完璧、時々精神病み (U・M・R)
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はじめに、主人公の特異体質について

久しぶりです!読んでね!


ここは火咲高校の2年B組いつもとかわらない 朝の教室である。

「やぁ、おはよう。」

ある生徒が爽やかに挨拶をする。

「おお、赤星じゃん、おは〜」

挨拶をした生徒は赤星 圭介。『完璧』な人間である。

運動も出来、成績は学年トップ 周りに気遣いも出来、イケメンで女子にはモテる。さらに生徒会長というハイスペック。

女子にモテるので

「赤星くん!今日空いてたりしない!」

「待って!私が先に言おうとしたの!」

「ずるい!私が先よ!」

教室に入るたびこんなんである。

「あはは…ご、ごめん今日おばあちゃん家行かなきゃ行けなくて、ごめんね。」

今日も大変そうである。

なーんだ、仕方ないよ赤星くんいつも忙しいから、などと言いながら女子が散っていく

「おおう!大変そうだなモテるのも大変ですなぁ〜旦那」

「何言ってんだよー俺が生徒会長ってだけだろ神瀬、からかうなよ」

話しかけたのは神瀬 組対、赤星の幼馴染である。

 

「いい加減自覚しろってーモテるんだよお前さんはよー」

 

「お、おうお前が何言ってるか分からんがいいわ」

 

「分かれよ。」

 

こんな彼、家に帰ると暴力をふるったり…

 

「この野郎!さっさと飯出せよ」

 

「おーいおばあちゃん、そんなドラマばっかりみるのやめなよー」

 

暴力ふるったりすることはない。むしろ家事の手伝いする良い子である。

 

こんな彼には秘密がある、それは

 

ああ!もう!さっさと俺に渡せよ!文体を!

とゆーわけで筆者から赤星に文体強制チェーンジ!

 

はい!だというわけでこっからマイターン!

 

そう、あれはある朝だった

 

〜ある朝〜

 

「おっはー」

「おはよー」

 

いつもどーり学校行って、生徒会やって!帰るというわけなので!省略!

舞台は帰り道

「またなー!」

「おう!また明日」

 

疲れたなぁー、今日はそのまま帰ってゲームでもしようかな。近道しよーっと

時間的にはようやく夕方になった頃である

そのまま裏路地に入った時だった。

 

「てめぇ!殺すぞ!さっさと金置いていけよもしくはそこでさっさと全裸になれよ!」

「や、やめて…下さい…すいませんでした。許して下さい。…」

おおう?

「だれが許すか!金持って無いなら全裸になれよ!よく見りゃ中々上玉じゃんか」

あ、なるほど察し

「なめんな…ってああ?」

 

「やめなよ、おっさん、そこの人大丈夫?」

 

目の前には厳つい背中にすごい筋肉がついたやばそうな人

 

「えっ?…あっ?… え?」

 

「はあ!?そこをどけ!小僧」

 

いきなりの裏手で頰を殴られ壁に頭を打ち付けた。

 

「あっ!」

 

「ぐっ!」

 

少女の短い悲鳴と俺の苦悶の声

 

「やる気なら、ええ?」

 

「あのー、」

 

「???気絶されてる?」

 

自分で言うのもなんだけどカッコ悪い!

 

「…」

 

「…なーんだ!ビビらせやがってお前死ね!」

 

その時おれの別人が起動した。

 

「…と、見せかけた所で…」

 

「ああん?」

 

「久しぶりだねー!俺が出てくるのも。」

 

「???」

 

「この様子じゃあ一発ヤラレタのか、全くこのご主人様はよー、やり返せよったく。」

 

「はあ?大丈夫か?」

 

「と、ゆーわけでご主人様がやられたぶんはやり返すぞ!」

 

俺は思いっきり鳩尾に一発殴りを入れる!

 

「ぐはあ!?」

 

「おいおい?一発でそんなもんか?ははは、ザマァねェな!」

 

「やりやがったな!」

 

「あはは!面白いじゃん!」

 

 

男は蹴りを繰り出す!ただ…

 

「軸がぶれぶれだな!」

 

蹴りを足の裏で防ぎつつ、そのまま足を下ろしつま先を足で潰す。

 

「ああ!いいねいいね!」

 

そのまま顔面に膝を入れ、狭い路地裏の壁にぶつけさせる。

 

「あっはははは〜、まだまだぁ!」

 

男は恐怖の顔ってこんな感じなんだろうなーていう顔をする。だが俺にとっては興奮材料でしかない。

 

「や。やめて下さい!や、やめろぉ!!!」

 

さらに膝を下ろすように蹴り飛ばす。久しぶりだ、楽しくて仕方ない

 

 

「血が出ないなあ。血を出せよ、面白くないだろ?」

 

「ああ!ゆ、許して下さい!」

 

そこでおれはニヤリと笑い

 

「断る」

そして顔面に再びパンチを入れようとした時

「や、やめて!」

 

いつのまにかさっきまで襲われてた子が目の前に飛び出してきた。さっきはよくわからなかったが金髪碧眼の外人っぽい。目が大きく、小さな鼻と口がついていてとても可愛らしい子だった。

 

「や、やめて下さい。もういいです。」

ただこの子が考えてることがよくわからない。

「なーんで?襲われてたんでしよ!やられててザマァと思わない?」

 

「思わない!」

殺してあげようと思ったのに。

「このクソガキィィ!」

 

いつのまにか起き上がっていた男の顔に回し蹴りを打つのとあいつのパンチが頭に入るのが一緒だった。

 

「ぐあああ!」

 

「って!」

 

…あれ僕はこんな所でなにを?

 

「あ、あの…?」

 

言葉の先には可愛らしい子が

 

「え?ごめんどうかしたかな?」

 

するとその子は怯えたように、

 

「い、いや…なんでも…」

 

「あれ?君、うちとおんなじ制服じゃん、僕は生徒会長の赤星 圭介っていうんだ。高校2年生、きみは?」

 

「…あ、あの、一つ聞いてもいいですか?」

 

「何かな?」

 

「赤星さんは二重人格ですか…?」

 

「…」

 

「い、いや!何でもないです!気にしないで下さい!」

 

「いや、そうかな、正確には二重人格じゃなくて魂が、二つあるだけだけど。」

 

「え?」

「ごめん、こっからはあんまり話したくないんだ。もう一人の僕が驚かせてしまったのならごめんね。あとあまり人にはいって欲しくないかな。…またね!」

 

「…」(何だったんだろうあの人)

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

「可愛い子だったな、」

はっ!イカンイカン正気に戻れ僕!

 

「あ、名前聞くのわすれた!」




このあと主人公の特異体質について明らかに!(もうわかってるか)
待たれよ次号!


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