響 異邦の地での戦い (ナギト・サージス)
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響 異邦の地での戦い

はい、私の作品を覚えていた方はいますか?
久しぶりの投稿です。
今回は艦これなどの二次創作です。ではお楽しみください。


響 異邦の地での戦い

 

ヴェールヌイ「ジブラルタル海峡攻略艦隊より戦いの取りこぼしが出た注意されたしと報告がありました。」

 

提督「あぁ…」

 

ヴェールヌイ「…哨戒任務に行ってまいります。」

 

提督「頼むぞ」

 

ここは、地中海に浮かぶ人工島ここには、ロシアの艦娘や戦艦少女たちがいる。その中のロシア艦以外の子がちらほらと見える。

 

ヴェールヌイ「行って来るね…」

 

ヴェールヌイは、写真に向かって言った、写真には、かつての姉妹の暁、雷、電が映る写真を撮る見て言った。

 

レニングラード「見て…ヴェールヌイよ…」

(ひそひそ)

 

そうここでは、ヴェールヌイは孤立していた。その理由はかつての賠償艦と言うのと、自滅した国からの訪問者だからだ

しかし

 

グラーフ「ヴェールヌイ!やっほー」

 

ヴェールヌイ「グラーフ・ツェッペリン…おはよう。」

 

このグラーフ・ツェッペリンもロシア艦ではなく、ドイツ艦だ。

 

グラーフ「なに?これから哨戒任務?私も行こうか?」

 

ヴェールヌイの数少ないの話し相手だった。ロシアとかにここバルチック鎮守府には、賠償艦として渡って来た子が多いその中でも、グラーフツェッペリンもその一人だ。

 

ヴェールヌイ「お願いします」

 

グラーフ「対空は任せて(`・ω・´)キリッ」

 

ヴェールヌイ「…9:00に出るわよ」

 

グラーフ「おっけー」

 

ヴェールヌイは、自室に戻り出撃の準備を整え出撃した。

 

今回の哨戒任務は、母港付近だった。

 

タシュケント「ヴェールヌイ指示を」

 

ヴェールヌイ「一応輪形陣に」

 

レシテリーヌイ「了解です」

 

グラーフ「私が真ん中ね。」

 

これがいつものメンツだった、しかし、哨戒任務では、招かね去る客が来た。

 

グラーフ「うそ!YK-3より入電、敵艦隊確認!」

 

ヴェールヌイ「編成は?」

 

グラーフ「…駆逐二 戦艦一 空母一 重巡ニ」

 

レシテリーヌイ「嘘?」

 

ヴェールヌイ「私が前に出るわ、グラーフは、攻撃機を発艦私以外は全員撤退」

 

グラーフ「ヴェールヌイあなた!」

 

レシ・タシュ「了解」

 

グラーフ「バカ!?何を…あっ…」

 

ヴェールヌイ「恐らく、先日の取りこぼし、私達じゃ勝てないけど、逃がすために、私が盾になるさっさと行かんか!」

 

グラーフ「……了解」

 

バルチック鎮守府

 

提督「ヴェールヌイとグラーフは、どうした?」

 

レシテリーヌイ「はいっ、部屋に入ると思うので、私はこれで」

 

レシテリーヌイは、提督室を後にした。

 

食堂

 

キエフ「ヴェールヌイは?姉さん」

 

タシュケント「ヴェールヌイは、敵艦隊に突っ込んで言ったは、恐らく帰って来るでしょうけど。心配ね」

 

カチューシャ「グラーフが来たよ。」

 

グラーフ「……何がヴェールヌイよ、信頼なんかされて無いじゃない」

 

グラーフが、紅茶を飲んで入ると突然扉が開き、ボロボロのヴェールヌイが現れた。

 

ヴェールヌイ「撒いて来ました……」

 

と言うとヴェールヌイは、その場に倒れた。軍医の妖精によると、原因は、戦艦の砲弾だそうだ。

 

この物語は、深海褄艦が現れてから数年の月日が流れた後だ。

日本は、在りし日の戦船の魂を宿した娘や少女達の力を借りて、太平洋から深海褄艦を撃退した。しかし、帰ってその活躍が仇となり、集中攻撃を受けたため、国家の存在が危うい状態にあった。そして現在2022年日本は各国に支援として、その技術を提供した。

しかし、中国とロシアは、かつての、賠償艦を要求したのだった。そして地中海に浮かぶ人工島に響もといヴェールヌイが、派遣されたのだがヴェールヌイを取り巻く環境は、最悪だった。

 

グラーフ「そうですか…よかった」

 

ヴェールヌイ「グラーフ心配かけたね…」

 

グラーフ「ううん、流石不死鳥だよ」

 

ヴェールヌイ「私は部屋へ行くよ、またね」

 

グラーフ「うん」

 

ヴェールヌイは、そう言うと医務室を後にした。

 

ヴェールヌイ「ただいま」

 

玄関に飾ってある姉妹の写真を見て言った。

 

ヴェールヌイ「はぁ…今宵も月が美しい…暁…うぅぅ…」

 

暁型一番艦暁は、太平洋米国への道びらき作戦の二段階目の作戦、ミッドウェイ攻防戦にて、響と見張り交替後、僅か数分で爆撃に合い沈んだ。

 

ヴェールヌイ「お茶を飲もう」

 

??「ヴェールヌイ入る?」

 

ヴェールヌイ「はーい」

 

玄関に居たのは、タシュケントだった。

 

タシュケント「無用な心配だったみたいだね。しかし日本式にはなれない。」

 

駆逐仲間で唯一の友人でよく哨戒任務を共するいつメンでもあった。

 

ヴェールヌイ「タシュケント、妹は良いの?」

 

タシュケント「キエフとエレバンは、寝たよ」

 

ヴェールヌイ「そうか…姉妹は大切にしろよ」

 

タシュケント「そう言えば、君は、2番目だったよね。姉妹は元気にしてるのかい?」

 

ヴェールヌイ「……みんな、沈んだ…暁は、ミッドウェイ攻防戦で、雷は、ベーリング海海戦で、電は、東海岸の戦いで、沈んだ…」

 

ヴェールヌイは、おもむろにタンスを開けると、ダンボールを取り出した。そこには、壊れた艤装や髪留め、帽子が入って居た。

 

タシュケント「まさか…」

 

ヴェールヌイ「破棄されたくないから、全部私が持って来た。」

 

タシュケント「そう…玄関の写真て…」

 

ヴェールヌイ「うん…随分前の物」

 

タシュケント「そろそろ戻るね…後これ、食べてね♪」

 

ヴェールヌイ「ありがとうタシュケント」

 

渡されたボルシチを晩御飯として食べた。

この数日後、ヴェールヌイに最悪の災厄が降り注ぐ事になるとは、本人は知らない、元凶となるレシテリーヌイは、このやり取りを聞いており、ニヤニヤと笑って居た。

 

タシュケント「キエフ、エレバン起きなさい!全く姉の苦労も知らないで!」

 

キエフ「ごめんなさいお姉様!」

 

エレバン「ごめん!」

 

 

 

広場

 

提督「先日この付近にジブラルタル海峡の深海褄艦の艦隊が入ることが、発見された。今回それの調査と哨戒任務に当てる、ヴェールヌイ、グラーフ・ツェッペリン カチューシャ コンテ・ディ・カブール、スターリングラード、キーロフ、以上が今日の哨戒兼調査の艦隊だ。他は、遠征や哨戒任務、ジブラルタル海峡への支援以上!」

 

ヴェールヌイ「今回は、コンテも行くの?」

 

コンテ「おうよ!どうせなら熱い夜も過ごしたいね」

 

グラーフ「コンテその口説きは、よしなさい、ここはイタリアでは無いのよ?そのレズビアン精神どうにかならないのかしら?」

 

カチューシャ「兎に角、頑張りましょう」

 

ヴェールヌイ「旗艦は、この中で一番戦線経験が長い人にしましょう。その方が的確な判断ができると思う」

 

キーロフ「ヴェールヌイの意見に賛成ね。」

 

スター「私も異論無いわ。」

 

ヴェールヌイ「では、コンテお願いね」

 

コンテ「任せとけ!」

 

 

レシ「ふふふ…」

 

タシュケント「?」

 

タシュケントは、レシテリーヌイの行動に不審に思ったが、支援のため、出撃するのだった。

 

この不審な行動が、ヴェールヌイをある悲劇をもたらす。

 

 

〜紅海〜

 

グラーフ「なかなか見つかりませんわ、距離が足りない!もう!これなら零戦の方がいいわ!」

 

コンテ「提督に文句を言うわけには行かないしね。エアコブラ頼んでみる?」

 

グラーフ「お願い!もう!ふざけんじゃ無いわよ!本当に日本が羨ましい!」

 

ヴェールヌイ「ははは…」

 

カチューシャ「みんな、近くから、スクリュー音が聞こえる、来おつけて」

 

スター「まさか」

 

グラーフ「敵艦見ゆ!」

 

コンテ「戦闘態勢!輪形陣に!」

 

ヴェールヌイ「あれは、先日見た艦隊よ」

 

航空戦から始まった紅海の戦いは、グラーフ達の勝ちに幕を閉じた。

 

そして帰ったヴェールヌイは、火事が起きた事を聞き急いで、自室へと向かった。

 

ヴェールヌイは、火の始末をしっかりして居た。しかし発火した、その原因は不明だった。

 

ヴェールヌイ「……レシテリーヌイが?」

 

ヴェールヌイは、呼ばれたとうり一人で森の中に向かうとそこには、レニングラードとレシテリーヌイ、カリーニンが居た。

 

ヴェールヌイ「なに?」

 

レシテリーヌイ達は、ヴェールヌイにすれ違い様に何かを言うと去って言った。

 

〜タシュケントの部屋〜

 

ヴェールヌイ「良いの?」

 

タシュケント「なに気にしてるの?女の子なんだしいいじゃん」

 

タシュケントの他にキエフとエレバンが読書して居た。

 

キエフ「日本て、どう言うところ!?一番聞いて見たかったの!」

 

それから、部屋が治るまでタシュケントの部屋でヴェールヌイは、過ごしたしかしキエフとエレバンの質問責めに対応する事で手一杯だった。

 

 

 

レニン「始めようかね」

 

レシ「ええ」

 

カリー「わかってるわ」

 

後日提督室

 

ヴェールヌイ「え?今なんと?」

 

提督「だから、君は、この鎮守府やこの周辺紅海の偵察及び調査をする艦隊の旗艦になってもらう、後、零戦この型なに?」

 

ヴェールヌイ「え!これ!六四型!初めて見ました!」

 

提督「これを使ってもらうエアコブラでは、持たないだろうからね」

 

ヴェールヌイ「はい!」

 

〜グラーフの部屋〜

 

ヴェールヌイ「グラーフ!聞いて!提督から新型の艦上戦闘機支給されるって!」

 

グラーフ「エアコブラ?Pe-3?」

 

ヴェールヌイ「零式艦上戦闘機六四型!金星六四!」

 

グラーフ「なにそれ?てか零戦の最新機?」

 

ヴェールヌイ「そうそう!20ミリと13.2ミリ機銃を積んでいるの!」

 

グラーフ「は!?それフォッケウルフ190の上位互換!?」

 

戦闘機に着いて話し込んだ後タシュケントの部屋に戻った。

 

タシュケント「おかえり」

 

ヴェールヌイ「ただいま…(懐かしいな)」

 

(暁「響帰るの遅い!」電「おかえりなのです」雷「ご飯準備し終わってるよ〜」)

 

タシュケント「ヴェールヌイ?」

 

ヴェールヌイ「ううん、あっなに?」

 

タシュケント「レシテリーヌイから何かされてない?」

 

ヴェールヌイ「何もされてないよ」

 

タシュケント「なら良いのだけど、そうだ!日本が復活するって!アメリカとオーストラリアが、総力を挙げて、攻めるって」

 

ヴェールヌイ「アメリカが…アメリカなら百人力だ!」

 

タシュケント「日本国防軍もボロボロだけど、抵抗続けてるって」

 

ヴェールヌイ「大和魂失わず、苦しい時日本国民全員が助け合う、あの時みたいだ…」

 

タシュケント「あの時?」

 

ヴェールヌイ「この姿になる前の船の姿の時だよ」

 

タシュケント「あっ…兎に角これ見て!面白いDVDを手に入れたから、見よう!」

 

ヴェールヌイ「うん!」

 

タシュケントは、妹達の影響で片言だが日本語が喋れた。

 

\じょう じょう 友情マジマジ快調〜♪/

 

ヴェールヌイ「これ!日常じゃん!」

 

タシュケント「これすっごく面白い!」

 

二人は、日常を一気見したのだった。

 

この数分後キエフとエレバンが起きて来たのは言うまでもない。

 

翌日提督室

 

提督「報告があった、お前の部屋に火をつけた犯人はレシテリーヌイだそうだ」

 

ヴェールヌイ「はい…」

 

提督「さらに、これも目撃されている」

 

それは、レシテリーヌイ達がヴェールヌイを虐めている動画だった。

 

提督「なぜ言わなかった」

 

ヴェールヌイ「…これ以上悪化するのが怖かったからです。」

 

提督「兎に角来週の2月19日五三〇我が鎮守府は、アラビア海を突破するため総力を決する、ジブラルタルには、フランス、ドイツ、イタリアが突破を試みてる難しいが、ドイツが介入している分なんとなるだろうと思うそのため我々は、当鎮守府の総力を持って、スエズ運河及び、アラビア海を制圧する!」

 

ヴェールヌイ「わかりました。」

 

提督「お前は、コンテ達を率いて、敵水鬼を撃破してくれ、頼むぞ」

 

ヴェールヌイ「は!」

 

ー広場ー噴水前

 

グラーフ「ヤッホーコンテ、カチューシャ」

 

コンテ「どうした?グラーフやけにテンション高いな」

 

カチューシャ「提督になんかされた?」

 

グラーフ「日本からの支給品で、零戦六四型!私の新しい艦載機!」

 

コンテ「零戦!?エアコブラじゃないの!?」

 

カチューシャ「零戦ってあの?」

 

グラーフ「今回は、敵が強いから零戦なんだって」

 

コンテ「グラーフよかったわね!」

 

グラーフ「うん!」

 

提督「全員整列!これより、スエズ運河攻略艦隊とアラビア海攻略艦隊の編成を言う」

 

提督は、次々と艦名を言っていき、アラビア海攻略艦隊にヴェールヌイ達とタシュケント級の3人やグネフヌイ級の4人が選ばれていた。

 

ヴェールヌイ「タシュケントきおつけてね、何か嫌な予感がするから」

 

タシュケント「わかった」

 

提督「尚今回は、オーストラリアの艦娘、戦艦少女達が援軍として駆けつけてくれる諸君!!奮励努力せよ!」

 

皆「ураaaaa!(ウラァァァ‼︎)‼︎」

 

スエズ運河攻略艦隊は、大損害を被りつつも無事突破し、アラビア海攻略艦隊が本格的に動き出した。

 

?「キタ、ネ」

 

?「ウン、カノジョタチヲシズメル」

 

戦艦褄姫「全員整列南方水鬼と共にこれより攻めてくる連中を根絶やしにするよ」

 

?「おおおお!(響今どこで何をしているの?)」

 

 

アラビア海

 

ヴェールヌイ「コンテ!他の人達とは、連絡取れる?グラーフ」

 

グラーフ「もう、連絡機を放ってる!」

 

コンテ「まさか…そんなはずはない あのロイヤル・サブリンがやられるはずない!!」

 

カチューシャ「気おつけて!敵のスクリュー音!」

 

キーロフ「コンテ!」

 

コンテ「ヴェールヌイどうする?」

 

ヴェールヌイ「私とキーロフは、敵艦をコンテとグラーフは、後方支援をお願い!」

 

グラーフ「来た!情報インド洋側に飛行場姫とアラビア海の真ん中に戦艦水鬼と南方水鬼!」

 

そしてアラビア海攻略艦隊は、前衛であるヴェールヌイ達と主力が合流しおよそ三時間に及ぶ激闘の末見事アラビア海を解放した。

 

グラーフ「やったね!」

 

ヴェールヌイ「やったーー!」

 

コンテ「ふう…」

 

カチューシャ「私のおかげね」

 

キーロフ「本当にギリギリだったわね」

 

ロイヤル「なに!?キャーーー!」

 

突然の無線通信が入った

 

コンテ「ロイヤル!」

 

ロイヤル「こちら主力艦隊旗艦ロイヤル・サブリン現在敵残存艦艇に集中攻撃を受けて……救援を乞う!」

 

ヴェールヌイ「みんな!行くよ!(見捨てない!)」

 

グラーフ「ええ!」

 

そう、これが、アラビア海解放の最後の戦いだった。

 

ヴェールヌイ「タシュケント!キエフ!エレバン!」

 

ヴェールヌイは、3人元に駆け寄り、無事を確認すると、主力艦隊と共に撤退をはじめた、その直後、グラーフの偵察機から入電が入った。

 

グラーフ「駆逐艦らしい人型の敵影此方へ?四隻?一隻は空母!あのスピードじゃ、5分後に接近!」

 

ヴェールヌイ「コンテ!カチューシャ!キーロフは、みんなを連れて撤退をして!」

 

コ カ キ「了解!」

 

しかし主力艦隊は、航行速度は低下し、全艦隊は、攻略開始時の10分の1となっており、6ノットしか出せなかった。

 

ヴェールヌイ「グラーフ!空母を沈めて!駆逐は私がやる!」

 

グラーフ「ya!行きなさい!あなた達!」

 

?「テキヲカクニン」

 

?「コレヨリセンメツスル」

 

?「コウゲキカイシ」

 

ヴェールヌイ「させない!」

 

タシュケント「ヴェールヌイ!逃げて!」

 

ヴェールヌイ「あなた達を見捨てるわけには行かない!」

 

謎の深海褄艦と戦い始めたヴェールヌイは、劣勢ながらも、大立ち回りを演じた、そして三隻の敵の頭の艤装を破壊した時、ヴェールヌイは、動きを止めた。

 

ヴェールヌイ「う…そ…暁…雷…電…」

 

タシュケント「ヴェールヌイ!」

 

ヴェールヌイ「!」

 

魚雷が一本直撃した、更に、一本レシテリーヌイへと向かった当たれば轟沈の角度だったのだが。

 

レシテリーヌイ「ヴェールヌイ…どうして?」

 

ヴェールヌイ「仲間だから…それだけ…」

 

深海暁「センメツ」

 

深海雷「タオス」

 

深海電「…」

 

ヴェールヌイ「暁!雷!電!」

 

突如雷と電に戦艦の砲弾直撃し2人は再び水底へと没した。

 

ロイヤル「へへ…」

 

タシュケント「うって!ヴェールヌイ!」

 

ヴェールヌイ「撃てないよ…暁…うてないよ!」

 

ヴェールヌイは、そう言うと深海褄艦化した暁を抱きしめた。

 

深海暁「ナニ…ヲ…スル?」

 

ヴェールヌイ「この帽子暁のだから返すよ」

 

深海暁「ナゼ…ワタシノ…ボウシヲ?」

 

ヴェールヌイ「姿が変わっても、名前が変わっても響だよ…暁…」

 

深海暁「ヒビキ…」

 

グ タ コ「「「ヴェールヌイ危ない!」」」

 

二人は、抱きしめ泣いたしかし、ヴェールヌイと暁に魚雷が直撃し、二人は水底へと没した。

 

タシュケント「ヴェーールヌーーーイ!」

 

タシュケントは、号泣したいや彼女だけでなく、彼女と親しい間柄だったグラーフ達も、泣き崩れた。

 

オーストラリア支援艦隊が角度の問題で深海暁しか見えておらず、キャンベラが魚雷を一斉射してしまった事だ。

 

そして、アラビア海解放から一気に展示人類は、全海域における制海権を深海褄艦出現前の半分まで回復した。

 

〜海底〜

 

ヴェールヌイは、沈んだ後深海褄艦として海底を探索しながら世界を回って言った、少しづつ姿が変わって来たが深海褄艦として、生まれ変わることなかった。そして五年海底を漂ったある日インド洋の底を散歩していた時だ。

 

響「あれは…タシュケント」

 

タシュケント「……」

 

響「起きてタシュケント」

 

タシュケント「ここは…」

 

響「水底」

 

タシュケント「私は、沈んだのね、ヴェールヌイ5年ぶり」

 

タシュケントは、ヴェールヌイに会うまで前線で戦っていたと言うそして、南インド洋解放戦にて敵戦艦の攻撃が原因だと言う

 

響「水底は、冷たく寂しい場所だよ、だけどタシュケントが来てくれた、一緒に回らない?」

 

タシュケント「回る?」

 

響「世界の水底を見て回るの」

 

タシュケント「いいよ」

 

タシュケントと響は、水底を進みアイアンボトムサウンドやビキニ環礁などを見て回った。

 

響「コンテ達は、元気にしてた?」

 

タシュケント「うん」

 

二人は深海褄艦として、海上に姿をあらわす事もなければ、転生もしない、しかし二人の体を姿を変え、深海褄艦と変わりない姿へとなったが、水底から浮上する事はなく、今日もまた、深海を旅するのだった。

 

終わり




久しぶりの投稿でかなり疲れました。
不定期投稿なのでよろしくお願いします。


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