幻想郷からの使者はプリパラでやっていけるのか? (咏夢)
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そうだ、異世界に行こう!

暇潰し程度なので不定期更新ですが、ゆっくり見ていって下さい!


「あんのクソババアめ…。」

 

晒した肩を抱えながら博麗霊夢は悪態を付いた。周りは氷の地だ。

何故こうなったかというと、事態は一時間前程に遡る。

 

―――――――

 

「つまり。異世界に行ってこい、と?」

 

訝しげな表情の魔理沙。続いて霊夢が同じような顔で言う。

「どういう風の吹き回しよ?私はごめんだわ」

 

紫はスキマから顔を出して、あからさまに眉を下げる。

「まぁまぁ♪そんなこと言わないでちょうだい?」

 

アリスはというと、目を輝かせる人形たちを宥めるのに必死だ。

妖夢がさりげなく、みんなの心の内を語る。

「楽しそうではあるんですけど…」

「決まりじゃない!」

 

紫が皆をスキマに引きずり込んだ。

 

レミリアは真新しいワンピースを見て、嬉しそうに羽をパタパタさせた。が、相変わらず腕を組んでそっぽを向いている。…にやけてるけど。

フランは、美鈴と服を見せ合いニコニコしていた。

 

「あちらで歩くのに困らないくらいに、服装含め見た目を変えておくわ。」

紫がそう言って指を鳴らすと、レミリアやフランの羽は消え、妖夢の半霊は身体の中へ吸い込まれた。

 

「あとは、今回の目的はパラ宿という所のプリパラという施設に辿り着くことよ♪色んな所に飛ばすから頑張ってね♪」

 

紫はさらりと怖いことを言うと、皆を違うスキマへ押し込んだ。

 

―――――――

―ロンポンにて

 

咲夜「で、ここ何処なの?」

美鈴「それ分かってたら苦労しませんよ…」

咲夜「えぇ、知ってたわ」

 

―オオサカ・プにて

 

レミリア「さて…ここは何処かしらね?」

フラン「ここ日本だよね…?何語話してんのこれ」

レミリア「分かんないわ」

 

―ゴビ砂漠にて

 

妖夢「うぅ…ここ何処だろう…」

 

―プリパリにて

 

アリス「はぁ…だから来たくなかったのに…」

上海「シャンハーイ♪」

 

―パメリカにて

 

魔理沙「うーむ…英語なんて話せねーしなぁ…」

 

―???にて

 

霊夢「うぅん…むにゃむにゃ…」

 

――――――

ロンポンにて

 

咲夜「さて、紫はパラ宿?がどうとか言ってたわね……」

美鈴「あれ?意外とすんなり従いますね、てっきりブッ飛ばしにでも行くのかと……」

咲夜「当たり前じゃない。さっさと行ってぶちのめすわよ。」

美鈴「……はい」

 

オオサカ・プにて

 

レミリア「何語話してんのマジで……うー」

フラン「手当たり次第に壊したらどうにかなったり」

レミリア「しません」

フラン「ですよね知ってた」

 

ゴビ砂漠にて

 

妖夢「うぅ……何で私一人なの~……みょーん……」

 

プリパリにて

 

アリス「うーん……話せないことは無いのだけれどね……どうしたものか」

上海「シャンハーイ♪」

蓬来「シャンハーイ(汗)」

 

パメリカにて

 

魔理沙「人多いなぁ……どうすっかな……」

 

???にて

 

霊夢「うう、ん……?……は?」

 

 

 




ありがとうございました!

読みにくかったでしょうか?(-_-;)
初心者ですいません…。

各地ごとに書いていきます!


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めーさくとロンポンとみれぃ

ほとんど台本書きです!

めーさくは私の想像ですねごめんなさい!


美鈴「うーん……にしても、どうしますか?ここがどこかも分かりませんし……」

咲夜「そうねぇ……どうしたものかしら。あなた英語話せる?」

美鈴「まさか!喋れるわけないじゃないですか、私は中国の妖怪ですよ?」

咲夜「そうよねぇ……」

 

ふと、人混みの中から賢明そうな少女が現れる。

 

???「この人達かしら……あの、何かお困りですか?」

美鈴「あ、はい!お困りです!」

咲夜「そんな答え方する奴がどこにいるのよっ」

美鈴「ごめんなさいごめんなさいぃ!!!ナイフしまって!お願い!」

???「やっぱりこの人達ね……あの」

咲夜「はぁい?」

美鈴「咲夜さん顔ッ!怖いからッ!」

咲夜「あら、ごめんなさいね♪それで、どうしたのかしら?」

???「えぇ……何だか知らないけど、貴女達を案内するよう言われてるのよ。」

美鈴「へぇ~…………え?誰に?」

咲夜「言わずとも、紫に決まってるでしょ。」

???「そう、そんな名前だったわね。あの非現実的な現れ方は興味深いわ……」

咲夜「何はともあれ、案内してくれるなら助かるわ」

美鈴「そうですね……で、いつになったらナイフしまってくれるんですか、怖いんですけど?」

咲夜「バレたか……」

美鈴「バレたかも何も首元に翳してたじゃないですか?!」

???「あの……そろそろ進んでも良いですかね?」

美鈴「そ、そうですねっ!あの、お名前は?」

(何とかして話題逸らさないと死ぬッッ!!!)

???「あぁ、失礼しました。私は……」

 

少女はメガネを中指で持ち上げ、不敵な笑みを浮かべた。

 

みれぃ「南みれぃと申します。」

咲夜「私は十六夜咲夜です、よろしくお願いしますね。」

美鈴「私は紅美鈴といいます!よろしくお願いしますね~!」

 

自己紹介が済むと、みれぃは街中を歩き出した。

咲夜と美鈴もそれに続く。

 

咲夜「それで、どうやって行くのかしら?」

みれぃ「はい。プリパラ経由で行きたいと思います。」

美鈴「プリパラ……ですか?」

みれぃ「はい、ご存じですか?」

咲夜「一応、紫から説明は受けたわ。大規模な施設らしいわね、プリパラって。」

美鈴「へぇ~、楽しそうですね!」

咲夜「あなた、話聞いてなかったのかしら?」

美鈴「え、いやそういうことじゃ……」

みれぃ(ヤバい、今度こそ美鈴さんが血塗りになってしまうわ……)

「え、えっと……プリチケはご存じですか?」

咲夜「それなら貰った気がするわね」

美鈴「これですか?」

みれぃ「はい、それですね。」

 

ブランドは既に登録されている(幻想ヒストリア)。

咲夜と美鈴はみれぃの後を追って、プリパラへと飛び込んだ。




読んでくれてありがとうございました!

感想等いただけると幸いです!


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レミフラとオオサカ・プとらぁら

何ヵ月振りだろうか……消さないでおいて良かったです、はい。

前回と文章、というか雰囲気が変わってる感じはしますが、どうぞ!


フラン「何語話してるの、この人たちは?!」

レミリア「私に分かる訳無いじゃない!」

フラン「いや無い胸張られましてもねぇ……」

レミリア「はぁ!?」

 

レミリアとフランは関西弁に戸惑わされて、道の端で固まっていた。太陽光に当たろうと、流水を渡ろうと、特に問題は無くなっているのだが、二人は都会の風景に唖然としていた。

 

レミリア「うー……さくやぁ……」

フラン「いや、流石に来てくれないから。」

レミリア「し、知ってたわよっ!」

???「あのー……」

 

レミリアとフランがびくりと後ろを振り向くと、そこにはお団子頭の女の子が立っていた。

 

???「えぇっと……あ!レミリアさんとフランさんですか?」

レミリア「えぇ、そうよ。」

フラン「……?」コクコク

???「よかったー♪見つけられて……あっ私、真中らぁらっていいます!宜しくのかしこまっ!」

レミリア「え、えぇ……?」

フラン「うん、宜しくねー」

 

らぁらはレミリアとフランの手を引いて、商店街を歩き出した。その状態で、フランが首を傾げる。

 

フラン「ねぇらぁら、どうして私達の名前を?」

らぁら「えーっと……何かお店にお姉さんが来て、こういう子達を探してきてーって」

レミリア「へぇ……なかなか上手な肖像画……って!これ指名手配書じゃないの!私は犯罪者かっ!」

フラン「お姉様落ち着いて。それこそ警察呼ばれるから」

 

いきり立つレミリアをフランが宥め鋤かす。らぁらはというと、とある双子に似ているなぁ等と考えていたが。

 

らぁら「そうだ!プリパラを通じて行こうと思うんだけど、良いかなぁ?」

レミリア「プリパラ……あぁ。確か紫が説明してたっけね」

フラン「確か、アイドルがいっぱい居るところだよね!行ってみたいなぁ……」

らぁら「じゃあ決まりだね!それじゃあレッツゴーのかしこまーっ!」

レミリア「きゃあっ!ちょっとらぁらっ」

フラン「あはははは!早い早ーい!」

 

レミリア、フラン、らぁらは駆け足でプリパラへと飛び込んでいった。

 

―――――――――to be continue……―――――――

 

霊夢「んん……むにゃむにゃ……すぅ……」

 

すやすやと眠る霊夢を、ペンギン達だけが静かに見つめている。一方、その上空から見つめているスキマ妖怪は笑いを必死に堪えているようだった。

そんな事を知るよしも無く、極寒の地で巫女は眠り続ける。

 

紫「さて……次は、そうねぇ。あ、アリスと北条そふぃとかいいかもしれないわね。」

藍「分かりました……。では、そう手配させて頂きます。」

 

悪戯好きの賢者に、式もただ溜め息をついて従うだけだった……。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




ありがとうございました!

感想頂けると幸いです!


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