魔法少女リリカルなのはvivid 王と龍の輪舞 (戦神龍王)
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設定

シュウ・ノヴァ・アルテミスケル(ベルカ時代の名前)

 

星神 終夜(現在の名前)

 

容姿 ノブナガ ザ フールのノブナガ

 

本当の姿は超神星龍

 

身長 178cm

 

CV宮野真守

 

年齢 不明 (見た目は15〜17だけど本当の年齢は星と同じ)

 

魔力量SSS

 

魔力光 深緋(こひ)

 

バリアジャケット ノブナガ ザ フールのノブナガの普段着

+ツバサクロニクル 黒鉄のマント

 

デバイス ドラグ・ハート(アルティメット化の時の大剣をデバイスに変えた)

 

CV櫻井 考宏

 

ファースト ギクスバシュト

セカンド ギクスクトリデーブ

サード ギクスヴィセート

フォース ギクスザングルム

デバイス 天火制裁(関 智一)

待機状態 深緋の玉

ドラグ ハートはAIが搭載されており終夜をシュウと呼んでいる

性格はノブナガ ザ フールのミツヒデ

 

武器 大太刀(DOG DAYSのダルキアンの刀)

刀 二本

 

超神星龍の光翼

超神星龍の籠手

超神星龍の鉤爪(ギルティクラウンの篠宮 綾瀬のヴォイド、エアスケーターを龍の鎧の足に模したもの)

無限の目(ありとあらゆる能力を持つ)

罪深き罪人の目(サインフル・セナー・アイズ)(罪人の罪歴を見ることができ、提示することができる)

王の財宝

 

我流 天彗流

 

炎龍波

刀を地面に滑らせ刀が燃えながら障害物に向けて斬り放つ

 

拳闘術

 

双龍狡

両手を龍の口の形にして相手の懐に突き出す

 

双炎翼波

背中から炎でできた翼でその炎の翼を手に纏わせ敵に放つ。

 

星を創造した神龍でグレードレッドやオーフィス、トライヘキサやサマエルとは親友。

原始龍とは、姉と弟の関係。

ベルカ時代では戦神、聖王と覇王の騎士、最強の剣士、炎帝、龍王と恐れられた。

王達とは親友で特にクラウスとオリヴィエ、イクスやエレミアとは、仲は良かった。

クロとは魔法を教える側で教師をしていた。

DOG DAYSの世界へ行った時にアデル達と友好した。

ヴァレリーとは腐れ縁でイスカとは盃を交わす。

アデルやフィーとは、友達。

 

星が創られた時から誕生した神龍。

星を創造していた時に巨大隕石を破壊し、その時に力を一時的に失い、星に着いたら、オリヴィエと出会った。

時空乱流でオリヴィエ達と巻き込まれたら、フィー達と出会い、そこでオリヴィエ達と合流し、仲良くなった。

身体能力はネギまのラカンを軽く相手にできる。

本気を出せば巨大隕石を素手か刀で粉砕できる。

趣味は料理や音楽、機械いじり。

 

世界観

この世界はstrikerではDr.ウェルが事件の首謀者でジェイル・スカリエッティは管理局の上層部に目を付けられ、娘達が人質に取られ、Dr.ウェルにやむなく従う事になった。だがジェイル・スカリエッティは聖王のクローン、ヴィヴィオを希望を託しDr.ウェルに見つかる事なくヴィヴィオを逃した。ヴィヴィオを逃した事により保護した機動六課はヴィヴィオが所持している物を見て事態に気づきゆりかごではジェイル・スカリエッティを救出した。

 

この世界のジェイルはクイントとは兄妹だ。



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プロローグ

ずーと放置してすいません。
色々とゴタゴタになってしまったせいか書く暇が
ありませんでした。



かつてベルカ時代の王達が戦をしていた時、

天から大きな隕石がこの地に降り注ごうとしていた。

その大きな岩をなんとか破壊を行おうと

国々の王達が試みたが、大きな岩は割れなかった。

もう誰もが諦めかけた瞬間、大きな岩隕石の前に大きな

黒い穴が開いた。その穴から黄金に輝く紅い龍が

現れた。その龍は手に持っている大剣を

大きな隕石に向けた。その行動に王達は無理だと思った。

何故ならその大きな隕石は龍よりも大きいからだ。

王達が数々の兵器で試したが割れる事は無かった。

だがその龍は大剣を構えて大きな隕石に向かって

隕石を斬ろうとした。すると龍よりも遥かに大きい

隕石が真っ二つにきられていた。その光景に王達は

呆然とした。真っ二つに斬られた隕石はそのまま二つに分かれて地球に激突を回避した。

これにより民や王達は大喜びした。

そんな中、隕石を斬った龍は、流星の如く、

大地に降りてきた。

大地に降りた龍にその場の近くにいた聖王オリヴィエと

覇王イングヴァルド、魔女ファビア、冥王イクス、

そして雷帝ダールグリュンがその龍に駆け寄った。

すると龍は大地に降りた瞬間倒れてしまった。

倒れてしまった龍にオリヴィエ達は心配していたが

幸い龍は魔力切れだと言ってオリヴィエ達はホッとした。

龍はオリヴィエ達に何者だと言った。オリヴィエ達は

自分達の自己紹介をした後、龍は自分の名前を言った。

 

 

 

「俺の名は超神星龍ジークヴルム・ノヴァ

星を創造する神龍だ」

 

これがオリヴィエ達とのちにベルカ最強の剣士

となったシュウ・ノヴァリアスの出会いだった。

 

………………………

 

 

 

「うん?なんだ夢か・・・・」

神殿みたいな部屋に大きな紅い龍が紅いストーンの中にいた。

「何処だここは?ってそういえば体が治ったから魂と体が定着するまでこの中にいるんだっけ」

どうして自分がこの中に入っている経緯を探らながら寝ぼけた龍は周りを見渡した。すると紅いストーンが割れて龍は地面に落下した。

「いでっ!!」

・・・・相当痛そうだな。

「くそ、誰だこんな事をしたのは」

ストーンを割れた原因を探りながら頭をさすると

龍の目の前に魔法陣が現れた

嫌、この魔法陣はただの魔法陣では無い。

龍の門(ドラゴン・ゲート)。これは神龍クラスにしか

使えないもので使えるものは僅かだった。

その龍の門から出て来たのは

「おはよう、そして久しぶりかな?ノヴァ・・」

「原始龍・・・姉さん」

金髪の髪に容姿が整った綺麗な女性。

最初の龍、全ての龍を生んだ原始龍だった

「やっと起きたのね、あれから700年位寝てたよ貴方は」

「100年寝てたのかよ俺は」

そう言って紅い龍、ノヴァは700年寝ていた事を驚いた

「そういえば、聖王・・・・オリヴィエ達は民は俺が

死んだ後どうなったんだ」

ノヴァが死んだ後オリヴィエ達がどうなっとのかを

原始龍に聞くと

「大丈夫、彼らは幸せに慣れたわ。無論民もね」

それを聞いたノヴァは瞳から涙を流し歓喜していた

「涙を流している時に悪いけどノヴァには人間界に行ってもらわないとね」

原始龍からの一言にノヴァは驚いた。

「なんで人間界に行かないといえないんだ?」

「君はなんか大事な事を忘れているじゃ無いのかな?」

「大事な事?・・・・・・・・・あ!」

原始龍に言われた事を思い出したノヴァは焦った。

「やっと思い出したのね」

原始龍は呆れていた。

「約束を守らないとオリヴィエとあいつの約束を守らないと」

そう言ってノヴァは焦りながら行動すると

「ちょっと待って貴方、龍の姿で行くつもり?」

「えっ?・・・・・・・・・・あ!」

自分の姿を忘れていたノヴァは目を閉じるとノヴァの

体が輝き光が強くなるとそこには髪型がくせ毛で髪の色は

灰色とつむじから前髪まで黒い髪をした青年が現れた。

「ふぅ、この姿になるのは久しぶりだな」

自分の姿を鏡で確認した青年、ノヴァは自分の姿を

懐かしんでいた。

「ノヴァ、これを」

「ん?・・・これは!」

原始龍から渡された物を受け取るとノヴァは驚いた。

「これはまさか・・・・・・ドラグ・ハート」

原始龍から受け取った紅い玉がノヴァの手から浮いた。

すると

「久しぶりだな、シュウ元気そうじゃないか」

紅い玉、ドラグ・ハートから人の声が聞こえた。

正確にはこのドラグ・ハートにはAIが組み込まれていて

誰かと喋ることは出来る。

ドラグ・ハートが、ノヴァをシュウと呼んだのは

ベルカ時代の時にオリヴィエ達から貰った名前だからだ。

「まさか原始龍がドラグ・ハートを持ってたなんて

驚いた」

「驚いたのはこっちの方だ。まさかお前が700年

眠ってたなんて」

「そうだな、それだけ眠らないと傷が

治らなかったかもな知らないな」

実際ノヴァ、シュウはベルカ時代で大きな怪我をして

体にいくつかの傷があった。

だが紅いストーンの中で700年も寝れば傷は

消えて無くなった。

「さてとドラグ・ハートを返したしミッドチルダに

行ってもらうよ」

「ミッドチルダ?」

「ミッドチルダは魔法文化が発達した世界で

ミッドチルダ式魔法発祥の地だ」

「ミッドチルダ式?」

「ミッドチルダ式は遠近を取り入れたオールラウンド系の

魔法で砲撃魔法、広域攻撃魔法射撃魔法、打撃魔法、

防御魔法、捕獲系魔法、結界魔法、補助魔法、

移動魔法、儀式魔法といったものがある」

ミッドチルダ式というものを知らないシュウに

ドラグ・ハートが答えた。

「へー、ベルカ式とあんまし変わらないけど遠距離からの

攻撃ができるのか」

ミッドチルダ式とはどういう物なのかを知った

シュウはドラグ・ハートの説明に納得した

「ほらさっさとミッドチルダに行っだった」

「む、そうだった」

「そうだったな」

原始龍に気付かされた二人はミッドチルダに行く

準備をした

「ちょっと待って」

そこに原始龍に止められた

「なんだ」

今すぐに行こうと焦るシュウに原始龍は

ある物を渡したそれは




終わった少し長く書いたな


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ミッドチルダ

怠けすぎた


ここは第一管理世界ミッドチルダの首都クラナガンの

住宅街のある一軒の二階建ての家の中に魔法陣が発動して

そこからシュウが出て来た。

 

「ほぉーここが今日から住む俺の家か随分と広いな

一人で住むには広すぎるだろ」

 

家の感想を言ったシュウは家の中を隅々まで確認し、

家具全般と電化製品を見るとテーブルの上に置いて

ある物を手に取った。

 

「これはこの世界での俺の戸籍と名前と通帳か。

用意がいいな。名前は星神 終夜。年齢は15歳か

というか星神て俺から取った名前かよ文句は無いけど」

 

自分の名前に少し不満がありそうなシュウは手元から

落ちた物を拾った。それは手紙だった。シュウは手紙の

内容を確認した。

 

「なるほどこの世界での俺は両親が不慮の事故で亡くなり

祖父の家に居候をしているて事かそして数年後に祖父が

亡くなり現在ミッドチルダで一人暮らしかしかも

昨日からか」

 

内容を理解したシュウ改め終夜は手紙の内容を確認し、

通帳の預金を見た瞬間固まった。何故なら

 

「少しやり過ぎじゃ無いのかこれは?億まで

いっているなんてこれだけあれば遊んで暮らせるが

そんなにいらないだろ」

 

銀行口座の預金に驚いた終夜は必要な物をメモに

書いて外に出た。

 

「 まずは服と調味料と食材と食器を買わないとな」

-----------------------

 

海岸沿いの少し離れた所の大型ショッピングモールでメモに必要な物を

買った終夜は昼食にレストランの外で食事をしていた。

 

「しかし700年の間で良く変わったなここまで

発展するまでどれぐらいの年月を掛けたんだろうな

俺には想像出来ねぇ」

 

因みに買い物した物は全部王の財宝に入れてある。

 

便利だな現実にあったら良いのに。

 

食事を終えた終夜は売店で売っていた新聞を読んでいた。

すると雨が降ってきた。

 

「海岸沿いの大型デパートで火災と一人の男性の死亡か

フォルスやヴァイゼンと同じ手口かしかも

ロストロギアの古物商や古代ベルカ史関係者を

次々と殺害かこれがフォルスやヴァイゼンと同じ

手口なら犯人は同一犯だな」

 

終夜は昨夜起きた事件の記事を見ていた。新聞の

内容は昨夜の事件で持ちきりで他は小さい記事

ばっかしだ。

 

「しかも殺害された人達は全員ベルカに関連が

ある人達じゃないか、ん?何犯人の名前はマリアージュ

だと・・・マリアージュてまさかあのマリアージュか」

 

終夜はマリアージュという名前に焦りを感じた。

 

 

「マリアージュが出現したという事は・・・・・・

イクスは目覚めているのか?」

 

イクスとは古代ベルカ・ガレアの王。冥王イクスヴァリアという異名を持つ。何故終夜がイクスヴェリアをイクスと

呼ぶかと言うとイクスと終夜の関係は救われた側と

救った側の関係だった。イクスがマリアージュに

囚われている所に終夜がイクスを助けマリアージュを

封印したという事だった。

だがマリアージュは現代に現れている事はイクスの

身に何か起きたのだ。それもそのはずマリアージュを

封印したとしても指揮と命令能力は保留している。

 

「これはまずいな。もし本当にマリアージュの封印が

解かれているとしたら 」

 

焦りを出した瞬間、海岸沿いのホテルから爆発が起きた。

その余波が終夜のいる所まで伝わってきた。

 

「まさかあの爆発は!!」

 

焦った終夜は勘定を払い爆発が起きた場所に走り出した。

 

 

 

 

 

 




王の財宝便利だな俺だったらなんでも入れるな
そうすれば荷物を持たずに楽なのにな


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火災

早く専門学校決めないと


火災が発生しているホテルに着いた終夜はホテルから

逃げる人達と最上階に火災があるのを確認した終夜は

救助隊がまだ来てない事を知り人混みの中に紛れ込んで

最上階に向かった。

 

「マリアージュは必ずこの最上階にいる!!」

 

最上階に行く階段を数階駆け上ると火災が燃え広がっていた。この炎の様子を見て炎の燃え広がりは早いと終夜は

感じた。

 

「どうする」

「バリアを体に纏わせてくれ」

「わかった」

 

終夜の指示に従ったドラグ・ハートは終夜にバリアを

纏わせ終夜は炎の道を突っ切った。再び最上階を目指し

炎の中を突っ切るとドラグ・ハートが生命反応を

感知した。

 

「終夜!この先に生命反応が二つある!」

「分かった!!」

 

面する海を一望できる所から生命反応が確認された。

生命反応がある所に向かうと床に座り込んで誰かの名前を

呼んでいる少女達がいた。少女達の所へ行こうとした時、

少女の数メートル先に大きな柱が傾いていた。

 

「調、大丈夫デス私が守るデス」

「切ちゃん、無茶はダメだよ」

 

柱の傾きに焦りを感じた終夜は急いで少女の所に向かう直後に柱が

少女達の所へ倒れ込もうとした。少女達は自分達の所へ倒れ込む

柱に死相を感じ諦めかけた瞬間、何かが斬られる音が

した。恐る恐る目を開けると刀を持った終夜がいた。

(危ねぇな縮地を使わなかったらこの子達は死んでた)

自分を見る少女達に終夜は安否を確認すると少女は真っ二つになっている柱と終夜を交互に見てようやく安心したのか

顔を歪ませ、瞳には涙が溜まっていた。

 

「大丈夫か?怪我はないか?」

「・・・うん・・大丈夫」

「大丈夫デス!」

「ようしいい子だ」

 

少女達の頭を撫で安心させた終夜は周りを見た。周りは

炎に包まれて終夜が来た道は炎に包まれていた。

逃げ場は無いと判断したのか少女達は再び不安を

顔に表すと少女の頭に終夜の手が少女の手を撫でた。

 

「大丈夫!俺に任せろ!」

 

少女を安心させた終夜は愛機を少女にバリア系の防御魔法を覆わせ終夜は窓ガラスに向いた。窓ガラスは全て防弾で

炎に強いタイプだった。普通の攻撃じゃ歯が立たない事を

知った終夜は王の財宝から大太刀を出し、腰を少し落とし居合の構えをした。少女達は

終夜がこれから行うの行動に少女は察し終夜に希望を

託した。左手に持った刀に鍔を親指で押し柄を右手で

掴み、抜く姿勢になった終夜は刀を抜いた瞬間、刃を床に

滑らせながら見えない速さで刀を抜くと刀が炎を纏い、

炎の龍となり窓ガラスに勢い良く向かった。すると炎の

龍は窓ガラスにぶつかり爆発した。爆発した所からは

窓ガラスが割れており穴が空いた 。逃げ道が出来、終夜は

刀を鞘に戻した。

 

「天彗流 炎龍破」

 

唖然とした少女の方を向いた終夜は防御魔法を解除し、

少女の安否を確認した終夜は召喚魔法陣を発動した。

召喚魔法陣から翼の生えた白い馬が出て来た。

その神々しさと美しさに少女達は綺麗と言った。

 

「何の用で召喚したノヴ」

「少女達を乗せて外から脱出してくれないか」

 

終夜の問いに翼の生えた白い馬ペガサスが終夜の焦りと

周りの状況に感づきペガサスは頷いた。

 

「分かったその少女達を外から逃がそう」

「ありがとう、助かる」

 

ペガサスは終夜の期待に答え、終夜は少女達の元へ行き

抱き上げ、ペガサスの後ろに乗せた。

 

「良いか、この馬が君達を地上にに送ってくれる。」

「お兄さんは?」

「お兄さんはまだ避難していない人達を探してくる。

大丈夫、俺は簡単には死なねぇよ」

 

ペガサスを少女達に預け窓から脱出した後ろに姿を見送った

終夜は再び最上階に向かった。

 

 

 

 



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遭遇

もう1作作ろうかな?


終夜が最上階に向かっている頃地上では既に救助隊と放水隊が到着し、作業を開始していた。そこに若い男女3人が救助隊に混ざろうとしていた。その3人は元機動六課フォワードの3人組、スバル・ナカジマとエリオ・モンディアル、キャロ・ル・ルシエが非番だったため近くの店から駆けつけて来た。その3人が放水隊とホテルに突入しようとした時火災が起きている上層階から爆発が起き、皆が爆発が起きた方を向くと爆発した所からペガサスが現れ、その姿に誰もが魅了されペガサスはゆっくりと降下し、とある女性の下に降りるとペガサスの背中に乗っている少女達を見て女性は2人の少女達の名を呼び少女達を抱きしめた。

 

「調!切歌!怪我は無い」

「切ちゃんも私も大丈夫だったよ」

「お馬さんとお兄さんが私達を助けてくれたデス!」

 

どうやらその女性は少女達の姉らしい。

 

「君達、大丈夫?怪我は無い?」

 

1人の救助隊が少女達に問いかけると少女達は無いと言った。

 

「でもまだあの中にお兄さんがまだいる」

 

救助隊と元六課フォワードは少女達の言葉に耳を疑い本当かと聞いたが少女が頷き、救助隊と元機動六課フォワードが急いでそのの少女達を救った男性を救助隊しに行こうとした時

 

「大丈夫だ、彼奴は屋上に向かっている」

 

少女達が乗っていたペガサスが喋り出し、その言葉にスバルはどうして大丈夫なのと聞いた。

 

「彼奴はいくつかの修羅場を潜り抜けた戦士だ。この炎の中を抜けるなんてお茶の子さいさいだ。それに屋上はまだ炎が移っていないから そこに向かっていると思う」

 

それだけ言ったペガサスは召喚陣を出し、召喚陣を から消えて行った。

 

#

未だ炎が消えないベルウィードホテルの屋上にバイザーを付けた女性が佇んでいた。

 

「イクス・・・今、マリアージュが参ります」

 

彼女の声に答える者は居ない。しかし突如響いた機械音声と共に濃緋色の縄が彼女を捕らえた。

 

「これは・・・捕縛魔法」

「無駄だ、そのロープは力じゃ抜けねぇ」

 

刀を女性に向けた、終夜が居た。刀を向けられた彼女は腕に力を込め、縄から抜け出そうとしながら彼女は呟いだ。

 

「どうやら・・・そのようです」

「お前、マリアージュなんだってな?」

 

終夜が の問いに固定した

 

「悪いがイクスの所には行かせない」

「イクスを知っている?・・もしや貴方は」

「それ以上言うと叩っ斬るぞ」

 

終夜が臨戦態勢に入ろうとすると

 

「動かないで。管理局よマリアージュ、連続放火殺人の容 疑で貴方を逮捕する」

 

屋上の扉から最近執務官になったばっかりの女性、ティアナ・ランスターがマリアージュに銃を向けていた。

 

「成程・・・こちらの不利ですね。これでは私の手段はありませんね」

「賢明な判断よ。大人しくしていれば、貴方にも弁明のの機会が」

 

ですがマリアージュが虜囚の辱めを受ける事はありません」

「っ!!おい!!」

 

ティアナの言葉を遮って、マリアージュは続け終夜が叫ぶとマリアージュの腕が破裂し、彼女の体が液体と化した。

「トレディアの居場所とイクスに向かう手掛かりは掴めました。私がここで朽ちても僚機達が探し当てます」

『思い出した!こいつら爆発(・・)するんだ!』

 

終夜はマリアージュがなぜ液体と化すのか思い出した。

ティアナも機動六課時代での経験と知恵で思い出し、青ざめた。

 

「マリアージュは壁の兵。刺したその身も敵地を焦がす炎となる」

『まずい!!』

「早く逃げろ!!!」

 

終夜がティアナに叫ぶと液体と化したマリアージュに火が引火し轟音を立てて爆発した。

 

「ランスター執務官!!」

 

爆発した後、ティアナを呼ぶ女性の声にティアナは意識を取り戻し、前を見ると

 

「大丈夫か執務官さんよ?」

 

マントで自分とティアナを覆うように守った終夜が居た。

 

「貴方、大丈夫!?」

「平気だ、こんなもん大した事じゃ無い」

 

終夜がティアナを庇った事にティアナは彼を心配したがどうやら心配する程の怪我をして居なかった。

 

「ご無事で・・・肩を」

「私は大丈夫。それより・・・ルネ、聞いてくれる」

 

ティアナに駆け寄る女性、ルネッサ・マグナスを制止し、ティアナは真っ直ぐな目で彼女を見た。

「マリアージュなんだけど・・・捕まえたと思ったら自爆しました。死体は黒い液体となって燃えている。・・・って言ったら信じる?」

「ランスター執務官の仰ることでしたら信じます」

 

ルネッサが迷いなく、真っ直ぐ頷く。

 

ですが

 

「これで連続殺人は止まるのですよね?」

「・・・多分止まらない。 もっと大きな事件になる」

 

ティアナの言葉をにルネッサは目を丸くし終夜は2人の話を聞きながらマントをしまった。

 

「マリアージュは自分を兵隊だと言った。それに僚機がいると」

「僚機・・・仲間、あるいは・・」

「マリアージュは他にもいる」

(正解)

 

終夜はティアナの言葉に心の中で答えた。終夜はマリアージュとの戦闘経験があり、他にもいる事は知っているが何体かは知らない。

ティアナはルネッサを見て指示を飛ばす。

 

「ルネ、急いで調査班を呼んで。マリアージュの残骸を回収、技術局員に回す」

「はい」

「それから・・・・トレディア(・・・・・)イクス(・・・)聞いた事は?」

「いえ・・・」

 

ルネッサは首を振ったが終夜は僅かに瞳を伏せ、どこか寂しそうな声を聞き、彼女を少し睨んだ。

 

「データベースの照合。必要があれば本局データと無限書庫のも」

「了解しました」

 

走り去るルネッサを見送って終夜の方を見た。

 

「ありがとう、庇ってくれて」

「そんな事気にするな、事件を解決するのが執務官の仕事なんだろ」

「ええ」

 

終夜にお礼を言ったティアナは終夜と一緒に地上に降りようとした時

 

「イクスヴェリア」

「え?」

 

イクスヴェリアと言う単語にティアナは反応した。

 

「多分彼女達が言ったイクスてのはイクスヴェリアの略だ」

「・・・その話もっと詳しく教えて」

「・・・・・少ししか知らねがイクスヴェリアはベルカ時代のガレアの王様で冥王と言う異名を持っていた。俺が知っているのはここまでだ」

「そう、ありがとう」

 

お礼を言われた終夜はティアナと地上に降りた。




王と龍のNG
遭遇

「動かないできゃぁ」ズドン

「ティ、ティアナ大丈夫」
「ええ、滑ったせいか腰を打った」
「もう撮り直しですね」
「そうですね」


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行方

最近pso2 の、バトルで苛立ちが来る


まだサイレンが鳴り響いている頃終夜とティアナは地上に降り、終夜は念のため現場近くに来ていた医師に

身体検査を受け、ティアナはギンガを待った。

 

「.ティアナ、ごめん遅くなった」

「ギンガさん」

「ルネッサから状況は聞いたわ。マリアージュが自爆した事も人間ではなそうだった事も」

「はい」

 

ティアナはよそよそしく返事を返した。

 

「私見ですがマリアージュは恐らく量産型の兵器です。あれは明らかに倒される事、死ぬ事を前提に作り出されている。そしてマリアージュが探しているトレディアやイクスはその存在の活動に関わるでしょう」

「施設か機材か・・・それとも人物」

「はいそれともイクスについては少しわかりました」

「本当!」

「はい一緒に降りた青年にイクスついて詳しく聞きました。イクスはイクスヴェリアと言ってベルカ時代の

ガレアの王様で冥王という異名を持っていたとか」

「冥王、しかもベルカ時代の人物の名前かこれは骨を折れるわね」

「はい」

「その青年は今何処に」

「近くに来ていた医師に身体検査を受けに」

「そう、捜査員を増やすわ。今はまだそれくらいの事しかできないけど」

「十分です」

「そういえばスバルが火災の現場に出たて聞いてたけど」

 

ギンガがスバルについて問いに答えづらいく答えようとした時タイミングが良いのかエリオとキャロが駆けつけて来た。

 

「ティアさん」

「ギンガさん」

「エリオくん」

「キャロ、2人ともどうして此処に」

 

2人がどうして此処に居るのかを説明を聞いたギンガにティアナは2人にスバルの現状を聞いた。

 

「スバルは何処に」

「まだ現場です」

「気になることがあるんだとか」

「・・・・そう」

 

ティアナは力なく返事をした。

一方終夜は私服に戻り医師に身体検査を受け終わった所だった。

 

「お気をつけて」

「ありがとうございます」

 

医師にお礼を言った終夜は僚機のマリアージュを探しに行こうとした

 

 

 

だが

 

 

「いたデス!!」

「ん?」

 

語尾に不吉な言葉を聞いた同時に背中に物体が衝突し終夜はその衝突によりよろめき地面に倒れた。

痛そうだな

 

「調!見つけたデス、やっと捕まえたデス!」

「キリちゃん、今のはないと思うよ。キリちゃんのロケット叩きのせいでお兄さん倒れたよ」

「ごめんなさい貴方大丈夫」

「やりすぎでは無いのか」

「というか本当に痛そう」

「響、あれ本当に痛いのよ大丈夫ですか」

「ていうか恩を仇で返しているの」

「切歌ちゃん、まずはお兄さんに謝らないと」

「おーい怪我は無いか」

 

複数の女の声に終夜は腰をさすりながら起き上がった。

 

「大丈夫だ。ただまさかロケット叩きをされるなんて思わなくてよ」

「あの」

「ん?」

「私とキリちゃんを助けてくれてありがとう」

「ありがとうデス」

「んなもん気にするな。ほっとけなくてな」

 

2人の少女がお礼を言いその少女達の後ろからピンクの髪のの女性と栗色の少女が出て来た。

 

「切歌と調を助けてくれてありがとう」

「2人が助かったのも貴方のおかげです」

「礼は良い。たいしたことじゃ無い」

 

すると周りが何故か騒めきだした。それも終夜達を見て騒めきだした。

 

「おいあれ、ツヴァイウィングとマリアがいるぞ」

「.本当だ、それに翼や奏がいるぞ」

「歌姫達だわ」

「でもどうして此処に」

 

どうやら年上の女性達に注目をしていた。

 

「歌姫?」

「私達の事だろう」

「あんたらが?」

「ええ、もしかして貴方私達の事知らないの?」

「あぁ、なんせ今日の朝引っ越したばっかでな、別の管理世界で暮らしていたからな知らなくてな」

 

終夜はピンクの女の質問に嘘、偽りなく言った。

 

「というかあんたらの名前は?俺は星神終夜だよろしくな」

「私はマリア・カデンツヴァナ・イヴと言うわ。マリアで良い。そしてこの子が私の妹の」

「セレナ・カデンツヴァナ・イヴと言います。セレナで構いません。そして貴方が助けたこの2人は」

「月読調です」

「暁切歌デス」

「私は風鳴翼だ。マリアと同じ歌姫だ」

「同じく歌姫の天羽奏だよろしくな♪」

「あたしは雪音クリスだ」

「立花響です」

「響の幼馴染の小日向未来です」

 

自己紹介を終えた終夜はこの場から離れようとした。

 

「それじゃ悪いが調べ物があるから俺はここで」

「そんなせめてお礼でも」

「良いよお礼なんて次に出会った時にすれば良いよ」

 

そう言って終夜は火災現場から去った

 

「行っちゃたね」

「お礼が言えてよかったデス」

「そうだねでもあの人なんか焦っているように見えるけど」

 

響の問いに翼が言った

 

「立花もか、私も彼の焦りを見たが彼はこの事件に関わっていると見える」

 

翼が言うと後ろから女性の声がした

 

「それはそうだ。彼奴はこの事件に関わりがあるからな」

「キャロルちゃん!エルフナインちゃん!師匠!」

「緒川さん!」

「フィーネ!」

 

そこに響に名前で呼ばれたキャロルとエルフナイン、風鳴弦十郎、緒川慎次、フィーネ・アベルンティスが現れた。

キャロルの言葉にマリアが問いをした

 

「彼のこと知っているのキャロル」

「ああ、最も彼については答えられないがな」

「どういうことだ?キャロル君」

「それは彼には最大の秘密があるのよ」

「秘密だぁ?」

 

フィーネの彼の秘密に響達は首を傾げ、セレナが問いをした

 

「彼の秘密てなんですか?この事件に関わりがあるなんて」

「あるのよ彼にはしかもベルカにね」

「「「「「「「!?」」」」」」」

 

キャロルとフィーネ以外の人達が「ベルカ」という単語に驚きを隠せなかった。何故ならキャロルとフィーネはベルカ時代の人間であり、ベルカ時代から転生された人達だからだ。この真実を知っているのはこの場にいる人達と他にもいる。

 

「まさか2人はあの人の事を知っているんデスか?」

 

切歌の問いに2人は頷いた。そこにエルフナインが言った。

 

「じゃあ彼は一体何者なんですか?」

 

この問いに2人は答えなかった。何故なら

 

「彼は最強過ぎるからよ」

「例え一億人の兵士が来たとしてもたった1人で殲滅した男だからな彼奴は。だから答えられない」

 

何故なら彼はこの時代に存在してはいけないからよ

 

この言葉に響達は終夜を何者なのかと疑問を持った。

 

 

 

 

 




宿題終われるかな?

フィーネ・アベルンティスはあのフィーネです
性格は了子さんと変わりが無い


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マリアージュと予知

魔法少女リリカルなのはreflection見に行きました。
とても興奮しましたけど最後はいい所で終わって続きは来年になるんだそうです。
一言言おう巫山戯んな


場所は管理局無限書庫。そこに金髪の幼女、高町ヴィヴィオと執事服を来ている女性オットーがティアナの依頼で検索し引っかかった書物の翻訳を専門家であるルーテシア・アンピーノの助力により読み上げていた。そこに書かれているのは「マリアージュは増殖兵」であり、発見したのはトレディアである事だった。ルーテシアはキャロ・ル・ルシエからプレゼントされた希少本からイクスに関する描写を開けた。

 

「冥王イクスヴェリア・・・」

「まさかランスター執務官が青年から貰った情報通りとは」

「不思議だね」

 

ヴィヴィオは冥王イクスヴェリアについて詳しく検索すると1枚のモニターから原文データを映し出し読むとアギトが叫んだ。アギトが漸くトレディアという人物を思い出すとジェイル・スカリエッティの名前を出しすぐさまオットーにティアナをこの事を知らせた。ヴィヴィオはイクスヴェリアについて詳しく調べるとマリアージュの詳細について詳しく書いてある所に目を向けた。

 

「これを危険視したとある王はそれを封印した」

「とある王誰だろう」

「ええとあった龍王だって」

「龍王?聞かない名前だけどアギトどうしたの?」

 

アギトは何故か黙っている事に気付いたルーテシアはアギトを見るとアギトの表情は何か思い出したような顔をしていた。

 

「思い出したんだよ二人とも」

「ど、どうしたのアギト?」

「どうしたもこうしたもねぇよ。思い出したんだよ龍王に」

「龍王?アギト知っているの」

「ああ、何故なら私は龍王に生み出されたの存在なんだ」

「「えええぇぇぇぇ!?」」

 

ヴィヴィオとルーテシアの驚きの声が無限書庫の隅々まで届いた。

 

######

 

「なんやカリム私らを呼んで大事な話をしたいと言うとったのは?」

 

ベルカ領内 聖王協会本部のとある部屋にカリム・グラシア、対面に夜天の書の主八神はやてとリィンフォース・アインスとツヴァイ、シグナム、シャマル、ヴィータ、ザフィーラが来ていた。

 

「ごめんねはやてどうしても聞いてほしいて事があぅて」

「聞いてほしい事はもしかしてまた予知のことか」

「えぇ、しかも今起こっている事件に関わっているの」

「今起こっている事件といえば」

「たしか、ベルカに関係する人達だったな」

「えぇ」

「それでどんな内容や」

「それは」

 

カリムは一度ヴォルケンリッターズを見て、予言の内容を読んだ。

 

屍の戦士現れる時、冥王は目覚める

 

海の庭園燃える時、滑走する者に跨り燃える海を駆ける黒い騎士は冥王の下に参上する

 

されど古来の戦士達は集まり、紅い鎧を着た龍、天より降臨する

 

 

 

「屍の戦士はマリアージュですね」

「そうですね。報告通りマリアージュは死骸から出来た兵器でしたから」

「冥王てまさかベルカ時代の王様とかちゃうやろうな?

「正解です」

 

はやての冥王についてシグナムが答えた

 

「知ってるのシグナム?」

「えぇ、なんせ冥王イクスヴェリアとは戦友であり友でもあります」

「あたしより幼かったけどな」

「お前とは変わらんだろ」

「なんだと!?」

「まぁまぁ、イクスちゃんはオリヴィエとクラウス、その他の王達との交流があるんです。私達もその一人なんです」

「成る程」

「でも海の庭園でなんでしょう」

「きっとマリンガーデンだろう」

 

ツヴァイの問いにアインスは答えた

 

「マリンは海でガーデンは庭を言っているからな庭園とも言える」

「成る程でも滑走する者てなんでしょうか?」

 

滑走する者に皆は悩むとはやては思い出したかのような顔をした

 

「思い出した。たしかスレイプニルちゃうやろうか?」

『スレイプニル?』

「地球の外国の北欧神話でなスレイプニルは8本足があるんやてどないしたん?」

 

スレイプニルという名前にヴォルケンズは悩む顔をして『まさか』『でも』という言葉が出てきてヴォルケンズ以外の人達はツヴァイを除いたヴォルケンズの方を向いて首を傾げた

 

「アインスもしかして彼奴じゃ」

「あぁ、多分将も思っているあの人だろう」

「でも彼奴は死んだんじゃ」

「だが奴はこの時代に転生したんじゃないだろうか」

「でも黒い騎士といったらあの人しか思い当たらないけど」

「ちょっみんなどないしたんや」

 

はやての呼びかけにヴォルケンズは話を止めた。

 

「すいません主」

「もしかしてスレイプニルと黒い騎士にお心当たりがあるゆちゃう?」

「・・・はい」

 

はやての問いにアインスは答えた

 

「騎士カリムは龍王はご存知でありましょうか」

「っ!はい」

「アインス龍王てなにもんや?」

 

はやての質問にカリムは答えた

 

「龍王はベルカの英雄と言われた龍です」

「龍!?」

 

龍王の正体にはやては驚愕した

 

「えぇでも人間には成れるですよ」

「常に人間だったな彼奴は」

「龍の姿では目立つしな」

 

龍王にヴォルケンズは懐かし噛んでいた

 

「へ〜〜ん?ちょい待ち。その名が出るちゅうことは龍王は現代に蘇っているちゃうやろうか」

「多分そうだと思います」

「この予言が正しければ」

「でも最後に古来の戦士達て」

「ベルカの戦士達の子孫でしょう」

「でも紅い鎧てことはあいつしかいないな」

「あぁ、私も思う」

 

予言について話し合ったはやて達は立ち上がり出掛ける準備をしていた

 

「こうしちゃいられへん。みんな行くで!」

『はい!』

 

 

「・・・さてあの人達を連れて行きますか」

 

「キリトくん」

「あぁ、アスナ行こう彼女を迎えに」

 

「エドガー」

「はいお嬢様」

「マリンガーデンへ行きますわよ」

「何故マリンガーデンに?」

「決まってますわ。あの子を迎えにそれとジークにも」

「かしこまりました」

 

「ほな、ヴィクターも行くんやったらうちも行くで」

 

「約束を果たしましょう。シュウ。彼女に纏わりつく者に終止符を」

 

 




教師なんて嫌いだ


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滑走する者

ガンダムビルドファイターズ見ましたけど騙された。シャアの声が池田秀一さんじゃなくて関 俊彦さんだったとは正直言って残念です。あの人はSEEDとDESTINYの人なのに。


彼女達と別れた終夜は地下街に入って行った。ホテル火災に向かっている途中にミッドチルダの各地にサーチャーをばら撒いていた。ばら撒いたサーチャーにマリアージュが数十体写っており、そこに向かうと地下街に向かっているのを見て、地下街に目をつけた。だが案の定マリアージュが数体いて、終夜は凍らしながら斬って行った。

 

(死体を見ると昔を思い出すな)

 

終夜は数々の死体を見ながらベルカ時代を思い出していた。枯れ果ててしまった大地、晴れる事のない空、戦争によって帰る場所を失った民そして禁忌兵器(フェアレーター)。この兵器によって人は死に大地を腐らせた兵器に終夜は顔を歪ませた。

終夜は酷く汚いとても人が住めないような部屋に辿り着いた。辺りを見回すと一台のテープレコーダーだけだった。終夜はテープレコーダーを再生させた。

 

『詩編の九。時が訪れれば、王は帰還する。操主の姿は無くとも冥府は再び開かれる。舞い上がる炎と鬨の声はそこに正しく、平和の価値を知らしめる。この声に惹かれたのはマリアージュか捜査官か。・・・いずれにせよ、時は来た。何があろうと、私の悲願は止まらないザギン!!!」

 

テープが終わる前に終夜はテープレコーダーを斬った。

 

「・・・・くだらなねぇ・・・くだらなねぇよどこに行っても人は争う。平和の中に争いだってある。なのに平和の価値を知らしめるだ?人は一生懸命に生きているんだ。昔と変わらずただ生きているんだ」

 

終夜は部屋を後にした。

 

「待ってろイクス。今、くだらねぇ事を終わらせてやる」

 

######

 

ミッドチルダ南部の海上施設マリンガーデンに火災が起きた。マリンガーデンの周りの海は炎に包まれ、それは暗いのに赤く染まって見える。マリンガーデンの付近に公安警備隊が出動してヴォルツ司令が現場を指揮していた。他の部隊も出動しているが炎が燃え広がり、今いる人数ではすぐには消化は出来ない。更にはマリアージュがマリンガーデン内にいる。ティアナはマリアージュの対策。スバルとエリオとキャロは人名救助を行なっていた。別の所ではディエチ、ノーヴェ、ウェンディが活動を開始した。

 

######

 

星神家地下に一頭の馬と終夜がいた。その馬はある一部分を除けば馬なのだがその一部分は足なのだ。その馬の足は八足ある。一方終夜は黒い騎士の鎧を着ていた。その鎧は兜には角が二本生えており、所々が傷ついているが見ているだけでも禍々しいと思う。

 

「すまないな。スレイプニル、折角の休みなのに俺に付き合ってしまって」

「いいや、最近暇だったからな。面白い事が無くて暇だったんだがマリアージュの封印が解けているって事はイクスは起きているんだろう?」

「あぁ。マリアージュの封印が解ける事が奴の起きるトリガーだ」

「成る程。んで約束したんだろ?迎えに行くて」

「あぁ」

「他の奴らも着ているのか?」

「さあな。全員が生まれ変わりでも無いからな記憶が受け継がれているかわからないけど」

「そりゃそうか」

 

終夜は支度したらスレイプニルに跨った。

 

「行き先はミッドチルダ南部の海上施設マリンガーデンだろ」

「あぁ、彼処にイクスがいる。行こう」

 

終夜はスレイプニルに乗りミッドチルダ南部の海上施設マリンガーデンを目指した。

 

######

 

『N2R赤毛1・2、崩落地帯破壊突破。ハチェット、マーリ、水利確保』

『ソードフィッシュ1、要救助者3名確保』

『N2R栗毛、フロアX-23完全消化!』

「いいぞ先手は悪くねぇ」

 

まだ夜空が炎によって照らされている中で消化活動している武装隊員達が次々と報告を上げている。彼らは休む暇もなく消化活動を行なっていた。炎の勢いは弱くなっているがそれでも炎は燃え続けている。油断は禁物だ。だかそこに何かが向かっていた。

 

『此方に向かってくる物体有り!』

「ちっ!忙しい時に、その物体はなんだ!?」

『そ、それが八本足の馬に乗っている黒い鎧を着た騎士です』

「騎士だと!」

 

会話している最中にヴォルツは向かってくる物体を直視した。部下の言った通り八本足の馬に乗っている黒い騎士が此方に向かってきた。

 

(おいおい冗談だろ黒い騎士なんてあれじゃまるで)

 

黒騎士じゃないか

 

黒騎士

黒騎士は聖王オリヴィエに仕えていた騎士と言われているが実際は存在したかわからない存在だった。何故なら黒騎士の鎧がないからだ。学者達の中では存在しなかったのでは無いのかと論議をしているがヴォルツは一目見て分かった。

 

(黒騎士は存在していた)

 

そう確信すると黒騎士は高く飛び、消化活動している管理局員達の頭上を通り過ぎ、燃えるマリンガーデンの中に入って行った。

 

『ヴォルツ司令、今のは何なんですか」

『新手のマリアージュでしょうか?』

「わからない。でも敵では無いかもしれん』

 

敵では無いと判断したヴォルツは隊員に黒騎士は危険性は無いと各隊員に報告した。だがそこに

 

「消化活動私らも手伝います」

「あんたは八神二等陸佐」

 

そこには八神はやてとヴォルケンリッターズが現場に急行して来た。

 

「助かる。八神二等陸佐がいれば消化活動はスムーズに行ける。消化活動は任せたぞ」

「了解。ほんなら行くで皆!!」

「了解!!」

 

はやては消化活動を行いアインスははやてのサポート、シャマルは要救助者達の傷の手当てをシグナムとヴィータとザフィーラとツヴァイとアギトはマリンガーデンの中に入って行った。

 

 

 




因みに黒騎士はまおゆうの奴です。これを見て良いなと思いました。


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炎の中の出会いと迎えと再会

黒騎士の鎧を着た終夜は管理局員達の頭上を飛び越えてマリンガーデンの入った。マリンガーデンの中に入ると周りの炎に包まれ、道は炎に阻まれていた。

 

「随分と燃えているな」

「これだけの炎だ。局員達に疲労を与える。早くイクスを保護しないと」

「やらせるものか」

「「!!」」

 

女性の声にスレイプニルと終夜は声をした方を向くと五体のマリアージュがいた。

 

「また貴女が邪魔をするのですか?龍王」

「あぁ、イクスを迎えにな。それと同時にお前らを殲滅しに来た。覚悟は出来ているんだろな?」

「もとより私達はイクスの兵士です。イクスがいれば私達の進軍は成り立つ」

「成り立た無くて結構だ。お前らは俺が潰す」

「なら・・・貴方をイクスの糧にするまでです」

「っ!来るぞ」

 

マリアージュ達は終夜に向かって来るが終夜は腰にある剣を抜き、剣に白い霧が発生した。

 

「凍り斬られろ」

 

終夜がマリアージュに剣を振るうとマリアージュは胴体を半分に斬られ、斬られた所からは凍りついた後がある。

 

「成る程。凍りつけば爆発はしないて事か」

「急ごう。イクスが心配だ」

「あぁ確か遺跡の地下にあるんだよな」

「あぁ」

 

終夜達イクスの下に向かった。一方、シグナム達はというと数十体のマリアージュに囲まれていた。

 

「これだけのマリアージュがいるとはな」

「多分どっかの紛争地域で増やしたか考えられるけどな」

「でもこれだけの数だときりがありません」

「それにイクスが心配だけどな」

『同感』

 

呑気に話をするとマリアージュ達が襲って来た。

 

「貴女達もイクスの糧に」

「断る!」

 

襲って来たマリアージュをシグナム達はマリアージュ達を次々と倒して行った。

 

「これだけの数だと100体は等に行っているだろうな」

「だがこれだけの数だ。油断の禁物だ」

 

######

 

スバルの方ではイクスと接触したが天井が崩れ、イクスを庇ったが足を怪我した。イクスはスバルを心配したがスバルは足を怪我をしただけだった。イクスは安心し、スバルから去ろうとしたが倒れた。どうやら筋肉が衰えているようだ。

 

「スバル・ナカジマ防災士長であります。お姫様、お名前は?」

「.イクスヴェリア」

「やっぱイクスね、私の友達がねイクスを探してたんです。マリアージュていう怖い人形(ドール)から守って助けてあげてって」

 

スバルはイクスを抱き上げた。

 

「.安全な場所まで一直線ですから!」

 

######

ティアナの方ではルネッサを拘束していた。今回の事件の首謀者であった。ティアナはルネッサに動機を聞いた。

 

「私 救い出された先にあった平和な世界なんてもの信じてみたかった。だけとそんなの空っぽだった。ただ人の数が多いだけ、人は何処でも戦って、傷つけて殺しあう。父もそうして絶望した。だから父は世界に気づいてほしかった」

「気づく?・・・何を」

「戦いの意味と虚しさを」

 

ヘリに乗せられる前にルネッサは副官の誘いを質問したがティアナは本気だった。

 

######

 

スバルはイクスを抱きながらマッハキャリバーを走らせながら公安本部に連絡しようとしたが繋がらなく、ティアナやエリオ、キャラにも繋がらなかった。途中イクスに抵抗されたがスバルの我儘にイクスは諦めた。スバルはイクスに丁寧語で言ったことに照れ、聖王の話をすると目を見開いた。

 

「オリヴィエの子孫がこの時代に生きていたんですか!?」

「生きていたんではなくて、クローンですけどね。でも今を必死に生きています」

「クローンですか」

「・・・はい」

 

気まずい空気になった。

 

「でも関係ありません」

「え」

「例えその子がクローンだとしても私の大切な仲間の子孫です。今を生きている事に私は誇りを持てます」

「・・・そうですか・・・・て!イクス、聖王陛下と出会った事あるんですか!?」

「はい、オリヴィエとは戦友であり友達でした。他にも夜王や雷帝、覇王と友達でした。他にも沢山居ました。」

「へぇ〜」

「だから私は待っているんです。きっと迎えにな来るって」

「迎えに来るって他の王様達がですか?」

「はい」

「でももう昔の人達ですから居ないかなと」

「いいえ、彼らはちゃんと子孫を残して居ます。私は子孫を残しては居ませんがきっと来てくれます。たとて生まれ変わったとしても迎えに来るとシュウ達と約束したのです」

 

イクスの友達との信頼にスバルはその人達を信じているんだなと思った。

 

「ならその約束が果たすまで私が貴方を守ります」

「え」

「だってマリアージュに追われているんですよ。なら貴方を迎えに来るまで私が守ります」

「・・・・はい」

 

イクスはスバルの言葉を信じた。

 

「・・・というかシュウて誰なんですか?」

 

シュウという人物にイクスは答えた。

 

「シュウはベルカ時代では数々の二つ名を持っていましたがよく聞いた通り名では龍王と呼ばれていました」

「龍王」

「はい。ベルカ時代最強の戦士と呼ばれる程でした」

「最強の戦士てどれくらいの強さなんですか?」

 

その質問にイクスは答えた。

 

「一億の兵士をだった一振りで殲滅しました」

「た、たった一振りで!?」

「はい」

 

龍王の強さにスバルは驚愕した。

 

「たった一振りで殲滅て想像できない」

「仕方ありません。彼の強さは私達を遥かに超えていますから。それに彼は龍ですから」

「へぇ〜龍なんですか・・て龍!?」

「はい」

 

スバルは更に驚愕し、イクスは軽い返事をした。

 

「龍が最強の戦士て」

「あぁでも彼は人間にずっとなっていましたからこの事実は龍王と交友のある人達しか知られていませんが」

「あはは、すごいんですね。シュウて人は」

 

すると壁と瓦礫に積まれた場所に着いた。スバルは壁と瓦礫を破壊しようとするがマリアージュが現れた。

 

「倒して進む!!イクスは私が守る!!」

 

######

 

『要救助者残り僅か』

『ソードフィッシュ1、今でも反応なし』

 

スバルからの反応が無くヴォルツは不安を抱いているとモニターからティアナが映し出された。ティアナがスバルの所に向かっている事を知り、ヴォルツはティアナにスバルを任せた。

 

######

 

一方スバルの方ではマリアージュの指揮官らしき人物と戦っていた。指揮官に苦戦すると指揮官から実弾兵器が出された。実弾兵器から放たれた弾にスバルは数十m先に吹き飛ばされた。

 

「戦車を一撃で破壊する弾丸です。人の身で耐えられる物ではありません」

「なんて・・ことを」

「貴方をずっと探していました。貴方がいなくては我らの進軍は成り立てません」

「進軍なんて、しなくていい・・・もういいの・・・私達は目覚めちゃいけないの」

 

肩を震わさながらイクスは泣いた。また昔に戻る事に震えながら泣いた。また迷惑を掛ける事を。

マリアージュがイクスに近づこうとすると

 

「うおぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!」

「っ!!!」

 

スバルがマッハキャリバーを走らせたスバルが振動拳で指揮官を吹き飛ばした。指揮官を吹き飛ばしたスバルは膝をつき、イクスが駆け寄った。防護服は所々破けており、左肩のインナーが破けていた。肌には破片が刺さっており、出血していた。

 

「その機会骨格・・・人工筋肉・・・貴方も?」

「・・・うん」

 

スバルは気まずく答えた。

 

「・・・貴方も兵器なんですか?」

「そうだね、鋼の骨格に、強化筋肉、戦闘機人の体は兵器なのかも」

 

それを除けば、ただの人間とはなんら変わらない何処にでもいる女性だ人として必死に今を生きている。スバルは口を開いた。

 

「だけど今は人間だよ」

 

スバルは立ち上がった。腕でイクスを抱き上げ、イクスに「大丈夫」と言っい、マッハキャリバーを再び、走らせた。

俺から見れば大丈夫とは思わんよ。

 

「あのね、イクス。うちは姉妹が6人いるんですが皆、私と同じ体です。でも皆元気に・・・人間として生きていますよ。聖王陛下だってゆりかごなんて物騒な船とはバイバイしています。今は優しいママと一緒に暮らして、楽しく学校に通っています」

「本当・・・ですか?」

「本当です。帰ったら紹介しますよ。うちの姉妹や聖王陛下・・・昔のベルカの事、色々知っている人達に、今の時代でも皆きっとイクスに良くしてくれます。・・・勿論私だって」

 

イクスは不安な瞳を伏せた。

 

「そんな・・ことは」

「大丈夫、私が教えますよ。こんな炎の中じゃない、広くて青い空。イクスが生きていた違う世界も」

 

イクスの言葉を否定したスバルは純粋に笑い、イクスも笑った。

 

「防災士長、貴方は少し、強引です」

「あたた、偶に言われます。『気弱なくせに我が儘』って」

「そう思います。それに強引な所はシュウに似ています」

「そ、そんなにシュウて人と似ているんですか?」

「はい」

 

イクスはスバルと問いに答えスバルは苦笑いをした。

 

「さぁ揺れます。しっかり掴まって」

 

 

スバルはイクスを抱えながらマッハキャリバーを走らせようとするが

 

「これでも私は倒れません」

「嘘!?」

 

指揮官が起き上がった。スバルの攻撃に耐えた事にスバルは驚愕した。

 

「進軍する為に貴方は邪魔です」

 

指揮官が再び、実弾兵器を打とうとした。とっさにスバルは行動ができなかった。もうダメかと思い、二人は目をつぶったが

 

「ザシュッ!!」

 

何かが斬られる音がした。二人は目を開けるとそこには後ろから八本足の馬に乗っている黒騎士に剣に刺されていた。

 

「やらせるものか。お前らのせいで彼奴は泣いているだ。だからは俺がお前らを殲滅する」

 

黒騎士は剣で突き刺した指揮官を放り投げた。

 

「あ、貴方は?」

 

スバルは恐る恐る黒騎士を訪ねたが

 

「・・・シュウ?」

「え?シュウてあの」

 

イクスの問いに黒騎士は答えた。

 

「あぁ、久しぶりだな。イクス」

 

黒騎士否、シュウは名前を呼ばれ兜を取り、イクスは涙を流した。

 

「遅いです。いつまで待たせる気だったんですか貴方は」

「済まない。此処に着くまでにマリアージュに苦戦して遅れた」

「ずっと待ってたんですよ」

「あぁ、だから迎えに来たんだお前を救う為に」

「馬鹿。・・・でもありがとう」

 

イクスの感謝にシュウは笑った。

 

「あのう、貴方がシュウでいいんですよね?」

「あぁ、俺がシュウだ。ありがとうイクスを助けてくれて。この恩は一生忘れない」

「いいえ、私はただ助けたかっただけですから」

「ふ、そうか。だが此処は危ない。いつ崩れてもおかしくない。俺はお前に従う」

「嫌、でも」

「お前は管理局員だろ?ならお前に従った方が此処を出やすい」

「はい!」

 

瓦礫と炎を避けながら進むと天井が高いホールらしき所に着いた。行き止まりかと思ったがスバルは想定内だった。中央に移動したスバルは天井を向き構えると水色の魔法陣が発動した。スバルは天井を砲撃で破壊しようとイクスは悟った。だがスバルの体は先程の戦いでボロボロだ。イクスはスバルを止めようとするがスバルはそれでもやろうとした。すると

 

「スバル、スバル聞こえる。返事をして」

「ティア!」

 

ティアナがスバルを見つけた。だがティアナ達がそこにいるのは7フロア。どうやらティアナはスバルの行動を予想していたようだ。ウェンディがそれに驚いた。

 

「今から天井を抜いて道を作る。そしたら、イクスを連れて、上がって来れるわね?」

「うん!」

 

スバルはティアナに強く返事した。だがウェンディはティアナが壁抜きをする事に驚愕した。ティアナの魔力量は多くはない。壁抜きなんてできるわけがないとウェンディは思ったがティアナは六課での経験を積んでいた。そして技術を叩き込んだのはエースオブエースの高町なのはだ。

 

「光の粒が集まって・・・まるで星みたいに・・・あれは集束砲?」

「はい」

 

スバルが答えた。

 

「ほう、上手いものだな」

「何故でしょう。あの茜色の星達は破壊の砲撃なのに綺麗です」

「うん、私もそう思います」

 

スバルはイクスの言葉に頷いた。

 

「スターライトブレイカー!!!」

 

ティアナが集束砲で開けられ、穴ができ、空には満点の星空が見えた。



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星は見えるが地は地獄

「誠に申し訳御座いません」(土下座)
「いきなりどうしたんだ?」
「遅れた事を土下座でお詫びを」
「何故遅れた?」
「iPhoneが壊れて起動出来なくなった」
「なるほどではどうぞ」


天井に穴が開けられるとその先には星空が輝いていた。そして空に繋がる道を三人は走っていった。

 

「スバル、星に空が見えます!」

「え?」

「それに、海も空気もこんなに澄んで・・・」

 

イクスは目に映るものに驚いていた。終夜はそんなイクスにそうだなと心に思った。ベルカ時代は空気も海も空も濁り、大地は枯れ果てて、人々が生きられぬような地獄だった。どこにいても地獄の日々だった。

 

「でも今の世界はこんな感じです。そうじゃない場所もまだまだあるけど・・・・減らしていくよう、皆が頑張っています。・・・・生きる希望出てきました?」

「・・・はい!」

 

イクスは元気良く答えた。イクスは現代は昔と違い人々が活気に溢れたり、空の星が見え、海が綺麗な青色になっている事に驚く同時に自分達が平和に導いた事に人々がここまで再生した事に歓喜していた。

 

「ふっ」

「どうしたんですか?シュウ」

「いや、なんでもねぇよ」

 

終夜は何故か笑っていた。ベルカ時代は環境が悪く人々からは笑顔がなく悲しかったが今は環境が良くなっていて人々が笑って過ごす時代に終夜は少なからず喜んでいた。

そこに後ろからローラーの音が響きながらその音を出している赤髪の女が終夜達の傍に止まった。第一声が馬鹿と言ったが心配をしていた。スバルはノーヴェと呼んだ。どうやらこの赤髪がスバルの妹だった。スバルはノーヴェにイクスを預けるとノーヴェは終夜の方を見た。

 

「そこの黒い鎧を着たお前は何者なんだ?」

「イクスを救いに来ただけの黒騎士だ」

「ふーん」

 

ノーヴェは怪しそうに終夜を凝視した。だがノーヴェの横にモニターが出てそこにギンガが映った。

 

「スバル達、早くこっちに戻って来て!」

「どうしたのギン姉?」

「マリアージュが一箇所に集まっているの」

 

ナカジマ姉妹はギンガの言葉に耳を疑った。今までのマリアージュにはそんな事が無かった。

 

「マリアージュの機能が発動したんだ」

「マリアージュの機能?」

 

終夜の言葉にギンガは終夜の方を見た。

 

「どうゆう事?」

「マリアージュは主が奪われた時または死んだ事に最終手段としてある機能が発動するんだ」

「どんな機能なの?」

 

ギンガは機能について質問した。

 

「わからない。あいつらがその機能を発動する前に封印したからな」

「封印て貴方は何を言って」

「ギン姉!この人はイクスと同じベルカの人なの!」

「なるほど」

「この事は他言無用だ。知られたら厄介事に巻き込まれたくねぇんでな」

「分かったわ」

「ギン姉。マリアージュが集まっている場所て何処?」

「マリンガーデンの中心」

 

ギンガはマリアージュの居場所を言うと終夜はマリアージュが一箇所に集まっている方に向いた。

 

「・・・・シュウ」

「悪いが俺は行く」

 

イクスと終夜の会話に三人は険しい顔になりティアナは終夜に質問した。

 

「君・・・何処に行こうとしているの?」

「決まっている・・・・マリアージュを殲滅する」

「たった一人で!?」

 

ティアナ達は終夜の言葉に驚愕したがイクスは驚きはしなかった。過去に終夜はたった一人で戦場に出たことがある為、イクスから見れば彼を止めることなどできないからだ。言ったからには必ずやり遂げる男だということをイクスは知っていた。

 

「ならお願いです」

「・・・なんだ?」

 

イクスは終夜が行く事を知ってこの言葉を言った。

 

「約束してください。必ず帰ってくると私達のもとに」

 

真っ直ぐな目でイクスは終夜を訴えた。その真っ直ぐな目で訴えてくるイクスに終夜は

 

「当たり前だ。俺は最強と最凶を持った龍だ!」

 

そう言い、終夜はマリアージャの所に向かった。




「機種変更してどうだ?」
画像が心配。
「色々と入っているからなお前のは」


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ベルカの戦士

シュウ「遅れた理由はなんなのか教えろ」刀刃を任せて激怒
作者「学校が忙しいのとアルバイトで書く暇がありませんでした」土下座
シュウ「よろしい」刀仕舞う
作者「ふぅ、それじゃ魔法少女リリカルなのはvividは「始まるぞ」俺の台詞!!」


終夜がマリンガーデンの中心部に向かう数分前にシグナム達はまだマリアージュ達に手間取っていた。

 

「ちっ!倒しても倒してもきりがねぇ」

「ヴィータちゃん、焦らないで」

「そうだ焦れば思う壺だ」

 

上からヴィータ、シャマル、ザフィーラが言うとマリアージュ達はシグナム達から戦闘態勢をやめて、一斉に別の所に向かった。

 

「一体何が起きているのだろう」

「わからない。ただわかるのはただ一つ」

 

シグナムはアインスに言った。

 

「まだ終わってないことだ」

 

******

 

 

マリンガーデン中心部

 

終夜がマリンガーデン中心部に向かう一時間前

 

マリンガーデン中心部には巨大なショッピングモールで8階まで見渡せる所の広場に一体のマリアージュがいた。そのマリアージュは先程終夜が剣で刺して放置された指揮官のマリアージュだった。

 

「龍王が現れた今、我々に勝てるすべはない。ならば」

 

そういうと指揮官の額から光が点滅しだした。すると四方八方からマリアージュ達が集まりだし一斉に溶け出した。溶け出し液体となると液体は指揮官の方に向かった。

 

「イクスよ。待っていてください」

 

その言葉と共に指揮官は液体に飲み込まれると段々大きくなり周りの建物を破壊しながら姿を変えていった。姿を変え終わりその姿はまるで化け物のようだ。その大きさは建物を超え、足は鋭い爪と鎧に覆った4本足に胴体は触手で外装は蒼色の鎧と赤色の玉に覆われて頭は黄色い角が捻れるように生えていた。

 

「・・・・・ヴォォォォォォォォォォォォォ!!!!!」

 

化け物が天に向かって咆哮し、その声は周りにも伝わった。

 

「・・・・・・この世界に乱世を「やらせねぇよ!そんなの!」・・・来ましたか。龍王」

 

マリアージュが半壊したショッピングモールの屋外にスレイプニルに跨った黒騎士否終夜が居た。

 

「マリアージュ!!お前の主人はそれを望んでいない!!なのに何故お前達はそれを望む!?」

「私達はただ進軍する為に作られた兵士。故に私達は争いを望む」

 

終夜の回答にマリアージュは返答すると終夜は怒りを露わにした。

 

「だったらここで終わりにしてやる!!覚悟しろデカブツ野郎!!」

 

終夜は剣をマリアージュに向けた。

 

「なら貴方はここで死になさい」

 

そういうとマリアージュの体から緑色の触手が出て、終夜の方に勢いよく向かったが

 

 

「邪魔だ!!!!」

 

ザッシュ!!!!

 

終夜は自分に向かってくる触手を剣で斬った。

 

 

「スレイプニル。お前は戻れ」

「お前はどうするんだ?」

「彼奴を倒す!」

 

終夜はスレイプニルから降りてマリアージュに向かった。

 

「やらせません」

 

マリアージュは前に魔法陣を展開すると何百個の光の玉が出て一斉に終夜に向かった。普通の人間では何百個の光の玉がまるで雨が降るかのような攻撃をを避けれることはできない。だが

 

「はっ!遅いんだよ!」

 

終夜は龍であるからかこの何百個の光を最小限の動きで躱しながら化け物化したマリアージュの懐に飛び込み、両腕に赤色の気を纏わせた。

 

「くらえ!!双龍狡!!」

 

手を龍の形にして相手を撃つかのように放つとマリアージュは大きな体格にもかかわらず建物を巻き込んで吹き飛んだ。

 

「ちっ!リミッターをしているせいか思うように奴を倒せない」

『仕方ない。本気を出せば周りが更地になりかねない。周りにも被害を出さないようにしないと』

「わかってる」

 

******

 

「一体どうなているんだ」

 

まだ火災が発生しているマリンガーデンに火災が起きる音ではないものが発生し、管理局員達は警戒しているがヴォルツは冷静な判断で部下を指示していたがどうやら獣のような鳴き声に気になっていた。

 

「ヴォルツ司令!」

「どうした」

 

ヴォルツの目の前にモニターが出てきた。

 

「マリンガーデンの中心に謎の怪物が現れました!」

「何!?」

 

ヴォルツは現場に行っている局員の報告に度肝を抜いた。

その証拠に後からもう一つのモニターが出てそこに写っていたのはマリアージュが化け物になっている姿が映し出されていた。

 

「おいおいまじかよ。厄介な者が出てきたな」

 

ヴォルツは目の前の敵に焦り出した。ただの火災なのに怪物が出てくるなんて予想外なことだ。ヴォルツは怪物の対処を考えた時にもう一つのモニターが現れた。

 

「お困りのようでしたら私達が力になりましょうか?」

「貴方はグラシア少将!」

 

ヴォルツはモニターに出たカリムに敬礼した。

 

「何故こんな所においでなんですか?」

「黒騎士がマリンガーデンに突入したと聞いたので此処に来ました」

「!もう耳に入られましたかと言う事はあの黒騎士は」

「本物かどうかはこの目で見なければなりません。ですがその前に私達のやるべき事はあの怪物と化したマリアージュを倒す事です。だからこの人達を連れてきたんです」

 

カリムの後ろに4人の騎士達がいた。その4人にヴォルツは驚いた。

 

「!!あなた方は!!!」

 

********

 

一方終夜の方では怪物と化したマリアージュに苦戦していた。

 

「クソ!!図体がでかいと同時に防御が硬いな」

『ベルカ時代で戦った時の戦闘データにあんな物は無い』

「倒す方法がわからない今、最善の事を尽くしているが長時間はきついぞ!せめて何人か人手がいれば「話はそこまでです」く!!」

 

話している最中にマリアージュの大きく振りかぶった手の攻撃に回避が間に合わず終夜は壁に激突した。

 

「がは!!」

『シュウ!!』

 

直ぐに体制を立て直そうとしたが頭上からマリアージュの足が迫って終夜は逃げる暇もなく両腕で受け止めた。

 

「クソ!!リミッターが無ければこんな事にはならない筈なんだけどな!」

「今度こそ終わりです」

 

足で踏んでいるマリアージュは更に足に力を入れ終夜を踏もうとした時何処からの攻撃なのかマリアージュに当たりマリアージュは大きく倒れた。

 

『何が起きたんだ?』

「さあな?大方管理局が援護したんじゃ無いのか?」

「違うぞシュウ」

『「!?」』

 

そこに声が聞こえ終夜は聞こえた方に向くとそこには4人の男女が鎧を着ていた。

 

「四天聖騎士の1人!ノネット・エニアグラム!」

「四天聖騎士の1人!ビスマルク・ヴァルドシュタイン!」

「四天聖騎士の1人!ジノ・ヴァインベルグ!」

「四天聖騎士の1人!ロラン・アスピナーセル!」

 

『我ら、聖王の剣と矛になるもの四天聖騎士なり!!

我らの王と民を傷つく者に鉄槌を!!』

 

そこにいたのは聖王に剣を捧げた4人の聖騎士だった。

 

「ノネット?・・ビスマルク?それにジノとロラン・・・なのか?」

 

終夜はかつての仲間達の名前を聞いて思わず驚いていた。

 

「まさか本当にノネット達なのか?」

「そうだシュウ、私達はお前が知っている私達だ」

 

終夜の問いに緑の髪をした女性、ノネットが答えた。

 

「お前が守ったこの世界を私達はまた守れる事が出来て光栄だ」

「またお前は厄介ごとを招く厄災だな」

「うるせぇ」

 

ノネットは終夜とまた世界を守れる事に光栄し、ビスマルクは厄介ごとを招いた終夜に呆れていた。

 

「ならさっさとやった方がいいじゃないのか?敵さんはすごい此方を見下ろしているぜ」

「確かに5人で倒せるかどうかわからないがな」

 

ジノは呑気に言い、ロランは相手の戦闘力を考えていた。

 

「まさかかつてのベルカの戦士達が出てくるとは予想しませんでした。ですがそれがどうしたと言うのです」

 

マリアージュは余裕を言いながら警戒していた。かつての敵が少なからず揃ってきた所為なのかマリアージュは警戒していた。

 

「今の私は誰にも負けない力を持っているこれだけあれば

貴方達を屠れます」

「ッ!来るぞ!!」

 

マリアージュは拳で振り下ろす体制を取ろうとした時、横から青い光がマリアージュに当たり、その反動にマリアージュは倒れた。

 

「ッ!今の攻撃は?」

「ふ、彼女が来たか」

 

先の攻撃を誰がしたのかをノネット知ったかのように笑いノネットが向いている方に向くと空に青色のベルカ式の魔法陣が形成しておりそこに、黒髪の男に剣を二本両手で持ち、栗色のストーレト髪の女、金髪のロン毛で槍を持った女の3人がいた。その姿に鎧越しに終夜の目から涙が出たいた。

 

「嘘・・・まさか」

「ああ、そのまさかだ」

「平和の世界が続くと思ったらそうはいかないよね」

「それでも私達だけでも巨大化したマリアージュは倒せます。それに彼もいます」

 

そこにはかつての仲間とその仲間の子孫がいた。

 

「久しぶりだなシュウ」

「久しぶり!シュウ、また会えて嬉しいよ」

「お久しぶりです。ずっと待ってましたよ。シュウ」

 

 

「・・・・キリト・・・アスナ・・・・デュランダル」

 

 

止まりだしたはずの歯車が今動きだし彼らの運命の再会を果たした。そして新たなる物語が今幕を開けた。

 




ロラン・アスピナーセルは魔弾の王と戦姫のロランからです。理由は騎士繋がりでやりました。


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