黒鬼の過去 (えりん)
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ある事件


あらすじで書いた様にこのお話は「黒鬼の血」の
すこし前に起こった感じの話しとなります。
設定などは「黒鬼の血」(ほぼ原作通り)なので
「黒鬼の血」を見てくださると設定は大体わかります。
こちらの方も同様頑張って書きたいです。
それではどうぞ!


 

 

 

 

最近ある事件が

話の花を咲かせている

 

その時間の名は

 

 

《夢幻事件》

 

 

そう呼ばれる理由は

すぐにわかるだろう。

 

そして俺は現在進行中で

その事件に頭を悩ましていた。

 

 

土方「おい総悟」

 

沖田「なんですかぃ土方さん」

 

土方「いい加減に仕事しろ」

 

沖田「嫌です」

 

土方「嫌です、じゃねぇぇぇぇ!」

 

沖田「うるせぇな黙れ土方てゆうか死ねよ土方」

 

土方「んだとコラァ!!

てめぇが死ね!今すぐしね!!

てゆうかいい加減見回りいってこい!」

 

沖田「はぁ本当うるせぇな

はいはい分かりやしたよ〜」

 

そう言うと俺は部屋を出ていった

 

土方「本当わかってんだろうな…」

 

沖田「あ、おいザキ金貸しやがれ

今から団子食うから」

 

山崎「えぇぇぇ!!?」

 

土方「てめぇやっぱりわかってねぇだろおォォォ!!!」

 

沖田「チッ逃げるか…」

 

土方「まてコラ総悟ぉぉぉぉぉぉ!!」

 

 

 

今日はそのまま土方コノヤローに追いかけられた

1日だった。

いつもの様に俺がふざけて殺そうとして

あいつが起こって叱って

山崎がヘマやって怒られて

近藤さんが馬鹿やっててゆう

そんな1日がまた続くと思っていた。

 

だがそんなおかしな日常は

俺のすこしのヘマで

全てが狂ってしまった。

 

あの時俺がしっかりしてれば

あんたは……

 

 

 

 

 

 

 

沖田「ふぅやっと逃げきったな」

 

「あれ?沖田くん?」

 

沖田「その声は……旦那?」

 

銀時「久しぶりだねぇ、何?またサボり?」

 

沖田「ちょうど今クソマヨラーから

逃げてきたところでさぁ」

 

銀時「大変だね、沖田くんも」

 

沖田「えぇ、そりゃあもう」

 

沖田「あぁそういや旦那に

わたしたいもんが」

 

銀時「え?何なに?」

 

沖田「これでさぁ」

 

そこにあったのは

パフェ無料券と書いた紙だった

 

銀時「え!?いいの!?これ!」

 

沖田「どうぞどうぞ」

 

銀時「じゃあ遠慮なく!」

 

銀時はこの時、沖田の悪だくみか

何かじゃないだろうかと考えたが

パフェの誘惑に負けてしまったのは

言うまでもない

 

沖田「じゃあ俺は行くんで」

 

土方「見つけたぞ!総悟!!」

 

沖田「げっ…」

 

土方「てっコラ!逃げんな、待ちやがれ!」

 

二人はすぐに銀時の目の前から消えた

 

 

銀時「…本当大変だねぇ、さて

俺はパフェたーべよ♪」

 

なんてるんるん気分だったのである。

 

 

沖田「逃げきったか?…」

 

沖田は後ろを振り向き

角へと隠れ、静かに様子を見る。

 

土方「くそッ!どこ行きやがった…」

 

沖田「(よし、もう少しこのままでいるか)」

 

土方「……おい、出てきたらどうだ」

 

沖田「!?(まさか、バレたのか!?)」

 

目を見開き静かに驚くと

反対方面の角から声が聞こえてくる。

 

?「流石、真選組鬼の副長

あなどれないな」

 

土方「てめぇ…わざと俺に気付かせたろ」

 

?「お見事、やはり素晴らしいですね。」

 

土方「…何もんだお前」

 

?「私が何ものかなんて

今はどうでもいいじゃないですか

私は貴方に話があるんですよ」

 

土方「…んだと…!?」

 

 

沖田「(こりゃあ 裏に回って奴の背後を…)」

 

ガタッ

 

沖田「しまっ…!」

 

?「ただし、鼠を始末したからですが」

 

謎の男は目に見えないくらいの速さで

俺の元へとついた

 

?「死になさい」

 

 

あぁ、……死んだな

 

 

そう思った瞬間に

 

目の前から赤が見えた

だが痛みはない

おかしいと思い目を開けると

 

沖田「…ぁ……なん…で」

 

 

 

 

 

 

 

目の前には土方さんがいた

俺をかばって斬られた

土方さんが俺を…

 

頭にぐるぐるとその言葉が回る。

 

 

?「やはりそう来ましたか…」

 

すると男は服から注射器を取り出し

それを土方さんの首元へと運んだ

 

 

沖田「て…めぇ!!」

 

?「鼠は黙ってなさい」

 

沖田「ぐっ……!」

 

意識が遠のいて行く

 

ひ……じ…か…た……さん

 

 

途切れ行く意識の中で

目の前で倒れた土方さんが

注射器を刺されるのが見えた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それが日常が遠のいて行く瞬間だった

 

 

 

 

 





ここまで読んでくれてありがとうございます!
内容・設定など分かりにくかったら
すみません…
ちなみにこの話は私の妄想が含まれております。
あれ?ここ原作と違うな と思っても暖かい目で
見てください…!

改めてここまで読んでくださって
ありがとうございます!

次回も期待して待ってくれると
ありがたいです!



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悪夢と現実



土方と沖田はどうなってしまうのか!?
的な話で終わりましたし
物語もまだ全然あれなので
頑張って設定ちょっと出しました。


 

 

ご……

 

そ………ぉ……!

 

 

ん…うるさいでさぁ土方さん

もうちょっと寝かしてくだせぇよ…

 

 

そう……ご……!!

 

 

た…ちょ!

 

 

るせーな…

 

 

 

土方さん

 

 

近藤「総悟!!」

 

 

沖田「ん…ぅ…」

 

近藤「…!」

 

沖田「あ…れ?…近藤さん?」

 

近藤「総悟!よかった…」

 

沖田「なんで…こんな所に…」

 

近藤「総悟実はトシが」

 

沖田「土方さん?………、、あっ」

 

沖田「近藤さん!土方さんは!?

土方さんは大丈夫なんですかぃ!?」

 

近藤「今のうちは大丈夫だ

今は病室にいる」

 

沖田「よかった…「だが」…え?」

 

近藤「何度呼び掛けても全然起きないんだ」

 

沖田「…起きない…!?…」

 

その時俺はあることを思い出した。

あの時の注射の意味を

 

沖田「ま…さか…!」

 

近藤「どうかしたのか?!」

 

沖田「近藤さん!まずいことに!」

 

 

________________________________________________

 

 

 

ぐるんと回るような気分に

軽く吐き気が回る。

 

総悟は気絶させられている。

 

よくわからない気持ちと眠気が

波のように押し上げてくる。

 

土方「…ぅ…ぁ…」

 

?「フフ、流石はあの人の血を継いでいるだけある」

 

 

熱い気持ち悪い

目の前がチカチカとする

 

?「もっとも早く眠りにつけばいい物を

耐えれば耐えるほど苦しみはますぞ?」

 

 

頭が真っ白になる程に色々な

事を思い出して行く

ミツバが死んだ時

伊藤が死んだ時

 

 

あの人が死んだ時

 

 

ぐるぐると頭が回るのに

意識が遠のいて行く苦しい

苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい

気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い

 

 

?「もう限界のようですね。…フフフ

では良い悪夢を」

 

 

 

ぁ………あ

 

 

そうご………こんどう…さん

 

 

 

________________________________________________

 

 

 

 

 

夢幻事件

その名の通り

夢と幻の間をそれも悪夢を永遠と見続ける

仮に目覚めたとしても

 

 

 

 

 

 

 

 

コワレテシマウダロウ

 

 

 

 

_______________________________________________

 

 

山崎「局長!出ました!夢苦草が」

 

近藤「なんだって!?」

 

夢苦草(ゆめくそう)、最近話題になっている

夢幻事件の正体である。

 

沖田「やっぱりじゃあ、あいつは…」

 

近藤「なんとか出来なのか!?」

 

山崎「残念ながら、助かる方法はないらしいです…

自力で夢を捻じ曲げない限り」

 

近藤「じゃあそうすれば!」

 

山崎「たとえ起きたとしても…

副長が今までの副長のままで居られるかどうか…」

 

沖田「どうゆう事でぇ…」

 

山崎「実際この薬を投与されて目覚めた人も

いるんですけど…全員精神崩壊を起こすほどで…」

 

「「!!!」」

 

山崎「だからきっと副長も……!」

 

近藤「馬鹿野郎!トシがこんな薬に負けるわけないだろ!」

 

山崎「そんな事分かってますよ!

……でも…でも…」

 

苦しそうな顔で言う山崎

近藤さんもきっと俺も顔色が悪い

 

 

山崎「でもそれ以外で

助かる方法が一つだけあるそうです」

 

近藤「本当か!?」

 

山崎「はい」

 

 

 

 

 

それは

 

 

 

 

 

 

 





ここまで見てくれて
ありがとうございます!
次回をお楽しみに!


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