キングダムに転生らしいぞ! (ムカチャック)
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プロローグ
えっとここどこ?
何この真っ白な空間何かのドッキリか?
?『おおー気づいたようだな、なに戸惑うのも無理はないぞ、お主は死んでいるのだからな』
ええーまじかよ俺なんか髭長いじじいに死んだとか嘘つかれても、
いやここにいるじゃん!
?『なんじゃ、神の言うことが聞けんのか、なら論より証拠を見せてやろう!』
ん?髪がどうした、それより早く証拠見せてみろよ!
神?『なら、お主の体を見てみよ!』
えっ、下半身が反対になっとるなんで尻が前にきとんねん!
ってことは俺は死んだと言うことか、まじかよ、
神『これでわかっただろう、そしてお前に今から転生してもらう!』
いや転生って、まぁうじうじしてても仕方ないか、転生するところってわかるか?
神『あぁ最近人が死にすぎている……………キングダムの世界だ!』
いや、なんで間があったし、キングダム好きだけど、あそこ神様が言った通り人が軽く死にすぎて俺が行ってもすぐ死ぬだけなんですけど、特典ください、お願いします!
下半身が逆ながらも素晴らしい土下座をしているな、よし願いを叶えてやるか、
神『ま、いいだろう何個かは俺が適正を見てくるから少し待っとれ!』
よっしゃ!これで俺がどこに生まれるかで秦国が統一するかしないか決まるのか、お、きたな!かーみ、何個つけてくれるんだ?
神『うむ、ま、特典にもよるが3個くらいでいいか』
ええー3個かよ!『ならなしでもいいんだぞ』よし、なににしよう!
うーんあんまりすごすぎるとダメですよね?
神『例えばなんじゃ?』
えっとガンダムの機体とかゴジラになれる能力とか
神『ふむ、それは無理じゃな、キングダムの世界に転生するじゃから、魔法とかも無理じゃぞまー自分を強化するぐらいならいいぞ』
じゃー体を鍛えれば鍛えるほど強く、賢くなる身体、つまり武力も知力も上がると言うことだ、これ1個のお願いでいいよね?お願い!
神『うむーま、ええじゃろ』
よし!で、2個目が覇気を使えるようにしてくれ!ああ、そうそう見聞色の覇気はそのままで、武装色の覇気は色が他の人にはわからないようにしてくれ!覇王色の覇気はいらないから!
神『うむ、まーそれなら別に大丈夫だろ!』
それで3個目が壊れない日本刀をくれ!
あと容姿は東京グールの平子丈にしてくれ!
神『壊れない刀か、うむ、いいじゃろう容姿についてもええぞ!』
あと、転生するなら年は5歳くらいで頼む赤ん坊だとなんだか嫌だからな、
神『あいわかった、なら、もうおくるぞ、達者でな!ポチッとな』
カチッ
下の床が開いた
これはテンプレ通りかー
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
いてて、木から落ちたのか、なんで木の上で寝てるんだよ、まー無事転生できたか、俺の名前は何だ?ええーと丈だと、この容姿だしちょうどいいか、家は名家でも何でもないが、親父が千人将だってよ、なんか普通よりはいいんじゃね?母さんが、蒙家の出の人らしいから蒙家とは縁があるらしいな、ってことは俺は楽華隊になるのか?いや、俺は親父の隊で経験をして、自分の隊を創ろう!
そうと決まればまずはこの年だし、知識から詰め込むか、母上〜丈に、軍師学校に通わせてください!
私が洗濯をしていると、息子の丈が森の奥から走って私を呼んできた、
丈『母上〜丈に軍師学校に通わせてください!』
母『どうしたの、丈いきなりそんな事言い出して』
丈『僕は、大きくなったら父上みたいにすごい将軍になりたいから、今のうちから知識をつけたいんだ』(父は将軍ではなく、千人将です)
母『まぁ、そうなのじゃあ頑張らないとね、なら私からもあの人に言っときますよ』(ふふ、あの人にこの事教えたらいつも厳格な顔が緩んでしまうでしょうね、できるだけのことは父上からもしてもらいますかね)
その日の夜
母『あなた、話があるの』
父『なんだ?』
母『今日ね、丈が、父上みたいになるーっていってて、しかもそのためにはまずは知識が必要だから、軍師学校に通いたいんらしいから通わせてもいいわよね?』
父『そうか、俺みたいにか、ぐへへ〜、』
母『……』
父『おっほん、俺は通わせてもいいと思うぞ、おーい丈話があるんだが、いいか?』
親父がいつもの厳格の顔で聞いてきた、内心めっちゃ怖かったが表に出さず答えた
丈『父上なんですか?』
父『今日の話を聞いてな、丈を軍師学校に通わせようと思う、だから大変だと思うが、頑張れ!』
丈『はい、わかりました!』
よっしゃーこれで昌平君にでも教えてもらえば、天才になれる!
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第1話
あと新しいキャラも出ます。
軍師学校の話をしてから1週間、今日から丈が入る軍師学校は、100人の応募者がいても1人入れるか、というすごい育成軍師学校らしい、俺の予想では間違えなく、蒙家が何かしてくれていることは確信している、なぜなら母さんの機嫌がすごく良かったからだ、うん単純明快だな、おっとかんがえすぎていたな、
父『軍師学校にいっても元気で頑張れよ、まー丈なら大丈夫だろうとは俺は思っているがな』
母『ご飯はちゃんと食べるのよ、それから先生の言うこともよく聞くのよ?応援してるからね!』
丈『はい!父上、母上たちもお元気で!学校にいっても頑張って1番をとります!では!』
父、母『いってらっしゃい!』
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家を出て2日やっとついたか、
丈『こんばんは〜誰かいませんかー?』
大男『んふっ、どうしたのかな、坊や?』
丈 (この人もしかして介億じゃねーか!)!!『いえ、私は丈と言います、今日からここの軍師学校に通わせてもらうことになりました。よろしくお願いします!』
介億『私の名前は介億と言います、以後お見知り置きを!では、私が案内しましょう!』
丈『よろしくお願いします!』
介億『では、行きましょうか』
介億『少しお待ちを!殿、新しい生徒になる坊いえ、童子をお連れしました。では、はいれ!』
丈(うおー本物の昌平君だ、オーラが違う!介億さんもだけど、)『初めまして、丈と申します、よろしくお願いします!』
昌平君『ああ、よろしく、私は昌平君という覚えておけ!』
丈『はい、わかりました、では、失礼します。』
丈はそういって、頭を下げて部屋を出ていった、介億は昌平君ニヤニヤしながら丈について聞いてみた
介億『殿、丈を見てどう思いましたか?』
昌平君『あの年で礼儀をわきまえていて、なかなか鍛えごたえがあるな、最初は、軍略をある程度叩き込み、私や、介億あと豹司牙が直々に武術も鍛えてやるぞ!』
介億『御意‼︎』
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1ヶ月後
介億『んふっ、丈、課題はもう終わりましたか?』
丈『はい、一通り指定された兵法書は覚え、型の素振りも終わりました。』
介億『よろしい、今から2年後に戦場を体験しに行き、それからは、私と豹司牙と殿が武術を教えるからな!それまでにまた課題をたくさん出すからそれを終わらすようにな!』
丈『はい、わかりました!では、失礼します。』
丈が縁側を歩いていると、細目の子供が話しかけてきた
?『丈やっときたか、待ってたんだぞ!』
丈『おお、待たせたな倉元!』
(そういえばあの時、倉元がいてびっくりしたな…)
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1週間前
丈『ここを曲がったら、おっとあぶね!』
ドンッ‼︎
丈は誰かの頭と頭をぶつけ、転んだ
丈『いてー、大丈夫か?』
倉元『いたたたたー、ああ、大丈夫だよ』
丈(うん?こいつは東京グールの伊東倉元に似ている子供だなー)『ごめんな、初めまして、こないだからここにきた丈だ、よろしく!』
倉元『別に大丈夫だから、初めまして、僕はここの門下生の倉元、よろしね!』
丈は少し笑いながら手を出し、倉元も苦笑しながら手を出した
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倉元『どうしたの、いきなり黙って?』
倉元は苦笑しながら言ってきた
丈『悪い悪い、少し倉元と会った時を思い出してた!』
丈はそう言いながら頭をかいた
倉元『ま、いいか、それで話ってなんなの?』
丈『ああ、ここに来てもらったのはな、俺が部隊を作る時に一緒に隊を率いてほしい!』
丈は前かがみになりながら倉元に迫った、すると倉元はまたも苦笑しながら言った
倉元『僕が断るはずわないだろう、それに丈は軍師になるような人じゃないしね、ま、顔は地味だけどね(笑)』
丈『最初は良かったけど、後のこと何も関係なくね?ってことは1人目の仲間だな、倉元は俺より頭いいし、武術もある程度できるからな、これなら2人で大将軍だな!』
倉元『言い過ぎだよ、まーそうだね、とりあえずは戦に負けないような武将になるかね』
丈と倉元は大将軍になる誓いを立てたそう信と漂のように……………
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それから2年後の戦場を知り倉元と一緒に昌平君、介億、豹司牙の3人に徹底的に鍛えられて5年がたったある日
丈『もう12歳か、母さんと親父に会うのは7年ぶりかー、倉元も良かったのか?俺と一緒に特別卒業になって』
倉元『良いんだよ、丈と一緒に親父さんの部隊に配属になって戦場を経験し、そこから良い隊を作るんだろ?』
丈『倉元、そんなことまで考えてくれたんなんて、そうだな、作らないとな、あと親父は、7年間の間に五千人将になったみたいなんだ!』
倉元『ええー、そんなこと聞いてないよ、てっきり一生千人将かと思ってた』
丈『いや、それひどすぎだろ!親父は頭は馬鹿でも、武力は秦国でも結構あると思うぞ』
倉元『ごめんごめん、でもそんな人の隊で、戦できるんだから、色々と学べるね』
丈『ああ、さっそく親父に言ってこよーぜ!』
丈『父上、私と倉元は父上の隊の戦に今度から連れて行ってほしいのですが』
父『ふむ、なら俺と手合わせして、俺が納得したら良いぞ』
丈・倉元『はい‼︎』
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第2話
父『準備はいいか?』
丈の父が刃が潰れてでできた剣を肩に置きながら聞いてきた、
丈は少し口角を上げながら了承した
丈『はい!(この7年間俺は覇気の修行びっちりしてきたんだ、しかも武術についても先生たち(昌平君や介億、豹司牙)に勝てなくても、簡単には負けなくなったからな)』
父『では、行くぞ!』
丈(最初左から斜めに切りにくるか、)『は‼︎』
丈の父はそう言いながら、左斜めから切るように剣を振ったが、丈は自分の剣で難なく横に逸らし、
丈『ふっ』カキンッ
父の剣を持つ腕を弾こうとしたが、父の剣でいなされ、
父『はぁっ』カーン
父『いくぞ、シッ‼︎』シュンッ
父が突きを放ってきたが、丈はかろうじて腰を曲げスケートのイナバウアーのように避けた
丈『くっ‼︎』
丈は父の背後に回り、剣を左手に持ち替え、父の背中を叩いた。
丈『ハァーー』バシッ‼︎
父『ぐ、驚いたぞ!ここまでできるようになっているとはな、学校に行かせた甲斐があったわ』
丈『はい、ありがとうございます。動きがわかっていたので対処できました!』
父『動きがわかっていた?どう言うことだ』
丈(覇気を使ったとも言えないからな、それなりに言い訳をしておくか)『目を見たのです!それと父ならこうするかと考察しました』
父『ふむ、まーいいだろう、それで、倉元は丈より強いのか?』
丈『いえ、剣では私より弱いですが、槍を持たせれば今のところですが、秦では並ぶものはいないでしょう』
父『そうか、なら倉元とはやらなくて良いわ、また負けると父の立つ瀬がないからな(笑)』
倉元『えー、残念』
倉元は残念といいながらも笑っていた
そして父の軍から百人借り、次の戦支度のため父の軍で落とした城に入り何かないかと物色していると、そこには奴隷のように、たくさんの人が檻に入れられており、そこである人を発見した、ここにはいないはずの漫画のキャラにそっくりの人を見つけたからである。
丈(なんで、BLEACHの世界のハリベルがここにいるんだよー)
丈が驚いて目を見開いていると倉元がにやけて話しかけてきた
倉元『どうしたの、いつも無表情なのに目を大きくさせちゃって、あの金髪の女の人が気になるの?へー丈はああ言う人が好みか(ニヤッ)』
丈『ばかっ、ちげーよ知り合いにそっくりだっただけだ(倉元だってグールに出てきていた並みに強くなってるし、ハリベルも強くなるかもしれないから、仲間にするか!)』
丈がハリベル(仮)に近づいて行くと、ハリベル(仮)が褐色の顔を金に近い髪を揺らしながら顔を上げて話してきた、
ハリベル(仮)『貴様ら何の用でこちらに近づいてきた!』
ハリベル(仮)は怒鳴るかのように話しかけてきたが、丈はどこ吹く風のように、無表情で話しかけた
丈『お前はなぜ、ここにいる?』
丈の質問を聞き、少し落ち着いたのか、ハリベル(仮)は話し始めた
ハリベル(仮)『私は旅をしていたのだが、この城に着いた時にこの城のものに町娘が犯されそうだったので、助けようとしたのだが、相手の人数も人数なので、町娘を庇いながら戦えんと思って私が身代わりになったのだが、その敵がいつになっても来ないので何事かと思ったら、貴様らが来たと言うわけだ』
ハリベル(仮)は自分でうんうんと頷いたりしながら話してきた、、またしても丈は無表情のりようにも見えたが表情が少し柔らかくなっていた
丈『そうだったのか、災難だったな、でももう大丈夫だ、俺たちはここの魏国内の城を落としたからな、それで名前を聞いていいか?』
ハリベル『そうだったのか、いいぞ、私の名前はハリベルだ!』
丈『俺は丈だ!ところで行く宛はあるのか?ないなら俺の仲間にならないか?』
ハリベル『宛てか、特にないな、いいだろう我が主よ、これからよろしく頼むぞ!』
丈『我が主って、丈でいいよ、よろしくな』
倉元『もう終わったみたいだね、あ、僕は倉元よろしくね!』
丈、ハリベル『うお、びっくりした、いきなり出てくるなよ!(‼︎)』
倉元はニコニコとそう言いながら丈とハリベルの会話の中心に現れたので、丈は転けそうにびっくりしたり、ハリベルは目を見開いて驚いていた
ハリベル『全然気づかなかったぞ、倉元といったか、よろしく頼む!』
倉元『最初から居たんだけどね、うん、よろしく』
?『若、もうそろそろ殿との約束の時間ですぞ!』
丈『あ、すまないな、黄離弦あと後ろにいる馬関もありがとう!』
これから黄離弦は黄、馬関は馬と称します
黄、馬『は‼︎』
なぜここに魏国の黄離弦と韓国の馬関がいるのは、丈の父、子家の棟梁である子平(丈も子家の子供であるため、本名は子丈である)がこの7年間で魏国、韓国と戦闘した時に降伏した敵にこの2人がおり、この2人をなんとか登用して、丈の部隊につけたのである。
付け加えとして、黄離弦と馬関は信にやられた人物であるため、秦国の味方についている時点で、すでに原作改変しているのであった。
そして、黄離弦は中国十弓であるため丈も弓を教えてもらっていたりする、馬関の方は逆に丈達が矛の技をつけさせていたりする。
父『ここの魏国の城、魏始に三ヶ月程駐屯することになった、悪いな丈、上からの命令でな!それでそこの女は誰だ?』
父、子平はむすっとしながら丈達を見ながら言ってきた
丈『そうですか、紹介します、こちらはハリベル、私の仲間になるように言い、仲間にしました』
父『使えるのか?』
丈『はい、今は1人で蛮勇程度は数十人は相手できましょう!これからさらに鍛え上げます。』
父『なら、いい!あと、丈これは東の島国の商人からかった業物の[刀]というものだ、それの名はイザナギだ、次の戦で使ってみろ!』
丈(これは、やっときたか最後の特典、しかも名前イザナギって日本の神の名前じゃねーか、しかも、なぜかワンピースの黒刀秋水だし、でも長さは少しこっちの方が長いか、まーいいか)『ありがたく!』
丈は片膝をつき両手でイザナギを受け取った
父『もういいぞ』
丈『では、失礼します。』
父『ああ、そうだ、黄離弦と馬関は少し残れ!お前達は帰っていいぞ』
丈、倉、ハ『わかりました‼︎』
黄、馬『は‼︎』
黄離弦『それでここに残らせたのはなぜでしょう?』
馬関『若のことですか?』
父『そうだ、丈はまだ隊を率いて戦ったことがないからな、お前達二人を丈の隊につけたのだが、丈達だけだと不安だ、二人が支えてやれ!いいな?』
黄離弦『中国十弓として、若を死なせません!』
馬関『若のために敵を殺しましょう!』
父『頼んだぞ‼︎』
黄、馬『は‼︎』
その頃丈達は
倉元『丈いいなー珍しい武具、僕もこの戦が終わったら新しい槍買いに行こっと』
ハリベル『丈様にぴったりだな、私も剣を手入れしておこう』
丈『まー普通に嬉しいわな、それとハリベル、様はやめろ様は』
丈はハリベルに照れながら黒い刀身を鞘から抜いて見ながらいった
ハリベル『主を無しにしたのだから、丈様と呼ばせてくれ!』
ゴオオオオオ
ハリベルに凄みながら迫ってきた
丈『わ、わかったよ』
ハリベルは美人なので、丈は恥ずかしく、後が怖そうなので頷いてしまった
倉元『じゃあ僕も主って呼ぼうかな』ニヤッ
倉元はニコニコしながら何かを思いついたようにいった
丈『それだけはやめてくれ』ギラッ
丈はそんなことしたらゆるさんぞっと言わんばかりに睨みつけた
倉元『僕はもう寝るわー』
倉元は逃げるように部屋を出ていった
丈『ふぅ、やっと休める、ハリベルはいつ出ていくんだ?』
丈は疲れた顔をしながらハリベルに聞いた
ハリベル『私は今日はここに寝るぞ!』
ハリベルはドヤ顔しながら言ってきた、丈にとっては爆弾発言であることに全く気づいていないかのようであった
丈『俺今日寝れるかな?(小声)』ハァ
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第3話
これからは週一前後くらいの投稿になると思います。
では、どうぞ!
次の日
倉元『おはよー、あれ、どうしたの丈、隈が酷いじゃないか、今日はいつもに増して、酷いじゃないか、何かあったのかな?』ニヤ
倉元は口元を押さえながらニヤついていた
それを見た丈は、眠そうに溜め息を吐きながら言った
丈『そのコメントの方が酷いわ、昨日は、生殺状態が続いたためか、顔が死んでいるんだ、ハリベルは人の気も知らずにぐっすり寝やがって』ハァ
そこに、元凶のハリベルがホクホク顔でやってきた
ハリベル『ん?みんな、どうされたのだ?』
丈『いや、なんでもない、それより今日から三ヶ月後まで、俺たち百人隊はもう百人、親父から預かったから、今日から二百人隊で訓練に入るぞ!』
丈は隈が酷い顔で言った
倉元『もう百人増えるなら、早く言ってよね』
倉元は無表情でいった
ハリベル『了解した!』
ハリベルはキリッとした顔で言った
丈『悪かった、訓練は同じで、隊分けは、俺は黄離弦と馬関と百人隊を指揮するから、倉元とハリベルはもう百人を頼むぞ!』
倉元『何で、隊を分けるのさ?』
ハリベル『別に構いませんが、理由を聞いても?』
丈『別に分ける必要はないが、作戦で百人ずつになるかもしれんからな、それとどちらが強くなるか、競争だな』フッ
丈は少し笑いながら言った
倉元『へー、負けるつもりはないけどね』
倉元は目を少し開きながら言った
ハリベル『望むところです!』
ハリベルは意気込んで言った
丈『まず隊分けだが、俺らが直接指導しながら、訓練した百人隊は半分にわけ、新しく入ってくる百人隊も半分に分けてから、それをくっつけて百人隊を作る、それで訓練開始だ!それとハリベルは訓練が終わったあと、俺と個別で特訓だ、まだ経験が足りないからな、いいな?』
丈は少し微笑みながら言った
ハリベル『御意‼︎』
ハリベルは嬉しそうに頷いた
丈『よし、今から訓練をするわけだが、かなりきついが、ついてこいよ?』
兵達『は‼︎‼︎』
丈『よし、まず第一の訓練はお前たちには、水場のところを走ってもらうぞ、武器を持ってだ、そして吐いてでも止まるな、わかったら走るぞ!』
倉元『初っ端からきつそうだね』
倉元は苦笑いしながら言った
ハリベル『私はやると言われたならばそれをやるまでだ!』
ハリベルはむしろ望むところだという感じで言った!
丈『俺はまだ休めといってないぞ、ほら最初に言っただろ、吐いてでも走れと、じゃないと俺が尻を蹴っ飛ばしながらでも、いくぞ!』
ドタンッ
兵一「オェ〜、き、きつすぎる」
バタンッ
兵二「もう、走れねーよ」
兵士が一人一人倒れていた時、丈がいった
丈『おい、もうバテたのか?』
兵三「もう、みんな無理ですよ」
丈が聞いた時一人の兵士がそういった
だが丈はいった
丈『それは知ってる、だが戦場じゃ、そんなことは言ってらんねぇ、ここで妥協して、戦場に出て死んで、その後は敵国が俺らの故郷を侵略し、皆の大切な人達が死ぬ、それでもいいのか?俺はそんな後悔したくねぇから、お前達兵士達や俺自身にも厳しくしているんだ、わかったな?』
兵士達は丈の言葉を聞き皆が顔を変え、返事をした!
兵士四「我らの故郷を侵略などさせるか!」
兵士五「丈様、我らはまだやれまする!」
次々と意気消沈していた兵達が立ち上がり、皆の意欲を上げていった
一刻後(約三十分後)
丈『終了だぁー』
ハッ ハッ ハッ
ゼハ ゼハ ゼハ
丈『第一訓練終わり、休憩を少しはさみ、第二訓練に入る』
倉元『ハァハァハァ、ふぅー、丈は人間やめているのかな?』
倉元は息を切らしながらいった
ハリベル『ーーーーフッ、それでこそ我が主、これでこそ鍛錬というものだ』
ハリベルは肌についた汗を拭いながらいった、
黄離弦『これはなかなか』
黄離弦は弓を置きながらいった
馬関『うむー、いやー厳しいですな』
馬関は兜を外しながらいった
休憩が終わり、馬上にて丈がいった
丈『これより第二訓練を始める。内容はいつもやってることと変わらないが、いつもより二倍重い甲冑と自分たちが使用している武器を用意した、それを装備し、素振り、型の訓練を千回やる訓練を二回する、慣れてきたら日にちごとで増やしていくからな、では、いくぞ!
兵達「これは、中々重いぞ、だが我らはどんな訓練でも耐えてみせる!」
……………九百九十五、ハァハァ、九百九十六、もう少しだぞ、まだまだいけるな?
兵達「おう‼︎」
九百九十七、
倉元『ゼハゼハ、これは、中々きついね、』
九百九十八、
ハリベル『ハァハァハァ、くっ、まだまだ』
九百九十九、
兵達「………グッ」
最後だー、せーん!
よし、今日は終わりだ!』
丈は皆に聞こえるようにいい、甲冑を脱ぎながらいった
丈『解散だー、では明日も同じ時間だわかったな?』
兵達「おう‼︎ 」
そして、兵達皆が帰ってる中、丈とハリベルの二人だけが訓練場で相対していた
丈『疲れているとは思うが簡単にやられてくれるなよ?』
丈は木剣を肩にのせながらいった
ハリベル『この程度、大事ないです!』
ハリベルは木剣を両手で丈に向けながらいった
丈『ハリベル、容赦はしなくていい、全力で打ってこい!』
ハリベル『なら、行かしてもらいましょう!』
ハリベルはそう言いながら、丈に右横から薙ぎはらうように木剣を振った
それを丈は
丈『ほっ』
覇気も使わずに避け、上から切るように木剣を振った
丈『ふんっ』
ハリベル『くっ』
ハリベルは丈の木剣をかろうじて木剣を横にして防ぎ、そして反撃をしようと瞬間、もうすでに丈が懐に侵入してきていた
ハリベル『‼︎』
丈『これで、最後だ!』
丈はそう言い、足でハリベルの足をはらい、転ばせ、木剣を首に突きつけた
丈『このくらいで、終わりにするか』ふぅぁあ〜
丈は眠そうに欠伸をしながらいった
ハリベル『ハァハァ、はい、ありがとうございます!』
ハリベルは地に膝をつけながらいった
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
三ヶ月後
父『丈準備はいいな、今日から魏国の将軍[剛将]毛東と副将に魏の将軍[智将]沢率いる一万の軍勢が、ここより先の平原にくるため、我々五千の兵は打って出るが、何か案はあるか?』
将官達『そこは…………』
将官達が意見を出し合っていたところを丈が申し出た
丈『父上、我らの案聞いてくださいますか?』
父『なんだ、話してみろ!』
丈『はい、では、父上達本隊は半分攻めてもらい敵一万に当たってもらい、我ら二百人隊は隊を半分、つまり百人で左右より奇襲をかけまする、それで有能な副官をやりますので、敵を討ち取ったら全軍できて攻めていただきたく!』
丈は頭を下げながらいった
父『それは勝算あってのことか?』
父・子平は声を低くしながら丈に聞いた
丈『は!敵の布陣する場所は近くに森林がありまする、そこに父上達兵を何十人か置いてもらい、秦国の旗を立てて欲しく』
丈は父の目を見ながら決意のこもった目で言った
父は少し考えた後
父『ふ、なら成功させろ!』
丈『ありがたく!』
将官達『‼︎それは殿』
父『よい、あやつらは死なん!それにあやつがどう戦うか見て見たいしな』
父・子平は笑いながらいいつつ、その目は確信していた、丈達は死なないと
丈が兵士達の前に立ち軍議でのことを皆に話すと
兵士達「は、面白いですな、我らが武を敵に示しましょうぞ!」
逆に意気込んでいた
丈『倉本とハリベルは左翼からの隊で指揮をとってくれ俺は黄離弦と馬関達と右翼の隊の指揮をとる、やってくれるな?』
倉本『うーん、頑張ってみるよ』
そんなことを言いながら、倉本もしっかりと意気込んでいた
ハリベル『師匠の弟子として、恥じないよう敵を殲滅します!』
ハリベルはいつもより闘志が漲っていた
丈『なら行くぞ!』
丈は馬に乗り、自分の愛刀イザナギを敵陣に向けた
兵士達「おう‼︎」
次から敵との合戦です。
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