ビーチスケッチ桜内 好きな食べ物ラブコメディ。 (サガミ)
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桜内梨子ちゃんがもし嫁だったら....

俺...梨子の夫

桜内梨子...ラブライブサンシャインのキャラ 俺の事が大好き


梨子「起きて〜!もう10時だよ!今日は一緒にピクニック行こうって約束してたよね!?」

 

俺「あと5分....お願いします。」

 

 

梨子「それ、さっきから何回も聞いてるんだけど!.....もう、しょうがないなあ。」

 

梨子「起きないと....チュウしちゃうよ?♡」クスクス

 

 

俺「おう。頼むわ。」

 

 

梨子「ええっ!?////あ...あの.....」

 

 

俺「はい、早くして。」

 

 

梨子「〜〜〜っ!!////」

 

 

俺「(かわいいなこいつ)」

 

 

俺「うそうそ。歯磨いてないし汚いから....ってちょっ!!///」

 

 

チュッ

 

 

 

梨子「これでいいんでしょ!///」

 

 

俺「あ....ああ」プシュー

 

 

梨子「ほら、早く準備して!五分で準備しないと...?」ギロリ

 

 

俺「は...はい!わかりましたぁぁぁぁ!」ピュー

 

 

 

梨子「......もう////」

 

 

俺と梨子は結婚して半年だ。もともと幼馴染でずっと一緒にいたのだが、高校から離れ離れになってしまい、なおかつ沼津の方へ転校してしまい会う機会がなくなってしまった。

ある日ふとネットニュースを見ると、スクールアイドルの祭典、ラブライブでAqoursというグループが優勝候補となっており気になってホームページを見たら、なんと梨子が所属していたのだ!

 

 

それを知った俺はすぐさまAqoursの追っかけとなり、半ばストーカーのように追い続けた。そしてファンとの交流会イベントで梨子との再会を果たした。

 

 

梨子が卒業と同時に東京の大学へ進学することを聞き、俺もその大学を目指すことにした。そう、俺は梨子のことが幼い頃からずっと大好きだったから。

 

 

お互い無事合格を果たし、久しぶりに俺家と桜内家の合同合格パーティを開くことになった。

そこで俺は親父と桜内家のおじさんから酒を飲まされ、その酔った勢いで「梨子!俺はお前のことがずっと好きだったんだ!!結婚してくれ!」と色々段階をすっ飛ばした事を言ってしまったらしい。

 

実はそこの記憶は全然無くて、後から家族に聞かされたのである。しかし、そのパーティの翌日梨子に会ったら、めちゃくちゃ余所余所しかったのは覚えてる。

 

まずはお付き合いから、ということで梨子と付き合うことになった。

と言っても、子供の頃遊んだ延長上という感じであり、もはや俺は梨子への感情が恋愛感情ではなく、家族に対しての愛情に変化していった。しかし梨子は逆に俺にさらに惚れ込んでしまったらしく、両家のサポートのもと、大学卒業後すぐに結婚したのである。

 

....だからキスまでしかしてない。ヘタレだからな!!!

まあ、今はそれでいいかと思っている。

 

 

 

それで今に至るわけだ。

 

 

俺「梨子様!準備が整いました!」

 

 

梨子「じゃあ行こっか!」

 

 

努力の甲斐あって公務員に就職できた。給料はそれほど高くないが、サポートの面では圧倒的。ブラック企業怖い!梨子との時間を1秒でも増やしたいから残業も嫌だ!梨子ちゃんのためなら俺、給料全部梨子ちゃんに可愛いお洋服買ってあげたい!!梨子ちゃんの美味しいご飯を一緒に食べたい!

 

と、もはや娘のような扱いにもなってしまう。愛情のデカさなら負けないぜ。

 

 

隣で梨子がニコニコしながら歩いている。クソゥ、可愛すぎる!!!

手にはランチバッグを持っている、そうか、お昼ご飯を作ってくれたのか。サンドイッチかな、それともおにぎりかな....期待に胸が膨らむ。

 

梨子「楽しいね!」ニコニコ

 

 

俺「いや、歩いてるだけじゃん!」

 

 

梨子「あなたと一緒にいれる時間なら、例え寝てる時でも幸せを感じるの....///」

 

はい、可愛い。

 

 

俺「梨子ちゃん何が欲しい?おじさんなんでも買ってあげるよ?」

 

 

梨子「もう!子供扱いしないでよ!///あなたと居られれば、私はなにもいらないよ?」

 

俺「俺も梨子と一緒にいれるなら会社なんかやめてやる!!!」

 

 

梨子「それだけはやめて。」

 

 

俺「はい。」

 

 

端から見たらバカップルだと思われるだろう。なんであんな可愛い子の隣が冴えない男なんだよ!ともそこらへんのイケメンには思われるだろう。悪いなのび太、梨子の隣は俺専用なんだ。

 

梨子「あ、見えてきたよ!」

 

 

俺「お、着いたな。」

 

近所で有名な大きな公園に着いた。ここはアスレチックなどたくさんあり、大人も子供も家族も来れる場所だ。

 

 

梨子「まずはお昼にしよっか!」

 

ぱかっとお弁当箱を開ける。

 

 

俺「サンドイッチ....!ビーチスケッチ桜内じゃんか!!」

 

 

梨子「好きな食べ物サンドイッチ...ってやらせないでよ!///」

 

梨子はこのキャッチフレーズがとてつもなく恥ずかしいらしい。自分で決めたのはいいが後からじわじわ恥ずかしさが来たという。

 

俺「はいはい、じゃあいただきまーす」

 

 

梨子「待って!私が食べさせてあげる!はい、あーん♡」

 

 

俺「あーーん....うん!美味しい!梨子の料理は世界一。次に親だな。」

 

梨子「もう....///」

 

サンドイッチを2個ほど平らげる。しかし梨子は下を向いたまま、もじもじして動かない。

 

 

俺「どった?食べないの?」

 

 

梨子「その....あーんしてくれないと食べない!///」

 

 

だからあんなけ恥ずかしがってたのか....

 

 

俺「わ、わかったよ。はい、あーん」

 

 

梨子「あーん....んーっ!美味しいね!」

 

俺「梨子の好きなゆで卵入ってるからな。」

 

口を大きく開けて、もぐもぐと笑顔で食べる梨子がたまらなく愛おしくなった。

 

俺「....」ナデナデ

 

 

梨子「いきなりどうしたの?!///」

 

 

俺「いや、あまりにも可愛くてさ。」

 

 

梨子「もう....あなたは本当にバカなんだから...///」

 

 

そのあと、梨子と遊具などを使って遊んだ。子供みたいだが、子供の頃の楽しかった思い出がそうさせたのか、2人とも公園で遊ぶのが好きなのだ。

 

夕方になり、梨子と買い物をして帰った。

今日の晩御飯は肉じゃがで、とても美味しかった。

 

その日の晩...梨子が自分の部屋で漫画を書いていた。梨子は絵が上手いからな。

でも梨子はなんでか知らないけどこの漫画を見せてくれない。

気になって梨子の目を盗んで、それを見ることにした。

 

俺に似た男と梨子に似た女(多分高校生くらい)の純愛ラブストーリーみたいな感じだった。舞台は高校らしい。

なんだ、変な漫画じゃなくてよかった。と思ったのだが、あることを思い出してしまった。

 

あの晩、梨子はよだれを垂らしながらハァハァ言ってこの漫画を書いていたこと。

そして主人公の2人がどうしても俺と梨子にしか見えないこと。

 

 

うん、深く探るのはよそう。その方がお互いのためだ。

その方がいいと自分を言い聞かせ、リビングに戻った。

 

 

 

 

 

 

 

 

後日聞いてみたら涙目になりながら「だって....あなたに会えなかった高校時代、本当に寂しかったんだもん!///ずっとあなたと同じ高校に行けたら....って妄想をしてたの///」と告白され、その後お互い高校生の時の制服を着て遊びに行ったのはここだけの話。

 

 

 




どうでしたか。
今日はサンドイッチの日らしいですね...サンドイッチといえば梨子タソかなと思い、書きました!
良かったら続編も書きますので、評価やお気に入りお願いいたします!!


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