絶剣の技を持ちし者 (魔神オルタちゃん)
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プロローグ

はい、はじめましてエイトです。
駄目文ご注意ください。
パクり多数かも?



ん?ここはどこだ?あれ?ここどこ?ま、まじで何処なの!?あ、ありにままおのっていることを話すぜ···っていっている場合ではない!

 

カ「むーどうするべきかーん?これは···紙··か··?」

 

そういって机らしきものに置かれていた紙を取るとこう書かれていた

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

すまんやってしもた(笑)

でも反省はするが後悔はせん‼

ふは( ´∀`)は‼代わりに特典つけといた豪華な物ではないがなかなかだと思うぞ!

 

まず精霊使いの剣舞から容姿にレン・アッシュベルの姿を剣技を絶剣技をつけさせて頂いた。

とりま家と金は安心するといい机のデスクに入れておいたからd=(^o^)=b

そこがどんな世界か自分で見るがいいさふは( ´∀`)はは!!!···ごほっごほっ

学校には行くように‼

 

神より

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

えーとこれはどんな反応をしたらいいのだろうか···

転生したから喜んだ方がいいのかテンプレみたいに叫びをあげるべきなのかそこがわからない(真顔)

とりま···

 

カ「なんじゃそりゃあああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!なになになんなんなにがやってしもただフッざけんなああああああああああ!!!意味分からん反省をする?あたりまえだ!!!後悔?しろよおおおおおおおおおお!!!!」

 

ハァハァ···自分でっておいてマジ疲れた···

····鏡····見てみるか···

 

カ「えーと鏡··鏡···お、あったあった」

どれどれ自分の身体無事かな(若干逃走気味)

んーーーーー?んんん!?

 

カ「こ、これはまじでレン・アッシュベルの小さなバージョンだししかも男の娘ってだれ特ねんまじで」

 

えーどうしようこれ

まあなんとかなるやろあ、そういえば机に

そういって机の中を見てみると

ガラガラガラ

そこには大量の通帳と諭吉さんだった。

 

カ「ゆ、諭吉さーん!?じゃないなんこんなにあるんっすがにやりすぎだろ····まあなんとかなるだろ」

 

えーと通帳は····うっそやろ桁おかしいんちゃう?

諭吉さんが世界人口軽く上回ったぜ···おかしいやろホントにしかも料理できんぜ出来ても簡単のしかできんぞ···ん?通帳の下に紙がまたあの神とかいう奴だろ···まあいい読むか···

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

そんなことだろうろおもて頭中にぶちこんどいたで安心しときー

 

神より

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

おっふ···なんてこったい/(^o^)\

まあ感謝しとこう明日のことあるし寝るか···やれやれ···




はい、こんな感じになりましたがどうでしたか?
次回は何時になるかわかりませんが頑張って行こうと思います!


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プロローグ2

んーなんやかんやで投稿w
なんやて?投稿するな?いいや!限界だ!投稿するね!〘今〙だ‼


 20XX年 核の炎に包まれたーーーーーーー

 

 

 

じゃなくて

( *・ω・)ノやあおはよう諸君いい朝だね。こんな身体でなければな··········

 

とカイトはベッドから降りて軽い体操をした。

 

カ「んっ·····あっ····くっ····んーーーーー····

ε=( ̄。 ̄ )スッキリだな」

朝ごはん作るかな

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

リビング

 

えーとここがリビングか·····

 

?「おや?ずいぶんと遅い起床だね坊や。

ほら、朝ごはん作ってくれ。そうだなローレンフロスト風の朝食が食べたいねってどうしたんだい坊やボーとして」

 

············えーと?これは·······一体······

 

カ「ぐ、グレイワース!?な、なんでここに!?」

 

そう、そこにはあの魔女のグレイワースが居たのだ‼

っていっている場合じゃあねぇえ!!!!! 

 

グ「何故ってそりゃ私が坊やの保護者だからさ」

カ「いやいやいや!!聞いてない!聞いてない!」

グ「言ってないからね」

 

おいこら魔女なにほざいとるこの野郎········

 

グ「ほら、朝食まだかね坊や?」

カ「いやいやいや!どう作ればいいの!?作り方しらないいよ!!!」

グ「レシピ全部頭の中にあるだろ?」

 

あっ忘れてた······仕方ないやるか

 

カ「わかった。しかし!」

グ「何かね?坊や」

カ「ちゃんと説明してもらうぞ。あと坊や言うな」

グ「フッ·······だが断らせていいたただこう」

カ「なんで知ってるんだそのネタ!!」スタスタスタスタ

 

くそぉなんでこんなことに·······とりあえず作るか·······

 

カ「ほれ、出来たぞ·····」内心ドキドキ

グ「ふむ、うまくできているな····」感心

カ「くっ御託いいから早く食えっての····」超ドキドキ

グ「どれ?」モグモグ

 

··········ど、どうかなはじめてまともなのをやったけど行けたかな?

 

グ「へーやるじゃないか坊や」ナプキンでフキフキ

カ「フンッ·····」内心ほっとしている

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

··········さて

 

カ「説明してもらうぜ」

グ「ふむ······よかろう」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

簡単に言うと剣技のことらしいなんでも教えるためにいるらしい······

 

カ「·····はあ!?う、嘘だろ!?」

グ「·····なんだね?急に声を荒げて····もっと上品にしな」

カ「す、すまない·····じゃなくて俺は男だ!!なんだよ!上品って!!」

グ「·······とりあえず座われ」

 

この魔女ぉ·····

 

グ「とにかく坊やにはこの絶剣技を習得してもらわないといけないからね。身体で覚えてもらうぞ」

 

·····あははは····原作始まるまでに生きていられるかなぁ



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原作前
設定カイト編


設定でもやろうかと



この本の主人公

〘カゼハヤ カイト〙

 

プレイヤー名:カイト

 

メイン武器:片手直剣途中から二刀流

 

性別:男の娘⬅おい 歳:キリトと同い年

 

身長:165㎝ 体重:48kg

 

見た目:まんまレン・アッシュベル。ゲーム内では髪が青。髪の長さは腰まで髪は切ろうにも切れない。

 

性格:優しくて多分鈍感

 

好き物:料理、お菓子、剣、昼寝、ゲーム

 

嫌いなもの:うざい奴、グレイワース、外道な奴

 

習得した絶剣技

初(はつ)ノ型〈紫電(しでん)〉

部位破壊剣技。実際はただの突き技だが、極めれば別次元の技になる。現実でも発動可能だがさすがにキツイらしい。

 

二ノ型〈流星(りゅうせい)〉

紫電の派生系剣技。絶剣技の中でも随一の威力をほこる。

神威に下向きの指向性を持たせて一気に解放する。

 

三ノ型〈影月円舞(えんげつえんぶ)〉

片足を軸にして旋風のような回転切りを放つ対集団戦用の広域殲滅剣技。

 

四ノ型〈焔切り(ほむらぎり)〉

斬撃の旋風に炎を巻き込み吸収し、自分の剣に炎属性を付与する対炎属性の特殊剣技。だがカイトの場合放つとき摩擦熱で放つ。

 

六ノ型〈砕破の牙(さいはのきば)〉

刃を通じて衝撃を貫通させる邪剣に属する武器破壊剣技。カイトはこの技はあまり好きではない。

 

七ノ型〈咬竜(こうりゅう)〉

対空絶剣技。

グレイワースの〈流星〉に対して使用したが、不完全に発動したため押し負けてしまった。

 

破ノ型〈烈華螺旋剣舞(れっからせんけんぶ)〉

対精霊用の破壊剣技。○○連と連撃で繰り出されている。現在の最高は36連。本来は二刀流の技だが、カイトは一刀でも発動可能。

グレイワースに「森にキノコ狩りに行く」とだまされて連れて行かれ、とてつもなくデカイ熊と戦った時に会得したらしい(カイト曰く「会得していなければ死んでいた」とのこと)。

 

霞ノ型〈水影鏡(すいえきょう)〉

自分の残像を作り、回避をする。

 

閃ノ型〈死蝶閃舞(しちょうせんぶ)〉

神速の反撃(カウンター)を放つ剣技。

カイトは幼少のころに何度も見ていたため、致命的な一撃は回避することができた。

 

 

終(つい)ノ型〈天絶閃衝(ラスト・ストライク)〉

絶剣技の最後の奥義で対最上位ソードスキル用の剣技。相手の攻撃を防御しつつ儀式神楽によって剣技に干渉をしてカウンターとして相手に叩き込む技。未熟なものが使えば使い手の肉体を破壊してしまうらしい。

〈天双絶閃衝(ラスト・ストライク・デュアル)〉

二刀流として発動できる剣技。

 

 

双剣ノ型〈紫電・改〉

双剣を交叉させ、2本分の紫電を放つ。

二刀流になったときに使っていた。

 

オリジナル絶剣技

 

月ノ型〈十六夜(いざよい)〉

満月を模様した剣技。縦の数回転して発動する。

発動したとき昼でも満月があるように見えてしまう。

 

月ノ型〈半月(はんげつ)〉

半月を模様した剣技。縦に半回転させて発動する。

発動すると半月が見えてしまう。

 

多分まだ出るかも····




こんな感じかな····?
まあいいでしょう!
他の原作キャラは原作道理です!!





あ、あとグr(うわ!何をする⁉うわああああああああああああああ


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会合

イヤーキツイ初心者にはキツイぜ!


あれから何年かはたった。学校行けとか言われてマジでびびった········。いや、それよりもだ······!!

かなり·······いや、かなりどころではなかった·······!

何回も死にかけた······( ´;゚;∀;゚;)

グレイワースの婆さんが放つ絶剣技がヤバすぎる‼

ふむ·······わからない奴のために教えおう······

まず絶剣技の最初に〈紫電〉を教えてもらった····何あれ⁉

速すぎね⁉いや!あれくらってコツを掴んだ俺もそうだけどさ!あれリアルでもできるんだぜ(ここ重要)

 

試しにやってみた結果──────────足がやべぇ(´Д`)

 

まあ 、こんな感じに行っていったんだけどな(ーωー)

料理がグレイワースの婆さんのおかげでさらに 上達したし 趣味としてお菓子作りをするようになった まる。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

そんな感じの 生活だった 生きた心地がしなかったが 最終奥義まで取得できたら嬉しいと思う。

学校については転校生扱いとなっているからな。

さて、学校行くか·········

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

先「 やあ、今日この学校に転校してしてくれる生徒だね?名前を教えてくれるかい?」

カ「あ、はい!えーとはじめまして、カゼハヤ カイトです。宜しくお願い致します!あ、あと男です。」

先「(この子は······!!)そうか ならば早速みんなに挨拶しに行こう。ついてきたまえ」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

[教室前]

先「······いいかい?なにがあっても意識を保ってくれ。」

カ「はっはい·······(一体何が·····)」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

[カイトの意識内]

カ1「·····何が始まるんです?」

カ2「·····大惨事大戦だ」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

いやいやいやナイナイ(ヾノ・∀・`)

そんなはずが「女ですか⁉女ですよね⁉女だな‼」Σ(Д゚;/)/えー 嘘やろ!? どこぞのハーレムアニメみたいな野郎がいるというのか!?くっくそー「入って来なさい」

カ「はっはーい」ウー★この姿をあまり見せたくないんだけどなー

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

[教室内]

はじめまして‼このクラスに 転校生が来るらしいんだけどどんな子かな?

ガラガラガラガラ

あっ来た‼

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

カ「(なっなにこれ なんでみんなしーんてしてるの!?)········」

先「ほら自己紹介しなさい」

カ「か、カゼハヤ カイトです。宜しくお願い致します

 

···············ちょっと!?なにk「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおお」「きゃああああああああああああああ」ぐあっ····(;゚д゚)なん···だと!こ、これは一体⁉あっそうだ‼

カ「あっあと‼俺は男です‼」

クラス「·····な、なにイイイイイイイイイイイイイ⁉」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

クラス のみんなと話をし質問をしみんなと仲良くなった頃一人の少女が話しかけてきた。

 

はあ·····疲れた·····中学校に行きたくなかったよ·····

?「(n‘∀‘)ηねえねえ‼カイト君‼」

ん?誰だ?········!!!!!??こっこいつは⁉

?「僕、木綿季だよ‼宜しくね!」

 

 

これから こいつとの生活が始まる 。この先何が始まるのかは本人でさえわからない。




ε=( ̄。 ̄ )出来た出来た···ではまた次回‼
感想待ってまーす!


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アインクラッド編
原作開始


やりたいからやった後悔はしてない( ´・∀・`)


やあ、カイトだぜ!

 

 

あれから一年近くたってβ版 来たけどやることができなかったチョー悔しい((ヾ(≧皿≦メ)ノ))

まあその数年間木綿季といたから 楽しかったからいいがグレイワースとの 生活はあまり良いものと言えなかった。

 

ユ「残念だったらしいね。なんだっけ?えーと······」

 

ユウキが可愛らしく首を傾げていたので

 

カ「SAOな」

ユ「あ、そうそう‼」

 

くっかわいすぎるぜ·····(*´∀`*)

 

代わりにさらにいいもんゲットしたからいいね!

 

カ「 そういえばお前って sao やるの?」

ユ「んーーーーわかんない!」にぱぁ

カ「まあ 製品版買えたからいいんだけどね」

ユ「 じゃあ僕これで」

カ「 また明日な」(* ̄▽ ̄)ノ~~ ♪

 

よーしヾ(・ω・`)ノ♪ 帰って ナーブギアの準備だぜ(*つ´・∀・)つ

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

よし 早速 sao をダウンロードしてっと

やべー超やべー オラわくわくしてきたぞ!!ヽ(゚д゚ヽ)(ノ゚д゚)ノ!!

 

カ「 よっしゃきたーーーーー‼キタ━(゚∀゚)━!」

 

よしいざ sao の世界へレッツスタート!!!!!

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

おお·········!!!!!!!ここが sao の世界なのか。

さすが茅場晶彦 ゲームのはずなのにこのリアル感超ぱねぇ········

 

カ「 さて早速自分に合う武器を探しに行くか まずは武器屋かな?」

 

さて早速行くかな·······えーと?どこで試したらいいのかな?

 

?「おーい!!!そこのあんた‼」

 

ん?誰だ? バンダナ付けたおっさんがこっちに走って来るぞ?

 

カ「そうしたんだ?」

ク「お、おう!俺の名はクラインって言うんだ!なあ、あんた ベータテスターだろ?指導してくれねぇか?」

 

んー困った 俺ベータテスターじゃないんだよなぁ······

仕方がないはっきり言うか·····

 

カ「済まない····俺は ベータテスターじゃないんだ期待に応えられなくてすまない······」

ク「 そ、そうか。 いや無理にお願いしたこっちが悪かったぜ」

カ「 なら一緒に探さないか? 俺も初心者だから やり方がわからなくて」

ク「おう! そうだな! 一緒に探そう!ん? おい、カイト。 あれそうじゃねーの?」

カ「 そうかもしれないなじゃあ声かけてみるか」

 

やれやれクラインの奴少し 落ち着けないのかな

 

ク「なああんた ベータテスターか? 指導してくれないか こいつの分も含めて」

カ「 誰が こいつだ誰が」

?「あ、ああ。いいですよ」

ク「 敬語はいらねぇぜ! 俺はクライン! でこっちがカイトっていうんだ」

カ「 どうもカイトっていうんだよろしく頼むぜ」

?「宜しく。俺の名前はキリトって言うんだ」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

[どこかの草原]

 

おっす、カイトです。 今俺はキリトクラインと共に草原にきている。

 

ク「うおおおおりゃああああ!!!!「ピギィ!」ぐはぁ!?····なんだと⁉」

 

こんな感じになってます。俺の場合は·····

 

カ「絶剣技初(はつ)ノ型〈紫電(しでん)〉!!!!」

 

ピギィ!?っと 泣いた後にガラス片となって散った

 

ε=( ̄。 ̄ ) こんな感じでいいかなまさかここでも使えるとは········ ゲームとはいえ人間とは一緒か·····

 

ク「お、おい! 何だ今のはカイの字!」

カ「 何って何が?( なんだよカイの字って·····)」

ク「 今のソードスキルだよ!!!」

 

ああ····そういうことか·····

 

カ「 普通の剣技だよ」

キ「ち、ちょっとまってくれ!ソードスキルじゃあないか⁉」

カ「( ̄▽ ̄;)、ああそうだ(汗)」

ク「す 、すげー見えなかったぞ·····な、なあキリト······お前見えたか?」

キ「い、いや 見えなかった·····できれば戦いたくないな·····」

カ「む····ひどいことを言うではないか·····」

 

いまだグレイワースに勝てないんだぞ······

 

カ「 買いかぶりすぎだぜキリト······」

ク「おっ! こんな時間か! もうすぐピザが来る時間なんだよなここら辺で俺落ちるぜ! おめーらはどうする?」

カ「 俺はまだ試したいことがあるからまたここにいるよ」

キ「 俺もまだいいよ」

ク「 そうかじゃあまたなー」

 

そう言ってクラインはウインドウを 開いてログアウトボタンを探し始めた するとだんだんクラインが焦りはじめた。

 

ク「あっあれ⁉ ログアウトボタンがね!?」

カキ「「 そんなバカな!?」」

 

俺とキリトは必死になってログアウトボタンを探し始めた。

 

カキ「「 本当にない······ログアウトボタンがない·····!?」」

 

しばらく呆然と立っていると 遠いところゴーンゴーンと鐘の音が

 

·····不気味音色だな······

ん?うおっ!?転移させられる!?

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

ん?一体なんだ⁉

 

どこかの誰かが叫んだ

 

「お、おい!あそこを見ろ‼」

 

プレイヤー全員が見た

 

な、なんだあれは·····下半身がない!?

 

?「 ようこそ私の世界へ プレイヤー諸君。私の名前は茅場晶彦。今やこの世界をコントロールできる唯一の人間だ」

 

なっ!?か、茅場だと⁉

 

 

茅場「これはSAOの本来の仕様であり、また外部の人間の手によるナーヴギアの停止又は解除もあり得ない。仮にそれが試みられた場合、ナーヴギアの信号素子が発する高出力マイクロウェーブが脳を破壊、生命活動を停止させる」

 

なっ!なんてことを‼

 

茅場「すでに多数の死者が出たことを含め、この状況をあらゆるメディアが繰り返し報道している。よって、外部からナーヴギアが強制的に解除される危険は低くなっていると言っていい。諸君らは安心してゲーム攻略に励んでほしい」

 

カ「 ふざけるな!!!こんなんでどう攻略すれと⁉」

 

 

茅場「諸君らが解放される条件はただ一つ。このゲームをクリアすればよい。現在、君たちが居るのはアインクラッドの最下層、第一層である。各フロアの迷宮区を攻略しフロアボスを倒せば上の階に進める。第百層にいる最終ボスを倒せば……クリア」

 

100層·····だと····!?

 

茅場「それでは最後に、諸君のアイテムストレージに、私からのささやかながらプレゼントが用意してある。確認してくれたまえ」

 

なんだ プレゼントだと······!?

 

カ「うおっ!?」

カ「なっこ、これじゃ⁉」

カキク「「「お、お前なのか⁉」」」

 

なんてことをこれじゃあ女扱いを受けてしまう····

 

ク「カイトお、お前女だったのか⁉」

カ「お、俺は男だ‼」

 

茅場「では頑張ってくれたまえ。 健闘を祈る」

 

 

 

 

 

その日 ゲームマスター もとい 茅場晶彦に よって sao はデスゲーム化した。 それと共に日常が崩れ去った。




連日 投稿まじやべえ 考えるの疲れた 次回どうしよう·····ディアベル生かすか殺すかどうしよう?


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一層攻略会議 前

なんやかんやで投稿をしちゃう のはなぜだろうか?


デスゲームが始まってから 何日かたった。

そのたった数日で 200人以上の人が死んだ。 そのまた数日後に第一層攻略会議が始まっていた。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

[デスゲームが始まってから]

 

くそっ·····! なんでこんなことに! こんな所で飽めるわけが行かない·····!!!!!

 

キ「 二人ともこっちに来てくれ!!!」

 

キリトに 連れて行かれた俺たちは路地裏に入った。

 

キ「 お前ら二人俺についてこい この先にホルンガ村というところで片手剣のクエストがある。」

 

キリト はとても焦った様子でそう言った。

キリトの言葉を聞いたクラインがこう言った。

 

ク「でもぉ····!キリト····! 俺には仲間がいて一緒にする約束をした奴らと一緒に行かなきゃいけないんだ····!!! すまねぇキリト····!!!」

キ「····· そうかわかった。カイトお前はどうする」

カ「·····俺は ついて行こう早くではレベル上げたいしこのゲームを攻略したい一刻も早く····!!!」

 

そしてあいつにも会わないといけない 無事な姿を見せてやりたい 死ぬわけには行かない·····!!!

 

キ「····· わかった行こう俺についてこい」

ク「······ じゃあなおめーら お前ら二人 可愛くていいぞ‼」

カ「ははっそういうのは 彼女さんに言ってやんなよクライン‼」ク「う、 うるせえぞ!!」

キ「····· じゃあ何とか 頑張って生きろよ」

 

そう俺たちは言葉を交わして別れた。 俺ときりとは 道を阻むモンスターたちを倒しながらホルンガ 村へ向かった。

 

カ「····· ここからキリトホルンガ村ってやつは」

キ「···· ここがホルンカ村だ。ここにあるクエストをクリアすると片手剣がもらえる」

カ「 ギルドクエスト受注頼めるか?」

キ「 わかった」

 

収集系 のクエストと聞いたからどんなものなんだろう

······ 早くレベル上げないとな早くこのゲームを終わらしてあいつに会わないと·····!!!

 

キ「 カイト行こう」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

クエスト:ホルンカ村にお薬をお届け

 

目的の ものを3つ収納

報酬: アニールブレード

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

へー報酬って アニールブレードって言うんだ。

そうだキリトにどんな剣が聞いてみるか····

 

カ「なあ、キリト?」

キ「 なんだ?急に?」

カ「 アニールブレードって何だ? てかどんな感じ?」

キ「····そうだな。 見た目は地味だけど3層まで行けるっていう結構いい武器」

カ「へー 尚更頑張らないとな このクエストを」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

[森の中]

カ「 早速来たなキリトどれを倒せばいいんだ!?」

キ「 花の咲いてるやつを頼む 出現率が低いから ネバランと出てこないぞ」

 

んじゃ!いくぜ!俺のソードスキルじゃないけどww

 

カ「初(はつ)ノ型〈紫電(しでん)〉!!!!」

 

発動 自体は簡単だ なぜなら 紫電はただの突き技なのだから しかしこの技を極めれば神速の技となる

 

パリッン‼

 

カ「おっ来たドロップしたな·····」

キ「 相変わらずすごいなあ····その技···。 どうだった?」

カ「ん?ああ ドロップしたぞ一個」

キ「 なぬ⁉は、早いな····」

 

安心せい ちゃんと集まったらあげるで」

 

キ「お、おう悪いな」

カ「あれ? 声が出てた?」

 

まあいっか····ん?人の気配····!!!

 

カキ「「誰だ⁉」」

 

そう言って俺たちは剣を振るうと

 

?「 うわっ⁉す、 ストップストップ!!」

キ「 君は誰だ」

コ「 コペルって言うんだ。 このクエストを一緒にやらないか?」

 

そう言ったコペル 俺がキリトにアイコンタクトをとると キリトは頷いた

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

カ「 コペル スイッチ!!!」

コ「うん‼」

 

スパーン‼と音がなり周りに 青臭い匂いが漂い始めた

 

キ「なっ‼」

コ「 キリトごめん」

 

そう言って コペル は索敵から反応しなくなった

 

これがキリトの入っていたモンスタープレイヤーキルか

 

キ「···· 知らないのかコペル。 このモンスターは 隠蔽が効かないんだ」

 

そうキリトが入った後そこには胚珠が落ちていた

 

わーお 本当にこのモンスターには隠蔽か効かないんだなまあ取る気ないけど

って そんな悠長なことを言っている場合ではないかモンスターに囲まれた···!!! 早急に片付ける!!!!

 

カ「ハアッ‼」

キ「カイト⁉何を⁉」

 

このまま待ってきの中心に突撃してぶっ放す····!!!

 

カ「絶剣技 三ノ型〈影月円舞(えんげつえんぶ)〉!!!!」

 

そう叫んで自分の足を軸に一回転したそしたらモンスターは一気にガラス片となって散った

 

カ「ふうっ····やったぜo(゚∀゚)o」

キ「···· なんかお前を見ていると変な感じになるぜ」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ふうっ···· なんとか2人分が集まったぜいや レベル上がった13まで上がったぜ 大漁大漁あとは剣 をもらうだけだな

 

カ「 キリトお前レベルいくつになった?」

キ「ん?ああ おらレベル11だ」

カ「あっ勝った」

 

そんな感じで会話をしつつ村へ戻った

そして念願のアニールブレードを手に入れた

 

どうしよっかなー 鍜冶スキルとるかな? 料理 スキルもとるか枠が空いたらな

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

キリトと別れて1日が たってまた俺たちは再会した

 

やれやれあまり見られたくないからフードを買っちゃったじゃんまあこれであまり話しかけられなくなったが····そうだ鍜冶スキルをとって アニールブレード強化したんだ +8までやったぜ ヨカッタヨカッタここまで強化できてほんとよかった 失敗するかと思った けど自分の運を信じて良かった キリトたちはそろそろくるかな?

 

キ「おーい‼カイト‼」

カ「キリトか‼こっちだ‼」

キ「あれ? いつフードを買ったんだ?」

カ「ほらあれだよ···· あまり見られたくないからだ····

キ「ああ···· そういうことか」

カ「おい、キリトそこの女プレイヤーは誰だ?なんだ?ナンパでもしたのか?」

?「!?」

キ「 してねーよ!!!」

カ「ハハッジョウダンダ」

キ「····· お前の場合 冗談に聞こえねーよ」

カ「むっ失敬な」

キ「まあいいや。こっちはアスナって言うんだ」

ア「 アスナです」

カ「 よろしく頼むよ。 そうそうキリトアニールブレード最終強化行けたぜ」

キ「はあっ⁉なにしてるんだお前は‼」

カ「まあ 成功したからいいじゃないか」

キ「まあいいや。なあカイト」

カ「なんだ?」

キ「一緒に第一層攻略会議に行かないか?」

 




ふむなんか変に なっている気がする


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一層攻略会議 後

うぇいうぇーいうぇうぇうぇうぇうええええい‼


どうも、カイトです。男の娘です。

キリトたちに 攻略会議に誘われたぜ········

ん?ちょっと待て!

 

カ「攻略会議だと⁉見つかったのか⁉」

ずっと レベリングしてたから分かんねえよ

 

キ「 お前のことだろうからでずっとレベリングしたんだろうな」

カ「 なぜばれたし····」

ア「 あなた達攻略会議はどうするのよ······」

カ「······ なんだアスナ···· いたのか」

ア「ちょっと‼それ どういう意味よ‼」

ニブニブニヴニヴニブニブニブニブニブ

 

な、なんだ⁉アスナの後ろから謎の凄まじく恐ろしいものを感じる‼こ、こいつは何なんだ⁉汗が吹き出る‼て、 も 、震えてきた·····!!!こ、 こいつの恐ろしさはDIO異常だ!!!!

 

キ「お、おい 大丈夫か震えてるぞ?」

カ「······················ア」

キ「は?何だって?」

カ「········逃げるんだぁ······勝てる訳がないYO☆」

キ「ちょ⁉カイト⁉一体どうしたんだ⁉」

カ「ひ、 避難する準備だぁ!!!」 (アスパラガス風)

ア「······ どこへ行くの?」ギュピ☆ギュピ☆

カ「お、お前と一緒攻略会議に行く準備だぁ!!!!!」

 

 

ン"ン"···ン"オ"オ"オ"オ"ア"ア"ア"

ウ"オ"オ"オ"ジブンノパーティ-メンバーニコロサレルトワ····

 

 

 

 

 

 

 

イ"エ"エ"エ"エア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ε=( ̄。 ̄ ) 何か······· 成し遂げたような気がする······ いや現実逃避はやめよう······

悲しくなってきた·····

 

?「おーい‼もっとこっち来てくれ!!」

 

おや?俺と同じ髪の奴がなんかいってるぞ?

そんなことはどうでもいいのさキリトたちを探さないと······「おーい‼こっちだ‼カイト‼こっちこっち!!」·····いたいた

 

キ「やっと来たか····」

カ「うるせぇよ·····てかよくわかったなお前」

キ「 だってフードかぶってんのお前かアスナだもん」

カア「「あっ」」

キ「 フードを取ったらとかわいいんだから」

カ「嬉しくない!」

ア「そんなに?」

キ「ああ意外にな」

カ「うるさい。リアルでも苦労してたんだから!」

ア「そ、そうなの?」

カ「あ、ああハハッハハハハハハハハハ」

キ「うわっ⁉ま、まずい⁉いかんスイッチが入った!」

 

キリト カイトを宥めていると 声がかかった

 

?「はーーい!!!!! それじゃっ、そろそろ始めさせてもらいま~~す!!」

 

お?そろそろかな?

 

その声の主は舞台の中央に立ち、参加者の注目を一斉に集めた。

 二十歳前後、カスタマイズして染めた青い髪に両腕、両肩、胸にブロンズの鎧を身に付けた、同世代が羨むような爽やか系のイケメンだった。

「うらやましい……」と女顔を気にしているキリトはため息交じりに呟き、隣のカイトは、これが日常になることを悟った。

 

?「今日は、俺の呼びかけに応じてくれてありがとう。俺はディアベル、職業は気持ち的にナイトやってます!」

 

う、羨ましいあんな顔が羨ましい‼妬ってやる‼パルパルパルパルパルパルパル

 

ア「何をやったいるのあなたたちは?」

カキ「「いや世界は残酷なんだなって」」

 

本当に 世界は残酷なんだね 初めてこの意味を知ったよ 目の前でね·········

 

デ「今日、俺達のパーティがあの塔の最上階で、ボスの部屋を発見した!」

 

その言葉は参加者全員にどよめく、SAOが始まりすでに一ヶ月が過ぎてようやくのボスの発見。それはいよいよ本格的な、SAO攻略の開始を告げるものである。

 だが、その間に死んだプレイヤーの人数はすでに二千人を越え、開始を告げるにはいささか遅いのかもしれない。

 

デ「俺達はボスを倒し、第二層に到達して……このデスゲームもいつかきっとクリア出来る事を、はじまりの街で待っている皆に伝えなきゃならない! それが、今この場所にいる俺達の義務なんだ! ――そうだろ、皆!」

 

拳を作り、参加者全員の心に届くように、強く強く力説した。

 

そうだ···· 俺もこのゲームを終わらせて あいつに会うために······

 

デ「OK。それじゃあ、早速だけど、これから攻略会議を始めたいと思う。まずは六人のパーティを組んでくれ」

カキ「「――へっ?!」」

 

なん······だと·····

どどどどどうしよう⁉パーティー⁉パーティーだと⁉ありえん(笑)····ととととりあえず!組まなければ!?

あっキリトをこっちを見た!!

 

ガシッイイイイイ‼

 

カキ「「よし‼組もう‼」」

 

何処からどうみても片方が不審に 見えるが とても強い何かを感じる握手であった

 

ア「え、え、え?」

 

アスナは それを見てただ驚いていた

すると

 

?「ちょっ待ってんかーー!!!」

 

な、なんだーあいつはあのとんがり頭は⁉

 

キバ「ワイはキバオウってもんや。ボスと戦う前にいっぺん言わせてもらいたい事がある。こん中に、今まで死んで逝った二千人に! 詫びいれなあかん奴らがおるはずや!」

 

キバオウ(とんがり頭)はプレイヤー全員を指さすように指先をキッと向ける。

キリトはとんがり頭(キバオウ)がこれから何を言おうとしているのか察しが付いたのか、微かに顔を曇らせ、また顔をしかめてもいた。

 

デ「キバオウさん。君の言うアイツらとはつまり、元βテスターの人達のこと……かな?」

 

んだ?あのとんがり頭(キバオウ)の野郎は?今までとった物をよこせだと?

 

?「こっちから発言、いいか?」

キバ「な、なんや自分」

 

で、でかい·····凄く····大きいです····

 

エ「オレの名前はエギルだ」

 

両手斧をもった大男がそう名乗った

 

エ「つまりあんたはこう言いたいんだな?βテスター達が初心者を見殺しにした謝罪と賠償をしろと」

キバ「そ、そうや」

カ「なあとんがり頭」

キバ「あん?なんや?自分?」

キリ「なっ⁉カイト⁉何を!?」

カ「 一言を言いたい。あんたその ベータテスターからとったものを どうするつもりだ?以上だ」

キバ「!?ぐっ」

エ「·····これを知ってるか?」

 

そういったエギルは懐から本を取り出した

 

エ「これは道具屋で無料配布しているガイドブックでモンスターの戦い方から、クエストの受け方、スキルの設定方法に至るまで初心者にSAOの基礎システムを分かり易く教えるに作られた手作りの指南書だった。」

 

あああれねちょっと便利なんだよね。あれ

ん?キリトどうしたんだ?何⁉もらってないと⁉(((*≧艸≦)ププッ((ノ∀`)・゚・。 アヒャヒャヒャヒャ

 

エ「いいか、情報は誰にでも手に入れられたんだ。なのに、沢山のプレイヤーが死んだ。その失敗を踏まえてオレ達はどうボスに挑むべきなのか、それがこの場で論議されると、オレは思っていたんだが……な」

 

デ「····よし、それじゃあ再開してもいいかな?」

 

デ「ボスの名前は《イルファング・ザ・コボルドロード》。それに《ルインコボルド・センチネル》と言う取り巻きがいる。武器は斧と円盾でありHPゲージは四段、最後の一段が赤くなると武器を曲刀のタルワールに変え、攻撃パターンが変わる」

 

カ「····そうなのか? キリト」

キ「ああ。····ガイドブックに書かれた事は、β版と同じで間違いない」

カ「……β版と同じねぇ」

 

ん?念のためだ言っておくか

 

カ「ちょっといいか?」

デ「カイトは?」

カ「オ、オレの名前は……カイト」

 

カイトはさすがにフード被りながら話すのは失礼だと思いフードを脱いだ。すると他のプレイヤーが「おお···!!」「女の子だ····」「美少女だ」ウーだから外したくなかったのに······てかデジャブに感じる······

 

カ「ディアベルさーんだっけ?えーと質問するがその本には ベータテストと同じと書いてあるんだな」

デ「······ああそれがどうしたというんだい?」

カ「その本に·····β版と仕様が違う可能性は無いのか? β版は正規版直前の試作みたいな物だろ? 夜のフィールドと同じで、凶暴化や経験値上昇が追加したように……武器が違うとか」

 

瞬間、ディアベルのなかで衝撃が走った‼

 

ディアベルはカイトの言葉に、はっと気づいたように口を閉じその場で考え込んだ。

実際、β版と仕様が違う箇所は夜のフィールド同様、多々ある事はすでに分かっている。売買金額が違う、Mobのアイテムドロップ率が違う程度で夜のフィールドほど大きな差異は無かった。

 

デ「…………ボスの仕様が違う可能性か、否定はできないな」

カ「色々と考えるべきだと思う」

デ「具体的には?」

カ「ええっと~~……もし武器が違うなら、色々な武器を集めて誰かプレイヤーを仮想ボスに見立てて経験を積むとか、異常状態狙いで特殊効果付加の武器を鍛冶屋に頼むとか……パーティの訓練を積むとか……適当でごめん····説明苦手で····」

デ「――いや、万全を期す為、死者を出さない為にもあらゆる可能性と手段を俺は考慮すべきだった。ガイドブックの内容を鵜呑みにしない君の考えは正しい。――どうだろう皆! 彼女の提案から、ボスとの戦闘を想定した摸擬戦をするのは!!」

 

─────俺は男だ‼と言うのは心のなかにしまっておこう····

 

ディアベルの提案に拍手と賛同の声がドっと吹き出した。まるで、応援する議員が選挙で当選した時の支援者達のような喜びようだ。

 

デ「OK、では一先ず解散しよう。俺のパーティは摸擬戦の場所と鍛冶屋を探す。君達は各自パーティ内で十分に親睦を深めてくれ! そして、明日のこの時間にまたここに集合! では――解散!!」




無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄


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第一層攻略開始と異変

ううぇーーーーーーーーーーーーい


 ボス攻略会議から三日が過ぎ、予定では会議の翌日にボス戦をする気だったディアベルだったが、カイトの提案から死者を無くし確実に攻略出来るようにする為、摸擬戦・武器の調達、パーティの訓練に時間を費やした。

 そして、二〇二二年の十二月六日の朝十時にカイトを含めた、AからEの六人一一組の隊と三人一組のF隊の総勢三十四人が、ボス部屋を目指し迷宮区へ出発。

 ……数時間後、三十四人の内誰も欠ける事なくボスの部屋の門の前までたどり着いた。

 

 デ「聞いてくれ皆、俺から言う事はたった一つだ――勝とうぜ」

 

 おう‼そのつもりだぜ‼

 負けるつもりはねぇからなぁ!!!!

 

 剣を地面に突きたて鉄扉の正面に立つディアベルは、最後に三十三人の士気を鼓舞し再び身を引き締める。

 次の戦いに勝てば第一層攻略は完了、次の第二層へと進め《はじまりの街》にいるプレイヤー達に「終わりは必ず来る」と小さいながらも希望を与える事が出来、攻略が進めばそれは徐々に大きくなり、太陽のような大きな希望に変わると信じていた。

 だがカイトは 胸の中で何かがざわついていた

 

「行くぞ――」

 

 ディアベルが先頭を切り、鉄扉は重々しい音を鳴らしながらゆっくりと開き続々とプレイヤー達が続いた。カイトちも続いて中に入ってきた。

 部屋は薄暗く、扉から差し込むわずかな光だけが部屋を照らすだけだったが縦長に広く床に紋様、部屋の両端に等間隔で支柱が並んでいる事は分かった。

 

 カ「薄暗いな……」

 ア「埃っぽい」

 キ「二人とも……部屋の奥にボスがいる」

 

 この奥に何かがいるっっ‼

 

 

 最後尾のカイトとアスナが部屋の感想を漏らしていると、キリトが剣で静かに部屋の奥を指した。

 目を凝らして部屋の奥を見たカイトとアスナの眼に、薄気味悪い赤い点が並んで浮いている事に気づいた。それがすぐにボスの眼だと分かった。

 先頭のディアベルが部屋の中心近くまで進んだ所で、天井と壁にまるで水に浮いた油のように色彩ある光が部屋全体を照らし、合わせるように部屋の奥から赤い巨体が飛び出し咆哮を挙げた。

 全長は三メートルを優に越え、豚のように肥えた腹と丸太のように太い筋肉の手足、人を容易に吹き飛ばすであろう尻尾に全身を覆う警戒色の赤い肌。

 頭に艶のない古代ギリシャの兜コリュスを被り、両肘・両膝に鉄のサポーターを付け、右手に石で出来たような無骨な斧、左手に人間の上半身を隠せるほどの鉄の円盾を付けた第一層フロアボス《イルファング・ザ・コボルドロード》が姿を見せた。

 呼応するように人と同程度の大きさの取り巻き《ルインコボルド・センチネル》が三体、コボルドロードの前に出現した。

 ティアベル以下全員が戦闘体勢に入る。ボスとの距離は五十mほど、敏捷値の高いプレイヤーなら十秒とすらかからない距離だ。

 

 大丈夫だ‼ イレギュラーがない限り大丈夫なはずだ‼ みんな訓練をしてきた!!

 

 ────グルオオオオオオウウウウウウアアアアアアアアアアアアアア‼

 

 《イルファング・ザ・コボルドロード》が声を あげたと同時に ディアベル が戦闘開始の合図を告げた

 

 デ「攻撃開始ー!!」

『うおおおぉぉ――』

 

 戦闘開始から 数十分 ほどが過ぎ、F隊のカイト・キリト・アスナの担当するのは取り巻きであるセンチネルの討伐。

 ボスであるコボルドロードが撃破されるまで、何度倒しても出現するセンチネルだが、決して苦戦するような強い敵とは言えないが、無限に出現するので厄介な敵ではあった。

 しかし、考えを変えれば無限に出現する上に強くも無く経験値も普通、経験値稼ぎの相手にはもってこいの敵とも言える。

 

 うまい、経験値うまい。

 

 この攻略での経験値の分配は、Mobを倒したパーティの総取りである事が決められている。ボスを倒すよりも一度に貰える経験値は少ないにしても、確実に経験値は稼げる。しかし、最大五体までしか出ないようになっているのが惜しい。

 

 カ「ふふ·····まずお前から血祭りにあげてやるウウウ‼」

 Mob「!?!?」

 

 センチネルが自分の命の危機を感じとりカイトに襲い掛かった。センチネルは思った。こいつはやばいっと

 

 カ「 集団·····リンチ·····だと?そんなことなど、無駄無駄無駄無駄無駄ァッ‼」

 カ「絶剣技三ノ型〈影月円舞(えんげつえんぶ)〉!!!!!」

 

 カイトは 自分を囲っていたセンチネル達を 一気に倒しさたしかし倒したと同時に上から襲って来た

 

 センチネル「ギギッ‼」

 カ「上からか·····だが甘い‼絶剣技七ノ型〈咬竜(こうりゅう)〉!!!!」

 

 カイトは即座に対空技の七ノ型〈咬竜(こうりゅう)〉を放った。

 

 キ「相変わらず凄いぁ····」

 カ「どうよう─!凄いだろう!!」

 

 とするとガキッン‼と音が聞こえた方を即座に振り向きカイトは《 アニールブレード》を構えながら走った。

 

 ア「スイッチ‼」

 

 その声を発したのはアスナだった。

 この 2週間で見事と言えるほどの剣筋とコンビネーションを持つことができた

 

 カ「絶剣技初(はつ)ノ型〈紫電(しでん)〉!!!!」

 

 さらに十分という時間が過ぎて――断末魔の咆哮を上げながらコボルドロードはポリゴン片となって散り、残っていたセンチネルもその一分後に全て散った。 この瞬間、空中に《Congratu Lations!!》と表示がされ、フロアボス《イルファング・ザ・コボルドロード》が倒され、第一層攻略完了を示した。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 プレイヤー達 ボスを倒すしたことに喜んでいた。

 

 初めてのパーティそれもボス戦なのだから、アスナの疲れを吐き出す安堵のため息は当然の事だった。

 さすがのカイトとキリトも疲れてはいるが、SAO初日にセンチネルの五倍以上の敵を数時間に渡って倒し続けた経験からアスナよりは動きに無駄がない事に加え、女子の前でへばる姿を見せたくない男子としてのプライドも支えになった。

 ボスにラスト・アタックを与えたプレイヤーに与えられる、レアアイテムはディアベルが手に入れたらしく、それは真っ暗なロングコート、子供のように周囲に見せびらかしながらボス戦に勝った事を喜んでいた。

 

 カ「キリト、譲るのを頼んだら? 好きだろ黒?」

 キ「……カラーリングは変えられるから、いらん」

 ア「他の色と合わせないと地味よね……黒って」

 キ「――黒は男の色だ!!!」

 カ「はいはい……で、キリト。この後は何をすればいいんだ?」

 キ「あれを見ろ」

 

 高さ五メートルほどの石の扉があった。「あれが、転移門への扉か……」と、思っていたカイトの視界にある物が目に付いた。

 

 カ「なぁ…キリト?」

 キ「何だよ?」

 カ「大概RPGの武器類って、捨てれば消えるよな?」

 キ「は? 当然だろ」

 カ「じゃあ……あれ、何で消えてない?」

 キ「えっ?」

 

 今度はキリトがカイトの指さした場所に視線を向けると、そこの床には先程コボルドロードが使っていたなぜか黒い野太刀が主を失いながらも、確かに無造作に転がっていた。

 それを見てキリトは明らかに不審な表情を浮かべ、アスナはキリトの不審な表情を見て少し不安になった。

 

 キ「おかしい……β版では、確かに消えていたはずだ」

 ア「キリトくん。あれは武器や素材になるから残ったのかな……?」

 キ「だったら、取得できるように武器の上にカーソルアイコンが出るはずだ。オブジェクトは……考え難い」

 カ「つまり……それは……」

 キ「終わってない……ッ。まだ、ボス戦後のイベントがある!」

 ア「――あっ!」

 

 アスナは野太刀がさらに黒く変色し、まるで熱で溶解したように床に溶けて消えてゆくのが見えた。

 この時、カイト・キリト・アスナ以外のプレイヤー達は、皆レアアイテムに喜ぶ ディアベルを囲い、勝利の余韻に浸り進行中の異常事態に気づいてはいなかった。

 そして、カイト・キリト・アスナが全員に注意を呼びかけるよりも早く、《あれ》が行動に出た。

 

 デ「─────かふぇ?」

 

 黒く変色し刃の波紋も見えない野太刀が音も無く、まるでそこに初めからあったかのように出現し、 ディアベル とロングコートを紙のように貫き《あれ》は現れた。

 

 黒い鎧を 纏黒い剣を持った騎士がそこにいた 。そこにいたやつにはこう名前があった

 

 

 

 《魔王の落とし子《Satanic consequence》と

 

 

 



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異変《Satanic consequence》前半

オリジナル回です‼
難しいですな······戦闘は·····


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

そこにいたはずのディアベルがいなくなっていた、否殺されたのだ·····後ろの《黒い騎士》に

ディアベル が殺されたことに気づいた キバオウたちは怒鳴りながらその《黒い騎士》に 突っ込んでいっただがカイトとキリトは即座に止めようとしたが

 

カキ「「やめろ‼今のお前たちに勝てる相手じゃない‼」」

キバ「なら‼どうするんや‼ ディアベルさんが殺されたんやぞ‼仇をとらんでどうする‼」

キバ「全軍突撃やーーーーーーー‼」

〘うおおおおおおおおおおおおおお‼〙

 

カイト・キリト・アスナ意外が突っ込んで行った。

 

《黒い騎士》が動いた。その 手に持っていた剣を振った。一瞬だった第一層でも余裕で行けるほどのレベルでもほぼ全員が危険ゾーンに入った。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

《茅場side》

数十分前·····

 

茅場は日本何処かにある家にいた。そこで茅場はある画面を見ていた。

 

カ『絶剣技初(はつ)ノ型〈紫電(しでん)〉!!!!』

 

第一層攻略をしている時の映像を見ていた。

 

カ『絶剣技三ノ型〈影月円舞(えんげつえんぶ)〉!!!』

茅場「ほう·····面白い剣技を使う·····ふむ····これは私が設定したエクストラスキルに設定してない部類のものだな·····」

 

茅場は即座に行動を映した。 しばらく作業を続けていると《イルファング・ザ・コボルドロード》が倒されたがしかし異変が 起きたのはその作業が終わってからであった。

 

茅場「ん?なんだこいつは?」

 

茅場の映像には《黒い騎士》がいた

 

茅場「カーディナル····拘束してクエスト化しろ·····」

カーディナル「イエス····マイスター今すぐ対象をクエスト化します。」

茅場「カイト君····君に緊急事態ながら君にちょっと早いかも知れないクリスマスプレゼントだ。受け取りたまえ·····君ももうひとつの希望となるだろう」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ピロリン。

メールが来た。カイトにとってはどうでもいいのに見なきゃいけない気がした。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

カイト君へ

 

君にプレゼントをやろう。

その剣技に興味を持ってね。この装備とスキルをやろう。奴に関してはまったく無関係だ。

だからクエストとして縛らせて置いた。存分に戦いたまえ。

 

 

茅場晶彦より

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

───ギフトを開封します。

武器:〈魔王殺しの聖剣《デモンズ・スレイヤー》〉真名[テルミヌス・エスト]

防具:聖女の羽衣《セイクリッド・ロード・オブ・フェザー》

エクストラスキル:絶剣技

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

カ「なっ⁉か、茅場だと⁉一体なんだこれは⁉」

 

カイトは叫んだ。ボス部屋の全体に響くくらいに

 

キ「ど、どうしたんだ⁉」

 

キリトはこのことに少し苛立ちながら聞いてきた。

 

カ「茅場からメールが来てギフトとしてアイテムが!」

 

そういったらみんなが食い付いてきた

 

キバ「なんやて⁉どういううこっちゃ⁉」

カ「あのモンスターに関しちゃあ茅場は無関係らしい····俺が決着をつける‼」

キ「お、おい⁉バカなことはやめるんだ‼勝てる訳がない!!!!」

 

カイトは無言で立ち上がり《魔王殺しの聖剣》と《聖女の羽衣》を装備した。

着けて見るとキレイだった。その言葉しか出てこないほどのキレイさであった。スキルも《絶剣技》を入れた。

 

キバ「な、なんやその装備····」

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

クエスト名《魔王の落とし子》

目標:《魔王の落とし子》の討伐

制限時間なし

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

さあ、やろうぜ·····

 

カ「魔王の落とし子とやら!!!!!!」

 

────■■■■■■■■■■■■■ーーー!!!!!

 

いまここに命と希望を賭けた戦いがはじまった。




随分と主人公がチート装備になっちゃいました でも後悔してないし反省してないむしろすっきりしている


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異変《Satanic consequence》後編

武器が最初からチートだから頑張ろうかな?
前半キリトたち出番はありません‼

キリトたち「!?」


戦いがはじまり《魔王の落とし子》が先に動いた。

ガキンッ‼ギチギチギチ

 

────■■■■■■■■■!!!!!!

カ「うぐっ······くっお、重っ····」

 

重いすぎる‼間近で受けるのは危険か·····《魔王殺しの聖剣》と《聖女の羽衣》も高ランクだが俺のステータス不足でうまくいかないな·····このままでは不味いな····押し返すか‼

 

カ「うっぬう‼うおおおおおおおおおおおおおお‼」

───■■■■■■■■!?

カ「セイッ‼」

 

ガキンッ‼

 

カイトは一旦距離をとり体勢を整え《魔王殺しの聖剣》を構えた。

 

《魔王の落とし子》の剣を観察してみた。 燃え盛る黒い炎思わせる、 禍々しい大剣。 形状こそ微妙に異なるものの、 それはまさにしく、魔王を思わせる武器だった。

剣の銘はわからないものの《魔王殺しの聖剣》と同性能と 思わせるほどの威圧感 がその剣から発せられていた。

カイトは思った。簡単には勝てないと·····

 

カ「────行くぞ‼《魔王の落とし子》!!!!!」

────■■■■■■■■■■!!!!!

 

《魔王殺しの聖剣》の刃と奴の剣が光と闇の閃光をほとばしらせた。

 

カ「おおおおおおおおおおおっ‼」

 

カイトは地面を蹴って跳んだ。両手に構えた聖剣を黒い騎士の頭に振り下ろした。茅場からもらった《魔王殺しの聖剣》。今はこの武器の全力を出せないとはいえ十分行けるはず。だが、黒い騎士巨駆をひるがえし、闇の剣でその一撃を簡単に受け止めた。

ボス部屋に散る火花。押し返すように弾かれ、カイトの身体は宙を舞う。

 

カ「(こいつ·····強い·····!!!)」

 

心の中で舌打ちをしながら地面に着地すると、低く身を沈め、再び突進した。体格差がある敵との戦いかたは心得ている。真っ正面から剣を打ち合えば、この装備をつけたとはいえカイトが明らかにに不利なのだ。

 

カ「ならっ‼このまま‼」

 

カイトはそのまま踏み込んだ。黒い騎士は剣を薙ぐ──────

刹那、黒い騎士の剣から光が宿った。

 

カ「····っ!?こ、こいつ⁉ま、まさか⁉」

 

カイトも対抗するために剣を動かす。

黒い騎士が放ってきたのは〈ソニックリープ〉だった。

対抗するカイトからは

 

カ「絶剣技三ノ型〈影月円舞(えんげつえんぶ)〉!!!!」

 

ガキーンッッッ‼

 

───■■■■■■!?····■■■■■■■!!!!!

 

すぐさまソードスキルとして放った絶剣技は黒い騎士の剣を弾いたが、黒い騎士は動くのを止めずにカイトを斬りにかかった。黒い剣の嵐を避けながら、カイトは黒い騎士に肉薄した。

今持っている《魔王殺しの聖剣》と闇の剣は互角の力だ。ソードスキルを放つ隙を与えず、カイトは聖剣を何度も叩きつけた。だが、押しきれない。黒い騎士もまたカイトと同じ技量だった。しかし、カイトとは違い黒い騎士には疲れというものがなかった。

唯一、有利なところといえば───

 

カ「(こいつはAIということだ)」

 

カイトは《魔王殺しの聖剣》を強く握った。茅場に託されたものとはいえこれから相棒となる奴に信頼を託し、 精一杯力を込める。聖剣のまぶゆい閃光を放ち、ボス部屋を完全に塗りつぶした。

 

カ「貴様は、その剣を使いこなせてねぇ!!!」

 

カイトの剣撃が闇の剣を薙ぎ払う。甲高い剣響を響かせ、黒い騎士の巨駆が初めて傾ぐ。カイトの連撃を牽制するために、黒い騎士はソードスキルを放った。

───だがそれはカイトの誘いだった。

ソードスキルは発動した直後に硬直するのは知っていた。その隙を狙ってさらに加速した。眼前で炸裂する剣技。だがカイトは怯まない。放つソードスキルさえわかっていれば《テルミヌス・エスト》の力で弾くことが出来る。白銀の閃光が虚空を薙いだ。一瞬で弾かれる闇の剣。

 

カ「うおおおおおおおおおおおおおお‼」

 

カイトは止まらないここに閉じ込められた人たちのために。薙ぎ払った聖剣を真上に構えると黒い騎士の間合いを旋風のように駆け抜け、その巨駆叩き付けるように跳び一撃を入れる。

 

カ「絶剣技二ノ型〈流星(りゅうせい)〉!!!!」

 

《魔王殺しの聖剣》の一撃が、黒い騎士の兜を粉砕する───!!!

 

《テルミヌス・エスト》の閃光に呑まれ、砕け散る闇の欠片。

 

───■■■■■■■■■!!!!!

 

凄まじい咆哮が耳朶を穿った。眼窩に宿る紅い目がカイトを貫いた。

 

カ「····っ⁉」

 

カイト···いやこのボス部屋にいた全員の驚愕させた。

目の前にあらわれたそぼ姿に、激しい襲撃を受けたのだ。

砕け散った鎧から現れたのは黒い髑髏のような顔貌。

 

カ「なんだ·····こいつは·····!?」

 

髑髏の顔貌が、歓喜に打つ震えるよに黒い息を吐き出した。

 

カ「こいつは、さらにきつくなったなぁ····」

 

うめくように言って、汗を拭くような動作をした。····少し剣が震えている。グレイワース以下とはいえ化け物───これほどのは久しぶりだな。

カイトは相棒の聖剣を強く握り直した。

 

カ「──ほら相棒、頼む。もう少しだけ、力を貸してくれ」

 

カイトがそういうと聖剣が光った気がした。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

俺たちは無力だ····一人の剣士にあの化け物を任せてるのは。助けたいから助けよう──否、助けれない。戦いが激しすぎて手を出すにが厳しい。だから、攻略組は動いたあの剣士を助けるため生きて現実世界に帰るために·····

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

大地に刺さった黒い剣を抜き放つ。

 

カ「うおおおおおおおおおおおおおおっ‼」

 

カイトは白銀に輝く《魔王殺しの聖剣》を構えて突進した。ブーツの底で地えお蹴って加速───一気に距離を詰める。

 

カ「(長期戦は不利だ····体力もあまりない。)」

 

黒い騎士が歓喜にうち震えるように哄笑した。

 

カ「·····自由の身になって、ずいぶん嬉しそうだなっ‼」

 

そんなことをいってる場合ではないか·····

 

すると黒い騎士が攻めてきた。

 

カ「····っ!?」

───■■■■■■■■■!!!!

 

黒い騎士が振ってきた剣を受け止めた。

 

カ「うおおおおおおおおおおおおおおっ‼」

 

カイトの力強い思いに反応したように《魔王殺しの聖剣》の輝きが増した。だが。

 

パキッ───とわずかな音が相棒の聖剣から聞こえた。

激しく散る火花の中、刃にひびが入った音がカイトの耳に入った 

 

カ「····っ!?まさか⁉エストが砕ける⁉」

 

耐久力は結構あると思ったが····さすがにこのレベルは無理か····

 

カ「·····っ‼頼む耐えてくれ‼」

 

叫ぶように、カイトは聖剣を叩きつけた。

光と闇が再び交差する。交差した刃から激しい火花が乱れ跳ぶ。

 

今のままでは勝てないな····

 

しかしここで·····カイトは後ろに跳んだ。

 

キ「全員突進しろ‼タンク‼防御に専念しろ‼誰も死ぬな‼」

カ「待ってたぜ‼キリトたち‼」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

戦況が激しい中、カイトたちの戦いがはじまった。

黒い騎士が憤怒を上げた。

 

───■■■■■■■■■!!!!!

 

キバ「あの剣の防御は任せとき‼」

キ「隙を作ろう‼」

 

キリトたちが剣を構えると、アスナが走り込んできた。

 

ア「私がヘイトを稼いで惹き付けるわ‼」

カ「わかった」

カ「全員聞け!あの剣とはまともに打ち合うな‼並みの剣じゃ対抗出来ない‼あれに抵抗出来るには俺とこの剣だけだ‼」

 

『うおおおおおおおおおおおおおおっ‼』

 

キ「アスナ‼行くぞ‼」

ア「うん‼」

キア「「ハアアアアアアアアッッ!!!」」

 

ガキーン‼

 

────■■■■■■■■!?

 

キ「いっけえええええええええええ‼」

 

キリトが叫びを上げたと同時にカイトは走った。

今の黒い騎士に防御手段はない。

 

カ「これで決まりだあああああああああああ‼」

 

今の俺は行けるな。この剣があるからアレが放てる‼

 

カ「絶剣技」

 

剣術の名前をいう。

 

カ「破ノ型」

 

型をいい。

技を放つ。

 

 

 

カ「〈烈華螺旋剣舞(れっからせんけんぶ)〉!!!!十六連!!!!!!」

 

縦横無尽にはしる無数の斬閃が、ボス部屋にきらめいた。

空中で乱舞する怒涛の十六連撃。

闇の塊となった《魔王の落とし子》の肉体が削ぎ落とされ、崩壊していった。

 

カ「ハァ·····ハァ·····」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーークエストクリア‼

報酬:《真実を貫く剣〈ヴォーパル・ソード〉》

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

《魔王の落とし子》を倒したことで第一層攻略が終了した。損害はあまり大きくなかったものの、大きい存在を亡くした。二度とこのことがないことを祈ることしか出来なかった。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

[アイテム紹介]

 

・《真実を貫く剣〈ヴォーパル・ソード〉》

真名:レスティア・アッシュドール

クラス:魔剣

オマケ:武器進化可能

 

・《魔王殺しの聖剣〈デモンズ・スレイヤー〉》

真名:テルミヌス・エスト

クラス:聖剣

オマケ:武器進化可能

 

・《聖女の羽衣〈《セイクリッド・ロード・オブ・フェザー〉》

オマケ:防具進化可能

 

エクストラスキル:絶剣技─未設定

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー




はあーーーーーー
終わった疲れた
はい、なんとか出来ました一気に階層が飛びます
そこまで書けそうにないからな


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アイエエエエエエ⁉〇〇〇!?〇〇〇ナンデエエエエエエ⁉

迷って迷った結果飛ばすことにしました。
どこまで?中s(ガスッ

カ「ふう····危ない危ない·····危うく本編のセリフとられるところだったぜ····」

ぐ、グフッ‼

カ「チッ···まだ生きていたのか····」

ゑ"ー!?ひ、ひどいよー⁉
ま、まあ本編どうぞ‼


また会ったね!カイトだよ☆ニコッ

 

········まあ、うん気持ち悪いな·····これは····リアルのほうで木綿季に薦められてクラスでやったら皆顔を真っ赤にして倒れてた·····なんだろう····一体·····まあいいや!

これからいままでのことを報告するぜ‼

 

攻略が二十層こえた辺りから《血盟騎士団》というのが出来てアスナがそこに入ったらしい···てか俺も誘われた···なんで俺ねん···ちなみに誘ってきたのはヒースクリフと言うやつだった。第二十五層で《アインクラッド解放軍》が潰滅した正直ざまぁって思った。しばらくして、キリトの雰囲気が変わったことに気づいた。攻略をしていたらキリトが無茶苦茶なレベリングをしていた。しかも倒れた。うわぁ···めんどっておもいっきり言ってしまったのは悪くないと俺は思う。マイホームに連れていってキリトが起きて料理をあげたらスゲー喜ばれた····あれ?お前あのときの何があった?と聞くと空気が変わったから「····何があったかわ知らんが無理はするな。」と俺が言うと、「·····済まない」と言いつつ俺が作った料理を食べ始めた。····何?料理スキルをいれた理由?いつまでも外のを食べてると飽きるから。そして数ヶ月後に三十九層に音楽を歌ってた奴を見つけた。ここのアインクラッドに楽器あったんだな·····探そう····。翌日に暇だったから一人で楽器を弾いてたら何か来た。ユナと言うらしい。「一緒に弾かない?」と言われた。そこで俺が「····何弾くの?」ってめんどくさく聞くとすごく嬉しそうに楽譜渡してきた。ユナが「これこれ‼ねぇねぇ‼一緒にやろ‼」って言うから一緒にやってたら深夜になってて気づいたら人が集まっててユナに聞くと急に抱き着いて来てびっくりしていたら「すごく良かったよ‼」と言われて恥ずかしくて離そうとしたらキリトたちがいてしかも《血盟騎士団》のアスナたちがいて顔がすごいニヤニヤしていてすごくうざかった。

 

キ「ずいぶん仲いいな···」ニヤニヤ

カ「うるせぇぞ··キリト。俺だって望んでこんなことやってねぇよ」

ユナ「むう····君!ずいぶんひどいこというね····って自己紹介してなかったね!私の名前はユナ‼あなたたちは?」

キ「えーとキリトです」

カ「何こんなときにコミュ起こしてんだよ····カイトだ」

ア「血盟騎士団に所属しているアスナです」

 

キリトたちが自己紹介しているとアスナが聞いてきた。

※アスナ以外の《血盟騎士団》は帰りました。

 

ア「ねぇ····あなたここでなんで楽器弾いてるの?」

ユナ「それは私が歌のエクストラスキルをもっているから···あと歌うのが好きだからかな?」

カ「·····いやこっち見ながら言えわれても知らないんだが····」

キ「でもずいぶん長く一緒にやっていたな····」

カ「いや·····だって気づいたらこんな遅くに·····」

ユナ「わー嬉しい‼」ダキュッ

カ「h,HA☆NA☆SE☆」///

 

とこういうことをしていると聞き覚えのある声が聞こえた。

 

?「あー‼カイトが知らない人とハグしてるー‼ボクも負けないから‼」

ユナ「おや?勝負するのかな?おっおっ?」

カ「な、なんで·····ここにいる⁉

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ユウキ‼」

ユウキ「えへへ····来ちゃた☆」

カ「えへへ····来ちゃた☆···じゃあねぇよ‼なんでここにいるんだって聞いてるんだ‼」

ユウキ「正直言うとねボクも知らないんだ····亡くなった人の借りて····やっちゃた☆」

 

ガツン‼

 

ユウキ「~~~~~っ⁉何するの⁉」

カ「何するの?何するのだと?お前だけは来てほしくないと思ってやって来たのに!もしかしたらこの事件に巻き込まれてユウキが死んだとしたらと考えでると怖くて怖くて·····」

ユウキ「·····ボクは大丈夫だよ?ここにいるから安心して?」

カ「ああ·····」

ユナ「そうそう。悲しくなったら私が元気してあげるよ‼」

カ「いらん」

ユナ「ちょっとーー‼」

ユウキ「カイトはここに家ってあるの?空いている部屋とか」

カ「あ、ああ三十七層の海が見える家に空き部屋も幾つか」

ユウキ「じゃあそこ住む‼」

カ「はあっ⁉ち、ちょっとまて⁉どうしてそうなる⁉」

ユウキ「だってカイトと居たいし·····」うるうる

 

くっかわいいから怒れない······!!

 

ユナ「あっ!じゃあ私も」

カ「な、なんでお前まで⁉」

ユナ「私もカイトと一緒に居たいからからじゃあ····ダメ?」

カ「ぐぬぬ····ああ!もう‼好きにしろ‼」

ユナ「やった!!カイト大好き‼」ダキュ///

カ「ひぇあ!?もう‼くっつくな‼」///

ユウキ「あー‼ずるい‼ボクもー‼」ダキュ///

 

キ「····なんかお邪魔みたいだからまた今度作ってくれ。いこうアスナ」

ア「う、うん。あ、待ってキリトくんあの子達とフレンド登録してくる」

キ「了解」

ア「ねえねえユウキさんとユナさんフレンド登録しません?」

ユナ「いいよ」

ユウキ「カイト?フレンド登録ってどうするの?」

カ「·····アスナ頼む」

ユウキ&ユナ「むう·····」

ア「わかったわ」

 

そのあとアスナたちがフレンド登録したあと家に来た。

······本当なんでさ

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

結局きたしこいつら······

 

ユウキ「わー‼大きいね‼海が見えるよカイト‼」

ユナ「本当に大きいねここ」

カ「とっとと入れ」

 

そのあと料理を作るというとユウキはあまり驚かなかったがユナがすごく驚いてきた

 

 

 

解せぬ

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

カ「本当に住むのお前ら····」

ユウキ&ユナ「「うん、だって一緒に居たいし」」

カ「うぐっ···///お、襲ってもしらんぞ///」

ユウキ&ユナ「「カ、カイトならいい///」」

 

ぐはっ····な、なんだ⁉て、天使か⁉

 

 

話し合いの結果一緒に寝ることは避けられたがアピールがひどくなったには別の話。

 

早くこのデスゲームを終わらせたい·····




結局ユナいれちゃったな·····ユウキも·····
まあいいよな‼次回意外な奴と素材集め‼(ユウキとユナを含む)楽しみににしてくれよな‼


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素材集め♪

今回もオリジナル回です‼
ヒ「ふむ···時に作者君?」
なんですか?
ヒ「私は何をするにかな?」
ぶっちゃけ壁です。
ヒ「!?」
カイトはまだキリト同じでまだ一刀だけです。
《真実を貫く剣〈ヴォーパル・ソード〉》と交互に使ってます。
あ、最初はユナちゃんたちは出ません。何か出しずらくて。
あとゲーム設定崩壊です。
ヒント:ハーレムであること

シノンどうしよう入れようかな····よし、入れる‼
なんやかんやで過去のこと考えたんだよね!
タグいれなきゃ(使命感)



[五十層攻略]

カ「絶剣技閃ノ型〈死蝶閃舞(しちょうせんぶ)〉!!!!」

 

カイトが絶剣技でカウンターをした。

 

ガキーン‼

 

ボス部屋に金属音が響いた。

 

カ「キリト‼スイッチ‼」

キ「せえやああああああああああ‼」

 

キリトがすぐさまソードスキルを発動させボスに突撃する。

 

ボス「ぐるあああああああああああ‼」

 

パリン‼

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

カイトは少し休憩したあとキリトの方に向かった。

 

カ「よっ、お疲れ様キリト。ナイスラストアタック」

キ「ああサンキュー」

カ「どうだ?LAは?」

キ「これなんだが····」

 

キリトがそう言いつつ剣を取り出した。

その剣はカイトがもつ《真実を貫く剣》と色が似ていてシンプルな形をしていた。

 

カ「キリトこれは何て言う剣だ?」

キ「《エリュシデータ〈解明者〉》と言うらしい」

カ「ふーん·····」

キ「な、なんだよ····興味無さそうな声を出して」

カ「だって俺的には《真実を貫く剣》のほうが好きだし強いし進化するし」

キ「し、進化するのか⁉」

カ「ん?ああ何かな序盤から終盤まで多分世話になるぜ」

キ「いいなーその剣····」

カ「装備してみていいけど·····」

キ「けどなんだ?」

カ「なんか弾かれるらしい」

キ「は、弾かれる⁉」

カ「意思があるように·····」

 

カイトはそう言い《真実を貫く剣》をボス部屋の天井に掲げると怪しく輝いたような気がした。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーな、なんでこいつがいるんだよ‼

 

カ「ヒースクリフ‼」

ヒ「なんだね?」

カ「なんでくるんだよ‼」

ヒ「見かけたからさ」

カ「そんな理由でくるな‼」

ヒ「ひどいことを言うねカイト君は」

ユウキ「そうだよ‼アスナのところの団長さんが来てくれるんだよ‼」

 

ぐっ····ユウキに言われては

 

カ「し、しかない·····ついてこいヒースクリフ」

ヒ「おや?いいのかい?」

カ「じゃないと危険だから·····俺が···」

ヒ「そ、そうか····聞かないでおこう····」

カ「······そうしてくれ」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

[今現在攻略階層は五十九階層]

 

そろそろきつくなってきたな····《真実を貫く剣》と《魔王殺しの聖剣》·····あと防具の《聖女の羽衣》には·····

んーー

 

っとカイトが考えてるとユウキたちがきた

 

ユウキ「カイト?何考えてるの?」

ユナ「何かずいぶん深く考えてるよのね·····」

 

ユウキたちが聞いてきた。ユウキもユナもレベルが良い感じに上がって最前線でも大丈夫くらいにユウキの装備が変わった時びびったから聞いたら「アスナの知り合いにやってもらったんだよ‼」っとすごい良い笑顔できた。うん。今日のユウキも天使だ。ユナも「聞きたそうね?聞きたいのね?いいよ!聞かせてあげる‼私もその知り合いに新しい楽器を作ってもらったんだ~」っ言ってきた。そんなに嬉しかったのか?それ?と言うとユナがユウキには劣るが良い笑顔で「うん‼」っと言ってきたのでこっちも笑顔で「そうか」と言うと二人に顔が赤くなった?どうしたんだろう?熱かな?

 

ユナ「と、とにかくどうしたの?」

カ「いやな?さすがにこの装備だときつくなってきたから強化しようかと······」

ユウキ「あれそれって強化回数限界じゃなかったけ?」

カ「これ進化をするんだ」

ユナ「えっ⁉進化するの⁉」

カ「ああだから素材を取りに行こうかと····」

 

カイトが行こうかとすると腕が両手で胸に向かってくっるけている二人の姿が·····ん?あれ?

 

カ「お、おい‼はなせ!」

ユウキ&ユナ「「いや‼離さないー」」ギュウー

カ「··············」

 

とても可愛らしくギュウーと抱き締められていた。

こいつらは言っても動かないとわかっているので降参した。じゃないと喰われかけないからな·····

 

カ「·····わかったが危険だったらすぐ逃げろいいな?」

ユウキ&ユナ「「うん‼」」

 

ホントにこいつらは······かわいい奴らだ」ナデナデ

 

ユウキ&ユナ「「んー/////」」とろん···

 

しばらくしているとユウキがクエストについて聞いてきた。

 

ユウキ「カイト?何のクエストするの?」

カ「あ、ああ言ってなかったな······これだ」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

[魔神竜と聖神竜の討伐]

目的:竜二体を討伐する。

報酬:女神の布生地

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ユウキ「これいくの?」

ユナ「大丈夫なの?」

カ「大丈夫だろ······ほら!準備しろ‼」

ユウキ&ユナ「「はーい‼」」

 

本当にやれやれって奴だぜ····

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

着いたな·····

 

ヒ「ここの家かな?」

カ「ああ····ここだ」

ユウキ「どうしたの?だるそうだね?」

ユナ「元気出させようか?」////

カ「いらんからいい」

ユナ「なんでそんなにはっきり言うのー⁉」

ヒ「····君はいつもそうなのか?」

カ「ああこれでクラインをからかってるんだ」

 

クエスト受注中·····

 

カ「·····なんか最初から疲れた長すぎぃ!!!!」

ヒ「本当だね····ユナ君とユウキ君は寝ていたね」

カ「それはそれで癒しだ」

ユウキ「も、もう‼ からかわないでよ‼」ダキュ

ユナ「ふふ····カイトの寝顔も可愛いもんよ☆」ダキュ

カ「ひふぇあ!?く、くっつくな‼」

ヒ「·····行かないかね?」

カ「ほら!行くぞ」

ユウキ&ユナ「「·····はーい」」ショボーン

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ぐるあああああああああああ‼

 

来たか····!!!

 

一体目の名前は《魔神竜〈Malevolent deity dragon〉》と書かれていた。

 

カ「ユナ‼回避を優先的にしながらいつものを‼ユウキは俺と一緒に!ヒースクリフはパリィを多めに頼む‼」

ユウキ「オッケー‼」

ユナ「はいはいー‼了解だよー‼」

ヒ「了解だ····今回の指揮は任せよう‼」

カ「たまには自分で動け!」

 

こいつの攻撃パターンはこうだ。

・爪での引っ掻き攻撃

・空中と地上からのブレス

・突進攻撃

と簡単なのだが·····厄介なのが

 

カ「····っ‼くそっ‼デバフがうざったい‼」

ヒ「確かに厄介だ····攻撃力低下か·····あと少しだが行けるか?」

カ「はん‼誰に言ってる····行けるさ」

ヒ「ユウキ君‼一緒にスイッチを‼隙をつくる‼」

ユウキ「了解ですよーっと‼」

 

カイトは《魔神竜》と言うことで現在〈魔王殺しの聖剣《デモンズ・スレイヤー》〉を装備している。もう一人の相棒を手に魔神竜へと向ける。

 

ガキーン‼

 

ヒ「スイッチだカイト君」

ユウキ「スイッチだよ‼」

 

カ「絶剣技破ノ型〈烈華螺旋剣舞(れっからせんけんぶ)〉!!!十六連!!!」

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

〈CONGRATULATIONS!!〉

そう空中に展開されていた。今回のクエストは二体だからそこまで苦戦はしなかったがデバフが思った以上にカイトたちを苦しめたのだ。

 

カ「うわっきつ‼」

ヒ「ふむ···デバフが体力を奪ったか」

ユウキ&ユナ「「·········ハア····ハア」」グテーン

 

ユウキはわかるがユナまで···

 

カ「····飯にしよう」

ユウキ「うん‼」バッ

ユナ「お腹すいたわ‼」バッ

 

すんごい笑顔····癒される····

 

カ「········」////

ユウキ「どうしたの?顔赤いよ?」ピトッ

ユナ「疲れがでたんじゃない?」ピトッ

カ「だ、大丈夫だ!」

ヒ「········」

カ「そ、そんなことより飯だ飯‼」

ユウキ&ユナ「「わーい‼」」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ユウキ&ユナ「「んー///おいしかった‼」」

カ「お粗末様でした」

ヒ「····カイト君がつくるのか?」

カ「ああ最近料理スキルMaxになったし」

ユウキ「そうなの⁉アスナまだらしいけど⁉」

カ「アスナも?ってああそういうことね?·····キリトの奴····変なところで鈍感なんだから」

ユウキ&ユナ「「····カイトが言うかな?」」

カ「····なんか言ったか?」

ユウキ&ユナ「「いえ‼何でもありません‼」」

ヒ「····次····行かないかね?」

 

すいません····本当にすいません····

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

くおおおおおおおおおおおん‼

今回のクエストの最後のボスの《聖神竜〈St. god dragon〉》と書かれていた。

 

さあ····最終ラウンドだ‼

 

カ「これで決める‼」

ユウキ「うん‼」

ユナ「オッケーだよー····あ、あとでごh「ぐおおおおおお」もう‼」

ヒ「·····っ」こくり

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

クエストクリア

報酬:女神の布生地

ドロップアイテム:サタンクリスタル、セイクリッドゴッドインゴット

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

終わったーん?メール?何々いつの?えーと圏内殺人か······あれ?終わったのか?そして他にはないか····あいつに頼むか····

 

 

 

 

 

 

 

 

 

リズベット武具店へ

※ヒースクリフたちは先に帰って貰いました。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

[リズベット武具店]

カランカラン

 

カ「よーs(ビュン‼)す······」

キ「あっ·····」@二刀流試し

リズ「あっカイト·····」

カ「······かえr「S級」·········」

 

リズベット武具店はすごい気まずい空気になっていた。

 

ア「リーズ‼っ⁉ひぃ⁉」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

リズ「で?なにしに来たの?」

 

あっそうだった

 

カ「良い素材が手に入ったから武器を」

リズ「ああ·····あの意味わからん奴ね····いいわやるわ」

カ「あと防具の方も」

 

といい《女神の布生地》

《サタンクリスタル》《セイクリッドゴッドインゴット》を取り出した。

 

リズ「なにこれ⁉」

カ「クエストで手に入れたやつなんだ 使えるか?」

リズ「誰に言ってるの?」

カ「最高でぜぇリズベットよぉ···」

ア「空気ね·····私たち·····」

キ「言うなよ·····気にしてたのに·····」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

強化完了

《魔王殺しの聖剣》→《魔神殺しの聖剣〈セーント・ディーッティー・サプレッション・ソード〉》

真名:テルミヌス・エスト

 

《真実を貫く剣》→《真実を貫く魔剣〈アディクト・ソード・スルー・ザー・トルース〉》

真名:レスティア・アッシュドール

 

《聖女の羽衣》→《女神の羽衣〈ゴディシジズ・ローブ・オブ・フェザーズ〉》

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

新ニュース

重婚可能化




お疲れ様‼
〈セーント・ソード・オブ・マレボルント・ディーッティー・サプレッション〉長かったから省略しました。
一人だけと結婚して一人がボッチになると言うには寂しいからしました。てかそしたらキリトが····いや聞くまい‼その先は誰でもわかる。
また次回‼次回は青い悪魔かな?じゃあ‼ついにカイト君たちが······


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青い悪魔 前半

やあ作者のエイトです。
本編はあのニュースがきたあとです。
カ「誰がするんだ?重婚なんて?」
それはズバリあなたです。
キリト君たちは今の俺の技術じゃあ厳しいかな
ユウキ&ユナ「!?」
カ「なんだと⁉」
ではどうぞ‼
カ「おいちょっとm」


あ、ありのまま起こったことを 話すぜ。あのあと試し切りをしに行ったんだ。この《魔神殺しの聖剣》と《真実を貫く魔剣》今の階層じゃあ《紫電》を放つだけで死ぬ。オーバーキル感があるんだ。そのつぎが本番だ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ユウキとユナに結婚申し込まれた。

 

カ「ちょ、ちょっと待て⁉どういうことなんだ⁉」

ユウキ「知らないの?なんか知らないけどアルゴさんが重婚出来るらしいっていってたよ?」////

ユナ「あら?知らなかった?ということで早くしなさい‼」///

カ「そうか·····そういうことか····じゃねぇよ‼どういうことなんだ⁉」

 

詳しく聞いてみたらこの重婚は特殊なもののようだ。複数の女性に好かれることで発動するらしい。これまた変なのが来たものだ。ストレージも共有化されるようでいいんだ·····いいんだけど。

 

カ「俺····惚れられるようなことをした?」

ユウキ&ユナ「「う、うん」」/////

 

なにこのかわいい子たちは?何?ここヘブンなの?俺を萌え殺すの?何バカなの?死ぬの?俺が

 

カ「と、とりあえずまた今度な」///

 

ユウキたちがえーと言うが「嫌いになっちゃうぞ☆」って笑顔で言うと静かになった。どんだけだよ····

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

[第七十四層]

あのあと俺とユウキたちは一緒に行くこととなり

 

キ「あれ?カイト?」

カ「あん?あーキリトか?」

ユウキ「やっほーアスナ‼久しぶりだね‼」

ア「うん、そうだねユナさんも」

ユナ「そうだねー」

ア「ね?どう?行けそう?」

 

何いっているのかわからないが何か聞いてはいけない気がした。だってユウキたち·····顔がすごく赤いもん·····気になる。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

カ「さすが、攻略組ナンバーⅡの血盟騎士団副団長様だな」

ユウキ「だよね……やっぱりアスナ強いや」

ユナ「·····どうしたらそんな風になるの?」

 

今目の前では、アスナが骸骨剣士《デモニッシュ・サーバント》と言うmodを相手に一人奮闘している。おいこら何こっちも見ながら言うんだ。否定出来ないではないか。

身長は二メートル近くある、その体に不気味な青い燐光と古ぼけた鎧を装備している。武器は長い直剣と円形の金属盾。一般的な女性プレイヤーからしてみれば恐怖の対象である。簡単にはいってブル◯クじゃなくてホネヤロウだ。

そうこう考えていると、骸骨剣士がソードスキルを発動した。

繰り出されるのは片手剣ソードスキルの四連撃、《バーチカル・スクエア》。

それをアスナは華麗なステップで回避し、それにより大きく体制を崩した骸骨剣士へと反撃を開始した。

 

ア「はぁぁぁ!」

 

アスナは細剣ソードスキル八連続技《スター・スプラッシュ》を発動する

骸骨剣士のHPを三割も削った。そして細剣と相性の悪い骸骨に全弾命中させているのだから、すごいと思う。まあアスナのリニアー以上の速度を出す俺もそうなんだけどリアルでも······

 

ア「キリト君!!スイッチお願い!!」

キ「はああああああああああ‼」

 

アスナが単発の突きを放つ前に、キリトに声をかけて突きを放つ。その突きは骸骨の円盾により防がれるが、重い攻撃をガードした相手は短いながらも致命的な隙を見せてしまう。

骸骨剣士とアスナの間にキリトが飛び込む。

 

キ「せぃ!」

 

そしてキリトは片手剣ソードスキル《バーチカル・スクエア》を放ち、骸骨は結晶となって消える。

出番ないな·····

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

[迷宮区 奥地]

 

カ「なあ····キリト?これはまさかの」

キ「ああ·····ボス部屋だ」

ユナ「カイト?大丈夫?汗だくよ?」

カ「あ、ああ」

ア「ね、ねえ?覗いてみない?」チラッ

 

俺とキリトも少し緊張しているように見える。ここは74層……アインクラットの上層部で今までのアインクラットの常識が聞かなくなり始めている……俺が言ったとおりに『ボスは守護する部屋から絶対に出ないから扉を開けるだけなら問題はない』は今までのアインクラットフロアボスの常識でこの層からは当てはまらないかも知れない可能性がある。

 

カ「念のために全員、転移結晶を準備して·····開けるぜ?」

 

俺がそう言うと四人とも頷いてから転移結晶を用意する。

 

カ「それじゃあ、キリトと俺が開けるから三人は俺達の後ろに待機して」

アスナたち「「「了解」」」

 

三人が一歩下がってから俺とキリトは扉を開けるが

ボス部屋の中は真っ暗でボスが見あたらなかった。

 

ユナ「居ない?」

 

俺はゆっくり一歩ずつ部屋に入っていく

 

カ「ユナ!」

 

部屋に入っていく俺をユウキが止める

 

ユウキ「大丈夫だよ。奥まで入っては行かないし、ボスの姿くらいは見ておかないと攻略の立てようが無いじゃん」

 

ユウキがそう言うと部屋の奥に青い炎が灯る。それから一気に青い炎が部屋に灯っていく。

そして部屋の中央に羊のような角を生やしている蒼い悪魔がいた。手には何やら大きい大剣をもって。

ボス名は《グリームアイズ》と表示されていた。

 

《グオオオオオオオオオオオッ!!》

 

グリームアイズは俺達に向かってそう叫んだ。今回はあまりにも強そうで、俺達だけでは敵いそうになく

 

カイトたち「「「「「うわああああああああああ!!!」」」」」

 

ガシッ

 

ユナ「ちょっと!?脇に抱えてどうするつもり~~~~!?」

ユウキ「わっ⁉な、なにカイト⁉」

 

キリトたちは普通に逃げて行ったが俺はユウキたちを両脇に抱えて走りだし逃げて行った。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

カ「ハア·····ハア····」

ユウキ「ーーーーー」放心中

ユナ「カ、カイト?ユ、ユウキが····」

カ「ん?······あっ」

 

気絶したユウキと何故かユナを一緒に膝枕をしていた。

 

ユウキ「ん~~~~」////@いつ起きたし

ユナ「なかなかいいね☆」

カ「···いいね····じゃなくてこんな野郎の膝枕なんて嬉しくないだろうに」

ユウキ「そんなことないよ~カイトの膝枕気持ちいいよ~」

ユナ「そうそう!さすが私たちの旦那様ね♡」////

カ「ひゃ⁉にゃ、にゃんてことをいうんにゃ⁉」////

ユナ「にゃ、なんてかわいい反応するのね❤」

ユウキ「カイト‼かわいいよ‼」

カ「·····っ‼」

 

キリトたちが話の良いところで区切りをつけて話始めた。

 

ア「……あれは苦労しそうだね……」

 

とアスナは表情を引き締めて言った。

 

ユウキ「そうだね。 武装は大型剣ひとつだけど特殊攻撃アリかも」

 

とユウキが言い、

 

ユナ「前衛に堅い人を集めてどんどんスイッチしてくかないわね」

 

とユナが言った。

 

キ「盾装備の奴が十人は欲しいな……。 まぁ、少しずつちょっかい出して傾向と対策って奴を練るしかなさそうだ」

 

とキリト。

 

ユウキ&ユナ&アスナ「「「盾装備、ねぇ」」」

 

アスナとユウキとユナが意味ありげな視線でこちらを見た。

 

ア「君達、なにか隠しているでしょ」

ユナ「……隠しているわよね」

ユウキ「ボクにも教えて欲しいな?」

 

カキ「「なんで(かな)………」」

ア「だっておかしいもの。 普通、片手剣の最大のメリットって盾を持てることじゃない。 でも二人が盾持ってるとこ見たことない。 私の場合は細剣のスピードが落ちるからだし、スタイル優先で持たないって人もいるけど、君達の場合はどっちでもないよね。キリト君はリズに作ってもらった《ダークリパルサー》を使ってないみたいだしね。カイト君の場合あの剣を交互に使っているみたいけど」

 

ユナ「……あやしいのよね~」ジトー

 

 

俺は軽くキリトを見るとキリトはコクット頷く。

 

カ「まあ、しゃあないな。俺はエクストラスキルの組み合わせでソードスキルは使えなくもないけど使いずらいから片手剣では使わないんだよ。キリトは………知らん」

 

俺がエクストラスキルと俺の使わない理由を話すと三人とも少し驚いていた。

それを見てアスナは、時計を確認した。

 

ア「わ、もう三時だ。 遅くなっちゃたけど、お昼にしよっか」

ユウキ「そうだね」

ユナ「やっほーい‼カイトのご飯が食べられるー‼」

キ「賛成!!」

 

キリトよ····食べ物に素直過ぎないか?

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

俺は手早くメニューを操作し、黒革の手袋の装備を解除して小ぶりなバスケットを出現させユウキとユナに大きな紙包みを渡してた。

中身はハンバーガーに近いサンドイッチだった。

ユウキたちは貰って直ぐにサンドイッチにかぶりつく

 

ユナ「美味しい‼美味しいわ‼カイト‼」

ユウキ「んー····やっぱりカイトの作る料理は美味しいなー」

 

ユウキとユナは感想を言ってきた。隣ではキリトがアスナからもらったサンドイッチにかぶりついていた

 

キ「本当ッ!! 嬉しいな~」

 

アスナは、笑顔で応じた。

 

ア「良かったねユウキ!!」

 

ユウキ「うん!アスナのおかげだよ!」

 

ユウキはアスナに笑顔で応じた。

そんなことをしていたらなにやら向こうから集団がやって来た。

あれって確か……。

 

カ「クライン……?」

 

キ「えっ?」

 

ク「ん?おお!!カイトにキリトとアスナさんじゃないか!」

 

やってきたのはクライン、ギルド風林火山のリーダーだった。するとユナたちの方を見ながら俺に聞いてきた。

 

ク「あ、あの俺クラインと申します。独身です。」

ユナ「あら?お侍さん?よろしくね‼ユナよカイトのお嫁さんよ」

ユウキ「カイトとキリトとアスナの知り合い?ボクユウキ‼ユナと同じカイトのお嫁さんだよ‼」

カ「誰が誰のお嫁さんだ····バカたれ」

ユナ「ん~?照れてんのかな相変わらずかわいいわね」

ク「カイトーーー‼」ガスッ‼

カ「な、なにをするだーーーー‼」

ク「知るかー‼男どもの嫉妬をくらえーーー」

カ「はん‼お前には一番縁が無さそうなことだしな‼」

ク「くそーーーーーーー‼」

 

クラインを俺がからかいながら話しているとクラインらが入ってきたところから再びプレイヤーの一団が、ガチャガチャと乱れた足音を立てて現れた。

 

ア「《軍》だね」

 

とアスナが俺たちに言った。

軍とは第一層で活動しているギルド《アインクラット解放軍》でこのギルドは25層のフロアボス戦で大きな被害を受けて攻略組から撤退して今まで攻略に出てこなかった。本当にバカな奴等だった。だが、ここ最近のギルド交流会で《アインクラット解放軍》内部で内部争いが起きていると聞いた、なんでも現団長シンカーの政策に不満をもつ強硬派が始まりの町の住人に恐喝などのことをしたり狩場の独占などをしているとか……

軍の連中は、俺達とは反対側の端に部隊を停止した。

先頭にいた男が『休め』と言った。

途端、軍のメンバーが腰を下ろした。

軍のメンバーは、疲労の色が見て取れる。

先頭に立っていた男がこちらに向かって近づいてきた。

男の装備は他のメンバーの装備とやや異なるようだった。

男は先頭に立っていた俺に向かって口を開いた。

 

コ「私はアインクラッド解放軍所属、コーバッツ中佐だ」

 

カ「カイトだ」

 

コ「君らはもうこの先も攻略しているのか?」

 

キ「……ああ。 ボス部屋の手前まではマッピングしてある」

 

コ「うむ。 ではそのマップデータを提供して貰おう」

 

当然だ、と言わんばかりの男の口調に皆も少なからず驚いたが、後ろにいたクラインはそれどころではなかった。

 

ク「な……て……提供しろだと!?てめぇ、マッピングする苦労が解って言ってんのか!?」

 

クラインの声を聞いた途端男は片方の眉を動かし、顎を突き出すと、

 

コ「我々は君ら一般プレイヤーの開放の為に戦っている!!諸君が協力するのは当然の義務である!!」

 

ツッコミどころ満載の発言をする。

いや···知らんがな····

 

ア「ちょっとあなたねぇ……」

カ「ククク……ハハハハハハハハハッ!」

 

アスナが文句を言う前に俺が笑い出す

 

ユウキ「カイト?」

ユナ「あなた頭可笑しくなった?」

 

ユウキが笑っている俺を心配そうに見つめていた

ユナはおかしなんことを言った。ユナあとでO☆HA☆NA☆SI☆ね♡

ユナの顔が青くなったのを勘で感じながら言った。

 

カ「寝言は寝て言え!低層で離脱した低ギルドに攻略組最強が従う義務なんてどこにもないねぇ!」

 

コ「なっ、何だと貴様っ!!」

 

俺の言葉にコーバッツは顔を真っ赤にして怒りを露わにした。

 

カ「それになんだ?お前ら軍は俺達一般プレイヤーと違った存在だとでも錯覚してるのか?お前ら軍がアーガスの連中ならまあ、違うだろうな。でもな、貴様ら軍もただの一般プレイヤーなんだよ!一層で解放とか言ってるけど貴様等は何もしてないだろ!証拠にお前の部下は疲れてるだろ!まともな戦闘も出来ずになにがマッピングデータを提供しろだ!その人数で70層代のボスを倒せると思ってるんのかハゲが!」

 

コ「言わせておけば、きさまっ!!!」

 

俺の更なる口撃に男はギリギリと歯を食いしばらせ、俺の《女神の羽衣》の襟をつかんだ。

 

カ「なんだ?怒ったのか?今度は図星を言われて逆ギレか?これだから雑魚はいやだよな。それともし、俺を攻撃したらお前らの評価は駄々下がりだな‼あっもともと低いんだっけ?」

 

コ「くっ」

 

コーバッツは襟は離して無理やり部下を立たせて奥に進んで行った。

 

 

 

 

後半に続く。




やあやあお疲れ様。
エイトだよ‼
戦いに関しちゃあ考えてるんだぜ‼
リアルでも重婚は結構意味あるんです。
須郷といえば皆さんお分かりでしょ?
では次回青い悪魔 後半


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青い悪魔 後半

青い悪魔編
無双回とおめでた回です。
カ「なにがおめでたなんだ?」
わかるでしょ?ユウキちゃん?ユナちゃん?
ユウキ&ユナ「!?」////
カ「な、なあ?教えてくれないか?」
ユウキ&ユナ「し、しらない‼」
カ「あっおい‼」
では本編どうぞ‼
カ「いやちょっとm」


 

安全エリアを出て30分が経過。こういう時に限ってたくさんのモンスターと遭遇してしまい、俺たちが軍の連中に追いつくことはなかった。

 

ク「ひょっとしてもうアイテムで帰っちまったんじゃねえか?」

カ「いや、あれはプライドの高い男だ。ボスを目の前にすぐ帰るとは思えない。」

ユナ「簡単には退く連中じゃないというのは誰でも知ってるころだからね」

 

クラインがおどけて言った言葉を俺とユナはすぐに否定していた。キリトたちも不安が拭えないかさっきからまともに口を開いていない。

そしてその悪い予感は的中する。

 

「あぁぁぁ・・・」

 

かすかに聞こえたそれを悲鳴だと判断するのに時間はかからなかった。

瞬間、俺たちは声のした方向へ全力で駆けた。

 

カ「まったく‼世話を欠かせる連中だ‼」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

カ「·····間に合え!!!!」

 

敏捷パラメーターにものを言わせて全力疾走すると、すでに左右に大きく開いた大扉が見えた。部屋内部に響く金属音と悲鳴が状況の理解を早める。

 

キ「おい!大丈夫か!」

 

キリトが部屋に半身を入れつつ、叫ぶ。

俺はとっさに内部にいる軍の人数を数えるが、二人足りない。なんてことだ······!!くそっ

 

カ「キリト!二人いない!」

 

キ「·····ッ‼」

 

俺の言葉にキリトは顔をしかめる。転移結晶を使って脱出したのならいいがHPを全損させて消滅したとなると状況は最悪だ。何よりあいつだ。そう考える間にも軍の一人がグリームアイズの振り回す斬馬刀に直撃し、吹き飛びながら床に激しく転がった。HPバーは赤色に染まり、危険な状態であることを示している。おまけに俺たちのいる入口と軍の部隊との間で悪魔が暴れており、このままでは離脱することは難しい。

 

キ「何をしている!早く転移アイテムを使え!」

 

床に倒れている男に向かってキリトが叫ぶが、男は絶望したような顔で、

 

軍「ダメだ・・・!クリスタルが使えない・・・!」

 

と叫び返してきた。

 

カ「結晶無効化空間だと!?」

 

予想外のトラップに俺は驚きを隠せなかった。<結晶無効化空間>。迷宮区で稀にあるトラップだがボス部屋がそうであることは一度もなかった。ならさっき確認できなかった二人は・・・俺が最悪の事態を想像したその時、

 

コ「何を言うか・・・ッ!我々解放軍に撤退の二文字はあり得ない!戦え!戦うんだ!」

 

一人のプレイヤーが剣を掲げて怒号を上げているのが見えた。間違えなくコーバッツだ。

 

カ「バカなことをいってんじゃねー‼」

キ「いいからさっさと退くんだ‼」

そこで声をあげていたのはコーバッツであった。剣を掲げ悪魔に対して言った。

俺もキリトも思わず叫んでいた。部下二人が死んでいるというのにあの野郎は今更何を考えているのか。全身に怒りが込み上げてくる。

 

ク「おい!どうなってるんだ!」

 

その時、先ほどおいて行ってしまったクラインたちが追いついてきた。

キリトが状況を説明する。

 

ク「なんとかできないのかよ・・・」

 

カ「·······ッ!!」

 

言葉が出ない。俺たちが切り込めば退路を開けるかもしれないが結晶無効化空間である以上それはあまりにリスクが大きすぎる。

 

コ「全員突撃ッ!!!!」

 

俺が躊躇っているうちに態勢を立て直したコーバッツが突撃の命令を出した。

 

キ「やめろ・・・っ!!」

 

必死に叫ぶが届かない。あまりにも無謀な突撃にグリームアイズが一瞬だけ笑みを浮かべる。

そしてそのまま仁王立ちになると、雄叫びとともに青白い息を吐く。やはりブレス攻撃があったか····!!悪魔のまき散らす息に包まれた軍の突撃が目に見えて遅くなる。

そこにすかさず巨剣による一撃がたたきこまれ、一人がすくいあげられるように斬り飛ばされた。コーバッツだった。

 

コ「有り······得ない·····。」

ゆっくりと動いた口はそう呟いていた。

それだけ言った直後、HPを全損させたコーバッツのアバタ―は不快な効果音と共に無数のポリゴンとなって飛散した。あまりにもあっけなくそれでいて確実に死を感じさせる光景に隣にいたアスナとユウキとユナが短い悲鳴をあげる。

 

ユウキ「だめ····だめだよ·····」

 

かろうじて聞こえたユウキの声。俺は咄嗟にユウキの腕を掴んでいた。

 

ユナ「カイト·····っ!でも······!」

 

早くしないと間に合わない。そう言わんばかりにユウキは俺を見つめる。

 

カ「わかってる。だから・・・」

 

転移結晶を使って脱出ができない以上、選択肢は一つ。誰かがボスを引き付けて戦わないといけない。それも生半可な攻撃ではダメだ。重く鋭い攻撃を与え続ける。ダメージディーラーたる俺のすべてを賭けて・・・

 

カ「ユウキ、アスナ、クライン!10秒だけ時間を稼いでくれ!ユナ‼歌を頼む‼」

 

四人に向き直ると俺は叫んだ。一瞬だけ何のことか分からないという顔をしたが三人ともすぐに

 

ア「うん!わかった!」

 

ク「まかせとけ!」

 

ユナ「わかったわ!」

 

ユウキ「わかった‼」

 

と返事をしてくれた。そして武器を構えるとボスへ向かっていく。まったく頼りになる相棒たちだぜ。

 

ユウキ達が駆けていくのと同時に俺は左手を素早く振って、メニューウインドウを呼び出した。ここからは時間との勝負。鼓動が速くなっていくのを感じながら、俺は指を動かす。装備フィギュアの右手部分に触れる。すぐさまアイテムリストが表示され、その中にある一本の魔剣を選択。すべての操作を終え、OKボタンをクリックしてウインドウを消すと、腰に新たな重みが加わった。

キリトのほうを見やる。俺と同じ結論に至ったのだろう。すでに二本の片手剣を背に装備していた。

 

それだけ確認して、俺とキリトは3人に向かって叫ぶ。

 

カキ「「いいぞ!!!!」」

 

俺たちの声を聞いて、背を向けたまま頷くと、ユウキとアスナは鋭い声とともに、ソードスキルを放った。

 

ア「ハアアアアアアアアア‼」

ユウキ「セイヤアアアアアアアアア‼」

 

美しい残光を引いた二つのソードスキルは、グリームアイズの振り下ろした剣と衝突して強烈な火花を散らした

耳をつんざくような音とともに三人がノックバックし、ブレイクポイントができる。

 

アユウ「「スイッチ!!」」

 

そのタイミングを逃さずに叫ぶと俺たちは敵の正面に飛び込んだ。硬直から解放された悪魔が剣を振り下ろすがキリトが剣をクロスさせて攻撃を弾く。

弾かれたことによってバランスを崩した悪魔の懐に素早く潜り込むと、俺は腰から剣を抜き、攻撃を始めた。

 

カ「はあぁぁぁ!!!」

 

これが俺の隠し技、エクストラスキル<絶剣技>だ。その破ノ型〈烈華螺旋剣舞(れっからせんけんぶ)〉を発動させる。連続十六回攻撃。まばゆい光と禍々しい光を放ちながら剣戟は左、右、上段、下段へと続いていき、悪魔の体全体に直撃していく。そして俺と同時にキリトも<二刀流>の剣技を放つ。飛び散る星屑のような攻撃は悪魔に確かなダメージを与える。たしかスキル名は<スターバースト・ストリーム>。全十六連撃。合計三十六連撃。

 

ここまでの攻防で俺、キリト、悪魔ともに、HPが危険域まで落ちていた。

そしてソードスキルが終了する。俺もキリトもシステムに硬直時間を課せられてしまった。

悪魔はそれを見て勝利を確信したのだろう。勝利宣言ともいえるような雄叫びを上げて剣を俺たちに下ろしてくる。 しかし。

 

グオオオオオオオオオウ!?

 

斬馬刀は俺たちに当たることなく空中で停止した。悪魔は自分の身に何が起きたのか理解できないという表情のまま痙攣している。ギリギリ間に合った・・・!

 

キ「カイト、何を?」

 

キリトが聞いてくるが今は時間が惜しい。麻痺の時間はあと三十秒といったところか。

 

カ「これで方をつける」

 

キ「·····分かった」

 

動けなくなった悪魔に向かってキリトはとどめのソードスキルを発動させた。二刀流上位剣技<ナイトメア・レイン>。先ほどと同じく十六回の連撃。

そしてキリトの最後の一撃に合わせて俺も〈絶剣技〉を放った。〈絶剣技〉として登録した剣技。闇と光を纏い攻撃方法と威力が増した絶剣技破ノ型〈烈華螺旋剣舞(れっからせんけんぶ)〉として変わった絶剣技。

 

カ「破ノ型〈烈華螺旋剣舞(れっからせんけんぶ)〉!!!十六連!!!!電火‼!!!!」

 

攻撃は麻痺によって体の自由を奪われたグリームアイズの腹にヒットし、闇と光の閃光が刻まれた。

 

ゴァァァアアアア!!

 

最後の一撃を受けたグリームアイズはけたたましい咆哮とともに膨大なポリゴンとなって爆散した。部屋中にきらきら輝く光の粒が降り注ぐ。

 

カ「終わったな・・・・」

 

悪魔の消滅を確認しながらつぶやいた。この言葉は今の俺にも当てはまるのだが・・・まあいいか。キリトたちが、何よりユウキが無事だったんだから・・・

 

ユウキ「お疲れ様!カイト!」

ユナ「まったく····心配させないでよね」

カ「·····っ‼」

 

カイトは気づいた。彼女たちが泣いているのを·····。

泣かせたくなかったそんな感じの気持ちと罪悪感で胸の中がいっぱいになっていた。

 

カ「な、なんで·····泣いている⁉」

ユウキ「·····だって····グスッ····カイトが····やられたらどうしようかと·····」

ユナ「本当よぉ·····心配させないでよぉ····」

 

ダキュ

 

ユウキ&ユナ「「!?」」

カ「朝の返事をしよう·····」

ユウキ&ユナ「·······ふぇ?」

カ「我が儘だが·····俺はお前たちと結婚したいと思っている」

ユウキ&ユナ「ふぇ、ふぇえええええええええ⁉」

カ「ダメ·····だろうか?」

ユウキ「·····そんなことないよ···」

ユナ「ええ·····むしろ嬉しいことよ」

カ「ならっ‼」

ユウキ&ユナ「ただし‼」

カ「·······ッ⁉」

ユウキ「ちゃんと幸せにしてね?」

ユナ「捨てたりしたら···来世まで恨むから」

カ「ふふ·····さらっと恐ろしいことを言うなよ」

 

こんな感じで二人と結婚する事になった。クラインはキリトにスキルについて聞いてるらしく残ってた軍の連中は攻略完了の知らせに行ったようだ。しばらくの間俺たちは今出来る限りの時間ずっと抱き合っていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

このままこいつらと一緒にいれることを願おう。

 




はい。結婚。しかもユウキちゃんとユナちゃんと
成し遂げたぜ·····
次はヒースクリフ戦か·····
キリト····君に任せた‼
キ「え、え⁉ちょ、ちょっと⁉どういうことなんだ⁉」
カ「キリト·····任せた‼」
キ「カ、カイトまで·····」
ではまた次回‼ヒースクリフ戦  
デュエルスタンバイ!!!
キ「なんだよ⁉いっt」


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決闘

やります。やってやります
キ「なあ?」
何ですか?
キ「決闘って····」
カ「おい、デュエルしろよ」
はい、始めます。
キ「まっまt」


[ボス戦後]

 

ク「カイの字って何してんだ?」

カ「んー?クラインに縁がないこと····」ギュー

キ「·····何で抱き合ってるんだ?」

ユナ「ふふふ·····♡」

ユウキ「えへへ·····♡」

ア「ユウキ?なにがあったの?」

ユウキ「あのね‼カイトとやっと結婚する事になったの‼」

ユナ「ええ‼やっと結婚する事ができたわ‼」

キク「はああああああああ⁉」

ア「えええええええええええ⁉」

 

 

 

しばらくして新聞が出た。ボス部屋でのこととかキリトの二刀流とか俺とユナたちとの重婚のこととか。まあ、色々書かれていた。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

[エギルの店]

 

カ「キリト····お前大変だな」

キ「カイトの場合は男どもの嫉妬だな····おちおち家で落ち着けねぇ····」

カ「《二刀流》か····すごいな〈黒の剣士〉さん」

キ「お前の《絶剣技》には負けるよ····〈舞姫〉さん」

 

74層突破の報はすぐにアインクラッド全域に伝わった。毎回のことだが伝わるの早いなホント。大方、アルゴあたりの情報屋が号外でも出して広めているのだろうが、いい仕事をする。でも早すぎるぜ····。街で待っている人たちにとってこれ以上はない朗報であり、ゲームクリア出来るのではないかという希望、そして明日への活力になる。

なにやら催しを行おうということになったらしい。最後のクォーターエリアなので、ここらで一息入れようとのこと。まぁ別に良いけどさ、攻略はそんなに慌ててやるようなものでもないし。

 

じゃあ催しって何やんのよとアスナに聞いたところ

 

 

カ「最強を決める大会だぁ?」

ア「そうみたい」

ユナ「つまりどういうことなわけ?」

ユウキ「戦うの?」

ア「なんでも、今のうちに決めてしまおうと言うことらしいよ」

キ「……なるほどな」

 

覚悟しているのだ。みんなも。今度の戦いは死人が出ることは必至だろう。現に、過去にクォーターエリアのボス戦で死人が出なかったことはない。だからこその大会。その人が確かにいたということを刻むために。まぁ、純粋に誰が一番強いのか知りたいっていうのもあるんだろうけどな。それも、あまり考えたくはないが亡くなる前の今がラストチャンスなのだ。

 

キ「いいんじゃないか。アスナは出るのか?」

ア「私はでないというより、キリト君たちはもう出る雰囲気になってるよ」

カ「"たち"?」

ア「カイトくんにキリトくん、団長よ」

 

いわゆる二つ名持ちの連中だ。

 

ユナ「そいつらがいなきゃ始まらないだって。ほんと、自分勝手よね」

ユウキ「でもいいじゃん!カイトの活躍観れるわけだし‼」

ユナ「確かにそうね‼」

カ「お?嬉しいことを言ってくれるじゃないか?」ナデナデ

ユナ「当たり前でしょ?」///

ユウキ「うん‼そうだよ‼」///

 

と、辟易とした表情を浮かべる。けどよ、ユナとユウキ?緩んだ口元が隠せてないぜ。

 

まぁ、それでも

 

カ「俺だって負けるつもりはねぇよ」

 

ユナ「ていうことは出るのね?」

 

カ「こうも挑戦的じゃあな、受けるしかないだろ、男として」

 

男って本当に難儀な生き物ですよね。女性にこうも言わせて断れるわけないじゃん。見た目がアレだけど·····

 

ユナ「絶対勝ってよね‼勝たないと許さないから‼」

 

うん、いい覚悟だね。でね、そろそろ目を逸らしたいんですよね。結婚した女性とはいえ目を合わせるなんてことは俺には相当レベルの高いミッションでして、もう恥ずかしさMAXなんですわ。しかし、ここまでやられて目を逸らすわけには……あ、コイツ、からかってやがる。さっきまでの挑戦的な目はどこへやら、コイツ面白いわー見たいな目をしてる。俺を使って遊んでやがる。

チクショー、いいだろう、俺だっていつまでもやられっぱなしじゃないんだ。俺は少しずつユナの方へ顔を近づけていく。ユナはギョッとした表情を浮かべ、次第に顔が赤くなっていった。俺は既にゆでダコになっているだろうけどな。ほら、どうした、逃げないとこのまま接触しちまうぞ。主に一部分が。手を軽くバタバタ動かしつつも目を逸らそうとしないところには流石の精神力の強さを感じる。

そして残りほんの数センチという所まで来たところで覚悟を決めたようにゆっくりとユナが目をつむった。それが何を意味するか。

え、ちょ、待って、ごめん、本当にするつもりじゃないんだけど。何で待ち受けてんの?

もっと、こう、ビンタするとかさ、抵抗すると思ってたのに。え、良いの? しちゃうよ? 倫理コードとか無視してしちゃうよ? あっ結婚してたんだった·····キリトたちいるけど·····

据え膳食わぬはなんとやら、男、カゼハヤカイト、行きます!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あのあと恥ずかしくなったので家で愛し合いましたまる。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

大会は明日か····ヒースクリフにちょっと聞いてみるか····何故こんなことをし始めたのか····それが謎でわからない····いい気回だ。えーとヒースクリフ話しがしたいからちょっといいか?っと······あ、来た····いいだろう。kob本部まで来てくれ·····か·····よしっ‼

そんなことをしているとユナが話しかけてきた。

 

ユナ「あら?何してるの?」

カ「ん?ああちょっとヒースクリフのところにな」

ユナ「ふーん····わかったわ気おつけてね?」

カ「おうわかっt····んむぅ⁉」

ユナ「はむっ····れろっ····ぷはっ···ふふ行ってらっしゃいのキスよ❤」

カ「やれやれ····行ってくる」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

[Kob本部 ヒースクリフの部屋]

 

ヒ「ひさしいな·····カイト君。君の剣の素材を取りに行った時以来だな」

カ「そうだな」

ヒ「で?話しというのは?」

カ「······何が目的だ?」

ヒ「······何が?というのは?」

カ「惚けるな····何故急にこんな大会のようなものを始める?」

ヒ「目的····か」

カ「·············」

ヒ「目的というよりは賭けだね」

カ「·····賭け·····だと?」

ヒ「そう····君たちを我が《血盟騎士団》に入れるためだ」

カ「·····っ⁉」

ヒ「キリト君たちとはすこし前に話しをしてね···そしたらキリト君の方から『こっちが勝ったらアスナを脱退させてくれ』と言うものだから代わりにこちらからはキリト君が入って貰うことにしたよ。」

カ「ならば何故俺と戦いたいんだ?」

ヒ「同じユニークスキル·····同じ剣士としての気持ちだよ」

カ「あんたもお人好しだな」

ヒ「·····なんのことかな?」

カ「さあな?では失礼する」

ヒ「待ってくれカイト君······結婚おめでとう」

カ「ふんっ」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

まあなんかかんやで大会当日になったわけだが·····

 

カ「志気を上げるっていうからKoBの幹部クラスの数人しかいないと思ってたのに・・・・・」

ユナ「ざっと5000人以上いるわね。SAOにいるプレイヤーの9割はいるんじゃない?」

キ「おかしいだろ・・・・・・皆暇なのか」

ア「失礼なこと言わないの」

 

SAO全体のことを考えるってこういうことか。なにが『何名かのプレイヤーが見学にくる』だよ。目立つとかそういう次元じゃなくなってるだろうが。

 

ユナ「ヒースクリフも凄い事考えるわねー。ユニークスキル同士の戦いなんて皆興味あるに決まってるじゃない」

カ「俺はユニークスキルもって持ってなくてもやらされそうだな」

ユナ「カイトはカイトでユニークスキルみたいなもんじゃない。戦い方を生で見たとき本当はそういうスキルなんじゃないかと思ったわよ」

カ「残念ながらスキルが付く前は全部自力だ」

カ「普通に正面きって戦おうって言ってくれば、別に断りゃしないのにな」

ユナ「それってカイトの推測でしょ? 私にはヒースクリフがそれだけの理由でカイトを指名するとは思えないけどね」

カ「いや、あの人の思考回路は意外と子供っぽいぞ。自分の要望を通すための手回しが異常に上手いだけで」

ユナ「それが怖いのよ・・・・・。何にしてもちゃんと警戒すんのよ! あんたが負けたらまた交渉とか言い出すかもしれないんだから!」

カ「はいはい」

ユウキ「大丈夫だよ‼カイトは負けないから‼」

カ「おう‼そうだそうだ」

ユナ「その自信は何処から来るのよ····そんなカイトも大好きよ‼」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

俺は戦いの準備を済ませるため、ユウキとユナを連れて闘技場のフィールドへと繋がる入場ゲートまで移動する事にした。先にキリトが戦う事になっているから、キリトとヒースクリフの決闘は入場ゲートのところから見せてもらおう。

 

ユウキ「あれ?あそこにいるのってキリトとアスナじゃないかな?」

カ「ん? あー確かにあの色合いはそうだな」

 

ユウキの言うとおり入場ゲートの近くには2人の人影が見える。片方は真っ黒で片方は白と赤の服を着ているのが見える。キリトとアスナは遠目でも色で判断できるから楽だな。

 

ユナ「あんた友達を色合いで判断するんじゃないわよ」

カ「黒の剣士なんていわれてるんだからいいだろ」

 

俺とユウキとユナが話しながら2人に近づくと、声が届いたのかアスナも俺達に気が付いた。

少し不安そうな顔をしていたが、俺とユウキとユナを見るといつものアスナと同じように笑いかけてくれた。

 

ア「カイト君、ユウキ、ユナ、おはよう」

ユナ「おはようアスナ」

ユウキ「おはよう‼アスナ‼」

カ「アスナはキリトの付き添いか?」

ア「うん。私の所為でこんな事になっちゃったから」

 

アスナの所為というかどちらかと言うとヒースクリフの所為なんだが·····

 

カ「それはともかく、もうすぐ出番だろ。勝算はあるのか?」

キ「・・・正直分からない。けど、アスナの今後がかかってるからな。負けられない」

ア「ごめんねキリト君。私の所為でこんな事になっちゃって・・・・」

キ「何度も言うけど、俺がやりたくてやってるんだ。安心しててくれ」

ア「・・・・・ありがとうキリト君」

 

ちょっと気を抜いたらすぐこれだよ。

何なんだこいつらは。試合前に俺のメンタルを壊しにくるんじゃない。というかお前も試合前なんだから緊張感を持て緊張感を。

 

カ「・・・・負けてしまえばいいのに」

キ「ちょっ!?カイト⁉」

カ「冗談だ冗談·····0%ほどな」

キ「100%本気かよ⁉」

カ「はいはいわかったから、そろそろ出番だぞ。さっさと行って来い」

キ「お前なぁ・・・・」

カ「変に緊張してると余計に上手くいかないだろ。どうせ意味の無い賭けなんだから気楽にいけ気楽に」

キ「意味が無い賭け? アスナの今後を賭けた大事な勝負だろ?」

カ「あー・・・・・・」

 

アスナも俺の言っている意味がよく分からなかったらしく、小首をかしげている。

本当にこいつらこの賭けに意味が無いって事に気が付いていないらしい。半ば予想してたとはいえいっそすがすがしいな。ヒースクリフの作戦大成功じゃねえか。変なところで勘はいいのに·····

 

カ「まあいいや、じゃあ本気でやって来い。出来るだけヒースクリフを追い込んで次の俺に楽させろ」

キ「ひどい理由だな・・・・・」

ユナ「あんた純粋に応援できないの?」

ユウキ「カイトらしいけどね!!」

 

好き勝手に言ってくれているが、正直なところキリトに頑張ってもらわないとキツイのも事実だ。

キリトが頑張っている内に色々情報集めないとな·····俺までギルドに入れられたらまじで堪らん····

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

簡単に言おう。キリトの負け

最後のヒースクリフは早すぎる·····!いくら何でもあれは·····!

 

ユナ「あーあ負けちゃった····」

 

気づいて無いのか·····そろそろ行くか····

 

ユウキ「あっ‼カイト行くんだね?はい‼勝利のキス‼」

カ「んっ····」

ユナ「ほらっこっちも」

カ「はいはい·····んっ····」

ア「頑張ってね?」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

とうとう俺の出番がやってきた。やってきてしまった。

うわっくそ面倒っ‼

 

カ「本気でやる気が出んな」

ヒ「これから戦う相手の前で言う事かね?」

カ「これから戦う相手があんただから言ってるんだ」

 

ついさっきまでキリトが立っていた闘技場のド真中に今度は俺が立っている。

正面にいるヒースクリフと軽口を叩きあいながら、観客が落ち着くまでデュエル開始を待っている状態だ。

それにしても、なんでSAO最強クラスのプレイヤーとのデュエルをこんな大勢に見られなければならんのだ。へたしたら思いっきりボロ負けする様をこれだけのプレイヤーに見られると思うと憂鬱だなー。

 

ヒ「こちらの戦いも、上質な物にしたいがね」

カ「じゃああんたにとって、キリトとの戦いは上質だったわけか?」

ヒ「ふむ。少々手違いはあったが概ねそういっていいだろう」

カ「手違い・・・・ねえ」

 

どうにも含みの有る言い方をする人だ。俺の中の疑惑が大きくなるから辞めて欲しいんだけど、前々からこんな言い回しだから深く考えないようにしよう。

 

ヒ「観客も少し落ち着いたようだ。そろそろ始めよう」

カ「·······ああ」

ヒースクリフから決闘申請が届き、俺はYesのボタンをいやいや押す。

カウントダウンの音を聞きながらだが俺の考えをまとめよう。

 

9....

8....

7....

6....

5....

4....

 

さっきキリトがしてたみたいな、あんなレベルのクオリティを。

簡単にガードし勝利した。

 

3...

2...

1...

 

キリトみたいに正面からぶつかったって瞬殺されるに決まってる。

だったら策を練るしかない。情報を集めれたのはキリトとの1試合分だけだが、1つだけ作戦は組みあがった。それが上手くはまれば何とかなるだろう。

 

0...!!

無機質な機械音が試合開始の合図を告げた。

 

「先手必勝じゃぁ!!いけ!エスト‼」

 

試合開始の合図と同時に、俺は左手に持っていた《魔神殺しの聖剣》をヒースクリフめがけてぶん投げた。

 

ヒ「なっ・・・・!?」

「「「はああああああ!?」」」

 

流石に予想外だったのか、ヒースクリフが驚愕の声をもらすのが微かに聞こえる。ついでにさっきまで俺がいた入場ゲートのあたりからも3人の絶叫が聞こえるが、こっちは知ったこっちゃ無い。俺の投げた《魔神殺しの聖剣》はまっすぐとヒースクリフの顔辺りに向けて飛んでいっている。

両利きとは言えさすがに不安だったがひとまずは成功。

自分で投げた《魔神殺しの聖剣》を追いかけるようにして俺自身もヒースクリフめがけて走り出す。《魔神殺しの聖剣》に追いつく事は不可能だが、どちらかと言うとAGI寄りな俺のステータスなら距離をつめる事くらいならできる。

 

ガキィ!!

 

っという音と共に《魔神殺しの聖剣》がヒースクリフの盾に防がれる。

完全に予想外の攻撃だっただろうにしっかりと防御をしているあたり流石だが、俺の目的は《魔神殺しの聖剣》で攻撃する事じゃない。というか多分投げられた《魔神殺しの聖剣》に当たったところでダメージなんか大したものじゃないだろうし、これはあくまでも準備段階だ。

さっきの試合で気が付いた事の一つ目。こいつは完璧な防御でキリトの攻撃を防いでいたが、それは反射神経で防いでいたわけじゃなかった。キリトみたいなめちゃくちゃな反応速度を持っている訳じゃない。この人は『敵の攻撃を有る程度予測してから行動するタイプ』のプレイヤーだ。

 

だったらこの人が予想して無いことをしてやればいい。先手からトリックプレイでこの人に考える時間を与えない!

 

カ「そんでもって・・・・!」

 

気が付いた事二つ目。この人は予想外の攻撃が来た時に初めて『反射的に盾を出す』。さっきの試合でもキリトの攻撃スピードに対して判断が追いつかなかった場面が何度か見て取れた。そのときの防ぎ方は『とっさに盾を出した』って感じの不自然な防御で、キリトが最後に盾を弾いたのもそんな防御をした後だった。

付け加えると、その時この人は、その時盾の後ろに顔を隠すこと。つまり一瞬だけ相手を見ることが出来なくなる瞬間が出来る!

・ヒースクリフが予想していない攻撃で隙を突いて『反射的な防御』をさせる。

・その防御中に顔を盾の後ろに隠させる。

 

ここの二つはとりあえず成功。本番はここから、タイミングがすべての一回勝負·····

気が付いた事最後の1つ。この人は盾ごしに相手を見るときは必ず左上からだ。

反射的に盾の後ろに顔を隠した後なら、必ず相手の様子を確認するために左上から顔を出すはずだ。

俺にキリト並みの攻撃力はあるにはある。盾をはじいて攻撃を当てる事は不可能ではない。

だったら盾で防げない攻撃をしてやる。狙うのはヒースクリフの盾の左上、ヒースクリフが顔を出すであろうこの一点。顔を出した瞬間に魔剣がそこを通過するように攻撃するしかない!

 

カ「ここが····あめぇぞ!!」

 

右手に持った魔剣で突きを放つ。

絶剣技スキルに突き技があるがただの突きになので読まれる可能性がある、初撃決着モードで顔に攻撃が当たるのなら問題ない。

このタイミングならいける。さっきのキリトの試合を見て図ったタイミングとドンピシャだ。ヒースクリフが盾からこっちを除く瞬間に一撃入るはず・・・・・

 

ガキッ‼

 

カ「····ッ!!」

ヒ「フッ‼」

カ「うおっ⁉絶剣技三ノ型〈影月円舞(えんげつえんぶ)〉!!!」

 

ヒースクリフからの攻撃を防ぐために急いで《絶剣技》を発動させて防いだ。

 

カ「早すぎるって····!!」

ヒ「···········」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こんな感じの攻防が続くが時間切れでドローになった。




なんかすげぇ長くなった····
キ「くそぉ···負けた···」
ア「キリト君は頑張ってくれたよ···でも一緒のってあれ?」
キ「ん?どうしt····あれ?」
キア「一緒?」
カ「やれやれ····やっとか」
お疲れ様です。
では日常回はどうしよう·····ユイちゃんとの面識は持たせたいし····
あとSAOは少しです‼
次回朝霧の少女と舞姫たち(仮題名)


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朝霧の少女と舞姫たち

ユイちゃんと面識を持たせるために作りました。 

ジョジョネタあるかも使い方にも間違いあるかも


キリトがあのギルドに入って数日したら····あいつらやっと結婚したそうな。そういうわけで

 

カ「行くか」

ユナ「何処に⁉」

カ「いや?キリトのところに」

ユウキ「何しに行くの?」

カ「お祝い」

ユナ「最初から言いなさいよ····」

ユウキ「準備するから待ってー」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

[キリトたちの家]

 

キリトたちがいる家の前に来た。

カ「おーい‼キリト‼アスナ‼いるかー⁉」

 

ダダダ····

 

キ「だれd·····ってカイトたちか」

カ「ようきr·····」

ユナ「カイト?いっt·····」

ユウキ「二人ともd·····」

 

俺たちは固まった。キリトの腕のなかに女の子が抱かれていた。女の子が純粋な目でこっちを見ながら言った。

 

女の子「パパ·····この人たちは?」

キ「ん?ああこのひt······」

 

そこからキリトの声が聞こえなくなった····と言うより

 

カ「な、なぁ?」

ユナ「·····何かしら?」

カ「ユウキもだが·····何肩掴んでる?」

ユナ「······この世界ってできたのね?」

カキ「えっ⁉」

ユウキ「····と言うものだから·····来て」

カ「いやーーーー!?ま、待てぇいは、はやまるなぁ⁉」

ユウキ&ユナ「·········ふふふ」

カ「ノーーーー‼こ、怖い!?キリト‼た、助けて‼お、俺このままじゃ殺される‼」

キ「·········」

 

 

 

 

 

 

 

とりあえず話し聞くことになりました。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

カ「つまり?」

ユナ「出来たのではなく?」

ユウキ「森で拾った?」

ア「う、うん」

キ「そ、そういうことだ」

カ「このあと何処に行くのか?」

 

キリトたちがしばらく考えたあとに

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

キ「始まりの町」

 

パパーママー

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

[始まりの町]

初めてここでデスゲーム宣言されて約一万人の人たちが絶望した場所でもある。俺が怪訝な顔をしていると

 

ユウキ「どうしたの?」

カ「·····あ、ああユウキは知らないのか」

ユナ「······カイト」

カ「·····ここはなデスゲーム宣言された場所なんだ」

ユウキ「·········」

ユナ「·····いくわよ····追いかけなくちゃ」

 

そういいキリトたちを追いかけると教会についた。

キリトが索敵をしてるようだ。

 

キ「·····ああ、人はちゃんといるようだ」

カ「なんか警戒されているようだ」

ア「わかるの?」

ユナ「カイトはみょうにすごいのよね·····」

ユウキ「それがカイトだよ」

カ「それ誉めてんのか?」

ユナ&ユウキ「もちろん」

カ「なんか嬉しくない」ムスッ

アキ「······アハハ」

 

「おっ保母さんがキたぞー」

 

そう路地から聞こえてきた。なんとも不愉快な声を発するz····おっととりあえず行くか。キリトたちも気になるようで一緒についてきた。

 

保母?「子供たちを返してください‼」

カ「保母さんとやら気よ付けな信じるなよ‼そいつらの言葉を‼誰だって顔してんで自己紹介させてもらうぜ‼俺h」

ア「·····カイト君私がやる」

カ「アッハイ」汗

ユウキ「·····アスナ僕も行くいいね?カイト?」

カ「アッウン」汗

子供「大丈夫なのかよ⁉」

キ「安心しなあーしても姉ちゃんは強いんだぞ」

ユウキ&アスナ「ハアアアアアアアアアアア‼」

 

 

ギャアアアアアアアア‼マ,マテ⁉オ,オイ‼オマエラナニシテル⁉タスケロ‼ウワアアアアアア‼

 

まだ続くようですもうしばらくお待ちください。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

「貴様らー‼覚えてろー‼」

カ「おう!三秒だけ覚えておくよー」

ユナ「早くない⁉」

ユウキ「カイトだからね」

キ「最近そんな言葉聞くなぁ····流行語と言う訳でアルゴに言うか」

カ「キリト······殺す」

キ「なんでぇ⁉」

ア「いまのはキリト君が悪い」

キ「ゑー⁉そんなー⁉」

 

タヒネー‼

イ"エ"エ"エ"エ"エ"エ"エ"エ"エ"ア"ア"ア"ア"ア"

 

カ「どうだおまえら?お姉さん強いだろ~?」

ユイ「··········」

カ「ユイちゃん?」

ユイ「・・・皆の・・・心が・・・」

カ「へ?」

ユイ「皆の心が・・・皆の・・・」

 

ユイはそう言い空に手を伸ばし何かを呟いている

 

カ「おい?ユイ?どうしたんだ!おい!」

 

ユイの様子が変だ キリトの方を見るとびっくりしていた何が起こったんだ?

 

ユウキ「ユイちゃん?何か思い出した?」

ユナ「なんか大丈夫?」

ユイ「私は・・・私は・・・」

 

ユイはキリトの洋服を力強く握りしめている

 

ユイ「ここには····いなかった·····ずっと·····暗い場所に·····」

キ「ユキ・・・・・・?」

ユイ「うっ・・・・・・あぁぁぁぁぁぁ!!!!」

 

ユイが叫ぶといきなり周りにノイズが発生した 耳を抑えようとして少し腕の力を緩めてしまいその拍子にユイが背中から落ちようとしていた

 

カ「アッガッ⁉ぐぅっ····」

キ「しまっ!」

ア「ユキ!!」

アスナはユイを慌てて抱き抱えた。一体何が·····!?

 

キリト「何だったんだ・・・今の・・・」

ユナ「ユイちゃん?!大丈夫!?」

 

ユイ「・・・・・・・・・」

 

ユイは少し目を見開くと気絶してしまった

 

ア「ユキ・・・・・・」

キ「何がどうなってんだ・・・・・・・・・」

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ウオーカッケー

 

保母さん「ありがとうございます。助けてもらって」

 

聞いたところ 軍の奴らが小さな子供3人を恐喝し 納税と称しアイテムや金を巻き上げようとしているらしい

そこを辞めさせようと1人の女の人が軍に立ち向かったようだ だったら女の人にそこは加勢するのが俺らだ。

 

カ「すっごい盛り上がり様ですね・・・」

ユナ「カイトが敬語を使った⁉」

ユウキ「そこに突っ込む?」

 

ここには沢山の小さな子供達がいる サーシャさんはそんな小さな子供達を保護してここで皆と暮らしているそうだ

沢山の子供がいるだけあって教会はすごい盛り上がりだ

 

サーシャ「毎日こうなんですよ?・・・・・・ユイちゃんの具合は大丈夫ですか?」

キ「おかげさまですっかり元気になりましたよ」

アスナ「ユイちゃんはもう大丈夫です」

サーシャ「今までにもこんな事があったんですか?」

ア「私達も・・・22層の中で・・・」

 

カ「どうやら・・・2人とも記憶を失ってるみたいで・・・」

 

サーシャ「まぁ・・・」

 

ユウキ「それで始まりの街にこの子達を知っている人はいるのかなって思って・・・」

 

キリト「何か心当たりはありませんか?」

 

サーシャ「・・・・・・多分始まりの街で暮らしてた子では無いと思います・・・」

 

サーシャ「デスゲームが始まり 皆が心に大きな傷を負いました 私はそんな小さな子供達を保護してここで一緒に暮らしてるんです 毎日困ってる子はいないか探してるんですがユイちゃんの様な子は見た事が・・・・・・」

キ「そうですか・・・」

 

こんこん 教会にノックの音が響いた

 

サーシャ「あら 誰かしら」

 

扉を開けてみるとそこには軍であろう女の人が立っていた

 

「初めまして ユリエールです」女の人はユリエールと名乗った

 

ユウキ「軍の人・・・だよね・・・」

ユナ「軍の奴らがなんのようかしら?」

アスナ「昨日の件で抗議に来たって事ですか?」

ユリエール「とんでもない その逆です お礼を言いたいくらいです」

 

俺達は疑問に思い顔を合わせた

 

ユリエール「今日は皆さんにお願いがあってきたのです」

 

ユウキ「お願い・・・・・・?」

ユナ「なんですって?」

 

突如訪問した軍のプレイヤー ユリエール お願いしたいと言っているが一体何を・・・?

 

カ「落ち着けまず先に話しを聞いてやれ」

 

とにかく俺達はユリエールさんの話を聞いてみることにした・・・・・・・・・

 

ユリエール「元々私達ギルドの管理者 シンカーは今のような独善的組織を作ろうとしたわけでは無いんです ただ、情報や食料をなるべく多くのプレイヤー達で分かち合おうとしただけで・・・」

 

キカ「だけど、軍は巨大になり過ぎた・・・」

ユリエール「はい、内部分裂が続く中、台頭してきたのがキバオウと言う男です」

カ「······ッ‼」

 

『ワイはキバオウっちゅうもんや!』

『何でディアベルはんを見殺しにしたんや!!』

 

キバオウ・・・確かそんな名前の奴だ・・・・・・

 

ユリエール「キバオウ一派は権力を強め、効率の良い狩場の独占をしたり、調子に乗って徴税と称した恐喝紛いのことすら始めたのです」

 

ユリエール「でも、ゲーム攻略を蔑ろにするキバオウを批判する声が大きくなり、それをどうにかしようとキバオウは配下の中で最もハイレベルなプレイヤー達を最前線に送り出したのです」

 

ユウキ「コーバッツさん・・・・・・」

ユイ「私たちがあの時来る前に死んでしまった・・・?」

ユウキ「うん・・・・・・」

ユリエール「結局作戦も犠牲が出て、キバオウは大きく批判の声を受け もう少しでギルド追放まで追い込めたのですが・・・・・・追い詰められたキバオウはシンカーを罠にかけるとゆう強行作に出たのです」

カ「強行作って・・・」

ユリエール「はい・・・・・・シンカーを・・・・・・ダンジョン奥深くに置き去りにしたのです・・・・・・」

一同「「「「っ・・・・・・!!」」」」

キリト「転移結晶は・・・?」

アスナ「まさか手ぶらで!?」

ユリエール「彼は良い人過ぎたのです キバオウの丸腰で話し合おうと言う言葉を信じ・・・3日前に・・・」

カ「3日!?あのあのとんがりコーン野郎・・・!!!」

ユナ「と、とんがりコーン⁉」

ユウキ「それで、シンカーさんは?」

ユリエール「やはりハイレベルなダンジョンの奥深くなので・・・身動きが取れないみたいで・・・全ては副官である私の責任です・・・ですが・・・とても私のレベルでは突破できませんし、キバオウが睨みをきかせる中軍なんて宛には・・・・・・」

 

ユリエール「そんな中です、恐ろしく強い4人組が街に現れたとゆう話を聞きつけお願いに来た次第です」

 

ユリエール「キリトさん、アスナさん、カイトさん、ユウキさん、ユナさんどうか・・・・・・私と一緒に・・・シンカーを救出に行ってくれませんか?」ユリエールさんはたち上がると俺らに頭を下げた

アスナ「・・・私達に出来る事なら 力を貸して差し上げたい と思いますでもこちらであなたの話の裏付けをしないと・・・」

ユリエール「無理なお願いだって言うのは分かっています・・・!!でも・・・今彼がどうしているかと思うと・・・・・・もう・・・おかしくなりそうで・・・・・・!!」ユリエールさんは涙ながらに話す

 

カ「やれやれ····アスナ ····裏付けどうこうなんざ関係ねぇ 俺はユリエールさんに力を貸すぜ」

ユリエール「カイトさん・・・」

カ「ユリエールさんの気持ち 俺にはわかります 大事な人が今 無事かどうかすら分からない・・・そんなの辛いですよね・・・」

ユイ「お父さん! 私も力を貸すに1票だよ!!」

アスナ「2人とも・・・・・・」

ユイ「それにね 私には分かるのその人の言っていることは本当だってね」

 

カ「へ?ユイちゃんそんな事分かんのか?」

ユイ「うん!上手くは伝えられないけど・・・分かるの!」

キ「・・・・・・疑って後悔するよりは 信じて後悔しようぜ アスナ 行こうぜ 俺らだけでなくカイト達もいるんだ何とかなるさ」

ユナ「むしろ敵がかわいそうね」

アスナ「相変わらず呑気な人ね・・・・・・分かりました 私達で良ければ力をおかしいたします」

ユウキ「ボク達も力になります!」

ユリエール「ありがとうございます・・・!」

キリト「ちょっとお留守番しててない ユイ」そう言ってキリトはユイちゃんを撫でる

 

ユイ「や!ユイもいく!」

 

サーシャ「ユイちゃん私と一緒にお留守番しましょ?」

 

ユイ「いや!」ユイは精一杯 首を横に降る

カ「おぉ・・・これが反抗期ってやつか・・・」

ユウキ「カイト!何言ってるの!ユイちゃん今から行くところは危ないから・・・」

ユイ「むぅ~」ユイちゃんはキリトの腕にしがみついた

 

ユイちゃんはキリトにしがみついて行きたい!と言っている 連れてきたいけど危ないしな・・・ 反抗期の子供を持った親ってこんな気持ちなのか・・・

 

ア「ユイちゃん・・・・・・」

カ「こうなった子供には適わないのが親だ・・・しゃあねぇ・・・連れてってやる」

ユウキ「カイト!?」

ユナ「えっ⁉バカなの⁉死ぬの⁉」

カ「後半····お前な」

ユナ「ふぁ⁉」

 

俺がユイちゃんに振り向き

 

カ「たーだーし これを付けてくれよ」

 

俺は首に掛けていたエギルから貰ったネックレスをユイちゃんに掛けてやった

 

ユイ「何これ?」

カ「それはな?お父さんとお母さんの気持ちがこもったお守り お前をきっちり守ってくれるぞ 行く代わりにそれは絶対に付けること!じゃないと連れてかないぞ?」

ユイ「連れてってくれるの!?わーい♪」

ユウキ「カイト⁉」

カ「心配すんな 絶対守りきるからさ お前もユナも」

ユリエール「では、準備が整ったら言ってください 私がその場まで案内します」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

[第一層黒鉄檻]

 

ア「でもまさか始まりの街にこんな場所があったなんて・・・」

キ「βテストの時にはこんな場所無かったぞ?」

カ「へぇ~キリトですら知らないんか」

ユリエール「上層攻略の進み具合によって開放されるタイプのダンジョンなんでしょうね キバオウはダンジョンを独占しようと計画していました」

キリト「専用の狩場があれば儲かるからな」

ユリエール「それが 60層クラスの強力なモンスターが出るので殆ど狩りは出来なかったようです」

カ「所詮バカはバカなのだぁ·····」

 

少し歩くとダンジョンの入口についた

 

ユイ「うわぁ~」ユイちゃんはキリトから降りてダンジョンの入口を眺めている ユイちゃんは隣で眺めている

 

ユイ「ユイ怖くないよ!」

前に目を凝らすとモンスターが大量にいるのがわかる

カ「·····ッ!!来たぞ‼」

 

そのモンスターの正体は・・・・・・

 

カ「か、カエル?」

 

そう、無数のカエルだった ゲコゲコと鳴き声をあげている

ユナ「····ッ!?きゃあああああああ‼」

ユウキ「!?い、いやぁぁぁ!!!!」ユウキとユナは俺の後ろに隠れると俺に抱きついてきた

 

カ「what?」

 

ユウキ「・・・・・・ボクね・・・・・・あぁゆうの苦手なの・・・・・・」

ユナ「わ、わたしもよ·····は、はやくぅ····あれ倒してよぉ·····」

カ「ぐはっ⁉」

 

な、なんだ⁉て、天使が天使が居るッ⁉これは····!?

 

ユウキは上目遣いユナの弱々しい様子で俺に言ってきてしかも涙ぐんでる

そんないつもと違うか弱いユウキとユナの姿に再度心を射抜かれた俺はすぐに動いた。無意識だった

今すぐユウキとユナを抱きしめ包み込んでやりたい でもユリエールさん達がいる前でそんなこと出来ない

とにかくやっぱりユウキとユナは可愛い改めて自分の嫁だと実感させられた

 

カ「WRYYYYYYYYYYYYY ッッッッッ!!俺が全員ぶっ飛ばしてやる!!見とけよユウキ!!ユナ!!!」

キ「行くぞカイト!」

カ「あ、ちょいと待ったキリトここで一つ勝負しねぇか?」

キ「は?」

カ「どれだけ倒せるか勝負だ‼」

キ「上等だ‼負けないからな‼」

カ「ルールは簡単!!どっちが多くあのカエル殺るかだぁ!!スタート!!!絶剣技初(はつ)ノ型〈紫電(しでん)〉!!!!」

キ「んなっ!?卑怯だぞ!!」

カ「フハハハハハハ‼勝てばよかろうなのだーー‼」

ア「はぁ・・・また始まった・・・」

ユリエール「いつもあれなんですか?」

ユウキ「いえ、今日はたまたまでして・・・」

ア「子供の事になると意地になっちゃって・・・負けず嫌いと言うか単純に馬鹿と言いますか・・・」

ユイ「ねぇね、にぃにぃとキリトさんってどっちが強いの?2人とも」

ユウキ&ユナ「それはもちろん~!」

アスナ「ね~?」

ユウキ・アスナ・ユナ「カイト(キリト君)だよ~!」

ユナ「は?」ユウキ「へ?」

アスナ「あら?」

ユリエール「・・・・・・皆さん仲がよろしいんですね」

 

ユリエールはそう言ってクスっと微笑んだ

 

ユイ「あ~!お姉さん初めて笑った~!」

~数分後~

 

キ「せりゃあ!!」

 

カ「絶剣技三ノ型〈影月円舞(えんげつえんぶ)〉!!!!」

 

ユリエール「・・・・・・それにしても何だかすみません・・・任せっぱなしで・・・」

ア「いえいえ、私達が入ったら多分凄い怒ると思いますし・・・」

ユウキ「子供達も喜んでる事ですしね」

 

ユイ「すごーい♪」

 

ユナ「大分奥に来たけどもうすぐかしら?」

 

ユリエール「シンカーは一定の場所でずっと止まっています 恐らく安全エリアにいるとおもいます そこまで行けば転移結晶が使えますから」

 

カ「いやぁ~狩った狩った~♪」

 

ユウキ「お疲れカイト‼」

 

ユイ「よくやったわねぇ····」

 

カ「おう! んで?」

 

キ「何匹だ!?」

 

カ「んんっと・・・120ってとこかな?」

 

キ「何っ!?負けただと!?」

 

カ「本気!?よっしゃあ!!!俺の勝ちだぁ!!!これで勝ち越しぃ!!!」

 

キ「お前ずるいぞ!!絶剣技を使うなんて聞いてないぞ!!あれ使われたらどうしようもないだろ!」

 

カ「武器の持ち味を最大限に活かしただけです~!大人しく負け認めろ!男らしくねぇぞ?過程など····方法などぉ····どうでもいいのだぁーーー‼」

 

キ「くそ!!・・・・・・けどいいアイテムも手に入れたし良いか」

 

ア「?どんなアイテムなの?」

 

キ「ふっふっふ・・・これを見ろ!!」

 

キリトはそう言ってアイテムストレージから何かを取り出した

 

〈スカベンジトードの肉〉

 

ユウキ「!?ひぃぃぃぃ!!!」

 

ユナ「!?ひゃああああああ‼」

 

ユウキとユナはそれを見るなりまた俺に抱きついてきた

 

ア「な!なによそれ!!」

 

キ「スカベンジトードの肉」

 

その肉はなんかもうグチョグチョ動いてキモかった。

いや、茅場さんここまでリアルにしなくていいですよ····

 

カ「あ~そういやドロップしたわ アレ」

 

ア「あのカエルの肉よね!?」

 

キ「ゲテモノ程上手いってゆうじゃないか~♪ 後で料理してくれよ!!」

 

ア「っ!!絶!対!!嫌ぁぁ!!!」

 

アスナはキリトから肉を奪い取ると投げ捨てた

 

キ「あぁ・・・なにするんだよ!」

 

ア「ふんっ!」

 

キ「くっそ!それなら・・・・・・これでどうだ!!」

 

キリトは恐らくさっきドロップした肉を全部オブジェクト化した

 

ア「ひぃ!!いやぁ!!嫌!!嫌!!いやぁぁぁ!!!!」

 

次々と肉を掴んでは投げ捨てるアスナ

 

キ「ちょ!アスナ!!やめ!!!」

 

ア「いい加減にしてよも~!」

 

キ「貴重な食料がぁぁぁぁ!!せ、せめて一つだけでも!」

 

キリトはラストとなる肉を口に含んだ。んなアホな····

ユナ「む、むりぃ····」

ユウキ「うぅ・・・・・・怖いよぉ・・・・・・」ユウキとユナが抱きつく力はどんどん強まっていく

 

カ「おいおい・・・ユイちゃんに笑われんぞ?」

 

ユウキ「それでも嫌なものはやなの!!!あ!そう言えばドロップしたって言ってたよね!?」

 

カ「カエルの肉?」

 

ユウキ「そう!!今すぐ捨てて!!!じゃないと!!」

 

カ「わかってるさ俺はカエルの肉なんて作らないぜ」

 

ア「や!め!な!な!さ!い!!!!!」

 

キ「あぁ!?ラストの肉が!!」

 

カ「さぁて、捨てるかな~」

 

キ「待てカイト!捨てるくらいなら俺に!!アスナが駄目なら後でエギルの所に・・・」

 

ユウキ「~~~!!!」

ユナ「ファウアアアアアアアア‼」

ユウキとユナは俺から離れるとメニューを開き何かをいじる

少し待つと大量の肉がユウキの手元にあった

ユウキとユナの顔は今にも泣き出しそうな顔だった

多分火事場の馬鹿力で肉を持ってるんだろうな・・・

 

カ「ヘアッ!?」

 

ユウキ&ユナ「欲しいなら・・・・・・全部上げる(わ)!!!!」

 

ユウキとユナはキリトに向け肉を投げた。

 

キ「へ!?ちょ待っ!」

 

キリトは大量の肉の下敷きになった。わぁお

 

カ「やれやれだぜ・・・・・・」

 

ア「自業自得ね!!」

 

ユウキ「・・・・・・・・・」

ユナ「········」

カ「ユウキ?ユナ?」

 

ユウキ「・・・・・・やっぱり気持ち悪い~!!!!!」

ユナ「ふぅええええええええ‼」

ユウキとユナはそう言うとまた俺に抱きついてきた

 

カ「はぁ・・・・・・困ったやっちゃなぁ・・・・・・」

 

ユウキ「うぅ~寒気がしてきた!!」

ユナ「う~カエルはもうイヤァ~~~····」

カ「全く・・・今日はか弱い乙女だなお前は」

 

ユウキ「だってぇ・・・」ユナ「ファウウウ·····」ユウキとユナはうるうるしながら話す

目で俺に何かを訴えているのが分かる

 

カ「はいはい よく我慢したな」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ユリエール「もうそろそろでシンカーの元につきます 急ぎましょう」

カ「大分進んだな・・・・・・」

 

ア「あ!あれって安全エリアじゃない?」

 

俺らの進んでる道の先に光っているエリアがあった そこが安全エリア 何も無ければあそこにシンカーさんがいるはずだ

 

キ「・・・・・・奥にプレイヤーが一人いるな・・・・・・」

 

ユリエール「っ!!!シンカー!!!!」

 

ユリエールさんは安全エリアへと一心不乱に走り出した

 

キ「お、おい!」

 

カ「俺らも行こう!」

 

ユリエール「っ・・・!はぁ・・・!はぁ・・・!」

 

「ユリエール!!!!!」

 

まだ安全エリアには遠いから人物像はよく分からないがとにかく一人のプレイヤーが叫んでるのが見えた

 

ユリエール「っ!シンカー!!!!」

 

キ「どうやらあれがシンカーさんのようだな」

 

カ「やったな無事に発見だ」

 

シンカー「来ちゃ駄目だ!!!!」

 

4人「「「「っ!!!」」」」

 

シンカー「その通路は!!!!」

 

ユリエールさんが手を振りながらシンカーさんの元へと行こうとしてる時 俺の視界にトラップ警戒の文字が現れた

 

カ「っ!くそ!!!」

 

俺はユリエールさんを助ける為 スピードを上げて走った

 

キ「まずい!!」キリトも俺の後を追って走ってきた

 

ア「駄目!!!ユリエールさん!!!!戻って!!!」

 

ユリエールさんが進もうとしてる右の柱からでかい鎌のような物が出てきた

 

カ「間に合えよ!!!」

 

俺はユリエールさんを抱え、鎌に当たらない様、走っていたスピードを落とすため魔剣を地面に突き刺した

 

少しすると黒かった周りの壁には宇宙の様な物が広がり、鎌の持ち主の敵が現れた

 

キリト「大丈夫か!?」

 

カ「うぐっくそっ!ユリエールさんはここにいてください!」俺はユリエールさんを安全とは言えないがまだ安全そうな柱の近くに連れていき俺は敵の元へと駆けた

 

アスナ「2人と一緒に安全エリアに行ってください!」アスナはユイをユリエールさんにあずけた

 

ユリエール「は、はい!」

 

ユイ「お母さん・・・」

 

ユリエール「さ、こっちへ」

 

ユリエールさんが安全エリアに向かったのを確認するとユウキとアスナはこっちに来た

あのでかい鎌の持ち主 それは俺の異名をそのまま使ったような奴だった

 

カ「死神·····てか·····?はんっごたいそうな名前だな····」

 

黒いローブを着て、鎌を持った骸骨 死神そのまんまだった

 

ユウキ「強敵そうだね·····」

ユナ「長期戦の予感ね·····」

カ「いや、ユウキ お前は戻れ」

 

ユウキ「へ!?」

ユナ「ちょっと⁉」

 

カ「今すぐユリエールさんと合流して、ユイちゃんを連れて転移結晶で脱出しろ!!」

 

カ「識別スキルは優先的に上げてるつもりなんだがな····データが見えねぇんだ····多分80····いや、90層クラスのバケモンだ そんなバケモン女に戦わせるわけにゃいかねぇ····」

 

通常、敵の名前の横にはレベルが書いてあるはずなのだがあいつには書いてなかった それは余程今のレベルでは適わないような強敵だと言うことだ

 

キリト「俺とカイトで時間を稼ぐ!2人は早く逃げろ!!!」

 

カ「早く行け!!もたもたしてる暇はねぇ!!!」

 

ア「っ・・・・・・」アスナはユイの方を振り向いた

通常、敵の名前の横にはレベルが書いてあるはずなのだがあいつには書いてなかった それは余程今のレベルでは適わないような強敵だと言うことだ

 

ユウキ「アスナ」

 

アスナ「ユウキも同じみたいね」

ユナ「私もいくわ」

ユウキ「2人をお願いします!!!皆で脱出を!」

 

カ「っ!?ユウキ!!ユナ‼」

 

ユリエール「いけない・・・!そんな「早く!!!」っ!」

 

ユウキとユナとアスナの目線で2人に合図を送り、ユリエールさんとシンカーさんは転移の準備をし、ユウキとユナとアスナはこちらに来た

 

 

カ「抜かしたことを!!!何で脱出しなかったんだ!!!」

 

ユウキ「ボクだってやれる!!!それにテツヤを見離しに何か出来ない!!!!!」

ユナ「援護ぐらいできるわ」

カ「っ····!ユウキ····ユナ···」

 

ユウキ「ボク達ならきっと大丈夫 ね?」

ユナ「すこしは信用してほしいわ」

カ「·····そうだな·····よしっ!ちゃんと付いてこいよユウキ!!ユナ‼」

 

ユウキ「うん!」

ユナ「任せて!!~♪」

キリト「っ!!来るぞ!!!」

 

死神が鎌を振りかぶった時、俺は魔剣と聖剣で自分の身とユウキを守り、ユウキも双剣の前に剣を出してくれて2重のガード体制になった 恐らく生半可な攻撃じゃ破れないはずだ

しかし、思った以上に奴の攻撃は大きく、俺らは吹っ飛ばされた

 

カ「のわぁっ!?」

 

俺は天井にぶつかりそのまま落下した、少し体に振動が残りながらも何とか立ち上がり、パーティーのHPを見る

俺とキリトは辛うじてHPバーのグリーンを保っていたけどアスナとユウキがイエローになっていた

 

ユナ「カイト⁉」

 

カ「っ!!!」

 

キ「ぐっ・・・なんて威力だ・・・!」

 

俺らは最前線で常に戦いを続けた攻略組 レベルも自慢じゃないが恐らく最上位のクラスだろう その俺らですら満タンだったHPがかなりの勢いで減った その攻撃力は並大抵のプレイヤーなら恐らく一撃で死んでしまうような威力を持っていた

まさに死神の名にふさわしいかも知れない

 

カ「!!ユウキは!!!!」

 

ア「っ!敵の前に!!」

 

カ「何っ!?」

 

前を向いてユウキを見るでもユウキは何故か立ち上がってはいなく倒れたまんまだった 指1本と動かず倒れたまんまだ

 

カ「は·····?おい····!ユウキ!!!どうしたんだ!!!!」

 

この時思い浮かんだのは二つ····あの威力でスタンを食らったか重いノックバックが発生したかの二つだった

 

カ「こんな時に・・・!!!!!」

 

敵はユウキに向け鎌を振り下ろそうとした

 

カ「っ!!なめるな骨やろぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!」

 

ユウキのHPはイエローだ・・・・・・あんな攻撃食らったら一溜りもねぇ!!

俺はすぐさまユウキの元へ行き、カウンターの絶剣技を発動したて敵の攻撃を単身で防いだ

カ「絶剣技終(つい)ノ型〈天絶閃衝(ラスト・ストライク)〉!!!!!!」

 

でもやはり俺の体は吹っ飛ばされ宙に浮いた

その拍子に俺のHPバーが一気にレッドに落ちた

 

カ「あっぐぁ·····くそっ·····流し斬れないか·····」

 

こんな所でユウキとユナを失ってたまるか!

やっと守るものたちを見つけたのに‼

まだだ····まだ終わらせない‼

 

カ「絶剣技破ノ型〈烈華螺旋剣舞(れっからせんけんぶ)〉!!!!十六連‼」

 

死神に向かって放たれた絶剣技奥義。だが死神はイエローにはなったが全然ケロッとしていた。

 

カ「はっ····化け物め····」

 

敵は何かに反応すると 俺への攻撃を止めた

 

カ「·······ッ!?」

 

そう、反応したのはユイちゃんだった

ユイちゃんは俺の前に立ち攻撃を止めるように割って入った

 

ア「何で・・・ユイちゃんが・・・!?」

 

カ「っ!!しまっ!!!」

 

今度はユイちゃんに向かって攻撃を仕掛けようとした死神

 

ユイ「大丈夫だよ。お母さん」

 

奴はユイちゃんに向け、鎌を振り下ろした

 

キ「ユイ!!!!!!!」もう見てられねぇ・・・!俺は思わず顔を背けた

けどユイちゃんへの攻撃は通らず防御壁のようなもので守られ、死神は後退した

 

そしてユイちゃんの上に現れたのは《Immortal Object》の文字

 

ユナ「破壊不能オブジェクト・・・ですって⁉」

 

ユイちゃんは敵に向かうと少しずつ浮かんでいき

ユイちゃんは手を前に出すとユイちゃんの周りには炎を纏った剣を取り出した

 

死神に攻撃を仕掛けると死神の鎌はいとも簡単に折れ、剣で斬られると炎の丸い玉に包まれた、そしてその玉は次第に消えていき、最後は花火のように散っていった

 

ユウキ「あ・・・れ・・・?ここは・・・?」

 

ユナ「ユウキ!!!!気がついたのね!!!!!」

 

ユウキ「何がどうして・・・ってユイちゃん!?何でここに!?」

 

カ「もう戦いは終わったんだ・・・・・・それよりもだ・・・・・・・・・ユイちゃん・・・・・・」

 

さっきのあれは一体何だったんだ?破壊不能オブジェクトと現れたと思ったら今度はあの死神を消し去っていったし・・・

 

ユイ「お父さん お母さん 私ね? 全部・・・・・・思い出したんだ」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

俺達は ユイちゃんの話を聞くため 安全エリアまで移動した

 

 

カ「・・・ユイちゃん・・・思い出したんだな・・・昔の事・・・」

 

ユイ「はい・・・カイトさん、ユウキさん、ユナさん」

 

「「っ!」」

 

ユイ「ソードアート・オンラインと言う名のこの世界は一つの巨大なシステムによって支配されています」

 

ユイ「その名前は《カーディナル》 人間のメンテナンスが必要無いこのシステムがSAO この世界のバランスを保っていて、自らの判断によって色々なものが制御されてます」

 

ユイ「モンスターやNPCのAI アイテムや通貨まで、出現バランス、何もかもがカーディナル指揮下のプログラム軍に操作されています プレイヤーのメンタル的なケアも」

 

ユイ「メンタルヘルスカウンセリングプログラム 試作1号 コードネーム ユイ」

 

ア「っ!」

 

カウンセリングプログラム・・・・・・通りで俺がユイを保護した時プレイヤーマーカーも何も出なかった訳だ・・・・・・

 

ユウキ「プロ・・・・・・グラム・・・・・・?ユイちゃんはAIだってゆうの・・・?」

 

ユイ「プレイヤーの皆に違和感を与えないよう、私達には感情無法昨日が取り組まれています」

 

ユイ「つまり私はニセモノ 何もかもが・・・この涙も・・・」

 

ユイの頬を涙が伝う 何度も何度も 俺達からしたら涙は悲しい時流れるものだ でも本当にユイに感情が無いとしたらこの涙は何だ?

 

ユイ「ごめんね・・・アスナさん・・・キリトさん・・・」

 

ユナ「ユイちゃん・・・・・・」

 

ア「でも、記憶が無かったのは・・・AIにそんな事起きるの・・・?」

 

ユイ「二年前 正式サービスが始まった日 カーディナルは何故か私達にはプレイヤーに関する一切の干渉の禁止を言い渡しました 私達はやむ無く プレイヤーのメンタル状態のモニタリングだけを続けたんです」

 

ユイ「状態は・・・最悪と言ってもいい物でした、恐怖 絶望 怒りと言った負の感情に支配された人々 時として 狂気に陥る人もいました」

 

ユイ「本来であれば すぐにでもそのプレイヤーの元は赴かなければ行きません、でも 人に接触する事が許されない 私は徐々にエラーを蓄積させ、崩壊していきました」

 

ユイ「ですが、他の人達とは大きく異なるメンタルパラメーターを持った二人のプレイヤーに気づいたの 喜び 安らぎ でもそれだけじゃない そんなキリトさん達に会いに行きたくて私は それぞれ別れ 皆さんの元に行くため、フィールドをさまよいました」

 

ア「それで22層の森の中に・・・」

 

ユイ「はい、キリトさん、アスナさん 私ずっと 2人に会いたかったんだ・・・おかしいでしょ? そんな事思えるはず無いのに・・・私は・・・ただのプログラムなのに・・・」

 

ア「ユイちゃん・・・ユイちゃんは本物の知性を持ってるんだね・・・」

 

アスナがそう言うとユイは横に首を振る

 

ユイ「私には分からない・・・私がどうなったのか・・・」

 

悲しそうに涙を流す2人の前に行き、話しかけた

 

カ「 ユイちゃん お前達はシステムに操られるプログラムなんかじゃない だからさ 望むことを話せるはずだお前の望みは何かな?」

 

ユイ「私は・・・私は・・・ずっと・・・一緒にいたいよ・・・!お父さん・・・!お母さん・・・!」

 

涙を流しながら俺らの方に手を伸ばすユイちゃんでも言えたね ユキが願ってることを

 

ア「っ・・・!・・・・・・・・・ユイちゃん!!!」

 

アスナはユイちゃんの元へ走ると、そのまま抱きしめた

 

ア「ずっと・・・ずっと一緒だよ・・・!!!!ユイちゃん・・・!!」

 

キ「ユイは俺達の自慢の子供だ・・・離れる事なんかねぇ・・・!」キリトはユイちゃんの元へ行き、2人をそっと抱きしめた

 

3人でずっと 永遠に過ごしていこう そう固く誓った

でも、その誓いは すぐさま破られるものとなった

 

ユイ「・・・ごめんなさい・・・もう・・・遅かったみたいです・・・」

 

ア「へ・・・?」

 

キ「遅いって・・・」

 

ユイ「今私が座ってるこれは、GMに緊急アクセスするために設置されたコンソールなのです。これを使って あのモンスターを消去しました・・・それと同時に 今、私のプログラムがチェックされているの カーディナルの命令に違反した私は システムにとっての異物 すぐにでも消されるのです・・・」

 

ア「そんな・・・!」

 

キ「嘘だろ・・・!?何とかならねぇのかよ!!」

 

ユイ「・・・お父さん お母さん 今までありがとうね これでお別れだよ?」ユイはそう言うと微笑んだ

 

ユイ「ばいばい・・・!お父さん!お母さん!」

 

 

ユキはそう言うとアスナが抱きしめている腕から消え去ってしまった

 

最後にアスナの頬に触れていたユイの手だけが残りその手も次第に消え去ってしまった

 

ア「っ!!・・・・・・そんな・・・」

 

ユウキ「うっ・・・・・あぁぁぁ・・・・・・!!!何で・・・何で!!!」ユウキとユナとアスナがその場で座ると涙が次々と流れ落ちる

 

ユウキたちが泣いたことで 俺はその言葉で今まで溜めていた感情が爆発した

 

カ「上等だぁごらぁ‼カーディナル!!!!いや!茅場!!!!そう毎回毎回······お前らの思い通りになると思うんじゃねぇぞ!!!!!」

 

キ「やるぞ!!カイト!!!」

 

カ「ぶちかますぜぇ‼」

 

俺とキリトは先程までユキ達が座っていたコンソールシステムに手をつけた

 

ユウキ「カイト・・・・・・何を・・・・・・」

ユナ「·····何をするつもりよ」

カ「ユイちゃんが消えてまだそう経って無い!!!その今ならここのGMアカウントでシステムに割り込める筈だ・・・!!」

 

俺とキリトがキーボードを打ち込み 着実とシステムの奥深くまで行けた

 

そしてロードゲージの様なものが満タンになると同時に

その場が光だし 俺とキリトは吹っ飛ばされた

 

カ「ぐっ・・・!」

 

ユウキ「カイト!!!!」ユナ「カイト‼」ユウキとユナは俺の側まで来てくれた

 

ユウキ「大丈夫?」

ユナ「怪我はない?」

カ「ああ·····大丈夫だ·····キリト?どうだ?取れたか?」

キ「·····取れたぜ····これがユイの心だ」

 

 

 

その数日後に抉るようにヒースクリフからメールがきた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『七十五層のボス部屋が見つかった』っと




また長くなってしまった····
カ「ネタ考えるのに頑張ったそうな」
ああ·····書いてたら爆発したんだけどな····
多分この長さないと思います
次回SAO編最終回‼七十五層攻略 前半
お楽しみに‼


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骸骨の狩人

次回最終回と言ったな····ありゃ嘘だ
にしてもいやーつらいですね
カ「何が?」
考えるの····これが投稿がされなくなる理由か
カ「·····なんか他にあるんじゃないか?」
ネタ
カ「あっうん」
ユナ「私は?」
ユナさんはボス戦ではだしずらいんすよ····
ユナ「!?」


カ「偵察した奴らが全滅⁉」

 

偵察に入った部隊が危険になったらすぐさまボスフロアの外で待機している部隊が救援に入る手はずだった…ただの結晶無効化エリアならそれで済むはずだったのだが、偵察部隊が入ったら扉が閉まったというのだ。

押しても引いても、《鍵開け》スキルを用いても扉はビクともせず、開いた時にはプレイヤーは一人もいなかったという事だ。黒鉄宮の名前にラインが引かれていたので脱出出来たわけではない…彼らはこの世界からも現実からも退場したということだ。

これまでの戦いではプレイヤーの安全のための偵察が重要であった。偵察での情報から対策を建てて最小限の犠牲で攻略を進めて来たのだ…俺だって情報無しでの戦いは74層が初めてだったしな…

それが急に出たとこ勝負なんかにされて…

それに今回はそれだけではない。75層のボスという点も問題だ。25層に50層…クオーターポイントと呼ばれる層のボスはこれまでのボスとは一線を越える強さであった。今回もこれまでのボスとは比べようの無い程の強さを持ったボスが現れるだろう。

圧倒的な力を持ったボス、情報無し、脱出不可能…俺たちの心を折るには十分なほどのトリプル攻撃だ…それでも…

 

カ「やらなきゃいけないんだよな…」

 

ヒ「そうだ誰かがやらなければならない」

 

カ「······わかってる」

 

ここで止まってしまったら俺たちが現実に帰れるのは大幅に遅れてしまうだろう。さらに今回のボス戦で全滅したらもはや攻略は諦めることになることになるかもしれない。どっかの誰かさんは攻略組は全プレイヤーの期待を背負っていると言っていたが改めてそれを実感している…正直そんな責任は重たいがな…

そして、これ以上攻略を遅らせて士気が低下することを懸念した血盟騎士団団長《ヒースクリフ》は早急に討伐隊を結成しボス戦に挑むことを提案し他の有力ギルドもそれに賛同した。ボス戦は明日…それまでにやれることはやらないとな…

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

[家]

 

ユナ「ボス戦明日なんだっけ?」

 

カ「そうだけど…急にどうしたんだ?」

 

コイツらとはそれほど長い付き合いでは無いが、なんとなく今日はいつもと違うと感じた。一体どうしたのだろうか?

 

ユナ「そのボス戦って入ったらボスを倒すまで出られないだよね?」

 

カ「ああ、そうだよ」

 

俺がそう言うと口を閉ざしてしまった。しかし、しばらくすると顔を俯かせたまま口を開いた。

 

ユナ「カイトはさ…怖くないの?正直な話死んじゃう可能性の方が高いんのよ…」

 

なるほど…俺のことを心配してくれているのか…別にお前が気にすることでも無いのにな。

すると彼女はさらに口を開いた…その内容は俺が初めて聞く彼女自身の話であった。

 

カ「····早かれ遅かれ人は死ぬんだ····このデスゲームだってそうだ·····早くクリアしないとリアルに身体が持たないかもしれない」

 

だから言うこいつを····ユナを安心させるために

 

カ「だとしてもこのデスゲームで死ぬつもりはないさ····死ぬときは寿命で死ぬさ」

 

俺がそういうとユナは顔をうつむいた後に笑顔でいった。

 

ユナ「ふふふ····何よそれその安心させるようでさせない話しは」

 

カ「むっ結構いい感じに喋れたと思うのに····」

 

ユナ「ふふそんなことないわ!惚れ直したわ‼」

 

ユウキ「何話してるの?」

 

ユナ「なーんにも‼」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

そんなことがあった次の日、俺は75層《コリニア》の転移門広場にいた。ここにいる連中が今回のボス戦に挑む連中だ。時間はまだあるのでもう少しは増えると思うが…

 

ク「おーい‼カイト‼」

 

カ「なんだえーとクラインじゃなくて·····アジ・ダカーハ?」

 

ク「誰がアジ・ダカーハだ⁉」

 

カ「冗談だよ冗談······10割だけな」

 

ク「なぁんだぁ····冗談か····って全部本気かよ⁉」

 

ユウキ「カイトだからね‼」

 

ユナ「便利ね····」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ヒ「皆、今日は集まってくれて感謝する。それでは行こうか」

 

聖騎士ヒースクリフ…コイツの強さは規格外だ。コイツ無しでは壁が崩壊する可能性が高い。久しぶりの出陣だ…聖騎士殿には頑張って貰おう。壁として

 

ヒ「コリドー・オープン」

 

その言葉と共に回廊結晶が起動する。俺たちはその中に入って行ったのであった。

回廊結晶がセットしてあったボス部屋の前に辿り着いたが、正直薄気味悪いな…まあこの先何が起こるのか分からないっていう不安のせいだと思うが…

 

ヒ「それでは諸君、解放の日のために!」

 

「「「「おおおおおおおおお!!!!」」」」

 

ヒースクリフの言葉に周りから大きな声が起こる。本当にあのおっさんはぶれないな…いつも堂々としていて…

俺には真似出来そうに無い、いやそれ以前にしたくない。周りの連中はいつ戦闘が始まってもいいように武器を構える。自分もこの相棒である《魔神殺しの聖剣》と《真実を貫く魔剣》を装備して構える。この緊張感····今まで以上だな。

 

ヒ「戦闘開始!」

 

その言葉に続いて全員がボスフロアに入り扉が閉まる。ついにボスとご対面だと思っていたのだが…

 

『おかしい…ボスがいない』

 

ボスは一向に現れなくて出てくる気配さえ無い。周りは気味が悪い程静かで逆にそれが俺の恐怖を煽っている…昔のホラー映画の演出のようだ。

 

ア「上よ!」

 

アスナの声に従い天井を見上げると骸骨の頭部に骨だけの百足のような胴体、そして両方の手に鎌を持ったモンスターがいた。…名前は《スカル・リーパー》か…本当にホラー映画のような登場をしやがって。貞子かって貞子よりましかな?

 

カ「固まるな!距離を取れ!」

 

《スカル・リーパー》はそのまま俺たちが固まっている場所に急降下している。ヒースクリフの声にほとんどの奴は反応して各々散開したが逃げ遅れた奴が二名…おそらくあいつの姿にビビッてしまったのだろう。

 

キ「こっちだ!走れ!」

 

キリトの言葉に二人はようやく走るが間に合わないだろう。おそらくボスの攻撃が直撃する…しかしどっから見てもあの鎌による攻撃は下手をしたら一発で死ぬレベルの攻撃力を秘めているだろう。開始早々にやらせるかよ!

 

カ「初(はつ)ノ型〈紫電(しでん)〉!!!」

 

キリトの言葉に二人はようやく走るが間に合わないだろう。おそらくボスの攻撃が直撃する…しかしどっから見てもあの鎌による攻撃は下手をしたら一発で死ぬレベルの攻撃力を秘めているだろう。開始早々にやらせるかよ!

てめえの奇襲なんて返り討ちにしてやる!早速俺は本日一本目の絶剣技を使用する。

紫電…その名のソードスキル立ち上げのための動作が最短である技だ。突きでの攻撃だ。

 

kararararararararara!!!!!

 

なんと運の良いことに奴の赤い目に直撃した。そこが奴のクリティカルポイント…まあ目が弱点じゃない奴なんていないと思うが…だったらしく、態勢を崩した奴は床と衝突した。

 

ヒ「!全員ボスを囲め!」

 

流石ヒースクリフ…咄嗟に起きた出来事を冷静に分析してすぐに指示を出した。その指示に従って、未だに硬直している俺以外の連中が全員ボスを囲んで攻撃を開始した。しかし、ボスもあの巨体からは考えられない程の速さで態勢を直し、俺目掛けて突っ込んで来た。

 

カ「!ッち…!」

 

ボスの鎌による攻撃を防ぐ、しかし俺は今更ながらある事実に気づいた。

 

カ「コイツは鎌が二つあるんだった…」

 

ボスの鎌が次から次へと俺を襲い反撃をする隙すら与えてくれない。二刀でもダメージは俺に蓄積してHPは既に黄色を迎えている。

 

ヒ「ふん!」

 

しかしその猛攻は俺とボスの間に入ったヒースクリフによって防がれた。あの攻撃を弾くなんてどんな化け物だよ…まあお陰で助かったのだが…俺はポーションを取り出して飲む。すると俺のHPはゆっくりと上昇していきついには最大値まで達する。さて…戦いは始まったばかりだ。俺はボスに向かって走った。

 

カ「····!!ヒースクリフ‼肩ぁ‼」

 

ヒ「·····ッ!!」

 

ヒースクリフが俺の言葉に反応して肩を差し出した。

 

カ「ユウキ‼」

 

ユウキ「うん‼」

 

俺とユウキは一緒にソードスキルを放つ。

 

カ「絶剣技月ノ型〈十六夜(いざよい)〉!!!」

 

ユウキ「ハアアアアアアアア‼」

 

kararararararararara!?!?!?

 

 

 

 

突然のアクシデントで先制攻撃に成功した俺たちであったが時間が経つにつれて旗色が悪くなってきた。

 

パリーン

 

また一人ボスの鎌の犠牲になってしまった。

このボスは防御力もさることながら最大の問題点はその攻撃力の高さであった。特にあの鎌による攻撃…あれこそが先ほど攻略組のトッププレイヤーをたった一撃で葬ったものである。しかも奴はそれを二つも持っている。それに側面から攻撃しても見た目に合わずちょこまかと動く上に側面の足にも攻撃判定があるので攻撃を当てづらい。正直俺たちは攻めあぐねてた。せめて鎌が一本ならここまで攻めづらくなることはないはずだ。それに俺には奴の腕を一本消せれる技がある。しかし…そいつは相手に当てるのが困難な技だ。

 

カ「せめてあいつに近づけたら…!」

 

しかし、鎌の猛攻を凌いで正面から懐に入るのはたかが火力プレイヤーの俺には不可能だ。

今も正面に立っているが防ぐだけで精一杯だ。そんな時に千載一遇のチャンスが来た。

 

ヒ「行きたまえ。カイト君」

 

難なく二つの鎌をヒースクリフは盾で受け止めて俺に声をかけた。奴の懐はがら空きで隙だらけ…こいつを使うなら今しかない!俺は聖剣と魔剣を取り出した。でもこいつを決めれば俺たちは有利になる。絶対に外さねえ…!

全速力で走って右足を前に左足を後ろに…所定のモーションを行うと闇と光のライトエフェクトを纏った剣が相手の腕の付け根に刺さる。だがまだ終わりじゃない…ライトエフェクトを纏ったままの剣をそのまま射出する。

《絶剣技スキル》最上位火力技の一つ《流星》…この技の特徴は《絶剣技スキル》で硬直時間が短いこと。

高速移動する剣が対象の耐久値を削る事である。

思った通りライトエフェクトを纏って振り下ろされボスを削り硬いものを削る音がする。そして…

 

パリーン

 

ボスの腕は床に落ちて消滅する。これで奴の脅威は半減した。

 

ヒ「全員ボスの腕が再生する前に叩くぞ!」

 

 

パリーン

 

ボスの腕は床に落ちて消滅する。これで奴の脅威は半減した。

 

ヒ「全員ボスの腕が再生する前に叩くぞ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

キ「うおおおおおおお!!」

 

カ「はあああああああ!!」

 

 キリトの《二刀流》のソードスキルとアスナの細剣最上位技の一つ《フラッシング・ペネトレイター》がボスに突き刺さりボスが仰け反る。対してカイトは《絶剣技》破ノ型〈烈華螺旋剣舞(れっからせんけんぶ)〉を放つ。

 

ク「おりゃーーーー!!」

 

エ「うらあああああ!!」

 

そしてクラインの《刀スキル》による連続攻撃とエギルの地面を揺らすような斧の一撃が叩き込まれる。

 

ユウキ「やあああああああ!」

 

「うおおおおおおお!!」

 

ユウキの《片手剣》最上位技の一つ《ベルセルク・カリヴァー》と《血盟騎士団》の攻撃プレイヤーによる様々なソードスキルについにボスは態勢を大きく崩した。

 

ヒ「全員突撃!」

 

そんなチャンスを逃すわけなくヒースクリフの号令で壁プレイヤーも含めて全員がボスに突撃する。

 

kararararararararara‼

 

そうボスが叫び身体を捻らせてきた。

 

グサッ

 

カ「なん····だと⁉」

 

意外ッ!!それは尻尾ッ‼ボスが身体を捻らせて放った尻尾の先端がカイトの身体を貫いた‼鎌ほどの攻撃力はないがその攻撃方法には全員さすがにこれにはびびった。

 

ユナ「カイト⁉」

 

このことにユナは歌をやめてしまうほどことであった。

 

ユウキ「あぁぁ······ぁぁ····」

 

ユウキは攻撃を中断してしまった。

 

ヒ「カイト君‼」

 

キ「カイト⁉くそっ‼」

 

ア「カイト君⁉」

 

kararararararararara‼

 

ボスはカイトを嘲笑うようにみていたが

 

カ「なめるなよぉ······この····」

 

 

 

 

カ「骨野郎がああああぁぁぁああぁぁあぁぁ‼」

 

カイトはすぐさま絶剣技を発動させた。聖剣が尻尾び当たり尻尾が破壊されてカイトが落ちた。

 

ユウキ「カイトッ‼」

 

カ「あぐぅ····ぐがぁ·····」

 

ユナ「早くこれを飲みなさい‼」

 

ユナはカイトに聞いたが問答無用の如くカイトの口の中にポーションを押し込んだ。

 

カ「んぐぅ⁉·······んぐっ·····んぐっ·····ぷはッ‼····た、たすかったぜ」

 

ユウキ&ユナ「カイt····ッ!?」

 

カ「とりあえず抱擁は後だ」

 

ユウキ「·····そうだね····ごめんね、とりみだしちゃった」

 

ユナ「そうね····キリトたちも頑張ってるんだし」

 

カ「さぁ·····ユナの歌も····俺たちの戦いも·····

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

クライマックスだぜ‼」

 

『うおおおおおおおおおおおお‼』

 

ヒ「カイト君‼決めたまえ‼」

 

ク「決めな‼カイト‼」

 

ユウキ「イッケーーー‼カイトーーーー‼」

 

キ「カイト‼行くぞ‼」

 

カ「····ああ‼行くぜ‼二人で最高のスキルを」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『『一緒にぶちかます‼』』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こうして犠牲は少なからずあったが戦いは終わった。

波乱はこれだけでは終わらない。




はい次回までになりましたSAO!!
OSは書けないかもしれないだって記憶が薄れてきたもん書いとこうかな?
カ「そこはお前の自由だろ」
まあそうなんだけどね
ではまた次回END OF THE WORLD


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END OF THE WORLD

WRYYYYYYYYYYYYY

カ「あかんそれDIO様や」

無駄無駄無駄無駄無駄無駄‼

カ「あかんそれどっちかわからん」

はい来ましたたわーSao最終回‼

カ「大丈夫か?」

そろそろ高校で忙しくなるからな更新遅くなるかも

カ「まぁ無理するな」

努力しとくさでは‼どうぞ‼


 

 

スカルリーパーとの戦いは終わった。歓喜の声をあげる者は誰もいなかった。俺たちは体力と精神を大量に使い倒れこんでいた

 

ク「何人やられた…?」

 

クラインがかすれた声で言う。

エ「…12人死んだ…」

 

ク「嘘だろ…」

エギルさんの言葉に俺たちは信じられなかった。

 

ク「あと…25層もあるんだぜ…」

 

エ「俺たち、本当にてっぺんまでたどり着けるのか…」

カ「それに、このクォーター・ポイントでこの強さってことは100層にいる奴って…どのくらいの強さだ…」

クラインさんとエギルさんのあとに俺が続けて言う。

スカルリーパーでこの強さだと100層のボス戦では9割近くが死ぬことになるかもしれない…。この戦いで死んだ人、これから多くの人が死ぬと考えただけでも恐怖を刻み込まれた気分になった。他の人も俺と同じ気持ちだろう…。

 

辺りを見回すとヒースクリフ団長だけが普通に立っていた。さすが、最強のプレイヤーだ…。あの戦いで体力と精神を大量に使ったはずなのに凄いな…。·····?···体力?っと思い出すとヒースクリフのHPをみた。するとヒースクリフのゲージはイエローゾーンではなくグリーンゾーンで留まっていた。とっさにキリトの方を見るとキリトも感じたのかキリトが頷いた。

 

ユイ「····うぐっ····ぐすぅ····どうしたの?」

 

ユウキ「ヒースクリフに何かあるの?」

 

ユウキとユナが抱きついた状態で聞いてきた。

 

俺は決心をつけてユウキたちにいった。

 

カ「·····なにがあっても俺の味方で居てくれ」

 

そう言いユウキたちを離し《魔神殺しの聖剣》と《真実を貫く魔剣》を構える一閃した。

 

カ「······ッ‼」

 

ヒ「·····ッ⁉」

 

ギキィン‼

 

カ「ハッ!!こっちは囮だ」

 

ヒ「····何?」

 

キリトの攻撃がヒースクリフ団長に攻撃する。それに気づいたヒースクリフ団長が盾で防ごうとしたがキリトは軌道を変えて剣を突き刺そうとした。しかし、紫の障壁で防がれた。

 

団員「何なんだ、あれは…」

 

さすがの俺はこれにはびびった。

 

ア「システム的不死…?って、これはどういうことですか、団長…?」

 

キ「この男のHPゲージはどうあろうとイエローまで落ちないよう、システムに保護されている」

 

キリトとアスナの会話から俺は確信した。そう感じた俺はヒースクリフに言ってやった。

 

カ「この世界に来てここに閉じ込められてからずっと疑問に思っていたことがあった。あいつは、今どこで俺たちを観察し、世界を調整しているんだろうって…。でも、俺は単純な心理を見落としていたよ…。『他人がやっているRPGを傍らから眺めるほどつまらないことはない』…そうだろ、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

茅場晶彦…」

 

その場にいる全員が驚く。

 

ヒ「······何故気づいたのか、参考にまで教えてくれないか」

 

キ「最初におかしいと思ったのはデュエルの時だ。最後の一瞬だけ、あまりにも速すぎたよ…」

 

ヒ「やはりそうか。あれは私にとっても痛恨事だった。君の動きに圧倒されてつい、システムのオーバーアシストを使ってしまった」

 

そのままヒースクリフは言いきった。

 

ヒ「確かに私は茅場晶彦だ。付け加えれば、最上階で君たちを待つこのゲームの最終ボスでもある」

 

カ「へー····身近なところにラスボスか····御大層なもんだな茅場晶彦」

 

ヒ「そうだカイト君·····どうだいいシナリオだろ?」

 

俺の言ったことにヒースクリフ団長いや茅場晶彦が答え、キリトの方に顔を向ける。

 

ヒ「最終的に私の前に立つのはキリト君、君だと予想していたよ。二刀流スキルは全てのプレイヤー中で最大の反応速度を持つ者に与えられ、その者が魔王に対する勇者の役割を担うはずだった。だが、君は私の予想を超える力を見せた。まあ、この想定外の展開もネットワークRPGの醍醐味と言ったところかな」

 

カ「····じゃあ俺のスキルは?」

 

ヒ「あれは非常事態のものだスキル名まで決めていなかっただがね·······やるまえにスキル名教えてくれるかい?」

 

カ「······《絶剣技》だ」

 

ヒ「そうか·····《絶剣技》か」

 

団員「俺たちの忠誠…希望を…よくも、よくも!よくも――!!」

 

血盟騎士団の1人のプレイヤーがヒースクリフに攻撃しようとする。しかし、ヒースクリフはメニューウインドウを開き、何かを押す。すると、ヒースクリフを攻撃しようとしたプレイヤーが倒れこむ。麻痺状態か…。

 

ヒ「今、私と戦う権利があるのはキリト君、カイト君だよ」

 

カ「どういうことだ?」

 

俺が問う。

 

ヒ「君たちには私の正体を看破した報酬を与えなくてはな。今この場で不死属性を解除した私と1対2で戦うチャンスをあげよう。私に勝てば、ゲームはクリアされ、生き残った全プレイヤーがこの世界からログアウトできる。どうかな?」

 

キ「わかった…」

 

キリトも戦うつもりだ。

 

ア「駄目よ、キリト君」

 

ク「キリト!やめろ!」

 

ユナ「やめてカイト‼」

 

ユウキ「カイト‼」

 

アスナ、クライン、ユナにユウキが必死に俺とキリトを止めようとする。

 

キ「アスナ、必ず勝ってこの世界を終わらせる」

 

ア「わかった、信じているよ」

 

キ「エギル、今まで剣士クラスのサポート、サンキューな。知ってたぜ、お前が儲けの殆どを中層プレイヤーの育成につぎ込んでいとこと。クライン、あの時、お前を置いて行って悪かった…。」

 

俺もユウキたちのところに行き

 

カ「勝って現実に戻れたら結婚してくれ」

 

ユナ「···ふふそれ····少し早くない?」

 

ユウキ「うん·····まだ結婚出来る歳じゃないでしょ僕たち」

 

カ「あら?じゃあ付き合ってくれ」

 

ユナ&ユウキ「はい」

 

ユウキたちに言ってヒースクリフに向き合う。そうするとキリトがヒースクリフに言った

 

キ「1つ頼みがある。簡単に負ける気はないが、もし俺が死んだら暫くでいい、アスナが自殺できないように計らってほしい」

 

ヒ「よかろう」

 

ア「キリト君!駄目だよ!そんなの、そんなのないよ!!」

 

カ「あ、じゃあ俺の方も」

 

ヒ「了解した」

 

ユウキ&ユナ「!?」

 

アスナさんの叫び声が聞こえる中、デスゲームに囚われたプレイヤー全員の命を賭けた戦いが始まった。

 

キ「ハアアアアアアアアッ‼」

 

キリトが走った。

 

ガキィン‼

 

ヒ「フンッ‼」

 

カ「忘れてるぞ‼」

 

そう言いながらヒースクリフに《絶剣技 初(はつ)ノ型〈紫電(しでん)〉》を放ちながら接近する。

 

ヒ「·····ッ⁉」

 

ギャリィィィ‼

 

カ「ちぃ‼······スイッチ‼」

 

キ「セイヤアアアアアアアア‼」

 

ヒ「ムッ‼」

 

キリトがヒースクリフに接近して剣を振るう。しかしそれも弾かれキリトが焦りソードスキルを発動させた《二刀流スキル〈ジ・エクリプス〉》

 

カ「キリト⁉くそっ焦り過ぎだ‼」

 

そう叫んで接近しようとするが

 

パキィン‼

 

カ「なっ⁉」

 

ヒ「去らばだキリト君」

 

そう言ってライトエフェクトを纏った剣による一撃を放つ。それを動けないキリトが避けられるはずがなくそのまま剣はあいつの体を…

 

キ「な…!なんで!」

 

しかし奴の剣はキリトに当たらなかった。それはキリトの前に麻痺状態で動けないはずのアスナが飛び出しその一撃を代わりに受けたからである。

 

奴の攻撃を受けたアスナをキリトは抱き締める。そしてアスナの体はこの世界で死んだ奴と同じようにポリゴン片になって消えた。なんでこんな事に…!ちくしょう!ちくしょう!

 

カ「ヒ、ヒーーースクリフーーーーーー‼」

 

俺は怒り《絶剣技 終(つい)ノ型〈天絶閃衝(ラスト・ストライク)〉》を発動させる。

 

カ「ハアアアアアアアアッ‼」

 

だがすべて防がれた。

 

ヒースクリフは剣ろ盾を俺とキリトに向けた。

 

ヒ「今度こそさよならだ」

 

ユウキ&ユナ「カイトーーーーーー‼」

 

ザクッ 

 

カ「ガハッ·····」

 

キ「········セイヤアアアアアアアア‼」

 

カ「なめるなああぁぁぁああぁぁ‼」

 

キリトは剣を光らせて俺はヒースクリの剣挟むように剣技を発動させる。

 

カ「絶剣技······!!!!」

 

ヒ「!?」

 

カ「〈天双絶閃衝(ラスト・ストライク・デュアル)〉!!!!!!!!」

 

キリトは叫びながら奴にアスナの細剣を突き刺した。そして…

 

パリーン

 

二人の体はガラスのように砕け散った。俺のHPもなくなってガラス片となり散った。ユウキとユナの方を見ると泣き崩れていた。やれやれと思いユウキとユナに笑顔を向けて『ありがとう』と言った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『全プレイヤーのみなさんにお伝えします。ゲームはクリアされました。現在ゲームは強制管理モードで…』

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

ここは····?

 

『ここはゲームマスターの茅場様が作った場所です。マスター』

 

『ええそうね·····ゲームクリアおめでとうと言えばいいのかしら?マスター』

 

カ「お前らは?」

 

『私の名前はテルミヌス・エストです。つまりマスターの剣です』

 

『私もそうよ。レスティア・アッシュドール。あなたの剣よマスター』

 

カ「ええ·····そうなのか····エスト?レスティア?」

 

エスト『なんでしょう』

 

レスティア『なにかしら』

 

カ「ここがなくなったらお前たちがどうなる?あとマスターはいいカイトだ」

 

エスト『私達は問題ありませんカイト』

 

レスティア『ええノープロブレムね』

 

カ「ん?どういうことだ?」

 

エスト『私達はあなたの剣です』

レスティア『何処でも一緒よ』

 

カ「······そう·····か」

 

意識·······が····う·····すれ·····て····

 

 

 

 

 

『『だから安心して何処へあなたが行こうと私達はあなたの剣。どんな世界でも一緒です。あなたの剣であるために』』

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

知っているようで知らない天井だ·····。

気が付くと俺の視界は真っ暗で頭に何か重いものが載っているような感じがした。筋力が低下しているのだろう…上手く動かせない腕を使ってそれをどける…すると目の前には真っ白な天井に真っ白な壁…ここは病院であろう。にしてもガリガリになっているかと思ったら全然大丈夫なんだな。

 

 

 

こうしてデスゲームが終わった。




やったぜ

カ「お疲れ様だな」

次はALO編です。ここまで読んでくださった方ありがとうございました。

次回次にやるべきこと
お楽しみに‼


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ALO編
アルブヘイム


頑張りました·····今回からfate要素が入ったり精霊魔術が出たりします。

カ「大丈夫か?」

以前問題なし‼タグも大丈夫だ

カ「消されないといいな」

一回消してしまったがな

カ「お、おい」

画面をな押し間違えてな·····

カ「お、おうお疲れ様」

ありがとう。君が女の子であればさらに嬉しかったんだがな

カ「······タヒね」

ザクァ‼

ぐはっ⁉ガクッ

カ「ではどうぞ」@真っ赤


カタカタカタ······

一つの部屋にパソコンを叩く音が聞こえる。

その前に立つものは画面の前で満足げに笑顔を向けたがすぐに顔を軽くかしめた。

 

カ「あ~······ここまでいいんだが·····中にいれるものがないな·····」

 

そう、この俺風早 界斗(カゼハヤ カイト)

SAOはクリアされて現実に戻され多くの者が歓喜した····が戻って来ないものもいた。

カイトはそこで思考を切り替え席を立つ。

 

カ「さて····病院いくか」

 

病院にいく準備を進めた。SAOにログインしその中のデスゲームで会い一緒に行動して攻略したり結婚までしたプレイヤー·····ユナとユウキが未だに目覚めない病院へ。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

病院に着いた俺はまず病室へと足を運んだ。

病室前の札にユウキたちの名前があった。中に入ろうとしたら和人がこっちに来ていた。

 

界斗「キリトか·····」

 

和人「キリトじゃなくて和人な·····」

 

界斗「おっとすまない」

 

和人「にしてもお前のその格好····女の子にしか見えないな」

 

界斗「うっせ気にしてんだ····てかお前もそうだろ?」

 

和人「界斗よりましだな」

 

界斗「とりあえず入ろう」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ガラガラガラ

そんな音をたて病室内に入ると三人の眠り姫がいた。

未だにナーブギアを被り腕に点滴が繋がれていて二年たったと言うのに全然キレイだった。

 

界斗「·········相変わらずだな」

 

和人「·········そうだな」

 

そう続かない会話を続けているとこの病室内に誰かが入ってきた。何回か来て何回も会ったことがあるから面識があるが知らない気配が混じっていた。

 

「やあ、来てくれたんだね。いつもすまないね、カイト君とキリト君」

 

界斗「いえそんなことないです」

 

 その男、結城章三は、二人の手を取って感謝の言葉を述べた。

 

結城父「で?どちらが娘と一緒に居てくれたのかな?」

 

界斗「こっちにいる和人です」

 

和人「娘さんと一緒に居させていただいた改めて桐ケ谷和人です」

 

結城父「そうか······和人君は娘を愛していたか?」

 

和人「········はい」

 

結城父「·····そうか」

 

そう結城父が和人に問いを聞き終えたら少し間が置きアスナの顔を見たあと今度はこっちを見てきた····えっ⁉な、なに⁉なんのよう!?

 

結城父「君はゲーム内で他の·····その木綿季さんと悠那君をどう思っているのかね?」

 

界斗「愛してます」

 

即答。即答であった。さすがに結城父はこんなに早く答えられるとは思っていなかったらしく目を見開いていた。

 

結城父「·······わかった」

 

結城父はしばらく考えてから顔を上げて扉の方を見て言った。

 

結城父「入ってきたまえ」

 

結城父もとい結城章三が言ったあとに一人の男が入ってきた。

 

「はい、こちらが?」

 

結城父「そうだ····和人君に界斗君だ。紹介しようこちらは須郷君だ」

 

「これはこれは‼英雄のカイトさんとキリトさんか‼·····っていけないゲーム名の名前を言うのはマナー違反でしたね」

 

和人「い、いえ大丈夫です······」

 

界斗「··········(こいつ)」

 

須郷「社長そろそろあの話を」

 

結城父「そうだなそろそろ決めないとな·····外で待っている二人と話すといいそのあとにこちらで話をしよう」

 

須郷「はい、社長」

 

ガラガラガラ

と結城章三が病室から出ていくと須郷が口を開いた。

 

須郷「君たちは·····この三人と一緒に暮らしていたようじゃないか」

 

和人「え、ええ······」

 

須郷「今の話だが·····僕がこの三人と結婚をすると言う話なのだよ」

 

和人「!?」

 

界斗「貴様····!!」

 

須郷「知っているだろ?今の現実世界では重婚が可能だと言うことを」

 

和人「昏睡状態を利用するつもりか⁉」

 

須郷「アスナは一方的にこちらを嫌っていてねぇ·····」

 

こちらを見たまま話を続けた。

 

須郷「君達も知っているだろう?SAOのサーバーを今管理しているのは僕の部署だ。

つまり今、明日奈さんの命を握っているのはこの僕という事になる。ならば、少しくらいの見返りがあっても構わないだろう?」

 

和人の顔から色が無くなっていく、ん?アルビノかな?和人に限ってないか·····。

こんな状況でものんきな界斗であった。

 

界斗「さっきから色々話してますけど、俺達が章三さんに告げ口したらどうするんですか?」

 

須郷「私は社長から絶大な信頼を得ているからね、どちらの言葉を信じるかは明白さ」

 

須郷にこう言われて和人は絶望したような顔をしていたが対して界斗は余裕そうな顔をしていたため須郷は上機嫌から不機嫌になった。

 

須郷「····何で余裕そうな顔をしているんだ?」

 

界斗「······余裕?余裕そうな顔だと?そうな顔じゃなくて余裕なんだよ!」

 

須郷「ふ、ふん‼切り札はこっちにあるんだ‼」

 

そう須郷は言い捨てて病室を出ていった。

 

和人「·····界斗どういうことだ?」

 

界斗「·····まぁ待て落ち着け少し待てば分かる」

 

和人「······?」

 

和人と界斗はしばらく愛した者を眺めていると須郷が怒鳴り込んできた。

 

須郷「貴様らあああぁぁぁ!!!!!なぁあにをしたああぁぁ⁉」

 

界斗「さぁな?なんのことかわからないな」

 

須郷「惚けるなああああ‼何をしたら社長があんなことを言う⁉彼女らの意見を聞くためにしばらく結婚の話を延期するなどありえぬものかああああああ‼」

 

よし掛かった·····これでしばらくは安心できるが····

 

須郷「覚悟しておけガキどもめが後悔することになるぞ‼」

 

和人「·····ッ‼」

 

須郷は言葉を言い捨てて病室を再び出ていった。

 

和人「·····界斗‼お前····ッ‼」

 

界斗「ふう······良かった」

 

界斗は安心したあとにすぐに雰囲気が変わった。和人を真っ直ぐにみて言う。

 

界斗「安心するにはまだ早い····」

 

和人「·····ッ‼わかった」

 

すると奴と入れ替わるように扉からノックが聞こえてきた。その時ドアがノックされた。訪ねて来たのは菊岡だった。

 

菊岡「界斗君、アスナ君と木綿季君と悠那君と他のプレイヤーの接続先がわかった」

 

界斗「遅かったな」

 

和人「界斗⁉これはどういうことだ⁉」

 

菊岡「界斗君に任せれてね····やっとまともな仕事ができた気がするよ·····SAO事件ではほとんどいや全然役に立たなかったからね」

 

界斗「で?何処にいるんだ?」

 

菊岡「場所は

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

    アルブヘイムオンラインという場所だ」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

菊岡から場所を聞いた。ナーブギアに繋がれ寝たままと言うことは何処かのゲームにいるかもしれないと言う可能性があるかもしれないと思っていたが·····『アルブヘイム』·····レクトのところが管理してるらしいが·····

 

界斗「これがALO·····か」

 

その手にもつはゲームのケースその表紙です書かれている名前が『アルブヘイム』··と

·····和人に連絡してみるか

プルプルプル

 

界斗「和人か?」

 

和人『界斗?どうしたんだ?』

 

界斗「いや?いつログインするんだろうと思って」

 

和人『今からだが?』

 

界斗「種族どうするんだ?」

 

和人『俺?俺はスプリガンだ』

 

界斗「やっぱり?あれか?」

 

和人『ああ黒いからだ』

 

界斗「そうかそうかブラッキーさん····俺は色的にウンディーネ」

 

和人『まぁ·····会えたら会おう』

 

界斗「ふっそうだな·····会えたらな」

 

和人『ゲーム内でお前が男だ知ったらショックだろうな』

 

界斗「············斬るよ?」

 

和人『悪かったけど怖ぇよ‼』

 

界斗「じゃあゲームで」

 

和人『わかった』

 

pi·····

 

 

 

 

 

 

 

リンクスタート‼

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

プレイヤー名カイト

種族ウンディーネなどにして

細かい設定をカットしていま現在

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

落ちています。

······えっ⁉なにこれ⁉どういうことだ⁉設定終わったら黒い穴が空いて今現在こんな状況です。

いや、訳がわからないよ·····

あっ‼地面がm

 

ズドーーーーン‼

 

痛く·····ないないなんてないからHP~あぶねーー‼

痛みは無いのに今までの癖でくるくる回って数分。

 

カ「ん?洞窟?」

 

洞窟。目の前に洞窟がある。

 

カ「中に入って見るか」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

洞窟内はキレイで整っていた。中は薄暗く肌寒い感じがする。

 

カ「えーと?なにここ?あれ?」

 

しばらく歩いたら石碑があった。

 

カ「石碑·····か?」

 

『この洞窟には二本の剣が封印されている。

一つ剣は魔王が使っていたと言われている····はずの剣。

もう一つの剣は魔王を打ち倒した聖剣·····だと思うもの。』

 

カ「石碑曖昧過ぎるだろ⁉」

 

思わず叫んでしまった。しかし俺は悪くない。こんなことをかかれて声‼叫ばずにいられない‼

 

『この二本の剣を抜けたものはほかの妖精には無い力が授けられるだろう。他にはなんちゃて宝具が使えたり使えなかったり』

 

カ「いやどっちなんだよ⁉」

 

『でも使うと口調変わるだよねぇ~』

 

カ「軽い⁉石碑を書いた奴軽い‼って書いたのは運営か⁉運営なのかーーーーー⁉······最後は?」

 

『結論:強い』

 

カ「それだけかい‼」

 

バッカァンッ‼

 

石碑を蹴り壊した余波で後ろの壁が抉れた。

 

カ「ふー少しオーバーキルだがスッキリした」

 

そして俺はその二本の剣の方へ向く。少し····いやものすごく驚いた·····あの約二年······SAOで世話になった剣ににている‼驚きながらも俺は近づき抜こうとするが

 

カ「抜けない·····あっ」

 

思い出した石碑の最後らへんに詠唱みたいなのが

とても中二臭くて言いたくないが言うしかない‼

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

カ『──旧き聖剣と魔剣に封印されし、気高き精霊よ‼』

 

カイトは続ける

 

カ『──汝、我を主君と認め契約せよ‼』

 

愛している者のため

 

カ『──さすれば我は汝の鞘とならん‼』

 

救うために

 

カ『──我は三度、汝に命ずる‼』

 

助けるために

 

カ『──汝、我と契りを結び給え‼』

 

二つの剣を抜く

すると闇と光の閃光がはぜた。

えっはぜr

 

カ「ぐはっ⁉」

 

どかーん‼

 

カイトはそこで意識を落とした。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

カ「知る···分けない天井だな」

 

言ってみたかったそれだけだ

すると頭上から声が聞こえた。

 

「あら?やっと起きたのね?カイトったらお寝坊さんなのね?」

 

「仕方ないと思います。私達を抜いた衝撃をもろにくららってしまったのですから·····それくらいわかってください闇精霊」

 

「だから膝枕をしてあげてるんじゃない」

 

目が覚めたら美少女が·······

 

「あら?美少女なんて嬉しいことをいってくれるじゃない」

 

「早く離れてくださいこんどは私がします」

 

カ「いや、何をしているんだ?てか誰だ?」

 

「忘れちゃたのかしら?まぁいいわ私はレスティア・アッシュドールよ」

 

カ「!?じゃあお前らは⁉」

 

「はい私達はあなたの剣ですカイト」

 

うぇーーーーーー⁉

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

レスティアとエストと改めて自己紹介したあと目的を伝えた。彼女らも協力してくれるらしい

 

カ「たしかこのゲーム飛べるんだよな?羽はどうするんだ?」

 

レスティア「そこは私に任せて」

 

エスト「私は飛べませんしそもそも羽がありません」

 

またまた数分かけて飛ぶことができた。周りをキョロキョロしたあとレスティアたちを見た

 

レスティア「私は剣なるわ剣精霊さんは?」

 

エスト「私も剣になりますあなたの剣ですし····飛べませんし」

 

·····結構気にしてるようだ。あまり話題に出さないようにしよう。

 

カ「行くか‼」

 

俺は二人に剣になってもらい両腰に着けた途端に急に懐かしさが込み上げてきた。

 

レスティア『どうしたの?急に涙浮かべて』

 

カ「いや懐かしくてな」

 

エスト『そ、そうですか····///』

 

レスティア『剣精霊?なに照れてんの?』

 

エスト『うるさいです‼』

 

カ「·······剣の状態での会話はしないでくれ」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ここらへんにプレイヤー反応があるはずなんだがこの気配は·····

 

「あてて····着地はつぼだな」

 

ふむ·····しばらく見ているか

 

レスティア『いい趣味ね』

 

俺だからな

 

エスト『·····闇精霊なんかなっとくしてしまいます』

 

まぁまぁ良いじゃないか

と剣たちに語りかけながらエストを抜く

 

「セイッ‼」

 

「ぐあああああああ」

 

そろそろでるか····

 

カ「おん?」

 

「ちぃ貴様だけでも‼タヒねーーーーーーーー‼」

 

赤い人──もといサラマンダーの人が斬りかっかてきた。

その状況を見た二人は焦った。

 

カ「行くぜ‼試しのなんちゃて宝具の力を‼」

 

そこでスプリガンの少年は気づいたウンディーネの手に握られている剣を‼

 

カ「なんちゃて宝具発動‼《童女謳う華の帝政(ラウス・セント・クラウディウス)》!!!!」

 

黄金の劇場?いらんご都合主義ってやつだ。

 

赤い人「ぐああああああああ」

 

ズガーーーーーーン‼

凄い剣から発せられた剣圧と共に火柱が上がった。さすがのこの状況にカイト以外唖然とした顔をしている

 

カ「なんて顔をしておる?余は楽しかったぞ?」

 

スプリガンの少年「ま、まさかお前は!?」

 

カ「うむ!余の名はカイトである‼ようやく会えたのー」

 

シルフの少女「な、何者よあなた‼」

 

カ「む?うむ!少女よ‼しかと聞き届けよ‼余のカイトであるぞ‼」

 

シルフの少女「いや·····そっちじゃなくてねぇ······」

 

カ「それよりもじゃ·····キリトでいいのかって戻った····」

 

キ「やっぱりカイト!」

 

シルフの少女「誰なのよ⁉知り合いなの⁉」

 

カ「まぁ知り合いだな」

 

キ「そうだな」

 

 

 

自己紹介しました。剣のことも教えました。エストたちはまだですw

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

カ「なぁリーファ?近い町はない?」

 

リ「そうね~ここからじゃスイルベーンが近いわね」

 

キ「早く行こうぜ‼」

 

カ「てかお前飛べんの?」

 

キ「あっ···お、教えてください」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

[天空]

 

カ「にしてもユイ‼久しぶりだな‼」

 

ユイ「はい‼久しぶりです‼にぃに‼」

 

リ「えっ⁉い、今にぃにって······」

 

カ「ん?ああそうだが」

 

リ「あなた····男なの?」

 

カ「えっ?」

 

キ「はっ?」

 

ユイ「はい?」

 

リ「えっ?·····まじ?」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

[酒場:個室]

リ「つまりあなたたちは世界樹をめざしているにね?」

 

カ「ああ」

 

キ「そこにはどういけばいい?」

 

リ「·····決めたわ‼私が案内するわ‼」

 

キ「しかし······」

 

カ「じゃあ旅する仲間に紹介しなければな」

 

リ&キ「えっ⁉」

 

カ「来な·····レスティア、エスト」

 

リ&キ「はあ⁉」

 

レスティア「どうもはじめましてかしらね?カイトの剣のレスティアよ」

 

エスト「こんどは私です。エストですカイトの剣です」

 

とエスト言いながら膝に座った。「ここは私の特等席です」と言いながら···その可愛らしい行動に反射的に頭を撫でてしまったが·····なんか顔がトロンとしている····満更でもないようだ。

 

レスティア「あら?あなただけはずるいわ」

 

カ「へいへい」

 

キ「いやいや⁉誰なの⁉」

 

リ「そ、そうよ‼その子たちはなによ⁉」

 

カ「えっ?何って俺の相棒?」

 

キ「お、お前なぁ‼なに言ってんだこいつ?みたいな顔されてこな⁉」

 

レスティア「だって事実だもの」

 

エスト「カイトですから」

 

キ「····あぁそうだった」

 

カ「そういうことだ」

 

リ「えっ⁉それで完結するの⁉」

 

カ「まぁ明日頼むぜ」

 

リ「え、ええわかったわ」

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

[キリトside]

 

キ「ユイ?まだ起きてるか?」

 

ユイ「何ですかパパ?」

 

キ「·····カイトの近くいた子たちだがなんなんだ?」

 

ユイ「········あれは正直わかりません」

 

キ「わからない?」

 

ユイ「·····はいAIでありそうでないような感じがするんです」

 

キ「つまりどういうことだ?」

 

ユイ「彼女らはにぃにの剣であり私以上の性能があります」

 

キ「剣が意識を持つと言うのは?」

 

ユイ「そっちのほうがあり得ないです剣がデータが意識を持つと言うのが」

 

キ「まぁカイトだしね」

 

ユイ「そうですねにぃにですからね」

 

キ「俺は寝るよ」

 

ユイ「はい·····一緒に寝ていいですか?」

 

キ「あ、ああいいぞ」

 

ユイ「はい!ありがとうございますパパ‼」

 

キ「お休みユイ」

 

ユイ「はいお休みです。パパ。」




お疲れ様でした。
次回からfateとか出てきますが·····大丈夫ですよね?

ユナ「大丈夫よきっと読者が守ってくれるわ·····多分」

ユナ⁉捕まってたんじゃ····

ユナ「残念だったわね·····トリックよ」

ここからカイトのfate風ステータスです。どうでもいいと言うかたは無視をどぞ(必読不可避)

クラス:セイバー 
真名:カゼハヤカイト
属性:秩序、中庸
呼び名:巫セイバー
性別:男
特技:ほぼなんでもできる
天敵:???
筋力:A 耐久:B+ 俊敏:B++ 魔力:EX 幸運:A 
宝具:EX

スキル

魔族キラー:EX
聖剣ゆえに

精霊魔術:A+
剣を媒介にして放つ特殊な魔術。
ただし放てるのはほとんど攻撃系のものである

家事:EX-
無銘には負けるがその名に恥じない性能を有する。

対魔力:A
ほとんど弾いてしまう対魔力性能
ここまでランクが上がったのは《魔王殺しの聖剣》のおかげである

騎乗:C
言うまでもあるまい

魔力放出:A-
剣を媒介にすることでランクがここまで上がった

カリスマ:B-
死線を何度もくぐり抜け少し指揮をとったことがあるので少しはある

単独行動:EX
ソロで戦ってきたからここまでランクが上がった

直感:A+
死線をk(ry

気配遮断:A++
死線をk(ry

宝具

《魔王殺しの聖剣》ランクA++ レンジ1~99
対城宝具

精霊使いの剣舞で出てきた聖剣
一応そのなに恥じない性能である
Fateにだすならでビームでます。
エクスカリバーに迫る威力かも

《真実を貫く剣》ランクA++ レンジ1~99
対城宝具

これも精霊使いの剣舞にでてきた魔剣
一応これもなかなかの性能である
これもビームでます。
これもエクスカリバーに迫るかも

《伝説の浮遊城〈アインクラッド〉》ランクEX  対界宝具

二本の剣を一緒に振り落として発動する宝具?である。威力的にもエヌマぐらいあると思います






暴走したがいいか····
書いててなんだけどいざ書くときついは頭痛がする····
やったぜ
次回目指せ!世界樹!!


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この世界(ALO)はある噂が流れる

しばらく合宿でなにもできないので出しときます

カ「大丈夫なん?」

い、いけるさ多分

カ「おいこら‼てかまたタイトル違うがな」

いつもそうなると思うなよ!!

カ「─────────タヒね」

ぐはっ⁉

カ「──────どうぞ······」


目が覚めたエストとレスティアと話し合いしたり剣のことを話したりしたな······。

なんかエストの目がキラキラしとていたのは可愛いと断言しとう‼んー絶剣技とかリアルじゃあ銃弾を弾いたぐらいだしな·······あっちゃんと木刀だよ?·····

こっちもだめか······まあこのことはいつか話しをしよう·····目が覚めたら

 

カ「知って····る天井だはそりゃ·····」

 

『なにを言っているの?』

 

カ「はえぇよ·····ハッキング出来んのかよてかするなよ·····」

 

レスティア『かなり苦労したのよ?いままでにないくらい』

 

カ「そりゃあ俺が作ったファイヤーフォールだからな····てかエストは?あいつなら来そうだが?」

 

レスティア『なんてもん作ってんのよ·····あの子なら置いて来たわ······』

 

カ「飯作るか·····」

 

レスティア『あら····ご飯食べるの?私も食べたいわ』

 

カ「·········ボソッ(その願いはその内叶うよ」

 

レスティア『?なんか言った?』

 

カ「いいや?なんでも」

 

レスティア『なんか気にくわないわ』

 

カ「ふふふ」

 

レスティア『!?』///

 

カ「どうした?」

 

レスティア『な、なんでもないわ‼』

 

カ「そうか」

 

レスティア『········(は、反則過ぎたわ·····』

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

翌日、剣で稽古もとい絶剣技の型の練習をしていた。

初(はつ)ノ型〈紫電(しでん)〉から

破ノ型〈烈華螺旋剣舞(れっからせんけんぶ)〉くらいまで····

終(つい)ノ型〈天絶閃衝(ラスト・ストライク)〉はカウンター技だからしないし、この技結構負担がくるんだよね···

おい、なんだそのお前が?カイトが?みたいな顔····俺でもキツイときはある······

午後3時になると、ベッドに横になり、ALOにログインした。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

すると、ちょうどキリトとリーファもログインしたところだった。

 

カ「おん?来ていたのか?」

 

キ「ああ今さっきな」

 

リ「私もよ」

 

キリトたちはリーファと顔合わせしているようです。

よく見たらキリトは丸々初期装備である対して俺は両腰に《魔王殺しの聖剣》と《真実を貫く剣》があるくらい······やだ····私の武器(相棒)·····強すぎ····!?

 

レスティア『私のほうが強いのよ?』

 

エスト『私のほうが強いのです‼』

 

レスティア『ふふふ······この時に勝負をかけるべきかしら?』

 

エスト『同意見です·····闇精霊····バラバラのひき肉にしてあげます·····』

 

カ「こんな話題出しておいてなんだが怖いことを言わないでくれ‼」

 

キ「何言ってんだ?」

 

※エストとレスティアたちの声は聞こえてません·····現実は非情なり····時に牙を向かれるのだ

 

カ「い、いやなんでm

 

ユイ「逆に考えるんです····にぃにだからいいですと」

 

カ「ちょ、ちょっと待った‼これは弁解させていただきたい‼」

 

 

 

 

 

 

誤解を解くのに十分もかからなかった·······

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

リ「そろそろ買い物しに行きたいけどいいかな?」

 

カ「ああ構わんよ」

 

リ「キリト君はお金あるの?」

 

キ「この······ユルド·····って書かれてやるのか?」

 

カ「ん?······うわぁ·····これは」

 

キ「酷いな·····」

 

リ「何?お金足りない?」

 

キ「い、いや足りる」

 

リ「そう?じゃあ装備買いに行くわよ?」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

[カイトside&α]

 

カ「んーー·····お?おっおっおっ」

 

レスティア『なによ』

 

カ「ぐ、軍服がある」

 

エスト『な、何ゆえにですか?』

 

カ「知らんがちょうどいい‼」

 

レスティア『どういうこと?』

 

カ「今までの装備が巫服だったから今度からこの軍服にしようかって地味に性能いいなっ‼」

 

エスト『いいですね似合いますよカイト』

 

カ「えへへありがとう!·····ハッ‼」

 

レスティア『あらあらうふふ♡』

 

カ「······さっさといくぞ‼」

 

エスト『ふぁあ⁉そんなに激しくしないでください‼』

 

カ「誤解を招くようなころをいうなぁ‼」涙目

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

リ「あら?随分様になっていのね」

 

ユイ「にぃに‼カッコいいです‼」

 

カ「あはは····ありがとう」

 

現在のカイトの装備は青みを帯びた軍服に軍服のズボン、それに合わせるかのようなコートを見事に着こなしている。過去の分と比べてみると可愛いの分が有るにはあるが凛々しいとも言える格好である。さすがに服だけではいけないろ思ったが邪魔なだけなので買ってない。

ぶっちゃけ秘密なのだが店主にスカートを進まれたのは内緒だ。

 

カ「キリトは······知ってた」

 

黒い。圧倒的に黒い。剣もなんかこう·····デカイ···

 

リ「本当よ·······」

 

キ「いいじゃないか黒」

 

キリトはアバターと同じぐらいの大きさの剣を選んでいた。

確かに重いだろうけど……………俺は呆れとエストとレスティアが驚いてる中、リーファは笑っていた。

剣の先が地面に擦りそうになっていて、まるで剣士の真似事をしてる子供に見えた。

その後、世界樹に向け出発する際、シルフ領のシンボルの風の塔へと向かっていた。

 

カ「どこへ行くんだぁ?」

 

リ「あの塔よあれを使えば高度が稼げるの」

 

キ「へー」

 

エスト『た、高いです······』

 

レスティア『あら?何?怖いの?』

 

エスト『こ、怖くない·····です』

 

地面に着いたら休憩ついでに撫でてあげるからさ!今は我慢してな?

 

エスト『マ、マスター····!』

 

そんなに怖いのか····高いところが····レスティアはいいのか?

 

レスティア『私は大丈夫よよく飛んでたし』

 

カ「手····汗ばんでるぞ?」

 

レスティア『えっ⁉うそっ⁉』

 

カ「嘘だが?」

 

レスティア『················』

 

カ「えっ!?嘘⁉」

 

レスティア『な······さい····』

 

カ「ひゃ、ひゃい⁉にゃ、にゃんせしゅか⁉」

 

レスティア『私も撫でなさいっと言っているの』

 

カ「ひょ、ひょうかいいたしぃましぃた·····」

 

リ「さ、行こ。夜までには森を抜けておきたいからね」

 

リーファはキリトと俺のお背中を押し、塔の中へ入っていく。

 

塔の中はたくさんのシルフ族でにぎわっていた。

 

キ「なぁ、なんか俺、おもいっきし見られてない?てか、睨まれてない?」

 

カ「俺はともかくキリトはスプリガン仕方ないとおもうぜ?」

 

シルフ族の視線にビビり気味のキリトを励まし、近くの魔法力で動くエレベーターに向かう。

 

「リーファ!」

 

リ「あ、こんにちは、シグルド」

 

行き成りリーファに声を掛けてきた男性プレイヤーはリーファさんの知り合いらしく、リーファさんは挨拶する。

 

シ「パーティーから抜ける気なのか、リーファ」

 

リ「うん、まあね」

 

シ「残りのメンバーが迷惑するとは思わないのか?」

 

リ「パーティーに参加するのは都合の付くときだけで、抜けたくなったらいつでも抜けていい約束だったでしょ」

 

シ「だが、お前は俺のパーティーの一員として既に名が通ってる。そのお前が理由もなく抜けたら、こちらの顔に泥を塗られることになる」

 

自分勝手にも程がある。

約束しておきながら自分の都合が悪くなると、理屈を付けて誤魔化そうとする。

SAOでもこういう大人はいた。

前にユナとかユウキをパーティーにしようとして来たことがたまにあった。

そういうやつデュエルで瞬殺してってトラウマを植え付けたのだが·······こいつにもするべきか?

 

レスティア『やめたげて······さすがに可愛そうだわ』

 

エスト『今回は気が会いますね······私もそう思います』

 

キ「仲間はアイテムじゃないぜ」

 

シ「なんだと?」

 

キリトが前に出て、シグルドの前に立つ。

 

カ「他のプレイヤーをあんたの大事な剣や鎧みたいに装備欄にロックしとくことはできないって言ったのさわからないのか?」

 

とシグルドをゴミを見るかのような目を浮かべている。

シグルド本人カイトが男であることを知らないのでプライドが傷付いたのであろう

 

シ「き、貴様!」

 

ほら食いついてきた

 

キリトと俺の目と言葉に、シグルドは腰の剣の柄に手をかける。

 

シ「屑漁りのスプリガン風情とウンディーネごときがつけあがるな!どうせ領地を追い出された《レネゲイド》だろうが!」

 

リ「失礼なこと言わないで!彼はあたしの新しいパートナーよ!」

 

シグルド(笑)の言葉にリーファは叫び替えしていた。

 

シ「なん……だと……リーファ、領地を捨てる気なのか……」

 

憎たらし目でリーファを見つめてあと

 

シ「……子虫が這いまわる程度なら捨て置こうと思ったが、泥棒の真似事とは調子に乗り過ぎたな。のこのこと他種族の領地に入ってくるからには斬られても文句は言わんだろうな」

 

キリトに剣を向け、芝居がかったセリフにキリトは肩をすくめる。

そんなキリトお態度にシグルドは今にも斬り掛かりそうだった。

そこで、俺はキリトの前に出た。

 

カ「キリトを斬るなら、最初に俺を斬って見ろよ無抵抗のプレイヤーを斬るのはどうなるか貴様でもわかるだろ」

 

シ「何?」

 

シグルドは意外そうに俺を見てくる。

 

カ「それとも、人を斬ることも出来ない軟弱プレイヤーだから斬るのが怖いのか?ええ?」

 

シ「なっ!?………このアマ、ふざけたことおっ‼」

 

カ「人を斬るってことはその覚悟がある奴だけだ····そんな覚悟がねぇ奴に斬る資格はないねぇ‼」

 

これは建前。この言葉の裏には一様効果はあるし意味もある。

覚悟もいるが今の俺はウンディーネだ。

ウンディーネを斬るとデメリットが生じる可能性がある。シルフ以上の回復魔法が使えるウンディーネと仲が悪くなり強いモンスターに挑めなくなってしまうからだ。

相手もそれは避けなければならない。

これで、大人しく下がるはず………

 

シ「せいぜい外では逃げ隠れることだな。……リーファ、……今俺を裏切れば、近いうちに必ず後悔することになるぞ」

 

リ「留まって後悔するよりはずっとマシだわ」

 

シ「戻りたくなったときのために、泣いて土下座する練習をしておくんだな」

 

それだけ言うとシグルドとその仲間たちは去って行った。

 

リ「ごめん、変なことに巻き込んじゃって」

 

キ「いや………でも、いいのか?領地を捨てるなんて?」

 

カ「領地入りにくくない?こんなことしといてだけど」

 

キリトと俺のお言葉にリーファさんは無言になり、そのままキリトの背中を押してエレベーターに向かう。

その様子を見て、俺も慌てて乗る。

塔の最上階に着くと、そこには、海原、草原、森、山脈が広がっていた。

 

カ「おお、すごい」

 

ユイ「それが近いです」

 

キ「手が届きそうだな」

 

俺、ユイ、キリトの順番で感想を言う。

相変わらずエストとレスティアは塔に登ってからずっとだんまりだ

リーファに追いつくとリーファは俺たちの方を振り向く。

 

リ「さ、急ごう!一回の飛行であの湖まで行くよ!」

 

笑顔でそう言った。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

暫く空を飛び、世界樹を目指していると《古森》エリアまで飛びユイとの会話をしながら飛行していると羽が疲れてきたので一旦休むことにした。

地面に降りるとキリトさんは体を伸ばしたり、肩を回したりした。

 

リ「疲れた?」

 

キ「いや、まだまだ」

 

リ「頑張るわね。でも、空の旅はここでおしまいよ」

 

ユイ「どうしてですか?」

 

リ「あれよ」

 

ユイちゃんの質問にリーファさんは聳える山を指差す。

 

リ「あの山の高さが飛行限界高度を超えてるのよ。だから、山越えにはあの山にある洞窟を抜けないといけないのよ」

 

カ「洞窟って、なげぇのか?」

 

リ「かなり。途中で中立の鉱山都市があって休めるけど、三人はまだ今日は時間大丈夫?」

 

カ「えっと、リアルだと今は夜の7時か。俺は平気」

 

キ「俺も問題ないぜ」

 

リ「じゃあ、もうちょっと頑張ろう。ここで、ローテアウトしよっか」

 

「「ローテアウト?」」

 

リ「ローテアウトってのは、交代でログアウト休憩することよ。中立地帯だから即落ち出来ないのよ」

 

「あ、だから、かわりばんこに落ちて、残った人が空っぽのアバターを守るんですね」

 

リ「そういうこと」

 

カ「俺らは後からで構わないからよ」

 

キ「そうだな、ゆっくりでいいぞ」

 

リ「じゃ、お言葉に甘えて。よろしくね」

 

そう言ってリーファはログアウトした。

それと入れ替わるようにエストとレスティアが出てきたと同時に頭を差し出しきた。

何事かと思っていると塔の時のことを思い出した。

 

カ「~~~♪」

 

エスト「~~~♡」

 

レスティア「~~~♡」

 

皆。これどう思う?天国だろう過去にもあったこの感じ‼懐かしい‼別の意味でも懐かしい‼これh

グニィ

 

カ「にゃん⁉」ビクッ

 

つねられた痛みの源を見てみると頬膨らませたエストが膝にsん?膝?なんで膝なんだ?気づいたら膝!いるなんて·····なんでこんな俺の膝に頭乗せてるんだろう?そんなにいいのか?ユイやユウキはわかるけど······

 

エスト「·····今は私だけを見てください」上目遣い

 

レスティア「·····そうよ今は見ててほしいわ」上目遣い

 

こ、これは‼レスティアはユナと同じ属性を秘めている‼お姉さんの雰囲気を漂うように振る舞いまるでお嬢様を思わせるほどの気品の印象を持たせるほどの‼ユナの場合は同じ部分はあるが違うところをあげるとすれば·····いじり‼ユナはいじりがいがある‼俺がわざとボケることでわざとツッコミに走らせて遊ぶ‼

エストの場合も同じようでユウキと同じ純粋な心をもる天使‼

エストの場合癒しと共に天使と言う属性があるがエストがこんな状態になると保護欲を掻き立てるほどの威力を持っている‼お、恐ろしい‼撫でながらその状態を見ている俺が恐ろしい‼

 

リ「·······ト······かん·····よ‼」

 

カ「·········はっ‼」

 

キ「どうしたんだボーッとしてて」

 

カ「いや桃源郷は近くにあったんだなって」

 

キ「は?」

 

リ「?」

 

カ「じゃあ俺もログアウトするわ」

 

キ「リーファ頼んだぞ」

 

リ「おーkよ」

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

知らない天井ってもういいわ‼

 

カ「はぁ·······」

 

レスティア『もう······ため息ばかりはダメよ?』

 

カ「だから侵入すんじゃね⁉新しくしたのに‼」

 

レスティア『やっぱり⁉なんかまた入りにくいと思ったら⁉······やっぱりカイトね』

 

カ「·······レスティア?」

 

レスティアに問う自分の考えていることを

 

レスティア『······何かしら?』

 

カ「これどう思う?」

 

俺はそう言いパソコンの画面の前に行き操作する。

カタカタカタ·······ウィーン····

 

レスティア『······ッ⁉カイト⁉これはいったい⁉』

 

カ「あいつらにプレゼントをな」

 

レスティア『あの子に?』

 

カ「ああ」

 

レスティア『喜ぶんじゃない?にしてもリアル過ぎない?』

 

カ「形の調整はいらないからその分楽さ·····」

 

レスティア『そう·····でも?』

 

カ「ちゃんとやるさ」

 

レスティア『よかったわてか早くしなさい皆待ってるわよ?』

 

カ「わー⁉ま、まってすぐ行く‼」

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

カ「待たせたな‼」

 

キ「待ってないから大丈夫だぞ」

 

カ「カハッ⁉」

 

リ「えーっ⁉」

 

ログイン直後に起きたログイン(笑)であった。

どうでもいいか······

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

リ「よし、じゃあ、行こうか!」

 

リーファが翅を広げ、飛ぶ体勢に入る。

俺も飛ぼうと翅を広げる。

が俺は不愉快な視線を感じとりキリトも気づいたようで腑に落ちないといった表情で後ろを振り向いた。

 

ユイ「どうしました?」

 

キ「いや、誰かに見られてる気が……ユイ、近くにプレイヤーの反応は?」

 

ユイ「いいえ、ありません」

 

カ「ユイの言葉は正しいと思う。生気が感じれない····」

 

リ「ひょっとしたら、トレーサーが付いてるのかも」

 

キ「トレーサー?」

 

リ「追跡魔法よ。大概ちっちゃい使い魔で術者に対象の位置を教えるの」

 

キ「解除は出来ないのか?」

 

カ「見付けられたら可能だが、術者の魔法スキルによっては対象との間に摂れる距離も増えるから、この森だと見つけるのは無理かもな。でも、気のせいってこともあるかもしれないから、気にしなくてもいいだろ」

 

キ「そうだな、取りあえず先を急ごう」

 

リ「うん」

 

頷き合い、空を飛び、洞窟の所まで向かった。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

洞窟、ルグルー回廊に着くと、中はとても暗くよく見えなかった。

リーファが言うには洞窟はスプリガンの得意分野だと言って、キリトに灯りの呪文を頼んだ。

キリトはユイちゃんが教えてくれるスペルをたどたどしく言い、魔法を使う。

ほの白い光の波動が広がり、俺たちの体を筒む。

すると、視界が急に明るくなった。

 

リ「暗視能力付加魔法か。スプリガンの魔法も捨てたもんじゃないわね」

 

キ「うわ、その言い方、なんか傷付く」

 

リ「でも、使える魔法は暗記しといた方がいいわよ。スプリガンのしょぼい魔法でも、それが生死を分ける状況だってひょっとするとないとも限らないし」

 

キ「うわ~、更に傷つく………」

 

カ「ドンマイだ、キリト」

 

ユイ「ドンマイです、パパ」

 

キ「お前らの優しさが余計に俺を傷つける」

 

カ「俺も覚えないとな······いやいいや精霊魔術だけでいいか」

 

リ「すごいわよねその剣のスキル」

 

カ「うむ‼回復たのんだぞ?」

 

リ「はいはい····」

 

キ「うへぇ……俺もクラインと同じピュアファイターでいいよ」

 

リ「泣き言わない!って、メッセージだ。ごめん、ちょっと待って」

 

一端立ち止まり、リーファさんはメッセージを開く。

 

リ「………なんだこりゃ?」

 

疑問の声を上げた。

 

リ「エス……さ…し…す……う~ん」

 

カ「ん?·······ッ⁉」ピキーン‼

 

突然俺が振り向いたことで二人は驚き俺に聞いてきた。

 

カ「·······来たか」

 

キ「何が?」

 

カ「走れ!すごい数だ‼」

 

リ「なんですって⁉」

 

キ「モンスターか?」

 

ユイ「パパ、違います。プレイヤーです。十二人います」

 

リ「じゅうに!?…………嫌な予感がするわ。隠れてやり過ごそう」

 

カ「でもどこに?」

 

リ「そこはお任せを」

 

そう言うとリーファは俺たちを連れて壁の窪みに入る。

そして、魔法を使い、俺たちの目の前に薄いベールみたいなのを張った。

 

リ「喋るときは最低のボリュームで。魔法が解けちゃうから」

 

リーファの指示にあたしたちは頷く。叫びたくなるだろ?そんなことを言われたら······

 

ユイ「もうすぐ視界に入ります」

 

ユイちゃんの言葉に固唾をのんで待つ。

 

キ「あれ、何かな?」

 

リ「え?まだ何も見えてないけど?」

 

キ「プレイヤーじゃない、赤くて小っちゃい蝙蝠みたいな……」

 

よく見ると、キリトの言う通り、小っちゃい蝙蝠みたいなのが飛んでいた。

すると、リーファさんは行き成り通路に飛び出した。

 

キ「お、おい、どういした?」

 

リ「あれは高位魔法のトレーシング・サーチャーよ!潰さないと!」

 

魔法を使い、リーファは蝙蝠を倒す。

 

リ「走るよ!」

 

キ「また隠れるのは駄目なのか?」

 

カ「無駄だ‼潰されたのに気づいて急接近してくるぞ‼」

 

リ「トレーサーを潰したのはもう向うにもバレてる。それに、あれは火属性の使い魔。てことは」

 

ユイ「サラマンダーですね!」

 

キ「こんな所まで追ってくるのかよ!」

 

わき目もふらず必死に走り、とうとう、湖に囲まれた中立の鉱山都市へ繋がる橋を渡る。

 

キ「どうやら逃げ切れそうだな」

 

リ「油断して落こっちないでよ」

 

その時、後ろから飛んでこいた光線が都市の城門の前に落ち、巨大な壁を生み出した。

それを見たキリト武器を抜き、斬り掛かる。

だけど、攻撃は軽々と弾かれる。

 

リ「ムダよ。これは土魔法の障壁だから物理攻撃じゃ破れないわ」

 

キ「もっと早く言ってくれよ………」

 

ユイ「壊せないんですか?」

 

カ「エストなら行けそうかもしれないけど全滅させた方がいいなこれは·····」

 

すでに後ろからガチャガチャと金属音が鳴っている。

 

キ「湖に飛び込むのはありか?」

 

リ「無理よ。ここには超高レベルの水竜型モンスターがいるの。ウンディーネの援護なしに飛び込めば自殺行為よ」

 

リーファに言われた瞬間俺を見たが苦手と言っていたのを思い出してやめた。

 

キ「なら、戦うしかないな」

 

リ「ええ、でも、これだけ高レベルの土魔法をサラマンダーが使えるってことは、よっぽど手練れのメイジが混ざってるわ」

 

全員武器を構えると、とうとうサラマンダーの姿が見えた。

最初の三人が分厚い鎧やタワーシールドで固めた重戦士、残りは全員ローブを着たメイジだ。

 

キ「ここは俺のサポートに回ってもらえるか?俺の後ろで回復役に徹してもらいたい。カイトは一緒に戦ってくれるか?その方が俺も思いっきり戦える」

 

カ「了解‼なんちゃて宝具以外にも試したいことがあるから」

 

キリトが先制攻撃を仕掛けるが盾に弾かれ元の位置にもどされる。

 

カ「じゃあ俺がいくぜ‼」

 

俺はそう言い敵の中央に目掛けて放つ。

 

カ「─────穿て《死を呼ぶ雷閃(ヴォーパル・ブラスト)》!!!」

 

《真実の貫く剣》が黒雷を纏い始めると俺は剣を振い敵に《死を呼ぶ雷閃(ヴォーパル・ブラスト)》を放つと

 

「ぐあああああああああああ‼」

 

メイジ隊の半分が消し飛んだ。並大抵の防具では太刀打ち出来ないことを身に染みて感じ取りやがれ

 

カ「この俺を邪魔をするということはこうなると言うことだ」

 

リ「いや強すぎない?」

 

ユイ「にぃにですから」

 

キ「ある意味一人の結論でもある[カイトだからさ]的な奴が」

 

虐殺が始まった。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

残るはこのメイジ一人だ。

 

リーファは剣を抜き、切っ先を向ける。

 

リ「さあ、誰の命令とかあれこれ吐いてもらうわよ!!」

 

「こ、殺すなら殺しやがれ!」

 

「この……」

 

キ「いや~、危なかったな」

 

ピリピリした空気をキリトが壊した。

 

キ「よう、ナイスファイト!良い作戦だったな。彼らの援護がなかったらやられてたぜ」

 

「は?」

 

リ「ちょ、ちょっと、キリト君?」

 

キ「まぁ、見てな。それで、ものは相談なんだけど、これ、今の戦闘で俺がゲットしたアイテムとユルドなんだけど、俺たちの質問に答えてくれたらコレ全部上げようかな~なんて」

 

「え?」

 

キ「あ、彼らとも話済みなんだけと、彼らも質問に答えたら彼らがゲットしたアイテムとユルドもくれるってさ。無論そこのウンディーネも」

 

「…………まじ?」

 

キ「まじまじ」

 

カ「はぁ······やれやれだぜ·····」

 

そこで、メイジのサラマンダーとキリトさんはにやっと笑った。あと俺が男と聞いた時の驚いてたから一発殴っておいた。

 

 

 

 

 

こうして俺はサラマンダーである意味有名になった。

 

ある一人のサラマンダーが言う。

「カイトと言うプレイヤーに常識を求めない方がいいぞ」や

「カイトと言うプレイヤーがなんかすごいことをしたときカイトだからねと納得したほうが楽だよ」

などなどの話流れた。




終わりです‼お疲れ様です‼戦闘が苦手すぎてうまくいかない······

カ「合宿がんば」

3日もなにも出来ないのは暇だ······

次回「もういいわ‼」グハッ⁉

カ「タノシミニシテテネ?」


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魔剣グラムもチートだけどこっちの聖剣と魔剣も相当じゃね?

お久しぶりです‼今までにないくらいの腹痛により合宿を休まずにはいられなくなったこの俺!!····慰めて

カ「よしよし」

うう······まじ死ぬかと思った。
あ、あとこのままでは五十話も越えられるかわからないので短くなると思います。
ではどうぞ‼


 

 

 

 

 

 

 

 

[戦闘終了後]

 

キ「いやー満足満足‼」

 

カ「満足しねぇよ·····」

 

リ「男って······」

 

カ「リーファ?一つだけいっておく·····この筋肉バカと一緒にしないでくれ」

 

キ「ひどくないか⁉それってカイトもじゃないか⁉」

 

カ「バカ言うなエストとレスティアは《形態変化〈モードチェンジ〉》出来るからレイピアにも出来るぞ」

 

リ「本当に何なのよその武器は······」

 

カイトたちがそんな雑談をしているとエストたちが剣から人に変化した。

 

レスティア「《形態変化〈モードチェンジ〉》で武器変化?出来るわよ?ね?剣精霊さん?」

 

エスト「ええ出来ますこの私だけを出来ないことはありません······ですので頭を撫でてくださいカイト」

 

リ「なんでもありね·······」

 

ユイ「にぃにですから」

 

キ「お腹空いたなー」

 

カ「·······なんだ急に」

 

キ「いや?あのサラマンダーたちを見てたら焼肉がたべたくなってしまってな」

 

リ「いや·····意味がわからないわ」

 

するとキリトは思い付いたような顔をしてリーファを見つめる

 

リ「な、なによ」

 

キ「では手を拝借」

 

ガブッ

 

リ「にゃあああああああああああ⁉」

 

 

バチッーーーーーン‼

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

キ「痛てて·······」

 

カ「本当バカだろ······」

 

エスト「失礼です」

 

レスティア「不潔ね」

 

ユイ「パパが悪いです‼」

 

キ「ううぅ······」

 

カ「そういえばリーファお前メールかなんか来てたよな?連絡とったら?」

 

リ「あ、そういえば」

 

レスティア「あら?忘れてたのかしら?」

 

リ「う、うるさいわね!すぐ行くわ‼ユイちゃん!!エストちゃん!!レスティアさん‼私の身体お願いね‼」

 

ユイ「はい?」

 

リ「キリト君が私の身体に変な事をしないように監視しておいてね」

 

キ「なんで俺だけなんだ⁉カイトどうなんだ⁉」

 

カ「だって俺·····死にたくないもん」

 

キ「あっ······」

 

リ「とにかくお願いね‼」

 

ユイ「はい‼」

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

リーファがログアウトをしてからすこし

エストが袖をつかんでグイグイしてきた

 

カ「ん?どうしたエスト?」

 

エスト「カイト····お腹空きました」

 

レスティア「まだそんなにたってないわよ·····でも小腹が空いたから賛成ね」

 

キ「あっ俺も俺も‼」

 

カ「たしかに食い物があるにはあるが·····」

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

[キリトside]

 

カイトの相棒の剣であり今回の旅仲間であるものからの提案でカイトから食べ物をくれることに

食べれる時間はリーファが帰って来るまで·····!!!

 

カ「······ほれエスト、レスティアも····?ついでにキリトも」

 

······なんか混じっていた気もするが今は関係ない‼

カイトから受け取ったそれは·····!!!

シンプルだが形にいいデザイン性がある···それは·····!!!

サンドイッチ‼

 

キ「おおっ······!!!」

 

エスト「オートフは?」

 

レスティア「あるわけないでしょ····」

 

エスト「むぅ·····」

 

エストが頬膨らませ不満そうな顔をした····

あっこっち見た····しかたないな

 

カ「わかったわかった····この事が落ち着いたら皆でパーティーでもなんでもしような」ナデナデ

 

エスト「はい····!!」

 

とりあえず俺はカイトからもらったサンドイッチを食べてみた。具材もそんなに高くはないがそこを何とかするのがカイトなのあである。ハムっぽいなにかとレタスに塩コショウ?をかけられていて俺好みである···!!

 

キ「ごちそうさま」

 

カ「早すぎんだろ····」

 

うまかった

 

[キリトsideout]

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

[カイトside]

 

エスト「ふわ~····」

 

とエストがかわいいあくびをしたあと発光して剣である《魔王殺しの聖剣》に戻った。レスティアもエストが戻ったのを見て《真実を貫く剣》に戻った。すると丁度に····

リーファが戻って急に立ち上がった。

 

リ「ごめん。あたし、急いで行かなきゃいけない用事が出来ちゃった。説明している時間もなさそうなの。多分…ここにも帰ってこれない…」

 

キ「移動しながらでいいから教えてくれないか」

 

カ「どっちにしろ、ここを出ないといけないからな」

 

俺たちも行く準備をする。

 

リ「わかった…」

 

俺たちは走る。

リーファの話によると、シグルドがサラマンダーと内通していて、それに気が付いたレコンが捕まったらしい。そして40分後に始まる《シルフとケットシーの領主会談》をサラマンダーの大部隊が襲撃するということが判明した。

 

キ「まさか、シグルドがサラマンダーと内通していたとは…。それでサラマンダーたちがそんなことして何か得することでもあるのか?」

 

キリトが尋ねる。

 

リ「下手したらシルフとケットシーで戦争になるかもしれない。それと、領主を打つと領主館に蓄積されている資金の3割を入手できる。そして、10日間街を占領して、自由に税金をかけられる」

 

キ「そんなことができるのか…」

 

カ「とんでもない種族だ、サラマンダーは…」

 

エスト『やっぱあの赤いのはキライです』

 

レスティア『なんであんなのが好きなのかしら?』

 

リ「······これはシルフ族の問題だから、ウンディーネやスプリガンの君たちが付き合ってくれる理由はないよ。多分、会談上に行ったら生きて帰れないから…。また、スイルベーンから出直しだろうしね。ううん、もっと言えば…世界樹の上に行きたいっていうなら、君たちはサラマンダーに協力するのが最善かもしれない。サラマンダーがこの作戦に成功すれば、万全の体勢で世界樹攻略に挑むと思う。ウンディーネとスプリガンの君たちなら傭兵として雇ってくれるかも…。だから…ここで私を斬っても文句は言わないわ…」

 

カ「いいや‼関係ない訳がない‼」

 

キ「カイトの言うとおりさここまで案内してもらったんだ恩返し位しないと気が済まないよ」

 

リ「カイト君····キリト君····ありがとう‼」

 

リーファは涙をこぼしながらも嬉しそうにお礼を言う。

 

キ「おっと、時間がなかったな。ユイ走るからナビゲーションよろしく」

 

ユイ「了解です」

 

カ「さて·····行くか」

 

キ「おう」ガシッ

 

リ「えっ⁉何⁉何をするの⁉」

 

キ「何って」

 

カ「そりゃ」

 

「「走り抜ける‼」」

 

リ「ひゃあああああああああああ⁉」

 

キリトがリーファの腕をつかみ走り出した。

モンスターに見るかろうが関係ないように

 

キ「カイト頼む‼」

 

カ「まっかせろぉ‼」

 

そう言い俺は《魔王殺しの聖剣》を握り前方に構え技を繰り出す。

 

カ「絶剣技 初(はつ)ノ型〈紫電(しでん)〉!!!」

 

ぐるわああああああ‼

 

リ「いやああああああああああああとまってええええええええええ」

 

カ「いいや‼限界だ‼行くね‼」

 

キ「出口だ‼羽を展開するんだ‼」

 

しばらく走っていると出口が見えてきた

 

リ「寿命が縮んだわよ······」

 

カ「冗談言えるなら大丈夫だな」

 

リ「本当よ‼」

 

レスティア『カイトだからね』

 

エスト『ですね』

 

!?

 

キ「このまま行こう‼ユイ‼」

 

ユイ「はい‼この先に大量のプレイヤー反応があります‼」

 

カ「行こう‼」

 

俺たちは思考を切り替えて会談をする場所を視線を向けて飛行をする。するとものすごいサラマンダーの数が飛んでおりそにサラマンダーの先にケットシーとシルフがたたずんでいた。

 

キ「双方剣を引け‼」

 

カ「·············」

 

二人のプレイヤーが三種族の前に立った。さすがに驚き動けない。ただ·····ただただ二人ごときにリーファ以外が動けなかった。カイトとキリトから凄まじいプレッシャーが放たれていた。一番にすごいのはカイトというプレイヤーからであった。

しばらくするとシルフの一人がリーファに話しかけた。

 

「リ、リーファ⁉これは一体⁉」

 

リ「一つ言えることは彼らに任せるしかないってこと」

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

「貴様何のつもりだ?」

 

キ「スプリガンとウンディーネの同盟してさらにシルフとケットシーとの同盟に来た!!!」

 

「なんだと?」

 

その男は驚きながらも眉一つ動かさなかった。

 

カ「俺たちはその大使としてきた」

 

「そうか·····俺の邪魔をするか貴様らウンディーネとスプリガンの小僧······名前を聞こう。俺の名はユージーンだ」

 

カ「カイトだ」

 

キ「キリトだ」

 

ユージーン「貴様らが大使と言うなら三十秒で戦い証明してみせろ」

 

カ「キリト行くか?」

 

キ「いいのか?」

 

カ「あいつには負けないからなやってみたいんだろ?」

 

キ「··········」

 

カ「あっこらそっぽ向くな」

 

「ちょ、ちょっと待った‼」

 

カ「あんたは?」

 

「済まない私はサクヤという」

 

キ「で?どうしたんだ?」

 

サ「あの将軍がもつ魔剣は魔剣グラムというエクストラスキルで武器抜けして攻撃をしてくる」

 

キ「お前剣なら防げんじゃね」

 

カ「ああ余裕だな」

 

サ「な、ならば君はが」

 

カ「だが断る」

 

サ「な、なんで⁉」

 

キ「俺が戦いたいからと言うか大使としてするべきことをしたいからさ」

 

カ「ま、そういうことだ」

 

サ「そうか済まない」

 

ユージーン「作戦会議はすんだか?誰が俺と戦う?」

 

キ「俺が行こう」

 

ユージーン「ふんならば青い貴様は部下と集団戦してもう」

 

カ「ん?おう余裕余裕」

 

赤部下「このッ‼ウンディーネごときがなめたことを‼」

 

カ「かかって来い‼そのなめた態度叩き直してやる‼」

 

赤部下「こんな女プレイヤーにまけr」

 

ズパッン‼

 

サ「なっ⁉」

 

リ「えっ⁉」

 

ユージーン「ッ⁉」

 

キ「おっさすが」

 

ユージーン将軍が連れてきた部下が一瞬にして切り裂かれ一つの赤いフラグメントが残された。

 

カ「運が良かったなユージーン·····さっきの野郎と同じ事を言っていたら勝負をすることなく·····な。こんななりだが俺は男だ。さぁ······続けよう」

 

キリト以外から息を飲むのがわかった。サクヤたちはカイトが男というのに驚いたがそれよりも驚いたのはそのスピード。まともにカイトの姿が認識出来ないままユージーン将軍の部下が斬られた。

 

ユージーン「いいだろうスプリガンを倒したらこの俺と戦ってもらうぞ」

 

カ「······出来るものなら」

 

俺は両手に《魔王殺しの聖剣》と《真実を貫く剣》をユージーン将軍の部下の前に構え立った。

 

カ「行くぞ‼キリト‼」

 

キ「おう‼」

 

 

 

 

ユージーン将軍vsキリト

 

ユージーン将軍の部下(25くらい)vsカイト

 

 




お疲れ様でした‼
おかしくなったがこれはこれでいいでしょう

カ「まぁお前がいいなら」

にしてもすごいスピードだな

カ「·····鍛えたからな」遠い目

あっ(察し)

次回もお楽しみに‼


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大出血サービス(血はでない)でフラグメント収穫祭

面白そうな題名考えてたらこうなった······
どうしてこうなった⁉

カ「知らんがな·····」

まぁあながち間違いない

カ「真顔でそれ言うなよ·····」

なんか元気ないな

カ「お ま え の せ い だ‼」

にぃげぇるんだよー‼

カ「あっ待てこら‼あっではどうぞ‼」

マテー‼
ウワッハ,ハヤイ‼
シネー‼
ズパッン‼
グハッ⁉
フー····


 

 

 

 

 

 

 

 

はい‼カイちゃんです‼ふさしぶりですな‼

今俺はいっぱいのサラマンダーと戦闘中です‼暴れるぜ?どんどん暴れるぜ?

 

カ「どうした?動かないのか?」

 

サラマンダー「く、くそっ····」

 

一人の男がそう吐き捨てた。誰も動けなかった。否、動けないのである素人でもわかるほどの隙の無さに

後ろにいたサラマンダーが攻撃を仕掛けようとした

 

サラマンダー「シネエエエエエエ‼」

 

カ「······フッ‼」

 

背中に攻撃を当てようとするがカイトは空中にバックスピンをして避けてカイトが攻撃を仕掛ける

 

カ「──闇よすべてを切り裂け《闇魔千刃(ブレイド・ストーム)》!!」

 

サラマンダー「ぼ、防御しろぉ‼」

 

カ「無駄だ」

 

サラマンダーがカイトからの攻撃である精霊魔術《闇魔千刃(ブレイド・ストーム)》を盾で防御しようとするが

 

ガキッン‼

 

サラマンダー「よ、よs」

 

ズパン‼

盾が断ち切られ一人がフラグメント化した

 

カ「だから無駄だといったんだ無駄だと」

 

そのことでサラマンダーは混乱した。

 

サラマンダー「くそっ‼くそっ‼たかが一人にぃ‼囲めぇ‼囲むんだぁ‼」

 

カイトの周りをサラマンダーの数名が囲み始めた。なんか世紀末を感じさせる物量なのだ。

するとサラマンダーが声上げた。

 

サラマンダー「か、掛かれ‼掛かれ‼」

 

うおおおおおおおお‼

と叫びながら数名が斬りかかってきた

 

カ「絶剣技《三ノ型〈影月円舞(えんげつえんぶ)〉》!!!」

 

範囲技である《三ノ型〈影月円舞(えんげつえんぶ)〉》を発動して斬りかかってきたサラマンダー数名を葬り去った。

 

カ「ハハハハハハハハハハ‼サラマンダー狩りじゃあ‼死にたい奴も死にたくない奴も掛かってこい‼ハハハハハハハ‼拒否権は無いからなぁ‼」

 

サラマンダーは恐怖感を感じた。ユージーン将軍とは違う恐怖感。ここまでの強さを持った剣士に殺されるなら名誉だ····なんてそんなことを思うサラマンダーはいない。いるわけがない。だからサラマンダー全員で斬りかかって倒すことにしたこうすればたおせると思っていたが

 

カ「全員で斬りかかってくるのか·····それもまた邪道な戦術だが有利な戦法であるな·····だが‼この俺に倒してその戦法は無駄なんだよ‼全員が前方からではなく周りからであればまだ勝機はあったもな」

 

サラマンダー「な、なんだと⁉」

 

カ「では····────散れ」

 

サラマンダー「う、うわあああああああ‼」

 

カ「絶剣技破ノ型〈烈華螺旋剣舞(れっからせんけんぶ)〉!!!!」

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

[観客席:リーファside]

 

あたしは驚きを隠せないでいた。この事にもサクヤたちも同様のようだ。

 

サクヤ「な、なんだあの強さは!?キリトとか言う奴もユージーン将軍と戦えていることもそうだがカイトはなんだ⁉」

 

と混乱しながらリーファに聞いてきた

 

リ「·····私にもわからないキリト君とは知り合いだとしか」

 

サクヤ「そ、そうか」

 

アリシャ「本当に人間かにゃ?」

 

サクヤ「だといいな·····」

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

[カイトside]

 

 

サラマンダー「うわああああああああ‼」

 

カ「くらえっ‼」

 

自棄がまわったのか全員で斬りかかってきた

 

カ「絶剣技 《二ノ型〈流星(りゅうせい)〉》!!!!」

 

俺は全力で聖剣と魔剣を上に掲げて力を込め一気に振り下ろされ

 

ドコーーーーーン‼

 

威力が余って二本の剣が地面に叩きつけられクレーターを作り出した。

 

カ「あっ?終わった·····」

 

レスティア『強すぎよ·····』

 

エスト『さすがカイトです‼』

 

カ「ああありがとう」

 

リ「カイト君‼」

 

カ「リーファか」

 

リ「大丈夫なの⁉」

 

カ「あんな連中に負けるか?」

 

リ「そ、そう大丈夫ならいいの·····」

 

カ「だいぶ感化されてきたな」

 

リ「余計なお世話だよ‼」

 

カ「キリトは?」

 

リ「も、もう‼·····キリト君も勝ったよ」

 

サラマンダー主催のフラグメント収穫祭が終わってスッキリしたぜ。

 

キ「誰か蘇生を頼む」

 

サクヤ「私がしよう」

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

サクヤによってサラマンダーの将軍であるユージーン将軍が蘇生された

 

ユージーン「····この世界にこのような剣士がいようとは」

 

ユージーンは感嘆いたかのような声と言葉をもらした

 

ユージーン「もう一度名を聞いていいか?」

 

キ「キリトだ」

 

カ「カイトだ」

 

ユージーン「此度の戦い楽しかったぞ」

 

俺たちの顔を何回も見たあと立ち上がった

 

ユージーン「ではおれは帰るとしよう」

 

サクヤ「まて部下はどうする?」

 

ユージーン「置いて行く」

 

アリシャ「無慈悲だにゃ~」

 

そんなことを言っていたらユージーン将軍は自分の領に多分戻っていった。

 

サクヤ「ところでだキリトうちのところに来ないか?」

 

アリシャ「あっ‼サクヤちゃんひどいにゃ私のところに来たら毎日三食宿つき提供するにゃ」

 

サクヤとアリシャがキリトにくっついて勧誘し始めた。

まぁ俺は

 

レスティア『断るわよね?』

 

当たり前だ誰のもとにはつかん

 

エスト『じゃないとオートフが食べれなくなってしまいます』

 

レスティア『あなたってそれしかないわよね』

 

だからいいんだ

 

エスト『なんか嬉しくありません』

 

エストとレスティアと話をしていると周りが少し暗くなったどうやらシグルドと話をするらしいなんかあいつがやったことらしくサクヤは領主らしくそいつを追い出したそうだ。キリトたちが目的である世界樹びいくことを言ってらしい。

そしたらサクヤたちもいくらしく準備をしているそうだ金が足りないようなのでキリトが

 

キ「これを資金の足しにしてくれ」

 

サクヤ「こ、これは⁉」

 

アリシャ「いいのかにゃ⁉これで!!」

 

サクヤ「ああ‼すこしで目標まであとすこしだ」

 

カ「ならばこれでどうだ?」

 

リ「カイト君⁉」

 

サクヤ「アリシャ‼」

 

アリシャ「うん‼急いでレプラコーンにやってもらおう‼」

 

カ「ああ待ってるぜ」

 

キ「カイト行こう」

 

サクヤ「準備が済み次第世界樹にむかい加勢しよう」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

これで世界樹に戦力が増えたな

待っててくれユナ、ユウキ必ず救いにいく‼絶対に‼

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




お疲れ様でした‼書くのに苦労しました。
これ以上に更新遅れそうだな

カ「大丈夫なのか?」

大丈夫だ問題ない(フラグ)

カ「まぁがんばれ」

次回‼霧の中の伝説 ヨツンヘイム『クラゲと巨人』


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ぶっちゃけクラゲも巨人もどうでもいいが同行者がねぇ·····

遅れてしまいましたすいません。
意外と高校が忙しいし今部活の見学期間ですし
安心安全と安定のタイトル詐欺をお探しの方はこの小説です

カ「やめんか」

いやです

カ「おい」

考えるのに苦労しましたがどうぞ‼


 

 

 

 

 

やぁみんな‼久し振りなきがするな!!

カイトだよ‼いま俺たちは

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

[ヨツンヘイム]にいます‼

いやなんでや‼

 

カ「どうする?」

 

キ「あんなに動いたから腹減ったなぁ·······」

 

リ「君能天気すぎよ······」

 

 

俺たちはユージーン将軍とその部下と戦闘をしキリトは堂々とやり俺はユージーン将軍の部下と戦いと言う名の蹂躙を行い勝利を納めることができた。そのあとはサクヤとアーシャたちと交渉を行い世界樹攻略に貢献してもらうこととした。

 

ユイ「パパ‼この先に大きいモンスターの反応があるります‼」

 

リ「そんな⁉ここには邪神級のモンスターが居るのに‼」

 

キ「そんなに強いのか?」

 

リ「ええあのユージーン将軍でさえほぼ一瞬でやられたらしいわ‼」

 

キ「そんなに強いのか···」

 

キリトはその邪神級のモンスターに感心しつつ俺を見てきた。

 

カ「·····なんでそこで俺を見る?」

 

キ「いやお前なら行けそうだと思って」

 

カ「まぁ行けるだろう」

 

リ「行けるの⁉」

 

カ「あの感じじゃHP多そうだから手数で攻めればいいと何より俺には頼もしい相棒がいるからな」

 

レスティア『あたりまえでしょ私はあなたの相棒ですから』

 

エスト『いいえカイトは私の相棒です‼』

 

レスティア『あらたかが剣精霊のあなたが何か?』

 

エスト『いいえ所詮闇精霊のあなたより私の方がいいのですから』

 

カ「こらケンカをしない」

 

なんか急にケンカを始めたので宥めた。何故に一番を取り合う必要があるのかわからない。そうレスティアとエストに聞こえないようにしながら頭を撫でるような感じで剣の柄を撫でた。みんな平等なんだけどな·····

 

ユイ「問題はそこではないんです‼」

 

リ「どういうこと?」

 

ユイ「その二体のモンスターがモンスター同士で戦ってます‼」

 

キ「なんでそうなるんだ?」

 

ユイ「きっとにぃという理不尽が呼んでしまった出来事なのでしょう」

 

キ「納得」

 

カ「そっちのほうが理不尽だぁ‼」

 

リ「······け······よう·····」

 

カ「は?なんて?」

 

リ「助けよう‼可愛そうだよ‼」

 

カ「ならどうやって助ける?どっちを助けるつもりだ?作戦でも考えてあるのか?」

 

リ「そ、それは······」

 

キ「おいおいあんまりリーファをいじめるんじゃない」

 

キリトが苦笑しつつ俺に言って来たのでおとなしく下がることとする。

 

キ「ユイこの先に湖かなんかないか?なんでもいい」

 

ユイ「·····ッ‼了解しました‼少々待っててください‼·····ありましたこの先に湖があります!!!」

 

リ「ちょ、ちょっと⁉何をするつもり!?」

 

キ「カイト······頼めるか?」

 

カ「はっ·····誰にものを言っている?」

 

キリトが俺に行けるかどうか聞いてきたので余裕の微笑みと一緒に《魔王殺しの聖剣》と《真実を貫く剣》を抜き放つ戦闘準備をしてキリトに聞く

 

カ「で?どうすればいい?」

 

キ「タゲと体力減少できればメインにタゲ取りを頼む」

 

カ「了解っと」

 

リ「キリト君‼説明してよ‼」

 

キ「まぁまぁとにかく俺に着いてこい」

 

リ「カイト君はどうするのよ⁉」

 

キ「とにかく着いてこればいいんだよ」

 

カ「·····キリト?」

 

俺はいいことを思い付いてキリトにいいだす。

レスティアとエストはほぼ心が読めるというよりは頭の中で会話しなれているのでそこを使って読みとったようだ

 

レスティア『カイト·····あなたずいぶんと無茶を』

 

エスト『それがカイトです』

 

レスティア『それもそうなのだけれども』

 

カ『そういうことだ』

 

レスティア『全くあのデカブツごときに負けちゃダメよ?』

 

カ『負けるか俺を誰だと思ってる?』

 

『『理不尽の化身』』

 

カ『えっ⁉なにそれ⁉化身はないだろ⁉』

 

エスト『自分が理不尽に何かであることは認めるんですか?』

 

カ『ああ』

 

レスティア『·············』

 

カ『では行こう』

 

『『私達はあなたの剣あなたの思うがままに』』

 

キ「──なんだ?」

 

カ「──別に」

 

余裕そうな顔をキリトとリーファに見せて言う。

簡単さあんなデカイのを倒すくらいなら

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

カ「───倒してしまって構わんだろう?」

 

キ「ああ構わんさてか何気にフラグだよな」

 

リ「ちょっと大丈夫なの⁉」

 

カ「この俺にフラグなんて無駄無駄無駄無駄無駄ッァ‼」

 

キ「はよいけよ」

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

カ「さていくか」

 

レスティア『どのくらいでいくの?』

 

カ「本気行くさ」

 

エスト『伊達に邪神級ではないと?』

 

カ「慢心ダメ絶対」

 

レスティア『アッハイ』

 

カ「行くぜオラーーーーーー‼こっちを見ろーーーーー‼」

 

巨人「■■■■■■■■■──!!!!」

 

カ「エレメントハートアタック‼」

 

どこかしらの殺人鬼の必殺技を変えて《精霊魔術〈死を呼ぶ雷閃(ヴォーパル・ブラスト)〉》を巨人型邪神に放つと巨人の頭に直撃しHPが1割ほど減少した

 

カ「こいつ結構硬いな魔力を籠めて撃ったのに」

 

巨人「────■■■■■■■■■■!!!!!!」

 

巨人が攻撃をしたにをシステムで俺と感知してクラゲから俺へと移した

 

カ「キタキタキタキターーー‼」

 

俺が嬉しそうに叫んでいたら巨人が大きく息を吸い炎を吐き出した。その事に俺は流石に驚きを隠せないでいた。

 

カ「ついにきたか‼なかなか出せないからなこの剣技は‼」

 

巨人が吐いた炎に向け聖剣を構え技をいい放つ

 

カ「──絶剣技 四ノ型〈焔切り(ほむらぎり)〉!!!!」

 

巨人「■■■■■■■!?」

 

俺のもつ聖剣が炎を吸収し炎を纏い始めたことで俺は魔剣の方に魔力を流し込み両手にもつ剣が炎を纏い光輝く聖剣と禍々しい光の闇を持つ魔剣を持ち巨人へ剣を向ける。そこで俺は巨人へ急降下し放つ

 

カ「──絶剣技 二ノ型〈流星(りゅうせい)〉!!!!」

 

落下速度を利用して聖剣と魔剣を振り下ろす。巨人は避けることが出来ずにまともに食らってしまった。

かなりの速度で降りたせいかそれとも単純に威力が強すぎたのか周りにいたクラゲが余波で吹っ飛んだ。

この事のあってかあっという間に巨人のHPが消しとんで倒してしまって

 

カ「·····あっ」

 

レスティア『倒したわね』

 

エスト『倒しちゃいましたね』

 

カ「倒しちゃたな」

 

·····················キリトたちの方に戻ろう

 

レスティア『なんか言われそうね』

 

カ「慣れてる」

 

エスト『ええー』

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

キ「カイトお前·····」

 

カ「わかってる」

 

リ「··················」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

カ「やっちゃたぜ✨」

 

リ「何がやっちゃたぜ✨だぁ‼」ガスッ

 

カ「南"無"三"!?」

 

リ「どーすんのよ⁉せっかくの作戦が無駄になっちゃたじゃない⁉それにあの攻撃で邪神級のモンスターが四散するってどういうことよ⁉しかもそのせいでさっきのクラゲちゃんが吹っ飛んだじゃない⁉どうによ⁉あなたn──」

 

キ「長い長いから」

 

カ「んあ?なんかクラゲがきたぞ」

 

リ「うにゃー⁉あなたのせいで攻撃してくるわぁ‼」

 

ユイ「大丈夫ですこの子怒っていません」

 

カ「とりまこれで大丈夫か」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

邪神ってあんなに弱いんだな

 

 

『『『『あなたが規格外すぎんだよ‼』』』』

 

むぅ······




お疲れ様でした‼急ぎで書いたのでまた多くの誤字があるかもしれません。

カ「なんかfateの作品を書いたらしいが?」

ああそれですか?妄想が爆発したので書いただけで今は書く予定はありません

カ「今はなんだ」

まぁfateはこの作品が終わってからですしおすし
書いて欲しいかたが居たら考えてやらんこともない

カ「なんでそんなに上から目線なんだよ」

まぁそんな感じで感想と評価をお待ちしております。
ではまた次回クラゲによる蹂躙劇を‼

カ「待っててね❤」

見た目があれだもんな可愛そうな

カ「はよ終われ‼」ズパン‼

グハッ⁉


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