竜堂学園怪談部 (麻酔屋 兎)
しおりを挟む

竜堂学園旧校舎幽霊の正体

  どうも麻酔屋です。これが初投稿なので自分では気をつけていきますが、ストーリーやキャラの崩壊とかあるかも知れません。なので気楽に見ていただけたら嬉しいです。「うわぁ、こいつの小説は面白くねぇ!」「もっとここ変えろよ!」等のアドバイスがありましたら是非言って下さい。それでは長くなりましたが本編のまえに注意事項です
  オリキャラ多数です
  ホラー要素あるかな?
  少しグロテスクな場面も
  ラブコメ展開などは全くありません!


 竜堂学園、ここらの学校ではとても人気な学校である。昔からの伝統が沢山あり学食や購買のパン等が物凄く美味しいと言われ、スポーツでは毎年全国大会に出場し、制服も可愛い!格好いい!等のコメントが多いこの学園だが、一つだけ不思議で怪しい所がある。本舎から東にある木造建築の旧校舎である。ここには小さな女の子の幽霊が居るとか、この校舎に入ったら呪われるなど様々な噂がある。しかしこの旧校舎でたった一つだけ使われている部屋がある。その部屋の扉には新聞部と大きく書かれた紙が貼っており、その部屋で小さな身長とは似合わない大きなカメラをリズム良く磨いてる少女が居た。

 

少女「よし!バっちしだね!私のしーちゃん今日も綺麗だよ!」

 

 少女は自分のカメラに話し掛けながらカメラを机の片隅に置き、一枚の紙を取り出した。その紙には鳥居が書かれており左にはYesと右にはNoとその下にはあ~んまでの五十音表が書かれており、どこからどう見てもこっくりさんをするための紙だ。そして少女はポケットから十円玉を取り出した鳥居に置き

 

 少女「こっくりさん、こっくりさん、おいで下さい。

おいでくださったら、お返事を下さい。」

 

 十円玉はYesの方向に移動した。

 

 少女「今年はこの部活に新入生は入ってきますか?」

 

 十円玉は鳥居に戻り、またYesの方向に動いた後に「がんばれ」という文字に動いた。そして鳥居に戻った

 

 少女「こっくりさん、こっくりさん、ありがとうございました。お帰りください」

 

 少女は机のカメラを取り首に掛け、お気に入りの鹿撃ち帽子をかぶり部屋を出た。

 

 ギン「白露銀行ッ来まーす!」

 

 少女は旧校舎を出て、本舎の中庭の木陰に隠れた。二時間後、約18時過ぎまで少女はカメラを構えてスタンバって居た。

 

 ギン「これからが本番だ!夜はお化け達が出やすい時間帯!まだ、これからだ!」

 

 その時!少女の背後から手が出てきた!その手は少女の制服の襟を掴み持ち上げた。

 

 ギン「まさか!お化けっ!」

 

 少女が言葉を言い終わったと同時に大きな音が響き渡った!少女はうつ伏せになり頭を押さえている。その手が少女にゲンコツをお見舞いしたのだ。

 

 ギン「お姉ちゃん!痛いよぉ!」

 

 少女の姉 白露蒼 が少女の頭を叩いたのだ

 

 蒼「あんたがお化けなんて言うからでしょ!!帰ってくるの遅すぎなのよ!早く帰るわよ!」

 

 少女は自分の姉に引っ張られながら帰って行きました

 

 ギン「明日も絶対にお化け見るぞ!!!」

 

 蒼「うるさいわよ!!」

 

 また大きな鈍い音が響き渡った

 

 

 

 




  ここまでのご愛読ありがとうございます。初めての作品なので下手ですがこれからも頑張って行きたいと思います  

  
  Let's meet again next time


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

竜堂学園七不思議その1 無限回廊

 どうも麻酔屋です。アドバイスを貰ったので今回はそれを意識して書いてみました。でもまだ駄目な所もあるので「こいつ面白くない小説書いてる」や「もっと、ここをこうしろ!」等の意見がありましたら教えて貰えるとうれしいです。それでは注意事項をどうぞ。

  注意事項です
 今回は少し長いです。
 ラブコメ展開はありません。
 なのでヒロイン等はいません。
 主人公は2人います。


 キーンコーン、カーンコーンと学校独特の鐘の音が鳴り響く。今日は竜堂学園の入学式である。約200人近くの新入生達が胸を弾ませながら緊張共に立っている。この佐々木翔もその一人である。身長も平均、スポーツや勉学等も平均と言うある意味凄い普通の男子である。中学校生活では特に活躍もしなかった彼は高校生活では絶対に青春してやる!!と強い思いがありこの学園に入ったのだ。

 そして入学式が終わり、それぞれ入りたい部活等に見学しに行っている頃だ。だがしかし、佐々木君はというと

 

 佐々木「どうしよう!入りたい部活なんて考えて無かった!これじゃあ中学の時と同じじゃあないかー!」

 

 佐々木君は一人寂しく玄関から出たときふとある建物が目に入った

 

 佐々木「あれは…」

 

 その建物とは旧校舎である。佐々木君は何を思ったか知らないがその場所へと歩いて行った。

 

 佐々木「…………ゴクリッ」

 

 佐々木君は唾を飲み込んだ、佐々木君は既にこの旧校舎の噂を知っていたのだ。

 

 佐々木「怖いけど……」

 

 佐々木君は足を震わしながらも足を踏み入れた

 

 佐々木「……外から見るより中は以外と綺麗だな」

 

 佐々木君がゆっくりと歩いていると階段から

 

 ギン「そりゃあ、1週間に1回掃除してるからね」

 

 と少女が歩きながら言った。

 

 佐々木君は目をパチクリさせながらギンを見ている。目の前に髪を二つに括り、頭には探偵が被っていそうな帽子を被っている低身長の女の子があるいてきているのだ。その小さな女の子は佐々木君の目の前に立ってこう言った、

 

 ギン「もしかして、新入生の子?!!」

 

 目をキラキラさせながら言った。佐々木君はすべてを理解したかのような笑みを浮かべて、女の子の身長に合わしながら座り、

 

 佐々木「どうしたの?迷子?お兄さんが一緒に親御さん探して上げるからね。ここから出よう」

 

 と子供を手懐けるかのように言った

その時のギンの顔と言ったら鳩が銅鑼太鼓の音を聞いたかのように驚く間もなく真顔の状態で口が開いてる

 

 ギン「え……私先輩だよ。冗談きついよ君」

 佐々木「ほら、君の親御さん達心配するよ。」

 

 佐々木君は真剣な顔をして言った

 

 ギン「ちょっ!ちょっと待って!いや…制服着てるよね!」

 

 そう言いながらブレザーの内ポケットから学生証を出した

 

 佐々木「すみませんでした!!本当に先輩だとは知らずに!」

 

 新聞部の部屋で頭を深く下げて言った

 

 ギン「分かれば良いんだよ。分かれば!」

 ちょこんと座りイスをクルクルと回転させながら言った

 

 佐々木「すみません、てっきり迷子かと思って、本当にすみません」

 

 ギン「また、言った-!どこからどう見たら迷子に見えるのよ!」

 

 佐々木「本当にすみませんでした!」

 

 ギン「これだから最近の学生は、どうせ君も暇でこんな所に来たんでしょ!」

 

 このギンの言葉は佐々木君の胸に酷く突き刺さった。佐々木君は少し根に持ったらしく

 

 佐々木「先輩、はっきり言いますけどね!」

 

 ギン「なによ…」

 

 佐々木「先輩と僕の身長差は2、30㎝位離れてるんですよ。いくら制服着てても見間違えますよ」

 

 ギン「うっ…………」

 

 佐々木君はギンが最も気にしている事を言ってしまったのだ。

 

 ギン「うぅ……それで君はいったい何しにこんなぼろ屋敷に来たんだい……?」

 

 ギンは今にも泣き出しそうな顔をして尋ねた

 

 佐々木「あ……え、ここに変な噂があるって聞いたもんで、それで」

 ギン「君も怪談好きなの?!!」

 

 ギンはガシャン!と音を立てながらイスから降りて、言った

 

 佐々木「ま…まぁ」

 ギン「良かった!仲間がここに居たよ!」

 佐々木「はぁ……(うわぁこの人と同じにされるなんて嫌だなぁ)」

 ギン「じゃあ、早速これに名前と住所と電話番号書いてね」

 

 佐々木君は不思議な顔をして紙を受け取った。

 

 佐々木「これって……入部届じゃないですかー!!」

 ギン「そうだよ」

 

 ギンは不思議そうに首を傾げていった

 ギン「嫌だってここに来たって事は新聞部に入部したいって事だよね」

 佐々木「別に入部しに来た訳じゃないですし、」

 

 ギンはえー!と大声をだし、イスに座ってまた回り出した。

 

 ギン「じゃあ、何か怪談話してくれたら帰っていいよー」

 佐々木「えー、」

 

 佐々木君は困ったような顔で語り始めた

 

 佐々木「この学園の新校舎に変な噂があるんですよ。」

 ギン「いいね。いいねー」

 

 ギンは急に興味が湧いたようにイスを止め、佐々木君を見る

 

 佐々木「二階の1年生の廊下なんですけど、夜8時頃に学校に肝試しをしに来た子の一人が廊下で行方不明になったんですよ。」

 

 佐々木君は雰囲気を出しながら言った

 

 ギン「それで!それで!」

 佐々木「いや、これでお終いですけど………」

 

 ギンはな~んだ、つまんないなぁと呆れた用に言って立ち上がった

 

 ギン「じゃあ、8時に本舎前に集合だよ!」

 佐々木「え、!なんで!」

 ギン「そりゃあ、お化けを見たいから、後、行方不明になった子も探すから」

 

 ギンは当たり前じゃんと言うような顔で言った

 

 佐々木「何で僕も?!てかっお化けなんて居るはずが無いですよ!」

 

 ギンはその言葉に鋭く反応して、

 

 ギン「お化けはいるよ!」

 

 とだけ、言って部屋を出て行った。

 佐々木君は呆れた顔をして旧校舎を出た

 20時00分、佐々木君は本舎の玄関に立っていた。

 

 佐々木「あぁ、もう!何で僕が……」

 

 とぶつぶつと文句を言っている

 

 ギン「お~い!佐々木くーん!」

 佐々木「えっ、先輩!?」

 

 どこからともなくギンの声が聞こえる

 

 佐々木「先輩っ!どこにいるんですか?!!」

 

 佐々木君がキョロキョロと辺りを見回していると、玄関ホールから声がする

 

 佐々木「えっ、?」

 ギン「佐々木君-、ここだよー!」

 

 玄関ホールにギンが立っていたのだ。

 

 佐々木「ちょっ!先輩!!何で中に!!」

 ギン「いや、だって窓開いてたし、」

 扉を開けながら言った

 

 佐々木「いや。でもっ」

 ギン「良いから入りなよ。早く!」

 佐々木「えっ、あ、はい!」

 

 佐々木君は少し戸惑いながらも入っていく

 

 ギン「確かここだよね?」

 佐々木「はい、1年生教室前廊下なので、ここです」

 

 ギンは佐々木君の言葉を聞いた後、低身長には似合わない大きなカメラで写真を一枚撮った。

 

 ギン「あれ?、何も写ってないよ」

 佐々木「当たり前じゃ無いですか、僕達以外誰も居ないんですから」

 

 佐々木君は呆れた顔をして言った

 

 ギン「ここにお化けが出るって言ったの君じゃ無いか!」

 佐々木「言って無いですよ!用事ないなら帰りますよ」

 ギン「ちぇっ、わかったよ」

 

 ギン達は玄関に向かって歩いて行った。歩いてるときに佐々木君は違和感を感じたらしく

 

 佐々木「先輩、ここの廊下ってこんなに長っかったですかね?」

 

 と不安な顔をして言った。

 

 ギン「この学校広いし、こんなもんだよ」

 

 佐々木「そう…ですよね」

 

 と佐々木君はまたもや不安ように返事をした。

 

 10分位立った頃

 

 佐々木「先輩!やっぱりおかしいですよ!何か後ろから近づいてくる気配しますし!」

 

 ギン「それは私も気づいてるけど…………どうしよう…」

 2人が話している間にも2人の歩く速さに合わせて足音が近づいてくる

 

 佐々木「ちょっ!先輩!近づいてきてますよ!先輩こう言うの好きですよね!足止めとかしてくださいよ」

 

 ギン「そう言うのは後輩がやる事だよ!さぁ、佐々木君!早く足止めをするんだ!男だろ!!」

 

 2人はパニクったのか少し歩く速さが速くなり喋る速さも変わっている、すると後ろから助けてと言う小さな呟きが聞こえた

 

 佐々木「先輩!今……」

 ギン「うん、助けてって聞こえたね」

 

 ギンは目を瞑った状態で後ろを振り向いた

 

 佐々木「な、何をしてるんですか!先輩!」

 ギン「いいから、黙ってて」

 

 そう言うとギンはカメラを構えてフラッシュを炊いた

 すると足音と声は聞こえなくなった

 

 佐々木「え…」

 ギン「ふぅ、良かった。夜にしか出ないって聞いたからもしかしてと思ったんだけど、光に弱いんだね」

 

 ギンは目を開けながら尻もちをついて言った

 

 佐々木「先輩、何してるんですか!早く脱出しますよ!!」

 ギン「何言ってるの、まだ行方不明の子見つけてないじゃん」

 

 佐々木君はまだパニクった状態が続いているのか少し慌てていたのにも関わらずギンは冷静に言った

 

 佐々木「でも!」

 ギン「でもじゃない!早く追いかけるよ!」

 

 ギンは佐々木君の手を引っ張りながら足音が消えた方へと走った

 

 佐々木「ちょっ!先輩、こんな端まで来て何をしようとしてるんですか?

!」

 ギン「ここ怪しいんだよ」

 

 ギンが指を指した所は一見何もないがその壁を叩いてみると他の壁とは違う音がしている。それはまるで誰かが歩いているような音だ

 

 佐々木「この壁、中が空洞なんでしょうか。」

 

 佐々木君は壁をノックをするように叩くと確かにコツンコツンと歩くような音がする

 すると壁から二つの腕が出てきた、

 

 佐々木「うわっ!!」

 

 腕は佐々木君を掴み壁に吸い込もうとしている

 

 佐々木「何ですか!!これ!!!壁に!!!」

 ギン「落ち着いて佐々木君!そんな時はヒッヒッフーだよヒッヒッフー

 佐々木「ヒッヒッフーじゃ無いですよ先輩が落ちついてください!!!」

 

 佐々木君は何とか窓に掴み手から逃れようとする

 

 ギン「佐々木君待ってね!何とかするから」

 佐々木「早くしてください!!!」

 

 ギンはバックの中から何か使えそうな物が無いか探している

 

 ギン「あった」

 

 と言って手鏡と木の棒を出し、

 

 ギン「これでもくらえぇ!!」

 

 と言いながら木の棒で壁を殴った。

すると腕が佐々木君を手放してギンに襲いかかった

 

 ギン「うりゃ!」

 

 と声を出しながら手鏡を壁に向けたすると手鏡から腕が出てきて壁から出た腕を掴んで鏡の中に吸い込んだ

 

 ギン「ハァハァ、やった」

 佐々木「どうなったんですか?!」

 

 佐々木君は何がどうなったか分からないと言う顔をして質問をした

 

 ギン「これはね、無限回廊って言って無限に廊下が続く怪談何だよ。しかも後ろを振り向くと何かに連れて行かれるって話なんだ。だから鏡を向けたら鏡の中の壁を目の前にある壁が見たことになるから逆に鏡に閉じ込めれるっって思ったんだけど成功したみたいだね」

 

 ギンはやりきったぞー!と言う顔をして言った

 

 佐々木「とりあえず一度帰りましょう」

 ギン「だね」

 

 ギン達は廊下を歩きながら玄関についたが何も変化は無かった、いつものほんの少し長い廊下に戻っていたのだ、すると靴箱の近くに行方不明の子らしき生徒が倒れているでは無いか!佐々木君達は廊下とは反対側の事務室にいる先生に生徒が倒れていると言った、先生は驚いて、警察と病院に連絡して、その夜は警察やら救急車等が来て大騒ぎになった。勿論勝手に学校に侵入したギン達もこっぴどく怒られたが何とか目を瞑って貰い無事家へと帰った。

 次の日佐々木君は理事長の部屋に行き、二階の廊下の端の壁がおかしいと話して先生達が見ると綺麗に穴が開いていたのでその日中に工事を済ませたがその壁からは誰かの遺体が出てきたので大騒ぎになった。なぜそんなところから遺体が出てきたのかは誰も知らず、この件は幕を閉じた。

 

 佐々木「はぁ、事情聴取とか初めてされたな、昨日と今日でもの凄く疲れたなぁ、でもまぁ、もうこんなことも無いだろうから忘れよ」

 

 と言いながら背伸びをしながら今日も1人で帰ろうとしている。

 すると佐々木君は旧校舎の方を向いて数秒の間見つめて何を思ったか知らないが走りだした佐々木君は旧校舎に入って新聞部と紙に大きく書かれている部屋の前に立ち止まった

 

 佐々木「…………よし!」

 

 佐々木君は勢いよく扉を開け、イスに座ってクルクルと回っている髪を二つに括った自分よりも遙かに小さい少女の机の上にバンッ!と音を立てて紙を置いた

 

 ギン「どうしたの!?急に!!」

 佐々木「これ、」

 

 佐々木君は少し恥ずかしそうに言った

 

 ギン「これ、、私が昨日渡した入部届じゃん!!」

 佐々木「だから、入部しにきたんですよ、」

 

 またもや恥ずかしそうに言った

 

 ギン「いいの!本当にいいの!!」

 佐々木「だから、入ります!」

 

 ギンはやったー!と子供みたいに喜びながら入部届をポケットにしまった。

 

 ギン「じゃあ、早速この怪談広めてよ」

 

 佐々木君は不思議そうに言葉を返した

 

 佐々木「どんな怪談ですか?」

 

 その内容とは旧校舎の入口にある靴箱に幽霊に困っていると言う内容の紙を入れると解決してくれると言う怪談?だ

 

 佐々木「それ怪談何ですか?!」

 ギン「いいから!いいから!早く広めてこーい!!」

 

 そう言うと佐々木君を部屋から出した。佐々木君はため息をつきながらも本舎に向かった。

 この日から佐々木君とギンの奇妙な日常が始まった




 どうでしたか?初めにもいいましたがもっとここをこうしろ!等の意見がありましたら是非コメントしてください!それではまた次回も見てくれるとうれしいです。


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

竜堂学園七不思議その2 人形さん

   どうも!麻酔屋です!今回は佐々木君視点にしてみました。これも初めての挑戦なのでここを直したら良いと言うコメントがありましたら感想の方をお待ちしております。それでは注意事項と注意をどうぞ

           注意
  今回の作品はハサミが出てきますがハサミの片方とあいまいな言い方ですが、ハサミを分解すると二つに分かれますよね?その片方と言う意味です

    注意事項
  オリキャラ多数
  少しグロい?
  佐々木君視点
  ラブコメ展開無し
  話の展開が急


 僕の名前は佐々木翔(ささき かける)、特に何の変哲も無いただの高校生だ。進学校に受かって晴れがましいリア充生活を満喫できる!と思ったのに……

 

 佐々木「畜生ぉ!何であんな部活に入ったんだよ僕はぁぁ!」

 

 と嘆き悲しんでいる最中だ、本当に何であんな所に入ってしまったんだろうと、思いながら僕は旧校舎へと向かった。旧校舎の一番奥にある扉に大きく新聞部と書かれた部屋が僕が入っている部活の部室だ。特にこれと言った特徴のない部活だが、問題は中身だ。とナレーター気分でいつものように僕は扉を開けた。そこには髪を二つに括った僕より遙かに小さい、いくら制服を来ていても小学生と見間違えるような少女が熱心にパソコンのキーボードを打っている。

 

 佐々木「先輩、どうしたんですか?!その隈」

 

 確かに少女の目のしたにはくっきりと隈(くま)が出来ている。

 

 ギン「最近寝て無くてね。学校新聞明日までに作り上げないと、」

 

 僕の目の前にいる女の子は白露 銀先輩と言って怪談好きな新聞部の部長だ

 。

 佐々木「先輩……新聞作れるんですか!」

 ギン「作れるよ!これでも新聞部部長だよ」

 

 先輩は強く喋りながらも指を動かして、キーボードを打っている

 

 ギン「で、怪談探してきた?」

 

 と低く今にも死にそうな声で問いかけてきた

 

 佐々木「いやっ探してませんけど」

 ギン「じゃあ、探してきて」

 

 いつもとは違う声に僕ははいとだけ返事して部屋を出た

 

 佐々木「それにしても、怪談探せ!って言われてもなぁ、」

 

 と僕は呟きながら、大好物のコルネを買いに売店へ向かった。

 

 佐々木「コルネないかなぁ」

 

 僕は売店でコルネを探している時に隣で話している女子生徒達の話が聞こえた

 

 女子生徒A「ねぇねぇ、人形さんって知ってる?」

 女子生徒B「何それ?w」

 女子生徒A「噂で聞いたんだけどさ、片手に四肢と耳がちぎれた兎の人形を持っている女の子が夜な夜な旧校舎と本舎を歩き回ってるんだって~」

 

 女子生徒は怖そうに喋っていたがあんな体験をした僕にはあまり怖くは無かった

 

 女子生徒A「しかも片手には大きな鋏の片方を持っているんだって!w」

 女子生徒B「何それw怖いw」

 

 と軽々しく言っているが本当に幽霊はいるんだ、と見せつけられた僕にはもしその幽霊に出会ったら怖いなんてものじゃないと思ったら鳥肌がたったのでコルネを買い新聞部へと走った

 

 佐々木「ハァハァ、何で……購買から旧校舎ってこんなに…とおいの…ハァハァ」

 

 僕は先輩、探してきましたと小さく言いながら部屋に入った。すると、先輩からの返事は無くいびき声だけが聞こえた先輩は気持ち良さそうに机にうつ伏せて寝ているではないか。あげくの果てに

 

 ギン「もうそんなに聞けないよぉ」

 

 とまで寝言を言い始めた

 

 佐々木「ハァ~夢の中でも怪談聞いているのかな、」

 

 とため息をつきながら言って椅子に座った、疲労がたまっていたせいか少しずつ目を閉じて遂には寝てしまった。

 何時間寝たんだろうか、初めは仮眠だったつもり何だけど気がついたらもう夜だった

 

 佐々木「はぁ~ぁ…先輩、起きてください。」

 ギン「むにゃむにゃ…………」

 

 体を揺さぶっても中々起きないから僕は

 

 佐々木「先輩!あそこにお化けが!!」

 

 と大きなを声で先輩の耳に向かって言った。すると

 

 ギン「どこどこ!」

 

 と飛び起きて辺りを見回した

 

 佐々木「いませんよ。そんなことよりもう夜ですよ。早く帰りましょう」

 

 ギン「分かったけど、ちょっと待って、」

 

 先輩は耳を澄ませるかのように手を耳に当て何かを聞いている

 

 ギン「何か物音しない??」

 

 と言ってきたので僕も耳を澄ますと確かに床に何かを擦る音が聞こえる。考えていると音は段々と近づいてくる。

 

 佐々木「あの?これ……」

 

 僕が戸惑っていると先輩は何かに怯えるような顔をして「はやく!こっち!!」と言いながら僕の手を握り、少し大きなロッカーに入った

 

 佐々木「っ先輩?」

 

 と聞いても小声で「静かにっ」や「黙って」と言っている。その声が真剣だったため僕も黙ることにした

 ほんの少し立った頃だろうか床を擦る音が消えた。と共に僕は安心感を持ったが先輩は真剣に息を浅くゆっくりしている。僕が

 

 佐々木「先輩もう出ましょうよ。狭いですし」

 

 と小声で言った瞬間、バゴンッ!と言う物凄い音がした。その音に合わせて先輩が僕の口に手を抑えた

 

 佐々木「先輩、分かりました」

 

 僕もさすがにここまで来ると僕も察したので小さく呟いてた黙った。

 五分位たった頃だろうか、今度は小さな足音共に床を擦る音は遠ざかって行った。僕と先輩はロッカーから静かに出た

 

 ギン「ハァハァ、」

 佐々木「ハァハァ、先輩さっきのは?」

 

 僕はまだあの音が少し聞こえるので小さな声で言った。

 

 ギン「君、人形さんって知らないの?!」

 佐々木「え、しってますけど」

 ギン「なら、話がはやいね」

 

 僕は正直驚いている。前にも幽霊は見たはずなのに、こんなにも怖いと感じたことは一度もない。

 

 佐々木「でも、おかしいですよ。僕は小さな女の子だと聞きましたけど、そんな小さな幽霊が例え木だとしても扉を壊せますか?」

 

 確かに普通に考えればそうだ、いくら幽霊でも女の子が扉を一瞬で壊せる筈がない

 

 ギン「あぁ、そうか。佐々木君は鋏を持っているって聞いた?」

 佐々木「はい」

 ギン「人形さんの鋏はね。こーんなにおおきいんだよ」

 

 先輩は子供が大きさを表すように窓の所から約1m50cm程の場所に手をついた。

 

 佐々木「え、でもそんなに大きな鋏女の子が持てますか?」

 ギン「だから、引きずってるんだよ」

 

 僕はそれで納得した、でも一つだけ疑問があるそれを言おうとした瞬間「見ィつヶた」とリズムよく聞こえた。

 

 ギン「佐々木君!」

 

 と言いながら僕の手を先輩は引っ張った。

 

 すると物凄い音と共に小さな女の子が大きな鋏の片方と共に壁を破壊してきた。鋏には血がついているのに気づいた僕は恐る恐る自分の腕を見たすると、幸い切断とまではいかないが綺麗に肘から腕の付け根まで綺麗に切り傷になっている。白い身がゆっくり赤くなっていき、血がポタポタと床に落ちた

 

 佐々木「うわぁぁぁぁぁ!!!」

 

 僕は思わず叫んでしまった。人形さんはその悲鳴を待っていたかのように素敵な笑みを浮かべた。

 

 ギン「逃げるよ!!」

 

 先輩は僕を掴み引きずって行った。それを人形さんは鬼ごっこの鬼が時間を数えるように立ち止まっていた

 

 ギン「ここくらいで良いかな。」

 

 そこは旧校舎一階の西側新聞部とは反対側だ。

 

 ギン「佐々木君?大丈夫??」

 佐々木「大丈夫です。さっきは済みませんでした」

 ギン「そんなことより、人形の四肢と耳を探さないと」

 

 先輩は立ち上がり部屋を物色している

 

 佐々木「あの?」

 ギン「佐々木君も!早く!」

 佐々木「はい!」

 

 僕たちは必死に探した。以外にすべての人形パーツを見つけるのは簡単だった。移動中に人形さんにも見つかりかけたが上手くかわして鋏の片方も見つけた、しかし

 

 佐々木「ハァハァ」

 ギン「佐々木君大丈夫??」

 

 僕は探すことに夢中になっていたため、出血していることを忘れて廊下に倒れてしまった

 

 ギン「包帯持ってたと思うから動かないでね」

 

 先輩は僕に包帯を巻いてくれた。止血と言うよりはただ強く巻いて血が出るのを防いだだけだ。包帯を取ればまた出るだろう。すると床を擦る音が聞こえた。今、この廊下に人形さんがいる、そう確信出来る音だ。実際に人形さんが、廊下の先に見えている。

 ギン「これを渡せば、」

 

 先輩はパーツを人形さんの足元に投げて行く。四肢と耳を投げ終わった時、人形さんは鳴きながら四肢と耳を手に取り兎の人形につけていく。人形さんは鋏を手から落とし、人形だけを残して消えた。

 

 ギン「やったの、かな?」

 

 何も起こる様子はなかったので先輩疲れた顔をしてこっちを向いた。その時、僕はある物を見てしまった

 

 佐々木「先輩!後ろ!」

 ギン「えっ」

 

 何と、人形が立っていたのだ!しかも鋏まで持っている。

 

 ギン「ちょっと待って、去年と結末が違うなんて………」

 

 先輩は僕には聞こえない声で何かを言っていたがそんなことはどうでも良い。あいつを何とかしないと、

 

 佐々木「先輩、逃げてください。僕が足止めをしますから」

 ギン「今の君じゃ無理だよ。」

 

 先輩はそう言ったが僕は立ち上がって鋏の片方を取った

 

 佐々木「大丈夫です。先輩!」

 

 先輩は慌ててたが僕は人形の目の前に立って中段に構えた

 人形が物凄い勢いで飛んで鋏を振りかざしたが僕は刃で受け止め、その勢いで返して綺麗に人形の首を切り落とした。その首は先輩の足元に飛んで言った。その先輩は

 

 ギン「おぉ!!格好いい!!どうやったの?どうやったの??!!」

 

 と子供の用に 飛び跳ねている。

 僕にはその声の後に先輩では無い幼い声がありがとうと聞こえた。

 

 佐々木「はぁ~」

 

 ため息をついて先輩の所へと歩いていった、

 

 ギン「さっきの凄かったよ!!」

 佐々木「小さい頃剣道していたので」

 

 と先輩に説明していると「畜生!あと少しで殺せたのによぉ」と男の声が聞こえる。それは僕だけでは無く先輩にも聞こえている用だ。その声の主は下にある、人形の口がパクパクと動いてるでは無いか。

 

 人形「体とくっついたらまた殺しにかかってやるから覚悟しろよ餓鬼共!」

 

 と人形が言った。そして先輩には言ってはならない言葉まで。

 

 人形「この女も子供見たいに怯えやがって、楽しかったぜ。パンツも子供じみた、くまち……ごぶぁ!」

 と先輩は人形が言い終わる前に人形を踏みつけた。

 

 ギン「それ以上言うとぶち殺すぞ。」

 

 その顔はまるで般若のような顔で声を聞いただけで分かるこの威圧感は人形さんを超えていた

 先輩は針と糸を出して人形の首を縫いつけた

 

 ギン「これでくっつかないね。」

 

 と言いながら人形の口を抑えた

 

 ギン「救急車よぼうか?」

 佐々木「いや、良いです。後で行くので」

 

 と言うと僕たちは学校でて、先輩は髪が長く背が高い先輩とは、真逆の見ただけで大人だと分かる人多分お姉さんだと思うけど、その人に怒られながら人形を持って帰って行った。ぼくは急いで病院に行ったが医師に驚かれて理由を聞かれて、凄く大変だった。部室の壁が壊れかけてたから直そうとしたら逆に壊してしまい腕を切ってしまったと話したらすんなり信じてくれた。そして治療が終わってから家に帰り、寝て次の日授業が終わり新聞部に行くと部屋の前で先輩が待っていた

 

 ギン「おーい!!」

 佐々木「先輩?どうしたんですか?」

 ギン「実はね!部室が改築されました!!」

 佐々木「おぉ!」

 

 先輩は扉を開けてどうだと言わんばかりに見せてきた。それはただ隣の部屋との壁を壊し繋げて家具の場所を変えただけだと見ただけで分かる。しかもソファーの、上には兎の人形の頭が置いてある

 

 人形「よう!佐々木と姐さん!」

 ギン「ようー!」

 佐々木「姐さん?」

 

 先輩の乗りも気になったが人形の姐さんと言うのが気になった.

 

 人形「姐さんは姐さんだろ。クソ佐々木」

 ギン「そんなこと言ったら駄目だよ。 玄さん。」

 人形「分かりました!姐さん!」

 

 僕と先輩への、態度が違うのは別にいいんだが、玄さんって名前、渋い!!

 

 佐々木「あの?、先輩話があるんですが?」

 ギン「なになに?」

 玄さん「あぁ!?」

 

 僕は昨日から思っていた違和感をここで言おうと思い、

 

 佐々木「先輩は何であんなに人形さんのことについて知っていたんですか?!」

 ギン「…………」

 玄さん「それは姐さんが怪談が好きだからだろうが!」

 

 僕は玄さんの言葉を無視した。すると先輩は急にブラウスを脱ぎ始めた

 

 佐々木「ちょっ!先輩!」

 玄さん「姐さん?!」

 

 先輩はブラウスを脱いで背中を見せてきた、そこには左肩から右腰の端にかけて大きな傷が会った。傷を見せた後先輩は急いでブラウスを着た

 僕は驚いて声も出なかったが何とか、

 

 佐々木「先輩、その傷……」

 

 と言った。

 

 ギン「私が入学したての頃、新聞部の皆で、まぁ私を合わせて四人しかいなかったんだけど夜まで残って新聞を仕上げていたんだ。するとね床を擦る音が聞こえてきてその後に人形さんに会って皆生き残ったんだけど私だけ大きな傷が出来ててね。それで……」

 

 場が凄く気まずくなった。玄さんすら喋らなくなった。すると先輩が

 

 ギン「そんなことはどうでも良いんだよ!!!これとこれ!各場所の掲示板に、貼ってきて玄さんと一緒にだよ。ほら早く!」

 

 僕たちは外に出された。何でそんな怖い思いをしたのに怪談に思いを入れるんだろうかと疑問が出たが先輩は変な人だから仕方ないと言う答えになっていない答えを自分に言い聞かせながら玄さんを抱えて掲示板に走った




  どうでしたか?新しい挑戦なので不安でしたが自分的には良くかけた方だと思います。私個人の用事で中身を詳しくかけてなくて済みませんでした。話の展開が急すぎて読みにくかったと思いますがこれからもどうぞよろしくお願いします。


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

竜堂学園七不思議その4 番犬チル前編

  どうも麻酔屋です。投稿遅れてすみません。私の事情により遅れて、しかも誤字脱字等があるかもしれません。来週からはきちんと作成するのでご了承下さい。
   
    注意事項です。
   
   誤字脱字があるかもしれません。
   短いです。
   ラブコメ展開はありません。
   話の展開が急です。
   これは前編です。


 夜10時頃竜堂学園では、事務室で作業をしている男性がいた、その人は

 「あぁ、電気消して帰るか!」

 と言って部屋を出ると事務室の反対側の廊下に何かが動いているような影が見えた。その夜は月明かりがとても綺麗で満月に近い形をしていた。月明かりで影が見えたのだ。その影は物凄いスピードで動いているのが分かる。その影は角を曲がりこちらに近づいてくるがはっきりと分かった。男性は走り出した。男性は後ろに何かが要ると言うことだけは分かったがそれが何かまでは分からなかった怖すぎて振り向けなかったのだ。男性は校舎から無事に出た。後ろを振り返ると何もいなかったのでため息共に安心感が出た。その時体に痛みが走ったのだ。痛みのもとを探すと右足の太股から外側に食いちぎられた傷が出来ていた。その傷から紅い液体が勢いよい良く出るのと同時に男性は叫び声を上げて倒れた。

 

 

 

      次の日

 

 

 

 佐々木「先輩聞きました?パチンッ」

 ギン「何を?パチンッ」

 佐々木「事務室の管理人さんが昨日学校で何かに襲われた件ですよ。パチンッ」

 ギン「あー、その事ね。パチンッ」

 

 と二人はのんきに将棋を指しながら話している、そしてギンが「その事なら先生達の方から手紙届いてるよ」と

歩を指しながら言った。

 

 佐々木「僕は貰ってませんよパチンッ」

 と言うと

 ギン「だって怪談部宛だからね。パチンッ」

 佐々木「えっ…!」

 

 佐々木君の手が止まった

 

 ギン「多分、校舎内で起こった事だし、襲われた本人の、発言も曖昧だから、警察も取り入ってくれなかったから最終的に噂でも信じるしか無かったんだろうね。今日下駄箱みたら入ってたんだよね。」

 

 と言うと「これ詰んでるね」言いながらソファーに寝転んだ。

 

 佐々木「で、先輩は調査でもするんですか?」

 

 と悩みながら聞くとギンは「用事あるから調査お願いね」と言って立ち上がった

 

 佐々木「えっ!ちょ!何で」

 ギン「今日一日だけ玄さん貸してあげるから」

 

 ギンは、机の上でのんびりと日向ぼっこをしている玄さんを佐々木君の膝の上に置いて、部屋を出て行った。

 

 玄さん「ちょっ!姐さん?」

 玄さんは「こんな奴と一緒だなんて嫌ですよ!姐さん冗談ですよね!姐さーん!!」と叫びながらじたばたしている。佐々木君は「はぁ」と言いながらメモ帳とペンをポケットに入れ家に電話を掛けた。

 

 夜九時頃、佐々木君は怯えながら玄さんを抱いて校内を探索していた。

 

 佐々木「まさか、親からOKもらえるなんて…………」

 

 佐々木君は後悔しながら歩いている。

 玄さん「まぁ、ドンマイ。……」

 

 するといきなり

 

 玄さん「おい!佐々木!!獣の匂いがするぞ」

 

 とクンクンと玄さんの鼻がなった。すると確かにたったったっ!と足音が聞こえ、はぁはぁ、と獣のような息使いの音が聞こえる。佐々木君は全速力で逃げた。




  どうでしたか?読みにくかったと思いますが。来週からはきちんとしますのでそこの所はご了承下さい。


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

竜堂学園七不思議その4 番犬チル中編

   どうも麻酔屋です。今回も短いですが読んで下さると嬉しいです。それでは注意事項です

    注意事項
  今回はギンちゃんは登場しません。
  ラブコメ展開はないです。
  短いです
  誤字脱字等あるかも知れません


 佐々木「う…………ここは」

 

 辺りは真っ暗で灯りは一つもない。よく見ると薄汚れた壁に段ボール箱や木箱、絵画等がおいてある。だが、玄さんらしき人形は見つからなかった。

 

 佐々木「う、、何で僕はこんな所に………確か先輩の頼みで学校を探索していて、何かに追いかけられてから………そこから確か……………」

 

 

       回想

 

 

 僕は何かから走って逃げていた。

 

 佐々木「なにあれ!ハァハァあれが管理人さんを襲った犯人!?」

 玄さん「多分。、そうだろうな。犯人と言うよりは犯獣じゃねえか」

 

 と玄さんは笑いながら言うけど今は笑えない!!玄さんを持って走ってるのは僕なんだからすごく疲れる。

 僕は二階へ行き三階へ行き6階まで行った。だが獣のような何かはずっと追いかけてくる。もうトラウマになりそうだ。疲れてきたもう諦めようと思ったとき

 、

 玄さん「佐々木!そこの部屋、入れ!」

 

 えっ?と答える僕に玄さんは「早く入れ!」強く言ったから僕は止まってその部屋に入った。

 

 

 

 

 

 

      回想終了

 

 佐々木「そうだ!あの時だ。」

 

 佐々木君は納得して、壁等を叩いている。「ホラゲーとかなら壁とかを皿で削れるんだけどな」と苦笑しながら言っている。

 

 佐々木「どこにも扉なんて見あたらないよ。部屋に入ったから絶対に扉があるはず何だけどなぁ。」

 

 佐々木君は壁を蹴ったり、段ボール箱を除けたりして出口を探している。すると少し光の線が見えた。佐々木君は「ん??」と言って近づいてその光の辺りを見るが何も光を出す道具なんてないと思いふと上を見上げた。

 すると

 

 佐々木「えっ!あれって!!!」

 

 そこには確かによ人間の目が大人一人は通れそうな小さな扉から覗いているのが見えた。その目は僕と目があった瞬間バッ!と後ろに下がって身を隠し小さな扉を閉めた。

 

 佐々木「あそこに出口が………」

 

 佐々木君が立っている場所から出口までは約5メートルくらいある佐々木君が170cmだから全く届かないのだ。

 

 佐々木「どうしよう………段ボール箱を置いて届かないかな。でもすぐに底が抜けそう」

 

 と一人でブツブツ言いながら色々試しているが時間がたつにつれて少しずつ諦めて行った。何をやっても届かなかったのだ。

 

 佐々木「はぁ、、結局見つかってのは小さな排気口だけだし、段ボール箱は、全部中身がないから底が抜けるから、ダメ出し………こう言う時先輩ならどうするだろうか」

 

 と言っていると上から何かが落ちてきた。それは凄く見慣れた物でいつも触っている物だった

 

 玄さん「いてててっ、」

 佐々木「玄さん!!!」

 

 その時の佐々木君にとっては何よりも頼れる物だったのだ。

 

 玄さん「よう!どうした!」

 佐々木「生きてたんだね!!良かった。」

 玄さん「泣くなよ。てか元々生きてないし」

 

 佐々木君はそうだったねと言いながら泣き止んだ

 

 佐々木「玄さん!頼みがあるんだけど」

 玄さん「あぁ、分かってるぜ!」

 

 一人と一匹?は心が繋がってるかのよう二、うなずき声を揃えて

 

 佐々木・玄さん「ここから脱出するぞ!」

 

 と言った。

 

 玄さん「で?格好つけたのはいいが、何か考えてるのか?」

 佐々木「それが考えてないんだよね」

 玄さん「やっぱお前は佐々木だよな!」

 佐々木「どう言う意味!?」

 




   どうでしたか?今回はギンちゃんは登場しませんでしたけど、次はギンちゃんの可愛いシーンを登場させたいと思いますよ。それでは来週も読んで下さると嬉しいです。


目次 感想へのリンク しおりを挟む




評価する
※目安 0:10の真逆 5:普通 10:(このサイトで)これ以上素晴らしい作品とは出会えない。
※評価値0,10についてはそれぞれ11個以上は投票できません。
評価する前に
評価する際のガイドライン
に違反していないか確認して下さい。