かるわね♪」

 

蓮 「ハハハ……てか本当に助けてくれよ?」

 

霊夢「まっかせなさ~い♪」

 

そう楽しく会話をしながら蓮と霊夢は食事を食べ終えると、

 

蓮 「それじゃ5000円…………」

 

蓮が渋々だが財布から5000円札を取り出すと、

 

霊夢「蓮、賽銭箱は外にあるからしっかり入れて

   よね♪」

 

蓮 「えっ?ここで受けとれば……」

 

蓮がそう言うと霊夢は少しばかし目を細めて、

 

霊夢「いいからいれてくる!」

 

蓮 「はっはい!!」

 

霊夢なりにも何かこだわりがあると思った蓮は直ぐ様立ち上がり外へと出るのだった。

 

蓮 「……ここだよな…」

 

蓮から見ると少しばかしだがボロくなっていてそれ以上に中には埃が貯まっているのがよくわかった…

 

蓮 「え~と…ほい……」

 

パン!!パン!!

 

五千円札を賽銭箱へと入れて蓮は手を叩き自分が助かるようにとお願いすると何かがこちらに土煙をあげながら走ってきた。それは先程賽銭箱に入れてこいと言った霊夢自身だった……

 

霊夢「おぉ~ー!!お賽銭よ♪しかも本当に

   五千円札を入れてくれるなんて♪」

 

蓮 「まぁ約束だからね?」

 

霊夢「いいのよ♪ここまでされたなら助けない

   訳にはいかないわよね!」

 

今の五千円のお賽銭で霊夢は断然とやる気が出てきたようだ……

 

蓮 「これで何とかなるよね……」

 

と、蓮がそう思っている瞬間だった。上から声が聞こえ出してきた。蓮はその方向を見ると箒にまたがった少女が此方に突撃してきていた。

 

? 「ひゃっほーーーーーー!!」

 

ザァ~~~~~~~!!!

 

少女は箒を巧み使って上手く地面に着地するとにこやかな笑顔で、

 

少女「よっ!霊夢♪遊びに来たぜ!」

 

霊夢「魔理沙♪」

 

この時の蓮の思いはただ1つだった……

 

蓮 (ここの常識って外じゃ通用しないな……)

 

蓮はただ心の中で無性に泣き続けるのだった……




今回も読んでくださってありがとうございました。
いや~でも前回を見て「あっ!」なんて言う読者
様も多々いたと思います。それともう1つの小説
そこの201話と202話をよく見てみると共通
するところがあると思いますよ?まぁその辺は、
ここまでにしてこれから蓮がどうなっていくのか?
そんな所は予想するのが醍醐味ですので是非そう
して下さい。それでは今回もありがとうございま
した。また次回♪


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第3話 白黒の魔法使い

どうも怠惰のクソ悪魔です。
言うことは対してないので
本編へどうぞ♪


蓮の目の前には白黒の服を着ていて昔よくテレビで放送されていた魔法少女を思わせるかのような服を着ていて蓮から見てみるとただのコスプレイヤーにしか見えなかった……

 

少女「おっ!霊夢そいつは誰だ?」

 

霊夢「蓮…自己紹介したら?」

 

蓮 「あっ僕は蓮…葛ノ葉蓮って言います」

 

少女「おっそうか!私は霧雨魔理沙♪

   ただの普通の魔法使いだぜ♪」

 

蓮 (魔法使いって普通…なのかな?)

 

すると魔理沙は蓮に手を差し出す。蓮は魔理沙の手を握り握手を交わした。

 

霊夢「それで魔理沙は何しに来たの?」

 

霧雨「何って遊びに来たんだが?」

 

2人の会話を聞いていた蓮は霊夢と魔理沙に疑問が湧いたため……

 

蓮 「えっと…2人って……」

 

霊夢「まぁ……友達というよりかは……」

 

霧雨「幼馴染みってところか?」

 

蓮 「へぇ……幼馴染みか……」

  (あいつは元気かな……)

 

この時、蓮は昔の事を思い出していた……かつて幼馴染みと言える友がいたことを……だが黄昏ている蓮を見ていた霊夢と魔理沙は声をかけた。

 

霊夢「蓮?大丈夫…貴方?」

 

蓮 「えっ?」

 

霧雨「何か悩みでもあるのか?」

 

魔理沙のその一言で自分のおかれている状況を蓮は思い出した。

 

蓮 「そうだ!忘れていたあいつの事を……」

 

霧雨「あいつ?」

 

霊夢「魔理沙……蓮の事について話すわ」

 

霊夢は魔理沙に蓮がここに来るまでの経緯を簡潔に話した。

 

霧雨「なんか……災難だな……」

 

霊夢「えぇ……それで蓮を狙っている妖怪を私が

   退治するって訳よ♪」

 

霧雨「……霊夢…自棄に上機嫌だな……」

 

霊夢「ふっふっ…蓮からお賽銭として五千円札を

   入れて貰ったからね……ここまでされたら

   やらないとね♪」

 

霊夢が上機嫌に言っている側で魔理沙は蓮の耳元で小声で話しかける。

 

霧雨「なぁ蓮あいつに五千円札を賽銭したって

   本当か?

 

蓮 「えぇそうですが?」

 

と、言っていると霊夢はまた目を細目にして今度は魔理沙を見詰める。

 

霊夢「魔理沙……」(¬_¬)

 

霧雨「いっ嫌だな♪冗談だぜ♪」

 

霊夢「まぁいいわ……」

 

霧雨「てかそんな事より蓮を狙ってる妖怪って

   霊夢から見てどんな感じだったんだ?」

 

霊夢「そうね…恐らく実力は中級程度って

   ところかしらね……ただ今の外の世界で

   存在を維持できるとなると……相当な

   恨みを抱いて動いているようなものね……」

 

霧雨「話は通じそうか?」

 

霊夢「無理そうね……あいつはただ単に蓮を

   食い殺したいだけだもの……」

 

蓮 「本当になんでこんな目に……」

 

自分の不遇に涙を浮かべる蓮に魔理沙はある提案をする。

 

霧雨「なぁ蓮を戦えるようにした方がいいんじゃ

   ないか?」

 

霊夢「確かにここいるとなるとそれ相応の力は

   欲しいところね……」

 

蓮 「……僕は強くなれるのかな?」

 

霧雨「さぁなだけど努力はしてみるんだぜ♪」

 

蓮 「……なら俺にここでの戦い方を教えてほしい

   頼…お願いします!」

 

蓮は霊夢と魔理沙に頭を下げると2人は笑いだした…

 

霊夢「ふふ…アハハハ♪」

 

霧雨「はっはっはっは♪」

 

蓮 「えっ?」

 

霧雨「はぁ…いいぜ♪私が知っていることなら

   何でも教えてやるぜ♪」

 

霊夢「面倒くさいけど教えてあげるわ蓮…」

 

蓮 「ありがとう……それじゃまず何を覚えれば

   いいんだ?」

 

霧雨「そうだな……まずは飛ぶことを覚えるか!」

 

蓮 「飛ぶ!?」

 

流石の蓮もまさか初っぱなから飛ぶことを覚えさせられるとは思ってもいなかったのか驚くしかなかった。

 

霊夢「その前に蓮には霊力があるかを確認

   したいのだけど?」

 

蓮 「れっ霊力?」

 

霊夢「そうね…蓮こんな感じで玉を作ることは

   出来る?」

 

そう言い霊夢は右手に霊力で玉を作り上げる。

 

蓮 「えっとどんな感覚でやれば……」

 

霊夢「まず心を落ち着かせて……そこにイメージ 

   するの……右手に玉を作るイメージをね」

 

そう言われた蓮は霊夢に言われた通りに手をかざして一転集中して右手に力を送るような感覚をすると蓮の手から驚いた事に霊力の玉が作られた。

 

霧雨「すげぇ……まさか1日で……」

 

霊夢「それを打ち出してみて……」

 

蓮はその指示を聞くと上空へと霊夢の玉を打ち出した。

 

蓮 「はぁはぁ……こんなにも疲れるんだ」

 

霊夢「でもまぁ初めてにしては上出来ね」

 

霧雨「1日でここまで出来れば大したもんだぜ♪」

 

蓮 「はは…ありがとう……」

 

霧雨「それじゃ今度こそ飛ぶ練習な♪いいか蓮

   体を浮かせるイメージを持つんだ♪こんな

   風にな♪」

 

そう言い魔理沙は箒に股がるとフワッとした感じで浮遊する。

 

蓮 「えっえ~と…………」

 

蓮は言われた通りに浮くイメージを持ちながら頭に思い浮かべると不思議と体が軽くなったかと思うと……

 

蓮 「とっ飛んでる!?」

 

霊夢「へぇ…中々出来るもんなのね……」

 

そう言いながら霊夢も普通に何がないように体を浮かせて飛んでいた。

 

蓮 「れっ霊夢も飛べたんだ……」

 

霊夢「それで飛べたから次は戦い方…というより

   遊び方と言った方がいいかしらね♪」

 

蓮 「遊び?」

 

霧雨「おっ!あれをするのか♪」

 

霊夢「えぇ♪始めましょう弾幕ごっこをね♪」

 

霧雨「蓮は邪魔にならないように見てておきな♪」

 

魔理沙に注意された蓮は体を浮かせながら少し遠くで観戦する事にした。

 

霊夢「それじゃやりますか!」

 

霧雨「はいよ!それじゃ!」

 

霊&魔「「始めるわよ!(ぜ!)」」

 

そう言い合うと2人は弾幕ごっこをしだした。蓮からしてみると初めは「何だこれ?」と言った感じだったが2人が出す色とりどりの弾幕を美しいと感じていた。

 

蓮 「綺麗だな……」

 

そうして暫くして弾幕が止むと魔理沙が少しボロボロになっていた。

 

霊夢「ふふん私の勝ちね♪」

 

霧雨「負けたぜ……」

 

そんな戦い…否、遊びに蓮は拍手をした……

 

パチパチパチパチパチパチパチパチ

 

蓮 「凄いよ2人共!あんなに綺麗だなんて

   思わなかったよ♪」

 

霧雨「へぇ~蓮は中々分かってるじゃん♪」

 

霊夢「この弾幕ごっこって言うのは技と技の

   見せつけ合いよ……美しいものが勝つ

   それがこの弾幕ごっこのルールよ♪」

 

蓮 「そうなんだ……」

 

霧雨「よし!蓮、次は私と弾幕ごっこしようぜ」

 

蓮 「えっえぇーーーー!!」(゜ロ゜;ノ)ノ

 

霧雨「安心しろよ♪手加減はしてやるからさ♪」

 

こうして蓮も弾幕ごっこをする事となったのだった……

 




こうやって小説を書いていると頭をから良いん
だけど漢字の誤認識があったりして再編集という
手間がかかる……本当にそれがキツい……
今も昔もそれは直らない……直さないとな……
おっと失礼しました。今回はいかがだった
でしょうか?まぁ何時も見ているような軽くの
ほのぼの系でしたが…はたして蓮はどのように
過ごしていくのか?それでは読者様次回はもう
1つの小説の特別篇でお会いましょう。
それではバイバイ!


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第4話 弾幕ごっこ

こんにちは読者様、昨晩から一睡も出来な
かった怠惰のクソ悪魔です……
どうしてこうなった……?
それはさておき本編へどうぞ。



蓮に弾幕ごっこを教えると言ってきた魔理沙は満面の笑みだった。

 

蓮 「えっえぇと…これで本当にあの妖怪を

   倒せるのか?」

 

そう聞くと霊夢と魔理沙はまた笑いながら、

 

霊夢「大丈夫よ♪弾幕ごっこは霊力等を使って

   やる遊びよ♪蓮の場合は霊力が高くなれば

   なるほど弾幕の展開量も増えるし何よりも

   さっきよりかは大きな弾幕を出せるわ♪」

 

霧雨「それに妖怪ってのはただ力で倒すより

   こういう力を使ってやる方が楽だぜ?」

 

蓮 「そっそうなんだ……」

 

霧雨「てなわけで蓮!弾幕ごっこしようぜ!」

 

蓮にとっては命がかかっている。だが先程見ていた美しい弾幕に心を奪われてもいた。

 

蓮 「ならお相手をお願いします」

 

霧雨「よっしゃ!そんじゃ霊夢は少し見ていてくれ♪」

 

霊夢「はいはい…やり過ぎないでよね」

 

霧雨「分かってるって♪」

 

そう言い霊夢は地上の神社へと降りていった。

 

蓮 「えっと…ルールは?」

 

霧雨「おっと悪いな♪ルールは簡単だ弾幕が体に

   当たらないように避ければいいだけだぜ♪」

 

蓮 「それなら……」

 

蓮は先程から持っていた竹刀が入った袋を背中からとると竹刀を取り出して、

 

蓮 「これは使ってもいいんですか?」

 

霧雨「あぁ♪武器もありだが肝心なのは

   美しく見せ合うことだぜ♪」

 

蓮 「分かったよ♪」

 

霧雨「後は…とりあえず残機だが1個でいいだろ?」

 

残機と聞いた蓮は昔にやっていたゲームを思い出したため残機の意味を知っていたため魔理沙に、

 

蓮 「うんそれで構わないよ♪」

 

霧雨「それなら始めるぜ!!」

 

蓮 「来い!!」

 

この一言によって蓮と魔理沙による弾幕ごっこが開始された。

 

霧雨「まずはこいつからいくぜ!」

 

そう言い魔理沙は箒を巧みに操って移動しながら無数に弾幕をばら撒くいてくる。先程の弾幕ごっこを見ている蓮からすれば手加減はしてくれていると思えていた。

 

蓮 「くっ!」

 

飛べるばかりになった蓮は上手くコントロールしながら飛行して魔理沙と同じように弾幕を放つがやはりまだ覚えたてのか大きさも小さく相手の魔理沙より弾幕の量も少ない。

 

霧雨「ほらほら♪そんなんじゃ当たんないぜ♪」

 

魔理沙は余裕を醸し出しながら弾幕を放ち続ける。だが蓮はまだまだぎこちない……

 

蓮 (どうすれば……)

 

この時だった蓮にある記憶が思い浮かぶ……それは自分が知る筈もない記憶……その記憶は夢で見たことのある泣きながら戦っていた少女が妖怪の攻撃を美しく可憐に舞いながら避けていた記憶を……

 

蓮 「やってみるしかないよな!!」

 

そう意気込む魔理沙が放った弾幕へと突撃した。

 

霧雨「なっ!!それは自殺行為だぜ!!」

 

そう言いつつも魔理沙は蓮に弾幕を放つが蓮は先程のぎこちない避け方とは打ってかわってすらすらと避けながら魔理沙目がかけて突撃を続けた。

 

霧雨「なっ!」

   (さっきまで全然違う!!)

 

すると蓮は弾幕を放とうとはせずに持っている竹刀の刀身の部分に手を添えると、

 

蓮 「ふぅ~ーー……」

 

息を吐きながら刀身をなぞっていくとなぞった部分が光だした。蓮がやったのは弾幕を放つではなく纏わせるということだったのだ。

 

蓮 「行くよ!魔理沙さん!!」

 

そう言い蓮は魔理沙へと更に速度を上げて突っ込む。

 

霧雨「負けるか!!」

 

魔理沙は星形の弾幕を出しながらそこから更に上空へと離れるが蓮は光を纏わせた竹刀を振るい魔理沙の星形弾幕を打ち落とす。

 

霧雨「あいつ……一気に……!!」

 

魔理沙が驚くのも無理はない何せ急に上達?したのだ普通では考えられる筈もない……

 

蓮 「これで終わりです!!」

 

そう言うと蓮は光輝く竹刀を魔理沙の前で振り上げる。それは剣道の基本技の1つ面打ちだ……

 

蓮 「面!!」

 

蓮は叫びながら竹刀を魔理沙へと降りおろすがその時だった。魔理沙は胸ポケットから八角形のような物を取り出すと、

 

霧雨「恋符 マスタースパーク!!」

 

そう述べるとそのカードは八角形の形をした物から超極太レーザーが放たれた。

 

蓮 「なっ!!」

 

零距離にいた蓮はこの時避けられないと覚悟したその時だった……

 

バサッ!!

 

魔理沙が放った極太レーザーは蓮に当たることはなかった。それは巫女服を着た少女……博麗霊夢が助けてくれたからだ。

そして数秒経つと極太レーザーは消える。

 

蓮 「たっ助かった……」

 

霊夢「まったく……魔理沙!!初心者相手に

   スペル使うなら始めに言わないとダメ

   じゃない!」

 

霧雨「悪い…蓮がいきなり強くなって焦っちまった

   ぜ……」

 

魔理沙は申し訳なさそうに謝ると蓮は苦笑いをしながら、

 

蓮 「いや大丈夫だよ魔理沙さん…僕は無事

   だったんだからさ……」(;^ω^)

 

霧雨「そう言ってくれると助かるぜ……」

 

霊夢「でも初めてにしては上出来ね♪」

 

霧雨「これなら何とかなるんじゃないか?」

 

霊夢「いえ…あくまで蓮に戦い方を教えたのは

   もしのためよ……相手は中級レベル……

   下手したら蓮は確実に食い殺されるわ」

 

霊夢の一言は蓮の心の決心を固めるに充分だった……

 

蓮 (…………生きるためにはこの試練(死闘)を乗り

   越えないと……)

 

霊夢「蓮?」

 

蓮 「ん?どうかした?」

 

霊夢「また貴方虚空の空を見ていたわよ……」

 

蓮 「えっ?あっ……ごめんごめん♪それとお腹が

   減ったな……」

 

霊夢「まったく……しょうがない作ってあげるから

   早く来なさい」

 

霧雨「あっ!なら霊夢、私も食べてくぜ!」

 

霊夢「あんたは賽銭いれてからにしなさいよ」

 

こうして蓮の初めての弾幕ごっこは終幕となったのだった……




どうも読者様……不眠で体がおかしくなりそうな
怠惰さんです。今回はいかがでしたでしょうか?
えっ?後書きコーナーどうするのかって?
ノープランです。こっちは最後まで決まらな
かった件について…まぁここの小説に出てくる
オリキャラの誰かに手伝ってもらおうかな?
とまぁ最後までしまらないような後書きですが
今回はここまでです。それでは読者様
また次回!


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第5話 夢で見た者……

こんにちは読者様、遅寝早起きがここ最近
出来ている怠惰のクソ悪魔です。
最早奇跡…意外にも長く続くと……
それでは本編へレッツゴー……


蓮と魔理沙との弾幕ごっこが終わり2人は霊夢が作った料理を食べていた……

 

霊夢「まったく…蓮はいいとして魔理沙は少し賽銭

   しなさいよ……」

 

霧雨「まぁまぁ……いいじゃないか♪」

 

蓮 (霊夢は賽銭となると口うるさいな……)

 

そんな感じで食べていると蓮はあることに気がついてしまった……

 

蓮 「あれ?僕のお茶が消えた?」

 

ついさっきまで有ったはずのお茶が消えているのだ……しかもラッキーな事に茶柱が立っていてレアだったのにも関わらずにもだ……

 

霧雨「どうした?」

 

蓮 「えっと僕のお茶が消えたんだけど……」

 

霊夢「蓮…さっきからお茶は飲んでは…」

 

蓮 「いないかな?」

 

霊夢「はぁ~…………」

 

霊夢は深くため息をするとその口を開いて、

 

霊夢「いるんでしょ…紫……」

 

霊夢が虚空の彼方にその紫という声をかけると突然霊夢の後ろに無数の目がついた異次元のような穴が開くとそこから1人の女性が顔を出した……

 

紫 「あら?お茶を取ったら私って酷くない?」

 

霊夢「あんたしかいないでしょ……」

 

紫 「まぁ確かに私なんだけどね♪」

 

そう言いながら紫は本来蓮が飲む筈だったお茶を飲んでいると蓮は、

 

蓮 「なぁ…霊夢このお姉さんは誰?」

 

蓮がお姉さんと言うと紫は嬉しそうに、

 

紫 「あら♪嬉しいことを言うわね♪」

 

だがそれを聞いた霊夢と魔理沙は、

 

2人(お姉さんといえるのか(?)しら?)

 

2人が心で呟くと紫はドス黒い殺気を放ちながら笑顔で2人を見て……

 

紫 「何か文句があるのかしら?」(#^ω^)

 

2人「「いいえ何もこざいません!」」

 

紫 「よろしい♪」

 

その時の蓮はこのお姉さんに対して無闇な言葉を使ってはいけないと学習した……

 

蓮 「えっえぇと……紫さんですよね?」

 

紫 「えぇ合ってるわよ♪……あら?貴方何処かで

   私と会わなかったかしら?」

 

と、紫に言われた蓮は頭に謎マークを出してまじまじと紫を見ると……

 

蓮 「あれ?……うっ!!」

 

蓮は急に頭痛がしだしたのだ。それもただの痛みではなく頭の奥底を抉るかのような痛みだ……

 

蓮 「がぁっ!!!」

 

霧雨「おい蓮!!」

 

霊夢「ちょっと!!」

 

紫 「えっ!?」

 

蓮の背中を霊夢と魔理沙が撫でる。そして蓮はその頭痛がしている最中……ここに来て気絶した時に見ていた記憶を思い出した。左目に傷を持っている男と楽しそうに喋っている女性は目の前にいる紫そのものだった……

 

蓮 「はぁ!はぁ!」

 

紫 「貴方大丈夫?」

 

蓮 「紫さん……はぁ…貴女を僕は見たことがある…」

 

紫 「えっ?」

 

霊夢「貴方初対面でしょ?!」

 

霧雨「どういうことだぜ!?」

 

3人はどういうことか思っていると蓮は先程の頭痛の痛みがまだ抜けきっていない状態で口を開いて、

 

蓮 「貴女が…左目に傷を持つ男と話して

   いたのを僕は夢で見たんです……」

 

紫 !!

 

霊夢「でもそれは所詮夢でしょ?」

 

と、霊夢が言うと紫は…

 

紫 「……その男の人って長い黒髪で微笑んで

   いたかしら?」

 

蓮 「はい……」

 

霊夢「知っているの?」

 

紫 「えぇ……それは間違いなく私の師匠よ……」

 

これには2人は「はっ?」と思うしかなかった……だが紫は蓮に少しばかしだが興味が湧いた……

 

紫 「貴方…名前は?」

 

蓮 「僕は蓮…葛ノ葉蓮……」

 

紫 「ふぅ~ん……」

 

霊夢「紫…何を考えているの?」

 

紫 「ふふ♪少しね……藍」

 

紫が誰かの名前を言うと先程の紫と同じように目のついた穴から金髪ショートヘアーの女性が現れる。

 

藍 「紫様どうかしましたか?」

 

紫 「藍…葛ノ葉と言う一族について少し調べて

   もらえないかしら?」

 

藍 「分かりました」

 

そう言うと藍と言われた女性は先程の穴へと引っ込んだ……

 

紫 「貴方に興味が湧いたわ葛ノ葉蓮……

   少し待っていてちょうだい♪」

 

そう言うと紫も無数の目のついた穴へと入るとその場にあった穴は忽然と姿を消した……

 

霊夢「紫ったらなんなんだか……」

 

霧雨「てかよ……紫にあの中級妖怪の事伝えなくて

   良かったのか?」

 

霊夢「いいのよ紫は何もしないわ……それに

   これは私の依頼よ」

 

蓮 「霊夢さん……」

 

霧雨「まぁ私も協力してやるよ蓮♪さっきの

   詫びだぜ♪」

 

蓮 「魔理沙さん……」

 

霊夢「それとさん付けはいらないから霊夢でいいわ」

 

霧雨「私も魔理沙でいいぜ♪」

 

2人にそう言われた蓮は笑顔で、

 

蓮 「霊夢、魔理沙……ありがとう♪」

 

霧雨「いいってことよ♪」

 

霊夢「蓮……魔理沙1つ言っておくわ……」

 

霊夢は真剣な顔で蓮と魔理沙に口を開く。

 

霧雨「どうしたんだぜ?」

 

蓮 ?

 

霊夢「あの中級妖怪はここを襲撃するわね」

 

蓮 「えっ!!」

 

霧雨「霊夢……その根拠は何だぜ?」

 

魔理沙が霊夢に「根拠は?」と言うと霊夢は、

 

霊夢「勘よ♪」

 

霧雨「そうか……なら待つとしようぜ♪」

 

蓮 「えっ?!」

 

蓮は大丈夫なのか?としか考えていなかったが、それに魔理沙が、

 

霧雨「安心しろよ蓮♪霊夢の勘の的中率は

   ヤバイからよ♪」

 

蓮 (本当に大丈夫なのかな?)

 

霊夢「まぁ任せなさいそれで作戦なんだけど……」

 

そう言いながら霊夢は蓮と魔理沙に自身が考えた作戦を話すのだった…… そうして作戦を話して数時間後……博麗神社に1匹の怪物もとい蓮を追いかけている妖怪が飛来した。

 

妖怪「どこだ……どこにいる安倍晴明……」

 

妖怪は自身の自慢とも言える鼻で臭いを嗅ぐと博麗神社のとある一室に目をやると口からしょうき放ちながら、

 

妖怪「そこか!!」

 

そう言い妖怪はその部屋へと向かって突っ込んだのだった……

 




はい。てなわけでもう1つの小説との接点がまた現れました。そして次回はとうとうあの妖怪との対決です。蓮の未来、運命は如何に……それはまた明日ですけどね♪
それでは今回もありがとうございました。
バイバイ♪


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第6話 VS怨念の妖怪

こんにちは読者様、臨時のバイトに
出ていた怠惰のクソ悪魔です。
臨時収入&臨時バイト……
なお日給5000円……
高いのかな?いや、こんなくだらない話は
止めて本編へどうぞ。


妖怪が博麗神社の一角にある障子で塞がれている所へと突っ込んだ……

 

ドーーーン!!

 

妖怪「晴明……貴様を喰ろうて……なっ!!」

 

妖怪はその母屋に入って気がついたのはそこは建物ではなく外だったということだ……すると……

 

ピキーーーーー!!!

 

妖怪「なっ!なんだこれは!!」 

 

突然妖怪の四方八方に結界が立ち並び妖怪が逃げる隙間が消えると3人の男女が姿を現した……その3人は読者様のおもっているとおり蓮、霊夢、魔理沙の3人だった……そして魔理沙は1個茸を見ながら、

 

霧雨「幻惑茸……相手に幻覚を見せる胞子をばら蒔く

   魔法の森の特産茸さ♪」

 

と、突然茸の説明をしだした…なおこの茸は自分達世界のヤバいマジックマッシュルーム等ではなく幻想郷なおかつ魔法の森にのみに自生している茸だが中毒性はない。この胞子を体内に取り込むと少しの間幻覚を見せる。霊夢達が考えた作戦はこの茸を使って幻覚を見せて妖怪を油断させてからの霊夢の作る結界で捕獲する作戦と出たのだ。

 

蓮 「しかし凄い茸ですね……」

 

霧雨「まぁな♪これでも私は茸の知識には自信が

   あるんだぜ♪」

 

霊夢「ほらあんた達今は集中よ……」

 

霊夢がそう言っている一方で妖怪は蓮を見つめると……

 

妖怪「晴明……晴明!……安倍晴明!!!」

 

妖怪は蓮に向かって叫びあげて自身を囲んでいる結界に体当たりをしだした。

 

霧雨「あいつ滅茶苦茶怨んでるな……」

 

霊夢「いいから片付けるわよ!!」

 

そう言うと霊夢はお払い棒とお札を構え、魔理沙はミニ八卦炉を構え蓮は竹刀に霊力を纏わせて構えると、

 

霊夢「霊符 夢想封印!」

 

霧雨「恋符 マスタースパーク!!」

 

霊夢の夢想封印と魔理沙のマスタースパークが妖怪めがけて発動されそれは全て命中した。

 

妖怪「がぁーーーーー!!」

 

蓮 「これでとどめだ!!」

 

痛みで叫びをあげている妖怪に蓮は前進してから竹刀を振り上げて、

 

蓮 「面!!」

 

バシン!!

 

その一撃は妖怪の頭にクリティカルヒットした。

 

妖怪「がぁーーーーー!!」

 

ドスン!!

 

妖怪は最後の叫びをあげてその場に崩れた。

 

霧雨「へっへぇ♪いっちょあがり♪」

 

霊夢「ふぅ~終わった終わった……」

 

蓮 「終わったよな……」

 

蓮がそう言った直後だった。突然霊夢と魔理沙は驚いた顔をしたのだ。驚いた顔をした霊夢は蓮に向かって叫んだ……

 

霊夢「蓮!!後ろ!!」

 

霧雨「避けろ!!」

 

蓮 「えっ?」

 

蓮が後ろを向こうとした刹那の瞬間だった……先程倒れた妖怪が蓮に向かってその口を開いて襲いかかったのだ。

 

蓮 「なっ……」

 

蓮は突然の事で体が動かなかった。そして妖怪が蓮の頭にその巨大な口で噛みつく一歩手前の所で蓮は咄嗟に目を閉じた。人間は驚くと目を瞑る傾向がある。その反射神経が作用した瞬間でもあった。だが目を瞑った蓮は不思議に思った。それは痛みを感じないのだ……ゆっくりと目を開けると目の前まで噛みつこうとしている口が見え……

 

蓮 「えっ……何だよこれ……」

 

蓮はゆっくりとそこから抜けて周りを見渡すと霊夢、魔理沙が人形かのようにその場で止まり絶望を生んだ顔をしていた。だがそれは妖怪も同じだった……

 

蓮 「何が起こってるんだ……」

 

この異様な静けさに気味を悪くしていると蓮の後ろから声が聞こえだした……それは少女の声だが霊夢でも魔理沙でもない誰かの声だ……

 

? 「葛ノ葉蓮……貴方はここで死ぬ定めでは

   ありません……」

 

蓮 「あなたは誰ですか!」

 

蓮が後ろを振り向くとそこには見しらぬ女性が立っていた。

 

? 「……それはまだ時ではありません…ですが

   今そこにいる恐怖に立ち向かわなければ

   いけません……」

 

蓮 「どうするんだよ!霊夢の夢想封印でも

   魔理沙のマスタースパークだって……」

 

? 「弱気にならないでください葛ノ葉蓮

   貴方ならあの妖怪……狗神を……○○

   出来る筈です……」

 

その女性が言った狗神から先が聞き取れなかったため蓮はその女性に、

 

蓮 「何て言ったんですか……もう一度教えて

   ください!!」

 

? 「ですから貴方なら能力で……あの子を……」

 

その女性が言おうとした瞬間だった……

 

霊夢「蓮!!」

 

霧雨「蓮!!」

 

蓮 「はっ!!」

 

止まっていた時が動き出したのだ。妖怪狗神は蓮を喰らおうとしたが蓮はそこから抜けていたためその喰らいつきは空を切った。

 

狗神「なっ!なんだと!!」

 

霊夢「嘘……蓮、今のってどうやったのよ……」

 

霧雨「魔法かよ!?」

 

と、驚いていたが蓮は直ぐ様正気に戻って、

 

蓮 「霊夢!魔理沙!あの妖怪は狗神だ!」

 

霧雨「狗神だって!?」

 

霊夢「道理でここまで強いわけよね!」

 

狗神……それは犬を使った呪術によって作られた人工的な妖怪であると同時に協力な呪詛である。狗神に憑かれた者は祓わない限り永遠と狗神の呪いで不幸が訪れるはめになる。故にこの呪詛は禁忌となり現代において忘れ去られた呪詛である。

 

霧雨「その前に何で狗神だって気づいたんだよ?」

 

蓮 「今は後!あの妖怪を何とかしないと!」

 

蓮は竹刀を再度構え狗神の方へと向く。

 

狗神「逃がしても貴様を喰ろう運命は変わらぬ

   ぞ!」

 

狗神はそう叫びながらまた蓮へと襲いかかる。

 

蓮 「霊夢、魔理沙……少しだけ時間を稼いで

   くれないか?」

 

霧雨「策があるのか?」

 

魔理沙に策があるかと聞かれた蓮は首を縦に振るとそれを見た霊夢と魔理沙は顔に笑みを浮かべて、

 

霊夢「良いわよ……やってあげるわ!」

 

霧雨「何とか5分は持たせるぜ!!」

 

蓮 「頼む!」

 

蓮は2人に頼むと目を瞑り瞑想をする。

 

霊夢「足引っ張らないでよね魔理沙!」

 

霧雨「それは私の台詞だぜ!」

 

霊夢はスペルカードを構えると、

 

霊夢「夢符 二重結界!」

 

霊夢が唱えると狗神の目の前に結界が現れる。それは先程狗神を足止めした結界だった…狗神はこれには反応できなかったのか……

 

ゴン!!

 

結界に激突して動きを止めた……

 

狗神「おのれまた結界か!!」

 

すると今度は魔理沙が箒に股がりながらスペルカードを取り出すと、

 

霧雨「魔符 スターダストレヴァリエ!」

 

そう唱えると魔理沙を中心に無数の星形弾幕が放出される。それは結界で動きを制限されなおかつ巨大な狗神には避けるのは難しかった……

 

狗神「痛!痛!……ガリ…甘!……てっ痛!」

 

何故か狗神はその星を喰って甘いと評価した……だが結構痛いようだ……

 

狗神「この餓鬼共が!!」

 

バリンッ!!

 

狗神は怒りで霊夢が作った結界を破壊すると再度蓮へと襲いかかるが……

 

蓮 「……見えた…これが僕の能力なんだ!」

 

そう言うと蓮は目を見開いて襲いかかってくる狗神に向かって走り出した……普通なら自殺行為かと思うのは無理はないのだが……

 

狗神「死んで消えろ!!安倍晴明!!」

 

狗神はその巨大な口で蓮を食い殺そうとするが蓮は手に持っている竹刀の持ち手を刀身にして持つと……

 

蓮 「これでも食べてろ!!」

 

ガッ!!

 

狗神「なっなんふぁ!これふぁ!」

 

竹刀を狗神の口につっかえ棒のようにして固定させたのだ……

 

蓮 「これが僕の能力なんだ!」

 

もう一度叫び蓮は跳躍して右手に握りこぶしを作るとその拳は光だし右手の甲に星の紋様の五芒星(ごぼうせい)が描かれる。そしてその右腕で蓮は狗神の眉間を殴った。

 

ゴン!

 

狗神「そんなこうふぇき効かぬぞ……」

 

口に竹刀がつっかえた状態でそう言うと蓮は笑みを浮かべた。すると狗神の眉間が蓮の右腕の甲に描かれた五芒星の紋様が浮かび上がりそこは白く光だした。

 

狗神「なっなんふぁ!これは!!」

 

蓮 「これが僕の能力『式を操り使役する程度の

   能力』だ!!」

 

狗神「おのれ!おのれ!安倍晴明ェェ!!

 

そう叫びながら狗神はその場から忽然と姿を消して代わりに1枚の紙がその場に落ちていたのだった……

 

蓮 「これは……」

 

蓮はその紙を拾って見ると狗神と大きく書かれていた……

 

霊夢「終わったのよね蓮?」

 

蓮 「うん♪終わったよ♪」

 

霧雨「しかしまさか蓮が能力持ちだったとはな」

 

蓮 「僕も驚いたけどね……にしてもあの女性は

   誰だったんだろう……」

 

霊夢「どうしたの?」

 

蓮 「いいや♪何でもないよ♪」

 

こうして狗神は騒動は幕を閉じ魔理沙は家へと帰り蓮は霊夢の住むはぐれ神社で夜を越すのだった……一方とある境界の場所では……

 

藍 「紫様…葛ノ葉一族について情報を集めました」

 

紫 「そう…見せてちょうだい…」

 

藍は紫に自身が集めた情報を見せると紫はそれを見て笑った。

 

藍 「まさか…葛ノ葉一族がこの人間の子孫だとは」

 

紫 「それは私も思ったわ……もしこれを知ったら

   御師匠様は喜んだかしらね……まさかあの子

   が安倍晴明の子孫なんてね♪」

 

その会話の内容はその場にいる紫と藍しか知るものはいなかった……

 

 




はいどうもッス毎度のように現れる
怠惰のクソ悪魔こと怠惰さんです。
今回で蓮の出生が分かりましたね……
えっ?もう知ってる?…そいつはすげぇ……
あんたはいったい何なんだ……と、
どこぞのグラサン着けてる人みたいに
言いますね……最早メ(ピー)ルギアですね……
それはさておき今回はいかがでしたでしょうか?
また次回も投稿しますのでよろしくお願いします。
それでは読者様さようなら~♪


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第7話 謎の女性と出生

こんにちは読者様、昼寝のつもりが気づいたら
こんな時間になっていた怠惰のクソ悪魔です。
寝すぎて頭が痛いです(´・ω・`)
それでは本編へとどうぞ。


蓮はまた夢を見ていたがいつもの夢とは打って変わっていた。蓮がいたのは真っ白な世界だった。

 

蓮 「ここは……」

 

? 「葛ノ葉蓮……」

 

蓮は名前を呼ばれた方を向くとそこには狗神を封印する助言をしてくれた女性がにこやかな笑みを浮かべて立っていた。

 

蓮 「貴女は……狗神の時の……」

 

? 「ふふ♪葛ノ葉蓮……よくぞやりました♪」

 

蓮 「えっ?」

 

? 「貴方はやはり私の血を受け継ぐだけは

   ありますね♪」

 

蓮 「それっていったい……」

 

? 「それはそれとして貴方が封じた狗神……」

 

蓮 「狗神がどうしたんですか?」

 

? 「貴方なら使いこなせれる筈よ♪貴方の能力

   そして優しさがあれば……」

 

蓮 「それはどういう!!」

 

蓮がそう言いかけた時だった……蓮は眠りから覚めた。

 

蓮 「はっ!はぁ……はぁ……今のは……」

 

蓮の服には寝汗がびっちょりと染み付いていた。故に気持ちが悪かった……すると襖が開いて霊夢が顔を出した。

 

霊夢「蓮…起きた?……って!どうしたのその

   汗は!?」

 

蓮 「いや……何でもないよ……」

 

霊夢「そっそう……とりあえずご飯を食べましょ」

 

蓮 「あっうん……」

 

蓮は布団から立ち上がり霊夢の後に続いて居間へと向かった。

 

蓮 「それじゃいただきます……」

 

霊夢「どうぞ……」

 

そう言うと蓮は朝食を食べ始めた。メニューはお茶漬けと沢庵だった……

 

霊夢「ねぇ蓮……昨日も今さっきの朝もそう

   だけど…様子がときどきおかしいのは

   何故?」

 

蓮 「えっえぇと……」

 

霊夢「答えたくないならそれでもいいわ」

 

蓮 「いや言うよ……昨日の僕の能力や朝に何が

   起きたのか」

 

蓮は朝食を食べながら霊夢にこれまで夢で起きたこと狗神の時と朝に出会った女性の事を話した……

 

霊夢「そう……不思議な雰囲気の女性ね……」

  (何でか紫しか思い付かないわね……)

 

蓮 「うん……一体誰なんだろう……」

 

蓮がその言葉を言った時だった。蓮の隣で無数の目がついた穴が開いた。そこから昨日現れたお姉さんの紫が現れた。

 

紫 「ふふ♪また来たわよ♪」

 

霊夢「……証拠にもなく何しに来たのよ紫……」

 

蓮 「紫さん?」

 

紫 「まぁまぁ♪今回は葛ノ葉蓮……貴方に用が

   あってきたのよ♪」

 

蓮 「僕ですか?」

 

紫 「えぇ♪貴方の一族……御先祖様の事が

   分かったから会いに来たのよ♪」

 

それを聞いた蓮は夢で出会った女性の言葉「血を受け継ぐ」という言葉が引っ掛かった。

 

蓮 「紫さん…教えてください」

 

霊夢「私も聞いていい?」

 

蓮 「いいよ…」

 

蓮と霊夢は葛ノ葉一族について紫の話に耳を傾けた。

 

紫 「なら話すわね……葛ノ葉一族……本来の

   姓は安倍…かつて平安の地にてその名を

   轟かせた安倍晴明の一族よ……」

 

霊夢「うそ!?」

 

霊夢は隣できょとんとしている蓮を驚いた顔で見る。

 

紫 「それであの小むSコホン!安倍晴明は

   昔に私の御師匠様とも深い関わりが

   あったわ……」

 

蓮 「え~と紫さん…紫さんの御師匠様って……

   僕の夢に出てきた長髪で左目に傷がある

   男性の人ですよね?」

 

紫 「えぇどちらかと言えば人間というより妖怪

   と言ったほうが良いけどね♪」

 

蓮 「えっ妖怪?紫さんってまさか……」

 

紫 「えぇ♪私も妖怪よ♪言っておくけど狗神

   みたいにあそこまで狂暴じゃないからね?」

 

それを聞いた蓮は驚いた。狗神の見た目はThe妖怪の見た目だったがそれに比べて人間のような姿をしている紫さんに驚くしかなかった。だが今の言葉を聞いた霊夢は目を細めて、

 

霊夢「紫……昨日の戦い見ていたの?」

 

紫は「狗神みたいにあそこまで狂暴じゃないから」と言ったのだ。昨日、霊夢、魔理沙、蓮は紫に一度も狗神について喋ってはいない。それはつまり昨日の狗神との戦いを見ていたという結論だ。霊夢の指摘に紫は微笑みながら、

 

紫 「えぇ♪特に蓮君が狗神の攻撃を突然消えて

   避けた時は驚いたわね♪」

 

蓮 「紫さん…その時に女性を見ていませんか?」

 

蓮に助言をしてくれた女性を見たかと聞くと紫は首を横に振って、

 

紫 「いいえ……見ていないわ?」

 

蓮 「そっそうですか……なら紫さんの御師匠様

   には会うことは出来ますか?」

 

紫の御師匠様について聞くと紫は少し悲しげな顔を一瞬して、

 

紫 「いいえ……会えないわもう御師匠様は

   この世にはいないですもの……」

 

霊夢「えっ?だって妖怪って結構生きるでしょ?」

 

紫 「御師匠様は半人半妖という妖怪の部類

   だったのか今から数千年前に息を

   引き取ったわ……」

 

蓮は紫の悲しそうな表情を見てこれ以上はと思い、

 

蓮 「すいません……嫌な話をしてしまって……」

 

紫 「いいのよ……蓮や霊夢は何も知らなかった

   のですもの気にしないで♪」

 

霊夢「それよりも紫……何故安部ではなく葛ノ葉

   になったか教えてくれる?」

 

霊夢が本命の話をしてくれと紫にいうと、

 

紫 「あら!私としたことが……それじゃ

   話すわね何故葛ノ葉と呼ばれたかを……

   それは……」

 

霊夢「それは?」

 

紫 「今から数百年前に安倍晴明の子孫の1人が

   禁忌に手を出したの……」

 

蓮 「禁忌?」

 

紫 「えぇそれによって現れた妖怪に一族を

   根絶やしにされたと聞いたわ……」

 

蓮 「根絶やし……」

 

蓮はその話を聞いて想像も出来なかった。自分の先祖の過去にそんな悲劇が起こっていたとは思わないだろう……

 

紫 「それで生き残った晴明の最後の子孫は

   自分を……晴明の一族の血を絶やさない

   ためにも正体を隠した」

 

蓮 「僕の御先祖様にそんな過去が……」

 

紫 「そして葛ノ葉の姓は晴明の母親……

   葛の葉からとったとされているわ」

 

蓮 「そうなんですか……」

 

紫 「これが私達が調べた大まかな内容よ」

 

紫達で調べた内容を全て話終えると蓮は、

 

蓮 「……1つ聞きたいんですが……その僕の

   御先祖様を根絶やしにした妖怪は

   どんな妖怪なんですか?」

 

紫の話を聞いた蓮は自身の先祖を根絶やしにした妖怪がどんな妖怪なのか気になり聞くが、

 

紫 「それは私達にも分からないわ……

   だけれどいくらかは晴明の血が薄まり

   弱くはなってはいたけど晴明の子孫達

   を根絶やしにしたってことは恐らく

   上級妖怪レベルだと思った方がいいわ」

 

霊夢「それって紫とかと同等レベルじゃない」

 

紫 「まぁでもそんな害悪な妖怪は幻想郷には

   いない筈よそれにもしその妖怪がいたと

   して幻想郷に害をもたらすというなら……」

 

紫は言葉を濁らせて少し殺気を込めて、

 

紫 「私がそいつの塵も残さずに根絶するもの

 

これには蓮も体を震わせたが霊夢ですらも額から冷や汗が流れた……

 

紫 「あらごめんなさい♪私とした事が少し

   私情が入っちゃったわね……」

 

蓮 「いえ……確かに紫さんに恐怖を覚えました

   ですがここ幻想郷が大好きだって事が伝わり

   ましたから♪」

 

紫 「ふふ♪あの子よりかは大人しいけど

   そういう優しさは変わらないわね♪」

 

蓮 「えっ?」

 

紫 「いいえ♪こっちの話よ♪それじゃ私は

   帰るわね♪」

 

そう言い紫は無数の目のついた穴を開けてそこに体をいれようとすると霊夢が、

 

霊夢「紫……蓮を外に帰したら?」

 

霊夢は外来者の蓮を元の世界に帰させる事を提案すると、

 

紫 「あらそれもそうね……蓮は帰りたいの

   かしら?」

 

紫は蓮にもとの世界に帰りたいかと聞くと蓮は、

 

蓮 「いえ……僕はここに残ります」

 

霊夢「えっ?貴方だって外に家族とかが……」

 

霊夢が家族の事について言うと蓮は首を横に振って、

 

蓮 「僕にはもう家族はもういないから……」

 

霊夢「えっ?」

 

蓮 「僕の親は幼い時に事故で亡くなって

   ばあちゃんは去年他界したから1人

   暮らしなんだよ」

 

霊夢「……そう…」

 

蓮 「それに久々に人と食事をとれたのが楽し

   かったんだ♪いつもは1人だけだった

   から……だから……」

 

蓮が更に言おうとすると霊夢は蓮の口に手をかざして、

 

霊夢「これ以上はいいわ……ねぇ紫…蓮を家で

   預かっていいかしら?」

 

紫 「構わないわよ♪」

 

霊夢「なら蓮!ここが貴方の家よ!」

 

蓮 「えっ!?いいの僕がいても?」

 

霊夢「フッフッフ♪気にしなくてもいいわ♪

   その代わり家賃分として掃除とかして

   貰うけどね♪」

 

蓮 「それで住めるならぜひ!」

 

紫 「ふふ♪後は貴方達に任せるわ…それと蓮♪」

 

蓮 「えっと何でしょうか?」

 

紫 「ようこそ幻想郷へ貴方を歓迎するわ♪」

 

こうして蓮は幻想郷で暮らすこととなったのだった……




はいはい蓮の血筋が分かった感じですよね
蓮の先祖に起きた因縁、出会いそれはやがて
因果によって繋がっていく。そしていずれ
奴も感応するがごとく動き出す。
この先、蓮はどうなるのか……どう生活する
のかその先を知っているのは怠惰のクソ悪魔
の中の人のみ……
まぁ多分シリアスは有るのか無いのか分かり
ませんが、よければまた見てください。
それでは読者様今回もありがとうございました
また明日♪


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第8話 人里

こんにちは読者様、バイト代全部使って
中古の戦国無双4とBF4を購入した
怠惰のクソ悪魔です。春の季節なのに
財布は吹雪いていて寒いです……
そんな下らないような話しは無視して
今回は色々とキャラ崩壊?のような
所がちゃろちょろありますが許して
下さい。それでは本編へどうぞ


蓮が博麗神社に住んで3日目の事だった。今現在の蓮の役目は朝の博麗神社境内の掃除だ……

 

蓮 「ふぅ~綺麗になったな♪」

 

竹箒を片手に呟くと縁側でお茶を飲んでいる霊夢に、

 

霊夢「そういえばそろそろ買い出しをしないと

   行けないわね……」

 

蓮 「買い出し?」

 

霊夢「えぇここの食べ物もどっかの誰かさんが

   来てから早く消費してそろそろ尽きそう

   だしね……ズズッ……」

 

蓮 「霊夢それって皮肉?」

 

霊夢「冗談よ…さてと買い出しに行きますか」

 

霊夢は縁側に湯飲みを置いて背筋を伸ばす。蓮は霊夢に、

 

蓮 「霊夢、僕も着いていっていいかな?」

 

霊夢「何で?」

 

蓮 「いや興味がでて……」

 

霊夢「まぁ良いわよ♪それじゃ準備なさいな」

 

蓮 「分かったよ♪」

 

そうして蓮は竹箒を元の位置に戻しなおかつ霊夢のが使っていた湯飲みを片付け蘇とに出ると、

 

霊夢「それじゃ行くわよ」

 

蓮 「うん!」

 

霊夢と蓮は体を浮かせると霊夢が動きだし蓮はそれについていった。

 

少女青年移動中……

 

霊夢と蓮は人里の手前で地上に降り立ちそこから徒歩で歩いて何とか人里までたどり着いた。

 

蓮 「へぇ~人で賑わってるね……」

 

霊夢「まぁねそれは人間が唯一まともに外を

   出歩ける場所だから」

 

蓮と霊夢はそこから色々な出店を見て回った。そうしているうちに最終目的地の八百屋にたどり着いた。

 

霊夢「これとこれとそれからこれもお願い」

 

店主「へいまいど!」

 

蓮 「そしてやっぱり僕が荷物持ちなんだね」

 

なお八百屋に行くまでの道中で買ったものは全て蓮が持っていた。

 

霊夢「男手があると助かるわね♪」

 

蓮 「そっそうかな?」

 

店主「はいよ♪」

 

店主が野菜の詰まった背負い籠を霊夢の前にだすと霊夢は蓮に、

 

霊夢「これもお願いね♪」

 

蓮 「はいはい……」

 

そうして蓮はそれら荷物も持つこととなった。流石の霊夢もここまで持たせるのもあれだと思ったのか……

 

霊夢「ねぇ蓮♪お腹すいてない?」

 

蓮 「えっ?……そういえばもう昼だね……」

 

霊夢「彼処に蕎麦屋があるけどよる?」

 

蓮 「ならお言葉に甘えるよ♪」

 

そうして蓮と霊夢は蕎麦屋に入るとにこやかな女性が現れる。

 

店員「いらっしゃいませ好きな席へどうぞ♪」

 

店員に「好きな席にどうぞ」と言われた2人は空いている席へと座ると先程の店員がお茶を持ってやってくるとそれを蓮と霊夢の前に置く。

 

店員「ご注文はお決まりでしょうか?」

 

霊夢「私はざるそばで……蓮もざるそばでいい?」

 

蓮 「うんそれで構わないよ♪」

 

霊夢「ならざるそば2つで♪」

 

店員「ざるそば2つですね♪わかりました♪」

 

店員は厨房へと走っていった。

 

霊夢「荷物運びお疲れさま……」

 

蓮 「いや気にしなくてもいいよ♪」

 

霊夢「…………ねぇ蓮は……」

 

霊夢が言葉をかけようとした瞬間だった。

 

店員「やめてください!!」

 

先程の女性の叫び声が聞こえだした。蓮と霊夢はその声の方向を見ると男性客3人が女性店員を取り囲んでいた。

 

男1「なぁよ♪楽しくお茶を飲むだけじゃない

   か♪」

 

男2「そうそう♪」

 

男3「だからお茶を飲みに行こうよ♪」

 

店員「止めてください!!」

 

この光景を見ていた蓮と霊夢はこう思った……

 

蓮 (迷惑な奴等だな……)

 

霊夢(これじゃ蕎麦が食べれないじゃない)

 

そう考えた2人は席から立ち上がり迷惑な男性客3人に近づき、

 

蓮 「君ら彼女嫌がってるだろ!」

 

霊夢「あんたら迷惑よこれじゃゆっくりと蕎麦が

   食べれないじゃない」

 

男1「何だとガキ共!」

 

男2「良い度胸じゃねぇか!」

 

男3「泣いて隅で震える覚悟はできてるよなぁ!」

 

男性客3人はナンパを止められた事に腹をたてて席から勢いよく立ち上がり蓮と霊夢を睨み付ける。

 

蓮 「店員さんは下がっていてください!」

 

店員は頷くと厨房へと走って逃げた。

 

霊夢「蓮……あんた竹刀無いけどどうするのよ?」

 

蓮 「そっちこそいつものお払い棒がないだろ?」

 

霊夢「そうね……なら……」

 

蓮 「やっぱりそうなるよね……」

 

2人は息を合わせて、

 

蓮&霊「「殴ってかたをつけるだけだ!!」」

 

男1「上等だこのやろう!!」

 

そう言うと男性客1は蓮に殴りかかるが、

 

サッ!!

 

蓮はその攻撃を左手で掴み受け流すと男性客1は体制がよろめく。そこに空かさず男性客1の帯を掴み右手で右足を前に出して男性客1を転ばせた……

 

男1「ぐわっ!!」

 

ダスッ!!ドゴン!!

 

男1「うっ!!がはっ!!…………」

 

男性客1が転ばされた場所は運悪くテーブルの近くだったためにそれが障害物となって追加のダメージか入り痛みで悶えながらも気絶した。

 

男2「くっ!女なら!!」

 

それを見ていた男性客2は蓮はヤバイと思い霊夢に殴りかかったがその男性客は運が悪い何故なら殴りかかった相手は妖怪退治を専門とする博麗の巫女、博麗霊夢だからだ……

 

霊夢「女だからって……!」

 

ゴスッ!!ミシミシ……

 

霊夢の蹴りが男性客2の右脛に当たるとその男性客2の脛から聞こえてはいけない音が鳴り出した。

 

男2「がぁーーーー!!」

 

この一撃は想定していなかったために男性客は殴るのを止めて右脛を膝まずいて抑えるが、

 

霊夢「甘くみないことね!!」

 

ドゴッ!!

 

男2「がはぁ!!」

 

霊夢の強烈かつ美しい回し蹴りが男性客2の右頬に当たると男性客2は店の格子戸の方まで蹴っ飛ばされて格子戸に穴を空けて気絶した。なお霊夢はドロワーズを履いているので下着が見えることはないため問題はない。

 

蓮 「うわ……えげつないな……」

 

霊夢「殴られるよりかはましよ」

 

そんな会話を聞いていた男性客3は蓮と霊夢を見て腰が抜けてしまった。

 

男3「ひっ!ひぃ!!」

 

先程、男性客3が言った「隅で震える覚悟はできてるよなぁ!」のセリフがそのまんま男性客3に返ってきた。

 

霊夢「あんたまだやる?」

 

男3「すっすいやせんでした!!」

 

蓮 「霊夢よせって…相手はもう満身創痍なんだ

   からさ」

 

霊夢「それもそうね……」

 

蓮と霊夢が男性客達から勝ったと悟った瞬間だった。

 

? 「お前ら何をしているんだ!!」

 

と、長髪で頭に不思議な帽子をかぶっている女性が叫びながら走ってきた。

 

? 「お前達!これはどうしたんだ!」

 

霊夢「あら?あんたは寺子屋のワーハクタク

   じゃない」

 

? 「霊夢かこれはどうしたんだ?」

 

と、事情を聞くと厨房から先程逃げた女性店員が走ってやってくると、

 

店員「違うんです慧音さん!この人達は私を

   助けてくれたんです!」

 

どうやら走ってきた女性は慧音という名前らしい……

 

慧音「そうなのか?」

 

霊夢「えぇなら彼らに直接聞けば分かるわよ」

 

慧音「分かった……だがそれにしても酷い

   有り様だな……」

 

と、言うと霊夢は破壊されたテーブルの上で気絶した男性客1と格子戸に突っ込んで気絶している男性客2と満身創痍になって腰が抜けてしまったいる男性客3を指差して、

 

霊夢「あいつらが壊した♪」

 

蓮 (えっ!?)

 

慧音「そうか……ならそれ相応の仕置きをしない

   といけないな……」

 

蓮 「いや壊したのって僕らじゃ……

 

霊夢「蓮、気にしたら負けよ」

 

慧音「うん?そういえば君は誰だ?」

 

蓮 「僕は葛ノ葉蓮と言います」

 

慧音「そうか…私は上白沢慧音だ慧音で構わない」

 

蓮 「なら僕も蓮で構いません」

 

2人は互いに握手を交わすと慧音は蓮の服を見て、

 

慧音「蓮は外来人か?」

 

蓮 「はいそう…なりますね……」

 

慧音「そうか…蓮、君で良ければ家で働かないか?」

 

蓮 「えっ?」

 

唐突に慧音は蓮に「働かないかと」話すとそれを聞いた霊夢は、

 

霊夢「ちょっと勝手に話を進めないでよね」

 

慧音「気が向いたらで構わないからその時は頼むよ」

 

そう言うと慧音は店の中へと入っていった。

 

霊夢「まったく何なのよ……」

 

蓮 「とりあえず帰ろうか」

 

霊夢「あれ?蕎麦は?」

 

蓮 「今はそんなに流暢に食えないだろ?」

 

霊夢「はぁ~しょうがないか……」

 

蓮と霊夢は蕎麦を食うのを止め荷物を持ってそこから立ち去った。その後男性客3人は慧音の頭突きの刑を受けたのは言うまでもないだろう……




今回見て分かったことそれは、女は強し……
まぁ分かる通り今回は本当に強いのか?
という所がありましたが怠惰さんの中だと
強いイメージしかないですね……
多分理由はニ(ピー)ニコで見たMUGENですかね?
まぁ何故そんかイメージになったのか中学時代の
怠惰さんしか知らないわけですが……
では読者様今回もありがとうございました
それではまた次回!


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第9話 蓮のアルバイト

どうも読者様もうこの台詞何度目だろうと
時々考えてしまう怠惰のクソ悪魔です。
まぁ今回は題名そのまんまですので何時も
みたく気楽に見てください。
それでは読者様本編へどうぞ……
この台詞も何度目だろう?



蓮が博麗神社に住み初めてから1週間の事、蓮と霊夢は居間でくつろいでいる時だった……

 

蓮 「霊夢……俺そろそろ働くよ!」

 

霊夢「……はい?」

 

突然蓮が働くと言い出したのだ。働くと言っても蓮は境内の掃除や買い出しの手伝いはしているため霊夢はだらだら出来ていたが蓮が働くとなるとくつろげなくなると考えて、

 

霊夢「ちょっと!あんたが居なくなったら

   境内の掃除とかどうするのよ!!」

 

と、言うと霊夢の言葉に蓮は、

 

蓮 「いや掃除もやるよ♪ただ霊夢‥‥考えてみてよ

   僕は住まわせて貰っている身だよ‥‥家賃(賽銭)も払

   わず家事だけとかね‥‥」

 

その言葉を聞いた霊夢は考えた。蓮を働きに出せば賽銭が増える更に境内の掃除とかもしてくれる。これは一石二鳥と……だが霊夢も人だ。働かせ過ぎて過労死させる訳にもいかないとも考えたのだろう。そう考えた霊夢は口を開いて結論を出した。

 

霊夢「いいわ働いても……ただし条件があるわ!」

 

蓮 「その条件は?」

 

霊夢「必ず休暇が取れるようにしなさいそして境内

   の掃除も仕事で疲れたからと言って怠けない

   ことが条件よ!」

 

それを聞いた蓮は笑顔で霊夢に、

 

蓮 「ありがとう霊夢♪」

 

霊夢「ふん!勘違いしないでよねあくまで賽銭のた

   めよ!」

 

蓮 「それでもいいさ♪」

 

霊夢「それで蓮……働くと言っても何処で働くの?」

 

蓮 「それならもう決めてるよ♪前に人里で買い物

   した時に寺子屋の先生から「バイトしないか

   ?」って誘われたでしょ♪」

 

それを聞いた霊夢は人里でなおかつ寺子屋と聞いてある人物を思い出した。

 

霊夢「あぁ~ワーハクタクの……」

 

蓮 「ワーハクタク?」

 

霊夢「いいえこっちの話よしっかり日程を合わせて

   来なさいよ」

 

蓮 「うん♪」

 

そうして蓮が仕事をするのが決まって翌日、蓮は寺子屋に訪れていた。なお寺子屋は休みの日だ。

 

蓮 「え~と慧音さんアルバイトの件なんですが受

   けさせて頂きたいのですが……」

 

と、言うと目の前にいる慧音は嬉しそうにして、

 

慧音「そうか♪受けてくれるか♪」

 

蓮 「はい♪それで今回訪れたのは仕事の内容とそ

   れからお給料の確認と定休日の日程に関して

   です」

 

慧音「ふむならまず給料に関してだが1日は日給制

   で3000円でどうだ?」

 

蓮 「はい♪ここでなら3000円あれば充分です

   から問題はありません♪」

 

慧音「なら良しだなそれでだシフトだが何か提案は

   あるか?」

 

蓮 「え~と実は大屋(霊夢)さんにですね「休みはしっか

   りといれなさい!」と言われまして……」

 

苦笑い気味に言うと慧音は顎に手を置き、

 

慧音「成る程‥‥因みに蓮‥‥寺子屋は週で言うと土曜

   と日曜は休みだが?」

 

蓮 「ならそれで構いません♪それと勤務時間はど

   のくらいですか?」

 

慧音「勤務時間は大体は朝の午前8時~午後12時

   頃には終わりだ」

 

蓮 「そうですか意外と短いんですね」

 

慧音「まぁ生徒達も遊ぶ時間があるからな」

 

蓮 「成る程……」

 

慧音「それで主な仕事ないようだが簡単に言うと私

   のアシスト言ってしまえば生徒が分からない

   ところ等を教えて欲しい」

 

蓮 「分かりました♪え~と授業というと今は何を

   教えているのですか?」

 

蓮が授業の事について聞くと慧音は丁寧に何をやるかを教えてくれる。

 

慧音「そうだな…まずは国語の漢字の読み書きそれ

   から算数のかけ算やわり算そして最後に歴史

   主に今は平安時代をやっているかなそれでそ

   の平安の歴史に関しては私の友達がいるから

   その友達もアシストとして呼んでいるそこは

   覚えていてくれ♪」

 

蓮 「分かりました♪」

 

自分以外にもアシスタントがいるのかどんな人なんだろう。

 

慧音「それでだ明後日からだが頼めるか?」

 

蓮 「はい明後日の月曜日からで構いませんよ♪」

 

慧音「そうか♪なら明後日から頼むよ♪」

 

蓮 「分かりました♪」

 

そうして蓮の仕事が決まり博麗神社へと一旦は帰るのだった。そして明後日の朝、

 

蓮 「それじゃ行ってくるね霊夢♪」

 

慧音のアルバイトが決まったことを霊夢に話し家賃についても話をした。結界的に家賃は1ヶ月で一万円という事となった。

 

霊夢「しっかり稼いできなさいよ!!」

 

そう言われながら蓮は人里へと向かった。

 

青年移動中……

 

蓮が寺子屋に向かうと扉の前で慧音が立っていた。どうやら蓮を待っていてくれたようだ。蓮は手を振りながら慧音に声をかけた。

 

蓮 「慧音さん!」

 

慧音「おっ来たか蓮♪それじゃ案内しよう」

 

慧音に中へと入るように手招きされた蓮は寺子屋へと入り教室の教壇へと登った。蓮の目の前には人里の子供達が座っていた。

 

慧音「コホン!本日から私のアシストとして仕事を

   することとなった葛ノ葉蓮先生だ分からない

   事があったら聞くようにな!」

 

蓮 「よろしくお願いします」

 

蓮は生徒達に向かって頭を下げるとその内の1人、女子生徒が手をあげる。

 

生徒「はい質問です!蓮先生は好きな人はいますか

   いるなら教えてください!」

 

蓮 「へっ?」

 

生徒「あっ私ね蓮先生が人里で女の人と歩いている

   のを見たんだ♪だからその人って彼女?」

 

どうやらこの女子生徒は自分と霊夢が人里で歩いているのを目撃したようだ。それに対して、

 

蓮 「いいや違うよ♪その人は家の大屋さんだよ♪

   それと先生が好きな人はいないかな?」

 

生徒「なぁ~んだ♪」

 

蓮 「ほかに聞きたいことがある人はいる?」

 

蓮は他に質問があるかを聞くと全員手をあげなかった。

 

蓮 「なら自己紹介は終わりだね♪」

 

慧音「よしなら授業を始めるぞ」

 

そうして慧音の授業が始まると同時に蓮のアルバイトが始まった。

 

慧音「まずはこの漢字だ」

 

そう言うと慧音は「程度」とよばれる漢字を黒板に書き出した。

 

慧音「これが分かる人♪」

 

慧音はにこやかな笑みでそう聞くと生徒達は黙り混んで考える。すると蓮のアシストが入った。

 

蓮 「そうだな~ヒントは男の子でかっこよく言う

   と「貴様はその○○か!」って言うかな?」

 

言ってて流石は元厨二病らしいなと感じるヒントだ。そのヒントを出すと1人の男子生徒が手をあげた。

 

慧音「A君答えは?」

 

慧音が言うとAは答える。

 

A君「程度(ていど)!」

 

慧音「正解だ♪」

 

A君「よっしゃ~ー!!」

 

蓮 「よく言えました♪」

 

慧音「それじゃ次は…‥…」

 

と、言いながら国語の授業が終了してようやく算数となる。

 

慧音「それじゃ算数だが皆には式を書くからそれの

   答えを書いてくれ♪」

 

生徒達「はぁーーーーい!!」

 

慧音が数学の式を書き始めると蓮は思った……

 

蓮 (あれ?この子達の年齢であれやる?)

 

慧音が書いた式は11×12と確かにかけ算だ。だがこれは算数だが目の前にいる子供達はそれぞれだが平均的には小学2年生が殆どだが大丈夫かな。

 

慧音「この問題分かる人♪」

 

慧音が国語の時と同様に分かる人はいるかと聞くがやはり誰も手をあげない。これアシストがいるなと感じ即座にアシトに入る。

 

蓮 「これは………うん♪皆の大好きな果物で考えて

   みようか♪例えば箱に林檎が11個入ってい

   て林檎が入った箱が12箱あったら全部で林

   檎は何個でしょうか♪」

 

蓮のヒントを聞いた生徒達はそれぞれそれを頼りに考えると、

 

生徒「はい!」

 

慧音「はいB!答えは?」

 

B君「え~と132!」

 

慧音「正解だ♪良くできたな♪」

 

蓮 「良くできました♪」

 

慧音先生の授業を見ていて思ったことは難易度は小学生レベルか?と言いたくなるような難易度だが教え方は良い。生徒を褒めて成長させるといった先生の鏡だった。そうして幾度か問題が続きようやく社会の歴史となった。

 

慧音「次は歴史だが…遅いな……」

 

蓮 「えっともう1人のアシストの方ですか?」

 

慧音「あぁ……」

 

慧音が遅いと言っていると教室の扉が開かれると蓮の眼に映ったのは白髪の紅眼をしている女性だった。だが服が少しだがボロボロだったが、

 

生徒「あぁ~もこたんだ♪」

 

? 「ごめん慧音!遅れた!」

 

慧音「遅いぞ妹紅その様子だとまさかまた殺ってい

   たのか?」(¬_¬)

 

妹紅と言われた女性は慧音の言葉に冷や汗をかきながら、

 

妹紅「いやまぁその…殺ってました……」(^^;

 

慧音「やれやれ‥‥程々にな?」

 

妹紅「あぁ……それで慧音そこの男は誰だ?」

 

妹紅と呼ばれている女性は蓮について聞くと蓮は自己紹介をする。

 

蓮 「あっ本日からここでアルバイト講師をする事

   になった葛ノ葉蓮と言います♪よろしくお願

   いしますえ~と……」

 

妹紅「藤原妹紅だ♪よろしくな蓮♪」

 

妹紅は自分の自己紹介をすると蓮の前に手を差し出すと蓮はその手を握っお互いに握手を交わす。

 

慧音「それじゃ妹紅も来たことだし授業を再開する

   ぞ……」

 

そう言うと慧音は歴史(平安時代)の事を講義しだした。

 

慧音「それでだ‥‥妹紅に聞きたいが貴族の暮らしは

   どんな感じだったんだ?」

 

蓮 (えっ?)

 

慧音の質問に少し違和感があり戸惑ったがそんなの気にせずに妹紅は答える。

 

妹紅「そうだな‥‥仕事は主に役人の仕事をして仕事

   がない日は皆が外でやっている蹴鞠をしたり

   歌を読んだりしたかな?」

 

生徒「へぇ~」

 

妹紅「なぁ蓮は平安時代で知っている人はいたりす

   るのか?」

 

妹紅に話をふられと若干戸惑ったがその話に答える。

 

蓮 「そうですね…僕が知っているのは……僕のご先

   祖様の安倍晴明ぐらいですかね?」

 

妹紅「そうかお前のご先祖様の……はっ!?」

 

慧音「今何て言った?!」

 

蓮 「えっ…だから安倍晴明が先祖って……」

 

この時やってしまったと思った。この反応は結構ヤバイ反応だと、

 

妹紅「ほっ本当か?」

 

蓮 「えぇ……」

 

慧音「驚いたなまさか蓮が晴明の子孫とはな」

 

妹紅「…安倍晴明……」

 

蓮 「慧音さん授業に戻りませんか?」

 

そう言われた慧音は「はっ!」とした表情をして授業を再開した。そうして授業が終わり生徒達は、

 

生徒「バイバイ慧音先生♪」

 

生徒「蓮先生ありがとう♪」

 

生徒「もこたん次は遅れないでね♪」

 

皆は下校して教室には蓮と慧音そして妹紅だけとなった。そして蓮は疑問が浮かび上がっていたために妹紅に質問をする。

 

蓮 「妹紅さんって‥‥その年齢は幾つですか?」

 

慧音「どうしたんだ蓮?急にそんなことを聞き始め

   て?」

 

妹紅「私の年齢か………何でまた?」

 

蓮 「先程の授業の時に慧音さんが妹紅さんに貴族

   の暮らしについて聞いた時に普通なら「貴族

   の暮らしにはどんな感じ」とは言いません言

   うなら「貴族の暮らしにはどんなことをする

   のか分かるか?」が正しい筈ですそれを慧音

   さんが言い間違える事はないと思ったんで聞

   いてみたんです」

 

と、慧音の言葉を正確に分析した蓮は述べると妹紅は笑いながら、

 

妹紅「ははは♪まさかここまで鋭いとはな♪そうだ

   な………私の年齢は千をいったら数えるのを止

   めたか?」

 

この言葉を聞いて目が点となった。千年という言葉は驚かせるのに充分だ。

 

蓮 「えっ……えっと…妹紅さんは妖怪ですか?」

 

妹紅「いや♪私は元人間って言うのが正しいな」

 

蓮 「元人間?」

 

蓮の言葉を聞いた慧音は蓮に、

 

慧音「蓮は不老不死って信じるか?」

 

蓮 「えっ?慧音さんどうしてまた?」

 

慧音「妹紅は不老不死なんだよ」

 

蓮 「そうなんですか……」

 

妹紅「あぁ昔に不老不死の薬を飲んで今のような姿

   になっちまった訳さ……」

 

それを聞いた蓮はもしやと思って妹紅に、

 

蓮 「それって蓬莱の薬ですか?」

 

妹紅「何で知ってるんだ!?」

 

蓮 「いや………昔に授業で竹取物語というので知っ

   たんですよ時代も平安時代ですし」

 

妹紅「そうか……」

 

蓮 「そういえば慧音さんも妹紅さんも何で晴明と

   言った瞬間にあそこまで驚いたんですか?」

 

慧音「そうだな‥‥蓮は幻想郷の歴史は分からない筈

   だから言っておこう昔に幻想郷が誕生する前

   ………幻想郷の礎を築いた男がいたんだ」

 

蓮 「その人って妖怪ですか?」

 

蓮が慧音に聞くと慧音は少し困ったような顔をして、

 

慧音「いや妖怪とも言えるが人間とも言える本当に

   私と同類だ……」

 

蓮 「慧音さんも妖怪ですか?」

 

慧音「いや私は人間と妖怪のハーフだ」

 

それを聞いた蓮は少し驚いたが幻想郷に来てから色々な事が起きているためもうそんなには驚かなかった。

 

慧音「話を戻そうそれでその礎を築いたのが妖怪の

   賢者八雲紫の師であり妖怪達の総大将を務め

   た男その名を…深常(しんじょう)理久兎(りくと)‥‥またの名を妖怪

   総大将ぬらりひょんだ」

 

蓮 「えっ?でもその理久兎さんと僕のご先祖様も

   どう関係しているんですか?」

 

慧音「それはだな昔に理久兎が平安京で妖怪という

   のを隠して一時期潜伏していたんだ」

 

蓮 (゜ρ゜)

 

妹紅「その時の理久兎さんに出会ったのが私だ」

 

蓮 「成る程確かに千年前はちょうど平安京あたり

   ですもんね‥‥てことは妹紅さんは平安時代か

   ら生きているって事ですよね?」

 

妹紅「そうだな‥‥それでだ蓮の先祖と理久兎さんと

   の繋がりは親友だったと父から聞いた」

 

蓮 「親友………」

 

慧音「あぁ妹紅の言っていることは正しい実際そう

   だったらしいからな……」

 

蓮 「へぇ~…ご先祖様にそんな過去が……」

 

と、話をしていると慧音は時計を見てあることに気がついた。

 

慧音「おっとそろそろ時間か蓮‥‥初任給だ♪」

 

そう言うと慧音はポケットから茶色の封筒を取り出してそれを蓮に渡す。

 

蓮 「ありがとうございます慧音さん」

 

慧音「それと蓮お前がもし理久兎の事について知り

   たいなら……」

 

慧音は外の少し大きな家を指差して、

 

慧音「あそこの稗田阿求の家へ行くと良い♪そこで

   は幻想郷縁起と言われる書物を書いているそ

   れにおそらく書いている筈だその他にも目立

   った妖怪等も書いてあるから見る価値はある

   ぞ?」

 

蓮 「ご丁寧にありがとうございます」

 

慧音「ハハハ♪良いってことさ♪それじゃそろそろ

   あがるか……」

 

妹紅「お疲れ蓮♪」

 

蓮 「お疲れさまでした!!」

 

こうして蓮の幻想郷初のアルバイトは終わったのだった。




こんにちはこんばんわ後書きコーナーの時間です。
さてさて遂に奴の名が出てきました…そうして
後書き担当がまだ出るのに時間がかかる……
もう限界でござんす……まぁまだギャグ要素も
少なめだな~何て読者様は考えているでしょう
まぁ読んでいくと段々ギャグ要素も出てくると
願っていてほしいですね……恐らく後書き担当は
15~20で出るかな?まぁ分かりませんが
気長に見ていてください。
それでは今回もありがとうございました。
次回はもう1つの小説でお会いしましょう
では読者様good-bye!


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第10話 稗田の幻想郷縁起

チワース読者様今回少し挨拶を変えた
怠惰のクソ悪魔です……何かチャラいな……
まぁいっか……それでは今回もよろしく
お願いします。


上白沢慧音の元でのアルバイト始めてようやくの土曜日の事朝の日課の境内の掃除を終えた蓮は人里へと向かっていた。理由はいたって簡単、慧音が教えた幻想郷縁起に興味が湧いたからだ。

 

蓮 「どんな人なんだろうな稗田阿求さんって……」

 

蓮は呟きながら飛んで行き人里の稗田屋敷まで辿り着く。

 

蓮 「とりあえず……」

 

蓮は扉を開けて声が響くように、

 

蓮 「すいませーん!!」

 

と、言うと女中が廊下を走ってやって来る。

 

女中「ようこそ稗田屋敷へご用件は何でしょう

   か?」

 

蓮 「えっと……幻想郷縁起を見せて貰いたくて

   来たんですが……」

 

女中「そうでしたか♪なら稗田様に許可を取る

   必要がありますね♪こちらへどうぞ」

 

蓮 「お邪魔します……」

 

蓮はそう言うと女中に着いていく。蓮が女中に着いていくと襖で塞がれた部屋に来ると女中はそこでは膝を立てて襖を開けて、

 

女中「阿求様、幻想郷縁起を見たいという方が

   いらしております」

 

女中が述べた事に対して襖の部屋の中から阿求と言われた人物の答えが返ってきた。

 

阿求「いいわよ通して」

 

その返事が来ると女中は一礼をして後ろへと下がって立ち上がり、

 

女中「どうぞお入りください」

 

蓮 「ありがとうございます」

 

お互いに一礼をすると女中は走っていった。そして蓮は開いた襖から顔を覗かせて、

 

蓮 「失礼しま~す……」

 

緊張しつつ中へと中へと入ると蓮の目に写った光景は部屋に無数の書物が置かれておりそこの中央に座る少女それがここの当主稗田阿求なのだろう……

 

阿求「ようこそいらっしゃいました私がここ

   稗田家10代目当主、稗田阿求と

   申します」

 

と、自己紹介をしてきたので蓮も自己紹介をしだした。

 

蓮 「それはご丁寧に僕は葛ノ葉蓮と言います

   今回は幻想郷縁起を見せて貰いたく来た

   所存です」

 

葛ノ葉蓮と聞いた阿求はにこやかな笑顔をして、

 

阿求「貴方が蓮さんでしたか♪慧音先生から

   聞いていますよ♪」

 

蓮 「そうでしたか♪」

 

阿求「はい慧音先生の授業のアシスタント

   その前には蕎麦屋でチンピラを黙らせた

   とか♪」

 

蓮 「いやあれは迷惑だったから止めてくれって

   言ったら肉体言語をしてきたのもので

   それでやむ終えずだったんですけどね……」

 

阿求「成る程……まぁその話しは無しにしましょう

   それで蓮さんは確か幻想郷縁起を見たい

   と?」

 

蓮 「はい♪」

 

阿求「そしてその部類は?」

 

蓮 「え~と深常理久兎って言う人を見たいの

   ですが……」

 

それを聞いた阿求は不思議そうに蓮を見て、

 

阿求「蓮さんは理久兎の事を知っているのです

   か?」

 

蓮 「えぇ…慧音さんからここに来れば大体の

   妖怪は分かるとそして自分の御先祖様と

   深い関係があるみたいで……」

 

阿求「分かりました少々お待ち下さい」

 

阿求はそう答えると同時に無数の書物を漁り始めた。そしてその中から1冊の書物を取り出しページを少しめくるとあるページが開いた状態で蓮に渡す。

 

阿求「これが理久兎を記した幻想郷縁起です」

 

蓮はそれを手にとってそのページを見た。

 

 

 

 

 

名前     深常理久兎

 

能力   『災厄を操る程度の能力』

 

種族     半人半妖?

 

住んでる場所  不明

 

危険度     極高

 

人間友好度   普通

 

主な活動範囲  不明

 

死去   ○○○○年、寿命によって死去

 

概要 かつて幻想郷の礎を築き担い手となった幻想郷の賢者が1人にして妖怪達の総大将となった最強の妖怪でありその時の異名はぬらりひょんと言われ人間そして妖怪からも恐れられていた。

 

性格 敵には厳しく殺るときは徹底的に殺る残忍な性格の持ち主だが仲間となった妖怪や友と言える人間はその優しさの笑顔を見せていた。敵対者には恐れられ仲間には厚く信頼され中でも鬼達には物凄い人気だったとか……特に鬼の風習の人拐いで救出できなかった人質を人間達の元へと帰す事もしていたためそこまで残忍な性格ではないが結構自由な性格でもある。だが時に理久兎は人間達の試練として立ち塞がった事もあるらしい。

 

戦闘能力 元々の身体能力の高さと高い妖力そして本来妖怪が使える筈のない霊力を併せ持ち加えて高いカリスマ性も併せ持っていた。そのため個性や種族の違う妖怪達は中々まとめることが出来なかったのだが理久兎はそれを可能としそれら1つにをまとめあげた。まとめあげれるカリスマ性も恐ろしいが何よりももっとも恐ろしいのは彼の能力だ。その能力で火山を噴火させ地震を起こしてそこからの派生として地割れで相手を落としたりはたまた落雷で相手を丸焦げにしたりと出来るため国を落とすことも可能と言われていた。

 

友好関係 ○○○○年に理久兎は平安の都へと潜伏し人間達の生活を観察しだした。その過程の中で当時妖怪達の敵対者である陰陽師の安倍晴明と知り合いお互いの存在を知ったうえで親友となった。そして幻想郷妖怪の賢者八雲紫を幼少の時代から面倒を見続けながら師を努めた。更に顔が広く性格も良いためか鬼を始めとして天狗や河童その他にも多々の妖怪達と仲が良かった。

 

○○○○年春の季節、理久兎は半人半妖のためか寿命がおとずれてしまいこの世を去る。葬式には数千の妖怪達が列を成し悲しんだ。

 

理久兎には2人の従者、亜狛、耶狛と呼ばれる兄妹がいたのだが理久兎が死ぬと同時に2人は姿をくらませ今はその存在を確認されていない。

 

対策 と、言っても本人は既に亡くなっているため書く必要は無いと思われるが念のために書くと、本人の気にさわる事をさえしなければ基本は襲ってこないが一度キレると手がつけられないため上記のように気にさわる事をしないのが懸命な判断だ……もし怒らせてしまったら必死に心から謝罪して懇願すること。

 

 

これが理久兎の幻想郷縁起で書かれていた事だった。

 

蓮 「…やっぱり親友だったんだね……」

 

阿求「蓮さんの御先祖様って…まさか安倍晴明!?」

 

蓮 「はい♪紫さんの話だとそうみたいですね♪」

 

阿求「はぁ~…………まさか有名人の子孫が目の前に

   いるとは思いませんでしたが……」

 

蓮 「そうですか?もしかしたらそんな人が

   身近にいたりするかもしれませんよ?」

 

阿求「それは無いとは思いますよ……」

 

蓮 「そうですかね?」

 

阿求「えぇ……」

 

そう言っていると日が陰りだした。雨が降りそうな雨雲へと変わっていったのだ。

 

阿求「雨が降りそうな天気になられましたね」

 

蓮 「早く帰らないとびちゃびちゃになっちゃう

   な……阿求さんすいませんが僕はここでおい

   とましますね」

 

阿求「分かりました♪次来る時は貴方の事を

   聞かせてくださいね♪」

 

蓮 「分かりました♪」

 

こうして蓮は急いで博麗神社へと帰るのだった……

 

 

 

 

 

一方夜遅くの深夜の刻……ある広場の玉座に座り椅子の手に肘をのせて手を顔に置いている少女がいた。少女の目の前には何人かの人?が集まっていた。

 

少女「……そろそろ始めるわよ」

 

と、その言葉を聞いた目の前にいる者達は膝間付きその内のメイドの姿をした女性、ゆったりとした服を着ていて本を持つ女性とそこに付き添っている黒い服を着込み頭にコウモリの羽をつけている女性、チャイナ服を着て紅髪の女性それらは少女の前で膝間付き、

 

全員「はっかしこまりました!」

 

と、玉座に座っている少女に答える。だが玉座に座っている少女は少しイラッとすることを見てしまった。

 

少女「そこの煙草吹かせてる駄執事!あんたも

   やりなさいよ!」

 

と、言われた煙草を吹かせている執事は煙草の火を消して、

 

執事「やれやれ分かりましたよ、お嬢……」

 

そう言い煙草を吹かせていた執事も加わると玉座に座っている少女は笑みを浮かべて、

 

少女「さぁ始めましょう私達の楽園のために!」

 

その言葉によって数時間後、紅い濃霧で空が覆い尽くされるのだった……

 




はいはい今回もありがとうございました。
まぁ理久兎に関して知りたいならもう1つの
方を見ることをおすすめしますが……そっちは
処女作なため色々と不備が多いと思います。
あくまで見たいならですが……おっとこんな
露骨な宣伝は止めにしておきましょう。
それでは今回もありがとうございました。
次回はまぁ言わずと知れず紅魔郷ですがまた
見てくれると幸いです。それでは読者様
さようなら!


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第二章  紅き濃霧に願いを込める少女達 第11話 紅き濃霧

ついに始まった紅霧異変……どうも読者様
怠惰のクソ悪魔です。遂に始まったな~
まぁ言うことはそれぐらいなので本編へ
どうぞ……


ある朝の言いつものように晴れやかに起きれるかと思ったが違っていた……

 

蓮 「なっなんだよこれ……」

 

日差しが入ってこないことを不思議と思った蓮は窓から外を覗くと真っ赤な濃霧が空を覆い尽くしていた。蓮はすぐ部屋から出て霊夢の元へと向かった。そして縁側に出ると霊夢が空を眺めていた。

 

蓮 「霊夢これはいったい……」

 

と、蓮が言うと霊夢は後ろを振り向いて蓮に、

 

霊夢「異変よ……」

 

蓮 「異変?」

 

と、蓮が行っていると上空から声が聞こえだした。

 

霧雨「お~い霊夢!!蓮!!」

 

その声の主は箒に股がった魔法使いこと魔理沙だった。すると魔理沙は地上に降り立った。

 

霧雨「異変だぜ!!」

 

霊夢「分かってるわよそんぐらいは……」

 

蓮 「あの~異変って何ですか?」

 

と、異変の事について知らない蓮は2人に聞くと、

 

霧雨「そういえば蓮は外来人だったな……異変

   ってのは妖怪や八百万の神々達はたまた

   魔族達やらが引き起こす事件みたいな

   もんだぜ」

 

蓮 「そうなんだ……」

 

霊夢「話が終わったなら異変解決に行くわよ」

 

蓮 「霊夢、僕も連いて行ってもいいかな?」

 

霊夢「構わないわそのかわり足は引っ張らない

   でよね?」

 

蓮 「分かったすぐに準備してくる!」

 

そう言うと蓮はすばやく室内に入り着替えからの持ち物で竹刀と念のためにおにぎりを用意しリュックに詰めた。

 

蓮 「準備できたよ」

 

霊夢「なら行くわよ」

 

霧雨「さぁ異変解決だぜ!」

 

3人は体を浮かせ空を飛び元凶の場所へと向かったのだった。

 

蓮 「なぁ異変ってだれが起こしたんだ?」

 

霧雨「さぁな……だけどあそこの空の渦を見る限り

   あそこに元凶がいると予測はできるぜ♪」

 

霊夢「本当に迷惑よねおかけで洗濯が乾かない

   じゃない」

 

蓮 「アハハ…………」(;^ω^)

 

そんな会話をしていると蓮達の目の前に金髪のショートヘアーそして頭の側面に赤いリボンをつけた少女がふわふわと飛んでいた。その少女と目が合うと少女はにこやかな笑顔で近づいてくる。

 

? 「ねぇねぇそこの人類達~」

 

霊夢「何よあんた?」

 

? 「お前達は食べてもいい人類か~?」

 

と、突然訳が分からない事を言い出したのだ……しかも満面な笑顔と不思議に両手を上げたポーズで……

 

蓮 「まさかこの子も……」

 

霊夢「妖怪ね確実に……」

 

霊夢は持っているお払い棒を構え魔理沙はポケットからミニ八卦炉を取り出したが、

 

蓮 「ねぇ君お腹がすいてるの?」

 

? 「そうなのだーー!」

 

蓮 「なら……」

 

蓮はリュックを漁りそこからおにぎりを取り出した。

 

蓮 「これ食べる?」

 

? 「食べるのだー♪」

 

そう言うと妖怪の少女は近づいて蓮の手にあるおにぎりを取ると食べ始めた。そんな光景を見ていた霊夢と魔理沙はそれぞれ構えたお払い棒とミニ八卦炉を下ろした。

 

蓮 「君名前は?」

 

と、言うとおにぎりをむさぼっている少女は名前を答えた。

 

ル 「ルーミアなのだーー」

 

蓮 (この子……夢で見た女性にそっくりだ……)

 

蓮は前に見た晴明と理久兎そして紫に黒髪の男性と白髪の女性最後に金髪の少女との夢を思い出してなおかつその金髪の少女とそっくりだと思っていた。

 

ル 「どうしたのだ?」

 

蓮 「えっ?あぁ何でもないよそれよりルーミア

   それあげたからここを通ってもいい?」

 

蓮はおにぎりをダシに交渉をするとルーミアは笑顔で、

 

ル 「いいのだー♪」

 

ルーミアは食べ物を貰えた事で幸せそうにそう言うと蓮は後ろで見ている霊夢と魔理沙に、

 

蓮 「行こっか?」

 

霊夢「蓮……あんた意外に万能ね……」

 

霧雨「下手したら私らより女子力あるんじゃ……」

 

と、そんな会話をしながら更に進むのだった。そうして行くと今度は霧に覆われた場所にたどり着いた。

 

蓮 「ここって何処なんだ?」

 

霧雨「ここは霧の湖って呼ばれる場所だぜ」

 

霊夢「……!!気を付けて下に何かいるわ!」

 

と、霊夢が言うと下から無数の何かがこちらに向かって飛んできた。

 

蓮 「なっ!!」

 

霧雨「うぉと!!」

 

霊夢「………………」

 

3人は下から放たれた何かを回避すると今度は2人の子供が下から現れ蓮達の目の前に立つ。1人は青い髪をしていて活発そうな子ともう1人はおどおどしている緑髪のツインテールの子だが2人は人間とは違う特徴が出ていた。それは2人に翼が生えているのだ。青髪の子供は氷の翼を生やしもう1人の子は物語に出てくる妖精のような翼を生やしていた。すると青髪の子が笑いだして、

 

青髪「はっはっはっ!あたいの弾幕はどうだ!」

 

と、言うと緑髪の子が青髪の子に、

 

緑髪「チルノちゃん止めなよ…相手は3人だよ…」

 

どうやら青い髪の子供はチルノと言うらしい。そしてチルノと言われた子供は、

 

チル「大丈夫だよ大ちゃん♪あたいがボコボコの

   ギチャンギチョンにするから♪」

 

と、言うとそれを聞いた霊夢と魔理沙は笑みを浮かべた。

 

霊夢「なら勝負する?」

 

霧雨「怖いなら逃げてもいいんだぜ♪」

 

と、2人が煽るとチルノは顔を真っ赤にさせて、

 

チル「あたいが最強って事を教えてやる!!」

 

霊夢「ならかかって来なさいな」

 

チル「やってやる!!大ちゃんは下がってて!」

 

そう言うと大ちゃんと呼ばれた子は下がりそしてチルノは霊夢と魔理沙が持っているようなカードまたの名をスペルカードを取り出すと、

 

チル「凍符 パーフェクトフリーズ!!」

 

と、言うと無数の弾幕が展開されるが何故か霊夢と魔理沙は中央に移動した。

 

蓮 「えっ何で中央に?」

 

蓮が疑問に思っているとその理由が分かった。

 

蓮 「あれ?あの子のスペル…真ん中がら空き!?」

 

そうチルノのスペルは真ん中ががら空きなのだ。すると今度は霊夢と魔理沙がスペルカードを構えて、

 

霊夢「霊符 夢想封印!」

 

霧雨「恋符 マスタースパーク!!」

 

チル「あたいは最強……!!」

 

2人のスペルが発動するとそれらはチルノに全て被弾した。

 

ピチューーン!!ピチューーン!!

 

それら全てを喰らったチルノは目を回しながら下へと落下していった……

 

大 「チルノちゃん!!」

 

と、大ちゃんと呼ばれた子は落ちていったチルノを追いかけていった……

 

霊夢「いっちょ終わり♪」

 

霧雨「案外そんな強くもないな……」

 

と、行っている霊夢と魔理沙に蓮は……

 

蓮 「2人共大人げないな~……」

 

チルノを撃退した3人はまた元凶の元へと飛び続けるのだった……

 




俺は気づいた……モンハンの受付嬢はこれまでを通して4のキャラバン受付嬢が一番だな……おっと失礼しました。
今回はいかがでしたでしょうか?えっ?上記のあれは何だって?モンハンダブルクロスやってたらそう思ったんですよね……そして前回の話を見ていて思った人もいると思いますがこの作品はオリキャラはちょろちょろと出る予定です。
まぁ奴も含めますが……おっとそれでは今回もありがとうございました次回も昼頃に投稿するのでよろしくお願いいたします。それでは読者様、サラバダー!


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第12話 紅き館の住人達

こんにちは読者様う1つの小説で第零章の4話を作ってる怠惰のクソ悪魔です……本当に頭を悩ませるぐらいに考える……おっと色々と失礼しました。
それでは今回もよろしくお願いします。



チルノを撃退した蓮達は目の前に見える紅の館にたどり着いた。だがその館から紅の濃霧が上へと上がっていたどうやらここに元凶が住んでいるようだ……

 

蓮 「あそこにこの空を覆い尽くした元凶が……」

 

霊夢「みたいね……」

 

霧雨「なぁあそこに誰か立ってるぜ」

 

魔理沙が言った方向を見ると紅髪のチャイナ服のコスプレをしている人が仁王立ちしていた。

 

蓮 (…幻想郷ってコスプレヤーの集まりかな?)

 

と、段々と蓮はそう思い始めてきた。霊夢、魔理沙はそのチャイナ服の女性の元まで降下し蓮もそれに続いた。そして降下し着地した霊夢は仁王立ちしている女性に、

 

霊夢「ねぇあんたそこを通してくれる?」

 

霊夢が言うとチャイナ服を着ている女性は真剣な表情で、

 

女性「ここを通すわけには行きませんこれでも

   私はここの門番ですので」

 

門番の女性の言葉を聞いた霊夢はニヤリと笑うと……

 

霊夢「はっ!!」

 

霊夢は手を掲げて一転集中で溜めた霊力砲を打ち出す。こんな攻撃なら避けられると思っていたが……

 

女性「えっ!ちょっ!!」

 

ドーーーン!!

 

突然の不意打ちだったためか門番の女性は回避できずその一撃を真っ正面から食らい更に守っていた門も破壊された。煙が上がると門番は目を回しながら気絶していた。

 

霊夢「さぁ先に進むわよ」

 

蓮 「霊夢……流石にこれは汚いぞ……」

 

霊夢「うるさいわね良いのよ片付けば」

 

蓮 「ごめんなさい門番さんこんな方法で

   通っちゃって……」

 

蓮はせめてもと思い門番の女性に謝るが門番は気絶しているため聞いている筈もないのだが人としてとの事なのだろう。

 

霊夢「まったくお人好しね……魔理沙……あれ?」

 

霊夢は魔理沙がいない事に気がつく。

 

霊夢「ねぇ蓮、魔理沙は何処に行ったか分かる?」

 

蓮 「えっ?知らないけど?」

 

それを聞いた霊夢は呆れた表情で、

 

霊夢「まったく……蓮、先に進むわよ」

 

蓮 「魔理沙はいいの?」

 

霊夢「いいのよ簡単にやられる玉でもないし

   ほっときましょう」

 

蓮 「魔理沙さんなら大丈夫だよね?」

 

と、呟きながら蓮は霊夢についていった。霊夢が扉を開けるとそこには広いエントランスが広がっていたが明かりがついていないのか少し薄暗かったが……

 

蓮 「こんなに薄暗いとは……それに何?この

   ヤニの匂いは?」

 

この部屋全体に何故かヤニの匂いが漂っていた。

 

霊夢「止まって蓮」

 

蓮 「どうしたの?」

 

霊夢は蓮の服を掴んで「止まれ」と言ってきた。蓮はそれに従い止まると、

 

霊夢「そこに誰かいるわ……」

 

霊夢がお払い棒で方向を指し示す。蓮はそこに向かって目を凝らしながら見ると階段に座って煙草をふかせている男性がいた。

 

霊夢「そこの貴方…」

 

と、霊夢が言うとその男性は煙草をくわえながら霊夢達の方に近づく。すると男性は右手を上げて指パッチンの構えをとると、

 

パチッ!! ボッ!!ボッ!!ボッ!!ボッ!!

 

男性の指パッチンの音と連動して照明用の蝋燭に火が灯され辺りが明るくなった。だがそれと同時に蓮と霊夢は男性の服を見る。その服装は蓮のいた外界で執事服と呼ばれる物を着ていたが、それより目に入ってしまったのが彼の左手に持っている武器のガンブレードだ。

 

男性「おいおい……もう来ちまったのかよ……

   美鈴ちゃんの事だからもう少しは時間が

   稼げると思って新しいの吹かせたばかり

   なのによ~」

 

男性は煙草をくわえてやる気のない声で言うと霊夢は、

 

霊夢「貴方…あまり乗り気じゃないみたいだけど

   なんならそこを通してくれない?」

 

と、霊夢が交渉すると男性はため息をついて、

 

男性「はぁ~それは無理な話だな……ぶっちゃけ

   俺ここに配置されちゃってるしそれによ

   咲夜ちゃんのお仕置きが怖いからさ~

   通すわけにはいかないんだわ……」

 

霊夢「そう…なら貴方を退治するわ!」

 

霊夢がそう言うと蓮が霊夢の前に出て、

 

蓮 「霊夢は先にいってくんない?」

 

霊夢「はぁ?何でよ!」

 

蓮 「それは霊夢に花形をさせるためさ♪霊夢が

   この異変の元凶を倒してくれるのが一番

   形になるからさ♪」

 

霊夢「そう…ならやられるんじゃないわよ!!」

 

男性「おいおい俺が逃がすとでも……おm…!!」

 

ガン!!

 

蓮 「すいませんが僕とお相手してくださいね!」

 

執事が話しているタイミングで蓮が竹刀で面打ちをするがそれを相手の執事は左手に持つガンブレードで受け止めた。先程まで「不意打ちが汚い」とか言っていたのは何だったのか……そして執事が辺りを見回すと霊夢が居なくなっていた。

 

執事「はぁ~たくよ……これは後で咲夜ちゃんに

   お仕置きくらっちまうな……しょうがない

   坊主お前の相手は俺がしてやるよ!」

 

キンッ!!

 

執事がそう言い蓮の攻撃を弾き飛ばすと蓮は、

 

蓮 「それは良かったです……なら戦う前の流儀

   として僕は名乗らせてもらいます僕は

   葛ノ葉蓮……異変解決に来ました!」

 

執事「そいつはご丁寧にどうもなら俺も名乗ろう

   俺は雨月玲音(あめつきれおん)だ……」

 

玲音と名乗った執事は自身の持っているガンブレードを構えるとそれを横に振る。すると蓮と玲音を炎が取り囲むがそれはただの炎ではなく青い炎の蒼炎だった……だがそれよりも蓮の逃げ道が無くなってしまった。

 

蓮 「なっ!」

 

玲音「さてと…おっ始めようや……」

 

蓮 「やるしかないか!」

 

そう言い蓮も再度竹刀を構えるのだった。一方先程消えた魔理沙はというと……

 

霧雨「ほぇ~こんなに本があるとはな大量だぜ♪」

 

魔理沙の目の前には壁一面の大量の書物で覆い尽くされた本棚が並ぶ部屋が映っていた。すると……

 

? 「こんな所にネズミが入り込むなんて美鈴や

   駄執事は何をしているのかしら……」

 

霧雨「なんだ!?」

 

魔理沙が声のした方向を見るとダボッとした服を着ている少女と頭にコウモリの羽のような物をつけている少女が立っていた。

 

? 「鼠さん貴女は何しに来たの?」

 

霧雨「おいおい鼠とか失礼だな!私は霧雨魔理沙

   普通の魔法使いだぜ!」

 

それを聞いた少女の眉間はピクッとした。そして少女は、

 

? 「まったく貴女が魔法使いを名乗るなんて

   魔法使いも嘗められたものだわ……」

 

少女の言葉に相槌を打つかのように頭にコウモリのような羽を着けている少女は、

 

? 「パチュリー様を怒らせたわね貴女……」

 

と、やれやれといった感じで言うと、

 

霧雨「やろうってのか!相手になるぜ!」

 

パチ「はぁ……魔法の真理に辿り着いた者の真の

   魔法を見せてあげるわ……」

 

少女は手に持っている本を広げると同時に辺りが図書館から不思議な空間へと変わると魔理沙の周りには無数の魔方陣が囲んでいた。

 

霧雨「お前もまさか!?」

 

ドーーーン!!

 

魔理沙の言葉と共に魔理沙の周りが大爆発を起こすのだった……

 

そして霊夢はと言うと……

 

霊夢「この廊下どこまで続いてるのよ……」

 

霊夢は飛びながら先へと進んでいるが何処までも何処までも真っ赤な廊下しか見えない……

 

霊夢「まったく……蓮は大丈夫かしら……」

 

霊夢は何やかんやで意外にも蓮を心配してた。すると不意打ちかのように霊夢の周りにいつの間にか無数のナイフが囲いこんでいた。

 

霊夢 !!

 

それらナイフを霊夢は全て被弾せずに回避するといつの間にいたのか分からないが目の前に銀髪のメイドが立っていた。

 

霊夢「成る程……私の相手は貴女って訳ね……」

 

お払い棒を肩に置いて霊夢はそう言うとメイドは鋭い目付きで睨みつつナイフを構えて、

 

侍女「お嬢様には近づけさせません」

 

霊夢「主犯と戦うには丁度良い準備運動になり

   そうね」

 

侍女「その減らず口、私が縫ってあげるわ」

 

霊夢「やってみなさいその前に貴女を退治する

   から!」

 

こうして3つの場所でそれぞれの戦いが始まるのだった。




はいはいそんじゃ今回もやっていくよのコーナー。
今回はようやく伏線を張っていたオリキャラ
雨月玲音が出てきましたね♪
えっ?スコール・レオンハートだろって?
何か作ってたらそうなりましたね……意識は
してなかったんですが……まぁそれはさておいて
今回もありがとうございました。次回もよろしく
お願いします。それでは読者様サラダバー♪


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第13話 蓮VS玲音

どうも読者様、今日で春休みが終わることと
なってしまい虚しさが残る怠惰のクソ悪魔です。
はぁ~どうなるかな……まぁそれは良いとして
本編へどうぞ……


エントランスに蒼炎が舞い真っ赤な壁、床を青い炎が飾った。その中央では異変解決に来た蓮とここ紅魔舘の執事、雨月玲音が向かい合って立つ。

 

蓮 「……玲音さんは弾幕ごっこのルールは分かり

   ますか?」

 

と、蓮は覚えたての弾幕ごっこを玲音に提案した。理由はシンプルに今の蓮だと勝とうにも勝てないからだ。ならばルールを決めてある弾幕ごっこを提案した。

 

玲音「あぁ~何かお嬢が言ってたな……確か魅せる

   遊び……だったよな?」

 

蓮 「はいそうです」

 

玲音「美しく魅せなければいけないんだろ?」

 

蓮 「そうですね……」

 

玲音「まぁ確か他の面子もそれに乗っ取って

   やってるからな……ならそのルールに

   乗っ取ってやるよ……坊主もスペル的な

   やつはあるんだろ?」

 

蓮 「スペル……」

 

玲音「どうした?」

 

蓮 「いえそれで構いません!」

 

玲音「そうか……なら始めるか」

 

蓮 「はい!」

 

そう言い2人はそれぞれの武器を構えると2人は駆け出して……

 

ガキンッ!!

 

蓮の霊力強化された竹刀と玲音のガンブレードがぶつかり合う。

 

玲音「この!」

 

玲音は蹴りを入れてくるが蓮はつばぜり合いを止めすぐさま回避するが、

 

玲音「そらどうした坊主!!」

 

蓮 「くっ!!」

 

キンッ!!

 

玲音が蒼炎を纏ったガンブレードを振り蓮に攻撃を仕掛けると、それを蓮は竹刀で上手く受け流すが……

 

蓮 「竹刀が!」

 

蓮は竹刀を振り回して火を消す。竹刀の主な材料は竹だ故に炎の攻撃を受けると燃える……霊力で強化しているためガンブレードとぶつかり合っても折れはしないが火には弱いと蓮は確信してしまった。

 

玲音「ほらこれなどうかな!!」

 

玲音は上空へと跳躍するとガンブレードの持ち手を変えて銃口を蓮に向けるとそこから弾丸型の弾幕が撃ち出された。

それらを蓮は何とか回避するが、

 

玲音「まず1つ!」

 

蓮 「しまっ!!」

 

ピチューン!!

 

蓮 「ぐはっ!!」

 

回避に専念し続けた結果、玲音を見ておらずいつの間にか近くにいた玲音のガンブレードを受けてしまい蓮は炎の壁までぶっ飛ばされるが竹刀を床に突き刺して壁に当たるギリギリの所で止まるが……

 

蓮 「ぐっ……」

 

蓮の腹部はガンブレードで斬ら切り傷が腹部に出来ていたが血は出ていなかった。理由は炎と同時に斬られそこが火傷したためそれが運よく止血されたからだ。だが痛みで蓮は立ち上がろうにも立ち上がれず膝をついていた。

 

蓮 「はぁ~はぁ~……」

 

そんな最中、玲音はガンブレードを肩に置いて蓮に近づいてくる。その姿はさながら処刑人のようにも見える。

 

蓮 「クソ……」

 

今にも負けそうな蓮に誰かが頭の中に声をかけてきた。

 

? (おい……小僧)

 

蓮 (えっ?!)

 

蓮は意識が朦朧としているためかついに頭がおかしくなったと思っていたがその声は蓮のみにはっきりと聞こえていた。

 

? (お前が負けると俺はあの男より弱くなる……

  だから立て……)

 

蓮 「うぐっ!!」

 

蓮はその言葉を後ろに立ち上がる。すると先程の声は、

 

? (次に貴様の胸元にある札を使えそして掲げて

  我が名を言えさすれば力を貸してやろう)

 

そう言われた蓮は胸元にある1枚の紙を取り出す。それを見ていた玲音は、

 

玲音「お前……何をする気だ?」

 

と、言うが蓮はそれに答えずその紙を掲げその紙に書いてある名を叫ぶ。

 

蓮 「来たれ狗神!!」

 

蓮が叫ぶと狗神と書かれた札は白い光を放つ。それを見ていた玲音はヤバイと感じたのか、

 

玲音「させるか!!」

 

ガンブレードで蓮を斬ろうとした時だった。その紙から1体の獣が姿を現し玲音のガンブレードをその眉間で受け止めた。

 

玲音「なっ何だこいつ!」

 

玲音のガンブレードを受け止めた獣は白く美しい体毛を持った獣それは蓮が封印した狗神だった。先程から頭に語りかけて来たのはどうやら狗神だったようだ。

 

狗神「邪魔だ!!」

 

キンッ!!

 

玲音「たっくよ…そんな聞いてないっての……」

 

蓮 「やっぱり君が語りかけて来てたんだ……

   狗神……」

 

狗神「ほざけ……本来貴様を喰い殺す筈だったが

   こんな奴に負けるとなると我が名に傷が

   つくだろ……」

 

蓮 「そうか……なら狗神……協力してくれる?」

 

狗神「いいだろその前に貴様の式になっちまった

   からな……協力しないわけにもいくまい!」

 

玲音「1対2か……まぁいいだろ有利なのは

   変わらないからな!」

 

そう言い玲音はガンブレードを構え蓮は立ち上がろうとするが、

 

蓮 「ぐっ……」

 

まだ傷が痛むのか立てそうにもない。すると狗神が、

 

狗神「まったくこれだか人間と言うものは……」

 

そう言うと狗神は小さな光の玉を出すとそれを蓮の傷に当てる。すると先程までの蓮の傷が嘘かのように無くなった。

 

狗神「貴様らの言う残機とか言うものは直せない

   が傷ぐらいなら直してやる」

 

蓮 「ありがとう……それと狗神君は少し誤解を

   しているよ」

 

狗神「何をだ?ー

 

蓮 「弾幕ごっこは遊びだよ♪」

 

狗神「いいだろうその遊びに付き合ってやろう」

 

蓮は再び立ち上がり竹刀を構え狗神は蓮の後ろに立つ。

 

玲音「何でもありかよ……そろそろ坊主を潰さない

   といけないよな……」

 

玲音はそう言うと1枚のカードを取り出す。それは霊夢や魔理沙が使っていた物と同じスペルカードだったが玲音はそれを使わないでまた胸ポケットにしまう。

 

玲音「行くぞ!!」

 

ダッ!!

 

玲音はガンブレードを構え蓮に特攻をしかけた。

 

蓮 「頼む狗神!!」

 

狗神「ウォーーーーーン!!」

 

ギンッ!!

 

玲音と狗神とで再びぶつかり合う。だが玲音は思ってもみない事が起きた。

 

蓮 「はぁ~~ー!!」

 

玲音「こいつ……!!」

 

何と狗神を踏み台にして飛びかかりからの面打ちをしてきたのだ。だが玲音は狗神を弾き飛ばすと、

 

ガキンッ!!

 

玲音「やるな坊主……」

 

蓮 「坊主じゃない!僕は葛ノ葉蓮です!!」

 

その声に反応するかのように玲音の左側面から何かが攻撃を仕掛けた。それには玲音は反応できず……

 

ピチューン!!

 

残機を1つ失うこととなってしまった。その左側面の攻撃は狗神の尻尾による凪ぎ払いだった。

 

蓮 「ありがとう狗神!」

 

狗神「礼は後だまずは目の前の敵と戦え!」

 

そう言われた蓮は玲音に視線を移す。玲音はガンブレードを杖にして立ち上がり、

 

玲音「ちっ…まさかここまでとはな……なら本気で

   やるぞ!」

 

そう言うと先程胸ポケットにしまったスペルカードを取り出して、

 

玲音「炎符 blue flame devil(ブルーフレイムデビル)!!」

 

玲音の言葉と共に無数の弾幕が現れる。形は青い火の玉をあしらった弾幕だが玲音を取り囲むかのように青を主体とした黒炎が舞い悪魔のような形を作る。

 

狗神「小僧!貴様はスペルカードとやらは

   無いのか!」

 

蓮 「あるにはあるんだ……あるには……」

 

蓮はそう言うと1枚のスペルカードを取り出すがそれは霊夢や魔理沙はたまた玲音のとは違い何も描かれていない白紙のスペルカードだった……

 

蓮 「実は作ろうと思ったんだけどイメージが思い

   浮かばなかったんだよ!」

 

今から3日前に霊夢から白紙のスペルカードを渡されたが蓮は作ろうにもイメージが思いつかずそのまま白紙のままだったのだ……

 

狗神「そうか……ならば今作ればよいだけの話だ!」

 

蓮 「えっ!」

 

狗神「思い浮かべろイメージを!」

 

蓮 「イメージ……」

 

蓮にとって僅かの数秒の時間だった……それは人間が走馬灯を見るかのようにゆっくりとした時間となる……その僅かな時間で蓮はイメージを思い浮かべた。そのイメージは目の前にいて自分と共に戦ってくれる狗神のイメージだった……するとそれに答えるかのようにスペルカードに絵が描かれた。それに蓮は笑みを浮かべて、

 

蓮 「狗神!協力してくれ!」

 

狗神「いいだろうやってみろ小僧!!」

 

そう言うと蓮は出来たばかりのスペルカードを構え

 

蓮 「式符 狗神の呼応!!」

 

その言葉と共に狗神の体が白く発光し出した。

 

狗神「力が…力がみなぎるぞ!ワォーーン!!」

 

狗神の咆哮と共に辺りに雪のような弾幕が形成されるとそれらは玲音の弾幕とぶつかり合う。だがそれだけで終わりではない。今度は狗神が玲音に目掛けて特攻をしかけた。

 

玲音「そんな攻撃…通用しねぇっての!!」

 

そう言うと玲音を取り巻く蒼炎の悪魔は狗神へとぶつかり合うとそこで爆発をした。

 

玲音「くっ!!」

 

どうやらお互いのスペルはブレイクされたようだった。だがその煙には蓮が紛れていたのだ。

 

玲音「なっ!!」

 

蓮は狗神を攻撃として使うのではなく囮として使ったに過ぎなかったのだ。そして蓮は竹刀を構え玲音に振るう。この時玲音は反応できず……

 

玲音「やれやれ…これは後で美鈴ちゃん共々

   咲夜ちゃんにお仕置きくらうな…」

 

そう述べた時、蓮の竹刀が玲音へと打たれたのだった。

 

蓮 「胴!!」

 

バシン!!ピチューン!!

 

そうしてこの戦いは蓮と狗神が制した。玲音がその場に崩れると辺りを覆っていた青い炎は消えて元の紅い壁と床へと戻った。

 

蓮 「つ…強かった……」

 

蓮はその場に座り込み崩れて気絶した玲音をまじまじと見ていると、

 

狗神「このぐらい勝ってくれなければ我の名に

   も傷つくだろうが」

 

蓮 「でもありがとう狗神お陰で助かったよ」

 

狗神「ふん!ほれ小僧」

 

そう言うと狗神は蓮の服の襟を噛んで蓮を背中に乗せる。

 

蓮 「えっ……」

 

狗神「お前の仲間の元に行くぞ」

 

蓮 「あぁ頼む!」

 

そう言い蓮と狗神は霊夢の後を追いかけるのだった。




はいはい今回から新たなオリキャラ狗神が
登場しましたね……えっ?お前敵だったろって?
蓮の能力で野良犬から飼い犬に転職したみたいです
まぁ主従関係が出来たと思えば良いって事ですかね
それはさておいて今回もありがとうございました。
次回は……霊夢と魔理沙の視点をお見せしようかと
思います。それでは読者様ありがとうございました


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第14話 霊夢と魔理沙の戦い

こんにちは読者様ついに学校が始まって
しまった怠惰のクソ悪魔です。
何でもう始まってしまったんだ……
それでは本編へどうぞ……


ドーーーーーーーーーーン!!

 

紅魔館の大図書館で大爆発が起きていた。それは本を開いて呪文を詠唱した紫の髪の少女パチュリーと呼ばれる少女が起こした。

 

? 「キャーーパチュリー様流石です!!」

 

と、コウモリの羽を頭につけた少女が言うと、

 

パチ「小悪魔そんな大それた事はしてはいないわ

   それに……」

 

パチュリーは爆発が起きた場所を見るとそこから箒に股がった魔理沙が現れる。

 

霧雨「ふぃ~危ねぇぜ……」

 

パチ「ここに挑むなら相当な実力者…それとも

   とんだバカしかこないもの……」

 

霧雨「おい!誰がバカだ!!」

 

パチ「あら失礼ただ自称魔法使いの貴女に私を

   倒すことは出来るのかしら?」

 

霧雨「私は魔法使いだ!これでも魅魔様の元で

   修行してんだからな!!」

 

そう言うと魔理沙はミニ八卦炉を構える。

 

パチ「そう…なら見させて貰うわ……貴女の魔法

   とやらを!」

 

そう言うとパチュリーは先程と同じように呪文を詠唱し魔理沙の周りに魔方陣を展開させる。

 

霧雨「相手になってやるぜ!!」

 

そう言うと魔理沙は箒を自在に動かして飛ぶ。

 

パチ「貴女に私を倒すことは出来ないわ!」

 

ドーーーーーーーーーン!!

 

その言葉と共にまた辺りが大爆発が起きるが魔理沙はそれを回避し、

 

霧雨「これでも喰らえ!!」

 

パシュパシューーン!!パシューーン!!

 

そう言うと魔理沙は無数の筒のような物を放り投げるとそれらは光のミサイルとなってパチュリーへと飛んでいくが、

 

パチ「そんなもの!」

 

パチュリーの術式による魔方陣がパチュリーの前に現れそれが盾となって攻撃を防御する。

 

霧雨「なっ中々やるな……」

 

パチ「しぶとすぎるわ……」

 

そう言うとパチュリーは1枚のカードもといスペルカードを取り出す。

 

パチ「日符 ロイヤルフレア!」

 

そう唱えるとパチュリーから数メートル離れた場所を中心に円を描きつつ無数の弾幕が形成された。

 

霧雨「なっ!!」

 

魔理沙はそれを何とかうまく回避するがほぼ数センチ離れていたら被弾は確実だ。

 

パチ「さぁこれで終わ……げっほ!!ゴホ!ゴホ!」

 

と、突然パチュリーは咳をしだした。それは次第に酷くなっていく一方だ。すると先程唱えたスペルカードは咳のせいか強制的に終了した。そして後ろで見ていた小悪魔が飛び出した。

 

小悪「パチュリー様!!」

 

霧雨「おい!大丈夫か!」

 

魔理沙は降下して咳をしているパチュリーに駆け寄った。

 

パチ「貴女…私は敵なのよ…」

 

霧雨「今はそんな事を言っている場合か!」

 

小悪「直ぐに薬を持ってきます!!」

 

そう言うと小悪魔は直ぐさま飛んでいった。

 

パチ「貴女……変わってるわ本当に……」

 

霧雨「そこが良いとこ何だからほっとけって」

 

小悪「持ってきました!!」

 

パチ「ありがとう……」

 

小悪魔が水の入ったコップと薬を持ってくるとパチュリーはそれを受け取って飲んだ。

 

パチ「はぁ……まさか敵の貴女に心配される何てね

   魔理沙だったわよね……先に行きなさい

   私は動きすぎて疲れたわ……」

 

霧雨「……そうかなら先に行かせてもらうぜ」

 

そう言うと魔理沙は箒に股がり図書館の階段を飛びながら上がっていった。

 

小悪「パチュリー様、行かせて宜しかったん

   ですか?」

 

パチ「いいのよ…後はレミィに任せるわ」

 

そう言いパチュリーはそこでギブアップした事により魔理沙が実質的に勝利したのだった。そして一方、霊夢はと言うと……

 

侍女「先程の不意打ちはよろしくはありません

   でしたね私はここ紅魔館のメイドをして

   おります十六夜咲夜と申します……

   御嬢様から博麗の巫女をもてなすようにと

   おおせ使っておりますので……」

 

霊夢「そう…まぁ相手が人間だろうが妖怪だろうが

   私を止めるなら退治するだけよ!」

 

咲夜「そうですか……なら……」

 

そう言うと霊夢の前から突然、咲夜が消えた。それに霊夢が驚いていると今度は後ろの耳元で、

 

咲夜「貴女を撃退させていただきます……」

 

霊夢 !!

 

一瞬の出来事で霊夢は驚いたが直ぐ様、手に持っているお払い棒を振るうが、咲夜はバク宙で回避し右もものホルダーに入っているナイフを3本、霊夢に投げるが……

 

霊夢「なっ!!」

 

霊夢の目の前で先程投げたナイフは3本の筈だったのがいきなりその10倍の30本近くに増えていた。

 

霊夢「くっ!!」

 

それを霊夢は回避し当たる寸前でお払い棒を払いナイフを回避すると、

 

霊夢「これでもくらいなさい!」

 

そう言うと何枚ものお札を咲夜に投げるがまた咲夜は目の前から消えた。

 

霊夢「嘘!」

 

すると今度は霊夢の目の前に無数のナイフがまた現れた。

 

霊夢「ちぃ!!」

 

それを間を霊夢はギリギリで何とか回避すると咲夜が冷たい目付きでこちらを見ていた。

 

霊夢「貴女手品師になったら?人里でやったら

   大盛況よ?」

 

と、軽く減らず口を言うと咲夜は懐中時計を取り出すと、

 

咲夜「そんなものに興味はありませんので!!」

 

また咲夜のナイフが放たれる。今度は先程の30本を軽く越えて60本近くに倍増されていたが霊夢は自身の持っている直感力で全て回避する。

 

霊夢(こいつの能力……瞬間移動の類いじゃない

  まるで刹那の一瞬の出来事……となると

  あいつの能力は……時間を操る系の能力!)

 

霊夢は先程からの戦闘で相手、咲夜の能力が時間を操る系の能力だという事を推測できた。こうなれば霊夢のターンがきたものだ。

 

咲夜「これで終わりにしてあげます……」

 

その一言によって霊夢に大量のナイフが囲いこみそれら全ては霊夢にへと向かい霊夢の眉間を居抜き次に肩に腕に足に胴体にと次々に当たった。

 

咲夜「終わりですね……」

 

そう言いナイフをしまおうとした時だった。ナイフで被弾した霊夢が突然無数のお札へと変わり咲夜へと向かっていたのだ。

 

咲夜  !!

 

その時、咲夜は何時ものように懐中時計を使い辺り一帯の時を止め咲夜はそこから跳んで回避した。そう霊夢の読みは当たったのだ。そして咲夜は止めた時を戻すが……

 

ガチン!!

 

咲夜「なっ!」

 

咲夜の足元には術式がいつのまにか設置されていた。そこから現れた弾幕の鎖は咲夜の足元を絡め取り咲夜は身動きが出来なくなった……

 

霊夢「まぁあんたがやりそうな事は大方予想

   出来るわ……まったく私にこれ以上

   面倒起こさせないでよ!」

 

咲夜「この!」

 

咲夜はナイフ手に持つナイフを投げようとするが今度はその腕を鎖に繋がれた。

 

咲夜「そんな!」

 

霊夢「これで終わり!!」

 

そう言い霊夢は全身全霊で右手に陰陽型の弾幕を咲夜の腹部に当てたと同時に、

 

ピチューン!!

 

被弾の音がなりこの勝負は霊夢の勝ちとなった。

 

霊夢「ふぅ~危なかったわ……」

 

霊夢は倒れた咲夜は横にそう呟くと、

 

? 「ワォーーーーーン!!」

 

霊夢「何!?」

 

霊夢は遠吠えが聞こえた方を見るとそこには一週間程前に封印した筈の狗神が走ってきていた。

 

霊夢「嘘!何であんたが!」

 

霊夢はお払い棒を構えると狗神は霊夢の数メートル先で止まる。するも狗神の背中から、

 

蓮 「霊夢!」

 

ひょっこりと蓮が顔を出した。それに霊夢は驚いた。

 

霊夢「蓮!貴方……それに何で狗神が!?」

 

蓮 「え~とそれは……」

 

狗神「おい小僧、我は疲れたから後は自分の力で

   行け……」

 

蓮 「えっ?あっうんここまでありがとうね

   狗神♪」

 

狗神「ふん……」

 

ドロン!!

 

その言葉を残して狗神は式札へと戻り蓮は上手く着地して狗神の式札を回収した。

 

霊夢「……蓮…狗神ってまさか!」

 

蓮 「アハハハ……うん式神になっちゃったね」

 

霊夢「そういえばあの男はどうなったの?」

 

蓮 「何とか倒したよ……でも服がね……」

 

蓮の服は玲音のガンブレードをうけてしまっているため裁けていて蓮の腹筋が見えていた。

 

霊夢「まぁ五体満足ならいいでしょう……」

 

蓮 「うん…とりあえず元凶の元へ行こう」

 

霊夢「えぇこっちも片付いたしね」

 

蓮 「言われてみるとナイフが散乱してるし

   女性が倒れてるけど……気にしたら負け

   だよね……」

 

蓮はそう自分に言い聞かせ霊夢と共に元凶の元へと行くのだった。

 

 




始まった学校そして部活の顧問が変わりそいつの政策に着いていけないと感じた自分は退部届けを提出する……
おっと失礼しました!色々と私情が入りました。
それでは今回もありがとうございました。
次回はとうとうあの子達が出てくるかな?
それでは読者様さようなら!


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第15話 決戦 紅き霧の吸血鬼達

こんにちは読者様、前回書いた通り部活を止めた
怠惰のクソ悪魔です。なお今は帰宅部です。
こんな話もあれなので今回もどうぞ。


蓮 「この先だよね?」

 

霊夢「えぇ……恐らく……」

 

蓮、霊夢は大きな扉の前まで来ていた。おそらくこの先に今回の紅い濃霧を出した元凶がいると予測できる。すると……

 

ゴロ!ゴロ!ゴロ!

 

蓮 「うわっ!」

 

霊夢「また揺れてる?」

 

先程から変に揺れているのだ。地震ではないが理由は分からない。

 

蓮 「とと……とりあえず入ろう……」

 

霊夢「えぇ……」

 

2人は顔を見合せて頷き扉を開く。すると目の前に玉座に座りこちらを見ていた少女が映った。

 

霊夢「あんたがこの異変の元凶?」

 

と、霊夢が言うと玉座に座る少女は笑みを浮かべて、

 

? 「いかにも……私はこの紅魔館の主……

   レミリア スカーレット……」

 

霊夢「そう…ならさっさとこの霧を消してくれ

   ない?あんたらのせいで洗濯物が乾か

   ないでしょ!」

 

蓮 「えっ?そこなの?」

 

レミ「嘗められたものね……」

 

そう言うとレミリアは立ち上がると体を浮かせて飛ぶがその飛び方は蓮や霊夢とは違いレミリアの背中から黒いコウモリの翼が生えていた。

 

レミ「貴女達に吸血鬼としての実力を見せない

   といけないわね!」

 

霊夢「やれるものならやってみなさい!」

 

蓮 「霊夢、助太刀するよ!」

 

そう言うと霊夢はお払い棒とお札を蓮は竹刀を構える。

 

レミ「さぁ始めましょ!!」

 

レミリアのその言葉によって大量の弾幕が展開された。

 

蓮 「霊夢!」

 

霊夢「分かってるわよ!」

 

そう言うと2人も体を浮かせてレミリアへと向かった。

 

レミ「さぁ踊りなさい!」

 

そう言うとレミリアはスペルカードを取り出して、

 

レミ「神罰 幼きデーモンロード!」

 

そう唱えると無数のレーザー弾幕が避ける場所を制限し更にそこに追い討ちかのように大弾幕が襲いかかる。

 

霊夢「蓮!しっかり避けなさいよ!」

 

蓮 「そっちこそ!」

 

そう言うと2人は弾幕を放ちつつレミリアの弾幕を回避していくが当然レミリアも2人の弾幕を回避する。

 

レミ「中々やるわね…なら…」

 

そう言うとまた新たなスペルカードを取り出しそれを掲げた。

 

レミ「獄符 千本の針の山」

 

そのスペルからは無数の針を表すかのように小粒の弾幕が展開されそれらは大きな花が散っていくかのように辺り一面を覆うが、

 

蓮 「霊夢、僕が道を切り開く!」

 

霊夢「分かったわ!」

 

蓮は胸元から狗神の式神札と蓮のスペルカードを取り出し、

 

蓮 「式符 狗神の呼応!」

 

その言葉と共に狗神が現れ狗神の白い体毛は更に白く発光し、

 

狗神「ワォーーーーーン!!」

 

遠吠えと共に辺りに真っ白い弾幕が現れレミリアが放った小粒弾幕とぶつかると狗神はレミリア一直線で特効をした。

 

レミ「この犬っころが!!」

 

そう言いレミリアは狗神の攻撃を避けるのだが狗神の性格の執念深さも含まれる「式符 狗神の呼応」は所謂追撃型(ホーミング)のスペル。そのためか逃げるのが難しい。

 

霊夢「そら!!」

 

霊夢は自身の左手に持つ無数のお札を狗神から逃げるレミリアに追撃として放った。

 

レミ「あぁ~ムカつく!!」

 

レミリアはまた新たなスペルカードを取り出すと

 

レミ「神術 吸血鬼幻想」

 

その弾幕は小型の弾幕が放たれると次に大弾幕が放たれそして小型の弾幕は四方八方に散っていくというまるでコウモリ達の遊びを表すかのような弾幕だった。

 

霊夢「こいつ懲りずに!」

 

蓮 「狗神!」

 

狗神「分かってるっての!」

 

狗神はレミリアの弾幕を受けてもなおターゲットとしたレミリアを執念に追いかけついに距離が縮まった。すると狗神は巨大な口を開いてレミリアに噛みつこうとした。

 

レミ「くっやられる!」

 

レミリアにその牙が当たるその時だった。突然、蓮と霊夢そしレミリアのいる部屋の床が崩れたのだ。するとそこから、

 

? 「禁忌 レーヴァテイン!」

 

ドガーーーーーーーーーン!!

 

その言葉と共に巨大な火柱が上がり狗神とレミリアの間に入って壁となり狗神は噛みつくのを止めてその場から下がる。だがその火柱で部屋の天井を貫いたため天井が崩れた。

 

レミ「今のは……まさか!」

 

蓮と霊夢そしてレミリアは崩れた床の煙から飛び上がってくる少女を見る。その少女はレミリアと同じような服を着ていてなおかつ翼が生えてはいるが色とりどりの結晶をぶら下げた羽をもつ金髪の少女だった。それを見たレミリアは衝撃的な顔をして、

 

レミ「フラン!!」

 

と、その少女の名前を呼ぶ。するとフランと呼ばれた少女はレミリアの元へと生き、

 

フラ「お姉さま大丈夫!」

 

レミ「えっ!フランそれより貴女狂気は……!?」

 

フラ「今は後!それよりもあの人間達を倒すのが

   先決だよお姉様!」

 

レミリアが言っている事は蓮と霊夢には分からないがどうやら相手が1人増えたことだけは分かった。

 

霊夢「どうでもいいけどさっさとしてくんない?」

 

レミ「……いいわなら後で教えてねフラン…」

 

フラ「分かった!」

 

そう言うと2人の吸血鬼は霊夢と蓮に向かい合うと、

 

レミ「なら改めまして紅魔館主レミリア

   スカーレット……」

 

フラ「その妹フランドールスカーレット……」

 

2人「「貴方達のお相手をさせていただくわ!」」

 

2人は息を合わせてそう述べると、

 

蓮 「相手が増えても!」

 

霊夢「私達は異変を解決するだけよ!」

 

そう言い2人はまた弾幕ごっこを再開した。

 

フラ「禁忌 クランベリートラップ!」

 

そう述べると蓮と霊夢を巨大な弾幕が囲いこみ更に四方八方から大型の大弾幕が飛び交う。

 

霊夢「夢符 封魔陣!」

 

霊夢のスペルカードによって四方八方にお札が飛び交いフランドールの放ったクランベリートラップと当たり相殺するが、

 

レミ「紅符 スカーレットマイスタ!」

 

霊夢「なっ!!」

 

蓮 「うおっ!!」

 

今度はレミリアのスペルカードが発動し更に2人は回避すると今度は、

 

フラ「禁忌 フォーオブアカインド!」

 

何と驚くことに目の前のフランドールが1人から4人に分身したのだ。だが悪夢はここからだった。

 

フラ「禁忌 レーヴァテイン!」

 

4人となったフランドールは先程の炎……否、炎の剣を振り回し始めた。振り回した後から追撃かのように弾幕が飛び交った。

 

蓮 「うわっと!……しょうがない!」

 

そう言うと蓮はスペルカードを取り出すがそれは白紙のスペルカードだった。

 

蓮 「ふぅ~……」

 

蓮は思い浮かべる今度思い浮かべたのは今使っているフランドールのようなスペルカードとかつて夢で見ていた男性、理久兎が使っていた刀の業火の舞い上がりだった。すると蓮の白紙のスペルカードに柄が描かれた。

 

蓮 「夢符 夢炎の剣!」

 

そう唱えると蓮の竹刀は真っ赤に光出すと同時に蓮はフランドールへと突っ込んだ。

 

フラ「はぁ~ーー!!」

 

蓮 「ざぁ~~ーー!!」

 

ガキン!!ガキン!!ガキン!!ガキン!!

 

4人のフランドールと蓮は熾烈に剣劇を繰り返した。

 

レミ「フラン!」

 

レミリアが余所見をするとそこに霊夢のお札が襲いかかる。

 

霊夢「余所見は禁物よ?」

  (蓮があっちを相手してくれるなら私は

  こっちね……)

 

レミ「やってくれるわね……」

 

霊夢「しかしこれじゃ拉致があがらないったら

   ありゃしないわね!」

 

そう言っている時だった霊夢達の後ろから……

 

? 「恋符 マスタースパーク!!」

 

極太の巨大レーザーが放たれた。それを霊夢とレミリアは余裕で避けるが……

 

蓮 「うおっ!!」

 

フラ「キャッ!!」

 

蓮とフランは当たる本当にギリギリで回避するが分身のフランは間に合わずその極太レーザーによって全て消滅した。

 

霊夢「ちょっと魔理沙!」

 

霧雨「悪い遅れた!」

 

霊夢「あんた何してたのよ!」

 

霊夢から見て魔理沙の服はボロボロだった。しかも目立つのはその服や帽子のつばには斬られた後があったが血は出てはいなかった。

 

霧雨「あの執事のせいでよ遅れちまったんだよ!」

 

レミ「へぇ~あの駄執事やれば出来るのね」

 

霧雨「やっぱりお前らの執事か?あの野郎の

   せいで私の一張羅が台無しだぜ!」

 

それを聞いたレミリアは心の中でため息混じりに、

 

レミ(嫌な趣味だことで……)

 

霊夢「それよりも魔理沙あんたも協力しなさい

   よ!」

 

霧雨「勿論だ!私の服をダメにした罪とこんな

   卑猥にカッティングされた分の慰謝料は

   もらってかないとな!」

 

レミ「それはあの駄執事に請求しなさいよ!」

 

そう言うと霊夢と魔理沙そしてレミリアは弾幕ごっこをまた再開した。

 

蓮 「あっあぶねぇ……下手したらこっちが被弾

   してるよ……」

 

フラ「……私達も再開する?」

 

蓮 「んっ?あっあぁ……そうだね!」

 

そうして蓮とフランドールも弾幕ごっこを再開し直した。

 

霧雨「いくぜ!魔符 スターダストレヴァリエ!」

 

魔理沙のスペルから無数の星形弾幕が辺り一面に飛び散るがレミリアとフランドールはそれらを回避して、

 

フラ「禁忌 カゴメカゴメ!」

 

フランドールのその言葉で弾幕が列をなして霊夢、魔理沙、蓮の動ける範囲を制限したが、

 

蓮 「夢符 夢炎の剣!」

 

蓮は先程使ったばかりのスペルカードでそれらを破壊した。

 

レミ「紅色の幻想郷!」

 

レミリアのスペルカードが発動されるとそこから華を描いたかように弾幕が散らばっていくが霊夢、魔理沙、蓮はそれらを回避して、

 

霊夢「夢符 封魔陣!」

 

霊夢のスペルカードが発動されるとそこから無数のお札型の弾幕が飛び交ったがレミリアとフランドールはギリギリで回避したがレミリアとフランドールは霊夢、魔理沙、蓮を見失ってしまった。

 

レミ「なっ!何処に!」

 

フラ「お姉さま!!」

 

フランドールが見ている方向をレミリアが見ると……

 

蓮 「これが最後だ!!式符 狗神の呼応!」

 

霊夢「霊符 夢想封印!」

 

霧雨「恋符 マスタースパーク!!」

 

3人の弾幕が合わさりそれらはレミリアとフランドールに向かっていった。

 

レミ「……フフ♪私達の負けねフラン♪」

 

フラ「負けるのは悔しいけどね♪」

 

そう述べると光の嵐に2人は巻き込まれ……

 

ピチューーン!!ピチューーン!!

 

被弾した音が辺りに鳴り響きレミリアとフランドールは地面へとふんわりと落下したが2人は笑顔で気絶していた。

これによってこの弾幕ごっこは霊夢、魔理沙、蓮の勝利となった。

 




やっと終わった……怠惰さんこれ書くのに
東方のプレイ動画を何度見直したことか……
あっそれと見て分かった思いますがスペルの
殆どはルナティックを採用しています。
あっそれと次の回とその次の回をやったら
しばらくこっちはお休みしますのでお願い
します。それでは読者様今回もありがとう
ございました♪


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第16話 宴会

こんにちは読者様、怠惰のクソ悪魔です。
新学期の学校は色々と面倒な事が多くて
本当に嫌になっちゃいますよ……おっと
失礼しました。今回は色々と独自解釈の
部分が含まれますのでご注意ください。
それでは本編へどうぞ。


レミリアとフランドールとの弾幕ごっこに勝利した後レミリアはその紅い濃霧を取り払い空は元に戻った。そしてその翌日の事だった。

 

霊夢「蓮~そっち樽も持っていって!」

 

蓮 「なぁ霊夢、今から何するんだ?」

 

霊夢「面倒だけど宴会の支度よ……」

 

蓮 「宴会?」

 

霊夢「えぇ分かりやすく言えば異変後の親睦会

   見たいなものよ」

 

それを聞いた蓮はてことはと思いあることを聞いた。

 

蓮 「それってレミリアさんとか妹のフランとか

   が来るってこと?」

 

霊夢「えぇまぁでも宴会やるのは昼だからどう

   やってくるかは分からないけどね……

   それよりもさっさとそこの樽とか持って

   いってよね」

 

蓮 「了解……」

 

そう言われた蓮は結構重い樽を外へと持っていくが数が異様なまでに多く感じた。

 

蓮 「……そうだ狗神に手伝ってもらう!」

 

そう言うと蓮は狗神と書かれた札を取り出すと、

 

蓮 「来たれ狗神!」

 

そう唱えると札から真っ白い体毛を持っている妖怪狗神が現れる。

 

狗神「何のようだ小僧……」

 

蓮 「えっと酒樽を持っていくの手伝ってくれ

   ない?」

 

狗神「……我が飲む分はあろうな?」

 

蓮 「この量だよ?ある筈だけど?」

 

蓮の答えに狗神は口もとをニヤつかせると突然狗神の体が小さくなっていく。そしてその姿は蓮達と同じ人の形へと代わる。

 

狗神「これで手伝うには問題はあるまい……ん?

   どうした小僧?」

 

蓮 「えっと……狗神…聞きたいんだけど……

   狗神って…(メス)?」

 

蓮の目の前に映る狗神は女性そのものだ。蓮と同じぐらいの身長で見た感じがお姉さんとしか言いようがない立ち姿だったが、目のやりばに困るぐらいの着物の着方をしていた。

 

狗神「……小僧お前まさか我が雄犬に見えた訳で

   はなかろうな?」

 

女性ということにこだわりがあるのか狗神は蓮に言葉に重みをかけていうと蓮はビビりながら、

 

蓮 「いっ嫌!思ってません!」

 

狗神「なら良い……」

 

すると蓮の行動が遅かったのか霊夢が様子を見にやって来る。

 

霊夢「蓮~あんたいったいどれだ……け!?」

 

霊夢にも狗神の姿が映る。すると驚きながら、

 

霊夢「あんた誰よ!」

 

狗神「そういえばこの姿で会うのは初めて

   だったな小娘……」

 

「小娘」という言葉を聞いた霊夢の顔はみるみると更なる驚きの顔へと変わっていった。

 

霊夢「まっまさかあんた!いっ狗神!?」

 

狗神「いかにも……」

 

霊夢「れっ蓮マジな話で狗神よね?」

 

蓮 「うん……狗神だね……」

 

霊夢はまじまじと狗神を見るが何故か狗神の胸ばかりに目がいっていた。そして霊夢は自分の胸を見て溜め息を吐いた。

 

霊夢「はぁ…………」

 

狗神「どうかしたか?」 

 

霊夢「何でもないわよこの勝ち組!!」

 

狗神「何が勝ち組かは分からないが…おい小僧

   さっさとそこにある荷物を運ぶぞ」

 

蓮 「えっあっうん!それじゃ霊夢荷物を運ん

   じゃうね……」

 

霊夢「えぇ頼むわね……」

 

そうして蓮と狗神は荷物を運んでいく。すると蓮はあることが気になったため狗神に訊ねる。

 

蓮 「そういえば狗神…何であの時僕の家に

   いたの?」

 

狗神「あぁ~あれか…我は昔に安倍晴明により

   壺の中へと封じられそこから我は数年の

   間ずっと壺の中で寝ていたがある時我を

   封じていた壺が破壊され我が目覚めた」

 

蓮 「それが僕の家だったって事?」

 

狗神「あぁそうだ……おそらく我を封じていた

   壺を近くにいた怨霊が壊したのだろう」

 

蓮 「怨霊?」

 

狗神「あぁ…強い怨念や怨みを持つ霊の事だ

   あいつらは人間やらに取り付いて悪さ

   を働くんだ」

 

蓮 「えっとまさかあの時に食べてたのって……」

 

狗神「あぁ怨霊だが?」

 

蓮 「因みにお味はどんな感じなの?」

 

怨霊の味について狗神に聞くと狗神は少し悩んでからそれについて答えた。

 

狗神「味はないが妖力を高めるには丁度良い特に

   我みたいな動物から妖怪になるような奴等

   にとっては貴重な餌だ何せ食い続ければ

   妖怪になって長く生きられるし更に食い

   続ければ妖力も上がる」

 

蓮 「そっそうなんだ……」

 

狗神「だがあくまでも我みたいな動物からなった

   妖怪だけだからな?それ以外の妖怪や人間

   には毒だからな?」

 

蓮 「いやそこまでは聞いてないけどな……」

 

と、流暢に運んでいるとまた霊夢がやって来て、

 

霊夢「ほら!あんたらさっさと運びなさい!!」

 

蓮 「おっと早く運ばないと……」

 

狗神「式使いが荒い小娘だ……」

 

その後にも霊夢は色々と道具を出しそれを蓮と狗神に運ばせること数時間後……

 

霧雨「おっす蓮♪それと……誰だ?」

 

魔理沙が笑顔でやって来たが狗神について誰だと訪ねると、

 

狗神「久しいな金髪小娘……」

 

蓮 「ほら狗神だよ魔理沙♪」

 

霧雨「なん…だと……」

 

魔理沙は先程の霊夢同様に狗神をまじまじと見るがやはり何故か胸ばかりを見る。そして自分の胸を見ると、

 

霧雨「……負けたぜちきしょう…」

 

狗神「だから何がだ!?」

 

と、そんな会話をしていると霊夢がやって来る。

 

霊夢「魔理沙少しはあんたも手伝って欲しいん

   だけど?」

 

霧雨「まぁまぁ♪宴会やるって皆に言ってきたん

   だから良いじゃないか♪」

 

そう言っていると次々と色々な者達が集まってきた。その中には蓮の知る顔も多々といた。

 

慧音「やぁ蓮それと……誰だ?そのけしからん

   格好をしている女性は?」

 

蓮 「こんにちは慧音先生……この女性は僕の式

   です♪それと先生も宴会に?」

 

慧音「そうなのかそれは失礼した……」

 

狗神「いや気にはしていない……」

 

蓮 「そういえば妹紅さんも来ますか?」

 

慧音「あぁもうじき妹紅もくるさ♪」

 

と、慧音が言った時、白髪の少女が階段を登ってくる。

 

妹紅「おっ連じゃん♪」

 

蓮 「妹紅さん♪」

 

妹紅「所で慧音そこの……じょ女性は?」

 

何故か妹紅ら狗神を見て顔を紅くしていたが、そんなの気にも止めず、

 

狗神「この小僧の式だ……」

 

妹紅「そっそうかそれは失礼したな……」

 

おそらく妹紅は狗神の格好を見て目のやりばに困ったのだろう。すると慧音は喜びながら、

 

慧音「それと聞いたぞ確か異変解決に乗り出した

   らしいな♪」

 

蓮 「はいそうですね♪あっ!それと御二人も

   宴会を楽しんでいって下さいね♪」

 

慧音「あぁそうさせてもらうさ♪」

 

妹紅「楽しむとするよ♪」

 

そう言い2人は御座が引かれている場所へと歩いていった。

 

蓮 「色んな人達や妖怪も来るんだね……」

 

狗神「確かにな……」

 

蓮の目の前には人ならざる者達、妖怪や妖精といった色んな者達が楽しそうに話をしていた。するも狗神は酒を飲み始めている連中を見ると、

 

狗神「小僧我はあそこで飲んでいる奴等から

   酒をもらって飲んでくる」

 

そう言うと狗神は酒を飲むために宴会の席へと混じっていった。

 

蓮 「狗神って酒好きなんだね……」

 

と、言っていると先程から蓮に手伝わせていた霊夢がやって来る。

 

霊夢「蓮、あんたも混ざりなさい一応あんたの

   歓迎会も含めてるんだから」

 

蓮 「霊夢…ありがとう♪」

 

霊夢「ふん……」

 

霊夢の顔が紅くなるとそこに気づいた魔理沙がニヤニヤしながら霊夢をはやし立てる。

 

霧雨「おぉ~おぉ~霊夢ってば顔が紅いぞ♪

   褒められてうれしいのかなぁ~♪」

 

霊夢「うっうるさいわよ魔理沙!これは……あれよ

   そう酒がまわっただけよそうに違いない

   わ!」

 

と、言って霊夢は誤魔化すがそんな嘘に魔理沙が気づかない筈もない。

 

霧雨「霊夢~お前の限界はだいたい分かるし

   それにまだお前は酒飲んでないだろ~♪」

 

霊夢「くっ!いいから飲むわよ!」

 

そう言うと霊夢は早足ですたすたと向こうへ行ってしまった。

 

蓮 「まったく魔理沙さんは~……」

 

霧雨「いや~悪い♪悪い♪後で謝っておくよ♪

   ほら蓮お前もさっさと行こうぜ♪」

 

蓮 「そうだね♪」

 

そう言うと魔理沙は霊夢の後を追うかのように霊夢の行った先へと向かった。

 

蓮 「仲がいいな……幼馴染みか……」

 

蓮は昔、よく遊んでいた幼馴染みがいた。だがある時その子は消えてしまったため蓮はその子の顔を覚えてはいないが楽しかった記憶は微かに残ってはいた。そんな記憶に耽っていると、

 

玲音「よぉ~坊主♪」

 

と、緩い挨拶をしながら一団が鳥居をくぐってやって来る。その一団は今回の異変を起こした紅魔館の一団だった。

 

蓮 「あっ玲音さん♪」

 

玲音「いやでも坊主は失礼か…えぇ~と確か……」

 

玲音は人の名前を覚えるのが苦手なのか蓮を見て中々名前が思い浮かばなかったが、

 

蓮 「蓮ですよ、葛ノ葉蓮♪」

 

玲音「おぉ~悪いな……山田くん♪」

 

蓮 「いやだから蓮ですって!」

 

こんな名前違いギャグをしていると日傘の影にいる少女、レミリアスカーレットがため息混じりに、

 

レミ「蓮……そこの駄執事に何言っても無駄よ……」

 

玲音「おぉ~おぉ~カリスマ(笑)のお嬢が何

   言ってんだか……」┐(´∀`)┌

 

レミ「誰がカリスマ(笑)よこの駄執事!!」

 

今度はレミリアと玲音が言い合いを始めるとメイド服を着ている女性が近づいてきて、

 

咲夜「蓮さんでよろしいですよね?」

 

蓮 「はい♪貴女は……」

 

咲夜「私は十六夜咲夜と申します」

 

蓮 「そうですか……それでどうかしました?」

 

咲夜「私達は何処に行けば良いのかと……」

 

どうやら自分達が何処に行けば良いのか分からないようだ。その質問に対して蓮は、

 

蓮 「何処でも構いませんよ♪皆さんが座りたい

   所で♪それに僕も新参者ですから色々と

   まわってみようと♪」

 

それ聞いた咲夜は驚くがまたにこやかな顔に戻り、

 

咲夜「そうですか……なら自由に座らせて貰い

   ますね♪」

 

蓮 「えぇそれで構わないかと♪」

 

そして蓮は咲夜の隣にいるチャイナ服の女性を見ると「はっ!」として駆け寄り、

 

蓮 「あの~……」

 

女性「うん?貴方は確か博麗の巫女と一緒にいた」

 

蓮 「あっはいそのせつは申し訳ございません

   でした……あんな不意打ちで……」

 

どうやら蓮はまだそれを引きずっていたようで謝れるなら謝っておこうと思っていた。すると女性は、

 

女性「いえいえ私も回避できなかったのが

   いけなかったんですしそういえば貴方の

   名前は?私は紅美鈴っていいます♪」

 

蓮 「僕は葛ノ葉蓮です……そういえばさっき

   から気になっていたんですが美鈴さんの

   額のその肉ってなんですか?」

 

そう美鈴と言う女性の額には何故か肉と書かれていたのだ。すると美鈴は……

 

美鈴「いや……それが気絶している間に誰かに

   落書きされたみたいで……」(T∀T)

 

そう言うと隣で傘をさしている金髪の少女フランは笑いながら、

 

フラ「それは私も笑ったよ♪本当に今それを

   みっ見ても……」(((*≧艸≦)ププッ

 

フランは美鈴の顔を見て笑うのを必死に堪えるが今にも吹き出しそうで限界だった。

 

美鈴「本当に誰がこんなことを……」

 

咲夜「貴女がいつまでも寝てるからよ……」

 

美鈴「そんな~!」

 

蓮 「えっと……落ちないんですか?」

 

美鈴「はい……何回洗っても中々落ちなくって」

 

蓮 「その…ドンマイですね……」

 

蓮はこれ以上聞くと美鈴に失礼だと思ったためここでその話を切り換える。

 

蓮 「そういえば貴女方は?」

 

と、蓮は立ちながら本を読んでいる女性と隣に立っているコウモリの羽を頭に生やしている女性に聞くと本を読んでいる女性は細い目で連を見て、もう1人のコウモリの羽を頭に生やしている女性は連を見ると笑顔で、

 

パチ「パチュリーノーレッジよ……」

 

子悪「パチュリー様の司書の小悪魔です♪」

 

蓮 「そうですか♪よろしくお願いしますね♪」

 

パチ「えぇ……よろしっ!!」

 

ガシッ!!

 

パチュリーが「よろしく」と言う前にパチュリーの肩を笑顔の魔理沙が掴む。

 

霧雨「よぉ♪そんな辛気くさくしないで一緒に

   飲もうぜ♪」

 

パチ「えっ!?ちょ!!」

 

小悪「あぁ!パチュリー様!」

 

パチュリーは魔理沙に引っ張られながら連れていかれ小悪魔はそれに追いかけていった。

 

蓮 「えっとここじゃあれなんで皆さん座って

   酒を飲むなり自由にどうぞ……」

 

そうして蓮は色々とまわりながら親睦を深めようとするのだった。なおレミリアと玲音の言い合いの結果は玲音の頭に咲夜のナイフが刺さり実質的にレミリアが勝つのだった。




はい今回を見て思ったでしょう。狗神が
雌だった件について……もし本人の前で
それを言うと「お前、後で体育館裏な」
的な事が起こりますのでご注意を……
なお動物から妖怪になるのはあくまで
独自解釈と東方の地霊殿のお燐やらお空を
モデルにしています。なので間違っていても
バカだな~程度に見ていてください。
それでは今回もありがとうございました。
次回を投稿したらこっちはしばらく休みます。
では読者様さようなら~


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第17話 謎の勢力

こんにちは読者様、新しい部活に入るために
部活移動届けを書いていた怠惰のクソ悪魔です
次の部活は何やろうかな……
おっとこんなリアルなクソ話しは止めて今回も
よろしくお願いいたします。


宴会は続いて皆は酒を飲み続ける。だが明らかに同い年ぐらいの霊夢と魔理沙が酒を飲み続ける飲んでいるが蓮はそこにはあえて突っ込むのをやめた。

 

蓮 「そういえば魔理沙」

 

霧雨「ふぇ?」

 

霧雨「玲音さんに話があるんじゃなかったの?」

 

近くで意気揚々と霊夢と酒を飲んでいる魔理沙はその事を思い出すと、

 

霧雨「あぁ~そういえばそうだったな……なぁおい

   吸血鬼……」

 

魔理沙はわざわざ椅子を持ってきてそれに座って酒を飲んでいるレミリアに声をかけると、

 

レミ「何よ?」

 

霧雨「お前んとこの執事は何処だ?」

 

レミリアは紅魔館唯一の執事を指差した。

 

レミ「あそこよ……」

 

それを聞いた魔理沙は酒を飲んでゲラゲラ笑っている玲音を見るが……

 

霧雨「いやいや彼奴じゃなくてほら眼鏡かけてて細

   目の変態執事がいるだろ?」

 

レミ「はぁ?そんないないわよ?」

 

と、言っていると盃を片手に持った霊夢が近づいてきた。

 

霊夢「なんの話してんのよ?」

 

蓮 「霊夢…何の話かって言うと魔理沙のほら異変

   の時にボロボロだったじゃん」

 

霊夢「あぁ~あれね‥‥それで今になって弁償を求め

   てる訳ね」

 

霧雨「そうなんだけどよ~」

 

レミ「咲夜、駄執事以外で執事なんている?」

 

レミリアは隣で立っているメイドの十六夜咲夜に問うが……

 

咲夜「いえ居たとしてもまず必ず御嬢様に挨拶をさ

   せますしそれよりも玲音だけで手一杯ですの

   で雇う余裕はありませんし‥‥パチュリー様は

   何か知っていますか?」

 

パチ「いいえ…その前に咲夜が知らないとなると私

   も知らないわね………ただ不可思議な事は起き

   ていたわ」

 

霧雨「何があったんだ?」

 

パチ「図書館から結構な数の本が消えたのよ」

 

霧雨「おいおいあの本の量で分かるのかよ?」

 

と、言うとレミリアは顔をニヤつかせながら、

 

レミ「パチェにとって彼処は庭みたいなものよしか

   もいつも彼処にいるのよ?無くなったらすぐ

   に分かるわ」

 

霧雨「いったい全体どうなってんだ?」

 

何でか分からないが魔理沙が話した謎の執事の話、そしてパチュリーの本が消えた話。謎が深まるばかりだ。すると先程から散歩に出ていたフランと美鈴が戻ってくる。

 

美鈴「御嬢様どうかしたんですか?」

 

フラ「どうしたのお姉さま?」

 

レミ「ねぇ美鈴、貴女この異変中に駄執事意外で執

   事服を着ている男を見なかったかしら?」

 

美鈴「いえ‥‥その前に私は博麗の巫女の一撃を受け

   て気絶してたんで……」(;^ω^)

 

美鈴は苦笑いでそう言うとレミリアはやれやれといった表情をとり肝心の霊夢は、

 

霊夢「あぁ~そういえばあんたを吹っ飛ばしたわね

   軽く忘れてたわ」

 

美鈴「酷くないですか!?」

 

無慈悲な霊夢の言葉に美鈴のツッコミが入る。そんな中フランが口を開いた。

 

フラ「ねぇお姉さま……」

 

レミ「何フラン?」

 

フラ「玲音お兄ちゃん以外の執事は知らないけど

   怪しい人ならフランの部屋に来たよ?」

 

それを聞いたその場の全員は驚いた。特に姉のレミリアなんかはそれを聞いて心配になったのか……

 

レミ「フランその人に何かされなかったの?」

 

フランはその返答に満面の笑みで、

 

フラ「ううん♪その逆でその人フランと遊んでくれ

   たんだよ♪ただね……」

 

レミ「ただ?」

 

フラ「私、最初は嬉しかったのそれなのにもう1人

   のフランが邪魔して楽しく遊べなかったんだ

   よねぇ」

 

その言葉を聞いた紅魔館メンバー以外はどういうことかと疑問に思った。

 

霊夢「もう1人のフラン?」

 

レミ「えぇフランはね精神が情緒不安定なのよその

   原因がフランの心の奥で根付いてしまってい

   る「狂気」と呼ばれるものだけど今のフラン

   からはそれをまったく感じない」

 

蓮 「そうだったんだそれでその後どうなったの?

   フランちゃん……」

 

フラ「それでね気づいたらもう1人のフランがいな

   くてその怪しい人がね「君との遊び楽しかっ

   たよ♪」ってそれとね……」

 

蓮 「ん?」

 

フラ「その怪しい人にフランにお姉さまが異変を起

   こした理由も聞いたんだ……」

 

レミ「何ですって!?」

 

それを聞いたレミリアはフランに内緒にしていた異変を起こした本来の理由を知られていたことに驚くしかなかった。

 

フラ「そしたらフラン居ても立ってもいられなくて

   それでお姉様の所へ行ったんだ……」

 

蓮 「その人の服装って?」

 

フラ「え~と全身を黒いコートで隠してそれで顔も

   フードで隠れてたかな?」

 

それを聞いた霊夢と魔理沙は驚きの表情を見せていた。

 

霊夢「魔理沙……それって……」

 

霧雨「もしかしなくても……いやでももう10年とか

   前の話だぜ!」

 

蓮 「2人はその人を知ってるの?」

 

蓮は霊夢と魔理沙の会話を聞いて尋ねると2人は何とも言えない表情をしながら、

 

霊夢「えぇ昔にね‥‥私と魔理沙が幼かった頃その黒

   フードと1度だけ出会ったわ……」

 

霧雨「あん時は彼奴が居なかったら今頃私達はこの

   世には居なかったかもな……」

 

と、感謝をしてはいるようだが表情はうつ向いたままだった。

 

蓮 「無理に言わなくてもいいからね?」

 

霊夢「えぇ…そうするわ……」

 

霧雨「……助かるぜ………」

 

と、話が進んでいるが蓮は元の話にするように、

 

蓮 「それでその怪しい人もそうだけど魔理沙が

   言う確か眼鏡をかけていて細目の執事だっ

   たよね?」

 

霧雨「あぁそいつに服をボロボロにされて酷い目

   にあったぜ……」

 

パチ「ねぇ魔理沙その執事何か言ってたかしら?」

 

パチュリーはその執事について知るためにその執事がどんか会話をしていたのかを聞くと魔理沙は考えながら、

 

霧雨「え~と確か「主の元まで急いでいるんだ」

   的な事を言ってたかな?」

 

それを聞いた蓮はそれら全てまとめて、

 

蓮 「つまりこの異変において僕達の異変解決組

   次にレミリアさんの所の異変を起こした側

   最後にフランちゃんと魔理沙が言った怪し

   い人と眼鏡の執事の第三勢力の3つがいた

   って事だよね?」

 

霊夢「恐らくそうなるわね‥‥ただその黒フードと

   魔理沙の言う執事とは無関係で下手したら

   第四勢力何てのも出来ているかもしれない

   わよ?」

 

霧雨「あぁ~~!!謎が深まるばかりだ~~!!」

 

魔理沙は頭をかきむしりながら夕焼け空で大きく叫んだ。

 

蓮 「……う~ん仕方ないか難しい話はここまでに

   しよう折角の宴会なんだからさ♪」

 

霊夢「確かにそうね……危うく忘れる所だったわ」

 

霧雨「だな今は忘れようぜ♪」

 

レミ「呑気ねでもそれはそれでありね♪」

 

フラ「よぉ~し皆でパァ~と飲もう♪」

 

こうして蓮の歓迎会も含めた異変解決後の宴会は夜遅くまで続き皆は楽しく酒に酔いしれるのだった。そして蓮は少し遠くまで行って夜風に当たっていると、

 

狗神「ふぅ~久々の酒は美味なものだな♪」

 

狗神が蓮の元へとやって来る。すると蓮は狗神に、

 

蓮 「狗神‥‥君は僕が憎い?」

 

狗神「そうだな……‥正直言ってさっさと貴様を食い

   殺したいぐらいにな…だが……」

 

蓮 「だが?」

 

狗神「我が本来憎いと思ったのはこの世で2人だけ

   だ1人お前の先祖安倍晴明そして2人目は我

   を造った呪術士だ……」

 

「呪術士」という言葉を蓮は聞き慣れないため狗神にそれを訪ねる。

 

蓮 「呪術士って何なの狗神?」

 

狗神「呪術士というのは我みたいな呪いを専門に扱

   う連中だ昔に我を造った奴は安倍晴明をそう

   とう恨んでいたらしくてなそれで我が送り込

   まれたが……」

 

蓮 「見事に返り討ちにされて封印って事かい?」

 

狗神は悔しそうな顔をしながら頷いて、

 

狗神「それで我は晴明が憎いし我を妖怪へと変化さ

   せた呪術士も憎いのだ」

 

蓮 「えっそれじゃ僕は?」

 

狗神「お前は霊力に限っては晴明に似ているが彼奴

   とは大違いだだから精々イラつく程度だから

   安心しろ」

 

蓮 「いやそれ安心出来ないよ……」

 

と、蓮が冗談抜きでそう言うと夜風が吹く。

 

狗神「おい小僧そろそろ宴会にまじれお前の歓迎会

   も入ってるんだろ」

 

蓮 「そうだね♪」

 

そうして蓮と狗神は宴会へと戻っていきまた皆と笑いあって宴会を楽しむのだった。

 




怠惰「はい今回見て思った読者様もいる筈です。
   怠惰さんはあえて言いませんがおそらく
   もう1つの小説を見ていけば分かると思い
   ますよ♪ 」

~♪~♪~♪~♪~♪~♪~♪

怠惰「ん?……スマホがなってる……」

ピッ!

怠惰「はいもしもし……あっ!えっ明日帰るの!?
   うん分かった…いや土産とかどうでも
   いいよ…うんそれじゃ明日ね♪」

ピッ!

怠惰「おっと失礼しました少し知人と会話をして
   いたもので…コホン!それでは読者様
   今回もありがとうございました前回にも
   言いましたがしばらくはこちらはお休み
   ですがもう1つの小説をあげますので
   よければ見てくれると幸いですそれでは
   読者様さようなら!これだけを見ている
   方は次回の投稿まで!」


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第18話 清く正しい?

お久々な方はお久々そうでない方はこんにちは
怠惰のクソ悪魔です。軽く日常篇やったら
異変と言う感じでやっていきますので
ご了承ください。それでは本編へどうぞ……
なお今回から知っている方なら知っている感じの
後書きになります……


宴会が終わったその翌日、まだ異変の騒動があってか寺子屋は休みとなり蓮は霊夢と共に縁側でお茶を飲んでいた。

 

蓮 「ズズ……お茶は美味しいな♪」

 

霊夢「天気の良い日はお茶を飲みつつ日向ごっこ

   これに限るわね……ズズ……」

 

蓮と霊夢は平和に過ごしていたが波乱とは平和の一時に限って何時もやって来るもの……蓮と霊夢の前に黒い影が通りすぎ目の前で着地した所を蓮は見ると霊夢達と同じ少女だったが人間にはない黒い翼が生えていた事から蓮は妖怪だと推測した。そして目の前の少女は笑顔で、

 

? 「こんにちは清く正しい射命丸文です♪」

 

と、その少女は元気になおかつ笑顔で挨拶をすると霊夢はため息み吐いて文に、

 

霊夢「はぁ…文…あんたまた来たの?」

 

文 「勿論♪新聞を届けるのが仕事ですので♪

   それと今回は外来人でありながらここ最近

   人里でチンピラを撃退しなおかつ異変解決に

   も乗り出している葛ノ葉蓮さんに取材ようと

   思いまして♪」

 

蓮 「えっ僕!?」

 

文 「はい♪是非とも取材を!」

 

文が蓮に迫ると霊夢は蓮にやれやれといった感じで忠告をする。

 

霊夢「蓮、止めておきなさい文の作る記事の

   9割は捏造だから」

 

蓮 「えっ!?」

 

それを聞いた文は霊夢をじと目でみながら反論をした。

 

文 「失礼ですね言うなら7割捏造って言って

   下さいよ!」

 

蓮 「捏造は認めるの!?」

 

蓮の言葉を聞いた文はニコニコと笑いながら蓮に、

 

文 「新聞ってのは面白書かなくちゃダメなん

   ですよ?多少面白くするなら少しは捏造

   でもしないと♪」

 

蓮 (いやダメだと思うよ……)

 

蓮は心の中で反対するがそれは聞こえる筈もない。そしてまた文は蓮に詰めよって、

 

文 「お願いしますよ~取材させてください!」

 

蓮 「アハハ……捏造しないならいいけど……

   捏造されるならちょっとね?」(;^∀^)

 

文 「分かりました捏造は無しにしますから!」

 

文が必死に蓮に取材を申し込むと優しすぎる蓮はまいったなといった感じで、

 

蓮 「う~んなら……」

 

蓮が言いかけたその時だった。隣でお茶を飲んでいる霊夢が、

 

霊夢「本当は?」(¬_¬)

 

と、言うと文は笑いながら、

 

文 「捏造しまくります♪……えっちょ!!」

 

蓮 「やっぱり断りますね……」

 

やはり文の言葉が嘘だったため蓮は断ることにした。だが文もただでは折れないのか、

 

文 「お願いしますって!良い記事が書けそう

   なんですよ!蓮さんがどど~んと表紙を

   飾りますから!」

 

蓮 「いやでも捏造するんでしょう?」

 

文 「いやそのあのしませ……」

 

文が喋ろうとした時また霊夢が口を開いて、

 

霊夢「本当は?」

 

文 「します♪……ってだから止めてくださいよ

   霊夢さん!」

 

蓮 「文さん……ごめんなさい……」

 

と、蓮は告白をされた時の振り方のように言うと文は、

 

文 「何か振られた気分!?くっ……仕方ありま

   せんね……」

 

そう言うと文は残念そうにそこから飛び去っていった。

 

霊夢「まったく文にも困ったものね……」

 

蓮 「まぁでも霊夢のおかげで助かった……

   のかな?」

 

霊夢「ふん……そういえばそろそろ醤油が切れ

   そうだったわね……」

 

蓮 「なら買ってこようか?」

 

蓮の言葉を聞いた霊夢は背筋を伸ばして、

 

霊夢「いえいいわ私も行くから……」

 

それを聞いた蓮は若干驚いた。基本は神社の中でだらだらするのが好きな霊夢がまさか一緒に人里に行くなんて言葉を滅多になかったからだ。

 

蓮 「………今日は雪でも降るのかな?」

 

霊夢「蓮それはどういう意味かしら?」

 

蓮 「いや何でもないです霊夢様!」

 

霊夢「まぁ良いわ行きましょう♪」

 

そうして2人は共に人里へと出掛けるのだったが……

 

文 「ふっふっふっ……ただでは折れないそれが

   ジャーナリズムですよ♪」

 

木の影から文がそれらを覗きシャッターをきっていた。そして文は写真をきると同時に出てきた写真を取りそれを手帳に挟むと霊夢達の後を追うのだった。

蓮と霊夢は人里へと降りるとそれぞれ必要な物を買っていくがやはり荷物持ちは蓮だった。

 

蓮 「……………………重い……」

 

霊夢「本当に蓮が来てからこっちも楽できるし

   良いことづくめね♪」

 

蓮 「それはどうも……」

 

そんな2人を他所に後ろでは……

 

カシャ!

 

文 「特集 博麗の巫女に彼氏!お相手は外来人

   の青年、今も仲良く買い物中これで決まり

   ですね♪」

 

文がそう言っているとターゲットの蓮と霊夢は道を曲がっていったのに気づき文は尾行をした。そして蓮と霊夢がもう一度道を曲がると文はついていくが……

 

文 「あれ?行き止まり?」

 

そこは行き止まりだった。蓮と霊夢は何処に行ったのかと思っていると後ろから……

 

霊夢「ほら言った通りやっぱり付いてきてた」

 

蓮 「霊夢の勘って当たるよね……」

 

文 「げぇっ!」Σ(`Д´ )

 

どうやら文は罠に嵌められたようだ。これは先程2回、道を曲がる前に戻る。

 

蓮 「霊夢、他に買うものってある?」

 

蓮が霊夢に言葉をかけると霊夢は小さな声で、

 

霊夢「………蓮…誰かが私達を尾行してるわ」

 

蓮 「えっ?」

 

霊夢「良い蓮?然り気無く普通を偽りなさいよ」

 

蓮 「うっうん分かった……」

 

蓮は霊夢の行く道へとついていき最後の曲がり道の時に、

 

霊夢「こっち」

 

蓮 「うん……」

 

霊夢に言われるがまま付いていき近くにある箱の影に身を隠すとその後ろから文が付いてきた。これが先程までの流れだ。

 

文 「私としたことが嵌められるとは……」

 

霊夢「文……今日撮った写真全て出しなさい……

   じゃないとあんたを退治するわよ!」

 

文 「こうなれば逃げるが勝ち!」

 

そう言い文は物凄い速度で空へと飛んでいった。それを霊夢間近で見ていた霊夢も空へと飛び文を追いかける。蓮は茫然としていて出遅れた。

 

蓮 「俺も行かないと変な事を記事にされる!」

 

蓮は飛んで追いかけようと思ったがそれだと文には追い付けないなは明確だ。そしてそんな蓮に1つ閃きが頭を照らした。

 

蓮 「来い狗神!」

 

蓮は狗神を召喚すると狗神に、

 

蓮 「あの黒い翼の女性を追ってくれ!」

 

狗神「ちっ……分かった!!」

 

狗神は全速力で空を駆ける。だがこれで人里では少しパニックになったが今の蓮達には関係ない。

 

霊夢「すばしっこいわね相変わらず!」

 

霊夢が愚痴を溢すと後ろから……

 

蓮 「霊夢!!」

 

霊夢「えっ?……蓮!?」

 

狗神の空を駆ける速度が予想以上に速かったため霊夢は驚いたが蓮は霊夢に

 

蓮 「乗って!!」

 

霊夢「分かったわ!!」

 

蓮は霊夢に手を差し出すと霊夢はそれを掴み蓮の後ろに座る。

 

蓮 「頼む狗神!」

 

狗神「分かってる!!」

 

霊夢「はっ速い!」

 

霊夢は蓮にしがみつき景色を見るとこれまでとはうって変わって景色がどんどん変わっていくのが分かった。

 

蓮 「霊夢あれ!」

 

蓮が指差す方向には逃げ出した射命丸文が飛んでいた。

 

霊夢「私があいつを撃ち落とすから蓮は狗神に

   指示を出して」

 

蓮 「合点!」

 

そう言い2人と1匹は文へとぐんぐん近づいていく。そして文は違和感を覚えて後ろを振り向くと……

 

文 「ん?……げぇっ!もうここまで!」

 

霊夢「逃がさないわよ文!!」

 

文 「ヤバイ!!」

 

文は必死に逃げるが霊夢は御札型段幕を撃ち文へと襲いかかる。

 

文 「ちょっ!そんなんずるいですって!!」

 

霊夢「変な事を記事にされるよりはましよ!」

 

文 「何としてもジャーナリズムにかけて

   逃げ……」

 

文のその言葉はフラグとなった……そしてフラグは回収されることとなる。

 

霊夢「霊符 夢想封印!!」

 

霊夢のその言葉によって巨大な4つの弾幕が文へと襲いかかっていく。

 

文 「あっあややややややややや!!!」

 

ピチューーン!

 

文 「そん…な……」

 

文は落ちていき木の枝へと引っ掛かり目を回しながら気絶した。

 

霊夢「よし仕留めたわ」

 

蓮 「文さんの所に降ろすよ」

 

2人は文のところまで行くと狗神から降りて文の手帳を漁り出した。すると今日撮った写真が何枚も出てきた。

 

霊夢「これね……はぁまったく……」

 

霊夢はその写真を全てポケットにしまい手帳を文のポケットに返した。

 

蓮 「写真も取ったし早く帰ろうか?」

 

霊夢「そうね……それじゃ帰りましょうか……」

 

そうして蓮と霊夢は博麗神社へと帰るのだった。そしてその後、

 

文 「まんまとしてやられました……」

 

? 「文先輩も懲りませんね……」

 

文 「大体式神使うなんて反則なんですよ!

   椛も思いませんか!」

 

椛と言われた女性は苦笑いを浮かべながら、

 

椛 「文先輩は少しそういうところを直し

   ましょうよ……」(;^∀^)

 

文 「あぁ~あ……昔は楽しかったな~…………

   もう理久兎さんが死んでから何年経った

   のかな……」

 

椛 「そういえば、お父様やお母様それに文

   先輩やはたて先輩それに天魔様は昔に

   会ったことがあったんですよね?」

 

それを聞いた文は懐かしみながら、

 

文 「えぇ……昔ね理久兎さんが…「文ちゃんの

   新聞出来たら読んでいいかな?」なんて

   言ってくれた時は嬉しかったんですよ」

 

椛 「でもそれって……」

 

文 「えぇ見る前に死んじゃったけどね……」

 

椛 「会えるなら会いたいですか?」

 

椛は文に聞くと文は儚げな表情をして、

 

文 「会えるなら会いたいですね……会って

   理久兎さんに笑って貰いたいですね♪」

 

椛 「そうですか……」

 

その後も文とその部下である椛は静かに酒を飲みながら文は昔話を続けるのだった。




狗神「うぅん……ここは?…………お前は誰だ?」

怠惰「やっと来たね♪新しい後書き担当が♪」

狗神「いやだからお前の名前はなんだ……」

怠惰「俺の名前は怠惰のクソ悪魔♪友人達は
   親しみを込めて怠惰さんって呼んでる
   からそう呼んでくれて構わないよ♪」

狗神「変な名前の奴がいるんだな……」

怠惰「ハハハまぁそう言うこった…それで狗神
   さん早速なんだけど……」

狗神「何だ?」

怠惰「俺と契約して魔h…ゲフン!ゲフン!
   後書き担当になってよ♪」

狗神「それは断r……」

怠惰「勿論ここにある酒やら何やらは勝手に
   飲んでくれても構わないから♪」

狗神「よしやらう!」

怠惰「それならよろしくね♪」

狗神「だが我にそんな会話なんてあまり出来ない
   がいいのか?」

怠惰「大丈夫♪大丈夫♪大抵は俺の言うことに
   相づちやらうってくれればいいから♪」

狗神「と、言われてもなぁ……」

怠惰「そうだな……狗神さんって雌だったんだね♪
   てっきり雄かと思ったよ♪」

狗神「……てめぇ殺るぞ」

怠惰「そうそう♪そんな感じで良いってこと
   だよ♪」

狗神「まぁ大方は分かった……」

怠惰「とりあえずもう時間だから今回はここ
   までね♪」

狗神「…………誰に何を言っているだ?」

怠惰「それでは読者様また次回!」

狗神「おいだから誰に話して……」

怠惰「それではバイバイ♪」

狗神「いやだから誰に!?」


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第19話 寺子屋の生徒(妖怪組)

こんにちは読者様、B4の両面印刷された作文用紙を4枚手渡されて「これ宿題な♪」と満面の笑顔で教師に言われた怠惰のクソ悪魔です。
まるで処刑宣告のようだ…
もうそれは置いておいて今回もどうぞ……


朝の日差しが差し込む気持ちの良い朝が来る。すると……

 

霊夢「蓮~起きなさい……」

 

蓮 「フワァ~……う~ん……」

 

蓮の朝は何時ものように霊夢によって起こされてから始まるのが日課となっていた。蓮は眠い顔をしながら布団から出て居間へと向かう。

 

蓮 「おはよう霊夢……」

 

霊夢「相変わらず眠そうね貴方は……」

 

やれやれといった感じで霊夢は蓮を見て、

 

霊夢「朝御飯は並べてあるから早く食べるわよ」

 

蓮 「了解……」

 

そう言うと蓮は座卓の前に座る。それを確認した霊夢は、

 

霊夢「それじゃいただきます」

 

蓮 「いただきます……」

 

そうして何時もの日課となったように朝食を食べ始める。

 

蓮 「今日の味噌汁の具はつみれか……」

 

霊夢「文句ある?」

 

蓮 「いいや逆に嬉しいよ♪」

 

霊夢「そう……そういえば蓮、貴方今日仕事だけど

   分かってる?」

 

そう言われた蓮は一瞬思考が停止し我に返ると、

 

蓮 「そうだった!!すっかり忘れてた!!」

 

どうやら蓮は仕事の事を忘れていたらしく今ようやく思い出したようだ。

 

蓮 「早く食べないと!!」

 

蓮はそう言いご飯とつみれの味噌汁そして納豆を食べ終えると、

 

蓮 「行ってきます!!」

 

そう言い蓮は靴を履いて直ぐ様外へと出て空へと飛んでいった。

 

霊夢「……本当に大丈夫かしら?」

 

霊夢は慌てて外出した蓮にただそう呟くのだった。

 

青年移動中……

 

蓮は飛んで何とか寺子屋の前に着き扉を開けて中へと入り教室の扉を開けるとそこには生徒達が座っていて今から授業を受ける所だった。

 

蓮 「すいません慧音先生遅れました!」

 

蓮は教室に入り教卓の前に立つ慧音に謝ると、

 

慧音「いや大丈夫だぞ蓮……まだ時間まで5分

   あるからな……」

 

蓮 「えっ?」

 

蓮は遅れるかと思っていたがまさか予定より早く着いたのだ。

 

蓮 「なら良かった~……遅れでもしたら確実に

   慧音先生に怒られますからね……」

 

慧音「フフフ遅れないようにな♪」

 

蓮 「はい……」(´~`;)

 

と、言っている時だった。後ろの席にいる子供が立ち上がって、

 

チル「あぁ~!!お前はこの前あたいを倒した

   奴の仲間!」

 

そうそれは紅霧異変において霊夢と魔理沙に弾幕ごっこを吹っ掛けた結果、大人げないぐらいに撃退されたチルノだった。その他にも……

 

大 「チルノちゃん指差したらダメだよ……」

 

チルノと共にいた緑髪のツインテールの子供もとい大妖精もいた。それだけではなく……

 

ル 「こんにちはなのだー♪」

 

金髪の食人妖怪の少女ルーミアや、

 

? 「ねぇミスチーあの人って誰?」

 

ミス「さぁ?チルノちゃん達は知ってるみたいだよ

   リグル……」

 

と、ミスチーと呼ばれた子とリグルと言われた子は頭を傾げる。そしてチルノに呼ばれた当の本人である蓮は、

 

蓮 「あっ!霊夢と魔理沙にボコボコにされた

   子だ……」

 

チル「ボコボコに何かされてもない!あたいが

   負けてやったんだ!!」

 

大 「チルノちゃん迷惑だから止めようよ……」

 

慧音は頭を押さえながら……

 

慧音「とりあえずチルノ……そろそろ座って

   くれるか?」

 

チルノは慧音の言葉を聞いて大人しくなり座る。そして慧音は、

 

慧音「前の授業などで来てなかった子達もいる

   からもう一度紹介してもらおう……頼むぞ

   蓮?」

 

蓮 「あっ分かりました♪」

 

慧音は教卓から数歩下がり蓮は教卓の前に来ると、

 

蓮 「えぇ~と慧音先生のアシスタントを務めて

   いる葛ノ葉蓮ですよろしくお願いします」

 

蓮は頭を数秒下げて頭を上げる。そして蓮は数歩下がる。

 

慧音「というわけだ…一応蓮先生って言うんだぞ?」

 

生徒達「はぁ~~い!!」

 

生徒達の元気な声が聞こえるが一番後ろに座っている5人は……

 

チル「…あいつ先生なんだ……」

 

大 「意外だね……」

 

ル 「でも蓮は優しいのだー♪」

 

ミス「ルーミアちゃんが優しいって言う事が

   意外かな?」

 

リグ「確かに……」

 

と、いった感じで不思議に思っていた。そうして授業が始まった。

 

慧音「それじゃ今日は……」

 

慧音は黒板にチョークでいきなしサイコロを書き出してきた。

 

慧音「それじゃサイコロを1回振った時3の目が

   出る確率は?」

 

慧音の問題に対して蓮は心の中で、

 

蓮 (いやこの年齢でそれはやらないだろ普通……)

 

蓮は心の中で感想を述べていると1人手を挙げた子が現れた。それは1番後ろに座っている子の1人チルノだった……

 

慧音「それじゃチルノ答えは?」

 

慧音が答えについて聞くとチルノは、

 

チル「ふっふっふ……答えは1だ!」

 

それを聞いた慧音と蓮は少し固まって思考が死んだがすぐに我に返り、

 

慧音「因みに理由は?」

 

チル「理由はサイコロが1個だからだ」

 

何とも直球的な答えなのだろう……するとここで蓮のアシストが入った。

 

蓮 「チルノちゃん惜しい!すごく惜しい!

   ヒントはサイコロの目の数が1の前に

   入るよ♪」

 

それを聞いたチルノは手を組んで考える。すると隣に座っている大妖精は小さな声でチルノに囁くとチルノは口を開けて、

 

チル「6分の1?」

 

慧音「せっ……正解だ……」

 

チルノが正解したことによって慧音は凄く驚いていた。その理由は蓮には分からなかった。そして正解したチルノは誇らしげに、

 

チル「あたいは最強だからな♪」

 

大 「良かったねチルノちゃん……」

 

大妖精がチルノに向かってそう言うとその隣に座っているリグルに小声で、

 

リグ「ねぇ大ちゃん…どうして分かったの?」

 

と、聞かれると大妖精は、

 

大 「蓮さんのアドバイスを元に少し考えたん

   だよ♪」

 

ミス「へぇ~」

 

リグルとミスティアは蓮を見ると蓮は笑顔で見つめ返した。

 

慧音「それじゃ次の問題は……」

 

と、いった感じで慧音の授業は進んでいきやがて終わりの時刻となった。

 

慧音「今回はここまでだ♪また明日な♪」

 

生徒達「慧音先生ありがとうございました♪」

 

生徒達は立ち上がり皆それぞれ帰っていく。すると後ろの5人は蓮に近づいてきた。

 

蓮 「あれどうかした?」

 

チル「蓮だったな♪あたいの子分にしてやる♪」

 

蓮 「へっ?」

 

突然のこと過ぎて蓮は着いていけていけてない。その隣では大妖精がペコペコと謝っている。すると今度はリグルとミスティアは蓮に、

 

リグ「えっと……チルノがお世話になってるの

   かな?僕はリグル・ナイトバク言って

   おくけど女の子だからね?」

 

蓮 「リグルちゃんね♪」

 

ミス「それで私はミスティアローレライ長いので

   ミスチーで構いませんよろしくお願い

   します」

 

蓮 「分かったよミスチー♪」

 

と、自己紹介をしてきてくれた。

 

蓮 「さっきも紹介した通り葛ノ葉蓮よろしく

   ね♪」

 

リグ「よろしく♪」

 

ミス「よろしくお願いします」

 

蓮達は挨拶を済ませるとまたチルノは、

 

チル「なぁ蓮あたいの子分にならないか?」

 

チルノは蓮にそう言うと蓮は少しだけ考えて、

 

蓮 「う~ん子分は無理そうかな?」

 

チル「えぇ~何でだよ!!」

 

蓮 「いや……多分子分やってる暇がないかも

   しれないから……」

 

蓮の何時もの日課は仕事、掃除、買い出しとその3つだけだが終わらせたら少しはゆっくりしたいとも考えていた。

 

チル「う~んしょうがないか……」

 

蓮 「でも友達なら良いよ♪」

 

チル「うんならあたいと蓮は友達だ♪」

 

蓮 「それに皆とも友達になっていいかな?」

 

ル 「もう蓮とは友達なのだー♪」

 

ルーミアは満面の笑顔で答えると大妖精も、

 

大 「うん♪友達だよね♪」

 

リグ「僕達も友達ですよ♪」

 

ミス「友達だね♪」

 

蓮 「皆よろしくね♪」

 

と、楽しく会話をしていると教室の扉の所に慧音が何時の間にか立っていた。

 

慧音「なぁそろそろいいか?」

 

蓮 「あっすいません!皆帰るよ!」

 

5人「はぁ~い!!」

 

そうして蓮の今日のアルバイトは幕を閉じたのだった。

 

 




狗神「それで怠惰とやらボリボリ……」

怠惰「ん?」

狗神「我は何時ぐらいに本編に出るんだ?…ゴクン」

怠惰「そうだね~多分、後数話ぐらいかな?」

狗神「それを聞くと暇だな~ボリボリ……」

怠惰「その間はここに出てくれればOK」

狗神「まぁ後書きとやらに出れば煎餅やら酒
   やら飲めるから問題ないがな」

怠惰「ぶっちゃけあの子より出番はあるからね?」

狗神「あの子とは誰だ?お前の彼女か?」

怠惰「いや全然違うもう1人の後書き担当が
   だよ……」

狗神「……よく分からんが……」

怠惰「まぁ多分どっかに出番があるって
   事で今日はここまで!」

狗神「次回とやらもよろしくな」

怠惰「それでは読者様ばいばい!」


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第20話 香霖堂

こんばんわ読者様、法事で出掛けていた
怠惰のクソ悪魔です。
今回は本当に題名通りです。それでは
本編へどうぞ……


秋の昼下がりの事、蓮は仕事を終えて博麗神社で竹刀を素振りしていた……

 

蓮 「90…91…92…93……」

 

霊夢「蓮あんた体力あるわね……」

 

と、言われた蓮は100まで素振をすると竹刀の刀身を肩に置いて縁側に座る霊夢の方に振り返って、

 

蓮 「そうかな?部活だと基本こんか感じ

   だけど?」

 

霊夢「部活って何?」

 

霊夢は蓮に部活について聞くと蓮は霊夢に部活について説明を始めた。

 

蓮 「部活ってのは学校…ここだと寺子屋かな?

   で行う教科外の団体的教育活動っていう

   ものなんだけど分かりやすくいうと運動

   したり絵を描いたりする集団活動だよね

   霊夢や魔理沙ぐらいの年代の子なら基本

   やってる筈だけどね……」

 

霊夢「へぇ~外の世界の私達の年代って皆

   そういうことするんだ……」

 

蓮 「楽しいよ?友達と競い合う事も出来るし

   なによりも自分で入りたい部活も自由に

   決められるしね♪まぁ運動部はそれなり

   の覚悟はいるけど……」

 

なお運動部の殆どは休日が返上なのは言うまでもないだろう。

 

霊夢「ふぅ~んズズ……」

 

霊夢は返事をしながらお茶を飲む。

 

蓮 「聞いてるのかな……?」

 

蓮はやれやれといった感じでタオルで汗を拭き取り始める。すると空から箒に股がった少女、霧雨魔理沙が飛来してきた。

 

霧雨「よおっ♪霊夢、蓮」(^o^)/

 

蓮 「あっ魔理沙、こんにちは♪」

 

霊夢「今日は何しに来たの?」

 

霊夢は魔理沙に何しに来たのかと聞くと魔理沙は、

 

霧雨「あぁ今回来たのは蓮に用があって

   来たんだ♪」

 

蓮 「僕?」

 

霧雨「あぁ香霖が前に会ってみたいって言わ

   れてたんだがすっかり忘れてたぜ♪」

 

霊夢「霖之助さんがね……」

 

霊夢はそう言うと縁側から立ち上がり背伸びをして、

 

霊夢「蓮、丁度いいわ久々に香霖堂で買い物

   したいからついてきて頂戴」

 

蓮 「分かったよ……」

 

そう言い蓮は竹刀を袋に入れて背中に背負い霊夢、魔理沙と共に香霖堂へと赴いた。

 

少年、少女達 移動中……

 

蓮は霊夢と魔理沙の後ろからついてきていて思ったことはどうやら人里では無いことは分かる。理由はもう人里を通り過ぎてそろそろ森に入りそうだからだ。すると霊夢と魔理沙は地上へと降下していきそれに続いて蓮も降下した。

 

蓮 「ここが香霖堂?」

 

霧雨「あぁそうだぜ♪」

 

蓮の目の前には色々な物が置かれている店が目に映りそこの暖簾には香霖堂と書かれていた。

 

霊夢「ほら蓮入るわよ」

 

蓮 「あっうん……」

 

蓮、霊夢、魔理沙の3人は扉を開け暖簾をくぐって中へと入っていった。するとカウンターに座っていた男性は、

 

男性「いらっしゃいませ……って霊夢と魔理沙か」

 

霊夢「こんにちは霖之助さん」

 

霧雨「よっ香霖♪」

 

霊夢と魔理沙はその男性に挨拶すると霖之助と呼ばれた男性は蓮を見ると、

 

森近「ところでそこの人は?」

 

霧雨「ほら前に香霖が会ってみたいって

   言ってた蓮だぜ♪」

 

それを聞いた霖之助はあぁ~といった表情となると、

 

森近「いや前ってもう1か月前だけど……」

 

霧雨「そっそれは気にしないでくれって……」

 

と、魔理沙が言うと蓮は数歩前に出てカウンターに座っている霖之助に頭を下げて、

 

蓮 「初めまして葛ノ葉蓮と言います」

 

森近「これはご丁寧にどうも僕は森近霖之助……

   呼び方は自由で構わないよ♪」

 

蓮と霖之助はお互いに挨拶を交わすと隣で静かにしていて霊夢は、

 

霊夢「そうそう霖之助さん服は出来てる?」

 

森近「それならもう出来てるよ♪」

 

そう言うと霖之助は立ち上がって店の奥にいくと数着の服を持ってくる。それは霊夢が普段から着ている巫女服だった。

 

霊夢「それじゃ代金は何時もみたいにツケで♪」

 

森近「はいはい……」

 

霧雨「そういえば香霖、蓮に何の用事が

   あったんだ?」

 

魔理沙は霖之助に聞くと霖之助はそれに答える。

 

森近「えぇ~と前に魔理沙が拾ってきた道具に

   ついて聞こうとね……蓮は外来人だから

   分かると思ったんだよね……」

 

霊夢「あれでも霖之助さんならその道具の

   使い方とか名称とか分かるんじゃ

   ないの?」

 

蓮 「霖之助さんも能力を持ってるんですか?」

 

森近「そうだね僕の能力は『道具の名前と

   用途が判る程度の能力』が僕の能力

   だね♪」

 

蓮 「便利な能力ですね……でもそれだったら

   分かる筈じゃ……」

 

森近「大方はねだけど詳しくの用途はあまり

   分からないんだよね……」

 

蓮 「成る程……なら霖之助さん少し見せて

   貰っても良いですか?僕が分かる範囲

   でなら教えますよ♪」

 

森近「それは助かるよ……それじゃ……」

 

そう言うと霖之助は裏から何かを持ってきてそれを蓮に見せる。見た感じ蓮はすぐに分かった。

 

蓮 「これは…黒電話ですね……」

 

霧雨「電話?」

 

蓮 「うん外の世界だともう使われなくなった

   道具の1つだね……今はもうデジタル化が

   進んでそう言う回し型の電話は使われなく

   なったよね……」

 

森近「へぇ~因みに使い方はこうやって使う

   のは分かるんだけど上手く使えなく

   てね……」

 

蓮 「いやそれを使うなら電気が必要ですね……

   幻想郷じゃ電気は通ってないから実質

   使えませんね……」

 

森近「そうか残念だな……なら次はこれは

   どうかな?」

 

霖之助はもう1個道具を持ってきた。それも蓮からしてみれば見慣れた物だった。

 

蓮 「それはラジオですね…ここを開けると

   カセットを入れて音楽を聴いたり他

   には外の世界だと放送と呼ばれるものが

   あるのでその電波を受信して音楽を

   聴いたりできますね」

 

霊夢「あんた詳しいわね……」

 

蓮 「お婆ちゃんの家に結構こういうのは

   あったからさ……」

 

森近「成る程…でもこれも電気がいるんじゃ……」

 

蓮 「いや多分これは……」

 

蓮は裏を見るとネジで閉められた蓋を見つけた。

 

蓮 「やっぱり……ここのネジを開けてその中に

   対応する電池を入れれば音楽は聴けると

   思いますね」

 

森近「本当かい!なら待っててくれ……」

 

そう言い霖之助は奥からプラスドライバーと電池を持ってくるとネジで閉められた蓋を開ける。

 

蓮 「うわ……電池漏れしてる…これ使えるかな」

 

霧雨「何だこの白いの?」

 

蓮 「迂闊にさわっちゃダメだよそれアルカリ

   だから……」

 

霧雨「あっアルカリ……」

 

蓮 「う~ん霖之助さん多分これ使えない気が

   しますね……端子にまで液が付着していて

   多分回路も腐食してますね……」

 

森近「そうか…残念だな……なぁ蓮君もう少し

   見て貰ってもいいかな?」

 

蓮「僕で良ければ構いませんよ♪」

 

そうして蓮は霖之助が持ってくるアイテム1つ1つを丁寧に教えていった。

 

森近「いや~助かったよ」

 

蓮 「このぐらいだったら何時でも手伝い

   ますよ♪」

 

と、言うと蓮は外を見るともう夕暮れ空だった。

 

蓮 「あぁ~そろそろ帰らないとな」

 

霊夢「あっ本当だ……」

 

霧雨「こうりん私は今日泊まってくぜ♪」

 

森近「お好きにどうぞ」

 

霊夢「それじゃ霖之助さん私達は帰るわね♪」

 

蓮 「すいませんお邪魔しました♪」

 

そうして蓮と霊夢は帰路につくのだった。

 

 




狗神「暇だ……」

怠惰「いやだからってさ上裸になられても
   目のやり場が困るんだけど?」

狗神「…………なぁ怠惰とやら色々と小娘共に
   言われたがどういう意味か分かるか?」

怠惰「うん……発育の問題だと思うよ……」

狗神「発育ってどこが?」

怠惰「…………そのお胸につけた吉備団子だよ」

狗神「殴るぞ?」

怠惰「避けるよ?」

狗神「……死ねっ!」

怠惰「ふははははははは♪見える…見えるぞ
   お前の拳などカトンボと変わらぬわ!」

狗神「てめぇ能力持ちか」

怠惰「おっとそろそろ時間だね……それでは
   読者様今回はここまで♪」

狗神「このやろう!!」

怠惰「次回もお楽しみにね♪」

狗神「だぁーーー!!ムカつく!!」

怠惰「それでは狗神の攻撃を避けつつまた
   次回!」


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第三章  長き冬と蘇りし死の桜 第21話 終わらない冬

こんにちは読者様怠惰のクソ悪魔です。
今回も言わずと知れずの春雪異変なんですが
少し原作とちょっと違う所があると思います
が、ご了承をお願いします。それでは本編へ
どうぞ……


冬の月日が終わりようやく暖かい春……そう皆は思っていたが現実とは虚しき事……

 

蓮 「霊夢…思うんだけどさ……」

 

霊夢「何?」

 

蓮 「これ明らかに異変だよね?」

 

冬が過ぎて桜が咲き乱れる春の暖かさが来ると思ったら外は桜ではなく雪が降り積もる銀世界。しかも博麗神社にある暖房設備は炬燵しかない。それ故に蓮と霊夢は炬燵に入ってぬくぬくと暖まっていた。

 

霊夢「異変じゃないでしょ…どうせちょっと長い

   冬みたいな感じでしょ……」

 

霊夢はみかんの皮を剥いて1つみかんを口に頬張る。

 

蓮 「本当にそうかな……」

 

蓮はガラス障子に映る銀世界の光景を見ていると突然障子が開かれる。開かれるとそこには魔理沙が立っており右手には竹箒、左手には何故かチルノの足を持ってぶら下げていた。

 

霧雨「おい霊夢、異変解決しにいかなくていい

   のかよ!」

 

霊夢「異変じゃないでしょ……それよりも閉めて

   くんない?寒いじゃない……」

 

チル「いい加減離せ~!あたい最強なんだぞ!」

 

チルノがバタバタ暴れるのを見ていた蓮は、

 

蓮 「え~と魔理沙……チルノはどうしたの?」

 

霧雨「ん?あぁさっき神社付近でうろちょろして

   たから連れてきたんだが異変とは関係なか

   ったぜ……」

 

蓮 「それなら離してもらってもいいかな?」

 

霧雨「やれやれ…ほらよ!」

 

魔理沙はチルノを後ろへと放り投げるとチルノは頭から雪の中へとダイブした。

 

蓮 「あちゃ~……」

 

霧雨「それよりも霊夢、異変解決しなくていいの

   かよ!!」

 

霊夢「だから言ってるでしょどうせ少し長い

   冬だって……」

 

霧雨「少し長い?もう春の季節になって2ヶ月は

   この状態だぞ!」

 

霊夢「はぁ~異変異変ってどうせ違うわよ……」

 

霊夢のやる気のない声を聞いていた魔理沙の眉間にはシワが寄っていた。

 

霧雨「もういい!この異変はこの霧雨魔理沙様

   が解決するぜ!!」

 

蓮 「魔理沙、僕も着いていって良い?」

 

霧雨「おぉ~蓮、来てくれるか!」

 

蓮 「うん流石にここまで長いと少し違和感しか

   ないからね……てことで霊夢、少し外出

   してくる♪」

 

霊夢「いってらっしゃい……」

 

霧雨「霊夢なんてほっといて行くぜ!」

 

蓮 「うっうん…分かった……」

 

蓮は炬燵から出て立ち上がり外へと出ると魔理沙と共に空へと飛んでいった。そしてガラス障子が開けっ放しになっていたため霊夢は炬燵から出てガラス障子を閉めようとすると銀世界となった外を少し見てガラス障子を閉めた。そして空中では……

 

霧雨「たく霊夢の奴いったい何なんだ!」

 

蓮 「まぁ霊夢はそんなにやる気を出さない

   からしょうがないとは思うんだけどね」

 

霧雨「はぁ……」

 

蓮 「それでまずは何処に向かうの?」

 

蓮は魔理沙に何処に向かうのかと聞くと魔理沙は、

 

霧雨「まずは私の悪友のとこに行こうと思う

   あいつなら何か知ってるかもしれない

   からな……」

 

蓮 「えっと悪友てのはよく分からないけど

   ならまずはその魔理沙の悪友?のとこ

   に向かおう!」

 

そうして魔理沙と蓮は魔理沙の友達のところまで向かおうとするとそこに1人の女性が現れた。

 

霧雨「おっとお前は誰だ?」

 

魔理沙がその女性に名前を聞くと女性、

 

女性「私の名前を聞く前に貴女が名前を言う

   のが先じゃないの?」

 

霧雨「私は霧雨魔理沙…普通の魔法使いで異変

   を解決するところだぜ」

 

それを聞いた女性は眉間がピクリと動くと、

 

女性「そう…私はレティ・ホワイトロック

   貴女達はこの異変を解決するために

   動いている……それでいいのかしら?」

 

霧雨「その通りだぜ♪」

 

魔理沙が答えるとレティは口を開いて、

 

レテ「なら貴女をここで倒すわ…せっかくの

   長い冬をここで終わらせるわけには

   いかないもの……」

 

霧雨「いいぜ相手してやる!!蓮は見ておいて

   くれ!」

 

蓮 「あっうん……」

 

黙ってその会話を聞いていた蓮は魔理沙の指示にしたがって数メートル離れる。

 

霧雨「さぁやらせてもらうぜ!」

 

レテ「いいわ相手してあげる……」

 

そうして魔理沙とレティによる段幕ごっこが開始され魔理沙は先手必勝と言わんばかりに弾幕を放ちレティも負けじと弾幕を放ち始めた。

 

蓮 「…この冬はいつまで続くのやら……」

 

蓮は雪降る空を見上げつつ魔理沙とレティの弾幕ごっこを見続ける。するとレティはスペルカードを取り出して、

 

レテ「怪符 テーブルターニング」

 

レティのスペルが発動した。それはレティの周囲をレーザー弾幕が旋回しそこから無数の米粒のような弾幕が密集して放たれるが魔理沙は弾幕を放ちつつ避ける。

 

霧雨「火力が足りないぜ!」

 

魔理沙は懐からミニ八卦炉を取り出して

 

霧雨「恋符 マスタースパーク!!」

 

その言葉と共に巨大レーザーが放たれレティの放った弾幕を貫通し、レティはそれに被弾した。

 

ピチューン!!

 

被弾したレティは地上へと真っ逆さまに落ちていった。

 

霧雨「弾幕は火力だぜ♪」

 

蓮 「……魔理沙の弾幕は本当に火力の高さは

   ピカイチだよね……」

 

霧雨「おいおい誉めても何も出ないぜ♪」

 

蓮 「いや褒めた訳じゃ……まぁいっかそれ

   よりも魔理沙の悪友?の所に向かおう」

 

霧雨「なら行こうぜ蓮♪」

 

そうしてレティを撃退した魔理沙は蓮と共に魔理沙の悪友の元へと向かうのだった。




怠惰「てな訳で春雪異変スタートです」

狗神「…我にはよく分からんが……その異変の
   大まかな内容は知ってるんだろ?」

怠惰「ええまぁそれなりにはね……つっても
   怠惰さんは東方は未プレイだから
   未プレイなりにやらせてもらうけどね♪」

狗神「本当に大丈夫なのか?」

怠惰「大丈夫だ問題ない……あっ!それともう
   1つの小説と繋がってるってのは言って
   ると思うけどあっちも見てくれている
   読者様なら…あれがどんな状態なのかは
   分かるよね?」

狗神「おい我は知らんぞついでに露骨な宣伝は
   止めろ」

怠惰「はいはい分かったよ……まぁ言うことも
   今はないし今日はここまで!」

狗神「あぁ~と……次回だったか?もよろしくな」

怠惰「てな訳で読者様」

狗神「あばよ……」
   


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第22話 魔理沙の友達

こんにちは読者様、段々と新年度の学校に
慣れてきた怠惰のクソ悪魔です。ようやく
ですよ……そんなのは置いておいて本編へ
どうぞ……


魔理沙についていくと数分間……人里を通りすぎ前に訪れた香霖堂を通りすぎ葉が生い茂ていない森の上を飛んでいた。

 

蓮 「やっぱりまだ冬の季候なだけあって葉

   も生い茂ってないよね……」

 

霧雨「そのせいでキノコも取れないしで不便

   なんだよな……」

 

と、言っていると蓮と魔理沙の目の前で無数の光が飛び交っていた。

 

蓮 「あれって弾幕!?」

 

霧雨「誰か戦って……彼奴か……」

 

蓮 「えっ?」

 

霧雨「行くぜ蓮」

 

蓮 「あっ待ってよ!!」

 

蓮と魔理沙は弾幕ごっこがされている場所へと急いで飛んでいくと……

 

女性「咒詛 首吊り蓬莱人形」

 

その女性を中心に周囲を無数の弾幕が飛び交い始める。米粒のような弾幕から中規模の中弾幕それらが飛び交うが……

 

咲夜「幻符 殺人ドール」

 

咲夜のスペルカードが発動し咲夜を中心に円を描くようにナイフ型の弾幕が回るとそれは女性の元へと襲いかかり……

 

ピチューン!!

 

被弾の音と共に弾幕ごっこは終了した。蓮は咲夜を見つけると咲夜の元まで飛んでいった。

 

蓮 「咲夜さんどうも……」

 

蓮の挨拶に気がついた咲夜は軽く頭を下げて、

 

咲夜「あらこんにちは蓮……貴方と魔理沙は

   何をしに?」

 

咲夜が蓮に何しに来たのと聞いてくると蓮は咲夜に大まかな説明を始めると同時にその場の全員は地上へと降りる。

 

蓮 「えっと異変解決しに来たんですけどこの

   手がかりを知っているかもしれない

   魔理沙の友達?の所に向かっていた

   所です」

 

咲夜「あら?そうだったの……」

 

と、言っていると魔理沙は先程の女性の元まで近づき、

 

霧雨「よっアリス♪ざまぁねぇな♪」

 

アリ「私が本気出すわけないじゃない野良

   魔法使い魔理沙ちゃん……」

 

霧雨「言うじゃねぇか温室魔法使い……」

 

アリ「誰が温室魔法使いよ!都会派魔法使い

   って言いなさいよ!」

 

と、2人は何故か出会って間もなく口喧嘩し出した。それを見ていた蓮と咲夜は……

 

咲夜「はぁ……醜い争いね……」

 

蓮 「まぁ喧嘩するほど仲が良いっていいま

   すし……」

 

ただその醜い喧嘩を眺めていたが流石のこの寒さのせいか蓮は言い争ってる2人に近づいて、

 

蓮 「えっえぇ~と魔理沙そろそろ本題に入ろう

   じゃないと何時までたっても終わらない

   から……」

 

アリ「貴方は誰?」

 

と、アリスが聞いてくると蓮は自分の名前を答えた。

 

蓮 「僕は葛ノ葉 蓮て言います♪魔理沙の

   友達やってます……」

 

アリ「そう…私はアリス・マーガトロイドまぁ

   魔理沙の友達みたいなものよ……」

 

霧雨「みたいって何だよ!みたいって!」

 

アリ「そうじゃないの!」

 

また喧嘩をしだしたため蓮は間に入って仲裁する。

 

蓮 「えっとまず何でこんなに喧嘩してるん

   ですか?理由は?」

 

と、理由を聞くと魔理沙とアリスは黙って理由を考える。するのアリスが口を開いた。

 

アリ「確か…私の人形を壊したからじゃなかった

   かしら?」

 

霧雨「いや違うって!お前が私のミニ八卦炉に

   紅茶ぶっかけたのが悪いんだろ?」

 

2人の言っていることはバラバラだったが蓮は、

 

蓮 「多分俺の考えだと2人共そういうことを

   したって事…だからお互いに謝る!」

 

蓮の仲裁あってか2人はお互いに見つめ合うと、

 

霧雨「悪かった……」

 

アリ「私こそ何か些細なことで喧嘩してたわ……

   ごめん…」

 

蓮 「よしこれで終わりね♪」

 

その光景を見ていた咲夜は、

 

咲夜「はぁ~……玲音もそれぐらい気を使えたら

   いいのに……」

 

蓮 「えっ……玲音さんって喧嘩とか止めないん

   ですか?」

 

咲夜「逆に囃し立てて更なる大喧嘩に繋げようと

   するわね……」

 

蓮 「oh……」

 

前に戦ったことのある蓮からしてみると確かにやりそうな雰囲気はある。玲音はどちらかというとトラブルを好みそうな性格をしているからだ。だが蓮は今やるべきことそれをまた魔理沙に伝える。

 

蓮 「それで魔理沙、アリスに聞くことがあるん

   でしょ?まずはそれを聞かないと……」

 

霧雨「あっあぁ……アリスえっとだな……」

 

アリ「はぁ聞かなくても大体は分かるわ……

   おおよそこの異変よね?」

 

霧雨「あぁそうだぜ……」

 

アリ「なら少し待ってて春を持ってきてあげる

   から……」

 

そう言いアリスは一度家へと戻る。その間に蓮は咲夜に何故ここにいるのかを聞くことにした。

 

蓮 「そういえば咲夜さんは何でここに?」

 

咲夜「えぇともうじき火を燃やすための薪がそこ

   を尽きてしまいそうでしてそれでお嬢様に

   この異変を解決して来いと言われました」

 

蓮 「そうだったんですか……」

 

霧雨「あれ?それなら何でアリスと弾幕ごっこを

   してたんだ?」

 

咲夜「偶々目と目が合ってそしたら弾幕ごっこに

   発展したわね……」

 

それを聞いた蓮と魔理沙は……

 

蓮 「いやどうして弾幕ごっこへ発展するん

   ですか……その前に何処のトレーナーなん

   ですか?」

 

霧雨「色々と工程をぶっ飛びすぎだ!!」

 

と、2人のツッコミが入る。すると先程家へと向かったアリスが帰ってきた。

 

アリ「さてと魔理沙、それに蓮と咲夜でいいの

   よね?」

 

蓮 「合ってますよ♪」

 

咲夜「えぇ間違ってはいないわ」

 

アリスは2人の名前を確認すると1つ瓶を取り出してその中身を3人に見せる。その中身は小さく白いふわふわと浮いている玉だった。

 

アリ「これが春というものよこれを空に放てば

   性質上春は他の春へと向かうからそれを

   利用すれば盗まれた春の元へと向かう

   はずよ」

 

アリスは見せるとそれを魔理沙に渡す。

 

アリ「大切に使いなさいよ……」

 

霧雨「あぁ勿論だぜ……ありがとうなアリス」

 

アリ「それじゃ私は帰るから異変解決頑張り

   なさいよ……」

 

アリスは先程と同じように後ろを振り向いて帰ろうとすると、

 

蓮 「アリスさんありがとうございました」

 

蓮は頭を下げるとアリスは蓮の方に振り向いて、

 

アリ「ふふ♪どういたしまして♪」

 

そう言いアリスは帰っていった。

 

霧雨「さてとそれじゃ蓮、行くぜ♪」

 

と、魔理沙が言い箒に股がると咲夜は

 

咲夜「私も異変解決についていって構わない

   かしら?」

 

それを聞いた魔理沙と蓮の意見は重なった。

 

霧雨「いいぜ♪2人より3人だしな♪」

 

蓮 「咲夜さんよろしくお願いします」

 

咲夜「そうなら行きましょうか……」

 

そうして3人は空を飛びアリスから貰った春を頼りに異変の元凶へと向かう。その飛んでいく姿を下から見ていた者が……

 

? 「あれは……」

 

だがそれを3人は知るよしもなかった。

 




怠惰「さてと今回もやっていきましょうか
   狗神さん……」

狗神「あぁ…怠惰1つ聞きたいことが出来たん
   だがいいか?」

怠惰「なんだい?」

狗神「今現在で蓮の式神は私だけだろ?」

怠惰「まぁそうだね♪」

狗神「私以外で新たな式神は増えるのか?」

怠惰「う~んまぁこれぐらいなら良いかな……
   一応はもう考えてて個人的には後2体は
   出そうかなと考えてはいるんだよね」

狗神「そうか…メメタイかもしれないが設定やら
   その辺は出来たのか?」

怠惰「まぁその内の1体はもう考えててキャラの
   構造やらも完成はしているんだよね♪」

狗神「そうなのか…無粋だがどんなキャラだ?」

怠惰「それは流石に秘密だね♪まぁ後々に出る
   からそれまでどんなキャラになるかは
   読者様方は予想してみてくださいね♪」

狗神「モデルは?」

怠惰「う~ん…まぁあまり言うのは良くないけど
   2つのスマホアプリゲームのキャラを合体
   させたとだけ言っておくよ♪」

狗神「すすスマ…ホ?」

怠惰「まぁスマホについては裏で教えてあげる
   って事で今回はここまで♪」
   
狗神「強引な気がするがまぁ良いか」

怠惰「それでは読者様さような~♪」


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第23話 三姉妹の構想演奏曲

こんにちは読者様少し気分が良い怠惰の
クソ悪魔です。とひあえずは例の三姉妹
が出るのは題名通りです。それでは本編
にどうぞ……


蓮、魔理沙、咲夜の3人はアリスから譲り受けた春を頼りに飛んでいくと不思議な穴の前にへとたどり着いた。

 

蓮 「春はこの先に行きましたね……」

 

霧雨「てことはこの先に元凶がいるってことか」

 

咲夜「…………誰か来てますね……」

 

咲夜の言葉を聞いた蓮と魔理沙は咲夜の向いている方向を見ると楽器を持った少女達がこちらにやって来ていた。楽器を持った少女達は蓮、魔理沙、咲夜の存在を確認すると3人は蓮達の数メートルで止まる。

 

蓮 「君らは誰?」

 

蓮は3人について聞くと3人はそれぞれ答える。

 

少女「私はルナサ・プリズムリバー」

 

少女「私は次女のメルラン・プリズムリバー♪」

 

少女「そんで末っ子のリリカ・プリズムリバー」

 

と、3人は自分達の名前を答えてくれる。どうやら三姉妹のようだ。すると咲夜は3人に、

 

咲夜「貴女達はどうしてここへ?」

 

咲夜の言葉に3人はそれぞれ答えた。

 

ルナ「白玉桜のお花見でコンサートをする事に

   なりましたので……」

 

メル「それでここまで来たんだよ♪」

 

リリ「でもそういう貴女達はどうしてこんな

   所にいるの?」

 

リリカの発言に対し蓮はそれについて答える。

 

蓮 「この先にこの冬を長引かせた元凶がいる

   かもしれないだから僕らはその異変を

   解決しに来たんです」

 

それを聞いたプリズムリバー三姉妹は、

 

メル「それって私達にとって侵入者と変わらない

   わね♪ルナサ蹴散らしちゃいましょ♪」

 

ルナ「はぁメルラン貴女また躁病が発病した

   のね……」

 

リリ「お姉ちゃん達やっちゃって!」

 

と、いつの間にか後ろに下がってニコニコしながらリリカが応援するとルナサは、

 

メル「リリカ貴女もやりなさい!」

 

リリ「ちぇ~分かったよ……」(ー3ー)

 

と、三姉妹はやる気満々?だ。それを見ていた蓮は魔理沙、咲夜に、

 

蓮 「魔理沙、咲夜さん協力してくれる?」

 

霧雨「いいぜ♪ちょうど3VS3だしな♪」

 

咲夜「構いませんよ」

 

そう言うと魔理沙はミニ八卦炉を取りだし咲夜は太もものホルダーからナイフを取り出す。それを見ていた蓮も背中に背負っている竹刀袋なら竹刀を取り出して構えるとメルランが弾幕を出して攻撃を始めると同時にルナサ、リリカも弾幕を放ち始めた。それを蓮、魔理沙、咲夜は見事に回避していく。

 

ルナ「さぁ避けれるかしら?」

 

ルナサは四方八方から大玉を放つと大玉が通過したところから多数の小玉が襲いかかる。

 

蓮 「それぐらいなら避けれますよ!!」

 

蓮はそう叫ぶとそれらを回避しつつ自身も鱗のような弾幕を放つ。

 

メル「それゃ!!」

 

メルランは咲夜に向かって鱗玉を放ちつつへにょへにょしたレーザーを放つとそのレーザーは交差していくため予測しにくいだが咲夜は、

 

咲夜「それぐらいなら避けれるわね……」

 

咲夜はそう答えるとメルランの目の前から忽然と姿を消した。

 

メル「えっ!!」

 

メルランが驚くとその後ろからナイフ弾幕が襲いかかる。メルランはとっさだったがそれらを回避する。咲夜には切り札ともいえる能力『時を操る程度の能力』がある故に少しでも隙間があれば止めて回避できるということだ。

 

咲夜「もう少し付き合ってもらえるかしら?」

 

咲夜は更にナイフを投げるがそれをメルランは避ける。だが避けたのはいいが投げたナイフは……

 

リリ「うわっ!!危ないってば!!」

 

ギリギリでリリカの目の前をナイフが通りすぎていった。だが……

 

霧雨「余所見は良くないぜ♪」

 

魔理沙はお得意の星形の弾幕を放つがそれをリリカは何とか回避した。

 

リリ「これならどうかしら?」

 

リリカは蓮と同じように鱗のような弾幕を無数に放つがとてつもないぐらいに密集した弾幕だった。

 

霧雨「よっよっと!!」

 

魔理沙はギリギリの隙間を通って何とか避けるが物凄いぐらいの密集だった。すると、

 

ルナ「メルラン…リリカ……」

 

メル「オッケー!」

 

リリ「分かった!」

 

ルナサの号令によって3人は集合すると、

 

三姉妹「騒符 ライブポルターガイスト」

 

3人はスペルを唱えると自身の持っている楽器で演奏をし出す。すると音符が現れるとそれは弾けそこから無数かつ大量の弾幕が3人に襲いかかる。

 

蓮 「そんなんありですか!?」

 

霧雨「蓮!ここは私に任せろ!」

 

そう言うと魔理沙はミニ八卦炉を構えて、

 

霧雨「恋符 マスタースパーク!」

 

その叫びと共にミニ八卦炉から極太の巨大レーザーが3人の放つ弾幕を消滅させつつ真っ直ぐ襲いかかる。それにはプリズムリバー三姉妹もヤバイと思ったのか演奏を止めてすぐに退避した。

 

ルナ「あっ危なかった……」

 

メル「すっごく派手だね♪」

 

リリ「もしくは火力バカ……」

 

霧雨「どんなもんだい♪」

 

魔理沙が物凄いぐらいにドヤるとそれを見ていた蓮と咲夜は、

 

蓮 「流石は火力派の1人……」

 

咲夜「……いつ見てもあれに当たったらと思うと

   本当に怖いわね……」

 

と、褒めているのかいないのか分からなそんなコメントを残す。すると躁病が再発してるメルランは、

 

メル「ならこれはどう?」

 

メルランは赤と青のレーザーを放ちつつ弾幕を放つそれを魔理沙はレーザーの間に入りなおかつ飛んでくる弾幕を回避する。

 

リリ「それじゃこれは!」

 

リリカも蓮に向かって赤と青の弾幕を放つが赤は1度静止しそこから動き出し青はそのまま蓮へと襲いかかるため避ける距離が難しいが……

 

蓮 「そこっ次にここ」

 

部活の剣道で特訓した位置どりを上手く活用しなおかつ予測して弾幕を避ける。そしてルナサは咲夜に向かって自分を中心に弾幕を回転させながら放つそれは第1ウェーブから第2ウェーブ第3ウェーブとどんどん避けれる幅が狭まっていくが、

 

咲夜「時符 プライベートスクウェア!」

 

咲夜は即座にスペルを発動して辺りの弾幕を止め四角形の弾幕を放つがそれをリリカは何とか避ける。

 

リリ「くぅ~こうなったら!お姉ちゃん!!」

 

リリカの号令でルナサとメルランが揃うと先程と同じようにスペルを放ってくる。

 

三姉妹「騒葬 スティジャンリバーサイド」

 

リリカは辺り一面に無数の米粒弾幕をばらまきルナサとメルランは1本のレーザーを回転させながら縦横無尽に飛び回る。

 

蓮 「ここは僕が行きます!」

 

蓮はスペルカードを構え更に式神札『狗神』を構えて、

 

蓮 「式符 狗神の呼応!」

 

蓮がスペルを唱えると共に白く巨大な狗が現れるとそれはプリズムリバー三姉妹へと口を大きく開けて襲いかかる。

それは先程と同じようにルナサ、メルラン、リリカは避けるがこのスペルの最も恐ろしいのは狗神の呪いを表すかのような追尾式という事を……

 

狗神「ガァーーーーーー!!」

 

リリ「ひぃーーー!!何で私なの!!」

 

どうやら狗神の標的となったのはリリカのようだった。リリカは全力で逃げるが狗神は全速力で追いかけてくる。その姿はさながら狩りをする光景だ。

 

リリ「こっ来ないでぇ~ーーー!!!」

 

すると不思議なメロディーが流れ始める。それを聞いた狗神は急に大人しくなり暗い顔をし出した。その音色はルナサが弾くヴァイオリンの音だ。それを見ていた蓮は、

 

蓮 「魔理沙!咲夜さん!耳を塞いで!!」

 

魔理沙と咲夜は言われた通り耳を塞いだため何とか回避し数秒後に演奏は止んだ。

 

リリ「あっありがとうお姉ちゃん!!」

 

ルナ「いいのよ気にしなくて……ただこれは

   これで怖い弾幕ね……」

 

メル「かっこいいけどね♪」

 

蓮 「戻れ狗神!」

 

蓮は札を掲げて狗神を手元に戻す。

 

リリ「よくもやったな!!」

 

そう言うとリリカはスペルカードを構えて、

 

リリ「鍵霊 ベーゼンドルファー神奏」

 

リリカのスペルが発動すると濃密度の弾幕が辺り一面に散らばる。それを蓮達は何とか回避するがそれだけでは終わらない……

 

メル「冥管 ゴーストクリフォード」

 

メルランのスペルが発動し辺りをへにょへにょしたレーザーが飛び回る。だがそのへにょへにょしたレーザーが通りすぎた後には小粒の弾幕が3人を襲いかかる。

 

蓮 「夢符 夢炎の剣!」

 

蓮の竹刀が赤く光出す。蓮はそれを使って向かってくる小粒の弾幕を切り捨てて回避し魔理沙はそれによって出来た間を通って回避し咲夜に限っては時を止めている間に避けている。

 

ルナ「……まだよ」

 

今度はルナサがスペルカードを構えスペルの言葉を言った。

 

ルナ「偽弦 スードストラディヴァリウス」

 

ルナサのスペルから先程の音符が現れるとそれはやがて弾けそこから弾幕が3人に襲いかかる。先程のリリカ、メルランのスペルも残っているため対処がしきれなくなってきている。

 

蓮 「ぐっ!!」

 

霧雨「今度は私が助けてやるぜ!」

 

魔理沙はスペルカードを構えるとそれを発動した。

 

霧雨「恋符 ノンディクションレーザー!」

 

そのスペルは魔理沙を中心に3つの太いレーザーが回るためこちらに向かってくる弾幕の殆どはそのレーザーで消滅させられるため蓮と咲夜にも余裕が出来る。

 

咲夜「幻符 殺人ドール!」

 

咲夜の無数のナイフが三姉妹に襲いかかるが三姉妹はそれを回避し3人はトライアグルのような位置に並ぶと、

 

三姉妹「大合葬 霊車コンチェルトグロッソ怪」

 

3人はそこから回り出すと3人の立位置の中央から米粒の弾幕を大量に出すが更に3人を結びつけるかのようにレーザーが3人を結び更にレーザーが延び3人は回り始める。

 

蓮 「魔理沙、咲夜さん!弾幕を消すだけで

   構いませんやって貰えませんか!」

 

霧雨「分かった!」

 

咲夜「失敗は承知しませんよ!!」

 

そう言うとまず咲夜がスペルカードを取り出して、

 

咲夜「時符 プライベートスクウェア!」

 

咲夜のスペルカードが発動し辺りに散らばる弾幕は一瞬で消滅し咲夜から放たれた四角形の弾幕を三姉妹は避け続けて弾幕を出そうとした瞬間だった。

 

霧雨「つかまれ蓮!」

 

蓮は魔理沙の箒に掴まり魔理沙は弾幕が展開される前に三姉妹へと急接近して、

 

霧雨「いっけ~ー蓮!!」

 

蓮を三姉妹へと投げ飛ばす。飛ばされた蓮は竹刀を構え三姉妹の元へ急接近して……

 

蓮 「籠手!!」

 

リリ「イタッ!!」

 

ピチューーん!!

 

蓮 「胴!!」

 

メル「あぐっ!!」

 

ピチューーン!!

 

蓮 「面!!」

 

ルナ「ヒャッ!!

 

ピチューーン!!

 

プリズムリバー三姉妹は蓮の竹刀を受けて残機をゼロにされてしまったためこの戦いは蓮、魔理沙、咲夜が勝利したのだった。そして3人は地上へと落ちていった。

 

蓮 「終わった~……」

 

霧雨「にしても彼奴ら連携上手いな……」

 

咲夜「流石は姉妹愛かしらね……」

 

3人は呟き少し黙るとただこれしか思えなかった……

 

3人(後味クソ悪いな……)

 

だが冬のような寒さの風が3人を襲うと、

 

蓮 「行きましょうか……」

 

霧雨「だな……」

 

咲夜「そうしましょう……」

 

そうして3人は気にするのを止めて上空に広がる穴へと入っていくのだった。

一方霊夢は……

 

霊夢「ふぅ~冬は炬燵でぬくぬくね♪」

 

だら~としながら炬燵に突っ伏して寝てしまう。だが霊夢は真っ白な世界にいつの間にかいた。

 

霊夢「えっ炬燵は!?」

 

霊夢は突然の事過ぎて立ち上がり辺りを見渡すがただ無情と言ってもいいぐらいに真っ白な世界だった。

すると霊夢に向かって女性が歩いてくる。それを霊夢は確認すると、

 

霊夢「……貴女は誰かしら?」

 

女性「…博麗霊夢……今すぐ冥界へと行きなさい」

 

霊夢「何であんた何かに指図されなきゃならない

   のよ!!」

 

と、霊夢が反論をすると女性は霊夢の額に人指し指を置く。すると先程まで真っ白な光景が突然薄暗い光景となり霊夢の後ろには巨大な桜が満開に咲き誇っていた。

 

霊夢「これって……嘘!!」

 

霊夢は桜を見て前を振り向くといつの間にか女性は居なくなっていたが変わりの人物達が映っていた。

 

霊夢「蓮、魔理沙……それに咲夜?」

 

だがその3人は突然倒れ3人が倒れた地面には真っ赤な池が出来上がった。

 

蓮 「うそ……でしょ……」

 

霊夢の顔は青白くなりあまりの生々しい光景に立っていられなくなった。すると背後の桜は奇形な悲鳴を上げた。

 

桜 「ギャーーーーーー!!」

 

その悲鳴と共に桜の枝が霊夢目掛けて襲いかかってくる。

 

霊夢「なっ!!」

 

霊夢は目を瞑って身構えるが痛みどころか何も感じなかった。霊夢はまぶたをゆっくりと開くと先程の白い世界へと戻っており霊夢の目の前には先程の女性が立っていた。

 

女性「これは起こりうる1つの未来……信じる

   信じないは貴女次第です」

 

霊夢「こんなの幻覚よ!」

 

女性「言った筈ですこれは最悪の未来の1つだと…」

 

そう答えると霊夢の視界は白くぼやけ……

 

霊夢「はっ!はぁ…はぁ………今のは……」

 

霊夢はガラス障子に映る銀世界をただ黙って覗き見るのだった。

 




怠惰「そんじゃ後書きやって来ましょうかね」

狗神「…………………」

怠惰「えっと…狗神?」

狗神「鬱だ…死のう……」

怠惰「…………はい?」

狗神「食うのもめんどい…喋ることすらめんどい」

怠惰「それって普通だと怠惰を司る俺の台詞
   だよね?」

狗神「はぁ…後書きもめんどくさい…やる気が
   ない寝るのもめんどい」

怠惰「まさか…ルナサのバイオリンのせい!?」

狗神「ダルいやる気がねぇ……」

怠惰「えっえと…コホン!今回は狗神がこんな
   感じなのでここまで!」

狗神「服を着るのもめんどい…呼ばれて行くのは
   もっとめんどくさい…」

怠惰「てなわけで読者様サラダバー!」


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第24話  現世の侍と冥界の侍

こんばんわ読者様、ドラクエⅩⅠを買いたいという野望を抱いている怠惰のクソ悪魔です。えっ?ドラクエⅩはどうしたかって?…………買ってませんお金的な事情やらがあったため……
まぁこんな話もあれですので今回は毎度のように題名どおりです。それでは本編へどうぞ……


蓮、魔理沙、咲夜はプリズムリバー三姉妹を撃退し上空へと広がる穴へと入ると辺り一面は薄暗い場所で石階段が長く続く場所へとたどり着く。

 

霧雨「ほぇ~何だぜここ……」

 

咲夜「確かさっきの三姉妹が言ってたわね……」

 

蓮 「冥界……」

 

蓮達は階段を歩かずに飛んでその先へと向かう。そうして登って行くと蓮達はあることに気がついた。

 

咲夜「この冥界に桜が咲いてるって事はどうやら

   当たりのようね……」

 

蓮 「にしても何でまた春なんて……?」

 

霧雨「とりあえずは異変の元凶を倒さないとな」

 

会話をしながら進んでいくと石の階段の最終地点が見えてくる。蓮達は階段の道を通りすぎ石の道へと降りる。

 

蓮 「長い階段だったな……」

 

霧雨「やっとこさでここまでだからな……」

 

咲夜「2人共……気を付けなさい……」

 

咲夜にそう言われた蓮と魔理沙は咲夜の方を向くと1人の少女がこちらに歩いてきた。だがその少女はあり得ない物を背中に2本背負っておりなおかつ何か白く大きいものが少女の周りを浮遊していた。その有り得ない物とは……

 

蓮 「にっ日本刀……」

 

そう現代日本では特別な許可証がない限り持つことを許されない日本刀だ。なお許可証がないと銃刀法違反となる。そして魔理沙はその少女の背後で浮遊している白い物を見て疑問に思った。

 

霧雨「何だあの白いの……」

 

すると歩いてきた少女は蓮達に、

 

少女「楽曲隊が来るのが遅いから様子を見に

   来てみれば貴方達は誰ですか?」

 

どうやら先程撃退したプリズムリバー三姉妹の到着が遅かったためか様子を見に来たところに、ここまで辿り着いた蓮達と鉢合わせしてしまったようだ。蓮達は仕方なく自己紹介を始めた。

 

咲夜「十六夜咲夜と申します……」

 

霧雨「普通の魔法使い霧雨魔理沙だぜ♪」

 

蓮 「葛ノ葉 蓮……」

 

3人は名前を答えると目の前の日本刀を2本携えた少女も名前を答えた。

 

少女「私は魂魄妖夢ここ冥界の庭師をしている

   者であり西行寺幽々子様の従者です……

   それで何しにここへ?」

 

次に妖夢は何しに来たのかと聞くと魔理沙が答えた。

 

霧雨「お前らだろ下界の春を奪った犯人は!」

 

それを聞いた妖夢はため息混じりに、

 

妖夢「まぁそうですね確かに私が春を奪いこう

   して冥界で桜が満開になってはいます…」

 

咲夜「なら貴女が黒幕かしら?」

 

蓮 「いえ咲夜さん恐らく妖夢さんの主人が

   元凶でしょう……」

 

蓮の言葉を聞いた妖夢は蓮を見つめると、

 

妖夢「蓮さんですよね?」

 

蓮 「当ってますよ……それで?」

 

妖夢「後に背負ってる袋の中身は刀ですか?」

 

妖夢に刀かと聞かれた蓮は袋から自分の愛刀ともいえる竹刀を取り出して見せる。

 

蓮 「僕のは妖夢さんの持っている刀とは違って

   普通の竹刀ですよ……」

 

妖夢「そうですか……因に剣術の腕前は?」

 

蓮 「一応は三段です……」

 

それを聞いた幼夢は蓮をまじまじと見ながら、

 

妖夢「年齢は……十六ぐらいですよね?」

 

蓮 「えぇ…とそうですね……」

 

なお高校三年間で最大でも三段しか取れないというのは言うまでもないだろう……それ以上いくなら更に修行を積んでその3年後にまた四段を受けれるため現状で蓮は三段までが限界なのだ。

 

妖夢「その年齢で三段とは……出来ますね……」

 

蓮 「いやそれほどでもないですよ♪そういう

   妖夢さんこそ2本あるってことはまさか

   の二刀流ですか?」

 

妖夢「はい二刀流も扱えますね……」

 

この時、蓮は思った。

 

蓮 (確実に僕より上だ……)

 

剣道をする、しない人でも分かるとおり二刀流とはとても扱いが難しい。もし使うとなると相当な腕の筋肉が必要になる。しかも妖夢に限っては自分の身の丈よりも長い刀と身の丈丁度の刀を所持している事からバランスも悪く扱うのがより難しくなる。かの有名な宮本武蔵ですらも自身の身の丈より短い刀だったというのにだ。だがそれと同時に蓮は、

 

蓮 (すごくワクワクする……)

 

久々の刀と刀による試合が出来ると楽しみに思った。

 

蓮 「魔理沙、咲夜さん2人は先に行っていて

   下さい」

 

霧雨「お前彼奴とやる気か!?」

 

咲夜「……分かったわ魔理沙行きましょう」

 

霧雨「まっまぁ蓮がそれでいいなら……」

 

と、言って妖夢の先へと行こうとすると幼夢は道を開けた。

 

妖夢「どうぞお通りください……」

 

咲夜「あら?普通なら通さないっていうのが

   当たり前だと思ったんだけど?」

 

妖夢「えぇ何時もなら…ですが今は目の前にいる

   蓮さんと一騎討ちがしたいので……」

 

どうやら妖夢もやる気満々なのか二刀の内の長い刀を抜いて右手に持つ。

 

咲夜「良く分からないけど侍魂的な物だと思って

   おくわ」

 

霧雨「蓮!負けるなよ!!」

 

そう言い魔理沙と咲夜は先へと進んでいった。

 

蓮 「さてと……妖夢さんお相手お願いします」

 

妖夢「こちらこそよろしくお願いします」

 

2人は互いに頭を下げて礼をする。だがお互いに目をそらしてはいない浅い礼だ。そして礼を終えると蓮は竹刀を妖夢は自身の手に持っている刀を構えて、

 

蓮 「いざ尋常に……」

 

妖夢「勝負!!」

 

ガキン!!

 

蓮は竹刀に霊力をまとわせ竹刀の刀身を強化して妖夢の刀を竹刀で受け止める。だが読者様、忘れてはならないこれは剣道の試合でも刀と刀の真剣勝負でもない。これは弾幕ごっこということをだ。

 

キンッ!!

 

蓮と妖夢は刀のぶつかり合いを止めて後ろへと後退して、今度はお互いに弾幕を撃ち始めた。これが本当の剣道と弾幕の融合した剣道弾幕という新たな競技なのかもしれない……

 

妖夢「すっ!」

 

スパンっ!!ゴトンッ……

 

妖夢の一振りを蓮は回避すると後にあった灯籠が切られて上の部分が滑り落ち地面へと落ちる。この事から相当な切れ味だと推測できる。

 

蓮 「これはどうですか!!」

 

蓮は跳躍し竹刀を何回も素振りの両様で振って無数の斬劇波を妖夢に向かって放つが妖夢はそれをなんなく回避する。だが美しい石床はボロボロになった。

 

妖夢「やりますね!!」

 

そう言うと妖夢は背中に背負っているもう一本の刀を持って二刀流になると、

 

妖夢「餓王剣 餓鬼十王の報い」

 

妖夢はスペルを唱えると蓮へと勢いをつけて急襲を仕掛けるが蓮はそれを回避したが妖夢が通った後から無数の弾幕が飛び交った。

 

蓮 「うぉっ!!」

 

蓮は驚くがそれを回避しようと体を動かすが突然弾幕すべてが急停止した。

 

蓮 「おっとと……次は!」

 

蓮は何とか妖夢のスペルを回避するが回避した所に幼夢の2本の刀が襲いかかるが蓮はそれを竹刀で受け止める。

 

ガキン!!

 

妖夢「流石は三段ですね」

 

蓮 「剣道が好きなだけですよ!!」

 

妖夢「そうですか!!」

 

キンッ!!

 

妖夢は蓮を刀で弾き飛ばすと同時に先程とと同じように刀を構えて、

 

妖夢「獄神剣 業風神閃斬!!」

 

妖夢は地面を蹴って空へと飛ぶと多数の大弾幕を蓮に向かって放つ。蓮も地面を蹴って大弾幕を避けて妖夢へと斬りかかるが……突然、大弾幕が止まり大弾幕は無数の弾幕へと変わる。

 

蓮 「なっ!!……それなら全て斬る!!」

 

スパンっ!!スパンっ!!スパンっ!!

 

妖夢「後ろが疎かですよ!!」

 

妖夢は弾幕を斬っている蓮の後ろへと回り込んで手に持つ二刀で蓮へと再び斬りかかるが蓮はそれに咄嗟に気づき……

 

スンッ!!

 

幼夢(急降下した!)

 

実際は飛ぶのを止めて下へと落ちていっただけだがそれでも妖夢の攻撃を回避した事には変わりはない。そして急降下した蓮はもう一度上空へと飛んで妖夢へと斬りかかった。

 

キンッ!!

 

妖夢「ぐっ!!」

 

だが幼夢は気づいた蓮の左手には札が装備されていることに……

 

蓮 「式符 狗神の呼応!!」

 

蓮の言葉と共に『狗神』と書かれた札から巨大でなおかつ凶暴な犬が襲いかかる。妖夢はすぐに蓮を弾き飛ばし襲いかかる狗神から逃げつつ弾幕を放つが狗神はそんな弾幕を消滅させながらその大きな口を開いて妖夢へと襲いかかってくる。

 

妖夢「何ですか!そのスペルは!」

 

蓮 「覚悟!!」

 

妖夢「いつの間に!!」

 

妖夢の逃げる目の前には蓮がいた。どうやら先程の妖夢と同じように回り込んだのだろう。すると蓮は逃げてくる妖夢に向かって竹刀で斬りかかっていく。

 

妖夢「ならば此方も!!」

 

妖夢は二刀流で蓮へと斬りかかっていくが蓮は妖夢へと竹刀を当てる瞬間先程と同じように妖夢の目の前から急降下し視界から消える。

 

妖夢「なぁ!!」

 

だが妖夢は蓮との戦いに夢中になりすぎた故に後ろの獣を……狗神の存在を忘れてしまっていた……

 

狗神「ガァーーーーー!!」

 

妖夢「しまっ!!」

 

ピチューーン!!

 

妖夢は被弾したが狗神の噛みつきを食らうことはなかったため重症はおってはいなかったが狗神のでかい図体で体当たりされて近くに咲いている木へと吹っ飛ぶ木の幹へとぶつかった。

 

妖夢「うぐっ!!……くっ私が負けるとは……

   やはり私はまだ未熟……」

 

妖夢は自身の弱さに悔やんでいると蓮は妖夢の元へと近づき手をさしのべる。

 

蓮 「妖夢さんありがとうございました♪」

 

妖夢「ですがこんなのも悪くはありませんね……」

 

そうして妖夢は蓮に手を貸してもらってそこから起き上がる。

 

蓮 「それじゃ妖夢さん僕は勝利したんで妖夢

   さんの主の元へt……」

 

蓮が言い掛けたその時だった。その先の方で無数の弾幕が飛び交っていた。

 

蓮 「あれは魔理沙達の……」

 

妖夢「蓮さん私もついていきます幽々子様の

   弾幕ごっこ私も見たいので……」

 

蓮 「なら行きましょうか」

 

そうして蓮と妖夢はこの異変の元凶の元へと進むのだった。だがこの時は知るよしもなかった。

 

? 「ギィーーー……」

 

封印されし凶悪が目覚めようとしていることを……




怠惰「さ~てやって来ますかね~」

狗神「あぁ前回は酷い目にあった……」

怠惰「あぁ~で、どうだった?」

狗神「大丈夫だ問題ない……」

怠惰「なら問題なかいかな?」

狗神「そういえば最後の伏線は何だ?」

怠惰「あれは……うんまぁ大抵の読者様は知っ
   ている筈だからあえて言わないでおく」

狗神「おいおい……」

怠惰「言うこともないから今回はここまで」

狗神「こいつは……」

怠惰「では読者様」

狗神「歯は磨いて寝ろよ……」

怠惰(……優しいなおい…………)


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第25話 禁忌なる妖怪 西行妖

こんにちは読者様ここ最近、スランプに
なってきている怠惰のクソ悪魔です。
久々のスランプです。頭が回りません。
それはさておき本編へどうぞ……と言いたい
のですがタグに書いてある通り東方未プレイ
です。自己解釈的な事がありますご了承を下さい
それで本編へどうぞ……


戦い終わった蓮と幼夢はすぐに妖夢の主人でありこの異変の元凶である西行寺幽々子の元へと向かうと、

 

霧雨「何とか勝ったぜ!」

 

咲夜「ふぅ~……」

 

幽 「ふふっ私の負けね♪」

 

と、和やかな雰囲気だった。魔理沙と咲夜そしてもう1人は恐らく妖夢の主だろうかその3人は地上へとおりる。

 

妖夢「幽々子様申し訳ございません……」

 

妖夢は幽々子の元まで行き片膝をついて謝ると幽々子は微笑みながら、

 

幽 「気にしないの♪」

 

蓮 「魔理沙、咲夜さん……勝ったんですよね?」

 

霧雨「あぁ何とか勝てたぜ!」

 

咲夜「中々骨が折れましたが……」

 

と、2人は感想を述べると蓮は幽々子の元へと近づき、

 

蓮 「え~と幽々子さんですよね?」

 

幽 「えぇ♪貴方は?」

 

幽々子に誰と聞かれた蓮は自身の名を答える。

 

蓮 「葛ノ葉蓮といいます……それで春を

   地上に返してくれるんですよね?」

 

幽 「えぇ負けてしまったからきっちりと返

   すわ♪」

 

それを聞いた蓮達はホッとした。ようやく暖かい春を迎えられると……

 

幽 「それじゃ返さな………」

 

と、幽々子は言いかけると急に黙ってしまう。蓮達は不審に思い幽々子の顔を覗くと先程とはうって変わって目は虚ろとなっていた。

 

蓮 「幽々子さん?」

 

妖夢「幽々子様?」

 

霧雨「おいどうしたんだぜ?」

 

咲夜「様子がおかしい……」

 

突然、幽々子は後ろへと振り向いてゆらゆらと目の前には映る巨大な桜へと向かって行く。

 

蓮 「幽々子さん!!」

 

幽 「………………………………」

 

幽々子は巨大な桜の幹へと行くとそこには1本の刀が刺してあったが幽々子はその刀の柄を握り巨大な桜から引き抜いた。そして幽々子はその場に倒れた。

 

蓮 「いったい何が……」

 

蓮がそう言った時だった。突然それはなり響く。……

 

? 「ギャー~ーーーーーーーー!!!」

 

それは酷いぐらいのかな切り声それでいて聞く者に冒涜を説くかのような大絶叫の叫び……それにはその場にいる全員は耳を塞いだ。

 

蓮 「うっうるさい!!」

 

霧雨「何だよこれ!!」

 

咲夜「うっうぅ!」

 

妖夢「ゆっ幽々子様!!」

 

そうして冒涜的叫びが終わると目の前の巨大な木に変化が訪れる。それは枝という枝に蕾が付きそれはみるみると成長していき桜の花を咲かすが先程、幽々子が抜いた刀の位置には不気味な顔が現れる。

 

蓮 「妖夢さんあれはいったい何ですか!!」

 

蓮はこの桜について詳しいであろう妖夢に聞くと幼夢は、

 

妖夢「あれは西行妖……幽々子様はあの木の下に

   眠る何かを掘り起こそうとしていましたが

   高度な術式が複雑に組み込まれており封印

   を解く事が出来ませんでした……」

 

霧雨「それとこれとどんな関係があるんだよ!!」

 

妖夢「だからこそ幽々子さまの指示で私は春を

   盗ってきたんですあの桜が満開になれば

   封印が解け地中に眠るものを見つけられる

   と……」

 

咲夜「その結果がご覧の有馬さまってことね!」

 

妖夢「まさか…西行妖があんな化け物だったなん

   て幽々子様や私も思わなかったんです!」

 

蓮 「皆!今は後だ!今はあっちに集中!」

 

そう言うと蓮、魔理沙、咲夜、幼夢はそれぞれ竹刀、ミニ八炉、ナイフ、二刀を構える。そして目の前には映る巨大な桜西行妖は自身の枝をまるで触手のようにして蓮達にむける。

 

蓮 「来るよ!!」

 

その一言と共に西行妖の枝による凪ぎ払いが襲いかかるが4人は飛んで即座に回避すると咲夜はスペルカードを構えて、

 

咲夜「幻符 殺人ドール!!」

 

咲夜は無数のナイフを奇術のように操り西行妖へとナイフを投擲するが西行妖は先程凪ぎ払いに使った枝でナイフを弾き飛ばす。

 

咲夜(弾かれた!)

 

すると今度は魔理沙がミニ八卦炉を構えて、

 

霧雨「恋符 マスタースパーク!!」

 

魔理沙のマスタースパークが西行妖へと向かっていくと西行妖は地中から自身の根を出してそれを1つに集束させて盾を作りあげてマスタースパークをガードする。火力重視しているマスタースパークをいとも簡単に防がれ魔理沙は驚いた。

 

霧雨「嘘だろ!!」

 

だが西行妖は何もしてこないと思ったら枝を使って倒れている幽々子を掴むと枝の触手で拘束し持ち上げる。

 

妖夢「幽々子様!!」

 

拘束された幽々子から光が発せられその光は西行妖を伝って西行妖へと入っていく。どうやら幽々子の妖力を吸い上げているようだ。これには従者である妖夢も黙ってはいない。

 

妖夢「幽々子様を離せ!!

 

妖夢は両手に持つ二刀で拘束されている幽々子へと駆け出すが西行妖はただそれを黙って見るほど甘くはない。西行妖は先程のマスタースパークを防ぐのに使った根を地中から突き出して幼夢に攻撃するが妖夢はそれを回避し西行妖へと向かう。そして妖夢は跳躍して幽々子を拘束している枝を斬ろうとすると、

 

西妖「ギィヤーーーーーーーーーー!!!」

 

妖夢「うっ!うわぁーーーー!!」

 

西行妖は幹にある顔から先程の大絶叫を叫ぶ。跳躍し空中にいる幼夢は近距離でそれを聞いてしまうがそれよりもその叫びの衝撃波で幼夢は幽々子を拘束する枝を斬る前に吹っ飛ばされる。

 

蓮 「妖夢さん!!」

 

妖夢「だっ大丈夫……です……まだやれます!」

 

妖夢は立ち上がり刀を再度構える。だが空中でも激戦となっていた。

 

霧雨「このやろう!!」

 

魔理沙は西行妖の伸びる枝に追いかけられていた。魔理沙は逃げつつ弾幕を当ててはいるがそんなのお構いなしに枝は止まることはない。それは咲夜も同じだ……

 

咲夜「くっ!!」

 

咲夜は当たる寸前で時を止めて回避するが……

 

咲夜「はぁ…はぁ……」

 

時を止めるという行為は体力を消耗する。故に何時まで時を止められるかは分からない状況でもある。

 

蓮 (皆消耗してる……何とかしないと!)

 

だがそう考えても案など思い付く筈もない。だが目の前で拘束されている幽々子の体は徐々に薄くなってきていた。

 

妖夢「このままじゃ幽々子様が!!」

 

蓮 「何としてでも助けないといけないんだ!!」

 

そう言い蓮は西行妖へと竹刀を持って突っ込んだ。

 

妖夢「蓮さん!!」

 

突っ込んでいく蓮に西行妖は自身の枝を使って蓮に攻撃を仕掛けるが、

 

蓮 「うぉー~ーーー!!!」

 

バシン!バシン!バシン!バシン!

 

竹刀で西行妖の攻撃をいなしながら突っ込むが西行妖の幹にある顔は口を広げていく。それは先程の幼夢にも使った大絶叫の予兆だ。だが……そうはさせまいと避難し続ける魔理沙と咲夜、そして妖夢は蓮を援護する。

 

霧雨「魔符 スターダストレヴァリエ!!」

 

魔理沙を中心に無数の流れ星のような弾幕が降り注ぐ。それは蓮へと襲いかかる西行妖の枝へと当たり怯ませる。だが今度は地中から根を出し蓮へ突き刺そうとするが、

 

咲夜「時符 プライベートスクゥエア!!」

 

咲夜の放ったスペルカードでそれらを防ぐ事によって蓮の足は止まることはなかったがプライベートスクゥエアで防げなかった根は未だに蓮へと襲いかかるがそれを、

 

ザシュ!ザシュ!

 

妖夢「行ってください蓮さん!!そして幽々子様

   を!」

 

妖夢が二刀で向かってくる根を切り落とした。

 

妖夢「この桜観剣と白桜剣に斬れぬものあまり

   なし!」

 

そう叫ぶと蓮の後ろから襲いかかる西行妖の根を切り落としていく。そして幽々子の救出を頼まれた蓮は、

 

蓮 「わかりました!!」

 

と、大きく叫ぶと蓮は飛び上がる。そして竹刀の刀身に手をかけて、

 

蓮 「夢符 夢炎の剣!!」

 

その言葉によって蓮の竹刀の刀身は真っ赤に染まる。その刀身で幽々子を拘束する枝に竹刀を当てようとするが西行妖の口は大きく開きそして大絶叫をしようとしたその時だった。

 

? 「霊符 夢想封印!!」

 

突然4つの大弾幕が西行妖の幹にある顔へとすべて直撃し西行妖は叫びをあげることが出来なかった。蓮はとっさに後ろを見るとそこには自身の恩人である博麗霊夢がお払い棒とお札を構えて飛んでいた。

 

蓮 「霊夢!?」

 

霊夢「蓮やりなさい!!」

 

霊夢の言葉を聞いた蓮は素早くもう一度前を向いて、

 

蓮 「分かった!!」

 

そう叫ぶと蓮は竹刀を振り上げて、

 

蓮 「だぁーーーーー!!」

 

バシン!……ザシュ!!

 

西行妖の枝を切り落とす。そして拘束されていた幽々子は下へと落下していくがそれを蓮は掴んで、

 

蓮 「霊夢!!」

 

幽々子を霊夢へと投げ飛ばす。そして投げ飛ばされた幽々子を霊夢は何とか受け止める。

 

霊夢「っと!こっちはキャッチ……蓮!!」

 

霊夢が叫ぶと蓮は前をまた見たその時だった……

 

ブンッ!!

 

蓮 「なっ!」

 

蓮へと西行妖の枝が襲いかかった。蓮は竹刀で何とかガードを試みるが……

 

バキン!!

 

あまりの圧力で蓮の竹刀は真っぷたつに折れてしまった。だが枝を防ぐものが無くなったため竹刀で押さえていた西行妖の枝は蓮へと直撃し蓮を吹っ飛ばした。

 

蓮 「グハッ!!」

 

霊夢「蓮!!」

 

吹っ飛ばされた蓮は血を吐いて地面へと転がったが何とか受け身をとった。だが体制をたて直そうとすると……

 

蓮 「ぐっ!!」

 

あまりにも痛かったのか力が入りそうもない。そして蓮が生きていたことに霊夢はホッとしたが、

 

霊夢「あいつは絶対に許さない!」

 

そう言うと霊夢は幽々子を地面へと寝かせるともう一度飛んで西行妖へと弾幕を展開させた。空中では霊夢、魔理沙、咲夜が戦いを地上では幼夢が二刀の刀、桜観剣と白桜剣で切り落としてはいるが西行妖は一向にその勢いが衰える雰囲気はない。

 

蓮 (俺も戦わないと!!)

 

蓮は必死に立ち上がろうとするが折れてしまった竹刀では戦うことはおろか立ち上がる杖にすること出来ない。だがその時だった……

 

カキン!!

 

突然蓮の目の前に1本の刀が地面へと突き刺さった。その刀は先程、幽々子が引き抜いた刀だったが……

 

蓮 「これは…………」

 

その刀を蓮は見たことがあった。かつて蓮が見ていた夢で理久兎が使っていた2刀の内の1刀だ。だが夢で見た時と刀身の色がだいぶ違っていた。その刀身の色は普通とは違い桜を思わせるかのような薄い桜色だった。だが今はそんな流暢な事を考えている場合ではないと考えた蓮はその刀の柄を握る。するとこの刀に込められた思いが流れてくる。

 

蓮 「…………理久兎さん貴方の意思を……貴方の

   思いを僕は無駄にはしない!!」

 

そう叫ぶと蓮は自身の体を奮い立たせる。体に立ち上がれと言い聞かせる。そして地面に突き刺さった刀を引き抜き空紅を西行妖へと構えて、

 

蓮 「……力を貸してくれ空紅(カラクレナイ)!」

 

手に握る空紅にそう語りかけると空紅の刀身は少しだが紅く光り出すのを見た蓮は口元に笑みを浮かべると先程と同じように突っ込んだ。それを見た霊夢、魔理沙、咲夜、幼夢は驚くしかなかった。何せまた反撃を食らってもおかしくないと思っていたからだが、

 

霊夢「はぁ……本当に蓮には心配かけるばかりね!」

 

霧雨「だけどそこが蓮らしいんじゃないか♪」

 

咲夜「援護します!!」

 

幼夢「幽々子様を助けてくれたんです!だから

   私が助けないわけにはいかいかないじゃ

   ないですか!」

 

4人はそれぞれスペルカードを構えると、

 

霊夢「夢符 封魔陣!」

 

霧雨「魔符 ミルキーウェイ!!」

 

咲夜「幻符 殺人ドール!!」

 

妖夢「天界剣 三魂七魂!!」 

 

4人は四方八方から無数の弾幕が放ち西行妖へと弾幕を飛ばす。そして西行妖はそれを受けきれなかったため殆どの弾幕に被弾した。

 

西妖「ギャガ~ーーーーーーーー!!!」

 

だが西行妖はそれに気をとられ過ぎた。かつて自身を封印するまでに至った刀を……空紅ことを忘れていた……

 

蓮 「うぉー~ーーー!!!」

 

蓮の特効に気がついた西行妖は自身の枝をまるで槍のようにして蓮へと突き刺し攻撃を仕掛けるが、

 

蓮 「燃え咲かされ空紅!!」

 

蓮は言葉と共に向かってくる西行妖の枝を斬ると空紅から業火が吹き出す。だがその業火の火の粉は桜の花びらのようだった。長年西行妖に刺さっていたためか刀は西行妖の妖力を取り込み今のようになったのだと考えられる。だがいくら火の粉が桜の花びらになってもその火力は色あせて変わることはない。

 

西妖「ギャガガガガ!!!!」

 

西行妖はもがき苦しむ。それほどまでに熱い事が用意に分かる。だがそれは柄を持つ蓮も感じる。だが彼はそれを考えずただ無心に空紅を振るう。

 

蓮 「うぉーーーー!」

 

ザシン!!!

 

蓮は向かってくる西行妖の枝全てを燃やし切り落とすと跳躍して、

 

蓮 「これで終わりだ~ーー!!」

 

この時、西行妖は蓮をある男と重ねた。かつて自分を封印した男……深常理久兎とだ……そして西行妖の幹にある顔へと空紅を突き刺した。するとそこから業火が吹き出しそ西行妖は更に苦しみだす。

 

西妖「ぎゃ……ガカガ!!!」

 

蓮 「もっともっと深く!!」

 

蓮は更に空紅を西行妖の木の幹に深く深くと突き刺しそれと同時に業火が吹き出す。

 

西妖「ギャーーーーーー!!!」

 

深く刺していくと空紅が光輝き始める。すると西行妖にも変化が訪れた。枝からは徐々に桜の花が散っていきやがて花が散ると動いていた枝は動かなくなり地面から突き出すように動いた槍のような根は土の中へと帰り西行妖は大人しくなった。

 

蓮 「おっ終わった……」

 

こうして蓮達は最凶の妖怪、西行妖に勝利したのだった。

 

 




狗神「出番がないぞ……」(´・ω・`)

怠惰「うん…ないね……」

狗神「ちきしょう」

怠惰「まぁいいじゃんこうして出番がある訳だし」

狗神「まぁ後書きだが我慢はしてやる……」

怠惰「そうそうそれで良いんだよ……」

狗神「それで今回で異変は終わりか?」

怠惰「まぁ後、数話投稿したらあっちを投稿する
   から」

狗神「これが二股ってやつか?」

怠惰「残念だが俺は花粉、鼻炎、蓄膿症と三股を
   かけた男だなめるなよ?」

狗神「どれもろくなものがないな……」

怠惰「お陰さまで嗅覚は全然あてにならないよ
   まぁその変わりに視力は高いけどね♪」

狗神「怠惰の馬鹿さ加減が伝わってくるな」

怠惰「それじゃ今回も終わろうか」

狗神「あぁじゃあな読者様……」

怠惰「バイバーイ♪


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第26話 戦いは終わり……

こんにちは読者様、後少しで学校も長期休み
となる怠惰のクソ悪魔です。 
前回に引き続いて本編へどうぞ……


空紅を刺し西行妖が動かなくなると蓮は疲れが出たのか地べたに座り込み自分が成し遂げた西行妖に刺した刀をまじまじと見ていた。

 

蓮 「……何とか勝てたんだよね?」

 

勝てたと呟くと上から蓮めがけて少女が1人降りてくる。しかも何故かキレた表情でだ……

 

霊夢「蓮!!あんた無茶しすぎよこのバカ!!」

 

蓮 「えぇ~ー……」

 

何故そこまで怒られるのかがよく分からなかったがそれを見ていた魔理沙と咲夜はクスクスと笑ってそれを見ていた。すると妖夢が蓮と霊夢に近づくと、

 

妖夢「すいません…あの幽々子様はどちらに?」

 

蓮 「そういえば霊夢、幽々子さんは何処に

   寝かせたの?」

 

霊夢「えっ?それならあそこに……あれ?」

 

霊夢が指差した方向には誰もいなかった。蓮は辺りを見渡すと漆喰の塀の壁に寄り添う形で幽々子が寝ていた。それを見た妖夢は、

 

妖夢「幽々子様!!」

 

主人の名前を叫ぶと寝ている幽々子の元まで走っていき寝ている幽々子を妖夢が揺さぶる。

 

妖夢「幽々子様!幽々子様!!」

 

揺さぶっていくと幽々子は眠たそうな目をしながら起きる。

 

幽 「あれ?妖夢……ここは?」

 

起きた幽々子を見た妖夢は嬉しさからなのか泣き出した。

 

妖夢「良かった……本当に良がったでず!!」

 

幽 「もう妖夢ったら泣かないの♪」

 

幽々子は目の前で泣く妖夢をそっと抱く。見ていて何とも平和な光景だ。

 

蓮 「良かった……」

 

霊夢「何が良かった……ですって?あんた下手

   したら死んでたのよ!!」

 

蓮 「いや彼処は無理してでも……」

 

霊夢「言い訳無用!!そこで正座しなさい!」

 

蓮は何とか座り方を変え正座になると霊夢に怒られる。それを見ていた魔理沙と咲夜は、

 

霧雨「やれやれ……霊夢の奴、結局異変解決に

   来るんだもんな来るなら早く来てほしい

   もんだぜ……」

 

咲夜「本当ね……♪しかもしれっと蓮をお説教まで

   してるわね……」

 

霧雨「まぁ何やかんやで彼奴も蓮と一緒に暮らし

   てて楽しんでるのと同時に心配なんだ

   ろうな……それに今、蓮が居なくなれば

   絶対彼奴は後悔するかもしれないしな♪」

 

咲夜「仲が良いわね♪」

 

霧雨「しょうがない……」

 

魔理沙はやれやれと言った感じで蓮を説教している霊夢の元まで行くと、

 

霧雨「そろそろ夫婦喧嘩は止めておけって♪」

 

霊夢「はっ?はぁ~~ー!!誰が夫婦よ!!」

 

と、ふざけんな!的な感じで言っているが霊夢の顔若干だが紅くなっていた。

 

蓮 「えっと…霊夢様…そろそろ正座を止め

   ても?」

 

霊夢「却下♪」

 

蓮の提案は満面の笑みであえなく却下された……

 

蓮 「無念……」(´・ω・`)

 

霧雨「その前によお前どうして来たんだ?あれ

   ほど行きたくないとか言ってただろ?」

 

霊夢「うっ!」

 

それを聞いた霊夢は一瞬困った顔をしたがすぐに元の顔に戻して、

 

霊夢「そんなもん気まぐれよ!気まぐれ!」

 

霧雨「ほほぉ~蓮を心配してじゃなくてか?」

 

それを聞いた霊夢は先程よりも顔を真っ赤にさせて、

 

霊夢「ちちち違うわよ!!何で私がこの甲斐性

   なしを心配しなくちゃいけないのよ!!」

 

蓮 「ひどぅい……」(TωT)

 

それを間近で聞いた蓮はよりいっそうしょぼーんとするどころかそれを通り越して涙が出てしまっていた。そんな光景を見ていた咲夜は流石に蓮が可哀想になったのか……

 

咲夜「ほら霊夢…蓮ももう反省してるし…ね♪

   それと魔理沙…貴方の言った言動が派生

   で蓮が泣いてるわよ……」

 

霧雨「えっ?……あっ……」

 

霊夢「蓮…あんた何で泣いてるの?」

 

ようやく蓮が泣いているのに気がつくと蓮は、

 

蓮 「ハハ…もういいです……どうせ僕は甲斐性

   無しですから……安くてごめんなさい……」

 

乾いた笑いをした蓮の周りからはどんよりとした空気が流れてくる。心配してくれてきたのではなく気まぐれと言われたのはまだ良かったが流石に甲斐性無しは心にクリティカルにダイレクトヒットしたらしくもう心はボロボロだ~!の状態になっており更には目は光を失って死んでいた。流石に霊夢と魔理沙も言い過ぎたと思ったのか……

 

霊夢「いっ…いや別にそんな事は……」(^_^;)

 

霧雨「わっ悪かったぜ蓮、気を直してくれよ……」

 

蓮 「はっはっはっ……生まれ変わるなら蝶に

   なりたいな……」

 

霊夢「いやそこまで言う!?」

 

咲夜「そうとうショック受けたみたいね……」

 

霧雨「とっとりあえずそっとしておこうぜ……」

 

霊夢「えっえぇ……」

 

咲夜「はぁ後で謝っておきなさいよ?」

 

霊夢「わっ分かってるわよ!」

 

3人は今の蓮じゃ話にならないと思ったのかそっとしておくことにした。だが幽々子に肩を貸しながら妖夢が蓮達3人に近づいてくると、

 

妖夢「え~と皆さん今回はそのありがとう

   ございました……」

 

幽 「妖夢から聞いたけど迷惑をかけちゃった

   わね……」

 

霊夢「いいのよそれよりも春は返してもらう

   わよ?」

   

幽 「ふふふ♪分かっているわ♪」

 

妖夢「特に蓮さんそのありがとうございました」

 

妖夢は蓮にお礼を言うが肝心の蓮はというと……

 

蓮 「そりゃ僕だって頑張ってるよ……なのに

   なのにさ…………」

 

何かのスイッチがONになってしまったためか蓮に声が聞こえていない。それを見た妖夢は、

 

妖夢「あの…蓮さんに何かあったんですか?」

 

霧雨「えっえぇ~とだな……」(;¬_¬)

 

霊夢「うっ!悪かったわね!!」

 

妖夢   (´・ω・`)?

 

何の事を言っているのか分からない妖夢は首を傾げていたが2人の言動から今はそっとしておこうとだけは伝わった。

すると霊夢達の後ろの方からスキマが開く。そこから猫のような少女と狐の尻尾を持つ女性そして扇子を持つ女性が出てくる。この場の全員が知っている人物達だった。

 

幽 「あら紫♪」

 

紫 「幽々子!」

 

紫は幽々子へ駆け寄ると幽々子の様子を見つつ、

 

紫 「幽々子、大丈夫かしら?」

 

幽 「えぇ♪ただ体が少し重いだけだから♪」

 

幽々子に駆け寄った紫を見ていた霊夢は紫に、

 

霊夢「紫…あんたの友達?」

 

紫 「えぇ……昔からね♪」

 

霧雨「それにしてはピンチの時に来ないん

   だな?」

 

魔理沙の一言に紫は困った表情をすると隣にいた狐の女性もとい藍は、

 

藍 「紫様はこの時期は冬眠するものでな……

   起こすのに苦労したんだ……」

 

幽 「もう紫ったら相変わらずね♪」

 

霊夢「それで済ませるとか流石は紫の友達ね」

 

幽 「ふふっ♪」

 

紫は正座している蓮を見ると蓮の元へと向かうと、

 

紫 「蓮…幽々子を助けてくれた事……そして

   西行妖を再度封印してくれてありがとう」

 

紫は蓮にお礼を言うが肝心の蓮はというと……

 

蓮 「甲斐性がないなら何だっていうんだよ

   俺の存在ってどうなんだよ……」

 

未だにいじけていた。そんな蓮を見た紫は何とも言えない表情をすると、

 

紫 「…………ねぇ蓮に何かあったの?」

 

紫が霊夢と魔理沙そして近くにいる咲夜に聞くと、

 

咲夜「コホン!」

 

霊夢「すっすいません……」

 

霧雨「反省してるし後悔もしてるぜ……」

 

妖夢「えっえぇ~と紫様、少しそっとしておいて

   あげて欲しいらしいですよ?」

 

紫 「えっ……わっ分かったわ改めてまたお礼

   するわ」

 

と、紫が言った時だった。近くにいた猫の尻尾を2本生やした少女はじーと霊夢を先程から見ていると、

 

少女「あぁ~!!お前はあの時の!!」

 

霊夢「ん?あっあんたあん時の化け猫!」

 

霧雨「知り合いか?」

 

霊夢「ここに来る途中で会ってそのまま弾幕

   ごっこでボコボコにしちゃった♪」

 

咲夜「みさかえないわね……」

 

少女「藍しゃま!この人間ですよ!!」

 

藍に向かって少女が霊夢を指差しながら言うと藍は眉間にシワを寄せて、

 

藍 「ほう霊夢だったのか橙を虐めたのは…」

 

霊夢「私もしかして地雷踏んだ?」

 

霧雨「地雷踏んでホールインワンしたな♪」

   

魔理沙は笑いながら霊夢の不幸を笑っていると藍が軽くキレると藍の金色の尻尾が逆立つすると近くにいた紫は、

 

紫 「藍そこまでにしておきなさい私の親友が

   いる前で喧嘩なんてさせないわよ?」

 

藍 「くっ分かりました……」

 

紫 「橙♪貴女も許してあげて♪」

 

橙と言われた化け猫の少女は悔しそうにしたが納得したように、

 

橙 「紫しゃまがそうおっしゃるなら……」

 

紫 「うん偉い♪偉い♪」

 

紫は橙の頭を撫でる。すると妖夢に肩を貸してもらいながら立っている幽々子は無邪気な笑みで、

 

幽 「終わったら宴会ね♪」

 

霊夢「調子良いわね貴女……」

 

そうして異変解決の宴会をする事となったのだった。

 




狗神「なぁ怠惰……」

怠惰「ん?」

狗神「確か空紅……あれって確か(つがい)刀の片割れ
   何だよな?」

怠惰「あってるよ♪1刀でも強いけど本来は2刀で
   1つそれで空紅は燃き殺すのが強くてもう
   1刀は極めて殺傷能力が高い刀ぶっちゃけ
   骨すらスパン!っていくよ」

狗神「どんだけ切れ味がいいんだよ!」

怠惰「しかも……おっとあまり言わないようにして
   おくよ♪まぁどうせ何時か本編で出ると
   思うからさ♪」

狗神「ふりか?」

怠惰「まぁまだ先だけどね♪」

狗神「もったいぶりやがって……」

怠惰「まぁまぁさてと今回も終わるか♪」

狗神「話をはぐらかせれた気しかしない……」

怠惰「では読者様またな!」


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第27話 桜の宴会

こんにちは読者様、怠惰のクソ悪魔です。
とりあえず今回投稿したらこっちは
お休みします。それでは本編へどうぞ……


幽々子と妖夢は異変後すぐに春を地上へと返した。そうして数日後には見事な桜が咲き誇り数週間前から通津いた地獄の銀世界とはしばらくのお別れとなった。そうして今は異変解決を祝うため宴会が開かれていた。酒を飲む者は勿論そうだが、他にも、

 

文 「いいですね♪題は異変解決、春雪異変

   って感じですかね♪」

 

カメラを片手に写真を撮りまくる文や酒を高く掲げて、

 

霧雨「さぁ~じゃんじゃん飲もうぜ♪」

 

魔理沙がご機嫌にそう言うと近くで飲んでいるアリスとパチュリーは、

 

アリ「まったく……何で私まで来なきゃいけない

   のよ……」

 

パチ「貴女も魔理沙に呼ばれて来た口なのね……」

 

アリ「えぇまぁそうね……」

 

パチ「貴方名前は?私はパチュリー・ノーレッジ

   魔法使いよ」

 

アリ「私はアリス・マーガドロイド私も魔法使

   いよ…」

 

パチ「そう…何か貴女に同情したくなるわ」

 

アリ「貴女の方こそ……」

 

2人は魔理沙でお互いに苦労かけられていると感じたためか何かが通じあった。すると酒を片手に魔理沙が2人の肩を両脇に挟んで、

 

霧雨「お前ら飲んでるか~♪」

 

パチ「ちょっ!離れなさいよ!」

 

アリ「しかも酒臭いわよ!」

 

と、言った感じだったが仲良く?飲んでいた。そして霊夢達はと言うと………

 

霊夢「いや本当に悪かったからね?」

 

蓮 「いいよ霊夢…気にしてないから……」

 

紫 「蓮…怒るときは怒りなさい……」

 

霊夢「紫っ!余計な事は言わなくていいから!」

 

どうやら冥界の白玉楼での一件について語りながら酒を飲んでいるようだ……

 

藍 「なら霊夢、橙の慰謝料を貰おうか……」

 

なお藍に至っては橙をボコボコにされた事はまだ根に持っていたようだ。

 

霊夢「いや謝るからそれは許してって!!」

 

橙 「藍しゃまもういいですよ♪」

 

藍 「橙がそういうならな……感謝しろよ

   霊夢……」

 

霊夢「うぅ……分かったわよ……」

 

蓮 「ねぇ橙ちゃん♪君が良ければ寺子屋に

   来ない?」

 

蓮は橙に寺子屋を進めてみると橙は少し悩んで、

 

橙 「う~ん自由参加?」

 

蓮 「うん♪来るなら来るこないなら来ないで

   構わないよ♪」

 

橙 「考えておきます蓮しゃま♪」

 

と、そんな提案をしていると刺身の船盛を妖夢が持ってくる。

 

妖夢「よければ食べませんか?」

 

霊夢「いただくわ♪」

 

霊夢が刺身を1切れ取ろうとすると霊夢が取ろうとした1切れが突然消えた。

 

霊夢「えっ!?」

 

霊夢は横を見ると口を動かして嬉しそうにしている幽々子の姿があった。

 

幽 「ふふっ♪妖夢の作るご飯はいつも美味しい

   わ♪」

 

霊夢「くっ仕方ないからもう1切れ……」

 

霊夢が取ろうとするとまた目の前で刺身が消えていく。勿論犯人は……

 

幽 「美味しい~♪」

 

霊夢「ちょっと!私にもちょうだいよ!」

 

幽 「あらあら♪仕方ないわね♪」

 

と、そんな和やかに宴会は進んでいく。すると紫は酒を片手に改まって、

 

紫 「宴会は何時やっても楽しいわね♪お酒も

   飲めるし何よりもこうやって皆が笑顔で

   種族隔たりなく飲める……最高ね♪」

 

霊夢「どうしたの紫?あんたにしては珍しく

   そんな事言うなんて……」

 

紫 「あらそうかしら?」

 

霊夢「えぇ……」

 

紫 「そうね…西行妖を見たら昔を思い出した

   のよ……」

 

蓮 「昔ですか?」

 

紫 「えぇ♪」

 

紫は今から数千年前の出来事を思い出しながら酒を飲む。かつて自分の師である理久兎が自分の友……生前の幽々子を救おうと命を張り西行妖と戦った記憶を思い出していた。そんな昔を懐かしんでいる幽々子を見ていた霊夢は、

 

霊夢「ふぅ~ん……紫は過去に戻れるなら戻り

   たいの?その師匠がいた時代に……」

 

紫 「いいえ…戻る気はないわ…だって……」

 

紫は辺りを見渡し妖怪や人間その他の種族それらが酒を飲みながら楽しく語り合っているのを見ると、

 

紫 「今の生活も楽しいもの♪」

 

霊夢「そう……」

 

蓮 「そうですか♪」

 

紫 「えぇ♪今こうして皆を見ながらお酒を

   飲める……それが最高なんじゃない♪」

 

紫は笑顔でそう語った。蓮も紫のその気持ちは良く分かる。蓮がいた世界でも国外へと行けば人種差別などはやはりある。ましてやここ幻想郷は人間外の妖怪、魔法使い、八百万の神々だって揃うそんな場所でこうやって楽しく会話をしながら飲めるのは面白いと思える。

 

霊夢「紫にしては綺麗事過ぎる気がするけど……

   まぁいいわ……」

 

蓮 「紫さん…僕のご先祖様…安倍晴明もこんな

   多種多様な宴会に出たことがあるんです

   か?」

 

蓮の問いかけに紫は知っているためその質問について答えた。

 

紫 「えぇ♪昔に御師匠様の従者が「どうして

   も」って言って連れ出されて宴会に出た

   事もあるわよ♪その時の人間は晴明だけ

   だったけど♪」

 

蓮 「そうだったんですか……」

 

紫 「まぁ本人も満更でもなく楽しそうだった

   けどね♪」

 

蓮 「後1つ良いですか?」

 

紫 「何かしら?」

 

蓮 「あの空紅……あれって理久兎さんの刀です

   よね?何で西行妖に刺さっているんです

   か?」

 

蓮は不思議に思っていた。夢で見た理久兎は自分の先祖である晴明に二刀流で挑んでいた。それなのに何故その1本が彼処にあるのかが気になっていた。紫はほろ酔いの気分でそれに答えた。

 

紫 「そうね…昔に御師匠様が西行妖が2度と

   暴れないように自身の愛刀を媒体に封印

   を施した……それで彼処にずっとある

   そんな感じね」

 

霊夢「へぇ……あの桜に自分の大切な物を差し

   出したって事ね……」

 

紫 「えぇただ私にも分からないことは幾つか

   存在するわ」

 

蓮 「分からないこと?」

 

紫 「御師匠様にはもう1本の愛刀……黒椿

   という刀があったのだけどそれの行方

   が分からなくなったことそして御師匠様

   の従者2人が失踪した理由それが未だに

   謎なのよ……」

 

霊夢「それってその従者達が盗っていったて

   事でしょ?」

 

紫 「あの子達がそんな事するとは思えない

   けどそれしか思い付かないのよね……」

 

と、そんなシリアスムードになって話が進んでいると、

 

幽 「ねぇ紫♪いっしょに飲みましょう♪」

 

幽々子がニコニコしながら紫に飲まないかと聞くと、

 

紫 「そうね♪霊夢、蓮、悪いけど……」

 

蓮 「お構い無く♪僕は霊夢達と飲んでいる

   んで♪」

 

霊夢「まぁいってらっしゃいな……」

 

紫 「えぇありがとう♪」

 

そうして紫は幽々子に連れられて場所を移動した。

 

霊夢「蓮…あんたここに来て楽しい?」

 

霊夢が蓮に幻想郷に来て楽しいかとありふれた事を聞くと蓮は霊夢に笑顔で言葉を返した。

 

蓮 「勿論さ♪こうやって霊夢や魔理沙それに

   色んな友達ができたしね♪」

 

霊夢「そう♪」

 

そうして蓮と霊夢はこの宴会の騒ぎを楽しみながら蓮は水を霊夢は酒を飲むのだった。




狗神「それで?少しこっちは休むんだろ?」

怠惰「うん♪そのつもりだよ♪そろそろあっち
   をやらないと読者様やあっちの後書き担当
   が恐いからね……」

狗神「そうか…またこいよ……」

怠惰「もちろんですそれでは読者様今回はここまで」

狗神「次回は…何時か分からんがまたよろしくな」

怠惰「それでは読者様!」

狗神「じゃ~な……」


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第28話 霊夢からの贈り物

こんにちは読者様、GW恋しい症状が治った
怠惰のクソ悪魔です。
とりま今回からまたこちらをやらせていただ
きます。では本編へどうぞ。


幽々子と妖夢が引き起こした春雪異変が解決してから数日の昼下がり……

 

蓮 「………………はぁ…」

 

蓮は掃除をしながらため息をひとつついた……

 

霊夢「どうしたの?」

 

霊夢がため息をしている蓮に聞くと蓮は苦笑いをしながら、

 

蓮 「いや何でもないよ♪」

 

そう言い掃除を再開した。普段、掃除をする際にも溜め息1つ漏らさないのが普通だったがここ最近の蓮は様子がおかしいと霊夢は思っていた。

 

霊夢(………まさか掃除が嫌になった?)

 

アルバイトの仕事を終えて何時ものように掃除そんな日常がとうとう嫌になったのかと霊夢は思ったが……

 

霊夢(嫌でも……それはあり得ないわね……だって

  蓮は普通に掃除好きだし……)

 

祖母が死んだ後、蓮は祖母が残した家で一人暮らしをしていた。そのためか家事炊事を1人でこなすことが多かったのか掃除は嫌ではないらしい。そのため霊夢はそれは違うと思っていた。

 

霊夢(う~んそれじゃ何が原因?)

 

霊夢は考えられる事を考えるが思い付かない。すると何時もように空から1人来客が訪れる。

 

霧雨「よお!霊夢に蓮♪遊びに来たぜ♪」

 

蓮 「こんにちは魔理沙♪」

 

霧雨「おう♪」

 

魔理沙は蓮に挨拶をすると蓮も挨拶を返すとまた魔理沙も言葉を返して霊夢が座っている縁側に向かっていき魔理沙は霊夢の隣に座ると、

 

霧雨「なぁ霊夢、蓮に何かあったのか?珍しく

   あまり元気がないように見えたが……」

 

霊夢「ちょうど私もそれを考えてるのよ……」

 

霊夢と魔理沙は掃除をする蓮を見ると明らかに元気がないのは確かだ。

 

霊夢「…………魔理沙、私何か蓮にしたかしら?」

 

霧雨「そうだな…懸命に働いている蓮に対して

   甲斐性なしと言ったりとか……」

 

霊夢「ぐふっ!」

 

魔理沙の一言は霊夢の心に弓で射ぬかれたかのようにグサッと刺さる。春雪異変で自分がやらかしてしまったことの1つだ。

 

霧雨「自分はだらだらしているのに蓮を働かせ

   続けたりとか……」

 

霊夢「ぐふっ!」

 

今の言葉も霊夢の心にグサッと矢のように刺さる。霊夢は少しばかし気にしていたようだ。

 

霧雨「後は……」

 

魔理沙がこれ以上言う前に霊夢は魔理沙の肩に手を置いて、

 

霊夢「わっ分かったから…もう言わなくていい

   から……」

 

どうやら霊夢の心の残機は0近くになったようだ。流石の魔理沙も目の前の霊夢を見たら同情したのか、

 

霧雨「あっあぁ分かった……」

 

と、言い魔理沙はそれ以上言うのを止めた。

 

霊夢「……やっぱり私が悪いのかな?」

 

霧雨「多分絶対そうだろ……なぁ霊夢…たまには

   息抜きをさせてやったらどうだ?」

 

霊夢「息抜き?」

 

霧雨「あぁ…彼奴にも少しは楽をさせないと

   下手したらここから出ていくかもしれ

   ないぞ?」

 

霊夢「うっうぅ~ん考えておくわ……」

 

霧雨「とりあえず私は邪魔だろうから帰るぜ♪

   夫婦仲良くな♪」

 

魔理沙の言葉に霊夢は顔を紅くして、

 

霊夢「だから誰が夫婦よ!!」

   

霧雨「はいはい♪」

 

そう言うと魔理沙は縁側から立ち上がって歩いていき、

 

霧雨「じゃな蓮♪私は帰るぜ♪」

 

蓮 「あれ?魔理沙もう帰るの?」

 

霧雨「あぁ♪そんじゃな♪」

 

そう言うと魔理沙は箒に股がって空へと飛んでいった。

 

蓮 「何しに来たんだろ?」

 

と、蓮がぼやいていると後ろから……

 

霊夢「蓮♪」

 

霊夢に名前を呼ばれた蓮は後ろを振り向いて用件を聞いた。

 

蓮 「どうかした霊夢?」

 

霊夢「今日の掃除は良いから少し外出しない?」

 

蓮 「えっ!?」

 

突然の事で蓮は驚いてしまった。まさか霊夢から外出しないかと聞かれるのはあまりないからだ。蓮はそれを聞いて、

 

蓮 (まさか異変か!?)

 

この有り様だ。だが蓮の驚きの表情などを察した霊夢は横目で、

 

霊夢「何か文句ある?」

 

蓮 「いっ嫌…それで…外出って言っても何処に

   行くの?」

 

霊夢は蓮の言葉を聞いて頭の中で悩んだ。つまりノープランで外出しないかと言ったのだ。

 

霊夢「えっえぇと…買い物がてら人里かしら?」

 

蓮 「買い物ならさっき僕が帰りに済ませて

   来てるだろ?」

 

霊夢(うっそうだった……)

 

なお今日は水曜日、蓮も寺子屋のアルバイトがある日だ。故に帰り途中で見せに回ることなど容易い。だがここ最近の霊夢は買い物なども蓮に任せっきりだ。故にだんだんとそれが癖になっていき色々と狂ってしまう。

 

蓮 「さっきからどうしたの?魔理沙が帰って

   から妙に変だよ?」

 

霊夢「それを言うなら貴方の方でしょ…蓮」

 

蓮 「えっ僕!?」

 

霊夢「えぇさっきから溜め息はいたりして

   元気が無いように見えてたけど?」

 

蓮 「……気づいてたか………あまり見せない

   ようにはしてたんだけどな……」

 

蓮は苦笑いをしながら答えると霊夢は何故元気が無かったのかを訊ねる。

 

霊夢「何で元気が無かったのか理由を教えて

   くれないかしら?」

 

蓮 「……霊夢は僕の稽古を良く見てるよね?」

 

霊夢「えぇ見てるわね……」

 

蓮 「それでここ最近の稽古のメニューで気づ

   いた事ない?」

 

ここ最近の蓮の稽古と前の蓮の稽古それらを霊夢は思い出しながら考えるとある事を思った。

 

霊夢「ここ最近は筋トレばかりね……」

 

そうこれまで筋トレは確かにやってはいたが何よりも蓮は素振りを良くしていた。だがここ最近は素振りをしているところを霊夢は見ていない。

 

蓮 「そう…それが理由なんだよ……」

 

霊夢「どう言うことよ?」

 

蓮 「ほら西行妖は覚えてるよね?」

 

霊夢「えぇそれがどうかしたの?」

 

蓮 「その時に竹刀が折れちゃってね……」

 

それを聞いた霊夢は思い出した。幽々子を助けた後、蓮は西行妖の攻撃を防ぐのに自身の竹刀を使いガードしたが西行妖の力で折られた事を……

 

霊夢「つまり素振りが出来ないから不安になって

   いたって事よね?」

 

蓮 「そう……こういうのは毎日の積み重ねが大切

   だから1日休むとどんどん腕が落ちていく

   一方だからね……」

 

霊夢「ふぅ~ん……」

 

霊夢は少し考えると博麗神社の魔境とも言える場所を霊夢は思い出した。

 

霊夢「しょうがない……蓮、今日はもう掃除は

   良いから出来れば晩御飯作ってもらって

   いい?」

 

蓮 「えっ?あっうん……」

 

霊夢は縁側から立ち上がると奥の方へと歩いていった。

 

蓮 「急にどうしたんだろ?」

 

蓮は不思議に思ったがそんな事より霊夢に頼まれた晩御飯のメニューを考えることにするのだった。

そうして蓮が晩御飯を作り終えて作った料理を卓袱台に運び終えて座って霊夢を待つ。

 

蓮 「もう7時ぐらいなのにな……」

 

そう蓮が思っていると障子が開く。開いた先には埃だらけの霊夢が箱を抱えながら立っていた。

 

蓮 「霊夢、何していたんだ?」

 

と、蓮が聞くと霊夢は抱えている箱を蓮の方に渡すと、

 

霊夢「蓮、中を見てみて♪」

 

蓮 「……?分かったよ……」

 

蓮は霊夢から箱を受けとるとその箱を開けて中を見る。そこに入っていたのは……

 

蓮 「か…刀!?」

 

入っていたのは紛れもなく刀だ。鞘に納められ刀身は見ることは出来ないが見事な曲線を描いているのは鞘に入った状態でも良く分かる。蓮はその刀を手に取る。

 

蓮 「……霊夢…この刀抜いてもいい?」

 

霊夢「えぇ…ただ……」

 

霊夢が言葉を言う前に蓮は刀を鞘から抜こうとすると、

 

ガチャ!ガチャ!

 

蓮 「あれ?」

 

鞘から刀を引き抜くことが出来ない。すると霊夢は蓮に伝える。

 

霊夢「その刀は昔からその状態なのよ…鞘から

   刀身が出ることはない……不思議な刀……

   先代の博麗の巫女が手に入れたのはいい

   けど使えないということでお蔵入りに

   なってたのよ……」

 

蓮 「へぇ~……それを僕にくれるって事で

   いいんだよね?」

 

霊夢「えぇ構わないわ蔵に眠るぐらいなら

   使ってあげないとね♪……不満?」

 

霊夢は不満かと蓮に聞くと蓮は笑いながら、

 

蓮 「いいや大満足♪抜けないなら鞘に納め

   られた状態で使えばいいしそれにこれ

   なら誰かを傷つけずに弾幕ごっこでも

   使えるから何ら問題はないよ♪」

 

霊夢「そうなら良かった♪」

 

蓮 「霊夢、贈り物をありがとう♪」

 

蓮は改めて霊夢にお礼を言うと霊夢は顔を紅くして、

 

霊夢「いいわよそんぐらい♪」

 

と、気恥ずかしそうに答える。

 

蓮 「それじゃご飯食べようか?」

 

霊夢「そうね♪」

 

こうして夜は過ぎていくのだった。




怠惰「そんじゃ久々の後書きコーナー」

狗神「やっていくぞ」

怠惰「それにしても久々だね狗神の姉御」

狗神「誰が姉御だ!」

怠惰「もうね雰囲気といい何といいでね」

狗神「殺られたいのか?」

怠惰「残念だけど狗神の攻撃は俺には当たらん」

狗神「ちっ覚えておけよ」

怠惰「そん時は逃げるって事で今回はここまで」

狗神「急に終わらせやがった!?」

怠惰「ではまたしばらくよろしくお願いします
   それでは読者様!」

狗神「あっえっえぇとじゃ~な!!」


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第29話 霊夢への贈り物

こんばんわ読者様、疲れて寝たらもうこんな
時間になっていた怠惰のクソ悪魔です。
そして言葉を少し変えればこんな使い方も
出来るっていうことで本編へどうぞ。


日曜日の朝方、蓮は掃除をすぐに終わらせて念願の特訓をしていた。

 

スンッ!スンッ!スンッ!スンッ!

 

蓮 「はぁ……はぁ……」

 

何時もの日課である素振りを蓮は行う。だが振っているのは竹刀ではなく鞘から抜くことの出来ない刀でだ。

 

霊夢「どうその刀は?」

 

霊夢に刀の感想を聞かれた蓮はそれについて汗を拭いながら答える。

 

蓮 「うん中々良いと思うよ?」

 

折れてしまった竹刀の代わりとなるあの刀を渡してから蓮は溜め息をつかなくなりそれどころか毎日嬉んでいた。

 

霊夢「なら良かった……ズズッ……」

 

霊夢のここ最近の日課は蓮の修行風景を眺めながらお茶を飲む。それが蓮が博麗神社に来てからの日課だ。

 

霊夢「でもこうまじまじと見ると彼奴意外に

   体はガッチリしてるのよね……」

 

蓮の肉体はそこまでマッチョではないが腹筋は割れているし腕もそれなりに筋肉は出来ている。流石は元運動部らしい体つきだ。

 

霊夢「ってこれじゃただの変態ね……」

 

苦笑いをしながら呟き霊夢はまたお茶に手をかける。すると蓮は刀を持って霊夢の隣に座る。どうやら今日の修行は終わったようだ。

 

蓮 「ふぅ~久々に振るうと腕が痛くなるな……」

 

霊夢「いや久々ってまだ3日程しか経ってなく

   ない?」

 

蓮 「その3日が大切なんだよ♪」

 

霊夢「ふぅ~ん私には分からないわ……」

 

なお基本修行などをしない霊夢には良くわからない模様。

 

蓮 「まぁそこは人の考え方ってことさ♪」

 

霊夢「…………私には理解しがたいけど……」

 

蓮 「ハハハそうか♪まぁ人それぞれの考え

   っていっぱいあるしね♪」

 

霊夢「蓮…あんた本当に前と比べると変わった

   わね……」

 

蓮がここに来た時はまだまだひよっこのレベルだったが今ではこうして余裕を持てている事を霊夢は見て気づいていた。

 

蓮 「うん♪これもあれも霊夢や魔理沙とかの

   お陰だよ♪」

 

霊夢「そっそう…何かこう改まって言われると

   照れるわね……」

 

蓮 「ハハハ♪そうかな?…………うん♪」

 

霊夢「どうしたのよ?」

 

突然蓮が頷いた事に霊夢はどうしたのかと聞くと蓮は純粋になおかつ正直に答えた。

 

蓮 「やっぱり霊夢は笑っている方が可愛らしい

   ね♪」

 

それを聞いた霊夢は顔を真っ赤になった。しかも頭から煙がでていて恥ずかしそうだった。

 

霊夢「えっえええと……それってどういう……」

 

蓮 「さてと俺は買い物に出るね♪」

 

そう言うと蓮は立ち上がり体を伸ばすと置いてある上着を着て空へ飛んでいった。

 

霊夢「…………彼奴は……」

 

なお霊夢は今も顔は真っ赤だった。霊夢自身は褒められて嬉しかったと思い込んではいるが実際の心情を知るのはまだ当分先の話だ。

 

少年移動中……

 

蓮は買い物を済ませるため人里へと降りると色々な店により始める。基本的に買う物は食べ物が殆どだが時には変わった物を買う時もある。例で言えば灯りのための蝋燭だったり時には酒も買うときもある。蓮は酒を飲むことはないが……

 

蓮 「う~ん本当に幻想郷ってルールなんて

   ないよね……」

 

未成年者では購入できない酒は規制がかかっていない。故に現在16の蓮でも余裕で購入できる。

 

蓮 「まぁ気にしたら負けか……」

 

だが蓮はこの時ある事を考えていた。それは自分の背中に背負う刀についてだ。態々、霊夢が埃を被ってでも蔵から引っ張り出してくれたのだ。それを考えた蓮は御返しがしたいと思っていた。

 

蓮 「……霖之助さんに相談してみようかな?」

 

蓮は幼少の頃から知り合いであろう霖之助に聞こうと考えた。そうと決めたら蓮は香霖堂へと向かうのだった。

 

少年移動中……

 

蓮は人里から飛んで行き魔法の森の入り口付近にある一件の家もとい香霖堂の上へと着くと蓮は香霖堂の前で降りる。

 

蓮 「……よし!」

 

蓮は店の引き戸を開け暖簾を潜り抜けて、

 

蓮 「すいません!」

 

と、言うとかうんたーに座っていた男性、森近霖之助は笑顔で、

 

森近「いらっしゃい……って蓮か♪今日はどう

   したんだい?」

 

霖之助が用件を聞いてくると蓮はそれについて答えた。

 

蓮 「え~と霊夢に贈り物がしたいんですけど

   何を贈れば良いのか分からなくって……

   それで霖之助さんなら何か知ってるかと

   思って……」

 

森近「へぇ~霊夢に贈り物か……どうしてまた

   贈り物を?」

 

蓮 「実はですね霊夢が僕にこの刀を埃まみれ

   になってまで蔵から引っ張り出してくれ

   て……それで御返しにと思いまして……」

 

森近「霊夢が贈り物か……」

  (そうとう蓮の事を認めているんだね……)

 

蓮 「それで何を贈れば良いでしょうか?」

 

森近「そうだな……」

 

霖之助はしばらく腕を組んで考える。そして考え終わったのか腕を組むのを止めると、

 

森近「多分、蓮から贈る物なら何でも喜ぶと

   思うよ?自分が貰って嬉しい物を贈る

   とかかな?」

 

蓮 「…なるほど………」

 

蓮は霖之助の言葉を吟味しながら考える。そして蓮はあることを霖之助に頼む。

 

蓮 「霖之助さん少し商品を見てもよろしい

   ですか?」

 

森近「あぁ構わないよゆっくり見ていくといい♪」

 

蓮 「ありがとうございます」

 

そうして蓮は陳列されている商品を見る。そこには色々な物が陳列してある。今は懐かしき蓄音機やかつて洗濯で用いられていた洗濯板など色々な物だ。すると蓮はある1つの商品に目がいった。

 

蓮 「これは……」

 

それはネックレスケースに納められていた紅い宝石がついたネックレスだ。

 

森近「それが気に入ったかい?」

 

蓮 「…悩み中ですね……」

 

森近「まぁ幻想郷だとあまりネックレスをして

   いる女性はいないからお薦めだよ♪」

 

流石は一応商売人だ。売る時は確実に売る方向へと持っていく。そして蓮は悩みに悩んだ末、

 

蓮 「えっと…霖之助さんこれおいくらですか?」

 

値段について霖之助に聞くと霖之助はそのネックレスのお値段を一瞬で頭で計算して、

 

森近「うん普通は二万円だけど蓮なら一万で

   いいよ♪」

 

蓮 「えっ!一万も安くしてくれるんですか?」

 

森近「あぁ♪こちらも何やかんやで世話になった

   からね♪」

 

蓮 「それなら……」

 

蓮は財布から一万円分のお金を出すとカウンターにいる霖之助に渡す。

 

森近「うん丁度だね♪ありがとう蓮♪」

 

蓮 「いえこちらこそ♪」

 

そう言うと蓮はネックレスが入ったネックレスケースをポケットの中に入れる。

 

蓮 「それじゃ霖之助さんありがとうござい

   ました♪」

 

森近「あぁ♪いつでもまた遊びに来なよ♪」

 

そうして蓮は香霖堂から出ると空へ飛んで博麗神社へと帰っていった。そうして蓮が博麗神社に着くと縁側でお茶を飲んでいる霊夢が目に入った。

 

蓮 「ただいま霊夢♪」

 

霊夢「お帰り…遅かったわね」

 

蓮 「う~んと実はさ……」

 

蓮はポケットから霊夢へと贈り物を出すとそれを霊夢の前に出す。

 

霊夢「それどうしたのよ?」

 

蓮 「僕からの贈り物だよ霊夢♪」

 

霊夢「へっ!?」

 

あまりにも唐突すぎて霊夢は驚いた。何せ蓮が自分のためにプレゼントを贈って貰えるなんて思ってもみなかったからだ。

 

霊夢「……それを私に?」

 

蓮 「うん♪着けてあげようか?」

 

霊夢「お願いするわ……」

 

蓮は霊夢の後ろにまわりケースからネックレスを取り出すとそれを霊夢へと着ける。

 

蓮 「出来たよ♪」

 

霊夢「えっと……似合ってるかしら?」

 

霊夢は恥ずかしそうに聞くと蓮は笑顔で、

 

蓮 「うん♪似合ってるよ♪」

 

霊夢「あっありがとう……」

 

霊夢は嬉しさと恥ずかしさで顔を紅くして頭から煙が出ている。

 

蓮 「どういたしまして♪」

 

蓮はそう言い笑顔で霊夢の隣に座り1日を楽しく過ごすのだった。

 




怠惰「言い忘れた事があったな……」

狗神「何型?」

怠惰「見ていけばいいけど段々と口の中が甘く
   なっていくかもだからコーヒー類を用意
   しておくといいかもね」

狗神「おいおい……」

怠惰「因みにこれを書いてる時、怠惰さんは
   コーヒー飲みながら書いてたよ」

狗神「旨いのか?」

怠惰「うんコーヒーは良いぞ~♪あの苦さが
   癖になるからね♪」

狗神「いつか飲ませてもらうとするか」

怠惰「うんそん時はおごるよ……おっと時間か
   てなわけで今回はここまで」

狗神「次回もよろしくな」

怠惰「では読者様また次回!」


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第四章  薄き記憶に萃まる幻想 第30話 不思議?

こんばんわ読者様ここ最近学校から帰ったら
少し寝るという変な癖がつき始めている
怠惰のクソ悪魔です。
こんな話しても仕方ないので本編へどうぞ



宴会……それは楽しいものだ。特にここ幻想郷では人と妖怪や魔法使いはたまた八百万の神々等が集まり種族隔たりなく酒に会話を楽しめる。だがここ最近の宴会は違っていたが……

春雪異変の影響で短かった春が終わりもうじき夏に近づいてきた幻想郷そんな中、蓮と霊夢は宴会を開こうと準備をしていた。

 

霊夢「蓮~そっちの御座とか持ってって……」

 

蓮 「分かった~!」

 

蓮が贈ったネックレスを霊夢は今も着けていたがそれよりも変わった事はあった。ここ最近蓮ばかりに仕事をさせていた霊夢が時々だが蓮の手伝いをしたりしている。その他にも前より会話を多くするようになったのは言うまでもない。

 

蓮 「ふぅ~……よっこらせ……」

 

蓮は御座を外へと持って行きそれを全て引き終える。すると霊夢がやって来る。

 

蓮 「なぁ霊夢こんな感じで大丈夫だろ?」

 

霊夢「えぇ……それよりも蓮、貴方に聞きたい

   事があるんだけど……」

 

蓮 「えっ?」

 

霊夢「貴方、お酒飲んだ?」

 

突然訳の分からない事を聞かれた蓮だが蓮の答えは、

 

蓮 「いや僕は飲まないよ?だってまだ未成年

   だし」

 

霊夢「う~んそうよね……」

 

蓮 「まさかお酒がないの?」

 

霊夢「えぇ昨日ぐらいに紫から貰った筈なの

   におかしいのよね……」

 

博麗神社はこの時期になると八雲紫が大量に仕入れそれを博麗神社に届けるのだがまさかその酒がそろそろ無くなると聞いて霊夢は不思議に思っていた。だが蓮も気になることはあった。

 

蓮 「そういえば僕も気になることが幾つか

   あるんだよね……」

 

霊夢「どうしたの?」

 

蓮 「緑茶の茶葉が無くなってるんだよね……

   昨日買った筈なのに?」

 

蓮は買ってまもない筈の茶葉がそろそろ無くなると言うと霊夢は、

 

霊夢「いやそれ普通にすぐになくなるでしょ」

 

蓮 「そうなのかな?」

 

と、言っていると空から黒い翼を背中に生やしてカメラを持った少女こと射命丸 文が飛来した。

 

文 「こんにちは~k……」

 

霊夢「ゲスイ……」

 

文 「たd……」

 

蓮 「間違えてる……」

 

文 「射命丸で~す♪…………って!ちょっと!!

   何で人の紹介に茶々を入れるんですか!」

 

いつの間にやら蓮までもが茶々を入れていた。そして文がツッコミをすると蓮と霊夢は、

 

蓮 「だって捏造しまくりの記事じゃ……」

 

霊夢「それでいて盗撮ばかりしてるでしょ……」

 

文 「おっ御二方は言いたいことをしっかりと

   言いますよね……」(;^∀^)

 

文は眉間にシワが寄せながら苦笑いをした。

 

蓮 「捏造しない記事を書くなら僕もそこまで

   言いませんよ……」

 

霊夢「それよりあんたは何しに来たの?」

 

文 「それは勿論新聞作りのための取材です

   よ♪」

 

それを聞いた霊夢はニコニコしながら文に、

 

霊夢「そう…なら文、貴方にお願いがあるわ♪」

 

文 「何ですか?」

 

霊夢「今、異変が起きているから宴会は中止って

   伝えてくれない?」

 

文 「分かりました……宴会は中止……えっ?」

 

蓮 「えっ?…………」

 

蓮&文「「えぇーーーーーーー!!!」」

 

霊夢の突然の宴会中止宣言それは蓮はともかく度胸が据わりまくってる文ですら驚かせた。

 

文 「ちょっ!それ本気ですか!?」

 

霊夢「えぇ本気よ……」

 

蓮 「いやでも霊夢…流石にすぐ異変と決め

   つけるのはどうかと思うけど?」

 

蓮の言っている事は確かにそうだ。だが霊夢は、

 

霊夢「確かにそれはそうよ…だけどね……

   貯蔵していたお酒が消えてるって事は

   何かしらの理由があると思うじゃない」

 

と、霊夢が言うと蓮は少し顎に手を置いて、

 

蓮 「それって霊夢の勘も混じってる?」

 

霊夢「えぇ勿論♪」

 

霊夢が言ったという言葉で蓮は納得するには充分だった。

 

蓮 「…………そっかなら僕もその異変解決

   に協力するよ♪」

 

霊夢「ふっふっ分かってるじゃない♪」

 

霊夢の勘というのはとても素晴らしい。ちょっと昔に今の幻想郷では分かる筈のない語群問題10問をまさかの勘だけで満点を取る程の持ち主だ。流石のこれには蓮も感服せざる得なかった。そして話は戻り文は少し吟味すると、

 

文 「はぁ……まぁでも良いスクープですね♪

   早速流しますか♪」

 

そう言うと文は猛スピードで飛んでいった。文が飛び去った後には風が渦巻いたが……

 

霊夢「彼奴も彼奴で相変わらずね!」

 

蓮 「それよりまずは魔理沙を訪ねようか?」

 

霊夢「えぇそうと決まれば行くわよ!」

 

そうして蓮と霊夢は飛び上がり魔理沙の家がある魔法の森へと向かうのだった。

 

少年少女移動中……

 

蓮と霊夢は魔法の森にある魔理沙の家へと訊ねた。霊夢は何回かは来たことがあるらしいが蓮は初めてだ。

 

蓮 「霧雨魔法店?……」

 

そこには霧雨魔法店と書かれており近くにある看板には「何でもします」と書かれている。

 

霊夢「あぁ~そういえば蓮は知らなかったわね

   魔理沙は一応店をやってるのよ……」

 

蓮 「へぇ~……魔法店って事は魔法道具が

   売ってるの?」

 

霊夢「いいえ道具販売と言うよりかは何でも屋ね

   正直な話……」

 

蓮 「…………それで何でもしますか……」

 

蓮は今の言葉を聞いて看板の意味がようやく理解した。

 

霊夢「とりあえず入るわよ」

 

蓮 「あっうん……」

 

霊夢の後に続き蓮はついていく。そして霊夢は玄関の扉を開けると……

 

霊夢「魔理沙~入るわよ!」

 

蓮 「お邪魔し……ます!?」

 

蓮は驚いてしまった。魔理沙の家の散らかりように‥綺麗好きな蓮からしてみればこれは酷いと言わんばかりに散らかっていた。すると奥から、

 

霧雨「何だ騒々しいな……って霊夢と蓮か……」

 

と、若干髪の毛がボサボサになっていた魔理沙がやって来る。

 

霊夢「魔理沙、異変解決するわよ」

 

霧雨「異変?その前にお前、宴会の準備どう

   したんだよ?」

 

霊夢「異変のため中止よ」

 

霧雨「はっ!?おいおいストッパーの役の蓮は

   どうなってんだよ……」

 

魔理沙は蓮を見ると蓮は手がプルプルと震えていた。

 

霧雨「れっ蓮!?」

 

蓮 「魔理沙……この異変終わったら片付けに

   来るからそのつもりで♪」

 

蓮は笑顔だったが目は笑ってはいなかった。それほどまでに蓮はこの惨状が我慢が出来ないのだろう……

 

霧雨「れっ霊夢……お前もそうだが蓮の様子も

   おかしくないか!?」

 

霊夢「あんたが散らかしてたからでしょうが」

 

蓮 「霊夢……さっさとこの異変を片付けよう♪

   そしたらゆっくりと魔理沙の家を片付け

   れるから♪」

 

どうやら魔理沙の家は掃除好きな蓮の心に火を灯す程までに散らかっていたようだ。

 

霊夢「魔理沙…覚悟を決めた方がいいわよ……

   蓮は掃除に関しては鬼そのものだから」

 

なお霊夢は何故そう言えるかと言うと蔵の掃除で経験済みだからだ。刀を貰い霊夢に贈り物をしたその数日後に蓮が全て片付け整理したため今では色々な物が物が更に収用出来るほどになっていた。

 

霧雨「げぇ……」

 

魔理沙の内心はただただこう思っていた。

 

霧雨(異変が長く続くかもしくは蓮がこれに関して

  忘れてほしいぜ……)

 

内心からも本当にやりたくないことが伝わった。

 

霊夢「とりあえずまずは何処から手掛かりを

   探しましょうか……」

 

霧雨「なら紅魔館に行くか?レミリア達なら何か

   知ってるかもしれないぜ?」

 

蓮 「魔理沙の意見を尊重しようよ霊夢?」

 

霊夢「分かったならまずはそこから行きましょう」

 

そうして蓮、霊夢、魔理沙は手掛かりを見つけるため紅魔館へと向かうのだった……

 

 

 




怠惰「ねぇねぇ永夜沙だと思った?ねぇ思った?
   残念~萃夢想だよ~♪」

狗神「うるせぇー!!」

怠惰「すいませんでした……」

狗神「たくっ…それで萃夢想ってのは?」

怠惰「まぁ東方の作品で言うと永夜沙の後に出た
   作品だね」

狗神「それって登場順的に不味くないか?」

怠惰「所がギッチョン実は萃夢想ってのは永夜沙
   と妖々夢との中間の時系列なんだよ言って
   しまうと妖々夢が第7弾、永夜沙が第8弾
   その中間って事で第7.5話って事なんだ」

狗神「そっそうなのか?」

怠惰「まぁと言ってもファンの方なら知って
   いるだろうから知らない人のために書いた
   って感じだからそんな偉そうには言って
   ないからね……」

狗神「でも確か妖々夢が第7弾と言ったな?
   それで予想だと紅魔郷が第6弾って事
   だよな?」

怠惰「あってるよ……」

狗神「ならそれ以前の話が書いていないのは
   何故だ?」

怠惰「第1弾~第5弾は確かPC98って
   やつで出てるけど紅魔郷から新しく
   心機一転されているんだよそれで
   紅魔郷以前のやつを皆は旧作と呼んで
   いるけどぶっちゃけ古すぎて怠惰さん
   の情報不足で書けないと判断したから
   書いてない…まぁ気になるなら東方旧作
   で検索すれば出るからそこを参照して
   くれ……」

狗神「なっ何か色々と凄いな……」

怠惰「しかも旧作当時の霊夢の服装は今みたい
   に脇巫女じゃなかったしアリスも当時は
   ロリだったしね」

狗神「そうやって今と昔を比べて見ると面白い
   ものだな……」

怠惰「おっとこんな長々と話しちゃったけど
   今回はここまでね♪」

狗神「てな訳で萃夢想らしいからよろしく」

怠惰「では読者様!」

狗神「また明日な……」


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