東方夢輝標 (味噌神のスペリア)
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始まり
僕の目覚め


僕はある夢を見る…それは森に囲まれた場所で

ある女の子と遊ぶ夢を…その女の子の笑顔が可愛いかった…

けど、誰だか知らない彼女…ゆっくりとその彼女が遠く感じる。

僕は手を伸ばし叫ぶが彼女がまた遠くなる…

僕は叫ぶ「待って!」と…すると彼女は振り向き

何かを口にするが僕には何も聞こえなかった。

光が強くなり僕は目を閉じそして目を開けると

見覚えがある天井だった。

 

そこは自分の部屋の天井、朝日が差し込み

眩しい朝日が感じる。

 

「…夢?…あの夢か」

 

僕は起き上がると昨日のことを思い出していた。

 

「そうだ…小説の続きが書けなくてそのまま寝てたんだった」

 

昨日は小説の続きが書けなく少し休憩してから書くつもりだったが寝てしまったようだ。

 

僕の名は藤井 健太…19歳のフリータである

趣味は小説を書くことだけど最近 スランプなのか小説が書けないでいる。

 

「バイト以外に外に出ないしな…久し振りに外に出ようかな」

 

僕はパジャマから私服に着替え外に出た。

外に出たが何処に行くか考えてもないし…友達もいないから遊ぶ相手もいないボッチだ。

 

「はぁ…彼女が居たらどれだけ嬉しいかな…せめて友達が欲しい」

 

ブー!ブー!とバイブの音がすると

僕はケータイを取り出しケータイ画面を見る

ただ歩きながらのケータイは危ないことはわかっているが

あるメールには誰から来たメールとか分からず差出人は誰もいない…迷惑メールだと思って消そうとすると急に目眩に襲われた。目眩が強くなり僕の意識は失った。

 

 

 

ゆっくりと意識が戻り僕はゆっくりと目を開ける

僕は何をしていたんだろう?と…よく分からない

ただ目眩に襲われ意識を失った所までは覚えているが

そこからは何も覚えていない。

自分の部屋にいる?…僕は外で意識を失ったはずなのに

僕は分からずボーとしていると突然ドアが開き一人の少女が入って来た。

 

 

?「健太!早く起きなさい!学校に遅れるわよ!」

 

僕は彼女を見た瞬間、口が開く。

 

「霊夢…」

 

霊夢「あら?起きていたのね?珍しいわね…でも起きたなら早く用意をしなさいよ」

 

彼女は部屋から出ると僕は考える。

何故、僕は彼女の名前を知っているのか?

…僕が寝ぼけていたから?…彼女は博麗霊夢…僕の家の隣に住む幼馴染みで同じ学校に通うクラスメイト…やっぱり僕の勘違いかな?多分疲れていたんだろうと僕は頭の中で考え学校に行く用意をした。

リビングに行くとそこにはエプロンを着た霊夢の姿があり

テーブルには美味しそうな料理が並べられていた。

 

霊夢「早く食べなさいよ?早くしないと遅刻よ」

 

「あ、うん…そうだね」

 

僕は椅子に座り手を合わせた。

彼女が作った料理を食べる…すごく美味しい

それしか言葉に出来なかった。

僕は残さずちゃんと食べごちそうさまをして

洗面所に向かい歯を磨き霊夢の元に行くと彼女は鞄を持ち学校に行く準備をしていた。

 

霊夢「遅いわよ」

 

「ごめん!今行くよ」

 

僕も鞄を持ち霊夢と一緒に家を出て学校に登校する。

 

霊夢「しかし、アンタはもう少し危機感を覚えなさいよ?」

 

「そうだね…霊夢がいるから助かってるね…いつもありがとう!霊夢!」

 

霊夢「う、うるさい!アンタがだらしないからよ!おばさんにアンタの事を任されているから仕方なくよ!勘違いしないで!」

 

「わ、わかってるよ!あんまり大声で叫んだら…」

 

?「おーい!そこの熱々のお二人さん!おはようなんだぜ!」

 

後ろから現れたのは金髪の少女…僕と霊夢の友達の霧雨魔理沙だった。

 

「あ、魔理沙…おはよう」

 

魔理沙「あぁ!健太、おはようだぜ」

 

霊夢「何だ…魔理沙か」

 

魔理沙「何だって酷いんなんだぜ」

 

「あはは…魔理沙、今日は早いね?いつもなら遅刻ギリギリなのに」

 

魔理沙「今日は早く起きれたんだぜ!って遅刻ギリギリとか言うんじゃない!」

 

魔理沙は僕の背中をポカポカと殴るがあんまり痛くはなかった。

 

霊夢「早く行くわよ?」

 

魔理沙「そうだな!急ぐぜ!」

 

「ちょっ!待ってよ!」

 

僕たちは学校まで走り出した。

 



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許婚が現れる

僕たちが通う学校…【幻想学園】生徒数は少ないが何故か無くならないのが不思議な学園である。

 

霊夢「どうしたのよ?ボーとして」

 

「え?いいや…ちょっと考えごとしてた」

 

僕は取り合えず何も考えずに霊夢のあとに続き

自分たちの教室に向かう。

すると、教室の前で二人の少女が立っていた

一人の少女は僕たちを見ると笑みを浮かべながら近付き

そして、少女はこう言った。

 

?「貴方が藤井健太かしら?」

 

少女はそう言うと僕は頷くと霊夢が入って来た

 

霊夢「アンタ?誰よ」

 

?「私はレミリア・スカーレットよ…そうね…藤井健太の許婚になるかしらね」

 

その言葉に僕と霊夢は口を開け唖然となると僕は叫ぶ。

 

「ちょっ!ぼ、僕に許婚!?何も知らないよ!?」

 

レミリア「それはそうよ…私も今日聞いたのよ?何でも、アンタの祖父と私の祖父が孫の結婚相手の約束をしたらしくてね…私もビックリしたわ…最初は嫌だなって思ったけど、アンタは嫌な感じがないし、私の物になることを許してあげるわ」

 

僕のじいちゃんとスカーレットさんの祖父との約束?

いやいや!じいちゃん!何も聞いてないよ!!

つうか、じいちゃんと会ったことなんて数回しかないし!

 

僕がそう思っていると霊夢が叫ぶ

 

霊夢「アンタ?いきなり何を言ってるのよ?それにコイツのことを知らない癖によく言えるわね」

 

レミリア「あら?誰かしら?私はフェアンセの健太に聞いているのよ?アナタには関係ないわ」

 

霊夢「私はコイツの幼馴染みよ…それにアナタは健太を物にしか見ていない奴にコイツは渡せないわ」

 

レミリア「私に文句があるみたいわね…いいわ…今日の所は引くわ…行くわよ咲夜」

 

咲夜「はい、お嬢様」

 

咲夜と呼ばれた女性は僕たちに頭を下げスカーレットのあとについて行くと霊夢は僕の肩を掴んで体を揺さぶる。

 

霊夢「あ、アンタ!アイツは誰なのよ!それに許婚ってなによ!」

 

それは僕が聞きたい…それにスカーレットって

 

?「レミリア・スカーレット…三本の指に入る程の金持ちでスカーレット家はかなりの有名な実業家ですよ」

 

「あれ?文?」

 

文「はい!ジャーナリストの射命丸文ですよ!それにしても健太君!ちょっとお話いいですか!」

 

霊夢「文!邪魔しないで!今はコイツと話してるのは私よ!」

 

クラスメイトでジャーナリストを目指している射命丸文

文に捕まると長くなるし霊夢は怒っている。

僕は取り合えず霊夢と文を落ち着かせる

すると、霊夢は昼休みに話なさいよって言い席についた。

取り合えずは助かり僕も席についた。



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昼休み

授業が終わり昼休みの時間、今日は食堂のカレーが食いたい気がして来たが…まずは霊夢の機嫌を取ることが重要かも知れない。

僕は霊夢の所に行くとムスッとした霊夢がいた

僕は霊夢に声をかける。

 

「霊夢?一緒に食堂に行かないか?」

 

霊夢「…わかったわ…食堂で話を聞くわ」

 

霊夢は立ち上がり一緒に食堂に行こうとするとある少女が僕たちに声をかける。

 

?「霊夢さんに健太君…ちょっといいかしら?」

 

声をかけたのはクラスの委員長をしている

古明地さとりであった。

 

「え?どうしたの?さとり」

 

霊夢「何かあったの?私たちは急いでいるのよ」

 

さとり「そこまで時間は取りませんよ…健太君、明日何ですがまたこいしを預かって貰えないでしょうか?」

 

「こいしちゃんを?」

 

さとり「はい、明日は私が用事で遅くなるんですよ…それまでこいしと遊んであげて貰えないでしょうか?」

 

さとりとは小学生の頃の仲で妹のこいしちゃんはよく僕の家に遊びに来る。

明日は休みで何もする予定はないし

僕はいいよ!って返事をするとさとりは頭を下げありがとうございますと言い僕たちの前から消えた。

 

霊夢「行くわよ」

 

僕は霊夢のあとについて行くそして食堂につくと

霊夢はきつねうどんを頼み僕はカレーを頼んだ

料理が出てきて僕たちは食べながら会話をする。

 

 

霊夢「健太、スカーレットが言ってた話どうするのよ?」

 

「そうだな…」

 

僕は、彼女のことを何も知らない何処のクラスも知らないし

まず上から目線の人はあんまり好きじゃないし

僕はカレーを食べながら考え霊夢に言った。

 

「取り合えずは保留かな?僕は彼女のことを知らないしね」

 

すると霊夢はそう…と言ってうどんを食べる

昼休みが終わり授業も終わり僕と霊夢が帰ろうとすると魔理沙が現れる。

 

魔理沙「なぁ、霊夢?今日さ…お前の家に泊めてくれないか?」

 

霊夢「え?嫌よ」

 

霊夢は即答で答えると魔理沙は僕に言う。

 

魔理沙「健太…今日だけ泊めてくれないか?」

 

何故か魔理沙の顔が不安な顔をしていた何かあったんだろうと思い僕は魔理沙に答える。

 

「いいよ」

 

魔理沙「ほ、本当か!ありがとうなんだぜ!じゃあ、服を取りに行ったら行くんだぜ!」

 

魔理沙は笑顔で答え走り去ると霊夢はため息をこぼし僕に言う

 

霊夢「健太は甘いわね」

 

「まぁ、魔理沙がそこまで言うから何かあったんだよ」

 

霊夢「なら、私も泊まろうかしら?」

 

霊夢は笑みを浮かべながら言った

魔理沙と霊夢なら泊まっても問題ないと思い了承した。

そして、霊夢も一旦家に帰り僕は家に帰るとリビングの部屋

を掃除することにした。



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霧雨魔理沙編
虐待


僕はリビングの掃除を終えるとチャイムが鳴り僕はドアを開けに行く…ドアを開けるとそこには魔理沙が居た。

 

「魔理沙 いらっしゃい」

 

魔理沙「お邪魔するぜ」

 

僕と魔理沙はリビングに行き僕は取り合えずお茶を出すことにした。

 

魔理沙「やっぱり健太のお茶はうまいんだぜ」

 

「そうか、ありがとうね」

 

美味しいと言われると嬉しくなるただ普通なのに

何故か彼女から違和感を感じていた…いつもより元気が無く

顔に赤くなった場所があることに気付いたが…

僕は聞いてもいいんだろうか…僕は無言になると魔理沙が口を開いた。

 

魔理沙「急に言ったから迷惑だったか?」

 

「え?いや、そんなことないよ?ただ…いつも魔理沙なら言わずに家に来るのにどうしたんだろうって…」

 

すると、魔理沙は目を閉じ覚悟を決めた顔で僕の顔を見る。

 

魔理沙「実はな…」

 

すると、魔理沙は服のボタンを外すと僕はとっさに目を閉じた

 

「ちょっ!?ま、魔理沙!何で服を脱ぐの!?」

 

魔理沙「いいから!見るんだぜ!!」

 

僕はゆっくりと目を開け魔理沙を見ると僕は目を疑ってしまった…それは、魔理沙の体には傷らしき痕があったからだ…

殴られた痕…何かで叩かれた痕…青く腫れた痕もあった…すると、魔理沙は口にする。

 

魔理沙「実はな…私には父親がいないって知ってるだろ?」

 

「う、うん…」

 

魔理沙には父親がいない…昔に事故で亡くなったと聞いたからだ。だからといって彼女の体が傷だらけはおかしいと思った。

 

魔理沙「母さんが…新しい人と再婚することになったんだ…」

 

魔理沙の母親は新しい父親と再婚することになったがその父親がDVなどをする奴で魔理沙はそのDVの対象になってしまい…折角再婚した母親には相談出来ず毎晩、父親に殴られているらしい。

 

「ふざけるなよ…ふざけるなよ!!」

 

僕は思い切り壁を殴った…不甲斐ない…僕は友達の変化に気付かなかった…。

 

魔理沙「…健太」

 

僕は魔理沙に近付き頭を撫でた。

 

「魔理沙…今日から僕の家で暮らせばいい…僕はもう魔理沙が傷つくのを見たくないんだ!」

 

魔理沙「け、健太…う、うッ…!!」

 

魔理沙は我慢していた分沢山泣いた…僕が出来ることは彼女を守る…ただ僕は覚悟を決めた。

 

その後、霊夢がやって来て僕は霊夢に魔理沙のことを言うと

霊夢も怒りを出していた。それは当然だ…

霊夢は魔理沙の親友…怒ることはわかるがまだ時期は早い

父親がDVをした証拠がいるからだ…魔理沙の傷を証拠にしても、友達と喧嘩して傷ついたとか言われたら証拠にもならない…決定的証拠が集まるまでは魔理沙を家であずかる。

あ、明日、こいしちゃんが来るんだった…まぁ、説明すればいいか…。

 

魔理沙と霊夢は僕の部屋を貸し僕はリビングのソファーで寝ることにした。

明日から頑張ろう…また彼女が元気になる為に僕は頑張ることにした。

 

 




次回から分岐点…皆さんの感想で物語の結末が変わります。


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こいし現れる

僕はゆっくりと目を覚ますと腰辺りが痛く感じた

昨日から魔理沙と霊夢が泊まっているから僕はソファーで寝たからだ。朝の7時ぐらい学校も無いし…今日はこいしちゃんが来るから晩御飯はどうしよかなと考えているとチャイムが鳴り

僕はパジャマのままで玄関に行きドアを開けるとそこには少女が居た。

 

?「遊びに来たよ~」

 

「あ、こいしちゃん いらっしゃい!」

 

来たのは、さとりの妹のこいしだった。

 

「早いね?こいしちゃん」

 

こいし「お姉ちゃんがもう出掛けたから、暇だったし遊びに来た~」

 

こいしは笑顔で答えると僕は取り合えずこいしを中に入れることにした。

 

こいし「あれ?お兄ちゃん、リビングで寝てたの?」

 

「友達が泊まっているから部屋を貸してるんだよ」

 

僕はソファーに置いた布団をたたみソファーに座れるようにした。

 

 

「何して遊ぶ?ゲームしかないけどね」

 

テレビに置いたゲーム機しか無く遊び道具はそれだけしかない。

 

こいし「じゃあ、ス○ブラがやりたい!」

 

「オッケーだよ」

 

僕はス○ブラをゲーム機に入れ画面をつけゲームをすることにした。すると、二階から誰かが下りて来る音が聞こえ僕は後ろを振り向くとそこにはパジャマ姿の霊夢と魔理沙が居た。

 

こいし「あれ?霊夢に魔理沙だ!」

 

魔理沙「お?こいしか?何故、ここにいるんだ?」

 

霊夢「あ、昨日 さとりが言ってたわね」

 

霊夢は忘れていたみたいだったが思い出したのか笑う

取り合えず僕は三人にお茶を出すことにした。

 

「はい、お茶だよ」

 

霊夢「はぁ~美味しいわ」

 

魔理沙「一家に一台ほしいよな」

 

こいし「お兄ちゃん?私の家で執事しない?」

 

美味しいは嬉しいが僕は家電製品でもないよ!あと執事は僕には合わないから止めとこう。

霊夢と魔理沙も起きてから僕たちは四人でス○ブラをすることにした。

僕は緑の剣士、魔理沙はキノコのお姫様、霊夢は波動を使う獣、こいしは赤い帽子をつけた髭おやじでプレイした。

 

霊夢「負けないわよ!」

 

こいし「燃やしちゃうよ!」

 

魔理沙「弾幕はパワーだぜ!」

 

「負けたりはしないよ!」

 

僕たちは白熱とした試合をする

そして、お昼になると流石にお腹が空いた。

朝は何も食べてないから流石にお昼は食べないといけない

 

霊夢「そろそろお昼ね…」

 

魔理沙「お昼はどうするんだぜ?」

 

こいし「私もお腹空いたー」

 

冷蔵庫の中は確かあんまり入っていなかった気がするし

夕方に買い物に行く予定だった。

僕はある選択をすることにした…

 

・外に食べに行く

・出前を取る

 

この二つである。

さて、どうしよかな…




今日のお昼までには続きを書きます。
分岐点が出ました。
感想に・のどちらかを書いてください。
そしたら、物語が動きます。


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分岐点・外に食べに行く

外に食べに行く…つまり外食に決定した。

 

「久し振りに外食にしよう…何が食べたい?」

 

霊夢「気分的にはパスタかしら?」

 

魔理沙「私は何でもいいんだぜ」

 

こいし「私もパスタがいいー」

 

パスタが食べれる場所か…なら、近くにパスタ屋があったはず…僕たちは取り合えずそのパスタ屋に行くことにした。

 

外は春なのに暑い日差しで暑く感じる…夏が近くなった証拠でもある。

 

霊夢「あんた、たまには外食とか考えるのね?」

 

「たまには楽がしたいなーって思う時はあるよ?まぁ、たまにだけどね」

 

料理は僕と霊夢が交代で作っているし…

だから、外食は霊夢がいない時にたまにはしかない

僕たちはパスタ屋につくと中に入る。

お昼だがお客は少なくすぐに席に座れた

 

「さて、何にしようかな」

 

霊夢「私はトマトパスタにするわ」

 

魔理沙「私はキノコのクリームパスタだぜ」

 

こいし「鮭とほうれん草のクリームパスタにする!」

 

「じゃあ、僕はペペロンチーノにしよう」

 

僕たちは食べるものを決めて少し雑談をしていると

皆が注文したパスタが来て僕たちは食べる。

 

パスタは美味しかった…このパスタはいつか作ってみたいと思った。僕たちは食べ終わると会計に行くと何か揉め事があった。

 

定員「お客さん 困りますよ?お金がないのに注文するなんて」

 

?「あれ?財布はちゃんと入れて来たはずなのに…」

 

どうやら、金髪の少女が財布を忘れて来たらしい

僕は財布を出し少女の元に行く

 

「これで足りるかな?」

 

僕は財布から1000円を出して少女に渡した。

 

?「え?いいの?」

 

「困っているみたいだからね」

 

金髪の少女は少し考えると1000円を受け取り

少女の会計が終えると僕たちの会計も終える

 

?「ちょっといいかな?」

 

「ん?どうしたの?」

 

金髪の少女は僕の会計を終えるのを待っていた

少女は笑顔で僕に言った。

 

?「ありがとう!お兄さん!私、フランって言うんだ!お兄さん名前は?」

 

「僕は藤井健太だよ」

 

フラン「健太お兄さんだね!ちゃんとお礼しに行くから待っててね!」

 

フランは手を振りながら僕たちの前から消えると霊夢が話しかける。

 

霊夢「本当に甘いわね」

 

魔理沙「まぁ、それが健太のいいところだぜ」

 

こいし「お兄ちゃん優しいね!」

 

「あはは…さて、晩御飯の買い物をして帰ろうか!」

 

僕たちは晩御飯の買い物をして晩御飯は鍋にすることにした

9時ぐらいにはさとりが迎えに来てこいしはさとりと一緒に帰った。霊夢も今日は帰るらしいがまた朝に来るらしい

魔理沙にベッドを貸し僕はソファーで寝ようとしたら…

 

魔理沙「け、健太!ベッドに…一緒に寝ないか?」

 

最初は断ったが魔理沙の涙目に負け僕は一緒に寝ることにした。

恥ずかしくて僕は寝れずに遅くまで起きていた。



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魔理沙を助けろ!

目を覚ますとベッドには魔理沙の姿はなかった

時計を見ると10時ぐらい…多分リビングに居るか

僕はパジャマから私服に着替えリビングに行くとそこには、

朝ごはんだろうかご飯茶碗と味噌汁の茶碗に焼き鮭とのりが置かれていた。

だけど、魔理沙の姿はなかった。

 

僕は机に置かれた一枚の手紙を見つけそれを読む

それは魔理沙からの手紙だった。

 

『この手紙を見てるってことは私はそこには居ない…まぁ、健太の迷惑になるかも知れないから私は家に帰ることにするよ…怖いけどさ…母さんもいるから、それに…まぁ、少しだけお世話になってたんだぜ! ありがとうな健太』

 

僕は手紙を持ち急いで魔理沙の家へと急ぐ僕の感情が急かせて来るからだ。

魔理沙が危ない!そんな感情が出ている。

魔理沙は父親のDVに苦しんでいる…そして、DVの対象が母親になるかも知れない魔理沙は自分を犠牲にしようとしている!僕は魔理沙の家に急ぐ…もっと速く!もっと速くだ!

僕は無理矢理に体を動かし魔理沙の家へと向かう。

 

魔理沙の家の前につくとバタン!と大きな音がしている

微かに魔理沙と女性の声がする。助けて!止めて!の声が…

僕はドアノブを回すが鍵がかかっている。

僕は慌てて魔理沙の家の庭に行きそこで、近くの石を拾い自分の服を脱ぎシャツ一枚になるとその服に石を包み服を回しながら思い切りガラスに叩きつけた。

 

パリンッ!とガラスが割れあとは僕は力任せにガラスを割り

庭の扉を開け中に入るとそこには鼻から血を流す魔理沙の姿と男に背中を踏まれている魔理沙の母理沙さん…僕は思い切り助走をつけて男の顔を目掛けて思い切り殴った。

 

男「なっ!ぐぇ!?」

 

男は僕の存在に気付かず油断していたから僕の拳が男の顔を捕らえ男は後ろの壁まで飛び壁にぶつかり気絶した。

 

「はぁ…はぁ…魔理沙!!」

 

僕は魔理沙に寄り魔理沙を抱き締める。

 

「ごめん…ごめんね…魔理沙…助けるって言ったのに…」

 

僕は悔しかったもっと速ければ魔理沙も理沙さんも怪我をせずに済んだかも知れないかった。

 

魔理沙「えへへ…健太、ありがとうな…助けてくれて」

 

魔理沙は僕にお礼を言った…だけど、僕は魔理沙をと思っていると魔理沙は言った。

 

魔理沙「今、生きてるのは…健太のお陰なんだぜ?…母さんも助けてくれてありがとうなんだぜ」

 

理沙「うっ…魔理沙!」

 

理沙さんも意識が戻り直ぐ様魔理沙にかけるよると魔理沙を抱き締める。

 

理沙「魔理沙…ごめんなさい…私が間違っていたわ…これからは魔理沙しか見ない…もう間違った選択はしないわ!

健太君もありがとう!魔理沙を助けてくれて…本当にありがとう!」

 

「僕は友達を…大切な仲間を守りたい…ただ体が動いただけですよ」

 

その後、魔理沙と理沙さんは無事に警察に保護され病院に行くが大した怪我も無くすぐに家に帰れたがガラスをバラバラにしてしまい…取り合えずは僕の家に招待した。大工さん曰く明日には修理が終わるからそれまでは家に…

 

そして、魔理沙の義理の父親は警察に捕まり刑務所に送られた。何でも危ない組織との関わりがある人物らしく証拠がなかったから逮捕出来ずにいたがこの事件で逮捕され組織も壊滅までに追い込むことが出来たらしい。

 

翌日の新聞に僕と魔理沙が載っていることはまだ僕たちは知らない。

 

 

 

 

夜、リビング

魔理沙は健太が寝ているリビングのソファーに行くと

そこには爆睡をしている健太の姿があった。

 

魔理沙「健太…ありがとうな…お前は私の王子様だったんだぜ」

 

魔理沙は寝ている健太の額に唇をつけ魔理沙は顔を真っ赤にして健太の部屋に行った。



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ヒーロー!?

目を覚ますと僕は日常に戻っていた。魔理沙を助けることができ僕はそれだけで少しの安心があったが今日は学校の日

僕は制服に着替えるとリビングには魔理沙の姿があった。

 

魔理沙「おはようなんだぜ!」

 

「おはよう!魔理沙」

 

魔理沙は笑顔で挨拶をしたから僕も笑顔で挨拶をする。

 

魔理沙「今日から学校だが大丈夫か?」

 

「僕は大丈夫だけど、魔理沙は大丈夫?無理なら休んだほうがいいよ?」

 

魔理沙「大丈夫なんだぜ!私は元気だぜ」

 

取り合えず魔理沙が大丈夫ならいいが…魔理沙は殴られた傷もあるから治ってからのほうが僕はいいと思ったが彼女が大丈夫なら言わない。

 

「さて、魔理沙?学校に行こうか!」

 

魔理沙「了解なんだぜ!」

 

僕と魔理沙は家から出るといいタイミングで霊夢が現れた。

 

霊夢「あら?おはようお二人さん」

 

魔理沙「霊夢!おはようなんだぜ!」

 

霊夢「!魔理沙、どうしたのよ?その傷…」

 

「霊夢、実は…」

 

僕は霊夢に話した昨日のことを…すると霊夢は僕の肩を叩いた。

 

霊夢「アンタは無理ばかりして…たまに私も頼りなさいよ…」

 

「う、うん…」

 

霊夢「でも、魔理沙を助けてくれてありがとう…」

 

僕は嬉しかったまた同じように日常が過ごせることに

僕たちは学校へ目指す。

行く道中から何故か僕たちを見る視線が集まっている気がした…気のせいかな?と思い僕たちは学校につくと

 

文「あややや!健太君!少しいいですか?」

 

現れたのは文だった…紙とボールペンを持った彼女

文は新聞部に所属しているから当たり前なんだろう…

 

「ど、どうしたの?」

 

文「実は昨日のことが新聞になっており取材をしたいのです」

 

文は僕に今朝の新聞を渡すと僕たちは新聞を見ることにした

そこには、虐待で苦しむ少女と母親を救った勇気ある少年。

そこには僕と魔理沙の写真が貼られており僕が魔理沙を抱き締める写真だった。

 

 

「え!ちょっ!これって!!」

 

魔理沙「…///」

 

霊夢「…うらやましいわね」

 

魔理沙は顔を赤くして霊夢はブツブツと呟いているが

僕が気になったのが何故、この写真が新聞に貼られていることだ。

 

「文!どうしてこの写真が!?」

 

文「よく分かりませんが近くに居た人が撮った写真らしく写真に貼られているらしいです!」

 

そ、そんなバナナ…僕は恥ずかしさの余り暗い空気を放つしかなかった。

四人は教室に行くと魔理沙と僕の前にクラスメイトたちが集まる。魔理沙が心配なのが分かるが…僕はただ魔理沙を救いたいから救っただけ…あんまり目立つことはしたくなかったと思ったが魔理沙の笑顔が見れたからそれで良しにしようと思った。



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