暗殺教室~もう一人の死神~ (黒金mark9)
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プロローグ

まぁ、どうもシエル・ノワールです

初めてなんで期待しないでください
また、ものすごく投稿ペースが遅いので
よろしく

ではどうぞ!


彼は起きた

 

ここは白の部屋

 

彼が住んでいた場所ではない

 

彼は囚われた

いや囚われてやったと言うべきか

 

たった一人の少年をつかまえるために

相手は千を越える人員を用意した

あるものは百戦錬磨の軍人

あるものは百を越える罪を犯した犯罪者

あるものは日々人を殺し続けた暗殺者

 

しかし残ったものは10に満たなかった

だけど彼らも瀕死であった

 

少年は無傷であった

彼は言った

 

?「つまんない…」

 

そう言って彼はわざと捕まった

 

そして彼はここにいる

 

ここは研究施設

極秘の研究をしてるらしい

(触手細胞とか何とか言ってるけどつまらん)

 

彼にもその細胞は打たれたはずだがその効果はなかった

触手細胞は彼の体に合わずそのまま死んだ

触手が弱いのではない彼が強すぎるから

だから彼の体に追いつけず死んだのだ

 

研究員は彼の細胞を研究しようとするが無理だった

彼に近づこうとするものは気絶し

針は彼の皮膚を貫かない

殺処分しようにも彼には毒も銃も効かない

順応するし避けられるのだ

 

故に彼は閉じ込められ放置された

研究員は10枚を防弾ガラスの壁の向こうから見ている

"ここからなら安全だろう"

と思いながら

 

少年からしたらそこは別に安全でもなんでもなく

すでに射程範囲内なのであるのだが

(別に殺す価値もないだろう)

 

彼が殺してきた数は計り知れないが

大半が犯罪者や裏で手を染めてきた官僚や政治家、財閥

はたまた一族もろとも殺してきた

時には紛争地域から市民を助けるために

戦争をしてきたものを殺した

彼は偽善だとわかっていた

彼らにも家族はいる

どれだけ悪を殺しても殺した事実は変わらない

それでも彼は止めない

偽善とわかっていても

それが誰かの笑顔を守れるなら

知り合いを守れるなら

 

(感傷に浸るなんて珍しいな)

 

また彼は眠りについた

 

《数日後》

彼は部屋を移動させられた

何でも新しい"住人"が来るらしい

場所をまとめたほうが監視の場所も楽だし

互いに警戒ができる

とのことだ

 

(馬鹿なのだろうか?混ぜるな危険という常識を知らないのだろうか?それにその本人同士が知り合いだったら意味ないだろう)

 

そしてガラスを隔てた向こうにいたのは髪の黒い男性だった

 

男「やぁ、初めまして」

 

あぁ

少年「初めまして」

 

副音声

男『やぁ、久しぶりだねぇ』

 

少年『久しぶりだな』

 

男&少年『『死神』』

 

 

《数日後》

そして彼女がやって来た

彼女と過ごすうちに死神たちの世界は色を持った

しかしその世界は失われかけた

だが彼はそれを望まない

己の力をもってそれを防いだ

誰にも知られなかった秘密を明かす代わりに

 

彼は化け物になった

彼は化け物だった

しかし彼らは心まで化け物にならなかった

彼は彼女がいた学校の教師になった

彼は彼女がいた学校の生徒になった

彼女は彼らに願った

「私の代わりに彼らを助けて」と

彼女は生きているが表向きは死んだことになった

彼は彼女に名前をもらった

だから彼女の願いを叶えるために

自らの幸せを願って向かった

 

一人は元死神の男性

現在『殺せんせー』

もう一人は現死神コードネーム《タナトス》の少年

現在『夜眠 奏(よねむり かなで)』



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一時間目 新任と転入

はい、はじまりました
こっから本編です

どうも、シエルです

ではどうぞ!


E組side

 

先生「どうも、今日からこのE組の教師となりました」

 

目の前の奇妙な生き物が言っている

 

先生「月を壊したのも私です」

 

先生「ああ、あと来年の3月にも地球を同じようにするのでそれまでよろしくお願いします」

 

………………と

E組『とりあえずね色々突っ込ませろ!』

 

この日から超生物が教師になった

 

sideout

 

奏side

 

はぁ~

(学校になんて通ってなかったしそもそも知識だけなら並みの教師以上だぞ)

はぁ~

 

教室の前で待機してる少年のため息はつきなかった

 

「学校に行ってない!?それは是非いかせなくちゃ!ですよね死神さん」

「そうですね、ヌルフフフフフフフフ」

 

(強引に入れられるし、学校の理事長には変な勧誘されるし、烏間さんに手合わせさせられるし、あの人は元気にはしゃぎまわるし、あんのタコは同じくらいの実力は持ってるのに挑発してくるし)

 

はぁ~

奏「帰ったら胃に優しいもの食べよう、最近重症だ」

 

タコ「では、奏くん入ってください」

 

(お呼ばれのようだな、なら行くか)

 

彼は目の前の扉を開け

『超スピードの触手』をかわしちゃっかりドアに挟めた

 

sideout

 

渚side

彼が来たときは驚いた

 

先生はいきなり触手を伸ばしたと思ったら

ドアに挟まるし

 

あと……

先生「ニュ、ニュヤァァァァァァァァァ!先生の触手に地味なダメージがぁぁぁぁぁぁぁ!!」

 

う……うるさい

 

そのまま彼は先生を放置して烏間さんの方へ行った

 

彼「説明は終わったんですか?」

 

烏間「ああ、一通りな」

 

彼「自己紹介しても?」

 

烏間「頼む、あとそこのタコを『静め』てくれると助かる」

 

彼「分かりました『沈め』ますね」

 

先生「ニュヤッ!?ちょっと待ってください奏くん字が違います」

 

彼「なら静かにしとけ!」

 

先生「あ、はい」

 

先生は真顔になった

って真顔薄いな!

 

彼「さてと、俺は夜眠 奏だよろしく」

 

教壇に立った夜眠くんはそういった

 

夜眠くんの容姿は普通とかけ離れていた

 

見れば女と間違いそうな華奢な体

 

肩までのび色素が抜け透き通るような白い髪

 

目は紅く爛々と輝いていた

 

身長は高くもなく低くもない

だけど綺麗な立ち方で実際より高く見える

 

夜眠「好きな食べ物は……麺類かな。特技はパルクール、あと趣味は……最近は釣りだね、これからよろしく」

 

烏間「彼はとある事情で学校には通ってなかったんだ、普通に接して上げてくれ」

 

先生「奏くんは知識に関しては問題ないですよ。たっぷり予習してるそうですから」

 

僕らはこの先生と生徒を一生忘れないだろう

 

……印象が強すぎるから

 

先生「それでは一息ついたとこですし、授業を始めましょう」

 

先生「あっ、奏くんはそこの空いてる席に座ってください」

 

それは僕の後ろの席だった

 

不自然に空いてるから何だろうと思ったらそういうことだったのか

 

トントン

 

急に肩を叩かれた

 

振り向くと彼は手を差し出していた

 

夜眠「よろしく」

 

……あっ!

「うん、僕は潮田渚、よろしくね」

 

夜眠「ああ」

 

彼はふっと微笑んだ

 

先生「こらそこ!もう授業始めますよ!」

 

ふふっ

E組なのは良くはないけど

何故か楽しく過ごせそうな気がする




ということでですね
菅谷くんは1個後ろに下がってもらいました
あと奏があそこに座ったのは
殺せんせーとあの女の人が
『奏くんに友達を!』
と思って仲良くなりそうな渚くんの後ろに置くって言う
……ご…ご都合主義じゃないもん
……………………すんません

まぁということで次もよろしく!

ああ、あと現在投票をやっておりますので
詳しくは活動報告へ


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二時間目 自爆の時間

はい、どうも
シエル・ノワールです

サブタイトルですが
自爆(笑)するわけではありません

さて張り切っていきましょー!



奏side

 

とりあえず

四時間目まで終わった

今から昼休みだ

 

?「なぁ」

 

ん?

 

悠馬「俺は磯貝悠馬、よろしく」

 

メグ「私は片岡メグ、磯貝君と一緒に学級委員をしてるから、よろしくね」

 

アホ毛の目立つ爽やかな少年と凛々しい少女が話しかけてきた

 

渚「夜眠くんも少年だけどね」

 

「地の文を読むなよ、渚。まぁ、よろしく頼むよ、悠馬、メグ」

 

そう言って俺は二人と握手する

 

タコ「ヌルフフフフフ、仲のよろしいことで」

 

うるさいタコがきた……さて沈m「せ、先生はちょっと中国に行って麻婆豆腐を食べてきますよ」

 

チッ、感づいたか

 

「ならついでに先生、お土産に本場の小籠包買ってきてよ、お金なら渡すから」

 

……俺も大概変な奴だな

 

タコ「お安いご用です!あ、暗殺希望者は電話でご連絡を」

 

そう言ってあのタコは出ていった

 

そのあと渚がなんかでかいやつ……DKにしておこう

そこ、ドン◯ーコン◯とか言わない

確かに◯ンキー◯ングとか思っていってたけど

 

とりあえず渚はDKにつれていかれた

………………ボッチ飯でも楽しむか

 

?「ねぇねぇ、夜眠君」

 

振り向くとポニーテールの女の子がいた

…………立派なものをお持ちで…どことは言わないが

 

女の子「一人なら一緒にご飯食べない?」

 

え?まじで?

「いいのか?一人寂しくボッチ飯とか嫌だったけども」

 

女の子「うん、いいよ」

 

よっしゃぁぁぁぁああああ!

 

桃花「私は矢田桃花、よろしくね」

 

「ああ、よろしく桃花」

 

何故か顔を紅くして目を背けられた

 

桃花「いきなり名前で呼ばれるなんて…」ボソボソ

 

なにか言ってるけど目を背けられたことで心に傷が……

 

ともかく

そのあと色々自己紹介したり

弁当食べたりおかず取られたと思ったら食べた皆がorzしたり

まぁ、楽しかった

ただ……ここはエンドのE組だという感じはまだぬけない

あんだけ言われたんだ中々抜けるわけないが

何というか…その……まだ、皆の顔に影がある

いつか無くなって欲しい……

 

sideout

 

 

 

渚side

先生が帰ってきた

寺坂くんから言われた

一番気を抜いてるときに仕掛けろって

 

先生は僕に目を向けていない

強い人には弱い人なんてわからないもんね……

今なら行けるかな……

 

殺れるかもしれない

だってこの先生にも僕の姿は見えてないから

 

《五時間目》

 

先生「では、お題にそって短歌を作ってみましょう、ラスト七文字は『触手なりけり』で締めて下さい」

 

?「先生しつもーん」

 

そう言って手をあげたのは横の席の茅野だ

 

先生「何ですか茅野さん?」

 

茅野「今さらだけどさぁ先生の名前何て言うの?他の先生と区別するとき不便だよ」

 

た…確かに

 

先生「名前ですか……名乗るような名はありませんが永遠なる疾p「痛いから止めとけよ」ニュヤッ!?奏くん酷いですよ」

 

何を言うつもりだったのかわからないけども

夜眠くんグッジョブ

 

夜眠「あんたがつけたあだ名は酷いもんだろこの前だって「ニュヤァアアアアッ!奏くん今は授業中ですよお静かに」……チッ」

夜眠くん……露骨な舌打ちはやめようね

 

先生「では授業に集中してください」

 

そう言って先生の顔はうすいピンク色の顔になった

僕らが眠くなる時間帯この顔になる

茅野の反応にも少し遅れた

多分一番油断してるときだ

 

そして僕は席を立ち上がる

 

先生「おや、渚くんもうできたんですか?」

 

僕はナイフを札に隠して

(進学校で落ちこぼれた僕らは思う「どこかで見返さなきゃ"やればできる"と親や友達や先生を」)

 

先生の前にたつ

(『殺れば出来る』と)

 

そして僕はナイフを振るう

(認めさせなきゃ)

 

先生「ヌルフフッ、もっと工夫をしてください渚くん。この程度じゃ先生は…!」

 

僕は先生と密着する

(どんな手を使っても)

 

寺坂くんからもらったBB弾グレネードが炸裂するかいなかのときに僕は急に後ろに引っ張られた

 

首にかけていたグレネードが炸裂する瞬間僕が見たのは

至近距離から爆発されBB弾をくらう先生と

 

僕を庇うようにして同じように至近距離から爆発を受けた夜眠くんの姿だった

 




……この後どうなるか
それは作者にしかわからない
……私ですね、はい

さてアンケートの件
皆さんどうぞ
どんどんやってくださいね♪

はい、次回もよろしくお願いします!


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三時間目 怒りの時間

さてさてさーて
どうもこんにちは、そしてこんばんは

シエル・ノワールです(キリッ)

ダサい?HAHAHAHAHAHA!

………………オレッテバカダネ>(´・ω・`)

さて二時間目……どぞ


渚side

 

僕は呆然としていた

 

寺坂くん達が何やら騒ぎ始めたが僕には届いてなかった

 

『奏くんが僕を庇って捲き込まれた』

 

この事実と後悔が僕の中で溢れていた

 

寺坂くん達が前にやって来て確認しようとした

僕もすぐに前に目をやった

 

そこには何故か先生の死体のようなものしかなかった

 

僕はその事実にたいして疑問があった

皆も思ったと思う

 

先生の死体のようなもの『しか』ないのだ

 

あの手榴弾は人を殺したり、吹き飛ばしたりするほど危険なものではない

 

あくまでおもちゃの手榴弾のはずだ

寺坂くんも言っていた

 

何故と思っていた僕らの後ろから声が聞こえた

「先生は月に一度ほど脱皮します、ただし月一度なので奥の手なんですが」

 

そのあと、寺坂くんが何か言っていたけど

僕はどうでもよかった

 

「先生!奏くんは!?」

 

僕の代わりに捲き込まれた夜眠 奏くんのことだ

 

転入してきたとき、僕は可哀想だと思った

 

彼もE組かと

 

せめて普通のクラスに入いればましだっだろうにと思った

 

E組を知ってる人なら差別もしてくるだろうと思った

 

でも彼は僕らに差別しなかった

 

まだ転入初日だけど僕は彼と色々話した

 

すぐに夜眠くんはすぐに下の名前で呼んでくれた

 

僕の中では転入生から仲の良い友達にまでなっていた

 

そんな彼が僕を庇った

 

でも彼はここにいない

 

彼に謝らなくちゃ

そう思って

 

先生「渚くん、きみの気持ちはよくわかりますが心配しなくても問題ないですよ」

 

「どういうことですか?」

 

?「どうもなにもこういうことだ」

 

ビックリした

彼の声は後ろや周りではなく上から聞こえたからだ

 

僕らは天井を見た

 

さらにビックリした

彼は天井に立っていたから

 

「奏くん!」

 

僕は安堵した

何はともあれ彼は無事だったのだ

 

彼は猫のように軽く着地すると

僕の前に立ち流れるような動作で

 

ビシッ

 

「痛ッ!」

 

デコピンしてきた

 

夜眠「渚、もっと自分のからだを大事にしろ」

 

「ッ!」

 

僕は自分の体を大事にしてなかった

 

両親からもらった大事な体を自ら傷つけようとした

 

友達からも心配されるだろう

 

……情けない

認められるために自分が傷ついて誰かに心配させられて

 

先生「渚くん、きみの自然な体はこびは実によくできていました。しかし奏くんの言うとおり渚くんは自分を、寺坂くん達は渚くんを大切にしなかった」

 

先生はいつの間にか僕らの家の表札を持っていた

 

先生「次また、今のような方法で暗殺に来たら『君達以外』には何をするかわかりませんよ。家族や友人……いや君達以外を地球ごと消しますかね」

 

みんなは悟った

どこにも逃げられないと

 

寺坂「何なんだよ!迷惑なやつに迷惑な暗殺して何が悪いんだよ」

 

寺坂くんがそういった瞬間

何かがこの教室を包んだ

 

夜眠くんの周りには蒼い炎のようなものが見えて

彼の後ろには二メートルを越える巨人がいるように見える

 

白い髑髏の顔、真っ黒い体をにコート、白い手袋ようなものをした手に腰には鞘に収まった長剣、肩から鎖が延びそれにはいくつもの棺桶が繋がっていた

 

本能的に恐怖を感じた

幻だとわかっていながらも

 

夜眠「お前らの方法は確かに有効だ、だがなさっき行った通りお前らは渚を大切にしなかった、お前は命を奪うってことの意味をわかってるのか?」

 

彼はまるで自分が人を殺したかのように呟いた

 

夜眠くんの過去に何があったのかわからない

だけどこれだけは言える

 

彼は自分の友人達に傷ついてほしくない

 

二度とこんなことをさせないと思っている

 

夜眠「もう一度やるというなら……」

 

背後の巨人の……いや死神の気配が強くなっていく

夜眠くんはなにかを掴むように前に手を伸ばして…

 

先生「奏くん、そこまでです」

 

先生が止めた

寺坂くんは完全に戦意喪失している

 

夜眠「……はぁ、今回は許す、次は考えて行動しろ」

 

奏くんの周りの炎の幻もあの死神も消えていった

そこにいたのはいつもの夜眠くんだった

 

先生は一度夜眠くんを見てそのあと僕らを見渡した

 

先生「人に笑顔で胸を張れる暗殺をしましょう。君達全員それが出来る力を秘めた有能な暗殺者だ、暗殺対象者である先生からのアドバイスです」

 

僕はマッハ20で怒られてうねる触手で褒められた

この異常な教育が素直に嬉しかった

 

先生「渚くん、彼に言うことがあるのでしょう」

 

そうだった

 

「奏くん、ごめん!」

 

許されるかわからない、絶交されるかもしれない

それでも「テイッ」

 

ベシッ

 

「痛っ」

 

次はチョップだった

 

夜眠「飛び出して心配させたのは俺の方だ、だからこれでチャラな」

 

そして彼は右手を伸ばした

 

僕は彼と友達に……ううん

本当の友達になろうと思う

腹をわって話し合える友達に

 

「うん、これからよろしく奏くん」

 

僕はまた彼と握手する

 

……今さらだけど奏くん、握手好きだよね

 

先生「うんうん、結構結構。さて渚くん、先生は死ぬ気はありません3月まで皆さんと学校を楽しんでから地球を爆発させるつもりです、それが嫌ならどうしますか」

 

まだ、僕らは暗殺なんてできない

それでも!

 

「先生を、殺してみせます」

 

先生の顔は満面の笑みで◯ができていた

 

先生「よろしい」

 

そしてすぐにニヤニヤとした縞模様のかおになって

 

先生「ならば今殺してみなさい、今日は殺したものから帰ってよし」

 

……えっ?無理じゃない?

 

ほらみんなもひそひそ声で

「今うったら表札と一緒に手入れされる」とか言ってる

 

茅野「殺せない……先生……」

 

「茅野?」

 

茅野「あ、名前『殺せんせー』は?」

 

何かしっくり来る名前だ

 

先生「いいですねぇ、ヌルフフフ。今日から先生のことは殺せんせーとお呼びください」

 

先生はドヤ顔で言ってきた

なんかムカつく

 

奏「殺せんせー、俺の小籠包は?」

 

殺せんせー「ニュヤァアアアアッ!忘れてました今もって来ます!」

 

奏「あっ、破れるかもしれないからゆっくり持ってきてね」

 

「ヘイ!暫しお待ちを!」

 

殺せんせーはすぐにドアから出ていった

 

E組『………………』

 

奏「さて、帰るか」

 

E組『鬼か!!』

 

奏くん……まだ小籠包もらってなかったんだね

てか帰ったら小籠包もらえないけど……

 

殺せんせー「すみません奏くんどうやら買い忘れてたみたいですね……おやどうしたんですか」

 

あ、また死神が出てきた

 

奏「貴様は今殺す」

殺せんせー「ニュヤッ!危ない、危ないですから、ニュヤァアアアアアアアアアアッ!」

 

奏「死神様のお通りだぁぁぁぁぁ!」

 

殺せんせー「それは死神ですけど違いますよっ!ニュヤッ!?」

 

彼はどこからか取り出した長剣を振り回していた

先生の触手が一本ちぎれる

 

これを逃さない手はない

 

「僕も手伝うよ」

 

そう言って奏くんに当たらないように発砲を始める

 

殺せんせー「ニュヤァアアアアアアアアアアッ!!」

 

E組『いまだ、殺れぇぇぇぇぇぇぇ!』

 

周りのみんなも乱入してきた

 

結局、殺せずバテた殺せんせーは帰ることを許したとさ

 

奏くんも小籠包のことは許したというか諦めたらしい

 

その代わりに近くのコンビニで肉まん買ってきてもらっていた

 

帰りに食べていた

僕ももらった

美味しかったです 渚

 

……はてしないみつを感がする

 

ハッ!?僕は何を言っているんだ

 

 

 

 

殺せんせーと僕らと一人の死神の暗殺教室

 

始業のベルは明日もなる




はい、ということで

人間なんだもの シエル

…………言いたかっだけです、はい

奴の影が少し出てきました
主人公のデータはしばらくしたら出しますね

私は後書きを長く語る派ではないのでね
これくらいで終わりにしましょうか

……え?一人称が私?これはですね

奏「作者~!早く俺の視点に戻せよ~!」

……というね乱入があるからね
仕方ない

ということで次回もよろしく
……感想欲しい


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四時間目 体育の時間

ちょっと話がとんだりしますが
ご了承ください

あととある少年がヤバイことになります

本格的にヤバくなるのは次のはなしですが

さっそくどうぞ!



奏side

 

あれから少し経った

 

トモが暗殺を仕掛けてそれについて殺せんせーがアドバイスしたり

 

何人かが殺せんせーに暗殺仕掛けて殺せんせーがチューリップ引っこ抜いて怒られたり

 

ん?「『トモ』って誰?」ってか

 

ああ、いってなかったな杉野友人のことだ

 

あいつとはすぐに仲良くなってな

それから俺があいつを『トモ』、あいつが俺を『ソウ』って呼んでる

 

まぁ、あだ名だな

 

そして今の現状が……

 

殺せんせー「ヌルフフフフフ、そんなんじゃ私に当てることは出来ませんよ、ヌルフフフフフフ」

 

ヌルヌルハンディキャップ暗殺大会の真っ最中だ

 

………………調子にのってるな

 

渚「あははは……、かなりなめられてるよね」

 

「まぁ、そうだな」

 

茅野「ああ、烏間さんだ!」

 

ん?あの人何しにきたんだ

 

話を聞くところによると

ふんふん、今日から体育の教師としてここに来るらしい

 

なるほど

まぁ、暗殺の訓練とかするにはもってこいだな

 

殺せんせー「ヌルフフフフフ、縄に縛られてるのにこの回避率、さすが私ですねぇ、ヌルフフフフ」

 

…………腹立つ

 

渚「あっ!でもこんなときは……」

 

「なんだそれ?」

 

渚「殺せんせーの弱点を書き込んでるんだよ」

 

「……でも、それ役立つのか?」

 

渚「あははは……」

 

そこに書いてあったのは『カッコつけるとぼろが出る』

 

…………そんな都合よく「ニュヤッ!?」だにぃ!?

 

渚「奏くん、その驚きかたはないよ」

 

「地の文を読むなよ渚」

 

E組『今だ、殺れぇぇぇぇぇええええ!』

 

まぁ、結局失敗したけどな

 

てかあれで宿題二倍って心狭いな……

 

そんな事思ってたら俺だけ三倍になりました

 

解せぬ…………

 

 

 

《翌日》

 

烏間「今日から体育は俺が受け持つ、暗殺に必要な技術を教えていくつもりだ」

 

烏間先生の授業前説明だ

 

そのあとになめてかかった悠馬とヒロが投げられたけど

 

先にいうが『ヒロ』ってのは前原のことだ

 

……まぁ、いいやつだったよ

 

E組『勝手に殺すなっ!!』

 

チッ、奴らニュータイプか!?

 

烏間「ちょうどいい、夜眠君、きみの実力を計らせてもらおう」

 

……へぇ?

 

その瞬間俺の中の血が熱を帯びていく

 

こんかに熱くなったのは久しぶりかな?

 

奏くん「あんたが言うのはどっちだ?E組生徒『夜眠 奏』か?それとも暗殺者『タナトス』か?」

 

E組『‼』

 

sidechange 奏→渚

 

僕らは驚きと納得を同時に感じた

 

彼が暗殺者であることを告白したことにたいする驚きと

それに見合う実力と気配を持っていたためにおこる納得感の両方だ

 

烏間先生「暗殺者としての本気を頼む、これからもし君が問題を起こしたときに対処出来るようにするし、何より世界一の暗殺者の実力を知りたい」

 

僕らは言葉を失った

 

世界一?

 

つまり殺し屋においては最強の存在

 

奏くん「へぇ?そっちを選ぶか~……なら素手でやるか」

 

奏くん「お前ら、危なくないように校舎前まで下がっとけよ」

 

奏くんの指示に従うしかないだろう

 

奏くんの実力がわからない今は……

 

最後に奏くんはこちらを向いてこう言った

 

奏くん「しっかり見ろ、目をそらすな。見るだけでもそれはこれからの糧になる。それにこれまで入れて俺だ、暗殺者『タナトス』とE組生徒『夜眠 奏』、この二つが今の俺だ。……しっかり目に焼き付けて俺のことをしっかりと理解して欲しい……」

 

その目にはこれからの戦いにたいする高揚と

なにかを伝えようとする使命感と

…………関係を失うことの恐怖が写っていた

 

……彼が何を背負ってるかはわからない

 

だけど僕は……『潮田 渚』は、彼の友人として行こうと思う

 

彼に助けられたから

 

体も、心も……

 

sidechange渚→奏

 

うーんなんだかんだ言ったがキャラじゃないな

 

確かに失うことは怖い

 

けど、信頼はまた作ることができる

 

命はなくなりゃ戻らないが、人生何があるかわからない

 

ふとしたことで信頼が戻ったり、永遠に失ったりすることだってある……

 

……まぁ、それより烏間先生との勝負だ

 

先に対殺せんせー用ナイフを当てれば勝ちか……

 

まぁ、あちらさんはナイフを当てようとせず様子見に来るだろう

 

……ちょうどいい久しぶりに……フフフフ……

 

sidechange奏→烏間

 

彼は世界一の暗殺者と聞いた

 

それが本当ならこの教室では一番の暗殺者であり

 

もっとも殺せる確率が高く

 

もっとも危険な存在だ

 

彼がもしなにかしようものなら

 

そのときは俺が止めなければならない

 

だが、純粋に彼の実力を知りたい

 

俺はナイフを持ち彼の方を向いた

 

並の暗殺者なら戦闘は無理だ、一流は戦闘から暗殺へと引き込む何かを持っていたりするだろう

 

傭兵なら戦闘は得意だ、だが暗殺は無理だ

 

……彼はどう対応するかな?

 

無意識にだが俺の口角が引き上がった気がする

 

…我ながら呆れたものだ

 

そして俺は彼を見据える

 

sideout

 

奏と烏間は向かい合っている

 

烏間はナイフを構えいつでも行けるように

 

対して奏は……

 

奏「よっ、ほっ!」

 

ナイフでジャグリングをしている

 

E組『何やってんのっ!?』

 

奏「何って?ジャグリング」

 

E組『いやわかるけども』

 

烏間「奏くん、ふざけてない…っ!」

 

そして烏間先生は急に後ろに跳んだ

 

立っていたとこには対先生用のゴムナイフが転がっていた

 

奏「あちゃー、さすがに無理かぁ」

 

烏間「ジャグリングを見ていても、あれぐらいの速度なら避けられるさ……しかし何時投げたんだ?」

 

奏「あ~、勝負を仕掛けたときかな?」

 

烏間「何!?」

 

奏「あんたが最初に言ってきたときにナイフにワイヤーをつけ誰も気がつかないように木にひっかけて、それをジャグリングのようにして引っ張って飛ばしただけだ」

 

烏間「(まさか、その場に隠し持つ道具を使うとはな)しかし、そのナイフは何処にあったんだ?」

 

奏「ん」

 

そう言って奏は渚の方を指差した

 

渚「え?」

 

奏「渚が持ってるやつを盗った」

 

E組『泥棒だぁぁぁぁぁあああああ!!』

 

奏「いや、これも戦法だし」

 

そして奏は手を引く

 

烏間「っ!?」

 

手にはいつの間にか持っていたワイヤーとその先にはナイフが『二本』

 

彼の手には計三本のナイフがあった

 

奏「これでチェックメイトだ」

 

奏は烏間先生の持つナイフを喋りながらワイヤーでひっかけて盗ったのだ

 

奏「あんたは言った『ナイフを当てた方が勝ち』と、ならあんたからナイフを奪えばそれは勝利方法を失うことを意味する、戦闘ではわからないが勝負は俺の勝ちだ」

 

奏淡々と言った

 

しかし、こう思う人もいるはずだ

 

渚「何でナイフを当てなかったの?」

 

ワイヤーをあれだけ操れるなら他の人のも抜き取って当てに行けば勝てただろうに

 

奏「ん~、まぁお遊びかな?」

 

奏「……それに、今までの技術で誰かを傷つけるのは嫌なんだ」ボソッ

 

奏はボソッと言っていたがそれは渚と烏間と殺せんせーにはしっかりと届いていた

 

殺せんせー(奏くん、その優しい心を大切に育ててください、それが彼女と私との願いですよ)

 

烏間(彼の力を示すには至らなかったがそれなりには成果は合っただろう)

 

烏間「あぁ、あと奏君、きみには体育のときに教えるがわに回ってもらいたい」

 

奏「……面ど『大丈夫だ、問題ない』タコ、喫茶マァァァァァァァァァァ!」

 

渚「奏くん、それはだめだよ、スパイダー◯ッはだめだよ」

 

E組『どっちもアウトォォォォォオオオオ!!』

 

何時も通りの声が鳴り響く運動場

 

だけどそれはまだ不完全

 

「あれ、おもしろいことやってるね♪」

 

そう言いながら何かを変なポーズをとった少年がいた

 

君はな~べ~♪君はな~べ~♪

 

…………何か変な電波を受信したようだ

 

E組生粋の問題児『赤い悪魔(笑)』が帰って来た




すいません

あの少年のファンのかた

タグにも追加しときますので

すいません


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五時間目 赤い悪魔(笑)

今回前書きは少なくいきます

グッダグダのメッタメタですので

では、どうぞ


奏side

 

前回のあらすじっ!

 

テッテレ~♪テテレッ♪

 

以上!

 

渚「奏くん、それはないよ」

 

「渚よ、お前が地の文を読むのはもうデフォルトでいいんだな?」

 

もしや、やつめニュータイプか!?

 

渚「僕はイノベイターだよ」

 

「そっちかよ」

 

えっ、前回の話から何をしてるかって?

 

そりゃぁ……

 

赤い髪の少年「スパイダーマッ!」

 

これをどう処理してやろうか考えてるだけですけど

 

あ、何か挨拶してる

 

……やつめ、やりやがった

 

握手をした殺せんせーの触手は溶けていた

 

さらになんか変な液体がかかっていた

 

赤い髪の少年「酢に変えておいたのさっ!」

 

……止めろよ、そのネタ

 

そしてそのままこっちに来るな

 

すっぱ、くさっ!?

 

赤い髪の少年「君がさっき戦ってた転入生だよね、俺は赤羽カルマ、カルマって呼んでよ」

 

まぁ、ここは無難に

 

「夜眠奏だ、まぁ変な名前だけど気にしないでくれ。名字でも名前でもどっちでも良いぞ」

 

カルマ「よろしく」

 

スッ、スッ

 

そして俺らは握手を「ヌチャッ」

 

カルマ「酢に変えておいたのさ(キリッ)」

 

……忘れてた

 

奏side→三人称

 

その後奏はこれでもかと言うぐらい手を洗っていた

 

ブニョンブニョンブニョンブニョン

 

奏「匂いとれねぇェェェェェェ!!」

 

E組『う、うるせぇ』

 

奏の声は教室の外からでも聞こえた

 

寺坂「よぉ、カルマ停学明けからあの化け物に喧嘩うったんだってな?」

 

カルマ「うるさいよ寺坂、君には度胸も強さも何もかも……そして何より速さが足りない」

 

殺せんせー「そう速さが足りない……って今は授業中ですよお静かに!」

 

E組『じゃあ、まずあいつを止めろ!!』

 

奏「エンダァァァァァァァァアアアアアアアア!!」

 

その後奏の課題は5倍になっためでたしめでたし

 

奏「良くねぇよ」

 

三人称side→渚side

 

それからカルマくんのイタズラ暗殺は続いた

 

先生も手入れしてるけどカルマくんには効果がない

 

調理実習の時間では

 

カルマくん「一回捨ててさ!」

 

その瞬間カルマくんはものすごくかわいいエプロンに着替えさせられた

 

ついでに奏くんは幼稚園児が着るスモッグに

 

カルマくん「二人はプリ◯ュアッ!」

 

完璧にポーズまで決めてる(汗)

 

奏くん「俺は!?とばっちり!?」

 

奏くん……南無三

 

ああ、朝のタコ事件も忘れてた

 

カルマくんが間違えてタコを殺してってなって

 

殺せんせーがたこ焼き作ろうとして間違えて奏くんの上に粉落としちゃってそのあとも色々

 

しまいには終わってから一度たとうとしたらタコのヌルヌルで滑って……

 

あとの時間にもカルマくんが国語の時に仕掛けたんだけど

 

カルマくんは立つところを押さえられて髪を整えられた

 

そしてそのあとバッグからそっとドコカの蜘蛛男のかぶりものを二つだして殺せんせーにもかぶせて

 

カルマ&殺せんせー「スパイダーマッ!」

 

ってやってそのあと奏くんにとびかかっていった

 

………………明日はみんな奏くんに優しくしよう

 

《E組裏山の崖》

 

カリカリカリカリ

 

カルマくんは爪を噛んでいた

 

ふざけていてもやっぱり苛ついてたんだ

 

そのあとカルマくんは自分から崖を飛び降りてそこを暗殺しようとした

 

しかし、殺せんせーの方が一枚上手だったみたいだ

 

すぐに戻ってきたときカルマくんの顔はものすごく明るかった

 

カルマくん「あ、この財布で帰りに何か食べよう」

 

殺せんせー「カ、カルマくんその財布を何処で!?」

 

カルマくん「先生、机の上に置きっぱなしはダメだよ、まぁ全部募金したけど」

 

殺せんせー「それは奏くんのですよ、ジェラート買おうと思ったのに……」

 

二人とも……

 

「ほう?それはどういうことかな?」

 

カルマ&殺せんせー「!!」プルァン(メタルギア風)

 

御愁傷様……アーメン

 

奏くん「キサマラヨクモオレノサイフトソノナカミヲ……ゼッタイユルサン」

 

この後耐久マラソンが二時間ほど続く

 

めでたしめでたし

 

ニュャァァァァァァァァアアアアアアアア!!



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六時間目 イリーナの時間


さくさく行こうぜ!



奏side

 

あれからカルマも無事仲間入りして、奥田さんが暗殺を仕掛け、自分の苦手な国語も克服する事を学んだはずだ

 

……で、今日から新しく英語の教師がくるんだが………

 

?「その体、すごく憧れます」

 

殺せんせー「ニュルフフフフフフ」

 

何でお前がいる?イリーナ・イェラビッチ

 

《休み時間》

 

イリーナ「殺せんせー、ベトナムのコーヒーが飲みたいんです」

殺せんせー「喜んで!!」

 

そのまま殺せんせーは空を飛んでった

 

……アホか、あいつは

 

悠真「イリーナ先生、授業始まるし教室戻ります?」

 

イリーナ「あぁ、適当に自習でもしてなさい」

 

イリーナ「あと、気安くファーストネーム呼ぶのも……」ウンタラカンタラ

 

……こんのクソビッチが、好き勝手言いやがって

 

だがカルマ、そのネーミングセンス中々だ

 

誉めてつかわす

 

あっ、渚がキスされた

 

30hitか…

 

思ったより少ないな

 

……渚は中学生だしな

 

イリーナ「あと少しでも私の暗殺の邪魔したら『殺すわよ』」

 

まぁ、今の俺はどうもできない

 

何せ、イリーナもその師匠も名のある殺し屋すらも

 

誰も俺の『あの姿』しか見たことないんだから

 

今の俺に気付けるのはE組と烏間先生と殺せんせー……ぐらいか

 

また一波乱ありそうだな

 

《授業中》

 

うわー、タブレット見て笑ってるー

 

……通報だな

 

渚「そんなことで通報されたら警察もたまったもんじゃないよ」

 

突っ込まねぇぞ、渚が地の文を読んでることには突っ込まねぇぞ

 

ヒロ「なービッチねえさん授業してくれよー」

 

E組『そーだよビッチねえさん』『一応ここじゃ先生何だろビッチねえさん』『ビッチねえさん』『ビッチねえさん』『おうどん』『ビッチねえさん』『スパイダーマッ!』

 

イリーナ「あーーー!!ビッチビッチうるさいわね!!」

 

《1分後》

 

全員歯で下唇を噛んだ状態で座っている

 

え?俺?

 

下唇噛んで座ってたら眠くて船こぎ始めたら舌噛んで悶絶してますけど何か?(涙)

 

《五時間目》

 

三村「おいおいマジか、二人で倉庫にしけこんでくぜ」

 

……はぁ

 

片岡「…烏間先生、私達……やっぱりあの女の事好き になれません」

 

烏間「…すまない、プロの彼女に一任しろとの国の指示でな」

 

国ねぇ……

 

「ターゲットの情報もろくに集めず、来た初日に暗殺をしかける奴の何処が良いんだか……E組が暗殺に成功する確率の方がよっぽど高いぞ」

 

E組『え?』

 

カエデ「夜眠くんはこの作戦、失敗すると思うの?」

 

「失敗するも何もそもそも作戦として機能してないし、それに……」

 

ズダダダダダダダダダダダダッ!!

 

イヤァァァァァァアアアアアアアッッ!!

 

ヌルヌルヌルヌルヌルヌルヌルヌルヌル

 

E組『…………』

 

「ほらな?」

 

ガチャリッ

 

そして殺せんせーも出てきた

 

渚「殺せんせー」

 

殺せんせー「いやぁ、もう少し楽しんでもよかったんですが、皆さんとの授業の方が良くてですね、次の小テストは手強いですよ!ヌルフフフフフフ」

 

キイッ

 

中から出てきたのは一世代前の体操服を着せられたビッチだった

 

E組『健康的でレトロな服にされてる』

 

「そこかよ……」

 

まぁ、別にいいんだがな……ところで

 

「殺せんせー、さっきの出来事はあの人に話しとくよ、多分おこづかい減るだろうね~♪」

 

殺せんせー「ニュャッ!?それはご勘弁を!」

 

と言いつつも教室を目指す

 

後ろのビッチの殺気が少し上がったな……用心しとくか

 

奏side→E組side

 

《英語の授業》

 

しーーーーーー…ん

 

ただただビッチ先生のタブレットを叩く音だけが響く

 

カルマ「あはぁ必死だねビッチねぇさん、プライドズタズタだもんねぇ」

 

悠真「先生」

 

ずっとタブレットを見ていたイリーナは顔を上げて磯貝を見る

 

イリーナ「……何よ」

 

磯貝「授業してくれないなら殺せんせーと交代してくれませんか?今年一応受験なので……」

 

イリーナ「何よ、あんな怪物教師に教わりたいの?受験と世界の危機を比べられるなんて、ガキは平和でいいわね~」

 

その瞬間教室の温度が少し下がったような気がした

 

イリーナ「それにあんたたちE組って……学校の落ちこぼれだそうじゃない、今さら勉強頑張ったって無駄でしょ」

 

また下がった

 

イリーナ「そうだ!こうしましょ私が暗殺に成功したら一人一人にお金を分けてあげる百億から分けるんだからあんたたちがこれから目にすることのないぐらいの大金よ、無駄な勉強よりもよっぽど役に立つ」

 

饒舌になるイリーナは知らない

 

その先は栄光の架け橋でも

 

約束された勝利でも

 

平坦な道でも

 

泥沼でもない

 

その先は冥府の門だと言うことを

 

イリーナ「あんたたちは所詮落ちこぼれで這い上がることのないあわれな生徒たちなんだから!!」

 

E組はもちろん烏間先生もこのときは怒りが沸いたであろう

 

だが彼らは動けなかった

 

もちろんイリーナ本人も何故なら……

 

奏?「なら、一回死んでみるか?」

 

また、あの巨人を後ろに控えさせた奏がイリーナの首に

鎌を当てていたからだ

 

E組side→矢田side

 

あの人が言ったことには腹が立った

 

でも私達は何にもできなかった

 

いや、させてもらえなかった

 

だって…………

 

私達(E組)のことなのに本気で殺気を振り撒く奏くんがいたから

 

イリーナ「な、なんなの……それ」

 

奏くん「…………」

 

あの女はそのまま恐怖に駆られたのか距離をとって懐から銃を取りだし奏くんに向けた

 

私は血の気が引くのを感じた

 

その時は何でか分かんなかったけど動けた

 

奏くんに引き金が引かれる前に

 

私が奏くんの盾になるように立った時にはもう引き金は引かれていた

 

E組のみんなも恐怖で顔を伏せたり私や奏くんの名前を呼んでいた

 

短い……あっけない人生だったと思う

 

でも……何で……奏くんを庇ったんだろう

 

そう思いながら私の前に弾丸が迫っていた

 

「ごめんね…」

 

誰かに向けたわけじゃないけど

 

殺せんせーでもこの速度で迫る弾は止められないと思う

 

私は怖くて目を閉じた

 

……でも、いつまでたっても弾は私の体を貫かなかった

 

奏くん「……無茶すんなよ」

 

驚き目を開くと、今までおぼろげだった巨人がはっきりと見えてこの巨人は弾丸を手で防いでいた

 

奏くんは私をしっかりと抱きしめ守っていた

 

イリーナ「あ……あ…ああああああああ」

 

あの人はそのまま何発も弾を撃ったけど全て受け止められた

 

そしてそのままあの巨人は……

 

イリーナ「ッ!?あぐっ!」

 

あの人の首を掴み上に引き上げた

 

巨人?「グルルルルルルルッ」

 

ジャコンッ

 

背中の羽のようなものからたくさんの武器が出てきた

 

全てあの人の方向を向いている

 

奏くん「お前は何をしにここに来たんだ?」

 

奏くんの声はものすごく冷たかった

 

奏くん「こいつらを貶めるためか?こいつらをその銃で傷つけるためか?」

 

イリーナ「うっ!?うううう」

 

奏くん「違うだろ?お前はこの教室を何一つわかっちゃいない、何にもわからず何にもできないお前は」

 

その瞬間あの巨人は奏くんと重なり

 

奏くん?「ここにいる資格はない」

あの巨人が少し見た目が荒々しくなった状態で身の丈ほどある剣を振り上げていた

 

奏くんの声は巨人からしていた

 

イリーナ「あ……あ…………」

 

あの人はもう心ここにあらずという感じだった

 

奏くん?「……潮時か」

 

あの巨人は光って奏くんに戻った

 

奏くんはただただあの人を見つめていた

 

あの人は恐怖に駆られたか何かは分からないけど重い足取りで教室を出ていった

 

奏くんはいつもより冷たくて……でも体はものすごく熱かった

 

私達のことを大切に思っているとわかった

 

……嬉しかった

 

少し顔が赤くなるのを感じていた

 

自分でも何でか分からなかったけど今はっきりした

 

私は……奏くんのことが……

 

カシャッ

 

……え?

 

カルマ「良いの…撮れちゃった♪」

 

そういってカルマくんが見せたのは

 

私を抱き寄せている奏くんと

 

奏くんを見て頬を染めている私だった

 

「ッ!?」

 

私はもっと顔が赤くなるのを感じた

 

そして奏くんをチラッと見ると……何か面白いものを見つけたかのように見ていた

 

何か嫌な予感がしたと思ったとたん……

 

チュッ

 

手の甲にキスをされた

 

「ふぇぇぇぇぇえええっ!?」ボンッ

 

そのまま私は顔を限界まで赤くして気絶してしまった

 

最後に聞こえたのはみんなの苦笑いと奏くんの

 

「ちょっと遊びすぎたな……」

 

という声だった

 

奏くんの馬鹿ぁ……

 

……でももっとしてもらいたいかな?

 

そこで私の意識は途絶えた




……ヒロイン一人目決定でーす

888888888888888888888888888888

……ほぼノリできちゃった……テヘッ


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七時間目 英語教師の時間

明けましておめでとうございます←(遅い)

…はい、だいぶ遅くなりました

更新も停止してました

間が空いていたので書き方が変わっていたらすみません


奏side

 

あ…殺し技使ってもうた、教えてもらって使ったことなかったが…

 

…封印だ、封印!

 

まぁ、とりあえず桃花を保健室へ…

 

E組『ちょっと待てぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!』

 

やつらめ、復帰しやがったか

 

するとカルマと中村とタコがやって来て

 

三人「……」

 

「………」

 

いったい何をしたいんだ

 

三人「……どぅえきてぇるぅぅぅ!」

 

「やかましいわ!」

 

なんでそんなネタ持ってくんだよ!

 

そのあとに桃花を保健室へ送ったあともみくちゃにされたのは言うまでもない

 

あぁ、あと岡島、俺は男子に抱きつかれる趣味はない

もれなくラクーンシティ警官流バックキックをプレゼントしてあげよう

 

奏side→ビッチside

 

「………」

 

頭の中でちらつく

 

夜眠『何にもわからず何にもできないお前は』

 

逃れようとしても逃れられない目

 

夜眠『ここにいる資格はない』

 

ただ、ただ、恐怖と怒りが沸いた

 

なんで自分がこんなことをしなければならない

暗殺者は暗殺に専念してこそだ

 

烏間「わからない…という顔だな」

 

「!?…何よ」

 

そうすると烏間はため息をはいた

 

烏間「ついて来い」

 

そう言って烏間は歩き出した

 

…一体なんだってのよ

 

ビッチside→渚side

 

僕らは昼休み、暗殺バドミントンなるものをしている

 

簡単にいうとナイフみたいな小さなものを使って

少し小さなテニスコートでバドミントンをするのだ

…暗殺バレーと言ってもいいかもしれない

 

今目の前の光景を見なければ

 

カルマ君「ふはははははは、赤は三倍速なのだよ!」

 

なんか異様に素早い、赤い悪魔と

 

奏君「くっ、ならば『トランザム』!」

 

カルマ君「ちっ!えぇい、奴は化け物か」

 

ただ単に速く動い(分身し)ている奏君

 

…よそでやって来れ

 

杉野「なぁ渚、ここっていつから変態養成所になったんだ」

 

渚「杉野…君の神崎さんへの対応を知っているとただのブーメランだよ」

 

いつからこんな人外魔境になったのか

 

そう言いつつも飛んできたボールを的確に打ち返してる渚も中々である

 

何人かは休憩中にアドバイスや女子トークに花を咲かせている

 

話題は決まってるけどね

中心に矢田さんがいるし

 

あと岡島くん、君では奏君には勝てないと思うよ

 

あ、あっという間に4点差

 

ん?あれは

烏間先生とイリーナ先生?ビッチ?…とりあえずイリーナ先生で

 

何してるんだろ?

話してるみたいだけど

 

あれ、行っちゃった

 

渚side→奏side

 

昼休みが終わってから

五時間目だが

 

今の現状をお教えしよう

 

E組『じゃあビッチ先生で』

 

イリーナ「やっぱりあんたたち嫌いよぉぉぉっ!!」

 

あえて言わせてもらおう

 

グラハム・エーカーであると!!(錯乱)

 

渚「赤羽隊長!」

 

カルマ「どうした、潮田隊員」

 

渚「夜眠隊員がオーバーヒートしております」

 

カルマ「ならば仕方がない」

 

そう言ってカルマは席をたつと奏の前に来て

 

カルマ「ソイヤ♪」

 

目にレモン汁をかけた

 

「oh、目が……染みるぅ…」

 

何てことしやがんだあのやろう

 

この後、小テストなのに……はっ!

 

やつめまさか

 

カルマ「そう、すべては貴様に0点を取らせるためだったのだ」

 

な…んだと、ならば仕方がない目があまり見えない状態だがやってやるさ

 

あのタコの思考から何から何まで全て読みきって答えてやるよ

奏side→渚side

 

まぁ、ひと悶着あったが無事ビッチ先生もこのクラスに教示として参加できたし一件落着だね

 

まぁ、奏君が世界一の殺し屋とわかって頭下げてたりはあったけど

 

その時奏君、180度違う向き見てたけどね

 

ただ、そのあとに小テストで10点満点中10点という恐ろしいことをしてたけどね

 

帰り道に聞いたけど本人曰く

 

奏君「あれは、あいつが俺の間違えそうなことから知らなそうなことを出してくる、絶対定期テストの範囲内とは限らん。俺は目が見えなかったから問題もぼんやりとしてたがな。まさか、ラスト1問を時事問題にしてくるとは、しかも政治関係、そしてリアルタイムで最新のこと。あれはもはや捨ててたがまさか当たるとは…」

 

「うん、解答欄の位置まで正確に当ててる奏君はやはり化け物だよ」

 

茅野・カルマ君・矢田さん・奥田さん「うん」

 

奏君「ひどくね!特にカルマ!お前、加害者!」

 

まぁ、こうやって僕らの時間は過ぎていく

 

明日はどんな授業が待っているのかな

 

カルマ君「秘技・熱々コロッケシュート!」

 

奏君「ならば妙技・バンズプレス、からのいたただきます」

 

カルマ君「奪われたぁぁぁぁぁ!!」

 

君ら少し静かにしようか

 

 

 

 



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八時間目 茅野の時間

はい、ということでオリジナルの話をいきましょうか

といってもだいぶ短いですが

ではどうぞ!


奏side

 

E組『週末鍛練?』

 

殺センセー「そうです」

 

何が何だかわからんみんなにこの夜眠奏が簡単に説明してあげよう

 

週末→宿題終わった→暇→そうだ訓練をしよう

 

以上だ

 

渚「さすがに雑だよ」

 

カルマ「だがしかし、それが全て」

 

中村「諦めるのデース」

 

「帰国子女擬きは黙ってなさい」

 

殺センセー「皆さんお静かにっ!!授業中でしょうが」

 

E組『授業中に提案したのはあんたでしょーがっ!!』

 

なんだこれ………oh,ジーザス」

 

渚「奏君、声出てる」

《週末》

 

烏間「ということで週末に自主鍛練会を開くことになったが基本的に参加は自由だ。君らはあくまでも中学生、それなりに休みも必要だろう。自主鍛練会は部活のような感じ参加するといい。今回は俺もいるが、俺はいつも来れるとは限らん、それで、夜眠君に一任している。危険なことは絶対にしないように、以上だ」

 

「先生、俺聞いてないんですが」

 

烏間「あのタコに伝えたはずだが」

 

「よし、タコ、レッツ・クリーク!」

 

殺センセー「ちょっ!?ちょっと待ってください、私だって用事がありまして」

 

「ほう?どんな用事だ?所持金5円」

 

殺センセー「にゅやっ!?どうしてそれを!?」

 

「ん」(ピッ)

 

そして俺は後ろのカルマを指差した

 

カルマ「前にパク……調べたら、5円しかなかった」

 

「だとさ」

 

殺センセー「ニュヤァァァァァァァァ!?」

 

さてと、しばしお待ち願おうか?

 

奏side→茅野side

 

殺センセーが奏君に連れていかれて10分位して戻ってきた

殺センセーはボロボロで

 

奏君「さてと、今日から鍛練をしていくけど、その前にカウンセリングだ」

 

E組『カウンセリング?』

 

カウンセリングってなんでだろう?

私は何も病気とかなってないけど

 

奏君「ああ~、正しくいうと完成形を定めるってとこか。自分の力、能力、知識を完璧に使えてこそ役に立つ、将来自分のアピールにもなる。なりたい自分に少しでも近づけさせるために方向性とメニューを強化するんだ。人によっては特別メニューとかもあるかもな?」

 

そう言って奏君は何人かに目を向けたあと

 

私に一瞬、《眼》を向けた

 

私はその一瞬に反応して体が揺れた

 

まさか…《バレた》の?

 

ほんの一瞬、風が過ぎるのと同じぐらい

 

爪楊枝一本分の視線

 

それだけで

 

私が、わたしが、ワタシが、《バレた》っていうの!?

 

ない、大丈夫、私は誰よりも隠せる誰よりも、誰よりも

 

渚「茅野?茅野!」

 

はっ!

「何、渚?」

 

渚「奏君が呼んでるよ、体育倉庫まで来てってさ」

 

…行く以外に選択肢はないか

 

茅野「わかった、行ってくるよ」

 

私はあいつを殺すまではバレるわけにはいかない

 

《十分後》

 

そんなことを思ってた時期が私にもありました

 

奏君「ここか?ここがいいのか?」

 

「やめ…やめてよ奏君…」

 

奏君「それっ!」

 

「ひゃっ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして足つぼ押された

 

私はマッサージをされています

 

卑猥な妄想をしたかたは是非とも奏君に土下座を

 

なんでこうなったかと言うと

 

《体育倉庫前》

 

よし、完全に私は茅野カエデ、大丈夫バレない

 

(コンコンッ)

 

奏君「来たな、入っていいよー」

 

よかった、いつもの呑気な声だ

 

その時の私は安心していたの、相手は最強の暗殺者とはいえ私には『触手』があったし、声が普通だったから

 

でも、一瞬、その一瞬の安心で勝敗は決した

 

『ガッ』

 

「へっ?」

 

私は頭を掴まれ、

 

『ブチブチッ』

 

「ッッ!?」

 

首の触手を根本から引きちぎられ

 

『シュルッ』

 

傷跡もないように戻った

 

「一体、何が起こって…」

 

奏君「何もって、見た通りだろ?磨瀬榛名?」

 

「何で私の…」

 

奏君「いや、こう言うべきか?雪村あかり」

 

……ハハッ

 

「最初から気付いていたの?」

 

奏君「いや、むしろ今確証が持てた」

 

そんなはずはないきっと私の情報も前々から

 

奏君「名前に確証が持てたのは日常で『磨瀬榛名』と『雪村』という言葉に心拍数が少し上昇、『あかり』という言葉を聞いたときに神経が少しだけ反応していた、そして触手を持った者は完全適合じゃなければ定期メンテナンスなしでは自身のなかに狂暴な本能の発生、以上だ」

 

そっかそうだったのか……でも…

 

奏君「別に復讐を止めろとは言わんが茅野、お前だけに面白いことを教えてあげよう」

 

「おもしろい…こと?」

 

奏君「ただし…」(ドン、ガタタタタタタッ)

 

奏君が壁を叩くと大量のマッサージ用具が出てきた

 

奏君「悪い娘にはお仕置きが必要だ」(手をワキワキ)

 

するとあのデカイ死神?みたいなのが私を羽交い締めにして

 

マットの上においた

 

ちょっ…

 

「ちょっと待ってぇぇぇぇぇぇ」

 

 

 

 

 

 

以上が真相である

 

その後マッサージしたり、おねえちゃんのことを教えてもらったり

 

ただ、そのあとに

 

奏君「わかるな茅野、この事を他のやつにばらしたら」

 

「ば…ばらしたら?どうするの?」

 

奏君「俺の技術を全力で使ってさっきよりもすごいことをする」

 

だって、

少し期待したけど

 

何はともあれ私は私で

雪村あかりで、磨瀬榛名で、茅野カエデ

 

プリンが好きでちょっと演技の上手な女の子

 

これからも、この先も

 

そして、

 

 

 

 

一柱(一人)の死神に恋した少女

 

 

絶対に振り向かせて見せるから

誰よりも一番輝いてみせるから

 

たった一人のあなたのために

 

茅野side→奏side

 

まぁ、一件落着か、ったく俺はあのタコほど器用じゃねぇってのにな

 

茅野も憑き物が取れたような顔しちゃってさ

 

……こんど、磨瀬榛名の出演作品見てみるか

 

それはそれとして茅野は終わったが本当の戦いはこれからだ

 

そして俺は次の相手のカルマを呼んだ

 

さぁ、いつでも来い

 

この後、後ろにいつの間にかいて

 

HO、イツノマニ!的な展開が待っていた

 



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