京太郎Side
俺の名前は須賀京太郎で清澄高校の1年生だ
俺は今、県予選の場所にいる。
俺達、清澄高校は県予選で決勝戦をしていたからだ。
結果は清澄高校の咲達が優勝して全国行きが決まった姿を見て羨ましいと思っていた。
咲達と良く麻雀をしてるが1回も勝てなくて俺は負け続けていく内に麻雀をやる気持ちを失ってきていた。
「勝てれば嬉しいけど負け続けるのは本当に嫌だよな」
それに対して男子は俺だけで俺は初心者で個人戦だけしか出られない。
そう考えてる内に俺は近くの麻雀が出来るお店が、あったので気づいたら入っていった。
(麻雀をやるのは今日で最後にして明日になったら麻雀部を退部しよう)
そう思って歩いているとお店の人が「いらっしゃい学生さん1人かい?」
と聞かれたので「はい、そうですが」
っと俺は答えた。
そうするとお店の人は
「学生さんは運がいいよ。今はプロの人が来ていてね。その人がいる卓に行ってみるかい?」
っと言われたので俺は
「行きたいです」っと言ってみた。
お店の人は「なら私に付いてきな」っと言っていた
しかしプロと言っても誰だろうか?俺は気になりつつもお店の人に付いていった
はやりSide
はやりは珍しく長野で仕事が、あったので長野にあった麻雀が出来るお店に来てスタッフ達と麻雀をしていた。
「ロン、12000」
「参りました」
半荘1回して、はやりが1位、スタッフの人達は2位3位4位となっていた。
はやりは、お茶を飲んでいるとお店からカランコロンと音が鳴って私は気になったので見ていた。
そうするとお店の人が学生さんと話をしていた。
(あの子はやりのタイプだけどカワイイな)
はやりは気になりつつも座っていた。その時お店の人が、さっきの学生さんと一緒にこの卓に案内してきた。
「スイマセンがここにいる学生さんがプロのいる卓で麻雀したいみたいなんですが大丈夫でしょうか?」っと聞かれたので私は
「はやりは大丈夫だよ」っと答えた。
「君の名前を教えてくれるかな?」私は気になっていたので聞いてみた
京太郎Side
この人は、はやりんじゃないか。俺のタイプでしかも俺は、はやりんのファンだ。驚きながらも自己紹介をした。
「はっ初めまして、俺の名前は須賀京太郎です。俺は麻雀は始めたばかりで、まだ初心者ですけど一緒に麻雀やらせてもらえませんか?」
はやりSide
「もちろん大丈夫だよ。じゃあ半荘1回やってみよう」
メンバーは、はやりとスタッフ2人と学生さんこと、京太郎君の4人で始まった。
はやりは東でスタッフ達は北と南で京太郎君は西だった。
牌が出てきたから見てみると大三元が出来ていた
(さすがに、はやりも最初からコレは驚いたな)
はやりは悪いなっと思いつつも声を出した。
前から咲ーSaKiを書いてみたかったので書いてみました
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第2話
はやりSide
「ツモ、大三元で16000と8000」
(こんなこと滅多に無いから驚いた)
点棒を3人から貰う前に京太郎君が椅子から立ち上がって驚いて見ていた。京太郎君は手が震えながらも点棒を渡してきた。スタッフ2人は京太郎君が点棒を渡す前に自分達の点棒を渡してきた
京太郎Side
俺は自分の牌を見て何を切ろうかと考えたらいきなり、はやりんの大三元で俺は椅子から立ち上がってしまった。
俺は驚きながらも点棒を渡した。
次は、どうだろう?っと思いながらも俺は出てきた牌を見ていた。
(さっきよりかはマシだな)
俺はイーピンを出したらはやりんが、また宣言をした。
「ロン、24000」
俺は何も出来ずに飛ばされて半荘が終わった。
はやりSide
半荘が終わってみるとはやりが1位で京太郎は4位で最下位だった。
心配だったのに京太郎君の顔を見ていたら表情が抜け落ちていた。流石にやりすぎちゃったかな?っと思いながらも向こう側から帰って来るのを待っていた
京太郎Side
「・・・・・・ハッ、俺は、いったい何をしてたんだっけ?」
俺は気を失って回りのみると、はやりんが心配そうに俺を見ていた。スタッフさんは俺に聞いてきた
「京太郎君、大丈夫かい?」
「大丈夫です。普段は高校の、みんなと麻雀をしてますから」
「さすがに大三元は驚きましたが、はやりんって、やっぱり強いんだなって思いましたよ。だけど俺は初心者で、みんなみたいに団体戦は出られないし出られても個人戦だけですし、俺はこの半荘が最後の麻雀だけど楽しかったです。ありがとうございました」
俺は頭を下げてお店から出ようとしたら、はやりんに声をかけられた
はやりSide
はやりは京太郎君の話しを聞いていて京太郎君を呼び止めた。
「京太郎君は何で最後って言ったのかな?」
京太郎Side
「俺は長野にある、清澄高校麻雀部に所属しています。だけど毎日毎日って言うほど負け続けて麻雀に対する麻雀を楽しむ気持ちが無くなっていってしまったんです。だから俺は何となくで入ったこの雀荘で最後の麻雀をしようと思ったんです。やっぱり俺も勝ちたいんです。負けたくないんです。だけど勝てなくて負け続けるぐらいなら、もう辞めようと思っていたんです」
はやりSide
「なら京太郎君・・・・・はやりの弟子になってみない?」
「えっ」
「はやりは京太郎君の話しを聞いて放っておけなくなっちゃったってのも、あるけど、はやりが麻雀を教えてあげるよ」
「だから京太郎君が良ければだけど私の弟子になってみないかな?」
京太郎Side
「俺は初心者ですけれど、ぜひ、よろしくお願いします」
俺は、そう言いながらはやりんに頭を下げた
こうして俺は今日から、はやりんの弟子になった。
早くアニメの咲-Saki-の続きが見たいな
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第3話
はやりSide
半荘が終わった後はやりは今、弟子の京太郎君とメールアドレスと電話番号を聞いていた。
はやりの弟子になってくれたと言っても連絡先を聞いておかなければ会いたい時に会えないし何かあった時に連絡が出来ないから忘れずに聞こうと思ったから☆
京太郎君Side
俺は今はやりんと連絡先を交換していた。俺は、はやりんのファンだから今とても嬉しかった。
「あのー・・・・・俺は、はやりんに聞きたいんですが、はやりんの弟子、になったのは、いいんですが俺は何をすればいいんでしょうか?」
はやりSide
京太郎君が、はやりに質問してきたので、はやりは京太郎君に話しかけた
「まずは自分の実力を上げる事が大切だよ。どんなに負け続けても中々勝てなくて悔しい思いをしても、それらの経験は確かに京太郎君が麻雀をしてきたっいう思い出にもなるし諦めなければ、ちゃんと牌は答えてくれるよ」
京太郎Side
「諦めなければ牌が答えてくれる・・・・・ですか?」
はやりSide
「京太郎君は健夜ちゃんを知っているかな?」
京太郎君Side
「はい知っています。小鍛治プロで確か国内無敗のグランドマスターですよね?」
はやりSide
「そうだよ。健夜ちゃんは国内無敗だから日本では誰にも負けていない、勝ち続けている雀士って事になるの、勝ち続けているって事は私もそうだけど歌ちゃんも負けていたりするんだよね」
京太郎Side
「その人って・・・・・確か三尋木プロですよね?テレビで何回か見ました」
はやりSide
「そうだよ、だけど健夜ちゃんと卓を囲んだ人達の中で何人かの人達は牌が持てなくなってしまったり麻雀を辞めてしまった人達が少なからずいるのも確かなの、それは健夜ちゃんが圧倒的な実力を持っていて他の雀士達を寄せつけないほどにね。」
京太郎Side
「はやりんも小鍛治プロに負けた時は悔しかったんですか?」
はやりSide
「確かにその時は悔しかったけど今度は負けないぞっとか次は必ず勝ってみせるとか、そのぐらいの気持ちを持っていかないとコレからの麻雀を続けられないっていうのも確かなんだよね」
「それじゃあ諦めなければ勝てるのか?って言えばそうでも無いのも確かだよ?それが本当だったら諦めなかった人達は、どんどん勝てるようになるからね。だから、はやりが言いたいのは言い方は厳しいかも知れないけどコレからも負け続けて悔しい思いをしても諦めないで実力を上げていく事そして少しずつ麻雀の勉強をしていく事、まず私が京太郎君に伝えたいのは心構えだよ」
京太郎Side
「他には何かありますか?もしあるのならば教えてください」
はやりSide
「後は油断しない慢心しない傲慢にならない事そして何があっても表情には出さないように気を付ける事、私の知り合いのプロで表情をまったく出さない人がいるんだけど知っているかな?」
京太郎Side
「えっと・・・・・野依プロでしたっけ?」
はやりSide
「そうそう、野依プロは何が、あっても表情を出さないから読みづらいし他の雀士からすれば、やりにくい人なんだよね」
京太郎Side
「野依プロが、やりにくい人ですか?」
はやりSide
「野依プロみたいに表情を出さなければ本当はいいんだけど、表情に出す人は、みんな驚いたりするから、その雀士の手も読みやすくなるんだよ。」
「だから・・・・・はやりから京太郎に宿題を出します」
京太郎Side
「しゅ宿題ですか?」
はやりSide
「そうだよ。良く聞いてね」
「1つ目→何が、あっても表情に出さない事」
「2つ目→諦めなければ牌が答えてくれるって事」
「3つ目→油断しない、慢心しない、傲慢にもならない事」
「4つ目→麻雀はトップから最下位、最下位からトップにと一発逆転のチャンスもあるから終わるまでは気を抜かないように」
「5つ目→誰かと麻雀をする時は相手の表情も見る事」
「6つ目→コレからも毎日、麻雀の勉強を続けていく事」
「今はやりが言った事を約束してくれるかな?」
京太郎Side
「はい、約束します。」
はやりSide
「それは良かった。コレで、はやりは師匠らしい事が出来たよ。それじゃあ、聞きたい事が、あったらいつでも連絡してね。それじゃあね」
京太郎Side
「今日は、いろんな事を教えてくれて本当にありがとうございました」
次回は4校合宿編をやろうと思います
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第4話
俺は今、咲達と一緒に合宿をする場所に来ていた。しばらくすると龍門渕高校と風越女子と鶴賀学園の3校が集まりコレで県予選の決勝戦と同じになった
龍門渕高校は天江衣が率いる去年の全国に行った実力ある高校だ。メンバーは
天江衣
龍門渕透華
井上純
国広一
沢村智紀
そして執事のハギヨシさん
風越女子は長野にある高校の中で1番の強豪校で3年の福路美穂子さんを中心にして全員が纏まっている。メンバーは
福路美穂子
池田華菜
吉留未春
文堂星夏
深堀純代
久保貴子
鶴賀学園は清澄と一緒で無名高だけど県予選の決勝戦まで来たダークホークだ。メンバーは
加治木 ゆみ
蒲原 智美
東横 桃子
津山 睦月
妹尾 佳織
後は優勝校の清澄を入れて合計で20人いる事になる。
俺は県予選の続きを今から早速やるのかな?っと思ったら部長が、まずは温泉よね?っと言い出した。
そこは麻雀って言うんじゃないんですか?っと俺は思ったが言わない事にした。
だけど俺は女子じゃなく男子なので今いる他校の人達とは公式戦では出来ないので今回みたいな非公式の場は俺としては、ありがたかった。
特に俺が注目しているのは風越の福路さんだった。
なぜなら先鋒戦で龍門渕の井上さんが鳴いて点数を上げながら優希に何もさせないぐらいの勢いがあったからだった。
優希は何も出来ずに困っていると横から福路さんのサポートのおかけで何とか点数を上げてきたが最終的には福路さんの1人勝ちで終わらせたからだった。
俺は他校の人達と交流を深めながら麻雀をしようと考えていたら横から声をかけられた。
美穂子Side
「あら?あなたは誰ですか?」
「俺は清澄の須賀京太郎です」
「えっと、あなたは確か風越女子の・・・・・」
「福路美穂子です。そんな所にいてどうしたんですか?」
「俺は部長が3校の人達が集まったら麻雀をやるのかな?っと思っていたんですが麻雀をやらずに、まずは温泉よね?っと言い出したんで困ってたんですよ」
「それなら私と一緒にやりませんか?」
「それは構いませんが後2人、誰かする人いるでしょうか?」
なら私も混ぜてくれないか?
京太郎Side
俺は福路さんと一緒に話をしていたら後ろから話しかけられた。後ろを振り向いてみると名前は覚えてないが鶴賀の人だった。
「えっと、あなたは鶴賀の大将の・・・・・」
「私の名前は加治木 ゆみだ」
「思い出した。確かウチの咲と一緒に大将戦をしていた人ですよね?」
「そうか・・・・・君は清澄の生徒だったのか?」
「はい、俺は清澄の須賀京太郎です」
「それなら加治木さんも一緒にやりませんか?」
「そうだな、一緒にやらせてもらおうか」
「それじゃあ後1人、見つけないといけませんね?」
「なら衣がやるぞ」
「この人は確か龍門渕の・・・・・」
「天江衣だ・・・・・」
「風越に鶴賀に清澄か、県予選では負けたが今回は、まとめて倒そうぞ」
「ならこの4人で半荘1回をやりましょう」
「そうだな」
「はい、俺も、わかりました」
風越は福路さんが1番強いなって思います
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第5話
京太郎Side
俺は、この半荘をやる前に俺の師匠の、はやりんに言われた宿題を、やってみようと考えていた。はやりんは俺に実力を上げた方がいいと言ってたので俺は、この合宿で最低でも初心者から中級者ぐらいには、なりたいなっと思っていたからだ。
龍門渕が東、風越が西、鶴賀は北、俺が南になった。
龍門渕は、ハイテイを早速やってきた。俺達3人は、このままでは負けてしまうと考えたのか福路さんと加治木さんがサポートしてくれた。
2人の協力のお陰で俺は龍門渕にマンガンと役満を出す事が出来たが福路さんが龍門渕にロン宣言で12000で加治木さんが国士無双の24000を龍門渕に、ぶつけた。
そして最後のオーラスで俺は咲の得意技の嶺上開花で8000を龍門渕に叩きつけてギリギリ勝った。
「衣が、また清澄に負けた・・・・・お前は強いな清澄」
「いいえ俺は弱いですよ。俺は高校から麻雀を始めたばかりなのでまだ初心者です。だけど俺が勝つ事が出来たのは風越さんと鶴賀さんが協力してくれたから勝てたんです。2人が俺に協力してくれなければ俺は何も出来ずに負けていましたよ。今回は俺1人だけの勝利では無く3人の勝利です。」
「でも、またいつか天江さんと麻雀をする時は、その時こそ今回みたいな協力プレイじゃなく俺個人の実力で勝ってみせますよ」
「面白い、ならその時を待っていよう、清澄」
「それじゃあ俺はコレで・・・・・」
「清澄の男子、名前を聞かせてくれないか」
「俺は清澄の須賀京太郎です」
「須賀京太郎か・・・・・その名前を覚えておこう」
龍門渕の天江さんが離れると今度は俺が協力してくれた2人にお礼を言った。
「さっきの対局は協力してくれてありがとうございました」
「いえいえ、私が、あなたに協力したのは初心者と言っても勝ちたいっていう気持ちと負けたくないっていう気持ちが良くわかりましたから」
「私は男子と麻雀をするのは初めてだが中々面白かったよ」
「ありがとうございます」
「まだまだ時間は、ありますから合宿中は声を、かけてくだされば、お相手しますよ」
「私達の中にも初心者が、いるから君には興味が出てきた。私も合宿中は一緒に麻雀をやろう」
「ありがとうございます。コレからも、よろしくお願いします」
俺は福路さんと加治木さんにお礼を言うと今度はハギヨシさんに会った。
「さっきの対局を見てましたよ。おめでとうございます」
「ありがとうございます。それと県予選の時はタコスの作り方を教えてくれてありがとうございました」
「私は君が同じ部員の為に何かを頑張っている姿に感動したんですよ」
「また料理を教えてもらえませんか?」
「いいですよ。合宿中に教えられるだけ教えますよ」
「ありがとうございます。それじゃあ俺はコレで失礼します」
次回は京太郎が今回の対局についてを、はやりんに連絡をします。
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第6話
京太郎Side
俺は、さっきの対局で勝った事を俺の師匠の、はやりんに連絡をしていた。
「はい、もしもし?」
「はやりん今お時間は大丈夫ですか?」
「大丈夫だよ。それでどうしたのかな?」
「俺は今、清澄のみんなと一緒に県予選の決勝戦で対局した3校の人達と合宿中なんですけれど・・・・・」
「うんうん、京太郎君は合宿中なんだね」
「はい、それで俺は、さっき龍門渕の天口衣さんと風越の福路美穂子さんと鶴賀の加治木ゆみさんと一緒に対局をしていたんです。」
「最初は龍門渕高校がハイテイをしてきて、どんどん点棒が無くなって来ていたんですが風越さんと鶴賀さんが俺に協力してくれたおかげで何とかギリギリ勝ちました」
「良かったね。京太郎君、協力プレイだったけど今回その対局に勝てたんだね」
「鶴賀さんが龍門渕に国士無双を風越さんはロン宣言で12000で最後は俺の宣言で勝ちました」
「なるほどね、その対局で、はやりが言った宿題は出来たかな?」
「はい、できました。今回の対局が勝てたのは、はやりんが教えてくれたおかげです。」
「はやりは京太郎君に沢山の宿題を出しちゃったけど、ちゃんとやってくれたみたいで嬉しいよ」
「今回は協力プレイでしたが今度は俺1人で勝ちたいなっと思います」
「その為にも今回の合宿は京太郎君に、とって大切な時間だから合宿中は出来るだけ麻雀をするようにね。特に他校の選手と」
「他校の選手とですが?」
「京太郎君は女子じゃなくて男子だから今やってる合宿は大丈夫だけど女子の県予選の公式戦みたいに他校の選手と麻雀は出来ないよね?」
「確かにそうですね」
「男子が女子と一緒に試合が出来るんだったら、まだ良かったかもしれないけど京太郎君の場合は個人戦だけで団体戦は人数不足で出られないよね?だからこそ今やってる合宿中は最低でも1回は麻雀をするようにしないと強くなれないからね。それに他校の選手は今やってる合宿だからこそ一緒に麻雀をしてくれるけど合宿が終わったら、もう清澄の人達しか麻雀が出来ないでしょ?だから同じ学校の人達じゃなく合宿中は他校の人達を中心で一緒に麻雀をすること。そうすれば今よりも強くなれるからね」
「はい、わかりました。ありがとうございます」
「それじゃあ、また何かあったら連絡してね。またね」「はい、また何かありましたら連絡します。それでは、ありがとうございました」
俺は師匠の、はやりんに連絡が終わったので清澄のみんなが、いる場所に戻っていった。
次回は京太郎は出ませんよ
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第7話
はやりSide
はやりは今、控え室で京太郎君からの電話での話が終わると、はやりは京太郎君の今後について考えていた。
(はやりからの宿題を、ちゃんとやってるみたいだから今度は何を教えてみようかな?)
京太郎君は初心者だから何かを教えると、きっと今度、会う時には、やってくれると、はやりは思っていた。
はやりは京太郎が弟子になった事で楽しくて仕方なかった。
(けど京太郎君にも言ったけど油断、慢心、傲慢してはダメだから気を付けなきゃね)
はやりが、そう思っていた、その時に控え室のドアからノックの音が聞こえたので、はやりは返事をしながら開けてみると 健夜ちゃんだった。
小鍛治健夜ちゃんは麻雀では国内無敗で勝ち続けている日本最強の雀士です。
日本で麻雀をしている人達もしくは日本で麻雀を見ている人達からすれば最強は誰だって話になった時、そんな事を言うまでも無いって言うぐらいです。
はやりは何回か健夜ちゃんと一緒に試合で麻雀をしたけど1度も勝てずに終わってしまったけど今度は勝てるように頑張ろうと思っていた。
「はやりちゃん、何だか嬉しそうだけど何かいい事でもあったの?」
健夜ちゃんが、はやりに話しかけてきたが、はやりは普段の時みたいに健夜ちゃんに話をしてみた。
「実はね・・・・・はやりに弟子が出来たんだ」
「えっ・・・はやりちゃんの弟子・・・・・いつから?」
「今から1週間前ぐらいかな?高校1年生の男の子で初心者なの」
「その子は予選に出たの?」
「はやりが会う前の話だから見た訳じゃないんだけど負けちゃったんだって」
「その子は初心者なんでしょ?なら仕方ないよ。」
「いつか会わせてあげるね。初心者だから麻雀の勉強をさせてあげたいし」
「ありがとう、はやりちゃん。その子はオカルトあるの?」
「あるよ。本人は気付いてないけどね」
「どんなオカルトだったの?」
「それはね・・・・・想像を現実にするオカルトだよ」
「想像を現実・・・・・どういう事?」
「例えば今が東2局だとするよね?その時に後はイーピンが来ればツモが出来るって時に今イーピンを想像すると次に来るのはイーピンが来るって事だよ。」
「つまり今、自分の欲しいのを想像すれば次に来るのは・・・・・」
「自分が想像したのが次に来るって事だよ。」
「はやり達は役とかを知ってるけど、はやりの弟子は、まだ理解してないの」
「初心者だからだね。それじゃあ役を覚えたら・・・・・」
「はやりの弟子は今よりもっと強くなるって事だよ」
次回は京太郎を出しますよ
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第8話
京太郎Side
俺は福路さん達と麻雀をした後に龍門渕高校の執事のハギヨシさんと話が終わった後に俺の師匠のはやりんに連絡をしたが、はやりんはプロでアイドルでもあるから迷惑じゃないだろうか?っと思いながらも次にどうしようかと考えていた。
「少しよろしくて?」
俺は後ろから声をかけられたので振り返ると龍門渕高校の副将の龍門渕さんが目の前にいた。
「こんにちは、えっと確か龍門渕さんですよね?」
「そうですわ。先ほどの対局を見てましたが中々やりますわね」
「そんな事ありませんよ。風越さんと鶴賀さんが俺に協力してくれたから勝てたんですよ。俺個人だけだったら絶対に負けてましたよ。なんせ初心者ですから」
「それでも諦めずに勝とうとしていた、あの姿は褒めるべきものが、ありますわ」
「ありがとうございます。俺は初心者だからこそ今どうすればいいか?って思ってましたが清澄では男子は俺だけで俺は個人戦で負けて悔しかったんです。だけど部長には、お使いを頼まれてばかりで俺は麻雀が全然出来なくて出来たとしても負け続けて困ってたんです。それなら今回の合宿が終わったら麻雀部を辞めようとも思ってたんですよ」
「だけど俺は負けたくないんです。勝ちたいんです。でも清澄でするのは麻雀では無く女子のサポートだけなんで俺は必要ないんじゃないかと思いましたね」
「そうでしたの・・・・・ならここで1つ提案がありますが」
「提案ですか・・・・・それって、いったい」
「それは私達が、いる龍門渕高校に転校しませんか?あなたは県予選で偶然ハギヨシに会って清澄の先鋒の為にタコスを探しに行ったと聞きましたわ」
「確かに俺はハギヨシと会いました。」
「その後は今回の合宿中にハギヨシから料理を教わる約束をしているのも知っていますわ。もし龍門渕に転校して来るのであれば寮に住む事になりますが設備は完璧、麻雀も1日に何回も、させてあげますし、ハギヨシと一緒に料理でも何でもさせますわよ。もし龍門渕に転校したいって気が、あればハギヨシに言ってくださいまし。あなたが言う相手が、ハギヨシだったら、あなたも言いやすいでしょう」
「俺の為にそこまで考えてくれるなんて・・・・・ありがとうございます。ですがスイマセン。少し時間をください。」
「もちろんいいですわ。けど長くて1週間は待ちますわ。それ以上は待てませんわ」
「それだけあれば、ちゃんと考えられますね。しっかりと考えてみます。色々とありがとうございます」
「良い返事を期待して待っておりますわ」
さて京太郎は今回の話で何を考えるでしょうか?
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第9話
俺は明日で4校合宿も終わりなんだなっと思いながらも後1回ぐらいは麻雀をやりたいなって思って周りを見て相手を探していた。
咲Side
私は京ちゃんが何かを探すように周りを見ていたので、それを見ていた私は京ちゃんに話かけました。
「京ちゃん、どうしたの?」
京太郎Side
「咲か?ああ・・・・・実は明日で合宿が終わりだろ?だから最後に誰かを見つけて麻雀をやろうと思って相手を見てたんだよ」
「じゃあ京ちゃん、私と一緒に麻雀をやろうよ」
「ああいいぜ、なら後2人を集めないと・・・・・」
「なら私も混ぜて貰えませんこと?」
「龍門渕さん、俺は別にいいですけど・・・・・」
「私もいいですよ」
「なら決まりですわね」
「あと1人は」
「ならオレが入ろうか?」
「確か龍門渕の先鋒の井上さんですよね?」
「そうだ。面子を探してるんだろ?ならオレとやろうぜ」
「わかりました」
「俺も大丈夫です」
「私も構いませんわ」
「では始めましょうか」
俺達は牌が出てきたので確認をするといきなり龍門渕さんが仕掛けてくるが・・・・・
「リーチですわ」
(俺の今の牌が悪いな・・・・・コレを出すか)
俺はウーワンを出すと井上さんが宣言をした。
「ロン、ごっぱ(5800)だ」
俺は井上さんに点棒を渡して井上さんは俺の点棒を受け取った。
次に龍門渕さんがドラを出すと井上さんが鳴いた。
「チー」
そして俺達全員が何回か牌を出していくと今度は咲が動いてきた。
俺がイーピンを出すと咲が、カン宣言をした
「カン、ツモ、嶺上開花8000オールです」
「咲の嶺上開花が出てきたか・・・・ほらよ」
俺達は咲に点棒を渡した後に次の局に移ろうとした瞬間に龍門渕さんの雰囲気が変わったので俺は井上さんに話かける
「井上さん何か龍門渕の雰囲気が変わってませんか?」
「もうアッチになったのか、だが清澄の男子も気づいたか・・・・・こうなったらオレも止められねぇから飛ばされないように覚悟だけは、しとけよ」
「わかりました。忠告してくれてありがとうございます」
その後は井上さんが言った通りになった。
「ロン、12000」
「ツモ、8000」
「ロン、24000」
「コレが井上さんが言っていた事ですか?」
「ああ、そうだ。くそ、このままじゃ負けちまう」
俺は井上さんをサポートを、しようとする為まずはドラを出した。
「・・・・・ポン」
「・・・またポン」
(清澄の男子・・・・・オレをサポートしてきたのか?だが今回は助かるぜ。)
「ロン、12000」
「ロン、チッチー(7700)だ」
(次はオーラス・・・・・俺が逆転するには何かで24000以上を誰かにぶつけないと負けてしまうな・・・・・こういう時こそ、はやりんに教えてもらった事をやらないと)
そしてオーラスになった瞬間に俺は今まで以上の何かが駆け抜けていた
(なんだ?この感覚?けど関係ないな、このまま頑張ろう)
俺は全員が何回か牌を出すと俺は自分の牌を確認した。
(頼む、あの牌を来てくれ)
そして次に来たのは俺が思っていた牌だったので俺はツモ宣言をした。
「ツモ、ジュンチャン・3色、イーペーコーで24000だ」
「なんだと・・・・・オレは、しくったのか、」
「えっ」
「この私が負けるなんて、あり得ませんわ」
「勝った・・・・・俺が初めて勝った・・・・・夢じゃない・・・・・よっしゃあーーーーー」
「スゴイじゃん京ちゃん、また勝つなんて」
「何を言ってんだよ咲、俺は今回が初めて勝ったんだぞ」
「けど京ちゃんは、前回の対局を頑張って勝ったよね?」
「あの時は風越さんと鶴賀さんが協力してくれたからで、あって俺個人で勝った訳じゃねぇよ。俺が個人の力で勝ったって言うんなら胸を張って言える事なんだがな、」
「ですが負けは負けですわ」
「ああ・・・・・だがオレは楽しかったぜ」
「私も楽しかったよ、京ちゃん」
「龍門渕さん、井上さん、俺は今とても嬉しいですが同時に楽しかったです。ありがとうございました」
「今度はオレが勝つ、また一緒に麻雀やろうぜ」
「私も今度は負けませんわよ、それでは、また」
俺は龍門渕さんと井上さんを見送ると咲が俺に話し掛けてきた
「京ちゃん、麻雀って楽しいよね?」
「ああ・・・・・そうだな」
最後は池田ァァァを出しました。なぜ池田ァァァかって?天江衣に、やられて印象が残ったからです。
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第10話
京太郎Side
俺は咲達と麻雀をした後にハギヨシさんから料理を教わる為に今夜の料理を一緒に作っていた。
「なかなか良く出来てますよ?京太郎君は普段は料理でも、しているのですか?」
「いいえ、普段は自分では作りませんね。だけど俺は県予選の時ハギヨシさんからタコスのお店を教えて貰った後に後日タコスの作り方を教えて貰った事ありましたよね??実は、アレ以来に料理を親が、いない時は少しずつやるように、なったんですよ」
「そうなのですか?それは良い事ですよ。料理した物は食べますからね。食事は大切です。生きていく中で食事は楽しみ、でもありますからね」
「そうですね。俺も楽しみですよ。」
「けど県予選の時も今回も、そうですが俺に色々と教えてくれてありがとうございます。」
「私は聞かれたから答えただけですよ」
「さあ他の人達が待っていますから頑張って続きをやりましょう」
「はい」
それから20分後
「みなさん、夕飯の準備が出来ましたので来てください」
「もうそんな時間だったのか?早いな」
「それじゃあ食べに行こうか?」
「そうね、そうしましょう。」
他の人達が夕飯を食べる為に移動しているとハギヨシが俺に話しかけてきた。
「それと京太郎君は、もっと周りの人達の行動を見た方がいいと思いますよ」
「周りの人達をですか?」
「例えば誰かが、ノドが乾いたら冷たい飲み物とか暖かい飲み物を出すと、その人は京太郎君に対してお礼を言いますよね?」
「そうですね。」
「後は誰かが荷物を運んでいる時に重そうだなって思った荷物は荷物を持ってきた人に、さりげなく荷物を持ちますよ?って言いながら荷物を持つといいですよ。そうすれば、その人から見て京太郎君は自分の変わりに重い荷物を持ってくれて助かるなって思います。少なくとも、その相手からすれば嬉しいなっていう感情が出ますよね?」
「確かに・・・・・言われてみると」
「このように誰が、何を、どうして、何をしているかの行動を見ながら考えると京太郎君は、もっと周りの人達から頼れる存在になりますから悪い印象は与えませんよ」
「なるほど勉強になりました。ありがとうございます」
「合宿中だけでしたが君に色々と教えられて良かったですよ。コレは私の連絡先です。今度もし気になる事が、あったり、わからない所が、あったら龍門渕の屋敷まで来てください。その時は歓迎しますから」
「わかりました。また何かあったら連絡します。」
「それでは一緒に夕飯を食べに行きましょうか?ここには、もう他の人達は誰も、いませんからね」
「いつのまに・・・気づかなかった。わかりました。ついていきます」
夕飯を食べた後は、お風呂に入って寝るまでハギヨシさんから料理を教えてもらった。今度ハギヨシさんに、お礼を言わなければいけないなっと思いながら俺は眠った。
次の日の朝、合宿の最終日は他の人達は当然だけど学校が、あるので挨拶をしてから帰っていった
1番遠い鶴賀は朝ご飯を食べて少し、したら帰ってしまった。次に風越さんと龍門渕さん、最後は俺達の清澄だった。
俺は清澄の、みんなと別れた後に携帯電話を見ると着信とメールが、あった。誰から、なんだろうな?っと思ってみたら師匠の、はやりんだった。
着信を見た後に俺はメールを見たら「今度の土日は大丈夫かな?」っと書いてあったので俺は携帯のカレンダーを見たら特に何の予定も無かったので大丈夫ですっと答えて送った。すると10分ぐらい経つと師匠の、はやりんから返信が来て「今度の土日に東京の、この場所に来てほしい」っと書いてあったので、わかりましたと書いて送った。
けど、なぜ土日に俺を呼ぶのだろうか?師匠はプロでアイドルだから中々、休めないんじゃって思いながら帰っていった。
次回は京太郎、はやりんがメインです。他の人達も出すかも知れません
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瑞原はやりの弟子について
瑞原はやりの弟子について
この小説はアニメの咲を見て面白かったから書いてみました。
正直に言いますが作者は麻雀を知りません。
その為、他の人達から見れば物足りないって思わせているかも知れませんが、そこは作者の力不足です。
だから他の人達に、ここは違うなって言われたり麻雀シーンの内容が良くわからないって言われても
作者はコレが限界です。
とりあえず、この小説が終わったら次回の咲は麻雀が無い別の話の咲をするかも知れません。
どうするかは、まだ考えてません
今回、書いている小説の、瑞原はやりの弟子は、今回の初めて咲を書く中で麻雀シーンを書いてみたかったんです。
けど麻雀は良くわからないので今回の、このように今は麻雀をしていますよっていう雰囲気を出す為に点数と、ツモ、ロンなどを言ったセリフを書いてみました。
アニメの咲は戦犯の表情が面白かったです。天江衣に、やられていた池田ァァァとか
可哀想だと思ったのは阿知賀の玄さん
宮永照と園城寺トキ、すばら先輩と4人で麻雀をしていた時に玄さんは、ほとんど何も出来なかった
あの中で1番頑張ったのは園城寺トキだと俺は思います。
最後は倒れて運ばれてしまいましたが・・・・・
すばら先輩は宮永照が相手でも飛ばされなかったので、すばらです。
後は咲さんが道に迷った時に阿知賀のレジェンド率いる阿知賀のメンバー全員と会いますが、この時の咲さんの表情が少し怖かったです。
全国編の続きを早く見たいですが、いつ見れるようになるんでしょうか?
本では咲さんがネリーに負けてますし
姫松が負けましたからね
姫松は愛宕だけが強い感じかな?
後はタイトルの名前が、咲、阿知賀編って書いてありますが俺は阿知賀って言うよりも
咲、千里山編って言った方が早かったんじゃ?
全国の決勝の組み合わせは、どんな感じになるんだろうな?
清澄は咲が主人公としているから清澄は決勝に来るとして
決勝は清澄と白糸台と阿知賀と臨海女子ですかね?
まあ予想だから何とも言えませんが
個人戦は個人戦で気になるけどな。やっぱり宮永照が暴れまくるんだろうな
風越のキャプテンと永水の神代小蒔は個人戦がんばってください。
だけど作者は咲のキャラクターの中では永水の石戸霞が1番好きだけどね
長くなりましたが、この小説は30話ぐらいで終わらせようかと考えてますが、もし今みたいな感じでもいいよって言うので、あればコレからも読んでください。
少しずつ書いていきますので、これからも、よろしくお願いします。
今回このような話をさせて貰う為に書きました。
その為、作者が麻雀を、ちゃんと書けてないから他の人達に何を言われても仕方ないなって思います。
だけどちゃんと少しずつ完結が出来るように書いていきます。
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第11話
京太郎Side
俺は初めて東京に来たから、どこに何が、あるか知らないので交番にいた警察官に道を教えてほしいっと聞くと教えてくれた。
俺は、お礼を言った後に師匠のはやりんに指定された場所に向かってまた歩き出した。
歩いて10分ぐらいして師匠の、はやりんが教えてくれた場所についた。
でも見た感じが高校生が入っていいような店じゃなかった。
俺は、もしかしたら間違えたのか?っと思って念の為に俺は携帯のメールを2~3回は確認していた。やっぱり場所も名前も住所も合っていた。
この場所だと気付いた俺は、お店の中に入る。
すると店長と書いてある名札を付けている人が来て、お一人様ですか?っと聞かれたので俺は「待ち合わせです」っと答えた
すると店長と書いてある人は俺に「お好きな席に、どうぞ」っと言ってくれた
俺は奥のテーブル席で4人は座れるだろうなと思う場所に移動した。
そこに座ってからお店の人が、お水を持ってくると俺は師匠の、はやりんにメールで連絡をした。
「今、付きました。中に入って待っています」
電話だと気づかないかも知れないがメールだったら相手の人が消さなければ、ずっと残っているから安心だと思ったからだ。
メールを送って5分後に師匠の、はやりんが来た。
「ゴメン待った?」
「いいえ、今、来た所です」
俺は何となく、そう言ってみた。
「何かデートみたいだね」
っと師匠の、はやりんが言ってきたから俺は、かなり驚いたけど
「実は今日はやりが京太郎君を呼んだのは京太郎君に麻雀の勉強をさせようっと思って呼んだの」
「勉強ですか?」
「京太郎君は、まだまだ初心者だから覚えなければならない事が結構あるから」
「まあ確かに・・・・・そうですね」
「もう少しすると、その人達も来るから待っててね」
「その人達っていったい・・・・・」
「はやりちゃんお待たせ」
「ここが待ち合わせの場所かい」
「中々いい場所みたいでGOODですね」
「いい場所」
「えっ・・・・・戒能プロに野依プロに、三尋木プロに小鍜治健夜プロじゃないですか。」
「そうだよ。京太郎君は、はやりを入れた5人と麻雀をするんだよ。」
「そうなんですか。テレビで見ていた人達が、この場所にいて今から俺と麻雀って・・・・・何か場違いな気が、してきたんですけど」
「大丈夫だよ。前もって他の人達には連絡してあったから」
「そうだったんですか。あっ俺は清澄高校の須賀京太郎です。よろしくお願いします」
「君が、はやりちゃんの言ってた子なんだね。私の名前は小鍜治健夜です。よろしくね」
「俺でも知っていますよ。小鍜治プロは国内では無敗で永世正七冠で元世界ランキング2位、恵比寿時代は毎年リーグMVPでしたよね?」
「良くそこまで知ってるね?」
「師匠の、はやりんに麻雀の勉強をするように言われたので調べました」
「君が、はやりさんの弟子なんだね・・・・・私は戒能良子です。よろしく」
「こちらこそよろしくお願いします」
「野依理紗」
「こちらこそよろしくお願いします」
「君が、はやりんの弟子とはね。強そうには見えないけど、わっかんねー、私は三尋木咏」
「いつも着物を着ている着物プロですよね?よろしくお願いします」
「それじゃあ全員と挨拶をしたから京太郎君は、はやり達と交代で麻雀をするからね」
「わかりました。師匠」
「京太郎が今いるプロのみんなから教わるのは健夜ちゃんから勝ち続ける強さを、理紗ちゃんからは表情を、咏ちゃんからは爆発力を、良子ちゃんからはメンタルを、はやりからはツモ、ロンなどのスピード重視を京太郎に教えてあげるからね」
「はい、わかりました。」
「それじゃあ最初は誰が麻雀する?」
「最初はやりが、やるよ。はやりが京太郎君に言い出した事だし」
「なら私が出ようかな。たまには、こういった場での麻雀もいいし」
「小鍜治プロが出るとか、わっかんねー、なら私も出てみようかね」
「さあ京太郎君、はやり達と夜まで、やるからね」
(とても不安で仕方ないけどプロが何人も今いる、このチャンスを逃す訳には、いかない)
「はい皆さん、よろしくお願いします」
京太郎は今回の特訓で強くなれるのか?
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第12話
俺は師匠はやりんを入れた5人のプロ達と一緒に麻雀をしていた。最初の組み合わせは俺と、はやりんと小鍜治プロと三尋木プロだった。
2回目は俺と戒能プロと野依プロと、三尋木プロ、
3回目は俺と野依プロと戒能プロと、はやりん、
4回目は俺と戒能プロと小鍜治プロ、はやりん
俺は固定されて、こんな感じで麻雀をする時は絶対に俺は卓に入りっぱなしの状態でプロ達は交代しながら俺と一緒に麻雀をしていた。その結果・・・・・もう途中から数えてないがプロ達と一緒に麻雀を、やり続ける内に心が何回も折れそうになるが、それでも俺は飛ばないように注意したが小鍜治プロと師匠はやりんに毎回飛ばされて燃えつきた。
「京太郎君、大丈夫?」
師匠の、はやりんが俺に声をかけてくるが俺は反応が出来なかった。
「表情が死んでいますね」
「実力は、まだまだだけどコレからが、わっかんねー」
「まだまだ」
「けど、この子・・・・・京太郎君って言ったよね?初心者だから仕方ないかも知れないけど諦めずに私達と麻雀を続けてやる、その心は私、いいなって思うよ。中には圧倒的な実力者と麻雀をした時に大量失点しちゃって途中から心が折れて麻雀が出来なくなってしまう人や麻雀を辞めてしまう人が、いるから・・・・・私は10年前の事あるから今の京太郎君が気になるけど」
「大丈夫だと思いますよ。小鍜治さん。彼は実力は無いけどコレから麻雀を続けていけば今よりは強くなりますよ」
「その前に麻雀を続けてるのか、わっかんねー」
「けど、はやりちゃん?この子は面白いね。私の弟子にしてもいい?」
「健夜ちゃんダメだよ。京太郎君は、はやりの弟子だから」
「そっか・・・・・残念だな」
「小鍜治さん、アンタまさか、この子に手を出すんじゃ・・・・・さすがアラフォーだねぃ」
「アラサーだよ。何を言ってるの」
「・・・・・はっ、俺は確か麻雀を」
はやりが京太郎君を見るとやっと向こう側から帰ってきた。
大丈夫?京太郎君?
はやりん?あっはい、大丈夫です。
はやりは京太郎君が大丈夫なのを確認すると安心した。
あの・・・もう一度お願いします。まだまだ続けたいんです
「いいよ。それじゃあ続きを始めようか」
あの特訓から数時間後・・・・・夜になってプロの人達は明日は仕事あるようなので、はやりん以外は帰ってしまった。
あの・・・・・今日は俺の為に、いろんなプロの人達と麻雀をさせてくれてありがとうございました。
今回はやり以外と麻雀をしてみたけど、どうだったかな?
そうですね・・・・・まず小鍜治プロみたいに勝ち続けるには自分の実力を上げる事が大切だと気づかされました。
三尋木プロは役満とか、そういったのが何回かあったので驚かされました。
野依プロは何が、あっても表情が変わらなかったので相手に自分の牌を悟らせないようにしてましたし
戒能プロは自分以外の誰かが何回も、ツモ・ロン宣言しても心が折れてなかったのでスゴイなっと思いました。
良く気付いたね。麻雀は最下位がトップに、トップが最下位にと1発逆転も出来るから完全に終わるまでは油断しては、いけないって事が肝心なんだよ。
そうならない為には、どうしたらいいか?まずは自分の実力を上げないと勝ちたくても勝てないからね。
次に相手の牌と表情を見ると、わかるんだけど相手は今、何をしようとしているか、わかってくるんだよね。
心が折れたら次に来る牌にも影響が出るからメンタルを鍛える事
オカルトに振り回されない・・・・・自分の実力だけで勝たなければ意味は無いからね。
京太郎君も気を付けるようにね。
最後に大切な事を言うけど良く覚えておいて・・・・・
オカルトに頼ってばかりではダメって事。
オカルトに頼ってばかりの人は自分のオカルトが相手に通用しない場合、最後は自分の実力で何とかしなければならないからコレだけは忘れないように
はい、わかりました。
それじゃあ、また会おうね。
京太郎はプロ達にフルボッコにされて心が折れる直前まで、いきました。
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第13話
俺は、どうやって家に帰ったか良くわからないほど疲れきっていた。はやりんに呼ばれて行った土曜日・・・・・まあ昨日の話だが師匠はやりんが呼んでくれた、はやりん以外のプロの人達と麻雀をした。だけど正直に言って心が折れそうになった。
今日は日曜日だけど今日は今日で小鍜治プロ、はやりん、戒能プロの3人と俺を入れた4人で麻雀を朝から夜まで10回以上したが、どれも俺が飛ばされて終わってしまった。
昨日よりかは、まだ良く出来た方だと思う。
昨日は特に酷かった。なぜならプロ達が出すのは24000と12000ばかりで8000から下の点棒は支払わなかった。もしかしたらテンパイで終わりかな?っと思ったら12000とかなので心も身体もボロボロだった。
えっ?何これ?イジメ?イジメなの?そう何度も何度も思わせるぐらいの威力があった。
中でも1番効いたのは昨日の夜の最後の半荘だった。
メンバーは俺と小鍜治プロとはやりんと野依プロだった。
俺が小鍜治プロに跳満を直撃させると次から小鍜治プロの雰囲気が変わって小鍜治プロは俺を集中的に狙ってきた。途中はやりんが小鍜治プロに何かを言ってたが俺は、しばらく動けなくなった瞬間だった。
私は今になって気づいたが10年前と同じ事をまたやってしまった。
前に、はやりちゃんから弟子が出来たと話を聞いて私は次の土曜日と日曜日に東京の指名された場所に来てほしいと言われて行ってみた。
実力は初心者なんだから当然だけど弱かった。私は最後の半荘で私とはやりちゃんと理紗ちゃんと清澄の学生で、はやりちゃんの弟子で須賀京太郎君だった。
あの時は阿知賀の赤土さんだったが今は赤土さんの変わりに、はやりちゃんの弟子で京太郎君が座っていた。ここに座っていたのが赤土さんだったら私は10年前の再現だなっと思っていた。
私は今日の麻雀をするメンバーは違っても1人は学生で残りは全員プロなんだから京太郎の実力は気になる所だろう。
私は京太郎の実力をまだまだ確かめたかったので様子を見ていたら京太郎君が私に跳満を直撃させてきた。
私は相手が違うといっても10年前と同じ事をされて驚いてしまった。
そして次から私は赤土さんみたいに京太郎君を集中的に狙ってしまった。
私は京太郎君から点棒を貰い続け気づいたら京太郎君が飛んでいた。
はやりちゃんと理紗ちゃんが驚きながら私を見て話しかけて来て私は気付いた事があった。
非公式で相手が学生と言っても私は10年前の再現をしてしまったのだから。
私は今の京太郎君を見てみると京太郎君の表情が死んでいた。京太郎君は、はやりちゃんの弟子なのにコレがキッカケで麻雀を辞めなければいいのだけど・・・・・私は気になりつつも彼を見ていた。
はやりは京太郎が健夜ちゃんから跳満を健夜ちゃんに直撃させたのを見て驚いた。実力は初心者なので強くは無いけど成長してきたなっていう想いが伝わってきた。
だけど・・・・・はやりは見てしまった。
健夜ちゃんの雰囲気が突然変わった事を・・・・・
はやりは理紗ちゃんを見て理紗ちゃんも、はやりの言いたい事が、わかったみたいで良かったが・・・・・健夜ちゃんが京太郎君を集中的に狙った。
コレは10年前の再現をまた健夜ちゃんは、したんだとはやり達は気付いてしまった。
オーラスが終わって健夜ちゃんが1位になってはやりと理紗ちゃんは健夜ちゃんに話しかけた。
健夜ちゃん。今のって、もしかして・・・・・
ごめんね。はやりちゃん。私またやっちゃった。
やりすぎ
はやりちゃんも理紗ちゃんも気づいてくれたのに・・・・・2人ともごめんね。
はやり達は表情が死んでいる・・・・・まだ向こう側にいるであろう京太郎君を待ちながら3人で話していた。
小鍜治プロの国内無敗はダテじゃない
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第14話
俺は小鍜治プロから集中的に狙われた後に気づいたら半荘が終わっていた。
しかもトラウマになりそうなほどの威力を小鍜治プロが出したからだ。
まさか小鍜治プロが連続でロンとツモを言うとは思わなかったからだ。
今回は、さすがに心が折れそうになったし麻雀を辞めたくもなった。そう思わせるぐらいの連続であった。
はやりは京太郎君が気になっていた。
今回の健夜ちゃんが京太郎君にしたアレは今から10年前の阿知賀の人にした事と一緒なのだから、はやりと理紗ちゃんは覚えていた。
10年前あの試合が終わった後に聞いた話だけど噂では阿知賀のエースは麻雀部を辞めてしまったらしい。
そしてそれから10年が経った今は驚いた事に当時の阿知賀のエースは今の阿知賀の監督になったと風の噂で話を聞いたから。
何でも10年前の阿知賀のエースを実業団に誘った人が、いたみたいなのだから。
しかし経営の問題とかで奈良に戻ってきて阿知賀のエースは当時の阿知賀のメンバーの人と一緒に帰ってきたと聞いたので最初はやりは驚いていた。
健夜ちゃんと麻雀をした人は圧倒的な実力の前に牌が持てなくなってしまって辞めてしまう人が殆んどだったからだ。
そして今回は京太郎君は10年前の事を知らなかったといっても、はやり達は知っていたから気になった。
京太郎君は精神力が強いが今回の事で麻雀を辞めなければいいのだけど・・・・・
・・・・・はっ、えーと・・・・・そうだ。俺は麻雀をしてたんだったな。
ようやく京太郎君が向こう側から戻ってきたけど大丈夫なのかな?
京太郎君?大丈夫かな?
はやりん・・・・・はい大丈夫です。ちょっと魂が飛んでましたが俺は平気ですよ。
京太郎君ごめんね。私は・・・・・
小鍜治プロの雰囲気が変わったのを俺は気付きましたが俺を狙ってくるとは思いませんでしたが俺は大丈夫です。コレぐらいで心が折れるぐらいなら清澄のみんなと麻雀は出来ませんから。
そう?それならいいんだけど・・・・・
最初は雰囲気が変わっただけでまさか俺を狙ってくるとは思わなかったので驚きましたが、でも俺は大丈夫ですよ。まだまだやれます。だから、もう1回だけ半荘をお願いします。
そうしたいのは山々だけど明日は仕事なんだよねぃ。
私は明日も休みだから大丈夫だけど・・・・・
私も大丈夫ですよ。小鍜治プロ
なら明日のメンバーは京太郎君と、はやりちゃんと私と良子ちゃんの4人で麻雀をしよう。
それじゃあ明日また会おうね。京太郎君
はい。今日は、みなさんありがとうございました。
って言う事が昨日の土曜日の1日だった。
日曜日の今日は俺と、はやりん、小鍜治プロと戒能プロを入れた4人で麻雀をしたんだけど結局は飛ばされてしまった。
メンタルは確かに強くなったけど俺の実力は結局どうなんだろう?強くなったんだろうか?けど俺は、あの小鍜治プロに直撃させるとは思わなかったから俺自信も驚いてしまった。
家に着いた俺が今やるべき事は師匠はやりんから言われた宿題をやろうと決めていた。
俺は今より強くなっていずれプロの人達にも勝って見せる
京太郎は小鍜治プロにフルボッコされた為にメンタルは結構強くなりました。京太郎の実力は・・・・・少し強くなったかな?ぐらいです。
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第15話
師匠はやりんが呼んでくれたプロの人達との地獄の麻雀が終わって次の日
俺は清澄高校で今は咲達と麻雀をしていた。
「カン」
「もう1個カン」
「もう1個カン」
「嶺上開花・・・・・32000」
咲が部長に嶺上開花を直撃させて半荘が今やっと終わって考えているが咲は得意技の嶺上開花で点棒を調整しながら他の人達から最後に点棒を受け取って半荘を終わらせた。
清澄のメンバーの中では1番強いのは咲だがメンタルに少し不安があるものの実力は折り紙付きだ。
タコスが好きな優希は東場では強いけど南場になると弱くなる。
和は、いつもオカルトを否定しているが中学の時にチャンピオンになった成績が、あった。けど清澄に来たのが俺には、わからなかった。和だったら名門校から誘われていただろうに不思議に思っている。
染谷先輩は県予選で戦った初心者の人と相性が悪かったのかいつもの調子が出せてなかった感じに見えた。
部長は麻雀をする時いつも牌を打ち上げながら最後は叩き付けるっいう神業?をしている。その内に審判から注意を受けるんじゃないだろうか?他の学校の人達も部長の打ち上げを見たら1人ぐらいは何かを言うだろうな
そして俺は自分の事を考えていた。清澄のメンバー・・・・・特に部長からは雑用扱いされてて俺は放課後では麻雀をさせて貰えないのだから・・・・・それだったらいっその事、4校合宿の時に龍門渕さんに言われたあのお誘いを受けようか?と俺は思い始めて携帯を学校のカバンから出していた。
連絡する時は龍門渕さんではなくハギヨシさんに言っても構わないと言ってくれたのを俺は覚えている。しかしハギヨシさんは龍門渕の執事だから忙しいだろうなと思って俺はハギヨシさんに連絡をするのは止めて龍門渕に直接行こうと俺は考えて決めた。
龍門渕に行けば少なくても最初に出てくるのはハギヨシさんで何人かの人達は4校合宿の時に俺と麻雀をしたから俺の事を覚えているだろうしな。
その時に誘われた時の話をしても別に大丈夫だと思っていた。
だけど俺には心配な事が1つだけある。それは咲の事だ。
咲は毎回毎回って言うほど目を離すとすぐに迷子になる。だから俺は咲を放っておけない。龍門渕に行けば確かに設備も整ってるし清澄にいる今よりかは麻雀をさせてくれるだろうけど・・・・・師匠はやりんに、この事を相談した方がいいのかな?っと俺は思っていた。はやりんの意見も聞きたいし聞いてから判断するのも悪くないよな?っと思ったからだ。
俺は今度の休みの時に龍門渕に行く事にして勉強の続きを再開した。
部長は牌を打ち上げた後に牌を叩き付けているけど雀荘に行ってコレやったら出禁になるだろ。
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第16話
俺は咲と一緒に帰っていた。そして咲を家まで送って行ってから自分の家に帰っていった。俺は夕飯を食べた後はやりんに連絡をした。メールじゃなく電話で連絡をしたけど今は忙しいのかな?電話に出られなかったのか、もう電話を切ろうとした瞬間に、はやりんの声が聞こえてきた。
「もしもし京太郎君?」
「夜遅くにスイマセン。実は相談ありまして・・・・・」
「なにかな?はやりが聞いてあげるよ。」
「実は・・・・・」
俺は今の清澄の俺の状況について、4校合宿の事について、4校合宿の時に他校の人にウチに来ないか?っと誘われた事を俺は師匠はやりんに言ってみた。
「・・・・・・・・・・なるほどね。でも京太郎君は、その女の子が気になるんだよね?」
「正直に言うと気になりますね。高校生なのに、いつも迷子になるし・・・・・探すのが大変なんです。だけど清澄のメンバーの中では1番強いんですけどメンタルに少し不安あるんですよね。」
「でも京太郎君は清澄では麻雀が全然出来ないんだよね?」
「はい、ですけど4校合宿の時に龍門渕高校から龍門渕に来ないか?っと誘われました。龍門渕に来れば寮生活になりますが設備は完璧で麻雀も、やらせてくれるって言って貰えたのですが迷っていますね。」
「龍門渕に行けば京太郎君自信は良くても気になる女の子とは会えなくなるからね」
「でも放っておけないんです。だけど清澄にいる限り、俺は麻雀が出来ないんで迷ってます。そこで俺では判断が出来なかったので、はやりんに聞いてみようとしたのですが・・・・・」
「はやりとしては龍門渕に行く方が、いいなって思うよ。少なくても今よりかは麻雀が出来るのだから麻雀が出来ない方(清澄)よりも麻雀が出来る方(龍門渕)に行った方が自分の為になると思うんだよね。でも最終的に決めるのは京太郎君だから良く考えた方がいいね。」
「わかりました。夜遅くに連絡をしてしまってスイマセンでした。」
「大丈夫だよ。また何かあったら連絡してきてね。」
「わかりました。それでは失礼します。」
俺は師匠はやりんに連絡した後にお風呂に入ってから明日の学校に行く準備をしてから俺は寝た。
でも俺は寝る前にある事を考えていた。それは4校合宿の時に龍門渕さんに誘われた事を清澄のメンバーには言ってないからだ。
咲以外は俺が、いなくても対して困りは、しないだろう。けど咲は俺が、いなくなったらどう思うだろう?咲は俺が龍門渕に行ったら困るだろうし最悪の場合は泣くかも知れないなっと俺は思っていた。
次回は京太郎が龍門渕に行きます。4校合宿の時の返事をします。
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第17話
俺は4校合宿の時に意外な事に龍門渕さんに龍門渕に来ないか?っと俺は聞かれて俺は迷っていたが俺の答えは決まった。
俺は龍門渕の入口に着いたので携帯を出してからハギヨシさんに連絡をした。
「もしもしハギヨシさんですか?」
「はい、そうですが」
「清澄高校の須賀京太郎です。今、龍門渕に着きました。入口にいます」
「そうですか。それでは今から行きますので待っていてください。」
俺はハギヨシさんに連絡をした後に入口の所で待っていた。それから5分後にハギヨシさんが来てくれた。
「こんにちはハギヨシさん」
「こんにちは京太郎君、今から案内をしますので付いてきてください」
俺はハギヨシさんに言われて後ろから付いて行きながら咲の事を考えていた。
(もし・・・・・俺が龍門渕に行ったら咲は絶対に寂しがるよな)
俺はハギヨシさんに着きましたよっと言われてハギヨシさんはドアを開けてくれた。
部屋の中を見ると県予選で一緒に麻雀をした5人がコチラを見ていた。
「皆さんこんにちは、清澄高校の須賀京太郎です。」
「こんにちは清澄の男子である須賀さんがウチに来るなんて珍しいですわね」
「実は4校合宿の時に龍門渕さんに言われた返事を言おうと思って来ました。」
「確かに合宿の時に私は須賀さんに言いましたわね。」
「その答えですが・・・・・すいませんが、お断りさせて貰います。」
「理由を聞いてもよろしくて?」
「はい、俺は4校合宿の時に龍門渕さんに言われてすぐには答えられませんでした。」
「そうでしたわね。」
「4校合宿が終わって俺は家に帰ってから考えました。でも俺は1人では決められなかったので俺は、ある人に相談したんです。」
「ある人?どなたですの?」
「すいませんが名前は言えません。だけど俺は、その人に相談した後に言われたんです。」
「麻雀が出来ない方(清澄)よりも麻雀が出来る方(龍門渕)に行った方が俺自身は強くなれると言われましたが俺には放っておけないヤツがいるんです。」
「その人は、どなたですの?」
「そいつは清澄の大将です。皆さんは知っていますよね?」
「清澄の5人目か」
「はい、ですが、どこかに行くといつも迷子になって毎回ですが俺が探しに行かなくては行けません。」
「だから俺はアイツが心配なのでお断りさせて貰います」
「そうですか・・・・・でも決めた事なのですから仕方ありませんわね」
「申し訳ありません。悩んで悩んで決めた結果が、お断りの話で」
「構いませんわ。無理にとは言えませんもの」
「そういえば今日は、それを言いに来ただけなのか?」
「はい、そうですが?」
「何も予定が無いんなら今から半荘やらねぇか?合宿の時みたいにやろうぜ」
「俺は別に大丈夫ですが・・・・・」
「私も構いませんわ。」
「なら私が入る」
「それでは始めますわよ?」
今から半荘をする事になり俺が東、龍門渕さんは南、井上さんが北、沢村さんが西と全員が決まった。
「よろしくお願いします」
「よろしく」
「よろしくお願いします」
「よろしくお願い致しますわ」
さあ、俺の麻雀を始めようじゃないか
今回は龍門渕に行かない京太郎にしましたが、もしかしたら龍門渕に行く京太郎を書くかも知れません。
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第18話
俺は最初の半荘以降に何回か麻雀をした。
たぶん回数で言えば3~4回したと思う。けどその内の2回は天江さんと麻雀をしたが負けた。
けど師匠はやりんが呼んでくれたプロの人達のおかげで精神的にキツく無かった。
メンタルに関しては自分でも不思議なくらいに冷静だった。
そして最後の半荘が終わって座ったまま休んでいるとハギヨシさんが俺に話しかけてきた。
京太郎君、少しいいですか?
はい?大丈夫ですが・・・・・
私達なら大丈夫ですわ。
それじゃあ俺は抜けますね。俺はハギヨシさんの近くに行くとハギヨシさんが俺に話しかけてきた。
県予選の時ですが京太郎君は私にタコスの店はドコに行けばあるかを聞いた事ありましたよね?
はい、確かにありましたね。
その後に京太郎君は私にタコスの作り方を教わりにきましたね。
そうですね。
京太郎君が私にタコスの作り方を教わっている時に思ったんですよ。京太郎君に料理を教えてあげたいと
俺に料理ですか?
料理は作れるようになって損は、しませんよ。生きていく中で料理は食べますからね。
それは確かにそうですね。それでは教えますからわからない所は手伝いますから作ってみてください。
わかりました。
それから1時間後・・・・・
ハギヨシさん、出来ました。
良く頑張りましたね。
それではコレをみなさんに持っていきましょう
みなさんお待たせしました。京太郎君が作った料理です。ぜひ食べてみてください。
コレは・・・・・煮物か?
そうです。にんじん、里芋、鶏肉、大根を入れて作りました。煮物は冷めても美味しいですから
それでは、頂きますわ。
うめーなコレ
美味しいね
美味しい
良かったですね。京太郎君
いえいえ、ハギヨシさんが俺に料理を教えてくれたからこそ出来た事ですから・・・・・ハギヨシさん、俺に教えてくれてありがとうございます。
・・・・・清澄高校の須賀京太郎さんっと仰いましたわね?
はい、そうですが?
あなた・・・・・龍門渕で働いてみませんか?
えっ?
ハギヨシが須賀さんに教えながら作ったとは言え美味しかったのは確かですわ。もし龍門渕で働いてみる気あるのでしたらハギヨシと一緒にして差し上げますわ。もちろん、ちゃんとバイト代も出しますわ
親と相談してからでもいいですか?そう言われるとは思わなかったので1人では決められませんから・・・・・
それは確かに、そうですわね。
それじゃあ俺は、そろそろ帰りますね。ハギヨシさん。今日は、ありがとうございました。
いいえ、私としては本当ならばもっと色々と教えたかったですが今日1日だけでは時間が限られますからね。
それでも教えてもらったのは確かですから、お礼は、ちゃんと言わないといけませんよ。
そうですね。
それでは、みなさん、さよなら。また会いましょう。
また来てくださいまし。歓迎いたしますわ
料理がメインでは、ありません。麻雀がメインです。
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第19話
俺が龍門渕に行って龍門渕さんに伝えた後は半荘を何回か俺やったけどダメだった。去年全国に行ったからか龍門渕のメンバーは強かった。特に天江衣さんと龍門渕の2人がスゴかった。龍門渕さんは様子が変わって打ち方がガラリと変わったけど何も出来ずに終わった。
けど俺は思っている事が1つだけあった。それは俺個人は本当に強くなってきているのだろうか?って話だった。
咲達と麻雀をする時も龍門渕さん達と麻雀をする時もそうだったけど俺は個人の力では勝てていないのだから・・・・・どうすれば勝てるようになるんだろうか?
俺は考えていたが考えても考えても結局わからなかった。
俺は家に着いたので家の中に入って自分の部屋に行ってから麻雀の雑誌を見ていた。師匠はやりんに麻雀の勉強について言われた事あったからだ。
確かに基本が出来てないと何も出来ないからな
俺は夕飯が出来るまでは雑誌を見ながら考えた。
どうやったら俺はトッププロみたいに個人の力で勝てるようになるのだろうか?
どうやったら俺は他の人達みたいに負けないで勝てるようになるんだろうか?
アレ?ちょっと待てよ。俺は今なにを考えた?負けないで勝てるようにっと考えたか?だけど負けないで勝ち続けてる人なんて実際に日本で、いるだろうか?そんな人いる訳が・・・・・いた。小鍛治プロだ。小鍛治プロは国内無敗だったのを思い出した。国内無敗って事は日本では誰にも負けていないって話になるからだ。
しかし問題は1つあった。それは俺は学生で小鍛治プロは学生ではなくプロだっていう事だ。
学生の時みたいに休みが沢山ある訳じゃないし、何よりも連絡先を知らないのだから聞くに聞けないのだから・・・・・
俺は師匠はやりんに呼ばれた時に連絡先を聞いとけば良かったと思っていた。
しかし今更それに気付いても遅い。何よりも師匠はやりんも、そうだが相手はプロ、しかもトッププロだ。そんな人達と会えるだけでも凄いのに連絡先を聞こうなんて欲張りすぎるかな?って思ってもいた。
もし小鍛治プロの連絡先が今わかるのなら小鍛治プロに連絡して聞いてみたかったんだけど仕方ない。
また会う事が出来たら聞いてみよう、その時は何て言うだろうか?気になるけど今は勉強して少しでも強くなるように頑張らないとな
けど師匠はやりんは大丈夫かな?俺が、はやりんに呼び出された時も、そうだけど、ちゃんと休めているのかな?テレビで良くはやりんが出ているのを見るし無理は、して欲しくないけど不安には、なった。
はやりんを心配する京太郎でした。
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第20話
龍門渕から帰ってきて俺は家で、はやりんをテレビで見る度に思っていた。
はやりんはアイドルでもあるしトッププロだから忙しいのは俺でも知っている。
それなのに俺を弟子にさせてくれて嬉しかった。
でも、はやりんは大丈夫なんだろうか?忙しいから疲れているはずだ。
今度はタオルとか飲み物とかを持って行こう。
そんな中で俺に麻雀を教えてくれているのだから俺は、はやりんに何をしてあげられるんだろう?
手作りの料理を渡せばいいのかな?料理じゃなくてもデザートでもいいのかな?
こういった時は料理とかデザートの本を見て勉強もしないとな。
1番は麻雀の勉強だけど、はやりんには麻雀を教えてもらっているのだから何かしらでお礼をしたいなっと思うから。
そうと決まれば、やる事は決まったのだから後は実行するだけだ。
俺は麻雀の勉強が終わってから寝た。
それから3日後
俺は近くの雀荘に来ていた。そこは初めて、はやりんと会った雀荘で俺としては驚きと喜びの場所だ。そして雀荘の中に入るとスタッフさんが人数と麻雀をやりますか?っと聞いてきたので、やりますっと言った後にスタッフさんが案内してくれた。
そして5分後に入口の方からカランカランと音がなったので振り返ってみると県予選の個人戦の時に咲と一緒だった南場に強いあの子が入ってきた。
スタッフさんが近づいて俺と同じように人数と麻雀やりますか?っと聞いていた。
南場の子が、やりますっと言ってコチラに近付いてきた。
南場の子は俺に気付いたみたいなのであいさつをした。
こんにちは
「こんにちは」
向こうは俺の事を知らないだろうけど俺は見ていたので知っていた。だからこそ話かけた。
県予選の個人戦を見てましたよ。あっ、俺は清澄の須賀京太郎です。
「清澄って言うと宮永さんがいる学校ですね。私の名前は・・・・・」
南場の子が自分の名前を言おうとした瞬間にまたカランカランと音が鳴ったので俺達は振り返ってみた。見てみると今度は2人組のオジサンだった。
スーツのオジサンとメガネのオジサン達がコチラに来て俺達2人に、あいさつすると俺達2人も、あいさつをした。
「こんにちは」
「こんにちは」
「こんにちは」
「こんにちは」
あいさつが終わったので見てみると俺は東、南場の子は南、スーツのオジサンは北、メガネのオジサンは西になった。
「よろしくお願いします。」
「よろしくお願いします。」
「よろしくお願いします。」
「よろしくお願いします。」
さてと小鍛治プロ達にはフルボッコにされてしまったが今度はメンバーが違うから多少は頑張れるかな?っと不安になるが自分の麻雀を信じてやってやる。
しかし俺が東か・・・・・優希みたいに爆発力は無いから大丈夫かな?
気付いたらお気に入りが100件になってて驚きました。
思わずΣ(゚□゚;)っとなりました。
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第21話
結論を言うと惜しかった。なぜなら初めて2位だったからだ。半荘が終わった後に俺は名前を聞いたんだけど南場の子は南浦数絵さんって言う名前の人だった。
半荘が終わった後は雀荘を出て買い物に行っていた。
食べ物と飲み物を買った後は家に帰って麻雀の勉強をした。家にいる時と学校にいる時は携帯で麻雀をしているけど学校は咲達が、いるから大丈夫だけど家では麻雀が出来ないから携帯と雑誌で勉強中だ。俺は買ってきた食べ物と飲み物を飲み食いしながら自分の実力を上げる練習をしていた。携帯で麻雀をしていたら電池が無くなったので充電している間はネット麻雀を使ってまたやる事にしていた。
誰か一緒に半荘をしてくれる人いないかな?っと探したら、かじゅさんって名前の人が参加してくれた。ちなみに俺がネット麻雀をする時の名前はロウと名乗っている。
「こんばんは、かじゅさん」
「こんばんは、ロウさん」
お互いに挨拶をした後は人数が揃うまで会話をしていた。
「かじゅさんは今の時間は大丈夫なんですか?そろそろ日付が変わりますし遅い時間なんですが」
「私なら大丈夫だ。それに前だったら忙しかったが今は落ち着いたのでな」
「俺の方は時間あれば携帯で麻雀して家に帰ったらネット麻雀をしていますね。」
「そうなのか?君は、どうしてそこまで頑張るんだ?」
「俺は長野で、とある高校に通ってる高校1年の男子なんですが高校に入ってから麻雀部に入って麻雀をするようになったんですよ。だから今は初心者から少しでも強くなりたいなっと思いまして」
「強くなりたいって気持ちは、わかるが無理をしては意味ないぞ」
「はい、そうですね。それなんで俺は師匠から麻雀の勉強を続けるように言われています。」
「なるほど、ロウさんには師匠が、いるんだな」
「はい、だけど師匠は忙しい人ですから中々会えませんが色々と教えてもらっています。」
「ロウさんの師匠は強いのか?」
「強いですね。俺は初心者だから良くわかりませんが他の人に負ける事は、ほとんど無いと思いますよ」
「なるほど、いつか対局してみたいものだ」
「俺は会う時は一緒に半荘していますが、いつも負けていますね。」
「ロウさんは初心者なのだろう?それなら負けても仕方ないんじゃないのか?」
「だけど俺は負けたくないんですよね。やるからには勝ちたいです」
「まあ勝ちたいって気持ちは、わからなくは無いな」
「それに勝ちたいって思うのは負けたくないって思うのは当たり前だと思いませんか?」
「違いない」
「俺の高校は女子が県予選に出て団体戦と何人かは個人戦にも出ましたが男子は俺1人だけなんで団体戦には出られなくて個人戦だけしか出られなかったんですよ。」
「ロウさんは個人戦だけしか出られなかったとはな・・・・・女子の方は、どうだったんだ?」
「さすがに、ここで、それは言えませんね。」
「それもそうだな、すまないな、色々と聞いてしまって」
「構いませんよ。このような場所だからこそ話せる話も、あるものですから」
「そうだな」
俺が、かじゅさんと色々と話をしたら残りの2人も入ってきたので俺はここで話を終わらせた。
「かじゅさん、俺と一緒に今から半荘やりませんか?」
「ああ、やらせてもらおうか」
その後、俺は1時過ぎまでネット麻雀をしていた。
この人は誰でしょうか?
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第22話
俺の名前は須賀京太郎だ。実は今の俺かなり眠いからだ。なんで眠いのかって?実は昨日の夜中1時まで、かじゅさんと一緒に麻雀をしていたからだ。っと言ってもネット麻雀だがな
俺は授業が終わって次の授業が始まるまで寝ていてお昼休みも食べたら寝ていた。そして放課後になって俺は部室に行く為に歩いていたが俺の前に見慣れている後ろ姿が、あったので俺は話しかける事にした。
「咲」
俺が咲に話しかけると咲は気づいてくれて話しかけてきた。
「あっ京ちゃん」
「今日の授業どうだった?」
「ちょっと不安な所あったけど大丈夫だよ」
咲が俺に言うと俺は、そっかと答えていた。
「そういえば咲は良くカンをしてから嶺上開花をしているけど嶺上開花で良く上がっているよな?」
「うん、そうだね。」
「でも県予選の時に思ったんだけどさ。団体戦の最後の時に嶺上開花で上がる時に数え役満で終わらせたけどその前に風越の点棒が0になっていた時ワザと振り込まなかったか?」
「そうしたんだ。あの時そうしなければ他の時に嶺上開花で上がる事も出来なければ勝つ事も出来ないで負けていたから。」
「けど数え役満にする時の咲の表情が少し怖かったぞ」
「そうだったかな?」
「後は県予選の個人戦の時の話だけど牌を取る時に表情が団体戦の時より怖くてしかも人を殴るような感じで右手を握りしめていただろう?あれは他の人から見たら、あっ私殴られるって思うぞ」
「そうだったかな?」
「まあ最終的には咲が勝ったから良かったけどさ。後は全国でも勝てればいいよな」
「もちろん勝つよ。けど私は、お姉ちゃんに会う為にも負ける訳には、いかないから」
「けどさ出てくるとしても咲みたいに大将じゃないかも知れないだろ?」
「そうだね。もしかしたら違うかも知れないね」
「咲みたいに大将じゃなく部長みたいな中堅とかだったらどうする?」
「その時は仕方ないから団体戦は諦めるしかないけど個人戦も、たぶん出るんじゃないかな?」
「もし個人戦も出るんなら咲も個人戦に出たから勝ち続ければ会って一緒に出来るな」
「でも全国に行く時きっと私よりも強い人達がいるから私は県予選の時みたいに、ちゃんと出来るか心配だよ。」
「まあ確かに県予選では勝てても全国に行けば県予選と違ってその時よりも厳しいし強い人達が出てくるだろうな」
「だから私は・・・・・」
「でも咲は団体戦で、みんなと一緒に行けるから良いだろ。俺なんか男子は俺だけしかいないから団体戦には出られない、出られたのは個人戦だけだったけどすぐに負けちまったんだぞ。それと比べたら咲は、まだ楽しめるだろう」
「京ちゃんは楽しくないの?」
「・・・・・わかんねぇ。けど負けたくない、勝ちたいって気持ちが、あるのは当たり前だろう?」
「そうだよね。あっ部室に着いた」
「話しながら来たからいつの間にかだったな、一緒に入るか?」
「うん」
俺は今の自分との気持ちに迷いながらも咲と一緒に部室の中に入っていった。
1週間も休んで、すいませんでした。
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第23話
部活が終わって家に帰っている時に誰かが俺にメールを送って来た。誰だろう?っと思いながら見てみると師匠はやりんだった。コレには驚いてしまったが正直に言うと嬉しかった。でも俺は、めずらしいなと思っていた。何故なら俺から師匠はやりんにメールとか電話で連絡する事なら確かに何回かあった。しかし今回は逆だ。はやりんが俺にメールを送るとは思わなかったからだ。ただでさえ忙しいのに大丈夫なのだろうかと心配になった。だけど今はメールを確認しなければならない。俺は来たメールを見てみた。
「京太郎君、日曜日この場所に来てくれないかな?」
メールには来てほしい場所と住所が書いてあったので俺は、わかりました。日曜日になったら行きますっと返事を出した。
そのあと俺は携帯をズボンのポケットに入れて家に向かって歩いていた。
家に着いたのでカギを出して家に入ろうとした瞬間に誰かから電話が来た。
誰からだろう?っと思ってみたらハギヨシさんだった。
ハギヨシさんは龍門渕の執事で、この人も忙しい人だから良く俺に電話が出来たなっと思っていた。
「もしもし京太郎君ですか?」
「はい、そうです。」
「今は大丈夫ですか?」
「はい、俺は大丈夫ですがハギヨシさんの方は大丈夫なんですか?ハギヨシさんは執事だから忙しいのでは?」
「今は落ち着きましたので大丈夫です」
「そうですか。所で俺に電話をしてくるなんて、めずらしいですね。どうかしたんですか?」
「ええ、実は京太郎君に頼みたい事あるんですよ」
「頼みたい事ですか?」
「そうです。次の日曜日は大丈夫ですか?」
「次の日曜日・・・・・ちょっと待ってください」
俺は頭の中で次の日曜日の予定を何か、あるか思っていたら師匠はやりんの約束あるのを思い出したので俺はハギヨシさんに話しかけた。
「お待たせしました。次の日曜日は予定が、あるので無理ですね。」
「そうですか・・・・・なら仕方ないですね」
「本当にスイマセン」
「いえいえ予定が、あるのでしたら仕方ありませんから、それに無理は言えませんよ」
「今回のハギヨシさんの話を断わって何か悪い事しちゃったみたいで罪悪感あるんですが」
「でも京太郎君は予定あるんですよね?」
「はい、あります」
「それは京太郎君にとって大切な事ですか?」
「はい、俺からしたら大切な事です」
「ならそちらを優先してください。」
「わかりました。」
「京太郎君は龍門渕に1人で来た時の事を覚えてますか?」
「はい、覚えてます」
「その時に京太郎君の連絡先を聞きましたからまた何かあった時には今みたいに連絡をしますよ」
「わかりました。今度は大丈夫ならいいなっと俺も思っています。」
「それでは長電話にしたくありませんからこの辺で終わりにしましょうか」
「そうですね。本当にスイマセンでした。」
「いいえ。それでは、また」
俺はハギヨシさんの電話を切ると家の中に入ろうとしたら家に入れなかったので俺は何をしようとしていたのか思い出したので家のカギを使って家の中に入っていった。
ハギヨシさんからの話だったと言っても何が、あったんだろうか?
俺は、そう思いながらも麻雀の勉強を始めた。
次回はやりんを出します。
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第24話
何日か前はやりんは俺にメールでこの場所に来てほしいっと俺の携帯に書いてあったので書いてあった場所に来ていた。
はやりんにメールで俺が来た事をメールで送るとはやりんからの返事が来た。
そのメールから10分後に、はやりんが来てくれた。
「ひさしぶりだね。京太郎君」
「おひさしぶりです。はやりん。所で今日は俺をどうしてこの場所に呼んだのですか?」
「それはね。はやりが今日他のプロ達と麻雀をするからだよ」
「えっ!そうなんですか?」
「それで京太郎君には、はやりが麻雀をしている所を京太郎君の家のテレビじゃなく、はやりんの控え室で見てもらいたいなっと思って今日は京太郎君を呼んだの」
「そうだったんですか、けど俺は関係者じゃなく部外者ですから、まず入れないのでは?」
「そこは大丈夫だよ。関係者の人達には京太郎君は、はやりの付き人ですって話をしてあるから」
「俺が、はやりんの付き人ですか!」
「もしかして嫌だったかな?」
「嫌じゃないです。ただそう言われるとは思わなかったんで驚いてしまいました。」
「確かに、そうだよね。でも京太郎君が、はやりのファンだって言う事は、はやりも知っているけどファンだから通したり誰でも通したりすると警備員の意味も警備の意味も無いよね?はやりみたいな関係者ならばともかく」
「それは・・・・・そうですね。」
「このまま行けば京太郎君は関係者では無く部外者だから警備員に呼び止められてしまうけど京太郎君が、はやりの付き人なら京太郎君は、はやりと一緒にいる時ならば関係者扱いだから通る事が出来るようになるんだよ。」
「あっ!だから関係者の人に俺の事を、はやりんの付き人って伝えたんですね。」
「でもコレは京太郎君に伝えてなかったから事だから、はやりは京太郎君に聞いてみたいと思うんだけど、どうかな?はやりの付き人になってみたい?」
「もちろんなります。いいえ、させてください。お願いします」
「じゃあ今から京太郎君は、はやりの付き人だね。コレからは何かしらの事ある場合は京太郎君を呼ぶ事が多くなるけど大丈夫かな?」
「学校が休みの時なら大丈夫ですよ。俺は」
「そういえば京太郎君は学生だったね。確か学校の名前は・・・・・」
「長野にある、清澄高校です。」
「清澄高校か、清澄高校は全国行きは決まったんだよね?」
「はい、県予選で優勝しましたので全国行きが決まりました。俺も県予選に出ましたけどすぐに負けてしまいました。」
「京太郎君は負けちゃったけど悔しくなかった?」
「悔しかったです」
「勝ちたいって思わなかった?」
「勝ちたいって思いました。」
「それなら今日はやりの麻雀を京太郎君に見せてあげる。はやりが京太郎君に勝つ所を見せてあげるね」
「はい、ありがとうございます」
はやりんをひさしぶりに出してみました。
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第25話
「まずは控え室に行こうね」
「はい、わかりました。」
俺は、はやりんと一緒に歩きながら、はやりんの控え室に向かって歩いていた。
「こんにちは瑞原プロ」
「こんにちは、今日は試合が、あるので控え室に行きたいのですが」
「わかりました。コレが瑞原プロの控え室のカギです。ここから右に行って奥の方に瑞原プロの控え室101号室が、あります。」
「はい、わかりました。」
「おっと、君はダメだよ。見た感じでは未成年で関係者では無いよね?」
「それは・・・・・」
「その子も入れてもらえませんか?その子は、はやりの弟子で付き人なんです」
「瑞原プロの弟子!コレは失礼しました。瑞原プロ」
「はやりの弟子なんで少なくても、はやりの関係者ですよね?」
「確かにそうですね。わかりました。君、通っていいぞ」
「えっと・・・・・いいんですか?」
「部外者ならば、ともかく瑞原プロの弟子なら関係者なんだから何も言わんよ。」
「わかりました。ありがとうございます」
「それじゃあ行こうか?」
「はい、わかりました」
「右に行って奥・・・・・あった。さあ入ろう」
「はい」
「あと1時間で試合が始まるからあまり長くは話せないけど京太郎君は控え室にある飲み物とか食べ物を飲んだり食べたりしてていいから」
「いいんですか?」
「はやりは、あんまりお菓子とか食べないんだよ。太っちゃうから」
「確かに、それは困りますね。」
「そうでしょ?後はやりが試合中に誰かが来ても開けないようにしてね」
「何でですか?」
「京太郎君は、はやりと一緒に控え室に入ったからさっきは良かったけど、はやりが試合中に京太郎君が、はやりの控え室を出て京太郎君が、はやりの控え室にまた入ろうとした時に、さっきの警備員さんの他にも他のプロの人達とかアナウンサーとかが、いるからね。他の人に京太郎君が、はやりの控え室を出入りしている所を見られた時に京太郎君は自分で言える?」
「言えないですね。」
「はやりと一緒にいる時なら控え室を出てもいいけど、はやりがいない時は控え室から出来るだけ出ないでくれると嬉しいな。」
「わかりました。そうします。」
「いい返事だね。それじゃあ、はやりは行くからね」
「あの・・・・・」
「なにかな?」
「気を付けてがんばってください」
「うん、ありがとう。今日は京太郎君の為に、はやりは、がんばるからね。」
はやりんが控え室から出て行く姿を確認した俺は カバンの中からメモ帳とシャーペンを出して師匠はやりんの麻雀を見ようと出来るだけ見逃さないように俺は書ける準備を始めていた。
他の3人の人達が揃ったので全員がイスに座った後に試合が開始した。
次回はGWが終わったら書くかも知れないです。
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第26話
俺は今はやりんが麻雀をする所を出来るだけ記録しようと準備していた。
なぜなら俺は三尋木プロみたいな攻撃タイプではないからだ。どちらかと言うと俺は、はやりんみたいな守備タイプで自分の点棒を守って自分の点棒を出来るだけ相手に渡さないようにする為に家のテレビで、はやりんが出る時は見逃さないように見ているからだ。
今回は近くではやりんの麻雀を見れるチャンスだ。家のテレビと違って離れて見る訳じゃないからだ。
いつか咲達に勝てるようになる為にも今は勉強をしないとな。
試合が始まった後は凄かった。はやりんが8000とか12000とか24000とか32000とか最初は少なかったが後から点棒が高くなり自分の点棒は渡さないで相手の点棒を貰い続けるその姿を見て俺も、はやりんみたいに自分の点棒を誰にも渡さないで貰い続けるような雀士になりたいなっと思った瞬間だった。
何だかんだで気づいたらもう最後のオーラスになっていた。オーラスになると3人のプロの人達は表情が死んでいた。
けど最後のオーラスは、はやりんが12000を出して試合を終わらせた。他の3人のプロ達は心が折れたんだなって俺は思っていた。それは何故かって?それは俺達の県予選の決勝戦の風越女子の大将みたいに動かないからだ。
それから5分後に、はやりんが控え室に戻って来たので俺は戻って来たはやりんに話しかけた。
「お疲れ様でした。お水どうぞ」
「ありがとう。京太郎君」
「最後まで俺は見てましたが1回も点棒を渡さないで貰い続けていて凄いなっと思いました。やっぱり、はやりん強いですね。」
「そうかな?けど京太郎君?京太郎君も知っていると思うけど日本では1番強い人がいるから」
「小鍜治プロですね」
「国内無敗って事は日本では誰にも負けてないって事であり、つまり麻雀をした場合は勝ち続けているって事なんだよね」
「・・・・・」
「何回か一緒に試合をした事もあったけど1回も勝てなかった。けど今は京太郎君の師匠だからね。コレからも京太郎君に麻雀を教えてあげるからね。はやりに、ついてきてくれるかな?」
「はい、ありがとうございます。願っても無いです。はやりんに俺ついて行きます」
「それじゃあ最後に聞くけど京太郎君を他のプロ達と会わせた後に麻雀させた時どう思った?」
「・・・・・正直に言うと小鍜治プロの麻雀で俺は心が折れかけました。あの時は麻雀を辞めたいって思いました。もう麻雀は、やりたくないって思いました。けど俺は考えました。やっぱり麻雀を続けようと」
「どうしてそう思ったのかな?」
「俺は今はやりんの弟子ですから」
ものすごく眠い状態で書いたのでミスあったらスイマセン
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第27話
「それに・・・・・俺は嬉しいんですよ」
「嬉しい?」
「俺は、はやりんのファンですけど今みたいに話が出来て嬉しいんです。弟子になる前は家のテレビで、はやりんを見てましたからね。だけど今の俺は、はやりんの弟子ですからね。はやりんから何かを教えてもらった。はやりんから何かを頼まれるかも知れない。だけど俺は学校が休みの時なら、呼ばれたらいつでも行きます。それと感謝も、しています。前に小鍜治プロ達と会わせてもらった時に俺は完全に場違いなんじゃないだろうか?って本気で思いました。会うだけでも驚きましたけど一緒に対局をする事になるとは思わなかったので驚きました。俺が麻雀を始めたのは高校に入ってからですけど麻雀をしても勝てない、毎日負けてばかりで、もう麻雀を辞めようって時に麻雀を今日で最後にしようと思った時に行った雀荘で、はやりんと会いましたからね。もしあの時に俺が雀荘に行かなかったら?もし俺が、はやりんの弟子にならなかったら?こんな経験させてもらえませんでしたから。だから俺は、はやりんに感謝しているんです。俺を弟子にしてくれてありがとうございます。俺に、いろいろな事を教えてくれてありがとうございます。コレからも俺にいろんな事を教えてください。お願いします。」
「それが今の京太郎君の気持ちなんだね?」
「はい、そうです。」
「はやりは普段アイドル雀士として歌って踊ったり麻雀も、しているけど京太郎君を弟子にしたにも関わらず京太郎君に師匠らしい事をしてないから、ずっと気になっていたんだ。はやりは京太郎君に何も教えてないし、はやりが忙しいから京太郎君に会えないし・・・・・はやりが京太郎君に教えたい事は結構あるんだ。はやりが京太郎君を連れていきたい場所もあるんだ。だけど、ちゃんと考えて思ったんだ。京太郎君・・・・・京太郎君は本当に、はやりが師匠でいいの?」
「はい」
「もし京太郎君が望むのなら小鍜治プロに連絡して弟子にしてもらうように言うけど」
「俺は他のプロを選びません。はやりんが師匠の方が俺は嬉しいんです。」
「なかなか会えないよ」
「構いません」
「京太郎君に教えられる時間が少ないよ」
「それは仕方ない事ですよ」
「はやりが京太郎君を呼んだら来てくれる?」
「学校が休みの時なら行きますよ。」
「それでも京太郎君は、はやりが師匠でいいんだね。」
「はい、俺はやりんのファンでもありますけど俺が選ぶのは、はやりんだけです。他のプロの人は選びません。」
「うんわかった。それなら、はやりはコレからも京太郎君の師匠として教えてあげるね」
「はい、ありがとうございます」
「それじゃあ今日は、もう帰ろうか?」
「はい、わかりました」
「忘れ物は無いかな?」
「何回か確認しましたから大丈夫です。」
「それじゃあ、またね。京太郎君」
「お疲れさまでした。」
今回はやりんと京太郎の今の気持ちを書いてみました。
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第28話
俺は、あの後はやりんと別れた後は家に帰ってすぐに自分の部屋に戻ってメモ帳に書いた、はやりんのやり方を参考にパソコンでネット麻雀をしてみた。
半荘2回してみたが今までは最下位だった俺が何と2回連続1位になった。何回か点棒を奪われたりもしたが俺は今までは最下位だったからメチャメチャ嬉しかった。
けど実際コレは俺じゃなく、はやりんのやり方を今ネット麻雀で、やっただけの話だ。俺の攻め方でも俺の守り方でも無い。
今は無理でも俺は俺のやり方で守り方と攻め方を考えなければならないと思っていた。じゃあ、どうすれば俺は1位になれるのか?麻雀の勉強?まあそうだろうな。ルールと役が、わからなければ麻雀は出来ないのだからまずはルールと役とかの勉強する事。次に基本を覚えないといけないって事だ。俺は高校から麻雀を始めたから初心者だ。けど俺はやりんに負けたり小鍜治プロ達の対局でメンタルは強くなった。
メンタルについては自信ある。
けど今の実力は?っと聞かれたら俺は答えられないだろう。だからこそ基本は特に大事って事なんだろうなっと俺は思っていた。
気づいたら夜の12時を過ぎていたので俺は寝る事にして明日の放課後に咲達と対局しようと決めた。
次の日の朝になって俺は、いつもより30分早く家を出た。学校に着いたので歩いて教室に行くと教室の中は誰も、いなかったので俺は1人で携帯で麻雀をしていた。俺ははやりんから教えて貰った事を忘れないように復習していた。
授業が終わって放課後になり教室にいるクラスメイトが教室を出て俺は帰る準備をしながら部室に歩いていった。
今日の俺の目標は咲達5人に勝つ事だ。今年は無理だが少なくても咲達5人を倒せなかったら来年と再来年の男子個人戦県予選優勝は無理だろう。けど今の俺だったら、もしかしたら咲達に勝てなくても直撃ぐらいは出来るかもしれない。そんな事を考えていたら目の前に部室のドアが見えたので俺は開けて部室に入っていった。中を見たら誰もいなかったので俺は自分のカバンを置いて携帯の麻雀をしていた。それから10分後に咲達5人が来たので俺は携帯の麻雀を止めて、みんながいる方に顔を向けた。そうすると咲達も俺に気づいたので俺は咲達に話しかけた。
「咲、俺と今から半荘2回だけ付き合ってくれないか?」
「えっ?半荘を今から2回やるの?」
「ああ、今日から俺は咲に勝つ気で、いくからよ。」
「いいよ、けど負けないよ。京ちゃん」
「今日の須賀君は強気じゃない?なら私も入ろうかしら」
「犬の癖に生意気だじぇ。また負けさせてやるじぇ」
次回は京太郎の話です。はやりんは出すかも知れません。
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第29話
結果で言えば俺は咲達に勝った。1回目は咲、部長、優希
2回目は咲、染谷先輩、和のメンバーだった。
今までは俺は咲達に負けて悔しい思いをしてきたが今回は今までのが嘘みたいな感じだった。
2回半荘やって2回とも俺が1位になったからだ。
1回目は俺が1位になる前に優希に役満を直撃させて優希の心が折れて動かなくなった。
2回目は部長の得意な悪待ちの打ち上げをする前に部長を飛ばして終わらせた。
さすがに今回の結果に驚いたのか全員なにも話しかけて来なかった。
「やっと咲達全員に勝てましたよ。今まで負けてましたから俺は今すごく嬉しいですよ。」
「・・・・・京ちゃんスゴイね。みんなに勝てたんだから」
「俺は勝ちたいとずっと願っていたんだよ。誰だって勝ちたいって思うのは当たり前だろ?誰だって負けたくないって思うのは当たり前だろ?それと一緒だよ。今回の俺は負けたくないから対局したんじゃない。勝ちたいって思ったから対局したんだよ。それに今回の俺は勝つ事を諦めなかった。だからこそ最後まで負けなかったし結果は俺の勝ちだったって事さ」
「願えば勝てる訳では、ありませんよ。」
「和?」
「願って勝てるぐらいなら誰だって願いますよ。確かに負けたくないです。勝ちたいって思いますよ。けどそれだけで勝てるほど甘くありません」
「ああ知ってるよ。だからこそ俺は、あの人に弟子入りしたんだしな」
「あの人って誰ですか?」
「それは俺が話しては、いけない事だから言わないぞ。その人の弟子になったおかげで俺は強くなれた。俺は、その人に感謝してるんだから、その人が話しても良いって言うまでは俺は話す気ないですし話しませんよ。」
「どうしてもですか?」
「どうしてもだ。コレばかりは譲れない」
「なら須賀君に聞こうかしら?その人の名前は?プロなの?」
「話しませんって言いましたけど?」
「じゃあ次の質問ね。その人は私達よりも強いの?」
「強いですよ。白糸台のチャンピオン以上に」
「次の質問ね。私達でその人に勝てるかしら?」
「間違いなく勝てません。それは確実に言えます。」
「じゃあ、その人の名前は?」
「しつこい人は嫌われるって部長は教わらなかったんですか?」
「本当に言うつもりは無いのね。」
「無いですよ。言っても良いって言えば言いますが言われてないので言う訳が無いじゃないですか。」
「じゃあ言わなければ退部して貰うけど?」
「部長!いくらなんでも、それは・・・・・」
「いいですよ。今日は無理ですが退部届けは明日になったら持ってくるんで・・・・・またな咲」
「京ちゃん・・・・・待って」
「部長!なんで退部なんて言ったんですか」
「さすがに言い過ぎじゃ」
「須賀君は高校に入って初めて麻雀を始めたって言ってた初心者なのよ。その初心者が短時間で、あれだけ強くなった。みんな気にならないの?」
「それは・・・・・」
「もし須賀君の言う事が本当なら、その人はプロかも知れない・・・・・しかもトップクラスのね。そんな人は日本で数えるぐらいしか、いないわ。けど退部届けは冗談でしょ?気にせずにやるわよ」
「京ちゃん・・・・・」
何だか嫌な空気になりましたね。
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第30話
俺は部長に言われたので家に帰った後は退部届けを書いていた。明日の朝は早く学校に行って退部届けを出せばいいやっと思っていた。
次の日の朝になって俺は、いつもより早く家を出て学校に行った。しばらく歩くと学校に着いたので俺は教室には行かないで、まずは部室に行った。部室の中は誰も、いなかったので俺は退部届けの紙を出してから俺は部室を出て行った。退部届けを出した後は教室に行ったけど俺の他には誰も、いなかったから俺は誰かが来るまでは寝ようと思って俺は寝た。誰かが俺を呼んでいたので相手の顔を見ると咲だった。
「おはよう京ちゃん」
「おはよう咲」
人として当たり前のあいさつをした後に咲が話しかけてきた。
「昨日の部長が言ってた退部届け・・・・・出したの?」
「出してきた」
「そうなんだ・・・・・」
「今まで俺は咲達に負け続けていて俺が負け続けているものを続ける訳にもいかないから辞めようとしたんだけど、でも俺はあの人に会って弟子入りしたから麻雀を続けてきたんだからな」
「もう部室には来ないんだね」
「行かねぇよ。行く理由も無いし部長が昨日そう言ったんだからな」
「いろいろ聞いちゃってゴメンね。」
「そう言うのは咲ぐらいだぞ」
「なら私も辞めるよ」
「えっ!」
「私は最初の頃は家族麻雀しか、やっていなかった。あの頃は麻雀が好きじゃなかったけど・・・・・今は部長達と一緒にやっているけど最初やる気が無かったし、そんな時に京ちゃんが私を連れていってくれたから私は麻雀を今やるようになったのに私を連れてきた京ちゃんが辞めたのなら私は続ける意味ないから私も辞めるよ」
「全国どうするんだよ?」
「もうどうでもいいよ」
「咲は姉さんに会う為に頑張ってたんじゃなかったのか?」
「最初は、そうだったよ。でも私を連れてきた京ちゃんが辞めたんなら続ける理由なんてないよ」
「そっか・・・・・なら俺は何も言わないよ」
「京ちゃん」
「何だ?咲」
「また一緒に帰ろうね」
「ああいいぜ」
それから数日後
咲は俺と同じ日に退部届けを、みんなが来る前に出してきた。咲が辞めた事で全国団体戦は不戦敗扱いで咲の全国個人戦も不戦敗扱いになった。もし部長が、あの時あんな事を言わなかったらこんな事には、ならなかったのに今となっては、もう遅いけど・・・・・今の俺は咲が辞めた事で一緒に帰る回数が多くなったので一緒に帰りながら話をしていた。
「京ちゃん」
「どうしたんだ?咲?」
「やっぱり買い物に付き合ってくれる?」
「もちろん、いいぞ」
そう言いながら俺は咲と一緒に歩いていった。
嫌な感じで終わりましたが次回は外伝の話を書きます。内容は最終回のこんな結末じゃないのと京太郎が龍門渕に行くルートの2つを書いたら完全に終了です。
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清澄全国編
俺は部長に言われたので家に帰った後は退部届けを書いていた。明日の朝は早く学校に行って退部届けを出せばいいやっと思っていた。
次の日の朝になって俺は、いつもより早く家を出て学校に行った。しばらく歩くと学校に着いたので俺は教室には行かないで、まずは部室に行った。部室の中は誰も、いなかったので俺は退部届けの紙を出してから俺は部室を出て行った。退部届けを出した後は教室に行ったけど俺の他には誰も、いなかったから俺は誰かが来るまでは寝ようと思って俺は寝た。誰かが俺を呼んでいたので相手の顔を見ると咲だった。
「おはよう京ちゃん」
「おはよう咲」
人として当たり前のあいさつをした後に咲が話しかけてきた。
「昨日の部長が言ってた退部届け・・・・・出したの?」
「出してきた」
「そうなんだ・・・・・」
「今まで俺は咲達に負け続けていて俺が負け続けているものを続ける訳にもいかないから辞めようとしたんだけど、でも俺はあの人に会って弟子入りしたから麻雀を続けてきたんだからな」
「もう部室には来ないんだね」
「行かねぇよ。行く理由も無いし部長が昨日そう言ったんだからな」
「いろいろ聞いちゃってゴメンね。」
「そう言うのは咲ぐらいだぞ」
「なら私も辞めるよ」
「えっ!」
「私は最初の頃は家族麻雀しか、やっていなかった。あの頃は麻雀が好きじゃなかったけど・・・・・今は部長達と一緒にやっているけど最初やる気が無かったし、そんな時に京ちゃんが私を連れていってくれたから私は麻雀を今やるようになったのに私を連れてきた京ちゃんが辞めたのなら私は続ける意味ないから私も辞めるよ」
「全国どうするんだよ?」
「もうどうでもいいよ」
「咲は姉さんに会う為に頑張ってたんじゃなかったのか?」
「最初は、そうだったよ。でも私を連れてきた京ちゃんが辞めたんなら続ける理由なんてないよ」
「そっか・・・・・なら俺は何も言わないよ」
「京ちゃん」
「何だ?咲」
「また一緒に帰ろうね」
「ああいいぜ」
「じゃあ私は今から退部届けを書いて出してくるから」
私は退部届けを書いた後に急いで部室に行った。早くしないと誰かが来ちゃうかも知れないと私は思ったからだ。
部室に入ると中には誰もいなかったので退部届けを出そうとしたら何かが置かれていたのに私は気付いたので見ると退部届けと書いてあったのでコレは京ちゃんの何だなってすぐに、わかった。私は京ちゃんの隣に自分の退部届けを出して部室から出て行った。もうここには来る事は無いけどね。
私は京ちゃんに退部届けを出した事を言うと京ちゃんは
「じゃあ今日から久しぶりに一緒に買い物しながら帰らないか?」
京ちゃんが、そう言ってきたので私は
「うんいいよ」
っと言いながら次の授業の準備をした。
放課後になって私は京ちゃんと一緒に歩きながら学校を出ると後ろから原村さんが近づいてきた。
「咲さん」
「原村さんどうして?」
「どうして?じゃありませんよ!部室に行って荷物を置いたら須賀君と咲さんの退部届けが、あるのを見て驚いたんですよ。」
「何を言ってんだよ。昨日の部長が、そう言ったじゃないかよ。それは和だって聞いていたろ?」
「確かに聞いていましたが・・・・・でも咲さんまで辞める事は無いじゃないですか」
「原村さん、私は最初に言ったよ。私は麻雀が好きじゃないって」
「それは確かに言いましたが」
「私を連れてきた京ちゃんが辞めちゃったから私も辞めるんだよ。それに昨日の部長が退部って言った瞬間に私は嫌だった。今まで京ちゃんにアレだけ頼んできたのに退部させるんだよ。そんな事を言うぐらいなら私も辞めるって思ったんだ。最初に言ったのは部長なんだから私は悪くないよね?」
「それは、そうですけど」
「じゃあ、そういう事だから・・・・・」
「さよなら原村さん」
「咲」
「部長・・・・・なんですか?」
「さっき部室に行ったら咲と須賀君2人の退部届けを見たわ。」
「部室に、あるのは当たり前ですよ。部長が昨日そう言ったんですから」
「確かに私は、そう言ったけど冗談だと思っていたのよ。」
「冗談?それだけの為に言ったんですか?なら部長は最低ですね」
「このまま咲まで抜けると私達は団体戦で全国に行けなくなるじゃない。だから困るの」
「咲まで抜けたら団体戦に出られなくなるし困るからって事ですか」
「今の時期に、そんな事を言った私が悪かったわ。2人とも戻ってきてくれないかしら?」
「嫌です」
「嫌です」
「そう言われて当然ですね。部長は」
「どうしてもダメかしら?」
「・・・・・なら条件ありで良ければ戻ってあげますよ」
「何かしら?」
「1つ目は全国が終わったら私と京ちゃんは完全に辞めるって事、2つ目は京ちゃんに頼んで買い物に行かせない事・・・・・この今の私が言った条件だったら戻ってもいいですよ。」
「わかったわ。2人ともゴメンナサイ」
それから数日後
俺達、清澄高校は全国で優勝した。咲は姉さんと会う事が出来たみたいだ。その後は約束を守って貰い俺達は麻雀部を辞めたけど全国で優勝が出来たから俺と咲は2人とも嬉しかった。
今回は咲達が団体戦で優勝したけど今度は俺が個人戦で優勝しようと心に決めて咲と一緒に学校に向かって歩いて行った。
次回は京太郎の龍門渕ルートを書きます。
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龍門渕高校からのお誘い
俺は4校合宿の時に意外な事に龍門渕さんに龍門渕に来ないか?っと俺は聞かれて俺は迷っていたが俺の答えは決まった。
俺は龍門渕の入口に着いたので携帯を出してからハギヨシさんに連絡をした。
「もしもしハギヨシさんですか?」
「はい、そうですが」
「清澄高校の須賀京太郎です。今、龍門渕に着きました。入口にいます」
「そうですか。それでは今から行きますので待っていてください。」
俺はハギヨシさんに連絡をした後に入口の所で待っていた。それから5分後にハギヨシさんが来てくれた。
「こんにちはハギヨシさん」
「こんにちは京太郎君、今から案内をしますので付いてきてください」
俺はハギヨシさんに言われて後ろから付いて行きながら咲の事を考えていた。
(もし・・・・・俺が龍門渕に行ったら咲は絶対に寂しがるよな)
俺はハギヨシさんに着きましたよっと言われてハギヨシさんはドアを開けてくれた。
部屋の中を見ると県予選で一緒に麻雀をした5人がコチラを見ていた。
「皆さんこんにちは、清澄高校の須賀京太郎です。」
「こんにちは清澄の男子である須賀さんがウチに来るなんて珍しいですわね」
「実は4校合宿の時に龍門渕さんに言われた返事を言おうと思って来ました。」
「確かに合宿の時に私は須賀さんに言いましたわね。」
「その答えですが・・・・・俺を龍門渕に入れてくれませんか?」
「私としては構いませんが・・・・・」
「オレは、いいぜ」
「ボクもいいよ」
「私も」
「衣も大丈夫だ」
「どうやら全員が須賀さんの龍門渕に入ってくるのに賛成のようですわね。わかりましたわ。数日後にまた龍門渕に来てくださいまし。龍門渕に来るって事は家からでは無く寮に入って貰いますが、よろしくて?」
「はい、それで構いません」
「後は、そうですね。麻雀の他にハギヨシと一緒に何かを学んで貰いましょう」
「はい、ありがとうございます。」
「須賀さんが麻雀をしたくても出来ないのは龍門渕としては放っておけませんからそれでしたら私達が須賀さんに満足させるまで麻雀をさせてあげます。いい返事を聞けて今日は良かったですわ。それでは今日は須賀さんからの返事を貰いましたのでお爺様に伝えなければなりませんので今日は帰ってもらえますか?」
「わかりました。何から何までスイマセン」
「これぐらい構いませんわ。それでは、また会いましょう」
俺は龍門渕さんに返事を出した後は家に帰って龍門渕の寮に引っ越す為に俺は引っ越しの準備を始めた。引っ越しの準備をしていたら今は夜の10時になっていた。咲達には何も言ってないが今の状況を考えると龍門渕に行った方が麻雀をさせてくれるだろうから俺としては龍門渕を選ぶ方が全然いいと思ったからだ。俺は龍門渕に転校する事を師匠はやりんに連絡した。
「はい、もしもし」
「もしもし、はやりんですか?京太郎です。」
「今日は、どうかしたのかな?」
「何時間か前に俺は4校合宿の時に龍門渕さんに言われた龍門渕からのお誘いを受けたので今日、返事を出してきました」
「そうなんだ?京太郎君どちらを選んだのかな?」
「俺は龍門渕に転校する事にしました。龍門渕だったら寮生活ですが清澄よりかは麻雀をやらせて貰えそうなので」
「そうなんだ。ちゃんと考えて決めたんだよね?」
「はい、決めました」
「なら今度は龍門渕で頑張ろうね」
「はい、頑張ります」
「それでは、またね京太郎君」
「はい、おやすみなさい」
俺は引っ越しの続きをやってから寝る事にした。
次の日の朝、俺は早めに家を出て学校に向かっていた。しばらく歩くと咲が、いたので話しかけた。
「おはよう咲」
「おはよう京ちゃん」
俺は咲と話ながら教室に向かっていった。チャイムが鳴ったので次の授業の準備を始めた。放課後になって俺は咲と一緒に話をしていたが引っ越しの準備が終わって無かったので俺は咲に話しかけた。
「それじゃあ、またな咲」
「またね京ちゃん」
「・・・・・さよなら咲」
そして俺は最後に清澄高校を見たら家に向かって帰っていった。
それから1年後
今年は龍門渕さん達5人が3年生になって最後の年で県予選は龍門渕が優勝してたけど全員個人戦には出なかった。団体戦だけしか出なかったからだ。だけど嬉しい事がある。それは龍門渕高校が全国で優勝したからだ。 優勝した事で龍門渕の大将をしていた天江さんが、いくつかのプロチームから誘いを受けていた。優勝した事で夜は東京のホテルで貸しきりパーティを始めた。流石に1つ1つやる事がスゴいな。
そうそう個人戦の話だけど去年の長野個人戦1位で風越女子3年生の福路さんが今年の天江さんみたいに、いくつかのプロチームからスカウトが来たらしい。福路さんをスカウトしに来たチームは
小鍜治プロが所属している恵比寿
はやりんが所属している大宮
三尋木プロが所属している横浜
藤田プロが所属している佐久
など、いくつかスカウトを受けて悩んだが恵比寿に決めたみたいだ。
天江もスカウトの話が来て悩んでいたが恵比寿に決めたらしい。藤田プロは天江さんがお気に入りだからか天江さんが佐久に来てくれるんじゃないか?っと思っていたのか逆に恵比寿に決めたみたいでショックだったらしい。今年は俺が2年生になって団体戦で優勝をした龍門渕さん達が次の日に俺と夜まで麻雀をしてくれた。何でも来年は私達5人は、いなくなっているから今年は団体戦を優勝して後は卒業まで残り少ないから残りの時間は俺の特訓に付き合ってくれるらしい。それを聞いた俺は嬉しかった。
さらに1年後
今年で俺は3年生になって龍門渕高校で県予選を優勝して今は全国の男子個人戦に出ていた。団体戦は結局人数の関係で無理だったが個人戦だけには出られたから良かったけどな。個人戦は優勝した。かなりヤバかったけど・・・・・でも勝ちは勝ちだから俺は師匠はやりんに連絡していた。
「もしもし、」
「もしもし京太郎君?」
「はい、京太郎です。今は大丈夫ですか?」
「大丈夫だよ。どうかしたのかな?」
「実は俺さっき全国の男子個人戦に出ていたんですけど」
「そういえば今日だったね。結果どうだったの?」
「それが聞いてください。なんと俺が優勝しました。」
「おめでとう京太郎君」
「ありがとうございます。師匠」
「それじゃあ、お祝いをしなくちゃね。今は東京にいるんだよね?」
「はい、今は東京の○○ホテルにいます。」
「それじゃあ明日の夜に、はやりが今いるこの場所に来てくれるかな?」
「はい、わかりました。ぜひ行きます」
「それじゃあ、またね京太郎君」
「はい、それでは失礼します。」
明日はやりんに会えるのか・・・・・だけど俺は優勝した。それが今とても嬉しくてなかなか眠れなかった。
次の日の朝、俺は1年ぶりに龍門渕さん達が俺の個人戦を見てくれたみたいでホテルを貸しきりでパーティしてくれた。みんなと曜日が合わなくて1日遅れになってしまったけど俺は嬉しかった。夜になって俺は龍門渕さんに出掛けてくるっと言ってはやりんに言われた場所に来ていた。
「はやりん」
「京太郎君、男子個人戦の優勝おめでとう」
「ありがとうございます。実は今回の全国男子個人戦を優勝した事でプロにスカウトされました」
「良かったね。京太郎君ちなみにスカウトどこから来たのかな?」
「えっと・・・・・恵比寿さんと大宮さんと横浜さんからですね」
「どこに行くか決めてるの?」
「はい、俺は大宮に行こうと思います」
「はやりと同じ場所だね」
「俺は、まだ師匠に色々と教えてほしい事ありますからね」
「そうだね。はやりも京太郎君に教えたい事まだあるんだ。けど今日は京太郎君に渡す物あるんだ」
「なんですか?」
「京太郎君それを開けてみて」
「はい、・・・・・腕時計だ。」
「それを優勝した京太郎君にプレゼントしてあげるね」
「ありがとうございます。師匠」
「俺からは、はやりんに伝えたい事あるんで聞いてもらえませんか?」
「うん、なにかな?」
「俺が今、男子個人戦を優勝したのも、はやりんが俺に麻雀を教えてくれたから、やっと優勝が出来ました。本当にありがとうございます。」
「はやりは京太郎君に、なかなか教えられなかったけどね」
「それでも、はやりんは忙しい時でも俺に色々な事を教えてくれましたから嬉しかったんです。そんな師匠に俺は今から大切な話をするので聞いてもらえますか」
「なにかな?京太郎」
「俺は、はやりんの事が大好きです。俺と付きあってください」
「・・・・・はやりは京太郎君よりも10個以上も歳が離れてるよ」
「構いません」
「付き合っても、なかなか会えなくて寂しい思いをさせちゃうかも知れないよ。」
「それでも大丈夫です。」
「嬉しい、コレからよろしくね。京太郎君」
「はい。こちらこそよろしくお願いします。」
男子個人戦を優勝した俺は個人戦の優勝よりもスカウトの話よりも師匠はやりんと付き合えるようになった方が1番嬉しかった。コレから先に大変な事が、あっても師匠はやりんと一緒に、いれば俺は大丈夫だと思いながら俺は師匠はやりんと話を続けていった。
次回も咲を書きますが今度は今回のように長くは書かないかも知れません。咲の短編で書きたいのが1つあるのでそれを書きたいなっと思います。次回は新しい咲の小説を書きますのでコレからもよろしくお願いします。
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