NieR:Automata~これは呪いか、罰か、それとも救済か~ (ディスマン)
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こんなプレッシャーまみれな小説執筆があっただろうか?
以上
サーバー起動
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項目:ジンを表示
人物紹介
新神 刃(アラガミ ジン)
日本人、身長176cm
19歳、色白、平均より長めの髪、色は黒めの灰色
・地球上で様々な体験をし、不老になってしまった男。
灰色のコートに黒いYシャツと白のズボンを履いている。顔は上の中程度
常に顔を自作の液晶張りのマスクを着けており、映像や顔の表記はでるが、素顔は
一切見せない。本人曰く「皮を一枚でも引き剥がせば、そこには怪物が潜んでるものさ」と。アンドロイド以上の戦闘能力があり、真剣に向き合うような素振りは見えない
意味深なことを言ったり、からかったり終始ふざけているような掴みどころが無い。
自由奔放で、理解し難い言動をとることもしばしば
大切な人などを私物として認識しないと愛着が湧かないほどの不信者。
もしも逆鱗に触れるようなことがあれば、機械生命体よりも遥かに深刻なことになる。
気分屋で思いつきで物事を起こすタイプ
重度の精神異常を患っており、残虐な面もあるが、一方で偽悪者な面もある。
敵と味方の区別がはっきりしており、自己思想至上主義。
(例えるなら、日本人バージョンのジョーカー)
しかし味方であれど完全な信用や信頼は一切しておらず、「いつか裏切る」や
「裏や秘密がある」と捻くれた思考をしている。
それでいてIQ190以上の天才で、アンドロイドの部品や装備等も作れる。
洞察力や観察力にも優れ、月に居るはずの人類やヨルハ部隊の秘密もすぐに分かった。
苗字があるが本人は名乗らず、名前のみを名乗る。
本人曰く、「俺しかいねぇのにそんな識別番号みてぇなのがひつようか?w」と。
エミールとは記憶を失う前からの友で、A2とは地球で一人生き残ったときに救助をした、いわば恩人の関係である。
基本格闘が主流だが、銃火器・刃物・鈍器・トラップなども駆使する。
時には、自らの狂気も武器にすることもある。
純度100%のドSで、他人を心配させたり辱めを与えることに快感を感じ、2Bにすら臆することなく毒牙にかけてしまう鬼畜
好きなものは甘物、負の感情、絶望からの希望、偽悪、自己犠牲
嫌いなものは苦いもの、偽善、理不尽、自分の物(友や仲間)を奪ったり、壊したりする者
注意:対象は心理状態が不安定で最後の人類であるため、折衝する際にはくれぐれも丁寧に扱うように
以上の内容をロックしますか?
→はい/いいえ
このファイルを機密事項として保存しますか?
→はい/いいえ
シャットダウンします
・・・・・・・・------------
キャラ濃いわぁ~
すげぇ時間と労力が掛かる気しかせぇへん・・・
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Ch.1:いつかの唯一の人類
この心はわかんねぇんだョォォォォォ!!!(泣
西暦5012年
人類に終わりの時が来た。
突如地球に襲来した地球外生命体、通称エイリアン。
人類は奴等が創り出した兵器『機械生命体』によって
退けられ、地球を脱出し、月に逃げ延びた。
殺された者、生き延びた者、そして地球で唯一人類として活きている者
エイリアンに対抗すべく、人類はある作戦に打って出た。
それはアンドロイドを使った降下作戦。
これは、いつか最後の人類が、地球と人類の為に戦い続けるアンドロイド達に
呪いと罰と絶望の中に、一抹の希望を生み出す物語である。
そしてこれはその最初の話―――
西暦5204年
「アァ~・・・太陽が忌々しぃ~・・・」
太陽は嫌いだ。
朝なんて大半寝起きなのに、そんなのも気にせずギラギラと
輝きやがって・・・根暗と陰気の天敵だろうよ
エイリアンの襲撃があった今、地球に夜は訪れない。つまり、夕陽もない。だから寝るときは、曇りの日か雨の日、もしくは日光を遮断するしかない。不老の体のせいで、こんなのはただの拷問としか思えん。
この地域は動物か機械生命体しかいない。そんなスラブ街よりも危険度が高い中、
周りの建物よりは遥かに形を保っているビルのとある一室で、独りカーテンを開けて
愚痴っている。こんな能天気だが、後に人類で最後の一人になるとは思っても
みないだろう
「しっかし、ホントになんもねえな。部屋に大量の娯楽道具を掻き集めといてよ
かったぜ・・・・・・エイリアンも地球襲うんだったら先に太陽滅ぼせや・・・
ん?あれは・・・」
空を見ていると、空から明らかに不自然な飛行物体が尾を引いて飛行しているのが
見て分かる。機械生命体ではない。では、一体あれは?それより
「ほほぉ~久々に面白いことが起こる予感がするぜ!こりゃ行くっきゃないだろ!」
こんなこと逃すわけにはいかない。もしかしたら何か良い拾い物するかもしれない。
俺はすぐにマスクとコートを羽織って外に出た。これが顔にないと落ち着かないんだよなぁ。顔みられたくねぇし、なんか謎感があってカッケェし(小並感)
―――――――――都市郊外―――――――――
「この辺か?なんにもいねぇけど。セールを逃したか?クソッ」
とりあえずあの飛行物体が落下したと予測されるポイントに来たが、コンクリートと廃墟しかない。もう少し奥だろうか、と思い歩いていくと奥からドゴォォォォンと何か爆発音が聞こえた。確実に何かあることに、自然と口角が上がる。今俺の顔を見たとすれば、悪魔並みの不気味さがあるだろう。
「キハハッ、やっぱオモシれぇ・・・!」
堪らず走り出した。早く行かないとそれが消えてしまう気がしたからだ。
そんなことはさせん、奪わせも消させもせん。せっかくの楽しみなのだから
4分ほど走ったところで、開けた場所に出た。そこには、何かに群がる機械生命体、
人間を模した人型の死体らしきもの、そして恐らくあれに乗ってきたのであろう飛行
物体。よく見ると、機械生命体の輪の中に人が倒れている。
「なるほどね。神は言っている、これを見捨てるべきではないと・・・
とゆうことでお前ら・・・・・・・・・
そこ退いて俺に寄越せやァァァァァァァァァァァァァァァァ!!!!!」
そこらへんの瓦礫から飛び出ていた鉄筋をへし折って突貫する。敵も斧や腕を
振って応戦してくるが、如何せん相手が悪すぎた。何せ相手は人類でありながら、
機械生命体よりも遥かに強く、そして凶悪である。
「オラァ!」
そして2分も経たない内に最後の一体の頭は、彼が投げた鉄筋が貫通し機能停止した。
「さてと、正体は・・・ん?こいつは女?でも人間じゃねぇな」
何かの正体は少女だった。長く白い艶のある髪に白い肌、戦闘したのか隣には刀とよく
似た武器が落ちている。顔やスタイルもイイ。かといってとって食う趣味は無い。
・・・俺のものじゃねぇしな。
そんなことはおいといて、人間じゃない証拠は、肌にできた小さな傷だ。
あの大群と戦闘したとすれば、こんな綺麗ではない。何より血もでる。
とすれば他に候補として挙がる人型とすれば
「アンドロイドか・・・」
なぜ空から来たかは知らんが、拾って帰るしかない。こいつは五体満足だから
治療もとい修理できるが、そこらに散らばっている仲間らしきものは不可能だ。
こいつを運ぶことにしよう、と躊躇いなくお姫様抱っこをする。勿論武器も回収済みだ。そして帰路につきながら助けた少女を見たマスクの裏の顔は
「イイモンテイクアウトしたじゃん」
まるで新しい玩具を見つけたかのように獰猛な笑みを浮かべていた。
鬱憤ついでに言わせてくれ。
どんな屑でも親より子の方が絶対優れてるから!!!!
生命体とは、そういうモノよ・・・・・・
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Ch.2:救う為の偽悪
遠距離恋愛もこんな感じなのかな。。。
ペッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
仲間が死んだ―――
全て失った――――
何故司令部は私達を送り込んだのだろう―――――
分からない―――――もう私には――ワカラナイ――――
―――――――――んだよ、もう終わりか?
誰だ・・・?この声は―――――
―――――――せっかく託されたモンを投げ捨てんな、お前の背負ってるモンに3秒ルールは効かねぇゼ?
・・・何を言っている・・・?お前は――――何か知ってるのか?
――――キハハハハ、知りたきゃ目を開きな。見える物全てに立ち向かえ!
じゃ、後でな・・・・・・・・・
――――――――――――――――――――――――――
――――――――――――――――――――――――
――――――――――――――――――――――
――――――――――――――――――――
――――――――――――――――――
――――――――――――――――
――――――――――――――
――――――――――――
――――――――――
――――――――
――――――
――――
――
―
―――――――――――――――――――――――
「・・・・・ん・・・此処は・・?」
「よぉ、お嬢ちゃんや。ご機嫌かね?」
「ッ!」 ヒュン!
「うおおおお!?」サッ
目が覚めると、突然目の前に見知らぬ人型がいた。変な仮面まで付けている。
アタッカータイプの為、反射的に攻撃をしてしまったが、ギリギリ避けられてしまった
一体コイツはなんなんだ?ここまで運んできたのか?不可解すぎる存在だ
「・・・誰だお前は」
「人に殴り掛かってきといてそれかね!?その前にまず治療行為に感謝しろや!
それに見りゃわかんだろこの顔、明らかに機械的だろうが!!」
「む」
確かに体を見ると、至る所に包帯が巻かれ修復された痕跡がある。しかも、相当腕が
いいのか回路機能が格段に良くなっている
「・・・そうか・・・感謝する」
「うむ!利口でよろしい!キハハハハッ!!」
この独特な笑い声・・・あの空間で聞いた声と同じだ
「ねぇアンタ、もしかしてさっきの・・・」
「嗚呼、聞こえてたか。そう、ありゃ俺だ。空からなんか飛来してきたから面白いことでも起こるんじゃねぇかって思ってな、追ってみたらお前がいたのよ」
「なら此処は・・・?」
「俺の家さ。ま、8割は俺が作ったけどな」
よく部屋を見回してみると、スクリーンや機器、ソファなどの人類の遺産らしきものが
沢山ある。では、私はコイツに連れて来られたのか、あの場所から
あの場所―――――他の皆は・・・?
「そうなのか・・・、ッ!他の私の仲間は、どうなった・・・!」
「木っ端微塵だよ。お前は状態が良かったものの、他の奴等はあまりにもボロボロだった。あれじゃ直せん」
そんな・・・・・・・・私は、独りなのか・・・・
もう、生きる理由も、私には残ってないのか・・・
私は絶望した。こんな残酷な世界と、私から全てを奪った機械生命体が、とてつもなく憎い・・・!胸の奥からドス黒いものが湧き上がってくる
「クククッ、怒りと憎悪でも抱いたか?wwまるで人類m(殴グボァッ!」
「何故笑う!何が可笑しい!?お前は何も感じないのか!?全てを失って、世界に絶望してッ、憎悪を抱くことが、、そんなに笑えるか!?」
まるで嘲笑うかのように私に聞いてくるこいつに思わず殴ってしまった。仮面に拳が当たったからだろうか、拳が少し痛い。だがもう遅い。奥底から湧き続けるこの黒いものを抑えられない、止める気もない。私はそのまま奴の胸倉を掴み上げ、叫ぶ。そうでもしないと、ナニカが狂ってしまいそうだった。
「ぺッ!いってぇなぁオイ。何が可笑しいかって?ああ可笑しいね!口が裂けそうなほどにな!いいか、お前の仲間の死が笑えんじゃねぇ、お前のその心だ!今お前の仲間が託してくれたであろう物を、お前は今捨てそうだったんだよ」
「お前に私の何が分かるッ!!!」
イライラするッ!こんな奴に何が分かって・・・!!
私の怒りを、憎しみを、悲しみを・・・!
「いや、知らん。だから知るんだろうが。最後に生き残ったお前に、仲間は命を削ってまでしてお前に渡したんだろう。それを捨てようとすんな。背負え、業を、命を。そして生きろ・・・それが、お前に託されたモンじゃねぇのか?」
「ッ!」
その言葉に気づかされた。そうだ、私は託されたんだ。命を、皆の意志を継いだんだ。
それを復讐心と悲しみに流されて捨ててしまいそうだった。私は、なんて脆いんだ
目から今まで流したことのない雫が流れ落ちる。この雫は・・・?
「それは涙だ。悲しい時、嬉しい時に流れる。俺も昔は流したことがあるが、今はもうない・・・・・・・・俺の心は崩壊したのさ。故に俺は悪逆非道で残酷で冷徹で理解不能な破綻者なのさ!俺が穢れてんなら、お前は清くあれ。悪の座は俺だけのもんだ。それにな、確かに世界は残酷だ。・・・だがな」
上半身を起き上がらせ、右手をそっと私の頭の上に置いた。そして髪を梳かすようになでてくる。アンドロイドなのになぜか温みを感じる。黒いものが光に消えていく。
その分涙が零れる。
「―――――――――――――――それでも、世界は美しい」
「・・・・・ウッ・・・グスッ・・・」 ポロッ ポロッ
黒いものは消え、絶望していた世界に色が戻った。生きる意味を得て、
タカラモノを失わないようにずっと守っていく決意をした。
そして、私の頭を撫でるこの手の温度は、顔は見えないけど
確かに、暖かかった
なんか、狂気が少ないな
「なんか俺ただの思想家じゃね?」
安心しろYO、次回もっと壊してみっから
「おー、サンキュ」
以上
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Ch.3:旅立てども日は沈まず
ずっとマストドンとTwitterと生放送しかしてねかった。
以上
あれから数百年・・・
あの後、A2は何に感動したか知らないがとりあえず宥めた。そして情報収集とA2の更なる修理という名の強化のもと二人暮らしを始めたら、いつのまにか数百年経ってた
・・・え?いや修理といってもやましいことはしてねぇよ?だってA2怒らなかったもん
まぁさておき、A2には様々なことを教えてもらった。
人類が月で生きていること、あの訳わからんゆるキャラモドキはエイリアンが作り出した敵「機械生命体」だってこと、宇宙空間に人類のための戦闘部隊「ヨルハ」の存在…
逆に俺は彼女にこの周辺の地理情報、出現する機械生命体の特徴、俺が人間であることなどを教えた。人間なのになぜ生きていると聞かれたから、取り敢えず後遺症って答えといた。嘘は言ってない。特に彼女は機械生命体の中にも非戦闘的なものがいることに驚いていた
そんなに奴らのことが気になるのか?機械は機械で、人は人でそれぞれ自由に生きていくべきなのになぁ~・・・。アンドロイドって不思議
で、もうそろそろA2とは別行動をしなきゃいけないと思って鉄塔近くで別れることにした。まぁA2なら少なくとも殺されはしないだろうよ。戦闘特化だし
「じゃ、ここまでだな。なんだかんだなげぇなぁ、ざっと377年と201日ぐらいかね?」
「そんなにも経っていたのか・・・いやそれより正確すぎないか?」
「あたりめぇよ!至高の思想をもってるおれだぜ?いけるいける(適当)」
あの憎しみに満ちていた頃と違い、ちゃんと笑うようになってきた。感情があることの素晴らしさを体現してくれているようでお兄さん(実年齢ウン千年)嬉しいです
「フッ・・・関係ないじゃないか。・・・じゃあな」
「おう。次は俺の崇高な思想(信念)を説いてやるぜ?」
そう言って互いに別方向へ進む。A2は砂漠方面へ、俺は元の家へ。
その時A2が
「・・・・・・・・・ありがとう」
「!・・・・・・ハッ、その言葉は善人とやらにとっときな」
ーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーーー
ーーーーーーー
ーーー
ー
久しぶりの一人の我が家に戻った。A2とずっと二人で暮らしていたからどことなく寂しさが漂う。そういえばヨルハの隊員が不定期に地上に降りてくるんだっけ・・・
いつかとっ捕まえてメイドとして雇おうかな
・・・てか俺そん時いきてるかな?ふざけて機械生命体の残骸とか纏っていったら悪・即・斬並みに問答無用でぶった切られそう。不老であって不死じゃねぇからな俺
どっちにしろ暇なことには変わりないか・・・
そうだ、非戦闘型機械生命体の団体とかねぇかな?
俺も暇じゃねぇんだぜ?
ピアプロの作詞とか動画とか生放送とか思想の布教とか
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Ch.4:平和主義と思想武装
俺の本職クリエイターやん。
A2と別れた日の、本来ならば夜になっているはずの時間帯に
ジンは考察をしていた。無論、内容は非戦闘の機械生命体が築いてるであろう
集落のようなもののことである
ジンは再び一人となったアジトで窓の光を遮断し、手描きで作り上げた地図を睨みつけている
「ん~~どこだ?・・・まずこの辺りのコンクリートジャングルでそんな集団知らんし、海はそんな集団が過ごすほど環境も良くねぇ。砂漠は論外。てなると残りは・・・・・・この化け物の森か」
これであてはついた。あとは目的地へ寝た後向かうだけだが
「あ?確か森に行けそうな道全部塞がってなかったっけ?・・・・・・」
-----10時間08分後
ガンッ ガンッ ガンッ ガンッ
どうも読者諸君、ジンだ。ただいま
「・・・・・・ッダァァァァキツイ!!!!なんでこんなメンドイことを!!」
岸壁にナイフ(機械生命体の腕)を突き刺しながらクライマーしてます
・・・いやあのね、道がないの。で、なんかもうメンドクサくなっちゃってさ。もう登ろうかなって、うん。。。・・・はい自業自得です
「ハァ・・・ハァ・・・死ぬ・・・だから持久戦は苦手なんだっつうの!」
ようやく登り終え体力を回復してみた先には、向こうから見たときより巨大かつ雄大な木々が広がっていた。どうしたらこんなに巨大化するのか気になるところではあるが、先にこの森を調査、もとい冒険してこなくては
「巨大化してるのは樹木のみか・・・ん?おぉ!動物もいたのか!!肉や、肉が食えるで!!」
一時的に目的を忘れ、久しぶりの肉にココロオドルしたので、さっそく殺すことにした。道具はさっき登るときに使用したナイフのうち一本を持って、全速力で後ろから飛びかかる。そして脳天と首を狙ってナイフを突き刺すだけだ
「イェェェェェイ!!!食物連鎖の頂点なめんなよコラ!勝てば正義なんじゃあ!!」
動物の肉に一喜一憂して落ち着いた後、再び本来の目的である”機械生命体の集落探し”を始めた。少し奥に進んだ時、森の奥に小さな明かりと独特の機械音が聞こえてきた。きっとこの先に目的地があると確信して草をかき分けたそこには、木造の木をじくにした謂わばツリーハウスのようなものがあった。機械生命体も多く見えるが、心なしか目が緑に見える。
木の橋を渡って近づいていくと、なんかちっこい機械生命体がガシャガシャ近づいてきた。
「ハジメマシテ!」
「お、おう」
「ア、オトコノヒトナンダ!ネーネー、アソンデ!」
「「アソンデ、アソンデ!」」
・・・なんだこのコミュ力高い機械は
「あー、後で遊んでやるから。それよりも村長とかいねぇの?」
「私に御用ですか?」
するとちっこいやつらの後ろから別の機械生命体が来た。彼がこの村?の長のようだ。他とは明らかに雰囲気が違う
「あぁ、といってもちょっとした挨拶さ。で、アンタの名前は?俺はジンだ」
「初めまして。私は”パスカル”。この村の長をしています。立ち話もなんですし、奥へどうぞ」
「おう」
パスカルに案内されるがままに最上階の回廊にポツンとあるパスカルの家の横に腰掛ける。パスカルも俺の隣で立ったままだ
「それでは、どんなお話をしましょうか?それにしても見たことない型ですね」
どうやら俺をアンドロイドかなんかと勘違いしてくれているようだ
まぁむしろ好都合か
「まぁ俺だけだしなこの姿。それにパスカルって昔の哲学者の名前そっくりだな」
「えぇ。この哲学書の名前が気に入ってまして」
パスカルが家から出した本の著者にはパスカルの文字が刻まれていた
「ジンさんは哲学に興味がおありですか。どんな思想を持っていらっしゃるのですか?」
「俺か?俺は一応質的功利主義(J・S・ミル)とニヒリズム(ニーチェ)とリバタリアンかな・・・・・・・・・・・・・なんなら思想戦争でもするかい?」
次回、城之uゲフンゲフン
パスカルとの思想戦争
安心してください、ほのぼの寄りだから
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Ch.5:PとJの対談
p.s macのボード打ちにくくね?
「では、まず平和についてどうお考えですか?私は平和主義者ですので、一切の物騒もなくただ平凡に子供たちや村の者たちと過ごせていければいいと思うのですが」
「平和ねぇ・・・。始めに言っとくが俺は平和主義じゃねえ。むしろ闘争側だ。平和が悪いとは思わん。だがいずれは平穏に飽きて理性生物は刺激、すなわちスリル・過激・闘争を求める。人間という生き物は知ってるだろ?奴ら全員では決してないが、大半は少数の人間的強者が生きるための糧、有象無象に過ぎない。だが有象無象の中から抜きんでた強者は必ず現れる。闘争に勝てなくて次の平和に生きることはできねぇ」
「ほうほう、なるほど。ですが平和は集団の中での必須条件ではないのですか?でなければ社会は成り立たないじゃないですか。そこはどうですか?ジンさん」
「まぁ社会的にはそうだ。だが融合されれば話は別だ。社会に生きてんじゃねぇ、社会という”枠の中”で生きてるだけだ。共同体に融合されれば個人は死んで消滅する。この村が最大限かつ最高に機能するにも同じことだ。村の一員ではなく、個人つまり個体それぞれ一体ずつとして見なきゃいけねぇ。お前も村長以前に、”パスカル”でいなきゃいけねぇのさ」
「私自身、彼ら自身・・・ですか・・・」
「あぁ、そうだ。種族より自分自身に誇りと意思を持て。国より、故郷より、親より、自分の意思を尊重するべきだ。だから俺は戦う。平和に毒され妥協して、実体のない有象無象と融合したくねぇからな!キハハッ」
「流石自由至上主義、いや実存的ですね!すると私は平和を放棄しなければいけないのですか?」
「いやいや、そうじゃねぇ。俺は武力闘争は売られる、もしくはやりたいときにやんだ。お前は平和を、俺は自分の思想と意志を信念として自分の自由にしてきゃいい。とどのつまりは、自由にやれってことよ」
「自由に、ですか。確かにいい考えです。子供たちの教育や、村の発展にも応用できそうです。もっといろいろ教えてもらいたいですが・・・」
「ネェ、オニーサン!オハナシ、オワッタ?」
「アソボー!アソボー!!」
「あはは、その前に一回子供たちの面倒を見てもらいましょうか。お願いできますか?ジンさん」
「おう、ええで?よっしゃボーイ&ガール!オニーサンが遊んじゃるけぇ、まずは板と丸太持ってこい。テコの原理で浮かしたるわい!!」
「・・・フフフッ。機械生命体にしては、感情豊かですねジンさん?まぁ私が言えた義理ではありませんね」
ピアプロで作詞活動中
by.ディスマン
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Ch.6:呪いの序曲
じゃねえよ!!!!!!!!!!!
どんだけ待たせんだと思ってますよね?実はあれから大学の活動やレポート作り、遊戯王などで大忙しで
8割がたユーチューブで動画投稿しててこの小説をすっかり忘れてました。
そして今回、ゆっくり書ける期間を見つけ、なおかつオートマタの動画を久々に見て熱がちょっと戻ったので書きます。
私のチャンネルは下のURLです(宣伝)。
https://www.youtube.com/channel/UChFpfvvVIGiFkObmZmeSCXA/featured?view_as=public
ーーーパスカルたち無害な機械生命体の村と関係を持って何年たったか忘れたある日
「オラァ!!!!!!」
「;@$&$#」
ジンは散歩がてら遭遇した機械生命体を殴り飛ばしていた。
しかし、ただ殴っていただけではない。いくらジンの人外並みの身体能力でも機械生命体を素手で殴れば流石に拳が痛む。
そこでジンは、某メ〇ルギア・〇イジングで硬化する体を持った上院議員を思い出し、自分も硬化できないかと考えた。
そして文献を調べた結果、D3Oという衝撃を加えると硬化する素材を発見し、それを開発して魔改造。
ナノマシンよろしく体内に注入し体のどこでも、鉄を殴っても無事な体に改造した。
ちなみに某上院議員みたいに肌は鉄のように黒くなったりはしなく、いたって健康的な肌のままである。
「やっほおおおおう!すげえなテクノロジーってやっぱ!」
まあ本人が納得してればそれでいいだろう。
「しかし何時みても森も廃墟都市も変わんねぇなあ。サンドバックはいても退屈にかわりゃしねえし」
魔改造しても冒険が待ってるわけでもない。そんな日常に飽き飽きして商業施設側の電波塔あたりで休んでいるとーーー
「あの!・・・ちょっと待ってください!!!」
「あぁ?」
後ろから急に声を掛けられて振り向くと、そこには二人(?)の黒ずくめの格好をした人がいた。
片方は女性で、女性の中では高身長(俺よりは少し低い)でクールな雰囲気を感じる。加えてドレス服がそこそこ際どいのであまりその恰好で激しく動かないでほしい。
もう片方は男性で、青年というより少年といった感じを受ける。身長も女性と比べると結構低い。完全におねショタコンビにしか見えない。
「あの、もしかして・・・あなたは人類ですか?」
「?なんだその質問。どこどう見ても人類だぜ俺は」
「「ッ!?」」
?・・・なぜこいつらは俺が人間であることに驚く?まるで人間そのものが珍しいみたいじゃあないか。
しかも今思い出したけど、俺マスク忘れて素顔丸出しじゃん・・・・・・もうこの際いいか。
・・・ん?てことは
「お前ら俗に云うアンドロイドってやつか」
「!!っはい!僕たちはヨルハ部隊に所属するアンドロイドです!」
「この人が、人類・・・」
それぞれ違った反応だが、少なくとも敵意はないとみていいだろう。てかむしろ歓喜というか、そんな感じがする。
「まさか地上で人類を発見できるなんて・・・!あ、僕の名前は9S。彼女は2Bといいます」
「2B・・・人類に栄光あれ」
え?人類に栄光あれ?なに??俺の知らない間に人間ってそんな崇高な存在になったの?
なんか自分が偉くなったかのようで、満更でもない気分になるな(実際アンドロイド側からしたら絶対的存在なので間違っていない)
「おう、俺はジン。新神 刃だ。あ、日本語でおk?」
「はい、僕たちは旧世界で使用されたどの言語も分かりますので心配しないでください」
「そいつはよかった。ところでそんな軍人さんたちが俺に何の用だい?」
「私たちは人類を守る存在。貴方を保護及び護衛する為に同行してください」
「保護と護衛?まあいいけど」
「ありがとうございます!!直ちに司令部にこのことを報告しなければ・・・!」
「おいおい。俺をどこに連れて行くんだ?あと司令部って・・・」
「ジンさんには僕たちとレジスタンスキャンプに行きます。それと、司令部とはバンカーという宇宙軌道基地のことです。安心してください!こう見えて僕たち戦闘と分析は得意なんですよ。2Bは戦闘タイプで、僕はスキャナータイプですから!」
・・・なんか唐突に俺の日常が終わって急な情報量で若干混乱しているが
「・・・やれやれ、これだから生きるのはやめられねえんだよな」
退屈ももう来ることもないかもな
先日飲み会で人生初のお酒を飲みました
・ウイスキーコーク
・レモンサワー
・シャンパン
・カルーアミルク
・アップルワインハイボール
ちなみにレモンサワーとアップルワインハイボールがお好み
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Ch.7:ジンの経緯とアンドロイドの意義
それだけなのに考察濃すぎでこっちが大変でしたレモンサワー飲む。
あと個人的に主人公を王にしたアンドロイドと機械生命体だけの国を作りたいという野望が芽生えました。
哲人政治の王に、俺はなる!!!(ドン!)
レジスタンスキャンプという地上拠点へ向かう道中、普段は無尽蔵の体力に物言わせて走っているが
人間がいる状態で走り続ける訳にもいかないので歩いていくことになった。
そんな時でも、9Sの知的好奇心は尽きないようで質問責めがすごい。
「ジンさんの職業はなんですか?人類は社会で生きていく上で何かしらの職業に就いていたとデータにあります」
「俺はネットワークを通じて音楽や演説とかエンターテインメントをやってて、アクセス数に応じてお金をもらって生きていたな。
でもたまに一般ができるようなもんじゃない特殊な仕事とか依頼を受けたりしてたよ。なんせ俺自体特殊だしな」
こんな感じで質問応答を繰り返しては、9Sは記憶データに記録している。ちゃっかり2Bも傍で記録している。
「ではジンさんは、どうやって今まで生きていたんですか?冷凍睡眠装置などの発見は報告されていませんが」
「あーそれね。まだ人類が地球にいたころに黒文病って流行り病があってな。俺もその病に侵された。
不治の病で多くの人間が死んだが、俺の場合は変異して何故か不老になった。そこからかれこれウン万年、退屈を極めた生を送っていたのさ」
A2やパスカルとかは除くけどな
「なるほど、病の突然変異ですか・・・人間って不思議な生き物ですね。ではどうやって自分の身を守って」
「俺は生まれつき身体能力が高くてな。機械生命体相手でも問題ないくらい戦闘力があんのよ」
「報告:人類ジンの皮膚から肉体組織以外の反応あり」
そーいやいたな、二人の傍でずっと浮いてる箱型で一対のアーム付きの機械が
「ポッド042.2Bの随行支援ユニット」
「ポッド153.9Sの随行支援ユニット」
ほう、つまり彼らはアンドロイドのいわば補佐といったところか。いいなー俺も欲しいな。
あとでバンカーとやらに言ってみよ。
「皮膚から?金属でも埋められているのですか」
「2B、ちょっと惜しい。いくら俺でも流石に素手はガタが来る。そこで最近体内に
D3Oっていう衝撃が加わると硬化する素材を入れてね。それでさっきまで試運転してたのさ。まあアンドロイドには劣るだろうけど」
「衝撃で硬化する素材・・・いいアイデアをいただきました」
「じゃあ俺も聞くが、お前らの体とかってどうなってんの?やっぱり硬かったり冷たかったりするわけ?」
「いえ、僕らは人類を模倣して作られていますから、髪質や肌の感触・体温も人間に近く設定されています。
男性型と女性型でもちゃんと違いがあるんですよ?」
「はえ~!確かに」
そういいながらジンは何の躊躇もなく2Bの髪や頬を触ったり揉んだりしてみる。
確かに女性特有の柔らかさや艶があり、人並みの体温もちゃんとあるようだが、無抵抗で触られている2Bは心なしか顔が赤くなっている。
「!・・・あの///」
「はい?」
「こーゆうの、慣れていないから、やめてほしい、、です//」
「あらら」
「あはは!2Bの意外な一面が見れてよかったですね」
「9S!」
ふーん、あの無感情そうな2Bでもこーゆう感情表現はあるのか
「否定:アンドロイドは感情を持つことが禁じられている」
「は?禁じられている?」
なぜ感情を持つことを・・・?
彼らは独立した存在でなく、人類の存在に依存している。つまり人類至上主義の信奉者ないし狂信者がヨルハ部隊の存在定義か。
そんな奴らが、もしニーチェよろしく「神(人類)は死んだ!」とか言われた暁には、とても正気を保てない。バグまっしぐらだろう。
人類でさえ強い感情に飲まれて制御不能になることがあるんだ。生物進化を踏まずキャパも決まったアンドロイドが感情を持てば・・・
ーーーきっとその感情に押しつぶされて暴走する
だから感情が禁止されているんだ。だがこの二人を見て、とても破滅を眺めて愉悦に浸れるような気分にはなれない。
今現在、この地上で唯一の人類は俺だ。月でただ御託を述べるだけの無能に価値はない。
だから、俺が俺の信念と責任と命を懸けて導くことにしよう。
それが俺の決定であり、俺への誓いである。
「あ、9S」
「なんですか?」
「アンドロイドにも触覚はあるよな?」
「はい。味覚以外の感覚と知覚が僕たちには備わっていますから」
「なるほど。じゃほい」ツー
「ふぁぅ!?」
触覚があると聞いて人間と同じ神経があると考えた俺は、2Bの背中の露出した部分に指を滑らせた。
案の定予想外な可愛い声が聴けたので、俺と9Sは満足である。
これが2B、ジンの愛玩役決定の瞬間であった。
(よかった相手が人間じゃなくて、いや司法機関ねえやん)
高3の時に俺のニーアオートマタを弟が友達にやらせたところ、チュートリアルの工場跡地で号泣して辞めてました。
あなたの友達にはいませんか?そんな感受性豊かな人が。
ぜひこのゲームはそういった人、若しくは人権すらない人間のカスにやらせた方がいいです。
人格矯正プログラムにはぴったりですね。医療活用できますよ(確信)
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Ch.8:レジスタンスと砂の跡
深夜11時・・・
友人A:5400LP
ディスマン:2600LP
ディスマン「ここでBF-フルアーマード・ウィングをシンクロ召喚!効果を受けんこいつに勝てるかな友人A!!ターンエンド!」
友人A「フハハハ!そんなもの俺には関係ないわ!お前の場の王神鳥シムルグとフルアーマード・ウィングとダーク・シムルグの三体をリリースッ!!いでよ、ラーの翼神竜スフィアモード!!!ターンエンド」
ディスマン「リリースとかふざけんなよ!!!・・・と思うじゃん?」
友人A「は?」
ディスマン「貴様がスフィアモードを召喚することなど、このDISMANは想定済みよォ!!スフィアモードをリリース!!!いでよ、ラーの翼神竜!!!」
友人A「ラーを召喚だと!?てめえラーのピンポイント対策しやがったな!」
ディスマン「さらに墓地のティンダングル・ドロネーを除外し墓地のティンダングルを三体特殊召喚!からのラーを含む二体をリリースしアドバンス召喚!アルカナフォースXXⅠ-THE WORLDッ!!!」
友人A「なにぃぃぃぃぃぃぃぃ!?」
ディスマン「これが我が神とスタンドの力だ!無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄ァ!!!!」
友人A「ヤダバアアアアアアアアアアアアアアア!!!」
ディスマン「WRYYYYYYYYYYYYYYY!!!」
深夜テンション怖っ
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どうも、気づいたら一年ぶりに帰ってきました。
就活や論文や趣味や動画投稿や作詞ですっかり(一年)忘れてたので投稿します。
定期的に投稿はしませんが少なくとも一年も失踪はしないのでご安心ください。
到着したレジスタンスキャンプはメカメカしいという想像とは離れていて、中東の紛争地のキャンプといった感じだ。
2Bたちはバンカーへ報告するために別所へ。残された俺は先に9Sからここの簡単な説明とレジスタンスのリーダーへの顔合わせをするよう言われ、後でもう一つ教えたいことがあると言っていた。
リーダーのもとへ向かう間にも、四方から好奇の視線が突き刺さる。
嫌悪の目線がないだけマシだが、地味にチクチクしててむず痒い。
他人の評価や価値観という、自分にとっては何の意味もないものに影響されずに生きてきた俺でも
さすがに気になるものがある。
そうこう考えているうちに、男性のレジスタンスメンバーがとある女性の前まで連れてきた。
緑の外套に白のシャツとグレーのズボン、武器に持っているのはAK-48の類だろうかアサルトライフルを携えていた。少し黒い肌も相まって西アジアの革命軍を思い出す。
「君がジンか。私はアネモネ。このレジスタンスのリーダーを務めている。よろしく頼むよ」
「これはこれは、俺は人間のジン。生きている間はよろしく頼むぜ」
「はははっ、個性的な挨拶どうも。それにしても、まさか地球に人類が残っているとは思わなんだ。今までどうやって生きてたんだ?」
「簡単に言うと廃墟を拠点に時には戦闘、時には交流、時には同棲なんかもしちゃって」
「ハハッ人間なのに情報よりも強かだな・・・ん?同棲だと?」
「ああ、A2って知ってる?」
「!!」
どうやら知ってるようだ。アイツの他に生き残りはいないはずだが……あー先に地球に来た先輩であり知り合いといったところか
「その反応からするに知り合いか」
「・・・・・・ああ、古い知り合いだ」
「・・・・・・何があったか知らんし知るつもりも毛頭ないが、少なくともお前が思っている以上に大丈夫だぞ?」
「は?それはどういう・・・」
「アイツ意外と天然だぞ?たまに見た目相応の乙女チックな面も見えるしな。これ絶対言うなよ?マジで。頼む。いちいちアンドロイドの鉄拳なんて食らいたくねえから」
「・・・・・・・・・・・・ふっ」
「?」
「あはははははっ!A2はあなたといたことで良い影響を受けたようだな!分かった、このことは秘密にしておこう」
「ふっ、ありがてえよホントに」
もうそろそろいいだろうとアネモネとの会話を切り上げて戻ろうとした。
だが、一つだけ聞きたいことが俺にはあった。
「なあアネモネ」
「なんだ?」
「お前の名前とそっくりな花が世の中にはあってな?白・赤・紫の中で何が好きだ?」
「・・・・・・紫だ」
「・・・ククッ、お前がレジスタンスでリーダーやってる理由がよく分かったよ」
「おーーいジンさん!」
アネモネとの対談も終わって広場を見て回っていると用事を終えた9Sに呼びかけられた。
「バンカーに報告が終わりましたので、今からジンさんの住居にご案内しますね」
「俺の家?なにくれんの?」
「もちろん!ジンさんは僕たちの創造主である人類ですから全身全霊の保護と奉仕をします。それが僕たちの存在意義ですから」
「・・・・・・(コクリ」
そうか、アンドロイドは地球と人類の為にずっと戦ってきたのか。
元から軍事兵器みたいな存在として生まれてきてるから当たり前か。
だとしても、やっぱり俺は”そんな空っぽなものは嫌い”だな。
「・・・・・・そうかい。じゃ案内よろしく~」
だが、今ここで言うのも無粋だろうと思い『いつか』に取っておくことにした。
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先ほどの広場から少し奥に歩いたところに案内されると、簡易的な平屋が建っていた。
造りはコンクリート、恐らくは鉄筋だろう。日当たりも良くキャンプ外の廃墟よりは数倍は頑丈で快適そうだ。
「へ~、意外としっかりした造りじゃん」
「ありがとうございます。なにぶん急だったのでかなり簡易的ですが、近いうちに旧世界レベルの住宅に改造する予定ですので、しばらくはこれで我慢してください」
「・・・9S、中に案内」
「・・・あ、すみません。じゃあジンさん、中の設備も解説しますので入りましょうか」
中も外観以上の設備が備わっていた。夜がないため遮光カーテンが取り付けてあり、簡単なシャワーやトイレも機能している。テーブルもあればなぜかダブルベッドも用意されていた。俺べつに彼女もいなければ女と寝る予定も未来永劫ないしそもそも無理なんだけど?
「お~結構設備しっかりしてんね」
「ジンさんのために用意しましたので、抜かりがあってはいけませんから」
「うん。不良なんてあってはいけない。必要なものがあったら何でも言って」
重い重い愛が重い
いや確かに今のところ文句の一つもないけど、ここまで尽くされると逆になんか申し訳ないと思ってしまうのは社会的動物の性だろうか。
ん?本棚もあるのk・・・!これはっ!
「おおお!ニーチェの『ツァラトゥストラ』、ミルの『自由論』、キルケゴールの『死に至る病』まである!」
「ジンさんは哲学書がお好きなんですね。記録しておきます」
「了解:重要人物データファイルに追加」
おいポッドに趣向記録すな
「哲学や思想は信念になるからな。信念や価値観などといった"自分がどう考えてどう動き何を持っているか"が、そのまま絶対的な自分の存在となる。まあ簡単に言うと、胸を張って堂々と『オレ』として生きていけるってことだな」
「絶対的な自分・・・・・・」
「難しい話は置いといて、この後はなんか予定でもあんの?」
「・・・・・・9S」
「えっ、あっこの後は司令部からの任務で砂漠地帯の調査に向かいます。なのでジンさんはここで待っていてください。外は危険ですし、万が一ジンさんに危害が及んだりしたらいけませんから」
確かに9Sに一理ある。外は確かに安全とは言えない。だがそんな危険地帯をもう幾年も生きてきた身だ。今さら危険なんて心配する気もない。それにここで人類とはいえただ保護されているだけでは人間として、俺として命が腐ってしまう。このいつ終わるか分からないアンドロイドと敵の戦いが保障されない以上、定位置で生きるだけ時間の無駄だ。だから俺は9Sと2Bに言った。
「いや、俺も砂漠に行く。これは決定事項だ」
遊戯王での私はめちゃくちゃ性格悪いです
普段は微陰キャです
悪い意味でSです
という面白くない後書きを軟骨唐揚げを肴にレモンハイ飲みながら書いてます
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Ch.9:会議には懐疑を、猛暑には爆薬を
いや~どんなできばえになるんでしょうかね~
まあ私は動画が出来上がるまで剣術修行しながらゲゲゲの鬼太郎でも観賞してましょう。
あ、ネコ娘いいよね(黒目)
ちなみに私は4期と6期がお気に入りです。
夜がないから今が何時何分か分からないが、俺たち一行は砂漠に繋がっているらしい岩谷を歩いていた。
「あっづぅ゛・・・」
「熱中症で倒れたら大事。水を飲んで」
「やっぱりレジスタンスキャンプ付近の水を汲んで正解でしたね」
「肯定:人間は水分を摂取しないと脱水症状により眩暈や頻脈を経て死亡してしまう」
「冷静な分析どうもありがとよ・・・」
レジスタンスキャンプで「同行する」と宣言して後悔してる。
実際に廃墟都市や森以外のバイオームも見たかったし、何よりも砂漠の神秘とかロマンしかない。
最初は2人に反対されてバンカーの司令部にも止められたが、そこは俺の説得ロールの出番。"護衛がいるから大丈夫だろうし、二人で人類ひとり守れないならとっくにアンドロイドは敗北してる"と説いた。
なんとかバンカーの許可も下りたから来てみれば、暑いし暑いし暑い。
その高スペックすぎる義体がうらやましく思えてきた。
「本当に人類は水分を取らないと生きていけないんだ・・・」
「疑問:当任務に同行した理由」
「うるせえ重油レギュラー満タンにすんぞ」
なんか2Bのポッド毒舌すぎん?
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————人類会議
『地上で奮戦するアンドロイド諸君に告げる』
突如通信に偉そうな男の声が流れる。9Sが言うには、月面に逃れた人類の上層部「人類会議」のお偉いさんらしい。
『今回、地上で我々以外の人類の生存が確認された。命を懸けてでもその人間の生命・身体を守護したまえ』
どうやらもう月にいる人類には俺の存在は伝わっているようだ。
随分と伝達速度と処理が速い。俺がヨルハ部隊に発見されて報告されてから多くても2時間しか経っていないはずだ。その間にバンカー司令部での情報処理や月面での情報処理、人類会議での議論の時間と今回の事態を考えると早すぎる。倍はかかってもおかしくないはずなのだ。人類会議とはいえ、地上で初の人類生存確認をそんな早急に対処できるとは微塵も思えない。そして、あの通信での男の冷静過ぎる会話。
これらから導き出される結論は一つしかないが、仮に事実だった場合あまりにもアンドロイドにとってショックが大きい。しかるべき時が来るまでは迂闊に言わない方が吉だろう。
「どうしましたかジンさん?喉が渇きましたか?」
「いや?人類会議の皆さんはずいぶんと冷静だなぁ~と」
「そうですか?でも人類会議は毎回こんな感じですよ」
その毎回同じである部分が不自然なんだけどな
2Bは大雑把だからアレだろうが、9Sならいつか気づいてくれるだろうな
その前に誰かさんに邪魔されないことを祈るよ
----------砂漠地帯入り口------------
「お!君が人類のジン君だね!」
岩壁の足場にやけに元気そうな女性の姿が見えた。
なんだろうか・・・この合って間もなく拭えないハ◯ジ・ゾエ感は。。。
「私はジャッカス。砂漠の機械どもを退治してくれるってね?」
「おー。俺とこの二人がな」
「「え」」
俺の戦闘発言に二人が驚く。そりゃそうだ。ついていくとは言ったが、戦うとは一言も言ってなかったからな。
「何言ってるんですか!あなたにそんな危険な真似させるわけにはいきません!」
「人類に傷一つ付けさせるわけにはいかない!」
「うーん・・・・・・そんなこと言っても俺は戦えるぞ?実際今まで機械どもと殺りあって生き延びてきているからここにいるわけだしな」
「そんなこと言われても・・・・・・!」
「そんなに俺が心配か?それはいいことだ。だが、お前らは人類をそんなにも敬愛しているのに、信頼はしてねえんだな」
「え・・・?」
「俺は戦う力がある。なのに動かさせない。これを信頼していないと言わず何になる?
背中を預けさせろってんだよ。こちとら素人じゃねーんだぜ?」
「・・・・・・」
「お前ら俺を守るんだろ?なら俺を守れ。だから背中と命を預ける。これが今のお前らへの俺の信頼だ」
そう言って二人の頭を軽く撫でる。今まで人肌のひすら知らなかった奴らだ。
人間同様の形態と類似した内面を持っているなら、崇拝する人類からの言葉と気持ちと温度は説得には効果絶大だ。
「・・・・・・・・・はいっ!」
「・・・うん」
「よし、いい子だ」
「話は済んだかい?じゃあ封鎖してる道を開けないとね」
「ええ、でもなんでここにいるんですか?」
「あぁそれはね」
ドオオオォォォォォォン!!!!!!!
瞬間、奥にあったバリケードが爆発し木っ端微塵になった。
この距離からでも感じる爆風の威力。ポッド使って謎のエネルギー飛ばし合ってる世紀末でアナログなものが観れてちょっと嬉しい
「巻き込まれたら危ないよね?」
「すげえな・・・。帰ってきたら小型爆弾の作り方教えてくんね?」
「お安い御用さ!楽しみに待ってるよ」
じゃあこれで障害はなくなったし砂漠に行くか。
どんな奇想天外、昔の頃の地球とどれだけ変わったのかしかと見させてもらうぜ
最近作詞や実況動画を作りながら、TRPGのシナリオ制作にも興味が出てきました。
暇があればストーリーだけでも書き下ろしてみようと思います。
切なかったり心痛むようなシナリオ大好き!
そしてそれで号泣してるPLを三うのも大好き!
サディスティック教万歳
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Ch.10:人類、砂の惑星を往く
最近やっと内定取り戻して卒業も確定しました!
しかし私は相変わらず動画編集に作詞に同時視聴に遊戯王マスターデュエルと大忙しです。
P.S スタバのゆずシトラス&ティー美味すぎ
谷間を抜けた先に広がっていたのは、砂以外に形容することができないほどに広大な砂漠であった。
その匂いもしないことから、この砂漠は完全に風化によって築き上げられたものだということがわかる。地平線まで続くこの自然を作るのに、どれだけの年月が流れたのだろうか
「うわ~…やべえなこの砂漠。すげえ肌に悪そう」
「?肌に悪いというのは砂粒が体内に入り込むということ?」
「いやオレ人体だから。パーツの隙間とかねーからね?」
「補足:人類の皮膚は乾燥すると体内の水分が奪われ内臓障害や脱水症になる」
「安心してくださいジンさん!水は僕が持っていますから」
「そんなにオレ弱そうに見えるの?一応人型相手ならそこそこ強いよ俺」
確かに砂漠の乾燥と足場の悪さにはイラつくが、空を覆っている砂塵のおかげで直射日光は防げている。アンドロイドには砂の方が害だろうが、こっちは義体なんてない。
ありがたく水はもらっておくとしよう。
「で、砂漠で何の調査すんの?」
「アネモネさんから頼まれた機械生命体出現の原因調査です。砂漠地帯では凶悪な機械生命体が多いらしいですから」
「推奨:近くの機械生命体から情報収集」
「要するに接敵しろってことね」
砂漠にいるということは地中に潜むタイプということか。
人間である俺には少し戦いにくいが二人には大したハンデにならないんだろうな。
「ジンさんは危険ですから下がっていてくださいね」
「え、いやオレも戦えるんだが・・・」
「人類である貴方に危険を冒させるべきではない。護衛である私たちに任せてほしい」
「否定:やむを得ない状況以外での戦闘行為は人類の耐久性と命の脆弱性から行うべきではない」
「あ、はい」
つまり戦闘が避けられない状況なら敵をぶっ殺してもいいってことね?
なんて常人なら考えないようなことを考えながら砂漠の丘下に差し掛かった時、
突如として砂の中から小型の機械生命体が飛び出してきた。
キャンプ付近での敵とは違い、民族衣装のような外套と仮面を着けている。
恐らくは人間の文化データをもとに模倣しているのだろう。
「ニンゲン?」
「ニンゲンガイタ!」
「アンドロイド、ジャマ」
「2B、ジンさん!敵です!」
「9S、ジンさんの防衛を頼んだ」
2Bが前線で機械生命体たちを斬ってはポッドの射撃で撃破し、9Sが俺の方に来る敵を処理していく。
この二人、改めていいコンビなんじゃないだろうか。たまに機械生命体が突然爆発したりしてるけど、多分9Sの仕業だろう。
9Sの後ろで思考に耽っていると、真後ろから回り込んだ一体の機械生命体が向かってきた。
向かってくる速度と雰囲気からして明らかな殺意が見て取れる。
「ニンゲン、コロス。コロシテ、知ル!」
「ジンさん!」
「!?マズい、9S!!」
2Bが戦闘を終えて戻ろうとし、9Sも急遽援護に回ろうとするがもう遅い。
既に敵はジンの4m先にまで迫っている。対処できるのは距離的にもジンただ一人だ。
しかし、一般の人間なら避けるか諦めるかだろうが、彼はあいにく一般人とは呼べない戦闘能力だった。
「ッラア!」
ジンは斬りかかってきた機械生命体を躱しながら後方に回り、マントを引っ張って空中に仰向けにしたところを顔面に向かって小太刀を突き刺し地面に叩きつけた。
機械生命体は間もなく活動を停止し動かなくなった。
刺さった小太刀を抜くと同時に9Sと2Bが駆けつけ、安堵の表情を浮かべる。
「ジンさん、大丈夫?」
「ああ、これくらいなんてことない。しいて言えば人型じゃないからやりにくかったくらいだ」
「すみません!あなたを危険な目に遭わせてしまって・・・」
「人類は私たちアンドロイドが守らなければならないほど弱いとデータにあったけど、なんで機械生命体相手に戦えるの・・・?」
「俺は生まれつき常人よりも身体能力と筋力が高くてね。武器や拳さえ頑丈なら機械相手でも問題ない。
あと個人的に武術をやってるから技術も多少はある。本当は打刀での剣術や居合術が得意だけど、小太刀やナイフでも一応いけるんでね」
二人はゴーグル越しでも分かるほど驚愕していた。当然だろう。彼らは人間を守ることが使命とされて今まで戦ってきたのだ。守る対象が自分たちの敵である機械生命体を相手に圧勝するなんてつゆほどにも思ってなかっただろう。
ほぼ人と同じ見た目のアンドロイドや未知のエネルギー弾で撃ち合うドローンが跳梁跋扈する未来で日本武術を駆使する成人男性。ほぼ日本版ジャック・チャーチル(第二次世界に弓とサーベルで戦った人)である。
「・・・・・・」
「ん?どした2B」
2Bの表情が芳しくない。9Sも苦笑いというか微妙な表情だ。何か引っかかることでもあったのだろうか
そう考えたと同時に2Bは急に俺のすぐ目の前まで近づいてきた。目さすがにきょどるのだががががが隠れているとはいえかわいい女性(アンドロイド)に急接近されるとさすがにきょどるのだがががが
「・・・ジンさん。貴方は確かに戦えるかもしれない。でもそれは危険な目に遭っていいことにはならない。今の私たちにとって、人類であるジンさんは私たちアンドロイドのすべて。傷ついてほしくないし絶対に死んでほしくない」
「お、おう。言いたいこと分かったから離れてくれ。近い、あと近い」
「2Bの言う通りです。僕たちは貴方のために傍にいますし、これからもその意思は変わりません」
いつもニコニコしてる9Sからも真面目な顔で言われてはさすがに自重しなければならないかな
なんて思ったが、俺は俺のために生まれてきて今日まで生きてきた。故に、気持ちは分かるし守られる存在なのも分かるが、縛られる理由にはならない。
ここはひとつ説得するとしよう
「あ~、いいか?俺が保護されてしかるべき存在なのは分かる。だがな、考えてもみろ。俺は多々内からがあるからこそ今まで生きてこれた。決して逃げ隠れしながら生きてきたわけじゃない。あいつもそれを分かって・・・」
「あいつ?」
「いや、なんでもない。ちょっと昔の話。つまり、命の心配されるのはまだしも、行動を縛られるほど弱くはないってことだし義理もない。大事だからこそ信じてあげてくれよ。そこまで俺を縛るってことは、俺を信じていないってことでオーケー?」
「ち、ちがう!そんなことは・・・!」
「大丈夫だ。俺は信じてるぜ?だから俺を守れだとかそんなわがままを言わなかった。お前らも俺を信じているんだったら、俺の力と俺の心を疑わずに委ねてみてくれ。な?」
そう言って俺は2人の頭を子供をあやす様に撫でた。
彼らは人と直で接した経験がない。だから過保護になる。
信頼とは、守るだけではなく守られることで築かれるものなのだ。
「「ジンさんッ・・・」」
「よし!とっとと調査でも終えてキャンプに帰ろうや。俺が知ってるいろんなこととか、なんなら武術も教えてやってもいいぜ」
2Bたちを尻目に一足先を進むジン。
そんな背中を、二人は尊敬と何か別の感情を含めた目線で見ていた。
ブランクが心配でしたがそうでもなかったですかね
次回はマンモス団地の回を予定してます。
思ったのですが、小説書く時に一番気を付けるのって、どこからどこまで描写しようか悩むところだと思います。
しかもオリジナルを参照しながら相違ないようにしなければならないので、むしろオリジナル小説作る方が簡単かもしれませんね。
それはそうと今月は2月!ヴァレンタインということでチョコもらう相手はいますか?
僕は心配いりません。貰う以前に自分で作って人にあげてますから毎年
なんなら料理よりスイーツの方が得意です(最高傑作:クォーターケーキ)
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