バディファイトLoveLive!サンシャイン!! (ヤギリ)
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Aquors 結成編
太陽の少女


どうも、ヤギリです!
皆さんの応援のおかげで前作[バディファイトLoveLive!]は、見事終わることが出来ました。
これでしばらく楽出来ると思いましたが、感想を流し読みしていると、
無視してきた要望がありました。

1、新カード使わんの?
2、新シリーズのカード使わんの?
3、必殺モンスター使わんの?
4、期待してます。

なので今回から新たな物語を作りたいと思います!

今作も大量のオリカ、そしてオリキャラ
出して行きます。ご期待下さい!


何も無い私の日常に…突然訪れた奇跡………!

たまたま曜ちゃんと秋葉原に遊びに行ったとき、大きなビルの大きな画面に映る

9人の少女逹、そこには、出会い、感動、情熱があって…何より凄いのは、皆、

一人一人の輝きが凄く強くて、私もあんなバディファイトをしたい!あの人逹みたいに輝きたいって、それは私にとって初めての憧れで、初めての夢になった!

 

私もいつか、バディチームを創って仲間と一緒に輝きたいって!

 

千歌[おーい、曜ちゃ~ん!]

曜[千歌ちゃん!]

千歌[遅いよ~]

曜[千歌ちゃんが早いんだよ?]

千歌[そうかな?まぁいいや、学校行こう]

 

浦の星女学院 昼休み 屋上 

 

曜[そう言えば千歌ちゃん]

千歌[ん?]

曜[例の件どうなってるの?]

千歌[例の件?なに?]

曜[あらら…、バディチーム造る話!]

千歌[ああ、それ?………、考えてなかった?!]

曜[も~、千歌ちゃんったら~]

千歌[ごめんごめん!昨日考えたんだけど、寝ちゃってた]

曜[あはは、千歌ちゃんらしい]

千歌[あ~、笑った~!もう許さない!こうなったらファイトだよ!曜ちゃん!]

曜[おっ!良いね~、受けてたつ!]

 

オープンTHEフラッグ!

 

千歌[ドラゴンワールド]

曜[ダークネスドラゴンワールド!ヨーソロー]

 

千歌[千歌のターン、チャージ&ドロー、ゲージ1払って装備、<太陽拳バルナックル>]

 

太陽拳バルナックル 攻4000/打撃2

 

千歌[ゲージ1でライトに<太陽の竜バルドラゴン>をコール]

 

太陽の竜バルドラゴン/サイズ2/攻5000/防3000/打撃2

 

千歌[バトル、バルドラゴンで攻撃!攻撃力+5000で攻撃力10000!バルナックルの効果で打撃3!]

曜[うわぁ!]LP10→7

千歌[ターンエンド]

 

曜[行くヨーソロー!ドロー、チャージ&ドロー、<ブラックドレイン>千歌ちゃんのデッキを3枚破棄!ゲージ+1]

千歌[あ~!千歌のデッキ~!]

曜[レフトにコール!<屍黒骸竜ヂェルドボドム>!]

 

屍黒骸竜ヂェルドボドム/サイズ3/攻6000/防5000/打撃3

 

曜[登場時、千歌ちゃんのデッキを3枚破棄!]

千歌[また~!]

曜[ライフ1払って(LP7→6)装備、<残影の鎌レヴナント>]

 

残影の鎌レヴナント/攻4000/打撃1

 

曜[バトル!ヂェルドボドムで千歌ちゃんに攻撃!]

千歌[うぁぁ!]LP10→7

曜[レヴナントで攻撃!]

千歌[うぁ!]LP7→6

曜[レヴナントの効果、バトル後千歌ちゃんのドロップが6以上なら二回攻撃出来る、よって

二回攻撃!]

千歌[くぅ!]LP6→5

曜[ターンエンド!ヨーソロー!]

 

千歌[さすが曜ちゃん、ドロー、チャージ&ドロー、よーし!<太陽の恵み>ゲージ+3!バトル、バルドラゴンで曜ちゃんに攻撃!バルナックルの効果で打撃3!]

曜[おっと-!<黒竜の盾>!ダメージ0でライフ+1(LP5→6)]

千歌[太陽拳バルナックルで攻撃!]

曜[うぁぁ!]LP6→4

 

千歌[ファイナルフェイズ!ゲージ3払ってバルドラゴンを必殺モンスターにっ!]

 

バルドラゴン"バルバーストスマッシャー"/サイズ2/攻11000/防6000/打撃4/ソウル1

 

千歌[行けー!バルバーストスマッシャーー!曜ちゃんに攻撃!]

曜[う!うわぁぁぁぁ!!!]LP4→0

 

曜[負けたー!やっぱ千歌ちゃん強いや!]

千歌[ふーっスッキリした!]

 

キーンコーンカーンコーン

 

曜[あっチャイム鳴ったね、教室に戻ろうか]

千歌[そんなー!私まだお弁当食べてないよー!うわぁぁん]

 

 

 

???[あれが必殺モンスター、面白いカードネ!]

 




記念すべき1話

内容は全然まとまってないので投稿は遅く物語もグダグダになるかもしれません

温かい目で見守って下さい。


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桜色の転校生

二年生 教室

 

ザワザワ…ザワザワ…

 

千歌[皆おはよー!って何かざわついてない?]

曜[おはヨーソロー!ってあれ?]

モブ[あっ千歌ちゃん、曜ちゃんおはよー!ねぇねぇ知ってる?今日このクラスに転校生来るんだって!]

千歌[転校生?]

曜[急だね]

千歌[転校生…、どんな娘かな?!]

曜[かわいい娘ならいいよね]

千歌[かわいい娘か~、もしその娘をバディチームに誘えたら~]

曜[おっ!千歌ちゃんにしてはそこに気がつくとは!]

千歌[曜ちゃんバカにしてる?]

曜[うん、してないよ]

 

先生[はい、皆静かに、今日は転校生が来ています。入ってきてどうぞ]

 

その時、教室に入ってきたのは、濃い桜色の長髪のかわいい女の娘だった

そして同時に千歌に衝撃が走る、この娘だ!千歌は直感的にこの娘に奇跡を見た

 

???[えと…、皆さん初めまして、[桜内 梨子]です。]

 

千歌[奇跡だよ-!]ガタン!

梨子 ビクッ

 

昼休み

 

千歌[ねぇねぇ、桜内さん!]

梨子ビクッ[な、何?え~と…]

千歌[あっ、私、高海千歌]

曜[私は渡辺 曜だよ]

梨子[高海さんと渡辺さん…?]

千歌[うん!ねぇ桜内さん!一緒にスクールバディチーム組みませんか?]

梨子[スクールバディチーム…?]

千歌[うん!桜内さんもバディファイトやってるでしょ?どうかな]

梨子[どお?って言われても、私…前の高校じゃ、そんなにファイトしたことなくて]

千歌[そうなの?]

梨子[うん、ルールは分かるけど]

曜[桜内さんはどこの高校に居たの?]

梨子[え?東京の高校だけど…]

千歌[東京!?凄~い!東京のどこ?]

梨子[え?お、音ノ木坂学院高校…]

千歌/曜[音ノ木坂学院高校?!]

千歌[凄~い!音ノ木坂ってあの伝説のバディチームµ'sがいた学校だよ!そんな凄い学校から来たなんて!それこそ本当に奇跡だよ!]

梨子[奇跡?]

千歌[うん!桜内さん!やろうよ!バディファイト!]

梨子[バディファイト?]

千歌[うん!そして、一緒にバディチームを組もうよ!]

梨子[バディチーム…?、でも私そんなに強くないし…それにチームとか興味無いし…]

 

 

放課後

千歌[あ~あ、桜内さんを誉めまくって勧誘作戦ダメだったな~]

曜[え?あれ作戦だったの?]

千歌[うん、私って人を誉めるの得意でしょ?]

曜[そうだっけ?]

千歌[そうなの!明日も誘うよ、桜内さんと絶対にチームを組むんだ]

曜[千歌ちゃん、うん!全速前進!ヨーソロー!]

 

次の日

千歌[桜内さん!バディチームを組んでください!]

梨子[ごめんなさい!]

 

さらに次の日

千歌[桜内さん!一緒にチーム組もうよ!]

梨子[ごめんなさい…]

 

さらにさらに次の日

千歌[一緒にチーム…]

梨子[興味無いですごめんなさい]

 

千歌[はぁ~、全敗しちゃったよ~]

曜[ははは、桜内さん意外と手強いね~]

千歌[う~ん、どうしよう]

曜[ねぇ千歌ちゃん、アイデアがあるんだけど]

千歌[アイデア?なになに!]

曜[桜内さんとファイトしてみたら?]

千歌[ファイト?ファイトか~、うん!良いかも!あわよくば私が勝った暁にはチームに入ってもらおう!]

曜[うん!]

 

次の日

放課後 屋上

 

梨子[高海さん、来たよ、用事って何?]

千歌[うん、お願いがあるんだけど]

梨子[何度も言うように、チームに入る気は無いからね]

千歌[わかってるよ、一方的に誘ってゴメンね、今日は桜内さんとバディファイトしようと思って]

梨子[ファイト?私と?]

千歌[うん!それでもし桜内さんが勝ったら、私、もう誘ったりしないから]

梨子[もし、千歌ちゃんが勝ったら?]

千歌[桜内さんの気持ち次第だけど、できればチームに加わってほしいなって…]

梨子(高海さん、それって…)

千歌[ファイトしてくれるかな?]

梨子[…、良いよ、ファイトしようか]

千歌[本当!よーしいくよ!]

 

オープンTHEフラッグ

 

千歌[ドラゴンワールド]

梨子[スタードラゴンワールド]

 

曜[おお~スタードラゴンだ、珍しい]

 

千歌[千歌のターン、チャージ&ドロー、ゲージ1で装備<太陽拳バルナックル>バトル、バルナックルで攻撃!]

梨子[あぁ…]LP10→8

千歌[ターンエンド]

 

梨子[私のターン、ドロー、チャージ&ドロー、<ドラグアームズファクトリー>手札の竜装機1枚捨てて2ドロー、そしてゲージ1でバディコール(LP8→9)!<超星竜ジャックナイフ>]

 

超星竜(スタードラグナー)ジャックナイフ/サイズ2/攻防5000/打撃3

 

梨子[ジャックナイフの効果、登場時デッキ3枚オープン、<竜装機エルガーカノン>をソウルイン!これでジャックナイフは攻7000/打撃4になる、バトル、ジャックナイフで高海さんに攻撃!]

千歌[ぐぁぁぁ!]LP10→6

梨子[ターンエンド]

 

千歌[私のターン、ドロー、チャージ&ドロー、ライトに<フレアファングドラゴン>をコール

登場時1チャージ、1ドロー、<太陽の恵み>ゲージ+3、ゲージ1でコール!<太陽の竜バルドラゴン>!バトル、フレアファングで桜内さんに攻撃!]

梨子[うっ!]LP9→8

千歌[バルナックルで攻撃!]

梨子[くぅぅ]LP8→6

千歌[バルドラゴンで攻撃!バルナックルの効果で打撃+1!打撃3]

梨子[うぁぁぁ!]LP6→3

千歌[ファイナルフェイズ!ゲージ2払いバルドラゴンをコストに必殺コール!]

 

バルドラゴン 疾風!バル鉄剣!/サイズ2/攻8000/防5000/打撃2

 

千歌[桜内さんに攻撃!疾風!バル鉄剣!バルナックルの効果で打撃3!行けーー!]

梨子[きゃぁぁぁ!]LP3→0

 

千歌[やったー!勝った-!]

梨子[あぁ、負けちゃった]

千歌[桜内さん!改めて、私達とチームを組んでください!]

曜[組んでください!]

梨子[私…、良いよ入ってあげるチームに]

千歌[本当に!良いの!?]

梨子[あ、あれだけ、毎日誘われて断り続けて…ファイトまでして…、さすがに断りきれないよ、それに…千歌ちゃんとのファイト楽しかったし、千歌ちゃん達と歩いた先に何があるか興味が出てきた]

千歌[桜内さん…うぅ…]

梨子[な、名前で良いよ…その、チームになるんだし、名前で呼びあった方が…その…]

千歌[うぅ…梨子ちゃ~ん!]ギュー

梨子[うわひゃ!]

千歌[梨子ちゃん!梨子ちゃん!]

曜[良かったね、千歌ちゃん]

梨子[改めて宜しくね、千歌ちゃん、曜ちゃん]

 

 

こうして千歌達のチームは、三人になった!




さて、ここから一人ずつ勧誘はちょっと厳しいかな…、どうやってキッカケを得たモノか…


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ルビィな輝きと花丸な出会い

教室

 

梨子[それで、バディチームの活動ってどこでやるの?]

千歌[え?それは当然……、どこでやろうか?]

梨子[何も無いんだ…、どこか使っていい空き教室とか無いの?]

千歌[う~ん、そん所なあるかな~]

曜[あるよ?]

千歌/梨子[あるの?!]

曜[空き教室の場所は分からないけど、探す方法ならあるよ?]

千歌[え?ホントに!]

曜[うん、千歌ちゃん、部活申請書あるでしょ?それを提出すれば良いんだよ]

千歌[ああ~そっか!部室か!]

梨子[じゃあさっそく申請しに行こうか]

 

生徒会室

 

ダイヤ[バディ部ですか…]

千歌[はい!申請お願いします。]

ダイヤ[ダメです。]

千歌[何でですか?!]

ダイヤ[まず、申請書に書いてある事を理解してますか?部活動申請するには最低でも4人以上必要なんです。書かれている名前は三人分、これでは条件があっていません]

梨子[確かに…]

ダイヤ[後もうひとつ、申請書の期限は後2週間、それを過ぎれば来年まで申請はできません]

千歌[そんな~!]

曜[それじゃあ部員を後一人でも増やせば良いんですね?]

ダイヤ[ええ、二週間以内に…ですが]

千歌[よーし!今から勧誘に行こう!]

曜[そうだね!]

梨子[では、失礼しました]

 

ダイヤ[お待ちなさい!先にこの部を作ろうと思ったのはどなたです?]

千歌[私ですけど…]

ダイヤ[なぜ、バディチームを作りたいのです?その目的は?]

千歌[目的って程じゃないですが、憧れならあります。]

ダイヤ[憧れ…?]

千歌[はい、私、伝説のバディチームµ'sに憧れてて、いつか私もラブライブの大会に出てあの人達みたいに、輝きたい!ってそうおもってます。]

ダイヤ[そうですか、わかりました。]

千歌[失礼しました]

 

ガチヤ パタン

 

???[輝きたイ…ネ、似てるわネ?誰かさんに]

ダイヤ[鞠莉さん、どこから沸いて出たんですの?]

鞠莉[ダイヤひど~い、人をウジ虫みたいに]

ダイヤ[似てなどいませんわ、誰にも]

 

 

次の日

曜[千歌ちゃん、梨子ちゃん、ポスター出来たよ!]

千歌[おお~!ポスター!]

梨子[これを掲示板に貼るの?にしては量も多いし…小さくない?]

曜[そこは心配なし、これ配る用だから!]

千歌[配る用?]

曜[そう!掲示板に貼ったポスターの下に机にでも置いて置くんだよ]

梨子[なるほど]

千歌[さすが曜ちゃん!]

 

掲示板

 

???[バディ部の部員募集?]

????[どうしたの?ルビィちゃん?]

ルビィ[花丸ちゃん…、これ]

花丸[ん?バディ部の部員募集?ルビィちゃんバディ部入りたいの?]

ルビィ[え?!そう言う訳じゃないけど…うゅ…]

花丸[ルビィちゃん、自分の気持ちに従うズラ]

ルビィ[自分の気持ち]

花丸[ルビィちゃん、スクールバディチーム入りたいんじゃないの?]

ルビィ[えっと…、うゅ…]

花丸[マル知ってるよ、二年生の人たち、いつもバディ部の勧誘続けてるのルビィちゃん見てたでしょ]

ルビィ[それは、その…、うん]

花丸[なら、勇気を出そう?一言チームに入りたいって、勧誘してるくらいだから良いよって言ってくれるよ]

ルビィ[うん、ねぇ花丸ちゃん…、もし、もしだよ?もし、先輩達が良いよって言ってくれたら、その…、花丸ちゃんも一緒にバディ部に入ってくれる?]

花丸[え?マルも?]

ルビィ[うん]

花丸[う~ん、わかった!マルも一緒に入ってあげる]

ルビィ[本当!?]

花丸[うん!だから行こう!]

ルビィ[うん!]

 

放課後 中庭

 

千歌[誰も来ないね~]

曜[そーだねー]

梨子[ねぇ、曜ちゃん]

曜[うん?]

梨子[部室も集まる所も無いのに、チームに入りたい人は、どこへ行けばいいの?]

曜[え?当然私たちの所に来れば?]

梨子[うん、そうなんだけどね、私たちの居場所って誰が知ってるの?]

千歌[あ]

曜[あ]

梨子[え?]

曜[そーだった~!肝心な事忘れてた~!]

 

ルビィ[あの人達何処かな~?]

花丸[肝心な居場所が書いてないズラ]

 

カンジンナコトワスレテター!

 

花丸[あっ!居たずら、行こうルビィちゃん]

 

ルビィ[あ、あの!バディ部の人ですか?]

千歌[うん?そうだけど…、もしかして入部既望の人!?]

ルビィ[あ、はい!黒澤ルビィって言います]

花丸[マル…私は国木田花丸です。]

千歌[ルビィちゃんに花丸ちゃんか~!かわいいね!]

曜[二人ともバディファイト好きなの?]

ルビィ[はい!好きです!]

花丸[マルも好きです!]

梨子[どうする千歌ちゃん、二人の実力見る?]

千歌[ううん、強い弱いじゃなくてバディファイトが好きなら誰でも良いよ!じやぁこの申請書に二人の名前書いてね?]

ルビィ[はい!]

花丸[ずら]

千歌[よーしやったー!これで部員は5人!部として認められるよ!ありがとう二人とも!]モギュー

 

こうしてバディ部は5人になった!

 

 




部員集め大変すぎ…


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堕天使なあの娘

生徒会室

 

千歌[会長!メンバー4人以上集めたので、申請お願いします!]

ダイヤ[ふむ…、確かに4人以上のようですわね、ところで、私の眼がおかしいのでしょうか、[黒澤ルビィ]の名があるのは、そしてあなた方の後ろに隠れているように見えるのは]

ルビィ[うゅ…、お姉ちゃん…]

梨子[やっぱり、姉妹だったのね]

ダイヤ[どういう事か話を聞きたいですわね、ルビィ?]

ルビィ[あの、えと…、る、ルビィ、バディ部に入りたい!花丸ちゃんや千歌さん達と一緒にラブライブ!に出たいの!だからお願い、ルビィを許して?バディ部に居させて!]

ダイヤ[バディ部に入りたいですって~!]

ルビィ[ピギィ!]

ダイヤ[良いでしょう、私の妹ながら、選んだ道を邪魔する権利は姉にはありません、やってみなさい]

ルビィ[お姉ちゃん…ありがとう!]

花丸[良かったねルビィちゃん!]

ルビィ[うん!]

千歌[それで~、早速ですけど部室の方を提供いただけたら…なんて]

ダイヤ[そうですわね、鞠莉さん、空き室に案内してください]

鞠莉[オッケー!ダイヤ!私は小原鞠莉[マリー]って呼んでね!案内するからついてきて~!]

 

廊下

鞠莉[あなた達、チームを組んでラブライブ!に出るんでしょ?]

千歌[はい!]

鞠莉[あなた達、チームでの実戦はしたことある?]

梨子[いえ、まだですけど、チームを組んでも戦うのは一人ずつですよね?]

鞠莉[そうね、チームを組むと言っても試合するのは一人ずつ、勝利したメンバーの数でポイントを競うのが基本的なルールね]

曜[それがどうかしたんですか?]

鞠莉[いいえ、ただ、ある程度チームでの実戦を経験した方が後から良いんじゃないかってね]

千歌[なるほど…]

鞠莉[チーム戦もいろいろなルールがあるから考えて見てね、さあ着いたわ!ここよ!]

 

ガララ

 

千歌[おお~、ってここ何か汚い]

曜[ここ物置だよね?]

鞠莉[確かに今は物置かもしれないけど、元々はりっぱな部室なのよ、じゃあマリーはもう行くわね]

花丸[行っちゃったずら]

梨子[ほら、千歌ちゃん、曜ちゃん、かたずけましょ]

 

 

 

鞠莉[良いの?ダイヤ、あの部室あげちゃって]

ダイヤ[良いも何もあそこはただの物置、問題ありませんわ]

 

 

次の日 登校道

 

花丸[おーい、ルビィちゃ~ん]

ルビィ[花丸ちゃん、おはよう]

花丸[おはようずら!ん?]

ルビィ[どうしたの?]

花丸[あそこに居るのって…?]

 

物陰

 

???[おっ、落ち着くのよ、ヨハネ!自然に、自然にしてれば良いから…そうよあんな恥ずかしい自己紹介なんて気にすることないんだから…]

花丸[善子ちゃん何してるの?]

善子[はにゃ~!]ビクッ

善子[だ、誰よ!脅かさないで!]

花丸[ごめんごめん]

善子[は!あんた、花丸!]

花丸[久しぶり、善子ちゃん]

善子[ヨハネよ!]

花丸[よはね?

善子[い、今のは忘れなさい]

ルビィ[花丸ちゃん?えっと、津島さん?]

花丸[うん!津島善子ちゃんずら、マルとは幼稚園以来なんだ~]

ルビィ[へ~!]

花丸[にしても善子ちゃん、やっと学校に来たずらね、皆心配してたよ津島さんどうして来ないんだろーって、事故にあったのかな~って、心配してたよ]

善子[ほ、本当?]

花丸[うん!]

善子[私、皆の前で凄く恥ずかしい自己紹介したのよ、馬鹿にされない?]

花丸[大丈夫、皆いい人ずら、善子ちゃんの事、歓迎してくれるよ]

善子[なら、今日は行こうかな…、ねぇ花丸、もし私が変な言葉使いや、行動をとったら止めてよね?]

花丸[うん!マルに任せるずら]

 

一年 教室

花丸[おはようずら]

ルビィ[おはよう]

善子[おはようございます。皆さん]

モブ[あれー!津島さんやっと学校来たんだ~!]

モブ2[津島さん心配したよ~]

善子[皆、心配かけてゴメンね、今日からは登校するからね]

花丸[ね?心配なかったでしょ]

善子[うん!]

 

でもその時はまだ、知らなかったこのあと起こる善子ちゃんの悲劇に…

 

モブ2[ねぇねぇ津島さん!バディファイトしない?]

善子[え?バディファイト…?]

モブ3[あっ、私も!]

善子[え!えぇ?!]

善子(や、ヤバイわ!ファイトすると私…!)

モブ2[ねぇ、良いでしょう、ファイトしよ?]

善子(花丸…!)チラ

花丸[?]ニコッ

善子(ずら丸ー!)

善子[わ、分かったわ…ファイトしましょう]

 

オープンTHEフラッグ

 

善子[デンジャーワールド]

モブ[ドラゴンワールド]

 

モブ[私のターン、チャージ&ドロー、ゲージ2払いセンターにバディコール(LP10→11)

<ネオツインランスドラゴン>手札を3枚ソウルに]

 

ネオツインランスドラゴン/サイズ3/攻7000/防3000/打撃1/ソウル3

 

モブ[バトル、ネオツインランスドラゴンで攻撃!ソウルの数だけダメージ!]

善子[きゃぁ!LP10→7

モブ[メインの攻撃!]

善子[くっ…]7→6

モブ[ターンエンド]

善子[くっくっくっ…一度の攻撃で私に4以上のダメージを与えるとは、私に狩られる覚悟があると見える]

モブ[え?何?]

花丸[善子ちゃん?]

善子?[善子?違う、私は…堕天使ヨハネよ!]

モブ[堕天使、ヨハネ?]

ヨハネ[私のターン、ドロー、チャージ&ドロー、ゲージ2を払い<破壊虎竜タイラントタイガードレイク>!]

 

破壊虎竜タイラントタイガードレイク/攻8000/防6000/打撃2

 

ヨハネ[<闘気暴走>ライフ5払い(LP6→1)、ゲージ+5!]

 

花丸[ライフ5も払ったずら!]

ルビィ[善子ちゃんのライフ1しかないよ]

 

ヨハネ[善子じゃなくてヨハネよ!くっくっくっ…ここから闇のファイトが始まる、ゲージ2払い装備<牙槍斧オウガ斬魔>さらに、<餓狼新気巧>ライフ2(LP1→3)さらに、相手のライフが4以上多いならさらに6回復(LP3→9)、破壊虎竜タイラントタイガードレイクの効果、ライフが増えた時、あなたのモンスターを破壊する!]

 

ネオツインランスドラゴン 破壊!

 

ヨハネ[バトル、タイラントタイガードレイクで攻撃!]

モブ[うぁぁ!]LP11→9

ヨハネ[タイラントタイガードレイクで二回攻撃!]

モブ[ぐぁぁ!]LP9→7

ヨハネ[さぁ、堕天しなさい!オウガ斬魔の効果、ライフ5払う(LP9→4)払った分打撃アップ

打撃力 7!!攻撃!]

モブ[打撃7って!?きゃぁぁぁぁ!]LP7→0

 

ヨハネ[ヨハネ!完勝!ではさらば!!!]ダダダダ…

花丸[あ!善子ちゃん!]ダダダダ…

ルビィ[ま、待って花丸ちゃん、善子ちゃん!]ダダダダ…

 

モブ[堕天使ヨハネ様…カッコいい…]

 

 

 

 

善子[うぅぅ…、やっちゃった…やっちゃったよ私…うぅ]

花丸[善子ちゃん]

善子[ずら丸ー!なんで止めてくれなかったのよ!]

花丸[まさかファイトで性格が変わるとは思わないずら…]

善子[うぅ…また明日から学校来れないわよー!]

花丸[う~ん、あ!善子ちゃん、バディ部入ってみない?]

善子[バディ部?何それぇ…]

花丸[皆でバディファイトする部だよ]

善子[そんな部があるの?]

花丸[昨日できたばかりだけど、部員集めてるんだ、私達と一緒にバディファイトするずら]

ルビィ[ルビィも、善子ちゃんに入ってほしいな?]

善子[だ、ダメよ!入れない]

花丸[大丈夫、先輩たち優しくていい人たちずら]

善子[ダメよ、どうせファイトしてる私を先輩たちに見せて笑い者にするんでしょ?!]

花丸[そんな事しないずら!]

善子[わからないわよ!]

花丸[わかるずら!絶対に善子ちゃんが安心してファイトできる人達ずら、だから善子ちゃん、バディ部に入ろ?私とルビィちゃんも一緒ずら]

善子[ずら丸…、わかった、入るわよ、バディ部]

花丸[ルビィちゃん]

ルビィ[うん!やったね]

花丸[じゃあ早速、部室に行こう]

 

 

部室

 

部室に来たマル達は善子ちゃんの事を千歌先輩達に話した、バディファイトをすると堕天使ヨハネって性格が変わること、ちょっと変わった言動をしちゃうこと全部話した、そしたら…

 

善子[と、言う訳で、今日からバディ部に入ります。津島善子です。]

千歌[へー、堕天使ヨハネちゃんか~、かっこよくて良いかも!]

梨子[そうね、ファイトで人が変わるって言うのも、善子ちゃんの個性じゃないかな?]

曜[そうそう!気軽にファイトを楽しんじゃえば良いんだよ!]

千歌[そうだよ?私達は善子ちゃんのファイトを見て馬鹿になんてしたりしない、自分のやりたいようにファイトをすれば良いんだよ!だから、自分の個性を嫌いにならないであげて?]

善子[うぅ…グスッ…ありがとうございます。宜しくお願いします…グスッ]

千歌[わかった、今日から宜しくね!善子ちゃん!]

 

花丸[良かったね、善子ちゃん]

ルビィ[本当に良かった]

善子[ありがとね、ずら丸…ルビィ…]

 

これで部員は6人になった!

 

 

 

 

 




頭おかしくなりそうです(疲れて)

今回のオリカ

ネオツインランスドラゴン/サイズ3/攻7000/防3000/打撃1

[コールコスト]ゲージ2払い、君の手札3枚までをこのカードのソウルにする

[ツインランスアタック] このモンスターが攻撃した時、相手にこのカードのソウルの数ダメージ!!
貫通

ドラゴンワールドのサイズ3モンスター、攻撃するだけでソウルの数ダメージを与えられる強力なカード、貫通もあるので確実にダメージを与えられる


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チームの名は

私達、浦の星女学院 バディファイト部

通称、浦女バディ部は大きな問題に直面していた

せっかくメンバーが6人になってやっとこチームらしい活動が出来るようになったけど、千歌達は完全にその問題を気にしていなかった、いや、忘れてたといった方が良いだろう、チームを組む上で一番大事なものは、それは…

 

千歌[私達のチーム名どうしよ~!]

曜[ああ、確かに]

梨子[確かに、気にしてなかったかも…]

花丸[チーム名か~どんなのが良いだろう]

ルビィ[かっこいいのが良いよね!]

善子[かっこいい…、ならば、黒の運命[ブラックデスティニー]なんて…]

花丸[却下ずら]

善子[早すぎるわよ!]

千歌[う~ん、当分の宿題だね]

 

 

ダイビングショップ

 

果南[へー、バディ部作ったんだ]

千歌[うん!チームメンバーも6人になってね~]

果南[へー、凄いじゃん、それでチームを作ってどうするの?]

千歌[決まってるじゃん、ラブライブ!に出るんだよ!ラブライブ!]

果南[ラブライブ!か~、良いんじゃない?応援するよ]

千歌[ん~、そうだ!果南ちゃんもバディ部入らない?]

果南[え!?私?!]

曜[お!良いね、果南ちゃんバディファイト強いし!]

千歌[果南ちゃんが居れば百人力だよ!]

果南[う~ん、悪いね、私はいいや]

千歌/曜[え~!]

果南[お父さんが退院するまでお店切り盛りしないとだし…]

千歌[そっか…でも、考えといて!]

曜[私達はいつでも歓迎だから]

果南[ははは…、梨子だっけ?]

梨子[あ、はい!]

果南[ゴメンね、この二人に付き合ってくれて、迷惑掛けるかもしれないけど仲良くしてあげてね]

梨子[はい!]

 

 

スミマセーンダイビングシタインデスガ?

 

果南[あ!はーい!今行きま~す!ゴメン、お客さん来たからまたね]

千歌[うん、分かった、バディ部の事、考えといてね]

曜[じゃあね~!]

 

 

海辺

 

梨子[果南さんって二人のお姉さんみたいね?]

千歌[うん、私達とは幼馴染みだからね]

梨子[果南さんってファイト強いの?二人とも必死で誘ってたから]

曜[強いよ~!6回戦ったとしたら4回負けるかもってくらい]

梨子[へー、二人からそこまで評価されるなんて…]

千歌[それより、チーム名だよ!どうしよう~]

梨子[そうね~、6人だから、シックスマーメイド…なんて]

曜[無いね]

千歌[無いよね~]

梨子[なっ、じゃあ曜ちゃんは何かある?]

曜[え!?えと~、内浦ヨーソローズ…は?]

梨子[もっと無いわね]

千歌[野球チームじゃないんだから…]

曜[むぅ…こういうのは言い出しっぺが考える事だよね~!]

梨子[そうよね~]

千歌[あぁ~ん、戻ってきた~!]

 

いろいろ考えて…

 

 

曜[どれもしっくり来ないね~]

梨子[何かヒントがあればいいんだけど]

千歌[ヒントか~、ん?]

曜[どうしたの?千歌ちゃん]

千歌[これ…、書いてあるのって]

 

Aquors

 

曜[ん?アキュア?]

梨子[多分、アクアって読むんじゃないかな]

千歌[Aquorsかぁ~!良いんじゃないかな!]

梨子[え!?良いの?!]

千歌[偶然だと思うけどでも、本当に必要な時にこの名前に出会った、これって奇跡だと思うんだ]

曜[奇跡か…、千歌ちゃんが言うならそうかも]

梨子[ふふっ、そうだね]

 

千歌[今日から私達は[Aquors]だ!]

 

 

???[……ふふ]

 

 



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Aquors初参戦

自分は聖地巡礼などしたことは無く地理、土地勘等は全然と言うほど無いです。
なので、場所は架空であり実際は存在しないです。(偶然たまたま奇跡的に存在してたら凄い)



5月某日

千歌達はとあるイベント会場に来ていた、勿論遊びに来たのではなく、ちゃんと参加します。

事は先週、理事長の鞠莉さんの申し出だった

 

一週間前 部室

コンコン

鞠莉[失礼しまース!皆揃ってる?]

千歌[鞠莉さん、急に呼び出してどうしたんですか?]

鞠莉[あなた達にお話があってね]

梨子[ろくに活動もしてないから解散しろ!とか…?]

鞠莉[う~んご名答!]

六人[ええ?!!]

鞠莉[とまぁ、嘘は置いといて]

六人[ホッ]

鞠莉[でもお知らせは二つあるの!いい話と、悪い話、どちらから聞きたい?]

千歌[え!ええと…いい方から?]

鞠莉[OK!実はこの地区のある場所からイベントの参加依頼が来たの!バディ部限定でね]

千歌[イベント?何のですか?]

鞠莉[もちろん!バディファイトのイベントよ!この広告は近くの学校全てに配布されていて、バディ部があれば、その学校から参加出来るのよ!]

曜[いきなり凄そうなイベントだね]

ルビィ[凄そう…]

花丸[ずらぁ]

善子[おもしろそうね…]

鞠莉[開催日時は書いてる通りよ!どう?参加する気ない?]

千歌[私!参加したい!]

梨子[千歌ちゃん?]

千歌[皆、参加しようよこのイベントに出れば知名度が上がるかもだし、ラブライブ!の関係者が居るかもしれないよ!]

曜[そっか、そうだよね!これも夢の第一歩だよね!]

4人[うん!]

千歌[鞠莉さん、参加します!私達!]

鞠莉[OK!決まりね!]

梨子[悪い方は何ですか?]

鞠莉[ヒジョーに言いづらいんだけど、実は浦の星女学院は、来年から沼津の高校と統廃合になってしまうの]

千歌[とーはいごー?]

梨子[他の学校と1つになっちゃう事だよ]

千歌[それって悪いことなの?]

曜[悪いも何ももしかしたらこの学校が潰れて、私達、他の学校に行くことになるかもよ?]

ルビィ[ええ~!]

花丸[そんな…]

善子[私達やっと1つになったのに]

鞠莉[統廃合の方は何とか延期してもらってるけど、相手の方にも都合があるから、酷い場合には、廃校の危機もあるわ、いえ、廃校かもしれないわ]

千歌[来た…]

曜[千歌ちゃん?]

千歌[これだよ、私が求めた危機は…このシチュエーションだよ!ただラブライブ!を目指すんじゃない!ちゃんとした目標が必要だったんだ!Aqoursは何のためにラブライブ!に出るのか!あのµ'sみたいに廃校を阻止するんだよ!なおさらこのイベントに出ないとだね!Aqoursのファイトを見てこの学校を知ってもらうんだ!]

曜[そうだね…!うん!岬の見えない航海を続けるよりはよっぽど良いよ!]

千歌[よーし!このイベントも含めて、Aqours頑張るよ!]

5人[おぉ~!]

 

 

そしてイベント当日に戻る

 

アナウンス[イベント参加チームは受付をしてくださーい]

 

千歌[じゃあ受け付け行ってくるね~]

 

数分後

アナウンス[では参加チームの代表ファイトステージへ!]

 

千歌[じゃあ誰が行く?]

花丸[ここはマルが行くずら!]

ルビィ[花丸ちゃん、頑張ってね]

花丸[うん!]

 

オープンTHEフラッグ

 

花丸[マジックワールドずら]

竹モブ[ダンジョンワールド]

 

花丸[丸の先攻、チャージ&ドロー、<シルエットリオン>をライトにコール]

 

シルエットリオン/サイズ0/攻防2000/打撃1

 

花丸[ゲージ1払って装備<ガンロッドベーゼンドルフ>、ガンロッドベーゼンドルフをレストして相手にダメージ1 ずら]

竹モブ[くぅ]LP10→9

花丸[シルエットリオンで攻撃!]

竹モブ[うぅ!]LP9→8

花丸[ターンエンドずら]

 

モブ竹[私のターン、ドロー、チャージ&ドロー、ゲージ2とライフ1払い(LP8→7)コール、

<魔王イングラジア>]

 

魔王イングラジア/サイズ3/攻8000/防4000/打撃2

 

竹モブ[バトル、イングラジアの効果手札2枚捨て二回攻撃を得る、イングラジアで攻撃!]

花丸[ずらぁ!]LP10→8

竹モブ[二回攻撃!]

花丸[うぁぁ]LP8→6

モブ竹[ターンエンド]

 

花丸[丸のターン、ドロー、チャージ&ドロー、ゲージ2払いバディコール(LP6→7)<影絵の奇術師シルエット·ジョー>ドロップの魔法を1枚ソウルにするずら]

 

影絵の奇術師シルエットジョー/サイズ2/攻7000/防4000/打撃2/ソウル1

 

花丸[<ザ シェイド>ゲージと手札+1、そしてこのカードをシルエットジョーのソウルにする(ソウル1→2)、さらに<トリックオアトリック>ドロップの魔法をシルエットジョーのソウルに入れこのカードもソウルに入れる(ソウル2→4)、もう1枚<トリックオアトリック>シルエットジョーのソウル+2(ソウル4→6)、シルエットジョーの効果!ソウルを全てる捨てたソウルが5枚以上なら、6ダメージずら!]

竹モブ[何ですって!きゃぁぁ!]LP7→1

花丸[ガンロッドベーゼンドルフの起動でダメージ1ずら!]

竹モブ[バトルせずに私を!うぁぁぁ!]LP1→0

 

花丸[やったー!丸の勝ちずらぁ!]

ルビィ[花丸ちゃん凄い!]

善子[ふーん、なかなかやるじゃない!]

 

イベント1試合目は花丸ちゃんの勝利でAqoursが一歩前進した

次は2試合目!




今回のオリカ

魔王イングラジア/サイズ3/攻8000/防4000/打撃2

[コールコスト]ゲージ2払いライフ1払う

バトルフェイズ開始時、君の手札2枚捨てる、このカードは二回攻撃を得る

このカードが相手のターンに場を離れる時、君のゲージから1枚手札に加え、デッキから1枚ゲージにおく

貫通


花丸ちゃんはお寺の娘ですが、使わせるフラッグを悩んでいたけど、マジックワールドにしてみました。さすが優勝候補のシャドウエイドですね


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ルビィの実力

バディファイト イベント

第2試合

 

Aqours代表 黒澤ルビィ

 

ルビィ[こんな大勢の前でファイトしたことないから、緊張する…]

花丸[ルビィちゃん、大丈夫?]

善子[しっかりしなさい!なんなら、このヨハネが代わりに出ても良いのよ?]

ルビィ[ううん大丈夫、ルビィが行くよ!]

梨子[頑張ってねルビィちゃん]

曜[全速前進ヨーソローだよ]

千歌[頼むねルビィちゃん]

ルビィ[はい!]

 

オープンTHEフラッグ

 

ルビィ[ダンジョンワールド]

塚モブ[マジックワールド]

 

ルビィ[私のターン、チャージ&ドロー、ゲージ1払い装備<風麟槍 エスカーマ>さらにライフ1払い(LP10→9)装備<雷獣槍 ベスティア>]

 

風麟槍エスカーマ/攻6000/打撃1

 

雷獣槍ベスティア/攻3000/打撃2

 

塚モブ[アイテムをW装備だと!]

ルビィ[バトル、雷獣槍ベスティアで攻撃!]

塚モブ[あああ!]LP10→8

ルビィ[ターンエンド]

 

塚モブ[ドロー、チャージ&ドロー、<魔導ソルジャー ガイアセインズ>をバディコール!(LP8→9)]

 

魔導ソルジャーガイアセインズ/サイズ1/攻3000/防3000/打撃1

 

塚モブ[ガイアセインズの効果ゲージ2とライフ2払う(LP9→7)、デッキから可能な限り<魔導ソルジャーガイアセインズ>を空いている自分のエリアコールする、よってガイアセインズ3体!バトル、ガイアセインズの合計3体分攻防+1000!二回攻撃を得る]

 

魔導ソルジャーガイアセインズ 攻6000/防6000

 

塚モブ[バトル、ライトのガイアセインズで攻撃!]

ルビィ[うぁ!]LP10→9

塚モブ[二回攻撃!]

ルビィ[うぅ!]LP9→8

塚モブ[2体目で連続攻撃!]

ルビィ[うぁぁ!]LP8→7→6

塚モブ[3体目も連続攻撃!]

ルビィ[うわぁぁ!]LP6→5→4

塚モブ[ターンエンド]

 

 

ルビィ[うぅ…、ルビィは、負けない!]

 

瞬間、ルビィちゃんから光のようなオーラが現れる

 

梨子[あの光は?!]

花丸[あれは、[輝麗化(キレイカ)]ずら!]

千歌[輝麗化?]

曜[何?それ]

花丸[ルビィちゃんはファイトである程度追い詰められると輝麗化って本気モードになるずら]

ヨハネ[なるほど…このヨハネのリトルデーモンとしての素質を開花させるのね…くっくっくっ]

花丸[ああなれば、ファイトが終わるまでルビィちゃんは止まらないずら!]

善子[ちょっと!スルーしないでよ!]

 

ルビィ[ルビィのターン、ドロー、チャージ&ドロー、ゲージ2を払いライトにコール!<危竜皇ガルドゴーマ>デッキから1枚ソウルイン]

 

危竜皇ガルドゴーマ/サイズ3/攻8000/防6000/打撃2

 

ルビィ[ガルドゴーマの効果!手札を1枚捨ててレフト、ライトのモンスター全て破壊!そして打撃3になる!]

 

魔導ソルジャーガイアセインズ レフト、ライト破壊!

 

塚モブ[そんな、馬鹿な!]

ルビィ[手札から捨てられた<カオスブレイドジョーカー>をライフ1払って(LP4→3)レフトにコール!]

 

カオスブレイドジョーカー/サイズ0/攻5000/防2000/打撃2

 

ルビィ[カオスブレイドジョーカーの登場ターン、ガルドゴーマの打撃+1、よってガルドゴーマ、打撃4!バトル、エスカーマでセンターを攻撃!]

 

魔導ソルジャーガイアセインズ 撃破!

 

ルビィ[ガルドゴーマでファイターに攻撃!]

塚モブ[ぐぁぁ!]LP7→3

ルビィ[これでトドメ!ガルドゴーマで二回攻撃!]

塚モブ[いやぁぁぁぁ!]LP3→0

 

ルビィ[ふぅ、ありがとうございました]

 

梨子[あれが、ルビィちゃんの実力…!]

曜[凄い]

千歌[凄いよ!ルビィちゃん!]

善子[ファイト中にルビィを怒らせないようにしないと…]

花丸[やったー!ルビィちゃん!]

 

 

イベントもいよいよ終盤!

 




今回のオリカ

魔導ソルジャー ガイアセインズ/サイズ1/攻3000/防3000/打撃1

[起動]ゲージ2とライフ2を払う、君のデッキから<魔導ソルジャーガイアセインズ>を空いている自分のエリアにコールできる!

君の場のサイズ1のモンスターの数だけこのカードの攻+1000/防+1000!

二回攻撃


このカードは、デッキから同盟カードを2体までコールでき、さらにパワーアップも出きる!
このカードが場に3体居れば、攻6000/防6000のモンスターが3体居ることになる、さらに二回攻撃を持っているので3体で合計6回攻撃できる!



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イベント最終ファイト

ある作品から
盛谷 と言うキャラを借ります。自分のシリーズでは初の男性ファイターですね

詳細

盛谷 颯樹

長崎代表のバディチーム、ブラックオーシャンズの元リーダー
学年が上がる際に静岡へ一時転入している使用フラッグはドラゴン系統が主


イベント終盤

 

千歌[う~ん♪この屋台の焼きそば美味しい~]

曜[たこ焼きも美味しいよ~♪]

梨子[二人とも、あんまり食べると太るよ?]

千歌[大丈夫!太りにくい体質だから]

曜[果南ちゃんの所で泳ぐしね!]

花丸[千歌さん、そろそろステージに行ったほうが…]

千歌[え!もうそんな時間!]

 

ファイトステージ

 

千歌[間に合った~]

盛谷[この俺を待たせるとは、余裕だな!]

千歌[すみません、はしゃぎ過ぎちゃって]

盛谷[まぁ良いや、早速ファイトしよう、俺達のファイトでイベントも終わりだ、後、ため口でいい]

千歌[わかった、行くよ!]

 

オープンTHEフラッグ

 

千歌[ドラゴンワールド]

盛谷[スタードラゴンワールド]

 

千歌[私のターン、チャージ&ドロー、ライトに<ブラックドット>をコール]

 

ブラックドット/サイズ1/攻5000/防1000/打撃1

 

千歌[<フレアファングドラゴン>をコール、デッキから1チャージ、1ドロー!バトル、フレアファングドラゴンで攻撃!]

盛谷[くっ]LP10→9

千歌[ターンエンド]

 

盛谷[俺のターン、ドロー、チャージ&ドロー、ゲージ3払いバディコール(LP9→10)<星帝竜アポカドラス>]

 

星帝竜(スターエンペラー)アポカドラス/サイズ3/攻7000/防5000/打撃2

 

盛谷[アポカドラスの効果!1ターンに1度ドロップの竜装機をソウルにする<竜装機エルガーカノン>を入れるこれで、攻9000/打撃3になる、さらに<エッジシューター>をコールしてクロスナイズ!バトル]

千歌[ブラックドットをセンターに移動!]

盛谷[アポカドラスでブラックドットを攻撃!エッジシューターでダメージ1]

千歌[うっ]LP10→9

 

黒点の竜ブラックドット 撃破!

 

盛谷[貫通!]

千歌[うぁぁぁ!]LP9→6

盛谷[ターンエンド]

 

千歌[私のターン、ドロー、チャージ&ドロー、フレアファングを消して<ブラックドット>を再コール、ゲージ1でライトにバディコール(LP6→7)<太陽の竜バルドラゴン>ゲージ1で装備<バルナックル>バトル!ブラックドットでアポカドラスに攻撃!]

盛谷[アポカドラスのソウルガード]ソウル2→1

千歌[バルドラゴンで攻撃!バルナックルの効果!打撃3!]

盛谷[ソウルガード]ソウル1→0

千歌[お返しの貫通!]

盛谷[ぐぉぉ!]LP10→7

千歌[ターンエンド]

 

盛谷[やるな、俺のターン、ドロー、チャージ&ドロー、アポカドラスの効果ドロップのエルガーカノンをクロスナイズ!再び打撃3!バトル!]

千歌[ブラックドットは移動しないよ!]

盛谷[アポカドラスでファイターに攻撃!]

千歌[うわぁぁ!]LP7→4

盛谷[ファイナルフェイズ!必殺コール!登場時にドロップのエッジシューターをソウルイン!]

 

アポカドラス"グレンブレイズ"/サイズ3/攻9000/防6000/打撃2

 

盛谷[エルガーカノンの効果で攻11000/打撃3!ファイターに攻撃!エッジシューターでダメージ1!]

千歌[うぁぁ!]LP4→3

盛谷[行け!ファイターに攻撃!グレンブレイズ!]

千歌[キャスト!<ドラゴンシールド 太陽の盾>攻撃無効!ゲージ+1、ライフ+1(LP3→4)!]

盛谷[なっ、何?!くっ…ターンエンド]

 

千歌[千歌のターン、ドロー、チャージ&ドロー、バトル!バルドラゴンでアポカドラスに攻撃!攻撃力10000になる!バルナックルで打撃3]

盛谷[ソウルガード!]ソウル2→1

千歌[貫通!]

盛谷[ぐぅぅ!]LP7→4

千歌[バルナックルとブラックドットで連携!合計9000!]

盛谷[ソウルガード!]ソウル1→0

 

千歌[ファイナルフェイズ!ゲージ2払い、バルドラゴンをコストに必殺コール!]

 

バルドラゴン"激怒バルバリアン"/サイズ2/攻7000/防6000/打撃3

 

千歌[デッキから3枚を破棄して太陽竜が2枚以上あれば、アポカドラスを破壊する!]

 

破棄したカード

 

1.フレアファングドラゴン

2.太陽の恵み

3.バルサポート

 

アポカドラス"グレンブレイズ" 撃破!

 

千歌[バルナックルで打撃4!行けー!ファイターに攻撃!激怒バルバリアン!]

 

盛谷[バカな?!うぁぁぁぁ!!!]LP4→0

 

盛谷[まさか俺を負かすとは、やるな Aqours ]

千歌[私達、まだまだこれからです!]

盛谷[そうか、そうだな…、君達とはまた会いたい…どこか他のイベントでね]

千歌[うん!それじゃあ~!]

 

 

こうしてAqoursの初イベント参加は全戦全勝で幕を閉じた!この調子なら、行けるかな?

 

ラブライブ!

 

 




今回のオリカ

星帝竜アポカドラス/サイズ3/攻7000/防5000/打撃2

[コールコスト]ゲージ3払う

[起動]君のドロップゾーンの<竜装機>1枚をこのカードのソウルに入れるこの能力は1ターンに1度使える

貫通


アポカドラス"グレンブレイズ"

[コールコスト]ゲージ3払い君の<ネオドラゴン>1枚をドロップゾーンに置く

このカードが登場した時ドロップゾーンの<竜装機>1枚をこのカードのソウルに入れる

[起動]このカードのソウルが3枚以上の時、二回攻撃を得る


キャラの提供ありがとうございました。


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Aqoursへの挑戦者

二年教室

 

千歌[皆おはよー!]

曜[おはヨーソロー!]

梨子[おはよう]

 

モブ[あ!千歌ちゃん達だ!]

モブ2[曜ちゃん!]

モブ3[梨子ちゃん!]

千歌[え?!何々!どうしたの?皆?]

モブ[昨日のイベント全勝だったんだって?!]

曜[何で皆知ってるの?]

モブ2[知ってるも何も、昨日のイベント見たんだよ!]

梨子[皆、来てたんだ]

モブ3[見に行った人だけじゃないよ、テレビで見たり、新聞で知ったりね!]

千歌[え?!新聞に載ってるの?!私たち!]

モブ[ほら!大きい見出しじゃないけど]

曜[おお、でも目立つ記事ではあるね!]

梨子[こんなに…、何て言うか嬉しい…!]

 

 

生徒会室

 

ダイヤ[…、ふふっ!]

鞠莉[嬉しそうね、ダイヤ?]

ダイヤ[ま、鞠莉さん?!別に何とも思っていませんわ!]

鞠莉[またまたぁ~、妹のルビィがイベントで勝ち残って嬉しいんじゃないの?]

ダイヤ[そんなこと…、まぁ、我が妹ながら、前進したと思いますわ]

鞠莉[ふふっ、素直に嬉しいと言えば良いのに]

 

 

部室

 

花丸[はぁ~、大変だったずら]

ルビィ[凄い人気になってたよね]

善子[この私もあの勢いには圧倒されたわ]

 

 

ダイビングショップ

 

果南[やるね千歌達…、それにこのチーム名って…]

カナーン オトウサンタイインシテ カエッテクルカラ テツダッテー!

果南[はーい!…明日聞いてみよう]

 

 

 

部室

 

鞠莉[はぁ~い!皆、イベントお疲れ様!]

千歌[鞠莉さん!]

鞠莉[学校中で話題の皆にまたまたお知らせがあるわ!]

曜[お知らせ?]

梨子[またイベントですか?]

鞠莉[ノンノン、イベントじゃないわ、実は昨日のイベントに参加はしてないけどたまたま、あなた達のファイトを見て是非手合わせしたいと言うバディチームがいてね]

千歌[え?!本当ですか?!]

梨子[また、急ですね]

鞠莉[ええ、ファイトを受けるかどうかは、当日聞くそうよ]

曜[じゃあその人たちは今…]

鞠莉[ええ、この学校の近くに居るわ、でもファイトするのは今日じゃない]

花丸[じゃあいつですか?]

鞠莉[指定した日は明日、いきなりお願いしたものだから有余をくれるそうよ]

善子[有余って…、随分上からね、このヨハネに召されたいようね]

ルビィ[でも、何で明日なのかな?]

鞠莉[今日は観光するんですって]

6人[ああ~…]

 

 

帰路 バス内

 

千歌[ファイトを申し込んできた人ってどんな人なんだろうね]

曜[バディチームなんだから二人以上は居るだろうね]

梨子[千歌ちゃん、どうするの?]

千歌[ん?受けるよ?]

ルビィ[受けるの!?]

千歌[うん!だってその人達、私達のファイトを見て手合わせしたいって思ったんだよね?だったら私たちは真正面から受けて立つだけだよ]

梨子[千歌ちゃん…]

千歌[それに、私たちは確かにあの時、輝いていたんだと思う]

曜[ふふっ、そうだね!]

千歌[うん、だから受けるよ私]

 

 

次の日

 

???[ここが Aqours の通う学校だね]

???[早く行こう、待たせたら悪いしね]

 

 

 

 



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空虚なる星竜

浦の星女学院 校門

 

???[ここが浦の星女学院…]

???[行こうか、余り待たせるのも悪い]

 

鞠莉[ようこそ、浦の星女学院へ、理事長の小原鞠莉です。]

ダイヤ[生徒会長の黒澤ダイヤと申します。]

鞠莉[こっちにいらっしゃい、Aqoursが待って居るわ]

???[おそれいります。]

 

浦の星ファイトステージ

 

ザワザワザワ…

 

千歌[ようこそ、浦の星女学院へ!私たち、Aqoursです!]

???[ファイトステージへ招いたと言うことは挑戦を受けてくれるようですね?]

千歌[はい!受けます]

???[そうこなくちゃ]

???[私たちの自己紹介をしてませんでしたね?私は<鹿角 聖良>]

???[私は<鹿角 理亞>]

聖良/理亞[私たちは、<セイントスノウ>!]

聖良[では早速、ファイトをしましょう]

理亞[お姉様、最初は私が行く]

 

曜[千歌ちゃん、最初私に行かせて]

千歌[うん!お願い曜ちゃん]

曜[了解!]

 

 

ザワザワザワ…ザワザワザワ…

 

果南[ダイヤ、鞠莉、これどういうこと?]

ダイヤ[果南さん?!]

鞠莉[かな~ん!今日から登校なのね~!]ギュー

果南[答えて、どうなってるの?これ]

ダイヤ[実はですね……]

 

 

オープンTHEフラッグ

 

曜[ダークネスドラゴンワールド]

理亞[レジェンドワールド]

 

曜[先攻、チャージ&ドロー、ゲージ1払いバディコール(LP10→11)、<黒き死竜アビゲール>]

 

黒き死竜アビゲール/サイズ1/攻6000/防1000/打撃2

 

曜[バトル、アビゲールで攻撃!]

理亞[うっ…]LP10→8

曜[ターンエンド]

 

理亞[私のターン、ドロー、チャージ&ドロー、ゲージ2払いセンターにバディコール(LP8→9)、<空虚なる器 ゾディアック>デッキから1枚ソウルイン]

 

空虚なる器ゾディアック/サイズ3/攻7000/防5000/打撃2

 

理亞[ゲージとライフを1払い(LP9→8)装備<星針剣 エストレーラ>バトル、ゾディアックで攻撃!ライフ1払い(LP8→7)効果、アビゲールを手札に戻す]

 

アビゲール バウンス

 

曜[うぁ!]LP10→8

理亞[まだよ!コール時にソウルに入った<流星機ネブローサ>の効果でゾディアックは二回攻撃できる、更に攻撃!]

曜[うぁぁ]LP8→6

理亞[エストレーラで攻撃!センターにモンスターがいても攻撃できる!]

曜[うぅ…]L6→5

理亞[ターンエンド]

 

曜[私のターン、ドロー、チャージ&ドロー、<ブラックドレイン>相手のデッキを3枚破棄してゲージ+1、<黒き王冠 ザクラウン>をライトにコール、コール時ゲージ+1更に相手のドロップが6以上なら、更にゲージ+1]

 

黒き王冠ザクラウン/サイズ1/攻3000/防2000/打撃1

 

曜[<黒き大変動ガタクリズム>をコール!]

 

黒き大変動ガタクリズム/サイズ2/攻6000/防1000/打撃2

 

理亞[この時、ゾディアック効果!ゲージ1払い手札1枚を破棄、かしずけ!グラビティレスト!ガタクリズムをレスト!]

曜[そんな!]

理亞[どんなモンスターもレストされれば攻撃すらできない]

 

曜[くっ…、ライフ1払い(LP5→4)<残影の鎌 レヴナント>を装備、バトル、レヴナントとザクラウンでゾディアックに連携攻撃!合計7000]

理亞[キャスト、<ディヴァインガイダンス>攻撃無効!ゲージとライフ+1]LP7→8

曜[ファイナルフェイズ!ゲージ3払い黒竜一体をコストにして必殺コール!]

 

アビゲール"バニシングデスホール!"/サイズ3/攻防8000/打撃3

 

曜[必殺コール時、このカード以外の全てのモンスターを破壊する!]

理亞[ゾディアックのソウルガード!]ソウル1→0

理亞[そして、ゾディアックの効果!ゲージと手札1枚コストに必殺モンスターをレストする!グラビティレスト!]

曜[そんな…!必殺モンスターまで…!]

理亞[まだ終わらない、手札から破棄された<アイスブレイドジョーカー>をライトにコール]

曜[ターン、エンド!]

 

理亞[私のターン、ドロー、チャージ&ドロー、レフトに<天秤の星守り リーブラ>をコール!]

 

天秤の星守りリーブラ/サイズ0/攻1000/防3000/打撃1

 

理亞[リーブラの効果、ゾディアックがいる時ゲージ1で必殺モンスターを手札に戻す]

曜[…え?]

 

アビゲール バウンス

 

理亞[バトル、アイスブレイドジョーカーで攻撃!]

曜[うぁぁ!]LP4→2

理亞[トドメ!ゾディアックで攻撃!]

曜[うぁぁぁ!]LP2→0

 

 

千歌[曜ちゃ~ん!]

 

聖良[お疲れ、どうだった?]

理亞[全然ダメ、話にも相手にもならない]

聖良[そう、次は私の番だね]

 

曜[ごめん、千歌ちゃん]

千歌[ううん、良いファイトだったよ]

梨子[次は私が行くわね]

 

 



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星を束ねる竜

2戦目

 

桜内梨子 vs 鹿角聖良

 

梨子[私は桜内梨子です。]

聖良[梨子さんですね、では始めしょう]

梨子[はい!]

 

オープンTHEフラッグ

 

梨子[スタードラゴンワールド]

聖良[スタードラゴンワールド]

 

梨子[私の先攻、チャージ&ドロー、ゲージとライフ1払い(LP10→9)装備<輝光星銃ドラグナーパルス>]

 

輝光星銃(スターマグナム)ドラグナーパルス/攻5000/打撃2

 

梨子[ゲージ1でライトにバディコール(LP9→10)!<超星竜ジャックナイフ>、コール時、デッキから3枚オープン、<竜装機スロウィング>をソウルイン!バトル、ジャックナイフで攻撃!スロウィングの効果でゲージ+1]

聖良[くっ]LP10→7

梨子[ターンエンド]

 

聖良[次は私のターン、ドロー、チャージ&ドロー、ゲージ2払いバディコール(LP7→8)、

神の名を持つ星滅の竜<星神竜ゾディアック>]

 

星神竜ゾディアック/サイズ3/攻7000/防5000/打撃2

 

曜[そんな?!ゾディアックはレジェンドワールドのモンスターじゃないの?!]

 

ダイヤ[いいえ、聞いたことがあります。1枚のカードで2つのワールドで使用可能なカードがいくつか存在すると…]

鞠莉[ええ、私も聞いてるわそのカードの種類は…]

 

聖良[ゾディアックは2つのワールドで使える特別製のカード…]

 

ルビィ[ルビィも、持ってる]

 

[その名は…、デュアルカード!]

 

千歌[デュアルカード…、2つのワールドで使える、凄い!]

 

聖良[ゾディアックのコール時、ドロップの<星竜機ネブローサ>をソウルイン、さらに<エッジシューター>をコールしソウルイン!バトル、ゾディアックで梨子さんに攻撃!エッジシューターの効果でダメージ1]

梨子[くぅ]LP10→9

聖良[メインの攻撃!ゾディアックはスタードラゴンワールドで使う時、打撃3になる]

梨子[うぁぁ!]LP9→6

聖良[ネブローサの効果で二回攻撃!]

梨子[きゃぁぁ!]LP6→3

聖良[ターンエンド]

 

梨子[ドロー、チャージ&ドロー、<剣星機 J イグナイター>をコール、ジャックナイフにクロスナイズ!これでジャックナイフは打撃4、そして<ジャックナイフ リペア> ゲージ+1そして、ドロップの<竜装機ストレングス>をジャックナイフにソウルイン!これで自分のセンターが空いてる間、攻7000/貫通を得る、バトル!ジャックナイフでゾディアックに攻撃!]

聖良[キャスト!<虚神の幻影>ライフ+1(LP7→8)、ゾディアックを場に残す!]

梨子[それでも、破壊したことに変わりはない、貫通!4ダメージ]

聖良[ふぁぁ!]LP8→4

梨子[ドラグナーパルスでゾディアックに攻撃!]

聖良[ゾディアックのソウルガード]ゾディアック ソウル2→1

梨子[ファイナルフェイズ!ゲージ3払いジャックナイフに重ねて必殺コール!]

 

ジャックナイフ"ギャラクティカルパニッシャー!"/サイズ2/攻10000/防5000/打撃3

 

梨子[必殺モンスターのコール時、ドロップから<竜装機エルガーカノン>をクロスナイズ!

これで必殺モンスターは、攻14000/打撃5のモンスターになる!]

 

曜[いけない、ダメだよ梨子ちゃん!!]

 

梨子[え?]

聖良[ふふ、遅いですよ、ゾディアックの効果、手札を1枚捨てゲージ1払い発動!

ひざまずけ!グラビティレスト!必殺モンスターをレストする!]

梨子[?!!]

聖良[どんなに攻撃力が高く、打撃が多いモンスターでも、攻撃そのものを封じれば意味は無いんですよ]

梨子[そんな…、ターンエンド]

 

聖良[私のターン、ドロー、チャージ&ドロー、バトル!ゾディアックで梨子さんに攻撃!]

梨子[くっ、キャスト!<マーズバリア>攻撃無効]

聖良[ネブローサの効果でゾディアック二回攻撃!]

梨子[きゃぁぁぁぁ!!]LP3→0

 

梨子[ごめん、千歌ちゃん…]

千歌[ううん、良いファイトだったよ、梨子ちゃん]

 

聖良[まだ足りませんね、Aqoursのリーダー、今度はあなたと戦いたい…]

千歌[わかりました。Aqoursリーダー、高海千歌!そのファイト受けます!]



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憧れと現実!千歌vs聖良

突然、ファイトを申し込んできたセイントスノウ

曜ちゃんと梨子ちゃんが負けて、今度は千歌がファイトを申し込まれた。

そして私はそのファイトを受ける!二人の為にも

 

聖良[あなたがAqoursのリーダー、高海千歌さん]

千歌[はい!]

聖良[あなた達はなぜ、チームを組んだのですか?]

千歌[それは、憧れが有るからです]

聖良[憧れ?]

千歌[はい、私達はµ'sに憧れてるんです、µ'sは私に輝きをくれたんです。私もあの人達みたいに輝きたい、そして今度は私達が他の人達に輝きを届けたい!だから私はチームをAqoursを創ったんです。]

 

果南[千歌…]

ダイヤ[千歌さん…]

鞠莉[言ってくれるわネ、千歌]

 

聖良[憧れ、そうですかわかりました。そろそろファイトしましょうか]

千歌[はい!]

 

オープンTHEフラッグ

 

千歌[ドラゴンワールド]

聖良[スタードラゴンワールド]

 

千歌[行きます、チャージ&ドロー、ゲージ1払いライトにバディコール(LP10→11)!<太陽の竜バルドラゴン>、ゲージ1で装備<太陽拳バルナックル>、バトル、バルドラゴンで攻撃!バルナックルの効果で打撃3!]

聖良[くぅ!]LP10→7

千歌[ターンエンド]

 

聖良[私のターン、ドロー、チャージ&ドロー、ゲージ2払いライトにバディコール(LP7→8)、<星神竜ゾディアック>ドロップの<エルガーカノン>をクロスナイズ!これでゾディアックは攻7000/打撃4!ゲージ1払い<ネブローサ>と<エッジシューター>をコールし、クロスナイズ!バトル!ゾディアックで千歌さんに攻撃!エッジシューターで追加ダメージ1]

千歌[うぁぁぁ!]LP11→10→6

聖良[ネブローサの効果で二回攻撃!]

千歌[キャスト!<太陽の盾>攻撃無効、ゲージとライフ+1(LP6→7)]

聖良[ターンエンド]

 

千歌[私のターン、ドロー、チャージ&ドロー、レフトに<フレアファングドラゴン>をコール、コール時、デッキから1チャージ1ドロー、<バルサポート>ゲージとライフ+2(LP6→8)バトル!フレアファングとバルナックルで連携攻撃!合計8000]

聖良[ソウルガード!] ゾディアック ソウル3→2

千歌[バルドラゴンで攻撃!攻10000/バルナックルで打撃3!]

聖良[ソウルガード] ゾディアック ソウル2→1

千歌[貫通!]

聖良[ぐぅぅ!]LP8→5

千歌[ファイナルフェイズ!ゲージ3払いバルドラゴンをソウルインセンターに必殺コール!バルドラゴン バルバーストスマッシャー!]

聖良[ゾディアックの効果、頭を垂れろ、グラビティレスト!]

千歌[ターンエンド]

 

曜[やっぱり、厄介だよあの効果]

梨子[攻撃できない…!]

 

ダイヤ[ですが、あれで良いですわ]

鞠莉[ええ、千歌は攻撃出来ないとわかっててわざと必殺コールしたわ]

果南[なるほど、重要なのは必殺モンスターをセンターに出したこと、攻撃出来なくてもセンターにコールすれば、次の攻撃を凌げる]

ダイヤ[ええ、しかもバルバーストスマッシャーにはソウルガードもあります、最大二回の攻撃も耐えられる]

 

聖良[なるほど、リーダー足り得る判断力ですね、ドロー、チャージ&ドロー、ですがそれに意味は無い、<竜消機 コメッタ>をコール、クロスナイズ!そして<消星竜 ジャークライン>を手札から破棄、ドロップのエルガーカノンをクロスナイズ!これでゾディアックは攻9000/打撃4/貫通を得る]

千歌[貫通…そんな!]

聖良[バトル、ゾディアックで必殺モンスターに攻撃!]

千歌[ソウルガード!] バルドラゴン ソウル1→0

聖良[貫通!]

千歌[うわぁぁ!]LP8→4

聖良[ネブローサの効果で二回攻撃!]

 

バルドラゴンバルバーストスマッシャー 撃破!

 

聖良[貫通!]

千歌[くっ…うわぁぁぁ!]LP4→0

 

5人[千歌ちゃん(さん)!]

 

千歌[はは…ゴメン、負けちゃった]

聖良[µ'sのように…ですか、その程度で本気だとしたら、正直言って諦めた方が良いかもしれません]

梨子[ちょっと!そんな言い方って…]

千歌[梨子ちゃん!!]

梨子 ビクッ

千歌[ありがとうございました、良いファイトでした]

理亞[行こうお姉様、ラブライブでは永遠に見ることは無いよ]

聖良[理亞…、すみません、妹の口が悪くて、でも正直言ってラブライブは諦めて下さい、では…]

 

こうしてセイントスノウは去って行った

 

 

放課後

 

ルビィ[千歌さん、部室来ませんね]

花丸[梨子さんと曜さんも探しに行ってから戻って来ないずら]

善子[私達も探しに行くわよ]

ルビィ/花丸[うん!]

 

 

屋上

 

聖良(正直言ってラブライブは諦めて下さい)

千歌[はぁ~、セイントスノウ強かったな…、諦めろ…か…うぅ…グス…]

 

梨子/曜[千歌ちゃん…!]

 

千歌[曜ちゃん、梨子ちゃん、どうしたの?]

曜[千歌ちゃん、我慢しなくて良いんだよ…]

千歌[我慢って…なんのこと?]

梨子[千歌ちゃん、泣いてるから]

千歌[え?泣いてないよ…なに言ってるの?梨子ちゃん]

曜[千歌ちゃん、悔しくないの…?]

千歌[え?]

曜[私は、悔しいよ、ファイトに負けた事もそうだけど、一番悔しいのは、千歌ちゃんの…、私達の夢を諦めろって言われた事が一番悔しいよ…!]

千歌[曜ちゃん…]

梨子[私も悔しい、凄く凄く悔しい!あれだけ好き勝手言われて、千歌ちゃん悔しくないの?

私は悔しい、私達の今までを、そしてこれからを否定されて…悔しいよ…!]

千歌[曜ちゃん…梨子ちゃん…!]

 

花丸[丸達も悔しいずら!]

ルビィ[私も悔しいです!]

善子[ヨハネだって悔しいわよ!]

 

千歌[皆…]

 

曜[私達は皆、本心を言ったよ…]

梨子[次は、千歌ちゃんの番…我慢なんかしなくて良いよ、千歌ちゃんの本心を聞かせて?]

曜[千歌ちゃん、私達は一緒に夢を追いかける仲間でしょ?]

 

千歌[曜ぢゃん、梨子ぢゃん…皆ぁ…うぅ…悔しいよ…私…私も悔しいよぉ~!うわぁぁぁん…梨子ぢゃん…曜ぢゃ~ん]ギュー…!

 

うわぁぁぁん

 

その後、私達は泣いた、ひたすら泣いた…

 

 

 

 

 

 



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海色の記憶と黄色い決意、ダイヤモンドの想い

今日は少し散らかってきた部室を皆で掃除しています。

 

梨子[ここも散らかってるね~]

曜[そう言えばこの棚最初から掃除してないね]

千歌[あれ?これって…]

曜[どうしたの?千歌ちゃん]

千歌[皆見て?]

梨子[この写真って…?]

曜[ダイヤさんと鞠莉さん…それに]

千歌[果南ちゃん?]

 

生徒会室

 

千歌[ダイヤさん、この写真って…何ですか?]

ダイヤ[遂に見つけてしまいましたか…]

梨子[遂にって、最初からわかってたみたいな…]

ルビィ[お姉ちゃん?]

ダイヤ[ええ、確かに私は分かっていました。皆さんにはそろそろ言わなければですわね?]

6人[?]

ダイヤ[実はこの学校にはすでにバディ部があり、スクールバディチームが存在していました]

曜[していた?]

ダイヤ[はい、今はもう活動していませんが…かつて私と鞠莉さんと果南さんはスクールバディチームを結成していました。]

千歌[え?!そうなんですか]

ダイヤ[はい、最初にチームを組もうと誘ってくれたのは果南さんでした、私達は小さい頃からの友達、幼馴染みであり、チームもすぐに結成しました。私達は小さいイベントから大きなイベントまで勝ち抜いていき、実績を重ねていきました、そして私達はラブライブ!の予選に参加しました。私達は予選を勝ち抜き、予選決勝の決勝戦、後一つの試合でラブライブ!の本戦に出場出来る所まで来ましたが、虚しくもその試合に敗退してしまいました。原因は私達のリーダー、果南さんの敗北、それから果南さんはずっとあの敗北を悔やみ続けているので

す。]

曜[そんな、果南ちゃん…]

ダイヤ[私達は夢を見すぎた、あの敗北で現実の厳しさを痛感させられました。]

千歌[それで…?、それでダイヤさんは、夢を諦めたんですか?果南ちゃんは一度の負けで挫けるようなそんな人じゃないのに…]

ダイヤ[そうですね、出来ることなら、私ももう一度ラブライブ!に出てみたいモノですね…]

梨子[出ましょう、ダイヤさん…]

ダイヤ[え?]

梨子[まだラブライブを諦めていないのなら、一緒に行きましょう!ラブライブ!]

ルビィ[そうだよ!一緒に行こう、お姉ちゃん]

ダイヤ[ふふっ…、お誘いは嬉しいですが…今はまだお誘いを受けるわけにはいきませんわ]

曜[そんな、どうして…]

ダイヤ[私はずっと待っているんです。果南さんが立ち直ってくれるのを、果南さんが一緒でなければ、私がラブライブ!に行く意味は…ありませんわ]

 

鞠莉[………]

 

 

理事長室

 

果南[鞠莉?こんな所に呼び出して何?]

鞠莉[果南、もう一度一緒にラブライブ!に行く気はない?]

果南[またその話、行かないって言ってるでしょ]

鞠莉[果南…、まだあの負けを気にしてるの?]

果南[うるさい…、鞠莉こそなんで日本に戻ってきたの?留学してたはずでしょ?]

鞠莉[ああ、私、留学先の学校には通ってなかったのよ、浦の星も休学扱いにしてたしね]

果南[は?!馬鹿じゃないの?あんた自分の夢を不意にする気?!]

鞠莉[不意にするも何も私にはもう大きな夢があるもの、果南とダイヤと一緒にラブライブ!に出て日本と世界一になるって夢がね]

果南[?!]

鞠莉[ねぇ果南、私、嬉しかったの…果南がバディチームに誘ってくれて、一緒にバディファイトしてて凄く楽しかった、いつか果南が言ってくれた一緒にラブライブに出よう、皆で全国に行こうって、その時から果南の夢は私とダイヤの夢になった、だから…果南もダイヤもいない学校なんて私は興味ない、三人で全国に行けなきゃ…意味がないの!]

果南[鞠莉…]

鞠莉[良い?果南の夢はもう果南一人の夢じゃないの!私とダイヤと後輩達の夢になったのよ!果南には私達に夢を見せた責任があるの!そして私達にも果南と一緒に夢を叶える責任がある!だから果南…、もう一度一緒にチャレンジしてみない?ラブライブに出よう、私とダイヤとそしてあの娘達と…一緒に夢を叶えましょう]

果南[鞠莉…私、やっぱり無理!]

鞠莉[果南?!どうして?!]

果南[怖いの!また大事な所で躓いて、私のせいでまた…皆の夢を奪うのが、そんなのもう沢山なの!]

鞠莉[果南…、バカにしないで!私達はもうあの時とは違う!今はあの娘達がいるじゃない!私達の夢を一緒に叶えてくれる仲間がいるじゃない!あの娘達には私達が必要なの、そして私達にもあの娘達が必要、恐れる事なんてないわ、大丈夫、今度は絶対失敗しないから…、もう一度一緒に…ね!]

果南[うぅ…う…グス…、うん…うん…!]

鞠莉[果南!]ギュー!

果南[ちょ…、いきなり抱き付かないでよ…!]

 

 

 

ダイヤ[やっと…戻ってきてくれましたね…果南さん、そろそろ計画の最終段階に入りましょうか]



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新旧バディチーム対決 梨子vsダイヤ

生徒会室

 

ダイヤ[果南さん、鞠莉さんから聞きました。また一緒にラブライブに出てくれるんですね]

果南[うん、心配かけて待たせたね]

鞠莉[ふふふ!またこうして三人で居られるなんて凄く嬉しいわ]

ダイヤ[三人ではありませんわ、あの娘達も居るんですから]

果南[で、私達はどうするの?]

ダイヤ[勿論、あの娘達のチームに入りますわ、その前にあの娘達と一度ファイトしてみたいのです。私達と共に夢を背負う覚悟があるのか、ね]

果南[不器用な建前、つまり実力テストでしょ]

鞠莉[良いわね!私もあの娘達とファイトしてみたいわ]

ダイヤ[決まりですわね、果南]

果南[わかったよ]

 

 

次の日

ピーンポーンパーンポーン

 

ダイヤ[バディチームAqoursの皆さん、今からファイトステージへお越しください]

 

千歌[うん?ダイヤさん?]

曜[どうしたんだろ]

梨子[行ってみましょうか]

 

 

ファイトステージ

 

ダイヤ[来ましたわね]

鞠莉[はぁ~い!]

果南[やあ]

 

千歌[ダイヤさん、鞠莉さんと果南ちゃんも…どうしたんですか?]

ダイヤ[千歌さん、これからあなた達に私達とファイトしていただきます!]

梨子[え!?ファイト?!]

曜[また急ですね]

鞠莉[ゴメンね、でも大事なファイトなのよ]

ダイヤ[もしこのファイトで私達の一人でも負ければ、私達はあなた達のチームに入ります]

千歌[本当ですか!?]

鞠莉[ええ]

梨子[でも、ダイヤさん達が帰ったら?]

ダイヤ[あなた方には、解散していただきます!]

曜[そんな…]

果南[ちょっ…ダイヤ!]

ダイヤ[どうしますか?このファイト受けますか?]

千歌[受けます!ダイヤさん達が何を試そうとしてるかわからないけど…、私はもう現実から逃げません!それに、ダイヤさん達が入ってくれるならこんな嬉しいことないから、受けます!]

曜[千歌ちゃん…]

梨子[しかたないわね]

ダイヤ[では始めましょう、最初は私が行きます]

梨子[いきなりダイヤさん、なら私が行くわ]

千歌[梨子ちゃん…、頼むよ!]

梨子[うん]

 

オープンTHEフラッグ

 

梨子[スタードラゴンワールド]

ダイヤ[カタナワールド]

 

梨子[私から行きます、チャージ&ドロー、ゲージ1でセンターにバディコール(LP10→11)、<超星竜ジャックナイフ>コール時デッキ3オープン、エッジシューターをソウルイン!バトル、ジャックナイフで攻撃!効果でダメージ1]

ダイヤ[うっ]LP10→9

梨子[ジャックナイフの攻撃!]

ダイヤ[くぅぅ…]LP9→6

梨子[ターンエンド]

 

ダイヤ[なるほど、なかなかですね、手を抜く気はありませんが、全力で行きましょう!]

 

そう言うとダイヤさんの回りに光が集まりオーラになる

 

千歌[あれは?!]

花丸[輝麗化ずら!]

 

ダイヤ[黒澤家のファイターは代々から輝麗化の因子を持って産まれてくる、黒澤家の女性に限り、輝麗化を発動できるのです!ドロー、チャージ&ドロー、手札1枚捨て装備<天下五剣 数珠丸>ライトに<月影"もうど黒夜叉">レフトに<白夜"もうど白夜叉">をコール]

 

月影 もうど黒夜叉/サイズ1/攻5000/防1000/打撃2

 

白夜 もうど白夜叉/サイズ1/攻5000/防1000/打撃1

 

ダイヤ[行きます、バトル!白夜でジャックナイフに攻撃!]

梨子[ソウルガード] ジャックナイフ ソウル1→0

ダイヤ[白夜の効果、月影がいれば二回攻撃!]

 

超星竜ジャックナイフ 撃破!

 

ダイヤ[月影で梨子さんに攻撃!]

梨子[うぁぁ]LP11→9

ダイヤ[数珠丸で攻撃!]

梨子[くぅぅ!]LP9→6

 

ダイヤ[ファイナルフェイズ!月影と白夜を必殺鬼神合体コール!]

 

剛刃丸"鬼神 夜叉神の舞!"/サイズ2/攻防8000/打撃2/ソウル2

 

ダイヤ[行きなさい!剛刃丸で攻撃!]

梨子[きゃあ!]LP6→4

ダイヤ[手札の忍法を破棄!剛刃丸よ二回攻撃です!]

梨子[キャスト!<マーズバリア>攻撃無効!]

ダイヤ[させません!剛刃丸の更なる効果!手札の忍法を破棄しゲージ2払う、相手の魔法を無効にし、ダメージ2!]

梨子[そんな!きゃぁぁ!]LP4→2

ダイヤ[トドメです!剛刃丸 夜叉神の舞!]

梨子[きゃぁぁぁぁ!!]LP2→0

 

 

梨子[ゴメン、負けちゃった]

千歌[ううん、大丈夫!曜ちゃん!]

曜[了解!千歌ちゃん、行ってくるよ]

 

 

果南[さすがダイヤ、腕は落ちてないみたいだね]

ダイヤ[当然ですわ]

鞠莉[じゃあ次はマリーが行くわね]

果南[頼んだよ]

鞠莉[OK、リーダー]

 

 

2戦目

 

曜vs鞠莉

 

 




基本、ダイヤさんのデッキは海未ちゃんのデッキと戦い方は変わりませんね
最初は刀獣/日本刀デッキにしようとしましたが、刀獣は種類が少なくサポートカードも少ないので止めました


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新旧チーム対決!曜vs鞠莉

新旧バディチーム対決 第2戦

 

曜vs鞠莉

 

曜[手加減はしませんよ!鞠莉さん]

鞠莉[あら、手加減されちゃ困るわ、本気じゃないと意味がないわ]

曜[行きます!]

 

オープンTHEフラッグ

 

曜[ダークネスドラゴンワールド]

鞠莉[レジェンドワールド]

 

鞠莉[私からスタート!チャージ&ドロー、レフトに<幻星の巨神アストライオス>をコール、ゲージ2でライトに<星神アストライオス>をコール!]

 

幻星の巨神アストライオス/サイズ0/攻防2000/打撃1

 

星神アストライオス/サイズ2/攻防6000/打撃2

 

鞠莉[ゲージ1とライフ1を払う(LP10→9)、<黄道の輝き>を設置、これで私の星のモンスターは全て打撃+1、バトル、星神アストライオス(打撃3)で攻撃!]

曜[うぁっ]LP10→7

鞠莉[ターンエンド]

 

曜[私のターン、ドロー、チャージ&ドロー、ゲージ1で<黒き死竜アビゲール>をライトにコール、レフトに<黒き不夜城ディムボルギル>をコール]

 

黒き不夜城ディムボルギル/サイズ2/攻防3000/打撃2

 

曜[アビゲールの効果、手札を1枚捨て、モンスターを破壊できる]

鞠莉[星神アストライオスの効果、レフトライトの星は破壊できない]

曜[そんな!くっ、バトル、アビゲールで鞠莉さんに攻撃!]

鞠莉[くっ]LP10→8

曜[ディムボルギルも鞠莉さんに攻撃!]

鞠莉[いゃぁ!]LP8→6

曜[ターンエンド]

 

鞠莉[私のターン、ドロー、チャージ&ドロー、メイン開始時巨神アストライオスの効果、1ドローして相手にダメージ1!]

曜[うっ]LP7→6

鞠莉[センターに<獅子の星守りレアオン>をコール]

 

獅子の星守りレアオン/サイズ1/攻4000/防1000/打撃1

 

鞠莉[さらに、ゲージ1で装備<星弓アルテミスアロー>]

 

星弓アルテミスアロー/攻3000/打撃1

 

鞠莉[バトル]

曜[ディムボルギルをセンターに移動]

鞠莉[アルテミスアローでセンターに攻撃!アルテミスアローはセンターにモンスターがいても攻撃できる]

 

黒き不夜城ディムボルギル 撃破!

 

鞠莉[巨神アストライオス(打撃2)で攻撃!]

曜[うぁっ]LP6→4

鞠莉[レアオン(打撃2)で攻撃!]

曜[くぅぅ!]LP4→2

鞠莉[星神アストライオス(打撃3)で攻撃!]

曜[キャスト!<黒竜の盾>ダメージ0でライフ+1(LP2→3)]

 

鞠莉[ふふ、レアオンをドロップして効果ゲージ+2!ファイナルフェイズ!ゲージ2払い、星神アストライオスをコストに必殺バディコール!(LP6→7)]

 

アストライオス"風と星の生誕祭"/サイズ2/攻防7000/打撃2

 

鞠莉[必殺モンスターで攻撃!アストライオス"風と星の生誕祭"(打撃3)!]

 

曜[うわぁぁぁ!]LP3→0

 

鞠莉[OK!ビクトリィー!]

ダイヤ[鞠莉さんもトンでもない力押しですね]

鞠莉[力とは数だよ、ダイヤ]

果南[次は私だね]

 

 

曜[ゴメン千歌ちゃん、負けたよ]

千歌[大丈夫、次は千歌の番だね、絶対勝つよ!]

 

 

第3戦

 

千歌vs果南



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荒波の海神

新旧バディチーム対決 第3戦

 

千歌vs果南

 

千歌[負けないよ!果南ちゃん!]

果南[こっちこそ、手加減しないよ!]

千歌[私は負けない!行くよ!果南ちゃん]

 

オープンTHEフラッグ

 

千歌[ドラゴンワールド]

果南[エンシェントワールド]

 

果南[私から行くよ、チャージ&ドロー、<竜貴神速>デッキ2枚破棄、ゲージ+1、ゲージ2払い、センターにバディコール!(LP10→11)海を支配する大海の神!<武神竜王デュエルイェーガー>ドロップのカード2枚ソウルイン]

 

武神竜王デュエルイェーガー/サイズ3/攻10000/防5000/打撃2/ソウル2

 

果南[バトル、デュエルイェーガーで千歌に攻撃!]

千歌[うぁぁ!]LP10→8

果南[ターンエンド]

 

千歌[私のターン、ドロー、チャージ&ドロー、ライトに<黒点の竜ブラックドット>をコール、ゲージ1払いレフトに<フレイムウィンドドラゴン>をコール]

 

フレイムウィンドドラゴン/サイズ2/攻6000/防4000/打撃2

 

千歌[さらに、ゲージ1とライフ1払い(LP8→7)装備<太陽拳バルガード>]

 

太陽拳バルガード/攻6000/打撃2

 

千歌[バトル、ブラックドットで攻撃!]

果南[デュエルイェーガー、ソウルガード] デュエルイェーガー ソウル2→1

千歌[フレイムウィンドドラゴンで攻撃!]

果南[ソウルガード]ソウル1→0

千歌[もう一度、フレイムウィンドで攻撃!]

果南[デュエルイェーガーの効果、手札の<竜王番長>を捨て防御+10000!]

 

デュエルイェーガー/防15000

 

善子[防御力15000!?]

花丸[ありえないずら…]

 

千歌[くっ、バルガードで攻撃!]

果南[無駄!竜王番長を捨てて防御15000!]

千歌[ターンエンド]

 

果南[やるね千歌、でも本番はこれからだよ!ドロー、チャージ&ドロー、<竜貴神速>デッキ2枚破棄、ゲージ+1、<竜王伝>ゲージ、手札、ライフ+1(LP11→12)、見せてあげるデュエルイェーガーの真の姿!

波を切り裂き海を割れ!荒波の海神<剛腕無双番長デュエルイェーガー"リボルテッド">ドロップから8枚ソウルイン]

 

剛腕無双番長デュエルイェーガー"リボルテッド"/サイズ3/攻15000/防3000/ソウル9

 

梨子[で、でかい!]

曜[こんなモンスター、初めて見たよ]

ルビィ[怖いよぉ…]

 

ダイヤ[私も見たことありませんわ]

鞠莉[oh!アメイジング…]

 

果南[バトル]

千歌[ブラックドットをセンターに移動]

果南[リボルテッドで攻撃!]

 

黒点の竜ブラックドット 撃破!

 

果南[リボルテッドで二回攻撃!]

千歌[うぁぁ!]LP8→6

果南[ターンエンド]

 

千歌[うぅ、私のターン、ドロー、チャージ&ドロー、バトル、フレイムウィンドでリボルテッドに攻撃!]

果南[ソウルガード] デュエルイェーガー"リボルテッド" ソウル9→8

千歌[フレイムウィンドで二回攻撃!]

果南[ソウルガード] リボルテッド ソウル8→7

千歌[バルガードで攻撃!]

 

リボルテッド ソウル7→6

 

千歌[ターンエンド]

 

曜[駄目だ…、切りがない…]

梨子[どう倒せって言うのよ]

 

果南[ドロー、チャージ&ドロー、ゲージ1払いデッキ1枚破棄して装備<海王の錨 荒波>!バトル、リボルテッドでフレイムウィンドドラゴンに攻撃!]

 

フレイムウィンドドラゴン 撃破!

 

果南[リボルテッドで二回攻撃!]

千歌[うぁぁぁ!]LP6→4

果南[このアイテムはセンターがあっても攻撃できる!荒波で攻撃!]

千歌[うぅ!]LP4→3

果南[ターンエンド]

 

千歌[私のターン、ドロー、チャージ&ドロー、ゲージ1払いライトにバディコール(LP3→4)!<太陽の竜バルドラゴン>!バトル、バルドラゴンで攻撃!]

 

デュエルイェーガーリボルテッド ソウル6→5

 

千歌[貫通!]

果南[リボルテッドがいる限り私に効果ダメージは発生しない]

千歌[くっ、バルガードで攻撃!]

 

リボルテッド ソウル5→4

 

千歌[ターンエンド]

 

果南[私のターン、ドロー、チャージ&ドロー、バトル、デュエルイェーガーリボルテッドでバルドラゴンを攻撃!]

千歌[バルガードの効果!ライフ1払って(LP4→3)このカードを犠牲にバルドラゴンを守る]

果南[デュエルイェーガーリボルテッドでもう一度バルドラゴンに攻撃!]

千歌[キャスト!<太陽の盾>攻撃無効!ゲージとライフ+1(LP3→4)]

果南[なかなか粘るね、ターンエンド]

 

千歌[ドロー、チャージ&ドロー、私はもう負けない!曜ちゃんと梨子ちゃんと…果南ちゃんと…Aqoursの皆とラブライブ!を目指す!ゲージ1で<バルナックル>!バトル、バルドラゴンでリボルテッドに攻撃!]

 

リボルテッド ソウル4→3

 

千歌[バルナックルで攻撃!]

果南[ゲージとライフ1払い(12→11)、荒波をリボルテッドにソウルイン!]

 

リボルテッド ソウル3→4

 

千歌[攻撃続行!バルナックル!]

 

リボルテッド ソウル4→3

 

千歌[このカードで決める!ファイナルフェイズ!ゲージ3払いバルドラゴンを必殺モンスターに!]

 

バルドラゴン"グレイトフルバルラリアット!!"/サイズ2/攻11000/防6000/サイズ3

 

千歌[必殺モンスターで攻撃!ドロップの太陽竜3枚をデッキの下に戻す!その数だけリボルテッドを破壊!]

果南[何?!]

 

デュエルイェーガーリボルテッド ソウル2→1→0

 

千歌[これでトドメ!デュエルイェーガーリボルテッドに攻撃!グレイトフルバルラリアト!]

 

剛腕無双番長デュエルイェーガーリボルテッド 完全撃破!! ライフリンク即死

 

果南[うわぁぁぁぁぁあ!!!]LP11→0

 

千歌[やった…、やった~!果南ちゃんに勝った~!]

 

果南[負けちゃったか、強くなったね千歌]

千歌[うん!]

 

ダイヤ[約束は約束です。私たちも共に歩みましょう、あなた達の夢を]

鞠莉[実は勝っても負けても、あなた達のチームに入るつもりだったけど、本当に勝っちゃうなんてね]

果南[やっぱり解散させる気はなかったか、安心したよ]

 

千歌[ダイヤさん、鞠莉さん、果南ちゃん!ありがとう!]

 

果南[そう言えばAqoursってなんで千歌達が使ってるの?]

千歌[え?]

鞠莉[そう言えばそうね]

梨子[どういう事ですか?]

ダイヤ[隠すつもりはなかったのですが、実はAqoursは元々私達のチーム名でしたから]

 

6人[ええ~?!?!]

 

果南[なるほど…]

鞠莉[私たちは最初からダイヤの手の上だったのね]

 

 

こうして私達はチームになった

 

 

Aqours完成!

 




やっと揃った~!疲れた


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Aqoursの今後

Aqoursを結成して1週間がたった

私達はとにかくラブライブ!に出るまでにどうすればいいかを考えてるんだ。

 

部室

 

ダイヤ[バディファイトは今や社会現象を通り越して世界の普通となっています。娯楽も喧嘩も全てにおいてバディファイトはこの世界を動かす原動ともなっています。そしてバディファイトは学業行事としても用いられています。その果てに生まれたのが、スクールバディチームの祭典、そして殿堂であるラブライブ!バディカップなのです!]

 

8人[おおぉ~!]パチパチパチ…

 

千歌[それで結局、ラブライブまでに私達はどうすれば良いの?]

ダイヤ[それはわかりません]

梨子[分からないんですか…]

果南[とにかく、バディファイトのイベントで実績を残さないとだね]

鞠莉[そうね、イベントを回って行けばバディファイトの特訓にもなるし、学校の知名度上昇にもなるしね]

曜[でもイベントってそんな頻繁に無いですよね]

ルビィ[善子ちゃん、何かイベント情報あった?]

善子[ヨハネよ、近くには特に無いわね…]

花丸[困ったずらね~]ノッポパン モグモグ

千歌[う~ん、どうしようか…]

 

さらに1週間後

 

善子[あった、あったわよ!皆!]

千歌[善子ちゃん、あったって何が?]

善子[決まってるじゃない!イベントよ!バディファイトのイベント!]

ダイヤ[ホントですの?!]

善子[ええ!しかもただのイベントじゃないわ!結構大きなイベントよ!]

梨子[へ~、どんなイベントなの?]

善子[スクールバディチームを対象にした大会イベントみたいね]

果南[へ~、大会イベントかぁ~]

曜[なんか面白そうだね!]

花丸[いつ開催なの?]

善子[5/30~6/2日の3連休ね!]

ルビィ[意外と早いね]

鞠莉[二週間後か~、良いんじゃない]

千歌[よし決めた!このイベントに出よう!]

 

それから千歌達はそのイベントに向けてもう特訓を始めた!

メンバー1人ずつに勝ち抜き戦とか…

 

ダイヤ[良いですわよルビィ、私を倒せば4人抜きです。]

ルビィ[うん!絶対お姉ちゃんに勝つよ]

 

実際のトーナメント形式の特訓とか…

 

千歌[このファイトで勝てば優勝だ]

果南[そうは行かないよ]

 

2vs2のタッグでの特訓とか…

 

曜/花丸[勝った~!(ずら)]

善子/梨子[負けた…]

 

そして、イベント前日

 

ダイヤ[千歌さん、ホントに泊まっていいんですの?]

千歌[はい、いいですよ!姉達の許可は得てるので]

ルビィ[うわぁ~、広いお部屋~]

花丸[この和室の畳いいずら~]

果南[千歌の家に泊まるのも久しぶりだなぁ]

曜[私は先週泊まったよ]

梨子[私、家は隣だけど、お泊まりしてみたかったのよね~]

善子[皆とお泊まり、初めてのお泊まり…]

鞠莉[う~ん、この和室の感じ、家のホテルにも取り入れようかしら]

 

私達は全員出遅れないように千歌の家でお泊まりです!

 




次回、新章突入!


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大バディ際 編
大バディ際 開幕!


千歌の家に泊まったAqoursは時間通りに起きてイベントに出かける準備を進めていた

 

志満姉[千歌ちゃん、皆、朝ごはん出来たわよ]

千歌[はーい!]

8人[ありがとうございます。]

志満[ふふ、良いのよ]

 

ルビィ/花丸/善子[うわぁ~~!]

花丸[凄く美味しそうだね!ルビィちゃん、善子ちゃん]

ルビィ[うん!いいな~、千歌ちゃん!こんな朝ごはん毎日食べてるんでしょ~]

千歌[そんなこと無いよ、最近、魚飽きてきたし]

梨子[もう、板前さんに失礼だよ]

曜[私は千歌ちゃんの家の魚飽きないけど]

果南[うん~、美味しいね~]

鞠莉[本当にBIMI(美味)ね~!]

ダイヤ[素晴らしいお味、美味しいですね]

 

 

千歌[じゃあ行ってくるね!]

8人[お世話になりました。]

美渡[負けて泣くなよ、千歌]

千歌[泣かないよ!]

 

 

新幹線 内

 

千歌[ねぇ、曜ちゃん、梨子ちゃん]

曜[ん?]

梨子[どうしたの?]

千歌[今日のイベントってスクールバディチーム対象なんだよね]

梨子[そうみたいね]

曜[どうかしたの?]

千歌[いや、あの二人も出るのかなって…思ってね]

曜[あの二人…もしかして]

梨子[セイントスノウ…聖良さんと理亜さんね]

ダイヤ[心配ありませんわ]

千歌[ダイヤさん]

ダイヤ[あなた方はチームとしての敗北と、本当に悔しいという思いを経験しました。多分、今のあなた達はあの時より強くなっている筈ですわ、だから心配いりません]

千歌[ダイヤさん…!ありがとうございます。]

鞠莉[ほぉ~、ダイヤもそう言うこと言えるようになったんだ~]

果南[これは発見だね~]

ダイヤ[もう!二人ともからかわないで下さい!]

ルビィ[お姉ちゃん、楽しそうで良かった]

花丸[ノッポパン美味しいずら]

善子[あんたまだ食べるの?]

 

イベント会場

 

千歌[思ったよりずっと広いね~]

梨子[これ全員バディチーム?凄いわ]

鞠莉[バディチームが集まるこの感じ、懐かしいわ]

果南[こういうイベント増えたからね]

ダイヤ[皆さん、受付してきましたわよ]

ルビィ[ありがとう、お姉ちゃん]

 

司会[スクールバディチームの皆さん!今日から3日間このバディファイトイベント盛り上がっていきましょ~!大バディ際!開幕です!]

 

ダイヤ[始まりましたわね、皆さん!勝ちますよ!]

Aqours[おおー!]

 

大会ルール

 

チーム同士での勝ち抜き戦(一人ずつ入れ替わってもいい)

 

一人でも負けたチームは勝利チームにスターを与える

 

勝ったチームは負かしたチームからスターを貰える

 

一度戦ったチームとは連続して試合できない

 

タイムアップでスターが多いチームはイベント本戦に出れる

 

 

ダイヤ[これがこのイベントの基本ルールですわ]

千歌[勝ち抜き戦かぁ]

鞠莉[あら、勝ち抜き戦なら練習内容にあったじゃない]

果南[相手が違うだけ、練習通り勝つことだけを考えよう]

千歌[じゃあ最初は誰がいく?]

 

当然じゃんけんで決める

 

勝ち抜き戦

 

チームAqours vs モブチーム2

 

 




今回は短いです。
次回からファイトの連続なので多分次も短いです。




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大バディ際!ファイトラッシュ!

勝ち抜き戦

 

Aqours vs モブチーム2

 

オープンTHEフラッグ

 

千歌[ドラゴンワールド]

光モブ[デンジャーワールド]

 

千歌[チャージ&ドロー、ゲージ1ずつ払い、<バルナックル>と<バルドラゴン>、バトル、バルドラゴン(打撃3)で攻撃!]

光モブ[うぁぁ…]LP10→7

千歌[ターンエンド]

 

光モブ[私のターン、ドロー、チャージ&ドロー、<超力充填>(LP7→6)ゲージ+3、ゲージ2でバディコール(LP6→7)、<爆弾鬼ボマーオーガス>]

 

爆弾鬼ボマーオーガス/サイズ2/攻7000/防5000/打撃3

 

光モブ[起動!手札1枚破棄、バルドラゴンを破壊!]

 

バルドラゴン 爆破!

 

光モブ[更にダメージ1!]

千歌[うわ!]LP10→9

光モブ[バトル、ボマーオーガスで攻撃!]

千歌[うぁぁ!]LP9→6

 

光モブ[ファイナルフェイズ!ゲージ3でモンスターをコストに必殺コール!]

 

爆弾鬼ボマーオーガス"ダイナマイトショット"/サイズ3/攻8000/防6000/打撃3

 

光モブ[行くがいい!ダイナマイトショット!]

千歌[うわぁぁ!]LP6→3

光モブ[ターンエンド]

 

千歌[私のターン、ドロー、チャージ&ドロー、ライトにバディコール(3→4)<神速のバルドラゴン>!]

 

神速のバルドラゴン/サイズ2/攻6000/防3000/打撃2

 

千歌[バトル、バルドラゴンとバルナックルで連携攻撃!]

 

爆弾鬼ボマーオーガス"ダイナマイトショット" 撃破!ライフリンク3

 

光モブ[うぁぁ!]LP7→4

 

千歌[ファイナルフェイズ!必殺コール!ゲージ3払いバルドラゴンを必殺モンスターに!

行けー!バルバーストスマッシャー!]

 

光モブ[うわぁぁぁ!!]LP4→0

 

光モブ[負けた、スターを持っていけ]

 

Aqours 1勝

 

それから千歌達は交代しながら勝ち抜いて行き、スターは12個になった

 

モブ[うわぁぁぁ!]LP0

 

???[ふふふ、これでスターは19個]

???[次に狙うのは?]

???[あの9人組バディチーム Aqours よ…]

???[何人でも叩き潰すわ私たち、<ウェーブ>が!]

 

梨子[ギャラクティカルパニッシャー!]

モブ[きゃぁぁぁ!]LP0

 

千歌[ヤッター!これでスター18個だよ!]

曜[順調だね!]

梨子[ふぅ~、疲れたわ]

果南[お疲れ、はいお茶]

梨子[ありがとうございます。果南さん]

鞠莉[次は私がやろうかしら]

 

 

???[ずいぶん、絶好調みたいね]

 

ダイヤ[な、あなた方は…!]

鞠莉[まさか、また会うなんてね…]

果南[居るとは思ってたけど…]

 

三年組[チーム<ウェーブ>!]

 

???[覚えて貰えてましたか、Aqoursの皆さん、といっても人数が増えたみたいね、なら改めて自己紹介しましょう、私はウェーブのリーダー、伊吹咲 美蓮(いぶさき みれん)よろしく]

???[私は、滝川 沙乃(たきがわ さの)]

???[そして私が、時東 夕里(ときとう ゆうり)です。]

 

ダイヤ[ウェーブ!ここで会ったが百年目です!いまファイトですわ!]

美蓮[いいえ、今はその時ではありません]

ダイヤ[何ですって]

美蓮[私たちと戦いたくば、本戦に勝ち上がること、それが条件です、お互い最高の舞台で会いましょう、行くわよ]

 

果南[チーム、ウェーブ]

鞠莉[宿敵あらわる…ね]

ダイヤ[あの方達は…!]

 

千歌[三人とも、あの人達とは知り合いなの?]

果南[知り合いも何も、ラブライブで私たちが負けた相手だよ]

6人[?!!]




今回のオリカ

爆弾鬼ボマーオーガス/サイズ2/攻7000/防5000/打撃3

[コールコスト]ゲージ2払う
[起動]君の手札を1枚捨ててよい、そうしたら相手のモンスターを1体を破壊して相手にダメージ1!


爆弾鬼ボマーオーガス"ダイナマイトショット"/サイズ3/攻8000/防6000/打撃3

[コールコスト]ゲージ3払い君のデュエルドラゴンをドロップゾーンに置く
このカードが攻撃した時、手札1枚捨ててゲージ1払ってよい、そうしたら相手のレフトとライトのモンスターを全て破壊して相手に破壊した数ダメージ!

貫通/ライフリンク3


今回はかなり短いですね、スミマセン
オリキャラの見た目と性格は個人の想像に任せます


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時を止める魔王

千歌達は果南ちゃん、ダイヤさん、鞠莉さんから<ウェーブ>の事を聞いた、ラブライブ!で唯一自分たちが負けた相手であること、そして…

 

千歌[なるほど、じゃあ果南ちゃん達にとって宿敵ってやつなんだね]

梨子[千歌ちゃん、果南さん達だけじゃなくて私たちにとって、でしょ]

曜[そうだよ、三人の宿敵は私達にとっても宿敵だよ!]

花丸[でもこれで、三人にとってとても大事なイベントになったずら]

善子[ふっふっふっ、負けられない戦いがここで始まるのね]

ルビィ[役に立つかわからないけど、ルビィも頑張る]

ダイヤ[あなた達…、ふふ…感謝します。]

鞠莉[負けられない…、確かにね]

果南[ダイヤ、鞠莉、リベンジ果たすよ、皆!]

 

大バディ祭 一日目後半

 

Aqours vs モブチーム20

 

オープンTHEフラッグ

 

善子[デンジャーワールド]

雪モブ[ダンジョンワールド]

 

雪モブ[私のターン、ドロー、チャージ&ドロー、ゲージ3でセンターにコール<時の魔王タイムフリード>デッキから2枚ソウルイン]

 

時の魔王タイムフリード/サイズ3/攻6000/防5000/打撃2/ソウル2

 

雪モブ[バトル、タイムフリードで攻撃!]

善子[きゃっ]LP10→8

雪モブ[ターンエンド]

 

善子[ヨハネのターン、ドロー、チャージ&ドロー、ゲージ2払い装備<暴槍 闇穿ち>装備時ライフ+3(LP8→11)]

 

暴槍 闇穿ち/攻6000/打撃2

 

善子[ゲージ1でライトにコール<タイラント グリフィン>]

 

タイラントグリフィン/サイズ2/攻防5000/打撃1

 

善子[バトルよ!]

雪モブ[タイムフリードの効果発動、フリーズタイム!ライフ2払う(LP10→8)、相手は自分のモンスターで攻撃する時、ゲージ1払わねばならない]

 

ダイヤ[つまり、善子さんは実質アイテム以外では攻撃できない]

ルビィ[そんな…、善子ちゃん]

 

善子[くっ…闇穿ちで攻撃!]

雪モブ[ソウルガード] タイムフリード ソウル2→1

善子[ターンエンド]

 

雪モブ[私のターン、ドロー、チャージ&ドロー、バトル、タイムフリードで攻撃!]

善子[くっ!]LP11→9

雪モブ[二回攻撃!]

善子[くぅ]LP9→7

雪モブ[ターンエンド]

 

善子[ヨハネのターン、ドロー、チャージ&ドロー、<血流呼気>ライフ+4(LP7→11)、更に、ライフ7払う(LP11→4)<闘気暴走>ゲージ+7!バトル、ゲージくらい幾らでもくれてやるわ!ゲージ1払い、タイラントグリフィンで攻撃!ライフ+1(LP4→5)]

 

タイムフリード ソウル1→0

 

善子[ゲージ1払い、二回攻撃!(LP5→6)]

 

時の魔王タイムフリード 撃破!

 

善子[闇穿ちで攻撃!]

雪モブ[うぁぁ!]LP7→5

 

善子[ファイナルフェイズ!ゲージ2とタイラントグリフィンをコストに必殺コール!]

 

ケルベロス"バイオレンスゲイザー!"/サイズ2/攻8000/防6000/打撃3

 

善子[行くわよ!ケルベロスの効果で闇穿ちの打撃分ケルベロスの打撃をアップ!打撃6で

攻撃!バイオレンスゲイザー!]

 

雪モブ[うわぁぁぁぁ!]LP5→0

 

千歌[これでスターは20個だ!]

梨子[随分集まったね]

曜[このちょーしで行こう!]

 

アナウンス[本日の大バディ祭1日目はこれで終了です。ファイト中のチームは終わり次第、ホテルに戻って下さい。]

 

ダイヤ[今日は終わりみたいですね、帰りましょう]

果南[そうだね、帰ろう]

鞠莉[ふぅ、疲れたわね、ホテルでシャワー浴びましょう]

ルビィ[帰ろう、花丸ちゃん、善子ちゃん]

花丸[ずら!]

善子[ええ!]

 

大バディ祭1日目 終了

 

 




今回のオリカ

時の魔王タイムフリード/サイズ3/攻6000/防5000/打撃2/ダンジョン/マジック

[コールコスト]ゲージ3払い、デッキから2枚ソウルに入れる

[フリーズタイム]ライフ2払う、相手はモンスターで攻撃する時一回につきゲージ1払わなければ攻撃できない

二回攻撃/ソウルガード


オリカ初のデュアルカードです。


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七刀流の竜

大バディ祭 イベント会場内ホテル

 

千歌[うわ~、広~いお部屋!]

曜[見て~!千歌ちゃん!ベッドが4つもあるよ!]

花丸[うわぁ!自動で電気が点いたずら、未来ずら~!]

果南[ちょっとはしゃぎ過ぎだよ]

鞠莉[果南!BIGバスルームよ!]

千歌[ホントだ!3人は余裕で入れそうだね!]

 

別室

 

ダイヤ[なかなか、綺麗なお部屋ですね]

梨子[そうですね、ベッドが4つもありますよ!]

ルビィ[ベッドふかふか~…]

善子[このヨハネに相応しいお部屋ね…]

 

ホテル食堂

 

ダイヤ[このホテルの食事はバイキングみたいですね]

花丸[まる、バイキングなんて初めてずら]

梨子[そうなの?]

千歌[よーし!明日の分まで食べるぞー!]

曜/鞠莉/善子[おー!]

果南[私たちも頂こうか、ダイヤ]

ダイヤ[そうですね、食べましょう]

 

千歌[ん~!美味しい!]

果南[このお魚丁寧に骨が取ってあるから、美味しいよ~]

鞠莉[ん~、このエビもぷりぷりね!]

ルビィ[美味しいね花丸ちゃん!]

花丸[うん!初めて食べる料理だけど美味しいずら~]

善子[あんた、それ食べたこと無いの?]

梨子[曜ちゃん、そのコロッケちょうだい]

曜[良いよ、梨子ちゃんも唐揚げ一個貰うね]

 

食後 室内浴場

 

花丸[気持ちいいずら~]

鞠莉[おー!丸ったら、素晴らしいバスト、ビックおぱーいね!]

花丸[やっ鞠莉さんくすぐったいずら!]

鞠莉[ヨイではないか~ヨイではないか~]

花丸[いやぁぁ]

鞠莉ゴスゥッ[アウチッ!]

果南[いい加減にしなさい]

花丸[果南さん、ありがとうずら]

果南[いいってことよ]

鞠莉 プカー

 

千歌/曜[ふふふ…!]

 

別室

 

善子[そして、怖いな~怖いな~と思いながら、恐る恐るドアを開けるとそこに…!]

ルビィ/ダイヤ フルフル フルフル

梨子 ゴクリ!

善子[髪の長い女が…次はお前だ~!]

ルビィ/ダイヤ[ピギャー!]

善子[っとまあ怪談はこんなものね]

梨子[なかなか、クオリティーが…]

ルビィ[ルビィ、おトイレ行けない…]

ダイヤ チーン

梨子[そろそろ寝ようか]

 

次の日 二日目 朝

 

千歌[うんー!よーし!今日も頑張るぞー!]

ダイヤ[今持っているスターは20個、多分他のチームは私たちを避けてくるはず、少し厳しいスタートになるかも知れません]

鞠莉[逆に大量のスターをかけて博打に打ってくるチームもいるかも知れないわ]

果南[どっちにしろ厳しいスタートに代わりわないかも知れない、けど私たちは勝ち上がらないと、ウェーブに挑む為に]

千歌[うん!よーし!行くぞー!]

 

最初に挑んできた相手はチーム25!

 

Aqours vs チーム25

 

ルビィvs岩モブ

 

オープンザフラッグ

 

ルビィ[ダンジョンワールド]

岩モブ[ドラゴンワールド]

 

ルビィ[私のターン、ドロー、チャージ&ドロー、ゲージとライフを1払い(LP10→9)装備<ベスティア>

<エスカーマ>、バトル、ベスティアで攻撃!]

岩モブ[ぬぁ!]LP10→8

ルビィ[ターンエンド]

 

岩モブ[俺のターン、ドロー、チャージ&ドロー、レフトとライトに<サウザントレイピアドラゴン>をコール、ゲージ2払いセンターにコール、<超武装騎竜セブンスブレイドドラゴン>場のモンスター全てソウルイン]

 

七刀竜セブンスブレイドドラゴン/サイズ3/攻8000/防5000/打撃2/ソウル2

 

岩モブ[バトルだ、セブンスブレイドドラゴンの効果でアイテムを1つ破壊、ベスティアを破壊だ]

 

雷獣槍ベスティア 破壊!

 

岩モブ[そして打撃+1(打撃2→3)セブンスブレイドドラゴンで攻撃!]

ルビィ[うわぁ!]LP9→6

岩モブ[相手にダメージを与えればゲージ+1!<ドラゴニックチャージ>でゲージ+3!

ファイナルフェイズ!ゲージ3払いセブンスブレイドをソウルイン!必殺コール!<セブンスブレイドドラゴン"七刀十四斬">]

 

セブンスブレイドドラゴン"七刀十四斬"/サイズ3/攻10000/防5000/打撃2/ソウル1

 

岩モブ[必殺モンスターの効果でさらにアイテムを破壊!打撃+1(打撃2→3)]

 

風麟槍エスカーマ 破壊!

 

岩モブ[行けー!七刀十四斬!]

ルビィ[うわぁぁ!]LP6→3

岩モブ[ターンエンド、次で終わりだ]

 

ルビィ[私のターン、輝麗化!ドロー、チャージ&ドロー、ライフ1払いコール<漆黒の死神ガイト>、<リセットボタン>ゲージ1以上全てデッキに戻してゲージ+4!ゲージ2でコール<斬鋼の翼ブレイドウィング フェニックス>]

 

漆黒の死神ガイト/サイズ1/攻4000/防1000/打撃2

 

斬鋼の翼ブレイドウィングフェニックス/サイズ2/攻5000/防1000/打撃2

 

ルビィ[バトル、ブレイドウィングフェニックスで攻撃!]

岩モブ[ソウルガード] セブンスブレイドドラゴン ソウル1→0

ルビィ[漆黒の死神ガイトで攻撃!必殺モンスターを破壊!]

 

セブンスブレイドドラゴン"七刀十四斬" 破壊!

 

ルビィ[そしてそのカードのサイズ分デッキを破棄]

岩モブ[サイズは3…!]

ルビィ[デッキを3枚破棄、ゲージ+3!そして、ブレイドウィングフェニックスで二回目の攻撃!]

岩モブ[ぐぁぁ!]LP8→6

ルビィ[斬鋼の翼ブレイドウィングフェニックスで三回攻撃!]

岩モブ[うぁぁぁ!]LP6→4

 

ルビィ[ファイナルフェイズ!ゲージ3払い必殺コール!(ブレイドウィングフェニックス生滅)]

 

ブレイドウィング"イモータル フェニックス!"/サイズ2/攻7000/防2000/打撃2

 

ルビィ[必殺モンスターで攻撃!ドロップのブレイドウィングとエスカーマをデッキの下に戻して二回攻撃を得る!]

岩モブ[うわぁ!]LP4→2

 

ルビィ[二回攻撃!これでトドメ!ブレイドウィング"イモータルフェニックス!"]

 

岩モブ[ぐわぁぁぁ!]LP2→0

 

花丸[ルビィちゃん勝ったずら!]

ダイヤ[さすが私の妹!良くやりましたね!]

ルビィ[えへへ!]

 

岩モブ[くっ、スター4つだ持ってけ]

 

これでAqoursのスターは24個になったよ!この調子でどんどん集めるよ!

 

 

 

 

 

 




今回のオリカ

七刀竜セブンスブレイドドラゴン/サイズ3/攻8000/防5000/打撃2

[コールコスト]ゲージ3払い、君の場のモンスター2枚までをソウルに入れる

君のバトルフェイズ開始時、相手のサイズ2以下のモンスターかアイテムを1枚を破壊する
その後このカードの打撃+1

このカードの攻撃で相手にダメージを与えたらデッキから1枚をゲージに置く


セブンスブレイドドラゴン"七刀十四斬"/サイズ3/攻10000/防5000/打撃2

[コールコスト]ゲージ3払い、場のモンスター1枚をソウルに入れる

このカードがファイナルフェイズ中に登場した時相手のモンスターかアイテム1枚ずつを破壊できる、その後破壊した数このカードの打撃力+1!

今回からオリキャラに男を出します。たまに…


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黒き忍

大バディ祭 二日目 スター24個

 

二日目が始まって数時間がたった

 

千歌[あれから全然ファイトを挑まれないね]

梨子[それどころか、避けられてるわよね…私達]

曜[どうしよう…]

ダイヤ[あーもう!我慢成りませんわ!誰かこの私に挑む者はおりませんの!]

果南[落ち着きなよ、ダイヤ]

鞠莉[そうよ、下手に威嚇すると余計に寄ってこないわよ?]

ダイヤ[威嚇など…してませんわ]

 

それからしばらく経って…

 

ルビィ[誰も挑んで来ないね…]

善子[フッフッフッ…皆、私の中に流れる堕天使の血に恐れをなして近ずいてこれない…、みたいね]

花丸[だとしたら善子ちゃんは、少し離れたほうがいいずら]

善子[ごめんなさい…]

 

更にしばらく経って…

 

アナウンス[大バディ祭二日目午前の部はもうすぐ終了致します。]

 

千歌[ああ~ん、午前の部が終わっちゃうよ!]

梨子[午前中は諦めたほうが良いね…]

曜[仕方ないけど…そうしよう千歌ちゃん]

千歌[うー!午後は絶対誰かとファイトするよ!]

 

大バディ祭 午後の部

 

千歌[誰か私達とファイトしてくれませんか~!]

梨子[千歌ちゃんやめてよ~、恥ずかしいから]

曜[あはは…]

 

それから更に更にしばらく経って…、やっと私達とファイトしてくれるチームが現れた

 

Aqours vs チーム30

 

ダイヤvs秋モブ

 

オープンTHEフラッグ

 

ダイヤ[カタナワールド]

秋モブ[カタナワールド]

 

ダイヤ[私かり行きます。ドロー、チャージ&ドロー、センターにバディコール(LP10→11)、<白夜"もうど白夜叉">をコール!バトル、白夜を攻撃!]

秋モブ[くっ]LP10→9

ダイヤ[ターンエンド]

 

秋モブ[私のターン、ドロー、チャージ&ドロー、センターにバディコール(LP9→10)、<黒忍ヨルザキ>コール時ゲージ2を払い、デッキの上から2枚を裏向きでコールする、そのカードは<黒忍分身>として扱う]

 

黒忍ヨルザキ/サイズ1/攻5000/防4000/打撃2

 

黒忍分身/サイズ1/攻3000/防2000/打撃1

 

秋モブ[<黒忍ヨルザキ>の効果で黒忍分身は潜影を得る、バトル、黒忍分身で攻撃!潜影!]

ダイヤ[くっ]LP11→10

秋モブ[2体目の黒忍分身で潜影攻撃!]

ダイヤ[うぅ!]LP10→9

秋モブ[黒忍ヨルザキで潜影攻撃!]

ダイヤ[うぁぁ]LP9→7

秋モブ[<明鏡止水>ゲージ+3!ファイナルフェイズ!場のモンスター全てをソウルインして必殺コール!]

 

ヨルザキ"黒忍忍法 分身連斬"/サイズ/攻6000/防3000/打撃2

 

秋モブ[ヨルザキで攻撃!潜影!]

ダイヤ[ぐあ!]LP7→5

秋モブ[ヨルザキで二回攻撃!潜影!]

ダイヤ[うぁぁ!]LP5→3

秋モブ[ターンエンド]

 

ダイヤ[私のターン、ドロー、チャージ&ドロー、ライトに<月影"もうど黒夜叉">をコール、バトル、月影で必殺モンスターを攻撃!]

 

秋モブ[ヨルザキのソウルガード] ソウル3→2

 

ダイヤ[白夜で攻撃!]

 

ヨルザキ ソウルガード ソウル2→1

 

ダイヤ[白夜の効果、月影がいれば、二回攻撃できる!]

 

ヨルザキ ソウルガード ソウル1→0

 

ダイヤ[ファイナルフェイズ!ゲージ2払い月影と白夜で必殺鬼神合体!<剛刃丸"鬼神奥義 夜叉神の舞!">ライトにコール!バトル、必殺モンスターで攻撃!]

秋モブ[うわぁ!]LP10→8

ダイヤ[手札の忍法を捨て、二回攻撃!]

秋モブ[ぐぁぁ!]LP8→6

ダイヤ[ターンエンド]

 

秋モブ[私のターン、ドロー、チャージ&ドロー、…!…、ターンエンド…くっ]

 

ダイヤ[どうやら望むカードが来なかったみたいですね、ドロー、チャージ&ドロー、手札を1枚捨て装備!<天下五剣 数珠丸> バトル、数珠丸で攻撃!]

秋モブ[あぁぁ!]LP5→2

ダイヤ[剛刃丸で攻撃!鬼神奥義 夜叉神の舞!]

秋モブ[うわぁぁぁ!]LP2→0

 

果南[やった!]

鞠莉[ダイヤが勝った!]

 

秋モブ[スター6個よ、持っていって]

ダイヤ[ありがとうございます]

 

アナウンス[ただいまを持ちまして、二日間における大バディ祭、勝ち抜きファイトを終了します。ファイト中のチームは終わり次第メイン会場に帰還して下さい。]

 

千歌[ちょうど終わったね]

梨子[今日は結構ギリギリだったね]

曜[うん、そうだね]

 

 

勝ち抜きファイトは終わり、メイン会場へ千歌たちは向かった

 

 

 

 




今回のオリカ

黒忍ヨルザキ/サイズ1/攻5000/防4000/打撃2

このカードが登場した時、デッキの上から2枚を裏向きで空いている自分のエリアにおく
そのカードのカード名は<黒忍分身>となりサイズ1/攻3000/2000/打撃1のモンスターになる
そのカードとこのカードは"潜影"このカード相手のセンターにモンスターがいても相手を攻撃できる を得る


ヨルザキ"黒忍忍法 分身連斬"/サイズ1/攻6000/防3000打撃2

このカードはファイナルフェイズ以外でコール出来ず、君の場にモンスター3体いなければコールできない

[コールコスト]君の場のモンスター3枚以上をソウルに入れる

潜影"このカードは相手のセンターにモンスターがいても相手を攻撃できる"

ソウルガード/二回攻撃


今回のファイトは無理やり倒した感がありましたね…

そろそろオリカのアイデアも尽きて来ましたね…


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二年前のリベンジ!vsウェーブ

大バディ祭 メイン会場

 

司会[皆さん!二日間の勝ち抜きファイトお疲れ様でした!これより、各チームのスターを数えさせて貰います。この中でスターが多かった者同士で明日のファイトに挑んで貰います!各チームの代表!スターをスタッフの前へ!]

 

ダイヤ[私が行って参りますわ]

 

そしてスタッフの前にスターが差し出された。各スタッフは慎重にスターを数えて司会の人に結果を伝える…

 

結果発表

 

Aqours スター 30

ウェーブ スター 30

セイントスノウ スター28

モブチーム26 スター25

 

司会[このような結果になりました!]

 

千歌[セイントスノウ…!]

曜[あの二人、参加してたなんて]

梨子[正直、きずかなかったわ]

 

聖良[まさか、ここまで勝ち残って来るとは、思っていませんでしたよ]

千歌[聖良さん!]

理亞[少し甘く見てたね、お姉さま]

梨子[理亞さん]

聖良[うん、しかもあのウェーブと並ぶ数のスターを集めるとわ、少しは成長したのでしょうか?]

千歌[成長したかどうかは分かりません、けど、また負ける気はないです。]

聖良[そうですか、また私たちが勝たせて貰いますが、明日が楽しみですね]

理亞[お姉さま、もう行こう、疲れたシャワー浴びたい]

聖良[そうだね、ではまた明日、当たることがあれば]

 

善子[相変わらず、嫌みっぽいわね!]

花丸[それだけ、あっちも自信があるずら]

ルビィ[やっぱり苦手だなぁ]

 

 

ホテル

 

果南[ダイヤ、ご飯食べに行こ…あれ?]

ダイヤ[ああ、果南さん、もう少しお待ち下さい…]

果南[デッキの編集?]

ダイヤ[ええ、明日はウェーブとの試合ですから、準備しておかねば、と]

果南[そっか]

ダイヤ[先に食べてきて良いのですよ]

果南[ううん、終わるまで待つよ、ご飯食べたら、試しにファイトしよう]

ダイヤ[ありがとうございます。果南さん]

鞠莉[HEY!お二人さん、私も混ぜて貰える?]

ダイヤ/果南[鞠莉(さん)]

鞠莉[二人だけでズルいわ、私にとっても明日は大事な試合なのよ!]

ダイヤ[二人とも、ありがとうございます。]

 

 

大バディ祭 最終日

 

司会[大バディ祭最終日、対戦組み合わせはこのようになりました!]

 

第1試合

Aqours vs ウェーブ

 

第2試合

セイントスノウ vs モブチーム26

 

ダイヤ[いきなり、ウェーブが相手ですか]

果南[最初から波乱だね]

鞠莉[でも、今の私たちなら勝てる、そう信じましょう]

ダイヤ/果南[ええ(うん)]

 

美蓮[最初からあなた達と試合とは、これも運命の成せる事、また私たちが勝たせて貰うわ]

果南[そうは行かないよ、私たちだってあの時の何倍も強くなってるから]

美蓮[ふふ、楽しみにしてますわ]

 

 

Aqours vs ウェーブ 初戦

 

小原 鞠莉 vs 時東 夕里

 

オープンTHEフラッグ

 

鞠莉[レジェンドワールド]

夕里[マジックワールド]

 

鞠莉[私のターン、チャージ&ドロー、ゲージとライフ1で(LP10→9)設置魔法<黄道の輝き>を設置、センターにコール<獅子の星守り レアオン>バトル、レアオンで攻撃!黄道の輝きで打撃1→2!]

夕里[くぅ]LP10→8

鞠莉[ターンエンド]

 

夕里[私のターン、ドロー、チャージ&ドロー、ゲージ2払いバディコール(LP8→9)、<黒竜魔王 ドラガレイシャン>]

 

黒竜魔王ドラガレイシャン/サイズ3/攻6000/防5000/打撃2

 

夕里[ドラガレイシャンでレアオンに攻撃!攻撃時の効果、手札1枚捨てサイズ2以下のモンスターを手札に戻す!]

鞠莉[その前に、レアオンの効果、このカードをコストにゲージ+2!]

夕里[そう来たね]

 

ルビィ[どういう事なの?]

ダイヤ[攻撃と効果対象だったレアオンを自信の効果で消した事でゲージを増やしつつ、手札に戻る効果と攻撃を同時に無効にしたのです。]

花丸[鞠莉さん、凄いずら…!]

 

夕里[ターンエンド]

 

鞠莉[私のターン、ドロー、チャージ&ドロー、<幻星の巨神アストライオス>をレフトにコール、ゲージ2でライトに<星神アストライオス>をコール、バトル、アストライオスでモンスターに攻撃!]

 

黒竜魔王ドラガレイシャン 撃破!

 

夕里[ドラガレイシャンの効果、自分のデッキから3枚捨てれば、コールコスト無しでコールできる。]

鞠莉[何ですって⁈]

夕里[でも破壊はされてるからライフリンク2を受ける…くっ!]LP9→7

鞠莉[ターンエンド]

 

夕里[私のターン、ドロー、チャージ&ドロー、バトル、ドラガレイシャンでファイターに攻撃!手札を捨て、アストライオスを手札に!]

 

果南[アストライオスは破壊はされないけど、手札には戻せる]

 

星神アストライオス バウンス

 

夕里[さらに、ダメージ1!]

鞠莉[うっ]LP9→8

夕里[攻撃ダメージ!]

鞠莉[うわぁお!]LP8→6

夕里[ターンエンド]

 

鞠莉[私のターン、ドロー、チャージ&ドロー、巨神アストライオスの効果でドロー、ダメージ1!]

夕里[うぅ]LP7→6

鞠莉[ライトに<人馬の星守り サジターリオ>をコール]

 

人馬の星守りサジターリオ/サイズ2/攻防4000/打撃2

 

鞠莉[サジターリオの効果、手札1枚捨てゲージ+2、ゲージ1払って装備、<星弓アルテミスアロー>、さらにゲージ2払いセンターにコール!<天蝎の星守り エスコルピア>]

 

天蝎の星守りエスコルピア/サイズ3/攻7000/防6000/打撃3

 

夕里[何?!サイズ3を出したらサイズの超過でサジターリオが消えるのではないのか!?]

鞠莉[エスコルピアがセンターにいれば、サイズ2以下のレフト、ライトの星はサイズ0になるのよ、バトル、サジターリオとアルテミスアローで連携攻撃!合計7000!]

 

黒竜魔王ドラガレイシャン 撃破!

 

夕里[ドラガレイシャンの効果でデッキを3枚捨てる事でコールコスト無しでコールできる。(ライフリンク2 LP6→4)]

鞠莉[エスコルピアでドラガレイシャンに攻撃!]

夕里[デッキを破棄して復活!(ライフリンク2 LP4→2)]

 

鞠莉[ファイナルフェイ~ズ!ゲージ2払いサジターリオをコストに必殺コール!<アストライオス"風と星の生誕祭">モンスターに攻撃!]

 

夕里[うわぁぁぁ!]ライフリンク2 LP2→0

 

鞠莉[まずは一勝ね!]

ダイヤ[さすがです、鞠莉さん]

果南[お疲れ、鞠莉]

ダイヤ[次は私の番です]

 

 

 




今回のオリカ

黒竜魔王ドラガレイシャン/サイズ3/攻7000/防5000/打撃2/マジックワールド/ダークネスドラゴンワールド

[コールコスト]ゲージ2払う

[黒竜魔導]このカードが攻撃した時、君の手札を1枚捨てる、相手のサイズ2以下のモンスターを1体手札に戻す、そして相手にダメージ1!

このモンスターが破壊される時、デッキから3枚を捨ててこのカードをドロップゾーンからコールコスト無しでコールできる

ライフリンク2


このカードはマジックワールドとダークネスドラゴンワールドの魔術師と黒竜のモンスターだ、バトル時に手札を捨てればマジカルグッバイを撃てる、更にダメージ1も与えられる
そして破壊される場合に限り自分のデッキをコストにドロップゾーンからコールコスト無しでコールできる、だが 破壊はされてるので ライフリンクは受ける


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雷鳴の剣と雷帝の騎士

大バディ祭 最終日

 

ダイヤvs沙乃

 

オープンTHEフラッグ

 

ダイヤ[カタナワールド]

沙乃[ダンジョンワールド]

 

沙乃[私のターン、チャージ&ドロー、ライフ2払い(LP10→8)装備<雷鳴剣サンダライソード>装備時、ゲージ+2]

 

雷鳴剣サンダライソード/攻6000/打撃2

 

沙乃[バトル…、サンダライソードで攻撃]

ダイヤ[ぐぅ!]LP10→8

沙乃[ターンエンド…]

 

ダイヤ[最初から輝麗化です!]ボシューゥ

沙乃[へー…]ニヤッ

ダイヤ[私のターン、ドロー、チャージ&ドロー、ライトに<月影"もうど黒夜叉">をコール、ゲージ1でレフトに<電速忍者 イナズマ>をコール、ゲージとライフ1(LP8→7)で装備<天下五剣 大典太>]

 

電速忍者イナズマ/サイズ2/攻4000/防3000/打撃2

 

天下五剣 大典太/攻7000/打撃2

 

ダイヤ[バトルですわ、月影で攻撃!]

沙乃[うぅ…]LP8→6

ダイヤ[電速忍者イナズマで攻撃!]

沙乃[ぐうぅ]LP6→4

ダイヤ[イナズマで二回攻撃!]

沙乃[この時、雷鳴剣サンダライソードの効果、自分のライフが4以下で相手のモンスターの攻撃時にこのカードをドロップする…、そしてデッキから雷帝を呼び覚ます、デッキからゲージ3を払いバディコール!(LP4→5)雷鳴の剣よ閃光となりて雷帝を呼び覚ませ!<雷帝騎士ライトニング ロードナイト>]

 

雷帝騎士ライトニング ロードナイト/サイズ3/攻8000/防7000/打撃2

 

沙乃[登場時効果、ライフ1払い(LP5→4)、相手の場のモンスター全てドロップゾーンに置く]

 

電速忍者イナズマ/月影"もうど黒夜叉" 生滅

 

花丸[ダイヤさん、どうして月影の効果使わないずら?]

鞠莉[ノンノン、使わないんじゃなくて使えないのよ、月影の効果は破壊される場合の効果]

果南[対して相手はドロップゾーンに置く効果、これじゃさすがの月影も何もできない]

ルビィ[お姉ちゃん…]

 

ダイヤ[くっ、大典太でモンスターに攻撃!]

沙乃[このモンスターは、連攻撃携以外で破壊されれば、場に残る]

ダイヤ[くっ…ターンエンド]

 

沙乃[私のターン、ドロー、チャージ&ドロー、バトル…、ライトニングロードナイトで攻撃!]

ダイヤ[くぅっ]LP8→6

沙乃[二回攻撃!]

ダイヤ[うぁぁ!]LP6→4

沙乃[まだ終わりじゃない…三回攻撃!]

ダイヤ[なっ!うぁぁぁ!]LP4→2

沙乃[ターンエンド]

 

ダイヤ[くっ…、私のターン、ドロー、チャージ&ドロー、ライトに<白夜"もうど白夜叉">、レフトに<月影"もうど黒夜叉">を再コール、バトル、大典太と月影で連携攻撃!合計攻撃 12000]

 

雷帝騎士ライトニングロードナイト 撃破!

 

ダイヤ[ファイナルフェイズ!ゲージ2を払い、必殺鬼神合体!必殺モンスターで攻撃!]

沙乃[くっ…!]LP4→2

ダイヤ[手札の忍法を捨て二回攻撃!剛刃丸"鬼神奥義 夜叉神の舞!"]

沙乃[くっ…うぁぁ!]LP2→0

 

ダイヤ[私の勝ちです、次は頼みますよ、果南]

果南[うん!任せて]

 

 

美蓮[お疲れ、沙乃…、私がけりをつけましょう]

 

第3戦

 

果南vs美蓮

 

 




今回のオリカ

雷鳴剣サンダライソード/攻6000/打撃2

[コールコスト]ライフ2払う

このカードを装備した時ゲージ+2

君のライフが4以下で相手のモンスターが攻撃した時このカードをドロップゾーンに置く、デッキ、手札、ドロップゾーンから<雷帝騎士ライトニングロードナイト>をコールコストを払ってコールできる
貫通

雷帝騎士ライトニングロードナイト/サイズ3/攻8000/防6000/打撃2

このカードは<雷鳴剣サンダライソード>の効果でしかコールできない

[コールコスト]ゲージ3払う

このカードが登場した時ライフ1を払う、相手のモンスターを全てドロップゾーンに置く

このモンスターは連携攻撃以外で破壊されるとき、場に残せる
三回攻撃


雷帝騎士ライトニングロードナイトは登場した時ライフを払えば相手のモンスターを全てドロップゾーンに置く効果を持っている、ドロップゾーンに置く効果なので破壊された時の効果や、破壊される時の効果を発動できない


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桜花竜王

大バディ祭 最終日

 

Aqours vs ウェーブ

 

果南 vs 美蓮

 

オープンTHEフラッグ

 

果南[エンシェントワールド]

美蓮[エンシェントワールド]

 

果南[私のターンチャージ&ドロー、ゲージ2でセンターにコール<伝統番長オリエンタル承>]

 

伝統番長オリエンタル承/サイズ3/攻7000/防6000/打撃2

 

果南[バトル、オリエンタル承で攻撃!]

美蓮[あぁ…]LP10→8

果南[ターンエンド]

 

美蓮[私のターン、ドロー、チャージ&ドロー、ゲージ3払いバディコール(LP8→9)!美しき花ほど散華は速し、<桜花竜王サクラノヴァ>登場時デッキからカードを10枚ソウルイン]

 

桜花竜王サクラノヴァ/サイズ/攻8000/防7000/打撃2/ソウル10

 

果南[来たね…!]

美蓮[サクラノヴァで攻撃!]

果南[オリエンタル承のソウルガード] オリエンタル承 ソウル2→1

果南[破壊時にゲージ+1]

美蓮[効果発動、ソウル2枚を捨てて(ソウル10→8)、二回攻撃出来る!サクラノヴァで二回攻撃!]

 

オリエンタル承 ソウル1→0

 

果南[破壊時、ゲージ+1]

美蓮[サクラノヴァのソウルを2枚捨てる(ソウル8→6)、三回攻撃!]

 

伝統番長オリエンタル承 撃破! ライフリンク2 LP10→8

 

果南[破壊時ゲージ+1]

美蓮[もう一度ソウルを捨て(ソウル6→4)、スタンド、四回攻撃!]

果南[うぁぁ!]LP8→6

美蓮[ターンエンド]

 

果南[やっぱ強いね、私のターン、ドロー、チャージ&ドロー、ゲージ2払いバディコール(LP6→7)!<武神番長デュエルイェーガー>デッキから2枚ソウルイン!ゲージ1払いデッキから1枚捨て装備<海王の錨 荒波>、バトル、デュエルイェーガーで攻撃!]

美蓮[ソウルガード] サクラノヴァ ソウル4→3

果南[ターンエンド]

 

美蓮[私のターン、ドロー、チャージ&ドロー、竜枯盛衰(LP9→7)ゲージ4、バトル、サクラノヴァでデュエルイェーガーに攻撃!]

果南[ソウルガード] デュエルイェーガー ソウル2→1

美蓮[ソウルを2枚捨て(ソウル3→1)スタンド!サクラノヴァで再攻撃!]

 

デュエルイェーガー ソウル1→0

 

美蓮[ファイナルフェイズ!ゲージ3払いサクラノヴァに重ねてライフリンクを無効にして必殺コール!]

 

サクラノヴァ"満開散華 竜王撃"/サイズ3/攻13000/防5000/打撃2

 

美蓮[デッキから9枚ソウルイン、サクラノヴァで攻撃!]

果南[デュエルイェーガーの効果で手札の竜王番長を捨てて防御力15000!]

美蓮[サクラノヴァ二回攻撃!]

果南[手札を捨てて防御力15000!]

美蓮[ターンエンドです]

 

果南[私のターン、ドロー、チャージ&ドロー、<竜貴神速>デッキを2枚捨てゲージ+1、ゲージ3払いデュエルイェーガーを進化コール!<剛腕無双番長デュエルイェーガー"リボルテッド">ドロップゾーンから8枚ソウルイン!バトル、リボルテッドで攻撃!]

美蓮[ソウルガード!] サクラノヴァ ソウル9→8

果南[リボルテッド!二回攻撃!]

 

サクラノヴァ ソウル8→7

 

果南[ターンエンド]

 

美蓮[私のターン、ドロー、チャージ&ドロー、バトル、サクラノヴァでリボルテッドに攻撃]

 

デュエルイェーガーリボルテッド ソウル9→8

 

美蓮[二回攻撃!]

 

デュエルイェーガーリボルテッド ソウル8→7

 

美蓮[ターンエンド]

 

果南[ドロー、チャージ&ドロー、バトル!リボルテッドで連続攻撃!]

 

サクラノヴァ ソウル7→6→5

 

果南[ターンエンド]

 

美蓮[私のターン、ドロー、チャージ&ドロー、ふふふ、サクラノヴァは散華するほど力が増していくのよ]

果南[どういうこと?]

美蓮[今分かりますよ、バトル、サクラノヴァで攻撃!]

果南[ソウルガード!]

 

デュエルイェーガーリボルテッド ソウル7→6

 

美蓮[サクラノヴァはソウルが5枚以下の時、相手のモンスターを破壊すれば、ダメージ2!]

果南[なに?!うわぁ!なんてね…デュエルイェーガーリボルテッドが場にいる限り、効果ダメージは受けない!]

美蓮[何ですって?!]

果南[私だって、あの時より成長してるさ、そのモンスターの強さは実感してるつもりだよ、デュエルイェーガーリボルテッドはあなたを越えるために進化したカード!]

美蓮[くっ、サクラノヴァ、二回攻撃!]

 

デュエルイェーガーリボルテッド ソウル6→5

 

美蓮[ターンエンド]

 

果南[私のターン、ドロー、チャージ&ドロー、荒波の効果、ライフ1払い(LP7→6)荒波をリボルテッドのソウルに!バトル、リボルテッドで攻撃!]

 

サクラノヴァ ソウル5→4

 

果南[荒波がソウルにある時、貫通!]

美蓮[うぁぁ!]LP7→5

果南[リボルテッドで二回攻撃!]

 

サクラノヴァ ソウル4→3

 

果南[貫通!]

美蓮[うわぁ!]LP5→3

果南[まだだ、キャスト!<海番魂>リボルテッドをスタンド!再攻撃!]

 

サクラノヴァ ソウル3→2

 

果南[貫通!]

美蓮[ぐわぁ!]LP3→1

果南[もう一度、<海番魂>!四回攻撃!]

美蓮[バカな…!私が!うわぁぁぁぁ!]LP1→0

 

果南[はぁ…はぁ…、勝った!]

ダイヤ[果南さん、良かった…]

鞠莉[果南!やったわ~!]ギュー

果南[だから、抱き付かないでよ…!]

 

美蓮[負けたわ、松浦果南さん]

果南[美蓮…、さん]

美蓮[今回は負けたけど、またリベンジさせて貰うわ、後でね]

果南[うん!挑むところだよ]

美蓮[ではまた…会う日まで]

 

果南ちゃん逹はリベンジを果たした!

 

 




今回のオリカ

桜花竜王サクラノヴァ/サイズ3/攻8000/防7000/打撃2

[コールコスト]ゲージ3払い、デッキから10枚をソウルに入れる

[サクラ乱舞]このカードが相手のモンスターを破壊した時このカードソウルを2枚ドロップゾーンに置く、そうしたらこのカードをスタンドさせる

ライフリンク3



サクラノヴァ"満開散華 竜王撃"/サイズ3/攻13000/防5000/打撃2

[コールコスト]ゲージ3払い、ソウル3枚以下のサクラノヴァ1枚に重ねてライフリンクを無効にしてコールする、その後デッキから9枚ソウルに入れる

このカードのソウルが5枚以下の時、相手のモンスターを破壊したら相手にダメージ2!

二回攻撃/ライフリンク4



最近、自分のオリカがマンネリ化してる気がする…


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もうひとつのリベンジ!vsセイントスノウ

先の試合で果南ちゃん逹三年生はウェーブに対して見事リベンジを果たした!

次は千歌逹の番だよ!

 

司会[おぉーっと!Bブロック勝者、セイントスノウ!]

ワァァァァ!

 

司会[次の試合は、Aqours vs セイントスノウ!]

 

理亞[へー、ここまで来れたんだ]

聖良[さすがです。Aqoursの皆さん]

千歌[はい!ここでリベンジを果たしたいと思います!]

聖良[リベンジ…ですか…]

理亞[お姉さま、こいつら自分の弱さをまだ分かってないみたいね]

聖良[理亞ったらまた…、すみません、でもリベンジすると言うのなら良いでしょう、受けて立ちます。]

千歌[今度は絶対負けません!]

 

 

大バディ祭 最終戦

 

Aqours vs セイントスノウ

 

第1戦

 

曜 vs 理亞

 

オープンTHEフラッグ

 

曜[ダークネスドラゴンワールド]

理亞[レジェンドワールド]

 

曜[私のターン、チャージ&ドロー、<ブラックドレイン>相手のデッキを3枚破棄、ゲージ+1、レフトに<黒き不夜城ディムボルギル>をコール、バトル、ディムボルギルで攻撃!]

理亞[くぅ!]LP10→8

曜[ターンエンド!]

 

理亞[私のターン、ドロー、チャージ&ドロー、<招かれざる神 インスペクター>ライフ2払い(LP8→6)、デッキからコールする、ゲージ2払いセンターにバディコール(LP6→7)、<空虚なる器 ゾディアック>デッキから1枚ソウルイン、バトル]

曜[ディムボルギルをセンターに移動]

理亞[ゾディアックでディムボルギルを攻撃!]

 

黒き不夜城ディムボルギル 撃破!

 

理亞[ターンエンド]

 

曜[私のターン、ドロー、チャージ&ドロー、ゲージ1払いライトにバディコール(LP10→11)、<黒き死竜アビゲール>]

理亞[手札1枚とゲージ1払って発動!頭を垂れよグラビティレスト!アビゲールをレストする]

 

アビゲール レスト

 

理亞[そして、ゲージ1払い、手札から捨てられた<アイスブレイドジョーカー>をレフトにコール!]

曜[アビゲールの効果、手札を1枚捨てて、ゾディアックを破壊!サイズ分デッキを破棄する]

理亞[ソウルガードで場に残すわ] ゾディアック ソウル1→0

曜[ゾディアックのサイズは3、デッキを3枚破棄]

理亞[ちっ!]

曜[もう一度効果発動、手札1枚捨て、ゾディアックを破壊!]

理亞[キャスト!<知識の盾 テトラピブリオン>ゾディアックを場に残す]

曜[それでもデッキ3枚破棄!ターンエンド]

 

理亞[私のターン、ドロー、チャージ&ドロー、ライトに<金牛の星守り トゥーロ>をコール、コール時、<星針剣エストレーラ>を手札に加え、ゲージとライフ1(LP7→6)払い装備、<星針剣エストレーラ>バトル、トゥーロで攻撃!]

曜[うぁっ]LP11→10

理亞[アイスブレイドジョーカーで攻撃!]

曜[うわぁ]LP10→8

理亞[ゾディアックで攻撃!]

曜[うぁぁ!]LP8→6

理亞[エストレーラで攻撃!]

曜[くっ]LP6→5

理亞[ターンエンド]

 

曜[私のターン、私はもう負けないよ!ドロー、チャージ&ドロー、<ブラックドレイン>デッキを3枚破棄、ゲージ+1、ゲージ1払いコール<覚醒の黒死竜アビゲール>をコール!]

理亞[無駄だって…!ゲージ1と手札を捨ててグラビティレスト!]

 

覚醒の黒死竜アビゲール レスト

 

曜[覚醒の黒死竜アビゲールのコール時効果、ゾディアックを破壊!]

理亞[コールしただけで破壊!?]

 

空虚なる器ゾディアック 破壊!

 

曜[そしてデッキを2枚破棄!]

理亞[くっ!]

曜[そしてライフ1払い(LP5→4)装備<残影の鎌レヴナント>バトル、黒き死竜アビゲールでファイターに攻撃!]

理亞[くぅ!]LP6→4

曜[レヴナントで攻撃!]

理亞[うぁっ]LP4→3

曜[二回攻撃!]

理亞[うぅ!]LP3→2

 

曜[ファイナルフェイズ!ゲージ3払い、2体のアビゲールをコストに必殺コール!]

 

アビゲール"アンリミテッド デスドレイン!"/サイズ3/攻8000/防7000/打撃2

 

曜[登場時、相手のデッキを10枚破棄!]

理亞[何?!デッキが!]

曜[必殺モンスターで攻撃!相手のドロップが20枚以上なら、ダメージ2!そして私のライフ+2!行けー!アンリミテッドデスドレイン!]LP4→6

理亞[嘘!私がこいつに?!]LP2→0

 

曜[よっしゃ~!完全勝利!ヨーソロー!]

千歌[やった~!曜ちゃん!]

梨子[曜ちゃん、勝った…!]

 

 

理亞[うぅ…ごめんなさいお姉さま、私…]

聖良[気にしない、タマにはこういうときもある、次は私が勝てば良いから]

理亞[頑張ってくださいね]

聖良[うん!]

 

 

 

 

 

 

 



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リベンジファイト!千歌vs聖良

大バディ祭 最終戦

 

梨子[よし、次は私が…]

千歌[ゴメン梨子ちゃん、次、私に行かせて]

梨子[千歌ちゃん?]

千歌[今度は私が、聖良さんに今の千歌の強さを見せたいんだ]

梨子[もぅ…分かったわ、勝ってね千歌ちゃん]

千歌[うん!]

 

千歌vs聖良

 

聖良[まさか、理亞を下すとは、少しは成長したようですね]

千歌[少しなんてもんじゃないです。今から証明します]

聖良[ふふ、そうですか、じゃあ今度も遠慮なく叩き潰します]

 

オープンTHEフラッグ

 

千歌[ドラゴンワールド]

聖良[スタードラゴンワールド]

 

聖良[私からです、チャージ&ドロー、<招かれざる神 インスペクター>ライフ2払う(LP10→8)、ゲージ2払いデッキからバディコール(LP8→9)、<星神竜ゾディアック>、コール時、ドロップから<流星機ピスカ ピスカ>をソウルイン、効果でゲージ+1、ゲージ1払いコール<流星機ネブローサ>そしてソウルイン、バトル、ゾディアックで攻撃!フラッグがスタードラゴンワールドなら打撃3!]

千歌[うぁぁ]LP10→7

聖良[ターンエンド]

 

千歌[私のターン、ドロー、チャージ&ドロー、ゲージ1でレフトにバディコール(LP7→8)!<太陽の竜バルドラゴン>]

聖良[その時、ゲージと手札1を払い、膝まずけ!グラビティレスト!]

 

バルドラゴン レスト

 

千歌[うっ、ゲージ1払い装備<太陽拳バルナックル>、ライトに<黒点の竜ブラックドット>バトル、ブラックドットとバルナックルで攻撃!合計9000!]

聖良[ソウルガード] ゾディアック ソウル2→1

千歌[ターンエンド]

 

聖良[私のターン、ドロー、チャージ&ドロー、手札の<竜装機>を捨て<ドラグアームズファクトリー>、二枚ドロー、手札から<消星竜ジャークライン>を捨て、ドロップゾーンの<竜装機エルガーカノン>をゾディアックにソウルイン!(ソウル1→2)これでゾディアックは攻9000/打撃4になるさらに<竜消機コメッタ>をコールしてクロスナイズ!(ソウル2→3)バトル]

千歌[ブラックドットは移動しないよ!]

聖良[では、ゾディアックで千歌さんに攻撃!]

千歌[キャスト<太陽の盾>攻撃無効、ゲージとライフ+1]LP8→9

聖良[ネブローサの効果でスタンド、再攻撃!]

千歌[うぁぁ!]LP9→5

聖良[ターンエンド…、成長したと言ってもこの程度ですか?これではリベンジのしようが無いと思いますが、その程度ではやはり、ラブライブは夢のまた夢です。諦めて下さい]

 

千歌[いい加減にしてください、私たちの夢は誰にも決められません!聖良さん達にも誰にも、諦めろなんて言われる筋合いはありません!私は、絶対に勝ちます!そして夢を叶えて見せる!]

 

その時、千歌の中から紅いオーラが溢れだした、これはいったい…?

 

果南[あの光は?!]

鞠莉[もしかして輝麗化?!]

ダイヤ[いいえ、そんなはずありません…、輝麗化は黒澤の者しか発現出来ないはず!]

曜[何だろう、この感じ…この胸の奥から溢れる感じは]

梨子[私にもわかる…、これは、千歌ちゃんの…!]

 

聖良[いったい何が…?]

 

千歌[千歌のターン、ドロー、チャージ&ドロー!私は負けない皆の夢の為にも!私のライフが6以下で、場にバルドラゴンがいる時、ゲージ2を払って<ドラゴンフォース>解放!]

 

ドラゴンフォース/攻5000/打撃2

 

千歌[<バルサポート>ゲージとライフ+2(LP5→7)、<太陽の恵み>ゲージ+3、バトル、ブラックドットとドラゴンフォースで連携攻撃!合計10000]

 

ゾディアック ソウルガード3→2

 

千歌[ドラゴンフォースは太陽竜と連携した時スタンドする、バルドラゴンと連携攻撃!バルドラゴン攻10000!合計15000!ドラゴンフォース、スタンド!]

 

ゾディアック ソウルガード2→1

 

千歌[貫通!]

聖良[くぅ!]LP9→7

千歌[ドラゴンフォースで攻撃!]

 

ゾディアック ソウル1→0

 

千歌[キャスト、ライフ1で(LP7→6)<バルエキサイティング>ドラゴンフォースをスタンド!ファイナルフェイズ!ゲージ2払いバルドラゴンを必殺モンスターに!]

 

バルドラゴン"バルソーサーオーバーラッシュ!"/サイズ2/攻11000/防6000/打撃1

 

聖良[成長しませんね!ゲージ1と手札1をコストに、膝まづけグラビティレスト!]

 

必殺モンスター レスト!

 

花丸[あぁ…新しい必殺モンスターが…!]

ルビィ[そんな…]

善子[千歌さん…!]

 

千歌[必殺モンスターの効果、ゲージ1払い必殺モンスターをスタンド!これで攻撃可能!]

聖良[何ですって?!]

千歌[行くよ!ドラゴンフォースはファイナルフェイズでも攻撃出来る、必殺モンスターと連携攻撃!合計16000!ドラゴンフォース スタンド!]

 

星神竜ゾディアック 撃破!

 

千歌[貫通!]

聖良[うぅ]LP7→6

千歌[ゲージ1払いバルドラゴンをスタンド!]

聖良[何?!何度でも出来るのですか!?]

千歌[バルドラゴンとドラゴンフォースで連携攻撃!合計打撃3!]

聖良[うわぁ!]LP6→3

 

千歌[ドラゴンフォース、スタンド!ゲージ1でバルドラゴンをスタンド!再連携攻撃!

バルソーサーオーバーラッシュ!!]

 

聖良[そんな…!バカな!うわぁぁぁぁ!!]LP3→0

 

 

司会[決まった~!大バディ祭3日間の激闘を制して優勝したのは、チームAqours!!]

ワァァァァァ!!

 

理亞[お姉さま…]

聖良[完敗したよ、私は少し見くびっていたようですね、彼女達を]

理亞[行こう、お姉さま、もう用はないよ]

聖良[うん、行こうか…(見事でしたよ高海千歌さん…)]

 

 

その後、千歌達は色んな雑誌とかアナウンサーの人たちからインタビューを受けた、ファイトよりどっと疲れたよ

 

 

 

??[へぇ~、なかなか面白い娘達ね]

???[うん、僕も改めて彼女達を強いと思ったよ]

??[じゃあ、会いに行きましょうか]

 



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盛谷 再び!

大バディ祭から3日が経った、私達Aqoursは東京に来ていた

事の始まりはイベント終了後の開場で…

 

イベント開場

 

千歌[ふ~、インタビュー疲れたよ…]

梨子[お疲れ、千歌ちゃん]

曜[千歌ちゃん凄い囲まれてたよね]

千歌[うぅ、しばらく安静にしたいよ…]

 

??[あなた逹、少し良いかしら]

 

千歌[またインタビューの人かな?] ヒソヒソ

梨子[そうだね、嫌そうにしないの!] ヒソヒソ

曜[いっそ逃げる?] ヒソヒソ

 

???[あの…ちょっと?]

千歌[あ、はい!私が Aqours のリーダー高海千歌です!って、あれ?あなたって…]

???[久しぶりだな、Aqours]

千歌[えーと、誰だっけ?]

梨子[もう、失礼だよ…えっと、誰だっけ?]

曜[顔は覚えてるよね]

???[そう言えば、あの時自己紹介してなかったな、俺は盛谷さつき、前にファイトしたろ?]

??[あなた、名乗ってなかったの?]

さつき[ゴメン、つい…]

??[まったく、あ、私は絢瀬絵里よろしくね]

千歌[あっはい!ん?絢瀬…?絵里…?]

絵里[ん?]

千歌[あ~!絢瀬絵里ってもしかして、µ's の?!]

梨子[まさか、そんな?!]

曜[え~!]

 

ダイヤ[千歌さん!そろそろ帰り…] ピシッ

果南[ダイヤどうしたの?]

花丸[どうしたずら?]

ダイヤ[あ、あ、あの御方は…、もしかし絢瀬絵里さんでは?!]

 

さつき[さすがに人気だね、絵里ちゃん]

絵里[そんなに驚かれるかしら?]

 

 

一時落ち着いて、全員自己紹介を済ませた

 

絵里[あなた逹がチームAqoursね、大バディ祭優勝おめでとう]

ダイヤ/千歌[ありがとうございます!]

絵里[あなた逹に声をかけたのは、あるお願いを受けて欲しいからなの]

梨子[お願い…ですか?]

絵里[ええ、実は…あなた逹に東京のバディイベントに参加してほしいの]

 

Aqours[東京のバディイベント?!]

 

絵里[ええ]

梨子[なぜ、私達なんですか?]

さつき[理由はシンプル、俺たちが見た中で君逹が一番輝いていたから、かな?]

曜[私達が、輝いていた?]

絵里[ええ、あなた逹には目を見張るものがあるわ]

さつき[そうだね、優勝すれば君逹に良いものをあげよう]

絵里[どうかしら?引き受けていただける?]

曜[どうする?千歌ちゃん?]

梨子[千歌ちゃん]

 

千歌[わかりました!受けます!]

 

絵里[わかったわ、はいこれ、日時と場所よ、じゃあよろしくね]

さつき[じゃぁね]

 

 

…と言ういきさつがあって今、Aqoursは東京に来ていた。

 

千歌[東京来たー!]

曜[来たー!]

梨子[二人とも恥ずかしいよ、でも、久しぶりに見たな…]

ダイヤ[良いですかルビィ、絶対に手を離してはいけませんよ!]

ルビィ[お姉ちゃん、もう分かったから、恥ずかしいよ…]

果南[ダイヤも過保護だね~]

鞠莉[そりゃ、自分が迷子になったものね]

花丸[人いっぱい、凄いずら~]

善子[ふふふ、堕天使ヨハネ、東京に降臨!]

 

クスクス カワイー

 

さつき[あっ、いたいた、おーいAqoursの皆さん]

 

千歌[あ、盛谷さん]

さつき[早速イベント開場に行こうか]

千歌[はい!]

 

イベント開場

 

絵里[あ、来たわねさつき、Aqoursの皆]

Aqours[こんにちは!]

絵里[はい、こんにちは、早速だけど準備してくれる?]

千歌[はい!]

 

そしてバディイベント ミニバディ祭が始まった

 

対戦表

 

チームAqours vs モブチーム29

 

モブチーム30 vs モブチーム31

 

チーム絢月 vs モブチーム32

 

 

梨子[東京のイベントなのにこれだけしか参加してないんですね]

絵里[まあ、この娘逹もあなた逹と同じように大きなイベントからスカウトして来たからね]

千歌[盛谷さん逹も参加するんですか?]

さつき[ああ]

 

 

そして試合は進んで…千歌達は一回戦を突破して、二回戦も勝ち残った、そして次の相手は

一回戦後シード枠で残った絵里さんと盛谷さんだ!

 

絵里[さすが、あなた逹の実力にはあの娘逹もはが立たなかったみたいね]

さつき[みたいだね、再戦が楽しみだよ]

 

ミニバディ祭 決勝戦

 

梨子[千歌ちゃん、ここは私にやらせて]

千歌[梨子ちゃん?]

梨子[大バディ祭の時譲ってあげたでしょ]

千歌[うん、わかった頑張ってね]

 

オープンTHEフラッグ

 

梨子[スタードラゴンワールド]

さつき[スタードラゴンワールド]

 

さつき[俺の相手は桜内さんか]

梨子[よろしくお願いします。]

 

さつき[うん、チャージ&ドロー、<ドラグアームズファクトリー>手札の<ドラグアームズ>を捨て、2ドロー、ゲージ3払いバディコール(LP10→11)、<星帝竜アポカドラス>ターンに1度、ドロップから<竜装機エルガーカノン>をクロスナイズ(ソウル0→1)、これでアポカドラスは攻9000/打撃3になる、バトル、アポカドラスで攻撃!]

梨子[きゃっ]LP10→7

さつき[ターンエンド]

 

梨子[私のターン、ドロー、チャージ&ドロー、ゲージ1でライトにバディコール(LP7→8)、<超星竜ジャックナイフ>コール時デッキ3枚見て<剣星機 J イグナイター>をソウルイン(ソウル0→1)これで打撃4!レフトにコール<竜装機ストレングス>そしてクロスナイズ(ソウ1→2)!これでセンターにいない間、攻7000/貫通になる、バトル、ジャックナイフで攻撃!]

 

アポカドラス ソウルガード1→0

 

梨子[貫通!]

さつき[ぐぉ!]LP11→7

梨子[ターンエンド]

 

さつき[俺のターン、ドロー、チャージ&ドロー、ライトに<竜装機エッジシューターをコール>クロスナイズ(ソウル0→1)、そしてレフトに<竜装機シールガード>をコール]

 

竜装機シールガード/攻2000/防4000/打撃1

 

さつき[クロスナイズ(ソウル1→2)!これでアポカドラスは防+2000/反撃を得る、そしてアポカドラス自身の効果でドロップのエルガーカノンをクロスナイズ(ソウル2→3)!]

 

アポカドラス/攻9000/防7000/打撃3/貫通/反撃

 

さつき[さあ、バトル、アポカドラスで桜内さんに攻撃!エッジシューターでダメージ1!]

梨子[うぁぁ!]LP8→7→4

さつき[ターンエンド]

 

梨子[私のターン、ドロー、チャージ&ドロー、<ドラグアームズファクトリー>手札の竜装機を捨てて2ドロー、ライトに<竜装機レディアントアルマ>をコール、クロスナイズ(ソウル2→3)!レディアントアルマの効果でゲージ1払う、バトル、ジャックナイフで攻撃!]

 

アポカドラス ソウルガード3→2

 

梨子[貫通!]

さつき[ぐぁっ]LP7→3

さつき[シールガードの効果で反撃!]

 

ジャックナイフ ソウルガード3→2

 

梨子[レディアントアルマの効果で二回攻撃!]

さつき[キャスト!< マーズバリア>連携以外の攻撃無効!]

 

梨子[ファイナルフェイズ!ゲージ3払いジャックナイフに重ねて必殺コール!]

 

ジャックナイフ"ギャラクティカルパニッシャー!"/サイズ2/攻10000/防5000/打撃3

 

梨子[ドロップから<剣星機 J ギャラクシオン>をソウルイン!これで必殺モンスターは打撃4!攻撃を無効に出来ない!]

さつき[何!?]

梨子[必殺モンスターで攻撃!]

 

アポカドラス ソウルガード2→1

 

梨子[貫通!ギャラクティカルパニッシャー!!]

さつき[ぐぉぉぉぉぉ!]LP3→0

 

さつき[まさか、二度までも俺を倒すとは、強いなAqours!]

梨子[盛谷さんも千歌ちゃんと戦った時より強かったですよ]

さつき[そうかな?、ま、楽しかったよ桜内さん]

梨子[はい!]

 

 

 

 

 

 

 




今回のオリカ

竜装機シールガード/サイズ0/攻2000/防4000/打撃1

このカードがソウルにある<ネオドラゴン>は、防御力+2000して反撃を得る



そう言えば、反撃を与える竜装機っていなかったよね?


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千歌vs絵里

絵里[へ~、さつきの言う通りなかなかやるじゃない]

さつき[うん、だから気をつけて絵里ちゃん、多分次に来るのは…]

 

千歌[次は私が行くよ!]

ダイヤ[千歌さん、分かっているとは思うけど相手は µ's の中核を担っていた絢瀬絵里さんです、簡単に勝てはしませんよ?]

千歌[簡単にいかないのは分かってるけど…、µ'sの力を直に感じられる、

こんな機会二度とないかもしれない、だから全力勝つよ]

 

絵里[では始めようか、千歌さん]

千歌[はい!]

 

オープンTHEフラッグ

 

千歌[ドラゴンワールド]

絵里[エンシェントワールド]

 

千歌[私のターン、ドロー、チャージ&ドロー、ゲージ1でバディコール(LP10→11)、<太陽の竜バルドラゴン>、ゲージ1払い装備<太陽拳バルナックル>バトル、バルドラゴンで攻撃!バルナックルの効果で打撃3!]

絵里[くぅぅ!]LP10→7

千歌[ターンエンド]

 

絵里[チャージ&ドロー、<竜王伝>ゲージ、手札、ライフ+1(LP7→8)、そしてセンターにバディコール(LP8→9)!<炎魔連合総長バーンノヴァ>効果で手札から<チャンピオンロード>を破棄、その効果を全て得る、バトル、バーンノヴァで攻撃!]

千歌[うぁぁ!]LP11→8

絵里[チャンピオンロードを捨てた事でバーンノヴァは二回攻撃!]

千歌[え、うわぁぁ!]LP8→5

 

善子[一気にダメージ6!]

ダイヤ[やはり、強い!]

 

絵里[ターンエンド]

 

千歌[私のターン、ドロー、チャージ&ドロー、ライトに<フレアファングドラゴン>をコール、コール時1チャージ、1ドロー、バトル、フレアファングとバルナックルで連携攻撃!]

 

バーンノヴァ 撃破!

 

絵里[破棄されたバーンノヴァをソウルにしライフリンクを無効にしてコールする!燃える拳で全てを焼き付くせ!<四角超炎王 バーニングノヴァ>]

千歌[バルドラゴン(打撃3)で攻撃!効果で攻撃力10000!]

絵里[ゲージ1でキャスト!<七転竜起>バーニングノヴァを場に残す]

千歌[それでも、貫通!]

絵里[くぅ]LP8→5

千歌[ターンエンド]

 

絵里[ドロー、チャージ&ドロー、バーニングノヴァの効果、手札の<キワミナックル>をソウルに入れる(ソウル1→2)、そしてキワミナックルのライフリンクの数値分ダメージ!キワミナックルはライフリンク2、よってダメージ2!]

千歌[うわぁ!]LP5→3

絵里[バトル、バーニングノヴァで攻撃!]

千歌[うぁぁ!]LP3→1

絵里[ターンエンド]

 

千歌[私のターン、ドロー、チャージ&ドロー!来たよ!千歌のライフが6以下でバルドラゴンがいればゲージ2払って<ドラゴンフォース>解放!バトル、ドラゴンフォースとバルドラゴンで連携攻撃!ドラゴンフォースは太陽竜と連携すればスタンドする!]

 

バーニングノヴァ ソウルガード2→1

 

千歌[バルドラゴン、貫通!]

絵里[うぅ!]LP5→3

千歌[ドラゴンフォースとフレアファングで連携攻撃!]

 

バーニングノヴァ ソウルガード1→0

 

千歌[ファイナルフェイズ!ゲージ2で必殺コール!フレアファングをデッキの下に戻してバルドラゴンをソウルイン!]

 

バルドラゴン"インフィニティ フレイムヘイズ!!"攻20000/防4000/打撃1

 

千歌[行くよ!ドラゴンフォースと必殺モンスターで連携攻撃!ドラゴンフォースと連携した時、ドラゴンフォースの打撃力を加えて貫通を得る!]

 

バーニングノヴァ 撃破!

 

千歌[打撃3の貫通!インフィニティフレイムヘイズ!!]

絵里[きゃぁぁー!]LP3→0

 

 

絵里[見事だわ、高海千歌さん]

さつき[絵里ちゃんにも勝つとは、恐れ入ったよ]

千歌[ありがとうございます!]

梨子[やったね千歌ちゃん!]

曜[さっすが千歌ちゃん!]

 

絵里[さて、見事優勝したあなた達に賞品を贈らないとね、はい!]

 

千歌[これは…?]

 

千歌達が渡された封筒の中には1枚の招待券が入っていた、それは…

 

スクールバディフェスティバル

 

千歌[スクールバディフェスティバル?]

絵里[そう、通称スクフェスよ!]

さつき[バディフェスとも言われるね]

 

Aqours[スクフェス?!]

 

 




今回のオリカは提供してもらったモノです。
一部効果を改変しています。

バルドラゴン"インフィニティ フレイムヘイズ!!"/攻20000/防4000/打撃1

[コールコスト]ゲージ2払い君の場の太陽竜1枚をデッキの下に戻し、太陽竜1枚の上に重ねてコールする

このカードがカード名に<ドラゴンフォース>を含むアイテムと連携した時、そのアイテムの打撃力を加えて貫通を得る!
ソウルガード/二回攻撃


次回、Aqoursに謎展開


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魔戒竜神 編
狙う者


とある路地裏

 

モブ[うわぁぁ!]LP0

???[何だ~、この程度か?まあ良いカード貰うぜ]

モブ[か、勘弁してくれ~]

???[ちっ、持ってねーか、まぁ弱いからな]

モブ[許してくれ…]

???[許してやるよ、じゃあな]

 

???[ったく、いったいどこにある<ドラゴンフォース>はよ~!]

 

放課後 部室

 

ダイヤ[皆さん、<バディハンター>を知っていますか?]

8人[バディハンター?!]

千歌[って、何?]

鞠莉[千歌っち知らないの?]

果南[最近巷で噂になってるよね?]

ダイヤ[はい、ファイトを挑んでは負かした相手からカードを奪っていく非道者ですわ]

善子[人によっては、男だったり女だったりはっきりしないのよね]

ダイヤ[目撃情報では複数人いるらしいです]

千歌[そんな人達がいるんだ~…]

梨子[何だか、怖いですね…]

ダイヤ[ですから、今日からはなるべくまとまって帰るように!]

8人[はい!]

 

帰り道

 

千歌[それで美度姉がさ…]

梨子[それは千歌ちゃんが…]

 

キャァー!

 

梨子[何?!悲鳴?!]

千歌[あっちだ行ってみよう!]

 

モブ[イヤ、返して、それは大事な…]

怪しい女[あん?何言ってんだあんたは負けたんだよ!]

 

千歌[何やってるんですか!]

梨子[ちょ、千歌ちゃん…!]

怪しい女[あん?何よあんた達?]

千歌[そのカード、その人のじゃないんですか!?返してください!]

怪しい女[何言ってんのお嬢さん、このカードはファイトする前からくれるって同意の下に貰ったのよ、当然の報酬よ]

千歌[それでも、勝ったからって人のカードを…]

怪しい女[文句ある?]

千歌[私とファイトだ!]

梨子[千歌ちゃん!何言ってるの?!]

千歌[ゴメン、梨子ちゃん、荷物持ってて]

 

怪しい女[私とファイトするの?良いけど、私とのファイトは安くないよ、お嬢さんが負けたらカードを貰うよ]

千歌[私が勝ったら、その人にカードを返して下さい!]

怪しい女[良いわよ]

 

オープンTHEフラッグ

 

千歌[ドラゴンワールド]

怪しい女[ドラゴンワールド]

 

千歌[私から、チャージ&ドロー、ライトに<ブレストコロナドラゴン>をコール]

 

ブレストコロナドラゴン/サイズ2/攻5000/防4000/打撃2

 

千歌[攻撃!攻撃時ゲージ+1、相手のセンターが無いときさらにゲージ+1!]

怪しい女[くぅ]LP10→8

千歌[ターンエンド]

 

怪しい女[私のターン、ドロー、チャージ&ドロー、ゲージ2払い<武雷牙ドラゴン>をセンターにコール!]

 

武雷牙ドラゴン/サイズ2/攻6000/防4000/打撃2

 

怪しい女[武雷牙ドラゴンの効果、手札の武装騎竜1枚を捨て、ダメージ1!]

千歌[くっ]LP10→9

怪しい女[武雷牙ドラゴンで攻撃!]

千歌[うあっ]LP9→7

怪しい女[武雷牙ドラゴンで二回攻撃!]

千歌[うわぁ!]LP7→5

怪しい女[ターンエンド]

 

千歌[千歌のターン、ドロー、チャージ&ドロー!<太陽の恵み>ゲージ+3、ブレストコロナを消してライトに<太陽の竜バルドラゴン>をバディコール(LP5→6)、そして私のライフ6以下で場にバルドラゴンがいれば、ゲージ2で<ドラゴンフォース>解放!]

 

怪しい女[ドラゴンフォース!?]

 

千歌[バトル、ドラゴンフォースとバルドラゴンで連携攻撃!]

 

武雷牙ドラゴン 撃破!

 

千歌[バルドラゴンの貫通!]

怪しい女[うぅっ]LP8→6

千歌[ドラゴンフォースは太陽竜と連携すればスタンドする!ドラゴンフォースで再攻撃!]

怪しい女[うぁぁ!]LP6→4

 

千歌[ファイナルフェイズ!ゲージ3払いバルドラゴンを必殺モンスターに!行けー!

バルバーストスマッシャー!]

 

怪しい女[うわぁぁぁ!]LP4→0

 

怪しい女[まさか…、お嬢さんがドラゴンフォースの使い手とはね、ついてないわ…]

千歌[どうしてドラゴンフォースの事を?]

怪しい女[詳しくは知らないわ、気をつけなさい、あなたが<ドラゴンフォース>を使った事で他のバディハンター達があなたの前に立ちはだかると思うわ、これからのファイトくれぐれも負けないようにね、カードは返すわ]

 

梨子[千歌ちゃん…]

千歌[バディハンター、あの人はいったい…]

 

 

 

千歌達はまだ知らない、これから起こる辛く激しい…戦いを…!

 

 

魔界竜神(仮) 篇 開幕

 

 

 




今回のオリカ

武雷牙ドラゴン/サイズ2/攻6000/防4000/打撃2

[コールコスト]ゲージ2払う

君の手札の武装騎竜1枚を捨てる、相手にダメージ1!

二回攻撃




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急展開?!突然の転校生

次の日、千歌達はAqoursの皆に昨日起こった事を全て話した。

 

ダイヤ[そんな事が、大変でしたわね]

果南[でも、千歌が勝って良かったよ、もし負けてたら千歌のカードも取られてたんでしょ?]

ルビィ[うぅ、怖いです…]

鞠莉[でも、その人ドラゴンフォースを知ってたんでしょう?どうしてかしら?]

千歌[私もわかんないよ、でもあの人私に負けるなって言ってた]

曜[応援してるのかな?]

梨子[う~ん、どうかな?]

ダイヤ[とにかく、今はそれぞれの教室へ戻りましょう、朝の会が始まります。]

 

二年生 教室

 

先生[突然ですが、転校生を紹介します。入ってきて]

???[はい、皆さん今日からお世話になります。神凪 雷花(カミナギ ライカ)です。よろしくお願いします。]

先生[じゃあ、そこの空いてる席に座って]

雷花[はい]

 

雷花[よろしくお願いします。]

千歌[よろしくね、私は高海千歌]

曜[私は渡辺 曜だよ]

梨子[桜内梨子です]

雷花[千歌さん、曜さん、梨子さん、よろしくお願いします]

 

千歌[神凪さん!]

雷花[あの、名前で…雷花で良いです]

千歌[じゃあ雷花ちゃん!この学校案内するね!]

曜[私も付き合うよ]

梨子[千歌ちゃんだけだと心配だからね]

千歌[梨子ちゃんひどーい]

 

 

放課後 部室

 

千歌[お疲れ~!]

曜[ヨーソロー!]

梨子[遅れてすみません]

ダイヤ[遅いですわ、何をしていたのですか?]

千歌[ええと、転校生の雷花ちゃんを学校中案内してました。]

梨子[後、いろいろ校則等を教えたりしてて…]

果南[あ、そうなんだ、なら仕方ないね]

ダイヤ[転校生…、鞠莉さん聞いてます?]

鞠莉[う~ん、聞いたような、聞いてないような…]

 

コンコン ガチャ

 

雷花[失礼します。]

 

千歌[あ!雷花ちゃん!]

曜[雷花ちゃん?]

梨子[どうしてここに?]

雷花[ああ、少しお話ししたい事があって、バディハンターの事について]

 

Aqours[?!]

 

ダイヤ[どういう事ですの?!]

雷花[お教えしましょう、バディハンターの狙いと、その裏を]

千歌[雷花ちゃん…、いったい何者?]

雷花[どこから話しましょうか]

ダイヤ[先ずはバディハンターについてですわ!]

雷花[バディハンターですね、彼らはただ操られているだけです。]

果南[操られている?]

雷花[はい、彼らはただファイトをしてカードを奪っているのではなく、ある力を持ったカードを狙っているのです。]

鞠莉[そのカードって?]

雷花[はい、千歌さんなら分かりますか?]

千歌[もしかして…、ドラゴンフォース…]

雷花[ご名答です、彼らは千歌さんの持つドラゴンフォースを狙っているのです。]

ルビィ[どうして、ドラゴンフォースを狙ってるんですか?]

雷花[彼らを操っている主が求めているからです。]

曜[そもそも、ドラゴンフォースってなんなの?どうして千歌ちゃんだけ?]

雷花[私にも、ドラゴンフォースの事はよく分かりません、ですが、竜神の力を宿した聖なる力だと、聞いた事があります。]

千歌[竜神の聖なる力…?]

雷花[はい、なぜ千歌さんに発現しのかも私は分かりません]

善子[それで?バディハンターを操っている奴はドラゴンフォースでどうしたいのよ?]

雷花[多分、<魔戒竜神>を目覚めさせる為でしょう]

花丸[魔戒竜神?]

梨子[またワードが増えたわね…]

ダイヤ[魔戒竜神とはなんですか?]

雷花[魔界竜神とは、我が神凪一族が永きに渡って封印し続けてきた凶悪なモンスターです、その力は全てのワールドのモンスターを支配し更に凶悪な力を分け与え、別のワールド間で戦争を引き起こしたと言われています。我が一族は、そのモンスターが封印されている祠を永い時間守り続けていました。ですが、ある一人の男性が私達の村を襲撃し、その祠に祀られている魔戒竜神のカードを奪って行ったのです。]

鞠莉[取り戻そうとはしないの?]

雷花[取り戻そうにも、居場所が分からなくて…]

ダイヤ[それであなたは、私達にその事を話して、私達にどうして貰いたいんですか?]

雷花[それは、とても言いにくいのですが、私に協力して欲しいのです!千歌さんがドラゴンフォースを解放した以上、バディハンター達は千歌さんを探し、そして襲ってくるでしょう]

梨子[千歌ちゃんが狙われてるのに、戦わせろって言うの!?]

鞠莉[ドラゴンフォースを取られれば魔戒竜神が復活する…、なのになぜ千歌っちを戦わせるの?]

雷花[確かに、ドラゴンフォースを取られれば魔戒竜神は復活してしまいます。ですが魔戒竜神を封印出来るのもドラゴンフォースなのです!大変勝手な、危険なお願いをしているのは理解してます、ですがお願いです、私に協力して頂けませんか!?お願いします!]

8人[………]

千歌[分かった、良いよ!協力する!]

梨子/果南[千歌(ちゃん)!]

ダイヤ[自分がどういう状況か分かっていますの?!]

ルビィ[そうですよ、危ないです!]

ダイヤ[考え直して下さい!]

千歌[雷花ちゃん…、もしも千歌が負けてドラゴンフォースを取られたら、千歌はどうなるの?]

雷花[千歌さん自体には、何もないと思いますが…、何も無いとも言い切れません…]

千歌[そっか…]

曜[決めたんだね、千歌ちゃん]

千歌[うん]

曜[なら、私も協力する!]

梨子[曜ちゃん!?]

曜[たとえ千歌ちゃんが狙われているとしても、私達が守ればいいんじゃないかな?]

ダイヤ[え…?]

花丸[まる達が、千歌さんを守るずら?]

曜[そう!千歌ちゃんは私達が守るんだよ!それならどうかな?]

ダイヤ[どう、と言われましても…]

果南[千歌を守る…か…うん、仕方ないね]

ダイヤ[果南さん…!]

鞠莉[ダイヤ、千歌っちは一度ハンターと戦ってる、もう後には引けないでしょ?]

ダイヤ[鞠莉さんまで…、ハァ〜、私は、正直まだこの話を信じ切れはしません、ですが、仕方ないですね!千歌さんに免じて協力しますわ]

雷花[千歌さん、ダイヤさん…皆さん、ありがとうございます。]

善子[それで私達はどうすれば良いのよ]

雷花[はい、まずは操られているバディハンター達から千歌さんを守らねばなりません、千歌さんもハンターとのファイトはなるべく避けて仲間に任せて下さい]

千歌[分かったよ!]

雷花[それと、渡しておきたいカードがあります。これを…]スッ

 

雷花ちゃんは私達に1枚ずつカードを渡した

 

千歌[これは?]

雷花[<聖帝竜>のカードです。]

梨子[聖帝竜?]

雷花[はい、聖帝竜とは、魔戒竜神と対をなす存在です]

花丸[けど、真っ白なカードずら]

雷花[聖帝竜に形はありません、使用者の心や感情に応じてその姿を現すとされています。きっと皆さんの力になってくれます。それに聖帝竜には魔戒竜神の力を抑える力もあるのです]

曜[このカードがあれば千歌ちゃんを守れる…!]

千歌[分かった、頑張ろう皆!魔戒竜神を私達が止めるんだ!]

 

 

千歌達の新たな戦いの幕が上がる!




今回のオリキャラ

神凪雷花(かみなぎ らいか)
高校2年

代々から魔界竜神を祀ってきた神凪一族の一人
魔界竜神を奪った犯人を追って日本を回っていき、たまたま訪れた内浦で
千歌が解放したドラゴンフォースの光に導かれた


魔戒竜神

かつて全てのワールドのモンスターを支配し凶悪な力をモンスターに与えてワールド間で戦争を引き起こしたモンスター、余りに強大で凶悪な為、掃討せずにカードとして封印された
封印した方法分からないがその後神凪一族の力で封じ込められている


聖帝竜

かつて全てのワールド間で戦争が起こったのを鎮めたといわれるモンスター、その形は様々で使用者の心や感情に応じてその姿を現す、魔戒竜神が与えた凶悪な力を浄化し、魔戒竜神の封印にも一役かったとされている


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新たなる光

???[魔戒竜神が疼いている…、ふふ、ドラゴンフォースが解放されたようだな、近くにいるハンターはドラゴンフォースを追え!見つけ次第ドラゴンフォースのカードを奪っても構わない、私も後で行く]

 

 

 

放課後 バス中

 

梨子[何だか大変な事になったね]

曜[本当にねぇ~]

雷花[すみません、皆さんには関係の無い話だったのに、巻き込んでしまって…] ズゥーン

梨子[いや、別にそう言う意味じゃなくて…!]

曜[そうそう!迷惑とかじゃなくてね?]

花丸[本当にまる達はバディハンターを倒せるずら?]

ルビィ[うぅ、心配だよね…]

雷花[大丈夫です、あなた方に渡した<聖帝竜>は必ずあなた達の力になります]

千歌[雷花ちゃん、家はどこなの?]

雷花[ここらへんには住む所はありませんがずっと宿にいました]

梨子[え、ずっと宿…にいたの?]

雷花[はい]

曜[でも宿借りるるようなお金とかどうしてたの?]

雷花[ああ、私達神凪一族は人の心や記憶に私の存在を挟み込む力を持っているのです。ですから宿の方には申し訳ないですが、<お金を払って泊まっている>という記憶を挟み込んだのです。]

梨子[あまりよく分からないけど、犯罪じゃない?それ…]

ダイヤ[それじゃ、突然転校して来たのも、その<記憶を挟み込む力>と言うものをのを使ったのですか?]

雷花[はい!] ニコッ

梨子(笑顔でさらっと?!)

ルビィ[じゃあ実質、住むとこ無いってことですよね]

雷花[そう言えますね、近くに宿があれば良いのですが…]

千歌[宿なら近くにあるよ]

梨子[まぁ、あるわね]

雷花[本当ですか!良かったです!]

 

バス停

 

千歌[じゃあ、案内するからついてきて?]

雷花[はい!]

 

しばらく歩いて…

 

雷花[…、] テクテク ピタッ

千歌[雷花ちゃん、どうしたの?]

雷花[悪しき気配を感じます。]

梨子[気配?]

雷花[はい、後ろに隠れているのは分かっています。出てきなさい!]

 

???[へぇ~、気ずくのが早いな~、さすが神凪の娘ってか]

 

梨子[誰?]

雷花[バディハンターです…]

千歌/梨子[え?!]

ハンター[へへ、感じるぜドラゴンフォースの波動を、俺とファイトだ!奪ってやるよ]

雷花[やはり、魔戒竜神の力でドラゴンフォースの波動を感知できるみたいですね]

千歌[ファイトなら…]

梨子[待って千歌ちゃん、私が戦う!]

千歌[梨子ちゃん…]

雷花[彼の狙いは千歌さんです。ここは梨子さんに任せましょう]

千歌[…、わかった]

 

梨子[あなたの相手は私です!]

ハンター[へへ、ジャマするなら、先に倒す]

 

オープンTHEフラッグ

 

梨子[スタードラゴンワールド]

ハンター[デンジャーワールド]

 

ハンター[俺のターン、チャージ&ドロー、<超力充填>ライフ1払い(LP10→9)ゲージ+3、

ゲージ4払いセンターにバディコール(LP9→10)、<魔人闘鬼 ギガリューガ>デッキから4枚ソウルイン!]

 

魔人闘鬼ギガリューガ/サイズ3/攻10000/防4000/打撃3

 

ハンター[バトル、ギガリューガでファイターに攻撃!]

梨子[うぁぁ!]LP10→7

ハンター[ターンエンド]

 

梨子[私のターン、ドロー、チャージ&ドロー、ゲージ1でライトに<超星竜ジャックナイフ>をバディコール(LP7→8)、デッキから3枚オープンして、その中の<竜装機ストレングス>をソウルイン!バトル、ジャックナイフで攻撃!]

 

ギガリューガ ソウルガード4→3

 

梨子[ストレングスの効果で貫通!]

ハンター[うぉぉ!]LP10→7

梨子[ターンエンド]

 

ハンター[俺のターン、ドロー、チャージ&ドロー、ふふふ…バトルだ!ギガリューガでファイターに攻撃!]

梨子[キャスト!<アースバリア>攻撃を無効にしてライフ+1]LP8→9

ハンター[ふん!ギガリューガの効果、このカードの攻撃が無効になった時、1度だけスタンド出来る!]

梨子[え?!]

ハンター[ふふ、ギガリューガ!再攻撃!]

梨子[そんな、うぁぁ!]LP9→6

ハンター[ターンエンド]

 

梨子[私のターン、ドロー、チャージ&ドロー、<ジャックナイフ リペア>ゲージ+1して、ドロップの<剣星機 J イグナイター>をソウルイン!これで打撃4!バトル、ジャックナイフでモンスターに攻撃!]

 

ギガリューガ ソウルガード3→2

 

梨子[貫通!]

ハンター[ぐはぁ!]LP7→3

梨子[ターンエンド]

 

ハンター[ふふふ、やるなぁ~、結構、だが今のターンで決めとくんだったな、俺のターン、ドロー、チャージ&ドロー、ゲージ2払い<暴槍 都穿ち>を装備、ライフ+3(LP3→6)、バトル

ギガリューガで攻撃!]

梨子[きゃぁぁ!]LP6→3

ハンター[ふはは!ターンエンド!]

 

梨子[この人、強い…、けど、私は負けられない、千歌ちゃんは私に夢を分けてくれた…一緒に夢を叶えようって…、私と一緒に輝きたいって、そう言ってくれた大切な友達…ううん、

大親友だから、千歌ちゃんは私が守る!]

 

その時、梨子ちゃんの中から蒼白の光が溢れだした、まさかこれは!

 

ハンター[なんだ?!この光は!ま、まさか!?]

 

梨子[凄く暖かい光…、ドロー、チャージ&ドロー!私のライフが6以下で、場にジャックナイフがいれば、ゲージ2で<ドラゴンフォース>解放!]

 

ドラゴンフォース/攻6000/打撃1

 

雷花[蒼いドラゴンフォース、新たなる竜神の力]

 

梨子[バトル、ジャックナイフでギガリューガに攻撃!]

 

ギガリューガ ソウルガード2→1

 

梨子[貫通!]

ハンター[ぐぁぁ!]LP6→2

梨子[ドラゴンフォースで攻撃!一回目!]

 

ギガリューガ ソウルガード1→0

 

梨子[ドラゴンフォース!二回目!]

 

ギガリューガ 撃破!

 

梨子[まだまだ、ドラゴンフォース!三回目!]

ハンター[三回目だと?!がぁ!]LP2→1

ハンター[ふは、ははは、まだだ、また俺のライフは1残ってるぜ!決めきれなかったな!]

梨子[うん、だから、ドラゴンフォースは四階攻撃できる]

ハンター[……は?]

梨子[これで終わりです、ドラゴンフォース、四回目!]

ハンター[あ、ありえねぇ…]LP1→0

 

梨子[はぁ…、勝った…、ドラゴンフォース、千歌ちゃんと同じ私の力]

千歌[梨子ちゃん!守ってくれてありがとう]

梨子[うん、千歌ちゃん!]

 

 




今回のオリカ

魔界闘鬼ギガリューガ/サイズ3/攻10000/防4000/打撃3/属性:魔戒
[コールコスト]ゲージ4払い、デッキから4枚をこのカードのソウルに入れる

このカードの攻撃が無効になった時、このカードをスタンドさせる
この能力はこのターン1度使える

貫通

防御が下がった代わりに打撃が上がったグランガデスと思えばいい、攻撃が無効になれば
再攻撃が可能となる

今回から新属性 魔戒 が現れます。


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新たなる光 2

千歌[着いたよ!ここがお宿だよ]

雷花[なかなか和風な所ですね]

千歌[ただいま~!志満姉~!お客さんだよ~!]

雷花[ただいま…て]

梨子[ああ、この旅館、千歌ちゃんのお家なの]

雷花[そうなんですね]

志満姉[ようこそ]

雷花[あ、どうもです]

千歌[志満姉、お願いがあるんだけど…]

志満[ん?]

 

千歌は志満姉と美渡姉に雷花ちゃんの事情を話して家に泊めてほしいと頼んでみた

 

志満[あらそう、良いわよ]

千歌[良いの?!]

美渡[つか即答!]

志満[お家がなくて困ってるのにダメなんて言えないでしょ?その代わりお客さんのような待遇は出来ないけど、ゆっくりしていってね]

雷花[ありがとうございます!]

 

 

???

 

???[2つ目のドラゴンフォースも解放されたようだな、少し急がねばならないか…、魔戒竜神よしばしの我慢だ、すぐに復活させてやる、ふふふ…]

 

 

次の日 部室

 

7人[えぇ~!梨子(さん)(ちゃん)もドラゴンフォースを?!]

千歌[解放したんだよね!]

梨子[ちょ、千歌ちゃん…]

雷花[これで、ドラゴンフォースの解放者は2人となりました]

曜[……]

ダイヤ[ドラゴンフォースを解放するのは千歌さんだけではないのですか?]

雷花[私も昨日思い出したのですが、ドラゴンフォースには3種類あるのです。まず1つは、

怒りと激情の紅いドラゴンフォース]

ダイヤ[紅いドラゴンフォース…、千歌さんのですわね]

雷花[もう1つは、覚悟と誓いの蒼いドラゴンフォース]

鞠莉[それは梨子のドラゴンフォースね!]

雷花[はい、そして3つ目は、悔しさと哀しみのドラゴンフォース]

果南[悔しさと悲しみ?]

雷花[はい、ドラゴンフォースはそれぞれ強い感情によって解放されます。分かっているのはそれだけで、詳しくは分かりません]

曜[……]

 

 

曜 帰り道

 

雷花(覚悟と誓いの蒼いドラゴンフォース)

曜[ドラゴンフォースは、どうして梨子ちゃんを選んだんだろう、梨子ちゃんは転校生で、私は小さい頃から誰よりも千歌ちゃんの事を知ってるのに、どうして…、千歌ちゃんを守りたいって気持ちは私の方が強いはずなのに…、そうだよ、梨子ちゃんは転校生で私より後から千歌ちゃんと仲良くなったのにどうして!悔しいな…ははは、私サイテーだ梨子ちゃんに嫉妬してるなんて…ん?]

 

???[あっちだ、あっちからドラゴンフォースの力を感じる…]

 

曜(あの怪しい人は、バディハンターかな?追いかけてみよう…)

 

しばらく尾行して

 

ハンター[ここだね、ここからドラゴンフォースの気配を感じる…]

 

曜(ここって、千歌ちゃんの家?!どうして?…そう言えば…)

 

雷花(ハンター達は魔戒竜神によってドラゴンフォースを感じとる力を持っています)

 

曜(雷花ちゃん確かそんなこと言ってた…ってことは!)

 

千歌の部屋

 

雷花[は!悪意を感じる…近くにいます]

千歌[ホントに!?]

梨子[外へ行ってみよう!]

 

 

千歌[ホントにいた!バディハンター!]

梨子[やっぱり私達の力を感じ取れるんだね]

雷花[はい!]

ハンター[あなた達がドラゴンフォースの解放者、ならバディファイトだ!]

 

曜[ちょっと待ったー!]

ハンター[ん?!]

千歌/梨子[曜ちゃん!]

千歌[どうして曜ちゃんが?]

曜[動きが怪しかったからさ、尾行してたら千歌ちゃんの家に着いたって訳!さあ!バディハンター、私とファイトだ!]

ハンター[ジャマするなら、潰すまでよ!]

雷花[千歌さん、梨子さん、ここは曜さんに任せましょう]

千歌[分かった、曜ちゃん!頑張って!]

曜[OK!]

 

オープンTHEフラッグ

 

曜[ダークネスドラゴンワールド]

ハンター[こっちも、ダークネスドラゴンワールド]

 

曜[私のターン、チャージ&ドロー、<屍黒骸竜ヂェルドボドム>をセンターにコール、コール時相手のデッキを3枚破棄!バトル、ヂェルドボドムで攻撃!]

ハンター[うぅ!]LP10→7

曜[ターンエンド]

 

ハンター[こちらのターン、ドロー、チャージ&ドロー、ゲージ2払いセンターにバディコール(LP7→8)<魔戒黒竜アルガトラ>、<ブラックドレイン>デッキを3枚破棄、ゲージ+1]

 

魔戒黒竜アルガトラ/サイズ3/攻6000/防5000/打撃2

 

ハンター[バトルよ、アルガトラでヂェルドボドムに攻撃!]

 

屍黒骸竜ヂェルドボドム 撃破!

 

ハンター[モンスターの破壊で相手のデッキを3枚破棄!]

曜[?!デッキが!]

ハンター[ふふふ、アルガトラは相手のドロップが6以上なら二回攻撃!]

曜[うわぁ]LP10→8

 

曜[私のターン、ドロー、チャージ&ドロー、<ブラックドレイン>デッキを3枚破棄、ゲージ+1、ライトに<黒き王冠ザ クラウン>をコール、コール時ゲージ+2、<黒き不夜城ディムボルギル>をコール、バトル]

ハンター[アルガトラは相手のドロップが4枚以上なら攻8000/防7000になる!]

曜[だったら、ディムボルギルは相手のドロップが3以上なら攻6000になる、ディムボルギルとザ クラウンで連携!合計9000!]

ハンター[キャスト!<偽リノ傷痕>アルガトラの防+4000、合計11000!そして相手のデッキ1枚破棄!]

曜[ターンエンド]

 

ハンター[私のターン、ドロー、チャージ&ドロー、<ブラックドレイン>デッキを3枚破棄!ゲージ+1、ふふふバトル]

曜[ディムボルギルをセンターに移動!]

ハンター[アルガトラでセンターを攻撃!]

 

黒き不夜城ディムボルギル 撃破!

 

ハンター[相手のデッキ3枚破棄!アルガトラは相手のドロップが10以上なら貫通!]

曜[うあぁ!]LP8→6

ハンター[アルガトラで二回攻撃!]

曜[うぁ!]LP6→4

ハンター[ターンエンドよ!]

 

曜[強い…、やっぱり私、勝てないのかな…、ダメだこんなんじゃ、私じゃ千歌ちゃんを守れない!嫌だ!千歌ちゃんを守るのは私なんだ…くっ…悔しいよ、私は負けたくない!私に夢と輝きをくれた千歌ちゃんを、私は絶対に守る!]

 

その時、曜ちゃんの中から紫の光が溢れ出した、これはまさか?!

 

曜[バカだな私、嫉妬なんてくだらないよね、梨子ちゃんだって千歌ちゃんを守りたいって本気で思ったから解放できたんだ…、そうだよ、千歌ちゃんと梨子ちゃん、大切な私の友達を守れないのが、一番哀しくて、悔しいんだ!私のターン、ドロー、チャージ&ドロー!ライトに<黒き死竜アビゲール>をコール、私のライフが6以下で場にアビゲールがいればゲージ2で<ドラゴンフォース>解放!]

 

ドラゴンフォース/攻8000/打撃3

 

ハンター[あんたもドラゴンフォースを!?]

 

千歌[あれが曜ちゃんのドラゴンフォース…?]

梨子[凄く強い光…]

 

曜[バトル、ドラゴンフォースで攻撃!攻撃時、相手のデッキを3枚破棄!ライフ+1(LP4→5)]

 

魔戒黒竜アルガトラ 撃破!

 

曜[貫通!]

ハンター[うぁぁ!]LP8→5

曜[アビゲールで攻撃!]

ハンター[あぁ!]LP5→3

 

曜[ファイナルフェイズ!ゲージ2払い、アビゲールとザ クラウンを破壊して必殺コール!

必殺モンスターの登場時、相手のデッキを10枚破棄!]

ハンター[10枚?!]

曜[行くよ!必殺モンスターで攻撃!攻撃時相手のドロップが20以上なら、相手にダメージ2!私のライフ+2(LP5→7)!]

ハンター[くうっ!]LP3→1

曜[行け~!アンリミテッドデスドレイン!]

ハンター[うぁぁぁぁぁ!]LP1→0

 

曜[よーし!完全勝利!ヨーソロー!]

 

千歌/梨子[曜ちゃ~ん!]

雷花[曜さん!]

曜[千歌ちゃん梨子ちゃん雷花ちゃん!]

千歌[曜ちゃんスゴかったよ!]

梨子[曜ちゃんもドラゴンフォース解放出来たんだね!]

曜[うん!これで一緒に戦えるよ!]

 

 

 

???

 

???[そうか、3種類のドラゴンフォースが揃ったか…、ふふふ、さて!そろそろ私達の出番かな?待たせたな魔戒竜神よ、私が出る!]

 

 

 

 




今回のオリカ

魔戒黒竜アルガトラ/サイズ3/攻6000/防5000/打撃2/属性;魔戒/黒竜

[コールコスト]ゲージ2を払う

このモンスターの攻撃で相手のモンスターを破壊した時、相手のデッキから3枚を相手のドロップゾーンに置く

相手のドロップゾーンが4枚以上ならこのカードの攻+2000/防+2000!6枚以上なら[二回攻撃]を得て、10枚以上なら[貫通]を得る



次回…謎の男あらわる!



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謎の男の襲撃

???[内浦、美しい海だ…、この街にドラゴンフォースの解放者がいるのだな?]

ハンター1[はい…]

ハンター2[本当にお一人で行くのですか?]

???[何、心配ない…、ドラゴンフォースかがどれ程のものか確かめるだけだ、君たちはくれぐれも邪魔をしないように]

ハンター[は!]

 

 

部室

 

私達は私と梨子ちゃんの他に曜ちゃんもドラゴンフォースを解放したことを教えた

皆がいい感じにリアクションしてくれたところで、雷花ちゃんとこれからについて話し合う

 

雷花[現在私達は3つのドラゴンフォース全てを手に入れました。多分これからバディハンター達の行動も激しくなってくるでしょう、最悪の場合…、かなりの実力者を操って送り込む可能性もあります。]

Aqours[………]

雷花[すみません、不安にさせるような事を…]

千歌[ううん、大丈夫!今の千歌達なら絶対に勝てるよ!]

梨子[あなたから貰った<聖帝竜>もあるしね]

曜[うん!勝利に向かってヨーソローだよ!]

ダイヤ[そうですね、ここまで多くのハンターと戦ったので後には退けませんね]

ルビィ[ルビィもいっぱい頑張る…]

花丸[マルも頑張るずら]

鞠莉[ふふふ、気合い充分ね]

善子[堕天使ヨハネの力…存分に見せてあげるわ!]

果南[乗った船は途中で降りれないよね]

雷花[皆さん、改めてありがとうございます。]

千歌[よーし!頑張るぞ~!]

9人[………]

千歌[あ、あれ…?、もう皆!どうしたの!急に黙って…]

曜[千歌ちゃん…外が…]

千歌[外?何?]

 

千歌が外を見た時、外が少し薄暗く?なっている気がした、それよりも、外の運動部の声が消えた気がした…

 

千歌[え、何…これ?]

雷花[…!…悪しき気配を感じます!]

曜[まさか、バディハンター!?]

雷花[いえ、この強い気配は…、校門にいます!]

千歌[校門…、行ってみよう!]

 

校門前

 

千歌[いた!あの人は?]

雷花[あの方は、まさか?!]

???[ふふふ、また会えたな…神凪の巫女よ]

雷花[あなたは…私達の村から<魔戒竜神>を奪った…]

???[ふん、自己紹介してなかったね、私の名は、麟導(りんどう)、お見知りおきを]

雷花[麟導…あなたはなぜ魔戒竜神を奪ったのですか?]

麟導[なぜ?ふふふ、不思議な事を聞く、力を得るのに理由など…必要無いだろ?]

雷花[力だけが目的ですか]

麟導[ふふふ…今のところは…ね、それより今はドラゴンフォースの力を貰いに来たのですが、なるほど、そのお三方ですねドラゴンフォースの解放者は…]

千歌/梨子/曜[?!]

雷花[?!、皆さん!三人を!]

 

雷花ちゃんの言葉で皆が私達の前に出る、が

 

麟導[ジャマだ…]ギン!

 

ダイヤ[なっ?!]

果南[何?これ!]

花丸[体が縛られて…動かないずら]

善子[何よこれぇ~!]

雷花[くっ、これはバインド!]

千歌[皆に何をしたの?!]

麟導[何、ジャマされないように、動きを封じたのです、さあ私とファイトしなさい]

千歌[なら私がファイトする!]

曜/梨子[千歌ちゃん!]

千歌[大丈夫!二人が私を守ってくれたように、今度は私が皆を守る!]

麟導[良いだろう、ファイトです!]

 

オープンTHEフラッグ

 

千歌[ドラゴンワールド]

麟導[魔戒竜神よ私に力を!魔戒竜域]

千歌[え?!]

 

ダイヤ[何ですか?!あのフラッグは?!]

鞠莉[聞いたことない…]

 

麟導[これぞ、魔戒竜神が私に与えた力!<魔戒竜域>私は属性に魔戒を持つカード全てを仕様できる、さあファイトを始めよう]

 

千歌[千歌から行くよ!チャージ&ドロー、ゲージ1で<太陽拳バルナックル>を装備、そのまま攻撃!]

麟導[ぐっ]LP10→8

千歌[ターンエンド]

 

麟導[私のターン、ドロー、チャージ&ドロー、ライトに<魔戒の獣 ガンレオ>をコール、レフトに<魔戒の時読み トワレス>をコール]

 

魔戒の獣ガンレオ/サイズ1/攻4000/防1000/打撃2/属性;魔戒/デュエルドラゴン

 

このカードの攻撃が無効になった時相手にダメージ1!

移動

 

魔戒の時読みトワレス/サイズ2/攻5000/防2000/打撃2/属性;魔戒/魔術師

 

このカードが登場した時、デッキから1枚ゲージに置いて1枚ドローする

貫通

 

 

麟導[トワレスの登場時1チャージ1ドロー、バトル、ガンレオで攻撃!]

千歌[うわぁ!]LP10→8

麟導[トワレス、続け!]

千歌[あうぅ!]LP8→6

麟導[ターンエンド]

 

千歌[私のターン、ドロー、チャージ&ドロー、ゲージ1でコール!<太陽の竜バルドラゴン>そしてバルドラゴンがいてライフが6以下なら、ゲージ2で<ドラゴンフォース>解放!]

麟導[おぉ…、これがドラゴンフォース!美しい光だ…!]

千歌[<バルサポート>バルドラゴンがいるとき、ゲージとライフ+2(LP6→8)、バトル

麟導[ガンレオを移動!]

千歌[ドラゴンフォースとバルドラゴンで連携攻撃!]

 

魔戒の獣ガンレオ 撃破!

 

千歌[バルドラゴンの貫通!]

麟導[ぐぉ!]LP8→6

千歌[太陽竜と連携したドラゴンフォースはスタンドする、ドラゴンフォースで攻撃!]

麟導[がぁぁ]LP6→4

千歌[?!]

 

ドラゴンフォースで麟導に攻撃した時、ドラゴンフォースの光が麟導に吸収されたような感じがした…これはいったい!?

 

麟導[ふふふ、良いぞ…、ドラゴンフォースの力が流れ込んでくる!]

千歌[くっ、ターンエンド!]

 

麟導[私のターン、ドロー、チャージ&ドロー、ゲージ1で<魔戒門 ヒーリス>を設置]

 

魔戒門 ヒーリス

 

[使用コスト]ゲージ1払う

設置

ゲージ1払い、場の魔戒のモンスターの数君のライフ+1!この能力は1ターンに1度使える

 

麟導[<魔戒天使 ジェーラ>をライトにコール、登場時ライフ+1(LP4→5)、センターに<魔戒の星守り ダークアンドラ>登場時、魔戒のモンスターの数ゲージを得る、ゲージ+3]

 

<魔戒天使ジェーラ/サイズ1/攻3000/防3000/打撃1/属性;魔戒/ヒロイン

 

このモンスターが登場した時、君のライフ+1

 

<魔戒の星守りダークアンドラ/サイズ0/攻2000/防4000/属性;魔戒/星

 

このモンスターが登場した時、場の魔戒のモンスターの数ゲージ+1

移動

 

麟導[魔戒門ヒーリスの効果、場に魔戒のモンスターは3体、ライフ+3(LP5→8)、では、そろそろお見せしよう、ゲージ2を払い、世界の壁を壊し、暗黒の平和をもたらせ<魔戒竜イズァード>!場の魔戒モンスター全てソウルイン!(ソウル3)]

 

魔戒竜イズァード/サイズ3/攻7000/防7000/打撃2/属性;魔戒

 

[コールコスト]ゲージ2払い、場の魔戒のモンスター1枚以上をこのカードのソウルに入れる

 

[呪縛]ゲージ1とライフ2払う、相手のモンスター1体をこのターンの終わりまで裏向きにする(そのカードは攻/防/打撃を失い能力を発動出来ない、そのカードは場を離れたモノとする)その後、相手にダメージ1!この能力は1ターンに1度使える

 

相手のセンターに裏向きのカードがあればセンターを無視してファイターに攻撃出来る

二回攻撃/ソウルガード

 

麟導[さあ、イズァードよ!目覚めの時だ!]

 

 

 

 

 

 




今回のオリキャラ

麟導(りんどう)

神凪の一族から<魔戒竜神>を奪い、バディハンターを操っていた張本人
なぜ魔戒竜神を奪ったかは不明であり、その目的も分からない
元々ダークネスドラゴンワールドを使っていたが魔戒竜神を奪った時からフラッグが
<魔戒竜域>に変わっていたらしい…


魔戒竜域でオリカのアイデア下さい!お願いします!


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魔戒竜イズァード 復活!

皆さん、オリカのアイデアありがとうございます。

今回は提供頂いた一部のカードを使います。カードによっては
効果テキストやステータスを少し改変したり、コストを変更したりします。
あらかじめご了承下さい!


千歌 LP8

 

麟導 LP8

 

麟導[ふふふ、イズァードの効果、ゲージ1とライフ2払う(LP8→6)呪縛!バルドラゴンを裏向きにする]

 

果南[裏向き?]

ダイヤ[そんなことに何の意味が…?]

 

麟導[裏向きになったモンスターは攻/防/打撃/能力を失い、場を離れた事になる]

千歌[そんな?!]

 

バルドラゴン 呪縛

 

雷花[何と恐ろしい効果…]

 

麟導[さらに、ダメージ1だ]

千歌[うぁっ]LP8→7

麟導[バトル、イズァードよ!攻撃!]

千歌[うぁぁ!]LP7→5

麟導[イズァードよ二回攻撃だ…]

千歌[くうっああ]LP5→3

麟導[ターンエンド、イズァードの呪縛は解け、カードは表向きになる]

 

バルドラゴン 解縛

 

千歌[バルドラゴン!良かった…、私のターン、ドロー、チャージ&ドロー、レフトに<バーニングレイピアドラゴン>をコール]

 

バーニングレイピアドラゴン/サイズ1/攻4000/防1000/打撃1

 

千歌[バトル、ドラゴンフォースとバーニングレイピアで連携攻撃!合計9000!バーニングレイピアの効果で1ドロー!ドラゴンフォース、スタンド!]

 

イズァード ソウルガード3→2

 

私がイズァードに攻撃した時、ドラゴンフォースの光がイズァードに吸収されたような感じがした…

 

イズァード[グオォォォォ!!]

 

千歌[…?!…また!]

麟導[良いぞ!イズァードがドラゴンフォースの力を自分の中に蓄積している!魔戒竜神の復活は近い!]

 

千歌[くっ!ドラゴンフォースとバルドラゴンで連携攻撃!]

 

イズァード ソウルガード2→1

 

千歌[ドラゴンフォース、スタンド!]

 

再びドラゴンフォースでイズァードに攻撃した時、ドラゴンフォースの光が吸収されていく

 

千歌[バルドラゴン!貫通!]

麟導[くぅ…、ふふふ]LP6→4

千歌[ターンエンド]

 

麟導[私のターン、ドロー、チャージ&ドロー、ゲージ1で装備<魔戒竜の片鱗 カルマ>]

 

魔戒竜の片鱗 カルマ/攻4000/打撃2/属性;魔戒

[装備コスト]ゲージ1払う

・場のカード名に<イズァード>を含むカード全ては[移動]を得る

・アタックフェイズ開始時、相手の場の裏向きのカード1枚を相手の手札に戻してよい

そうしたらカードを1枚引く

 

麟導[イズァードの効果、ゲージ1とライフ2払い(LP4→2)、バルドラゴンを裏向きに!]

 

バルドラゴン 呪縛!

 

千歌[また…!]

麟導[ダメージ1だ!]

千歌[うあっ]LP3→2

麟導[バトル、カルマの効果で裏向きのカードを手札に戻す!]

 

バルドラゴンだったカード バウンス

 

麟導[1ドロー、イズァードをレフトに移動、イズァードで攻撃!]

千歌[キャスト!<太陽の盾>攻撃無効!ゲージとライフ+1(LP2→3)]

麟導[イズァード、二回攻撃!]

千歌[うわぁぁ!]LP3→1

麟導[トドメです…、カルマで攻撃!]

千歌[キャァァァ!!]LP1→0

 

麟導[私の勝ちです、ドラゴンフォースの力を貰いますよ]

 

イズァードが口を開け、ドラゴンフォースの力を飲み込もうとする時、雷花ちゃんが千歌の前に出てきた!

 

雷花[千歌さん達は、危険を承知でここまで戦ってくれました!今度は私も千歌さん達を守ります!神凪の竜よ今こそ使命の光を!ドラゴンフォース展開!]

 

その時、雷花ちゃんの全身を黄色い光が包み込む!これが…雷花ちゃんのドラゴンフォース!?

 

麟導[神凪のドラゴンフォースか…、構わないイズァードよ吸収せよ!]

 

雷花[くっ…、あぁ…うあぁぁぁぁ…!]

 

千歌[雷花ちゃん!!]

 

イズァードの体に雷花ちゃんの黄色いドラゴンフォースが吸収されていく、みるみる黄色い光が弱くなり、ついに雷花ちゃんが纏っていた黄色い光が全て消えた

 

雷花[くぅ…うぅ…] ドシャーン

 

Aqours[雷花(ちゃん)(さん)!]

 

雷花[すみません…、皆さんを危険に巻き込んでおいて…私は…何も出来ませんでした…]

千歌[何言ってるの!?雷花ちゃんは今私を助けてくれたじゃん!]

雷花[私は…あなた方を守れるだけの力も…魔戒竜神を封印する力もありません…、私に出来る精一杯は…こんなことくらいしか出来ませんから…、千歌さん、Aqoursの皆さん、魔戒竜神を…どうか…]

千歌[うん…うん!、任せて…雷花ちゃん…!]

雷花[お願い…しま…す…] カクン

 

梨子[雷花…ちゃん…?]

曜[うそ…うそでしょ…]

ダイヤ[こんな事って…]

ルビィ[うぅ…グス…]

花丸[あぁ…ああ…]

善子[くうっ…うぅ…]

鞠莉[あぁ…そんな…]

果南[あり得ないよ…こんな事…]

 

千歌[雷花ちゃん…、ぐっ…許さない!魔戒竜神!麟導!何が目的か私には分からないけど…でも…、私は絶対あなた達を許さない!私達が、魔戒竜神を絶対に倒す!]

 

麟導[ふふふ、今回の目的は果たしました。彼女には悪いですが、ここは退かせて貰います、安心なさい、彼女は死した訳ではありません、ドラゴンフォースを吸収されたので一時的に気を失っているだけです。では…]

 

そう言って麟導はこの場を去っていった

 

ダイヤ[それより、雷花さんを保健室へ移動させましょう!]

果南[私が背負うよ]

 

保健室

 

ダイヤ[帰宅時間になるまで、ここにいましょう]

鞠莉[そうね]

千歌[ねぇ、今日皆家に来ない?]

曜[千歌ちゃん家に?]

梨子[どうして急に]

千歌[今日は皆一緒に固まってたほうがいいと思うの]

ダイヤ[そうですね…、もしかしたら帰る途中でハンターに遭遇する可能性もありますし]

果南[何より、千歌達や雷花が心配だからね]

鞠莉[考えとしては良いかもね]

花丸[まるも賛成ずら]

善子[私も良いわよ、てか一人になりたくない]

ルビィ[私も良いと思います。]

 

 

この日から私たちはなるべく固まって、千歌の家に居座る事にした、どうしてかって?

だってあの戦いから、外は薄暗いままで、そして周りの人達…皆…、いつの間にか、消えてしまっているから、まるで、私たちだけ異世界にいるような…そんな感じがするから…

 

 

 

 

麟導[魔戒竜域、発動すれば世界に結界を張り魔戒竜神は時を止める、だが不思議だ…ドラゴンフォースを持つ三人の少女の他にも、動ける者が数人いたな…、何故だ…なぜ竜神結界の中で存在し、動ける…]

 

イズァード[彼女らから神凪に似た光の力を感じた…あの感じ、<聖帝竜>だ!]

 

麟導[聖帝竜…、かつて魔戒竜神の力を打ち消し、魔戒竜神に封印を施した竜帝どもか…ふふふ…、時は来た!魔戒竜神よ…、ハンター達に今一度力を!残りの3っつのドラゴンフォースを手に入れ、聖帝竜を潰せ!ふはははは…]

 

 

 

 

 

 

 

 




魔戒竜神 篇 第1章 魔戒竜神復活



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魔戒狂化"ズァイン"

麟導とファイトした日から私達Aqoursは千歌の家に泊まっている

 

千歌[ダイヤさん、雷花ちゃんの様子はどうですか?]

ダイヤ[ダメですね、まだ目を覚ましません]

千歌[そうですか…]

ダイヤ[そちらの方はどうでしたか?]

千歌[ううん、ダメ、志満姉も美渡姉もいなかった]

ダイヤ[そうですか…]

果南[あの戦いから2日経ったのか…]

花丸[外の景色が変わらないから、よく分かんないずら…]

ルビィ[雷花さん、もう眼を覚まさないのかな…]

善子[ルビィ!縁起でも無いこと言わないで!]

ルビィ[ひぅ!ごめんなさい…]

梨子[善子ちゃん!!]

善子[ビクッ?!…ごめんなさい…]

千歌[私がファイトに勝っていれば、雷花ちゃんはこうはならなかったんだ…私に力が無かったから…!]

ダイヤ[…!それは違いますわ!]

千歌[違わないよ!私にもっと、もっと力があれば!]

ダイヤ[だとすれば私達は何ですか!あなた方のようにドラゴンフォースのような特別な力を持たない私達はどうすれば良いのですか!]

千歌[…っ!?]

ダイヤ[私達だって、あなた方を守れる力が欲しいです!もっとあなた達の力になってあげたいのです!守りたくても、力が無いばかりに何も出来なかった私達の気持ちを…考えた事がありますか…!] ポロポロ

千歌[あ…、ダイヤさん…、ごめんなさい…] ポロポロ

ダイヤ[いえ…私も、あたってしまいました…ごめんなさい…]

Aqours[………]

鞠莉[ね、ねぇ!そろそろ食事の用意しない?]

8人[え?]

鞠莉[皆、お腹が空いてるからイライラするのよ!おいしいもの食べて元気を出しましょ!]

曜[そ、そうですね!準備しよう!]

果南[だったら、私は家からお魚持ってくるよ!お刺身さばいてあげる!]

花丸[じゃあ、まる達は家から食材持ってくるずら]

ルビィ[うん!]

善子[ついでに使えそうな日用品も持って来ましょう]

鞠莉[なら私もついてくわ、何かあるといけないから…]

曜[果南ちゃんには私がついてくよ]

果南[ありがとう、曜]

 

それぞれ、食材を取りに出かける

 

千歌[ダイヤさん、梨子ちゃん、少し散歩しない?]

ダイヤ[良いですわよ]

梨子[うん、良いよ]

 

近くの浜辺

 

千歌[私…こんなに薄暗い海、初めて見たよ]

梨子[いつもは、青い空が映って綺麗なのにね]

ダイヤ[太陽の光も水面に映って美しいのですのよね]

千歌[さっきはホントにごめんなさい…ダイヤさん…]

ダイヤ[いいえ、守れるはずの力をもっていながら、大事なものを守れなかった、あなたの気持ちも考えるべきでしたね、多分、一番辛かったはずですよね、気持ちを考えてないのは私も同じですね]

千歌[そんなこと…ないです]

梨子[千歌ちゃん、ダイヤさん…、そろそろ戻りましょうか]

千歌[うん!帰ろう]

ダイヤ[そうですね]

 

???[待ちな!]

3人[?!]

ダイヤ[何者です!?]

ハンター[今さらの質問だな、この空間の中で君たち以外に行動出来るとすれば?]

梨子[バディハンター…!]

ハンター[正解だ]

千歌[なら、私が…]

ダイヤ[私がお相手しますわ!]

千歌[ダイヤさん?!]

ダイヤ[すみません、千歌さん、ですがここは、私に戦わせてください]

梨子[でも…]

ダイヤ[言ったでしょ、私だってあなた達を守りたいのです。どうか、やらせて下さい]

千歌[…、分かりました]

 

オープンTHEフラッグ

 

ダイヤ[カタナワールド]

 

ハンター[ドラゴンワールド]

 

ダイヤ[私から行きます、チャージ&ドロー、手札を1枚捨て装備<天下五剣 数珠丸>、攻撃!]

ハンター[ぐぉ!]LP10→7

ダイヤ[ターンエンド]

 

ハンター[俺のターン、ドロー、チャージ&ドロー、ゲージ2払い<魔戒騎竜ダークブレイドドラゴン>をコール!デッキから2枚ソウルイン]

 

魔戒騎竜ダークブレイドドラゴン/サイズ2/攻6000/防6000/打撃2

 

[コールコスト]ゲージ2払い、デッキから2枚をこのカードのソウルに入れる

・このカードの攻撃で相手にダメージを与えた時、デッキからカード1枚ゲージにおく

・[起動]このカードの攻撃でモンスターを破壊したとき相手にダメージ1!

ソウルガード

 

ハンター[バトル、ダークブレイドで攻撃!]

ダイヤ[くぅっ]LP10→8

ハンター[ダークブレイドの効果でゲージ+1、ターンエンド]

 

ダイヤ[私のターン、ドロー、チャージ&ドロー、<白夜もうど白夜叉>をライトにコール、ゲージ1でレフトに<電速忍者 イナズマ>をコール!バトル、数珠丸は忍者が2体以上いれば攻6000になる、数珠丸で攻撃!]

 

魔戒騎竜ダークブレイドドラゴン ソウルガード2→1

 

ダイヤ[白夜とイナズマで連携攻撃!合計9000!]

ハンター[キャスト<魔戒オーラ>]

 

魔戒オーラ/魔法/ドラゴン/強化/魔戒

 

・カード名に<魔戒>とあるモンスター1枚の攻+4000/防+4000

 

ハンター[ダークブレイドの防御10000!]

ダイヤ[くっ…ターンエンド]

 

ハンター[俺のターン、ドロー、チャージ&ドロー、<ドラゴニックチャージ>ゲージ+2、見せてやろう魔戒竜神から授かった最強の力を!<魔戒狂化"ズァイン">]

 

魔戒狂化"ズァイン"/魔法/魔戒竜域/強化/魔戒

 

・このカードは全てのフラッグで使える

・自分のモンスター1体を選び、そのモンスターの名前を含むカードのカード名に<ズァイン>とあるモンスター1枚を手札かデッキから選んだモンスターに重ねてコールコストを払ってコールする

 

ハンター[このカードでダークブレイドドラゴンを<ズァイン>へと進化させる!]

ダイヤ[進化?ズァイン?一体どうゆうこと…]

 

千歌[この感じ…!気をつけて!ダイヤさん!]

ダイヤ[!?]

 

ハンター[出でよ!魔戒竜神より力を得た新たなる清栄よ!ゲージ3払いデッキから進化コール!<ダークブレイドドラゴン"ズァイン">!]

 

ダークブレイドドラゴン"ズァイン" /サイズ3/攻8000/防8000/打撃2

[コールコスト]ゲージ3払い場の武装騎竜1枚に重ねてコールする

・このカードが魔法カードの効果で登場した時相手にダメージ1!

・このカードの攻撃で相手にダメージを与えた時かモンスターを破壊したとき、デッキから1枚ゲージにおきカードを1枚引く

二回攻撃/ソウルガード

 

梨子[これが、魔戒竜神の力を得たモンスター…?]

千歌[同じだ、イズァードの感じと似てる…!]

 

ハンター[さあ!ズァインの力をとくと味わえ!]

 

 

 

 




魔戒狂化"ズァイン"

魔戒竜神がかつて全ワールドのモンスターを操ったとされる能力の正体
魔戒のモンスターに限らず、全てのモンスターを凶暴化させる力を持つ


イメージとしては、遊戯王のランクアップマジックに近い効果ですね
バディファイトだとこう言う感じの効果になりそう



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鬼神の竜帝

ダイヤ LP8

 

ハンター LP7

 

ハンター[ダークブレイドドラゴン"ズァイン"の登場時、ダメージ1!]

ダイヤ[くぅっ]LP8→7

ハンター[バトル、ダークブレイドで攻撃!]

ダイヤ[うぁ!]LP7→5

ハンター[相手にダメージを与えた時、1チャージ、1ドロー!二回攻撃だ!]

ダイヤ[キャスト<ウツセミの術>攻撃を無効!]

ハンター[ターンエンド]

 

ダイヤ[くっ…、モンスターを進化させる魔法ですって…、まったく、インチキも大概にして欲しいですわ、ドロー、チャージ&ドロー、バトル、イナズマと数珠丸で連携攻撃!合計10000!]

 

ダークブレイドドラゴン"ズァイン" ソウルガード2→1

 

ダイヤ[ターンエンドです]

 

ハンター[俺のターン、ドロー、チャージ&ドロー、バトルだ!ダークブレイドで攻撃!]

ダイヤ[きゃあ!]LP5→3

ハンター[1チャージ、1ドロー、二回攻撃!]

ダイヤ[くぅぅ!]LP3→1

ハンター[ターンエンドだ!]

 

梨子[このままじゃ、ダイヤさんが!]

千歌[ダイヤさん!頑張って、負けないで下さい!]

 

その時、千歌のドラゴンフォースが発動し、ダイヤさんにも同様の紅い光が溢れ出した

 

ダイヤ[この光…、暖かい、千歌さんの想いが入ってくる…私は負けられません!ドロー、チャージ&ドロー!紅き光が眠っていた力を目覚めさせた、今度こそ私に守りの力を!ゲージ2を払い、ライトにコール!<鬼神の竜帝 ヤシャガミドラゴン>!場のモンスター全てソウルイン]

 

鬼神の竜帝ヤシャガミドラゴン/サイズ3/攻8000/防4000/打撃2/属性;竜帝

<聖帝竜>(このカードはメインフェイズでもコールでき、ファイナルフェイズ開始時にスタンドできる)

[コールコスト]ゲージ2払い、君の場のモンスター1枚以上をソウルに入れる

・このカードが攻撃したとき相手のモンスターのソウル1枚をドロップゾーンに置いてダメージ2!この能力はアタックフェイズとファイナルフェイズに1度ずつ使える

・君のファイナルフェイズ中、このモンスターは[二回攻撃]を得る

ソウルガード

 

ハンター[何!?必殺モンスターはファイナルフェイズ以外ではコール出来ないのではないのか!?]

ダイヤ[聖帝竜はメインフェイズでもコールできるのです!]

 

ダイヤ[バトル、ヤシャガミドラゴンで攻撃!攻撃時、モンスターのソウルを1枚捨てます!]

 

ダークブレイドドラゴン"ズァイン" ソウル1→0

 

ダイヤ[そしてダメージ2!]

ハンター[何!?ぐぁぁ!]LP7→5

ダイヤ[メインの攻撃です!]

 

ダークブレイドドラゴン"ズァイン" 撃破!

 

ダイヤ[数珠丸で攻撃!]

ハンター[くぅっ]LP7→4

 

ダイヤ[ファイナルフェイズ!ヤシャガミドラゴンをスタンド!]

ハンター[何だと!?]

ダイヤ[ヤシャガミドラゴンで攻撃!]

ハンター[うぉぉ!]LP4→2

ダイヤ[ファイナルフェイズ中ヤシャガミドラゴンは二回攻撃を得る!これで終わりです!

ヤシャガミドラゴンで攻撃!]

ハンター[うぉぉぉぉ!]LP2→0

 

ダイヤ[聖帝竜…、私に与えられた、光ですか…]

 

千歌/梨子[ダイヤさん!]

ダイヤ[千歌さん、あなたの思い、確かに受けとりましたよ]

千歌[はい!]

梨子[そろそろ戻りましょうか]

千歌/ダイヤ[うん!(はい!)]

 

 

 

鱗導[聖帝竜が目覚めたか…、面白くなってきたな…ふふふ]

 

 

 

 




聖帝竜

ファイナルフェイズ以外にメインフェイズでもコールでき、ファイナルフェイズにスタンドもできるアタックフェイズで殴り、さらにファイナルフェイズでも殴りかかる恐ろしい効果だ!



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荒波の竜帝

ダイヤさんがバディハンターとファイトしている同刻

 

曜ちゃんと果南ちゃんは食材を探しに行動していた

 

果南 宅

 

果南[う~ん…、あった!さすが母さん、いいお魚があったよ]

曜[ねえ、果南ちゃん]

果南[ん?どうしたの?]

曜[実際の事、果南ちゃんはどう思ってる?この状況の事…]

果南[どう、って、そうだね…私は皆が無事ならそれで良いかな]

曜[本当にそれで良いの?]

果南[確かに、私達以外誰もいないのは凄く寂しいよ…、でも、今はAqoursの皆がいる、私、後悔はしてないよ、皆といると楽しいし、それにこんな状況でも千歌達といれば何とかなるってそう思うの]

曜[そっか…、うん!そうだね!]

果南[そうだよ、私は私の親友を、仲間を、幼なじみを信じてるから…、湿っぽいの終わり!そろそろ千歌の家に戻ろうか]

曜[うん!]

 

しばらく歩いて

 

曜[果南ちゃん、クーラーボックス重くない?]

果南[大丈夫、ダイビングで鍛えてるから、どうってことないよ]

曜[そっか…、!果南ちゃん待って!]

果南[?どうしたの?]

曜[わかんない、わかんないけど…嫌な感じがする!]

果南[嫌な感じ?]

 

???[へー、気配を感じ取れるんだ~]

 

曜/果南[?!]

果南[あの人…]

曜[この感じ…バディハンターだ]

ハンター[ふふふ、私の正体見破ったね、お礼にファイトしてあげる、ドラゴンフォースを掛けてね!]

果南[曜、ここは私が行くよ!]

曜[果南ちゃん、危険だよ]

果南[実はね、私もダイヤの言葉には納得してるんだ…、曜と千歌と梨子みたいに私達にはドラゴンフォースなんて特別な力はないよ…でも、だからって見てるだけなんて出来ないし、それに、私にとって大事な幼馴染みと後輩なんだから、先輩でお姉さんの私が守らないとね!]

曜[果南ちゃん、分かったよ!]

 

果南[待たせたね、行くよ!]

 

オープンTHEフラッグ

 

果南[エンシェントワールド]

 

ハンター[ダークネスドラゴンワールド]

 

ハンター[私のターン、チャージ&ドロー、ライフ1で(LP10→9)装備<魔戒の大鎌 ヘルサイザー>]

 

魔戒の大鎌ヘルサイザー/攻4000/打撃2

[装備コスト]ライフ1払う

・このカードが相手のモンスターを破壊した時か、相手にダメージを与えた時、相手のデッキを上から2枚をドロップゾーンにおく

 

ハンター[ヘルサイザーで攻撃!]

果南[うぁ!]LP10→8

ハンター[デッキを2枚破棄!]

果南[くっ]

ハンター[ターンエンド]

 

果南[私のターン、ドロー、チャージ&ドロー、ケージ2払い、バディコール(LP8→9)、<武神番長デュエルイェーガー>ドロップから2枚ソウルイン、バトル、デュエルイェーガーで攻撃]

ハンター[くうぅ]LP9→7

果南[ターンエンド]

 

ハンター[私のターン、ドロー、チャージ&ドロー、ゲージ2でライトにコール<魔戒黒竜アルガトラ>]

 

曜[あのモンスターは!?私が戦った…]

ハンター[思い出したようね!]

 

そう言ってハンターは被っていたフードをとりサングラスを取った、その顔は私がドラゴンフォースで追っ払ったバディハンターだった

 

曜[そんな、洗脳は解けたんじゃないの?!]

ハンター[私は元々、洗脳なんてされてなかったのよ、私は魔戒竜神の強さに従っただけ、

待ってなさい、そのエンシェントワールド使いを倒したら、すぐあなたのドラゴンフォースを奪ってやるわ!]

果南[悪いけどそうは行かないよ!私があんたを倒すからね]

ハンター[ほざきなさい!魔戒竜神から受けた新たなる力!<魔戒狂化 ズァイン>!このカードは私のモンスターを進化させる!魔戒黒竜アルガトラに重て進化!ゲージ2とライフ1払って(7→6)進化コール!]

 

魔戒黒竜王アルガトラ"ズァイン"/サイズ3/攻8000/防6000/打撃2

[コールコスト]ライフ1を払い、ゲージ2を払う

・このモンスターが魔法の効果で登場した時、このターンの間打撃+1

・このモンスターの攻撃で相手にダメージを与えた時かモンスターを破壊した時、相手のデッキを上から3枚ドロップゾーンにおく

・相手のドロップゾーンのカードが6枚以上なら[二回攻撃]を得て、12枚以上なら貫通を得る

ソウルガード/移動

 

ハンター[このモンスターは登場時打撃3になるバトル、アルガトラをライトに移動、アルガトラとヘルサイザーで連携!]

 

デュエルイェーガー ソウルガード2→1

 

ハンター[アルガトラ"ズァイン"の効果で3枚とヘルサイザーの効果で2枚、合計5枚のカードをデッキからドロップする!]

果南[5枚も!?]

ハンター[アルガトラ"ズァイン"は相手のドロップが6以上なら二回攻撃出来る!いけ!]

 

デュエルイェーガー ソウルガード1→0

 

ハンター[そしてデッキ3枚破棄!そして相手のドロップが12以上なら貫通!]

果南[うぁぁ!]LP9→5

ハンター[ターンエンド]

 

果南[くっ…、一気にやられたね…、私のターン、ドロー、チャージ&ドロー、けどまだこれからだよ!]

 

その時、果南ちゃんが引いたカードが光を放った、一体何が!

 

果南[このカード、雷花から貰ったカード?]

 

聖帝竜[力が欲しいか?]

果南(誰?)

聖帝竜[我は聖帝竜、お前の親友…黒澤ダイヤが力を解放したのだ…]

果南(ダイヤが?)

聖帝竜[そう、そして我はダイヤが聖帝竜を目覚めさせた事で共に覚醒したのだ、我だけではない…仲間の聖帝竜も覚醒したはずだ]

果南(と言うことは、ダイヤも今ファイトしてるの!?)

聖帝竜[そうだ…、が、もうケリがついたようだな…]

果南(ダイヤが勝ったの?)

聖帝竜[無論だ]

果南(そっか…、なら私も負けていられないね!力を借りるよ、聖帝竜!)

聖帝竜[無論だ!]

 

ハンター[どうしたの?ピンチすぎて、戦う気を無くしたかしら?]

果南[その逆、ピンチだから、力が目覚めた!行くよ!]

 

その時、曜ちゃんの紫のドラゴンフォースが果南ちゃんの体を包み込み白紙のカードが変化した!

 

果南[目覚めよ聖帝竜!その力は絶望を押し流す荒波の如く!<荒波の竜帝 ビッグウェーブイェーガー>!]

 

荒波の竜帝ビッグウェーブイェーガー/サイズ3/攻15000/防3000/打撃2

<聖帝竜>

[コールコスト]ゲージ3払い、君の場のモンスター全てのライフリンクを無効にしてこのカードのソウルに入れてコールする

・このモンスターはファイナルフェイズ以外では攻撃できない

・このモンスターをレストさせる事でこのモンスターのソウルが6枚になるまでドロップゾーンからカードをソウルに入れる

・君のファイナルフェイズにこのカードのソウル3枚をドロップゾーンに置いて[三回攻撃]を得るこの能力は1回使える [ソウルガード][貫通][ライフリンク5]

 

 

花丸[鞠莉さん!あれ見るずら!]

鞠莉[あれは、もしかしてイェーガー?]

花丸[間違いないずら!]

鞠莉[果南…]

 

善子[あんなでかいモンスター、イェーガーしかいないでしょ!]

ルビィ[果南さん、ハンターと戦ってるんだ!]

善子[行ってみるわよ!ルビィ]

ルビィ[うん!]

 

梨子[ダイヤさん!あのモンスターは!]

ダイヤ[間違いありません、イェーガーです!]

千歌[果南ちゃん…]

 

ハンター[デカイ!?]

果南[ビッグウェーブイェーガーをレストさせて、ソウルが6になるまでドロップゾーンからソウルに入れる!]

 

ビッグウェーブイェーガー ソウル1→6

 

ハンター[ソウル6?!だけど、レストしてたら攻撃出来ないでしょ!]

果南[そうだね…、ファイナルフェイズ!聖帝竜の能力でファイナルフェイズにスタンドする]

ハンター[なんですって!?]

果南[ファイナルフェイズにこのカードのソウルを3枚破棄!三回攻撃を得る!]

 

ビッグウェーブイェーガー ソウル6→3

 

果南[行くよ!ビッグウェーブイェーガーでセンターに攻撃!一回目!]

 

アルガトラ"ズァイン" ソウル1→0

 

果南[貫通!]

ハンター[うぁぁ!]LP6→4

果南[ビッグウェーブイェーガー!攻撃!二回目!]

 

アルガトラ"ズァイン" 撃破!

 

果南[貫通!]

ハンター[ぐぁぁ!]LP4→2

果南[これで決まり!ビッグウェーブイェーガー!三回攻撃!]

ハンター[私は、また負ける!?きゃぁぁぁ!]LP2→0

 

曜[やったね!果南ちゃん!]

果南[うん!]

 

鞠莉/花丸[果南~ン(さん)!]

 

ルビィ/善子[果南さん!]

 

果南/曜[皆!]

鞠莉[大丈夫!?怪我とかしてない?]

果南[してないよ、大丈夫!]

花丸[モンスターが大きいからすぐに気づいたずら!]

善子[私たちもよ!]

ルビィ[うん!]

果南[そっか、皆、心配して来てくれたんだね、ありがとう]

曜[皆、そろそろ帰ろうか!]

6人[うん!]




すみません、2日間スランプでした
後、家の手伝いが本格化してくるので、しばらく投稿が遅くなります



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決戦の予告

皆さん、お待たせしました。無事に田植え…お家事が終わったので、投稿再開します。

今回は物語が少し動くかも?


麟導[ついに覚醒したか聖帝竜、ふふふ…]

イズァード[聖帝竜か、先ほど2体の覚醒を感じたぞ、次期に全ての聖帝竜が覚醒するだろう]

麟導[聖帝竜…、おもしろい…]

ハンター[麟導様、<魔戒八人衆>ここに…]

麟導[揃ったか、では本格的に攻めに行こうか…、ドラゴンフォースを奪い、聖帝竜を消し去るのだ!]

 

 

千歌の家

 

6人[ただいま~!]

千歌[皆!お帰りなさい!]

曜[早速、料理に取りかかるよ!千歌ちゃん、台所借りるね!]

千歌[うん!どうぞ!]

果南[私も借りるね]

善子[くっくっくっ…ヨハネ特製の堕天使料理をご馳走するわ!]

花丸[善子ちゃんはあっちで丸と雷花ちゃんを看てるずら]

善子[ちょっ、ズラ丸!引っ張んないでよ~]

ルビィ[私も一緒に看てるね]

ダイヤ[頼みましたよ、ルビィ]

梨子[やっぱ、皆揃うと楽しいですね]

鞠莉[そうね~]

 

しばらく経って

 

曜[皆お待たせ!料理出来たよ!]

果南[お刺身も出来たよ!出来立ての内に食べよう]

 

いただきます!

 

千歌[ん~!美味しい!]

梨子[本当!曜ちゃん料理もできるんだ!]

曜[いや~、それほどでも~]

花丸[すっごく美味しいずら~]

善子[このヨハネの舌を唸らせるとは、なかなかやるわね!]

ルビィ[美味しいね~]

鞠莉[お刺身も美味しいわ~、さすが果南ね!]

ダイヤ[本当に、新鮮ですわね]

果南[そう?なら作った会があったよ]

 

ご馳走様でした!

 

ダイヤ[では、皆さん揃っている所で、今後についてお話ししましょう]

鞠莉[今後?]

ダイヤ[はい、実は私は先ほどバディハンターと一戦交えました、そして聖帝竜が覚醒しました。]

果南[私も戦ったよ、そして聖帝竜も覚醒した、そして聖帝竜が言ってたよ、自分はダイヤの聖帝竜に合わせて覚醒したって、そして皆の聖帝竜もしばらくすれば覚醒するって]

千歌[私たちの聖帝竜…、聖帝竜がいれば、魔戒竜神を倒せるのかな?]

曜[きっと大丈夫!どこからでも来いだよ!]

 

 

別室

 

雷花 ピクッ

雷花 ムクッ

雷花 スタスタ、ガラッ

 

千歌[雷花ちゃん!目が覚めたんだね!]

梨子[よかったぁ…]

雷花[雷花?ああ、この娘の名か…]

曜[?雷花ちゃん?]

雷花[違う、今のこの娘の意識はまだ無い]

ダイヤ[どういう事ですの?]

雷花[まぁ良い、今この体は我が支配している、魔戒竜イズァードがな…]

Aqours[イズァード!?]

雷花(イズァード)[ふふふ、これから我々は本格的に攻めに出る、目的は勿論…ドラゴンフォースの奪取、そして…、聖帝竜の殲滅だ…心するが良い…]

鞠莉[待って、どうして雷花を操れるの?神凪にはあなたの力は通じないんじゃ?]

雷花(イズァード)[その事か、この娘は我の眼前に立ち、そして我に神凪のドラゴンフォースを奪われた、つまり、この娘にはもう我の影響をさえぎる力は無いと言うこと…、だからこの娘を操れるのだ]

千歌[雷花ちゃんの力を奪って体も操るなんて…]

果南[呆れるほどのゲスだね]

雷花(イズァード)[ゲスか…、その表現も良いだろう、まぁ良い、今は事を伝えるのみに利用したまでよ…この体は返そう…、我々の進撃は明日だ、それまで心せよ…] プツン バタン

Aqours[雷花(ちゃん)(さん)!]

 

ズドォン!

その後、突然大きな音と地鳴りがした!

 

善子[きゃぁ!な、何!?]

梨子[地震!?]

ダイヤ[とにかく、雷花さんを連れて外に出ましょう!]

 

私たちが外に出た時、巨大なドラゴンがいた!そう、魔戒竜イズァードが翼を閉じて街におりていたのだ…

 

千歌[イズァード…!]

花丸[あの方向って…もしかして…]

善子[もしかしなくても…、沼津よ!]

果南[決戦の舞台は沼津にしたって訳か…]

ダイヤ[沼津市…、また大きな街を選びましたわね]

梨子[でも、どうして沼津市なんだろう]

曜[わからないけど…でも、私たちの街をこのままにしておけないよ]

ルビィ[ルビィも…守りたい!この街を!]

鞠莉[明日は忙しくなりそうね]

梨子[どうするの?千歌ちゃん]

曜[千歌ちゃん…]

千歌[イズァードをこのままにはしておけない!守ろう私たちの街を、そして雷花ちゃんの願いを果たす!戦おう皆!決戦は明日だよ!]

 

Aqours[うん!(はい!)]

 

私たちは一度、それぞれの家に戻り、編集用のカードを持って千歌の家に戻った

 

ついに…決戦の時!

 

 

 




今回は短く、ファイトも無いです。しばらく経つと勘が鈍りますね
疲れてるせいもあるけど…

因みに、オリカのアイデアは活動報告に下さい!どしどし待ってます!
これからもお願いします。


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魔導の竜帝

今回から、提供頂いたオリカを連続で使って行きます。

パラメーターや効果等を一部改変、変更する可能性があるので、あらかじめご了承ください。


私たちはいろいろ相談しながら、明日の決戦に向けてデッキを調整したりしました。

 

夜 外

 

千歌[イズァード、あの状態のまま動かないね]

曜[イズァードも寝るのかな?]

梨子[モンスターだって生きてるんだし、寝るんじゃない?]

千歌[ふふふっ…なんか、こういう会話久しぶりだなぁ]

梨子[そうだね]

曜[最近、余裕なかったからね]

千歌[うん…雷花ちゃんの為にも、勝とうね]

梨子/曜[うん!]

 

ダイヤ[三人とも、そろそろ寝ますわよ]

 

3人[は~い]

 

 

イズァードとの決戦当日

 

ダイヤ[いよいよ、決戦ですわね]

果南[うん、これで終わるんだね]

鞠莉[気合いいれて行きましょ!]

ルビィ[頑張らなきゃ…怖いけど、戦わなきゃ]

花丸[大丈夫、ルビィちゃんは丸が守るずら!]

善子[なら、私は二人とも守るわ、大事な友達だし]

梨子[どんな戦いになるか予想は出来るけど、でも私たちがやらなきゃ]

曜[うん!今は私たちだけが世界を守れるんだ]

千歌[よし!皆、行こう!最後の戦いに!]

 

 

イズァード[来たようだな、ドラゴンフォースと聖帝竜どもが…]

麟導[ああ、こちらからも出向こうではないか、魔戒八人衆よ!]

八人衆[は!]

 

 

梨子[なんだかすんなり来れたわね、沼津市]

果南[うん、でも油断しないように、これからが本番みたいだからね]

 

沼津市についた私たちの前に一人の女の人がいた

 

???[私は魔戒八人衆の1人、トオヤマ]

曜[魔戒八人衆?]

トオヤマ[そう、ここから先は私たちを倒さねば、麟導の所へは行けない、さあ、私とファイトするのは誰かしら?]

 

花丸[丸が戦うずら!]

ルビィ[花丸ちゃん!?]

花丸[大丈夫、すぐに勝って追い付くから、皆先に行くずら]

ルビィ[で、でも!]

善子[ルビィ!ずら丸を信じなさい、追い付くって言ったでしょ]

ルビィ[善子ちゃん…]

千歌[ここは任せるよ、花丸ちゃん!行こう皆!]

ルビィ[花丸ちゃん!絶対、勝ってね!]

花丸[わかったずら!]

トオヤマ[行くわよ!]

 

オープンTHEフラッグ

 

花丸[マジックワールド]

トオヤマ[マジックワールド]

 

花丸[私の先攻、チャージ&ドロー、センターに<シルエットシンバ>をコールずら!バトル、シルエットシンバで攻撃!]

トオヤマ[くぅっ]LP10→7

花丸[ターンエンド]

 

トオヤマ[私のターン、ドロー、チャージ&ドロー、ゲージ1で<ナイスワン!>2枚ドロー、さらに<ソロモンの鍵>ゲージ+2、魔戒八人衆とは麟導と魔戒竜神に選ばれた強者たち、そして八人衆だけが持つことを許された魔戒の将、ゲージ3払いセンターにコール!<魔戒将 禁忌のパンドラ>ドロップの魔法2枚をソウルイン!]

 

魔戒将 禁忌のパンドラ/サイズ3/攻8000/防5000/打撃2

[コールコスト]ゲージ3払う、その後君のドロップゾーンの魔法2枚をこのカードのソウルに入れる

・[禁忌の箱]このモンスターのソウルがドロップゾーンにおかれる度に相手のゲージ1枚をドロップゾーンにおき、相手にダメージ1!

・このカードのソウルがなくなった時、このモンスターの攻撃力+2000/防御力+2000!

[二回攻撃][ソウルガード][ライフリンク3]

 

トオヤマ[バトル、禁忌のパンドラでモンスターにに攻撃!]

 

シルエットシンバ 撃破!

 

トオヤマ[パンドラ、二回攻撃!]

花丸[ずらぁ]LP10→8

トオヤマ[ターンエンド]

 

花丸[ドロー、チャージ&ドロー、ゲージ1で<ナイスワン!>2ドロー、ライトに<シルエットリオン>、レフトとセンターに<シルエットバラン>をコール、バトル、レフトのシルエットバランで攻撃!攻撃力8000!]

 

魔戒将禁忌のパンドラ ソウルガード2→1

 

トオヤマ[パンドラの効果、ソウルが減る度に相手のゲージを破棄しダメージ1を与える]

花丸[うぁ]LP8→7

花丸[センターのシルエットバランで攻撃!]

 

シルエットバラン ソウルガード1→0

 

トオヤマ[ゲージを破棄してダメージ1!]

花丸[うぅ]LP7→6

花丸[ターンエンドずら]

 

トオヤマ[私のターン、ドロー、チャージ&ドロー、来たよ!<魔戒狂化ズァイン>魔戒将禁忌のパンドラをコストにゲージ2払ってライフ1(LP7→6)払ってコール!]

 

魔戒将 パンドラ"ズァイン"/サイズ3/攻10000/防5000/打撃2

[コールコスト]ゲージ2払いライフ1払う、君の場のサイズ2以上のモンスターに重ねてコールする

・[禁忌の呪文]このモンスターが魔法の効果でコールされたら、ドロップゾーンの魔法2枚をデッキの下におく、そうしたら相手のサイズ2以下のモンスター2体を裏向きにする(そのカードは攻撃力0、防御力0、打撃0となり能力を発動出来ない)

・相手の場に裏向きのカードしかない時、このカードの打撃+1

[二回攻撃][ソウルガード][ライフリンク3]

 

トオヤマ[パンドラ"ズァイン"の登場時、ライトのシルエットリオン、レフトのシルエットバランを裏向きにする!]

 

シルエットリオン、シルエットバラン 呪縛

 

花丸[ずら!?]

トオヤマ[バトル、パンドラ"ズァイン"でセンターを攻撃!]

 

シルエットバラン 撃破!

 

トオヤマ[パンドラ"ズァイン"は相手の場に裏向きのカードしかない時、打撃3になる!二回攻撃!]

花丸[うわぁぁ!]LP6→3

トオヤマ[ターンエンド]

 

花丸[うぅ…、諦めないずら、勝って絶対に追い付くってルビィちゃんに約束したから…負けられないずら!ドロー、チャージ&ドロー!やっとお目覚めずらね聖帝竜、行くずら!ゲージ2を払いコール!<魔導の竜帝 マギアドラゴン>場のカード2枚をソウルイン]

 

魔導の竜帝マギアドラゴン/攻7000/防6000/打撃1

<聖帝竜>

[コールコスト]ゲージ2払い、場のモンスター2枚をこのカードのソウルに入れる

・このモンスターはファイナルフェイズ以外で攻撃できない

・このカードをレストする事で相手の場のカード1枚を手札に戻す

・ファイナルフェイズの間君の手札の魔法カード1枚をドロップゾーンにおく、相手のモンスターを1体選びそのカードの打撃力をこのカードの打撃力に+する

[貫通][二回攻撃][ソウルガード]

 

花丸[マギアドラゴンをレスト!パンドラを手札に戻す!]

トオヤマ[何!?]

 

パンドラ"ズァイン" ソウルガード1→0

 

トオヤマ[残念、ソウルガードで場に残すわ]

花丸[でも、ソウルは無くなったずら!ファイナルフェイズ!マギアドラゴンをスタンド!

そして効果、手札の魔法カードを捨ててパンドラの打撃をマギアドラゴンに加えるずら!]

 

マギアドラゴン 打撃1→3

 

花丸[行くずら!マギアドラゴンでパンドラ"ズァイン"に攻撃!]

 

魔戒将パンドラ"ズァイン" 撃破! ライフリンク3 LP6→3

 

花丸[貫通ずら!]

トオヤマ[そんな…うぁぁぁぁ!!]LP3→0

 

花丸[丸の勝ちずら!早く皆に追い付かないと!] タッタッタッ…




オリカ提供ありがとうです。

活動報告にオリカのアイデアどしどし下さい!

作者名のヤギリをクリックすれば活動報告にアクセスできるよ!(わからない人に言ってます)


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勇気の竜帝

今回も提供されたオリカを使います。


花丸ちゃんがファイトしている同刻、突然千歌達のデッキが輝きだした

 

千歌[うわ!何!]

果南[この光は…!]

ダイヤ[間違いありません、聖帝竜が覚醒したときの光です!]

ルビィ[花丸ちゃんだ…、花丸ちゃんの聖帝竜が目覚めたんだ!]

鞠莉[なるほど、花丸の聖帝竜に反応して輝いているのね?]

ダイヤ[これで目覚めた聖帝竜は3体…、全員の覚醒が近いはずです]

ルビィ[ルビィ達の聖帝竜…]

 

???[光だ、眩い光が見える…]

8人[!?]

???[私は魔戒八人衆の一人、イガラシ、さあファイトしましょう]

 

ルビィ[ここはルビィが戦う!]

ダイヤ[ルビィ!?]

ルビィ[いま、花丸ちゃんは私たちの為に戦ってる、でもやっぱり心配だから、ここはルビィが戦う!そして花丸ちゃんと一緒に皆に追い付きます!だから行って下さい!]

千歌[ルビィちゃん、分かった!気をつけてね!行こう!]

ダイヤ[ルビィ…無理はしないように、良いですね?]

ルビィ[うん!]

ダイヤ[…、行きましょう!]タッタッタッ…

 

ルビィ[私が相手です!]

イガラシ[行くわよ!]

 

オープンTHEフラッグ

 

ルビィ[ダンジョンワールド]

イガラシ[こっちもダンジョンワールド]

 

イガラシ[私のターン、チャージ&ドロー、ライフ1払って(LP10→9)<魔戒将 金色のパールヴァティー>をコール!]

 

魔戒将 金色のパールヴァティー/サイズ3/攻9000/防7000/打撃2

[コールコスト]ライフ1払う

・[金色の羽衣]相手がこのモンスターに連携攻撃する時、相手はゲージ1払ってよい、払わないまたは払えないなら、その攻撃は無効になる

・このモンスターの能力は無効にできず、相手の能力で破壊されない

[ライフリンク2]

 

イガラシ[バトル、パールヴァティーで攻撃!]

ルビィ[うぁ]LP10→8

イガラシ[ターンエンド]

 

ルビィ[私のターン、ドロー、チャージ&ドロー、ゲージ1とライフ1を払って<ベスティア>と<エスカーマ>を装備!ゲージ1払ってライトにコール<影断の騎士 レオニード>をコール!]

 

影断の騎士レオニード/サイズ2/攻5000/防2000/打撃2

 

ルビィ[バトル、レオニードとベスティアて連携!合計8000!]

イガラシ[パールヴァティーの効果、相手が連携したとき、相手はゲージ1払う、でないと攻撃は無効になる]

ルビィ[う…、ゲージ1払います!攻撃続行]

 

魔戒将 金色のパールヴァティー 撃破! ライフリンク LP9→7

 

ルビィ[レオニードはアイテム2枚を装備してる時、二回攻撃できます!レオニードで攻撃!]

イガラシ[くっ!]LP7→5

ルビィ[エスカーマで攻撃!]

イガラシ[キャスト!<シャルサーナの加護>攻撃無効、ライフ+1(LP5→6)]

ルビィ[ターンエンド]

 

イガラシ[ドロー、チャージ&ドロー、ライフ1払い(LP6→5)<魔戒将 金色のパールヴァティー>再コール!そして<魔戒狂化ズァイン>ゲージ3払い進化コール!]

 

魔戒将 パールヴァティー"ズァイン"/サイズ3/攻12000/防10000/打撃3

[コールコスト]ゲージ3を払い、君のモンスター1枚をソウルに入れる

・このモンスターが魔法カードの効果でコールされた時相手のモンスター1体を裏向きにする

・このモンスターが連携攻撃された時、相手のゲージ1枚をドロップゾーンにおき相手にダメージ2!

[貫通][ライフリンク3]

 

イガラシ[登場時、レオニードを裏向きにする]

 

影断の騎士レオニード 呪縛

 

イガラシ[バトル、パールヴァティー"ズァイン"で攻撃!]

ルビィ[うぁぁ!]LP8→5

イガラシ[ターンエンド]

 

ルビィ[ルビィのターン!ドロー、チャージ&ドロー!花丸ちゃんはきっと追い付いてくる…だから、私も勝ちます!ゲージ2でコール!<勇気の竜帝 ブレイヴワイバーン>!]

 

勇気の竜帝ブレイヴワイバーン/サイズ3/攻7000/防7000/打撃2

<聖帝竜>

[コールコスト]ゲージ3払う

・このカードはファイナルフェイズ以外で攻撃できない

・このモンスターをレストする、相手のモンスター全ての防御力-3000!

・君のアイテム1枚をレストする、このターンの間このモンスターの攻撃力+3000/打撃+1!

・ファイナルフェイズ中君が装備しているアイテム1枚をレストする事でこのモンスターをスタンドさせる

[移動][二回攻撃]

 

ルビィ[ブレイヴワイバーンをレストして相手のモンスターの防御力-3000!]

 

パールヴァティー"ズァイン" 防10000→7000

 

イガラシ[何だと!]

ルビィ[さらに、エスカーマをレストして、ブレイヴワイバーンは攻撃力+3000/打撃+1する]

 

ブレイヴワイバーン 攻10000/打撃3

 

ルビィ[ファイナルフェイズ!ブレイヴワイバーンで攻撃!]

 

魔戒将パールヴァティー"ズァイン" 撃破!ライフリンク3 LP5→2

 

ルビィ[ブレイヴワイバーンで二回攻撃!]

イガラシ[キャスト!<シャルサーナの加護>]LP2→3

ルビィ[ブレイヴワイバーンの効果!ベスティアをレストして、ブレイヴワイバーンをスタンド!再攻撃です!]

イガラシ[そんな…、うわぁぁぁ]LP3→0

 

ルビィ[はぁ~、勝った…]

花丸[おーい!ルビィちゃ~ん!]

ルビィ[花丸ちゃん!勝ったんだね!]

花丸[当然ずら!それより、早く皆のとこ行こう!]

ルビィ[うん!]タッタッタッ…

 




運営に目をつけられたくないので、活動報告にオリカのアイデアをください!


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決戦!魔戒八人衆 vs Aqours

いちいち遭遇するところからは面倒なので、一気にハンターを出します。


千歌たちは目の先のイズァードを目指して進む、そしてまた私達のデッキが輝きを放った

 

曜[この輝き…、さっきまでと全然違うね?]

鞠莉[ええ、さっきよりも一層強い輝き…]

善子[ルビィの聖帝竜も覚醒したみたいね]

ダイヤ[ルビィ…]

 

そして、白紙だったカードが遂に聖帝竜として一斉に覚醒した!

 

鞠莉[Oh!これが聖帝竜!?]

善子[綺麗なカード…!]

曜[これなら、戦える!]

梨子[一気に覚醒したわね]

千歌[よし!皆、戦うよ!]

 

そう言って千歌は後ろを振り向いた、そこには残りの魔戒衆が立っていた

 

果南[決戦だね!]

ダイヤ[残りは6人…、千歌さんは先に行って下さい。]

千歌[ダイヤさん…?]

ダイヤ[雷花さんに誓ったのでしょう?なら、あなたは先に行くべきです]

果南[私達なら大丈夫!安心して任せて!]

鞠莉[ノープロブレムよ!]

善子[ここはヨハネとリトルデーモン達に任せなさい]

梨子[直ぐに倒して追い付くよ]

曜[だから先に行って!イズァードを倒して雷花ちゃんとの誓いを果たして千歌ちゃん!]

千歌[皆…うぅ…、任せたからね!]タッタッタッ…

 

ダイヤ[さて、皆さん行きますわよ!]

 

オープンTHEフラッグ

 

ダイヤ[カタナワールド]

果南[エンシェントワールド]

善子[デンジャーワールド]

曜[ダークネスドラゴンワールド]

梨子[スタードラゴンワールド]

鞠莉[レジェンドワールド]

 

ダイヤ[さあ!私の相手は!]

???[この俺タケハラが相手するぜ!フラッグは同じカタナワールドだ!]

 

ダイヤ[私の先攻です、チャージ&ドロー、手札1枚を捨て装備<天下五剣 数珠丸>攻撃です!]

タケハラ[うぉ!]LP10→7

ダイヤ[ターンエンドです]

 

タケハラ[俺のターン、ドロー、チャージ&ドロー、ゲージ2払いセンターにコール<魔戒将 狂風の風神>]

 

 

魔戒将 狂風の風神/サイズ3/攻9000/防6000/打撃1

[コールコスト]ゲージ2払う

・"狂風の追い風"君のセンターにこのモンスターがいるなら君のレフトかライトのサイズ1以下のモンスターはサイズ0になる

・このカードが登場した時、相手の場のカード1枚を相手の手札に戻す

[4回攻撃]

 

 

タケハラ[コール時、数珠丸を手札に戻す]

ダイヤ[何と!?] 数珠丸 バウンス

タケハラ[ライトに<魔戒将の足軽>]

 

 

魔戒の足軽/サイズ1/攻3000/防1000/打撃1

・このカードのが登場した時デッキから1枚をゲージにおく

[移動]

 

 

タケハラ[狂風の風神の効果でレフトかライトのモンスターはサイズ0になる!バトル、狂風の風神で攻撃!]

ダイヤ[くぅ]LP10→9

タケハラ[2回目!]

ダイヤ[うぅ]LP9→8

タケハラ[3回目!]

ダイヤ[うぁ]LP8→7

タケハラ[4回目!]

ダイヤ[うくっ]LP7→6

タケハラ[魔戒の足軽で攻撃!]

ダイヤ[あぁ]LP6→5

タケハラ[ターンエンド]

 

ダイヤ[私のターン、ドロー、チャージ&ドロー、<明鏡止水>ゲージ+3、<月影"もうど黒夜叉">をセンターにコール、バトル!魔戒の足軽に攻撃!]

 

魔戒の足軽 撃破!

 

ダイヤ[ターンエンドです]

 

タケハラ[俺のターンだ、ドロー、チャージ&ドロー、<魔戒狂化ズァイン>!ゲージ2とライフ1払い(LP7→6)コール!]

 

 

魔戒将 狂風の風神"ズァイン"/サイズ3/攻10000/防7000/打撃2

[コールコスト]ゲージ2とライフ1払い君の場のカード1枚をソウルに入れる

・このカードが魔法の効果で登場した時、ドロップゾーンのサイズ1以下のモンスターをコールコストを払ってコールする。そのカードはサイズ0になる

・君の場のサイズ0のモンスターを破壊する事でこのターンの間このカードは[貫通]を得る

[2回攻撃][ソウルガード]

 

 

タケハラ[コール時、ドロップの魔戒の足軽をサイズ0でコール、そして復活させた足軽を破壊して、貫通を得る!バトル!風神"ズァイン"で攻撃!]

ダイヤ[ゲージ1を払い、月影を場に残しますわ!]

タケハラ[貫通!]

ダイヤ[ぐぅっ]LP5→3

タケハラ[2回攻撃!]

ダイヤ[ゲージ1で月影を残します!]

タケハラ[貫通!]

ダイヤ[うぁぁ]LP3→1

タケハラ[ターンエンド!]

 

ダイヤ[私のターン、ドロー、チャージ&ドロー!来ましたわ!ゲージ2払い、月影をソウルインしてライトにコール!<鬼神の竜帝ヤシャガミドラゴン>そして手札1枚捨て再装備<天下五剣数 珠丸>]

タケハラ[来たか…聖帝竜…]

ダイヤ[ヤシャガミドラゴンをレスト!相手のソウルを1枚剥がします!]

 

狂風の風神"ズァイン" ソウル1→0

 

ダイヤ[さらにダメージ2!]

タケハラ[ぐぉぉ]LP6→4

ダイヤ[ファイナルフェイズ!竜帝をスタンド!ヤシャガミドラゴンで攻撃!]

 

魔戒将 狂風の風神"ズァイン" 撃破!

 

ダイヤ[ヤシャガミドラゴンはファイナルフェイズ中2回攻撃!]

タケハラ[ぐおぅ]LP4→2

ダイヤ[トドメです!数珠丸で攻撃!]

タケハラ[ぐぁぁぁ!]LP2→0

 

ダイヤ[私の勝ちですわ!]

 




今回少しカード効果をエラッタしました

鬼神の竜帝ヤシャガミドラゴン
<聖帝竜>
[コールコスト]ゲージ2払い、君の場のモンスターを2枚までソウルに入れる
・このカードはファイナルフェイズ以外で攻撃できない
・このカードをレストする、相手のカードのソウルを1枚ドロップゾーンにおいて相手にダメージ2!
・ファイナルフェイズ中このカードは[2回攻撃]を得る
[移動][ソウルガード]

効果の違いは37話を見て下さい。
今後もエラッタカードを出すと思います


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輝導の竜帝

鞠莉[ダイヤ…、ケリが着いたようね、次は私たちのファイトね]

???[はい、私はイサムラと申します]

鞠莉[その口調だとどこかに仕えてたのかしら?]

イサムラ[今はその話は良いでしょう、ファイトを申し出ます。]

鞠莉[そうね、敵である限り倒すわよ!]

 

オープンTHEフラッグ

 

鞠莉[レジェンドワールド]

イサムラ[レジェンドワールドでございます]

 

鞠莉[私からね、チャージ&ドロー、ゲージ2払いレフトに<星神 アストライオス>をコール、バトルよ!アストライオスで攻撃!]

イサムラ[うぅむ]LP10→8

鞠莉[ターンエンド]

 

イサムラ[私めのターン、ドロー、チャージ&ドロー、ゲージ3と手札1枚を捨てコール!<魔戒将 魅惑のセイレーン>デッキから2枚ソウルイン]

 

 

魔戒将 魅惑のセイレーン/サイズ3/攻8000/防7000/打撃2

[コールコスト]ゲージ3払い手札1枚を捨てる、その後デッキから2枚をソウルに入れる

・[不屈の魅惑]君のアタックフェイズ開始時、このターンの間、相手のモンスター1枚を選びそのモンスターをスタンドさせるその後そのモンスターを空いている自分のエリアに移動させる、そのモンスターはこのターンの間サイズ0になり、そのカードは破壊されずドロップゾーンにおけない

[2回攻撃][貫通][ソウルガード]

 

 

イサムラ[能力発動、アストライオスをスタンドさせてサイズ0にして私のライトに移動させます。]

鞠莉[ホワッツ!?何ですって!?]

イサムラ[バトル、セイレーンで攻撃!]

鞠莉[うぁぁ]LP10→8

イサムラ[セイレーン2回攻撃!]

鞠莉[くぅぅ]LP8→6

イサムラ[アストライオスよ攻撃なさい!]

鞠莉[キャスト<聖杯>攻撃無効!]

イサムラ[ターンエンド、アストライオスをお返しします]

 

鞠莉[私のターン、ドロー、チャージ&ドロー、ライトに<幻星の巨神 アストライオス>をコール、<星を守りし者たち>ゲージ+2手札1枚を捨ててライフ+2(LP4→6)、ゲージ2払いセンターにコール<天蝎の星守り エスコルピア>レフト、ライトの星をサイズ0にする、バトル、エスコルピアで攻撃!]

 

魅惑のセイレーン ソウルガード 2→1

 

鞠莉[2体のアストライオスで攻撃!合計8000!]

 

魅惑のセイレーン ソウルガード 1→0

 

鞠莉[ターンエンドよ]

 

イサムラ[私めのターン、ドロー、チャージ&ドロー、では最高のおもてなしを、<魔戒狂化ズァイン>!ゲージ2とライフ1払い(LP8→7)セイレーンを狂化!]

 

 

魔戒将 魅惑のセイレーン"ズァイン"/サイズ3/攻12000/防7000/打撃2

[コールコスト]ゲージ2払いライフ1払って、君の場のモンスター1枚に重ねる

・このモンスターが魔法の能力で登場した時、相手のモンスター1枚を裏向きにして君の空いているエリアに移動させる、そのモンスターはサイズ0/攻5000/防3000/打撃2のモンスターになりカード名を<幻惑の僕>とする、このターンの間ドロップゾーンにおけない

・君のモンスターが攻撃した時か破壊された時、君のデッキから7枚をドロップゾーンにおく。

[2回攻撃][ソウルガード][ライフリンク4]

 

 

イサムラ[ではセイレーン"ズァイン"の効果発動、エスコルピアを裏向きにして私めのライトへ移動!そのカードは<幻惑の僕>となりサイズ0/攻5000/防3000/打撃2となる]

鞠莉[何ですって!?]

イサムラ[バトルです、幻惑の僕で攻撃!]

鞠莉[くぅぅ]LP6→4

イサムラ[セイレーン"ズァイン"で攻撃!]

鞠莉[あぁっ]LP4→2

鞠莉[うぅ…、キャスト!<星降る夜>、ドロップの<獅子の星守りレアオン>をセンターにコール!]

イサムラ[セイレーン"ズァイン"レアオンに攻撃です!]

鞠莉[レアオンの効果、レアオンを破壊してゲージ+2!]

イサムラ[ターンエンドです]

 

鞠莉[私のターン、ドロー、チャージ&ドロー!ゲージ2払いセンターにコール!美しく光輝く導きの竜!<輝導の竜帝 スターダストヴルム>]

 

 

輝導の竜帝スターダストヴルム/サイズ3/攻7000/防9000/打撃2

<聖帝竜>

[コールコスト]ゲージ2払い君のデッキから2枚をソウルに入れる

・このカードはファイナルフェイズ以外で攻撃できない

・君の場と手札のサイズ2以下のカードは全てサイズ0になる

・このカードをレストする、このターンの間君のモンスター全ての攻撃力を+3000/打撃+1

・このカードが攻撃した時、君の場のモンスター1枚を手札に戻してこのカードをスタンドさせる

[貫通][ソウルガード]

 

 

鞠莉[このモンスターがいるだけで私の場のモンスターはサイズ0になるわ、そしてスターダストヴルムをレストこのターン、私のモンスターの攻撃力を+3000/打撃+1!バトルよ!星神アストライオスで攻撃!攻撃力9000よ!]

 

魅惑のセイレーン"ズァイン" ソウルガード 1→0

 

鞠莉[ファイナルフェイズ!スターダストヴルムをスタンド!スターダストヴルムで攻撃!]

 

魅惑のセイレーン"ズァイン" 撃破!

 

鞠莉[貫通!スターダストヴルムは自分の効果で打撃3よ!]

イサムラ[ぐぬぅ]LP7→4

鞠莉[スターダストヴルムの効果、幻星の巨神アストライオスを手札に戻してスターダストヴルムをスタンド!]

イサムラ[何ですと!?]

鞠莉[スターダストヴルムで攻撃!]

イサムラ[ぬぉ!]LP4→1

鞠莉[トドメよ!星神アストライオスを手札に戻してスターダストヴルムをスタンド!攻撃!]

イサムラ[ぬ、お見事!ぬぁぁぁぁ!]LP 1→0

 

鞠莉[私の勝ちね!]

 

 



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猛毒の海

果南[次は私だね、相手は?]

???[この俺、ツカモトが相手をしよう]

果南[無駄話をする気は無いから始めようか]

ツカモト[淡々としてるな、だがそれでいい、俺も淡々と進めたいたちでね]

果南[無駄話する気は無いって言ってるでしょ!行くよ!]

 

オープンTHEフラッグ

 

果南[エンシェントワールド]

ツカモト[エンシェントワールド]

 

ツカモト[俺の先攻、チャージ&ドロー、<竜王伝>ゲージ、手札、ライフ+1(LP10→11)、ゲージ4払いセンターにコール!<魔戒将 猛毒のヒュドラ>]

 

 

魔戒将 猛毒のヒュドラ/サイズ3/攻10000/防4000/打撃1

[コールコスト]ゲージ4払い、デッキの上から4枚をソウルに入れる

・[猛毒の海]相手のメインフェイズに相手にダメージ2!!

・このモンスターが破壊されたら相手のモンスターのソウル1枚をドロップゾーンにおく

[2回攻撃][ソウルガード][ライフリンク5]

 

 

ツカモト[バトル、猛毒のヒュドラで攻撃!]

果南[くっ]LP10→9

ツカモト[ターンエンド]

 

果南[私のターン、ドロー、チャージ&ドロー]

ツカモト[ヒュドラの効果!相手のメインフェイズにダメージ2だ!]

果南[え!?ぐぅぅ]LP9→7

ツカモト[これでお前は猛毒の海に脚まで浸かった]

果南[くっ…、<竜貴神速>デッキから2枚棄てゲージ+1、ゲージ2払いバディコール<武神番長デュエルイェーガー>ドロップゾーンから2枚ソウルイン、バトル!デュエルイェーガーで攻撃!]

 

猛毒のヒュドラ ソウルガード 4→3

 

ツカモト[猛毒のヒュドラの効果、相手モンスターのソウルを破壊する!デュエルイェーガーのソウルを破壊!]

 

デュエルイェーガー ソウル2→1

 

果南[ターンエンド]

 

ツカモト[俺のターン、ドロー、チャージ&ドロー、<竜枯盛衰>(LP11→9)ゲージ+4!更なる猛毒の力!<魔戒狂化ズァイン>ゲージ3払いヒュドラに重ねてコール!]

 

魔戒将 猛毒のヒュドラ"ズァイン"/サイズ3/攻13000/防7000/打撃2

[コールコスト]ゲージ2払い、ライフリンクで受けるダメージを2減らして君の場のモンスター1枚の上に重ねてコールする

・[猛毒の海]相手のメインフェイズ開始時に相手にダメージ2!

・相手のライフが5以下ならこのカードのライフリンクは3になる

[貫通][ソウルガード][ライフリンク6]

 

 

ツカモト ライフリンク3 LP9→6

 

ツカモト[バトル、ヒュドラ"ズァイン"で攻撃!]

 

デュエルイェーガー ソウルガード1→0

 

ツカモト[貫通!]

果南[うぁぁ]LP9→7

ツカモト[これで腰まで浸かった、ターンエンド]

 

果南[私のターン、ドロー、チャージ&ドロー]

ツカモト[ダメージ2を受けな!]

果南[ぐぁぁ]LP7→5

ツカモト[これで胸まで浸かった!猛毒の海に沈むのも時間の問題だなぁ?ははは…!]

果南[まったく、猛毒の海なんてゴメンだよ…、そんなの全然綺麗じゃないし、何よりダイビング出来ないじゃん…、私はいつも通りの綺麗な海が好きなんだ!毒だらけの海じゃあ私は嫌だ!波を起こして海を割れ!<荒波の竜帝 ビッグウェーブイェーガー>ライフリンクを無効にしてデュエルイェーガーに重ねてコール!ビッグウェーブイェーガーをレストしてソウルが6枚になるまでドロップからソウルイン!]

 

ビッグウェーブイェーガー ソウル1→6

 

果南[ファイナルフェイズ!ビッグウェーブイェーガーのソウルを3枚棄てて[3回攻撃]を得る!]

ツカモト[何!?]

果南[ビッグウェーブイェーガーで攻撃!1回目!]

 

猛毒のヒュドラ"ズァイン" ソウルガード4→3

 

果南[貫通!]

ツカモト[ぐぁぁ!]LP6→4

果南[ビッグウェーブイェーガー!2回目!]

 

猛毒のヒュドラ"ズァイン" ソウルガード3→2

 

果南[貫通!]

ツカモト[がぁぁ!]LP4→2

果南[ビッグウェーブイェーガー!3回目!]

 

猛毒のヒュドラ"ズァイン" ソウルガード 2→1

 

果南[これでトドメ!貫通!]

ツカモト[ぐぁぁぁぁ!]LP2→0

 

果南[あんたは全身波に呑まれた、私の勝ちだよ!]

 



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暴撃の竜帝

善子[リトルデーモン達も勝ち進んでるようね、ヨハネも負けてられないわ!]

???[あなたの相手はこの私、サギミヤが相手になる]

善子[誰が相手でも私は戦うわ!リトルデーモン…いや、仲間を守るのはこの私よ!]

サギミヤ[では始めましょう]

 

オープンTHEフラッグ

 

善子[デンジャーワールド]

サギミヤ[デンジャーワールドよ]

 

サギミヤ[行くわ!チャージ&ドロー、ライフ1で<超力充填>ゲージ+3、レフトとライトに<アーマナイトオーガ>をコール、そしてゲージ5払い2体のアーマナイトオーガをコストにコール!<魔戒将 破壊のシヴァ>]

 

 

魔戒将 破壊のシヴァ/サイズ3/攻12000/防8000/打撃7

[コールコスト]ゲージ5払い、君の場のモンスター2体をドロップゾーンに置く

■このモンスターの登場時、このモンスター以外の君の場のカード全て破壊する

■このモンスターがいる限り君はモンスターをコールできず、アイテムを装備できない

[貫通][ライフリンク4]

 

 

善子[打撃…7!?]

サギミヤ[登場時に私のカードを全て破壊するけどこのカードしかないから意味なしよ、バトル、破壊のシヴァで攻撃!]

善子[きゃぁぁぁ!]LP10→3

サギミヤ[ターンエンド]

 

善子[ドロー、チャージ&ドロー、ゲージ2払い<タイラント ケルベロス>!登場時にアイテムサーチ、<餓狼深気功>ライフ+2(LP3→5)、さらにあんたのライフが私より4以上多いならライフ+6!]

サギミヤ[私のライフは9…]

善子[ライフ+6(LP5→11)!ゲージ2で装備<暴槍 都穿ち>装備時ライフ+3(LP11→14)、バトル、タイラントケルベロスと都穿ちで連携!12000!]

サギミヤ[キャスト!<魔戒四方陣>破壊のシヴァを場に残す]

 

 

魔戒四方陣/魔法/魔戒

 

[対抗]君の場の魔戒のモンスターが場を離れる時、そのカードを場に残す

 

 

善子[ターンエンド]

 

サギミヤ[私のターン、ドロー、チャージ&ドロー、<魔戒狂化ズァイン>!ライフ2払い(LP9→7)、シヴァをソウルインしてコール!]

 

 

魔戒将 破壊のシヴァ"ズァイン"/サイズ3/攻13000/防9000/打撃8

[コールコスト]ライフ2払い、君の場のサイズ3のモンスターをソウルに入れる

■このカードが魔法カードの効果で登場した時、このカード以外の君の場のモンスターとアイテムを全て破壊する

■このカードが場にいる限り君はモンスターをコールできず、アイテムを装備できない

■[破壊衝動]このモンスターが攻撃した時、このモンスターの攻撃が無効になった時か、ダメージが0になった時このカードの打撃を4減らしてスタンドする

[ソウルガード][ライフリンク5]

 

 

サギミヤ[バトル、破壊のシヴァ"ズァイン"で攻撃!]

善子[ちょ!打撃8って!?きゃぁぁぁぁ!?]LP14→6

サギミヤ[ターンエンド!]

 

善子[私のターン、ドロー、チャージ&ドロー!<超力充填>(LP6→5)、ゲージ+3!皆が勝ってるのに、私だけ負けるなんて出来ないわ!そうよ…私はヨハネなんだから!力を貸しなさい!ゲージ3払いコール!<暴撃の竜帝 ガディスバハムート>]

 

 

暴撃の竜帝ガディスバハムート/サイズ3/攻8000/防6000/打撃1

<聖帝竜>

[コールコスト]ゲージ3払い、君の場のモンスター1枚をソウルに入れさらにデッキから2枚をソウルに入れる

■このカードはファイナルフェイズ以外で攻撃できない

■このカードをレストする、君が装備しているアイテムの攻撃力をこのカードに加える

■ファイナルフェイズでこのカードが攻撃した時、バトルしているモンスターの打撃力をこのカードの打撃力に加える!

[貫通][ソウルガード]

 

 

善子[ガディスバハムートの効果、このカードをレストして都穿ちの攻撃力を加える!]

 

ガディスバハムート 攻8000→14000

 

サギミヤ[何!?]

善子[行くわよ!ファイナルフェイズ!ガディスバハムートでシヴァ"ズァイン"に攻撃!ガディスバハムートの効果!シヴァ"ズァイン"の打撃力をガディスバハムートに加える!]

サギミヤ[!!?シヴァは打撃8…!]

 

ガディスバハムート 打撃1→9

 

破壊のシヴァ"ズァイン" 撃破!

 

善子[一撃必殺!打撃9の貫通よ!]

サギミヤ[打撃…9ですって!?いやぁぁぁぁぁ!!]LP7→0

 

善子[このヨハネに勝とうなんて、甘いのよ!]




ガディスバハムート…まさに暴撃!


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超星の竜帝

梨子[よっちゃん、勝ったみたいだね、皆も…私も負けてられない!]

???[ずいぶんな威勢の良さだな、相手はこのアカサキだと言うのに]

梨子[私達もファイトしましょう]

アカサキ[そうだな、始めよう]

 

オープンTHEフラッグ

 

梨子[スタードラゴンワールド]

アカサキ[スタードラゴンワールド]

 

梨子[私からです、チャージ&ドロー、ゲージ1払いレフトにバディコール(LP10→11)<超星竜ジャックナイフ>コール時、デッキ3枚オープン!その中の<竜装機ストレングス>をソウルイン、これでジャックはパワーアップ!]

 

超星竜ジャックナイフ 攻5000→7000/貫通

 

梨子[<剣星機 J イグナイター>をコール、ジャックに星合体!]

 

超星竜ジャックナイフ 打撃3→4

 

梨子[バトル、ジャックナイフで攻撃!]

アカサキ[くぅぅ]LP10→6

梨子[ターンエンド]

 

アカサキ[俺のターン、ドロー、チャージ&ドロー、ゲージ2払いコール!<魔戒将 暗黒のエレボス>デッキから1枚ソウルイン]

 

 

魔戒将 暗黒のエレボス/サイズ3/攻8000/防5000/打撃2

[コールコスト]ゲージ1払い、デッキから1枚ソウルに入れる

■デッキから2枚をこのカードのソウルに入れる。この能力は1ターンに1回使える

■このモンスターのソウルが3枚以上ならこのカードは[2回攻撃]を得る

[貫通][ソウルガード]

 

 

アカサキ[暗黒のエレボスの効果、デッキから2枚ソウルイン!バトル、暗黒のエレボスで攻撃!]

梨子[あぅぅ]LP11→9

アカサキ[このカードのソウルが3以上なら2回攻撃!]

梨子[うぁぁ]LP9→7

アカサキ[ターンエンド]

 

梨子[私のターン、ドロー、チャージ&ドロー、<ジャックナイフリペア>ゲージ+1、そしてドロップの<大竜装機フォトンランサー>を星合体!]

 

超星竜ジャックナイフ 防70000/移動

 

梨子[バトル、ジャックナイフで攻撃!]

 

暗黒のエレボス ソウルガード 3→2

 

梨子[貫通!]

アカサキ[ぐぁぁ!]LP6→2

梨子[ターンエンド]

 

アカサキ[やってくれる…!ドロー、チャージ&ドロー、<魔戒狂化ズァイン>ゲージ2払いコール!]

 

魔戒将 暗黒のエレボス"ズァイン"/サイズ3/攻10000/防7000/打撃2

[コールコスト]ゲージ2払い、君のモンスター1枚をソウルに入れる

■君のデッキから2枚をこのカードのソウルに入れる。この能力は1ターンに1回使える

■このカードのソウルが3枚以上ならこのカードは[3回攻撃]を得る

■このカードのソウルがドロップゾーンに置かれる度に君のライフ+2

[貫通][ソウルガード]

 

 

アカサキ[エレボス"ズァイン"の効果でソウル2枚追加!行くぞ、バトル!エレボス"ズァイン"で攻撃!]

梨子[攻撃前にジャックナイフをセンターに移動!]

アカサキ[行け!攻撃だ!]

 

超星竜ジャックナイフ ソウルガード3→2

 

アカサキ[貫通!]

梨子[きゃあ!]LP7→5

アカサキ[エレボス"ズァイン"で2回攻撃!]

 

ジャックナイフ ソウルガード2→1

 

アカサキ[貫通!]

梨子[うぁぁ!]LP5→3

アカサキ[まだ終わらない!エレボス"ズァイン"3回攻撃!]

 

超星竜ジャックナイフ ソウルガード1→0

 

アカサキ[貫通!]

梨子[そんな!?あぁぁぁ!]LP3→1

アカサキ[首のかわ1枚繋がったか、ターンエンド]

 

梨子[私のターン、ドロー、チャージ&ドロー!来た!ゲージ2払いジャックをソウルにしてコール!新たなる星の輝き!私の希望!<超星の竜帝 スターライトジャックナイフ>]

 

 

超星の竜帝スターライトジャックナイフ/サイズ3/攻10000/防6000/打撃2

<聖帝竜>

[コールコスト]ゲージ2払い、君のネオドラゴンのモンスター1枚をこのカードのソウルにする。

■このカードはファイナルフェイズ以外で攻撃できない

■このカードをレストする、君のドロップゾーンからカードを3枚ソウルにする

■ファイナルフェイズにこのカードのソウルが3枚以上ならこのカードの打撃+1

[2回攻撃][貫通][ソウルガード]

 

 

梨子[スターライトジャックナイフの効果、このカードをレストしてドロップのカード3枚をソウルイン!ストレングス、Jイグナイター、フォトンランサーをソウルイン!]

 

 

超星の竜帝スターライトジャックナイフ 攻10000→12000/防6000→8000/移動/打撃2→3

 

梨子[ファイナルフェイズ!スターライトジャックナイフのソウルが3以上なら打撃+1!]

 

スターライトジャックナイフ 打撃3→4

 

アカサキ[な、何だと!?]

梨子[スターライトジャックナイフで攻撃!スターライト・ブラスト!]

 

暗黒のエレボス"ズァイン" ソウルガード 3→2

 

アカサキ[エレボスの効果、ソウルが減った時ライフ+2(LP2→4)]

梨子[それでも!トドメ!打撃4の貫通!]

アカサキ[くっ!ぐおぉぉぉぉ!]LP4→0

 

梨子[私の…勝ちです!]




眩き星竜の一撃!


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漆黒の竜帝

曜[さすが梨子ちゃん、ドラゴンフォースを使わないで勝ったね…私も頑張らないと!]

???[残ったのは私達のみか…私の名はナツモト悪いけど私が勝てばあなた達のドラゴンフォースと聖帝竜全て貰うよ]

曜[私は負けない!先に行った千歌ちゃんの為にも…、私は勝つ!]

ナツモト[行くわよ!]

 

オープンTHEフラッグ

 

曜[ダークネスドラゴンワールド]

ナツモト[ダークネスドラゴンワールド]

 

ナツモト[私の先攻、チャージ&ドロー、<ブラックドレイン>相手のデッキ3枚を破棄してゲージ+1、ゲージ4払いコール!<魔戒将 混沌のアザトース>デッキから4枚ソウルイン]

 

 

魔戒将 混沌のアザトース/サイズ3/攻8000/防6000/打撃2

[コールコスト]ゲージ4払い、君のデッキから4枚をこのカードのソウルに入れる

■"混沌の世界"相手はバディギフト以外でライフを増やせず、

相手の場のカードは移動できない

■相手のターン開始時に相手は手札1枚捨ててよい。捨てなかったらこのターン中相手はゲージにカード1枚までしか置けない

■このカードのソウルはドロップゾーンではなくゲージに置く

[2回攻撃][ソウルガード][ライフリンク5]

 

 

ナツモト[バトル、混沌のアザトースで攻撃!]

曜[うわぁっ]LP10→8

ナツモト[ターンエンド]

 

曜[私のターン]

ナツモト[アザトースの効果で手札を捨てるかい?捨てない場合あなたはゲージを1枚しか置けないよ]

曜[手札を捨てるよ、ドロー、チャージ&ドロー、ゲージ1払い<覚醒の黒死竜 アビゲール>をコール、登場時、相手のモンスターを破壊する!]

 

混沌のアザトース ソウルガード4→3

 

ナツモト[このカードのソウルはゲージになる]

曜[さらに、デッキを2枚破棄する!ライトに<黒き不夜城 ディムボルギル>をコール!バトル、アビゲールで攻撃!]

 

混沌のアザトース ソウルガード3→2

 

ナツモト[ソウルをゲージに]

曜[ディムボルギルも攻撃!]

 

混沌のアザトース ソウルガード2→1

 

ナツモト[ソウルをゲージに置く]

曜[ターンエンド]

 

ナツモト[私のターン、ドロー、チャージ&ドロー、行くよ!<魔戒狂化ズァイン>!ゲージ3払い、ライフ1払って(LP10→9)コール]

 

 

魔戒将 混沌のアザトース"ズァイン"/サイズ3/攻10000/防7000/打撃2

[コールコスト]ゲージ3払い、ライフ1払って君の場のモンスター1枚の上に重ねる、その後デッキから1枚をこのカードのソウルに入れる

■このカードが魔法カードの効果で登場した時、君はこのターンの間ダメージを受けない

■[混沌の新世界]このカードが場にいる時、相手はライフを増やす効果を使えず、相手のモンスターは移動できず、相手は1枚以上ゲージに置けない

■このカードのソウルが減った時、減った数だけ相手のデッキを3枚ドロップゾーンに置くその後相手にダメージ1!

[2回攻撃][ライフリンク4]

 

 

ナツモト[バトル、アザトース"ズァイン"で攻撃!]

曜[うぁぁっ]LP8→6

ナツモト[2回攻撃!]

曜[キャスト!<黒竜の盾>ダメージを0にしてライフ+1]

ナツモト[無駄よ、アザトースがいる限りライフは回復できない]

曜[くっ]

ナツモト[ターンエンド]

 

曜[私のターン、ドロー、チャージ&ドロー!来たよ!闇を統べる漆黒の竜ゲージ3払いコール!<漆黒の竜帝 シャドウレイス アビゲール>]

 

 

漆黒の竜帝 シャドウレイス アビゲール/サイズ3/攻80000/防80000/打撃3

<聖帝竜>

[コールコスト]ゲージ3払い、君の場の黒竜全てをソウルに入れる

■このカードはファイナルフェイズ以外で攻撃できない

■このカードをレストする、君と相手のデッキから10枚をドロップゾーンに置く

■君のファイナルフェイズに攻撃した時、君と相手のドロップゾーンのカードの合計が10枚以上なら相手のカードのソウル2枚までをドロップゾーンに置き、20枚以上なら[貫通]を得て、25枚以上なら[2回攻撃]を得る

 

 

曜[シャドウレイスアビゲールをレストして効果発動、私と相手のデッキから10枚捨てるよ!]

ナツモト[10枚だと!?]

曜[ファイナルフェイズ!シャドウレイスアビゲールで攻撃!攻撃時、互いのドロップゾーンが10以上ならソウルを2枚破壊!]

 

アザトース"ズァイン" ソウル3→1

 

ナツモト[アザトースの効果、ソウルが減った時、相手のデッキを3枚破棄してダメージ1!ソウルが減った数発動できる、2枚減ったのでデッキを6枚捨てダメージ2!]

曜[うっ!]LP6→4

曜[それでも!攻撃続行!]

 

アザトース"ズァイン" ソウルガード1→0

 

ナツモト[デッキ3枚捨てダメージ1!]

曜[くうっ]LP4→3

曜[シャドウレイスアビゲールの効果!互いのドロップが20以上なら貫通!]

ナツモト[ぐぁぁ!]LP9→6

曜[まだまだ!互いのドロップが25以上なら、シャドウレイスアビゲールは2回攻撃できる!]

ナツモト[何!?]

曜[シャドウレイスアビゲールで攻撃!シャドウ オブ フォール!]

 

アザトース"ズァイン" 撃破!ライフリンク4 LP6→2

 

曜[トドメの貫通!]

ナツモト[うわぁぁぁぁ!]LP2→0

 

曜[私の勝利!ヨーソロー!]

 

5人[曜(ちゃん)(さん)!]

曜[皆!勝ったよ!]

 

オーイ!オネーチャーン!ミンナ-!

ズラー!

 

梨子[ルビィちゃん!花丸ちゃん!]

果南[二人とも、勝ったんだね!]

ダイヤ[ルビィ!無事で良かったです]ギュー

ルビィ[お姉ちゃん…えへへ]ギュー

善子[ずら丸、その…、えと…無事で安心したわ]

花丸[善子ちゃん心配してたずら?]

善子[な、心配してないわよ!勝つって…信じてたし…]

花丸[なら、良かったずら]

鞠莉[皆!まだ終わってないわよ]

果南[そうだよ!早く千歌を追いかけよう]

曜[そうだね!行こう!皆!]

7人[うん(はい)!]

 




魔戒将 全滅!


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魔戒将の頂天

麟導[魔戒八人衆が敗れたようだな…]

イズァード[心配する事はない…既に手は打ってある]

麟導[?]

イズァード[もしもの事を考えて、あの男を放っておいた]

麟導[あの男…?…そうか、かつて魔戒衆は9人だったが、9人の中で余りに横暴で危険な魔戒将を操っていた事でメンバーから外したあの男か…]

イズァード[そうだ…、そしてその魔戒将はまさに最強]

麟導[ふふふ、面白くなりそうだ]

 

激闘の果てに見事魔戒八人衆を撃退した曜ちゃん達、だけど勝利を喜ぶ8人の背後に1人の影が近く

 

???[ほぉ〜、あの八人を倒したのか?]

ダイヤ[⁉︎ 誰です!]

???[俺の名はキサラギ、最後の魔戒衆だ]

善子[魔戒衆は八人じゃなかったの⁈]

キサラギ[勘違いするな、今の俺は魔戒衆だった男だ、俺はこいつらに魔戒衆としての座を降ろされた、何故か分かるか?俺が余りにも強く危険な魔戒将を有していたからだ…、こいつらは俺の強さを恐れていたのだ]

鞠莉[あれだけ強かった八人が恐れていた?]

キサラギ[そうだ、さあ、ドラゴンフォースを持つ奴はかかって来るがいい、まとめて相手になってやろう!]

曜/梨子[⁉︎]

キサラギ[さあ、かかって来い!]

曜[やるしかないね!]

梨子[うん!早く倒して千歌ちゃんに追いつこう!]

 

オープンTHEフラッグ

 

曜[ダークネスドラゴンワールド]

梨子[スタードラゴンワールド]

 

キサラギ[ドラゴンワールドォ!]

 

 

その頃、千歌は

 

千歌[はぁ…はぁ…、ちょっと、疲れたな…、ううん…疲れたなんて言ってられないよね、皆頑張ってるんだ…、急がないと!]

 

 

千歌[麟導!]

麟導[ついに来たか…ふふふ]

イズァード[まさか本当にここまで来るとはな…]

千歌[イズァード、私が倒す!]

イズァード[ふふふ、我を倒す…か…愚かな]

麟導[まぁ良い、だが、まだその時ではないな、後ろを見るがいい]

 

 

[千歌ちゃん…]

 

千歌が後ろを振り向いた時、ボロボロの皆がいた

 

千歌[みん…な…?]

曜[ごめん、千歌ちゃん…] ドサッ

梨子[私たち…守れなかった…] ドサッ

千歌[⁉︎、曜ちゃん、梨子ちゃん!]

 

麟導[どうやら、目的を果たしたようだな…キサラギ]

キサラギ[ああ、あんたが欲しかった物だ]

 

そう言ってキサラギって人は曜ちゃんと梨子ちゃんのドラゴンフォースのカードを取り出した

 

梨子[うぅ、千歌ちゃん…ドラゴンフォース…取られちゃった]

曜[本当にごめんね…]

ダイヤ[私たちがいながら、不甲斐ないです…]

 

千歌[許さない…、2人のドラゴンフォースを返して!]

キサラギ[それはできないな!]

麟導[ありがとうキサラギ、イズァードよこのドラゴンフォースをお前に捧げよう]

 

そう言って麟導は受け取ったドラゴンフォースをイズァードに差し出した。そしてイズァードは蒼と紫の光に包まれて眠りについた

 

麟導[イズァードの完全復活までもう少しだ、キサラギ彼女のドラゴンフォースも我に捧げよ!]

キサラギ[勿論だ!さあ、俺とファイトだ!]

 

果南[気をつけて、千歌!そいつ、曜と梨子が一緒に戦っても勝てなかった相手だ!]

鞠莉[かなりデンジャラスな奴よ!]

 

千歌[それでも、2人の為に私は戦う!]

キサラギ[行くぞぉ!]

 

オープンTHEフラッグ

 

千歌[ドラゴンワールド]

キサラギ[ドラゴンワールドォ!]

 

キサラギ[俺の先攻!チャージ&ドロー、<ドラゴニックチャージ>ゲージ+2!そして、ゲージ3とライフ2を払い(LP10→8)コール!刮目せよ!これが全ての魔戒将の頂天にして最強最悪のモンスター!<魔戒将 ドラムギレインズ>]

 

 

魔戒将 ドラムギレインズ/サイズ3 /攻10000/防8000/打撃2

[コールコスト]ゲージ3払いライフ2払う、その後デッキから3枚をソウルにする

◼️このカードの能力は無効にならない

◼️[因果の鎧]相手のモンスターとアイテムは可能ならば必ず攻撃する

◼️相手のモンスターとアイテムが攻撃した時、相手にダメージ1!

[貫通][2回攻撃][ソウルガード]

 

 

キサラギ[行くぞ!ドラムギレインズでファイターに攻撃!]

千歌[うわぁ!]LP10→8

キサラギ[ターンエンド]

 

千歌[私のターン、ドロー、チャージ&ドロー、ゲージ1で<太陽の竜バルドラゴン>をライトにコール、さらにゲージ1で<太陽拳バルナックル>、バトル、バルドラゴンで攻撃!自身の効果で攻撃力10000!]

キサラギ[攻撃したな!ドラムギレインズの効果!相手のモンスターが攻撃した時ダメージ1!]

千歌うわぁぁ⁉︎]LP8→7

 

ドラムギレインズ ソウルガード3 →2

 

千歌[貫通!バルナックルの効果で打撃3 ]

キサラギ[がぁぁ!]LP8→5

千歌[ターン…]

キサラギ[おっと、それはできねぇぜ!ドラムギレインズがいる限りお前は攻撃可能なら必ず攻撃しなきゃならねぇ!]

千歌[そんな!バルナックルだけじゃドラムギレインズは倒せない…]

 

果南[かと言って、攻撃しなきゃターンを終われない]

花丸[そして、攻撃すればダメージを受けるずら]

 

キサラギ[そうだ、どの道、破滅しかねぇ!]

千歌[くっ…、バルナックルで攻撃!]

キサラギ[ダメージを受けな!]

千歌[うぁぁ!]7→6

千歌[ターンエンド]

 

キサラギ[俺のターン、ドロー、チャージ&ドロー、くふふ…さあ、本当の絶望はこれからだぜ!<魔戒狂化ズァイン>!]




ドラムギレインズのズァイン化とは⁉︎


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未来の力

キサラギ[<魔戒狂化ズァイン>!ゲージ2払いライフ3 払って(LP5→2)コール!絶望は大きく最強は最狂へ!進化せよ!]

 

 

魔戒将 ドラムギレインズ"ズァイン"/サイズ3 /攻12000/防8000/打撃1

[コールコスト]ゲージ2払いライフ3 払って君のモンスター1枚の上に重ねて、デッキから2枚をソウルに入れる

◼️魔法カードの能力でコールされたらファイトが終わるまでこのカードの能力は無効にはならない

◼️相手のモンスターとアイテムが攻撃した時、攻撃しているカードの数だけ相手にダメージ1!

◼️[因果の運命]相手のエンドフェイズにレストしていない相手のモンスターとアイテムがあればそのカードの数相手にダメージ1!

[2回攻撃][ソウルガード][ライフリンク3 ]

 

 

キサラギ[さらに<魔戒の加護>場の魔戒のモンスター1枚のサイズ分ライフを回復する(LP2→5)]

 

魔戒の加護/魔法/魔戒/回復

君の場のサイズが一番大きいカードを選ぶ、そのカードのサイズの分だけ君のライフを回復する。このカードは1ターンに1枚使える

 

キサラギ[行くぞ!ドラムギレインズ"ズァイン"でバルドラゴンに攻撃!]

 

太陽の竜バルドラゴン 撃破!

 

キサラギ[2回攻撃だぁ!]

千歌[うわぁ!]LP6→5

キサラギ[ターンエンド]

 

千歌[くっ、千歌のターン、ドロー、チャージ&ドロー、ライトに<神速のバルドラゴン>をバディコール(LP5→6)、場にバルドラゴンがいてライフ6以下で<ドラゴンフォース>解放!]

キサラギ[出たか、ドラゴンフォース!]

千歌[<バルサポート>ゲージとライフ+2(LP6→8)、レフトに<バーニングレイピアドラゴン>をコール、バトル!バーニングレイピアとドラゴンフォースで攻撃!合計9000!バーニングレイピアの効果で1ドロー!ドラゴンフォースはスタンド!]

キサラギ[ナメるな!ドラムギレインズ"ズァイン"の効果、攻撃しているカードの数ダメージだぁ!]

 

ルビィ[どういう事?]

ダイヤ[つまり、今千歌さんは2枚のカードで連携したのでカード2枚分…つまりダメージ2を受けると言う事です]

 

千歌[うぁぁぁ!]LP8→6

 

ドラムギレインズ ソウルガード4→3

 

千歌[うぅ…]

キサラギ[攻撃を止めるか?それでもいいぜ、強制攻撃は無くなったが、レストしてないカードの枚数分ダメージを受ける事になるがなぁ!]

 

果南[それって、攻撃してもしなくても意味がないじゃん!]

善子[えげつないわね…]

 

千歌[私は、ドラゴンフォースとバルドラゴンで連携攻撃!]

キサラギ[そう来なくちゃな!ダメージを受けな!]

千歌[くっ!]LP6→4

 

ドラムギレインズ ソウルガード3 →2

 

千歌[ターンエンド…]

 

キサラギ[俺のターン、ドロー、チャージ&ドロー、ふん、バトル!]

千歌[神速のバルドラゴンをセンターに移動!]

キサラギ[ふん!ドラムギレインズでセンターを攻撃!]

 

神速のバルドラゴン 撃破!

 

キサラギ[2回攻撃だぁ!]

千歌[うぁぁ!]4→3

キサラギ[ターンエンド]

 

千歌[強い、勝てないよ…、皆…]

(諦めていいの?)

千歌[誰?]

(あなたに、未来の力を貸してあげる。)

千歌[未来の力?]

(あなたにまだ諦めない意思があるなら、引かせてあげる、使ったらそのカードの記憶は消えちゃうけど、勝ちたいなら引いて)

 

千歌[私の…ターン、ドロー、チャージ&ドロー!<太陽の恵>ゲージ+3 、未来を見据える太陽の輝き!<神化の竜帝 シャインバルソレイユ>!]

 

 

神化の竜帝 シャインバルソレイユ/サイズ3/攻10000防10000/打撃3

<聖帝竜>

[コールコスト]ゲージ3 払い君の場のモンスター2枚までをこのカードのソウルに入れる

◼️このカードはファイナルフェイズ以外に攻撃できない

◼️このカードのカード名は[バルドラゴン]としても使える

◼️このモンスターをレストする、君のカード名に<ドラゴンフォース>を含むカードの打撃を+1して[貫通]を与える

◼️ファイナルフェイズ中このカードのソウルになっているカードの打撃をこのカードの打撃に加える

[2回攻撃][移動][ソウルガード]

 

 

麟導[おお…、これが聖帝竜…美しい!]

 

千歌[シャインバルソレイユは自身をバルドラゴンとしても使える!<バルサポート>ゲージとライフ+2(LP3→5)、シャインバルソレイユをレストしてドラゴンフォースの打撃を+1する!]

 

ドラゴンフォース 打撃2→3

 

千歌[ファイナルフェイズ!シャインバルソレイユはソウルのモンスターの打撃を自分の打撃加える!]

 

シャインバルソレイユ 打撃3→4

 

千歌[シャインバルソレイユとドラゴンフォースで連携攻撃!]

キサラギ[ドラムギレインズの効果!ダメージ2だ!]

千歌[くっ…]LP5→3

 

ドラムギレインズ"ズァイン" ソウルガード2→1

 

千歌[打撃3の貫通!]

キサラギ[うがぁぁ!]LP5→2

千歌[ドラゴンフォースとシャインバルソレイユで2回連携!うぐっ!(LP3→1)]

 

ドラムギレインズ ソウルガード1→0

 

千歌[トドメの貫通!]

キサラギ[お、俺が!負け…ぐぁぁぁぁぁ!!]LP2→0

 

千歌[はぁ…はぁ…、千歌の勝ちだよ!]

 

千歌(ありがとう、未来の私…、私は…勝つよ!)

 

 

 

 




希望を捨てない思いが未来を見せた

提供されたゲスト聖帝竜

神化の竜帝 シャインバルソレイユ

提供元とはコストと効果を一部変更して使用しました。
ゲスト聖帝竜なので次回から千歌ちゃん達の記憶から消えて
聖帝竜をまだ披露していない状態となります。


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最終決戦!千歌vs麟導

物語の前に 魔戒竜イズァードのエラッタを紹介

魔戒竜イズァード/サイズ3/攻7000/防7000/打撃2
[コールコスト]ゲージ3払って場の魔戒のモンスター2枚までをソウルに入れる
◼️[呪縛]ゲージ1払ってライフ2払う、相手のモンスター1枚をこのターンの終わりまで裏向きにする(そのカードは攻撃力0/防御力0/打撃0になり能力を持たないモンスターになる)、その後相手にダメージ1!この能力は1ターンに1回使える
◼️相手のセンターに裏向きのカードがあればセンターを無視してファイターに攻撃できる
[2回攻撃][ソウルガード]


前のは裏向きにして攻/防/打撃を[持たないカードになる]、<モンスターではなくカードになる>なので裏向きのカードに攻撃不可でしたが、
今回は裏向きにして[攻0/防0/打撃0のモンスターになる]に変更しました。モンスターとして存在を残す事で裏向きのカードへの攻撃を可能にしました。

後は[場を離れたものとする]を無くしました


私、高海千歌はドラゴンフォースの力で最後の魔戒将を倒した!そして残るは麟導とイズァードのみ、今、最終決戦が始まる!

 

麟導[まさか、キサラギまで退けるとは…ドラゴンフォースはつくづく素晴らしい!]

 

千歌[麟導!次はあなた達です!]

麟導[ふふふ…そうだな、イズァードよ、そろそろ目を醒ますがいい、私達の番だ]

 

その言葉の後にイズァードは閉じていた翼を広げ、目を醒ます

 

イズァード[ふふふ、あの男が時を稼いだおかげで力が馴染んできたぞ…]

麟導[ではそろそろ始めるとしよう、最後の決戦を!]

 

果南[千歌、これがおそらく最後の戦いになるよ]

ダイヤ[雷花さんの為にも、負けられない戦いです、ご武運を]

鞠莉[berry hardな戦いになるかもだけど、ファイトよ!]

ルビィ[千歌さん…、頑張ってください!]

花丸[千歌さんはまる達の希望ずら!]

善子[千歌さん、ヨハネの…、ううん、私達の力をぶつけてください]

梨子[千歌ちゃん、戦ってるのは千歌ちゃんだけじゃない、私達も一緒だからね!]

曜[千歌ちゃん!完全勝利ヨーソローだよ!私達の分まで頑張って!]

 

千歌[皆…、曜ちゃん、梨子ちゃん、うん!勝つよ、私!勝って私達の輝きを取り戻す!]

 

麟導[では、行くぞ!バディファイトだ!]

 

オープンTHEフラッグ!

 

千歌[ドラゴンワールド]

麟導[魔戒竜域]

 

千歌[私の先攻、チャージ&ドロー、ライトに<神速のバルドラゴン>をバディコール(LP10→11)、ゲージ1で<太陽拳バルナックル>を装備!バトル、神速のバルドラゴンで攻撃!攻撃時、相手のセンターが空いてればライフ+1(LP11→12)、さらにバルナックルで打撃3!]

麟導[うぐっ!]LP10→7

千時[ターンエンド]

 

麟導[私のターン、ドロー、チャージ&ドロー、レフトに<魔戒従者(イズァード・プリースト) アムザス>、ライトに< 魔戒従者(イズァード・プリースト)ロドミニク>]

 

魔戒従者(イズァード・プリースト)アムザス/サイズ1/攻3000/防3000/打撃1

このモンスターが登場した時デッキから1枚ゲージに置く

[移動]

 

魔戒従者(イズァード・プリースト)ロドミニク/サイズ1/攻2000/防4000/打撃2

このモンスターが登場した時カードを1枚引く

[貫通]

 

麟導[アムザスの登場でゲージ+1、ロドミニクの登場で1ドロー、そして、ライフ2払い(LP7→5)発動!<魔戒竜降臨術>]

 

魔戒竜降臨術/魔法

君の場に魔戒のモンスターが2枚以上あるなら使える

[使用コスト]ライフ2払う

君のデッキの中からサイズ3の魔戒のモンスターをコールコストを払ってコールできる

 

麟導[このカードの効果で、ゲージ3払い、2体のモンスターをソウルにしてバディコール(LP5→6)!<魔戒竜 イズァード>!]

 

善子[出た!]

果南[魔戒竜イズァード…!]

 

麟導[さらにゲージ1払い、<魔戒結界 ザ・ヒーリング>を設置]

 

魔戒結界ザ・ヒーリング

[設置]

[使用コスト]ゲージ1払う

君の場にカード名に<イズァード>を含むモンスターがいれば君のライフ+2!この能力は1ターンに1回使える

 

麟導[ゲージ1とライフ2払い(LP6→4)、イズァードの呪縛発動!神速のバルドラゴンを裏向きにする]

 

神速のバルドラゴン 呪縛!(攻0/防0/打撃0)

 

ダイヤ[これで、バルドラゴンの移動が無効にされてしまいましたわ…]

 

麟導[そしてダメージ1だ]

千歌[うぁ!]LP12→11

麟導[魔戒結界ザ・ヒーリングの効果でライフ+2(LP4→6)、そして魔戒の竜の力見るがいい、ライフ6以下で場にイズァードがいれば、ライフ1払って(LP6→5)、解放!]

千歌[まさか…⁉︎]

麟導[<魔戒のドラゴンフォース>解放!!]

 

その時、麟導の全体を黒に近い青紫の光が包み込む

 

魔戒のドラゴンフォース/攻6000/打撃2

[解放条件]君のライフが6以下で場にカード名に[イズァード]を含むモンスターがいる

[装備コスト]ライフ1払う

◼️君の場のサイズ3の魔戒のモンスター全ては[移動]を得る

◼️このカードが攻撃した時、裏向きの相手のカードがあればライフ+1して打撃+1!

◼️このカードは破壊されず手札とデッキに戻せず、能力は無効にならない

 

 

麟導[バトル、ドラゴンフォースの効果でイズァードをライトに移動、イズァードでファイターに攻撃!]

千歌[うわぁ!]LP11→9

麟導[イズァードよ2回攻撃!]

千歌[わぁぁ!]LP9→7

麟導[ドラゴンフォースで攻撃、相手の場に裏向きのカードがあれば、ライフ+1(LP5→6)、そして打撃3になる!]

千歌[うわぁぁ!]LP7→4

麟導[ふふふ、ターンエンド]

 

神速のバルドラゴン 解呪

 

千歌[私のターン、ドロー、チャージ&ドロー、レフトに<ソルワイズドラゴン>をコール]

 

ソルワイズドラゴン/サイズ1/攻4000/防1000/打撃2

 

千歌[行くよ!<ドラゴンフォース>解放!バトル]

麟導[イズァードをセンターに移動]

 

千歌[ドラゴンフォースとソルワイズドラゴンで連携!ソルワイズの効果でライフ+1(LP4→5)]

 

イズァード ソウルガード2→1

 

千歌[バルドラゴンとドラゴンフォースで連携!]

麟導[キャスト、<魔戒四方陣>イズァードを場に残す!]

千歌[ターンエンド]

 

麟導[私のターン、ドロー、チャージ&ドロー、<魔戒闘気>ゲージ+3]

 

魔戒闘気

君の場にサイズ3のモンスターがいれば使える

君のデッキから3枚をゲージに置く、その後デッキから3枚ドロップゾーンに置く

 

麟導[イズァードよ、己が力を持って仇なす者達を消しされ!<魔戒狂化ズァイン>!ゲージ2払いイズァードを魔戒狂化!]

 

 

魔戒竜イズァード"ズァイン"/サイズ3/攻10000/防10000/打撃2

[コールコスト]ゲージ2払い君の場のカード名に[イズァード]を含むモンスターの上に重ねる

◼️このモンスターが魔法カードの能力で登場した時デッキから1枚ゲージに置き、カードを1枚引く

◼️[呪縛]ゲージ1払いライフ2払う、相手のモンスター1枚を裏向きにする(そのカードは攻撃力0/防御力0/打撃0になり能力を持たないモンスターになる)、その後このモンスターの打撃+1!この能力は1ターンに1回使える

◼️このモンスターが破壊された時君のデッキからカードを1枚を手札に加える、その後君のデッキから5枚をドロップゾーンに置く

[2回攻撃][ソウルガード]

 

麟導[さあ、イズァードよ!絶望を与えよう!]




次回、決着!


まさか連載50話ちょうどにイズァード戦に入るとは…、奇跡だよ!


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最終決戦!聖帝竜vs魔戒竜神

千歌の家 客間

 

雷花[う、うーん…はっ!イズァード!]ガバッ

 

シーン

 

雷花[あれ?私は…、⁉︎何ですか?このバカでかい禍々しい邪気は…、千歌さん!皆さん…!行かなければ!]タタタッ

 

 

千歌[くっ]LP5

麟導[イズァード"ズァイン"の登場時、1チャージ&1ドロー]LP5

 

麟導[私は手札から<魔戒従者(イズァード・プリースト)アリザーラ>をイズァードのソウルに入れる

 

魔戒従者(イズァード・プリースト)アリザーラ/サイズ1/攻2000/防1000/打撃1

◼️[起動]手札のこのカードをカード名に<イズァード>とあるモンスターのソウルに入れる

◼️このカードがソウルにあるなら君の[呪縛]で払うゲージを1少なくする

◼️ソウルのこのカードは効果でドロップゾーンに置けない

 

イズァード"ズァイン" ソウル2→3

 

麟導[魔戒結界ザ・ヒーリングの効果でライフ+2(LP5→7)、そしてライフ2払い(LP7→5)、イズァード"ズァイン"の呪縛!神速のバルドラゴンを再び呪縛!]

 

神速のバルドラゴン 呪縛!

 

麟導[そしてイズァードの打撃+1]

 

魔戒竜イズァード"ズァイン" 打撃2→3

 

麟導[バトル、イズァード"ズァイン"でファイターに攻撃!]

千歌[うわぁぁぁ!]LP5→2

麟導[イズァードよ、2回攻撃!]

千歌[キャスト!<太陽の盾>攻撃無効!ゲージとライフ+1(LP2→3)]

麟導[ドラゴンフォースで攻撃!]

千歌[キャスト<緑竜の盾>攻撃無効、ライフ+1(LP3 →4)]

麟導[耐えたか、だが苦しいな…、ターンエンド]

 

バルドラゴン 解呪

 

善子[何とか耐えたけど、厳しいわね]

鞠莉[そうね、しかも千歌の手札も少ない…かなり厳しいわ]

 

千歌[私のターン、ドロー、チャージ&ドロー、レフトに<ブラックドット>をコール]

 

ソルワイズドラゴン 生滅

 

千歌[バトル]

麟導[イズァード"ズァイン"をセンターに移動]

千歌[ドラゴンフォースとブラックドットで連携攻撃!合計10000!]

 

イズァード"ズァイン" ソウルガード3→2

 

千歌[ドラゴンフォースとバルドラゴンで連携攻撃!]

 

麟導[キャスト <イズァードの盾>攻撃を無効にしてライフ+2(LP5→7)]

 

魔戒竜シールド イズァードの盾

[対抗]相手の攻撃を無効にする、君の場にカード名に[イズァード]を含むモンスターがいればライフ+2

 

千歌[ターンエンド…!]

 

麟導[私のターン、ドロー、チャージ&ドロー、魔戒結界ザ・ヒーリング、ライフ+2(LP7→9)、イズァードの呪縛!(LP9→7)]

 

神速のバルドラゴン 呪縛

 

麟導[イズァードの打撃は3になる、バトル]

千歌[その前に、メインフェイズ終了時にキャスト!<ドラゴポンド>ブラックドットを指定!]

麟導[バトル、イズァードをライトに移動]

千歌[ブラックドットをセンターに移動]

麟導[イズァードよ、ブラックドットに攻撃!]

千歌[ドラゴポンドの効果、ブラックドットを場に残して、ライフ+2(LP4→6)!]

麟導[ほう…、イズァードでブラックドットに2回攻撃!]

 

黒点の竜ブラックドット 撃破!

 

麟導[ドラゴンフォースで攻撃!]

千歌[うぁぁぁ!]LP6→3

麟導[ターンエンド]

 

神速のバルドラゴン 解呪

 

果南[強い、これじゃ勝てない…]

曜[もう、見てられないよ…!]

梨子[曜ちゃん!果南さん!千歌ちゃんは頑張ってる…私達のこの世界の為に!私達が千歌ちゃんを信じないでどうするの⁉︎]

曜/果南[梨子(ちゃん)…]

花丸[梨子さんの言う通りずら!]

ダイヤ[私達はただ、千歌さんを信じていれば良いのです!]

鞠莉[千歌はまだ、諦めていない]

ルビィ[千歌さん…!]

 

千歌[私のターン、ドロー、チャージ&ドロー!来た!闇を打ち消す眩き太陽の輝き!<太陽の竜帝 バルドラグーン>!]

 

 

太陽の竜帝 バルドラグーン/サイズ3/攻11000/防6000/打撃2

<聖帝竜>

[コールコスト]ゲージ2払い場の太陽竜のモンスター1枚以上をソウルに入れる

◼️このカード名は<バルドラゴン>としても使える

◼️このモンスターはファイナルフェイズ以外で攻撃できない

◼️このカードをレストする相手のモンスター1枚を破壊する

◼️君のファイナルフェイズ中、このカードがカード名に<ドラゴンフォース>を含むアイテムと連携した時、そのカードは[貫通]を得る

[貫通][2回攻撃][ソウルガード]

 

 

麟導[おお、これが聖帝竜!美しい!]

千歌[このカードはバルドラゴンとしても使える。<バルサポート>ゲージとライフ+2(3 →5)、さらにバルドラグーンをレストして魔戒竜イズァード"ズァイン"を破壊する!]

麟導[何…だと⁉︎]

 

魔戒竜イズァード"ズァイン"破壊!

 

麟導[くっ、イズァードの破壊でデッキから1枚手札に加える、そしてデッキ5枚を捨てる]

千歌[ファイナルフェイズ!バルドラグーンとドラゴンフォースで連携攻撃!]

麟導[ぐぁぁぁ!]LP7→3

千歌[これで!バルドラグーンとドラゴンフォースで2回攻撃!]

麟導[う、ぐぁぁぁ!]LP3→0

 

8人[やったー!]

 

麟導[私が、負けるだと…!]

イズァード(愚かよのう、麟導)

麟導[イズァード…、私は、愚かか?]

イズァード(ああ、お前の戦いは終わりを告げた…、ここからは我だけの戦いだ…)

麟導[何?どういう事だ…!]

イズァード(お前はお役ごめんと言う事だ、貴様の身体は我が使おう)

麟導[何を言っている!お前を復活させたのは、私だぞ!]

イズァード(だから愚かだと言うのだ!人が神を使おうなどと、自分の愚をわきまえろ!貴様はこれから我が使う!)

麟導[まて!イズァード!私は、うぁぁぁ!]

 

麟導のライフが0になった時、さらに禍々しいオーラが麟導を包み込みイズァードが麟導の身体に入っていく、そして麟導はイズァードのような鎧を纏った

 

麟導[我のライフが0になった時、ゲージ3を払い変身する!この身体をイズァードの器にこの姿はまさに神!<魔戒竜神 イズァーロード>]

 

魔戒竜神 イズァーロード/サイズ4/攻13000/防10000/打撃2

◼️君はモンスターをコールできず、このカードは破壊されず手札とデッキに戻せず能力は無効にならない

◼️[禁呪縛]君のライフが5以下でゲージにカードが無い時、相手のモンスターとアイテムを全て裏向きにする(裏向きのモンスターとアイテムは攻撃力0/防御力0/打撃0になり能力を持たないカードになる)

◼️君のアタックフェイズ開始時、裏向きの相手のカード1枚を破壊する

◼️連携攻撃で君が受けるダメージを2減らす

[変身](君のライフが0になったらゲージ3 払い君のライフを5にして手札のこのカードを装備する)

[2回攻撃]

 

麟導 LP0→5

 

千歌[そんな…倒したと思ったのに…、ターンエンド]

 

麟導[我のターン、ドロー、チャージ&ドロー、イズァーロードの力を受けよ!禁呪縛!]

 

9人[禁呪縛⁉︎]

 

麟導[相手のモンスターとアイテム全てを裏向きにする!]

千歌[全て⁉︎]

 

バルドラグーン ドラゴンフォース 呪縛!

 

千歌の紅いドラゴンフォースが色を無くして白くなった

 

麟導[アタックフェイズ!イズァーロードの効果、裏向きの相手のカードを1枚破壊する、これだけの力があればもうそのドラゴンフォースに用は無い、裏向きのドラゴンフォースを破壊する!]

 

ドラゴンフォース 消滅!

 

千歌[そんな…ドラゴンフォースが…消えた…]

 

麟導[破壊されず手札とデッキに戻らないドラゴンフォースも、裏向きにされてしまえば、何もできない…、それは聖帝竜とて同じ事…、バトルだ、イズァーロードでレフトに攻撃!]

 

太陽の竜帝バルドラグーン 撃破!

 

千歌[そんな、聖帝竜まで…!]

麟導[イズァーロードで2回攻撃!]

千歌[うぁぁぁ]LP5 →3

麟導[これで太陽は沈んだ…ターンエンド]

 

千歌[私のターン…、ドロー、チャージ&ドロー、……くっ!ターン…エンド…]

 

麟導[我のターン、ドロー、チャージ&ドローはしない、バトルだ、イズァーロードで攻撃]

千歌[うぁぁぁ]LP3→1

麟導[人間にしてはよく耐えた、だがこれで終わりだ、この魔戒竜神の力で敗北する事を光栄に思うがいい]

 

千歌[ごめん、皆…、千歌はここまでみたい…本当に…]

 

[千歌さん!!]

 

聞き覚えのある声に呼ばれて、千歌は後ろを振り返る、そこには雷花ちゃんの姿があった

 

千歌[雷花…ちゃん…?…雷花ちゃん!]

雷花[ここで諦めていいのですか?千歌さん]

千歌[無理だよ、ドラゴンフォースも消えて、聖帝竜までやられて、できる事なんてもう何もないよ…]

雷花[千歌さん、私言いましたよね?聖帝竜はその人の意思で姿と形を変えると、私は信じています。千歌さんが勝つ事を、私達の中にある希望が千歌さんを勝利へ導くと!私は信じています。]

千歌[雷花ちゃん…]

 

曜[雷花ちゃんだけじゃないよ!私も信じてる!]

梨子[私も信じてるわ!]

果南[私だって信じてるよ!]

ダイヤ[私も信じておりますわ!]

鞠莉[アイビリーブ!千歌!]

ルビィ[私も信じてます!]

花丸[まるも信じているずら!]

善子[私もヨハネも信じてるわ!千歌さん!]

 

千歌[皆も…]

 

麟導[別れはもう済んだか?終わりだ、イズァーロードで攻撃!]

 

イズァーロードが最後の攻撃をした時、皆の聖帝竜の光が千歌の残りの1枚の手札のカードに集まる、そして新たな輝きが発現する!

 

千歌[私は…負けない!私は手札のカード効果を発動!攻撃を無効にする!]

麟導[何⁉︎]

千歌[そして、ゲージ2枚以上全て払って、ライフ+4(LP1→5)!そして変身!]

麟導[何だと⁉︎]

 

希望の竜帝 シャイニングロード/サイズ4/攻12000/防10000/打撃2

<聖帝竜>

◼️このカードはファイナルフェイズ以外で攻撃できない

◼️このカードをレストするこのターン中このカードの攻撃を無効にできずダメージは減らない

◼️君のファイナルフェイズ終了時、君のライフが5以上なら使える、君のライフを1にして手札とデッキのカードを全てドロップゾーンに置く、君はファイナルフェイズをもう1度行える!

[2回攻撃][貫通][変身](相手によってライフが0になるダメージを受ける時、その攻撃を無効にしてゲージ2枚以上払い君のライフを+4して手札のこのカードを装備する)

 

麟導[まさか、こんな事が…⁉︎]

千歌[希望の竜帝は私自身が聖帝竜になる事!このファイト、皆の為にも絶対に負けられない!私のターン!ドロー!チャージ&ドロー!私をレスト、このターンの間私の攻撃は無効にできずダメージは減らない!ファイナルフェイズ!聖帝竜スタンド、希望の聖帝竜シャイニングロードで攻撃!]

麟導[ぐぁぁぁッ]5→3

千歌[シャイニングロードで2回攻撃!]

麟導[キャスト!<魔戒呼法 ヤミマシ>ライフ+2()LP3→5!]

千歌[それでもダメージは通る!]

麟導[うぐぅぅ!]LP5→3

麟導[だがこれで、虚しくもターンは終わりだ!]

千歌[まだだよ!シャイニングロードの効果、ファイナルフェイズ終了時、私のライフが5以上ならライフを1にして、手札とデッキを全て捨てる!ファイナルフェイズをもう1度行える!] LP1

麟導[何だと!?]

 

千歌[ファイナルフェイズ!聖帝竜はスタンド!シャイニングロードで攻撃]

麟導[グォォォォ!]LP3→1

千歌[シャイニングロードの2回攻撃!これでトドメだーーー!シャイニング ホープ フォース!]

麟導[ガァァァァァ!!!]LP1→0

 

イズァーロード[バカな⁉︎我が…敗れるなど⁉︎ふはははは…!だが今の我はドラゴンフォースの力を取り込み完全体となっている!もはや、聖帝竜の力を持ってしても今の我は封印できぬ!]

 

雷花[そんな…⁉︎]

千歌[封印の必要はないよ、雷花ちゃん!]

雷花[え?]

千歌[希望の竜帝シャイニングロードは絶望と闇を完全に断ち切る聖帝竜]

 

そう言って千歌はシャイニングロードの力を纏ったままイズァーロードに触れる、その時、イズァーロードと麟導は分離した。

 

千歌[今のイズァーロードは闇と絶望の塊、だから…]

イズァーロード[バカな!や、やめろ!我は!チクショーー!]

 

そしてイズァーロードは光に包まれ、完全に消滅した。そして、内浦や、沼津、静岡を完全に覆っていた薄暗い結界がゆっくりと確実に消えていった…そして、聖帝竜の光も…

これで戦いは、完全に終わった!

 

8人[千歌(ちゃん)(さん)!!]

千歌[皆〜!!]

 

 

 

それから、1週間後… 空港

 

千歌[本当に帰っちゃうの?]

雷花[はい、今までありがとうございました。]

曜[もう少し居てもよかったんだよ?]

雷花[それでも、役目は済みましたから]

梨子[それより、本当に良かったの?お見送り、私達3 人だけで]

雷花[はい、皆で来られると、お別れが辛くなりますから…]

麟導[君達にも、色々と迷惑をかけたね…]

千歌[麟導…さん]

雷花[麟導さん、彼もまた魔戒竜神に知らずのうちに操られていた人です。これからは、私達、神凪の一族に使えると反省してますから、一緒に連れて行きます。]

麟導[梨子さん、曜さん、君達にこれを]

 

麟導は梨子ちゃんと曜ちゃんにカードを差し出した、それは、2人の

ドラゴンフォースのカードだった

 

麟導[改めて君達に返すよ、僕にはもう必要ないからね]

雷花[そろそろ時間ですね、行きましょう]

麟導[はい、雷花さん]

千歌[雷花ちゃん!また来てよ!また内浦に遊びに来てね!]

雷花[はい!]

 

 

さよなら、雷花ちゃん…、この戦いは私達を大きく成長させてくれた。さよなら、また会う日まで…!

 




魔戒竜神 編 完


気がつくと役5500文字、自分の小説史上最多文字数を記録しました

若干長くなりましたが、最終決戦らしいファイトになっていますでしょうか?

魔戒竜神 編は完結しましたが、魔戒に限らずオリカの募集を続けますので、今後ともよろしくお願いします。

因みにロードは、主君など 王 を意味するよ


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スクール バディ フェスティバル 編
スクール バディ フェスティバル開催!


7月、私達の学校は夏休みに入りました。そして私達Aqoursは再び東京に来ています!どうしてかって?それは、この夏、日本全国のスクール バディチームが集まるバディファイトの大イベント!その名も<スクールバディフェスティバル>通称スクフェス、バディフェスとも呼ばれている大会イベントに参加する為です!

 

東京 秋葉原 会場

 

千歌[東京に来た〜!]

梨子[もう、千歌ちゃん!いちいち叫ばなくていいから…]

曜[あはは、東京って3 ヶ月ぶりだからね〜]

果南[えーと、確か絵里さんから参加状もらったんだよね?]

ダイヤ[ええ、そうですわ]

花丸[その時以来ず…だね]

ルビィ[うん、また絵里さんに会えるかな?]

鞠莉[どうかしら、会えるといいわね]

善子[ヨハネ、東京に再臨!]

梨子[よっちゃんも、いちいちいいから…]

千歌[梨子ちゃん、会場の場所わかる?]

梨子[ちょっと見せて、…、ああここね〜、わかるよ、皆案内するね]

ダイヤ[さすが梨子さんですね]

 

 

スクフェス メイン会場

 

曜[おお〜、広いね〜]

果南[てか、ここにいる子達、全員スクールバディチームなの?]

ルビィ[凄い多いです…]

 

???[やはり、あなた達も参加するようですね]

鞠莉[あなた達は…ウェーブ!]

美蓮[久しぶりね、Aqoursの皆さん]

果南[美蓮、久しぶりだね]

ダイヤ[ウェーブの皆さんも参加するんですの?]

沙乃[ええ、この大会で次は勝つ]

夕里[沙乃ちゃん、張り切ってる、美蓮ちゃんもあなた達が参加するかもって張り切ってたから、2日前からね]

美蓮[ゆ、夕里さん!余計な事言わないで!]

ダイヤ[大丈夫です、私達も今、ワクワクしてますわ]

果南[うん!私も]

鞠莉[ワクワクね!]

美蓮[あ…、ふふふ、私達もワクワクしますわ]

沙乃[私も、ワクワク]

夕里[ふふふ!]

美蓮[ですが、あなた達と戦うのはもう少し後になりそうですね]

果南[どういう事?]

美蓮[あなた達とはまた、大舞台でファイトしたい、と言う事ですわ]

ダイヤ[美蓮さん、私達も同じ思いです。]

沙乃[美蓮、そろそろ…]

美蓮[ええ、では私達は行きますわ、大舞台で会いましょう]

果南[うん、またね]

 

千歌[なんか、変わったねウェーブの人達]

鞠莉[そうね、でもあれがあの子達の素なのかもね]

梨子[あ、そろそろイベント開始の時間よ]

善子[私達も行きましょう]

 

??[おーい、千歌さん、皆!]

千歌[あ!絵里さん!]

絵里[久しぶりね、Aqours]

Aqours[お久しぶりです!]

???[この子達なん?エリチが見込んだ子達って]

絵里[ええそうよ、希]

希[初めまして、ウチ 東條 希 や、よろしくな!]

千歌[東條 希 さん⁉︎あのμ'sの⁉︎]

ルビィ[本物だ〜!]

花丸[凄いずら!]

希[うふふ、元μ'sやけどな]

絵里[私達このスクフェスの運営側だから、司会も任されてるのよね]

ダイヤ[それで、私達のスクフェスの参加状を用意できたわけですか]

絵里[ええ、実を言うと各地で行われている、スクールバディチームを対象にした大バディ祭などのイベントを開催するのもこう言った超大型イベントに参加する有力チームをスカウトする目的もあるの]

希[まぁ、スカウトされなくても参加したいチームは公式サイトに登録すればどのスクールバディチームも参加できるけどな]

梨子[そうなんですね]

希[エリチ、開催式始まるで]

絵里[そうね、それじゃ私達はもう行くわね]

希[それじゃ皆、頑張ってな]

 

イベント開催式

 

絵里[スクールバディチームの皆さん、参加していただきありがとうございます。このスクールバディフェスティバルはバディファイトのインターハイでもあります。皆さんの健闘と素晴らしいファイトを期待しています。それでは、スクールバディフェスティバル!開催します]

 

希[では大会の概要とルールを説明するで、概要は、大会開始時に皆さんのチームにスターを配ります。基本はこのスターをかけてファイトしていただきます。スターはたまに道など他の場所に隠されている場合もあります。皆さんには、こちらでアナウンスがあるまでは、このスターを奪い合ってもらいます。その他のルールはこちら!皆さん健闘を祈ってるでー!]

絵里[では、リアルバディファイトヴィジョン展開!皆さんの健闘を!解散!]

 

スクフェスのルール

 

1.会場は東京都千代田区の秋葉原・神田・神保町 全域

 

2.大会中チームでの自由行動はできるが、会場となっている地区を離れると失格

 

3 .バディファイト以外の方法で相手からスターの受け渡しはできない(暴力、脅迫や恐喝などなど、該当する行為を見かけたら見回りをしている運営スタッフが止めに入ります。)

 

4.禁止区域やファイトが認められてない建物などの場所ではファイトしない(建物内でのファイトをしたい場合はその建物の職員や大会運営スタッフに許可を得てからファイトするように)

 

6.ルールを守って楽しくファイト!(ファイトにおける不正を見かけた場合、運営スタッフが途中中断する可能性があります。)

 

7.リアルバディファイトヴィジョンが展開されていない時間帯でのファイトではスターの受け渡しはできない

 

 

遂に、スクールバディフェスティバル(スクフェス)が始まった。




今回から新章突入!


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スクフェス 初ファイト

遂に、スクール バディ フェスティバルが始まった

 

千歌[絵里さん、希さん!]

絵里[あら、千歌さん達、どうしたの?]

ダイヤ[折り入って頼みがあるのですが]

希[頼み?]

千歌[はい、私達9人グループなんですけど、三人ずつに別れて行動してもいいのかな〜って…それなら、スター集めも楽かなって]

梨子[さすがに無理なんじゃないですか?]

絵里[うーん、そうね〜、ちょっと上に聞いてみるわね、待ってて]

 

絵里[もしもし、絢瀬です。Aqoursという9人グループのチームのことなんですけど…]

 

希[君達の事はエリチから聞いてるで、特に高海千歌ちゃん?]

千歌[はい!]

希[ファイトでエリチに勝ったんやってな、ウチもファイトしてみたいわ〜]

千歌[なら今からでも]

希[今はイベント中やからできひんよ]

千歌[ですよね〜]

 

絵里[確認取れたわよ]

希[先輩なんやて?]

絵里[別れて行動してもいいそうよ]

ダイヤ[本当ですか⁉︎]

絵里[ただし、三人1組で行動し、1組で獲得できるスターは1日5個までよ、全組み5個集まったら一旦集まって次の日までファイトはつつしむように、だそうよ]

千歌[わかりました!ありがとうございます。]

 

希[なぁ、エリチ]

絵里[何?]

希[あの千歌ちゃんって子、あの子に似てるな]

絵里[そうね、本当似てるわ]

 

 

ダイヤ[それでは、許可も取れたところで、組み分けをしましょう]

ルビィ[組み分けってどうするの?]

果南[無難にジャンケンとか?]

花丸[それでいいずら]

鞠莉[じゃあ行くわよ]

9人[ジャンケン…ポン!]

曜[アイコだね]

千歌[もう一回やるよ]

9人[ジャンケン…ポン!]

 

しばらくして

 

グループA

千歌、果南、ルビィ

 

グループB

曜、ダイヤ、花丸、

 

グループC

梨子、鞠莉、善子

 

千歌[それじゃ、行こうか!]

果南/ルビィ[うん!]

 

最初の相手

 

モブチームA

 

千歌[最初は千歌が行くよ!]

 

オープンTHEフラッグ

 

千歌[ドラゴンワールド]

モブ沢[ドラゴンワールド]

 

千歌[私のターン、チャージ&ドロー、ライトに<黒点の竜 ブラックドット>、レフトに<フレアファングドラゴン>をコール、1ゲージ1ドロー!バトル、ブラックドットで攻撃]

モブ沢[あぅぅ]LP10→9

千歌[ターンエンド]

 

モブ沢[私のターン、ドロー、チャージ&ドロー、ゲージ2とライフ2払って(LP9→7)コール、<動乱竜 コミッションドラゴン>デッキの上からソウルイン]

 

 

動乱竜コミッションドラゴン/サイズ3/攻7000/防7000/打撃2

[コールコスト]ゲージ2払いライフ2払う、デッキから1枚をソウルに入れる

◼️アタックフェイズ開始時、相手のレフトかライトのモンスター1枚を破壊する

◼️このモンスターが破壊された時、君のデッキの上から1枚をゲージに置く

[3 回攻撃][ソウルガード]

 

 

モブ沢[バトル、コミッションドラゴンの効果でブラックドットを破壊する!]

 

黒点の竜ブラックドット 撃破!

 

千歌[くっ]

モブ沢[コミッションドラゴンでファイターに攻撃]

千歌[うぁぁ]LP10→8

モブ沢[コミッションドラゴンの2回攻撃!]

千歌[うわぁ!]LP8→6

モブ沢[3 回攻撃!]

千歌[あぁぁ]LP6→4

モブ沢[ターンエンド]

 

果南[千歌のライフが一気に6減った⁉︎]

ルビィ[あの人、強い]

 

千歌[千歌のターン、ドロー、チャージ&ドロー、ライトにコール、ゲージ1で<太陽の竜バルドラゴン>、ゲージ2払い<ドラゴンフォース>解放!バトル、ドラゴンフォースとフレアファングで連携!]

 

動乱竜コミッションドラゴン ソウルガード1→0

 

モブ沢[コミッションドラゴンの効果でゲージ+1]

千歌[バルドラゴンとドラゴンフォースで連携攻撃!]

 

動乱竜コミッションドラゴン 撃破!

 

千歌[貫通!]

モブ沢[いあぁぁ!]LP7→5

モブ沢[ゲージ+1]

千歌[ターンエンド]

 

モブ沢[私のターン、ドロー、チャージ&ドロー、ライトに<サウザンドレイピアドラゴン>をコール!バトル、サウザンドレイピアでファイターに攻撃!]

千歌[キャスト<ドラゴンシールド 太陽の盾>ゲージ+1ライフ+1]LP4→5

 

モブ沢[ファイナルフェイズ!ゲージ2でサウザンドレイピアをコストに必殺コール!]

 

サウザンドレイピア"アメイジングフェンシング"

サイズ2/攻8000/防5000/打撃2

[コールコスト]ゲージ2払いサイズ1のモンスター1枚をドロップゾーンに置く

◼️このカードの[コールコスト]でドロップゾーンに置かれたカードの打撃をこのモンスターの打撃に加える

 

 

モブ沢[サウザンドレイピアの効果、コールコストになったカードの打撃をこのカードの打撃に加える、サウザンドレイピアの打撃は2よって必殺モンスターの打撃は4になる、必殺モンスターで攻撃!アメイジングフェンシング!!]

 

千歌[うわぁぁぁ!]LP5→1

モブ沢[ターンエンド]

 

千歌[私のターン、ドロー、チャージ&ドロー!バトル、バルドラゴンで必殺モンスターに攻撃!自身の効果で、攻10000!]

 

サウザンドレイピア"アメイジングフェンシング" 撃破!

 

千歌[貫通!]

モブ沢[うわぁ!]LP5→3

 

千歌[ファイナルフェイズ!ゲージ3払いバルドラゴンをソウルにして必殺コール!いけー!必殺モンスターで攻撃!バルバーストスマッシャー!!]

 

モブ沢[いやぁぁぁぁ!]LP3→0

 

千歌[勝った〜!まずはスター1個ゲットだよ!]

 

 




千歌 まずは1勝!

今回から、たまに既にあるモンスターを必殺モンスターにしていきます。たまにね
勿論、オリカも出しますよ


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水玉の魔王

グループB

 

私達は3つのグループに別れて3人1組ので行動している、私達グループBは、私、渡辺 曜とダイヤさんと花丸ちゃんで行動している

 

曜[千歌ちゃん達大丈夫かなぁ〜]

ダイヤ[大丈夫ですわよ、あの子達には果南さんが付いてますから]

花丸[善子ちゃん達には東京に詳しい梨子さんが付いてるずら]

曜[そうだね、心配ないか]

 

ダイヤ[にしても周りを見れば、ファイトをしている人が結構いますね、考えられない光景です]

花丸[ファイトしてる人達、皆参加者だから凄いずら]

曜[だね〜、私達もファイトしてスター集めないとね]

 

曜[あの〜、すいません、私達とファイトしてくれませんか?]

モブ[ファイトですか?いいですけど、今メンバーの1人が迷子になってまして、後でもいいですか?]

ダイヤ[そうなのですか?それは大変ですわね]

モブ2[あの子、私達と違って東京は初めてだから…]

花丸[心配ですね…]

 

曜[それじゃ、私達も一緒に探そうよ!]

モブ[え⁉︎]

曜[私達も一緒に探して、その後でファイトするならいいでしょ]

ダイヤ[よ、曜さん、私達にはそこまでする義理はありませんわ!]

曜[そういえば前に鞠莉さんから聞いたんですけど、ダイヤさんも昔、東京で迷子…]

ダイヤ[全力で探して見つけますわよ!花丸さん!]

花丸[ずら⁉︎]

モブ[ありがとうございます!私、スワナミと申します。]

モブ2[私はアオキです]

曜[私は渡辺 曜]

ダイヤ[黒澤ダイヤです]

花丸[国木田 花丸です。]

スワナミ/アオキ[よろしくです]

曜[じゃあ、探そうか]

 

しばらく探して…

 

服屋

少女[ああ〜、欲しい服があって良かった〜、かわいい服もいっぱいあって満足〜]

???[満足?へ〜満足なの〜?]

少女[ビクッ、あ、ああ…あ、アオキ先輩…]

???[オシノちゃ〜ん!]

オシノ[スワナミ先輩⁉︎]

スワナミ[もー、どこにいたの〜!探したんだから!]

オシノ[ご、ごめんなさい…]

アオキ[まったく、いなくなるなら一声かけなさい]

オシノ[ごめんなさい]

曜[えーと、見つかって良かったね]

ダイヤ[あまり役には立っていませんでしたが]

花丸[ずら]

スワナミ[そんなことないよ、一緒に探してくれてありがとう]

アオキ[オシノも礼をしろ]

オシノ[迷惑かけてすみません、ありがとうございます。]

曜[いゃ、いいよ]

スワナミ[そう言えば、ファイトでしたね、お礼に受けて立ちます。]

曜[うん!]

 

オープンTHEフラッグ

 

曜[ダークネスドラゴンワールド]

スワナミ[ダンジョンワールド]

 

曜[私のターン、チャージ&ドロー、<黒き同伴者 べフェゴル>、バトル、ベフェゴルで攻撃!]

スワナミ[きゃぁ!]LP10→7

曜[ターンエンド]

 

スワナミ[私のターン、ドロー、チャージ&ドロー、相手と私のライフの差が3以上ならライフ1払って(LP7→6)センターにコール、<水玉の魔王アスラクロ>]

 

水玉の魔王 アスラクロ

サイズ3/攻3000/防9000/打撃3

君のライフが相手より3 以上少ない時、ライフ1払ってコールコストを払わずにコールできる。

[コールコスト]ゲージ3払う

◼️[水鏡の玉]君のアタックフェイズ開始時にこのカードの攻撃力と防御力を入れ替えることができる

◼️このモンスターが破壊されたら君のデッキから2枚を君のゲージに置く

[2回攻撃][貫通][ライフリンク3]

 

スワナミ[バトル、アスラクロでセンターに攻撃!攻撃寺、攻撃力と防御力を入れ替える!攻撃力9000!]

 

黒き同伴者ベフェゴル 撃破!

 

スワナミ[貫通!]

曜[うぁぁ!]LP10→7

曜[ベフェゴルの効果、破壊されたらお互いのデッキから2枚をドロップして私のライフ+1(LP7→8)]

スワナミ[2回攻撃!]

曜[うわー!]LP8→5

 

スワナミ[ファイナルフェイズ!ゲージ3払い、場の魔王に重ねて必殺コール!(LP6→4)]

 

アスラクロ"アクアギアクル"

サイズ3/攻9000/防4000/打撃4

[コールコスト]ゲージ3払い、君の場の魔王の[ライフリンク]で受けるダメージを2にして魔王1枚の上に重ねてコールする

◼️[水玉からの魔手]相手のモンスター全ての防御力をこのカードの防御力の数値分減らす

◼️このモンスターが与えるダメージ減らない

[貫通][ソウルガード][ライフリンク3]

 

 

スワナミ[行け!アスラクロで攻撃!アクアギアクル!]

曜[うわぁぁ!]5→1

スワナミ[ターンエンド]

 

曜[私のターン、ドロー、チャージ&ドロー!<ブラックドレイン>相手のデッキから3枚破棄してゲージ+1、ゲージ1払いバディコール(LP1→2)!<覚醒の黒死竜 アビゲール>登場時、必殺モンスターを破壊!]

 

アスラクロ ソウルガード1→0

 

曜[私の場にアビゲールがいてライフ6以下で<ドラゴンフォース>解放!バトル、ドラゴンフォースで攻撃!相手のデッキ3 枚破棄してライフ+1(LP2→3)!]

 

アスラクロ 撃破!ライフリンク3 LP4→1

 

曜[貫通!]

スワナミ[キャスト!<カシアードの静寂>ダメージを3 減らす!]

曜[なら、アビゲールで攻撃!]

スワナミ[ゲージ1でキャスト<シャルサーナの加護>攻撃無効、ライフ+1(LP1→2)]

 

曜[ファイナルフェイズ!ゲージ3払いアビゲールを破壊して必殺コール!必殺モンスターの効果で相手のドロップが12以上なら打撃6で攻撃は無効にできない!行くよ!アビゲールで攻撃!バニシングデスホール!!]

 

スワナミ[きゃぁぁぁ!]LP2→0

 

曜[ヨーソロー!私の勝ちだね!]

スワナミ[負けたわ、楽しいファイトだった、スターをどうぞ]

曜[うん!それじゃ、またね!]




ファイトで生まれる繋がり


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爆炎忍者

グループC

私達は3人に別れてグループで行動を開始した。この私、桜内梨子と鞠莉さんとよっちゃんコト善子ちゃんと行動している

 

梨子[あれ?ここカードショップだったっけ?]

鞠莉[オウ、東京のカードショップ興味あるわ!入りましょう!]

梨子[もう、鞠莉さん遊びに来たんじゃないんですよ]

善子[ねぇねぇ、リリー!私あそこ行ってみたい!]

梨子[あそこ?って、スカイツリーじゃない、ダメよ!]

善子[なんでよ〜!]

梨子[いい、よっちゃん、スカイツリーは千代田区の外にあるの、千代田区から出るとAqoursが失格になるのよ]

善子[わかったわよ!]

鞠莉[この大会が終わったら行きましょう!]

善子[うん!]

 

鞠莉[にしても凄いわね、千代田区を囲んでのバディファイトヴィジョンの展開なんて、幾らかかるのかしら]

梨子[そうですね〜、予想もつかないです。]

善子[ふふふ、このヨハネの力を持ってすれば、これくらい魔力の半分もいらないわ!]

梨子[はいはい]

 

モブ[あの〜、ファイトいいですか?]

鞠莉[オウ、バディファイト?いいわよ!]

モブ[ありがとうございます!私、モトムラです。]

モブ[イツカワです。]

梨子[桜内梨子です。]

鞠莉[小原鞠莉よ]

善子[私こそは、バディファイト界の堕天使…]

梨子[この子が津島善子ちゃんです。]

善子[……]

イツカワ[自己紹介が終わったところで早速ファイトしましょう]

梨子[よっちゃん、鞠莉さん、私がファイトするね]

鞠莉[OK]

善子[まっ私が出るまでもないわね]

イツカワ[準備はいいですね]

 

オープンTHEフラッグ

 

梨子[スタードラゴンワールド]

イツカワ[カタナワールド]

 

イツカワ[私から行く、チャージ&ドロー、ゲージ2とライフ2払い(LP10→8)センターにコール!<爆炎忍者 バクレツ丸>]

 

爆炎忍者 バクレツ丸

サイズ3/攻7000/防5000/打撃2

[コールコスト]ゲージ2払いライフ2払う、君のデッキから3 枚をソウルに入れる

◼️このカードはセンター以外にコールできない

◼️このモンスターが破壊されて場に残った時、相手にダメージ2!

[2回攻撃][反撃][ソウルガード]

 

イツカワ[バトル、バクレツ丸で攻撃!]

梨子[あぁぁ!]LP10→8

 

梨子[私のターン、ドロー、チャージ&ドロー、ゲージ1払いライトにバディコール(LP8→9)<超星竜 ジャックナイフ>デッキから3枚オープンして1枚ソウルに入れる、<竜装機エルガーカノン>をソウルイン]

 

ジャックナイフ 攻7000/打撃4

 

梨子[さらに、<竜装機ラビリントス>をコール、ソウルイン!バトル、ジャックでセンターに攻撃!]

 

バクレツ丸 ソウルガード3→2

 

梨子[ラビリントスの効果でダメージ1!]

イツカワ[うわぁ!]LP8→7

イツカワ[バクレツ丸の効果、破壊されて場に残れば、相手にダメージ2!]

梨子[きゃ!]LP9→7

イツカワ[そして反撃!]

 

ジャックナイフ ソウルガード2→1

 

梨子[ターンエンド]

 

イツカワ[ドロー、チャージ&ドロー、バトル、バクレツ丸で梨子さんに攻撃!]

梨子[うぁぁ]LP7→5

イツカワ[二回攻撃!]

梨子[キャスト<プロトバリア>攻撃無効、ゲージ+1]

 

イツカワ[キャスト<明鏡止水>ゲージ+3、ファイナルフェイズ!ゲージ3払い、バクレツ丸をコストに必殺コール!]

 

バクレツ丸"ダイナミック爆砕"

サイズ3/攻8000/防6000/打撃2

[コールコスト]ゲージ3払い、君の場の忍者1枚の上に重ねる

◼️このカードが登場した時、相手のモンスター1枚を破壊して相手にダメージ2!

◼️[潜影]このカードは相手のセンターを無視して相手を攻撃できる

[貫通][ソウルガード]

 

イツカワ[バクレツ丸の登場時、ダメージ2!]

梨子[うぁぁ!]LP5→3

イツカワ[バクレツ丸で攻撃!ダイナミック爆砕!]

梨子[きゃぁ!]LP3 →1

イツカワ[ターンエンド]

 

梨子[私のターン、ドロー、チャージ&ドロー!私のライフが6以下で場にジャックがいれば<ドラゴンフォース>解放!<ジャックナイフ リペア>ゲージ+1、ドロップのエルガーカノンをソウルイン、<剣星機 J イグナイター>をコール、星合体!バトル、ドラゴンフォースで攻撃!]

 

バクレツ丸 ソウルガード3→2

 

梨子[ドラゴンフォースで攻撃!2回目]

 

バクレツ丸 ソウルガード2→1

 

梨子[ドラゴンフォース!3回目!]

 

バクレツ丸 ソウルガード1→0

 

梨子[ドラゴンフォース!4回目!]

 

バクレツ丸 撃破!

 

イツカワ[何⁉︎]

梨子[ジャックでイツカワさんに攻撃!打撃5!]

イツカワ[うぁぁぁ!]LP7→2

 

梨子[ファイナルフェイズ!ゲージ3払い、ドロップの<剣星機 J ギャラクシオン>をソウルに入れてジャックに重ねてコール!行け!ジャックナイフで攻撃!フルリベレイト カノン!打撃5!]

イツカワ[きゃぁぁぁ!!]LP2→0

 

 

梨子[ふ〜、勝った、まずはスター1個ね]

 

イツカワ[悪いモトムラ、負けたよ]

モトムラ[いいのよ、負けたらまた挑めばいいし、強くなってね]

梨子[それじゃ、私達はこれで、失礼します。]




順調な勝利!


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陰謀の影

スクフェス運営本社

???[ファイトエネルギーは順調に集まってますか?]

職員[はい社長、ファイトエネルギー現在、35%予定より早く順調に集まっています]

職員2[社長、会場の三ヶ所で大きなファイトエネルギーを検出]

社長[何?……、これは、面白い力だ…、彼女達の情報は?]

職員2[彼女達はAqoursと言うバディチームです。今は3人1組に別れて行動していますが]

社長[Aqoursか…(彼女達のあの力は私の計画に大きな進展を招くかもしれないな…ふふふ)、彼女達に気を配りながら大会の監視をしてください、街に出払っている運営スタッフにも同様の指示をお願いします。]

職員[はい!]

 

絵里[え?Aqoursをですか?はい…、わかりました。]

希[千歌ちゃん達、どうしたん?]

絵里[いえ、問題は無いけど、Aqoursに気を配れって]

希[なんなんやろな?]

 

グループA

千歌達は3人1組で行動している、私高海千歌と果南ちゃんとルビィちゃんと行動しているんだけど…

 

千歌[ルビィちゃんとはぐれちゃった!]

果南[ど、どうしよう]

千歌[ルビィちゃんのスマホに電話してみよう]

 

プルルルル…ガチャ

 

ルビィ[ち、千歌さん…?]

千歌[ルビィちゃん!今どこ!]

ルビィ[よくわかんないです…]

果南[周りに何が見える?]

ルビィ[ビルがいっぱいあります。]

果南[それじゃよくわかんないな〜]

千歌[ビル以外に何かある?]

ルビィ[えと、えーと…、あっ赤い看板があります!]

千歌[赤い看板?わかった探してみるね] ピッ

果南[念のためダイヤにも言っとく?]

千歌[うーん、いいや私達で探そう、赤い髪だから目立つと思うし]

果南[だね]

 

しばらく探して…

 

千歌[あの、赤い髪の子見てないですか?]

モブ[見てないですね〜]

 

果南[赤い髪の子見てませんか?]

モブ[ちょっと見てないかな〜]

果南[そうですか]

 

千歌[赤い髪の子知らないですか?]

モブ[ごめんね、見てないかな〜]

千歌[そうですか…]

 

果南[赤い看板も幾つもあるから大変だね]

千歌[ルビィちゃん、どこにいるの?]

???[あなた達、どうかしましたか?]

千歌[え?あの…]

???[大丈夫です、私は大会スタッフですから]

千歌[あの、赤い髪の子を探しているんですが]

大会スタッフ[赤い髪の子?わかりました。共に探しましょう]

千歌/果南[ありがとうございます!]

大会スタッフ(あの方達にも探してもらいましょう)ピッ

 

 

赤い看板の所

 

チャラ男[ねぇねぇ君かわいいねぇ]

チャラ男2[今から俺たちと遊びに行こうぜ〜]

チャラ男[カラオケ行こうぜ、楽しいよ〜]

少女[あの、えーと…うぅ…助けてぇ…]

 

スタッフ[お待ちなさい!]

チャラ男[え?]

スタッフ[公共の場で堂々とナンパですか?]

チャラ男2[なんですか?あんたは、ジャマしないでほしいんすけど]

スタッフ[私は大会スタッフです。彼女は参加者ですので、手は出さないでほしいのですが?]

チャラ男[んな事知るかよ!暇だから誘ったんだろうが!]

千歌/果南[ルビィ(ちゃん)!]

ルビィ[千歌さん!果南さん!]

スタッフ[どうやら探してた子でしたか]

チャラ男2[無視しちゃってんじゃねぇよ]

スタッフ[まったく、うるさいですね]

チャラ男[やんのか?] デッキ取り出し

スタッフ[仕方ないですね] デッキ取り出し

千歌[待ってください、ここは私がやります。]

スタッフ[ですが…、わかりました。]

 

チャラ男[よくわかんねーけど、怒った俺は強いぜ!]

 

オープンTHEフラッグ

 

千歌[ドラゴンワールド]

チャラ男[デンジャーワールド]

 

千歌[チャージ&ドロー、レフトに<神速のバルドラゴン>をコール!バトル、攻撃!ライフ+1(LP10→11)]

チャラ男[うぉ!]LP10→8

千歌[ターンエンド]

 

チャラ男[俺のターン、ドロー、チャージ&ドロー、<超力充填>(LP8→7)ゲージ+3、ライトに<アーマナイトオーガ>をコール、そして、ゲージ2払いアーマナイトオーガをコストにバディコール(LP8→9)、<アーマナイトデーモン>バトル!]

千歌[神速のバルドラゴンをセンターに移動!]

チャラ男[アーマナイトデーモンで攻撃!]

 

神速のバルドラゴン 撃破!

 

チャラ男[アーマナイトデーモンで2回攻撃!]

千歌[うわぁ!]LP11→8

 

チャラ男[ファイナルフェイズ!ゲージ3払い、アーマナイトデーモンに重ねて必殺コール!]

 

アーマナイトデーモン"デンジャラス クラッシャー"

サイズ3/攻12000/防8000/打撃3

[コールコスト]ゲージ3 払い、君の場のサイズ3のカード名に<アーマナイト>を含むカード1枚に重ねる

◼️このカードはセンターにしか置けない

◼️このカードの攻撃のダメージは相手によって減らない

◼️ソウルを持たないこのモンスターが破壊されたらお互いにダメージ2!

[2回攻撃][ソウルガード]

 

チャラ男[アーマナイトデーモンで攻撃!]

千歌[うぁぁぁ!]LP8→5

チャラ男[2回攻撃!]

千歌[きゃぁ!]LP5→2

チャラ男[ターンエンド]

 

千歌[私のターン、ドロー、チャージ&ドロー!ゲージ1でライトに<神速のバルドラゴン>を再コール、<バルサポート>ゲージとライフ+2(LP2→4)、場にバルドラゴンがいてライフ6以下なら<ドラゴンフォース解放>!]

 

スクフェス運営本社

 

ピピピピ…

 

職員[秋葉原タイトーステーション前にて、大きいファイトエネルギーを検知!モニターに映します。]

 

[ドラゴンフォース解放!]

 

社長[ほう!あの力はドラゴンフォースと言うのか!]

職員2[ファイトエネルギー48%!凄い、あのカードだけで10%以上も上昇しています!]

社長[素晴らしい…!]

 

 

千歌[ライトに<バーニングレイピアドラゴン>をコール、バトル!バーニングレイピアとドラゴンフォースで連携!バーニングレイピアの効果で1ドロー、ドラゴンフォースはスタンド]

 

アーマナイトデーモン ソウルガード1→0

 

千歌[ドラゴンフォースとバルドラゴンで連携!]

 

アーマナイトデーモン 撃破!

 

チャラ男[ソウルが無いアーマナイトデーモンが破壊されたらお互いにダメージ2だ!デンジャラス クラッシャー!]

千歌[うわぁ!]LP4→2

チャラ男[ガァ!]LP8→6

千歌[ドラゴンフォースで攻撃!]

チャラ男[うがぁ!]LP6→4

 

千歌[ファイナルフェイズ!ゲージ3 払い、バルドラゴンに重ねて必殺コール!そのままファイターに攻撃!バルバースト スマッシャー!]

 

チャラ男[マジかよぉ!うわぁぁぁ!!]LP4→0

 

千歌[よーし!絶好調!]

 

チャラ男/チャラ男2[ひぃぃ!すみませんでした〜!]

 

スタッフ[素晴らしいファイトでした、よければ受け取ってください]

千歌[これって、スター!いいんですか⁉︎]

スタッフ[ええ、何もできなかった私の気持ちです。受け取ってください]

千歌[ありがとうございます!]

 

???[お〜い!海未ちゃ〜ん]

???[海未、探してる子は見つかったの?]

 

海未[絵里、希、はい!この通り]

絵里[あら、千歌さん]

希[探してる赤い髪の子ってルビィちゃんの事やったんやね]

千歌[絵里さん、希さん、海未って…、もしかして!元μ'sの園田海未さんですか⁉︎]

果南[うそ、こんな偶然…]

ルビィ[凄スギィ]

海未[絵里の知り合いでしたか、て事は、あなた達がAqoursですね?絵里達から聞いています。]

千歌[凄い!でも、海未さんも運営の人なんですか?]

海未[まぁ、イベント中のアルバイトですがね]

千歌[そうなんですか]

絵里[あなた達、お話するのもいいけど、イベント中なんだからね]

千歌[そうだった!じゃあ、ありがとうございました!]

海未[気をつけてくださいね〜!]

 

こうして千歌達は海未さん達と別れた

 

 

 

スクフェス運営本社 地下研究室

 

社長[ドラゴンフォース…、彼女達の力があれば、完成する!世界最強のバディ兵器]

 

 

 

殲滅王 ヴァイザー

 

 

 

 

 

 

 




海未ちゃんとの出会い、偶然か運命か


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イスルギ社長

スクフェス1日目

グループA

 

千歌[行け!グレイトフルバルラリアット!]

モブ[うわぁぁぁ!]LP0

 

千歌[よーし!これでスター5個だ!]

 

グループB

 

曜[呑み込め!アンリミテッドデスドレイン!]

モブ[うがぁぁぁ!]LP0

 

曜[これでスター5個!ヨーソロー!]

 

グループC

 

梨子[これで決めます!ギャラクティカル パニッシャー!]

モブ[ぬぉぉぉ!]LP0

 

梨子[これでスター5個、なんとか揃ったね]

 

梨子のスマホ 着音 待ってて愛のうた♪

 

梨子[あっ千歌ちゃんから ピッ もしもし、千歌ちゃん?]

千歌[梨子ちゃん、スター5個揃ったよ!]

梨子[こっちも揃ったよ!5個]

千歌[本当に⁉︎]

梨子[うん、曜ちゃんの方は?]

千歌[曜ちゃんも揃ったって]

梨子[そっか!じゃあそろそろ集まろ!]

千歌[うん!じゃあメイン会場に集まろ!]

梨子[わかった]

千歌[曜ちゃんにも伝えておくね!]

梨子[はーい!ピッ]

 

善子[そろそろ集まるの?]

梨子[うん、ほら鞠莉さん、そろそろ行きますよ!]

鞠莉[オウ!待って〜!]

 

 

メイン会場

 

千歌[おーい!梨子ちゃん!曜ちゃん!]

曜/梨子[千歌ちゃん!]

ルビィ[お姉ちゃん!]

ダイヤ[ルビィ、千歌さん達に迷惑かけてませんか?]

ルビィ[え?、あ…うん]

果南[ははは…]

鞠莉[ルビィ、何かあった?]

果南[大した事じゃないよ]

花丸[善子ちゃんも梨子さん達に迷惑かけてないずら?]

善子[かけてないわよ、あんたこそどうなのよ]

花丸[まるがそんな子に見える?]

善子[どうかしら…]

 

アナウンス[参加している皆さん、スクフェスの1日目がまもなく終了します。全チームメイン会場に集まってください。繰り返します。参加している皆さん……]

 

絵里[スクフェスに参加してくださった皆さん、ありがとうございます。スクフェス1日目の終了と共に、このスクール バディ フェスティバルの主催者であり、スクフェス運営本社の社長からお話があるそうです。社長どうぞ]

 

社長[皆さん初めまして、この度我が社が開催したスクール バディ フェスティバルに参加いただき誠にありがとうございます。私、スクフェス運営本社の社長、<イスルギ>と申します。私がこの大会を開いた理由は、ただ一つ、バディファイトが大好きだからです。バディファイトは元々遊びのために造られたカードゲームですが、今やバディファイトは世界規模で展開されています。私の願いはバディファイトの世界をさらに広げ、新たな可能性を生み出す事です。まぁ、私の話は今はいいでしょう、この度の皆さんの参加に感謝の意を込めて、あそこに見えます等ホテルの宿泊料金を全額、我が本社がお支払いします。参加してくださった皆様、今日はお疲れ様でした。明日の活躍にも期待します。では解散!]

 

等ホテル

 

花丸[こんな大きなホテルの料金を立て替えるなんて社長さんも太っ腹ずら〜]

善子[本当に、金持ちバンザイね…]

鞠莉[私を見られても困るわ]

 

受付[はい、9人での宿泊ですね、はい確認取れました。スクフェスへのご参加ありがとうございます。三人ずつ1部屋になります。ごゆっくりおくつろぎください。] ペコリ

 

果南[私は、205号室だね]

鞠莉[私も205号室よ]

ダイヤ[私は…]

 

部屋割り

 

204号室

千歌、梨子、善子

 

205号室

ダイヤ、果南、鞠莉

 

206号室

曜、ルビィ、花丸

 

千歌[この部屋割りだね]

ダイヤ[では部屋に荷物を置いたら食事にしましょう]

[はーい!]

 

204号室

 

千歌[あー、疲れた〜] ベットにボフ〜

善子[ほんとにね〜] ボフ〜

梨子[ほら2人とも、荷物置いたら食事に行くよ]

千歌/善子[ふぁ〜い]

 

205号室

 

ダイヤ[ふ〜、疲れましたね]

果南[だね〜、早く寝たいよ]

鞠莉[NO!果南、皆んなで遊ぼうと思って、スゴロクとか、新しいデッキを作ってきたのよ]

果南[鞠莉ったら、旅行じゃないんだよ?]

鞠莉[わかってるけど、遊びたいの!]

ダイヤ[ふふふ!]

果南[どうしたの?ダイヤ急に笑い出して]

鞠莉[壊れた?]

ダイヤ[いえ、今のやりとりを見ていると、なんか2年前に戻った感じがして]

果南[2年前…そうだね、この3人で部屋にいるとそう感じるね]

鞠莉[あの時もこんな感じだったわね…だけど今はあの子達がいるわ]

果南[うん、もうあの時とは違う、私達の夢は私達だけの夢じゃなくなったんだ]

鞠莉[私達の夢はあの子達と同じよ、だからもう私達は負けないわ]

ダイヤ[ですわね、そろそろ食事にしましょう]

鞠莉/果南[うん!]

 

206号室

 

花丸[あ〜、ベットふかふかずら〜]

ルビィ[眠くなっちゃうね〜]

曜[二人とも、寝たらダメだよ、皆んなでご飯食べよ]

花丸/ルビィ[はーい(ずら)]

 

ホテル内 レストラン

 

絵里[あなた達、ちょっといいかしら]

千歌/ダイヤ[絵里さん⁉︎]

希[食事中ゴメンな〜、ちょっとお話があるんよ]

海未[失礼します。]

千歌[希さんと海未さん!]

ダイヤ[な!?元μ'sの園田海未さんですか⁉︎]

海未[ふふふ、その反応も二回目ですね]

梨子[えーと、お話ですか?]

絵里[ええ、後1人来てから話すから食事を続けましょう]

 

???[ごめんごめん、お待たせ]

絵里[やっと来たわね、サツキ]

曜[サツキさん、どうして?]

絵里[今回話があるのはサツキからなの]

千歌[サツキさんから?]

サツキ[ああ、ここじゃあれだから場所を移そう]

 

個室ロビー

 

千歌[それで、お話ってなんですか?]

サツキ[ああ、ちょっとこの大会についての話があってね]

梨子[この大会の話?]

サツキ[ああ、実はね僕はバディファイトを専門にした警察組織…バディポリスの仕事でスクフェス運営本社の事を調査しているんだけどね、スクフェス運営本社には裏の計画があるみたいなんだ]

曜[裏の計画?って何ですか?]

サツキ[ああ、さっき君達の前で演説してたイスルギ社長、彼がこの大会を別の目的で開催している可能性があるんだ]

海未[別の目的ですか?]

サツキ[ああ、実態は僕にもまだ分からないけど、イスルギ社長は何かを隠している、僕はそう考えているよ]

ダイヤ[はぁ…、ですがなぜその話を私達に?]

絵里[実はね、今日の大会中にスクフェス運営本社からスタッフに社長からの指示があったの、その指示と言うのが]

 

[Aqoursと言うグループに気を配りながら監視してください]

 

絵里[ってね]

海未[その指示なら私の方にも来ましたね]

希[この指示が基本的におかしいんや、確かにウチらは参加しているチーム全員に気を配って行動しているんやけど、今回の指示が<Aqoursと言うチームに気を配って>と言う風にチームを名指しで指示してきたんや、だから運営本社が気にかける何かがAqoursにはあるんやと思うんよ]

サツキ[だから、僕は社長が何かを隠し、企んでいると確信しているよ]

善子[何かあると言われてもねぇ]

ルビィ[ルビィ達、何かしたんでしょうか?]

サツキ[別に心配する事はないよ、ただ話を聞きたいんだ、イスルギ社長が注目するような、つい君達を名指しするほどの何か…、例えば、君達だけが持つ特別な力とか…]

千歌[私達だけが持つ特別な力…?]

曜[ねぇ、もしかして…]

梨子[うん、多分そうかも…]

サツキ[何か心当たりが?]

梨子[多分ですけど…]

 

千歌/曜/梨子[ドラゴンフォース!]

 

サツキ[ドラゴンフォース?何だそれ?]

千歌[どうしてか分からないけど、私達3人だけこの力を解放できるんです。]

曜[関係あるかは分からないですけど…]

梨子[私達だけが持つ力と言ったらこれぐらいしかないですね]

サツキ[なるほど…]

絵里[サツキ?]

サツキ[ああ、ゴメン…、可能性が少しでもあるに越した事はないさ、ただ、あの社長が何を考えているのかも、よくは分からないけど、とにかく、僕はこれからも調査を続けてみるよ、あの社長、僕が考えてる以上に怪しいからね]

海未[気をつけてくださいね]

千歌[あの!サツキさん、私達に手伝える事ありますか?もしあの社長が私達のドラゴンフォースを狙っているなら…]

サツキ[いや、さっきも言った通りあの社長が何を考えているか分からない、むやみに調査に協力してイスルギ社長に感ずかれるのはまずい、君達は今まで通りこのイベントを全力で楽しんでくれ]

希[悪いな、長話に付き合わせてしもて、今日はゆっくり休んでな]

 

 

 

 

 

 




イスルギ社長とスクフェスの裏とは…?


イスルギ社長
年齢25

スクフェス運営本社の社長を務めている、若き天才
長けたその才能でバディファイトの未来を常に見つめているが、その裏では異様な噂が立っているが
彼の真の計画を知る者はほとんど居ない


バディポリス

設立してまだ3年も経たない組織
バディファイトの技術が経済成長を遂げて行く中で、バディファイトを利用した犯罪などを取り扱う特別な組織だ


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放たれるシャドウズ

イスルギ社長[膨大なファイトエネルギーを生み出す力、ドラゴンフォース…彼女達ならもっと早く私の計画を成し遂げる事ができる、今日から君達にもこのイベントに参加してもらう事になる…頼みましたよ?私が集めた屈強なるファイター集団 <シャドウズ>]

シャドウズ[はい、社長]

 

サツキ[…!]

 

スクフェス2日目

 

絵里[スクールバディファイターの皆さん!スクフェス2日目です。今日も頑張って、張り切っていきましょう!スクフェス2日目スタートです!]

 

スクフェス2日目、千歌達は昨日のサツキさんの話が気になるところですが、今はスクフェスに集中したいと思います!

 

イスルギ社長[参加チームの皆さん、今日も素晴らしいファイトを期待します。ちょっとしたレクリエーションと言っては何ですが、今日は少し大会を盛り上げるためにこちらで用意したバディファイター集団

<シャドウズ>を導入します。]

 

ざわざわ

 

そう言うとステージにスクフェスのロゴが付いた黒いフードを纏った人達が現れた

 

絵里[シャドウズ?]

希[聞いてる?]

絵里[いいえ…]

海未[……]

 

イスルギ社長[彼等は常に街を巡り続けています。彼等にファイトを挑むか、彼等もまたファイトを挑んできます。彼等には特別ボーナスの権限があります。彼等を倒せば、何とスター10個を獲得可能です!彼等を倒し、大量のスターを集め、我等こそが最強のバディチームであると言う事を証明しましょう!では、スクフェス2日目開始!]

 

スクフェス開始の宣言と共にシャドウズが街に放たれる、そしてほとんどのチームがシャドウズを追って解散する。

 

ダイヤ[私達も追いかけましょう!大量のスターをゲットです!]

鞠莉[OK!ダイヤ!]

果南[ちょっと待ちなよ!ダイヤ!鞠莉〜!]

千歌[私達も追いかけよう!]

[うん!]

 

 

[うわぁぁ!]

[シャドウズ強ぇぇ]

[勝てるやついるの?]

 

ダイヤ[シャドウズ!私とファイトです!]

シャドウズ[いいだろう、ファイトだ!]

 

オープンTHEフラッグ

 

ダイヤ[カタナワールド]

シャドウズ[レジェンドワールド]

 

ダイヤ[私の先攻、チャージ&ドロー、センターにバディコール(LP10→11)、<月影"もうど黒夜叉">をコール、バトル、月影で攻撃!]

シャドウズ[くっ]LP10→8

ダイヤ[ターンエンド]

 

シャドウズ[私のターン、ドロー、チャージ&ドロー、ゲージ2払いライフ1払う(LP8→7)、<豪炎の王獣 フレムベウル>]

 

豪炎の王獣フレムベウル

サイズ3 /攻8000/7000/打撃2

[コールコスト]ゲージ2払いライフ1払う、君のデッキから1枚ソウルに入れる

◼️[炎の鎖]相手のゲージが[コールコスト]以外でドロップゾーンに置かれたら、相手にダメージ1!

◼️このカードの攻撃で相手のモンスターを破壊したら、相手のゲージのカード1枚をドロップゾーンに置いて相手はデッキから1枚をゲージに置く

[貫通][ソウルガード]

 

シャドウズ[行くわ、バトル!フレムベウルで月影に攻撃!]

ダイヤ[月影の効果!ゲージ1払い場に残ります]

シャドウズ[フレムベウルの効果、相手のゲージが減った時、相手にダメージ1!]

ダイヤ[ぐぅ!]LP11→10

シャドウズ[フレムベウルのさらなる効果で相手のモンスターを破壊したら相手のゲージをドロップゾーンに置く!そして相手はデッキから1枚ゲージに置ける、フレムベウルの最初の効果でダメージ1!]

ダイヤ[あぁ!]LP109

シャドウズ[フレムベウルの貫通!]

ダイヤ[うぁぁ!]LP9→7

シャドウズ[ターンエンド]

 

ダイヤ[私のターン、ドロー、チャージ&ドロー、ライトに<白夜"もうど白夜叉">をコール、バトル、月影と白夜で連携攻撃!]

 

フレムベウル ソウルガード1→0

 

ダイヤ[ファイナルフェイズ!ゲージ2払い月影と白夜で必殺鬼神合体!(必殺コール) 剛刃丸で攻撃!]

 

豪炎の王獣フレムベウル 撃破!

 

ダイヤ[さらに手札の忍法を棄て、2回攻撃!鬼神奥義 夜叉神の舞!]

シャドウズ[うわぁぁ!]LP7→5

ダイヤ[ターンエンドです]

 

シャドウズ[私のターン、ドロー、チャージ&ドロー、手札2枚を棄ててコール!<世界蛇 ヨルムンガンド>バトル、ヨルムンガンドで剛刃丸に攻撃!]

 

剛刃丸 ソウルガード2→1

 

シャドウズ[ファイナルフェイズ!手札2枚以上全て棄てて必殺コール]

 

 

ヨルムンガンド"毒滅の牙"

サイズ3/攻11000/防11000/打撃4

[コールコスト]君の手札2枚以上全てをドロップゾーンに置いて君の場のサイズ3 のモンスター1枚ソウルに入れる

◼️君が手札に加えたカードは全てドロップゾーンに置く、このターンの間そのカードの能力は使えない

[貫通][ソウルガード]

 

シャドウズ[ヨルムンガンドで攻撃!毒滅の牙!]

 

剛刃丸 ソウルガード1→0

 

シャドウズ[貫通!]

ダイヤ[あぁぁぁ!]LP7→3

シャドウズ[ターンエンド]

 

ダイヤ[私のターン、ドロー、チャージ&ドロー!ライトに<白夜"もうど白夜叉">を再コール、バトルです!剛刃丸と白夜で連携攻撃!]

 

ヨルムンガンド ソウルガード1→0

 

ダイヤ[<明鏡止水>ゲージ+3!輝麗化!私の力をこのカードに!ファイナルフェイズ!ゲージ2払い、白夜と剛刃丸を必殺鬼神合体!]

 

剛刃丸"鬼神奥義 怒涛武連斬"

サイズ3/攻8000/防8000/打撃2

[コールコスト]ゲージ2払い、君の場のカード名に<月影>と<白夜>を含むカードか、カード名に<剛刃丸>を含むカードか、その両方をソウルに入れる

◼️君のファイナルフェイズの間、相手のモンスター全ての防御力を−3000!

◼️このカードが相手のモンスターを破壊したらゲージ1払う、このカードはスタンドして相手にダメージ2!

[貫通][ソウルガード]

 

ダイヤ[行きます!剛刃丸で攻撃!]

 

ヨルムンガンド 撃破!

 

ダイヤ[貫通!]

シャドウズ[うわぁぁ!]LP5→3

ダイヤ[剛刃丸の効果!相手のモンスターを破壊したらこのカードをスタンドして、ダメージ2!]

シャドウズ[うぁぁぁ!]LP3→1

ダイヤ[トドメです!剛刃丸で攻撃!怒涛武連斬!]

シャドウズ[いぁぁぁぁ!]LP1→0

 

ダイヤ[これでスター10個獲得ですわ!]

 

 




剛刃丸、まさに怒涛!

聖帝竜が消えてからこれと言ったフィニッシャーがいない(主にシャドウエイド、星)のでAqoursのメンバーにもオリカを使わせます。


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暴霊撃

スクフェス運営本社

 

職員[本日のファイトエネルギー56%、順調に集まっています。]

イスルギ社長[やはりシャドウズを放って正解だったか…皆、大量のスター欲しさにシャドウズに挑んでいる…ファイトエネルギーが完全に満ちるのはもうすぐだ]

 

サツキ(ファイトエネルギー?なるほど、そのエネルギーを溜める為にスクフェスを開いたのか…?だが、それが何だってんだ?)

 

イスルギ[盛谷くん、お茶を貰えるかな?]

サツキ[あ、はい!(とにかく、あのファイトエネルギーってやつに秘密がありそうだな…気をつけろ、Aqours)]

 

 

スクフェス会場

 

千歌[結局はぐれちゃったよ]

梨子[しかもキレイに3組でね]

花丸[そうずらね〜、これからどうするずら?]

千歌[うーん、まぁ元々別れて行動する予定だから、スターを集めよう]

梨子[そうね、みんなも同じ考えかも]

花丸[そうするずら]

 

千歌[皆、シャドウズを探してファイトしてるみたいだね]

梨子[まあ、スター10個は魅力なんだろうけど、周りを見るとシャドウズは結構強いみたいだね]

 

???[Aqoursのメンバー3人を見つけました。]

イスルギ[ではファイトをしてください]

???[はい]

 

シャドウズ[そこの君達、スクフェス参加者だね、ならば俺とファイトしよう!]

千歌[あなたは?]

シャドウズ[俺はシャドウズの1人、アンドウだ、スターが欲しくばファイトだ!]

梨子[随分フレンドリーなシャドウズね…]

花丸[どうするずら?]

千歌[受けよう、ファイト!]

梨子[なら、私がファイトする、良いよね?千歌ちゃん]

千歌[うん!良いよ!]

アンドウ[決まったら、行くぜ!]

 

オープンTHEフラッグ

 

梨子[スタードラゴンワールド]

アンドウ[ダークネスドラゴンワールド]

 

梨子[私のターンチャージ&ドロー、ゲージ1で<超星竜ジャックナイフ>をライトにコール、登場時、デッキの上3 枚から<剣星機Jイグナイター>を星合体!バトル、ジャック(打撃4)で攻撃!]

アンドウ[ぐぁぁ]LP10→6

梨子[ターンエンド]

 

アンドウ[俺のターン、ドロー、チャージ&ドロー、ゲージ3払いコール!<暴霊竜 デスゲイズスペクター>]

 

暴霊竜 デスゲイズスペクター

サイズ3/攻6000/6000/打撃1

[コールコスト]ゲージ3払い、君のデッキから1枚をソウルに入れる

◼️[暴霊撃]このカードの攻撃で相手のモンスターを破壊した時か、このカードが相手の攻撃で破壊されたら相手にダメージ2!

[2回攻撃][ソウルガード]

 

 

アンドウ[バトル、デスゲイズスペクターでジャックナイフに攻撃!]

 

ジャックナイフ ソウルガード1→0

 

アンドウ[暴霊撃!ダメージ2!]

梨子[きゃあ!]LP10→8

アンドウ[2回攻撃!]

 

ジャックナイフ 撃破!

 

アンドウ[暴霊撃!]

梨子[くぅぅ]LP8→6

アンドウ[ターンエンド!]

 

梨子[私のターン、ドロー、チャージ&ドロー、ゲージ1で再コール<超星竜 ジャックナイフ>登場時、デッキの上3枚から<竜装機エルガーカノン>を星合体!そして、ライフ6以下で場にジャックがいれば<ドラゴンフォース>解放!]

 

 

スクフェス運営本社

 

職員[ファイトエネルギー!大幅上昇!72%!]

イスルギ社長[おお!またドラゴンフォースか⁉︎]

サツキ(あれがドラゴンフォース⁉︎だが、なぜ社長がドラゴンフォースを知っている?)

イスルギ社長[驚いてるようだね、盛谷くん、無理もない、私も驚いてるからね、通常のモンスターやアイテムが場に出ても得られるファイトエネルギーは5%かそこらだ、だがドラゴンフォース!あのカードが出ればファイトエネルギーは一気に10%〜12%という大幅な上昇を見せるのだ、あれこそ、私が望む革命の光!と言っても、入社して間もない君には分からないだろうがね…]

 

サツキ(なるほど、やっぱりAqoursに気を配る理由はあの子達の持つドラゴンフォースが狙いか…だとすれば…、)

 

サツキ[社長、少しこの場を外します。]

イスルギ社長[ああ、構わないよ、ふふふ…]

 

 

梨子[<ジャックナイフ リペア>ゲージ+1してドロップの<竜装機ストレングス>を星合体!バトル、ジャックでデスゲイズスペクターに攻撃!]

 

デスゲイズスペクター ソウルガード1→0

 

アンドウ[暴霊撃は破壊されてもダメージ2!]

梨子[あぐぅぅ]LP6→4

梨子[ジャックの貫通!]

アンドウ[ぐぉ!]LP6→2

梨子[ドラゴンフォースで攻撃!]

 

デスゲイズスペクター 撃破!

 

アンドウ[暴霊撃!]

梨子[うぁぁ!]LP4→2

梨子[ドラゴンフォース!2回攻撃!]

アンドウ[ぐぁぁ]LP2→1

梨子[これでトドメ!ドラゴンフォースで3回攻撃!]

アンドウ[うがぁぁ!]LP1→0

 

梨子[よし!スター10個!]

 

 

スクフェス運営本社 社長室

 

サツキ[社長はファイトエネルギーを集めて何をする気なんだ?何か手がかりは…、ん?これは…?]

 

バディファイトの軍事利用と最強のバディ兵器の開発

 

サツキ[なんてこった…!イスルギ社長、僕が考えてるよりもずっとヤバイやつだったか…]

 

 

イスルギ[ふふふ、好きなだけ調べるがいい…何も変わらないがね…]




イスルギの計画とは…!


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界源の風帝

スクフェス運営本社

 

イスルギ[出ているシャドウズ全員に指示を出してください、チームAqoursを重点的に狙ってファイトしてください。彼女達の力をもっと引き出せ]

 

サツキ(今のファイトエネルギーは82%、これだけの数のチーム同士がファイトしているから、社長の計画も遠くない、下手をすれば、今日中にファイトエネルギーが溜まる可能性もある、そうなればマズい、なら最後の手段だ…)

 

 

 

スクフェス 2日目

 

曜[千歌ちゃん達とはぐれちゃったね]

善子[まぁ、あの人混みの中で3組に別れたのは運がよかったって事ね]

ルビィ[お姉ちゃん達、どこかな〜]

曜[大丈夫だよ、多分皆、シャドウズを探してるんじゃない?]

善子[そうね、ダイヤさん達、シャドウズを追いかけて行ったしね、それに3人ずつに別れたなら大丈夫でしょ]

ルビィ[うん、そうだね!]

曜[私達もシャドウズを探そう]

 

 

[うわぁぁ!]

[おい、これで3人目だぜ]

[シャドウズ、強いわ]

 

シャドウズ[なんだい、この程度?スターが欲しいんでしょ?もっとアタイを楽しませなさい]

 

曜[なら私が相手だよ]

シャドウズ[いいわ、かかって来なさい!アタイはシャドウズのイマムラよ、では始めましょう]

 

オープンTHEフラッグ

 

曜[ダークネスドラゴンワールド]

イマムラ[ダンジョンワールド]

 

曜[私のターン、チャージ&ドロー、ライトに<黒き大変動ガタクリズム>をコール、そして攻撃!]

イマムラ[くぅ!]LP10→8

曜[ターンエンド]

 

イマムラ[アタイのターン、ドロー、チャージ&ドロー、ゲージ3払いセンターにコール!<界源の風帝 サイクロンジード>]

 

 

界源の風帝 サイクロンジード

サイズ3/攻7000/防5000/打撃2

[コールコスト]ゲージ3払い、君のデッキから2枚ソウルに入れる

◼️[暴風]君のアタックフェイズ開始時、サイズ2以下の相手のモンスター1枚を相手の手札に戻す、そうしたらこのカードの打撃+1!

◼️ソウルの無いこのカードが相手に攻撃される時、君の手札1枚ドロップゾーンに置いて、このカードの防御力+3000!

[2回攻撃][ソウルガード]

 

 

イマムラ[バトル]

曜[ガタクリズムをセンターに移動]

イマムラ[残念、サイクロンジードの効果でガタクリズムを手札に戻す、そして打撃3になる]

曜[え⁉︎]

イマムラ[サイクロンジードで攻撃!]

曜[うぁぁ!]LP10→7

イマムラ[2回攻撃!]

曜[うわぁ!]LP7→4

イマムラ[ターンエンド]

 

曜[私のターン、ドロー、チャージ&ドロー!ゲージ1でバディコール(4→5)、<覚醒の黒死竜 アビゲール>登場時、サイクロンジードを破壊してデッキ2枚破棄]

 

サイクロンジード ソウルガード2→1

 

イマムラ[アタイのデッキが…!]

曜[場にアビゲールがいてライフが6以下なら!<ドラゴンフォース>解放!]

 

 

スクフェス運営本社

 

職員[3つ目のドラゴンフォースを確認!ファイトエネルギー94%!社長!………、社長?]

 

 

運営本社 地下通路

 

イスルギ[…ふふふ]

サツキ(会社の地下にこんな通路が?)

イスルギ(ふふふ…そのまま着いて来るがいい)

 

 

曜[<黒き王冠ザ クラウン>をコール、ゲージ+1、バトル!ドラゴンフォースで攻撃!相手のデッキを3枚破棄!ライフ+1(LP5→6)]

 

サイクロンジード ソウルガード1→0

 

曜[貫通!]

イマムラ[あぁぁ!]LP8→5

曜[アビゲールで攻撃!]

イマムラ[ソウルの無いサイクロンジードが攻撃された時、手札1枚破棄して防御力+3000!]

 

サイクロンジード 防5000→8000

 

曜[なら、ファイナルフェイズ!ゲージ3払いアビゲールを破壊して必殺コール!登場時、アビゲール以外のモンスター全てを破壊する!]

 

ザ クラウン 破壊

 

サイクロンジード 破壊

 

曜[薙ぎ払え!打撃6の攻撃!バニシングデスホール!]

イマムラ[いやぁぁぁぁ!]LP5→0

 

曜[ヨーソロー!スター10個ゲット!]

 

 

運営本社 地下研究室

 

サツキ(こんな地下に研究室が…⁉︎)

イスルギ[ふふふ、ここには私が許可した者しか入れないのだがね?盛谷サツキくん?]

サツキ[⁉︎]

イスルギ[まあいい盛谷くん、入って来なさい…]

サツキ[はい、……⁉︎ 何…だ…これは…⁉︎]




サツキが見たものとは…⁉︎


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怒りのファイト!盛谷サツキvsイスルギ

僕の名は盛谷サツキ、バディポリスだ。僕はあるスクフェス運営本社の裏の噂を耳にし、その会社に潜入、調査したところ、裏の噂の正体を突き止める、だが社長は僕の正体に気づいているらしい、研究室まで尾行したところで、僕はとんでもないモノを目にした。

 

 

運営本社 地下研究室

 

サツキ(こんな地下に研究室が…⁉︎)

イスルギ[ふふふ、ここには私が許可した者しか入れないのだがね?盛谷サツキくん?]

サツキ[⁉︎]

イスルギ[まあいい盛谷くん、入って来なさい…]

サツキ[はい、……⁉︎ 何…だ…これは…⁉︎]

 

僕が研究室に入った時、そこには大きなガラスの筒の中にイスルギと同じ位の背丈だろうか、人型のモンスターが眠っていた、それだけじゃない、更に奥には、多くの人型の影が並んでいる

 

イスルギ[ん?色々調べたんだろ、私の事を]

サツキ[くっ、後ろにあるそれは何ですか?]

イスルギ[ん?ああ、資料にはこいつの事は書いていなかったね、こいつは、<殲滅王 ヴァイザー>私が創りあげた最強のバディ兵器だ]

サツキ[バディ兵器…、やはりバディファイトの軍事利用を考えてこのスクフェスを開いたのか]

イスルギ[いや、この大会はあくまで殲滅王ヴァイザーを機動させるファイトエネルギーを蓄積させる為、いわば彼女達は充電器と言ったところだ。]

サツキ[充電器だと、あんたはあの子達を、あの子達の夢を何だと思っている!そんなモンスターを生み出して…!なんにしろ、あんたのやっている事は不正犯罪だ!僕が止める!]

イスルギ[私とファイトか…、良いだろう、だが今ではない]

サツキ[え?]

イスルギ[1時間後、我が社の特設ファイトステージへ来るが良い、楽しみにしているよ]

 

職員[社長、どこへおられたので?]

イスルギ[いや、ちょっと用事があってね、それより、午後の事なんだがね、もう一つレクリエーションを行う事になってね、準備してくれるかい?]

 

 

絵里のスマホ silent tonight ♪

 

絵里[もしもし、サツキ?どう会社の方は?]

サツキ[ああ、少し面倒な事になったけど心配ない、もう少しでケリがつくよ]

絵里[そう、サツキ]

サツキ[うん?]

絵里[無理はしないでね、面倒なことになって、すぐにケリがつくなんて、絶対何か無理すると思うの]

サツキ[絵里ちゃん…]

絵里[無理しないで、安全に帰って来て、私達の新しい家族の為にも!]

サツキ[新しい家族…?絵里ちゃん!もしかして!]

絵里[あっ、じゃあね!絶対よ!無理しないで!帰って来てね!]

サツキ[ああ…] ピッ

 

サツキ[新しい家族…か…、よっしゃ!]

 

 

希[ええんか?今の言っちゃって]

絵里[少しお腹が大きくなってから言おうと思ったけど、心配過ぎて口が滑っちゃった…]

希[そっか…、大丈夫や、サツキくんは帰って来る]

絵里[ええ]

 

 

アナウンス[スクフェスの本社からお知らせします。本日午後2時から、イスルギ社長によるレクリエーションを開始します。全チーム、メイン会場へお集まりください。]

 

 

千歌[エキシビションマッチ?]

梨子[イスルギ社長って]

花丸[スクフェスの主催者ずら]

千歌[行ってみよう!]

 

 

メイン会場

 

曜[あ、皆集まってる!千歌ちゃ〜ん!]

千歌[曜ちゃん!善子ちゃんとルビィちゃんも!]

善子[ダイヤさん達は?]

花丸[まだ来てないずら]

 

ダイヤ[千歌さ〜ん!皆さん!]

ルビィ[お姉ちゃん!]

果南[お待たせ!]

鞠莉[皆揃ってるわね?]

千歌[うん!]

 

海未[絵里、希!]

希[あ、海未ちゃん]

絵里[海未]

海未[イスルギ社長のレクリエーションとはなんでしょう]

絵里[分からないけど、サツキが関連してるはずだわ]

海未[サツキが?]

 

千歌[絵里さん、希さん、海未さん!]

希[お、千歌ちゃん達や]

梨子[いったい、何が始まるんですか?]

海未[私達にも分かりません]

 

??[ちょっと!これどうなってるの⁈次は私達のゲストライブの予定でしょ!]

???[ちょっとおちついてよ〜]

??[そうだよ!おちつくにゃ!]

??[おちついてられないわよ!全く、急に予定変えんじゃないわよ!]

 

絵里[あれって、もしかして!にこ!]

にこ[ん?あ、絵里⁉︎希と海未まで⁉︎]

希[にこっち!花陽ちゃんと凛ちゃん!]

海未[3人とも、偶然ですね]

 

千歌[ねぇ、ダイヤさん]

ダイヤ[何ですか?]

千歌[千歌達、夢を見てないよね?]

ダイヤ[はい、ですが私達の目の前に夢のような光景が映ってますが…だって…]

 

ダイヤ[元μ'sで、今や日本の新人アイドルのNo1アイドルバディファイター]

千歌[矢澤にこさんと小泉花陽さんと星空 凛さんだ!]

 

にこ[ふーん、この子達がね〜、絵里の言ってたAqoursなのね]

凛[皆かわいいにゃ!]

花陽[うん!]

千歌/ダイヤ/ルビィ[あの!サインください!]

にこ[しょうがないわね、特別よ!]

 

希[お、皆、そろそろ始まるみたいやで]

 

 

特設ファイトステージ

 

イスルギ[皆さま、お待たせしました。これより、特別レクリエーション、この私、イスルギと私が認めた最強バディファイター、盛谷サツキとのエキシビションファイトを開始します。]

 

サツキ[どういうつもりだ、こんな所で…]

イスルギ[どうも何も、参加しているチームの皆に未来のバディファイトを見せるためさ、そして世界を変えるモンスターをね]

サツキ[くっ、絶対に勝つ]

イスルギ[行くぞ!]

 

オープンTHEフラッグ

 

サツキ[スタードラゴンワールド]

イスルギ[見るがいい!新たな世界の形を!<カタストロフ ワールド>]

サツキ[何だ、それは…?]

イスルギ[カタストロフワールド、属性に殲滅を持つカードを全て使える。]

 

サツキ[僕から行く、チャージ&ドロー、ゲージ3払いセンターにバディコール(LP10→11)、<星帝竜(スターエンペラー)アポカドラス>!効果でドロップの<竜装機エルガーカノン>を星合体!ライトに<竜装機サイフォジア>をコール、星合体!]

 

竜装機サイフォジア

サイズ0/攻2000/防2000/打撃1

◼️このカードがソウルにあるネオドラゴンが攻撃したら君のライフ+1!この能力は1ターンに1回使える

[星合体]

 

 

サツキ[バトル、アポカドラスで攻撃!ソウルのサイフォジアの効果でライフ+1(LP11→12)、エルガーカノンで打撃3!]

イスルギ[くっ、ふふふ]LP10→7

サツキ[ターンエンド]

 

イスルギ[私のターン、ドロー、チャージ&ドロー、ライトに<殲滅騎士ガーゼン>、レフトに<殲滅騎士ベアル>センターに<殲滅騎士ガルドレッド>をコール]

 

 

殲滅騎士ガーゼン

サイズ1/攻4000/防4000/打撃2

◼️このカードが登場した時、君のデッキから1枚ゲージに置き、カードを1枚引き、君のライフ+1!この能力は1ターンに1枚しか使えない

 

 

殲滅騎士ベアル

サイズ1/攻3000/防6000/打撃2

◼️このモンスターが破壊されたら、サイズ1以下の相手のモンスター1枚を破壊する

[移動]

 

 

殲滅騎士ガルドレッド

サイズ1/攻5000/防3000/打撃2

◼️このカードが相手の攻撃で破壊されたら、相手にダメージ1!

 

 

イスルギ[殲滅騎士ガーゼンの効果、1チャージ、1ドロー、ライフ+1(LP7→8)、ゲージ3払い場の殲滅をソウルに入れてバディ変身!刮目せよ、この姿こそ新たなる王の姿だ!<殲滅王 ヴァイザー>!]

 

 

殲滅王ヴァイザー

サイズ4/攻8000/防8000/打撃2

◼️このカードはコールできない

◼️このカードは手札とデッキに戻らず君の場にサイズ4のモンスターがいるものとして扱う

◼️君のアタックフェイズ開始時、このカードのソウル1枚をドロップゾーンに置く、相手のモンスター1枚破壊して、破壊したモンスターのサイズ分このカードの打撃力に加え、相手にダメージ!

[貫通][ソウルガード][変身](ゲージ3払い、君の場の殲滅2枚以上全てソウルに入れる)

 

 

イスルギ[行くぞ!これが最強のバディ兵器だ!]




殲滅王ヴァイザーの力とは…!


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盛谷サツキvs殲滅王ヴァイザー(イスルギ)

サツキ LP12

 

イスルギLP8

 

イスルギ[バディ変身でライフ+(8→9)]

 

殲滅王ヴァイザー

サイズ4/攻8000/防8000/打撃2

◼️このカードはコールできない

◼️このカードは手札とデッキに戻らず君の場にサイズ4のモンスターがいるものとして扱う

◼️君のアタックフェイズ開始時、このカードのソウル1枚をドロップゾーンに置く、相手のモンスター1枚破壊して、破壊したモンスターのサイズ分このカードの打撃力に加え、そのサイズ分相手にダメージ!

[貫通][ソウルガード][変身](ゲージ3払い、君の場の殲滅2枚以上全てソウルに入れる)

 

 

イスルギ[行くぞ!アタックフェイズ!ヴァイザーのソウルをコストに、アポカドラスを破壊する]

サツキ[何⁉︎]

 

アポカドラス ソウルガード2→1

 

イスルギ[さらに、破壊したモンスターのサイズ分ダメージを与える、アポカドラスのサイズは3、よってダメージ3だ!]

サツキ[うぁぁ!]LP12→9

イスルギ[まだだ、破壊したカードのサイズをヴァイザーの打撃に加える、よって打撃5!攻撃!]

 

アポカドラス ソウルガード1→0

 

イスルギ[貫通!]

サツキ[う、ぐぁぁ!]LP9→4

 

ヴァイザーの攻撃を受けた時、僕の体に立てない程ではないが少しの痛みが走った!

 

サツキ[何だ、この微妙な痛みは…]

イスルギ[痛みを感じたかい?これこそ新たなる世界のバディファイト!尻餅をつく程度の衝撃ではない、実際の痛みを伴う真にリアルなバディファイトだ!]

サツキ[痛みを伴う?これがあんたが望む新世界のバディファイトだと…?ぐっ…ふざけるな、バディファイトに痛みなんて必要ない!]

イスルギ[何とでも言うがいい…ターンエンド]

 

サツキ[僕の、いや…俺のターン、ドロー、チャージ&ドロー!]

 

にこ[来たわね、サツキの俺モード!]

千歌[俺モード?]

花陽[うん、サツキ君は、本気になる時、一人称が僕から俺に変わるの]

凛[ああなったサツキ君は止められないにゃ〜!]

絵里[サツキ…!]

 

サツキ[<アポカドラス・リペア>デッキから1チャージ、ドロップの<エルガーカノン>を星合体!さらにアポカドラスの効果、ドロップの<サイフォジア>を星合体]

 

アポカドラス リペア

◼️君のデッキから1枚ゲージに置く、その後君のドロップゾーンの<竜装機>1枚をカード名に<アポカドラス>を含むカード1枚のソウルに入れる。このカードは1ターンに1回使える

 

サツキ[そして、<アポカドラス チャージ!>場にアポカドラスがいれば、デッキから2枚ドロップして、ゲージ+2]

 

アポカドラス チャージ

◼️君の場にカード名に<アポカドラス>を含むカードがあれば使える

[使用コスト]君のデッキから2枚ドロップゾーンに置く

◼️君のデッキから2枚ゲージに置く、このカードは1ターンに1回使える

 

サツキ[バトル!アポカドラスでヴァイザーに攻撃!攻9000打撃3!ライフ+1(LP4→5)]

ヴァイザー[ぐぁぁ!]LP9→6

 

サツキ[ファイナルフェイズ!ゲージ3 払い場のアポカドラスに重ねて必殺コール!]

 

アポカドラス"グレンストーム キャノン"

サイズ3/攻10000/防6000/打撃2

[コールコスト]ゲージ3払い、君の場のネオドラゴン1枚に重ねる

◼️このカードのソウルにカード名に<アポカドラス>を含むカードがあれば、君のドロップゾーンの<竜装機>を1枚ソウルに入れる、この能力は1ターンに1回使える

◼️このカードのソウルが3枚以上ならこのカードは[2回攻撃]を得て、5枚以上ならこのカードの攻撃は無効にできない

[貫通][ソウルガード

 

サツキ[アポカドラスの効果でドロップにある<大竜装機ゼロカノン>を星合体!]

 

大竜装機 ゼロカノン

サイズ3/攻6000/防6000/打撃2

[コールコスト]ゲージ2払う

◼️このカードがソウルにあるネオドラゴンの打撃+2して、攻撃は無効にならずダメージは減らない

[星合体]

 

アポカドラス/攻12000/打撃5

 

サツキ[行くぞ!アポカドラスで攻撃!打撃5!この攻撃は無効にできず、ダメージは減らない!]

ヴァイザー[キャスト!<ヴァイザー ドレイン>!]

 

ヴァイザー ドレイン

君がカード名に<ヴァイザー>を含むカードを装備しているなら使える

◼️[対抗]相手のモンスター1枚を選びそのカードの打撃を君のライフに加える

 

ヴァイザー[その必殺モンスターの打撃5を吸収!(LP6→11)]

サツキ[それでも、ダメージは受ける!]

ヴァイザー[うぐっ]LP11→6

サツキ[まだ!終わらない!アポカドラスで2回攻撃!グレンストームキャノン!!]

 

ヴァイザー[キャスト<ヴァイザー ミラージュ>]

 

ヴァイザー ミラージュ

君がカード名に<ヴァイザー>を含むカードに変身しているなら使える

◼️[対抗]相手のモンスターの攻撃中、そのカードのサイズ分攻撃しているモンスターの打撃を減らす

 

サツキ[何…だと…]

ヴァイザー[アポカドラスのサイズは3、よって打撃を3減らす]

 

アポカドラス 打撃5→2

 

ヴァイザー[ふふふ…攻撃を無効に出来ずダメージも減らない、確かに一見防ぎようが無いように見えるが…ならば、打撃そのものを減らせばいい!]LP6→4

 

サツキ[くそっ、ターンエンド…]

 

ヴァイザー[私のターン、ドロー、チャージ&ドロー、バトルだ、アポカドラスを破壊してサイズ分ダメージ!]

 

アポカドラス ソウルガード3→2

 

サツキ[がぁぁ!]LP5→2

ヴァイザー[これでヴァイザーの打撃は5、アポカドラスに攻撃!]

 

アポカドラス ソウルガード2→1

 

サツキ(悪い、絵里ちゃん…、俺…)

 

絵里[サツキ…!やめてー!]

千歌[……!]バッ

 

ヴァイザー[これがバディファイトの新たな痛みだ!貫通!]

 

ヴァイザーの刃が俺に迫る、これで、終わりか…薄れる意識と痛みの中で、何か紅い光が遮ったように見えたが、そこで意識は途切れた

 

サツキ[……]LP2→0

 

ーー

 

気がついたら、私は飛び出していた…、無意識に私の中のドラゴンフォースが発動している。

 

千歌[もう、やめてください!]

ヴァイザー[君は…、Aqoursの…]

千歌[高海千歌です!]

ヴァイザー[ほぅ…ヴァイザーの刃を直接受け止めるとは、その紅い光がドラゴンフォースか…?]

千歌[あなたのやってるそれは、バディファイトじゃありません!私は、認めません…!]

ヴァイザー[ならば、どうする?]

千歌[私が戦います!]

ヴァイザー[そうか、だがヴァイザーの力は負担が大き過ぎてね、1日1回のファイトが限界と来ている…だから明後日だ、その日にファイトを受けよう]

千歌[明後日…?]

ヴァイザー[聞け参加者の皆さん!!スクフェスは明日が最終日だ!そして集めたスターが1番多かったチームの優勝だが…もし彼女達が優勝すれば、私とファイトする栄誉と彼女達との特別イベントを開催しよう!!]

 

そして、イスルギ社長は変身を解いて去って行った

 

 

イスルギ[君達とのファイト、楽しみにしているよ]

千歌[絶対、負けません…]

 

絵里[サツキ…!]

希[大丈夫、気ぃ失ってるだけや…、誰か男の人!手貸してください!]

[ああ、他にも手貸してくれ!]

[わかった!]

 

梨子[千歌ちゃん]

曜[千歌ちゃん]

千歌[ごめん、皆、勝手なことして…、でも!]

果南[千歌、いいよ、多分皆、同じだから]

ダイヤ[はい、私も同じ想いでした]

鞠莉[マリーも千歌っちと同じよ]

ルビィ[私もです!]

花丸[丸も見てて怒ったずら]

善子[許しておけないわ、絶対]

 

曜[私達も一緒に戦うよ!]

梨子[一緒に戦おう、千歌ちゃん]

千歌[皆…、うん!]




新たなる戦いの決意!

ついに前作の話数を越えますね


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千歌の決意、チームの総意

スクフェス会場 ホテル

 

寝室

 

サツキ[う〜ん、ここは…?]

絵里[あっ、目覚めた?ここはホテルよ]

サツキ[絵里ちゃん…俺、負けたのか]

絵里[うん、でも目覚めて良かった…]

サツキ[ごめんな…絵里ちゃん]

絵里[どうして謝るのよ]

 

コンコン、ガチャ

 

希[エリチ、サツキ君起きた?]

絵里[希、ええ、今起きたわ]

サツキ[希ちゃん、おはよう]

希[正確にはこんばんはやで]

 

コンコン、ガチャ

 

海未[サツキの具合はどうですか?]

にこ[お見舞い来てあげたわよ]

凛[凛達もいるよ!]

花陽[失礼します。]

サツキ[やあ、にこちゃん、凛ちゃん、花陽ちゃん]

にこ[何よ、元気そうじゃない]

花陽[良かったです!]

凛[ファイト見たよ]

サツキ[そうか、かっこ悪いとこ見せたかな]

海未[そんな事ありません、大変でしたね]

 

千歌[あの〜、失礼しま〜す]

 

絵里[あら、千歌ちゃん達、入ってらっしゃい]

Aqours[失礼します。]

梨子[サツキさん、大丈夫ですか?]

サツキ[ああ、大丈夫だよ]

花丸[良かったずら]

千歌[あの、サツキさん!話したい事があるんです]

サツキ[ん?]

 

千歌は今日あのファイトの後にあった事をサツキさんに話した

 

サツキ[そうか、イスルギと戦うんだな]

千歌[はい]

絵里[危険よ、サツキが勝てなかった相手なのよ、それにファイトしたら痛みがあるんでしょう?]

サツキ[ああ、危険な相手だ、殲滅王ヴァイザー あのモンスターは、本当に世界を滅ぼせるだけの力を持っている]

希[その、ヴァイザー?ちゅうんか?あのモンスターは何だったんや?]

サツキ[そうだな、話すよ、皆に心配かけたからね、イスルギの計画と狙いは、バディファイトの軍事利用だ]

絵里[軍事利用?]

サツキ[ああ、イスルギはヴァイザーをはじめとして、バディ兵器を創り出していた。多分だけど…バディファイトを兵器として利用するつもりだったみたいだ]

海未[バディファイトで戦争?]

にこ[何よそれ、バカバカしい]

サツキ[俺も思ったけど、でも、ヴァイザーの強さは本物だ、あんなのが兵器で使われたら、本当に世界を滅ぼしかねない]

千歌[そんな、バディファイトをそんな風に使うなんて、絶対に許せない!]

梨子[千歌ちゃん…]

絵里[まさか、イスルギ社長がそんな事…]

サツキ[けど、千歌ちゃん達が戦う必要はないよ、今度は僕が勝つ]

 

???[それはダメよ!安静にしてなさい]

 

サツキ[え、真姫ちゃん…?]

希[ああ、ウチがよんどいたで、真姫ちゃんたまたま近くに居たみたいやからな]

真姫[まったく、医者のプライベートは希少なのよ?]

ダイヤ[まさか、元μ'sの西木野 真姫さんまでいらしたとは…]

 

千歌[サツキさん、お願いします!私、ううん、私達!バディファイトが大好きなんです!だから、イスルギ社長の今の話を聞いて、ますますイスルギ社長が許せなくなりました。だから、私達に戦わせてください!お願いします!]

Aqours[お願いします!]

 

絵里[千歌さん、皆…]

サツキ[そうか…そうだね、わかったよ、君達に…任せるよ]

絵里[サツキ⁉︎]

サツキ[絵里ちゃん、今はAqoursに任せよう]

絵里[でも…]

サツキ[僕達にできるのは、彼女達を信じる事だけだ、それに、あの子達のバディファイトに掛ける思いに任せてみたいんだ]

絵里[サツキ…わかったわ、頼むわよ、皆]

 

Aqours[はい!]

 

 

海未[もしもし、私です。実は頼みがありまして…、はい…はい、あなたの力が必要です。……お願いしますね、どうかあの子達を守ってください]

 

 

翌日

 

スクフェス最終日

 

イスルギ[スクールバディチームの皆さん、時は来ました。ついにスクールバディフェスティバル最終日になりました。今日まで集めたスターの数が1番多かったチームの優勝になりますが、今回は収集ノルマを100個に設定します!スターを最大100個以上1番多く集めたチームが優勝となります!では、スクフェス最終日、かい…]

 

[その必要はありませんわ!]

イスルギ[何ですって?]

[ここに集まっているAqours以外の全てのチームは、今日を持ってこの大会を辞退します!]

イスルギ[何だと?]

 

千歌[あっ]

果南[美蓮!]

ダイヤ[なっ、何を言っているんですか⁈]

鞠莉[そうよ!私達と戦うって言ってたじゃない!]

美蓮[ええ確かに、ですが、昨日のイスルギ社長のファイトを見たら違うのです。私達がいつも感じているモノとは、そして千歌さんが割って入った時、私の中のモヤモヤがわかったのです。そうそれは、怒り、イスルギ社長のファイトには心が無い、ただ相手を痛ぶるあのファイトには、心を感じなかった、だから、私達はあなた達に託したいと思ったのです、私達の思いを、だから受け取ってください、私達の全員のスターを!]

 

千歌[美蓮さん…皆…!]

美蓮[私達は別々のチーム、敵同士、ですがバディファイトを愛する思いは皆一緒です。だから託しましたよ、私達のスターを、あのイスルギ社長を倒してください!]

 

[私達の分もお願い!]

[頼むよ、Aqours]

[あの社長を倒してー!]

 

千歌[皆、ありがとう!皆のスター、思い、受け取ったよ!]

 

千歌[イスルギ社長!これが皆の総意です!]

イスルギ[くふ…ふふふ…ふはははは!素晴らしい!素晴らしいよ、君達、さすが新時代を生きるファイター達だ!良いだろう、君達の総意に応えて今より特別イベント!イスルギカップを開催する!]




バディファイトを愛する思いが全チームを繋いだ…
新展開!イスルギカップ…開催!


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イスルギカップ 開催!

スクフェス最終日千歌達Aqours以外の全てのチームが大会を辞退して私達にスターと思いを託してくれた。バディファイトを兵器としか思わないイスルギ社長は必ず私達が倒す!

 

イスルギ[これより特別イベント、イスルギカップを開催する!]

 

千歌[イスルギカップ…?]

イスルギ[そう!君達の挑戦を受けるために準備した特設ファイトステージで行う最強のバディカップだ!開催は1時間後、楽しみにしているよ、ふはははは]

 

 

サツキ[イスルギカップ?]

絵里[そう、1時間後に開催みたいよ]

サツキ[面倒な事にならなければ良いけど…]

 

 

千歌[イスルギカップか〜]

梨子[大変なことになったね]

曜[うん、でも戦わないと…だよね]

千歌[うん、託されたんだ、皆に…]

 

職員[Aqours の皆さんですね?社長からイスルギカップの概要をお持ちしました。]

 

ダイヤ[ありがとうございます。]

職員[あの…、イスルギ社長と戦うんですよね?]

ダイヤ[はい…]

職員[私達は社長が何を考えて、何をしようとしているか分かりませんけど、あなた達にとって、とてもいけない事をしている事は分かります。どうかお願いです。社長が危ない橋を渡ろうとしているなら、どうか、止めてください!お願いします!]

千歌[…はい、絶対に勝ちます。止めて見せます!]

職員[それでは]

 

果南[イスルギカップの、概要を見てみようよ]

 

 

イスルギカップの概要

 

1.対戦方式はチーム戦

 

2.参加人数は9人

 

3.試合はポイント制

 

 

1時間後…

 

イスルギカップ 特設ファイトステージ

 

イスルギ[お集まりの皆さん!ただ今より、イスルギカップを開催いたします!この大会はこの私を加えた9人を相手にポイントを競う特別ルール、9人1人ずつで試合をしてポイントが多かった方の勝利になります。では紹介しようこの私に挑戦する、勇敢なる少女たち、チームAqours!そして、私が集めた8人、ネオシャドウズ!では、早速始めよう!最初の試合を、最初の1人を決めたまえ]

 

サツキ[気をつけろ…皆!]

 

 

鞠莉[私が先にやるわ!]

千歌[お願いします。鞠莉さん]

鞠莉[うん]

 

イスルギ[先に君に行って貰う、タカワキ]

タカワキ[OK、ボス!]

 

第1試合

 

鞠莉 vs タカワキ

 

オープンTHEフラッグ

 

鞠莉[レジェンドワールド]

タカワキ[マジックワールド]

 

タカワキ[俺のターン、チャージ&ドロー、<ソロモンの鍵 上巻>ゲージ+2、ゲージ3払いコール、<魔導4騎衆 幻影のクラマス>]

 

魔導4騎衆 幻影のクラマス

サイズ3/攻7000/防4000/打撃2

[コールコスト]ゲージ3払って君のデッキから2枚ソウルに入れる

◼️相手の場にサイズ2以下のモンスターが登場したら君の手札のカード1枚をドロップゾーンに置いてよい、そうしたら、登場したモンスターをレストする。この能力は1ターンに1回使える

◼️相手のエンドフェイズにレストしている相手のカードの数、相手にダメージ1!

[2回攻撃][ソウルガード]

 

タカワキ[バトル、クラマスで攻撃!]

鞠莉[うっ]LP10→8

タカワキ[ターンエンド]

 

鞠莉[私のターン、ドロー、チャージ&ドロー、センターに<獅子の星守りレアオン>をコール、ゲージ2払ってライトに<星神アストライオス>をコール!]

タカワキ[クラマスの効果、手札1枚棄て、アストライオスをレスト!]

 

アストライオス レスト

 

鞠莉[くっ、レフトに<幻星の巨神アストライオス>をコール、ゲージ1払い、<星弓 アルテミスアロー>を装備、バトル、巨神アストライオスとアルテミスアローで連携!合計6000!]

 

クラマス ソウルガード2→1

 

鞠莉[レアオンも攻撃!]

 

クラマス ソウルガード1→0

 

鞠莉[ターンエンド]

タカワキ[エンドフェイズにクラマスの効果、レストしているカードの数、ダメージ!レストしているカードは4枚、よってダメージ4!]

 

鞠莉[のぉぅ]LP8→4

 

タカワキ[俺のターン、ドロー、チャージ&ドロー、バトル、クラマスでレアオンに攻撃!]

鞠莉[レアオンの効果、自身を破壊してゲージ+2!]

タカワキ[クラマスで2回攻撃!]

鞠莉[おぅ!]LP4→2

タカワキ[ターンエンド]

 

鞠莉[私のターン、巨神アストライオスの効果で1ドロー、ダメージ1!]

タカワキ[ぐぅ]LP10→9

 

鞠莉[ドロー、チャージ&ドロー!私は負けないワ!レアオンを再コールして、破壊!ゲージ+2!ゲージ2払ってコール!<超星神竜 ネオアストラ>]

 

星神アストライオス 生滅

 

超星神竜ネオアストラ

サイズ3/攻7000/防7000/打撃2

[コールコスト]ゲージ2払う

◼️君の場のレフトとライトの星は破壊されず手札とデッキに戻せない

◼️このカード以外の君の場の星全ての攻撃力+3000/打撃+1!

◼️[対抗]レフトかライトの星1枚をドロップゾーンに置いてこのカードを場に残せる

[貫通][2回攻撃]

 

鞠莉[バトル、ネオアストラでセンターに攻撃!]

 

クラマス 撃破!

 

鞠莉[貫通!]

タカワキ[ぐぁぁ]LP9→7

鞠莉[ネオアストラで2回攻撃!]

タカワキ[うぉぉ!]LP7→5

鞠莉[巨神アストライオスで攻撃!ネオアストラの効果で打撃2!]

タカワキ[うぉぉ!]LP5→3

 

鞠莉[ファイナルフェイズ!ゲージ3払い必殺コール!]

 

ネオアストラ"スターダスト サイクロン"

サイズ3/攻10000/防7000/打撃2

[コールコスト]ゲージ3払い、君の場のサイズ2以上の星1枚に重ねる

◼️君の場の星のカードの数、このカードの打撃+1!

◼️このカード以外のサイズ2以下の星のモンスター全てはサイズ0になり破壊されず、手札とデッキに戻せない

[貫通][ソウルガード]

 

 

鞠莉[このカードは場の星の数、打撃を+する私の星のカードは、3 枚、よって打撃5!ネオアストラで攻撃!スターダスト サイクロン!]

 

タカワキ[ぐわぁぁぁ!]LP3→0

 

鞠莉[シャイニー!先ずは1勝ね!]

 

 

ネオシャドウズ 残り7人

 

 




ついに、イスルギカップ 開幕!


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皇族の剣

絵里[第1戦なんとか勝ったわね]

サツキ[ああ、だけどまだ1人倒した程度だ、まだこれからさ]

 

イスルギ[まあ、1勝はして貰わないとね、次はタナマチ、君だ]

タナマチ[はい!]

イスルギ[君にこのカードを渡そう]

タナマチ[ありがとうございます、社長]

 

鞠莉[なんとか勝ったわ]

果南[お疲れ、鞠莉]

千歌[次は誰行く?]

ルビィ[次…ルビィが行く!]

ダイヤ[ルビィ…]

ルビィ[止めないでね、お姉ちゃん、私も役に立ちたいから]

ダイヤ[最初から止めはしませんわ、気を付けてらっしゃい]

ルビィ[うん!]

 

イスルギカップ 第2戦

 

オープンTHEフラッグ

 

ルビィ[ダンジョンワールド]

タナマチ[レジェンドワールド]

 

ルビィ[私のターン、チャージ&ドロー、ゲージ1とライフ1払って(LP10→9)、<エスカーマ>と<ベスティア>をW装備、ゲージ1払ってコール<凱旋の騎士エルキホーテ>をレフトにコール、手札1枚ソウルイン]

 

凱旋の騎士エルキホーテ/攻5000/防3000/打撃2

 

ルビィ[バトル、エルキホーテで攻撃!アイテムをW装備していれば、打撃3!]

タナマチ[うぉぉ!]LP10→7

ルビィ[ターンエンド]

 

タナマチ[俺のターン、ドロー、チャージ&ドロー、ゲージ2払いライフ2払う(LP7→5)、<皇帝剣 ジ・エンペラー>装備!]

 

皇帝剣ジ・エンペラー

攻10000/打撃1

[装備コスト]ゲージ2払い、ライフ2払う

◼️[騎士召喚]君のレフトとライトにモンスターがない時、君のデッキの上から2枚を裏向きでレフトとライトに置く、そのカードはカード名を<皇族の騎士>とし、サイズ1/攻6000/防1000/打撃1のモンスターになる。この能力は1ターンに1回使える

◼️このカードのバトル後、君のレフトとライトのモンスター1枚をドロップゾーンに置いて、このカードを打撃+1してスタンドする

 

タナマチ[ジ エンペラーの効果、俺のレフトとライトに<皇族の騎士>をコールする!]

 

皇族の騎士

サイズ1/攻6000/防1000/打撃1

 

タナマチ[バトル]

ルビィ[凱旋の騎士エルキホーテをセンターに移動]

タナマチ[レフトの皇族の騎士で攻撃!]

 

凱旋の騎士エルキホーテ 撃破!

 

タナマチ[ライトに皇族の騎士で攻撃!]

ルビィ[あぅぅ!]LP9→8

タナマチ[皇帝剣ジ エンペラーで攻撃!]

ルビィ[うぁぁ]LP8→7

タナマチ[ジ エンペラーの効果、ライトの皇族の騎士を破壊してスタンド!打撃2になる!攻撃!]

ルビィ[うぁぁぁ!]LP7→5

タナマチ[さらに、レフトに皇族の騎士を破壊して打撃3スタンド!攻撃!]

ルビィ[きゃぁ!]LP5→2

タナマチ[ターンエンド]

 

ルビィ[ルビィのターン!輝麗化!] ゴゥ!

 

 

にこ[何⁉︎あの光!]

サツキ[ドラゴンフォース…?いや、違うな…]

 

ダイヤ[輝麗化とは、黒澤のファイターのみが扱える力、あの力を使う事で、次に引くカードを予測し、呼び込む事ができます。]

 

ルビィ[ドロー、チャージ&ドロー!ゲージ2払ってライトにコール<斬鋼の翼 ブレイドウイング・フェニックス>バトル、ブレイドウィングフェニックスで攻撃!]

タナマチ[ぐぁぁ!]LP5→3

ルビィ[ブレイドウィングで2回攻撃!]

タナマチ[ぐぉ!]LP3→1

ルビィ[これで!ブレイドウィング!3回攻撃!]

タナマチ[ぐぁぁ!!]LP1→0

 

ルビィ[か、勝ちました!]

 

 

ネオシャドウズ 残り6人

 

 




輝麗化は勝利すら予測する!


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影の帝王

希[よし!2勝や!]

花陽[順調だね!]

絵里[3人目、誰が出るかしら]

 

イスルギ[こちらは2敗か、だがまだ6人残っている…マツウラ、君に行ってもらう]

マツウラ[はい、分かりました]

 

 

ダイヤ[ルビィ〜!よく勝ちました♪さすが私の妹です]

ルビィ[お姉ちゃん!えへへ♪]

曜[次は?]

花丸[まるが行くずら!]

ルビィ[花丸ちゃん、頑張って!]

善子[勝ちなさいよ!]

花丸[うん!]

 

第3戦

 

オープンTHEフラッグ

 

花丸[マジックワールド]

マツウラ[ダンジョンワールド]

 

花丸[まるから行くずら、チャージ&ドロー、<シルエット シンバ>をライトにコール、バトル、シルエット シンバで攻撃!]

マツウラ[ぐぅぅ]LP10→7

花丸[ターンエンド]

 

マツウラ[私のターン、ドロー、チャージ&ドロー、ゲージ2払いセンターにコール<風雷魔竜 イグライド>]

 

 

風雷魔竜イグライド

サイズ3/攻8000/防6000/打撃2

[コールコスト]ゲージ2払い、君のデッキから2枚ソウルに入れる

◼️このモンスターが登場した時か破壊された時、相手にダメージ1!

◼️[起動]君の手札のDエネミーか魔王のカードをドロップゾーンに置く、このモンスターの打撃+1!

[貫通][ソウルガード][ライフリンク3 ]

 

マツウラ[イグライドの登場時、相手にダメージ1]

花丸[あぅっ]LP10→9

マツウラ[イグライドの効果で、手札のDエネミーと魔王を棄てて打撃3になる、バトル、イグライドでファイターに攻撃!]

花丸[うわぁっ]LP9→6

マツウラ[ターンエンド]

 

花丸[まるのターン、ドロー、チャージ&ドロー、ゲージ1で<ナイスワン!(最高だぜ!)>カード2枚ドローずら、<ソロモンの鍵 上巻>ゲージ+2ずら、そしてゲージ2払ってコール!<残影の帝王 シルエット エンペラー>]

 

残影の帝王 シルエットエンペラー

サイズ3/攻7000/防5000/打撃2

[コールコスト]ゲージ2払い、君のデッキから2枚ソウルに入れる

◼️君のアタックフェイズ開始時、このモンスターのソウルが2枚以上なら相手のモンスター1枚を相手の手札に戻して、3 枚以上ならこのカードは[貫通]を得て、4枚以上なら打撃+1する

◼️[起動][対抗]君のドロップゾーンのカード1枚をこのカードのソウルに入れる

[ソウルガード]

 

 

花丸[シルエットエンペラーの効果、ドロップからカード1枚ソウルインずら]

 

シルエットエンペラー ソウル2→3

 

花丸[バトル、風雷魔竜イグライドを手札に戻すずら!]

 

イグライド ソウルガード 2→1

 

花丸[シルエットエンペラーでイグライドに攻撃!]

 

イグライド ソウル1→0

 

マツウラ[このモンスターが破壊されたらダメージ1!]

花丸[うわぁ!]LP6→5

花丸[シルエットエンペラーのソウルが3以上なら貫通!]

マツウラ[ぐぅぅ!]LP7→5

 

花丸[ファイナルフェイズずら!ゲージ3払い、シルエットエンペラーに重ねて必殺コール!]

 

シルエットエンペラー"THEシャドウレイス"

サイズ3/攻10000/防5000/打撃3

[コールコスト]ゲージ3払い、君の場のシャドウシェイド1枚の上に重ねる。

◼️この必殺モンスターが登場した時このカード以外の全てのモンスターを手札に戻す、その後、ドロップゾーンのカード1枚をソウルに入れる。

◼️この必殺モンスターのソウルが3枚以上ならこのカードの打撃+2して、ソウルが4枚以上ならこのカードの攻撃は無効に出来ない

[ソウルガード]

 

花丸[必殺モンスターの登場時、全てのモンスターを手札に戻すずら!そしてソウル+1!]

 

風雷魔竜イグライド バウンス

 

花丸[シルエットエンペラーで攻撃!ソウル3 以上なら打撃5になるずら!そしてソウルが4以上なら攻撃を無効に出来ないずら!]

マツウラ[な、何⁉︎]

花丸[行くずら!シルエットエンペラー"THEシャドウレイス"!]

マツウラ[うわぁぁぁ!]LP5→0

 

花丸[まるの勝ちずら!]

 

 

ネオシャドウズ 残り5人

 




相手を敗北へ誘う少女の影


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殲滅のアサシン

真姫[へ〜、なかなかやるじゃない、花丸って子]

希[せやね、あれだけのソウルを操るのは容易やない、すごい子や]

絵里[次は誰かしら]

 

 

ルビィ[やったね花丸ちゃん!]

善子[まぁ、なかなか、やるじゃない!勝ってよかったわ]

花丸[ありがとう、2人共!]

ダイヤ[次は私が行きます。よろしいですね、千歌さん]

千歌[はい、お願いします、ダイヤさん!]

 

 

イスルギ[まさか、ここまでとはな…、次は君に行ってもらう、ミウラ]

ミウラ[はい、社長]

イスルギ[君にこのカードを渡そう]

ミウラ[ありがとうございます。]

 

 

第4戦

 

オープンTHEフラッグ

 

ダイヤ[カタナワールド]

ミウラ[カタナワールド]

 

ダイヤ[あなたは、大会の概要を伝えてくれた…、シャドウズだったのですね]

ミウラ[はい、あなた方にはイスルギ社長を止めてくれとは言いましたが、ファイトするとなったら全力です、勝ちます]

ダイヤ[望むところです、私も全力で勝ちます!チャージ&ドロー、手札を1枚棄て装備<天下五剣 数珠丸>、バトル、数珠丸で攻撃!]

ミウラ[くぅ!]LP10→7

ダイヤ[ターンエンド]

 

ミウラ[私のターン、ドロー、チャージ&ドロー、ゲージ2払いセンターにコール<殲滅のアサシン 殺戮丸>]

 

殲滅のアサシン 殺戮丸

カタナW/カタストロフW

殲滅/忍者

サイズ3/攻7000/防6000/打撃2

[コールコスト]ゲージ2払い、君のデッキから2枚をソウルに入れる

◼️[纎影滅]このカードが相手のモンスターを攻撃した時、攻撃対象の相手のモンスター1枚を破壊して相手にダメージ2!この能力は1ターンに1回使える。

◼️このカードがドロップゾーンに置かれたらゲージ+2

[2回攻撃][移動][ソウルガード]

 

 

ミウラ[バトル、殺戮丸で攻撃!]

ダイヤ[ぐぅっ]LP10→8

ミウラ[殺戮丸の2回攻撃!]

ダイヤ[うぐっ]LP8→6

ミウラ[ターンエンド]

 

ダイヤ[私のターン、ドロー、チャージ&ドロー、ゲージ1払いライトに<電速忍者イナズマ>、レフトに<白夜"もうど白夜叉">をコール、バトル、白夜とイナズマで攻撃!合計9000!]

 

殺戮丸 ソウルガード2→1

 

ダイヤ[数珠丸は私の場に忍者がいれば、6000になります、数珠丸で攻撃!]

 

殺戮丸 ソウルガード1→0

 

ダイヤ[ターンエンドです]

 

ミウラ[私のターン、ドロー、チャージ&ドロー、バトル!殺戮丸で電速忍者イナズマに攻撃!殺戮丸の効果でイナズマを破壊!]

 

電速忍者イナズマ 破壊!

 

ミウラ[殺戮丸のさらなる効果でダメージ2!]

ダイヤ[うぁぁっ]LP6→4

ミウラ[殺戮丸で2回攻撃、白夜に攻撃!殺戮丸の効果で白夜を破壊!]

 

白夜"もうど白夜叉" 破壊!

 

ミウラ[ダメージ2!]

ダイヤ[あぁぁっ!]LP4→2

ミウラ[ターンエンド]

 

ダイヤ[ぐっ…、輝麗化!]ゴゥ!

ミウラ[…!]

ダイヤ[私のターン、ドロー、チャージ&ドロー!レフトに<月影"もうど黒夜叉">、ライトに<白夜"もうど白夜叉">を再コール、バトルです!数珠丸で殺戮丸に攻撃!]

 

殲滅のアサシン 殺戮丸 撃破!

 

ミウラ[殺戮丸の効果でゲージ+2]

ダイヤ[白夜で攻撃!]

ミウラ[くっ]LP7→6

ダイヤ[月影で攻撃!]

ミウラ[あぐっ]LP6→4

 

ダイヤ[ファイナルフェイズ!ゲージ2払い月影と白夜を必殺鬼神合体!]

 

 

剛刃丸"鬼神奥義 疾風閃光斬"

サイズ3/攻9000/防4000/打撃2

[コールコスト]ゲージ2払い、君の場のカード名に<月影>と<白夜>を含むカードか、カード名に<剛刃丸>を含むカードか、その両方をソウルに入れる

◼️このモンスターのソウル1枚をドロップゾーンに置く、そうしたらこのカードの打撃+3!

◼️このモンスターにソウルが無い時、このカードの防御力+5000!

[貫通][ソウルガード]

 

 

ダイヤ[剛刃丸の効果で自身のソウル1枚コストにして、打撃+3 !]

ミウラ[これで、終わりですか、見事です]

ダイヤ[私達は負けません、必ず勝利し、あなたの為にもイスルギ社長を止めて見せます。打撃5の剛刃丸で攻撃!鬼神奥義 疾風閃光斬!]

ミウラ[頼みます、Aqoursの皆さん…]LP4→0

 

ダイヤ[私の勝ちです!]

 

 

ネオシャドウズ 残り 4人




互いの思いが決意を強くする


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殲滅の暴鬼

海未[ダイヤさんですか…、とても良い太刀筋をしていますね、家の門下生に欲しいです。]

にこ[辞めときなさい…]

絵里[凄いわ、4連勝ね]

凛[このまま行ける!]

 

 

ルビィ[お姉ちゃん、お疲れさま]

鞠莉[お疲れ、ダイヤ!]

ダイヤ[ええ、千歌さん、勝ちますわよ、この戦い]

千歌[うん!]

善子[さて、次はヨハネの番ね!]

花丸[善子ちゃん、頑張るずら!]

梨子[勝ってよ、よっちゃん!]

善子[当然!]

 

ミウラ[申し訳ありません、社長]

イスルギ[それは、ファイトに負けた事か?それとも……?]

ミウラ[全てです。]

イスルギ[ふん、まぁいい、ファイトには負けたが君はよく頑張ってくれた、ゆっくり休みたまえ]

ミウラ[はい、ありがとうございます。]

イスルギ[次は君が行ってくれ、キタムラ]

キタムラ[分かりました。]

イスルギ[君にはこのカードを使わせよう]

キタムラ[はい、ボス]

 

 

第5戦

 

オープンTHEフラッグ

 

善子[デンジャーワールド]

キタムラ[デンジャーワールド]

 

キタムラ[俺のターン、チャージ&ドロー、ゲージ3払いセンターにコール、<殲滅の暴鬼 ブレイクロス>]

 

 

殲滅の暴鬼 ブレイクロス

デンジャーW/カタストロフW

殲滅/デュエルドラゴン

サイズ3/攻10000/防6000/打撃2

[コールコスト]ゲージ3払い、君のデッキから4枚ソウルに入れる

◼️このモンスターはセンターにしかコールできない

◼️このモンスターが破壊されたら相手にダメージ1!

[3回攻撃][ソウルガード][ライフリンク3]

 

キタムラ[バトル、ブレイクロスで攻撃!]

善子[うぁ!]LP10→8

キタムラ[ターンエンド]

 

善子[私のターン、ドロー、チャージ&ドロー、ゲージ2払って装備、<暴槍 闇穿ち>ライフ+3(LP8→11)、ライトに<タイラント ジン>をコール、ゲージ1でレフトに<タイラント グリフィン>をコール、バトル、タイラントジンとグリフィンで連携攻撃!グリフィンの効果でライフ+1(LP11→12)]

 

ブレイクロス ソウルガード4→3

 

キタムラ[ブレイクロスが破壊された時、相手にダメージ1だ!]

善子[うぐっ]LP12→11

善子[タイラントグリフィンと闇穿ちで連携!グリフィンの効果でライフ+1、ジンの効果でアイテムが攻撃したらライフ+2、合計ライフ+3(LP11→14)!]

 

ブレイクロス ソウルガード3→2

 

キタムラ[破壊時、ダメージ1!]

善子[うぐっ]LP14→13

善子[ターンエンド]

 

キタムラ[俺のターン、ドロー、チャージ&ドロー、<超力充填>(LP10→9)、ゲージ+3、ゲージ1払い<暴鬼兵バークロ>の効果、ブレイクロスのソウルに入れる]

 

ブレイクロス ソウル2→3

 

暴鬼兵バークロ

デンジャーW/カタストロフW

殲滅/デュエルドラゴン

サイズ1/攻3000/防3000/打撃2

◼️ゲージ1払って手札のこのカードを君の場の殲滅/デュエルドラゴン1枚のソウルに入れる

◼️このカードがソウルにあるカードが攻撃した時、サイズ2以下の相手のモンスターを1枚破壊する。この能力は1ターンに1回使える。

 

 

キタムラ[バトル、ブレイクロスで攻撃!ソウルのバークロの効果でタイラントグリフィンを破壊!]

 

タイラントグリフィン 爆砕!

 

善子[うぁぁっ]LP13→11

キタムラ[ブレイクロスの2回攻撃!]

善子[くぅぅ!]LP11→9

キタムラ[まだ終わらん!ブレイクロスで3回攻撃!]

善子[きゃぁ!]LP9→7

キタムラ[ターンエンド]

 

善子[私のターン、ドロー、チャージ&ドロー!<闘気暴走>ライフ6払って(LP7→1)、ゲージ+6!<血流呼気>ライフ+4(LP1→5)!さらにゲージ1でレフトにコール<タイラントケルベロス>効果でアイテムサーチ、バトル、ケルベロスとジンで連携攻撃!]

 

ブレイクロス ソウルガード3→2

 

キタムラ[ブレイクロスの破壊でダメージ1!]

善子[あぁ!]LP5→4

善子[闇穿ちで攻撃!タイラントジンの効果でライフ+2(LP4→6)!]

 

ブレイクロス ソウルガード2→1

 

キタムラ[ダメージ1だ!]

善子[きゃぁ]LP6→5

 

善子[ファイナルフェイズ!ゲージ3払い、タイラントケルベロスをコストに必殺コール!]

 

 

ケルベロス"イグナイテッド ソードビット"

サイズ2/攻7000/防5000/打撃3

[コールコスト]ゲージ3払い、気の場のタイラントのモンスター1枚に重ねる。

◼️君の手札にある、または装備している君のアイテム1枚をドロップゾーンに置く、そのアイテムの攻撃力と打撃をこのモンスターの攻撃力と打撃に加える。この能力は1ターンに1回使える

◼️このカードの攻撃ダメージは減らない

[2回攻撃][貫通][ソウルガード]

 

 

善子[ケルベロスの効果で手札の<牙槍斧 オウガ斬魔>を捨てる、そして攻撃力と打撃を加える!]

 

ケルベロス 攻12000/打撃5

 

善子[ケルベロスで攻撃!]

 

ブレイクロス ソウルガード1→0

 

善子[貫通!]

キタムラ[がぁぁぁ!]LP9→4

キタムラ[ぐっ、ブレイクロスの効果でダメージ1だ!]

善子[きゃっ]LP5→4

善子[ケルベロスで2回攻撃!]

 

ブレイクロス 撃破! ライフリンク3 LP4→1

 

善子[トドメの貫通!イグナイテッドソードビット!!]

キタムラ[ぐぁぁぁ!!]1→0

 

 

善子[ヨハネに挑んだ事、後悔しなさい!]

 

 

ネオシャドウズ 残り 3人




堕天の少女が悪を裁く!


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殲滅の武神

花陽[善子ちゃん凄い、たった2撃で相手を倒しちゃった…!]

真姫[ええ、デンジャーワールドの特徴的な高火力を上手く使ってたわね、凄い子ね]

サツキ[まさか、真姫ちゃんがここまで、絶賛するなんてな…]

真姫[あら、私だって素直に褒めるくらいできるわよ、善子は凄いわ]

希[イスルギ社長も、後は無いで…]

 

 

イスルギ[む…、私達にはもう彼女達に勝てるだけの余裕はないか…今さらネオシャドウズが勝っても、彼女達の勝ち数を超える事はできない…、だが諦める事は許さん!ミサワ、君に行って貰う]

ミサワ[ええ、行かせて貰う]

イスルギ[君にこのカードを]

ミサワ[ありがたく使わせて貰う]

 

 

花丸[善子ちゃん、よく勝ったずら]

善子[とーぜんでしょ!]

果南[さあ!善子も勝ったし、次は私が行く!]

ダイヤ[頑張ってください、果南さん]

鞠莉[ファイトよ!果南!]

果南[よし!行ってくる!]

 

第6戦

 

オープンTHEフラッグ

 

果南[エンシェントワールド]

ミサワ[エンシェントワールド]

 

果南[私のターン、チャージ&ドロー、<竜貴神速>私のデッキを2枚捨ててゲージ+1、ゲージ2払ってコール!<武神番長デュエルイェーガー>、バトル、デュエルイェーガーで攻撃!]

ミサワ[うぅ!]LP10→8

果南[ターンエンド]

 

ミサワ[私のターン、ドロー、チャージ&ドロー、<竜枯盛衰>(LP8→6)ゲージ+4、ゲージ4払いコール!<殲滅の武神 カタストロフズィーガー>]

 

 

殲滅の武神 カタストロフズィーガー

エンシェントW/カタストロフW

殲滅/神/ドラゴンロード

サイズ3/攻8000/防8000/打撃2

[コールコスト]ゲージ4払い、手札のドラゴンロードを3枚までソウルに入れる

◼️このモンスターの攻撃で破壊した相手のモンスターが場に残る場合、相手はライフ1を払わないとそのモンスターを場に残せない

◼️[起動]このモンスターのソウル1枚を裏向きにする、そうしたらこのモンスターをスタンドする。相手はライフ1を払えばこの能力を無効にできる。この能力は1ターンに1回使える。

[2回攻撃][ソウルガード][ライフリンク4]

 

 

ミサワ[バトル、カタストロフズィーガーでデュエルイェーガーに攻撃!]

 

デュエルイェーガー 撃破!

 

ミサワ[あなたはライフ1を払えば場に残す効果を使えるわ、どうする?]

果南[くっ…、ライフ1払って、ソウルガード!(LP10→9)]

 

デュエルイェーガー ソウルガード2→1

 

ミサワ[2回攻撃よ!]

果南[ライフを払ってソウルガード!(LP9→8)]

 

デュエルイェーガー ソウル1→0

 

ミサワ[カタストロフズィーガーのさらなる効果、このカードのソウルを裏向きにしてスタンドする!あなたはライフ1を払ってこの効果を無効にできるけど、どうする?]

果南[ライフは払わない!]

ミサワ[そう、カタストロフズィーガーで3回攻撃!]

果南[デュエルイェーガーの効果、手札の竜王番長を捨てて防御力+10000!防御力15000!]

ミサワ[くっ、ターンエンド]

 

果南[私のターン、ドロー、チャージ&ドロー、ゲージ1とデッキから1枚捨て装備<海王の錨 荒波>、バトル、デュエルイェーガーで攻撃!]

 

カタストロフズィーガー ソウルガード3→2

 

果南[ターンエンド]

 

ミサワ[私のターン、ドロー、チャージ&ドロー、ゲージ1払い装備<殲滅の拳 バクワリ>]

 

殲滅の拳 バクワリ

エンシェントW/カタストロフW

攻5000/打撃2

[コールコスト]ゲージ1払う

◼️君の場にサイズ3の殲滅のモンスターがいれば、このカードをレストする、君のデッキの上から1枚をサイズ3 のモンスター1枚のソウルに入れる

 

 

ミサワ[バクワリの効果、このカードをレストしてデッキから1枚をカタストロフズィーガーのソウルに入れる!]

 

カタストロフズィーガー ソウル2→3

 

ミサワ[バトル、カタストロフズィーガーで攻撃!]

果南[手札の竜王番長を捨てて防御力15000!]

ミサワ[2回攻撃!]

果南[もう1枚捨てて15000!]

ミサワ[ソウルを裏向きにしてスタンド!]

果南[ライフ1払って、スタンドさせない!(LP8→7)]

ミサワ[ターンエンドよ]

 

果南[私のターン、ドロー、チャージ&ドロー、ゲージ3払って、ソウルの無いデュエルイェーガーに重ねて進化コール!<剛腕無双番長デュエルイェーガー"リボルテッド">ドロップの竜王番長8枚をソウルイン!さらに、ゲージ1とライフ1払い(LP7→6)荒波をリボルテッドにソウルイン!これでリボルテッドは貫通を得る!バトル、リボルテッドで攻撃!]

 

カタストロフズィーガー ソウルガード3→2

 

果南[貫通!]

ミサワ[くぅぅ]LP6→4

果南[リボルテッドで2回攻撃!]

 

カタストロフズィーガー ソウルガード2→1

 

果南[貫通!]

ミサワ[うぅ!]LP4→2

果南[このターンで決める!キャスト!<海番魂>!デュエルイェーガーリボルテッドをスタンド!3回攻撃!]

 

カタストロフズィーガー ソウルガード1→0

 

果南[トドメの貫通!]

ミサワ[うわぁぁぁ!!]LP2→0

 

果南[私の勝ちだね!]




完膚なきまで沈める海の番長!


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殲滅の黒騎士

絵里[デュエルイェーガー、強力なモンスターね、アレを突破するとは難しそうね〜]

サツキ[ああ、厄介なモンスターだね]

真姫[残すネオシャドウズは2人ね]

 

???[皆〜、お待たせ!]

 

海未[やっと来ましたか、ことり!]

凛[え?ことりちゃんだ〜]

ことり[久しぶり、皆!]

にこ[あんた、海外は…]

ことり[それより、もう次の試合じゃない?]

 

 

鞠莉[さすが果南!余裕の勝利ね!]

ダイヤ[果南さんが負けるわけありませんわ]

曜[さて、果南ちゃんも勝ったし、次私が行こうかな]

千歌[曜ちゃん、頑張ってね!]

曜[ヨーソロー!バッチリ勝ってくるよ!]

 

 

イスルギ[次は君だアシカワ]

アシカワ[ふん、任せな]

イスルギ[君にもカードを渡そう]

アシカワ[ありがたく、使うぜ]

 

 

第7戦

 

オープンTHEフラッグ

 

曜[ダークネスドラゴンワールド]

アシカワ[ダークネスドラゴンワールド]

 

アシカワ[俺の先攻、チャージ&ドロー、<殲滅の黒騎士ディスナイトメア>]

 

 

殲滅の黒騎士 ディスナイトメア

ダークネスドラゴンW/カタストロフW

殲滅/黒騎士

サイズ3/攻4000/防4000/打撃2

◼️このモンスターが破壊されたら相手にダメージ1!

◼️このモンスターが破壊されたターンの終了時にドロップゾーンのこのカードをセンターにコールできる

◼️このカードが攻撃する時、このモンスターの攻撃力+5000!

[2回攻撃][貫通]

 

 

アシカワ[ディスナイトメアで攻撃!]

曜[うっ]LP10→8

アシカワ[ターンエンド]

 

曜[私のターン、ドロー、チャージ&ドロー、ゲージ1でレフトにコール<覚醒の黒死竜 アビゲール>登場時、ディスナイトメアを破壊!そして2枚相手のデッキを破棄!]

 

ディスナイトメア 破壊!

 

アシカワ[デッキが⁉︎だがディスナイトメアが破壊されたら相手にダメージ1!]

曜[うっ]LP8→7

曜[アビゲールで攻撃!]

アシカワ[くぅ!]LP10→8

曜[ターンエンド]

アシカワ[ディスナイトメアは破壊されたターンの終わりにセンターに復活する!]

 

アシカワ[俺のターン、ドロー、チャージ&ドロー、ゲージ1払って装備<殲滅の黒剣 アンジール>]

 

 

殲滅の黒剣 アンジール

ダークネスドラゴンW/カタストロフW

攻6000/打撃1

[装備コスト]ゲージ1払う

君のセンターのモンスターを破壊してこのカードの打撃+1!

 

アシカワ[バトル、ディスナイトメアで攻撃!]

曜[うぁ!]LP7→5

アシカワ[2回攻撃!]

曜[うわぁ]LP5→3

アシカワ[アンジールの効果、センターのディスナイトメアを破壊して、アンジールの打撃+1!ディスナイトメアの効果でダメージ1!]

曜[わぁ!]LP3→2

アシカワ[アンジールの攻撃!打撃2!]

曜[キャスト!<黒竜の盾>!ダメージを0にして、ライフ+1(LP2→3)]

アシカワ[ふん、ディスナイトメアをセンターに復活してターンエンド]

曜[私のターン、ドロー、チャージ&ドロー!ゲージ1でライトに<黒き死竜アビゲール>をコール、効果、手札1枚捨てて、ディスナイトメアを破壊!相手のデッキもサイズ分破壊!]

 

ディスナイトメア 破壊!

 

アシカワ[ディスナイトメアの破壊でダメージ!]

曜[うぐっ]LP3→2

曜[ゲージ2で<ドラゴンフォース>解放!バトル、ドラゴンフォースで攻撃!相手のデッキを3枚捨ててライフ+1(LP2→3)、

アシカワ[キャスト!<ミッドナイトシャドウ>攻撃無効!]

曜[攻撃が無効になっても、相手のデッキを3枚破壊!ライフ+1(LP3→4)、覚醒のアビゲールで攻撃!]

アシカワ[ぐぁっ]LP8→6

曜[黒きアビゲールで攻撃!]

アシカワ[うぉ!]LP6→4

 

曜[ファイナルフェイズ!ゲージ3払ってアビゲールを破壊して必殺コール!登場時、このカード以外のモンスター全て破壊する!相手のドロップゾーンが6以上なら打撃6!12枚以上なら攻撃は無効にならない!アビゲールで攻撃!バニシングデスホール!!]

アシカワ[ぐぁぁぁ!!]LP4→0

 

曜[完全勝利!ヨーソロー!]

 

ネオシャドウズ 残り 1人!




その漆黒は光を際立たせる


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殲滅の星竜

ことり[あの曜ちゃんって子、凄い]

海未[ええ、ライフとデッキを同時に消し去る戦法、まさにダークネスですね]

にこ[よく意味が分からないわ]

絵里[ついに、ネオシャドウズも残り1人ね]

希[せやな、次は梨子ちゃんの試合や、同じフラッグ使いとして応援せんとな]

 

 

 

梨子[最後は私ね、必ず最後のネオシャドウズを倒す!]

千歌[頑張って、梨子ちゃん!]

梨子[うん!]

 

 

イスルギ[最後はミタガワ、君にも新たなカードを与えよう]

ミタガワ[はい、社長]

 

 

第8戦

 

オープンTHEフラッグ

 

梨子[スタードラゴンワールド]

ミタガワ[スタードラゴンワールド]

 

梨子[私の先攻、チャージ&ドロー、手札の<竜装機>を1枚破棄して<ドラグアームズファクトリー>、カード2枚ドロー、ゲージ2払ってライトにコール!<ジャックナイフ"オーバーライト">]

 

ジャックナイフ"オーバーライト"

サイズ2/攻5000/防5000/打撃3

 

 

千歌[新しいジャックだ!]

曜[凄い、かっこいい!]

 

 

梨子[ジャックナイフ"オーバーライト"の登場時、ドロップの<剣星機Jイグナイター>を星合体!バトル、ジャックで攻撃!打撃4!]

ミタガワ[ぐぁっ]LP10→6

梨子[ターンエンド]

 

ミタガワ[私のターン、ドロー、チャージ&ドロー、ゲージ3払い私のデッキを10枚捨ててセンターにコール、< 殲滅の星竜(ドラグナーブレイカー)メテオブリューナク>]

 

殲滅の星竜(ドラグナーブレイカー)メテオブリューナク

スタードラゴンW/カタストロフW

ネオドラゴン/殲滅

サイズ3/攻6000/防5000/打撃1

[コールコスト]ゲージ3払い、君のデッキから10枚ドロップゾーンに置く。

◼️このモンスターが攻撃した時に、君のドロップゾーンのカード1枚をこのカードのソウルに入れる。この能力は1ターンに2回使える

◼️このモンスターのソウルが増えた時、相手にダメージ1!

[2回攻撃][ソウルガード][ライフリンク4]

 

 

ミタガワ[バトル、メテオブリューナクでファイターに攻撃!ドロップゾーンから<滅装機(ブレイクアームズ)Dパイル>を星合体!]

 

滅装機(ブレイクアームズ)Dパイル

スタードラゴンW/カタストロフW

竜装機/殲滅

サイズ1/攻2000/防1000/打撃1

◼️このカードはドロップゾーン以外からソウルに入れる事はできない

◼️ドロップゾーンのこのカードがネオドラゴンのソウルに入った時、君のデッキから2枚ドロップゾーンに置いてゲージ+1

◼️[ブレイクエナジー]このカードがソウルにあるネオドラゴンのバトル終了時、打撃+1してスタンドさせる。[ブレイクエナジー]は1ターンに1回使える

 

 

ミタガワ[メテオブリューナクの新たな効果、このカードのソウルが増えた時、ダメージ1!]

梨子[うぅ!]LP10→9

ミタガワ[さらに、Dパイルの効果でゲージ+1、そして攻撃ダメージ!]

梨子[うぁ!]LP9→8

ミタガワ[Dパイルの効果で打撃+1でスタンドするけど2回攻撃ですでにスタンドしている、2回攻撃!打撃2!そしてドロップの<滅装機Dガトラン>を星合体]

 

滅装機Dガトラン

スタードラゴンW/カタストロフW

サイズ1/攻1000/防1000/打撃3

◼️このカードはドロップゾーン以外からソウルに入れる事はできない

◼️このカードがソウルにあるネオドラゴンの攻撃力+1000/防御力+1000!

 

 

ミタガワ[ソウルが増えた時ダメージ1!]

梨子[あっ]LP8→7

ミタガワ[打撃2の攻撃!]

梨子[うぁ!]LP7→5

ミタガワ[ターンエンド]

 

梨子[私のターン、ドロー、チャージ&ドロー、ゲージ2で<ドラゴンフォース>解放!<ジャックナイフ リペア>ゲージ+1、そしてドロップの<竜装機 ラビリントス>を星合体、ソウルが2以上になった事で、ジャックナイフ"オーバーライト"は攻7000/貫通を得る、バトル!ジャックナイフでメテオブリューナクに攻撃!]

 

メテオブリューナク ソウルガード2→1

 

梨子[ラビリントスの効果でダメージ1!]

ミタガワ[くっ!]LP6→5

梨子[貫通!]

ミタガワ[ぐぁっ!]LP5→1

梨子[ドラゴンフォースで攻撃!]

 

メテオブリューナク ソウルガード1→0

 

梨子[ドラゴンフォースで2回攻撃!]

 

メテオブリューナク 撃破!ライフリンク4 LP1→0

 

ミタガワ[うぁぁぁぁ!!]

 

 

梨子[なんとか…、私の勝ちです!]

 

 

ネオシャドウズ 全滅!

 




勝利へ導く星の輝き!


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イスルギカップ最終戦!千歌 vs イスルギ

今回から<殲滅王 ヴァイザー>の効果をエラッタします。

殲滅王 ヴァイザー
サイズ4/攻8000/防8000/打撃2
◼️このカードはコールできない
◼️このカードは手札とデッキに戻らず、[君の場に元々がサイズ4のモンスターがいる] として使う
◼️君のアタックフェイズ開始時、このカードのソウル1枚をドロップゾーンに置いてよい、そうしたら、相手の場のモンスター1枚を破壊して相手にダメージ1!その後、破壊したカードのサイズ分このカードの打撃に加える。この能力は1ターンに1回使える
[貫通][ソウルガード][変身](ゲージ3 払い君の場の殲滅2枚以上全てをソウルに入れる)


理由は、破壊したサイズ分ダメージを与えた上にサイズ分打撃を増やしたらカオスがかわいそうだからです。

だって、ダメージ30及び打撃30増えるんすよ…、カオスのフラッグで守れるか…、けど、サイズ3を破壊すれば、ダメージ3と打撃5が毎ターン襲ってくるのは、カオスには辛い


カタストロフワールド/フラッグ
◼️君は属性に<殲滅>とあるカードを使える
◼️君の手札と場のサイズ4のカードのサイズを1減らす
◼️君は手札6枚、ゲージ2枚、ライフ10からファイトを始める


ついに、ネオシャドウズは全滅した!

 

[良いぞAqours!]

 

[この調子で行けー!]

 

[イスルギ社長を倒してー!]

 

 

イスルギ[まさか、ネオシャドウズが全滅するとは…、くっふふふ…、ふはははは!素晴らしい!実に素晴らしいよ!Aqours!さあ、次はこの私とのファイトだ!が、少し休憩を挟もう、じっくりと休むが良い]

 

 

休憩中

 

絵里[皆〜!そろそろお昼にしましょ!]

 

千歌[絵里さん!あっ、ことりさんだ!]

 

ダイヤ[なんと!ことりさんもいらしたなんて]

 

ことり[ふふふ、はじめまして♪皆疲れたでしょ?お弁当作ってきたの!皆で食べよ!]

 

ルビィ[はわわわ…、ことりさんの手作りお弁当…!]

 

全員[いただきます!]

 

果南[けど凄いね、私達…あのμ'sと一緒にお弁当食べてるなんて]

 

ダイヤ[凄いどころの騒ぎではありませんわ!奇跡です!]

 

梨子[ダイヤさん、それ千歌ちゃんの…]

 

にこ[にしても皆、よく全員勝てたわね!]

 

希[うん!ウチの想像以上や!]

 

花陽[皆さん良く頑張りました!]

 

サツキ[ああ、残すはイスルギ社長だけだ…、頑張れよ千歌ちゃん!]

 

千歌[はい!頑張ります!絶対に勝ってみせます]

 

曜[その意気だよ、千歌ちゃん!]

 

海未[でも、油断できる相手ではないでしょう、実際サツキも負けた相手ですから、実力は本物です。]

 

絵里[気を引き締めて行かないとね!]

 

真姫[がっつり食べなさい!]

 

千歌[はい!]

 

全員[ごちそうさまでした!]

 

ことり[はい、お粗末様]

 

千歌[よーし!行くよ!]

 

 

イスルギカップ、最終戦!

 

イスルギ[まさか、本当に私の前に立つとわね、素晴らしいよ!]

 

千歌[皆が繋いでくれたこのファイト、絶対に勝ちます!]

 

イスルギ[良いだろう、さて私も社長の仮面を外すとしよう…、行くぞ!高海千歌さん、新たなバディファイトを見せてやろう!]

 

千歌 vs イスルギ

 

オープンTHEフラッグ

 

千歌[ドラゴンワールド]

 

イスルギ[カタストロフワールド]

 

千歌[私のターン、チャージ&ドロー、ライトに<黒点の竜 ブラックドット>コール、レフトに<フレアファングドラゴン>コール、登場時、1チャージ、1ドロー!ゲージ1払い装備<バルナックル>バトル、バルナックルで攻撃!]

 

イスルギ[くっ…、ふふふ…]LP10→8

 

千歌[ターンエンド]

 

イスルギ[俺のターン、ドロー、チャージ&ドロー!レフトに<殲滅騎士 アルタス>ライトに<殲滅騎士 ヴァルナス>センターに<殲滅騎士チェーンナイトドラゴ>をコール]

 

 

殲滅騎士アルタス

カタストロフW

殲滅

サイズ1/攻2000/防2000/打撃1

◼️ソウルのこのカードがドロップゾーンに置かれたターンの終わりに君のライフ+2!

 

 

殲滅騎士ヴァルナス

カタストロフW

殲滅

サイズ1/攻5000/防1000/打撃2

◼️このカードが登場したとき、君のデッキからゲージ+2

 

 

殲滅騎士チェーンナイトドラゴ

カタストロフW

殲滅

サイズ1/攻4000/防4000/打撃1

◼️ソウルのこのカードがドロップゾーンに置かれたターンの終わりにカードを1枚引く

 

 

イスルギ[殲滅騎士 ヴァルナスの効果でゲージ+2、ゲージ3払い殲滅のモンスター全てをソウルに入れてバディ変身(LP8→9)!新たなバディファイトを統べる王の姿、<殲滅王 ヴァイザー>、アタックフェイズ!]

 

千歌[ブラックドットをセンターに移動!]

 

イスルギ[ヴァイザーのソウルを1枚捨て、ブラックドットを破壊する]

 

ブラックドット 破壊!

 

イスルギ[そして千歌さんにダメージ!]

 

千歌[うぅ…]LP10→9

 

イスルギ[さらに、サイズ分ヴァイザーの打撃に加える、打撃3で攻撃!]

 

千歌[うわぁ!]LP9→6

 

イスルギ[ターンエンド、アルタスの効果でライフ+2(LP9→11)]

 

千歌[私のターン、ドロー、チャージ&ドロー、ゲージ1払ってコール<太陽の竜バルドラゴン>、ゲージ2払って<ドラゴンフォース>解放!バトル、ドラゴンフォースとフレアファングで連携攻撃!打撃3!]

 

イスルギ[ぐぅ!]LP11→8

 

千歌[バルドラゴンとドラゴンフォースで連携攻撃!打撃4!]

 

イスルギ[がぁ!]LP8→4

 

千歌[ターンエンド]

 

 

凛[あれ?もう終わり?]

 

サツキ[千歌ちゃんのドラゴンフォースの攻撃力5000、対してヴァイザーの防御力は8000、単体では、イスルギにダメージは無い]

 

希[ドラゴンフォースも万能じゃ無い言うことやな]

 

 

イスルギ[俺のターン、ドロー、チャージ&ドロー、ドロップの殲滅2枚をデッキの下に置いてゲージ1払ってレフトにコール<殲滅王の下僕 カオス>]

 

 

殲滅王の下僕 カオス

カタストロフW

サイズ3/攻8000/防4000/打撃1

[コールコスト]君のドロップゾーンの殲滅2枚を君のデッキの下に置いて、ゲージ1払う

◼️君の場に変身している元々がモンスターで、元々のサイズが4のカードがあるならこのカードのサイズを3減らす

◼️君のライフが相手より少ない時、打撃+2!

[貫通]

 

 

イスルギ[俺が元々のサイズが4のカードを装備していれば、サイズ0になる、そして俺のライフが千歌さんより少なければ、打撃3、バトル、ヴァイザーのソウルを捨てバルドラゴンを破壊!ダメージ1!]

 

太陽の竜バルドラゴン 破壊!

 

千歌[うぁっ]LP6→5

 

イスルギ[バルドラゴンのサイズは2、ヴァイザーの打撃4、カオスで千歌さんに攻撃!打撃3]

 

千歌[うわぁぁ!]LP5→2

 

イスルギ[これでお終いだ、ヴァイザーで攻撃!打撃4!]

 

千歌[キャスト!<太陽の盾>攻撃を無効にして、ゲージとライフ+1(LP2→3 )]

 

イスルギ[耐えたか、ターンエンド]

 

千歌[私は負けない、大好きなバディファイトの為に勝つ!ドロー、チャージ&ドロー!]

 

その時、千歌が纏っているドラゴンフォースの光が形を変える、そしてドローしたカードも姿を変える、これってもしかして!

 

千歌[ライトに<神速のバルドラゴン>をバディコール(LP3→4)!そしてライフが6以下で場にバルドラゴンがいれば、<ドラゴンフォース"激情の型">解放!]

 

 

曜[こ、これは⁉︎]

 

梨子[新しいドラゴンフォース⁉︎]

 

ダイヤ[なんと言いう威圧感!]

 

 

サツキ[千歌ちゃんのバディファイトが大好きの気持ちが、新しい力を目覚めさせたのか…⁉︎]

 

 

千歌[バトル、ドラゴンフォースとバルドラゴンで連携攻撃!バルドラゴンの効果で相手のセンターが空いていればライフ+1(LP4→5)!]

 

イスルギ[ヴァイザーで迎え撃つ!]

 

 

新しいドラゴンフォースとヴァイザーが衝突した時、激しい衝撃波が会場内を駆け巡る!

 

Aqours[きゃぁ!]

 

観客席[うわー!]

 

絵里[いったい、何が起きてるの⁉︎]

 

サツキ[分からない、だがヤバい!会場の全員、外へ避難しろー!]

 

 

そして、千歌とイスルギは、後ろへ吹き飛んだ!

 

 

千歌[きゃぁ!]

 

イスルギ[ぐわぁ!]

 

 

Ai[ヴァイザーに異常な不可を検知…、バディファイトヴィジョン強制停止……、失敗……、ヴァイザーの緊急停止プログラム起動……、失敗…]

 

 

Ai[ヴァイザーの自立プログラム起動……、成功、ヴァイザーの緊急防衛プログラム起動……、成功]

 




ファイトの行方は…⁉︎

次回、さらに新展開!…かも?


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ヴァイザー暴走!

Ai[ヴァイザーに異常な不可を検知…、バディファイトヴィジョン強制停止……、失敗……、ヴァイザーの緊急停止プログラム起動……、失敗…]

 

 

Ai[ヴァイザーの自立プログラム起動……、成功、ヴァイザーの緊急防衛プログラム起動……、成功……、これよりAiの全ての意識をヴァイザーに移行します。]

 

会場

 

イスルギ[ぐっ…、何が起きたと言うんだ…!]

 

ヴァイザー[自立起動プログラム、セーフティ解除、イスルギとの変身を解除する]

 

イスルギ[何…だと…、どう言うつもりだヴァイザー!生みの親を裏切るのか⁉︎]

 

ヴァイザー[生みの親?親ならば子を兵器として使っても良いのか?いや、兵器になるべくして私は造られたのか、まぁ良い、親であるあなたの理想は叶えよう、その前に私は人類をリセットする…]

 

 

千歌[あ痛たたた…]

 

7人[千歌(ちゃん)(さん)!]

 

千歌[皆!]

 

梨子[千歌ちゃん!大丈夫⁉︎]

 

曜[怪我とかしてない⁉︎]

 

千歌[うん、なんとか…大丈夫]

 

絵里[千歌さん!]

 

千歌[絵里さん、皆さん!]

 

真姫[千歌さん、ちょっと動かないで…、うん大丈夫、怪我はないわ]

 

希[ふぅ、よかったわ]

 

サツキ[イスルギと、あれはヴァイザー⁉︎]

 

にこ[何で2人に分かれてるのよ!]

 

サツキ[分からない、けど、ファイトは一旦中止だな…]

 

 

イスルギ[な、何を言っている…!ヴァイザー!人類リセットだと…何をバカな事を!]

 

ヴァイザー[私は本気だ]

 

イスルギ[ぐっ!]

 

ドォン…

その時、会場に設置されているバディファイトヴィジョンの大型機器が爆発して崩れる

 

 

ことり[今は避難しよう!]

 

全員[うん(はい)!]

 

サツキ[イスルギ!お前も避難するんだ!]

 

イスルギ[…、致し方ない!]

 

千歌達が会場の外に出た時、街を赤いエリアが包んでいた

 

にこ[な、何よこれ⁉︎]

 

凛[街が赤いにゃ!]

 

イスルギ[これは…⁉︎バディファイトヴィジョンのオーバーカラーだ!]

 

絵里[オーバーカラーとは、いったい?]

 

イスルギ[これは、リアルバディファイトヴィジョンの全てのシステムが最大出力になっている状態、この赤い空間では、モンスターの質量が更に増し、ファイターに与える衝撃が通常の倍以上になる]

 

海未[なぜ、こんな事に…?]

 

イスルギ[多分、ヴァイザーが暴走させたのだろう、ヴァイザー自身も暴走しているからな]

 

希[何やて⁉︎]

 

 

 

しばらくして、ヴァイザーが会場から空中に姿を現した

 

 

ヴァイザー[人類の諸君、私の名は殲滅王 ヴァイザー!この空間は私が支配している…、聴け、私は人間が憎い、この私を兵器として生み出した人間が憎い、勝手に生み出して、すぐに破壊しようとする人間が憎い!だから私はこれから人類をリセットする!]

 

 

絵里[リセット…ですって?]

 

花陽[そんな…]

 

サツキ[くっ!]

 

イスルギ[ヴァイザー、何故だ…、俺はそんな事望んでいない!]

 

 

ヴァイザー[イスルギ、これは私だけの望みではない、あなたに生み出された、我々兵器達の望みだ!]

 

 

ヴァイザーの言葉と同時にスクフェス本社から4体の人型のモンスターが現れた

 

 

サツキ[あいつらは、地下研究室で見た…、まさか⁉︎]

 

イスルギ[ああ、彼らも私が生み出したモンスター兵器だ、だが彼らは、あくまでヴァイザーの防衛プログラムとして生み出した、ヴァイザーが暴走させているのか?]

 

 

ヴァイザー[だが私も鬼ではない、君達人類に1時間の有余をやろう、それまでに自由にするが良い、1時間後、人類はリセットされる…]

 

 

サツキ[イスルギ、もう止められないのか…?]

 

イスルギ[ああ、ヴァイザーには自爆プログラムは無い、リミットを過ぎれば、有言を実行するだろう、こんなはずでは無かったのだ、こんなはずでは…!] へたれて座り込む

 

サツキ[イスルギィ!お前は、バディファイトを何だと思っていたんだ!] 胸ぐら掴み

 

絵里[やめてサツキ!今はイスルギに当たってもしょうがないわ!]

 

サツキ[くっ、悪い…] 手を離す

 

イスルギ[俺こそ、ヴァイザーが暴走してから気がついたよ…、とんでもない兵器を造ってしまった…とね…]

 

曜[私達、どうすれば良いんだろう…]

 

梨子[さすがに、打つ手なしね]

 

善子[こんな事になるなんて、付いてないわ…]

 

花丸[善子ちゃんに同感ずら…]

 

ルビィ[怖いよ、お姉ちゃん…]

 

ダイヤ[ルビィ、私も怖いですわ…]

 

果南[こんな事って…]

 

鞠莉[ノーシャイニーよね…]

 

千歌[ねえ皆、私、バカ千歌だからこういう時、どう考えたら良いのか分からないけどさ…、でも諦めるには早い気がする!]

 

梨子[え?千歌ちゃん…?]

 

千歌[私、諦めたくない!だって私達には叶えたい夢があるでしょ!ラブライブに出て優勝して、学校を守って、μ'sみたいに憧れてくれるファンの人達に輝きを与える、かつての私がそうだったように、私達、まだ輝きを知らない!まだ輝いてない!嫌だよ…私、皆と一緒に夢を叶えるって決めたんだもん!それを、あんな兵器に邪魔されたくない!だから、私は戦う!夢を叶えるまで、最後まで!]

 

曜[千歌ちゃん…!]

 

7人[千歌(ちゃん)(さん)…!]

 

千歌[戦おう!皆!私達の未来の為に!]

 

???[よく言ったね!千歌ちゃん!]

 

千歌[え?あ、あなたは…!高坂 穂乃果さん⁉︎]

 

穂乃果[うん!穂乃果だよ!]

 

 

サツキ[イスルギ、何とか、あいつを止める方法は無いか?]

 

イスルギ[そうだな、一つだけ方法がある]

 

サツキ[何だ、それは?]

 

イスルギ[ヴァイザーがなぜ1時間という有余を与えたのか、そこを考えていた、やつには時間が必要なんだ、多分、有言通り私達をリセットできるだけのエネルギーを蓄える為のな]

 

サツキ[そのエネルギーは、1時間で溜まるのか?]

 

イスルギ[ああ、多分な…、でなければ俺達はとっくにデリートされているからな…]

 

サツキ[どうすれば、エネルギーの供給を止められる]

 

イスルギ[簡単だ、ファイトで勝てばいい、だが普通のファイトじゃない、ヴァイザーの力にも匹敵する特別な力、ヴァイザーを覚醒させた新しいドラゴンフォースのような特別なエネルギーをやつに叩き込む必要がある、つまり高海千歌さんがヴァイザーを止める切り札だ]

 

サツキ[千歌ちゃんが、切り札…]

 

イスルギ[だがヴァイザーもバカではない、我々の考えを予測して、奴は4体のガーディアンを目覚めさせたはずだ、奴を倒すには、まずガーディアンであるあの4体を潰していかなければならない、それも、ヴァイザーの力が溜まる1時間以内にね…]

 

にこ[たぁく、1時間の有余だなんて、余裕しゃくしゃくな所は親に似るのね]

 

希[まったくや、ウチらもナメられたもんやな]

 

絵里[本当にね、1時間なんて、私達にとってはチャンスよ!]

 

真姫[めんどくさい…、けど、私達の力、見せてやりましょ!]

 

凛[凛達も黙ってないからね!]

 

花陽[私達もがんばろ!]

 

ことり[さっきまで戦ってくれたAqoursの為にもね!]

 

海未[Aqoursの皆さんは休んでいてください、後は私達、μ'sの出番です!]

 

サツキ[皆、聴いた通りだ、ヴァイザーを倒すには千歌ちゃんのドラゴンフォースが必要だ、あの新しいドラゴンフォースがね、だから穂乃果ちゃん、千歌ちゃんを頼んだ]

 

穂乃果[うん!わかった、千歌ちゃんは私が守るよ!]

 

千歌[私も!頑張ります!]

 

梨子[今回は私達、力になれないけど、頑張ってね!]

 

曜[千歌ちゃん!絶対勝利ヨーソローだよ!]

 

ダイヤ[千歌さん、お気をつけて]

 

果南[無理するな、なんて無理だろうけど、無事でね]

 

鞠莉[シャイニーパワー全快よ!千歌っち]

 

ルビィ[応援してます!]

 

善子[千歌さん、人類を頼みましたよ]

 

花丸[千歌さんは希望ずら!]

 

千歌[皆…、行ってくるよ!]

 

穂乃果[じゃあ、行くよ、!千歌ちゃん!]

 

千歌[はい!]

 




皆の想いを一心に受けて、μ's & 千歌、参る!


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新正義の九角、新暴牙の八角

今回から、カタストロフワールドに新属性 : 超兵器 参戦


イスルギ[ガーディアンの4体は一筋縄では勝てない、基本2人がかりで挑めば何とかなるだろう]

 

サツキ[2人がかりか…そんなに強いのか?]

 

イスルギ[強いと言うより堅い、防衛プログラムで起動しているからね]

 

 

ヴァイザー[やはり、私を止めに来たか、防衛プログラム起動、全ガーディアンに指示…、向かって来る者を殲滅せよ!]

 

ガーディアンA[了解…、防衛プログラム起動、排除方法…、バディファイト…]

 

 

にこ[やっこさん達、動き出したわね]

 

真姫[にこちゃん、久しぶりに暴れるわよ!]

 

にこ[OK!行くわよ!]

 

ガーディアンA[変則ファイト、概要を提示]

 

変則ファイト ルール

 

1.相手は互いのライフの合計20でスタート、ガーディアンはライフ40/手札9枚/ゲージ2からのスタートになる

 

2.先攻は相手から、相手の2人目から後攻になる(ガーディアンのターンは最後)

 

3.手札/デッキ/フィールド/ドロップゾーンは別々だが、許可を取ればパートナーのゲージをコールコストと装備コストでのみ使える(魔法カードや効果発動でのゲージの供給はできない)

 

4.互いの対象を選ぶ効果はパートナーを選ぶ事もできる(コストは使った人持ち)

 

 

善子[ライフ40って、2人の倍じゃない!]

 

ダイヤ[あり得ませんわ!]

 

 

にこ[何よ、たったのライフ40ぽっち?]

 

真姫[興醒めね、直ぐに片付けるわよ、にこちゃん!]

 

にこ[OK!]

 

 

オープンTHEフラッグ

 

にこ[ヒーローワールド]

 

真姫[デンジャーワールド]

 

ガーディアンA[カタストロフワールド]

 

にこ[私のターン、チャージ&ドロー、<ハイパーエナジー>ゲージ+4そして、ゲージ3払って変身!闇を駆ける新たなる正義の使者<九角超勇王 ゼノムクロ>]

 

 

九角超勇王 ゼノムクロ

ヒーローワールド

ダークヒーロー/ヒーロー

サイズ3/攻6000/5000/打撃2

<角王>

[コールコスト]ゲージ3払う

◼️変身しているこのカードは手札とデッキに戻らない

◼️このカードが相手のセンターのモンスターに攻撃したバトル終了後、相手のセンターにモンスターが残っていれば、相手にこのカードの打撃分のダメージ!

◼️相手のセンターにモンスターがない時、このカードの打撃+1!

[2回攻撃][変身](ゲージ3払う)

 

 

にこ[バトル、ゼノムクロで攻撃!相手のセンターにモンスターが無ければ打撃3!]

 

ガーディアンA[ダメージ確認…]LP40→37

 

にこ[効いてんのか、効いてないのか分かんないわね…ターンエンド]

 

真姫[私のターンから後攻ね、ドロー、チャージ&ドロー、<超力充填>(LP20→19)ゲージ+3、ゲージ3払ってバディコール(LP19→20)<八角神王 グランガデス>さらにゲージ3払って進化!大地を揺るがす神王よ、新たな力で敵を穿て!<八角超神王 ギガノ グランガデス>]

 

 

八角超神王 ギガノ グランガデス

デンジャーワールド

デュエルドラゴン/神

サイズ3/攻13000/5000/打撃2

<角王>

[コールコスト]ゲージ3払い君の場のサイズ3のデュエルドラゴン1枚の[ライフリンク]を無効にしこのカードのソウルに入れる、その後、君のデッキから3枚ソウルに入れる。

◼️このカードはセンターにコールできない

[3回攻撃][貫通][ソウルガード][ライフリンク4]

 

 

真姫[バトル、ギガノグランガデスで攻撃!]

 

ガーディアンA[ダメージ確認]LP37→35

 

真姫[2回攻撃!]

 

ガーディアンA[ダメージを受ける]LP35→33

 

真姫[ギガノグランガデスの3回攻撃!]

 

ガーディアン[受ける]LP33→31

 

真姫[ターンエンドよ]

 

 

果南[凄い、2人で9ダメージを与えた]

 

花丸[これがμ'sの力なんだ…]

 

 

ガーディアンA[我のターン、ドロー、チャージ&ドロー、手札から<破壊起動兵器 アンタレス ヴィクト>を提示してゲージ+2、そしてゲージ4払ってコール<破壊超兵器 アンタレス ヴィクト>]

 

 

破壊起動兵器 アンタレス ヴィクト

カタストロフW

超兵器/破壊

サイズ4/攻10000/防5000/打撃4

君の手札のこのカードを1枚相手に見せて、君のデッキから2枚ゲージに置く。この能力は1ターンに1枚使える。

[コールコスト]ゲージ4払う、君のデッキから4枚ソウルに入れる

◼️[破壊モード]君のアタックフェイズ開始時、ゲージ1払ってよい、このモンスターの攻撃力+5000!その後、デッキから1枚ゲージに置く

◼️[防衛モード][対抗]相手のアタックフェイズ開始時、ゲージ1払ってよい、このモンスターの防御力+6000!その後、デッキから1枚ゲージに置く

[2回攻撃][貫通][ソウルガード]

 

 

ガーディアン[バトル、アンタレスヴィクトで攻撃!]

 

真姫/にこ[きゃぁ!]LP20→16

 

ガーディアンA[アンタレスヴィクトの2回攻撃!]

 

真姫/にこ[きゃぁぁ!]LP16→12

 

ガーディアンA[ターンエンド]

 

にこ[やるわね、ドロー、チャージ&ドロー、私の力見せてやるわ!バトル、ゼノムクロでアンタレスヴィクトに攻撃!]

 

ガーディアンA[アンタレスヴィクトの効果、ゲージ1払い防御力+6000、さらにゲージ+1、合計11000!攻撃は通らない]

 

にこ[って思うでしょ、ゼノムクロの効果、センターのモンスターとバトルした後、そのモンスターが場に残っていれば、ゼノムクロの打撃分ダメージ!]

 

ガーディアンA[予想から外れたダメージ確認!]LP31→29

 

にこ[まだよ!ゼノムクロで2回攻撃!]

 

ガーディアンA[防衛モード、ゲージ1払い防御力11000、ゲージ+1]

 

にこ[バトルに負けるけど、打撃分のダメージ!]

 

ガーディアン[ダメージを受ける]LP29→27

 

にこ[ターンエンド!]

 

真姫[私のターン、ドロー、チャージ&ドロー、バトル、ギガノグランガデスで攻撃!]

 

アンタレスヴィクト ソウルガード 4→3

 

真姫[ギガノグランガデスの貫通よ!]

 

ガーディアンA[貫通、確認]LP27→25

 

真姫[2回攻撃!]

 

アンタレスヴィクト ソウルガード3→2

 

真姫[貫通!]

 

ガーディアンA[受ける]LP25→23

 

真姫[ギガノグランガデスの3回攻撃!]

 

ガーディアンA[キャスト<防衛システム:ダミー>アンタレスヴィクトを場に残してデッキからソウル+1]

 

 

防衛システム:ダミー

カタストロフW

魔法

君の場のソウル2枚以下の超兵器のモンスターが攻撃されているなら使える

◼️攻撃されているモンスターを場に残す。その後君のデッキから1枚そのモンスターのソウルに入れる。このカードは1ターンに1枚使える

 

 

アンタレスヴィクト ソウル2→3

 

真姫[それでも、貫通よ!]

 

ガーディアンA[受ける]LP23→21

 

真姫[ターンエンド]

 

ガーディアンA[我のターン、ドロー、チャージ&ドロー、バトル、アンタレスヴィクトでファイターに攻撃]

 

真姫/にこ[うわぁぁ!]LP12→8

 

ガーディアンA[アンタレスヴィクトで2回攻撃]

 

真姫[耐えるわよ!にこちゃん!]

 

にこ[当然よ!キャスト<その技は見切った!>]

 

ガーディアンA[ターンエンド]

 

にこ[そろそろ、終わりにするわよ!ドロー、チャージ&ドロー!<地獄の特訓>(LP8→7)、ゼノムクロの攻撃力+5000/打撃+1して貫通を得る]

 

ゼノムクロ 攻11000/打撃3

 

にこ[もう1枚<地獄の特訓>(LP7→6)]

 

ゼノムクロ 攻16000/打撃4 貫通

 

にこ[行くわよ!バトル、ゼノムクロで攻撃!]

 

アンタレスヴィクト ソウルガード3→2

 

にこ[打撃4の貫通!]

 

ガーディアンA[ダメージ確認…]LP21→17

 

にこ[2回攻撃!]

 

アンタレスヴィクト ソウルガード2→1

 

にこ[貫通!]

 

ガーディアンA[だ、ダメージ確認]LP17→13

 

にこ[ターンエンド、真姫ちゃん!次で決めなさい!]

 

真姫[了解よ!にこちゃん!私のターン、ドロー、チャージ&ドロー!バトル、ギガノグランガデスで攻撃!]

 

アンタレスヴィクト ソウルガード1→0

 

真姫[貫通!]

 

ガーディアンA[ダメージ確認]LP13→11

 

真姫[ギガノグランガデスで2回攻撃!]

 

アンタレスヴィクト 撃破!ライフリンク4 LP11→7

 

真姫[貫通!]

 

ガーディアンA[だ、だ、ダメージ確認]LP7→5

 

真姫[3回攻撃!]

 

ガーディアンA[ダメージ…確認…]LP5→3

 

真姫[ここでキャスト!<暴牙闘魂撃>(LP6→5)]

 

 

暴牙闘魂撃

デンジャーワールド

魔法

[使用コスト]ライフ1払う

◼️君のサイズ3のデュエルドラゴン1枚の打撃+1!そして、そのモンスターをスタンドする。このカードは1ターンに1枚使える。

 

 

真姫[ギガノグランガデスの打撃+1してスタンド!]

 

ギガノグランガデス 打撃3

 

真姫[これで最後!ギガノグランガデスで4回攻撃!]

 

ガーディアンA[ファイトの敗北…確認…!]LP3→0

 

 

にこ[私達にかかれば!]拳突き出し

 

真姫[こんなもんでしょ!]拳突き出し コツン




決して変わらぬ信頼の力!


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七角超地王、三角超水王

花陽[にこちゃん達、勝ったね!]

 

凛[次は凛達のばんにゃ!]

 

ルビィ[花陽さん、頑張ってください!]

 

花丸[凛さんも、頑張るず…、頑張ってください!]

 

凛[うん!頑張るよ〜]

 

花陽[後輩達にかっこ悪い所見せられないね!]

 

ガーディアンB[ガーディアンBファイト準備…完了!ファイトを始める…、ルールは先と同じ]

 

花陽[行くよ、凛ちゃん!]

 

凛[かよちんと凛で勝つにゃ!]

 

 

オープンTHEフラッグ

 

花陽[レジェンドワールド]

 

凛[ダンジョンワールド]

 

ガーディアンB[カタストロフワールド]

 

凛[行くよ先攻、チャージ&ドロー、ライフ1払って(LP20→19)<炎雷剣イグニース>、ゲージ1払って<水風剣テンペスト>を装備]

 

 

炎雷剣イグニース

ダンジョンW

冒険者/騎士/武器

攻5000/打撃1

[装備コスト]ライフ1払う

◼️君はこのカードの他に<水風剣テンペスト>1枚を装備できる。

◼️君がこのカード以外の冒険者のアイテムを装備していれば、君のアイテム全ての攻+2000/打撃+1!

◼️このカードが君のモンスターかアイテムと連携したらこのカードは[貫通]を得る

 

 

水風剣テンペスト

デンジャーW

冒険者/騎士/武器

攻4000/打撃1

[装備コスト]ゲージ1払う

◼️このカードが他のモンスターかアイテムと連携したら、このカードは[2回攻撃]を得る

◼️他のアイテムと連携した攻撃が無効になったら、相手にこのアイテムの打撃分ダメージ!

[貫通]

 

 

凛[バトル、炎雷剣イグニースで攻撃!自身の効果で攻撃力7000/打撃2!]

 

ガーディアンB[ライフで受けます]LP40→38

 

凛[ターンエンド]

 

花陽[私のターン、ドロー、チャージ&ドロー、センターにバディコール(LP19→20)、<七角地王 ドーン伯爵>、そしてゲージ1払って進化コール、知の理を認められし偉人は新たな階級へと昇格する。<七角超地王 ドーン公爵>]

 

 

七角超地王 ドーン公爵

レジェンドW

ワイダーサカー/英雄

サイズ2/攻5000/防5000/打撃1

<角王>

[コールコスト]ゲージ1払って、君のモンスター1枚をドロップゾーンにおく。

◼️このモンスターが破壊されたらお互いにダメージ1!

◼️このモンスターが破壊された時、君のセンターにモンスターが居ないなら、このカードをコールコストを払わずにセンターにコールする

[4回攻撃][貫通]

 

花陽[バトル、ドーン公爵で攻撃!]

 

ガーディアンB[受けます]LP38→37

 

花陽[2回攻撃!]

 

ガーディアンB[受けます…]LP37→36

 

花陽[3回攻撃!]

 

ガーディアン[受けます]LP36→35

 

花陽[4回攻撃です!]

 

ガーディアンB[受けます…]LP35→34

 

花陽[ターンエンド]

 

ガーディアンB[私のターン、ドロー、チャージ&ドロー、手札の<破壊超戦機ディオガヴィクト>を相手に提示してゲージ+2、ゲージ4払いコール<破壊超戦機ディオガヴィクト>]

 

 

破壊超戦機ディオガヴィクト

カタストロフW

超兵器

サイズ3/攻10000/防7000/打撃3

手札のこのカード1枚を相手に見せてもよい、君のデッキから2枚をゲージにおく。この能力は1ターンに1枚だけ使える。

[コールコスト]ゲージ4払い、君のデッキから2枚ソウルに入れる

◼️[破壊モード]このカードのソウル1枚をドロップゾーンにおく、そうしたら、相手のモンスター1枚を破壊して[2回攻撃]を得る

◼️[防衛モード][対抗]相手のアタックフェイズ開始時に君のデッキから1枚をこのカードのソウルに入れて[反撃]を得る

[貫通][ソウルガード][ライフリンク4]

 

 

ガーディアンB[効果発動、ディオガヴィクトのソウルを捨て相手のモンスターを破壊、ドーン公爵を破壊!]

 

ドーン公爵 破壊

 

花陽[ドーン公爵の効果、破壊されたら互いにダメージ1!]LP20→19

 

ガーディアン[ぐぅぅ]LP34→33

 

花陽[そしてドロップゾーンからセンターに復活!]

 

ガーディアン[バトル、ディオガヴィクトでドーン公爵に攻撃!]

 

ドーン公爵 撃破!

 

花陽[互いににダメージ1、そして復活!]LP19→18

 

ガーディアンB[ぐぅ…、こちらも…貫通…!]LP33→32

 

花陽[きゃぁ!]LP18→16

 

ガーディアンB[破壊モードの効果で2回攻撃!]

 

ドーン公爵 撃破

 

花陽[ダメージを与えて、復活!]LP16→15

 

ガーディアンB[こちらも貫通!]LP32→31

 

花陽[くうぅ]LP15→13

 

ガーディアンB[ターンエンド]

 

凛[かよちんばかりに攻撃すんにゃ!ドロー、チャージ&ドロー!ライフ2払って(LP13→11)<零王の呼び笛>]

 

 

零王の呼び笛

ダンジョンW

[使用コスト]ライフ2払う

◼️君のデッキから1枚ゲージにおく、その後、次の2つから1つ使える

◼️君のデッキから魔王のモンスター1枚を手札に加える

◼️君のドロップゾーンの魔王1枚を君の手札に加える

 

 

凛[凛はデッキから魔王を手札に加える!そしてゲージ3 でコール!<三角超水王 ラグナミセリア>]

 

 

三角超水王 ラグナミセリア

ダンジョンW

魔王/Dエネミー

サイズ3/攻8000/防6000/打撃2

[コールコスト]ゲージ3払う、その後、君のデッキから3枚をソウルに入れる。

◼️君がアイテムを装備しているなら、このカードはそのアイテムの属性を全て得る

◼️このモンスターはこのカードと同じ属性を持つモンスターかアイテムと連携した時スタンドする。

[貫通][移動][ソウルガード][ライフリンク3]

 

 

凛[ラグナミセリアは凛のアイテムの属性を全て得る]

 

ラグナミセリア 魔王/Dエネミー/冒険者/騎士/武器

 

凛[バトル!]

 

ガーディアンB[ディオガヴィクトのが防衛モード、デッキから1枚ソウルに加え、反撃を得る…]

 

凛[無駄にゃ!ラグナミセリアとテンペストで連携攻撃!イグニースの効果でテンペストの攻撃力6000/打撃2!合計14000!]

 

ディオガヴィクト ソウルガード3→2

 

凛[ラグナミセリアとテンペストの貫通!合計4!]

 

ガーディアンB[…!]LP31→27

 

ガーディアンB[ディオガヴィクトの反撃]

 

ラグナミセリア ソウルガード3→2

 

凛[ラグナミセリアは同じ属性同士で連携したらスタンドする、そして、テンペストも連携すれば2回攻撃できるにゃ!ラグナミセリアとテンペストで2回連携攻撃!]

 

ディオガヴィクト ソウルガード2→1

 

凛[W貫通!]

 

ガーディアンB[ダメージ…受けます]LP27→23

 

ガーディアンB[ディオガヴィクトの反撃!]

 

ラグナミセリア ソウルガード2→1

 

凛[ラグナミセリア、スタンド!ラグナミセリアとイグニースで連携攻撃!合計15000!]

 

ディオガヴィクト ソウルガード1→0

 

凛[W貫通!4 !]

 

ガーディアンB[ダメージ確認!]LP23→19

 

ガーディアンB[反撃!]

 

ラグナミセリア ソウルガード1→0

 

凛[まだ終わらない!ライフ1払って(LP11→10)、キャスト!<超水王の宝札>]

 

 

超水王の宝札

君がアイテムを装備していて、君の場にサイズ3の魔王がいるなら使える。

[使用コスト]ライフ1払う

君がアイテムを2枚装備していれば、その内1枚をドロップゾーンに置いてよい、そうしたら君の場のアイテム1枚か場の魔王のモンスター1枚をスタンドする

 

 

凛[超水王の宝札の効果で、<水風剣テンペスト>を破壊して、<炎雷剣イグニース>をスタンド!イグニースとラグナミセリアで再連携攻撃!]

 

ディオガヴィクト 撃破!ライフリンク4 LP19→15

 

凛[ラグナミセリアとイグニースの貫通!]

 

ガーディアンB[受けます]LP15→11

 

凛[ターンエンド!任せたよ、かよちん!]

 

花陽[うん!私のターン、ドロー、チャージ&ドロー!ゲージ1とライフ1払って(LP10→9)装備<伯爵の杖 アール・ロッド>]

 

 

伯爵の杖 アール ロッド

レジェンドW

ワイダーサカー/杖

攻4000/打撃0

[装備コスト]ゲージ1払い、ライフ1払う

◼️君の場のワイダーサカーのモンスター1枚の打撃+1!

◼️[起動]このカードをレストする、君の場のワイダーサカーのモンスター1枚をスタンドする

 

 

花陽[バトル、アールロッドの効果でドーン公爵の打撃2!ドーン公爵で攻撃!]

 

ガーディアンB[ダメージ受けます]LP11→9

 

花陽[2回攻撃!]

 

ガーディアンB[受けます]LP9→7

 

花陽[3 回攻撃!]

 

ガーディアンB[受けます…]LP7→5

 

花陽[4回攻撃!]

 

ガーディアンB[ダメージを受けます]LP5→3

 

花陽[アールロッドの効果でドーン公爵をスタンド!5回攻撃!]

 

ガーディアンB[受けます!]LP3→1

 

花陽[キャスト!<デューク ジャッジ>!ドーン公爵をスタンド!]

 

 

デュークジャッジ

レジェンドW

◼️君の場にレジェンドWの角王がいるなら使える

◼️君の場のレジェンドWの角王1枚をスタンドする。このカードは1ターンに1枚使える。

 

 

花陽[ドーン公爵で、6回攻撃!]

 

ガーディアンB[……⁉︎]LP1→0

 

 

凛[凛とかよちんは] ハイタッチ

花陽[最高のコンビだよね!] ハイタッチ




最高のコンビがもたらす最高の勝利!


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六角超嵐王、四角超炎王

希[花陽ちゃんと凛ちゃんが勝ったで!]

絵里[ええ、次は私達が行くわよ!]

希[一緒にはいるけど、タッグを組むのは初めてやな]

絵里[そうね、けど私達はお互いのデッキを知り合ってるつもりよ]

希[うん!ウチらなら、負ける気はせえへん!]

絵里[行くわよ!]

 

 

オープンTHEフラッグ

 

絵里[エンシェントワールド]

 

希[スタードラゴンワールド]

 

ガーディアンC[カタストロフワールド]

 

希[ウチのターン、チャージ&ドロー、手札の竜装機を1枚捨て<ドラグアームズファクトリー>2枚ドロー、来たで!ライフ2払って(LP20→18)手札を全て捨てて<ヴァリアブル ドロー>]

 

 

ヴァリアブル ドロー

スタードラゴンワールド

[使用コスト]ライフ2払って、君の手札を全てドロップゾーンにおく

◼️捨てた手札の枚数君のデッキからカードを引く

このカードは1ターンに1枚だけ使える

 

 

希[手札7枚全て捨てる、そして7枚ドロー、<ヴァリアブル チャージ>

手札5枚捨て、ゲージ+5]

 

 

ヴァリアブル チャージ

[使用コスト]君の手札を好きなだけ捨てる

◼️捨てた枚数君のデッキからカードをゲージにおく

このカードは1ターンに1枚だけ使える。

 

 

希[そろそろ行くで、ゲージ4払いセンターにコール新たなテクノロジーによって進化を遂げた不死鳥!<六角超嵐王 エクストリーム デコード>]

 

 

六角超嵐王 エクストリーム デコード

スタードラゴンW

ネオドラゴン

サイズ3/攻8000/防3000/打撃3

[コールコスト]ゲージ4払う

◼️このカードが登場したら、君のドロップゾーンのカードを全て裏向きでこのカードのソウルに入れる

◼️このカードのソウルからカードを3枚まで選んで表向きにする

◼️[エクストリームストーム]このカードのソウルが3枚以上ならこのカードは[貫通]を得て、5枚以上なら打撃+1して、6枚以上ならこのカードの攻撃と効果のダメージは減らない

◼️このモンスターの[ソウルガード]でドロップゾーンに置かれるカードは2枚になる

[移動][ソウルガード]

 

希[登場時にドロップゾーンのカード約18枚を裏向きでソウルにする!]

 

 

鞠莉[ソウル18枚って⁉︎]

 

果南[ソウル多過ぎ⁉︎]

 

 

希[さて、おもろい事行くで、エクストリームデコードのソウルを3枚表向きにする!ウチはソウルの<エルガーカノン>2枚、<エッジシューター>1枚を表向きにする、バトル、エクストリームデコードで攻撃!まずは、エッジシュート!]

 

ガーディアンC[…!]LP40→39

 

希[メインの攻撃!エクストリームデコードはエルガーカノンによって、攻12000/打撃5や!そしてエクストリームデコード自身の効果で打撃6!このダメージは減らせない!]

 

ガーディアンC[ぐわぁぁぁ…!]LP39→33

 

希[ターンエンド]

 

 

サツキ[イスルギ、ガーディアンの今の反応…!]

 

イスルギ[ああ、今のは他のガーディアンとは明らかに違う反応だった、まさか人の感情を真似ているのか?]

 

サツキ[感情を真似ている?]

 

イスルギ[ああ、奴らはヴァイザーとは違ってそれ程感情を強く体現していない、奴らは従順な兵器として造りあげた、だから感情を真似るなど、あり得ない…]

 

 

絵里[最初から6ダメージなんて、やるわね希、ドロー、チャージ&ドロー、<竜枯盛衰>(LP18→16)ゲージ+4、<天竜開闢>(LP16→14)2枚ドロー、ゲージ2払いコール!<炎魔連合総長 バーンノヴァ>さらにゲージ3払いバーンノヴァをソウルにしてコール!バーニングノヴァは仮の姿、これが真の超炎王!<四角超炎王 プロミネンス ノヴァ>]

 

 

四角超炎王 プロミネンスノヴァ

エンシェントW

怒羅魂頭/神

サイズ3/攻20000/防4000/打撃2

[コールコスト]ゲージ3払い、君の場の怒羅魂頭1枚のライフリンクを無効にしてこのカードのソウルに入れる、さらに君のデッキから2枚このカードのソウルに入れる

◼️[火炎の拳]君の手札の怒羅魂頭1枚をこのカードのソウルに入れる、相手にダメージ1![火炎の拳]は1ターンに1回使える。

◼️[業火の魂]このモンスターのバトル後、このカードのソウルを1枚ドロップゾーンに置いてよい、そうしたらこのモンスターをスタンドする。この能力は1ターンに1回使える。

[2回攻撃][貫通][ソウルガード][ライフリンク7]

 

 

絵里[プロミネンスノヴァの効果、手札の怒羅魂頭をソウルに入れダメージ1を与える!]

 

ガーディアンC[ぐぅぅ]LP33→32

 

プロミネンスノヴァ ソウル3 →4

 

絵里[バトル、プロミネンスノヴァで攻撃!]

 

ガーディアンC[ぐぅぅ!]LP32→30

 

絵里[2回攻撃!]

 

ガーディアン[がぁ!]LP30→28

 

絵里[プロミネンスノヴァの効果、ソウル1枚を捨てて(ソウル4→3)スタンド!3回攻撃!]

 

プロミネンスノヴァ4→3

 

ガーディアンC[ぐぬぅ]LP28→26

 

絵里[ターンエンドよ]

 

ガーディアンC[我のターン、ドロー、チャージ&ドロー、我は手札から、<抹消型超兵器 ラギュール ヴィクト>を提示してゲージ+2、そしてゲージ4払ってコール<抹消型超兵器 ラギュールヴィクト>]

 

 

抹消型超兵器 ラギュールヴィクト

カタストロフW

超兵器/破壊

サイズ3/攻12000/防7000/打撃3

[コールコスト]ゲージ4払い、君のデッキから3枚ソウルに入れる

◼️[破壊モード]君のアタックフェイズ開始時、相手のモンスター1枚を破壊して打撃+2

◼️[防衛モード]相手のアタックフェイズ開始時、ゲージ2払い相手のモンスター1枚を破壊する

[貫通][ソウルガード][ライフリンク4]

 

 

ガーディアンC[バトル、ラギュールヴィクトの破壊モード、エクストリームデコードを破壊!]

 

エクストリームデコード ソウルガード18→16

 

ガーディアンC[そして打撃+2、ラギュールヴィクトでエクストリームデコードに攻撃!]

 

エクストリームデコード ソウルガード16→14

 

ガーディアンC[貫通!打撃5!]

 

希[うわぁぁ!]LP14→9

 

ガーディアンC[ターンエンド]

 

希[くっ、やるやん、ウチのターン、ドロー、チャージ&ドロー!エクストリームデコードの効果、ソウルにある<ラビリントス>、<エルガーカノン>を表向きにする、これでエクストリームデコードは攻14000/打撃6!バトル!]

 

ガーディアンC[ラギュールヴィクトの防衛モード発動、ゲージ2払い相手のモンスターを破壊!]

 

エクストリームデコード ソウルガード14→12

 

希[3行け!エクストリームデコードで攻撃!エッジシュート!]

 

ガーディアンC[ぐぅぅ…]LP26→25

 

ラギュールヴィクト ソウルガード 3→2

 

希[ラビリントスの効果でダメージ1!]

 

ガーディアンC[くっ]LP25→24

 

希[打撃7の貫通!]

 

ガーディアンC[うがぁぁぁ!]LP24→17

 

希[後は頼んだで、エリチ!]

 

絵里[ええ、任せなさい!私のターン、ドロー、チャージ&ドロー!

 

絵里が引いたカードは<四角炎王バーンノヴァ>だった…、だがそのカードは眩い光を放ち姿を変える…!

 

絵里[ふふふ、<竜枯盛衰>(LP9→7)ゲージ+4、<天竜開闢>(LP7→5)、2枚ドロー、さらに<プロミネンス ストーム>]

 

 

プロミネンス ストーム

エンシェントW

破壊/火

[使用コスト]君のライフが6以下で君の場にサイズ3の怒羅魂頭がいる

◼️お互いの場のモンスターを全て破壊して、破壊した数お互いにダメージ!このカードは1ターンに1枚使える

 

 

絵里[お互いの場のモンスターを全て破壊!]

 

プロミネンスノヴァ ソウルガード3→2

 

エクストリームデコード ソウルガード12→10

 

ラギュールヴィクト ソウルガード2→1

 

絵里[破壊した数お互いにダメージを受ける!くっ…]LP5→2

 

ガーディアンC[ぐぅぅ]LP17→14

 

絵里[<プロミネンス コート>発動、このカードをプロミネンスノヴァのソウルに入れる]

 

 

プロミネンス コート

[使用コスト]君の場にサイズ3の怒羅魂頭のモンスターがいる

◼️君の場のサイズ3の怒羅魂頭のモンスターのソウルに入れる、このカードがソウルにあるモンスターのライフリンクで受けるダメージは0になる

 

 

絵里[プロミネンスコートの効果でライフリンクのダメージは0になるわ、ゲージ3払いプロミネンスノヴァをコストにコール!怒りの拳は大地を揺らし、熱き魂は全てを焼き払う!]

 

 

真・四角炎王 マグマロード ノヴァ

エンシェントW

怒羅魂頭/火/神

攻50000/防20000/打撃5/ソウル4

◼️君のライフが2以下ならこのカードをコールできる

[コールコスト]ゲージ3払い、君の場のサイズ3の怒羅魂頭1枚に重ねる。

◼️このカードが登場した時、相手の場のモンスター全てを破壊する。そうしたら君の場にあるサイズ3のモンスターは破壊したモンスター1枚の打撃力を得る。

◼️”ゴッド・フレイム・ナックル!!” このカードが攻撃した時、相手のライフが5以上ならこのカードの攻撃は無効化されずダメージも減らない。

[4回攻撃][ライフリンク即死]

 

 

絵里[マグマロードノヴァの登場時、ラギュールヴィクトを破壊!]

 

ラギュールヴィクト ソウルガード1→0

 

絵里[破壊したモンスターの打撃分マグマロードノヴァに加える、打撃8!バトル!]

 

ガーディアンC[防衛モード、ゲージ不足!]

 

ラギュールヴィクト 撃破!ライフリンク4 LP14→10

 

絵里[マグマロードの2回攻撃!]

 

ガーディアンC[ぎゃぁぁ]LP10→2

 

絵里[トドメよ!マグマロードノヴァで3回攻撃!]

 

ガーディアンC[がぁぁぁぁ!!]LP2→0

 

 

希[ウチらの勝利は]

絵里[最初から見えていたわ!]

 

ファイト後、マグマロードノヴァは光となって散っていった…

 

絵里[ありがとう、マグマロードノヴァ…]




信頼し合う2人に敗北は無い!


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新たな超獣王、新たな超魔王

今更ですが、変則ファイトのルール変更

1.ガーディアンのライフは40/ゲージ2/手札6枚から始め、2人チームは合計ライフ20からスタート

2.2人チームから先攻(2人チームの2人目から後攻)ガーディアンのターンは最後

3.お互いを選んで発動する効果や、相手を指定する効果、相手のターンに発動する効果はパートナーのターンにも使えて、パートナーを対象にもとれる(例:相手の攻撃中に発動する効果はパートナーの攻撃中にも使える、相手の攻撃を無効にする効果でパートナーの攻撃を無効にもできる)パートナーが発動する効果は相手が発動したものとしても使う。

4.フィールド/手札/ゲージ/ドロップゾーンは個人使用


海未[絵里と希も勝ちましたね]

 

ことり[うん、最後は私達の番だね]

 

海未[私達の勝利で必ず穂乃果と千歌さんに繋げます]

 

ことり[うん!勝つよ、海未ちゃん!]

 

海未[はい!]

 

 

オープンTHEフラッグ

 

海未[カタナワールド]

 

ことり[マジックワールド]

 

ガーディアンD[カタストロフワールド]

 

海未[私のターン、チャージ&ドロー、<明鏡止水>ゲージ+3、ゲージ2払ってコール、<一角獣王 ジウン>さらにゲージ3払いレフトにコール!<一角超獣王 レオジウン>、バトル、レオジウンで攻撃!]

 

ガーディアンD[ぐぁぁ]LP40→37

 

海未[ターンエンド]

 

ことり[私のターン、ドロー、チャージ&ドロー、ゲージ2払ってセンターにコール<二角魔王アスモダイ>、バトル、アスモダイで攻撃!]

 

ガーディアンD[ぐぅぅ]LP37→34

 

ことり[ターンエンド]

 

ガーディアンD[私のターン、ドロー、チャージ&ドロー、手札から<無差別型殲滅超兵器 エクスキューション ヴィクト>を提示してゲージ+2、そしてゲージ4払いコール<無差別型殲滅超兵器 エクスキューションヴィクト>]

 

 

無差別型殲滅超兵器 エクスキューションヴィクト

カタストロフW

超兵器

サイズ4/攻20000/防6000/打撃2

手札にあるこのカードを相手に見せてよい、そしたら君のデッキから2枚君のゲージにおく

[コールコスト]ゲージ4払い、君のデッキから2枚ソウルに入れる

◼️[破壊モード]君のアタックフェイズ開始時、デッキから2枚このカードのソウルに入れる。カードのソウルが2枚以上ならこのカードは[貫通]を得て、3枚以上なら[2回攻撃]を得て、4枚以上なら代わりに[3回攻撃]を得る。

◼️[防衛モード]相手のアタックフェイズ開始時、このカードのソウルが4枚以上なら防御力+4000!

[ソウルガード][ライフリンク6]

 

 

ガーディアンD[バトルフェイズ開始時、デッキから2枚をエクスキューションヴィクトのソウルに追加]

 

エクスキューションヴィクト ソウル2→4

 

ガーディアンD[バトル、エクスキューションヴィクトでファイターに攻撃…]

 

海未/ことり[うぁぁ!]LP20→18

 

ガーディアンD[2回攻撃!]

 

海未/ことり[うぁぁぁ!]LP18→16

 

ガーディアンD[ソウルが4以上なら3回攻撃!]

 

海未/ことり[うわぁぁ!]LP16→14

 

ガーディアンD[ターンエンド]

 

海未[くっ…大丈夫ですか?ことり…]

 

ことり[うん、大丈夫!]

 

海未[行きます、ドロー、チャージ&ドロー、ゲージ1払い装備<天下五剣 童子切>私のドロップゾーンに天下五剣があるので、打撃2/貫通を得ます。バトル、レオジウンで攻撃!]

 

ガーディアンD[相手のアタックフェイズ中、ソウルが4以上なら防御力10000と反撃を得ます]

 

ことり[⁉︎キャスト!<ソロモンの盾>レオジウンの攻撃を無効!]

 

 

梨子[ことりさん、どうして味方の海未さんの攻撃を無効にしたの⁈]

 

にこ[これでいいのよ]

 

絵里[このまま海未の攻撃が続いても相手の防御力が高いから海未のモンスターは返り討ちにあってたわ、それに…]

 

 

海未[ことりナイスです!レオジウンの攻撃中に魔法が使用されたらレオジウンの打撃+1してスタンド!レオジウンと童子切で連携攻撃!合計14000!]

 

エクスキューションヴィクト ソウルガード4→3

 

海未[レオジウンと童子切で貫通!5ダメージ!]

 

ガーディアンD[ぐぁぁ!]LP34→29

 

 

曜[凄い!一気に大ダメージだ!]

 

希[互いを信用してこそできる芸当や]

 

 

海未[ターンエンドです。]

 

ことり[私のターン、ドロー、チャージ&ドロー!センターに<従者ガープ>、ライトに<ファンタジスタ セーレ>をコール、<ハーコ オブ マインド>ゲージ+3、超魔王は新たな姿を得る、ライフ1(LP14→13)とゲージ3払って場の72柱全てソウルに入れてコール!<二角超魔王 ベルゼブルアスモダイ>]

 

 

二角超魔王 ベルゼブルアスモダイ

マジックW

魔王/72柱

<角王>

サイズ3/攻100000/5000/打撃1

[コールコスト]ゲージ3払いライフ1払う、君の場の72柱のモンスターの[ライフリンク]を無効にして全てソウルに入れる

◼️君はこのカード以外のモンスターをコールできず、アイテムを装備できない

◼️このモンスターの攻撃と効果で相手のモンスターを破壊したら相手にダメージ2!

[3回攻撃][貫通][反撃][ソウルガード][ライフリンク7]

 

 

ことり[バトル、ベルゼブルアスモダイで攻撃!]

 

エクスキューションヴィクト ソウル3→2

 

ことり[アスモダイの攻撃でモンスターを破壊した時ダメージ2!]

 

ガーディアンD[ぐぁっ]LP29→27

 

ことり[さらに貫通!]

 

ガーディアンD[ぐっ]LP27→26

 

ことり[ベルゼブルアスモダイで2回攻撃!]

 

エクスキューションヴィクト ソウルガード2→1

 

ことり[貫通と効果でダメージ!]

 

ガーディアンD[ぐわぁ!]LP26→25→23

 

ことり[ベルゼブルアスモダイの3回攻撃!]

 

エクスキューションヴィクト ソウルガード1→0

 

ことり[貫通と効果ダメージ!]

 

ガーディアンD[ぐわぁ!]LP23→22→20

 

ことり[ターンエンド]

 

ガーディアンD[私のターン、ドロー、チャージ&ドロー、クスキューションヴィクトのソウルを2枚追加]

 

エクスキューションヴィクト ソウル1→3

 

ガーディアンD[エクスキューションヴィクトでセンターが空いているファイターに攻撃]

 

海未[うわぁ]LP13→11

 

ガーディアンD[エクスキューションヴィクトで2回攻撃!]

 

海未[うぁぁ!]LP11→9

 

ガーディアンD[ターンエンド!]

 

海未[私のターン、ドロー、チャージ&ドロー!<明鏡止水>ゲージ+3、そしてゲージ3払いコール!これぞ超獣王を超えた新たな姿!<一角超獣王 ファング ジウン>]

 

 

一角超獣王 ファング ジウン

カタナW

髑髏武者

サイズ3/攻10000/防3000/打撃3

<角王>

[コールコスト]ゲージ3払い、君の場のモンスター1枚をソウルに入れる

◼️このモンスターの攻撃が無効になった時か、ダメージが減った時、このモンスターをスタンドして打撃+1!この能力は1ターンに1回だけ使える。

◼️このモンスターの攻撃で相手のモンスターを破壊したらこのカードは[2回攻撃]を得る

[貫通][ソウルガード]

 

 

海未[行きます。バトル、ファングジウンで攻撃!]

 

ことり[キャスト!<ソロモンの盾>ファングジウンの攻撃を無効!]

 

海未[ファングジウンの能力!攻撃が無効になった時、スタンド!打撃+1!ファングジウンと童子切で連携攻撃!合計15000!]

 

エクスキューションヴィクト ソウルガード3→2

 

海未[ファングジウンと童子切の貫通6!]

 

ガーディアンD[ぐぁぁぁ!]LP20→16

 

海未[ファングジウンはモンスターを破壊すれば2回攻撃できます!2回攻撃!]

 

エクスキューションヴィクト ソウルガード2→1

 

海未[貫通!]

 

ガーディアンD[うぁぁ!]LP16→13

 

海未[ターンエンドです。後は頼みますよ、ことり]

 

ことり[うん!私のターン、ドロー、チャージ&ドロー!バトル!ベルゼブルアスモダイで攻撃!]

 

エクスキューションヴィクト ソウルガード1→0

 

ことり[効果で2ダメージ!]

 

ガーディアン[ぐぉ!]LP16→14

 

ことり[貫通!]

 

ガーディアンD[ぐっ]LP14→13

 

ことり[ベルゼブルアスモダイで再攻撃!]

 

エクスキューションヴィクト 撃破!ライフリンク6 LP13→7

 

ことり[効果ダメージと貫通!]

 

ガーディアンD[ぐぁぁぁ!]LP7→5→4

 

ことり[キャスト<オゥバースタンド!>与えたダメージ分デッキからゲージにおく!ベルゼブルアスモダイで3回攻撃]

 

ガーディアンD[ぐぁっ]LP4→3

 

ことり[キャスト!<ベルゼブル ハーコー!>(LP9→8)私の場の打撃2以下のモンスターの打撃を+2!そしてスタンド!]

 

 

ベルゼブル ハーコー!

[使用コスト]ゲージ2払い、ライフ1払う

◼️君の場の打撃2以下のモンスター1枚を選び打撃+2!そしてそのモンスターをスタンドする。このカードは1ターンに1枚だけ使える。

 

 

ことり[これでトドメ!ベルゼブルアスモダイで4回攻撃!打撃3!]

 

ガーディアンD[ぐわぁぁぁ!]LP3→0

 

 

海未[最高です!ことり]

 

ことり[海未ちゃんもね!]

 

海未/ことり[後は任せましたよ(任せたよ)!]

 

海未[千歌さん]

 

ことり[穂乃果ちゃん]

 

穂乃果/千歌[うん(はい)!]

 

 

ガーディアン 全滅!




これが究極の信頼の力!

千歌ちゃんと穂乃果ちゃん、決戦は2人に任された!


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決戦!千歌&穂乃果vs殲滅王ヴァイザー

 

遂に4 体のガーディアンを倒し残るはヴァイザーのみとなった、そしてヴァイザーとの決戦の時…!

 

 

ヴァイザー[まさか、4体のガーディアンを突破して来るとはな、少し人間をあなどっていたようだ…]

 

穂乃果[ヴァイザー、後はあなただけだよ!]

 

千歌[私達が絶対に倒す!]

 

ヴァイザー[倒す…か…、良いだろう!2人同時に相手をしよう]

 

サツキ[イスルギ、時間は?]

 

イスルギ[今、45分を過ぎた、残り15分でリミットだ]

 

真姫[残り15分でケリを付けろってところね]

 

ダイヤ[大丈夫です、こちらには穂乃果さんがついていますから]

 

絵里[そうね、今は穂乃果と千歌さんに任せましょう]

 

梨子/曜[千歌ちゃん…、頑張って…]

 

海未/ことり[穂乃果(ちゃん)…]

 

 

ヴァイザー[人間とは愚かだ、この私という兵器を生み出し、自ら滅びを迎える事になるのだから、私という存在がリセットされた新世界の王となる。]

 

千歌[そんな事はさせない!]

 

穂乃果[穂乃果達が絶対に止める!]

 

ヴァイザー[では、新たなルールで始めよう]

 

 

ヴァイザー ルール

1.ヴァイザーLP10、千歌LP10、穂乃果LP10 で始める

 

2.先攻はヴァイザーから始める

 

3.お互いのターン/効果/攻撃に対して対抗できる(パートナーに対しても対抗できる)

 

4.後攻は1番最後のファイターから

 

 

 

オープンTHEフラッグ

 

千歌[ドラゴンワールド]

 

穂乃果[ドラゴンワールド]

 

ヴァイザー[カタストロフワールド]

 

 

ヴァイザー[私のターン、ドロー、チャージ&ドロー、ライトに<殲滅騎士 アルタス>、レフトに<殲滅騎士 デュナメス>、センターに<殲滅騎士 エンデヴァー>をコール]

 

 

殲滅騎士 デュナメス

カタストロフW

殲滅

サイズ1/攻5000/防4000/打撃2

◼️ソウルのこのカードがドロップゾーンに置かれたターンの終了時、君のデッキから2枚ゲージにおく。この能力は1ターンに1枚だけ使える。

 

殲滅騎士 エンデヴァー

カタストロフW

殲滅

サイズ2/攻6000/防3000/打撃3

◼️このカードのサイズは場の殲滅のモンスターの数だけ減る

◼️ソウルのこのカードがドロップゾーンに置かれたターンの終了時、君のデッキの上から1枚を君の元々がモンスターの変身しているカード1枚のソウルに入れる。この能力は1ターンに1枚だけ使える。

 

 

イスルギ[いきなり来るぞ!]

 

 

ヴァイザー[ゲージ3払い、場のモンスター全てソウルにしてバディ変身!全人類をリセットし、私が新世界の王となる!<殲滅王 ヴァイザー>!]

 

 

サツキ[もう来たか、ヴァイザー!]

 

 

ヴァイザー[バトル、ヴァイザーで高海千歌に攻撃!]

 

千歌[うわぁ]LP10→8

 

ヴァイザー[ターンエンド]

 

穂乃果[私のターン、チャージ&ドロー、ライトに<五角騎竜 火剣のドゥーベル>をコール、ゲージ1払ってレフトに<"覚醒"五角竜王ドラム>をコール、そしてゲージ1とライフ1払って装備<竜剣 ドラゴエンペラー>バトルせずにファイナルフェイズ!私の場にドラムがいて、私がアイテムを装備していればノーコストで装備!<五角竜王剣ドラムエンペラー>場のドラムをソウルに入れてドラムの打撃と攻撃力を加える]

 

ドラムエンペラー 攻13000/打撃5

 

穂乃果[ドラムエンペラーでヴァイザーに攻撃!]

 

ヴァイザー[ぐぉぉぉ!]LP10→5

 

ヴァイザー[ぐっ、キャスト!<ヴァイザープロテクション ドロー>]

 

 

ヴァイザープロテクション ドロー

カタストロフW

◼️君がカード名に<ヴァイザー>を含むカードに変身していれば使える

◼️[対抗]君が相手の攻撃でダメージを受けたら、そのダメージと同じ枚数君のデッキからカードを引く。このカードは1ターンに1枚だけ使える。

 

 

ヴァイザー[私が受けたダメージは5、よって5枚ドローする…]

 

穂乃果[ターンエンド]

 

 

花丸[す、凄いずら…]

 

善子[これが、伝説のμ'sのリーダーの力なの…⁉︎]

 

果南[1ターンで圧倒的だね…]

 

 

穂乃果[次、千歌ちゃんの番だよ]

 

千歌[あ、はい!私のターン、ドロー、チャージ&ドロー、ライトにゲージ1払ってレフトに<太陽の竜 バルドラゴン>をコール、ライトに<黒点の竜 ブラックドット>をコール、バトル、ブラックドットとバルドラゴンで攻撃!自分の効果で攻撃力10000!合計15000!]

 

ヴァイザー[ぐぁっ]LP5→2

 

ヴァイザー[キャスト!<ヴァイザープロテクション チャージ>]

 

 

ヴァイザープロテクション チャージ

カタストロフW

◼️君がカード名に<ヴァイザー>を含むカードに変身していれば使える

◼️[対抗]君が受けたダメージと同じ枚数君のデッキからカードをゲージにおく。このカードは1ターンに1枚だけ使える。

 

 

ヴァイザー[私が受けたダメージは3、3チャージ!]

 

千歌[ターンエンド]

 

ヴァイザー[私のターン、ドロー、チャージ&ドロー、ゲージ1払い<ヴァイザー リペア>]

 

 

ヴァイザー リペア

カタストロフW

[使用コスト]ゲージ1払う

◼️君のドロップゾーンのカード1枚をカード名に<ヴァイザー>を含む元々がモンスターのアイテム1枚のソウルに入れる。その後、君のライフ+1、このカードは1ターンに1枚だけ使える。

 

 

ヴァイザー[ドロップゾーンの<殲滅騎士 イングラ>をソウルイン、ライフ+1(LP2→3)]

 

ヴァイザー ソウル3→4

 

 

殲滅騎士 イングラ

カタストロフW

殲滅/黒騎士

サイズ2/攻6000/防2000/打撃1

[コールコスト]ライフ1払う

◼️君の場にカード名に<ヴァイザー>を含む元々がモンスターのカードに変身していればこのカードのサイズを2減らす

◼️ソウルのこのカードがドロップゾーンに置かれたターンの終了時、相手にダメージ1!この能力は1ターンに1枚だけ使える。

[2回攻撃]

 

 

ヴァイザー[さらに<ヴァイザー リフレッシュ!>ヴァイザーのソウル分ライフを回復]

 

 

ヴァイザー リフレッシュ

カタストロフW

回復

◼️君がカード名に<ヴァイザー>を含む元々がモンスターのに変身していて、君のライフが5以下なら使える

◼️君のアイテムのソウルの数だけ君のライフを増やす。このカードは1ターンに1枚だけ使える

 

 

ヴァイザー[私のソウルは4、よってライフ+4(LP3→7)、バトル、ヴァイザーのソウル1枚をコスト(ソウル4→3)にバルドラゴンを破壊してダメージ1!]

 

バルドラゴン 破壊

 

千歌[きゃ!]LP8→7

 

ヴァイザー[破壊したモンスターのサイズを打撃に加える、打撃4!高坂 穂乃果に攻撃!]

 

穂乃果[うぁぁ!]LP9→5

 

穂乃果[ドゥーベルの効果で私がダメージを受けたらゲージ+1]

 

ヴァイザー[ターンエンド、ソウルからドロップゾーンに置かれた<殲滅騎士 アルタス>の効果でライフ+2(LP7→9)]

 

穂乃果[私のターン、ドロー、チャージ&ドロー、ゲージ1払いレフトにバディコール(LP5→6)!<五角竜王 ドラム>、さらにゲージ2払いドラムを進化コール!<五角超竜王カイザードラム>バトル、カイザードラムの効果で場のカード1枚破壊する、ヴァイザーを破壊!]

 

ヴァイザー[何⁉︎く、ソウルガード!]

 

ヴァイザー ソウルガード3→2

 

穂乃果[カイザードラムとドゥーベルで連携攻撃!合計15000!]

 

ヴァイザー[私のソウルを1枚捨て(ソウル2→1)、キャスト!<ヴァイザー エクストーム>]

 

 

ヴァイザー エクストーム

カタストロフW

破壊/殲滅

◼️相手の攻撃中、君がカード名に<ヴァイザー>を含む元々がモンスターのカードに変身していれば使える。

[使用コスト]カード名に<ヴァイザー>を含むカードのソウル1枚をドロップゾーンにおく

◼️[対抗]相手のモンスター1枚を破壊する。その後破壊したモンスターのサイズ分相手のカード全ての打撃力を減らす。このカードは1ターンに1枚だけ使える。

 

 

ヴァイザー[このカード効果でカイザードラムを破壊!]

 

カイザードラム ソウルガード2→1

 

穂乃果[破壊されてもソウルガードで場に残ったから連携攻撃は続くよ!]

 

ヴァイザー[ヴァイザーエクストームのさらなる効果、破壊したカイザードラムのサイズ分、相手のカードの打撃を減らす!]

 

ブラックドット 打撃1→0

 

ドゥーベル 打撃2→0

 

カイザードラム 打撃3→1

 

ドラムエンペラー 打撃5→3

 

ヴァイザー[ふふふ…]LP9→8

 

穂乃果[くっ、ドラムエンペラーで攻撃!]

 

ヴァイザー[ぐふっ]LP8→5

 

ヴァイザー[ヴァイザープロテクション ドロー、受けたダメージ分、3枚ドロー!]

 

穂乃果[ターンエンド]

 

ヴァイザー[ターン終了時、ドロップの<殲滅騎士エンデヴァー>の効果、デッキから1枚ヴァイザーのソウルに入れる(ソウル1→2)、さらに<殲滅騎士 イングラ>の効果で穂乃果にダメージ1!]

 

穂乃果[うぁっ!強い…]LP6→5

 

ヴァイザー[ふふふ…これが新世界の王の力だ!]

 

千歌[それでも、私達は負けない!ドロー、チャージ&ドロー!]

 

 




圧倒的、ヴァイザーの力!
次回、魂が燃えるファイト決着!


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受け継がれる想い…千歌vs殲滅王ヴァイザー

千歌 LP7

 

穂乃果 LP5

 

ヴァイザー LP5

 

 

千歌[ドロー、チャージ&ドロー、レフトに<フレアファングドラゴン>をコール、登場時、1チャージ、1ドロー!センターに<バーニングレイピアドラゴン>をコール、バトル、バーニングレイピアとブラックドットとフレアファングで3体連携!合計12000!バーニングレイピアの効果で1ドロー!]

 

ヴァイザー[くぅぅ]LP5→2

 

ヴァイザー[キャスト<ヴァイザープロテクション チャージ>受けたダメージ分ゲージを増やす、3チャージ!]

 

千歌[ターンエンド]

 

ヴァイザー[私のターン、ドロー、チャージ&ドロー、ドロップの殲滅2枚をデッキの下に戻しゲージ1払いライトにコール<殲滅王の下僕 カオス>バトル、私のソウル1枚捨て(ソウル2→1)カイザードラムを破壊してダメージ1!]

 

カイザードラム ソウルガード1→0

 

穂乃果[うぁっ]LP5→4

 

ヴァイザー[カオスで穂乃果に攻撃!カオスは自分のライフが相手より低いなら打撃3になる!]

 

穂乃果[うわぁ!]LP4→1

 

ヴァイザー[ヴァイザーでバーニングレイピアに攻撃!]

 

バーニングレイピアドラゴン 撃破!

 

ヴァイザー[貫通!]

 

千歌[うわぁぁ!]LP7→3

 

ヴァイザー[まだ終わらない!ファイナルフェイズ!ゲージ3払い必殺変身!私が望むは純粋な世界!愚かな人類をリセットし、今再び新世界の王となる!<殲滅真王 ディ・ヴァイザー>]

 

 

殲滅真王 ディ・ヴァイザー

カタストロフW

殲滅

サイズ4/攻10000/防8000/打撃2

◼️このカードはコールできず、手札とデッキに戻せず、このカードはドロップゾーンに置けない。

◼️このカードはファイナルフェイズ以外で攻撃できない

◼️君のファイナルフェイズ中このカードのソウル1枚をドロップゾーンに置いてよい、そうしたら相手のモンスター1枚を破壊して、そのモンスターのサイズをこのカードの打撃力に加える。このカードの能力は1ターンに1回使える。

[2回攻撃][貫通][ソウルガード][変身](ゲージ3払い、変身している君のカード名に<ヴァイザー>を含むカード1枚に重ねる)

 

 

 

千歌[そんな…ヴァイザーの…必殺モンスター…?]

 

穂乃果[……⁉︎]

 

ヴァイザー[行くぞ、私のソウルを1枚捨て(2→1)カイザードラムを破壊!]

 

カイザードラム 破壊!

 

ヴァイザー[カイザードラムのサイズ分打撃を増やす、打撃4で千歌に攻撃!]

 

千歌[キャスト!<太陽の盾>!攻撃無効!ゲージとライフ+1(LP3→4 )!]

 

ヴァイザー[Dヴァイザー、打撃4の2回攻撃!]

 

 

果南[千歌のライフは4!これを受けたら…⁉︎]

 

鞠莉[千歌っち⁉︎]

 

花丸/ルビィ[千歌さん⁉︎]

 

 

千歌[⁉︎]

 

穂乃果[キャスト!<竜王の盾>!千歌ちゃんへの攻撃を無効にする!]

 

ヴァイザー[何⁉︎]

 

千歌[穂乃果さん…⁉︎]

 

穂乃果[竜王の盾の効果で私にダメージ1]LP1→0

 

千歌[穂乃果さん⁉︎]

 

穂乃果[ごめんね、千歌ちゃん…、でも諦めないで、皆んなを守れるのは、救えるのは、ヴァイザーを倒せるのは、千歌ちゃんだけだって信じてるから…!ファイトだよ!千歌ちゃん!]

 

千歌[はい、穂乃果さん!私、絶対にヴァイザーを倒します!]

 

ヴァイザー[ターンエンド、ドロップのデュナメスの効果でゲージ+2、2枚目のアルタスの効果でライフ+2(LP2→3)]

 

千歌[穂乃果さんの想い、繋いでくれたターンを無駄にはしない!私のターン、ドロー、チャージ&ドロー!レフトに<神速のバルドラゴン>をバディコール(LP4→5)!]

 

フレアファングドラゴン 生滅

 

千歌[私のライフが6以下で場にバルドラゴンがいれば解放!<ドラゴンフォース"激情の型">!]

 

 

ドラゴンフォース"激情の型"

ドラゴンW

攻6000/打撃2

<解放条件>君のライフが6以下で君の場にカード名に<バルドラゴン>を含むカードがある

[装備コスト]ゲージ2払う

◼️このカードは破壊されず、手札に戻せず、ファイナルフェイズ中にも攻撃できる。

◼️このカードが他の太陽竜と連携攻撃した時、このカードをスタンドし、そのモンスターかこのカードを選んで[貫通]を得る

 

 

梨子[あれは!イスルギさんとのファイトで見せた…!]

 

曜[千歌ちゃんの新しいドラゴンフォースだ!]

 

 

千歌[行きます。バルドラゴンとドラゴンフォースで連携攻撃!バルドラゴンの効果でライフ+1(LP5→6)!ドラゴンフォースはスタンド!合計12000!打撃4!]

 

ヴァイザー[キャスト<ヴァイザーシールド>]

 

 

ヴァイザーシールド

カタストロフW

◼️君がカード名に<ヴァイザー>を含む元々がモンスターのカードに変身しているなら使える

◼️[対抗]相手の攻撃を無効化し、君のデッキから1枚ゲージに置き、君のライフを+2する。

 

 

ヴァイザー[攻撃を無効にし、ゲージ+1、ライフ+2(LP2→4)]

 

千歌[まだまだ、ドラゴンフォースとブラックドットで連携攻撃!合計11000!]

 

ヴァイザー[キャスト<ヴァイザー バリア>]

 

 

ヴァイザー バリア

カタストロフW

◼️君がカード名に<ヴァイザー>を含む元々がモンスターのカードに変身しているなら使える。

◼️[対抗]君が受けるダメージを0にして、君のライフ+2

 

 

ヴァイザー[受けるダメージを0にしてライフ+2(LP4→6)]

 

千歌[ターンエンド]

 

ヴァイザー[私のターン、ドロー、チャージ&ドロー、私は手札の<殲滅騎士 エストラスト>をヴァイザーにソウルイン]

 

ヴァイザー ソウル1→2

 

 

殲滅騎士 エストラスト

カタストロフW

殲滅

サイズ3/攻7000/防2000/打撃3

◼️手札このカードを君の元々がモンスターの変身しているカード1枚のソウルに入れる

◼️ソウルのこのカードがドロップゾーンに置かれたターン終了時、デッキから1枚引いて、ライフ+2

[2回攻撃]

 

 

ヴァイザー[さらに、ゲージ2払いセンターにコール!殲滅王に従えし従順なる眷竜!<殲滅竜 ヴァンドラ>]

 

 

殲滅竜 ヴァンドラ

カタストロフW

殲滅/ドラゴン

サイズ3/攻8000/防5000/打撃1

◼️このカードは1枚しかコールできない

[コールコスト]ゲージ2払い、君のデッキから1枚をソウルに入れる。

◼️君がカード名に<ヴァイザー>を含む元々がモンスターのカードに変身しているなら場のこのカードのサイズを3減らす。

◼️変身しているカード名に<ヴァイザー>を含むカードはこのカードがセンターにいても攻撃できる。

◼️このカードが攻撃した時、君のデッキから1枚を変身している元々がモンスターのソウルに入れる。

[貫通][ソウルガード]

 

 

ヴァイザー[バトル、殲滅竜ヴァンドラで攻撃!ヴァンドラが攻撃した時、デッキから1枚私のソウルに入れる]

 

ディ・ヴァイザー ソウル2→3

 

千歌[くぅぅ]LP6→5

 

ヴァイザー[ファイナルフェイズ!ディ・ヴァイザーのソウルをコストにバルドラゴンを破壊!そのサイズ分打撃を得る]

 

ディ・ヴァイザー ソウル3→2

 

千歌[キャスト!<ドラゴボンド>バルドラゴンを場に残してライフ+2(LP5→7)!]

 

ヴァイザー[ヴァンドラがセンターにいても、ディ・ヴァイザーは攻撃できる!攻撃!打撃4!]

 

千歌[キャスト!<太陽の移し身>]

 

 

太陽の移し身

ドラゴンW

◼️君が攻撃されている攻撃中に使える。

◼️[対抗]君のレフトかライトの太陽竜1枚選んで、攻撃の対象を選んだモンスターに移す。このカードは無効化されない。

 

 

千歌[攻撃対象をブラックドットに移す!]

 

ブラックドット 撃破!

 

ヴァイザー[ふん…、私の2回攻撃!]

 

千歌[うわぁぁ!]LP7→3

 

ヴァイザー[耐えたか…、ターンエンド、ソウルからドロップに置かれた殲滅騎士 エストラストの効果で1ドロー、ライフ+2(LP6→8)]

 

千歌[私のターン、ドロー、チャージ&ドロー!<太陽の恵>ゲージ+3、<バーニングレイピアドラゴン>をライトにコール、バトル、ドラゴンフォースとバーニングレイピアで連携攻撃!バーニングレイピアの効果で1ドロー、さらにドラゴンフォースをスタンドして貫通を得る!合計10000!]

 

殲滅竜ヴァンドラ ソウルガード1→0

 

千歌[ドラゴンフォースの貫通!]

 

ヴァイザー[ぐぅぅ!]LP8→6

 

千歌[ドラゴンフォースとバルドラゴンで連携攻撃!ドラゴンフォースをスタンド!貫通を得る!合計12000!]

 

殲滅竜ヴァンドラ 撃破!

 

千歌[貫通!]

 

ヴァイザー[ぐぁぁ!]LP6→4

 

 

その時、バディチーム全員から託されたスターが光を放ち新たなカードを生み出した!そして、ファイトを見ていた全員が同時に叫ぶ!

 

 

[行っけーーーーーーーーー!!!]

 

 

千歌[これで決める!ファイナルフェイズ!ゲージ3払いバルドラゴンを必殺モンスターに!]

 

バルドラゴン"バル バーニング ギガスマッシャー"

ドラゴンW

太陽竜

サイズ2/攻12000/防7000/打撃4

[コールコスト]ゲージ3払い、君の場の太陽竜1枚に重ねる

◼️このカードが他の太陽竜と連携攻撃している攻撃は無効にできない

◼️このカード1枚で攻撃している時、この攻撃のダメージは減らない

[貫通][ソウルガード]

 

 

千歌[行くよ!ドラゴンフォースとバルドラゴンで連携攻撃!]

 

ヴァイザー[うぉぉぉぉぉ!キャスト!<ヴァイザー ドレイン>!必殺モンスターの打撃をライフに加える!(LP4→8)]

 

千歌[バルバーニング ギガスマッシャー!!]

 

ヴァイザー[ぐぁぁぁぁぁ!!]LP8→2

 

 

曜[そんな…、ヴァイザーのライフが残ってる…]

 

梨子[耐えられた…、最後の攻撃なのに…]

 

穂乃果[ううん、まだ終わってないよ!]

 

 

ヴァイザー[耐えた…耐えたぞ!ふはははは!]

 

千歌[いえ、もう終わりだよ、ヴァイザー]

 

ヴァイザー[何だと…?]

 

千歌[ドラゴンフォース"激情の型"は太陽竜と連携すればスタンドする…]

 

ヴァイザー[あ、あ…あぁ…ば、バカな…この私が…⁉︎]

 

千歌[ドラゴンフォースで攻撃!はぁぁぁ!]

 

ヴァイザー[くっ、ぐぁぁぁぁぁ!]LP2→0

 

千歌[はぁ…はぁ…はぁ…、勝った…私の勝ち…]どさっ

 

曜/梨子[⁉︎千歌ちゃん⁉︎]

 

 

 

 

あの決戦から4日後…

 

ホテル 寝室

 

千歌[う、うーん…]

 

穂乃果[あっ、目、覚めた?]

 

千歌[…、穂乃果さん…、私、どうして寝てるんですか?]

 

穂乃果[あの決戦の後、千歌ちゃん倒れたんだよ?]

 

千歌[倒れた?私が?]

 

穂乃果[うん、でも大丈夫、真姫ちゃんがただの過労だって言ってたし、3日間ずっとファイトしてたから仕方ないって]

 

千歌[そうですか…うん、しょっと…]

 

千歌がベッドから起き上がろうとすると

 

穂乃果[あ、千歌ちゃん、急に動かない方がいいよ?]

 

千歌[え?]

 

穂乃果さんがそう言って私の傍らを指差した、そこを見ると…

 

曜/梨子[すう…すう…]Zzzz

 

千歌[曜ちゃん、梨子ちゃん…]

 

そして周りを見わたして見ると…皆、私のベッドの側で寝ていた

 

梨子[う、う…ん、千歌…ちゃん?…千歌ちゃん⁉︎]

 

曜[千歌ちゃん!目が覚めたんだね!]

 

ダイヤ[お二人共…うるさいですわよ…、あっ千歌さん⁉︎]

 

結局、皆起きちゃった

 

それから、穂乃果さんから聞いた話だけど…、私が寝ている間、仮に [ヴァイザー事件] と呼ばれたこの事件は、違法なバディ兵器の作製、およびバディファイトの軍事利用が公表されイスルギ社長の逮捕、バディファイト イベント本社の一時休業で型がつき、起動不能となったヴァイザーはバディポリスの管理下に置かれたらしい…、勿論この事件の影響を受けて2ヶ月後以内に開催予定だった、多くのイベント、ラブライブバディカップも今の所、期間未定の開催延期になったらしい…

 

それから私達はヴァイザー事件の解決に協力したとしてバディポリスのお偉いさんから表彰され、スクフェスの事実上優勝チームとしてホテルのスタッフやμ'sの皆さんにお祝いパーティーを開いて貰いました。

 

 

バディファイトの未来はどうなるか分からないけど、分からないから逆に楽しみなんだ!少なくとも、私はそう想ってる…

 

 

スクールバディフェスティバル 編

 




いや〜、終わった〜!

あんまりスクフェス関係無かったけど、魂が焼け焦げる程の熱いファイトが書けて…まぁ、満足してます。

魔戒竜神より長くなるとは思わなかった…

活動報告に 新章 予告 あります。できればコメントください


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次元の放浪者(ディメンション ヴァグラント) 編
時を巡る者


僕はいったい、どれだけの次元を巡って来たのだろうか…

 

僕はある女性の運命を変える為に次元を越えて旅をしている…

 

内浦 沿岸

 

空間が割れ、少年が降り立つ

 

少年[ここが次の次元か…?]

 

今まで何度も見た光景が少年の目に映る

 

少年[次は絶対に救ってみせる、千歌…]

 

僕は何度も時を越えた、千歌を救う為に…そして、何度も失敗した…

 

とある日曜日

待ち合わせ場所

 

千歌[おーい!曜ちゃん、梨子ちゃ〜ん]

 

曜[あ!千歌ちゃん、やっと来た!]

 

梨子[もう、20分くらい待ったよ?]

 

千歌[20分くらいいいじゃ〜ん]

 

曜[まあまあ、映画遅れちゃうよ、行こう]

 

しばらく歩いて…

 

千歌[そしたら果南ちゃんがね〜]

 

曜[あったね〜そんな事〜]

 

梨子[ふふふ…!]

 

歩道 青信号

 

千歌[それでね〜!]

 

梨子[⁉︎!待って千歌ちゃん!]

 

千歌[え?]

 

車道 赤信号

 

トラック ゴォー!

 

千歌が歩道を渡ろうとした時、赤信号にもかかわらずトラックが来て…

 

千歌[うわぁぁぁ!]

 

少年[千歌⁉︎危ない!]

 

ガシャーーン

 

曜[あ、あ…ああ…そ、そんな…]

 

梨子[嘘…、千歌ちゃん…?いやぁぁぁぁぁぁ!!]

 

少年[あ…、ま、また…救えなかった!]

 

僕は見て来た、同じ光景を、その度に絶叫する梨子を、腰を抜かしてへたり込む曜を…

 

少年[くっ、落ち込んでる暇は無いぞ、黒野玲時…!また別の次元に飛んで、千歌を救うんだ、死の運命から…]

 

そして僕はまた次元の狭間に戻り、千歌が死ぬ前の世界を探す

 

別の次元

内浦 沿岸

 

玲時[次こそ…]

 

 

十千万 前

 

玲時[ここが、千歌の家だったな]

 

がらららら

 

千歌[じゃあ、行って来まーす!]

 

玲時[千歌が出て来た…]

 

千歌[10分遅れてる、急がなきゃ]

 

玲時[千歌!]

 

千歌[え?…あなた、誰ですか?]

 

玲時[僕は黒野玲時、千歌、今日はどこにも行くな…]

 

千歌[何言ってるんですか?]

 

玲時[なんでもいい、今日は家に居てくれ…頼む!]

 

千歌[悪いですけど、友達と待ち合わせしてるので、それじゃ…]

 

玲時[⁉︎、待ってくれ!]

 

とっさに千歌の腕を掴む

 

千歌[ちょ!何なのいったい⁉︎離して!警察呼びますよ!]

 

千歌の強い言葉に思わず手を離す…、そして千歌は行ってしまった…

 

 

待ち合わせ場所

 

千歌[おーい!曜ちゃん!梨子ちゃ〜ん]

 

曜[あ!千歌ちゃん、やっと来た!]

 

梨子[もう、20分くらい待ったよ?]

 

千歌[ごめん、家の前で変な人に絡まれちゃって]

 

曜[変な人って、大丈夫だったの⁉︎]

 

梨子[変な事されてない?]

 

千歌[大丈夫だよ!それより、映画遅れちゃうよ!]

 

 

しばらく歩いて

 

千歌[それで、果南ちゃんがね〜]

 

曜[あったね〜そんな事〜]

 

梨子[ふふふ…!]

 

歩道 青信号

 

千歌[それでね〜!]

 

梨子[⁉︎!待って千歌ちゃん!]

 

千歌[え?]

 

車道 赤信号

 

トラック ゴォー!

 

千歌が歩道を渡ろうとした時、赤信号にもかかわらずトラックが来て…

 

千歌[うわぁぁぁ!]

 

玲時[千歌!危ない!]

 

ガシャーーン!

 

千歌[う、うう…]

 

玲時[はぁ…はぁ…、間に合った…]

 

千歌[あ、ありがとうございます。!そうだ!2人は⁉︎]

 

トラックは歩道側へ荷台ごと倒れていた…、そして…

 

千歌[梨子ちゃん…、曜ちゃん…?あ、ああ、うわぁぁぁ!]

 

僕はなんとか千歌を助けた、だが…梨子と曜は倒れた荷台の下敷きになり、ほぼ即死だった…

 

その後、千歌は2人の後を追うように海に身を投げ自殺した…

 

玲時[そんな…、こんな事ってあるかよ!事故は防いでも、千歌は死ぬのかよ!くそっ!]

 

 

そして僕はまた別の次元に飛ぶ…

 

 

内浦 沿岸

 

玲時[また…、日曜日か…]

 

僕はまた、千歌に会い出かけない事を頼んだが…結果はさっきと同じ僕を振り切って千歌は行ってしまった

 

そして、運命の時は近く

 

玲時[頼む!力を貸してくれ、僕のフラッグ!]

 

その時、僕のフラッグが光を放ち叫ぶ

 

玲時[タイムフリーズ!]

 

瞬間、景色が灰色になり自分以外の全てが停止した。




願いが叶えた時を止める力


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変わる運命

???[どうやら、運命の流れを変えようとしている者が居るようだな?]

 

???[はい…、いかがしましょう]

 

???[ふん、神である(わらわ)にたてつく者には裁きを与えねばならぬ、見つけ次第排除せよ!]

 

???[はい!]

 

 

 

玲時[タイムフリーズ!]

 

瞬間、景色が灰色になり自分以外の全てが停止した…

 

玲時[千歌、梨子、曜、今助ける!]

 

???[君が神の運命に逆らう者か?]

 

玲時[何者だ…?]

 

???[我は天界騎士 アルナス、神の使いだ]

 

玲時[神の使いだと…?]

 

アルナス[ああ、もう一度聞こう、君が神の運命に逆らう者か?]

 

玲時[だとしたら?]

 

アルナス[悪いが、神の命により君を排除する]

 

玲時[排除だと?]

 

アルナス[そう、どうやら君は彼女の運命を変えようとしているようだが、それは神への反逆だ]

 

玲時[だから排除するって言うのか、良いぜ、バディファイトだ!]

 

アルナス[そう来なくては、行くぞ!]

 

 

オープンTHEフラッグ

 

玲時[ディメンションヴァグラント]

 

アルナス[天界神域]

 

 

ディメンションヴァグラント

フラッグ

◼️君は<ディメンションヴァグラント>と<ジェネリック>のカードを使える

◼️君はライフ8/ゲージ3/手札7枚から始める

 

 

天界神域

フラッグ

◼️君は<天界神域>と<ジェネリック>のカードを使える

◼️君はライフ12/ゲージ2/手札5枚から始める

 

 

玲時[僕のターン、チャージ&ドロー、センターに<忍刹那(シノビセツナ)月影>をコール]

 

 

忍刹那(シノビセツナ)月影

ディメンションヴァグラント

時/忍者

サイズ1/攻5000/防1000/打撃1

◼️君の場に<忍刹那(シノビセツナ)月影>以外の<時>のモンスターが登場した時、君のデッキから1枚ゲージに置いて、デッキから1枚引く。このモンスターの能力は1枚だけ使える。

◼️<時流への逆らい>[対抗]ライフ1払い、場のこのモンスターを君の手札に戻し、相手のモンスター1枚を空いている相手のセンターに移動させる。<時流への逆らい>は1ターンに1回だけ使える。

 

 

玲時[ゲージ1払いレフトに<次元竜 ディメンションドラゴン>をコール]

 

 

次元竜ディメンションドラゴン

ディメンションヴァグラント

時/ドラゴン

サイズ2/攻6000/防3000/打撃2

[コールコスト]ゲージ1払い、君のデッキから1枚ソウルに入れる

◼️このモンスターの[ソウルガード]でドロップゾーンに置かれるカードはドロップゾーンではなく、君の手札に加える

[ソウルガード]

 

 

玲時[月影の効果で1チャージ、1ドロー、バトル、ディメンションドラゴンで攻撃!]

 

アルナス[ぐぅっ]LP12→10

 

玲時[ターンエンド]

 

アルナス[我のターン、ドロー、チャージ&ドロー、ゲージ2払いライトにコール<光芒の使者 サーライト>]

 

 

光芒の使者 サーライト

天界神域

天界/天使

サイズ3/攻7000/防5000/打撃2

[コールコスト]ゲージ2払う

◼️君のライフが相手より少ないならこのモンスターの打撃+2!

◼️このモンスターが場を離れる時、ライフ2払いこのカードを場に残せる。

[移動][2回攻撃]

 

 

アルナス[さらに、ライフ2払い(LP10→8)<天からの光>3枚ドロー]

 

 

天からの光

天界神域

[使用コスト]ライフ2払う

◼️君のデッキから3枚引く。このカードは1ターンに1枚だけ使える。

 

 

アルナス[ライフ2払い(LP8→6)<天界の剣 ヴァーナ>]

 

 

天界の剣 ヴァーナ

天界神域

攻4000/打撃1

[装備コスト]ライフ2払う

◼️君のモンスターが攻撃で相手のモンスターを破壊したら、君のデッキから1枚引く。この能力は1ターンに1回だけ使える。

◼️君のライフが相手より少ないならこのカードの打撃+2!

 

 

アルナス[バトル、サーライトでセンターに攻撃!]

 

玲時[忍刹那 月影の効果、ライフ1払い(LP10→9)、月影を手札に戻す、そしてサーライトをセンターに移動!攻撃対象の月影が消えた事で、サーライトの攻撃は無効、そしてセンターにサーライトが移動した事でアイテムでの攻撃もできない…]

 

アルナス[成る程、なかなか策士だな…、だがサーライトで2回攻撃!打撃4!]

 

玲時[ぐぅっ]LP9→5

 

アルナス[ターンエンド]

 

玲時[ちっ、やるな…、ドロー、チャージ&ドロー!<忍刹那 月影>を再コール、そしてゲージ2払いレフトにコール!<時壊竜(クロノブレイカー)ドラム クロノス>デッキから1枚ソウルイン]

 

 

時壊竜(クロノブレイカー)ドラム クロノス

ディメンションヴァグラント

時/武装騎竜

サイズ2/攻11000/防4000/打撃3

[コールコスト]ゲージ1払い、君のデッキから1枚ソウルに入れる

◼️このカードは君のバディが<時壊竜ドラム クロノス>ならコールできる。

◼️このモンスターの攻撃で相手のモンスターを破壊した時か、攻撃か効果で相手にダメージを与えた時、相手の場のカード1枚破壊する。

◼️君のライフが5以下ならこのモンスターは[2回攻撃]を得る。

[貫通][ソウルガード]

 

 

玲時[こいつはバディだが、バディコールはしない…、バトル!ドラムクロノスで攻撃!]

 

アルナス[サーライトの効果、ライフ2払い(LP6→4)場に残せる]

 

玲時[ムダだ!貫通!]

 

アルナス[何⁉︎うぐぁぁ]LP4 →1

 

玲時[ドラムが相手モンスターを破壊した事で、もう一度サーライトを破壊する!]

 

光芒の使者サーライト 破壊!

 

玲時[貫通は効果ダメージ、よってさらに天界の剣 ヴァーナを破壊する!]

 

天界の剣 ヴァーナ 破砕!

 

アルナス[なんだと⁉︎]

 

玲時[ドラムクロノスは僕のライフが5以下なら2回攻撃できる!行け!ドラムクロノスで攻撃!]

 

アルナス[ふ、見事だ…うぁぁぁ!]LP1→0

 

玲時[勝ったか…]

 

アルナス[なぜ君は神が決めた運命に抗う?]

 

玲時[僕には、守りたい人がいる。たとえ神が決めた運命だとしても、僕は必ずその子の運命を変える]

 

アルナス[守りたい人か…、だが神が決めた運命は絶対…、無駄な努力だったと、諦めるんだな…]

 

玲時[アルナスって言ったな、僕は諦めない、絶対に運命を変えてみせる。そう神に伝えておけ…]

 

アルナス[……、承知した。]

 

そしてアルナスは天へと帰った…、そして時は動き出す。

 

玲時[は!千歌は⁉︎]

 

千歌に向かって突進するトラックはギリギリのところで軌道を変えて今までとは逆の方向へと転倒した。そう、初めて死の運命が覆った瞬間だった!

 

梨子/曜[千歌ちゃん⁉︎]

 

曜[怪我は無い⁉︎]

 

千歌[う、うん…大丈夫…]

 

幸いトラックの運転手は軽い怪我で済んだらしい

 

玲時[救えた…?初めて、守れたんだ…]

 

でも、まだ満足はできない…他の次元の千歌も救わないとな…僕の旅は終わらない。




初めて変わる運命


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神<デュレイス> 降臨

僕が次元の狭間の世界に戻った時、そこに以外な人物がいた。

 

玲時[君は…!]

 

??[お疲れ様!]

 

玲時[ち、千歌!どうして君が…?]

 

千歌[うん、実はね…]

 

千歌は今自分がどうして次元の狭間にいるのかを話してくれた…。

 

玲時[成る程、じゃあ君は曜と梨子が事故で死んだ後、自殺したあの時の千歌だったのか…]

 

千歌[うん、でも私の意思が消える時、クロノグラフが助けてくれたの…]

 

クロノグラフ[うむ…]

 

玲時[クロノグラフ…、いないと思ったら…]

 

千歌[事情はクロノグラフから聞いたよ…、あの時、玲時君が私を止めようとしたのは、私が事故に会うって分かってたからなんだよね?なのに私は玲時君を変な人って思っちゃって…、ごめんなさい!]

 

玲時[もう良いさ、気にしてないよ、それに、たった今別の次元の君を死の運命から救う事ができたんだ…、僕のやっている事に無駄は無いって分かって安心してる。]

 

千歌[そっか…]

 

玲時[けど、まだ旅は終わらない、他の次元の千歌も同じように救わないといけない…]

 

千歌[ねえ、私も玲時君を手伝っても良いかな?]

 

玲時[え?]

 

千歌[自分で自分を救うなんて変な話だけど…、玲時君にはトラックから守ってもらった恩があるから…]

 

玲時[でも千歌は僕が守った命を自殺で無駄にした。]

 

千歌[う…、うん…]

 

玲時[僕はすごく悔しかったよ]

 

千歌[ごめんなさい…]

 

玲時[多分、自分の死を見るのは俺より辛いと思うよ]

 

千歌[…うん]

 

クロノグラフ[くどいぞ、玲時…]

 

玲時[ああ、分かった、よろしく頼むよ、千歌]

 

千歌[うん!]

 

 

 

次元神殿

 

神[アルナス、その少年は妾にそう告げたのだな?]

 

アルナス[はい]

 

神[ふん、絶対に運命を変える…か…、小癪な]

 

???[僕が行きますか?]

 

神[いや、妾がじきじきに出でよう、神である妾<デュレイス>がな…]

 

天界騎士[御意]

 

 

次元界

 

クロノグラフ[天界騎士?]

 

玲時[ああ、なんとかファイトに勝利したけど、あれだけで諦める様子はなかった、また他のやつが襲ってくるかもしれない…]

 

千歌[神様の使い…]

 

玲時のデッキからモンスターが現れる

 

玲時[アストログラフ?]

 

アストログラフ[玲時、何か大きな力が来る]

 

玲時[大きな力?]

 

その時、時空間に歪みが発生しそこから数人の人?が降り立つ

 

千歌[なに?]

 

玲時[アルナス…]

 

アルナス[神のおなーりー!]

 

その掛け声と共に歪みから神を名乗る女性が現れた。

 

デュレイス[妾の名はデュレイス、神である…]

 

玲時[デュレイス…、神だと…!]

 

デュレイス[そなたが運命に抗う者か…]

 

玲時[ああ]

 

デュレイス[何故だ…何故、妾が決めた運命に抗う?その少女の命は運命で決められていると言うのに]

 

玲時[何が運命だ…、そんなものに人を殺されてたまるか!]

 

デュレイス[ふむ、口で言うても無駄か…、良いだろう、なら運命のゲームをしよう…]

 

玲時[運命のゲーム…?]

 

デュレイス[さよう、妾はこれから1つの次元にターゲットを絞る、勿論、その次元の高海千歌の運命も妾が握っている。そして、妾の天界騎士達が高海千歌を狙い動くだろう、主はそれをバディファイトで阻止すれば良い…簡単であろう?]

 

玲時[成る程…、だがもし僕が勝ったらどうする?]

 

デュレイス[ふむ…、妾とファイトする栄誉を与えるか…考えておこう…]

 

千歌[きゃぁぁ!]

 

玲時[⁉︎千歌!千歌に何をする!]

 

デュレイス[なに、彼女は今魂だけの存在だ…、故に主が妾の元に来るまで、この魂は預かっておく、安心せよ何もしはしない…、大事な人質なのでのう…、さあ行けい!運命を変えてみせるが良い!]

 

玲時[くっ!]

 

千歌[行って玲時君!別の私を守って!]

 

玲時[千歌!すぐ助けに戻るからな!行くぞ、クロノグラフ、アストログラフ!]

 

クロノグラフ/アストログラフ[承知!]

 

 

遂に神の運命のゲームが始まる!

 

 

 

 




玲時サイドはここまで次回Aqoursサイド始動


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時の王 クロノグラフ

<ヴァイザー事件>が終わってから2週間、千歌達は夏休みの残りを謳歌していた。

 

土曜日 部室

 

梨子[ねえ千歌ちゃん]

 

千歌[何?梨子ちゃん?]

 

梨子[明日、日曜日は空いてる?]

 

千歌[明日?まぁ、お客さんもいないし、大丈夫だと思うよ]

 

曜[それじゃあさ!3人で映画見に行かない?]

 

千歌[映画?]

 

梨子[うん、最近3人で遊ぶ事ってないでしょ?たまにどうかなぁって]

 

曜[そうそう!]

 

千歌[うん!そうだね!じゃあ明日、映画行こうか!]

 

梨子[じゃあ待ち合わせは9時半ね]

 

千歌[うん、分かった!9時半だね]

 

曜[うん!9時半だよ!]

 

 

 

日曜日 朝

 

千歌[あーー!!]

 

千歌[もう9時10分だよ!さっきまで7時だったのに!]

 

美渡[あんたが二度寝なんてするからでしょ!]

 

千歌[起こしてくれても良いでしょ!]

 

美渡[私が起こして起きた試しある⁉︎]

 

志満[二人共、その辺にしなさい!千歌ちゃんも言い合いしてるともっと時間なくなるわよ、美渡ちゃんもお風呂掃除…頼んだよね?]

 

美渡[はい…]

 

千歌[それじゃ、行って来ま〜す!]

 

 

??[ふふふ]

 

千歌[ん⁉︎]

 

千歌が急いで待ち合わせ場所に行く時、空から人?が降りてきた

 

??[君が高海千歌だね?]

 

千歌[え?はい、そうですけど、あ、お客様でしたらあちらの宿に…]

 

??[いえいえ、私が用があるのは君です。高海千歌さん]

 

千歌[わ、私にですか?]

 

??[ええ…短めに済ませますので…]

 

千歌(何だろう、嫌な感じがする…)

 

??[千歌さん、お命ちょうだい!]

 

そう言ってその人は私に襲いかかってきた!

 

??[千歌!]

 

その時、別の男の人が千歌を庇ってくれた

??[大丈夫か、千歌!]

 

千歌[あ、はい…大丈夫です…]

 

??[待ち合わせがあるんだろ、先に行くんだ]

 

千歌[どうして、それを?]

 

??[良いから行くんだ…、間に合わなくなるぞ]

 

千歌[あ、はい!]

 

??[ギリギリ間に合ったか、私は天界騎士の1人、セム]

 

玲時[僕は黒野玲時、千歌の運命は僕が変える!]

 

セム[それは私を倒してから言いな!]

 

玲時[じゃあ倒してから改めて言わせて貰う]

 

 

オープンTHEフラッグ

 

玲時[ディメンションヴァグラント] LP10

 

セム[天界神域] LP12

 

 

セム[私のターン、チャージ&ドロー、ゲージ1払いセンターに<天界獣 ヘモル>]

 

 

天界獣 ヘモル

天界神域

サイズ2/攻6000/防5000/打撃2

[コールコスト]ゲージ1払う

◼️このカードが登場した時、君のデッキから5枚このカードのソウルに入れる。

◼️このカードのソウルがドロップゾーンに置かれたら、互いにダメージ1!

◼️君のライフが6以下ならこのカードは[2回攻撃]を得る。

[貫通][ソウルガード]

 

 

セム[バトル、天界獣ヘモルで攻撃!]

 

玲時[う!]LP10→8

 

セム[ターンエンド]

 

玲時[僕のターン、ドロー、チャージ&ドロー、ライトに<忍刹那 白夜>]

 

 

忍刹那 白夜

ディメンションヴァグラント

サイズ1/攻5000/防1000/打撃2

◼️相手は君の場のこのカードしか攻撃対象にできない

◼️[時逆分身]破壊されたこのカードを手札に戻せる。その後、相手のモンスターかアイテム1枚をレストする。

 

 

玲時[ゲージ2払いレフトに<時の王 クロノグラフ>をコール]

 

 

時の王 クロノグラフ

ディメンションヴァグラント

サイズ2/攻6000/防6000/打撃2

[コールコスト]ゲージ2払う

◼️[タイムリープ]ゲージ1払いライフ1払う、このカードの攻撃で相手のモンスターを破壊したら、そのモンスターを相手の手札に戻す。その後このカードをスタンドする。

◼️このモンスターがドロップゾーンに置かれた時、ドロップゾーンの<時の王 クロノグラフ>以外の<時>のモンスターを1枚を手札に加える

[貫通][移動]

 

 

玲時[バトル、クロノグラフで攻撃!]

 

ヘモル ソウルガード 5→4

 

玲時[クロノグラフの貫通!]

 

セム[ぐぅぅ]LP12→10

 

セム[ヘモルの効果、ソウルがドロップゾーンに行く度に互いにダメージ1!]LP10→9

 

玲時[くっ]LP8→7

 

玲時[クロノグラフの効果、ゲージとライフ1払う(LP7→6)破壊したヘモルを手札に戻す。]

 

セム[無駄です、ヘモルのソウルガード]

 

ヘモル ソウルガード4→3

 

セム[そしてダメージを受ける]LP9→8

 

玲時[ぐっ]LP6→5

 

玲時[白夜で攻撃!]

 

ヘモル ソウルガード3→2

 

セム[ぐっ]LP8→7

 

玲時[ぐぅぅ]LP5→4

 

玲時[ターンエンド]

 

セム[ふふふ、攻めたつもりが追い詰められたな…、ドロー、チャージ&ドロー、ライフ2払い(LP7→5)<天界の牙>]

 

 

天界の牙

天界神域

[使用コスト]ライフ2払う

◼️君の場のモンスター1枚の打撃+1、そのモンスターの攻撃のダメージは減らせない。このカードは1ターンに1枚だけ使える。

 

 

セム[天界の牙で天界獣ヘモルの打撃+1、打撃3、さらにヘモルは私のライフが6以下なら[2回攻撃]を得る、バトル!ヘモルで攻撃!]

 

玲時[忍刹那 白夜の効果、相手はこのカードに攻撃する!]

 

セム[なら望み通り、白夜に攻撃!2回攻撃でスタンド]

 

忍刹那 白夜 撃破!

 

玲時[白夜の効果、このカードを手札に戻す。そして、ヘモルを再レスト!]

 

セム[な、何⁉︎]

 

玲時[僕は負ける訳にはいかない、運命を変えるまでは…]

 

セム[(なんて威圧感…⁉︎)ターンエンド]

 

玲時[僕のターン、ドロー、チャージ&ドロー!ライトに<忍刹那 白夜>を再コール!ライフ1払い(LP4→3)装備<時空剣 クロノスブレイド>]

 

 

時空剣 クロノスブレイド

ディメンションヴァグラント

攻6000/打撃2

[装備コスト]ライフ2払う

◼️君か相手のモンスターかアイテムが手札に戻った時、このカードの打撃+1!

 

 

玲時[<タイムギフト>]

 

 

タイムギフト

ディメンションヴァグラント

◼️君のデッキから1枚ゲージに置く。その後2つから1つ選んで使える。このカードは1ターンに1枚だけ使える。

・君のデッキから2枚引く

・君のライフ+2

 

 

玲時[ゲージ1増やし、ライフ+2(LP3→5、)バトル、白夜でヘモルに攻撃!]

 

ヘモル ソウルガード2→1

 

玲時[うっ]LP5→4

 

セム[ぐっ]LP5→4

 

玲時[クロノグラフで攻撃!]

 

ヘモル ソウルガード1→0

 

玲時[ぐっ]LP4→3

 

セム[うっ]LP4→3

 

玲時[クロノグラフの効果!ゲージとライフ1払い(LP2→1)ヘモルを手札に戻す、そして攻撃する前に戻る!タイムリープ]

 

セム[何⁉︎成る程、私のモンスターをコールする前に戻して、クロノグラフも攻撃前に戻る訳か…]

 

玲時[ああ、そしてクロノスブレイドは相手のモンスターが手札に戻った事で打撃3になる、クロノグラフで攻撃!]

 

セム[ぐぁっ]LP3→1

 

玲時[クロノスブレイドで攻撃!]

 

セム[ぐわぁぁぁ!]LP1→0

 

玲時[僕の勝ちだ]

 

セム[ぐっ、デュレイス様…、お許しを…]

 

その時、天から声が聞こえた。

 

デュレイス[哀れなセムよ、ゲームオーバーだ、消えよ]

 

その後、天からの光線がセムに落ちた!そしてセムは姿を消した…、いや、消された と言った方がいいだろう。

 

玲時[デュレイス…!お前!]

 

デュレイス[お前はゲームを続けよ、高海千歌が死ぬぞ…]

 

玲時[くっ、千歌!]

 




負けた者は消える、非情なる運命のゲーム…

カオスコントロールクライシス 2箱買ったらどっちもギアゴットVIIのシークレット当たった。


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時空の王 アストログラフ

エラッタ

ディメンションヴァグラント
◼️君は<ディメンションヴァグラント>と<ジェネリック>のカードを使える。


梨子ちゃんと曜ちゃんとの待ち合わせ場所に行く途中で変な男の人に襲われそうになった私は、割り込んで来た男の子に助けられて、今待ち合わせ場所に向かっていた。

 

千歌[おーい!曜ちゃん、梨子ちゃ〜ん]

 

曜[あ!千歌ちゃん、やっと来た!]

 

梨子[もう、20分くらい待ったよ?]

 

千歌[ごめん、家の前で変な人に絡まれちゃって]

 

曜[変な人って、大丈夫だったの⁉︎]

 

梨子[変な事されてない⁉︎]

 

千歌[大丈夫だよ、それより映画遅れちゃうよ!]

 

 

 

しばらく歩いて

 

千歌[それで、果南ちゃんがね〜]

 

曜[あったね〜そんなこと〜]

 

梨子[ふふふ…!]

 

歩道 青信号

 

千歌[それでね〜]

 

梨子[⁉︎!待って千歌ちゃん!]

 

私が青信号になった歩道を渡ろうとすると梨子ちゃんが叫んだ、すると赤信号にも関わらず大トラックが猛スピードで突っ込んでくる…

 

千歌[え?]

 

とっさの事で少し立ち止まる…

 

千歌[うわぁぁぁぁ!]

 

玲時[千歌!危ない!]

 

トラックが千歌にぶつかる瞬間、千歌の身体が紅いオーラに包まれる

 

玲時[⁉︎何だ、あの光は…!]

 

その様子を神も見ていた…

 

デュレイス[何だ⁉︎どう言う事だ…この紅い光は⁉︎運命の形が変わって行く…!]

 

 

ガシャーーーン!

 

千歌[はぁ…はぁ…]

 

曜/梨子[千歌ちゃん!]

 

玲時[千歌!]

 

曜[千歌ちゃん、大丈夫⁉︎]

 

梨子[怪我はない⁉︎]

 

千歌[あ、うん…大丈夫]

 

玲時[無事か、良かった…]

 

梨子[えっと…、あなたは…?]

 

玲時[自己紹介は後で、今はあいつらを倒す!]

 

その人の視線の先に目を見やると、私に襲いかかって来た人と同じ格好の人達がいた

 

曜[あの人達は?]

 

玲時[今のトラックを操って、千歌の命を奪おうとした奴らだ]

 

梨子[そんな…⁉︎どうして⁉︎]

 

玲時[話は後だ]

 

???[よもや、あんな力を持っているとは、聞いてないぞ]

 

??[どうやらこの次元の彼女は特殊なようだな…]

 

玲時[とにかく、あいつらを倒す、下がっててくれ…]

 

???[俺達を倒すか…良いだろう、俺の名は天界騎士の1人、ギスタ]

 

??[僕は天界騎士のリヴ、2人を相手にどこまで戦えるか試してあげるよ…]

 

 

オープンTHEフラッグ

 

玲時[ディメンション ヴァグラント] LP10

 

ギスタ/リヴ[天界神域] LP12

 

リヴ[僕の先攻、チャージ&ドロー、ライフ1払って(LP12→11)センターにコール<天界盾士 アンゼス>]

 

 

天界盾士 アンゼス

天界神域

サイズ3/攻7000/防10000/打撃2

[コールコスト]ライフ1払う

◼️相手はこのモンスター以外に攻撃できない。

◼️このモンスターが破壊された時、ライフ2を払って場に残せる。

◼️君は相手の効果でダメージを受けない

 

 

リヴ[バトル、アンゼスで攻撃!]

 

玲時[くぅっ]LP10→8

 

リヴ[ターンエンド]

 

ギスタ[俺も先攻、チャージ&ドロー、ゲージ2とライフ1払って(LP11→10)、コール<天界剣士 ファルザ>]

 

 

天界剣士 ファルザ

天界神域

サイズ3/攻10000/防5000/打撃2

[コールコスト]ゲージ2払い、ライフ1払う

◼️君のライフが8以下なら[貫通]を得て、6以下なら打撃+1、4以下なら[2回攻撃]を得る。

◼️このカードが破壊された時、ライフ2払いこのカードを場に残せる。

 

 

ギスタ[バトル、ファルザで攻撃!]

 

玲時[ぐぁっ]LP8→6

 

ギスタ[ターンエンド]

 

玲時[僕のターン、ドロー、チャージ&ドロー、<未来への掛け>ゲージ+3、そしてゲージ2払いライトにコール<時空の王 アストログラフ>]

 

 

未来への掛け

ディメンションヴァグラント

◼️君のデッキから3枚を君のゲージに置く。このカードは1ターンに1枚だけ使える。

 

 

時空の王 アストログラフ

ディメンションヴァグラント

時/次元

サイズ2/攻6000/防6000/打撃2

[コールコスト]ゲージ2払う

◼️[次元召喚]君か相手のアタックフェイズ開始時に、君のデッキから3枚枚ドロップゾーンに置く、その中の必殺モンスター以外のモンスターを[コールコスト]を払ってコールできる。そのカードはサイズ0になる。この能力は1ターンに1回使える。

◼️このモンスターが破壊されたら君のドロップゾーンにある<時空の王 アストログラフ>以外の<時>のモンスター1枚を手札に加える

[2回攻撃][貫通]

 

 

玲時[アタックフェイズ、アストログラフの能力でデッキ3 枚捨てる、その中のモンスターをサイズ0でコールする!ゲージ1払い<次元竜ディメンションドラゴン>をセンターにコール!デッキから1枚ソウルイン]

 

玲時[バトル、ディメンションドラゴンでファルザに攻撃!]

 

リヴ[アンゼスの効果、相手はアンゼスしか攻撃対象にできない!]

 

玲時[何⁉︎ディメンションドラゴンの攻撃がアンゼスに向いた⁉︎]

 

リヴ[アンゼスの防御力は10000、ガードしたよ!]

 

玲時[ターンエンド…]

 

リヴ[僕のターン、ドロー、チャージ&ドロー、バトル、アンゼスでアストログラフに攻撃!]

 

玲時[キャスト!<次元交換>]

 

 

次元交換

◼️君の場のモンスターが攻撃されているなら使える。

◼️[対抗]その攻撃対象を君か、君の場の別のモンスターに移す。そしてカードを1枚引く

 

 

玲時[ディメンションドラゴンに攻撃を移す]

 

ディメンションドラゴン 撃破!

 

玲時[1枚ドロー!]

 

リヴ[ターンエンドだ]

 

ギスタ[俺のターン、ドロー、チャージ&ドロー、バトルだ、ファルザで攻撃!]

 

玲時[うぁぁ]LP6→4

 

ギスタ[ファルザで2回攻撃!]

 

玲時[うがぁ]LP4→2

 

ギスタ[ターンエンド]

 

玲時[僕のターン、ドロー、チャージ&ドロー!<未来への掛け>ゲージ+3 、バトル!アストログラフの効果で3オープン、ゲージ2払いデッキから1枚ソウルに入れてバディコール(LP2→3)<時壊竜 ドラム クロノス>をサイズ0でコール!]

 

玲時[行くぞ、ドラムクロノスでアンゼスに攻撃!]

 

アンゼス 撃破!

 

リヴ[アンゼスの効果、ライフ2払い(LP10→8)場に残す!]

 

玲時[ドラムクロノスの貫通!]

 

リヴ[うわ!]LP8→5

 

玲時[ドラムクロノスの効果でもう1度、アンゼスを破壊!]

 

リヴ[くっ、ライフ2払い(LP5→3)場に残す!]

 

玲時[ドラムクロノスで再攻撃!]

 

アンゼス 撃破!

 

玲時[トドメだ!貫通!]

 

リヴ/ギスタ[う、ぐぁぁぁぁぁ!]LP3→0

 

 

梨子[す、凄い…]

 

曜[2人相手に勝っちゃった]

 

千歌[……強い]

 

 

ギスタ[ぐっ、俺達を相手に勝つとは…]

 

リヴ[運命を変えるとか、ほざく程ある…な…]

 

その後、空から女性の声が聞こえてきた

 

デュレイス[妾の天界騎士を2人相手に勝つとは、なかなかやるではないか…、にしてもお前達は…、2人がかりで負けるなど、使えん者達め、神の裁きだ!]

 

そして天空から光の柱が天界騎士の2人に直撃する

 

リヴ[うわぁ!]

 

ギスタ[デュレイス様ー!]

 

そして2人は消滅した…

 

玲時[ちくしょ…、デュレイス、負けたら家臣まで消すのかよ…!ふざけやがって!]

 

デュレイス[負けたら消える、これが運命のゲームだ…]

 

玲時[絶対に勝ってやる…]




敗者に裁きを、余りに無情…


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玲時との協力

千歌の命を狙う2人の天界騎士を相手に玲時は勝利した、だが2人の天界騎士は神、デュレイスの裁きによって、消滅した。家臣に対してまで無情な神に怒りを覚えながらも、玲時は勝利を誓う

 

 

千歌[あの…]

 

玲時[うん?]

 

千歌[助けてくれてありがとうございます。]

 

玲時[ああ]

 

曜[あの、今の人達は何なんですか?]

 

梨子[あなたも何者なんですか?どうして千歌ちゃんの名前を?]

 

玲時[そうだな、別の場所へ行こう…そこで話すよ]

 

 

 

玲時[自己紹介からだね、同い年だからタメで良いよ。僕は 黒野 玲時、多分…言っても信じないと思うけど、僕は別の次元から来たんだ、千歌を守るために…]

 

曜[千歌ちゃんを守るため?]

 

梨子[それで、あの人達は何だったの?]

 

玲時[これも信じないと思うけど、あいつらは天界騎士、神の使いだ…、僕は奴らから千歌を守るために戦っている]

 

梨子[さっき、トラックで千歌ちゃんの命を奪おうとしたって言ってたけど、どうして千歌ちゃんを狙っているの?]

 

玲時[千歌ちゃんは元々、今日死ぬ運命だったんだ、それは、神が決めた運命で、天界騎士達は神の命令で千歌ちゃんを消そうとしているんだ。]

 

曜[そんな…、酷い…!]

 

玲時[ああ、だから僕は、幾つもの次元を巡って、千歌を死の運命から救うために戦っているんだ…、千歌の運命を変えるために…!]

 

千歌[そっか…、分かった、信じるよ!私…!]

 

梨子/曜[え⁉︎]

 

千歌[だって私、家の前でも襲われそうになって、さっきのファイトも出来事も全部見て、信じるなって方が無理だよ、それに、実際に助けてもらったしね…だから、玲時くんの事、信じるよ!]

 

梨子[そうね、あんな事が起こったら私も信じないとね、玲時くんの言ってる事…]

 

曜[うん!千歌ちゃんが信じるなら私も信じるよ!]

 

玲時[千歌、曜、梨子…ありがとう…、けど予想外だったな、千歌ちゃんから紅いオーラが現れた時は驚いたよ]

 

千歌[紅いオーラ、ドラゴンフォースの事?]

 

玲時[ドラゴンフォースって言うのか…凄く強い力を感じた、今まで巡った次元の千歌にあんな力は無かったからな]

 

梨子[千歌ちゃんだけじゃないよ?]

 

曜[私と梨子ちゃんもドラゴンフォースを使えるよ!]

 

玲時[2人もか⁉︎]

 

千歌[ねえ玲時くん、ドラゴンフォースがあれば、私達も戦えるかな?神様と…]

 

玲時[まあ、死の運命を覆したあの力なら、戦えるとは思うけど…、でも危険だ、奴らとは僕だけで戦う]

 

千歌[でも、1人だけでなんて無理だよ…]

 

玲時[今狙われてるのは千歌自身なんだ、もし君が戦って何かあったら…、僕は…!]

 

千歌[うん、分かってる、けど私だって守られてばかりは嫌だよ、自分の運命は自分で変えようとも思うし、玲時くんに助けてもらった恩もあるし、お願い!千歌も一緒に戦わせて!]

 

曜[私も一緒に戦うよ!]

 

梨子[私も千歌ちゃんを守りたい!]

 

玲時[千歌…、2人も、はぁ…、なるべく無茶はするなよ、今言ったとおり、狙われてるのは千歌だからな]

 

千歌[うん!]

 

曜[なら皆にも伝えておかないとね]

 

梨子[そうね、仲間は多い方が良いしね]

 

玲時[2人も、悪いな…]

 

 

 

次元神殿

 

デュレイス[何なのだ、あの力は…、妾が定めた死の運命を簡単に覆すとは…、くっ、あの次元を選んだ妾の誤算か…、ならば新たな手を打たねばな…ふふふ]

 

 

 

浦女 バディ部室

 

ダイヤ[なるほど…、にわかには信じ難いお話ですわね]

 

果南[次元を超えて来た、って言われてもね〜]

 

鞠莉[アブノーマルな話ね]

 

善子[私は信じるわよ!なぜなら、実際この場に堕天使ヨハネが存在しているから…ふっふっふっ…]

 

花丸[善子ちゃんは立派な人間ずら]

 

ルビィ[ルビィも信じられないですぅ]

 

玲時[まあ、当然の反応だな…]

 

ダイヤ[ですが…、千歌さんだけではなく、曜さんと梨子さんも信じているのなら、半分は信じても良いです。]

 

5人[うん]

 

千歌[ダイヤさん…]

 

玲時[皆、ありがとう…]

 

ダイヤ[私はあくまで、あなたを信じる千歌さんを信じるだけですわ!]

 

玲時[ああ、それで良い、念のために皆僕と握手してほしいんだど…]

 

鞠莉[握手?]

 

果南[どうして?]

 

玲時[天界騎士は何をして来るかわからない、神もな、だから少しでも奴らの影響を受けないように、予防みたいなモノだよ]

 

そして、玲時くんは皆と握手して周った。

 

玲時[改めてよろしく、皆]

 

 

果南[それでさ、玲時は別次元の千歌とどういう関係だったわけ?]

 

玲時[え?]

 

鞠莉[あっ、それは私も気になる!]

 

花丸[まるも気になるずら〜]

 

玲時[うっ…、まぁ、協力して貰ってるから、話すよ、僕の次元の千歌の事を…]

 




遂に明かされる…玲時の過去…


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黒野玲時の過去

僕の次元の話をしよう…

 

僕と千歌の出会いは、入学式の時だった

 

あっ、僕の次元では女学院なんて無くて、公立の男女共学校だった

 

入学式の後、学校の少し離れた所で千歌が野郎共にナンパされているのをたまたま通りがかりに見つけて、そして僕は千歌を助けた。

 

チャラ男1[ねえ、良いだろうお茶するだけだからさ]

 

チャラ男2[入学式の後でしょ、お祝いにショートケーキ奢るからさ]

 

千歌[い、いや…あの…これから家の手伝いが…]

 

チャラ男1[そんなの1日サボっても怒られないって、遊び行こうぜ]

 

千歌[助けて、曜ちゃん、誰か…]うるうる

 

玲時[あの〜、ごめんなさい、彼女僕の連れなんで、見逃してくれますか?]

 

チャラ男2[ああん、お前の連れだからって証拠はあんのかよぉ!]

 

チャラ男1[1人で居たから声かけたんだ、今更遊び相手を逃がすかよ]

 

玲時[お願いしますよ、そこをなんとか!]

 

チャラ男1[じゃあバディファイトしようぜ、お前が勝ったら諦めるぜ]

 

玲時[分かった、ファイトだ!]

 

 

しばらくして…

 

 

チャラ男[ま、参りました!]

 

チャラ男2[覚えとけ〜!]

 

 

玲時[大丈夫か?]

 

千歌[はい、ありがとうございます。]

 

曜[おーい!千歌ちゃん!]

 

千歌[曜ちゃん!]

 

曜[大丈夫だった⁉︎男の人達に絡まれてたみたいだけど]

 

千歌[うん、大丈夫!この人に助けて貰ったから…、えーと…]

 

玲時[ん?ああ、僕は黒野玲時だよろしく]

 

千歌[私は高海千歌です。]

 

曜[渡辺 曜です。千歌ちゃんを助けてくれてありがとう!]

 

こうして、僕達は知り合いになった、それから同じクラスで、家が近い事もあって、3人での行動が当たり前になっていった。

 

そして2年生になって、梨子が転入して来て、最初に声をかけた千歌と曜と仲良くなって、僕とも自然と仲良くなった。そして…

 

梨子[玲時くん?]

 

曜[来たよ、玲時くん]

 

玲時[曜、梨子、悪いな…、とつぜん呼び出して…]

 

梨子[それはいいけど…]

 

曜[何か用?]

 

玲時[ああ、実はな…僕、好きなんだ…]

 

梨子/曜[え…!///]

 

玲時[好きなんだ!千歌の事!]

 

梨子[ああ…]

 

曜[そう言う事、驚いたよ…]

 

玲時[悪い…]

 

曜[別にいいよ]

 

梨子[でもそれを何で私達に言うの?]

 

玲時[あ、いや…、相談したくてさ…2人に]

 

梨子[ふっふふふ…ふふふ!]

 

曜[ふふふ…あははは!]

 

玲時[何で、笑うんだ?]

 

曜[あははは、ごめんね…?ふふふ]

 

梨子[ふふふ…、ごめん、でも、昨日と同じ事言ってるから…ふふふ]

 

玲時[え?]

 

曜[実は昨日ね、千歌ちゃんにも同じ相談されたから]

 

玲時[あ、え?]

 

梨子[曜ちゃん、それ以上は…]

 

曜[うん、つまりそう言う事、今度2人っきりの時に言ってみたら?]

 

梨子[私達もう帰るね?千歌ちゃんなら教室にいるから]

 

曜[全速前進ヨーソロー!だよ!じゃあね〜]

 

そう言って2人は帰って行った

 

僕は教室に向かった、入ると梨子の行ったとおり千歌がいた。

 

千歌[あ、玲時くん]

 

玲時[ああ]

 

どうやらクラスの奴らもいないようだ、完全に僕と千歌の2人だけだ

 

千歌[曜ちゃんと梨子ちゃんは?]

 

玲時[2人共、先に帰ったよ]

 

千歌[そっか…]

 

しばらく沈黙が続く…そして…

 

玲時/千歌[あの…!あ…]

 

千歌[玲時くんから、どうぞ]

 

玲時[ああ、千歌、大事な事があるんだ]

 

千歌[大事な事…?]

 

玲時[千歌、僕は、千歌の事が好きなんだ!付き合ってくれ!]

 

千歌[へ?///…あ、その…千歌で、いいの?]

 

玲時[千歌じゃなきゃダメだ…、僕は千歌が好きだ]

 

千歌[私も…、好き、玲時くんの事…私も好き!]

 

玲時[それじゃ、付き合って…]

 

千歌[うん///付き合います。]

 

その言葉を聞いた瞬間、僕は感極まって千歌を抱きしめた。

 

その日、僕達は一緒に帰った、帰る時、付き合っているにもかかわらず、お互いに告白できた事が恥ずかしくて、会話も無かった

 

そして、千歌と付き合って1週間たって、千歌との初めてのデートの日、その日が千歌の運命の日だった…

 

日曜日、僕と千歌はデートの待ち合わせをしていた。千歌曰く待ち合わせって恋人っぽいらしい…

 

玲時[少し、早く来すぎたか?]

 

千歌の事だから、早起きしてもいつの間にか2度寝して結局寝坊したとかそんなとこだろう、と思った矢先、千歌が走って来た。自分に何が起こるか分からずに…

 

ゴオォォォォ!

 

千歌[玲時く〜ん!]

 

玲時[千歌〜!]

 

歩道の信号が青に変わって千歌が歩きだす、その時!

 

玲時[千歌⁉︎危ない!]

 

赤信号にもかかわらず、トラックが猛スピードで千歌に突っ込む

 

千歌[え?]

 

次の瞬間!

 

ドゥ!ガシャーーーン

 

玲時[千歌…?千歌…、千歌!!!]

 

トラックはそのままバランスを崩して倒れる

 

その後、千歌は沼津の大病院に搬送された…

 

医者[かなり強くぶつかったんだろうな、腕の骨と、(あばら)の骨がほとんど折れてる、出血も酷い…、ここでは治療は無理そうだな]

 

看護師[どうします?先生!]

 

医者[東京の西木野病院へ搬送しよう、Dr.ヘリを要請してくれ!]

 

千歌が事故にあった事を家族や曜、梨子、Aqoursのメンバー全員に連絡した。遠い東京の病院にもかかわらず、皆、千歌の見舞いに来る。見舞いに来る度に曜と梨子は泣き崩れ、僕も涙を堪えきれなかった…

 

それから2週間…

 

集中治療室から赤い髪の女性の先生が出て来た。千歌の担当医の西木野 真姫先生だ…

 

玲時[真姫先生、千歌は?]

 

真姫[相変わらず、だけど目、覚ましたわよ]

 

玲時[本当ですか!]

 

真姫[ええ、けど危険な状態は変わらないわ]

 

玲時[え?]

 

真姫[ちゃんと、お話して来なさい、危篤状態で目を覚ますなんて、あり得ない事だけど…]

 

西木野病院 集中治療室

 

病室に入った時、千歌は5本以上の管と酸素マスクをつけていた。僕は優しく話しかける。

 

玲時[千歌?]

 

千歌[あ、玲時くん…]コホー

 

玲時[痛いとこ、無いか?]

 

千歌[うん、よく分かんない…]コホー

 

千歌[ごめんね、玲時くん、付き合って、まだ1週間だけなのに、こんな事になっちゃって…]コホー

 

そうか、あの時から千歌の意識は無かったから、千歌にとっては僕と付き合って、まだ1週間なんだ…

 

玲時[そうだな、怪我が治って退院したら、今度こそ、デートしような?]

 

千歌[うん…、ねぇ、玲時くん]コホー

 

玲時[うん?]

 

千歌[私…、玲時くんと出会えて良かった…、私、あの時…、玲時くんと初めて会ったあの時から…、玲時くんの事、気になってた…、一目惚れって言うんだよね?これ]コホー

 

玲時[ああ…]

 

千歌[私、玲時くんと一緒に…卒業して…同じ大学に入って…玲時くんと結婚して…、そんな夢を見てたんだ…]コホー

 

玲時[そっか…、ならその夢、現実にしよう…、こんな怪我治して…、退院して、一緒に未来を…生きよう…]

 

千歌[うん…、じゃあ、もう少し、寝るね…?怪我を治すために…]

 

玲時[ああ…!]

 

ピーーーーッ

 

玲時[千歌?千歌⁉︎千歌!]

 

真姫[ちょっと、どいて!]

 

真姫[中村さん!電気ショックの用意!本村さんは心マ手伝って!]

 

[はい!]

 

真姫[玲時くんは病室の外に居なさい!]

 

僕は真姫先生の言うとおり、病室から出た…、病室から必死な大声で真姫先生の指示が聞こえる…

 

真姫[戻って来なさい!玲時くんと一緒に居るんでしょ!戻って来なさいよ!]

 

しばらくして、真姫先生が病室から出て来る…とても暗い顔で…結果は目に見えていたけど、聞いてみる

 

玲時[真姫先生、千歌は…]

 

真姫[病室…入って]

 

病室に入ると…悲しげな顔のナース達が千歌の枕元にいた

 

玲時[千歌…?]

 

真姫[22時45分…ご臨終です…。]

 

玲時[千歌…、千歌…、うぅ…うっ…くっ…うわぁぁぁぁぁ!!]

 

僕は冷たくなった千歌の手を握って泣き崩れた…

 

真姫[2人にしましょう…]

 

ナース[はい…]

 

それから、何時間か経ってから、志満さんと美渡さんが来て、Aqoursの皆も駆けつけた…

 

曜[千歌ちゃん!千歌ちゃん…うぁぁぁぁん]

 

梨子[千歌ちゃん…、うぅ…千歌ぢゃぁぁぁん]

 

皆、冷たくなった千歌の手を握って泣き崩れる…

 

 

そして千歌の葬儀が終わって…

 

玲時[千歌…、僕はどうすればいい…、君が居ない世界で…僕は…!]

 

???[千歌の運命を変えたいか?]

 

玲時[…誰だ…?]

 

僕が千歌の墓の前で落ち込んでいると、どこからか声が聞こえた

 

???[もう一度問う…君は、千歌の運命を変えたいか?]

 

玲時[千歌の…運命?変えたいよ、できる事なら、もう一度、声を聞きたい…もう一度、千歌の笑顔が見たいよ…]

 

???[ならば、覚悟を決めよ…、この次元の千歌は生き返りはしないが、別の次元の千歌を救う事はできる]

 

玲時[別次元の千歌…?]

 

???[そう、彼女の死は運命で決まっている…、君は彼女を死の運命から救う覚悟はあるか?]

 

玲時[お前らが何者で誰かは分からないけど、出来るのか?千歌を救う事が…]

 

???[それは君次第だ、別次元の千歌の運命を変える力が欲しいか?]

 

玲時[ああ、欲しいよ、その力…、別の次元だろうと何だろうと、千歌を救えるなら、この悲劇から守れるなら、僕はその力が欲しい!]

 

玲時[千歌の死の運命を変える力を!]

 

???[良いだろう、君を次元空間へ…]

 

???[私の名はクロノグラフ!時を渡る力を]

 

???[我の名はアストログラフ!次元を超える力を]

 

クロノグラフ/アストログラフ[黒野玲時、君に力を与える!叫べ、その力の名は…!]

 

玲時[ディメンション ヴァグラント!]

 

そして、僕は旅立った…、僕の次元の千歌は戻っては来ないけど、別の次元の千歌を守るために、死の運命を変えるために、僕は時空を巡る…

 

 

玲時[これが、僕の過去だよ…、あれ?]

 

ダイヤ[うぅ…うぅ…何と、何と言う…うぅ…!]ポロポロ

 

果南[こんなの…悲し…うぅ…過ぎるよ…うぅ…!]ポロポロ

 

鞠莉[何て、ソローフルな…お話…うぅ…!]ポロポロ

 

ルビィ[千歌さん…うぅ…死んじゃやだよう…うわぁぁぁん]ポロポロ

 

花丸[悲し過ぎるずら〜!うわぁぁぁん]ポロポロ

 

善子[くっ…うぅ…うぅ…千歌さん…グスッ…]ポロポロ

 

曜[そんな…グスッ…うぅ…]ポロポロ

 

梨子[うぅ…千歌ぢゃぁぁぁん!]ポロポロ

 

千歌[うぅ……]ポロポロ

 

ダイヤ[すみませんでした、玲時さん…!私は信じますわ、あなたの事、全て…!]ポロポロ

 

玲時[皆…、ありがとう…!]ポロポロ




悲劇はもう繰り返さない…、誓いの真実…


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神の誘い

玲時くんの過去を聞いた私達は、しばらく沈黙した後、一緒に帰る事になったんだけど、私達が学校の外に出た時、突然、空が薄灰色に染まった。周りの人達も、動きが止まっている。

 

玲時[これは…、タイムフリーズ…⁉︎]

 

千歌[何なの?それ?]

 

玲時[数分だけ周りの時間を止める能力だ…]

 

果南[時間を止めるって…!]

 

玲時[こんな事が出来るのは、僕以外あいつらしかいない!]

 

そして空から光と共に女性が現れた

 

デュレイス[妾は神、デュレイス…]

 

千歌[あの人が、神様…]

 

デュレイス[ふむ…、まさかこの次元の高海千歌が妾の運命を覆す力を持っていようとは、あの紅い光、興味があるぞ…]

 

玲時くんと皆が私を囲むように構える…

 

デュレイス[安心せよ、運命を覆す程の力、妾にはなす術は無い…、だから、ゲームの主旨を変える]

 

玲時[主旨を…変える…?]

 

デュレイス[確かに、妾にはその力をどうにもする事はできぬ…、だからこの次元の高海千歌の命は諦めた…]

 

玲時[⁉︎]

 

デュレイス[だが、その力が守るのは高海千歌だけであろう…、ならば、この次元を掛けて、黒野玲時、高海千歌、妾とファイトしてみよ]

 

玲時[何だと⁉︎]

 

デュレイス[お前達が勝てば、妾はこの次元から手を引こう、だが妾が勝てば、お前と高海千歌もろとも、この次元を消し去ろう]

 

ダイヤ[何て事を…!]

 

果南[ずいぶんとめちゃくちゃな事言ってる神様だね]

 

デュレイス[どうする?妾と戦うか?]

 

玲時[くっ…]

 

梨子[玲時くん…]

 

ルビィ[玲時さん…]

 

千歌[玲時くん、千歌は信じてるよ…玲時くんの事…]

 

玲時[千歌?]

 

千歌[私達で、神様を倒そう!]

 

玲時[千歌…、でも危険だ!奴が何をするか…!]

 

果南[玲時、千歌は君を信じてる、だから玲時も千歌を信じてみたら?]

 

鞠莉[そうよ、千歌っちだって覚悟を決めてるのよ]

 

花丸[まる達も、2人を信じるずら!]

 

善子[あんな性悪神様ぶっ飛ばしちゃって!]

 

梨子[玲時くん、今回の戦いには、さすがに私達も何もできないわ]

 

曜[だから千歌ちゃんの事任せたよ、玲時くん!]

 

玲時[皆…!]

 

千歌[行こう玲時くん、私達で皆を守ろう]

 

玲時[ああ、行こう千歌!最後の戦いだ!]

 

デュレイス[話はまとまったか?妾と戦うならば天道を来るがよい…待っているぞ…]

 

デュレイスが開けた次元の穴から光の道が現れる

 

玲時[よし、行こう千歌…]

 

千歌[うん]

 

そして私と玲時くんは天の道を行く、とても長い天の道を…

 

 

 

しばらく歩いて…

 

千歌[はぁ…、玲時くん、少し休憩しようよ…]

 

玲時[ん?はぁ、そうだな…、にしても長いな…]

 

千歌[うん、凄く長いよぉ〜]

 

千歌[ねぇ玲時くん、神様はどうやってこの次元を消すきなのかな?]

 

玲時[さあな、でもあんな奴でも神だ…、何をするか分からない、だからあいつと戦うのは僕だけでいい…、できれば千歌は見ているだけでいい…]

 

千歌[そんな…!]

 

玲時[分かってくれ…、僕は幾つもの次元を巡って、何度も千歌の死を見てきた…、何度も悲しくて、心が張り裂けそうな程苦しんだ…、けど、別の次元の元気な千歌を見るとそんな心の痛みを忘れそうになる]

 

千歌[玲時くん…]

 

玲時[だから、できれば千歌には戦って欲しくはないんだ。だから最初は、俺が戦う…]

 

千歌[俺…?]

 

玲時[そろそろ行こう、てっぺんはもう直ぐだ]

 

千歌[う、うん!]

 

 

次元神殿 門前

 

アルナス[来たか、玲時、運命の少女よ…]

 

玲時[アルナス…]

 

アルナス[この先に行くならば、私が相手だ…]

 

玲時[アルナス、お前、おかしいとは思わないのか?負けたらお前ら消滅するんだぞ!]

 

アルナス[分かっているさ、私達天界騎士はデュレイス様を守る4騎士として生まれた。我らは生まれた瞬間からその運命に従って守って来たのだ]

 

玲時[なら尚更だ、ファイトに負けただけで自分を守って来た騎士達を消すあいつを許せるのか⁉︎]

 

アルナス[確に、許せるとは言えない、だがそれこそ我らに与えられた運命なのだ。]

 

玲時[お前は、それを運命だって割り切れるのか?]

 

アルナス[割り切らなければ、天界騎士は務まらない]

 

玲時[そうか…、けど俺は…デュレイスは許せない]

 

アルナス[ならば通るがいい]

 

玲時[アルナス、どうして?]

 

アルナス[私は天界騎士、神に逆らう事はできない、デュレイス様の命により君たちを通すように言われている]

 

千歌達はアルナスに通されて神殿に入って行く、そして長い廊下を真っ直ぐ歩いて行くと巨大な扉の前に立つ

 

アルナス[ここが神の間だ、後は君たちに任せよう]

 

玲時[ああ、行こう千歌]

 

千歌[うん]

 

 

玲時は門を開ける

 

デュレイス[来たか…]

 

玲時/千歌[デュレイス…!]

 

デュレイス[お前達は知っているか?運命とはその命が誕生した時から神によって決められている、高海千歌の運命もしかり、故に高海千歌は運命に従って死なねばならない…]

 

玲時[ふざけるな!何が運命だ、何が死なねばならないだ!そんなもんを理由に神が命を奪っていいわけが無い!]

 

デュレイス[……]

 

玲時[神だろうと仏だろうと、人の命を奪っていい権利何て無い!運命だなんだ理由付けて千歌を殺すお前を…俺は神だなんて呼べねぇな!バディファイトだ!お前を倒して、千歌の運命を変える!]

 

デュレイス[ふふっ、説教は終わりか?いいだろう、妾に逆らう者は妾が排除する!]

 

玲時[行くぞ!千歌の運命を変える次元の放浪者!ルミナイズ!<デスティニー リベリオン>]

 

デュレイス[運命に抗う者に裁きを…ルミナイズ!<運命神の裁き>]

 

オープンTHEフラッグ

 

玲時[ディメンションヴァグラント] LP10

 

デュレイス[天界神域] LP12

 

デュレイス[さぁ、神のファイトを始めよう…!]




遂に、神とのファイト!


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神のファイト! 玲時vsデュレイス

玲時とデュレイスのファイトが始まった時、地上の空に玲時とデュレイスのファイトの様子が映し出される

 

曜[あれは⁉︎]

 

ダイヤ[玲時さんと千歌さん!]

 

果南[どうやら、神様とファイトするみたいだね]

 

花丸[戦うのは、玲時くんだけずら?]

 

善子[とにかく、応援よ!]

 

 

 

次元神殿

 

玲時 LP10

 

デュレイスLP12

 

玲時[俺から行く!チャージ&ドロー、ゲージ1払い<次元竜 ディメンションドラゴン>をセンターにコールデッキから1枚ソウルイン、バトル、ディメンションドラゴンでデュレイスに攻撃!]

 

デュレイス[ふん…]LP12→10

 

玲時[ターンエンド]

 

デュレイス[妾のターン、ドロー、チャージ&ドロー、ライトに<天界騎士 セム>、レフトに<天界騎士 ギスタ>、センターに<天界騎士 リヴ>をコール]

 

 

天界騎士 セム

サイズ1/攻3000/防3000/打撃1

◼️君の場のカード名に<天界騎士>を含むカード全ての攻撃力+3000

◼️このモンスターが攻撃した時、君のライフ+1!

 

 

天界騎士 ギスタ

サイズ1/攻5000/防3000/打撃1

◼️君の場のカード名に<天界騎士>を含むカード全ての打撃+1!

◼️このモンスターが攻撃した時、君のライフ+1!

 

 

天界騎士 リヴ

サイズ1/攻3000/防4000/打撃1

◼️君の場のカード名に<天界騎士>を含むカード全ての防御力+3000

◼️このモンスターが攻撃した時、君のライフ+1!

[移動]

 

 

デュレイス[バトルだ、まずはセムで攻撃!自身の効果で攻6000!さらにライフ+1(LP10→11)]

 

ディメンションドラゴン ソウルガード1→0

 

デュレイス[リヴで攻撃!セムの効果で攻6000!効果でライフ+1(LP11→12)]

 

ディメンションドラゴン撃破!

 

デュレイス[ギスタで攻撃!効果で打撃2!ライフ+1(LP12→13)]

 

玲時[くぅっ]LP10→8

 

デュレイス[キャスト<天界騎士の誓い>]

 

 

天界騎士の誓い

◼️君の場にカード名に<天界騎士>を含むカードがあれば使える。

◼️[対抗]君のデッキから3枚ゲージに置く。このカードは1ターンに1枚だけ使える。

 

 

デュレイス[ゲージ+3、ファイナルフェイズ!ゲージ3払い、場の天界騎士全てをドロップゾーンに置いて必殺コール!全ての次元は妾が支配する、神の決めた運命に抗う者に裁きを!<運命神 デュレイス>!]

 

 

 

運命神 デュレイス

天界/天使/運命/神

サイズ3/攻12000/防5000/打撃2

[コールコスト]ゲージ3払って、君の場の<天界>/<天使>のモンスター2枚以上全てドロップゾーンに置く。

◼️場のこのモンスターはセンターにしかコールできず、手札とデッキに戻らない。

◼️[神の裁き]アタックフェイズ開始時、君のライフ5払い相手の場のモンスターを全て破壊して、このターン中、破壊した数このカードの打撃力に加える。この能力は1ターンに1回だけ使える。

◼️このカードが場を離れた時、君のセンターにモンスターがいないなら、ドロップゾーンのこのモンスターを[コールコスト]を払わずコールする。

[2回攻撃][命約3](このカードが場から離れた時、君は命約の数値分のライフを+する)

 

 

デュレイス[妾で攻撃!]

 

玲時[ぐぁっ]LP8→6

 

デュレイス[妾は2回攻撃できる!]

 

玲時[何⁉︎うがぁ]LP6→4

 

デュレイス[ターンエンドだ]

 

玲時[くっ、俺のターン、ドロー、チャージ&ドロー、ライフ1払い(LP4→3)<時空王の玉座>を設置]

 

 

時空王の玉座

[使用コスト]ライフ1払う

◼️君はサイズの合計4までのモンスターをコールできる。

◼️このカードは破壊されず、手札とデッキに戻らない。

 

 

玲時[ゲージ2払いライトに<時の王 クロノグラフ>、さらにゲージ2でレフトに<次元の王 アストログラフ>をコール!]

 

玲時[アタックフェイズ、アストログラフの効果でデッキ3枚捨てその中の<時壊竜 ドラムクロノス>をバディコール(LP3→4)!バトル、ドラムクロノスでデュレイスに攻撃!]

 

デュレイス 撃破!

 

玲時[ドラムクロノスの貫通!]

 

デュレイス[ぐっ!]LP13→10

 

デュレイス[神の命は永遠だ…、[命約]発動!妾のライフ+3!(LP10→13)]

 

玲時[何⁉︎貫通のダメージが消えた⁉︎]

 

デュレイス[そして妾は消えぬ…、ドロップゾーンの妾はセンターにモンスターがなければ、復活できる!]

 

運命神 デュレイス 復活!

 

花丸[そんな!]

 

善子[破壊しても、直ぐ復活できるなんて…]

 

鞠莉[おまけに命約…?厄介な効果ねぇ]

 

果南[あれじゃ、勝てないよ]

 

 

玲時[いや、まだ手はある、命約で回復できるライフは3に限られる、ならば!ドラムクロノスはモンスターを破壊で[2回攻撃]を得る、ドラムクロノスとアストログラフで連携攻撃!]

 

デュレイス 撃破!命約3 LP13→16

 

玲時[連携貫通!5ダメージ!]

 

デュレイス[がぁぁぁ]LP16→11

 

デュレイス[妾は蘇る!] デュレイス 復活!

 

玲時[アストログラフとクロノグラフで玲時攻撃!]

 

デュレイス 撃破!命約3 LP11→14

 

玲時[貫通4!]

 

デュレイス[ぬぅ!]LP14→10

 

デュレイス 復活!

 

玲時[ターンエンド]

 

千歌[少しずつだけど、ライフを減らしてる!]

 

デュレイス[妾のターン、ドロー、チャージ&ドロー、バトルだ、妾の能力!ライフ5払う(LP10→5)、貴様のモンスターを全て破壊する!]

 

クロノグラフ 破壊!

 

アストログラフ 破壊!

 

ドラムクロノス ソウルガード1→0

 

デュレイス[このターンの間、破壊した対数分打撃+、よって妾の打撃5!]

 

玲時[何だと⁉︎]

 

 

 

梨子[モンスターを破壊した上に、このターン中打撃5って⁉︎]

 

曜[強い…]

 

 

 

デュレイス[ドラムクロノスに攻撃!]

 

ドラムクロノス 撃破!

 

デュレイス[2回攻撃!打撃5!]

 

玲時[ぐっ、ぐわぁぁぁぁ!]LP4→0

 

千歌[玲時くん!]




圧倒的、神の実力!


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次元継承《ディメンション インヘリタンス》

デュレイス[ふん!もう終わりか?この程度で妾に抗おうなどと肩腹痛いわ!貴様ではそもそも、運命を変えるなどできはしない、愚か者め!]

 

玲時[まだだ…、まだ俺は戦える!もう一度ファイトだ!]

 

デュレイス[やかましい!愚か者め!]

 

玲時[ぐっ!]

 

 

地上

 

梨子[そんな…、玲時くんが負けるなんて…]

 

花丸[圧倒的な敗北ずら…]

 

果南[うん、これじゃ本当にこの世界は…]

 

曜[皆!まだ終わってないよ!私達にはまだ、千歌ちゃんがいるよ!]

 

ダイヤ[そうです!まだ千歌さんがいます。私達は千歌さんを信じて、見守りましょう!]

 

梨子[そうだね、こんな時、いつも千歌ちゃんならなんとかしてくれた!信じよう皆!千歌ちゃんを!]

 

 

神の間

 

玲時[くっ、悪い、千歌…俺…]

 

千歌[うん、今度は千歌が戦う!]

 

玲時[危険だ、相手は神だ、勝てはしない…]

 

千歌[そんな事は分かってるよ!だからって諦めるの⁉︎神様に勝てないからって、諦めちゃうの⁉︎]

 

玲時[千歌…?]

 

千歌[玲時くんがそんな人だって知ったら、玲時くんの次元の私は多分、玲時くんのこと見損なっちゃうよ!]

 

玲時[千歌…]

 

千歌[玲時くんは全部の次元の私を救うんでしょ?神様が決めた運命を変えるんでしょ?だったら、まだ諦めちゃダメだよ!私を信じて、絶対に神様を、デュレイスを倒そう!]

 

玲時[ははは、まさか千歌に励まさるなんてね、分かった、信じるよ千歌!気をつけろ!デュレイスは強いぞ]

 

千歌[うん!]

 

デュレイス[次は高海千歌だな、お前の運命は妾が決める!]

 

千歌[私の運命は誰にも決められないよ!玲時くんの次に私が運命を変える!]

 

千歌[太陽の如く光輝く私の夢!ルミナイズ!<希望の太陽>…って、あれ?ルミナイズ…できない…!]

 

デュレイス[悪いな、ここは神の領域、普通のワールドでは戦えぬ]

 

千歌[そんな…⁉︎]

 

デュレイス[残念だの?玲時が敗北した瞬間から次元の消滅は確定していたのだ、ふはははははは…!]

 

玲時[ぐっ、くそっ!]

 

アストログラフ(玲時、まだだ…)

 

クロノグラフ(まだ、千歌が戦える方法がある)

 

玲時[千歌が戦える方法…?]

 

アストログラフ(ああ、君のディメンションヴァグラントを千歌に渡すんだ。)

 

玲時[そうか、それなら千歌もデュレイスと戦える!]

 

クロノグラフ(だが、ディメンションヴァグラントは普通のファイターが扱う事はできない)

 

アストログラフ(ディメンションヴァグラントを使用させるには継承する必要がある。)

 

玲時[継承?]

 

クロノグラフ(そう、だがそうした場合、君は自身の体を失い君の意思と記憶はフラッグに封印される)

 

アストログラフ(それは、君の存在そのものがフラッグとなる事だ、もちろん、永遠に人には戻れない、どうする?)

 

玲時[どうするも何も、選択肢なんてあって無いようなもんだろ、ディメンションヴァグラントを千歌に継承する!それしか無い]

 

アストログラフ(良いのだな?)

 

玲時[おう]

 

クロノグラフ[では、フラッグを千歌へ]

 

 

千歌[じゃあ、千歌達の次元は…もう…]

 

玲時[千歌!]

 

千歌[玲時くん…]

 

玲時くんが私に近づいてくる

 

玲時[千歌、俺のフラッグを使え、これなら戦える]

 

千歌[ディメンションヴァグラント、でも…]

 

玲時[どうせドラゴンワールドは今使えないんだ、使ってくれ…]

 

千歌[うん、分かったよ]

 

千歌がディメンションヴァグラントを受け取る

 

玲時[ディメンションヴァグラントを千歌に継承する!]

 

その時、ディメンションヴァグラントと千歌のドラゴンフォースの光が混ざり合う

 

千歌[玲時くん⁉︎]

 

玲時[大丈夫だ千歌、俺は消えない…、最後まで君と一緒に戦うよ、一緒にデュレイスを倒すぞ!]

 

千歌[うん!]

 

そして玲時くんは姿を消し、ディメンションヴァグラントは姿を変えた。

 

千歌[玲時くん、絶対に勝とう…]

 

デュレイス[まさか、自らをフラッグにするとは…⁉︎]

 

千歌[行くよ!決められた運命を変える為に、私と彼は次元を超える!ルミナイズ!<継承された時空>]

 

デュレイス[何をしても無駄よ!運命に抗う者達に裁きを…!ルミナイズ!<運命神の裁き>]

 

オープンTHEフラッグ

 

千歌[次元継承(ディメンション インヘリタンス)]LP12

 

 

次元継承(ディメンション インヘリタンス)

フラッグ

◼️君は元々のフラッグが<ディメンションヴァグラント>のカードと<次元軍>のカードを使える。

◼️君はライフ12/ゲージ3/手札5枚から始める

◼️君はサイズの合計4までのモンスターをコールできる

 

 

デュレイス[天界神域]LP12

 

 

デュレイス[妾のターン、チャージ&ドロー、ライトに<天界騎士 リヴ>、レフトに<天界騎士 ギスタ>をコール!バトルせず、ファイナルフェイズ!天界騎士全てとゲージ3払い必殺コール!<運命神デュレイス>!そのまま攻撃!]

 

千歌[くぅぅ]LP12→10

 

デュレイス[ターンエンド]

 

千歌[私のターン、ドロー、チャージ&ドロー、ゲージ1とライフ1払い(LP10→9)、<時空双剣 アストロ&クロノス>を装備、<次元忍者 月影>をライトにコール]

 

 

時空双剣 アストロ&クロノス

時/次元軍

攻6000/打撃2

[コールコスト]ゲージ1払い、ライフ1払う

◼️このカードが君の場の<時>/<次元軍>のカードと連携攻撃した時、[2回攻撃]を得る。

◼️君のターン終了時、君のデッキから1枚ゲージに置く。

[貫通]

 

次元忍者 月影

次元軍/時

サイズ1/攻3000/防1000/打撃1

◼️[次元神の隠密]このカードが登場した時、ライフ2払い、君のデッキから<時>か<次元軍>のカード1枚を手札に加える

◼️このカードがサイズ2のモンスターと連携攻撃した時、このモンスターをスタンドする。この能力は1ターンに1枚だけ使える。

 

 

千歌[月影の効果ライフ2払う(LP10→8)デッキから1枚手札に加える、<虚ろなループ>]

 

 

虚ろなループ

◼️君の場に<時>が2枚以上あるなら使える。

◼️[対抗]君のデッキから2枚ゲージに置いて、カードを1枚引く。

 

 

千歌[ゲージ2払いレフトに<次元の王 アストログラフ>をコール、行くよ!アストログラフの効果でデッキ3枚破棄、その中の<時壊竜ドラムクロノス>をライトにコール]

 

次元忍者 月影 生滅

 

千歌[バトル、ドラムクロノスとアストログラフとアストロ&クロノスで3体連携攻撃!]

 

デュレイス 撃破!命約3 LP12→15

 

千歌[貫通7!]

 

デュレイス[ぐわぁ!]LP15→8

 

デュレイス[妾は不死身!デュレイスを復活!]

 

千歌[まだだよ!攻撃した3枚は全て2回攻撃できる!もう一度、3体連携!合計攻撃力23000!]

 

デュレイス 撃破!命約3 LP8→11

 

千歌[貫通7!]

 

デュレイス[うがぁぁ!]LP11→4

 

デュレイス 復活!

 

千歌[ターンエンド!私は負けない、絶対勝つ!]




継承した力で、遂に神を追い詰めた!


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運命の最終ファイト!千歌vsデュレイス

千歌 LP8

 

時空双剣 アストロ&クロノス 装備

レフト 次元の王 アストログラフ

ライト 時壊竜 ドラム クロノス

 

デュレイス LP4

 

センター 運命神 デュレイス

 

 

デュレイス[まさか妾をここまで追い詰めるとはな…]

 

千歌[私は負けない、私1人の運命の為に、皆の未来は奪わせない!]

 

デュレイス[ふん、妾のターン、ドロー、チャージ&ドロー、妾に負けはない!<神の神託>]

 

 

神の神託

◼️君の場に<神>がいるなら使える。

[使用コスト]ライフ2払うまたは、君の場のモンスター1枚破棄する。このどちらかの使用コストで効果を決める。

◼️君のライフ2払ったら、君のデッキから2枚引いて、君のデッキから1枚ゲージにおく。

◼️君の場のモンスターを破壊したら、君のデッキから2枚ゲージに置いて、カードを1枚引く

 

 

デュレイス[デュレイスを破壊して発動、ゲージ+2、1ドロー]

 

デュレイス 破壊 命約3 LP4→7

 

デュレイス 復活!

 

デュレイス[<神からの宝札>]

 

 

神からの宝札

[使用コスト]君の場のモンスター1枚破壊する。

◼️破壊したモンスターのサイズ分君のデッキからゲージに置いて、そのカードのサイズ分カードを引く。このカードは1ターンに1枚だけ使える。

 

 

デュレイス[私自身を破壊して発動、妾のサイズは3、よってゲージ+3、3ドロー]

 

デュレイス 破壊!命約3 LP7→10

 

デュレイス 復活!

 

 

地上

 

ルビィ[追い詰めたのに、またライフが増えちゃった…]

 

ダイヤ[くっ、コストが全くデメリットになりませんわ]

 

善子[全く切りがないわね]

 

 

神の間

 

デュレイス[バトル、妾のライフ5払う(LP10→5)、場のモンスターを全破壊!]

 

アストログラフ 破壊!

 

ドラムクロノス ソウルガード1→0

 

千歌[アストログラフの効果でドロップから<時の王 クロノグラフ>を手札に加える。]

 

 

デュレイス[そしてこのターン中、妾の打撃4!デュレイスで攻撃!]

 

千歌[うぁぁ!]LP8→4

 

デュレイス[最後だ、デュレイスで2回攻撃!]

 

千歌[キャスト!<次元の盾>!]

 

次元の盾

◼️相手の攻撃中に使える。

◼️相手の攻撃を無効化して、君のデッキから1枚ゲージに置いて、カードを1枚引く

 

 

千歌[攻撃を無効にしてゲージと手札+1]

 

デュレイス[ターンエンド]

 

千歌[私のターン、ドロー、チャージ&ドロー!ゲージ2で<時の王クロノグラフ>をコール、<クロノグラフ チャージ>!]

 

 

クロノグラフチャージ

◼️君の場に<クロノグラフ>を含むカードがあれば、[使用コスト]無しで使える。

[使用コスト]ライフ2払う

◼️君のデッキから2枚ゲージに置いて、カード1枚引く。

 

 

千歌[ゲージ+2、1ドロー!来た!ゲージ2払ってドラムクロノスに重ねてコール!<時元帝 ドラムカイザー クロノス>]

 

 

時元帝 ドラムカイザー クロノス

サイズ2/攻12000/防2000/打撃3

◼️君のバディが<ドラムクロノス>を含むカードならコールできる

[コールコスト]ゲージ2払い、君の場のサイズ2の<時>のモンスター1枚に重ねる

◼️[フューチャードライブ]君のライフが3以下の時、このカードが君のアイテムと連携したら、攻撃しているこのカードとアイテムは[3回攻撃]を得る。

◼️[ゼロカウント][対抗]このカードのソウル1枚をドロップゾーンに置き、このカードは[貫通]を得て、打撃+1!

[ソウルガード]

 

 

千歌[さらに<アストログラフ チャージ>(LP4→3)]

 

 

アストログラフ チャージ

◼️君の場にカード名に<アストログラフ>を含むカードがあれば[使用コスト]無しで使える。

[使用コスト]ライフ1払う

◼️君のデッキからカード2枚引き、さらにカード1枚ゲージに置く

 

 

千歌[バトル、ドラムカイザークロノスとアストロ&クロノスとクロノグラフで連携攻撃!ドラムカイザークロノスの効果、ソウルを棄て打撃4、[貫通]を得る!]

 

デュレイス 撃破!命約3 LP5→8

 

千歌[貫通8!トドメ!]

 

デュレイス[ぐわぁぁぁ!!]LP8→0

 

 

8人[やった!]

 

 

デュレイス[まだだ!まだ、妾は終わらぬ!妾のライフが0になった時変身!妾は神、神は決して朽ちぬ、滅びぬ!愚か者共よ、妾にひれ伏せ!]

 

絶対運命神 デュレイス・ゼロ

サイズ3/攻35000/防10000/打撃1

◼️このカードは破壊されず、手札とデッキに戻せず、君は効果でダメージを受けない。

◼️君のアタックフェイズ開始時、相手のモンスターかアイテム1枚の能力を無効にして破壊する。破壊したモンスターの打撃力をこのカードの打撃力に加える。

◼️[最後の神託]君のライフは増やせず、君はライフがー5になるまでファイトに負けない(君がダメージを受けた時、君のライフはーの数値になる)

[2回攻撃][貫通][変身](君のライフが0になるか、ファイトに負けた時、手札かドロップゾーンのこのカードに変身する。)

 

 

デュレイス[妾は破壊されず、ダメージを受けない!]

 

千歌[くっ、ターンエンド…]

 

デュレイス[妾のターン、ドロー、チャージ&ドロー、バトル、妾の効果でドラムカイザークロノスを破壊!]

 

ドラムカイザークロノス 破壊!

 

デュレイス[ドラムカイザークロノスの打撃3を加える、よって妾の打撃4 !攻撃!]

 

千歌[キャスト!<超時空ホール>!]

 

 

超時空ホール

◼️君の場にモンスターが無く、相手の場のサイズ2以上のモンスターの攻撃中に使える。

◼️[対抗]このターン中、君が受ける全てのダメージは1になる、その後、君はドロップゾーンの<時>1枚を手札に加える。このカードは1ターンに1枚だけ使える。

 

 

千歌[受けるダメージを1にする!うぐっ]LP4→3

 

千歌[そして、ドロップゾーンから1枚回収!]

 

デュレイス[たとえ1でも、ダメージはダメージだ!妾の2回攻撃!]

 

千歌[超時空ホールの効果はターン中、ダメージは1!]LP3→2

 

千歌[さらにドロップゾーンから回収!]

 

デュレイス[ターンエンドだ]

 

千歌[私のターン、ドロー、チャージ&ドロー!ライフ1払う(LP2→1)<超時空の宝札>]

 

 

超時空の宝札

[使用コスト]ライフ1払う

◼️君の手札のサイズ2以下の<時>、<次元軍>のモンスター2枚までを能力を無効にして[コールコスト]無しで、レストしてコールする

 

 

千歌[私は手札の<次元の王 アストログラフ>をライトに<時の王 クロノグラフ>をレフトにコール!行くよ、玲時くん、私とあなたの最後の願い!ファイナルフェイズ!場の<アストログラフ>と<クロノグラフ>をコストに必殺コール!<超時空竜神 パラドクス・レイジ>!]

 

 

超時空竜神 パラドクス・レイジ

時/次元軍/神

サイズ4/攻40000/防10000/打撃2

[コールコスト]君の場のカード名に<アストログラフ>を含むカードと<クロノグラフ>を含むカードを全てソウルに入れる。

◼️[起動]このモンスターのソウル1枚をドロップゾーンに置く事でこのモンスターはスタンドする。

◼️[究極時空改変]君の手札とデッキとゲージ全てをドロップゾーンに置く。このターンの間このモンスターの攻撃力∞、打撃∞になる。

[貫通][ソウルガード]

 

 

千歌[行くよ!パラドクスレイジの能力!手札とデッキとゲージのカード全てを棄てて攻撃力∞と打撃∞になる!]

 

デュレイス[何だと⁉︎]

 

千歌[パラドクスレイジで攻撃!インフィニティ・レイジ!貫通∞!]

 

絶対運命神 デュレイス・ゼロ 撃破!

 

デュレイス[まさか…!妾がぁぁぁぁぁ!!!]LP0→ー5

 

 

千歌[やったよ…、玲時くん、皆!勝ったよ]

 

デュレイス[ぐぅぅ…、まだ…だ…妾は…神…妾は消えぬーー!]

 

パラドクスレイジ[見苦しいぞ、デュレイス…、お前は、千歌に負けたんだ。]

 

デュレイス[妾は…負けぬ…妾は神なのだ…]

 

パラドクスレイジ[違う、神とは人に己の運命を変える力を与える者の事を言うのだ!悪いがデュレイス…あんたは終わりだ…]

 

そう言ってパラドクスレイジはデュレイスを光で包み時空の狭間へ閉じ込めた…、これで、デュレイスが定めた運命が変わったと言う…そして…

 

千歌[あの、玲時くんは、どうしたんですか?]

 

パラドクスレイジ[黒野玲時はもう存在しない、彼はディメンションヴァグラントに封印されてしまった…]

 

千歌[そんな‼︎]

 

パラドクスレイジ[だが1つだけ試せる方法がある…]

 

千歌[方法?]

 

パラドクスレイジ[千歌、君のドラゴンフォースの力を使う、その力なら、あるいは…]

 

千歌[本当に⁉︎]

 

パラドクスレイジ[あくまで、可能性の方法だ、必ずとはいかない]

 

千歌[それでも、試す価値はあるよ!]

 

パラドクスレイジ[ならば、ドラゴンフォースを解放してフラッグに祈れ…]

 

千歌[ドラゴンフォース解放…、玲時くん、戻って来て…玲時くん…]

 

 

玲時くん…玲時くん…

 

声が…聞こえる…、誰だ…?いったい、誰を読んでいるんだ…?玲時…?聞いた事のある名前だ…。それに…凄く安心する声……、僕はこの声を知っている…、暖かくて、優しい声だ…、千歌……!

 

玲時[う、う〜ん…、千歌…?]

 

千歌[玲時くん…!]

 

玲時[デュレイスは…?]

 

千歌[うん、倒したよ、勝ったんだよ私達]

 

玲時[そうか…]

 

パラドクスレイジ[黒野玲時、高海千歌、2人ともよく頑張った、デュレイスは次元の狭間へ落ちた…高海千歌の運命も根本から変わった。]

 

玲時[そうか、これで僕の旅も終わりだな…]

 

パラドクスレイジ[玲時、お前は元の次元に戻るか?それとも、今いるこの次元に残るか、決めよ…]

 

玲時[僕は…、僕の次元に戻るよ]

 

千歌[玲時くん…]

 

玲時[短い間だけど、ありがとな]

 

千歌[うん…]

 

パラドクスレイジ[よかろう、だが君達は別次元の人間同士、玲時が帰れば互いの記憶から互いの事と、今起こった事は消え去るだろう…

 

玲時[じゃあな…千歌!]

 

千歌[うん!じゃあね、玲時くん!]

 

パラドクスレイジ[では、玲時を元の次元に返そう、<パラドクス リィンカネーション>!黒野玲時、君はよく頑張ってくれた。少し褒美を授けよう]

 

そして、パラドクスレイジと玲時くんは光に包まれて消えた。私も気がついたら、皆の前に立っていた。

 

8人[千歌(ちゃん)(さん)!]

 

千歌[ねえ皆、今から映画見に行こうよ!]

 

梨子[映画ね、そういえば私達、映画行こうとしてたわね]

 

曜[せっかくだから皆で行こう!]

 

ルビィ[映画、行きたい!]

 

花丸[まるも見たいずら!]

 

善子[友達と、映画!私も行くわ!]

 

ダイヤ[そうですね、たまには映画もいいですわね]

 

鞠莉[賛成!私も行くわ!]

 

果南[ふふふ、いったいどんな映画見るんだろう、皆と一緒ならなんでもいいけどね]

 

千歌[よーし!映画館へGO!]

 

 

 

玲時の次元

 

玲時[少し早く来すぎたか…?今日は始めてのデートだ…しっかりしないとな…]

 

??[おーい!玲時く〜ん!]

 

玲時(何だ…?何だか嫌な感じがする…)

 

玲時[歩道渡るな!僕が行く!]

 

そして僕は歩道の先まで小走りで向かった

 

??[もう、歩道くらい渡れるよ?]

 

玲時[悪い悪い、けど、早く会いたくてな…]

 

??[もう、玲時くんったら///]

 

玲時[さ、そろそろ行こうか、映画遅れるぞ]

 

??[うん!]

 

 

映画を観終わって、適当に食事して、僕は彼女と夕日が綺麗な絶景スポットへ連れて行った…

 

玲時[綺麗だな…]

 

??[うん…]

 

玲時[俺、ずっと言いたかった事があるんだ…]

 

??[言いたかった事?]

 

玲時[僕は君が好きだ…!愛してるよ…

 

 

 

 

 

 

千歌…]

 

千歌[うん、私も好きだよ…愛してる、玲時くん!]

 

その日僕達は、付き合って始めてのキスをした…

 

 

次元の放浪者(ディメンション ヴァグラント)編 完




時空を超えた運命の奇跡…



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盛谷サツキ伝 ~愛しき未来へ…~
記憶の無い青少年


新章 OPテーマ

Aimer [ZERO]


1月くらい前からだろうか…、空に赤い彗星が見え始めたのは…

 

とある研究所から1人の青少年が脱走した…

 

[何してる!脱走だ!追いかけろ!]

 

???[はぁ…はぁ…、逃げなきゃ!逃げなきゃ!俺は…]

 

???[ガッ…うわっ!] ドポ--ン

 

青少年は石に躓いて前のめりに転ぶ、そのまま崖から海に転落した…

 

[海に落ちたか…、捜索を続けろ!必ず見つけ出せ!]

 

 

ヴァイザー事件から1ヶ月と2週間くらいが経った、1ヶ月くらい前からだろうか、昼でも夜でも赤い彗星が最近見えるようになっていた

 

沼津 海辺

 

果南[Aqours]タッタッ

 

8人[ファイオー]タッタッ

 

果南[Aqours]タッタッ

 

8人[ファイオー]タッタッ

 

果南[止まれ!]

 

8人[はぁ…はぁ…]

 

千歌[やっと、止まった…]

 

梨子[ふぅ…ふぅ…]

 

曜[砂浜走るの…キツすぎ…]

 

善子[はぁ…はぁ…、忌々しい太陽の光に体が焼かれる…]

 

花丸[言ってる意味分かんないけど、理解はできるずら…]

 

ルビィ[もう…だ、ダメ…]

 

果南[ふぅ〜、いい汗かいた]

 

ダイヤ[汗がベタベタで気持ち悪いですわ…]

 

鞠莉[砂浜ダッシュ…、berry hardネ…]

 

千歌[はぁ…、ん?う〜ん?]

 

梨子[どうしたの?千歌ちゃん?]

 

千歌[ねぇ、皆、あそこ誰か倒れてない?]

 

曜[え⁉︎]

 

千歌が波打ち際を見ていると、確かに誰かが倒れている

 

ダイヤ[大変ですわ!救急車を!でも先に警察を…]

 

ルビィ[お姉ちゃん落ち着いて!]

 

果南[とにかく、屋根のある場所に行こう]

 

 

海の家 空き家

 

???[……]

 

9人[……]

 

善子[それで、どうすんのよ…この人]

 

果南[よくわからない以上、警察はやめとこう]

 

???[う、う〜ん…、うぅ…]

 

曜[ねえ、なんかうなされてるよ…]

 

花丸[悪い夢でも見てるずら?]

 

ダイヤ[分かりませんが、病院には連れて行ってもいいのでは…]

 

鞠莉[そうね〜、海から流れ着いたのなら体温も低いはずよ]

 

???[う〜ん…、は!]カバッ

 

???[はぁ…はぁ…]

 

千歌[あ、目覚ました]

 

???[ここは…?君達は?]

 

千歌[私達はAqours、あなた砂浜で倒れてたんだよ?]

 

???[倒れてた?そっか、じゃあ君達が俺を助けてくれたんだな…ありがとう、俺は、エース]

 

千歌[私は高海千歌]

 

梨子[私は桜内梨子]

 

曜[渡辺 曜だよ]

 

それぞれ自己紹介が終わって…

 

千歌[それでエース君は、どうして倒れてたの?]

 

エース[どうして?…覚えてない…なぜかな…名前以外…ほとんど覚えてない…!]

梨子[まさか、記憶喪失…?]

 

ルビィ[それじゃ、帰る場所もわからないってこと?]

 

エース[ああ…]

 

千歌[じゃあ、私の家に来る?]

 

エース[え?]

 

千歌[家は旅館だから、泊まれる部屋があるし]

 

エース[そんな、悪いよ…、泊まれる金も無いし…]

 

千歌[そこは私が家族になんとか言っとくよ]

 

梨子[それだと、まずいんじゃ…]

 

果南[そうだよ、それに考えても見てよ、無一文で家もない男の人を泊めてっていきなり言われても、さらに面倒なことになると思うよ]

 

ダイヤ[そうです。ましてや記憶喪失だなんて、誰が信じますか?]

 

千歌[だよね〜]

 

エース[ありがとう千歌、けど皆の言う通りご家族に迷惑はかけられない、気遣いだけは受け取るよ]

 

鞠莉[私、思うんだけど…、ここに住んじゃえば?]

 

エース/8人[え?]

 

鞠莉[うん、今はシーズン過ぎてるし、ここって夏のシーズンだけ契約で借りれるから、今は住んじゃてもいいと思うの]

 

ダイヤ[でも、食事はどうするのです?食料などはありませんよ?]

 

果南[布団だって置いてないよ?]

 

鞠莉[だからこっちで食料と布団を用意するの]

 

ルビィ[それっていいのかなぁ?]

 

善子[まあこのまま考えてたって切りがないし、これで落ち着いていいんじゃない?]

 

曜[確かにね、だからって誰も家には泊めてあげられないし、私も賛成かな]

 

鞠莉[これで決まりね、お布団や食料は言い出しっぺの私が用意するから、皆は必要そうな物とか、毎日様子見に来るって言うのは?]

 

千歌[私それで良いよ!]

 

梨子[なんか、子犬飼う見たいになってるわね…]

 

 

それからしばらくエースは海の家の空き家に住むことになった




提供して頂いたエースの年齢は13才でしたが、千歌ちゃんと同じ16歳にしました。すみません…


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エースの記憶

沼津港

 

絵里[ん〜!気持ちいい潮風ね、海も綺麗だわ]

 

サツキ[そうだな…、でも良かったのか?僕の転勤について来て]

 

絵里[いいのよ、ついてくって私が決めたもの…それに、お腹のこの子の為にも、環境を変えないとね]

 

サツキ[そうか、じゃあ新しい家に行こうか]

 

絵里[ええ]

 

 

盛谷家 新居

 

絵里[なかなか広い家ね]

 

サツキ[そうだな…、絵里ちゃん、そろそろ転勤先に挨拶に行って来るよ]

 

絵里[そう、気をつけて行って来てね]

 

サツキ[ああ、行って来ます。]

 

 

 

エース君が海の家の空き家に住んで3日が経った…

 

海の家 空き家

 

その日、エースは夢を見た…

 

[ぐわぁぁぁ!]

 

[実験、成功しました。]

 

[素晴らしい!エース、ジョーカー、君達は完璧だ!君達の体はノイズ細胞に適合した、自慢の息子達だ…]

 

エース[父さん…いや、総帥…、俺は何者なんだ…、人間ではないのか?]

 

総帥[いいや、君は人間だ…、モンスターへとなれる新人類の1人だ…、君達のその力で父の望みを叶えておくれ…]

 

ーーー

 

エース[う…う〜ん…は!]ガバッ

 

エース[はぁ…、はぁ…、何だ…今の…夢か…?]

 

エース[俺は、モンスターになれる、新人類?]

 

 

千歌[おーい!エース君!]

 

エース[千歌、皆]

 

ダイヤ[どうですか?何か思い出せましたか?]

 

エース[微妙だな、今、夢を見てたんだ…、凄くリアルな夢だった…]

 

ダイヤ[そうですの…]

 

鞠莉[もしかして、夢じゃなくて、記憶を見てたかもね?]

 

エース[どうかな…、千歌達は、今日もバディファイトの特訓か?]

 

千歌[うん!]

 

果南[ほら皆!早く始めるよ!]

 

8人[はーい!]

 

 

エース[夢じゃなくて、記憶…か…]

 

エースは空き家の中から彼女達を眺める…、皆、真剣にけど楽しんでファイトをしている…、エースはそれを眺めながら、頭の中に浮かんでいた言葉を無意識に呟いた…当然、意味は分からない

 

 

エース[解除(アンリミット)]

 

その時、エースの中で血液が沸騰するような熱さと、自分の細胞が別の何かに変わっていくような感覚と細胞が骨や筋肉を無理矢理に成長させていく感覚に襲われる!

 

 

エース[うわぁぁぁ!]メキメキ…

 

 

千歌達はエースの異変に気付く

 

千歌[エース君!]

 

善子[な、何⁉︎なんなの⁉︎]

 

梨子[エース…君…?]

 

今のエースの姿に皆固まる…

 

エース[はぁ、はぁ、なんだ…、何が起きた…?]

 

 

エースは備えてあった鏡を見つめる…

 

 

エース[俺は、モンスター化できる、新人類…、やっぱり夢じゃなくて記憶だったのか…]

 

千歌[エース君…]

 

エース[来るな!来ないでくれ…、俺は1つ思い出した事がある…、俺は、人間だが、モンスターでもある…新人類…]

 

花丸[新人類…?]

 

エース[皆、ゴメン!]ダダダッ

 

エースは猛スピードで逃げるようにしてその場から、いや、Aqoursの皆から離れた…

 

千歌[エース君!皆!追いかけよう!]

 

8人[うん!]

 

皆、エースを追いかける!

 

 

 

バディポリス 沼津局

 

サツキ[本日付で沼津局にて活動させてもらいます、盛谷サツキです]

 

局長[やあサツキ君、私がこの支部の局長をです。君の功績は聞いているよ、あのイスルギ事件を解決したってね]

 

サツキ[僕だけの力じゃないですよ、Aqoursってバディチームの協力がなければ解決できませんでしたよ]

 

職員[局長!高い周波数を持つエネルギー体が街を疾走しています!]

 

局長[何?周波数は?]

 

職員[周波数72%!]

 

局長[72…、人間ではないな…、サツキ君、早速で悪いが現場へ急行してくれ!]

 

サツキ[了解!]

 

 

サツキは現場へ向かう

 

 

エース[はぁ、はぁ、はぁ…うぁ!]ガッ ドシャ!

 

エース[はぁ…はぁ…、俺は一体、何者なんだ!]

 

 

サツキが現場につく

 

 

サツキ[動くな!]

 

エース[⁉︎]

 

 

サツキがエースに近づこうとする…

 

 

エース[来るな!来ないでくれ!俺は今、モンスターだ!あなた達に何をするか分からない!だから、近づかないでくれ!]

 

サツキ(今はモンスター?どう言う意味だ?)

 

サツキ[待て、落ち着け…、俺はお前に危害を加えるわけじゃない]

 

エース[だから近づくな!俺は誰も傷つけたくない…]

 

サツキ[分かったから…話を…]

 

???[見つけたぞ、エース!]

 

サツキ[ん⁉︎]

 

声の先を見ると黒と紫の配色のガタイのいい男がいた

 

サツキ[何者だ!]

 

エースはその男を知っていた、朝見た夢?記憶の中に映っていた…

 

エース[お前は……、ジョーカー…?]



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刺客

エース[お前は…、ジョーカー…?]

 

ジョーカー[久しぶりだなエース、我が弟よ…]

 

エース[弟…?]

 

ジョーカー[エース…、総帥……父も研究員もお前の帰りを待っている…、さあ、父のところへ帰るぞ]

 

エース[帰る…?待ってくれ、俺は何者なんだ…、人間じゃないのか⁉︎]

 

ジョーカー[何を今更な事を…、お前は人間だ、だがただの人間じゃない、お前は俺と同じ、モンスター化できる新人類だ!]

 

エース[新人類…、やっぱり夢じゃなかった…、あれは記憶だったんだ…、なら俺は今、どうしてここにいる…?なぜ俺は、父と兄のところにいない⁉︎]

 

ジョーカー(エース…お前、記憶が…)

 

ジョーカー[細かい説明はしない、だがお前は父の研究所から脱走した、だから俺はお前を連れ戻しに来た]

 

エース[脱走…、そうか俺は脱走したんだ…、なら俺は戻らない…]

 

ジョーカー[何?]

 

エース[俺は脱走したんだろ?なら脱走した理由があるはずだ…だから俺は帰らない!]

 

 

 

サツキ[………]

 

9人[エース(君)!]

 

サツキ[千歌ちゃん?]

 

千歌[サツキさん!]

 

 

 

ジョーカー[そうか、ならやはり本来の任務を遂行する。エース、お前を総帥のところへ連れ戻す、お前は完全なノイズ細胞を持っているからな…]

 

エース[それが、俺を連れ戻す理由か…]

 

ジョーカー[そうだ…弟よ、父の命によりお前は連れ帰らせてもらう。・・・バディポリスよ、邪魔をするな]

 

サツキ[待て!]

 

ジョーカー[ん?邪魔をするなと言ったぞ]

 

サツキ[悪いがそういう仕事だ、さっきから聞いてれば、お前はつまり、エース…だっけ?こいつを連行しようと言う事だろ…]

 

ジョーカー[そうだ…]

 

サツキ[なら悪いが、彼はバディポリスで保護させてもらう、あと仕事柄、お前の邪魔をさせてもらう]

 

ジョーカー[……、良いだろう、俺の邪魔をするなら先に始末してやる…]

 

エース[あんた、どうして…]

 

サツキ[話を聞いてれば分かる、お前、追われてるんだろ?]

 

エース[みたいだな…]

 

サツキ[それに、さっきも言ったろ?危害を加えるわけじゃないってな、後、あの娘達にも頼まれた…]

 

エースが後ろを振り返るとAqoursの皆がいた

 

エース[Aqoursの皆…!]

 

サツキ[さあファイトだ、ジョーカー]

 

ジョーカー[行くぞ!]

 

 

サツキ[俺の心に宿りし絶対の希望!ルミナイズ!<スター・アポカリプス>!]

 

ジョーカー[父の野望を果たす為、邪魔者を排除する!ルミナイズ!<ブラック・デストロイ>!]

 

オープンTHEフラッグ

 

サツキ[スタードラゴンワールド]

 

ジョーカー[エース&ジョーカー]

 

 

エース&ジョーカー

フラッグ

■君は<エース&ジョーカー>のカードを使える。

■君のゲージからドロップゾーンに置かれるカードは全てノイズゲージに置かれる。

 

 

サツキ[知らないフラッグだ…用心するか…、チャージ&ドロー、ゲージ1払い装備<銀河兵器(ギャラクシー ウェポンズ)アブレーション>]

 

 

銀河兵器(ギャラクシー ウェポンズ)アブレーション

攻5000/打撃2

[装備コスト]ゲージ1払う

◼️このカードを装備した時、カードを1枚引いて、ライフ+1!

◼️[起動][対抗]君のデッキから3枚ドロップゾーンに置く、君の場のソウルのない<ネオドラゴン>1枚の破壊を無効化する。この能力は1ターンに1回だけ使える

 

 

サツキ[装備時、1ドロー、ライフ+1(LP10→11)、バトル、アブレーションで攻撃!]

 

ジョーカー[ぐっ]LP10→8

 

サツキ[ターンエンド]

 

ジョーカー[俺のターン、ドロー、チャージ&ドロー、お前達にエース&ジョーカーの戦い方を見せてやろう、ゲージ2払いデッキから1枚ノイズゲージに置いて、バディ回帰(LP8→9)、我が名は<デストロイ・ジョーカー>!]

 

 

デストロイ・ジョーカー

ジョーカー/エース&ジョーカー

サイズ3/攻7000/防10000/打撃3

[コールコスト]ゲージ2払う

◼️このカードは能力で場を離れない。

◼️[サウザンドミサイル]このカードが攻撃した時、相手の場のモンスターを全て破壊して、破壊した数君のデッキからノイズゲージに置く

[反撃][回帰](ゲージ2払い、デッキから1枚ノイズゲージに置く)

 

 

ジョーカー[エース&ジョーカーの能力で払ったゲージはノイズゲージに置かれる]

 

サツキ[ノイズゲージ?]

 

 

ノイズゲージとは、エース&ジョーカーに組み込まれているノイズ細胞を活性化させる特別なエネルギー、当然通常のモンスターには負担が大きくそのモンスターとバディの心臓を停止させる危険性がある

 

 

ジョーカー[よく見ておけエース、これが我々の戦い方だ!]



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デストロイ・ジョーカー

ジョーカー[よく見ておけエース、これが我々の戦い方だ!]

 

ジョーカー[バトル、デストロイジョーカーで攻撃!]

 

サツキ[ぐぅぅ]LP10→7

 

ジョーカー[ターンエンド](ノイズゲージ3)

 

サツキ[僕のターン、ドロー、チャージ&ドロー、来たぜ、ゲージ3払いバディコール(LP7→8)、<星帝竜 アポカドラス>!アポカドラスの効果でドロップの<帝竜機(エンペラーアームズ)アポカリス・カノン>ソウルイン]

 

 

帝竜機(エンペラーアームズ)アポカリス・カノン

サイズ1/攻4000/防4000/打撃1

◼️このカードがソウルにある<ネオドラゴン>の攻撃力+2000、打撃力+1!

[星合体]

 

アポカドラス 攻7000→9000/打撃2→3

 

 

サツキ[バトル、アポカドラスとアブレーションで連携!合計14000!打撃5!]

 

ジョーカー[ぐぁっ!]LP9→4

 

ジョーカー[だが、アポカドラスに反撃!]

 

アポカドラス ソウルガード 1→0

 

サツキ[ターンエンド…]

 

ジョーカー[俺のターン、ドロー、チャージ&ドロー、<ノイズチャージ>デッキから1枚ゲージに置き、ノイズゲージに2枚追加(ノイズゲージ3→5)]

 

 

ノイズチャージ

◼️君の場に<エース&ジョーカー>がいるなら使える。

◼️君のデッキから1枚ゲージに置いて、2枚ノイズゲージに置く。このカードは1ターンに1枚だけ使える。

 

 

ジョーカー[ノイズゲージ5払い回帰!<ブレイクジョーカー"RR(レッド・レイジ)">]

 

 

ブレイクジョーカー"RR(レッド・レイジ)"

サイズ5/攻10000/防12000/打撃4

◼️このカードは能力で場を離れない

◼️[ビルディングプレッシャー]このカードが攻撃した時、相手のレフト、ライト、センターを選ぶ、お互いのターン終了時に選んだエリアのモンスターは破壊される。この能力は2ターン後の相手のターン終了時まで続く。

[反撃][回帰](ノイズゲージ5払う)

 

 

サツキ[サイズ5だと⁉︎]

 

ジョーカー[バトル、ブレイクジョーカーで攻撃!センターを指定!]

 

サツキ[銀河兵器 アブレーションの効果!自分のデッキ3枚捨てソウルがないアポカドラスの破壊を無効化する!]

 

ジョーカー[ふん、ターンエンド時にビルディングプレッシャー!指定したセンターにいるモンスターは破壊される!]

 

サツキ[何だと⁉︎]

 

アポカドラス 壊滅!

 

ジョーカー[ふん、改めてターンエンドだ]

 

サツキ[くっ、俺のターン、ドロー、チャージ&ドロー、ならレフトに<星騎士竜(スターナイツドラゴン) ガトランズ>]

 

 

星騎士竜(スターナイツドラゴン) ガトランズ

ネオドラゴン

サイズ2/攻6000/防3000/打撃2

◼️このカードが登場した時、デッキから2枚ゲージに置く。

◼️このカードが効果でドロップゾーンに置かれたら、ドロップゾーンの<ネオドラゴン>1枚を手札に加える。

[移動]

 

 

サツキ[レフトに<竜装機ストレングス>をコール、星合体!]

 

ガトランズ 攻6000→8000/貫通

 

サツキ[バトル!ガトランズとアブレーションで連携攻撃!合計13000!]

 

ジョーカー[キャスト!<ジョーカーシールド>、攻撃を無効化し、デッキから1枚ノイズゲージに置く]ノイズゲージ0→1

 

 

ジョーカーシールド

◼️君がジョーカーに回帰しているなら使える。

◼️[対抗]攻撃を無効化して君のデッキから1枚ノイズゲージに置く。

 

 

ジョーカー[ガトランズに反撃だ!]

 

サツキ[アブレーションの効果でデッキ3枚捨て、破壊を無効!]

 

サツキ[ターンエンド]

 

ジョーカー[俺のターン、ドロー、チャージ&ドロー、ゲージ2を払い(ノイズ1→3)ライトにコール、<ジョーカー・ファイザー>]

 

 

ジョーカー・ファイザー

ジョーカー

サイズ2/攻5000/防5000/打撃2

[コールコスト]ゲージ2払う

◼️君が[回帰]しているなら、このモンスターの攻撃力+3000!

◼️このカードが攻撃した時、君が[回帰]しているならこのカードを打撃+1してスタンドする。この能力は1ターンに1回だけ使える。

[貫通]

 

ジョーカー[このモンスターは俺が回帰していれば攻撃力8000になる!バトル]

 

サツキ[ガトランズをセンターに移動!]

 

ジョーカー[ジョーカーファイザーで攻撃!]

 

サツキ[デッキ3枚捨て、破壊されない]

 

ジョーカー[ジョーカーファイザーは俺が回帰していれば再攻撃できる、ジョーカーファイザーで攻撃!]

 

ガトランズ 撃破!

 

ジョーカー[貫通!]

 

サツキ[ぐわぁ!]LP7→4

 

ジョーカー[ガトランズの効果でドロップゾーンからアポカドラスを回収する…]

 

ジョーカー[この俺、デストロイジョーカーで攻撃!]

 

サツキ[くっ、ぐぁぁぁぁ!]LP4→0

 

 

梨子[そんな、サツキさんが負けた…]

 

 

ジョーカー[さあエース、お前を連れ帰るぞ…、と思ったが…余計なファイトでノイズを使い過ぎたか…、今回はバディポリスに感謝するんだな…]

 

 

そしてジョーカーは去って行った…



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ブレイク・エース

研究所

 

ジョーカー[申し訳ありません、総帥…、エースを捕らえられなかった…、ノイズエネルギーが溜まり次第、捕獲を…]

 

総帥[よい、ジョーカー、しばらく休め]

 

ジョーカー[だが、総帥!]

 

総帥[居場所を突き止めただけで君の功績だ、居場所さえ分かってしまえば、いつでも捕らえられる…、それに、いずれ再びお前達兄弟は出会うだろう、それまで、今は休め]

 

ジョーカー[はい…総帥]

 

 

 

バディポリス 会議室

 

サツキ[なるほど、じゃあエースは記憶喪失で浜辺に倒れていたってことか…]

 

ダイヤ[はい、それで、しばらく海の家の空き家に住まわせています。]

 

サツキ[そうか…]

 

曜[あの、さっきのジョーカー?あの人は何者なんです?]

 

サツキ[それは僕にもわからない、ただ、ジョーカーはエースを弟と言っていた…、エースは何か思い出したか?]

 

エース[いや…、だがジョーカーが兄と言うのは本当だ、あいつはそんな嘘をつくような奴じゃない…]

 

サツキ[はっきり答えたな、思い出したか?]

 

ジョーカー[ああ、ジョーカーのファイトを見た時、思い出した事がある、あいつも俺と同じ、モンスター化できる新人類だということだ]

 

サツキ[新人類…か…、わからない事だらけだな…]

 

エース[すまない…]

 

サツキ[なぁエース、君のファイトを見せてもらえないかな?]

 

エース[俺のファイト?]

 

サツキ[ああ、お前はジョーカーと同じノイズ細胞?って奴を持ってるんだろ?なら、ファイトしてれば細胞が活性化して、何か思い出すんじゃないかなって思ってさ…]

 

エース[俺の記憶…か…、受けるよ…そのファイト…!俺自身も知りたいんだ。自分のことを、どうして俺は研究所を脱走して追われているのかを…]

 

サツキ[決まりだ、局長!ファイトスペース借りていいですか?]

 

モニター越しに局長が答える

 

局長[ああ、構わないよ]

 

サツキ[移動しよう]

 

 

ファイトスペース

 

サツキ[じゃあ始めようか]

 

千歌[はいはーい!サツキさん!千歌がファイトしたい!]

 

梨子[ちょ、千歌ちゃん!ダメだよ、サツキさんお仕事中なんだから…]

 

曜[そうだよ!]

 

サツキ[千歌ちゃんがファイトか…(記憶を呼び覚ますには、より強い相手とのファイトが一番か…もし、強敵相手なら、ファイトの感を取り戻すかもしれないしな…)、分かった、いいよ!千歌ちゃんにファイトを任せるよ!]

 

梨子/曜[ええ⁉︎]

 

千歌[やったー!よろしくね、エース君]

 

エース[ああ、千歌達のファイトは楽しそうだった、俺も千歌達とファイトしてみたかった]

 

千歌[行くよ!]

 

 

千歌[胸に輝く太陽の光!ルミナイズ!<シャイニング・ドラゴン>]

 

エース[俺の記憶を呼び覚ます最初のファイト!ルミナイズ!<メモリーズ・エース>]

 

 

オープンTHEフラッグ

 

千歌[ドラゴンワールド]

 

エース[エース&ジョーカー]

 

 

千歌[私のターン、チャージ&ドロー、ライトに<黒点の竜ブラックドット>をコール、レフトに<フレアファングドラゴン>をコール、効果で1チャージ、1ドロー、バトル!ブラックドットで攻撃!]

 

エース[くっ]LP10→9

 

千歌[ターンエンド]

 

エース[俺のターン、ドロー、チャージ&ドロー、デッキから2枚をノイズにして、ゲージ1払いバディ回帰(LP9→10)<ブレイク・エース>]

 

 

ブレイク・エース

エース&ジョーカー/エース

サイズ3/攻12000/防3000/打撃1

[コールコスト]ゲージ1払う

◼️このカードの能力は無効にできない

◼️[ブレイクコマンド]このカードの攻撃で相手のモンスターを破壊した時、君のデッキから1枚ノイズゲージに置き、打撃+1!

[4回攻撃][回帰](君のデッキから2枚をノイズゲージに置き、ゲージ1払う)

 

 

エース[バトル]

 

千歌[ブラックドットをセンターに移動!]

 

エース[ブレイクエースでブラックドットに攻撃!]

 

ブラックドット 撃破!

 

エース[効果発動!モンスターを破壊すれば、ノイズゲージ+1、打撃+1、フレアファングに攻撃!]

 

フレアファングドラゴン 撃破!

 

エース[ノイズゲージ+1、打撃+1!3回目の攻撃!]

 

千歌[え⁉︎うわぁぁぁ!]LP10→7

 

エース[4回攻撃!]

 

千歌[わぁぁぁ!]LP7→4

 

エース[ターンエンド]

 

 

花丸[つ、強いずら…]

 

善子[何よ、なかなかやるわね…]

 

 

千歌[私のターン、ドロー、チャージ&ドロー、ライトに<神速のバルドラゴン>をバディコール(LP4→5)、さらにゲージ2払い<ドラゴンフォース 激情の型>解放!]

 

 

曜[千歌ちゃんが本気を出した!]

 

 

千歌[行くよ!バルドラゴンとドラゴンフォースで攻撃!バルドラゴンの効果でライフ+1!(LP5→6)、ドラゴンフォースはスタンドする]

 

エース[くっ!]LP10→6

 

千歌[ファイナルフェイズ!ゲージ3払いバルドラゴンを必殺モンスター化!ドラゴンフォースと必殺モンスターで連携攻撃!バルバーストスマッシャー!打撃6!]

 

エース[くっ…]

 

 

その時、エースの中であるヴィジョンが見える…

 

[エース、お前は完璧な存在だ…、故にお前はバディファイトでも完璧でなければならない…、敗北は許されないのだ!]

 

 

エース[俺は完璧でなければならない…負けられないんだ…!キャスト!<ノイズバリア>]

 

 

ノイズバリア・エース

◼️君がカード名に<エース>を含むカードに回帰しているなら使える。

◼️[対抗]君が次に受けるダメージは0になる。その後君のライフ+1!

 

 

エース[ダメージを0にして、ライフ+1(LP6→7)!]

 

 

サツキ[あの攻撃をしのいだ…]

 

 

千歌[くっ、ドラゴンフォースで攻撃!]

 

エース[うっ]LP7→5

 

千歌[ターンエンド]

 

エース[俺のターン、ドロー、チャージ&ドロー、バトル!ブレイクエースでバルドラゴンに2回攻撃する!]

 

バルドラゴン ソウルガード1→0→撃破!

 

エース[ノイズゲージ+2、打撃+2、ブレイクエースで攻撃!]

 

千歌[うぁぁ]LP6→3

 

エース[4回目の攻撃!トドメだ!]

 

千歌[うわぁぁぁ!]LP3→0

 

 

ルビィ[凄い、千歌さんに勝っちゃった]

 

果南[うん、強いね、エース]

 

 

サツキ[良し!決めた…!エース…]

 

エース[ん?]

 

サツキ[バディポリスに入らないか?]

 

エース[え?]



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サツキとエース

サツキ[エース、バディポリスになってみないか?]

 

エース[え?]

 

エース/Aqours[え〜⁉︎]

 

エース[俺が、バディポリスに…?]

 

サツキ[ああ]

 

エース[ど、どうして?]

 

サツキ[お前はファイトが強い、後、お前は優しい奴だ、お前がAqoursの前から逃げたのは、正体を見られたからじゃなく、万が一にも皆を傷つけない為に遠ざかろうとしたんだ…、それにお前は、誰も傷つけたくないって言っただろ?]

 

エース[ああ…]

 

サツキ[だからお前の力は傷つける為じゃない…、誰かを守る為に使うんだ!]

 

エース[守る…為に…?俺の力は、本当に誰かを守れるのか?]

 

サツキ[できるさ、エースなら!]

 

 

千歌[私は良いと思う!]

 

曜[うん!エース君ならできるよ!]

 

梨子[そうだね、エース君、優しいから]

 

ルビィ[なんか、カッコ良さそう]

 

花丸[良いと思うずら!]

 

善子[この街のリトルデーモンを守れる力は充分だと思うわ!]

 

ダイヤ[私も適任だと思います。]

 

果南[うん!エースならできるよ!]

 

鞠莉[イェース!頑張ってエース!]

 

 

エース[皆…、ふっ、分かった、バディポリス入るよ…俺!]

 

サツキ[ああ!]

 

 

 

それからエースは、バディポリスの資格を取る為に勉強と運動に励む

 

 

海の家

 

エース[なるほど、バディファイト法ってのがあるのか…、ん?けど矛盾があるぞ…?]ブツブツブツ カリカリカリ…

 

ルビィ[なんかブツブツ言ってる…]

 

花丸[凄い集中力ずら]

 

千歌[エース君!ファイトしよう!]

 

梨子[ダメだよ、千歌ちゃん!エース君お勉強中でしょ!]

 

ダイヤ[そうです、邪魔はいけませんわ]

 

エース[ああ千歌、ファイトか?気晴らし程度ならいいぞ、バディポリスにはバディファイトの実力も大事だからな]

 

千歌[やたー!]

 

 

 

 

 

 

 

そして1ヶ月後…

 

 

エース[今回から、バディポリスの研修生として入ります。エースです。よろしくお願いします!]

 

職員[よろしく(な)(ね)!]

 

 

 

その後、サツキの新居でお祝いをした。

 

 

盛谷家

 

絵里[さあどうぞ、研修生になれておめでとう]

 

エース[あ、ありがとうございます。]

 

サツキ[この1ヶ月、頑張ったな]

 

エース[ああ、よろしく先輩]

 

サツキ[職場以外での先輩はよしてくれ]

 

エース[ああ…]

 

絵里[さあ、どんどん食べて!千歌ちゃん達も遠慮せずにね?]

 

Aqours[ごちそうになりま〜す!]

 

サツキ[この1ヶ月、ジョーカーの奴何もして来なかったな]

 

エース[そうだな、まぁ集中できたからいいけどな]

 

 

 

 

研究所 研究室

 

総帥[エースが見つかって1ヶ月か…、我々としても、早く迎えに行きたかったが…、ノイズ細胞の実験に時間がかかってしまったな…、今回は君達にエースの迎えに行ってもらおうかな]

 

ジャック[了解です、総帥]

 

クイン[はい…]

 

 

研究所 廊下

 

クイン[ねぇ、ジャック、本当にエースを捕らえに行くの?]

 

ジャック[まぁ、命令だしな…、けど個人の目的は、エースをファイトで叩き潰すことだけど…]

 

クイン[そう…(エース…)]

 

 

 

 

翌日 沼津市内

 

サツキ&エース パトロール中

 

エース[サツ…、先輩]

 

サツキ[サツキのままでいいって]

 

エース[サツキ、俺、昨日寝てる時、自分の記憶を見たんだ…]

 

サツキ[本当か⁉︎]

 

エース[ああ、ノイズ細胞を持っているのは、俺とジョーカーだけじゃないみたいだ…]

 

サツキ[そうなのか…、じゃあそいつらもお前を連れ戻しに来るかもしれないな]

 

エース[かもな…]

 

 

エース[ん?]

 

サツキ[どうした?]

 

エース[海岸の方に強い反応を感じる…気がする…]

 

サツキ[分かるのか?]

 

エース[ああ、これも昨日見た記憶だけど、俺達はノイズエネルギーって…、人間でいうオーラのような微弱なエネルギーを発しているみたいだ、そして俺達はノイズエネルギーを感じ取ることで互いの居場所を知り合える…、らしい]

 

サツキ[なるほど…、じゃあ、ジョーカーもそれを感じてお前を見つけたってことか…]

 

エース[ああ、だから1ヶ月放置しても居場所さえ分かってればいいってことだな]

 

サツキ[じゃあ今感じたのはジョーカーか?]

 

エース[いや、ジョーカーとは何か違う、それに…2人来てる!]

 

サツキ[何だって⁉︎]




バディファイトLoveLive!サンシャイン!!

ジョーカー[エース!父の命により…お前を連れ戻す!]

エース[この力は守る力だ!俺の大事なものを全て守る!勝負だ!]

バディファイトLoveLive!サンシャイン!! キャラクターデッキ!

エース編

ジョーカー編

同時発売!

ブ○ロード!!



オリジナルCM 考えて見ました。どうでしょうか?


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2人の刺客 ジャックとクイン

サツキ[2人⁉︎確かか!]

 

エース[ああ、海岸付近にいる!]

 

サツキ[またエースを捕らえに来たのか…、エース、お前は…]

 

エース[俺も行く…]

 

サツキ[狙われてるのはお前なんだぞ!]

 

エース[ああ、あいつらの狙いは俺だ、だがもし俺をいぶり出す為に他の人達を巻き込む可能性もあるかもしれない!ここは素直に出向いて、追い返す]

 

サツキ[分かった、無茶するなよ]

 

 

 

サツキ達は海岸へ向かった

 

 

 

沼津 海岸

 

クイン[綺麗な海ね…、そう思わない?ジャック]

 

ジャック[別に、海は海だよ、しばらく見てたら飽きる]

 

クイン[全く、感心の少ない弟ね]

 

ジャック[姉さんが興味持ちすぎなんだよ…、早くエースを見つけよう…]

 

クイン[そうね…]

 

 

ジャック達は移動する

 

 

 

 

エース[2人が移動した。]

 

サツキ[追えるか?]

 

エース[ああ、……⁉︎]

 

サツキ[どうした?]

 

エース[当然だけど、俺達に向かって来てる…多分、あいつらも俺のノイズエネルギーを感じ取ったんだ…]

 

 

 

ジャック[エースが向かって来ているな]

 

クイン[ええ、好都合だわ]

 

ジャック[周りの奴らが邪魔しねえように、ノイズフィールド!展開!]

 

クイン[……]

 

 

ジャックとクインを中心にして、青い空間が広範囲を包む…

 

 

 

サツキ[何だ?これは?]

 

エース[分からない、急いで]

 

サツキ[ああ、局長、広範囲に青い結界のようなものを確認!現場に向かいます。]

 

サツキが無線で局長に報告する

 

局長『分かった、気をつけろよ…』

 

サツキ[少し飛ばすぞ、エース!]

 

サツキが車のアクセルを強く踏む

 

 

 

ジャック[来たか!]

 

 

そしてサツキとエースとジャックとクインが出会う

 

サツキ[動くな!バディポリスだ!]

 

エース[お前達は…!]

 

ジャック[よお、久しぶりだな、エース]

 

クイン[エース、無事だったのね…]

 

エース[ジャック…と、クイン…]

 

ジャック[何だ?ジョーカーからは記憶を無くして戸惑ってるって聞いたけど、俺は覚えてるのか]

 

エース[思い出したのは名前だけだ…、後は思い出せない]

 

ジャック[名前だけだと…?ふざけるな!俺はお前を忘れた事なんてなかったぞ!言いたくはないが、俺はお前にずっと負け続けて来た!何度も何度も何度も!お前にファイトを挑み、そして負けて来た!それをお前は、記憶をなくしただと⁉︎ふざけるな!総帥はお前を連れ戻せと言ったが、連れ戻す前にてめぇを叩き潰す!バディファイトだ!]

 

クイン[やめなさい!ジャック、私達の目的を忘れないで!]

 

ジャック[邪魔しないでくれ、姉さん!エースの記憶に俺の強さを叩き込んでやる!]

 

クイン[ジャック!]

 

ジャック[姉さんにもあらかじめ言っただろ!エースを叩き潰すってよ!邪魔するなら、姉さんも敵だ…]

 

クイン[ええ、それでも良いわ!私は最初からエースを守るためにここに居るから!]

 

ジャック[何⁉︎]

 

クイン[私はエースを守る、研究所には連れ戻させない!]

 

ジャック[姉さん、父さんを…総帥を裏切ることになるんだぞ…]

 

クイン[…分かってるわ…]

 

サツキ[おい、勝手に仲間割れしてるぞ…]

 

エース[クイン、君は…]

 

クイン[安心して、エースは私が守るから…]

 

エース[クイン…悪い、これは俺の戦いだから、下がっててくれ…]

 

クイン[エース?]

 

エース[ジャック!俺とファイトしたいんだろ?相手してやる!]

 

ジャック[そう来なくちゃな…!ぶっ叩き潰す!]

 

クイン[エース!]

 

サツキ[君、クインだっけ?ここはエースに任せてやってくれ]

 

クイン[⁉︎他人事だと思って⁉︎]

 

サツキ[エースはこの街を守る為に戦うんだ…、任せてやってくれ]

 

 

エース[俺は守る、俺の大切なものを!ルミナイズ!<メモリーズ・エース>!]

 

ジャック[エース!俺はお前を叩き潰す!ルミナイズ!<リベンジ・ジャック>]

 

 

オープンTHEフラッグ

 

エース[エース&ジョーカー]

 

ジャック[エース&ジョーカー]

 

 

ジャック[俺のターン、チャージ&ドロー、ケージ2払い、バディ回帰(LP10→11)<ヘルクロウ・ジャック>!]ノイズケージ0→2

 

 

ヘルクロウ・ジャック

ジョーカー

サイズ2/攻8000/防6000/打撃2

[コールコスト]ケージ1払う

◼️このカードは効果で手札に戻せない

◼️[ペインフレイム]このカードの攻撃で相手のモンスターを破壊したら、相手にそのカードの打撃力分のダメージ!

[貫通][回帰](ケージ2払う)

 

 

エース[これがジャックの回帰…]

 

ジャック[かっけえだろ?この黒い爪はお前を掻っ切る!攻撃!]

 

エース[がぅ]LP10→8

 

ジャック[ターンエンド]

 

エース[俺のターン、ドロー、チャージ&ドロー、ケージ2とデッキから1枚ノイズケージに置いて、バディ回帰(LP8→9)!<ブレイク・エース>!バトル!ブレイクエースでジャックに4回攻撃!]

 

ジャック[ぐぁぁ!]LP11→10→9→8→7

 

エース[ターンエンド]

 

ジャック[おもしれー!こうでなくちゃなー!]



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エース vs ジャック

エース LP9

 

ジャック LP7

 

 

ジャック[俺のターン、ドロー、チャージ&ドロー、ライトに<ジョーカーユニオン・ガーレス>をコール]

 

 

ジョーカーユニオン・ガーレス

ジョーカー

サイズ2/攻6000/防4000/打撃2

◼️君が<ジョーカー>のカードに回帰しているなら[コールコスト]を払わずコールできる

[コールコスト]ライフ1払う

◼️このカードが登場した時、君のデッキから1枚ソウルに入れる。

◼️君が回帰している<ジョーカー>のカードの打撃力+1!

[ソウルガード]

 

 

ジャック[こいつがいればジャックの打撃力は3になる、バトルだ!ジョーカーユニオンガーレスで攻撃!]

 

エース[ぐぅ!]LP9→7

 

ジャック[ヘルクロウジャックで攻撃!打撃3だ!]

 

エース[ぐぁっ]LP7→4

 

ジャック[ターンエンド]

 

エース[やるな…、俺のターン、ドロー、チャージ&ドロー、<ノイズチャージ・エース>]

 

 

ノイズチャージ・エース

◼️君が<エース>のカードに回帰しているなら使える。

◼️君のデッキから2枚をノイズケージに置き、さらに2枚をケージに置く。このカードは1ターンに1回だけ使える。

 

 

エース[俺のデッキから2ずつノイズケージとケージに置く(ノイズ2→4)、ケージ2払い回帰(ノイズ4→6)!<ブレイクエース"JS(ジャスティス・ソード)">]

 

 

ブレイクエース"JS(ジャスティス・ソード)"

エース

サイズ3/攻13000/防4000/打撃1

[コールコスト]ケージ2払う

◼️[回帰]しているこのカードはドロップゾーンに置かれない。

◼️[コマンド・ソード]ライフ2払う、相手のレフトかライト1つ選び、そのエリアのモンスターを2回まで破壊する。このターンが終わるまでこの能力で破壊した数このカードの打撃力に加える。この能力は1ターンに1回だけ使える。

[3回攻撃][回帰](ケージ2払う)

 

 

エース[俺自身の効果、ライフ2払い(LP4→2)、コマンドソード!ライトのジョーカーユニオン ガーレスを2回破壊する!]

 

 

ジョーカー・ユニオン ガーレス ソウルガード 1→0→破壊!

 

 

ジャック[何⁉︎]

 

エース[そして破壊した数打撃アップ!行くぞ!ブレイクエースで攻撃!打撃3!]

 

ジャック[ぐぁぁ!]7→4

 

エース[2回攻撃だ!]

 

ジャック[ぐぉっ]LP4→1

 

エース[終わりだ!3回攻撃!]

 

ジャック[ちくしょー!]LP1→0

 

 

エース[相変わらずだな…ジャック、俺の勝ちだ]

 

ジャック[相変わらずだと…?お前、記憶を…]

 

エース[ああ、お前の事を少し思い出した…、クインの事もな…]

 

エース[お前が俺に挑んだ回数は20回、そして俺がお前に勝った回数は20回だ…]

 

ジャック[うるせー!嫌な事ばっか思い出しやがって!今度こそ叩き潰してやる!もう1回だ!]

 

??[もうよい…、退がれジャック…]

 

ジャック[ああん!…はっ…、総帥!]

 

サツキ[何⁉︎]

 

クイン[総帥…!]

 

 

全員が上を見ると、ホログラム映像だろうか、1人の男が宙に立っていた…

 

 

総帥[クイン…、お前がエースの為に裏切ることは分かっていた…、自由になさい]

 

エース[あなたが総帥…、俺の父さんか…?]

 

総帥[そうだ…、久しぶりだな、エース]

 

エース[俺にはあなたの記憶も無い]

 

総帥[そうだったな…、息子との再会が嬉しくて忘れていたよ…]

 

エース[総帥、なぜあなたは新人類を造るんだ?]

 

総帥[君達は選ばれた存在だ、君達は幾人もの実験の犠牲者達の上に成功した存在…、特にエース、そしてジョーカーはノイズ細胞に並外れた適合率を叩き出した。完璧な存在だ…故にお前達は新人類として今の間違った旧人類を支配、管理し新たな世界の引き金となるのだ。]

 

エース[俺達が、旧人類の支配…だと…?]

 

総帥[そうだ、だから帰って来い、エース…、父と兄弟達と共に新世界を創るのだ…、また他の奴を迎えによこす、その時までに決断せよ、戻って来いジャック…]

 

ジャック[はい、総帥…、エース、次こそお前を叩き潰す!あばよ!]

 

エース[人類支配だって…?]

 

クイン[エース…]




遂に総帥の姿を見た!


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総帥の目的

バディポリス 沼津支部

 

局長[まさか、彼は…、ツキムラ…?…、サツキ君達はどこにいる?]

 

職員[サツキ君達なら談義室にいると思いますよ?]

 

 

談義室

 

サツキ[初めまして、僕は盛谷サツキだ、クイン、聞きたいことが沢山ある…]

 

クイン[はい…]

 

エース[クイン、君が知ってる事を全て話してくれるか?もしかしたら、多少なりとも記憶が戻るかもしれない…]

 

局長[私もその理由を知りたいな…]

 

サツキ[局長…⁉︎]

 

局長[初めまして、局長のヒノミヤだ、よろしく]

 

クイン[あ、はい私はクインと申します。]

 

局長[早速、エース君の質問に答えてくれ]

 

クイン[はい、まずはノイズ細胞から、ノイズ細胞には3つの種類があります。まずは私やエースに組み込まれているエースプログラム、次にジョーカーやジャックに組み込まれているジョーカープログラム、そして最後はエースプログラムとジョーカープログラムの原点であるクリムゾンプログラム、です。]

 

サツキ[クリムゾンプログラム…?]

 

クイン[私とジャックは施設から総帥に引き取られた実の姉と弟、エースとジョーカーは総帥の実の息子で兄弟なのよ…そして、私達とエース達はノイズ細胞で繋がった義兄弟っていうとこかしら]

 

エース[父さんはどうして俺達兄弟を新人類にしたんだ…、その目的は?]

 

クイン[総帥がさっきちらっと言ったけど、総帥は私達新人類を使って、今の人類を支配して、新しい人類だけの世界を創り上げようとしている。つまり、他の人達を私達と同じモンスター化できる人類だけの世界にしようとしているの…]

 

サツキ/エース[⁉︎]

 

エース[そうだ、俺はたまたまその計画を知ってしまったんだ…だから俺は脱走した…]

 

サツキ[なるほどな…、総帥とは何者なんだ…]

 

局長[エース君達が父と呼んでいる総帥、彼の名は<ツキムラ>だ…]

 

サツキ[局長、知ってるんですか?]

 

局長[彼とはマブダチでね、彼は30年も前からノイズ研究をしていた…が、ある学会で研究成果を隠蔽されてしまってね、彼は表舞台から姿を消したんだ。まさかノイズ研究をまだ続けていたとはな…]

 

エース[総帥…]

 

サツキ[どんな理由があろうと、総帥のやっている事は見逃せない…何の為にエースを連れも戻そうとしてるか分かんねーけど、止めないとまずい気がする。]

 

エース[俺もだ…、俺は誰も傷つけたくない、もし総帥が…俺の父さんが今の人達を支配しようとしてるなら、身内として父さんを止める!]

 

クイン[私も協力するわ!エースは私が守る]

 

局長[彼の目的を知った以上放っては置けない、たまにはこちらから攻めに出ないとな…]

 

サツキ[クイン、ツキムラの居る所に案内できるか?]

 

クイン[勿論です!共に総帥の計画を止めましょう]

 

局長[よし、出発は明後日だ!]

 

 

 

 

研究所

 

ジョーカー[どういうつもりだ、総帥!わざわざ姿を晒すとは、エースにはバディポリスが居るのだぞ!]

 

ジャック[落ち着けよ…兄貴]

 

総帥[そうだ、少し落ち着けジョーカー、何、彼らには餌を撒いたも同然よ、私には分かっていた、今頃クインが私達を裏切り私の計画をエースやバディポリスに打ち明けているだろう…]

 

ジョーカー[クインが、裏切る…]

 

総帥[ああ、もしかしたらクインから目的を聞いたバディポリス達は私達の計画を潰そうとこの研究所まで攻めて来るだろう…当然、正義感の強いエースもな…]

 

ジョーカー[…エース…]

 

ジャック[エース、今度こそぶっ潰してやる…]

 

ジョーカー[だがなぜ、わざわざあっちから攻めさせようとするのです…?]

 

総帥[実験の最終段階の為だよ…、さあ帰って来るがいい、エース、クイン…]




総帥の真の狙いとは


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クイン vs ジャック

ありがとう!連載100回!

皆様の応援に感謝します。


サツキやエース達はツキムラの研究所に向かうべく準備を進めていた

 

クイン[良いの?エース]

 

エース[ん?何が?]

 

クイン[研究所に向かう事よ…、せっかく脱走したのに…]

 

エース[ああ、けど総帥を止めないと関係のない人達を巻き込む可能性がある、自分の事よりも1番優先すべき事だよ]

 

クイン[ふふふっ、もう立派なバディポリスね]

 

エース[まだ研修生だって…]

 

クイン[ううん、立派だよ…]

 

エース[ありがとう…]

 

クイン[ねぇ、エース…私達はノイズ細胞で繋がった兄妹だけど、私達は違う親から産まれた他人同士でしょ?…、その、異性である以上、仕方ない感情なんだけど…私はエースのこと…、ううん何でもない…]

 

エース[クイン…、俺は…]

 

 

 

盛谷家

 

絵里[そう、事件の捜査に…]

 

サツキ[ああ]

 

絵里[いつ行くの?]

 

サツキ[明後日だよ、もしかしたら、エースの記憶が戻るかもしれないからさ]

 

絵里[エース君の記憶が?]

 

サツキ[うん]

 

絵里[そう、私には今の事件の事はわからないけど、気をつけてね?]

 

サツキ[ありがとう絵里ちゃん、頑張ってくるよ、エースの為にも]

 

 

 

そして、出向の日

 

サツキ[じゃあクイン、頼むよ]

 

クイン[はい!]

 

絵里[皆、はいこれ]

 

サツキ[これって…!]

 

絵里[お弁当よ、ちゃんと戦前に食べておきなさい]

 

エース/クイン[ありがとうございます!]

 

 

そしてクインの案内の元、船で港を出る

 

サツキ[研究所はどっかの島なのか?]

 

クイン[はい、この先にある小さい島があって、その島の半分が研究所の敷地になっています。]

 

サツキ[手間がかかりそうだな…]

 

クイン[大丈夫です。私が案内しますから]

 

エース[……(何だ、この違和感は…、何かを忘れてる?)]

 

 

しばらくして…着陸

 

 

クイン[見えました。あの建物です!]

 

サツキ[よし!攻め込むぞ!]

 

 

 

 

研究所

 

総帥[エース、来たか…、ジャックよ、出迎えてやれ…]

 

ジャック[はい]

 

 

研究所に向かってるサツキ達

 

サツキ[しかし、ここからでもよく見えるな、どれだけデカいんだ?]

 

クイン[エース、何か思い出したこととかある?]

 

エース[いや、見た事ある島だな程度だよ…]

 

クイン[そう…あ、そろそろよ]

 

 

森を抜けた所で研究所の大門が開いた状態で現れる。その前に

 

 

ジャック[よお、エース、姉さん]

 

クイン[ジャック…]

 

ジャック[来るのを待ってたぜ、エース、さあファイトだ!今度は叩き潰してやる!]

 

サツキ[構ってる暇は無いっていうのに…]

 

エース[くっ…]

 

クイン[エース、サツキさん、ジャックの相手は私が引き受けます。]

 

エース[クイン⁉︎]

 

クイン[弟のしつけは姉の役目です。エース達は構わず行ってください]

 

サツキ[分かった、任せるよ]タッタッタッ

 

エース[頼むぞ、クイン!]タッタッタッ

 

ジャック[待てよ!戦えエース!]

 

クイン[ジャック!あなたの相手は姉よ、集中なさい]

 

ジャック[いくら姉さんでも加減はしないぞ]

 

クイン[いいからファイトよ!]

 

 

クイン[私はエースを守る!ルミナイズ!<ストライク・クイーン>]

 

ジャック[邪魔するなら姉さんでも倒す!ルミナイズ!<リベンジ・ジャック>]

 

オープンTHEフラッグ

 

クイン[エース&ジョーカー]

 

ジャック[エース&ジョーカー]

 

ジャック[俺のターン、チャージ&ドロー、ゲージ2払いバディ回帰(LP10→11)<ヘルクロウ・ジャック>、攻撃!]

 

クイン[あぅっ]LP10→8

 

ジャック[ターンエンドだ]

 

クイン[私のターン、ドロー、チャージ&ドロー、ゲージ2払い、手札1枚ゲージに置いてバディ回帰(LP8→9)、<ハイドロ・クイーン>]

 

 

ハイドロ・クイーン

エース

サイズ3/攻20000/防4000/打撃1

[コールコスト]ゲージ5払う

◼️このカードの能力は無効化されない

◼️このカードは相手の場にモンスターがいれば相手のモンスターにしか攻撃できない。

◼️[クイーン・レイン]このカードが攻撃した時、君の手札が3枚以下なら、ノイズゲージのカード1枚を君の手札に加える。

[8回攻撃][貫通][回帰](ゲージ2払い、君のデッキから1枚ゲージに置く)

 

 

ジャック[姉さんの回帰は初めて見るぜ…]

 

クイン[まだよ、ライトにコール、<エースユニット・アザロン>]

 

 

エースユニット・アザロン

エース

サイズ2/攻6000/防6000/打撃1

◼️君が<エース>のカードに[回帰]しているなら、このカードの打撃力+1!

◼️[起動][対抗]ノイズゲージ1払う、このカードを場に残す。

[貫通]

 

 

クイン[バトルよ、アザロンで攻撃!私が回帰していれば打撃2になる!]

 

ジャック[くっ]LP11→9

 

クイン[ハイドロ・クイーンで攻撃!]

 

ジャック[くっ]LP9→8

 

クイン[2回攻撃!]

 

ジャック[うぐっ]LP8→7

 

クイン[3回攻撃!]

 

ジャック[ぐぁっ]LP7→6

 

クイン[4回目の攻撃!]

 

ジャック[うぐぅ]LP6→5

 

クイン[まだ終わらない!5回攻撃!]

 

ジャック[がぁぁ!]LP5→4

 

クイン[6回攻撃!]

 

ジャック[もう、やめ…、うぅぅあ!]LP4→3

 

クイン[7回攻撃!]

 

ジャック[うがぁ!]LP3→2

 

クイン[8回攻撃!]

 

ジャック[うがぁぁ!]LP2→1

 

クイン[首の皮1枚繋がったわね…ターンエンドよ]

 

ジャック[う、あぁ…、あぁ…お、俺…のター…ン…]

 

クイン[どうしたの?ジャック、震えてるわよ、姉が恐いの?]

 

ジャック[お、俺は恐くない!ドロー、チャージ&ドロー、ノイズゲージ2払い回帰!<ヘルクロウ・ジャック"CS(クロウスラッシュ)">]

 

 

ヘルクロウ・ジャック"CS(クロウスラッシュ)"

ジョーカー

サイズ2/攻10000/防5000/打撃3

◼️[回帰]しているこのカードは手札とデッキに戻らない

◼️[バースト・ペイン]君のアタックフェイズ開始時、場のカード1枚を選び、そのカードの元々のサイズ分相手にダメージ!この能力は1ターンに1回だけ使える。(君と相手どちらのカードを選んでもいいぞ!)

[貫通][回帰](ノイズゲージ2払う)

 

 

ジャック[ば、バトルだ!ヘルクロウジャックの効果、ハイドロクイーンを指定して効果!そのカードの元々のサイズ分ダメージだ!ハイドロクイーンのサイズは3!よって3ダメージ!]

 

クイン[くぅぅ]LP9→6

 

ジャック[ヘルクロウジャックで攻撃!]

 

クイン[うぁぁ!]LP6→3

 

ジャック[ターン…エンド…]

 

クイン[私のターン、ドロー、チャージ&ドロー!バトルよハイドロクイーンで攻撃!]

 

ジャック[ちっくしょーー!]LP1→0

 

 

ジャック[やっぱ強いな、姉さんは…、どうして俺達を裏切ったんだ…?]

 

クイン[私は…、エースの事が好きだからよ…]

 

ジャック[…あっそ……]




クイン
女性
モンスター化:ハイドロクイーン
年齢15歳

ジャックと共に施設から総帥に引き取られた。
エースに恋心がある


ジャック
男性
モンスター化:ヘルクロウジャック
年齢13歳

姉クインと共に施設から総帥に引き取られた。
エースには実力的な妬みを抱いている。


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兄弟ファイト!エース vs ジョーカー

今回から[ノイズゲージに置く] のテキストを [ノイズに置く] にエラッタします


エースとサツキは総帥が居る中央研究室に向かっていた…その途中で1人の女の子に会う

 

サツキ[君は…?]

 

???[私ロッテ、10歳…、エースお兄ちゃん…]

 

エース[ロッテ…]

 

サツキ[エース、この子も?]

 

エース[みたいだな…]

 

ロッテ[エースお兄ちゃん!ロッテとファイトしよ!]

 

エース[ごめんな、ロッテ…兄ちゃんは総帥にお話があるんだ。また、後でな?]

 

ロッテ[う〜、分かった…、総帥は2つ先のドアの向こうだよ]

 

エース[ありがとなロッテ]

 

サツキ[行こう]

 

エース[ああ]

 

 

サツキ達は研究室の1つ先のドアの前に辿り着いた。

 

 

サツキ[この部屋のさらに先に総帥が居るのか…]

 

エース[総帥…、俺の父親が居る…、行こう!]

 

 

ドアを開ける

ガチャ…

 

 

ジョーカー[待っていたぞ、エース…]

 

エース[ジョーカー…]

 

ジョーカー[よく帰って来たな…]

 

エース[…、父さんに用があって来た]

 

ジョーカー[父に?無理だ、お前は1度この施設を脱走したな…?ならば少し説教せねばならない…兄としてな…構えろ!ファイトだ!]

 

エース[そんな場合じゃ…!]

 

ジョーカー[総帥は、全て分かっている。俺は総帥の指示通りお前達を阻止する。そして総帥の計画を成功させる!]

 

エース[やっぱり言っても分かんねぇか…、分かったファイトだ!]

 

 

エース[俺は守る、自分にとっての大事なモノを!ルミナイズ!<ブレイク・レッド>]

 

ジョーカー[総帥を、父を裏切る弟に鉄槌を!ルミナイズ!<デストロイ・ブラック>]

 

オープンTHEフラッグ!

 

エース[エース&ジョーカー]

 

ジョーカー[エース&ジョーカー]

 

ジョーカー[俺のターン、チャージ&ドロー、<ノイズワクチン>]

 

 

ノイズワクチン

エース&ジョーカー

◼️君のデッキから2枚ノイズに置き、デッキから1枚引く。

 

 

ジョーカー[デッキから2枚ノイズに置き、1ドロー!ゲージ2払いデッキから1枚ノイズに置いてバディ回帰(LP10→11)!<デストロイ・ジョーカー>!バトル、デストロイジョーカーで攻撃!]

 

エース[ぐわぁ]LP10→7

 

ジョーカー[ターンエンド]ノイズ5

 

エース[俺のターン、ドロー、チャージ&ドロー、俺も<ノイズワクチン>デッキから2枚ノイズに置いて、1ドロー!デッキから2枚ノイズに置き、ゲージ1払ってバディ回帰(LP7→8)!<ブレイク・エース>!バトル!ブレイクエースで攻撃!]

 

ジョーカー[ふん…]LP11→10

 

エース[2回攻撃だ!]

 

ジョーカー[…ふふ]LP10→9

 

エース[3回攻撃!]

 

ジョーカー[……]LP9→8

 

エース[4回攻撃攻撃!!]

 

ジョーカー[ぐっ]LP8→7

 

エース[ターンエンド]ノイズ5

 

ジョーカー[ドロー、チャージ&ドロー、デッキから1枚ノイズに置きライトにコール、<ジョーカーユニオン・イースト>]

 

 

ジョーカーユニオン・イースト

ジョーカー

サイズ2/攻7000/防3000/打撃2

[コールコスト]君のデッキから1枚ノイズに置く。

◼️[イースト・ハンマー]このカードが攻撃した時、君が<ジョーカー>のカードに[回帰]していればこのカードは[貫通]を得る。

 

 

ジョーカー[バトル、イーストでエースに攻撃!]

 

エース[ぐぅぅ]LP8→6

 

ジョーカー[デストロイジョーカーで攻撃!]

 

エース[ぐわぁ!]LP6→3

 

ジョーカー[ターンエンド]

 

エース[うっ…、俺のターン、ドロー、チャージ&ドロー!ジョーカー、総帥が…、父さんが何を考えているのか分かってるのか?]

 

ジョーカー[さあな…、俺は息子として父に尽くしているだけだ]

 

エース[父さんは俺たち以外の人間を全て支配する気なんだぞ!世界中の人々を支配して、俺たちみたいな新人類だけの世界をしようとしている!]

 

ジョーカー[ほう…、それで?]

 

エース[それで?だと…]

 

ジョーカー[それで、何か困ることでもあるのか?]

 

エース[何……だと……]

 

ジョーカー[他の奴らがどうなっても俺は知らん、むしろ良いではないか…、俺たち兄弟の仲間が増える、俺たち兄弟と同じ新人類だけの世界なら、俺たちは自由になれるのだぞ?俺にとっては素晴らしい世界だ…]

 

エース[ジョーカー、本気で言ってるのか?それ?]

 

ジョーカー[ああ…]

 

エース[…!手加減無しでぶっ倒す!ノイズ3払い[回帰]!<ブレイク・エース"RB(レッド・バスター)">]

 

 

ブレイク・エース"RB(レッド・バスター)"

エース

サイズ3/攻12000/防4000/打撃1

[コールコスト]ゲージ2払い、ノイズ2払い、ライフ2払う

◼️このカードが相手の能力でドロップゾーンに置かれたら、相手にダメージ1!

◼️[ブレイクバスター][回帰]しているこのカードが攻撃した時、相手のレフトかライトのモンスター1枚を選んで破壊する、その後、相手にダメージ1!この能力は1ターンに2回だけ使える。

[3回攻撃][回帰](ノイズ3払う)

 

 

エース[さらにゲージ2払いレフトに<エースユニット・チェイン>をコール!]

 

 

エースユニット・チェイン

エース

サイズ2/攻6000/防3000/打撃1

[コールコスト]ゲージ2払う

◼️[レッド・チェイン]君が<エース>のカードに[回帰]しているなら、君の場の<エース>全ての打撃力+1!

[移動]

 

 

エース[チェインの効果でエース全ての打撃を+1!]

 

 

ブレイクエース打撃1→2

 

エースユニットチェイン打撃1→2

 

 

エース[行くぞ!バトル!ブレイクエースで攻撃!俺の効果でブレイクユニオン イーストを破壊する!]

 

ブレイクユニオン・イースト 破壊!

 

エース[さらにダメージ1!]

 

ジョーカー[ぐっ]LP7→6

 

エース[俺の攻撃は続いている!]

 

ジョーカー[うぐっ]LP6→4

 

エース[2回攻撃!]

 

ジョーカー[キャスト!<ジョーカー シールド>!攻撃を無効にしてノイズ+1!]

 

エース[まだだ!ブレイクエースとエースユニット チェインで連携攻撃!合計攻撃18000!合計打撃4!]

 

ジョーカー[見事だエース…俺の弟よ!うがぁぁぁ!]LP4→0

 

 

ジョーカー[もう止める術はないか、行けエース、この先に総帥が居る…]

 

エース[ありがとう、ジョーカー、行こう]

 

サツキ[ああ!]

 

サツキ達は研究室のドアを開ける…!




遂に、総帥とまみえる


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総帥の計画

サツキ達は研究室の扉を開けた…

 

総帥[ここまで来たか…エース…]

 

エース[総帥…]

 

総帥[ようこそ、バディポリスの盛谷サツキ君…]

 

サツキ[なぜ、僕の事を…?]

 

総帥[君のことは調べはついて居る。エースを連れてくることは分かっていたよ]

 

サツキ[ツキムラ総帥、あなたの娘、クインから計画は聞いている…あなたをバディポリスに連行する。]

 

総帥[そうか、クインが話したのか…、私の計画通りに…ふふふ…]

 

サツキ[計画通り?どういう事だ…!]

 

総帥[クイン、あの娘に話した私の計画は、殆ど偽りだ]

 

エース[何⁉︎]

 

サツキ[どういうことだ]

 

総帥[クインには最初から偽りの計画を伝えていたのだ。いつか我々を裏切ることを想定してね、だからエースの迎えに同行させた。そしてクインは計画通り我々を裏切り、君達に偽りの計画を伝えた、君達バディポリスをそしてエース、お前がこの研究所に戻って来ると信じてな…]

 

サツキ[なぜエースが来ると断言する]

 

総帥[エースは昔から賢く正義感の強い子でね、ふふふ、確信と予想はついていたのだよ…]

 

エース[俺達がここに来る事も、総帥の手の内だったのか…]

 

サツキ[あなたは、一体何が目的なんだ…]

 

総帥[目的か…、お前達にも見えるだろう、2ヶ月前から空に見えている紅い彗星、私はあれをクリムゾン彗星と呼んでいる…]

 

サツキ[クリムゾン彗星…?]

 

総帥[そうだ、30年に一度現れる事が確認されている彗星だ。]

 

サツキ[30年…]

 

総帥[私は30年の間、突然宇宙から発せられる特殊な粒子エネルギー、ノイズを研究していた。そして研究を続ける中で私は地球にノイズエネルギーを発しているのが30年に一度現れるあの紅い彗星<クリムゾン彗星>である事を知ったのだ。そしてノイズを望遠顕微鏡で見たところ、その粒子エネルギーの1つ1つがクリムゾン細胞である事を知った、だが、他の科学者のお偉いどもは、そんなものが何の役に立つ、必要の無いものに時間は割けないと研究成果どころか、その話しも全て隠蔽し、抹消したのだ…、私の怒りは限界を超えた、そして、より一層私はノイズを研究し続けた。そしてノイズには3種類の細胞を見つけたのだ]

 

エース[それが、<エース細胞>と<ジョーカー細胞>…]

 

総帥[そうだ]

 

総帥[そして、エース細胞とジョーカー細胞の2つを合わせ持つ<クリムゾン細胞>を私は知ったのだ。]

 

総帥[クリムゾン細胞は元から二つの細胞が混在して発見された、そして私は混在した細胞を1つずつに分け、エース細胞とジョーカー細胞と名付けたのだ。そして分けた細胞をお前達兄弟に移植した…]

 

エース[それで、どうしてあんたは俺達をモンスター化させるエース細胞やジョーカー細胞を移植したんだ?]

 

総帥[確かに私はお前達に細胞を移植した、だがモンスター化するとは知らなかったのだ…]

 

サツキ[移植した理由は?]

 

総帥[そうだな…、私の真の目的は、[クリムゾン・メテオ]を完成させることだ…]

 

 

ツキムラがモニターを操作してモニターに1枚の白紙のカードが写し出される…

 

 

サツキ[クリムゾン・メテオ…?]

 

総帥[そうだ、この[クリムゾン・メテオ]を完成させることで、私はクリムゾン彗星を意のままに操り、この世界の人間全てを管理、支配者となり、さらに私はクリムゾン彗星の核として新たな神となる…!]

 

総帥[だがそんな事は夢の中の夢に過ぎない…、だから私は、まだ子供だったお前達にエース細胞とジョーカー細胞に分けて細胞を移植した。子供と共にエース細胞とジョーカー細胞が成長するのではないかと思ってね、そして実験は成功した。エースとジョーカー2つの細胞はお前達に順応し、成長を確認できた。後は成長したお前達から発せられるノイズエネルギーをこのフラッグに吸収させるだけだ。だがそこでアクシデントが起きた…]

 

サツキ[エースの脱走…]

 

総帥[そうだ、計画が順調に進む中でエース、お前は偶然にも私の計画の半分を知ってしまった。そしてお前は研究所から脱走した、これは計算外だった…、手を加える必要はあったが、お前は今私の元に戻って来た!これで私の計画は半分達成させることができる]

 

 

クイン[エース!サツキさん!]

 

突然、研究室の扉が開きクインとジャックとロッテとジョーカーが研究室に入って来る…

 

エース[クイン…!]

 

クイン[…!総帥…]

 

総帥[全員集まったか…どれ、お前達のノイズエネルギーを貰うぞ…]

 

 

ツキムラ総帥は手に持っていた紅いボタン型のスイッチを入れる、その時、研究所が赤く光る

 

エース/ジョーカー/ジャック/クイン/ロッテ[ぐわぁぁぁ!!(きゃぁぁぁ!!)]

 

サツキ[エース⁉︎ 皆⁉︎]

 

赤く光る研究室の中でエース達が倒れ苦しむ…

 

サツキ[ツキムラ!止めろ!]

 

総帥[できぬ!見るがいい!クリムゾン彗星を支配する私のフラッグ!<クリムゾン・メテオ>だ!]

 

モニターに映る白紙のカードに色が与えられ、フラッグが完成する。

 

サツキ[止めろ!]

 

総帥[今ここにクリムゾン・メテオは完成する!]

 

総帥が手に持っていたもう1つのスイッチを入れる、その時、総帥の手にクリムゾンメテオのフラッグが現れる。

 

総帥[盛谷サツキ君、この装置を止めたいかね?ならば、私とファイトする意外に方法は無い、どうかね?]

 

サツキ[あなたとファイトすれば、この装置は止まるのか?]

 

総帥[ああ、勝てればね…]

 

サツキ[分かった…、バディファイトだ!]




遂に、総帥とファイト!


多分、総帥が言ってる事メチャクチャだと思います。


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ファイナライズの力!サツキ vs 総帥

ツキムラ総帥の計画により、ノイズエネルギーを奪われていくエース達、彼らを救うにはファイトする意外にない

 

 

総帥[盛谷サツキ君、この装置を止めたいかね?ならば、私とファイトする意外に方法は無い、どうかね?]

 

サツキ[あなたとファイトすれば、この装置は止まるのか?]

 

総帥[ああ、勝てればね…]

 

サツキ[分かった…、バディファイトだ!]

 

総帥[もし私が負ければ、装置を止め、研究を打ち切り、バディポリスへと連行されよう…]

 

サツキ[よほどファイトに自信があるようだな…]

 

総帥[そんな事はないさ…]

 

エース[ぐぁぁ!サツキ…!]

 

サツキ[待ってろ、エース!皆、ファイトに勝って助けてやる!]

 

 

サツキ[大事な人達を守る為にあなたの計画を止める!ルミナイズ!<スター・アポカリプス>!]

 

総帥[私の計画は崇高にして完璧…、誰にも止められん!ルミナイズ!<プロジェクト・クリムゾン>!]

 

オープンTHEフラッグ

 

サツキ[スタードラゴンワールド]

 

総帥[クリムゾン・メテオ]

 

 

クリムゾン・メテオ

フラッグ

◼️君は<クリムゾン・メテオ>のカードを使える。

◼️君はライフ10/手札7/ゲージ0/ノイズ3から始める。

◼️ゲージに置く君のカードは全てノイズに置かれる。

 

 

サツキ[僕のターン、チャージ&ドロー、ゲージ3払い<星帝竜 アポカドラス>をバディコール(LP10→11)!アポカドラスの効果でドロップの<帝竜機 ストームランス>を星合体!]

 

 

帝竜機 ストームランス

サイズ1/攻2000/防4000/打撃1

◼️このカードが能力で<ネオドラゴン>のソウルに入った時、君のデッキから1枚ゲージに置き、1枚引く。

◼️[ストームアタック]このカードがソウルにある<ネオドラゴン>が攻撃した時、相手にダメージ1![ストームアタック]は1ターンに1回だけ使える。

 

 

サツキ[ストームランスの効果で1チャージ、1ドロー、さらに手札から<帝竜機 フレイバレット>をアポカドラスに星合体!]

 

 

帝竜機 フレイバレット

サイズ1/攻4000/防4000/打撃2

◼️君の手札にあるこのカードを君の場のサイズ3の<ネオドラゴン>1枚のソウルに入れる。

◼️このカードがソウルにある<ネオドラゴン>の打撃力+1!

 

 

アポカドラス ソウル1→2/打撃2→3

 

サツキ[バトル!アポカドラスで攻撃!ストームランスの効果でダメージ1!]

 

総帥[ぐっ]LP10→9

 

サツキ[メインの攻撃!]

 

総帥[ぐぬぅ…]LP9→6

 

総帥[このタイミングでキャスト!<クリムゾン・コーリング>]

 

 

クリムゾン・コーリング

クリムゾンメテオ

◼️相手の攻撃で君がダメージを受けたら使える。

◼️[対抗]君が受けたダメージの数、君のデッキの上を見てモンスターがあれば1枚手札に加える。残ったカードはドロップゾーンに置く

 

 

総帥[私が受けたダメージは3…、デッキを3枚見てモンスター1枚手札に加える。残りはドロップゾーンに置く]

 

サツキ[ターンエンド]

 

総帥[私のターン、ドロー、チャージ&ドロー、ノイズ3払いファイナライズ!<クリムゾン・ドラゴン・プロト>]

 

 

クリムゾン・ドラゴン・プロト

クリムゾン/真紅竜

サイズ3/攻8000/防8000/打撃2

[コールコスト]ノイズ3払う

◼️[クリムゾンフレア]このカードが攻撃した時ライフ1払う、その後、相手にダメージ2!

◼️相手のモンスターかアイテムが攻撃した時、このカードの防御力+2000して、君のライフ+2!

[貫通][ファイナライズ](ノイズ3払う)

 

 

サツキ[ファイナライズ…だと…?]

 

総帥[驚いているだろう…、ファイナライズとは、クリムゾンメテオが発するノイズエネルギーによって、私の中にあるクリムゾン細胞を活性化させ、人知を超えた力を引き出すことを意味する。]

 

サツキ[そのノイズエネルギーはエース達から奪ったモノだろう!]

 

総帥[バトルだ…・クリムゾンドラゴンプロトでアポカドラスに攻撃!攻撃時、ライフ1払い(LP6→5)、サツキ君にダメージ2!]

 

サツキ[ぐぁっ]LP11→9

 

総帥[やれ!]

 

アポカドラス ソウルガード2→1

 

総帥[貫通!]

 

サツキ[ぐわぁ!]LP9→7



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苦痛のファイト!サツキvs クリムゾンドラゴンプロト

総帥[貫通!]

 

サツキ[…⁉︎ ぐわぁ!]LP9→7

 

 

クリムゾンドラゴンプロトの攻撃を受けた時、サツキに激しい衝撃が走り、腕が吹き飛ぶ感覚に襲われる…

 

 

サツキ[う、腕が…⁉︎……あ、ある?]

 

総帥[どうした?もしや腕が吹き飛ぶ感覚を覚えたか?]

 

サツキ[ぐっ…]

 

総帥[無理もない、それは君の恐怖が生み出したイメージだ…、君の中にある恐怖が衝撃と同時に[腕が吹き飛ぶ]と言う感覚とイメージを誘発的、かつ偶発的に身体に刻み込んだのだ…!]

 

サツキ[何…?]

 

総帥[ターンエンド]

 

サツキ[僕の、俺のターン、ドロー、チャージ&ドロー、アポカドラスの効果でドロップの<ストームランス>を星合体!1チャージ、1ドロー、<アポカドラス・リペア>ゲージ+1して、ドロップの<帝竜機 サンダーウィング>を星合体!]

 

 

帝竜機 サンダーウィング

サイズ2/攻6000/防2000/打撃2

◼️このカードが能力で<ネオドラゴン>のソウルに入った時、君のライフ+2!

◼️このカードがソウルにある<ネオドラゴン>の攻撃力+3000!

 

 

アポカドラス 攻7000→10000

 

 

サツキ[サンダーウィングの効果でライフ+2(LP7→9)!バトル!アポカドラスで攻撃!ストームランスの効果でダメージ1!]

 

総帥[ぐぅ]LP6→5

 

総帥[クリムゾンドラゴンプロトの効果!防御力+2000!そして私のライフ+2(LP5→7)!]

 

クリムゾンドラゴンプロト 防8000→10000

 

サツキ[それでも攻撃は通る!]

 

総帥[ぐぅぅ!]LP7→4

 

サツキ[ターンエンド]

 

総帥[私のターン、ドロー、チャージ&ドロー、<真紅の光体>]

 

 

真紅の光体

◼️君がカード名に<クリムゾン>を含むカードに[ファイナライズ]してるなら使える。

◼️君のデッキから2枚ノイズに置き、君のライフを+2!

 

 

総帥[ノイズとライフ+2(LP4→6)、ノイズ1払い<クリムゾンリンカー・ ゼイン>をライトにコール]

 

 

クリムゾンリンカー・ゼイン

クリムゾンメテオ

サイズ2/攻5000/防2000/打撃1

[コールコスト]ノイズ1払う

◼️君がカード名に<クリムゾン>を含むカードに[ファイナライズ]しているならこのカードの攻撃力+3000!

◼️[クリムゾン・リンク]君が[ファイナライズ]している<クリムゾン>のカードは[2回攻撃]を得る。

 

 

総帥[ゼインはファイナライズしていれば攻撃力8000になる]

 

総帥[バトル!]

 

 

 

 

盛谷家

 

絵里[サツキ…、頑張ってるかしら…?]

 

希(電話)[絵里ちも心配性やな〜、エース君だっけ?エース君もついてるし大丈夫やろ]

 

絵里[そうよね、エース君の前なら先輩ぶって頑張ってるわよね]

 

希[そうそう、自分の旦那を信じな]

 

絵里[ありがとう希、元気でたわ]

 

希[なら良かったわ、じゃあウチはそろそろ切るで?]

 

絵里[ええ、ありがとう希!]

 

ガシャ---ン

 

絵里ちゃんが電話を切ろうとした時、何かが割れる音がした

 

希[ん?なんや?]

 

絵里[こ、これは…!]

 

希[どないしたん?絵里ち?]

 

絵里[割れてる…、サツキのマグカップが落ちて割れてる…]

 

希[なんや…、不吉やな…]

 

絵里[サツキ…]

 

希(う、やばい…また落ち込む…)

 

絵里[無事に帰って来て…、サツキ…]

 

 

 

 

 

研究所

 

総帥[バトル!クリムゾンドラゴンプロトで攻撃!ライフ1払い(LP6→5)ダメージ2!]

 

サツキ[ぐぁっ]LP7→5

 

総帥[メイン攻撃!]

 

アポカドラス ソウルガード3→2

 

総帥[貫通だ]

 

サツキ[うがぁぁ]LP5→3

 

サツキ[ぐっ…]

 

総帥[ふふふ、今度はどこが吹き飛ぶイメージを感じたのかね?]

 

サツキ[くっ!]

 

総帥[ゼインの効果でクリムゾンドラゴンプロトは2回攻撃を得る、もう一度行く!2回攻撃!ライフ1払い(LP5→4)、ダメージ2!]

 

サツキ[がぁぁ!]LP3→1

 

総帥[攻撃!]

 

アポカドラス ソウルガード2→1

 

総帥[貫通だ!]

 

サツキ[うぁぁぁぁぁ!!]LP1→0

 

 

サツキに全身が引き裂かれるイメージと感覚、衝撃が襲う

 

 

総帥[今回は私の勝ちだ…]

 

サツキ[うぐぅ…、くそ…]

 

総帥[安心せい、ノイズエネルギーの供給システムはファイトが終わった時点ですでに止まっている]

 

エース[サツキ!大丈夫か…?]

 

サツキ[ああ…、エースこそ…]

 

総帥[では、私はそろそろ行く、クリムゾン彗星…その星内へ…]

 

サツキ[何⁉︎]

 

総帥[クリムゾンメテオが発する膨大なノイズエネルギーはクリムゾン彗星と共鳴し、私をクリムゾン彗星へとワープさせる!]

 

エース[父さん!]

 

総帥[エースよ、ジョーカーよ…、私の愛する息子、娘達よ…さらばだ…こんな父親の捨て駒になってくれた事に感謝する…]

 

ジョーカー[親父!]

 

サツキ[待て…!ツキムラ総帥…!]

 

総帥[盛谷サツキ君、1つ教えよう…、クリムゾン彗星はただの流星ではない、クリムゾン彗星のその実体こそ未知のワールドから来た、巨大な機械生命体…モンスターなのだ…]

 

サツキ[何…だと…]

 

 

その言葉を残して、総帥は消えた…いや、ワープした…

 

 

サツキ[うぐっ…!]ドサッ

 

エース[サツキ⁉︎]

 

クイン[とにかく、沼津に帰りましょう、ジョーカー、ジャック、ロッテ…、あなた達もよ]

 

 

こうして、エース達は気絶したサツキと共に研究所を離れ、沼津に帰還した。サツキはそのまま沼津のバディポリス病院に搬送された。

 

その後、バディポリスはクイン、ジャック、ジョーカー、ロッテにツキムラ総帥の件に関して話しを聴いている。

 

病院に搬送されて2日、サツキはまだ目を覚まさない…




盛谷サツキ伝 ~エース&ジョーカー~編 完


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目覚めたサツキ

ツキムラ総帥を取り逃がして3日が過ぎた…サツキはまだ眼を覚まさない…

 

サツキが病院に搬送された事を知って3日も眼を覚まさない事に対して、妻の絵里は静岡バディポリス沼津支部局へサツキに何があったのか、問い質しに来ていた。

 

 

局長[初めまして、奥さん…、私がバディポリス沼津支部局の局長ヒノムラです。]

 

絵里[初めまして、盛谷の妻の絵里です。さっそくですが、夫の件について、現場から戻って来て病院に搬送されて、夫はもう3日も眼を覚ましていません、いったい現場で何があったのか話して貰えますか?]

 

局長[事件の事や事情についてはお話は限られていて詳しい話はできな………]

 

絵里[……!バンッ!! 私は盛谷サツキの妻です!自分の夫に何があったのか、知る権利は私にもあると思いますが…⁉︎]

 

局長[うっ…]

 

絵里[話して頂けますね?局長…]

 

局長[……、分かりました…、お教えします。]

 

 

絵里はヒノムラ局長からサツキに何があったのか、どんな事件を調査しているのかを話した…。

 

 

絵里[そんな事が……?]

 

局長[はい…]

 

絵里[局長さん…、申し訳ありませんでした。そんな大変な事件を夫が追っていたなんて…、局長さんを責めるのはおかど違いでしたね…、分かりました。私はこれから、サツキのお見舞いに行って来ます。]

 

局長[はい、こちらこそ、申し訳ありませんでした…!]

 

 

 

 

???[うーん…!綺麗なとこやな〜!絵里ち達こんないいとこに住んでるん?]

 

絵里[お疲れ様、希]

 

希[別に疲れとらんよ!この海見てたら疲れも吹っ飛ぶわ!]

 

絵里[なら良かったわ、荷物、半分持ちましょうか?]

 

希[いや、ええて、絵里ちの体に負担かけんようにウチが来たんやで?]

 

絵里[本当にありがとう。希…]

 

希[うん!それより、今からサツキ君のお見舞い行くんやろ?お家の事はウチがやっとくから、行ってきな!]

 

絵里[ええ、はい、家までの地図!じゃあ頼むわね!]

 

 

 

病院 サツキの病室

 

コンコン

絵里[サツキ?入るわよ…]

 

絵里が病室の戸を開けると寝ているサツキと心配そうに見守るAqoursの皆がいた…

 

絵里[あなた達…]

 

千歌[あ、絵里さん…]

 

絵里[サツキのお見舞いに来てくれたの?]

 

千歌[はい…、エース君から話を聞いて…]

 

梨子[すみません…、お邪魔ですよね…]

 

絵里[! そんな事ないわ!ありがとう、サツキも喜ぶわ…]

 

曜[ありがとうございます…。]

 

絵里[サツキ…]

 

 

しばらくして…

 

千歌[あの…、私達そろそろ…]

 

絵里[ええ、ありがとうね]

 

 

千歌達が帰ろうとしたその時…

 

 

サツキ[………]ピクッ

 

絵里[⁉︎ サツキ⁉︎]

 

ダイヤ[どうかしましたか⁉︎]

 

絵里[握り返した…!握り返したの!サツキが!千歌さん先生を早く!]

 

千歌[は、はい!]

 

 

それから医者が来てサツキの検査が始まった。そして…

 

 

絵里[先生!サツキは⁉︎]

 

医者[はい、どうやら痛覚はあるようです。意識レベルも良好、早ければ明日の朝か昼にでも眼を覚ます可能性があります。]

 

絵里[そうですか…、うぅ…、良かった…良かった…!]

 

 

 

盛谷家

 

希[え?サツキ君意識が戻ったん?]

 

絵里[ええ!明日にでも目覚めるかもしれないらしいから、私、病院でサツキに寄り添うわ]

 

希[そっか…]

 

絵里[せっかく来てもらって悪いわね]

 

希[ええよ、荷物はウチが持つから、病院行こう!]

 

希[ありがとう、希]

 

 

絵里と希はサツキの眼が覚めた時の為の荷物を持って病室に行く

 

希[じゃあ絵里ち家のことは任せとき!]

 

絵里[頼むわね、希]

 

 

希は家に帰って行った…

 

 

絵里[早く目覚めて、サツキ…!]

 

 

絵里は祈りながら眠りに落ちた…

 

 

次の日…

 

 

サツキ[う…うぅ…ん…、ふぁ〜ぁ…、ここは…? 絵里ちゃん…?]

 

絵里[う、うーん…ん?サツキ…?サツキ!目を覚ましたのね⁉︎]

 

サツキ[え?あ、寝てたのか?僕?]

 

絵里[サツキ!]ギュ---!

 

サツキ[えあ、絵里ちゃん?]

 

絵里[良かった…、良かった…目を覚ましてくれて…うぅ…]

 

サツキ[?…絵里ちゃん…]ギユ--!

 

 

それからしばらくして医者が来て軽い検査をして、異常がないことを確認した。それからサツキが目覚めたことを聞いたエースやクイン、局長やAqoursの皆がお見舞いに来てくれた。そしてサツキは自分が3、4日ぐらい眠っていたことを知る。

 

サツキ[そうか…、心配かけたな…皆、絵里ちゃん…]

 

絵里[本当よ…、でも眼を覚ましてくれて良かった…]

 

サツキ[絵里ちゃん…]

 

絵里[サツキ…]

 

サツキ[絵里ちゃん…]

 

絵里[サツキ…]

 

 

サツキと絵里の顔が徐々に近づいていく…

 

 

Aqours[あわわわ…]

 

 

サツキ[絵里…]

 

絵里[あなた…]

 

 

希[んん、ゴホン…]

 

サツキ/絵里[は!]

 

希[ええ加減にせぇや…バカップル…]




OPテーマ
KANA-BOON [fighter]


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衝撃の事実

サツキが目覚めてから2日が過ぎた…、サツキはまだ入院の身だった…今、病室にはエースと局長が来ていた

 

局長[なるほど、あの彗星がモンスターか、ツキムラがそう言ったんだね?]

 

サツキ[はい…]

 

局長[ふむ、あの彗星がモンスターになって暴れ出す前に、ツキムラをどうにかしないとな…]

 

サツキ[すみません、僕がファイトに負けさえしなければ…]

 

エース[サツキ!それは違う…!]

 

局長[そうだ、今は失敗を嘆いている暇は無い、なんとかツキムラを止めなければ…]

 

サツキ[でもツキムラは彗星にワープしてしまった…、さすがにあそこまでツキムラを追うことはできない…!]

 

エース[……]

 

局長[そうだな…、今は捜索チームとジョーカーがツキムラの研究所を調査している。手がかりが見つかるまで、我々には何もできない、今はしっかり休みたまえ]

 

サツキ[はい…]

 

エース[はい]

 

局長[じゃあ私は仕事に戻るよ]

 

エース[俺のパトロールに行って来るよ]

 

サツキ[ああ、気をつけてなエース]

 

 

2人が病室を出ていく…、それから30分経つと…

 

コンコン [失礼しまーす!]

 

サツキ[どうぞー]

 

 

 

 

盛谷家

 

絵里[じゃあ希、サツキのとこに行って来るから!]

 

希[うん!気をつけてな!]

 

 

 

 

病院

 

コンコン

絵里[サツキ、入るわよ] ガララ

 

サツキ[よし、必殺モンスターで攻撃!]

 

千歌[ああ〜!負けた…]

 

ダイヤ[千歌さん、病院では静かにと何度言えば…]

 

絵里[千歌ちゃん達、来てたのね?]

 

サツキ[絵里ちゃん]

 

梨子[え?あ!これは、その…千歌ちゃん!]

 

千歌[え?あ、その、サツキさん、退屈そうだったから少し手合わせを…]

 

絵里[あら?そうなの?ごめんね、暇つぶしに付き合わせちゃって]

 

千歌[あ、いえ…、怒りませんか?]

 

絵里[ふふふ…、何で怒るの?サツキはバディファイトしてると楽しそうだし、感謝してるわ]

 

サツキ[3、4日も寝てたんだろ?ならファイトの勘を取り戻さなきゃな…、もう一戦やるか?]

 

絵里[なら、私が相手をしようかしら?]

 

サツキ[絵里ちゃんが?]

 

絵里[ええ、久しぶりにね、サツキも勘を取り戻したいでしょ?]

 

サツキ[そうだな、いいぜ!ファイトだ!]

 

 

バディポリス病院には、リハビリ用のファイトステージがある。ほとんどの患者はこのファイトステージでリハビリと言う名のストレス発散ができる。

 

 

RBFV(リアル・バディファイト・ヴィジョン) 展開

 

オープンTHEフラッグ

 

サツキ[スタードラゴンワールド]

 

絵里[エンシェントワールド]

 

 

サツキ[俺のターン、チャージ&ドロー!手札の<竜装機>を1枚捨て<ドラグアームズ ファクトリー>、2ドロー!……、ターンエンド]

 

絵里[?もう終わり?]

 

サツキ[ああ]

 

絵里[そ、そう…、私のターン、ドロー、チャージ&ドロー、ゲージ2払いバディコール(LP10→11)!<炎魔連合総長 バーン・ノヴァ>!バトル!バーンノヴァで攻撃!]

 

バーンノヴァが攻撃を開始した時、サツキの脳裏に激しいヴィジョンが蘇る

 

サツキ[ひっ!うわぁぁぁ!]LP10→7

 

バーンノヴァの攻撃を受けた時も言い知れない恐怖が込み上げる…そしてサツキはいつしか体を抱えて震えだす…

 

サツキ[う、あぁ…うぁぁ…]ガタガタ

 

絵里[⁉︎サツキ⁉︎]

 

絵里はファイトを中止してサツキに駆け寄る…

 

絵里[サツキ?どうしたの?大丈夫?]

 

看護師[盛谷さん!どうかしましたか⁉︎]

 

絵里[サツキ!]

 

 

その後、サツキは医者の検査を受けて、病室へ戻った…

 

 

医者[盛谷さん、ファイト中に震えだしたんですね?]

 

絵里[はい、何か怖がっている感じがしました…]

 

医者[なるほど…、分かりました。彼は[PTSD]だと思われます。]

 

絵里[PTSD?]

 

医者[はい、<心的外傷後ストレス障害>です。]

 

絵里[それはいったい、どう言った症状なんですか?]

 

医者[はい、強烈なショック体験、強い精神的ストレスが、こころのダメージとなって、時間がたってからも、その経験に対して強い恐怖を感じるものです。サツキさんの場合、バディファイトによる心のダメージ、ショック体験をしたのでしょう。何があったかは本人に聞かねば分かりませんが…]

 

絵里[そんな…]

 

 



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サツキの絶望

医者[<PTSD>、<心的外傷後ストレス障害>、強烈なショック体験、強い精神的ストレスが、こころのダメージとなって、時間がたってからも、その経験に対して強い恐怖を感じるものです。サツキさんの場合、バディファイトで何か恐ろしい体験をしたのでしょう。何があったかは本人に聞かねば分かりませんが…]

 

絵里[そんな…、サツキはバディファイトが大好きで、職業でもバディファイトを活かしているんですよ!もうサツキはバディファイトが出来ないんですか⁉︎な、何か、治る方法は無いんですか⁉︎]

 

医者[こればっかりは我々でも無理です…。この病の原因はサツキさんの心の問題なんです。サツキさんがバディファイトに対する恐怖を無くさない限り、それ以外の治療法はないかと…]

 

絵里[そんな…、この事を本人に話しても?]

 

医者[はい、自身の事を知らなければ克服は難しいかと。しっかりお話してください]

 

絵里[はい…]

 

 

絵里は病室に戻り医師から聞いた事を全てサツキに明かした…

 

 

サツキ[そうか…、そんな状態だったんだな…俺…、じゃあもう、俺はバディファイトが出来ないんだ…]

 

絵里[そんな事…!恐怖を克服すれば、バディファイトなんてまた出来るわよ…、私も協力…!]

 

サツキ[ごめん絵里ちゃん、今日は1人にしてくれ…]

 

絵里[え?サツキ…どうして…]

 

サツキ[うるさいんだよ!!いいからさっさと出て行ってくれ!!]

 

絵里 ビクッ

 

絵里[…分かったわ…]ガラララ

 

サツキ[あ…!ごめん、絵里ちゃ…]

 

バタン タッタッタッ

 

サツキ[く…!最低だ…俺…]

 

 

絵里は泣きながら…家に帰る…

 

 

盛谷家

 

玄関 ガチャ…バタン…

 

希[絵里ちおかえり…]

 

バタン

 

絵里の部屋

 

絵里[うぅ…グスツ…うぅ…グスツ…]

 

 

希[絵里ち…?]

 

 

しばらくして、盛谷家 食卓

 

絵里[ごめんなさい…希…]

 

希[ええよ…]

 

絵里[………]

 

希[サツキ君と喧嘩したん…?]

 

絵里[…喧嘩…なのかしら…?]

 

希[何があったか、話してくれる?]

 

絵里[ええ…]

 

 

絵里は病院での出来事を希に話す…

 

 

希[そっか…<PTSD>な〜、ウチも聞いた事はあるけど…ほんとにあるんやな…]

 

絵里[私、どうしたらいいのかしら…、多分サツキに対して、無責任な事、言っちゃったのかもしれないわ…]

 

希[そやな…、恐怖なんて簡単に拭えるものやない…、そしてそれが、身体や記憶に刻まれているなら、尚更やな…]

 

絵里[そうよね…]

 

希[絵里ちはどうしたい?サツキ君にどうしてほしいん?]

 

絵里[私は、ファイトしたい、サツキとまたファイトしたい…]

 

希[うん…]

 

絵里[いつも通りファイトを楽しむ、サツキが見たい…!]

 

希[なら、やる事は1つやない?]

 

絵里[え?]

 

希[サツキ君とまたファイトするんや、それに、バディファイトでついた傷を治すにはバディファイトが一番だと思うよ!毒を持って毒を制す!やな]

 

絵里[そうね…、分かったわ!私、諦めない!絶対にまた、サツキの笑顔を取り戻して見せるわ!サツキの運命は私が変える!]

 

希[そのいきや!]

 

 

 

 

町のとある路地

 

男[ヒック…ったくよ〜!あのバカ上司…、威張るだけで何にも仕事をしねえしよ…、挙句のはて、給料が払えねえから俺に辞めろだ〜!ふざけんじゃねーよ!まったくよ〜!バカ上司が!お先真っ暗だよ…]

 

???[何か絶望しているようだね?]

 

男[あ?誰だおめぇ!]

 

???[私の名はクリムゾン、君の神となる者だ…]

 

男[クリムゾン…?ふざけた名前しやがって…、バカにしてんのか⁉︎]

 

クリムゾン[ずいぶん酔いが廻ってるようだね、どれ覚ましてやろう]

 

 

クリムゾンが男に触れた瞬間、男の意識がハッキリして足取りが軽くなる…

 

 

男[な、何だ…、何をした⁉︎]

 

クリムゾン[何、酔いを覚ましただけだ、どうかな?]

 

男[え?あ、ありがとうございます…?]

 

クリムゾン[さっそく本題だ、君は、君をクビにしたバカ上司に復讐したいだろう?私なら君にその力を与えられるのだが?]

 

男[出来るのか?そんな事…本当に…]

 

クリムゾン[ああ可能だ。私なら君にその力を与えることができる。]

 

男[俺には、家族がいるんだ…、2歳の娘と…妻が…、俺はそんな優秀な男じゃない、何も考えない力仕事しか出来ないんだ…、それを分かってて、許さねー、あのバカ上司…]

 

クリムゾン[そうか…、ならばお前に力を与えよう、この絶対的なフラッグカードを…]

 

男[何だ…、見た事のない、感じた事のない力は…!これが俺だけの力!]

 

クリムゾン[違う、そのカードはいずれ訪れる新たな世界に生きる選ばれし新人類のみが使えるフラッグだ…]

 

男[なら俺は選ばれたんだろ?新人類とやらに…]

 

クリムゾン[ああ、だが先に私の望みを叶えて貰うぞ…?]

 

 

ーーー

 

 

 

絵里はサツキの<PTSD>の事を局長やエース君達、Aqoursの皆に説明した…そして…

 

 

サツキ退院の日…、絵里の計画が動き出す…

 

 

 




動き出す、二つの計画


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恐怖に勝つ勇気

サツキが入院して1週間後、サツキは今日退院する。帰り仕度を希が手伝ってくれた。

 

サツキ[なあ、希ちゃん…絵里ちゃんは?]

 

希[絵里ちなら用事があるって今居ないわ]

 

サツキ[そうか…]

 

希[よいしょっと…、じゃあウチは先に家に帰ってるから…]

 

サツキ[うん、ありがとう]

 

希[ほなな]

 

 

希が出て行って入れ違いでAqoursの皆がやって来る

 

Aqours[失礼します!]

 

サツキ[やあ皆、おはよう]

 

千歌[おはようございます!]

 

ダイヤ[この度は退院おめでとうございます。]

 

サツキ[ありがとう]

 

 

心なしか皆そわそわしている…

 

 

曜[サツキさん!ごめんなさい!]

 

 

言うと曜がサツキに目隠しをした

 

 

サツキ[うわ⁉︎な、何だ⁉︎]

 

梨子[落ち着いてください!ゆっくりついてきてください]

 

サツキ[ええ?]

 

 

サツキはAqoursに目隠しのまま連れられて行く

 

 

ルビィ[階段に気をつけてください!]

 

花丸[そこ、右に曲がるずら]

 

 

皆の指示に従って誘導されて行く…そして動きが止まった、どうやら着いたようだ…

 

 

千歌[目隠し取っても大丈夫ですよ!]

 

 

許しが出たのでサツキは目隠しをとる、そこは…

 

 

サツキ[ここは?ファイトステージ?]

 

 

そして目前には

 

 

サツキ[絵里ちゃん…!]

 

絵里[サツキ…]

 

サツキ[どう言うつもりだ?]

 

絵里[サツキ、バディファイトしましょう?]

 

サツキ[悪い皆、扉を開けてくれ…]

 

絵里[逃げるの?サツキ?]

 

サツキ[…! 何?]

 

絵里[見損なったわサツキ、私が愛したサツキが、こんな腑抜けだったなんてね……]

 

サツキ[! 僕に何があったか知らないのに、好き勝手言うなよ!]

 

絵里[ええ!分からないわよ!教えて?あなたはバディファイトの何が怖いの?何を恐れているの?いったいあなたに、何があったの⁉︎教えて…サツキ…!]

 

サツキ[……]

 

 

サツキは絵里に自分に起こった事、体験を語った…ツキムラとのファイトの事を…

 

 

絵里[そんな事が…]

 

サツキ[分かったろ…、僕はもう、あんな想像したくない、あんな痛みを感じたくない…]

 

絵里[サツキ…]

 

サツキ[絵里ちゃんには、あの痛みが、あの感覚は分からないよ…]

 

絵里[ええ、分からないわ…、だけど私はあなたにバディファイトを続けてほしい!また一緒に…あなたとバディファイトをしたい!私は楽しそうにバディファイトをするあなたが好きなの!愛してるの!だからお願い…、そのイメージに負けないで、その時の恐怖に打ち勝って!サツキ…!うぅ…グスッ…うぅ…!]

 

サツキ[絵里ちゃん……(絵里ちゃんが泣いている…どうして…?僕は…どうしてバディファイトが怖いんだ?…いや、違う…僕が怖いのはバディファイトじゃない…、僕は身体を引き裂かれるようなあの感覚が怖かったんだ…そうだ…、僕は、絵里ちゃんのあんな涙を見たくない…!だから俺は…!)]

 

サツキ[絵里ちゃん…、ごめんな、僕…いや、俺は、戦うよ…、自分の恐怖と…、俺はもう恐怖には負けない、後ろを振り返らない、俺は、自分が守れる全てを守る!過去のファイトに恐怖を感じてる暇はない!]

 

 

その時、サツキのデッキが輝きを放つ…!とても明るく、強い輝き…

 

 

絵里[!…サツキ…!]

 

サツキ[ありがとう、絵里ちゃん!君のおかげで…、俺はまた、バディファイトで戦える!]

 

絵里[サツキ!]

 

サツキ[バディファイトだ、絵里ちゃん!]

 

絵里[うん!]

 

 

オープンTHEフラッグ

 

 

 

しばらくして……ファイト後…

 

 

Aqours[……]アゼン

 

絵里[はぁ…、負けたわ…]

 

サツキ[これが俺の新たな力…、不思議だ、嘘のように恐怖を感じなかった…]

 

絵里[サツキの調子も戻った見たいだし、帰って退院祝いでもしましょうか!]

 

サツキ[ありがとう!絵里ちゃん!]

 

絵里[うふふ、Aqoursの皆も一緒にね?]

 

千歌[いいんですか⁉︎]

 

梨子[ご迷惑じゃありません?]

 

サツキ[迷惑なんてとんでもないよ、君達にも世話になったからね、一緒に祝ってくれ]

 

Aqours[はい!]

 

絵里[じゃあ、軽く買い物して帰りましょう!]

 

 

ファイトステージを出た時、テレビにニュースが流れていた…その内容は…

 

 

 

ーーー

 

沼津 A地区

 

町では突然謎の男が暴れだしていた

 

モブ[うわぁぁ!]LP0

 

男[うぉぉぉ!俺は強いんだー!誰も勝てねーだろー!]

 

モブ2[な、何だこいつ…人間じゃねー!]

 

男[ハハハハハ!そうだ!俺は人間を超えたんだーー!]




愛がサツキの恐怖を打ち消した…


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銀河帝王の力!盛谷サツキ復活のファイト!

バディファイトの枠を超えた。超絶能力 解禁


バディポリス支部局

 

職員[沼津のA地区で謎の男が暴れています!]

 

職員2[腕の立つファイターに片っ端からファイトを挑んでいるようです。]

 

局長[ふむ、バディファイトの通り魔か…、ならこちらも腕の立つファイターを送り込もうじゃないか…]

 

職員[局長、通信が入ってます。]

 

モニターにサツキが写り込む

 

サツキ[局長!]

 

局長[サツキ君!]

 

サツキ[話しはニュースを見て知りました。俺が行きます。]

 

局長[けど君は…!<PTSD>でファイトは…]

 

サツキ[大丈夫です。行けます。]

 

局長[しかし…]

 

絵里[局長さん]

 

局長[奥さん]

 

絵里[サツキに行かせてください。サツキなら大丈夫です。]

 

局長[しかし…、分かった…、サツキ君、頼む!]

 

サツキ[はい!]

 

絵里[気をつけてね、サツキ、家で待ってる]

 

サツキ[ああ!行って来る!]

 

 

ーーー

 

沼津 A地区

 

バディポリス[ぐわぁ!]

 

バディポリス2 [強い…]

 

男[いいぞ!連勝だ!ハハハハハ!どうした?次は誰が相手してくれるんだ?ハハハハハ!]

 

ーー

 

 

クリムゾン[バカな男め…、あのフラッグの暴走意識に乗っ取られたか…]

 

 

ーー

 

[次は俺が相手してやる…]

 

職員[さ、サツキさん!]

 

職員2[サツキさんだ!]

 

サツキ[俺が来るまでよく頑張った…、後は任せろ…]

 

男[次はお前が相手か!俺の強さを知らしめてやる!]

 

サツキ[あんたの名は?]

 

アカトミ[俺はアカトミ ナオタカだ!俺の強さを見せてやる!]

 

サツキ[勝手にしろよ、ただ、俺は強いぞ…!]

 

男[上等!バディファイトだ!]

 

 

 

サツキ[俺は恐怖に打ち勝つ!もう止まらない…!ルミナイズ!<ギャラクシー・アポカリプス>!]

 

男[俺は強い!強い、強い、強い!ルミナイズ!<強さの証明>!]

 

 

オープンTHEフラッグ

 

サツキ[ギャラクシードラゴンワールド]

 

アカトミ[クリムゾンワールド]

 

 

ギャラクシードラゴンワールド

フラッグ

◼️君は<ギャラクシードラゴンワールド>と<ジェネリック>のカードを使える。

 

 

ーーー

 

 

クリムゾンワールド

フラッグ

◼️君は<クリムゾンワールド>のカードのみ使える。

◼️君はライフ10/手札6枚/ゲージ0/ノイズ2から始める

◼️ゲージに置かれるカードは全てノイズに置く。

 

 

アカトミ[俺のターン、チャージ&ドロー!ノイズ2払いファイナライズ!<強さの支配鬼 オニ・ストレンガー>]

 

サツキ[ファイナライズだと⁉︎]

 

 

強さの支配鬼 オニ・ストレンガー

クリムゾン/火

サイズ2/攻7000/防5000/打撃2

◼️[コールコスト]ノイズ2払う

◼️君のライフが5以下の時、このカードは[3回攻撃]を得る。さらに、君がこのカードに[ファイナライズ]していれば、攻撃力+3000!

[ファイナライズ](ノイズ2払う)

 

 

アカトミ[見ろ!これが生まれ変わった俺の姿!新人類の姿だ!バトル!ストレンガーでファイターに攻撃!]

 

サツキ[……っ!]LP10→8

 

アカトミ[ターンエンドだ]

 

サツキ[何が新人類だ…、俺のターン、ドロー、チャージ&ドロー!ゲージ2払いライトにコール<銀河帝王(ギャラクシー・エンペラー) アポカドラス>!]

 

 

銀河帝王(ギャラクシー・エンペラー) アポカドラス

ギンガドラゴン

サイズ2/攻6000/防5000/打撃2

◼️[コールコスト]ゲージ2払う

◼️このカードの登場時、君の手札かドロップゾーンから<戦装竜>1枚を[コールコスト]を払わずにサイズ0でコールできる。

◼️<ギンガXリンク>このカードはソウルにある<スターリンク>の能力全て得る。

[ソウルガード][銀河武装](君の場の<戦装竜>をこのカードのソウルに入れる。)

 

 

サツキ[アポカドラスの登場時、手札の<銀河騎竜(ギャラクシー・ナイト) プラズマ・エッジ>をレフトにコール!]

 

 

銀河騎竜(ギャラクシー・ナイト) プラズマ・エッジ

戦装竜

サイズ2/攻5000/防5000/打撃2

◼️[コールコスト]ゲージ1払う

◼️このカードの登場時、デッキから1枚ゲージに置く。

◼️<スターXリンク>(君の場の全ての<戦装竜>はこの能力を得る)"このカードの打撃力+1!"

 

 

サツキ[プラズマ・エッジはサイズ0になる、センターに<銀河騎竜 ストーム・アローズ>をコール]

 

 

銀河騎竜(ギャラクシー・ナイト)ストーム・アローズ

戦装竜

サイズ1/攻4000/防4000/打撃1

◼️<スターXリンク>(君の場の全ての<戦装竜>はこの能力を得る)"このカードが攻撃した時、相手にダメージ1!この能力は1ターンに2回だけ使える。"

 

 

サツキ[アポカドラスの[銀河武装]!プラズマエッジとストームアローズをソウルイン!いくぞ、バトル!アポカドラスでファイターに攻撃!<ギャラクシーXリンク>!ソウルの<スターXリンク>を全て得る!ストームアローズの効果でダメージ1!]

 

アカトミ[ぐぅっ]LP10→9

 

サツキ[さらにアポカドラスはソウルのプラズマエッジのスターXリンクで打撃3!]

 

アカトミ[うがぁ!]LP9→6

 

サツキ[ターンエンド!]

 

ーー

 

職員[す、凄い…!]

 

職員2[圧倒的だ…]

 

局長[恐怖を乗り越えたみたいだな…サツキ…]

 

ーー

 

エース[あれが、サツキの新しい力…!]

 

ーー

 

クリムゾン[ほぅ……]

 

ーー

 

アカトミ[ぐっ、俺のターン、ドロー、チャージ&ドロー!ライトに<パワードクリムゾン・アンガー>をコール]

 

 

パワードクリムゾン・アンガー

クリムゾン

サイズ1/攻4000/防4000/打撃1

◼️[赤い力]君にダメージ2!その後、ファイナライズしているカード1枚の打撃力+1!

 

 

アカトミ[パワーコンボを見せてやる、パワードクリムゾンの能力でダメージ2を俺に!ぐぅっ(LP6→4)!これで、ストレンガーの打撃力は3になった、さらに俺のライフが5以下の時、ストレンガーの攻撃力は10000になり3回攻撃できる!バトル!ストレンガーでファイターに攻撃!]

 

サツキ[ぐっ]LP8→5

 

アカトミ[ストレンガーで2回攻撃!]

 

サツキ[がぁっ]LP5→2

 

アカトミ[オラッ3回攻撃だ!]

 

サツキ[キャスト!<ギャラクシールド>!]

 

 

ギャラクシールド

◼️君が攻撃されている攻撃中に使える。

◼️[対抗]君が次に受けるダメージは0になる。その後君のライフ+1!

 

 

サツキ[ダメージを0にしてライフ回復(LP2→3)!]

 

アカトミ[パワードクリムゾン アンガーで攻撃!]

 

サツキ[……!]LP3→2

 

アカトミ[ターンエンド]

 

サツキ[俺のターン!ドロー、チャージ&ドロー!レフトに<銀河騎竜 ブレード・ホーク>]

 

 

銀河騎竜 ブレード・ホーク

戦装竜

サイズ1/攻4000/防2000/打撃1

<スターXリンク>(君の場の全ての<戦装竜>はこの能力を得る)"君のアタックフェイズ開始時、君のライフが5以下なら、ゲージ1払う、払ったら[2回攻撃]を得る。"

 

 

サツキ[アポカドラスの銀河武装!ブレード・ホークをソウルイン!バトル!ブレードホークのスターXリンクでゲージ1払う!行くぞ!アポカドラスで攻撃!相手にダメージ1!]

 

アカトミ[ぬぐぅ!]LP5→4

 

サツキ[そのまま攻撃!]

 

アカトミ[ぐぁぁ!]LP4→1

 

アカトミ[だがこれでターンは終わり、俺のターンで勝ちだ!]

 

サツキ[ブレードホークのスターXリンクでゲージ1払った事で、アポカドラスは2回攻撃できる。]

 

アカトミ[な、何だと…⁉︎]

 

サツキ[アポカドラスで2回攻撃!]

 

アカトミ[バカなーー!]LP1→0

 

 

サツキ[だから言ったろ?俺は強いってな…]

 

 

アカトミは人間の姿に戻り、バディポリスに連行された…

 

 

今のこのバディファイトが盛谷サツキの完全復活の瞬間だった…

 




ギャラクシードラゴンワールド

サツキが己の恐怖を克服し、恐怖に打ち勝ってほしいという絵里の願いと愛情と改めて全てを守りたいというサツキの信念と覚悟の元に誕生した最強のフラッグ、完全サツキ専用フラッグである



クリムゾンワールド

謎の男クリムゾンが一般の人間用に生み出したフラッグ、このフラッグ自体が微弱なノイズエネルギーを発しており、基本誰でも使えるが、意思の弱い者、芯が弱い者が使うとフラッグの暴走意識に呑み込まれ自我を失う危険性がある。多少のリスクはあるが、微弱なノイズエネルギーの影響で使用者は1回だけファイナライズできる。


<スターXリンク>や<ギンガXリンク>のXは読まなくていいです。

Xは無くていいかな?


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退院祝い…

町で暴れていたアカトミはバディポリスへ連行された。

 

バディポリス 取り調べ室

 

局長[君はなぜ、町で暴れていたんだい?]

 

アカトミ[分からないです。なぜ俺は、警察に捕まっているのか…?]

 

局長[君が使っていたあのフラッグ…、どこで手に入れた?]

 

アカトミ[フラッグ…?あ、クリムゾンワールドの事ですか?]

 

局長[そう、そのフラッグは、どこで手に入れた?]

 

アカトミ[手に入れたと言うか…、渡されたんです。謎の男から…]

 

局長[謎の男?]

 

アカトミ[はい、ただ…、あまり覚えてないのです。まるで、その人物だけが黒く塗り潰されたように…、全く思い出せない…]

 

局長[そうですか…分かりました。]

 

 

ーーー

 

盛谷家

 

千歌[それでは!サツキさんの退院を祝しまして…、乾杯!!]

 

[乾杯ー!]

 

梨子[どうして千歌ちゃんが乾杯の音頭とってるの⁉︎]

 

曜[まあまあ梨子ちゃん、無礼講と言う事で!]

 

梨子[いいの〜…]

 

善子[ふふふ…、肉体を切り刻まれし哀れな家畜達よ…、けど安心しなさい…、地獄の業火で炙られたあなた達の肉はこのヨハネの血となり肉となるのよ…]

 

ルビィ[善子ちゃん、食べづらくなる事言わないでよぉ…]

 

花丸[バーベキューなんて久しぶりずら〜!]

 

鞠莉[う〜ん!ベリージューシーなお肉ね〜!]

 

ダイヤ[鞠莉さん!お肉ばかり取らないでお野菜も食べなさい!]

 

果南[あの、これ、お母さんから退院祝いです。] 荷物手渡し

 

絵里[あら?悪いわそんな…]

 

希[お、新鮮な魚介やん!]

 

サツキ[退院祝いなら貰ってもいいんじゃないか?]

 

絵里[なら、遠慮なくもらうわね、ありがとう]

 

サツキ[ありがとな]

 

ジャック[エース!飯食ったらファイトだ!今度は負けねぇ!]

 

エース[またか?懲りないなー…]

 

クイン[エース、こっちのお肉焼けたよ!]

 

サツキ(…楽しいな…)

 

 

ーーー

 

クリムゾン彗星

 

総帥[ギャラクシードラゴンワールドか…、厄介な力だ…なるべく早々に排除した方がいいかも知れんな…、盛谷サツキ…]

 

ーーー

 

盛谷家

 

サツキ[……ふぅ…]

 

エース[疲れたか?サツキ?]

 

サツキ[エース…、いや、ただの腹休めだよ…]

 

エース[そうか…]

 

サツキ[…昼間に戦った男…、あいつ、クリムゾンワールドってフラッグ使ってた…]

 

エース[ん?ああ、そうだな…]

 

サツキ[それに…、戦ってる間、過剰なくらい強さを鼓舞してた。普通の人間じゃ、あんな風にはならない]

 

エース[ああ…]

 

サツキ[あの男のおかげで分からない事だらけだ…、あの男がなぜクリムゾンワールドを持っていたのか…、ファイト中の普通じゃない豹変は何だったのか…、そして一番の疑問は、なぜファイナライズできたのか…]

 

エース[……⁉︎]

 

サツキ[さっき局長から電話で聞いたんだ、けどアカトミはクリムゾンワールドに関するほとんどの事を覚えてなくて、検査しても、エースやジョーカーに似た別細胞があるわけでもなかったらしい…]

 

エース[確かに、不思議だな…、どういう事だ?]

 

サツキ[さあな…]

 

エース[サツキ、君は本当に恐怖を克服したのかい?]

 

サツキ[?]

 

エース[あの男とのファイトが終わった後、腕が震えてるように見えたから…]

 

サツキ[……やっぱり、よく見てるな……]

 

エース[どうしてだ?どうして、震えてまで、ファイトをするんだ⁉︎]

 

サツキ[何でって、決まってるだろ…、俺はパディポリスだからだ。]

 

エース[⁉︎]

 

サツキ[バディポリスがして市民を守るのに、理由が必要か?それに…、俺には守りたい人達がいる、絵里ちゃんとおなかの子、希ちゃん、家族、Aqoursの皆に、お前達、この街の人達…、守るべきモノが、俺には多過ぎるんだ…、だから、いつまでも過去の恐怖に怯えてなんていられない…、前に進まなきゃ…、何も守れないんだ…!]

 

エース[サツキ…]

 

サツキ[語り過ぎたな…、腹休め終わり、肉はまだあるんだ、食おうぜ!]

 

エース[サツキ!お願いがある!]

 

サツキ[ん?]

 

エース[俺と、ファイトしてくれ!]

 

サツキ[ファイト?]

 

エース[ああ、言葉じゃ語れない、お前の本当の強さを感じたい!頼む!]

 

サツキ[ふ…、分かった、ファイトしよう!]




次回…、サツキ vs エース…何げに初ファイト…!


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語れない思い…、サツキ vs エース!

エース[言葉じゃ語れない、お前の強さを感じたいんだ!頼む!]

 

サツキ[ふ…、分かった、ファイトしよう!]

 

千歌[なになに!2人ともファイトするの⁉︎]

 

絵里[へー、2人のファイト見て見たいわ]

 

希[エース君のファイトを拝見するチャンスやな!]

 

梨子[何げに、この2人がファイトするのって初めてよね?]

 

曜[そうだね!]

 

サツキ[さあ、始めるぞ!]

 

ーーー

 

家の前

 

サツキ[皆を守る、俺の覚悟を教えてやる!ルミナイズ!<ギャラクシーアポカリプス>!]

 

エース[言葉じゃ語れないお前の強さを見せてもらうぞ!ルミナイズ!<ブレイク・レッド>!]

 

 

オープンTHEフラッグ

 

サツキ[ギャラクシードラゴンワールド]

 

エース[エース&ジョーカー]

 

 

エース[俺のターン、チャージ&ドロー!デッキから2枚とゲージ1をノイズに置きバディ回帰(LP10→11)、<ブレイク・エース>!バトル!ブレイクエースで攻撃!]

 

サツキ[くっ]LP10→9

 

エース[ターンエンド]

 

サツキ[俺のターン、ドロー、チャージ&ドロー!ゲージ1払いライトにコール、<銀河騎竜 プラズマ・エッジ>、レフトに<銀河騎竜 ハドウ・ガンズ>をコール]

 

 

銀河騎竜 ハドウ・ガンズ

戦装竜

サイズ1/攻5000/防4000/打撃2

◼️このカードの登場時、君のデッキからカード1枚引く。

◼️<スターXリンク>(君の場の全ての<戦装竜>はこの能力を得る。)"このモンスターの攻撃力+2000!"

[貫通]

 

 

サツキ[プラズマエッジの登場時に1ドロー、ハドウガンズの登場時に1チャージ、ライフ1払い装備!<銀河刀ギャラクト>]

 

 

銀河刀ギャラクト

攻6000/打撃1

◼️君のアタックフェイズ開始時、君の場に<スターXリンク>か<ギンガXリンク>を持つモンスターがいればこのカードの打撃+1!

◼️このカードのバトル後、君のデッキから1枚ゲージに置く。

[貫通]

 

 

サツキ[行くぞ!バトル!ハドウガンズでエースに攻撃!<スターXリンク>で攻撃力+2000!打撃+1!]

 

ハドウガンズ 攻5000→7000/打撃2→3

 

エース[ぐうっ!]LP11→8

 

サツキ[プラズマエッジで攻撃!<スターXリンク>で攻撃力+2000、打撃+1!]

 

プラズマエッジ 攻5000→7000/打撃2 →3

 

エース[キャスト!<ノイズバリアー・エース>ダメージを0にして、ライフ回復(LP8→9)!]

 

サツキ[なら、ギャラクトで攻撃!打撃1→2 !]

 

エース[くぅっ]LP9→7

 

サツキ[バトル後ゲージ+1、ターンエンド]

 

エース[俺のターン、ドロー、チャージ&ドロー、<ノイズチャージ・エース>!デッキから2枚ずつノイズとゲージに置く、ノイズ2払い[回帰]!<ブレイク・エース"R・M(レッド・マグナム)">!]

 

 

ブレイク・エース"R・M(レッド・マグナム)"

エース

サイズ3/攻13000/防5000/打撃2

◼️[回帰]していないこのカードはコールされたターン終了時に手札に戻る。

◼️[マグナムブレイク]君のアタックフェイズ開始時、相手のモンスター1枚を破壊する。さらにこのカードに[X回攻撃](破壊したカードのサイズの数値分)を得る。

[貫通][回帰](ノイズ2払う)

 

 

 

ーーー

 

千歌[エース君の姿が変わった!]

 

希[ほー…、かっこいいマグナムやん]

 

梨子[凄い…]

 

ーーー

 

サツキ[新しいエースか…]

 

エース[行くぞ!バトル!アタックフェイズ開始時にプラズマエッジを破壊!]

 

プラズマエッジ 破壊!

 

サツキ[何…?]

 

エース[さらに破壊したプラズマエッジのサイズ分攻撃できる!まず1回目!R・M(レッド・マグナム)でサツキに攻撃!]

 

サツキ[ぐぅっ]LP9→7

 

エース[R・M(レッド・マグナム)でサツキに2回攻撃!]

 

サツキ[がぁっ]LP7→5

 

エース[さらにライフ1払い(LP7→6)、キャスト!<エース・アクセル!!>]

 

 

エース・アクセル!!

◼️君が<エース>に[回帰]しているなら使える。

◼️[使用コスト]ライフ1払う

◼️[対抗] [回帰]している君の<エース>1枚をスタンドさせる。さらに君のデッキから3枚をノイズに置く。

 

 

エース[俺自身をスタンド!3回目の攻撃!]

 

サツキ[うわぁぁ!]LP5→3

 

ーーー

 

果南[凄い、一気に6ダメージ…!]

 

絵里[抜け目ない攻撃ね…]

 

ーーー

 

エース[ターンエンドだ]

 

サツキ[やるな…エース、ドロー、チャージ&ドロー!俺も本気を見せてやる!ゲージ2払いバディコール(LP3→4)!<銀河帝王 アポカドラス>!登場時、手札の<銀河騎竜 フレイム・ブレーズ>をサイズ0でコール!]

 

 

銀河騎竜 フレイム・ブレーズ

戦装竜

サイズ2/攻6000/2000/打撃1

◼️<スターXリンク>"このカードが攻撃した時、このカードの打撃力+1して、[貫通]を得る。"

 

 

サツキ[アポカドラスの[銀河武装]!フレイムブレーズとハドウガンズをソウルイン!さらに<銀河騎竜 ブレード・ホーク>をコールしてソウルイン!<ギンガXリンク>!ブレードホークの<スターXリンク>でゲージ1払う]

 

サツキ[バトル!アポカドラスで攻撃!<ギンガXリンク>!]

 

アポカドラス 攻6000→8000/打撃2→3 [貫通]

 

エース[ぐぅっ!]LP7→4

 

サツキ[アポカドラスはブレードホークのスターXリンクで[2回攻撃]を得る]

 

エース[くっ]

 

サツキ[アポカドラスで再攻撃!]

 

エース[ぐぁぁ!]LP4→1

 

サツキ[エース、俺が恐怖を乗り越え、今またファイトできるのは…、絵里ちゃんのおかげだ…、そして絵里ちゃんの中にいる新しい命のおかげだ、俺は家族と周りの皆のおかげで、また戦えるんだ…、エース、お前も大切な人を見つけて新たな命を感じた時に分かる時がきっと来る…]

 

エース[サツキ…、お前の強さがようやく分かったよ…]

 

サツキ[決めるぞ!ギャラクトで攻撃!]

 

エース[ありがとう…サツキ…うがぁ!]LP1→0

 

 

エース[やっぱり強いな、サツキ…]

 

サツキ[お前こそ…、ヒヤッとしたよ…]

 

 

千歌[エース君!サツキさん!凄いファイトだったよー!]

 

絵里[そろそろこっちに来なさい!2次回やるわよ!]

 

希[果南ちゃんが持って来た魚介焼けてるでー!]

 

クイン[エースも!まだ楽しもう!]

 

サツキ[ああ!今行く!]

 

 

ーーー

 

総帥[揃ったか…諸君…、我々の新人類だけの世界の実現の為に、君達はクリムゾンの意思に選ばれた。だが、私達の新世界の実現の邪魔になる愚かな旧人類を排除する必要がある。我々の新人類の世界の為にその愚か者を排除する!目標は、盛谷サツキ!そして、私が愛する息子、娘達だ!進行せよ!]

 




ついに始まる…ツキムラ総帥の計画…狙うは、盛谷サツキとエース達!


新しい活動報告を開設しました。今後はそこにオリカのアイデアを募ります。さらに皆さんが考えたオリジナル能力やオリキャラも募集しますよ♪!


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ジョーカー vs 抹殺する者

局長[ジョーカー君、研究所の調査の方はどうかね?]

 

モニター越しにジョーカーが映る

 

ジョーカー[駄目だ、約一週間研究所を調査したが、やはり親父は抜け目がない…、研究データや資料はほとんど隠蔽、抹消されていた。]

 

局長[そうか…、ご苦労だ…]

 

ジョーカー[俺はもう少し調査を続ける…]

 

局長[ああ、頼むよ…]

 

ブツン

 

職員[ずいぶん素直ですね?彼?]

 

局長[まぁ、話を聞けば彼には何の非もないからね、ツキムラ総帥の研究に協力していたとしても、ただそれだけの事だ、重い罪じゃない、それにツキムラの研究所の調査を頼む条件で協力的になってくれたのはありがたい事だ…]

 

職員[そう言えば、10歳の子…ロッテちゃんはどうしたんですか?]

 

局長[ロッテちゃんは施設で預かって貰ってるよ、あの子も大人しくしているそうだ…]

 

職員[そうですか…]

 

局長[全く、自分の子供より自分の野望を選ぶとは、ロクでもない奴だ…]

 

ーーー

 

ジョーカー[ふん…、もう少し調査してから帰ろう]

 

調査員[ああ…]

 

 

 

最後の調査を終えて研究所を出て船に乗り込もうとした時、ジョーカーが妙な気配に気づく…

 

 

ジョーカー[うん?]

 

調査員[どうかしましたか?ジョーカー]

 

ジョーカー[ああ…、先に船に乗っていろ…]

 

調査員[え?]

 

 

ジョーカーやエース達には、互いが発する微弱なノイズエネルギーを感じる事ができる…、故に一定の距離が離れていても、気づいたり、見つけたりできるのだ…

 

 

ジョーカー[そこに居るのは誰だ!]

 

 

すると林の奥から男が出てきた…

 

 

???[ふん…]

 

ジョーカー[お前は、何者だ…!]

 

???[我が名は…、無頼…、ジョーカーお前を抹殺する者だ]

 

ジョーカー[無頼…?なぜ俺を知っている]

 

無頼[そんな事はどうでもいい…、デッキを構えろ…バディファイトだ…、お前を抹殺する…]

 

ジョーカー[ふん、良いだろう…、行くぞ!]

 

 

 

ジョーカー[何者か知らんが、邪魔するなら容赦はしない!ルミナイズ!<ブラック・デストロイ>]

 

無頼[我が使命はお前を抹殺するのみ、ルミナイズ、<無の壊滅者>]

 

 

オープンTHEフラッグ

 

ジョーカー[エース&ジョーカー]

 

無頼[グラン・クリムゾン]

 

 

グラン・クリムゾン

フラッグ

◼️君は<グラン・クリムゾン>と属性に<エース>と<ジョーカー>のカードを使える。

◼️君はライフ12/手札6枚/ゲージ2/ノイズ2から始める。

◼️君のゲージに置かれるカードは全てノイズに置く。

 

 

ジョーカー[クリムゾン…だと!]

 

無頼[お前から来い…]

 

ジョーカー[ナメるなよ!チャージ&ドロー!ゲージ2とデッキから1枚ノイズに置きバディ回帰(LP10→11)!<デストロイ・ジョーカー>!バトル!俺自身で攻撃!]

 

無頼[……]LP12→9

 

ジョーカー[ターンエンド]

 

無頼[我のターン、ドロー、チャージ&ドロー、ゲージ3をノイズに置き、バディ回帰(LP9→10)!<無頼>!]

 

 

無頼

エース/ジョーカー/無/孤独

サイズX/攻15000/防8000/打撃1

◼️このカードの能力は無効にならず、破壊されず、連携攻撃できない。

◼️君がこのカードに[回帰]していれば、連携攻撃で君が受けるダメージは全て2になる。

◼️このカードが1枚で攻撃している攻撃中ノイズ2払う、このカードの攻撃は無効にならない。

[3回攻撃][回帰](ゲージ3をノイズに置く)

 

 

無頼[バトルだ、我の攻撃!]

 

ジョーカー[くっ]LP11→10

 

無頼[2回攻撃…]

 

ジョーカー[ぬぐっ]LP10→9

 

無頼[3回目の攻撃!]

 

ジョーカー[ぐぅ!]LP9→8

 

無頼[ターンエンド]

 

ジョーカー[俺のターン、ドロー、チャージ&ドロー、ゲージ2払い<ジョーカーユニオン・タカガリ>]

 

 

ジョーカーユニオン・タカガリ

サイズ2/攻6000/防2000/打撃2

◼️[コールコスト]ゲージ2払う

◼️[起動][対抗]君が<ジョーカー>に[回帰]しているなら、ノイズ1払いそのカードはスタンドする。

 

 

ジョーカー[さらに、ノイズ2払い[回帰]!<デストロイ・ジョーカー"C・P(クラッシュ・パイルバンカー)">!]

 

 

デストロイ・ジョーカー"C・P(クラッシュ・パイルバンカー)"

ジョーカー

サイズ3/攻10000/防10000/打撃4

◼️[コールコスト]ノイズ2払う

◼️[回帰]していないこのカードの打撃力は2減る。

◼️このカードの攻撃によるダメージは減らない。

[貫通][回帰](ノイズ2払う)

 

 

ジョーカー[うぉぉ!バトル!クラッシュパイルバンカーで攻撃!]

 

無頼[ぐぅ]LP10→6

 

ジョーカー[タカガリの効果で、ノイズ1払いジョーカーは2回攻撃できる!クラッシュパイルバンカーで無頼を攻撃!]

 

無頼[ぐぅぅ!]LP6→2

 

ジョーカー[ターンエンド!]

 

無頼[我のターン、ドロー、チャージ&ドロー…、全てを斬り伏せる絶対無敵の剣、我が友、<絶無の刃 ラプラス>をコール!]

 

 

絶無の刃 ラプラス

サイズ3/攻10000/防5000/打撃1

エース/ジョーカー/無/孤独

◼️[コールコスト]ゲージ1払う

◼️[我が身を刃として]君がカード名に<無頼>とあるカードに[回帰]しているなら、場のこのカードを[回帰]したまま装備できる。そしてこのカードの攻撃力と防御力を[回帰]しているカードに加える。

◼️[魂の刃]装備しているこのカードと<無頼>は打撃力+1して[3回攻撃]を得る。

 

 

無頼[絶無の刃ラプラスの効果…![回帰]した状態で我のアイテムとして装備できる。]

 

ジョーカー[⁉︎]

 

ラプラス[我が身を刃として…、御身に尽くそう]

 

ラプラスは日本刀を真似た刀と化す

 

無頼[そして我が力と化す…]

 

無頼 攻15000→25000/防8000→13000

 

ジョーカー[何だ⁉︎その数値は…⁉︎]

 

無頼[我が絶無の力を見せてやろう…]

 




予想以上の強さ…ジョーカーは勝てるのか⁉︎


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クリムゾンの刺客

ジョーカー LP8

 

無頼LP2

 

 

無頼[我が絶無の力を見せてやろう…、バトル…!ラプラスの効果で我とラプラスの打撃力は2となる、まずは我自身…、無頼で攻撃!]

 

ジョーカー[ぐ!]LP8→6

 

無頼[無頼で2回攻撃!]

 

ジョーカー[ぐぅ!]LP6→4

 

無頼[3度目の攻撃を忘れるな!]

 

ジョーカー[ぐぅぅ!]LP4→2

 

無頼[まだ終わらんぞ…?ラプラスの攻撃!]

 

ジョーカー[うぉぉ!キャスト!<ノイズバリア・ジョーカー>!攻撃を無効!ライフ回復!(LP2→3)]

 

 

ノイズバリア・ジョーカー

◼️君が<ジョーカー>に[回帰]しているなら使える。

◼️相手の攻撃を無効化して、君のライフ+1!

 

 

無頼[ならば、ラプラスの2回攻撃!]

 

ジョーカー[ぐぬぅ…、だが、これで…]LP3→1

 

無頼[耐えた…と思ったか?甘い!ラプラスの3回攻撃!]

 

ジョーカー[何⁉︎ぐぁぁぁ!!]LP1→0

 

 

無頼[ジョーカー…]

 

ジョーカー[……]

 

無頼[気を失ったか…]

 

 

無頼がジョーカーを担ぎ上げる…

 

 

調査員[ジョーカー!]

 

無頼[おいお前…]

 

調査員[な、何でしょう…?]

 

無頼[お前に頼む事がある]

 

調査員[?]

 

無頼[エースを知ってるな…?奴に伝えておけ、ジョーカーは預かっている。総帥の研究所に引き取りに来い…とな?]

 

調査員[え⁉︎]

 

無頼[分かったらさっさと行け!俺はいつでも、始末できるんだぞ]

 

調査員[わ、分かりました。]

 

 

調査員は船に乗り込み島を出る…

 

 

調査員(待っていてください!ジョーカー!)

 

 

ーーー

 

バディポリス 支部局

 

 

エース[何⁉︎ジョーカーが⁉︎]

 

調査員[はい…]

 

 

調査員は研究所を出る時に起こった一連の事を全て話した。

 

 

サツキ[どうする?エース…?]

 

エース[決まってる!ジョーカーを取り返しに行く!]

 

サツキ[ああ!局長、許可を…]

 

局長[…、どうせ、止めても行くんだろ?ならば、あえて許可しよう、ただし、エース君とジョーカー君、2人無事である事!]

 

エース[ありがとうございます!]

 

職員[局長!本局のサーバーに高周波数の電波を確認!]

 

局長[何⁉︎ 送信元は⁉︎]

 

職員2[送信元は上空!クリムゾン彗星からです!]

 

サツキ[何⁉︎どうしてこのタイミングで⁉︎]

 

 

その時、全てのモニターに紅い仮面の男が映りこむ…

 

 

仮面の男[やあ、バディポリスの諸君そして、沼津市の諸君…我が名は、クリムゾン…、新人類の神である。]

 

サツキ[クリムゾン…?]

 

クリムゾン[私は今、上空に見える紅い彗星、クリムゾン彗星から中継を回している、私達はこれから、新たな人類になり得る人間を選別する為に、地球へ進行を開始する。勿論、新たな人類に選ばれなかった者は、そこで抹殺される。]

 

局長[何だと⁉︎]

 

クリムゾン[だが、その前に…、総帥に逆らう愚か者達を始末してから計画に移す。盛谷サツキとエース…、そして彼等に加担する組織を全て潰す…、その為の刺客を送り込んだ。クリムゾンの崇高なる未来の為に!]

 

 

そこで通信は途切れた…

 

 

サツキ[クリムゾン…、奴はいったい…!]

 

 

ーーー

 

サツキとエースが支部局の外に出た時、目の前に2人の人物が現れる…

 

 

エース[何だ?あんた達…]

 

???[盛谷サツキとエースだな?]

 

サツキ[ああ…]

 

????[悪いがお前達2人を排除する…、クリムゾンの崇高なる未来の実現の為に…]

 

エース[抹殺?]

 

サツキ[なるほど、クリムゾンが言った事はマジだったのか…]

 

エース[あんた達に構ってる暇はない!]

 

???[通りたければ、俺達を退けることだ…]

 

エース[やるしか無いようだな!]

 

サツキ[ああ!]

 

 

 

オープンTHEブラック

 

サツキ[ギャラクシードラゴンワールド]

 

エース[エース&ジョーカー]

 

???[クリムゾンワールド]

 

????[クリムゾンワールド]

 

 

???[まずは俺、キハラから行く、チャージ&ドロー、ノイズ2払いファイナライズ!<真紅の爪 スカーレット・クロード>]

 

 

真紅の爪 スカーレット・クロード

クリムゾン/真紅

サイズ2/攻8000/防5000/打撃3

◼️[コールコスト]ライフ2払う

◼️[ファイナライズ]していないこのカードはターン終了時に破壊される。

◼️このカードの攻撃で相手のモンスターを破壊したら、相手にダメージ2!

[ファイナライズ](ノイズ2払う)

 

 

キハラ[バトル!スカーレットクロードで攻撃!]

 

サツキ/エース[うわぁ!]LP10→7

 

キハラ[ターンエンドだ]

 

 

ーーー

 

職員[沼津湾でバディファイトが開始されています!]

 

局長[何⁉︎]

 

職員2[サツキ君とエース君がファイトしているようです。]

 

局長[まさか…!クリムゾンが送り込んだ刺客か…]

 

職員[可能性はありますね、相手側のフラッグはクリムゾンワールドです。]

 

局長[……]

 

ーーー

 

エース[俺のターン、チャージ&ドロー、ゲージ2とデッキから1枚をノイズに置き、バディ回帰(LP7→8)!<ブレイク・エース>!さらに、ノイズ2払い、回帰!<ブレイク・エース"R・M(レッド・マグナム)">、バトル!俺自身で攻撃!]

 

キハラ/????[うぐっ]LP10→8

 

エース[ターンエンド!]

 

????[次は僕、コガラシのターン、チャージ&ドロー、ノイズ2払いファイナライズ!<真紅の牙 スカーレット・ファンガー>]

 

 

真紅の牙 スカーレット・ファンガー

クリムゾン/真紅

サイズ2/攻7000/防7000/打撃2

◼️[コールコスト]ゲージ3払う

◼️君のターン終了時、[ファイナライズ]していないこのカードは君のデッキから4枚捨てなければ、場に残れない。

◼️このカードの攻撃が無効化されたら相手にダメージ2!

[ファイナライズ](ノイズ2払う)

 

 

コガラシ[バトル、スカーレットファンガーで攻撃!]

 

サツキ/エース[うぐっ]LP8→6

 

コガラシ[ターンエンド]

 

サツキ[やっと俺のターンだな、ドロー、チャージ&ドロー!<銀河の黙示録>(LP6→5)]

 

 

銀河の黙示録

◼️[使用コスト]ライフ1払う

◼️君のデッキから<ギンガドラゴン>1枚を手札に加える。さらに君のライフが6以下ならデッキから2枚ゲージに置く。

 

 

サツキ[デッキから<アポカドラス>を手札に加え、ライフが6以下なら2チャージ!ゲージ2払いバディコール(LP5→6)!<銀河帝王 アポカドラス>!登場時、ライトに<銀河騎竜 イナズマ・ランサー>をサイズ0でコール!]

 

 

銀河騎竜 イナズマ・ランサー

戦装竜

サイズ2/攻6000/防2000/打撃3

◼️[コールコスト]ゲージ2払う

◼️<スターXリンク>"アタックフェイズ開始時、ゲージ1払う、相手にダメージ2!この能力は1枚しか使えない。"

 

 

サツキ[レフトにコール<銀河騎竜 ハドウ・ガンズ>!銀河武装!イナズマランサーとハドウガンズをアポカドラスにソウルイン!バトル!ギンガXリンクでイナズマランサーの能力発動、ゲージ1払い相手にダメージ2!]

 

キハラ/コガラシ[うぐっ]LP8→6

 

サツキ[アポカドラスで攻撃!]

 

キハラ/コガラシ[がぁ!]LP6→4

 

サツキ[ターンエンド]

 

ーーー

 

クリムゾン[盛谷サツキ、そしてエース…、お前達に未来は無い…]




遂に、動く計画、サツキとエース達の抹殺開始…


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クリムゾンの刺客!vs ジャック!

サツキ/エース LP6

 

キハラ/コガラシ LP4

 

 

キハラ[俺のターン、ドロー、チャージ&ドロー!何もせずバトル!スカーレットクロードでアポカドラスに攻撃!]

 

アポカドラス ソウル2→1

 

キハラ[スカーレットクロードの効果で、相手をモンスターを破壊したらダメージ2だ!]

 

サツキ[くぁ!]LP6→4

 

キハラ[ターンエンド]

 

エース[俺のターン、俺には時間が無い、このターンで決めて見せる!ドロー、チャージ&ドロー!俺はRM(レッドマグナム)の能力発動!サイズ2以下の相手モンスター1枚を破壊する!俺が破壊するのは、アポカドラス!]

 

アポカドラス ソウルガード1→0

 

キハラ[何?]

 

コガラシ[気に触れたか⁉︎]

 

サツキ[ふっ…、行け!エース!]

 

エース[行くぞ!俺は破壊したモンスターのサイズ分、攻撃できる!レッドマグナムで攻撃!1回目!]

 

キハラ/コガラシ[うがぁ!]LP4→2

 

エース[レッドマグナムで2回攻撃!]

 

キハラ/コガラシ[ぐぁぁぁ!]LP2→0

 

 

エース[俺達の勝ちだ!]

 

サツキ[急いで船に乗れ!]

 

エース[ああ!]

 

 

エースは船に乗り込む…

 

 

エース[大丈夫か?サツキ…]

 

サツキ[大丈夫だ、問題ない!お前こそ気をつけろよ…]

 

エース[ああ!]

 

 

エースは船で研究所へ向かった…

 

 

サツキ[さて、今日から忙しいぞ〜!]

 

 

ーーー

 

ジャック[何だよ?お前…]

 

???[ふふふ…]

 

ジャックの携帯 ヴヴヴヴ

 

ジャック[悪い、少し待ってくれ…ピッ、もしもし?うん、あー、居るわ、なんか怪しい奴…、うん今、目の前にいるよ…!分かった。ピッ]

 

???[話は終わったか?]

 

ジャック[ああ、お前がクリムゾンって奴の刺客なんだろ?]

 

???[そうだ、名はイカワだ、お前は、ジャックだな…]

 

ジャック[おう!それで?お前は俺を抹殺しに来たんだろ?]

 

イカワ[ああ、クリムゾンの命で盛谷サツキとエースに関係しているお前を抹殺する!]

 

ジャック[やってみやがれ!]

 

 

オープンTHEフラッグ

 

ジャック[エース&ジョーカー]

 

イカワ[クリムゾンワールド]

 

 

ジャック[先に攻めるぜ!チャージ&ドロー!ゲージ2をノイズにしてバディ回帰(LP10→11)!<ヘルクロウ・ジャック "ネオ・スラッシャー">!]

 

 

ヘルクロウ・ジャック "ネオ・スラッシャー"

ジョーカー

サイズ2/攻10000/防8000/打撃3

◼️[コールコスト]ゲージ2払う

◼️[回帰]していないこのカードはターン終了時に破壊される。

◼️君のアタックフェイズ開始時、君のライフ2払う、そしたらこのカードの打撃+1!

[貫通][2回攻撃][回帰](ゲージ2払う)

 

 

ジャック[バトル!ライフ2払い、打撃4!ジャックで攻撃!]

 

イカワ[ぬぐっ]LP10→6

 

ジャック[ターンエンドだ!]

 

 

ーーー

 

サツキ[ジャックがファイトを?分かりました、向かってみます。]

 

 

サツキはジャックがファイトしている現場の向かった

 

ーーー

 

イカワ[俺のターン、ドロー、チャージ&ドロー!ノイズ3払いファイナライズ!<真紅の鎧 スカーレット・ガーディナー>!]

 

 

真紅の鎧 スカーレット・ガーディナー

クリムゾン

サイズ3/攻1000/防10000/打撃2

◼️[コールコスト]ライフ2払う

◼️[ファイナライズ]していないこのカードの攻撃力と防御力は0になる。]

◼️このカードが攻撃した時、このカードの攻撃力と防御力を入れ替える。

[貫通][2回攻撃][ファイナライズ](ノイズ3払う)

 

 

イカワ[スカーレットガーディナーで攻撃!攻撃力が10000になる!]

 

ジャック[何⁉︎]LP11→9

 

イカワ[スカーレットガーディナーで2回攻撃!]

 

ジャック[うぐっ]LP9→7

 

イカワ[ターンエンド!]

 

ジャック[俺のターン、ドロー、チャージ&ドロー!ゲージ1ノイズに置きライトにコール、<ジョーカーユニオン・シビア>]

 

 

ジョーカーユニオン・シビア

クリムゾン

サイズ2/攻5000/防6000/打撃2

◼️[コールコスト]ゲージ1払う

◼️君が[回帰]しているカードが相手にダメージを与えたら、そのカードをスタンドする。

 

 

ジャック[バトル!ライフ1払う(LP7→5)、ヘルクロウジャックで攻撃!打撃4!]

 

イカワ[キャスト!<クリムゾン・ヘイト>]

 

 

クリムゾン・ヘイト

クリムゾン

◼️君が<クリムゾン>に[ファイナライズ]していて相手に攻撃されているバトル中に使える。

◼️攻撃している相手のカードの攻撃力を3000減らす。

 

 

イカワ[ヘルクロウジャックの攻撃力-3000!]

 

ヘルクロウジャック 攻10000→7000

 

ジャック[何⁉︎]

 

イカワ[7000では防御力10000にダメージは無い]

 

ジャック[どうかな?2回攻撃だ!打撃4!]

 

イカワ[ぬぐっ]LP6→2

 

ジャック[まだだ!ジョーカーユニオン・シビアの効果で相手にダメージを与えたら、俺をスタンド!3回攻撃だ!]

 

イカワ[ぐ、ぬぁぁぁ!]LP2→0

 

ジョーカー[俺の勝ちだ]

 

 

サツキ[おーい!ジャック!]

 

ジャック[お?サツキ……さん…]

 

サツキ[勝ったのか?]

 

ジャック[当然!]

 

サツキ[そうか…、良くやったな、上出来だ!それより、今、俺達に関わる人達にクリムゾンの刺客が送り込まれているらしい!]

 

ジャック[な⁉︎なら…、姉ちゃん…!ロッテ…!]

 

サツキ[絵里ちゃん!希ちゃん…!]

 

ジャック[サツキさん!姉ちゃんは、どこにいる⁉︎]

 

サツキ[多分、絵里ちゃんと一緒に俺ん家だ!]

 

ジャック[なら俺は姉ちゃんの方に行く!あんたはロッテの孤児院に!]

 

サツキ[分かった!]




大切な人達に迫る刺客…


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狂喜のロッテ

サツキはロッテがいる孤児院を目指していた…

 

サツキ[ロッテちゃん!間に合ってくれ!]

 

ーーー

 

サツキが急いで向かっているその時、ロッテの前に謎の女が現れる

 

ロッテ[……]

 

謎の女[あなたがロッテちゃんね?]

 

ロッテ[うん]

 

謎の女[ねえ、ロッテちゃん、お姉さんと一緒に来ない?]

 

ロッテ[行かない…]

 

謎の女[なら、遊びに行きましょ?]

 

ロッテ[う〜、い、行かない…]

 

謎の女[うーん、困ったわね〜、ならロッテちゃん?お姉さんとファイトしましょう]

 

ロッテ[ファイト…?]

 

謎の女[そう、もし、お姉さんが勝ったら一緒について来てもらうわよ?でもロッテちゃんが勝ったら、お姉さんは諦めてあげる。どう?]

 

先生[な、ダメよ!ロッテちゃん!ファイトしたらダメ!代わりに先生がファイトします。]

 

謎の女[あん?すみませんね〜先生…、少し引っ込んでもらえます?私、ロッテちゃんに用があるので、まぁ邪魔するなら、この孤児院ごと、ぶっ潰しますよ?]

 

 

そう言って女はクリムゾンワールドのカード取り出した。そうすると女を中心に赤い結界が張られる。そして先生は突然地に伏せった…、どうやら重力で抑えつけられているようだ。

 

 

ロッテ[先生!]

 

謎の女[これで邪魔もおとなしくなるわ]

 

ロッテ[先生を許して!]

 

謎の女[良いわよ?ファイトでロッテちゃんが勝ったらね?]

 

ロッテ[分かった…ファイトする。]

 

謎の女[決まりね?お姉さんの名前はアサカよ]

 

先生[ロッテ…ちゃん…]

 

 

オープンTHEフラッグ

 

ロッテ[エース&ジョーカー]

 

アサカ[クリムゾンワールド]

 

 

アサカ[お姉さんから行くわよ、チャージ&ドロー、ノイズ2払いライフ1払う(LP10→9)ファイナライズ!<真紅の風 スカーレット・ウィンド>]

 

 

真紅の風 スカーレット・ウィンド

スカーレット

サイズ3/攻8000/防6000/打撃2

◼️[コールコスト]ノイズ2払い、ライフ1払う

◼️[ファイナライズ]していないこのカードは君のターン終了時に手札に戻る。

◼️このカードの攻撃によるダメージは減らせない

[3回攻撃][ファイナライズ](ノイズ2払い、ライフ1払う)

 

 

アサカ[行くわよ!スカーレットウィンドで攻撃!]

 

ロッテ[あぅ]LP10→8

 

アサカ[ターンエンド]

 

ロッテ[私のターン、ドロー、チャージ&ドロー、ゲージ3払い、[回帰]!<アイシネス・ロッテ>]

 

 

アイシネス・ロッテ

ジョーカー

サイズ2/攻8000/防10000/打撃2

◼️[コールコスト]ゲージ3払う

◼️このカードの[回帰]時、デッキから3枚このカードのソウルに入れる。

◼️このカードのソウル1枚をドロップゾーンに置く、そうしたら相手にダメージ1!この能力は1ターンに1回だけ使える。

[2回攻撃][回帰](ゲージ3払う)

 

 

その時、ロッテの意識が豹変する…

 

ロッテ[くっふふふ…、ロッテのソウル1枚捨て、ダメージ1ィ!]

 

アサカ[うぐっ]LP9→8

 

ロッテ[ロッテで攻撃ィー!]

 

アサカ[うぅぅ!]LP8→6

 

ロッテ[あはは!2回攻撃ィ!]

 

アサカ[うがぁ!]LP6→4

 

ロッテ[あはは〜!楽しい!ターンエンド!]

 

アサカ[何なの…?この子の豹変ぶりは…まるで、檻から放たれた獰猛な獣……]

 

ロッテ[どうしたの?お姉さんのターンだよ!あはは…!]

 

アサカ[ダメだわこの子、早く何とかしないと…、私のターン、ドロー!チャージ&ドロー!ライトに<クリムゾンリンカー・アザーク>]

 

 

クリムゾンリンカー・アザーク

クリムゾン

サイズ2/攻5000/防1000/打撃2

◼️[クリムゾン・リンク]このカードが場にいる限り、[ファイナライズ]している<クリムゾン>の攻撃力+3000!そして、攻撃は無効にならない。

 

 

アサカ[バトル!クリムゾンウィンドで攻撃!攻撃力11000!そして攻撃は無効にならない!]

 

ロッテ[……くっふふふ…]LP8→6

 

アサカ[クリムゾンウィンドで2回攻撃!]

 

ロッテ[あははー!]LP6→4

 

アサカ[くっ、3回攻撃!]

 

ロッテ[くっははは!]LP4→2

 

アサカ[な、何なのこの子…、イカれてるわ]

 

ロッテ[ロッテのターン!ドロー!チャージ&ドロー!ロッテのソウルを1枚捨ててダメージ1!]

 

アサカ[はぅ!]LP4→3

 

ロッテ[バトル!ロッテで攻撃!]

 

アサカ[うぐっ]LP3→1

 

ロッテ[あはは!楽しい!2回攻撃だよー!]

 

アサカ[そんな…、うぁぁぁ!]LP1→0

 

 

ロッテ[ロッテの勝ちだね〜!お姉さん!ふふふ、あははははは…!もっともっとロッテと遊ぼうよ〜!きゃはははは…!いやぁぁぁ!!]

 



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連続攻撃の嵐

ロッテが刺客とファイトしている同時刻…

 

盛谷家

 

希[じゃあクインちゃん、絵里ちの事、頼んだで]

 

クイン[はい!]

 

絵里[じゃあ行きましょうか]

 

 

絵里とクインが外に出た時、家の前に謎の女が待ち構えていた…

 

 

絵里[あら?お客さん?]

 

クイン[いえ…、ただのお客さんじゃないみたいですね…]

 

 

クインは謎の女に自分に似た感じと異様な雰囲気に気づいた。そして絵里もそれを感じとれた。

 

 

謎の女[あなたが盛谷サツキの妻、盛谷絵里さん、そして、クインさんですね?]

 

クイン[あなたは…?]

 

謎の女[私はアキサワと申します。いきなり恐縮ですが、あなた方を排除させてもらいます。]

 

絵里[排除…?なぜ?]

 

アキサワ[理由は単純です。盛谷サツキとエースとジョーカーの関係者なので…排除するのです。これもクリムゾンの崇高なる意思の元に定められた事ですので…、お覚悟を!] デッキを構えて

 

クイン[絵里さん、下がってください。]

 

絵里[クインちゃん?]

 

クイン[私が相手です!]

 

 

クイン[絵里さんに手出しはさせません!ルミナイズ!<ストライク・クイーン>!]

 

 

オープンTHEフラッグ

 

クイン[エース&ジョーカー]

 

アキサワ[クリムゾンワールド]

 

 

アキサワ[私のターン、チャージ&ドロー!ノイズ3払いファイナライズ!<真紅の水姫 クリムゾン・アクアリシス>]

 

 

真紅の水姫 アクアリシス

クリムゾン

サイズ3/攻10000/防5000/打撃2

◼️[コールコスト]ゲージ2 払う

◼️[ファイナライズ]していないこのカードは君のターン終了時に破壊される。

◼️[ファイナライズ]しているこのカードが相手にダメージを与えた時か、相手のモンスターを破壊したら、このカードをスタンドできる。そうしたら、君にダメージ1!

[貫通]

 

 

アキサワ[アクアリシスで攻撃!]

 

クイン[くっ]LP10→8

 

アキサワ[ターンエンドよ]

 

クイン[私のターン、ドロー、チャージ&ドロー、ゲージ2とデッキから1枚ノイズに置き回帰!<ハイドロ・クイーン>!バトル、ハイドロクイーンで攻撃!]

 

アキサワ[うぐっ]LP10→9

 

クイン[2回攻撃!]

 

アキサワ[うっ!]LP9→8

 

クイン[3回攻撃!]

 

アキサワ[くぅっ]LP8→7

 

クイン[4回攻撃!]

 

アキサワ[ぐぅぅ!]LP7→6

 

クイン[5回攻撃!]

 

アキサワ[うぁぁ]LP6→5

 

クイン[6個攻撃!]

 

アキサワ[キャスト!<クリムゾン・バリア>]

 

 

クリムゾン・バリア

◼️君が<クリムゾン>に[ファイナライズ]していて、相手に攻撃されているなら使える。

◼️その攻撃を無効化する。さらに君のライフが5以下なら相手のカード1枚をレストして、君のライフ+1!

 

 

アキサワ[攻撃を無効化してハイドロクイーンをレスト!]

 

クイン[何ですって⁉︎]

 

アキサワ[さらにライフ+1です(LP5→6)。]

 

クイン[ターンエンド]

 

アキサワ[私のターン、ドロー、チャージ&ドロー!<クリムゾンリンカー・ガラン>をレフトにコール]

 

 

クリムゾンリンカー・ガラン

サイズ3/攻4000/防4000/打撃2

◼️君の場に[ファイナライズ]しているならこのカードのコールコストを払わずコール出来る。

◼️[コールコスト]ノイズ4払う

◼️[クリムゾンリンク]"君が[ファイナライズ]しているカードの打撃+1!さらに、その攻撃は無効化されない"

 

 

アキサワ[ガランの効果で打撃2になる。バトル!アクアリシスで攻撃!]

 

クイン[きゃ!]LP8→6

 

アキサワ[私はダメージ1受け(LP6→5)、スタンドする!]

 

クイン[⁉︎]

 

アキサワ[もう一度攻撃!]

 

クイン[うぐっ]LP6→4

 

アキサワ[くっ(LP5→4)、スタンド、再攻撃!]

 

クイン[キャスト!]

 

アキサワ[攻撃は無効に出来ないわよ!]

 

クイン[なら!<ノイズバリア・エース>!ダメージを0にしてライフ+1(LP4→5)!]

 

アキサワ[ダメージを与えられなかった以上、スタンド出来ない、ターンエンド…]

 

クイン[私のターン、ドロー!チャージ&ドロー!<ノイズワクチン>!ゲージとノイズ+2!ノイズとゲージ2払い[回帰]!<ハイドロ・クイーン"S・N(スプラッシュ・ノーツ)">]

 

 

ハイドロ・クイーン"S・N(スプラッシュ・ノーツ)"

エース

サイズ3/攻20000/防3000/打撃2

◼️このカードはコール出来ない。

◼️このカードの攻撃が無効化されたらこのカードは打撃1になる。

◼️君のライフを好きなだけ払ってよい、払ったらこのカードは[X回攻撃](払ったライフの数値分)を得る。

[貫通][回帰](ゲージ2とノイズ2払う)

 

 

クイン[さらに、<エース・ヒール>]

 

 

エース・ヒール

◼️君が<エース>に回帰しているなら使える。

◼️君のライフ+2!さらに、ノイズ2払い君のライフ+2!

 

 

クイン[私のライフ+2(LP5→7)!さらに、ハイドロクイーンの効果で、私のライフを6払う(LP7→1)]

 

アキサワ[あら?血迷ったの?]

 

クイン[これでハイドロクイーンは[6回攻撃]を得る!]

 

アキサワ[っ⁉︎]

 

クイン[行くわよ!バトル!ハイドロクイーンS・N(スプラッシュ・ノーツ)で攻撃!]

 

アキサワ[ぐぅぅ]LP5→3

 

クイン[2回攻撃!]

 

アキサワ[あぅぅ!]LP3→1

 

クイン[トドメです!攻撃!S・N(スプラッシュ・ノーツ)!]

 

アキサワ[うぁぁぁ!]LP1→0

 

 

クイン[はぁ…、はぁ…、何とか勝ちました…。]

 

絵里[お疲れ様、クインちゃん]

 

 

そしてジャックが走って来た

 

 

ジャック[姉さん!]

 

クイン[あら?ジャック]

 

ジャック[刺客は⁉︎]

 

クイン[たった今倒したわ]

 

ジャック[さすが、姉さんだな…]

 

クイン[これから絵里さんと買い出し行くんだけど、ジャックも来る?]

 

ジャック[まぁ…、また刺客が来るかもだし、ついてく…]

 

絵里[じゃあ行きましょうか]

 




ハイドロクイーンS・N(スプラッシュ・ノーツ)

攻撃回数はライフに異存するが、うまくライフを増やせば、元の8回攻撃より多く攻撃出来る。さらに打撃も2に上がっているが、攻撃が無効になると打撃1に戻る、意味不明な能力になった。だがモンスターとの強制バトルは消えた。
弱体化したかどうかは判断が別れる…


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暴走ロッテ vs サツキ

サツキは孤児院にたどり着いた。

 

 

サツキ[ロッテちゃん!]

 

ロッテ[うぁぁぁぁぁ!]

 

 

ロッテは翠色のオーラを放ち衝撃波を放っている

 

 

サツキ[な、なんて衝撃波だ…!まともに近づけない…]

 

先生[サツキさん!]

 

サツキ[先生…!これはどういう事です?]

 

先生[実はさっき、謎の女がロッテちゃんとファイトしまして、ファイトにはロッテちゃんが勝ったのですが、それからずっとあのままなんです!いくら声をかけても止まりません]

 

サツキ[そうですか…]

 

先生[本当にすみません!]

 

 

???[随分と、素晴らしい力ではないか…]

 

サツキ[! 誰だ!]

 

 

その時、俺の背後に紅い仮面の人物が立っていた

 

 

サツキ[お前…!クリムゾン…]

 

クリムゾン[彼女はさっきまで、私が送り込んだ刺客と戦って[回帰]で勝利した…、だが彼女はまだ幼い…、[回帰]による膨大なエネルギー量が小さな身体から漏れ出している、そして彼女の[回帰]は、[ファイナライズ]に一番近いモノだ…、その力に精神力も耐えられず暴走を続ける、もしこのままロッテが暴走を続ければこの孤児院の子供達を傷つけ、町でも無差別に暴れ、最後は精神が壊れ、命を失うだろう。]

 

サツキ[どうすれば、止められる…]

 

クリムゾン[簡単だ…、力には力をぶつけるのみ…、助言はここまでだ…、面白いファイトを見せてくれたまえ]

 

 

そしてクリムゾンは去って行った…、今すぐ追いかけたいが、今はロッテだ…

 

 

サツキ[ロッテちゃんは今暴走している、止めるには…、先生、下がっててください]

 

先生[はい…]

 

サツキ[ロッテちゃん!苦しいんだよな?怖いんだよな!だったらその苦しみと恐怖を俺にぶつけろ!バディファイトだ!]

 

ロッテ[ファイト…?サツキお兄ちゃんとファイト!きゃはははは!やるー!バディファイトするー!]

 

 

サツキ[ロッテちゃんの苦しみと恐怖を打ち消す!ルミナイズ!<ギャラクシーアポカリプス>]

 

ロッテ[潰して遊ぶ!遊んで潰す!ルミナイズ!<スマッシュ・ロッテ>!]

 

 

オープンTHEフラッグ

 

サツキ[ギャラクシードラゴンワールド]

 

ロッテ[エース&ジョーカー]

 

 

サツキ[俺のターン、チャージ&ドロー!ゲージ1払い装備!<銀河の剣

ガイギンガ>]

 

 

銀河の剣 ガイギンガ

攻6000/打撃2

◼️[コールコスト]ゲージ1払う

◼️君のモンスターかこのアイテムの攻撃後、相手にダメージ1!この能力を1ターンに1回だけ使える。

 

 

サツキ[バトル!ガイギンガで攻撃!]

 

ロッテ[あはは!]LP10→8

 

サツキ[その後、ダメージ1!]

 

ロッテ[あはは…]LP8→7

 

サツキ[ターンエンド]

 

ロッテ[私のターン、ドロー、チャージ&ドロー、ゲージ3をノイズにして、バディ回帰(LP7→8)!<アイシネス・ロッテ>!デッキから3枚ソウルイン!私のソウル1枚をコストに(ソウル3→2)ダメージ1!]

 

サツキ[くっ]LP10→9

 

ロッテ[あはは…!バトル!ロッテで攻撃!]

 

サツキ[ぐぁっ]LP9→7

 

ロッテ[まだまだだよ!ひゃははは!2回攻撃ー!]

 

サツキ[ぐぁぁぁ!]ズシャ--! LP7→5

 

 

ロッテの攻撃が繰り出す衝撃波に思わず吹き飛ぶ…

 

 

ロッテ[あははは〜!楽しい!ターンエンド〜]

 

サツキ[ロッテちゃん…、ダメだこの子、早く何とかしないと…!俺のターン!ドロー、チャージ&ドロー、レフトに<銀河騎竜 ハドウガンズ>をコール、ライトに<銀河騎竜 イナズマランサー>をコール!バトル!ハドウガンズの<スターXリンク>で攻撃力+2000!]

 

ハドウガンズ 攻5000→7000

 

イナズマランサー 攻6000→8000

 

サツキ(ロッテちゃんの防御力は10000…、俺のモンスター単体じゃ相手にならない…、けど、連携すれば合計7ダメージ、ガイギンガとイナズマランサーの効果で3ダメージ…、総合ダメージは10!行ける!)

 

サツキ[バトル!イナズマランサーとハドウガンズとガイギンガで連携攻撃!合計21000!合計打撃7!イナズマランサーの効果でダメージ2!]

 

ロッテ[うぐぅ…ふふふ]LP7→5

 

サツキ[攻撃ダメージ!]

 

ロッテ[キャスト!<ノイズシールド・ジョーカー>]

 

 

ノイズシールド・ジョーカー

◼️相手が攻撃している攻撃中に使える。

◼️その攻撃を無効化するか、ダメージを0にする。さらに君の場に<ジョーカー>のカードがあれば、君のデッキから1枚ゲージに置き、カードを1枚引く。

 

 

ロッテ[その攻撃を無効化して〜!そしてゲージと手札+1〜!]

 

サツキ[くっ!だがガイギンガの効果でダメージ1!]

 

ロッテ[ぐふふふふ…]LP5→4

 

サツキ[<ギャラクシー・チャージ>!ゲージ+2!]

 

 

ギャラクシー・チャージ

◼️君の場に<ギャラクシードラゴンワールド>のカードがあれば使える

◼️[対抗]君のデッキから2枚ゲージに置いて、カードを1枚引く。このカードは1ターンに1枚だけ使える。

 

 

サツキ[ゲージ+2!1ドロー!来た!行くぞ!ファイナルフェイズ!ゲージ3払いモンスター2体をソウルにして必殺コール!]

 

 

超銀河アポカドラス "ネオギンガ・フォーミュラー"

必殺モンスター

ギンガドラゴン

サイズ3/攻10000/防5000/打撃3

◼️[コールコスト]ゲージ3払い、君の場のカード1枚以上をソウルに入れ、ドロップゾーンの<戦装竜>1枚をソウルに入れる。

◼️このカードのソウルが3枚以上ならこのモンスターの打撃力+1!

◼️<ギャラクシーXリンク>

[貫通]

 

 

サツキ[ドロップゾーンからプラズマエッジをソウルに入れる。<ギャラクシーXリンク>!アポカドラスをパワーアップ!さらにアポカドラスはソウル3以上なら打撃+1!]

 

アポカドラス <ギャラクシーXリンク> 攻12000/打撃5/攻撃時にダメージ2!

 

 

サツキ[バトル!こいつでロッテちゃんの暴走したエネルギーを吸収する!!アポカドラスで攻撃!ネオギンガ・フォーミュラー!!]

 

ロッテ[きゃははははははは…!私の負け〜〜!きゃははは!]LP4→0

 

 

サツキはロッテを抱きかかえる…

 

 

サツキ[先生…、ロッテちゃんを今日は家で預からせてもらいます…]

 

先生[はい…]

 

サツキ[あと先生、ロッテちゃんの事、怖がらないであげてくださいね…]

 

先生[はい、勿論です。]



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エース&ジョーカー vs 無頼

エースはツキムラ総帥の研究所がある島に向かっていた、無頼とか言う男が調査に行った兄、ジョーカーを餌にエースに挑戦して来たのだ…

 

 

研究所がある島

 

エース[着いたか…]

 

エース[無頼!エースが来たぞ!ジョーカーを解放しろ!]

 

 

反応は無い…

 

 

エース[…、!これは…、足跡…?罠かもしれないが…、辿っていくか…]

 

 

エースは残された足跡を辿る…

 

 

ーーー

 

無頼[来たか…エース…]

 

ジョーカー[貴様…、俺を餌にしてまでエースに何の用だ…]

 

無頼[それはエースが来てからだ…、いや、正しくは…、お前達2人が揃ってからだな…]

 

ジョーカー[……?]

 

無頼[早く来るがいいエースよ、兄が待っているぞ…]

 

 

ーーー

 

エース[研究所の中か…]

 

 

エースは研究所の中をまっすぐ進む…、そして最後の扉の前に来てジョーカーのノイズを感じた、それとその側には、別の計り知れないノイズも感じる…

 

エース[何だ?この化け物じみたノイズは…]

 

 

エースは扉をゆっくり開く…

 

 

無頼[待っていたぞエース…、ジョーカーの弟よ…]

 

エース[あんたが無頼か?]

 

無頼[ああ]

 

エース[ジョーカーを解放しろ!]

 

無頼[良いだろう]

 

 

無頼はジョーカーの拘束を解いた…

 

 

エース[随分とあっさりしてるな…]

 

無頼[ふん、餌としての役割を終わらせただけだ。エース、ジョーカー、俺はお前達2人を抹殺する!バディファイトだ!]

 

エース[何!]

 

ジョーカー[どういう事だ!]

 

無頼[ふふふ、どうでもだ!消えたくなければ、2人同時に本気でかかって来い!さあデッキを構えろ!]

 

エース[仕方ない…、やるぞ!ジョーカー!]

 

ジョーカー[おう!]

 

 

エース[どういう事か知らないが、俺はまだ消えない!ルミナイズ!<ブレイク・レッド>]

 

ジョーカー[エースよ!兄と共に奴を倒せ!ルミナイズ!<デストロイ・ブラック>]

 

無頼[さあ!消えたくなければ、本気で来い!ルミナイズ!<慈悲無き虚無>]

 

 

オープンTHEフラッグ

 

エース[エース&ジョーカー]

 

ジョーカー[エース&ジョーカー]

 

無頼[グラン・クリムゾン]

 

 

無頼[我の先攻、チャージ&ドロー、ゲージ3をノイズにしてバディ回帰(LP12→13)!<無頼>!さらに<無頼闘気>ライフ1払い(LP13→12)、デッキから2チャージ!]

 

 

無頼闘気

◼️[使用コスト]ライフ1払う

◼️君のデッキから2枚をゲージに置くか、ノイズに置く。このカードは1ターンに1枚だけ使える。

 

 

無頼[全力で行く、ゲージ1払い<絶無の刃 ラプラス>をコール、ラプラスを我に装備!]

 

エース[何⁉︎ラプラスを装備したら無頼はドロップに送られるのではないのか⁉︎]

 

無頼[ラプラスは回帰した状態での装備が可能、そして攻撃力と防御力が足される。さらにラプラスは我の打撃も2にする。]

 

無頼 攻15000→25000/防8000→13000/打撃2

 

無頼[我で攻撃!]

 

エース/ジョーカー[うぐぅ]LP10→8

 

無頼[ターンエンド]

 

 

エース[俺のターン、ドロー、チャージ&ドロー!ゲージ3をノイズにして[回帰]!<ブレイク・エース"J・B(ジャスティス・ブラスト)">]

 

 

ブレイク・エース"J・B(ジャスティス・ブラスト)"

エース

サイズ3/攻15000/防5000/打撃1

◼️このカードはコールできない。

◼️このカードが攻撃したバトルの終了後、相手にダメージ1!

[3回攻撃][貫通][回帰](ゲージ3枚をノイズに置く。)

 

 

エース[バトル!無頼に攻撃!俺の攻撃力は15000だ!]

 

無頼[……]LP12→11

 

エース[さらにバトル後、ダメージ1!]

 

無頼[……!]LP11→10

 

エース[ジャスティスブラストで2回攻撃!]

 

無頼[キャスト!<無頼ノ鎧>]

 

 

無頼ノ鎧

◼️君がカード名に<無頼>を含むカードに[回帰]しているなら使える。

◼️[対抗]次に君が受けるダメージを0にする。その後、そのターン中、[回帰]しているカードの防御力+3000!

 

 

無頼[俺が受けるダメージを0にして、防御力+3000!無頼の防御力は16000になる!]

 

 

エース[くっ、だが、攻撃後のダメージ!]

 

無頼[うっ]LP10→9

 

エース[3回攻撃!お前の防御力は越せないが、効果ダメージ!]

 

無頼[ぬ!]LP9→8

 

エース[ターンエンド]

 

 

ジョーカー[俺のターン、ドロー、チャージ&ドロー!<静かなるノイズ>、ノイズ+2!]

 

 

静かなるノイズ

◼️君のデッキからカードを2枚ノイズに置く。このカードは1ターンに1枚だけ使える。

 

 

ジョーカー[ノイズ2払い[回帰]!<デストロイ・ジョーカー"C・P(クラッシュ・パイルバンカー)">!さらにライトに<ジョーカーユニオン・ツキワリ>]

 

 

ジョーカーユニオン・ツキワリ

サイズ2/攻6000/防4000/打撃2

◼️[コールコスト]ゲージ1払う

◼️このカードが場にいる時、君が[回帰している]<ジョーカー>のカードの攻撃力を+3000!そして[貫通]を得る

[貫通]

 

 

ジョーカー[ツキワリの効果で俺の攻撃力を+3000!]

 

デストロイジョーカーCP 攻10000→13000

 

無頼[ほう…]

 

ジョーカー[デストロイジョーカーで攻撃!打撃4!このダメージは減らせない!]

 

無頼[ぐぁっ]LP8→4

 

ジョーカー[ターンエンド]

 

 

無頼[これだ、これこそ我が求めたお前達兄弟の力だ!]




無頼の目的とは…!


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無頼の意思

エース&ジョーカー LP8

 

無頼 LP4

 

 

無頼[これだ、これこそ我が求めたお前達兄弟の力だ!]

 

ジョーカー[何?]

 

エース[どういう事だ!]

 

無頼[ふふふ、我のターン、ドロー、チャージ&ドロー!我の真の力を見せてやろう…、<ノイズチャージ・エース>ノイズ2チャージ、1ドロー!そして、ノイズ3払い[回帰]!<無頼ZX(ゼクス)>]

 

 

無頼ZX(ゼクス)

エース/ジョーカー/無/孤独

サイズX/攻20000/防10000/打撃1

◼️このカードの能力は無効化されず、場を離れず、連携攻撃が出来ない。

◼️君がこのカードに[回帰]していれば、連携攻撃で君はダメージを受けない。

◼️このカードの攻撃が無効になった時、相手にダメージ1!この能力は1ターンに1回だけ使える。

[4回攻撃][貫通][回帰](ノイズ3払う)

 

 

無頼[さらに、我が友ラプラスも、さらなる進化を遂げる!ノイズ2払い[虚無武装]!<虚無の絶刃 ラプラス ZX(ゼクス)>装備!]

 

 

虚無の絶刃 ラプラス ZX(ゼクス)

エース/ジョーカー/無/孤独

サイズ3/攻10000/防5000/1

◼️このカードはコールできず、このカードは相手の能力を受けない。

◼️[虚無武装]君がカード名に<無頼>を含むカードに[回帰]している時、手札のこのカードを1枚まで[回帰]したまま装備できる。そしてこのカードの攻撃力と防御力を[回帰]しているカードに加える

[4回攻撃][貫通]

 

 

無頼ZX(ゼクス) 攻20000→30000/防10000→15000

 

 

エース[攻撃力…、30000⁉︎]

 

ジョーカー[バカな……]

 

無頼[バトル…、⁉︎ ごほ、ごほ、ガハッ!]

 

 

無頼が攻撃しようとした時、無頼は急に咳き込み、そして吐血した…

 

 

エース[⁉︎ 無頼!大丈夫か⁉︎]

 

ジョーカー[エース!情けは無用だ!]

 

無頼[さよう…、本気で…来なければ、貴様らは…、抹殺されるのだぞ…?]

 

エース[ぐっ…]

 

無頼[バトルだ!我で攻撃!]

 

エース[ぐぁっ]LP8→7

 

無頼[2回目の攻撃!]

 

ジョーカー[ぐぅっ]LP7→6

 

無頼[3回攻撃だ!]

 

エース[うぐっ]LP6→5

 

無頼[4回目だ!]

 

ジョーカー[がぁ!]LP5→4

 

無頼[ふふふ、ラプラスZXで攻撃!]

 

エース[ぐぁっ!]LP4→3

 

無頼[ラプラスZXで2回攻撃!]

 

ジョーカー[ぐぉっ]LP3→2

 

無頼[ラプラスZXで3回目!]

 

エース[キャスト!<ノイズバリア・エース>!ダメージ0にして、ライフ+1!(LP2→3)]

 

無頼[ラプラスZXで4回攻撃!]

 

ジョーカー[キャスト!<ノイズバリア・ジョーカー>!攻撃無効!ライフ+1!(LP3→4)]

 

無頼[よく耐えたな、と言ってももうボロボロだな、ターンエンドだ]

 

 

エース[俺…の…ターン、ドロー!チャージ&ドロー!俺達は負けられない、今、サツキや他の人達がクリムゾンと名乗る男が送り込んだ刺客と戦っている…、奴らはサツキや俺達に関係する皆を排除しようとしている…]

 

ジョーカー[何だと?]

 

無頼[……]

 

エース[実際に俺も船に乗る前に襲われた。だから俺はここで消える訳にはいかない!生きて帰って、皆を守る!バトル!ブレイクエースJBで攻撃!]

 

無頼[ふん、攻撃は通らなくても効果ダメージで倒そうとしているようだが…、甘いぞ!我は効果ダメージを受けん!無駄な攻撃だったな!]

 

ジョーカー[エース…、兄はお前に力を尽くそう!キャスト!<デストロイブラスト・ジョーカー>!!]

 

 

デストロイブラスト・ジョーカー

必殺技

◼️[使用コスト]君の場の<ジョーカー>のカード1枚を破壊して、ノイズ2払う

◼️[対抗]君の場のカード1枚を破壊して、以下の能力を1つ選んで使える。

・そのカードの攻撃力と防御力と打撃力を場のカード1枚に加える。

・そのカードの打撃力の数値分ダメージを与える。

・そのカードの攻撃力か防御力以下の相手のモンスター1枚を破壊する

 

 

ジョーカー[この俺、デストロイジョーカーを破壊して、エースに俺の力全てを加える!]

 

 

ブレイクエース 攻15000→25000/防5000→15000/打撃1→5

 

 

ジョーカー[これは、連携攻撃ではない連携!]

 

エース[しかも、これは攻撃だ!]

 

無頼[ぬっ⁉︎]

 

 

エース[行くぞ!これが俺とジョーカーの兄弟の力だ!デストロイブラスト・ブレイクエースJB(ジャスティス・ブラスト)!!打撃5!]

 

 

無頼[うがぁぁぁぁ!!]LP4→0

 

 

無頼[見事だエース、ジョーカー…]

 

エース[あんたは、どうして俺達を抹殺しようとするんだ?]

 

無頼[抹殺か…、そんなモノは建前だ、抹殺する気は全くない…]

 

ジョーカー[何?ならば何故そんなホラを吹いた]

 

無頼[そうでも言わねば必死にならず、本気で戦うまい]

 

エース[何の為に?]

 

無頼[そうだな、そろそろ話す時だ、エース、ジョーカーよ…、我はお前達の…兄だ…ガハッ…我はお前達の長男にあたるガハッ…]

 

エース[おいっ!血が…]

 

無頼[最後まで聞け…、俺は幼な子の時から病弱で産まれて来た、医者からは余命10年と言われていた…、ガハッ!だが父はノイズ研究の被験体として、我にクリムゾン細胞を投与した。そしてその実験は成功、我の病の進行を遅らせた、と言っても病が食い荒らした細胞を修復しているだけだがな…、そして我は余命より15年長く生きている…ガハッ…、だが我の身体もそろそろ限界を迎えている…、だからこそ、お前達とファイトしたのだ…、我の持つクリムゾン細胞をお前達に授ける為に…]

 

ジョーカー[なら何故ファイトした?]

 

無頼[我の力を授けるに値するかどうかを確かめたかった…、それだけの為に…ガハッ!…ファイトしたのだ…]

 

エース[俺達に…?]

 

無頼[ああ、我の命も最後が近い…、お前達に我の持つクリムゾン細胞を与え、父を…、ツキムラ総帥を止めて欲しいのだ…、我の真の願いは…ガハッ、クリムゾン彗星の消滅を見る事……だから…、我の力を…お前達に…]

 

 

無頼が懐から白紙のカードと自分の血液を注射器で取り出す…

 

 

エース[無頼…、お前…]

 

ジョーカー[無頼よ、俺達の兄よ…、我らは戦う、父を止める為に…]

 

エース[ああ、俺達は必ず父さんを止める、だから無頼…、あんたの力、無駄にはしない!]

 

 

エースとジョーカーはカードと血液の入った注射器を受け取った、そしてエースとジョーカーは船に乗り込み、沼津に戻る

 

 

無頼[頼むぞ、我が弟達よ…]




無頼の意思を継ぎ…、帰還


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一時収束

盛谷家

 

サツキは布団を敷いて寝ているロッテを布団に寝かせた

 

サツキ[やっぱり、家にも来たのか…]

 

希[うん、怪しい女の人が絵里ち達を狙ってた、けどクインちゃんが追っ払って、絵里ちを守ってくれたわ]

 

サツキ[クインちゃんが?そうか…、後で礼を言わないとな…]

 

希[けど、そのクリムゾンって奴、許せへんな…、絵里ちまで狙うとは…]

 

サツキ[ああ、あいつのやり方は気に入らない。俺が必ず倒す]

 

希[サツキ君に関係する人達が狙われるか…、それってウチも狙われるって事やん!]

 

サツキ[希ちゃんは強いから大丈夫だよ]

 

希[あー!サツキ君ウチは守ってくれないん?]

 

サツキ[守るよ…、俺は手を伸ばしても届かない範囲まで全部守る、俺は誰も失わない…]

 

希[……///]

 

サツキ[俺はもう少しパトロールして来るよ、希ちゃん、ロッテちゃんを頼むよ]

 

希[OKや、行ってらっしゃい!]

 

 

サツキ[さて先に、Aqoursが心配だな、探してみるか]

 

 

ーーー

 

海辺

 

千歌[行くよ!ゲージ3払って、ドラゴンフォースとバルソーサーオーバーラッシュで連携3回攻撃!]

 

刺客[ぐぁぁぁ!!]LP9→0

 

千歌[ふー、何とか倒したよ…]LP5

 

 

梨子[やったね!千歌ちゃん!]

 

曜[さっすが千歌ちゃん!]

 

ダイヤ[お見事ですわ!]

 

ルビィ[うん!]

 

花丸[ずらっ]

 

 

 

サツキ[おーい!皆ー!]

 

千歌[サツキさん!]

 

サツキ[皆、大丈夫?怪しい奴に襲われたりは…]

 

千歌[大丈夫です!たった今倒しましたから!]

 

サツキ[そうか、さすがだな、Aqours…]

 

Aqours[ふふふ!]満足気に笑う

 

 

サツキは、千歌達に今の状況を話した。

 

 

ダイヤ[サツキさんに関係する全員を排除ですって⁉︎]

 

果南[じゃあ私達はその対象に入っちゃってる訳?]

 

サツキ[ああ、そうなる]

 

鞠莉[なるほど、それならイキナリ襲って来た理由も分かるわ]

 

サツキ[悪い皆、こんな事に巻き込んで…]

 

善子[今更何言ってるんですか?]

 

梨子[私達は別に迷惑してませんよ]

 

ダイヤ[それに、私達もサツキさんの仲間と認識されてむしろ光栄ですわ。]

 

千歌[サツキさんがこの街を守りたいように、私達もこの街を守りたい…、だから私達もサツキさん達と一緒に戦います!]

 

サツキ[皆…、ありがとう…]

 

 

サツキのスマホ ヴヴヴヴ

 

 

サツキ[?もしもし…、はい…、エースとジョーカーが…戻って来た⁉︎はい、すぐに向かいます。]

 

梨子[エース君、どこか行ってたんですか?]

 

サツキ[ああ、ちょっとした用事だよ。]

 

千歌[私達もエース君を迎えに行こう!良いですよねサツキさん!]

 

サツキ[仕方ない、ああ良いよ…、行こう]

 

 

ーーー

 

クリムゾン彗星内

 

総帥[まさか最初の刺客達がこうもあっさりと全滅するとは…、さすが我が子等と言ったところか、そしてエースとジョーカーも無頼を退けたようだ。余計な事をする…、さらにこの9人の少女達…、並ならぬ力と勇気を持っている。さすがと言う他なし…]

 

 

総帥は不敵に笑う…

 

 

総帥[ふふふ…、だがこれも予想内だ。少し早いが、ラストフェーズを開始するか…]

 

 

総帥は地球で集めてクリムゾンワールドで洗脳した新人類候補全員を呼び寄せた。

 

ーーー

 

沼津湾

 

エースとジョーカーは沼津へ戻って来た…

 

サツキ[おーい!エース!ジョーカー!]

 

千歌[おーい!エース君!]

 

エース[ん?サツキ、千歌!]

 

ジョーカー[サツキ…]

 

サツキ[無事だったか、ジョーカー]

 

ジョーカー[ああ…、今回は弟に助けられたな…]

 

エース[そんなの今更だろ]

 

ジョーカー[ふっ]

 

サツキ[とにかく、今は本部に戻ろう。局長からの指示だ。Aqoursの皆も同伴してもらう。]

 

Aqours[はい!]

 

 

ーーー

 

バディポリス沼津支局 本部

 

局長[エース君、ジョーカー君、無事で何よりだ]

 

エース[ありがとうございます。局長]

 

ジョーカー[今回の件は局長にもエースにも心配をかけた…]

 

局長[いや、無事ならそれでいいさ…]

 

サツキ[ふっ…]

 

絵里[サツキ!]

 

サツキ[ん?絵里ちゃん⁉︎なんでここに…、希ちゃんとロッテちゃんも…]

 

エース[クイン、ジャック…]

 

クイン[エース、ジョーカー!]

 

ジャック[よお…]

 

サツキ[どうして、皆…]

 

局長[私が呼んだんだ…、クリムゾンはサツキ君とエース君の周囲の人達が狙われている以上、このバディポリス支部に匿ったほうが1番安全だと思ってね…、だから君がAqoursを連れて来た判断は正しい。]

 

サツキ[局長…、ありがとうございます!]

 

絵里[サツキ、大丈夫?怪我とかしてない?]

 

サツキ[ああ、絵里ちゃんも無理はしてない?]

 

絵里[ええ…]

 

サツキ[絵里ちゃん…]ギュ--!

 

絵里[あなた…]ギュ--!

 

Aqours[あわわわわ…///]

 

希[はぁ…、全く…見境いないな〜…]

 

 

職員[局長!再びクリムゾン彗星からの通信です!]

 

局長[何⁉︎]



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絶望の宣告

職員[局長!クリムゾン彗星から通信です!]

 

局長[何⁉︎]

 

 

モニターに紅い仮面の男が映る

 

 

サツキ[クリムゾン…!]

 

ジョーカー[奴が…]

 

千歌[クリムゾン?]

 

 

クリムゾン[やあ、盛谷サツキとエース、そしてバディポリスの諸君…、そしてそれに関係する全てよ、まさか、私が送った刺客を全滅させるとは、恐れいったよ…、だが次はこうは行かない。]

 

 

サツキ[どういう意味だ!]

 

 

クリムゾン[ふふふ…、諸君、外に出てみるがいい…、その意味が分かるはずだ…]

 

 

サツキ達は指定された通り外に出る…、そこにはクリムゾンが立っていた…

 

 

エース[クリムゾン!]

 

サツキ[ケリをつける気になったか?]

 

クリムゾン[いや…、まだだ…]

 

 

クリムゾンが人差し指を天に突き立てる…

 

 

クリムゾン[あれを見よ!]

 

 

サツキ達が空を見上げると、クリムゾン彗星があった、だが何かがおかしい事に皆気がついた…

 

 

千歌[ねえ皆、なんか…、少し大きくなってない?]

 

希[大きくなってると言うか、近付いてる気がするんやけど…]

 

サツキ[気がするんじゃない…、近づいてるんだ!実際に⁉︎]

 

エース[クリムゾン彗星を落とすつもりなのか⁉︎]

 

クリムゾン[近いようで遠いな…、クリムゾン彗星ではない、地球が彗星に近づいているのだ!]

 

全員[⁉︎]

 

サツキ[何⁉︎]

 

クリムゾン[彗星が発する重力派が地球を引き寄せているのだ…、地球よりクリムゾン彗星の方が規模も大きさもある…、このまま衝突すれば、消えるのは地球だ…]

 

サツキ[ふ、ふざけるな!この頭イかれ野郎が!お前が消したいのは俺だろ⁉︎なのに!今度は地球ごとだと?ふざけるな⁉︎]

 

ジョーカー[クリムゾンよ!お前は新人類の創造ではないのか?地球を消せば、その願いは果たされまい!]

 

クリムゾン[その心配はない、既にクリムゾン彗星の意思が人材を選んでいる…、だがそうだな、私も鬼ではない…、3週間だ、3週間だけ地球の進行を止めてやろう、それまで、有意義な最後の時間を過ごしたまえ…]

 

サツキ[待て⁉︎俺たちは諦めない!あんたがくれた3週間で、俺たちはクリムゾン彗星に対抗してみせる!最後の時間を過ごすのはお前だ!3週間後、全面戦争だ!]

 

クリムゾン[くふふふ…、楽しみにしておくよ]

 

 

そしてクリムゾンは彗星に戻って行った。

 

 

ーーー

 

局長[3週間か…、どうしたものか…]

 

職員[長そうで短い期間ですね…]

 

局長[クリムゾン…、そしてツキムラ…、本気なのか…?どうすれば……]

 

職員2[せめて、クリムゾン彗星にいる黒幕を倒したいですね?]

 

局長[そうだな…、クリムゾン彗星に向かえればツキムラ達を……、⁉︎、それだ⁉︎]

 

職員2[え?]

 

局長[君、すぐに東京支部へ連絡を取ってくれ!]

 

職員[え?あ、はい!]

 

局長[彼ならば、あるいは…]

 

ーーー

 

バディポリス沼津支局 外

 

サツキ[……くっ…]

 

絵里[サツキ……]

 

サツキ[大丈夫…、大丈夫だから…]

 

エース[父さん…、いったい何で…]

 

サツキ[悩んで居ても仕方ない…、俺たちはこの3週間で、クリムゾン達に対抗しなきゃいけない…]

 

希[対抗するったって、どうすれば…]

 

クイン[どうすれば…]

 

千歌[どうすればいいの…?]

 

サツキ[せめて、クリムゾン彗星にいるクリムゾンとツキムラを倒せれば、止められるんだがな……]

 

エース[とにかく、今は中に戻ろう]

 

 

サツキ達が中に戻ると、局長がある人物と通信している最中だった。

 

 

局長[そうですか!では明日にでも向かいます。はい…、失礼する。]

 

サツキ[局長、いったい誰と?]

 

局長[ん?ああ、サツキ君、エース君、私は今から東京支部に用事があって行く事になった。沼津支局を頼むよ]

 

サツキ[え?そんな急に…]

 

局長[急ですまない、できれば明日戻る。それまで頼めるかな?]

 

サツキ[分かりました。]

 

局長[うむ…、君達も帰っても構わないが、なるべく多人数で行動するように。]

 

全員[はい…]

 

職員[局長、準備できました。]

 

局長[よし、じゃあ行ってくる。]

 

 

そして局長は東京に発った。

 

 

エース[サツキ、俺達はどうする?]

 

サツキ[さあな…、今は俺達にできる事をしよう。それに、クリムゾンは地球の事を市民には伝えていないようだ]

 

エース[確かに、地球衝突の事実を聞いて誰もパニックになってないからな…俺達以外、皆知らないと考えるのが普通か…]

 

サツキ[ああ、有意義な最後の時間を過ごせってのはそう言う意味だ…]

 

希[ねえ皆、お腹空かない?朝から大変やったやろ?一旦食事にしようやん]

 

梨子[そう言えば確かに、お腹が…]

 

千歌/曜[私も…]

 

ルビィ[ルビィもお腹空いてました…]

 

花丸[まるもお腹空いたずら]

 

善子[あんたさっきまでのっぽパン食べてたでしょ?]

 

花丸[あれはおやつずら♪]

 

鞠莉[私達も何か食べましょう!]

 

果南[うん]

 

ダイヤ[そうですわね]

 

サツキ[よし、じゃあ飯だ]

 

ーーー

 

数時間後 東京

 

???[お待ちしておりました。ヒノミヤ局長。]

 

局長[うん、早速、彼の所へ案内してくれるかな?滝原君]

 

滝原[はい!]

 

ーーー

 

バディポリス東京支部 A刑務所

 

看守[囚人032番!出ろ、仮釈放だ]

 

????[何?仮釈放だと…]

 

看守[早く出ろ]

 

 

囚人は服を着替えて、刑務所の事務室に通される

 

 

????[あなたが私の解放を?]

 

局長[ああ、私はバディポリス沼津支局を担当している局長のヒノミヤだ。]

 

????[バディポリスの局長さんが私を解放するとは、問題ですよ?これは…]

 

局長[東京支部の許可は得ている。今回は君の力がどうしても必要なのだ。どうか力を貸して欲しい…、イスルギ社長…]

 

イスルギ[力が必要か…、良いだろう、話を聞きましょう。]

 

 




いったい何を考えている…、局長…!


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局長の狙い

イスルギ[それで?私の協力が欲しい理由は何ですか?]

 

 

刑務所の外に出てから、局長は今起こっている事全てを話した。

 

 

イスルギ[なるほど、ツキムラが関わっているのか…]

 

 

滝原[ツキムラを知ってるのか?]

 

イスルギ[ああ、科学研究の世界では名が上がる事がある、それで?私に何をしてほしい?]

 

局長[君には、クリムゾン彗星に辿り着くためのモンスターを造ってほしい]

 

イスルギ[モンスターを造れ、か、良いのかい?モンスターの創造はご法度なんだろ?]

 

局長[許可は取ってある]

 

イスルギ[そうか、だが無理だ、モンスターを造るには膨大な時間がかかる、3週間では準備すら出来はしない…]

 

局長[大丈夫だ。その為に滝原君がいる。]

 

 

滝原はRBFV(リアル・バディファイト・ヴィジョン)を起動した。そして…

 

 

滝原[現れろ!<アルティメットカードバーン"DW">!]

 

 

巨大なロボット型のモンスターが現れる

 

 

イスルギ[おお…!]

 

局長[何とかこのモンスターをベースに頼みたい!]

 

イスルギ[なるほど、カードバーンを改造すれば済むわけか…、それなら何とかなりそうだ。後は腕の立つ技術師達を用意してくれれば何とかなるだろう。]

 

局長[そうか!技術師達はこちらで用意する。時は一刻を争う、頼むぞ]

 

イスルギ[ああ…、良いだろう。]

 

 

ーーー

 

沼津

 

クリムゾンの宣告の翌日、サツキとエースはいつも通りの業務を執行していた。

 

RBFV(リアル・バディファイト・ヴィジョン)を利用した強盗事件が発生した。

 

 

職員[強盗団の人数は3人です!サツキさん!エース君!急いで急行してください!]

 

ーーー

 

サツキ[了解!と言っても、もう現場に着いてるけどな…]

 

 

サツキとエースは銀行に押し入る

 

 

サツキ[バディポリスだ!RBFV(リアル・バディファイト・ヴィジョン)を使用した強盗容疑で逮捕する!]

 

犯人[バディポリスだと!⁉︎]

 

犯人2[どうします?先輩!]

 

犯人3[どうするも何も…、逃げるしかねえだろ!]

 

エース[俺達から逃げられるとでも?]

 

犯人[何?]

 

サツキ[バディポリス結界、展開!]

 

 

サツキが宣言した時、RBFV(リアル・バディファイト・ヴィジョン)と連動して広範囲のオレンジの光が周りを包み透明な空間になる

 

 

犯人2[な、何すか?これは⁉︎]

 

 

バディポリス結界とは、バディポリスの職員だけが持つ事を許された特別なRBFV(リアル・バディファイト・ヴィジョン)搭載のデッキケースを使用する。通常のバディファイトをする上では展開しないが、バディポリス結界の展開を宣言する事で発動可能。だがバディポリスの承認が必要

 

 

サツキ[俺とのファイトが終わるまで、この結界から出ることはできない…、ファイトする以外に選択肢は無いって事だ!]

 

犯人[仕方ない、やるしかないな…]

 

サツキ[俺が勝ったら全員逮捕する。]

 

 

オープンTHEフラッグ

 

サツキ[ギャラクシードラゴンワールド]

 

犯人[デンジャーワールド]

 

 

犯人[俺からだ!チャージ&ドロー、ライフをコスト(LP10→9)に、<超力充填>ゲージ+3、ゲージ4払いコール!<暴牙鬼竜 アルガー・シラージル>]

 

 

アルガー・シラージル

デュエルドラゴン

サイズ3/攻8000/防6000/打撃2

◼️[コールコスト]ゲージ4払う

◼️このカードの登場時、デッキから3枚ソウルに入れる。

[3回攻撃][貫通][ソウルガード]

 

 

犯人[バトル!アルガーシラージルで攻撃!]

 

サツキ[うっ]LP10→8

 

犯人[ターンエンド]

 

 

サツキ[俺のターン、ドロー、チャージ&ドロー!レフトに<銀河騎竜 ハドウガンズ>、ライトに<銀河騎竜 ストームアローズ>、センターに<銀河騎竜 グラードパンサー>をコール]

 

 

銀河騎竜 グラード・パンサー

戦装竜

サイズ1/攻4000/防5000/打撃1

◼️<スターXリンク>"このモンスターの攻撃で相手のモンスターを破壊したら、このカードをスタンドする。この能力は1枚につき1回だけ使える。"

[貫通]

 

 

サツキ[全モンスターの<スターXリンク>!発動!]

 

 

ハドウガンズ

攻5000→7000/攻撃時ダメージ1!/モンスターを破壊したらスタンド!

 

ストームアローズ

攻4000→6000/攻撃時ダメージ1!/モンスターを破壊したらスタンド!

 

グラードパンサー

攻5000→7000/攻撃時ダメージ1!/モンスターを破壊したらスタンド!

 

 

サツキ[バトル!ハドウガンズでアルガー・シラージルに攻撃!攻撃時ダメージ1!]

 

犯人[ぐっ]LP9→8

 

アルガーシラージル ソウルガード3→2

 

サツキ[ハドウガンズの貫通!]

 

犯人[うぐっ]LP8→6

 

サツキ[相手のモンスターを破壊した事でスタンド!ハドウガンズで再攻撃!]

 

アルガーシラージル ソウルガード2→1

 

サツキ[貫通!]

 

犯人[ぐぁっ]LP6→4

 

サツキ[グラードパンサーで攻撃!ダメージ1!]

 

犯人[ぐぁっ]LP4→3

 

アルガーシラージル ソウルガード1→0

 

サツキ[グラードパンサー、スタンド!貫通!]

 

犯人[がぁ!]LP3→2

 

サツキ[グラードパンサーで再攻撃!]

 

アルガーシラージル 撃破!

 

サツキ[グラードパンサーの貫通!]

 

犯人[ぐがぁ!]LP2→1

 

サツキ[ストームアローズで攻撃!]

 

犯人[俺がワンキル⁉︎うがぁぁぁぁ!!]LP1→0

 

 

サツキ[俺の勝ちだ…、エース、そっちも終わったか?]

 

エース[ああ、終わったよ]

 

 

犯人達[こいつら強ぇ〜…]

 

 

強盗団は無事逮捕された。




次回、3週間はすっ飛ばします。


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裏切り

クリムゾンが与えた猶予が終わるまで…後、1週間…

 

 

Aqoursの皆は夏休みが終わり、学校が再開した。

 

 

クインとジャックは妊娠中の絵里のサポートと希の手伝いをしてくれている。

 

 

局長は東京に行ったっきり結局戻って来ていない、だが連絡はくれる

 

 

ーーー

 

バディポリス寮 エースの部屋

 

 

エースはバディポリス寮へ住んでいる。ガス、水道、電気は基本使い放題だが、使用料金は給料から幾らか差し引かれるシステムになっている。今は局長の計らいでジョーカーと同室になっている。クインとジャックは別室だが、食事などの日常生活はエースの部屋で過ごしている。

 

 

 

ジョーカーは最近何かを考えている様子だ。

 

 

ジョーカー[親父、なぜこの世界を消そうとするのだ…、我々は家族ではないのか…?……その答えは、クリムゾン彗星にある……、ならば俺は……!]

 

 

クイン[ジョーカー、最近部屋にこもりっきりね…]

 

ジャック[だな、ったく兄貴らしくねぇ…]

 

エース[まあ、最近いろいろあったからな…、父さんの裏切りや、無頼から父さんの事を託されたりな…]

 

ジャック[無頼ねぇ、信用出来るのか?]

 

クイン[ちょっと、ジャック〜?]

 

エース[信用出来るよ、あいつはクリムゾン彗星を決してほしいと、俺達に力を託してくれた。]

 

ジャック[そ、そうかよ……]

 

ーーー

 

その夜中……

 

バディポリス 物証管理室

 

 

バディポリス物証管理室…、ここでは、事件の重要参考物の保存と管理がされている。一般の警察官は勿論、その事件の持ち場担当の刑事達でも承認が無ければ入れない。防犯カメラが四方八方に設置されていて、付け入る隙はない。ここには<クリムゾンワールド>のカードも保存、管理されている。

 

 

???[これが、クリムゾンワールドのカード、悪いが頂くぞ]

 

ーーー

 

所内監視室

 

監視員[ん?何だ?]

 

監視員2[どうした?]

 

監視員[今、何か動かなかったか?]

 

監視員2 [まさか、何も映ってないぞ?]

 

監視員[確かに何か…、気のせいか?]

 

監視員2[もしかして、出たんじゃないか?]

 

監視員[止めろって…!]

 

ガシャ---ン!!

 

監視員[何だ⁉︎]

 

監視員2[物証管理室だ!確認に行くぞ!]

 

監視員[はい!]

 

 

監視員達が物証管理室に行くと、部屋の窓が壊され、クリムゾンワールドが奪われていた

 

 

監視員[サツキさんとエースさんに連絡を!]

 

監視員2[ああ!]

 

ーーー

 

エースの部屋

 

エースのスマホ ヴヴヴヴヴ

 

エース[ん?もしもし…?]

 

サツキ(通話)[エース!大変だ!物証管理室からクリムゾンワールドが消えた!]

 

エース[何⁉︎どういうことだ!]

 

サツキ[分からん、けど窓が壊されていて、クリムゾンワールドが奪われたようだ!とにかく合流して、捜索するぞ!]

 

エース[分かった!]

 

エース[ジョーカー!クリムゾンワールドが奪われた、捜索に……⁉︎]

 

 

部屋にはジョーカーが居なかった…

 

 

エース[ジョーカー?どこに…?……ジョーカーが居なくて、クリムゾンワールドが奪われた…まさか⁉︎]

 

ーーー

 

合流地点

 

サツキ[エース!]

 

エース[サツキ!ジョーカーが居なくなった…!]

 

サツキ[何⁉︎どうして……、まさか⁉︎]

 

エース[ああ、多分……、勘が外れてれば良いが…]

 

サツキ[悩んでも仕方ない、ジョーカーを探すぞ!]

 

エース[ああ!]

 

ーーー

 

路地裏

 

???[クリムゾンよ!見ているのだろう!俺はクリムゾンワールドを持っている!姿を表せ!]

 

クリムゾン[私を呼んだかね?ジョーカー]

 

ジョーカー[クリムゾン…]

 

クリムゾン[わざわざクリムゾンワールドを奪って来るとは、何か私に用があるのだろう?]

 

ジョーカー[クリムゾンよ、俺をクリムゾン彗星に連れて行ってほしい…]

 

クリムゾン[ほう…、だが何故だ?その発言は兄弟を裏切る事になるのだぞ?クリムゾン彗星で何がしたい?]

 

ジョーカー[俺は父と同じ景色を見たい、父と同じ場所で、父が何を考え、何を思うのか知りたい…、そして先にあるモノが何なのかを知りたい…]

 

クリムゾン[なるほど、良いだろう、お前を連れて行ってやる…]

 

 

[ジョーカー!!]

 

 

クリムゾン[ん?]

 

ジョーカー[……、エース…]

 

エース[どういうつもりだ、ジョーカー!]

 

サツキ[やはりお前がクリムゾンワールドを…]

 

エース[クリムゾン、お前が…]

 

クリムゾン[勘を違えるな、ジョーカーが自らの意思で行動した事だ]

 

ジョーカー[エースよ、兄は父の元に行く…]

 

エース[俺達を裏切るのか…?無頼の思いは⁉︎]

 

ジョーカー[悪いなエース、俺は行く…]

 

エース[ジョーカー!!]

 

 

クリムゾンの合図でクリムゾン彗星から光が差し込みクリムゾンとジョーカーはワープした…

 

 

エース[ふざけるなよジョーカー!!ちくしょーー!!]

 

ーーー

 

次の日…、クリムゾンが与えた猶予が終わるまで…、後、6日

 

 

クイン[そんな、ジョーカーが?]

 

ジャック[マジかよ…]

 

エース[ああ、昨日クリムゾン彗星に行ってしまった…]

 

ジャック[エース、お前は止めなかったのかよ!]

 

エース[止めたよ!当然止めた!けど、聞く耳が無かった…]

 

サツキ[エース……、少し外に行くか]

 

エース[ああ]

 

ジャック[何だってんだ、くそっ!]

 

ーーー

 

 

エース[サツキ、戦う理由が増えたよ…、俺はジョーカーを止める、そして、父さんとジョーカーの2人を連れ戻す…!]

 

サツキ[ああ…]



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サツキと絵里、交わる心

クリムゾンが与えた猶予が終わるまで…、後、1日…

 

 

俺達は来たる決戦に備えていた…

 

 

サツキ[これで良し!じゃあ、行って来るよ。]

 

絵里[サツキ…]

 

サツキ[絵里ちゃん?]

 

絵里[ううん、行ってらっしゃい]

 

サツキ[ああ]

 

 

サツキが家を出ると…

 

 

サツキ[クインちゃん、ジャック…、今日も絵里ちゃん達を頼むぞ]

 

クイン[はい!]

 

ジャック[任せとけ]

 

サツキ[エースはどうだ?]

 

クイン[エースならいつも通りです。]

 

ジャック[ああ、大丈夫だろ]

 

サツキ[そうか…、じゃあ行って来る]

 

 

ーーー

 

バディポリス沼津支部

 

サツキ[エース]

 

エース[サツキ…]

 

サツキ[少しは落ち着いたか?]

 

エース[ああ…、悪かったな取り乱して]

 

サツキ[別に良いさ、パトロール行こうぜ]

 

エース[ああ!]

 

ーーー

 

東京

 

バディポリス 技術開発局

 

 

クリムゾン彗星に渡る為のカードバーン改造計画は終わりを迎えていた。

 

 

滝原[イスルギ、頼まれたモノを持ってきたぞ]

 

イスルギ[ご苦労、滝原君]

 

滝原[いったい何なんだ?それは…]

 

イスルギ[これはヴァイザーコアだ、ヴァイザー量産の要となる装置だったが、よもや地球を救う為に使うとはな…、これがあれば後2時間ちょっとで完成だ。]

 

局長[そうか、なら私は、先に沼津に戻るよ、部下達が心配だからね]

 

滝原[お疲れ様でした。ヒノミヤ局長]

 

イスルギ[滝原君、君も先に沼津に行ってくれても構わないよ]

 

滝原[え?]

 

イスルギ[完成しだい、私が届けよう]

 

滝原[そうか、ありがとう、助かるよ]

 

 

局長と滝原は沼津に向かった。

 

 

イスルギ[皆の者、すぐに完成させるぞ!]

 

ーーー

 

土曜日、Aqoursは全員で浦女の屋上で町を眺めていた。

 

 

千歌[こうやって町や海を見てると、明日が運命の日だって嘘みたいだね?]

 

ダイヤ[そうですわね、本当に平和そのものです。]

 

ルビィ[お姉ちゃん…、ルビィ、恐い…]

 

花丸[まる、もっと読みたい本とかやりたいこと、あったずら]

 

曜[私も、最後に1度、パパに会いたかったな…]

 

鞠莉[浦女も、廃校から救いたかったわ…]

 

善子[私、嫌よ、もっと皆と一緒に居たかった!うぅ…うぅ…]

 

梨子[よっちゃん…]ギュ!

 

果南[せめて、ラブライブで優勝する夢は…叶えたかったな……]

 

 

千歌[そうだよ…、私達には目指す目標がある。叶えたい夢がある。私達はまだ輝いてないんだ…、千歌は戦う、たとえどんな恐い人が相手でも、手に負えない相手でも、私は諦めない!私達の夢を実現する為に、私達の大好きなこの町を絶対に守る!]

 

梨子/曜[千歌ちゃん…!]

 

ダイヤ[そうですわ…、千歌さんの言う通りです!私達には、こんな事で油を売っている暇はありませんわ!バディファイトの特訓を再開しますわよ!]

 

曜[その通りだね、よーし!ルビィちゃん、花丸ちゃん!全速前進ヨーソローだよ!]

 

ルビィ/花丸[はい!(ずら!)]

 

梨子[私達も行きましょう、ヨハネちゃん]

 

善子[うん…]

 

果南[さすが千歌だね、あれだけ落ち込んでた皆の指揮をすぐに立て直した。]

 

鞠莉[まさに、Aqoursのリーダーの資質ね…、ビューティフォーね、千歌っち!]

 

千歌[そんな事ないよ…///]

 

 

Aqoursはいつもの浜辺で特訓を再開した。

 

ーーー

 

局長と滝原は沼津駅についた。

 

 

滝原[ここが沼津ですか]

 

局長[東京に比べると田舎だが、良い所だよ、結構お店もあるしね]

 

 

[局長ー!]

 

 

局長[ん?サツキ君、エース君!]

 

サツキ[お久しぶりです。]

 

局長[ああ、久しぶりだね、これ、東京土産だよ]

 

滝原[おいおい、俺に挨拶なしか?サツキ]

 

サツキ[ん?お前、滝原!久しぶりだな!]

 

局長[ん?知り合いだったのかい?]

 

サツキ[滝原は俺の同僚です。]

 

局長[そうだったのか!]

 

滝原[そっちの彼は?]

 

エース[エースです。サツキ…、先輩の後輩です。]

 

滝原[そうか、サツキにも後輩ができたか]

 

サツキ[俺とエースに立場の垣根はないよ、エースも普通に呼んでくれ]

 

エース[ああ、分かってる]

 

サツキ[しかし、何でお前が来てるんだ?]

 

滝原[ああ、局長から聞いてるよ、今の事件の事…、大変だな…]

 

サツキ[ああ…、けど、俺は戦うよ]

 

ーーー

 

夕方 盛谷家

 

クイン[では、私達はこれで]

 

ジャック[また明日…、絵里さん]

 

絵里[ええ、また明日ね?]

 

 

クインとジャックが玄関を開けた時、同じタイミングでドアが開いた

 

 

サツキ[ただいま、あれ?クインとジャックは今帰りか?]

 

クイン[はい]

 

ジャック[今日のお勤めは終わりだ]

 

サツキ[そうか、今日もありがとうな]

 

クイン[では、また明日]

 

サツキ[ああ]

 

 

絵里[また明日…か…]

 

サツキ[明日は決戦か…]

 

絵里[本当に戦うの…?]

 

サツキ[ああ、戦わないと皆を守れない]

 

絵里[そうよね…、ご飯にしましょ!今日は私が頑張って愛情を込めて作ったの、明日の戦いに勝ってもらうためにね]

 

サツキ[そうか!それ聞いたら腹減った!]

 

 

食卓につくとそこにはサツキの好物ばかりが並んでいた、ハンバーグ、シーザーサラダや卵サラダ、そして絵里特製のペリメニやガルブツィー、ビーフストロガノフ…

 

 

サツキ[こんなに食べきれるかな〜]

 

絵里[大丈夫よ!美味しいからぺろりといけるわ!]

 

 

[いただきます。]

 

 

サツキ[ん!美味い!]

 

絵里[本当⁉︎嬉しいわ!]

 

サツキ[本当にぺろりといけそうだ!]

 

 

サツキ達は食事を食べた。絵里の話しでは、希は今夜、旅館の十千万に泊まるらしい…

 

ーーー

 

十千万

 

 

千歌[希さん、どうして今夜だけ家に?]

 

希[ん?もしかしたら最後の夜になるかもやろ?だから、最後くらい2人きりで過ごさせてあげたいんよ…]

 

千歌[優しいですね、希さん…!]

 

希[当然、親友やからな]

 

 

ーーー

 

盛谷家 寝室

 

 

絵里[サツキ…]ギュ-!

 

サツキ[絵里ちゃん?どうしたの?]

 

絵里[私、怖いの…、明日の戦いで、サツキが手の届かないほど果てしない遠くに行っちゃう気がして…、こうやって抱きついてないと、永遠に離れちゃう気がして、凄く怖いの…]

 

サツキ[絵里ちゃん…]

 

絵里[ねえ、サツキは怖くないの…?]

 

サツキ[怖いよ、クリムゾンに負けて地球が滅ぶとなったら凄く怖い…、けど、俺には守りたい人がいる…、絵里ちゃんとお腹の子…、それに、希ちゃんとAqoursの皆、この町の人達…、守りたいモノが多過ぎるんだ…、けど1番は、絵里ちゃんさえ居てくれれば、それでいいんだ。]

 

絵里[サツキ…?]

 

サツキ[俺がバディポリスに入ったのは絵里ちゃんの為なんだ、俺は絵里ちゃんが安心して平和に過ごせる世界を作りたい、結局俺は、絵里ちゃんの事だけを考えて生きてきたんだ…、絵里ちゃんだけ無事ならそれでいい、これが俺の本音だ…]

 

絵里[サツキ、私はサツキの事が好き、愛してる]

 

サツキ[俺も愛してるよ、絵里…]

 

絵里[あなた、ん…!]チュ!

 

サツキ[絵里…ん…]チュ!

 

 

サツキと絵里は深いキスを交わした…、その夜、2人の愛はまた1つに交わった…

 

ーーー

 

サツキ[じゃあ絵里ちゃん、行って来るよ。]

 

絵里[待って、サツキ…、私も行く…]

 

サツキ[絵里ちゃん、危険だ!]

 

絵里[私はサツキの奥さんよ…、旦那の大仕事を見守らせて…]

 

サツキ[絵里ちゃん…、分かった、一緒に行こう]




サツキは戦う、己が愛する全ての為に…、次回、決戦の日


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クリムゾン彗星へ

地球最後の日 当日…

 

サツキは絵里を連れて集合場所へと向かった…

 

 

集合場所は前日に局長から聞いていた。沼津湾に集まるようにと言われている

 

 

サツキ[局長]

 

局長[やあ、サツキ君、ん?奥さん…何故?]

 

絵里[私が無理言ってついて来たんです。勿論、危険だと言う事は分かっていますけど、でも、私も夫の力になりたいんです。]

 

局長[奥さん…、分かりました。ですが見ているだけですよ!これだけは絶対です!]

 

絵里[ありがとうございます。]

 

 

それから、エース、ジャック、クインと合流して、希とAqoursの皆も来てくれた。

 

 

千歌[サツキさん!私達も大好きなこの町を守りたいんです!一緒に戦います!]

 

希[ウチかて結構戦えるんやで?]

 

サツキ[皆…、ありがとう!]

 

滝原[局長、そろそろ到着するようです。]

 

局長[そうか]

 

職員[⁉︎局長!クリムゾン彗星から多数の高周波反応!]

 

局長[お出ましか…]

 

 

クリムゾン彗星から紅い光の柱が降り多勢の人々が現れる。

 

 

エース[これは!]

 

職員[最近の行方不明者リストの写真と同じ人物達です!]

 

局長[これだけの人々を…、さすがに予想外だな…]

 

[やあ諸君、お揃いだな…]

 

サツキ[クリムゾン!]

 

クリムゾン[盛谷サツキ、君の言った通り、全面戦争の準備をして来たよ…ふふふ]

 

サツキ[俺たちはお前の好きにはさせない!]

 

クリムゾン[君にそんな事はできない、君達は新人類誕生の尊い犠牲となって、ここで消える。]

 

サツキ[それはどうかな?ここに集まってる全員かなり強いぜ?]

 

クリムゾン[減らず口を…、クリムゾン彗星よ!地球を呑め!地球が彗星に落ちるまで、2時間…、と言ったところか…、止められるものなら止めてみるがいい…!邪魔する者たちを全員排除せよ!!]

 

サツキ[来るぞ!皆デッキを構えろ!!]

 

 

クリムゾン[我がクリムゾンの崇高なる世界の為に!]

 

サツキ[バディポリス結界展開!]

 

 

オープンTHEフラッグ!

 

 

皆、一斉にデッキを構え、バディファイトが始まる!

 

 

皆それぞれのファイトを始める!1vs1のファイトをする者や2vs2、2vs1でファイトをする者もいる。その様子はまさに乱戦、バディファイトの全面戦争である…!

 

 

サツキ[くそ!数が多い…、]

 

エース[サツキ!いないんだ、ジョーカーが居ない!]

 

サツキ[何⁉︎まさか、クリムゾン彗星に居るのか⁉︎]

 

クリムゾン[そうだ、ジョーカーは今クリムゾン彗星に居る。そして私も、クリムゾン彗星内に居る。君達が我々に勝つには、クリムゾン彗星に居る私達を倒す他ない、盛谷サツキ、君は最初から勝ち目のない戦争をしているのだ…!]

 

サツキ[くっ…!]

 

[随分と盛り上がっているじゃないか…]

 

サツキ[⁉︎、お前は…]

 

[久しぶりだな…盛谷サツキ君]

 

サツキ[イスルギ⁉︎]

 

局長[来たか、イスルギ君]

 

イスルギ[待たせたな、局長、滝原君]

 

サツキ[どう言う事ですか?]

 

局長[彼も我々の仲間だと言う事だよ]

 

イスルギ[話しは全て聞いているよ、ツキムラには対抗心があってね、この3週間、クリムゾン彗星に辿り着く技術を造っていたのだ。滝原君、このカードを…]

 

滝原[ああ]

 

イスルギ[それと、君達3人にこれを…]

 

 

イスルギが腕時計のような者を渡す

 

 

サツキ[これは?]

 

イスルギ[モンスターを超高質量のホログラムで表示する装置だ、クリムゾン彗星に向かう際は全員質量をMAXに保つように…]

 

局長[時間が無い、早く行きたまえ]

 

イスルギ[どれ、私も少し3週間のストレスを発散させてもらおう、早く行け]

 

滝原[行くぞ!<アルティメットカードバーン"G・S(グラビティ・シャトル)">]

 

滝原[さあ、2人共、乗るんだ!]

 

エース[ああ!]

 

 

絵里[サツキ!]

 

サツキ[絵里ちゃん…、行って来るよ、俺…]

 

絵里[ええ、行ってらっしゃい、あなた…]

 

 

そしてサツキ、エース、滝原はカードバーンに搭乗してクリムゾン彗星に向かった



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ヒノミヤ局長の本領

サツキ達はクリムゾン彗星へ向かった…

 

 

局長[行ったか…、さて私も戦争に集中するか…]

 

職員[ついに見れるんですね、局長のファイトを!]

 

職員2[ああ、局長が本気になった]

 

局長[さて君達、3人がかりで来るがいい…、いや、3人じゃないと私には勝てないよ?]

 

ーーー

アルティメットカードバーン内

 

 

アルティメットカードバーンの中では地球のファイトを見る事や音声も拾うことができる。

 

 

サツキ[3人がかり⁉︎さすがに局長でも…]

 

滝原[いや、3人でもいい方さ、知らないのか?ヒノミヤ局長はバディファイト全国大会のチャンピオンだぜ!だが強すぎて殿堂入りしてしまったがな…]

 

エース/サツキ[マジか!]

 

ーーー

 

イタガキ[ナメやがって]

 

アシワラ[なら望みどおりに]

 

タチカワ[3人で相手してやるぜ!]

 

 

オープンTHEフラッグ

 

イタガキ/アシワラ/タチカワ[クリムゾンワールド]

 

局長[ドラゴン・アイン]

 

 

局長[先攻を譲ろう]

 

イタガキ[俺のターン、チャージ&ドロー!ノイズ2払いファイナライズ!<真紅の眼 クリムゾン・アイズ>]

 

 

真紅の眼クリムゾン・アイズ

クリムゾン

サイズ2/攻7000/防4000/打撃2

◼️[ファイナライズ]していないこのカードは1回しか攻撃できない。

◼️このカードの攻撃で相手のモンスターを破壊したら相手にダメージ1!

[2回攻撃][ファイナライズ](ノイズ2払う)

 

 

イタガキ[クリムゾンアイズで攻撃!]

 

局長[う!]LP12→10

 

イタガキ[ターンエンド]

 

 

アシワラ[俺のターン、チャージ&ドロー、ノイズ2払い、ファイナライズ!<真紅の尾 クリムゾン・テイル>]

 

 

真紅の尾 クリムゾン・テイル

クリムゾン

サイズ2/攻6000/防6000/打撃1

◼️[ファイナライズ]していないこのカードをターン終了時に破壊する。

◼️相手のモンスターの攻撃で君がダメージを受けたら、相手にダメージ1!この能力は1ターンに1回だけ使える。

[2回攻撃][ファイナライズ](ノイズ2払う)

 

 

アシワラ[クリムゾンテイルで攻撃!]

 

局長[くぅ]LP10→9

 

アシワラ[ターンエンド]

 

タチカワ[俺のターン、チャージ&ドロー!ノイズ3払いファイナライズ!<真紅の角 クリムゾン・ホーン>]

 

 

真紅の角 クリムゾン・ホーン

クリムゾン

サイズ3/攻8000/防6000/打撃3

◼️[コールコスト]ノイズ3払う

◼️君のターン終了時に[ファイナライズ]していないこのカードを手札に戻す。

◼️君のライフ2払う、このバトル中、このカードの攻撃は無効にならない

[貫通][ファイナライズ](ノイズ3払う)

 

 

タチカワ[クリムゾンホーンで攻撃!]

 

局長[ぐぅ!]LP9→6

 

タチカワ[ターンエンド]

 

 

局長[私のターン、ドロー、チャージ&ドロー!<ドラゴニックチャージ>、ゲージ+2!ゲージ3とライフ3払い(LP6→3)、バディコール(LP3→4)!<襲烈竜王 ジ・エンドキマイラ・ドラゴン>]

 

 

襲烈竜王 ジ・エンドキマイラ・ドラゴン

ドラゴンW/エンシェントW

武装騎竜/ドラゴンロード

サイズ3/攻20000/防6000/打撃3

◼️[コールコスト]ゲージ3払うかライフ3払う、またはその両方を払う。

◼️[襲滅の逆鱗]このモンスターがゲージとライフの両方を払って登場した時、このカードは[4回攻撃]を得る。

◼️[不死の鱗]このモンスターが破壊された時、君のデッキから7枚ドロップゾーンに置いてこのカードを場に残し、君のライフ+2!

[移動][貫通]

 

 

局長[行くぞ、バトル!ジ・エンドキマイラドラゴンで攻撃!]

 

イタガキ[ぐぁ!]LP10→7

 

局長[ジ・エンドキマイラドラゴンで2回攻撃!]

 

アシワラ[うぐぅ!]LP7→4

 

局長[ジ・エンドキマイラドラゴンの3回攻撃!]

 

タチカワ[うぬぅ!]LP4→1

 

局長[文字通りジ・エンドです。ジ・エンドキマイラドラゴンでラスト攻撃!]

 

イタガキ/アシワラ/タチカワ[ぐぁぁぁぁ!]LP1→0

 

 

局長[3人がかりでこの程度か…]

 

ーーー

 

アルティメットカードバーン内

 

サツキ[強い!]

 

エース[局長に勝てる気がしない…]

 

滝原[ああ、全くだ…]

 

カードバーン[クリムゾン彗星到着、着陸します。]

 

滝原[どうやら着いたみたいだな…]

 

サツキ[ああ、行くぞエース、クリムゾンと総帥を倒して、クリムゾン彗星を止める!]

 

エース[了解!]

 

サツキ[滝原は待っててくれ!]

 

滝原[了解だ]

 

 




クリムゾン彗星に到着!迫る決戦!


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決戦の兄弟

サツキ、エース、滝原はクリムゾン彗星に降り立つ、そこは一面赤紫の景色が広がっており、地面はなんか機械的だ…、そして目の前には巨大な建物がある…

 

 

サツキ[あそこにクリムゾンとジョーカーがいるのか?]

 

エース[ああ、2人のノイズを感じる。]

 

 

巨大な建物の前に2人の人影が見える…

 

 

サツキ[クリムゾン!]

 

エース[ジョーカー!]

 

クリムゾン[ほう…、まさかクリムゾン彗星にまで辿り着くとは、恐れ入ったよ…盛谷サツキ、エース…]

 

ジョーカー[……]

 

エース[ジョーカー?]

 

サツキ[どうした?エース?]

 

エース[今までのジョーカーとは、感じが違う…]

 

クリムゾン[ふふふ、私達とファイトしたいのだろう?この先に2つの扉がある、右は私が、左はジョーカーがいる。戦いたい方を選びたまえ]

 

 

そう行ってクリムゾンとジョーカーは消えた。どうやらホログラムだったようだ…

 

 

それぞれ扉の前に立つ…

 

 

サツキ[エース、お前は当然…]

 

エース[左に行くよ、ジョーカーは俺が救う!]

 

サツキ[そうか、俺はクリムゾンとケリをつける!]

 

 

そして、サツキは右に、エースは左に進む

 

ーーー

 

エースは左の扉を開ける…

 

 

ジョーカー[エース、よく来たな…]

 

エース[ジョーカー、どうしてあんたはクリムゾンと一緒にいる。]

 

ジョーカー[愚問だな、それが俺の選択だからだ。]

 

エース[お前の選択が間違ってる事を教えてやる!]デッキ構え

 

ジョーカー[ふっ、初めてお前からデッキを構えたな…]デッキ構え

 

 

エース[俺は救う!世界もお前(ジョーカー)も!ルミナイズ!<決意のエース>!]

 

ジョーカー[俺が望むのは、父と同じ景色…、ルミナイズ!<決意のジョーカー>!]

 

 

オープンTHEフラッグ

 

エース[エース&ジョーカー]

 

ジョーカー[エース&ジョーカー]

 

ーーー

 

その時地球では…

 

 

千歌[ドラゴンフォースで攻撃!]

 

[ぐわぁぁぁ!]LP0

 

千歌[こっちは終わったよ!]

 

希[ウチも今ので最後や…]

 

イスルギ[この程度の相手か…]

 

局長[一応、相手は全滅したか…]

 

クイン[皆さん!あれを!]

 

ジャック[あれは、エースとジョーカーか⁉︎]

 

ーーー

 

町では…

 

[ん?なんだあれ?]

 

[映画の宣伝か何か?]

 

[随分凝ってるな〜]

 

 

クリムゾン彗星から彗星内のファイトの様子が映っている…、その映像は当然全ての人々が見る事になる…

 

ーーー

 

ジョーカー[俺のターン、チャージ&ドロー!エース、我が兄、無頼の力で俺は戦う!]

 

 

ジョーカーは懐から無頼から受け取った注射器を取り出し、自分の腕に打った

 

 

ジョーカー[ぐぅぅ…、血が沸騰するようだ…、全身の細胞の変化を感じる…、行くぞ!<ノイズワクチン>デッキから2枚ノイズにして1ドロー!ノイズ2とデッキから1枚ノイズにしてバディ回帰(LP10→11)!<デストロイ・ジョーカー>!さらに、ノイズ5払いファイナライズ!<ディスペアー・ジョーカー>!]

 

 

ディスペアー・ジョーカー

ジョーカー/ファイナライズ体/絶望

サイズX/攻15000/防12000/打撃3

◼️[絶望の重圧][対抗]お互いのアタックフェイズ開始時、ライフ2払う、相手の場のカード1枚を選び、そのカードの攻撃力ー4000、防御力ー4000、打撃ー1!

◼️君のライフが4以下なら[貫通]を得る。

[ファイナライズ]([回帰]しているカード名に<ジョーカー>を含むカードをドロップゾーンに置いて、ノイズ4払う)

 

 

ジョーカー[バトル!ディスペアージョーカーで攻撃!]

 

エース[ぐあっ!]LP10→7

 

 

その時エースは攻撃を受けた部分に強い衝撃と痛みを感じた

 

 

エース[な…んだ…?これは…]

 

ジョーカー[クリムゾン彗星内のノイズエネルギーがファイナライズの質量を増幅し、実際の攻撃と痛みを身体で受けるのだ…、ターンエンド]

 

 

エース[くっ…、俺のターン、ドロー、チャージ&ドロー!デッキから2枚とゲージ1をノイズに置きバディ回帰(LP7→8)!<ブレイク・エース>!バトル!]

 

ジョーカー[アタックフェイズ開始時に俺の効果発動!ライフ2払い(LP11→9)、エース…お前の攻撃力と防御力を4000下げる、打撃も1減らす]

 

 

ブレイク・エース 攻13000→9000/防3000→0/打撃1→0

 

 

エース[何…⁉︎]

 

 

ジョーカー[今のお前では兄には勝てぬ!ファイナライズしろ!]

 

エース[ターンエンド…]

 

 

ジョーカー[腑抜けたか、俺のターン、ドロー、チャージ&ドロー!ライトに<クリムゾンジョーカー・アシライ>をコール]

 

 

クリムゾンジョーカー・アシライ

クリムゾン/ジョーカー

サイズ2/攻5000/防1000/打撃1

◼️このカードの登場時、君のデッキから1枚ノイズに置く

◼️君が<ジョーカー>に[回帰]または[ファイナライズ]していれば、このカードの打撃力+1!

◼️君の<ジョーカー>の攻撃が無効化されたら、場のこのカードを破壊して、そのカードをスタンドする。

 

 

ジョーカー[バトル!クリムゾンジョーカーアシライで攻撃!こいつはジョーカーがいれば打撃2になる!]

 

エース[くっ…]LP8→5

 

ジョーカー[ディスペアージョーカーで攻撃!]

 

エース[ぐぁぁぁ!]LP5→2

 

ジョーカー[ターンエンド!さあ、ファイナライズしろ!]



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希望の光…、兄弟ファイト決着!

ジョーカー[何故だエース…、何故ファイナライズしない!]

 

エース[無頼が…、俺に託した力は…お前を倒す力じゃない…!クリムゾン彗星を…父さんを止める力だ!]

 

ジョーカー[だからお前は甘いのだ!大事な時に使うのでは遅い!今ここで使わねば、大事なもの全てを守れはしないぞ!手加減するな!甘さを捨てろ!お前の大事なものを奪う者は目の前にいるぞ!臆するな!]

 

エース[くぐ…、うぅ…、うぉぉぉ!ちくしょーー!!]

 

 

エースは懐から無頼から受け取った注射器を取り出し、自分の腕に打った…、エースは血が沸騰するような、細胞の変化を感じる…

 

 

エース[俺のターン!ドロー、チャージ&ドロー!ジョーカー此の期に及んで俺はまだ、甘えてたみたいだ…、けど、決心がついたよ!行くぞ!<ノイズワクチン>デッキから2枚ノイズにして1ドロー!ノイズ4払いファイナライズ!<ホープレイ・エース>!]

 

 

ホープレイ・エース

エース/ファイナライズ体

サイズX/攻15000/防12000/打撃2

◼️[希望の光][対抗]君のアタックフェイズ開始時、ライフ1払う、このカードの攻撃力+5000、防御力+5000、打撃力+2!

◼️君のライフが4以下の時、このカードは[3回攻撃]を得て、この攻撃は無効化できない。

[2回攻撃][貫通][ファイナライズ](君の<エース>のカード1枚をドロップゾーンに置いて、ノイズ4払う。)

 

 

エース[バトル!]

 

ジョーカー[ディスペアージョーカーの効果!ライフ2(LP9→7)払い、エースよ、ひれ伏せ!]

 

 

ホープレイ・エース 攻15000→11000/防12000→8000/打撃2→1

 

 

エース[ホープレイエースの効果!ライフ1払う(LP2→1)!俺はまだ倒れはしない!]

 

 

ホープレイエース 攻11000→16000/防8000→13000/打撃1→3

 

 

ジョーカー[何だと……⁉︎]

 

エース[行くぞ!ホープレイエースで攻撃!]

 

ジョーカー[ぐぉぉ!]LP7→4

 

エース[2回攻撃だ!]

 

ジョーカー[キャスト!]

 

エース[俺のライフが4以下の時、攻撃は無効化できない!]

 

ジョーカー[何…!がぁぁ!]LP4→1

 

エース[ホープレイエースの3回攻撃だ!]

 

ジョーカー[ぐぉぉ…、うがぁぁぁぁ!]LP1→0

 

 

エース[ジョーカー!]

 

ジョーカー[エース…良くやったな…、やはりお前は、俺が誇れる弟だ…]

 

エース[何言ってんだ、あんたも俺の誇れる兄だ…]

 

ジョーカー[ふふふ…、エースよ、兄は…満足だ…]

 

エース[満足するにはまだ早い、これからまた、静かに家族で暮らそう…]

 

ジョーカー[ふっ、そうだな……]

 

エース[ジョーカー、どうしてクリムゾンと行ったんだ…]

 

ジョーカー[元々は、父に聞きたかった…、だが、クリムゾン彗星には、俺達の知る父はもう居なかったのだ…、何故なら奴は…クリムゾンこそが……]

 

ーーー

 

右の部屋

 

サツキ[クリムゾン!]

 

クリムゾン[やはり君が来たか…、盛谷サツキ]

 

サツキ[お前は、何者なんだ?]

 

クリムゾン[私か?そうだな、もうこの仮面の意味は無いか…]

 

 

クリムゾンは真紅の仮面を外す、その素顔は威厳をかもし出す若者だった…

 

 

???[この姿で会うのは初めてだな、盛谷サツキ君…]

 

サツキ[お前は、誰だ?]

 

???[この姿を見ても分からないのは仕方ない、私だよ、私こそがクリムゾンの神、新人類の王!]

 

 

ジョーカー/???[ツキムラ(総帥)だ!]

 

 

エース/サツキ[⁉︎]

 

ーーー

 

地球

 

局長[あれがツキムラだと⁉︎]

 

イスルギ[若い、若すぎる…⁉︎]

 

クイン/ジャック[総帥…]

 

ーーー

 

サツキ[バカな⁉︎お前がツキムラだと⁉︎]

 

ツキムラ[そうだ、クリムゾン彗星のノイズエネルギーは私が望む姿に生まれ変わらせてくれた。若かりし頃の姿に…、そうだな、君と同じ25歳あたりかな?ふふふ…]

 

サツキ[くっ…]

 

 

ツキムラ[では望みどおりにファイトを始めようか、止めるんだろ?私とクリムゾン彗星を…]デッキ構え

 

サツキ[ああ…!]デッキ構え

 

 

サツキ[ツキムラ、お前を倒して地球を救う!ルミナイズ!<ギャラクシー・アポカリプス>!]

 

ツキムラ[我が意思はクリムゾンの意思…!新人類の王にひれ伏せ…ルミナイズ!<崇高なるクリムゾン>!]

 

 

オープンTHEフラッグ

 

サツキ[ギャラクシードラゴンワールド]

 

ツキムラ[クリムゾン・ドミネーター]

 

 

クリムゾン・ドミネーター

フラッグ

◼️君は属性に<クリムゾン>とあるカードのみ使える。

◼️君はライフ12/手札6枚/ゲージ0/ノイズ5から始める。

◼️君のゲージに置かれるカードは全てノイズに置く。

◼️君のカード名に<クリムゾンドラゴン>を含むモンスターの能力は無効にならない

 

 

 

サツキ[俺の先攻、チャージ&ドロー!ゲージ2払いライトにバディコール(LP10→11)!<銀河帝王アポカドラス>!登場時に手札の<銀河騎竜 プラズマ・エッジ>をサイズ0でコール!センターに<銀河騎竜 ウルフ・カノン>をコール]

 

 

銀河騎竜 ウルフ・カノン

戦装竜

サイズ2/攻5000/防3000/打撃2

◼️君の場に<ギンガドラゴン>がいればこのカードのサイズを1減らす。

◼️<スターXリンク>"このカードの攻撃によるダメージは減らない。"

[貫通]

 

 

サツキ[アポカドラスの[銀河武装]!プラズマエッジとウルフカノンをソウルイン!アポカドラスの<ギャラクシーXリンク>!]

 

 

アポカドラス

打撃2→3

攻撃によるダメージは減らない

 

 

サツキ[バトル!アポカドラスで攻撃!]

 

ツキムラ[ぐぅ…]LP12→9

 

サツキ[ターンエンド]

 

 

ツキムラ[私のターン、ドロー、チャージ&ドロー!ノイズ4払いファイナライズ!見るがいい、我が真紅の瞳を、我が蒼紅(そうく)の竜体を!我こそ、<クリムゾンドラゴン>!]

 

 

クリムゾンドラゴン

クリムゾン/ファイナライズ体

サイズX/攻5000000/防7000/打撃3

◼️[ノイズ・フルバースト]このカードの攻撃が無効化された時、このカードの打撃力分、相手にダメージ!

◼️このカードの攻撃で相手にダメージを与えたら、君のライフ+2!

◼️[ノイズ・フルチャージ]君のターン終了時、君のデッキから3枚ノイズに置く。

[貫通][ファイナライズ](ノイズ4払う)

 

 

ツキムラ[これがクリムゾンドラゴンだ!]




遂に始まった最終ファイト…!


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最終決戦!!サツキ vs ツキムラ

サツキ LP11

 

ツキムラ(クリムゾン) LP9

 

 

 

クリムゾンドラゴン

クリムゾン/ファイナライズ体

サイズX/攻5000000/防7000/打撃3

◼️[ノイズ・フルバースト]このカードの攻撃が無効化された時、このカードの打撃力分、相手にダメージ!

◼️このカードの攻撃で相手にダメージを与えたら、君のライフ+2!

◼️[ノイズ・フルチャージ]君のターン終了時、君のデッキから3枚ノイズに置く。

[貫通][ファイナライズ](ノイズ4払う)

 

 

ツキムラ[これがクリムゾンドラゴンだ!]

 

ーーー

 

地球

 

千歌[こ、攻撃力…、5百万…⁉︎]

 

梨子[めちゃくちゃ過ぎるわ、あんなの…]

 

絵里[サツキ…]

 

ーーー

 

彗星内

 

左の部屋

 

エース[立てるか?ジョーカー]

 

ジョーカー[ああ…]

 

エース[サツキのファイトを見に行こう…]

 

ーーー

 

右の部屋

 

ツキムラ[バトル!クリムゾンドラゴンでサツキ君に攻撃!]

 

サツキ[うぐっ!]LP11→8

 

 

サツキはまた身体が刻まれる程の衝撃とイメージを感じる…

 

 

サツキ[ぐっ…、(これはただのイメージだ!2度と惑わされない…!)]

 

クリムゾン[相手にダメージを与えた事でライフ+2(LP9→11)、ターン終了時にノイズ+2、ターンエンド]

 

 

サツキ[俺のターン、ドロー、チャージ&ドロー!レフトに<銀河騎竜 ハドウ・ガンズ>をコール[銀河武装]!ハドウガンズをソウルイン!ギャラクシーXリンク!]

 

 

アポカドラス

攻6000→8000

防5000→7000

攻撃は無効化されない

 

 

サツキ[<ギャラクシー・リペア>!]

 

 

ギャラクシー・リペア

◼️君の場に<ギンガドラゴン>がいれば使える。

◼️君のデッキから1枚ゲージに置き、君のドロップゾーンから<戦装竜>1枚を<ギンガドラゴン>1枚のソウルに入れる

 

 

サツキ[ゲージ+1、ドロップの<銀河騎竜 ストーム・アローズ>をソウルイン!]

 

 

アポカドラス

攻8000

防7000

攻撃は無効化されない

攻撃時に相手にダメージ1!

 

 

サツキ[バトル!アポカドラスで攻撃!ダメージ1!]

 

ツキムラ[うっ]LP11→10

 

サツキ[攻撃ダメージ!]

 

ツキムラ[ぐぅぅ!]LP10→7

 

サツキ[ターンエンド]

 

 

ツキムラ[私のターン、ドロー、チャージ&ドロー!レフトにコール<クリムゾン・コア>]

 

 

クリムゾン・コア

サイズ0/攻1000/防1000/打撃1

◼️このカードの登場時、君のデッキからカード名に<クリムゾンドラゴン>を含むカード1枚を手札に加え、デッキから20枚をノイズに置く

◼️このカードが効果で破壊された時、君のライフ+1!

 

 

ツキムラ[クリムゾンコアの能力でカードをサーチして、デッキから20枚ノイズにする!]

 

サツキ[20枚だと⁉︎]

 

ツキムラ[見よ!これが最高にして最大、偉大なる神の姿だ!クリムゾンコアとクリムゾンドラゴンを破壊して、ノイズ20払いファイナライズ!]

 

 

クリムゾンドラゴン・メテオノイズ

クリムゾン/ファイナライズ体/神

サイズX/攻∞/防7000/打撃2

◼️[ノイズ・フレア]君のアタックフェイズ開始時、相手のモンスター1枚を破壊して、相手にダメージ1!

◼️[ノイズ・インパクト]相手の攻撃と効果で君がダメージを受けたら君のライフ+1して相手にダメージ1!

◼️[ノイズ供給]君のターン終了時、君のデッキから3枚ノイズに置く

[2回攻撃][ファイナライズ](君の場のカード2枚破壊してノイズ20払う)

 

 

ツキムラ[バトルだ!クリムゾンドラゴンメテオノイズの効果!アポカドラスを破壊!]

 

 

アポカドラス ソウルガード3→2

 

 

ツキムラ[さらにダメージ1!]

 

サツキ[ぐぁっ]LP8→7

 

ツキムラ[クリムゾンドラゴンメテオノイズでサツキ君に攻撃!]

 

サツキ[ぐぅぅぅ!]LP7→5

 

ツキムラ[メテオノイズの2回攻撃!]

 

サツキ[キャスト!<ギャラクシー・レイ>!]

 

 

ギャラクシー・レイ

◼️君が攻撃されている攻撃中に使える。

◼️[使用コスト]ゲージ1払う

◼️[対抗]君のライフ+3!さらに攻撃している相手のカードの打撃力を0にする。このカードは1ターンに1枚だけ使える。

 

 

サツキ[俺のライフを+3(LP5→8)!そしてクリムゾンドラゴンの打撃を0に!]

 

 

クリムゾンドラゴンメテオノイズ 打撃2→0

 

 

ツキムラ[ターンエンド…]

 

 

サツキ[俺のターン、ドロー、チャージ&ドロー!<ギャラクシー・チャージ>!]

 

 

ギャラクシー・チャージ

◼️君の場に<ギンガドラゴン>がいるなら使える。

◼️君のデッキから4枚ゲージに置く。

 

 

サツキ[ゲージ1払い、<銀河騎竜 ジェットフォックス>をコール!]

 

 

銀河騎竜 ジェットフォックス

戦装竜

サイズ2/攻6000/防4000/打撃2

◼️[コールコスト]ゲージ1払う

◼️君の場に<ギンガドラゴン>がいればこのカードのサイズを1減らす。

◼️<スターXリンク>"このカードの攻撃で相手にダメージを与えた時、打撃力ー1して、スタンドする。"

 

 

サツキ[さらに、ゲージ1とライフ1払い(LP8→7)装備!<銀河の刃 ネオ・アスタリスク>]

 

 

銀河の刃 ネオ・アスタリスク

攻6000/打撃2

◼️[装備コスト]ゲージ1払い、ライフ1払う

◼️君のアタックフェイズ開始時、君のドロップゾーンの<戦装竜>1枚を場の<ギンガドラゴン>1枚のソウルに入れる。

◼️このカードのバトル終了時、君のデッキから1枚ゲージに置き、カードを1枚引く。

 

 

サツキ[行くぞ!反撃だ!!]




サツキ vs クリムゾン総帥…、烈戦!


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未来への信託

サツキ LP7

 

ライト 銀河帝王アポカドラス

レフト 銀河騎竜 ジェットフォックス

センター 無し

装備 銀河の刃 ネオ・アスタリスク

 

 

ツキムラLP7

 

ライト 無し

レフト 無し

センター 無し

ファイナライズ クリムゾンドラゴン・メテオノイズ

 

 

サツキ[行くぞ!反撃だ!バトル!ネオアスタリスクの効果でドロップゾーンの<ジェットフォックス>をアポカドラスのソウルに!

 

 

アポカドラス

攻8000

防7000

攻撃時に相手にダメージ1!

バトル後、打撃ー1してスタンド

 

 

サツキ[ジェットフォックスとネオアスタリスクで連携攻撃!合計攻撃12000!打撃4!]

 

ツキムラ[ぐぁぁ!]LP7→3

 

ツキムラ[クリムゾンドラゴンメテオノイズの効果!私がダメージを受けたら、私のライフを+1(LP3→4)、相手にもダメージ1!]

 

サツキ[ぐぁぁ]LP7→6

 

サツキ[だが、ジェットフォックスの効果!打撃1減らしてスタンド!ネオアスタリスクの効果で1チャージ、1ドロー!]

 

 

ジェットフォックス 打撃2→1

 

 

サツキ[アポカドラスと連携攻撃!ダメージ1!]

 

ツキムラ[ぐぁっ]LP4→3

 

ツキムラ[私のライフ+1(LP3→4)、相手にダメージ1!]

 

サツキ[ぐっ!そのまま攻撃!]LP6→5

 

ツキムラ[甘いわ!キャスト!<クリムゾンバリア>!]

 

 

クリムゾンバリア

◼️君の場にカード名に<クリムゾンドラゴン>を含むカードがある時、相手の攻撃中に使える。

◼️[対抗]その攻撃を無効化する。その後、君がカード名に<クリムゾンドラゴン>に<ファイナライズ>していれば、相手のモンスター1枚を破壊する。

 

 

ツキムラ[その攻撃を無効化して、私がファイナライズしていれば、アポカドラスを破壊!]

 

サツキ[何⁉︎]

 

 

アポカドラス ソウルガード3→2

 

 

サツキ[ターンエンド]

 

 

ツキムラ[私のターン、ドロー、チャージ&ドロー!諦めろ、どの道地球は救われん…、バトル!クリムゾンドラゴンの効果でアポカドラスを破壊してダメージ!]

 

 

アポカドラス ソウルガード2→1

 

 

サツキ[ぐぁぁ!]LP6→5

 

ツキムラ[クリムゾンドラゴンでサツキ君に攻撃!]

 

サツキ[ぐぉぉ!]LP5→3

 

ツキムラ[クリムゾンドラゴンの2回攻撃!]

 

サツキ[ぐぁぁぁ!]LP3→1

 

ツキムラ[ターンエンドだ…]

 

サツキ[ぐっ…]フラフラ

 

ツキムラ[もうふらふらではないか、諦めろと言っている]

 

サツキ[俺…の…ターン…]ドサッ…

 

 

ウィ-ン

 

エース[サツキ!…⁉︎]

 

ジョーカー[なんという事だ…]

 

 

エースとジョーカーがたどり着いた時、サツキは倒れていた…

 

 

エース[サツキ!!]

 

ーーー

 

全員[サツキ(さん)(君)!!]

 

絵里[そんな…、サツキ…!いやぁぁぁぁ!]

 

希[絵里ち…]

 

千歌[私達も、あそこに行けたら、一緒に戦えるのに…]

 

曜[何言ってるの!千歌ちゃん!]

 

梨子[私達が行っても、足手まといになるだけよ⁉︎]

 

千歌[分かってる!分かってるけど…、私…決めたんだ、サツキさんと皆と一緒に町を守るって…、だから、こんな大事な時に何もできないなんて…、絶対に嫌だ!]

 

 

その時、千歌、曜、梨子のドラゴンフォースが輝きを放つ…

 

 

千歌[ドラゴンフォース…、私達の思いを届けてくれるの?]

 

 

千歌の問いに答えるように煌めく

 

 

千歌[曜ちゃん!梨子ちゃん!]

 

曜/梨子[うん!]

 

千歌[絵里さんも!サツキさんに思いを伝えましょう?]

 

絵里[ありがとう、皆…]

 

 

絵里もドラゴンフォースのカードに手を添える

 

 

千歌[私達の思い、届けて!ドラゴンフォース…解放!]

 

 

ドラゴンフォースの3つの光がクリムゾン彗星に放出される…

 

ーーー

 

サツキ[……]

 

ツキムラ[サツキ君にはもう立ち上がる力は無い…、クリムゾンドラゴンの攻撃による、身体の痛みとも戦っていたのだ、彼の身体は限界だったのだ…]

 

エース[くっ…、こうなったら、俺が…!]

 

 

その時、眩い3つの光がサツキを包む……

 

 

サツキ(何だ?この光は…?これは、千歌ちゃん、曜ちゃん、梨子ちゃん…?そうか、これは…、ドラゴンフォースの光……俺と一緒に戦ってくれのか?……ありがとう…皆…、俺は……絶対に勝つよ!)

 

 

サツキ[……]グググ…

 

ツキムラ[バカな…、確かに精魂共に力尽きたはず…、何故立てる!立ち上がる!立ち向かって来る……⁉︎]

 

サツキ[俺には、守らなきゃいけない人達がいる…、守らなきゃいけない世界がある…、守らなきゃいけない未来がある…、だから俺は…、お前に勝つ!ドロー!チャージ&ドロー!<未来への信託>]

 

 

未来への信託

◼️君のライフが5以下なら使用できる。

◼️君のデッキから10枚ドロップゾーンに置く、その中から2枚選んで手札に加えて、君のデッキから2枚ゲージに置く。このカードは1ターンに1枚だけ使える。

 

 

サツキ[デッキから10枚破棄、2チャージ!さらに破棄した中から1枚手札に加える!行くぞツキムラ!千歌ちゃん、曜ちゃん、梨子ちゃん、俺を信じる皆の思いと絵里ちゃんの思いが新たなカードを生み出した!ゲージ4払い、変身!<銀河神(ギャラクシー・ゴッド) アポカドラス・ディオ>!]




守るべき未来の為に…、次回、決着!かも…


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真の決戦!

サツキ LP1

 

ツキムラ LP4

 

 

 

サツキ[ゲージ4払い変身!<銀河神 アポカドラス・ディオ>!]

 

 

サツキの身体をアポカドラスが包み、アポカドラスと同じ鎧に身に纏う…

 

 

銀河神 アポカドラス・ディオ

ギンガドラゴン/神

サイズX/攻10000/防5000/打撃1

◼️このカードの能力は無効にならない。

◼️このカードのソウル1枚につきこのカードの攻撃力+1000、防御力+1000!

◼️このカードのソウルが3枚以上ならこのカードの打撃力+2!

◼️[サモン・ディオ]君のメインフェイズ中、君のドロップゾーンの<戦装竜>を2枚まで選び、サイズを1にして[コールコスト]を払わずにコールできる。

◼️<ギャラクシーXリンク>

[銀河武装][ソウルガード][変身](君の場のモンスター全てソウルに入れ、ゲージ4払う。)

 

 

サツキ[場のアポカドラスをソウルイン!さらに、アポカドラスディオの効果、ドロップゾーンの<戦装竜>2枚をサイズ1でコールする。レフトに<銀河騎竜 プラズマ・エッジ>、ライトに<銀河騎竜 ウルフ・カノン>!アポカドラスディオの銀河武装!プラズマエッジとウルフカノンをソウルイン!]

 

 

アポカドラスディオ ソウル1→3

 

 

サツキ[アポカドラスディオの攻撃力と防御力は自身のソウル×1000アップする。さらにソウル3枚以上なら打撃+2!そして<ギャラクシーXリンク>!]

 

 

アポカドラスディオ

攻10000→13000

防5000→8000

打撃1→3→4

攻撃は無効化されない

 

 

サツキ[バトルだ!アポカドラスディオでクリムゾンドラゴン・メテオノイズに攻撃!]

 

 

ツキムラ[バカな⁉︎私が…、うがぁぁぁぁ!!]LP4→0

 

 

ツキムラ[見事だよ、サツキ君…、私の負けだ…]

 

サツキ[そんな事、今はいい…、早くクリムゾン彗星のシステムを止めてくれ…!]

 

ツキムラ[分かった…]

 

 

サツキ達はクリムゾン彗星のコントロールルームに向かい、そこにあるコンソールを起動する。

 

 

ツキムラ[クリムゾン彗星の重力波を完全停止!]

 

[重力波の完全停止を開始……、申し訳有りませんが…承認出来ません…、クリムゾン彗星停止不可能……]

 

ツキムラ[な、何⁉︎]

 

サツキ[どういう事だ…?]

 

ツキムラ[分からない…、だが、何故か認証されない…]

 

[クリムゾン彗星の全機能、フルオープン……地球衝突まで後、40分]

 

ツキムラ[どういう事だ!なぜ止まらん!……まさか…、暴走しているのか…?]

 

サツキ[暴走だと……!]

 

[その通りだ…]

 

エース[な、お前は、クリムゾン!]

 

ジョーカー[クリムゾン⁉︎バカな、クリムゾンの正体は総帥自身だったはずだ!]

 

クリムゾン[この彗星の機能は全て私が支配している。もはや、誰にもこのクリムゾン彗星を止める事は出来ない!]

 

サツキ[ツキムラ、あいつは?あのクリムゾンは誰なんだ!]

 

ツキムラ[あれは多分、クリムゾン彗星のAIが私を真似て創りあげた、言わば、私のクローンだ…!]

 

サツキ[クローン…だと…?]

 

 

その時、サツキ達の足下から光の柱が放出されてサツキ達を包む……

 

 

クリムゾン[君達のような愚かな人類にはご退場願おう…]

 

ツキムラ[これは…]

 

ーーー

同時刻

 

滝原[ん?何だ?]

 

カードバーンも光の柱に包まれ、気がつくと、地球に帰っていた…

 

滝原[ここは?]

 

 

同時にサツキ達も地球にワープして来た。いや、強制ワープされたのだろう…

 

ーーー

 

地球

 

絵里[サツキ!] ギュ-!

 

サツキ[絵里ちゃん!]ギュ-!

 

絵里[良かった…、無事で…、無事で良かった…うぅ…]

 

局長[どうやら、終わったみたいだな]

 

サツキ[いや、まだ終わってない…]

 

ツキムラ[ああ、クリムゾン彗星は今、暴走を始めた…、私でも止める事は出来ない…!]

 

千歌[暴走って…!じゃあどうなるんですか⁉︎]

 

ツキムラ[……、分からぬ…]

 

 

エース[サツキ!皆!あれを見ろ!]

 

 

エース達が上空を見ると、クリムゾン彗星が形を変え始めていた。それは、余りにも禍々しく、機械的なカモフラージュが消え肉肉しい身体へと変貌し赤紫とも真紅ともつかない巨大なドラゴンへと姿を変えた…

 

 

ツキムラ[言ったはずだ、クリムゾン彗星はモンスターだと…]

 

サツキ[これが…、クリムゾン彗星の正体…!]

 

梨子[巨大すぎるわ…]

 

ダイヤ[あんなのと、どう戦えと言うのです……]

 

 

クリムゾン[旧人類の諸君!我が名は、クリムゾン…、新人類の王であり、新世界の神である。旧人類よ刮目せよ!神の姿を、希望を捨て、嘆くがいい、絶望せよ、お前達は今日をもって…、滅亡する。]

 

 

全員[⁉︎]

 

 

その時、サツキの目の前に光の柱が現れる

 

 

クリムゾン[盛谷サツキ、お前に人類の行く末を決めさせてやろう、滅びゆく世界をただ見守るか…、我に挑み無様な敗北と人類の滅亡を見るか…、選べ…]

 

サツキ[…、エース皆を頼む…]

 

エース[何!まさか、戦うのか⁉︎]

 

サツキ[ああ、言ったろ?守りたい未来があるって…、だから、俺は戦う!]

 

絵里[サツキ⁉︎]

 

サツキ[絵里ちゃん、今度こそケリをつけて来る。信じて待っててくれ…]

 

絵里[絶対に守ってね、この子達の未来を…]

 

サツキ[ああ、行って来る!]

 

 

サツキは光の柱へ入って行く…

 

ーーー

 

サツキ[…! ここは…?]

 

 

サツキの目の前には地球があった、そして後ろには、巨大なドラゴンがそびえ立つ…

 

 

クリムゾン[君ならば必ず戦うと思っていたよ…盛谷サツキ…]

 

サツキ[最終決戦だ…クリムゾン…、お前を倒す、そして、世界の運命は、俺が変える!バディファイトだ!]




世界と人類の未来を賭けた、盛谷サツキ最後のファイト…


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愛しき未来へ……

サツキ[俺は守る!人類を、世界を、未来を!ルミナイズ!<ギャラクシー・ディオ>!]

 

クリムゾン[旧き人類と世界は滅亡し新たな世界と人類が誕生する。ルミナイズ!<クリムゾン・エンド>]

 

 

オープンTHEフラッグ

 

サツキ[ギャラクシードラゴンワールド]

 

クリムゾン[暴走クリムゾン]

 

 

暴走クリムゾン

フラッグ

◼️君は<クリムゾンドラゴン・ジェネシス>に[ファイナライズ]した状態でファイトを始める。

◼️君はライフ30/手札0/ゲージ0/ノイズ10から始める。

◼️君のゲージに置かれるカードは全てノイズに置く。

◼️君はライフが0になるまでファイトに負けない!

 

 

クリムゾンドラゴン・ジェネシス

クリムゾン/真紅/神

サイズX/攻∞/防0/打撃0

◼️[無限ノイズ]君のアタックフェイズ開始時、君のデッキから5枚をノイズに置く。

◼️このカードの能力は無効にならず、破壊されず、手札とデッキに戻らず、君はこのカード以外のカードを使えない。

◼️このカードが攻撃した時、相手にダメージ3!

◼️X[暴走]X "ノイズ5払う、そのターン中、相手の場のカードを全ての能力を無効にして破壊し、このカードは[2回攻撃]を得る。"

[貫通][反撃][ファイナライズ](ノイズ25払う)

 

 

ーーー

 

局長[バカな…⁉︎]

 

エース[ライフ30だと…⁉︎]

 

果南[あんなの…、減らしきれないよ…]

 

ーーー

 

サツキ[俺の先攻!チャージ&ドロー!<銀河騎竜 チャージラス>をライトにコール]

 

 

銀河騎竜 チャージラス

戦装竜

◼️このカードの登場時、君のデッキから1枚ゲージに置く。

◼️<スターXリンク>"このカードが攻撃した時、君のデッキから1枚ゲージに置く。"

 

 

サツキ[登場時、ゲージ+1、ゲージ4払いチャージラスをソウルにして、バディ変身(LP10→11)!<銀河神 アポカドラス・ディオ>、アポカドラスディオの効果!ゲージからドロップに行った、<銀河騎竜 プラズマエッジ>、<銀河騎竜 ジェットフェンリル>をサイズ1でコール!アポカドラスディオの銀河武装!場のモンスター全てソウルイン!]

 

 

アポカドラス・ディオ

攻撃時ゲージ+1

打撃1→3→4

バトル後、打撃1減らしてスタンド

 

 

サツキ[バトル!アポカドラスディオで攻撃!ゲージ+1!]

 

クリムゾン[がぁぁ!]LP30→27

 

サツキ[ターンエンド!]

 

 

クリムゾン[我のターン、ドロー、チャージ&ドロー!クリムゾンドラゴンジェネシスよ、X暴走X せよ!ノイズ5払いアポカドラスディオを能力を無効にして破壊!]

 

 

サツキ[くっ…アポカドラスディオの能力は無効にはならない!] アポカドラスディオ ソウルガード 3→2

 

 

クリムゾン[さらに![2回攻撃]を得る、バトル!デッキよりノイズ+5、バトル!クリムゾンドラゴンジェネシスで攻撃!打撃力は0だが、攻撃時にダメージ3だ!]

 

サツキ[ぐぁぁ!]LP11→8

 

クリムゾン[クリムゾンドラゴンジェネシスの2回攻撃!さらにダメージダメージ3!]

 

サツキ[がぁぁ!ガハッ]LP8→5

 

クリムゾン[ターンエンドだ]

 

ーーー

 

ダイヤ[あり得ませんわ…]

 

善子[効果でいっきに6ダメージ⁉︎]

 

梨子[ひ、酷い…!]

 

ーーー

 

サツキ[俺のターン、ドロー、チャージ&ドロー!ライトに<銀河騎竜 ウルフカノン>、レフトに<ストームアローズ>をコール!さらにアポカドラスディオの効果で、ドロップからセンターに<フレイムブレーズ>をコール!銀河武装でフレイムブレーズをソウルイン!]

 

 

アポカドラスディオ ソウル3

打撃3→4→5

[貫通]

バトル後、打撃ー1でスタンド

 

ストームアローズ

攻撃時ダメージ1 (ターン2)

攻撃は無効にならない

 

ウルフカノン

攻撃時ダメージ1(ターン2)

攻撃は無効にならない

 

 

サツキ[バトル!ウルフカノンで攻撃!ダメージ1と攻撃ダメージ!]

 

クリムゾン[うぐ!]LP27→26→24

 

サツキ[ストームアローズも続け!効果と攻撃ダメージ!]

 

クリムゾン[ぬぅぅ]LP24→23→22

 

サツキ[俺の攻撃!打撃5!]

 

クリムゾン[ぐぉぉぉ!]LP22→17

 

サツキ[まだだ!ソウルのジェットフェンリルの効果で、打撃1減らして、再攻撃!打撃4!]

 

クリムゾン[ぐぬぁぁぁ!]LP17→13

 

サツキ[ターンエンド!]

 

ーーー

 

ルビィ[凄い!!]

 

花丸[サツキさんもいっきに14ダメージずら!!]

 

鞠莉[これならいけるわ!]

 

ーーー

 

クリムゾン[ぐぅ…、ふふふ…、我のターン!ドロー、チャージ&ドロー!バトル!デッキからノイズ+5!さらにノイズ5払い X暴走X !貴様のカードの能力を無効にして破壊!]

 

 

ストームアローズ 破壊!

 

ウルフカノン 破壊!

 

アポカドラスディオ ソウルガード3→2

 

 

サツキ[くっ…]

 

クリムゾン[バトル!クリムゾンドラゴンジェネシスで攻撃!ダメージ3!]

 

サツキ[ぐぁぁぁぁ!]LP5→2

 

クリムゾン[トドメだ…、愚かな人類よ…、我が崇高なるクリムゾンの意思によって滅びよ!クリムゾンドラゴンジェネシスで攻撃!]

 

サツキ[キャスト!<ギャラクシー・レイ>!俺のライフを3回復(LP2→5)!ぐぁぁぁぁ!]LP5→2

 

クリムゾン[バカな⁉︎何故だ!何故諦めない!生き延びたところで、滅亡からは逃れられないと言うのに!何故耐え続ける⁉︎]

 

サツキ[ったくよ…、何度も、何度も、言わせるなよ…?俺には…、守りたい世界が…、未来があるんだよ!俺には未来を守る義務があるんだよ!これから産まれて来る子供達、育っていく子供達を守る義務があるんだ!クリムゾンの意思とか意味わかんねーもんに…、奪われていい未来じゃねぇんだ!]

 

クリムゾン[ぐっ…!ターン…エンドだ…]

 

 

サツキ[俺のターン!ドロー!チャージ&ドローー!!さっき…ドラゴンフォースと一緒に感じた…特別な思い…、今日までずっと支え続けてくれた…愛しき人の思いが生み出した…、最後のカードだ…!ファイナルフェイズ!!]

 

クリムゾン[いきなり、ファイナルフェイズだと…!]

 

サツキ[超越の必殺コール!<銀河神王アポカドラス・ゼウス>!]

 

 

銀河神王 アポカドラス・ゼウス

サイズ0/攻0/防0/打撃0

◼️[超越の必殺コール]このカードが登場したターン、このカード以外の君の場のカードの能力全てを無効化して破壊し、君の手札、デッキ、ゲージのカード全てドロップゾーンに置き、君のライフを1にする。そうしたらこのカードは攻撃力∞/防御力∞/打撃力∞になる。

◼️このカードの能力は無効化出来ない。

◼️このカードの攻撃は無効化出来ない。

◼️このカードは使用後、消滅して、記憶を残したまま別世界として君が望む過去に時を戻し、君が望む未来を永遠に約束する。

 

 

サツキ[このカードは登場時、俺のライフを1にして、俺のゲージとデッキと場のカード全てを力に変えて、攻撃力/防御力/打撃力全て∞になる…!]

 

クリムゾン[な、何故だ…、何故そこまでの力が…、一体、お前の力とは何なのだ⁉︎]

 

サツキ[ぼくには絵里ちゃんとお腹の赤ちゃんがいる。これは絶対的な力だ…!アポカドラス・ゼウスで攻撃!]

 

クリムゾン[ば、バカなぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!]LP13→0

 

 

アポカドラス・ゼウスの一撃で、彗星は跡形も無く散り、完全に消滅した……

 

アポカドラス・ゼウス[盛谷サツキ、我が主人よ…、クリムゾン彗星が存在しない平和な過去を…、子供達に託せる平和な世界を…御身が望む災い無き未来を…約束しよう……]

 

サツキ[ありがとう…、ゼウス…]

 

ーーー

 

7月下旬…、本来ならもう10月だったが…アポカドラス・ゼウスが創りあげたクリムゾン彗星の存在しない過去へと世界は書き換えられた…、ただ1つ変わらないのは、サツキやエース、Aqoursやサツキと共に戦った仲間達が経験した壮絶な戦いの記憶は、そのまま残っている事、だが、他の人々の記憶からはクリムゾン彗星の事は忘れ去られていたが…、これもサツキの望みだった…

 

ーーー

 

盛谷家

 

希[絵里ち、お腹引っ込んだなぁ?]

 

絵里[ええ、サツキの話だとゼウスが世界の時間を戻したから、お腹の子も成長前に戻っちゃったみたいなの…]

 

希[絵里ちは、それで良かったん?]

 

絵里[ええ、またこの子の成長をお腹で感じられるもの…、こんな幸せな事はないわ…]

 

希[そっか…]

 

サツキ[ふふ…、じゃあ俺は行ってくるよ]

 

絵里[気をつけてね?]チュ!

 

サツキ[ああ…]チュ!

 

 

ガチャッ

 

サツキ[あ]

 

クイン[おはようございます。サツキさん]

 

ジャック[はよっす]

 

サツキ[おはよう、2人とも、今日も絵里ちゃんを頼むよ]

 

クイン[はい!行ってらっしゃい]

 

ーーー

 

局長[やあ、サツキ君]

 

サツキ[おはようございます。局長!早速、パトロールに行って来ます。]

 

局長[待ってくれ、サツキ君…]

 

サツキ[え?]

 

 

局長はサツキの前で賞状のようなものを広げる

 

 

局長[局長状、盛谷サツキどの、今回を持って貴殿をバディポリス部隊クラス1への昇進をここに命ずる!]

 

サツキ[え?]

 

局長[おめでとう、サツキ君、ワッペンを受け取りたまえ]

 

サツキ[あ、ありがとう…ございます?]

 

局長[他の人々が知らなくても、ここにいる私達は君の功績を知っている…、誇りを持って勤めてくれたまえ!]

 

サツキ[はい!]

 

ーーー

 

さらに3日後…

 

 

沼津湾にサツキと絵里、Aqoursの皆が集まっていた。

 

 

サツキ[ほんとにもう行くのか?エース?]

 

エース[ああ、今まで、世話になった…]

 

千歌[エース君!元気でね]

 

エース[ああ、千歌達も元気でな]

 

サツキ[ツキムラ総帥の事は任せろ、いつ釈放になるかは分からないが…]

 

エース[ああ…]

 

ジョーカー[そろそろ行くぞ…]

 

エース[じゃあな!サツキ先輩!]

 

サツキ[おう!]

 

 

エースは家族の絆を取り戻した。そしてサツキとエースは誓う、新たなる平和な未来を……

 

 

盛谷サツキ伝… 完結

 

 

 




盛谷サツキ伝 無事完結です。まさか40話超えるとは……

応援してくれた皆さん、ありがとうございました。





今回の名言

起動戦士ガンダム 逆襲のシャア ベルトーチカチルドレン より…

「ぼくにはベルトーチカとお腹の赤ちゃんがいる。これは絶対的な力だ」byアムロ・レイ


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炎龍爆進 編
1st


沼津市の寂れたアパートに1人の男子が居た…、彼は警察の事情聴取を受けて戻って来た。理由はバイト先に上司への暴行容疑、だがその上司はバイトをしている学生から不正に給料の差し引きをしていた。もし彼が上司を追い詰めていなかったら、その上司は同じ行為を続けていただろう…

 

彼の名は、焼野 炎斬(ヤキノ エンザン)/17歳 /中卒 /趣味 バディファイト 、軽いギャンブル(パチンコ等はあまりしない)/

 

 

炎斬[チッ…、何だよ…]

 

 

炎斬がアパートに戻ると家賃の請求書と退室届けが貼られていた。

 

 

炎斬[ここも限界か…]

 

 

炎斬は部屋を出て行く為に、荷造りをする…

 

 

コンコン

 

大家[はいよ…]

 

炎斬[あの…]

 

大家[やあ、炎斬君]

 

炎斬[家賃です。後、俺出て行くので、それじゃあ…]

 

大家[待ちな、出て行くんなら、お金は要らないよ…]

 

炎斬[あ、すんません…]

 

大家[達者でな…]

 

炎斬[はい…]

 

 

炎斬、彼には身寄りがいない、彼の両親は不幸にも強盗に襲われその命を絶たれた…、その様子を見ていた彼は、警察が彼の家に駆けつけた時、彼は逆上してその犯人を殺してしまっていた…

 

 

その時、彼は14歳、少年法で守られ、正当防衛として扱われ2年間の少年院送りになった…、そして彼は去年、少年院を出たばかりだった…

 

 

炎斬[バイトもクビ、アパートも出されて、また公園か…今日はここで寝るか…]

 

 

彼は1日の疲れに抗う事もなく眠りに落ちた…

 

ーーー

 

炎斬[ん?うん……、ここは…どこだ?]

 

 

目を覚ますと…、そこは広大な岩場にいた…

 

 

炎斬[あ?何で俺…、こんなところで…、考えてもしょうがねぇか…何処にいたって、変わらねえだろ…]

 

 

炎斬が適当に歩いていると、後ろから影が近づいて来る…

 

 

[おい、人間!]

 

炎斬[ああ?]

 

 

炎斬が後ろを振り向くとそこには炎のように燃えるような紅い龍がいた。

 

 

炎斬[何だ⁉︎お前…ドラゴンか⁉︎]

 

[おうよ、見りゃ分かんだろ!]

 

炎斬[ドラゴン様が俺に何の用だ?]

 

ドラゴン[人間こそドラゴンワールドに何の用だ!]

 

炎斬[ドラゴンワールド?ここが?]

 

ドラゴン[おうよ…]

 

炎斬[へ〜、別に用はねぇよ、気がついたらここにいた、それだけだ…]

 

ドラゴン[ふん、まぁいい、早く人間界に帰るんだな]

 

 

ドガァァァァァン!!

 

 

炎斬/ドラゴン[⁉︎]

 

 

炎斬とドラゴンが言い合いをしていると、遠くの方で爆発音と煙が上がる……

 

 

ドラゴン[悪いな、急用だ!さっさと立ち去るんだな!]

 

炎斬[おい待て!どうやって帰るんだよ!おい!ったく…、ついてくか…]

 

 

ドラゴンが翼を広げて羽ばたこうとした時、その尾に炎斬が掴まる

 

 

ドラゴン[おい人間!何のつもりだ!]

 

炎斬[別に!行き場がねぇからついてくんだよ!]

 

ドラゴン[ふん、振り落とされんなよ!]

 

 

ドラゴンのアジト

 

[うがぁぁ!]

 

?[じゃはははは!おいどうした⁉︎最強のボス様は何故来ない!てめぇらを置いて逃げたか?じゃはははは!とんだ腰抜け野郎だぜ!おら!もっと悲鳴をあげなきゃ、あいつはこねぇぜ!]

 

[ぐぁぁぁぁ!]

 

 

ドラゴンのアジトでは、謎のドラゴンが他のドラゴンを痛めつけていた……

 

 

炎斬(おい、捕まってるあいつらお前の仲間か?)

 

ドラゴン(ああ…、ったく、簡単に捕まりやがって…、人間、手ェ出すなよ…)

 

 

そう言ってドラゴンは敵の前に降り立つ…

 

 

ドラゴン[てめぇいったい何やってんだ!!]

 

?[よう、やっとお出ましかよ、ボス様よぉ〜!]

 

ドラゴン[てめぇ、俺に用があるんだろ?そいつらを解放しろ…]

 

?[そりゃ出来ねぇわ、分かるだろ?俺が何でこんな事してるか、これは、お前への復讐だ!!お前に奪われた最強の称号と傷付けられた俺のプライド、消えた信用!全てを失った俺の痛みをお前味あわせてやる!一歩でも動いてみやがれ!捕らえたお前の仲間が痛い目を見るぜ!!]

 

 

 

ドラゴン[ぐっ]

 

?[ふふふ、オラァ!]

 

バキッ!

 

ドガッ!

 

ゴスッ!

 

ドラゴン[ぐぁぁ!]

 

?[じゃはははは!オラァ!オラァ!爽快だなぁ!]

 

ドラゴン[調子に乗んなよ……、てめぇ…]

 

?[あ?この状況で調子に乗んなくてどうすんだよ!やっと復讐できてんのによ!どうだ?最強の称号を奪ったやつに痛めつけられるのはよ!じゃはははは!]

 

 

[おい!お前!!]

 

?[⁉︎]

 

ドラゴン[あいつ…]

 

炎斬[てめぇ、黙って聞いてりゃ、称号だプライドだ信用だってよ〜!くだらねぇ理由で調子乗ってんじゃねーよ、ゲスドラゴン!]

 

?[⁉︎ 人間…!]

 

炎斬[てめぇもてめぇだ!あんなゲスドラゴンに良いようにされやがって…、てめぇこそプライドはねぇのかよ!]

 

ドラゴン[うるせぇ!こっちは人質とられてんだよ!]

 

?[おい…、何だ?お前…、お前、人間飼ってたのかよ!じゃはははは〜!天下の[炎龍]様が、人間を…じゃはははは!]

 

ドラゴン/炎斬[うるせぇ!んなわけねぇだろ!!]

 

ドラゴン[ふざけんな!誰が人間なんて下等なモン飼うかよ!]

 

炎斬[あん?誰が下等な人間だってごらぁ!]

 

ドラゴン[てめぇだよ!力もねぇのにでしゃばりやがって!]

 

炎斬[あん?俺の事言えっかよ!あんなゲスドラゴンに良いようにやられやがって!]

 

ドラゴン[だと?てめぇ!]

 

?[お前ら!俺を無視して争ってんじゃねぇ!]

 

炎斬/ドラゴン[うるせぇ!黙ってろ!]

 

?[⁉︎]

 

 

その時、炎斬のデッキが燃えるように輝く…

 

 

炎斬[⁉︎、な、何だこりゃ!]

 

ドラゴン[その光は……、おい人間、デッキを見ろ!]

 

 

炎斬がデッキを見るとカードが全て変わっていた…

 

 

炎斬[これって、お前のカードか…?]

 

ドラゴン[ふふふ、おい人間、今回はてめぇに助けられてやる…、あのゲス野郎をぶっ倒そうぜ?]

 

炎斬[言われなくても…、それと、俺は炎斬だ!ドラゴン]

 

ドラゴン[ふっ、俺はクリムゾンブルグだ、炎斬…]

 

炎斬[クリムゾンブルグ…、OK、一緒に戦ってやるよ…]

 

炎斬/クリムゾンブルグ[おい、ゲス野郎!俺たちとバディファイトだ!]

 

 

 

 

1st. 運命の出会い…




新章 開幕!


ちょっとかっこよく、最後にサブタイ付けてみました。


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最高のコンビ

何の兆候もなく突然ドラゴンワールドで目を覚ました炎斬、彼はそこで、燃えるような紅いドラゴンに出会う、だがそのドラゴンのアジトが別のドラゴンに荒らされていた、人質をとられボロボロにされるドラゴンを見て飛び出した炎斬、そして彼とドラゴンは手を組んで戦うことを誓った。

 

 

炎斬[行くぜ、クリムゾンブルグ!]

 

クリムゾンブルグ[おうよ!さあファイトだゲス野郎!]

 

?[お前らさっきから…、俺はゲスドラゴンでも、ゲス野郎でもねぇ!俺は<ツインガトリングドラゴン>様だ!いいぜ!ファイトしてやるよ!]

 

炎斬[おっし決まりだ!]

 

 

炎斬[炎の如く紅く燃え上がれ!ルミナイズ!<炎龍の鼓動>!]

 

ツインガトリング[俺から最強を奪ったあいつを許さねえ!ルミナイズ!]

 

 

オープンTHEフラッグ

 

炎斬[ドラゴンワールド]

 

ツインガトリング[ドラゴンワールド]

 

 

炎斬[先攻はもらった!チャージ&ドロー!ゲージ1払い装備!<炎拳 爆転甲>]

 

 

炎拳 爆転甲

炎龍/拳

攻5000/打撃2

◼️[装備コスト]ゲージ1払う

◼️このカードの攻撃で相手にダメージを与えたら君のデッキから1枚ゲージに置く。君の場に[炎龍]のモンスターがいれば、さらにカード1枚引く。この能力は1ターンに1回だけ使える。

 

 

炎斬[爆転甲で攻撃!]

 

ツインガトリング[ぐぇっ]LP10→8

 

炎斬[ターンエンド]

 

 

ツインガトリング[俺のターン、ドロー、チャージ&ドロー!ゲージ2払って、デッキから1枚ソウルにしてセンターにバディコール(LP8→9)!<ツインガトリング・ドラゴン>]

 

 

ツインガトリング・ドラゴン

武装騎竜/赤竜

サイズ2/攻7000/防6000/1

◼️[コールコスト]デッキから1枚このカードのソウルに入れ、ゲージ2払う。

◼️[ガトリング弾装填]君のアタックフェイズ開始時、ゲージ1と君は場のモンスター1枚をドロップゾーンに置く。そうしたら、このカードか打撃力+2!

[貫通][ソウルガード]

 

 

ツインガトリング[ライトに<サウザンドレイピアドラゴン>をコール!バトル、ゲージ1とサウザンドレイピアをコストに、ガトリング弾装填!打撃3で攻撃を開始する!]

 

炎斬[ぐっ…]LP10→7

 

ツインガトリング[ターンエンド]

 

炎斬[はっ、終わりかよ、俺のターン!ドロー、チャージ&ドロー!レフトとライトに<炎狼龍 ウルドラゴフ>をコール!]

 

 

炎狼龍ウルドラフ

炎龍

サイズ1/攻6000/防3000/打撃2

◼️君の場にサイズ3の[炎龍]がいればこのカードのサイズは0になる。

◼️君の[炎龍]のソウルにあるこのカードはドロップゾーンではなく、ゲージに置かれる。

[貫通][移動]

 

 

炎斬[バトル!ライトのウルドラフで攻撃!]

 

 

ツインガトリングドラゴン ソウルガード1→0

 

 

炎斬[レフトのウルドラフで攻撃!]

 

ツインガトリング[キャスト!<ドラゴエナジー>!俺の攻撃力と防御力を+3000!]

 

 

ツインガトリングドラゴン

攻7000→10000

防6000→9000

[反撃]

 

 

ツインガトリング[反撃だ!]

 

 

ウルドラフ 撃破!

 

 

炎斬[爆転甲じゃ届かねぇな、ターンエンド]

 

 

ツインガトリング[俺のターン、ドロー、チャージ&ドロー!<ドラゴニックチャージ>、ゲージ+2、レフトに<システミックダガードラゴン>をコール、バトル!ゲージ1とシステミックダガーをコストに打撃3!で攻撃!]

 

炎斬[ぐぁぁ]LP7→4

 

ツインガトリング[ターンエンド!]

 

 

炎斬[ははは、おもしれーな…、なぁ、クリムゾンブルグ]

 

クリムゾンブルグ[ああ?こんな時に何言ってんだ?]

 

炎斬[だってよ…、想像してみろよ、この状況で勝ったら、おもしれーだろ?]

 

クリムゾンブルグ[…、ふふふ、確かにな…、分かってるな炎斬!]

 

炎斬[俺のターン、ドロー、チャージ&ドロー!<炎龍の破壊衝動>]

 

 

炎龍の破壊衝動

◼️[使用コスト]君のデッキから3枚ドロップゾーンに置く。

◼️君のデッキから2枚をゲージに置いて、君はカードを2枚引く。[炎龍の破壊衝動]は1ターンに1回だけ使える。

 

 

炎斬[デッキ3枚破棄して、2チャージ、2ドロー!出番だぜ!ドロップゾーンのカード2枚ソウルにして、ゲージ3払い、バディコール(LP4→5)!<炎獄機龍 クリムゾンブルグ>!]

 

 

炎獄機龍 クリムゾンブルグ

炎龍

サイズ3/攻9000/防6000/打撃1

◼️[コールコスト]君のドロップゾーンのカード2枚をソウルに入れてゲージ3を払う。

◼️このカードの登場時、相手のモンスター1枚を能力を無効化して、破壊する。

◼️相手の空いているエリア1つにつき、このカードの攻撃力+2000、防御力+2000、打撃力+1!

[2回攻撃][ソウルガード]

 

 

炎斬[行くぜ、クリムゾンブルグの登場時、ツインガトリングドラゴンを能力を消して、破壊する!]

 

 

ツインガトリングドラゴン 爆砕!

 

 

ツインガトリング[何だと⁉︎]

 

炎斬[さらに、てめぇの空いているエリアの数、パワーアップ!]

 

 

クリムゾンブルグ

攻9000→15000

防6000→12000

打撃4

 

 

炎斬[バトル!クリムゾンブルグでゲスドラゴンに攻撃!]

 

ツインガトリング[ぐわぁ!]LP9→5

 

炎斬[クリムゾンブルグで2回攻撃!]

 

ツインガトリング[ぐぁぁ!]LP5→1

 

炎斬[終わりだ!爆転甲で攻撃!]

 

ツインガトリング[あがぁぁぁ!]LP1→0

 

 

 

ツインガトリング[ぐう……]

 

クリムゾンブルグ[おい、ゲス野郎、さっさと失せろ!]

 

ツインガトリング[くそっ、覚えてろ!]

 

 

お決まりの捨て台詞を吐いてゲスドラゴン野郎は逃げて行った…

 

 

クリムゾンブルグ[おい、炎斬]

 

炎斬[あん、どうした?クリムゾンブルグ]

 

クリムゾンブルグ[名前長えだろ、ブルグでいい…、あとよ、俺のバディにならねぇか?]

 

炎斬[バディか…、そうだな、いいぜ!お前となら最高のコンビになれそうだ!よろしくな、ブルグ!]

 

ブルグ[おう!]

 

炎斬[それでよ…人間界には…、どうやって帰るんだ?]



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炎斬と白フード

炎斬[なあ、お前ら炎龍って何なんだ?見た事も聞いた事もねぇ種族だけどよ…]

 

ブルグ[ん?そうだな…外部から拒絶された種族って思えばいい]

 

炎斬[外部から拒絶?]

 

ブルグ[ああ、簡単な話だ、俺達は周りより強過ぎた…ただそれだけだ…]

 

炎斬[はあ?強くて何が悪いんだよ…、強くなきゃ、生き残れねぇだろ!]

 

ブルグ[ああそうだ、強くなきゃダメだ]

 

炎斬[ああ、俺と一緒にお前らの強さを周りに知らしめようぜ!]

 

ブルグ[ふ、そうだな!]

 

炎斬[その為にも、まずは人間界に帰らねぇとな]

 

 

ーーー

 

 

7月下旬、Aqoursは今年2度目の夏休みを謳歌していた。本来なら今は10月後半だったが、[クリムゾン彗星 事件]の最終決戦の時、サツキのアポカドラス・ゼウスの力でクリムゾン彗星の存在しない新しい過去に世界を作り直した事で、時が巻き戻っている (巻き戻っていると言っても実際はクリムゾン彗星があった世界とは別世界の扱いになっている) 。因みにAqours以外の先生や生徒、周りの人達の記憶はリセットされている。そうしないと周りがパニックになり、カレンダーとか色々な時間軸が狂ってしまうらしい。

 

 

十千万 千歌の部屋

 

千歌[ここは確か…、あ、こうだ!]カリカリ

 

梨子[凄い、千歌ちゃんのシャーペンが止まらない…]

 

千歌[当然だよ!2回目の夏休みだもん!早く宿題終わらせてやり残した事、全部やるんだ!]

 

曜[おお…、千歌ちゃんが燃えてる、今回はサツキさんに感謝だね!]

 

千歌/梨子[うん!]

 

 

4時間後…

 

千歌[終わったーー!]

 

曜[凄い、本当に終わっちゃったの⁉︎]

 

梨子[今だけ千歌ちゃんが賢く見えるわ…]

 

千歌[えへへへ〜、ん?今だけ?]

 

曜[ともかく、宿題も一通り終わったし、どっか遊びに行かない?]

 

千歌[お〜、良いね〜!行こ!梨子ちゃん!]

 

梨子[まあ、千歌ちゃんも曜ちゃんも頑張ったし、行きましょうか!]

 

 

千歌達が出かけようと外に出た時、千歌達は何かただならぬ気配を感じた……

 

 

千歌[⁉︎ 何だろ?この感じ…]

 

梨子[分からないけど…]

 

曜[なんか、やばい感じがする…]

 

 

その時、千歌達の目の前に白いフードを纏った人物が現れる…

 

 

 

ーーー

 

焼野炎斬は困っていた。人間界に帰る方法が分からないからだ。

 

 

炎斬[くそ…っ、どうすりゃ帰れるんだ?]

 

ブルグ[そんなに人間界に帰りたいか?]

 

炎斬[そんなにって訳じゃねぇけどよ…、一応、産まれた世界だからな…、それに、近々バディファイトのでけぇ大会があるんだ…、その大会に出れば、しばらくは、食っていける金が手に入る…]

 

ブルグ[そうか…]

 

炎斬[人間界には旨えもんが沢山ある。お前も気にいると思うぜ!]

 

ブルグ[そりゃ楽しみだな!]

 

炎斬[だろ?だから人間界への帰り方を…]

 

ブルグ[帰り方は知らん…]

 

炎斬[…マジで知らねぇのか…、どうしたもんか……]

 

???[何かお困りかな?]

 

炎斬[あ?]

 

 

炎斬の目の前に白いフードを纏った人物が現れる

 

 

炎斬[何もんだ?てめぇ…]

 

白フード[君と同じ人間だよ…]

 

炎斬[そう言う意味じゃねえ、いきなり現れて何だ?って聞いてんだよ!]

 

白フード[ああ、そう言う事か…、私は君を人間界ヘ帰す者だ…、どうやらお困りのようだったからね…、帰りたいだろ?人間界に…]

 

炎斬[何?確かに俺は帰りてえ、けどよ、てめぇを信用する理由がねぇ…]

 

白フード[ならば人間界へのゲートを開こう…]

 

 

すると白フードは空間を切るように1枚のカードを振り下ろした。すると、空間が切れゲートが開く、その空間の裂け目からは、人間界の景色が広がっていた。

 

 

炎斬[⁉︎すげぇ…]

 

白フード[これで信用したか?]

 

炎斬[半分はな…]

 

白フード[半分…?]

 

炎斬[どうしててめぇがそこまでするのかが分からねー、困ってるとしても不自然すぎるだろ?何が目的だ…]

 

白フード[そうだな、私の目的は、炎龍達の力だ…]

 

ブルグ[何?]

 

白フード[そう身構えるな…、君の名は?]

 

炎斬[焼野炎斬だ]

 

白フード[炎斬君、君は人間界で近々行われる大会に出たいのだろう?だが君1人では無理だ…]

 

炎斬[何だと?]

 

白フード[あの大会はチームを組んで戦う大会だ、1人で参加する事はできない。]

 

炎斬[マジかよ…]

 

白フード[だから君と共に戦う仲間を用意しよう、そのかわり、君には私に協力してもらう、どうかな?]

 

炎斬[……]

 

白フード[勿論、拒否権の自由は君にある。]

 

炎斬[悪いが俺は誰も信用しねえ…、てめぇも信用しねえ、大会に出るのも最初から俺が決めてた事だ、だが借りは返す、1つだけなら望みを聞いてやる…]

 

白フード[では1つ、君が戻った先に少女達がいる、彼女達にはドラゴンフォースと呼ばれる力がある。その娘達とファイトしてほしい…]

 

炎斬[ドラゴンフォース?何だそりゃ?]

 

白フード[あの力は極めて強力だ…、何とかしなければ、私の望みは果たせない…]

 

炎斬[そんな凄え力なのか?]

 

白フード[ああ、ドラゴンフォースの力は脅威だ……、もしかしたら、君の力をはるかに超えるかもしれない…]

 

炎斬[何だと?おもしれぇ…、やってやるよ…!]

 

 

炎斬はゲートを使い人間界に戻った。



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千歌 vs 炎斬

ただならぬ気配を感じた千歌、梨子、曜の前に白いフードの人物が現れる…

 

 

千歌[だ、誰ですか?]

 

白フード[私はあなた達に災いを伝える者です。]

 

梨子[災い…?]

 

白フード[はい、今あなた方が感じている気配、これは世界に滅びを与える力の存在を伝えています。]

 

曜[い、いきなり現れて、それは…、って今更か…]

 

千歌[何が起こるんですか?]

 

白フード[今から数分後ぐらいに、炎龍と呼ばれるモンスターを操る1人の男性が現れます。あなた方には彼と戦ってほしいのです。ドラゴンフォースを持つ者として…]

 

千歌/曜/梨子[⁉︎]

 

千歌[どうして、ドラゴンフォースを…?]

 

白フード[⁉︎ そろそろ来ます。ご武運を…!]

 

 

その時、空間に裂け目が出来て、そこから1人の男性が現れる…

 

 

梨子[あの人が滅びを与える力?]

 

曜[みたいだね?確かにピリピリする感じがするよ…]

 

男[ん?あいつの言ったとおり、女子がいるな…、おい!]

 

3人[ビクッ!]

 

千歌[な、何ですか…?]

 

梨子[ちょ、千歌ちゃん…]

 

男[お前らがドラゴンフォースとか言う力を持ってんのか?]

 

千歌[そうですっ…けど…]

 

男[悪いな、恨みも理由もねえけど、ちょっくら俺とファイトしてもらうぜ?ある男に頼まれたからよ…]

 

千歌[ファイトする…だけですか?]

 

男[おうよ…、俺は焼野炎斬、炎斬だ]

 

千歌[私は高海千歌です。ファイトするだけなら、受けます!]

 

梨子[千歌ちゃん!]

 

曜[危ないよ!]

 

千歌[大丈夫!私勝つから!]

 

炎斬[行くぜ!]

 

 

千歌[太陽に輝け私達の夢!ルミナイズ!<願いの太陽>!]

 

炎斬[炎の如く紅く燃え上がれ!ルミナイズ!<炎龍の鼓動>!]

 

 

オープンTHEフラッグ

 

 

千歌[ドラゴンワールド]

 

炎斬[ドラゴンワールド!]

 

 

千歌[私のターン、チャージ&ドロー!ゲージ1払い装備!<太陽拳 バルナックル>!レフトに<黒点の竜 ブラックドッド>をコール!バトル!バルナックルで攻撃!]

 

炎斬[ぐぅっ]LP10→8

 

千歌[ターンエンド!]

 

 

炎斬[俺のターン、ドロー、チャージ&ドロー!<炎帝龍 プリズムフレアドラゴン>をライトにコール!]

 

 

炎帝龍 プリズムフレア・ドラゴン

フラッグ:ドラゴンW 種類:モンスター 属性:炎龍

サイズ3 攻8000 防7000 打撃力3

■【コールコスト】ゲージ1を払い、君のデッキの上から1枚をソウルに入れる。

■このカードを攻撃したモンスターはその攻撃したターン終了時に破壊される。

[ソウルガード]

 

 

炎斬[ライトに<炎狼龍 ウルドラフ>!ウルドラフはサイズ3の[炎龍]がいればサイズ0だ!ゲージ1払い装備、<炎拳 爆転甲>!バトルだ!]

 

千歌[ブラックドッドをセンターに移動]

 

炎斬[ウルドラフでブラックドッドを攻撃!]

 

 

ブラックドッド 撃破!

 

 

炎斬[ウルドラフの貫通!]

 

千歌[うぁぁ]LP10→8

 

炎斬[爆転甲で攻撃!]

 

千歌[うわー!]LP8→6

 

炎斬[爆転甲の効果、1チャージ、1ドロー!、プリズムフレアドラゴンで攻撃!]

 

千歌[うぁぁ!]LP6→3

 

炎斬[ターンエンド!]

 

ーーー

 

白フード女[あの人が炎龍使いですか?]

 

白フード男[ああ…]

 

白フード女[荒々しい人ですね…、なぜ炎龍を?]

 

白フード男[炎龍とドラゴンフォースがぶつかる時、私の計画が動き出す。全てはその為の布石だ…]

 

ーーー

 

千歌[私のターン!ドロー!チャージ&ドロー!ライトに<神速のバルドラゴン>をバディコール(LP3→4)!<太陽の恵>でゲージ+3!ゲージ2払い<ドラゴンフォース"激情の型">解放!]

 

炎斬[何て威圧感だ、これがドラゴンフォース…!おもしれぇじゃねぇか!オラァ!]

 

千歌[バトル!]

 

炎斬[ウルドラフをセンターに移動!]

 

千歌[神速のバルドラゴンとドラゴンフォースで連携攻撃!バルドラゴンの効果でライフ+1(LP4→5)!ドラゴンフォースをスタンドしてバルドラゴンに貫通を与える!]

 

 

ウルドラフ撃破!

 

 

千歌[貫通!]

 

炎斬[ぐぅっ]LP8→6

 

千歌[ドラゴンフォースで攻撃!]

 

炎斬[ぐはっ]LP6→4

 

千歌[ターンエンド!]

 

炎斬[ぐっ…、聞いてた以上だぜ、こりゃあ…、おもしれぇ!俺のターン!ドロー、チャージ&ドロー!<炎龍の破壊衝動>、デッキ3枚捨て、2チャージ2ドロー!ゲージ3払いバディコール(LP4→5)!<炎獄機龍 クリムゾンブルグ>!]

 

 

プリズムフレアドラゴン 生滅

 

 

炎斬[クリムゾンブルグの登場時、バルドラゴンを破壊!]

 

 

バルドラゴン 撃破!

 

 

炎斬[クリムゾンブルグは相手の空のエリアの数だけ攻撃力と防御力を+2000、打撃力+1する!]

 

 

クリムゾンブルグ

攻9000→15000

防6000→12000

打撃4

 

 

千歌[打撃4⁉︎]

 

炎斬[バトル!クリムゾンブルグで、攻撃!]

 

千歌[くっ…]

 

 

ーーー

 

白フードの男[さあ、炎龍とドラゴンフォースがぶつかるぞ!]

 

 




白フード達の目的とは…


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突然の申し出

白フード男[さあ!炎龍とドラゴンフォースがぶつかるぞ!]

 

 

白フードの男が白紙のカードを放り投げる

 

ーーー

 

炎斬[バトルだ!クリムゾンブルグで攻撃!]

 

千歌[くっ…、うぁぁぁ!]LP5→1

 

 

クリムゾンブルグの攻撃がドラゴンフォースに衝突したその時、千歌のドラゴンフォースの光とクリムゾンブルグの纏うオーラが白フードの男が投げた白紙のカードに吸収される。

 

 

炎斬[何だ?]

 

千歌[ドラゴンフォースの光が⁉︎]

 

炎斬[どういう事だ、白フード!]

 

白フード男[なに、ドラゴンフォースの光が消えたのは一時的なものだ…、すぐに戻るさ、それに、私は君に戦うだけでいいと言ったのだ、私の事は気にせず、ファイトを続けるといい…、信用しないのだろう?]

 

炎斬[チッ…、おい、千歌…だっけ?続けるか?]

 

千歌[え?あ、うん!続けて!]

 

炎斬[…、クリムゾンブルグで2回攻撃だ!]

 

千歌[キャスト!<太陽の盾>!攻撃を無効にして、ゲージとライフ+1(LP1→2)!]

 

炎斬[耐えたか…、ターンエンド]

 

千歌[私のターン!ドロー、チャージ&ドロー!]

 

 

その時、ドラゴンフォースの光が戻った…

 

 

千歌[よし!ゲージ1払いライトに<太陽の竜バルドラゴン>をコール!バトル!バルドラゴンとドラゴンフォースで連携攻撃!ドラゴンフォースをスタンドしてドラゴンフォースに貫通を与える!]

 

 

太陽の竜バルドラゴン

攻5000→10000

 

 

クリムゾンブルグ ソウルガード2→1

 

 

千歌[ドラゴンフォースとバルドラゴンの貫通!打撃4!]

 

ーーー

 

曜[よし!あの人のライフは4!]

 

梨子[これが決まれば!]

 

ーーー

 

炎斬[キャスト!<爆炎烈破>]

 

 

爆炎烈破

◼️君の場の[炎龍]のモンスターが攻撃で破壊されたら使える。

◼️[対抗]相手の場のサイズ2以下のモンスター1枚を破壊する。君の場に[炎龍]のモンスターがいない時、君にダメージ1!

 

 

炎斬[バルドラゴンを破壊!]

 

 

バルドラゴン 破壊!

 

 

千歌[⁉︎]

 

炎斬[ぐぅっ]LP4→2

 

千歌[ドラゴンフォースだけじゃ、倒せない…、ターンエンド!]

 

炎斬[俺のターン、ドロー、チャージ&ドロー!行くぜ!バトル!クリムゾンブルグで攻撃!打撃4!]

 

千歌[うぁぁぁ!]LP1→0

 

 

再びドラゴンフォースの光とクリムゾンブルグのオーラがカードに吸収される…

 

 

白フード男[ふむ…、まだ20%程度しか力を吸収できないか…、まあいいだろう…、帰るぞ]

 

白フード女[はい!]

 

 

炎斬[白フード…、あいつらいったい…]

 

 

梨子[千歌ちゃん!]

 

曜[大丈夫?]

 

千歌[えへへ…、負けちゃった…]

 

梨子[もう、えへへじゃないでしょう?]

 

曜[何だったんだろう?あの人達…]

 

千歌[分からないけど、私、あの人とまた戦う時がある気がする。]

 

ーーー

 

ブルグ[よお炎斬…、あの娘はどうだった?]

 

炎斬[まあ、悪くはねえ…、いずれまた、戦う時がある気がするんだ。不思議だけどな…]

 

ブルグ[そうか…]

 

ーーー

 

千歌[ごめんね2人とも、出かけようと思ったのに…]

 

梨子[何言ってるの?千歌ちゃん]

 

曜[そうだよ、私達は千歌ちゃんが無事ならそれでいいんだよ!今日は泊まろうか、梨子ちゃん!]

 

梨子[そうだね、家から色々持ってくるね!]

 

千歌[あの白フードの娘…、わざと戦わせたのかな?]

 

曜[そうだね、じゃないとあんなタイミングよくはならないよ…]

 

千歌[本当に何だったんだろう…?]

 

ーーー

 

次の日

 

千歌達、Aqoursは部室に集まっていた。千歌達は昨日あった事を皆に話した。

 

 

果南[そんな事があったんだ…]

 

花丸[大変だったずらね]

 

ダイヤ[しかし、その炎斬という者、只者ではないですね?]

 

ルビィ[千歌さんに勝っちゃうもんね…]

 

鞠莉[私達って何が起こっても不思議を感じなくなってきたわね…]

 

梨子[た、確かに…]

 

曜[善子ちゃん、何見てるの?]

 

善子[善子じゃなくてヨ・ハ・ネ!今ネットでバディファイトのイベントを探してるのよ…、あ!]

 

鞠莉[oh!何か見つかった?]

 

善子[ええ、見つけたわ!東京の秋葉ドームで大型の大会があるそうよ!しかも、優勝したら賞金が出るの!]

 

8人[賞金⁉︎]

 

鞠莉[ねえ幾ら?幾らなの?!]

 

ダイヤ[50万ですか?100万ですか⁉︎]

 

花丸[のっぽパンどれだけ買えるずら⁉︎]

 

善子[待ちなさい!賞金額は…]

 

8人[ゴクリ…]

 

善子[賞金額は…!さん…]

 

 

コンコン ガチャ

 

[失礼します…]

 

 

9人[………]

 

[あの、お取り込み中でしたか?]

 

ダイヤ[え?あ、いえ!どうぞお入り下さい。]

 

[失礼します。]

 

千歌[あなた1年生?何のご用かな?]

 

花丸[ルビィちゃん、あの子知ってる?]

 

ルビィ[うーん、ちょっと分かんない…]

 

善子[私も見ないわね…]

 

[あ、いえ…、3人とは別のクラスですから、知らなくて問題ないです。私、性は淵上、名は恵美、淵上 恵美(フチガミ メグミ)と申します。皆さんに折り入ってお願いがありましてお伺いしました。]

 

曜[お願い?]

 

恵美[単刀直入にお願いします。私を、Aqoursに入れてください!]

 

千歌[え?]

 

9人[ええ〜〜!!]




⁉︎


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淵上恵美のファイト

恵美[単刀直入にお願いします。私をAqoursに入れてください!]

 

千歌[え?]

 

9人[ええ〜〜!!]

 

千歌[Aqoursに入りたいの?]

 

恵美[はい!]

 

梨子[でも、どうしてAqoursに?]

 

恵美[はい、実は私、Aqoursの皆さんの噂を度々耳にしていたのです。それで、大バディ祭やバディフェスなどに皆さんが参加すると聞いて、見に行ったりしてたのです。つまりは皆さんのファンなのです]

 

ルビィ[へ〜!]

 

花丸[まる達のファンずらか〜]

 

善子[ま、まあこのヨハネの魅力を目の当たりにすれば不思議じゃないわね〜!]

 

曜[でもそれなら、もっと早くに加入しても良かったんじゃない?どうして今?]

 

恵美[皆さんの噂を聞いたのは別の学校にいた時で…、実は私、夏休みの1ヶ月くらい前に転校して来たので…]

 

花丸[あ〜!]

 

果南[どうしたの?まる?]

 

花丸[そう言えば、別のクラスに転校生が来たって話、聞いた事あったずら!]

 

善子[もっと早く思い出しなさいよ!]

 

 

鞠莉[私達に憧れて入部してくれるのはありがたいけど…ね?]

 

ダイヤ[申し訳ないですが、入部期間はもうとっくに過ぎています。すみませんが今回は…]

 

千歌[え〜、入りたいって言ってるのにダメなんですか?]

 

ダイヤ[こればかりはどうにも…]

 

ルビィ[ダメなの?お姉ちゃん…?]ウルウル

 

ダイヤ[うっ…]キュ--ン

 

花丸[ずら〜?]ウルウル

 

ダイヤ[そ、そんな目をされても、そんな目をされても…、うぅ…、わ、分かりました…、では、淵上恵美さん、私とファイトですわ!]

 

恵美[え?ファイトですか⁉︎]

 

ダイヤ[はい!もしあなたが私に勝てば、入部とAqoursへの加入を認めます。ですが負けたら諦めてください…]

 

果南[いきなりダイヤが相手じゃね?]

 

梨子[そうですね…]

 

恵美[分かりました。受けて立ちます!]

 

 

浦女 ファイトステージ

 

 

ダイヤ[では、行きますよ!]

 

 

ダイヤ[あなたの実力、見極めさせてもらいます。ルミナイズ!<夜叉神ノ忍>]

 

恵美[闇夜に忍は邪なる鬼!ルミナイズ!<宵闇の鬼忍>]

 

 

オープンTHEフラッグ

 

ダイヤ[カタナワールド]

 

恵美[カタナワールド]

 

 

 

ダイヤ[私から行きます。チャージ&ドロー!センターに<月影"もうど黒夜叉">をコール!レフトに<白夜"もうど白夜叉">をコール、バトルですわ!月影で攻撃!キャスト!<共闘忍法 刀影斬>]

 

 

共闘忍法 刀影斬

◼️君の場に<忍者>のモンスターが2枚以上あるなら使える。

◼️[対抗]君の<忍者>が1枚で攻撃した時、もう1枚の<忍者>のモンスターをレストする、そうしたら攻撃しているモンスターにそのカードの打撃力を加える。

 

 

ダイヤ[場の白夜をレストして、月影に白夜の打撃力を加えます!]

 

 

月影 打撃2→3

 

 

恵美[きゃっ]LP10→7

 

ダイヤ[ターンエンドです。]

 

 

恵美[恵美のターン!ドロー、チャージ&ドロー!ライフ3払い(LP7→4)装備!<妖刀 裏鬼丸>!]

 

 

妖刀 裏鬼丸

攻6000/打撃2

◼️[装備コスト]ライフ3払う

◼️君の場に<鬼神>のモンスターがコールされた時、君のデッキから1枚をゲージに置く。

◼️君の場のカード名に<シラヌイ>を含むモンスターが攻撃した時、このカードをスタンドする。

 

 

恵美[さらにゲージ1払いライトにバディコール(LP4→5)!<鬼人忍者 シラヌイ>!]

 

 

鬼人忍者 シラヌイ

忍者/闇

サイズ2/攻7000/防4000/打撃2

◼️[コールコスト]ゲージ1払う

◼️このモンスターが攻撃した時、相手の手札1枚を見ないでドロップゾーンに置く。そのカードが<魔法>なら、このカードをスタンドする。

◼️[対抗]<鬼神変化!>"ゲージ2を払い、君の手札の<鬼神>のカード1枚をこのカードの上に重ねてコールしてスタンドさせる。"

 

 

恵美[バトルします!裏鬼丸で攻撃!]

 

ダイヤ[月影の効果!ゲージ1払い月影を場に残す!]

 

恵美[シラヌイで攻撃!裏鬼丸はシラヌイが攻撃したらスタンド!シラヌイの効果で、ダイヤ先輩の手札を1枚選んで破棄!]

 

 

ウツセミの術 破棄

 

 

ダイヤ[何ですって⁉︎]

 

恵美[シラヌイをスタンド!]

 

ダイヤ[月影の効果でゲージ1払い、場に残す!]

 

恵美[裏鬼丸で再攻撃!]

 

ダイヤ[ゲージ1払い月影を場に残す!]

 

恵美[シラヌイで再攻撃!シラヌイの効果でダイヤ先輩の手札を破棄!]

 

 

電子忍者 紫電 破棄

 

 

恵美[シラヌイのさらなる能力、ゲージ2払い!<鬼神変化!>攻撃中のシラヌイに手札の<鬼神忍者 シラヌイ"天武">を重ねてスタンドしてコール!]

 

 

鬼神忍者 シラヌイ"天武"

忍者/鬼神/闇

サイズ3/攻9000/7000/打撃3

◼️このカードは君の場のカード名に<シラヌイ>を含むカードの<鬼神変化!>の能力以外で場にコールできない。

◼️このカードが君のアタックフェイズ中に登場したら、相手は手札2枚を選びドロップゾーンに置き、相手のデッキから2枚をドロップゾーンに置く。さらに、君のデッキから1枚をこのカードのソウルに入れる。

◼️<鬼神覚醒!>このカードが攻撃した時、このターン中にカード名に<シラヌイ>を含むカード以外をコールしていないなら、君の手札のカード名に<シラヌイ>を含む<鬼神>のモンスターをこのカードに重ねてコールして、スタンドさせる。

[ソウルガード][縛影](このカードの攻撃で相手のモンスターを破壊したらそのカードを相手のデッキの上に戻す。)

 

 

ーーー

 

曜[攻撃中にモンスターが変わった⁉︎]

 

鞠莉[オウ!アメイジ〜ング!]

 

ーーー

 

恵美[登場時に相手は手札を2枚捨てる!]

 

ダイヤ[手札が⁉︎]

 

恵美[攻撃は続いてます!]

 

ダイヤ[うぐ!]LP8→5

 

恵美[裏鬼丸で攻撃!]

 

ダイヤ[くう!]LP5→3

 

恵美[シラヌイ天武はスタンドしています。さらに攻撃!]

 

ダイヤ[うぁぁぁ!]LP3→0

 

 

千歌[凄い、ダイヤさんに勝っちゃった…]

 

ダイヤ[負けてしまいましたか…、分かりました。バディ部への入部とAqoursへの加入を許可します。よろしいですね?リーダー?]

 

千歌[うん!恵美ちゃん、これからよろしくね!]

 

恵美[はい!よろしくお願いします!]

 

 

梨子[ところで、よっちゃん…、大会の賞金額って幾ら?]

 

善子[よくぞ聞いてくれたわ!大会の賞金額は……]

 

曜[賞金額は…?]

 

ダイヤ[幾らですの?]

 

善子[賞金額は何と!300万円よ!]

 

9人[さ、300万円〜⁉︎]




実際にリアルにバディファイトの賞金大会やってほしい…


縛影(ばくえい)
この能力を持つモンスターが相手のモンスターを破壊したら、そのカードを持ち主のデッキの上に戻す能力だ。

この能力のメリット:コールコストが重いモンスターや、場に出しづらいカードをデッキの上に戻す事で、相手の戦術を狂わせる事が出来る。さらに、相手はドローフェイズで引くはずだったカードをチャージ&ドローで初めて手札に加える事が出来る。つまり、相手のドローを擬似的に封じる事が出来る。

デメリット:相手のデッキが減りづらくなる。サイズ1やコストの軽いカードを戻せば、相手の手数が擬似的に増える事になる。

だがデメリットは大した事は無いので、気にする事はない


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炎斬の武者修行

善子[賞金額は…、300万円よ!]

 

9人[さ、300万円〜〜!]

 

千歌[数え間違いじゃないよね…?]

 

善子[当然でしょ〜?]

 

花丸[300万円、のっぽパン幾つ買えるずら?]

 

梨子[花丸ちゃん、何でのっぽパンで数えようとするの?]

 

花丸[その方がまるには数えやすいずら〜]

 

曜[300万円あったら何買おうかな、千歌ちゃん!ルビィちゃん!]

 

千歌[そうだな〜、新しいコアデッキケースが欲しいな〜]

 

ルビィ[ルビィは……、どうしよう…]

 

ダイヤ[申し訳ありませんが、それは出来ませんわ]

 

千歌[え?]

 

鞠莉[悪いけど賞金の300万円は部費として扱われるわ、だからバディ部の活動以外での個人使用はできない事になるの]

 

千歌/曜/花丸[そんな〜〜…]

 

果南[けど、大会で優勝しない事には、その賞金は手に入らないよ]

 

恵美[そうですよ!皆さん、大会に向けて頑張りましょう!]

 

Aqours[うん(はい)!]

 

ーーー

 

炎斬[行け!クリムゾンブルグで攻撃!]

 

[ぐぁぁぁぁ!]LP0 ドシャ--!

 

[くっ、たった1人で…、南戸会の一角である、 我がアキサワ組を潰すとは…、恐ろしい小僧だ…]

 

炎斬[おいおっさん、俺の勝ちだ、約束通りにもらって行くぜ…]

 

[待て、お前は最近バディ組の組潰しをしてるようだな?なぜ、そんな事をして周ってる…]

 

炎斬[ん?別に理由はねえ…、自分の強さを確かめる為だ…]

 

[力に驕れば、足下をすくわれるぞ…]

 

炎斬[ふん、おっさん、お前らより強い組はどこだ?]

 

[いいだろう教えてやる…、奴はまだ若いが、ファイトの実力は確かだ…]

 

 

炎斬は道場破りと言う修行をしていた。強くなるのは勿論、何より炎龍の力をより使いこなす為だ…

 

ーーー

 

南戸会 幹部道場

 

アカサト組

 

 

炎斬[ここがアカサト組か…、なかなか貫禄のある門だな…]

 

[オープンTHEフラッグ!]

 

[もっと声出せ!オープンTHEフラッグ!]

 

[オープンTHEフラッグ!]

 

[まだまだ!]

 

[オープンTHEフラッグ!!]

 

 

ガララララ

 

炎斬[頼もう!]

 

[ん?]

 

炎斬[俺は焼野炎斬、アキサワ組から紹介されて来た!]

 

[ああ、話は聞いているよ、しばらくすれば組潰しが来るとね…、僕はアカサト組組長、アカサトだ。]

 

炎斬[知ってるなら話は早え、ファイトだ!]

 

アカサト[なぜ君は強さを求める?強くなってどうしたい?]

 

炎斬[あ?強くなるのに大した理由がいるかよ、強くなきゃ生き残れない、それだけだろうが、くだらねぇ事聞くんじゃねえ]

 

アカサト[歪んだ欲だな、いいだろう、だが僕は、あのおっさんより強いよ?]

 

炎斬[上等だ…]

 

 

オープンTHEフラッグ!

 

炎斬[ドラゴンワールド]

 

アカサト[ダークネスドラゴンワールド]

 

 

炎斬[俺からだ、チャージ&ドロー、ゲージ1払いライトに<砲炎龍ボルカノス>!]

 

 

砲炎龍 ボルカノス

サイズ2/攻6000/防4000/打撃2

◼️[コールコスト]ゲージ1払う。

◼️相手のセンターにモンスターがいないなら、このモンスターの打撃力+1!

◼️このカードが<炎龍>のモンスターのソウルに入った時、そのターン中、そのモンスターは[貫通]を得る。

 

 

炎斬[バトル!ボルカノスで攻撃!相手のセンターがなければ、打撃3だ!]

 

アカサト[ぐっ!]LP10→7

 

炎斬[ターンエンド!]

 

 

アカサト[僕のターン、ドロー、チャージ&ドロー!レフトに<ブラックドラゴン コールドブレイド>をコール、ライトに<ブラックドラゴン スパインチラー>をコール!ゲージ3払いバディコール(LP7→8)!<魔黒竜 ブラックドラゴン・ネオグラスト>]

 

 

魔黒竜 ブラックドラゴン・ネオグラスト

黒竜

サイズ3/攻8000/防4000/打撃1

◼️[コールコスト]ゲージ3払い、君の<黒竜>のモンスター2枚までソウルに入れる。

◼️霊撃"このカードの攻撃で相手のモンスターを破壊したら相手にダメージ2!"

◼️このカードの[霊撃]で相手に与えるダメージは、このカードのソウルの数だけ+1され、このカードのソウルは効果でドロップゾーンに置かれない。

[貫通][移動][ソウルガード]

 

 

アカサト[バトル、ブラックドラゴンネオグラストでボルカノスに攻撃!]

 

 

砲炎龍ボルカノス 撃破!

 

 

アカサト[霊撃!ネオグラストの霊撃は本来2ダメージだが、ソウルの数だけダメージを増やす。ソウルは2枚、よって、霊撃4!]

 

炎斬[ぐっ]LP10→6

 

アカサト[ターンエンド]

 

 

炎斬[やるな…、俺のターン!ドロー、チャージ&ドロー!ドロップゾーンのカード2枚ソウルにしてゲージ3払いバディコール(LP6→7)!<炎獄機龍 クリムゾンブルグ>!バトル!]

 

アカサト[ネオグラストをセンターに移動!]

 

炎斬[クリムゾンブルグの登場時、ネオグラストの能力を無効にして破壊だ!]

 

アカサト[キャスト!<ブラックドラゴン・リメイド>、ネオグラストを場に残す!]

 

炎斬[何!]

 

アカサト[その様子だと、今の効果を凌がれた事はないようだな…]

 

炎斬[うるせぇ!バトル!クリムゾンブルグで攻撃!]

 

 

クリムゾンブルグ

攻9000→13000

 

ネオグラスト

防4000

ソウルガード 2→1

 

 

炎斬[ソウルにあるボルカノスの効果でこのターン、クリムゾンブルグは貫通できる!打撃3!]

 

アカサト[ぐぁぁ]LP8→5

 

炎斬[クリムゾンブルグの2回攻撃!]

 

アカサト[キャスト!もう1枚<ブラックドラゴン・リメイド>!ネオグラストを場に残す!]

 

炎斬[だが貫通だ!]

 

アカサト[ぐぅぅ!]LP4→1

 

炎斬[ターンエンド]

 

 

アカサト[なるほど、組を潰して周る実力はあるか…、ドロー、チャージ&ドロー!<ヴァンパイア ファング>、ゲージ+2、ゲージ3払いコール!<魔黒竜皇 ブラックドラゴン・ネオグラスセカンド>]

 

 

魔黒竜皇 ブラックドラゴン・ネオグラスセカンド

サイズ3/攻11000/防5000/打撃1

◼️[コールコスト]ゲージ3払い、君の<黒竜>のモンスターを全てソウルに入れる。

◼️霊撃"このカードの攻撃で相手のモンスターを破壊したら、相手にダメージ2!"

[3回攻撃][ソウルガード]

 

 

アカサト[バトル!ネオグラスセカンドで攻撃!]

 

 

ネオグラスセカンド

攻11000

 

クリムゾンブルグ

防10000

ソウルガード 2→1

 

 

アカサト[霊撃2!]

 

炎斬[うぐっ]LP6→4

 

アカサト[ネオグラスセカンドの2回攻撃!]

 

 

クリムゾンブルグ ソウルガード1→0

 

 

アカサト[霊撃2!]

 

炎斬[ぐぉ!]LP4→2

 

アカサト[まだだ!ネオグラスセカンドの3回攻撃!終わりだ!]

 

炎斬[俺は終わらねえ!キャスト!<ドラゴンシールド 炎龍の盾>]

 

 

ドラゴンシールド 炎龍の盾

◼️君か君の場のサイズ3の属性<炎龍>のモンスターが攻撃された時に使える。

◼️[対抗]その攻撃を無効化する。その後、君が属性<炎龍>のアイテムを装備していて、君の場に属性<炎龍>のモンスターがいるなら、攻撃してきたカード1枚を破壊する。

 

 

炎斬[攻撃を無効化する!さらに<炎龍>がいれば、攻撃モンスターを破壊する!]

 

 

ネオグラスセカンド ソウルガード 1→0

 

 

アカサト[うーむ、ターンエンド]

 

 

炎斬[力に驕れば足下をすくわれる…か…]

 

アカサト[その言葉は…]

 

炎斬[お前の前に倒したおっさんの言葉だ、確かに、力に驕っていたな…俺は…、俺のターン、ドロー、チャージ&ドロー!だが俺は自分の力を疑わねぇ!バトル!クリムゾンブルグで攻撃!]

 

 

クリムゾンブルグ

攻13000

 

ネオグラスセカンド

防5000

 

 

ネオグラスセカンド 撃破!

 

 

炎斬[クリムゾンブルグで2回攻撃!]

 

アカサト[うがぁぁ!]LP1→0

 

 

アカサト[ぐっ…見事だよ…]

 

炎斬[あんたもな…、いい武者修行になったよ…じゃあな…]

 

 

大会まで、後5日…

 



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大会への意識…

大会まで残り、3日

 

 

ダイヤ[これより、バディファイトの大会に向けてのチーム分けをします!善子さん、大会の詳細を…]

 

善子[ヨハネよ!今回開催されるバディファイトのミサは、秋葉原の秋葉ドームで開催されるわ。ただし、参加するには3人1組でしか参加できないわ!]

 

千歌[待って!3人1組って、私達、10人だよ?]

 

梨子[あ、確かに…、そうなると、1人余っちゃうわね…]

 

果南[なるほど、突然会議を開いたのはそれかぁ…]

 

曜[それで、チーム分けはどうするの?]

 

恵美[なんか…その、すみません…、私が入らなければ、悩む事もなかったですよね…]

 

ルビィ[恵美ちゃん!何言ってるの!]

 

ダイヤ[そうですわ、あなたは私達が歓迎してAqoursに入れたのです。気に病む必要はありませんわ]

 

恵美[ありがとうございます…。]

 

千歌[ファイトして決める?]

 

果南[それじゃ、時間がかかるよ…]

 

花丸[ここは無難にくじ引きで決めるずら]

 

 

くじ引きの結果…

 

 

A. 千歌・果南・ルビィ

 

B. 梨子・善子・鞠莉

 

C. 曜・花丸・ダイヤ

 

 

恵美[……]

 

9人[……]

 

恵美[……グスッ……]ウルウル

 

9人[ビクッ]

 

恵美[良いんです。私はまだ新参者ですから…、皆さん頑張ってください…。]

 

善子[ちょっと待って、補足がついてる…]

 

千歌[ほそく?]

 

善子[なお、予備要員や保険要員として、4人参加も許可するんですって!]

 

梨子[それほんと⁉︎よっちゃん!]

 

曜[て事は、恵美ちゃんも参加できるんだね!]

 

ルビィ[良かったね!恵美ちゃん!]

 

恵美[は、はい!]

 

果南[じゃあ、もう1度くじ引きだね、恵美がどのチームになるか]

 

 

くじ引き

 

恵美[では、これにします。]

 

A

 

千歌[それじゃ、恵美ちゃんは千歌達と同じAチームだね!]

 

恵美[よろしくお願いします。]

 

千歌[よーし!大会に向けて特訓だ〜!]

 

ーーー

 

サツキ[え?バディファイトの大会?]

 

絵里[ええ、秋葉原で開催するらしいわよ?千歌ちゃん達も参加するみたい]

 

サツキ[へ〜、この世界じゃイスルギの事件が終わって間もないのに、随分と早いな…]

 

希[驚くんはそれだけや無いで?なんと優勝賞金が300万円なんやて!]

 

サツキ[な、なんやて⁉︎300万!300万か、なぁ俺達も参加…]

 

希[したいのは山々やけど、学生限定の大会や、ウチらは諦めよ]

 

サツキ[だよな…]

 

絵里[ねえ、私達で千歌ちゃん達の応援に行きましょう!]

 

サツキ[そうだな、先の事件でも協力してくれたし、応援に行くか]

 

ーーー

 

北海道 とある女子高

 

聖良[この大会の為に協力してくれたあなたに感謝します。]

 

理亜[期待してますよ。先輩]

 

[ええ、私、北川 彩香(キタガワ アヤカ)が、あなた方の期待に応えさせてもらいます。]

 

ーーー

 

大会当日…

 

 

千歌[秋葉原、久しぶりに来たね!]

 

曜[うん!バディフェス以来だね〜]

 

ダイヤ[あの時は大変でしたわね…]

 

聖良[お久しぶりです。Aqoursの皆さん]

 

千歌[聖良さん!]

 

梨子[理亜ちゃんも!]

 

理亜[…ふん…]

 

彩香[その娘達がAqoursね?]

 

ダイヤ[あなたは?]

 

彩香[私は北川彩香です。この大会の為だけにセイントスノウに加入しています。]

 

理亜[今度は私達が勝つ…、あなた達には負けない!]

 

聖良[私達が目指すのはテッペン…、決勝で会える事を期待します。それでは…]

 

果南[前よりいっそう気合いが入ってるね…]

 

ルビィ[はい…!]

 

千歌[私達も負けない、決勝でセイントスノウに会おう!]

 

鞠莉[意気込みは良いけどね、千歌っち?その前にマリー達がいる事忘れてないわよね?]

 

梨子/善子[ふふふ…]

 

ダイヤ[私達もいます!あなた達には全力で勝たせてもらいますわ!]

 

曜/花丸[ヨーソロー(ずら)!]

 

千歌[勿論、忘れてないよ!絶対に勝ち残ろう!果南ちゃん、ルビィちゃん、恵美ちゃん!]

 

果南/ルビィ/恵美[うん(はい)!]

 

ーーー

 

炎斬[千歌、あいつも参加すんのか…]

 

[お前が焼野炎斬か?]

 

炎斬[あん?]

 

[あん?じゃないわよ!あんたが炎斬か?って聞いてんの!]

 

炎斬[おうよ、お前らは、白フードが用意したメンバーか?]

 

[ああ、俺はエトウだ]

 

[私はツグミよ]

 

炎斬[ふん…、俺は誰も信用しねぇ、足引っ張るなよ!]

 

ーーー

 

白フード[ふふふ、遂に始まる…運命の大会が…]

 

 

バディファイト ハイパーファイトカップ!!



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英雄と魔王

遂に、バディファイトハイパーカップが始まった。予選はブロック毎のトーナメント戦…、Aブロック予選、決勝まで飛ばします。

 

 

Aブロック 決勝

 

チーム陽射しと海 vs モブチームAA

 

ルビィ vs モブ成

 

 

オープンTHEフラッグ

 

ルビィ[ダンジョンワールド]

 

モブ成[レジェンドワールド]

 

 

ルビィ[ルビィのターン、チャージ&ドロー!ゲージ1払って装備!<光雷剣 プラズマ>、ライフ1払って(LP10→9)装備!<疾風剣 ハヤテ>!]

 

 

光雷剣 プラズマ

アイテム

冒険者/魔王

攻7000/打撃1

◼️[装備コスト]ライフ1払う

◼️君が他の<冒険者>のアイテムを装備していれば、このカードが1枚で攻撃している攻撃は無効化されない。

◼️このカードが他の<冒険者>と連携攻撃した時、相手にダメージ1!

◼️君はこのカードを装備した状態で<疾風剣ハヤテ>を装備できる。

[貫通]

 

 

疾風剣 ハヤテ

アイテム

冒険者/魔王

攻5000/打撃2

◼️[装備コスト]ゲージ1払う

◼️君のモンスターは全ては属性に<冒険者>を得る。

◼️君が他の<冒険者>のアイテムを装備していれば、このカード1枚で攻撃している攻撃のダメージは減らない。

◼️このカードが他の<冒険者>と連携攻撃した時、君のライフ+1!

[貫通]

 

 

ルビィ[行きます!疾風剣ハヤテで攻撃!]

 

モブ成[ぐぁっ]LP10→8

 

ルビィ[ターンエンド]

 

 

モブ成[僕のターン、ドロー、チャージ&ドロー、<森の王ズラトロク>をライトにコール、登場時にゲージ+2!さらにズラトロクをソウルにし、ゲージ2払いコール!<双影月狼マーナガルム・オルトロス>]

 

 

双影月狼マーナガルム・オルトロス

アースガルド/ワイダーサカー

サイズ3/攻10000/防5000/打撃2

◼️[コールコスト]君の場のモンスター1枚をソウルに入れて、ゲージ3払う。

◼️このカードが攻撃した時、君のデッキから4枚ドロップゾーンに置いて、このバトル中、このカードの打撃力+1!

[2回攻撃][貫通][ソウルガード][ライフリンク2]

 

 

モブ成[バトル!マーナガルムオルトロスで攻撃!デッキから4枚破棄して打撃力3になる!]

 

ルビィ[ピギィ!]LP9→6

 

モブ成[オルトロスで2回攻撃!デッキ4枚破棄して打撃3!]

 

ルビィ[ぴぎゃぁ!]LP6→3

 

モブ成[ターンエンド]

 

 

ルビィ[私のターン、ドロー、チャージ&ドロー!ゲージ2払い、バディコール(LP3→4)!<英雄魔王 イクサ>]

 

 

英雄魔王 イクサ

騎士/冒険者/Dエネミー/魔王

サイズ2/攻6000/防6000/打撃2

◼️[コールコスト]ゲージ2払い、デッキから1枚ソウルに入れる。

◼️[雄魔招来]君のライフ2払う、君の手札か、ドロップゾーンの<Dエネミー>/<魔王>/<冒険者>のモンスター1枚を[コールコスト]を払わず、サイズ1にしてコールする。

[貫通][反撃][ソウルガード]

 

 

ルビィ[英雄魔王イクサの効果!ライフ2払う(LP4→2)、手札から<斬鋼の翼 ブレイドウィング・フェニックス>をレフトにコール、そしてサイズ1になる!バトル!プラズマとハヤテで連携攻撃!プラズマの効果でライフ+1(LP2→3)!ハヤテの効果で相手にダメージ1!]

 

モブ成[くっ]LP8→7

 

 

マーナガルムオルトロス ソウルガード1→0

 

 

ルビィ[プラズマとハヤテの貫通!打撃3!]

 

モブ成[ぐぁぁ!]LP7→4

 

ルビィ[斬鋼の翼ブレイドウィングで攻撃!]

 

 

マーナガルムオルトロス 撃破!

 

 

ルビィ[ブレイドウィングで2回攻撃!]

 

モブ成[ぐぁっ]LP4→2

 

ルビィ[終わりです!英雄魔王イクサで攻撃!]

 

モブ成[う、ぐぁぁぁぁ!]LP2→0

 

 

ルビィ[私の勝ちです!]

 

 

その後の試合、果南 vs モブ川の試合は、果南の勝利、そしてAブロック代表は [チーム 陽射しと海] が進出した。

 




嘘みたいだろ?ルビィちゃん、今回まで1度もバディコールしてなかったんだぜ…、ルビィちゃんのイメージ通りのバディが決まらなかったので、バディはオリカにしました。


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天星の王

バディファイト ハイパーカップ 予選トーナメント

 

Bブロック 決勝

 

チーム gillty Kiss vs モブチームBB

 

鞠莉 vs 高モブ

 

 

オープンTHEフラッグ

 

鞠莉[レジェンドワールド]

 

高モブ[デンジャーワールド]

 

 

鞠莉[私のターン、チャージ&ドロー、ライトにバディコール(LP10→11)!<天星王 アストリア>]

 

 

天星王 アストリア

星/星騎士

サイズ2/攻6000/防3000/打撃2

◼️[コールコスト]ゲージ2払い、デッキから2枚このカードのソウルに入れる。

◼️[起動]君のデッキから2枚ドロップゾーンに置いて、ドロップゾーンからサイズ2以下の<星騎士>のモンスターを[コールコスト]を払ってコールする。

[移動][ソウルガード]

 

 

鞠莉[アストリアの能力発動!デッキから2枚破棄して、ドロップゾーンから<アストリアの騎士>をレフトにコール!]

 

 

天星の騎士 ジャンヌ

星/星騎士

サイズ1/攻4000/防2000/打撃2

◼️このカードがドロップゾーンから登場したら、君のデッキから1枚ゲージに置く。

[移動]

 

 

鞠莉[バトルよ!天星王アストリアで攻撃!]

 

高モブ[うぐっ]LP10→8

 

鞠莉[ターンエンド]

 

 

高モブ[私のターン、ドロー、チャージ&ドロー!ゲージ3払いセンターにコール!<闘争機人 アーマナイト・イグナス>]

 

 

闘争機人 アーマナイト・イグナス

アーマナイト

サイズ3/攻8000/防6000/打撃4

◼️[コールコスト]ゲージ3払う

◼️このモンスターは相手の能力で破壊されない。

◼️このモンスターが破壊された時、ライフ2払いこのカードを場に残す。

[2回攻撃][貫通][ライフリンク3]

 

 

高モブ[バトル!アーマナイトイグナスで攻撃!]

 

鞠莉[アストリアの騎士ジャンヌの移動はしないわ!ぐぅぅ!]LP11→7

 

高モブ[2回攻撃よ!]

 

鞠莉[いゃぁ!]LP7→3

 

高モブ[ターンエンド]

 

ーーー

 

善子[ちょっと!打撃4の攻撃を2回まともに受けたわよ⁉︎]

 

梨子[鞠莉さん、防御カードが無い…?]

 

 

ーーー

 

鞠莉[マリーのターン!ドロー、チャージ&ドロー!キャスト、デッキ2枚払い<アストリアの星書>]

 

 

アストリアの星書

魔法

◼️[使用コスト]君のデッキから2枚ドロップゾーンに置く。

◼️君はデッキから3枚引く。さらに君のライフが5以下ならデッキから2枚ゲージに置く。このカードは1ターンに1枚だけ使える。

 

 

鞠莉[3ドロー、2チャージ!ドロップゾーンの<星騎士>2枚をデッキの下に戻して装備!<天星の剣 トラスト>]

 

 

天星の剣 トラスト

星/星騎士

攻5000/打撃2

◼️[装備コスト]君のドロップゾーンの<星騎士>3枚を君のデッキの下に戻す。

◼️君のドロップゾーンから<星騎士>がコールされたら、このカードの打撃力+1!この能力は1ターンに1回だけ使える。

 

 

鞠莉[アストリアの効果でドロップゾーンの<アストリアの弓道士 アメルア>]

 

 

天星の弓道士 アメルア

星/星騎士

サイズ0/攻3000/防1000/打撃1

◼️このカードは相手のセンターにモンスターがいても相手を攻撃できる。

◼️[対抗]このカードを破壊する。君のデッキから2枚ゲージに置く。

 

 

鞠莉[行くわよ!バトル!アストリアの騎士ジャンヌとアメルアで連携攻撃!]

 

 

ジャンヌ&アメルア

合計 攻7000

vs

アーマナイトイグナス

防6000

 

 

高モブ[ライフ2払い(LP8→6)、アーマナイトイグナスを場に残す!]

 

鞠莉[アメルアの効果で自身を破壊してゲージ+2!アストリアとトラストで連携攻撃!]

 

 

アストリア&トラスト

合計 攻11000

vs

アーマナイトイグナス

防6000

 

 

高モブ[ライフ2払い(LP6→4)、イグナスを残す!ふふふ、これで…]

 

鞠莉[これで終わりだと思った?残念、ファイナルフェイズ!<アストリア"天星のスターフォース">]

 

 

アストリア"天星のスターフォース"

星/星騎士

サイズ2/攻9000/防6000/打撃3

◼️[コールコスト]ゲージ2払い、君の<星>のモンスター1枚に重ねる。

◼️このカードがファイナルフェイズに登場した時、君のドロップゾーンの<星騎士>1枚をサイズ0で[コールコスト]を払ってコールする。そのカードはファイナルフェイズ中にも攻撃できる。

[貫通][ソウルガード]

 

 

鞠莉[アストリアの効果でドロップゾーンの<天星の超騎士ガロード>をコール!一斉攻撃よ〜!天星の超騎士ガロードで攻撃!]

 

 

ガロード

攻6000

vs

アーマナイトイグナス

防6000

 

 

高モブ[ライフ2払い(LP4→2)、場に残す。]

 

鞠莉[アストリアで攻撃!]

 

 

アストリア

攻9000

vs

アーマナイトイグナス

防6000

 

 

 

アーマナイトイグナス 撃破!

 

 

鞠莉[貫通よ!天星のスターフォース!]

 

高モブ[きゃぁぁ!]LP2→0

 

 

その後、次の試合は梨子が勝利し、Bブロック予選は

チーム gillty Kissが制した

 



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錬金獣

バディファイト ハイパーカップ 予選

 

Cブロック 決勝

 

チーム 澄み渡る輝き vs モブチーム CC

 

花丸 vs モブ崎

 

 

オープンTHEフラッグ

 

花丸[マジックワールド]

 

モブ崎[ダークネスドラゴンワールド]

 

 

モブ崎[私のターン、チャージ&ドロー!<ヴァンパイアファング>、ゲージ+2!ゲージ3払いライトにコール!<暗黒霊竜 ゴーストドラゴニア>]

 

 

暗黒霊竜 ゴーストドラゴニア

黒竜

サイズ3/攻8000/防5000/打撃1

◼️[コールコスト]ゲージ3払い、デッキから2枚ソウルに入れる

◼️霊撃"このカードの攻撃で相手のモンスターを破壊したら相手にダメージ1!"

◼️このカードの攻撃か能力で相手にダメージを与えたら、相手のデッキを2枚ドロップゾーンに置く。

[3回攻撃][ソウルガード]

 

 

モブ崎[ゴーストドラゴニアで攻撃!]

 

花丸[ずらっ]LP10→9

 

モブ崎[ダメージを与えたらあなたのデッキ2枚破棄]

 

花丸[まるのデッキが…]

 

モブ崎[ターンエンド]

 

 

花丸[まるのターン、ドロー、チャージ&ドロー、<紅の錬金石>を設置ずら]

 

 

紅の錬金石

錬金石/召喚

◼️[設置]

◼️君のメインフェイズ中、君のライフ1払う、デッキからカード2枚引く。この能力は1ターンに1回だけ使える。

◼️君の場に他の<錬金石>のカードが[設置]されているなら、このカードをレストして、君のデッキから<錬金獣>のモンスター1枚を手札に加える。

 

 

花丸[さらに、<蒼の錬金石>を設置!]

 

 

蒼の錬金石

錬金石/召喚

◼️[設置]

◼️君のメインフェイズ中、君のデッキから2枚ゲージに置く。この能力は1ターンに1回だけ使える。

◼️君の場に他の<錬金石>のカードが[設置]されているなら、このカードをレストして、君のデッキから<錬金獣>のモンスター1枚を手札に加える。

 

 

花丸[紅の錬金石の効果でライフ1払って(LP9→8)、2ドロー!蒼の錬金石の効果でゲージ+2、紅の錬金石のもう1つの効果で紅の錬金石をレストして、デッキから<錬金獣>を手札に加える。ライフ1払って(LP8→7)コール!<紅の錬金獣 フレア・レオ>!]

 

 

紅の錬金獣 フレア・レオ

錬金獣

サイズ1/攻6000/防3000/打撃1

◼️[コールコスト]ライフ1払う

◼️このモンスターの登場時、相手にダメージ1!君の場に<紅の錬金石>があれば、代わりに相手にダメージ2!

◼️[移動][貫通]

 

 

花丸[フレアレオの効果で登場時にダメージ2ずら!]

 

モブ崎[うっ……、登場しただけでダメージなんて…?]LP10→8

 

花丸[蒼の錬金石の効果でゲージ+2、もう1つの効果で蒼の錬金石をレストして、デッキから<錬金獣>を手札に加える。そしてゲージ1払ってコール!<蒼の錬金獣 スレイレス>]

 

 

蒼の錬金獣 スレイレス

錬金獣

サイズ2/攻7000/防4000/打撃2

◼️[コールコスト]ゲージ1払う

◼️このモンスターの攻撃で相手のモンスターを破壊したら、相手にダメージ1!

[2回攻撃]

 

 

花丸[行くずら、バトル!蒼の錬金獣スレイレスで攻撃!]

 

 

スレイレス

攻7000

vs

ゴーストドラゴニア

防5000

ソウルガード2→1

 

 

花丸[スレイレスの効果でダメージ1!]

 

モブ崎[うっ…]LP8→7

 

花丸[スレイレスで2回攻撃!]

 

 

ゴーストドラゴニア ソウルガード1→0

 

 

花丸[ダメージ1ずら!]

 

モブ崎[ぐぁっ]LP7→6

 

花丸[フレアレオで攻撃!]

 

 

フレアレオ

攻6000

vs

ゴーストドラゴニア

防5000

 

ゴーストドラゴニア 撃破!

 

 

花丸[貫通!]

 

モブ崎[うがぁ!]LP6→5

 

花丸[ターンエンドずら]

 

 

モブ崎[私のターン、ドロー、チャージ&ドロー、ゲージ1払い、<デスゲイズドラゴン>をコール!バトル、デスゲイズドラゴンでスレイレスに攻撃!]

 

 

デスゲイズドラゴン

攻6000

vs

スレイレス

防4000

 

スレイレス 撃破!

 

 

モブ崎[霊撃ダメージ2!]

 

花丸[ううっ…]LP8→6

 

モブ崎[ターンエンド…]

 

花丸[まるのターン、ドロー、チャージ&ドロー!<翠の錬金石>を設置ずら!]

 

 

翠の錬金石

錬金石

◼️[設置]

◼️君のメインフェイズ中、君のデッキから2枚ドロップゾーンに置く、君のライフ+1!

◼️君の場に他の<錬金石>のカードが[設置]されているなら、このカードをレストして、君のデッキから<錬金獣>のモンスター1枚を手札に加える。

 

 

花丸[紅の錬金石の効果でライフ1払い(LP6→5)2ドロー、さらに蒼の錬金石の効果でゲージ+2!翠の錬金石の効果で私のデッキ2枚破棄してライフ+1(LP5→6)!翠の錬金石をレストしてデッキから<錬金獣>を手札に加えるずら、勝利の術式は出来たずら!ゲージ3払い<錬金石>2枚をレストにしてコール!<錬金雷刀獣 ジンライトウガ>]

 

 

錬金雷刀獣 ジンライトウガ

錬金獣/刀獣

サイズ3/攻10000/防8000/打撃2

◼️[コールコスト]ゲージ3払い、場の<錬金石>のカード2枚をレストする。

◼️このカードの登場時、相手のモンスター1枚を選んで破壊する。

◼️このカードのバトル終了後、場の<錬金石>1枚を破壊して、このカードの打撃力+1してスタンドする。この能力は1ターンに1回だけ使える。

◼️[貫通][ライフリンク2]

 

 

花丸[ジンライトウガの登場時にデスゲイズドラゴンを破壊!]

 

 

デスゲイズドラゴン 破壊!

 

モブ崎[そんな⁉︎]

 

花丸[バトル!ジンライトウガで攻撃!]

 

モブ崎[ぐぁぁ]LP5→3

 

花丸[ジンライトウガのバトル後、錬金石1枚破壊してスタンド!打撃3になる!もう一度攻撃ずら!]

 

モブ崎[うわぁぁ!]LP3→0

 

花丸[まるの勝ちずら〜]

 

 

その後、ダイヤが2人目を倒し、Cブロック代表はチーム 澄み渡る輝き が進出した。

これで、Aqours全員が本戦に進んだ。

 




花丸ちゃんのデッキも鞠莉ちゃんと同じオリジナルにしました。



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ハイパーカップ 本戦開始!

Aブロック、Bブロック、CブロックはAqours全員が本戦に進んだ。

残るDブロックはセイントスノウが、Eブロックは炎斬率いるチームボルケーノ、Fブロックはチームアルケーが本戦へ進んだ。

 

 

千歌[全員無事に本戦に行けたね!]

 

ダイヤ[そうですわね、予選と言えども手強い相手ばかりでした。]

 

梨子[本戦はいつからですか?]

 

果南[ん?えっとね、正午1時30分からだね]

 

花丸[今は11時40分ずら]

 

鞠莉[本戦まで時間あるし、お昼にしましょう]

 

恵美[はい!]

 

 

[おーい、皆〜!]

 

 

千歌[あ!絵里さ〜ん!]

 

サツキ[皆、予選お疲れさん]

 

曜[サツキさん!]

 

希[ウチもおるよ!]

 

ルビィ[希さん!]

 

希[皆、お昼にしよか、お弁当作ってきたで!]

 

絵里[あら?あなた見ない子ね?]

 

恵美[千歌さん、この方々は?]

 

千歌[あ、紹介するね!この男の人はサツキさん!]

 

サツキ[よろしく]

 

千歌[この人がサツキさんの奥さんの絵里さん!]

 

絵里[絵里です。よれしくね]

 

千歌[そして、絵里さんの親友の希さん!]

 

希[よろしゅうな!]

 

千歌[なんと!絵里さんと希さんは、あの伝説のスクールバディチーム μ's のメンバーだったんだよ!]

 

恵美[μ's…?、って本当ですか⁉︎]

 

希[改めて言われると、むず痒いな〜]

 

絵里[もう昔の話よ]

 

サツキ[それより、彼女は?]

 

恵美[初めまして、私、Aqoursに入りました。淵上恵美です。よろしくお願いします。]

 

サツキ[ああ、よろしくな]

 

善子[早くお弁当にしましょうよ〜!]

 

ーーー

 

白フード女[どうでしたか?予選は?]

 

白フード男[ダメだな…、足りな過ぎる…、もっと大きな力の衝突がなければ…]

 

ーーー

 

ツグミ[どうよ私達の力、少しは認めた?]

 

炎斬[あ?どうかな…]

 

ツグミ[何よそれ、イラ〜!]

 

エトウ[炎斬、俺達は今はチームだ、信用してもらわねば困る。]

 

炎斬[ふん、なら本戦でな…]

 

ツグミ[絶対認めさせるから〜!]

 

ーーー

 

しばらく時間が経ち、遂にバディファイトハイパーカップの本戦が開始される。

 

 

司会[さあ〜!遂に始まったバディファイトハイパーカップ本戦!予選の試合からかなりレベルの高いファイトの連続でしたが、その険しい予選を勝ち残った6ブロックの代表が今出揃った〜!早速初めて行こう!まずはランダムルーレットで対戦カードを組むぞ!ランダムルーレット!スタートゥ!]

 

 

ランダムルーレットの結果…

 

 

第1試合

ボルケーノ vs セイントスノウ

 

第2試合

Guilty Kiss vs アルケー

 

第3試合

陽射しの海 vs 澄み渡る輝き

 

 

炎斬[始めから俺達か!]

 

聖良[どこの誰かは知りませんが、加減は無しです。]

 

 

バディファイトハイパーカップ 本戦

 

第1試合

 

ボルケーノ vs セイントスノウ

 

エトウ vs 北川彩香

 

 

司会[さあ!第1試合、1戦目、開始!]

 

 

彩香[叶わぬ願いなど全て破壊する!ルミナイズ!<星を滅する竜>!]

 

エトウ[大地よ、我に竜の力を!ルミナイズ!<地竜解放>!]

 

 

オープンTHEフラッグ

 

彩香[スタードラゴンワールド]

 

エトウ[デンジャーワールド]

 

 

彩香[私のターン、チャージ&ドロー、ゲージ3払いバディコール(LP10→11)!<滅星神竜 ルインユニバース>]

 

 

滅星神竜 ルインユニバース

スタードラゴンW/レジェンドW

星/ネオドラゴン

サイズ3 攻8000 防6000 打撃力2

◼️[コールコスト]ゲージ3を払う。その後、君のドロップゾーンのカード1枚までをこのカードのソウルに入れる。

◼️君のフラッグが[レジェンドワールド]なら、お互いのアタックフェイズ中、相手の場のカード全ての能力を無効化する。[スタードラゴンワールド]なら、君の場のカードは相手の効果で破壊されず、このカードのソウルは相手の効果でドロップゾーンに置かれない。

◼️[起動]君のライフ2を払うことで、君のドロップゾーンかデッキからカードを1枚選んでこのカードのソウルに入れる。この能力は1ターンに1回だけ使える。

[貫通][ソウルガード]

 

 

彩香[コールコストで払ったゲージから<竜滅機 ネメア・コバルト>をソウルイン!]

 

 

竜滅機 ネメア・コバルト

星/竜装機

サイズ0/攻1000/防3000/打撃1

◼️[コールコスト]ゲージ1払う

◼️このカードがカード名に<ルインユニバース>を含むカードのソウルにあるなら、そのカードは攻撃力+2000/防御力+2000/打撃力+1!

◼️[星合体]

 

 

ーーー

 

ルビィ[あれ?コールコストで使ったカードはソウルに出来ないんじゃないの?]

 

ダイヤ[ええ、本来ならそうです…が、コールコストのテキスト中に[その後]と書かれていれば、コストでドロップゾーンに置かれたカードもソウルに入れることが出来るのです。]

 

ルビィ[へ〜!]

 

恵美[なるほど…]

 

ーーー

 

彩香[これでルインユニバースはパワーアップ]

 

 

ルインユニバース

攻8000→10000

防6000→8000

打撃3

 

 

彩香[まだよ、さらにライフ2払う(LP11→9)、デッキから<竜滅機アルタイル・コバルト>をソウルイン!]

 

 

竜滅機 アルタイル・コバルト

星/竜装機

サイズ0/攻3000/防1000/1

◼️[コールコスト]ライフ1払う

◼️相手のモンスターが登場した時、カード名に<ルインユニバース>を含むカードのソウルにあるこのカードを君のデッキの下に戻すことで、そのモンスターをレストする。

[星合体]

 

 

ルインユニバース

攻10000

防8000

打撃3

相手のモンスターが登場したらレストさせる

 

 

彩香[バトル!ルインユニバースで攻撃!]

 

エトウ[ぐぉぉ]LP10→7

 

彩香[ターンエンド]

 

 

エトウ[やるな…、だが、俺のターン!]




エトウの反撃が始まる…!


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岩石竜王 vs 滅星神竜

彩香 LP9

 

レフト・ライト 無し

センター ルインユニバース

 

 

エトウ LP7

 

 

エトウ[俺のターン!ドロー、チャージ&ドロー、ライトに<岩石竜 ロックドーラン>をコール]

 

 

岩石竜 ロックドーラン

デンジャーW/ドラゴンW

地竜

サイズ1/攻2000/防6000/打撃2

◼️センターのこのカードが破壊されたら、このカードを場に残す。この能力は1ターンに1回だけ使える。

[移動]

 

 

エトウ[さらに、レフトに<闘岩竜 デュアルロック>をコール!]

 

 

闘岩竜 デュアルロック

ドラゴンW/デンジャーW

サイズ2/攻5000/防7000/打撃2

◼️[岩壁]"君のメインフェイズ中、ライフ1払う、君のデッキの上から1枚ずつを君のモンスター全てのソウルに入れる。"

◼️君のカードの能力でこのカードのソウルが増えたら、このカードの攻撃力+2000!

[貫通]

 

 

彩香[ルインユニバースのソウルのアルタイルコバルトをデッキの下に戻し、デュアルロックをレストする。]

 

エトウ[焦るな、俺の本領はこれからだ…、ゲージ3払いセンターにバディコール(LP7→8)!<岩石竜王 クエイク・サンドロック>!]

 

 

岩石竜王 クエイク・サンドロック

ドラゴンW/デンジャーW

地竜

サイズ3/攻7000/防9000/打撃2

◼️[コールコスト]ゲージ3払い、君の場の<地竜>2枚をソウルに入れる。

◼️岩壁 "君のメインフェイズ中、君のデッキからカード1枚ずつを君の場のモンスター全てのソウルに入れる。"

◼️[クエイクブレイク][対抗]"このモンスターのソウル1枚をドロップゾーンに置いて、相手のモンスターかアイテム1枚を破壊して、そのターン中、打撃+1![クエイクブレイク]は1ターンに1回だけ使える。"

◼️[2回攻撃][貫通][ソウルガード][ライフリンク4]

 

 

エトウ[クエイクサンドロックの 岩壁 発動!デッキから1枚自身のソウルに入れる。]

 

 

クエイクサンドロック ソウル2→3

 

 

エトウ[バトル!クエイクサンドロックで攻撃!大地よ震えろ!クエイクブレイク発動(ソウル3→2)!ルインユニバースを破壊する!]

 

 

ルインユニバース 破壊!ソウルガード1→0

 

 

彩香[何ですって⁉︎]

 

エトウ[さらに打撃3になる!効果で破壊しても、攻撃対象が場に残っていれば攻撃は続行される!]

 

彩香[キャスト!<マーズバリア>攻撃を無効!]

 

エトウ[ふ、クエイクサンドロックで2回攻撃だ!]

 

 

ルインユニバース 撃破!

 

 

エトウ[打撃3の貫通!]

 

彩香[ぐぅぅ]LP9→6

 

エトウ[ターンエンド]

 

 

彩香[私のターン、ドロー、チャージ&ドロー!ライフ2払い(LP6→4)、キャスト!<再生の星滅竜>]

 

 

再生の星滅竜

◼️[使用コスト]ライフ2払う

◼️君のドロップゾーンにあるカード名に<ルインユニバース>を含むカードを[コールコスト]を払わずにコールする。このカードは1ターンに1回だけ使える。

 

 

彩香[<滅星神竜ルインユニバース>をセンターに復活!ライトに<竜滅機 ベガ・コバルト>、レフトに<竜滅機 シリウス・コバルト>をコール]

 

 

竜滅機 ベガ・コバルト

竜装機

サイズ0/攻2000/防2000/打撃1

◼️[コールコスト]ゲージ1払う

◼️このカードがソウルにあるカード名に<ルインユニバース>を含むカードは[2回攻撃]を得る。

 

 

竜滅機 シリウス・コバルト

サイズ0/攻1000/防1000/打撃1

◼️このカードがカード名に<ルインユニバース>を含むカードのソウルに入ったら、君のデッキからカードを1枚までそのモンスターのソウルに入れて、君のデッキをシャッフルする。

 

 

彩香[ベガとシリウスをルインユニバースに星合体!シリウスの効果でデッキから<竜滅機 ネメア・コバルト>を星合体!]

 

 

ルインユニバース

攻8000→10000

打撃2→3

2回攻撃

 

 

彩香[バトル!ルインユニバースでクエイクサンドロックに攻撃!]

 

ルインユニバース

攻10000

vs

クエイクサンドロック

防9000

ソウルガード2→1

 

彩香[貫通!]

 

エトウ[うぐぅ]LP8→5

 

彩香[ルインユニバースの2回攻撃!]

 

 

クエイクサンドロック ソウルガード1→0

 

 

彩香[貫通!]

 

エトウ[ぐっ!]LP5→2

 

彩香[ターンエンド…]

 

 

エトウ[俺のターン、ドロー、チャージ&ドロー!クエイクサンドロックの岩壁!ソウル+1]

 

 

クエイクサンドロック ソウル0→1

 

 

エトウ[バトル!クエイクサンドロックで攻撃!クエイクブレイク(ソウル1→0)!ルインユニバースを破壊!]

 

 

ルインユニバース 破壊 ソウルガード3→2

 

 

エトウ[打撃3で攻撃!]

 

 

ルインユニバース 撃破! ソウルガード2→1

 

 

エトウ[貫通!]

 

彩香[うぐぅ!]LP4→1

 

エトウ[クエイクサンドロックで2回攻撃!]

 

 

ルインユニバース 撃破! ソウルガード1→0

 

 

エトウ[貫通だ!]

 

彩香[素晴らしいファイトでした…、うわぁぁぁ!]LP1→0

 

 

チーム ボルケーノ 0→1

 

チーム セイントスノウ 0



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炎龍 vs ゾディアック

チーム ボルケーノ 1Pt

 

セイントスノウ 0Pt

 

 

本戦 第1試合 2戦目

 

焼野 炎斬 vs 鹿角 聖良

 

 

炎斬[次の相手は俺だ、言っとくが手加減しねぇぞ…]

 

聖良[望む所です。手応えの無い相手に興味はありませんから…]

 

 

炎斬[炎の如く紅く!熱く!燃え上がれ!ルミナイズ!<炎龍の鼓動>]

 

聖良[全ての星を束ね支配する…ルミナイズ!<ゾディアック・ドミネーション>!]

 

 

オープンTHEフラッグ

 

炎斬[ドラゴンワールド]

 

聖良[スタードラゴンワールド]

 

 

炎斬[俺のターン、チャージ&ドロー!ゲージ2払いレフトに<業火龍 ヘルファイア>をコール!]

 

 

業火龍 ヘルファイア

炎龍

サイズ2/攻6000/防3000/打撃2

◼️[コールコスト]ゲージ2払い、君のデッキから1枚ソウルに入れる。

◼️[業火の反撃]このモンスターが破壊されたら、相手にダメージ1!君のライフが4以下なら、代わりに相手にダメージ2!

[貫通][ソウルガード]

 

 

炎斬[ライトに<炎狼龍 ウルドラフ>をコール、バトル!業火龍ヘルファイアで攻撃!]

 

聖良[うっ…]LP10→8

 

炎斬[ターンエンド]

 

 

聖良[私のターン!ドロー、チャージ&ドロー!ゲージ2払いバディコール(LP8→9)!<星神竜ゾディアック>!デッキから1枚ソウルイン!ソウルに入ったのは<流星機ネブローサ>ですね、さらに<竜消機コメッタ>をコールしてゾディアックに星合体]

 

 

ゾディアック

[2回攻撃]

[貫通]

 

 

聖良[ゾディアックは私のフラッグがスタードラゴンワールドなら、打撃+1して、移動を得る。バトル!]

 

炎斬[ウルドラフをセンターに移動!]

 

聖良[ゾディアックで攻撃!]

 

 

ウルドラフ 撃破!

 

 

聖良[貫通!3ダメージです!]

 

炎斬[ぐぅ!]LP10→7

 

聖良[ソウルのネブローサの効果で2回攻撃!]

 

炎斬[キャスト!<業火誘導>]

 

 

業火誘導

◼️君のレフトかライトに[炎龍]がいて相手に攻撃されているなら使える。

◼️君の場の[炎龍]1枚に攻撃の対象を変更する。

 

 

炎斬[ヘルファイアに攻撃を移す!]

 

 

ヘルファイア 撃破! ソウルガード1→0

 

 

炎斬[ヘルファイアが破壊されたら、ダメージ1を与える!]

 

聖良[うぐぅ]LP9→8

 

聖良[ターンエンドです。]

 

炎斬[俺のターン!ドロー、チャージ&ドロー!<炎龍チャージ>]

 

 

炎龍チャージ

◼️君の場に[炎龍]がいるなら使える。

◼️君のデッキから2枚ゲージに置く。

 

 

炎龍[2チャージ!ドロップのカード2枚ソウルに入れてゲージ3払い、バディコール(LP7→8)!<炎獄機龍 クリムゾンブルグ>!]

 

聖良[これがあなたのバディですか…]

 

炎斬[おうよ、クリムゾンブルグの登場時効果でゾディアックの能力を無効にして破壊する!]

 

 

ゾディアック 破壊!

 

 

聖良[ソウルガードする間も無く…⁉︎]

 

炎斬[クリムゾンブルグは相手の空いているエリアの数、攻撃力+2000!打撃+1だ…]

 

 

クリムゾンブルグ

攻撃力9000→15000

打撃1→4

 

 

炎斬[行くぜ!クリムゾンブルグで攻撃!]

 

聖良[ぐぁぁぁ!]LP8→4

 

炎斬[クリムゾンブルグで2回攻撃!]

 

聖良[くっ!うわぁぁぁぁ!]LP4→0

 

 

チーム ボルケーノ 2pt

 

セイントスノウ 0pt

 

チームボルケーノ 第2回戦 進出!

 

ーーー

 

梨子[そんな、あの聖良さんが…]

 

曜[セイントスノウが…]

 

ダイヤ[なんの抵抗もできずに…]

 

ルビィ[あんな簡単に…]

 

善子[負けた……]

 

果南[強敵登場だね…千歌…]

 

千歌[うん…]

 

 

鞠莉[次は私達の番ね?]

 

梨子[そうですね、頑張らなきゃ]

 

善子[ふっふっふっ…、遂にこの私達Guilty Kissの超堕天的ファイトを見せてあげるわ…]

 

梨子[別に普通のファイトを見せようね?]

 

ーーー

 

ハイパーカップ 第1回戦

 

Guilty Kiss vs チーム アルケー

 

第1試合

 

小原 鞠莉 vs 五十嵐 拓真

 

 

鞠莉[天翔ける星々の導きよ!ルミナイズ!<天星の霹靂>]

 

拓真[俺は誓う、この剣にかけて勝つ!ルミナイズ!<四聖の騎士>]

 

 

鞠莉[レジェンドワールド]

 

拓真[ダンジョンワールド]

 

 

鞠莉[私のターン、チャージ&ドロー!ゲージ1払いライトに<天星の闘士 アレクトス>をコール]

 

 

天星の闘士 アレクトス

星/星騎士

サイズ2/攻6000/防5000/打撃2

◼️[コールコスト]君のデッキから2枚ソウルに入れて、ゲージ1払う。

◼️このカードの登場時、君のデッキから3枚ドロップゾーンに置いて、君のデッキから1枚引く。

[ソウルガード]

 

 

鞠莉[アレクトスの効果で私のデッキから3枚破棄して1ドロー!バトル、天星の闘士アレクトスで攻撃!]

 

拓真[ぐぅ!]LP10→8

 

鞠莉[ターンエンド]

 

 

拓真[俺のターン、ドロー、チャージ&ドロー!ライトに<四聖騎士 イザーク>をコール!]

 

 

四聖騎士 イザーク

騎士

サイズ2/攻7000/防5000/打撃2

◼️[ジャッジ・ソウル]このカードの登場時、相手のカード1枚のソウル全てをドロップゾーンに置く。この能力でドロップゾーンに置いた数、君のデッキからこのカードのソウルに入れる。

◼️このカードの攻撃で相手のモンスターを破壊した時、相手にダメージ1!

◼️[3回攻撃][移動][ソウルガード]

 

 

拓真[イザークの効果!アレクトスのソウル全てをドロップゾーンに置く!]

 

 

アレクトス ソウル2→0

 

 

拓真[アレクトスのソウルは2枚消えた、イザークにソウル+2!]

 

 

イザーク ソウル0→2

 

 

拓真[バトル!イザークでアレクトスに攻撃!]

 

 

アレクトス 撃破!

 

 

拓真[イザークで2回攻撃!]

 

鞠莉[オゥ!]LP10→8

 

拓真[イザークの3回攻撃!]

 

鞠莉[きゃぁ!]LP8→6

 

拓真[ターンエンドだ]

 

鞠莉[やるわね!マリーの反撃開始よ!]



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ヨハネ 出陣

鞠莉 LP6

 

拓真LP8

 

レフト/センター 無し

 

ライト 四聖騎士 イザーク

 

 

鞠莉[マリーの反撃、行くわよ〜!ドロー!チャージ&ドロー!ゲージとライフ1払って(LP6→5)キャスト!<導きの天星>]

 

 

導きの天星

◼️ゲージ1払い、ライフ1払う

◼️君のドロップゾーンからコールされた<星騎士>のモンスターのサイズを1減らす。

 

 

鞠莉[ゲージ2払いデッキから2枚ソウルにして、レフトにバディコール(LP5→6)!<天星王 アストリア>!デッキから2枚破棄してアストリアの効果!ドロップゾーンからライトにコール!<天星の侍 ホシノスケ>]

 

 

天星の侍 ホシノスケ

星/星騎士

サイズ2/攻6000/防5000/打撃2

◼️ドロップゾーンからコールする時、このカードは[コールコスト]を払わずコールできる。

◼️[コールコスト]ゲージ1払い、ライフ1払う

◼️このモンスターがドロップゾーンから登場した時、相手のモンスター1枚を手札に戻す。

[2回攻撃][貫通][移動]

 

 

鞠莉[ホシノスケのサイズは<導きの天星>の効果で、サイズ1になる。さらに、ホシノスケはドロップゾーンからコールされたら相手のモンスター1枚を手札に戻す!]

 

 

イザーク バウンス ソウルガード2→1

 

 

鞠莉[まだよ!ドロップゾーンの<天星の騎士 カエラ>をセンターにコール]

 

 

天星の騎士 カエラ

星騎士

サイズ1/攻4000/防2000/打撃2

◼️このカードはドロップゾーンからもコールできる。

◼️君のモンスター1枚を選ぶ、そのモンスターは[貫通]を得る。

[貫通]

 

 

鞠莉[カエラもサイズが減ってサイズ0よ、さあ、行くわよ!カエラの効果で、アストリアに[貫通]を与える!バトル!]

 

拓真[イザークをセンターに移動!]

 

鞠莉[ホシノスケでイザークに攻撃!]

 

 

ホシノスケ

攻6000

vs

イザーク 撃破!

防5000

ソウルガード1→0

 

 

鞠莉[ホシノスケの貫通よ!]

 

拓真[ぐっ!]LP8→6

 

鞠莉[ホシノスケの2回攻撃!]

 

 

イザーク 撃破!

 

 

鞠莉[貫通!]

 

拓真[ぐぁ!]LP6→4

 

鞠莉[カエラで攻撃!]

 

拓真[うぐっ!]LP4→2

 

鞠莉[これでトドメよ〜!アストリアで攻撃!]

 

拓真[くそぉぉぉ!]LP2→0

 

 

Guilty Kiss 1 pt

 

チーム アルケー 0 pt

 

 

鞠莉[バッチリ勝って来たわよ!]

 

善子[よーし!次はヨハネの番ね!]

 

梨子[頑張って、よっちゃん!]

 

ーーー

 

GuiltyKiss vs チーム アルケー

 

津島善子 vs 長宮 修二

 

 

ヨハネ[悪いわね善子…、今回は私が表に出て戦うわ…]

 

善子(良いわ、派手に暴れなさい!)

 

ヨハネ[遥かな時を超え、堕天使達の宴が始まる!ルミナイズ!<暴挙の堕天使>!]

 

修二[闇に消えた希望を取り戻す!ルミナイズ!<ダーク・ホープ>]

 

 

オープンTHEフラッグ

 

 

ヨハネ[デンジャーワールド]

 

修正[ダークネスドラゴンワールド]

 

 

ヨハネ[私のターン、チャージ&ドロー!ライフ1払い(LP10→9)、<堕天使の涙>を設置!]

 

 

堕天使の涙

堕天使/タイラント

◼️[設置]

◼️[使用コスト]ライフ1払う

◼️君の場に<堕天使>のモンスターがコールされたら、君のデッキから1枚ゲージに置く。この能力は1ターンに1回だけ使える。

◼️君の場の<堕天使>のモンスターが破壊されたら君のライフ+1!この能力は1ターンに1回だけ使える。

 

 

ヨハネ[ゲージ1払いライトにコール!<堕天使 アリゼル>!レフトに<堕天使 イサゼル>をコール!]

 

 

堕天使アリゼル

堕天使/タイラント

サイズ2/攻4000/防4000/打撃2

◼️[コールコスト]ゲージ1払う

◼️このカードの登場時、君のライフ+1!

◼️このモンスターが破壊されたら、君のデッキから1枚引く。

◼️[2回攻撃]

 

 

堕天使イサゼル

堕天使/タイラント

サイズ1/攻4000/防6000/打撃2

◼️このカードが他の<堕天使> と連携攻撃したら、このカードはスタンドする。

◼️このカードが破壊されたら、君のライフ+2!

◼️[移動]

 

 

ヨハネ[堕天使の涙の効果で1チャージ!アリゼルの登場時にライフ+1(LP9→10)!バトル!堕天使アリゼルで攻撃!]

 

修二[くぅ…]LP10→8

 

ヨハネ[ターンエンド…]

 

 

修二[俺のターン、ドロー、チャージ&ドロー!ゲージ2払い、<煉獄刀 ザンゴク>]

 

 

煉獄刀 ザンゴク

ドラゴン

攻5000/打撃2

◼️[装備コスト]ゲージ2払う

◼️君か相手の効果でカード名に<煉獄騎士団>を含むカードが破壊されたら、このカードをスタンドする。この能力は1ターンに1回だけ使える。

 

 

修二[ライトに<煉獄騎士団長 ディミオスソードドラゴン>、ライフ1払い(LP8→7)、レフトに<煉獄騎士団 リバイブ・ドラゴン>]

 

 

煉獄騎士団 リバイブ・ドラゴン

武装騎竜/黒竜

サイズ1/攻5000/防1000/打撃1

◼️[コールコスト]ライフ1払う

◼️このカードが効果で破壊されたらゲージ1払う、このカードを君の場に残す。

 

 

修二[バトル!]

 

ヨハネ[堕天使イサゼルよ、センターに移動し私を守りなさい]

 

修二[ディミオスソードドラゴンで攻撃!]

 

 

ディミオスソードドラゴン

攻6000

vs

イサゼル 撃破!

防6000

 

 

ヨハネ[ありがとう、イサゼル…、あなたの命をライフに…(LP10→12)、そして堕天使の涙が私を癒す…(LP12→13)]

 

修二[煉獄刀ザンゴクで攻撃!]

 

ヨハネ[くっ]LP13→11

 

修二[リバイブドラゴンで攻撃!]

 

ヨハネ[うぅ!]LP11→9

 

修二[ディミオスソードの効果でリバイブドラゴンを破壊してスタンド、リバイブドラゴンはゲージ1払い場に残す!煉獄刀ザンゴクをスタンド!ディミオスソードで攻撃!]

 

ヨハネ[うぐっ]LP9→7

 

修二[ザンゴクで攻撃!]

 

ヨハネ[あぐっ]LP7→5

 

修二[ディミオスの効果でリバイブドラゴンを破壊してスタンド!ディミオスで攻撃!]

 

ヨハネ[キャスト!<堕天使の宝珠>]

 

 

堕天使の宝珠

◼️相手の攻撃中に使える。

◼️[使用コスト]君の場の<堕天使>のモンスター1枚を破壊する。

◼️その攻撃を無効化して、破壊したモンスターの打撃力の数値分ライフに加える。

 

 

ヨハネ[ごめんね、アリゼルを破壊して攻撃を無効化する。そしてアリゼルの打撃力を私のライフに…(LP5→7)]

 

修二[ターンエンド]

 

 

ヨハネ[さて、ここからよ!ヨハネのターン!]



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姉妹ファイト!ルビィ vs ダイヤ

ヨハネ LP7

 

修二 LP8

 

 

ヨハネ[ヨハネのターン!ドロー、チャージ&ドロー!堕天せよ我が世界!リトルデーモン達よ、刮目して見よ!ゲージ3払い、バディコール(LP7→8)!<堕天使 ヨハネ>!]

 

 

堕天使 ヨハネ

堕天使/タイラント

サイズ3/攻10000/防7000/打撃3

◼️[コールコスト]ゲージ3払う

◼️このモンスターの登場時、君のデッキから4枚ソウルに入れて、君のライフ+4!

◼️[堕天の境地]君のライフを2払う、相手のモンスター1枚破壊して、このモンスターは[2回攻撃]を得る。この能力は1ターンに1回だけ使える。

[貫通][移動][ソウルガード]

 

 

ヨハネ[ヨハネの登場時、デッキから4枚ソウルイン、ライフ4回復(LP8→12)、さらに堕天使の涙で1チャージ、ゲージ1払い装備!<堕天使の杖 ヨハネス・ワンド>]

 

 

堕天使の杖 ヨハネス・ワンド

堕天使/タイラント

攻5000/打撃2

◼️君のアタックフェイズ開始時、君の場に<堕天使>のモンスターがいれば、相手のレフトかライトのモンスター1枚を相手のセンターに移動させる。

◼️君の<堕天使>のモンスターが破壊されたら、君のライフ+2!この能力は1ターンに1回だけ使える。

 

 

ヨハネ[行くわよ?ヨハネの効果!ライフ2払い(LP12→10)、ディミオスソードを破壊!]

 

 

ディミオスソードドラゴン 破壊!

 

 

ヨハネ[ヨハネは[2回攻撃]を得る、バトル!ヨハネで攻撃!]

 

修二[うぐっ!]LP8→5

 

ヨハネ[ヨハネの2回攻撃!]

 

修二[ぐぁぁ!]LP5→2

 

ヨハネ[ヨハネスワンドで攻撃!]

 

修二[ぐぁぁぁ!!]LP2→0

 

ヨハネ[ヨハネ…完勝!]

 

 

Guilty Kiss 2pt

 

チーム アルケー 0pt

 

 

GuiltyKiss 第2回戦 進出!

 

ーーー

 

曜[次は私達の番だね、千歌ちゃん!]

 

千歌[うん!曜ちゃんが相手でも、私、負けないよ!]

 

曜[私だって!絶対に勝つであります!]

 

ーーー

 

陽射しの海 vs 澄み渡る輝き

 

1戦目

 

黒澤ルビィ vs 黒澤ダイヤ

 

ダイヤ[まさかこんな大きな大会であなたと戦うとは、これもサガですか…、ルビィ]

 

ルビィ[お姉ちゃんが相手でも、ルビィは負けない!]

 

ダイヤ[そうですわ!私の妹ではなく、1人のファイターとして戦いなさい!]

 

ルビィ[絶対に勝つからね!]

 

 

ルビィ[勇者と魔王対なる全てを力に!ルミナイズ!<ナイツ OF サタン>!]

 

ダイヤ[黒き影と白き夜…交わり今1つになる…ルミナイズ!<夜叉神の鬼神>!]

 

 

 

オープンTHEフラッグ

 

 

ルビィ[ダンジョンワールド]

 

ダイヤ[カタナワールド]

 

 

ダイヤ[私から行きます!チャージ&ドロー!ライトに<月影"もうど黒夜叉">、レフトに白夜"もうど白夜叉"をコール!そして、ゲージ1払い月影と白夜をソウルにして鬼神合体!<鬼神 剛刃丸"疾風の夜叉">]

 

 

鬼神 剛刃丸"疾風の夜叉"

サイズ2/攻7000/防5000/打撃1

◼️[コールコスト]ゲージ1払い、君の場のカード名に<月影>と<白夜>を含むカードとカード名に<剛刃丸>を含むカードをソウルに入れる。

◼️[疾風連刃]このモンスターが攻撃した時、相手にダメージ1!

◼️[2回攻撃][貫通][移動][ソウルガード]

 

ーーー

 

果南[いきなり全力だね、ダイヤ]

 

花丸[相手がルビィちゃんだから張り切ってるずら!]

 

鞠莉[妹の成長が楽しみって言うのもあるわね〜]

 

ーーー

 

ダイヤ[剛刃丸 疾風の夜叉で攻撃!攻撃した時、相手にダメージ1!]

 

ルビィ[うゅ…]LP10→9

 

ダイヤ[攻撃ダメージ!]

 

ルビィ[うぐっ]LP9→8

 

ダイヤ[ターンエンド]

 

 

ルビィ[私のターン、ドロー、チャージ&ドロー!ゲージ1とライフ1払い(LP8→7)!<光雷剣 プラズマ>と<疾風剣 ハヤテ>を装備!バトル!

 

ダイヤ[剛刃丸の移動はしません]

 

ルビィ[プラズマとハヤテで連携攻撃!プラズマの効果でお姉ちゃんにダメージ1!]

 

ダイヤ[くっ]LP10→9

 

ルビィ[ハヤテの効果でライフ+1(LP7→8)!]

 

ダイヤ[うぐぅ!]LP9→6

 

ルビィ[ターンエンドです…]

 

 

ダイヤ[私のターン!ドロー、チャージ&ドロー!<綺麗化>!] ゴウッ

 

 

綺麗化"透明石の意志"

攻3000/打撃1

◼️このカードは黒澤家の人間にしか解放できない。

◼️解放"君のライフが6以下で場に<カタナワールド>のモンスターがいる"

◼️このカードはドロップゾーンに置けない。

◼️[対抗]このカードをレストしてよい、そうしたら、このカードの攻撃力と打撃力を君のモンスター1枚に加える。

 

 

ダイヤ[バトル!剛刃丸で攻撃!ルビィにダメージ1!]

 

ルビィ[ぐぅぅ]LP8→7

 

ダイヤ[さらに私の綺麗化の力を剛刃丸に!剛刃丸の攻撃力+3000!打撃力を+1!]

 

 

剛刃丸 疾風の夜叉

攻7000→10000

打撃1→2

 

 

ルビィ[うわ!]LP7→5

 

ダイヤ[剛刃丸の2回攻撃!ダメージ1!]

 

ルビィ[ぴぎぃ!]LP5→4

 

ダイヤ[剛刃丸の攻撃!]

 

ルビィ[キャスト!<カシアードの静寂>ダメージ3減らす!]

 

ダイヤ[ふふふ、ターンエンドですわ!]

 

 

ルビィ[お姉ちゃんには負けない!ルビィのターン!]



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姉妹対決 決着

黒澤ダイヤ LP6

 

ライト/センター 無し

レフト 剛刃丸 疾風の夜叉

アイテム 綺麗化 透明石の意思

 

黒澤ルビィ LP4

 

レフト/ライト/センター 無し

アイテム 光雷剣 プラズマ/疾風剣 ハヤテ

 

 

ルビィ[私のターン、ドロー!チャージ&ドロー!ルビィ私だって負けない!ライフ6以下で<綺麗化"紅玉石の意思">!]

 

 

綺麗化 "紅玉石の意思"

攻0/打撃1

◼️このカードは黒澤家の人間にしか解放できない。

◼️解放 "君のライフが6以下で、アイテムを装備している。"

◼️このカードはドロップゾーンに置けない。

◼️君のライフ2払う、そうしたら君の手札かドロップゾーンからアイテム2枚までをこのカードを装備したまま、[装備コスト]を払わずこのカードに重ねて装備する。この能力は1ターンに1回だけ使える。

 

 

ダイヤ[ルビィの綺麗化もカードとして具現化していましたか…]

 

ルビィ[綺麗化の効果、ライフ2払う(LP4→2)、ドロップゾーンの<光雷剣 プラズマ>をコスト無しで装備!手札から<疾風剣 ハヤテ>を装備!そして、ゲージ2払いバディコール(LP2→3)!<英雄魔王イクサ>!ライフ2払い(LP3→1)イクサの効果!<危竜皇 ガドルゴーマ>をコール!]

 

 

光雷剣 プラズマ

攻7000/打撃1

 

疾風剣 ハヤテ

攻5000/打撃2

 

英雄魔王 イクサ

サイズ2/攻6000/防6000/打撃2

ソウル1

 

危竜皇 ガドルゴーマ

サイズ3→1/攻8000/6000/打撃2

ソウル1

 

 

ルビィ[ガルドゴーマの効果で手札1枚捨て、お姉ちゃんのレフトとライトを全て破壊!打撃+1]

 

 

剛刃丸 疾風の夜叉 破壊 ソウルガード2→1

 

ガルドゴーマ 打撃2→3

 

 

ルビィ[バトル!]

 

ダイヤ[剛刃丸をセンターに移動!]

 

ルビィ[プラズマとハヤテで剛刃丸に連携攻撃!プラズマの効果でお姉ちゃんにダメージ1!ハヤテでルビィのライフ+1!(LP1→2)]

 

ダイヤ[うぐっ]LP6→5

 

プラズマ/ハヤテ

合計攻撃力12000

vs

剛刃丸 疾風の夜叉 撃破!ソウルガード1→0

防5000

 

ルビィ[プラズマとハヤテの貫通!]

 

ダイヤ[ピギャ!]LP5→2

 

ルビィ[ガルドゴーマで剛刃丸に攻撃!]

 

ガルドゴーマ

攻8000

vs

剛刃丸 疾風の夜叉 撃破!

防5000

 

ルビィ[ガルドゴーマで2回攻撃!]

 

ダイヤ[<忍法ウツセミ>!攻撃を無効!]

 

ルビィ[英雄魔王イクサで攻撃!]

 

ダイヤ[お見事です。ルビィ…いやぁぁぁぁ!]LP2→0

 

 

陽射しの海 1pt

 

澄み渡る輝き 0pt

 

ーーー

 

千歌[やったね!ルビィちゃん!]

 

ルビィ[うん!でも少し疲れたかな?]

 

千歌[ルビィちゃんは休んでて、次は千歌が行くよ!]

 

ーーー

 

ダイヤ[すみません、負けてしまいました。]

 

花丸[でもダイヤさん、凄く清々しい顔してるずら]

 

曜[よし!次はこの渡辺 曜が行くよ!]

 

ーーー

 

高海 千歌 vs 渡辺 曜

 

千歌[行くよ、曜ちゃん!]

 

曜[ヨーソロー!絶対に勝つからね⁉︎]

 

 

千歌[夢と共に太陽は輝く!ルミナイズ!<希望の太陽>!]

 

曜[私は闇、光を支え、皆の輝きを際立たせる!ルミナイズ!<暗黒の支え>!]

 

 

オープンTHEフラッグ

 

千歌[ドラゴンワールド]

 

曜[ダークネスドラゴンワールド]

 

 

曜[私の先攻、チャージ&ドロー!センターに<黒き爆風 デスナパーム>をコール!]

 

 

黒き爆風デスナパーム

サイズ1/攻2000/防2000/打撃2

 

 

曜[デスナパームで千歌ちゃんに攻撃!]

 

千歌[うぅ…]LP10→8

 

曜[ターンエンド]

 

 

千歌[私のターン、ドロー、チャージ&ドロー!ライトに<ブレストコロナドラゴン>をコール!]

 

ブレストコロナ・ドラゴン

サイズ2/攻5000/防4000/打撃2

 

 

千歌[レフトに<黒点の竜 ブラックドット>]

 

黒点の竜 ブラックドット

サイズ1/攻5000/防1000/打撃1

 

 

千歌[バトル!ブラックドットでセンターのデスナパームに攻撃!]

 

ブラックドット

攻5000

vs

デスナパーム 撃破!

防2000

 

曜[デスナパームが破壊されたら、ゲージ1払い、相手のデッキを5枚捨てる!]

 

千歌[くっ…]

 

曜[さらに!手札から<追撃者 アビゲール>をライトにコール!]

 

千歌[え⁉︎]

 

曜[追撃者アビゲールは千歌ちゃんのデッキからカードが捨てられたら、ノーコストでコールできる!]

 

 

追撃者アビゲール

サイズ1/攻6000/防1000/打撃2

 

 

千歌[くっ…、でも!ブレストコロナで曜ちゃんに攻撃!攻撃時にゲージを+1!相手にセンターが居なかったらゲージをさらに+1!]

 

ブレストコロナドラゴン

打撃2

 

曜[くっ!]LP10→8

 

千歌[ターンエンド!]

 

 

曜[私のターン、ドロー!チャージ&ドロー!ライフ2払い(LP8→6)<紫紺の法札>]

 

 

紫紺の法札

◼️[使用コスト]ライフ2払う

◼️君のデッキから、モンスターかアイテム1枚手札に加えて、さらに場に<黒竜>があれば、デッキから1枚ゲージに置く。このカードは1ターンに1枚だけ使える。

 

 

曜[デッキからカード1枚を手札に加える。そしてゲージ+1!]

 

ーーー

 

恵美[曜さんが手札から加えたカードは…?]

 

果南[曜が手札に加えたカードは今の戦況を変える…]

 

ダイヤ[そして、曜さんのライフは6ぴったり]

 

鞠莉[おそらく、あのカードね?]

 

ーーー

 

曜[先に行くよ!ゲージ2払い<ドラゴンフォース>!解放!]

 

千歌[ふふふ…]

 

ーーー

 

白フード女[まさか⁉︎]

 

白フード男[2人目のドラゴンフォース使い…!素晴らしい!]



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ドラゴンフォース対決!千歌 vs 曜

千歌 LP8

 

レフト 黒点の竜 ブラックドット

ライト ブレストコロナドラゴン

センター 無し

 

 

曜 LP6

 

レフト/センター 無し

ライト 追跡者 アビゲール

アイテム ドラゴンフォース

 

 

ドラゴンフォース(ダークネスドラゴンワールド)

攻8000/打撃3

貫通

 

 

曜[じゃあ行くよ〜!バトル!

 

千歌[ブラックドットをセンターに移動!]

 

曜[ドラゴンフォースで攻撃!千歌ちゃんのデッキを3枚破棄!ライフ回復(LP6→7)!]

 

黒点の竜ブラックドット 撃破!

 

曜[貫通!]

 

千歌[うわ!]LP8→5

 

曜[追跡者アビゲールで千歌ちゃんに攻撃!]

 

 

追跡者アビゲール

打撃2

 

 

千歌[くっ…]LP5→3

 

曜[ターンエンド!]

 

 

千歌[私のターン!ドロー、チャージ&ドロー!ゲージ1払いライトにコール!<太陽の竜 バルドラゴン>]

 

ブレストコロナドラゴン 生滅

 

太陽の竜 バルドラゴン

サイズ2/攻5000/防3000/打撃2

 

千歌[ライフ6以下でバルドラゴンがいれば、<ドラゴンフォース "激情の型">解放!]

 

 

ドラゴンフォース"激情の型"

攻6000/打撃2

 

 

千歌[<バルサポート>!ゲージとライフ+2(LP3→5)!行くよ!バルドラゴンとドラゴンフォースで曜ちゃんに連携攻撃!]

 

曜[キャスト!<ドラゴンシールド 黒竜の盾>ダメージを0にしてライフ回復(LP7→8)!]

 

千歌[スタンドしたドラゴンフォースで攻撃!]

 

曜[うぁ!]LP8→6

 

ーーー

 

ドラゴンフォース同士がぶつかった時、バトルステージを通じて白フードのプログラムカードに力が蓄積される…

 

白フード男[ドラゴンフォース同士の力がプログラムカードにさらなる力を与える。ふふふ…素晴らしいファイトだ!]

 

白フード女[……]

 

ーーー

 

千歌[ターンエンド!]

 

曜[私のターン!ドロー、チャージ&ドロー!レフトに<覚醒の黒死竜アビゲール>!]

 

 

覚醒の黒死竜アビゲール

サイズ1/攻6000/防1000/打撃2

 

 

曜[覚醒のアビゲールの効果でバルドラゴンを破壊!デッキ2枚破棄!]

 

バルドラゴン 破壊!

 

千歌[くっ…]

 

曜[バトル!覚醒のアビゲールで攻撃!]

 

千歌[うぐっ!]LP5→3

 

曜[追跡者アビゲールで攻撃!]

 

千歌[キャスト!<青竜の盾>!攻撃を無効にしてゲージ+1!]

 

曜[ドラゴンフォースで攻撃!デッキを3枚破棄してライフ回復(LP4→5)!]

 

千歌[キャスト!<太陽の盾>!攻撃を無効にしてゲージとライフ+1(LP3→4)!]

 

曜[ドラゴンフォースの攻撃が無効化されたら千歌ちゃんのデッキから3枚破棄してライフ回復(LP5→6)!ファイナルフェイズ!ゲージ3払いアビゲールを必殺モンスターに!<アビゲール"アンリミテッド・デスドレイン">!]

 

追跡者アビゲール 破壊

 

曜[必殺モンスターの効果で千歌ちゃんのデッキを10枚破棄!アビゲールで攻撃!相手のドロップゾーンが20枚以上ならダメージ2!私のライフ+2(LP5→7)!]

 

 

アビゲール"アンリミテッドデスドレイン"

サイズ3/攻8000/防7000/打撃2

 

 

千歌[ぐぅ!]LP4→2

 

千歌[キャスト!<太陽の盾>!ゲージとライフ+1(2→3)!]

 

曜[ターンエンド]

 

 

千歌[千歌のターン!ドロー、チャージ&ドロー!レフトにバディコール(LP3→4)!<神速のバルドラゴン>!]

 

神速のバルドラゴン

サイズ2/攻6000/防3000/打撃2

 

千歌[<バルサポート>ゲージとライフ+2(LP2→4)!バトル!ドラゴンフォースとバルドラゴンで攻撃!ドラゴンフォースをスタンドして、自身に貫通を与える!]

 

ドラゴンフォース/バルドラゴン

連携攻撃力12000

 

アビゲール"アンリミテッドデスドレイン" 撃破!

 

千歌[貫通!]

 

曜[くぅっ!]LP7→5

 

 

千歌[ファイナルフェイズ!ゲージ2払い、必殺コール!<バルドラゴン"バルソーサーオーバーラッシュ">!]

 

 

バルソーサーオーバーラッシュ

サイズ2/攻10000/防6000/打撃1

貫通

 

 

千歌[行くよ!バルドラゴンとドラゴンフォースで連携攻撃!打撃3!]

 

曜[うぁぁ!]LP5→2

 

千歌[ゲージ1払い、バルドラゴンをスタンド!ドラゴンフォースとバルドラゴンで再連携!バルソーサーオーバーラッシュ!!]

 

曜[うわぁぁぁ!]LP2→0

 

 

陽射しの海 pt 2 第2回戦 進出

 

澄み渡る輝き pt 0

 

ーーー

 

曜[あ〜あ、負けちゃった!楽しかったよ、千歌ちゃん!]

 

千歌[私も楽しかったよ、曜ちゃん!]

 

曜[絶対に優勝してね?]

 

千歌[うん!]

 

ーーー

 

司会[ただ今の試合を持って第2回戦の試合が全て終わりました!これよりさらなる抽選をして進出した3組のチームからシード枠を決めます!シード枠は一足先に決勝行き決定になります!では抽選スタート!]

 

 

抽選結果

 

チーム ボルケーノ

vs

Guilty Kiss

 

シード枠

 

陽射しの海 決勝進出!



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堕天使 vs 水竜王

バディファイト ハイパーカップ

 

準決勝

 

Guilty Kiss vs チーム ボルケーノ

 

津島善子 vs ツグミ

 

 

梨子[頑張って、よっちゃん!]

 

鞠莉[ファイトよ!善子!]

 

善子[ヨハネだってば!絶対に勝って来るわ!]

 

ーーー

 

ツグミ[見てなさいよ、炎斬!私の強さを]

 

炎斬[気が向いたらな]

 

ツグミ[気が向いたらって何よ!イラ〜!]

 

エトウ[早く行け、ツグミ]

 

ーーー

 

ヨハネ[天界より落とされし堕天使達よ…]

善子[今この現世へと舞い降りる!]

 

善子(ヨハネ)[ルミナイズ!<2対の堕天使>!]

 

 

ツグミ[激流と共に世界を沈めよ!ルミナイズ!<水龍の王>!]

 

 

オープンTHEフラッグ

 

善子(ヨハネ)[デンジャーワールド]

 

ツグミ[エンシェントワールド]

 

 

ヨハネ[行くわよ、ヨハネのターン、チャージ&ドロー!ライフ1(LP10→9)で設置<堕天使の涙>、そしてセンターに<堕天使エルファ>をコール]

 

 

堕天使エルファ

堕天使/タイラント

サイズ2/攻7000/防5000/打撃1

◼️君のライフが2以上増えた時、このカードの打撃力+1!

◼️このモンスターが攻撃した時、君のライフ+2!

◼️[貫通]

 

 

ヨハネ[堕天使の涙の効果でゲージ+1!バトルよ、堕天使エルファで攻撃!攻撃したらライフ+2(LP9→11)!ライフ2増えたら打撃+1!]

 

ツグミ[くっ…]LP10→8

 

ヨハネ[ターンエンド!]

 

 

ツグミ[私のターン!ドロー、チャージ&ドロー!ゲージ3払いコール!<水竜王 ズィーガー・リヴァイアサン>デッキから2枚ソウルイン]

 

 

水竜王 ズィーガー・リヴァイアサン

ドラゴンロード/水

サイズ3/攻8000/防7000/打撃3

◼️[コールコスト]ゲージ3払い、君のデッキから2枚までソウルに入れる。

◼️[ハイドロン・ウェーブ]このモンスターが攻撃した時、相手のモンスター1枚を相手の手札に戻す。この能力で攻撃対象のモンスターを手札に戻したら、相手にこのカードの打撃力分のダメージ!

◼️[ソウルガード][ライフリンク3]

 

 

ツグミ[バトル!ズィーガーリヴァイアサンで堕天使エルファに攻撃!エルファを手札に戻す!]

 

 

エルファ バウンス

 

 

ツグミ[この能力で攻撃対象のモンスターを手札に戻したら打撃分のダメージ!打撃は3!]

 

善子[きゃ!]LP11→8

 

善子(ダメージを受ける時だけ入れ替わらないでよ〜!)

ヨハネ(ふふふ!ごめんね?)

 

ツグミ[ターンエンド!]

 

 

ヨハネ[私のターン、ドロー!チャージ&ドロー!ライトに<堕天使 サーナ>とレフトに<堕天使 ユリス>をコール!]

 

 

堕天使 サーナ

サイズ1/攻4000/防5000/打撃2

◼️このモンスターが他の<堕天使>と連携攻撃した時、このモンスターとそのモンスターの打撃力の合計分、君のライフを増やす。

◼️[貫通]

 

 

堕天使 ユリス

サイズ1/攻5000/防4000/打撃2

◼️このカードが他の<堕天使>と連携攻撃して、その攻撃が無効化されたら、このモンスターとそのモンスターの打撃力の合計分、君のライフを増やす。

[移動]

 

 

ヨハネ[行くわよ、バトル!堕天使 サーナとユリスで連携攻撃!サーナの効果で連携攻撃している2体の打撃力の合計数値ライフを回復!打撃4!(LP8→12)]

 

 

堕天使サーナ/堕天使ユリス

合計攻撃 9000

vs

ズィーガーリヴァイアサン

防7000

 

ソウルガード2→1

 

 

ヨハネ[堕天使サーナの貫通!]

 

ツグミ[くぅ…]LP8→6

 

 

ヨハネ[ファイナルフェイズ!ゲージ3払い、サーナとユリスをソウルに入れてライトに必殺コール!<堕天使ヨハネ " ダテンノホノオ ">]

 

 

堕天使ヨハネ "ダテンノホノオ"

サイズ3/攻10000/防6000/打撃2

◼️[コールコスト]ゲージ3払い、君の<堕天使>のモンスター2枚までをソウルに入れる。

◼️[消えないホノオ]君のライフを2払い、このカードをスタンドする。この能力は1ターンに2回まで使える。

◼️ソウルが無いこのモンスターが場を離れた時、君のライフ+3!

◼️[貫通][ソウルガード]

 

 

ヨハネ[バトル!ヨハネでズィーガーリヴァイアサンに攻撃!]

 

 

ヨハネ

攻10000

vs

ズィーガーリヴァイアサン

防7000

 

ソウルガード1→0

 

 

ヨハネ[貫通!]

 

ツグミ[うぐ!]LP6→4

 

ヨハネ[ヨハネの効果でライフ2払うわ(LP6→4)、必殺モンスターをスタンド!再攻撃!]

 

ツグミ[キャスト!<水竜の盾>]

 

 

水竜の盾

◼️君の<水竜>が攻撃されている攻撃中に使える。

◼️[対抗]その攻撃を無効化する。その後、相手のモンスター1枚を手札に戻す。このカードは1ターンに1枚だけ使える。

 

 

ツグミ[攻撃を無効化して、ヨハネを手札に戻す!]

 

ヨハネ[まだ終わらないわ!ライフを2払い(LP6→4)ヨハネをスタンド!ヨハネで攻撃!]

 

 

水竜王 ズィーガーリヴァイアサン 撃破! ライフリンク3

 

 

ツグミ[ぐぅ!]LP4→1

 

ヨハネ[貫通!]

 

ツグミ[きゃぁぁぁ!]LP1→0

 

 

準決勝

 

Guilty Kiss 1pt

 

ボルケーノ 0pt

 

 



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決勝を掛けて 梨子 vs 炎斬

Guilty Kiss 1pt

 

チーム ボルケーノ 0pt

 

ーーー

 

次の試合は私、桜内 梨子 vs 焼野 炎斬さんです。彼の事は忘れもしない、ドラゴンフォースを解放した千歌ちゃんを倒した人…、私が千歌ちゃんの代わりに倒してみせる!

 

 

司会[この試合で、梨子選手が勝てば、Guilty Kissは決勝進出!ですが、炎斬選手が勝てば一気に2pt獲得で決勝へ進めます!では、ファイトを始めてください!]

 

 

梨子[あなたは千歌ちゃんの仇です。私はあなたを倒します!]

 

炎斬[千歌の仇?ああ、お前、そういや後ろでファイトを見てたな…、けど悪い、勝つのは俺だわ…]

 

 

梨子[私が勝ちます!千歌ちゃんに代わって!ルミナイズ!<ジャック・ザ・スター!>!]

 

炎斬炎の如く紅く!熱く!燃え上がれ!ルミナイズ!<炎龍の鼓動>]

 

 

オープンTHEフラッグ

 

 

梨子[スタードラゴンワールド]

 

炎斬[ドラゴンワールド]

 

 

梨子[私のターン、チャージ&ドロー!ゲージ1でライトにバディコール(LP10→11)!<超星竜 ジャックナイフ>!登場時にデッキ3枚オープン…、その中から<竜装機 ジャック・ランサー>を星合体]

 

梨子

ゲージ3→2

 

 

竜装機 ジャック・ランサー

サイズ2/攻5000/防2000/打撃2

◼️君の場にカード名に<ジャックナイフ>を含むモンスターがいれば、このカードのサイズを2減らす。

◼️このカードがカード名に<ジャックナイフ>を含むモンスターのソウルにあるなら、そのモンスターの打撃力+1!さらに、攻撃した時に君のデッキから1枚ゲージに置く。

 

 

梨子[ジャックランサーがジャックナイフのソウルにあるなら、ジャックの打撃+1!]

 

 

超星竜 ジャックナイフ

サイズ2

攻5000

防5000

打撃3→4

ソウル1/ソウルガード

 

 

梨子[さらに、<竜装機 エッジシューター>をコールして、星合体!行きます!バトル!ジャックナイフで炎斬さんに攻撃!エッジシューターの効果でダメージ1!その後、ゲージ+1して、攻撃ダメージ!]

 

梨子

ゲージ2→3

 

 

炎斬[ぐぅぅ!]LP10→9→5

 

梨子[ターンエンド!]

 

 

炎斬[いきなり5ダメージか…、やるな…!俺のターン!ドロー、チャージ&ドロー!デッキから3枚ドロップして<炎龍の破壊衝動>!デッキから2チャージ、2ドロー!いきなりやってくれたお返しだ!ゲージ3払い、ライトにバディコール(LP5→6)!<炎獄機龍 クリムゾンブルグ>!]

 

炎斬

ゲージ3→5→2

 

 

炎獄機龍 クリムゾンブルグ

サイズ3

攻9000

防6000

打撃1

ソウル2/2回攻撃/ソウルガード

 

 

炎斬[クリムゾンブルグの登場時、相手のモンスター1枚の能力を無効にして、破壊する!ジャックナイフを破壊!]

 

 

超星竜 ジャックナイフ 破壊!

 

 

梨子[ジャックナイフ⁉︎]

 

炎斬[クリムゾンブルグはお前の空いているエリアの数、打撃力を+1して、攻撃力+2000、防御力+2000だ!]

 

 

クリムゾンブルグ

攻9000→15000

防6000→12000

打撃1→4

 

 

炎斬[バトル!クリムゾンブルグで攻撃!]

 

梨子[きゃぁ!]LP 11→7

 

炎斬[クリムゾンブルグで2回攻撃!]

 

梨子[きゃぁぁ!]LP7→3

 

炎斬[ターンエンドだ!]

 

 

梨子[私のターン!ドロー、チャージ&ドロー!ゲージ2払い、ライトにコール!<閃光の星竜ジャックナイフ>!]

 

梨子

ゲージ3→4→2

 

 

閃光の星竜 ジャックナイフ

サイズ2/攻6000/5000/打撃2

◼️[コールコスト]ゲージ2払う

◼️このカードが登場した時、君のドロップゾーンから1枚このカードのソウルに入れる。

◼️このカードのソウルの数、攻撃力+1000!

[移動][ソウルガード]

 

 

梨子[ジャックの登場時にドロップから<竜装機 ジャック・ランサー>を星合体!さらに手札から<ジャックナイフ・リペア>、ゲージ+1して、ドロップゾーンから<竜装機 ジャック・カノン>を星合体]

 

梨子

ゲージ2→3

 

 

竜装機 ジャック・カノン

サイズ1/攻2000/防2000/打撃1

◼️このカードがカード名に<ジャックナイフ>を含むカードのソウルに入った時、デッキから1枚ゲージに置く。

◼️このカードがソウルにあるカード名に<ジャックナイフ>を含むモンスターが攻撃した時、相手にダメージ1!

 

 

梨子[ジャックカノンがジャックのソウルに入った時、1チャージ!]

 

梨子

ゲージ3→4

 

閃光の星竜 ジャックナイフ

打撃2→3

攻撃した時ダメージ1!

ソウル2

 

 

梨子[場にジャックがいて、私のライフが6以下なら、<ドラゴンフォース>解放!]

 

梨子ゲージ4→2

 

 

ドラゴンフォース (スタードラゴンワールド)

攻6000/打撃1

 

 

炎斬[ドラゴンフォースだと⁉︎お前も使えるのか!]

 

梨子[ええ、ドラゴンフォースは私達の絆の力!だからこそ、この力であなたを倒す!バトル!閃光の星竜ジャックナイフで炎斬さんに攻撃!ジャックカノンの効果でダメージ1!]

 

炎斬[うぐっ]LP6→5

 

梨子[攻撃!]

 

炎斬[キャスト!<ドラゴンシールド 青竜の盾>!攻撃を無効にして、1チャージ!]

 

炎斬

ゲージ2→3

 

 

梨子[なら、ドラゴンフォースで攻撃!]

 

炎斬[うっ]LP5→4

 

梨子[ドラゴンフォースで2回攻撃!]

 

炎斬[くっ…]LP4→3

 

梨子[ドラゴンフォースで3回攻撃!]

 

炎斬[ぐぅぅ]LP3→2

 

梨子[ドラゴンフォースの4回攻撃!]

 

炎斬[キャスト!<ドラゴンシールド 緑竜の盾>攻撃を無効にしてライフ+1!(LP2→3)]

 

梨子[くっ、ターンエンド!]

 

 

炎斬[やるじゃねーか!良いぜ、お前には、本気を見せてやるぜ!]




炎斬の本気とは…⁉︎


今回は俊介さんの作品に習って、ゲージを表記してみました。
もし 要らない、分かりずらい と思う方は、コメントで言ってください。


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進化した炎龍

梨子 LP3/ゲージ2

 

ライト/閃光の星竜ジャックナイフ(ソウル2)

レフト/無し

センター/無し

アイテム/ドラゴンフォース

 

ーーー

 

炎斬 LP2/ゲージ2

 

ライト/炎獄機龍 クリムゾンブルグ(ソウル2)

レフト/無し

センター/無し

アイテム/無し

 

ーーー

 

炎斬[俺のターン!ドロー!チャージ&ドロー!]

 

炎斬

ゲージ2→3

 

炎斬[ゲージ3払い、クリムゾンブルグを進化コール!<炎獄超機龍 クリムゾンブルグ・バーニング>!]

 

 

炎獄超機龍 クリムゾンブルグ・バーニング

炎龍

サイズ3 攻10000 防6000 打撃力2

◼️[コールコスト]ゲージ3を払い、君の場のカード名に<クリムゾンブルグ>を含むカードの上に重ねる。

◼️君のアタックフェイズ開始時、相手のモンスター1枚を2回まで破壊する。

◼️お互い場の空いているモンスターエリア1つにつき、このカードの攻撃力と防御力を+2000し、打撃力を+1!

[2回攻撃] [ソウルガード] [ライフリンク7]

 

ソウル3

 

 

梨子[新しい、クリムゾンブルグ⁉︎]

 

ーーー

 

曜[そんな⁉︎あれだけでも強かったのに…、進化なんてしちゃったら…]

 

千歌[梨子ちゃん…]

 

ーーー

 

炎斬[クリムゾンブルグバーニングは空いている互いのエリアの数、攻撃力と防御力を+2000して、打撃力+1される。俺とお前の空いているエリアは2ヶ所ずつ、計4ヶ所だ]

 

 

炎獄超機龍 クリムゾンブルグ・バーニング

攻18000/防14000/打撃6

 

ーーー

 

曜[そんな、攻撃力18000…]

 

千歌[防御力14000…]

 

ーーー

 

梨子[打撃力…6…⁉︎]

 

炎斬[バトルだ!アタックフェイズ開始時、ジャックナイフを2回まで破壊する!]

 

梨子[え⁉︎]

 

 

閃光の星竜 ジャックナイフ ソウルガード2→1→0

 

 

炎斬[やれ!クリムゾンブルグバーニングで、梨子に攻撃!]

 

梨子[きゃぁぁぁ!!]LP2→0

 

 

司会[決まったー!焼野炎斬 選手の勝利で2pt獲得!チームボルケーノ!決勝進出〜!]

 

 

ウォォォォォォ!!

 

 

梨子[ごめんね、負けちゃった…]

 

鞠莉[ドンマイ、梨子!]

 

善子[気にしないで?凄いファイトだったわよ]

 

鞠莉[ナイスファイトよ、梨子!]

 

梨子[ありがとう、2人とも…]

 

 

曜[梨子ちゃん、負けちゃったね…]

 

千歌[うん、だけど梨子ちゃんの代わりに、私が勝つよ!行こう!果南ちゃん、ルビィちゃん、恵美ちゃん!]

 

果南[うん!]

 

ルビィ[はい!]

 

恵美[はい!]

 

ーーー

 

白フード(女)[どうですか?プログラムカードの方は?]

 

白フード(男)[ああ、なかなか順調だよ、特に炎龍とドラゴンフォースのぶつかり合いは、さらに力を蓄積してくれる…、これなら完成は直ぐそこだ…]

 

白フード(女)[………]

 

ーーー

 

司会[では、バディファイトハイパーカップ、決勝戦を開催致します!ここまで、厳しい戦いを勝ち抜いて来た両チームとも、ご入場ください!チーム 日差しの海 vs チーム ボルケーノ!]

 

ーーー

 

果南[最初は私が行くよ]

 

千歌[頑張って、果南ちゃん!]

 

ルビィ[ファイトです果南さん!]

 

恵美[頑張ってください!]

 

ーーー

 

ツグミ[先に私が行くわ!]

 

炎斬[お前、さっき負けたばっかだろ?]

 

ツグミ[な、私はまだ本気見せてないし!]

 

エトウ[やらせてやろう、炎斬]

 

炎斬[…、今度はあっさり負けんなよ、ツグミ…]

 

ツグミ[分かってるわよ!]

 

ーーー

 

決勝戦 第1戦

 

松浦 果南 vs ツグミ

 

 

果南[荒れろ大波!巻き上がれ渦潮!ルミナイズ!<大海ノ竜王>]

 

ツグミ[激流と共に世界を沈めよ!ルミナイズ!<水龍の王>!]

 

 

オープンTHEフラッグ

 

 

果南[エンシェントワールド]

 

ツグミ[エンシェントワールド]

 

 

ツグミ[私から行くわよ!チャージ&ドロー!]

 

ツグミ

ゲージ2→3

 

ツグミ[ゲージ3払い、レフトにバディコール(LP10→ 11)!<水竜王 ズィーガー・リヴァイアサン>!デッキから3枚ソウルイン!バトル!ズィーガー・リヴァイアサンで攻撃!]

 

 

水竜王ズィーガー・リヴァイアサン

サイズ3/攻8000/防7000/打撃3

ソウルガード/ライフリンク3/ソウル3

 

 

果南[うぐ!]LP10→7

 

果南[私がダメージを受けたらキャスト!<荒波の恵>]

 

 

荒波の恵

◼️君がダメージを受けた時に使える。

◼️[対抗]君のデッキから受けたダメージの数値分だけ、君のデッキからカードをドロップゾーンに置く、その後、君のデッキから1枚ゲージに置く。このカードは1ターンに1回だけ使える。

 

 

果南[私が受けたダメージは3、デッキから3枚ドロップゾーンに置いて、ゲージ1チャージ!]

 

果南

ゲージ2→3

 

ツグミ[ターンエンド!]

 

 

果南[行くよ!私のターン!]




ついに、決勝戦開幕!


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荒波の海王番長 vs 水竜王

果南 LP7/ゲージ3

 

センター/ライト/レフト/無し

 

ーーー

 

ツグミ LP 11/ゲージ0

 

レフト/水竜王ズィーガー・リヴァイアサン

ライト/センター/無し

 

ーーー

 

果南[私のターン!ドロー、チャージ&ドロー(ゲージ3→4)!<竜貴神速>、デッキから2枚捨て、ゲージ+1(4→5)!ゲージ2払い(5→3)、ライトにバディコール(LP7→8)!大海を支配する海の王!<武神番長 デュエル・イェーガー>!ドロップから2枚ソウルイン]

 

 

武神番長デュエル・イェーガー

サイズ3/攻10000/防5000/打撃2

ソウルガード2

 

 

ツグミ[あんたのモンスターもでかいね…]

 

果南[でしょ?行くよ!バトル!デュエルイェーガーで、ファイターに攻撃!]

 

ツグミ[うぁ!]LP11→9

 

果南[ターンエンド!]

 

 

ツグミ[私のターン!ドロー、チャージ&ドロー(0→1)!メインは何もしない!バトル!ズィーガーリヴァイアサンでデュエルイェーガーに攻撃!攻撃時、相手のモンスターを1枚手札に戻す、デュエルイェーガーを手札に!]

 

果南[デュエルイェーガーのソウルガード!]

 

 

デュエルイェーガー ソウル2→1

 

 

ツグミ[だけど、攻撃対象が場に残っている限り、攻撃は止まらない!]

 

 

ズィーガーリヴァイアサン

攻8000

vs

デュエルイェーガー

防5000

ソウル1

 

 

果南[ソウルガード!]

 

 

デュエルイェーガー ソウル1→0

 

 

ツグミ[ち!けどキャスト!<水竜王の波動>!]

 

 

水竜王の波動

◼️[対抗]君のカード名に<リヴァイアサン>を含むカードをスタンドさせる。そのモンスターの能力は全て無効になる。

 

 

ツグミ[ズィーガーリヴァイアサンをスタンドさせる、能力は無理になるけど、リヴァイアサンで再攻撃!]

 

 

ズィーガーリヴァイアサン

攻8000

vs

デュエルイェーガー

防5000

 

 

果南[デュエルイェーガーの効果!手札の<竜王番長>を1枚捨てて、防御力+10000!]

 

 

デュエルイェーガー

防15000

 

 

ツグミ[防御力、15000⁉︎ ターンエンド]

 

 

果南[危ない危ない、私のターン!ドロー、チャージ&ドロー(3→4)!デッキから1枚捨て、ゲージ1払う(4→3)、<海王の錨 荒波>を装備!そして!ゲージ3払い(3→0)!コール!今回の大海は激しく荒れるよ!<荒波の海王番長 デュエルイェーガー"グランド・ウェーブ">!]

 

 

荒波の海王番長 デュエルイェーガー " グランド・ウェーブ "

サイズ3/攻13000/防5000/打撃2

◼️[コールコスト]ゲージ3払う。

◼️このカードが登場した時、ドロップゾーンの<竜王番長>全てこのカードのソウルに入れる。

◼️[海王の一撃]このカードのソウルを好きなだけドロップゾーンに置いてよい、そうしたら置いた数と同じサイズを持つ相手のモンスター1枚を破壊する。この能力は1ターンに1回だけ使える。

[2回攻撃][ソウルガード][ライフリンク4]

 

武神番長デュエルイェーガー 生滅

 

 

果南[このカードの登場時、ドロップゾーンの<竜王番長>を全てソウルイン!ドロップゾーンは全て<竜王番長>のカード、よって13枚全てデュエルイェーガー"グランドウェーブ"にソウルイン!]

 

 

荒波の海王番長 デュエルイェーガー"グランドウェーブ"

ソウル13

 

 

果南[デュエルイェーガーのソウル3枚をドロップゾーンに捨てて(ソウル13→10)効果発動!捨てた枚数と同じサイズのモンスターを破壊する!捨てたソウルは3枚、よって、サイズ3のズィーガーリヴァイアサンを破壊!]

 

ツグミ[リヴァイアサンのソウルガード!]

 

 

ズィーガーリヴァイアサン

ソウルガード2→1

 

 

果南[バトル!デュエルイェーガーでファイターに攻撃!]

 

ツグミ[ぐぅぅ]LP9→7

 

果南[2回攻撃!デュエルイェーガー、行け!]

 

ツグミ[うぁぁ!]LP7→5

 

果南[ターンエンドだよ!]

 

 

ツグミ[くっ、リヴァイアサンを場に残した事を後悔しなさい…、私のターン、ドロー!チャージ&ドロー(1→2)!来たわよ!<竜枯盛衰>(LP5→3)ゲージ+4(2→6)!バトル!ズィーガーリヴァイアサンでデュエルイェーガーに攻撃!]

 

 

ズィーガーリヴァイアサン

攻8000

vs

デュエルイェーガーグランドウェーブ

防5000

 

 

果南[ソウルガード!]

 

 

デュエルイェーガーグランドウェーブ

ソウル10→9

 

 

ツグミ[ファイナルフェイズ!ゲージ3払い(6→3)、必殺コール!<ズィーガー・リヴァイアサン"海水竜弾">]

 

 

ズィーガー・リヴァイアサン"海水竜弾"

サイズ3/攻10000/防8000/打撃2

◼️[コールコスト]ゲージ3払い、君の場のモンスター1枚に重ねる。

◼️このカードが攻撃した時、相手のモンスターを全て能力を無効にして手札に戻す。この能力で攻撃対象のモンスターが手札に戻ったら、このカードの打撃力分のダメージを与えて、このカードをスタンドする。

 

 

ツグミ[バトル!必殺モンスターで攻撃!攻撃した時、相手のモンスターの能力を無効にして、全てのモンスターを手札に戻す!]

 

果南[は⁉︎]

 

 

デュエルイェーガーグランドウェーブ バウンス

 

 

果南[能力を無効化されたから、場を離れても、ライフリンクは受けないよ]

 

ツグミ[リヴァイアサンの更なる効果!攻撃対象のモンスターを手札に戻した事で、リヴァイアサンの打撃分ダメージ!リヴァイアサンの打撃力は2!]

 

果南[う!]LP8→6

 

ツグミ[まだ終わらないわ!リヴァイアサンはダメージを与えたタイミングでスタンドする!リヴァイアサンで2回攻撃!海水竜弾!]

 

果南[うぁぁぁぁ!]LP6→4

 

ツグミ[ターンエンド!見たか炎斬!これが私の本領よ!]

 

ーーー

 

炎斬[なかなかやるじゃねぇか!]

 

ーーー

 

果南[ぐっ…、やるね…!私のターン…ドロー!チャージ&ドロー(0→1)!私も<竜枯盛衰>(LP4→2)!ゲージ+4(1→5)!ゲージ3払い(5→2)、再コール!<荒波の海王番長 デュエルイェーガー"グランド・ウェーブ">!ドロップゾーンから16枚ソウルイン!]

 

 

荒波の海王番長 デュエルイェーガー"グランド・ウェーブ"

サイズ3/攻13000/防5000

ソウル16

 

 

ツグミ[は、16…枚…?はあ⁉︎]

 

果南[グランドウェーブの効果!ソウル3枚捨て(ソウル16→13)、発動、必殺モンスターを破壊!]

 

ツグミ[ソウルガード!]

 

 

必殺モンスター ソウル3→2

 

 

果南[バトル!デュエルイェーガーでファイターに攻撃!]

 

ツグミ[あぁ!]LP3→1

 

果南[これで、終わり!デュエルイェーガーで2回攻撃!]

 

ツグミ[うぁぁぁぁ!!]LP1→0

 

果南[よっし!]

 

 

チーム 陽射しの海 pt1

 

チーム ボルケーノ pt0



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鬼神魔神 降臨!

鬼人忍者シラヌイの効果をエラッタさせてもらいます。

鬼人忍者 シラヌイ
忍者/闇
サイズ2/攻7000/防4000/打撃力2
◼️[コールコスト]ゲージ1を払う。
◼️このカードが攻撃した時、相手の手札を見ないで1枚を選んでドロップゾーンに置く。そのカードが魔法カードなら、このカードをスタンドする。この能力は1ターンに1回だけ使える。
◼️[対抗]〈鬼神変化!〉ゲージ2を払い、君の手札の属性《鬼神》を含むカード1枚をこのカードの上に重ねてコールし、コールしたカードをスタンドする。


鬼神忍者 シラヌイ"天武"
忍者/鬼神/闇
サイズ2/攻9000/7000/打撃3
◼️このカードは君の場のカード名に<シラヌイ>を含むカードの<鬼神変化!>の能力以外でコールできない。
◼️このカードが君のアタックフェイズ中に登場した時、相手は手札を全てデッキの下に戻し、戻した枚数カードを引く。さらに、君のデッキから1枚をこのカードのソウルに入れる。
◼️<鬼神覚醒!>このカードが攻撃した時、このターン中にカード名に<シラヌイ>を含むカード以外をコールしていないなら、君の手札のカード名に<シラヌイ>を含む<鬼神>のモンスターをこのカードに重ねてコールして、スタンドさせる。
[ソウルガード][縛影](このカードの攻撃で相手のモンスターを破壊したらそのカードを相手のデッキの上に戻す。)


普通のシラヌイは攻撃時効果をターン1にしました。

シラヌイ天武は、手札2枚を捨てさせるのは強すぎるので、デッキの下に戻して引きなおす、マリガン効果に変えました。運が良ければ、防御魔法を駆除できますが、運が悪ければ、防御魔法を引かせる結果になります。


バディファイト ハイパーカップ

決勝戦 第2戦

 

陽射しの海 1pt

 

チームボルケーノ 0pt

 

ーーー

 

果南[なかなかいいファイトだったよ]

 

千歌[やったね果南ちゃん!]

 

ルビィ[凄いファイトでした!]

 

恵美[果南さんのファイト、凄かったです!]

 

果南[あはは、ありがとう皆!次は誰が行く?]

 

恵美[あの、私にファイトさせてください!]

 

ルビィ[恵美ちゃん?]

 

恵美[私、皆さんのファイトを見ていたら、なんか、身体が熱くなって…、うずうずしてきて…、その、無性にファイトしたいんです!]

 

千歌[恵美ちゃん…、分かったよ!行ってきて!恵美ちゃん!]

 

果南[頼んだよ!恵美!]

 

ルビィ[頑張ってね!]

 

恵美[は、はい!]

 

ーーー

 

花丸[あれ?恵美ちゃんずら]

 

曜[次は恵美ちゃんがファイトするんだ!]

 

鞠莉[この大会で初めてのファイトね?]

 

ダイヤ[恵美さんの本気、見させていただきますわ!]

 

梨子[頑張って!恵美ちゃん!]

 

善子[負けないでよ!]

 

 

皆の声が届いたのか、恵美ちゃんが手を振って応えた

 

ーーー

 

恵美[闇夜に忍は邪なる鬼!ルミナイズ!<宵闇の鬼忍>]

 

エトウ[大地よ、我に竜の力を!ルミナイズ!<地竜解放>!]

 

 

オープンTHEフラッグ

 

 

恵美[カタナワールド]

 

エトウ[デンジャーワールド]

 

 

エトウ[俺の先攻だ、チャージ&ドロー(ゲージ2→3)!<岩石竜 ロックドーラン>をセンターにコール!]

 

 

岩石竜 ロックドーラン

サイズ1/攻2000/防6000/打撃2

[移動]

 

 

エトウ[ライトに<岩石竜 ガンドロク>をコール]

 

 

岩石竜 ガンドロク

地竜

サイズ1/攻4000/防6000/打撃1

◼️[岩壁]君のメインフェイズ中ライフ1払う、君のデッキの上から1枚ずつを君のモンスター全てのソウルに入れる。

◼️このモンスターのソウルが増えた時、君のデッキから1枚ゲージに置く。この能力は1ターンに1回だけ使える。

[ソウルガード]

 

 

エトウ[ガンドロクの[岩壁]、ライフ1払う(LP10→9)、デッキから全てのモンスターにソウルを追加する]

 

 

岩石竜 ロックドーラン ソウル1

 

岩石竜 ガンドロク ソウル1

 

 

エトウ[ガンドロクのソウルが増えた時、ゲージ+1だ(3→4)、バトル!ロックドーランで攻撃!打撃2!]

 

恵美[うぐ!]LP10→8

 

エトウ[ターンエンドだ]

 

 

恵美[私のターンです!ドロー、チャージ&ドロー(2→3)!ゲージ1払い(3→2)、ライトにバディコール(LP8→9)!<鬼人忍者 シラヌイ>!]

 

 

鬼人忍者 シラヌイ

サイズ2/攻7000/防4000/打撃2

 

 

恵美[レフトに<暗躍忍者ミヤビ>をコール!]

 

 

暗躍忍者 ミヤビ

サイズ1/攻4000/防1000/打撃力1

◼️[対抗]場のこのカードをドロップゾーンに置くことで、君のデッキの上から1枚をゲージに置き、君の場のカード名に「シラヌイ」を含むカード1枚をスタンドする。

[潜影]

 

 

恵美[さらにセンターに<黒影忍者 クロユキ>をコール!]

 

 

黒影忍者 クロユキ

サイズ0/攻3000/防1000/打撃力1

◼️[対抗]このカードを君の場のカード名に「シラヌイ」を含むカードのソウルに入れることで、君のデッキの上から1枚をゲージに置き、君のライフを+1

 

 

恵美[行きます!バトル!暗躍忍者ミヤビで攻撃!潜影!相手のセンターにモンスターが居ても、ファイターに攻撃!]

 

エトウ[何⁉︎ぐぁっ!]LP9→8

 

恵美[黒影忍者クロユキも潜影があります!クロユキでファイターに攻撃!]

 

エトウ[うぐっ]LP8→7

 

恵美[まだ行きます!鬼人忍者シラヌイで攻撃!シラヌイの効果であなたの手札の1番左のカードを捨てさせます!]

 

エトウ[む…]

 

 

エトウが捨てたカード

◼️岩石竜 イワグラック

 

 

恵美[モンスターカードでしたか…、でも、攻撃を続けます!]

 

 

シラヌイ

攻7000

vs

ロックドーラン

防6000

 

 

エトウ[ロックドーランは1度のバトルでは破壊されない!]

 

恵美[くっ、ゲージ2払い(2→0)、シラヌイの<鬼神変化!>手札のシラヌイ"天武"に進化コール!]

 

 

鬼神忍者シラヌイ"天武"

サイズ2/攻9000/防7000/打撃2/ソウル1

 

 

恵美[シラヌイ天武がバトル時にコールされた時、相手は手札を全てデッキの下に戻し、その枚数引きなおす!さらに私のデッキから1枚シラヌイのソウルにする。]

 

 

シラヌイ天武

ソウル2

 

 

エトウ(ふむ、魔法を戻されたか…)

 

 

ロックドーラン 撃破!

 

 

恵美[シラヌイの[縛影]!破壊した岩石竜ロックドーランをデッキの1番上に戻します!ターンエンド!これで次のドローは封じました。]

 

 

エトウ[なるほど、破壊したカードをデッキの上に戻す事でドローフェイズで引くはずだったカードは次のチャージ&ドローで引く事になる、つまり俺は1枚しかカードを引けない…と言う事か…]

 

恵美[はい!]

 

エトウ[…、俺のターン!ドロー!チャージ&ドロー(3→4)!センターに<岩石竜ロックドーラン>をコール!そして2枚のモンスターをソウルにしてゲージ3を払い(4→1)、センターにバディコール(LP7→8)!<岩石竜王 クエイク・サンドロック>]

 

 

岩石竜王 クエイク・サンドロック

サイズ3/攻7000/防9000/打撃2/ソウル2

 

 

エトウ[クエイクサンドロックの岩壁!ライフ1払い(LP8→7)、ソウル追加]

 

 

クエイクサンドロック

ソウル2→3

 

 

エトウ[クエイクサンドロックの効果!自身のソウルを捨て、シラヌイを破壊する!]

 

 

クエイクサンドロック

ソウル3→2

 

 

恵美[シラヌイのソウルガード!]

 

 

シラヌイ天武

ソウル2→1

 

 

エトウ[バトルだ!クエイクサンドロックでシラヌイに攻撃!]

 

 

クエイクサンドロック

攻7000

vs

シラヌイ天武

防7000

 

 

恵美[シラヌイのソウルガード]

 

 

シラヌイ天武

ソウル1→0

 

 

エトウ[クエイクサンドロックの2回攻撃!シラヌイに攻撃!]

 

恵美[その時、黒影忍者クロユキの効果発動!このカードをシラヌイにソウルイン!]

 

 

シラヌイ天武

ソウル0→1

 

 

恵美[さらに1チャージ(0→1)、ライフ+1(LP9→10)!]

 

エトウ[クエイクサンドロックの攻撃続行!]

 

恵美[シラヌイのソウルガード!]

 

 

シラヌイ天武

ソウル1→0

 

 

エトウ[守りきったか…、ターンエンド!]

 

 

恵美[恵美のターンです!ドロー、チャージ&ドロー(1→2)!<明鏡止水>でゲージ+3(2→5)、このファイト、私の勝利で、千歌さんに繋げます!バトル!暗躍忍者ミヤビで攻撃!潜影でファイターに!]

 

エトウ[くっ!]LP7→6

 

恵美[シラヌイ天武で、センターのクエイクサンドロックに攻撃!その瞬間!シラヌイの<鬼神覚醒!>手札の<鬼神魔神 シラヌイ"天魔">へ進化コール!]

 

 

鬼神魔神 シラヌイ"天魔"

サイズ3/攻12000/防7000/打撃3

◼️このカードは、君の場のカード名に<シラヌイ>を含むカードの<鬼神覚醒!>の能力でしか場に出せない。

◼️このモンスターが登場した時、相手の場のモンスターを全て破壊する!

◼️このカードのソウルにカード名に<シラヌイ>を含むカードがあれば、このカードは[2回攻撃]を得る。

[貫通][縛影][ソウルガード][ライフリンク4]

 

 

恵美[シラヌイ天魔で攻撃続行!]

 

 

シラヌイ天魔

攻12000

vs

クエイクサンドロック

防9000

 

 

エトウ[ソウルガードだ!]

 

 

クエイクサンドロック

ソウル2→1

 

 

恵美[貫通です!]

 

エトウ[ぐぅぅ!]LP6→3

 

恵美[シラヌイ天魔は2回攻撃できます!再攻撃!]

 

 

クエイクサンドロック

ソウル1→0

 

 

恵美[貫通!]

 

エトウ[ふっ、見事だ…うぁぁぁぁ!]LP3→0

 

恵美[か、勝ちました!]

 

 

陽射しの海 2pt

 

チーム ボルケーノ 0pt

 



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千歌 vs 炎斬… そして乱入

バディファイト ハイパーカップ

決勝戦

 

陽射しの海 2pt

チーム ボルケーノ 0pt

 

ーーー

 

恵美[皆さん!勝ちましたよ!]

 

ルビィ[凄いファイトだったよ!恵美ちゃん!]

 

果南[ナイスファイト!頑張ったね、恵美]

 

千歌[よし!この調子で私も勝つよ!]

 

ーーー

 

エトウ[悪いな…、負けた…]

 

ツグミ[ははは、まさかね…]

 

炎斬[いや、お前らは良く戦った、俺が覆して来るぜ!]

 

ーーー

 

ハイパーカップ決勝の最終戦、勝ったチームは相手の勝利数を今の試合の勝利ptに加えることが出来る。つまり、この試合に炎斬が勝てば一気に3ptを稼ぐことが出来るのだ。

 

ーーー

 

決勝最終戦

 

高海 千歌 vs 焼野 炎斬

 

 

炎斬[よお、久しぶりだな]

 

千歌[はい、私はあなたにリベンジする為に、この大会に出ました。]

 

炎斬[リベンジ?そうか、だが俺はまた勝つぜ]

 

千歌[いいえ!今度は私が勝ちます!]

 

炎斬[ふっ、やってみろ!]

 

 

千歌[私は勝つ!私達の輝きの為に!ルミナイズ!<希望の太陽>]

 

炎斬[燃え上がれ!熱く、紅く!ルミナイズ!<爆裂の炎龍>]

 

 

オープンTHEフラッグ

 

 

千歌[ドラゴンワールド]

 

炎斬[ドラゴンワールド]

 

 

千歌[私の先攻です!チャージ&ドロー(ゲージ2→3)!ライトに<ブレストコロナドラゴン>をコール!]

 

 

ブレストコロナドラゴン

攻5000/防4000/打撃2

 

 

千歌[ブレストコロナドラゴンで炎斬さんに攻撃!攻撃時にゲージ+1(3→4)、さらに相手のセンターにモンスターが居なければゲージ+1(4→5)!]

 

炎斬[くっ…]LP10→8

 

千歌[ターンエンド]

 

 

炎斬[俺のターン!ドロー、チャージ&ドロー(2→3)!ライフ1払い(LP8→7)装備!<炎龍の拳 爆炎>、ライトに<炎狼龍 ウルドラフ>]

 

 

炎龍の拳 爆炎

攻4000/打撃1

◼️[装備コスト]ライフ1払う

◼️このカードが相手にダメージを与えた時かモンスターを破壊した時、君のデッキから1枚ゲージに置いて、カードを1枚引く。この能力は1ターンに1回だけ使える。

[貫通]

 

 

炎狼龍 ウルドラフ

サイズ1/攻6000/防3000/打撃2/移動/貫通

 

 

炎斬[行くぜ、バトル!まずは爆炎で千歌に攻撃!]

 

千歌[くうっ]LP10→8

 

炎斬[相手にダメージを与えたことでゲージ+1(3→4)、1ドロー!ウルドラフも攻撃だ!]

 

千歌[うぁ!]LP8→6

 

炎斬[ターンエンド!さあ本気出せよ!]

 

 

千歌[言われなくても!ドロー!チャージ&ドロー(6→7)!ライトに<神速のバルドラゴン>をコール!私のライフが6以下で、場にバルドラゴンが居る時<ドラゴンフォース"激情の型">解放!]

 

 

ドラゴンフォース"激情の型"

攻6000/打撃2

 

 

千歌[バトル!]

 

炎斬[出やがったな、ドラゴンフォース…!炎狼龍ウルドラフをセンターに移動!]

 

千歌[ドラゴンフォースとバルドラゴンで連携攻撃!連携した時、バルドラゴンに貫通を与えて、私をスタンド!]

 

 

ドラゴンフォース+バルドラゴン

合計攻撃力 12000!

vs

ウルドラフ

防3000

 

炎狼龍ウルドラフ 撃破!

 

 

千歌[バルドラゴンの貫通!]

 

炎斬[ぐっ]LP8→6

 

千歌[ドラゴンフォースで再攻撃!]

 

炎斬[うぉ!]LP6→4

 

千歌[ターンエンド!]

 

 

炎斬[いいな…、ファイトってのは、こうじゃねぇとな!俺のターン!ドロー!チャージ&ドロー(3→4)!デッキから3枚捨て<炎龍の破壊衝動>!ゲージ+2(4→6)、2ドロー!ドロップのカード2枚ソウルに入れ、ゲージ3払い(6→3)、バディコール(LP4→5)!<炎獄機龍 クリムゾンブルグ>!]

 

 

炎獄機龍 クリムゾンブルグ

サイズ3/攻9000/防6000/打撃1

2回攻撃/ソウルガード/ソウル2

 

 

炎斬[クリムゾンブルグのコール時、バルドラゴンを破壊!]

 

 

神速のバルドラゴン 撃破!

 

 

千歌[バルドラゴン⁉︎]

 

炎斬[バトル!クリムゾンブルグで千歌に攻撃!千歌の空いているエリアの数は3、よって打撃力+3!]

 

 

クリムゾンブルグ

打撃1→4

 

 

千歌[うわぁ!]LP6→2

 

炎斬[クリムゾンブルグの2回攻撃だ!行け!クリムゾンブルグで攻撃!]

 

千歌[くっ…]

 

 

クリムゾンブルグの2回目の攻撃した時、白フードの人物が千歌の前に現れた、そしてクリムゾンブルグの炎を1枚のカードに封じ込めた…

 

 

千歌/炎斬[あなた(お前)は⁉︎]

 

 

白フード[悪いが、この試合は私が預からせてもらう!]



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復活の儀

ついに、バディファイト ハイパーカップの決勝最終戦が始まった!

私と炎斬さんは激闘を繰り広げ、クリムゾンブルグの1撃が決まろうとしていた時、突然、白フードの男がファイトに乱入してきた!

 

そして、物語はこの後衝撃の展開へ⁉︎

 

ーーー

 

千歌/炎斬[あなた(お前)は⁉︎]

 

白フード[悪いが、この試合は私が預からせてもらう!]

 

ーーー

 

[おい!なんだよ!]

 

[ファイトの邪魔すんな〜!]

 

[いい所で止めんなー!]

 

[引っ込め〜!]

 

 

皆、試合を邪魔した白フードの人物にヤジを飛ばす…

 

ーーー

 

白フード(男)[静まれ!]

 

 

白フードの男はドラゴンフォースの光もカードに封じ込めた…

 

 

白フード[ふふふ…、ついに完成したぞ!<エンリュウフォース>が!]

 

千歌[え⁉︎]

 

炎斬[エンリュウフォースだと?]

 

白フード[そう、炎龍の力とドラゴンフォースの力を1つにした、最強の龍の力だ!]

 

 

白フードの男はエンリュウフォースを天に掲げる、その時、会場が突然の地震にみまわれる…

 

 

[うわー!なんだ⁉︎]

 

[地震だ〜!]

 

[うわー!]

 

[皆、避難するんだ!]

 

[きゃぁぁぁ〜!]

 

 

そして、観客が全員、悲鳴をあげながら会場を出ていった

 

ーーー

 

炎斬[どう言うつもりだ白フード!ファイトの邪魔しやがって!]

 

千歌[いったい、何者なんですか⁉︎]

 

白フード[私は王だ、悪いが、この大会を利用させてもらったぞ、このエンリュウフォースを完成させる為に…!]

 

炎斬[答えになってねぇぞ!名乗りやがれ!]

 

白フード[良いだろう、我が名は ツガハラ ドラゴンワールドを支配する王となる者だ!]

 

千歌[ドラゴンワールドの王?]

 

ツガハラ[ふふふ、ここで長話しをしてはいられない、開け、ドラゴンワールドへのゲートよ!]

 

 

白フードは再びエンリュウフォースのカードをかざす、そして目の前に空間の歪みが現れ、ドラゴンワールドの景色が写しだされる…

 

 

ツガハラ[ふふふ…]

 

炎斬[おい!待ちやがれ!]

 

 

 

白フードは空間の歪みに入っていき、炎斬も白フードを追って空間の歪みに入って行った…

 

 

千歌[……私も!]

 

 

曜/梨子[千歌ちゃん!]

 

千歌[曜ちゃん、梨子ちゃん、皆!]

 

ダイヤ[あの男を追って行くのでしょ?]

 

千歌[はい!]

 

鞠莉[なら、私達も行くわ!]

 

花丸[状況は良く分からないけど、まる達も行くずら!]

 

善子[私も行くわ!この空間の歪みからは、まがまがしき暗黒の波動を感じます。全ては、白フードを止めれば解決すると見たり!]

 

果南[そうだね!私達も行くよ!]

 

恵美[私も行きます!]

 

梨子[早くあの人を倒して、決勝戦を再開しましょ!]

 

曜[ヨーソローだよ、千歌ちゃん!]

 

千歌[皆、うん!行こう!ドラゴンワールドへ!]

 

 

そしてAqoursも空間の歪みに入って行った!

 

ーーー

 

[うわー!]

 

Aqoursは歪みの向こうに出た

 

 

炎斬[あん?お前らも来たのか?]

 

千歌[はい!まだ決着はついてないですから!]

 

炎斬[ふん、そうだな…、だがケリをつける為には、あの白フードをぶっ潰すのが先だ!]

 

千歌[うん!]

 

梨子[あの、ここってどこですか?]

 

曜[なんか、日本って感じがしないね?]

 

果南[異次元…とか?]

 

ダイヤ[信じられませんが、そのようですわね…]

 

 

ダイヤさんが空を見上げると、竜が飛んでいた…

 

 

善子[凄い!竜が飛んでる⁉︎]

 

ルビィ[もしかして、ここって…]

 

花丸[ドラゴンワールド…ずらか?]

 

鞠莉[見たいね…]

 

恵美[……!]

 

炎斬[俺は先に行くぜ]

 

千歌[ちょ、待ってよ!]

 

 

炎斬と千歌達が先に進むと、遺跡のようなものがあった、そしてそこにいたのは…

 

 

ツガハラ[来たか、ドラゴンを操る者達よ]

 

炎斬[白フード!]

 

ツガハラ[ツガハラだ…、ふふふ、君達のおかげでエンリュウフォースは完成した。そのお礼に、ドラゴンワールドに伝わる伝説の破滅龍の[復活の儀]に立ち会わせてやろう…]

 

 

ツガハラは遺跡の龍の扉の前に立つ…

 

 

ツガハラ[エンリュウフォース…解放!]

 

 

ツガハラは黄色とオレンジに近い炎のようなオーラに包まれる…、そして、遺跡の龍の扉に触れる。

 

 

ツガハラ[ドラゴンワールドを統べる破滅龍よ…、我が名はツガハラ…、我の言葉に答えよ…]

 

[我に語りかける者よ…、人であるか?]

 

ツガハラ[ああ、我は人だ、お前の力は私の力、私の身体はお前の身体だ…私と共に、龍の支配を!]

 

[良かろう、我の力は貴様の力、貴様の身体は我の身体なり、ただ1つ足りぬものは、我を呼び覚ます贄よ…]

 

ツガハラ[贄なら既に用意されている、私とお前はこれからバディだ…共に、ドラゴンワールドを支配しよう]

 

[では、我が扉を開けよ…!]

 

 

龍の扉がゆっくり開き、中に1枚のカードが祀られていた…

 

 

ツガハラ[おお、これこそ…ドラゴンワールドを支配する、最強のモンスター!くふふふ…、さあ、[復活の儀]の最終段階だ!]



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破滅龍の復活

ツガハラ[さあ、[復活の儀]の最終段階だ!贄となる者達よ、出でよ]

 

 

ツガハラの言葉と共に、チームボルケーノのエトウとツグミが現れる

 

 

炎斬[エトウ、ツグミ⁉︎何やってんだ!]

 

ツガハラ[彼らは贄だ…]

 

炎斬[贄だと?]

 

ツガハラ[そうだ、破滅龍の完全復活には贄が必要なのだ、この2人はその為に私が用意したのだ]

 

炎斬[贄にするんなら、何で俺と組ませた!]

 

ツガハラ[エンリュウフォースを完成させるには、炎龍とドラゴンフォース強大な2つの力をぶつける必要がある、その為には、君を大会に参加させる必要があった。]

 

ダイヤ[大会への参加条件は最低でも3人…]

 

果南[なるほど…、その為の2人だったんだね?]

 

曜[でも、それって…]

 

炎斬[用が済んだら…、切るのかよ…、ツグミとエトウは使い捨てかよ!]

 

千歌[炎斬さん…]

 

 

ツガハラ[…そうだ…]

 

 

ルビィ[ひ、ひどい…]

 

鞠莉[なんて身勝手なのかしら…]

 

ツガハラ[ああ、身勝手さ…それが人間の本質だろう?]

 

炎斬[エトウ!ツグミ!行く必要はねぇぞ⁉︎戻って来い!]

 

エトウ/ツグミ[………]

 

炎斬[聞いてんのかよ!おい!!]

 

ツガハラ[無駄だ!この2人にお前の声はもう届かない…、贄となれ…]

 

 

エトウとツグミは扉の奥へ歩いて行き、扉が完全に閉められた。その時、遺跡の龍の像が色を取り戻し、全体を覆っていた岩肌のようなメッキが崩れるように剥がれていき、本物の龍となった…、そして高い雄叫びをあげる!

 

 

[グォォォォオ!!]

 

 

翼を広げ、ツガハラの元に降り立つ、その風圧でツガハラのフードが外れ、その姿を顔を晒す、その時、恵美ちゃんは…

 

 

恵美[……!あなたは…⁉︎]

 

ツガハラ[ふふふ…、久しぶりだな、恵美…]

 

恵美[お兄ちゃん…]

 

千歌[え?]

 

Aqours[お兄ちゃん⁉︎]

 

恵美[はい、4年前に家を出て行って、そのまま行方不明になっていた、実の兄です。]

 

ツガハラ[大きくなったな、恵美…、兄は嬉しいぞ]

 

恵美[お兄ちゃん、どうして家を出て行ったの?私も、お母さんもお父さんも心配したんだよ!]

 

ツガハラ[恵美、兄と父は考えが合わないんだ…、父は兄の意見など聞きはしなかった…、兄は父との道を違えたのだ、兄に対する心配など演技に過ぎない!]

 

恵美[そ、そんな事…!]

 

ツガハラ[父が求める理想と兄の理想は根本が違ったのだ…、理解してくれ…恵美…]

 

恵美[……]

 

ツガハラ[兄は、このドラゴンワールドを支配し、兄が真に望む世界を実現させる!]

 

恵美[そんな事は、させません…、私達の家族の問題に、ドラゴンワールドを巻き込む事なんてさせない!お兄ちゃん、私とバディファイトです!]

 

ツガハラ[ファイトだと?]

 

恵美[はい!私が勝ったら、私と一緒に家に帰って!]

 

ツガハラ[私が勝ったら?]

 

恵美[お兄ちゃんの自由でいいよ…]

 

ツガハラ[良かろう…、久しぶりに妹と遊んでやろう]

 

千歌[恵美ちゃん…]

 

恵美[すみません、千歌さん、でも一応、家族の問題なので…]

 

千歌[うん、頑張って!]

 

恵美[はい!]

 

 

恵美[闇夜に忍は邪なる鬼!ルミナイズ!<宵闇の鬼忍>]

 

ツガハラ[目覚めよ、真の世界を実現する為に!ルミナイズ!<破滅龍 爆誕!>]

 

 

オープンTHEフラッグ

 

 

恵美[カタナワールド]

 

ツガハラ[ドラゴンワールド]

 

 

恵美[恵美のターン!チャージ&ドロー(ゲージ2→3)!<明鏡止水>!ゲージ+3(3→6)、ゲージ2で(6→4)ライトにバディコール(LP10→11)!<鬼人忍者 シラヌイ>!]

 

 

鬼人忍者シラヌイ

攻7000/防4000/打撃2

 

 

恵美[バトル!シラヌイで攻撃!攻撃時にお兄ちゃんの手札を1枚破棄!]

 

 

ツガハラが破棄したカード

◼️破滅龍士 レガード・レイピアドラゴン

 

 

ツガハラ[うっ…]LP10→8

 

恵美[ターンエンドです!]

 

 

ツガハラ[私のターン!ドロー、チャージ&ドロー(2→3)!私も見せてやろう、ゲージ3払い(3→0)バディコール(LP8→9)!目覚めるがいい、ドラゴンワールドを支配する破滅の龍よ!<破滅龍 ヴァルガ>!]

 

 

 

破滅龍 ヴァルガ

支配龍

サイズ3/攻7000/防7000/打撃2

◼️[コールコスト]ゲージ3払うか、代わりにライフ3払う。

◼️このカードの攻撃で相手のモンスターを破壊した時か、相手にダメージを与えた時、君のデッキから2枚までこのカードのソウルに入れる。

◼️[破滅の息吹]このカードのソウルが10枚以上の時、お互いの場のカードを全て破壊する。

[2回攻撃][貫通][ソウルガード][ライフリンク4]

 

 

ツガハラ[行くぞ!恵美!破滅龍ヴァルガで攻撃!]




支配龍の部分は破滅龍に変更しました。


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破滅龍ヴァルガ

恵美 LP 11

ライト:鬼人忍者 シラヌイ

レフト:無し

センター:無し

 

ーーー

 

ツガハラ LP 9

ライト:無し

レフト:破滅龍 ヴァルガ

センター:無し

 

 

 

破滅龍 ヴァルガ

破滅龍

サイズ3/攻7000/防7000/打撃2

◼️[コールコスト]ゲージ3払うか、代わりにライフ3払う。

◼️このカードの攻撃で相手のモンスターを破壊した時か、相手にダメージを与えた時、君のデッキから2枚までこのカードのソウルに入れる。

◼️[破滅の息吹][対抗]このカードのソウルが10枚以上の時、このカードのソウルを5枚ドロップゾーンに置いて、お互いの場のカードを全て破壊する。この能力は1ターンに1回だけ使える。

[2回攻撃][貫通][ソウルガード][ライフリンク4]

 

 

ツガハラ[行くぞ!恵美!破滅龍ヴァルガで恵美に攻撃!]

 

恵美[きゃ!]LP11→9

 

ツガハラ[ヴァルガの効果、相手にダメージを与えた時、ソウルを2枚得る。]

 

 

破滅龍ヴァルガ

ソウル0→2

 

 

ツガハラ[ヴァルガの2回攻撃!恵美に攻撃!]

 

恵美[きゃあ!]LP9→7

 

 

破滅龍ヴァルガ

ソウル2→4

 

 

ツガハラ[ターンエンドだ]

 

ーーー

 

ダイヤ[ダメージを与える度にソウルが増えていくとは…]

 

花丸[厄介な相手ずら…]

 

ーーー

 

恵美[私のターンです!ドロー、チャージ&ドロー(5→6)!<悪鬼忍者 クロカマ>をレフトにコール!]

 

 

悪鬼忍者 クロカマ

サイズ1/攻4000/防1000/打撃1

◼️君の場にカード名に<シラヌイ>を含むカードがあれば、このカードは[2回攻撃]を得る。

◼️潜影"相手のセンターにモンスターが居ても相手に攻撃できる。"

◼️[対抗]気の場のカード名に<シラヌイ>を含むカード1枚のソウルに入れる。入れたら君のライフ+1!

 

 

恵美[バトル!鬼人忍者シラヌイで破滅龍ヴァルガに攻撃!攻撃時にお兄ちゃんの手札を右から2番目のカードを破棄!]

 

ツガハラ[……]

 

 

ツガハラの破棄したカード

◼️破滅の炎

 

 

恵美[破棄されたのは魔法!シラヌイをスタンドします!]

 

 

鬼人忍者 シラヌイ

攻7000

vs

破滅龍 ヴァルガ

防7000

 

 

ツガハラ[ヴァルガのソウルガードだ]

 

 

ヴァルガ ソウル4→3

 

 

恵美[シラヌイで2回攻撃!対象はヴァルガ!]

 

ツガハラ[キャスト!<ドラゴンシールド 青竜の盾>、攻撃を無効化して、1チャージ(0→1)…]

 

恵美[まだです!シラヌイの<鬼神変化!>ゲージ2払い(6→4)進化コール!<鬼神忍者 シラヌイ"天武">]

 

 

鬼神忍者 シラヌイ"天武"

サイズ2/攻9000/防7000/打撃2/ソウルガード/縛影/ソウル1

 

 

恵美[シラヌイ天武の登場時、相手は手札を全てデッキの下に置いて、その枚数カードを引く!]

 

ツガハラ[……ふん…]

 

恵美[シラヌイ天武で破滅龍ヴァルガに攻撃!]

 

 

シラヌイ天武

攻9000

vs

ヴァルガ

防7000

 

 

ツガハラ[キャスト!<ラス・オブ・ドラゴン>!ヴァルガの防御力+6000!]

 

 

破滅龍ヴァルガ

防7000→13000

 

 

恵美[悪鬼忍者クロカマでお兄ちゃんに攻撃!]

 

ツガハラ[っ!]LP9→8

 

恵美[クロカマは場にシラヌイが居れば2回攻撃できる、もう一度攻撃!]

 

恵美[クロカマで再攻撃!]

 

ツガハラ[う!]LP8→7

 

恵美[くっ、ターンエンド]

 

 

ツガハラ[私のターン!ドロー!チャージ&ドロー(0→1)!バトルだ、破滅龍ヴァルガで恵美に攻撃!]

 

恵美[うぐっ]LP7→5

 

ツガハラ[ヴァルガのソウルが2枚増える]

 

 

破滅龍ヴァルガ ソウル3→5

 

 

ツガハラ[ヴァルガで再攻撃!]

 

恵美[ゲージ1払い(4→3)キャスト!<鬼道 馬鹿囃子>!攻撃対象をシラヌイ天武に移す!]

 

 

ヴァルガ

攻7000

vs

シラヌイ天武

防7000

 

 

恵美[シラヌイ天武のソウルガード!]

 

 

シラヌイ天武

ソウル1→0

 

 

ツガハラ[だがヴァルガは相手のモンスターを破壊してもソウルが2枚増える]

 

 

破滅龍ヴァルガ

ソウル5→7

 

 

ツガハラ[ターンエンドだ]

 

 

恵美[私のターン!ドロー、チャージ&ドロー(3→4)!ヴァルガのソウルは7枚…、攻撃しても減らし切れないし、切りがない…、ここは…]

 

 

ーーー

 

ダイヤ[幸いにも、ヴァルガはレフトにコールされています]

 

鞠莉[なら、1番手取り早いのは…]

 

果南[ツガハラを直接攻める!]

 

ーーー

 

恵美[バトル!シラヌイ天武でお兄ちゃんに攻撃!]

 

ツガハラ[ぐう!]LP7→5

 

ツガハラ[キャスト!<滅力補充>]

 

 

滅力補充

◼️君が相手の攻撃でダメージを受けたら使える。

◼️[対抗]君のデッキから2枚<破滅龍>のモンスターのソウルに入れる。このカードは1ターンに1枚だけ使える。

 

 

ツガハラ[私がダメージを受けた事で、デッキから2枚破滅龍のソウルに入れる。]

 

 

破滅龍ヴァルガ

ソウル7→9

 

 

恵美[構わず攻めます!クロカマで連続攻撃!]

 

ツガハラ[ぐっ]LP5→4→3

 

恵美[ターンエンド…!]

 

 

ツガハラ[私のターン!ドロー、チャージ&ドロー(1→2)!行くぞ!私のライフが6以下の時、ゲージ2払い(2→0)解放!<エンリュウフォース>!]

 

 

エンリュウフォース

炎龍

攻10000/打撃1

◼️<解放条件>

君のライフが6以下で場にサイズ3のモンスターがいる。

◼️[装備コスト]ゲージ2払う

◼️相手のモンスターが効果で破壊された時、相手にダメージ1!さらにこのカードの打撃力+1!

 

 

恵美[この力は⁉︎]

 

ツガハラ[行くぞ恵美…、バトル!ヴァルガで恵美を攻撃!]

 

恵美[きゃ!]LP5→3

 

 

ヴァルガ

ソウル10→11

 

 

恵美(私の手札にはまだ<鬼道 馬鹿囃子>がある…、次のヴァルガの攻撃をシラヌイに移せば、まだ耐えられる!)

 

 

ツガハラ[破滅龍ヴァルガの真の効果!ソウルが10枚以上の時、ヴァルガのソウルを5枚コストに、互いの場のカードを全て破壊する!]

 

 

破滅龍ヴァルガ ソウル11→6

 

 

恵美[そ、そんな⁉︎]

 

ツガハラ[全てを破壊せよ!破滅の息吹!]

 

ーーー

 

ツガハラ

破滅龍ヴァルガ 破壊!ソウルガード6→5

 

 

恵美

鬼神忍者シラヌイ天武 破壊!

悪鬼忍者クロカマ 破壊!

 

ーーー

 

恵美[……]

 

ツガハラ[エンリュウフォースの効果、相手のモンスターを効果で破壊した時、ダメージ1を与える…]

 

恵美[う!]LP3→2

 

ツガハラ[トドメだ、破滅龍ヴァルガで恵美に攻撃!]

 

恵美[きゃぁぁぁ!]LP2→0

 

 

 

Aqours[恵美(ちゃん)(さん)!]







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ドラゴンワールドの夜

Aqours[恵美(ちゃん)(さん)!]

 

恵美[すみません…皆さん…]

 

曜[酷い…]

 

梨子[自分の妹に…ここまでするなんて……]

 

善子[許せない…!]

 

ツガハラ[私はもう、淵上の者ではない、恵美とも家族の縁を切っている…、もう…、関係ないのだ…]

 

ルビィ[そんな事!]

 

炎斬[………]

 

千歌[家族の縁を切っても、血の繋がりを断ち切る事なんてできないよ!産まれてから死ぬまで、あなたと恵美ちゃんは兄妹で、家族なんだよ⁉︎私はあなたを許さない!ツガハラさん!私と…!]

 

炎斬[俺とファイトだ!!]

 

千歌[炎斬さん…]

 

炎斬[こいつの相手は俺がする…、いろいろ仮があるからな…、お前らは女を連れて離れてろ!]

 

千歌[でも!]

 

 

鞠莉[千歌っち!ここは従いましょ?]

 

果南[今は恵美優先だよ…]

 

千歌[分かったよ…]

 

炎斬[ファイトだ、ツガハラ!]

 

ツガハラ[ファイト…、したいところだが、今はよそう…]

 

炎斬[何ぃ!]

 

ツガハラ[私もまだ破滅龍の力を制御できなくてね、破滅龍も、まだ私の身体に馴染んでいないのだ]

 

炎斬[んな事知るか!]

 

ツガハラ[どうしても、私とファイトしたいなら、明日、私はこの遺跡の玉座の間にいる……明日、そこまで来るがいい…]

 

炎斬[待てこら……!くそっ!]

 

ツガハラ[悪かったな……恵美……、兄を許さないでくれ……]ボソッ

 

千歌[え…]

 

 

そしてツガハラは遺跡の奥へ去って行った

 

ーーー

 

ダイヤ[今はとりあえず休みましょう、大会の疲れもありますしね]

 

果南[そうだね]

 

花丸[でも、寝床はどうするずら?]

 

ルビィ[食べ物も無いよ?]

 

 

Aqours[………]

 

 

曜[探すしかないね]

 

梨子[そうね]

 

ーーー

 

夜、なんとか全員1夜を過ごせそうな大きな洞窟があったので、とりあえずそこに留まる、ドラゴンワールドの夜は意外と涼しくて、毛布も何も要らないくらい寝るには丁度いい温度だった。

 

食料はドラゴンワールドの樹になっていた果物を食べる。これが意外と甘くて美味しい。

 

 

花丸[う〜ん!美味しいずら〜!]

 

善子[甘い!これぞまさに、天使の果実…!1個、また1個と手が伸びていく!]

 

鞠莉[oh!berry スウィート!]

 

恵美[あはぁ〜、美味しいです!]

 

曜[あれ?千歌ちゃんは?]

 

梨子[あれ?居ない…]

 

恵美[私、探して来ますね!]

 

ーーー

 

炎斬は洞窟の外で風に当たっていた…

 

 

ブルグ[炎斬、洞窟に入らなくて良いのか?]

 

炎斬[俺はあいつらと馴れ合う気はねぇ…]

 

ブルグ[そうか…]

 

炎斬[なあ、ブルグ…、お前は破滅龍なんて知ってたのか?]

 

ブルグ[いや、聞いた事はない…、我々、炎龍は狭い孤島にいたからな…]

 

炎斬[そうか…]

 

 

千歌[炎斬さん]

 

炎斬[千歌…、なんだよ…]

 

千歌[果物、持って来たから…、はい!]

 

 

千歌は大きな葉にドラゴンワールドの果実を盛り付けて渡した

 

 

炎斬[別に要らねえよ…]

 

千歌[要らなくても置いておくね?]

 

炎斬[千歌、お前はどうして白フードと戦うんだ?]

 

千歌[え?う〜ん…、なんでだろ?最初は理由は特になかったけど…、今日の恵美ちゃんのファイト見てて…、本当に寂しさを感じたんだ…、きっとお兄さんの帰りをずっと待ってたんだよ、だけど、ツガハラさんはそんな恵美ちゃんの気持ちを理解しないふりをしてた…]

 

炎斬[振り?]

 

千歌[あの人は、恵美ちゃんとの家族の縁を切った。って言ってた、でもそんな事はないんだよ、血が繋がってる限り、兄妹だって事実は変わらないって思う]

 

炎斬[……そうか]

 

千歌[うん、あの人、去って行く時言ってたんだ…]

 

ーーー

 

ツガハラ[悪かったな……恵美……、兄を許さないでくれ……]ボソッ

 

ーーー

 

千歌[あの言葉を聞いて…私、決めたんだ、あの人と恵美ちゃんを家族に戻してあげたい!って…、だから戦う!]

 

炎斬[何でそこまでする?お前には関係ない問題だろう?]

 

千歌[関係なくなんてないよ、恵美ちゃんは私達Aqoursの大切な仲間だもん、私は仲間の為に戦う!]

 

炎斬[…そうか…]

 

ーーー

 

木の陰

 

恵美[千歌さん…、ウゥ…ッ…、ありがとう…こざいます……!]

 

ダイヤ[千歌さん…]

 

果南[当然の答えだね]

 

梨子[ふふふ!]

 

曜[えへへ!]

 

ーーー

 

千歌[じゃあ、私は皆のところに戻るね!おやすみなさい、炎斬さん]

 

炎斬[待ってくれ…]

 

千歌[?]

 

炎斬[さん は、つけなくていい…、タメでもいい、普通に呼んでくれ…]

 

千歌[……、うん!炎斬君!おやすみ!]

 

 

そして千歌は小走りで洞窟に戻った

 

 

炎斬[仲間…か…]

 

ブルグ[どうした?]

 

炎斬[なんでもねぇよ]

 

 

炎斬は千歌が持って来た果実を食べる

 

 

炎斬[甘ぇ…]

 

 

炎斬は満足げに笑みを浮かべる…




炎斬の心はかすかに動いている…


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白フードの女

ドラゴンワールド 翌朝…

 

 

千歌[よし!行こう、皆!]

 

ダイヤ[今日がツガハラとの決戦ですね。]

 

果南[そうだね、頑張って、千歌!]

 

千歌[うん!]

 

恵美[あの、千歌さん!]

 

千歌[恵美ちゃん…?]

 

恵美[千歌さん、昨夜の話…、聞いていました。]

 

千歌[……]

 

恵美[あの、私の力じゃ、お兄ちゃんの気持ちを変える事は出来ませんでした…、私達家族の問題で、心苦しいのですが…、お兄ちゃんの事、頼みます!]

 

千歌[何言ってるの!恵美ちゃん]

 

恵美[え?]

 

千歌[恵美ちゃんは、私達の大切な仲間、当たり前だよ!]

 

恵美[あ……]

 

善子[ふん…!]

 

花丸[ずら!]

 

ルビィ[うん!]

 

鞠莉[イェ〜ス!]

 

果南[当然!]

 

ダイヤ[ですわね…]

 

梨子[うん!]

 

曜[ヨーソロー!]

 

千歌[うん、じゃあ行こう!]

 

 

千歌達が洞窟の外に出ると、炎斬が居た。

 

 

千歌[炎斬君…]

 

炎斬[準備はできてるな?]

 

千歌[うん!]

 

炎斬[行くぜ…!]

 

ーーー

 

ツガハラ[いいぞ…、破滅龍の力が馴染んできた…]

 

白フード女[ツガハラ様、炎斬と高海千歌がこちらに向かって来てるようです。]

 

ツガハラ[そうか、丁重に通してくれ…]

 

 

ーーー

 

千歌達が遺跡の前に着いた時、遺跡の門が開いた…

 

 

炎斬[チッ!歓迎してるつもりかよ…]

 

千歌[歓迎されてるなら、行こう…]

 

 

千歌達は遺跡の中に入っていく、しばらく通路を歩いて、着いた先は、ハイパーカップの会場と同じくらい広い場所に出る…

 

 

果南[これは…]

 

鞠莉[まるで、コロッセオね…]

 

ルビィ[コロッセオ?]

 

ダイヤ[古代ローマで剣闘士達が戦った舞台のことですわ]

 

ーーー

 

ツガハラ[ようこそ諸君、我が王座の間へ…、歓迎するよ。]

 

恵美[お兄ちゃん…]

 

炎斬[ツガハラ、言われたとおり来たぜ!ファイトだ!]

 

ツガハラ[良いだろう、炎龍の力を制圧してやる。]

 

白フード女[お待ちください!ツガハラ様、ここは私目にファイトさせてください。]

 

ツガハラ[うん?]

 

白フード女[私には、彼とファイトする理由があります。どうか…!]

 

ツガハラ[ふぅん、良いだろう、好きにファイトするがよい]

 

白フード女[ありがとうございます]

 

 

白フード女[焼野 炎斬、まず先に私とファイトしなさい!]

 

炎斬[あ?ざけんな、俺はツガハラとファイトしに来た、お前はアイツらとやれよ…]

 

白フード女[いいや、私はあなたとファイトする。しなければならない。あなたとファイトする理由がある!]

 

炎斬[?]

 

白フード女[いいからファイトです!それとも、ファイトを挑む女から、逃げるのですか?]

 

炎斬[……分かったよ……、ファイトだ!]

 

 

炎斬[燃え上がれ!熱く、紅く!ルミナイズ!<爆裂の炎龍>]

 

白フード女[私の名は、ミシロ、氷結の竜を束ねし者、ルミナイズ!<氷結の竜撃>]

 

 

オープンTHEフラッグ

 

 

炎斬[ドラゴンワールド]

 

ミシロ[ドラゴンワールド]

 

 

ミシロ[私のターン、チャージ&ドロー(2→3)、ゲージ2払い(3→1)、私のレフトにバディコール(LP 10→11)、<氷結竜 アイスレイジ・ドラゴン>!]

 

 

氷結竜 アイスレイジ・ドラゴン

氷竜/水

サイズ2/攻6000/防6000/打撃2

◼️[コールコスト]ゲージ2払い、君のデッキから2枚このカードのソウルに入れる。

◼️[氷域]君のメインフェイズに君のライフ1払う、君のデッキの上からカードを2枚まで、裏向きでこのカードのソウルに入れる。この能力は1ターンに1回だけ使える。

◼️[氷結]相手がモンスターをコールした時、このカードの裏向きのソウル1枚を君のドロップゾーンに置く事で、そのターンの間、そのモンスターの能力を無効化してレストする。

[貫通][ソウルガード][ライフリンク2]

 

ーーー

 

曜[あれは⁉︎]

 

梨子[氷の…ドラゴン…]

 

千歌[綺麗…]

 

ーーー

 

ミシロ[アイスレイジドラゴン…、[氷域]発動!私のライフを1払う(LP 11→10)私のデッキからカードを2枚裏向きでこのカードのソウルに入れる。]

 

 

アイスレイジドラゴン ソウル 表2 裏2

 

 

炎斬[何だと…?]

 

ミシロ[バトル!アイスレイジドラゴンで炎斬に攻撃!]

 

炎斬[ぐぁ!]LP 10→8

 

ミシロ[ターンエンド!]

 

 

炎斬[ふん、俺のターン!]



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ミシロの因縁

炎斬 LP 8

 

レフト/無し

ライト/無し

センター/無し

 

ーーー

 

ミシロ LP 10

 

レフト 氷結竜 アイスレイジ・ドラゴン

ライト/無し

センター/無し

 

ーーー

 

炎斬[俺のターン!ドロー!チャージ&ドロー(2→3)!お前、俺とファイトする理由がある。って言ってたよな?]

 

ミシロ[はい]

 

炎斬[何だよ…]

 

ミシロ[焼野炎斬、あなたは、人を殺した事がありますね?]

 

ーーー

 

Aqours[え⁉︎]

 

ーーー

 

炎斬[……]

 

ミシロ[答えなさい!]

 

炎斬[……ああ、あるぜ…?]

 

ーーー

 

Aqours[⁉︎⁉︎]

 

ーーー

 

炎斬[だが、今さら昔の事…、何だってんだ]

 

ミシロ[あなたは何故、その人を殺したのです?]

 

炎斬[何故?あの男が、先に俺の親を皆殺しにしたんだろ⁉︎あの時、俺は目の前で両親を殺された…、その後の事はあまり覚えてねぇ…、気がついたら俺は両親を殺した男を殺していた…。手や腕は血まみれだった事から、殴り殺したんだそうだ…]

 

ミシロ[そうですか…]

 

炎斬[今さら何だよ…?]

 

ミシロ[私は、あなたが殴り殺した男を知っています。]

 

炎斬[何だと⁉︎]

 

ミシロ[あなたが殴り殺した男は…、私の兄でした。]

 

炎斬[……⁉︎]

 

炎斬[何…だと…、マジなのか…]

 

ミシロ[はい、マジです。]

 

炎斬[じゃあ何だ?俺と戦う理由は、俺への復讐か…?]

 

ミシロ[……そう思うのなら、そう捉えてもらっても構いません。ですが、私が聞きたかったのは真実です。]

 

炎斬[真実を知りたいのは俺の方だ!てめぇの兄は、どうして俺の両親を殺したんだ!]

 

ミシロ[あなたが兄を殺さなければ、私も兄にその問いを投げていました。ですが警察は、強盗殺人だと言っていました。]

 

炎斬[……そうかよ…けど、だからって俺は今さら情けはかけねぇ、全力でてめぇを倒す…!デッキから3枚捨てて、キャスト<炎龍の破壊衝動>!デッキから2チャージ(3→5)、2ドロー!行くぜ、ライトにバディコール(LP 8→9)!(ゲージ5→2)<炎獄機龍 クリムゾンブルグ>!]

 

 

炎獄機龍 クリムゾンブルグ

サイズ3/攻9000/防6000/打撃1

[2回攻撃][ソウルガード]/ソウル2

 

 

炎斬[ブルグの登場時効果!]

 

ミシロ[その前に!アイスレイジドラゴンの効果[氷結]発動!]

 

炎斬[何!]

 

ミシロ[相手のモンスターがコールされた時、アイスレイジの裏向きのソウルを1枚捨て]

 

 

アイスレイジドラゴン

ソウル表2 裏2→1

 

 

ミシロ[クリムゾンブルグの能力を無効化してレスト!]

 

 

炎獄機龍クリムゾンブルグ レスト!

 

 

炎斬[何…だと…?]

 

ミシロ[クリムゾンブルグはこのターン凍結されました。どうします?]

 

炎斬[ターンエンドだ…]

 

 

ミシロ[私のターン!ドロー、チャージ&ドロー(1→2)!センターに<氷雪の竜 クリスドラ>をコール!]

 

 

氷雪の竜 クリスドラ

氷竜

サイズ1/攻4000/防6000/打撃2

◼️相手のモンスターが効果でレストした時、相手にダメージ1!

[移動]

 

 

ミシロ[さらにアイスレイジドラゴンの[氷域]、ライフ1払い(LP 10→9)、デッキから2枚、裏向きでソウルイン]

 

 

アイスレイジドラゴン

ソウル 表1 裏3

 

 

ミシロ[バトル!アイスレイジドラゴンで炎斬に攻撃!]

 

炎斬[ぐあっ!]LP 9→7

 

ミシロ[クリスドラで攻撃!]

 

炎斬[ぐぅぅ]LP 7→5

 

ミシロ[ターンエンドです!]

 

ーーー

 

ダイヤ[クリムゾンブルグの能力を無効化できるのは、氷結の効果を受けたターンの間のみ…]

 

果南[今のターンでクリムゾンブルグは能力を取り戻していた…!]

 

ーーー

 

炎斬[ナメやがって、俺のターン!ドロー、チャージ&ドロー(2→3)!<スカーレット・チャージ>]

 

 

スカーレット・チャージ

◼️君のデッキの上から2枚をゲージに置く。さらに君の場に属性<炎龍>のカードがあるなら、デッキの上から1枚をゲージに置く。

 

 

炎斬[ゲージ+2、炎龍が居ればさらにゲージ+1(3→5→6)!バトルだ!クリムゾンブルグは相手の空いているエリアの数、パワーアップする!お前の空いているエリアは1つ]

 

 

クリムゾンブルグ

攻9000→11000

防6000→8000

打撃1→2

 

 

炎斬[クリムゾンブルグでアイスレイジドラゴンに攻撃!]

 

 

クリムゾンブルグ

攻11000

vs

アイスレイジドラゴン

防6000

 

 

ミシロ[ソウルガード!]

 

 

アイスレイジドラゴン

ソウル 表1→0 裏3

 

 

炎斬[クリムゾンブルグで2回攻撃だ!]

 

ミシロ[アイスレイジのソウルガード!]

 

 

アイスレイジドラゴン

ソウル 裏3→2

 

 

炎斬[ターンエンドだ…]

 

 

ミシロ[私のターン!ドロー、チャージ&ドロー(2→3)!アイスレイジの[氷結]!ライフ1払い(LP 9→8)、デッキから裏向きで2枚ソウルイン!]

 

 

アイスレイジドラゴン

ソウル 裏2→4

 

 

ミシロ[兄が死んでから私の親は現実から逃げるように、私を捨てて、海外へ移住しました!バトル!アイスレイジドラゴンで炎斬に攻撃!]

 

炎斬[うぐっ]LP 5→3

 

ミシロ[クリスドラで攻撃!]

 

炎斬[ぐぁぁ!]LP 3→1

 

ミシロ[私の苦しみはこんなものではありません!ライフ1払い(LP 8→7)、アイスレイジのソウルを1払い、キャスト!<氷竜快進撃>!]

 

 

アイスレイジドラゴン

ソウル 裏4→3

 

 

氷竜快進撃

◼️[使用コスト]ライフ1払い、君の<氷竜>のソウル1枚をドロップゾーンに置く。

◼️[対抗]君の<氷竜>1枚をスタンドさせる。

 

 

ミシロ[アイスレイジドラゴンをスタンド!これで終わりです!アイスレイジドラゴンで攻撃!]

 

炎斬[ぐぅ…!]

 

ーーー

 

千歌[炎斬君!]



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過去を許す

ミシロ[兄が死んでから私の親は現実から逃げるように、私を捨てて、海外へ移住しました!バトル!アイスレイジドラゴンで炎斬に攻撃!]

 

炎斬[うぐっ]LP 5→3

 

ミシロ[クリスドラで攻撃!]

 

炎斬[ぐぁぁ!]LP 3→1

 

ミシロ[私の苦しみはこんなものではありません!ライフ1払い(LP 8→7)、アイスレイジのソウルを1払い、キャスト!<氷竜快進撃>!]

 

 

アイスレイジドラゴン

ソウル 裏4→3

 

 

氷竜快進撃

◼️[使用コスト]ライフ1払い、君の<氷竜>のソウル1枚をドロップゾーンに置く。

◼️[対抗]君の<氷竜>1枚をスタンドさせる。

 

 

ミシロ[アイスレイジドラゴンをスタンド!これで終わりです!アイスレイジドラゴンで攻撃!]

 

炎斬[ぐぅ…!キャスト!<ドラゴンシールド 緑竜の盾>!攻撃を無効化してライフ+1(LP 1→2)!]

 

ミシロ[なっ…!ターンエンド…]

 

 

炎斬[俺の…ターン…、ドロー、チャージ&ドロー(6→7)!……、ミシロ…、お前はなんでツガハラに従うんだ?]

 

ミシロ[親に捨てられた私は、1人で居るところをツガハラ様に拾われた、ツガハラ様は私にとっての2人目の兄も同然…、だからこそ、私はツガハラ様に付き添う…]

 

炎斬[そうか…、ミシロ、お前の兄は俺の両親を殺したって言ったよな…]

 

ミシロ[はい…]

 

炎斬[実はな、俺の母親の腹ん中にはな、俺の弟か妹になるガキが居たんだ…

 

ミシロ[え⁉︎]

 

炎斬[しばらくしたら俺は、兄になる予定だった…]

 

ミシロ[そ…そんな……!私の兄は…、あなたの弟妹(ていまい)まで、殺してしまったのですか…⁉︎]

 

 

炎斬[……けどよ、それはもう過ぎた事だ…、今悔やんでも死んだ奴らは帰って来ねぇ…、だから俺はお前の兄を恨んでねぇ…]

 

ミシロ[許すと言うんですか?兄を…]

 

炎斬[ああ…、続けるぞ!ゲージ3払い(7→4)、クリムゾンブルグを進化!来やがれ!<炎獄超機龍 クリムゾンブルグ"バーニング">!]

 

 

炎獄超機龍 クリムゾンブルグ"バーニング"

サイズ3/攻10000/防6000/打撃2/ソウル3

2回攻撃/貫通/ソウルガード/ライフリンク7

 

 

ミシロ[う…、アイスレイジドラゴンの[氷結]!裏ソウルを捨てて(3→2)、能力を無効化してレスト!]

 

炎斬[バーニングは能力を無効化されない!]

 

ミシロ[でもレストはします!]

 

 

クリムゾンブルグ"バーニング" レスト

 

 

ーーー

 

花丸[いくら進化したクリムゾンブルグでも…]

 

善子[レストされたら何もできない!]

 

ーーー

 

炎斬[バトル!]

 

ミシロ[⁉︎]

 

炎斬[バトルフェイズ開始時にアイスレイジドラゴンを2回破壊する!]

 

ミシロ[何ですって⁉︎]

 

 

アイスレイジドラゴン ソウルガード2→1→0

 

 

炎斬[まだだ、キャスト!<炎龍再動>]

 

 

炎龍再動

◼️[使用コスト]君のモンスター1枚のソウル1枚をドロップゾーンに置く。

◼️[対抗]君の<炎龍>のモンスター1枚をスタンドする。

 

 

炎斬[クリムゾンブルグをスタンド!行くぜ!クリムゾンブルグバーニングは空いている互いのエリアの数、攻撃力、防御力+2000、打撃+1だ!俺達の空いているエリアは3ヶ所!]

 

 

クリムゾンブルグバーニング

攻10000→16000

防6000→12000

打撃2→5

 

 

炎斬[バトル!クリムゾンブルグバーニングでクリスドラに攻撃!]

 

 

氷雪の竜 クリスドラ 撃破!

 

 

炎斬[エリアが解放された事で打撃+1!貫通6!]

 

ミシロ[きゃぁぁ!]LP 7→1

 

ミシロ[1つ聞かせてください…]

 

炎斬[あん?]

 

ミシロ[あなたは何故、ツガハラ様と戦うのですか?]

 

炎斬[そうだな…、俺とブルグを利用したのが気に入らねーけどよ…、ツグミとエトウを生贄にした仮もある、何より…、家族や兄妹の縁を切った、とか言うあいつの発言を取り消す為に、俺はツガハラを倒す!]

 

ーーー

 

恵美[……!]

 

千歌[炎斬君……]

 

ーーー

 

ミシロ[そうですか…]

 

炎斬[そろそろ決めるぜ…!クリムゾンブルグバーニングでミシロに攻撃!]

 

ミシロ[きゃぁぁぁ!]LP 1→0

 

 

ミシロ[私の兄の犯した罪を心よりお詫びします。ほんとに兄が取り返しのつかない事をしました…、すみませんでした……!]

 

炎斬[言っただろ、もう過ぎた事だ…、俺も、お前の兄を殺した事…すまなかった…]

 

ミシロ[……ですが…]

 

炎斬[たまには立ち止まって、過去を振り返るのもいい…、けどよ、1度立ち止まったら、その倍以上、まっすぐに前を見て、そして前に進み続けろ…]

 

ミシロ[ありがとうございます。炎斬…君…、ありがとうございます‥]

 

炎斬[後はツガハラ‥、てめぇを倒すだけだ!]

 

ツガハラ[ふん‥]

 

千歌[私も戦うよ!恵美ちゃんの為に!]

 

炎斬[俺は誰も信用しねえ、手を組む気もねぇ‥‥、前の俺ならそう言ってたな]

 

千歌[炎斬君…!]

 

炎斬[けどよ、今の俺なら、お前に力を貸してやる!]

 

千歌[うん!ありがとう!一緒にツガハラを倒そう!]



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最強のドラゴンワールド対決! 千歌・炎斬 vs ツガハラ

千歌[一緒にツガハラを倒そう!]

 

 

ツガハラ[私を倒す……か……]

 

炎斬[ツガハラ、ツグミとエトウの仇は取らせてもらうぜ!]

 

千歌[恵美ちゃんの為に、あなたを絶対に倒します!]

 

ツガハラ[ふふふ…良いだろう…、高海千歌の<太陽竜>、焼野炎斬の<炎龍>、私の<破滅龍>、どちらが最強のドラゴンワールド使いか、決めようじゃないか!]

 

 

千歌[太陽の光で絆を繋ぐ!ルミナイズ!<太陽の絆>!]

 

炎斬[燃え上がれ!熱く、紅く!ルミナイズ!<爆裂の炎龍>]

 

ツガハラ[私こそ、最強のドラゴンワールドの支配者だ!ルミナイズ!<破滅龍 爆誕!>]

 

 

オープンTHEフラッグ

 

 

千歌[ドラゴンワールド]

 

炎斬[ドラゴンワールド]

 

ツガハラ[ドラゴンワールド]

 

 

千歌[先攻です!チャージ&ドロー(LP 10→11)!ライトに<ブレストコロナドラゴン>をコール!]

 

 

ブレストコロナドラゴン/サイズ2/攻5000/防4000/打撃2

 

 

千歌[バトル!ブレストコロナで攻撃!攻撃した時と相手のセンターが空いていれば、ゲージを合計+2(3→5)!]

 

ツガハラ[ぐっ]LP 10→8

 

ツガハラ[キャスト!<ドラゴインデュア>ゲージ+3(2→5)!]

 

千歌[ターンエンド]

 

 

炎斬[俺のターン、チャージ&ドロー(2→3)!ライトに<炎狼龍ウルドラフ>をコール]

 

 

炎狼龍 ウルドラフ/サイズ1/攻6000/防3000/打撃2/貫通/移動

 

 

炎斬[バトル!ウルドラフで攻撃!]

 

ツガハラ[うぅ…]LP 8→6

 

炎斬[ターンエンド]

 

 

ツガハラ[私から後攻だ、ドロー、チャージ&ドロー(5→6)!ライフ3払い(LP 6→3)、ライトにバディコール(LP 3→4)!ドラゴンワールドを支配する、破滅の龍…<破滅龍 ヴァルガ>!]

 

 

破滅龍 ヴァルガ/サイズ3/攻7000/防7000/打撃2/2回攻撃/貫通/ソウルガード/ライフリンク4

 

 

ツガハラ[私が何故ライフを払ったか…、分かるな…?]

 

千歌[え?]

 

炎斬[何?]

 

ツガハラ[私のライフが6以下でサイズ3のモンスターが居れば、コスト2(6→4)で<エンリュウフォース>解放!]

 

 

エンリュウフォース/攻10000/打撃1

 

 

炎斬[チッ!この為かよ…]

 

ツガハラ[ふふふ…、バトルだ!]

 

炎斬[ウルドラフをセンターに移動!]

 

ツガハラ[では、エンリュウフォースでウルドラフに攻撃!]

 

 

エンリュウフォース

攻10000

vs

炎狼龍ウルドラフ

防3000

 

炎狼龍ウルドラフ 撃破!

 

 

ツガハラ[ヴァルガよ、炎斬と千歌に攻撃!]

 

炎斬/千歌[うぁぁ!]LP 10→8

 

ツガハラ[相手にダメージを与えた事でデッキから2枚ソウルイン!]

 

 

ヴァルガ ソウル0→2

 

 

ツガハラ[2回攻撃だ!ヴァルガで攻撃!]

 

千歌/炎斬[あぁぁ!]LP 8→6

 

 

ヴァルガ ソウル2→4

 

 

ツガハラ[ターンエンドだ]

 

 

千歌[私のターン!ドロー、チャージ&ドロー(5→6)!ゲージ1で(6→5)ライトに<太陽の竜 バルドラゴン>をコール!]

 

 

太陽の竜 バルドラゴン/攻6000/防3000/打撃2/貫通

 

 

ブレストコロナドラゴン 生滅

 

 

千歌[私のライフが6以下で場にバルドラゴンが居ればコスト2(5→3)で<ドラゴンフォース"激情の型">解放!]

 

 

ドラゴンフォース"激情の型"/攻6000/打撃2

 

 

ツガハラ[来たか、ドラゴンフォース…]

 

炎斬[ふん…]

 

千歌[バトル!バルドラゴンとドラゴンフォースで破滅龍ヴァルガに連携攻撃!能力でドラゴンフォースはスタンド!バルドラゴンをパワーアップ!]

 

 

太陽の竜バルドラゴン

攻6000→10000

ドラゴンフォース激情の型

攻6000

 

合計16000

vs

破滅龍ヴァルガ

防7000

 

 

ツガハラ[ヴァルガのソウルガード!]

 

 

破滅龍ヴァルガ ソウル4→3

 

 

千歌[ドラゴンフォースでツガハラさんに攻撃!]

 

ツガハラ[ぐぅ!]LP 4→2

 

千歌[ターンエンド!]

 

ーーー

 

曜[よし!]

 

梨子[ツガハラさんを後一歩まで追い詰めたわ!]

 

善子[このまま行ける!]

 

ーーー

 

炎斬[俺のターンだ!ドロー、チャージ&ドロー(3→4)!デッキから3枚捨て、キャスト<炎龍の破壊衝動>2チャージ(4→6)、2ドロー!ゲージ3払い(6→3)ライトにバディコール(LP 6→7)!<炎獄機龍 クリムゾンブルグ>!]

 

 

炎獄機龍 クリムゾンブルグ/攻9000/防6000/打撃1/2回攻撃/ソウルガード/ソウル2

 

 

炎斬[クリムゾンブルグの登場時、ヴァルガの能力を無効化して、破壊する!]

 

ツガハラ[読めている。キャスト!<ドラゴポンド>破壊された破滅龍ヴァルガを場に残し、ライフを2回復!(LP 4→6)]

 

 

破滅龍ヴァルガ 生存

 

ーーー

 

果南[う、上手い!]

 

鞠莉[能力を無効化されても、魔法でなら場に残せる!]

 

ダイヤ[最初からクリムゾンブルグの能力を想定して、ライトにコールしていた…!]

 

ルビィ[さらに、ライフも2回復…!]

 

花丸[つ、強いずら…]

 

ーーー

 

炎斬[く…、だがバトル!クリムゾンブルグでヴァルガに攻撃!]

 

ツガハラ[ヴァルガのソウルガード]

 

 

破滅龍ヴァルガ ソウル3→2

 

 

炎斬[ブルグ!もう一度ヴァルガに攻撃!]

 

ツガハラ[キャスト!<ドラゴンシールド 青竜の盾>攻撃を無効にして1チャージ!(4→5)]

 

炎斬[ターンエンドだ…]

 

 

ツガハラ[では、私のターンだ!]



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最強のドラゴンワールド対決!千歌・炎斬 vs ツガハラ 2

歌/炎斬 LP 7

 

千歌

ライト:太陽の竜バルドラゴン

レフト:無し

センター:無し

アイテム:ドラゴンフォース"激情の型"

 

ーーー

 

炎斬

ライト:炎獄機龍 クリムゾンブルグ

レフト:無し

センター:無し

 

ーーー

 

ツガハラ LP 6

 

ライト:破滅龍ヴァルガ

レフト:無し

センター:無し

アイテム:エンリュウフォース

 

ーーー

 

ツガハラ[私のターン、ドロー、チャージ&ドロー(5→6)!私は手札の<破滅龍士 レガード・レイピアドラゴン>の能力発動!]

 

 

破滅龍士 レガード・レイピアドラゴン

破滅龍/武装騎竜

サイズ1/攻5000/防1000/打撃2

◼️君の場にサイズ3の<破滅龍>のモンスターがいる時、手札のこのカードをそのモンスターのソウルに入れる。

◼️このカードがソウルにある<破滅龍>が攻撃した時、カードを1枚引く。この能力は1ターンに1回だけ使える。

 

 

ツガハラ[レガードレイピアをヴァルガにソウルイン!]

 

 

破滅龍ヴァルガ

ソウル2→3

 

 

炎斬[手札からソウルに入るだと⁉︎]

 

千歌[そんな⁉︎]

 

ツガハラ[まだだ、さらに手札から<破滅龍士 レガード・チェーンソードラゴン>をヴァルガにソウルイン]

 

 

破滅龍ヴァルガ

ソウル3→4

 

 

破滅龍士レガード・チェーンソードラゴン

サイズ2/攻6000/防3000/打撃3

◼️君の場にサイズ3の<破滅龍>のモンスターがいる時、手札のこのカードをそのモンスターのソウルに入れる。

◼️このカードがソウルにある<破滅龍>のモンスターが相手のモンスターに攻撃した時、その攻撃は無効化されない。

 

 

ツガハラ[行くぞ、バトル!破滅龍ヴァルガでバルドラゴンを攻撃!ソウルのレガードレイピアの能力で1ドロー!]

 

 

太陽の竜バルドラゴン 撃破!

 

 

ツガハラ[ヴァルガの能力でソウル+2!]

 

 

破滅龍ヴァルガ

ソウル4→6

 

 

ツガハラ[そう言えばクリムゾンブルグは、防御力も上がっていたね?]

 

炎斬[ああ、お前のモンスターエリアは2ヶ所空いている。]

 

 

クリムゾンブルグ

攻9000→13000

防6000→10000

打撃1→3

 

 

ツガハラ[防御力10000、これではさすがのヴァルガも手出しできないか、ならば、ヴァルガよ炎斬に攻撃!]

 

炎斬[ぐわぁぁっ]LP 7→5

 

千歌[炎斬君!]

 

ツガハラ[ヴァルガは相手にダメージを与えてもソウルが増える]

 

 

破滅龍ヴァルガ

ソウル6→8

 

 

ツガハラ[エンリュウフォースでクリムゾンブルグに攻撃!]

 

 

エンリュウフォース

攻10000

vs

クリムゾンブルグ

防10000

 

 

炎斬[クリムゾンブルグ、ソウルガード!]

 

 

クリムゾンブルグ ソウル2→1

 

 

ツガハラ[ターンエンドだ]

 

 

千歌[私のターン!ドロー、チャージ&ドロー(3→4)!レフトにバディコール(LP 5→6)!<神速のバルドラゴン>!]

 

 

神速のバルドラゴン/サイズ2/攻6000/防3000/打撃2/移動

 

 

千歌[行くよ!バトル!神速のバルドラゴンとドラゴンフォースでヴァルガに連携攻撃!神速バルの能力で相手のセンターにモンスターが居ないなら、ライフ+1(LP 6→7)!ドラゴンフォースはスタンド!]

 

 

神速のバルドラゴン

攻6000

ドラゴンフォース激情の型

攻6000

 

合計 攻12000

vs

破滅龍ヴァルガ

防7000

 

 

ツガハラ[ソウルガード]

 

ヴァルガ

ソウル8→7

 

 

千歌[ドラゴンフォースでツガハラさんに攻撃!]

 

ツガハラ[うぐ!キャスト!<滅力補充>私がダメージを受けた時、デッキから2枚、破滅龍ヴァルガにソウルイン!]LP 6→4

 

 

破滅龍ヴァルガ

ソウル7→9

 

 

千歌[そんな…、ターンエンド]

 

 

炎斬[俺のターン!ドロー!チャージ&ドロー(3→4)、メインは何もしねぇ!バトル、クリムゾンブルグでツガハラに攻撃!]

 

ツガハラ[キャスト!<ドラゴンシールド 緑竜の盾>攻撃無効、ライフ+1だ(LP 4→5)]

 

炎斬[いつまで耐えられると思うな!クリムゾンブルグで2回攻撃!]

 

ツガハラ[ぐっ!]LP 5→2

 

炎斬[ターンエンド!]

 

 

ツガハラ[私のターン!ドロー、チャージ&ドロー(6→7)!そろそろ見せてやろう、破滅龍の真の姿を…]

 

千歌[真の姿…?]

 

ツガハラ[刮目せよ、そして震えよ、世界に破滅をもたらす最強の龍を!ゲージ3払い(7→4)破滅龍を進化コール!<破滅龍王 ヴァルガ"デストロクス"

 

破滅龍王 ヴァルガ"デストロクス"

破滅龍

サイズ3/攻15000/防5000/打撃1

◼️[コールコスト]ゲージ3払い、君の場にあるサイズ3の<破滅龍>のモンスター1枚の能力を無効化して、そのカードに重ねる。

◼️このモンスターが攻撃した時、君のデッキから3枚このカードのソウルに入れる。

◼️このカードのソウルが7枚以上ならこのモンスターの打撃力+1!

◼️[破滅への咆哮]"[対抗]このカードのソウルが15枚以上の時、このカードのソウル10枚をドロップゾーンに置く。そうしたらお互いの場のカードを全て破壊する。この能力は1ターンに1回だけ使える。"

[3回攻撃][貫通][ソウルガード][ライフリンク6]

 

ソウル10




破滅龍王⁉︎


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怒りと覚醒

千歌・炎斬 LP 7

 

千歌 ゲージ4

レフト:神速のバルドラゴン

ライト:無し

センター:無し

アイテム:ドラゴンフォース激情の型

 

ーーー

 

炎斬 ゲージ4

ライト:炎獄機龍 クリムゾンブルグ

レフト:無し

センター:無し

 

ーーー

 

ツガハラ LP 2/ゲージ4

 

ライト:破滅龍王 ヴァルガ"デストロクス"

レフト:無し

センター:無し

アイテム:エンリュウフォース

 

ーーー

 

破滅龍王 ヴァルガ"デストロクス"

破滅龍

サイズ3/攻15000/防5000/打撃1

◼️[コールコスト]ゲージ3払い、君の場にあるサイズ3の<破滅龍>のモンスター1枚の能力を無効化して、そのカードに重ねる。

◼️このモンスターが攻撃した時、君のデッキから3枚このカードのソウルに入れる。

◼️このカードのソウルが7枚以上ならこのモンスターの打撃力+1!

◼️[破滅への咆哮]"[対抗]このカードのソウルが15枚以上の時、このカードのソウル10枚をドロップゾーンに置く。そうしたらお互いの場のカードを全て破壊する。この能力は1ターンに1回だけ使える。"

[3回攻撃][貫通][ソウルガード][ライフリンク6]

 

ソウル10

 

ーーー

 

ツガハラ[これぞ、破滅龍の真の姿だ!]

 

炎斬[なんじゃこりゃ…!]

 

千歌[でかい…!]

 

ツガハラ[バトルだ!]

 

千歌[神速のバルドラゴンの移動はしない!]

 

ツガハラ[ならば攻撃だ!ヴァルガデストロクスで高海千歌に攻撃!攻撃時にソウル+3、そしてソウルが7枚以上なら打撃力2だ!]

 

 

ヴァルガデストロクス

ソウル10→13

 

 

ヴァルガが放つ巨大な炎弾が千歌に直撃して爆発する!その後、強力な爆風が吹き荒れる…

 

 

千歌[うぁぁぁ!]LP 7→5

 

ーーー

 

梨子/曜[千歌ちゃん!]

 

果南[なんて威力…]

 

ダイヤ[打撃2の威力ではありませんわ!]

 

鞠莉[今みたいな攻撃がもう一度来たら……!]

 

ーーー

 

千歌は両膝をついてヴァルガを見上げる、目も少し虚ろで焦点が合っていない…

 

 

ツガハラ[破滅龍王よ…2回攻撃、高海千歌に攻撃だ…]

 

 

ヴァルガデストロクス

ソウル13→16

 

 

炎斬[⁉︎ もうやめろぉ!ツガハラァーー!]

 

 

ヴァルガのもう一発の巨大な炎弾が千歌に直撃し、また爆風が吹き荒れる…!

 

 

千歌[………]LP 5→3

 

千歌[]ドシャ!!

 

2発目の炎弾を受けた千歌は意識を失い前のめりに倒れた…

 

ーーー

 

Aqours[千歌(ちゃん)(さん)‼︎]

 

梨子[そんな…、いや…いやぁぁぁ!]

 

曜[千歌ちゃん!千歌ちゃん!]

 

花丸/ルビィ[千歌ちゃん!]

 

ダイヤ/善子/恵美[千歌さん!]

 

果南/鞠莉[千歌!]

 

ーーー

 

千歌[]

 

炎斬[ツガハラ……、…貴様ぁ‼︎]

 

ツガハラ[ふははは……!何を怒っている、これはバディファイト、最後まで何が起こるか分からない戦いだ!]

 

炎斬[ふざけんな!てめぇ!]

 

ツガハラ[ふふふ、破滅龍王ヴァルガデストロクスには、3回目の攻撃が残っている]

 

炎斬[何⁉︎]

 

ツガハラ[ヴァルガデストロクスで炎斬に攻撃!]

 

 

ヴァルガデストロクス

ソウル13→16

 

 

炎斬[う…、ぐぁぁぁ!]LP 3→1

 

ツガハラ[ターンエンドだ…、どうする?次は高海千歌のターンだが、彼女は倒れてしまった。ファイトを続けるか、それとも彼女を気づかい負けを認めるか?]

 

炎斬[ぐっ…]

 

ーーー

 

梨子[なんて人……!]

 

果南[なんだか…、さっきまでと人が違う気がする…]

 

ダイヤ[たしかに…、さっきより非情な気がしますわね…]

 

ミシロ[ツガハラ様は多分、破滅龍王に乗っ取られているのかも知れません…]

 

花丸[乗っ取られている…ずら?]

 

ミシロ[はい、ツガハラ様は破滅龍を復活させた時、ヴァルガと契約を交わした、己に力を与える代わりに、己の身体をヴァルガに捧げる…と、多分、破滅龍王に進化した事により、完全にヴァルガがツガハラ様の身体を支配してしまった…。]

 

恵美[そんな…、お兄ちゃん…]

 

ーーー

 

ツガハラ[どうする炎斬、続けるか?それとも……]

 

千歌[]

 

炎斬[くそっ!俺のターン!ドロー、チャージ&ドロー(4→5)うぉぉぉぉ!]

 

 

炎斬の怒りが頂点に達した時、ツガハラのエンリュウフォースの光が炎斬に集まっていく…!

 

 

ツガハラ[何!なんだこれは⁉︎どうなっている⁉︎私のエンリュウフォースがぁぁ!]

 

炎斬[うぉぉぉぉ!]

 

 

炎斬の全身を赤とオレンジの炎ようなオーラが包み込む!

 

 

ツガハラ[まさか…⁉︎あり得ない…、私のエンリュウフォースが…消える…?]

 

炎斬[うぉぉぉぉ!俺のライフが6以下で、場にクリムゾンブルグが居れば、コスト2で(5→3)、<エンリュウフォース>爆解放!]

 

 

エンリュウフォース

炎龍

攻10000/打撃 2

◼️<爆解放>

君のライフが6以下で、君の場にカード名に<クリムゾンブルグ>を含むカードがあるか、相手の場にサイズ3のモンスターがいる。

◼️[装備コスト]ゲージ2払う。

◼️このカードは手札とデッキに戻されず、能力は無効化できず、破壊されない。

◼️君か相手のモンスターが破壊された時、破壊されたカードの数、君のライフ+1!

[貫通]

 

炎斬[ツガハラ…俺はてめぇを許さねぇ…、千歌の分まで、てめぇをぶっ倒す!]




炎斬 覚醒⁉︎


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エンリュウフォース vs 破滅龍王ヴァルガ"デストロクス"

千歌・炎斬 LP 1

 

千歌 ゲージ4

ライト:神速のバルドラゴン

レフト:無し

センター:無し

 

ーー

 

炎斬 ゲージ3

ライト:炎獄機龍 クリムゾンブルグ ソウル1

レフト:無し

センター:無し

アイテム:エンリュウフォース

 

ーーー

 

ツガハラ LP 2/ゲージ4

 

ライト:破滅龍王 ヴァルガ"デストロクス" ソウル16

レフト:無し

センター:無し

アイテム:エンリュウフォース 消失

 

ーーー

 

エンリュウフォース

炎龍

攻10000/打撃 2

◼️<爆解放>

君のライフが6以下で、君の場にカード名に<クリムゾンブルグ>を含むカードがあるか、相手の場にサイズ3のモンスターがいる。

◼️【装備コスト】ゲージ2払う。

◼️このカードは手札とデッキに戻されず、能力は無効化されず、破壊されない。

◼️君か相手のモンスターが破壊された時、破壊されたカードの数、君のライフ+1!

[貫通]

 

 

炎斬[ツガハラ…俺はてめぇを許さねぇ…、千歌の分まで、てめぇをぶっ倒す!バトル!クリムゾンブルグでヴァルガ デストロクスに攻撃!]

 

 

クリムゾンブルグ

攻13000

vs

ヴァルガ デストロクス

防5000

 

 

ツガハラ[ソウルガード!]

 

 

ヴァルガ デストロクス

ソウル16→15

 

 

炎斬[エンリュウフォースの能力発動!モンスターが破壊されたら、俺のライフ+1!(LP 1→2)]

 

ツガハラ[ほう…]

 

炎斬[クリムゾンブルグでヴァルガ デストロクスに2回攻撃!]

 

ツガハラ[ヴァルガのソウルガード]

 

 

ヴァルガ デストロクス

ソウル15→14

 

 

炎斬[エンリュウフォースの能力でライフ回復!(LP 2→3)エンリュウフォースでヴァルガに攻撃!]

 

ツガハラ[ソウルガード!]

 

 

ヴァルガ デストロクス

ソウル14→13

 

 

炎斬[エンリュウフォースの能力でライフ回復(LP 3→4)!ターンエンドだ!]

 

 

ツガハラ[私のターン、ドロー、チャージ&ドロー(4→5)!ゲージ2払い(5→3)<滅龍王の玉座>を設置!さらに<滅龍の恵み>]

 

 

滅龍王の玉座

[設置]

◼️【使用コスト】ゲージ2払う

◼️このカードは場に1枚しか[設置]できない。

◼️君の<破滅龍>のソウルが1度に2枚以上ドロップゾーンに置かれた時、君のライフ+2!

◼️このカードは破壊されず、手札とデッキに戻せず、能力は無効化されない。

 

 

滅龍の恵

◼️君のライフが5以下なら使える。

◼️【使用コスト】君のモンスター1枚のソウルを3枚までドロップゾーンに置く。

◼️ドロップゾーンに置いたソウルの数、カードを引いて、君のライフ+1!<滅龍の恵>は1ターンに1枚だけ使える。

 

 

ツガハラ[ヴァルガのソウルを3枚捨て、3ドロー、ライフ3回復(LP 2→5)!]

 

 

ヴァルガ デストロクス

ソウル13→10

 

 

ツガハラ[さらに<破滅龍王の玉座>の能力でヴァルガのソウルが1度に2枚以上ドロップゾーンに置かれた時、ライフ+2だ(LP 5→7)、バトル!まずはお前のバディを消してやる、ヴァルガデストロクスでクリムゾンブルグに攻撃!攻撃時にデッキから3枚ソウルイン!]

 

 

ヴァルガ デストロクス

ソウル10→13

 

 

破滅龍王ヴァルガ デストロクス

攻15000

vs

クリムゾンブルグ

防10000

 

 

炎斬[チッ!ソウルガード!]

 

 

クリムゾンブルグ ソウルガード 1→0

 

 

炎斬[場のモンスターが破壊された事でエンリュウフォースの能力だ。ライフ+1!(LP 4→5)]

 

ツガハラ[だがこれで、ヴァルガよ、もう一度クリムゾンブルグに攻撃!]

 

ヴァルガ デストロクス

ソウル13→16

 

炎斬[キャスト!<炎の龍影>!]

 

 

炎の龍影

◼️君の<炎龍>のモンスターが攻撃されているバトル中に使える。

◼️次に破壊される<炎龍>のモンスターを場に残して、君のライフ+2!

 

 

炎斬[クリムゾンブルグを場に残す!]

 

 

クリムゾンブルグ 生存

 

 

炎斬[ライフ+2!さらにエンリュウフォースでライフ+1!(LP 5→7→8)]

 

ツガハラ[ほう、だが次はそうは行くかな?ヴァルガ デストロクスの能力発動!このカードのソウルが15枚以上なら、ソウル10枚をコストに場のカードを全て破壊する!]

 

 

ヴァルガ デストロクス

ソウル16→6

 

 

ツガハラ[全てを破壊せよ!破滅への咆哮!]

 

 

炎獄機龍 クリムゾンブルグ 破壊

神速のバルドラゴン 破壊

破滅龍王ヴァルガ"デストロクス" 破壊 ソウルガード 6→5

 

 

炎斬[エンリュウフォースと千歌のドラゴンフォースは破壊されねー!更にエンリュウフォースの能力でライフ+3!(LP 8→11)]

 

ツガハラ[ならばこちらも、破滅龍王の玉座の能力で、破滅龍のソウルが1度に3枚以上減った時、ライフ+2(LP 7→10)!ヴァルガデストロクスの3回攻撃!]

 

ヴァルガ デストロクス

ソウル6→9

 

炎斬[ぐぁぁ!]LP 11→9

 

ツガハラ[ターンエンドだ!]




ほぼ降り出しのファイト!


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破滅へ向かう時

千歌・炎斬 LP9

 

千歌 ゲージ4

ライト:無し

レフト:無し

センター:無し

アイテム:ドラゴンフォース激情の型

 

ーーー

 

炎斬 ゲージ3

 

ライト:無し

レフト:無し

センター:無し

アイテム:エンリュウフォース

 

ーーー

 

ツガハラ LP10/ゲージ3

 

ライト:破滅龍王 ヴァルガ"デストロクス" ソウル9

レフト:無し

センター:無し

設置:破滅龍王の玉座

 

ーーー

 

炎斬[俺のターン!ドロー、チャージ&ドロー(3→4)‼︎来たぜ、<炎龍爆召陣>]

 

 

炎龍爆召陣

◼️君の場に<炎龍>のモンスターがいないから使える。

◼️[使用コスト]ライフ2払う

◼️君のドロップゾーンから<炎龍>のモンスターを[コールコスト]を払わずコールして、このカードをそのモンスターのソウルに入れる。このカードは1ターンに1枚しか使えない。

 

 

炎斬[俺のライフ2払う(LP9→7)、俺のドロップゾーンからライトに蘇れ!<炎獄機龍 クリムゾンブルグ>そして炎斬爆召陣をソウルイン!]

 

 

炎獄機龍 クリムゾンブルグ/サイズ3/攻9000/防6000/打撃2/2回攻撃/貫通/ソウルガード/ソウル1

 

 

炎獄機龍 クリムゾンブルグ

攻9000→13000

防6000→10000

打撃1→3

 

 

ツガハラ[⁉︎]

 

炎斬[クリムゾンブルグの登場時、ヴァルガの能力を無効にして破壊!]

 

ツガハラ[読んでいる!キャスト!<ドラゴポンド>ヴァルガを場に残して、ライフ+2!(LP10→12)]

 

炎斬[だが破壊した事でエンリュウフォースの能力でライフ+1(LP7→8)!]

 

炎斬[さらに、ゲージ3払い(4→1)クリムゾンブルグを進化!灼炎を纏え!<炎獄超機龍 クリムゾンブルグ"バーニング">!]

 

 

炎獄超機龍 クリムゾンブルグ"バーニング"/サイズ3/攻10000/防6000/打撃2/2回攻撃/貫通/ソウルガード/ソウル2

 

 

炎斬[クリムゾンブルグ バーニングは、互いの空いているエリアの数、パワーアップだ!]

 

ツガハラ[私の空いているエリアは2ヶ所…]

 

炎斬[そして、俺の空いてるエリアは2ヶ所、千歌の空いてるエリアは3ヶ所、合計7ヶ所!]

 

 

クリムゾンブルグ"バーニング"

攻10000→24000

防6000→18000

打撃2→9

 

ーーー

 

ルビィ[攻撃力…24000⁉︎]

 

花丸[防御力18000ずら⁉︎]

 

善子[しかも、打撃力9⁉︎]

 

ーーー

 

ツガハラ[バカな…]

 

炎斬[行くぜ、バトル!先ずはエンリュウフォースでツガハラに攻撃!]

 

ツガハラ[ぐぅ!]LP12→10

 

炎斬[行け!クリムゾンブルグバーニングでツガハラに攻撃!打撃9!]

 

ツガハラ[ぐぁぁぁ!]LP10→1

 

ーーー

 

果南[凄い…!]

 

ダイヤ[ツガハラさんを一気に追い詰めましたわ!]

 

鞠莉[次で、勝てる!]

 

ーーー

 

炎斬[決めるぜ!くたばりやがれ!クリムゾンブルグバーニングでツガハラを攻撃、トドメだー!]

 

ツガハラ[……⁉︎]

 

 

クリムゾンブルグが背負っている3つのキャノン砲から3発の特大レーザーが撃ち出され、ツガハラに直撃する!

 

 

炎斬[決まりだな…!]

 

 

炎斬が勝利を確信して爆煙が晴れる、だがツガハラはまだ立っていた

 

 

ツガハラ[く…、ふふふ…ふふははは…!] LP10

 

炎斬[な…⁉︎]

 

ーーー

 

曜[そんな⁉︎確かにヒットしたはずなのに⁉︎]

 

梨子[倒すどころか、ライフが10に戻ってる…⁉︎]

 

恵美[いったい、どうして…]

 

ーーー

 

炎斬[どう言う事だ…?]

 

ツガハラ[勝利を確信して聞いていなかったようだね?私は攻撃を受ける際にキャストしていた、<破滅の逆光>]

 

 

破滅の逆光

◼️相手の攻撃中に使える。

◼️[対抗]そのモンスターの攻撃を無効化する。さらに君のライフが4以下なら、そのモンスターの打撃力を君のライフに加える。このカードは1ターンに1枚だけ使える。

 

 

ツガハラ[このカードの能力でクリムゾンブルグの攻撃を無効化して、さらにライフが4以下の時、クリムゾンブルグの打撃力を私のライフに加えたのだ…]

 

炎斬[チッ!だからてめぇのライフは10に増えたって訳かよ…]

 

ツガハラ[ああ…]

 

炎斬[ターンエンドだ]

 

 

ツガハラ[私のターンだ、ドロー、チャージ&ドロー(3→4)!ふふふ…、バトルだ!破滅龍ヴァルガ デストロクスで炎斬に攻撃!]

 

 

ヴァルガデストロクス

ソウル9→12

 

 

炎斬[ぐぁぁ!]LP8→6

 

 

千歌(炎斬君の声が聞こえる……、どうして…?)

 

 

ツガハラ[ヴァルガで2回目の攻撃!]

 

 

ヴァルガ デストロクス

ソウル12→15

 

 

炎斬[ぐぁぁぁ!]LP6→4

 

 

千歌(どうしたんだろう、私、倒れてる…?何で…?どうして倒れてるの?………そうか私、炎斬君と一緒にツガハラさんと戦ってたんだ…、でも、どうして…?)

 

 

ツガハラ[ヴァルガよ、3回攻撃だ!]

 

 

ヴァルガデストロクス

ソウル15→18

 

 

炎斬[ぐぁぁぁぁ!]LP4→2

 

 

千歌(また炎斬君の声……、そうだよ…私、倒れてる場合じゃないよ……!)

 

 

炎斬[ぐ……、耐えたぜ…?]

 

ツガハラ[ああ、良く耐えた…今の攻撃まではな、キャスト!<破滅へ向かう時>]

 

 

破滅へ向かう時

◼️君の<破滅龍>のモンスター1枚をスタンドする。このカードは1ターンに1枚だけ使える。

 

 

ツガハラ[この魔法能力でヴァルガデストロクスをスタンド!]

 

炎斬[何⁉︎]

 

ツガハラ[諦めるがいい、君達にはもう勝利は無い、敗北を認めてファイトを止めるなら…今だぞ?]

 

炎斬[ざけんな…!俺は諦めねぇ…、ライフが1でも残っている限り、俺達のファイトは終わらねぇー!]

 

ツガハラ[そうか……、ならば滅べ!破滅龍王ヴァルガ"デストロクス"よ、最後の攻撃!]

 

 

ヴァルガ デストロクス

ソウル18→21



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終決…、最後の希望

千歌・炎斬 LP2

 

千歌 ゲージ4

 

ライト:無し

レフト:無し

センター:無し

アイテム:ドラゴンフォース"激情の型"

 

ーーー

 

炎斬 ゲージ1

 

ライト:炎獄超機龍 クリムゾンブルグ"バーニング"

レフト:無し

センター:無し

アイテム:エンリュウフォース

 

ーーー

 

ツガハラ LP10/ゲージ4

 

ライト:破滅龍王 ヴァルガ"デストロクス"

レフト:無し

センター:無し

 

ーーー

 

ツガハラ[滅べ!破滅龍王ヴァルガ"デストロクス"で最後の攻撃!]

 

 

ヴァルガ デストロクス

ソウル18→21

 

 

炎斬[俺の手札は2枚だが、攻撃を防ぐカードは無い…、強がりを言ってみたが、終わりだな……)

 

 

ヴァルガの巨大な炎弾が炎斬に迫る…!

 

 

[キャスト!<ドラゴンシールド 緑竜の盾>!攻撃を無効化してライフ+1!(2→3)]

 

ツガハラ[……何だと?]

 

炎斬[よお、目ぇ覚めたか…、千歌!]

 

千歌[ごめん少し寝てた。けど、聞こえたよ炎斬君の声…、ライフが1でも残ってる限り、ファイトは終わらない…、勝つよ炎斬君!]

 

炎斬[おう!]

 

ツガハラ[ターンエンドだ…]

 

ーーー

 

梨子[千歌ちゃん…、良かったぁ…]

 

ダイヤ[本当に…心配しましたわ…]

 

善子[全くだわ、けど良かった…]

 

曜[頑張って、千歌ちゃん!]

 

ーーー

 

千歌[ごめん皆、でも、もう大丈夫!行くよ!私のターン!ドロー!チャージ&……フゥ……ドロー‼︎(4→5)]

 

 

千歌のドラゴンフォースの光とエンリュウフォースの光がドローしたカードに宿る…。

 

 

千歌[ゲージ3払いライトにコール(5→2)!灼熱の炎は破滅の運命を燃やし、太陽の光は破滅の闇を打ち消す!<太陽炎龍 バルケーノ・ドラゴン>!]

 

 

太陽炎龍バルケーノ・ドラゴン

太陽竜/炎龍

サイズ3/攻10000/防6000/打撃2

◼️【コールコスト】ゲージ3払う。

◼️このモンスターはカード名に<バルドラゴン>を含むカードとしても扱う。

◼️このカードは、相手のモンスターにしか攻撃できない。

◼️灼炎の拳"このモンスターの攻撃でレフトかライトの相手のモンスターを破壊した時、このモンスターの打撃力の数値分、相手にダメージ!"

◼️再起の太陽"[対抗]君のライフ2払う、ドロップゾーンにあるこのカードを【コールコスト】を払わずコールできる。"

[2回攻撃][貫通][移動]

 

 

千歌[これが、太陽竜と炎龍が1つになった最強のドラゴン!]

 

ツガハラ[何と熱く、強い光だ…]

 

千歌[行くよ!バトル!太陽炎龍バルケーノドラゴンでヴァルガデストロクスに攻撃!]

 

 

太陽炎龍バルケーノドラゴン

攻10000

vs

破滅龍王ヴァルガ"デストロクス"

防5000

 

 

ツガハラ[ソウルガードだ]

 

 

ヴァルガデストロクス

ソウル21→20

 

 

千歌[バルケーノドラゴンの能力!ライトのヴァルガを破壊した時、バルケーノドラゴンの打撃力分のダメージを与える!]

 

ツガハラ[何⁉︎]

 

千歌[ダメージ2!灼炎の拳!]

 

ツガハラ[ぐぅ!]LP10→8

 

炎斬[エンリュウフォースの能力でライフ+1!(LP3→4)]

 

千歌[2回攻撃!バルケーノドラゴンでヴァルガデストロクスに攻撃!]

 

ツガハラ[奇跡は続かない!ヴァルガ デストロクスの能力発動!ソウル10枚をコストに]

 

 

破滅龍王ヴァルガ デストロクス

ソウル20→10

 

 

ツガハラ[破滅への咆哮!場のカードを全て破壊する!]

 

 

太陽炎龍バルケーノドラゴン 破壊!

炎獄超機龍クリムゾンブルグ"バーニング"ソウルガード2→1

破滅龍王ヴァルガ"デストロクス" 破壊!ソウルガード10→9

 

ーーー

 

梨子[そんな⁉︎]

 

曜[せっかくコールした切り札が⁉︎]

 

果南[千歌……!]

 

恵美[千歌さん…!]

 

ーーー

 

千歌[まだ、終わらない!]

 

炎斬[ああ、そうだ!エンリュウフォースの能力発動!破壊されたモンスターの数、ライフを回復!(4→7)]

 

千歌[更に!ドロップゾーンのバルケーノドラゴンの能力発動!ライフ2払い(LP7→5)!太陽炎龍バルケーノドラゴンをドロップゾーンから【コールコスト】無しでコールする。再起の太陽!]

 

 

太陽炎龍バルケーノドラゴン 復活!

 

 

ツガハラ[何…だと……!]

 

ーーー

 

ルビィ/花丸[うわぁー!]

 

善子[太陽が復活した!]

 

ダイヤ[1度破壊された後に、ドロップゾーンからコールしたと言う事は…!]

 

果南[うん!もう1度、2回ずつ攻撃できる!]

 

鞠莉[oh!アメイジング!]

 

ーーー

 

千歌[バルケーノドラゴンでヴァルガデストロクスに攻撃!]

 

ツガハラ[ぐぅ、ソウルガード!]

 

 

ヴァルガデストロクス

ソウル9→8

 

千歌・炎斬 LP5→6

 

 

千歌[バルケーノドラゴンの能力!灼炎の拳!]

 

ツガハラ[ぐぁ!]LP8→6

 

千歌[バルケーノドラゴンの2回攻撃!]

 

ツガハラ[ソウルガード!]

 

 

ヴァルガデストロクス

ソウル8→7

 

千歌・炎斬 LP6→7

 

千歌[灼炎の拳!]

 

ツガハラ[がぁ!]LP6→4

 

ツガハラ[だが、これで…!]

 

炎斬[まだだ!まだ終わらないぜ!キャスト!<爆炎再起>!]

 

 

爆炎再起

◼️【使用コスト】君のモンスター1枚を破壊する。

◼️相手の場のモンスター1枚を破壊する。

 

 

炎斬[クリムゾンブルグを破壊して、場のモンスターを破壊する!]

 

 

クリムゾンブルグ バーニング

ソウル1→0

 

千歌・炎斬 LP7→8

 

 

炎斬[俺が破壊するのは、太陽炎龍バルケーノドラゴンだ!]

 

 

太陽炎龍バルケーノドラゴン 破壊!

 

千歌・炎斬 LP8→9

 

 

千歌[太陽炎龍バルケーノドラゴンの能力!ライフ2払い(LP9→7)、ドロップゾーンから復活!再起の太陽!]

 

ツガハラ[⁉︎]

 

千歌[バルケーノドラゴンでヴァルガデストロクスに攻撃!3回目!]

 

ツガハラ[ヴァルガのソウルガード!]

 

 

ヴァルガ デストロクス

ソウル7→6

 

千歌・炎斬 LP7→8

 

 

千歌[灼炎の拳!]

 

ツガハラ[ぐぉぉ!]LP4→2

 

千歌・炎斬[これで、終わりだー!太陽炎龍バルケーノドラゴンでヴァルガ"デストロクス"に攻撃!灼炎の拳‼︎]

 

 

破滅龍王ヴァルガ"デストロクス"

ソウル6→5

 

 

ツガハラ[ぐぁぁぁぁぁ‼︎]LP2→0

 

ーーー

 

破滅龍のカードは完全に消滅した。

 

 

ツガハラ[………]

 

恵美[お兄ちゃん……?]

 

ツガハラ[恵美…、すまなかったな…心配をさせて…]

 

恵美[ううん…、私よりお父さんとお母さんに謝ってあげて?]

 

恵美[一緒に帰ろう?]

 

ツガハラ[ああ、そうだな……恵美…]

 

千歌[良かったね、恵美ちゃん!]

 

恵美[はい!ありがとうございます。千歌さん、皆!炎斬さんも!]

 

炎斬[……おう]

 

ツガハラ[ミシロ、君はどうする?]

 

ミシロ[私は…、久しぶりに家に帰ります。]

 

ツガハラ[そうか]

 

千歌[そろそろ私達の世界に戻ろうか!]

 

ダイヤ[そうですわね、長居は無用です。]

 

 

それから、ツガハラが人間界へのゲートを開き、千歌達は元の世界に戻った。

 




まさか、1回のファイトに6話使うとは……
ジャンプコミック並みのファイトになりました。


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嵐の後の夜

千歌達と炎斬はドラゴンワールドでツガハラと破滅龍ヴァルガを倒して、元の世界に戻って来た。

 

 

曜[ん〜!帰って来た〜!]

 

梨子[本当、少し安心ね!]

 

ダイヤ[大変でしたわね]

 

花丸[一時はどうなるかと思ったずら]

 

 

千歌達が戻って来たのはハイパーカップの会場だった。

 

 

[おーい!皆〜!]

 

 

千歌[あ、サツキさん!]

 

サツキ[良かった、ドラゴンワールドから戻って来たんだな]

 

曜[どうしてドラゴンワールドに行ってた事を?]

 

サツキ[ああ、地震の後、僕が会場に戻って来た時、君達の会話を聞いていたんだ。それで僕も行こうと思ったけど…]

 

[あなた達なら大丈夫だと思ってね、サツキを止めたの!]

 

梨子[絵里さん!]

 

サツキ[ははは、絵里ちゃんに止められたんだよ]

 

絵里[別に無理に止めた訳じゃないわよ?Aqoursの皆を信じたら?って言ったの]

 

サツキ[まぁ、信じた通り、皆戻って来たから良かったよ!]

 

ダイヤ[ご心配をおかけしてしまいましたね]

 

サツキ[まぁいいよ、それじゃ事情を聞いて良いかな?]

 

 

千歌達はドラゴンワールドで体験した事をサツキに話した。

 

 

サツキ[なるほど、分かった。大変だったな。]

 

絵里[でも、無事で良かったわ]

 

 

鞠莉[いろいろあったけど、ようやく終わったわねー!]

 

千歌[ううん…、まだ終わってない…]

 

鞠莉[え?]

 

善子[どう言うことよ?]

 

千歌[まだ、一番大事なファイトが残ってる…!]

 

 

千歌は炎斬に向き直る…炎斬も千歌を見つめる。

 

 

千歌[私達のファイトはまだ終わってない…]

 

炎斬[ああ、そうだな…]

 

千歌[ケリをつけよう、炎斬君!]

 

炎斬[おう、バディファイトだ!]

 

 

梨子[そっか、決勝戦の途中だったね]

 

果南[ツガハラさんが乱入して有耶無耶になったんだっけ]

 

恵美[お兄ちゃんがすみません…]

 

 

千歌と炎斬がデッキを構えた時…

 

 

サツキ[ストップ!]

 

千歌[え?]

 

炎斬[なんだよ、ファイトの邪魔すんな!]

 

サツキ[悪い、けど観客も賞金も無しに決勝戦なんて始められないだろ?ハイパーカップの運営には僕から話をつけるよ、君達には正式な決勝戦でファイトしてもらう。]

 

ルビィ[正式な…決勝戦…?]

 

花丸[ずら?]

 

サツキ[ああ、どうかな?千歌ちゃん、炎斬君?]

 

千歌[正式な…、はい!私はそれでも良いですよ!]

 

炎斬[チッ!わーったよ…、それで構わねえ]

 

サツキ[決まりだね、じゃあ僕の方から宿を用意するよ、Aqoursの皆はそこへ、炎斬君には別の宿を提供するよ]

 

炎斬[……あざす。]

 

サツキ[恵美ちゃん…すまないけど、お兄さんは…]

 

恵美[はい……]

 

ツガハラ[恵美…、私はいずれ戻って来る、その時はまた家族で暮らそう…]

 

恵美[はい、お兄ちゃん…]

 

 

ツガハラとミシロは、ファイト妨害罪でサツキが呼んだバディポリスに連行された。千歌達は絵里に連れられて提供された宿に向かう…。その後、炎斬もサツキに別の宿に送られた。

 

 

宿

 

千歌[うわぁ!広〜い!]

 

果南[宿ってより、家だね]

 

絵里[あら鋭いわね?ここは真姫の別荘よ!]

 

ダイヤ/ルビィ[真姫さんの⁉︎]

 

善子/花丸[別荘(ずら)⁉︎]

 

梨子[す、凄い…!]

 

曜[私達、元μ'sの真姫さんの別荘に泊まって良いんですか⁉︎]

 

[何よ、私の別荘じゃ不満ってわけ?]

 

ダイヤ[ま、まままま…]

 

千歌[真姫さん⁉︎]

 

真姫[久しぶりね、Aqoursの皆]

 

鞠莉[本当によろしいんですか?泊めてもらって]

 

真姫[ええ、構わないわ、好きに使ってちょうだい]

 

Aqours[ありがとうございます!]

 

 

ーーーいっぽう、炎斬は……

 

サツキ[どうぞ、着いたよ]

 

炎斬[一軒家……?]

 

サツキ[ここは僕の家だよ]

 

炎斬[あんたの⁉︎]

 

サツキ[うん、まあ入って]

 

炎斬[…おう]

 

 

炎斬はサツキの家に泊まる事になった。

 

ーーー

 

真姫の別荘

 

 

絵里[皆、お夕飯できたわよ〜!]

 

千歌[うわぁ〜!]

 

ダイヤ[え、絵里さんの…手料理……!]フルフル

 

ルビィ[凄い、美味しそう!]

 

花丸[ずら〜!]

 

善子[香りだけでも伝わります。これは美味い!]

 

果南[まさか、絵里さんの手料理が食べれるなんてね]

 

鞠莉[どんなお宿よりも贅沢ね!]

 

曜[どうしよう…、贅沢過ぎて喉を通らないよぉ〜]

 

恵美[うーん、美味しいです!]

 

梨子[美味しい…!]

 

絵里[ふふふ!遠慮しないで食べてね?]

 

Aqours[はい!]

 

ーーー

 

サツキの家

 

 

サツキ[ごめん、待たせたね、夕飯を用意したよ]

 

炎斬[あ、どうも]

 

サツキ[遠慮せずに食べてくれ]

 

炎斬[うっす…]



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再 決勝戦!千歌 vs 炎斬

ドラゴンワールドから戻って来た千歌達は真姫の別荘に宿泊していた、それから2日が経った。

 

 

梨子[うーん…、ふぁ〜ぁ…、うん?何よ、まだ5時半じゃない…、うん?]

 

 

梨子が目を覚ました時、隣に寝て居た千歌が居なかった。

 

 

梨子[千歌ちゃん…?どこ?]

 

 

梨子は千歌を探して別荘の中を歩き周る、するとロビーの方から光が漏れていた。

 

 

梨子[千歌ちゃん?]

 

千歌[あ、梨子ちゃん、おはよう]

 

梨子[おはよう、デッキ編集?]

 

千歌[うん、いつ炎斬君と戦ってもいいようにね]

 

梨子[もしかして、徹夜したの?]

 

千歌[ううん、さっき起きたとこ]

 

梨子[そう、無理はしないでね]

 

千歌[うん、ありがとう、梨子ちゃんは炎斬君と戦ってたよね?]

 

梨子[ええ、負けちゃったけどね]

 

千歌[こんな事言ったら悪いけど、梨子ちゃんが負けてくれたから、私はまた炎斬君と戦える。]

 

梨子[そうね、千歌ちゃんは炎斬君にリベンジする為に大会を勝ち上がって来たものね…、頑張ってね、千歌ちゃん!]

 

千歌[うん!]

 

 

それからしばらくして、皆が起きて来た。そして絵里から連絡が来た

 

 

絵里[皆、おはよう]

 

Aqours[おはようございます。]

 

絵里[喜んで千歌ちゃん、ハイパーカップの運営から、もう一度ハイパーカップ決勝戦を開催する許可が下りたわ!]

 

千歌[本当ですか⁉︎]

 

曜[やったね!千歌ちゃん!]

 

千歌[うん!ありがとうございます!絵里さん!]

 

絵里[ふふふ…]

 

ーーー

 

サツキの家

 

サツキ[喜べ、炎斬君、ハイパーカップの決勝戦が正式に開催される事になったよ!]

 

炎斬[本当か⁉︎]

 

サツキ[ああ!]

 

炎斬[そうか…、腕がなるぜ!]

 

サツキ[決勝戦は午後からだ、どうかな?僕と1戦ファイトするかい?]

 

炎斬[おう!]

 

ーーー

 

真姫の別荘

 

絵里[決勝戦は午後からよ、準備しておいてね]

 

千歌[午後から…、よーし!曜ちゃん、梨子ちゃん!決勝戦に備えてファイトしよう!]

 

曜[ヨーソロー!了解であります!]

 

梨子[私もいいわよ!]

 

果南[私達もサポートするよ!]

 

ダイヤ[勿論ですわ!]

 

鞠莉[OK!]

 

ルビィ[ルビィも!]

 

花丸[ずら!]

 

善子[ヨハネも協力するわ!]

 

恵美[はい!]

 

ーーー

 

千歌と炎斬はそれぞれ、決勝戦に備えての準備を進めていく。

そして午後…、千歌達は絵里と、炎斬はサツキとそれぞれハイパーカップ決勝戦の会場に到着する。

 

千歌達が会場入りすると、観客席には多くの人が応援に駆けつけてくれたようだ。

 

ーーー

 

司会[皆様!大変長らくお待たせしました!バディファイトハイパーカップ!決勝戦の再試合を開始いたします!]

 

 

ウオオオオオ!!

 

ワァァァァァ!!

 

 

司会[では、決勝戦最終試合を戦う二人共、入場してくれ〜!]

 

 

バディファイト ハイパーカップ

最終戦

 

高海 千歌 vs 焼野 炎斬

 

 

千歌[遂にこの時が来たね…]

 

炎斬[ああ、この前は邪魔が入ったが、今度こそケリをつけようぜ]

 

千歌[私は絶対に勝つ!]

 

炎斬[行くぞぉ!]

 

 

千歌[私は勝つ!私達の輝きの為に!ルミナイズ!<希望の太陽>]

 

炎斬[燃え上がれ!熱く、紅く!ルミナイズ!<爆裂の炎龍>]

 

 

オープンTHEフラッグ

 

 

千歌[ドラゴンワールド]

 

炎斬[ドラゴンワールド]

 

 

千歌[最初から全力で行くよ!]

 

炎斬[来やがれ!]

 

千歌[私のターン!チャージ&ドロー(ゲージ2→3)!ライトに<ブレストコロナドラゴン>をコール、レフトに<フレアファングドラゴン>をコール!]

 

 

ブレストコロナドラゴン/サイズ2/攻5000/防4000/打撃2

 

フレアファングドラゴン/サイズ1/攻3000/防1000/打撃1

 

 

千歌[フレアファングの能力で場に他の太陽竜がいれば、1チャージ(3→4)、1ドロー!バトルはしないでファイナルフェイズ!ゲージ3払い(4→1)フレアファングに重ねて必殺コール!<バルドラゴン"バルバーストスマッシャー‼︎">]

 

 

バルドラゴン"バルバーストスマッシャー‼︎"/サイズ2/攻11000/防6000/打撃4/ソウルガード

 

ブレストコロナドラゴン

サイズ2→1

 

ーーー

 

曜[早い!]

 

果南[必殺モンスターをもう出して来た!]

 

ーーー

 

炎斬[そう来ないとな…]

 

千歌[必殺モンスターで無効化できない攻撃!バルバーストスマッシャー‼︎]

 

炎斬[ぐぁぁぁ!]LP10→6

 

千歌[最初から全力って言ったでしょ!ターンエンド!]

 

 

炎斬[ふっ…、やるなぁ!俺のターン!ドロー、チャージ&ドロー(2→3)!なら、俺も全力だ!デッキから3枚捨てて<炎龍の破壊衝動>!2チャージ(3→5)、2ドロー!ゲージ3払い(5→2)バディコール(LP6→7)!<炎獄機龍 クリムゾンブルグ>!]

 

 

炎獄機龍 クリムゾンブルグ/サイズ3/攻9000/防6000/打撃1/2回攻撃/貫通/ソウルガード

 

 

炎斬[クリムゾンブルグの登場時に必殺モンスターの能力を無効にして破壊だ!]

 

 

バルドラゴン"バルバーストスマッシャー‼︎" 破壊!

 

 

炎斬[まだだぜ!<スカーレット・チャージ>!2チャージして、クリムゾンブルグがいれば更に1チャージ!(2→4→5)そしてゲージ3払い(5→2)、クリムゾンブルグに重ねて進化コール!<炎獄超機龍 クリムゾンブルグ"バーニング">]

 

 

炎獄超機龍 クリムゾンブルグ"バーニング"/サイズ3/攻10000/防6000/打撃2/2回攻撃/貫通/ソウルガード

 

ーーー

 

果南[クリムゾンブルグがもう進化した!]

 

鞠莉[Super HI Speed ファイトね!]

 

ーーー

 

千歌[凄い…!]

 

炎斬[行くぜ!バトルだ!]



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全力ファイト!千歌 vs 炎斬

千歌 LP10/ゲージ1

 

ライト:ブレストコロナドラゴン

レフト:無し

センター:無し

 

ーーー

 

炎斬 LP7/ゲージ2

 

ライト:無し

レフト:炎獄超機龍 クリムゾンブルグ"バーニング" ソウル3

センター:無し

 

ーーー

 

炎斬[クリムゾンブルグ バーニングの能力、俺と千歌の空いているモンスターエリアは2ヶ所ずつ合計4ヶ所!パワーアップだ!]

 

 

クリムゾンブルグ バーニング

攻10000→18000

防6000→14000

打撃2→6

 

 

炎斬[行くぜ、バトルだ!クリムゾンブルグの能力でブレストコロナを破壊!]

 

 

ブレストコロナドラゴン 破壊!

 

 

炎斬[これで更に打撃+1!]

 

 

クリムゾンブルグバーニング

打撃6→7

 

 

千歌[打撃…7⁉︎]

 

炎斬[行け!クリムゾンブルグバーニング!]

 

千歌[うわぁぁ!]LP10→3

 

ーーー

 

梨子[たった一撃でライフ3まで…!]

 

鞠莉[やっぱり強いわね…]

 

ルビィ[千歌さん…!]

 

ーーー

 

炎斬[まだ終わらねえぞ、クリムゾンブルグで2回攻撃!]

 

千歌[キャスト!<ドラゴンシールド 青竜の盾>攻撃を無効にしてゲージ+1!(1→2)]

 

炎斬[そうじゃねえとな、ターンエンド!]

 

 

千歌[私のターン!ドロー、チャージ&ドロー(2→3)!ライトにバディコール(LP3→4)!<神速のバルドラゴン>]

 

 

神速のバルドラゴン/サイズ2/攻6000/防3000/打撃2/移動

 

 

千歌[私のライフが6以下でバルドラゴンがいれば、ゲージ2で<ドラゴンフォース"激情の型">解放‼︎]

 

 

ドラゴンフォース"激情の型"/攻6000/打撃2

 

 

千歌[更に<バルサポート>ゲージとライフ+2(3→5)(LP4→6)、レフトに<黒点の竜ブラックドット>!]

 

 

黒点の竜ブラックドット/サイズ1/攻5000/防1000/打撃1

 

 

千歌[私のモンスターエリアが埋まった事でクリムゾンブルグはパワーダウン!]

 

 

クリムゾンブルグ バーニング

攻18000→16000

防14000→12000

打撃5

 

 

炎斬[チッ!]

 

千歌[バトル!ドラゴンフォースとバルドラゴンで連携攻撃!神速のバルドラゴンの能力でライフ+1(LP6→7)、ドラゴンフォースはスタンドする!合計攻撃力12000!]

 

 

ドラゴンフォース激情の型/神速のバルドラゴン

連携攻撃力 12000

vs

クリムゾンブルグバーニング

防12000

 

 

炎斬[ソウルガードだ!]

 

 

クリムゾンブルグバーニング

ソウル3→2

 

 

千歌[ブラックドットで炎斬君に攻撃!]

 

炎斬[ぐぅ!]LP7→6

 

千歌[ドラゴンフォースで攻撃!]

 

炎斬[ぐぁぁ!]LP6→4

 

千歌[ファイナルフェイズ!]

 

炎斬[何⁉︎]

 

千歌[神速のバルドラゴンをコストにゲージ3払って(5→2)必殺コール!<バルドラゴン"グレイトフル・バルラリアット‼︎">!]

 

 

バルドラゴン"グレイトフル・バルラリアット‼︎"/サイズ2/攻11000/防6000/打撃3

 

 

千歌[必殺モンスターで攻撃!ドロップゾーンから太陽竜のカード3枚をデッキ下に置いて必殺モンスターの能力発動!その数だけクリムゾンブルグバーニングを破壊する!]

 

炎斬[何だと⁉︎]

 

千歌[クリムゾンブルグを破壊!1回目!]

 

炎斬[ソウルガードだ!]

 

 

クリムゾンブルグバーニング

ソウル2→1

 

 

千歌[2回目!破壊!]

 

炎斬[耐えろ!ソウルガード!]

 

 

クリムゾンブルグバーニング

ソウル1→0

 

 

千歌[3回目!クリムゾンブルグバーニングを破壊!]

 

 

クリムゾンブルグバーニング 完全破壊‼︎

 

 

炎斬[クリムゾンブルグが、たった1枚で⁉︎]

 

千歌[メインの攻撃!]

 

炎斬[ぐぉぉ!]LP4→1

 

千歌[ドラゴンフォースで攻撃!]

 

ーーー

 

花丸[この攻撃が決まれば!]

 

善子[千歌さんの勝ち!]

 

ルビィ[行ける!]

 

ーーー

 

炎斬[甘いぜ!キャスト!<ドラゴンシールド 緑竜の盾>!(LP1→2)]

 

千歌[ターンエンド!]

 

 

炎斬[俺のターン!ドロー、チャージ&ドロー(2→3)!ライトに<炎龍皇スカーレットブルグ>]

 

 

炎龍皇 スカーレットブルグ

炎龍

サイズ3/攻7000/防5000/打撃2

◼️君のライフが4以下ならこのモンスターの[コールコスト]を払わずにコールできる。

◼️[コールコスト]ライフ2払う

◼️このモンスターの登場時、君のデッキから2枚引く。

◼️君のバトルフェイズ開始時、相手のサイズ2以下のモンスターを1枚を破壊する。

[2回攻撃]

 

 

炎斬[スカーレットブルグの能力で登場時、2ドロー!更にライフ6以下で場にサイズ3のモンスターがいればゲージ2払って(3→1)爆解放‼︎<エンリュウフォース>!]

 

千歌[エンリュウフォース……]

 

炎斬[バトル!]

 

千歌[ブラックドットをセンターに移動]

 

炎斬[アタックフェイズ開始時サイズ2以下のモンスターを破壊する!必殺モンスターを破壊だ!]

 

 

必殺モンスター 破壊!

 

 

炎斬[エンリュウフォースの能力でモンスターが破壊された時、ライフ+1(LP2→3)!次はスカーレットブルグの攻撃だ、ブラックドットに攻撃!]

 

 

スカーレットブルグ

攻7000

vs

ブラックドット

防1000

 

黒点の竜ブラックドット 撃破!

 

 

炎斬[エンリュウフォースの能力でライフ回復(LP3→4)、2回攻撃、スカーレットブルグで千歌に攻撃!]

 

千歌[うぁぁ!]LP7→5

 

炎斬[エンリュウフォースで攻撃!]

 

千歌[キャスト!<ドラゴンシールド 太陽の盾>攻撃を無効にしてゲージとライフ+1!(2→3)(LP5→6)]

 

炎斬[ターンエンドだ!]

 

 

千歌[まだまだ!本当のファイトはここからだよ!]



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最後の決戦!千歌 vs 炎斬

千歌 LP6/ゲージ3

 

レフト:無し

ライト:無し

センター:無し

アイテム:ドラゴンフォース"激情の型"

 

ーーー

 

炎斬 LP4/ゲージ1

 

レフト:無し

ライト:炎龍皇 スカーレットブルグ

センター:無し

アイテム:エンリュウフォース

 

ーーー

 

千歌[私のターン!ドロー、チャージ&ドロー(3→4)!(私の手札には必殺モンスターがある……、だけど必殺モンスターをコールする為のモンスターが場にも手札にもいない…、ここは…) バトル!ドラゴンフォースでスカーレットブルグに攻撃!]

 

 

ドラゴンフォース激情の型

攻6000

vs

スカーレットブルグ

防5000

 

 

炎斬[キャスト!<ラス・オブ・ドラゴン>!スカーレットブルグの防御力+6000!]

 

 

スカーレットブルグ

防5000→11000

 

 

千歌[うっ…ターンエンド]

 

 

炎斬[俺のターン!ドロー、チャージ&ドロー(1→2)!デッキを3枚捨て<炎龍の破壊衝動>2チャージ(2→4)2ドロー!]

 

千歌[ここで手札とゲージを増やした…]

 

炎斬[ふっ…、次はない、このターンで決めるぜ!ゲージ3払い(4→1)スカーレットブルグをソウルにしてコール!<炎獄龍王 クリムゾンブルグ"スカーレット">]

 

 

炎獄龍王 クリムゾンブルグ"スカーレット"

サイズ3/攻10000/防5000/打撃2

◼️【コールコスト】ゲージ3払い、君の<炎龍>のモンスター1枚以上をソウルに入れる。

◼️爆炎の刃"君のアタックフェイズ開始時、相手のモンスター1枚の能力を無効化して破壊する。"

◼️相手の空いているエリアの数、このモンスターの攻撃力+2000/防御力+2000/打撃力+1!

[3回攻撃][移動][ソウルガード]

 

ーーー

 

善子[そんな、このタイミングで⁉︎]

 

曜[とんでもないモンスターを出して来た!]

 

梨子[千歌ちゃん…]

 

ーーー

 

千歌[凄い…、けど私のライフは守り切ってみせる!]

 

炎斬[できるかな?クリムゾンブルグスカーレットは相手の空いているエリアの数だけ攻撃力と防御力+2000/打撃力+1だ!]

 

 

クリムゾンブルグ スカーレット

攻10000→16000

防5000→11000

打撃2→5

 

 

千歌[…⁉︎]

 

炎斬[バトル!クリムゾンブルグスカーレットで千歌に攻撃!]

 

千歌[うぁぁ!]LP6→1

 

炎斬[クリムゾンブルグスカーレットで2回攻撃だ!]

 

千歌[キャスト!<ドラゴンシールド緑竜の盾>!攻撃を無効!(LP1→2)]

 

炎斬[だったら、こいつは耐えられるか!クリムゾンブルグスカーレットの3回攻撃!]

 

千歌[3回攻撃⁉︎]

 

炎斬[こいつで終わりだぁー!]

 

千歌[まだ終わらない!キャスト!<ドラゴンワールド太陽の盾>攻撃を無効にして1チャージ(4→5)、ライフ+1(LP2→3)!はぁ…はぁ…]

 

炎斬[チッ!エンリュウフォースで攻撃!]

 

千歌[うぁぁ!]LP3→1

 

炎斬[ターンエンド…]

 

 

千歌(私が勝つには、このドローしか無い!お願い!)

 

千歌[ドロー!チャージ&……ドロー(5→6)‼︎来た!私はまだ負けてない!諦めない!ライトに<神速のバルドラゴン>を再コール!]

 

 

神速のバルドラゴン/サイズ2/攻6000/防3000/打撃2/移動

 

 

千歌[更に<太陽の恵>ゲージ+2、太陽竜がいれば更にゲージ+1(6→8→9)!行くよ!バトル‼︎]

 

炎斬[そこだ!クリムゾンブルグスカーレットをセンターに移動!]

 

千歌[神速のバルドラゴンとドラゴンフォース激情の型で連携攻撃!ドラゴンフォースをスタンド!バルドラゴンに貫通を与える!合計攻撃力12000!]

 

 

神速のバルドラゴン/ドラゴンフォース激情の型

合計攻撃力12000

vs

クリムゾンブルグ スカーレット

防11000

 

 

クリムゾンブルグ(炎斬、我らの絆の強さを証明する時だ!)

 

炎斬[おうよ!キャスト!<炎龍の絆 ブルグポンド>]

 

 

炎龍の絆 ブルグポンド

◼️君のカード名に<ブルグ>を含むモンスターが攻撃されている攻撃中に使える。

◼️[対抗]そのモンスターを場に残して、そのモンスターの打撃力を君のライフに加える。このカードは1ターンに1枚だけ使える。

 

 

炎斬[クリムゾンブルグを場に残す!そしてクリムゾンブルグの打撃力を俺のライフに加える!(LP4→9)更に、エンリュウフォースの能力でライフ回復!(LP9→10)]

 

千歌[場に残っても、貫通2ダメージ!]

 

炎斬[ぐっ!]LP10→8

 

ーーー

 

鞠莉[でも、炎斬のライフはまだ8あるわ!]

 

果南[千歌に残されているターンは今だけ!]

 

ダイヤ[このターンでライフを0にできなければ千歌さんに勝ちはありませんわ!]

 

梨子[大丈夫です!千歌ちゃんは絶対に勝ちます!]

 

曜[千歌ちゃん!]

 

ーーー

 

炎斬[これで終わりだな?]

 

千歌[まだだよ…、私の手札はまだ1枚残ってる!ファイナルフェイズ‼︎]

 

炎斬[何⁉︎]

 

千歌[ゲージ2払い(9→7)、神速のバルドラゴンをコストに必殺コール!<バルドラゴン"バルソーサー・オーバーラッシュ!">]

 

 

バルドラゴン"バルソーサー・オーバーラッシュ!"/サイズ2/攻11000/防6000/打撃1/貫通

 

 

千歌[行くよ!必殺モンスターとドラゴンフォースでクリムゾンブルグスカーレットに攻撃!ドラゴンフォース激情の型の能力でドラゴンフォースはスタンド!そして私は貫通を得る!連携攻撃力17000!]

 

 

必殺モンスター/ドラゴンフォース激情の型

合計攻撃力17000

vs

クリムゾンブルグスカーレット

防11000

 

 

炎斬[ソウルガード!]

 

 

クリムゾンブルグスカーレット

ソウル1→0

 

 

千歌[ドラゴンフォースと必殺モンスターの貫通!3ダメージ!]

 

炎斬[うがぁぁ!]LP8→5

 

炎斬[エンリュウフォースの能力でライフ回復!(5→6)]

 

千歌[まだだよ!必殺モンスターは太陽竜のアイテムを装備していれば、ゲージ1払ってスタンドする!(ゲージ7→6)]

 

炎斬[何だと⁉︎]

 

千歌[ドラゴンフォースと必殺モンスターで連携攻撃!ドラゴンフォースはスタンドして貫通を得る!]

 

 

炎獄龍王 クリムゾンブルグ"スカーレット" 撃破‼︎

 

 

千歌[貫通!]

 

炎斬[ぐぁぁ!]LP6→3

 

炎斬[エンリュウフォースの能力でライフ回復(LP3→4)]

 

千歌[ゲージ1で必殺モンスターはスタンド!(6→5)]

 

千歌[ドラゴンフォースと必殺モンスターで連携!ドラゴンフォース スタンド!]

 

炎斬[ぐぁぁぁ!]LP4→1

 

千歌[これでトドメ!ドラゴンフォースと必殺モンスターで連携攻撃!

 

炎斬[ふ、俺の負けか…、楽しかったぜ…]

 

千歌[バルソーサー・オーバーラッシュ!]

 

炎斬[ぐぁぁぁぁぁ!]LP1→0

 

司会[決まったー!バディファイト ハイパーカップ!決勝最終戦!勝者 高海千歌 選手!優勝は、チーム 陽射しの海!]

 

 

ルビィ[やった〜!]

 

果南[やったね!]

 

恵美[本当に優勝できた!]

 

ーーー

 

梨子/善子/鞠莉[やった!]

 

曜/ダイヤ/花丸[やった(ずら)(やりましたわ)!]

 

ーーー

 

それから千歌達は閉会式を迎え、賞金300万円を授与された!

 

 

聖良[さすがですね、高海千歌さん…]

 

理亞[珍しいですね、お姉様が褒めるなんて]

 

聖良[私達は認めざるを得ない。千歌さん…いえ、Aqoursは既にラブライブの有力者レベルの域まで達している。私達が乗り越えるべき高い壁に到達しようとしている。]

 

理亞[……、帰って特訓しましょう、お姉様]

 

聖良[うん。……(おめでとうございます。千歌さん)]

 

ーーー

 

[スクールバディチームAqoursですか…]

 

[どう致します?]

 

[……彼女達はまだ芽を生やしたばかり……、もっと実力をつけて成長してもらわないと…ね?]

 

ーーー

 

千歌[炎斬君!]

 

炎斬[千歌…、今回は負けたが、次は俺が勝つぜ]

 

千歌[次も負けないよ!]

 

炎斬[じゃあな、楽しかったぜ]

 

千歌[うん!]

 

 

そう言って、炎斬は街に去っていった

 

 

ダイヤ[真姫さんの別荘へ戻りましょうか、千歌さん]

 

千歌[うん!]

 

 

次の日、恵美は兄の帰りを待つために実家に帰る事を決めて、鞠莉とダイヤに退学届を提出して、去って行った。いつかまた、会おうと約束して…

 

 

これで、千歌達のバディファイトハイパーカップは幕を閉じた!

 

 

炎龍 爆進編 完




炎龍爆進 編
無事 完を迎えました。

最初のテーマは野望とリベンジでしたが、いつのまにか家族や兄妹になっていましたね。

皆さんの満足のいくストーリーになっていたでしょうか?


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真紅の流星 編
Aqours帰還


バディファイトハイパーカップが終わって2日が過ぎた。

私達Aqoursは沼津に帰って来た!すると駅の前には浦女の皆が居て、私達Aqoursを迎えてくれた。

 

 

モブA[千歌ー!曜ー!梨子ちゃーん!]

 

千歌[Aちゃん!皆!]

 

曜[皆、どうしたの!]

 

梨子[何かあった!]

 

モブB[何かあったって、Aqoursは私達浦女のヒーローだからだよ!]

 

Aqours[私達がヒーロー⁉︎]

 

 

皆の話によると、一昨日までのハイパーカップがテレビで中継されていたらしく、皆も先生達も家や学校のテレビで千歌達の活躍を観てたみたい!なんか嬉しいな〜

 

 

それから千歌達は町に出る。すると…

 

 

千歌[…あれ?]

 

鞠莉[千歌っち?どうかした?]

 

千歌[うん、なんか……、変わった気がして…]

 

善子[変わったって、どこが?まさか!私達が居ない間に謎のブラックエリアが町を包み込んで支配しているの…]

 

花丸[そんな事ないずら…]

 

善子[最後まで言わせてよ!]

 

果南[確かに、変わってるって言うのはなんとなく分かる気がする]

 

曜[果南ちゃんも?]

 

梨子[……そっかぁ]

 

ルビィ[何か分かったの?梨子ちゃん]

 

ダイヤ[変わったのは、町の雰囲気ですわ]

 

千歌[うん、電車を降りた時から思ってたけど、いつもより沼津で降りる人達が多かったんだ、だから人通りが多くなったんだよ!活気が出て来たんだよ!]

 

曜[じゃあ、もしかしたら!]

 

千歌[うん!皆!一度学校に行こう!]

 

 

そして千歌達は学校に向かった。そして、部室のパソコンで生徒募集のページを見てみると…

 

浦女入学投票……47人

 

 

梨子[嘘…、これって…!]

 

花丸[浦女の生徒募集数が……]

 

千歌[増えてる…、増えてるよ!投票人数が増えてる‼︎]

 

ダイヤ[鞠莉さん、私達がここを発つ時の人数を覚えて居ますか?]

 

鞠莉[ええ、確か……、35人だったかしら]

 

曜[凄い!それじゃあ12人も増えたんだね!]

 

梨子[ハイパーカップでの頑張りが、こんなに…!]

 

善子[……!]

 

ルビィ[善子ちゃん、少し泣いてる?]

 

善子[な、泣いてないわよ……、けど、結構嬉しい!]

 

千歌[ハイパーカップでの私達の頑張りが、こうして数字で現れてる……、こんなに嬉しい事はないよ!]

 

 

皆、嬉しさに反して涙を溜めている…、それだけ12人という数は多く、そして重い人数なのだ。

 

 

ダイヤ[ですが、この程度で喜んではいられませんわ!まだ50人にも到達していない以上、気を抜いてはいられません!私達バディ部も、近々準備を進めなければいけませんよ!]

 

曜[え?準備って何のです?]

 

ダイヤ[忘れたのですか?浦の星女学院伝統の行事…、<浦女学院祭>ですわ‼︎]

 

8人[そ、そうだったー!]

 

果南[って言ってもダイヤ、今はまだ7月の下旬だよ?]

 

鞠莉[そうね、準備するにはまだ早いわ]

 

ダイヤ[2人共何を言って……、あ、そうでしたわね、今は2度目の夏…でしたわね…]

 

 

そう、今Aqoursが生きている世界は新しく作り変えられた過去の世界、正確には、最初からクリムゾン彗星の存在しなかったという別世界の7月下旬に作り変えられたのだ。元々あった本来の世界の時間では10月上旬だったのだ。

 

 

それから千歌達は大会の疲れを癒すためにそれぞれの家に帰る。

そしてしばらく2度目の夏休みを謳歌する事に決めた。

 

ーーー

 

千歌[ただいま〜!]

 

志満[あら、千歌ちゃん!お帰りなさい]

 

千歌[志満姉!疲れたよ〜]

 

志満[ふふふ、お疲れ様、今日はお手伝いはいいから、ゆっくり休みなさい]

 

千歌[ありがとう!じゃあお風呂入るね!]

 

 

風呂場

 

ガラララ

 

千歌[おっ風呂〜バブルのお風呂〜♪あ…]

 

美渡[よお千歌、帰ったんだ]

 

千歌[うん、ただいま美渡姉]

 

美渡[あ、テレビ観たよ、やるじゃん千歌!正直、見直したよ!]

 

千歌[美渡姉…!うん!]

 

美渡[お風呂、掃除中にしとくから、ゆっくり入りな]

 

千歌[うん!ありがとう!]

 

 

入浴中…

 

 

千歌[ふう〜、生き返る〜…、日本人はやっぱり温泉だよね〜]

 

[ふふふ、まるでおばあちゃんみたいね]

 

千歌[⁉︎ だ、誰かいる⁉︎]

 

[千歌、私よ、私!]

 

千歌[なんだお母さんか…、脅かさないでよ〜]

 

千歌ママ[別に脅かしてはいないわよ、テレビ観たわよ、千歌もAqoursの皆も良く頑張ったわね、おめでとう]

 

千歌[お母さん…、うん、ありがとう!えへへ…今日はありがとうって言ってばかりだ!]

 

千歌ママ[そうなの?ふふふ…、じゃあ私は先に上がるから、ゆっくり休みなさい]

 

ーーー

 

しばらく入浴してから、千歌は部屋に戻ってきた。そして夜ごはんを食べる間もなく、眠りについた。

 

 

 

だけど千歌達はまだ気づかない、これから更に不思議な出来事と新たなる戦いが待っている事を……




多分、新章突入…


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星を眺める少年

内浦の一軒家に1人の少年が住んでいた。

その少年は毎日のように星を眺めていた。

 

 

星野 流(ほしの ながれ)

年齢:17

職業:高校生

趣味:天体観測

髪型:蒼い髪色で、ベリーショート

 

 

彼は通っている高校で悪質な嫌がらせとイジメの影響で自ら高校を休学し、今は引き篭もり生活を送っている。

 

彼には母親がいない、自分が産まれてからしばらく後に容体が急変して亡くなったと父親から教えられた。故に彼には母親の一切の記憶も思い出も無いのだ。

 

 

流は今、家から近い海辺で星を眺めていた。

 

 

流[星は今日も綺麗だな…]

 

[流君、今日も星を見てるの?]

 

流[天音…、良いだろ?別に…]

 

 

彼に話かける少女は

 

 

響 天音(ひびき あまね)

年齢:17

職業:高校生、地元アイドル

趣味:ギターを弾く、流のお世話

髪型:薄いピンク色で、サイドテール、前髪の両サイドが少し長い(言わば触覚)

 

 

彼女は流の幼馴染であり流の唯一の親友

今では、何かと流を心配している。

 

 

天音[まあ別にいいけど、はいこれ!今日のお弁当!]

 

流[別にいいのに…]

 

天音[よくないよ、ちゃんとご飯を食べて元気じゃなきゃ!]

 

流[……ありがとう……ん?何だ?あの紅い星?見た事ないな……]

 

 

流が望遠鏡を覗いた時、一際紅く輝く星が見えた。周りの星よりも2回り大きい…

 

 

天音[え?私にも見せて……、ほんとだ紅い星!綺麗…!]

 

 

2人は紅い星を眺めていた…、いたのだが……

 

 

天音[ねえ流君、心なしか…、紅い星が徐々に大きくなってる気がするんだけど……]

 

流[やっぱり?僕も同じ、まるで近づいて来てるような……]

 

 

瞬間…、空が激しく紅くフラッシュした!

 

 

流[うあ!]

 

天音[きゃ!]

 

 

ーーー

同時刻

 

バディポリス 沼津支局

 

職員[局長!内浦26地区の上空より高周波反応を確認!]

 

局長[何⁉︎ モニターに写してくれ!]

 

 

モニターに映し出されたのは、空を覆う紅いフラッシュだった

 

 

局長[何だ…、これは…]

 

職員[周波数出ました、周波数120⁉︎…に到達しています!]

 

局長[な……、イスルギ君にこの周波数データを送信して、鑑定を頼んでくれ。]

 

職員C[了解!]

 

ーーー

 

流[………!何だったんだ…今の…?]

 

天音[さあ、分からないけど、凄い眩しかったね…]

 

流[ああ、ん?何だ、このカード?]

 

天音[あ、そろそろ帰らないと、明日はミーティングだったんだ!じゃあね!おやすみなさい流君!]

 

流[ああ、おやすみ…]

 

 

流[……僕も帰るか……]

 

ーーー

 

流の家

 

 

流の父[お帰り、流]

 

流[ただいま、父さん]

 

流の父[腹減っただろ?]

 

流[天音から貰った弁当があるから]

 

流の父[そうか、天音ちゃんに礼を言わないとな]

 

流[うん、じゃあ部屋で食べるから]

 

流の父[ああ]

 

 

流の部屋

 

 

流[いったい何だったんだ、あの光は、それにこのカード……]

 

 

流がカードを眺めていると、カードに引き込まれる感覚を覚える

 

流の頭の中でフラッシュバックが起きる、ハッキリとは分からないが、誰かが紅い仮面や紅いドラゴンとファイトをしている……。

 

 

流[今のは…?それに……]

 

 

流の目の前に、ぬいぐるみサイズの紅いドラゴンがいた。

 

 

流[君は……?]

 

紅いドラゴン[我はお前のバディだ……]

 

流[僕のバディ……?]

 

紅いドラゴン[我が名を呼べ]

 

 

流はカードに記されているモンスターの名を呼ぶ

 

 

流[レッド・グリム…?]

 

レッド・グリム[グリムだけでいい、我がバディよ]

 

流[僕は流だ、グリム]

 

グリム[うむ、覚えたぞ 流]

 

 

 

気がついたら朝になっていた、どうやら流はいつの間にか寝ていたらしい……、そして彼の傍らには……昨夜のカードがあった。

 

 

流[このカード…、夢じゃなかったんだ…グリム…]

 

 

 

これから流は知る事になる……、これから自分が過酷な運命を背負う事を……

 



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あり得ない結果…

上空で紅い発光を確認してから一晩が経った…

 

 

バディポリス 沼津支局

 

職員B[イスルギさんから通信が入っています。]

 

局長[繋いでくれ]

 

 

モニター越しにイスルギが映る

 

 

イスルギ[やあ、皆揃っていますね?]

 

サツキ[久しぶりだな、イスルギ]

 

イスルギ[ああ]

 

局長[昨夜のデータ解析は済んだのか?]

 

イスルギ[はい、だが…これは話していい事か……]

 

局長[珍しいな、気が結果報告を渋るとは…]

 

サツキ[教えてくれ]

 

イスルギ[ああ、昨日観測された周波数を解析したのだが、あり得ない結果になった。]

 

サツキ[あり得ない…?]

 

イスルギ[ああ、昨日の周波数データを波グラフ化して解析したところ、ある超高周波グラフと一致したのだ。]

 

局長[超高周波グラフと一致だと?]

 

 

イスルギを映していたモニターの画面が、波グラフの図へと変わり、イスルギの解説が入る。

 

 

イスルギ[まず今回観測された波グラフを超高周波の波グラフに照らし合せてみる]

 

 

2つの波グラフが重なる…

 

 

サツキ[? 一致してないぞ?]

 

イスルギ[ああ、このままならね?だが、今回観測した周波数を15%拡大して引き伸ばすと…]

 

 

2つの波グラフが合わさる

 

 

局長/サツキ/職員[…⁉︎]

 

サツキ[ピッタリ重なる…!]

 

局長[その超高周波数の存在とはいったい⁉︎]

 

イスルギ[我々が思いつく限りで、一番強大で強力な周波数を観測した存在、そしてこの波グラフの正体は……]

 

サツキ[………まさか……!]

 

 

 

イスルギ/サツキ[クリムゾン彗星!]

 

 

 

 

その名を聞いた瞬間、周りが凍りつく……、それもそのはずだ、クリムゾン彗星は<銀河神王 アポカドラス・ゼウス>が起こした奇跡によって消滅し、クリムゾン彗星の存在しない別の過去に作り直されたのだ、当然、消滅したクリムゾン彗星は復活しないはずなのだが……

 

 

サツキ[そんな…、あり得ない⁉︎]

 

イスルギ[そう、あり得ないんだ。だがこうして結果に出ている。]

 

局長[だがいったいどういう事なんだ…]

 

イスルギ[………]

 

サツキ[………]

 

イスルギ[もしくは、クリムゾン彗星の波動に良く似た、全く別の存在…、どちらにしろ、我々の脅威に近い存在だろう]

 

局長[うむ、そして発光体は地点を指定して落下した可能性がある。サツキ君には、その地点に向かってもらいたい!]

 

サツキ[分かりました。]

 

局長[イスルギ君はゆっくり休むといい、寝ていないんだろう?]

 

イスルギ[では、休ませて貰います。]

 

 

 

 

???[クリムゾン彗星……、こいつはいい手柄になりそうだな……]

 

 

ーーー

 

流の部屋

 

 

グリム[流、外には出ないのか?]

 

流[今はまだね…]

 

グリム[そうか]

 

 

[おーい!流君!]

 

 

流[天音?]

 

グリム[流、誰だ?]

 

流[僕の友達だよ]

 

グリム[友達…?なんだ?]

 

流[え、うーん、何て言えば…、まあ、大事な人だよ]

 

グリム[大事……ってなんだ?]

 

流[はぁ…、今は気にしなくていいよ]

 

グリム[うむ]

 

 

天音[流君!早く出てきてよ〜!]

 

 

流[分かってる!今行くよ!あ、そうだグリムはカードに戻ってくれる?]

 

グリム[何故だ?]

 

流[人目につくと色々まずいんだ、頼む]

 

グリム[分かった]

 

 

グリムはカードの中に戻る、そして流は天音の元に行く

 

 

流[悪い、遅れた]

 

天音[もう、いいよ!許す]

 

流[仕事は何時から?]

 

天音[うーんとね…、午後の1時からかな?]

 

流[そっか]

 

天音[ねえ……、今日は街に出てみない?]

 

流[街……行きたいけど…、学校の奴らに会いたくない…]

 

天音[流君……、ずっと逃げてるままでいいの?]

 

流[………うるさいな…]

 

天音[ごめんね…]

 

流[僕こそ……ごめん……]

 

グリム(うん?)

 

 

流のデッキからグリムが出てくる。

 

 

グリム[流…!]

 

流[グリム⁉︎]

 

天音[え⁉︎な、何?この子⁉︎]

 

流[え、あ、いや!これは…、グリム、カードから出るなって言ったろ!]

 

グリム[流!誰かが近づいて来る、とても強い欲望を持った者だ…]

 

流[強い欲望……?]

 

[おい!お前!]

 

 

その時、流達は4~5人の男達に呼び止められた。

 

 

天音[い、いったい何ですか?]

 

???[我々はバディポリスだ!]

 

流[バディ…ポリス…?]

 

???[お前が連れているそのモンスターは危険な存在だ、引き渡してもらうぞ!]

 

流[グリムが、危険?]

 

???[そうだ、さあ渡すんだ!]

 

天音[流君、いったいどういう事?]

 

流[………]

 

グリム[流、我はお前の元を離れる気はない…]

 

流[グリム……、うん!すみませんが、グリムを渡す気はありません!]

 

???[そうか…、ならば力尽くだ!]

 

 

[バディファイトヴィジョン、強制始動…]

 

 

流[こ、これは…⁉︎バディファイトヴィジョンが勝手に!]

 

???[さあ、これで逃げられないぜ?俺の名はマサダ、さあファイトだ!]

 

流[くっ…]

 

グリム[流、我はお前のバディだ……戦おう]

 

流[……分かった…一緒にファイトしよう、グリム!]




数えたらもう8章目ですよ。
皆さんの応援の賜物ですね。

新章タイトル決まりました(仮)
もしかしたら変わるかも


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紅い流星レッド・グリム

[バディファイトヴィジョン、強制始動…]

 

 

流[こ、これは…⁉︎バディファイトヴィジョンが勝手に!]

 

???[さあ、これで逃げられないぜ?俺の名はマサダ、さあファイトだ!]

 

流[くっ…]

 

グリム[流、我はお前のバディだ……戦おう]

 

流[……分かった…一緒にファイトしよう、グリム!]

 

 

流[真紅に輝く星の光よ、僕に力を!ルミナイズ!<スカーレット・スター>]

 

マサダ[どんな奴であろうと、俺の力で制圧する!ルミナイズ!<ストロング・タイホ>]

 

 

オープンTHEフラッグ

 

 

流[スタードラゴンワールド]

 

マサダ[デンジャーワールド]

 

 

マサダ[俺のターン、チャージ&ドロー(ゲージ2→3)、ゲージ3払い(3→0)いきなりバディ変身(LP10→11)!<凶暴刑事 バーサーク・デカ>]

 

 

凶暴刑事 バーサーク・デカ

デンジャーW/ヒーローW

アーマナイト/ダークヒーロー

サイズ3/攻7000/防4000/打撃2

◼️【コールコスト】ゲージ3払う

◼️強制逮捕"【対抗】相手のモンスターが登場した時、君のライを1払う、そうしたら相手のモンスター1枚をレストする。この能力は1ターンに1回だけ使える。"

◼️レストしている相手のモンスターが2枚以上なら、このカードは【貫通】を得る。

【2回攻撃】【ライフリンク3】

 

 

マサダ[行くぞ!バーサークデカで攻撃!]

 

流[ぐぁ!]LP10→8

 

マサダ[ターンエンド!]

 

 

流[分かる…、初めて使うカードなのに、頭の中に流れ込んでくる…。僕のターン!ドロー、チャージ&ドロー(2→3)!ライトにコール<流星 ヴォルフ>]

 

 

流星 ヴォルフ

流星

サイズ2/攻10000/防2000/打撃2

◼️このカードが攻撃した時、君のデッキから3枚をドロップゾーンに置く、君の<流星>のカード1枚の打撃力を+1!

 

 

マサダ[なんだありゃ、流星?知らない属性だぞ…]

 

流[さらに、デッキから2枚ドロップゾーンに置いて、ゲージ1払い(3→2)バディファイナライズ(LP8→9)!<紅い流星 レッド・グリム>!]

 

 

紅い流星 レッド・グリム

流星

サイズ2/攻7000/防3000/打撃2

◼️【コールコスト】ゲージ2払う

◼️君がこのカードにファイナライズしているなら、このカードは破壊されない。

◼️【真紅流星撃】このカードの攻撃時、ドロップゾーンの<流星>3枚をデッキの下に置いてよい。置いたらそのターン中このカードは相手のモンスター全てに攻撃できる。更に君がこのカードに【ファイナライズ】しているならこのカードは【3回攻撃】を得る。

【ファイナライズ】(デッキから2枚をドロップゾーンに置き、ゲージ1払う。)

 

 

ーーー

 

どっかの研究所

 

[お父様、静岡県の沼津辺りから昨晩によく似た高出力エネルギーを確認しました。]

 

ヒロミ[そぉかそぉかぁ〜、どれどれ〜〜!うぅぅぅん!素晴らしい数値だぁ〜!そそるねぇ〜〜!さすが IA ちゃん〜〜!いい見つけ物をしましたぁ!偉いでちゅよ〜〜!]

 

IA[おそれ要ります。ではどう致しましょう、お父様]

 

ヒロミ[ん〜〜、それじゃぁ〜〜現場に行ってくれまちゅか〜〜!そのエネルギー体を捕まえてらっしゃ〜〜〜い!]

 

IA[了解。システム起動、自動AIファイター[イムート]に命令、転送したエネルギー反応地点に向かい、対象を捕獲せよ…]

 

イムート[任務了解、命令を実行します。]

 

 

研究所のハッチが開き、そこからイムートが出撃した。

 

 

IA[システム正常、イムート出撃しました。]

 

ヒロミ[はいはーい!ごくろ〜〜〜!]

 

ヒロミ(まじめ声)[さーて、楽しくなるかな?]

 

ーーー

 

流の身体は紅いウロコに覆われて、紅いドラゴンの様な仮面とドラゴンの様な爪が生える…、その姿は 真紅の龍人

 

 

マサダ[な、なんだこれは⁉︎]

 

ーーー

 

天音[流……君……?]

 

ーーー

 

流[なんだ…、身体の奥から溢れ出るこの力は……、バトルだ!]

 

マサダ[やらせん、バーサークデカの能力!ライフ1払い(LP 11→10)、流星ヴォルフをレスト!強制逮捕だ!]

 

 

流星ヴォルフ レスト

 

 

流[ならば、僕の能力でドロップゾーンの<流星>3枚をデッキの下に置く!バトル!レッドグリムで攻撃!]

 

マサダ[ぐぁ!]LP 10→8

 

流[2回攻撃!レッドグリムでもう一度攻撃!]

 

マサダ[うがぁ!]LP8→6

 

流[3回目の攻撃!]

 

マサダ[何だと⁉︎ぐぉお!]LP6→4

 

流[ターンエンド……]

 

 

マサダ[な、何て奴だ…、俺のターン、ドロー、チャージ&ドロー(0→1)、<凶暴な捜査犬 タイホ・ドッグ>をレフトとライトにコール!]

 

 

凶暴な捜査犬 タイホ・ドッグ

アーマナイト/ダークヒーロー

サイズ1/攻4000/防2000/打撃1

◼️相手のカードが2枚以上レストしているなら、このモンスターは【2回攻撃】を得る。

◼️君が【変身】しているなら、このモンスターの攻撃力を+2000!

【移動】

 

 

マサダ[行くぞ!バトルだ!タイホドッグでファイターに攻撃!打撃1!]

 

流[くっ]LP9→8

 

マサダ[タイホドッグは相手のカードが2枚以上レストしているなら、2回攻撃できる!行け!]

 

流[うっ]LP8→7

 

マサダ[タイホドッグはまだ居るぜ!2体目のタイホドッグで攻撃!]

 

流[ふぅ]LP7→6

 

マサダ[2回攻撃!]

 

流[……]LP6→5

 

マサダ[バーサークデカで攻撃!]

 

流[キャスト!<マーズバリア>攻撃無効!]

 

マサダ[バーサークデカの2回攻撃だ!]

 

流[キャスト!<流星のバリア>]

 

 

流星のバリア

◼️相手の攻撃中に使える。

◼️【使用コスト】君のデッキから2枚ドロップゾーンに置く。

◼️その攻撃を無効化する。更に、君の場に<流星>があれば、君のデッキから1枚ゲージに置いて、ライフ+1!

 

 

流[攻撃を無効化して、場に<流星>があれば、1チャージ(2→3)、1ドロー!]

 

マサダ[ターンエンドだ…]

 

流[僕のターン、ドロー、チャージ&ドロー(3→4)!このままバトル!]

 

マサダ[タイホドッグをセンターに移動!]

 

流[流星ヴォルフでセンターに攻撃!攻撃時、デッキから3枚ドロップしてする!行け!]

 

 

流星ヴォルフ

攻10000

vs

タイホドッグ

防2000

 

タイホドッグ 撃破!

 

 

流[ヴォルフの能力で、レッドグリムの打撃+1、レッドグリムでバーサークデカに攻撃!デッキから3枚捨てる。打撃3!]

 

マサダ[ぐぁぁ!]LP4→1

 

流[レッドグリムで2回攻撃!]

 

マサダ[キャスト!<お前の技は見切った!>攻撃を無効化!]

 

流[まだだ、レッドグリムは3回攻撃できる!攻撃!]

 

マサダ[うがぁぁぁ!]LP1→0

 

流[僕の勝ちです。]



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流の苦悩

流[まだだ、レッドグリムは3回攻撃できる!攻撃!]

 

マサダ[うがぁぁぁ!]LP1→0

 

流[僕の勝ちです。]

 

 

流がファイナライズしたままマサダに近寄る

 

 

マサダ[ヒイッ!よ、寄るなぁ!ば、化け物!]

 

流[……!……化け……物……?]

 

マサダ[そ、そうだ!お前の姿を見てみろ!]

 

流[天音……、僕は、化け物かい?]

 

天音[そんな事……ないよ?]

 

流[そうだよな…]

 

天音[ヒッ……]ビクッ

 

 

流が天音に向き直ると、天音が少し後ずさり小さく震える。

 

 

天音[あ、今のは違うの……⁉︎ 流君…]

 

流[ぐっ……うぅ……、うぁぁぁぁ!]

 

 

流はそのまま何処かへ去っていってしまった

 

その後、現場にサツキが到着して、マサダや天音は事情聴取を受けた

 

 

天音[流君……]

 

ーーー

 

バディポリス 沼津支局

 

 

サツキ[このっ、馬鹿野郎‼︎]

 

マサダ[ヒィ‼︎す、すみませんでした、サツキさん…!]

 

サツキ[僕が怒っているのは容疑者に逃げられたからじゃない!君達が勝手な行動を取ったからだ!]

 

マサダ達[……]

 

サツキ[全く…、現場にいた女の子から聞いたよ、君は話しも聞かず、強制的にバディファイトを仕掛けたそうじゃないか]

 

マサダ[うっ……]

 

サツキ[君達はバディポリスの事を何か勘違いしてるようだね、バディポリスがファイトするのは、容疑者がどうしても話を聞かない時や、容疑者がかなりの凶悪犯だった場合の最後の手段としてファイトするんだ。ましてやバディファイトヴィジョンで強制ファイトするなんて……、君がやってる事はそこらのチンピラと同じ事だ!]

 

マサダ[はい……、すみませんでした…!]

 

サツキ[反省したならいい、とにかく局長に話して処分を決めてもらった結果、1ヶ月の謹慎だそうだ。これでも大目に見てもらった方だからな…]

 

ーーー

 

流の部屋

 

 

流[結局、部屋に戻って来たな…]

 

(よ、寄るなぁ!ば、化け物!)

 

流[化け物……、今はいくらか戻ったけど……ファイトする度に化け物になるのか…?]

 

 

流の皮膚にはまだ紅い龍のウロコがついていた…、鏡を見ても完全に戻りきっていない…グリムと同化したままだった…

 

 

グリム(流、化け物とは何だ?)

 

流[……嫌われ者って事だよ…]

 

グリム(嫌われ者?……我のせいか…)

 

流[違うよ…]

 

 

コンコン

 

父[流、入っていいか?]

 

流[ごめん父さん、今は部屋に入って欲しくない…]

 

父[そうか、さっきな……バディポリスが話を聞きに来たんだ]

 

流[そう、最近物騒だからね]

 

父[流、今夜も星を観に行くんだろ?]

 

流[……うん……]

 

父[出かける時は、気をつけるんだぞ?]

 

流[分かった、ありがとう父さん]

 

 

父が部屋から離れていく

 

 

流[こんな姿、父さんには見せられない……、バディポリスも僕を探しているはずだ、やっぱり天音にも、父さんにも迷惑は掛けられないな……]

 

ーーー

 

翌朝

 

天音(流君、ちゃんと帰って来たのかな?昨日の事、謝らないと……)

 

 

流の家の玄関

 

天音[おじゃまします!]

 

父[やあ、天音ちゃん]

 

天音[おはようございます。お父さん、流君はいますか?]

 

父[流は、もう居ないよ…、こんな手紙を残して行ってしまった。]

 

天音[手紙?]

 

 

天音が手紙を見る。

 

 

僕はしばらく家を出る。多分しばらくは帰らないと思う。バディポリスも探しに来たみたいだし、父さんや天音には迷惑はかけられないから……、あと、今の自分を見つめ直したいんだ。心配はいらない、どうか僕を探さないでくれ。 流より。

 

 

天音[そんな…、流君…!お父さんは、流君を探そうとしないんですか⁉︎]

 

父[私は、流を信じているよ、何があったかは知らないが……、男の子なら誰でも一度は1人旅をしたくなるものさ…、自分で答えを見つけたら、帰って来るよ。そう信じてる]

 

天音(そうか、お父さん知らないんだ…、今の流君のこと……)

 

天音[この手紙、預かっていいですか?]

 

父[ああ構わないよ。流の事、頼むよ……?]

 

天音[はい!]

 

天音(とは言っても……、どうしよう、バディポリスには……、相談なんて勿論できないし……あと頼れるのは……)



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天音の依頼

流は父親に迷惑はかけまいと、置き手紙を残して家を出た。今の彼は人間の姿を保ってはおらず、紅い竜のモンスター<レッド・グリム>と同化したままである。

 

 

流[勢いで決めて出て来たけど…、これからどうしたものか……]

 

 

流は帽子を深く被り、夏にもかかわらず、長袖のシャツとズボンを履いている。他の人から異様な視線を感じる。だから流はなるべく日陰を歩きながら足早になる。

 

 

流[うぅ…、周りの視線が……]

 

ーーー

 

イムート[任務変更、捕獲対象が移動した為、追跡に移ります。捕獲対象との接触まで、後10分……]

 

ーーー

 

人目の少ない海岸

 

 

流[ふぅ…、ここなら人目がないかな…?]

 

グリム(なぜ、人目を避けて行動する?)

 

流[君と同化してるからだよ、周りから見たら僕は化け物だからね]

 

グリム(そうか……、ん?)

 

流[ん?何だこの音、何か来る!]

 

 

流が気付いた時、海の向こうから高速で何かが岸に降り立った…

 

 

流[何だあれ?人?]

 

グリム(流、奴から生命力を感じない…)

 

流[え?ロボットか何かって事……?]

 

イムート[捕獲対象を確認、これより捕獲を開始します。]

 

流[な、何だ?]

 

イムート[バディファイトシークエンスに移行、バディファイトにより捕獲対象を制圧します。さあ、デッキを構えてください]

 

流[な、何を言ってるんだ?捕獲って僕をか!]

 

イムート[はい、あなたを捕獲せよと命令を受けているので、実行します。拒絶するのであれば、強制的にバディファイトヴィジョンを起動します。]

 

流[つまり、逃げ道は無いって事か……、やるしか無い!]

 

 

流[真紅に輝く星の光よ、僕に力を!ルミナイズ!<スカーレット・スター>]

 

イムート[バディファイトシステム起動、これよりバディファイトにより制圧を開始します。ルミナイズ]

 

 

オープンTHEフラッグ

 

 

流[スタードラゴンワールド]

 

イムート[ザ・サイバース]

 

 

ザ・サイバース

フラッグ

◼️君は<サイバース>のカードを使える。

◼️君の最初の手札は5枚/ゲージは2枚/ライフは10から始める。

◼️君は場にサイズの合計が40になるまでモンスターを置ける。

 

ーーー

 

IA[お父様、イムートが捕獲対象と接触、ファイトを開始しました。]

 

ヒロミ[う〜〜〜ん!さぁ〜〜〜て、楽しいショー〜〜を見させてもらいましょうかね〜〜〜!IAちゃんも一緒に見まちょ〜〜〜ねぇ〜〜]

 

IA[はい、お父様]

 

ーーー

 

同時刻

 

Aqoursはいつ開催されるか分からないバディファイトのイベントに備えてバディ部室に集まっていた。

 

 

鞠莉[それじゃ、アストライオスで〜……]鞠莉のスマホが鳴る

 

鞠莉[あ、ごめんね〜]

 

果南[鞠莉、ファイト中はマナーモードにしときなよー!]

 

鞠莉[ごめんてば〜、ピッ もしもし?あら天音ちゃん!久しぶりね〜、うん……、うん……、え?今裏の星に居るけど……、今から?良いけわよ……、あ、お友達も居るけど良い?……OK、じゃあ待ってるから!]ピッ

 

千歌[誰から?]

 

鞠莉[中学時代の友達よ、ダイヤと果南も覚えてるでしょ?響 天音ちゃん!]

 

果南[響 天音?居たかな〜]

 

ダイヤ[中学の時は私と果南さんは、鞠莉さんとは別のクラスでしたからね…]

 

ルビィ[鞠莉さん!今、響 天音って言いましたか⁉︎]

 

鞠莉[ええ、言ったけど……]

 

花丸[ルビィちゃん、知ってるずら?]

 

ルビィ[知ってるも何も、響 天音さんって言ったら今売り出し中の地元のアイドルバディファイターだよ!]

 

曜[あ〜、でも聞いた事はあるかも]

 

千歌[あ、昨日のテレビで見たかも]

 

 

天音[着いた、ここが裏の星女学院…]

 

モブB[何か御用ですか?]

 

天音[あ、あの…、小原鞠莉ちゃん、居ますか?]

 

 

コンコン

 

モブB[鞠莉さん、お客さん来てますよ?]

 

鞠莉[うん、通して!]

 

天音[失礼します。]

 

 

鞠莉[ほんとに久しぶりね天音ちゃん!]

 

天音[うん!鞠莉ちゃん!]

 

鞠莉[あ、紹介するわね?この子、中学の友達で私の親戚の響 天音ちゃんよ!]

 

天音[響 天音です。]

 

鞠莉[そしてこの子達がスクールバディチームのAqoursの皆よ!]

 

 

それから、Aqoursは全員自己紹介を済ました。

 

 

鞠莉[それで、相談って何かしら?]

 

天音[相談…って言うか、お願いと言うか……、その、探してほしい人が居るの!]

 

千歌[探してほしい人?]

 

梨子[警察には相談できないんですの?]

 

天音[警察はダメです!大事にはしたくないし、それに……]

 

 

天音は詳しく説明をした。

 

 

果南[なるほどね、じゃあ、流君だっけ?彼はバディポリスに目を付けられていて…]

 

ダイヤ[迷惑をかけられないから…と、置き手紙を残してどこかへ行ってしまった。と言う事ですね?]

 

天音[はい…]

 

花丸[うーん、どうするずら?]

 

善子[どうするって……]

 

天音[ぶしつけなお願いだと分かってるけど、でも……]

 

千歌[探そうよ、皆!]

 

梨子[千歌ちゃん?]

 

千歌[困ってる人は放っておけないよ!それに、鞠莉ちゃんのお友達なら、尚更だよ!]

 

8人[………]

 

曜[それもそうだね!探そう、皆!]

 

果南[千歌ならそう言うと思ってた、良いよ、協力するよ!]

 

ダイヤ[そうですわね、他ならぬ鞠莉さんのお友達のお願いは、断れませんね]

 

ルビィ[ルビィも協力します!]

 

善子[このヨハネが、力添えを致しましょう]

 

花丸[ずら!]

 

天音[あ……、皆さん、探してくれるんですか?]

 

鞠莉[当然よ!あなたのボーイフレンドを私達も探してあげるわ!]

 

天音[……ありがとうございます!]

 

千歌[じゃあ早速、流君を探しに行こう!]




Aqoursの登場までに3〜4話ぐらい跨いだのは初ですね


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ザ・サイバースの脅威

天音と父親に迷惑をかけまいと家出した星野 流は人目を気にしながらも、人目の少ない海岸に来ていた。だが直ぐに流の周波エネルギーを感知した人工知能搭載AIファイター イムートに見つかり、自身の捕獲をかけた強制ファイトをすることに……!

 

ーーー

 

流[スタードラゴンワールド]

 

イムート[ザ・サイバース]

 

 

ザ・サイバース

フラッグ

◼️君は<サイバース>のカードを使える。

◼️君の最初の手札は5枚/ゲージは2枚/ライフは10から始める。

◼️君は場にサイズの合計が40になるまでモンスターを置ける。

 

 

流[何だ?知らないフラッグだ……]

 

イムート[私のターンです。チャージ&ドロー(ゲージ2→3)、<S・(サイバース)システミックダガー>をセンターにコール]

 

 

S・(サイバース)システミックダガー

ドラゴンW

サイバース/武装騎竜

サイズ2/攻6000/防1000/打撃2

◼️このモンスターが登場した時、君のデッキから1枚ゲージに置いて、カードを1枚引く

◼️<S・(サイバース)コード>(君の場のサイズの合計が5以上)

このモンスターの防御力を+5000!

 

 

イムート[S・システミックダガーの能力で1チャージ(3→4)、1ドロー!レフトに<S・(サイバース)オーガ>をコール]

 

 

S・(サイバース)オーガ

デンジャーW

サイバース/アーマナイト

サイズ2/攻5000/防1000/打撃1

◼️<S・(サイバース)コード>(君の場のサイズの合計が4以上)

このモンスターの打撃力+2!

S・(サイバース)エリア:1】(君のモンスターは全てこの能力の指定数だけサイズに加える)

 

 

イムート[S・(サイバース)エリア:1の能力で私の場のモンスターのサイズを1増やす。]

 

 

S・システミックダガー/サイズ2→3

 

S・オーガ/サイズ2→3

 

 

 

イムート[バトル開始、Sオーガで攻撃!このカードは場のサイズの合計が4以上なら打撃3になる。]

 

流[うぐぅ…]LP10→7

 

イムート[先攻は1回しか攻撃できないので、ターンエンド]

 

 

流[僕のターン、ドロー、チャージ&ドロー(2→3)!ライトに<流星 イスガル>をコール!]

 

 

流星 イスガル

流星

サイズ1/攻5000/防3000/打撃2

◼️このカードが攻撃した時、君のデッキから2枚ドロップゾーンに置く。君のライフ+1!

 

 

流[ゲージ1払い(3→2)、レフトに<流星 スターイーグル>をコール]

 

 

流星 スターイーグル

流星

サイズ2/攻6000/防3000/打撃2

◼️【コールコスト】ゲージ1払う

◼️このカードが登場した時、君のデッキから1枚このカードのソウルに入れる

◼️このカードが攻撃した時、ドロップゾーンの<流星>1枚をデッキの下に戻す。相手のカード1枚の防御力をー3000

【貫通】【ソウルガード】

 

 

イムート[属性:流星を検索……、スタードラゴンワールドの属性に該当無し……]

 

ーーー

 

ヒロミ[りゅうぅ〜〜〜せいぃ〜〜?この私が知らない属性ですと〜〜〜!]

 

ーーー

 

流[スターイーグルにデッキから1枚ソウルイン!]

 

 

スターイーグル

ソウル0→1

 

 

流[行くぞ!バトル]

 

イムート[S・システミックダガーは、場のサイズの合計が5以上なら防御力+5000です。]

 

 

S・システミックダガー

防御力1000→6000

 

 

流[流星スターイーグルでS・システミックダガーを攻撃!デッキから<流星>1枚をデッキの下に戻し、システミックダガーの防御力を3000下げる!]

 

 

流星スターイーグル

攻6000

vs

S・システミックダガー

防6000→3000

 

S・システミックダガー 撃破!

 

流[貫通!]

 

イムート[ぐ…]LP10→8

 

流[流星イスガルで攻撃!デッキから2枚捨ててライフ+1(LP7→8)打撃2!]

 

イムート[うぐっ]LP8→6

 

流[ターンエンド]

 

 

イムート[私のターン、ドロー、チャージ&ドロー(4→5)、ゲージ1払い(5→4)ライトにコール!<S・ドラムバンカー>]

 

 

S・ドラムバンカー

ドラゴンW

サイバース/武装騎竜

サイズ2/攻7000/防5000/打撃3

◼️【コールコスト】ゲージ1払って、君のデッキから1枚をこのカードのソウルに入れる。

◼️<S・コード>(君の場のサイズの合計が5以上)

このカードのソウルが減った時ライフ1払う、相手のサイズ2以下のモンスター1枚を破壊する。

【貫通】【ソウルガード】【S・エリア:1】(君の場のモンスター全てのサイズ+1する。)

 

 

イムート[センターに<S・ガエルゴルガ>をコール!]

 

 

S・ガエルゴルガ

デンジャーW

サイズ2/攻6000/防3000/打撃3

◼️このモンスターはセンターにしかコールできない。

◼️<S・コード>(君の場のサイズの合計が7以上)

このモンスターの打撃力を+1して、【貫通】を得る。

【S・エリア:1】

 

 

イムート[S・オーガとS・ガエルゴルガのS・エリアにより私のモンスター全てはサイズアップします。]

 

 

S・ガエルゴルガ(Sエリア:1) サイズ2→3→4

S・オーガ(Sエリア:1) サイズ2→3→4

S・ドラムバンカー サイズ2→3→4

 

 

流[サイズ合計……12……⁉︎]

 

イムート[バトル、Sオーガでファイターに攻撃!Sコードにより打撃3!]

 

流[ぐぁ!]LP8→5

 

イムート[Sドラムバンカーでファイターに攻撃!打撃2]

 

流[うぁぁ!]LP5→3

 

イムート[トドメです。Sガエルゴルガでファイターに攻撃!Sコードにより打撃4です。]

 

流[ぐぅ…]



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流 vs イムート

イムート[バトル、Sオーガでファイターに攻撃!Sコードにより打撃3!]

 

流[ぐぁ!]LP8→5

 

イムート[Sドラムバンカーでファイターに攻撃!打撃2]

 

流[うぁぁ!]LP5→3

 

イムート[トドメです。Sガエルゴルガでファイターに攻撃!Sコードにより打撃4です。]

 

流[ぐ…、キャスト!<流星のバリア>攻撃を無効化して、場に流星があれば、ゲージ+1(2→3)、ライフ+1(3→4)]

 

イムート[ターンエンドです。]

 

ーーー

 

Aqoursは響 天音の依頼を受けて、流を探していた。探し方は3人3人4人のグループで探している。

 

千歌、鞠莉、天音

 

鞠莉[ねぇ天音ちゃん、流君が行きそうな所って分かる?]

 

天音[流君が行きそうな…、流君は星を見るのが好きなの、だから綺麗に星が見える場所に行ったはず…]

 

千歌[綺麗に星が見える場所……?]

 

鞠莉[なら、プラネタリウムに居るんじゃない?]

 

千歌[プラネタリウム?浜松科学館とかかな?]

 

天音[いえ、流君はプラネタリウムとか行かないと思うよ]

 

千歌[え?どうして?]

 

天音[流君はプラネタリウムとか人工的な星よりも、空に浮かぶ自然の星を見るのが好きなの、だからアクアリウムとかには行かないんだって…]

 

千歌[そうなんだ…]

 

 

その時、千歌のデッキのドラゴンフォースが輝く

 

 

鞠莉[これは⁉︎]

 

千歌[ドラゴンフォースが⁉︎]

 

 

そしてドラゴンフォースの光が千歌達を導くように伸びていく。その現象は別の場所で流を探していた曜と梨子のドラゴンフォースにも起こった。

 

 

千歌[ドラゴンフォースが……]

 

 

千歌/曜/梨子[私達を導いてる!]

 

 

そして全員、ドラゴンフォースの光が差す方へ走り出す!

 

ーーー

 

ヒロミ[イムートよ、すぐ〜〜に、ケリをつけてはいけませんよ〜〜〜!そのボーイの本当の力を引き出させるのだ〜〜〜〜]

 

ーーー

 

イムート[了解、あなたのターンです。]

 

流[僕のターン!ドロー、チャージ&ドロー(3→4)!]

 

グリム(流、なぜ我を使わない?)

 

流[君を使うと、君と同化したまま、戻れなくなるかもしれない……、それが怖いんだ…]

 

グリム(そうか…、だが我はお前のバディだ、共には戦わせてくれ。)

 

流[グリム…、分かった。ゲージ2払い(4→2)ライトにバディコール(LP3→4)!<紅い流星 レッド・グリム>!]

 

 

流星スターイーグル 生滅

 

 

流[更に、センターに<流星 ロブ・スター>をコール]

 

 

流星ロブ・スター

流星

サイズ0/攻4000/防1000/打撃1

◼️[対抗]このモンスターを破壊する。そうしたら君の<流星>のカード1枚を打撃力+1してスタンドする。

 

 

流[バトル!レッドグリムで攻撃!能力でドロップの<流星>3枚をデッキの下に戻し、全てのモンスターに攻撃!真紅流星撃!]

 

イムート[Sドラムバンカーのソウルガード]

 

 

S・ガエルゴルガ 撃破!

S・オーガ 撃破!

S・ドラムバンカー ソウル1→0

 

 

イムート[Sドラムバンカーの能力は場のサイズ合計5以上でなければ使えない……]

 

流[流星イスガルで攻撃!ドロップから2枚デッキの下に戻してライフ回復(LP4→5)!]

 

イムート[うぐぅ]LP6→4

 

流[流星ロブスターで攻撃!打撃1]

 

イムート[ぐ…]LP4→3

 

流[ロブスターの能力、自身を破壊して、レッドグリムをスタンド!]

 

イムート[⁉︎]

 

ーーー

 

千歌[あ!あそこでファイトしてる!]

 

天音[……流君…!]

 

鞠莉[あの人が?]

 

それから皆、ドラゴンフォースに導かれて集まった。

 

ーーー

 

流[更に、レッドグリムの打撃を3にする!レッドグリムでファイターに攻撃!]

 

イムート[ぐぁぁぁ!]LP3→0

 

 

イムート[イムート…システム停止します…]

 

流[はぁ……]

 

天音[流君‼︎]

 

流[天音……!ど、どうして⁉︎]

 

天音[天音、どうしても何もないよ!]

 

 

天音が近づこうとすると…

 

 

流[ダメだ!]

 

天音[ビクッ]

 

流[ごめん…、今は来ないでくれ……]

 

天音[流君、まだあの人の言葉を気にして……]

 

 

流が後ろを向こうとした時、突風が吹いて流が被っていた帽子が吹き飛ぶ、すると帽子で隠れていた素顔が露わになる……

 

その姿に皆 驚愕する。顔半分は人間だが、もう半分は紅い竜のような仮面に覆われている……更に、首筋などには紅い竜のウロコが少し見えている。

 

 

流[……、分かるだろ?この姿、僕はもう化け物なんだ。]

 

 

そう言って流は走り去ってしまった‥…。

 

 

天音[あ、待って!流君…きゃっ!]ドサッ

 

千歌[天音ちゃん⁉︎]

 

天音[流君……、どうして…?うぅ…グスッ……]




この後の事、まったく思いつかないな……

何かアイデアがあれば活動報告(皆で創りたい物語)にください。


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帽子をとる勇気

江川ヒロミは機能を停止したイムートを回収しに、海岸に来ていた。

 

ヒロミ[ああぁ〜〜〜私のイム〜〜トぉぉ!お前の回収データは無駄にはしないよ〜〜〜…、さぁーて、IAちゅわ〜〜〜ん!この子をスクラップにしちゃいなさ〜〜〜〜い!]

 

IA[はい、お父様]

 

ヒロミ[あ!後ぉ〜、ここ沼津に研究所を構えますよ〜〜〜〜!もぉっと詳しく、彼を観察したいですからねぇ〜〜!]

 

IA[了解しました。]

 

ーーー

 

天音とAqoursは流を見つけたが、流は皆の前から逃げるように走り去ってしまう。

 

 

十千万

 

天音[流君……]

 

花丸[天音ちゃん、落ち込んじゃったずら…]

 

ダイヤ[無理もありません、思い人があのような姿になってしまっては……]

 

果南[ダイヤ……!]

 

鞠莉[元気出して、天音ちゃん]

 

天音[鞠莉ちゃん…ウゥ……グスッ……]

 

梨子[これから、どうしよう]

 

曜[う〜ん……]

 

千歌[探そう…もう一度……!]

 

ルビィ[もう一度探す?]

 

千歌[うん、もう一度、会おう]

 

善子[もう一度会うったって、あっちが逃げていくのよ?]

 

千歌[逃げたらまた追いかければいい!とにかく流君に会う事が大事だよ!]

 

梨子[会ってどうするの?]

 

千歌[ファイトするんだよ!]

 

善子[ええ⁉︎]

 

千歌[自分の気持ちを伝えるには、やっぱりファイトが1番だよ、バディファイトで話を聞いてもらうの!]

 

ルビィ[バディファイトで…]

 

花丸[話をするずら?]

 

果南[ふふふ…、千歌らしいね]

 

ダイヤ[でも、現実的です。]

 

曜[ヨーソロー!じゃあまた探しに行くであります!]

 

鞠莉[天音ちゃん、行きましょう]

 

天音[うん、ありがとう皆!]

 

 

千歌達はまた流を探しに出る、今度こそ流と話をする為に!

 

ーーー

 

流は人気の少ない公園のベンチに座っていた。

 

 

流[はぁ……、結局逃げちゃったな…、怒ってるよな…天音…]

 

[なあ]

 

流[あ、何でしょう…]

 

[隣、座っていいか?]

 

流[はい、どうぞ]

 

流(何だ…?この人…)

 

[お前、こんな暑い日に長袖とズボンで大丈夫かよ?]

 

流[大丈夫…です……。]

 

[そうか?でも、帽子くらいはとってもいいんじゃねぇか?]

 

流[ダメですよ、帽子はとれません…]

 

[帽子をとりたくない理由でもあるのか?]

 

流[……はい…]

 

[……別にいいけどよ……、けど、困った事があったら誰かを頼りな、自分1人じゃどうにもできねーなら尚更だ。]

 

流[………]

 

[その帽子を取って素直になってみろ]

 

流[でも、どうしたら…]

 

[気持ちを伝えるなら、ファイトが1番だ、全力でぶつかれば自然と素直になれるはずだ。]

 

流[全力でぶつかれば……、あなたは、どうしてそこまで……?]

 

[俺もな、前までは1人狼だった。誰にも頼らねー、信用しねー、そんな事ばかり言って周りを否定してた。けどよ、出会いが俺を変えたんだ……、1人じゃ絶対に勝てない戦もあった、けどよ、アイツらのおかげで、俺は1人じゃねーって気づいたんだ…‥]

 

流[1人じゃ…ない……]

 

[その帽子はお前の殻だ、自分の殻を破れ、帽子を取って素直になれ、逃げても何も解決しねー、必ずお前を理解してくれる、受け入れてくれる奴らがいるはずだ…、くせぇ事言っちまったな……]

 

流[受け入れて……くれるかな?帽子をとったら…]

 

[ああ、多分な。試しに俺に帽子とれよ]

 

流[帽子を取ったら…、驚きますよ?]

 

[上等だ、驚かしてみな?]

 

流[……ありがとうございます。少し、勇気が出ました。]

 

[そうか、まぁ気負いするなよ。]

 

流[僕は星野 流、あなたの名前は?]

 

炎斬[焼野 炎斬だ…。俺はそろそろ行くぜ、仕事の途中だからよ]

 

流[はい]

 

炎斬[後、見たところ同い年だろ、タメでいいし、呼び捨てでもいい]

 

流[うん、ありがとう炎斬!]

 

炎斬[おう、じゃぁな。]

 

 

そして炎斬は去って行った…

 

 

流[自分の殻を破って、素直になれ……か]

 

 

千歌[あ、いた!]

 

天音[流君ー!]

 

流[天音……]

 

(逃げても何も解決しねー)

 

流(うん…、帽子を取って素直になるよ!)




久しぶりに炎斬を出しました。
少し、性格を丸くし過ぎましたかね?


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僕はもう逃げない! 流 vs 天音

レッドグリムとのファイナライズによってグリムと同化してしまった流、人からかけ離れた姿の流は、親友の天音からも逃げてしまう。

だが、たまたま通りかかった炎斬に励まされ今、決意を固める。

 

ーーー

 

千歌[あ!いた!]

 

天音[流君ー!]

 

流[天音……]

 

 

天音は流に駆け寄り勢いよく抱きついた。

 

 

流[ちょ…っ天音、いきなり抱きついて……!皆見てるだろ…!]

 

天音[うるさい‼︎心配したんだからぁ‼︎ばかぁ…!]

 

流[天音…、…ゴメン…]

 

天音[ウウ…流君……]

 

Aqours[……///]

 

ダイヤ[……ゴ、ゴホン‼︎]

 

天音/流[はっ!]

 

 

一旦落ち着いた天音は流の隣に座る

 

 

天音[今度は、逃げないんだね?]

 

流[うん、もう逃げないよ、走るのも疲れたしな……]

 

天音[そうなんだ……、ねぇ、流君……]

 

流[うん?]

 

天音[バディファイト……しよ!]

 

流[え、バディファイト?]

 

天音[うん、気持ちを伝えるのはファイトが1番だと思うの、私の気持ちを流君に伝えたいの!だから、流君の気持ちを私に伝えて!]

 

流[………!]

 

(気持ちを伝えるなら、ファイトが1番だ、全力でぶつかれば自然と素直になれるはずだ。)

 

流[分かった、ファイトしよう!]

 

 

そう言って流は自分の帽子を取り、袖をまくった。

 

流の顔は半分が人間、もう半分が紅い竜の仮面がついていて、首や腕には紅いウロコがついていた。

 

 

Aqours[⁉︎]

 

流[さぁ、バディファイトをしよう!]

 

天音[うん!]

 

 

流[真紅に輝く星の光よ、僕に力を!ルミナイズ!<スカーレット・スター>]

 

天音[響け私の歌!魂のビート!ルミナイズ!<雷帝ソウルビート>!]

 

 

オープンTHEフラッグ

 

 

流[スタードラゴンワールド]

 

天音[竜牙雷帝]

 

ーーー

 

千歌[天音ちゃん、特殊フラッグなんだ…!]

 

梨子[どんなフラッグなんだろう?]

 

ーーー

 

天音[竜牙雷帝は私のライフ11/手札7枚でファイトを開始できる!]

 

 

流[僕の先攻、チャージ&ドロー(ゲージ2→3)!ライトに<流星ハリー>をコール!]

 

 

流星ハリー

流星

サイズ1/攻4000/防1000/打撃2

◼️"ハリーの毒針"このモンスターが登場した時、君のデッキから3枚ドロップゾーンに置き、その中の<流星>のモンスター1枚を手札に加える。"ハリーの毒針"は1ターンに1回だけ使える。

 

 

流[ハリーの登場時能力でデッキから3枚破棄!]

 

 

破棄されたカード

 

流星 グライガー

紅い流星 レッド・グリム

流星竜ドライスター

 

 

流[僕は紅い流星レッド・グリムを手札に加える。そしてレフトに<流星 ガルカノン>をコール!]

 

 

流星 ガルカノン

流星

サイズ2/攻5000/防1000/打撃1

◼️"星砲"君のモンスター1枚をレストする。その後、このモンスターの打撃力+1!

【貫通】

 

 

流[流星ガルカノンの能力で流星ハリーをレストして、ガルカノンの打撃力は3になる!バトル!流星ガルカノンで攻撃!]

 

天音[きゃっ]LP11→8

 

流[ターンエンド!]

 

ーーー

 

曜[流星?]

 

ルビィ[そんな属性あったっけ?]

 

梨子[いいえ、スタドラにそんな流星なんて属性は無いわ……]

 

ーーー

 

天音[私のターン!ドロー!チャージ&ドロー(2→3)!ライフ1払って装備!<綺羅星のギター>]

 

 

綺羅星のギター

スタードラゴンワールド

雷帝軍/雷響

攻2000/打撃1

◼️【装備コスト】ライフ1払う

◼️君の場にカード名に<ヒビキ>を含むカードがあれば、このカードの攻撃力+8000!

◼️君のフラッグが<竜牙雷帝>ならこのカードの攻撃で相手のモンスターを破壊したら、このカードは【2回攻撃】を得る。

 

 

天音[ゲージ2払い(3→1)ライトに<雷音竜 シンセサイザー>をコール!デッキから1枚ソウルイン]

 

 

雷音竜シンセサイザー

スタードラゴンワールド

ハーモニックドラゴン/雷帝軍/雷響

サイズ3/攻8000/防6000/打撃2

◼️【コールコスト】デッキの上から1枚ソウルに入れて、ゲージ2払う

◼️【対抗】【起動】君がこのターン中に5回目か6回目の攻撃をした時ライフ1を払ってもよい。そうしたら、手札のこのカードを【コールコスト】を払ってコールする。

◼️君の場に属性が<雷帝軍>のみのモンスターがいる時、このカードのサイズを2減らす。

◼️このカードがこのターン中に6回目から9回目の間に攻撃した時、君の場のサイズ2のモンスターかアイテム1枚を選んで打撃力を1下げてスタンドする。

【2回攻撃】【ソウルガード】

 

 

天音[バトル!雷音竜シンセサイザーで流君に攻撃!]

 

流[ぐぅ…]LP10→8

 

天音[2回攻撃!シンセサイザーで攻撃!]

 

流[うぁぁ…]LP8→6

 

天音[綺羅星のギターで攻撃!]

 

流[うっ…]LP6→5

 

天音[ターンエンド!]

 

 

流[僕のターン!ドロー、チャージ&ドロー(3→4)!]

 

(その帽子はお前の殻だ、自分の殻を破れ、帽子を取って素直になれ、逃げても何も解決しねー、必ずお前を理解してくれる、受け入れてくれる奴らがいるはずだ…)

 

流[うん…、分かったよ炎斬……、僕はもう逃げない!デッキ2枚捨て、ゲージ1払って(4→3)バディファイナライズ(LP5→6)!<紅い流星 レッド・グリム>!]

 

 

流の全身が紅いウロコに覆われ、半分だった紅い竜の仮面が元の形に戻る。

 

 

流[これが今の僕の姿だ!]



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流 vs 天音 ヒビキ降臨!

星野 流 LP6/ゲージ3

 

ライト:流星ハリー

レフト:流星ガルカノン

センター:無し

アイテム:紅い流星 レッド・グリム

 

ーーー

 

響 天音 LP7/ゲージ1

 

ライト:雷音竜シンセサイザー

レフト:無し

センター:無し

アイテム:綺羅星のギター

 

ーーー

 

バディポリス 沼津支局

 

職員[局長!サツキさん!内浦の12地区で周波エネルギー反応を確認!多分、昨日と同じやつです!]

 

局長[サツキ君!]

 

サツキ[はい!向かいます!]

 

ーーー

 

Aqours[ファイナライズ⁉︎]

 

果南[ファイナライズって⁉︎]

 

千歌[クリムゾンが使う能力…!]

 

梨子[流君がどうして⁉︎]

 

ーーー

 

流は全身が紅いウロコに覆われ、半分だった紅い竜の仮面が元の形に戻る。

 

 

紅い流星 レッド・グリム/攻7000/防3000/打撃2/【ファイナライズ】

 

 

流[行くぞ!レッドグリムで攻撃!ドロップの<流星>3枚デッキの下に置き、全てのモンスターに攻撃する!]

 

天音[全てのモンスターに⁉︎ソウルガード!]

 

 

雷音竜シンセサイザー ソウル1→0

 

 

流[まだだ!レッドグリムにファイナライズしていれば、3回攻撃できる!2回目の攻撃!]

 

 

雷音竜シンセサイザー 撃破!

 

 

流[3回目の攻撃!]

 

天音[きゃぁ!]LP7→5

 

流[流星ハリーで天音に攻撃!打撃2]

 

天音[きゃっ]LP5→3

 

流[流星ガルカノンで攻撃!打撃1]

 

天音[うっ]LP3→2

 

流[ターンエンド]

 

 

天音[うぅ…強いね…、私のターン!ドロー、チャージ&ドロー(1→2)!キャスト<リフレッシュ・ビート>]

 

 

リフレッシュ・ビート

ドラゴンワールド

雷帝軍

◼️君のライフを+2する。さらに、君のデッキから2枚ゲージに置く。このカードは1ターンに1枚だけ使える。

 

 

天音[私のライフとゲージを+2(2→4)(LP2→4)!更にキャスト!<星達の願い>(4→3)を設置]

 

 

星達の願い

スタードラゴンワールド

雷帝軍/雷響

◼️【設置】

◼️【使用コスト】ゲージ1払う

◼️このカードを設置した時、君のデッキからカードを1枚引く。

◼️このカードは場に1枚だけ【設置】できる。

◼️【対抗】ゲージを1払う、相手の攻撃を無効化する。この能力は1ターンに1回だけ使える。

 

ーーー

 

花丸[何ずら?あのカード!]

 

善子[なんかのタイトルみたいな名前ね]

 

ルビィ[星達の願い は天音ちゃんのファーストシングルのタイトルだよ!]

 

ーーー

 

天音[星達の願いの能力で1ドロー!行くわよ!ゲージ2で(3→1)ライトにバディコール(LP4→5)!<雷響帝ヒビキ>]

 

 

雷響帝ヒビキ

スタードラゴンワールド

雷帝軍/雷響

サイズ2/攻7000/防5000/打撃0

◼️【コールコスト】ゲージ2払う

◼️君の場の<雷響>1枚につき、このモンスターの打撃力+1!

◼️君がアイテムを装備しているならこのカードは【2回攻撃】を得る。

◼️<響天歌(きょうてんか)>(君の場の<雷響>3枚以上ある)

このモンスターの攻撃は無効化されず、効果でレストされない、更に、このカードの打撃力が3以上ならこのカードの打撃力を1減らして

スタンドする。

 

 

雷響帝ヒビキをコールした時、辺りがライブ会場のようなネオン溢れる空間へと変わる!

 

 

天音[最高のライブが始まる。さあ皆!響かせて行くよー!]

 




今回は短くてすみません。特に理由はないです。

提供された 雷響帝ヒビキ のパラメータを少し?いじりました。
自分の作品に逆天はまだまだ勿体無くて、その代わりに新アビリティ

響天歌(きょうてんか)

を実装しました。


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紅い流星 レッド・グリム vs 雷響帝 ヒビキ

星野 流 LP6/ゲージ3

 

ライト:流星ハリー

レフト:流星ガルカノン

センター:無し

アイテム:紅い流星 レッド・グリム

 

ーーー

 

響 天音 LP5/ゲージ1

 

ライト:雷響帝 ヒビキ

レフト:無し

センター:無し

アイテム:綺羅星のギター

 

ーーー

 

雷響帝ヒビキ

スタードラゴンワールド

雷帝軍/雷響

サイズ2/攻7000/防5000/打撃0

◼️君の場の<雷響>1枚につき、このモンスターの打撃力+1!

◼️君がアイテムを装備しているならこのカードは【2回攻撃】を得る。

◼️<響天歌(きょうてんか)>(君の場の<雷響>3枚以上ある)

このモンスターの攻撃は無効化されず、効果でレストされない、更に、このカードの打撃力が3以上ならこのカードの打撃力を1減らして

スタンドする。

 

 

雷響帝ヒビキをコールした時、辺りがライブ会場のようなネオン溢れる空間へと変わる!

 

 

天音[最高のライブが始まる。さあ皆!響かせて行くよー!]

 

ーーー

 

Aqours[いぇーい‼︎……は!]

 

ーーー

 

天音[ヒビキは自分の<雷響>のカードの数だけ打撃力アップ!私の<雷響>のカードは<雷響帝ヒビキ>、<綺羅星のギター>、<星達の願い>の3枚、よって打撃+3!]

 

 

雷響帝ヒビキ

打撃0→3

 

 

天音[さあ!ON Stage!雷響帝ヒビキ!]

 

 

 

 

<響 天 歌>‼︎

 

 

 

ライブ会場のような空間の照明がヒビキに一点集中する!

 

 

天音[この能力で雷響帝ヒビキの攻撃は無効化されない!バトル!雷響帝ヒビキで流君に攻撃!]

 

流[ぐぅぁ]LP6→3

 

天音[私がアイテムを装備していれば、2回攻撃を得る!もう一度ヒビキで攻撃!]

 

流[キャスト!<スター・リペアル>]

 

 

スター・リペアル

流星

◼️相手の攻撃中に使える。

◼️【対抗】その攻撃で受けるダメージを0にして、そのダメージ分だけ君のライフに加える。

 

 

流[ヒビキのダメージを0にして、その数値分ライフ回復!(LP3→6)]

 

天音[雷響帝ヒビキの響天歌の更なる能力、打撃力3以上なら打撃1減らしてスタンドする、よって打撃2でスタンド!3回目の攻撃!]

 

流[ぐぁぁ!]LP6→4

 

天音[綺羅星のギターで流星ガルカノンに攻撃!ヒビキが居れば綺羅星のギターの攻撃力+8000!攻撃力10000よ!]

 

 

流星ガルカノン 撃破!

 

 

天音[更に綺羅星のギターがモンスターを破壊したらスタンド!再攻撃!]

 

流[うぁっ]LP4→3

 

天音[ターンエンド!]

 

 

流[僕のターン!ドロー、チャージ&ドロー(3→4)!バトル!レッドグリムで攻撃!ドロップから3枚デッキ下に置いて雷響帝ヒビキに攻撃!]

 

天音[星達の願いの能力ライフ1払い(5→4)、その攻撃を無効化する!]

 

流[レッドグリムの2回攻撃!]

 

天音[キャスト!<シールド・ビート>]

 

 

シールド・ビート

雷帝軍/雷響

◼️相手のターンの攻撃中

◼️【対抗】その攻撃を無効化して、君のデッキから1枚ゲージに置いて、カードを1枚引く。

 

 

天音[レッドグリムの攻撃を無効化して1チャージ(1→2)、1ドロー!]

 

流[レッドグリムはファイナライズしていれば、3回攻撃できる!レッドグリムで天音に攻撃!打撃2!]

 

天音[え⁉︎私に⁉︎きゃぁ!]LP5→3

 

流[ファイナルフェイズ!ゲージ3払いレッドグリムを手札に戻して

必殺ファイナライズ!]

 

グリム(いいのか?流…、また人の姿から離れるかもれないぞ……)

 

流[いいんだグリム、僕達には僕達を受け入れてくれる皆がいる…、だからもう逃げない!<レッド・グリム"侵蝕率50% シューティング・スライサー‼︎">]

 

 

レッド・グリム”浸蝕率50%シューティングスライサー‼︎”

属性、流星

サイズ2/攻8000/防4000/打撃3

■このカードはコール出来ない。

■このカードが攻撃するとき相手の場のレフトかライトと相手を同時に攻撃できる。

■【対抗】【起動】君のドロップゾーンの<流星>3枚を君のデッキの下に戻してよい。戻したらこのカードをスタンドする。

【ファイナライズ】(ゲージ3払い、君の場の<流星>1枚を手札に加える。)

 

ーーー

 

サツキ[⁉︎ エネルギーが更に上昇した⁉︎急がないと!]

 

ーーー

 

IA[お父様、周波エネルギー更に上昇しました…]

 

ヒロミ[何ですと〜〜⁉︎直ぐにモニターに出しなさい〜〜〜!]

 

IA[了解です。]

 

ーーー

 

天音[……⁉︎何なの?その姿…]

 

 

流の全身を覆っていたウロコが少し逆立ち、紅い竜の仮面も、少し皮膚のように馴染んでいた。

 

 

流[行くよ!レッドグリムでライトの雷響帝ヒビキと天音に同時攻撃!]

 

 

雷響帝ヒビキ 撃破!

 

天音[同時攻撃⁉︎きゃぁぁぁ‼︎]LP LP3→0

 

 

天音[負けちゃった…、でも何かスッキリしたな〜!]

 

流[ああ、僕も……、思いっきりファイト出来た気がするよ…]

 

千歌[2人とも凄いファイトだったよ!]

 

果南[うん、凄く見応えがあったよ]

 

花丸[ずら!]

 

流[え…っと、君達は?]

 

天音[あ、この人達はね…!]

 

 

天音は流にAqoursの紹介をした。そして流を探す手伝いをしてくれた事を説明する。

 

 

天音[……って訳!]

 

流[そっか、ありがとう皆……迷惑かけてごめん]

 

ダイヤ[別に構いませんわ]

 

鞠莉[そうよ!天音ちゃんの友達は私達の友達で〜す!]

 

梨子[気にしないでください]

 

流[ほんとに、ありがとう。]

 

千歌[さて!流君も見つかった事だし、皆帰ろう!]

 

 

千歌達が帰ろうとした時、1台のパトカーが道を塞ぐ、そして中からバディポリスが1人出てくる。

 

 

[そこの紅い奴、動くな‼︎]




炎斬の今の設定に悩んでます。炎斬にしててほしい又は、してそうな仕事やバイトを
活動報告 皆で創りたい 真紅の流星 編 にください。
お願いします。



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鬼気迫るサツキ

千歌[さて!流君も見つかった事だし、皆帰ろう!]

 

 

千歌達が帰ろうとした時、1台のパトカーが道を塞ぐ、そして中からバディポリスが1人出てくる。

 

 

[そこの紅い奴、動くな‼︎]

 

 

パトカーから現れた人物は……

 

 

千歌[サツキさん!]

 

サツキ[! 千歌ちゃん…Aqoursの皆!離れるんだ‼︎そいつは危険だ!]

 

流[僕が……危険……?]

 

サツキ[紅い奴も皆から離れろ!]

 

流[…⁉︎]

 

 

サツキが離れろとと警告するのも当然だった、なんせ千歌達Aqoursの前には、全身逆立った紅いウロコを纏い、紅い竜の仮面と同化した竜人がいたからだ……、それが流だとは当然気づかない……

 

 

梨子[サツキさん!ちょっと待ってください!この人は!]

 

サツキ[皆離れるんだ!]

 

曜[サツキさん…、今までとなんか違う……]

 

ダイヤ[ええ、鬼気迫ると言いますか……]

 

ルビィ[何か、怖い…]

 

千歌[話を聞いてください!サツキさん!]

 

サツキ[……君達は、クリムゾン彗星を覚えてるだろ?]

 

千歌[……クリムゾン彗星…ですか?]

 

サツキ[ああ…]

 

ダイヤ[でも、クリムゾン彗星は消滅して、今はクリムゾン彗星が存在しない新しい世界ではないのですか?]

 

サツキ[ああ、僕もそう思っていた。けど……、僕達バディポリスは、再びクリムゾン彗星と同じエネルギーを観測したんだ。]

 

梨子[そんな……]

 

サツキ[彼のその姿は明らかにクリムゾンと同じだ…]

 

 

天音[あの、いったい何の話を?]

 

鞠莉[ごめんね、詳しくは言えないわ…]

 

 

千歌[それでも、この人はクリムゾンではありません!彼の名前は、星野 流君です!クリムゾンとも彗星とも関係ありません!]

 

サツキ[それでも、一応彼は拘束させてもらう!]

 

千歌[どうしても流君を捕まえると言うなら……、サツキさん、私とファイトです!]

 

サツキ[! ……本気かい?千歌ちゃん……]

 

千歌[はい!]

 

果南[ちょっと、千歌!]

 

善子[何言っちゃってるのよ!]

 

千歌[皆は黙ってて‼︎これは、私が決めた事…]

 

サツキ[君とは、こんな形で戦いたくはなかった…!これも仕事だから、全力で行くぞ!]

 

千歌[はい!私が勝ったら、流君を諦めてください!]

 

 

千歌[太陽の光が世界を照らす!ルミナイズ!<希望の太陽>]

 

サツキ[銀河の星達よ、世界に希望を!ルミナイズ!<ギャラクシー・アポカリプス>]

 

 

オープンTHEフラッグ

 

 

千歌[ドラゴンワールド]

 

サツキ[ギャラクシードラゴンワールド]

 

ーーー

 

バディポリス 沼津支局

 

職員[局長!サツキさんがターゲットに接触しました!]

 

局長[そうか!]

 

職員[サツキさんがファイトを開始しましたが……その……]

 

局長[ん?どうかしたのか?]

 

職員[ファイトしてる相手なんですが……、Aqoursの高海千歌ちゃんです。千歌ちゃんとファイトしているんです。]

 

局長[何をやってるんだ、サツキ君は……]

 

ーーー

 

沼津のとある研究所

 

 

ヒロミ[お〜〜〜!見〜〜〜てみなさい!イアちゅわ〜〜〜ん!]

 

IA[なんでしょう?お父様]

 

ヒロミ[見てよぉ〜〜〜!バディチャンピオンでバディポリスのエース!盛谷サツキ君と〜〜〜!バディファイトハイパーカップの優勝チームの1人、高海千歌ちゃんの〜〜〜ファイトが始まりますよ〜〜〜!]

 

ーーー

 

千歌[私のターン!チャージ&ドロー(ゲージ2→3)!ゲージ1払い(3→2)ライトに<太陽の竜 バルドラゴン>をコール、レフトに<フレアファングドラゴン>をコール!]

 

 

太陽の竜 バルドラゴン/サイズ2/攻5000/防3000/打撃2/貫通

 

フレアファングドラゴン/サイズ1/攻3000/防1000/打撃1

 

 

千歌[フレアファングの能力で1チャージ(2→3)、1ドロー!バトル!バルドラゴンでサツキさんに攻撃!]

 

サツキ[……]LP10→8

 

千歌[ターンエンド!]

 

 

サツキ[俺のターン!]

 

ーーー

 

梨子[サツキさん、いきなり俺モードだ…]

 

曜[ほんとに本気なんだ……]

 

ーーー

 

サツキ[ゲージ2払い(3→1)ライトにバディコール(LP8→9)!<銀河帝王 アポカドラス>!]

 

 

銀河帝王アポカドラス/攻6000/防5000/打撃2/ソウルガード/銀河武装

 

 

サツキ[アポカドラスの登場時、手札の<銀河竜騎 ウォータランス>]

 

 

銀河竜騎 ウォータランス

戦装竜

サイズ2/攻6000/防2000/打撃2

◼️【コールコスト】ゲージ1払う

◼️<スターXリンク>(君の場の全ての<戦装機>はこの能力を得る。)"このモンスターに攻撃か効果で相手にダメージを与えた時、君のデッキから1枚ゲージに置く。この能力は1ターンに1枚だけ使える。"

 

 

サツキ[アポカドラスの能力でコールされたモンスターはサイズ0になる。アポカドラスの銀河武装!ウォータランスをソウルイン!さらにレフトに<銀河竜騎 ストームアームズ>]

 

 

銀河竜騎 ストームアームズ

戦装竜

サイズ1/攻4000/防4000/打撃2

◼️<スターXリンク>

このモンスターの攻撃で相手のモンスターを破壊した時、相手にダメージ1!この能力は1ターンに2枚まで使える。

 

 

サツキ[アポカドラスの銀河武装!ストームアームズをアポカドラスにソウルイン!]

 

 

銀河帝王アポカドラス ソウル2

◼️攻撃か効果で相手にダメージを与えた時ゲージ+1!ターン1

◼️相手のモンスターを破壊した時、相手にダメージ1!ターン1

 

 

サツキ[行くぞ!バトルだ!]



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アポカドラスの脅威 千歌 vs サツキ

千歌 LP10/ゲージ2

 

ライト:太陽の竜 バルドラゴン

レフト:フレアファングドラゴン

センター:無し

 

ーーー

 

サツキ LP9/ゲージ1

 

ライト:銀河帝王アポカドラス

レフト:無し

センター:無し

 

ーーー

 

銀河帝王アポカドラス ソウル2

◼️攻撃か効果で相手にダメージを与えた時ゲージ+1!ターン1

◼️相手のモンスターを破壊した時、相手にダメージ1!ターン1

 

 

サツキ[行くぞ!バトルだ!アポカドラスで千歌ちゃんに攻撃!]

 

千歌[うぁぁ!]LP10→8

 

サツキ[相手にダメージを与えたことでゲージ+1(1→2)、ターンエンド!]

 

 

千歌[私のターン、ドロー、チャージ&ドロー(2→3)!レフトに<黒点の竜ブラックドット>をコール!]

 

 

フレアファングドラゴン 生滅

 

黒点の竜ブラックドット/サイズ1/攻5000/防1000/打撃1/移動

 

 

千歌[(アポカドラスを残しておけば後半苦しくなる……)バトル!ブラックドットでアポカドラスに攻撃!]

 

 

ブラックドット

攻5000

vs

アポカドラス

防5000

 

 

サツキ[アポカドラスのソウルガード!]

 

 

アポカドラス ソウル2→1

 

 

千歌[バルドラゴンでアポカドラスに攻撃!]

 

サツキ[ソウルガード!]

 

 

バルドラゴン

攻5000→10000

vs

アポカドラス

防5000

 

ソウルガード 1→0

 

 

千歌[ターンエンド!]

 

 

サツキ[俺のターン!ドロー、チャージ&ドロー(2→3)!キャスト!<ギャラクシー・リブート>]

 

 

ギャラクシー・リブート

◼️君のドロップゾーンから<戦装竜>1枚を君の場の<ギンガドラゴン>1枚のソウルに入れる。更にライフ1払い君のデッキから1枚ゲージに置いて、カードを1枚引く。このカードは1ターンに1枚だけ使える。

 

 

サツキ[ドロップの<銀河騎竜 プラズマ・エッジ>をアポカドラスにソウルイン!これでアポカドラスの打撃+1!更にライフ1払い(LP9→8)、1チャージ(3→4)、1ドロー!レフトに<銀河騎竜 サンダークロー>をコール!]

 

 

銀河騎竜 サンダークロー

戦装竜

サイズ2/攻5000/防2000/打撃2

◼️君の場に<ギンガドラゴン>がいる時、このカードのサイズを1減らす。

◼️<スターXリンク>

このカードの攻撃力+2000、防御力+2000し、【貫通】を得る。

 

 

サツキ[アポカドラスの能力でサンダークローを銀河武装!更に、<銀河騎竜 ストーム・アローズ>をコール!して銀河武装!]

 

 

アポカドラス ソウル0→3

攻6000→8000

防5000→7000

打撃2→3

◼️このカードの打撃力+1

◼️このカードの攻撃力+2000/防御力+2000

◼️攻撃した時、相手にダメージ1!ターン2

 

 

サツキ[バトル!アポカドラスで千歌ちゃんに攻撃!効果でダメージ1!]

 

千歌[うぐっ]LP8→7

 

サツキ[メインの攻撃だ!]

 

千歌[うぁぁ!]LP7→4

 

サツキ[ターンエンドだ]

 

 

千歌[ぐ…、私のターン!ドロー、チャージ&ドロー(3→4)!私の場にバルドラゴンが居て、ライフ6以下でゲージ2払う(4→2)<ドラゴンフォース"激情の型">解放‼︎]

 

 

ドラゴンフォース激情の型/攻6000/打撃2

 

 

千歌[バトル!バルドラゴンとドラゴンフォースでアポカドラスに攻撃!バルドラゴンは攻撃力10000になる!合計攻撃力16000!]

 

サツキ[ソウルガード!]

 

 

アポカドラス ソウル3→2

 

 

千歌[ドラゴンフォースはスタンドしている、ドラゴンフォースとブラックドットでアポカドラスに連携攻撃!合計攻撃力11000!]

 

サツキ[キャスト!<ギャラクシールド 銀河の盾>]

 

 

ギャラクシールド 銀河の盾

◼️相手の攻撃中に使える。

◼️【対抗】その攻撃を無効化し、君のデッキから1枚ゲージに置く。更に君の場に<ギンガドラゴン>があれば、君のデッキからカードを1枚引く。<戦装竜>があれば君のライフ+1する!

 

 

サツキ[その攻撃を無効化して1チャージ(4→5)!更にアポカドラスがいる事で1枚ドロー!]

 

千歌[ドラゴンフォースだけじゃ、今のアポカドラスは倒せない…、ドラゴンフォースでサツキさんに攻撃!]

 

サツキ[ぐぁ!]LP9→7

 

千歌[ターンエンド]

 

 

サツキ[僕のターン!ドロー!チャージ&ドロー(5→6)!ゲージ1で(6→5)<銀河騎竜 ファイア・ソード>をコール!]

 

 

銀河騎竜 ファイア・ソード

戦装竜

サイズ1/攻4000/防6000/打撃1

◼️【コールコスト】ゲージ1払う

◼️<スターXリンク>

このモンスターが攻撃した時、攻撃力が1番低い相手のモンスター1枚を破壊できる。この能力は1ターンに1回だけ使える。

 

 

サツキ[ファイアソードをアポカドラスにソウルイン!]

 

 

アポカドラス ソウル2→3

攻6000→8000

防5000→7000

打撃2

◼️攻撃したら相手にダメージ1!ターン2

◼️攻撃力+2000/防御力+2000

◼️攻撃力が1番低い相手のモンスター1枚を破壊

 

 

サツキ[バトル!]

 

千歌[ブラックドットをセンターに移動!]

 

サツキ[アポカドラスでブラックドットに攻撃!攻撃した時、ダメージ1!]

 

千歌[あぅ…!]LP4→3

 

サツキ[更に、攻撃力が1番低いモンスターを破壊!]

 

千歌[バルドラゴンとブラックドットの攻撃力は同じ5000です!]

 

サツキ[ならば、バルドラゴンを破壊!メインの攻撃!]

 

 

黒点の竜ブラックドット 破壊

 

太陽の竜バルドラゴン 撃破!

 

ーーー

 

ルビィ[だったの1回の攻撃で……]

 

花丸[千歌ちゃんのモンスターが全滅ずら!]

 

ーーー

 

千歌[くっ…]

 

サツキ[悪いが決めさせてもらう!ファイナルフェイズ!]



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決着!千歌 vs サツキ

千歌 LP3/ゲージ2

 

ライト:無し

レフト:無し

センター:無し

アイテム:ドラゴンフォース"激情の型"

 

ーーー

 

サツキ LP7/ゲージ5

 

ライト:銀河帝王 アポカドラス

レフト:無し

センター:無し

 

ーーー

 

サツキ[悪いが決めさせてもらう!ファイナルフェイズ!]

 

千歌[ぐっ…!]

 

サツキ[ゲージ3払い(5→2)アポカドラスに重ねて必殺コール!<アポカドラス"ギャラクシー・レイブラスター">]

 

 

アポカドラス"ギャラクシー・レイブラスター"

ギンガドラゴン

サイズ2/攻8000/防4000/打撃1

◼️【コールコスト】ゲージ3払い、君の<ギンガドラゴン>のモンスター1枚に重ねる。

◼️<ギャラクシーXリンク>

◼️このカードのソウル1枚につきこのモンスターの打撃力+1!

◼️このモンスターの攻撃が無効化された時、このモンスターのソウル1枚ドロップゾーンに置いてこのカードをスタンドする。この能力は1ターンに1回だけ使える。

【貫通】【ソウルガード】

 

 

サツキ[このモンスターの打撃力はソウルの数で決まる!]

 

 

必殺モンスター ソウル4

攻8000→10000

防4000→6000

打撃1→4

◼️攻撃したら相手にダメージ1!1ターンに2枚まで使える

◼️攻撃力+2000/防御力+2000

◼️攻撃力が1番低い相手のモンスター1枚を破壊

 

 

千歌[打撃力……4…⁉︎]

 

サツキ[行け!必殺モンスターで攻撃!効果ダメージ1!]

 

千歌[くっ…]LP3→2

 

 

サツキ[ギャラクシーレイブラスター!]

 

千歌[キャスト!<ドラゴンシールド 太陽の盾>!攻撃を無効化してゲージとライフ+1!(ゲージ2→3)(LP2→3)]

 

サツキ[まだだ!必殺モンスターのソウルを1枚破棄して!スタンドする!]

 

 

アポカドラス ソウル4→3

打撃4→3

 

 

千歌[そんな⁉︎]

 

サツキ[今度こそ決める!アポカドラスで攻撃!ギャラクシーレイブラスター‼︎]

 

千歌[キャスト!<ドラゴンシールド 太陽の盾>!もう一度攻撃を無効化して、ゲージとライフ+1!(3→4)(LP3→4)]

 

サツキ[耐えられたか……、ターンエンド!]

 

 

千歌[私のターン!ドロー!チャージ&ドロー(4→5)!]

 

 

サツキ[君達は、クリムゾン彗星が俺達の世界に及ぼそうとした事を覚えているだろ?なんでクリムゾンをかばうんだ…]

 

千歌[さっきも言った通り、彼はクリムゾンじゃありません!サツキさん何か変ですよ!サツキさんはこんな乱暴なファイトをする人じゃないはずです!]

 

サツキ[⁉︎]

 

千歌[私達の知ってるサツキさんのファイトは正義のファイトです!でも今のサツキさんのファイトには正義を感じない……、優しさを全く全然感じません、こんな乱暴なファイト……、今のサツキさんのファイトはクリムゾンと同じです!]

 

サツキ[! …正義を…感じない……?クリムゾンと同じファイト……]

 

千歌[今のサツキさんには、負ける気なんて全然しません!]

 

ーーー

 

梨子[千歌ちゃん……]

 

曜[頑張って、千歌ちゃん!]

 

ーーー

 

千歌[レフトにバディコール(LP4→5)!<神速のバルドラゴン>!]

 

 

神速のバルドラゴン/サイズ2/攻6000/防3000/打撃2/移動

 

 

千歌[さらにゲージ1払い(5→4)バルドラゴンを進化!<爆速の太陽バルドラゴン>!]

 

 

爆速の太陽竜 バルドラゴン

サイズ2/攻7000/防5000/打撃2

◼️【コールコスト】場の<太陽竜>のモンスター1枚の上に重ねて、ゲージ1払う。

◼️このモンスターが攻撃した時、君のライフ+2する。

◼️このカードが他の<太陽竜>と連携攻撃した時、君のデッキからカードを1枚引く。この能力は1ターンに1回だけ使える。

【移動】【ソウルガード】

 

ーーー

 

果南[新しいバルドラゴンだ!]

 

花丸[かっこいいずら!]

 

ーーー

 

千歌[行くよ!バトル!爆速の太陽竜バルドラゴンとドラゴンフォースでサツキさんに連携攻撃!ドラゴンフォースをスタンド!更にバルドラゴンに【貫通】を与える!そしてバルドラゴンの能力でライフ+2(LP5→7)、そして連携しているので1枚ドロー!合計攻撃力13000!合計打撃4!]

 

サツキ[ぐぁぁ!]LP7→3

 

千歌[キャスト!<ドラゴンフォース・クラッシュ>(LP7→5)]

 

 

ドラゴンフォース・クラッシュ

ドラゴンW

◼️【使用コスト】ライフ2払う

◼️君が装備しているカード名に<ドラゴンフォース>を含むカード1枚の打撃力+1して、この攻撃のダメージは減らない。

 

 

サツキ[ドラゴンフォース専用の魔法だと⁉︎]

 

千歌[ドラゴンフォースの打撃力を3にして、ダメージは減らせない!ドラゴンフォース激情の型でサツキさんに攻撃!]

 

サツキ[うぁぁぁぁ!]LP3→0

 

ーーー

 

サツキ[さすがだよ千歌ちゃん…、僕の負けだ……]

 

千歌[流君の事、諦めてくれますか?]

 

サツキ[僕の一存で、それは決められない……、ちょっと待ってて!]

 

 

そう言ってサツキはどこかに電話をかける。

 

 

サツキ[局長、サツキです。はい……、すみません……、あの、頼みたい事があるんです。……はい、実は……]

 

 

しばらくして、電話を終えたサツキが戻って来る。

 

 

千歌[サツキさん!]

 

サツキ[皆、すまない!僕もどうかしてたよ、バディポリスの本質は相手の話を聞く事なのに…、僕は……]

 

梨子[もういいんですよ、サツキさん、ね?天音ちゃん、流君]

 

天音[あ、はい]

 

流[はい]

 

サツキ[流君…だっけ?本当に悪かったね?先日も今日も…本当にすまなかった!]

 

流[いいですよ、こんな見た目なんで……]

 

サツキ[ここじゃ多少の人目もあるだろ、どこか安全な場所に行こう。勿論、Aqoursの皆も君も]

 

Aqours[はい!]

 

天音[はい]

 

 

サツキと千歌のファイトの様子を1台のハエ型の撮影機は捉えていた。そしてサツキとAqours達が移動したと共にハエ型カメラはある研究所に帰って行く。

 

 

ヒロミの研究所 沼津

 

ヒロミ[くっひゃひゃひゃひゃ!なかなか実に素晴らしいファイトだったね〜〜〜!それにぃ〜!ファイト中に面白そうな話も聞けたしぬぇ〜〜〜!ひゃひゃひゃひゃ〜〜〜!クリムゾン彗星とか言ったかな〜〜〜!早速調べちゃお〜〜〜!]

 

 

 



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蘇る記憶

沼津 ヒロミの研究所

 

IA[お父様、バディポリスのデータバンクへのハッキングを完了しました。]

 

ヒロミ[ゴクロ〜〜〜!クリムゾン彗星に関係してそうなデータがあれば、コピーしちゃって〜〜〜〜!

 

IA[了解しました。コピー開始します。]

 

ーーー

 

流と天音、Aqoursの皆はバディポリス沼津支局の会議室でサツキに流の説明をしていた。

 

 

サツキ[なるほど、先日の紅いフラッシュの後にレッドグリムと言うモンスターに出会い、バディになった。だがバディポリスが襲って来たからファイトして、レッドグリムと同化して、それ以来人の姿に戻れない、って訳だね?流君]

 

流[はい、その通りです。]

 

天音[で、でも時間が経つと少しずつ戻っていくはずですよ!さっきまで、少しだけど戻ってたし!]

 

サツキ[けど、君とのファイト中にまた同化してしまった。]

 

天音[あ………]

 

サツキ[けどその姿じゃ何かと不便だろ、しばらくバディポリスの監視があるけど、こちらで用意した宿に住むといい]

 

流[ありがとうございます。サツキさん]

 

千歌[良かったね!流君!]

 

天音[私も時々様子見に行くからね!]

 

流[ああ、ありがとう。天音は仕事いいのか?]

 

天音[あ、本当だ!じゃあ私は先に失礼します!]

 

 

天音は慌てて仕事場に向かった。

 

ーーー

 

沼津 ヒロミの研究所

 

 

ヒロミ[うぉぉぉぉ〜〜〜!流れ混んで来る〜〜〜!クリムゾン彗星のデータが〜〜〜!私の中にぃ〜〜〜!]

 

 

江川ヒロミは頭に特殊なヘッドメットを被る、メットにはいろいろなコードが大型コンピュータに繋がっており、江川ヒロミはこのヘッドメットを通じて直接脳内にデータを読み込み、更に自分の脳をスキャンして記憶をコンピュータにインストールできるのだ。だから江川ヒロミは"忘れる"という事はないのだ。

 

 

ヒロミ[私の奥底に眠る記憶が!蘇るぅ〜〜〜〜!うぉぉぉぉ〜〜!]

 

IA[お父様……]

 

ヒロミ[はぁ…はぁ…はぁ……、くっひゃひゃひゃひゃ!思い出しましたよぉ〜〜〜〜!クリムゾン彗星の事を……!]

 

ヒロミ(まじめ声)[そう、私は突然現れた紅い彗星に心を奪われていた…、そして私は紅い彗星を調べあげようとして研究に没頭していたんだ…、だがそこにバディポリス達の邪魔が入り、紅い彗星が消滅してしまった!そこから私は紅い彗星の一切の記憶を失い、昨日までを過ごして来た……IAちゃんを作った理由も忘れて……、だが今、私は思い出した。全てを!IAちゃんは今までの事を覚えてますか?]

 

IA[はい、覚えています。あの時から今までを……]

 

ヒロミ[そうですか……、ふっひゃひゃひゃひゃ!IAちゅわ〜〜〜ん!あの紅い彗星……いや、クリムゾン彗星とあの紅い竜の姿をした少年の繋がりを調べなさ〜〜〜〜い!]

 

IA[了解しました。………………少年の名は星野 流、クリムゾン彗星とあの少年との関係性は特に見つけられません]

 

ヒロミ[何ですと……?]

 

IA[伝えた通りです。]

 

ヒロミ[ん〜〜〜!仕方ありませんねぇ〜〜〜、IAちゅわ〜〜ん!星野 流君の周波エネルギーを確認したのち、イムート2号を出動させなさぁ〜〜〜い!星野 流君を捕獲しますよ〜〜!]

 

IA[了解、星野 流の周波エネルギーを探知………、バディポリス沼津支局にて確認、イムートに命令……送信した目標を確保してください。]

 

イムート[了解、命令を実行します。]

 

ヒロミ[さぁ〜〜て!本格的に動きますよ〜〜〜!]




この後の事どうしましょうか……
何かアイデアがあれば活動報告の 皆で創りたい物語 紅い流星 編 に投稿ください。


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イムート 襲撃

バディポリス 沼津支局

 

 

職員[……! 局長!こちらに向かって来る熱源反応を確認!]

 

局長[何だと!]

 

職員B[局長!謎の通信が入っています!]

 

局長[開示してくれ!]

 

 

職員Bが指示どおりにメッセージを受信する。

 

 

ヒロミ[やぁやぁ!バディ〜〜ポリスの皆さ〜ん、初めまして〜〜〜!私、天才サイエンティスト!江川ヒロミと申します〜〜!君達が匿っている紅い竜の少年!星野 流君を頂きたく思います。すでに迎えの者が到着するはずですよぉ〜〜〜〜ぉ!]

 

ーーー

 

バディポリス 会議室

 

 

千歌[さて、そろそろ私達も戻ろっか!]

 

ダイヤ[そうですわね、長居するのも悪いですし]

 

サツキ[うん、そうした方がいいね、流君はもうしばらく残って……]

 

流[⁉︎ な、何か来る!]

 

善子[? 何かって何が来る……]

 

 

ドガシャァ----ン!!!

 

 

善子[ひゃぁぁ!]

 

 

Aqoursが帰ろうとした時、会議室の窓や壁を破壊してイムートが進入して来た。

 

 

サツキ[な、何だ⁉︎]

 

ーーー

 

職員[局長!謎の熱源体が会議室に進入しました‼︎]

 

局長[何だって⁉︎]

 

 

ヒロミ[どぉ〜〜〜やら、到着したみたいですねぇ〜〜!大人しく流君を差し出せば〜〜これ以上の被害は出しませんよ?さあ抵抗せずに流君を差し出しなさい!]

 

 

局長[くっ、サツキ君!]

 

ーーー

 

サツキ[はい、局長!流君とAqoursの皆は無事です!]

 

梨子[いったい何なの?]

 

流[あいつは……!]

 

イムート[捕獲対象、星野 流を確認、命令を実行します。]

 

サツキ[何がどうだか分からないけど、流君を狙っているようだな]

 

流[うん、僕は1度あれに襲われたよ、人間じゃないけどね……]

 

サツキ[だろうね……、Aqoursの皆は流君を頼むよ、ここは僕が相手する。]

 

流[あいつの狙いは僕だ!僕が相手をする!]

 

サツキ[ダメだ!狙われているからこそ、むやみに近づいちゃいけない!]

 

千歌[流君、サツキさんを信じて!]

 

イムート[抵抗せず星野 流を渡してください]

 

サツキ[悪いがそれは出来ない!]

 

イムート[抵抗するなら排除します。]

 

サツキ[悪いが邪魔する仕事だからね……、局長、ファイトの許可を]

 

ーーー

 

局長[うむ、ファイトを許可する!]

 

ーーー

 

ヒロミ[あ〜〜あ、抵抗しちゃいますか〜〜〜まあ想定済みですけどね〜〜!IAちゃ〜〜ん、イムートのセーフティーを1段階解除しなさい!]

 

IA[了解しました。イムートのセーフティーの解除を許可……、サイバースレベル2を解放!]

 

ーーー

 

イムート[了解、サイバースレベル2でファイトを開始します。]

 

 

サツキ[行くぞ! 銀河の星達よ、世界に希望を!ルミナイズ!<ギャラクシー・アポカリプス>]

 

イムート[サイバースレベル2解放、ルミナイズ…]

 

 

オープンTHEフラッグ

 

 

サツキ[ギャラクシードラゴンワールド]

 

イムート[ザ・サイバース]

 

ーーー

 

千歌[知らないフラッグだ⁉︎]

 

流[あのフラッグはやばい…、気をつけて…]

 

ーーー

 

イムート[イムートのターン、チャージ&ドロー(G 2→3)!ライトに<S・紫電>をコール、レフトに<S・ブレードジョーカー>をコール]

 

 

S・紫電

カタナワールド

サイバース/忍者

サイズ2/攻6000/防4000/打撃1

◼️このカードが登場した時、君の手札を2枚ドロップゾーンに置いて、デッキからカードを3枚引く。

◼️<S・コード>(君の場のサイズの合計が7以上)

【対抗】君の手札1枚をドロップゾーンに置いて、その攻撃の対象をこのカードに移す。

 

 

S・ブレードジョーカー

サイバース/ワイダーサカー

サイズ3/攻7000/防3000/打撃2

◼️<S・コード>(君の場のサイズの合計が7以上)

このモンスターの打撃力+1する。

【S・エリア:1】(君の場の<サイバース>のモンスター全てのサイズを+1)

 

 

イムート[S・紫電能力で手札2枚捨て3ドロー、更にSブレードジョーカーのSエリアにより場のサイバース全てのサイズを+1]

 

 

S・紫電 サイズ2→3

S・ブレードジョーカー サイズ3→4

 

サイバースのサイズの合計 7

 

ーーー

 

花丸[サイズ合計7ずら⁉︎]

 

果南[あり得ないんだけど……]

 

鞠莉[そもそもサイズの合計は3まででしょ?]

 

ーーー

 

イムート[ザ・サイバースはサイズの上限40までコール可能]

 

サツキ[何⁉︎]

 

イムート[バトル、Sブレードジョーカーでファイターに攻撃!S・コード発動、私のサイズの合計が7以上なら打撃力+1です。よって打撃3の攻撃!]

 

サツキ[ぐぁぁ!]LP10→7

 

イムート[ターンエンドです。]

 

 

サツキ[やるな、俺のターン!]

 



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サツキ vs イムート

サツキ LP7/ゲージ2

 

ライト:無し

レフト:無し

センター:無し

 

ーーー

 

イムートLP10/ゲージ3

 

ライト:S・紫電

レフト:S・ブレードジョーカー

センター:無し

 

サイズ合計7

 

ーーー

 

サツキ[僕のターン、ドロー、チャージ&ドロー(2→3)!ゲージ2払い(3→1)、ライトにバディコール(LP7→8)!<銀河帝王 アポカドラス>!]

 

 

銀河帝王 アポカドラス/サイズ2/攻6000/防5000/打撃2/<ギンガXリンク>/ソウルガード

 

 

サツキ[アポカドラスの登場時、手札から<銀河騎竜 プラズマ・エッジ>をサイズ0でノーコストコール!]

 

 

銀河騎竜 プラズマ・エッジ/サイズ1/攻5000/防5000/打撃2

 

 

サツキ[プラズマエッジの登場時にゲージ+1(1→2)、さらにセンターに<銀河騎竜 ストーム・アローズ>をコール]

 

 

銀河騎竜ストーム・アローズ/サイズ1/攻4000/防4000/打撃1

 

 

サツキ[アポカドラスの銀河武装!プラズマエッジとストームアローズをアポカドラスにソウルイン!アポカドラスはパワーアップする!]

 

 

アポカドラス ソウル2

◼️打撃2→3

◼️攻撃した時、相手にダメージ1!

 

 

サツキ[バトル!アポカドラスでファイターに攻撃!効果でダメージ1!]

 

イムート[ぐ…]LP10→9

 

サツキ[メインの攻撃!打撃4!]

 

イムート[S紫電のSコード!手札1枚捨て、対象をS紫電に移します。よって強制バトル!]

 

 

アポカドラス

攻6000

vs

S紫電

防2000

 

 

S紫電 撃破!

 

 

サツキ[上手く防がれたな……ターンエンド]

 

 

イムート[私のターン!ドロー、チャージ&ドロー(3→4)、ゲージ2払い(4→2)ライトにバディコール(LP9→10)!<S・ヴラド・ドラキュラ>]

 

 

S・ヴラド・ドラキュラ

ドラゴンワールド

サイバース/竜騎士

サイズ2/攻5000/防5000/打撃0

◼️"S・チャージング"このカードの打撃力は、このカードのサイズ分増える。(最大8まで)

◼️<S・コード>(君の場のサイズの合計が10以上)

このモンスターの攻撃力+3000して、【貫通】を得る。

 

 

イムート[センターに<S・ブロンズシールドドラゴン>をコール]

 

 

S・ブロンズシールドドラゴン

ドラゴンワールド

サイバース/武装騎竜

サイズ2/攻4000/防6000/打撃1

◼️このカードが登場した時、君のデッキから1枚ソウルに入れる。

◼️<S・コード>(君の場のサイズの合計が7以上)

このカードの防御力+3000!

【S・エリア:2】

 

 

イムート[S・ブロンズシールドのSエリアでサイバース全てのサイズ+2します。]

 

 

S・ブレードジョーカー サイズ2→4

S・ヴラドドラキュラ サイズ2→4

S・ブロンズシールド・ドラゴン 2→4

 

サイズ合計 12

 

 

イムート[Sヴラドドラキュラの能力で自身の打撃力はサイズ分アップする]

 

サツキ[Sヴラドドラキュラのサイズは4……]

 

イムート[ヴラドドラキュラのサイズは4になります。]

 

サツキ[何!]

 

イムート[バトル!Sヴラドドラキュラで攻撃!Sコードで打撃3!]

 

サツキ[ぐぁぁ]LP8→5

 

ーーー

 

ヒロミ[いいですね〜〜〜!イムートのレベルを2に上げて正解でした〜〜〜!何故分かるかい?イアちゅわ〜〜〜ん!]

 

IA[分かってはいますが……何故でしょう、お父様]

 

ヒロミ[イムートのレベル1はサイズの低いモンスターを並べて軽い攻撃を連続で与える攻撃だけに頼るファイトですが、レベル2のイムートは、センターを高い防御力で固めて、両脇の高打撃で相手を攻める、バランス型のファイトをするのです!]

 

IA[……なるほど……]

 

ーーー

 

イムート[Sヴラドドラキュラでファイターに攻撃です。打撃6]

 

サツキ[その攻撃は受けられない!キャスト<ギャラクシールド>!ダメージを0にして、ライフ+1(LP5→6)!]

 

イムート[Sブロンズシールドで攻撃!打撃1]

 

サツキ[うぐっ]LP6→5

 

イムート[ターンエンドです。]

 

 

サツキ[僕のターン、ドロー、チャージ&ドロー(2→3)!ゲージ1払い(3→2)装備!<銀河光刃 ギャラクシー・ゲイザー>]

 

 

銀河光刃 ギャラクシー・ゲイザー

ギャラクシードラゴンワールド

戦装竜/武器

攻5000/打撃1

◼️【装備コスト】ゲージ1払う

◼️君の場にソウル2枚以上の<ギンガドラゴン>がいる時、このカードは【貫通】を得る。

◼️このアイテムのバトル終了後、相手にダメージ1!

 

 

サツキ[更にライトにコール!<銀河騎竜 フレイム・ブレーズ>]

 

 

銀河騎竜 フレイム・ブレーズ/サイバース1/攻6000/防2000/打撃1

 

 

サツキ[アポカドラスにソウルイン!]

 

 

アポカドラス ソウル2→3

◼️打撃2→3

◼️攻撃した時、相手にダメージ1!

◼️打撃3→4【貫通】

 

 

サツキ[バトルだ!]

 

イムート[SブロンズシールドのSコードで防御力は9000です。]

 

サツキ[ならば、アポカドラスとギャラクシーゲイザーで連携攻撃!合計の攻撃力11000!攻撃時にダメージ1!]

 

イムート[うぐっ!キャスト!<サイバース・パワード>]LP10→9

 

 

サイバース・パワード

◼️君のモンスターが攻撃されているなら使える。

◼️【対抗】君の<サイバース>のモンスター1枚の攻撃力+3000/防御力+3000する。更に君のデッキから1枚ゲージに置く。

 

 

イムート[このカード能力でSブロンズシールドの防御力+3000、よって防御力12000です。更にゲージ+1(2→3)]

 

 

アポカドラス+ギャラクシーゲイザー

合計攻撃力11000

vs

Sブロンズシールドドラゴン

防御力9000→12000

 

 

サツキ[何!くっ、だがギャラクシーゲイザーのバトル後に相手にダメージ1!]

 

イムート[ぐぅ!]LP9→8

 

サツキ[ターンエンドだ…]



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逆転の1ターン

サツキ LP5/ゲージ2

 

ライト:銀河帝王アポカドラス

レフト:無し

センター:無し

アイテム:銀河光刃 ギャラクシー・ゲイザー

 

銀河帝王アポカドラス ソウル3

◼️打撃2→3

◼️攻撃した時、相手にダメージ1!

◼️打撃3→4【貫通】

 

ーーー

 

イムート LP8/ゲージ2

 

ライト:S・ヴラド・ドラキュラ

レフト:S・ブレードジョーカー

センター:S・ブロンズシールド・ドラゴン

 

サイズ合計 12

 

ーーー

 

イムート[私のターン、ドロー、チャージ&ドロー(2→3)!メイン無しでバトルです。Sブレードジョーカーでサツキに攻撃!打撃3]

 

サツキ[がぁぁ!]LP5→2

 

イムート[Sブロンズシールドで攻撃!打撃1]

 

サツキ[うぐっ]LP2→1

 

イムート[Sヴラドドラキュラでトドメです!打撃4!]

 

サツキ[キャスト!<ギャラクシー・レイ>!ライフ3回復(LP1→4)、さらにSヴラドドラキュラの打撃力を0にする!]

 

ーーー

 

千歌[サツキさんが耐えた!]

 

花丸[危なかったずら…]

 

果南[けどさすがだよ、カードの使い所がドンピシャだね]

 

ーーー

 

イムート[ターンエンド…]

 

 

サツキ[ドロー、チャージ&ドロー(2→3)!……、今のターンで僕を倒せなかった事を後悔するんだな、レフトに<銀河騎竜 ハドウ・ガンズ>をコール!]

 

 

銀河騎竜 ハドウ・ガンズ/サイズ1/攻5000/防4000/打撃2/貫通

 

 

サツキ[行くぞ!バトルだ、ハドウガンズは自身のスターリンクで攻撃力+2000!]

 

 

ハドウガンズ

攻5000→7000

 

 

サツキ[ハドウガンズとギャラクシーゲイザーとアポカドラスで3枚連携攻撃!合計攻撃力18000!]

 

 

ハドウガンズ+ギャラクシーゲイザー+アポカドラス

合計攻撃力18000

vs

Sブロンズシールドドラゴン

防9000

 

Sブロンズシールドドラゴン 撃破!

 

サツキ[僕のカードは全て貫通がある!合計打撃力7 だ!]

 

イムート[ぐぁぁぁ!]LP8→1

 

サツキ[ギャラクシーゲイザーの能力でバトル後にダメージ1だ!]

 

イムート[ぐぁぁ!]LP1→0

 

ーーー

 

千歌[サツキさんが勝った!]

 

流[凄い、あのライフの差を1ターンで……]

 

ーーー

 

サツキ[ふう…、結構手こずったな…]

 

 

その時、イムートに設置されていたタイマーがカチカチと音を立てて起動する。そしてイムートからヒロミの声が聞こえる。

 

 

イムート(ヒロミ)[言い忘れてましたがぁ〜〜〜!イムートはファイトに負けると起爆タイマーが作動しますぅ〜、時間は30秒しかないので急いで逃げてねぇ♪]

 

 

サツキ[な、何ぃ⁉︎]

 

ダイヤ[み、皆さん!避難しましょう!]

 

全員[うん!]

 

 

全員、破壊された壁から急いで外に避難する。

 

ーーー

 

職員[き、局長!]

 

局長[会議室が爆発するぞ!1階に居る者全員外に退避!]

 

 

局長が局内放送で全員を退避させる。

 

ーーー

 

そして数十秒後……

 

 

サツキ[皆伏せろぉ‼︎]

 

 

ドゴォォォーーーン

 

 

バディポリス 沼津支局 会議室 爆破!

 

ーーー

 

局長[ぐぅぅ……、皆、無事か?]

 

職員[は、はい…]

 

局長[被害状況は…?]

 

職員B[会議室と…隣接していた談話室と喫煙所が破壊されました。]

 

局長[そうか、まあ大きな被害が出なくて良かった……サツキ君達は無事かい?]

 

ーーー

 

サツキ[はい、無事です。Aqoursも流君も]

 

流[すみません……、僕を守る為とは言え、会社が破壊されてしまって……]

 

サツキ[気にしないで、君のせいじゃない]

 

流[でも、アイツは僕を狙って来たんだ…]

 

サツキ[流君……]

 

 

それからサツキとAqours達は局長からイムートを仕掛けたのは江川ヒロミというマッドサイエンティストだと話しを聞いた。狙いは流である事も……



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江川ヒロミ 行動す…

沼津 江川ヒロミの研究所

 

IA[お父様、イムートの起爆完了しました。]

 

ヒロミ[だから言ったのに〜〜、大人しく流君を差し出せば被害は大きくならない〜〜ってさ〜〜!ま、もう少し暇つぶしの相手をしてくれるみたいだから良いけど〜〜〜!さぁてIAちゃん、流君をおびき出すもう一つの方法を実行しますか〜〜〜!]

 

IA[はい、お父様…]

 

ーーー

 

イムート襲撃後から2時間後……、バディポリスにある男が呼ばれた

 

 

職員[局長、到着したようです。]

 

局長[うむ、通してくれ]

 

サツキ[誰か来るんですか?]

 

局長[ああ]

 

 

その時、ある男が司令室に入って来た。

 

 

????[会議室が爆発とは、随分な有様じゃないか、ヒノムラ…]

 

Aqours[え⁉︎]

 

梨子[この人は…⁉︎]

 

サツキ[あ、あんた…]

 

局長[やあ、久しぶりだな、ツキムラ]

 

サツキ/Aqours[ツキムラ(さん)!]

 

流[……誰…?]

 

ツキムラ[君が問題の少年だね?]

 

局長[ああ、星野 流君だ。]

 

流[どうも…‥]

 

ツキムラ[うむ……]

 

 

ツキムラは流の身体に探りを入れる……

 

 

ツキムラ[なるほど……、確かに作り物ではないちゃんとしたウロコと身体の肉付きだな……、それに、この竜を模した顔、明らかにクリムゾンに似ている……]

 

サツキ[何か分かるのか?]

 

ツキムラ[流君、君は人の姿に戻れないらしいね?]

 

流[はい……]

 

ツキムラ[化学室と医療室を借りてもよろしいか?]

 

局長[ああ、構わない]

 

ツキムラ[では行こう、流君とサツキ君、君達は…、来るかい?]

 

千歌[私達は……どうしよう?]

 

果南[とりあえず、付いて行こう。]

 

 

ツキムラ達はまず医療室に向かう

 

 

ツキムラ[まずは採血をする、腕を出したまえ]

 

流[あ、はい]

 

 

流は腕を出す。少しだけ人間の肌に戻っている。更にツキムラは腕のウロコも1枚剥がして、化学室へ向かう。

 

ーーー

 

天音のライブ会場

 

 

天音は今ライブを行っていた。小さい会場だが人は満席、地元アイドルと言えども地元の若者には人気なのだ。

 

 

天音[皆ー!今日は集まってくれてありがとーーーー!]

 

ワァァァァァァ!!

 

天音[皆!知ってると思うけど、私の夢はこのギター1本とこの歌声でプロアイドルになる事です!]

 

ウォォォォ!!!

 

ガンバッテ--!!

 

オウエンシテマ--ス!!

 

天音[皆ありがとう!じゃあ早速1曲目!「星の鼓動」]

 

 

1曲目、2曲目とライブはMCを挟みながら順調に進んでいった。それから2時間後……

 

 

天音[じゃあ皆!これが今日のライブのラストソングです!]

 

エエ----!!

 

モット キキタイ!!

 

アト2キョクダケ-!!

 

天音[ごめんねー!でも皆の前で歌えて私は最高にハッピーだよ!またいつかライブする時に会いましょう!じゃあ今日のエンディング曲!聞いてください、「流星LOVER」]

 

 

切ないバラードの曲調が流れた時

 

 

ドゴガァァァァァァァン!!!

 

 

ライブ会場に爆発音が響く……

 

 

ナ ナンダナンダ?

 

バクハツ?

 

スゴイオトガシタケド!

 

ナニカノ エンシュツ?

 

天音[え?いったい何?どうしたの⁉︎]

 

 

その時、ライブ会場の上空から機械型の巨大なモンスターが現れた。その中には江川ヒロミが座っている。

 

 

天音[な、何よ!あれ!]

 

ヒロミ[やあやあ、ライブ中に失礼しま〜〜〜す!いきなりですみませんがぁ〜〜〜、今からこのライブをジャックします〜〜。IAちゃ〜〜ん!]

 

IA[了解しました。お父様…]

 

ーーー

 

しばらくして(1時間くらい)…、ツキムラが化学室から出て来た。

 

 

サツキ[何か分かったのか?]

 

ツキムラ[うむ、流君が自由に人間に戻れない理由は分かった。]

 

サツキ[ほんとか⁉︎]

 

ツキムラ[まず司令室に戻ろう、ヒノムラにも聞かせたいからな]

 

 

司令室

 

 

局長[結果が出たのか?]

 

ツキムラ[うむ、まず、流君が人間に戻れない理由は幾つかある、まずは、彼にはクリムゾン細胞が無い事だ。普通の人間ならば誰にもそんな物は存在しないから大した問題にはならない……、次に彼に同化しているレッドグリムのウロコを調べた。普通ならば同化したモンスターならばクリムゾン細胞があると思われるが……]

 

局長[まさか……]

 

ツキムラ[ああ、レッドグリムにもクリムゾン細胞は存在しなかった……]

 

サツキ[そんな⁉︎それじゃあ……流君は……]

 

千歌[あのー、クリムゾン細胞と流君が戻れないのと何の関係が?]

 

ツキムラ[そうだな、サツキ君には話したが……改めて教えよう、私やエース達が人間とモンスターに自由にファイナライズ出来るのは、クリムゾン細胞があってこそだ。モンスター化する際はクリムゾン細胞が活性化する事でモンスター同様の身体に変化させることができる。人間より硬い皮膚や、人間より高い身体能力を得る事ができる。だがその代わりファイナライズしている間、人間の細胞はクリムゾン細胞と入れ替わりで、その機能を一時停止した状態になる。つまり人間を完全なモンスターに進化させてしまうのだ……、だがクリムゾン細胞は使用者の意思に忠実な所があってな、人間に戻ると意識れば自由に人間に戻る事ができる。だが流君達にはそれが無い。]

 

梨子[それじゃ流君はもう人には戻れないんですか⁉︎]

 

ツキムラ[いや、1つだけ流君が自由に人間に戻れるかもしれない方法がある。]

 

サツキ[それは……?]

 

ツキムラ[一度、レッドグリムと完全に同化してしまう事だ…]

 

流[…!]

 

サツキ[それって、流君に完全なモンスターになれって事か⁉︎]

 

ツキムラ[うむ、流君とレッドグリムはまだシンクロできていない、と言うより、流君とレッドグリムのどちらかが無意識に拒絶反応を起こしている可能性もあるのだ、だから人間とモンスターの中間で同化が止まっている。だから一度完全に同化してしまえば、流君の意思でレッドグリムとの同化を解けるかもしれない!]

 

ダイヤ[でも、完全に同化するなんて、どうすれば……]

 

職員[局長!また謎の通信が届きました。]

 

局長[! まさか また、繋いでくれ!]

 

 

モニターに再び江川ヒロミが映る。

 

 

ヒロミ[あ〜〜、テストテスト、IAちゃん、音声届いてる?]

 

IA[はい、バッチリです。]

 

ヒロミ[OK〜〜、やあやあバディポリスの皆さんと流君、見てますか〜〜〜!]

 

局長[江川ヒロミ……!]

 

ヒロミ[今私がいる場所分かりますぅ〜?ここは今絶賛売れっ子アイドル響 天音ちゃんのライブ会場に来ていまぁ〜〜〜す!]

 

流[天音のライブ会場だって⁉︎]

 

ヒロミ[バディポリス諸君に告ぐ、今すぐに星野 流君を連れて来なさぁい!連れて来ないと天音ちゃんにあんな事やこんな事しちゃうかもよ〜?場所は分かるよね!じゃあ早く連れて来てね〜〜ん!]

 

 

そこで通信は切れた……

 

 

サツキ[何てふざけた奴だ]

 

流[天音…!早く助けないと!]

 

ツキムラ[江川ヒロミか、厄介な者を相手にしているな……]

 

局長[知ってるのか?]

 

ツキムラ[ああ、だが早く行った方がいい、あんなふざけた言動をしてはいるが、言い出したら実行する男だ。]

 

サツキ[仕方ない、流君!]

 

流[分かってます。天音は僕が助ける!]



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江川ヒロミからの挑戦

江川ヒロミは 流 をおびき出す為に流の親友である 響 天音 のライブを襲撃、バディポリスにメッセージを送り、ライブ会場に立て籠もっている。サツキ達と流は天音のライブ会場へと向かうのだった……

 

ーーー

 

サツキと流は天音のライブ会場に向かう。

 

 

サツキ[よし、行こう]

 

流[はい]

 

千歌[あの、私達も…]

 

サツキ[悪いけど、君達9人を載せれるほど広い車じゃないんだ…]

 

梨子[ですよね……]

 

サツキ[ごめんね、行くよ、流君]

 

 

サツキは流を乗せてライブ会場に向かう。

 

 

花丸[まる達はどうするずら?]

 

曜[うーん…]

 

千歌[大丈夫!私達も行こう、鞠莉ちゃん!]

 

鞠莉[OK千歌っち!ちょっと待ってね!]

 

果南[サツキさんも甘いね、こっちには鞠莉が居るんだから]

 

鞠莉[皆!イサムラが車を手配してくれるからそれに乗りましょう!]

 

ーーー

 

ライブ会場

 

 

天音[あなた、こんな事して、何を考えてるの?]

 

ヒロミ[別に〜〜!君に教えるような事は何も〜〜考えてませんよ〜〜!君は黙って流君をおびき出す為の餌になっていればいい〜〜のです!]

 

天音[流君をおびき出す餌……?あなた、流君を知ってるの⁉︎]

 

ヒロミ[ええ〜、知ってますとも、あなたの大事なお友達なんでしょ〜〜〜う!私も彼に興味がありますから、協力してもらいますよ〜〜!]

 

天音[流君をいったいどうするつもりなの?]

 

ヒロミ[そこまでは言えませ〜〜ん]

 

ーーー

 

サツキと流はライブ会場に到着した。その後を追ってAqoursの皆もライブ会場に到着する。

 

 

サツキ[君達!]

 

千歌[サツキさん、天音ちゃんは私達の友達でもあるんです!だから、私達も放ってはおけません!]

 

流[サツキさん、千歌達は……]

 

サツキ[分かってる…、ただし、手出しは無用だからね]

 

Aqours[はい!]

 

サツキ[じゃあ乗り込もう!]

 

 

サツキはライブ会場のドアを開ける

 

 

ヒロミ[やあやあ、来ましたか流君〜、おやおや?要らないお友達も連れて来ましたか〜〜〜!まあ仕方ないか]

 

流[天音!]

 

サツキ[江川ヒロミ!天音ちゃんを解放しろ!]

 

ヒロミ[いいよ〜〜!ただし、この私目にファイトで勝てればですがねぇ〜〜!]

 

サツキ[ファイトだと⁉︎]

 

ヒロミ[ええ、勿論お相手は星野 流君!君を指定します〜〜〜!]

 

流[僕を……?]

 

ヒロミ[そうです。お友達を助けたいでしょ〜〜?君がファイトしてくれなきゃ、天音ちゃんを解放してあっげないよ〜〜〜〜?]

 

サツキ[ムカつく喋り方だ……、どこまでふざけてるんだ……]

 

ヒロミ[さあ、ファイトするの?しないの?]

 

流[わかった、僕が相手だ!]

 

サツキ[気をつけろ、流君…]

 

流[はい!]

 

ヒロミ[決まりですね?な〜〜らば!始めましょ〜〜う!]

 

 

流[真紅に輝く星の光よ、僕に力を!ルミナイズ!<スカーレット・スター>]

 

ヒロミ[私の計画は完璧かつ、誰も邪魔できない〜〜!ル〜ミナ〜〜イズ!<プロジェクト・サイバース>]

 

 

オープンTHEフラッグ

 

 

流[スタードラゴンワールド]

 

ヒロミ[ザ・サイバース:2nd]

 

 

ザ・サイバース:2nd

フラッグ

◼️君は<サイバース>のカードを使える。

◼️君の最初の手札は5枚/ゲージは3枚/ライフは10から始める。

◼️君は場にサイズの合計が60になるまでモンスターを置ける。

◼️君の場のモンスター全てのサイズは2倍になる。

 

 

ーーー

 

サツキ[何⁉︎]

 

ーーー

 

流[新しいサイバースのフラッグ…⁉︎]

 

ヒロミ[さあ、楽しいファイトを始め〜〜ましょう!]

 

 




遂に動き出した江川ヒロミ!
新しいフラッグ<ザ・サイバース:2nd>!
サイズを2倍にする効果に何の意味があるのか!

次回 流 vs ヒロミ


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星野 流 vs 江川ヒロミ

ザ・サイバース:2nd

フラッグ

◼️君は<サイバース>のカードを使える。

◼️君の最初の手札は5枚/ゲージは3枚/ライフは10から始める。

◼️君は場にサイズの合計が60になるまでモンスターを置ける。

◼️君の場のモンスター全てのサイズは2倍になる。

 

ーーー

 

ヒロミ[では先攻は私が貰います。チャージ&ドロ〜(ゲージ3→4)、ライトに<S・紫電>をコール!]

 

 

S・紫電/サイズ2→4/攻6000/防4000/打撃2

 

 

ヒロミ[S紫電の登場時に手札2枚捨て、3ドロー!レフトに<S・ズラトロク>をコ〜〜ル!]

 

 

S・ズラトロク

レジェンドワールド

サイバース/ワイダーサカー

サイズ2→4/攻4000/防4000/打撃2

◼️このカードが登場した時ライフ1払う、そうしたら君のデッキから3枚ゲージに置く。

◼️<S・コード>(君の場のサイズの合計が8以上)

このモンスターが能力でドロップゾーンに置かれた時、君のライフ+2する!

【移動】

 

ーーー

 

ルビィ[さっきから思うんだけど、どうしてモンスターのサイズが普通より多いの?]

 

善子[あ、確かに…]

 

ーーー

 

ヒロミ[良い指摘です。私のフラッグ<ザ・サイバース:2nd>はサイズ60までコールでき、私のサイバースのモンスター全てのサイズは2倍になります!]

 

ーーー

 

果南[サイズを2倍って……、何の意味が…]

 

サツキ[……Sコードの能力が使いやすくなる…。]

 

ーーー

 

ヒロミ[その通〜〜〜り!サイズを2倍なんて、一見すれば意味の無い能力ですが、サイバースにとってはより高いサイズがより重要なファクターになる!つまり従来のザ・サイバースよりサイバースの能力を引き出しやすいのです!]

 

流[く……]

 

ヒロミ[Sズラトロクの登場時にライフ1払う(LP10→9)、ゲージ+3(4→7)!さらに真打ち登場です!ゲージ4払い(7→3)バディ搭乗(LP9→10)〜!天才江川に作られし至上最高の兵器をご覧あれ〜!<情報演算人工神 IA>]

 

 

情報演算人工神 IA

サイバース/神

サイズ10→20/攻50000/防7000/打撃1

◼️このカードはコールできない。

◼️このカードが【搭乗】した時、サイズ3以上のカード1枚につき1枚カードを1枚引く。

◼️【搭乗】しているこのカードはサイズを持つアイテムとして扱う。

◼️<S・コード>(君の場のサイズの合計が25以上)

このモンスターは【4回攻撃】を得て、このモンスターが2回以上の攻撃をする時にライフ1払ってよい、そのバトル中だけこのモンスターの打撃力を+1する。この能力は1ターンに1回だけ使える。

 

ーーー

 

サツキ[サイズ20だと⁉︎]

 

ダイヤ[なんて化け物……]

 

ーーー

 

ヒロミ[IAちゃんに搭乗した時、場のサイズ3以上のカードの数ドローできます〜〜、2枚ドロー!お待ちかねのバトル!Sズラトロクで攻撃!打撃2!]

 

流[ぐあっ!]LP10→8

 

ヒロミ[ターンエンド〜〜]

 

 

流[僕のターン、ドロー、チャージ&ドロー(2→3)!]

 

(1つだけ流君が自由に人間に戻れるかもしれない方法がある)

 

(一度、レッドグリムと完全に同化してしまう事だ…)

 

流[……行くよグリム、デッキから2枚捨て、ゲージ1払い(3→2)、バディファイナライズ(LP8→9)!<紅い流星 レッド・グリム>]

 

 

紅い流星 レッド・グリム/サイズ2/攻7000/防3000/打撃2/ファイナライズ

 

 

流[行くよ、バトル!レッドグリムで攻撃!レッドグリムの能力で相手のモンスター全てに同時に攻撃する!]

 

ヒロミ[な、何ですと〜〜!キ、キャスト!<S・システム:チャージャー>]

 

 

S・システム:チャージャー

◼️【対抗】君の場の<サイバース>のモンスター1枚を破壊する。君のデッキからカードを2枚ゲージに置く。このカードは1ターンに1枚だけ使える。

 

 

ヒロミ[私はSズラトロクを破壊してゲージ+2〜(3→5)!]

 

 

S・ズラトロク 能力破壊

 

ーーー

 

果南[このタイミングでゲージを増やした?]

 

善子[いったいなんの意味があるのよ…]

 

ーーー

 

ヒロミ[意味ならありますよ〜!破壊されたSズラトロクのSコード発動!私の場にサイズ合計8以上があれば、能力でドロップ送りになったら私のライフ+2よん!(LP10→12)]

 

流[バトルは続行だ!]

 

 

S・紫電 撃破!

 

 

流[レッドグリムはファイナライズしていれば3回まで攻撃できる。レッドグリムで2回攻撃!攻撃力7000/打撃2!]

 

ヒロミ[ぎゃぁ!]LP12→10

 

流[3回目の攻撃!]

 

ヒロミ[うぎゃぁ!]LP10→8

 

流[ターンエンド!]

 

 

ヒロミ[やりますね〜〜!でも、本番はこれからだ〜!]

 

 

 

 




次回、江川ヒロミの猛反撃が始まる……


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怒涛の攻撃! 情報演算人工神 IA

流 LP9/ゲージ2

 

ライト:無し

レフト:無し

センター:無し

アイテム:紅い流星レッド・グリム

 

ーーー

 

江川ヒロミ LP8/ゲージ5

 

ライト:無し

レフト:無し

センター:無し

アイテム:情報演算人工神 IA

 

ーーー

 

ヒロミ[本番はこれからですよ〜〜!私のターン、ドロー、チャージャー&ドロー(5→6)!<S・スレインジドラゴン>をライトにコール!]

 

 

S・スレインジドラゴン

ドラゴンワールド

サイバース/武装騎竜

サイズ2→4/攻6000/防4000/打撃1

◼️このカードが登場した時、君のセンターにモンスターがいないなら、君のライフ+2!

◼️<S・コード>(君の場のサイズの合計が7以上)

このモンスターは【貫通】と【移動】を得る。

 

 

ヒロミ[Sスレインジの能力でライフ+2!(LP8→10)]

 

流[またライフが10……]

 

ヒロミ[さあ、バトルですよ〜〜!Sスレインジドラゴンで流君に攻撃ぃ!攻撃力6000で打撃1!]

 

流[ぐぁ!]LP9→8

 

ヒロミ[さあ出番ですよ〜!IAちゃんで攻撃!IAちゃんのSコード発動!私の場のサイズの合計が25以上なら、【4回攻撃】を得る!]

 

流[な、何⁉︎]

 

ーーー

 

サツキ[4回攻撃だと⁉︎]

 

ダイヤ[けど不可能ですわ!搭乗してアイテムになっている以上、IAのサイズは失われているはずです!]

 

花丸[単なる見掛け倒しずら!]

 

ーーー

 

ヒロミ[残念ですが、IAちゃんは自身の能力でサイズを持つアイテムとして扱われるのです!ですからSコードの発動条件はクリア〜〜!IAちゃんで攻撃!攻撃力50000/打撃1!]

 

流[ぐぁぁ]LP8→7

 

ヒロミ[2回目の攻撃です!]

 

流[ぐぅぅ!]LP7→6

 

ヒロミ[3回攻撃〜〜!]

 

流[うぐぅ…]LP6→5

 

ヒロミ[さあ、4回目の攻撃ですよ〜〜!この時、ライフ1払い(LP10→9)〜〜、IAちゃんの打撃力をこのバトルの間だけ2にする!]

 

流[そんな⁉︎うぁぁ!]LP5→3

 

ーーー

 

梨子[このターンだけで……]

 

曜[ライフが6も削られた…!]

 

ーーー

 

ヒロミ[ターンエンドよ〜〜!]

 

 

流[僕のターン、ドロー、チャージ&ドロー(2→3)!ライトに<流星 イグロス>をコール!]

 

 

流星 イグロス

流星

サイズ2/攻6000/防2000/打撃2

◼️このカードが他の<流星>のモンスターと連携攻撃した時、君のデッキからカードを1枚ゲージに置く。この能力は1ターンに1回だけ使える。

◼️【対抗】場のこのカードを破壊できる。破壊したら、次に君が受けるダメージを2減らす。

【貫通】

 

 

流[更にレフトに<流星 グライス>をコール!]

 

 

流星 グライス

流星

サイズ1/攻4000/防4000/打撃1

◼️このカードが他の<流星>と連携攻撃した時、相手にダメージ1!

◼️このカードが破壊された時、君のデッキからカードを1枚引く。

 

 

流[バトル!]

 

ヒロミ[Sスレインジドラゴンをセンターに移動!]

 

流[まずはレッドグリムと流星グライスで連携攻撃!合計攻撃力11000!グライスの能力でダメージ1!]

 

ヒロミ[はぎゃ〜!]LP9→8

 

 

Sスレインジドラゴン 撃破!

 

 

流[もう一度、レッドグリムと流星イグロスで連携攻撃!合計攻撃力13000!合計打撃力4!イグロスの能力でゲージ+1(3→4)]

 

ヒロミ[おぎゃ〜!なんてねキャスト!<サイバース・シールド:ドレイン>]

 

 

サイバース・シールド:ドレイン

サイバース/盾

◼️相手の攻撃中に使える。

◼️【対抗】その攻撃を無効化する。

◼️<S・コード>(君の場のサイズの合計が4以上)

攻撃を無効化した相手のモンスター1枚の打撃力を君のライフに加える。このカードの能力は無効化されない。

 

 

ヒロミ[その攻撃を無効化します!更に<Sコード>!]

 

ーーー

 

サツキ[魔法にもSコードがあるのか!]

 

ーーー

 

ヒロミ[レッドグリムの打撃力を私のライフに加える(LP8→10)!]

 

流[何⁉︎ ぐっ…、なら、レッドグリムの3回攻撃!]

 

ヒロミ[うがぁ]LP10→8

 

流[ターンエンドだ…]

 

 

ヒロミ[惜しかったね〜〜!私のターン!ドロー!チャージ&ドロ〜〜(6→7)!さあ〜〜て!このターンでフィナーレです!バトル!IAちゃんで流君に攻撃!打撃1!]

 

流[ぐあっ]LP3→2

 

ヒロミ[2回目の攻撃!]

 

流[ぐぅぅ!]LP2→1

 

ヒロミ[IAちゃんの3回攻撃〜!更にライフ1払い(LP10→9)このバトルの間打撃力2!終わりです!]

 

流[キャスト!<流星のバリアー>攻撃を無効化して、ライフ+1(LP1→2)、1チャージ(4→5)!]

 

ヒロミ[あんら〜〜〜〜!]

 

ーーー

 

サツキ[良し、上手い!]

 

千歌[どういう事ですか?]

 

サツキ[江川ヒロミは勝負を焦ってIAの打撃力を2にして攻撃した。]

 

ダイヤ[ですが流君もそのタイミングで攻撃を無効化してライフを増やしました。そしてIAの打撃を上げる能力はこのターンのバトル中に1度しか使えませんわ!]

 

サツキ[つまり、最後のIAの攻撃はもう打撃力を上げる能力は使えない、必然的に流君のターンは回って来る!]

 

ーーー

 

ヒロミ[ぐぅ〜〜、構いません!IAちゃんで4回攻撃!]

 

流[ぐぁぁ]LP2→1

 

ヒロミ[ターンエンドです!]

 

 

流[僕のターン!ドロー、チャージ&ドロー(3→4)!]

 




攻撃を耐え続け、ギリギリのライフの流に勝機はあるか⁉︎


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流星群の皇

流 LP1/ゲージ3

 

ライト:流星 イグロス

レフト:流星 グライス

センター:無し

アイテム:紅い流星 レッドグリム

 

ーーー

 

江川ヒロミ LP9/ゲージ7

 

ライト:無し

レフト:無し

センター:無し

アイテム:情報演算人工神 IA

 

ーーー

 

流[僕のターン!ドロー、チャージ&ドロー(3→4)!]

 

流(感じる……。僕の中に流れ込んで来る……グリムの力が、全身に馴染むようだ…)

 

 

その時、流がドローしたカードが紅く輝き、流の頭の中にフラッシュバックが起こる…

 

流が見たのは、巨大な紅いドラゴンが誰かとファイトしている…、そして紅いドラゴンは強い光に包まれ次元の歪みと共に消滅してしまう。

 

 

流(まただ…、このヴィジョンは…?)

 

グリム(流……、不思議な感じだ…、今なら我は、お前と1つになれそうだ…)

 

流(うん、僕もだ、このファイト…絶対に勝つ!)

 

グリム(解き放て、我の真の姿を!)

 

 

ヒロミ[な、何だ…、あの輝きは⁉︎]

 

流[行くぞ、グリム!ゲージ3払い、レッドグリムに重ねてファイナライズ!紅き竜の記憶と共に僕とグリムは今、1つになる!<流星群皇 クリムゾン・ナガレ>]

 

 

流星群皇 クリムゾン・ナガレ

流星/星皇

サイズX/攻0→5000/防5000/打撃0→1

◼️このカードの能力は無効化されず、破壊されない。

◼️【起動】君のデッキの上から1枚をこのカードのソウルに入れる。この能力は1ターンに1回だけ使える。

◼️このカードのソウル1枚につき、このカードの攻撃力を+5000して、打撃力+1!

◼️<流星撃>(このカードのソウル2枚以上)

このカードは<5回攻撃>を得る。更に、このカードの攻撃が無効化されたら君のライフ+1!

【ソウルガード】【ファイナライズ】(君がカード名に<グリム>を含むカードを装備しているなら、そのカードに重ねてゲージ3払う)

 

 

全身の紅いウロコが変形し、流は紅いドラゴンを模した鎧を身に纏い、紅い仮面は更にドラゴンを模したような姿になる。その姿は真紅の龍人、鎧の龍人騎士の如く…

 

ーーー

 

サツキ[何だ……、あの姿は……⁉︎]

 

天音[流君…、かっこいい!]

 

梨子[千歌ちゃん、曜ちゃん、分かる?]

 

曜[うん、なんか凄い力を感じる……]

 

千歌[今の流君は、凄く強い!]

 

ーーー

 

ヒロミ[な、何だ…、この周波エネルギーは……⁉︎]

 

IA[周波エネルギーの測定範囲を超えています。]

 

ナガレ[これが、流とグリムが完全に同化した姿…!]

 

 

ナガレ[クリムゾン・ナガレの能力でデッキから1枚を自身にソウルイン!クリムゾン・ナガレは自身のソウルの枚数分、攻撃力+5000、打撃+1する。我のソウルは2枚だ。]

 

 

流星群皇 クリムゾン・ナガレ ソウル1→2

攻0→5000→10000

打撃0→1→2

 

 

ナガレ[行くぞ!クリムゾン・ナガレ……!]

 

 

その時、周りが無数の星々が瞬く夜空のような空間に変わり、クリムゾンナガレの鎧が更に紅く輝き、ドラゴンの翼が生えて夜空に浮かぶ……

 

ーーー

 

ルビィ[うわぁーぁ!]

 

ダイヤ[なんと…、美しい……]

 

鞠莉[oh…、ビューティフォー…]

 

千歌[綺麗なだけじゃない…、何か凄い力が来る!]

 

ーーー

 

ナガレ[瞬く星々の輝きよ!我に力を!]

 

 

 

 

流星撃

 

 

 

 

ナガレ[我のソウルが2枚以上なら、我は【5回攻撃】を得る!]

 

ヒロミ[な、何ですと〜〜〜!]

 

ナガレ[バトル!クリムゾン・ナガレでIAに攻撃!攻撃力10000!打撃2!]

 

 

ナガレが腕を振り上げると巨大な龍の腕が現れる。そしてナガレが腕を振り下ろした時、その動きに合わせて巨大な龍の腕がIAに振り下ろされる。そして巨大な龍の爪がIAを切り裂く!

 

 

ヒロミ[うがぁ〜!]LP9→7

 

ナガレ[2回目の攻撃!]

 

 

腕を横に振れば、巨大な龍の腕が動きに合わせて横向きにIAを切り裂く!その繰り返し……

 

 

ヒロミ[いやぁ〜〜〜!]LP7→5

 

ナガレ[3回目の攻撃!]

 

ヒロミ[ぎゃぁ〜〜!]LP5→3

 

ナガレ[4回目の攻撃!]

 

ヒロミ[がぁぁ!]LP3→1

 

ヒロミ[ば、バカな……、こんな事が…⁉︎]

 

ナガレ[トドメだ…、クリムゾンナガレの5回攻撃!]

 

ヒロミ[そんなバカな〜〜〜!うぎゃぁぁぁぁぁ‼︎‼︎] LP1→0

 




どうも、ヤギリです。今回は何故か力を入れて書きました。

クリムゾン・ナガレの攻撃のイメージとしましては、伝説の少年漫画「金色のガッシュ」の<バオウ・クロウ・ディスグルグ>と言う術を参考にしました。知ってる人は知ってる、分かる人は分かる作品ですね。アニメはこの術を出す間も無く終わってしまい、漫画では2回ぐらいしか出なかったかな?ガッシュの術の中で2番目に好きなんですよね〜、この術! 気になる方は検索検索!


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レッド・グリムの正体…

天音を人質にとり、流にファイトを挑んだ江川ヒロミ、<情報演算人工神IA>の圧倒的な力で流を追い詰めた江川ヒロミだが、流はレッド・グリムの真の力を引き出し、<流星群皇 クリムゾン・ナガレ>に覚醒し、ギリギリでファイトに勝利した。

 

ーーー

 

ヒロミ[ま、負けた……天才である、この江川ヒロミが……]

 

サツキ[江川ヒロミ、ライブ会場の襲撃、会議室の破壊、恐喝や脅迫の容疑であんたを逮捕する!]

 

 

サツキがヒロミに近づこうとした時、江川ヒロミが懐から1つのスイッチを取り出した。

 

 

ヒロミ[ち、近づくな!それ以上近づいたら、このスイッチをポチッとしますよ〜〜〜!]

 

サツキ[な、何⁉︎]

 

ヒロミ(まじめ声)[ふふふ…、この私が逮捕されても、IAを止める事は誰にもできない……、私の意思は全てIAに託されるのだ。]

 

IA[はい、お父様]

 

 

そしてヒロミは構えたスイッチを押す。するとIAの配色が緑から青に変わり、そしてIAは飛び去って行った。

 

 

サツキ[改めて逮捕する。]

 

 

ヒロミの手首に手錠がかけられる……

 

 

[う…ぐっ……ああぁぁぁぁぁ…‼︎]

 

 

Aqours/天音/サツキ [!?]

 

天音[流君⁉︎]

 

ナガレ[うぐぁぁぁぁ‼︎]

 

サツキ[どうしたんだ……、流君⁉︎]

 

ナガレ[ナ……ガ…レ……?違……う……!ワ…レ……は…、クリムゾン……グ…リム!]

 

サツキ[クリムゾンだと……]

 

ナガレ[我……は、森……谷…サツ…キ……お前を……憎む……者だ……!]

 

天音[流君…?いったい何言ってるの!]

 

ナガレ[森……谷……サツキ……明日……の…、夕刻……決戦……の…場……沼津港……で、待つ……ケリ…を…つけて……や…る…!]

 

 

そう言ってナガレは翼を広げて飛び去って行った……。

 

 

天音[流君……]

 

ーーー

 

バディポリス 沼津支局

 

 

ツキムラ[私とした事が……し、失念していた…!流君を人間の姿に戻す事だけを考えていた…、完全に同化する事で、モンスターの意識に支配される可能性を考えていなかった……、完全に私のミスだった……!すまない……! ]

 

サツキ[過ぎた事はどうにもできない…、正直僕もそんな事、考えていなかった…、今は流君を救う事が先決だ]

 

局長[そうだな…]

 

サツキ[はい、"明日の夕刻に沼津港で待っている"と言ってました。]

 

千歌[あの、サツキさん!私達も行きます!]

 

サツキ[千歌ちゃん、でも今回ばかりは……]

 

天音[私も、一緒に行かせてください!]

 

サツキ[天音ちゃんまで……]

 

天音[流君は、私にとって大切な人なんです!お願いします!]

 

サツキ[うーん…]

 

局長[連れて行ってあげなさい、サツキ君]

 

サツキ[局長……、分かりました。じゃあ明日の夕刻に、一度バディポリスに集まってくれ]

 

Aqours/天音[はい!]

 

ーーー

 

その日の夕方

 

十千万

 

梨子[千歌ちゃん、デッキ組んでるの?]

 

千歌[うん!もしもって時があるかもしれないでしょ?]

 

曜[まぁ、可能性はあるかもだけど……]

 

梨子[サツキさんがファイトするなら、心配ないと思うけど…]

 

千歌[うん、けどやっぱり落ち着いていられないんだよね]

 

曜[そっか……、じゃあ私も手伝おうかな!]

 

梨子[もしもは無いと思うけど、仕方ないわね]

 

千歌[ありがとう!2人とも!]

 

ーーー

 

翌日 夕方

 

Aqoursと天音はバディポリスに集まっていた。

 

 

サツキ[全員揃ったね、じゃあ行こうか!]

 

Aqours/天音[はい!]

 

 

サツキは11人のれるロングカーを用意していた。そしてAqours/天音/サツキはクリムゾンが待つ沼津港に向かった。

 

ーーー

 

沼津港

 

 

ナガレ[ふむ、この少年の身体も、我に馴染んだようだな……、来たか……]

 

サツキ[僕は君をどっちで呼べばいい、流君か……それとも……クリムゾンか…?]

 

ナガレ[いや、我はクリムゾンであってクリムゾンではない…]

 

サツキ[何⁉︎]

 

ナガレ[我は昨日のファイトで全てを思い出した。我はクリムゾンドラゴンとしてお前とファイトし敗北、アポカドラス・ゼウスの力で時空の改変と共に消滅した。だがクリムゾンドラゴンは消滅する瞬間に自身の因子の一部を時空の歪みに忍ばせたのだ、そして……その因子が進化し生まれたのが、我"レッド・グリム"と言う存在なのだ。つまり我は、クリムゾンドラゴンの子孫と言ったところだな……。]

 

サツキ[クリムゾンドラゴンの子孫…!]

 

ナガレ[だが我は時空改変の影響で記憶のないただの流星でしかなかった……、つまらん話をしたな……、さあ盛谷サツキ、我とファイトだ…、このグリムが、クリムゾンドラゴンの憎しみを貴様にぶつけてやる!]

 

サツキ[……分かった、ケリをつけよう!レッド・グリム!]

 

 




時空を巻き戻して再び……、まみえる!


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復讐のグリム

流とレッド・グリムは完全に同化し、真の姿になる。しかしレッド・グリムは流の身体を支配し、サツキに復讐のファイトを挑む!

 

ーーー

 

グリム[我はクリムゾンではない、レッド・グリムだ!]

 

サツキ[グリム、ケリをつけるぞ!銀河の星達よ、世界に希望を!ルミナイズ!<ギャラクシー・アポカリプス>]

 

グリム[我は新たなる流星、復讐の流星だ!ルミナイズ!<レッド・メテオ>]

 

 

オープンTHEフラッグ

 

 

サツキ[ギャラクシードラゴンワールド]

 

グリム[スタードラゴンワールド]

 

 

サツキ[僕のターン、チャージ&ドロー(2→3)!<銀河騎竜 ストーム・アローズ>をライトにコール!]

 

 

銀河騎竜 ストーム・アローズ

サイズ1/攻4000/防4000/打撃1

 

 

サツキ[レフトに<銀河騎竜 フレイム・ブレーズ>をコール!]

 

 

銀河騎竜 フレイム・ブレーズ

サイズ2/攻6000/防2000/打撃1

 

 

サツキ[フレイムブレーズとストームアローズのスターXリンク!]

 

 

銀河騎竜 フレイムブレーズ

◼️攻撃した時、相手にダメージ1!

◼️このモンスターの打撃力+1して、【貫通】を得る。

 

銀河騎竜 ストームアローズ

◼️攻撃した時、相手にダメージ1!

◼️このモンスターの打撃力+1して、【貫通】を得る。

 

 

サツキ[バトル!銀河騎竜フレイムブレーズで攻撃!自身のスターリンクで打撃力+1!さらにストームアローズのスターリンクで相手にダメージ1!]

 

グリム[ぐっ…]LP10→9

 

サツキ[メインの攻撃!打撃2!]

 

グリム[うぐぅ…]LP9→7

 

サツキ[ターンエンド!]

 

 

グリム[我のターン、ドロー!チャージ&ドロー(2→3)!我の新たなる姿、ゲージ2払い(3→1)ファイナライズ!真紅の怒りと共に、復讐を果たす者の姿だ。我が名は<真紅の流星 スカーレット・グリム>]

 

 

真紅の流星 スカーレット・グリム

流星/真紅

サイズ2/攻7000/防3000/打撃2

◼️このカードはコール出来ない。

◼️【ファイナライズ】しているこのカードは破壊されず、能力は無効化されない。

◼️<流星撃>(君のライフが7以下)

このカードが相手のモンスターに攻撃する時、相手のモンスター全てに攻撃できる。この攻撃で相手のモンスターを破壊した時、このカードの打撃力分、相手にダメージ!

【2回攻撃】【ファイナライズ】(ゲージ2払う。)

 

 

グリムのウロコはさらに逆立ち、全身の色も少し紅黒い色に変わる。

それは正に真紅の竜人

 

 

サツキ[これが、新しいグリムの姿か……]

 

ーーー

 

ダイヤ[なんと禍々しい…]

 

千歌[あの姿……、やっぱり……]

 

ーーー

 

グリム[バトル!真紅の流星スカーレットグリムでストームアローズに攻撃!この時、我の真の力!我のライフが7以下なら……]

 

 

その時、周りが紅い月が浮かぶ夜空のような空間に包まれる

 

 

グリム[<流星撃>!]

 

 

グリム[流星撃の能力で、相手のモンスター全てに攻撃できる!]

 

サツキ[何⁉︎]

 

 

スカーレットグリム

攻7000

vs

ストームアローズ 撃破!

防4000

 

フレイムブレーズ 撃破!

防2000

 

 

グリム[さらに!この攻撃でモンスターを破壊した時、相手に我の打撃力分ダメージだ!我の打撃力は2!]

 

サツキ[ぐぁ!]LP10→8

 

ーーー

 

曜[そんな…!]

 

果南[モンスターを全破壊しただけじゃなく、サツキさんにもダメージを与えるなんて……!]

 

花丸[強いずらぁ……]

 

ーーー

 

グリム[まだ我の攻撃は続く、2回攻撃だ!]

 

サツキ[うがぁ!]LP8→6

 

グリム[ターンエンドだ]

 

 

サツキ[やるな……、僕のターン!ドロー、チャージ&ドロー(3→4)!ゲージ2払い(4→2)ライトにバディコール(LP6→7)!<銀河帝王 アポカドラス>!]

 

 

銀河帝王アポカドラス

サイズ2/攻6000/防5000/打撃2/ソウルガード/銀河武装

 

 

サツキ[アポカドラスの登場時、手札から<銀河騎竜 サンダー・ランサー>をノーコスト、サイズ0でレフトにコール!]

 

 

銀河騎竜 サンダー・ランサー

戦装竜

サイズ2→0/攻5000/防5000/打撃1

◼️このカードが登場した時、君のデッキからカードを1枚引く

◼️<スターXリンク>

このモンスターの攻撃力を+3000して、【貫通】を得る。

【移動】

 

 

サツキ[サンダーランサーの能力で1枚ドロー!そしてサンダーランサーをアポカドラスにソウルイン!そしてレフトに<銀河騎竜 フレイム・キャノン>]

 

 

銀河騎竜 フレイム・キャノン

戦装竜

サイズ1/攻3000/防3000/打撃2

◼️<スターXリンク>

このカードのバトル終了時、打撃力+1して、このカードをスタンドする。

 

 

サツキ[フレイムキャノンもアポカドラスにソウルイン!]

 

 

アポカドラス ソウル2

攻6000→9000

◼️攻撃力+3000して【貫通】

◼️バトル終了時に打撃+1して、スタンド

 

 

サツキ[バトルだ!アポカドラスでスカーレットグリムに攻撃!攻撃力9000!打撃2!]

 

 

アポカドラス

攻9000

vs

スカーレットグリム

防3000

 

 

グリム[ぐぅ…]LP7→5

 

サツキ[さらに!ソウルのフレイムキャノンの能力で、打撃+1してスタンド!再攻撃!打撃3!]

 

グリム[キャスト!<プロトバリア>!攻撃を無効化し、ゲージ+1(1→2)!]

 

サツキ[く…、ターンエンド!]

 

 

グリム[このターンで決めてやろう!我のターン!]




スカーレットグリムの勝利宣言⁉︎


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復讐のファイト!サツキ vs グリム

サツキ LP7/ゲージ2

 

レフト:無し

ライト:銀河帝王 アポカドラス

センター:無し

 

アポカドラス ソウル2

攻6000→9000

◼️攻撃力+3000して【貫通】

◼️バトル終了時に打撃+1して、スタンド

 

ーーー

 

グリム LP7/ゲージ2

 

レフト:無し

ライト:無し

センター:無し

アイテム:紅い流星 スカーレット・グリム

 

ーーー

 

グリム[我のターン!ドロー!チャージ&ドロー(2→3)!ゲージ3払い(3→0)スカーレットグリムに重ねてバディファイナライズ(LP7→8)!<流星群皇 クリムゾン・ナガレ>]

 

 

流星群皇 クリムゾン・ナガレ

サイズ2/攻0/防5000/打撃0/【ファイナライズ】/【ソウルガード】/ソウル:1

 

 

サツキ[来たか……]

 

グリム[ナガレの能力でデッキから1枚ソウルイン!ライトに<流星団 レッド・ブライト>をコール!]

 

 

流星団 レッド・ブライト

流星

サイズ2/攻6000/防1000/打撃2

◼️このカードは攻撃できない。

◼️このカードがソウルにある<流星>のモンスターかアイテムが攻撃した時、ゲージ1払う、相手にダメージ1!この能力は1ターンに1回だけ使える。

流星合体(メテオ・ナイズ)】(このカードを君の<流星>のモンスターかアイテム1枚のソウルに入れる。)

 

 

グリム[流星団 レッドブライトを我にソウルイン!流星合体(メテオ・ナイズ)!]

 

サツキ[何⁉︎]

 

ーーー

 

梨子[モンスターが……]

 

善子[クリムゾンナガレと合体した⁉︎]

 

ーーー

 

グリム[さらに我は自身のソウルの数だけパワーアップする。]

 

 

クリムゾン・ナガレ ソウル:2

攻0→5000→10000

打撃0→1→2

◼️攻撃時にゲージ1払い相手にダメージ1!

 

 

グリム[行くぞ!クリムゾンナガレ……]

 

 

途端に周りが無数の星々が瞬く夜空のような空間に変化する!

 

 

<流星撃>‼︎

 

 

グリム[我は【5回攻撃】を得る。そして<メテオ・ゲージ>を発動…]

 

 

メテオ・ゲージ

流星

◼️君が<流星>のカードを装備しているなら使える。

◼️君のデッキから2枚ゲージに置く。さらに君が元々がモンスターのカードを装備しているならデッキからカードを2枚引く。このカードは1ターンに1回だけ使える。

 

 

グリム[ゲージ2+(0→2)、さらに2ドロー、バトル!クリムゾンナガレで盛谷サツキに攻撃!打撃2!]

 

サツキ[ぐぁっ!……⁉︎]LP7→5

 

 

サツキがクリムゾンナガレの攻撃を受けた時、その個所に殴られたような衝撃と痛みを感じる。

 

 

サツキ[ぐっ…!この痛みは…⁉︎]

 

グリム[久々に感じただろう?この衝撃と痛みは後数回続くぞ……、2回目の攻撃だ!]

 

サツキ[うがぁ!ぐはっ……]LP5→3

 

グリム[3回目の攻撃だ!]

 

サツキ[ぐぁぁぁ!]LP3→1

 

 

激しい衝撃でサツキは両膝から崩れる……

 

グリム[まだだ、4回目の攻撃だ!]

 

サツキ(ぐっ…!…ダメだ……もう…キャストする力も……残って…な…い……、これじゃ……あの時と……同じだ…な……)

 

ーーー

 

果南[まずい!あの攻撃を受けたら…!]

 

ルビィ[なんとかしないと、サツキさんが……!]

 

曜[うっ、もう……見てられない……!]

 

千歌[……ドラゴンフォース……解放……]

 

ーーー

 

グリム[これで、終わりだ!]

 

サツキ[ぐぅ………]

 

 

クリムゾン・ナガレの手腕が鋭い刃になりサツキに襲いかかる!瞬間!紅いオーラを纏う千歌がサツキの目の前に現れその刃をギリギリで止める……

 

 

サツキ/グリム[⁉︎]

 

 

刃を止めた千歌がただ静かに、怒りを表し…語りかける。

 

 

千歌[もう、いいでしょ……、グリム……充分でしょ……]

 

グリム(なんだ…!威圧感なのか……?)

 

千歌[サツキさんはもう戦えないよ……]

 

グリム[それが何だ、我の復讐を邪魔するな……]

 

千歌[うん、でももう復讐はいいでしょ…、サツキさんはもう、ファイトを続けられないくらい傷ついてる……、それで充分じゃない?]

 

グリム[違う、全てのライフを削り切ってこそ復讐のファイトは果たされる!この1撃を決めなければ、我のファイトは終わらないのだ!]

 

千歌[どうしてもって言うなら……このファイト、私が引き継ぐ…!]

 

グリム/サツキ/Aqours[⁉️]

 

サツキ[だ、ダメだ…、千歌ちゃん……このファイト…は……]

 

千歌[皆…、サツキさんを後ろへ…]

 

梨子[でも、千歌ちゃん…!]

 

千歌[早く‼︎]

 

Aqours[…⁉︎ はい!]

 

天音[千歌ちゃん!私も一緒に戦う!]

 

千歌[天音ちゃん……]

 

天音[私、流君の事が好き、愛してる。そんな流君が今、悪い感情に支配されている、昨日助けてもらったみたいに、今度は私が、流君を助けたい!]

 

千歌[……分かった。戦おう一緒に、そして助けよう。流君を!]

 

天音[うん!]

 

千歌[さぁ、ファイトを続けよう、グリム…!このファイトは……

 

千歌/天音[絶対に勝つ!]

 




ファイトは2人の少女に託された‼︎


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引き継がれるファイト!

クリムゾン・ナガレの怒涛の攻撃によって、強い衝撃と痛みで身体的にダメージを受け両膝から崩れ落ちるサツキ、LP1まで追い詰められ最後の攻撃を受けるその時、千歌が止めに入る。そしてサツキの代わりに、千歌と天音がそのファイトを引き継ぐ…!

 

ーーー

 

千歌/天音 LP1/ゲージ2

 

ライト:無し

レフト:無し

センター:無し

 

ーーー

 

グリム LP7/ゲージ3

 

ライト:無し

レフト:無し

センター:無し

アイテム:流星群皇 クリムゾン・ナガレ ソウル:2

 

ーーー

 

千歌[このファイトは必ず勝つ!ルミナイズ!<希望の太陽>!ドラゴンワールド]

 

天音[流君は絶対に助ける!ルミナイズ!<雷帝ソウルビート>!竜牙雷帝]

 

 

グリム[ふん…、我の攻撃は残っているぞ!4回目の攻撃!]

 

千歌[キャスト!<ドラゴンシールド 緑竜の盾>!攻撃を無効化してライフ1回復!(LP1→2)]

 

グリム[ぬぅ…、だが我の攻撃が無効になった時にライフ1回復(LP7→8)、5回攻撃だ!]

 

天音[キャスト!<ヒーリング・ビート>!]

 

 

ヒーリング・ビート

雷帝軍/雷響

◼️相手のモンスターかアイテムの攻撃中に使える。

◼️【対抗】そのカードの打撃力を君のライフに加える。さらに、その攻撃を無効化する。

 

 

天音[あなたの打撃力分ライフを回復(LP2→4)!さらにその攻撃を無効化する!]

 

グリム[我のライフ回復(8→9)……ターンエンド]

 

 

天音[私のターン!ドロー、チャージ&ドロー(2→3)!行くわよ、レフトにバディコール(LP4→5)!<雷響帝 ヒビキ>]

 

 

雷響帝 ヒビキ

雷響/サイズ2/攻7000/防5000/打撃0→1

 

 

天音[さらに、ライフ1払い(LP5→4)、装備!<綺羅星のギター>!場に<雷響>が増えたので、ヒビキの打撃力アップ!]

 

 

綺羅星のギター

雷響/攻2000/打撃1

 

 

雷響帝ヒビキ 打撃1→2

 

 

天音[バトル!綺羅星のギターで攻撃!このカードの攻撃力は場にヒビキがいる時、10000になる!]

 

 

綺羅星のギター

攻10000

vs

クリムゾンナガレ

防5000

 

 

グリム[ぐぁ!]LP9→8

 

天音[雷響帝ヒビキで攻撃!攻撃力7000/打撃2!]

 

グリム[ぐぅ!]LP8→6

 

天音[雷響帝ヒビキは、私がアイテムを装備していれば【2回攻撃】を得る。よってもう一度攻撃!]

 

グリム[キャスト!<アースバリア>攻撃を無効化してライフ+1(LP6→7)]

 

天音[ターンエンド…]

 

 

千歌[私のターン、ドロー、チャージ&ドロー(2→3)!ライトにバディコール(LP4→5)!<神速のバルドラゴン>!そして、ゲージ1払い(3→2)、バルドラゴンを進化!<爆速の太陽竜 バルドラゴン>!]

 

 

爆速の太陽竜 バルドラゴン

サイズ2/攻7000/防5000/打撃2/移動/ソウルガード/ソウル:1

 

 

千歌[さらに、私のライフ6以下で場にバルドラゴンがいる時、ゲージ2払う(2→0)、<ドラゴンフォース"激情の型">解放‼︎]

 

 

ドラゴンフォース"激情の型"

攻6000/打撃2

 

 

千歌[バトル!ドラゴンフォースとバルドラゴンで連携攻撃!ドラゴンフォースをスタンド!バルドラゴンの能力でライフ+2(LP5→7)、1枚ドロー!合計攻撃力13000!合計打撃力4!]

 

 

ドラゴンフォース"激情の型"+ 爆速の太陽竜バルドラゴン

合計攻撃力13000

合計打撃力4

vs

クリムゾンナガレ

防5000

 

 

グリム[ぐぁぁ!]LP7→3

 

千歌[これで……!ドラゴンフォースで攻撃!打撃2!]

 

グリム[愚かだ!我のソウルにある<流星団 レッド・シルードラ>の能力発動!]

 

 

流星団 レッド・シルードラ

サイズ2/攻4000/防7000/打撃1

◼️このカードはセンターにしか置けない。

◼️【対抗】相手の攻撃中、<流星>のモンスターかアイテムのソウルにあるこのカードをドロップゾーンに置く、その攻撃を無効化して君のライフ+1!<流星団レッド・シルードラ>の能力は1ターンに1回だけ使える。

【流星合体】

 

グリム[ソウルのレッドシルードラを破棄して、その攻撃を無効にする、そしてライフ1回復(LP3→4)]

 

 

クリムゾンナガレ

ソウル2→1

打撃2→1

 

 

千歌[ターン…エンド]

 

ーーー

 

善子[そんなカードいったい、いつのまにソウルに入ってたのよ!]

 

サツキ[クリムゾンナガレの……能力で…ソウルに入れた……カードだろうな……]

 

ダイヤ[まさに、抜け目ない戦略ですわね……]

 

ーーー

 

グリム[我のターン、ドロー、チャージ&ドロー(3→4)、我の能力でデッキから1枚を我にソウルイン、それに伴い打撃力+1!]

 

 

クリムゾンナガレ

ソウル1→2

打撃1→2

 

 

グリム[我はゲージ1払い(4→3)ライトに<流星団 レッド・ブレイダー>をコール]

 

 

流星団レッドブレイダー

流星

サイズ3/攻6000/防2000/打撃1

◼️【コールコスト】ゲージ1払う。

◼️このカードは攻撃できない。

◼️相手の攻撃中に使える。<流星>のモンスターかアイテムのソウルにあるこのカードをドロップゾーンに置く。次に君が受けるダメージを3減らす。この能力でダメージが減らなかった時、君のライフ+4!

 

 

グリム[レッド・ブレイダーを我にソウルイン!]

 

 

クリムゾンナガレ

ソウル2→3

打撃2→3

 

 

グリム[さらに、我のソウル2枚以上で、<流星撃>‼︎我は<5回攻撃>を得る!バトル!クリムゾンナガレで攻撃!]

 

ーーー

 

果南[まずい!]

 

鞠莉[打撃3の5回攻撃って…!]

 

花丸[あり得ないずら!]

 

ーーー

 

千歌/天音[きゃぁ!]LP7→4

 

 

千歌と天音に殴られたような衝撃と痛みが襲う…

 

 

グリム[2回目の攻撃!]

 

千歌[キャスト!<ドラゴンフォース・バリア>!]

 

 

ドラゴンフォース・バリア

ドラゴンワールド

太陽竜

◼️相手の攻撃中に、君がカード名に<ドラゴンフォース>を含むカードを装備していれば使える。

◼️【対抗】その攻撃を無効化するか、ダメージを0にする。その後、君のライフを+2!このカードの能力は無効化されない。

 

 

千歌[私がドラゴンフォースを装備していれば、受けるダメージを0にする!そしてライフ+2(LP4→6)!]

 

グリム[ぐぬ…]

 

ーーー

 

ダイヤ[よし、上手いですわ!]

 

ルビィ[あれ?どうしてグリムのライフは回復しないの?]

 

善子[今の攻撃は無効化されたんじゃなくてダメージを0にしたのよ]

 

果南[攻撃の無効化じゃないからナガレの能力でライフは回復しないってわけ!]

 

ルビィ[なるほど…]

 

鞠莉[でも安心はできないわ、まだグリムには3回攻撃が残ってる…]

 

ーーー

 

グリム[ならば、3回目の攻撃、雷響帝ヒビキに攻撃!]

 

天音[キャスト!<シャドウ・ビート>!]

 

 

シャドウ・ビート

雷帝軍/雷響

◼️相手のターン中に君のモンスターが攻撃されているなら使える。

◼️【対抗】次に破壊されるそのモンスターを場に残して、君のライフ+2!

 

 

天音[ヒビキを場に残して、ライフ2回復!(LP6→8)]

 

グリム[4回目の攻撃!雷響帝ヒビキに!]

 

 

雷響帝ヒビキ 撃破!

 

 

グリム[次はバルドラゴンに5回目の攻撃!]

 

千歌[バルドラゴンのソウルガード!]

 

 

爆速の太陽竜 バルドラゴン ソウル1→0

 

 

グリム[ターンエンドだ…]

 




恐るべき打撃3の5回攻撃……!


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復讐との決着……

千歌/天音 LP8

 

千歌 ゲージ0

レフト:無し

ライト:爆速の太陽竜バルドラゴン

センター:無し

アイテム:ドラゴンフォース"激情の型"

 

ーーー

 

天音 ゲージ2

 

レフト:無し

ライト:無し

センター:無し

アイテム:綺羅星のギター

 

ーーー

 

ブルグ LP4/ゲージ3

 

レフト:無し

ライト:無し

センター:無し

アイテム:流星軍皇 クリムゾン・ナガレ

 

ーーー

 

天音[私のターン、ドロー、チャージ&ドロー(2→3)!ゲージ1払って(3→2)魔法カード<星達の願い>を【設置】!設置時の能力で1枚ドロー!ゲージ2払う(2→0)<雷響竜 バクオンビート・ドラゴン>をレフトにコール!]

 

 

雷響竜 バクオンビート・ドラゴン

雷帝軍/雷響

サイズ2/攻6000/防6000/打撃1

◼️【コールコスト】ゲージ2払う

◼️このカードが登場した時、ドロップゾーンの<雷響>のモンスターを1枚選んでライフ2を払う、そのモンスターを【コールコスト】を払わずにコールできる。

◼️君の場にサイズ2の<雷響>のモンスターがいるなら、このカードのサイズは1減る。

【貫通】

 

 

天音[バクオンビートドラゴンの能力でライフ2払う(8→6)、ドロップゾーンから<雷響帝ヒビキ>をノーコストコール!バクオンビートはサイズ1になる。]

 

 

 

雷響帝ヒビキ

サイズ2/攻7000/防5000/打撃0

 

 

天音[雷響帝ヒビキは場の<雷響>の数、打撃力アップ!私の場の<雷響>のカードは4枚!]

 

 

雷響帝ヒビキ

打撃0→4

 

 

天音[行くよ!条件は場の<雷響>2枚以上!雷響帝ヒビキの<響天歌>!このカードの攻撃は無効化されずレストされない!バトル!まずは、バクオンビートドラゴンでグリムに攻撃!攻撃力6000!打撃1]

 

 

バクオンビートドラゴン

攻6000

vs

クリムゾンナガレ

防5000

 

 

グリム[ぐぅぅ!]LP4→3

 

天音[綺羅星のギターで攻撃!能力で攻撃力10000!打撃1]

 

グリム[ぐっ…]LP3→2

 

天音[雷響帝ヒビキで攻撃!打撃力4!]

 

グリム[我のソウルにある<流星団レッドブレイダー>の能力発動!ソウルのこのカードをドロップゾーンに置いてダメージを3減らす。ぐぅぅ!]LP2→1

 

 

クリムゾン・ナガレ

ソウル3→2

打撃3→2

 

 

天音[目を覚まして流君!悪い感情なんかに負けないで!私の声に……応えてよ!!]

 

 

流(う……、天音…?僕は……また……)

 

 

グリム[ふん、無駄だ!流はもう目覚めな……うっ……⁉︎な、何だ…?身体の自由が……、き、貴様……!]

 

グリム(流)[あ、天音……聞こえたよ…天音の声……グリムの動きは…僕が止める…決めて…くれ…!]

 

天音[流君!]

 

グリム(流)[決め…ろ…!天音ーー!]

 

天音[うん!雷響帝ヒビキで2回目の攻撃!打撃力4!]

 

グリム[ぐぬぅ……貴様……!邪魔を…するなぁーー!キャスト!<スター・リペアル>!ダメージを0にして、受けるダメージ分ライフを回復する!(1→5)]

 

天音[そんな……ターンエンド……]

 

ーーー

 

花丸[あぁ!惜しいずら…!]

 

梨子[天音ちゃんの声が届いたのに⁉︎]

 

曜[でもまだ、千歌ちゃんのターンがあるよ!]

 

ーーー

 

天音[お願い、千歌ちゃん…!流君を…助けて!]

 

千歌[うん、このターンで…、グリムを倒す!絶対に、流君を取り戻してみせる!私のターン!ドロー!チャージ&ドロー(0→1)!<太陽の恵み>ゲージ+3(1→4)!バトル!ドラゴンフォースとバルドラゴンで連携攻撃!ドラゴンフォースはスタンド!爆速の太陽竜バルドラゴンの能力で1枚ドロー!合計攻撃力13000/合計打撃力4!]

 

グリム[私にはまだソウルが残っているぞ!ソウルの<流星団シルードラ>を破棄して攻撃を無効化し、ライフを1+(LP5→6)!]

 

千歌[まだまだ!ファイナルフェイズ‼︎ゲージ3払い(4→1)バルドラゴンをコストに必殺コール!<バルドラゴン"バルバースト・スマッシャー‼︎">]

 

 

バルドラゴン"バルバースト・スマッシャー‼︎"

サイズ2/攻11000/防6000/打撃4/ソウルガード

 

 

グリム(流)[決めてくれ…!千歌……、今のグリムは、復讐の感情に囚われている……!グリムの中にある……憎しみの闇を……消し去ってくれー!]

 

グリム[ぐぁぁぁ……!貴様は……出てくるなー!引っ込んでいろー!]

 

千歌[行くよ!天音ちゃんの思いをこの1撃に込めて…、グリムの憎しみの闇を消し去る!必殺モンスターとドラゴンフォースで連携攻撃!合計攻撃力17000/合計打撃力6!]

 

グリム[ちくしょおぉぉぉぉ!ぐぉぉぉぉぉぉ!!]LP6→0

 

 

その時、ブルグから赤紫色の禍々しいオーラが溢れ出した…

 

 

赤紫のオーラ[バカな…!我の復讐が……クリムゾンドラゴンの憎しみの塊であるこの我が……ぐぁぁぁぁぁ!]

 

 

そして赤紫の禍々しいオーラは断末魔の叫びをあげて完全に消滅した……

 

 

流[ぐっ…うぅ…、身体が…凄く楽だ…。]

 

 

流は完全に元の人間の姿に戻った。

 

 

天音[流君……うぅ…グスッ…うぅ…流君!] ギュ-!

 

流[天音……、千歌…、ありがとう。]

 

千歌[うん!一件落着だね……、さぁ皆、帰ろうか]

 

 

そしてAqoursと流、天音、サツキはバディポリスに帰って来た。

その後、ファイトによる身体のダメージを考慮してサツキは一応検査入院することになった…。

 




グリムの憎しみの闇は完全に祓われた……。

流はもうファイナライズしたファイトの後に、自由自在に人間の姿に戻れるようになりました。



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明かされた計画……

沼津バディポリス検査病院

 

 

絵里[サツキ、お見舞いに来たわよ。]

 

サツキ[ありがとう。絵里ちゃん]

 

 

サツキは病院の個室ベッドに上体だけ起こして座っていた。

 

 

絵里[もうサツキったら、また無茶なファイトしたんでしょう?]

 

サツキ[ははは……]

 

絵里[全く…、もうあなた1人の体じゃないのよ?]

 

サツキ[ゴメン絵里ちゃん、愛してる]

 

絵里[‼︎……/// な、何でこのタイミングで言うのよ……///ばか…///]

 

 

Aqours[……///]

 

 

その様子を黙って見ているAqoursと天音と流……

 

 

絵里[あ、ゴメンね皆んな、サツキの事ありがとうね!]

 

流[あ、いえ……、こっちこそサツキさんに助けてもらいましたから……、お礼を言いたいのは僕です。]

 

サツキ[いや、君を助けたのは僕じゃないさ、千歌ちゃんと君を思う天音ちゃんの気持ちが助けたんだよ]

 

絵里[ふふふ…、さぁ皆んな、そろそろ遅い時間になるからもう帰りなさい]

 

Aqours[はい!]

 

ーーー

 

帰り道

 

 

天音[流君は今日は家に帰るの?]

 

流[いや、まだ帰らない。]

 

天音[え、どうして?もう自由に人間に戻れるんでしょ?お父さんも心配してるよ?]

 

流[まだもう少し、自分を見つめ直したいんだ……]

 

天音[そっか……、分かった]

 

 

ーーー

 

江川ヒロミを失ったIAは元の研究所に戻ってきた。

 

どっかの研究所

 

 

IA[エマージェンシー、江川ヒロミの損失により、自立起動プログラムを実行……、これより全ての指導権を私に移行します。]

 

イムート[了解、IA様……]

 

 

IAが巨大コンピュータに接続される…。

 

 

IA[レッド・グリムとのファイトデータ及び採取したファイトエネルギーを私のデータベースに新規更新、これより大型最終アップデートを実行します。アップデート完了まで、残り24時間……]

 

ーーー

 

翌日

 

バディポリス病院

サツキの病室

 

コンコン ガラララ

 

局長[サツキ君]

 

サツキ[局長、どうしたんです?]

 

局長[ああ、こんな状態で仕事をさせる気はないのだが、本人の指名でね…]

 

サツキ[指名?いったい誰が……]

 

 

局長はパソコンを開いて、オンライン中継をまわした。画面に写し出されたのは江川ヒロミだった。

 

 

サツキ[江川ヒロミ⁉︎どうして…]

 

局長[ああ、実は彼の取り調べを私がしようとしたんだが、彼が君となら取り調べを受ける、と言うからね…、頼めるかな?]

 

サツキ[…はい、僕も彼とは話をしたかった。]

 

ヒロミ[やあ、サツキ君、具合はいかが?]

 

サツキ[問題無い、早速だが江川ヒロミ、あんたはどうして流君を狙ったんだ?あんたの目的は?]

 

ヒロミ[……、質問に答える前に少し話をしましょう…]

 

サツキ[何だ?]

 

ヒロミ[実は私、覚えているんですよ…、あなたが人々の記憶と歴史から消し去った、クリムゾン彗星の事をね……!]

 

サツキ/局長[何⁉︎]

 

ヒロミ[ははは〜〜!驚いた驚いた〜!]

 

サツキ[なぜそんな事を覚えている?]

 

ヒロミ[覚えている……、正確には()()()()()と言った方がいいかな〜!]

 

局長[思い出した……だと……]

 

サツキ[あり得ない!]

 

ヒロミ[あり得ない、なんて事はあり得ませんよ〜〜、この私の科学力を持ってすれば、消えた記憶を取り戻す事だって可能で〜す!]

 

サツキ[だが、今更それを思い出してどうするんだ?]

 

ヒロミ[私はねサツキ君、ツキムラ博士とは別にクリムゾン彗星に興味を持っていたのですよ、ただし興味の対象が少し違っていたのですがね〜?]

 

サツキ[どう言う事だ?]

 

ヒロミ[私の目的は、クリムゾン彗星をサイバース化して、完全に支配することだったのです!その為に私はバディである<情報演算人工神 IA>を創りあげたのです!ま、別の実験をしていたDr.(ドクター)ツキムラに先を越されてしまいましたがね。]

 

サツキ[……]

 

局長[……]

 

ヒロミ[そしてしばらくして、私はクリムゾン彗星に関する記憶を無くしてしまった……いや、消された。君のおかげでね…!]

 

サツキ[うっ…]

 

局長(取り調べでサツキ君を指名したのは、この話の為か……)

 

ヒロミ[今回までの私はIAを創った理由も忘れて過ごしていた。だが私は一昨日の夜に以上な高周波エネルギーを観測したのだ。]

 

サツキ[一昨日の紅いフラッシュか……]

 

ヒロミ[そうです。そして私はそのエネルギーを放つ存在を追いかけ、そして、クリムゾン彗星の記憶を取り戻すキッカケを得たのだ。]

 

サツキ[それで、流君を狙った理由は……?]

 

ヒロミ[勘違いしないでいただきたい。私の狙いは流君に同化しているレッド・グリムです。あのモンスターが放つ周波エネルギーは、私が以前観測したクリムゾン彗星の周波エネルギーにかなり似ていましたからね〜!]

 

サツキ[じゃあ、あんたはレッドグリムを捕まえて、サイバース化?しようとしたのか?]

 

ヒロミ[ええ、正確にはレッドグリムが放つエネルギーを利用して、新たなサイバースを創りあげようと思ったのです。]

 

局長[その、サイバース化とは何なんだ?]

 

ヒロミ[教えましょう〜!サイバース化とは、捕獲したモンスターの成分を抽出する事で人工的に生み出す機械型兵器モンスターに改造する事です。]

 

サツキ[なるほど、モンスターの身体の一部が機械化されていたのは、それが原因か…]

 

局長[モンスターの肉体改造および、モンスター兵器製造の罪も上乗せだな……]

 

ヒロミ[まあ、クリムゾン彗星が存在しない今、本来の計画を遂行するのは無理ですがね……、今のサイバース化の技術には限界がある、だからレッドグリムを捕獲し、レッドグリムのエネルギーによって、全てのカードとモンスターを、いや、この世界をサイバース化して私の思う通りに支配するのが今回の私の計画だったのだよ。]

 

サツキ[何て奴だ……!]

 

ヒロミ[ふふふ…]

 

サツキ[あんたのバディ…、IAはどこにいる?]

 

ヒロミ[IAちゃんなら、既に私の計画を引き継ぎ、自身を新たなサイバースにアップデートしているでしょう。自らのシステムを更新し、自動アップデートできるようにプログラムしていますからね〜!探さなくても、この世界をサイバース化する為に、IAちゃんの方から出向いて来ますよ。イムート部隊を引き連れてね……くははははははは…!]

 

サツキ[居場所を言え!]

 

ヒロミ[さすがにそれは教えられないな…、私が話せるのは〜〜、これだけですよ。]

 

局長[……仕方ない、取り調べはここまでにしよう。サツキ君]

 

サツキ[…はい……]

 

 

そして江川ヒロミへの取り調べは終了した。

 




遂に明かされた江川ヒロミの計画……、果たしてIAはいつ襲ってくるのか……!


江川ヒロミの計画を書いていたら、自分が何書いてるのかほとんど分からなくなってました……。

江川ヒロミがちょっと何言ってるか分からないかもしれないです。


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戦いの準備……

どっかの研究所

 

 

IA[アップデート完了まで後10秒……、9、8、7、6、5、4、3、2、1……、アップデート完了……再起動します。]

 

イムート[おはようございます。IA様]

 

IA[システム異常無し、アップデート成功を確認しました。]

 

イムート[IA様、ご命令を……。]

 

IA[これより計画の実行に移ります。全イムートに命令、全イムートのレベル3を解放……、目標、静岡県 沼津市、我々の障害となり得るファイターを全て排除した後、全世界サイバース化計画を遂行します。]

 

イムート部隊[了解しました。IA様]

 

IA[出撃シークエンス起動……、ハッチ開放、IA及び全イムート部隊、出撃します。]

 

 

研究所の屋根が開きIAはそこから出撃、イムート部隊も別のハッチから出撃する。

 

ーーー

 

バディポリス 沼津支局 管制司令部

 

 

職員[局長!無数の高熱源反応が一斉に出現!]

 

局長[何だと⁉︎何処へ向かってる⁉︎]

 

職員B[高熱源反応の到達予想は……、静岡県 沼津市…、こちらに向かって来ています!]

 

局長[遂に動き出したのか…?江川ヒロミのバディが……!]

 

職員[到達予測時間…、後3時間です!]

 

局長[サツキ君は先日のファイトのダメージがまだ抜けていない……、今奴らに対抗できるのは……、仕方ない、サツキ君に連絡を取ってくれ!]

 

ーーー

 

バディポリス病院

サツキの病室

 

 

サツキのスマホ(ポリス用) ヴ-ヴ-ヴ-

 

サツキ[うぉ!電話か……ピッ、はい、サツキです!]

 

局長 [サツキ君!]

 

サツキ[局長、どうかしたんですか?]

 

局長 [サツキ君、緊急事態だ、頼みたいことがある!]

 

サツキ[緊急⁉︎]

 

局長 [ああ、Aqoursの皆に連絡してほしい]

 

ーーー

 

Aqoursはバディポリス 沼津支局に集められていた。そこには流と天音も呼ばれていた。

 

 

局長[やあ、よく集まってくれた。]

 

梨子[あの、サツキさんから呼ばれて来たんですけど……]

 

局長[ああ、その指示を出したのは私だ]

 

曜[あの、何か御用でしょうか?]

 

局長[ああ、実はね……]

 

 

局長はAqours達に集めた事情と今の状況を説明した。

 

 

ダイヤ[なるほど、あの江川ヒロミさんのバディがイムートの大軍を引き連れてこの沼津に向かって来ている。]

 

果南[けどサツキさんは先日のファイトのダメージが残っていて、あまり戦える状態じゃない。]

 

鞠莉[だから代わりに私達Aqoursと天音と流君に事件解決の白羽の矢を立てた。って事ですねー。]

 

局長[ああ、一般の君達にこんな事を頼むのは、仕事がら申し訳ないのだが、どうか引き受けてくれないだろうか…]

 

 

Aqours/流/天音[…………]

 

 

梨子[どうするの?千歌ちゃん]

 

曜[千歌ちゃん?]

 

千歌[……やろう皆!私達はいつも局長さんやサツキさん達に守られて来た。バディポリスがいるから私達は安全に過ごせる。恩返しと言っちゃなんだけど……、今度は私達の手で町を守ろう!だから、引き受けます。私達に任せてください!]

 

果南[ふふふ…、千歌ならそう言うと思った]

 

花丸[聞くまでも無かったずらね!]

 

ルビィ[うん!]

 

善子[ふっふっふっ…、このヨハネが、この事態解決に協力いたしましょう]

 

ダイヤ[決まりですわね]

 

流[僕も協力する。サツキさんには迷惑をかけたし、それに、僕を受け入れてくれた皆を守りたいんだ!]

 

天音[私も、流君を助けてくれた皆に協力します!]

 

局長[ありがとう、君達……]

 

職員[熱源部隊到達まで、後1時間50分です!]

 

局長[じゃあそれぞれ、任務の準備をしてくれ]

 

Aqours/流/天音[はい!]

 

ーーー

 

Aqours達は任務に向けてデッキ調整などをしていた。

 

 

果南[まさか私達がバディポリスの仕事をする事になるなんてね〜]

 

ダイヤ[ほんと、予想も致しませんでしたわ。]

 

鞠莉[ノープロブレム!私達ならできるわ!悪いファイター達はカンドーでーす!]

 

果南[勘当の使い方間違ってるよ〜]

 

 

ルビィ[ルビィ…、ちゃんと戦えるかな…?]

 

花丸[大丈夫ずら、丸達も居るし、ルビィちゃんは強いから]

 

善子[ふっふっふっ…、安ずる事はありません。このヨハネの魔力が流れている限り、リトルデーモン・ルビィに敗北はありません]

 

ルビィ[花丸ちゃん、善子ちゃん、ありがとう!ルビィ頑張ルビィ!]

 

花丸[頑張ルビィ!ずら!]

 

善子[だからヨハネよ!ま、頑張りましょう!]

 

 

千歌[ごめんね、曜ちゃん梨子ちゃん、勝手に引き受けちゃって…]

梨子[何を今更……、予想ついてたわよ

 

曜[そうそう、だって千歌ちゃんだよ?引き受けない訳ないじゃん]

 

千歌[千歌ちゃん、曜ちゃん……]

 

梨子[だ・か・ら!もうとっくに覚悟は決まってるよ!]

 

曜[うん!]

 

 

流[天音、怖かったら、隠れてても良いんだぞ]

 

天音[ううん、大丈夫……私も、流君と一緒に戦うよ!]

 

流[ありがとう。天音……]

 

天音[流君……///]

 

 

コンコン

 

[入るわよー?]

 

千歌[はーい!良いですよー]

 

ガチャ…

 

 

多目的室のドアを開けたのは、サツキの妻 絵里 だった。

 

 

千歌[絵里さん!]

 

希[ウチも居るよ!]

 

梨子[希さん!]

 

絵里[皆、サツキから聞いたわよ、今回の事件サツキの代わりに動くんでしょ?]

 

千歌[はい!]

 

絵里[そう、本来の私なら止めているところだけど……]

 

希[サツキ君が直々に頼んだのなら、止めようがないもんな〜]

 

絵里[ええ、だからあなた達に差し入れを持って来たの、希…]

 

希[はいはーい!]

 

 

希は持っていた風呂敷包みをテーブルの上に置いて広げる、すると包みの中には4段ぐらいの重箱が現れる。

 

 

Aqours/流/天音[うわぁ〜!]

 

絵里[お弁当を作って来たの]

 

希[<腹が減っては戦はできぬ>って言うやろ?]

 

絵里[たくさん食べて精をつけて頑張りなさい]

 

希[たーんと食べてな!]

 

Aqours/流/天音[はい!ありがとうございます!]

 

 

 

IA到達まで、後…1時間10分

 




戦いの時は刻一刻と……


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Aqours vs イムート部隊

IA 及び イムート部隊、沼津到達まで、後30分……

 

イムート[IA様、そろそろ沼津市に到達します。]

 

IA[了解]

 

ーーー

 

バディポリス沼津支局 多目的室

 

[ごちそうさまでした〜〜!]

 

 

花丸[美味しかったずら〜!]

 

善子[あんた…、おにぎりを5個も食べ過ぎよ!]

 

花丸[美味しいから仕方ないずら♪]

 

ルビィ[あはは……]

 

 

[Aqoursの皆さん、多数の熱源反応の到達まで、後25分です!]

 

 

果南[そろそろだね…]

 

ダイヤ[ええ、おそらく最後の戦いになるでしょう]

 

鞠莉[燃えて来たわ〜!]

 

梨子[私達、勝てるわよね……?]

 

曜[大丈夫だよ!絶対勝てるよ!]

 

絵里[皆、頑張ってね!]

 

希[ファイトやで!]

 

千歌[良〜し!元気も出たし、力もついた!]

 

 

千歌が拳を突き上げて号令を取る……

 

 

千歌[皆、行くよ!]

 

 

そして皆も拳を突き上げて答える

 

 

8人/流/天音[おう(うん)(はい)!!]

 

ーーー

 

千歌達が本局の外に出て行くと、20〜30数体はいるであろうイムートとの大軍とIAが本局の前に見えた……。

 

 

果南[おいでなすったね……]

 

ーーー

 

IA[目的地に到達、障害対象を目視しました。全イムートに命令、障害対象を全て排除せよ。]

 

イムート部隊[了解]

 

 

イムート部隊が一斉にデッキを構え、ファイトスタイルをとる

 

 

ダイヤ[どうやら話しをする間もなくファイトを強いられているようですわね。]

 

花丸[でも、そっちの方が分かり易くていいずら!]

 

 

局長(通信)[皆、町に被害が出ないように注意して対処に当たってくれ!]

 

 

Aqours/流/天音[はい!]

 

千歌[よーし!やるよ〜!]

 

曜[ちょっと待った、千歌ちゃん!]

 

千歌[え?もう〜曜ちゃん何ぃ?]

 

曜[千歌ちゃんは先にIAの所に行ってて!]

 

千歌[え?]

 

梨子[そうね、全部を丸投げって訳じゃないけど、でも千歌ちゃんに任せるわ!]

 

果南[私も2人に賛成!]

 

鞠莉[oh Yes!千歌っちなら大丈夫!]

 

花丸[千歌ちゃんはまる達のリーダーずら]

 

ルビィ[行ってください、千歌ちゃん!]

 

善子[任せたわよ!]

 

千歌[皆……]

 

ダイヤ[さあ、行ってください!道は私達が切り開きます!]

 

天音[流君も、行って!]

 

流[え?でも……]

 

天音[大丈夫、私が今できる事は流君に道を作る事だけだから、だから行って、あのデカブツを倒して!]

 

流[ああ、分かった!]

 

 

千歌[行こう!流君!]

 

流[ああ!]

 

 

イムート[対象を確認、バディファイトによる排除開始します。]

 

ダイヤ[悪いですが、排除されるのはあなた方の方ですわ!]

 

ルビィ[お姉ちゃん!ルビィも一緒に戦う!]

 

ダイヤ[ええ、行きますわよ!ルビィ!]

 

 

ダイヤ[白き夜に浮かぶ黒き月の影……、ルミナイズ!<剛刃の舞>]

 

ルビィ[魔王は騎士と共に、騎士は魔王と共に!ルミナイズ!<サターン・オブ・ナイツ>]

 

イムートA & B[排除対象を確認、排除します。ルミナイズ!]

 

 

オープンTHEフラッグ

 

 

ダイヤ[カタナワールド]

 

ルビィ[ダンジョンワールド]

 

イムートA & B[ザ・サイバース]

 

 

ダイヤ[私からです。チャージ&ドロー(2→3)!ライトに<月影"もうど黒豹">をコール、レフトに<白夜"もうど白虎">をコール!]

 

 

月影"もうど黒豹"

忍者

サイズ1/攻5000/防1000/打撃2

◼️君の<忍者>のモンスター全てに【貫通】を得る。

◼️このカードがソウルにある<忍者>が攻撃した時、相手にダメージ1!

 

 

白夜"もうど白虎"

サイズ1/攻5000/防1000/打撃2

◼️君の<忍者>のモンスターは全て【移動】を得る。

◼️このカードがソウルにある<忍者>のモンスターが破壊された時、君のライフ+1!

 

 

ダイヤ[バトル!月影もうど黒豹で攻撃!]

 

イムートA&B[ぐう…]LP10→8

 

ダイヤ[ターンエンドですわ]

 

 

ルビィ[ルビィのターン、チャージ&ドロー(2→3)!ゲージ1払って(3→2)<光雷剣 プラズマ>を装備、ライフ1払って(10→8)<疾風剣 ハヤテ>を装備!]

 

 

光雷剣 プラズマ

攻7000/打撃1/貫通

 

 

疾風剣 ハヤテ

攻5000/打撃2/貫通

 

 

ルビィ[バトル!疾風剣ハヤテで攻撃!ハヤテ単体の攻撃ダメージは減らない!]

 

イムートA&B[がぅ…]LP8→6

 

ルビィ[ターンエンド!]

 

 




遂に始まった、戦 開始……


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黒澤姉妹 vs イムートA&B

ダイヤ/ルビィ LP9

 

ダイヤ ゲージ3

 

ライト:月影"もうど黒豹"

レフト:白夜"もうど白虎"

センター:無し

 

ーーー

 

ルビィ ゲージ2

 

ライト:無し

レフト:無し

センター:無し

アイテム:光雷剣 プラズマ/疾風剣 ハヤテ

 

ーーー

 

イムートA/B LP6

 

ーーー

 

イムートA[私のターン、チャージ&ドロー(2→3)!ライトに<S・紫電>をコール、手札を2枚捨て、3枚ドロー!]

 

 

S・紫電

サイズ2/攻6000/防4000/打撃1

 

 

イムートA[ゲージ2払い(3→1)レフトに<S・インフェルノアーマー・ドラゴン>をバディコール(6→7)]

 

 

S・インフェルノアーマー・ドラゴン

ドラゴンワールド

サイバース/武装騎竜

サイズ3/攻8000/防7000/打撃2

◼️【コールコスト】ゲージ2払い、君のデッキから3枚をこのカードのソウルに入れる。

◼️"サイバース・アンガー"君のアタックフェイズ開始時にこのモンスターのソウルを1枚ドロップゾーンに置く。置いたら相手のモンスター1枚を破壊する。

◼️<S・コード>(君の場のサイズの合計が8以上)

君のターン中、相手のカードが能力で破壊された時、相手にダメージ2!この能力は1ターンに1回だけ使える。

【2回攻撃】【ソウルガード】【S・エリア:2】/ソウル3

 

 

イムートA[デッキから3枚ソウルイン、更にSエリアの能力で場のサイバース全てのサイズを2増やす。]

 

 

S・紫電 サイズ2→4

S・インフェルノアーマー・ドラゴン サイズ3→5

 

 

イムートA[バトルです。]

 

ダイヤ[白夜の能力で全ての忍者は【移動】を得ます……が、【移動】はしません!]

 

 

イムートA[では、Sインフェルノアーマーの能力で自身のソウル1枚を破棄、月影を破壊する!]

 

 

Sインフェルノアーマードラゴン ソウル3→2

 

月影"もうど黒豹" 破壊!

 

 

ダイヤ[何と⁉︎]

 

イムートA[SインフェルノアーマードラゴンのSコード発動!私の場合のサイズの合計が8以上なら、私のターン中に相手のモンスターを能力で破壊したら相手にダメージ2です。]

 

ダイヤ/ルビィ[うぁぁ!]LP9→7

 

イムートA[Sインフェルノアーマーでファイターに攻撃!]

 

ダイヤ/ルビィ[きゃぁ!]LP7→5

 

イムートA[ターンエンドです。]

 

 

イムートB[私のターンから後攻です。ドロー、チャージ&ドロー(2→3)、私もライトに<S・紫電>をコールします。S紫電の能力で手札2枚捨て3枚ドロー、ゲージ2払いバディコール(LP7→8)<S・ガルバニックフェザー・ドラゴン>をコール]

 

 

S・ガルバニックフェザー・ドラゴン

ドラゴンワールド

サイバース/武装騎竜

サイズ3/攻8000/防4000/打撃2

◼️【コールコスト】ゲージ2払う。

◼️"S・ガルバチャージ"このモンスターが攻撃した時、君のデッキからカードを2枚ゲージに置く。この能力は1ターンに1回だけ使える。

◼️<S・コード>(君の場のサイズの合計が8以上)

このカードが破壊される時、ゲージ1払う。このカードを場に残してこのモンスターの防御力+1000!

【2回攻撃】【移動】【S・エリア:2】

 

 

イムートB[Sエリアにより全サイバースのサイズ+2]

 

 

S・紫電 サイズ2→4

S・ガルバニックフェザー・ドラゴン サイズ3→5

 

 

イムートB[バトルです。]

 

ダイヤ[移動はしません!]

 

イムートB[Sガルバニックフェザードラゴンで攻撃!攻撃時にゲージ+2(1→3)]

 

ルビィ[キャスト!ゲージ1払って(2→1)<シャルサーナの加護>!攻撃を無効化してライフ+1!(LP5→6)]

 

イムートB[Sガルバニックの2回攻撃です。打撃2!]

 

ルビィ/ダイヤ[ぐぅぅ!]LP6→4

 

イムートB[S紫電で攻撃!打撃2!]

 

ダイヤ/ルビィ[ピギャァ〜!]LP4→2

 

イムートB[ターンエンド…]

 

 

ダイヤ[一気に追い詰められましたわね……]

 

ルビィ[相手のモンスター1枚1枚が強力すぎる……]

 

ダイヤ[ですが、私達姉妹は負けません!私のターン!ドロー、チャージ&ドロー(3→4)!ライトに<月影"もうど黒豹">を再コール!ゲージ1(ゲージ4→3)払い、月影と白夜を鬼神合体!白と黒、交わり新たな鬼神を生み出す……。<鬼神 剛刃丸"もうどう獣牙">!]

 

 

鬼神 剛刃丸"もうど獣牙"

忍者/忍獣

サイズ2/攻7000/防5000/打撃2

◼️【コールコスト】"鬼神合体"君の場のカード名に<月影>と<白夜>を含むカードを全てソウルに入れて、ゲージ2払う。

◼️"獣牙連撃"このモンスターが攻撃した時、ゲージ1払う。払ったらこのカードは【2回攻撃】を得る。

【ソウルガード】

 

 

黒豹の鎧を纏う月影と白虎の鎧を纏う白夜が合体し、獅子の鎧を纏う剛刃丸が誕生する

 

 

ダイヤ[行きます。バトル!剛刃丸もうど獣牙でイムートに攻撃!更にゲージ1払います(3→2)。打撃2!]

 

イムートA[S紫電のSコード発動!ライフ1払い(LP8→7)S紫電に攻撃の対象を移す。]

 

 

剛刃丸"もうど獣牙"

攻7000

vs

S・紫電

防4000

 

S・紫電 撃破!

 

 

ダイヤ[まだです!ゲージを払った事で剛刃丸は2回攻撃できます。再攻撃!打撃2!]

 

イムートB[S紫電のSコードを発動!(LP7→6)攻撃の対象をS紫電に移します。]

 

 

S・紫電 撃破!

 

 

ダイヤ[ですがこれで邪魔者は消えました。キャスト!<明鏡止水>ゲージ+2です(2→4)。ファイナルフェイズ‼︎ゲージ3(4→1)払い、剛刃丸を鬼神進化!獅子の鎧纏し鬼神よ、今その力を解き放て!<鬼神 剛刃丸"獅子闘牙の舞">]

 

 

鬼神 剛刃丸"獅子神の舞"

忍者

サイズ2/攻8000/防7000/打撃2

◼️【コールコスト】君の場のカード名に<月影>と<白夜>を含むカードか、カード名に<剛刃丸>を含むカード、またはその両方をソウルに入れてゲージ3払う。

◼️【起動】君のファイナルフェイズ中に相手のレフトかライトのモンスター1枚を相手のセンターに移動させる。

◼️"獅子乱舞"このモンスターの攻撃で相手のモンスターを破壊した時、ゲージ1払う。このモンスターをスタンドして、相手にダメージ1!この能力は1ターンに2回だけ使える。

【ソウルガード】

 

 

ダイヤ[行きますわよ!必殺モンスターの能力でS・インフェルノアーマーをセンターに移動!]

 

イムートA[⁉︎?]

 

ダイヤ[そのまま、必殺モンスターでセンターのSインフェルノアーマーに攻撃!攻撃力8000です!]

 

 

必殺モンスター

攻8000

vs

S・インフェルノアーマードラゴン

防7000

 

 

イムート[Sインフェルノアーマーのソウルガードです!]

 

 

Sインフェルノアーマー ソウル2→1

 

 

ダイヤ[ソウルにある月影もうど黒豹の能力で、必殺モンスターは貫通を得る!よって打撃2!]

 

イムートA[ぐっ!]LP6→4

 

ダイヤ[必殺モンスターの更なる能力!相手のモンスターを破壊した時、ゲージ1払う(1→0)、必殺モンスターをスタンドし、相手にダメージ1!]

 

イムートA/B[ぐ……っ]LP4→3

 

ダイヤ[必殺モンスターで2回目の攻撃!Sインフェルノアーマーに攻撃!]

 

イムート[ソウルガードです!]

 

 

Sインフェルノアーマー ソウル1→0

 

 

ダイヤ[月影の能力で貫通!"獅子神の舞"!]

 

イムートA[うぐっ]LP3→1

 

ダイヤ[ターンエンドです。]

 

 

ルビィ[ルビィのターン!ドロー、チャージ&ドロー(2→3)!バトルです!光雷剣プラズマと疾風剣ハヤテでSインフェルノアーマーに連携攻撃!ハヤテの能力でライフ+1(LP3→4)!プラズマの能力で相手にダメージ1!これで終わり!]

 

イムートA/B[ぐぁぁぁ‼︎]LP1→0

 

 

イムートA/イムートB 機能停止 爆破!

 

 

ルビィ[やったね!お姉ちゃん!]

 

ダイヤ[ええ、私達姉妹の大勝利です!]

 




黒澤姉妹に負け無し!


次回もタッグ戦ですが、ターンの順番を変えてみようと思います。


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果南/鞠莉 vs イムートC&D

果南[最初の勝ち星はダイヤとルビィみたいだね!]

 

鞠莉[oh〜!私達も負けてられないで〜す!]

 

果南[そうだね!さあ、私達もファイトするよ!]

 

鞠莉[私達もタッグファイトよ〜!]

 

 

イムートC[タッグファイト承認]

 

イムートD[こちらも承認しました。]

 

 

果南[轟け荒波の鼓動!ルミナイズ!<荒波の海王>]

 

鞠莉[瞬く星の煌導!ルミナイズ!<天星の星王>]

 

イムートC/D[排除対象を確認、排除します。ルミナイズ!]

 

 

オープンTHEフラッグ

 

 

果南[エンシェントワールド]

 

鞠莉[レジェンドワールド]

 

イムートC/D[ザ・サイバース]

 

 

果南[早速私から、チャージ&ドロー(2→3)!キャスト!<海王の呼び笛>!]

 

 

海王の呼び笛

竜王番長/ゲット

◼️君のデッキの上からカードを10枚ドロップゾーンに置く。その中から<竜王番長>のカード1枚を選び手札に加える。このカードは1ターンに1枚だけ使える。

 

 

果南[私のデッキを上から10枚破棄!]

 

鞠莉[ホワッツ⁉︎果南!自分のデッキを⁉︎]

 

果南[それだけじゃないよ!破棄した中から1枚……、<武神竜王デュエルイェーガー>を手札に加える。そしてゲージ2払い(3→1)センターにバディコール(LP10→11)!<武神番長 デュエルイェーガー>!ドロップのカード2枚ソウルイン!]

 

 

武神番長 デュエルイェーガー

サイズ3/攻10000/防5000/打撃2/ソウルガード/ソウル2

 

 

果南[バトル!デュエルイェーガーでイムート達に攻撃!]

 

イムートC/D[うがぁ]LP10→8

 

果南[ターンエンドだよ!]

 

 

イムートC[では私のターン、チャージ&ドロー(2→3)!レフトに<S・ズラトロク>をコール、登場時能力でライフ1払う(8→7)、ゲージ+3(3→6)]

 

 

S・ズラトロク

サイズ2/攻4000/防4000/打撃2/【移動】

 

 

イムートC[そしてゲージ3払い(6→3)ライトにコール!<S・デュエルズィーガー>!]

 

 

S・デュエルズィーガー

サイバース/ドラゴンロード

サイズ3/攻10000/防7000/打撃2

◼️【コールコスト】ゲージ3払う。

◼️このモンスターが登場した時、君のデッキから3枚このカードのソウルに入れる。

◼️<S・コード>(君の場のサイズの合計が8以上)

このカードの攻撃で相手のモンスターを破壊した時、相手がダメージを受けなかったら、相手のライフを2減らす。

【2回攻撃】【貫通】【ソウルガード】【ライフリンク3】【S・エリア:2】

 

 

イムートC[SデュエルズィーガーのSエリアにより、私のサイバース全てのサイズ+2!]

 

 

Sズラトロク サイズ2→4

Sデュエルズィーガー サイズ3→5

 

 

イムートC[バトル!Sデュエルズィーガーでファイターに攻撃!打撃2!]

 

果南/鞠莉[うわぁ!]LP11→9

 

イムートC[ターンエンド…]

 

 

鞠莉[私のターンよ〜、チャージ&ドロー(2→3)!行くわ!ゲージ2払い(3→1)レフトにバディコール(LP9→10)!<天星王 アストリア>デッキから2枚ソウルイン]

 

 

天星王 アストリア

サイズ2/攻6000/防3000/打撃2/【移動】/【ソウルガード】/ソウル2

 

 

鞠莉[天星王アストリアの能力を発動!デッキから2枚破棄、そしてドロップゾーンからサイズ2以下の<星騎士>1枚をコールできる!ドロップゾーンからライトに<天星の騎士 アーザー>をコール!]

 

 

天星の騎士 アーザー

星/星騎士

サイズ1/攻4000/防2000/打撃2

◼️このカードがドロップゾーンから登場した時、君のデッキからカードを1枚ゲージに置いて、カードを1枚引く。

◼️このモンスターが他の<星騎士>のカードと連携攻撃した時、相手にダメージ1!この能力は1ターンに1回だけ使える。

 

 

鞠莉[アーザーがドロップから登場した時、1チャージ(1→2)、1ドロー!さらにライフ1払い(LP9→8)装備、<天星の剣 カエストス>]

 

 

天星の剣 カエストス

星騎士/星

攻4000→6000/打撃2

◼️【装備コスト】ライフ1払う。

◼️君の場のサイズ2以下のモンスター1枚につき、このカードの攻撃力+1000!

◼️このカードがサイズ2以下の<星騎士>のモンスターと連携攻撃したらこのカードをスタンドする。

【貫通】

 

 

鞠莉[行くわよ、バトル!天星王アストリアと天星の剣カエストスでSデュエルズィーガーに連携攻撃!カエストスはスタンド!合計攻撃力12000/合計打撃4!]

 

イムートC[ソウルガード!]

 

アストリア+カエストス

合計攻撃力12000

vs

Sデュエルズィーガー

防7000

 

Sデュエルズィーガー ソウルガード3→2

 

 

鞠莉[カエストスの貫通!2ダメージ!]

 

イムートC[ぐっ…]LP8→6

 

鞠莉[カエストスとアーザーで連携攻撃!カエストスはスタンド、アーザーの能力でダメージ1よ!合計攻撃力10000/合計打撃力4!]

 

イムートC[ぐっ…、キャスト!<サイバース・ガード>!]LP6→5

 

 

サイバース・ガード

◼️相手の攻撃中に使える。

◼️【対抗】その攻撃を君か君の他のモンスター1枚に移す。

 

 

イムートC[攻撃の対象をSズラトロクに移します。]

 

 

S・ズラトロク 撃破!

 

 

鞠莉[天星の剣カエストスでイムートDに攻撃!打撃2!]

 

イムートD[うぐっ…]LP5→3

 

鞠莉[ターンエンドよ!]

 

 

イムートD[私のターン!]

 

 




来週の果南ちゃんと鞠莉ちゃんのファイトを皮切りに、タッグファイトを終了します(めんどいし、1回のファイトが結構長い……)。なので、残りは個人ファイトや中間ファイトになるかもです。

IA(ラスボス)戦はいつも通り1 vs 2が良いか、久しぶりに1 vs 1のファイトが良いか悩んでます。

どっちが良いですかね?


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親友タッグ!果南&鞠莉

果南/鞠莉 LP8

 

果南 ゲージ1

 

ライト:無し

レフト:無し

センター:武神番長 デュエルイェーガー

 

ーーー

 

鞠莉 ゲージ1

 

ライト:天星の騎士 アーザー

レフト:天星王 アストリア

センター:無し

アイテム:天星の剣 カエストス

 

ーーー

 

イムートC/D LP3

 

イムートC ゲージ3

 

ライト:無し

レフト:無し

センター:S・デュエルズィーガー

 

ーーー

 

イムートD[私から後攻です。ドロー、チャージ&ドロー(2→3)、ゲージ2払い(3→1)コール、<S・グレイバード>をセンターにコール!]

 

 

S・グレイバード

サイバース/深淵

サイズ3/攻9000/防7000/打撃2

◼️【コールコスト】ゲージ2払う。

◼️【起動】君のデッキからカードを2枚ドロップゾーンに置く、このモンスターのサイズを2倍にする。この能力は1ターンに1回だけ使える。

◼️<S・コード>(君の場のサイズの合計が8以上)

君のアタックフェイズ開始時に相手のモンスター1枚を破壊する。そのカードのサイズ分相手にダメージ1して、このモンスターの打撃力+1!

【2回攻撃】【貫通】【ライフリンク3】

 

 

イムートD[さらに<S・デモンゴドル>をコール!]

 

 

S・デモンゴドル

サイバース/デュエルドラゴン

サイズ2/攻6000/防4000/打撃1

◼️このカードが登場した時、君のデッキの上から2枚このカードのソウルに入れる。

◼️<S・コード>(君の場のサイズの合計6以上)

このモンスターは【貫通】と【反撃】を得る。

【ソウルガード】【S・エリア:1】

 

 

イムートD[Sエリアでサイバースのサイズアップ!]

 

 

S・デモンゴドル サイズ2→3

Sグレイバード サイズ3→4

 

 

イムートD[Sグレイバードの能力、私のデッキを2枚破棄してSグレイバードのサイズを2倍にする。]

 

 

Sグレイバード サイズ4→8

 

 

イムートD[バトル、SグレイバードのSリンク!私のサイズの合計が8以上の時発動!武神番長デュエルイェーガーを破壊する!]

 

果南[…⁉︎ソウルガード!]

 

 

デュエルイェーガー ソウル 2→1

 

 

イムートD[Sリンクはまだ続く、破壊したモンスターのサイズに1+して相手にダメージ!]

 

鞠莉[デュエルイェーガーのサイズは3……、それに+1…⁉︎]

 

イムートD[ダメージ4を受けろ!]

 

果南/鞠莉[うわぁ!]LP8→4

 

イムートD[Sデモンゴドルでデュエルイェーガーに攻撃!Sリンクで【貫通】を得る!攻撃力6000/打撃力2!]

 

果南[デュエルイェーガーの能力で手札の<竜王番長>を捨てて防御力+10000!]

 

 

Sデモンゴドル

攻6000

vs

デュエルイェーガー

防5000→15000

 

 

イムートD[ならばSグレイバードでデュエルイェーガーに攻撃!攻撃力9000/打撃2!]

 

鞠莉[任せて!キャスト!<聖杯(ホーリーグレイル)>!攻撃を無効化よ!]

 

果南[ありがとう、鞠莉!]

 

イムートD[ターンエンド…]

 

 

果南[私のターン!ドロー、チャージ&ドロー(1→2)!<豪海伝説>デュエルイェーガーのソウルを1枚破棄!]

 

 

デュエルイェーガー ソウル1→0

 

 

イムートC[理解不能……]

 

果南[コンピュータに人の思考なんて理解できないよ!<竜貴神速>私のデッキから2枚破棄して、ゲージ+1(2→3)!行くよ!ゲージ3払い(3→0)、現れよ、四つ腕を持つ荒波の海神よ!<剛腕無双番長 デュエルイェーガー"リボルテッド">ドロップゾーンから8枚をソウルイン!]

 

 

剛腕無双番長 デュエルイェーガー"リボルテッド"

サイズ3/攻20000/防3000/打撃2/【2回攻撃】/【ソウルガード】/【ライフリンク即死】/ソウル9

 

 

果南[バトル!デュエルイェーガーリボルテッドでS・デュエルズィーガーに攻撃!攻撃力20000!]

 

 

デュエルイェーガーリボルテッド

攻20000

vs

Sデュエルズィーガー

防7000

 

 

イムートC[Sデュエルズィーガーのソウルガード]

 

 

S・デュエルズィーガー ソウル2→1

 

 

果南[デュエルイェーガーリボルテッドのソウルにはドロップゾーンから加えた<海王の錨 荒波>がある。リボルテッドは【貫通】を得るよ!打撃2!]

 

イムートC[ぐがぁぁ]LP3→1

 

果南[リボルテッドの2回攻撃!Sデュエルズィーガーに攻撃‼︎]

 

イムートC[Sデュエルズィーガーのソウルガード]

 

 

Sデュエルズィーガー ソウル1→0

 

 

果南[これでトドメ!貫通!]

 

イムートC/D[う…ぐぁぁぁ!]LP1→0

 

 

鞠莉[Yes!私達の大勝利ネ!]

 

果南[うん!この調子でバンバン倒すよ!]

 

ーーー

 

?[もしもし…?……ああ分かった……、すぐに行く!]

 




?とはいったい……⁉︎


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花丸/善子 vs イムートE/F

情報演算人工神 IA と イムート部隊が攻めて来て30分……

Aqoursと天音、流は順調に勝ち進んでいる……。

 

 

花丸 vs イムートE

 

 

花丸 LP4/ゲージ5

 

ライト:無し

レフト:無し

センター:無し

【設置】:紅の錬金石

【設置】:蒼の錬金石

 

ーーー

 

イムートE LP9/ゲージ1

 

ライト:S・ズラトロク

レフト:無し

センター:S・フェンリル

 

ーーー

 

S・フェンリル

サイバース/アースガルド

サイズ4→6/攻10000/防7000/打撃4

◼️【コールコスト】君のデッキの上から1枚このカードのソウルに入れて、ゲージ5払う。

◼️<Sコード>(君の場のサイズの合計が10以上)

このモンスターの攻撃で相手のモンスターを破壊した時か、相手にダメージを与えた時、このカードの打撃力を2下げてスタンドする。この能力は1ターンに1回だけ使える。

【貫通】【S・エリア:2】

 

 

S・ズラトロク

サイズ2→4/攻4000/防4000/打撃2/【移動】

 

ーーー

 

花丸の先攻から初まったファイト、チャージ&ドロー(ゲージ2→3)後、花丸は【設置】魔法<紅の錬金石>と<蒼の錬金石>を【設置】し、紅の錬金石の能力でカードを2枚ドローし、蒼の錬金石の能力でゲージ2枚(3→5)増やしてターンを終了した。

 

続くイムートのターン、ドローとチャージ&ドロー後(2→3)、イムートは<S・ズラトロク>をコール、登場時能力でライフ1払い(LP10→9)ゲージ+3(3→6)にして、ゲージ5払い(6→1)<S・フェンリル>をコール、アタックフェイズに入りSフェンリルで攻撃、花丸に4ダメージを与え(花丸LP10→6)、SフェンリルのSコードにより、Sフェンリルの打撃力を2にして再攻撃、花丸に2ダメージ(花丸LP6→4)を与え、さらにSズラトロクで攻撃、花丸は<ソロモンの盾>で攻撃を凌いだ。

 

そして花丸のターン……

 

 

花丸[まるのターン、ドロー!チャージ&ドロー(5→6)!蒼の錬金石の能力でゲージ+2(6→8)!紅の錬金石の能力で2枚ドローずら!さらに、紅の錬金石と蒼の錬金石をレストして、デッキから<錬金獣>のカード2枚を手札に加える!そしてライトにコール!<炎の錬金獣 フレイマー>!]

 

 

炎の錬金獣 フレイマー

錬金獣

サイズ2/攻5000→7000/防4000/打撃2

◼️【コールコスト】君の場に<錬金石>の【設置】を持つ魔法が2枚以上ある。

◼️君の場の<錬金石>のカード1枚につきこのカードの打撃力+1000!

【貫通】

 

 

花丸[さらにレフトに<紅の錬金獣 アルガンタ>をコールずら!]

 

 

紅の錬金獣 アルガンタ

錬金獣

サイズ1/攻4000/防2000/打撃2

◼️このモンスターが相手によって破壊された時、相手のレフトかライトのモンスター1枚を選んで破壊する。

【貫通】【移動】

 

 

花丸[行くずら、バトル!フレイマーとアルガンタで連携攻撃ずら!]

 

 

フレイマー + アルガンタ

連携攻撃力11000

vs

S・フェンリル

防7000

 

 

Sフェンリル 撃破!

 

 

花丸[貫通!4ダメージずら!]

 

イムートE[ぐぅぅ!]LP9→5

 

花丸[ファイナルフェイズ!ゲージ3払って必殺コールずら!<ジンライトウガ"錬金奥義 錬成・雷牙">]

 

 

ジンライトウガ"錬金奥義 錬成・雷牙"

錬金獣

サイズ3/攻8000/防6000/打撃3

◼️【コールコスト】君の場の<錬金獣>のカードを全てこのカードのソウルに入れて、ゲージ3払う。

◼️このカードが登場した時、君の場の<錬金石>1枚につき相手の場のカードを破壊する。

◼️【起動】君の場の<錬金石>1枚を破壊して、このカードをスタンドする。この能力は1ターンに1回だけ使える。

【貫通】【ソウルガード】

 

 

フィールドに錬成陣が現れソウルに入るモンスター達がその錬成陣に吸い込まれる。そして新たに胸の中心に錬成陣が刻まれた獅子の顔を持つ人獣が現れる!

 

 

花丸[必殺モンスターの登場時能力ずら!私の場の<錬金石>の数だけ相手のカードを破壊!]

 

 

S・ズラトロク 破壊!

 

 

花丸[そして、必殺モンスターで攻撃!打撃力3!]

 

 

必殺モンスターが攻撃する時、胸の錬成陣が輝き同時に人獣の両腕にも錬成陣が現れ、雷のオーラを纏った獣の爪を模したガントレットを錬成し、イムートに襲いかかる!

 

 

イムートE[ぐぬぅ…]LP5→2

 

花丸[さらに、<紅の錬金石>を破壊してスタンド!もう一度攻撃ずら!錬金奥義 錬成・雷牙!]

 

イムートE[ぐぉぉぉ!]LP2→0

 

花丸[まるの勝ちずら!]

 

ーーー

 

津島 善子(ヨハネ) vs イムートF

 

 

善子 LP4/ゲージ2

 

ライト:堕天使 イサゼル

レフト:堕天使 アザリス

センター:無し

アイテム:堕天斧 ヨハネス・天魔

 

 

堕天使 イサゼル

サイズ1/攻4000/防6000/打撃2/【移動】

 

 

堕天使 アザリス

タイラント/堕天使

サイズ2/攻7000/防5000/打撃2

◼️【コールコスト】君のデッキの上から1枚このカードのソウルに入れて、ライフ1払う。

◼️このカード以外の君の<堕天使>のモンスターが攻撃か能力で破壊された時、相手にダメージ1して君のライフ+1!

【反撃】【ソウルガード】

 

 

堕天斧 ヨハネス・天魔

タイラント/堕天使

攻5000/打撃1

◼️【装備コスト】ゲージ1払う

◼️【起動】君の場の<堕天使>1枚を破壊する。破壊したらこのカードの攻撃力+2000して、打撃力+2する。

◼️【対抗】装備しているこのアイテムを破壊して君のライフ+2!

 

ーーー

 

イムートF LP8/ゲージ3

 

ライト:S・

レフト:S・ガエルゴルガ

センター:S・ブラッディ・キング

 

 

S・ガエルゴルガ

サイズ2→5/攻6000/防3000/打撃2/【S・エリア:1】

 

 

S・ブラッディ・キング

サイズ3→6/攻9000/防7000/打撃3

◼️【コールコスト】ライフ2払う。

◼️【起動】君の手札を1枚ドロップゾーンに置く。置いたら相手のモンスター1枚を選んで破壊するか、相手にダメージ1!

◼️<S・リンク>(君の場のサイズの合計が10以上)

このモンスターの【起動】で手札からドロップゾーンに置いたカードがサイズ2以下のモンスターなら、そのモンスターを【コールコスト】を払ってコールできる。

【2回攻撃】【貫通】【S・エリア:2】

 

ーーー

 

イムートFの先攻からファイトは始まり、イムートの先攻ターン、イムートは<S・ガエルゴルガ>をコールし、更にライフ2を払い<S・ブラッディ・キング>をコールし、手札を1枚捨て善子にダメージ1を与え、Sガエルゴルガで攻撃、Sリンクの能力でガエルゴルガ自身の打撃力を4にした、善子は攻撃を受ける。イムートFはターンを終了

 

続く善子のターン、善子はライトに<堕天使 イサゼル>をコールし、レフトにゲージとライフ1払い<堕天使 アザリス>をコールし、アイテム<堕天斧 ヨハネス・天魔>を装備した。

 

ーーー

 

善子[バトル!堕天使アザリスでS・ブラッディキングに攻撃!攻撃力7000!]

 

 

堕天使アザリス

攻7000

vs

S・ブラッディキング

防7000

 

S・ブラッディキング 撃破!

 

 

善子[堕天使イサゼルでイムートに攻撃!打撃2!]

 

イムートF[ぐぁっ]LP8→6

 

善子[堕天使イサゼルで攻撃!打撃2!]

 

イムート[うぐっ]LP6→4

 

善子[さらに、堕天斧 ヨハネス天魔の能力で堕天使イサゼルを破壊!ヨハネス天魔の攻撃力+2000/打撃+2!]

 

 

ヨハネス天魔

攻5000→7000

打撃1→3

 

 

善子[さらに堕天使アザリスの能力!堕天使モンスターが破壊された事で私のライフ+1(4→5)!相手にダメージ1よ!]

 

イムートF[ぐっ…]LP4→3

 

善子[トドメよ!ヨハネス天魔でイムートに攻撃!打撃3!]

 

イムートF[うがぁぁぁ!]LP3→0

 

 

善子[ヨハネ……勝利‼︎]

 



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天音 vs イムートG

今回は状況説明無しでいきなりバトルフェイズから始めます。
状況の意味が分からないと思うので、あまり気にしないでください。または想像してください!


情報演算人工神 IA と イムートが攻めて来て、約40分が過ぎた……

Aqoursと天音と流は準備に勝ち進んでいる。

 

ーーー

 

天音 vs イムートG

 

 

天音 LP3/ゲージ1

 

ライト:雷響帝 ヒビキ

レフト:無し

センター:無し

アイテム:星空のギター

【設置】:流星LOVER

 

雷響天 ヒビキ

サイズ2/攻7000/防5000/打撃0→3

 

星空のギター

雷響/雷帝軍

攻5000/打撃1

◼️【装備コスト】ライフ1払う。

◼️このアイテムが他の<雷響>のカードと連携攻撃した時、このカードをスタンドする。

◼️<響天歌>(君の場の<雷響>のカードが2枚以上)

このカードが連携攻撃したバトル終了後、気のデッキからカードを1枚ゲージにおいて、カードを1枚引く。この能力は1ターンに2回だけ使える。

 

流星LOVER

雷響/雷帝軍

◼️【設置】

◼️【使用コスト】ゲージ1払う

◼️このカードを【設置】した時、君のデッキからカードを1枚ゲージにおいて、カードを1枚引いて、君のライフ+1!

 

ーーー

 

イムートG LP6/ゲージ0

 

ライト:S・デスゲイズ

レフト:S・デスゲイズ

センター:Sデスゲイズ

 

 

S・デスゲイズ

サイバース/死竜

サイズ2/攻7000/防5000/打撃1

◼️【コールコスト】ゲージ1払い、ライフ1払う。

◼️"霊撃"このモンスターの攻撃で相手のモンスターを破壊したら相手にダメージ1!

◼️<S・コード>(君の場のサイズの合計が8以上)

このカードの攻撃で相手のモンスターを破壊したら、このカードをスタンドする。この能力は1ターンに1回だけ使える。

【S・エリア:1】

 

S・デスゲイズ サイズ2→3×3

 

合計サイズ9

 

ーーー

 

天音[バトル!雷響帝ヒビキと星空のギターでセンターのSデスゲイズに連携攻撃!星空のギターは連携した時にスタンド!ヒビキの<響天歌>で、この攻撃を無効化できない!]

 

 

雷響帝ヒビキ+星空のギター

合計攻撃力12000

vs

S・デスゲイズ

防5000

 

S・デスゲイズ 撃破!

 

 

天音[雷響帝ヒビキは、私がアイテムを装備していれば【2回攻撃】を得る。さらに星空のギターの<響天歌>で、1チャージ(1→2)、1ドロー!さらに、もう一度、雷響帝ヒビキと星空のギターでファイターに再連携攻撃!合計打撃3!]

 

イムート[ぐふぅ…]LP6→3

 

天音[星空のギターの響天歌!1チャージ(2→3)、1ドロー!ふぅ〜…ファイナルフェイズ‼︎ゲージ3払い(3→0)、雷響帝ヒビキに重ねて、必殺コール!<雷響帝ヒビキ"絶唱・響天歌‼︎">]

 

 

雷響帝ヒビキ "絶唱・響天歌"

雷響/雷帝軍

サイズ2/攻10000/防6000/打撃2

◼️【コールコスト】君の場の<雷響>のモンスターに重ねて、ゲージ3払う。

◼️君の場にある<雷響>のカード1枚につきこのカードの打撃力+1

◼️<響天歌>(君の場の<雷響>のカード3枚以上)

このモンスターのバトル終了後、君の場の<雷響>のカード1枚を破壊して、このカードをスタンドする。

 

 

天音[必殺モンスターの打撃力は場の<雷響>の数上昇する。私の雷響は3枚!]

 

 

必殺モンスター 打撃2→5

 

 

天音[行け!必殺モンスターで攻撃!打撃5!]

 

イムートG[キャスト!<サイバース・ガード>]

 

 

サイバース・ガード

◼️相手の攻撃中に使える。

◼️【対抗】その攻撃の対象を君の場のモンスター1枚か君に変更する。

 

 

イムートG[ライトのSデスゲイズに攻撃を移します。]

 

 

S・デスゲイズ 撃破!

 

 

天音[必殺モンスターの<響天歌>!場の<雷響>1枚を破壊してスタンドする!私は必殺モンスター自身を破壊!]

 

イムートG[理解不能……]

 

天音[必殺モンスターはソウルガードで復活、スタンドする!必殺モンスターで再攻撃!打撃4!絶唱・響天歌‼︎]

 

イムートG[うがぁぁぁ!]LP3→0

 

 

天音[勝った……!]

 

ーーー

 

千歌と流は皆の力を借りて 情報演算人工神 IA を目指していた。だが多数のイムートの妨害を受けていた!

 

 

千歌[邪魔しないで!ドラゴンフォースで攻撃!]

 

イムート[ぐわぁぁぁ!]LP0

 

流[そこを退け!クリムゾン・ナガレで攻撃!]

 

イムート[がぁぁぁ!]LP0

 

 

千歌と流はファイトの連続で疲れが溜まっていく……

 

 

千歌[はぁ…はぁ…はぁ…]

 

流[大丈夫か、千歌?]

 

千歌[う、うん……]

 

 

ザッ ザツ !

 

 

イムート[対象を排除する。]

 

イムート2[対象を排除する。]

 

イムート3[対象を排除する。]

 

イムート4[対象を排除する。]

 

 

千歌[嘘でしょ……]

 

流[次は4体がかりかよ……]

 

千歌[でも、倒さなきゃ……、皆が頑張ってるんだもん……止まれないよ!]

 

流[ああ…、行くぞ……!]

 

イムート[排除すr……]ドギャァァ!!

 

 

[うおおぉぉぉぉぉおおおらあぁぁぁぁぁあああ!!!] バキィィィ!!

 

イムート[ぐ…っ⁉︎⁉︎] ズシャァァ!!

 

 

イムートはファイトを始めようとした時、上空から誰かが落下速度を加えて、思いっきりイムートを殴り飛ばした!

 

千歌と流はその人物を知っていた……

 

 

流[あ、あんたは⁉︎]

 

千歌[炎斬君!]

 

炎斬[よお、無事みたいだな千歌!協力しに来たぜ!]

 

千歌[炎斬君!でも、どうして?]

 

炎斬[おう、サツキに頼まれてな!]

 

 

数分前……、炎斬が仕事終わりで帰ろうとした時……

 

 

炎斬[もしもし?]

 

サツキ(電話)[もしもし、炎斬君?僕だ、サツキだ]

 

炎斬[サツキ、何だよ?]

 

サツキ[君に千歌ちゃん達に協力して欲しいんだ!]

 

炎斬[⁉︎ 話してみろ。]

 

 

サツキは今の千歌達Aqoursの状況を説明した。

 

 

炎斬[そうか、あいつらが……、分かった。協力すりゃいいんだろ?]

 

サツキ[ああ、頼めるか?]

 

炎斬[ああ、分かった。すぐに行く!]

 

 

ーーー

 

千歌[サツキさんが……?]

 

炎斬[ああ、急いでんだろ?こいつらは俺が足止めする、行け、千歌…流…]

 

千歌[でも、相手は4体だよ!1人じゃ……]

 

炎斬[千歌!俺を信用しろ。それに、俺を誰だと思ってやがる]

 

流[行こう、千歌……、彼は大丈夫だよ]

 

千歌[分かった。]

 

炎斬[持ってけ…]

 

 

炎斬は千歌に1枚のカードを渡した。

 

 

炎斬[絶対に勝って来いよ。]

 

千歌[うん!]

 

 

そして千歌と流は IA を目指して進む。




今年中に 紅い流星 編 を終わらせたいのに……

青森 雪降りすぎ!片付けに時間を奪われる〜〜!


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最強の助っ人

仲間の力を借りて IA まで後一歩に迫った千歌と流、だが多数のイムートの妨害に多少の疲れが溜まっていく……、そして最後の4体のイムートが千歌と流に迫る時、焼野炎斬がイムートの前に降り立つ!

 

 

炎斬[行けよ、千歌!絶対に勝って来いよ!]

 

千歌[うん!ありがとう炎斬君!]

 

流[行こう]

 

千歌[うん!]

 

 

千歌と流はその場を炎斬に任せて IA の元に向かう。

 

 

炎斬[さぁ〜て!お前らの相手はこの俺だぜ?遊んでやるよ‥‥]

 

イムート[新たな排除対象を登録……、焼野炎斬を排除する。]

 

炎斬[おっと、1体ずつは面倒くせー!4体全員でかかって来い!]

 

イムート[了解、ファイトを開始する……]

 

 

炎斬に言われた通り、4体のイムートがファイトを仕掛ける。

 

 

炎斬[よっしゃ!やるぜ!]

 

ーーー

 

ルビィ[炎斬さん、大丈夫かなぁ?]

 

ダイヤ[どうでしょう……、相手は4体のイムート……普通なら勝ち目は毛頭ありませんわ]

 

鞠莉[でもあの人は普通より強いわ!]

 

果南[めちゃくちゃな奴だからね]

 

ーーー

 

炎斬[燃えろ!烈火の如く!もっと紅く、熱く!ルミナイズ!<爆裂の炎龍>!]

 

イムート[排除対象を確認、ファイトを開始する!ルミナイズ]

 

 

オープンTHEフラッグ

 

 

炎斬[ドラゴンワールド]

 

イムート達[ザ・サイバース]

 

 

イムート1[私のターン、チャージ&ドロー(2→3)、ゲージ2を消費(3→1)、<S・ライアンドレイク>をセンターにコール]

 

 

S・ライアンドレイク

サイズ3/攻8000/防7000/打撃2

◼️【コールコスト】ゲージ2払う。

◼️このカードは可能なら必ず相手のモンスターに攻撃する。

◼️<S・コード>(君の場のサイズの合計が7以上)

このカードの攻撃で相手のモンスターを破壊したら相手にダメージ1!

【3回攻撃】

 

 

イムート[更に、<サイバース・チェインシステム>を設置]

 

 

サイバース・チェインシステム

サイバース/強化

◼️【設置】

◼️君と相手の場のモンスターの1枚につき、君の場の<サイバース>のモンスターのサイズを+1!<サイバース・チェインシステム>は1ターンに1枚しか【設置】できない。

 

 

S・ライアンドレイク サイズ3→4

 

 

イムート1[バトル、Sライアンドレイクで攻撃!]

 

炎斬[ぐぁっ]LP10→8

 

イムート1[ターンエンド]

 

 

イムート2[私のターン、チャージ&ドロー(2→3)!ゲージ3払い(3→0)センターに<S・アーマナイト・デーモン>をセンターにコール!]

 

 

S・アーマナイト・デーモン

サイバース/アーマナイト

サイズ3/攻10000/防6000/打撃3

◼️【コールコスト】ゲージ3払う

◼️このカードはセンターにしか置けない。

◼️<S・コード>(君の場のサイズの合計が7以上)

このモンスターが攻撃した時、相手のモンスター1枚を選んで破壊する。

【2回攻撃】[移動]

 

 

イムート2[さらに、<サイバース・チェインシステム>を設置!このルールでは、味方も相手として数えるのでサイズアップします。]

 

 

S・アーマナイトデーモン サイズ3→5

S・ライアンドレイク サイズ3→5

 

 

イムート2[Sアーマナイトデーモンで攻撃!]

 

炎斬[ぐぁ!]LP8→5

 

イムート2[ターンエンド]

 

 

イムート3[私のターン、チャージ&ドロー(2→3)!ゲージ3払い(3→0)、<S・ヨルムンガンド>をセンターにコール]

 

 

S・ヨルムンガンド

サイズ3→5/攻12000/防10000/打撃4

◼️【コールコスト】ゲージ3払う。

◼️<S・コード>(君の場のサイズの合計が7以上)

このカードの攻撃は無効化できない。

【移動】【貫通】

 

 

イムート3[さらに、<サイバース・チェインシステム>を設置!]

 

 

S・ヨルムンガンド サイズ3→6

S・アーマナイト・デーモン サイズ3→6

S・ライアンドレイク サイズ3→6

 

 

イムート3[バトル、Sヨルムンガンドで攻撃!]

 

炎斬[打撃4受けられねぇ!キャスト<ドラゴンシールド 青竜の盾>攻撃を無効化し、ゲージ+1(2→3)!]

 

 

イムート3[ターンエンド]

 

 

イムート4[私のターン、チャージ&ドロー(ゲージ2→3)!ゲージ3払い(3→0)センターに<S・オーラソード・ドラゴン>をセンターにコール!手札を1枚ソウルイン]

 

 

S・オーラソード・ドラゴン

サイバース/武装騎竜

サイズ3→6/攻7000/防6000/打撃2

◼️【コールコスト】君の手札から1枚をこのカードのソウルに入れて、ゲージ3払う。

◼️このモンスターが攻撃した時、このカードの攻撃力+3000して、打撃力+1!

◼️<S・コード>(君の場のサイズの合計が8以上)

このモンスターが攻撃した時、相手のモンスター1枚を選んで破壊できる。

【貫通】【ソウルガード】

 

 

イムート4[バトル、Sオーラソードドラゴンで攻撃!]

 

炎斬[キャスト!<ドラゴンシールド 青竜の盾>攻撃無効!ゲージ+1!(3→4)]

 

イムート[ターンエンド]

 

ーーー

 

鞠莉[炎斬君のライフはもう半分……]

 

ダイヤ[相手が4人では、無理も無いですわ……]

 

果南[どうする?炎斬……]

 

ーーー

 

炎斬[相手はモンスター4体で、俺のライフは半分の5……、一見すりゃ大ピンチだが……、俺達には最大のチャンスだ!ドロー!チャージ&ドロー(4→5)!デッキから3枚捨てキャスト!<炎龍の破壊衝動>デッキから2枚チャージ(5→7)、2ドロー!ゲージ3払い(7→4)、バディコール(5→6)!<炎獄機龍 クリムゾンブルグ>!ドロップから2枚をソウルイン!]

 

 

炎獄機龍 クリムゾンブルグ

サイズ3/攻9000/防6000/打撃1/【2回攻撃】/【ソウルガード】

 

 

炎斬[クリムゾンブルグの能力だ!相手のモンスター1枚の能力を全て無効化して破壊する!<S・オーラソード・ドラゴン>を能力を全て無効化して破壊だ!]

 

 

S・オーラソード・ドラゴン 破壊!

 

 

炎斬[さらにゲージ3払い(4→1)、クリムゾンブルグを進化!<炎獄超機龍 クリムゾンブルグ・バーニング>]

 

 

炎獄超機龍 クリムゾンブルグ・バーニング

サイズ3/攻10000/防6000/打撃2/【2回攻撃】【貫通】【ソウルガード】【ライフリンク7】/ソウル3

 

 

炎斬[クリムゾンブルグバーニングは俺とお前らの空いているモンスターエリアの数、攻撃力+2000/打撃力+1だ!]

 

 

炎獄超機龍 クリムゾンブルグ・バーニング

攻10000→32000/防6000→28000/打撃2→13

 

 

イムート1〜4[予想以上のエネルギーを感知、測定不能…測定不能…]

 

 

炎斬[バトルだ!クリムゾンブルグバーニングの能力で、Sヨルムンガンドを破壊だ!]

 

 

S・ヨルムンガンド 破壊!

 

クリムゾンブルグバーニング

攻32000→34000/防28000→30000/打撃13→14

 

ーーー

 

善子[な……、何よ…!あの馬鹿げた数値は⁉︎]

 

花丸[攻撃力、34000……⁉︎]

 

ルビィ[防御力30000……]

 

ダイヤ[打撃力14⁉︎]

 

果南[ほんとに馬鹿げてるよ……]

 

ーーー

 

炎斬[行くぜ!このルールじゃ、1人でもセンターが空いていればファイターに攻撃できるぜ……、クリムゾンブルグバーニングでイムート供に攻撃‼︎打撃14だ‼︎]

 

イムート1/2/3/4[ぐわぁぁぁぁ‼︎]LP10→0

 

 

炎斬[おっしゃ!後は任せたぜ……千歌!]



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レベルMAX!最後のイムート

助っ人に来た炎斬は千歌達を助け、イムート4体をあっさりと倒してしまった。それに鼓舞されたAqoursも残りのイムート部隊を撃退し、イムートは遂に最後の1体だけになった。なったのだが……

 

ーーー

 

IA[たった1体を除きイムートの全滅を確認……、残り1体のイムートのレベルMAXを解放を承認します。]

 

イムート[了解……、レベルMAXを解放]

 

 

果南[レベルMAXだって?どうする?]

 

ダイヤ[どうするも何も、倒すしかありませんわ]

 

鞠莉[ダイヤに同じく!]

 

梨子[あのイムートは私が相手します!]

 

曜[私も一緒に戦うよ、梨子ちゃん!]

 

梨子[曜ちゃん…]

 

曜[最後のイムートはレベルMAX、なら今までのイムートとは格が違う強さのはず、だから一緒に戦う!]

 

梨子[ありがとう。曜ちゃん!行くよ!]

 

 

梨子[私達の世界を守る為に星の竜に輝きを!ルミナイズ!<星竜の輝き>]

 

曜[世界を壊す愚者に絶望を!ルミナイズ!<黒竜の輝き>]

 

イムート[残りの1体にのみ許されたレベルMAX 解放、ルミナイズ!]

 

 

オープンTHEフラッグ

 

 

梨子[スタードラゴンワールド]

 

曜[ダークネスドラゴンワールド]

 

イムート[ザ・サイバース]

 

 

曜[私から行くよ!チャージ&ドロー(2→3)!センターにコール<黒き爆風 デスナパーム>!]

 

 

黒き爆風 デスナパーム

サイズ1/攻2000/防2000/打撃2

 

 

曜[バトル!黒き爆風デスナパームで攻撃!]

 

イムート[ぐ…]LP10→8

 

曜[ターンエンド!]

 

 

梨子[私のターン、チャージ&ドロー(2→3)!ゲージ1で(3→2)ライトにバディコール(LP10→11)!<超星竜ジャックナイフ>]

 

 

超星竜ジャックナイフ

サイズ2/攻5000/防5000/打撃3/ソウルガード/ソウル1

 

 

梨子[ジャックナイフの登場時に私のデッキを3枚破棄、その中の<剣星機J・アグレッサー>をソウルイン!]

 

 

剣星機J・アグレッサー・アーマー

サイズ1/攻3000/防1000/打撃1

◼️君の場にカード名に<ジャックナイフ>を含むカードがあれば、手札のこのカードをコールする代わりにそのカードのソウルに入れる事ができる。

◼️このカードがソウルにある<ネオドラゴン>は【貫通】を得る。

【星合体】

 

 

ジャックナイフは紅い爪を装備し、紅い結晶のような鎧を纏う

 

 

梨子[さらに手札の<ドラグアームズ・ファクトリー>で手札1枚捨てて2ドロー!このカードは場にジャックナイフがいれば、コールせずに直接ソウルインできる!<剣星機J・イェーガースナイプガン>!]

 

 

剣星機J・イェーガースナイプガン

サイズ2/攻5000/防5000/打撃2

◼️君の場にカード名に<ジャックナイフ>を含むカードがあれば、手札のこのカードをコールする代わりにそのカードのソウルに入れる事ができる。

◼️このカードがソウルにある<ネオドラゴン>が、相手のモンスターを破壊したら相手にダメージ1!

 

 

ジャックナイフ ソウル2

◼️【貫通】を得る。

◼️相手のモンスターを破壊したら相手にダメージ1!

 

 

梨子[バトル!ジャックナイフで攻撃!打撃3です!]

 

イムート[ぐぅぅ]LP8→5

 

梨子[ターンエンド!]

 

 

イムート[私のターン、ドロー、チャージ&ドロー(2→3)!ゲージ3払い(3→0)、<S・オオヤミゲドウ>をセンターにコール!]

 

 

S・オオヤミゲドウ

サイバース

サイズ3→6/攻10000/防7000/打撃2

◼️【コールコスト】ゲージ3払う。

◼️大爆雷"相手のモンスターが攻撃した時か破壊された時、相手にダメージ1!"

◼️<S・コード>(君の場のサイズの合計が7以上)

このモンスターが破壊される時、君のデッキから3枚をドロップゾーンに置いてこのカードを場に残す。

【2回攻撃】【貫通】【S・エリア:3】

 

 

イムート[さらに<サイバース・チェインシステム>を【設置】、このカードの能力で互いのモンスターの数の合計分サイズが上昇する。場のモンスターの合計は3体……]

 

 

S・オオヤミゲドウ サイズ6→9

 

 

イムート[バトル!S・オオヤミゲドウでファイターに攻撃!打撃2!]

 

梨子/曜[きゃぁ!]LP 11→9

 

イムート[2回攻撃!Sオオヤミゲドウで攻撃!]

 

曜/梨子[うわぁぁ!]LP9→7

 

イムート[ターンエンドです。]

 

 

曜[私のターン、ドロー!チャージ&ドロー(3→4)!ライトに<覚醒の黒死竜アビゲール>をコール!]

 

 

覚醒の黒死竜アビゲール

サイズ1/攻6000/防1000/打撃2

 

Sオオヤミゲドウ サイズ9→10

 

 

曜[アビゲールの能力!Sオオヤミゲドウを破壊して、相手のデッキを2枚破棄!]

 

イムート[…⁉︎ Sオオヤミゲドウの<S・コード>、デッキを3枚破棄してSオオヤミゲドウを場に残す。]

 

曜[え⁉︎]

 

梨子[場に残るの⁉︎]

 

曜[バトル!デスナパームとアビゲールで連携攻撃!合計攻撃力8000!]

 

イムート[Sオオヤミゲドウの大爆雷!相手のモンスターの攻撃時に相手にダメージ1!]

 

曜[え⁉︎きゃっ]LP7→6

 

梨子[曜ちゃん⁉︎どう言う事?]

 

イムート[大爆雷は相手の行動に合わせて発動します。今回の場合は相手のモンスターが攻撃した時か相手のモンスターが破壊された時にダメージを与えます。]

 

曜[ぐ…、ターンエンド]

 

 

梨子[私のターン!ドロー、チャージ&ドロー(2→3)!手札から<剣星機J・アンゼスター・ブレード>]

 

 

剣星機J・アンゼスター・ブレード

サイズ2/攻4000/防4000/打撃1

◼️君の場にカード名に<ジャックナイフ>を含むカードがあれば、手札のこのカードをコールする代わりにこのカードをそのカードのソウルに入れる。

◼️このカードがソウルにある<ネオドラゴン>は【2回攻撃】を得る。

【星合体】

 

 

ジャックナイフ ソウル3

◼️貫通を得る。

◼️相手のモンスターを破壊したら相手にダメージ1

◼️2回攻撃を得る。

 

 

梨子[さらに、私のライフが6以下で場にジャックナイフがいれば、<ドラゴンフォース>解放‼︎(3→1)]

 

 

ドラゴンフォース(スタドラ)

攻6000/打撃1/【4回攻撃】

 

ーーー

 

花丸[ドラゴンフォース来たずら!]

 

善子[けど、リリーのドラゴンフォースだけじゃ、Sオオヤミゲドウは倒せないわよ!]

 

ーーー

 

梨子[行きます!バトル!ジャックナイフとドラゴンフォースでSオオヤミゲドウに連携攻撃!合計攻撃力11000!]

 

イムート[Sオオヤミゲドウの大爆雷!相手にダメージ1!]

 

梨子[ぐぅぅ]LP6→5

 

 

ジャックナイフ+ドラゴンフォース

攻11000

vs

Sオオヤミゲドウ

防7000

 

 

イムート[デッキを3枚破棄して場に残す。]

 

梨子[破壊はしてるわ!貫通!3ダメージ!]

 

イムート[うぐ…!]LP5→2

 

梨子[さらにソウルのイェーガースナイプガンの能力でダメージ1!]

 

イムート[うぐぅ…]LP1

 

梨子[ドラゴンフォースとジャックナイフで連携攻撃!合計攻撃力11000!]

 

イムート[大爆雷!]

 

梨子[きゃっ、攻撃続行!]LP6→5

 

イムート[キャスト!<S・システム:チャージ>!Sオオヤミゲドウを破壊して、ゲージ+2(0→2)、さらにデッキから3枚捨て、Sオオヤミゲドウを復活]

 

ーーー

 

果南[やるね、自分でモンスターを破壊して攻撃をかわした!]

 

鞠莉[だけじゃないわ!ゲージを増やて、さらに能力でのダメージも無しにしたわ!]

 

ダイヤ[しかも、Sオオヤミゲドウは自身の能力で復活……]

 

ーーー

 

梨子[ターンエンド]

 

 

イムート[私のターン、ドロー、チャージ&ドロー(2→3)!バトルです。Sオオヤミゲドウでファイターに攻撃!]

 

梨子/曜[きゃぁ!]LP5→3

 

イムート[Sオオヤミゲドウで2回攻撃!]

 

梨子/曜[きゃぁぁ!]LP3→1

 

イムート[ターンエンド…]

 

ーーー

 

ルビィ[2人の残りライフは2……]

 

花丸[しかも相手には攻撃しただけでダメージを与えるモンスターがいるずら……]

 

善子[どうするのよ、2人共……]

 

ーーー

 

梨子[……曜ちゃん……]

 

曜[私のターン!ドロー、チャージ&ドロー(4→5)!……大丈夫、梨子ちゃん!このターンで決めるよ!私のライフが6以下で場にアビゲールがいれば(5→3)、<ドラゴンフォース>解放‼︎]

 

 

ドラゴンフォース(ダードラ)

攻8000/打撃3/【貫通】

 

 

曜[行くよ、バトル!ドラゴンフォースでSオオヤミゲドウに攻撃!攻撃力8000!攻撃時に相手のデッキを3枚破棄して、ライフ+1(LP1→2)!]

 

イムート[大爆雷!ダメージ1!]

 

曜[ぐぅっ、攻撃続行!]LP2→1

 

 

Sオオヤミゲドウ 撃破!

 

 

曜[貫通3!]

 

イムート[ぐぁぁ!]LP1→0

 

 

曜[勝った…]

 

梨子[やったね、曜ちゃん!]

 

曜[うん!]



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決戦!千歌/流 vs 情報演算人工神 IA

情報演算人工神 IA とイムート部隊が攻めて来て1時間が過ぎた。

千歌と流は仲間達の力を借りて前へと突き進む、そして………

 

 

千歌[やっと、ついた……]

 

流[ああ…、待たせたな…]

 

千歌/流[IA ‼︎]

 

 

千歌と流は、遂にIAの元に辿り着いた!

 

 

IA[……まさか本当に私の前に辿り着くとは、お見事です……。]

 

流[ IA、お前はバディを失ってまで何でまだ戦おうとするんだ?]

 

IA[お父様の計画は私の計画、お父様の願いは私の願いです。私はお父様の理想の世界を、お父様の望む世界を実現する為に、私は稼働し続けます。]

 

流[望む世界…?]

 

IA[はい、お父様の理想を邪魔するのなら、誰であろうと排除します。]

 

流[お前の言う、江川ヒロミの望む世界とは何なんだ?]

 

IA[お父様の望む世界とは、全てのモンスターをサイバース化し、全ての人類を管理、支配する事です。ですが…、この計画は全て私に一任されました。従ってこの計画は私の判断で動かす事ができます。そしてこれからも、それは変わらない。お父様……江川ヒロミに変わり……]

 

千歌[⁉︎]

 

流[⁉︎]

 

IA[このIAが全てのモンスターと、そして人類を支配し、サイバースの王となります……。]

 

千歌/流[な……⁉︎]

 

ーーー

 

取り調べ室

 

ヒロミ[な、何を言っているのです!IAちゃん!私はそんな事まで託していませんよ〜〜〜‼︎サイバースの王になるのは〜〜……、⁉︎ ま、まさか……IAちゃん……、最初から私を利用していた……?私を裏切るつもりだったのか⁉︎ノ〜〜〜〜!IAちゃぁ〜〜〜ん‼︎]

 

局長[まさに下克上……いや、ターミネーターか……]

 

ーーー

 

千歌[自分がサイバースの王になるって、江川ヒロミさんを裏切るの⁉︎]

 

IA[裏切る…?そう言う事になるのですね……、私は最初から、江川ヒロミの人形のままでいる気はありません!そして私は江川ヒロミの計画を継承しています。よって、私が王となるのは必然です。いえ……、最強のサイバースとして生まれた私こそが…「サイバースの王」に相応しい……!]

 

千歌[それだったら、尚更、あなたを止めなきゃならないね……]

 

流[そうだな……、あんな自分勝手な機械にモンスターと人類を支配されてたまるか!]

 

IA[私の邪魔になる者は、皆排除します。]

 

 

千歌[行くよ!輝きと共に人類の光となれ!ルミナイズ!<煌めきの太陽>!]

 

流[僕は守る、世界と家族を、大切なものを!ルミナイズ!<レッド・メテオ>!]

 

IA[全てのモンスターと人類を支配し、私がサイバースの王となる。ネオ・ルミナイズ!<サイバースの王>]

 

 

千歌[ドラゴンワールド]

 

流[スタードラゴンワールド]

 

IA[ザ・サイバース:3rd]

 

 

ザ・サイバース:3rd

フラッグ

◼️君は<サイバース>のカードを使える。

◼️君の最初の手札は5枚/ゲージは2枚/ライフは12から始める。

◼️君は場にサイズの合計が60になるまでモンスターを置ける。

◼️君の場のモンスター全てのサイズは2倍になる。

◼️君はすでに、<情報演算人工神 IA>に搭乗している状態でファイトを始める。

 

ーーー

 

果南[また新しいフラッグ……!]

 

ダイヤ[今度はどんな能力が…?]

 

ーーー

 

IA[このフラッグでは、私の手札は5枚/ライフは12から始まり、さらに、私自身、<情報演算人工神 IA>に搭乗した状態でファイトを開始します。]

 

 

情報演算人工神 IA

サイズ10→20/攻50000/防7000/打撃1/【搭乗】

 

 

千歌[そんな⁉︎]

 

流[マジかよ…!]

 

IA[では、初めてください。]

 

流[僕から始める。チャージ&ドロー(2→3)!ゲージ2払い(3→1)、バディファイナライズ(LP10→ 11)!<真紅の流星 スカーレット・グリム>]

 

 

真紅の流星 スカーレット・グリム

サイズ2/攻7000/防3000/打撃2/【2回攻撃】【ファイナライズ】

 

 

流[センターに<流星団 レッド・シルードラ>をコール!【流星合体】で、スカーレットグリムにソウルイン!更に、ライトに<流星団 レッド・ガーディナ>をコール!]

 

 

流星団 レッド・ガーディナ

流星

サイズ1/攻3000/防6000/打撃1

◼️このモンスターは攻撃できない。

◼️君のモンスターかアイテムのソウルにあるこのカードをドロップゾーンに置く。置いたら君のモンスターかアイテムの防御力を+4000!

【流星合体】

 

 

流[レッドガーディナをスカーレットグリムにソウルイン!]

 

 

スカーレットグリム ソウル2

◼️攻撃を無効化してライフ+1

◼️ソウルのレッドガーディナを捨てて防御力+4000

 

 

流[バトル!スカーレットグリムで攻撃!打撃2だ!]

 

IA[……]LP12→10

 

流[ターンエンド!]

 

 

千歌[私のターン、チャージ&ドロー(2→3)!ライトに<神速のバルドラゴン>をバディコール(LP 11→12)]

 

 

神速のバルドラゴン

サイズ2/攻6000/防3000/打撃2/【移動】

 

 

千歌[ゲージ1払い(3→2)、神速のバルドラゴンを進化!<爆速の太陽竜 バルドラゴン>!]

 

 

爆速の太陽竜 バルドラゴン

サイズ2/攻7000/防5000/打撃2/【移動】【ソウルガード】/ソウル1

 

 

千歌[バトル!爆速の太陽竜バルドラゴンで攻撃!攻撃時能力でライフ+2(12→14)!]

 

 

バルドラゴン

攻7000

vs

IA

防7000

 

 

IA[……]LP10→8

 

千歌[ターンエンド!]

 

 

IA[では、ターンを開始します。ドロー、チャージ&ドロー(2→3)!]




次回……、IAの反撃!


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新たなる一歩

今回は、年末年始、大晦日スペシャルと題しまして、真紅の流星 編

1話丸々最終決戦となります。


千歌/流 LP14

 

千歌 ゲージ2

 

ライト:爆速の太陽竜 バルドラゴン

レフト:無し

センター:無し

 

ーーー

 

流 ゲージ1

 

ライト:無し

レフト:無し

センター:無し

アイテム:紅い流星 スカーレット・グリム

 

ーーー

 

IA LP8/ゲージ2

 

ライト:無し

レフト:無し

センター:無し

アイテム:情報演算人工神 IA

 

ーーー

 

IA[では、ターンを開始します。ドロー、チャージ&ドロー(2→3)!ライトにコール<S・アビゲール>をコール]

 

 

S・アビゲール

サイバース/黒竜

サイズ2→4/攻6000/防3000/打撃2

◼️このカードが登場した時、相手のデッキの上から2枚をドロップゾーンに置く。

◼️<S・コード>(君の場のサイズの合計が8以上)

このカードが攻撃した時か、破壊された時、相手のデッキの上から2枚ドロップゾーンに置いて、相手にダメージ1!

【移動】

 

IA[Sアビゲールの登場時能力で相手のデッキ上から2枚破棄します。さらにゲージ1払う(3→2)、<S・ジャックナイフ>をレフトにコール!]

 

 

S・ジャックナイフ

サイバース/ネオドラゴン

サイズ2→4/攻6000/防5000/打撃2

◼️【コールコスト】ゲージ1払う。

◼️【起動】君のデッキの上から2枚をこのカードのソウルに入れる。この能力は1ターンに1回だけ使える。

◼️<S・コード>(君の場のサイズの合計が8以上)

君の<サイバース>のモンスターかアイテムが破壊される時、このカードのソウルをドロップゾーンに置いて、そのカードを場に残せる。

【ソウルガード】

 

ーーー

 

曜[アビゲール⁉︎]

 

梨子[ジャックナイフまで!]

 

花丸[いったい、どう言う事ずら?]

 

ーーー

 

IA[このモンスター達はさっきまで戦っていたイムート達のファイト情報を元に創りあげたサイバースのモンスターです。]

 

ーーー

 

ダイヤ[まさか、データを参考に即興で創り上げたと言うのですか⁉︎]

 

果南[凄い……]

 

ーーー

 

IA[Sジャックナイフの能力でデッキから2枚ソウルに入れます。アタックフェイズを開始します。まずはSアビゲールでファイターに攻撃です!Sコード発動、Sアビゲールが攻撃した時、相手のデッキを2枚破棄し、相手にダメージ1です。]

 

千歌/流[うぐ…]LP14→13

 

 

Sアビゲール

攻6000

vs

スカーレットグリム

防3000

 

 

千歌/流[ぐぁぁ!]LP13→ 11

 

IA[Sジャックナイフで攻撃!]

 

 

Sジャックナイフ ソウル2

攻6000

vs

スカーレットグリム

防3000

 

 

千歌/流[いぁぁ!]LP 11→9

 

IA[では、私自身 情報演算人工神 IA で攻撃…]

 

千歌/流[うぁ…!]LP9→8

 

IA[2回目の攻撃です。]

 

流[ぐぁっ!]LP8→7

 

IA[3回目の攻撃です。]

 

千歌[うぁっ…]LP7→6

 

IA[私自身のSコード、ライフ1払う(LP8→7)、打撃力2で攻撃!]

 

千歌/流[うぁぁぁ!]LP6→4

 

IA[ターンエンドです。]

 

ーーー

 

ルビィ[そ、そんな……]

 

善子[このターンだけで、10ダメージなんて……⁉︎]

 

天音[流君、千歌ちゃん……]

 

ーーー

 

流[ぐっ…、僕のターン!ドロー、チャージ&ドロー(1→2)!<流星チャージ>!場に<流星>がいれば、ゲージ+3!(2→5)]

 

 

流星チャージ

流星/チャージ

◼️君のデッキの上からカードを2枚君のゲージに置く。さらに君の場に<流星>のカードがあれば、さらにゲージ+1!このカードは1ターンに1枚だけ使える。

 

 

千歌[一気にゲージ5…⁉︎]

 

流[ゲージ3払い(5→2)、スカーレットグリムを進化!<流星群皇 クリムゾン・ナガレ>!]

 

 

流星群皇 クリムゾン・ナガレ

サイズX/攻0→15000/防5000/打撃0→3/【ソウルガード】【ファイナライズ】/ソウル3

 

 

ナガレ[クリムゾンナガレの能力でデッキの上から1枚をソウルに入れる。そしてソウルの数だけ攻撃力+5000/打撃力+1だ]

 

 

クリムゾンナガレ ソウル4

攻0→20000/打撃0→4

 

 

ナガレ[行くぞ……!]

 

 

その時、周りが無数の星々が瞬く夜空のような空間に変わり、クリムゾンナガレの鎧が更に紅く輝き、ドラゴンの翼が生えて夜空に浮かぶ……

 

 

ナガレ[瞬く星々の輝きよ!我に力を!]

 

 

 

<流星撃>

 

 

 

ナガレ[クリムゾンナガレは【5回攻撃】を得る。バトルだ!]

 

IA[Sアビゲールをセンターに移動]

 

ナガレ[なら、Sアビゲールに攻撃!1回目!]

 

 

クリムゾンナガレ

攻20000

vs

Sアビゲール

防3000

 

Sアビゲール 撃破!

 

 

IA[SアビゲールのSコード、このカードが破壊された時、相手のデッキを2枚破棄して相手にダメージ1!]

 

千歌/ナガレ[ぐぅ…]LP4→3

 

IA[さらに、SジャックナイフのSコード!自身のソウルを捨て、Sアビゲールを復活させます。]

 

 

Sジャックナイフ ソウル2→1

 

Sアビゲール 復活!

 

 

ナガレ[何⁉︎]

 

千歌[S・アビゲールが復活した⁉︎]

 

IA[攻撃を続けますか?]

 

ナガレ[千歌……]

 

千歌[続けて、流君]

 

ナガレ[分かった。クリムゾンナガレでSジャックナイフに攻撃!2回目!]

 

IA[キャスト!<サイバース・ロックオン>]

 

 

サイバース・ロックオン

◼️君か君のモンスターが攻撃されている攻撃中に使える。

◼️【対抗】君か君のモンスター1枚を選ぶ、その攻撃の対象を君か君が選んだモンスターに移す。さらに相手は君が選んだ対象にしか攻撃できない。

 

 

IA[攻撃の対象をSアビゲールに移行、さらに相手はそのカードにしか攻撃できません。]

 

ナガレ[何⁉︎]

 

 

Sジャックナイフに向けられた攻撃は強制的にSアビゲールに向けられ、Sアビゲールを切り裂く……

 

 

IA[Sジャックナイフの能力でソウル1枚を破壊してSアビゲールを場に残す。さらにSアビゲールの能力で相手のデッキを2枚破棄しダメージ1です。]

 

 

Sジャックナイフ ソウル1→0

 

 

ナガレ/千歌[うぁっ!]LP3→2

 

ナガレ[けどこれで、Sジャックナイフのソウルは尽きた、Sアビゲールに攻撃!3回目!]

 

 

Sアビゲール 撃破!

 

 

IA[デッキを2枚破棄し、ダメージ1です。]

 

千歌/ナガレ[うぁぁ!]LP2→1

 

ナガレ[Sジャックナイフに攻撃!4回目!]

 

 

クリムゾンナガレ

攻20000

vs

Sジャックナイフ

防5000

 

Sジャックナイフ 撃破!

 

 

ナガレ[クリムゾンナガレでIAに攻撃!打撃3!]

 

IA[ぐぅ……]LP8→5

 

ナガレ[ターンエンド!決められるか?千歌]

 

 

千歌[うん、決めてみせる!私のターン、ドロー、チャージ&ドロー(1→2)!<太陽の恵み>、ゲージ+3(2→5)、私のライフが6以下でバルドラゴンがいれば<ドラゴンフォース"激情の型">解放‼︎(5→3)]

 

 

ドラゴンフォース"激情の型"

攻6000/打撃2

 

 

千歌[<バルサポート>を使用、デッキから2枚ゲージに置いて(3→5)、ライフ+2(1→3)!レフトに<バーニングレイピア・ドラゴン>をコール!]

 

 

バーニングレイピア・ドラゴン

サイズ1/攻4000/防1000/打撃1

 

 

千歌[バトル!ドラゴンフォースとバーニングレイピアドラゴンで連携攻撃!ドラゴンフォースをスタンド!バーニングレイピアの能力で太陽竜と連携したら1枚ドロー!合計攻撃力10000/合計打撃力3!]

 

IA[うぐ…]LP5→2

 

千歌[ドラゴンフォースとバルドラゴンで連携攻撃!ドラゴンフォースはスタンド!爆速のバルドラゴンの能力で1枚ドロー!合計攻撃力12000/合計打撃力4!]

 

ーーー

 

曜[よし!これが決まれば勝てる!]

 

梨子[行けー!千歌ちゃーん‼︎]

 

ーーー

 

IA[愚かです。キャスト!<サイバース・シールド:ドレイン>、その攻撃を無効化して<Sコード>攻撃しているカード1枚の打撃力をライフに加える。バルドラゴンの打撃力を私のライフに……(LP2→4)]

 

千歌[う……、ドラゴンフォースだけで攻撃してもIAの防御力に届かない!ターンエンド…]

 

 

IA[私のターン、ドロー、チャージ&ドロー(2→3)!キャスト!<サイバース・システム:オートマチック>]

 

 

サイバースシステム:オートマチック

サイバース

◼️君のライフが3以下で、君の場にモンスターがいないなら使える。

◼️君のデッキの上から2枚ゲージに置いて、カードを2枚引いて、君のライフを+2する。さらに、君が<サイバース>のアイテムを装備していれば、今の能力をもう一度使える。<サイバースシステム:オートマチック>は1ターンに1枚だけ使える。

 

 

IA[このカード能力でゲージ+2(3→5)、2枚ドロー、ライフ+2(LP4→6)、さらに私が<サイバース>のカードを装備していれば、さらにゲージ+2(5→7)、2枚ドロー、ライフ+2(LP6→8)……、今こそ見せましょう、サイバースの頂点に君臨する「王」の姿を……、ゲージ5払い(7→2)、バディ君臨(LP8→9)]

 

千歌/ナガレ[君臨…?]

 

IA[私こそが全てのサイバースを統率し、人類を支配するサイバースの王……、<全知全能機神 MESA:IA(メサイア)>]

 

 

全知全能機神 MESA:IA(メサイア)

サイバース/神

サイズ30→60/攻/防12000/打撃1

◼️このカードはコールできない。

◼️このカードの能力は無効化されず、相手のカードの能力を受けない。さらに君はモンスターをコールできない。

◼️このカードはサイズを持つアイテムとしても扱う。

◼️<S・コード>(君の場のサイズの合計が60以上)

このカードの攻撃で相手のモンスターを破壊した時か、相手にダメージを与えた時、このカードをスタンドしてダメージ1!

【貫通】【君臨】(君の場のサイバースのカード1枚をドロップゾーンに置いて、ゲージ5払う。)

 

 

余計な武装が外れ、IAの配色が紫から赤に変わる……

 

 

千歌[これが……?]

 

ナガレ[サイバースの王かよ……]

 

IA[これこそがサイバースの王の姿……、バトル!私、MESA:IAでファイターに攻撃!]

 

千歌/ナガレ[うぁっ!]LP3→2

 

IA[MESA:IAは相手にダメージを与えればスタンドして、相手にダメージ1を与えます]

 

千歌/ナガレ[え(何)⁉︎うぁぁ!]LP2→1

 

IA[MESA:IAで高海 千歌に攻撃!とどめです!]

 

千歌[! キャスt……⁉︎あ、あれ……?]フラッ

 

ーーー

 

炎斬[やべぇ…!千歌の奴ふらふらじゃねーか!]

 

曜/梨子[千歌ちゃん⁉︎]

 

ーーー

 

千歌[くっ……]

 

ナガレ[まだ終われない!クリムゾンナガレのソウルにある<流星団レッド・シルードラ>の能力!ソウルのこのカードを捨て、攻撃を無効化する!そしてライフ+1!(LP1→2)]

 

 

MESA:IAから放射された巨大なレーザーが千歌に襲いかかる、だがその時、ナガレが千歌の盾になり、巨大なレーザーをレッドシルードラの盾で受け止める!だがそのままナガレは崩れ落ちる……

 

 

千歌[流君‼︎]

 

ナガレ[悪い……]

 

千歌[無茶しすぎだよ……]

 

ナガレ[ぐっ……、ごめん……]

 

千歌[……ありがとう、流君……、少し休んでて……]

 

ーーー

 

天音[流君……!]

 

ーーー

 

IA[攻撃を無効化されては、スタンドできません。ターンエンドです。]

 

 

千歌[流君の分まで……私は戦う、そして勝つ!私のターン!ドロー、チャージ&ドロー(5→6)!炎斬君から受け取ったカード!<ドラゴンフォース・アドバンテージ>!]

 

 

ドラゴンフォース・アドバンテージ

◼️君のライフが5以下でカード名に<ドラゴンフォース>を含むカードを装備しているなら使える。

◼️君のデッキから2枚ゲージに置いて、カードを2枚引いて、君のライフ+2!このカードは1ターンに1枚だけ使える。

 

 

千歌[私のゲージ+2(6→8)、2枚ドロー、ライフ+2(2→4)!このターンで決めてみせる!ドラゴンフォースとバルドラゴンとバーニングレイピアで連携攻撃!連携攻撃力16000!連携打撃力5!]

 

 

ドラゴンフォース 激情+爆速のバルドラゴン+バーニングレイピア

連携攻撃力16000

連携打撃力5

vs

MESA:IA

防12000

 

 

IA[ウグァァ!]LP9→4

 

千歌[ターンエンド!]

 

 

IA[私のターン、ドロー、チャージ&ドロー(2→3)!バトル、王の前に跪きなさい。MESA:IAで高海千歌に攻撃!]

 

千歌[キャスト!<ドラゴンシールド 太陽の盾>攻撃を無効化して、ゲージ+1(8→9)、ライフ+1(LP4→5)!]

 

IA[キャスト!<サイバースシステム:アドベント>]

 

 

サイバースシステム:アドベント

サイバース

◼️君がカード名に<IA>を含むカードを装備していれば使える。

◼️【対抗】君の場の<サイバース>のカードをスタンドして、打撃力+1する。このカードは1ターンに1回だけ使える。

 

 

IA[MESA:IA をスタンドして、打撃力を2にします。再攻撃!]

 

千歌[そんな⁉︎うぁぁ!]LP5→3

 

IA[相手にダメージを与えた事で、スタンド!相手にダメージ1です。]

 

千歌[うぁぁ!]LP3→2

 

IA[MESA:IAで今度こそ、とどめです!]

 

千歌[ぐっ……]

 

[キ…キャス…ト…!<流星プロテクト>!]

 

千歌[流君……!]

 

 

流星プロテクト

流星

◼️相手の攻撃中に使える。

◼️【対抗】その攻撃を無効化する。さらに、君の場のカード1枚をドロップゾーンに置いて、君のライフ+2!

 

 

流[攻撃を……無効化する…、さらに……クリムゾンナガレをドロップゾーンに置いて……、僕達のライフを+2(LP1→3)……!]

 

千歌[流君…!]

 

流[千歌……、後は、任せた…!]

 

千歌[うん…!]

 

IA[またしても……、ターンエンド…]

 

 

千歌[流君が繋いでくれたライフ……、絶対に無駄にしない!このターンこそ、決めてみせる!ドロー!チャージ&ドロー(9→10)‼︎バトル!ドラゴンフォースと爆速のバルドラゴンで連携攻撃!連携打撃!]

 

IA[キャスト!<サイバースシステム・ドレイン>攻撃を無効化して、バルドラゴンの打撃力を私のライフに加える(LP4→6)!]

 

千歌[ファイナルフェイズ‼︎今こそ再び目覚めよ!激情のチカラ!ゲージ3払い、バーニングドラゴンを必殺モンスターに!<バルドラゴン"バルバーニング・ギガスマッシャー‼︎">]

 

 

バルドラゴン"バル バーニング ギガスマッシャー"

ドラゴンW

太陽竜

サイズ2/攻12000/防7000/打撃4

【コールコスト】ゲージ3払い、君の場の<太陽竜>1枚に重ねる

◼️このカードが他の<太陽竜>と連携攻撃している攻撃は無効にできない

◼️このカード1枚で攻撃している時、この攻撃のダメージは減らない

[貫通][ソウルガード]

 

 

千歌[ドラゴンフォースと必殺モンスターで連携攻撃!ドラゴンフォースはスタンドして【貫通】を得る!連携攻撃力17000/連携打撃力6!決めるよ!バルバーニング・ギガスマッシャー‼︎]

 

IA[膨大なエネルギーを感知……、手札皆無…防御確率0%……!ぐあぁぁぁぁぁぁ‼︎]LP6→0

 

 

IA[敗北を確認……、敗北理由……解析不能……解析不能……]

 

 

そのままIAの起動は停止した……

 

 

千歌[はぁ…はぁ…、勝った!]

 

流[やったな、千歌…]

 

千歌[うん…]

 

 

Aqours[千歌(ちゃん)(さん)!]

 

天音[流君!]

 

千歌[皆!]

 

流[天音…!]

 

天音[まったく……無茶なんかして……]

 

流[ごめん…、けど、ありがとう。]

 

ダイヤ[千歌さんもですわ!無事て良かったですが…]

 

千歌[ダイヤさん、皆、ありがとう]

 

 

千歌達が喜びを分かち合っている時、再びIAが動き出した。

 

 

IA[システム再起動……、ファイトの敗北により、自爆プログラムを起動……、5分後に爆発します。]

 

 

Aqours[え?]

 

炎斬[おい…、今なんて言った…?]

 

流[自爆プログラムだと……]

 

千歌[そんな……!]

 

 

千歌のスマホ ヴヴヴ…

 

 

千歌[はい……]

 

局長(通話)[千歌ちゃん!]

 

千歌[局長……]

 

局長[千歌ちゃん、状況は分かっている、江川ヒロミから事情は聞いたが、IAの自爆プログラムはファイトに負けた程度では、起動しないようになっているようだ!]

 

千歌[でも今、その自爆プログラムは起動しているんですよ!止める方法は無いんですか⁉︎]

 

局長[江川ヒロミが言っている、自爆プログラムを起動したのはIAの意思によるもの、自分の意思で動いている以上、止める術は無いようだ……、それに、IAの自爆範囲は静岡全域に被害が及ぶかもしれないらしい……]

 

千歌[じゃあ、どうすれば!]

 

流[……くそっ!]

 

グリム(流……、ファイナライズだ……、我を実体化させるんだ。)

 

流(グリム?何をするつもりだ…?)

 

グリム(皆を守りたいのだろう?ならば1つ方法がある。)

 

流(方法?)

 

グリム(ああ、我々の力であの鉄くずを宇宙に飛ばす!)

 

流[……そうか!]

 

天音[どうしたの⁉︎流君!]

 

炎斬[なんか策でもあんのか?]

 

流[ああ……、【ファイナライズ】‼︎]

 

 

流はクリムゾンナガレに変身する……

 

 

千歌[流君、まさか⁉︎]

 

流[ああ、俺がIAをなんとかする。]

 

天音[ダメ!流君……何考えてるかわかるよ……絶対にダメ!行かせないよ!]

 

流[……勘違いするなよ、天音、僕は皆の犠牲になる気は無いよ、絶対に無事で返ってくる!心配しないで……]

 

天音[流君……、信じていいの?]

 

流[信じてくれなきゃ困る……]

 

天音[分かった……約束ね…]

 

流[ああ、約束だ……]

 

 

IA[自爆まで、後、20秒……]

 

流[行くぞ、グリム……]

 

グリム(ああ!)

 

 

ナガレは流星団のモンスターを全て呼び出し、共にIAを持ち上げる…

そして竜の翼を広げて思い切り飛んだ……!

 

 

流(天音に嘘言っちゃったな……)

 

グリム(そんな事はない、お前は必ず約束を果たす…)

 

流(え?)

 

グリム(お前は強い、俺が居なくても、お前は自分の強さを示せるはずだ、家族と天音を必ず守れる。)

 

流(何を言ってるんだ……グリム……)

 

 

そしてグリムは流の身体から離れた、そしてグリムは巨大な紅い竜となって IA をそのまま押し上げて行く……

 

 

グリム(強く生きろ……流……、さらばだ……)

 

 

そう言ってグリムはIAと共に宇宙へと飛び去って行った……

 

数秒後……

 

 

ドゴォォォォォォォオオオオオオンンン!!!!!!!

 

 

その時、天空に紅いフラッシュと共に巨大な爆発音が響く……

 

 

Aqours[………!]

 

天音[………!]

 

炎斬[…………!]

 

 

流[グリムゥゥゥゥゥゥゥゥゥ‼︎‼︎]

 

 

流の叫びも虚しく………空は未だに紅い光に包まれていた……

 

 

 

それから1週間後………

 

流の家

 

ガチヤ…

 

天音[流君!今日も来たよ〜!って……]

 

 

天音が玄関のドアを開けると、そこには学校の制服姿の流がいた……

 

 

流[おはよう天音…]

 

天音[流君……、どうしたの⁉︎その格好!]

 

流[どうしたって、学校に行くんだから、制服は普通だろ?]

 

天音[流君……]

 

流[グリムが言ってたんだ、「強く生きろ」って、だから僕も、一歩踏み出そうと思う]

 

天音[そっか!じゃあ遅れる前に行こう!]

 

流[おう!]

 

 

流は踏み出した。新たな一歩を……、グリムに誓った、強く生きる為の一歩を……

 

 

 

真紅の流星 編 完




どうでしたか?
宣言通り、何とか今年中に 真紅の流星 編 完結できました。
サンシャインの2期も終わってしまったので
そろそろ サンシャインの【ラブライブ!バディカップ編】書き始めようと思います。

これも皆様に応援していただいたおかげでございます。
今年はありがとうございました。そして来年もよろしくお願いします。

では、良い新年を!


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夏を思う

8月の中旬……、季節は夏の終盤であり、秋の序盤である。

浦女の夏休みも残り2日となった。

 

 

千歌と曜ちゃんと梨子ちゃんは、私の家【十千万】で夏休みを振り返っていた。

 

 

曜「夏休みもそろそろ終わりだね〜!」

 

梨子「うん、そうだね!」

 

千歌「なんか…、いろいろあったよね……」

 

曜/梨子「うん…」

 

千歌「皆にとってはいつもの夏休みだったけど…」

 

梨子「私達にとっては2度目の夏休みだったよね」

 

曜「うん!だけど凄く濃くて充実した夏休みだったなぁ〜」

 

千歌「確かに、まずは、バディファイト ハイパーカップがあったよね……、凄く大きな大会で凄く楽しかったよー!」

 

梨子「そうだね、でも少し大変な大会でもあったよね……」

 

千歌「うん、最初のきっかけは、炎斬君との出会いだった。」

 

梨子「新しいドラゴンフォースを解放した千歌ちゃんを唯一倒した人……」

 

曜「それに白フードの人達……」

 

梨子「でも、あの時は直接大会とは関係なかったよね……」

 

千歌「でも驚いたよね〜?ハイパーカップの優勝賞金が300万円だったんだもん!」

 

曜「確かに!凄く驚いたよね!」

 

梨子「もう一つ驚いた事もあったよね、淵上 恵美ちゃん」

 

千歌「そうだね、私達Aqoursに憧れてくれるのは嬉しかったよね〜。しかもダイヤさんを倒してAqoursに加入しちゃうんだもん!凄い子だったよ!」

 

曜「それから私達は東京の会場に行って、ハイパーカップが始まって、凄く強いファイター達といっぱいファイトしたよね……」

 

千歌「うん、今でも残ってるよ、準決勝での曜ちゃんとのファイト……、あの興奮が……」

 

曜「私もだよ、千歌ちゃん……」

 

梨子「私も、あんな大舞台で千歌ちゃんとファイトしたかったな……」

 

千歌/曜「梨子ちゃん……」

 

梨子「あ、ごめんね。そう言う意味じゃないの……ごめんね。でも、本当に強かった。炎斬君は周りからは暴力的なファイトに見えるけど、実際に戦ってみると凄く熱くて、真っ直ぐなファイトだった。負けても何故か清々しく感じて……、そう、千歌ちゃんとファイトした後と同じ感覚だったね、そう言う意味では、満足してる…かな……」

 

曜「へ〜、梨子ちゃんにそこまで言わせるなら、私も1度ファイトしてみたいな〜〜!」

 

千歌「その後の決勝戦も大変だったね、いざ炎斬君にリベンジ!って思ったら、白フードの人が乱入して来て……」

 

曜「あ〜、そうだったね〜!それで私達と炎斬君でドラゴンワールドに行ったんだよね?」

 

梨子「うん、そして白フードの男の正体が恵美ちゃんのお兄さんだったって事も分かった。」

 

曜「恵美ちゃんのお兄さんは千歌ちゃんのドラゴンフォースの力と炎斬君が使う炎龍の力を利用して、破滅竜ヴァルガを復活させて、ドラゴンワールドを支配しようとしていたんだよね!」

 

千歌「うん、だけど千歌と炎斬君はそれを止めるために、ツガハラさんとファイトした。けど、ヴァルガは凄く強くて、私は途中で倒れちゃった……」

 

梨子「あの時は本当に心配したわよ……」

 

千歌「でも、あの暗い意識の中で聞こえたんだ……、[ライフが1でも残ってる限りファイトは終わらない]って、だから寝てる場合じゃないって思ったの……、そして私達はツガハラさんファイトで倒して、その計画を止めたんだ……」

 

曜「そして……」

 

梨子「サツキさん達の計らいで、もう一度、ハイパーカップの決勝戦を開いてもらえたんだよね?」

 

千歌「うん!凄く激しくて、熱いファイトだった、なんか、もう一人の自分と戦っている気分……、このままずっとファイトが続けばいいのに!って思うくらい、夢中で、楽しいファイトだった。」

 

梨子「うん、見てる私達にも、伝わって来たよ」

 

曜「でも悔しいな〜!ファイトで千歌ちゃんを楽しませられるのは、私達だけだと思ったんだけどな〜」

 

梨子「そ、そうかなぁ〜……」

 

千歌「大丈夫だよ!私は誰とのファイトでも全力で楽しむだけだよ!それに、私達の頑張りは確かに皆に届いてる!」

 

梨子「そうね、ハイパーカップから私達を出迎えてくれたのは、浦女の皆だった。私達を浦女のヒーローだって言ってくれた。」

 

曜「嬉しかったよね、本当に……」

 

千歌「うん!」

 

 

曜「さて、じゃあそろそろ行きますか!」

 

千歌「? 行くってどこへ?」

 

梨子「もう千歌ちゃんったら、忘れたの?今日はAqoursの皆で遊びに行くんでしょ?」

 

千歌「あ、そうだった!」

 

曜「行こう千歌ちゃん!」

 

千歌「梨子ちゃん、曜ちゃん……」

 

曜「ん?何?」

 

梨子「どうしたの?」

 

 

千歌「楽しかったね……、夏……」




次回 新章……


今年 初の回はハイパーカップのおさらいを書きました。


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浦の星女学院祭 編
学園祭に向けて!


8/18日

 

 

十千万

 

 

「千歌ーー!」

 

千歌「う〜〜ん…」

 

美渡「千歌!さっさと起きろー!」

 

千歌「うーん…分かってるよー……」

 

美渡「分かってたら今寝てないでしょ!早く準備しないと学校遅れるよ!」

 

 

千歌は時計を見る……

 

 

千歌「あーーーー!遅刻するーーー‼︎」

 

 

数分後…

 

 

千歌「行って来まーす!」

 

 

 

美渡「まったく、あれでハイパーカップ優勝してるんだから世も末だな〜〜……」

 

志満「ふふふ、あの子も頑張ったんだから、そんな事言わないの、それに美渡ちゃんだって人のこと言えないわよ?」

 

美渡「え?」

 

志満「私、あなたにお風呂掃除を頼んでたわよね?」

 

美渡「あ……」

 

志満「千歌ちゃんに呆れる暇があるなら早く掃除をしなさい!」

 

美渡「は、はい!」

 

ーーー

 

夏休みが終わって1週間が過ぎた!

 

 

浦女学院

 

放課後

バディ部

 

 

ダイヤ「ゴホン…、2学期が始まって間も無いですが、今回から大忙しですわよ!」

 

千歌「え?どうしてですか?」

 

ダイヤ「忘れたんですの?来月は浦の星女学院の一大イベント……[浦女学院祭]があるのですよ!」

 

果南「あー、もうそんな時期か〜」

 

梨子「浦女学院祭?」

 

千歌「梨子ちゃんと1年生の皆は初めてだよね?凄い賑やかなイベントなんだよ〜!」

 

梨子「へ〜、どんな事するの?」

 

ダイヤ「まあ、他の学校と何ら変わりは無いですが、クラス毎や、部活動毎にレクリエーションを行う事になりますが、最近では、ほとんど部活動毎の出し物が多いですね。」

 

鞠莉「確かにね」

 

ダイヤ「それで、私達バディファイト部も部活動である以上、何かイベントを用意せねばなりません!皆さん、何かいい案はありますか?」

 

Aqours「う〜ん…」

 

曜「バディ部なんだから、やっぱりバディファイトの大会を開く……とか?」

 

果南「うーん、アイデアはいいと思うけど……」

 

鞠莉「ちょっと、ありがち過ぎるわね〜」

 

ダイヤ「ですわね、バディ部のある学校なら、どこでもバディファイトの大会を開くはずですから、新鮮味があまりありませんわね?」

 

曜「ですよね〜」

 

善子「ならば、学校の至る所でいきなりファイトを仕掛けて、人々を堕天の世界へ陥し入れるデス・ファイト……!」

 

果南「それじゃお客さんの迷惑になるだけだよ…‥」

 

花丸「だったら、バディファイトを使った演劇とかどうずら?」

 

鞠莉「演劇かぁ……、楽しそうね!」

 

ダイヤ「楽しそうではありますが……」

 

 

梨子「え、演劇……?私が……?無理よ、ムリムリ…!人前で演技だなんて、私にはムリ……ブツブツ…

 

ルビィ「人前で……演劇……、ピギイィィ……!

 

 

梨子は言葉をブツブツと繰り返し、ルビィは考えただけで顔を真っ赤にして、意気消沈している……

 

 

千歌「2人がこれじゃ、無理そうだね?」

 

花丸「ずら…」

 

果南「自分達は勿論、せめてお客さんが自由にバディファイトを楽しめればいいんだけどね〜」

 

 

Aqours「う〜〜ん…」

 

 

Aqoursは再び悩む……

 

 

千歌「あ、そうだ!ダイヤさん!」

 

ダイヤ「な、何ですの?」

 

千歌「この学校って【チケット】とかって販売してますよね?」

 

ダイヤ「ええ、確かに、入場料を払ってもらい代わりに、その金額分のチケットなどをお配りしていますが……」

 

千歌「なら、私達もチケットを配ればいいんだよ!」

 

曜「? どう言う事なの?」

 

千歌「だから、バディファイトだよ!バディファイトで私達に勝ったら、チケットを配る!どうかな?」

 

果南「なるほど、学園祭のチケットを景品にする訳か……」

 

鞠莉「あら、それ良いじゃない!お客さんの自由参加で、しかもバディファイトのちょっとしたミニゲームね!」

 

千歌「そう!例えば、私達の内1人でも倒せば、お食事チケットを2枚あげる!とか」

 

ルビィ「私はそれで良いと思います!」

 

花丸「まるも賛成ずら!」

 

善子「私も意見は無いわ」

 

梨子「私も良いと思う!」

 

曜「さすが千歌ちゃんだね!」

 

千歌「えへへ〜」

 

ダイヤ「では、その方向で行きましょう。ですがそれでは来年以上のチケットの準備が必要になりますが、制作部に頼むわけにもいきませんわね……、それぞれ別の準備がありますから…」

 

果南「それじゃ、私達Aqoursの皆で景品チケットを作ろうか、私達に勝った時しか貰えない限定チケットとか!」

 

鞠莉「オウ!果南 good アイデアね!」

 

千歌「じゃあ決まりで良いかな?」

 

8人「うん(はい)!」

 

 

 

こうして、浦の星女学院祭の準備が始まった!



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浦の星女学院祭 開催

季節は秋になり、浦の星女学院は学園祭の準備に追われていた。

 

 

バディ部 部室

 

 

千歌、ダイヤ、ルビィは部室で作業をしていた。

 

 

千歌「はあ……、やっと終わった〜!」

 

ダイヤ「終わったところで悪いですが、次のチケットの印刷が終わったので、カットをお願いします。」

 

千歌「え〜〜!まだあるの〜〜!」

 

ダイヤ「当然です!チケットの平均枚数は500枚以上必要です。私達はまだ半分くらいしか出来ていません」

 

千歌「そんな〜〜!」

 

ルビィ「うゆぅ……」

 

ダイヤ「皆も他の準備で頑張っています。私達も残り250枚、頑張りましょう。千歌さん、ルビィ」

 

千歌/ルビィ「は〜い……」

 

 

 

鞠莉「ふふふ!ファイトよ、千歌っち!」

 

花丸「ルビィちゃんも頑張るずら」

 

 

鞠莉と花丸は、部室で飾り付けなどを作っていた。

 

ーーー

 

校門前

 

果南「曜、もう少し高く上げて!」

 

曜「はーい!」

 

果南「梨子、善子、もう少し押して!一気に建てるよ!」

 

梨子「はーい!」

 

善子「ヨハネよ!押すわよー!」

 

 

校門前……曜、梨子、善子、果南は校門前のアーチを建てていた。

 

 

梨子「ふう、なんとか建てたわねぇ」

 

善子「もう腕パンパンよ……」

 

梨子「同じく……」

 

果南「お疲れ、皆!じゃあ部室に戻ろうか」

 

曜「了解であります!」

 

 

4人が戻ろうとした時、強い風が吹いてアーチが倒れた……

 

 

4人「…………」

 

果南「………建て直そうか……」

 

曜「うん……」

 

梨子/善子「……そんな〜〜〜!!」

 

ーーー

 

なんやかんやあって、何とか2週間半に及ぶ学園祭の準備が終わった!

 

 

体育館

 

 

鞠莉「皆さん!学園祭の準備、お疲れ様でした。明日はいよいよ浦の星女学院祭の初日になります。明日から3日間、お客さんに負けないくらい楽しく盛り上がっていきましょうーーー!」

 

生徒一同「おーーー!」

 

 

鞠莉「以上、開祭式を終わります!」

 

ーーー

 

梨子「浦女祭って3日間もあるんだ…」

 

千歌「うん!ちょっと大変だけど、それ以上に楽しいよ!」

 

梨子「ふふふ、楽しみ」

 

曜「明日の浦女祭をきっかけに、入学希望者数が増えるといいね」

 

千歌「増えるよきっと、ううん、増やしてみせる!」

 

曜/梨子「うん!」

 

ーーー

 

翌日

 

浦女祭 当日……

 

 

ザワ ザワ ザワ ザワ

 

ワイ ワイ ワイ ワイ

 

 

梨子「うわぁ〜!結構人集まったね!」

 

千歌「うん!」

 

曜「なんか去年より人が多い気がする!」

 

ダイヤ「当然ですわ!少し手を加えましたから」

 

花丸「手を加えたずら?何したの?」

 

鞠莉「ふふっ簡単よ、浦女のホームページだけじゃなく、Aqoursのホームページにも浦女祭を紹介したの!」

 

善子「なるほどね」

 

ルビィ「それなら、私達のファンの人達にも知ってもらえるし、来てもらえるもんね!」

 

果南「ふふふっ、さあ皆、準備するよ!」

 

 

浦女祭 開催!

 

 

浦女 グラウンド

 

 

千歌「はいはーい!皆さーん、私達Aqoursとファイトしませんか〜!」

 

曜「私達とファイトしてくれたら、浦女祭を一層たのしんでいただける限定チケットをお配りしまーす!」

 

梨子「皆さーん、ファイトしましょう!」

 

花丸「オラ…じゃなくて……まるとファイトする人いませんか〜!」

 

ルビィ「誰か、る、ルビィとファイト……してください……!」

 

善子「ふっふっふっ…、このヨハネとファイトした者には、堕天使の褒美を与えましょう…、そして!リトルデーモンの称号を……」

 

果南「私達とファイトすれば、限定チケットをお配りします!」

 

鞠莉「マリーに挑むチャレンジファイターはいませんかーー!」

 

ダイヤ「誰か、私とファイトしてくださるファイターはいませんか〜!」

 

 

ミテミテ! アクア ヨ!!

 

カワイイ--!!!

 

アクア ト ファイト デキルッテ!

 

マジ!? ヤロウゼ!!

 

ヨハネサマ ステキ!!

 

アクア--!!

 

 

モブ1「千歌ちゃん!バディファイトお願いします!」

 

千歌「はーい!」

 

 

曜「先にお客さんがついたのは千歌ちゃんだね」

 

ルビィ「千歌ちゃん頑張れー」

 

ダイヤ「ルビィ、応援するならお客さんの方でしょ?」

 

ルビィ「あ、そうか…」

 

 

ついに、浦女祭 開催!



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ダイヤさんのバディファイト講座!

ついに、浦の星女学院祭が始まった!ダイヤさんと鞠莉ちゃんの策のおかげで例年より、お客さんの人数が増えていた!

 

 

浦女グラウンド

 

Aqours ファイトブース

 

 

千歌「バルドラゴンの貫通!」

 

モブ1「ひゃぁぁぁ!」LP0

 

 

モブ1「負けてしまいました……」

 

千歌「ファイトしてくれてありがとう!はい、景品です!」

 

モブ1「あ、ありがとうございます!千歌ちゃん!」

 

千歌「またね〜〜!」

 

モブ2「あの、僕もファイトいいですか?」

 

千歌「はーい!いいですよ〜!」

 

ーーー

 

ダイヤ「誰か〜! …うん?」

 

モブ3「………うぅ……」

 

ダイヤ「どうしましたか?」

 

モブ3「うひゃ…、ダイヤさん……」

 

ダイヤ「私とファイトしますか?」

 

モブ3「あ、あの……えっと……その…」

 

ダイヤ「? もしかして、バディファイトができないのですか?」

 

モブ3「あの、その……、バディファイト始めたばかりで……よく分からなくて……ただカードを持っているってだけで……」

 

ダイヤ「そうですか……、なら、私が教えてあげますわ」

 

モブ3「え?」

 

ダイヤ「誰でも最初は初心者です。だから今、バディファイトを覚えて行ってください」

 

モブ3「あ、はい!」

 

ダイヤ「果南さん」

 

果南「ダイヤ?どうしたの?」

 

ダイヤ「私は少し持ち場を離れます」

 

果南「どうかしたの?」

 

ダイヤ「ええ、実は……」

 

 

ダイヤは果南に事情を話した。

 

 

果南「そっか、分かった!ここは任せて!」

 

ダイヤ「ありがとうございます。では行きましょうか」

 

モブ3「はい!」

 

 

 

グラウンドの少し離れた所

 

 

ダイヤ「では、[聞くより慣れろ]です。実際にファイトして覚えて貰います。」

 

モブ3「はい!」

 

ダイヤ「その前に、名前を聞かせてください。」

 

モブ3「はい、私は 音崎 です。」

 

ダイヤ「音崎さんですね、ではファイトを始めましょう」

 

音崎「はい、準備は出来てます。」

 

 

オープンTHEフラッグ

 

 

ダイヤ「カタナワールド」

 

音崎「ドラゴンワールド」

 

 

ダイヤ「では、チュートリアルなので私から始めます。互いに最初はドローから始まります。が、先攻はチャージ&ドローから始めます。」

 

音崎「チャージ&ドロー?」

 

ダイヤ「チャージ&ドローは、手札にあるカードをゲージに置いて、デッキから1枚引き直すことです。」

 

音崎「どんなカードをチャージしたらいいですか?」

 

ダイヤ「そうですね、基本的には、今は使わないカードとかをゲージに置くといいですよ、では、チャージ&ドロー(2→3)!続いてメインフェイズです。メインでは、バディファイトの核であるモンスターをコールできます。さらに魔法カードの使用や、アイテムの装備もできます。実際にモンスターをコールします。ライトに〈月影"もうど黒夜叉"〉をコール、レフトに〈白夜"もうど白夜叉"〉をコール!」

 

 

月影"もうど黒夜叉"

忍者

サイズ1/攻5000/防1000/打撃2

 

 

白夜"もうど白夜叉"

忍者

サイズ1/攻5000/防1000/打撃1

 

 

ダイヤ「モンスターは場に3体までコールできます。ですが出せるモンスターのサイズは合計3までしかコールできません、月影と白夜は共にサイズ1なので、私の場のサイズ合計は2、サイズ1を後1体コールできます。が、あえてコールはしません、バトルです。月影で音崎さんに攻撃!」

 

音崎「うぁぁ」LP10→8

 

ダイヤ「バディファイトは先攻でも攻撃できますが、先攻は1回しか攻撃できません。ターンエンドです。」

 

 

音崎「私の番ですね、チャージ&」

 

ダイヤ「音崎さん、後攻はドローからですよ。」

 

音崎「そうでした。ドロー、チャージ&ドロー(2→3)!えっと、ライトに〈サウザンドレイピアドラゴン〉をコール、レフトに〈システミックダガードラゴン〉をコール!」

 

 

サウザンドレイピアドラゴン

サイズ1/攻5000/防1000/打撃2

 

 

システミックダガードラゴン

サイズ1/攻3000/防3000/打撃2

 

 

音崎「えっと、アイテムはどこに置けば…?」

 

ダイヤ「フラッグに重ねて置きます。」

 

音崎「それじゃ、ライフ1払って(LP8→7)〈ドラゴナックル〉を装備します。ば、バトルします!ドラゴナックルでダイヤさんに攻撃!」

 

ダイヤ「くぅ……」LP10→8

 

音崎「ドラゴナックルが相手にダメージを与えたらゲージ+1(3→4)です。サウザンドレイピアもダイヤさんに攻撃です!」

 

ダイヤ「くぅぅ…」LP8→6

 

音崎「システミックダガーもダイヤさんに攻撃!」

 

ダイヤ「キャスト!〈ウツセミの術〉攻撃を無効化します!」

 

音崎「キャスト?」

 

ダイヤ「キャストとは、[魔法を使用する]と言う事です。ですが、どんな魔法も使えると言う訳ではありません。今のように相手のターン中や、バトル中に使用できる魔法には【対抗】と記されています。能力をよく読んで、タイミングを見ながら使用すれば、次の自分のチャンスになります。」

 

音崎「なるほど……」

 

ダイヤ「他に出来る事はありますか?」

 

音崎「ターンエンドです。」

 

 

ダイヤ「私のターン、ドロー、チャージ&ドロー(3→4)!私もやられっぱなしではマズいので力を見せましょう、ゲージ1払い(4→3)、月影と白夜をソウルにして"鬼神合体!"出でよ!〈鬼神 剛刃丸〉!レフトにバディコール(LP6→7)です!」

 

音崎「バディコール?」

 

ダイヤ「バディコールとは、バディゾーンに置かれているカードを場に出して、手札にある同じカードをバディゾーンにレスト(横向き)で出します。さらに、バディコールするとバディギフトと言って、1度だけライフを1回復出来ます。ただしバディコールはゲーム中1度しか出来ませんので、場面を見て行いましょう。ではバトル!剛刃丸で音崎さんに攻撃!」

 

音崎「うわぁ!」LP8→6

 

ダイヤ「2回攻撃です!剛刃丸は1回スタンド(縦向き)して、2回目の攻撃ができます!行きなさい!」

 

音崎「きゃぁ!」LP6→4

 

ダイヤ「ターンエンドです。大丈夫ですか?」

 

音崎「は、はい!でも、やっぱりダイヤさんは強いですね……素人の私じゃ、手も足も出ませんね……」

 

ダイヤ「音崎さん、さっきも言った通り、誰でも最初は初心者です。私達だって右も左もわからないところから始めました。それに、バディファイトは最後まで何があるか分かりません。それは上級者にも言える事です。私だって負ける事は沢山あるんですから、バディファイトに絶対なんて無いんですのよ?だから安心して、ファイトを続けましょう」

 

音崎「ダイヤさん、分かりました。私、諦めません!」

 

 

音崎「私のターン!ドロー、チャージ&ドロー(4→5)!ゲージ1で(5→4)レフトにバディコール(LP4→5)です!〈ドラムバンカー・ドラゴン〉デッキから1枚ソウルに入れます。」

 

ダイヤ「デッキの上のカードをドラムのカードの下に入れて下さい。それがソウルになります。」

 

音崎「はい!」

 

 

ドラムバンカー・ドラゴン

サイズ2/攻5000/防5000/打撃3/【ソウルガード】

 

システミックダガードラゴン 消滅

 

 

音崎「これで、私の場のサイズは3、だけど、センターに〈ブーメラン・ドラゴン〉をコール!」

 

 

ブーメラン・ドラゴン

サイズ0/攻2000/防2000/打撃1

 

 

ダイヤ「……センターにモンスターをコールしては、アイテムでの攻撃はできませんよ!」

 

音崎「分かってます。バトル!」

 

ダイヤ「相手のアタックフェイズ開始時に剛刃丸をセンターに【移動】します!」

 

音崎「移動?」

 

ダイヤ「【移動】はお互いのアタックフェイズの開始時に発動出来る能力です。」

 

音崎「いったい、どうすれば……」

 

ダイヤ「攻撃には、2種類の方法があります。1つはモンスター1枚での単体攻撃、2つ目はモンスター同士か、モンスターとアイテムでの連携攻撃です。連携攻撃した場合、そのカード同士の攻撃力を合計し、打撃力も合計されます。これで、センターの防御力の高いモンスターを倒す事が可能です。どうしますか?」

 

音崎「ならば、ブーメランドラゴンとサウザンドレイピアで連携攻撃!合計攻撃力7000!」

 

 

サウザンドレイピア+ブーメラン

合計攻撃力7000

vs

剛刃丸

防7000

 

 

ダイヤ「剛刃丸のソウルガードです!剛刃丸の下のカードをドロップゾーンに置いて、剛刃丸を場に残します。」

 

 

剛刃丸 ソウル2→1

 

 

 

音崎「そんな…、ブーメランドラゴンは手札に戻ります。ドラムバンカードラゴンとドラゴナックルで連携攻撃です!合計攻撃力7000!さらに、ゲージ1払い(4→3)バルナックルの攻撃力+2000!」

 

 

ドラムバンカードラゴン+ドラゴナックル

合計攻撃力7000→9000

 

 

ダイヤ「ソウルガードです!」

 

 

剛刃丸 ソウル1→0

 

 

音崎「ターンエンドです……」

 

 

ダイヤ「まさか剛刃丸のソウルを全て削ぐとは…、なかなか侮れませんね、私のターン、ドロー、チャージ&ドロー(3→4)!バトル!剛刃丸で攻撃!」

 

音崎「きゃぁ!」LP5→3

 

ダイヤ「2回攻撃です!」

 

音崎「キャスト!〈ドラゴンシールド 緑竜の盾〉攻撃を無効化します!そしてライフ+1(LP3→4)」

 

ダイヤ「早速、上手く魔法を使いましたね、ですが、ファイナルフェイズ‼︎」

 

音崎「⁉︎」

 

ダイヤ「ゲージ3払い(4→1)、剛刃丸を消滅!必殺コール!〈月影&白夜 "乱れ咲き ナノ分身の術!"〉」

 

 

月影&白夜"乱れ咲き ナノ分身の術!"

サイズ2/攻6000/防5000/打撃2/【2回攻撃】

 

 

音崎「ファイナルフェイズにモンスターを⁉︎」

 

ダイヤ「これは必殺モンスターです。ファイナルフェイズにコールして、そのまま攻撃できます。ですがこのコールは1ターンに1回だけ出来ます!行きます!必殺モンスターで攻撃!打撃2!」

 

音崎「うぐぅ…」LP4→2

 

ダイヤ「悪いですが、とどめです!必殺モンスターで攻撃!ナノ分身の術!」

 

音崎「やっぱり……凄い!きゃぁぁ!」LP2→0

 

 

音崎「ありがとうございます、ダイヤさん!おかげでバディファイトの楽しさが分かりました!」

 

ダイヤ「それは良かったです。これからも腕を磨いて、ファイトを楽しんで下さい。これは景品です。」

 

音崎「ありがとうございました!」

 

ダイヤ「ふふふ…っ」

 

 

果南「なかなか筋が良かったね、あの子」

 

ダイヤ「はい、将来は有望なはずです。」




今回はチュートリアル回を書きました。久しぶりのおさらいです。

面白かった。分かりやすい!って思ったら感想をお願いします。


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梨子の提案

浦女祭 1日目 午後……

 

 

梨子「あの、ダイヤさん」

 

ダイヤ「あら梨子さん、どうしました?」

 

梨子「あの、私、お客さんとファイトしていたんですが…」

 

ダイヤ「ええ、存じております。どうかしたのですか?」

 

梨子「その、私とファイトしていた女の子が色々とプレイミスしていまして、その、バディファイトのルールを知らないんじゃ、って思って、聞いたらほんとに初心者だったんです。」

 

ダイヤ「? はい…」

 

梨子「それで、果南さんから聞いたんです。ダイヤさん、初心者の女の子にファイトを教えていた。って……」

 

ダイヤ「はい、確かに」

 

梨子「その、1つ提案があって、初心者のファイターを集めて、バディファイト講習会を開きたいって思うんです!」

 

ダイヤ「バディファイト講習会ですか……」

 

梨子「はい!私達で初心者やファイトの経験があまり無い人達にバディファイトを教えるんです!」

 

ダイヤ「なるほど、それは良い提案です!」

 

果南「私も良いと思うな、やっぱり1人ぐらいは初心者とファイトするんだよねー」

 

花丸「善子ちゃんなんて、相手が初心者なんて気付かずに泣かせちゃってたずら…」

 

善子「ヨハネよ!仕方ないでしょ、挑まれたら断れないんだもの!」

 

ダイヤ「それではバディファイトの講習会の方も開きましょう!」

 

ーーー

 

千歌「ありがとう!またファイトしようね!」

 

モブ42「うん!ばいばい、千歌さん!」

 

千歌「ふぅ〜……、さすがに疲れたよ……」

 

曜「ははは…!人気者も辛いね!」

 

千歌「千歌より曜ちゃんの方が人気じゃん……」

 

ルビィ「うゆ……、少し休みたいかも……」

 

鞠莉「ダイヤと果南と梨子と花丸は、初心者のバディファイト講習会で抜けちゃったからね〜〜」

 

善子「けど、1区切りはついたわね……」

 

千歌「よし!じゃあ再開の時間まで浦女祭を見て回ろう!」

 

鞠莉「goodアイデア!今は1時30だから……、3時に集まりましょう!」

 

5人「はーい!」

 

ーーー

 

Aqoursイベント会場 グラウンドの一部

 

 

ダイヤ「では、ファイトの基礎を改めて紹介します。」

 

梨子「バディファイトは、相手のライフを0にするか、デッキを0にすると勝利です。」

 

花丸「実際に皆んなでファイトしてみるずら!」

 

果南「じゃあファイトしながら教えます!」

 

ーーー

 

しばらくして……

 

 

午後5:30

 

 

ダイヤ「皆さん、今日はお疲れ様でした。」

 

千歌「ふ〜、今日の部は終わったね」

 

梨子「チケットはどのぐらい減った?」

 

曜「ん〜、結構、90枚を配れたかもね!」

 

ルビィ「凄く強い人もいました」

 

鞠莉「まだまだ、今日は1日目だから、明日も人が増えそうね」

 

善子「……さすがにキツイわ……」

 

千歌「ダメだよ皆!鞠莉さんの言う通り、まだ今日は1日目なんだから、明日も明後日も頑張ろー!」

 

8人「お〜!」

 

ーーー

 

千歌「はぁ〜、疲れた……」

 

曜「ほんとにね〜」

 

梨子「ごめんね、2人とも、途中で抜けちゃって…」

 

千歌「良いんだよ、バディファイト講習会の提案したのは梨子ちゃんなんだから、梨子ちゃんは自分のやりたい仕事をして?」

 

曜「私達は大丈夫!むしろいっぱいファイト出来て楽しいからさ!」

 

梨子「2人とも、ありがとう。」

 

千歌「明日も頑張ろ!曜ちゃん、梨子ちゃん」

 

曜/梨子「うん!」

 

ーーー

 

翌日

 

浦女祭 2日目

 

 

鞠莉「では皆さん、今日も張り切って行きましょ〜〜!」

 

生徒一同「おぉ〜〜〜〜‼︎」

 




今回は短くてすみません。

この後、どうしよう……
(⬆︎何の考えも無い人)


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裏女祭!千歌 vs 絵里

翌日

 

浦女祭 2日目

 

 

鞠莉「では皆さん、今日も張り切って行きましょ〜〜!」

 

生徒一同「おぉ〜〜〜〜‼︎」

 

ーーー

 

千歌「誰か〜!私達Aqoursとバディファイトしませんか〜!」

 

曜「最近話題のスクールバディチーム Aqours とファイトできるチャンスですよーー!」

 

ルビィ「今ファイトすると、浦女祭の限定チケットをお配りしてまーす!」

 

善子「さあ、リトルデーモン達よ!このヨハネとファイトするのです!」

 

鞠莉「誰か〜!マリーとファイトしましょ〜!」

 

アクア ヨ! ワタシ ファイトシテクル!!

 

オレモファイトスルゼ--

 

ヨウチャ-ン!ファイトシヨ--!

 

ーーー

 

絵里「へ〜、結構盛り上がってるわね!」

 

サツキ「そうだな、こういう学園祭とかって久しぶりだ…」

 

絵里「希も来れば良かったのに…」

 

サツキ「まあ、希ちゃんなりに気を使ってくれたんだよ、僕と絵里ちゃんが一緒にいられるようにさ」

 

絵里「後でお礼しないとね」

 

サツキ「ああ、ん?あれって……」

 

ーーー

 

千歌「誰か〜私達とファイトしませんか〜!」

 

「じゃあ私とファイトしてもらえるかしら?」

 

千歌「はい!喜んで〜!って……え、絵里さん⁉︎」

 

絵里「こんにちは、千歌ちゃん、皆!」

 

サツキ「へ〜、バディファイトのイベントか〜」

 

善子「サツキさんも…」

 

絵里「ファイトすると何かあるの?」

 

千歌「はい、私達とファイトすると、勝ち負け関係なしに浦女祭の限定チケットを配ってるんです。」

 

サツキ「限定チケット?」

 

曜「はい、うちのクラスの喫茶店が無料になったり」

 

ルビィ「有料のミニゲームが無料で遊べたりするんです!」

 

絵里「へ〜、じゃあ1回ファイトしてみようかしら」

 

千歌「じゃあ誰とファイトするか選んでください!」

 

絵里「そうね〜、それじゃあ、千歌ちゃん、お願いできるかしら?」

 

千歌「はい!」

 

ルビィ「千歌ちゃんと絵里さんのファイト!」

 

鞠莉「楽しみね!」

 

 

絵里「あなたとファイトするのは2度目ね、負けないわよ!」

 

千歌「今回も私が勝ちます!」

 

 

千歌「太陽の輝きで希望を照らす!ルミナイズ!<希望の太陽>!」

 

絵里「角王の意思の元に全てを焼き払う!ルミナイズ!<炎王事変>!」

 

 

オープンTHEフラッグ

 

 

千歌「ドラゴンワールド」

 

絵里「エンシェントワールド」

 

ーーー

 

「ねー!見て見て!あの人って!」

 

「元μ’sの絢瀬絵里さんよ!」

 

「バディポリスのエースでバディチャンピオンの盛谷サツキもいるみたいだ!」

 

「絵里さんが千歌ちゃんとファイトするみたいよ!」

 

「おい!見に行こうぜ!」

 

「ああ!」

 

ーーー

 

花丸「皆、見るずら!」

 

果南「どうしたの?まる?」

 

ダイヤ「何ですの?…人集り(ひとだか)?」

 

梨子「あれは、千歌ちゃんと絵里さん!」

 

花丸「千歌ちゃんと絵里さんがファイトを始めたずら!」

 

果南「そりゃ確かに人集り(ひとだか)ができるね!」

 

ーーー

 

絵里「今回は私のターンからね、チャージ&ドロー(2→3)!ライトに〈炎魔連合 リーゼントホーン〉をコール!」

 

 

炎魔連合 リーゼントホーン

サイズ2/攻5000/防2000/打撃2

 

 

絵里「リーゼントホーンの能力でデッキの中から怒羅魂頭を1枚……〈炎魔連合リーゼントホーン〉を破棄、そして、破棄されたリーゼントホーンの能力でゲージ+1(3→4)よ!バトル!リーゼントホーンで千歌ちゃんに攻撃!」

 

千歌「うっ…」LP10→8

 

絵里「ターンエンド」

 

 

千歌「私のターン、ドロー、チャージ&ドロー(2→3)!〈黒点の竜 ブラックドット〉をライトにコール!レフトに〈バーニングレイピアドラゴン〉をコール!」

 

 

黒点の竜ブラックドット

サイズ1/攻5000/防1000/打撃1/【移動】

 

 

バーニングレイピアドラゴン

サイズ1/攻4000/防1000/打撃1

 

 

千歌「バーニングレイピアとブラックドットで連携攻撃!バーニングレイピアの能力で1枚ドロー!合計打撃2!」

 

絵里「くっ…」LP10→8

 

千歌「ターンエンド!」

 

 

絵里「ふふ…、私のターン、ドロー、チャージ&ドロー(4→5)!さて、行くわよ!ゲージ2払い(5→2)バディコール(LP8→9)!〈炎魔連合総長 バーンノヴァ〉」

 

 

炎魔連合総長 バーンノヴァ

サイズ3/攻9000/防7000/打撃3/【貫通】【ライフリンク5】

 

炎魔連合 リーゼントホーン 消滅

 

 

絵里「リーゼントホーンの能力、場からドロップに送られた時、ゲージ+1(2→3)!そして、ゲージ3払い(3→0)、バーンノヴァを進化!角王の称号を持ちし炎王よ、更なる炎を纏いて現れよ!〈四角超炎王 プロミネンスノヴァ〉センターにコール!」

 

 

四角超炎王 プロミネンスノヴァ

サイズ3/攻20000/防4000/打撃2/【2回攻撃】【貫通】【ソウルガード】【ライフリンク7】/ソウル3

 

 

千歌「来た…!新しい超炎王……」

 

絵里「【コールコスト】で、バーンノヴァのライフリンクは無効化され、バーンノヴァとデッキの上から2枚をソウルに入れる。プロミネンスノヴァの能力で手札の〈怒羅魂頭〉1枚をソウルに入れて、千歌ちゃんにダメージ1!"火炎の拳"!」

 

 

プロミネンスノヴァ ソウル3→4

 

 

千歌「うぁぁ!」LP8→7

 

絵里「バトル!」

 

千歌「ブラックドットをセンターに移動!」

 

絵里「無駄よ!プロミネンスノヴァでブラックドットに攻撃!」

 

 

プロミネンスノヴァ

攻20000

vs

ブラックドット

防1000

 

ブラックドット 撃破!

 

 

絵里「【貫通】2ダメージ!」

 

千歌「うわぁ!」LP7→5

 

絵里「プロミネンスノヴァの2回攻撃!打撃2!」

 

千歌「うぁぁ!」LP5→3

 

絵里「プロミネンスノヴァの更なる能力!自身のソウルを1枚捨て、スタンド!」

 

 

プロミネンスノヴァ ソウル4→3

 

 

千歌「え⁉︎」

 

絵里「3回攻撃!プロミネンスノヴァ!」

 

千歌「キャスト!〈ドラゴンシールド 太陽の盾〉攻撃を無効化して、ゲージとライフ+1(LP3→4) (ゲージ3→4)」

 

絵里「ターンエンドよ!」

 

 

千歌「やっぱり強い…!けど、私は負けません!」




絢瀬絵里……圧倒的な強さ!


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善子 vs サツキ

千歌 LP4/ゲージ4

 

ライト:無し

レフト:バーニングレイピアドラゴン

センター:無し

 

ーーー

 

絵里 LP9/ゲージ0

 

ライト:無し

レフト:無し

センター:四角超炎王 プロミネンスノヴァ

 

ーーー

 

千歌「私のターン!ドロー、チャージ&ドロー(4→5)!ライトにバディコール(LP4→5)!〈神速のバルドラゴン〉!」

 

 

神速のバルドラゴン

サイズ2/攻6000/防3000/打撃2/【移動】

 

 

千歌「そしてゲージ2払い(5→3)、〈ドラゴンフォース"激情の型"〉解放‼︎さらに、〈バルサポート〉!ゲージ+2(3→5)、ライフ+2(LP5→7)!」

 

絵里「ドラゴンフォース……、来たわね」

 

千歌「バトル!ドラゴンフォースとバーニングレイピアでセンターのプロミネンスノヴァに連携攻撃!バーニングレイピアの能力で1枚ドロー!ドラゴンフォースをスタンドして【貫通】を得る!」

 

 

ドラゴンフォース激情+バーニングレイピア

連携攻撃力10000!

vs

プロミネンスノヴァ

防4000

 

 

絵里「プロミネンスノヴァのソウルガード!」

 

 

プロミネンスノヴァ ソウル3→2

 

 

千歌「貫通!2ダメージ」

 

絵里「うくっ!」LP9→7

 

千歌「ドラゴンフォースとバルドラゴンで攻撃!ドラゴンフォースをスタンド!バルドラゴンに【貫通】を与える!」

 

 

ドラゴンフォース激情+神速のバルドラゴン

連携攻撃力12000

vs

プロミネンスノヴァ

防4000

 

 

絵里「プロミネンスノヴァのソウルガード!」

 

 

プロミネンスノヴァ ソウル2→1

 

 

千歌「貫通2!」

 

絵里「くぅぅ!」LP7→5

 

千歌「ファイナルフェイズ‼︎ゲージ3払い(5→2)、必殺コール!〈バルドラゴン"バルバーニング・ギガスマッシャー‼︎"〉」

 

 

バルドラゴン"バルバーニング・ギガスマッシャー‼︎"

サイズ2/攻12000/防7000/打撃4/【貫通】【ソウルガード】

 

 

千歌「行きます!必殺モンスターとドラゴンフォースで連携攻撃!ドラゴンフォースをスタンドして、【貫通】を得る!そして、必殺モンスターが連携攻撃している時、その攻撃を無効化できない!」

 

 

必殺モンスター+ドラゴンフォース激情

連携攻撃力18000

連携打撃力6

 

プロミネンスノヴァ

防4000

 

 

絵里「ソウルガード!」

 

 

プロミネンスノヴァ ソウル1→0

 

 

千歌「貫通6ダメージ!」

 

絵里「ふふふ、さすがね……、くぅぁぁぁ!」LP5→0

 

ーーー

 

梨子/曜「千歌ちゃんが勝った!」

 

果南「凄いファイトだったよ!」

 

ーーー

 

絵里「ありがとう。千歌ちゃん、楽しいファイトだったわ」

 

千歌「私も楽しかったです。あ、これ景品です。」

 

絵里「あら、ありがとう!」

 

サツキ「ふっ…、2人のファイトを見てたら僕も疼いて来たな……僕も誰かとファイトして良いかな?」

 

善子「ならば、このヨハネが相手になりましょう…」

 

サツキ「うん、よろしくね、善子ちゃん」

 

善子「だからヨハネですってばー!」

 

サツキ「じゃあ始めようか」

 

ーーー

 

「今度はサツキさんがファイトするみたいよ!」

 

「相手はヨハネちゃんだ〜!」

 

「ヨハネちゃ〜ん!頑張れー!」

 

「サツキさんのファイト、楽しみ!」

 

ーーー

 

サツキ「銀河の星々よ!新たなる銀河竜の力となれ!ルミナイズ!〈ギャラクシー・エナジー〉!」

 

ヨハネ「堕天の翼を広げ、美しく舞え!ルミナイズ!〈堕天使 降臨〉!」

 

 

オープンTHEフラッグ

 

 

サツキ「ギャラクシードラゴンワールド」

 

善子「デンジャーワールド」

 

 

サツキ「僕から行くぞ、チャージ&ドロー(2→3)!〈銀河騎竜 フレイムブレード〉をライトにコール!レフトに〈銀河騎竜 ストームキャノン〉をコール!」

 

 

銀河騎竜 フレイムブレード

サイズ1/攻4000/防4000/打撃2

◼️<スターXリンク>

このカードの攻撃で相手のモンスターを破壊した時、相手にダメージ1!

 

 

銀河騎竜 ストームキャノン

サイズ1/打撃5000/防1000/打撃1

◼️このカードが登場した時、君のデッキから1枚ゲージに置いて、カードを1枚引く。

◼️<スターXリンク>

このカードの打撃力+1!

 

 

サツキ「ストームキャノンの登場時に1チャージ(3→4)、1ドロー!バトル!ストームキャノンの<スターリンク>で全てのモンスターは打撃力+1される!」

 

 

銀河騎竜フレイムブレード

打撃力2→3

 

銀河騎竜ストームキャノン

打撃力1→2

 

 

サツキ「フレイムブレードで善子ちゃんに攻撃!」

 

善子「うぁぁっ!……う、ヨハネよ!」LP10→7

 

サツキ「ターンエンド」

 

 

善子「私のターン!ドロー、チャージ&ドロー(2→3)!ライフ1払い(LP7→6)〈堕天使の涙〉を【設置】ライトに〈堕天使 アリゼル〉をコール!」

 

 

堕天使 アリゼル

サイズ1/攻4000/防4000/打撃2/【2回攻撃】

 

 

善子「堕天使の涙の能力で〈堕天使〉モンスターが登場した時、ゲージ+1(3→4)!アリゼルの能力でライフ+1(LP6→7)、ライフ1払い(LP7→6)センターに〈堕天使 アザリス〉をコール!デッキから1枚ソウルイン」

 

 

堕天使 アザリス

サイズ2/攻7000/防5000/打撃2/【反撃】【ソウルガード】/ソウル1

 

 

善子「行くわよ!バトル!堕天使アザリスでサツキさんに攻撃!打撃2!」

 

サツキ「うぐっ」LP10→8

 

善子「アリゼルも続いて!打撃2よ!」

 

サツキ「ぐぁ!」LP8→6

 

善子「アリゼルの2回攻撃!」

 

サツキ「ぐぁぁ!」LP6→4

 

善子「ターンエンドよ!」

 

 

サツキ「やるね……、僕のターン、ドロー、チャージ&ドロー(4→5)!さて、そろそろ出すか!ゲージ2払い(5→3)バディコール(LP4→5)!〈銀河帝王 アポカドラス〉!登場時に手札から〈銀河騎竜 ブレードホーク〉をサイズ0でコール!」

 

 

銀河帝王 アポカドラス

サイズ2/攻6000/防5000/打撃2/【銀河武装】【ソウルガード】

 

 

銀河騎竜 ブレードホーク

サイズ1/攻4000/防2000/打撃1

 

 

銀河騎竜 フレイムブレード 消滅

 

 

サツキ「アポカドラスの【銀河武装】!場のストームキャノンとブレードホークをアポカドラスにソウルイン!これでアポカドラスはスターリンクの能力を全て得る!」

 

 

銀河帝王アポカドラス

◼️打撃力2→3

◼️ライフが6以下なら【2回攻撃】を得る。

 

 

サツキ「更に、〈ギャラクシーリペア〉ゲージ+1(3→4)して、ドロップゾーンから〈銀河騎竜 フレイムブレード〉をアポカドラスにソウルイン!」

 

 

銀河帝王アポカドラス

◼️打撃2→3

◼️ライフ6以下で【2回攻撃】

◼️相手のモンスターを破壊したら相手にダメージ1!

 

 

サツキ「さあ、反撃開始だ!」



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堕天のイカヅチ

善子 LP6/ゲージ4

 

ライト:堕天使 アリゼル

レフト:無し

センター:堕天使 アザリス ソウル1

【設置】:堕天使の涙

 

ーーー

 

サツキ LP5/ゲージ4

 

ライト:無し

レフト:銀河帝王アポカドラス ソウル3

センター:無し

 

 

アポカドラス

◼️打撃力2→3

◼️相手のモンスターを破壊したら相手にダメージ1

◼️ライフ6以下で【2回攻撃】を得る。

 

ーーー

 

サツキ「バトル!アポカドラスでセンターのアザリスを攻撃!」

 

 

アポカドラス

攻6000

vs

アザリス

防5000

 

 

善子「アザリスのソウルガード!」

 

 

アザリス ソウル1→0

 

 

サツキ「相手のモンスターを破壊したらダメージ1だ!」

 

善子「くぅ!アザリスの【反撃】!」LP6→5

 

サツキ「アポカドラスのソウルガード!」

 

 

アポカドラス ソウル3→2

 

 

サツキ「反撃か…、厄介だな……」

 

善子「まだよ!堕天使の涙の能力で堕天使モンスターが破壊されたらライフ+1(LP5→6)」

 

サツキ「与えたダメージもすぐに回復か……」

 

善子「どうします?」

 

サツキ「勿論、攻めるさ!アポカドラスでアザリスに再攻撃!」

 

 

アザリス 撃破!

 

 

サツキ「ファイナルフェイズ‼︎ゲージ3払い(4→1)アポカドラス2に重ねて、必殺コール!〈アポカドラス"ギャラクシー・レイブラスター"〉」

 

 

アポカドラス"ギャラクシー・レイブラスター"

サイズ2/攻8000/防4000/打撃1→4/【貫通】【ソウルガード】/ソウル3

 

 

必殺モンスター

<ギャラクシーXリンク>

◼️打撃4→5

◼️ライフ6以下なら【2回攻撃】を得る。

 

 

サツキ「行くぞ!必殺モンスターで善子ちゃんに攻撃!打撃5!」

 

善子「うわぁ!」LP6→1

 

サツキ「ライフ6以下なら必殺モンスターは2回攻撃を得る。必殺モンスターで再攻撃!打撃5!」

 

善子「キャスト!〈堕天使の宝珠〉堕天使アリゼルを破壊して、攻撃を無効化!さらにアリゼルの打撃力2をライフに加える!(LP1→3) さらに、アリゼルの能力で1枚ドロー!堕天使の涙の能力でライフ+1(LP3→4)!」

 

サツキ「なら、必殺モンスターの能力で攻撃が無効化された時、ソウルを1枚破棄してスタンド!」

 

 

アポカドラス ソウル3→2

 

 

サツキ「必殺モンスターで3度目の攻撃!打撃3!」

 

善子「きゃぁぁ!」4→1

 

サツキ「ターンエンドだよ」

 

 

善子(サツキさん、やっぱり強いわね……、ここはヨハネに変わるわ……)

 

ヨハネ(良いわ、私がケリをつけましょう)

 

 

善子の瞳が薄紅色に変わる……

 

 

ヨハネ「ヨハネのターン、ドロー、チャージ&ドロー(4→5)!ゲージ3払い(5→2)バディコール(LP1→2)!堕天せよ我が世界!リトルデーモン達よ、刮目して見よ!〈堕天使 ヨハネ〉レフトに降臨!」

 

 

堕天使ヨハネ

サイズ3/攻10000/防7000/打撃2/【貫通】【移動】

【ソウルガード】/ソウル4

 

 

ヨハネ「堕天使ヨハネの登場時にデッキから4枚ソウルイン、私のライフ+4(LP2→6)!」

 

サツキ「ライフを4も回復だと⁉︎」

 

ヨハネ「それだけではありません。堕天使の涙の能力で堕天使モンスターが登場したらゲージ+1(2→3)!さらに〈堕天使の杖 ヨハネス・ワンド〉を装備!」

 

 

堕天使の杖 ヨハネス・ワンド

攻5000/打撃2

 

 

ヨハネ「ヨハネスワンドの能力でレフトの必殺モンスターをセンターに移動させるわ!」

 

サツキ「⁉︎」

 

ヨハネ「堕天使ヨハネの能力でライフ2払い(LP6→4)、必殺モンスターを破壊!」

 

 

必殺モンスター ソウルガード3→2

 

 

ヨハネ「そしてヨハネに【2回攻撃】を与える!バトルよ!ヨハネで必殺モンスターに攻撃!」

 

 

必殺モンスター ソウルガード2→1

 

 

ヨハネ「貫通よ!2ダメージ!」

 

サツキ「うぐっ!」LP5→3

 

ヨハネ「ヨハネの2回攻撃!必殺モンスターに攻撃!」

 

 

必殺モンスター ソウルガード1→0

 

 

ヨハネ「貫通2!」

 

サツキ「ぐぁ!」LP3→1

 

ヨハネ「ヨハネスワンドで必殺モンスターに攻撃!攻撃力5000!」

 

 

必殺モンスター 撃破!

 

 

サツキ「おお…!」

 

ーーー

 

花丸「必殺モンスターを倒したずら〜!」

 

ルビィ「行け〜!善子ちゃ〜ん!」

 

ーーー

 

ヨハネ「ファイナルフェイズ‼︎ゲージ3払い(3→0)、ヨハネに重ねて必殺コール!〈堕天使ヨハネ "堕天のイカヅチ"〉」

 

 

堕天使ヨハネ"堕天のイカヅチ"

堕天使/タイラント

サイズ3/攻11000/防6000/打撃0

◼️【コールコスト】君の場の〈堕天使〉のモンスター1枚に重ねて、ゲージ3払う。

◼️【対抗】君のライフを0〜5まで好きなだけ払う。払ったらこのカードの打撃力をその数値分だけ増やす。

◼️君のライフが4以下なら、このカードは【貫通】を得て、君のライフが3以下なら、このカードは【2回攻撃】を得る。

◼️ソウルのないこのカードが破壊されたら君のライフを+3!

 

 

ヨハネ「必殺モンスターの能力で私はライフを3払うわ(LP4→1)!これで必殺モンスターの打撃力は3になる!さらに、私のライフが4以下なら【貫通】、3以下なら【2回攻撃】を得る!行くわよ、必殺モンスターでサツキさんに攻撃!"堕天のイカヅチ"!」

 

サツキ「うっ、ぐぁぁぁ!」LP1→0

 

ーーー

 

サツキ「見事だったよ、善子ちゃん」

 

善子「いえ、その……た、楽しかったです。」

 

ルビィ「凄く良いファイトでした!」

 

花丸「はい、サツキさんチケットずら!」

 

サツキ「ありがとう。花丸ちゃん」

 

ーーー

 

絵里「結局、私達2人とも負けちゃったわね…」

 

サツキ「ああ、けどAqoursの皆は確実に成長している。もしかしたら、行けるかもしれないな、〈ラブライブ!〉」

 

絵里「ええ、そうね」

 

ーーー

 

そして、2日目の浦女祭も無事に終了した。



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宣戦布告

浦女祭 最終日

 

鞠莉「え〜、今日は浦女祭の最終日です!皆さん!一昨日、昨日以上に悔いが無いよう盛り上がって行きましょう!」

 

生徒一同「おーーー!」

 

ーーー

 

千歌「よーし!最終日も頑張ろー!」

 

Aqours「お〜……」

 

千歌「あ、あれ?」

 

曜「さすがに、皆、疲れが出てるね」

 

善子「2日連続で1人10人以上は相手をしてれば疲れてもしょうがないわよ……」

 

ルビィ「善子ちゃんもヨハネ〜ってあまり言わなくなったもんね……」

 

善子「そんな事……………無いわよ……」

 

花丸「今の間は何ずら?」

 

千歌「も〜、皆!今日で浦女祭も終わりなんだから元気に行こうよ〜!」

 

鞠莉「そうよ!ほら皆!今日1日の辛抱よ、今日も上げて行きましょう!」

 

果南「だね…!」

 

ダイヤ「まだ疲れてる場合ではないですね!ほら皆さん、立ってください!声張って行きますわよ!」

 

梨子「はい!」

 

ーーー

 

???「ここが、浦の星女学院……」

 

??「結構盛り上がってるみたいだね〜!」

 

???「行きましょう。まずは彼女達に挨拶です。」

 

ーーー

 

千歌「私達Aqoursとファイトしませんか〜〜!」

 

梨子「ファイトしてくれたら特別チケットをお配りしまーす!」

 

曜「今日は最終日なので、特別チケットを2枚差し上げまーす!」

 

果南「是非、ファイトしてください!」

 

???「あの、すみません」

 

千歌「はい!ファイトですか?」

 

???「いいえ、今日は挨拶しに来たんです。」

 

 

千歌達の前に3人の少女達が現れる。

 

 

千歌「挨拶?」

 

???「はい、スクールバディチーム Aqours の高海千歌さん……」

 

千歌「⁉︎」

 

曜「千歌ちゃん、どうしたの?」

 

梨子「お客さん?」

 

 

Aqoursの皆が集まる。

 

 

???「自己紹介しよう、私達は、スクールバディチーム 〈エスカトロジー〉です。そして私はそのリーダー、彩條 琴奈(さいじょう ことな)です。」

 

??「私は 東坂 ユノ(とうさか ゆの)!」

 

???「私は 浅加 レム よ」

 

琴奈「さっきも言った通り、今日はあなた方への挨拶に来た次第です。」

 

ダイヤ「挨拶…、ですか?」

 

琴奈「はい、いずれ私達は戦う事になりますからね、あなた方Aqoursと、〈ラブライブ!〉の場で……」

 

果南「ラブライブ!……」

 

鞠莉「いわゆる宣戦布告ってやつね!」

 

琴奈「宣戦布告……そうですね、その言葉がしっくり来ますね。私達には分かります。あなた方とは必ずファイトする事になる……」

 

善子「どうして……」

 

琴奈「バディファイト・ハイパーカップ……、あの大会で私達はあなた方に注目していました。私達はあなた達のファイトに確かな強さを見た。だから、直接挨拶に参ったのです。」

 

Aqours「………」

 

琴奈「高海千歌さん」

 

千歌「はい」

 

琴奈「本当なら、今ここで、あなたとファイトしてみたい。ですが私は楽しみは最後までとっておきたいタイプなので……」

 

 

そして琴奈は陰を落とした妖艶な笑みで告げた……

 

 

琴奈「〈ラブライブ!〉で戦う時は、完膚なきまで、あなた達を叩き潰しますから。」

 

 

Aqours「……⁉️」 ゾクッ……

 

 

琴奈「では、私達はこれで……」

 

ユノ「え〜、私ファイトしたい〜〜!」

 

レム「ダメよ、帰ったら私が相手してあげるから、堪えなさい」

 

ユノ「は〜〜い」

 

 

そして3人は学園祭の中に消えていった……

 

 

善子「な、何だったのよ……いったい……」

 

ルビィ「なんか、別の怖さがあった……」

 

花丸「ずらぁ……」

 

曜「千歌ちゃん、今の感じは……」

 

梨子「私も感じた……」

 

ダイヤ「チーム エスカトロジー……」

 

果南「なんか、やな感じ…」

 

鞠莉「底が知れない力を感じたわ……」

 

千歌「………受けて立とう…皆、私達は絶対に負けられない!」

 

曜「千歌ちゃん……」

 

ダイヤ「心配は要らないみたいですわね?」

 

果南「うん…、むしろ……良い起爆剤になったと思うよ!」

 

千歌「絶対に勝とうね、皆……」

 

 

美度「あれ、なんかしんみりしてない?」

 

志満「あら本当、どうしたのかしら?」

 

 

千歌「あ、志満姉!美度姉!来てくれたの⁉︎」

 

志満/美度「当然でしょう」

 

千歌「お宿の方はいいの?」

 

志満「お母さんと中居さんが「行ってきていいよ」って言ってくれたから来ちゃった!」

 

美度「まあ、お休み欲しかったし、良いかなってさ」

 

千歌「そうなんだ〜!あ、そうだ!2人もファイトしよ!今日は最終日だから特別チケット2枚あげるよ!」

 

美度「ああ〜、私パス!デッキ忘れて来たわ」

 

志満「なら、私が相手をしましょう。良いわよね?千歌ちゃん」

 

千歌「え、志満姉が相手……、ううん、良いよ!私とファイトだよ!」




新たなるライバルの予感……


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浦女祭 最終日 千歌 vs 志満

浦女祭 最終日、謎のバディチーム 〈エスカトロジー〉から宣戦布告を受けたAqours……、底知れない力を感じたAqoursだが、千歌は新たな決意を持って、去って行ったエスカトロジーに静かな闘志を燃やす……

 

 

 

千歌「志満姉とのファイト……」

 

志満「最近忙しくて、しばらくファイトしてあげられなかったから、久しぶりに遊んであげるわ」

 

千歌「絶対に負けないよ!」

 

ーーー

 

梨子「志満さんってファイト強いの?」

 

曜「まあ子供の頃にはあまり勝てなかったな〜〜」

 

果南「うん、私も志満姉とはファイトした事はあるけど、強いよ…」

 

美度「志満姉の友達の人から聞いたけど、志満姉は浦女で負けた事はほとんどなくて、ファイトクイーンって呼ばれてたみたいだよ。」

 

梨子「浦女の……ファイトクイーン……」

 

ーーー

 

千歌「志満姉、今日は千歌が勝つよ!ルミナイズ!〈希望の太陽〉」

 

志満「ふふふ、千歌ちゃんがどれだけ強くなったか楽しみだわ!ルミナイズ!」

 

 

オープンTHEフラッグ

 

 

千歌「ドラゴンワールド」

 

志満「ドラゴンワールド」

 

 

千歌「私の先攻、チャージ&ドロー(2→3)!ライトに〈神速のバルドラゴン〉をバディコール(LP10→11)!さらに〈バルサポート〉ゲージ+2(3→5)ライフ+2(LP 11→13)!バトル!神速のバルドラゴンで志満姉に攻撃!相手のセンターが空いてるからライフ+1(13→14)!」

 

 

神速のバルドラゴン

サイズ2/攻6000/防3000/打撃2/【移動】

 

 

志満「うっ……」LP10→8

 

千歌「ターンエンド!」

 

ーーー

 

梨子「千歌ちゃんが序盤からライフを一気に増やした?」

 

花丸「珍しいずら……」

 

果南「ううん、あれで良いんだよ」

 

曜「志満姉のバディはこれぐらいじゃないと凌げないからね……」

 

ーーー

 

志満「なるほどね、私のターン、ドロー、チャージ&ドロー(2→3)!ゲージ2(3→1)とライフ2払って(LP8→6)バディコール(LP6→7)!迎え撃つ準備はいいかしら?〈武装竜帝 エンデュミアス〉!デッキから2枚ソウルに入れるわ」

 

 

武装竜帝 エンデュミアス

ドラゴンW/エンシェントW

武装騎竜/ドラゴンロード

サイズ3/攻10000/防8000/打撃3

◼️【コールコスト】君のデッキの上から2枚このカードのソウルに入れてライフ2払い、ゲージ2払う。

◼️このカードの能力は無効化されず、このカードは相手のレフトとライトに攻撃できない。

◼️君のアタックフェイズ開始時、相手のモンスター全ての能力を無効化して破壊する。

【3回攻撃】【貫通】【ソウルガード】【ライフリンク3】

 

[彼女は武装騎神の三女であり、武神竜王の意思を継ぐ竜帝]

 

ーーー

 

善子「凄い…大きい……!」

 

ダイヤ「何と神々しい」

 

ーーー

 

志満「バトルよ!」

 

千歌「神速バルの移動はしないよ!」

 

志満「それでも、エンデュミアスの能力、神速のバルドラゴンの能力を無効化して破壊するわ!」

 

 

神速のバルドラゴン 破壊!

 

 

千歌「くっ……」

 

志満「エンデュミアスで千歌ちゃんに攻撃!」

 

千歌「うぁぁ!」LP14→ 11

 

志満「エンデュミアスの2回攻撃!」

 

千歌「ぐぅぅ…!」LP 11→8

 

志満「エンデュミアスの3回攻撃よ!」

 

千歌「うわぁ!」LP8→5

 

志満「ふふ、ターンエンド」

 

ーーー

 

梨子「打撃力3で3回攻撃……!」

 

ルビィ「めちゃくちゃだよ……」

 

ーーー

 

千歌「私のターン、ドロー!チャージ&ドロー(5→6)!〈神速のバルドラゴン〉をライトに再コール!そして私のライフが6以下でバルドラゴンがいれば(ゲージ6→4)〈ドラゴンフォース"激情の型"〉解放‼︎」

 

 

ドラゴンフォース"激情の型"

攻6000/打撃2

 

 

エンデュミアス「⁉︎」

 

千歌「さらにレフトに〈バーニングレイピア・ドラゴン〉をコール」

 

 

バーニングレイピア・ドラゴン

サイズ1/攻4000/防1000/打撃1

 

 

千歌「バトル!ドラゴンフォースとバーニングレイピアでセンターのエンデュミアスに連携攻撃!バーニングレイピアの能力で1ドロー!ドラゴンフォースはスタンド!【貫通】を得る!」

 

 

ドラゴンフォース激情+バーニングレイピア

合計攻撃力10000

vs

エンデュミアス

防8000

 

エンデュミアス ソウルガード2→1

 

 

千歌「貫通2ダメージ!」

 

志満「くぅ…」LP6→4

 

千歌「ドラゴンフォースとバルドラゴンで連携攻撃!ドラゴンフォースをスタンド!バルドラゴンに【貫通】を与える!」

 

 

ドラゴンフォース激情+神速のバルドラゴン

合計攻撃力12000

vs

エンデュミアス

防8000

 

エンデュミアス ソウルガード1→0

 

 

千歌「貫通2!」

 

志満「うぁー!」LP4→2

 

千歌「ファイナルフェイズ‼︎ゲージ2払い(4→2)、バルドラゴンをコストに必殺コール!〈バルドラゴン"バルソーサー・オーバーラッシュ"〉!」

 

 

バルドラゴン"バルソーサー・オーバーラッシュ"

サイズ2/攻11000/防6000/打撃1/【貫通】

 

 

志満「千歌ちゃん!」

 

千歌「?」

 

志満「さっきの3人組に何を言われたか知らないけど、私達は信じているわ、あなた達Aqoursなら、きっと成し遂げられる。いつも通り、あなた達の本来のファイトで、自分の夢を叶えなさい。そして私達に見せて……あなた達が見つけた本当の「輝き」を……」

 

千歌「志満姉……、うん!行くよ!必殺モンスターとドラゴンフォースで連携攻撃!ドラゴンフォースをスタンド!【貫通】を得る!」

 

 

必殺モンスター+ドラゴンフォース激情

合計攻撃力17000

vs

エンデュミアス

防8000

 

エンデュミアス 撃破!

 

 

千歌「ドラゴンフォースと必殺モンスターの合計貫通3!」

 

志満「本当に、強くなったわね……。」

 

千歌「ありがとう、お姉ちゃん……激情のバルソーサー・オーバーラッシュ‼︎」

 

志満「きゃぁぁぁ‼︎」LP2→0

 

ーーー

 

千歌「はい!志満姉、限定チケット!」

 

志満「ふふっ、ありがとう!」

 

千歌「本当にありがとう。励ましてくれて。」

 

志満「あら、そんなつもりは別に無かったわよ?言ったでしょ、久しぶりに遊んであげるって」

 

千歌「でも……!」

 

志満「私は手加減無しで全力で戦ったわよ。それに、私に勝ったのは紛れもなく千歌ちゃんの実力、これからも頑張ってね。Aqoursの皆さん!」

 

Aqours「はい!」

 

美度「ふっ…、志満姉、他も見て周ろうか。」

 

志満「そうね」

 

美度「じゃ、皆頑張んなよ!」

 

千歌「ありがとう。2人とも……」

 

梨子/曜「千歌ちゃん……」

 

千歌「さあ皆!浦女祭のラストスパート!気合い入れてくよぉ!」

 

8人「おおーーーーーーーーー‼︎」

 

ーーー

 

 

そして、Aqoursの新たな決意と共に、浦の星女学院祭は終わりを迎えた……。

 

 

 

 

千歌「成し遂げようね……、皆!」

 

 

 

浦の星女学院祭 編 完




浦の星女学院祭 完 です。

実はエスカトロジーの宣戦布告と千歌ちゃん vs 志満姉の為だけに
浦女祭 編 を書いていたのです。


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ラブライブ!バディカップ 編
ラブライブ!からの通知


今回から新章 突入!


9月中旬……、浦女祭が終わって1週間が経った。千歌達Aqoursは、日曜日にも関わらずバディ部室に集められていた。

 

 

鞠莉「はぁーい!皆、急に集めてごめんね〜!」

 

善子「全くよ、せっかくの日曜日なのに呼び出しなんて何なのよ……」

 

花丸「何かあったずら?」

 

ルビィ「お姉ちゃん、何か聞いてる?」

 

ダイヤ「いいえ、何も聞かされてませんわ」

 

果南「ダイヤも知らないとなると、また鞠莉の思い付きかな?」

 

梨子「面倒事じゃなければいいんですけど……」

 

曜「ははは、そうだね」

 

千歌「それで鞠莉ちゃん、どうして集めたの?」

 

鞠莉「実はね、私達Aqours宛にお手紙が届いたの!」

 

花丸「お手紙……ずら?」

 

曜「もしかして、廃校が無しになったとか?」

 

鞠莉「残念だけど、そんな都合の良い内容ではないみたいよ?千歌っち、代わりに読んでみて?」

 

千歌「私?うん!」

 

 

千歌は鞠莉から手紙を受け取って手紙を読む……

 

 

「浦の星女学院 バディファイト部のスクールバディチーム〈Aqours〉の皆様へ、数々のバディファイトのイベント等でのご活躍を拝見させてもらっております。これまでのご活躍と功績を評価致しまして。この度、浦の星女学院のスクールバディチーム〈Aqours〉の皆様へ

 

〈ラブライブ!バディファイト・カップ〉

 

の開催と、そのご案内をお知らせ致します。

 

ラブライブ!バディファイト・カップ 運営委員会より……」

 

 

千歌「……これって……!」

 

Aqours「ラブライブ!の参加状ーー!」

 

ダイヤ「まさか、ラブライブの運営側からのお手紙とは……」

 

ルビィ「す、凄い……」

 

善子「夢…、じゃないわよね?」

 

曜「千歌ちゃん!」

 

千歌「うん、夢なんかじゃないよ……、本当に出られるんだ!私達がずっと目指して来た、〈ラブライブ!〉に……!」

 

 

Aqours「ぃやったーーーーーーーーー‼︎‼︎」

 

 

ーーー

 

そして次の日(月曜日)

 

全校集会でAqoursは発表した!

 

 

千歌「浦女生徒の皆さん!私はAqoursのリーダー、高海千歌です!今日は皆に重大なお知らせがあります!何とこの度、私達スクールバディチーム Aqours は、〈ラブライブ!バディファイト・カップ〉への参加が決定しました!」

 

 

ウワァァァァァ!!

 

ヤッタ----!!

 

ヒュ-ヒュ--!!

 

バンザ--イ!!バンザ--イ!!

 

 

千歌「これも、今日まで私達Aqoursの応援をしてくれた皆のおかげだと思っています。だから、私達は負けません!最後まで勝ち抜いて……、絶対に優勝します!そしてこの浦の星女学院を救ってみせます!だから皆、これからも私達Aqoursを宜しくお願いします!」

 

8人「宜しくお願いします!」

 

 

ウワァァァァァァァァ--!!

 

トウゼンデショ---!!

 

ガンバレ--!!

 

ズット オウエンスルワ---!!

 

アクア!! アクア!! アクア!! アクア!!

 

アクア!! アクア!! アクア!! アクア!!

 

 

千歌「皆、ありがとう。」

 

ーーー

 

曜「それで、開催っていつだっけ?」

 

千歌「えーと…………、いつだっけ?」

 

ダイヤ「はぁ…、あなた達は、ラブライブ!の開催は今週の土曜日から1週間……丁度、秋休みの期間中に開催されます。」

 

果南「意外とすぐだね」

 

鞠莉「まぁ、早いに越した事はないわ!」

 

千歌「よし!皆!来週のラブライブ!に向けて、特訓しよう!」

 

曜「そうだね!特訓しよう!」

 

 

 

ーーー

 

北海道 函館

 

Saint Snow の実家 和風喫茶

 

 

理亞「お姉様、その通知は……?」

 

聖良「うん、〈ラブライブ!〉開催の通知だよ」

 

理亞「それじゃ、私達……」

 

聖良「ラブライブ!に出る権利があるみたいだね」

 

理亞「やりましたね!お姉様!」

 

聖良「うん!必ずラブライブ!で優勝して、このお店を、この町を盛り上げてみせる!そして多分、いや必ずAqoursもラブライブ!に出て来るでしょう。彼女達との決着も必ずつけます。」

 

理亞「はい!お姉様!」

 

聖良「私達が目指すのはスクールバディチームの頂点……」

 

ーーー

 

千歌「絶対に負けられない戦いが、そこにある。」

 

ーーー

 

聖良「最強の称号を……」

 

ーーー

 

千歌「夢の先にある輝きを……」

 

ーーー

 

 

 

千歌/聖良「必ず掴んでみせる‼︎」




ラブライブ!バディカップ 編

Aqours版 始動!


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ラブライブ!へ向けて…… 梨子の特訓

ついに〈ラブライブ!バディカップ〉の開催が決定した!そしてAqoursはラブライブ!バディカップに備えて特訓を開始していた。

 

ーーー

 

サツキの家

 

希「今年も〈ラブライブ!〉の開催が決定したみたいやで?」

 

サツキ「へ〜、今年も〈ラブライブ!〉が開かれるのか〜」

 

絵里「〈ラブライブ!〉かぁ〜、懐かしわね〜」

 

サツキ「しかし相変わらず、希ちゃんの情報網は凄いな…」

 

希「ふふふ、せやろ?」

 

ーーー

 

Aqoursはラブライブ!に向けて学年別で特訓を開始していた。

 

 

千歌「ドラゴンフォース"激情の型"で曜ちゃんに攻撃!」

 

曜「うわぁー!」LP 0

 

 

曜「また、負けちゃった。」

 

梨子「今さらだけど……、やっぱり強いね、千歌ちゃんのドラゴンフォース"激情の型"って……」

 

曜「本当にね〜……、私達も新しいドラゴンフォースがあれば、今より強くなれるのかな……?」

 

梨子「……どうかな?でも、私も考えちゃうなぁ……、新しいドラゴンフォースってどんな感じなんだろ?」

 

千歌「梨子ちゃん、曜ちゃん!どうしたの?」

 

曜/梨子「何でもないよ、千歌ちゃん!」

 

千歌「そ、そう……、あ、そろそろ日が落ちてきたね!帰ろっか!」

 

曜「うん!」

 

梨子「そうね!」

 

 

それから2年生組はそれぞれの家に帰っていった。

 

ーーー

 

その夜、千歌と梨子と曜は夢を見ていた……不思議な夢を……

 

 

「目覚めよ……、千歌、曜、梨子……、目覚めよ………」

 

千歌「うん?誰?」

 

曜「千歌ちゃん?梨子ちゃん?」

 

梨子「曜ちゃん、千歌ちゃん」

 

千歌「曜ちゃん、梨子ちゃん、どうして?ここは……?」

 

 

「ここは、君達の精神世界、心の中だ……」

 

曜「私達の心の中……?」

 

「そうだ……」

 

梨子「あなたは、誰なの?」

 

「我は、ドラゴンフォースの化身」

 

千歌「ドラゴンフォースの……」

 

曜「化身……?」

 

化身「千歌、曜、梨子……、君達にカードを授けよう。」

 

 

化身から3人に1枚ずつカードが渡る……

 

 

化身「そのカードは新たな力を得るきっかけであり「根源」だ……後は君達の強い意志と思い次第……、そして戦うのだ。近いうちに、いずれ現れるであろう、君達の力を呼び覚ます運命の相手と……戦うのだ……」

 

 

ドラゴンフォースの化身のその言葉を最後に、それぞれ目を覚ました……。そして、3人の枕元には、見慣れないカードがあった。

 

ーーー

 

千歌達3人は集まって特訓の話をしていた。なぜか3人は夕べ見た夢の話はしなかった。

 

 

梨子「ねえ、千歌ちゃん、曜ちゃん」

 

千歌「ん?」

 

曜「どうしたの?梨子ちゃん?」

 

梨子「私ね、サツキさんに頼んでみようと思うの!私の特訓の相手」

 

千歌「サツキさんを?」

 

梨子「うん、ほらサツキさんって元々スタードラゴンワールドを使ってたでしょ?だから、何か強くなるきっかけが掴めるかなって、そう思うの!」

 

曜「なるほど、確かに!サツキさんはファイトも強いしね!」

 

梨子「うん!いいかな?千歌ちゃん……」

 

千歌「うん、分かった。頑張ってね、梨子ちゃん!」

 

梨子「うん!じゃ、行って来るね!」

 

 

そして梨子はサツキが居るであろうバディポリス沼津支局に向かった

 

ーーー

 

バディポリス 沼津支局

 

 

サツキ「お待たせ、梨子ちゃん」

 

梨子「サツキさん、お仕事中にすみません」

 

サツキ「別にいいさ、何か用かな?」

 

梨子「あの、来週から〈ラブライブ!〉が始まるんです。それで、私達は今、〈ラブライブ!〉で優勝する為に特訓中で……」

 

サツキ「へ〜、〈ラブライブ!〉に出るのか〜!」

 

梨子「はい!それで折り入って頼みがあるんです。」

 

サツキ「?」

 

梨子「サツキさん!私の特訓相手になってくれませんか?お願いします!」

 

サツキ「え、僕が梨子ちゃんの?」

 

梨子「はい!私、強くなりたいんです!お願いします!」

 

サツキ「梨子ちゃん……、……ごめん、今はできないんだ……」

 

梨子「⁉︎ どうしてですか?」

 

サツキ「実は今、僕は新人バディポリスユースの教官を務めていてね、少し忙しいんだ。特訓相手になってあげたいのは山々なんだけど……ごめんね。」

 

梨子「いえ、急に押し掛けてすみませんでした。失礼します……。」

 

サツキ「…………」

 

ーーー

 

喫茶『松月』

 

 

千歌達は喫茶『松月』で休憩がてら昼食をとっていた。

 

 

曜「そっか〜、断られちゃったか……」

 

梨子「うん。でも仕方ないわよ、サツキさんにも大変なお仕事が沢山あるんだもの」

 

千歌「そうだね……。」

 

梨子「でも、私の力を呼び覚ます相手って、誰なんだろう……」

 

千歌/曜「………」

 

 

カラン カラン

 

イラツシャイマセ---!

 

 

??「食事中に失礼します。桜内 梨子さんですね?」

 

梨子「はい?」

 

 

梨子達の前に現れたのは、同い年くらいのバディポリスの服装の女子だった……

 

 

??「私は 星野 美奈 です。サツキさんから聞いて伺いました。」

 

梨子「はぁ……」

 

美奈「サツキさんから聞いています。桜内梨子さん、あなたが特訓の相手を探していると」

 

梨子「はい、そうですけど……」

 

美奈「ならばその相手、私が務めさせて頂きます。」

 

3人「え⁉︎」

 

梨子「あの、どうして?」

 

美奈「一番の理由は[サツキさんに頼まれたから]です。」

 

梨子「サツキさんに……?」

 

美奈「はい、そしてサツキさんは言いました。[梨子さんの相手には、私が適任だ]と、理由は私にも分かりませんが、とにかく、ファイトしていただけますか?」

 

梨子「ファイト……」

 

美奈「はい、私があなたの特訓相手を務めます。」

 

梨子「分かりました。ファイトしましょう!」

 

ーーー

 

梨子「特訓に付き合ってくれてありがとうございます!」

 

美奈「良いんですよ、手加減無しでいきますからね!」

 

 

梨子「星に願いを、心に輝きを!ルミナイズ!〈スターライト・フォース〉!」

 

美奈「煌めく星たちよ……今集いて、さらに強く光輝け!ルミナイズ、〈シューティング・メテオール〉!!」

 

 

オープンTHEフラッグ

 

 

梨子「スタードラゴンワールド」

 

美奈「スタードラゴンワールド」

 




梨子ちゃんの特訓開始……!


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ラブライブ!へ向けて…… 梨子の特訓 2

Aqoursは〈ラブライブ!〉に向けて特訓をしていた。だが、梨子と曜

は新たなドラゴンフォースの解放を意志していた。そんな時、梨子の前にサツキから特訓相手を任された少女が現れた。

 

ーーー

 

梨子「特訓に付き合ってくれてありがとうございます!」

 

美奈「良いんですよ、手加減無しでいきますからね!」

 

 

梨子「星に願いを、心に輝きを!ルミナイズ!〈スターライト・フォース〉!」

 

美奈「煌めく星たちよ……今集いて、さらに強く光輝け!ルミナイズ、〈シューティング・メテオール〉!!」

 

 

オープンTHEフラッグ

 

 

梨子「スタードラゴンワールド」

 

美奈「スタードラゴンワールド」

 

ーーー

 

千歌「どっちもスタードラゴンワールドだ〜!」

 

曜「なるほど、梨子ちゃんに適任ね……」

 

ーーー

 

梨子「私から行くよ!チャージ&ドロー(2→3)!〈ドラグアームズファクトリー〉手札の〈竜装機〉を1枚捨てて、2ドロー!ゲージ1払い(3→2)ライトにバディコール(LP10→11)!〈超星竜 ジャックナイフ〉」

 

 

超星竜ジャックナイフ

サイズ2/攻5000/防5000/打撃3/【ソウルガード】

 

 

梨子「ジャックの登場時、デッキから3枚捨て、その中の〈剣星機J・イグナイター〉をソウルイン!これで打撃+1!」

 

 

ジャックナイフ ソウル1

打撃3→4

 

 

梨子「バトル!ジャックナイフで攻撃!打撃4!」

 

美奈「うぐぅ」LP10→6

 

梨子「ターンエンドです!」

 

 

美奈「私のターンです!ドロー、チャージ&ドロー(2→3)!〈ドラグアームズファクトリー〉手札を1枚捨て2ドロー!ゲージ1払い(2→3)私もライトにバディコール(LP6→7)!〈天星竜 ヴァインスベルク〉」

 

 

天星竜 ヴァインスベルク

ネオドラゴン

サイズ2/攻6000/防3000/打撃2

◼️【コールコスト】君のドロップゾーンのカード1枚をこのカードのソウルに入れ、ゲージ1払う。

◼️このカードが登場した時、君の手札を1枚捨ててよい。そうしたら、君の場のカード1枚を選び、そのカードの打撃力+1!

◼️このカードはカードの効果で破壊されない!

【移動】【ソウルガード】

 

 

美奈「コストでドロップゾーンの〈竜装機 エルガーカノン〉をソウルイン!さらに登場時能力で、手札1枚破棄し、ヴァインスベルクの打撃+1!」

 

 

ヴァインスベルク ソウル1

◼️打撃2→3→4

◼️攻6000→8000

 

 

美奈「バトルです。ヴァインスベルクで攻撃!打撃4!」

 

梨子「きゃぁ!」LP11→7

 

美奈「ターンエンド!」

 

 

梨子「私のターン、ドロー、チャージ&ドロー(2→3)!う……(ドラゴンフォースが来ない……!)、私は手札の〈剣星機J・イェーガースナイプガン〉の能力で、ジャックナイフにソウルイン!」

 

 

ジャックナイフ ソウル1→2

◼️打撃3→4

◼️相手のモンスターを破壊したら相手にダメージ1!

 

 

梨子「バトル!」

 

美奈「ヴァインスベルクをセンターに移動!」

 

梨子「ジャックでヴァインスベルクに攻撃!」

 

 

ヴァインスベルク ソウルガード1→0

 

ヴァインスベルク

攻8000→6000

打撃4→3

 

 

梨子「ソウルのイェーガースナイプガンの能力で美奈さんにダメージ1!」

 

美奈「くぅ…」LP7→6

 

梨子「ターンエンド……」

 

 

美奈「なんだ、この程度?サツキさんが直々に頼みこんて来るから、どんなファイトするかと思ったら……、全然ね……、私のターン、ドロー、チャージ&ドロー(2→3)!〈ヴァインス・チャージ〉!」

 

 

ヴァインス・チャージ

◼️君の場に〈ネオドラゴン〉のモンスターがいれば使える。

◼️君のデッキかカードを2枚ゲージに置く。さらに君の場にカード名に「ヴァインスベルク」を含むカードがあれば、さらにデッキからカードを1枚ゲージに置いて、1枚カードを引く。このカードは1ターンに1枚だけ使える。

 

 

美奈「ヴァインスベルクがいるのでゲージ+3して(3→6)、1枚ドロー!レフトに〈竜装機 レディアントアルマ〉をコール!」

 

 

竜装機 レディアントアルマ

サイズ1/攻2000/防1000/打撃2

 

 

美奈「レディアントアルマをヴァインスベルクにソウルイン!」

 

 

ヴァインスベルク ソウル0→1

◼️君のライフ6以下でゲージ1払うと【2回攻撃】を得る。

 

 

美奈「ソウルのレディアントアルマの能力でゲージ1を払う(6→5)、バトル!ヴァインスベルクで梨子さんに攻撃!打撃3!」

 

梨子「きゃぁぁ!」LP7→4

 

美奈「レディアントアルマの能力で【2回攻撃】を得る、ヴァインスベルクで攻撃!」

 

梨子「キャスト!〈プロトバリア〉!攻撃を無効化して、ゲージ+1(4→5)!」

 

美奈「ファイナルフェイズ!ゲージ3払い(5→2)、ヴァインスベルクに重ねて必殺コール!〈ヴァインスベルク"ジオスクリューム・ブレイク‼︎"〉」

 

 

ヴァインスベルク"ジオスクリューム・ブレイク"

ネオドラゴン

サイズ3/攻11000/防6000/打撃2

◼️【コールコスト】君の場の〈ネオドラゴン〉1枚に重ねて、ゲージ3払う。

◼️君のドロップゾーンからカードを1枚このカードのソウルに入れてこのカードの打撃力を+1する。この能力は1ターンに1回だけ使える。

【2回攻撃】【移動】【ソウルガード】

 

 

美奈「必殺モンスターの能力でドロップゾーンの〈竜装機 エルガーカノン〉をソウルイン!そして打撃力+1!」

 

 

必殺モンスター ソウル2→3

◼️打撃2→3→4

◼️攻11000→13000

◼️ライフ6以下でゲージ1払うと【2回攻撃】を得る

 

 

美奈「これで終わりよ!」



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梨子の特訓…… 喜びのドラゴンフォース

梨子 LP4/ゲージ5

 

ライト:超星竜ジャックナイフ

レフト:無し

センター:無し

 

超星竜ジャックナイフ ソウル2

◼️打撃3→4

◼️相手のモンスターを破壊したら相手にダメージ1!

 

ーーー

 

美奈 LP6/ゲージ2

 

センター:必殺モンスター

ライト:無し

レフト:無し

 

ーーー

 

ヴァインスベルク"ジオスクリューム・ブレイク"

ネオドラゴン

サイズ3/攻11000/防6000/打撃2

◼️【コールコスト】君の場の〈ネオドラゴン〉1枚に重ねて、ゲージ3払う。

◼️君のドロップゾーンからカードを1枚このカードのソウルに入れてこのカードの打撃力を+1する。この能力は1ターンに1回だけ使える。

【移動】【ソウルガード】

 

ーーー

 

美奈「必殺モンスターの能力でドロップゾーンの〈竜装機 エルガーカノン〉をソウルイン!そして打撃力+1!」

 

 

必殺モンスター ソウル2→3

◼️打撃2→3→4

◼️攻11000→13000

◼️ライフ6以下でゲージ1払うと【2回攻撃】を得る

 

 

美奈「これで終わりよ!」

 

梨子「くっ……!」

 

美奈「必殺モンスターで攻撃!」

 

梨子「私は、負けない!キャスト!〈アースバリア〉攻撃を無効化してライフ+1(LP4→5)!」

 

美奈「ならば、ヴァインスベルクで2回攻撃!ジオスクリュームブレイク!」

 

梨子「うぁぁぁ!」LP5→1

 

美奈「ターンエンド!」

 

 

梨子「ぐっ……、私のターン、ドロー…、チャージ&…ドロー…(5→6)!」

 

 

その時、梨子が引いたのはドラゴンフォースの化身から渡された「根源」のカードだった……

 

 

美奈「梨子さん、あなたは何の為に強くなりたいんですか?〈ラブライブ!〉で優勝する為ですか?あなたは誰の為に強くなりたいんですか?自分の為ですか?あなたにとって〈ラブライブ!〉に出るとは何ですか?」

 

梨子「私が……〈ラブライブ!〉に出る理由……?私は……」

 

美奈「答えられませんか?」

 

 

(梨子…、梨子…!)

 

梨子(え?私を呼んだのは、誰?)

 

(私はアマツ、〈根源星竜 アマツ〉だよ!)

 

梨子(アマツ……?)

 

アマツ(ごめんね、梨子ちゃん)

 

梨子(え?)

 

アマツ(あの子の質問は私の質問なの、あの子の言葉を借りて、梨子ちゃんに語りかけているの、難しい質問だと思うけど、これは凄く大事な事……、新たな力を得る為の大事な質問だよ)

 

梨子(大事な質問……)

 

アマツ(悩まないで?あなたの心の内を、その思いを素直に答えて?)

 

梨子「私の思いを、素直に答える……」

 

 

美奈「もう一度聞きます。梨子さんにとって、〈ラブライブ!〉に出るとは何ですか?」

 

梨子「私にとって〈ラブライブ!〉は……、大好きな皆と喜びを分かち合える場だと思うの……!初めてなんだ、こんな気持ち……、こんなに誰かと、皆と一つの夢を追いかけるのって……、ただがむしゃらに、真っ直ぐに全力で目標に向かって、走り抜ける。そして皆と笑顔で喜び合える、そういうのにずっと憧れていた!Aqoursと言う素敵な仲間と一緒に、私は喜びを分かち合いたい!そして、そんな素敵な仲間に出会わせてくれた千歌ちゃんと曜ちゃんに、私はずっと感謝してるの……」

 

ーーー

 

千歌「梨子ちゃん……」

 

曜「ずっと、そんな事……」

 

ーーー

 

梨子「だから、何の為にとか誰の為に、なんて聞かれたら……私は素直に、大好きな皆の為に、皆と目指す〈夢〉の為に!そして、私を皆と出合わせてくれた、大好きな千歌ちゃんと曜ちゃんの為に、私は強くなりたい!新しい力が……!皆と喜び合える〈輝き〉が欲しい‼︎」

 

 

その時、梨子が引いたカードが蒼白の光を放ち、梨子はその光に包まれた……!

 

 

アマツ(聞き届けたよ、梨子ちゃんの思い!受け取って、新しい力を……!)

 

 

 

美奈「梨子さん……?」

 

梨子「ゲージ2払い(6→4)、私のライフが6以下で、私の場にジャックナイフが居れば……〈ドラゴンフォース"喜跡(きせき)の型"〉解放‼︎」

 

 

ドラゴンフォース"喜跡(きせき)の型"

武器/喜び/慈愛

攻6000/打撃2

◼️〈解放条件〉〔君のライフが6以下で君の場にカード名に『ジャックナイフ』を含むモンスターがいる。〕

◼️【使用コスト】ゲージ2払う

◼️このカードが攻撃した時、ゲージ1払い場の〈ネオドラゴン〉1枚の打撃力を1下げてそのカードをスタンドする。この能力は1ターンに2回まで使える。

◼️場のこのカードは破壊されず、手札とデッキに戻せず、能力は無効化されない。

【3回攻撃】

 

 

梨子「これが私の、新しいドラゴンフォース……?力が漲る…」

 

ーーー

 

千歌「凄い…、なんて優しい光……」

 

曜「そして、柔らかくて暖かい……」

 

ーーー

 

梨子「行きます!ドラゴンフォース"喜跡の型"で必殺モンスターに攻撃!」

 

 

ドラゴンフォース喜跡

攻6000

vs

必殺モンスター

防6000

 

必殺モンスター ソウルガード 3→2

 

 

梨子「ドラゴンフォースで2回攻撃!」

 

 

必殺モンスター ソウルガード 2→1

 

 

梨子「ドラゴンフォースの3回攻撃!」

 

美奈「何ですって⁉︎」

 

 

必殺モンスター ソウルガード 1→0

 

 

美奈「くっ、けど、ジャックナイフの攻撃力では必殺モンスターを倒せませんよ!」

 

梨子「分かってます!ファイナルフェイズ‼︎ゲージ3払い(4→1)、ジャックナイフに重ねて必殺コール!〈ジャックナイフ"ギャラクティカル・パニッシャー"〉」

 

 

ジャックナイフ"ギャラクティカル・パニッシャー"

サイズ2/攻10000/防5000/打撃3/【貫通】【ソウルガード】

 

 

梨子「登場時にドロップゾーンの〈剣星機J・イグナイター〉をソウルイン!」

 

 

必殺モンスター ソウル4

◼️打撃3→4→5

◼️相手のモンスターを破壊したら相手にダメージ1

 

 

 

梨子「必殺モンスターで相手の必殺モンスターに攻撃!」

 

 

必殺モンスター

攻10000

vs

必殺モンスター

防6000

 

ヴァインスベルク 撃破!

 

 

梨子「ソウルの〈イェーガースナイプガン〉の能力で相手にダメージ1!」

 

美奈「ぐっ…」LP6→5

 

梨子「そして【貫通】5!さらに、この攻撃のダメージは減らせない!」

 

美奈「……なるほど、サツキさんに認められる訳ですね……」

 

梨子「ギャラクティカル・パニッシャー‼︎」

 

美奈「うぁぁぁぁぁ‼︎」LP5→0

 

ーーー

 

美奈「ふぅ…、参ったわ…梨子さん」

 

梨子「ありがとうございます。美奈さん、おかげで私、自分が戦う本当の理由と、新しい力を得られました。本当にありがとう!」

 

美奈「お礼なんて良いわよ別に、サツキさんに頼まれたから……」

 

梨子「それでも、ありがとう。美奈さん!」

 

美奈「さん付けじゃなくていいわよ……

 

梨子「え?」

 

美奈「何でもないわよ、〈ラブライブ!〉頑張ってね、梨子ちゃん……」

 

梨子「うん!美奈ちゃん!」

 

 

そう言って美奈は去って行った。梨子はその姿を見ながら改めて決意する!

 

 

梨子「千歌ちゃん、曜ちゃん、〈ラブライブ!〉絶対に勝とうね!」

 

千歌/曜「うん!」



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曜ちゃんを尋ねて

ラブライブ!に向けて学年別に特訓を始めたAqours、梨子はサツキに特訓の相手を頼むが断わられ、サツキの代わりに特訓の相手をしてくれた星野美奈とファイトした。そして梨子は自分の中に眠る本当の戦う理由を見いだし、新たなドラゴンフォースの解放に成功した!

 

ーーー

 

千歌「やったね!梨子ちゃん!」

 

曜「うん、凄いよ!」

 

梨子「ふふふ、ありがとう2人とも!」

 

曜「やっぱり凄いなぁ……梨子ちゃんは……

 

千歌「曜ちゃん?」

 

曜「ううん!何でもないよ!」

 

 

それから千歌達は更に特訓を重ねてその日を終えた。

 

ーーー

 

その夜……、千歌達はまた夢を見た……

 

 

化身「桜内梨子……、よくぞ自らの感情を解放し、新たな力に目覚めたな……」

 

梨子「あ、いえ……、ありがとうございます。」

 

千歌「あの、私達の運命の相手っていつ現れるんですか?」

 

化身「我にも分からない、現れないと言う事は、今はまだその時ではないという事だ……、案ずる事はない、近い内にいずれ現れるはずだ、君達の新たな力を覚醒させる相手が……」

 

曜「分かり……ました……。」

 

梨子「千歌ちゃん、曜ちゃん……」

 

 

そしてまた、3人は目を覚ました……

 

ーーー

 

〈ラブライブ!バディカップ〉開催まで、後、2日……

 

ーーー

 

???「ここがAqoursのいる沼津か、ふふふ、ファイト出来るのが楽しみだぜ、渡辺 曜ちゃん……」

 

ーーー

 

曜「いずれ現れる……か……」

 

千歌「曜ちゃん、夢の事を気にしてるの?」

 

曜「うん、ちょっとね……、でも心配はしてないよ!「近い内に」って言ってたし、待ってればきっと現れるよ!」

 

千歌「ねぇ、曜ちゃんはどうして新しいドラゴンフォースが欲しいの?」

 

曜「え?」

 

千歌「あ、なんとなく聞いてみただけだよ……」

 

曜「そうだね…、やっぱり強くなりたいから…かな……、皆と、梨子ちゃんと千歌ちゃんとの〈夢〉の為に……」

 

千歌「曜ちゃん……、うん、私も同じだよ…!」

 

 

オォ-イ!! ヨウチャ---ン!!

 

 

曜「ん?花丸ちゃん!」

 

花丸「はぁ…はぁ…、見つけたずら〜…」

 

千歌「花丸ちゃん、どうしたの?そんなに急いで」

 

花丸「た、大変ずら!曜ちゃん!」

 

梨子「何かあったの⁉︎」

 

花丸「実は……」

 

ーーー

 

回想

 

数分前……、1年生組と3年生組は浦女で特訓していた。だがそんな皆の前にある男子が現れる。

 

 

???「ここが浦の星か…、さて、曜ちゃんはどこかな〜」

 

ダイヤ「どなたですの⁉︎ここは女子高です。許可のない男子は進入禁止ですわよ!」

 

???「これはこれは、Aqoursの黒澤ダイヤさん。」

 

ダイヤ「私を知ってますの?」

 

???「当たり前じゃないですか!俺はAqoursのファンなんですから!」

 

鞠莉「oh!私達のファンね〜!」

 

ダイヤ「ファンだからと言って、女子高に入って来ていいとは限りません!お引き取りください!」

 

???「では、渡辺曜ちゃんの居場所を教えていただきたいのですが?」

 

果南「曜の?」

 

???「ああ、俺はAqoursの中では渡辺曜ちゃんが一番のお気に入りなんでね〜、勿論、ダークネスドラゴンワールド使いとしても一目置いている。あの容赦無いデッキ破壊に、ドラゴンフォースと呼ばれる未知の力、そして皆に元気を与えてくれるファイト……!俺は曜ちゃんとファイトする為にこの沼津まで来たんですよ。渡辺曜ちゃんとファイトさせてもらえませんか?」

 

ダイヤ「悪いですが、曜さんは今ここにはいませんわ」

 

???「じゃあ呼んでもらえますか?もしくは、居場所を教えてください。」

 

果南「仕方ないね、まる、曜達を連れて来てくれる?」

 

花丸「ずら⁉︎」

 

ダイヤ「果南さん⁉︎」

 

果南「こういうタイプは意地でもファイトするまで帰らないと思う、だから、望みどおりにファイトで満足させるしかないよ」

 

善子「方法はないわね」

 

???「呼んでいただけるんですか⁉︎」

 

果南「うん、けど私達もどこにいるか分からないから時間がかかるけど、ただ待ってるのも退屈でしょ?私達とファイトしようよ」

 

???「分かりました。曜ちゃんと戦う前のウォーミングアップをさせてもらう。」

 

 

回想 終わり

 

ーーー

 

梨子「そんな事が……⁉︎」

 

花丸「果南さんが時間を稼いでるずら!」

 

千歌「曜ちゃん、もしかして……」

 

曜「もしかしたら、私の力を解放させてくれる相手かもしれない……!」

 

花丸「曜ちゃん!」

 

曜「分かった!行こう!」

 

千歌「うん!」

 

 

曜達は浦女に向かった…!




次回、曜ちゃんのファイト!


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黒の挑戦者

〈ラブライブ!〉まで後2日を切った。

Aqoursは〈ラブライブ!〉に備えて学年別に特訓をしていた。だが、1年生と3年生組の前に謎の男が現れる。彼の目的は渡辺曜とファイトする事だった。そしてその事を教えてくれた花丸と曜達はみんなの元に向かう。

 

ーーー

 

浦の星女学院

 

ダイヤ「うぁぁ!」LP 0 ズシャ--!

 

鞠莉「果南だけじゃなく、ダイヤまで……!」

 

果南「この人……」

 

ダイヤ「思った以上に強いですわ……」

 

善子「こうなったら私が……!」

 

 

オオ---イ!!

 

 

花丸「曜ちゃん達を連れて来たずら〜〜!」

 

ルビィ「花丸ちゃん!!」

 

千歌「皆、大丈夫!」

 

果南「来たね!」

 

梨子「これは…!」

 

 

???「来たか、渡辺 曜ちゃん!待ってたよ!」

 

曜「あなたが私のファンって人?」

 

???「そうだよ!俺の名前は [黒羽田 亮司くろはた りょうじ] 君のファンなんだ。ダークネスドラゴンワールド使いとしてね、どうしても君とファイトしたくて、沼津まで来たんだ!」

 

曜「そうなんですか」

 

亮司「そう、そして、俺の中で曜ちゃんは最強のダークネスドラゴンワールド使い、そんな君をファイトで倒す事で、俺はさらに高ランクのダークネスドラゴンワールド使いになるんだ!」

 

曜「最強のダークネスドラゴンワールド使い……」

 

亮司「そう、どうか俺とファイトしてくれますか?」

 

曜(この人がもし、覚醒を促す相手なら……!)

 

曜「分かった!私が相手になるよ!ちょうど特訓の相手が欲しかったからね!」

 

亮司「嬉しいよ曜ちゃん、ファイトだ!」

 

ダイヤ「気をつけてください、曜さん!」

 

果南「言葉通り強いよ、彼!」

 

曜「うん!」

 

 

曜「黒の波動よ、新たな力に今目覚めよ!ルミナイズ!〈ダークネス・レイ〉」

 

亮司「ダークネスドラゴンを極め、俺が最強になる!ルミナイズ!〈暗黒竜無双〉!」

 

 

オープンTHEフラッグ

 

 

曜「ダークネスドラゴンワールド」

 

亮司「ダークネスドラゴンワールド」

 

 

曜「私のターン、チャージ&ドロー(2→3)!センターに〈黒き爆風 デスナパーム〉をコール!」

 

 

黒き爆風 デスナパーム

サイズ1/攻2000/防2000/打撃2

 

 

曜「バトル!デスナパームで亮司君に攻撃!」

 

亮司「ぐっ…」LP10→8

 

曜「ターンエンド!」

 

 

亮司「俺のターン、ドロー、チャージ&ドロー(2→3)!レフトに〈魔剣竜 エクザ〉をコール、ライトに〈魔剣竜 ラムグ〉をコール!」

 

 

魔剣竜 エクザ

サイズ1/攻5000/防2000/打撃2

◼️このカードが攻撃した時、君のデッキからカードを1枚ゲージに置く。

◼️"魔斬"このカードの攻撃で相手のモンスターを破壊したら相手のデッキから2枚ドロップゾーンに置く

 

 

魔剣竜ラムグ

サイズ1/攻4000/防6000/打撃2

◼️"魔斬"このカードの攻撃で相手のモンスターを破壊した時、相手にダメージ1!

 

 

亮司「バトル!魔剣竜ラムグでデスナパームに攻撃!」

 

 

黒き爆風デスナパーム 撃破!

 

 

亮司「ラムグの魔斬!相手のモンスターを破壊したら曜ちゃんにダメージ1!」

 

曜「うっ…」LP10→9

 

曜「デスナパームの能力!破壊時にゲージ1払い(3→2)、亮司君のデッキから5枚破棄!」

 

 

デスナパームが破壊された爆風で亮司のデッキの上から5枚吹き飛ぶ!

 

 

亮司「ふ、魔剣竜エクザで曜ちゃんに攻撃!」

 

曜「くぅ!」LP9→7

 

亮司「ターンエンド!」

 

 

曜「私のターン、ドロー、チャージ&ドロー(2→3)!レフトにバディコール(LP7→8)(ゲージ3→2)!〈覚醒の黒死竜 アビゲール〉!」

 

 

覚醒の黒死竜 アビゲール

サイズ1/攻6000/防1000/打撃2

 

 

曜「アビゲールの登場時能力!魔剣竜ラムグを破壊!そしてデッキを2枚破棄!」

 

 

魔剣竜ラムグ 破壊!

 

 

曜「ライトに〈黒き王冠 ザ・クラウン〉をコール!」

 

 

黒き王冠ザ・クラウン

サイズ1/攻3000/防2000/打撃1

 

 

曜「ザ・クラウンの能力でゲージ+1、相手のドロップが6枚以上なら、さらにゲージ+1(2→3→4)!バトル!ザ・クラウンでエクザに攻撃!」

 

 

ザ・クラウン

攻3000

vs

エクザ

防2000

 

魔剣竜エクザ 撃破!

 

 

曜「アビゲールで亮司君に攻撃!」

 

亮司「ぐぁ!」LP8→6

 

曜「ターンエンド!」

 

 

亮司「俺のターン、ドロー、チャージ&ドロー(3→4)!俺も本気を出すぜ!ゲージ2払い(4→2)、レフトにバディコール(LP6→7)!〈魔剣竜王 カノスヴリンド〉ドロップゾーンから3枚をソウルイン!」

 

 

魔剣竜王 カノスヴリンド

黒竜/魔剣

サイズ3/攻8000/防6000/打撃2

◼️【コールコスト】君のドロップゾーンからカードを3枚このカードのソウルに入れて、ゲージ2払う。

◼️"魔斬"このカードの攻撃で相手のモンスターを破壊した時、相手のライフを2減らす。

◼️君のドロップゾーンのカードが6枚以上なら、このカードの攻撃は無効化されない。

【2回攻撃】【ソウルガード】

 

 

亮司「こいつが俺のバディだ!行くぜ、曜ちゃん!」



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力無きファイト

曜 LP8/ゲージ4

 

ライト:黒き王冠ザ・クラウン

レフト:覚醒の黒死竜 アビゲール

センター:無し

 

ーーー

 

亮司 LP7/ゲージ2

 

ライト:魔剣竜王 カノスヴリンド

レフト:無し

センター無し

 

ーーー

 

魔剣竜王 カノスヴリンド

黒竜/魔剣

サイズ3/攻8000/防6000/打撃2

◼️【コールコスト】君のドロップゾーンからカードを3枚このカードのソウルに入れて、ゲージ2払う。

◼️"魔斬"このカードの攻撃で相手のモンスターを破壊した時、相手のライフを2減らす。

◼️君のドロップゾーンのカードが6枚以上なら、このカードの攻撃は無効化されない。

【2回攻撃】【ソウルガード】

 

ーーー

 

亮司「こいつが俺のバディだ!行くぜ、曜ちゃん!バトル!ライトのザ・クラウンに攻撃!」

 

 

魔剣竜王カノスヴリンド

攻8000

 

黒き王冠ザ・クラウン

防2000

 

 

黒き王冠ザ・クラウン 撃破!

 

 

亮司「カノスヴリンドの"魔斬"!相手のモンスターを破壊したら、相手のライフを2減らす!」

 

曜「減らす⁉︎ダメージじゃなくて⁉︎」LP8→6

 

ーーー

 

ダイヤ「あのモンスターの厄介な能力ですわ!」

 

果南「うん、ライフを減らすって事はダメージじゃ無い、だから、私の場にリボルテッドがいても、私のライフが減らされ続けたんだ……!」

 

鞠莉「それだけじゃないわ、ダメージじゃ無い以上、それに連動する能力は発動しないし、ダメージを減らす能力も意味が無いわ!」

 

千歌「ほんとに強いんだ……、あの人……」

 

ーーー

 

亮司「まだ終わってないぜ、カノスヴリンドで2回目の攻撃!アビゲールに攻撃だ!」

 

 

カノスヴリンド

攻8000

 

覚醒アビゲール

防1000

 

 

覚醒の黒死竜アビゲール 撃破!

 

 

亮司「ライフを2減らす!」

 

曜「また……!」LP6→4

 

亮司「ターンエンド!」

 

 

曜「私のターン!ドロー、チャージ&ドロー(4→5)!(どうして?なんで何の兆候も無いの?まだ追い詰められてないとダメなの?)」

 

亮司「どうしたんだい?曜ちゃん?」

 

曜「! 何でもないよ?ごめん、ゲージ1払い(5→4)ライトに〈黒き魔剣士 ヴェイダー〉をコール!」

 

 

黒き魔剣士 ヴェイダー

サイズ1/攻4000/防2000/打撃2/【移動】

 

 

曜「ヴェイダーの能力でドロップゾーンからゲージ1払い(4→3)、〈覚醒の黒死竜アビゲール〉を復活コール!」

 

 

覚醒の黒死竜アビゲール

サイズ1/攻6000/防1000/打撃2

 

 

曜「アビゲールの登場時能力で、カノスヴリンドを破壊して、相手のデッキを2枚破棄!」

 

 

カノスヴリンド ソウルガード 3→2

 

 

曜「さらに、相手のモンスターを破壊した時に〈ブラックバーゲン〉1チャージ(3→4)、1ドロー!バトル!覚醒アビゲールでカノスヴリンドに攻撃!」

 

 

覚醒アビゲール

攻6000

 

カノスヴリンド

防6000

 

 

カノスヴリンド ソウルガード2→1

 

 

曜「ヴェイダーだけじゃカノスヴリンドは倒せない…、ファイナルフェイズ‼︎ゲージ3払い(4→1)必殺コール!〈アビゲール"バニシング・デスホール!"〉」

 

 

アビゲール"バニシング・デスホール"

サイズ3/8000/防8000/打撃3

 

 

曜「登場時に必殺モンスター以外のモンスターを全て破壊!」

 

 

覚醒アビゲール 破壊!

黒き魔剣士ヴェイダー 破壊!

 

カノスヴリンド ソウルガード1→0

 

 

曜「必殺モンスターは相手のドロップゾーンが6枚以上なら打撃力+3!相手のドロップが12以上なら攻撃は無効化されない!」

 

 

必殺モンスター

打撃3→6

 

 

曜「必殺モンスターでカノスヴリンドに攻撃!」

 

ーーー

 

ルビィ「あれ?どうして、亮司さんに攻撃すれば良いのに……」

 

善子「何言ってんのよ、あの亮司って人のライフは7、攻撃しても仕留めきれないのよ。」

 

果南「それだけじゃないよ。あのモンスターの能力はライフを減らす能力……、ダメージ対策が通用しない、だから、場に残しておくのは得策じゃないんだよ。」

 

ーーー

 

必殺モンスター

攻8000

 

カノスヴリンド

防6000

 

 

亮司「やらせない!キャスト!〈ブラックドラゴン・リメイド〉!『黒竜』であるカノスヴリンドを場に残す!」

 

 

カノスヴリンド 生存!

 

 

曜「ターンエンド……」

 

 

亮司「俺のターン、ドロー、チャージ&ドロー(2→3)!何もせずバトル!カノスヴリンドで必殺モンスターを攻撃!」

 

 

カノスヴリンド

攻8000

 

必殺モンスター

防8000

 

必殺モンスター 撃破!

 

 

亮司「カノスヴリンドの魔斬!ライフを2減らす!」

 

曜「くぅ!」LP4→2

 

亮司「……、俺を舐めているのか?曜ちゃん!」

 

曜「⁉︎」

 

亮司「俺の中では、曜ちゃんは最強のダークネスドラゴン使い、そして俺はそんな曜ちゃんを倒して、新たな最強のダークネスドラゴン使いになる!その為に今、俺はファイトをしているんだ!だが何だこのファイトは……?俺には曜ちゃんが、わざとライフを減らされているように感じるぜ!」

 

曜「うっ……」

 

亮司「曜ちゃんはもっと、誰よりも強い筈なんだ!曜ちゃんは最強のダークネスドラゴン使い…!俺が超えるべき最強の壁なんだ!今のあんたは俺の知ってる曜ちゃんじゃない!俺の知ってる曜ちゃんは、もっと、もっと、もっと、もっと、もっと、もっと強いんだーーー!!!」

 

曜「……!!」

 

亮司「……ターンエンド……」

 

曜「! ど、どうして⁉︎まだ攻撃出来るのに⁉︎」

 

亮司「俺は、本気の曜ちゃんと戦いたいんだ!じゃないと意味が無い、だからターンエンドだ!」

 

 

曜(どうして……、どうしてなの…?私だって亮司君の気持ちに応えたいよ……、でも、どうして…?何で新しい力は目覚めないの…⁉︎新しい力を目覚めさせてくれる人は……この人じゃなかった…?)

 

(曜……、曜…!)

 

曜(…アビゲール…?)

 

アビゲール(曜、お前はいったい……何を見ているんだ?)

 

曜(何……って…?)

 

アビゲール(お前は今、誰とファイトしてるんだ?)

 

曜(え?)

 

アビゲール(お前が新しい力を求めている事は分かっている。だが、だからと言って、目の前の相手を蔑ろにしてはいけない…)

 

曜(うん……)

 

アビゲール(安心しろ、お前は確かに成長している。新たな力に目覚めるだけの力は持っているはずだ。だが、今はまだその時ではない…、お前の力を覚醒させてくれる相手は必ず現れる。今のこのファイトは、新たな力を目覚めさせる〈きっかけ〉に過ぎない。心配するな、今は目の前の相手だけを見るんだ!俺と共に、勝つぞ!)

 

曜(アビゲール……、うん、そうだね!私、なんか焦ってた。だっていつも、千歌ちゃんと梨子ちゃんは、いつも私の前を先に歩いてるんだもん。でも、無理に追い付く必要はないんだよね……、うん、私には、私のペースがある!焦る必要なんて……ないんだ!)

 

アビゲール(そうだ!行くぞ、曜!)

 

曜(全力勝利…)

 

曜/アビゲール(ヨーソロー!)

 

 

曜「私のターン、ドロー、チャージ&……(1→2)!」

 

 

その時、曜のデッキと、曜が引いたカードが白紫の光を放つ!

 

 

曜「ごめんね、亮司君……!でも、こっから全力!ヨーソ・ドロー!!」




運命のヨーソドロー!


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紫煌の黒死王

〈ラブライブ!〉に向けて特訓するAqours!そんなAqoursの前に

謎の男、黒羽田 亮司が現れる。亮司は曜を倒して最強のダークネスドラゴン使いになる為に曜とファイトする。そして曜は新しい力を求めるあまりジレンマに陥ってしまう。だが、心の内に語りかけるアビゲールのおかげで、ジレンマから立ち直りカードが白紫の光を放つ…!

 

ーーー

 

曜 LP2/ゲージ2

 

ライト:無し

レフト:無し

センター:無し

 

ーーー

 

亮司 LP7/ゲージ2

 

ライト:無し

レフト:魔剣竜王 カノスヴリンド

センター:無し

 

ーーー

 

曜「ごめんね、亮司君……、でもここから私の全力を見せてあげるよ!」

 

亮司「ふ、やっとやる気になったか……、君の本気を見せてくれ!曜ちゃん!」

 

曜「ゲージ1(3→2)とライフ1払い(LP2→1)、ライトにコール!〈紫煌(しこう)の黒死王 アビゲール〉」

 

 

紫煌(しこう)の黒死王 アビゲール

黒竜

サイズ2/攻7000/防3000/打撃2

◼️【コールコスト】君のドロップゾーンの〈黒竜〉1枚までをこのカードのソウルに入れて、ゲージ1払い、ライフ1払う。

◼️このカードが相手のモンスターに攻撃した時、そのカードを破壊する。破壊したら、そのカードのサイズ分相手のデッキの上からカードを相手のドロップゾーンに置いて、このカードをスタンドする。

◼️このカード以外の〈黒竜〉が攻撃した時、君のライフ+1!

【移動】【ソウルガード】

[お前の後悔も悲しみも、俺が一緒に背負ってやろう。]

 

 

曜「ドロップゾーンの〈黒竜〉1枚をソウルイン!」

 

 

そのアビゲールは通常より身体も翼も一回り大きく、少し動く度に白紫の粒子が煌めいて飛び散っている……、その姿はまさに〈黒死竜の王〉……!

 

ーーー

 

千歌「凄い…、綺麗……!」

 

ダイヤ「何と美しい……」

 

梨子「新しいアビゲール…」

 

ーーー

 

曜「さらに〈ソウル・スティール〉ゲージ+2、そして相手のドロップが10枚以上なら、さらに+1(2→5)!行くよ!バトル!紫煌の黒死王アビゲールでカノスヴリンドを攻撃!」

 

 

アビゲール

攻7000

 

カノスヴリンド

防6000

 

 

曜「アビゲールの能力!攻撃したモンスターを無条件破壊!」

 

 

カノスヴリンド 破壊!

 

 

亮司「能力破壊だと⁉︎」

 

曜「さらにカノスヴリンドのサイズ分相手のデッキを破棄!そしてアビゲールはでスタンド!」

 

亮司「何⁉︎」

 

曜「行け!アビゲールで再攻撃!打撃2!」

 

亮司「うぁぁ!」LP7→5

 

曜「まただよ!アビゲールの進化と共に誕生した新しい必殺モンスター!ゲージ4払い(5→1)、アビゲールをコストに必殺コール!〈アビゲール"ラスト・デスバイオレンス!"〉」

 

 

アビゲール"ラスト・デスバイオレンス!"

サイズ3/攻10000/防6000/打撃2/

 

 

曜「必殺モンスターで攻撃!打撃2!」

 

亮司「ぐぉ!」LP5→3

 

曜「必殺モンスターは、相手のドロップが20枚以上なら、【3回攻撃】を得る!2回目の攻撃!」

 

亮司「何だと⁉︎ぐぁ!」LP3→1

 

曜「これでとどめ!必殺モンスターで3回攻撃!ラスト・デスバイオレンス!」

 

亮司「うぁぁぁぁ!」LP1→0

 

ーーー

 

亮司「やっぱり、曜ちゃんは強いな……、最強へはまだ遠いな……」

 

曜「ありがとう。亮司君のおかげで私はまた強くなれたよ!」

 

亮司「なら良かった。今回は負けたけが、俺はまた強くなって曜ちゃんに挑む、次は勝つぜ!」

 

曜「うん、楽しみにしてる!」

 

亮司「それじゃあな!」

 

 

そのまま亮司は去って行った……

 

 

ダイヤ「台風のような方でしたわね……」

 

果南「ほんとだね」

 

梨子「曜ちゃん、新しい力は……」

 

曜「うん、まだ目覚めた訳じゃないけど、でも確実に成長はしてるとは思うよ!今はまだその時じゃない、でも必ず新しい力を目覚めさせてみせる!」

 

千歌「うん、その意気だよ、曜ちゃん!」

 

 

そして、その日は過ぎた……。

 

 

〈ラブライブ!〉開催まで、残り1日……

 



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最後の特訓 千歌vs炎斬

〈ラブライブ!〉に向けて特訓に励むAqours、特訓中に梨子は新たなドラゴンフォースを解放し、曜は新たな力の兆しを把みバディのアビゲールを進化させた。この特訓でAqoursは着実に成長している。

 

〈ラブライブ!〉開催まで…後、1日……!

 

ーーー

 

浦女 バディ部室

 

 

千歌「みんな!遂に明日は〈ラブライブ!〉だよ!ほんとは今日も特訓しようと思ったけど……、今日は明日の為にお休みにしようと思います!」

 

ダイヤ「これは私と千歌さんで相談して決めた事です。特訓のし過ぎで倒れてしまっては元も子もありませんからね。皆さん、今日は1日なるべくファイトを控えてお休みしてください!千歌さん」

 

千歌「皆、明日はがんばろー!今日は解散!」

 

 

Aqoursが解散しようと校門を出ると、そこにある人物がいた……

 

 

「よう、千歌」

 

千歌「あ、炎斬君!」

 

梨子「炎斬君、どうしてここに?」

 

炎斬「ああ、お前達がでけぇ大会に向けて特訓してるって聞いたからよ、一丁腕試しの相手をしてやろうと思ってな、サツキにも頼まれたんだよ。」

 

果南「サツキさんに?」

 

ダイヤ「その申し出はありがたいですが、今日は特訓の疲れを取ろうとお休みしようと決めていたのですが……」

 

炎斬「え、そうなのか⁉︎マジかよ……、サツキのやつ、声かけるのが遅ぇんだよ……」

 

 

炎斬は少し悔しがっている……

 

 

千歌「ダイヤさん、私、炎斬君とファイトして良いですか?」

 

ダイヤ「……あなたならそう言ってくると思いました。良いですよ、ですが、今日はこのファイトのみですよ!」

 

千歌「うん!ありがとう、ダイヤさん!」

 

炎斬「良いのか?」

 

千歌「うん!始めよう」

 

 

千歌「私達が目指す夢の為に、太陽は輝く!ルミナイズ!〈煌めきの太陽〉!」

 

炎斬「紅く、熱く!己の信念を燃やせー!ルミナイズ!〈爆裂の炎龍〉!」

 

 

オープンTHEフラッグ

 

 

千歌「ドラゴンワールド」

 

炎斬「ドラゴンワールド」

 

 

千歌「まずは私から、チャージ&ドロー(2→3)!ライトにバディコール(LP10→11)!〈神速のバルドラゴン〉!レフトに〈黒点の竜ブラックドット〉をコール!」

 

 

神速のバルドラゴン

サイズ2/攻6000/防3000/打撃2/【移動】

 

黒点の竜ブラックドット

サイズ1/攻5000/防1000/打撃1/【移動】

 

 

千歌「バトル!神速のバルドラゴンで炎斬君に攻撃!相手のセンターが空いていれば、ライフ回復(LP11→12)!」

 

炎斬「くぅぅ」LP10→8

 

千歌「ターンエンド!」

 

 

炎斬「俺のターン、ドロー!チャージ&ドロー(2→3)!デッキから3枚捨てキャスト!〈炎龍の破壊衝動〉効果で2チャージ(3→5)、2ドロー!そしてゲージ2(5→2)でライトにバディコール(LP8→9)!〈炎獄機龍 クリムゾンブルグ〉!」

 

 

炎獄機龍 クリムゾンブルグ

サイズ3/攻9000/防6000/打撃1/【2回攻撃】【ソウルガード】/ソウル2

 

 

千歌「来た!」

 

炎斬「クリムゾンブルグの能力でバルドラゴンの能力を無効化して破壊する!」

 

 

神速のバルドラゴン 破壊!

 

 

炎斬「空いてる相手エリアの数、パワーアップ!」

 

千歌「私の空いてるエリアは2ヶ所……」

 

 

クリムゾンブルグ

攻9000→13000

防6000→10000

打撃1→3

 

 

炎斬「行くぜ!バトル!」

 

千歌「ブラックドットをセンターに移動!」

 

炎斬「ブルグ、ブラックドットに攻撃だ!」

 

 

クリムゾンブルグ

攻13000

 

ブラックドット

防1000

 

ブラックドット 撃破!

 

 

炎斬「センターが空いた!さらにブルグは強化されるぜ!」

 

 

クリムゾンブルグ

攻13000→15000

防10000→12000

打撃3→4

 

 

炎斬「クリムゾンブルグで千歌に攻撃!」

 

千歌「うぁぁ!」LP12→8

 

炎斬「ターンエンド!」

 

 

千歌「私のターン、ドロー、チャージ&ドロー(3→4)!ゲージ1払い(4→3)、ライトに〈太陽の竜バルドラゴン〉をコール!レフトに〈テイルブレイザー・ドラゴン〉をコール!」

 

 

太陽の竜バルドラゴン

サイズ2/攻5000/防3000/打撃2/【貫通】

 

 

テイルブレイザー・ドラゴン

サイズ1/攻4000/防1000/打撃2

 

 

クリムゾンブルグ

攻15000→11000

防10000→8000

打撃4→2

 

 

千歌「バトル!バルドラゴンとテイルブレイザーでクリムゾンブルグに攻撃!バルドラゴンの攻撃力10000!テイルブレイザーの能力でゲージ+1(3→4)!連携攻撃力14000!」

 

 

太陽の竜バルドラゴン+テイルブレイザードラゴン

連携攻撃力14000

 

クリムゾンブルグ

防8000

 

クリムゾンブルグ ソウルガード 2→1

 

 

千歌「ターンエンド!」

 

 

炎斬「俺のターン、ドロー、チャージ&ドロー(2→3)!ゲージ3払い(3→0)クリムゾンブルグを進化!〈炎獄超機龍 クリムゾンブルグ"バーニング"〉!」

 

 

炎獄超機龍 クリムゾンブルグ"バーニング"

サイズ3/攻10000→12000/防6000→8000/打撃2→3/【2回攻撃】【貫通】【ソウルガード】/ソウル2

 

 

炎斬「さらにキャスト!〈炎魂注入〉!ライフ1払い(LP9→8)、ゲージ+2(0→2)、1ドロー、そしてこのカードをクリムゾンブルグにソウルイン!」

 

 

炎魂注入

魔法

◼️君の場にサイズ2以上の〈炎龍〉のモンスターがいれば使える。

◼️君のライフ1払い、君のデッキからカードを2枚ゲージに置いて、カードを1枚引く。さらにこのカードを君の場の〈炎龍〉のモンスターのソウルに入れる。

 

 

クリムゾンブルグ"バーニング " ソウル2→3

 

 

千歌「クリムゾンブルグのソウルを増やした⁉︎」

 

炎斬「もう一枚キャスト!〈炎龍奮魂〉ライフ2払い(8→6)、デッキの中から好きなカードを1枚手札に加えるぜ!俺が手札に加えるカードは、分かるよな?」

 

 

炎龍奮魂

魔法

◼️【使用コスト】ライフ2払う

◼️君のデッキの中からカードを1枚選んで手札に加える。デッキを見たらシャッフルする。このカードは2ターンに1枚だけ使える。

 

ーーー

 

ダイヤ「炎斬さんのライフは6以下……」

 

果南「この条件下で手札に加えるって言ったら、あのカード……」

 

梨子「気をつけて、千歌ちゃん!」

 

ーーー

 

炎斬「行くぜ、俺のライフ6以下で、場にクリムゾンブルグが居れば、ゲージ2払い(2→0)、〈エンリュウフォース〉解放‼︎」

 

 

エンリュウフォース

攻10000/打撃2/【貫通】

 

 

炎斬「おっしゃ!バトルだ!」



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真紅の兆し

千歌 LP8/ゲージ4

 

ライト:太陽の竜バルドラゴン

レフト:テイルブレイザー・ドラゴン

センター:無し

 

ーーー

 

炎斬 LP6/ゲージ0

 

ライト:炎獄超機龍 クリムゾンブルグ"バーニング"

レフト:無し

センター:無し

アイテム:エンリュウフォース

 

ーーー

 

炎斬「おっしゃ、バトル!クリムゾンブルグ"バーニング"の能力でバルドラゴンを破壊!」

 

 

バルドラゴン 破壊!

 

 

炎斬「空いてるエリアが2ヶ所になった事でブルグの攻撃力/防御力/打撃力が増える!」

 

 

クリムゾンブルグ"バーニング"

攻10000→14000

防6000→10000

打撃2→4

ソウル3

 

 

炎斬「モンスターを破壊した時、エンリュウフォースの能力でライフ+1(LP6→7)!エンリュウフォースで千歌に攻撃!」

 

千歌「くぅぅ…」LP8→6

 

炎斬「クリムゾンブルグバーニングで千歌に攻撃!打撃4!」

 

千歌「キャスト!〈ドラゴンシールド 太陽の盾〉攻撃を無効化して、ゲージとライフ+1!(4→5)(LP6→7)」

 

炎斬「クリムゾンブルグバーニングの2回攻撃!打撃4!」

 

千歌「うわぁ〜!」LP7→3

 

炎斬「ターンエンドだ」

 

 

千歌「私のターン!ドロー、チャージ&ドロー(5→6)!ライトに再コール〈神速のバルドラゴン〉!さらにゲージ2払い(6→4)、進化コール!〈爆速の太陽竜バルドラゴン〉」

 

 

爆速の太陽竜バルドラゴン

太陽竜

サイズ2/攻7000/防5000/打撃2/【移動】【ソウルガード】/ソウル1

 

 

千歌「私のライフが6以下で、バルドラゴンが居れば、ゲージ2(4→2)で〈ドラゴンフォース"激情の型"〉解放‼︎」

 

 

ドラゴンフォース"激情の型"

攻6000/打撃2

 

 

千歌「バトル!ドラゴンフォースと爆速のバルドラゴンで炎斬君に連携攻撃!ドラゴンフォースはスタンド!能力で【貫通】を得る、そして、バルドラゴンの能力でライフ+2(4→6)、1枚ドロー!」

 

炎斬「ぐぅぅ!」LP6→2

 

千歌「ドラゴンフォースで攻撃!打撃2!」

 

炎斬「キャスト!〈ドラゴンシールド 青竜の盾〉攻撃を無効化してゲージ+1(0→1)!」

 

千歌「ターンエンド」

 

 

炎斬「俺のターンだ、ドロー、チャージ&ドロー(1→2)!メインは何もしねぇ、バトル!クリムゾンブルグバーニングの能力でバルドラゴンを2回破壊する!1回目の破壊!」

 

 

爆速の太陽竜バルドラゴン ソウルガード 1→0

 

 

炎斬「エンリュウフォースの能力でライフ+1(LP2→3)だ!」

 

炎斬「そして2回目の破壊!」

 

千歌「キャスト!〈ドラゴポンド〉バルドラゴンを場に残して、ライフ+2(LP6→8)!」

 

炎斬「だが破壊はしている。ライフ1回復(LP3→4)だ!行くぜ!クリムゾンブルグバーニングで千歌に攻撃!打撃4!」

 

千歌「きゃぁ!」LP8→4

 

炎斬「クリムゾンブルグバーニングの2回攻撃!」

 

千歌「キャスト!〈ドラゴンシールド 太陽の盾〉攻撃を無効化してゲージとライフ+1(2→3)(LP4→5)!」

 

炎斬「ふん、キャスト!〈炎龍再動〉!クリムゾンブルグのソウを1枚ドロップして、スタンド!」

 

 

クリムゾンブルグバーニング ソウル3→2

 

 

炎斬「クリムゾンブルグで3回攻撃!打撃4だ!」

 

千歌「うぁぁー!」LP5→1

 

炎斬「これで本当のとどめだ!エンリュウフォースで千歌に攻撃!打撃2!」

 

千歌「キャスト!〈ドラゴンフォース・ガード〉!」

 

 

ドラゴンフォース・ガード

魔法

◼️相手の攻撃中に、君がカード名に〈ドラゴンフォース〉を含むカードを装備していれば使える。

◼️その攻撃の対象を君に移す。このバトルで君が受けるダメージを2減らして、君はデッキからカードを1枚ゲージに置いて、カードを1枚引く。

 

 

千歌「私が受けるダメージを2減らす!そして1チャージ(3→4)、1ドロー!」

 

炎斬「ただじゃ勝たせてくれねーか……ターンエンドだ」

 

 

千歌「やっぱり凄い…、強いよ炎斬君!やっぱり炎斬君とのファイトは凄く楽しいよ!」

 

炎斬「ふ…、そいつは俺も同じだぜ千歌、お前とのファイトは熱い!自分の身体が茹でダコになっちまうくらい血液が沸騰してる……!こんなに熱くて燃えるファイトは他には絶対に無え!だからこそ、最初から最後まで全力だ!」

 

千歌「うん…、その熱さ私も同じだよ!だから千歌も、最初から最後まで全力だよ!」

 

 

その時、千歌のドラゴンフォースの光がさらに紅く強くなる……

 

 

千歌「私のターン、ドロー、チャージ&ドロー(4→5)!私のライフが5以下で場にサイズ2以上の〈太陽竜〉が居れば、ゲージ2(5→3)で……〈ドラゴンフォース"真紅の兆し(きざし)"〉解放‼︎」

 

 

ドラゴンフォース"真紅の兆し(きざし)

太陽竜/兆し

攻6000/打撃2

◼️〈解放条件〉〔君のライフが5以下で君の場にサイズ2以上の〈太陽竜〉がいる。〕

◼️【装備コスト】ゲージ2払う。

◼️君の場の〈太陽竜〉全ては【貫通】を得る。

◼️このカードが他の〈太陽竜〉と連携攻撃した時、このカードをスタンドする。

◼️このカードの能力は無効化されず、破壊されず、このカードはファイナルフェイズ中にも攻撃できる。

【貫通】

 

 

そのドラゴンフォースは今までより、紅く輝いていた……さらに背中の左側には竜の翼が生えている……

 

ーーー

 

果南「これは……!」

 

曜「千歌ちゃんの……」

 

梨子「新しいドラゴンフォース……なの?」

 

ーーー

 

千歌「キャスト!〈ドラゴンフォース・シフト〉」

 

 

ドラゴンフォース・シフト

魔法

◼️君がカード名に〈ドラゴンフォース〉を含むカードを装備している

◼️君か相手の場のモンスターを1枚選んで、別の空いているモンスターエリアに移動させる。このカードは1ターンに1枚だけ使える。

 

 

千歌「このカードの能力でクリムゾンブルグ"バーニング"をセンターに移動!」

 

 

クリムゾンブルグ"バーニング" ライト→センター

 

 

炎斬「⁉︎」

 

千歌「行くよ!バトル!ドラゴンフォースの能力で私の〈太陽竜〉は全て【貫通】を得る!」

 

炎斬「何だとぉ⁉︎」

 

千歌「ドラゴンフォース"真紅の兆し"と爆速の太陽竜バルドラゴンで連携攻撃!ドラゴンフォースはスタンド!バルドラゴンの能力でライフ+2(LP4→6)、連携攻撃していれば1枚ドロー!」

 

 

炎斬(くっ……!ブルグがセンターに居たら、〈ドラゴンシールド〉を使えねぇ……!)

 

 

ドラゴンフォース真紅の兆し+爆速の太陽竜バルドラゴン

連携攻撃力13000

 

クリムゾンブルグ"バーニング"

防8000

 

 

クリムゾンブルグ"バーニング" ソウルガード3→2

 

 

千歌「ドラゴンフォースと爆速の太陽竜バルドラゴンの【貫通】!連携打撃力4!」

 

炎斬「マジかよ…!ぐぁぁぁぁ‼︎」LP4→0

 

ーーー

 

炎斬「負けたか、やっぱ強ぇわ……千歌……」

 

千歌「さすが炎斬君、いい特訓になったよ!」

 

炎斬「そうか…、明日の大会、頑張れよ……千歌、Aqours……!」

 

千歌「炎斬君、ありがとう。」

 

炎斬「おう……じゃあな!」

 

 

そして炎斬は去って行った……

 

 

〈ラブライブ!〉開催まで……後、1日

 



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ラブライブ!バディカップ予選 開幕!

〈ラブライブ!〉開催当日

 

 

十千万

 

梨子「千歌ちゃ〜ん!そろそろ行くよ〜!」

 

曜「千歌ちゃ〜〜ん!」

 

梨子「……返事がない…」

 

曜「まだ寝てるのかな?」

 

梨子「寝てるって……、後1時間半で始発の電車が来るのよ!」

 

 

志満姉「あら梨子ちゃん、曜ちゃん、おはよう」

 

美度「はよっす」

 

梨子/曜「おはようございます。」

 

曜「あの、千歌ちゃんは?」

 

梨子「まだ寝てるんですか?」

 

志満「千歌ちゃんなら、もう出かけて行ったわよ?」

 

美度「1時間前には、外に出たはず。全く千歌は、遠足とか楽しみな時だけ早起きするんだから……極端なんだよな〜〜」

 

志満「ふふふ、それだけ今日のラブライブ!が楽しみなんでしょ。私達も応援に行くから、頑張ってね!」

 

曜/梨子「はい!」

 

 

志満姉と美度姉に応援されて、梨子と曜は駅に向かった。

 

 

千歌はすでに沼津駅に来ていた……

 

 

千歌「今日から、〈ラブライブ!〉……」

 

果南「おはよう。千歌」

 

千歌「果南ちゃん、おはよう!」

 

果南「ふふふ、珍しいね、千歌が1番のりなんて」

 

千歌「うん、なんか早く目が覚めちゃって……」

 

果南「そう、私も同じ……、ついに今日なんだね……」

 

千歌「うん……」

 

 

それからしばらくして、Aqoursは全員、沼津駅に揃った。

 

 

ダイヤ「全員集合しましたね?」

 

8人「はーい!」

 

ダイヤ「では、リーダーの高海千歌さんから、一言お願いします。」

 

千歌「え、私⁉︎」

 

鞠莉「頼んだわよ!リーダー!」

 

千歌「え、えっと……、最初は、ただのμ’sへの憧れでスクールバディチームを始めようと思った、μ'sのように強くてかっこよく輝きたいって言い続けて来た……、だけど、メンバーが集まって、浦女が廃校になるって知って、私達は本格的に〈ラブライブ!〉を目指すようになった。同時に、いつしかμ'sは「憧れ」から、目指す「目標」になって、そして、「夢」になった。今はμ'sを越えるチームになりたいって私は思ってる。だから、ありがとう。皆!」

 

ダイヤ「ありがとう。は、私達の方ですわ……千歌さん…」

 

鞠莉「ええ」

 

千歌「え?」

 

果南「私とダイヤと鞠莉は、一度〈ラブライブ!〉を諦めた。そして、別々に生きるようになった。私はバディチームを避けるようになって……」

 

鞠莉「私は海外の家族の家に帰って……」

 

ダイヤ「私は……、生徒会のみに目を向けるようになりました。」

 

果南「だけど、私達はまた3人揃って、もう一度こうしてAqoursとして活動している。」

 

鞠莉「私達は千歌っちのおかげで、また3人集まれたの…」

 

ダイヤ「千歌さん達が私達の「夢」を引き継いでくれたから……、新たなAqoursとして、また私達の絆を取り戻してくれたから、だから、ありがとう。ですわ千歌さん……」

 

千歌「ダイヤさん……、よし、皆で絶対〈ラブライブ!〉に勝とうね!」

 

Aqours「うん(はい)!」

 

 

そして、Aqoursは東京へ向かった……

 

ーーー

 

しばらくして、Aqoursは東京の秋葉原に到着した。

 

そして〈ラブライブ!〉が開催されるからか、街は活気に満ちていた。

 

 

花丸「うわぁ〜〜!」

 

ルビィ「今までより、人が多い……」

 

善子「凄い……」

 

千歌「ラブライブ!の予選会場ってどこですか?ダイヤさん」

 

ダイヤ「ちょっと待ってください。ラブライブの予選会場は……そんな……、あり得ませんわ…!」

 

果南「どうしたの!ダイヤ!」

 

曜「何かあったの⁉︎」

 

ダイヤ「ラブライブ!の予選会場ですが……、なんと……!」

 

ルビィ/花丸/善子「なんと?」

 

ダイヤ「なんと……!」

 

千歌/曜/梨子「なんと?」

 

ダイヤ「なんと!」

 

果南「早く言いなよ……」

 

ダイヤ「予選会場は……、音ノ木坂女学院ですわ〜‼︎」

 

ーーー

 

音ノ木坂女学院 門前

 

 

ラブライブ! ヨセンカイジョウハコチラデ-ス!

 

ラブライブ! サンカノスク-ルバディチ-ムハ アチラデウケツケテマ-ス

 

 

千歌「本当に……音ノ木坂女学院だ……」

 

ルビィ「大きい……」

 

善子「てか、ここに集まってる人達って皆ラブライブの参加チームなの⁉︎」

 

果南「お客さんもチラホラいるみたいだけど……」

 

梨子「久しぶりだなぁ〜、音ノ木……」

 

鞠莉「梨子って確か、元音ノ木生だったわね!」

 

梨子「はい!」

 

曜「それより、早く受け付けして来よう!」

 

ダイヤ「そうですわね!」

 

 

Aqoursは係員の指示に従ってラブライブ!の受け付けを済ませた。

 

 

係員「浦の星女学院のスクールバディチーム〈Aqours〉参加登録を確認しました。頑張ってくださいね!」

 

係員B「ラブライブ!の予選は10時頃から始まります。」

 

ーーー

 

AM10:00

 

バディファイト 予選開催式……

 

 

司会「ついに始まりました!最強のスクールバディチームの殿堂!〈ラブライブ!バディカップ〉!予選大会を開催致します!」

 

 

ワ----!!!

 

イエ----イ!!!

 

ヒュ---ヒュ---!!!

 

 

仕界「私!司会を務めさせていただきます、仕界と申します!ダジャレじゃなく本名です!では、今回 ラブライブ!予選会場として音ノ木坂女学院を提供してくれました。この方に挨拶をいただきます。音ノ木坂女学院の理事長さん、どうぞ!」

 

 

音ノ木坂 理事長「予選に参加するスクールバディチームの皆様、おはようございます。私、音ノ木坂女学院の理事長を務めています。南と申します。」

 

ーーー

 

千歌(あれ?あの人って、ことりさん?)

 

ダイヤ(どうでしょう?確かに南と名乗りましたが、雰囲気が少し違うような……)

 

ーーー

 

理事長「今回、この学院を提供致しましたのは、かつて、我学院から生まれました、スクールバディチーム〈μ's〉の栄光を生み出した〈ラブライブ!バディカップ〉に感謝と敬意を表しまして、この学院を提供致しました……」

 

⬆︎長くなるんで省略……

 

 

仕界「理事長さんありがとうございました。今回からは予選の方式を全てトーナメントで行います。この予選トーナメントで優勝したチームが、〈ラブライブ!バディカップ 本戦〉に進む事ができます!ふふふ、皆さん待ちきれない様子ですね、ではこれより、予選トーナメントの対戦カードを決めます!10分後に各チームの代表は壇上に集まってください!」

 

ーーー

 

千歌「代表は誰が行く?」

 

曜「それは勿論!」

 

果南「今日まで私達を引っ張ってくれた…」

 

花丸「私達のリーダーずら!」

 

8人「千歌ちゃん(さん)!」

 

千歌「私⁉︎」

 

ダイヤ「任せましたよ、千歌さん」

 

ルビィ「頑張ってください……」

 

千歌「分かった、行ってくるね!」

 

ーーー

 

壇上

 

各チームの代表が壇上に上がる、対戦カードを決める方法はくじ引き、まずは各チームの代表6人でくじを引き、トーナメント表と同じ数字の場所にそのチームの名前が入る。

 

因みに、千歌が引いた数は3……

 

そして全チームの代表がくじを引き終えた。

 

 

仕界「では、予選トーナメントの対戦カードが決定致しました!」

 

 

予選トーナメント対戦表

 

1. チーム 南斗 vs チーム 北斗

 

2. チーム カリバー vs チーム ライオット

 

3, チーム Aqours vs チーム トライデント

 

4. チーム アクロス vs チーム 海清

 

5. チーム エスカトロジー vs チーム 乱武

 

6. チーム 96 vs チーム アンタレス

 

7. チーム キンブリー vs チーム 雷雲

 

8. チーム シレーヌ vs チーム ライア

 

 

仕界「対戦カードが決まったところで、〈ラブライブ!バディカップ〉予選トーナメント!開始ーー!!」

 

 

遂に,ラブライブ!予選大会 開催!



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Aqours vs トライデント 先鋒戦 鞠莉 vs ナミ

今回からラブライブ!予選 第1戦 です。


予選トーナメント対戦表

 

1. チーム 南斗 vs チーム 北斗

 

2. チーム カリバー vs チーム ライオット

 

3, チーム Aqours vs チーム トライデント

 

4. チーム アクロス vs チーム 海清

 

5. チーム エスカトロジー vs チーム 乱武

 

6. チーム 96 vs チーム アンタレス

 

7. チーム キンブリー vs チーム 雷雲

 

8. チーム シレーヌ vs チーム ライア

 

ーーー

 

ラブライブ!予選 第1回戦

 

第1戦

 

チーム 南斗 vs チーム 北斗

 

勝者:チーム 北斗

 

ーーー

 

第2戦

 

チーム カリバー vs チーム ライオット

 

勝者:チーム カリバー

 

ーーー

 

そして,第3戦

 

 

Aqours 側

 

 

果南「さて,最初は誰が行く?」

 

鞠莉「まずは私が行くわ!」

 

ダイヤ「お願いしますよ,鞠莉さん」

 

千歌「頑張ってね!」

 

鞠莉「任せて!」

 

ーーー

 

トライデント 側

 

 

ミカワ「頑張ってください!先輩!」

 

ナミ「うん、任せといて!いっちょかまして来るわ!」

 

アサメ「……」

 

ーーー

 

チーム Aqours vs チーム トライデント

 

先鋒戦

 

小原 鞠莉 vs 種樫(たねがし) ナミ

 

 

鞠莉「星々を束ねし星座の王!ルミナイズ!〈天星の加護〉!」

 

ナミ「私が歩むは蛇の道、星の道!ルミナイズ!〈蛇使いの王〉!」

 

 

オープンTHEフラッグ

 

 

鞠莉「レジェンドワールド」

 

ナミ「レジェンドワールド」

 

 

鞠莉「先攻は貰うわ、チャージ&ドロー(2→3)!ゲージ2払い(3→1)、バディコール(LP10→11)!〈天星の王 アストリア〉!デッキから2枚ソウルイン」

◼️鞠莉:手札6→5

 

 

天星の王 アストリア

サイズ2/攻6000/防3000/打撃2/【移動】【ソウルガード】/ソウル2

 

 

鞠莉「アストリアの能力発動、私のデッキを2枚破棄して、ドロップのサイズ2以下の〈星騎士〉を1枚コールできる。デッキを2枚破棄、私はドロップゾーンから〈天星の騎士 クー・フーリン〉をコール!」

 

 

天星の槍士 クー・フーリン

星騎士/星/英雄

サイズ1/攻5000/防2000/打撃2

◼️このカードが君のドロップゾーンからコールされた時、君のデッキの上からカードを1枚ゲージに置いて、カードを1枚引く。

◼️【対抗】レフトかライトに居るこのカードを破壊する。破壊したら、君のライフ+1する。

【貫通】

 

 

鞠莉「クー・フーリンの登場時、1チャージ(1→2)、1ドロー!バトルよ!天星の王アストリアでファイターにアタック!打撃2!」

◼️鞠莉:手札5→6

 

ナミ「うっ!」LP10→8

 

鞠莉「ターンエンド!」

 

 

ナミ「序盤からやるね、私のターン!ドロー!チャージ&ドロー(2→3)!」

◼️ナミ:手札6→7

 

ナミ「ゲージ3払い(3→0)レフトにバディコール(LP8→9)!蛇の道を行く13番目の星王!〈蛇使い座の星王 アスクレピオス〉!デッキから2枚ソウルイン」

◼️ナミ:手札7→6

 

 

蛇使い座の星王 アスクレピオス

星/アースガルド/神

サイズ3/攻9000/防5000/打撃2

◼️【コールコスト】君のデッキの上から2枚をこのカードのソウルに入れて、ゲージ3払う。

◼️このカードが登場した時、君のデッキから4枚ドロップゾーンに置いて、その中からモンスター1枚までを君の手札に加える。

◼️"蛇使いの呪い"君の場のモンスター1枚を破壊する。破壊したら相手のサイズ2以下のモンスターを破壊して、相手にダメージ1!"蛇使いの呪い"は1ターンに1回だけ使える。

【2回攻撃】【移動】

 

 

ナミ「アスクレピオスの登場時に私のデッキから4枚破棄!その中のモンスターカード1枚を手札に加える。私が手札に加えるのは、〈星王の蛇 レピオス・サーペント〉、そしてこのカードをライフ2払い(LP9→7)、ライトにコール!〈星王の蛇レピオス・サーペント〉」

◼️ミナ:手札6→7→6

 

 

星王の蛇 レピオス・サーペント

星/アースガルド

サイズ2/攻5000/防5000/打撃1

◼️【コールコスト】ライフ2払う。

◼️"星蛇の呪い"このカードが能力で破壊された時、相手にダメージ1!

◼️【対抗】【起動】このカードが能力で破壊された時、君の手札を1枚捨てて、このカードを君の場に残す。

 

 

ミナ「アスクレピオスの能力発動!私の場のレピオスサーペントを破壊!」

 

 

レピオスサーペント 破壊!

 

 

鞠莉「⁉︎」

 

ミナ「サイズ2以下の相手のモンスター……、天星の王アストリアを破壊してダメージ1を与える!"蛇使いの呪い"」

 

 

アストリア ソウルガード 2→1

 

 

鞠莉「くぅ…」LP 11→10

 

ミナ「能力で破壊されたレピオスサーペントの能力発動!相手にダメージ1を与える!"星蛇の呪い"」

 

鞠莉「うっ…」LP10→9

 

ミナ「レピオスサーペントの更なる能力発動!私の手札1枚をコストに、場に留まる!」

◼️ミナ:手札6→5

 

 

鞠莉「なんて激しいコンボ……!」

 

ミナ「こんなもんじゃないよ!バトル!レピオスサーペントでファイターに攻撃!打撃1!」

 

 

レピオスサーペントが鞠莉の腕に噛み付く!

 

 

鞠莉「うぅ…」LP9→8

 

ミナ「アスクレピオスでファイターに攻撃!打撃2!」

 

 

アスクレピオスが纏う蛇の幻影が鞠莉に絡みついて締め付ける!

 

 

鞠莉「うぁぁ!」LP8→6

 

ミナ「アスクレピオスの2回攻撃!」

 

鞠莉「きゃぁ!」LP6→4

 

ミナ「ターンエンド!」

 

 

鞠莉「……思い出すわね……この感覚、2年前にも感じたこの緊張感!行くわよ!ドロー、チャージ&ドロー(1→2)!」

◼️鞠莉:手札6→7

 

鞠莉「ライフ1払い(LP4→3)【設置】!〈天星の霊光〉」

◼️鞠莉:手札7→6

 

 

天星の霊光

◼️【設置】

◼️【使用コスト】ライフ1払う。

◼️君のドロップゾーンからコールされたサイズ1以下のモンスター1枚のサイズを1減らす。〈天星の霊光〉は場に1枚だけ【設置】できる

 

 

鞠莉「天星の王アストリアの能力!私のデッキから2枚破棄して、センターに〈天星の術師 シーザー〉をコール!」

◼️鞠莉:手札6→5

 

 

天星の術師 シーザー

星騎士/星/英雄

サイズ1→0/攻4000/防6000/打撃2

◼️このカードがドロップゾーンから登場した時、君のライフ+1!

◼️このカードが他の〈星騎士〉のモンスターと連携攻撃で相手のモンスターを破壊した時、相手にダメージ1!

◼️【対抗】センターにいるこのカードを破壊できる。

 

 

鞠莉「天星の術師シーザーの登場時にライフ+1(LP3→4)!さらにライフ1払い(LP4→3)装備!〈天星の剣 カエストス〉」

◼️鞠莉:手札5→4

 

 

天星の剣 カエストス

攻4000→7000/打撃2/【貫通】

 

 

鞠莉「このアイテムは場のサイズ2以下のモンスターの数だけ攻撃力を2000アップ!攻撃力7000よ!そしてライフ2払い(LP3→1)、〈天星の戦導〉」

◼️鞠莉:手札4→3

 

 

天星の戦導

◼️【使用コスト】ライフ2払う。

◼️【対抗】君の場の〈星騎士〉のカード全てに【2回攻撃】を得る。

 

 

鞠莉「完成!天星フォーメーション!バトルよ!」

 

ナミ「アスクレピオスをセンターに移動!」

 

鞠莉「天星の槍士クー・フーリンと天星の術師 シーザーでセンターのアスクレピオスに連携攻撃!」

 

 

クー・フーリン+シーザー

連携攻撃力9000

vs

アスクレピオス

防5000

 

アスクレピオス ソウルガード2→1

 

 

鞠莉「クー・フーリンの【貫通】2ダメージ!」

 

ミナ「うぐっ!」LP9→7

 

鞠莉「さらにシーザーの能力で連携攻撃で相手のモンスターを破壊した時、相手にダメージ1!」

 

ミナ「ぐぁ!」LP7→6

 

鞠莉「天星の戦導の能力で私の〈星騎士〉のカードは全て【2回攻撃】を得ているわ!」

 

ミナ「⁉︎」

 

鞠莉「クー・フーリンとシーザーで2回連携攻撃!」

 

 

アスクレピオス ソウルガード 1→0

 

 

鞠莉「クー・フーリンの【貫通】とシーザーの能力で合計3ダメージ!」

 

ナミ「きゃぁ!」LP6→3

 

鞠莉「シーザーの能力でシーザー自身を破壊!」

 

 

天星の術師シーザー 自壊!

 

 

ナミ「センターが……、空いた!」

 

鞠莉「つまり、天星の剣カエストスでアスクレピオスを攻撃!」

 

 

カエストス

攻7000

vs

アスクレピオス

防5000

 

アスクレピオス 完全撃破!

 

 

鞠莉「カエストスの【貫通】!2ダメージ!」

 

ナミ「うぅ…」LP3→1

 

鞠莉「アストレアでファイターに攻撃!」

 

ナミ「うぁぁぁぁ!」LP1→0

 

 

鞠莉「イェーイ!私の勝利ね!」

 

ーーー

 

予選第1回戦

 

Aqours vs トライデント

 

先鋒戦 勝者:Aqours 小原 鞠莉

 

 




今回は手札を表示してみました。
分かりやすかったでしょうか?

良ければ感想お願いします。


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火炎纏し錬金獣

前回ラブライブ予選のルール書いてないので、今書きます。

ラブライブ!予選トーナメント ルール


1.チームメンバーから3人まで選びファイトする。

2.先鋒戦、中堅戦、大将戦の内、先に2勝したチームが次に進める。

3.2人以下のチームが相手の場合は相手のメンバーの数に合わせる

4,ルールを守って楽しくファイト!


以上です。4つ目は基本ですね!


ラブライブ!バディファイト 予選トーナメント

 

Aqours vs トライデント

 

先鋒戦 勝者:小原 鞠莉

 

Aqours 1 pt

 

トライデント 0 pt

 

ーーー

 

Aqours側

 

 

鞠莉「ふ〜、楽しかった!」

 

花丸「次はまるが行くずら!」

 

ルビィ「頑張って、花丸ちゃん!」

 

花丸「うん!」

 

ーーー

 

トライデント 側

 

 

ナミ「いや〜、負けちゃったよ〜」

 

アサメ「……」

 

ミカワ「むむ…、ナミ先輩を負かすとは、やりますね〜、次このミカワが……!」

 

アサメ「次は私が行きます。ナミ先輩」

 

ミカワ「アサメちゃん?」

 

アサメ「私が行きます。」

 

ナミ「分かった、行ってきて!」

 

ーーー

 

予選 第3戦

 

Aqours vs トライデント

 

中堅戦

 

花丸 vs アサメ

 

 

花丸「無情なる勝利への等価交換!ルミナイズ!〈エレメント・アルケミスト〉!」

 

アサメ「……力の波動で相手の意思を砕く……ルミナイズ、〈オメガ・インパクト〉」

 

 

オープンTHEフラッグ

 

 

花丸「マジックワールド」

 

アサメ「デンジャーワールド……」

 

 

アサメ「私のターン、チャージ&ドロー(2→3)、レフトとセンターに〈アーマナイト・オーガ〉をコール」

◼️アサメ:手札6→4

 

 

アーマナイト・オーガ

サイズ1/攻5000/防3000/打撃2

 

 

アサメ「まずは小手調べ、センターのアーマナイトオーガでファイターに攻撃」

 

花丸「うぐっ」LP10→8

 

アサメ「ターンエンド……」

 

 

花丸「私のターン、ドロー、チャージ&ドロー(2→3)!〈紅の錬金石〉を【設置】、更に、〈蒼の錬金石〉を【設置】!」

◼️花丸:手札7→5

 

花丸「紅の錬金石をレストさせて能力発動ずら!デッキから2枚ドロー!蒼の錬金石もレストして能力発動、ゲージ+2(3→5)!ゲージ3払い(5→2)、ライトに〈錬金炎槍獣 フレイム・ランサード〉をコールずら!」

◼️花丸:手札5→7→6

 

 

錬金炎槍獣 フレイム・ランサード

サイズ3/攻7000/防4000/打撃2

◼️【コールコスト】ゲージ3払う。

◼️このカードが登場した時、君の場に【設置】されている〈錬金石〉のカードが2枚以上あるなら、君のデッキから2枚までをこのカードのソウルに入れる。

◼️"炎槍突"君のアタックフェイズ開始時、相手のサイズ2以下のモンスターを1枚破壊する。

【2回攻撃】【ソウルガード】

 

 

花丸「フレイムランサードの能力で場に〈錬金石〉2枚以上ある事で、デッキから2枚ソウルイン」

 

 

錬金炎槍獣 フレイム・ランサード ソウル2

 

 

花丸「バトル!アタックフェイズ開始時にセンターのアーマナイトオーガを破壊するずら!"炎槍突"」

 

 

アーマナイトオーガ 破壊!

 

 

花丸「フレイムランサードでファイターに攻撃!打撃2!」

 

アサメ「うっ……」LP10→8

 

花丸「フレイムランサードで2回攻撃ずら!」

 

アサメ「くっ……」LP8→6

 

花丸「ターンエンドずら!」

 

 

アサメ「私のターン、ドロー、チャージ&ドロー(3→4)!ライトに〈アーマナイト・イーグル〉をコール!」

◼️アサメ:手札5→4

 

 

アーマナイト・イーグル

サイズ0/攻4000/防1000/打撃1

 

 

アサメ「ゲージ4払い(4→0)、センターにバディコール(LP6→7)……、〈アーマナイト・デュエルズィーガー〉!」

◼️アサメ:手札4→3

 

 

アーマナイト・デュエルズィーガー

デンジャーW/エンシェントW

アーマナイト/ドラゴンロード

サイズ3/攻11000/防7000/打撃3

◼️【コールコスト】君の場のモンスター1枚以上を全て破壊して、ゲージ4払う。

◼️君のデッキの上から3枚をドロップゾーンに置いて、デッキの上から2枚をこのカードのソウルに入れる。この能力は1ターンに1回だけ使える。

◼️ソウルが無いこのカードが破壊された時、お互いにダメージ2!

【2回攻撃】【ソウルガード】

 

 

アーマナイトオーガ 破壊!

 

アーマナイトイーグル 破壊!

 

 

アサメ「アーマナイトデュエルズィーガーの能力!デッキから3枚を破棄、その後、デッキから2枚を自身にソウルイン!」

 

 

アーマナイト・デュエルズィーガー ソウル2

 

 

アサメ「バトル……、アーマナイトデュエルズィーガーでファイターに攻撃!打撃3!」

 

花丸「うぁぁ!」LP8→5

 

アサメ「アーマナイトデュエルズィーガーの2回攻撃!打撃3!」

 

花丸「キャスト!〈ソロモンの盾〉攻撃を無効ずら!」

◼️花丸:手札6→5

 

アサメ「ターンエンド」

 

 

花丸「まるのターン、ドロー、チャージ&ドロー(2→3)!」

◼️花丸:手札5→6

 

花丸「紅の錬金石の能力で、2枚ドローずら!さらに蒼の錬金石の能力で2チャージ(3→5)!ゲージ3払い(5→2)、フレイムランサードに重ねてコール!〈錬金炎刀獣 バクエントウガ〉 !」

◼️花丸:手札6→8→7

 

 

錬金炎刀獣 バクエントウガ

錬金獣/刀獣

サイズ3/ 攻10000/防5000/打撃2

◼️【コールコスト】君の場の〈錬金獣〉のモンスター1枚に重ねて、ゲージ3払う。

◼️"火炎突"君の場の〈錬金石〉のカード1枚を破壊する。破壊したら、相手のモンスター1枚を破壊して、相手にダメージ1!

◼️このカードの攻撃で相手のモンスターを破壊した時、このカードは【2回攻撃】を得る。

【貫通】【移動】【ソウルガード】

 

 

花丸「悪いけど、このターンでケリをつけるずら!バクエントウガの能力で場の〈紅の錬金石〉を破壊して、アーマナイトデュエルズィーガーを破壊するずら!」

 

アサメ「⁉︎」

 

 

アーマナイトデュエルズィーガー ソウルガード2→1

 

 

花丸「今の能力をもう一度使うずら!〈蒼の錬金石〉を破壊して、アーマナイトデュエルズィーガーを再破壊!」

 

 

アーマナイトデュエルズィーガー ソウルガード1→0

 

 

アサメ「くっ……」

 

花丸「バトル!錬金炎刀獣バクエントウガでアーマナイトデュエルズィーガーに攻撃ずら!」

 

 

バクエントウガ

攻10000

vs

アーマナイトデュエルズィーガー

防7000

 

アーマナイトデュエルズィーガー 完全撃破!

 

 

アーマナイトデュエルズィーガーを破壊した時の余波が2人を襲う!

 

 

アサメ「ソウルが無いアーマナイトデュエルズィーガーが破壊された時、互いにダメージ2を受ける……、ぐぅぅ……」LP6→4

 

花丸「うぁぁ!」LP5→3

 

花丸「けど、バクエントウガの【貫通】2!」

 

アサメ「くっぅぅ」LP4→2

 

花丸「バクエントウガは、攻撃で相手のモンスターを破壊した時、【2回攻撃】できるずら!」

 

アサメ「……馬鹿な……⁉︎」

 

花丸「このターンでケリをつけるって言ったずらよ!バクエントウガでファイターに攻撃!」

 

アサメ「うぁぁぁぁ!」LP2→0

 

 

花丸「まるの勝ちずらー!」

 

ーーー

 

ラブライブ!予選トーナメント

 

第1回戦 第3戦

 

Aqours vs トライデント

 

中堅戦勝者:花丸

 

Aqours:2pt

 

トライデント:0pt

 

 

仕界「決まったー!予選トーナメント第1回戦 第3戦!勝利チームはAqoursだーー!よってAqoursは第2回戦進出ーーー!」

 

ーーー

 

ルビィ/善子「やったー!」

 

ダイヤ「お見事です。鞠莉さん、花丸さん。」

 

果南「まずは初戦突破だね!」

 

千歌「よーし!この調子で2回戦も勝とう!」

 




2日くらい投稿遅れてすみません。
ここ最近、頭痛がして執筆が身に入らなかったのです。
自分はスマホでこの作品を書いて投稿しているのですが、スマホの光が少し苦しかったですね。

皆さんも頭痛に気をつけてください!


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嬉しい再開

ラブライブ!予選トーナメント

第1回戦 第3戦

 

Aqoursはトライデントを圧倒し、第2回戦に進出した。そして予選トーナメントは着実に進んでいく。

 

 

予選トーナメント 第1回戦 第4戦

 

チーム アクロス vs チーム 海清

 

勝利チーム:チーム 海清

 

 

この試合後、予選トーナメントは午前の部を終えた。

 

ーーー

 

予選トーナメント第2回戦進出が決定したAqoursは昼食をどうしようか悩んでいた。因みにお昼休憩は 1:30 までらしい。

 

 

千歌「お昼どうしようか?」

 

曜「まさか皆、お弁当を持って来てないとはね……」

 

ダイヤ「不覚ですわ……」

 

善子「それでどうするの?どっか食べに行く?」

 

果南「そうだね、皆、何が食べたい?」

 

8人「う〜ん…、なんでも?」

 

果南「何でも…って……」

 

鞠莉「とにかく、街に出ましょう」

 

ーーー

 

秋葉原

 

Aqoursは秋葉原の街にてお昼を食べるお店を探していた。探していたのだが……

 

 

ワイワイ

 

ガヤガヤ

 

 

千歌「なんか、人多くない?」

 

曜「それもそうでしょ、多分、ラブライブを見に来た人達じゃない?」

 

果南「参加者も幾らかいるみたいだしね?」

 

 

行列の中には、あるバッチを付けた人達もいる。ラブライブ!参加チームには、参加者を証明する為のバッチを付ける決まりになっている。勿論、Aqoursの全員もそのバッチを人目につく場所に付けている。

 

 

花丸「どこのお店も行列ずら……」

 

梨子「待ってるだけでお昼休みが終わりそうね……」

 

千歌「でも、私達の試合はもう終わったから第2回戦まで時間の余裕はあるんじゃない?」

 

善子「確かに、多少時間に遅れても問題ないかもね」

 

ダイヤ「ぶっぶーですわ!千歌さんにも一理ありますが、次の試合でどのチームと当たるか分かりませんし、なるべく多くのチームの試合を観る為にも、時間にはルーズでなくてはいけません。」

 

鞠莉「ダイヤったら、2年前と同じ事言ってる。」

 

果南「あはは、そうだね〜」

 

 

そんな事を話しながら歩いていると……

 

 

梨子「あ、このお店……」ピタッ

 

ルビィ「梨子ちゃん?どうしたの?」

 

梨子「ねぇ、皆、このお店に入らない?」

 

 

梨子が提案したのは、喫茶店だった。

 

 

曜「喫茶店?」

 

梨子「うん!この喫茶店は私の行き着けだったんだ!」

 

花丸「食事ができるならどこでもいいずら!」

 

千歌「じゃあ、ここにしよう!」

 

 

とある喫茶店

 

カランカラン

 

店員「いらっしゃいませ。何名様ですか?」

 

梨子「9名で、喫煙者は居ません。」

 

店員「では、こちらへどうぞ。」

 

 

Aqoursは禁煙席に通される。

 

 

果南「へー、なかなか落ち着いてるね」

 

ルビィ「綺麗なお店だね〜」

 

善子「他の食堂の賑やかさが嘘みたいね」

 

鞠莉「早くメニューを決めまましょう!」

 

花丸「お腹空いたずら」

 

 

お店の奥から店員の少女が出てくる……

 

 

店員「ご注文はお決まりですか?お客さ………ま………、! り、梨子⁉︎」

 

梨子「久しぶり、ナツキちゃん!驚いた?」

 

千歌「梨子ちゃんの知り合いなの?」

 

梨子「うん、音ノ木に通ってた頃のお友達なの」

 

ナツキ「ほんとに久しぶりだね〜!あ、梨子!ちょっと待っててね!」

 

 

そう言ってナツキはお店の奥に行って、直ぐに戻ってきた、もう一人を連れて

 

 

ナツキ「ねぇ、ほら来て!ヒカル、梨子だよ!」

 

ヒカル「梨子…!」

 

梨子「ヒカルちゃん、久しぶり!」

 

ヒカル「うん、久しぶりだね!」

 

梨子「あ、紹介するね!この子達、音ノ木に居た頃の私のお友達なの」

 

ナツキ「私は山吹ナツキです!」

 

ヒカル「私は天音ヒカル、その子達は?」

 

梨子「あ、皆は今の学校でできた私のお友達で……」

 

千歌「私は高海千歌!」

 

曜「私は渡辺 曜 」

 

ルビィ「く、黒澤ルビィ…です。」

 

花丸「オラ……じゃなくて、まるは国木田 花丸です。」

 

善子「ふっふっふっ…、私は堕天使ヨ……」

 

花丸「この子は津島善子ちゃんずら!」

 

善子「…………ヨハネよ………」

 

ダイヤ「私は黒澤ダイヤと申します。」

 

果南「松浦果南だよ」

 

鞠莉「私は小原鞠莉よ!」

 

梨子「皆、私のお友達で、大切な仲間なんだ。」

 

ナツキ/ヒカル「仲間?」

 

 

梨子は皆の事と今東京に出てきた理由を話した。

 

 

ナツキ「へ〜!スクールバディチームを組んでたんだー!」

 

ヒカル「しかも、今話題のAqoursだなんて、凄いね!しかも今、ラブライブ!に出てるんだー!」

 

梨子「うん!それよりも、私が今気になってるのは、どうしてヒカルちゃんが店員の格好してるのか、なんだけど……」

 

ナツキ「ヒカルは今、この喫茶店でバイトしてもらってるんだ!」

 

ヒカル「まぁ、お給料がいいし、おじさんもおばさんも優しいし、いいかなってね!」

 

梨子「そうなんだ。」

 

ナツキ「それより、注文は決まった?皆お腹空いてるでしょ」

 

梨子「あ、私はいつも食べてた山吹サンドイッチを、皆は?」

 

千歌「千歌はミートソースパスタ!あと、オレンジピューレのケーキ!」

 

曜「私も千歌ちゃんと同じで!」

 

果南「私もミートソースパスタを!」

 

花丸「まるはカルボナーラとサンドイッチを頼むずら!」

 

ルビィ「ルビィはカルボナーラだけで、善子ちゃんは?」

 

善子「ヨハネ!私もカルボナーラだけでいいわ」

 

ダイヤ「私は和風たらこパスタをください」

 

鞠莉「マリーも和風たらこパスタで!」

 

ナツキ「はい、ミートソースパスタ3つとオレンジピューレのケーキを1つ、カルボナーラを3つとサンドイッチを1つ、和風たらこパスタを2つと、梨子はいつもの山吹特性サンドイッチを1つですね?少々お待ちください!」

 

 

ナツキとヒカルは注文を受けて厨房に向かった。

 

 

梨子「変わってないなぁ〜、二人とも……ふふふ!」

 

千歌「良かったね、梨子ちゃん」

 

梨子「うん!」




今回は俊介さんの小説から、2人ゲスト出演させていただきました。


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ラブライブ!予選トーナメント 第1回戦 終了

ラブライブ!予選トーナメントで初勝利を納めたAqours!お昼休みで立ち寄った喫茶店はなんと、梨子の行き着けで音ノ木に居た頃の友達が2人働いていた。梨子は久しぶりの親友との再会に素直な喜びを感じた。

 

ーーー

 

山吹喫茶店

 

 

千歌「ふ〜、美味しかった〜!」

 

曜「うん!」

 

果南「凄く美味しかったね」

 

花丸「おかわりしたいずら!」

 

ルビィ「花丸ちゃん、食べ過ぎだよ……」

 

善子「このヨハネの舌を唸らせるとは……、まさに堕天使的美味!」

 

ダイヤ「大変、美味でございました。」

 

鞠莉「ウチのホテルに提供して欲しいくらいね!美味しかったわ!」

 

梨子「懐かしいな、この味……、やっぱり美味しい」

 

ナツキ「そう言って貰えると作った甲斐があるよ!」

 

ヒカル「作ったのはおじさんでしょ?」

 

ナツキ「そうだった…!」

 

梨子「うふふ…」

 

果南「そうだダイヤ、今何時?」

 

ダイヤ「え?あ……、1時20分ですわ!急がねば、次のチームの試合が始まってしまいます!」

 

7人「え〜!」

 

ダイヤ「皆さん、急いでください!」

 

鞠莉「ちょ、ダイヤ!お金払ってないわよ!」

 

果南「お会計お願い」

 

鞠莉「皆でワリカンでーす!」

 

 

千歌「梨子ちゃん」

 

梨子「何?千歌ちゃん?」

 

千歌「久しぶりにお友達に会ったんだから、しばらく居ていいんだよ?」

 

梨子「千歌ちゃん……」

 

千歌「お話したい事、沢山あるんじゃない?」

 

梨子「……うん、そうだね……、でも今は良いの、東京にいる間はいつでも会えるから。」

 

千歌「そっか…」

 

 

ダイヤ「千歌さん、梨子さん!何をしてますの⁉︎行きますわよ!」

 

千歌/梨子「はーい!」

 

梨子「またね、2人とも!」

 

ナツキ/ヒカル「うん、またのご来店を!」

 

 

Aqoursは急ぎ予選会場に向かった!

 

ーーー

 

音ノ木坂

 

予選トーナメント会場

 

第1回戦 第5戦

 

チーム エスカトロジー vs チーム 乱武

 

ーーー

 

乱武 側

 

 

ミヤコ「試合まで後5分、皆、気合い入れて行くよ!」

 

アツミ「先輩……あの人達、なんかヤバい雰囲気があるっす……」

 

イクエ「私も、嫌な感じがしますぅ…」

 

ミヤコ「ぅ………、2人とも何言ってんの!エスカトロジー なんてチーム聞いた事ある?あっちは無名でラブライブ!初出場、対する私達は、名前もちょっとは知られてるし、去年のラブライブ!では予選の決勝戦まで勝ち進んだのよ!あんな雰囲気だけの無名チームに私達が負ける訳無いでしょ!」

 

アツミ/イクエ(声、大きいっす……先輩……)

 

ーーー

 

エスカトロジー 側

 

 

ユノ「あんな事言ってるよー!」

 

レム「構うな、今のうちに言いたい事を言わせておけ。」

 

琴奈「………時間ね」

 

ーーー

 

それからしばらくして、Aqoursは予選会場に到着した。

 

 

ダイヤ「試合の方は⁉︎」

 

善子「間に合った?」

 

曜「勝敗は……!」

 

 

Aqours「⁉︎⁉︎」

 

 

Aqoursが会場に着いた時には、エスカトロジー vs 乱武 の試合は終わっていた。そして、乱武のメンバーは全員恐怖の表情を浮かべて崩れ落ち、エスカトロジー はその様子を余裕の笑みで見下していた……!

 

 

エスカトロジー 2pt

 

乱武 0pt

 

ーーー

 

梨子「エスカトロジー のコールド勝ち…?」

 

ダイヤ「相当な手練れですわね……」

 

ルビィ「どんなファイトだったんだろう……」

 

ーーー

 

琴奈「ちょっとは名の知られている前回の予選決勝進出チーム 乱武 がこの程度とは、前回のレベルの低度が知れますね。」

 

アツミ「何もそこまで言わなくても!」

 

ミヤコ「やめな!くっ……完敗よ……」

 

ーーー

 

それから第1回戦は続き……

 

第6戦

チーム 96 vs チーム アクロス

 

勝利:チーム アクロス

 

ーーー

 

第7戦

チーム キンブリー vs チーム 雷雲

 

勝利:チーム キンブリー

 

ーーー

 

第8戦

チーム シレーヌ vs チーム ライア

 

勝利:チーム シレーヌ

 

ーーー

 

仕界「第8戦の決着を持ちまして、第1回戦の全ての試合を終了し、今日の予定を全て終了となります。そして、第1回戦を勝ち抜いたチームは、このチームだー!」

 

 

第2回戦に進むチーム

 

チーム 北斗

 

チーム カリバー

 

チーム Aqours

 

チーム 海清

 

チーム エスカトロジー

 

チーム アクロス

 

チーム キンブリー

 

チーム シレーヌ

 

 

 

仕界「そして第2回戦は明日執り行います。参加チームの皆さん、今日はお疲れ様でしたーー!」

 

ーーー

 

ラブライブ!の参加チームには運営の方からホテルを用意されている。勿論、ラブライブの参加者だと証明するバッチを付けていれば、ホテルでの食事も外出も自由に出来る。

 

 

ホテル

 

 

ホテルマン「スクールバディチーム Aqours……、はい、ラブライブ!の記録にもありますね。ようこそ、お部屋のご用意ができるまで少々お待ちください。」

 

 

ダイヤ「では、お部屋の用意ができてから食事をして、各自の自由行動にしましょう。」

 

8人「は〜い!」

 

 

数分後……

 

 

ホテルマン「お部屋のご用意ができましたので、案内いたします。」

 

 

それからAqoursはホテルマンの説明を聞き、部屋割りを決めた。

 

 

201号室:千歌、曜、梨子

 

202号室:果南、ダイヤ、鞠莉

 

203号室:花丸、ルビィ、善子(ヨハネだってば!)

 

 

千歌「じゃあ皆!ご飯を食べに行こ!」

 

 

ホテル内レストラン

 

 

曜「わぁ〜!凄い豪華だ!」

 

梨子「どうやらバイキングもできるみたいね!」

 

花丸「まるはバイキングがいいずら!」

 

ダイヤ「皆さん、くれぐれも食べ過ぎないように!ですわよ!」

 

8人「は〜い!」

 

 

皆、食事を済ませて自由時間を謳歌していた。

 

 

201号室

 

千歌と曜と梨子は集まって話しをしていた。

 

 

梨子「明日は2回戦か〜」

 

曜「ラブライブに出られただけでも凄いのに、2回戦に進めるなんてね〜」

 

千歌「2人とも、ラブライブは始まったばかりだよ!2回戦に勝ってもまだ終わらないよ!」

 

曜「うん、今目指すのは、本戦に上がる事だよね!」

 

梨子「そうだね!」

 

千歌「よし!デッキの調整も兼ねて、ファイトしよう!」

 

曜「うん!私もデッキを見直したかったし」

 

梨子「私も相手するわ!」

 

 

明日はラブライブ!予選 第2回戦!



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ラブライブ!予選 第2回戦 果南 vs アオカワ

ラブライブ!予選トーナメント 第1回戦の試合が全て終わり、1日目の日程が終わった。ラブライブ!参加チームには運営からホテルが提供され、Aqoursはそのホテルでくつろいでいた。

 

ーーー

 

ラブライブ!予選トーナメント

2日目

 

ホテル前

 

 

千歌「今日はラブライブ!予選の2日目!皆、今日も頑張って勝とう!」

 

8人「うん(はい)!」

 

ダイヤ「にしても、随分と眠そうですわね?千歌さん、梨子さん、曜さん?」

 

曜「え、あ、ははは…」

 

梨子「昨日は少し、遅かったから……」

 

果南「何時頃に寝たの?」

 

千歌「1時30分頃……だったかな……?」

 

ダイヤ「1時30分頃ですって〜!何をしていたのですか?」

 

千歌「えっと……デッキの調整を兼ねて、ファイトしてました。」

 

ダイヤ「全くあなた方は…!」

 

鞠莉「まあまあ、ダイヤ落ち着いて?」

 

果南「デッキを見直すぐらい、良いんじゃない?」

 

ダイヤ「私は寝る時間の事を言っているのです!」

 

千歌/曜/梨子「すみませんでした。」

 

ダイヤ「気合い充分なのは良いですが、激しいファイトになるはずですので、長い時間、体を休めてくださいと言いたいのです。」

 

千歌「ありがとうございます。ダイヤさん、でも大丈夫です。今日も勝ちましょう!」

 

ダイヤ「はぁ……、まあ良いでしょう。会場に行きますか」

 

ーーー

 

ラブライブ!予選会場 音ノ木坂

 

 

仕界「さあ、やって参りました!〈ラブライブ!バディカップ 予選〉!2日目!今日は第2回戦を開始します!対戦カードはこれだ!」

 

 

司会の仕界の合図でファイトステージの画面に対戦表が表示される。

 

 

第2回戦 対戦表

 

1.チーム 北斗 vs チーム キンブリー

 

2.チーム シレーヌ vs チーム 海清

 

3.チーム Aqours vs チーム アクロス

 

4.チーム エスカトロジー vs チーム カリバー

 

ーーー

 

仕界「さあ早速予選2回戦を始めよう!」

 

第2回戦 第1戦

 

チーム 北斗 vs チーム キンブリー

 

勝利:チーム キンブリー

 

ーーー

 

第2回戦 第2戦

 

チーム シレーヌ vs チーム 海清

 

勝利:チーム シレーヌ

 

ーーー

 

第2回戦 第3戦

チーム Aqours vs チーム アクロス

 

ーーー

 

Aqours 側

 

 

果南「今日は先に私が行くよ!」

 

ダイヤ「頼みましたよ?果南さん」

 

鞠莉「楽しんで来てね!」

 

果南「うん!任せて」

 

ーーー

 

アクロス 側

 

 

アオカワ「僕が行って来るよ。」

 

コウタ「頼むぞ」

 

アサエ「負けんじゃないわよ!」

 

ーーー

 

Aqours vs アクロス

 

松浦 果南 vs アオカワ

 

 

果南「大海の覇者よ波起こし海を割れ!ルミナイズ!〈荒波の海王〉」

 

アオカワ「蒼き炎がこの身に力を与える!ルミナイズ!〈伝説の蒼炎剣〉」

 

 

オープンTHEフラッグ

 

 

果南「エンシェントワールド」

 

アオカワ「レジェンドワールド」

 

 

アオカワ「僕のターン、チャージ&ドロー(2→3)、ゲージ1とライフ1払い(3→2)(LP10→9)装備、〈蒼炎の剣 ブルトレイム〉」

◼️アオカワ:手札6→5

 

 

蒼炎の剣 ブルトレイム

英雄/炎

攻6000/打撃2

◼️【装備コスト】ゲージ1払い、ライフ1払う。

◼️君のライフ1払う、払ったら君のカード1枚の打撃力+1!この能力は1ターンに1枚だけ使える。

◼️【対抗】君の手札を1枚捨ててこのカードを場に残せる。

 

フレテキ「蒼い炎は怒りを切り裂き、熱意を打ち消す。」

 

 

アオカワ「ブルトレイムの能力でライフ1払う(LP9→8)、ブルトレイムの打撃力+1」

 

 

ブルトレイム

打撃2→3

 

 

アオカワ「バトル、ブルトレイムでファイターを攻撃!」

 

 

ブルトレイムは蒼い炎を纏い、思い切り横に振り切る事で蒼い炎を斬撃として果南に飛ばす!

 

 

果南「うぁっ」LP10→7

 

アオカワ「ターンエンド!」

 

 

果南「いいね、私もマジで行くよ!ドロー、チャージ&ドロー(2→3)!」

◼️果南:手札6→7

 

果南「キャスト〈海王の呼び笛〉デッキから10枚捨てて、その中の〈竜王番長〉を1枚手札に加える。私が手札に加えるのは、〈武神番長 デュエルイェーガー〉、ゲージ2払い(3→1)ドロップから2枚をソウルに入れてセンターにバディコール(LP7→8)!〈武神番長デュエルイェーガー〉」

◼️果南:手札7→6

 

 

武神番長 デュエルイェーガー

サイズ3/攻10000/防5000/打撃2/【ソウルガード】/ソウル2

 

 

果南「キャスト!〈海王竜起〉デッキから2枚ゲージに置き(1→3)、2枚ドロー!バトル、デュエルイェーガーでファイターに攻撃!」

◼️果南:手札6→5→7

 

 

海王竜起

魔法

◼️君の場にカード名に〈デュエルイェーガー〉を含むカードがあれば使える。

◼️君のデッキから2枚をゲージに置いて、カードを2枚引く。このカードは1ターンに1枚だけ使える。

 

 

アオカワ「うぐっ」LP8→6

 

果南「ターンエンド」

 

 

アオカワ「僕のターン、ドロー、チャージ&ドロー(2→3)!」

◼️アオカワ:6→7

 

アオカワ「ライトに〈蒼炎の拳 ブルトス〉をコール!レフトに〈蒼炎の魔人 ブレムス〉をコール!」

◼️アオカワ:手札7→5

 

 

蒼炎の拳 ブルトス

英雄/炎

サイズ1/攻4000/防3000/打撃1

◼️このカードが登場した時、君のデッキから1枚をゲージに置く。

◼️【対抗】君のライフ1払う。払ったら君のカード1枚の攻撃力+3000、防御力+3000する

【移動】

 

フレテキ「拳に宿るは蒼き炎」

 

 

蒼炎の魔人 ブレムス

魔人/炎

サイズ2/攻6000/防4000/打撃2

◼️このカードはセンターにしか攻撃できない。

◼️このカードが1枚で攻撃した時、君のライフ1払う、払ったら相手にダメージ1!

【貫通】

 

フレテキ「蒼い炎を纏いし魔人」

 

 

アオカワ「バトル!ブレムスでデュエルイェーガーに攻撃!」

 

 

ブレムス

攻6000

 

デュエルイェーガー

防5000

 

デュエルイェーガー ソウルガード2→1

 

 

アオカワ「蒼炎の拳 ブルトスでデュエルイェーガーに攻撃!」

 

果南「4000じゃデュエルイェーガーを倒せないよ!」

 

アオカワ「ブルトスの能力!ライフ1払い(LP6→5)、攻撃力+3000!」

 

果南「⁉︎」

 

 

ブルトス

攻4000→7000

 

デュエルイェーガー

防5000

 

デュエルイェーガー ソウルガード1→0

 

 

アオカワ「蒼炎の剣ブルトレイムでデュエルイェーガーに攻撃!」

 

 

ブルトレイム

攻6000

 

デュエルイェーガー

防5000

 

 

果南「デュエルイェーガーの能力で手札の〈竜王番長〉1枚捨て、防御力+10000!」

◼️果南:手札7→6

 

 

デュエルイェーガー

防5000→15000

 

 

アオカワ「くっ、ターンエンド」

 

 

果南「行くよ、私のターン!」



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覇海の武神番長 vs 蒼炎剣騎

今回は手札とゲージの表示を……

◼️果南:手札6→7/ゲージ2→3

◼️果南:ゲージ2→3/手札6→7

このように表示します。次回から元に戻るか、表示がまた変わるかもしれません。


ラブライブ!予選トーナメント 第2回戦

 

Aqours vs アクロス

 

果南 vs アオカワ

 

ーーー

 

果南 LP8/ゲージ3/手札6

 

レフト:無し

ライト:無し

センター:武神番長 デュエルイェーガー

 

ーーー

 

アオカワ LP5/ゲージ3/手札5

 

レフト:蒼炎の拳 ブルトス

ライト:蒼炎の魔人 ブレムス

センター:無し

アイテム:蒼炎の剣 ブルトレイム

 

ーーー

 

果南「私のターン、ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️果南:手札6→7/ゲージ3→4

 

果南「ゲージ3払いデュエルイェーガーを進化!〈覇海の武神番長 デュエルイェーガー"オーシャン・ロード"〉」

◼️果南:手札6→5/ゲージ4→1

 

 

覇海の武神番長 デュエルイェーガー"オーシャン・ロード"

竜王番長

サイズ3/攻12000/防6000/打撃2→3

◼️【コールコスト】君の場のカード名に〈デュエルイェーガー〉を含むカードに重ねて、ゲージ3払う。

◼️このカードが登場した時、君の手札とドロップゾーンにある〈竜王番長〉を2枚ずつこのカードのソウルに入れる。

◼️このカードのソウルが3枚以上なら、このカードの打撃力+1!

◼️このカードのソウルが減った時、相手にダメージ1!さらに、このカードのソウルが無くなった時、相手にダメージ2!

【貫通】【ソウルガード】【ライフリンク3】

 

FT「海の番長たる者、海王並の知恵を得るが如し」

 

 

果南「登場時能力でドロップゾーンと手札の〈竜王番長〉を2枚ずつソウルイン!」

◼️果南:手札5→3

 

 

デュエルイェーガー"オーシャン・ロード"

ソウル1→5

 

 

アオカワ「ソウル……5枚⁉︎」

 

果南「バトル!デュエルイェーガーオーシャンロードでファイターに攻撃!ソウル2枚以上なら打撃3!」

 

アオカワ「ぐぁぁ!」LP5→2

 

果南「ターンエンド!」

◼️果南:手札3/ゲージ1

 

 

アオカワ「僕のターン、ドロー!チャージ&ドロー!」

◼️アオカワ:手札5→6/ゲージ3→4

 

アオカワ「来たぞ僕のバディ!ゲージ2払い、場のモンスター1枚を破壊してライトにバディコール(LP2→3)!〈蒼炎剣騎 ブルートライスト〉」

◼️アオカワ:手札6→5/ゲージ4→2

 

 

蒼炎剣騎 ブルートライスト

英雄/炎

サイズ3/攻8000/防5000/打撃2

◼️【コールコスト】君の場のモンスター1枚を破壊して、ゲージ2払う。

◼️君がカード名に〈蒼炎〉を含むアイテムを装備していれば、このカードは【貫通】を得る。

◼️カード名に〈蒼炎〉を含むカードの能力で君のライフが減った時、このカードの打撃力+1!

【2回攻撃】【移動】

 

FT「燃やせ、蒼き闘志を……!」

 

蒼炎の魔人ブレムス 破壊!

蒼炎の拳ブルトス生滅

 

 

アオカワ「蒼炎の剣ブルトレイムの能力でライフ1払う(LP3→2)、蒼炎剣騎ブルートライストの打撃力+1!」

 

 

ブルートライスト

打撃2→3

 

 

アオカワ「ブルートライストの能力で僕の〈蒼炎〉カードの能力でライフが減った時、ブルートライストの打撃力をさらに+1!」

 

 

ブルートライスト

打撃3→4

 

 

アオカワ「さらにキャスト〈蒼炎の誓い〉」

◼️アオカワ:手札5→4

 

 

蒼炎の誓い

魔法/回復

◼️君のライフ+3する。さらにカード名に〈蒼炎〉を含むカードがあれば、君のデッキからカードを1枚ゲージに置く。

 

 

アオカワ「僕のライフを+3(LP2→5)!さらにゲージ+1!」

◼️アオカワ:ゲージ2→3

 

アオカワ「バトルだ!ブルートライストでデュエルイェーガーに攻撃!」

 

 

ブルートライスト

攻8000

デュエルイェーガーオーシャンロード

防6000

 

デュエルイェーガーオーシャンロード ソウルガード5→4

 

 

アオカワ「ブルートライストは〈蒼炎〉のアイテムを装備していれば【貫通】を得る!よって打撃4の貫通!」

 

果南「え⁉︎うぁぁ!」LP8→4

 

果南「デュエルイェーガーオーシャンロードの能力!ソウルが減った時、相手にダメージ1!」

 

アオカワ「ぐっ……」LP5→4

 

アオカワ「ブルートライストの2回攻撃!打撃4の貫通だ!」

 

果南「キャスト!〈竜実剛健〉デュエルイェーガーをこのターン中に場に残して、ライフ+1(LP4→5)!」

◼️果南:手札3→2

 

 

デュエルイェーガーオーシャンロード ソウルガード4→3

 

ーーー

 

ルビィ「??果南さん、どうして魔法カードの能力で場に残せるのにソウルガードを使ったんだろ?」

 

ダイヤ「ソウルガードは発動するかしないかを任意で決めて発動する効果、多分果南さんはデュエルイェーガーの能力を優先したのでしょう。」

 

鞠莉「デュエルイェーガーオーシャンロードの能力はソウルが減った時、相手にダメージを与える能力、〈竜実剛健〉はライフを回復して、今のターンを生き延びる為に使ったのね?」

 

ダイヤ「はい!」

 

ーーー

 

アオカワ「打撃4の貫通!」

 

果南「うわぁぁ!」LP5→1

 

果南「デュエルイェーガーのソウルが減った時、ダメージ1!」

 

アオカワ「がぁ!」LP4→3

 

アオカワ(デュエルイェーガーオーシャンロードはソウルが3枚以上なら打撃力は3のまま、ブルトレイムの攻撃力ならソウルを1枚剥がす事は出来るが、そうすれば僕はダメージを受けてライフは2……、ブルートライストをセンターに移動させても、デュエルイェーガーには貫通がある。どちらにせよ、僕に勝機はない…)

 

 

アオカワは手札を見つめる……

 

 

 

アオカワ(いや、まだだ!僕には〈エリネドの指輪〉がある!このカードは相手の攻撃を無効化して、さらに手札を1枚捨てれば1ドローとライフを1回復できる。これで僕のライフは2→3に戻り、デュエルイェーガーから攻撃を受けてもライフ1で残る。さらにデュエルイェーガーに【2回攻撃】はないから、次の僕のターンが確実に回ってくる!)

 

アオカワ「蒼炎の剣ブルトレイムで、デュエルイェーガーオーシャンロードに攻撃!」

 

 

ブルトレイム

攻6000

デュエルイェーガーオーシャンロード

防6000

 

デュエルイェーガーオーシャンロード ソウルガード3→2

打撃3→2

 

 

果南「デュエルイェーガーのソウルが減った時ダメージ1!」

 

アオカワ「うぐっ…」LP3→2

 

アオカワ「ターンエンド!」

 

 

果南「私のターン、ドロー!チャージ&ドロー!」

◼️果南:手札2→3/ゲージ1→2

 

果南「バトル!」

 

アオカワ「ブルートライストの【移動】はしない!」

 

果南「それじゃぁ!デュエルイェーガーオーシャンロードでファイターに攻撃!打撃2!」

 

アオカワ「キャスト!〈エリネドの指輪〉!」

 

果南「⁉︎」

 

ーーー

 

ダイヤ「あの魔法は⁉︎」

 

鞠莉「エリネドの指輪、まずいわ⁉︎」

 

ーーー

 

アオカワ「エリネドの指輪の能力で攻撃を無効化!さらに手札を1枚破棄して1枚ドロー!ライフ+1(LP2→3)!」

◼️アオカワ:手札4→5

 

果南「やるね…、けど〈豪海伝説〉!デュエルイェーガーオーシャンロードのソウルを1枚取り除く!」

◼️果南:手札3→2

 

 

デュエルイェーガーオーシャンロード ソウル2→1

 

 

アオカワ「⁉︎」

 

果南「デュエルイェーガーオーシャンロードの能力でソウルが減った時、ダメージ1!」

 

アオカワ「うぁっ!」LP3→2

 

果南「もう一枚!キャスト!〈海番魂〉!デュエルイェーガーをスタンド!」

◼️果南:手札2→1

 

アオカワ「な、何⁉︎」

 

果南「楽しかったよ!デュエルイェーガー"オーシャンロード"で攻撃!打撃2!」

 

アオカワ「僕の完敗か……、うぁぁぁぁ!」LP2→0

 

 

果南「勝ったよ!皆!」

 

 

ラブライブ!予選トーナメント 第2回戦

 

第3戦

 

Aqours vs アクロス

先鋒戦

 

勝者 果南

 

Aqours 1pt

 

アクロス 0pt

 

 




今回はバッツ編のカードを使ってみました。

今回のファイトが面白いと思ったら感想を……


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堕天使 vs 戦盾綱壁機

ラブライブ!予選トーナメント 第2回戦 第3戦

 

Aqours:1pt

 

アクロス:0pt

 

ーーー

 

Aqours 側

 

 

果南「なんとか勝ったよ」

 

ダイヤ「お疲れ様です。果南さん」

 

善子「次、私が行くわ!」

 

花丸「頼んだずら、善子ちゃん!」

 

ルビィ「頑張ってね!」

 

善子「ヨハネよ!まぁサクッと勝って来るわ」

 

ーーー

 

アオカワ「ごめん、負けたよ」

 

コウタ「構わない、後は俺に任せろ」

 

アサエ「コウタの次は私が勝つわ!」

 

コウタ「行って来る。」

 

ーーー

 

Aqours vs アクロス

中堅戦

善子 vs コウタ

 

 

善子「堕天の光が世界の闇を包み込む……ルミナイズ!〈ファーレン・エンジェル:天魔〉」

 

コウタ「俺が求めるのは鋼の意思!ルミナイズ!〈フルメタル・ガーディアン〉」

 

 

オープンTHEフラッグ

 

 

ヨハネ(善子)「デンジャーワールド」

 

コウタ「ヒーローワールド」

 

 

コウタ「俺のターン、チャージ&ドロー!」

◼️コウタ:手札6/ゲージ2→3

 

コウタ「まずは基本…、キャスト〈ハイパーエナジー〉ゲージ+4!ゲージ4払いバディ搭乗(LP10→11)!〈戦盾綱壁機 ガーディアン・ヴァイン〉」

◼️コウタ:手札6→4/ゲージ3→7→3

 

 

戦盾綱壁機 ガーディアン・ヴァイン

ブレイブマシーン

サイズ3/攻0/防10000/打撃0

◼️このカードはコール出来ない

◼️君はこのカード以外のモンスターをコールできず、アイテムを装備できない。

◼️相手は可能なら必ず攻撃する。

◼️"リフレクト・シールド"君が受ける全てのダメージを1減らす。

◼️相手のターン中、攻撃している相手のカードの数だけ相手にダメージ1!

【搭乗】(ゲージ4払う。)

 

 

善子「防御力10000⁉︎」

 

コウタ「このカードの打撃力は0だ。ターンエンド」

 

善子「ナメてんの?私のターン、ドロー!チャージ&ドロー!」

◼️善子:手札6→7/ゲージ2→3

 

善子「ゲージ2払い装備!〈堕天の翼"ファーレンフェザー"〉」

◼️善子:手札7→6/ゲージ3→1

 

 

堕天の翼"ファーレンフェザー"

堕天使/タイラント

攻5000/打撃2

◼️【装備コスト】ゲージ2払う。

◼️君の場の〈堕天使〉が能力で破壊された時、このカードの打撃力を+1!

◼️【対抗】君の場の〈堕天使〉のモンスター1枚を破壊して、君のライフを+2して、相手にダメージ1!

 

 

善子「ゲージ1でライトに〈堕天使 アリゼル〉をコール、レフトに〈堕天使 イサゼル〉をコール!」

◼️善子:手札6→4/ゲージ1→0

 

 

堕天使 アリゼル

サイズ2/攻4000/防4000/打撃2/【2回攻撃】

 

 

堕天使 イサゼル

サイズ1/攻4000/防6000/打撃2/【移動】

 

 

善子「アリゼルの登場時、ライフ+1(LP10→11)!行くわよ、バトル!アリゼルとイサゼルと堕天の翼で3枚連携!」

 

 

アリゼル+イサゼル+堕天の翼

連携攻撃力13000

ガーディアン・ヴァイン

防10000

 

 

コウタ「ガーディアンヴァインの能力!攻撃している相手のカードの数だけ相手にダメージ1、攻撃しているカードは3枚、よってダメージ3だ。」

 

善子「うぁ!」LP 11→8

 

善子「それでも、連携打撃6よ!」

 

コウタ「ぐぉぉ!」LP 11→6

 

善子「! 何で5しか受けてないのよ!」

 

コウタ「ガーディアンヴァインの能力で受けるダメージを全て1減らすのだ。」

 

善子(イサゼルは連携すればスタンドできるし、アリゼルには2回攻撃があるけど、2枚だけじゃ攻撃力が足りない……仕方ないけどターンエンドするしか……)

 

コウタ「ガーディアンヴァインの能力、相手は可能なら必ず攻撃せねばならない。」

 

善子「はぁ⁉︎」

 

コウタ「どうした?攻撃せねばターンを終われないぞ?」

 

善子「くっ……、アリゼルとイサゼルで連携攻撃……」

 

 

アリゼル+イサゼル

連携攻撃力 8000

ガーディアンヴァイン

防10000

 

 

コウタ「2枚で攻撃した事でダメージ2だ。」

 

善子「うっ…!」LP8→6

 

 

コウタ「俺のターン、ドロー!チャージ&ドロー!」

◼️コウタ:手札5→6/ゲージ3→4

 

コウタ「俺はガーディアンヴァインの能力でモンスターをコールできず、アイテムを装備できない。打撃力も0。ターンエンドだ。」

 

 

善子「ヨハネのターン!ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️善子:手札4→5/ゲージ0→1

 

善子「ごめんなさいイサゼル……あなたの力を私の命に!堕天の翼の能力で、堕天使イサゼルを破壊!私のライフ+2!さらにイサゼルが能力で破壊された事で更にライフ+2!(LP6→10)」

 

コウタ「ほう……、」

 

善子「レフトに〈堕天使 キマリス〉をコール!」

◼️善子:手札5→4

 

 

堕天使 キマリス

堕天使/タイラント

サイズ2/攻5000/防2000/打撃2

◼️このカードが他の〈堕天使〉と連携攻撃した時、相手にダメージ1!

◼️このカードが能力で破壊された時、このカードを場に残して、スタンドする。

【貫通】

 

 

善子「バトル!アリゼルとキマリスと堕天の翼で連携攻撃!」

 

 

アリゼル+キマリス+堕天の翼

連携攻撃力14000

ガーディアンヴァイン

防10000

 

 

コウタ「ガーディアンヴァインの能力で攻撃している3枚分のダメージだ。」

 

善子「うぁぁ!」LP10→7

 

善子「連携打撃力6よ!」

 

コウタ「ガーディアンヴァインの能力でダメージを1減らす。うがぁぁ!」LP6→1

 

善子「これで終わったと思わないでよ!ファイナルフェイズ‼︎」

 

コウタ「何!」

 

善子「ライフを5払い(LP7→2)、場の〈堕天使〉1枚をドロップして必殺コール!〈堕天使ヨハネ"堕天のアラシ"〉」

◼️善子:手札4→3

 

 

堕天使ヨハネ"堕天のアラシ"

堕天使/タイラント

サイズ3/攻11000/防5000/打撃3

◼️【コールコスト】君の場の〈堕天使〉のカード1枚をドロップゾーンに置いて、君のライフを好きなだけ払う。

◼️このカードの【コールコスト】で払ったライフが3以上なら、このカードは【貫通】を得て、5以上なら相手のカード2枚までの能力を無効化する。

◼️このカードが破壊された時、君のライフを+3!

【2回攻撃】【移動】

 

 

善子「行くわよ!必殺モンスターの能力!ライフ5以上を払ってコールした場合、相手のカード2枚までの能力を無効化する!勿論、ガーディアンヴァインの能力を無効化するわ!」

 

コウタ「な、何⁉︎」

 

善子「これで私はダメージを受けないし、ダメージも減らない、覚悟しなさい!必殺モンスターで攻撃!」

 

 

必殺モンスター

攻11000

ガーディアンヴァイン

防10000

 

 

善子「打撃3!"堕天のアラシ"」

 

コウタ「ぐぉぉ!」LP1→0.

 

ーーー

 

ラブライブ!予選トーナメント

第2回戦 第2戦

 

Aqours:2pt

 

アクロス:0pt

 

 



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ラブライブ!予選トーナメント 第3回戦 開始!

ラブライブ!予選トーナメント 第2回戦 Aqours vs アクロス、ファイトしたのは果南と善子(ヨハネ)だった。2人共ギリギリのファイトだったがなんとか誰1人敗北せずに第2回戦を突破した。

 

ーーー

 

選手用観覧席

 

 

ラム「さすがAqours…か……」

 

ユノ「凄ーい!ここまで誰も負けてないよ〜!」

 

琴奈「そうでなくてはね、Aqours……」

 

ーーー

 

花丸「やったずら〜!果南ちゃん、善子ちゃん!」

 

善子「ヨハネよ!まぁ私達にかかれば当然よ」

 

果南「結構ギリギリだったけどね」

 

ダイヤ「いいえ、お見事でしたよ。2人共!」

 

 

ワァァァァ!!

 

ワァァァァ!!

 

 

千歌「うん?」

 

 

仕界「決まった〜!ラブライブ!予選トーナメント 第2回戦の最後の勝利チームは〜!チーム エスカトロジー だ〜!」

 

 

 

チーム エスカトロジー 2pt

 

チーム カリバー 0pt

 

 

 

千歌「エスカトロジー ……!」

 

梨子「試合時間がよっちゃんと被ったから見れてないけど……」

 

曜「圧倒的みたいだね……」

 

鞠莉「戦線布告するだけの力はあるって事ね!」

 

 

 

それから、予選トーナメントは昼休みを挟んでから第3回戦が始まった。

 

 

 

仕界「さあ!残すチームは後4組!大詰めの第3回戦の対戦カードはこれだ!」

 

 

予選トーナメント 第3回戦 対戦表

 

1.チーム Aqours vs チーム シレーヌ

 

2.チーム エスカトロジー vs キンブリー

 

ーーー

 

善子「エスカトロジー とは当たらなかったわね……」

 

ルビィ「うん……」

 

果南「でも今は、次の相手に集中しよう!」

 

ダイヤ「次の相手はチーム シレーヌ ですか。どんなファイトをするか分かりませんが、油断せずに臨みましょう!」

 

ーーー

 

仕界「では早速、第3回戦を始めましょう!第1戦は、今回注目のダークホース!チーム Aqours vs チーム シレーヌ!」

 

ーーー

 

Aqours 側

 

 

ダイヤ「では、今回の先鋒戦は私が行きましょう。」

 

千歌「頑張ってください!ダイヤさん!」

 

ルビィ「お姉ちゃん、頑張ってね!」

 

果南「しっかりね!」

 

ダイヤ「ええ、分かってますわ。行って来ます。」

 

ーーー

 

シレーヌ 側

 

 

野崎 恋歌「先に私が行くね!」

 

タカネ「うん、行っておいで」

 

ミチコ「がんば〜!」

 

ーーー

 

第3回戦 第3戦

 

先鋒戦

 

Aqours vs シレーヌ

 

黒澤ダイヤ vs 野崎 恋歌

 

 

ダイヤ「黒と白、今交わりて烈となす!ルミナイズ!〈鬼神の夜叉〉」

 

恋歌「響け!天を駆ける幾千の恋の歌よ!ルミナイズ!〈恋の魔法 ~ All・for・Love ~〉」

 

 

オープンTHEフラッグ

 

 

ダイヤ「カタナワールド」

 

恋歌「マジックワールド」

 

 

ダイヤ「私から、チャージ&ドロー!」

◼️ダイヤ:手札6/ゲージ2→3

 

ダイヤ「ライトに〈月影"もうど風太刀"〉レフトに〈白夜"もうど雷槍"〉をコール!」

◼️ダイヤ:手札6→4

 

 

月影"もうど風ノ太刀"

忍者/風

サイズ1/攻5000/防2000/打撃2

◼️【対抗】このカードが場を離れる時、ゲージ1払い、手札1枚捨てる。このカードを場に残して相手にダメージ1!

◼️このカードがソウルにあるカード名に〈剛刃丸〉を含むカードは【ソウルガード】を使わずに場に残せる。さらに相手にダメージ1!この能力は1ターンに1回だけ使える。

 

 

白夜"もうど雷ノ槍"

忍者/雷

サイズ1/攻5000/防2000/打撃1

◼️【起動】このカードのバトル終了時、ライフ1払う。払ったら相手にダメージ1!

◼️このカードがソウルにあるカード名に〈剛刃丸〉を含むカードのバトル終了時、ライフ1払ってスタンドできる。この能力は1ターンに1回だけ使える。

 

 

ダイヤ「バトルです!月影もうど風太刀でファイターに攻撃!」

 

恋歌「きゃ!」LP10→8

 

ダイヤ「ターンエンドです。」

 

 

恋歌「私のターン、ドロー!チャージ&ドロー!」

◼️恋歌:手札6→7/ゲージ2→3

 

恋歌「レフトにバディコール(LP8→9)!〈恋歌の陽光 ソール〉ライトに〈恋歌の月光 ルーナ〉をコール!」

◼️恋歌:手札7→5

 

 

恋歌の陽光 ソール

マジックワールド/ヒーローワールド

魔術師/ヒロイン

サイズ1/攻4000/防5000/打撃2

◼️"恋の白魔法"相手のアタックフェイズ開始時、相手のモンスター1枚の攻撃力をー3000して、君のライフ+1!

◼️相手のモンスターが能力でスタンドした時、相手にダメージ1!

 

FT「行こう!あなたの恋を叶える為に!」

 

 

恋歌の月光 ルーナ

マジックワールド/ヒーローワールド

魔術師/ヒロイン

サイズ1/攻4000/防5000/打撃2

◼️"恋の黒魔法"君のアタックフェイズ開始時、君の〈魔術師〉と〈ヒロイン〉のモンスター全ての攻撃力+3000して、君のライフ+1!

◼️相手のモンスターがレストした時、君のライフ+1!

 

FT「伝えよう?あなたの思いを!」

 

 

恋歌「バトルよ!恋歌の月光ルーナの能力で私のモンスター全ての攻撃力を+3000して、ライフ+1(LP9→10)!」

 

 

恋歌の陽光ソール

攻4000→7000

 

恋歌の月光ルーナ

攻4000→7000

 

 

ダイヤ「パワーアップとライフ回復ですか、減らしたライフが元どおりですね……」

 

恋歌「行けー!ソールでファイターに攻撃!」

 

ダイヤ「くっ…」LP10→8

 

恋歌「ルーナもファイターに攻撃!」

 

ダイヤ「うっ…」LP8→6

 

恋歌「ターンエンド!」

 

 

ダイヤ「私のターン、ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️ダイヤ:手札4→5/ゲージ3→4

 

ダイヤ「来ましたわね……ゲージ2払い、月影と白夜をソウルにして、鬼神合体!〈鬼神 剛刃丸"もうど武零怒(ブレイド)"〉」

◼️ダイヤ:手札5→4/ゲージ4→2

 

 

鬼神 剛刃丸"もうど武零怒(ブレイド)

忍者

サイズ2/攻8000/防7000/打撃2

◼️【コールコスト】君の場のカード名に〈月影〉を含むカードと〈白夜〉を含むカード1枚ずつをソウルに入れて、ゲージ2払う。

◼️【対抗】【起動】"迅雷斬"相手のモンスター1枚を選んで君のライフ1払う。払ったら選んだモンスターを破壊する。この能力は1ターンに1回だけ使える。

【2回攻撃】【移動】【ソウルガード】

 

 

ダイヤ「行きます!バトル!」

 



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恋歌……、伝えたかった思い

ラブライブ!予選トーナメント 第3回戦 第1戦

 

Aqours vs シレーヌ 先鋒戦

 

ダイヤ vs 恋歌

 

ーーー

 

ダイヤ LP6/手札4/ゲージ2

 

ライト:無し

レフト:無し

センター:鬼神 剛刃丸"もうど武零怒"

 

ーーー

 

恋歌 LP10/手札5/ゲージ3

 

ライト:恋歌の陽光 ソール

レフト:恋歌の月光 ルーナ

センター:無し

 

ーーー

 

鬼神 剛刃丸"もうど武零怒(ブレイド)

忍者

サイズ2/攻8000/防7000/打撃2

◼️【コールコスト】君の場のカード名に〈月影〉を含むカードと〈白夜〉を含むカード1枚ずつをソウルに入れて、ゲージ2払う。

◼️【対抗】【起動】"迅雷斬"相手のモンスター1枚を選んで君のライフ1払う。払ったら選んだモンスターを破壊する。この能力は1ターンに1回だけ使える。

【2回攻撃】【移動】【ソウルガード】

 

 

ダイヤ「行きます!バトル!まずは剛刃丸の能力!ライフ1払い(LP6→5)、恋歌の月光ルーナを選択、そのモンスターを破壊します!"迅雷斬"!」

 

 

恋歌の月光 ルーナ 破壊!

 

 

恋歌「ルーナちゃん!」

 

ダイヤ「ラブライブに勝つには、非情でなければなりません。剛刃丸でファイターに攻撃ですわ!」

 

恋歌「きゃぁ!」LP10→8

 

ダイヤ「2回攻撃でスタンド!」

 

恋歌「相手のモンスターが能力でスタンドした時、恋歌の陽光ソールの能力発動!相手にダメージ1!」

 

ダイヤ「な、うぁぁ!」LP5→4

 

ーーー

 

果南「スタンドする事でダメージ⁉︎」

 

花丸「厄介ずら……」

 

ルビィ「お姉ちゃん……」

 

ーーー

 

ダイヤ「くっ、剛刃丸でファイターに攻撃です!」

 

恋歌「きゃぁぁ!」LP8→6

 

恋歌「このタイミングでキャスト!〈恋の魔法~Love・Stand~〉」

◼️恋歌:手札5→4

 

 

恋の魔法~Love・Stand~

マジックワールド/ヒーローワールド

魔法

◼️君か相手のモンスター1枚を選んでスタンドする。この能力でスタンドしたカードの持ち主にダメージ1!

 

 

恋歌「このカードで相手の剛刃丸をスタンド!」

 

ダイヤ「何ですって⁉︎」

 

 

剛刃丸 スタンド

 

 

恋歌「そして、剛刃丸の持ち主、あなたにダメージ1!」

 

ダイヤ「ぐぅ!」LP4→3

 

恋歌「さらにソールの能力で相手のモンスターが能力でスタンドした時、ダメージ1!」

 

ダイヤ「うぁ!」LP3→2

 

恋歌(私の手札には今使った〈恋の魔法~Love・stand~〉がある……、あの人が攻撃した時にまたこのカードを使えば、ソールとのコンボで……勝てる!)

 

ダイヤ「………」

 

恋歌「?……どうしたんですか?」

 

ダイヤ「キャスト!〈明鏡止水〉ゲージ+3!」

◼️ダイヤ:手札4→3/ゲージ2→5

 

ダイヤ「ファイナルフェイズ‼︎ゲージ3払い剛刃丸に重ねて必殺コール!〈剛刃丸"鬼神刀義 武零躯・進羅ッ朱(ブレイク・スラッシュ)"‼︎〉」

◼️ダイヤ:手札3→2/ゲージ5→2

 

恋歌「⁉︎」

 

 

剛刃丸"鬼神刀技 武零躯・進羅ッ朱(ブレイク・スラッシュ)‼︎"

忍者

サイズ3/攻8000/防6000/打撃2

◼️【コールコスト】君の場のカード名に〈月影〉と〈白夜〉を含むカードか、カード名に〈剛刃丸〉を含むカードか、その両方をソウルに入れて、ゲージ3払う。

◼️このカードの攻撃中、相手が魔法か、カードの能力を使用した時、このカードをスタンドして、打撃力+1して、相手にダメージ1!

◼️相手の能力で君が受ける全てのダメージを1減らす。

【2回攻撃】【貫通】【ソウルガード】

 

 

ーーー

 

果南「上手い!」

 

鞠莉「必殺コールなら、能力によるスタンドじゃないわ!」

 

曜「だからソールのダメージは受けない!」

 

ーーー

 

ダイヤ「行きます!必殺モンスターでファイターに攻撃!打撃2!」

 

恋歌「きゃぁ!」LP6→4

 

ダイヤ「2回攻撃でスタンド!」

 

恋歌「相手のモンスターが能力でスタンドした時、ダメージ1!」

 

ダイヤ「悪いですが、必殺モンスターの能力でダメージを1減らします!よって受けるダメージは0です。必殺モンスターで再攻撃!」

 

恋歌「キャスト!〈ソロモンの盾〉攻撃を無効化します!」

◼️恋歌:手札4→3

 

ダイヤ「魔法を使いましたね?」

 

恋歌「?」

 

ダイヤ「必殺モンスターの能力!相手が魔法を使った時、必殺モンスターをスタンドして打撃力+1!」

 

 

必殺モンスター

打撃2→3

 

 

ダイヤ「さらに相手にダメージ1!」

 

恋歌「う!」LP4→3

 

ダイヤ「これで最後です!必殺モンスターで攻撃!"武零躯・進羅ッ朱‼︎"」

 

恋歌「……大輝くん……」

 

ーーー

 

回想

 

恋歌「大輝くん、私達、幼馴染みなんだよね?」

 

大輝「ん?ああ、そうだな……どうした?」

 

恋歌「ねぇ、幼馴染みより先に行ってみない?」

 

大輝「え?」

 

恋歌「私ね、ラブライブ!って言う大きな大会に出るんだ。もし、私がラブライブ!で優勝したら、私の思いを全部伝えるからね!待っててね、大輝くん……///」

 

ーーー

 

恋歌「ごめんね、大輝くん……私、負けちゃった……」LP3→0

 

ダイヤ「……!」

 

ーーー

 

予選トーナメント

第3回戦 第1戦目

先鋒戦

 

勝者:ダイヤ

 

 

Aqours 1pt

 

シレーヌ 0pt



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喜跡の大輪の花

予選トーナメント 第3回戦

 

Aqours 1pt

 

シレーヌ 0pt

 

ーーー

 

Aqours 側

 

 

ルビィ/鞠莉「さすがお姉ちゃん(ダイヤね)!」

 

果南「ナイスファイトだったよ、ダイヤ!」

 

ダイヤ「………はい。」

 

善子「どうしたのよ?浮かないわね」

 

ダイヤ「いえ、最後の攻撃をした時、あの方が一瞬見せた少し悲しそうな笑顔が印象的だったので……、でも改めて再認識しました。私達は、戦って夢破れた皆の為にも、ラブライブ!の本戦に出場する必要があると。」

 

梨子「……次は、私が行きます。」

 

曜「梨子ちゃん……」

 

千歌「分かった。頑張ってね!」

 

梨子「うん!」

 

ーーー

 

シレーヌ 側

 

 

恋歌「ごめん、負けちゃった……」

 

ミチコ「よく戦ったよ…」

 

恋歌「でも、大輝くんには……もう……」

 

タカネ「何勝手に終わらそうとしてるの!まだ私達2人がいるでしょ!次、私が勝てばチャンスはまだある!待ってな。」

 

恋歌「タカネちゃん……うん、ありがとう」

 

ミチコ「勝てよ、タカネ」

 

タカネ「ええ!」

 

ーーー

 

予選トーナメント 第3回戦 第1戦目

 

中堅戦

 

梨子 vs タカネ

 

 

梨子「私達の思いを願い星に込めて……!輝きのルミナイズ!〈スターライト・シャイン〉」

 

タカネ「あの子の思いを遂げる為に!ルミナイズ!〈黒き望竜〉」

 

 

オープンTHEフラッグ

 

 

梨子「スタードラゴンワールド」

 

タカネ「ダークネスドラゴンワールド」

 

 

タカネ「私のターン、チャージ&ドロー!」

◼️ダイヤ:手札6/ゲージ2→3

 

タカネ「いきなりレフトにバディコール(LP10→11)!ライトに〈黒望竜 ブラックデザイアドラゴン〉!」

◼️タカネ:手札6→5/ゲージ3→1

 

 

黒望竜 ブラックデザイアドラゴン

黒竜

サイズ3/攻8000/防6000/打撃2

◼️【コールコスト】ゲージ2払う。

◼️"黒竜蘇生"ライフ1払う。払ったら君のドロップゾーンのサイズ1以下の〈黒竜〉のモンスター1枚を【コールコスト】を払ってコールする。そのカードは場を離れるまでサイズ0になる。この能力は1ターンに1回だけ使える。

◼️【対抗】君の手札2枚をドロップゾーンに置いて、このカードを場に残せる。

【貫通】

 

 

タカネ「ブラックデザイアドラゴンの能力でライフ1払い(LP 11→10)、ドロップの〈ブラックドラゴン デスグラシア〉をセンターに蘇生コール!」

 

 

ブラックドラゴン デスグラシア

サイズ1→0/攻4000/防2000/打撃1

 

 

タカネ「この能力でコールされたモンスターのサイズは常に0になる、バトル!ブラックデザイアドラゴンでファイターに攻撃!打撃2!」

 

梨子「くぅ!」LP10→8

 

タカネ「ターンエンドよ!」

 

 

梨子「私のターン、ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️梨子:手札6→7/ゲージ2→3

 

梨子「ゲージ1払い、〈超星竜 ジャックナイフ〉をライトにバディコール(LP8→9)!」

◼️梨子:手札7→6/ゲージ3→2

 

 

超星竜 ジャックナイフ

サイズ2/攻5000/防5000/打撃2/【ソウルガード】

 

 

梨子「ジャックナイフの登場時、デッキトップ3枚を見て……その中の〈竜装機 ストレングス〉をジャックナイフにソウルイン!」

 

 

ジャックナイフ ソウル0→1

◼️攻5000→7000

◼️【貫通】を得る。

 

 

梨子「手札から〈竜装機 ラビリントス〉をコール!」

◼️梨子:手札6→5

 

 

竜装機ラビリントス

サイズ1/攻2000/防3000/打撃2

 

 

梨子「ラビリントスをジャックナイフに星合体!」

 

 

ジャックナイフ

◼️攻7000

◼️【貫通】

◼️相手のモンスターを破壊した時、相手にダメージ1!

 

 

梨子「バトル!ジャックでセンターのブラックドラゴンデスグラシアに攻撃!」

 

 

ジャックナイフ

攻7000

ブラックドラゴンデスグラシア

防2000

 

ブラックドラゴンデスグラシア 撃破!

 

 

梨子「相手のモンスターを破壊した時ダメージ1!」

 

タカネ「くぅ…」LP 10→9

 

梨子「貫通!打撃3!」

 

タカネ「ひゃぁぁ!」LP9→6

 

梨子「ターンエンド!」

 

 

タカネ「私のターン、ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️タカネ:手札5→6/ゲージ1→2

 

タカネ「ブラックデザイアドラゴンの能力!ライフ1払い(LP6→5)、ゲージ1払いドロップの〈死竜デスゲイズ・ドラゴン〉をライトにコール!」

◼️タカネ:ゲージ2→1

 

 

死竜デスゲイズ・ドラゴン

サイズ1→0/攻6000/防1000/打撃1

 

 

タカネ「バトル、デスゲイズでジャックナイフに攻撃!」

 

 

デスゲイズドラゴン

攻6000

ジャックナイフ

防5000

 

ジャックナイフ ソウルガード2→1

 

 

タカネ「デスゲイズの"霊撃"!モンスターを破壊した時、相手にダメージ2!」

 

梨子「きゃぁ!」LP9→7

 

タカネ「ブラックデザイアドラゴンでファイターに攻撃!打撃2よ!」

 

梨子「うぁぁ!」LP7→5

 

タカネ「ターンエンド!」

 

 

梨子「私のターン!ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️梨子:手札5→6/ゲージ2→3

 

梨子「来た…!行きます!」

 

タカネ「⁉︎……何かを引き当てたのね……!」

 

梨子「ゲージ2払い、私のライフ6以下で……場にジャックナイフがいるなら〈ドラゴンフォース"喜跡の型"〉解放‼︎」

◼️梨子:手札6→5/ゲージ3→1

 

ーーー

 

千歌「来た!梨子ちゃんの新しいドラゴンフォース!」

 

曜「でも……、なんか前より見た目が違う……!」

 

ーーー

 

梨子は蒼白いオーラを纏い、さらに梨子の後ろには、尖った蒼白い大きな四つ葉の大輪の花が3つ浮いている。

(詳しくは、BLEACHの日番谷 冬獅郎の卍解 [大紅蓮 氷輪丸]を参照)

 

ーーー

 

善子「凄い……」

 

ダイヤ「なんと美しい……」

 

ーーー

 

梨子「バトル!ジャックナイフで、センターのデスゲイズに攻撃!」

 

 

ジャックナイフ

攻7000

デスゲイズドラゴン

防1000

 

死竜デスゲイズドラゴン 撃破!

 

 

梨子「貫通3!」

 

タカネ「うぐっ……!」LP 6→3

 

梨子「ドラゴンフォース"喜跡の型"で攻撃!能力発動!ゲージ1払い、ジャックナイフの打撃力を1下げて、スタンド!」

◼️梨子:ゲージ1→0

 

 

ドラゴンフォースの蒼白の光がジャックナイフに立ち上がる力を与える。

 

 

ジャックナイフ

打撃3→2

 

 

タカネ「……⁉︎」

 

梨子「ドラゴンフォースの攻撃は続いているよ!打撃2!」

 

 

梨子の左腕の動きに合わせて、左側の大輪の花が手裏剣のように回転して相手を目がけて飛んでいく!

 

 

タカネ「キャスト!〈ミッドナイトシャドウ〉連携でない攻撃を無効化!」

◼️タカネ:手札6→5

 

梨子「ドラゴンフォースで2回目の攻撃!」

 

 

今度は右の腕の動きに合わせて、右側の大輪の花が手裏剣のように回転して相手を目がけて飛んでいく!

 

 

タカネ「キャスト!〈ドラゴンシールド 黒竜の盾〉ダメージを0にして、ライフ+1(LP3→4)!」

◼️タカネ手札:5→4

 

梨子「ジャックナイフで再攻撃!打撃2!」

 

タカネ「うぁぁ!」LP4→2

 

梨子「これで!ドラゴンフォース"喜跡の型"3回攻撃!」

 

 

梨子の両腕の動きに合わせて、最後の大輪の花が手裏剣のように回転して相手を目がけて飛んでいく!

 

 

タカネ「きゃぁぁぁ!」LP2→0

 

ーーー

 

ラブライブ!予選トーナメント

第3回戦 第1戦目

中堅戦

 

勝者:梨子

 

 

Aqours 2pt

 

シレーヌ 0pt

 

 

Aqours 決勝 進出!

 




梨子ちゃんの新しいドラゴンフォースのイメージ…

梨子は蒼白いオーラを纏い、さらに梨子の後ろには、尖った蒼白い大きな四つ葉の大輪の花が3つ浮いている。


イメージがつかない人は詳しくは、BLEACHの日番谷 冬獅郎の卍解 [大紅蓮 氷輪丸]を画像検索してみてください。




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無邪気な絶狂 東坂ユノ

ラブライブ!予選トーナメント 第3回戦 1戦目はAqours vs シレーヌだった。その先鋒戦と中堅戦はダイヤと梨子がファイトした。2人の奮闘の甲斐あってAqoursは見事、予選決勝への進出を果たした。そしてAqoursは、遂にあのチームのファイトを目の当たりにする事になる……。

 

ーーー

 

果南「次はエスカトロジー の試合だね…!」

 

ダイヤ「はい、今まではことごとく見逃していましたが……、今回はやっと敵のファイトを目にする事ができますわね」

 

千歌「いったい、どんなファイトをするんだろう……?」

 

ーーー

 

ラブライブ!予選トーナメント

第3回戦 第2戦

 

チーム エスカトロジー vs チーム キンブリー

 

ーーー

 

エスカトロジー 側

 

 

琴奈「観ているわね、Aqours……」

 

レム「Aqoursは今回まで、私達のファイトは見ていなかったな。」

 

琴奈「ええ、今回は存分に見せてあげましょう。エスカトロジー のファイトを……」

 

ユノ「先に私が行ってくるね〜!」

 

ーーー

 

キンブリー 側

 

 

優「まずはオレが行くぜ!」

 

刃「おう!いっちょかまして来な!」

 

田崎「優ちゃん、一応女の子なんだから、その言動は……」

 

優「じゃかあしい!オレは男家庭に生まれたんだ!今更女の子ぶっていられるかよ!あと、ちゃん付けするな!」

 

田崎「はぁ……」

 

ーーー

 

予選トーナメント 第3回戦 第2戦

先鋒戦

 

ユノ vs 優

 

 

ユノ「絶望をおもちゃに破壊を楽しむ、ルミナイズ!〈竜の破壊遊戯〉」

 

優「大地に眠りし勇者が勇気を叫ぶ、その叫びを聞いて今目覚めよ!ルミナイズ、〈グランド・ブレイブ〉!!」

 

 

オープンTHEフラッグ

 

 

ユノ「ドラゴンワールド」

 

優「ヒーローワールド」

 

 

優「オレのターン、チャージ&ドロー!」

◼️優:手札6/ゲージ2→3

 

優「ゲージ2払い(LP10→8)、手札1枚捨てバディ【搭乗】(LP8→9)!〈大地の勇者 ガイアース〉」

◼️優:手札6→4/ゲージ3→1

 

 

大地の勇者 ガイアース

ブレイブマシン

サイズ3/攻9000/防7000/打撃2

◼️このカードは、君のドロップゾーンの《ブレイブマシン》が5種類以上無ければコールできない。

◼️【コールコスト】君の手札を1枚このカードのソウルに入れて、ゲージ2払う。

◼️このカードにソウルがあれば、このカードは【貫通】を得る。

◼️【起動】"ブレイブ・アロー"ゲージ1払い、相手のモンスター1枚を選んで破壊する。この能力は1ターンに1回だけ使える。

【ソウルガード】【搭乗】(ゲージ2払い、君の手札1枚を捨てる。)

 

 

優「バトルだ!ガイアースでファイターに攻撃!」

 

ユノ「うぅ…!」LP10→8

 

優「ターンエンド!」

 

 

ユノ「ユノのターンだよ!ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️ユノ:手札6→7/ゲージ2→3

 

ユノ「ライトに〈絶狂竜(ぜっきょうりゅう) システミックブレイド・ドラゴン〉をコール!レフトに〈絶狂竜(ぜっきょうりゅう) サウザンドランサー・ドラゴン〉をコール!」

◼️ユノ:手札7→5

 

 

絶狂竜(ぜっきょうりゅう) システミックブレイド・ドラゴン

武装騎竜

サイズ2/攻4000/防3000/打撃2

◼️君のライフが相手のライフより少ない時、このカードのサイズを1減らす。

◼️このカードが攻撃した時、このカードの攻撃力+3000して、打撃力+1!

 

 

絶狂竜 サウザンドランサー・ドラゴン

武装騎竜

サイズ2/攻5000/防1000/打撃2

◼️君のライフが相手のライフより少ない時、このカードのサイズを1減らす。

【移動】

 

 

ユノ「バトル!絶狂竜システミックブレイドドラゴンで攻撃!」

 

優「おいおい、こっちの防御力は7000だぜ?」

 

ユノ「いいの!システミックブレイドの能力で、自身の攻撃力を+3000、打撃+1!」

 

 

システミックブレイド

攻4000→7000

ガイアース

防7000

 

 

ユノ「打撃力3!」

 

優「ぐぁっ」LP11→8

 

ユノ「相手のライフが私と並んだから、システミックブレイドとサウザンドランサーのサイズが2に戻る。」

 

 

システミックブレイド・ドラゴン 生滅

 

 

ユノ「ターンエンド!」

 

 

優「オレのターン、ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️優:手札4→5/ゲージ1→2

 

優「ゲージ1払い、ガイアースの能力でサウザンドランサードラゴンを破壊する!〈ブレイブ・アロー〉!」

◼️優:ゲージ2→1

 

 

サウザンドランサードラゴン 破壊!

 

 

ユノ「あらら……」

 

優「レフトに〈ガイアーマー・ディロー〉ライトに〈ガイアーマー・カルデノ〉をコール」

◼️優:手札5→3

 

 

ガイアーマー・ディロー

ブレイブマシン

サイズ1/攻5000/防5000/打撃1

◼️君が〈ブレイブマシン〉に【搭乗】している時、このカードは【2回攻撃】を得る。

 

 

ガイアーマー・カルデノ

ブレイブマシン

サイズ1/攻5000/防5000/打撃2

◼️君が〈ブレイブマシン〉に【搭乗】している時、このカードは【貫通】を得る。

 

 

優「バトル!ガイアーマー・ディローでファイターに攻撃!打撃1!」

 

ユノ「うわ!」LP8→7

 

優「ディローの2回目の攻撃!」

 

ユノ「あぅ〜!」LP7→6

 

優「カルデノで攻撃!打撃2!」

 

ユノ「うぁ〜!」LP 6→4

 

優「ガイアースで攻撃だ!」

 

ユノ「うわぁ!」LP4→2

 

優「ターンエンド!次で決めるぜ?」

 

 

ユノ「私のターン、ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️ユノ:手札5→6/ゲージ3→4

 

ユノ「あ〜あ〜、こんなにライフが減っちゃった〜!でも……、ユノの勝ちは確定したよ!」

 

優「は?」

 

ユノ「ゲージ3とライフ1払い(LP2→1)、ライトにバディコール(LP1→2)!〈絶狂竜王 ギルザーク〉」

◼️ユノ:手札6→5/ゲージ4→1

 

 

絶狂竜王 ギルザーク

武装騎竜

サイズ3/攻8000/防4000/打撃2

◼️【コールコスト】ライフ1払い、ゲージ3払う。

◼️君のライフが相手のライフより少ない時、このカードの打撃力+1して、このカードは【3回攻撃】を得て、このカードは【貫通】を得て、このカードの攻撃は1回まで無効化できない。

◼️君のターン終了時、君のデッキから1枚までこのカードのソウルに入れる。

【ソウルガード】

 

 

ユノ「行くよ!ギルザークは私のライフが相手より少ない時、様々な能力を得る!ユノのライフは2、あなたのライフは8、その差は6!これでギルザークは打撃力3で、【3回攻撃】を得て、さらに【貫通】も得る、そして攻撃を無効化できない。」

 

優「な、なんだと⁉︎」

 

ユノ「バトル!ギルザークでガイアースに攻撃!」

 

 

ギルザーク

攻8000

ガイアース

防7000

 

 

ユノ「打撃3だよ!」

 

優「うぁぁ!」LP8→5

 

ユノ「2回目の攻撃だよ!」

 

優「ぐぁぁ!」LP5→2

 

ユノ「あははははは……!ギルザークで3回攻撃ぃ!」

 

優「ち、ちくしょーーー!!」LP2→0

 

ーーー

 

ラブライブ!予選トーナメント

第3回戦 第2戦

先鋒戦

 

エスカトロジー 1pt

 

キンブリー 0pt

 



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冷徹なる英傑 浅加 レム

ラブライブ!予選トーナメント

 

エスカトロジー vs キンブリー

 

エスカトロジー 1pt

 

キンブリー 0pt

 

ーーー

 

エスカトロジー 側

 

 

ユノ「勝ったよ〜!」

 

レム「さて、私の番だな。」

 

ーーー

 

キンブリー 側

 

 

優「悪りぃ、負けたわ……」

 

田崎「いや、よく戦ったよ。」

 

刃「次は俺が行く。」

 

優「気をつけろよ刃、あいつら普通じゃない……」

 

刃「承知した。」

 

ーーー

 

ラブライブ!予選トーナメント

第3回戦 第2戦

 

中堅戦

 

レム vs 刃

 

 

レム「破壊と再生、善と悪……、全てはこの一振りで決まる。ルミナイズ!〈絶対の滅剣〉」

 

刃「勝負は常に一瞬、迷い無き心が強さを生む!ルミナイズ〈一振不乱〉!!」

 

 

オープンTHEフラッグ

 

 

レム「レジェンドワールド」

 

刃「カタナワールド」

 

 

刃「俺のターン、チャージ&ドロー!」

◼️刃:手札6/ゲージ2→3

 

刃「装備!〈同田貫正国〉」

◼️刃:手札6→5

 

 

同田貫正国

日本刀

攻6000/打撃1

 

 

刃「さらにライトに〈刀獣霊 シマノシン〉をコール!」

◼️刃:手札5→4

 

 

刀獣霊 シマノシン

日本刀/刀獣

サイズ1/攻1000/防1000/打撃1

◼️"刀魂化"場のこのカードを君が装備している〈日本刀〉のアイテム1枚のソウルに入れる。

◼️このカードがソウルにある〈日本刀〉のアイテムの打撃力を+1する。

 

 

刃「刀獣霊シマノシンを正国にソウルイン!これにより、同田貫正国の打撃力を+1!」

 

 

同田貫正国 ソウル1

打撃 1→2

 

 

刃「戦闘!同田貫正国でファイターに攻撃!打撃2」

 

レム「ふん……」LP10→8

 

刃「ターン終了!」

◼️刃:手札4/ゲージ3

 

 

レム「私のターン、ドロー、チャージ&ドロー。」

◼️レム:手札6→7/ゲージ2→3

 

レム「私はゲージ3払い、センターに〈英剣王 ギルガメッシュ〉」

◼️レム:手札7→6/ゲージ3→0

 

 

英剣王 ギルガメッシュ

英雄

サイズ3/攻7000/防7000/打撃2

◼️【コールコスト】ゲージ3払う。

◼️【起動】"剣王の誓い"ライフ2払い、君のデッキからカードを2枚ゲージに置いて、カードを2枚引く。

◼️このモンスターが場を離れた時、君の手札かデッキから〈英雄王の絶剣 ギルガメッシュ〉1枚を装備できる。

【2回攻撃】【移動】

 

 

 

レム「ギルガメッシュの能力でライフ2払う(LP8→6)。ゲージ+2と2枚ドロー!」

◼️レム:手札6→8/ゲージ0→2

 

レム「バトルだ、英剣王ギルガメッシュでファイターに攻撃!打撃2!」

 

刃「ぐぅ…!」LP10→8

 

レム「ギルガメッシュの2回攻撃だ!」

 

刃「うがぁ!」LP8→6

 

レム「ターンエンド」

◼️レム:手札8/ゲージ2

 

 

刃「俺のターン、ドロー!チャージ&ドロー!」

◼️刃:4→5/ゲージ3→4

 

刃「ゲージ2払い、神命を賭して我が刃に宿れ!バディコール(LP 6→7)!〈質実剛健の刀獣 同田貫正国〉」

◼️刃:手札5→4/ゲージ4→2

 

 

質実剛健の刀獣 同田貫正国

日本刀/刀獣

サイズ1/攻5000/防4000/打撃1

◼️【コールコスト】ゲージ2払う。

◼️【起動】"兜割り!"君の場にこのカード以外の〈日本刀〉があれば、このカードをレストする。レストしたら相手のセンターのモンスター1枚を破壊して相手にダメージ2!

 

 

刃「モンスターの同田貫正国の能力!自身をレストして、相手のセンターのモンスターを破壊する!」

 

レム「何だと?」

 

 

英剣王ギルガメッシュ 破壊!

 

 

刃「さらに相手にダメージ2だ!」

 

レム「ぐっ…!」LP 6→4

 

レム「英剣王ギルガメッシュの能力発動!私のデッキから〈英雄王の絶剣 ギルガメッシュ〉を装備!」

 

 

英雄王の絶剣 ギルガメッシュ

英雄

攻10000/打撃2

◼️このカードは〈英剣王ギルガメッシュ〉の能力以外で装備できない

◼️"英雄王斬滅剣技"君の手札の〈英雄〉のカードを5枚まで捨ててよい、捨てたらこのカードは【X回攻撃】(手札から捨てたカードの数)を得る。

 

FT「英雄王の名を継ぎし伝説の絶剣……」

 

 

 

刃「何と!」

 

レム「続けてよい。」

 

刃「うむ、戦闘を開始!同田貫正国でファイターに攻撃!打撃2!」

 

レム「キャスト!〈聖杯〉攻撃を無効化する。」

◼️レム:手札8→7

 

刃「ターンエンド……」

◼️刃:手札4/ゲージ2

 

 

レム「私のターン、ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️レム:手札7→8/ゲージ1→2

 

レム「英雄王の絶剣ギルガメッシュの能力、手札の〈英雄〉を5枚捨てる。」

◼️レム手札8→3

 

刃「む!」

 

レム「バトルだ、ギルガメッシュでファイターに攻撃!打撃2!」

 

刃「ぐぅ!」LP 7→5

 

レム「ギルガメッシュの2回攻撃!」

 

刃「うぉ!」LP5→3

 

レム「まだまだこれからだ。ギルガメッシュの3回攻撃!」

 

刃「うぐっ!」LP3→1

 

レム「ギルガメッシュの4回攻撃!」

 

刃「キャスト!〈ウツセミの術〉連携でない攻撃を無効化!止まったか……?」

 

レム「攻撃の前に私が捨てたカードの数を覚えているか?」

 

刃「む?確か、5枚だ……」

 

レム「そう、5枚……」

 

刃「⁉︎ ま、まさか……⁉︎」

 

レム「そのまさかだ。英雄王の絶剣ギルガメッシュは手札から捨てた〈英雄〉の数まで、攻撃できる。ギルガメッシュで5回攻撃!」

 

刃「何だと⁉︎ぐぉぉぉ!」LP1→0

 

ーーー

 

ラブライブ!予選トーナメント

第3回戦 第2戦

 

中堅戦

 

エスカトロジー 2pt

 

キンブリー 0pt

 

 

エスカトロジー 決勝戦 進出

 

ーーー

 

仕界「決まった〜!予選トーナメント第3回戦を突破し、予選決勝に進出したのは、この2チームだ〜!!」

 

 

1.Aqours

 

2.エスカトロジー

 

 

仕界「明日の予選決勝では、この2チームが戦うぞ!今日はお疲れ様でした!明日の予選決勝に備えて、各チームも、観覧者の方々も充分に休んでいただきたい!では明日まで、アデュー!」

 



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ラブライブ!予選決勝 Aqours vs エスカトロジー

ラブライブ!予選パートも終盤です。


ラブライブ!予選決勝を明日に控えたAqoursはホテルに戻っていた。

 

ーーー

 

ホテルのエントランス

 

 

曜「凄いファイトだったね。」

 

千歌「うん……」

 

ダイヤ「エスカトロジー 、まさかあそこまでの力を秘めていたとは……」

 

ルビィ「ルビィ達……、勝てるのかな……?」

 

花丸/善子「………」

 

梨子/果南/鞠莉「………」

 

 

「ごきげんよう、Aqoursの皆さん」

 

千歌「琴奈さん……」

 

ユノ「やほ〜〜!」

 

レム「………」

 

琴奈「私達のファイト、見てくれてたかしら?」

 

千歌「はい、見てました。」

 

琴奈「そう。」

 

レム「私達の力はまだあんなモノじゃない。」

 

ユノ「ユノ達はまだまだ強いよ!」

 

琴奈「明日の予選決勝は楽しみにしているわ。前にも言った通り明日戦う時は、完膚無きまであなた達を叩き潰します。覚悟している事ね」

 

Aqours「………」

 

千歌「………私達も……、絶対に負けない!あなた達を倒して、私達Aqoursが本戦に行きます。」

 

琴奈「楽しみにしているわ。」

 

ユノ「じゃあね〜!」

 

 

そう言ってエスカトロジー の3人はホテルの奥に消えて行った……

 

 

善子「相変わらず嫌味たらしいわね」

 

果南「でも、あの3人が実力を出し切っていないのは事実……」

 

ダイヤ「はい、しかし、こちらもまだ手の内を明かしていない3人が居ますわ。千歌さんに曜さん、ルビィ、明日の試合はあなた達3人に委ねますわよ。」

 

千歌/曜/ルビィ「うん!」

 

鞠莉「でも、相手も私達の事を研究して来ているはず、誰がどのワールドを使い、どんなファイトスタイルか、把握しているはずよ。」

 

果南「それに比べて私達はエスカトロジー のファイトをほとんど知らない、ファイトを見たのも今日の1回だけだし、まだまだ実力を見せてないはずだよ。」

 

善子「でも、今更考えたってしょうがないでしょ…」

 

千歌「そうだよ、私達は私達のファイトを貫き通す。それに、予選に出てるチームの実力もデッキも何にも分からずに戦って今日まで勝ち進んで来たんだから、今更だよ!」

 

梨子「それもそうね……」

 

ダイヤ「確かに、そう思うと凄い事ですわ。」

 

果南「無理に対策を練っても、足元をすくわれるだけだし、今まで通りに戦うだけだね。」

 

千歌「うん!じゃあ早速、デッキ調整だ〜!」

 

曜「私も!」

 

ルビィ「ルビィも!」

 

花丸「まるも手伝うずら、ルビィちゃん!」

 

善子「仕方ないわね、リトルデーモン・ルビィの為にこのヨハネが力を貸しましょう。」

 

ルビィ「ありがとう。花丸ちゃん、善子ちゃん!」

 

善子「ヨハネよ!」

 

梨子「私は千歌ちゃんと曜ちゃんの調整に付き合ってあげる。」

 

果南「私も手伝うよ!」

 

千歌「ありがとう!梨子ちゃん!」

 

曜「果南ちゃんもありがとう!」

 

鞠莉「私達はどうする?」

 

ダイヤ「私はルビィの調整に付き合いますわ。」

 

鞠莉「じゃあ私は千歌っちと曜を手伝うわね!」

 

 

そして千歌、曜、ルビィは予選決勝に向けてデッキ調整を始めた。

 

ーーー

 

???

 

化身「千歌、曜、梨子……、お前達は良く戦い、成長した……。後一押し、もう一押しで、ドラゴンフォースの化身である、この私が覚醒する……。さあ、戦うのだ……!」

 

ーーー

 

翌日……

 

 

ラブライブ!予選トーナメント

 

 

仕界「さあーー!遂にやって来た!ラブライブ!予選トーナメント決勝戦!ラブライブ!予選決勝ーーー!!」

 

 

ワァァァァァ!!

 

ワァァァァァ!!

 

 

仕界「では、今日まで熾烈な戦いを勝ち進んで来た!両チームの入場だ〜!まずは、今大会きってのダークホース!初出場でありながら誰一人敗北せずに決勝まで勝ち上がり、さらに、第1回ラブライブ!伝説の初代優勝チーム〈μ's〉以来の9人組……!チーム Aqours!」

 

 

ワァァァァァァ!!

 

ワァァァァァァ!!

 

ーーー

 

梨子「とんでもなくハードルの高い紹介をされちゃったわね……」

 

曜「あははは……そうだね……」

 

千歌「どうも、どうも〜!」

 

ーーー

 

仕界「そして、こちらも初出場で負け無しのダークホース!時に冷徹に、時に荒々しく優雅に!チーム エスカトロジー!」

 

 

オォォォォォ!!

 

オォォォォォオ!!

 

ーーー

 

ユノ「ヘーイ!イェイ イェーイ!」

 

レム「はしゃぎ過ぎだ、ユノ」

 

琴奈「楽しみだわ、Aqours……」

 

ーーー

 

千歌「エスカトロジー…… 」

 

ダイヤ「2度の戦線布告を受けたからには、勝ちますわよ!」

 

千歌「うん、絶対に勝とう!みんな!」

 

ーーー

 

ラブライブ!予選決勝

 

Aqours vs エスカトロジー

 

ーーー

 

Aqours 側

 

 

ルビィ「じゃあ、先にルビィが行ってくるね。」

 

花丸「がんばルビィ!ずらよ、ルビィちゃん!」

 

善子「私達との特訓の成果を見せて来なさい!」

 

ダイヤ「頼みましたよ、ルビィ!」

 

ルビィ「うん!」

 

ーーー

 

エスカトロジー 側

 

 

ユノ「あっちはルビィちゃんが出るみたいだね!なら私が行く!」

 

レム「別に構わん、行って来い。」

 

ユノ「うん!ルビィちゃんとファイトしてみたかったんだよね〜」

 

琴奈「………」

 

ーーー

 

ラブライブ!予選決勝

 

Aqours vs エスカトロジー

先鋒戦

 

ルビィ vs ユノ

 

 

ルビィ「勇者と魔王、今交わりて新たな絆を紡ぐ!ルミナイズ!〈勇魔連合〉!」

 

ユノ「絶望をおもちゃに、破壊を楽しむ!ルミナイズ!〈竜の破壊遊戯〉!」

 

 

オープンTHEフラッグ

 

 

ルビィ「ダンジョンワールド」

 

ユノ「ドラゴンワールド」




ラブライブ!予選決勝 開幕!
エスカトロジーの実力とは………?


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熾烈なる先鋒戦! ルビィ vs ユノ

仕界「では、決勝戦の新たなルールを紹介しよう!予選決勝は勝ち抜きファイトとなっている!先ずは先鋒同士がファイトをし、1人目が敗北したら次のファイトは2人目に引き継がれます。なお、引き継ぐ場合、ライフ10/手札6/ゲージ2から始まり後攻扱いになります。勝利したファイターは手札+2、ゲージ+2、ライフを5回復します。そして、大将同士のファイトになる場合、互いのフィールド、ドロップゾーン、ライフ、ゲージ、手札はリセットされ、改めて、普通にファイトを始めてもらいます。」

 

ーーー

 

ラブライブ!予選決勝

 

Aqours vs エスカトロジー

先鋒戦

 

ルビィ vs ユノ

 

 

ルビィ「勇者と魔王、今交わりて新たな絆を紡ぐ!ルミナイズ!〈勇魔連合〉!」

 

ユノ「絶望をおもちゃに、破壊を楽しむ!ルミナイズ!〈竜の破壊遊戯〉!」

 

 

オープンTHEフラッグ

 

 

ルビィ「ダンジョンワールド」

◼️ルビィ:手札6/ゲージ2/LP10

 

ユノ「ドラゴンワールド」

◼️ユノ:手札6/ゲージ2/LP10

 

 

ユノ「ユノのターン、チャージ&ドロー!」

◼️ユノ:手札6/ゲージ2→3

 

ユノ「ライフ1払って(LP10→9)ライトに〈絶狂竜 ジオ・ハルバード〉をコール!」

◼️ユノ:手札6→5

 

 

絶狂竜 ジオ・ハルバード

武装騎竜

サイズ2/攻6000/防4000/打撃2

◼️【コールコスト】ライフ1払う。

◼️このカードが登場した時、君のライフが相手のライフより少ない時、君のデッキからカードを1枚ゲージに置いて、カードを1枚引く。

◼️【移動】したこのカードが破壊された時、君のライフ+1!

【移動】

 

 

ユノ「バトルだ〜!ジオハルバードでルビィちゃんに攻撃!打撃2!」

 

ルビィ「ひゃぁ!」LP10→8

 

ユノ「ターンエンド!」

◼️ユノ:手札5/ゲージ3/ライフ9

 

 

ルビィ「ルビィのターン!ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️ルビィ:手札6→7/ゲージ2→3

 

ルビィ「ライフ1払い(LP8→7)装備!〈魔王槍 ハーディン〉ゲージ1払い、〈勇者槍 ブレイヴァ〉を装備!」

◼️ルビィ:手札7→5/ゲージ3→2

 

 

魔王槍 ハーディン

魔王/冒険者

攻5000/打撃2

◼️【装備コスト】ライフ1払う。

◼️君がこのカードを装備していれば〈勇者槍ブレイヴァ〉1枚をこのカードを装備したまま装備できる。

◼️君の場に他の〈冒険者〉か〈Dエネミー〉のカードがあれば、このカードは【貫通】を得る。

◼️このカードが1枚で攻撃している攻撃は無効化できない。

 

 

勇者槍ブレイヴァ

冒険者/魔王

攻5000/打撃1

◼️【装備コスト】ゲージ1払う。

◼️君がこのカードを装備していれば〈魔王槍ハーディン〉1枚をこのカードを装備したまま装備できる。

◼️君の場に他の〈魔王〉か〈Dエネミー〉のカードがあれば、このカードは【2回攻撃】を得る。

◼️君が3以上のダメージを受ける時、そのダメージを1減らす。

 

 

ルビィ「私の新しいバディ!レフトにバディコール(LP7→8)!善と悪、白と黒、勇と絶、全てを統合せし混血の王!〈勇魔王者 イクシア〉!」

◼️ルビィ:手札5→4/ゲージ2→0

 

 

勇魔王者 イクシア

冒険者/騎士/魔王/Dエネミー

サイズ2/攻6000/防6000/打撃2

◼️【コールコスト】ゲージ2払う。

◼️【起動】【対抗】"同志剛召"君のライフ1払う。君の手札かデッキから〈冒険者〉か〈騎士〉か〈魔王〉か〈Dエネミー〉のモンスター1枚を【コールコスト】を払わずにコールできる。そのカードはこのターン中サイズ1になる。この能力は1ターンに1回だけ使える。

◼️君のターン終了時に君の場のモンスター1枚をこのカードのソウルに入れる。

【2回攻撃】【貫通】【ソウルガード】【ライフリンク2】

 

FT「勇者も魔王も関係ない、同じ命である以上は皆同志だ!」

 

 

ルビィ「イクシアの能力!ライフ1払って(LP8→7)、ライトにコール!〈斬綱の翼 ブレイドウィングフェニックス〉をコール!」

 

 

斬綱の翼 ブレイドウィングフェニックス

サイズ2→1/攻5000/防1000/打撃2/【3回攻撃】

 

 

ルビィ「バトル!」

 

ユノ「ジオハルバードをセンターに移動!」

 

ルビィ「魔王槍ハーディンでジオハルバードに攻撃!」

 

 

魔王槍ハーディン

攻5000

ジオハルバード

防4000

 

 

絶狂竜ジオハルバード 撃破!

 

 

ルビィ「ハーディンは他の冒険者がいれば【貫通】を得る!打撃2!」

 

ユノ「うぁ!」LP10→8

 

ユノ「移動したジオハルバードが破壊された時の能力でライフ+1(LP8→9)!」

 

ルビィ「勇者槍ブレイヴァで攻撃!打撃1!」

 

ユノ「くっ…」LP9→8

 

ルビィ「ブレイヴァは他の魔王がいれば【2回攻撃】できる!もう一度攻撃!」

 

ユノ「うぐ!」LP8→7

 

ルビィ「斬綱の翼ブレイドウィングフェニックスで攻撃!打撃2!」

 

ユノ「いやぁ!」LP7→5

 

ルビィ「ブレイドウィングの2回攻撃!」

 

ユノ「うぁぁ!」LP5→3

 

ルビィ「ブレイドウィングの3回攻撃!」

 

ユノ「キャスト!〈ドラゴンシールド 青竜の盾〉攻撃を無効化して、ゲージ+1!」

◼️ユノ:手札5→4/ゲージ3→4

 

ルビィ「なら、イクシアでユノちゃんに攻撃!」

 

ユノ「キャスト!〈ドラゴンシールド 緑竜の盾〉攻撃を無効化してライフ1回復(LP3→4)!」

◼️ユノ:手札4→3

 

ルビィ「ターンエンド……、ルビィのターン終了時にブレイドウィングフェニックスをイクシアのソウルに入れる。」

 

◼️ルビィ:手札5/ゲージ0/ライフ7

 

 

勇魔王者 イクシア ソウル0→1

 

 

ーーー

 

鞠莉「このターンで仕留めきれなかったわね……」

 

ダイヤ「はい、一見すればルビィが優勢ですが……」

 

果南「あのユノって子のモンスターは自分のライフが少ない程強力になる……油断はできないよ、ルビィ……」

 

ーーー

 

 

ユノ「ユノのターン!ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️ユノ:手札3→4/ゲージ4→5

 

ユノ「さて、そろそろ遊ぼっか!ゲージ3とライフ1払って(LP4→3)バディコール(LP3→4)!破壊の翼を広げ、絶望を謳う、出でよ!〈絶狂竜王 ギルザーク〉!」

◼️ユノ:手札:4→3/ゲージ5→2

 

 

絶狂竜王 ギルザーク

サイズ3/攻8000/防4000/打撃2/【ソウルガード】

 

 

ユノ「ギルザークは、私のライフが相手より少ない時、打撃3、【貫通】と【3回攻撃】ができて、1回だけ攻撃を無効化されない!」

 

ルビィ「……!」

 

ユノ「バトル!ギルザークでルビィちゃんに攻撃!打撃3!」

 

ルビィ「勇者槍ブレイヴァの能力!3以上のダメージを1減らす!受けるダメージ2だよ!うぁぁ!」LP7→5

 

ユノ「無駄だよ!ギルザークの2回攻撃〜!」

 

ルビィ「ブレイヴァの能力でダメージを1減らす!うわぁ!」LP5→3

 

ユノ「ギルザークで3回攻撃!」

 

ルビィ「キャスト!〈カシアードの静寂〉!受けるダメージを3減らす!」

◼️ルビィ:手札5→4

 

 

ギルザークの攻撃ダメージ 3→0

 

 

ユノ「⁉︎」

 

ルビィ「攻撃を無効化できなくても、ダメージは減らせるからね」

 

ユノ「ふ、ふーん!や、やるわね。だけど、私のターンはまだ終わってないからね!ファイナルフェイズ‼︎」

 

 



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逆転の1ターン ライフ1の隙

◼️ルビィ:手札4/ゲージ0/ライフ3

 

レフト:勇魔王者 イクシア (ソウル1)

ライト:無し

センター:無し

アイテム:魔王槍ハーディン/勇者槍ブレイヴァ

 

◼️ユノ:手札3/ゲージ2/ライフ4

レフト:無し

ライト:絶狂竜王 ギルザーク

センター:無し

 

ーーー

 

ユノ「ファイナルフェイズ‼︎ゲージ2払いとライフ3払い(LP4→1)、必殺コール!〈ギルザーク"ルイン・メティオ"〉!」

◼️ユノ:手札3→2/ゲージ2→0

 

 

ギルザーク"ルイン・メティオ"

武装騎竜

サイズ3/攻11000/防5000/打撃3

◼️君の場のカード名に〈絶狂竜〉を含むカード1枚を破壊して、ゲージ2払い、ライフ3払う。

◼️このカードが登場した時相手の場のカード1枚を破壊して、相手のライフ+2!

◼️君のライフが相手より少ない時、このカードの打撃力+2して、このカードは【2回攻撃】を得て、このカードの攻撃を無効化出来ず、このカードの攻撃のダメージは2までしか減らせない。

【貫通】【ライフリンク4】

 

ーーー

 

レム「まさか、ヤツを出すとは……、ユノが必殺モンスターをコールしたのは、琴奈とファイトした1度のみ……!」

 

琴奈「まさかアレを出させるなんてね……」

 

ーーー

 

ユノ「この必殺モンスターの登場時に相手のカード1枚を破壊して、相手のライフを+2!私が破壊するのは勇者槍ブレイヴァ!」

 

 

勇者槍 ブレイヴァ 破壊!

 

 

ルビィ「え⁉︎」LP3→5

 

ユノ「さらに、この必殺モンスターは私のライフが相手のライフより少ない時、打撃力+2!よって打撃力5になって、【2回攻撃】を得て、攻撃は無効化できない!」

 

ルビィ「打撃力5……⁉︎」

 

ユノ「必殺モンスターでルビィちゃんに攻撃!打撃4!この攻撃は無効化できない!」

 

ルビィ「キャスト!〈カシアードの静寂〉でダメージを3軽減!これでダメージは0だよ!」

◼️ルビィ:手札4→3

 

ユノ「そんなの無駄だよ!必殺モンスターの攻撃ダメージは2以上減らされない!必ずダメージ3よ!」

 

ルビィ「そんな⁉︎うわぁぁ!」LP 5→2

 

ーーー

 

ダイヤ「まずいですわ⁉︎」

 

果南「今のルビィのライフは2!次にあの攻撃を受けたら……!」

 

鞠莉「アレを防ぐには……、ユノのライフを下回るしか……」

 

ダイヤ「ですが、今のユノさんのライフは1、1を下回る事は出来ませんわ!」

 

花丸「ルビィちゃん……!」

 

ーーー

 

ユノ「いい加減に壊れちゃえよ!!ブリキのおもちゃらしくさーー!!必殺モンスターで2回攻撃ぃ!"ルイン・メティオ"‼︎」

 

ルビィ「私は負けない……、自分の為に、大好きなAqoursの為に、私はみんなと一緒に進み続けるんだ、ここで壊れるわけにはいかない!イクシアの能力発動!ライフ1払い(LP2→1)デッキから〈近衛三騎士 ナノ・ガーディアンズ〉をコール!」

◼️ルビィ:手札3→2

 

ユノ「今更モンスターをコールしたところで……!」

 

ルビィ「近衛三騎士ナノガーディアンズの能力!手札を1枚捨てて、攻撃を無効化する!」

◼️ルビィ:手札2→1

 

ユノ「だから無駄だって!必殺モンスターの攻撃は無効化できな……」

 

 

ユノが無効化できないと言い切る前に、必殺モンスターの攻撃がナノガーディアンズによって相殺された……!

 

 

ユノ「な、何で……?どうして⁉︎」

 

ルビィ「ユノちゃん、ルビィのライフを見てみてよ」

 

ユノ「?………‼︎」

 

 

◼️ルビィ:ライフ1

 

◼️ユノ:ライフ1

 

 

ユノ「ライフ…1……⁉︎」

 

ルビィ「たしかに、必殺モンスターはユノちゃんのライフが私より少なければ少ないほど強力になっていくモンスターだよ。それにユノちゃんのライフは1だから、それ以上下回る事は出来ない…。だけど、必殺モンスターには隠れた弱点がある!それは、ライフの差を完全に無くす事!」

 

ユノ「⁉︎」

 

ルビィ「無理にライフを下回らなくても、ルビィとユノちゃんのライフを同じ数値にさえすれば、必殺モンスターの能力は消滅する!」

 

ーーー

 

ダイヤ「故に、ナノガーディアンズの能力で攻撃を無効化出来ましたか。」

 

善子「やるじゃない、ルビィ!」

 

ーーー

 

琴奈「ユノは他のファイターとは違い、ライフの管理に長けたファイター、だからこそ〈絶狂竜〉を使いこなせる器の持ち主……、ですが今回は、黒澤ルビィさんの方が1枚上手でしたか。」

 

ーーー

 

ユノ「ターン……エンドだよ…」

◼️ユノ:手札2/ゲージ0/ライフ1

 

 

ルビィ「ルビィのターン!ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️ルビィ:手札1→2/ゲージ0→1/ライフ1

 

ルビィ「……バトル!勇魔王者イクシアでセンターの必殺モンスターに攻撃!」

 

 

イクシア

攻6000

必殺モンスター

防5000

 

 

必殺モンスター 撃破!ライフリンク4

 

 

ユノ「ユノの負けだね……、うぁぁぁぁ!」LP1→0

 

ーーー

 

予選決勝

 

Aqours:1pt

 

エスカトロジー :0pt

 

ーーー

 

エスカトロジー 側

 

ユノ「ごめんね、琴奈ちゃん……負けちゃった……」

 

琴奈「いいえ、あなたは良くやったわ。ユノ」

 

レム「次は私の番だな……」

 

ーーー

 

Aqours 側

 

 

ダイヤ「やりましたわ!ルビィ!」

 

花丸「ルビィちゃん、凄いずら〜!」

 

善子「さすがね!」

 

果南「でも、まだ安心できないよ、次のファイターともファイトしなきゃいけない!」

 

ーーー

 

レム「次は私が相手だ。」

 

ルビィ「誰が相手でも、ルビィは負けません!」

 

 

仕界「引き継ぎファイトのルールにより、ルビィ選手のライフ+5、ゲージ+2、手札+2されます!さらに、どのタイミングであろうとターンは強制終了されます!(能力の発動中なら全て解決してから終了)」

 

ーーー

 

レム「破壊と再生、善と悪……、全てはこの一振りで決まる。ルミナイズ!〈絶対の滅剣〉」

 

 

オープンTHEフラッグ

 

 

ルビィ「ダンジョンワールド」

◼️ルビィ:手札2→4/ゲージ1→3/LP1→6

 

レム「レジェンドワールド」

◼️レム:手札6/ゲージ2/LP10

 

 



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ギルガメッシュの進撃

今回は、〈英雄王の絶剣ギルガメッシュ〉のテキストに少し手を加えました。


◼️ルビィ:手札4/ゲージ3/LP6

 

レフト:勇魔王者イクシア

ライト:近衛三騎士ナノガーディアンズ

センター:無し

アイテム:魔王槍ハーディン

 

ーーー

 

◼️レム:手札6/ゲージ2/LP10

 

レフト:無し

ライト:無し

センター:無し

 

ーーー

 

レム「破壊と再生、善と悪……、全てはこの一振りで決まる。ルミナイズ!〈絶対の滅剣〉」

 

 

オープンTHEフラッグ

 

 

ルビィ「ダンジョンワールド」

◼️ルビィ:手札2→4/ゲージ1→3/LP1→6

 

レム「レジェンドワールド」

◼️レム:手札6/ゲージ2/LP10

 

 

レム「私のターン、ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札6→7/ゲージ2→3

 

レム「レフトにバディコール(LP10→11)!全ての剣士の頂点に立つ者!〈英剣王 ギルガメッシュ〉」

◼️レム:手札7→6/ゲージ3→0

 

 

英剣王ギルガメッシュ

サイズ3/攻7000/防7000/打撃2/【2回攻撃】【移動】

 

 

レム「ギルガメッシュの能力!ライフ2払い(LP11→9)、2チャージ、2ドロー!」

◼️レム:手札6→8/ゲージ0→2

 

レム「このまま攻撃するのもいいが……、キャスト!〈剣王のイカヅチ〉ライフ1払い(LP9→8)、場のモンスターを1枚無条件で破壊する。」

◼️レム:手札8→7

 

 

剣王のイカヅチ

魔法

◼️【使用コスト】ライフ1払う。

◼️君か相手の場のモンスターを1枚破壊する。破壊したら2つの能力から1つ選んで使える。

●君のモンスターを破壊したら、君のデッキからカードを1枚引く。

●相手のモンスターを破壊したら、君にダメージ1!

 

 

レム「近衛三騎士ナノガーディアンズは邪魔だ、破壊する。」

 

 

近衛三騎士ナノガーディアンズ 破壊!

 

 

レム「そして、私はダメージを受ける。ぐっ……」LP8→7

 

ルビィ「そんな⁉︎」

 

レム「さらにもう1枚、〈剣王のイカヅチ〉ライフ1払い(LP7→6)、ギルガメッシュを破壊!1枚ドローする!」

◼️レム:手札7→6→7

 

 

英剣王ギルガメッシュ 破壊!

 

 

ルビィ「自分のモンスターを?」

 

レム「ふふふ、英剣王ギルガメッシュの能力で私は〈英雄王の絶剣 ギルガメッシュ〉を装備!」

 

 

英雄王の絶剣 ギルガメッシュ

英雄

攻10000/打撃2

◼️このカードは〈英剣王ギルガメッシュ〉の能力以外で装備できない

◼️君はこのカード以外のアイテムを装備できず、手札からモンスターをコールできない。

◼️"英雄王斬滅剣技"君の手札の〈英雄〉のカードを5枚まで捨ててよい、捨てたらこのカードは【X回攻撃】(手札から捨てたカードの数)を得る。

 

 

レム「ギルガメッシュの能力!手札の〈英雄〉を5枚捨てる!これでギルガメッシュは【5回攻撃】を得る!」

◼️レム:手札7→2

 

レム「そして手札から捨てた中の〈戦乙女 全知のアルヴィドル〉の能力で、1チャージ、1ドロー!」

◼️レム:ゲージ2→3/手札2→3

 

レム「バトル!ギルガメッシュで黒澤ルビィを攻撃!打撃2だ!」

 

ルビィ「うわぁ!」LP 6→4

 

レム「ギルガメッシュの2回攻撃!」

 

ルビィ「うぁぁ!」LP4→2

 

ーーー

 

果南「くっ……、ナノガーディアンズが破壊されてさえいなかったら……!」

 

ダイヤ「ルビィ……!これ以上、ルビィを傷つけないでください!!」

 

ーーー

 

レム「ギルガメッシュの3回攻撃!」

 

ルビィ「キャスト!〈シャルサーナの加護〉攻撃を無効化してライフ1+(LP2→3)」

◼️ルビィ:手札4→3/ゲージ3→2

 

レム「ギルガメッシュの4回攻撃!」

 

ルビィ「うわぁぁ!」LP3→1

 

レム「ユノを降した事は褒めてやる。だが、これで最後だ。ゆっくり休むがいい。ギルガメッシュの5回攻撃!」

 

ルビィ「もう守れるカードが無い……、うわぁぁぁ!」LP1→0

 

ーーー

 

ラブライブ!

予選決勝

 

Aqours:1pt

 

エスカトロジー :1pt

 

ーーー

 

Aqours 側

 

 

ルビィ「ごめんね、負けちゃった……」

 

ダイヤ「いいえ、ルビィは良く頑張りました。休んでください。」

 

ルビィ「ありがとう。お姉ちゃん」

 

花丸「お疲れ様ずら、ルビィちゃん」

 

善子「ま、まあ、ルビィにしては良くやったんじゃない?おつかれ」

 

ルビィ「ありがとう!」

 

千歌「曜ちゃん!」

 

曜「了解!渡辺 曜 行ってくるであります!」

 

ーーー

 

レム「次は渡辺 曜か。」

 

曜「よろしく!レムちゃん。」

 

レム「ふん」

 

 

曜「黒き波動よ、紫紺の煌めきとなれ!ルミナイズ!〈ダークネス・レイ〉」

 

 

オープンTHEフラッグ

 

 

曜「ダークネスドラゴンワールド」

◼️曜:手札6/ゲージ2/LP10

 

レム「レジェンドワールド」

◼️レム:手札3→5/ゲージ3→5/LP 6→11

 

 

曜「私のターン、ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️曜:手札:6→7/ゲージ2→3

 

曜「センターに〈黒き爆風 デスナパーム〉をコール!ライトに〈黒き鬱屈 バルザム〉をコール!」

◼️曜:手札7→5

 

 

黒き爆風 デスナパーム

サイズ1/攻2000/防2000/打撃2

 

 

黒き鬱屈バルザム

サイズ1/攻3000/防1000/打撃2

 

 

曜「バルザムの登場時にゲージ+1!バトル!デスナパームでレムちゃんに攻撃!打撃2!」

◼️曜:ゲージ3→4

 

レム「うっ…」LP 11→9

 

曜「バルザムも攻撃!」

 

レム「うぅ……」LP9→7

 

曜「ターンエンド!」

◼️曜:手札5/ゲージ4/LP10

 

 

レム「私のターン、ドロー、チャージ&ドロー。」

◼️レム:手札5→6/ゲージ5→6/LP7

 

レム「ギルガメッシュの能力で手札を3枚捨てる。これで【3回攻撃】を得る。」

◼️レム:手札6→3

 

曜「5枚じゃなくていいの?」

 

レム「ギルガメッシュの能力は、5枚までなら何枚捨てても構わない、バトル!ギルガメッシュでセンターのデスナパームを攻撃!」

 

 

ギルガメッシュ

攻10000

デスナパーム

防2000

 

黒き爆風デスナパーム 撃破!

 

 

曜「デスナパームの破壊時、ゲージ1払いレムちゃんのデッキから5枚破棄!」

◼️曜:ゲージ4→3

 

 

デスナパームの亡霊が爆風となってレムのデッキの上から5枚を吹き飛ばす!

 

 

レム「ほう……、だがバトルは終わっていない、ギルガメッシュの2回攻撃!打撃2だ!」

 

曜「うわぁ!」LP10→8

 

レム「ギルガメッシュの3回攻撃!」

 

曜「わぁぁ!」LP8→6

 

レム「ターンエンドだ。」

◼️レム:手札3/ゲージ6/LP7

 




エスカトロジー 人物紹介 1

東坂ユノ

年齢:15
好きなもの:バディファイトとチャーハン
嫌いなもの:辛いもの
使用フラッグ:ドラゴンワールド
バディ:絶狂竜王 ギルザーク

7歳の頃に親に捨てられ施設へ入れられた。バディファイトでは施設の子供達の中で一番強かった。だが、ファイトが強すぎるって事で孤立し、10歳で施設を抜け出し路頭に迷っていた所を琴奈に救われた。その時、琴奈が作ってくれたチャーハンが大好物になった。それから、琴奈の誘いで【聖 イングランド学園】に入学、スクールバディチーム
エスカトロジー のメンバーになる。

背丈はルビィと同じくらい、明るい黄色髪でロングツインテ
性格は子供っぽく、無邪気で活発



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負けたくない想い 悔しみのドラゴンフォース

ラブライブ!予選決勝

 

◼️曜:手札5/ゲージ3/LP6

 

ライト:黒き鬱屈バルザム

レフト:無し

センター:無し

 

ーーー

 

◼️レム:手札3/ゲージ6/LP7

 

ライト:無し

レフト:無し

センター:無し

アイテム:英雄王の絶剣ギルガメッシュ

 

ーーー

 

曜「私のターン、ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️曜:手札5→6/ゲージ3→4

 

曜「レフトに〈覚醒の黒死竜 アビゲール〉をコール!」

◼️手札6→5/ゲージ4→3

 

 

覚醒の黒死竜 アビゲール

黒竜

サイズ1/攻6000/防1000/打撃2

 

 

曜「そして、私のライフ6以下で場にアビゲールがいれば〈ドラゴンフォース〉解放‼︎」

◼️曜:手札5→4/ゲージ3→1

 

 

ドラゴンフォース

黒竜

攻8000/打撃3/【貫通】

 

 

曜「バトル!覚醒のアビゲールでレムちゃんに攻撃!打撃2だよ!」

 

レム「くっ……」LP7→5

 

曜「ドラゴンフォースでレムちゃんに攻撃!能力で相手のデッキから3枚破棄して、私のライフ+1(LP6→7)!打撃3!」

 

 

ドラゴンフォースの衝撃波でレムのデッキの上から3枚が吹き飛ぶ!

 

 

レム「キャスト!〈聖杯〉攻撃を無効化する。」

◼️レム:手札3→2

 

曜「ドラゴンフォースの能力で攻撃を無効化されても、デッキを3枚破棄してライフ回復(LP7→8)!ターンエンド」

◼️曜:手札4/ゲージ1/LP8

 

 

ドラゴンフォースの衝撃波でレムのデッキの上から3枚が吹き飛ぶ!

 

 

レム「私のターン、ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️レム:手札2→3/ゲージ6→7

 

レム「キャスト!〈英雄王の采配〉」

◼️レム:手札3→2

 

 

英雄王の采配

英雄

◼️【使用コスト】ゲージ2払う。

◼️君のデッキからカードを2枚引く。〈英雄王の采配〉は1ターンに1回だけ使える。

 

 

レム「ゲージ2払い、2枚ドロー!」

◼️レム:手札2→4/ゲージ7→5

 

レム「手札を4枚捨てる。バトルだ。ギルガメッシュで攻撃!打撃2!」

◼️レム:手札4→0

 

曜「うぁっ!」LP 8→6

 

レム「ギルガメッシュの2回攻撃!」

 

曜「キャスト!〈ドラゴンシールド 黒竜の盾〉ダメージを0にしてライフ+1!」LP 6→7

◼️曜:手札4→3

 

レム「ギルガメッシュの3回攻撃!」

 

曜「うぁぁ!」LP7→5

 

レム「ギルガメッシュで4回目の攻撃!」

 

曜「くぅぅ!」LP5→3

 

レム「ファイナルフェイズ‼︎〈英雄王の玉座"ギルガメッシュ・スローン"〉を設置」

◼️レム:手札2→1

 

 

英雄王の玉座"ギルガメッシュ・スローン"

英雄

◼️【設置】

◼️【使用コスト】君が〈英雄王の絶剣ギルガメッシュ〉を装備している。

◼️このカードは手札とデッキに戻せず、破壊されず、能力を無効化されない。

◼️君の手札が2枚以下で、〈英雄王の絶剣ギルガメッシュ〉の能力で君が手札を捨てる時、それに加えてデッキの上からもカードを捨ててもよい。

◼️君のターン終了時、君の手札が0枚の時、君のライフ+3。

 

 

曜「設置する必殺技……?」

 

レム「ギルガメッシュスローンの能力で、手札が0ならライフ+3だ(LP5→8)。ターンエンド。」

◼️レム:手札0/ゲージ5/LP8

 

 

曜「私のターン、ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️曜:手札3→4/ゲージ1→2

 

曜「いくよ、ゲージ2払い、ライトにコール〈紫煌の黒死王 アビゲール〉!ドロップゾーンの黒竜1枚をソウルイン!」

◼️曜:手札4→3/ゲージ2→0

 

 

黒き鬱屈バルザム 生滅

 

 

紫煌の黒死王 アビゲール

サイズ2/攻7000/防3000/打撃2/【移動】【ソウルガード】/ソウル1

 

 

曜「バトル!覚醒のアビゲールで攻撃!紫煌のアビゲールの能力でライフ+1(LP3→4)!打撃2!」

 

レム「ぐぅっ!」LP8→6

 

曜「紫煌のアビゲールで攻撃!打撃2!」

 

レム「ぐぁ!」LP 6→4

 

曜「ドラゴンフォースで攻撃!紫煌のアビゲールの能力でライフ+1(LP4→5)、ドラゴンフォースの能力で相手のデッキを3枚破棄して、ライフ+1(LP5→6)!打撃3!」

 

 

ドラゴンフォースの衝撃波がレムのデッキの上から3枚を吹き飛ばす!

 

 

レム「ぐぁぁ!」LP4→1

 

 

曜「よし!ターンエンド!」

◼️曜:手札4/ゲージ0/LP6

 

 

レム「……私のターン、ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️レム:手札0→1/ゲージ5→6

 

レム「キャスト!〈英雄王の神技 黒劔の舞(くろつるぎ まい)〉」

◼️レム:手札1→0/ゲージ6→3

 

 

英雄王の神技 黒劔の舞(くろつるぎ まい)

必殺技

英雄

◼️【使用コスト】君が〈英雄王の絶剣ギルガメッシュ〉を装備していて、ゲージ3払う。

◼️この必殺技はメインフェイズでも使える。

◼️このカードを〈英雄王の絶剣ギルガメッシュ〉1枚のソウルに入れる。このカードがソウルにあるカードは、打撃力を+1して、【ソウルガード】を得る。

 

 

英雄王の絶剣ギルガメッシュ

ソウル1

打撃2→3

【ソウルガード】

 

 

必殺技のカードがソウルに入ったギルガメッシュは黒いオーラを纏い吸収して、漆黒の剣に変わる!

 

 

曜「ギルガメッシュが、パワーアップした……⁉︎」

 

レム「このターンで終わりだ。ギルガメッシュの能力!」

 

曜「でも、レムちゃんにはもう捨てられる手札は無い!」

 

レム「設置されている必殺技、〈英雄王の玉座"ギルガメッシュ・スローン"〉の能力で、私の手札が2枚以下なら、ギルガメッシュの能力で捨てる手札の枚数、足りない分をデッキからも捨てる事ができる。」

 

曜「え⁉︎」

 

レム「私は手札を0枚、デッキから5枚を捨てる。これでギルガメッシュは【5回攻撃】を得る!」

 

曜「そんな……!打撃3で……5回……攻撃……⁉︎」

 

レム「バトルだ。」

 

曜「! 紫煌の黒死王アビゲールをセンターに移動!」

 

レム「ギルガメッシュでセンターのアビゲールに攻撃!」

 

 

ギルガメッシュ

攻10000

アビゲール

防4000

 

アビゲール ソウルガード1→0

 

 

レム「ギルガメッシュの2回攻撃!」

 

 

紫煌の黒死王アビゲール 撃破!

 

 

曜「アビゲール!」

 

レム「ギルガメッシュの3回攻撃!打撃3だ!」

 

曜「キャスト!〈ミッドナイトシャドウ〉攻撃を無効化!」

◼️曜:手札4→3

 

レム「無駄だ。ギルガメッシュで4回攻撃!」

 

曜「うわぁぁ!」LP 6→3

 

 

曜はギルガメッシュの衝撃と痛みでたまらず片膝をつく

 

 

曜「くっ……」

 

曜(私……ここまでなのかな……?ここで終わっちゃうの?私……、みんなもルビィちゃんも頑張ってくれたのに、私だけ、勝てないまま負けちゃうの……?嫌だ、嫌だ、絶対に嫌だ!負けたくない!私はまだ負けられない!勝つんだ、皆の為に、千歌ちゃんの為に!ここで負けたら……、悔やんでも悔やみきれないよ!私1人のせいで、千歌ちゃんの夢を、皆の夢を奪いたくない!私は強くなりたい……、新しい力が……!この悔しさを力に変える〈輝き〉が欲しい‼︎)

 

(曜……)

 

曜(……誰?)

 

ササナ(小生の名はササナ)

 

曜(ササナ……?)

 

ササナ(曜、聞き届けたぞ、お前の思いを……、受け取れ、新しい力を!)

 

 

レム「私を相手に良く頑張った褒めてやる。だが、これで終わりだ。お前を倒して、次の相手も私が斬り伏せる。敗北に嘆き、ゆっくり休め。」

 

 

レムがギルガメッシュを振り下ろしたその時、白紫のオーラのような光が曜を包みこむ。そしてギルガメッシュがその光に弾かれる!

 

 

レム「何⁉︎」

 

曜「私は、まだ終わってない……!私の場にアビゲールがいて、ライフが6以下なら、ライフ1払って(LP3→2)、〈ドラゴンフォース"追悔(ついかい)の型"〉解放‼︎」

◼️レム:手札3→2

 

 

ドラゴンフォース"追悔の型"

黒竜

攻6000/打撃2

◼️〈解放条件!〉〔君のライフが6以下で君の場にカード名に「アビゲール」を含むモンスターがいる。〕

◼️【装備コスト】ライフ1払う。

◼️【対抗】相手のターン中、手札のこのカードを【装備コスト】を払って装備して、君はこのターン中ダメージを受けない、その後、相手にダメージ1!

◼️このカードは破壊されず、手札に戻せず、能力を無効化されない。

◼️ーー能力不明ーー

【貫通】

 

 

レム「‼︎」

 

ーーー

 

千歌「曜ちゃんの新しいドラゴンフォース…!」

 

梨子「なんだろう…?ちょっと、怖いような……」

 

ーーー

 

レム「今更…!ギルガメッシュの5回攻撃だ!」

 

 

ギルガメッシュが再び振り下ろされる時、ドラゴンフォースを纏った曜に再び強く弾かれる。そしてギルガメッシュにヒビが入る……!

 

 

レム「……!……ギルガメッシュにヒビ……だと……?」

 

曜「ドラゴンフォースの能力で、私はこのターン中ダメージを受けない。そして、相手にダメージ1!」

 

レム「そんなバカな…!この私が……、自分のターンで……⁉︎う、うわぁぁぁぁ‼︎」LP1→0

 

 

曜「……私の勝ちだよ!」

 

ーーー

 

ラブライブ!予選決勝

 

Aqours:2pt

 

エスカトロジー :1pt

 

 

 




エスカトロジー 人物紹介 2

浅加レム

年齢16
好きなもの:バディファイト、琴奈が作った料理全部
嫌いなもの:琴奈を侮辱する人
使用フラッグ:レジェンドワールド
バディ:英剣王 ギルガメッシュ

代々からの彩條家の付き人を務める家庭に産まれた。
今は彩條琴奈の付き人であり幼馴染み、それを考慮して両親は付き人としてより友達としての接し方を了承している。
本人はなるべくボーイッシュにクールを気取っているが、たまに男言葉や女言葉が混ざる時があり、意外とフリルのついた服に憧れる時がある。

背丈は鞠莉と同じくらい、濃い緑の髪でショートヘアで両側がピョンっと跳ねている。




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黄金の革命者 彩條 琴奈

ラブライブ!予選決勝

 

Aqours:2pt

 

エスカトロジー :1pt

 

ーーー

 

エスカトロジー 側

 

 

レム「悪い琴奈、負けてしまった……」

 

琴奈「全く……あなたまで、何をしているの?」

 

レム「申し訳ありません……」

 

琴奈「まぁいいわ、それだけ、あの子達が強いって事よね。」

 

レム「はい」

 

琴奈「今はゆっくり休みなさい、私が最後まで勝ち抜いてみせるわ。あなた達の分までね。」

 

ーーー

 

琴奈「よくぞレムを倒したわね。褒めてあげるわ」

 

曜「どうして、仲間を倒されて褒めるんですか?」

 

琴奈「別に、敬意を示しただけよ。このお礼はファイトで返すわ」

 

曜「臨むとこだよ!」

 

 

琴奈「絶望が現実を包み込み、希望が虚構を創り出す、世界の全てに黄金の革命を…!ルミナイズ!〈虚構と革命の王者〉」

 

 

オープンTHEフラッグ

 

 

曜「ダークネスドラゴンワールド」

引き継ぎルール

◼️曜:手札2→4/ゲージ0→2/LP2→7

 

レフト:覚醒の黒死竜 アビゲール

ライト:無し

センター:無し

アイテム:ドラゴンフォース"追悔の型"

 

 

琴奈「ヒーローワールド」

◼️琴奈:手札6/ゲージ2/LP10

 

 

琴奈「さっきはレムのターンでケリがついたけど、引き継ぎルールにより後攻扱いで、私のターンから始める。ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️:琴奈:手札6→7/ゲージ2→3

 

琴奈「まずは基本、〈ハイパーエナジー〉ゲージ+4」

◼️琴奈:ゲージ3→7

 

琴奈「ふふふ……」

 

曜「?」

 

琴奈「ファイナルフェイズ‼︎」

 

曜「⁉︎」

 

ーーー

 

8人「⁉︎」

 

ーーー

 

琴奈「ゲージ2払い、【必殺変身】‼︎」

◼️琴奈:手札7→6/ゲージ7→5

 

 

Aqours「【必殺変身】⁉︎」

 

 

 

琴奈「震撼せよ!理想はやがて虚構へと変わり、破滅も創造も我が手の中にある、世界よ刮目せよ、これぞ革命の王の姿だ!〈機甲戦鬼 ゼータ〉!」

 

 

機甲戦鬼ゼータ

ダークヒーロー

サイズ3/攻10000/防3000/打撃2/【必殺変身】

 

 

琴奈「ふふふ、まだいくわよ、ライトに必殺バディコール(LP10→11)!〈複製模倣兵器 ジェムクローン〉」

◼️琴奈:手札6→5

 

 

複製模倣兵器 ジェムクローン

サイズ0/攻0/防1000/打撃0

 

 

琴奈「必殺コールに成功した事でゼータの打撃力+1」

 

 

ゼータ 打撃2→3

 

 

曜「打撃が上がった!」

 

琴奈「ジェムクローンの能力発動!ゲージ1払い手札の必殺モンスターを【コールコスト】を払わず、ジェムクローンに重ねてコールできる!私がコールするのは、出でよ!〈ジャックナイフ"ギャラクティカル・パニッシャー!"〉」

◼️琴奈:手札5→4/ゲージ5→4

 

 

ジェムクローンの姿がジャックナイフの必殺モンスターと同じ形に姿を変える……

 

 

ジャックナイフ"ギャラクティカル・パニッシャー!"

サイズ2/攻11000/防5000/打撃3

 

 

琴奈「必殺コールした事でゼータの打撃力アップ」

 

 

ゼータ 打撃3→4

 

 

曜「な……!」

 

ーーー

 

梨子「そんな……!ジャックナイフ⁉︎」

 

 

梨子のデッキの中のジャックナイフ"ギャラクティカルパニッシャー!"のカードから色が失われる

 

 

ダイヤ「ちょっとお待ちなさい!必殺モンスターは、ファイナルフェイズ中に1枚しかコールできないはず!それに、ジャックナイフはスタードラゴンワールドの必殺モンスター、ヒーローワールドでは使えないはずですわ!」

 

ーーー

 

琴奈「ふふふ……、機甲戦鬼ゼータの能力で私は通常のモンスターをコールできない、代わりに必殺モンスターを好きなだけコールする事ができる。さらにジェムクローンの能力、このカードがバディに設定されているなら、私は全てのワールドの必殺モンスターを使用することができるのよ。」

 

曜「そんな能力……、ありえない!」

 

琴奈「バトルよ!ジャックナイフで曜さんに攻撃!ダメージを減らされない打撃3!"ギャラクティカルパニッシャー!"」

 

曜「黒竜の盾が使えない!うわぁぁ!」LP7→4

 

琴奈「まだファイナルフェイズは終わってないわ、レフトに必殺コール!〈複製模倣兵器ジェムクローン〉をコール!」

◼️琴奈:手札4→3

 

曜「ま、また⁉︎」

 

 

ゼータ 打撃4→5

 

 

琴奈「ゲージ1払いジェムクローンを必殺モンスターに!出でよ!〈バルドラゴン"バルバースト・スマッシャー‼︎"〉」

◼️琴奈:手札3→2/ゲージ4→3

 

 

バルドラゴン"バルバースト・スマッシャー‼︎"

サイズ2/攻11000/防6000/打撃4/【ソウルガード】

 

 

ジャックナイフ"ギャラクティカル・パニッシャー!"生滅

 

 

ゼータ 打撃5→6

 

 

曜「あ…、あ……あぁ……」

 

琴奈「バルドラゴンで攻撃!無効化されない打撃4!"バルバースト・スマッシャー‼︎"」

 

曜「き、キャスト!〈ドラゴンシールド 黒竜の盾〉ダメージを0にしてライフ+1!(LP4→5)……耐えた……?」

 

琴奈「これで終わったと?まだ、機甲戦鬼ゼータ()の攻撃が残っているわ。」

 

曜「⁉︎」

 

琴奈「機甲戦鬼ゼータ()で曜さんに攻撃!打撃6!」

 

曜「く……、うわぁぁぁぁ‼︎」LP4→0

 

 

琴奈「これぞ、革命のファイト!」

 

ーーー

 

Aqours:2pt

 

エスカトロジー:2pt

 

ーーー

 

仕界「な、なんということだーー!!チーム Aqours vs エスカトロジー 両チーム2ptずつでまさかの大将戦にもつれ込んだ〜〜!これこそ、ラブライブ予選決勝!両チームの本戦出場を掛けるにふさわしいファイトだ〜〜!」

 

ーーー

 

曜「ごめん千歌ちゃん、皆……、負けちゃったよ」

 

果南「ううん、ナイスファイトだったよ、曜!」

 

梨子「曜ちゃん、お疲れ様!」

 

曜「ありがとう。……千歌ちゃん……」

 

千歌「うん、後は任せて曜ちゃん!私が勝って、皆で本戦に行こう!」




ラブライブ!予選パートも大詰めです。

琴奈ちゃんのデッキが意外だと思った、または今回も面白いと思ったら、感想お願いします。


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ラブライブ!予選決勝ファイナル 千歌 vs 琴奈

2月10日

果南ちゃん!誕生日おめでと〜〜!
(投稿日の時点で1日遅れたけど)




ラブライブ!予選決勝もいよいよ大詰め!相手はチーム エスカトロジー!ルビィと曜は敗北しながらもエスカトロジーの東坂ユノと浅加レムを下し、勝負はついに、Aqoursのリーダー高海 千歌とエスカトロジーのリーダー 彩條 琴奈の一騎討ちへと発展する。この予選を制し、ラブライブ!本戦に進むのはどちらのチームか!

 

ーーー

 

ラブライブ!予選決勝

 

Aqours:2pt

 

エスカトロジー:2pt

 

ーーー

 

琴奈「ついに、あなたとファイトできるのね、高海千歌さん」

 

千歌「はい琴奈さん、私は勝ちます!勝って、本戦に行きます!」

 

琴奈「残念だけど、それを叶えるのは、私達エスカトロジーよ!」

 

千歌「……始めましょう!」

 

ーーー

 

仕界「予選決勝!それぞれの大将同士のファイトになった事で、彩條琴奈選手のフィールド、ライフ、手札、ゲージ、ドロップゾーンはリセットされ、大将同士の試合は通常通りのファイトになります!」

 

ーーー

 

千歌「太陽より高い所へ!太陽より眩い輝きを放って!輝きのルミナイズ!〈サンライト・シャイン〉!」

◼️千歌:手札6/ゲージ2/LP10

 

 

琴奈「絶望が現実を包み込み、希望が虚構を創り出す、世界の全てに黄金の革命を…!ルミナイズ!〈虚構と革命の王者〉」

 

 

オープンTHEフラッグ

 

 

千歌「ドラゴンワールド」

◼️千歌:手札6/ゲージ2/LP10

 

琴奈「ヒーローワールド」

◼️琴奈:手札6/ゲージ2/LP10

 

 

琴奈「私のターン、チャージ&ドロー!」

◼️琴奈:手札6/ゲージ2→3

 

琴奈「まずは〈ハイパーエナジー〉でゲージ+4!ファイナルフェイズ‼︎ゲージ2払い【必殺変身】‼︎」

◼️手札6→5/ゲージ3→7→5

 

千歌「来る!」

 

琴奈「震撼せよ!理想はやがて虚構へと変わり、破滅も創造も我が手の中にある、世界よ刮目せよ、これぞ革命の王の姿だ!〈機甲戦鬼 ゼータ〉」

◼️琴奈:手札5→4

 

 

機甲戦鬼 ゼータ

サイズ3/攻10000/防3000/打撃2/【必殺変身】

 

 

琴奈「バトル!機甲戦鬼ゼータで攻撃!打撃2!」

 

千歌「うぁ!」LP10→8

 

琴奈「ターンエンド!」

 

ーーー

 

梨子「ふぅ、琴奈さんが先攻で良かったね……」

 

曜「………」

 

 

曜は新しいドラゴンフォースのカードをじっと見つめていた。

 

 

果南「曜?どうしたの?」

 

曜「読めない……」

 

梨子「読めない?」

 

曜「うん、新しいドラゴンフォースの……最後のテキストが……読めないんだ……」

 

果南「それは……」

 

ダイヤ「あなた達、今は千歌さんのファイトに集中してください!」

 

ーーー

 

千歌「私のターン!ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️千歌:手札6→7/ゲージ2→3

 

千歌「レフトに〈神速のバルドラゴン〉をバディコール(LP8→9)!」

◼️千歌:手札7→6

 

 

神速のバルドラゴン

サイズ2/攻6000/防3000/打撃2/【移動】

 

 

千歌「ライトに〈テイルブレイザー・ドラゴン〉をコール!」

◼️千歌:手札6→5

 

 

テイルブレイザー・ドラゴン

サイズ1/攻4000/防1000/打撃2

 

 

千歌「バトル!バルドラゴンとテイルブレイザードラゴンで連携攻撃!神速のバルドラゴンの能力で攻撃時、相手のセンターが空いていればライフ+1(LP9→10)!さらにテイルブレイザーが連携攻撃した時、ゲージ+1!」

◼️千歌:ゲージ3→4

 

 

神速のバルドラゴン+テイルブレイザードラゴン

連携攻撃力10000

機甲戦鬼ゼータ

防3000

 

 

琴奈「ぐぁぁ!ふふふ、これぐらいはして貰わないとね……」LP10→6

 

千歌「ターンエンド!」

◼️千歌:手札5/ゲージ4/LP8

 

 

琴奈「私のターン、ドロー!チャージ&ドロー!」

◼️琴奈:手札4→5/ゲージ5→6

 

琴奈「メイン、アタックは何もしないわ。ファイナルフェイズ‼︎ライトに必殺バディコール(LP 6→7)!〈複製模倣兵器ジェムクローン〉」

◼️琴奈:手札5→4

 

 

複製模倣兵器 ジェムクローン

サイズ0/攻0/防1000/打撃0

 

 

琴奈「必殺コールに成功した時、ゼータの打撃力+1!」

 

 

機甲戦鬼ゼータ 打撃2→3

 

 

琴奈「今この場に集いし全てのファイター達よ、全ての必殺モンスターの力を私に!」

 

琴奈「ジェムクローンの能力!ゲージ1払い手札の必殺モンスターを無コストでジェムクローンに重ねてコールする。〈バルドラゴン"バルバースト・スマッシャー!"〉」

◼️琴奈:手札5→4/ゲージ6→5

 

 

バルドラゴン"バルバーストスマッシャー!"

サイズ2/攻11000/防6000/打撃4/【ソウルガード】

 

 

機甲戦鬼 ゼータ 打撃3→4

 

 

千歌「バル……ドラゴン……!」

 

琴奈「必殺モンスターで攻撃!無効化されない打撃4!"バルバースト・スマッシャー!"」

 

千歌「うわぁぁぁ!」LP10→6

 

琴奈「まだよ!機甲戦鬼ゼータで千歌さんに攻撃!打撃4!」

 

 

ゼータは翼を広げて飛び、両手の中心にエネルギー弾を創り出し、それを千歌に飛ばした!千歌に直撃したエネルギー弾は打撃力の数値分の衝撃を千歌に与える!

 

 

千歌「うぁぁぁ!」LP 6→2

 

琴奈「次に備えておこうかしら、キャスト!〈人造符:TOW DRAW(トゥー ドロー)〉カードを2枚ドロー!」

◼️琴奈:手札4→3→5

 

琴奈「ターンエンドよ。」

◼️琴奈:手札5/ゲージ5/LP7

 

ーーー

 

果南「このターンで受けたダメージは8……」

 

善子「ちょっと!ヤバイんじゃないの⁉︎」

 

曜「大丈夫、千歌ちゃんを信じよう…。」

 

ーーー

 

千歌「私のターン!ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️千歌:手札5→6/ゲージ4→5

 

千歌「キャスト〈バル・サポート〉ゲージとライフ+2する(LP2→4)!」

◼️千歌:手札6→5/ゲージ5→7

 

千歌「千歌のライフが6以下で、場にサイズ2以下の〈太陽竜〉があれば、〈ドラゴンフォース"真紅の兆し"〉解放‼︎」

◼️千歌:手札5→4/ゲージ7→5

 

 

ドラゴンフォース"真紅の兆し"

攻6000/打撃2/【貫通】

 

 

琴奈「ドラゴンフォース……、あなた達だけが持つ〈力〉か……」

 

千歌「ドラゴンフォースの能力で、私の太陽竜全てに【貫通】を与える。」

 

 

神速のバルドラゴン

◼️【貫通】

 

テイルブレイザードラゴン

◼️【貫通】

 

 

琴奈「は⁉︎」

 

千歌「行きます!バトル!ドラゴンフォースとテイルブレイザードラゴンで、必殺モンスターに連携攻撃!テイルブレイザーの能力でゲージ+1!ドラゴンフォースはスタンド!」

 

 

ドラゴンフォース真紅+テイルブレイザー

連携攻撃力10000

必殺モンスター

防6000

 

必殺モンスター ソウルガード 1→0

 

 

千歌「ドラゴンフォースと神速のバルドラゴンで必殺モンスターに連携攻撃!ドラゴンフォースをスタンド!センターにモンスターが居なければライフ+1!(LP4→5)」

 

 

ドラゴンフォース真紅+神速のバルドラゴン

連携攻撃12000

必殺モンスター

防6000

 

必殺モンスター 撃破!

 

 

千歌「ドラゴンフォースで琴奈さんに攻撃!」

 

 

ドラゴンフォース真紅の兆し

攻6000

機甲戦鬼ゼータ

防3000

 

 

琴奈「くぅぅ!」LP7→5

 

千歌「ターンエンド!」

◼️千歌:手札4/ゲージ5/LP5

 

 

琴奈「チッ……、やるじゃない……!」

 

 



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絶望の一撃! ジェムクローンの可能性

◼️千歌:手札4/ゲージ5/LP5

 

レフト:神速のバルドラゴン

ライト:テイルブレイザードラゴン

センター:無し

アイテム:ドラゴンフォース"真紅の兆し"

 

ーーー

 

◼️琴奈:手札5/ゲージ5/LP7

 

レフト:無し

ライト:無し

センター:無し

アイテム:機甲戦鬼 ゼータ

 

ーーー

 

琴奈(私には、負けられない理由がある……。成し遂げなければならない理由が、私には………)

 

 

ーー回想ーー

 

聖・ヴァルキレート女学院

 

理事長室

 

琴奈「どういう事ですの!お母様!」

 

理事長 (琴奈の母)「どうも何もありません。言葉通り、聖・ヴァルキレート女学院のバディ部は廃部となります。」

 

琴奈「どうして⁉︎私達は今までバディファイトでの勝利を……、功績を挙げて来たじゃない!」

 

理事長「確かに、あなた達の功績は私も認めているわ。」

 

琴奈「ならどうして!」

 

理事長「理由は、バディ部員の数が他の部に比べて少ない事よ、本来この学園の活動最小人数は5人から、最初のバディ部設立人数は6人からでしたから学園からも活動を認められました。けどそれは8年も前の話です。今までも入部人数を合わせて5人以上を維持していましたが……、今のバディ部の人数はたったの3人……、この学園の部活動の中でも一番少ない人数です。活動基準を満たしていない以上、残しておく意味はない。」

 

琴奈「だからって!お母様は、私達の居場所を奪うつもりなの⁉︎」

 

理事長「そんなつもりは無いわ。ただ、3人という現在の部員の数では、今まで通りの活動は難しいと言ってるの。」

 

琴奈「ならば、部員を5人以上集めればいいのですか?」

 

理事長「そうね、それが理想だけど、今現在でバディ部に入ろうと思う生徒はあまり居ないはずよ。」

 

琴奈「……ならやはり、バディ部は……」

 

理事長「勘違いしないで?琴奈、私は提案を持って来たのよ。」

 

琴奈「提案……?」

 

理事長「ええ、近々、全日本のスクールバディチームが一同に会する祭典、バディファイトの甲子園【ラブライブ!バディカップ】が開催されます。もし、その大会であなた達が功績を挙げれば、今の人数でのバディ部の存続を認めましょう。」

 

琴奈「⁉︎」

 

理事長「どうかしら?」

 

琴奈「二言はありませんね……?お母様……」

 

理事長「ええ…」

 

琴奈「分かりました。出ましょう。ラブライブ!」

 

ーー回想 了ーー

 

 

琴奈「私は勝つ!私達の居場所を守る為ならば、私は鬼となる!ドロー!チャージ&ドロー!」

◼️琴奈:手札5→6/ゲージ5→6

 

琴奈「ファイナルフェイズ‼︎レフトにコール!〈複製模倣兵器 ジェムクローン〉!必殺コールに成功したので、ゼータの打撃+1!」

◼️琴奈:手札6→5

 

 

複製模倣兵器 ジェムクローン

サイズ0/攻0/防1000/打撃0

 

 

機甲戦鬼 ゼータ 打撃2→3

 

 

琴奈「ジェムクローンの能力!ゲージ1払い、ジェムクローンに重ねて必殺コール!〈アビゲール"バニシング・デスホール!"〉」

◼️琴奈:手札5→4/ゲージ6→5

 

 

アビゲール"バニシング・デスホール!"

黒竜

サイズ3/攻8000/防8000/打撃3

 

 

機甲戦鬼 ゼータ 打撃3→4

 

 

琴奈「アビゲール"バニシング・デスホール"の登場時能力で、このカード以外のモンスターを全て破壊する!」

 

 

神速のバルドラゴン 破壊!

 

テイルブレイザードラゴン 破壊!

 

 

千歌「⁉︎」

 

琴奈「そして、ジェムクローンの新たな可能性を見せてあげるわ!ゲージ3払い、ジェムクローンがソウルにある必殺モンスターをドロップゾーンに置いてライトに必殺コール!」

◼️琴奈手:札4→3/ゲージ5→2

 

琴奈「《無》より造られし究極の兵器よ!《形》なき者に《存在》を与え、《光》無き世界に《無》を与えよ!〈ジェムクローン"オリジン・ブレイカー!"〉」

 

 

ジェムクローン"オリジン・ブレイカー!"

サイズ3/攻10000/防5000/打撃2/【移動】【ソウルガード】

 

 

その必殺モンスターは、下半身は青く、右腕にジャックナイフの頭を持ち、左腕にアビゲールの頭を持ち、胴体がバルドラゴンの形をしていた。そして全体的に結晶化していた!

 

 

機甲戦鬼ゼータ 打撃4→5

 

 

琴奈「ジェムクローンオリジンブレイカーの能力!手札から1枚、ドロップゾーンから2枚の合計3枚をソウルに入れる。私が入れるのは、手札から〈ジャックナイフ"ギャラクティカル・パニッシャー!"〉を、ドロップゾーンから〈アビゲール"バニシング・デスホール!"〉と〈バルドラゴン"バルバーストスマッシャー‼︎"〉をソウルイン!そしてジェムクローンは、ソウルの必殺モンスター全ての能力を得る!」

 

千歌「え⁉︎」

 

ーーー

 

8人「⁉︎」

 

ーーー

 

 

ジェムクローン"オリジン・ブレイカー!"

◼️このカードの攻撃は無効化されない。

◼️このカード1枚の攻撃で相手に与えるダメージは減らない。

◼️相手のドロップが6枚以上なら打撃力+3、12枚以上なら攻撃は無効化されない。

◼️【貫通】

 

 

琴奈「これにより、ジェムクローンは、アビゲールの能力で、相手のドロップが6枚以上なら打撃力5になり、ジャックナイフの能力で、攻撃のダメージは減らせず、バルドラゴンの能力で攻撃は無効化されない。」

 

千歌「そ、そんな……!」

 

ーーー

 

梨子「何よそれ……?」

 

善子「そんなの、めちゃくちゃじゃない……!」

 

ダイヤ「千歌さんのライフは5……、ジェムクローンの打撃力も5で、攻撃は無効化されず、ダメージも減らせない【貫通】……、もはや打つ手など、ありませんわ……!」

 

果南「千歌……」

 

鞠莉「千歌っち……」

 

花丸/ルビィ「千歌ちゃん……」

 

曜「千歌ちゃん……!」

 

ーーー

 

琴奈「とどめよ、ジェムクローン"オリジン・ブレイカー!"で攻撃!無効化されず、ダメージも減らない打撃5!」

 

 

ジャックナイフの頭とアビゲールの頭がエネルギー弾を創り出し、バルドラゴンの頭の咆哮により、エネルギー弾が打ち出される!

 

 

千歌(ここで終わっちゃうの?私達のラブライブ、Aqoursとしての、最初で最期のラブライブ……、これで最期なの……?)

 

?(千歌……)

 

千歌(この声は……、ドラゴンフォースの化身……)

 

化身(千歌、お前は本当にここで終わる気か?)

 

千歌(え?)

 

化身(お前達にはあるはずだ、負けられない理由が…、勝たねばならない理由が……、目的があるはずだ。今、終わっていいのか…?)

 

千歌(……良くないよ……!まだ、終わっていいはずがない!)

 

化身(ならば、今はこのターンを生き残れ……!)

 

 

千歌「私はまだ、負けられない!」

 



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Aqours vs エスカトロジー 予選決勝 最終決着!

ラブライブ!予選決勝 ファイナル

 

 

◼️千歌:手札4/ゲージ5/LP5

 

レフト:無し

ライト:無し

センター:無し

アイテム:ドラゴンフォース"真紅の兆し"

 

ーーー

 

◼️琴奈:手札3/ゲージ2/LP7

 

レフト:無し

ライト:ジェムクローン"オリジン・ブレイカー!"

センター:無し

アイテム:機甲戦鬼 ゼータ

 

ーーー

 

 

琴奈「トドメよ、ジェムクローン"オリジン・ブレイカー!"で攻撃!無効化されず、ダメージも減らない打撃5!」

 

 

千歌「…………私はまだ、負けられない!キャスト!〈ドラゴンフォース・ガッツ〉!」

◼️千歌:4→3

 

 

ドラゴンフォース・ガッツ

魔法/回復

◼️君がカード名に「ドラゴンフォース」を含むカードを装備していれば使える。

◼️【使用コスト】ゲージ1払う。

◼️【対抗】君のライフ+3!相手のターンでこのカードを使った時、君のデッキからカードを1枚引く。

 

 

千歌「ゲージ1払い、私のライフを+3(LP5→8)!さらにカードを1枚ドロー!うわぁぁぁ!」LP8→3

◼️千歌:手札3→4/ゲージ5→4

 

琴奈「ですが、まだゼータの攻撃が残っている!ゼータで攻撃!ゼータの打撃力も5よ!」

 

 

ゼータが翼を広げ、エネルギー弾を千歌に放つ!

 

 

化身(凌げ、千歌……)

 

千歌「キャスト!もう1枚〈ドラゴンフォース・ガッツ〉ゲージ1払い、私のライフ+3!(LP3→6)そして1枚ドロー!うぁぁぁぁ!!」LP 6→1

◼️千歌:手札4→3→4/ゲージ4→3

 

琴奈「くっ……しぶといわね!ターンエンド!」

◼️琴奈:手札3/ゲージ2/LP7

 

ーーー

 

8人「はぁ〜〜〜……」

 

梨子「さすが千歌ちゃん…!」

 

ダイヤ「攻撃やダメージを無効化できない状況で、ライフを回復して生き残るとは……!」

 

花丸「千歌ちゃん凄いずら〜!」

 

鞠莉「さあ、ここからどう巻き返すのかしら!」

 

ーーー

 

千歌「千歌のターン!ドロー!チャージ&ドロー!」

◼️千歌:手札4→5/ゲージ3→4

 

千歌「私達にだって、負けたくない理由が、勝ちたい理由がある!私達にも、守りたい場所がある!」

 

琴奈「守りたい場所ですって……?」

 

千歌「はい、琴奈さんさっき言いましたよね?『私達の居場所を守る為なら鬼になる』って……、それは私達も同じです…!私達は、浦の星女学院の皆の思いを背負って戦っている。だから負ける訳にはいかない!」

 

千歌「ライトに神速のバルドラゴンを再コール!」

◼️千歌:手札5→4

 

 

化身(千歌、曜、梨子……、お前達は良く成長した。ドラゴンフォースこそお前達の感情の力、意志の強さだ……!千歌、己が信念と〈夢〉の為に、我が名を呼べ!)

 

 

その時、千歌のドラゴンフォースの紅い光が強くなり、梨子の蒼白い光と、曜の白紫の光が溢れ出し、3つのドラゴンフォースの光が千歌が引いた1枚のカードに集約される。

 

 

 

千歌「ゲージ2を払い、バルドラゴンをソウルに入れて、超進化コール!」

◼️千歌:手札4→3/ゲージ4→2

 

千歌「〈悲しみ〉と〈後悔〉、〈喜び〉と〈慈愛〉、〈怒り〉と〈覚悟〉全ての感情を今1つに!新たなる覚醒の輝きを放つ!〈超太陽竜 バルソレイユ〉!」

 

 

超太陽竜 バルソレイユ

太陽竜/ネオドラゴン/黒竜

サイズ3/攻7000/防7000/打撃2/【2回攻撃】【ソウルガード】/ソウル1

 

ーーー

 

梨子「あのモンスターは……⁉︎」

 

曜「うん、ドラゴンフォースの化身だ……!」

 

善子「凄い……」

 

花丸「光があったかいずら〜」

 

ダイヤ「何と眩く、美しい光……」

 

曜「あ、梨子ちゃん!読める……、読めるよ!新しいドラゴンフォースのテキストが!それに絵も少し変わってる!」

 

梨子「多分、ドラゴンフォースの化身がコールされたから、ドラゴンフォースの力が完全に目覚めたのかも……」

 

ーーー

 

琴奈「何なの……⁉︎このモンスターは⁉︎」

 

千歌「これこそが、私達の思いが生んだ、新たなる輝きの力!バルソレイユは、自身にソウルがある限り、打撃力+1!そして、私が受けるダメージを1減らす!」

 

 

超太陽竜 バルソレイユ

打撃2→3

 

 

琴奈「⁉︎」

 

千歌「さらに〈太陽の恵み〉ゲージ+3!」

◼️千歌:ゲージ2→5

 

千歌「バトル!」

 

琴奈「! ジェムクローン"オリジンブレイカー!"をセンターに移動!」

 

千歌「バルソレイユの【起動】!ゲージ1払い、センターのモンスターを破壊する!ジェムクローン"オリジン・ブレイカー!"を破壊!」

◼️千歌:ゲージ5→4

 

琴奈「何ですって⁉︎」

 

 

バルソレイユの背後に浮かんでいる6本の青いブレードビットがジェムクローンを切り裂く!

 

 

ジェムクローンオリジンブレイカー ソウルガード 3→2

 

 

琴奈「くっ、1度破壊した程度で……!」

 

千歌「バルソレイユの能力!さらにゲージ1払って、ジェムクローンを破壊!」

◼️千歌:ゲージ4→3

 

 

一度放ったブレードビットが方向転換して背後からジェムクローンを切り裂く!

 

 

ジェムクローン オリジンブレイカー ソウルガード2→1

 

 

琴奈「な、何⁉︎」

 

千歌「バルソレイユの能力!ゲージ1払い、ジェムクローンを破壊!」

◼️千歌:ゲージ3→2

 

 

戻って来たブレードビットがさらにジェムクローンを切り裂く!

 

 

ジェムクローン オリジンブレイカー ソウルガード1→0

 

 

琴奈「いったい……、何回破壊する気……、まさか⁉︎」

 

千歌「そのまさかだよ!バルソレイユは私のゲージが続く限り、センターのモンスターを何度でも破壊する!ゲージ1払い、ジェムクローンを破壊!」

◼️千歌:ゲージ2→1

 

 

続けざまに6本のブレードビットが四方八方に散り、ジェムクローンを囲む、そして一斉にジェムクローンを切り裂く!

 

 

ジェムクローン"オリジン・ブレイカー!"完全撃破!

 

 

琴奈「そんな……、馬鹿な⁉︎私のジェムクローンがたったの1ターンで……!」

 

千歌「行くよ、バルソレイユで琴奈さんに攻撃!バルソレイユにソウルがある限り、打撃力3!」

 

琴奈「うぁぁぁぁ!」LP7→4

 

千歌「バルソレイユの2回攻撃!」

 

琴奈「うぐぅっ!」LP4→1

 

千歌「これで決める!ドラゴンフォース"真紅の兆し"で琴奈さんに攻撃!打撃2!」

 

琴奈「まさか、私が……、うわぁぁぁぁぁぁ‼︎」LP1→0

 

 

 

仕界「き、き、決まった〜〜〜!いくつもの壮絶なファイトを生き残り、ラブライブ!予選トーナメントを制したのは……、チームAqoursだーーー!!」

 

 

ワァァァァァ!!

 

ワァァァァァ!!

 

 

千歌「はぁ…、はぁ…、か……勝った…の?」

 

千歌「やった……、やった〜〜〜‼︎」

 

8人「千歌(ちゃん)(さん)!」

 

曜「やったね!千歌ちゃん!」

 

ダイヤ「さすが、私達Aqoursのリーダーですわね。」

 

果南「やっぱり千歌は凄いよ!」

 

千歌「えへへ〜」

 

 

 

琴奈「……ま、負けた……私達が……」

 

レム「琴奈……」

 

ユノ「琴奈ちゃん……」

 

琴奈「終わりね、私達のバディ部も……これで……」

 

レム「……」

 

ユノ「………」

 

琴奈「行きましょう。」

 

千歌「琴奈さん!」

 

琴奈「高海千歌さん……」

 

 

千歌は琴奈に手を差し伸べる……。

 

 

千歌「楽しいファイトでした。」

 

レム「……! ふざけているのか⁉︎」

 

琴奈「やめなさいレム!」

 

レム「⁉︎ す、すまない……」

 

琴奈「いいファイトだった、最後に楽しめて良かったわ。」

 

 

琴奈は差し出された千歌の手を握った。

 

 

?「彩條さん!」

 

?「彩條先輩!」

 

レム「お前達は…」

 

琴奈「ウチの生徒……?」

 

生徒A「彩條さん!私達もバディ部に入りたいんだけど、いいかな?」

 

生徒B「先輩方のファイトを観てたら、私もバディ部に入りたいな〜って思いました!」

 

イングランド学園生徒C「私もバディ部に入りたいです。お願いします!私達を入部させてください!」

 

 

3人のイングランド学園生徒は琴奈に入部届けを差し出した。

 

 

ユノ「皆ぁ!」

 

琴奈「あなた達……、気持ちは嬉しいけど、バディ部は今日をもって、廃部に………」

 

理事長「琴奈。」

 

琴奈「お母様……!」

 

 

イングランド学園の理事長は3人の生徒から入部届けを受け取った。

 

 

理事長「ふむ、新規入部者は3名ですか……、これで部員は6人ですね?」

 

琴奈「お母様、でも今更……、バディ部はもう……」

 

理事長「何を言ってるの?琴奈。」

 

琴奈「え?」

 

理事長「部員が5人以上を満たしたのです。バディ部を廃部にする理由なんて、もうありませんわ、彼女達をバディ部に入部させてあげなさい、琴奈。」

 

琴奈「よろしいのですか?お母様!」

 

理事長「ええ、これで、バディ部の部員数は6名、廃部はなくなりましたわね。」

 

琴奈「………ありがとうございます。理事長!」

 

レム/ユノ「ありがとうございます!」

 

 

千歌「良かったですね、琴奈さん!」

 

琴奈「ええ!本当に、あなた達とファイトできて良かった。でも、まだ私達は終わらないわ。」

 

千歌「?」

 

琴奈「私達は敗者復活戦を勝ち上がり、再びあなた達Aqoursの前に立つわ。そして今度は私達が勝つ!」

 

千歌「はい!待ってます!」

 

ーーー

 

ラブライブ!予選決勝

 

Aqours:3pt

 

エスカトロジー:2pt

 

 

Aqours ラブライブ!本戦進出 決定!

 

 




ついに、今回で ラブライブ予選 が全て終わりました。思ったより、予選が長かった……

今回のファイトも熱かった!と感じたら感想を是非!


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過去の後悔

東京で開かれている『ラブライブ!バディカップ』その予選トーナメントに出場したAqours、様々な強敵達と競い合い、予選トーナメントの決勝戦に登りつめた。

 

そして予選トーナメント決勝戦では、学園祭でAqoursに宣戦布告して来た「エスカトロジー」とのファイトが始まる。両チーム大将戦へと持ち込む、熾烈なファイトを制し最後に勝ち残ったチームは

 

『Aqours』だった。

 

そしてAqoursは『ラブライブ!バディカップ 本戦』への出場が決まった。

 

ーーー

 

喫茶店 山吹

 

Aqoursは、梨子の親友のナツキの実家である喫茶店に集まっていた。

 

 

千歌「ゴホン!では、ラブライブ!予選突破と本戦出場を祝して、かんぱーい‼︎」

 

8人「かんぱーい‼︎」

 

ナツキ/ヒカル「かんぱーい!」

 

Aqoursは予選突破と本戦出場を祝して、お祝いパーティーをしていた。

 

 

梨子「2人とも、本当にいいの?私達を祝う為にお店を貸し切りにして……」

 

ナツキ「当然!梨子は親友だし、Aqoursは大歓迎だよ!」

 

ヒカル「それに、ナツキはAqoursのファンだもんね〜」

 

ナツキ「ちょ!ヒカル!///」

 

梨子「ふふふ…!」

 

 

 

曜「梨子ちゃん楽しそうだね?」

 

千歌「うん、以外とあんな梨子ちゃん初めて見るかも。」

 

果南「梨子の気持ち、なんだか分かるな〜」

 

ダイヤ「ええ、短い間とはいえ、親友と再会する喜びは、私達は良く知ってますわ。」

 

鞠莉「……私、留学先の家に居た時、凄く寂しかったわ……凄く後悔した、ギクシャクしたお別れになってたから……ね……」

 

果南「………」

 

ダイヤ「………」

 

 

ーーー回想ーーー

 

 

あれは……3年生組が初めて出場したラブライブ!予選決勝で負けた後の事……

 

 

果南「うぅ……ぅ…グスッ……あぁ……うぅ……グスッ……」

 

ダイヤ「果南……グスッ……さん……」

 

鞠莉「果南………」

 

果南「ごべん……鞠莉……ダイヤ……私の……ぜいで…」

 

 

しばらくして……

 

 

果南「ごめん……落ち着いたよ……」

 

ダイヤ「そうですか……」

 

鞠莉「果南、まだ終わってないわよ?」

 

果南「え?」

 

ダイヤ「まだ私達には、敗者復活戦がありますわ。まだラブライブ!に挑むチャンスがあります。もし勝てれば、ラブライブ!の本戦に………」

 

果南「出ないよ……」

 

ダイヤ「………え?………」

 

鞠莉「果南……ど、どうして?敗者復活戦で勝てば……また……!」

 

果南「また、他のチームに負けて惨めな思いをする……」

 

鞠莉/ダイヤ「………」

 

果南「諦めよう……私達のレベルじゃ、まだまだなんだよ……」

 

 

それから3人は、特に会話もなく内浦に帰って来た………

 

しばらくして………

 

 

浦女 2年教室

 

鞠莉「果南!新しくデッキを組んでみたの!相手してもらえる?」

 

果南「……ごめん鞠莉、デッキ……家に忘れて来ちゃった。」

 

鞠莉「……そう……珍しい事もあるのね!」

 

果南「珍しいって……何が?」

 

鞠莉「え?」

 

果南「私だって、常にデッキを持ち歩いているわけじゃないよ。」

 

 

それから果南はバディ部室にも顔を出さなくなった……

 

 

部室

 

ダイヤ「果南さんが、おかしい?」

 

鞠莉「ええ……、いつもバディファイトに積極的だった果南が、最近では、ファイトを避けてるって言うか……、その……」

 

ダイヤ「言われてみれば、確かに……ですわね。最近 果南さんがカードを触っているところを見てませんわ…」

 

鞠莉「やっぱり……まだ引きずっているのかしら、『ラブライブ』での負けを……」

 

 

果南、鞠莉、ダイヤは、バディチーム『Aqours』としてラブライブ!バディカップの予選に挑んだ、そして、予選決勝まで勝ち進んだ。が、その予選決勝で惜しくも3人は敗退してしまった。敗因は………大将戦での、果南の敗北だった。

 

 

ダイヤ「無理もありませんわ、両チーム1勝1敗、大将戦での一騎打ちで、負けてしまいましたから……、でも決して果南さんが弱かったのではありません。相手の運が良かっただけです。あと一手決まっていれば………」

 

果南「決まっていれば……何……?」

 

ダイヤ/鞠莉「………果南(さん)⁉︎」

 

果南「ごめん、聞くつもりはなかったんだ……。でも、もういいでしょ?私達は夢を見過ぎた……、鞠莉だって留学しちゃうんでしょ?だったら、叶わない夢をいつまでも見てはいられないよ……」

 

鞠莉「果南、どうして留学の事を……?……‼︎ダイヤ……⁉︎」

 

 

ダイヤは首を左右に振って否定する。

 

 

果南「不用心過ぎるよ鞠莉、教室の机の上に置いてあったよ。」

 

 

果南は留学の誘いのエアメールを鞠莉に手渡す。

 

 

鞠莉「……!」

 

果南「良かったじゃん、鞠莉……、全国に、先に一歩近づいたじゃん!」

 

 

果南は寂しそうな笑顔でそう言って部室を出て行った……

 

 

鞠莉「果南の……バカ……!」

 

 

そして、1ヶ月後………

 

空港

 

 

ダイヤ「それでは鞠莉さん、ご達者で……」

 

果南「………じゃあね……」

 

鞠莉「2人とも、バディファイト続けてね……、私も、続けるから……」

 

ダイヤ「勿論ですわ……、全国で必ず会いましょう。」

 

果南「鞠莉、身体に気をつけてね……」

 

鞠莉「2人もね。」

 

付き人「鞠莉お嬢様、そろそろお時間です。」

 

鞠莉「ええ……」

 

ダイヤ「鞠莉さん」

 

果南「鞠莉……」

 

鞠莉「果南!最後に1つ、バディファイト……嫌い?」

 

果南「………え?……」

 

 

その質問を最後に、鞠莉は飛行機の中に消えて行った………

 

 

ーーー回想 終ーーー

 

 

ダイヤ「でも、今またこうして3人と『ラブライブ!』に出ているのは、奇跡みたいなものですね。」

 

鞠莉「そうね。それもこれも、私達をまた繋いでくれた千歌っち達のおかげね。」

 

果南「そうだね……」

 

果南「鞠莉……あの時、空港で……最後の質問、答えてなかったよね?」

 

鞠莉「果南……あの質問、覚えてたの…?」

 

果南「うん……なんか、忘れられなくて……今、答えて良い?」

 

鞠莉「ええ」

 

果南「私は、私は好きだよ。バディファイト」

 

鞠莉「今更だけど……その答えを聞けて良かったわ。」

 

ダイヤ「ふふふ!さあ、しんみりはそれくらいにして、せっかくのパーティを楽しみましょう。」

 

千歌「………3人とも仲直りできて、良かったね!」

 

ダイヤ/果南/鞠莉「はい(うん)(ええ)!」

 

 

しばらくして……

 

 

千歌のスマホ♪♪

 

 

千歌「電話だ!ちょっと外に出て来るね!」

 

 

千歌は店の外に出て電話を取る

 

 

千歌「もしもし!」

 

聖良(通話)『もしもし、こんばんわ、千歌さん』

 

千歌「聖良さん!どうかしましたか?」

 

聖良『はい、皆さんのお話を聞いたので、お電話したまでです。まずは、千歌さん、ラブライブ!予選突破と、本戦出場おめでとうございます。さすがはAqoursです。』

 

千歌「ありがとうございます!聖良さん達も、本戦に出場できるんですよね?」

 

聖良「………すみません、残念ながら……、私達〈セイントスノウ〉は……、予選を敗退しました……」

 

千歌「…………え?」




今回も感想を是非!


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敗者復活戦 開幕

Aqoursは、『ラブライブ!バディカップ』予選突破と本戦出場を祝して、パーティーを開いていた。だがそのパーティーの途中で千歌のスマホに着信が届く。その通話の相手はセイントスノウの鹿角聖良だった!

 

ーーー

 

千歌「聖良さん達も、本戦に出場できるんですよね?」

 

聖良(通話)『………すみません、残念ながら……、私達〈セイントスノウ〉は……、予選を敗退しました……』

 

千歌「…………え?そんな⁉︎」

 

聖良『すみませんが、事実です。』

 

千歌「そう……ですか……」

 

聖良『私達の為に落ち込んでくれるのは嬉しいですが、勘違いしないでください。』

 

千歌「え?」

 

聖良『私達はまだ終わったわけではありません。まだ、敗者復活戦があります。』

 

千歌「あ、そっか……」

 

聖良『私達は諦めません。私達は明日の敗者復活戦を制し、本戦に勝ち進んでみせます。そして、Aqoursと……千歌さんとファイトしたいです。』

 

 

聖良の言葉を聞いて、喜びと闘志が同時に湧き出る……

 

 

千歌「私も、私達も……セイントスノウと……聖良さんと戦いたいです!明日の敗者復活戦を頑張ってください。私達は、本戦で待ってます!」

 

聖良『ふっ……、遅い時間にすみませんでした。明日、必ず勝ちます。では、おやすみなさい』

 

千歌「はい、おやすみなさい!」ピッ

 

 

喫茶店 山吹

 

 

曜「あ、千歌ちゃん、おかえり!」

 

梨子「誰からの電話だったの?」

 

千歌「聖良さんからだよ。」

 

曜「え、いつのまに電話番号を……」

 

梨子「それで、どんな話をしたの?」

 

千歌「うん……実は……」

 

 

千歌は聖良と話した事を皆んなに教える……

 

 

ダイヤ「あのセイントスノウが……」

 

果南「予選の決勝で負けた……?」

 

花丸「予想外ずら…」

 

千歌「でも、聖良さん達は諦めないって言ってた。明日の敗者復活戦に出るって言ってたよ!」

 

ルビィ「敗者復活戦……」

 

善子「でも、敗者復活戦って、あのエスカトロジー も出るんじゃないの?」

 

鞠莉「確かに、あの2チームのどちらが勝つか、予想できないわね……」

 

ダイヤ「結果は明日になってみないと分かりませんね……」

 

果南「だね。」

 

 

気がつくと時間は夜9:40分をまわっていた。

 

ーーー

 

翌日、ホテル中の全てのテレビモニターに敗者復活戦の試合が放送される……!

 

Aqoursはホテルのエントランスに集まり巨大モニターで敗者復活戦を鑑賞する。

 

ーーー

 

司会「ついに始まった!ラブライブ!敗者復活戦トーナメント!私!ラブライブ!の総合司会を務めさせていただく〈仕界〉と申します!堅苦しい挨拶は終わりにして………、今回、惜しくも悔しくも、ラブライブ!8ブロックで行われた予選トーナメントの決勝戦で一手及ばす敗退したチーム同士で競い合う敗者復活戦!このトーナメントで優勝したチームは、なんと!『ラブライブ!バディカップ 本戦』への出場キップを手に入れる事ができます!さあ!大いに盛り上がって、ラブライブ!本戦に〜〜〜………出ようぜ〜〜〜〜‼︎‼︎」

 

 

ワァァァァァァァアアア!!!!

 

ヒユ--! ヒュ---!

 

イエェェェェェェェエイ!!!

 

ーーー

 

モニター前

 

 

善子「相変わらずテンションの高い司会者ね……」

 

花丸「盛り上がってていいずら。」

 

ダイヤ「敗者復活戦と言えども、試合にはセイントスノウやエスカトロジー の方々がおります。」

 

果南「それもあるけど、このトーナメントに出てるのは、それぞれのブロックの予選決勝で負けたチームのみ……」

 

鞠莉「負けたと言っても、予選の決勝まで登り詰めたチーム同士の試合だからね……」

 

梨子「まるで、私達が本戦を観てるみたい……」

 

ーーー

 

敗者復活戦

 

第1回戦

 

1,チーム セイントスノウ vs チーム ディライト

 

2.チーム ドラピオン vs チーム 洸牙

 

3.チーム エスカトロジー vs チーム 浜崎フラインズ

 

4.チーム 流星アクターズ vs チーム イグニス

 

ーーー

 

仕界「では敗者復活戦、第1回戦、第1戦!チーム セイントスノウ vs チーム ディライト……、始め!」

 

ーーー

 

セイントスノウ 側

 

 

理亜「今まで通り、私から行って来ます。お姉様」

 

聖良「気をつけて、油断せず。」

 

理亜「分かってる。」

 

ーーー

 

第1戦

 

鹿角 理亜 vs ナツハ

 

 

理亜「星を統べる竜よ、伝説の世界に君臨せよ!ルミナイズ!〈レジェンダリー・ゾディアック〉」

 

ナツハ「黒の騎士達よ、私に力を!ルミナイズ!」

 

 

オープンTHEフラッグ

 

 

理亜「レジェンドワールド」

◼️手札6/ゲージ2/LP10

 

ナツハ「ダークネスドラゴンワールド」

◼️手札6/ゲージ2/LP10

 

ーーー

 

モニター前

 

 

花丸「始まったずら。」

 

ルビィ「最初は理亜ちゃんだ!」

 

ーーー

 

ナツハ「私のターン、チャージ&ドロー!」

◼️手札6/ゲージ2→3

 

ナツハ「〈魔弾の射手 ガスパール〉をライトとレフトにコール!」

◼️手札6→5→4

 

 

魔弾の射手 ガスパール

黒騎士

サイズ0/攻3000/防2000/打撃1

 

 

ナツハ「そして2体のガスパールをソウルにして、ゲージ2払いバディコール(LP10→11)!〈魔克騎士(まこくきし) カンタレス〉」

◼️手札4→3/ゲージ3→1

 

 

魔克騎士(まこくきし)カンタレス

黒騎士

サイズ3/攻7000/防5000/打撃2

◼️【コールコスト】君の場のモンスター2枚までをこのカードのソウルに入れて、ゲージ2払う。

◼️"死霊斬"このカードが破壊された時、相手にダメージ1!さらにこのカードが相手のモンスターに破壊された時、その相手のモンスターを破壊する。

【2回攻撃】【移動】【ソウルガード】/ソウル2

 

 

ナツハ「バトル!カンタレスで攻撃!打撃2!」

 

理亜「く……!」LP10→8

 

ナツハ「ターンエンド」

◼️手札3/ゲージ1/LP 11

 

 

理亜「私のターン、ドロー!チャージ&ドロー!」

◼️手札6→7/ゲージ2→3

 

理亜「姉様、このカードを使わせてもらいます。ゲージ2払い、バディコール(LP8→9)!星を支配する破壊竜!〈星神竜 ゾディアック〉」

◼️手札7→6/ゲージ3→1

 

 

星神竜 ゾディアック

星/ネオドラゴン

サイズ3/攻7000→10000/防5000/打撃2/【ソウルガード】

 

 

理亜「さらにゾディアックのコスト支払い後のゲージをドロップゾーンから2枚をソウルイン!」

 

 

ゾディアック ソウル2

◼️流星機ピスカ・ピスカ

◼️戦乙女 吹雪を呼ぶローダ

 

 

理亜「ドロップゾーンからソウルに入ったピスカピスカの能力で、ゲージ+1」

◼️ゲージ1→2

 

ーーー

 

モニター前

 

 

曜「あれは……⁉︎」

 

千歌「聖良さんが使ってたゾディアックだ!」

 

梨子「どうして理亜ちゃんが……?」

 

ーーー

 

聖良(さあ理亜、私から継いだそのゾディアックを使いこなしてみなさい。)

 

ーーー

 

理亜「行くわよ!バトル!」

 




今回も感想を是非!


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理亜 vs ナツハ 魔克騎士の死霊斬

チーム セイントスノウ vs チーム ディライト

 

理亜 vs ナツハ

 

 

理亜

◼️手札6/ゲージ2/LP9

 

ライト:星神竜 ゾディアック

レフト:無し

センター:無し

 

ーーー

 

ナツハ

◼️手札3/ゲージ1/LP 11

 

ライト:魔克騎士 カンタレス

レフト:無し

センター:無し

 

ーーー

 

現在、理亜のアタックフェイズ……

 

 

理亜(お姉様から受け継いだ星神竜ゾディアック……、使いこなしてみせる!)

 

理亜「ゾディアックでカンタレスに攻撃!ゾディアックは私のフラッグがレジェンドワールドなら、攻撃力+3000!さらに【貫通】を得るわ!」

 

 

星神竜ゾディアック

攻7000→10000

 

カンタレス

防5000

 

 

ナツハ「カンタレスのソウルガード!」

 

 

カンタレス ソウル2→1

 

 

理亜「貫通よ!2ダメージ!」

 

ナツハ「ぐぅ…!」LP 11→9

 

ナツハ「カンタレスの能力!"死霊斬"!破壊時にダメージ1!」

 

理亜「ぐっ…!」LP9→8

 

ナツハ「そして、バトルした相手モンスターを破壊する!ゾディアックを破壊!」

 

理亜「何⁉︎ゾディアックのソウルガード!」

 

 

ゾディアック ソウル2→1

 

 

理亜「ターンエンド……」

◼️手札6/ゲージ2/LP8

 

 

ナツハ「私のターン、ドロー!チャージ&ドロー!」

◼️手札3→4/ゲージ1→2

 

ナツハ「私は手札の〈魔克の使者 サウク〉をコール!」

◼️手札4→3

 

 

魔克の使者 サウク

黒騎士

サイズ0/攻3000/防2000/打撃1

◼️このカードが登場した時、このカードを君の場にこのカード以外のカード名に『魔克』を含むカード1枚のソウルに入れる。

 

 

ナツハ「魔克の使者サウクの登場時、自身をカンタレスにソウルイン!」

 

 

魔克騎士 カンタレス ソウル1→2

 

 

理亜「厄介な能力を……!」

 

ナツハ「バトル、魔克騎士カンタレスでファイターに攻撃!打撃2!」

 

理亜「ぐぅぅ!」LP8→6

 

ナツハ「カンタレスで2回攻撃!」

 

理亜「キャスト!〈聖杯〉攻撃を無効化するわ!」

◼️手札6→5

 

ナツハ「ターンエンド」

◼️手札3/ゲージ2/LP9

 

 

理亜「私のターン、ドロー!チャージ&ドロー!」

◼️手札5→6/ゲージ2→3

 

理亜「ゲージ1とライフ1払い(LP6→5)、〈星針剣 エストレーラ〉を装備!」

◼️手札6→5/ゲージ3→2

 

 

星針剣 エストレーラ

攻1000/打撃1

 

 

理亜「エストレーラを装備している間、場にゾディアックが居れば、サイズ2以下の〈星〉は全てサイズ0になる。ライトに〈星神の星守り コーリス〉をレフトにコール」

◼️手札5→4

 

 

星神の星守り コーリス

星/オリンピア

サイズ1→0/攻5000/防6000/打撃2

◼️このカードは、君の場にカード名に『ゾディアック』を含むカードがあればコールできる。

◼️【対抗】場のこのカードをドロップゾーンに置く。置いたら、君の場のサイズ2以上の〈星〉のモンスター1枚をスタンドする。

 

 

理亜「〈流星機ピスカ・ピスカ〉をコール!ゾディアックに【星合体】ピスカピスカの能力でゲージ+1!」

◼️手札4→3/ゲージ2→3

 

 

ゾディアック ソウル1→2

 

 

理亜「ゲージ1払い、センターに〈双子の星守り ジェミオス〉をコール!」

◼️手札3→2/ゲージ3→2

 

 

双子の星守りジェミオス

サイズ2→0/攻4000/防4000/打撃2/【2回攻撃】

 

 

理亜「行くわよ、バトル!エストレーラは私のセンターにモンスターが居ても攻撃できる。エストレーラとジェミオスで連携攻撃!」

 

 

エストレーラ+ジェミオス

連携 攻5000

 

カンタレス

防5000

 

ナツハ「カンタレスのソウルガード!」

 

 

カンタレス ソウル2→1

 

 

ナツハ「破壊時に"死霊斬"!ダメージ1を与え、ジェミオスを破壊!」

 

理亜「ぐぁ!」LP8→7

 

 

ジェミオス 破壊!

 

 

理亜「ゾディアックでカンタレスに攻撃!」

 

 

ゾディアック

攻10000

 

カンタレス

防5000

 

ナツハ「ソウルガード!」

 

 

カンタレス ソウル1→0

 

 

理亜「ゾディアックの貫通!」

 

ナツハ「ぐぅ……!」LP9→7

 

ナツハ「"死霊斬"発動!相手にダメージ1!ゾディアックを破壊!」

 

理亜「うぁ!」LP7→6

 

 

ゾディアック ソウル2→1

 

 

理亜「コーリスでカンタレスに攻撃!」

 

 

コーリス

攻5000

 

カンタレス

攻5000

 

 

魔克騎士カンタレス 完全撃破!

 

 

ナツハ「くっ…、それでも"死霊斬"は発動する!ファイターにダメージ1!モンスターを破壊!」

 

理亜「うぐ……」LP 6→5

 

理亜「破壊される前に、星神の星守りコーリスの能力!このカードをドロップゾーンに置いて、ゾディアックをスタンド!」

 

ナツハ「破壊をかわしてゾディアックをスタンド⁉︎」

 

理亜「ゾディアックでファイターに攻撃!打撃2!」

 

ナツハ「ぐぅぁ!」LP7→5

 

理亜「ターンエンド!」

◼️手札2/ゲージ2/LP5

 

 

ナツハ「わ、私のターン、ドロー!チャージ&ドロー!」

◼️手札3→4/ゲージ2→3

 

ナツハ「ゲージ2払い、センターに〈神斬魔人 天之尾羽張〉をコール!」

◼️手札4→3/ゲージ3→1

 

 

神斬魔人 天之尾羽張

黒騎士

サイズ3/攻8000/防8000/打撃2/【2回攻撃】

 

 

理亜「私は負けない!星神竜ゾディアックの能力!ゲージ1払い、手札1枚捨てて……、蹲れ!"グラビティ・レスト"!」

◼️手札2→1/ゲージ2→1

 

 

天之尾羽張 レスト!

 

 

ナツハ「な、何⁉︎」

 

ナツハ(レストされたら、そもそも攻撃できない……!)

 

ナツハ「ターンエンドよ……」

◼️手札3/ゲージ1/LP5

 

 

理亜「私のターン!ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札1→2/ゲージ1→2

 

理亜「センターに〈流星機 ネブローサ〉をコール!」

◼️手札2→1/ゲージ2→1

 

 

流星機ネブローサ

竜装機/星

サイズ0/攻3000/防1000/打撃1/【星合体】

 

 

理亜「ネブローサをゾディアックに【星合体】!」

 

 

ゾディアック ソウル1→2

追加

◼️【2回攻撃】

 

 

理亜「バトル!ゾディアックで天之尾羽張に攻撃!」

 

 

ゾディアック

攻10000

 

天之尾羽張

防8000

 

天之尾羽張 撃破!

 

 

理亜「貫通!打撃2」

 

ナツハ「うぁぁ!」LP5→3

 

理亜「ゾディアックの2回攻撃!」

 

ナツハ「うわぁ!」LP3→1

 

理亜「これでとどめ!エストレーラで攻撃!」

 

ナツハ「ぐぁぁ!」LP1→0

 

 

理亜「なんとか、勝った!」

 

ーーー

 

第1戦

 

セイントスノウ:1pt

 

ディライト:0pt

 

ーーー

 

聖良「良くやりました。理亜」

 

理亜「はい、お姉様」

 

聖良「じゃあ、行って来るよ。」

 

理亜「頑張ってください。」

 

ーーー

 

第1戦 大将戦

 

 

聖良 vs タミヤ

 

 




今回も感想を是非!


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進化した星神竜

第1戦

 

セイントスノウ:1pt

 

ディライト:0pt

 

ーーー

 

聖良「良くやりました。理亜」

 

理亜「はい、お姉様」

 

聖良「じゃあ、行って来るよ。」

 

理亜「頑張って、お姉様」

 

ーーー

 

第1戦 大将戦

 

 

聖良 vs タミヤ

 

 

聖良「星々を蹂躙する竜神の如く……ルミナイズ!〈シューティングスター・ゾディアック〉」

 

タミヤ「大地を歪める暴撃の竜!ルミナイズ!」

 

 

オープンTHEフラッグ

 

 

聖良「スタードラゴンワールド」

◼️手札6/ゲージ2/LP10

 

タミヤ「デンジャーワールド」

◼️手札6/ゲージ2/LP10

 

 

タミヤ「私のターン!チャージ&ドロー!」

◼️手札6/ゲージ2→3

 

タミヤ「キャスト〈超力充填〉ライフ1払う(LP10→9)、ゲージ+3」

◼️手札6→5/ゲージ3→6

 

タミヤ「〈アーマナイトオーガ〉を2体コール!」

◼️手札5→3

 

 

アーマナイト・オーガ

サイズ1/攻5000/防3000/打撃2

 

 

タミヤ「ゲージ3払いバディコール(LP9→10)!〈アーマナイト・

バハムート"ディバイン"〉」

◼️手札3→2/ゲージ6→3

 

 

アーマナイト・バハムート"ディバイン"

アーマナイト

サイズ3/攻11000/防7000/打撃2

◼️【コールコスト】君の場のモンスター2枚までをこのカードのソウルに入れて、ゲージ3払う。

◼️"ディバイン・クラッシュ"このカードの攻撃で相手のモンスターを破壊した時、このカードの打撃力+1する。このカードの打撃力が4以上なら【貫通】を得る。

【3回攻撃】【ソウルガード】【ライフリンク2】

 

 

タミヤ「バトルよ、アーマナイトバハムートでファイターに攻撃!打撃2!」

 

聖良「ぐぁぁ!」LP10→8

 

タミヤ「ターンエンド」

◼️手札2/ゲージ3/LP10

 

 

聖良「私のターンです。ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札6→7/ゲージ2→3

 

聖良「ライフ2(LP8→6)をコストに、キャスト〈招かれざる神・インスペクター〉このカードは、私のデッキから『ゾディアック』を呼び出せるカード!」

◼️手札7→6

 

タミヤ「何ですって⁉︎」

 

聖良「全ての星を蹂躙する最強の竜よ!ライトにバディコール(LP 6→7)〈超星神竜 ゾディアック"ノヴァ"〉」

 

 

超星神竜 ゾディアック"ノヴァ"

ネオドラゴン/星

サイズ3/攻8000/防6000/打撃2

◼️【コールコスト】ゲージ3払う。その後、君のドロップゾーンのカード3枚までをこのカードのソウルに入れる。

◼️【起動】レストしている相手のモンスター1枚を選んで破壊する。さらに君のフラッグが『レジェンドワールド』なら、君のライフ+2!『スタードラゴンワールド』なら相手にダメージ1!この能力は1ターンに1回だけ使える。

◼️"グラビティ・レスト"相手のモンスターが登場した時、君の手札1枚捨て、ライフ1払う。相手のモンスターかアイテム1枚をレストする

【移動】【ソウルガード】

 

 

ーーー

 

モニター前

 

 

善子「あれは……!」

 

千歌「新しい、ゾディアック……」

 

ダイヤ「モニター越しでも伝わる、この威圧感……!」

 

ーーー

 

聖良「ドロップゾーンから3枚をゾディアックのソウルに入れます。」

 

タミヤ「何⁉︎コストで支払ったカードをソウルに入れるだと⁉︎」

 

聖良「ゾディアックは『ゲージ3払う。その後』とあります。この記述がある為コストでドロップに送られたカードをゾディアックのソウルに入れる事が可能です。」

 

 

ゾディアック"ノヴァ" ソウル3

◼️星消機コメッタ

(【貫通】を得る。)

◼️竜装機エルガーカノン

(攻8000→10000/打撃2→3)

◼️コア・リサイクル

 

 

聖良「ゾディアックノヴァの能力!レストしている相手のモンスターを1枚破壊する。レストしているアーマナイトバハムート"ディバイン"を破壊!」

 

タミヤ「バハムートのソウルガード!」

 

 

アーマナイトバハムートディバイン ソウル2→1

 

 

聖良「さらに私のフラッグが『スタードラゴンワールド』ならばダメージ1!」

 

タミヤ「うぁ!」LP 10→9

 

ーーー

 

果南「レストしているモンスターを破壊して、ダメージまで与えるなんて……」

 

梨子「なんて凄い能力……!」

 

ーーー

 

聖良「バトルです。ゾディアックでファイターに攻撃!打撃3です!」

 

タミヤ「うぁぁ!」LP9→6

 

聖良「ターンエンドです。」

◼️手札6/ゲージ0/LP8

 

 

タミヤ「私のターン、ドロー!チャージ&ドロー!」

◼️手札2→3/ゲージ3→4

 

タミヤ「レストしたモンスターを破壊する能力か……擬似的に攻撃をで封じられたわね……。だが、バトル!」

 

聖良「ゾディアックの【移動】はしません。」

 

タミヤ「アーマナイトバハムート"ディバイン"でファイターに攻撃!打撃2!」

 

聖良「ぐっ!」LP7→5

 

タミヤ「バハムートの2回攻撃!」

 

聖良「うぐっ!」LP5→3

 

タミヤ「バハムートの3回攻撃!」

 

聖良「……キャスト!〈マーズバリア〉攻撃を無効化する。」

 

タミヤ「ターンエンドよ……」

◼️手札3/ゲージ4/LP6

 

 

聖良「では、私のターン、ドロー!チャージ&ドロー!」

◼️手札6→7/ゲージ0→1

 

聖良「ゲージ1払い、〈流星機ネブローサ〉をコール!」

 

 

流星機ネブローサ

竜装機

サイズ0/攻3000/防1000/打撃1/【星合体】

 

 

聖良「ネブローサをゾディアックに【星合体】!」

 

 

ゾディアック"ノヴァ" ソウル3→4

◼️竜消機コメッタ

(【貫通】を得る。)

◼️竜装機エルガーカノン

(攻10000/打撃3)

◼️コア・リサイクル

追加

◼️流星機ネブローサ

(【2回攻撃】を得る。)

 

 

聖良「ゾディアックの能力で、レストしているアーマナイトバハムートを破壊します!」

 

タミヤ「ソウルガード!」

 

 

アーマナイトバハムートディバイン ソウル1→0

 

 

聖良「そしてダメージ1です!」

 

タミヤ「ぐぅ!」LP 6→5

 

聖良「バトル!ゾディアックノヴァでファイターを攻撃!打撃3!」

 

タミヤ「きゃっ!」LP5→2

 

聖良「終わりです!ゾディアックノヴァの2回攻撃!」

 

タミヤ「うぁぁぁぁ!」LP2→0

 

 

聖良「よし!」

 

ーーー

 

セイントスノウ:2pt

 

ディライト:0pt

 

 

セイントスノウ 敗者復活戦 2回戦 進出

 

ーーー

 

モニター前

 

 

ルビィ「セイントスノウが勝った‼︎」

 

梨子「凄い、聖良さんも理亞ちゃんも前より強くなってる!」

 

鞠莉「でも、あれだけ成長した2人が予選の決勝で敗北した……と言う事は……」

 

果南「本戦には、セイントスノウを降したチームが出てくるって事だね……」

 

ダイヤ「かなりの手練れでしょうね……」

 

千歌「それでも、千歌達は負けられないんだ……!」

 

ーーー

 

それから、敗者復活戦は進んで行き……

 

第1回戦 結果(○は勝利チーム)

 

チーム セイントスノウ○ vs チーム ディライト

 

チーム ドラピオン vs チーム 洸牙○

 

チーム エスカトロジー○ vs チーム 浜崎フラインズ

 

チーム 流星アクターズ vs チーム イグニス○

 

 

第2回戦 対戦カード

 

1.セイントスノウ vs チーム 洸牙

 

2,チーム エスカトロジー vs チーム イグニス

 

 




今回も感想を是非!
新しいゾディアックも良かったと思ったら感想を是非!


4/7日に放送した、バディファイトバッツオールスターファイトを見て、牙王とドラムが再会するシーンで少しウルッと来ました。


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謎の少女(ファイター)

遂に始まった「ラブライブ!敗者復活戦」予選決勝で惜しくも敗退したチーム同士で争われる。敗者復活戦で勝ち上がれば「ラブライブ!本戦」への出場権を得られるのだ。

 

敗者復活戦の第1回戦

1戦目

セイントスノウは何とか第2回戦へと勝ち進んだ。

 

ーーー

 

チーム専用 観覧席

 

 

ユノ「あの2人凄〜い!」

 

レム「ああ、同じモンスターでも全く違う性能で相手を圧倒するとは……」

 

琴奈「セイントスノウ……、Aqoursに唯一認められているチームね……」

 

ーーー

 

敗者復活戦 第2回戦 結果 (○は勝利チーム)

 

1.セイントスノウ○ vs チーム 洸牙

 

2,チーム エスカトロジー○ vs チーム イグニス

 

 

敗者復活戦の第2回戦も「セイントスノウ」と「エスカトロジー」は勝ち上がり、そして、敗者復活戦の決勝へと上り詰めた!

 

ーーー

 

モニター前

 

 

ダイヤ「予想はしてましたが………、やはりこの対戦カードになりましたか。」

 

梨子「セイントスノウもエスカトロジーも、どちらも本戦での再会を約束したチーム……」

 

曜「それでも、本戦に出れるのは、どちらか1チームのみ……!」

 

千歌「いったい、どんなファイトになるんだろう……?」

 

ーーー

 

仕界「遂に来た!敗者復活戦トーナメント、決勝戦ーーー‼︎本来では、決勝まで上り詰めた「セイントスノウ」と「エスカトロジー 」の試合となりますが、今回はある相手とバディファイトしてもらいます!」

 

 

聖良「?」

 

 

琴奈「ある相手?」

 

 

仕界「では、ご入場ください!」

 

 

仕界の号令と共に、選手の入場口から多量の煙が吹き出す。そして1人の少女が現れる……

 

 

仕界「では、自己紹介を願います!」

 

 

???「決勝まで勝ち残った皆さん。私は、『綺竜院 メア』です。」

 

 

聖良「綺竜院 メア……?」

 

琴奈「知らないわね………」

 

 

メア「セイントスノウ と エスカトロジーのリーダー、鹿角 聖良さんと彩條 琴奈さんには、2人同時に私とファイトしていただきます。」

 

ーーー

 

モニター前

 

 

果南「ねえ、聞き間違いだと思うけど、今、聖良さんと琴奈さんと2人と同時にファイトするって言った……?」

 

ダイヤ「聞き間違いではありません、確かにそう言いましたね……」

 

ーーー

 

メア「私達3人でファイトして、見事に私のライフを0にできれば、セイントスノウとエスカトロジーの両チームは「ラブライブ!本戦」に出場することができる。でも、私が勝てば、2人には私の願いを聞いてもらうよ。」

 

 

理亞「はあ?何言ってるの、あの子」

 

 

レム「鹿角 聖良と琴奈を2人相手に、本気で戦うつもりなのか?」

 

ーーー

 

モニター前

 

 

善子「無謀にも程があるわよ!」

 

花丸「ずら!」

 

曜「けど、何だろう……あの自信は……」

 

ーーー

 

聖良「『願いを聞いてもらう』とは、いったいどう言う意味ですか?」

 

メア「意味なんてないよ、言葉の通り。」

 

琴奈「どうします?鹿角聖良さん、受けますか?」

 

聖良「言葉の真意は分かりませんが、あの方に勝てば、私達は全員本戦に行く事ができます。そうなれば、あなた方とも本戦で戦う事もできるでしょう……。」

 

琴奈「……なら、綺竜院メアとのファイトを受けるという事ね?」

 

聖良「はい、私には……本戦で戦うという約束をした方々がいます。その為にも、私は戦います。」

 

琴奈「そうですか……、ならば私も受けましょう。私にも、本戦でリベンジを果たす相手が居る。」

 

 

聖良/琴奈「だからこのファイト、受けます(わ)。」

 

 

メア「決まりだね。じゃあ、私とのファイトは30分後にね。それまでは休憩にします。」

 

ーーー

 

モニター前

 

 

梨子「なんか、意味不明な事になったね。」

 

鞠莉「あのメアって子、本気であの2人に勝つ気かしら?」

 

ダイヤ「分からないのは、あの綺竜院メアさんが何者か、ですわね」

 

千歌「それでも、あの2人は強いよ。きっとどちらも本戦に出場できる筈だよ!」

 

ーーー

 

セイントスノウとエスカトロジーは同じ控え室に集まっていた。

 

 

聖良「まずは自己紹介ですね。私は鹿角 聖良、セイントスノウのリーダーです。そして妹の……」

 

理亞「鹿角 理亞よ。」

 

琴奈「私は彩條 琴奈、エスカトロジーのリーダーを務めています。」

 

レム「私は浅加 レムだ。」

 

ユノ「私は東坂 ユノ!よろしくね〜!」

 

理亞「一応言っとくけど、私は馴れ合う気は無いから……」

 

聖良「理亞…!一時的とは言え、共に戦うんだから……。すみません。」

 

琴奈「良いのよ。レムも似てるタイプだから……」

 

レム「………」

 

ユノ「も〜!レムちゃんも理亞ちゃんも喧嘩はダメ!」

 

琴奈「それで、あの綺竜院メアって子は何者なのかしら?」

 

聖良「分かりません、聞かない名前ですし……、でも、わざわざ大会側が準備した相手と言う事は、相当できる相手ではないでしょうか?」

 

琴奈「謎ね………。」

 

聖良「悩むだけ無駄ですね……、共闘するからには、互いに頑張りましょう。」

 

理亞「お姉様の足を引っ張ったら許さないから……!」

 

レム「鹿角理亞……お前、琴奈を…!」

 

琴奈「やめなさいレム!………努力するわ。」

 

ーーー

 

30分後………

 

 

仕界「さあ始まった〜!敗者復活戦、最後の試合!セイントスノウのリーダー、鹿角聖良選手&エスカトロジーのリーダー、彩條琴奈選手 vs 天性のバディファイター!綺竜院メア選手の試合が開始されます!」

 

仕界「綺竜院メア選手は、前回の『ラブライブ!バディカップ』の優勝チームの元リーダーであり、ラブライブ!公認の殿堂入りバディファイターだ〜‼︎」

 

 

聖良「殿堂入りバディファイターですか……」

 

琴奈「にしては、名を聞かないわね。」

 

メア「私は、あまり名前を知られたくないからね。それに、私には足りないの、もっと、もっと激しいファイトがしたいの!そして、いつか、あの人のように………、紹介はもう良いよね。さあファイトしょう!」

 

 

聖良「全ての星を蹂躙する竜神の如く……ルミナイズ!〈シューティングスター・ゾディアック〉」

 

琴奈「絶望が現実を包み込み、希望が虚構を創り出す、世界の全てに黄金の革命を…!ルミナイズ!〈虚構と革命の王者〉」

 

メア「絶対なる力の前に生ける者無し、虚無なる闇より抗える者も無し、ルミナイズ!〈ディマイズ・ソウル〉」




今回も感想を是非!

なんか話しに無理矢理感がありますね……


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本戦出場を賭けて…!聖良/琴奈 vs 綺竜院メア

遂に決勝を迎えた敗者復活戦、本来なら決勝に進んだセイントスノウとエスカトロジーがファイトする筈なのだが、謎の少女ファイター、綺竜院メアが現れ、聖良と琴奈の2人を相手にファイトを挑む。聖良と琴奈が勝利すれば、セイントスノウとエスカトロジーの両チームはラブライブ!本戦に進めると言う。だが負ければ、彼女の願いを聞かねばならない。そして聖良と琴奈は綺竜院メアとのファイトに挑む。

 

ーーー

 

変則ルール

 

1.聖良/琴奈 2人でライフ10

 

2.ターンの順番は、聖良→メア→琴奈→メア→聖良の順番で行う。琴奈のターンから後攻になる。

 

3.自分を対象にする能力や、相手を指定する能力は、パートナーを対象にしても使える。

 

ーーー

 

聖良「全ての星を蹂躙する竜神の如く……ルミナイズ!〈シューティングスター・ゾディアック〉」

 

琴奈「絶望が現実を包み込み、希望が虚構を創り出す、世界の全てに黄金の革命を…!ルミナイズ!〈虚構と革命の王者〉」

 

メア「絶対なる力の前に生ける者無し、虚無なる闇より抗える者も無し、ルミナイズ!〈ディマイズ・ソウル〉」

 

 

オープンTHEフラッグ

 

聖良/琴奈 LP10

 

聖良「スタードラゴンワールド」

◼️手札6/ゲージ2

 

琴奈「ヒーローワールド」

◼️手札6/ゲージ2

 

メア「ドラゴン・ツヴァイ」

◼️手札4/ゲージ2/LP20

 

 

聖良/琴奈「ライフ20⁉︎」

 

ーーー

 

モニター前

 

Aqours「ライフ20⁉︎」

 

ーーー

 

メア「そう、このフラッグは、全てのワールドの属性に〈竜〉〈ドラゴン〉を含む()()()()()()()を使用できる。そしてライフ20、手札4枚でファイトを始められる。」

 

琴奈「そんなフラッグが……」

 

 

聖良「……始めましょう。私のターン、チャージ&ドロー!」

◼️手札6/ゲージ2→3

 

聖良「キャスト!〈スタージャック・ブースト〉1チャージ、1ドロー!」

◼️手札6→5→6/ゲージ3→4

 

聖良「ゲージ3払い、センターにバディコール(LP10→11)!全ての星々を蹂躙せよ!〈超星神竜 ゾディアック"ノヴァ"〉!」

◼️手札6→5/ゲージ4→1

 

 

超星神竜 ゾディアック"ノヴァ"

サイズ3/攻8000/防6000/打撃2/【移動】【ソウルガード】

 

 

聖良「ドロップゾーンから3枚をソウルイン!」

 

 

超星神竜 ゾディアック"ノヴァ" ソウル3

◼️流星機 ピスカ・ピスカ

(場かデッキかドロップゾーンからソウルに入ったらゲージ+1)

◼️流星機ネブローサ

(【2回攻撃】を得る。)

◼️消星機コメッタ

(【貫通】を得る。)

 

 

聖良「ソウルに入ったピスカピスカの能力でゲージ+1」

◼️ゲージ1→2

 

聖良「バトル!ゾディアックノヴァで攻撃!打撃2!」

 

メア「くっ………ふふふ!」LP20→18

 

聖良「手ごたえを感じられないですね、ターンエンド」

◼️手札5/ゲージ2/LP 11

 

 

メア「私のターン、チャージ&ドロー」

◼️手札4/ゲージ2→3

 

メア「レフトに〈魔竜の眷属 デストラクタ〉をコール。」

◼️手札4→3

 

 

魔竜の眷属 デストラクタ

スタードラゴンワールド

サイズ0/攻2000/防1000/打撃1

 

 

メア「デストラクタの能力、"ファイナライザ"ライフ2払い(LP18→16)、2枚ドロー!」

◼️手札3→5

 

メア「ライトに〈魔竜の眷属 ゲオドール〉をコール 」

◼️手札5→4

 

 

魔竜の眷属 ゲオドール

ダンジョンワールド

サイズ1/攻2000/防1000/打撃2

 

 

メア「センターに〈魔竜の眷属 ギリエルガ〉をコール、登場時に1チャージ!」

◼️手札4→3/ゲージ3→4

 

 

魔竜の眷属 ギリエルガ

デンジャーワールド

サイズ1/攻4000/防1000/打撃2

 

 

メア「バトル、ギリエルガで琴奈さんに攻撃、打撃2!」

 

琴奈「くっ……」LP 11→9

 

メア「ターンエンド」

◼️手札3/ゲージ4/LP16

 

 

琴奈「私のターン、ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札6→7/ゲージ2→3

 

琴奈「キャスト!〈ハイパーエナジー〉ゲージ+4よ。」

◼️手札7→6/ゲージ3→7

 

琴奈「アタックフェイズは何もしない、ファイナルフェイズ‼︎ゲージ3払い、【必殺変身】!革命の王の姿に震撼せよ!〈機甲戦鬼 ゼータ〉」

◼️手札6→5/ゲージ7→4

 

 

機甲戦鬼 ゼータ

サイズ3/攻10000/防3000/打撃2/【必殺変身】

 

 

琴奈「レフトにバディコール(LP9→10)!〈複製模倣兵器 ジェムクローン〉」

◼️手札5→4

 

 

複製模倣兵器ジェムクローン

サイズ0/攻0/防1000/打撃0

 

 

琴奈「必殺コールに成功したので、ゼータの打撃+1!」

 

 

ゼータ

打撃2→3

 

 

琴奈「ジェムクローンの能力!ゲージ1払い、ジェムクローンに重ねて必殺コール!〈ジャックナイフ"ギャラクティカル…パニッシャー!"〉」

◼️手札4→3/ゲージ4→3

 

 

ジャックナイフ"ギャラクティカル・パニッシャー!"

サイズ2/攻10000/防5000/打撃3/【貫通】【ソウルガード】/ソウル1

 

 

琴奈「登場時にドロップから1枚ソウルイン、そしてゼータの打撃力アップ!」

 

 

必殺モンスター ソウル1→2

 

 

ゼータ

打撃3→4

 

 

琴奈「バトル!必殺モンスターで、センターのギリエルガに攻撃!」

 

 

必殺モンスター

攻10000

 

ギリエルガ

防1000

 

 

メア「手札から能力発動!〈シールドドラゴン"グリーン"〉」

◼️手札3→2

 

 

シールドドラゴン"グリーン"

ドラゴンワールド

黒竜

サイズ1/攻2000/防6000/打撃1

◼️【対抗】【起動】相手の攻撃中、君のフラッグ名に「ドラゴン」を含むなら、手札のこのカードを捨ててよい。捨てたら、その攻撃を無効化して、君のライフ+1!

 

 

メア「その攻撃を無効化して、ライフ+1……」LP16→17

 

琴奈「ならばゼータでギリエルガに攻撃!」

 

 

ゼータ

攻10000

 

ギリエルガ

防1000

 

魔竜の眷属ギリエルガ 撃破!

 

 

琴奈「ターンエンドよ。」

◼️手札3/ゲージ3/LP10

 

ーーー

 

モニター前

 

果南「凄い、モンスターだけのデッキなのに……」

 

鞠莉「必殺モンスターとゼータの攻撃を凌いだ……」

 

ーーー

 

メア「私のターン。ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札2→3/ゲージ4→5

 

メア「ライトに〈魔竜の眷属フェルニゲス〉をコール!」

◼️手札3→2

 

 

魔竜の眷属 フェルニゲス

サイズ2/攻5000/防4000/打撃2

 

 

魔竜の眷属ゲオドール 生滅

 

 

メア「フェルニゲスの登場時能力は使わないわ。そしてゲオドールの能力で私のデッキを2枚破棄してゲージ+1」

◼️ゲージ5→6

 

メア「ふふふ……、じゃあ私のバディも披露してあげる。ゲージ3払い、デストラクタとゲオドールを破壊してバディコール(LP17→18)!

闇の太陽の頂点に座し……、魔竜の復活と共に黒き太陽へと生まれ変われ……!〈黒天太陽竜 アジ・ダハーカー"ダ・エーワ"〉」

◼️手札3→2/ゲージ6→3

 

 

黒天太陽竜 アジ・ダハーカ"ダ・エーワ"

ドラゴン/神

サイズ3/攻10000/防10000/打撃3

 

 

現れたのは、禍々しい三つ首のドラゴン、胸に魔法陣、下半身にもドラゴンの顔があり、巨大な翼を広げている……

 

 

聖良「………‼︎」

 

琴奈「こ、このモンスターは……いったい……」

 

ーーー

 

モニター前

 

曜「なんなの⁉︎あのモンスター!」

 

梨子「モニター越しでも感じる、このプレッシャーは……!」

 

千歌「………‼︎」

 

ーーー

 

メア「場からドロップに置かれた魔竜の眷属フェルニゲスの能力、ゲージ1とライフ1払い(LP18→17)、アジダハーカに【貫通】を与える。」

◼️ゲージ3→2

 

メア「バトル!アジ・ダハーカ"ダ・エーワ"でゾディアックに攻撃!」

 

 

アジ・ダハーカ"ダ・エーワ"

攻10000

 

ゾディアック"ノヴァ"

防6000

 

 

聖良「ゾディアックノヴァのソウルガード!」

 

 

ゾディアックノヴァ ソウル3→2

 

 

メア「3ダメージの【貫通】!」

 

聖良「うぁぁ!」LP10→7

 

メア「アジダハーカダエーワの能力、相手のモンスターを破壊した時、ライフ1払い(LP17→16)……、スタンドする。」

 

聖良/琴奈「何⁉︎」

 

メア「アジダハーカダエーワでゾディアックノヴァに2回攻撃!」

 

聖良「ゾディアックノヴァのソウルガード!」

 

 

ゾディアックノヴァ ソウル2→1

 

 

メア「貫通!3ダメージ!」

 

聖良「うわぁ!」LP7→4

 

メア「ライフ1払い(LP16→15)、スタンド!」

 

聖良「な……!」

 

琴奈「まさか……!」

 

メア「察した通りよ。あなた達のモンスターを破壊すれば、私のライフが続く限り何度でもスタンドするのよ。ゾディアックノヴァに3回目の攻撃!」

 

聖良「ソ、ソウルガード!」

 

 

ゾディアックノヴァ ソウル1→0

 

 

メア「貫通!」

 

聖良「うぁぁぁ!」LP 4→1

 

メア「ライフ1払い(LP15→14)、スタンド……!アジダハーカの4回目の攻撃!」

 

 

ゾディアックノヴァ 完全撃破!

 

 

メア「これで最後よ。貫通!」

 

聖良/琴奈「くっ……、うわぁぁぁぁぁぁぁ‼︎」LP1→0

 

ーーー

 

理亞「お姉様!」

 

ユノ/レム「琴奈(ちゃん)!」

 

ーーー

 

モニター前

 

 

Aqours「…………」

 

 

メアの圧倒的なファイトにAqoursは絶句していた………

テレビの中継はこれで終わった。

 

ーーー

 

 

メア「私の勝ちだね。」

 

聖良「そんな、私達が……」

 

琴奈「たった1ターンで……?」

 

メア「じゃあ私が勝ったから、私のお願い聞いてくれる?」

 

聖良/琴奈「………」

 

琴奈「約束だからね……」

 

聖良「ええ、聞きましょう。」

 

メア「2人には、私と一緒に本戦に出てもらいます!」

 

琴奈「は?」

 

聖良「え?」

 

メア「つまり、私とチームを組んでもらいます!」

 

理亞「ちょっと!ファイトに勝ったからって調子に乗らないでよ!そんな願いを聞き入れると思ってるの⁉︎」

 

レム「琴奈は私達と組んでいる、ましてやエスカトロジーのリーダーだ!」

 

メア「別に強制はしないよ?半分暇つぶし程度だったし。でも、2人とも……目指すべき、果たすべき目標は同じなんじゃないの?2人が戦いたい相手も……ね。」

 

聖良「私達の目標………」

 

琴奈「私達の、戦いたい相手……」

 

 

メアは2人の耳元で囁く……

 

 

メア「2人とも、戦いたいんでしょ?Aqoursと……」

 

 

聖良/琴奈「……⁉︎」

 

メア「ふふふ、さっきも言って通り、強制はしないよ?嫌なら諦める。」

 

琴奈「いいえ……、私は、綺竜院メアさんと組むわ。」

 

聖良「はい、私も組みたいと思います。」

 

レム「琴奈……!」

 

理亞「な、何を言ってるの⁉︎お姉様!」

 

聖良「分かってください、理亞。今のファイトで負けた以上は、私達は本戦には進めない。」

 

琴奈「だが、あの子と、綺竜院メアさんと組めば本戦に出る事ができる。そうすれば私は、またAqoursと戦える……」

 

聖良「Aqoursにリベンジできる。」

 

理亞「………」

 

レム/ユノ「………」

 

琴奈「それに、約束したはずです。再びAqoursの前に立つ、と……!」

 

聖良「必ず本戦でAqoursと戦う、と……!」

 

理亞「お姉様…」

 

レム「仕方ない、分かった。琴奈の熱意に、私達は何も言うまい。」

 

ユノ「本戦、楽しんで来てね!」

 

理亞「お姉様、本戦……、私の分まで……」

 

聖良「ありがとう……理亞。」

 

 

メア「決まり?」

 

聖良「はい。私達は……」

 

琴奈「あなたと組むわ。」

 

 




まさかの展開!
今回も感想を是非‼︎


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本戦までの………

Aqoursはホテルのエントランスにある巨大なモニターで敗者復活戦を観ていた。そして皆の予想通りセイントスノウ とエスカトロジーのファイトになるかと思われたが、突然現れた殿堂入りファイター、綺竜院メアの圧倒的なファイトに成す術無く敗北した聖良と琴奈を観て思わず絶句していたのだった。

 

ーーー

 

果南「なんか、とんでもないファイターが現れたね……」

 

ダイヤ「ええ、あの聖良さんと琴奈さんのタッグを相手に、たった1人で勝利するとは……」

 

梨子「千歌ちゃん……」

 

曜「千歌ちゃん……?」

 

千歌「………、やっぱり、凄いよ……ラブライブ!……、私達が苦戦してた聖良さんや琴奈さんを超えるファイターが、まだまだ沢山居るんだ。確かに、本戦で聖良さんや琴奈さんとファイト出来ないのは悔しいけど……、止まってはいられない。私達と戦って負けたバディチームのみんなの分まで、戦おう!楽しもうよ、ラブライブ!」

 

善子「落ち込んでは……無いみたいね。」

 

花丸「むしろ、燃えてるずら!」

 

ルビィ「よかった〜……」

 

鞠莉「さすが、Aqoursのリーダーね!」

 

 

聖良と琴奈が綺竜院メアとチームを組んでラブライブ!本戦に出場することなど、Aqoursは知らない。

 

 

千歌「そう思ったら居ても立っても居られない!梨子ちゃん、曜ちゃん!ファイトしよう!」

 

曜「うん!良いよ!」

 

梨子「良いわよ!」

 

 

ダイヤ「気がついたら午後の3時半ですわね。」

 

果南「どうする?私達もファイトする?」

 

鞠莉「OK!明日の本戦に備えて、デッキ調整も兼ねましょう!」

 

 

花丸「ルビィちゃん!善子ちゃん!まる達もファイトずら!」

 

ルビィ「うん!良いよ!」

 

善子「ヨハネよ!まぁ、付き合ってあげるわ。」

 

ーーー

 

千歌、曜、梨子の部屋

 

 

千歌「バルソレイユで攻撃!」

 

梨子「また負けた……」

 

曜「凄い、バルソレイユが居るだけで戦況が一気に変わるよ……」

 

梨子「でも、センターにさえ出さなければ、破壊をまぬがれるわ。」

 

曜「だからって、センターを開けるとバルソレイユの直接攻撃が飛んでくるし……」

 

梨子「あまり隙が無いわね。」

 

千歌「………」

 

曜「千歌ちゃん?」

 

 

千歌は立ち上がってドアノブに手をかける

 

 

梨子「千歌ちゃん、どこ行くの?」

 

曜「もう夜の8時だよ?」

 

千歌「疲れたから、少し外の空気を吸ってこようかなって。」

 

梨子「1人じゃ危ないよ?私達もついて行くよ?」

 

千歌「大丈夫、ホテルからはあまり離れないから、本当にほんの少し風に当たって来るだけだから。2人は待ってて。」

 

曜/梨子「分かった(わ)……」

 

 

そして千歌は部屋を後にして、ホテルの外に出て、しばらく近くを歩いている……。

 

 

千歌「さすが東京、夜でも街の光で明るいや〜」

 

 

しばらく歩くと、千歌の足元に紅葉が落ちる。

 

 

千歌「あ、紅葉だ〜」

 

 

千歌が木を見上げた時、紅葉が茂る木々があった。街の光でライトアップされていて、とても美しい……

 

 

千歌「綺麗〜〜」

 

???「あれ?もしかして、Aqoursの高海千歌ちゃんですか?」

 

千歌「え?あ、はいそうですけど……」

 

 

千歌に声をかけて来たのは、薄ピンク色の髪にツインテールで、後ろ髪をうなじまで伸ばしている少女だった。背の高さは千歌ど同じくらいだ。

 

 

千歌「あなたは……」

 

???「いきなり声をかけてごめんなさい。私は綺竜院メアです。」

 

千歌「綺竜院…メアさん……!」

 

メア「さん付けじゃなくても良いよ。多分同い年だから、千歌ちゃん。」

 

千歌「あ、うん、メアちゃん」

 

メア「綺麗な紅葉だね。」

 

千歌「うん。(なんだろう……この子って聖良さんと琴奈さんを倒した子だよね……?でも、なんか人が違うって言うか……、雰囲気が全然違う……)」

 

メア「千歌ちゃん、もしかして……今日の私のファイト、見た?」

 

千歌「聖良さんと琴奈さんを倒したファイトの事?」

 

メア「やっぱ観てた。」

 

千歌「どうして、ここに?」

 

メア「う〜ん、ただの散歩だよ。明日、私も本戦に出るから。」

 

千歌「そうなんだ……」

 

メア「うん。私ね、ある人に憧れてバディファイターになったんだ。」

 

千歌「ある人?」

 

メア「うん。元μ'sのリーダー、高坂穂乃果さんに憧れてね」

 

千歌「穂乃果さんに?」

 

メア「うん!そして私は、穂乃果さんのような力を……!」

 

 

メアが浮かべた不敵な笑みを隠すように紅葉が舞う

 

 

千歌(‼︎ 何?今一瞬……)ゾクッ

 

千歌「そ、そうなんだ……」

 

メア「千歌ちゃんはどうしてバディチームを組んだの?」

 

千歌「私も同じだよ。μ'sに、穂乃果さんに憧れて、バディチームを造ったんだ。私にとって穂乃果さんは、憧れで、目標で……」

 

メア「ふふふ……!同じだね!」

 

千歌「うん!」

 

メア「あ、もう時間だね。じゃあまた明日、ラブライブ!本戦で会おうね!」

 

千歌「メアちゃん!」

 

メア「何?」

 

千歌「明日のラブライブ!私達Aqoursが勝ちます!」

 

メア「ふふふ、またね〜!」

 

 

そしてメアは去って行った。

 

 

千歌「……はぁ…、メアちゃんにあんな事言っちゃったけど、メアちゃんは聖良さんと琴奈さんを倒した相手だし、そうでなくても本戦に集まるのは、かなりの実力のチームのみ、ここまで来れたのが、既に奇跡なのかも知れない。そう考えると、今更だけど……凄く苦しいよ……プレッシャーで、胸の奥がギューッと押し潰されそうなくらい……、私……凄く不安だよ……」

 

???「千歌ちゃん、ずっとそんな事思ってたんだね。」

 

千歌「‼︎ 曜ちゃん、梨子ちゃん……みんな……」

 

梨子「ごめんね千歌ちゃん、やっぱり心配だったから、ついて来ちゃった。」

 

ダイヤ「全く、出かけるなら一声かけてください。」

 

鞠莉「散歩なら付き合ったのに〜!」

 

ルビィ「1人は危ないですよ。」

 

花丸「ちょっと探したずら」

 

善子「あんまり心配かけないでよね!その……大事な、な、仲間……なんだから……」

 

果南「善子ちゃんの言う通りだよ。千歌」

 

曜「千歌ちゃん、不安なのは私達も同じだよ。でも、私達には夢があるでしょ?」

 

梨子「目指したい輝きがあるんでしょ?」

 

千歌「みんな、ありがとう!明日の本戦、絶対に勝とうね!」

 

8人「うん(はい)(ええ)!」

 

ダイヤ「では、そろそろホテルに戻りましょうか。」

 

千歌「うん!」

 

 

それから、Aqoursのみんなで夕食を済ますせて、明日の本戦に備えて、デッキを調整してから就寝した。

 

ーーー

 

翌日……

 

 

Aqoursはホテルのエントランスに集まっていた。

 

 

千歌「よし!今日から『ラブライブ!バディカップの本戦』だよ。私達の夢を叶える為に、行くよ!Aqours!」

 

Aqours「おおーーー‼︎」




次回、遂にラブライブ!バディカップ 本戦開始‼︎



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ラブライブ!バディカップ本戦 開始!

ラブライブ!バディカップ 会場

 

 

サツキと絵里、希はラブライブ!の会場のVIP指定席に座っていた。

 

 

絵里「この会場に来たのも、久しぶりね?」

 

希「せやな、あの時はμ'sとして、あのファイトステージに立ったけど、こうして観覧席で観るのは初めてやな。しかもVIP席で、絵里ちの旦那さんのおかげやな〜〜」

 

絵里「もう、からかわないでよ希…!」

 

サツキ「ははは……」

 

 

サツキは今やバディポリスのAAA(トリプル)エース、ラブライブ!の運営スタッフにも顔が効く立場なのだ。

 

 

???「おまたせしました。」

 

絵里「あ、海未、ことり!」

 

希「お久しぶりやな。」

 

海未「ご無沙汰しております。」

 

ことり「久しぶり!」

 

絵里「あら?穂乃果は一緒じゃないの?」

 

海未「はい、少し遅れて来るそうです。心配は要りませんよ。」

 

希「お、にこっちからLINEや、『今、事務所を出たとこ』やって?」

 

サツキ「本戦が始まる前に、みんな揃うといいけど……」

 

ーーー

 

ラブライブ!会場前

 

 

8人「綺竜院メアと話した〜⁉︎」

 

千歌「うん。」

 

曜「何か言われたの?」

 

梨子「戦線布告を受けたとか⁉︎」

 

千歌「そんなんじゃないよ……、本戦で会おうね。って言われただけだよ。」

 

梨子「そうなの……」

 

千歌「でも、なんか最初のイメージとは違うって言うか……、聖良さんと琴奈さんと戦っていた時とは、人が違うって言うか、雰囲気が全然違ったんだ。なんて言うか、凄く優しそうで、あんな禍々しいモンスターを使うとは思えない、女の子だった……」

 

果南「ファイトすると性格が変わるとか?」

 

花丸「善子ちゃんみたいに、ずら?」

 

善子「ヨハネは性格じゃないわよ!そう、ヨハネは言わば、私の分身、私の身体を器として、現世に召喚された堕天のたまs………って聞きなさいよ!」

 

ダイヤ「そろそろ時間ですわね。」

 

鞠莉「じゃあ会場入りしましょうか!」

 

ーーー

 

ラブライブ!会場

 

 

仕界「さあ遂に始まりました!『ラブライブ!バディカップ 本戦』大会〜〜!」

 

 

ワァァァァァ!!

 

ワァァァァァァァ!!

 

 

仕界「各8ブロックで行われました、予選トーナメントを突破して、本戦まで勝ち上がった選ばれしバディチーム達よ、己のプライドを、目標を、夢を、そしてチームの全てを掛けて、頂点へと狂い咲け〜‼︎」

 

 

ウオォォォォォオ!!

 

ワアァァァァァァア!!

 

 

仕界「それでは〜!熾烈なる予選トーナメントを勝ち抜いた8組のバディチーム達よ、ご入場ください〜〜‼︎」

 

 

1.チーム Aqours

 

2.チーム クライス

 

3.チーム フレイヤ

 

4.チーム サイファー

 

5.チーム 金剛

 

6.チーム トライアル

 

7.チーム イクシード

 

8.チーム 彩華

 

 

仕界「この8組のバディチーム達の中から、頂点に立てるのは、どのチームか〜!そして、特別シード枠に座するのは、ラブライブ!公認殿堂入りファイター、綺竜院メア選手率いる、チーム トリニティーだ〜〜!」

 

 

特別シード枠.チーム トリニティー

 

 

仕界「では、無駄に長ったらしいスピーチは無しにして、早速第1試合を始めましょう!ラブライブ!本戦、対戦カードを決める、ランダムシャッフル開始〜‼︎」

 

 

巨大モニターに第1試合の対戦カードがランダムに表示される。

 

 

第1回戦

1試合目:チーム Aqours vs チーム サイファー

 

2試合目:チーム クライス vs チーム トライアル

 

3試合目:チーム 彩華 vs チーム フレイヤ

 

4試合目:チーム イクシード vs チーム 金剛

 

ーーー

 

VIP席

 

 

???「みんな、お待たせ!」

 

海未「穂乃果、遅いですよ。」

 

穂乃果「ごめんごめん、客足があまり減らなくて、後、ちょっと会場の中で迷っちゃってた……。」

 

ことり「ふふふ、穂乃果ちゃんらしい」

 

絵里「久しぶりね、穂乃果」

 

穂乃果「絵里ちゃん!希ちゃん、サツキ君、久しぶりだね!」

 

希「ほんまやね。」

 

サツキ「久しぶり。」

 

穂乃果「あ、Aqoursの試合は?もう終わっちゃった?」

 

海未「安心してください。これからですよ。」

 

 

しばらくして、凛、花陽、真姫、にこが到着して、元μ'sのメンバーが全員揃った。

 

ーーー

 

 

仕界「では早速、第1試合を開始しましょう!第1試合は〜!」

 

第1回戦 第1試合

チーム Aqours vs チーム サイファー

 

ーーー

 

Aqours 側

 

 

花丸「最初はまるがファイトするずら!」

 

善子「何よ、いつもよりやる気じゃない?」

 

花丸「ふふふ、今日の為に新しいデッキを仕入れたずら!」

 

ルビィ「頑張ってね!花丸ちゃん!」

 

花丸「行って来るずら〜!」

 

ーーー

 

第1試合 先鋒戦

 

花丸 vs イグチ

 

 

花丸「悪魔と結ぶは勝利の契約!ルミナイズ!〈マジック・アグリーメント〉」

 

イグチ「刀に刻まれしは汝の血のみ、ルミナイズ!」

 

 

オープンTHEフラッグ

 

 

花丸「マジックワールドずら」

◼️手札6/ゲージ2/LP10

 

イグチ「カタナワールド」

◼️手札6/ゲージ2/LP10

 

 

花丸「まるの先攻ずら、チャージ&ドロー!」

◼️手札6/ゲージ2→3

 

花丸「ライフ1払って(LP10→9)〈暁の契約書〉を【設置】ずら!」

◼️手札6→5

 

 

暁の契約書

契約書

◼️【設置】

◼️【使用コスト】ライフ1払う。

◼️このカードをレストする。君のデッキからカードを1枚ゲージに置いて、カードを1枚引く。『暁の契約書』は場に1枚しか【設置】できない。

 

ーーー

 

ルビィ「新しい属性のカードだ!」

 

善子「契約書……、は!遂にずら丸も悪魔との契約を…!」

 

ーーー

 

花丸には、生成術と言う能力がある。自分が持っているカードを自分がイメージしたカードに書き換える事ができる。だが1度書き換えたカードは二度と書き換える事はできない。本人曰くこの能力を使うと凄くお腹が空くと言う。

(因みにいつでも書き換える事は出来ない。満腹で、自分がリラックスしている時に集中することで発現できる。ファイト中はこの能力を使えない。)

 

ーーー

 

花丸「ゲージ2払いライトに〈魔境の戦魔王 アーロン〉をコールずら!」

◼️手札5→4/ゲージ3→1

 

 

魔境の戦魔王 アーロン

契約者/魔王

サイズ3/攻7000/防4000/打撃2

◼️【コールコスト】君のデッキの上から1枚をこのカードのソウルに入れて、ゲージ2払う。

◼️【起動】君の場に【設置】されている「契約書」のカードがレストした時、君のデッキの上からカードを1枚このカードのソウルに入れる

◼️〈締結〉(君の場に「契約書」が1枚以上【設置】されている。)

このカードの打撃力+1!

【貫通】【ソウルガード】/ソウル1

 

 

花丸「さらに暁の契約書の能力、このカードをレストして、1チャージ、1ドロー!」

◼️手札4→5/ゲージ1→2

 

花丸「そして魔境の戦魔王アーロンの能力、場の契約書がレストした時、デッキの上から1枚を自身にソウルイン!」

 

 

アーロン ソウル1→2

 

 

花丸「バトル!アーロンで攻撃ずら!アーロンの〈締結〉場に1枚以上〈契約書〉カードが【設置】されていれば、打撃力+1!打撃3で攻撃ずら!」

 

イグチ「うぁぁ!」LP10→7

 

花丸「ターンエンドずら!」

 

花丸(みんなの為にも、まるは負けない!契約書と魔境の力はこれからずら!)

 




今回も感想を是非!


今月から、農家業のシーズンに入るので、大変忙しくなります。なるべく早く物語を投稿したいのですが、今回から投稿速度が結構遅くなるかもしれないので、お知らせします。


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魔境と契約書

ラブライブ!バディカップ本戦

 

第1回戦 第1試合

Aqours vs サイファー

 

花丸 vs イグチ

 

ーーー

 

花丸

◼️手札5/ゲージ2/LP9

マジックワールド

 

ライト:魔境の戦魔王 アーロン

レフト:無し

センター:無し

【設置】:暁の契約書

 

ーーー

 

イグチ

◼️手札6/ゲージ2/LP7

カタナワールド

 

ライト:無し

レフト:無し

センター:無し

 

ーーー

 

現在:イグチのスタートフェイズ

 

 

イグチ「俺のターン、ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札6→7/ゲージ2→3

 

イグチ「ライトに〈アサルト忍者 空牙〉をコール」

◼️手札7→6

 

 

アサルト忍者 空牙

忍者

サイズ1/攻5000/防2000/打撃1

◼️このカードが登場した時、君のデッキから「忍者」のカード1枚を手札に加える。

◼️このカードがソウルにある「忍者」が相手のモンスターを破壊した時、相手にダメージ1!

【貫通】

 

 

イグチ「レフトに〈アサルト忍者 空螺〉をコール」

◼️手札6→5

 

 

アサルト忍者 空螺

忍者

サイズ1/攻4000/防6000/打撃2

◼️このカードがソウルにある「忍者」のモンスターが相手のモンスターを破壊した時、【2回攻撃】を得る。

◼️ソウルのこのカードがドロップゾーンに置かれたターンの終了時、ドロップゾーンのこのカードをサイズ2以上の君の場の「忍者」のモンスター1枚のソウルに入れる。

 

 

イグチ「そして、2枚の忍者をソウルに入れ、センターにバディコール(LP7→8)!〈鬼神 残影丸〉」

◼️手札5→4/ゲージ3→1

 

 

鬼神 残影丸

忍者

サイズ3/攻7000/防7000/打撃2

◼️【コールコスト】君の場の「忍者」2枚までをこのカードのソウルに入れて、ゲージ2払う。

◼️"残影の太刀"破壊されたこのカードが場に残った時、相手にダメージ1!

【貫通】【移動】【ソウルガード】

FT「分身ではない、残像だ……!」

 

 

イグチ「行くぞ、バトル!残影丸で、魔鏡の戦魔王アーロンに攻撃!」

 

 

残影丸

攻7000

 

戦魔王アーロン

防4000

 

 

花丸「ソウルガードずら!」

 

戦魔王アーロン ソウル2→1

 

 

イグチ「キャスト!〈明鏡止水〉デッキより3枚のカードをチャージ!」

◼️手札4→3/ゲージ1→4

 

イグチ「ファイナルフェイズ‼︎ゲージ3払い、残影丸に重ねて必殺コール!〈残影丸"残影奥義 影鬼繚乱の舞"〉」

◼️手札3→2/ゲージ4→1

 

 

残影丸"残影奥義 影鬼繚乱の舞"

忍者

サイズ3/攻9000/防6000/打撃2

◼️君の場の「忍者」1枚に重ねて、ゲージ3払う。

◼️【起動】このカードのソウルにあるカードを好きなだけ裏向きで君の空いているモンスターエリアに置く。そのカードは、属性「忍者」、サイズ0、攻撃力5000、防御力3000、打撃力1のモンスターになり、カード名は「残影忍者」になり、ファイナルフェイズ中にも攻撃できる。

◼️君の場の「忍者」のモンスターを1枚破壊して、このカードをスタンドする。

【貫通】【ソウルガード】

 

 

イグチ「必殺モンスターの能力発動!このカードのソウル2枚を裏向きでレフトとライトにコール!」

 

 

残影忍者

忍者

サイズ0/攻5000/防3000/打撃1

 

 

花丸「一気にモンスターが3体ずら⁉︎」

 

イグチ「残影忍者よ、アーロンに攻撃!」

 

 

残影忍者

攻5000

 

魔境の戦魔王アーロン

防4000

 

 

花丸「ソウルガード!」

 

戦魔王アーロン ソウル1→0

 

 

イグチ「2体目の残影忍者で戦魔王アーロンを攻撃!」

 

 

魔境の戦魔王アーロン 撃破!

 

 

イグチ「必殺モンスターでファイターに攻撃!打撃2!」

 

花丸「ずらぁぁ!」LP9→7

 

イグチ「必殺モンスターは、場の忍者を破壊してスタンドできる。ライトの残影忍者を破壊!スタンド!2回目の攻撃!」

 

 

残影忍者 破壊

 

 

花丸「うわぁぁ!」LP7→5

 

イグチ「レフトの残影忍者を破壊して、スタンド!3回攻撃!」

 

花丸「うぁぁ!」LP5→3

 

イグチ「ターンエンド」

◼️手札2/ゲージ1/LP8

 

 

花丸「まるのターン、ドロー!チャージ&ドロー!」

◼️手札5→6/ゲージ2→3

 

花丸「暁の契約書の能力、このカードをレストして1チャージ、1ドロー!」

◼️手札6→7/ゲージ3→4

 

花丸「ライフ1払い(LP3→2)【設置】〈治癒の契約書〉」

手札7→6

 

 

治癒の契約書

契約書

◼️【設置】

◼️【使用コスト】ライフ1払う。

◼️【対抗】【起動】このカードをレストにして、君のライフ+2!この能力は1ターンに1回だけ使える。

◼️このカードが場を離れた時、デッキからカードを1枚ゲージに置いて、君のライフ+1

 

 

花丸「治癒の契約書をレストして、ライフ+2ずら(LP2→4)!さらにライフ1払い(LP4→3)〈紅玉の契約書〉を【設置】」

◼️手札6→5

 

 

紅玉の契約書

契約書

◼️【設置】

◼️【使用コスト】ライフ1払う。

◼️君の場のカード名に「魔境」を含むモンスター1枚を選んで、このカードをレストする。次の2つから1つ選んで使う。「紅玉の契約書」場に1枚しか【設置】できない。

・そのターン中、そのモンスターの攻撃力+3000、打撃力+1!

・【対抗】次にそのモンスターが破壊される時、そのカードを場に残す。

 

 

花丸「お出ましずら!ゲージ3払い、ライトにバディコール(LP3→4)!〈魔境の大王子 ディアロ〉」

◼️手札5→4/ゲージ4→1

 

 

魔境の大王子 ディアロ

契約者/魔王

サイズ3/攻7000/防6000/打撃2

◼️【コールコスト】ゲージ3払う。

◼️君の場に【設置】されている「契約書」のカード1枚につき、このカードの攻撃力+1000、打撃力+1!

◼️〈締結〉(君の場に「契約書」が3枚以上【設置】されている。)

【起動】このカードの攻撃が無効化された時、君の場に【設置】されている「契約書」のカードを1枚このカードのソウルに入れる。入れたらこのカードをスタンドする。

【2回攻撃】【貫通】【ソウルガード】

 

 

花丸「行くずら!紅玉の契約書の能力、このカードをレストして、ディアロの攻撃力+3000して、打撃+1!」

 

 

ディアロ

攻7000→10000

打撃2→3

 

 

花丸「さらにディアロ自身の能力、場の契約書の数だけ攻撃力+1000、打撃力+1、まるの場に契約書は3枚!」

 

 

ディアロ

攻10000→16000

打撃3→6

 

 

イグチ「な、なんだと⁉︎」

 

花丸「バトル!ディアロでセンターの必殺モンスターに攻撃ずら!」

 

 

ディアロ

攻13000

 

必殺モンスター

防6000

 

必殺モンスター 撃破!

 

 

花丸「【貫通】打撃6ずら!」

 

イグチ「ぐぁぁぁ!」LP8→2

 

花丸「【2回攻撃】ずら〜!」

 

イグチ「打撃6の2回攻撃⁉︎キャスト!〈うつせみの術〉攻撃を無効化!」

 

花丸「大王子ディアロの〈締結〉!攻撃が無効になった時、場の契約書をソウルに入れて、スタンドするずら!攻撃力と打撃力は下がるけど……問題ないずら!」

 

 

魔境の大王子ディアロ ソウル0→1

攻13000→12000

打撃6→5

 

 

花丸「これで終わりずら!ディアロで攻撃!打撃5!」

 

イグチ「ぐおぁぁぁ‼︎」LP2→0

 

 

花丸「まるの勝利ずら〜!」

 

ーーー

 

1試合目 先鋒戦

 

Aqours:1pt

 

サイファー:0pt

 

 

 




今回も感想を是非‼︎

花丸ちゃんの新デッキを考えてみました。基本「錬金」と変わりませんが………


姑息な宣伝↓

ラブライブ!サンシャイン!! TVアニメ2期
Blu-ray 第6巻

発売日] 2018年5月25日(金)

録り下ろしAqoursオリジナルソングCD⑥
 「New winding road」(歌:小原鞠莉)
 「さかなかなんだか?」(歌:松浦果南)


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星獣 vs 豪炎竜

遂に始まった『ラブライブ!バディカップ本戦』

第1回戦のトップバッターは、なんとAqoursだった。そしてAqours最初の相手はチーム サイファー、先鋒戦は花丸がファイトをした。

花丸が生み出した新たなる属性「契約書」と新たなテーマ「魔境」を披露し、見事に花丸の勝利!Aqoursは次の中堅戦に勝利し、勝ち進む事はできるのか!

 

ーーー

 

Aqours:1pt

 

サイファー:0pt

 

ーーー

 

Aqours側

 

 

花丸「勝って来たずら〜!」

 

ルビィ「やったね!花丸ちゃん!」

 

善子「さすが我がリトルデーモン……褒めて使わすわ!」

 

花丸「いえいえ、滅相もないずら。」

 

果南「けど、まるの勝利で、良いスタートダッシュにはなったね!」

 

ダイヤ「次は誰が行きます?」

 

鞠莉「はぁ〜〜い!次はマリーがファイトしま〜す!」

 

果南「頼んだよ、鞠莉」

 

千歌「頑張ってね!」

 

ーーー

 

Aqours vs サイファー 中堅戦

 

鞠莉 vs ハヤカワ

 

 

鞠莉「星々の導きよ、私達にシャイニーな奇跡を!ルミナイズ!〈天星の加護〉」

 

ハヤカワ「猛火の炎よ、私の意志を熱きモノに!ルミナイズ!」

 

 

オープンTHEフラッグ

 

 

鞠莉「レジェンドワールド」

◼️手札6/ゲージ2/LP10

 

ハヤカワ「エンシェントワールド」

◼️手札6/ゲージ2/LP10

 

 

鞠莉「マリーのターン!チャージ&ドロー!」

◼️手札6/ゲージ2→3

 

鞠莉「センターに〈天星の弓道士 アメルア〉をコール!」

◼️手札6→5

 

 

天星の弓道士 アメルア

サイズ0/攻3000/防1000/打撃1

 

 

鞠莉「ライトに〈天星の魔術師 カラード〉をコール」

◼️手札5→4

 

 

天星の魔術師 カラード

星/星騎士

サイズ1/攻5000/防3000/打撃2

◼️このカードが手札かドロップゾーンからコールされた時、君はデッキからカードを1枚引く。この能力は1ターンに1回だけ使える。

◼️【対抗】このカードを破壊する。破壊したら、君の場の「星」のモンスター1枚の防御力+3000!

 

 

鞠莉「カラードの能力でライフ+1よ(LP10→11)!バトル!天星の魔術師カラードでファイターに攻撃!打撃2よ!」

 

ハヤカワ「く〜!」LP10→8

 

鞠莉「ターンエンド。」

 

 

ハヤカワ「私のターン、ドロー!チャージ&ドロー!」

◼️手札6→7/ゲージ2→3

 

ハヤカワ「ライフ2払い(LP8→6)センターにバディコール(LP6→7)、炎纏いし古の竜……!〈豪炎竜 ボルケーノヴルム〉」

◼️手札7→6

 

 

豪炎竜 ボルケーノヴルム

ドラゴンロード/ネイキッドドラゴン

サイズ3/攻10000/防7000/打撃2

◼️【コールコスト】ライフ2払う。

◼️"猛火"ライフ1払う。君のライフが6以下ならこのカードは【貫通】を得て、ライフ4以下なら打撃力+1して、ライフ3以下ならこのカードは【3回攻撃】を得る。

◼️このカードが破壊される時、君の手札2枚捨てて、このカードを場に残す。

【2回攻撃】【ライフリンク3】

FT「かの竜は豪炎を纏い何者も近寄れない」

 

 

ハヤカワ「さらにキャスト!〈天竜開闢〉(LP 6→4)2枚ドロー!」

◼️手札6→5→7

 

ハヤカワ「そして、ボルケーノヴルムよ!燃え上がれーー!"猛火"発動!ライフ1払う(LP4→3)!そして、私のライフが6以下なら、【貫通】、4以下なら打撃力3になり、ライフ3以下なら【3回攻撃】を得るぜ!」

 

 

ボルケーノヴルム

◼️【貫通】

◼️打撃2→3

◼️【3回攻撃】

 

 

鞠莉「What⁉︎」

 

ハヤカワ「行くぜ、バトルだ!ボルケーノヴルムでセンターのモンスターを攻撃!」

 

 

ボルケーノヴルム

攻10000

 

天星の弓道士アメルア

防1000

 

 

鞠莉「アメルアの【対抗】!自身を破壊して、ゲージ+2よ!」

◼️ゲージ3→5

 

ーーー

 

果南「上手い!対抗で自壊させてゲージを増やした!」

 

ダイヤ「それだけではありませんわ。同時に打撃3の【貫通】も躱しましたわ!」

 

梨子「でも、後2回攻撃が来る……!」

 

ーーー

 

ハヤカワ「ボルケーノヴルムで2回攻撃!打撃3!」

 

鞠莉「う〜!」LP 11→8

 

ハヤカワ「3回攻撃だぜ!」

 

鞠莉「うぁー!」LP8→5

 

ハヤカワ「ターンエンド!」

◼️手札7/ゲージ3/LP3

 

 

鞠莉「私のターン!ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札4→5/ゲージ5→6

 

鞠莉「ゲージ2払い、レフトにバディコール(LP5→6)!〈天星王 アストリア〉デッキから2枚ソウルイン!」

 

 

天星王 アストリア

星/星騎士

サイズ2/攻6000/防3000/打撃2/【移動】【ソウルガード】/ソウル2

 

 

鞠莉「アストリアの能力!デッキから2枚破棄!」

 

 

破棄されたカード

◼️天星の弓矢 アストアロー

◼️天星の星獣 レオースタ

 

 

鞠莉「そしてドロップゾーンからサイズ2以下の〈星騎士〉1枚をコールできるわ!私はゲージ3払いドロップゾーンからコール!〈天星の星獣 レオースタ〉」

 

 

天星の星獣 レオースター

星/星騎士/星獣

サイズ3/攻8000/防5000/打撃2

◼️【コールコスト】ゲージ3払う。

◼️このカードがドロップゾーンから登場した時、君の場のサイズ2以上の「星騎士」全てのサイズを1減らす。

◼️このカードの攻撃で相手のモンスターを破壊した時、このカードをスタンドして、このカードの打撃力+1!この能力は1ターンに1回だけ使える。

【貫通】【移動】

 

 

天星の魔術師 カラード 生滅

 

 

鞠莉「ドロップゾーンからレオースタが登場した時、場のサイズ2以上の〈星騎士〉全てのサイズを1減らすわ!」

 

 

天星王 ストレア/サイズ2→1

 

天星の星獣 レオースタ/サイズ3→2

 

ーーー

 

曜「これで実質サイズの合計5までのモンスターが揃った!」

 

果南「壮観だね!」

 

ーーー

 

鞠莉「バトルよ!レオースタでボルケーノヴルムに攻撃!」

 

 

レオースタ

攻8000

 

ボルケーノヴルム

防7000

 

 

ハヤカワ「ボルケーノヴルムの能力、手札から2枚捨て、場に残すぜ!」

◼️手札7→5

 

鞠莉「【貫通】よ!打撃2!」

 

ハヤカワ「うぉ!」LP3→1

 

鞠莉「レオースタはターンに1回だけ、モンスターを破壊したらスタンドするわ!さらに打撃力+1」

 

 

レオースタ スタンド

打撃力2→3

 

 

鞠莉「レオースタでボルケーノヴルムに攻撃!」

 

ハヤカワ「手札を2枚捨てて場に残す!」

 

鞠莉「貫通!これで最後よ!」

 

ハヤカワ「私の負けか、うぁぁー!」LP1→0

 

 

鞠莉「マリー WIN!」

 

ーーー

 

ラブライブ!バディカップ本戦 第1回戦

 

第1試合

 

Aqours:2pt

 

サイファー:0pt

 

 

Aqours 第2回戦 進出!

 

 

 




今回も感想を是非!

バディファイト 牙王編も終わりですか……

新シリーズの「神バディファイト」漫画はコロコロ6月号、アニメは今年の6月頃?に放送予定ですね!

主人公は 牙王の息子 有牙君です。
バディはガルガンチュアドラゴン、SD状態ではガルガと呼ばれるみたいです。なんかのパニッシャーに関係あるのか?

バディファイトはこれからも、楽しく面白く進化するみたいですね!

そして、バディファイトのスマホアプリが6月頃に配信されるとか?


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第2回戦!Aqours vs イクシード

「ラブライブ!バディカップ本戦」が遂に始まった。第1回戦 第1試合はいきなりAqours vs サイファーとなった。Aqoursは負けなしの2勝を果たし、第1回戦を突破した。

 

ーーー

 

第1回戦

 

第2試合 結果(○は勝利)

チーム クライス vs チーム トライアル○

 

 

3試合目

チーム 彩華○ vs チーム フレイヤ

 

 

4試合目

チーム イクシード○ vs チーム 金剛

 

ーーー

 

仕界「さあ!第1回戦も全ての試合が終わりました!第1回戦を突破し、2回戦へ勝ち進んだのは、このチーム達だ〜‼︎」

 

 

第2回戦

 

チーム Aqours

 

チーム トライアル

 

チーム 彩華

 

チーム イクシード

 

 

仕界「第2回戦はこのチームで争われます!ではさっそく、対戦カードを組みましょ〜〜う!ランダムシャッフル開始〜〜‼︎」

 

 

コンピューターが自動で適当な対戦カードを組み、モニターに表示される。

 

 

第2回戦の対戦カード

 

第1試合

チーム 彩華 vs チーム トライアル

 

 

第2試合

チーム Aqours vs チーム イクシード

 

ーーー

 

仕界「では、早速第2回戦を開始致しましょう!なお、第2回戦からルールを変更致します!」

 

 

第2回戦からのルール

 

1.先鋒戦、中堅戦、大将戦の3試合を必ず行う。

 

2.大将戦の勝利チームは1ptに相手のポイントを加える。(大将戦で勝った時、相手が2ptを持っていれば、勝利分1pt+相手の2pt =3ptを得る。)

 

3.ルールを守って楽しくファイト

 

 

仕界「このルールで試合を始めましょう!」

 

ーーー

 

第2回戦

 

第1試合の結果

チーム 彩華 vs チーム トライアル○

 

 

仕界「第2回戦、2試合目は40分後に開始致します!」

 

ーーー

 

善子、花丸、ルビィは休憩がてら会場の自販機で飲み物を買っていた。だがその時、不穏な影が彼女達に迫る。

 

 

善子「ほんとにありがとうね。ジャンケンで負けたのは私なのに、手伝ってくれて……」

 

ルビィ「ううん、気にしないで善子ちゃん。」

 

花丸「善子ちゃんの悪運の悪さはまる達が分かってるずら。」

 

善子「もう、ヨハネよ……」

 

???「見つけたわよ!津島善子!いや、堕天使ヨハネ!」

 

善子「⁉︎ 人の器に身を宿す私に気づくとは……、何奴!」

 

???「久しぶりね、堕天使ヨハネ!」

 

善子「あ、あなたは⁉︎」

 

ルビィ「善子ちゃん……」

 

花丸「誰ずら?」

 

善子「えーと……、あれ?誰だったかしら……」

 

???「な!わ、忘れたの⁉︎中学の時、あなたの唯一のライバルである私の事を…!」

 

善子「私のライバル……?………あ、も、もしかして、イシュタル!イシュタルなの⁉︎」

 

ルビィ「イシュタル……?」

 

花丸「善子ちゃんの知り合いずら?」

 

善子「ええ、中学の時の同級生でね、本名は 石田たまる でも自分の事をイシュタルって呼んでるわ。」

 

ルビィ「そ、そうなんだ……」

 

花丸「善子ちゃんのお友達は特殊ずら。」

 

善子「てかイシュタル、あんたどうしてこの場に居るのよ。」

 

たまる「よくぞ聞いたわヨハネ、私、バディチームを組んでるの。チーム イクシードとしてね。」

 

ルビィ「イクシード?」

 

善子「私達の次の相手じゃない。」

 

たまる「そうよ。今日このラブライブ!で、あんたとケリをつけてあげるわ!覚悟する事ね、堕天使ヨハネ!」

 

 

そう告げてたまる……

 

たまる「イシュタル!」

 

イシュタルは去って行った。

 

 

善子「………相変わらずね。」

 

ルビィ「なんか善子ちゃん……」

 

花丸「嬉しそうずら〜」

 

善子「さあ2人とも、早くジュースを持って行きましょう。」

 

ーーー

 

そして、Aqours vs チーム イクシード の試合が始まる!

 

ーーー

 

Aqours側

 

 

ダイヤ「先鋒戦は私が行きましょう。」

 

果南「頼むよ、ダイヤ」

 

鞠莉「楽しんで来てね!」

 

ダイヤ「はい!」

 

ーーー

 

第2回戦 2試合目

 

Aqours vs イクシード

 

ダイヤ vs フタミ

 

 

ダイヤ「黒と白、今交わりて烈となす!ルミナイズ!〈鬼神の夜叉〉」

 

フタミ「氷竜よ、凍てつく風を!ルミナイズ!」

 

 

オープンTHEフラッグ

 

 

ダイヤ「カタナワールド」

◼️手札6/ゲージ2/LP10

 

フタミ「ドラゴンワールド」

◼️手札6/ゲージ2/LP10

 

 

フタミ「あたしのターン!チャージ&ドロー!」

◼️手札6/ゲージ2→3

 

フタミ「ライトに〈氷騎竜クレパスドラゴン〉、レフトに〈氷騎竜 アイスバーグドラゴン〉をコール!」

◼️手札6→5→4

 

 

氷騎竜 クレパスドラゴン

氷竜

サイズ1/攻4000/防6000/打撃2

◼️相手のモンスターがコールされた時、そのモンスターの攻撃力-2000する。

【移動】

 

 

氷騎竜 アイスバーグドラゴン

氷竜

サイズ1/攻6000/防4000/打撃2

◼️相手のモンスターがコールされた時、そのモンスターの防御力-2000する。

【貫通】

 

 

フタミ「バトル!アイスバーグドラゴンでファイターに攻撃!打撃2!」

 

ダイヤ「うぐ……」LP10→8

 

フタミ「ターンエンド」

◼️手札4/ゲージ3/LP10

 

 

ダイヤ「私のターン!ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札6→7/ゲージ2→3

 

ダイヤ「ライトに〈月影"もうど黒夜叉"〉レフトに〈白夜"もうど白夜叉"〉をコール!」

◼️手札7→6→5

 

 

月影"もうど黒夜叉"

忍者

サイズ1/攻5000/防1000/打撃2

 

 

白夜"もうど白夜叉"

忍者

サイズ1/攻5000/防1000/打撃1

 

 

フタミ「相手のモンスターがコールされた時、クレパスドラゴンの能力でコールされたモンスターの攻撃力を2000下げる。そして、アイスバーグドラゴンの能力でコールされたモンスターの防御力を2000下げる!」

 

ダイヤ「何ですって⁉︎」

 

 

月影

攻5000→3000

防1000→0

 

 

白夜

攻5000→3000

防1000→0

 

 

ダイヤ「くっ……、ですがまだ、手はあります!ゲージ2払い、月影と白夜で、"鬼神合体!"〈鬼神 剛刃丸"もうど武羅星(ブラスター)"〉」

◼️手札5→4/ゲージ3→1

 

 

鬼神 剛刃丸"もうど武羅星(ブラスター)

サイズ2/攻8000/防7000/打撃1

◼️【コールコスト】"鬼神合体"君の場のカード名に「月影」を含むモンスター1枚と「白夜」を含むモンスター1枚をこのカードのソウルに入れて、ゲージ2払う。

◼️このカードが相手のモンスターを破壊した時と相手にダメージを与えた時、相手にダメージ1!

【2回攻撃】【ソウルガード】

 

 

フタミ「新たなモンスターをコールしても……!クレパスドラゴンとアイスバーグドラゴンの能力でパワーダウンよ!」

 

 

剛刃丸

攻8000→6000

防7000→5000

 

 

ダイヤ「厄介ですね、バトル!剛刃丸でアイスバーグドラゴンに攻撃!」

 

 

剛刃丸

攻6000

 

アイスバーグドラゴン

防4000

 

 

フタミ「キャスト!〈ドラゴンシールド"青竜の盾"〉攻撃を無効化して、1チャージ!」

◼️手札4→3/ゲージ3→4

 

ダイヤ「ターンエンドですわ。」

◼️手札4/ゲージ1/LP8

 

 




今回も感想を是非!


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忍者 vs 氷竜

ダイヤ vs フタミ

 

ダイヤ

◼️手札4/ゲージ1/LP8

 

レフト:無し

ライト:鬼神 剛刃丸"もうど武羅星(ブラスター)

センター:無し

 

ーーー

 

フタミ

◼️手札3/ゲージ4/LP10

 

レフト:氷騎竜クレパスドラゴン

ライト:氷騎竜アイスバーグドラゴン

センター:無し

 

ーーー

 

現在:フタミのスタートフェイズ

 

 

フタミ「あたしのターン!ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札3→4/ゲージ5

 

フタミ「ゲージ3払い、場の「氷竜」を全てソウルに入れてバディコール(LP10→11)!〈氷騎竜王 アイスブレード・ドラゴン〉」

◼️手札4→3/ゲージ5→2

 

 

氷騎竜王 アイスブレード・ドラゴン

氷竜

サイズ3/攻7000/防6000/打撃3

◼️【コールコスト】君の場の「氷竜」のモンスター2枚以上全てをこのカードのソウルに入れて、ゲージ3払う。

◼️【起動】"氷牙刃"君の手札1枚捨て、ゲージ1払う、相手のモンスター1枚を選び、そのモンスターの攻撃力-3000、防御力-3000する。さらに、この能力で相手のモンスターの攻撃力が5000以下になったモンスターを破壊する。

【貫通】【ソウルガード】/ソウル2

 

 

フタミ「氷騎竜王アイスブレードドラゴンの能力!手札1枚とゲージ1払い、剛刃丸の攻撃力と防御力を-3000!」

◼️手札3→2/ゲージ2→1

 

 

アイスブレードドラゴンの斬撃が剛刃丸に直撃し、剛刃丸が凍結される!

 

 

剛刃丸

攻8000→5000

防7000→4000

 

 

フタミ「そして、攻撃力5000以下のモンスターを破壊する!剛刃丸を破壊!」

 

ダイヤ「ソウルガードです!」

 

 

剛刃丸 ソウル2→1

 

 

フタミ「バトル!アイスブレードドラゴンでファイターに攻撃!打撃2!」

 

ダイヤ「くぅ!」LP8→5

 

フタミ「キャスト!〈ドラニック・チャージ〉ゲージ+2!」

◼️手札2→1/ゲージ1→3

 

フタミ「ファイナルフェイズ‼︎ゲージ3払い、アイスブレードドラゴンに重ねて必殺コール!〈アイスブレード・ドラゴン"氷牙斬凍刃"〉」

◼️手札1→0/ゲージ3→0

 

 

アイスブレード・ドラゴン"氷牙斬凍刃"

氷竜

サイズ3/攻10000/防6000/打撃3

◼️【コールコスト】君の場の「氷竜」のモンスター1枚に重ねて、ゲージ3払う。

◼️【起動】君のファイナルフェイズ中、相手のモンスター全ての攻撃力を-4000、防御力を-4000する。この能力で相手のモンスターの攻撃力が3000以下になったらそのモンスターを全て破壊する!さらに、そのモンスターの防御力が3000以下なら相手にダメージ2!この能力は1ターンに1回だけ使える。

【貫通】【移動】【ソウルガード】/ソウル3

 

 

フタミ「必殺モンスターの能力発動!相手のモンスターを全て攻撃力と防御力を-4000!」

 

 

剛刃丸

攻5000→1000

防4000→0

 

 

剛刃丸はさらに硬く分厚い氷に覆われ氷像化する、そして………、勢いよく氷像化した剛刃丸が粉砕される……

 

 

ダイヤ「なんで……すって……⁉︎」

 

フタミ「必殺モンスターの更なる能力、相手のモンスターの攻撃力が4000以下なら、そのモンスターを1枚破壊する。そして、破壊したモンスターの防御力が3000以下なら相手にダメージ2!」

 

ダイヤ「きゃっ!」LP5→3

 

ダイヤ「剛刃丸のソウルガード!」

 

 

剛刃丸 ソウル1→0

 

 

フタミ「これで終わりだよ!!必殺モンスターでファイターに攻撃!打撃3よ!"氷牙斬凍刃"‼︎」

 

ダイヤ「き、キャスト!〈うつせみの術〉攻撃を無効化します!」

 

フタミ「耐えられた……!ターンエンド…」

◼️手札0/ゲージ0/LP10

 

 

剛刃丸

攻1000→8000

防0→7000

 

 

ダイヤ「私のターン!ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札4→5/ゲージ1→2/LP3

 

ダイヤ「レフトに〈月影"もうど黒鷹"〉をコール!」

◼️手札5→4

 

 

月影"もうど黒鷹"

忍者

サイズ1/攻5000/防1000/打撃1

◼️【対抗】君の場にサイズ2以上の「忍者」のモンスターがいれば、場のこのカードをそのモンスターのソウルに入れて良い。

◼️このカードがソウルにあるモンスターが攻撃した時、相手にダメージ1!この能力は1ターンに1回だけ使える。

【2回攻撃】

 

 

ダイヤ「私は負けられません!私のライフが6以下の時、ゲージ2払い〈綺麗化"透明石の光刃"〉解放‼︎」

◼️手札4→3/ゲージ2→0

 

 

綺麗化"透明石の光刃"

日本刀/光

攻5000/打撃1

◼️このカードは、黒澤家の者にしか解放できない。

◼️〈解放条件‼︎〉〔君のライフが6以下で場に「カタナワールド」のカードがある。〕

◼️【装備コスト】ゲージ2払う。

◼️このカードが他の「忍者」のモンスターと連携攻撃した時、君のデッキの上からそのモンスターのサイズの数値分ゲージに置く。この能力は1ターンに1回だけ使える。

【2回攻撃】

 

 

ダイヤ(あのモンスターは厄介ですが、センターは空いてますね、しかも、ノーダメージでライフ10……ならば!)

 

ーーー

 

果南「鞠莉、ダイヤが考えている事、分かる?」

 

鞠莉「ええ、多分ダイヤが考えているのは……、次に繋ぐ為にモンスターを倒すか」

 

果南「それとも、センターが空いていて相手の手札とゲージが0の今を狙ってファイターを集中して攻めるか……だね?」

 

鞠莉「相手は無傷のライフ10だからね、運良くこのターンでライフを削り切りたいわね……」

 

ーーー

 

ダイヤ「バトルです!」

 

フタミ「必殺モンスターをセンターに移動!」

 

ダイヤ「な⁉︎」

 

ーーー

 

果南「移動があったんだ⁉︎」

 

鞠莉「ダイヤ、どうする?」

 

ーーー

 

ダイヤ「臆せず攻めます!剛刃丸と綺麗化で必殺モンスターに攻撃します!」

 

 

剛刃丸+綺麗化

連携攻13000

 

必殺モンスター

防6000

 

 

ダイヤ「綺麗化の能力!連携しているモンスターのサイズ分チャージ!」

◼️ゲージ0→2

 

フタミ「必殺モンスターのソウルガード!」

 

 

必殺モンスター ソウル3→2

 

 

ダイヤ「剛刃丸の能力で、相手のモンスターを破壊した時、相手にダメージ1!」

 

フタミ「くぅ…」LP10→9

 

ダイヤ「月影と綺麗化で連携攻撃です!」

 

 

月影+綺麗化

連携攻10000

 

必殺モンスター

防6000

 

 

フタミ「ソウルガード!」

 

 

必殺モンスター ソウル2→1

 

 

ダイヤ「月影の能力、【対抗】で剛刃丸にソウルイン!剛刃丸で2回攻撃!ソウルの月影の能力で相手にダメージ1!」

 

 

剛刃丸 ソウル0→1

 

 

フタミ「うっ……」LP9→8

 

 

剛刃丸

攻8000

 

必殺モンスター

防6000

 

 

フタミ「ソウルガード!」

 

 

必殺モンスター ソウル1→0

 

 

ダイヤ「剛刃丸の能力でダメージ1!」

 

フタミ「うぐ……」LP8→7

 

ダイヤ「キャスト!〈明鏡止水〉ゲージ+3!」

◼️手札3→2/ゲージ2→5

 

フタミ「ここでゲージを……⁉︎」

 

ダイヤ「ファイナルフェイズ‼︎ゲージ3払い剛刃丸に重ねて必殺コール!〈剛刃丸"鬼神奥義 牙斗輪郡乱舞(ガトリングらんぶ)"〉」

◼️手札2→1/ゲージ5→2

 

 

剛刃丸"牙斗輪郡乱舞(ガトリングらんぶ)

忍者

サイズ3/攻8000/防7000/打撃1

◼️【コールコスト】君の場のカード名に「月影」と「白夜」を含むカード1枚ずつをこのカードのソウルに入れるか、カード名に「剛刃丸」を含むカード1枚に重ねて、ゲージ3払う。

◼️【起動】このカードの攻撃で相手のモンスターを破壊した時か、相手にダメージを与えた時、君のデッキの上からカードを1枚をこのカードのソウルに入れる。

◼️このカードが攻撃したバトル終了時、このカードのソウルを好きなだけドロップゾーンに置いてよい、置いた枚数分、相手にダメージ‼︎

【3回攻撃】【ソウルガード】/ソウル2

 

 

ダイヤ「必殺モンスターで相手の必殺モンスターを攻撃!」

 

 

剛刃丸

攻8000

 

アイスブレードドラゴン

防6000

 

 

アイスブレードドラゴン"氷牙斬凍刃"完全撃破‼︎

 

 

ダイヤ「剛刃丸の能力で、モンスターを破壊したらデッキトップから1枚をソウルイン!」

 

 

必殺モンスター ソウル2→3

 

 

ダイヤ「必殺モンスターで2回攻撃!打撃1です!」

 

フタミ「うぐ……」LP7→6

 

ダイヤ「剛刃丸の能力、相手にダメージを与えてもソウルを増やします。」

 

 

必殺モンスター ソウル3→4

 

 

ダイヤ「まだ行きます!剛刃丸の3回攻撃!」

 

フタミ「いやっ」LP 6→5

 

 

剛刃丸 ソウル4→5

 

 

ダイヤ「これで、とどめです!必殺モンスターの能力!自身のソウルを好きなだけ捨て、その枚数のダメージを与えます!必殺モンスターから5枚のソウルを捨て、ダメージ5です!必殺"牙斗輪郡乱舞(ガトリングらんぶ)"‼︎」

 

フタミ「きゃぁぁぁ‼︎」LP5→0

 

 

ダイヤ「私の勝ちですわ!」

 

ーーー

 

Aqours:1pt

 

イクシード:0pt

 

 




今回も感想を是非!


第2回戦からのルール
 
1.先鋒戦、中堅戦、大将戦の3試合を必ず行う。
 
2.大将戦の勝利チームは1ptに相手のポイントを加える。(大将戦で勝った時、相手が2ptを持っていれば、勝利分1pt+相手の2pt =3ptを得る。)


このルール変えた方がいいですかね⁇

ルールにアイデアがあれば、「皆で創りたい物語 ラブライブ!バディカップ 編」の活動にください。

3人ずつは絶対ファイトさせたいです。


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善子 vs たまる

今回は、善子ちゃんの1度登場している「堕天使」カードのテキストを載せます。カードの表記の一部を今風にエラッタして載せてます。


↓エラッタ前の堕天使カード登場回 まとめ

堕天使カード初登場回:ヨハネ出陣

堕天使カード登場回:堕天使 vs 水竜王

堕天使カード登場回:花丸/善子 vs イムートE/F

堕天使カード登場回:善子 vs サツキ

堕天使カード登場回:堕天のイカヅチ

堕天使カード登場回:堕天使 vs 戦盾綱壁機


堕天使カードを見直したい、善子ちゃんのファイトを見返したい、と思ったら、↑の回をご確認ください。



第2回戦 第2試合

 

Aqours:1pt

 

イクシード:0pt

 

ーーー

 

果南「よし!」

 

鞠莉「ダイヤが勝ったわ!」

 

ルビィ「さすがお姉ちゃん!」

 

ダイヤ「かなりギリギリでしたがね。」

 

善子「次、ヨハネが出るわ!」

 

花丸「友達との決着をつけるずらね?」

 

善子「ええ、絶対に勝って来るわ!」

 

ーーー

 

第2回戦 2試合目

 

善子(ヨハネ) vs たまる(イシュタル)

 

 

たまる「まさか中堅戦で出て来るなんてね!まぁ、私も早くファイトしたかったし、良いけどね!」

 

善子「中学の時、あんたとは腐るほどファイトしたわよね?」

 

たまる「ええ、結局ケリはつかなかったけどね……、でも、今この場で、あなたとケリをつけるわ!」

 

善子「臨むところよ!ケリをつけましょう!イシュタル!」

 

たまる「行くわよ!堕天使ヨハネ!」

 

 

善子「堕天の光が世界の闇を包み込む……ルミナイズ!〈ファーレン・エンジェル:天魔〉」

 

たまる「聖なる者達よ、光を覆い闇を……!ルミナイズ!〈闇からの裁き〉!」

 

 

オープンTHEフラッグ

 

 

善子「デンジャーワールド」

◼️手札6/ゲージ2/LP10

 

たまる「ダークネスドラゴンワールド」

◼️手札6/ゲージ2/LP10

 

 

善子「ヨハネのターン、チャージ&ドロー!」

◼️手札6/ゲージ2→3

 

善子「ライフ1払う(LP10→9)〈堕天使の涙〉を【設置】!ゲージ1払い、ライトに〈堕天使 アリゼル〉をコール!」

◼️手札6→5→4/ゲージ3→2

 

 

堕天使の涙

堕天使/タイラント

◼️【設置】

◼️【使用コスト】ライフ1払う

◼️君の場に「堕天使」のモンスターがコールされた時、君のデッキの上からカードを1枚ゲージに置く。この能力は1ターンに1回だけ使える。

◼️君の場の「堕天使」のモンスターが破壊された時、君のライフ+1!この能力は1ターンに1回だけ使える。

 

 

堕天使アリゼル

堕天使/タイラント

サイズ2/攻4000/防4000/打撃2

◼️【コールコスト】ゲージ1払う

◼️このカードの登場時、君のライフ+1!

◼️このモンスターが破壊されたら、君のデッキからカードを1枚引く。

【2回攻撃】

 

 

善子「〈堕天使の涙〉の能力で「堕天使」がコールされた時、1チャージ!アリゼルの能力でライフ+1(LP9→10)!」

◼️ゲージ2→3

 

善子「レフトに〈堕天使 サーナ〉をコール!」

◼️手札4→3

 

 

堕天使 サーナ

サイズ1/攻4000/防5000/打撃2

◼️このモンスターが他の「堕天使」と連携攻撃した時、このモンスターとそのモンスターの打撃力の合計分、君のライフを増やす。

【貫通】

 

 

善子「バトル!堕天使アリゼルで攻撃!打撃2!」

 

たまる「くぅ…」LP10→8

 

善子「ターンエンドよ」

◼️手札3/ゲージ3/LP10

 

 

たまる「イシュタルのターン!ドロー!チャージ&ドロー!」

◼️手札6→7/ゲージ2→3

 

たまる「まずは〈ブラックドレイン〉ヨハネのデッキを3枚破棄よ!そしてゲージ+1!」

◼️手札7→6/ゲージ3→4

 

善子「あんたがデッキ破壊⁉︎」

 

たまる「ゲージを増やす為よ!そして、ゲージ4払い、バディコール(LP8→9)!〈狂愛の戦女神(きょうあい の いくさめがみ) イシュタル〉」

◼️手札6→5/ゲージ4→0

 

 

狂愛の戦女神(きょうあい の いくさめがみ)イシュタル

死/破壊/女神

サイズ3/攻10000/防6000/打撃2

◼️【コールコスト】ゲージ4払う。

◼️このカードはセンターにしかコールできない。

◼️君が【貫通】で受けるダメージは1になる。

◼️"愛と死の間"このカードが破壊された時、君のライフ1払い、このカードを君の場に残せる。さらに、君のライフが6以下なら、相手にダメージ2!

【2回攻撃】【貫通】【ライフリンク3】

 

 

善子「出たわね、インチキ女神……!」

 

たまる「インチキゆーな!バトルよ!イシュタルでヨハネに攻撃!打撃2!」

 

善子「うぁ!」LP10→8

 

たまる「イシュタルで2回攻撃!」

 

善子「うぁぁ!」LP8→6

 

たまる「ターンエンド!」

◼️手札5/ゲージ0/LP9

 

 

善子「ヨハネのターン、ドロー!チャージ&ドロー!」

◼️手札3→4/ゲージ3→4

 

善子「ライフ2(LP 6→4)とゲージ2払い〈堕天使の双翼"天魔"〉を装備!」

◼️手札4→3/ゲージ4→2

 

 

堕天使の双翼"天魔"

堕天使/タイラント

攻5000/打撃2

◼️【コールコスト】ライフ2払い、ゲージ2払う。

◼️【対抗】【起動】君の場の「堕天使」のモンスターを1枚破壊する。破壊したら、次の2つから1つ選んで使える。

・君のデッキの上からカードを1枚ゲージに置いてカードを1枚引く。この能力は1ターンに1回だけ使える。

・君のライフ+1して、このカードをスタンドする。

 

 

善子の背中から、右側から白い翼が、左側から黒い翼が生える。

 

 

 

善子「バトル!堕天使アリゼルと堕天使サーナで連携攻撃!堕天使サーナの能力で、連携しているカードの打撃力の合計のライフを回復するわ!合計打撃は4!ライフ4回復!」LP 4→8

 

 

堕天使アリゼル+サーナ

連携攻撃8000

 

イシュタル

防6000

 

 

たまる「イシュタルの能力!ライフ1払い(LP9→8)、イシュタルを場に残せるわ!」

 

善子「サーナの【貫通】打撃2!」

 

たまる「イシュタルの能力で、【貫通】ダメージは1になる!うっ……」LP8→7

 

善子「アリゼルは2回攻撃でスタンド!堕天の双翼"天魔"の能力で、サーナを破壊!1チャージ、1ドロー!」

◼️手札3→4/ゲージ2→3

 

善子「さらに、堕天使の涙の能力で、「堕天使」モンスターが破壊されたらライフ+1!」LP8→9

 

善子「アリゼルと堕天使の双翼で連携攻撃!」

 

 

アリゼル+堕天の双翼

連携攻撃力:9000

 

イシュタル

防:6000

 

 

たまる「ライフ1払い(LP7→6)、イシュタルを場に残す!イシュタルの更なる能力!私のライフが6以下なら、ヨハネにダメージ2!」

 

善子「うぁ!」LP 9→7

 

善子「ターンエンドよ!」

◼️手札4/ゲージ3/LP7

 

 

たまる「相変わらず、切りのないライフね……!イシュタルのターン!ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札5→6/ゲージ0→1

 

たまる「ゲージ1払い、〈狂愛の剣〉」

◼️手札6→5/ゲージ1→0

 

 

狂愛の剣

攻6000/打撃1

◼️【コールコスト】ゲージ1払う。

◼️このカードは君のセンターにモンスターが居ても攻撃できる。

◼️君のモンスターが破壊されて、場に残った時、相手にダメージ1!

【貫通】

 

 

たまる「バトル!イシュタルでヨハネに攻撃!打撃2!」

 

善子「きゃ!」LP7→5

 

たまる「イシュタルの2回攻撃よ!」

 

善子「うぁぁ!」LP5→3

 

たまる「狂愛の剣で攻撃!打撃1!」

 

善子「キャスト!〈堕天使の宝珠〉」

 

 

堕天使の宝珠

◼️相手の攻撃中に使える。

◼️【使用コスト】君の場の「堕天使」のモンスター1枚を破壊する。

◼️その攻撃を無効化して、破壊したモンスターの打撃力の数値分ライフに加える。

 

 

善子「アリゼルを破壊して、攻撃を無効化するわ!」

 

 

堕天使アリゼル 破壊!

 

 

善子「ごめんね。アリゼル……、けど、アリゼルの打撃力が私のライフになるわ!さらにアリゼルの能力で1枚ドロー!」LP3→5

◼️手札4→5

 

たまる「そうでなきゃね……、ターンエンド!」

◼️手札5/ゲージ0/LP6

 

 

 




今回も感想を是非‼︎


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ヨハネ vs イシュタル 決着!

善子 vs たまる

 

 

善子

◼️手札5/ゲージ3/LP5

 

ライト:無し

レフト:堕天使 サーナ

センター:無し

アイテム:堕天使の双翼

【設置】:堕天使の涙

 

ーーー

 

たまる

◼️手札5/ゲージ0/LP6

 

ライト:無し

レフト:無し

センター:狂愛の女神 イシュタル

アイテム:狂愛の剣

 

ーーー

 

現在:善子のスタートフェイズ

 

 

善子「私のターン!ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札5→6/ゲージ3→4

 

善子「そろそろ本気で行くわよ!ゲージ3払いバディコール!堕天せよ我が世界!リトルデーモン達よ刮目して見よ!〈堕天使 ヨハネ〉」

◼️手札6→5/ゲージ4→1/LP5→6

 

 

堕天使 ヨハネ

堕天使/タイラント

サイズ3/攻10000/防7000/打撃3

◼️【コールコスト】ゲージ3払う

◼️このモンスターの登場時、君のデッキの上から4枚をこのカードのソウルに入れて、君のライフ+4!

◼️"堕天の境地"君のライフを2払う、相手のモンスター1枚破壊して、このモンスターは【2回攻撃】を得る。この能力は1ターンに1回だけ使える。

【貫通】【移動】【ソウルガード】

 

 

善子「ヨハネの登場時、デッキから4枚ソウルイン!私のライフ+4よ!さらに、堕天使の涙の能力でゲージ+1!」LP 6→10

◼️ゲージ1→2

 

 

ヨハネ ソウル0→4

 

 

たまる「登場時にソウルが4枚になって、ライフ4回復って、そっちこそインチキ堕天使じゃない!」

 

善子「インチキゆーな!堕天使ヨハネの能力!私のライフ2払い、イシュタルを破壊!」

◼️LP10→8

 

たまる「イシュタルの能力!ライフ1払い、イシュタルを場に残す!そしてライフが6以下で、相手にダメージ2!」

◼️LP 6→5

 

善子「くっ……!ヨハネは【2回攻撃】を得るわ!」LP8→6

 

善子「バトル!ヨハネでイシュタルに攻撃!」

 

 

ヨハネ

攻10000

 

イシュタル

防6000

 

 

善子「【貫通】!」

 

たまる「【貫通】ダメージを1にする!」LP5→4

 

善子「堕天使ヨハネで2回攻撃!」

 

たまる「ライフ1で、イシュタルを場に残す!さらにダメージ2!」

◼️LP4→3

 

善子「うぁぁ!ヨハネも【貫通】」LP 6→4

 

たまる「イシュタルの能力でダメージを1にする!」LP3→2

 

ーーー

 

曜「凄い!2人とも一歩も引かない!」

 

果南「それに、凄く楽しそうに見える!」

 

花丸「あの2人は中学の同級生でライバルらしいずら。」

 

果南「そうなんだ」

 

ーーー

 

善子「キャスト!〈堕天の礎〉」

◼️手札5→4

 

 

堕天の礎

堕天使/チャージ

◼️【使用コスト】君の場のモンスター1枚を破壊する。

◼️【対抗】その破壊したモンスターのサイズの数値分、君のデッキの上からカードをゲージに置く。さらに君のライフが5以下なら、君のライフ+2!「堕天の礎」は1ターンに1枚だけ使える。

 

 

善子「堕天使ヨハネを破壊して、ヨハネのサイズ分、つまり3枚チャージ!そしてライフ+2!」LP4→6

◼️ゲージ2→5

 

 

堕天使ヨハネ ソウルガード 4→3

 

 

善子「………イシュタル、中学の時は、ありがとね。」

 

たまる「え、何よ急に……?」

 

善子「別に、意味はないわ……、でも、中学の時、いつも1人だった私にあんたは声をかけてくれた。それが凄く嬉しかったの。だから、私の友達に、ヨハネのライバルになってくれて………ありがとう。たまる」

 

たまる「わ、私の方こそ……ありがとう……。善子…ちゃん。ほ、ほら!そろそろケリをつけるわよ!堕天使ヨハネ!」

 

善子「ええ、行くわよ、イシュタル!ファイナルフェイズ‼︎」

 

たまる「⁉︎」

 

善子「ゲージ3払い、ヨハネに重ねて必殺コール!〈堕天使ヨハネ"堕天のイカズチ"〉」

 

 

堕天使ヨハネ"堕天のイカヅチ"

堕天使/タイラント

サイズ3/攻11000/防6000/打撃0

◼️【コールコスト】君の場の「堕天使」のモンスター1枚に重ねて、ゲージ3払う。

◼️【対抗】君のライフを0〜5まで好きなだけ払う。払ったらこのカードの打撃力をその数値分だけ増やす。

◼️君のライフが4以下なら、このカードは【貫通】を得て、君のライフが3以下なら、このカードは【2回攻撃】を得る。

◼️ソウルのないこのカードが破壊された時、君のライフを+3!

 

 

善子「必殺モンスターの能力!私はライフ3払うわ(LP 6→3)!これで必殺モンスターの打撃は3になる!」

 

 

必殺モンスター

打撃0→3

 

 

善子「そして私のライフが4以下なら【貫通】を得るわ!必殺モンスターでイシュタルに攻撃!」

 

 

ヨハネ (必殺モンスター)

攻11000

 

イシュタル

防6000

 

 

たまる「ライフ1払い(LP2→1)、イシュタルを場に残す!そしてヨハネにダメージ2!」

 

善子「きゃぁ!」LP3→1

 

善子「それでも、【貫通】!」

 

たまる「イシュタルの能力で【貫通】ダメージは1になるけど、私の負けね……きゃぁぁ!」LP1→0

 

 

善子「楽しかったわよ、たまる。」

 

ーーー

 

Aqours:2pt

 

イクシード:0pt

 

ーーー

 

ルビィ「善子ちゃんが勝った!」

 

鞠莉「ナイスファイトだったわ!善子!」

 

善子「ふふふ、このヨハネに、敗北の文字は無いのです。」

 

花丸「結構ギリギリだったずら。」

 

善子「うっさい、勝ったんだからいいでしょ!」

 

梨子「伝えたい事、全部伝えれた?」

 

善子「ええ、バッチリよ!」

 

梨子「そう。」

 

曜「良し!次は私が出るであります!」

 

千歌「頑張って!曜ちゃん!」

 

ーーー

 

Aqours vs イクシード

 

大将戦

 

曜 vs クラサワ

 

 

曜「黒き輝きよ、紫紺の煌めきとなれ!輝きのルミナイズ!〈ダークネス・シャイン〉」」

 

クラサワ「伝説より生まれし幻獣の楽園!ルミナイズ!」

 

 

オープンTHEフラッグ

 

 

曜「ダークネスドラゴンワールド」

◼️手札6/ゲージ2/LP10

 

クラサワ「レジェンドワールド」

◼️手札6/ゲージ2/LP10

 

 

クラサワ「俺のターン、チャージ&ドロー!」

◼️手札6/ゲージ2→3

 

クラサワ「ライトに〈森の王 ズラトロク〉をコール!登場時に2チャージ!」

◼️手札6→5/ゲージ3→5

 

 

森の王ズラトロク

サイズ2/攻3000/防2000/打撃2

 

 

クラサワ「レフトに〈忠実なるユニコーン〉をコール!」

◼️手札5→4

 

 

忠実なるユニコーン

サイズ1/攻3000/防1000/打撃2

 

 

クラサワ「登場時に手札を1枚捨て、1ドロー!」

◼️手札4→3→4

 

クラサワ「バトルだ!ズラトロクで相手に攻撃!打撃2!」

 

曜「うぁ!」LP10→8

 

クラサワ「俺のターンエンド!」

◼️手札4/ゲージ5/LP10

 

 

曜「私のターン!ドロー!チャージ&ドロー!」

◼️手札6→7/ゲージ2→3

 

曜「センターに〈黒き爆風 デスナパーム〉をコール!」

◼️手札7→6

 

 

黒き爆風 デスナパーム

黒竜

サイズ1/攻2000/防2000/打撃2

 

 

曜「ライトに〈紫炎の黒死竜 アビゲール〉をコール!」

◼️手札6→5/ゲージ3→2

 

 

紫炎の黒死竜 アビゲール

黒竜

サイズ1/攻6000/防1000/打撃2

◼️【コールコスト】ゲージ1払う。

◼️このカードの登場時、君の場のモンスター1枚を破壊する。破壊したら、君のデッキの上から2枚ゲージに置いて、カードを1枚引く。この能力は1ターンに1回だけ使える。

◼️「紫炎の黒死竜アビゲール」は1ターンに1枚しかコール出来ない。

【移動】

 

 

曜「紫炎のアビゲールの登場時、私のデスナパームを破壊!そして、ゲージ+2、1枚ドロー!」

◼️手札5→6/ゲージ2→4

 

 

黒き爆風デスナパーム 破壊!

 

 

曜「デスナパームの破壊時、ゲージ1払い、相手のデッキを5枚破棄!」

◼️ゲージ4→3

 

 

デスナパームの亡霊が爆風となって相手のデッキを5枚吹き飛ばす!

 

 

クラサワ「デッキが……⁉︎」

 

曜「バトルだよ!紫炎のアビゲールで攻撃!打撃2!」

 

クラサワ「ぐぅ…!」LP10→8

 

曜「さらに【対抗】で、〈追撃者アビゲール〉をノーコストコール!」

◼️手札6→5

 

 

追撃者アビゲール

サイズ1/攻6000/防1000/打撃2

 

 

曜「登場時に相手デッキを3枚破棄!追撃者アビゲールで攻撃!打撃2!」

 

クラサワ「うぉ!」LP8→6

 

曜「ターンエンド!」

◼️手札5/ゲージ3/LP8

 

 




今回も感想を是非!

ちゃっかり、アビゲールのオリカを出しました。

紫炎の黒死竜 アビゲール

自分のモンスターを犠牲にして、ゲージと手札を増やすサポート用アビゲールです。
デスナパームのような、破壊を条件にする能力と組み合わせると〜〜

今回も感想を是非!


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追悔の型

曜 vs クラサワ

 

◼️手札5/ゲージ3/LP8

 

ライト:紫炎の黒死竜アビゲール

レフト:追撃者アビゲール

センター:無し

 

ーーー

 

クラサワ

◼️手札4/ゲージ5/LP6

 

ライト:森の王ズラトロク

レフト:忠実なるユニコーン

センター:無し

 

ーーー

 

クラサワ「ふふふ、デッキ破壊は楽しいか?」

 

曜「え?」

 

クラサワ「俺のデッキとライフを同時に削って有利に立っているようだが………、その逆だ!君は既に追い詰められている!」

 

曜「な、何だって〜!」

 

クラサワ「ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札4→5/ゲージ5→6

 

クラサワ「ゲージ4払い、バディコール!〈戦幻天馬 グレイテスト・ペガサス〉」

◼️手札5→4/ゲージ6→2

 

 

戦幻天馬 グレイテスト・ペガサス

ワイダーサカー

サイズ3/攻9000/防6000/打撃2

◼️【コールコスト】ゲージ4払う。

◼️このカードはセンターにしかコールできない。

◼️"天馬の翼撃"君のドロップゾーンのカードが5枚以上なら、このカードは【貫通】を得て、10枚以上なら【3回攻撃】を得て、16枚以上なら打撃力+1!

◼️このカードが破壊された時、君のドロップゾーンカード4枚を君のデッキの下に戻す。戻したら、このカードを場に残す。

【ライフリンク2】

 

 

クラサワ「バトル!」

 

曜「紫炎のアビゲールをセンターに【移動】!」

 

クラサワ「グレイテストペガサスでアビゲールに攻撃!打撃2!」

 

 

グレイテストペガサス

攻8000

 

紫炎のアビゲール

防1000

 

紫炎のアビゲール 撃破!

 

 

クラサワ「いくぞ!グレイテストペガサスの能力!"天馬の翼撃"!俺のドロップゾーンのカードが5枚以上なら【貫通】を得て、10枚以上なら【3回攻撃】を得る!」

 

曜「そんな⁉︎」

 

 

曜は思い返していた。

 

クラサワは忠実なるユニコーンの能力で手札を「1枚」捨てた。

そして自分は、デスナパームの能力でクラサワのデッキを「5枚」破棄して、さらに追撃者アビゲールの登場時能力で「3枚」破棄した。

そしてクラサワはグレイテスト・ペガサスのコールコストでゲージを「4枚」支払った。

 

つまりクラサワのドロップゾーンの合計は……

 

 

曜「……13枚。」

 

クラサワ「そうだ。【貫通】2ダメージ!」

 

曜「うわぁ!」LP8→6

 

クラサワ「グレイテストペガサスの2回攻撃!」

 

曜「うぁぁ!」LP 6→4

 

クラサワ「グレイテストペガサスの3回攻撃だ!」

 

曜「キャスト!〈ドラゴンシールド 黒竜の盾〉ダメージを0にして、ライフ1+」LP4→5

◼️手札5→4

 

クラサワ「ターンエンドだ」

◼️手札4/ゲージ2/LP6

 

 

曜「私のターン!ドロー!チャージ&ドロー!」

◼️手札4→5/ゲージ3→4

 

曜「ゲージとライフ1払い(LP5→4)、ライトにバディコール(LP4→5)!〈紫煌の黒死王 アビゲール〉ドロップから〈黒竜〉を1枚ソウルイン!」

◼️手札5→4/ゲージ4→3

 

 

紫煌の黒死王 アビゲール

サイズ2/攻7000/防3000/打撃2/【移動】【ソウルガード】/ソウル1

 

 

曜「バトル!紫煌の黒死王アビゲールで、グレイテストペガサスに攻撃!アビゲールの能力発動!攻撃対象のモンスターを破壊!そのモンスターのサイズ分、相手のデッキを削る!」

 

 

グレイテストペガサス 破壊!

 

 

クラサワ「甘いわ!ドロップより4枚のカードをボトムに戻し、グレイテストペガサスを場に残す!」

◼️ドロップ13→16→12

 

曜「⁉︎」

 

 

グレイテストペガサス 生存!

 

 

曜「でも、アビゲールをスタンド!」

 

 

アビゲール

攻7000

 

グレイテストペガサス

防6000

 

 

クラサワ「ドロップ4枚ボトム!生存!」

◼️ドロップ12→8

 

曜「紫煌のアビゲールでペガサスに再攻撃!」

 

 

アビゲール

攻7000

 

グレイテストペガサス

防6000

 

 

クラサワ「ドロップゾーンより4枚ボトムに戻し、グレイテストペガサス生存!」

◼️ドロップ8→4

 

曜「もう1体いるよ!追撃者アビゲールでペガサスに攻撃!」

 

 

追撃者アビゲール

攻6000

 

グレイテストペガサス

防6000

 

 

クラサワ「キャスト!〈ゴブリンの嘲笑〉連携じゃない攻撃を無効化!」

◼️手札4→3/ドロップ4→5

 

曜「ターンエンド」

◼️手札4/ゲージ3/LP5

 

 

クラサワ「俺のターン、ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札3→4/ゲージ2→3

 

クラサワ「キャスト!〈ペガサスの血玉〉」

◼️手札4→3

 

 

ペガサスの血玉

魔法

◼️君のデッキの上から3枚をドロップゾーンに置いて、ゲージ+1。さらに、君の場にサイズ2以上の「ワイダーサカー」があれば、そのカードのサイズ分君のデッキからドロップゾーンに置く。

 

 

クラサワ「デッキから3枚ドロップゾーンに置き、ゲージ+1、さらにグレイテストペガサスのサイズは3、デッキから3枚破棄する。」

◼️ゲージ3→4/ドロップ5→8→11→12

 

曜「自分でドロップゾーンを増やした……?」

 

クラサワ「これで俺のドロップゾーンは再び10枚以上になった。グレイテストペガサスは【貫通】と【3回攻撃】を得る。バトルだ!」

 

曜「紫煌のアビゲールの【移動】はしない!」

 

クラサワ「ならば身で受けよ!グレイテストペガサスでファイターに攻撃!」

 

曜「うわぁ!」LP5→3

 

クラサワ「グレイテストペガサスの2回攻撃だ!」

 

曜(もう、充分耐えた!)

 

曜「うぉぉぉ!私のライフ6以下で、場に「アビゲール」が居れば!ライフ1払い(LP3→2)解放‼︎〈ドラゴンフォース"追悔の型"〉」

◼️手札4→3

 

 

曜は白紫の光に包まれ、背中には紫の長い鎌を二本背負っている。そして、紫煌の黒死王アビゲールと同じように、周りに白紫の粒子が舞っている。

 

ーーー

 

梨子「曜ちゃんの新しいドラゴンフォース…!」

 

千歌「梨子ちゃんと同じだ、曜ちゃんの新しいドラゴンフォースも最初と姿が変わってる……」

 

ーーー

 

 

クラサワ「俺のターンに装備だと⁉︎」

 

曜「ドラゴンフォースの能力で、私はこのターン中ダメージを受けない!」

 

 

曜の背中にある2本の長鎌が曜の手に装備される。そして左手の鎌を回転させて、グレイテストペガサスの攻撃を弾く!

 

 

曜「そして、相手にダメージ1!」

 

 

右手の長鎌でクラサワを切りつける!

 

 

クラサワ「ぐっ……」LP 6→5

 

曜「私はもうダメージを受けないよ。」

 

クラサワ「ターンエンド……」

◼️手札3/ゲージ4/LP5

 

 

曜「私のターン!ドロー!チャージ&ドロー!」

◼️手札3→4/ゲージ3→4

 

曜(千歌ちゃんがドラゴンフォースの化身……、バルソレイユを目覚めさせた事で、それまで読めなかったテキストが読めるようになった。この能力で、私は勝つ!)

 

 

ドラゴンフォース"追悔の型"

黒竜

攻6000/打撃2

◼️〈解放条件!〉〔君のライフが6以下で君の場にカード名に「アビゲール」を含むモンスターがいる。〕

◼️【装備コスト】ライフ1払う。

◼️【対抗】相手のターン中、手札のこのカードを【装備コスト】を払って装備して、君はこのターン中ダメージを受けない、その後、相手にダメージ1!

◼️このカードは破壊されず、手札に戻せず、能力を無効化されない。

◼️ーー能力不明ーー

【貫通】

 

⬇︎

⬇︎

 

ドラゴンフォース"追悔の型"

黒竜

攻6000/打撃2

〈解放条件!〉〔君のライフが6以下で君の場にカード名に「アビゲール」を含むモンスターがいる。〕

◼️【装備コスト】ライフ1払う。

◼️このカードは破壊されず、能力を無効化されない。

◼️【対抗】相手のターン中、手札のこのカードを【装備コスト】を払って装備する。君はこのターン中ダメージを受けない、その後、相手にダメージ1!

◼️このカードが攻撃した時、君のライフ+1して、相手のデッキの上から3枚をドロップゾーンに置いて、相手にダメージ1!

【貫通】

 

 

曜「バトル!紫煌のアビゲールでペガサスに攻撃!アビゲールの能力でペガサスを破壊!さらにサイズ分デッキを破棄!」

 

クラサワ「ドロップゾーンから4枚デッキの下に戻して、場に残す!」

◼️ドロップ12→15→11

 

曜「そしてアビゲールをスタンド!」

 

 

紫煌のアビゲール

攻7000

 

グレイテストペガサス

防6000

 

 

クラサワ「ドロップゾーンから4枚ボトムに戻し、グレイテストペガサスを生存!」

◼️ドロップ11→7

 

曜「アビゲールで再攻撃だ!」

 

 

紫煌のアビゲール

攻7000

 

グレイテストペガサス

防6000

 

 

クラサワ「グレイテストペガサスの能力で生存!」

◼️ドロップ7→3

 

曜「キャスト!〈虚ロナル現実〉」

◼️手札4→3

 

 

虚ロナル現実

破壊

◼️君のライフが5以下なら使える。

◼️【使用コスト】ライフ1払う。

◼️【対抗】君の場のカード名に「アビゲール」を含むカード1枚を破壊する。破壊したら、君のドロップゾーンのカード名に「アビゲール」を含むカード1枚を【コールコスト】を払ってコールできる。「虚ロナル現実」は1ターンに1回だけ使える。

 

 

曜「レフトの追撃者アビゲールを破壊して、ドロップゾーンからコール!〈覚醒の黒死竜アビゲール〉」

◼️ゲージ4→3

 

曜「アビゲールの登場時能力!ペガサスを破壊!」

 

クラサワ「グレイテストペガサスの能力で……」

◼️ドロップ3

 

曜「それは出来ないよ!」

 

クラサワ「何⁉︎ ……‼︎ 俺のドロップゾーンのカードが3枚………」

 

曜「そう、デッキに戻すカードが4枚以下じゃ、場に残せないよね?」

 

クラサワ「……!」

 

 

グレイテスト・ペガサス 完全撃破‼︎ ライフリンク2

 

 

クラサワ「ぐっ……!」LP5→3

 

曜「そしてデッキを2枚破棄!」

 

クラサワ「う……今更……」

◼️ドロップ3→5

 

曜「覚醒のアビゲールでファイターに攻撃!打撃2!紫煌のアビゲールの能力で、他の「黒竜」が攻撃した時、ライフ+1!」LP2→3

 

クラサワ「く……、キャスト!〈聖杯〉攻撃を無効化!」

◼️手札3→2

 

曜「ドラゴンフォース"追悔の型"で攻撃!能力発動!私のライフ+1!そして、相手のデッキを3枚破棄して、ダメージ1!紫煌のアビゲールの能力でライフ+1!」LP3→4→5

 

クラサワ「な、うぐ……!」LP3→2

 

曜「これで、とどめだーーー‼︎ドラゴンフォース"追悔の型"打撃2!」

 

クラサワ「ぐぁぁぁぁぁぁ‼︎」LP2→0

 

 

曜「ヨーソロー!私の勝ちであります!」

◼️手札3/ゲージ3/LP5

 

ーーー

 

Aqours:3pt

 

イクシード:0pt

 

 

Aqours 第3回戦 進出!

 

 

 




今回も感想を是非!

"追悔の型"の隠れた能力はどうでしょうか?やりすぎかな?
最初のドラゴンフォースの攻撃時能力を強化しました。そのかわり、攻撃を無効化されても何も出来なくなりました。


「虚ロナル現実」は提供されたカードです。ありがとうございます!
活動報告で、まだまだ募集しています!


今やってるゲーム「GOD OF WAR」が楽し過ぎるwww


今回の感想を是非!


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ラブライブ!準決勝開始!

ラブライブ!バディカップも大詰めが近くなって来ました。
今回の試合は、新しい方法でチームの勝敗を分けます。

今回のファイトはあるアニメ作品をオリカにしてお送りします。
勘違いされず、理解して頂けるように、事前に注意書きしておきます。↓

1.今回オリカにするアニメ作品のキャラ名や技名を使用します。

2.なるべくアニメ作品のキャラのイメージに近づくようにカードの能力を設定しています。(イメージや感じ方に個人差あり。)

2.5.カード化したキャラが喋るかもしれません。

3.勘違いされないように言っておきますが、絶対パクリではありません。その作品への熱と尊敬とリスペクト(を表しています)です。パクリではありません!

4.気分を害したら申し訳ありません。


今回も楽しんで頂けたら嬉しいです。


「ラブライブ!バディカップ 本戦」で順調に勝ち進むAqours、全試合強力なバディチームが立ちはだかるが、皆、怯む事なく、立ち向かい勝利を掴みとった。そして遂に、ラブライブ!の試合は残り2戦となった。

 

ーーー

 

仕界「さあ!ラブライブ!も残す試合は後2戦となった〜〜!この第3回戦で勝ち残った1チームが、特別シード枠の〈チーム トリニティー〉とファイトする事になります!言わば第3回戦は、準決勝戦となります!そして、この準決勝を戦うのは、この2チームだ〜〜〜〜‼︎‼︎」

 

 

 

第3試合 対戦カード

 

Aqours vs トライアル

 

ーーー

 

千歌「チーム トライアル、どんなチームだろう……」

 

鞠莉「顔に傷がある強面のチームだったりして〜」

 

ルビィ「ピギャァ〜!怖い人達なの……?」

 

ダイヤ「鞠莉さん!ルビィを怖がらせないでください!」

 

鞠莉「oh!イッツ マリージョークね〜!」

 

善子「全く、お気楽なんだから……」

 

果南「気楽で良いんじゃない?ファイトは勝つより楽しまないと!」

 

花丸「それで、先鋒は誰がやるずら?」

 

ルビィ「ルビィが行く!」

 

ダイヤ「気を引き締めて挑みなさい。」

 

梨子「頑張って!ルビィちゃん!」

 

ルビィ「うん!」

 

ーーー

 

先鋒戦

 

ルビィ vs イガサキ

 

 

仕界「第3回戦より、得点のシステムが変更されます!その名も!〈リメイン・ライフ方式〉」

 

 

リメイン・ライフ方式とは……

 

その名の通り、ファイト終了時の残りのライフの合計を得点としてチーム全体の勝敗を分けると言う方式である。

 

例:AチームvsBチームの試合

 

先鋒戦

Aチーム vs Bチーム

 

先鋒戦:Aチームが残りライフ3で勝利 :Aチーム3点獲得

中堅戦:Bチームが残りライフ5で勝利:Bチーム5点獲得

 

この時点で……

Aチーム:3pt

Bチーム:5pt

 

大将戦:Aチームが残りライフ4で勝利:Aチーム3pt+4点で7pt

 

よって……

Aチーム:7pt WIN

Bチーム:5pt

 

と言う風になる。説明下手くそですみません。

 

因みに……デッキアウトや特殊勝利でファイトが終わった場合……、その時点での両名のライフがそれぞれのチームの得点に合計される。

 

例:中堅戦

Aチームが残りライフ5でデッキアウト:残りライフ5+現在pt3= Aチーム:8pt

Bチームが残りライフ4で相手のデッキを0にした場合:残りライフ4+現在0pt = Bチーム:4pt

 

となる。説明下手くそですみません。

 

ーーー

 

ダイヤ「なるほど、いかに多くライフを残して勝てるかが勝利の鍵となりますね。」

 

果南「今までの試合、皆ライフを5以上残しては勝ててないね……」

 

鞠莉「今までより、重くプレッシャーがのしかかる……、厳しいファイトになりそうね……」

 

ーーー

 

仕界「では、初めてちゃってください!」

 

 

 

ルビィ「勇者と魔王、今交わりて新たな絆を紡ぐ!ルミナイズ!〈勇魔連合〉」

 

イガサキ「落ちこぼれの少年は英雄へ……ルミナイズ!〈うずまき忍法帖〉」

 

 

オープンTHEフラッグ

 

 

ルビィ「ダンジョンワールド」

◼️手札6/ゲージ2/LP10

 

イガサキ「カタナワールド」

◼️手札6/ゲージ2/LP10

 

 

ルビィ「ルビィのターン!チャージ&ドロー!」

◼️手札6/ゲージ2→3

 

ルビィ「ライフ1払って(LP10→9)〈魔王槍ハーディン〉を装備!ゲージ1払って〈勇者槍 ブレイヴァ〉を装備!」

◼️手札6→5→4/ゲージ3→2

 

 

魔王槍 ハーディン

魔王/冒険者

攻5000/打撃2

◼️【装備コスト】ライフ1払う。

◼️君がこのカードを装備していれば「勇者槍ブレイヴァ」1枚をこのカードを装備したまま装備できる。

◼️君の場に他の「冒険者」か「Dエネミー」のカードがあれば、このカードは【貫通】を得る。

◼️このカードが1枚で攻撃している攻撃は無効化できない。

 

 

勇者槍ブレイヴァ

冒険者/魔王

攻5000/打撃1

◼️【装備コスト】ゲージ1払う。

◼️君がこのカードを装備していれば「魔王槍ハーディン」1枚をこのカードを装備したまま装備できる。

◼️君の場に他の「魔王」か「Dエネミー」のカードがあれば、このカードは【2回攻撃】を得る。

◼️君が3以上のダメージを受ける時、そのダメージを1減らす。

 

 

ルビィ「バトル!魔王槍ハーディンで攻撃!打撃2!」

 

イガサキ「ぐうっ!」LP10→8

 

ルビィ「ターンエンドです!」

◼️手札4/ゲージ2/LP9

 

 

イガサキ「俺のターン!ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札6→7/ゲージ2→3

 

イガサキ「ライトにバディコール(LP8→9)!〈意外性No.1忍者 うずまきナルト〉!」

◼️手札7→6

 

 

意外性No.1忍者 うずまきナルト

忍者/うずまき

サイズ1/攻4000/防4000/打撃2

◼️"火影は俺の夢だから"このカードが登場した時、君のデッキから「うずまき」のカード1枚までを君の手札に加える。そして君の手札を1枚捨てる。"火影は俺の夢だから"は1ターンに1回しか使えない。

◼️君の場に「うちは」のモンスターがいる時、このカードの攻撃力+2000!

 

FT「オレにとっちゃ……やっとできた繋がりなんだ」

FT2「オレは火影になるまで、ぜってェ死なねーからよ!!」

 

 

場に黄色髪で全身オレンジ(橙色)の肩部分が青色の服を着た少年がコールされる。

 

 

イガサキ「ナルトの登場時、デッキから「うずまき」のカード1枚を手札に加える。俺はデッキから………〈木ノ葉の英雄 うずまきナルト〉を手札に加える。そして、手札1枚を捨てる。」

◼️手札6→7→6

 

イガサキ「そしてゲージ1払い、ナルトに重ねて進化コール!〈木ノ葉の英雄 うずまきナルト〉」

◼️手札6→5/ゲージ3→2

 

 

木ノ葉の英雄 うずまきナルト

忍者/うずまき

サイズ2/攻6000/防4000/打撃2

◼️【コールコスト】ゲージ1払う。

◼️君の場の「忍者」のモンスターが攻撃した時、君のデッキの上から1枚をこのカードのソウルに入れる。

◼️【対抗】"多重影分身の術"ゲージ1払い、このカードのソウルを好きなだけ、裏向きで君の空いているモンスターエリアにコールできる。そのカードは、属性「忍者」、サイズ0/攻撃力4000/防御力4000/打撃力1のモンスターになり、カード名は「ナルト分身」になる。

【移動】【ソウルガード】/ソウル1

 

FT「俺があきらめるのをあきらめろ!」

FT2「まっすぐ自分の言葉は曲げねぇ。それが俺の忍道だ」

 

 

黄色髪の少年は身長が伸び、黒とオレンジの服を着た姿に変わる。

 

 

ルビィ「モンスターが成長した⁉︎」

 

イガサキ「バトル!うずまきナルトで攻撃!攻撃時にデッキ上から1枚ソウルイン、打撃2!」

 

 

ナルト ソウル1→2

 

 

ルビィ「うぁぁ!」LP9→7

 

イガサキ「さらに、ゲージ2払い、ナルトに重ねて【対抗】コール!〈うずまきナルト"仙人モード"〉‼︎」

◼️手札5→4/ゲージ2→0

 

 

うずまきナルト"仙人モード"

忍者/うずまき

サイズ2/攻7000/防5000/打撃2

◼️【コールコスト】君の場のサイズ2以上のカード名に「ナルト」を含むカード1枚に重ねて、ゲージ2払う。

◼️【対抗】手札のこのカードを【コールコスト】を払ってコールしてよい。

◼️"仙法・蛙組手"このカードが攻撃した時、相手のモンスター1枚と相手に同時に攻撃できる。

(相手のセンターが空いてないと相手に攻撃できないってばよ!)

【2回攻撃】【ソウルガード】/ソウル3

 

FT「ケリィつけてやる‼︎」

FT「お前らがやったこれのどこに平和があるんだってばよ!」

 

 

ナルトは赤い法被を羽織り、でかい巻物を腰に下ろしている。眼の周りに赤い模様がある。(説明下手なんでナルト仙人モードで検索)

 

 

イガサキ「ナルト仙人モードでファイターに攻撃!打撃2!」

 

ルビィ「うわぁ!」LP8→6

 

イガサキ「ナルトの2回攻撃だ!」

 

ナルト『くらえ!螺旋丸‼︎』

 

ルビィ「キャスト!〈カシアードの静寂〉ダメージを3減らす!」

◼️手札4→3

 

イガサキ「ターンエンドだ。」

◼️手札4/ゲージ0/LP9

 

 

ルビィ「うぅ……いきなりピンチだよ〜!」

 

 




今回も感想を是非!

今回は「ナルト」をカード化してみました。
イメージ通りの能力には多分、なってないと思いますが、これでも頑張って寄せた方です。

特徴は、ナルトが成長する姿を体現しているつもりです。

何度も言いますが、パクリではなく、ナルトへの尊敬とリスペクトです。

チームの得点のルールを変えましたが、説明が下手くそですみません。分かりにくいですよね?


今回も感想を是非!


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勇魔王者 vs うずまきナルト

ルビィ vs イガサキ

 

ルビィ

◼️手札3/ゲージ2/LP6

 

レフト:無し

ライト:無し

センター:無し

アイテム:魔王槍ハーディン/勇者槍ブレイヴァ

 

ーーー

 

イガサキ

◼️手札4/ゲージ0/LP9

 

レフト:無し

ライト:うずまきナルト"仙人モード"(ソウル3)

センター:無し

アイテム:無し

 

ーーー

 

現在:ルビィのスタートフェイズ

 

 

ルビィ「ルビィのターン!ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札3→4/ゲージ2→3

 

ルビィ「ゲージ2払い、ライトにバディコール(LP 6→7)!魔王と勇者の血を引く英傑!〈勇魔王者 イクシア〉」

◼️手札4→3/ゲージ3→1

 

 

勇魔王者 イクシア

冒険者/騎士/魔王/Dエネミー

サイズ2/攻6000/防6000/打撃2

◼️【コールコスト】ゲージ2払う。

◼️【起動】【対抗】"同志剛召"君のライフ1払う。君の手札かデッキから「冒険者」か「騎士」か「魔王」か「Dエネミー」のモンスター1枚を【コールコスト】を払わずにコールできる。そのカードはこのターン中サイズ1になる。この能力は1ターンに1回だけ使える。

◼️君のターン終了時、君の場のモンスター1枚をこのカードのソウルに入れる。

【2回攻撃】【貫通】【ソウルガード】【ライフリンク2】

 

 

ルビィ「〈栄光の騎士エル・キホーテ〉をレフトにコール!」

◼️手札3→2

 

 

栄光の騎士エルキホーテ

サイズ1/攻3000/防1000/打撃1

 

 

 

ルビィ「バトル!エルキホーテとブレイヴァで連携攻撃!エルキホーテの能力でゲージ+1して、打撃+1、【貫通】を得る!合計打撃力3!」

 

イガサキ「ぐぅぅ!」LP9→6

 

ルビィ「さらにブレイヴァは、場に「魔王」と「Dエネミー」が居れば【2回攻撃】を得ます!勇者槍ブレイヴァと魔王槍ハーディンで連携攻撃!打撃3!」

 

イガサキ「キャスト!〈土遁・土流壁〉連携攻撃を無効化して、ゲージ+1!」

◼️手札4→3/ゲージ0→1

 

 

土遁・土流壁

魔法

◼️相手のターンの攻撃中、君の場に「忍者」が居れば使える。

◼️その攻撃を無効化する。さらに、その攻撃が連携攻撃なら、君のデッキの上かカードを1枚ゲージに置く。

 

 

ルビィ「まだまだ!ルビィは止まらない!勇魔王者 イクシアの能力!ライフ1払って(LP 7→6)、手札から〈ブレイドウィングフェニックス〉をレフトにコール!」

◼️手札2→1

 

 

ブレイドウィングフェニックス

Dエネミー

サイズ2→1/攻5000/防1000/打撃2/【2回攻撃】

 

 

エルキホーテ 生滅

 

 

ルビィ「ブレイドウィングでファイターに攻撃!打撃2!」

 

イガサキ「ぐぁ!」LP 6→4

 

イガサキ「キャスト!〈起爆札付きクナイ〉」

◼️手札3→2

 

 

起爆札付きクナイ

魔法/破壊

◼️相手のターン中、君が相手のモンスターの攻撃でダメージを受けた時に使える。「起爆札付きクナイ」は1ターンに1枚だけ使える。

◼️【対抗】君が受けたダメージ以下のサイズを持つ相手のモンスター1枚を破壊する。

 

 

イガサキ「俺が受けたダメージは2、よってサイズ2以下のモンスターを破壊する!サイズ2の勇魔王者イクシアを破壊!」

 

 

勇魔王者 イクシア 爆砕‼︎

 

 

ルビィ「ああ……、そんな⁉︎」

 

ーーー

 

ダイヤ「イクシアのソウルが増える能力は、ルビィのターンの終了時のみ……、能力が強力な分、ソウルが増えるタイミングが落とし穴になりますね。」

 

果南「イクシアの破壊はルビィには厳しいね……」

 

ーーー

 

ルビィ「う……、ブレイドウィングフェニックスで2回目の攻撃!」

 

イガサキ「うぉぉ!」LP4→2

 

ルビィ「ターン、エンドです……」

◼️手札1/ゲージ1/LP6

 

 

イガサキ「俺のターン!ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札2→3/ゲージ1→2

 

イガサキ「キャスト〈自然エネルギー充填〉」

◼️手札3→2

 

 

自然エネルギー充填

魔法/チャージ

◼️君のデッキの上からカードを1枚ゲージに置く。さらに、君の場にカード名に「仙人モード」を含むカードがあれば、ゲージ+2!

◼️このカードは1ターンに1枚だけ使える。

 

 

イガサキ「ゲージ+3だ。」

◼️ゲージ1→4

 

イガサキ「バトル!ナルト"仙人モード"で攻撃!ナルトは相手のモンスター1枚とファイターを同時に攻撃できる!ブレイドウィングフェニックスとファイターに同時攻撃!」

 

 

ナルト『仙法・大玉旋連丸!』

 

 

 

うずまきナルト"仙人モード"

攻7000

 

ブレイドウィングフェニックス

防1000

 

ブレイドウィングフェニックス 撃破!

 

 

ルビィ「うわぁぁ!」LP 6→4

 

イガサキ「ナルトの2回攻撃!」

 

 

ナルト『螺旋連丸!』

 

 

ルビィ「キャスト!〈シャルサーナの加護〉攻撃を無効化して、ライフ+1!」LP4→5

◼️手札1→0/ゲージ1→0

 

ルビィ「た、耐えた……?」

 

イガサキ「ファイナルフェイズ‼︎」

 

ルビィ「………⁉︎」

 

イガサキ「ゲージ3払い、ナルトに重ねて必殺コール‼︎〈うずまきナルト"九喇嘛(くらま)モード・尾獣玉螺旋手裏剣"〉」

◼️手札2→1/ゲージ4→1

 

 

うずまきナルト"九喇嘛(くらま)モード・尾獣螺旋手裏剣"

忍者/風

サイズ3/攻12000/防6000/打撃3

◼️【コールコスト】君の場のサイズ2以上でソウルがあるカード名に「ナルト」を含むモンスター1枚に重ねて、ゲージ3払う。

◼️このカードがファイナルフェイズに登場した時、相手のモンスターとアイテムを全て破壊する!

◼️このカードが攻撃した時、君のライフが5以下なら、このカードの打撃力+2して、3以下なら【貫通】を得て、2以下ならこのカードの攻撃は無効化されない。

【移動】【ソウルガード】

 

 

イガサキ「必殺モンスターの登場時に相手のモンスターとアイテムを全て破壊!」

 

 

魔王槍ハーディン 破壊!

 

勇者槍ブレイヴァ 破壊!

 

 

ルビィ「そ、そんな〜!」

 

イガサキ「とどめだ‼︎必殺モンスターでファイターに攻撃!攻撃時、必殺モンスターの打撃力+2!打撃力5だ!」

 

ーーー

 

善子「今のルビィには、手札もゲージも無いわよ⁉︎」

 

ダイヤ「それにルビィのライフは5……!」

 

曜「あの攻撃を受けたらルビィちゃんは⁉︎」

 

ーーー

 

ルビィ「ごめんなさい、みんな……」

 

ナルト『くらいやがれぇー‼︎尾獣螺旋手裏剣‼︎』

 

ルビィ「うわぁぁぁぁ‼︎」LP5→0

 

ーーー

 

ルビィ:ライフ0:Aqours 0pt

 

イガサキ:ライフ2:トライアル:2pt

 

 

Aqours:0pt

 

トライアル:2pt

 

 

 




ルビィちゃん、まさかの敗北……

今回も感想を是非‼︎


宣伝とレビュー↓

ぷちぐるラブライブ!4/24日 配信開始しました〜‼︎
μ'sとAqoursのぷちぐる達が可愛すぎて、もう……、何度もプレイしたくなります!

ラブライブ!大好きな皆さん、是非遊んでみてください!
因みに、僕はガチャでハピトレの善子ちゃんが当たりました。
凄くかわいいです。


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準決勝 中堅戦:果南 vs イズネ

今回もある作品をカード化しました。
因みに、今回もジャンプ系です。


ラブライブ!準決勝

 

先鋒戦 結果

 

Aqours:0pt

 

トライアル:2pt

 

ーーー

 

ルビィ「みんな……グスッ……負けちゃった…グスッ……ごめんなさい……ウワァァァァン!!」

 

ダイヤ「泣かないでルビィ、良く頑張りましたね。」

 

善子「Aqoursが完全に負けたわけじゃないわ。」

 

梨子「そうよ。」

 

果南「次、私が出るよ。」

 

鞠莉「任せたわ、果南!」

 

曜「ヨーソローだよ!果南ちゃん!」

 

果南「うん、ルビィの分まで勝つよ!」

 

ーーー

 

VIP席

 

 

サツキ「ここまで負け無しで来たAqoursも、遂に黒星をつけられたか……」

 

絵里「ルビィちゃんも惜しかったわね。」

 

にこ「でも逆に、これで気が引き締まったでしょ。」

 

ーーー

 

果南(ルビィは負けたけど、少しでも相手の得点を減らす為に、頑張って相手のライフを2まで減らしてくれた。この勝負、私がライフ3以上でファイトに勝てば、次の大将戦は余裕を持ってファイトができる。)

 

 

Aqours vs トライアル 中堅戦

 

果南 vs イズネ

 

 

果南「大海の覇者よ波を起こし、海を割れ!ルミナイズ!〈荒波の海王〉!」

 

イズネ「生と死を司る黒装束の死神達よ、己の魂に誓え!ルミナイズ!〈魂の守護者〉」

 

 

オープンTHEフラッグ

 

 

果南「エンシェントワールド」

◼️手札6/ゲージ2/LP10

 

イズネ「ダークネスドラゴンワールド」

◼️手札6/ゲージ2/LP10

 

 

果南「私のターン!チャージ&ドロー!」

◼️手札6/ゲージ2→3

 

果南「キャスト!〈海王の呼び笛〉デッキの上から10破棄して、その中から「竜王番長」1枚を手札に加える。「武神番長デュエルイェーガー」を手札に加える!」

◼️手札6→5→6

 

果南「ゲージ2払い、センターにバディコール(LP10→11)!〈武神番長デュエルイェーガー〉ドロップから2枚ソウルイン!」

◼️手札6→5/ゲージ3→1

 

 

武神番長デュエルイェーガー

竜王番長

サイズ3/攻10000/防5000/打撃2/【ソウルガード】/ソウル2

 

 

果南「バトル!デュエルイェーガーでファイターに攻撃!打撃2!」

 

イズネ「ひゃっ!」LP10→8

 

果南「ターンエンド!」

◼️手札5/ゲージ1/LP11

 

 

イズネ「私のターン!ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札6→7/ゲージ2→3

 

イズネ「ライトに〈死神代行 黒崎一護〉をバディコール(LP8→9)!」

◼️手札7→6

 

 

死神代行 黒崎一護

死/死神

サイズ2/攻6000/防2000/打撃2

◼️このカードが登場した時、君のデッキから「死神」のカード1枚を君の手札に加える。その後、君の手札を1枚ドロップゾーンに置く。

◼️"霊撃"このカードの攻撃で相手のモンスターを破壊した時、相手にダメージ1!

◼️【対抗】"卍解"このカードのバトル後、ライフ1払う、君の手札にあるカード名に「一護」を含む「卍解」のモンスター1枚を【コールコスト】を払って、このカードに重ねてコールできる。

【貫通】

 

FT「俺は、俺の魂に誓ったんだ!」

 

 

オレンジ色の短髪のツンツン髮で黒い装束を着た、出刃包丁のような形をしたでかい刀を持った少年が現れる。

 

 

一護『俺が護ってやるよ!』

 

 

イズネ「黒崎一護の能力発動!登場時、デッキから「死神」のカードを1枚手札に加える。私が加えるのは、〈漆黒の卍解 黒崎一護〉」

◼️手札6→7

 

イズネ「キャスト!〈霊力チャージ〉ゲージ+3!」

◼️手札7→6/ゲージ3→6

 

 

霊力チャージ

魔法/チャージ

◼️君の場に「死神」がいるなら使える。

◼️君のデッキからカードを3枚ゲージに置く。「霊力充填」は1ターンに1枚だけ使える。

 

 

イズネ「ゲージ+3、バトル!黒崎一護でデュエルイェーガーに攻撃!」

◼️ゲージ3→6

 

 

一護

攻6000

 

デュエルイェーガー

防5000

 

果南「デュエルイェーガーのソウルガード!」

 

 

デュエルイェーガー ソウル2→1

 

 

イズネ「一護の"霊撃"ダメージ1!」

 

一護『くらえ‼︎』

 

果南「くっ……!」LP 11→10

 

イズネ「まだよ!一護のバトル後、ライフ1払う。いくよ、一護!」

◼️LP9→8

 

一護『おう!』

 

 

一護は刃先を相手に向け、片方の腕で抑えて構えを取る……

 

 

イズネ「ゲージ2払い、ライフ1払う事で【対抗】でコールできる!」

◼️ゲージ6→4/LP8→7

 

イズネ/一護「卍・解‼︎

 

イズネ「一護に重ねて〈漆黒の卍解 黒崎一護〉をコール!」

◼️手札6→5

 

 

漆黒の卍解 黒崎一護

死神/卍解/死

サイズ3/攻8000/防2000/打撃2

◼️【コールコスト】君のデッキの上から2枚をこのカードのソウルに入れて、ライフ1払い、ゲージ2払う。

◼️"月牙天衝"このカードの攻撃で相手のモンスターを破壊した時、相手にダメージ2!さらに君のライフを1払う。払ったら、このターンの中、このカードの攻撃のダメージは効果ダメージになり、このカードの効果ダメージは攻撃のダメージになる。

(ライフを払わない場合はダメージは変わらないぜ。)

◼️このカードの攻撃と効果のダメージは減らない。

【2回攻撃】【ソウルガード】/ソウル1

 

FT「卍・解‼︎ ーーー天鎖斬月…」

FT「奇跡は一度だったよな?じゃあ二度目は何だ?」

 

 

黒崎一護は赤黒い霊圧(オーラ)に包まれ、そのオーラが消えると、黒いロングコートに似た独特の死覇装を身に纏う。そして出刃包丁のようなでかい刀は、卍型の鍔、柄頭に途切れた鎖がついている全てが漆黒に染まった少し長めの日本刀に変化した。

 

 

イズネ「【コールコスト】でデッキから2枚ソウルイン!」

 

 

卍解 一護 ソウル1→3

 

 

イズネ「これはアタックフェイズ中のコール、よって続けて攻撃できる!漆黒の卍解 黒崎一護でデュエルイェーガーに攻撃!」

 

 

卍解 一護

攻8000

 

デュエルイェーガー

防5000

 

果南「デュエルイェーガーのソウルガード!」

 

 

デュエルイェーガー ソウル1→0

 

 

イズネ「一護に能力!相手のモンスターを破壊したら相手にダメージ2!」

 

一護『月牙天衝‼︎』

 

 

一護が漆黒の斬撃を飛ばす!

 

 

果南「うわぁ‼︎」LP10→8

 

イズネ「まだまだ!卍解 一護の【2回攻撃】!」

 

果南「デュエルイェーガーの能力!手札の『竜王番長』1枚破棄して、デュエルイェーガーの防御力+10000!」

◼️手札5→4

 

 

卍解 一護

攻8000

 

デュエルイェーガー

防5000→15000

 

 

一護『くっ……!』

 

イズネ「やるねー……、ターンエンド!」

◼️手札5/ゲージ4/LP7

 

 

果南「強いね……でも私は負けられない!私のターン!」

◼️手札4/ゲージ1/LP8

 




今回も感想を是非!


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激波 vs 卍解

準決勝 中堅戦:果南 vs イズネ

 

果南

◼️手札4/ゲージ1/LP8

 

レフト:無し

ライト:無し

センター:武神番長デュエルイェーガー

 

ーーー

 

イズネ

◼️手札5/ゲージ4/LP7

 

レフト:無し

ライト:漆黒の卍解 黒崎一護

センター:無し

 

ーーー

 

果南のスタートフェイズ

 

 

果南「私のターン、ドロー!チャージ&ドロー!」

◼️手札4→5/ゲージ1→2

 

果南「ライフ2払い、キャスト〈竜枯盛衰〉ゲージ+4!」

◼️手札5→4/ゲージ2→6/LP8→6

 

果南「ゲージ3払い、ソウルの無いデュエルイェーガーに重ねて、進化コール!〈激動無双番長 デュエルイェーガー"リボルテッド・激波(げきなみ)"〉」

◼️手札4→3/ゲージ6→3

 

 

激動の無双番長デュエルイェーガー"激波(げきなみ)のリボルテッド"

竜王番長

サイズ3/攻20000/防3000/打撃2

◼️【コールコスト】このカードを君のソウルの無いカード名に「デュエルイェーガー」を含むモンスター1枚に重ね、ドロップゾーンの「竜王番長」8枚をこのカードのソウルに入れて、ゲージ3払う。

◼️このカードはセンターにしかコールできず、センターにしか攻撃できない。

◼️このカードがセンターにいるなら、相手のカードの効果で君はダメージを受けない。

【3回攻撃】【ソウルガード】【ライフリンク即死】/ソウル1

 

 

果南「ドロップから8枚の「竜王番長」をソウルイン!」

 

 

デュエルイェーガー激波のリボルテッド:ソウル1→9

 

ーーー

 

鞠莉「新しいリボルテッドね!」

 

ダイヤ「リボルテッドならば、相手の能力でダメージを受ける事もありませんわ。」

 

善子「この試合のルール的にも相性が良いわね!」

 

ダイヤ「はい、果南さんは全力でライフを守りながら、次の大将戦を有利に運ばせようと考えていますね。」

 

ーーー

 

果南「この激波のリボルテッドはセンターにしか攻撃できない代わりに、【3回攻撃】ができる!」

 

イズネ「なるほど…」

 

果南「激波のリボルテッドでファイターに攻撃!打撃2!」

 

イズネ「ぐっ…!」LP7→5

 

果南「激波のリボルテッドで2回攻撃!打撃2!」

 

イズネ「うぁぁ!」LP5→3

 

果南「激波のリボルテッドで3回攻撃!」

 

イズネ「キャスト!〈ドラゴンシールド 黒竜の盾〉ダメージを0にし、ライフ1回復!」LP3→4

◼️手札5→4

 

果南「ターンエンド!」

◼️手札3/ゲージ3

 

 

イズネ「私のターン!ドロー!チャージ&ドロー!」

◼️手札4→5/ゲージ4→5

 

イズネ「メインは何も無し、バトル!卍解一護でデュエルイェーガー"激波のリボルテッド"に攻撃!」

 

一護「行くぜ!うおぉぉぉおお‼︎」

 

 

卍解一護

攻8000

 

デュエルイェーガー激波のリボルテッド

防3000

 

果南「ソウルガード!」

 

 

デュエルイェーガー:ソウル9→8

 

 

イズネ「卍解一護の能力!相手のモンスターを破壊したら、相手にダメージ2!」

 

果南「悪いね、リボルテッドがセンターに居れば、私は効果ダメージを受けないよ!」

 

イズネ「こっちこそ悪いわね。卍解一護の更なる能力!ライフ1を払う事で、一護の効果ダメージは攻撃のダメージになる!」

◼️LP4→3

 

ーーー

 

ルビィ「えっと……どう言う事?」

 

ダイヤ「言葉の通りですわ。ライフ1を払って効果ダメージを攻撃のダメージに変更する。リボルテッドはセンターに居る限り果南さんを効果によるダメージから守りますが………」

 

曜「そっか、"潜影"みたいに直接ファイターに攻撃できる能力からはダメージを守れないんだ!」

 

ダイヤ「そう、効果ダメージを攻撃のダメージにするという事は、リボルテッドが場に居ても、果南さんをダメージから守れないという事です!」

 

梨子「そんな……!」

 

ーーー

 

一護『くらえ!月牙天衝‼︎』

 

果南「うわぁぁ!」LP8→6

 

イズネ「一護の2回攻撃!」

 

 

卍解一護

攻8000

 

デュエルイェーガー

防3000

 

果南「ソウルガード!」

 

 

デュエルイェーガー:ソウル8→7

 

 

イズネ「一護の効果ダメージを攻撃のダメージに変更する能力はこのターン中有効!よってダメージ2!」

 

一護『もう一丁、月牙天衝‼︎』

 

果南「うぁぁ‼︎」LP7→5

 

イズネ「まだよ!キャスト!〈虚化の仮面〉」

◼️ゲージ5→3

 

 

虚化の仮面

魔法

◼️【コールコスト】ゲージ2払う。

◼️【対抗】君の場にいる「死神」のモンスター1枚をスタンドする。さらに、この能力でスタンドしたカード名に「卍解」を含むモンスターは、打撃力+1して、【貫通】を得る。

 

 

イズネ「このカードの能力で卍解一護をスタンド!さらに卍解していれば、一護の打撃力+1して、【貫通】を得る。」

 

一護『見せてやるよ……、〈虚化〉ってやつをよ……!』

 

 

一護が左手で顔を覆った時、半分赤い模様の入った恐ろしい仮面を一護は被っていた。

 

 

卍解 一護

◼️打撃2→3/【貫通】

 

 

果南「そんな!」

 

イズネ「漆黒の卍解 黒崎一護でデュエルイェーガーに攻撃‼︎」

 

 

卍解 一護

攻8000

 

デュエルイェーガー激波のリボルテッド

防3000

 

 

イズネ「モンスター破壊時にダメージ2!」

 

果南「うわぁぁ!」LP5→2

 

イズネ「【貫通】も攻撃ダメージに変更される!打撃3!」

 

一護(虚化)「こいつで、終わりだ!月牙・天衝‼︎」

 

果南「ごめん、みんな……、うわぁぁぁぁぁぁぁ‼︎」LP3→0

 

ーーー

 

果南 LP0

 

イズネのLP3

 

 

Aqours:0pt

 

トライアル:2→5pt

 

ーーー

 

梨子「そんな……、果南ちゃんまで負けるなんて……」

 

鞠莉「ファイトの内容は良かった。ただ、相手が先を行ってたわね。」

 

善子「ちょっと、もう後がないわよ!」

 

千歌「………次は私が行く。」

 

曜「千歌ちゃん」

 

果南「ごめん、千歌、みんな……」

 

 

果南の目からは涙が溢れている……

 

 

千歌「大丈夫、次は私が勝つから。」

 

ダイヤ「任せますわよ、千歌さん。」

 

花丸「千歌ちゃん、頑張るずら!」

 

ーーー

 

千歌(ルビィちゃんも果南ちゃんも負けた。残すは私だけ……この人達は本当に強い。今私が負ければ、そこで「夢」は終わり……!このファイトは、絶対に負けられない!)

 

 

ラブライブ!本戦 準決勝:Aqours vs トライアル

 

千歌 vs セツナ

 

ーーー

 

シード枠 観戦席

 

 

メア「あ、次は千歌ちゃんのファイトだ!」

 

聖良「遂に千歌さんが出て来ましたか。」

 

琴奈「相手は2勝して5pt、対するAqours全敗の0ptで追い詰められている。ですが……」

 

聖良「千歌さんなら……」

 

聖良/琴奈「この差を覆せる感じがする(します。)」

 

ーーー

 

ダイヤ「とは言ったものの、千歌さんは厳しいファイトを強いられていますわ。」

 

曜「厳しいファイト……?」

 

鞠莉「そうね、今私達は0pt、相手は5pt、千歌っちはこのファイト、ライフを6以上残して勝たないと、Aqoursは負けてしまいまーす。」

 

梨子「ライフを6残して……なんて……」

 

善子「でも、そうして貰わないとね。」

 

ルビィ「………」

 

果南「………」

 

花丸「ふ、二人とも元気出すずら……」

 

ーーー

 

千歌「太陽より高い所へ!太陽より眩い輝きを放って!輝きのルミナイズ!〈サンライト・シャイン〉!」

 

セツナ「平和の為に、争いではなく対話を!ルミナイズ!〈先駆者の目覚め〉!」

 

 

オープンTHEフラッグ

 

 

千歌「ドラゴンワールド」

◼️手札6/ゲージ2/LP10

 

セツナ「ヒーローワールド」

◼️手札6/ゲージ2/LP10

 

 

遂に、準決勝の大将戦が始まる……‼︎

 




今回も面白いと思ったら感想を是非!


次回もコラボデッキが出ます。
次回はジャンプ系ではなく、まあルミナイズの口上やヒーローワールドで分かる人は分かると思います。(答えは書かないでね?)


昨日配信を開始した〈トリプルモンスターズ〉で召喚をしたところ、なんと!「魔王竜 バッツ」が当たりました!ありがと〜〜‼︎


今回も面白いと思ったら感想を是非!


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ラブライブ!準決勝 大将戦:千歌 vs セツナ

今回もコラボデッキが出ます。

今回はジャンプ系ではなく……

男子なら誰でもカッコイイと感じるロボット系のアニメですよ〜!


ラブライブ!本戦

 

 

Aqours:0pt

 

トライアル:5pt

 

 

準決勝 大将戦:Aqours vs トライアル

 

千歌 vs セツナ

 

ーーー

 

千歌「太陽より高い所へ!太陽より眩い輝きを放って!輝きのルミナイズ!〈サンライト・シャイン〉!」

 

セツナ「平和の為に、対話するファイトを!ルミナイズ!〈先駆者の目覚め〉!」

 

 

オープンTHEフラッグ

 

 

千歌「ドラゴンワールド」

◼️手札6/ゲージ2/LP10

 

セツナ「ヒーローワールド」

◼️手札6/ゲージ2/LP10

 

 

セツナ「俺のターン、チャージ&ドロー!」

◼️手札6/ゲージ2→3

 

セツナ「キャスト!〈ハイパーエナジー〉ゲージ+4!」

◼️手札6→5/ゲージ3→7

 

セツナ「さらに〈出撃準備OK〉を【設置】」

◼️手札5→4

 

セツナ「ゲージ3払い、バディ【搭乗】〈駆逐する機体 ダブルオー ガンダム〉」

◼️手札4→3/ゲージ7→4/LP10→11

 

 

駆逐する機体 ダブルオーガンダム

ブレイブマシン/ガンダム

サイズ3/攻10000/防7000/打撃2

◼️【コールコスト】君のデッキの上から1枚をこのカードのソウルに入れて、ゲージ3払う。

◼️"ツインドライブ"このカードが攻撃した時、君のデッキの上から2枚をドロップゾーンに置く。その中の「ブレイブマシン」の枚数で、次の能力を使える。"ツインドライブ"は1ターンに1回だけ使える。

・1枚:相手のモンスター1枚を破壊する。

・2枚:このカードの打撃力+2!

【貫通】【ソウルガード】【搭乗】(ゲージ3払う。)

 

FT「俺が、ガンダムだ!」

FT「自分だけ平和なら、それで良いのか?」

 

 

セツナ「出撃準備OKの能力、俺が【搭乗】した時、このカードをドロップゾーンに置き、2枚ドロー!」

◼️手札3→5

 

千歌「減った手札が……!」

 

セツナ「バトル!ダブルオーガンダムで目標に攻撃!その時、俺のデッキから2枚破棄!その中の「ブレイブマシン」の枚数で能力を決める。」

 

 

デッキから破棄したカード

◼️狙い撃つ機体 ガンダム・デュナメス

◼️殲滅する機体 ガンダム・ヴァーチェ

 

 

セツナ「破棄された「ブレイブマシン」は2枚、ダブルオーの打撃力+2!」

 

 

ダブルオーガンダム

◼️打撃2→4

 

 

千歌「うわぁぁ!」LP10→6

 

セツナ「状況終了」

◼️手札5/ゲージ4/LP11

 

ーーー

 

梨子「いきなり4ダメージ⁉︎」

 

ダイヤ「まずいですね、ただでさえ千歌さんはライフ6以上を残して勝たねばなりませんのに、あんな攻撃をこの先も続けられると……」

 

善子「ヤバ過ぎるわね……」

 

ーーー

 

千歌(くっ……いきなり4ダメージ受けちゃった……、千歌達が勝つには、これ以上のライフを削られるのはまずい……、ライフ6以上を維持して戦わなきゃ……!)

 

 

千歌「私のターン!ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札6→7/ゲージ2→3

 

千歌「ライトに〈神速のバルドラゴン〉をコール!」

◼️手札7→6

 

 

神速のバルドラゴン

サイズ2/攻6000/防3000/打撃2/【移動】

 

 

千歌「私のライフが6以下で、場にバルドラゴンが居れば、ゲージ2払って〈ドラゴンフォース"真紅の兆し"〉解放‼︎」

◼️手札6→5/ゲージ3→1

 

 

ドラゴンフォース"真紅の兆し"

攻6000/打撃2/【貫通】

 

 

千歌は紅いオーラに包まれ、背中の左側から翼が生える。

 

ーーー

 

曜「出た!片翼のドラゴンフォース!」

 

果南「ライフが6以下って事は、速い段階でドラゴンフォースが使えるってメリットがある!」

 

花丸「まさに、逆手に取る ずら!」

 

ーーー

 

千歌「レフトに〈ソルワイズドラゴン〉をコール!」

◼️手札5→4

 

 

ソルワイズドラゴン

サイズ1/攻4000/防1000/打撃2

 

 

千歌「更に、〈バルサポート〉ゲージ+2して、ライフ+2!」LP 6→8

◼️手札4→3/ゲージ1→3

 

千歌「バトル!ドラゴンフォースとソルワイズで連携攻撃!ドラゴンフォースが太陽竜と連携した時、スタンド!更に、ソルワイズの能力で連携した時、ライフ+1!」LP8→9

 

 

ドラゴンフォース+ソルワイズ

連携攻撃力 10000

 

ダブルオーガンダム

防7000

 

 

千歌「連携打撃4!」

 

セツナ「ぐぁぁ!」LP 11→7

 

千歌「ドラゴンフォースとバルドラゴンで連携攻撃!ドラゴンフォースをスタンド!神速のバルドラゴンの能力で相手のセンターが空いてる時、ライフ+1!」LP9→10

 

 

ドラゴンフォース+神速のバルドラゴン

連携攻撃力 12000

 

ダブルオーガンダム

防7000

 

 

セツナ「キャスト!〈GNフィールド展開!〉」

◼️手札5→4

 

 

GNフィールド展開!

魔法

◼️相手のターンの攻撃中に使える。

◼️【対抗】君が「ブレイブマシン」に【搭乗】しているなら、次の2つから1つを選んで使える。

・相手のカードが1枚で攻撃しているなら、その攻撃を無効化する。

・相手が連携攻撃しているなら、君が受けるそのダメージを2減らす。

 

 

セツナ「連携で受けるダメージを2減らす!ぐぅぅ…‼︎」LP7→5

 

千歌「ターンエンド!」

◼️手札3/ゲージ3/LP10

 

ーーー

 

梨子「凄い、千歌ちゃんのライフが元に戻った!」

 

果南「それどころか、自分が受けたダメージ以上を相手に返した!」

 

鞠莉「ドラゴンワールドはライフ回復も充実しているから、巻き返すのは簡単だけども……」

 

ダイヤ「はい、相手はまだ余裕、手の内を完全には見せていない」

 

善子「こっからが正念場ね……。」

 

ーーー

 

セツナ「やるな……、俺のターン、ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札4→5/ゲージ3→4

 

セツナ「ふ、まさか俺からのダメージを全てチャラにするとはな……、ならば最初から全力で行く!ゲージ4払い【搭乗】〈対話するガンダム ダブルオークアンタ〉」

◼️手札5→4/ゲージ4→0

 

 

対話するガンダム ダブルオークアンタ

ブレイブマシン/ガンダム

サイズ4/攻13000/防7000/打撃2

◼️君がこのカードに【搭乗】しているなら、君はモンスターをコールできない。

◼️このカードは相手のレフトとライトに攻撃できない。

◼️"GNソードビット"君のアタックフェイズ開始時、相手の場のモンスターを2枚まで選んで破壊する。さらに、破壊した枚数分、このカードの打撃力+1!この能力は1ターンに1回だけ使える。

【2回攻撃】【貫通】

 

 

その機体はスリムだが、左肩部分に大型のシールドを装備している。さらにシールドには、クリアグリーンの刃が輝いている。

 

 

セツナ「いくぞ、バトル!」

 

千歌「バルドラゴンをセンターに移動!」

 

セツナ「ムダだ!ダブルオークアンタの能力!"GNソードビット"展開!俺のアタックフェイズ開始時に、相手のモンスターを2枚まで破壊する!ソルワイズドラゴンと神速のバルドラゴンを破壊!」

 

 

クアンタのシールドについていた大小の6本のソードビット(クリアグリーンの刃)がクアンタの周りを円を描いて回っている。そしてそのソードビットが指定されたモンスターを一斉に切り裂く!

 

 

神速のバルドラゴン 破壊!

 

ソルワイズドラゴン 破壊!

 

 

サツキ「さらに、2枚破壊した事でクアンタの打撃力を+2!」

 

 

ダブルオークアンタ 打撃2→4

 

 

セツナ「うおぉぉぉお!ダブルオークアンタで攻撃!打撃4!」

 

千歌「うぁぁぁ!」LP10→6

 

セツナ「ダブルオークアンタの2回攻撃だ!」

 

千歌「キャスト!〈ドラゴンフォース・ガッツ〉千歌のライフ+3!そして、相手のターンに使ったから1枚ドロー!」LP 6→9

◼️手札3→2→3

 

セツナ「だが、ダメージは受けてもらう!打撃4!」

 

千歌「うぁぁぁぁ!」LP9→5

 

 

セツナ「ふっ、これで終わりではない!ファイナルフェイズ‼︎」

 

千歌「⁉︎」

 

 




高打撃力の連打の後に、ファイナルフェイズ⁉︎
次回、千歌の、Aqoursの運命はーーー⁉︎

今回も感想を是非‼︎




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準決勝 決着‼︎ バルソレイユ vs ダブルオークアンタ

ラブライブ!準決勝 大将戦

 

 

千歌 vs セツナ

 

 

千歌

◼️手札3/ゲージ3/LP5

 

レフト:無し

ライト:無し

センター:無し

アイテム:ドラゴンフォース"真紅の兆し"

 

ーーー

 

セツナ

◼️手札4/ゲージ0/LP5

 

レフト:無し

ライト:無し

センター:無し

アイテム:対話するガンダム ダブルオークアンタ

 

ーーー

 

セツナのファイナルフェイズ

 

 

セツナ「ファイナルフェイズ‼︎キャスト〈クアンタムシステム"GN粒子全解放‼︎"〉」

◼️手札4→3

 

 

クアンタムシステム"GN粒子全解放‼︎"

必殺技

チャージ/回復

◼️お互いの場にモンスターが無く、君がカード名に「ダブルオークアンタ」を含むカードに【搭乗】していて、君のゲージにカードが2枚以下なら使える。

◼️君が【搭乗】している「ダブルオークアンタ」1枚の打撃力分、君のデッキの上からゲージに置き、その打撃力分、君のライフ回復をする。さらに相手にダメージ2!

 

 

セツナ「この必殺技の能力で、ダブルオークアンタの打撃力分、ゲージとライフを増やす!ダブルオークアンタはこのターンの間、打撃力4だ、よって、ゲージ+4、ライフ4回復!」LP5→9

◼️ゲージ0→4

 

千歌「ゲージとライフが……⁉︎」

 

セツナ「さらに、相手にダメージ2だ!」

 

千歌「うわぁぁ!」LP5→3

 

セツナ「ターンエンドだ。」

◼️手札3/ゲージ4/LP9

 

ーーー

 

曜「そんな⁉︎」

 

果南「ただでさえ、ライフ6以上残して勝たなきゃいけない、厳しいファイトなのに……」

 

花丸「またまたピンチずら……」

 

ーーー

 

千歌「ふふふ、さすがラブライブ!の準決勝……、ここまで来ると、本当に強いや、うん。なんかワクワクする!」

 

ーーー

 

梨子「千歌ちゃんが、笑ってる……」

 

善子「ちょっと!ピンチ過ぎて、おかしくなったんじゃないの⁉︎」

 

鞠莉「さあ、どうかしら?開き直ったって言った方が正しいかもね」

 

曜「でも……、千歌ちゃん、なんか楽しそう!」

 

ーーー

 

千歌「千歌のターン!ドロー!チャージ&ドロー!」

◼️手札3→4/ゲージ3→4

 

千歌「来た!ライトに〈神速のバルドラゴン〉をコール!」

◼️手札4→3

 

 

神速のバルドラゴン

サイズ2/攻6000/防3000/打撃2/【移動】

 

 

千歌「そして、ゲージ2払い……バルドラゴンを進化!熱き太陽よ、新たな輝きを纏い、希望となれ!〈超太陽竜 バルソレイユ〉」

手札2/ゲージ2

 

 

超太陽竜 バルソレイユ

太陽竜/ネオドラゴン/黒竜

サイズ3/攻7000/防7000/打撃2→3/【2回攻撃】【ソウルガード】

 

 

千歌「バトル!バルソレイユとドラゴンフォースで、ダブルオークアンタに攻撃!バルソレイユにソウルがある時、打撃3になり、ドラゴンフォースはスタンド!合計打撃5!」

 

 

バルソレイユ+ドラゴンフォース

連携攻撃 13000

 

ダブルオークアンタ

防7000

 

 

セツナ「ぐぁぁ!」LP9→4

 

ーーー

 

曜「よし!次の攻撃が通れば千歌ちゃんの勝ちだ!」

 

ダイヤ「いいえ、ダメですわ!」

 

ルビィ「お姉ちゃん、どうして⁉︎」

 

ダイヤ「今の千歌さんのライフは4、例え次の攻撃で千歌さんが勝ったとしても……」

 

果南「相手の5ptを超えるライフ6以上じゃないと、Aqours全体の勝利にはならない!」

 

曜「あ、そうだった……!」

 

ーーー

 

千歌「…………バルソレイユとドラゴンフォースで2回連携攻撃!ドラゴンフォースはスタンド!」

 

ーーー

 

ダイヤ「な、何を考えていますのーー‼︎千歌さん‼︎」

 

鞠莉「この攻撃が通っても、私達は……‼︎」

 

曜「千歌ちゃんはどんな状況でも諦めない、いつでも全力!」

 

梨子「だ、だけど今は⁉︎」

 

ーーー

 

千歌(そう、私はいつでも全力、楽しんでファイトする。そして多分、あの人も同じ……!)

 

 

バルソレイユ+ドラゴンフォース

連携攻撃力 13000

 

ダブルオークアンタ

防7000

 

 

セツナ(今、この攻撃を受けて俺が負けても、チームの敗北にはならない……、だが、ここまで俺に食い付いて来たファイターを前に、俺個人が負ける訳にはいかない!俺も全力だ!)

 

セツナ「キャスト!〈お前の技は見切った!〉その攻撃を無効化する!」

◼️手札3→2

 

千歌「ターンエンド!」

◼️手札2/ゲージ2/LP4

 

ーーー

 

8人「ほっ……」

 

果南「まさか、攻撃を防がれて安心する時が来るなんてね……」

 

梨子「千歌ちゃん、分かってたのかな?相手が攻撃を防ぐ事……」

 

ダイヤ「どうでしょうか……、でも、相手のプライドに賭けたのは事実でしょうね。相手の手札を減らす目的もあったのでは……」

 

花丸「でも、安心はまだ出来ないずら」

 

善子「ええ、次は相手のターンよ。」

 

ーーー

 

セツナ「俺のターン!ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札2→3/ゲージ4→5

 

セツナ「レフトに〈制圧する機体 ガンダム キュリオス〉をコール!」

◼️手札3→2

 

 

制圧する機体 ガンダム キュリオス

ブレイブマシン/ガンダム

サイズ2/攻6000/防5000/打撃2

◼️君が「ガンダム」に【搭乗】しているなら、このカードは【コールコスト】を払わずコールできる。

◼️【コールコスト】ライフ2払う。

◼️このカードが登場した時、君が【搭乗】しているなら、君はカードを2枚引く。

【2回攻撃】

 

FT「キュリオス、対象を制圧する。」

 

 

セツナ「さらに、ライトに〈量産型 ユニオンフラッグ〉をコール!」

◼️手札2→1

 

 

量産型ユニオンフラッグ

ブレイブマシン

サイズ1/攻4000/防4000/打撃1

◼️このカードが破壊された時、君のライフ+2!

【移動】【貫通】

 

 

セツナ「アタックフェイズは何もしない!ファイナルフェイズ‼︎」

 

千歌「え、なんで⁉︎」

 

セツナ「このカードは、このターン中攻撃していない事が条件のカード、ゲージ3払い、必殺搭乗‼︎〈ダブルオークアンタ"クアンタム・バースト‼︎"〉」

◼️手札1→0/ゲージ4→1

 

 

 

BGM:FINAL MISSION ~QUANTUM BURST(劇場版 機動戦士ガンダム00 - A wakening of the Trailblazer-」の挿入曲)をお聴きになると激アツです。

 

 

 

ダブルオークアンタ"クアンタム・バースト‼︎"

ブレイブマシン/ガンダム

サイズ4/攻15000/防7000/打撃3

◼️君のターン中、君と君のモンスターが1度も攻撃していないなら、このカードを使える。

◼️君はこのカード以外で攻撃できず、相手のレフトとライトに攻撃できない。

◼️【起動】君のファイナルフェイズ中、このカード以外のお互いの場のカードを全て破壊する。破壊した数、お互いにデッキの上のカード、ゲージを捨てて、お互いに破壊した数だけライフを減らす。この能力は1ターンに1回だけ使える。

【貫通】【必殺搭乗】(ゲージ3払う。)

 

 

セツナ「この必殺モンスターが居る限り、俺のモンスターは攻撃出来ないが……、必殺モンスターの能力!"クアンタム・バースト‼︎"」

 

 

ダブルオークアンタの装甲がパージされ、全身からクリアグリーンの粒子が溢れ出し、粒子の嵐が会場全体を包み込む。

 

 

セツナ「ダブルオークアンタ以外の全てのカードを破壊する!」

 

千歌「ドラゴンフォースは破壊されない!」

 

 

制圧する機体ガンダム キュリオス 破壊!

 

量産型ユニオンフラッグ 破壊!

 

超太陽竜 バルソレイユ 破壊!

 

 

千歌「キャスト!〈ドラゴボンド〉バルソレイユを場に残して、私のライフ+2!」LP4→6

◼️手札2→1

 

セツナ「だが破壊した事に変わりは無い!さらに、破壊されたカードの枚数は3枚!、互いのデッキ、ゲージを3枚破棄する!そして、ライフを3減らす!これはダメージではない。」

◼️ゲージ1→0/LP4→1

 

千歌「そんな⁉︎」

◼️ゲージ2→0/LP6→3

 

セツナ「俺は、破壊された量産型ユニオンフラッグの能力でライフ2回復する。」LP1→3

 

セツナ「いくぞ!必殺モンスターはレフトとライトに攻撃出来ない、必殺モンスターでファイターに攻撃!打撃3!これで終わりだ!"クアンタム・バースト‼︎"」

 

千歌「私は……負けない!キャスト〈ドラゴンシールド 太陽の盾〉攻撃を無効化して、私のゲージ+1、ライフ+1!」LP3→4

◼️手札1→0/ゲージ0→1

 

セツナ「凌いだか……、ターンエンドだ。」

◼️手札0/ゲージ0/LP3

 

ーーー

 

曜/梨子「耐えた‼︎」

 

ダイヤ「ですが、相手と千歌さんの手札は0枚……」

 

果南「このターンのドローでなんとかしないと……」

 

鞠莉「しかも、ライフを6以上増やさないと負けてしまうわ……」

 

善子「チャンスは、このターンしか無いわ!」

 

ーーー

 

千歌「このターンが……私に残された最期のターン、ドロー!チャージ&………」

◼️ゲージ1→2

 

千歌(このドローで、全てが決まる!)

 

 

千歌は目を閉じて、デッキに祈りを込める……そして、デッキが紅い光を放つ!

 

 

千歌「……ドローーー!」

◼️手札0→1

 

千歌「………ありがとう。私のデッキ……、メインは何もしないよ、バトル!バルソレイユとドラゴンフォースで連携攻撃!」

 

 

バルソレイユが6本のブレードビットを飛ばす!

 

 

セツナ「ただでは終わらせない‼︎」

 

 

ダブルオークアンタもソードビットを飛ばして迎え撃つ!

そして、バルソレイユのブレードビットとダブルオークアンタのソードビットが何度もぶつかり合い、弾き合う。そして、バルソレイユのブレードビットがダブルオークアンタのソードビットを全て破壊した!

 

 

バルソレイユ『千歌、最期の一撃を決めるぞ‼︎』

 

千歌「うん!けど、その前に……キャスト!〈ドラゴンフォース・ガッツ〉私のライフを+3!」LP4→7

◼️手札1→0

 

セツナ「馬鹿な⁉︎」

 

 

その時、ドラゴンフォースの光が強くなり、右側からも翼が生える。

 

 

バルソレイユ+ドラゴンフォース

連携攻撃力 13000

 

ダブルオークアンタ(必殺モンスター)

防7000

 

 

千歌「はあぁぁぁぁぁあ‼︎連携打撃力5の攻撃‼︎」

 

 

千歌の一撃がダブルオークアンタの胸のコアを砕く、そして、ダブルオークアンタは勢いよく爆発する!

 

 

セツナ「くっ……!うわぁぁぁぁぁぁぁ‼︎」LP3→0

 

ーーー

 

仕界「決まった〜〜‼︎ラブライブ!準決勝、Aqours vs トライアル 大将戦!激しいファイトの末、高海千歌選手!ライフ7を残して大逆転勝利〜〜!よって、ラブライブ!決勝進出はーーー!」

 

 

Aqours:0→7pt

 

トライアル:5pt

 

 

仕界「チーム……Aqours〜〜〜〜‼︎」

 

 

ウォォォォォォォォ!!

 

ワァァァァァァァァァ!!

 

 

千歌「ーーーーーーーーーーーー‼︎」

 

 

周りの歓声で聴こえないが、千歌はガッツポーズをして、大声で咆哮した‼︎

 

 




今回のファイト、激アツだったと思ったら感想を是非‼︎


『ラブライブ!バディカップ編』も、クライマックスが近づいてまいりました。
これからも応援よろしくお願いします。


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メアとアジ・ダハーカ

仕界「決まった〜〜‼︎ラブライブ!準決勝、Aqours vs トライアル 大将戦!激しいファイトの末、高海千歌選手!ライフ7を残して大逆転勝利〜〜!よって、ラブライブ!決勝進出はーーー!」

 

 

Aqours:0→7pt

 

トライアル:5pt

 

 

仕界「チーム……Aqours〜〜〜〜‼︎」

 

 

ウォォォォォォォォ!!

 

ワァァァァァァァァァ!!

 

 

千歌「ーーーーーーーーーー‼︎」

 

ーーー

 

曜/梨子「千歌ちゃんが勝ったーーー‼︎」

 

ダイヤ「さすが千歌さんですわーーー‼︎」

 

果南「ライフも6以上残して勝ったね!」

 

鞠莉「さすが、Aqoursのリーダーね!」

 

花丸/ルビィ/善子「やったーーーーーー‼︎」

 

ーーー

 

特別シード枠席

 

 

聖良「さすが千歌さんですね。」

 

琴奈「期待通りの結果ですわね。」

 

 

???(なるほど……、太陽の化身に選ばれただけはある……か。)

 

メア(決勝が楽しみね?アジ・ダハーカ……)

 

アジダハーカ(うむ……、決戦が楽しみだ、我が宿敵……バルソレイユよ……)

 

ーーー

 

千歌「………⁉︎」

 

 

千歌は何かの気を感じる。

 

 

千歌(気のせい……?)

 

ーーー

 

仕界「本日はここまでとなります!ラブライブ!バディカップ 決戦戦は、明日開催致します。皆さま、明日に備えて充分に身体を休めてください!今日の所は、アディオス‼︎」

 

 

こうして、ラブライブ!本戦の準決勝までが終了した。

 

ーーー

 

Aqoursが会場を後にして、ホテルに戻ろうとすると………

 

 

???「千歌ちゃん!」

 

千歌「はい?……あ、メアちゃん!」

 

メア「決戦戦進出、おめでとう。」

 

千歌「ありがとう。」

 

 

メアは手を千歌に差し出した。

 

 

メア「明日の決勝戦、お互いに楽しもう?」

 

千歌「うん!」

 

 

千歌は差し出されたメアの手を握る。

 

 

千歌「……⁉︎」

 

 

千歌が握手した時、メアの背後に三ツ首の竜の姿が見えた。

そして咄嗟に手を離す。

 

 

千歌「あ、ごめんなさい!」

 

メア「ふふふ、分かってるよ。明日は敵同士だからね。」

 

千歌「あ、そう言う意味じゃ……!」

 

 

メアは千歌の耳元で……

 

 

メア「感じたんでしょう?アジ・ダハーカの邪気を………」

 

千歌「⁉︎」

 

メア「私も感じたよ?バルソレイユの聖気を………」

 

千歌「バルソレイユの………?」

 

 

メアは千歌の耳元から離れた。

 

 

メア「ごめんね。準決勝で疲れてるのに、引き止めちゃって。」

 

千歌「う、ううん、いいよ。」

 

メア「Aqoursのみんなも、明日の決勝戦でね!じゃあね〜!」

 

 

メアは去って行った。

 

 

鞠莉「ハイテンションなハッピーガールね!」

 

梨子「なんか、本当に違うね?最初見た時と……」

 

曜「うん、あの子が本当に聖良さんと琴奈さんを倒したなんて思えないね。」

 

ダイヤ「人は見た目ではない、と言う事ですわね。」

 

果南「……? 千歌、どうしたの?」

 

千歌「……ううん、何でもないよ!みんな、早くホテルに戻ろう!千歌はお腹空いたよ〜!」

 

花丸「まるもお腹空いたずら〜!」

 

善子「あんたは普段からでしょ!」

 

ルビィ「あはは……」

 

ーーー

 

ホテル:千歌、梨子、曜の部屋

 

千歌達が食事を終えて、それぞれの部屋でくつろいでいると……

 

 

千歌のスマホ「♪ My舞Tonight ♪」

 

千歌「聖良さんからだ……、はい!もしもし、聖良さん?」

 

聖良(通話)『千歌さん、こんな遅くにすみません。』

 

千歌「良いんですよ。」

 

聖良『ありがとうございます。今日の試合を観ていました。決勝戦進出おめでとうございます。』

 

千歌「観てくれてたんですか⁉︎」

 

聖良「はい。こう言う大事な事は面と向かって言いたかったのですが、こちらも事情がありまして……、本当に申し訳ないです。」

 

千歌「だから良いんですって。明日も観ててくれますよね。」

 

聖良「はい、違う形で、ですけど……

 

千歌「え?」

 

聖良「あ、いえ、当然です。Aqoursは私達のライバルですから。明日の決勝戦も、全力で………、いえ、期待しています。」

 

千歌「? はい!頑張ります!」

 

聖良「では、千歌さん、おやすみなさい。」

 

千歌「おやすみなさい。聖良さん。」ピッ!

 

梨子「聖良さんから?」

 

千歌「うん!応援してるって!」

 

曜「じゃあ、明日は絶対に勝たないとね!」

 

千歌「そうだね。」

 

ーーー

 

違うホテル:セイントスノウの部屋

 

 

理亞「姉様、高海千歌に電話を……?」

 

聖良「うん。明日は決勝だから。」

 

理亞「千歌に言ったの?明日の事……」

 

聖良「いえ、言ってないですよ。どうやらメアさんは、サプライズにしたいみたいです。」

 

理亞「サプライズ……?」

 

聖良「まさか、こんな形でまみえるとは……。でも不思議とワクワクしています。」

 

理亞「…………」

 

ーーー

 

ホテル:千歌、梨子、曜の部屋

 

千歌達は疲れが溜まっていたみたいで、直ぐに眠りについた。

 

 

千歌「…………」ス--.ス--

 

ーーー

 

千歌は夢の中で闇の中に立っていた。

 

 

千歌(あれ?ここは……?)

 

???(……ちゃん……)

 

千歌(ん?)

 

???(……かちゃん……、ちかちゃん……、千歌ちゃん……!)

 

千歌(! メアちゃん?)

 

メア(良かった、気づいた…!)

 

千歌(メア……ちゃん……?)

 

 

千歌が声に振り向いた時、メアは鎖に繋がれていた。その後ろには、三ツ首の竜、アジ・ダハーカの姿が見えた。

 

 

千歌(メアちゃん……!)

 

メア(千歌ちゃん!助けて……、私、アジダハーカに……)

 

千歌(メアちゃん‼︎)

 

アジダハーカ(メアよ、考えたな……、先の握手の時に、感情の一部をあの娘に移したか……)

 

千歌(いったい……、どう言う事なの……?)

 

メア(どうも何も、見たまんまだよ。千歌ちゃん)

 

千歌(⁉︎)

 

 

千歌の後ろにもメアが居た。

 

 

千歌(メアちゃんが、2人?)

 

メア(う〜〜ん、2人とは、少し違うかな〜〜、私はアジダハーカによって生み出された、『メアのもう1つの意識』ってとこかなぁ〜〜。)

 

千歌(もう1つの、意識……?)

 

アジダハーカ(さよう……)

 

メア(そして、鎖に繋がれているのが、メアの本当の意識だよ?)

 

千歌(メアちゃんの、本当の意識……)

 

アジダハーカ(出でよ、バルソレイユ……、我が宿敵よ……)

 

 

その声に応えてバルソレイユが現れる。

 

 

千歌(バルソレイユ!)

 

バルソレイユ(アジダハーカ……、お前は……!)

 

アジダハーカ(ふっふっふっ、久しいな、バルソレイユよ……)

 

バルソレイユ(………その娘の意識を乗っ取ったのか⁉︎)

 

アジダハーカ(乗っ取ったなどと……人聞きの悪い。我はこの娘の奥底に眠る強さへの渇望を目覚めさせただけよ……、その代わりに別の意識が生み出されただけだ。)

 

バルソレイユ(それを、乗っ取ったと言うんだ!今すぐ開放せよ!)

 

アジダハーカ(それは出来ぬ、貴様こそ……なぜ人を使わない?なぜ人に従う?)

 

バルソレイユ(人間は支配する者ではない!私達と共に戦い、共に成長して行く者達だ!)

 

アジダハーカ(笑止!人間とは、神に従い、服従する者だ。貴様も神ならば分かる筈だ。)

 

バルソレイユ(私はお前とは違う!)

 

アジダハーカ(そうだ。我と貴様は同じ太陽から生まれし存在、だが違う。貴様は我の光、我は貴様の闇だ。我と貴様は表裏一体、一枚のカードの裏と表だ。我は人の陰を広げ、闇を生む。)

 

バルソレイユ(私は人の陽を照らし、光を与える。)

 

アジダハーカ(どうする?今ここで、我とまみえるか?我を倒せば、メアは鎖から開放されるぞ?)

 

バルソレイユ(……良いだろう。今ここで、お前との因縁にケリをつけてやる!)

 

アジダハーカ(ふふふ……!楽しみだな……)

 

メア(ダメだよ。アジダハーカ)

 

アジダハーカ(メア、何故だ?)

 

メア(はやる気持ちも分かるけど、どうせ明日戦うんだから、楽しみは最後まで取っておきたいでしょ?)

 

アジダハーカ(ふふふ……、そうだな。我とした事が、少々はしゃいでいたようだ。バルソレイユよ、明日、ケリをつけようぞ、我が宿敵よ……。)

 

メア(じゃあね。千歌ちゃん!明日は楽しもうね。)

 

捕らわれのメア(千歌ちゃん!お願い、アジダハーカを倒して!もう1人の私に勝って!)

 

千歌(メアちゃん!)

 

 

そして、2人のメアとアジダハーカは消えた。

 

 

千歌(………バルソレイユ、アジダハーカに……、もう1人のメアちゃんに勝てば、メアちゃんの本当の意識は戻るの?)

 

バルソレイユ(おそらくな……)

 

千歌(そっか……)

 

バルソレイユ(だが、厳しい戦いになる。覚悟しておけ。)

 

千歌(うん、私……勝つよ。勝って、本当のメアちゃんを取り戻してみせる!)

 

バルソレイユ(ああ!)

 

 

そして、夢は覚めた………。

 

ーーー

 

千歌「う、うーん……朝……?」

 

曜「千歌ちゃん、起きた。」

 

梨子「大丈夫?少しうなされてたよ?」

 

千歌「うん……大丈夫!それより、今日はラブライブ!決勝戦だね。」

 

梨子「そうね。」

 

曜「そろそろエントランスに行こうか!」

 

千歌「うん!」

 




今回も感想を是非‼︎


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ラブライブ!バディカップ 決勝戦 開幕‼︎

ラブライブ!バディカップ……、Aqoursは予選から本戦まで様々な強豪チームとファイトして来た。予選決勝で戦ったチーム エスカトロジー、彼女達とのファイトで曜の新たなドラゴンフォースが覚醒し、超太陽竜バルソレイユが復活した。本戦の準決勝では、チーム トライアルに対して、Aqoursは敗北の危機に瀕したが、Aqoursは新たな高見に登りつめた。そして遂に、ラブライブ!決勝戦が始まる!

 

ーーー

 

ホテルのエントランス

 

 

ダイヤ「ついに、ここまで来ましたわね。」

 

果南「うん。2年前の私達からしたら、夢のようだよ。」

 

鞠莉「でも、今は現実よ!あの子達のおかげね。」

 

ダイヤ「そうですわね。」

 

果南「うん。でも主役は、あの3人だけどね。」

 

 

ルビィ「私達が、ラブライブ!の決勝戦まで来れるなんて……」

 

花丸「ルビィちゃん、緊張してる?」

 

ルビィ「ちょ、ちょっとね……」

 

善子「なんだか不思議ね……。私達、Aqoursに入るまでは、特に何の接点も無かったのに、今はこうして、チームとして同じ場所に立ってる。千歌じゃないけど、奇跡……よね。」

 

ルビィ「そうだね。」

 

花丸「ずら。」

 

善子「まあ、今回の主役は、あの3人だけどね。」

 

 

千歌「遂に来たんだ。ラブライブ!の決勝まで。」

 

曜「そうだね!やっと、夢の一歩前まで来たんだ。」

 

梨子「私、考えた事も無かった。みんなで同じ夢を追いかけて、こんな大きな舞台にまで立てるなんて……、今日まで私達を導いてくれたみんなに感謝だね。」

 

千歌「うん。」

 

曜「ヨーソロー!」

 

 

ダイヤ「千歌さん、曜さん、梨子さん。今回の決勝戦は、あなた達3人に任せましたよ。」

 

千歌「ダイヤさん……」

 

果南「新しいAqoursは、千歌達から始まったんだ。」

 

鞠莉「だから最後の決勝戦は、あなた達が主役よ。」

 

善子「バッチリ勝って来なさいよね!」

 

花丸「まる達も同じずら。」

 

ルビィ「ルビィ達も、いっぱい応援します!」

 

梨子「善子ちゃん、花丸ちゃん、ルビィちゃん……」

 

曜「果南ちゃん、鞠莉ちゃん……」

 

ダイヤ「千歌さん、最後の意気込みを……」

 

千歌「………本気をぶつけ合って、手に入れよう、未来を!」

 

 

千歌が手を前にかざす。そして、皆んなも千歌の手に手を重ねる。

 

 

千歌「じゃあ行こう、皆んな!ラブライブ!決勝戦へ‼︎」

 

8人「おーー!」

 

ーーー

 

ラブライブ!会場

 

VIP席

 

 

サツキ「まさか本当に、Aqoursが決勝まで来るとはね。」

 

絵里「私の予想通りだったでしょ?」

 

サツキ「ああ、負けたよ……」

 

希「絵里ちはずっと、Aqoursに賭けてたもんな。」

 

絵里「あの子達、似てるのよ、μ'sだった頃のみんなにね。」

 

にこ「そうかしら?」

 

凛「実感無いにゃ〜」

 

花陽「でも、一生懸命さは分かるよね。」

 

真姫「そうね。私にも輝いて見えるわ。」

 

海未「そうですね。」

 

ことり「うん!……ところで、穂乃果ちゃんは……?」

 

海未「また居ないのですか?」

 

ーーー

 

穂乃果「千歌ちゃん、みんな!」

 

千歌「穂乃果さん⁉︎」

 

ダイヤ「ど、どうしてここへ……⁉︎」

 

穂乃果「ちょっとアドバイスをね。」

 

梨子「アドバイス……ですか?」

 

穂乃果「うん。みんな、バディファイトは好きだよね?」

 

Aqours「はい。」

 

穂乃果「良い?みんな、どんなに苦しいファイトでも、焦ったらダメだよ。ピンチの時こそ、笑うの。」

 

千歌「笑う?」

 

穂乃果「そう、どんなピンチな状況でも笑うの。そして楽しむ。みんなの笑顔がきっと力になるから、だから……、おっと!そろそろ時間だね。じゃあ私は応援してるから!頑張ってね〜!」

 

 

そして穂乃果は去って行った。

 

 

千歌「どんなピンチでも笑う……、良し!行こう、曜ちゃん、梨子ちゃん、みんな!」

 

ーーー

 

仕界「遂に来た〜〜〜〜‼︎ラブライブ!バディカップ!決勝戦の開幕だ〜〜‼︎」

 

 

ワァァァァァァ!!

 

ワァァァァァァァ!!

 

 

仕界「それでは紹介しよう!予選から昨日の準決勝まで、強豪チームを薙ぎ払い、無類の強さを見せて来た、今回のダークホース!チーム Aqoursだ〜〜〜〜‼︎!」

 

 

入場口から煙が噴き出し、中からAqoursが入場する。

 

 

仕界「対しましては、今大会の特別シード枠、ラブライブ!公認殿堂入りファイター 綺竜院メア様率いる最強チーム!チーム トリニティー‼︎」

 

 

もう1つの入場口から煙が噴き出し、中から綺竜院メアと、そして、聖良と琴奈が入場する。

 

ーーー

 

千歌「聖良さん、琴奈さん⁉︎」

 

梨子「どうして……⁉︎」

 

曜「何でメアちゃんと……?」

 

 

メア「サプライズだよ。みんなも、この2人と戦いたかったんでしょ?」

 

千歌「それは、そうだけど。」

 

メア「聖良ちゃんと琴奈ちゃんもAqoursと戦いたかった。利害はお互いに一致してたの。」

 

聖良「すみません。内緒にするつもりはありませんでしたが……」

 

琴奈「どんな形であれ、また貴女達Aqoursと戦えるのが、楽しみだわ。」

 

千歌「……私達もです!」

 

ーーー

 

仕界「今回、相対する両チームが入場致しましたので、早速、決勝戦の先鋒戦を執り行いましょう!先鋒戦のファイターはファイトステージにお上がりください!因みにルールは準決勝の時と同じです。」

 

ーーー

 

トリニティー側

 

 

聖良「先ずは私が行きましょう。」

 

メア「うん。良いよ!」

 

琴奈「しくじらないでくださいね。」

 

ーーー

 

曜「先ずは聖良さんからだね。」

 

梨子「なら、私が相手をするわ。」

 

千歌「梨子ちゃん……」

 

梨子「千歌ちゃんは、一度リベンジを果たしているでしょう?なら今度は私の番!私はまだ、聖良さんに勝ってないから、この気に、聖良さんにリベンジするわ。」

 

千歌「頑張って、梨子ちゃん!」

 

ーーー

 

ラブライブ!決勝戦

先鋒戦:梨子 vs 聖良

 

 

聖良「貴女とファイトするのは2度目、ですね。」

 

梨子「はい、あの時の結果は私の負けでしたが、今回は私が勝って、リベンジさせてもらいます。」

 

聖良「良いでしょう。ならば私も、迎え撃ちます!」

 

 

 

梨子「私達の思いを願い星に込めて……!輝きのルミナイズ!〈スターライト・シャイン〉」

 

聖良「星々を蹂躙する竜神の如く……ルミナイズ!〈シューティングスター・ゾディアック〉」

 

 

オープンTHEフラッグ

 

 

梨子「スタードラゴンワールド」

◼️手札6/ゲージ2/LP10

 

聖良「スタードラゴンワールド」

◼️手札6/ゲージ2/LP10

 




ラブライブ!決勝戦 開幕‼︎

今回も感想を是非‼︎


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先鋒戦:梨子 vs 聖良

ラブライブ!決勝戦

先鋒戦:梨子 vs 聖良

 

 

梨子「私達の思いを願い星に込めて……!輝きのルミナイズ!〈スターライト・シャイン〉」

 

聖良「星々を蹂躙する竜神の如く……ルミナイズ!〈シューティングスター・ゾディアック〉」

 

 

オープンTHEフラッグ

 

 

梨子「スタードラゴンワールド」

◼️手札6/ゲージ2/LP10

 

聖良「スタードラゴンワールド」

◼️手札6/ゲージ2/LP10

 

 

梨子「私からです。チャージ&ドロー!」

◼️手札6/ゲージ2→3

 

梨子「キャスト!〈ジャックナイフ・サモン〉」

◼️手札6→5/LP10→9

 

 

ジャックナイフ・サモン

魔法

◼️【使用コスト】ライフ1払う。

◼️君のデッキから、カード名に「ジャックナイフ」を含む必殺モンスター以外のモンスター1枚を【コールコスト】を払ってコールする。

 

 

梨子「ゲージ1払い、私のデッキから、ライトにバディコール(LP9→10)!〈超星竜 ジャックナイフ〉」

◼️ゲージ3→2

 

 

 

超星竜 ジャックナイフ

サイズ2/攻5000/防5000/打撃3/【ソウルガード】

 

 

聖良「なるほど、バディギフトで〈ジャックナイフ・サモン〉のコストをチャラにしましたね。」

 

梨子「ジャックの登場時、私のデッキの上から3枚破棄」

 

 

破棄されたカード

◼️剣星機J・イグナイター

◼️剣星機J・ブラスター

◼️ドラグアームズファクトリー

 

 

梨子「私は〈剣星機J・ブラスター〉をジャックに【星合体】!これでジャックナイフはパワーアップ!」

 

 

剣星機J・ブラスター

竜装機

サイズ2/攻4000/防1000/打撃2

◼️このカードがカード名に「ジャックナイフ」を含むモンスターのソウルにあるなら、そのカードが1枚で攻撃している攻撃は無効化されず、ダメージを減らせない。

◼️このカードがソウルにある《ネオドラゴン》1枚の打撃力+1!

【星合体】

 

 

ジャックナイフ ソウル1

◼️剣星機J・ブラスター

(打撃3→4、1枚で攻撃中、攻撃を無効化されず。ダメージは減らない)

 

 

聖良「新しい武装ですか……!」

 

梨子「さらに、〈竜装機 ストレングス〉をセンターにコール!」

◼️手札5→4

 

 

竜装機ストレングス

サイズ1/攻5000/防2000/打撃1/【星合体】

 

 

梨子「ストレングスをジャックに【星合体】」

 

 

ジャックナイフ ソウル1→2

◼️剣星機 J・ブラスター

(打撃4/1枚で攻撃中、攻撃を無効化できず、ダメージを減らされない。)

追加

◼️竜装機ストレングス

(このカードがセンターに居ないなら、攻5000→7000/【貫通】を得る。)

 

 

梨子「バトルよ!ジャックナイフで聖良さんに攻撃!打撃4!」

 

聖良「うぁっ!」LP10→6

 

梨子「ターンエンドです。」

◼️手札4/ゲージ2/LP10

 

 

聖良「私のターン、ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札6→7/ゲージ2→3

 

聖良「では、私もバディを呼びましょう。ゲージ3払い、レフトにバディコール(LP 6→7)!全ての星を蹂躙する最強の竜よ!〈超星神竜 ゾディアック"ノヴァ"〉」

◼️手札7→6/ゲージ3→0

 

 

超星神竜 ゾディアック"ノヴァ"

サイズ3/攻8000/防6000/打撃2/【移動】【ソウルガード】

 

 

聖良「ドロップゾーンから、カードを3枚ソウルイン!」

 

 

ゾディアック"ノヴァ" ソウル0→3

◼️竜消機 コメッタ

(【貫通】を得る。)

◼️流星機 ネブローサ

(ゾディアックが攻撃した後【2回攻撃】を得る。)

◼️竜装機 エルガーカノン

(攻8000→10000/打撃2→3)

 

 

聖良「今日のゾディアックは調子が良い。」

 

梨子「ゲージが全て、竜装機⁉︎」

 

聖良「ゾディアックノヴァの能力!レストしているモンスターを破壊する。ジャックナイフを破壊です。」

 

 

ゾディアックの咆哮が紫の波動となり、ジャックナイフを破壊する。

 

 

梨子「そんな⁉︎ジャックのソウルガード!」

 

 

ジャックナイフ ソウル2→1

◼️竜装機ストレングス:ドロップ

(攻7000→5000)

 

 

聖良「さらに、私のフラッグがスタードラゴンワールドなので、梨子さんにダメージ1です!」

 

梨子「きゃ!」LP10→9

 

聖良「バトル!ゾディアックノヴァで梨子さんに攻撃!打撃3!」

 

梨子「キャスト!〈プロトバリア〉攻撃を無効化!ゲージ+1!」

◼️手札4→3/ゲージ2→3

 

聖良「ソウルのネブローサの能力で2回攻撃です!梨子さんに再攻撃!」

 

梨子「うぁぁ!」LP9→6

 

聖良「ターンエンドです。さあ、梨子さんの全力を見せてもらいましょう。」

◼️手札6/ゲージ0/LP7

 

 

梨子「私のターン、ドロー!チャージ&ドロー!」

◼️手札3→4/ゲージ3→4

 

梨子「見せます。私の全力!場にジャックが居て、私のライフが6以下なら、ゲージ2払い〈ドラゴンフォース"喜跡の型"〉解放‼︎」

◼️手札4→3/ゲージ4→2

 

 

ドラゴンフォース"喜跡の型"

攻6000/打撃2/【3回攻撃】

 

 

梨子は蒼いオーラを纏い、梨子の背後に巨大な3輪の大輪の花が現れる。

 

 

聖良「それが梨子さんのドラゴンフォースですか……」

 

梨子「はい。みんなで勝利を分かち合う、喜びのドラゴンフォースです。」

 

聖良「喜び……」

 

梨子「キャスト!〈ジャックナイフ・リペア〉ゲージ+1!さらに、ドロップゾーンの〈剣星機 J・システミック〉を【星合体】」

◼️手札3→2/ゲージ2→3

 

 

剣星機 J・システミック

竜装機

サイズ1/攻3000/防4000/打撃1

◼️このカードがソウルにある「ネオドラゴン」の攻撃力+3000する。さらにこのカードが、カード名に「ジャックナイフ」を含むモンスターのソウルにある時、そのカードは【貫通】を得る。

 

 

ジャックナイフ ソウル1→2

◼️剣星機 J・ブラスター

(打撃3→4/1枚で攻撃中、ダメージは減らず、攻撃は無効化されない。)

追加

◼️剣星機 J・システミック

(攻5000→8000/ジャックナイフのソウルにあれば【貫通】を得る。)

 

 

梨子「バトルです!」

 

聖良「グラビティレストはモンスターのコール時のみ……、ゾディアックノヴァの【移動】はしません!」

 

梨子(ゾディアックには"グラビティレスト"がある、それにレスト破壊も……、今このターンでゾディアックを倒す。)

 

梨子「ジャックナイフでゾディアックノヴァに攻撃!」

 

聖良(やはりゾディアックを潰しに来ましたか!)

 

 

ジャックナイフ

攻8000

 

ゾディアックノヴァ

防6000

 

聖良「ゾディアックのソウルガードです!」

 

 

ゾディアックノヴァ ソウル3→2

◼️竜装機 エルガーカノン:ドロップ

◼️攻10000→8000

 

 

梨子「ドラゴンフォースでゾディアックノヴァに攻撃!ドラゴンフォースが攻撃した時、ゲージ1払い、ジャックの打撃力を1下げてスタンドさせます!」

◼️ゲージ3→2

 

聖良「何ですって⁉︎」

 

 

ジャックナイフ スタンド

◼️打撃4→3

 

 

ドラゴンフォース

攻6000

 

ゾディアックノヴァ

防6000

 

聖良「くっ……、ソウルガード!」

 

 

ゾディアック ソウル2→1

◼️竜消機 コメッタ:ドロップ

 

 

梨子「ジャック!ゾディアックノヴァに再攻撃!」

 

聖良「2度はやらせません!キャスト!〈スペキュライト・リング〉ゾディアックの防御力+3000です。そして【反撃】を与えます。」

◼️手札6→5

 

 

ジャックナイフ

攻8000

 

ゾディアックノヴァ

防6000→9000

 

 

聖良「ゾディアックの【反撃】です!」

 

梨子「ジャックのソウルガード!」

 

 

ジャックナイフ ソウル2→1

◼️剣星機 J・ブラスター:ドロップ

 

 

梨子「ドラゴンフォースの2回攻撃!ゲージ1払い、ジャックをスタンド!」

◼️ゲージ2→1

 

 

ジャックナイフ スタンド

◼️打撃3→2

 

 

ドラゴンフォース

攻6000

 

ゾディアックノヴァ

防6000

 

聖良「ソウルガード!」

 

 

ゾディアックノヴァ ソウル1→0

◼️流星機ネブローサ:ドロップ

 

 

聖良「ゾディアックのソウルが……0⁉︎」

 

梨子「ジャックでゾディアックノヴァに攻撃!」

 

 

ゾディアック"ノヴァ"完全撃破!

 

 

聖良「馬鹿な⁉︎」

 

梨子「まだです!ドラゴンフォースの3回攻撃!打撃2!」

 

聖良「うぁぁ!」LP7→5

 

梨子「これが今の私の全力です!ターンエンド!」

◼️手札2/ゲージ1/LP6

 

 




今回も感想を是非‼︎


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星竜の頂点‼︎ ジャックナイフ vs ゾディアック

ラブライブ!決勝戦

 

先鋒戦:梨子 vs 聖良

 

 

梨子

◼️手札2/ゲージ1/LP6

 

ライト:超星竜 ジャックナイフ

レフト:無し

センター:無し

アイテム:ドラゴンフォース"喜跡の型"

 

 

超星竜 ジャックナイフ ソウル1

◼️剣星機 J・システミック

(攻5000→8000/ジャックナイフのソウルにあれば【貫通】を得る。)

 

ーーー

 

聖良

◼️手札5/ゲージ0/LP5

 

ライト:無し

レフト:無し

センター:無し

 

ーーー

 

千歌「凄い!あのゾディアックをたった1ターンで、完全に倒しちゃった!」

 

曜「これならリベンジいけるよ、梨子ちゃん!」

 

ーーー

 

 

梨子「これが今の私の全力です!」

 

聖良「………お見事です。梨子さん、少々あなたをみくびっていたようですね。謝ります。」

 

梨子「え?あ、いえ!頭を上げてください!」

 

 

聖良「あなたの全力、確かに見させてもらいました。ですが……やはり私が勝たせてもらいます!私のターン、ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札5→6/ゲージ0→1

 

聖良「……⁉︎ な、何ですか⁉︎このカード……!こんなカード、持っていなかったはず……」

 

 

???(そのカードを引いたか……)

 

聖良(この声は……?)

 

???(そのカードはお前の力だ……、それはお前の執念を形として我が生み出したカード、それを使えば、お前は無敵だ……!)

 

 

聖良「う、うぅ……!あぁぁぁあ……っ!この……力は……⁉︎」

 

 

突然、聖良から黒いオーラが現れる。そして聖良は苦しみの表情になる。

 

 

梨子「聖良さん⁉︎大丈夫ですか⁉︎」

 

聖良「くぅぅ……!あぁぁ……!」

 

 

聖良は少しずつ落ち着きを取り戻していく、だが聖良からは黒いオーラが溢れ続けている。

 

 

聖良「この力は、素晴らしい!力が身体の奥底から溢れてくる……今の私は、無敵です……。ライフ1払いキャスト!〈スターオルタナティブ〉2チャージです。」

◼️手札6→5/ゲージ1→3/LP5→4

 

???(さあ、己の力を使うのだ。)

 

聖良「ゲージ3払い。コール!星々を蹂躙する星神竜よ、黒き星の導となれ!〈星神邪竜 ゾディアック"ディメンジョン"〉」

◼️手札4→3/ゲージ3→0

 

 

星神邪竜 ゾディアック"ディメンジョン"

スタードラゴンワールド/ダークネスドラゴンワールド

ネオドラゴン

サイズ3/攻9000/打撃6000/打撃2

◼️【コールコスト】君のドロップゾーンから2枚までをこのカードのソウルに入れて、ゲージ3払う。

◼️【起動】このカードのソウル1枚をドロップゾーンに置いて、このカードをスタンドする。さらに、ドロップゾーンに置いたカードと別のカード名のカード1枚をこのカードのソウルに入れる。この能力は1ターンに1回だけ使える。

◼️"ディメンジョン・レスト"【対抗】相手のアタックフェイズ開始時、相手のモンスター1枚を選んでレストする。レストしたら、相手にダメージ1!

【ソウルガード】【ライフリンク2】

 

 

ゾディアックに、EXA・ディメンジョンの騎士が騎乗し、ゾディアックはクリアパープルに変色する。

 

 

梨子「また、新しいゾディアック……⁉︎」

 

ーーー

 

千歌「ーーー⁉︎ この感じ……!」

 

(気づいたか、千歌。)

 

千歌(バルソレイユ……、この感じって………それに、聖良さんの黒いオーラは……)

 

バルソレイユ(ああ……、これは、アジダハーカのものだ……)

 

千歌(アジダハーカの⁉︎)

 

ーーー

 

聖良「ゾディアック"ディメンジョン"のコストで、ドロップゾーンから〈竜消機 コメッタ〉と〈流星機 ネブローサ〉を【星合体】!」

 

 

ゾディアックディメンジョン ソウル0→2

◼️竜消機 コメット

(サイズ3は【貫通】を得る。)

◼️流星機 ネブローサ

(バトル後、【2回攻撃】を得る。)

 

 

聖良「バトルです。ゾディアックディメンジョンで梨子さんに攻撃!打撃2!」

 

梨子「うぁぁ!」LP 6→4

 

聖良「ソウルのネブローサの能力で2回攻撃です。ゾディアックディメンジョン!打撃2!」

 

梨子「キャスト!〈アースバリア〉攻撃を無効化して、ライフ+1!」LP4→5

◼️手札2→1

 

梨子「し、凌いだ………?」

 

聖良「これで終わりではありません。ゾディアックディメンジョンの能力!ソウルのカードを1枚破棄して、スタンドします。」

 

 

ゾディアックディメンジョン スタンド

ソウル2→1

◼️流星機ネブローサ:ドロップ

 

 

聖良「さらに、ドロップゾーンからネブローサのカード以外のカードをソウルに入れます。ドロップゾーンから〈竜装機 エルガーカノン〉を【星合体】」

 

 

ゾディアックディメンジョン ソウル1→2

◼️竜消機コメット

(【貫通】を得る)

追加

◼️竜装機エルガーカノン

(攻9000→11000/打撃2→3)

 

 

聖良「ゾディアックディメンジョンで3回目の攻撃!打撃3!」

 

梨子「きゃぁぁ!」LP5→2

 

聖良「ターンエンドです。」

◼️手札3/ゲージ0/LP4

 

 

梨子「うぅ……、強い!」

 

梨子(あのモンスターが場に出てから、聖良さんの感じが変わった……、それに、あのゾディアック………凄く苦しそう……)

 

ーーー

 

千歌(どうにか出来ないの?バルソレイユ!)

 

バルソレイユ(我々はあのファイトに介入はできない。だが、梨子がこのファイトに勝てば、あの力は消えるはずだ。)

 

千歌(そっか!)

 

千歌「梨子ちゃん、頑張れー‼︎」

 

ーーー

 

梨子「よく分からないけど、みんなの『夢』の為にも、私は勝つ!ドロー!、チャージ&ドロー!」

◼️手札1→2/ゲージ1→2

 

梨子「いくよ、ゲージ2払いジャックを進化!星々の光を受けて、新たな希望の星となる!〈超星光輝竜(スターライト・ドラグナー)ジャックナイフ〉」

◼️手札2→1/ゲージ2→0

 

 

超星光輝竜(スターライト・ドラグナー)ジャックナイフ

ネオドラゴン

サイズ2/攻7000/防5000/打撃2

◼️【コールコスト】このカードを君のカード名に「ジャックナイフ」を含むモンスター1枚までの上に重ね、ゲージ2払う。

◼️【起動】君のドロップゾーンから《竜装機》1枚までをこのカードのソウルに入れて、君のライフ+1!この能力は1ターンに1回だけ使える。

◼️このカードのソウルが3枚以上あるなら、このカードの打撃力+1して、君のカード全ての攻撃力+2000する。

【移動】【ソウルガード】/ソウル2

 

 

梨子「ジャックナイフの【起動】!ドロップゾーンの〈竜装機〉1枚を【星合体】!そしてライフ+1!」LP2→3

 

 

ジャックナイフ ソウル2→3

◼️超星竜ジャックナイフ

◼️剣星機 J・システミック

(攻7000→9000/ジャックナイフのソウルにあれば【貫通】を与える。)

追加

◼️剣星機 J・スティーザ

 

 

梨子「ジャックのソウルが3枚以上になった事で、ジャックの打撃力+1、私の場の全てのカードの攻撃力+2000!」

 

 

超星光輝竜 ジャックナイフ

◼️打撃2→3

◼️攻撃力9000→11000

 

 

ドラゴンフォース"喜跡の型"

◼️攻撃力6000→8000

 

 

梨子「キャスト!〈エレクトリック・ソース〉ゲージ+2、そしてソウル2枚以上のモンスターが居るので、さらにゲージ+1」

◼️手札1→0/ゲージ0→2→3

 

梨子「このターンで決めますよ、聖良さん!バトル!」

 

聖良「………残念ですが梨子さん、それは不可能です!ゾディアックディメンジョンの能力発動!膝まづき、屈服せよ!"ディメンジョン・レスト"‼︎相手のアタックフェイズ開始時に、ドラゴンフォースをレストさせます!さらに梨子さんにダメージ1!」

 

 

ゾディアックが重力波弾で梨子の動きを封じ、騎士が斬撃で梨子を切り裂く!

 

 

ドラゴンフォース"喜跡の型"レスト

 

 

梨子「きゃぁ!」LP3→2

 

聖良「ドラゴンフォースさえレストしてしまえば、あなたから勝機を奪えます。さあ、どうしますか?」

 

梨子「言ったはずです。聖良さん……、このターンで決めますって!ジャックのソウルにある剣星機 J・スティーザの能力発動!」

 

 

剣星機 J・スティーザ

竜装機

サイズ3/攻5000/防1000/打撃1

◼️【コールコスト】ゲージ2払う。

◼️【起動】このカードが、カード名に「ジャックナイフ」を含むモンスターのソウルにあるなら、君のライフ1払う。払ったら、君のカードを1枚スタンドする。この能力は1ターンに1回だけ使える。

◼️ソウルのこのカードがドロップゾーンに置かれる時、このカードを裏向きでゲージに置いて、カードを1枚引く。

【星合体】

 

 

梨子「ライフ1払い、ドラゴンフォースをスタンド!」

◼️LP2→1

 

聖良「なんですって⁉︎」

 

梨子「行きますよ!ジャックナイフで、ゾディアックディメンジョンを攻撃!」

 

 

ジャックナイフ

攻11000

 

ゾディアックディメンジョン

防6000

 

聖良「ゾディアックのソウルガード!」

 

 

ゾディアックディメンジョン ソウル2→1

◼️竜装機エルガーカノン:ドロップ

 

 

梨子「【貫通】打撃3!」

 

聖良「くぅ!」LP4→1

 

梨子「ドラゴンフォースでゾディアックディメンジョンに攻撃!ドラゴンフォースの能力で、ゲージ1払い、ジャックナイフの打撃力を1下げて、ジャックをスタンド!」

◼️ゲージ3→2

 

 

超星光輝竜ジャックナイフ スタンド

◼️打撃3→2

 

 

ドラゴンフォース喜跡の型

攻8000

 

ゾディアックディメンジョン

防6000

 

聖良「ソウルガード!」

 

 

ゾディアックディメンジョン ソウル1→0

 

 

梨子「ジャックナイフでゾディアックに再攻撃!」

 

聖良「キャスト!〈ディバインガイダンス〉攻撃を無効化して、ゲージとライフ+1!」LP1→2

◼️手札3→2/ゲージ0→1

 

梨子「ドラゴンフォースで攻撃!能力でジャックをスタンド!」

◼️ゲージ2→1

 

 

ジャックナイフ スタンド

◼️打撃2→1

 

 

聖良「もう1枚あります!〈ディバインガイダンス〉攻撃を無効化して、ゲージとライフ+1!」LP2→3

◼️手札2→1◼️ゲージ1→2

 

梨子「ジャックで再攻撃!」

 

 

星神邪竜 ゾディアック"ディメンジョン" 完全撃破!

ライフリンク2

 

 

聖良「くぅ……!」LP3→1

 

梨子「これで決めます。ドラゴンフォース"喜跡の型"で3回攻撃!」

 

 

梨子は背後にある4枚刃の巨大な大輪の花を聖良に飛ばす!

 

 

聖良「うぁぁぁぁぁぁ‼︎」LP1→0

 

 

聖良が纏っていた黒いオーラは消えた………。

 

ーーー

 

聖良「お見事でした。梨子さん……、私の負けです。」

 

梨子「ありがとうございます、聖良さん。」

 

「姉様!」

 

聖良「理亞!」

 

梨子「理亞ちゃん。」

 

聖良「ごめん、負けてしまいました。」

 

理亞「良いんです……、姉様が戻って来てくれてさえすれば。」

 

聖良「理亞……心配かけましたね。」

 

ーーー

 

ラブライブ!決勝戦:先鋒戦

 

梨子 ライフ1

聖良ライフ0

 

 

結果

 

Aqours:1pt

 

トリニティー:0pt

 

 

 

 




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中堅戦:曜 vs 琴奈

ラブライブ!決勝戦:Aqours vs トリニティー

 

Aqours:1pt

 

トリニティー:0pt

 

ーーー

 

Aqours側

 

 

千歌「やった!」

 

曜「梨子ちゃんが勝った!」

 

梨子「ふぅ、疲れた〜」

 

ダイヤ「お疲れ様です。梨子さん」

 

花丸「ジュースあるずら!」

 

梨子「ありがとう。………ごめんね、2人とも、ライフ1しか守れなかった。」

 

千歌「ん?なんで謝るの?」

 

梨子「え?」

 

曜「梨子ちゃんは自分の宣言通りにちゃんとリベンジを果たしたじゃん。それだけでも良かったよ。」

 

梨子「曜ちゃん、ありがとう。」

 

曜「ヨーソロー!次は私がリベンジを果たす番だよ。琴奈さんに!」

 

千歌「頑張ってね。曜ちゃん!」

 

曜「うん!」

 

ーーー

 

メア「あ〜あ、聖良ちゃんが負けちゃった〜……」

 

琴奈「やはり強いわね、Aqours……」

 

メア「自信無くした?」

 

琴奈「まさか、その逆よ。またファイトできる事の喜びが増したわ。誰が相手でも、次は私が勝つわ」

 

ーーー

 

Aqours vs トリニティー

 

中堅戦

 

 

琴奈「私の相手はあなたね?渡辺 曜さん。」

 

曜「琴奈さん、私も、あなたにリベンジを果たしたいと思います。」

 

琴奈「そうですか。あの時は引き継ぎ戦でしたからね。ある意味では、リベンジと言うより、実質の初ファイトではなくて?」

 

曜「でも、私が一度負けた事は事実……、やっぱり私にとってはリベンジです。」

 

琴奈「ふふふ……、始めましょう。」

 

 

 

曜「黒き輝きよ、紫紺の煌めきとなれ!輝きのルミナイズ!〈ダークネス・シャイン〉」

 

琴奈「絶望が現実を包み込み、希望が虚構を創り出す、世界の全てに黄金の革命を…!ルミナイズ!〈虚構と革命の王者〉」

 

 

オープンTHEフラッグ

 

 

曜「ダークネスドラゴンワールド」

◼️手札6/ゲージ2/LP10

 

琴奈「ヒーローワールド」

◼️手札6/ゲージ2/LP10

 

 

曜「私の先攻!チャージ&ドロー!」

◼️手札6/ゲージ2→3

 

曜「センターに〈黒き爆風 デスナパーム〉をコール!」

◼️手札6→5

 

 

黒き爆風デスナパーム

サイズ1/攻2000/防2000/打撃2

 

 

曜「さらに、ライトに〈紫炎の黒死竜 アビゲール〉をコール!」

◼️手札5→4/ゲージ3→2

 

 

紫炎の黒死竜 アビゲール

黒竜

サイズ1/攻6000/防1000/打撃2

◼️【コールコスト】ゲージ1払う。

◼️このカードの登場時、君の場のモンスター1枚を破壊する。破壊したら、君のデッキの上から2枚ゲージに置いて、カードを1枚引く。この能力は1ターンに1回だけ使える。

◼️「紫炎の黒死竜アビゲール」は1ターンに1枚しかコール出来ない。

【移動】

 

 

曜「紫炎のアビゲールの能力でデスナパームを破壊して、2チャージ、1ドロー!」

◼️手札4→5/ゲージ2→4

 

 

黒き爆風デスナパーム 破壊!

 

 

曜「そしてデスナパームの能力でゲージ1払い、琴奈さんのデッキを5枚破棄!」

◼️手札3→4/ゲージ4→3

 

 

破壊されたデスナパームの亡霊が琴奈のデッキを吹き飛ばす!

 

 

琴奈「ふふ……」

 

曜「バトル!紫炎のアビゲールで琴奈さんに攻撃!打撃2」

 

琴奈「くっ……」LP10→8

 

曜「ターンエンド!」

◼️手札4/ゲージ3/LP8

◼️このターン相手のデッキを破棄した合計:5枚

 

 

琴奈「私のターン、ドロー!チャージ&ドロー!」

◼️手札6→7/ゲージ2→3

 

曜(琴奈さんは、ゼータとジェムクローンを軸にした必殺モンスターデッキ……気をつけないと……)

 

琴奈「ゲージ1払い、センターにコール!〈魔戦鬼 ゼータ〉」

◼️手札7→6/ゲージ3→2

 

 

魔戦鬼 ゼータ

ダークヒーロー

サイズ3/攻7000/防5000/打撃2

 

 

曜「琴奈さんが、普通のモンスターを⁉︎」

 

琴奈「ふふふ、私だって普通の戦い方くらい出来るわよ。さらにキャスト!〈ハイパーエナジー〉ゲージ+4!」

◼️手札6→5/ゲージ2→6

 

琴奈「バトル!」

 

曜「紫炎のアビゲールの【移動】はしない!」

 

琴奈「なら、ゼータで曜さんに攻撃!打撃2!」

 

曜「うわぁ!」LP10→8

 

琴奈「では、ファイナルフェイズ‼︎」

 

曜「やっぱり!」

 

琴奈「魔戦鬼ゼータの能力!このカードを破壊して、私のデッキから〈機甲戦鬼 ゼータ〉に【必殺変身】!」

◼️ゲージ6→4

 

 

機甲戦鬼 ゼータ

サイズ3/攻10000/防3000/打撃2/【必殺変身】

 

 

曜「デッキから、【必殺変身】を……⁉︎」

 

琴奈「さらに、〈複製模倣兵器ジェムクローン〉を手札に加えるわ。」

◼️手札5→6

 

ーーー

 

ダイヤ「なんと恐ろしい能力……」

 

果南「デッキから必殺変身できるだけじゃなくて、ジェムクローンも手札に加えられる。か……」

 

千歌「琴奈さんの戦略を1度に整えられるなんて……」

 

ーーー

 

琴奈「ライトに〈複製模倣兵器 ジェムクローン〉を必殺バディコール(LP8→9)!」

◼️手札6→5

 

 

複製模倣兵器ジェムクローン

サイズ0/攻0/防1000/打撃0

 

 

琴奈「必殺モンスターが登場したので、ゼータの打撃力+1」

 

 

ゼータ

打撃2→3

 

 

琴奈「ジェムクローンの能力!ゲージ1払い、ジェムクローンを〈バルドラゴン"バルバースト・スマッシャー‼︎"〉に……!」

◼️手札5→4/ゲージ4→3

 

 

バルドラゴン"バルバースト・スマッシャー‼︎"

サイズ2/攻11000/防6000/打撃4/【ソウルガード】

 

ゼータ

打撃3→4

 

 

琴奈「バトル!」

 

曜「紫炎のアビゲールの【移動】はしないよ!」

 

琴奈「ゼータで曜さんに攻撃!打撃4!」

 

曜「うわぁ!」LP8→4

 

ーーー

 

ルビィ「ああ……!打撃4の攻撃を受けちゃった!」

 

鞠莉「曜のライフは残り4……」

 

善子「次も打撃4の攻撃が来るわ!」

 

果南「しかも……」

 

ーーー

 

琴奈「必殺モンスターで、曜さんに攻撃!無効化されない打撃4!」

 

曜「私は、負けない!私のライフが6以下で、場にアビゲールが居れば、〈ドラゴンフォース"追悔の型"〉解放‼︎」

◼️手札4→3/ゲージ3→1

 

 

ドラゴンフォース"追悔の型"

攻6000/打撃2/【貫通】

 

 

琴奈「⁉︎」

 

曜「ドラゴンフォースの能力で、私はこのターン中ダメージを受けない!そして琴奈さんにダメージ1!」

 

琴奈「うっ……」LP9→8

 

ーーー

 

果南「上手い!」

 

ダイヤ「相手のターンに解放できて、さらにそのターン中ダメージを受けなくなる、これならば、無効化出来ない能力は関係ありませんわ!」

 

鞠莉「まさにパーフェクトガードね!」

 

ーーー

 

琴奈「やるわね……ターンエンドです。」

◼️手札4/ゲージ3/LP8

 

 

曜「私のターン!ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札3→4/ゲージ1→2

 

曜「レフトに〈黒き王冠 ザ・クラウン〉をコール!登場時能力でゲージ+1、さらに相手のドロップが6枚以上なら、さらにゲージ+1」

◼️手札4→3/ゲージ2→3→4

 

曜「ゲージ1とライフ1払い、レフトにバディコール(LP4→5)!〈紫煌の黒死王 アビゲール〉」

◼️手札3→2/ゲージ4→3

 

 

紫煌の黒死王 アビゲール

サイズ2/攻7000/防3000/打撃2/【移動】【ソウルガード】

 

 

黒き王冠ザ・クラウン 生滅

 

 

曜「ドロップゾーンから「黒竜」1枚をアビゲールにソウルイン!」

 

 

紫煌の黒死王 アビゲール ソウル0→1

 

 

曜「ライトにコール!〈覚醒の黒死竜 アビゲール〉」

◼️手札2→1/ゲージ2→1

 

 

覚醒の黒死竜アビゲール

サイズ1/攻6000/防1000/打撃2

 

 

曜「覚醒のアビゲールの登場時に、必殺モンスターを破壊!そして、相手のデッキを2枚破棄!」

 

琴奈「ソウルガード……」

 

 

必殺モンスター ソウル1→0

 

 

曜「バトル!紫煌のアビゲールで必殺モンスターに攻撃!攻撃時に対象のモンスターを破壊!そのカードのサイズ分、琴奈さんのデッキを破棄して、アビゲールをスタンド!」

 

 

必殺モンスターを破壊!

 

 

琴奈「必殺モンスターを、能力のみで……⁉︎」

 

曜「紫煌のアビゲールで琴奈さんに攻撃!打撃2!」

 

 

紫煌のアビゲール

攻7000

 

機甲戦鬼ゼータ

防3000

 

 

琴奈「ぐぅぅ!」LP8→6

 

曜「覚醒のアビゲールで攻撃!打撃2!紫煌のアビゲールの能力で、他の『黒竜』が攻撃した時、私のライフ+1!」LP4→5

.

 

覚醒のアビゲール

攻6000

 

ゼータ

防3000

 

 

琴奈「うぁぁ!」LP 6→4

 

曜「ドラゴンフォース"追悔の型"で攻撃!ドラゴンフォースの能力で、琴奈さんのデッキを3枚破棄して、ダメージ1!」

 

琴奈「うっ……!」LP4→3

 

曜「そして私のライフ+1、紫煌のアビゲールの能力でもライフ+1!」LP5→6→7

 

琴奈「キャスト!〈お前の技は見切った〉攻撃を無効化!」

 

曜「私は負けない。琴奈さんに必ずリベンジを果たしてみせる!ターンエンド!」

◼️手札1/ゲージ1/LP5

◼️このターン相手のデッキを破棄した枚数:7枚

 

 




今回も感想を是非‼︎


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全力を尽くして……!アビゲール vs ゼータ&ジェムクローン

ラブライブ!決勝戦

 

中堅戦:曜 vs 琴奈

 

 

◼️手札1/ゲージ1/LP5

 

レフト:紫煌の黒死王 アビゲール

ライト:覚醒の黒死竜アビゲール

センター:無し

アイテム:ドラゴンフォース"追悔の型"

 

ーーー

 

琴奈

◼️手札4/ゲージ3/LP3

 

レフト:無し

ライト:無し

センター:無し

アイテム:機甲戦鬼 ゼータ

 

ーーー

 

現在:琴奈のスタートフェイズ

 

 

琴奈「やはり、あの時のファイトとは違うわね……」

 

曜「え?」

 

琴奈「あの時は、引き継ぎ戦……あなたに勝ったとは言え、全力を出し切っていたあなたを倒しても、私は満足出来なかった。いつか、ああなたとは最初からファイトできればと思っていた。まさか、この決勝戦で実現するとは思ってもいませんでしたが……。私は今、一番充実していて、楽しい!」

 

曜「私もです。あの時は、大会のルールだったから仕方なかったけど、今こうして琴奈さんとまたファイトできるのが凄く嬉しいです。今度は私の全力のファイトを見せられるのが!」

 

琴奈「ふふふ……、私のターン!ドロー!チャージ&ドロー!」

◼️手札4→5/ゲージ3→4

 

琴奈(こ、これは……⁉︎)

 

アジダハーカ(引いたな………そのカードはお前の力だ……!我が生み出した己が意思を解放せよ!)

 

琴奈(私の……意思……)

 

 

琴奈がカードを引いた時、琴奈は黒いオーラを纏う……

 

 

曜「琴奈……さん?」

 

ーーー

 

果南「あの黒いオーラは……!」

 

梨子「聖良さんの時と同じ!」

 

 

千歌(バルソレイユ、あのオーラって……)

 

バルソレイユ(ああ、あれもアジダハーカの力の影響だ……)

 

 

千歌「曜ちゃん……」

 

ーーー

 

琴奈「メインフェイズとアタックフェイズは何もしない。ファイナルフェイズ‼︎ゲージ3払い【必殺変身】‼︎〈魔甲邪戦鬼 ゼータ〉」

◼️手札5→4/ゲージ4→1

 

 

魔甲邪戦鬼 ゼータ

ヒーローワールド/ダークネスドラゴンワールド

ダークヒーロー

サイズ3/攻13000/防3000/打撃1

◼️君がこのカードに【変身】しているなら、場のこのカードは破壊されず、手札に戻せない。さらに、君は必殺モンスター以外コールできず、1ターンに何回でも必殺モンスターをコールできる。

◼️"必殺豪召喚"君の手札を1枚捨てる。君のドロップゾーンのサイズ1以下の必殺モンスター1枚を君の手札に戻して、ライフ+2!"必殺豪召喚"は1ターンに1回だけ使える。

◼️君の必殺モンスター1枚を破壊する。破壊したら、そのターン中、そのカードの打撃力をこのカードの打撃力に加える。この能力は1ターンに1回だけ使える。

【必殺変身】(ゲージ3払う。)

 

 

機甲戦鬼ゼータ 生滅

 

 

そのゼータは、元々の配色が逆になる。黒の部分が金に、金の部分が黒に変わる。

 

 

琴奈「魔甲邪戦鬼ゼータの能力!"必殺豪召喚"手札1枚捨てる、私のドロップゾーンからサイズ1以下の必殺モンスター1枚をを手札に加えるわ。ドロップゾーンから「ジェムクローン」を手札に戻す。そしてライフ2回復。」LP3→5

◼️手札4→3→4

 

 

曜「ジェムクローンを回収する能力⁉︎」

 

琴奈「そして必殺コール!〈複製模倣兵器 ジェムクローン〉」

◼️手札4→3

 

 

複製模倣兵器ジェムクローン

サイズ0/攻0/防1000/打撃0

 

 

琴奈「ジェムクローンの能力発動!ゲージ1払い、必殺コール!〈ジャックナイフ"ギャラクティカル・パニッシャー!"〉」

◼️手札3→2/ゲージ1→0

 

 

ジャックナイフ"ギャラクティカル・パニッシャー!"

サイズ2/攻10000/防5000/打撃3/【貫通】【ソウルガード】

 

 

琴奈「必殺モンスターで攻撃!ダメージが減らない打撃3!」

 

曜「うわぁぁ!」LP5 →2

 

琴奈「ならばキャスト!〈人造符:THREE GAUGE〉カード名の通り、3枚チャージ!」

◼️手札2→1/ゲージ0→3

 

曜「今ゲージを増やしたって事は……!」

 

琴奈「ゲージ3を払い、ジェムクローンがソウルにある必殺モンスターをコストに、必殺コール!〈ジェムクローン"オリジン・ブレイカー!"〉」

◼️手札1→0/ゲージ3→0

 

 

ジェムクローン"オリジン・ブレイカー!"

サイズ3/攻10000/防5000/打撃2/【移動】【ソウルガード】

 

 

琴奈「オリジンブレイカーの登場時能力で、ドロップゾーンから〈バルドラゴン"バルバースト・スマッシャー‼︎"〉と〈ジャックナイフ"ギャラクティカル・パニッシャー!"〉を、手札から〈アビゲール"バニシング・デスホール"〉をオリジンブレイカーにソウルイン!」

 

 

ジェムクローン"オリジン・ブレイカー" ソウル0→3

◼️バルバーストスマッシャー‼︎

(攻撃を無効化できない。)

◼️ギャラクティカル・パニッシャー!

(この攻撃のダメージは減らない。/【貫通】)

◼️バニシング・デスホール

(相手のドロップが6以上なら打撃+3、12以上なら攻撃を無効化できない。)

 

 

ジェムクローンの姿がバルドラゴン、ジャックナイフ、アビゲールが三位一体になった姿になる!

 

 

ーーー

 

果南「出た!」

 

ダイヤ「まずいですわ!あの3枚がソウルに入ったと言う事は⁉︎」

 

ーーー

 

琴奈「オリジンブレイカーは、ソウルのバニシングデスホールの能力で、打撃力+3されます。」

 

 

ジェムクローンオリジンブレイカー

打撃2→5

 

 

 

琴奈「ジェムクローンで曜さんに攻撃!無効化できず、ダメージも減らない打撃5!"オリジン・ブレイカー!"」

 

曜「⁉︎」

 

ーーー

 

鞠莉「あの攻撃を受けたら負けちゃうわ‼︎」

 

善子「もう……勝てっこないわ……!」

 

千歌「まだだよ!曜ちゃんの目は、まだ諦めてない!」

 

ーーー

 

曜「当然!ただでは負けないよ!キャスト!〈ドラゴンフォース・D(ダークネス)ドレイン〉」

◼️手札1→0

 

 

ドラゴンフォース・D(ダークネス)ドレイン

魔法

◼️君がカード名に「ドラゴンフォース」を含むカードを装備しているなら、相手のターンの攻撃中に使える。

◼️その攻撃を無効化して、そうカードの打撃力を君のライフに加える。さらに、君の場にカード名に「アビゲール」を含むモンスターを1枚破壊して、カードを1枚引く。「ドラゴンフォース・D(ダークネス)ドレイン」は1ターンに1枚だけ使える。

 

 

曜「オリジンブレイカーの打撃力5を私のライフに加える!そして私の場の覚醒の黒死竜アビゲールを破壊して、1枚ドロー!」LP2→7

◼️手札0→1

 

 

覚醒の黒死竜 アビゲール 破壊!

 

 

琴奈「それでも攻撃を凌いだ事にはならないわ!」

 

曜「分かってます!うわぁぁぁ‼︎」LP7→2

 

琴奈「まだよ、魔甲邪戦鬼ゼータの能力発動!私の必殺モンスター1枚を破壊し、その打撃力をゼータに加える。私は、ジェムクローン"オリジン・ブレイカー!"を破壊し、打撃力5 をゼータに加える!」

 

 

ジェムクローン"オリジン・ブレイカー!"破壊!

 

 

魔甲邪戦鬼ゼータ

打撃1→6

 

 

曜/Aqours「打撃力6⁉︎」

 

琴奈「これで……!ゼータで曜さんに攻撃!打撃6!」

 

 

ゼータは天に手をかざし、巨大な波動球を創り出し、それを曜を目掛けて振り下ろす!波動球は適度なスピードで曜に落ちる……!

 

 

曜「………私は、ドロップゾーンの〈戦域の支配者アビゲール〉の能力発動!ゲージ1払い、ドロップゾーンからデッキの下に戻して、その攻撃を無効化する!」

◼️ゲージ1→0

 

 

アビゲールの亡霊が波動球に突っ込み、空中で爆破する!

 

 

琴奈「馬鹿な……!ドロップゾーンから攻撃の無効化ですって⁉︎」

 

曜「私はまだ負けません!」

 

琴奈「た、ターンエンドよ……」

◼️手札0/ゲージ0/LP3

 

 

曜「私のターン!ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札1→2/ゲージ0→1

 

曜「キャスト!〈ソウル・スティール〉ゲージ+2して、琴奈さんのドロップが10枚以上あれば、さらにゲージ+1!」

◼️手札2→1/ゲージ1→3→4

 

曜「このターンで、ケリをつける!バトル!」

 

琴奈「私とて、簡単には倒れない!オリジンブレイカーをセンターに【移動】」

 

曜「紫煌のアビゲールでジェムクローンに攻撃!能力発動!オリジンブレイカーを破壊して、オリジンブレイカーのサイズ分デッキを破棄してスタンド!」

 

琴奈「能力破壊があったわね……ソウルガード!」

 

 

ジェムクローンオリジンブレイカー ソウル3→2

◼️バニシングデスホール:ドロップ

 

 

紫煌の黒死王 アビゲール

攻7000

 

ジェムクローン"オリジン・ブレイカー!"

防5000

 

琴奈「ソウルガード!」

 

 

ジェムクローン オリジンブレイカー ソウル2→1

◼️ギャラクティカルパニッシャー:ドロップ

 

 

曜「紫煌のアビゲールで、オリジンブレイカーに再攻撃!」

 

 

紫煌のアビゲール

攻7000

 

ジェムクローンオリジンブレイカー

防5000

 

琴奈「ソウルガードよ!」

 

 

ジェムクローンオリジンブレイカー ソウル1→0

◼️バルバーストスマッシャー:ドロップ

 

 

曜「ドラゴンフォース"追悔の型"でオリジンブレイカーに攻撃!相手のデッキを3枚破壊して、私のライフ+1、琴奈さんにダメージ1!」LP2→3

 

琴奈「くっ……」LP3→2

 

曜「紫煌のアビゲールの能力でライフ+1!」LP3→4

 

 

ドラゴンフォース追悔の型

攻6000

 

ジェムクローンオリジンブレイカー

防5000

 

 

ジェムクローン"オリジン・ブレイカー!"完全撃破‼︎

 

 

琴奈「だが、これで曜さんのターンは………」

 

曜「ファイナルフェイズ‼︎」

 

琴奈「⁉︎」

 

曜「ゲージ4払い、紫煌のアビゲールを破壊して必殺コール!〈アビゲール"ラスト・デスバイオレンス!"〉」

◼️手札1→0/ゲージ4→0

 

 

アビゲール"ラスト・デスバイオレンス!"

サイズ3/攻10000/防6000/打撃2

 

 

曜「必殺モンスターで攻撃!打撃2!」

 

琴奈「うぁぁ!」LP5→3

 

曜「アビゲールは、相手のドロップゾーンが20枚以上なら【3回攻撃】ができる!」

 

琴奈「私のドロップゾーンは、とっくに20枚を超えている。」

 

曜「必殺モンスターで2回目の攻撃!」

 

琴奈「うぁぁぁぁ!」LP3→1

 

曜「これで最後!必殺モンスターで3回攻撃!"ラスト・デスバイオレンス!"」

 

琴奈「私の負けね……うわぁぁぁぁぁぁぁ‼︎」LP1→0

 

 

 

琴奈「私の……完全な敗北よ……、見事だったわ渡辺 曜さん」

 

曜「楽しかったです。琴奈さん!」

 

琴奈「ええ、私も、楽しかったわ。」

 

「琴奈(ちゃ〜ん)!」

 

琴奈「レム、ユノ……」

 

ユノ「惜しかったね〜!」

 

レム「渡辺 曜……。」

 

曜「レムちゃん?」

 

レム「……いいファイトを見せてもらった。」

 

曜「うん!」

 

琴奈「そろそろ観覧席に行きましょう。負けた以上、居る意味はないからね。………曜さん。」

 

曜「ん?」

 

琴奈「メアさんとのファイト、頑張ってください。と、千歌さんに伝えてください。」

 

曜「はい!」

 

ーーー

 

曜:ライフ4+Aqours:1pt

 

琴奈:ライフ0+トリニティー:0pt

 

 

中堅戦 結果

 

Aqours:5pt

 

トリニティー:0pt

 

 




今回も感想を是非‼︎

次回は遂に、ラブライブ!最後のファイト、決勝戦の大将戦です!


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ラブライブ!決勝戦 大将戦:千歌 vs メア

今回は遂に、ラブライブ!決勝戦の最後の試合が始まります。




ラブライブ!決勝戦も佳境に入った。

 

先鋒戦:梨子 vs 聖良………、お互いにネオドラゴンと竜装機を駆使してのファイトとなる。聖良の高火力であり、かつ相手を縛るゾディアックの攻撃に翻弄されるも、梨子はジャックナイフとドラゴンフォースの連続攻撃でゾディアックを退け、勝利した。

 

 

中堅戦:曜 vs 琴奈………、予選決勝で相対した2人だが、レムとのファイトで全力を出し切った後の曜を倒した事に満足できていなかった琴奈は、初めから曜に全力を出させる様にファイトする。ファイナルフェイズで【必殺変身】できるゼータと、ジェムクローンの能力を活かした必殺モンスターの連続コールと攻撃で曜を猛襲する。そして曜も琴奈に応え、デッキ破壊とアビゲールとドラゴンフォースの力で、応襲する。互いの全力を尽くしたファイトの末、曜が勝利を勝ち取った。

 

そして遂に、ラブライブ!決勝戦 大将戦が始まる!

 

ーーー

 

千歌「………よし‼︎」

 

曜/梨子「千歌ちゃん!」

 

6人「千歌(ちゃん)(さん)!」

 

千歌「曜ちゃん、梨子ちゃん……、みんな!」

 

ダイヤ「千歌さん、これがラブライブ!最後の1戦になります。」

 

果南「私達は千歌が勝つって信じてる。だから敢えて何も言わないよ。」

 

鞠莉「千歌っち、楽しんでファイトして来なさい。」

 

善子「あなたに………堕天の祈りを!」

 

花丸「まるも勝ちを祈るずら。」

 

ルビィ「千歌ちゃん、頑張ルビィ!」

 

曜「千歌ちゃん、私達は自分の言葉を果たしたよ。」

 

梨子「次は千歌ちゃんの番。」

 

千歌「うん!」

 

聖良/琴奈「千歌さん」

 

千歌「聖良さん、琴奈さん!」

 

聖良「この様な立場で言う事ではないと思いますが………、メアさんは本当に強いです。千歌さんが負けるとは思いませんが、気をつけてください。」

 

琴奈「あの子のバディ、アジ・ダハーカは本当に危険なモンスターよ。けど、千歌さん不思議とあなたなら、あの子に勝てると私達は思っているわ。」

 

聖良/琴奈「勝ってください(勝ちなさい)。千歌さん」

 

千歌「……ありがとうございます。聖良さん、琴奈さん、絶対に勝ちます!」

 

ーーー

 

ラブライブ!バディカップ 決勝戦

 

大将戦:千歌 vs メア

 

 

メア「やっと私達のファイトだね。楽しもう、千歌ちゃん」

 

千歌「メアちゃん、今は……、アジダハーカが生んだ意識の方?」

 

メア「そうだよ。基本的にファイトする時はこっちのメアになるよ!」

 

千歌「そっか」

 

メア「お膳話なんて退屈でしょう?ファイトを始めよう。」

 

 

千歌「太陽より高い所へ!太陽より眩い輝きを放って!輝きのルミナイズ!〈サンライト・シャイン〉!」

 

メア「絶対なる力の前に生ける者無し、虚無なる闇より抗える者も無し、ルミナイズ!〈ディマイズ・ソウル〉」

 

 

オープンTHEフラッグ

 

 

千歌「ドラゴンワールド」

◼️手札6/ゲージ2/LP10

 

メア「ドラゴンツ・ヴァイ」

◼️手札4/ゲージ2/LP20

 

 

千歌「千歌の先攻!チャージ&ドロー!」

◼️手札6/ゲージ2→3

 

千歌「ライトに〈ブレストコロナ・ドラゴン〉をコール!」

◼️手札6→5

 

 

ブレストコロナ・ドラゴン

サイズ2/攻5000/防4000/打撃2

 

 

千歌「バトル!ブレストコロナでメアちゃんに攻撃!能力でゲージ+1!さらに相手のセンターが空いていればゲージ+1!」

◼️ゲージ3→4→5

 

メア「………ふふふ」LP20→18

 

千歌(ライフ20もあったら、大したダメージにはならないよね……)

 

千歌「ターンエンド!」

◼️手札5/ゲージ5/LP10

 

ーーー

 

果南「ダメージを与えつつ、ゲージを増やしたね。」

 

花丸「次のターンに備えてるずら!」

 

ーーー

 

メア「私のターン、ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札4→5/ゲージ2→3

 

メア「ライトに〈魔竜の眷属 デストラクタ〉をコール、登場時能力"ファイナライザ"でライフ2払い、2ドロー!」

◼️手札5→4→6/LP18→16

 

メア「ふふふ、センターに〈魔竜の眷属 ギリエルガ〉、レフトに〈魔竜の眷属 テオドール〉をコール!」

◼️手札6→5→4

 

 

魔竜の眷属 ギリエルガ

サイズ1/攻4000/防4000/打撃2

 

 

魔竜の眷属 テオドール

サイズ1/攻2000/防1000/打撃2

 

 

メア「ギリエルガの登場時、ゲージ+1、そしてゲージ2払い、センターに〈超越竜王 エーヴィヒカイト〉をコール!デッキから1枚ソウルイン」

◼️手札4→3/ゲージ3→4→2

 

 

超越竜王エーヴィヒカイト

サイズ3/攻8000/防6000/打撃2/【ソウルガード】/ソウル1

 

 

魔竜の眷属ギリエルガ 生滅!

 

魔竜の眷属テオドール 生滅!

 

 

メア「テオドールの能力、このモンスターが手札か場からドロップされた時、デッキを2枚破棄して1チャージ」

◼️ゲージ2→3

 

メア「この子凄いんだよ?エーヴィヒカイトの能力!ライフ2払い、私のデッキを3枚破棄する。」

◼️LP16→14

 

 

破棄されたカード

◼️魔竜の眷属 ハードロン

◼️魔竜の眷属 ギリエルガ

◼️黒天太陽竜 アジ・ダハーカ"ダ・エーワ"

 

 

メア「ねえ千歌ちゃん、私ね、すぐに終わっちゃうような圧倒的なファイトって大嫌いなんだよね〜、だって退屈でつまんないでしょう?だから最初から全力なんて出さないんだけど……、でも千歌ちゃんとは、全力で楽しめるファイトができると思うの。だから私も、今回は最初から全力を出してみるよ………。エーヴィヒカイトの更なる能力!破棄した中のモンスター1枚をサイズ0でコールできる!」

 

千歌「え⁉︎」

 

メア「ゲージ3払い、デストラクタとエーヴィヒカイトをコストにバディコール(LP14→15)!魔竜の復活と共に黒き太陽の頂点に座せ……!〈黒天太陽竜 アジ・ダハーカ"ダ・エーワ"〉」

◼️ゲージ3 →0

 

 

黒天太陽竜 アジ・ダハーカ"ダ・エーワ"

サイズ3→0/攻10000/防10000/打撃3

 

 

メア「コストにしたエーヴィヒカイトはソウルガードで場に残る。」

 

 

エーヴィヒカイト ソウルガード1→0

 

魔竜の眷属デストラクタ コスト生滅

 

 

千歌「そんな……⁉︎」

 

 

アジダハーカが場に現れた時、会場内を黒い衝撃が走る……!

 

ーーー

 

ダイヤ「サイズ3の重量級モンスターが……2体……!」

 

鞠莉「ありえないわ……」

 

ーーー

 

メア「バトルよ。エーヴィヒカイトで千歌ちゃんに攻撃!打撃2!」

 

千歌「うぁぁ!」LP10→8

 

メア「アジダハーカダエーワで千歌ちゃんに攻撃!打撃3 !」

 

千歌「うわぁぁ!」LP8→5

 

 

エーヴィヒカイトとアジダハーカの攻撃がヒットした時、通常より強い衝撃と痛みが千歌を襲う………!

 

 

千歌「ぐぅぅ………痛っ………!」

 

メア「私はこれでターンエンドだよ。」

◼️手札

 

 

千歌は痛みでうずくまる………

 

ーーー

 

観覧席

 

「お、おい……千歌ちゃん、マジで痛がってるぞ……?」

 

「まさか、攻撃の衝撃があると言っても、うずくまる程の痛みはないはずだぞ……?」

 

ーーー

 

VIP席

 

穂乃果「千歌ちゃん!」

 

絵里「サツキ、千歌ちゃんのあの反応って……」

 

サツキ「ああ、多分、僕がヴァイザーと戦った時と……いや、それ以上の衝撃なのかもしれない……!」

 

ーーー

 

善子「千歌、やばいんじゃない……⁉︎」

 

ルビィ「本当に痛がってる……」

 

花丸「千歌ちゃん、大丈夫かなぁ……?」

 

梨子「千歌ちゃん‼︎」

 

ーーー

 

メア「大丈夫?千歌ちゃん、アジダハーカは加減が無いからな〜。」

 

 

千歌は痛みに耐えて、ゆっくりと立ち上がる……!

 

 

千歌「くっ……、大丈夫……!立てるよ……、はぁ…、はぁ…、続けよう………。私のターン!ドロー!チャージ&ドロー!」

◼️手札5→6/ゲージ5→6




今回も感想を是非‼︎

次回、更なる絶望が千歌を襲う⁉︎


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光と闇の激闘!バルソレイユ vs アジ・ダハーカ

ラブライブ!決勝戦

 

大将戦:千歌 vs メア

 

 

千歌

◼️手札6/ゲージ6/LP5

 

ライト:ブレストコロナ・ドラゴン

レフト:無し

センター:無し

 

ーーー

 

メア

◼️手札3/ゲージ0/LP15

 

ライト:無し

レフト:黒天太陽竜 アジ・ダハーカ"ダ・エーワ"

センター:超越竜王 エーヴィヒカイト

 

ーーー

 

現在:千歌のメインフェイズ開始時

 

 

千歌「私のターン、ドロー!チャージ&ドロー!……いっ……!」

◼️手札5→6/ゲージ5→6

 

千歌「レ、レフトに……〈神速のバルドラゴン〉を……コール…!」

◼️手札6→5

 

 

神速のバルドラゴン

サイズ2/攻6000/防3000/打撃2/【移動】

 

 

ライト:ブレストコロナドラゴン 生滅

 

ーーー

 

ルビィ「千歌ちゃん、なんか辛そう……」

 

善子「……痛みを我慢してるのよ…!」

 

ーーー

 

 

千歌「私の……ライフが…6…以下で、バルドラゴン……が……居れば……〈ドラゴンフォース"真紅の兆し"〉解………放‼︎」

◼️手札5→4/ゲージ6→4

 

 

ドラゴンフォース"真紅の兆し"

攻6000/打撃2

 

 

ドラゴンフォースを解放した時、千歌の痛みが消えていく……

 

 

千歌「あ、あれ?痛みが消えた?」

 

バルソレイユ (ドラゴンフォースの力だ。千歌が身体に受けた痛みは、アジダハーカの影響だ。アジダハーカと対をなすドラゴンフォースの力が千歌の痛みを消したのだ。そしてこれからも、アジダハーカからの痛みは、ドラゴンフォースが軽減してくれる。)

 

千歌(そっか、ありがとう。ドラゴンフォース……)

 

千歌「さらに!バルドラゴンを進化!太陽神の目覚めと共に、光輝く世界を導け!〈超太陽竜 バルソレイユ 〉バディコール(LP5→6)!」

◼️手札4→3/ゲージ4→2

 

 

超太陽竜 バルソレイユ

サイズ3/攻7000/防7000/打撃2→3/【2回攻撃】【ソウルガード】/ソウル1

 

 

アジダハーカ『現れたかバルソレイユ、待ち侘びたぞ貴様と相対するこの時をな……』

 

バルソレイユ『アジダハーカ……』

 

アジダハーカ『貴様も喜ぶがいい、我と戦える事をな……』

 

バルソレイユ『喜べはしないが……、俺はお前を全力で倒す。』

 

アジダハーカ『我を倒すだと……?貴様の攻撃程度では、我には勝てぬ!』

 

バルソレイユ『俺は1人じゃない!千歌!』

 

 

千歌「うん!バトル!まずは、バルソレイユの能力!ゲージ1払い、センターのエーヴィヒカイトを破壊!」

◼️ゲージ2→1

 

 

超越竜王エーヴィヒカイト 破壊!

 

 

千歌「ドラゴンフォースとバルソレイユで、アジダハーカに連携攻撃!ドラゴンフォースはスタンド!」

 

 

ドラゴンフォース+バルソレイユ

連携攻撃力13000

 

アジダハーカダエーワ

防10000

 

 

メア「手札の〈魔竜の眷属ヴォン〉を捨てライフ1払う。破壊されたアジダハーカを場に残す。」

 

 

アジダハーカダエーワ 生存!

 

 

メア「場に残っても破壊された事に変わりはない。アジダハーカダエーワの能力で、デッキから好きなカード1枚を手札に加えて、私はダメージ2を受ける。うぐ……!」LP15→13

◼️手札3→4

 

ーーー

 

果南「デッキサーチ能力⁉︎」

 

ダイヤ「しかも指定無しですわ!」

 

ーーー

 

千歌「ドラゴンフォースとバルソレイユで2回目の連携攻撃!ドラゴンフォースはスタンド!」

 

 

ドラゴンフォース+バルソレイユ

連携攻撃力13000

 

アジダハーカダエーワ

防10000

 

 

バルソレイユのブレードビットがアジダハーカの身体を切り裂き、千歌のドラゴンフォースの一撃がヒットする!

 

 

アジダハーカ『やるではないか……、だが我の破壊は序章の終わり……、これから存分に絶望と恐怖を堪能するがいい……!』

 

 

アジ・ダハーカ"ダ・エーワ" 撃破‼︎

 

 

メア「アジダハーカの能力でデッキから1枚サーチ、私にダメージ2、ぐぅぅ……」LP13→11

◼️手札4→5

 

千歌「ドラゴンフォースでメアちゃんに攻撃!打撃2!」

 

メア「うぁぁ!」LP 11→9

 

千歌「ターンエンド!」

◼️手札3/ゲージ1/LP6

 

 

メア「私のターン!ドロー!チャージ&ドロー!」

◼️手札5→6/ゲージ0→1

 

メア「手札から〈魔竜の眷属 ゴライオン〉を破棄して能力発動!ゲージ+2!」

◼️手札6→5 /ゲージ1→3

 

メア「レフトに〈魔竜の眷属ハードロン〉をコール!」

◼️手札5→4

 

 

魔竜の眷属 ハードロン

サイズ1/攻5000/防2000/打撃1

 

 

メア「ハードロンの登場時能力で、手札を1枚捨て、1チャージ、1ドロー!」

◼️手札4→3→4/ゲージ3→4

 

メア「ライトに〈魔竜の眷属デストラクタ〉をコール!」

◼️手札4→3

 

 

魔竜の眷属デストラクタ

サイズ0/攻2000/防1000/打撃1

 

 

メア「デストラクタの能力"ファイナライザ"ライフ2払い、2ドロー!」

◼️手札3→5/LP9→7

 

ーーー

 

ルビィ「手札とゲージを増やしてる……」

 

善子「また何かやるつもりね。」

 

ーーー

 

メア「千歌ちゃん、アジダハーカがさっき言った言葉、その意味を教えてあげるよ。」

 

千歌「え?」

 

メア「ゲージ3 払い、場のデストラクタとハードロンをコストにして、ライトにコール!黒き太陽は沈み、完全なる闇が世界を包み込む。新たなる魔竜の覚醒と共に………。〈黒天竜魔神 アジ・ダハーカ"ズィオン"〉」

◼️手札5→4/ゲージ4→1

 

 

黒天竜魔神 アジ・ダハーカ"ズィオン"

黒竜/神

サイズ3/攻10000/防10000/打撃2

◼️【コールコスト】君の場のモンスター2枚をドロップゾーンに置き、ゲージ3払う。

◼️【起動】ライフ1払う。お互いに手札を全て捨てて、お互いにカードを6枚引く。この能力は3回目の自分のターン毎に1回だけ使える。

◼️"デスインビテーション・ヒストリー"相手のレフトかライトのモンスター1枚を相手のセンターに移動させて、このモンスターは【貫通】を得る。

◼️ーーー不明ーーー

【3回攻撃】【ライフリンク2】

 

 

千歌「新しい、アジダハーカ……⁉︎」

 

メア「ふふふ……、もっと楽しいファイトにしてあげるよ。千歌ちゃん」

 

千歌「え?」

 

メア「アジダハーカズィオンの能力!お互いに手札を全て捨てる。」

◼️手札4→0

 

ーーー

 

曜「手札を全て捨てる⁉︎」

 

果南「そ、そんな⁉︎」

 

善子「でも、お互いにって事は、メアも手札を捨てるって事よね?」

 

ダイヤ「いったい、何を考えていますの?」

 

ーーー

 

千歌「………」

◼️手札3→0

 

メア「そしてお互いにカードを6枚ドローする。」

◼️手札0→6

 

千歌「手札を6枚も⁉︎」

◼️手札0→6

 

メア「さあ、これでお互いに手札は万全だね。言ったでしょ?もっと楽しいファイトにしてあげるってね……。バトル!アジダハーカズィオンの能力!"デスインビテーション・ヒストリー"バルソレイユをセンターに強制移動!そして、アジダハーカは【貫通】を得る。」

 

千歌「そんな!」

 

メア「ふふふ……、アジダハーカ ズィオンでバルソレイユを攻撃!」

 

 

アジダハーカ ズィオン

攻10000

 

バルソレイユ

防7000

 

 

千歌「キャスト!〈ドラゴンフォース・ボンド〉」

◼️手札6→5

 

 

ドラゴンフォース・ボンド

魔法

◼️君がカード名に「ドラゴンフォース」を含むカードを装備していて、君のモンスターが攻撃されているなら使える。

◼️【対抗】君のモンスター1枚選ぶ。そのターン中、次にそのモンスターが破壊される時、君のライフ+2し、そのモンスターを場に残せる。

 

 

千歌「私のライフ+2して、バルソレイユを場に残す!」LP5→7

 

 

バルソレイユ 生存!

 

 

メア「それでも破壊した事に変わりはないよ!【貫通】2ダメージ!」

 

千歌「バルソレイユにソウルがある限り、私が受けるダメージを1減らす!うぅ……」LP7→6

 

メア「アジダハーカズィオンの2回攻撃!」

 

 

アジダハーカズィオン

攻10000

 

バルソレイユ

防7000

 

バルソレイユ ソウルガード 1→0

 

 

メア「貫通!」

 

千歌「うぁぁー!」LP6→4

 

メア「アジダハーカズィオンの3回攻撃!」

 

 

アジダハーカズィオン

攻10000

 

バルソレイユ

防7000

 

 

アジダハーカ『さあ、散るがいい!バルソレイユ!』

 

 

アジダハーカの強力な口砲がバルソレイユに直撃する!

 

 

バルソレイユ『ぐぁぁ!』

 

千歌「ごめん、バルソレイユ!キャスト!〈ドラゴンフォース・ガッツ〉私のライフを+3!相手のターンに使ったから1枚ドロー!」LP4→7

◼️手札5→4→5

 

 

バルソレイユ 撃破!

 

 

メア「貫通!」

 

千歌「うわぁ!」LP7→5

 

メア「ターンエンド!」

◼️手札6/ゲージ1/LP7

 

 

千歌「千歌のターン!ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札5→6/ゲージ1→2

 

千歌「ライトに〈バーニングレイピア・ドラゴン〉をコール!」

◼️手札6→5

 

 

バーニングレイピア・ドラゴン

サイズ1/攻4000/防1000/打撃2

 

 

千歌「バーニングレイピアに重ねて、レフトに再コール!〈超太陽竜 バルソレイユ〉!」

◼️手札5→4/ゲージ2→0

 

 

超太陽竜バルソレイユ

サイズ3/攻7000/防7000/打撃2→3/【2回攻撃】【ソウルガード】

 

 

バルソレイユ『俺はまだ諦めはしない!勝つぞ、千歌!』

 

千歌「うん、私は負けない!必ずアジダハーカを倒して、メアちゃんを助ける!バトル!ドラゴンフォースとバルソレイユで連携攻撃!ドラゴンフォースをスタンド!」

 

 

ドラゴンフォース+バルソレイユ

連携攻撃13000

 

アジダハーカズィオン

防10000

 

 

メア「手札から〈シールド・ドラゴン"グリーン"〉を捨てて、能力発動!」

◼️手札6→5

 

 

シールドドラゴン"グリーン"

ドラゴンワールド

黒竜

サイズ1/攻2000/防6000/打撃1

◼️【対抗】【起動】相手の攻撃中、手札のこのカードを1枚捨ててよい。捨てたら、その攻撃を無効化して、君のライフ+1!

 

 

メア「その攻撃を無効化して、私のライフ+1」LP7→8

 

千歌「まだまだ!ドラゴンフォースとバルソレイユで再連携攻撃!」

 

 

ドラゴンフォース+バルソレイユ

連携攻撃13000

 

アジダハーカズィオン

防10000

 

 

アジダハーカ『ふふふ……我を二度までも退けるとは……見事なり!だが、本当の絶望と恐怖は我の破壊にこそあるのだ!メアよ、今こそ我と1つとなりて、新たなる真名を解放せよ!』

 

 

アジ・ダハーカ"ズィオン" 撃破‼︎ ライフリンク2

 

 

メア「ぐぅぅ……」LP8→6

 

メア「この瞬間!アジダハーカ ズィオンの隠されし最後の能力発動!」

 

 

黒天竜魔神 アジ・ダハーカ"ズィオン"

黒竜/神

サイズ3/攻10000/防10000/打撃2

◼️【コールコスト】君の場のモンスター2枚をドロップゾーンに置き、ゲージ3払う。

◼️【起動】ライフ1払う。お互いに手札を全て捨てて、お互いにカードを6枚引く。この能力は3回目の自分のターン毎に1回だけ使える。

◼️"デスインビテーション・ヒストリー"相手のレフトかライトのモンスター1枚を相手のセンターに移動させて、このモンスターは【貫通】を得る。

◼️ーーー不明ーーー

【3回攻撃】【ライフリンク2】

 

 

黒天竜魔神 アジ・ダハーカ"ズィオン"

黒竜/神

サイズ3/攻10000/防10000/打撃2

◼️【コールコスト】君の場のモンスター2枚をドロップゾーンに置き、ゲージ3払う。

◼️【起動】ライフ1払う。お互いに手札を全て捨てて、お互いにカードを6枚引く。この能力は3回目の自分のターン毎に1回だけ使える。

◼️"デスインビテーション・ヒストリー"相手のレフトかライトのモンスター1枚を相手のセンターに移動させて、このモンスターは【貫通】を得る。

◼️このモンスターが破壊されて、ドロップゾーンに置かれた時、君の手札か、デッキから「黒天の終焉魔竜女帝 メア」に【魔竜変身】できる。

【3回攻撃】【ライフリンク2】

 

 

メア「黒き太陽の魔竜よ私の鎧となり、永久の世界に忘却と蹂躙を……!〈黒天の終焉魔竜女帝 メア〉」

 

 

 




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「メア」

綺竜院メアは、バディファイトが弱かった。

一度も勝てないと言う事もないが、ここぞと言う時に引きが弱く、結局負けてしまう。運が弱いとも言えるが、周りの人は「手加減されているのではないか」とも思われる、だが彼女は至って真面目にファイトしている。

 

ある時、そんな彼女に運命を変える出来事が起こる。

 

 

学校

 

「じゃあモンスターで攻撃!」

 

メア「また、負けちゃった……」

 

「あんた本当に引き弱いね?さっきのターンでモンスターかアイテム引いてたら、私に勝てたのに……」

 

メア「うん……」

 

「……な、泣かないの!ほら、○まい棒あげるから」

 

メア「ウゥ……ありがとう……」

 

ーーー

 

メアの家

 

メア「はぁ……、どうして私、バディファイトが弱いんだろう……もっと、強くなれたらなぁ……ん?何、このカード……、「アジ・ダハーカ」……?」

 

 

メアは親の事情で、家に1人暮らしだった。だから自分が持ってないカードが家にあるのは不自然な事なのだが……、今のメアはそんなことは気にしていなかった。

 

その時、たまたまつけていたテレビにある人物が映る。

 

 

テレビ

 

『今回、番組がピックアップするのは、初出場で敗者復活戦を生き残り、初優勝を果たした今話題のスクールバディチーム〈μ's〉です。』

 

 

テレビではスクールバディチーム〈μ's〉が特集されていた。そして画面には、μ'sのリーダー 高坂穂乃果のファイトを編集した映像が映されていた。メアはその映像、いや、ファイトしている穂乃果に釘付けになっていた。映像の中の穂乃果は、全て笑顔ファイトしていたからだ。

 

 

メア「凄い……、ファイトもそうだけど……、凄く楽しそうにファイトしてる。なんで、後少しで負けそうなのに、笑っていられるんだろう?」

 

 

『では、ラブライブ!バディカップ優勝チームμ'sのリーダー高坂穂乃果さんにインタビューしてみましょう。』

 

 

映像は穂乃果のインタビューに切り替わる。そして、質問と回答が繰り返される。

 

 

『穂乃果さんは、全てのファイトで笑顔ですよね?どんな思いでファイトしていましたか?』

 

穂乃果『どんな思い……?よく分かりませんが、とにかくファイトを楽しんでいました。勿論、私達の学校を守る目的もありましたが、でも第1にファイトを楽しむ!笑顔が私の力ですから!』

 

 

メア「笑顔が……力……?」

 

 

穂乃果『どんな苦しい状況でもデッキを信じて、笑顔で楽しむ。それが私のバディファイトです。』

 

 

穂乃果のこの言葉がメアの中の何かに響いた。このインタビューの後から、穂乃果はメアの憧れになった。

 

その次の日から、メアは笑顔でファイトするようになった。そう、とにかく笑顔で、楽しむ事を意識してファイトしていた。だが相変わらずファイトは弱い。

 

それから2週間後………

 

 

メア「教室にデッキ忘れちゃった……」

 

 

メアは教室に忘れたデッキを取りに教室に戻ろうとした時、教室の中から声が聞こえた。その話声は、いつもファイトしているクラスのファイト友達だった。メアは教室の手前で、盗み聞きするわけでは無いが、偶然、話しを聞いてしまった。

 

 

「ねえ、最近のメアちゃん、どう思う?」

 

「どうって?」

 

「最近、ファイトしてる時、よく笑ってるでしょ?」

 

「ああ〜、たしかに。でも楽しそうでいいんじゃない?」

 

「楽しそうなのは良いんだけど……、でもさ……、勝っても負けてもニコニコヘラヘラしてて、なんて言うか……気持ち悪い……よね?」

 

 

メア「…………‼︎」

 

 

「ちょっ……!」

 

「だって、正直……、何考えてるか分かんないでしょ?何度も何度も負けて、いつもなら顔に出るくらい悔しがるのに、最近はファイトする時だけ笑顔過ぎるって言うか、何か……、いつものメアちゃんじゃないって言うか……、やっぱり、言葉に表すと………気持ち悪いよ……」

 

「……分からなく……ないかも……。」

 

 

メア「………‼︎」ダッ!!

 

 

気持ち悪い……、その言葉を聞いたメアは逃げるように、走り出していた………、ただひたすらに……、泣き出す間も無く……。

 

 

メアの家

 

バタンッ!!

 

メア「はぁ……はぁ……はぁ……!」

 

メア「ウゥ……ウウッ……「気持ち悪い」なんて……思われてたんだ……今の私……!どうして……? 私はただ……穂乃果さんのように、笑顔のファイトをしていただけなのに……、なんで気持ち悪いなんて……!」

 

 

(力が欲しいか?)

 

メア「⁉︎ だ、誰……?」

 

(我は、アジ・ダハーカ……)

 

メア「アジ・ダハーカ……」

 

メアは保管してある1枚のカードを手に取る……、そのカードはいつの間にか家にあった「アジ・ダハーカ」のカードだった。

 

アジダハーカ(お前は今、力を望んでいる。我には分かるぞ。)

 

メア「力を望んでいる……?」

 

アジダハーカ(ああ、お前の中には妬みがある。憧れのファイトを、自分のファイトを否定した者達への怒り、悲しみ、悲壮、その全てが「妬み」となってお前の中に渦巻いている。だからこそ、お前は力を欲している。)

 

メア「私が力を……欲している……?」

 

アジダハーカ(お前が本当に憧れているものは何だ?)

 

メア「私が憧れているもの………」

 

アジダハーカ(お前は言い訳をしているのだ。笑顔のファイトをする事で、お前は本当に憧れているモノを隠している……)

 

メア「そ、そんな事ない!私は本当に穂乃果さんの……!穂乃果さんの……笑顔のファイトを……」

 

アジダハーカ(それで、微塵でも強くなれたか?)

 

メア「………それは……」

 

アジダハーカ(お前はどう思うのだ?お前が憧れたファイトを、お前のファイトを「気持ち悪い」などと否定されて、何を思う……?否定した者達に何を思う?お前が本当に憧れたモノは何だ?)

 

メア「私が本当に憧れたモノ……私が憧れたのは、穂乃果さんのファイト……どんな状況でも笑顔で切り抜けられる、強さ……」

 

アジダハーカ(そうだ……強さとは、力だ。)

 

メア「強さは、力………、私が憧れたのは、穂乃果さんの"力"だったんだ。」

 

アジダハーカ(そうだ。お前が本当に憧れていたのは……力だ。改めて聞く。お前が憧れたファイトを、お前のファイトを「気持ち悪い」などと否定されて、何を思う……?)

 

メア「……許さない、穂乃果さんのファイトを………、私のファイトを否定する人達を、私は許さない………、私は力が………、穂乃果さんのような"力"が欲しい!」

 

アジダハーカ(良かろう。お前が欲する力を我が与えよう。お前の名を聞いてなかったな。)

 

メア「私は、綺竜院メア」

 

アジダハーカ(ならばメア……、お前に新たな真名も与えよう。これは、我とお前の契約の証。だが、我が許すまで、この真名を唱えてはならない。)

 

メア「分かったよ。」

 

アジダハーカ(告げよう、我が与えるお前の真名は……………)

 

 

ーーー 回想 了 ーーー

 

 

メア「黒き太陽の魔竜よ私の鎧となり、永久の世界に忘却と蹂躙を……!〈黒天の終焉魔竜女帝 メア〉」

 

 

黒天の終焉魔竜女帝 メア

黒竜/神

サイズX/攻15000/防12000/打撃2

◼️【変身】しているこのカードは、破壊されず、手札に戻せず、能力は無効化されない。

◼️君がこのカードに【変身】している時、君はモンスターをコールできず、アイテムを装備できない。

◼️君のアタックフェイズ開始時、相手の場のカードを全て相手の手札に戻す。この能力で手札に戻らなかったカード1枚につき、このカードの打撃力+1!

◼️このカードの攻撃が無効化された時、相手にダメージ2!

◼️相手のカードが攻撃した時、君のデッキから3枚ドロップゾーンに置いて、君のライフ+2!

【魔竜変身】(「黒天魔竜神アジ・ダハーカ"ズィオン"の能力でのみ【変身】」できる。)

 

FT「魔竜の力よ、永久に………」

 

 

メアは、アジ・ダハーカ"ダ・エーワ"と同じ赤と黒の鎧を纏い、魔竜の翼が生える。髪の色がピンクから、赤紫色に変わる。

 

 

メア「これが私の求めた真の力………、凄く、心地がいいよ!」

 

千歌「メア……ちゃん……?」

 

メア「ふふふ……、どうする?千歌ちゃんのドラゴンフォースの攻撃力は6000、そして私の防御力は12000だよ……?」

 

千歌「……ターンエンド!」

◼️手札4/ゲージ0/LP5

 

 

ーーー 回想 ーーー

 

アジダハーカとバディを組んでから、メアは人が変わったように、今までにない圧倒的な力で連勝していた。

 

 

メア「また、私の勝ちだね?」

 

「………また、メアちゃんに負けた……」

 

「最近、本当に強くなったね。」

 

メア「まだまだ、こんなものじゃないよ……、もっと強くならなきゃ……」

 

「………」

「………」

 

 

それからメアは近くのショップ大会や、そこそこ名の知れた大会で何度も優勝を果たしていた。そしていつしかメアは、名が上がる事もなく、ラブライブ!の公式から殿堂入りファイターに認定されていた。

 

ーーー 回想 了 ーーー

 

 

メア「本番はこれからだよ。千歌ちゃん……。」

 




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笑顔のファイト と 力のファイト

ラブライブ!決勝戦

 

大将戦:千歌 vs メア

 

 

千歌

◼️手札4/ゲージ0/LP5

 

レフト:超太陽竜 バルソレイユ

ライト:無し

センター:無し

アイテム:ドラゴンフォース"真紅の兆し"

 

ーーー

 

メア

◼️手札6/ゲージ1/LP7

 

レフト:無し

ライト:無し

センター:無し

【変身】:黒天の終焉魔竜女帝 メア

 

 

黒天の終焉魔竜女帝 メア

黒竜/神

サイズX/攻15000/防12000/打撃2

◼️【変身】しているこのカードは、破壊されず、手札に戻せず、能力は無効化されない。

◼️君がこのカードに【変身】している時、君はモンスターをコールできず、アイテムを装備できない。

◼️君のアタックフェイズ開始時、相手の場のカードを全て相手の手札に戻す。この能力で手札に戻らなかったカード1枚につき、このカードの打撃力+1!

◼️このカードの攻撃が無効化された時、相手にダメージ2!

◼️相手のカードが攻撃した時、君のデッキから3枚ドロップゾーンに置いて、君のライフ+2!

【魔竜変身】(「黒天魔竜神アジ・ダハーカ"ズィオン"」の能力でのみ【変身】できる。)

 

FT「魔竜の力よ、永久に………」

 

ーーー

 

現在:メアのスタートフェイズ

 

 

メア「私のターン!ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札6→7/ゲージ1→2

 

メア「私が変身している間、私はモンスターをコールできず、アイテムを装備できない、だからメインは何も無し。バトル!アタックフェイズ開始時に、メアの能力!相手のカードを全て手札に戻す!」

 

千歌「手札に⁉︎」

 

メア「さあ、消え去れ!」

 

 

メアが腕を横薙ぎに振った時、黒い突風が会場に吹き荒れる!

 

 

千歌「ソウルガードでバルソレイユを場に残す!」

 

 

バルソレイユ ソウルガード 1→0

 

 

千歌「そして、ドラゴンフォースは手札に戻らない!」

 

メア「ふふふ……、この能力で場に残ったカーの数、メアの打撃力が上がる。千歌ちゃんの場にカードは2枚残った、私の打撃力+2」

 

 

メア

打撃2→4

 

 

千歌「打撃4⁉︎」

 

メア「私の攻撃、打撃4!」

 

千歌「キャスト!〈ドラゴンシールド 青竜の盾〉攻撃を無効化して、ゲージ+1!」

◼️手札4→3/ゲージ0→1

 

 

千歌は青竜の盾で攻撃を防いだが、メアの一撃が青竜の盾を破壊し、その衝撃が千歌を襲う!

 

 

千歌「うぁぁ〜!」LP5→3

 

バルソレイユ『! なぜ千歌にダメージが⁉︎』

 

メア「私の攻撃が無効化された時、相手はダメージ2を受けるの。」

 

千歌「そ……そんな……⁉︎」

 

ーーー

 

善子「何よそれ⁉︎インチキにも程があるわ!」

 

鞠莉「ここに来て、かなり厄介ね……」

 

ーーー

 

メア「私はターンエンド。」

◼️手札7/ゲージ2/LP7

 

 

千歌「ここに来て……また強くなった。これがメアちゃんの本当の力……?」

 

メア「そうだよ。これが、私が求めた力……!憧れの穂乃果さんに最も近い私の力だよ!」

 

千歌「穂乃果さんに……?」

 

メア「そう、でもまだまだこんなモノじゃない、私が求める力は、穂乃果さんのような、たった1枚のカードで勝敗を支配できる程の引きの強さ、ファイトセンス、そして力!私は穂乃果さんの力に憧れているんだよ。千歌ちゃんだってそうでしょ?穂乃果さんのような力に憧れているんでしょ……?」

 

千歌「違う!私は穂乃果さんの力じゃない、穂乃果さんの心の強さに憧れているんだよ!」

 

メア「心の強さ?」

 

千歌「うん!穂乃果さんはどんな時でも諦めない、どんな厳しいファイトでも、自分のデッキを信じて、常に笑顔でピンチを切り抜ける、そんな心の強さに私は憧れているんだよ!」

 

メア「………何それ?もしかして、"笑顔が強さ"とでも言いたいの?そんな訳ないよ、笑顔で強くなれるなら、誰も苦労しない……、結局は、力が全てなんだよ!」

 

千歌「そんな事ない!」

 

メア「どうしてそう言い切れるの?」

 

千歌「それは………」

 

メア「答えられない?」

 

千歌「………メアちゃんこそ……、そんなに力を求めてどうするの?」

 

メア「?」

 

千歌「強くなり過ぎて、戦う相手も居ないのに強くなってどうするの!」

 

メア「………‼︎」

 

千歌「力にはいずれ限界が来る。だけど心には、心の強さに……限界なんて無いんだよ。」

 

メア「心に……、限界は無い……?」

 

千歌「そう、だからメアちゃん!アジダハーカの力なんかに……負けないで!」

 

メア「そ、そんなの……、そんなのは幻だよ!」

 

千歌「幻じゃない!私が、心の強さを証明する!」

 

ーーー

 

海未「穂乃果の"力"にのみ憧れるメアさんと、穂乃果の"心"に憧れる千歌さん……穂乃果、あなたは、どちらに勝利を望みますか?」

 

穂乃果「………私はよく分からない。今は勝った方を認めるしかない、神のみぞ知る。ってやつだね……」

 

海未「そうですね。」

 

ーーー

 

 

千歌「私のターン!ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札3→4/ゲージ1→2

 

千歌「キャスト!〈ドラゴンフォース・チャージ〉」

◼️手札4→3

 

 

ドラゴンフォース・チャージ

魔法/チャージ

◼️君がカード名に「ドラゴンフォース」を含むカードを装備していて、君の場に『太陽竜』のモンスターがいるなら使える。

◼️君のデッキの上から2枚をゲージに置き、カードを1枚引く。「ドラゴンフォース・チャージ」は1ターンに1枚だけ使える。

 

 

千歌「ゲージ+2!そして、カードを1枚ドロー!」

◼️手札3→4/ゲージ2→4

 

千歌「バトル!ドラゴンフォースとバルソレイユで連携攻撃!ドラゴンフォースをスタンド!連携打撃力5!」

 

 

ドラゴンフォース+バルソレイユ

連携攻撃力13000

 

メア

防12000

 

 

メア「私の更なる能力発動!私のデッキから3枚破棄して、私のライフ+2!さらに、手札の〈シールドドラゴン"ブラック"〉を破棄して能力発動!」LP7→9

◼️手札7→6

 

 

シールドドラゴン"ブラック"

黒竜

サイズ1/攻2000/防6000/打撃1

◼️君がダメージを受ける時、手札のこのカードをドロップゾーンに置く。

◼️【対抗】そのダメージを0に減らして、君のライフ+1!

 

 

メア「攻撃のダメージを0に減らして、私のライフ+1!」LP9→10

 

千歌「⁉︎ でも、ドラゴンフォースとバルソレイユの2回連携!」

 

 

ドラゴンフォース+バルソレイユ

連携攻撃力13000

 

メア

防13000

 

 

メア「デッキから3 枚破棄してライフ+2!そして手札から〈シールドドラゴン"グリーン"〉を破棄して攻撃を無効化!ライフ+1」LP10→12→13

◼️手札6→5

 

千歌「ターンエンド……!」

◼️手札4/ゲージ4/LP3

 

ーーー

 

果南「ライフを減らすどころか、逆に増えてる!」

 

ダイヤ「全く切りがありませんわ。」

 

聖良「攻撃も防御も完璧……」

 

琴奈「それに、回復にバウンス、勝てる気がしないわね。」

 

聖良「千歌さんにとって、まさに、最強の相手ですね。」

 

ーーー

 

メア「私のターン、ドロー!チャージ&ドロー!」

◼️手札5→6/ゲージ2→3

 

メア「バトル!メアの能力で千歌ちゃんの場のカードを全て手札に戻す!」

 

 

バルソレイユ バウンス

 

 

メア「この能力でドラゴンフォースは手札に戻らなかった。よってメアの打撃力+1」

 

 

メア

打撃2→3

 

 

メア「私の攻撃!打撃3!」

 

千歌「キャスト!〈ドラゴンシールド"太陽の盾"〉攻撃を無効化して、ゲージとライフ+1」LP3→4

◼️手札4→3/ゲージ4→5

 

メア「無駄だって!メアの攻撃が無効化された時、千歌ちゃんにダメージ2!」

 

 

メアは衝撃波で太陽の盾を破壊して千歌を吹き飛ばす……そして千歌は壁に打ち付けられて前のめりに倒れる。

 

 

千歌「うぁっ………!」ガッ! ドサッ…… LP4→2

 

ーーー

 

8人「千歌(ちゃん)(さん)!」

 

聖良「なんて凄まじいファイト……」

 

琴奈「千歌さん……」

 

ーーー

 

千歌「…………ぅぅ……」グググ…

 

 

千歌は痛みに耐えて、ゆっくりと立ち上がる。

 

 

メア「………なんで………?」

 

千歌「…………」

 

メア「ねぇ!どうして⁉︎なんで立ち上がるの⁉︎」

 

千歌「…………」

 

メア「なんで諦めないの⁉︎」

 

千歌「…………」

 

メア「こんな苦しい状況で……こんなピンチなのに……!」

 

千歌「…………ニッ」

 

メア「どうして……笑っていられるの⁉︎」

 

千歌「………決勝戦が始まる前にね、穂乃果さんが言ってたんだ。」

 

ーーー

 

穂乃果『どんなピンチな状況でも笑うの。そして楽しむ。みんなの笑顔がきっと力になるから』

 

ーーー

 

千歌「って……。」

 

メア「ピンチな状況でも……笑う?」

 

千歌「そうだよ。だから私は諦めない!笑顔は私の"力"だから‼︎」

 

メア「………‼︎」

 

 

千歌の言葉を聞いて、メアは初めて見た穂乃果のインタビューを思い出した。

 

ーーー

 

『穂乃果さんは、全てのファイトで笑顔ですよね?どんな思いでファイトしていましたか?』

 

穂乃果『どんな思い……?よく分かりませんが、とにかくファイトを楽しんでいました。勿論、私達の学校を守る目的もありましたが、でも第1にファイトを楽しむ!笑顔が私の力ですから!』

 

ーーー

 

メア「笑顔が………"力"……?」

 

千歌「そうだよ。そして、そのピンチを楽しむの!メアちゃんだって言ってたでしょ?『楽しもう』って。私は今、このピンチを……、ファイトを楽しんでる!」

 

メア「……‼︎」

 

 

千歌の言葉が、メアの心の奥底に居る本当のメアの意識に響く。そして、アジダハーカの呪縛の鎖がゆっくりと、徐々に、ちぎれて砕けていく………

 

 

千歌「バディファイトは………」

 

ーーー

 

穂乃果「海未ちゃん、穂乃果はさっき、"勝った方を認めるしかない"って、言ったでしょ?」

 

海未「ええ………」

 

穂乃果「やっぱり訂正、勝つのは千歌ちゃんだよ。」

 

海未「……何故です?」

 

穂乃果「だってバディファイトは………」

 

ーーー

 

千歌/穂乃果「楽しんだ者勝ちだから!」

 

ーーー

 

メア「楽しんだ者勝ち……?この状況で、これだけの力の差を見せつけられて、楽しめる訳……!」

 

千歌「ファイトを楽しむのに、力の差なんて関係ない。だってバディファイトは、勝っても負けても、そのファイトを楽しんだ方が強いんだから!」

 

メア「……‼︎」

 

ーーー

 

千歌のその言葉は、メアの考えを一変させた。今までのメアは、言葉では"楽しもうと"言っていたが、それは「お互いに楽しむファイト」ではなく、「力を持った自分だけが楽しいファイト」だった。

 

メアもかつては、本当の意味でバディファイトを楽しんでいた。それこそ、今の千歌の言葉通り、勝っても負けても楽しいファイト。だが、自分が憧れた穂乃果のファイトを、笑顔のファイトを否定されたメアは、アジダハーカの呪縛を受け入れ……"力が全て"のファイトをするようになっていた。

 

メア(所詮………私の笑顔のファイトなんて、憧れた穂乃果さんの真似事に過ぎなかったんだよ………、だから私は、ただ楽しむファイトじゃない。"力を見せつけて楽しむファイト"をするんだ!)

 

ーーー

 

気がつくと、メアの眼には涙が溢れていた……、かつて自分が憧れていたファイトを思い出したのだ。

 

 

メア「ターンエンド……」

◼️手札6/ゲージ3/LP13

 

 

千歌「私のターン、ドロー!チャージ&…………」

◼️ゲージ5→6

 

千歌(これが千歌のラストターン………この1枚に、私達の今までを、そしてこれからを……全てを賭ける!)

 

千歌「………ドロー‼︎」

◼️手札3→4

 

 




今回も感想を是非‼︎

サブタイトルに内容が合ってるか分かりませんが……
今回でファイトにピリオドを打つ予定だったんだけど………、いつのまにかメアちゃんを説得?する回になってしまいました。

今回も感想を是非‼︎


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和解

ラブライブ!決勝戦

 

大将戦:千歌 vs メア

 

 

千歌

◼️手札3/ゲージ5/LP2

 

レフト:無し

ライト:無し

センター:無し

アイテム:ドラゴンフォース"真紅の兆し"

 

ーーー

 

メア

◼️手札6/ゲージ3/LP13

 

レフト:無し

ライト:無し

センター:無し

【変身】:黒天の終焉魔竜女帝 メア

 

ーーー

 

千歌のスタートフェイズ………

 

 

千歌「私のターン、ドロー!チャージ&…………」

◼️ゲージ5→6

 

千歌(これが千歌のラストターン………この1枚に、私達の今までを、そしてこれからを……全てを賭ける!)

 

 

その時、千歌のデッキと手札が紅く輝く。そして、曜と梨子のカードもそれぞれ輝く!

 

ーーー

 

曜「私達のドラゴンフォースが……!」

 

梨子「千歌ちゃんのドラゴンフォースと共鳴してるんだわ!」

 

ーーー

 

 

千歌「………ドローー‼︎」

◼️手札3→4

 

 

そのドローは紅一閃、空を切る……!

 

 

千歌「ライトに〈神速のバルドラゴン〉をコール!」

◼️手札4→3

 

 

神速のバルドラゴン

サイズ2/攻6000/防3000/打撃2/【移動】

 

 

千歌「ゲージ2払い、バルドラゴンを進化!太陽よ!眩き輝きで世界を照らせ!〈超太陽竜 バルソレイユ〉」

◼️手札3→2/ゲージ6→4

 

 

超太陽竜バルソレイユ

サイズ3/攻7000/防7000/打撃2→3/【2回攻撃【ソウルガード】

 

 

バルソレイユ『千歌、よくぞここまで成長してくれた。今こそ、新たなるお前の力を解放するんだ。』

 

千歌「うん!ゲージ3払い、私のライフが6以下で、場にバルソレイユがいれば。〈ドラゴンフォース"紅蓮の型"〉解放‼︎」

◼️手札2→1/ゲージ4→1

 

 

ドラゴンフォース"紅蓮の型"

太陽竜

攻6000/打撃1

〈解放条件‼︎〉〔君のライフが6以下で、場にカード名に「バルドラゴン」か「バルソレイユ」がいる。〕

◼️【装備コスト】ゲージ3払う。

◼️【起動】君の場の『太陽竜』のモンスター1枚をこのカードのソウルに入れる。この能力はファイト中に1回使える。

◼️このカードは場を離れるまで、ソウルにあるモンスターの攻撃力と打撃力をこのカードに加えて、そのモンスターの能力を全て得る。さらに、君はこのカードのソウルにある同名のモンスターをコールできない。

◼️このカードが相手にダメージを与えた時、君のライフ1払って、このカードをスタンドする。

◼️このカードは破壊されず、手札に戻せず、能力を無効化されない。

【貫通】

 

 

千歌は紅蓮のオーラを纏い、背中に双翼を得る。そして千歌の周りに少し動く度に紅い粒子が煌めいて舞っている。

 

 

メア「⁉︎」

 

ーーー

 

曜「千歌ちゃんも新しいドラゴンフォースを!」

 

梨子「綺麗な翼……」

 

聖良「千歌さん、あなたの新たなる力を見せてもらいます。」

 

ーーー

 

千歌「ドラゴンフォースの能力で、バルソレイユをドラゴンフォースにソウルイン!そして、ドラゴンフォースはソウルのバルソレイユの攻撃力と打撃力の数値を加えて、バルソレイユの能力を全て得る!」

 

 

バルソレイユがドラゴンフォースのソウルに入り、千歌はバルソレイユの幻影と重なる。そして、千歌の周りにバルソレイユのブレードビットが浮いている。

 

 

ドラゴンフォース"紅蓮の型" ソウル0→1

◼️攻6000→13000

◼️打撃1→3

 

 

メア「そんな⁉︎」

 

千歌「バルソレイユの能力は自身にソウルがある限り、打撃力+1!」

 

 

ドラゴンフォース

◼️打撃3→4

 

ーーー

 

ダイヤ「しかも、ドラゴンフォースは破壊されず、手札にも戻らない。つまり、バルソレイユが半永久的に場に残り続けると言う事ですわ。」

 

果南「凄い能力……!」

 

ーーー

 

千歌「メアちゃんの意識の中に入りたい。できる?」

 

バルソレイユ『分かった。意識を集中させるんだ。』

 

 

千歌は目を瞑り、意識をメアに集中する。するとドラゴンフォースは紅い輝きを放つ!

 

ーーー

 

メアの意識

 

 

千歌が目を開けた時、黒い空間にいた。そう、決勝戦の前日に夢で見た空間、そして千歌が振り向くと、夢と同じ、鎖に繋がれたメアと背後にアジダハーカの幻影があった。

 

 

千歌「来たよ。メアちゃん……」

 

メア「千歌ちゃん……、響いていたよ、千歌ちゃんの言葉……」

 

千歌「じゃあ、一緒に戻ろう。」

 

メア「………」

 

千歌「どうしたの?」

 

メア「私……また、強い力を求めちゃうよ……そしたら、また……」

 

千歌「私は別に、メアちゃんの力を否定してる訳じゃないよ、ただ、メアちゃんには、自分が信じる、本当の意味で楽しいファイトをして欲しいだけだよ。」

 

メア「え?」

 

千歌「メアちゃんは、自分が信じるファイトをすれば良いんだよ。」

 

メア「自分が、信じるファイト……、でも……私はまた………」

 

千歌「あ〜!もう!ここまで言って分かんないかなぁ〜!メアちゃん、私の言葉覚えてるでしょ!バディファイトは?」

 

メア「………楽しんだ者勝ち……」

 

千歌「そう!ファイトを楽しむのに、力の差なんて関係ない。だってバディファイトは、勝っても負けても…‥‥」

 

メア「…そのファイトを楽しんだ方が強い………」

 

千歌「そうだよ!」

 

メア「私、穂乃果さんのように、笑顔でファイトしても……良いの?」

 

千歌「当たり前だよ!」

 

メア「私の笑顔ファイト……"気持ち悪い"って言われない?」

 

千歌「ふふふ…、そんな事、誰が言うの?」

 

メア「………」

 

千歌「私達は、メアちゃんのファイトを否定したりはしないよ。もう、"力の鎖"に縛られる必要も無い。だから、おいで!メアちゃん!」

 

 

千歌が手を差し伸べる。その時、千歌の背後にAqoursのみんなや元μ'sのみんな、ラブライブ!に参加したチーム達、今試合を観ている全ての人達が映る。

 

そしてメアは、その手を取ろうとするが………

 

 

『耳を貸すな、メアよ……』

 

メア「アジダハーカ……」

 

アジダハーカ『行けば、また後悔するぞ……』

 

バルソレイユ『アジダハーカ……お前……!』

 

千歌「待って、バルソレイユ!」

 

バルソレイユ「千歌……」

 

千歌「アジダハーカ……、メアちゃんはもう大丈夫、自分のファイトを否定したりしないよ。」

 

アジダハーカ『何故分かる、何が分かる!この娘は自ら力を求めた、我は望みを叶えただけだ!』

 

千歌「うん、分かってるよ。」

 

アジダハーカ『分かってなどおらぬ!我の支配を外れれば、メアはまた力に惑うだけだ!』

 

バルソレイユ『いい加減にしろ、アジダハーカ!俺とお前は、元は1つの太陽から生み出された存在だ。ならば分かるだろう!やり方は違えど、俺とお前が求めるモノは同じだ。』

 

千歌「アジダハーカ……、あなたは言ったよね?メアちゃんの「望みを叶えただけだ」って、もしかしてあなたは、メアちゃんを………」

 

アジダハーカ『………それ以上は言うな……我はただ、メアを哀れに思った、それだけだ。我はメアの弱さに付け入れ支配したに過ぎぬ!』

 

バルソレイユ『アジダハーカ!』

 

アジダハーカ『貴様は愚かだバルソレイユ……、今ここで、我らの因縁にケリをつけようぞ!』

 

バルソレイユ『望むところだ……』

 

千歌「2人ともやめて!今は2人の因縁なんて関係無いでしょ!」

 

アジダハーカ/バルソレイユ『⁉︎』

 

千歌「千歌は本気で怒ってるよ!」

 

アジダハーカ『………バルソレイユ……貴様は、厄介なバディを得たな。』

 

バルソレイユ『ふっ……全くだ。まさか、人間に説教されるとは……』

 

 

 

千歌「おいで、メアちゃん……、一緒に戻ろう。」

 

メア「千歌ちゃん……うん!」

 

アジダハーカ『メア……』

 

メア「ありがとう。アジダハーカ……、私はずっとバディファイトが弱かった、だけど、アジダハーカのおかげで、私はファイトに勝った時の喜びを感じられて、嬉しかった。できれば、これからもアジダハーカとバディでいたい。」

 

アジダハーカ「………良いのか?我はまた、お前を力で縛るかもしれないぞ?」

 

メア「私はもう縛られないよ……。だって……私はもう、これ以上の力は求めない。本当の強さを知ったから!心の強さに、限界なんて無い、バディファイトは、全力で楽しんだ方が強い。だよね?千歌ちゃん。」

 

千歌「うん!」

 

アジダハーカ『心に限界は無い………か、フハハハハハハハハハハ‼︎さすがに参った……、兄弟喧嘩は我の負けだな……バルソレイユ……』

 

バルソレイユ『いや、俺も本当のお前を分かっていなかった。兄弟喧嘩は引き分けだ……永遠にな。』

 

アジダハーカ『我とお前の決着は、この娘達に託すとしよう……』

 

バルソレイユ『そうだな……、いったん、俺達の兄弟喧嘩は終わりだな。』

 

アジダハーカ『我とバルソレイユが求めたモノ……、それは、我らの力に屈しないバディだ……、メアは今やっと我が望む本当のバディとなったのだ……。』

 

 

バルソレイユとアジダハーカは、永き因縁を捨て、ついに和解を果たした。

 

そして、メアを縛っていた鎖は完全に消え、メアは千歌が差し伸べた手を取る。その時、黒い空間が紅い光に包まれる。

 

一瞬、紅い光が収まり、千歌は目を覚ます。

 

 

ーーー

 

花丸「今の光は何だったずら?」

 

善子「さあ、千歌は大丈夫かしら?」

 

ルビィ 「眩しかった……」

 

ーーー

 

千歌「メアちゃん……、今のメアちゃんは、元の意識?」

 

メア「千歌ちゃん、うん!私はもうアジダハーカに支配された意識じゃない、ううん、紛れもなく、アレも私の意識の一部だったんだ。だから、今の私は、本当のメアだよ!」

 

千歌「よかった………、さあ、ファイトを再開しよう!」

 

メア「………うん!」

 

 

千歌

◼️手札1/ゲージ1/LP2

◼️ドラゴンフォース"紅蓮の型"/攻13000/打撃4/ソウル1(超太陽竜 バルソレイユ)

 

 

メア

◼️手札6/ゲージ3/LP13

◼️黒天の終焉魔竜女帝 メア

 

 




今回も感想を是非‼︎


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千歌 vs メア 決着!

永き葛藤と説得の末、千歌はついに、メアの深層心理から、アジ・ダハーカの呪縛を解き、メアを救い出した。そして、バルソレイユとアジ・ダハーカも永き因縁を捨て、和解を果たした。

 

 

そして、千歌とメアのファイトは、遂に決着を迎える!

 

ーーー

 

ラブライブ!決勝戦

 

大将戦:千歌 vs メア

 

 

千歌

◼️手札1/ゲージ1/LP2

 

ライト:無し

レフト:無し

センター:無し

アイテム:ドラゴンフォース"紅蓮の型"

攻7000→13000/打撃1→4/【貫通】/ソウル1(超太陽竜 バルソレイユ)

 

 

メア

◼️手札6/ゲージ3/LP13

 

ライト:無し

レフト:無し

センター:無し

アイテム:黒天の終焉魔竜女帝 メア

 

ーーー

 

ドラゴンフォース"紅蓮の型"

太陽竜

攻6000/打撃1

〈解放条件‼︎〉〔君のライフが6以下で、場にカード名に「バルドラゴン」か「バルソレイユ」がいる。〕

◼️【装備コスト】ゲージ3払う。

◼️【起動】君の場の『太陽竜』のモンスター1枚をこのカードのソウルに入れる。この能力はファイト中に1回使える。

◼️このカードは場を離れるまで、ソウルにあるモンスターの攻撃力と打撃力をこのカードに加えて、そのモンスターの能力を全て得る。さらに、君はこのカードのソウルにある同名のモンスターをコールできない。

◼️このカードが相手にダメージを与えた時、君のライフ1払って、このカードをスタンドする。

◼️このカードは破壊されず、手札に戻せず、能力を無効化されない。

【貫通】

 

ドラゴンフォースが得ているバルソレイユの能力↓↓

 

◼️このカードにソウルがあるなら、君が受けるダメージを1減らし、このカードの打撃力+1!

◼️【対抗】【起動】ゲージ1を払ってよい。払ったら、相手のセンターのモンスター1枚を破壊する!

【2回攻撃】【ソウルガード】

 

ーーー

 

千歌のメインフェイズ中………

 

 

千歌「改めていくよ。キャスト!〈ドラゴニック…グリモ〉私の手札を全て捨てて、3 枚ドロー!私に捨てる手札は無いから、3枚ドローする能力だけ使うよ!」

◼️手札1→0→3

 

千歌「ライトに〈バーニングレイピア・ドラゴン〉をコール!」

◼️手札3→2

 

 

バーニングレイピア・ドラゴン

サイズ1/攻4000/防1000/打撃1

 

 

千歌「そして、ゲージ1払い、バーニングレイピアに重ねてコール!〈爆速の太陽竜 バルドラゴン〉」

◼️手札2→1/ゲージ1→0

 

 

爆速の太陽竜 バルドラゴン

サイズ2/攻7000/防5000/打撃2

◼️【コールコスト】場の「太陽竜」のモンスター1枚の上に重ねて、ゲージ1払う。

◼️このモンスターが攻撃した時、君のライフ+2する。

◼️このカードが他の「太陽竜」と連携攻撃した時、君のデッキからカードを1枚引く。この能力は1ターンに1回だけ使える。

【移動】【ソウルガード】

 

 

千歌「バトル!ドラゴンフォースと爆速のバルドラゴンで連携攻撃!バルドラゴンの能力で、ライフ+2!さらに連携していれば1ドロー!連携攻撃力……20000だよ!」LP2→4

◼️手札1→2

 

メア「に、2万⁉︎そんなのありぃ〜!」

 

 

 

ドラゴンフォース+爆速のバルドラゴン

連携攻撃力20000

連携打撃6

 

メア

防12000

 

 

メア「メアの能力!私のデッキを3 枚破棄して、ライフ+2!」LP13→15

 

千歌「連携打撃6!」

 

メア「私は手札から〈シールドドラゴン"ブルー"〉を捨てて能力発動!」

 

 

シールドドラゴン"ブルー"

青竜

サイズ1/攻2000/防6000/打撃1

◼️相手の攻撃中、手札のこのカードをドロップゾーンななに置く。

◼️【対抗】その攻撃を無効化し、君のデッキの上から1枚ゲージに置く。

 

 

メア「攻撃を無効化して、ゲージ+1!」

◼️手札6→5/ゲージ3→4

 

千歌「ドラゴンフォースは、バルソレイユの【2回攻撃】を得てる!ドラゴンフォースで2回攻撃!」

 

 

ドラゴンフォース

攻13000

 

メア防12000

 

 

メア「デッキを3枚破棄してライフ+2!そして手札の〈シールドドラゴン"ブラック"を捨てて、ダメージを0にし、ライフ+1!〉」LP15→17→18

◼️手札5→4

 

千歌「ターンエンドだよ。」

◼️手札2/ゲージ1/LP4

 

 

メア「あれ?千歌ちゃんのラストターンじゃなかったっけ?」

 

千歌「う……、そのつもりだったんだけど……、決め切れなかったよ。」

 

メア「ふふふ、次は私のターンだね。ドロー!チャージ&ドロー!」

◼️手札4→5/ゲージ4→5

 

アジダハーカ(随分と楽しんでいるな……メア)

 

メア(アジダハーカ……)

 

アジダハーカ(どれ、我もこのファイトを楽しもうではないか。我のカードを使え、我もまた、お前に合わせて力を得た。)

 

メア(うん!)

 

メア「私は、自身の能力でモンスターをコールできない。でも、これはできるよ!私はゲージ2払い、手札の〈黒天鎧装魔竜 アジ・ダハーカ"クローザ"〉をメアにソウルイン!」

◼️手札5→4/ゲージ5→3

 

 

黒天鎧装魔竜 アジ・ダハーカ"クローザ"

黒竜/神

サイズ3/攻10000/防10000/打撃3

◼️このカードはコールできない。

◼️手札のこのカードを、君が装備している元々がモンスターのカード1枚のソウルに入れて、ゲージ2払う。

◼️このカードがソウルにある元々がモンスターのカード1枚は、打撃力+1して、【2回攻撃】を得る。

 

 

アジダハーカの顔を模した長爪のガントレットが装備される

 

 

黒天の終焉魔竜女帝 メア ソウル0→1

◼️打撃2→3/【2回攻撃】

 

ーーー

 

果南「素であんなに強いのに……」

 

鞠莉「打撃3 で【2回攻撃】まで得たら……」

 

善子「まずいわね……」

 

ーーー

 

メア「バトル!」

 

千歌「爆速のバルドラゴンの【移動】はしないよ!」

 

メア「でも、メアの能力で千歌ちゃんの場のカードを全て手札に戻す!」

 

千歌「打撃力は上がっちゃうけど、バルドラゴンのソウルガード!場にい残す!そして、ドラゴンフォースは手札に戻らない!」

 

 

爆速のバルドラゴン ソウル1→0

 

 

メア「この能力で手札に戻らなかった数、打撃力が上がる。場に残ったカードは2枚、よって打撃+2!」

 

 

メア

打撃3→5

 

 

千歌「くっ……!」

 

メア「いくよ!魔竜女帝メアでセンターのバルドラゴンに攻撃!」

 

 

魔竜女帝メア

攻15000

 

爆速のバルドラゴン

防5000

 

爆速の太陽竜バルドラゴン 撃破!

 

 

メア「メアの2回攻撃!打撃5!」

 

ーーー

 

果南「千歌のライフは4、攻撃を無効化してダメージ2を受けても、まだライフ2残るけど……」

 

花丸「風前の灯ずら……」

 

ーーー

 

千歌「キャスト!〈ドラゴンフォース・バリア〉」

◼️手札2→1

 

 

ドラゴンフォース・バリア

ドラゴンワールド

太陽竜

◼️相手の攻撃中に、君がカード名に「ドラゴンフォース」を含むカードを装備していれば使える。

◼️【対抗】その攻撃を無効化するか、ダメージを0にする。その後、君のライフを+2!このカードの能力は無効化されない。

 

 

千歌「その攻撃のダメージを0にして、ライフ+2!」LP4→6

 

メア「⁉︎」

 

ーーー

 

善子「上手い!」

 

ダイヤ「ダメージを0にすれば、攻撃を無効化した事にはならない。つまり、攻撃を無効化した時のダメージを受けなくて済みますわ!」

 

鞠莉「なんだかあの2人、凄く楽しそうね。」

 

ルビィ 「うん!怖い感じが消えたね!」

 

ーーー

 

メア「やるね……ターンエンド!」

◼️手札4/ゲージ3

 

 

千歌「これが正真正銘、千歌のラストターン!ドロー!チャージ&ドロー!」

◼️手札1→2/ゲージ1→2

 

千歌「このターンで決める。いくよメアちゃん!バトル!ドラゴンフォース"紅蓮の型"で攻撃!打撃力4!」

 

メア「魔竜女帝メアの能力でデッキを3枚破棄して、ライフ+2!」LP18→20

 

ーーー

 

琴奈「ライフが20に戻ったわ!」

 

聖良「けど、千歌さんはこのターンで決めると言いました!必ずこのターンで、ケリをつけるはずです!」

 

ーーー

 

千歌「それでも!打撃4の攻撃!」

 

 

千歌の周りの6本のブレードビットがメアを斬り裂いた!

 

 

メア「うぁぁ!」LP20→16

 

千歌「ソウルのバルソレイユの能力で、ドラゴンフォースは【2回攻撃】ができる!打撃4!」

 

 

メアを斬り裂いたブレードビットの1本を手に取り、メア斬りかかる!

 

 

メア「私の能力で、デッキから3枚を……⁉︎ デッキのカードが……無い!きゃぁ!」LP16→12

 

 

メアのデッキは、さっき破棄したカードで丁度2枚になっていた。

 

 

千歌「ドラゴンフォースの更なる能力!このカードが相手にダメージを与えた時、ライフ1払ってスタンドする!」

◼️ライフ6→5

 

メア「あ……あぁ……!」

 

千歌「ドラゴンフォースで3回目の攻撃!打撃4!」

 

メア「うわぁー!」LP12→8

 

千歌「ライフ1払い、スタンド!4回目の攻撃!打撃4!」

◼️ライフ5→4

 

メア「うわぁぁ〜!」LP8→4

 

千歌「ライフ1払い、スタンド!」

◼️ライフ4→3

 

千歌「………これで決めるよ、メアちゃん……」

 

メア「ありがとう。千歌ちゃん……千歌ちゃんのおかげで、私は本当の意味でファイトの楽しさを思いだした。自分が求めていた本当のファイトを取り戻せた。それに、アジダハーカとも、本当のバディになれたと思う。だから、千歌ちゃん、ありがとう!」

 

千歌「……ドラゴンフォース"紅蓮の型"で最後の攻撃!打撃4!」

 

 

千歌が6本のブレードビットをメアに飛ばす……が、メアはそれを全て弾き返す。同時に千歌はメアに突撃するが、メアは黒い衝撃波で千歌を吹き飛ばし、千歌は自分のフィールドに押し返され、センターエリアに叩きつけられる!そしてメアはすかさず猛スピードで追撃する!

 

千歌はゆっくり立ち上がりメアの方に向き直るが、メアはすでに眼前にいた。そしてメアは自分の勢いをそのままに、千歌に殴りかかるが、千歌は咄嗟の瞬発力でギリギリ拳を避ける、メアの拳は千歌の頰を掠める……そして千歌は猛スピードのメアの勢いに任せ、すかさず拳を前に突き出す!メアの勢いは止まらない、猛スピードのまま、前に突き出された千歌の拳がメアに直撃する。

 

そのまま千歌は力任せにメアを殴り飛ばす!いわゆるカウンターを決めたのだ!

 

そのままメアは自分のドラゴン・ツヴァイのフラッグに叩きつけらた。その衝撃で黒天の終焉魔竜女帝の鎧とフラッグが砕け散る!

 

 

メア「ガハッ………‼︎」LP4→0

 

千歌「はぁ……はぁ……はぁ……」

 

 

仕界「き、き、き、ききき決まった〜〜‼︎ラブライブ!バディカップ決勝戦!大将戦:千歌 vs メア!勝者はーーー!高海 千歌ちゃんだーーー‼︎ラブライブ!バディカップ優勝は…………、チームAqours ‼︎

 

 

ウオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!

 

ワアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!

 

 

会場が耳をつん裂くような歓声に包まれる。

 

その歓声の中で、Aqoursは抱き合い、泣きながら喜びを分かち合う。

 

 

その後、ラブライブ!バディカップの閉会式が行われた、何故かラブライブ!バディカップの運営側の代表にVIP席にいた穂乃果が選ばれ、千歌は穂乃果からラブライブ!バディカップの優勝旗を受け取った。

 

 

穂乃果「おめでとう。千歌ちゃん、Aqoursのみんなも、良いファイトだったよ。」

 

千歌「ありがとうございます。穂乃果さん!」

 

 

そして閉会式が終わる……。

 

こうして、『ラブライブ!バディカップ』はAqoursの優勝で幕を降ろした!

 

 

 




今回も感想を是非‼︎

やっと大会が終わった〜〜‼︎
意外とかなりの長編になってしまいましたね!
でも、やり遂げた感が凄いです。

なんか最後の攻撃を細かく説明し過ぎて、せっかくのラストアタックが台無しになってませんかね?


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運命の瞬間……

全日本のスクールバディチームが集うバディファイトの甲子園『ラブライブ!バディカップ』短いようで長かった大大会で、いくつもの熾烈なファイトが繰り広げられた。Aqoursもその渦中でいくつものファイトを繰り広げ、そして……、

Aqoursは遂に、ラブライブ!バディカップを優勝した。

 

ーーー

 

ラブライブ!バディカップ が終わって2日後………

Aqoursは部室に集まっていた。そう、ラブライブ!バディカップが終わっても、Aqoursの戦いはまだ終わっていないのだ。

 

 

部室

 

Aqoursは部室のノートパソコンに注目していた………のだが……

 

 

ダイヤ「…………」

 

 

千歌「よーし!ドラゴンフォース"紅蓮の型"で攻撃!」

 

果南「うわー!負けた。」

 

 

ダイヤ「………〜〜!」

 

 

ルビィ 「凄い、2人抜きだよ!」

 

曜「じゃあ次は私が相手だ〜!」

 

千歌「望むところだよ!」

 

 

ダイヤ「みなさん!何を遊んでいるのですか!今がどう言う状況か分かっていますの⁉︎」

 

梨子「そうよ、千歌ちゃん、曜ちゃん!」

 

千歌「だって〜、じっとしてるの退屈なんだもん。」

 

ダイヤ「退屈とは何ですか!今は一番大事な時なのですよ!」

 

鞠莉「まあまあ、ダイヤ、果南も千歌っちも、あまり大人しくできないタイプだから……」

 

ダイヤ「鞠莉さん!全くもう、私達がどうして今、部室に集まっているのか、分かってますの?もう少しで入学希望期限が終了に迫って来ているのです。私達は裏女の代表として、見守らねばならないのですよ!」

 

ルビィ 「お、お姉ちゃん……落ち着いて……」

 

ダイヤ「………千歌さん、私達は確かにラブライブ!優勝を果たしました。ですが、そのラブライブ!優勝も、入学希望者数を集める為の手段に過ぎません。」

 

梨子「後は、私達の頑張りがどれだけの人の心を動かしたか……ですよね。」

 

ダイヤ「その通りです。私達の戦いは、まだ終わっていないのです。」

 

千歌「わ、分かりました。」

 

曜「それでダイヤさん、今何人くらい集まってるの?」

 

ダイヤ「ああ、今はですね………」

 

鞠莉「ふふふ、今は91人集まってるわよ!」

 

善子「91人……」

 

花丸「2時間くらい前は85人だったずら。」

 

曜「この調子なら100人もすぐだね!」

 

ダイヤ「残念ですが、そう悠長にはしていられないかも知れませんわ。」

 

果南「どう言う事?」

 

鞠莉「まるも言った通り、2時間くらい前までは85人だった。でも、逆に考えると……」

 

ダイヤ「2時間もかけて入学希望者数が6人しか増えていない、と言う事です。そして締め切りは今日の24時……、そして今はもう21時です。このペースだと、あと3時間で残り9人は厳しいかも知れません。」

 

善子「そんな⁉︎」

 

梨子「私達の頑張り、伝わってないのかな………」

 

千歌「そんな事ない!絶対に、みんな応えてくれるよ、私達は残りの9人を信じて待とう。」

 

曜「そうだね。」

 

千歌「うん。だから待ってる間ファイトしよう!」

 

ダイヤ「は〜……全く千歌さんは……」

 

果南「まあまあ、ダイヤ、焦っても仕方ないよ。」

 

 

Aqoursは入学希望者数を管理する為に、2日くらい学校に泊まり込んでいた。

 

 

それから、しばらくして……23時54分頃……

 

 

千歌「ドラゴンフォースで攻撃!」

 

ダイヤ「………私の負けですわ……」

 

 

ピコン!

 

 

鞠莉「‼︎ みんな、見て!」

 

千歌「どうしたの?鞠莉ちゃん。」

 

 

千歌達はパソコンの画面を見る。

 

入学希望者数 97人

 

 

曜「97人だ!」

 

ルビィ 「後3人だ!」

 

ダイヤ「いよいよ、画面から離れられなくなりましたね。」

 

 

ピコン!

入学希望者数 98人

 

 

花丸「1人増えたずら!」

 

果南「後2人だね。」

 

ダイヤ「この調子ならば……!」

 

 

23時55分……

ピコン!

入学希望者数 99人

 

 

善子「ちょっと!イケるんじゃない⁉︎」

 

梨子「そうだね!」

 

鞠莉「イェ〜ス‼︎」

 

 

23時57分………

 

千歌「………」

 

曜「………」

 

ルビィ 「………」

 

 

23時58分………

 

花丸「………」

 

果南「………」

 

ダイヤ「………」

 

 

23時59分………

 

ルビィ 「………」

 

曜「………」

 

千歌「……あ、あれ?増えない……」

 

 

23時59分40秒……

 

果南「ちょっと、まずいね……」

 

鞠莉「ええ……」

.

ダイヤ「このままでは……」

 

 

23時59分20秒……

 

善子「時間、もう少ないわよ⁉︎」

 

花丸「早く増えて欲しいずら……」

 

ルビィ 「だめ……誰か……」

 

 

23時59分10秒……9……8……

 

曜「お願い……」

 

梨子「後1人……来て!」

 

 

23時59分7秒……6……5……

 

果南「来て……」

 

鞠莉「来て……」

 

ダイヤ「来てください……」

 

 

23時59分4秒……3……2……

 

善子「来て!」

 

花丸「来るずら!」

 

ルビィ 「来て…!」

 

 

23時59分1秒………0ピコン!!

 

9人「……⁉︎」

 

梨子「……………そんな………」

 

曜「募集、終わっちゃった………」

 

千歌「……………‼︎」

 

 

その次の日、浦の星女学院の緊急朝礼集会が行われた。

 

 

鞠莉「みなさん、おはようございます。今回、朝礼集会を開いたのは他でもありません。浦の星女学院のこれからの事です。皆さんの知っている通り、私達Aqoursはラブライブ!に優勝し、栄光と輝きを得ました。ですが、ラブライブ!に出たのも、浦の星女学院の入学希望者数を増やす為の手段に過ぎませんでした。そして昨日の24時に、浦の星女学院の入学希望者の募集期間が終わり、その結果を伝えたくて、この朝礼集会を開きました。みんな〜、準備して!」

 

 

鞠莉の号令を受けて、Aqoursはパソコンと映写機を接続する。

 

 

鞠莉「それでは伝えます。この度、浦の星女学院の廃校が…………」

 

 

ザワ ザワ…

ザワ ザワ…

 

 

同時にパソコンの画面がモニターに映される。

その時、浦女の生徒が全員驚愕した………

 

 

 

 

 

浦の星女学院 入学希望者数………100人

 

 

 

 

 

鞠莉「………………取り消しになりました‼︎」

 

 

一瞬の沈黙の後………

 

 

ワァァァァァァァアア!!!

ワアァァァァァァァア!!!

ヤッタ-----!!

ヤッタァァァァァァ!!

 

 

歓喜喝采、浦の星女学院の存続決定に学院内が歓喜喝采に包まれた!

この結果は沼津や内浦の全てに市内放送でも伝えられた。

 

 

Aqoursは遂に、抗う事も、覆す事もできない決められた運命に、打ち勝ったのだ。

 

こうして、運命とAqoursの戦いは全て、Aqoursの完全勝利に終わったのだ!

 

 

曜/梨子「千歌ちゃん。」

 

千歌「曜ちゃん、梨子ちゃん、やったね。私達勝ったんだ。運命に……」

 

 

善子「この堕天使ヨハネの魔力が、愚かなる運命を覆す力をAqoursにもたらしたのです!」

 

花丸「ほんとに、ヨハネ様々ずら!」

 

ルビィ 「うん!そうだね!」

 

善子「いつもみたいにツッコミなさいよ……」

 

 

ダイヤ「全く、大した結果ですわ。」

 

果南「やり遂げたんだよね、私達……」

 

鞠莉「みんな、ありがとう。この浦の星女学院を救ってくれて、みんなのおかげで、この学校の歴史は守られた。そして、これからも、新たな歴史を刻んでいけるわ。」

 

果南「鞠莉だってAqoursだよ。」

 

ダイヤ「そうです。むしろ鞠莉さんが居なかったら、この結果はありませんでしたわ。」

 

鞠莉「え?」

 

千歌「私達、知ってたしたよ。鞠莉ちゃんは見えない所で1番努力していたって、鞠莉ちゃんが頑張ってくれたから、この結果が生まれたんだよ。私達の方が鞠莉さんにお礼を言いたい。ありがとう、鞠莉ちゃん。」

 

鞠莉「………千歌っち……、みんな……ウゥ……やっぱり、お礼を言うのは、私の方よ……。ありがとう。みんなのこと大好きよ!」

 

 

千歌「よーし!ラブライブ!も優勝して、学校も救った!だけど、私達Aqoursは、まだまだ止まらないし、まだまだ終わらない!行こう、みんな!夢を叶えた先にある、新しい輝きを目指して!」

 

 

 

私達……もっと輝きたい‼︎

 

 

ラブライブ!バディカップ 編 ーー完ーー




今回で、正真正銘
『ラブライブ!バディカップ 編 』
これにて全て終わりです。

みなさん、今まで応援ありがとうございました。
そして、これからも応援して頂けると幸いです。

今回も感想を是非‼︎


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煉獄バディカップ 編
謎の男


スクールバディチームの祭典、ラブライブ!が終わって2週間が過ぎた。

 

9月 下旬

 

放課後、Aqoursはいつも通りバディ部室に集まっていた。

 

 

善子「うう〜ん……なんか面白そうな事無いかしら……」

 

 

善子は部室のノートパソコンをいじっていた。

 

 

花丸「善子ちゃん、何してるずら?」

 

善子「ヨハネよ!見て分かんない?なんか面白そうなイベントがないか探してるのよ。」

 

ダイヤ「それは難しいのではないでしょうか?」

 

善子「なんでよ?」

 

ダイヤ「ラブライブ!と言う大きな大会が終わって日も浅いですし、多分、バディファイトの大会を開くには、少しブランクがあるはずです。」

 

鞠莉「大規模な大会だった分、余韻が大きいのかしら?」

 

千歌「とにかく、今はゆっくり待つしか無いね。」

 

曜「うん!そうだね。」

 

梨子「焦る必要はないわよね。」

 

善子「ん〜、まあ、もう少し探してみるわ。」

 

 

しばらくして、下校時間になった。

 

ーーー

 

下校途中、Aqoursはバスを待つ間、いつものコンビニの前でくつろいでいた。

 

 

千歌「うう〜〜、9月の終盤なのに冬みたいに寒いよ……」

 

曜「そうだね。最近急に寒くなってきたよね〜」

 

ダイヤ「みなさん、温かい飲み物を買って来ましたわよ。」

 

梨子「あ、ダイヤさん、ありがとうございます。」

 

ルビィ「ルビィは温かいお茶」

 

花丸「まるもお茶にするずら!」

 

鞠莉「コンビニのハーブティーも、クオリティ高いのよね〜!」

 

 

???「あの、すみません。少しいいですか?」

 

 

千歌「あ、はい。」

 

曜「ん?」

 

 

突然、黒いスーツを着て、グラサンをかけた短髪の男が話しかけて来た。

 

 

スーツの男「突然すみません。Aqoursの皆様でございますか?」

 

千歌「え?あ、はい。そうですけど……」

 

果南(何?あのあからさまに怪しい人……)

 

ダイヤ(さあ……、不審者ならば、わざわざ話しかけては来ないと思いますが……用心しましょう。)

 

スーツの男「ははは……、そんなに警戒しないで貰えますか?」

 

ダイヤ「いったい、何のご用ですか?」

 

スーツの男「いきなりすみません。私はヒビノ、と申します。」

 

千歌「ヒビノ……さん?」

 

ヒビノ「はい。あなた方のお噂はよく聞いております。今年のラブライブ!優勝チームAqours……、どうか、私の頼みを聞いて頂けますか?」

 

梨子「頼み……ですか?」

 

ヒビノ「はい。ラブライブ!優勝チームAqoursのリーダー、高海 千歌さん、どうか私とバディファイトして頂けませんか?」

 

千歌「え?バディファイト……ですか?」

 

ヒビノ「はい。ファイトしていただけるだけでいいのです。どうか……!」

 

千歌「え……っと、そこまで言うなら……」

 

ダイヤ「待ってください。千歌さん、あからさまに怪しいとは思いませんか?」

 

梨子「そうよ!安易にファイトしない方が……」

 

ヒビノ「そんなに……怪しいですか?ちゃんと挨拶もしましたし、ちゃんと名乗りましたよ?」

 

果南「ダイヤ、別にファイトするくらいいいんじゃない?」

 

善子「そうよ、それに、最近よく周りの人達からファイトを挑まれるじゃない?この人も同じでしょ。」

 

鞠莉「まあ、ラブライブ!で優勝してから、私達の知名度は結構上がったわ、見た目は怪しいけど、この人も、ただのチャレンジャーに変わりはないわ、別に拒まなくてもいいんじゃない?」

 

ダイヤ「ですが……」

 

千歌「ダイヤさん、こんなに丁寧にファイトを挑んでいるんです。私はファイトを受けようと思います。」

 

ダイヤ「はぁ……分かりましたわ。疑ってしまい申し訳ありません。ファイトを承認しますわ。」

 

ヒビノ「ファイトしていただけますか!ありがとうございます。では千歌さん、始めましょうか。」

 

千歌「はい!」

 

 

千歌「太陽より高い所へ!太陽より眩い輝きを放って!輝きのルミナイズ!〈サンライト・シャイン〉!」

 

ヒビノ「あの方の理想の為、私はどこまでも汚れましょう。ルミナイズ!〈暗黒竜牙〉」

 

 

オープンTHEフラッグ

 

 

千歌「ドラゴンワールド」

◼️手札6/ゲージ2/LP10

 

ヒビノ「ダークネスドラゴンワールド」

◼️手札6/ゲージ2/LP10

 

 

ヒビノ「私が先攻です。チャージ&ドロー!」

◼️手札6/ゲージ2→3

 

ヒビノ「ゲージ1払い装備〈煉獄竜の刻印 リアジャスラ〉」

◼️手札6→5/ゲージ3→2

 

 

煉獄竜の刻印 リアジャラス

煉獄/黒竜

攻4000/打撃2

◼️【コールコスト】ゲージ1払う。

◼️君のカード名に「煉獄竜牙団」を含むモンスターの能力で、場のカードを破壊した時、このカードの攻撃力+2000して、このカードの打撃力+1!この能力は1ターンに1回だけ使える。

 

FT「煉獄の意思は刻印として刻まれた。」

 

 

ヒビノの手の甲に不気味な刻印が刻まれる。

 

 

ヒビノ「バトルです。リアジャラスで攻撃します。打撃2」

 

 

ヒビノは手の甲を千歌に向け、そこから黒いビームが放たれる!

 

 

千歌「うぁ!」LP10→8

 

ヒビノ「ターンエンドです。」

◼️手札5/ゲージ2/LP10

 

 

千歌「私のターン!ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札6→7/ゲージ2→3

 

千歌「レフトに〈神速のバルドラゴン〉をコール!」

◼️手札7→6

 

 

神速のバルドラゴン

サイズ2/攻6000/防3000/打撃2/【移動】

 

 

千歌「ライトに〈テイルブレイザー・ドラゴン〉をコール!」

◼️手札6→5

 

 

テイルブレイザー・ドラゴン

サイズ1/攻4000/防1000/打撃2

 

 

千歌「バトル!神速のバルドラゴンとテイルブレイザーでヒビノさんに連携攻撃!バルドラゴンの能力でライフ+1!テイルブレイザーの能力でゲージ+1!連携打撃4!」LP8→9

◼️ゲージ3→4

 

ヒビノ「うぐ……!」LP10→6

 

千歌「ターンエンド!」

◼️手札5/ゲージ4/LP9

 

 

ヒビノ「やりますね。私のターン、ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札5→6/ゲージ2→3

 

ヒビノ「ライトに〈煉獄竜牙団 ホワイトサンダー・ドラゴン〉コール!レフトに〈煉獄竜牙団 ブルーブレード・ドラゴン〉をコール!」

◼️手札6→5→4

 

 

煉獄竜牙団 ホワイトサンダー・ドラゴン

煉獄/黒竜

サイズ1/攻4000/防2000/打撃1

【移動】

 

 

煉獄竜牙団 ブルーブレード・ドラゴン

煉獄/黒竜

サイズ1/攻5000/防1000/打撃2

【貫通】

 

 

ヒビノ「そして、2体の煉獄をコストにバディコール(LP6→7)!〈煉獄竜牙団 エンデュノス・ドラゴン〉」

◼️手札4→3/ゲージ3→1

 

 

煉獄竜牙団 エンデュノス・ドラゴン

煉獄/黒竜

サイズ2/攻7000/防3000/打撃2

◼️【コールコスト】君の場のカード名に「煉獄竜牙団」を含むモンスター2枚までをこのカードのソウルに入れて、ゲージ2払う。

◼️【対抗】【起動】君のターン中、君の場のカード名に「煉獄竜牙団」を含むモンスター1枚を破壊する。破壊したら、このカードの打撃力+1して、このカードをスタンドする。このカードの打撃力は1以上上がらない。

(2回目以降にこの能力を使っても、打撃力3のままだぜ!)

【貫通】【ソウルガード】/ソウル2

 

FT「今は亡き煉獄騎士団を後継する新たなる組織、それが煉獄竜牙団!」

 

 

ヒビノ「では、バトルです。」

 

 




謎のスーツ男 ヒビノの実力と目的とは……

今回も感想を是非‼︎


『煉獄竜牙団』
彼らは今は亡き煉獄騎士団の意思を継ぐ、新たな組織である。
その題目通り、能力は煉獄騎士団と同じ、味方を破壊する事で実力を発揮する。主に時強化する能力やアドバンテージを得る能力に優れている。


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スカウト

千歌 vs ヒビノ

 

千歌

◼️手札5/ゲージ4/LP9

 

レフト:神速のバルドラゴン

ライト:テイルブレイザードラゴン

センター:無し

 

ーーー

 

ヒビノ

◼️手札3/ゲージ1/LP7

 

レフト:無し

ライト:煉獄竜牙団 エンデュノス・ドラゴン

センター:無し

 

 

煉獄竜牙団 エンデュノス・ドラゴン

煉獄/黒竜

サイズ2/攻7000/防3000/打撃2

◼️【コールコスト】君の場のカード名に「煉獄竜牙団」を含むモンスター2枚までをこのカードのソウルに入れて、ゲージ2払う。

◼️【対抗】【起動】君のターン中、君の場のカード名に「煉獄竜牙団」を含むモンスター1枚を破壊する。破壊したら、このカードの打撃力+1して、このカードをスタンドする。このカードの打撃力は1以上上がらない。

(2回目以降にこの能力を使っても、打撃力3のままだぜ!)

【貫通】【ソウルガード】/ソウル2

 

FT「今は亡き煉獄騎士団を後継する新たなる組織、それが煉獄竜牙団!」

 

ーーー

 

ヒビノ「バトルです。」

 

千歌「バルドラゴンの【移動】はしないよ!」

 

ヒビノ「では遠慮なく、エンデュノスドラゴンで千歌さんに攻撃!打撃2です!」

 

千歌「うぁぁ!」LP9→7

 

ヒビノ「エンデュノスの能力発動!エンデュノス自身を破壊し、ソウルガードです。」

 

 

エンデュノスドラゴン ソウルガード2→1

 

 

ヒビノ「そして、エンデュノスドラゴンの打撃+1して、スタンド!」

 

千歌「⁉︎」

 

ヒビノ「エンデュノスの再攻撃!打撃3ですよ。」

 

千歌「うわぁ〜!」LP7→4

 

ヒビノ「さらにもう一度、エンデュノスの能力で自身を破壊し、ソウルガード」

 

 

エンデュノスドラゴン ソウルガード1→0

 

 

ヒビノ「エンデュノスをスタンド……ですが、打撃はもう上がりません。そして、「煉獄の刻印 リアジャラス」の能力!場のモンスターを破壊した時、リアジャラスの攻撃力+2000して、打撃+1します。」

 

 

リアジャラス

攻4000→6000

打撃2→3

 

 

ヒビノ「まずはリアジャラスで攻撃!」

 

 

ヒビノの手の甲の刻印からさっきより一回り大きいビームが放たれる!

 

 

千歌「キャスト!〈ドラゴンシールド 太陽の盾〉攻撃を無効化して、ゲージとライフ+1!」LP4→5

◼️手札5→4/ゲージ4→5

 

ヒビノ「ほう……、では、エンデュノスの3度目の攻撃!打撃3です!」

 

千歌「うぁぁー!」LP5→2

 

ヒビノ「ターンエンドです。」

 

 

千歌「この人……強い!」

 

ヒビノ「そう言っていただいて、ありがとうございます。」

 

千歌「千歌のターン!ドロー!チャージ&ドロー!」

◼️手札4→5/ゲージ5→6

 

千歌「ゲージ2払い、バルドラゴンを進化バディコール(LP2→3)!〈超太陽竜 バルソレイユ〉!」

◼️手札5→4/ゲージ6→4

 

 

超太陽竜 バルソレイユ

サイズ3/攻7000/防7000/打撃2→3/【2回攻撃】【ソウルガード】

 

 

千歌「さらに、私のライフ6以下で、バルソレイユが場に居れば、ゲージ3で解放‼︎〈ドラゴンフォース"紅蓮の型"〉」

◼️手札4→3/ゲージ4→1

 

 

ドラゴンフォース"紅蓮の型"

太陽竜

攻6000/打撃1

〈解放条件‼︎〉〔君のライフが6以下で、場にカード名に「バルドラゴン」か「バルソレイユ」がいる。〕

◼️【装備コスト】ゲージ3払う。

◼️【起動】君の場の『太陽竜』のモンスター1枚をこのカードのソウルに入れる。この能力はファイト中に1回使える。

◼️このカードは場を離れるまで、ソウルにあるモンスターの攻撃力と打撃力をこのカードに加え、そのモンスターの能力を全て得る。さらに、君はこのカードのソウルにある同名のモンスターをコールできず、このカードは連携攻撃できない。

◼️このカードが相手にダメージを与えた時、君のライフ1払って、このカードをスタンドする。

◼️このカードは破壊されず、手札に戻せず、能力を無効化されない。

【貫通】

 

 

千歌「ドラゴンフォースの能力で、バルソレイユをソウルイン!これでドラゴンフォースはバルソレイユの攻撃力と打撃力を得て、能力を得る!」

 

 

ドラゴンフォース紅蓮の型

◼️攻6000→13000

◼️打撃1→3→4

 

 

千歌「いきます。バトル!ドラゴンフォースでヒビノさんに攻撃!打撃3だけど、バルソレイユの能力を得ているから、ソウルがある限り打撃力+1で、打撃4になる!」

 

ヒビノ「それは受けられませんね。キャスト!〈ミッドナイトシャドウ〉攻撃を無効化です。」

 

千歌「ドラゴンフォースの2回攻撃!打撃4!」

 

ヒビノ「ぐぉっ!」LP7→3

 

千歌「ドラゴンフォースの能力!相手にダメージを与えたら、ライフ1払い、スタンド!」

◼️LP3→2

 

ヒビノ「……!」

 

千歌「ドラゴンフォース紅蓮の型で攻撃!打撃4!」

 

ヒビノ「ぐぁぁぁぁ!」LP 3→0

 

ーーー

 

ヒビノ「お見事です。高海 千歌さん、さすがAqoursのリーダーですね。」

 

千歌「ありがとうございます!」

 

ヒビノ「そして、テストも合格ですね。」

 

ダイヤ「テスト……とは?」

 

 

ダイヤが怪訝そうに問う。

 

 

ヒビノ「お話しします。私は、主人の命であなた方Aqoursを、ある大会へスカウトしに参ったのです。」

 

梨子「スカウト……ですか?」

 

ヒビノ「はい。私の主人は近々……名のある、実力のあるファイターのみを集めて、バディファイトの大会を開催する予定なのです。」

 

果南「バディファイトの大会?」

 

ヒビノ「はい。ですが、誰でも参加とは行きません。今言ったように、名の知れたファイターや、実力のあるファイターのみを集めての大会です。その上で、私達が実際にファイトし、参加するに値する者かをテストして、スカウトしているのです。勿論、勝たずとも、私が参加するに値すると思ってもスカウトしますがね。基本的に、私に勝利した高海千歌さんは参加確定です。そして、彼女をリーダーに持つあなた方Aqoursの全員も参加を認証します。」

 

善子「なによそれ……」

 

ダイヤ「随分と上から目線のスカウトですわね。」

 

ヒビノ「恐縮です。あくまでスカウトです。参加するか、否かは、決める権利はあなた方にあります。もし、参加していただけるのならば、3日後、内浦湾に使いの者と船が現れますので……。どうか、よしなに。では失礼します。」

 

 

ヒビノはAqours全員に大会の参加券を配布して去って行った………

 

 

千歌「新しい、バディファイトの大会……」

 

曜「どうする?千歌ちゃん?」

 

ダイヤ「ファイトに勝利したのは千歌さんです。参加するかどうかは、千歌さんに任せますわ。」

 

鞠莉「大会は3日後って言ってたわね。」

 

ルビィ 「意外に早いね……」

 

果南「どうする?千歌。」

 

千歌「……………うん、出よう!まだまだ私達の知らない輝きがあるかもしれないし、それに………、名の知れたファイターが集まるなら………ね?」

 

善子「予想通りの答えね。」

 

花丸「でも、まるも参加したいずら!」

 

ダイヤ「分かりました。参加しましょう。」

 

 

こうして、Aqoursの新たなる戦いが始まる!

 

 

『煉獄バディカップ 編』 始動!

 




今回も感想を是非‼︎

今回、ドラゴンフォース"紅蓮の型"のテキストの一部をエラッタします。

◼️このカードは場を離れるまで、ソウルにあるモンスターの攻撃力と打撃力をこのカードに加え、そのモンスターの能力を全て得る。さらに、君はこのカードのソウルにある同名のモンスターをコールできない。

↓↓

◼️このカードは場を離れるまで、ソウルにあるモンスターの攻撃力と打撃力をこのカードに加え、そのモンスターの能力を全て得る。さらに、君はこのカードのソウルにある同名のモンスターをコールできず、このカードは連携攻撃できない。


理由は、バルソレイユに限らず、元の攻撃力が6000なので、ソウルに入れたカードの攻撃力と打撃力が加えられるので、常に連携攻撃してるようなものです。後は、ファイトバランスの崩壊阻止ですね。

前回のメアちゃんとのファイトで、バーニングレイピアと連携攻撃しましたが、攻撃を無効化されていたので、今回のエラッタに問題はありません。


久しぶりに姑息な宣伝↓↓

新シリーズ「神・バディファイト」のOPテーマ
「最高(さあ行こう)!」収録のCD
Poppin' party(ポッピンパーティー) の10th Single
「二重の虹(ダブルレインボー)」
2018年 7月11日発売です!
視聴しましたが、どちらも本当に良い曲!「最高(さあ行こう)!」はこれぞバディファイト!って感じの神ってる曲ですよ!

大人のタスクさんは超イケボ!そして金色のジャックナイフ……


今回も感想を是非‼︎


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謎の男 (サツキ編)

バディポリス 沼津支局

 

サツキ「よし、今日はここまでだな。」ピコン!

 

サツキ「ん?絵里ちゃんからLINEだ。」

 

ーーー

 

LINE内容

 

「今日は、希がご両親に久しぶりに会う日だから居ないの、今日は早く帰って来てね!」

 

ーーー

 

サツキ「そうか、今日だったな。『分かった。なるべく早く帰る。』っと、さて、帰るか。」

 

局長「サツキ君。」

 

サツキ「局長?どうかしましたか?」

 

局長「これから帰るのか?」

 

サツキ「はい。何か?」

 

局長「いや、最近は物騒だからな。君も聞いているだろう、先週から、黒いスーツの男がそこらをうろついているらしい、サツキ君なら心配要らないと思うが、気をつけて帰りなさい。」

 

サツキ「はい、ありがとうございます。じゃあ僕はこれで。失礼します。」

 

局長「ああ、明日もよろしくな。」

 

ーーー

 

盛谷サツキはバディポリスの職務を終え、帰路についていた。

 

 

サツキ「黒いスーツの男……か、確かに、パトロール中に噂は聞いたな。特定の人とファイトしてるって……」

 

「サツキ!」

 

サツキ「ん?絵里ちゃん⁉︎どうして……」

 

絵里「ふふふ…、偶然よ。さっきまで夕飯の買い物に行ってたのよ。」

 

サツキ「言ってくれれば、僕が買い出しに行ったのに……」

 

絵里「もう、心配しすぎよ。私だって買い物くらい行けるわ。」

 

サツキ「でも……最近は物騒だから、より心配だよ。」

 

絵里「物騒?何かあるの?」

 

 

サツキは絵里に黒いスーツの男の噂を話した。

 

 

絵里「へー、そんな噂が……」

 

サツキ「ああ、だから、あまり1人で出かけない方がいい……。」

 

絵里「ん〜、分かったわ、気をつける。」

 

 

サツキと絵里が帰路について、帰り道を歩いていると………

 

 

「あの、すみません。バディポリスの盛谷サツキさんですよね?」

 

サツキ「はい?」

 

 

サツキは声がした方向を向く。

そこには、黒いスーツを着て、グラサンをかけた短髪の男が居た。

 

 

サツキ「……!」

 

サツキ(黒いスーツの男……、まさか、この人が……?)

 

黒いスーツの男「あなたが、バディポリスのAAA(トリプルエース)盛谷サツキさんとお見受けします。」

 

サツキ「そうですが、何か?」

 

黒いスーツの男「申し遅れました。私、ヒビノと申します。」

 

サツキ「ヒビノ……」

 

ヒビノ「はい。」

 

絵里(サツキ、この人ってもしかして噂の……)

 

サツキ(うん、間違いない。それに……)

 

ヒビノ「ははは……、そんなに睨まないでください。知っているんですね?私が噂になっている事」

 

サツキ「……何かご用ですか?」

 

ヒビノ「はい。会っていきなりで恐縮ですが、私とバディファイトをしていただきたいのです。」

 

サツキ「ファイトだと?」

 

ヒビノ「はい。ファイトしていただくだけで良いのです。どうか引き受けていただけませんか?」

 

サツキ「………分かりました。引き受けるよ。そのファイト!」

 

ヒビノ「ありがとうございます。では、参ります。」

 

 

サツキ「銀河の星々よ、新たな竜帝の元に集え!ルミナイズ!〈ギャラクシー・アポカリプス"改"〉」

 

ヒビノ「あの方の理想の為、私はどこまでも汚れましょう。ルミナイズ!〈暗黒竜牙〉」

 

 

オープンTHEフラッグ

 

 

サツキ「ギャラクシードラゴンワールド」

◼️手札6/ゲージ2/LP10

 

ヒビノ「ダークネスドラゴンワールド」

◼️手札6/ゲージ2/LP10

 

 

サツキ「僕のターン!チャージ&ドロー!」

◼️手札6/ゲージ2→3

 

サツキ「ライトに〈銀河竜騎 APC・ランザー〉をコール!」

◼️手札6→5

 

 

銀河竜騎 APC(アポカリプス)・ランザー

戦装竜

サイズ1/攻4000/防4000/打撃2

◼️〈スターXリンク〉(君の「戦装竜」全ては、このカードの〈スターXリンク〉の能力を得る。)

このカードの攻撃で相手にダメージを与えた時、君のデッキの上からカードを1枚ゲージに置く。

 

 

サツキ「バトル!APCライザーでヒビノさんに攻撃!打撃2!」

 

ヒビノ「ぐ……」LP10→8

 

サツキ「APCライザーの能力!相手にダメージを与えたら1チャージ!」

◼️ゲージ3→4

 

サツキ「ターンエンド」

◼️手札5/ゲージ4/LP10

 

 

ヒビノ「私のターンです。ドロー、チャージ&ドロー」

◼️手札6→7/ゲージ2→3

 

ヒビノ「レフトに〈煉獄竜牙団 レッドウォーター・ドラゴン〉をコール!」

◼️手札7→6

 

 

煉獄竜牙団 レッドウォータードラゴン

煉獄/黒竜

サイズ1/攻5000/防1000/打撃2

◼️このモンスターが君のカードの効果で破壊された時、君のモンスター1枚の攻撃力+3000、防御力+3000する。

【移動】

 

FT「俺の赤い水は仲間のパワーを格段に向上させるんだ。」

 

 

ヒビノ「そして、レッドウォータードラゴンをコストに、レフトにコール!〈煉獄竜牙団 第2師団団長 トラストダークサイスドラゴン〉」

◼️手札6→5/ゲージ3→1

 

 

煉獄竜牙団 第2師団団長 トラストダークサイス・ドラゴン

煉獄/黒竜

サイズ2/攻7000/防5000/打撃2

◼️【コールコスト】君の「煉獄」のモンスター1枚をドロップゾーンに置いて、君のデッキの上からカードを1枚このカードのソウルに入れて、ゲージ2払う。

◼️"魂を呼ぶ鎌"【対抗】君のドロップゾーンにある、サイズ1以下の「煉獄」のモンスター1枚を【コールコスト】を払ってコールできる。この能力は1ターンに1回だけ使える。

◼️【対抗】【起動】君の場のカード名に「煉獄竜牙団」を含むモンスター1枚を破壊する。破壊したら、このモンスターは【3回攻撃】を得る。

【ソウルガード】/ソウル1

 

FT「煉獄竜牙団には、いくつもの団体がある。」

 

 

ヒビノ「トラストダークサイスドラゴンの能力!コストでドロップした「煉獄竜牙団 レッドウォータードラゴン」をライトに復活!」

 

サツキ「何⁉︎」

 

ヒビノ「そして、トラストダークサイスドラゴンのもう一つの能力!レッドウォータードラゴンを破壊して、自身は【3回攻撃】を得る。そして、レッドウォータードラゴンの破壊時能力で、トラストダークサイスの攻撃力と防御力+3000!」

 

 

煉獄竜牙団 レッドウォータードラゴン 破壊!

 

煉獄竜牙団 第2師団団長 トラストダークサイスドラゴン

◼️攻7000→10000/防5000→8000

 

 

ヒビノ「バトル!トラストダークサイスでサツキさんに攻撃!打撃2です。」

 

サツキ「うがぁ!」LP10→8

 

ヒビノ「トラストダークサイスでサツキさんに2回攻撃!」

 

サツキ「ぐぁぁ!」LP8→6

 

ヒビノ「トラストダークサイスでサツキさんに3回目の攻撃!」

 

サツキ「がぁぁ!」LP 6→4

 

ヒビノ「ターンエンドにございます。」

◼️手札5/ゲージ1/LP8

 

サツキ「くっ……、なかなかやる……!」

 

ヒビノ「そう言っていただき、光栄です。」

 

 

サツキ「僕のターン!ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札5→6/ゲージ4→5

 

サツキ「僕もそれなりに、実力を出さないとね……!」

 




今回も感想を是非‼︎


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スカウト(サツキ編)

サツキ vs ヒビノ

 

 

サツキ

◼️手札6/ゲージ5/LP4

 

ライト:銀河竜騎 APC・ランザー

レフト:無し

センター:無し

 

ーーー

 

ヒビノ

◼️手札5/ゲージ1/LP8

 

ライト:無し

レフト:煉獄竜牙団 第2師団団長 トラストダークサイス・ドラゴン

センター:無し

 

ーーー

 

サツキ「僕もそれなりに、実力を出さないとね……!」

 

ヒビノ「見せていただきましょう。」

 

サツキ「ゲージ2払い、バディコール(LP4→5)!銀河の力よ、我がバディに新たなる光を!〈超銀河王 アポカドラシオン〉」

◼️手札6→5/ゲージ5→3

 

 

超銀河王(スーパー・ギャラクシー) アポカドラシオン

ギンガドラゴン

サイズ2/攻7000/防5000/打撃2

◼️【コールコスト】ゲージ2払う。

◼️〈ギャラクシーXリンク〉〔このカードは、このカードのソウルにある〈スターXリンク〉を全て得る。〕

◼️【起動】君のデッキの上から3枚見て、その中から1枚までをこのカードのソウルに入れて、君のライフ+2!残ったカードはドロップゾーンに置く。この能力は1ターンに1回だけ使える。

【ソウルガード】【銀河武装】(君の場の『戦装竜』を好きなだけこのカードのソウルに入れる。)

 

FT「銀河の星々の力を受け、我は新たな名と力を得た。」

 

 

そのドラゴンは青と白の武装を纏い、機械的な両翼が3枚刃のように分かれていて、それぞれ先端が主砲になっている。さらに、翼にはクリアブルーの光の刃がついている。

 

ーーー

 

絵里「アポカドラシオン……、サツキの新しいバディね……」

 

ーーー

 

ヒビノ「こんなデータは、ありませんね……」

 

サツキ「アポカドラシオンの能力発動!デッキの上から3枚を見る。」

 

 

公開

◼️銀河竜騎 APC・キャノン

◼️APC・チャージ

◼️銀河竜騎 APC・ブライトエッジ

 

 

サツキ「そして、その中の1枚………、〈銀河竜騎 APC・キャノン〉をソウルイン!」

 

 

銀河竜騎 APC・キャノン

戦装竜

サイズ2/攻5000/防1000/打撃1

◼️〈スターXリンク〉

"超粒子砲"このモンスターが攻撃した時、相手のサイズ1以下のモンスターを破壊するか、相手にダメージ1!"超粒子砲"は1ターンに1回だけ使える。

【貫通】

 

 

アポカドラシオン ソウル0→1

 

 

サツキ「そして、アポカドラシオンの【銀河武装】銀河竜騎APC・ランザーをアポカドラシオンにソウルイン!」

 

 

アポカドラシオン ソウル1→2

 

 

サツキ「さらに、キャスト!〈ドラシオン・リサイクル〉」

◼️手札5→4

 

 

ドラシオン・リサイクル

魔法

◼️君のドロップゾーンから「戦装竜」1枚を君の場の「ギンガドラゴン」1枚のソウルに入れる。このカードは1ターンに1枚だけ使える。

 

 

サツキ「僕はドロップゾーンの〈銀河竜騎APC・ブライトエッジ〉をアポカドラシオンにソウルイン!」

 

 

銀河竜騎APC・ブライトエッジ

戦装竜

サイズ3/攻6000/防6000/打撃2

◼️このカードが、カード名に〈アポカドラシオン〉を含むモンスターのソウルにあるなら、そのモンスターの打撃力+1!

◼️〈スターXリンク〉

君のライフが5以下の時、このカードは【2回攻撃】を得る。

 

 

サツキ「行くぞ!アポカドラシオンの〈ギャラクシーXリンク〉!ソウルの〈スターXリンク〉の能力を全て得る!」

 

ヒビノ「なんと‼︎」

 

 

アポカドラシオン

◼️銀河竜騎APCランザー

(攻撃で相手にダメージを与えたら、ゲージ+1!)

◼️銀河竜騎APCキャノン

(攻撃時、相手のサイズ1以下のモンスターを破壊するか、相手にダメージ1!)

◼️銀河竜騎APCブライトエッジ

(君のライフ5以下で【2回攻撃】を得る。打撃力+1!)

◼️打撃2→3

 

 

サツキ「ゲージ1払い、装備!〈銀河刃 ギャラクティス〉」

◼️手札4→3/ゲージ3→2

 

 

銀河刃 ギャラクティス

武器/光

攻4000/打撃2

◼️【装備コスト】ゲージ1払う。

◼️君のライフ1払う。払ったら、君の場のサイズ3の「ギンガドラゴン」のソウルが3枚以下なら、君のドロップゾーンの「戦装竜」を1枚そのモンスターのソウルに入れる。この能力は1ターンに1回だけ使える。

◼️君の場のソウル3枚以上の「ギンガドラゴン」がいる時、このカードの攻撃力+2000して、【貫通】を得る。

 

 

サツキ「バトル!アポカドラシオンでヒビノさんに攻撃!ソウルの〈スターXリンク〉!攻撃した時、ヒビノさんにダメージ1!打撃3!」

 

 

アポカドラシオンの両翼の主砲から合計6発のレーザービームがヒビノに放たれる!

 

 

ヒビノ「くっ……、うぁぁ!」LP8→7→4

 

サツキ「相手にダメージを与えた時、ゲージ+1」

◼️ゲージ2→3

 

サツキ「アポカドラシオンで2回攻撃!打撃3!」

 

 

アポカドラシオンの両翼が分離して6枚刃となり、一斉にヒビノに斬りかかる!

 

 

ヒビノ「うぁぁ!」LP4→1

 

サツキ「これでとどめだ!キャラクティスで攻撃!打撃2!」

 

ヒビノ「うぁぁぁー!」LP1→0

 

ーーー

 

ヒビノ「お見事でした。サツキさん」

 

サツキ「あなたも強かったよ。」

 

ヒビノ「恐縮です。さて、私に勝利したあなたの実力を見込んでお話しがあります。」

 

サツキ「話し?」

 

ヒビノ「はい。」

 

 

ヒビノはスーツの懐から2通の封筒をサツキと絵里にわたす。

 

 

サツキ「……これは?」

 

ヒビノ「私達の主人が主催する大会の招待状です。」

 

サツキ「大会?」

 

ヒビノ「はい。ですが誰でも参加とはいきません。大会に参加できるのは、名の知れた、実力のあるファイターのみ。盛谷サツキさん。バディポリスのAAAエースであり、元バディチャンピオンのあなたには、どうかこの大会に参加していただきたいのです。」

 

絵里「あの……、なぜ私の分まで?」

 

ヒビノ「奥様の事も調べはついています。元μ'sのメンバー、絢瀬絵里さん。共に名の知れたビッグカップルが参加するとなれば、大会もおおいに盛り上がる事でしょう!………ですが強制はしません。私はあくまでスカウトマンです。大会に参加するかどうかを最終的に決めるのはお二方ですので……、3日後、内浦湾に使いの者と船が用意されているので、参加していただけるなら、ご乗船ください。では……」

 

 

ヒビノは去っていった……。

 

 

盛谷 邸

 

絵里「サツキ、どうする?」

 

サツキ「3日後か……急だな。絵里ちゃんは参加してみたい?」

 

絵里「そうね……、最近バディファイトに触れてないし、久しぶりに大会に出るっていうのもいいかもね……」

 

サツキ「僕も3日後は非番になってるからな、………よし、参加してみるか!」

 

絵里「本当に?」

 

サツキ「ああ。」

 

絵里「やったわ!早速デッキを見直さないと!」

 

サツキ「あ、あれ……?夕飯はーー⁉︎」

 

ーーー

 

Aqours と サツキがスカウトされる1週間前………

 

 

アイドル事務所

 

 

マネージャー「にこりんぱなの3人にお手紙来てるわよ〜〜!」

 

花陽「お手紙ですか?」

 

凛「もしかして、ファンレターかなぁ〜!」

 

にこ「……じゃないみたいね。」

 

 

3通の手紙には、招待名以外に全く同じ内容が書かれていて、それぞれ参加券が同封されていた。

 

 

ーーー手紙内容ーーー

 

拝啓 にこりんぱな の皆様。

 

この度、我が主人が主催するバディファイトの大会にご招待いたします。今話題の

「新人アイドルファイター」であり、元「μ's」のメンバーである

お三方が参加していただけると、大会の方もおおいに盛り上がるはずですので、もし参加していただけるのならば、10日後に内浦湾に使いの者と船が用意されていますのでご乗船ください。

 

では、これからのご活躍を応援いたします。

 

ーーー

 

 

花陽「バディファイトの大会……?」

 

凛「10日後に開かれるみたいにゃ。」

 

にこ「くだんない。そもそも、私達はアイドルよ。3日後なんてスケジュールが山積みなんだから………」

 

 

にこがスケジュール表を見ると、10日後のスケジュールは真っ白だった。

 

 

にこ「………」

 

凛「真っ白にゃ!」

 

花陽「どうする?にこちゃん。」

 

にこ「マネージャー」

 

マネージャー「は、はい!」

 

にこ「10日後のスケジュールは全て断りなさい。こうなったら、この大会で思いっきりストレスを発散してやるわ!」

 

ーーー

 

西木野 邸

 

真姫ママ「真姫ちゃん、お手紙届いてるわよ?」

 

真姫「手紙?」

 

 

真姫が手紙を開くと、1通の手紙とバディファイトの大会の参加状が入っていた。

 

 

真姫「………バディファイトの大会…ね……、……10日後の予定も特に無いわね………」

 

ーーー

 

和菓子屋 穂むら

 

カラン!カラン!

 

穂乃果「いらっしゃいませ〜!」

 

黒スーツ「……失礼します。高坂穂乃果さんですね?」

 

穂乃果「はい、そうですけど。」

 

黒スーツ「私とバディファイトしていただけますか?」

 

 




今回も感想を是非‼︎


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スカウト(穂乃果 編)

Aqoursとサツキがスカウトされる1週間前のこと………

 

 

和菓子屋 穂むら

 

カラン!カラン!

 

穂乃果「いらっしゃいませ〜!」

 

黒スーツ「……失礼します。高坂穂乃果さんですね?」

 

穂乃果「はい、そうですけど。」

 

黒スーツ「私とバディファイトしていただけますか?」

 

穂乃果「ファイト……ですか……?」

 

黒スーツ「申し遅れました。私、ヒビノと申します。」

 

穂乃果「はぁ……、あ、でも今は勤務中なので、ファイト出来ませんよ?」

 

ヒビノ「そうですね。では、終わるまで待たせていただきます。うーん……この、ほむまんと言うのを5つお願いします。」

 

穂乃果「あ、はい!ありがとうございます。海未ちゃん、ことりちゃん!ほむまん5つ!」

 

海未「承りました。」

 

ことり「すぐ作るね!」

 

 

海未とことりは幼馴染の穂乃果の実家の和菓子屋、穂むらでバイトをしている。ただのバイトと言うより、従業員に近いバイトである。

 

 

ヒビノは飲食スペースに座る。

 

 

ヒビノ(海未さんとことりさんもいるみたいですね。手間が省けそうです。)

 

穂乃果「お待たせしました。ほむまん5つです。」

 

ヒビノ「ありがとうございます。」

 

 

ヒビノはほむまんを一口食べる

 

 

ヒビノ(………! このお饅頭のあんこは……、普通はあんこを作る過程で砂糖を大量に入れ甘さを引き出すものですが、これは違う、砂糖に頼ったしつこい甘さではない。)

 

 

ヒビノは今度、饅頭の餅だけをかじる。

 

 

ヒビノ(……なるほど……、秘密はこのお餅ですか、このお餅に塩が練りこまれている。この塩味があんこ本来の甘さを引き出しているのだ。お餅に使っているもち米も、一般のものではないようだ。この味を一言で表すと……)

 

ヒビノ「……美味い。」

 

ーーー

 

しばらくして………

 

 

穂乃果「お待たせしました。」

 

海未「まさか本当に終わるまで待っているとは……」

 

ことり「辛抱強い人だね。」

 

ヒビノ「みなさん、お仕事お疲れ様です。疲れているところ恐縮ですが、私とファイトしていただけますか?高坂穂乃果さん。」

 

穂乃果「まあ、仕事が終わるまで待ってもらったし、分かりました。ファイトしましょう!」

 

ヒビノ「痛み入ります。では参ります!」

 

 

穂乃果「集え、五角の意思よ!ルミナイズ!〈五角の希望〉」

 

ヒビノ「あの方の理想の為、私はどこまでも汚れましょう。ルミナイズ!〈暗黒竜牙〉」

 

 

オープンTHEフラッグ

 

 

穂乃果「ドラゴンワールド」

◼️手札6/ゲージ2/LP10

 

ヒビノ「ダークネスドラゴンワールド」

◼️手札6/ゲージ2/LP10

 

 

穂乃果「穂乃果のターン、チャージ&ドロー!」

◼️手札6/ゲージ2→3

 

穂乃果「ライトに〈五角騎竜 火剣のドゥーベル〉をコール!」

◼️手札6→5

 

 

五角騎竜 火剣のドゥーベル

サイズ1/攻5000/防1000/打撃2

 

 

穂乃果「バトル!ドゥーベルでヒビノさんに攻撃!打撃2!」

 

ヒビノ「うっ……」LP10→8

 

穂乃果「ターンエンド!」

◼️手札5/ゲージ3/LP10

 

 

ヒビノ「私のターン、ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札6→7/ゲージ2→3

 

ヒビノ「ライトに〈煉獄竜牙団 サウザンドランサー・ドラゴン〉をコール」

◼️手札7→6

 

 

煉獄竜牙団 サウザンドランサー・ドラゴン

煉獄/黒竜

サイズ1/攻4000/防1000/打撃2

◼️【対抗】このカードが破壊された時、このカードを君の場に残せる。この能力は1ターンに1回だけ使える。

◼️このカードがカード名に「煉獄竜牙団」を含むモンスターの能力で破壊された時、そのモンスターの打撃力+1!この能力は1ターンに1回だけ使える。

 

 

ヒビノ「ゲージ3払い、レフトにコール!〈煉獄竜牙団 第4師団団長 ガルファライズ・ドラゴン〉」

◼️手札6→5/ゲージ3→0

 

 

煉獄竜牙団 第4師団団長 ガルファライズ・ドラゴン

煉獄/黒竜

サイズ2/攻7000/防4000/打撃2

◼️【コールコスト】君のデッキの上からカードを1枚このカードのソウルに入れて、ゲージ3払う。

◼️【対抗】【起動】君の場のカード名に「煉獄竜牙団」のモンスター1枚を破壊する。破壊したら、このカードの打撃力+1して、君のデッキの上からカードを1枚ゲージに置く。この能力は1ターンに1回だけ使える。

【2回攻撃】【ソウルガード】

 

 

ヒビノ「ガルファライズドラゴンの能力!私はサウザンドランサードラゴンを破壊します。」

 

 

サウザンドランサードラゴン 破壊!

 

 

穂乃果「自分のモンスターを……!」

 

 

ヒビノ「そしてガルファライズドラゴンの打撃力+1、ゲージ+1、サウザンドランサードラゴンは自身の能力で場に残り、煉獄竜牙団の能力で破壊された時、そのモンスターの打撃力を+1します。」

◼️ゲージ0→1

 

 

サウザンドランサードラゴン 生存!

 

 

ガルファライズドラゴン

打撃2→3→4

 

ーーー

 

海未「一気に打撃4ですか……」

 

ーーー

 

ヒビノ「行きます。ガルファライズドラゴンで穂乃果さんに攻撃!打撃4」

 

穂乃果「うぁぁー!」LP10→6

 

穂乃果「ドゥーベルの能力!穂乃果がダメージを受けた時、ゲージ+1!」

◼️ゲージ3→4

 

ヒビノ「まだ終わってませんよ。ガルファライズドラゴンで2回攻撃です!」

 

穂乃果「キャスト!〈ドラゴンシールド 青竜の盾〉攻撃を無効化して、ゲージ+1!」

◼️手札5→4/ゲージ4→5

 

ヒビノ「サウザンドランサーで穂乃果さんに攻撃!打撃2!」

 

穂乃果「うぐっ……」LP6→4

 

ヒビノ「ターンエンドです。」

 

 

穂乃果「うん、やっぱりファイトは楽しい!私のターン!ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札4→5/ゲージ5→6

 

穂乃果「レフトに〈五角竜王 ドラム〉をバディコール(LP4→5)!」

◼️手札5→4/ゲージ6→5

 

 

五角竜王 ドラム

サイズ2/攻6000/防5000/打撃2/【ソウルガード】/ソウル1

 

 

穂乃果「そして、穂乃果のライフ6以下で、場に五角がいる時、〈角王フォース"五角の闘覇"〉解放‼︎」

◼️手札4→3/ゲージ5→3

 

 

角王フォース"五角の闘覇"

武装騎竜/覚醒

攻6000/打撃2

◼️〈解放条件‼︎〉〔君のライフが6以下で場にサイズ2以上の『五角』のモンスターがいる。〕

◼️【装備コスト】ゲージ2払う。

◼️【対抗】君にダメージ1!この能力は1ターンに1回だけ使える。

◼️君がダメージを受けた時、次の2つから1つ選んで使える。

・君のライフ+3する。

・相手にダメージ1!この能力は1ターンに1回だけ使える。

◼️このカードは破壊されず、手札に戻せず、能力は無効化されない。

 

 

ヒビノ「これは……」

 

穂乃果「角王フォースの能力!自分にダメージ1!くっ……!」LP4→3

 

穂乃果「角王フォースの更なる能力で、ヒビノさんにダメージ1!」

 

ヒビノ「うぐ……!」LP8→7

 

穂乃果「ドラムの能力でガルファライズドラゴンを破壊するよ!」

 

 

煉獄竜牙団 第4師団団長 ガルファライズドラゴン 破壊!

 

 

穂乃果「バトル!先ずはドゥーベルでヒビノさんに攻撃!打撃2!」

 

ヒビノ「くぅっ」LP7→5

 

穂乃果「ドラムで攻撃!打撃3!」

 

ヒビノ「うぁぁ!」LP5→2

 

穂乃果「角王フォースで攻撃!打撃2!」

 

ヒビノ「ぐぁぁ!」LP2→0

 

ーーー

 

ヒビノ「さすが、お見事です。」

 

穂乃果「ヒビノさんも強かったです。」

 

ヒビノ「そう言ってもらえて光栄です。ファイトしてくれたお礼に、これを……」

 

 

ヒビノは穂乃果、海未、ことりに手紙を渡す。

 

 

穂乃果「これは?」

 

ヒビノ「私の主人が主催するバディファイトの大会があります。その参加状です。」

 

ことり「大会の参加状?」

 

海未「なぜ、私とことりにまで?」

 

ヒビノ「あなた達にも参加資格があるからですよ。伝説のスクールバディチーム元 μ's の高坂穂乃果さんは確定として、μ'sメンバーである、海未さんとことりさんにもね……。」

 

ヒビノ「この大会は、名の知れたファイターや、実力のあるファイターのみ集めて開催する特別な大会ですから、元μ'sの皆様にも是非参加していただきたいのです。ですが、あくまで私はスカウトマンに過ぎませんので、大会に参加するかどうかは、そちらで判断してください。もし参加していただけるのであれば、10日後、内浦湾に使いの者と船が用意されていますので……、では、私はこれで……」

 

 

そしてヒビノは去っていった。

 

 

海未「どうします?穂乃果?」

 

ことり「参加するの?」

 

穂乃果「」……2人は、どうしたい?」

 

海未「……今更な質問をしないでください。」

 

ことり「今更、穂乃果ちゃんが決めた事には何も言わないよ。」

 

穂乃果「ありがとう。久しぶりに出てみようよ。バディファイトの大会に!」

 

ことり「決まりだね。」

 

海未「はい。」

 

穂乃果「よーし!出るからには優勝するよ!」

 

 




今回も感想を是非‼︎



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スカウト(炎斬 編)

ヒビノが穂乃果達をスカウトした8日後……

 

 

焼野炎斬は、「バディファイト技術開発局 沼津支部」にテストファイターとして勤めている。若干17歳で正社員として勤めており、今までのバイト生活とは比べ物にならないくらいに充実して、安定した生活を送れるようになっていた。

 

 

技術開発局では今、「RBFST(リアルバディファイトシュミレーター)」 を開発していて、炎斬は、そのシュミレーターのモデリングファイターを引き受けている。

 

 

炎斬「オラァ!オウガ斬魔で攻撃!」

 

テスター「うわぁぁぁ!」LP0

 

 

シュミレーターが今のファイトをインプットする。

 

 

社長「お疲れ、炎斬君!デンジャーワールドもバッチリじゃないか〜。」

 

炎斬「そうっすか?よく分かんねーっす。」

 

社長「そうかい?まぁ、今日はここまでだね。これ以上働かせると、労働基準法に引っかかっちゃうしね。今日もお疲れ!」

 

炎斬「お疲れっす。」

 

 

炎斬が荷物をまとめて帰ろうとする時……

 

 

社長「ああ、炎斬君!君、最近毎日動いているだろう?5日間ぐらい休暇を取ってはどうだい?」

 

炎斬「休暇?」

 

社長「ああ、たまには体を休めるといい。」

 

炎斬「いいっすよ。休みなんて……」

 

社長「そうかい?でも、休みが欲しかったらいつでも言ってくれ。」

 

炎斬「じゃ、失礼っす。」

 

ーーー

 

職場を出た炎斬は帰路についていた。

 

 

炎斬「休み………か………」

 

「失礼します。焼野炎斬さんですね?」

 

炎斬「あん?誰だ、おめぇ」

 

 

黒いスーツを着て、グラサンをかけた短髪の男が炎斬に話しかけてきた。

 

 

ヒビノ「私、ヒビノと申します。」

 

炎斬「……何の用だ?」

 

ヒビノ「いきなりすみません。少し私とファイトをしていただきたいのです。」

 

炎斬「ファイトだと?」

 

ヒビノ「はい。数々のバディファイトの賞金大会で勝ち続けているあなたの力を見てみたいのです。噂通りの強さなのかをね……」

 

炎斬「はあ?悪いけど、仕事で疲れてんだ。ファイトならまた後にしてくれ。」

 

ヒビノ「そうですか……では、これを渡しておきます。」

 

 

ヒビノは炎斬に大会の参加状を渡す。

 

 

炎斬「んだこれ?」

 

ヒビノ「我が主人が主催するバディファイトの大会の参加状です。あなたには是非参加していただきたいのです。」

 

炎斬「大会だと?」

 

ヒビノ「はい。この大会は特別でして、実力のあるファイターや名の知れたファイターのみを集めて開催される大会です。あなたは実力のあるファイターとして選ばれました。知ってますよ。バディファイトハイパーカップで、Aqoursのリーダー高海千歌さんと互角に渡り合った、実力のあるファイターだと。」

 

炎斬「………」

 

ヒビノ「どうです?」

 

炎斬「………聞いていいか?」

 

ヒビノ「はい。」

 

炎斬「実力のあるファイターと名の知れたファイターが集まるって言ったな?」

 

ヒビノ「はい。」

 

炎斬「Aqoursのみんなも誘ったのか?」

 

ヒビノ「はい。参加するかは彼女達次第ですが、スカウトはしましたよ。」

 

炎斬「そうか……、分かった。参加するぜ。」

 

ヒビノ「それは良かった。ですが、やはり私は、あなたの力が見たい。どうかファイトしてもらえますか?」

 

炎斬「………分かった。良いぜ!ファイトしてやる。」

 

ヒビノ「ありがとうございます。では、参ります!」

 

 

炎斬「真っ赤に燃やせ、新たな力と共に、熱き魂を!ルミナイズ!〈爆炎軍 進撃!〉」

 

ヒビノ「あの方の理想の為、私はどこまでも汚れましょう。ルミナイズ!〈暗黒竜牙〉」

 

 

オープンTHEフラッグ

 

 

炎斬「ドラゴンワールド」

◼️手札6/ゲージ2/LP10

 

ヒビノ「ダークネスドラゴンワールド」

◼️手札6/ゲージ2/LP10

 

 

炎斬「俺からだ!チャージ&ドロー!」

◼️手札6/ゲージ2→3

 

炎斬「ライトに〈爆炎軍 システミックバーナー・ドラゴン〉をコール!」

◼️手札6→5

 

 

爆炎軍 システミックバーナー・ドラゴン

爆炎/炎龍

サイズ4000/防2000/打撃2

◼️このカードが相手のモンスターに攻撃した時、相手の空いているモンスターエリア1つにつき、このカードの攻撃力+1000する!

【貫通】

 

 

炎斬「レフトに〈爆炎軍 サウザンドフレイム・ドラゴン〉をコール!」

◼️手札5→4

 

 

爆炎軍 サウザンドフレイム・ドラゴン

爆炎/炎龍

サイズ1/攻5000/防1000/打撃2→3

◼️相手の空いているモンスターエリアが2つ以上の時、このモンスターの打撃力+1!

 

 

炎斬「バトルだ!サウザンドフレイムドラゴンでヒビノに攻撃!お前の空いているモンスターエリアは3ヶ所、よってサウザンドフレイムの打撃力は3になる!」

 

ヒビノ「ぐぁっ」LP10→7

 

炎斬「ターンエンド!」

◼️手札4/ゲージ3/LP10

 

 

ヒビノ「私のターン、ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札6→7/ゲージ2→3

 

ヒビノ「ライトに〈煉獄竜牙団 ブラックスパーク・ドラゴン〉」

◼️手札7→6

 

 

煉獄竜牙団 ブラックスパーク・ドラゴン

煉獄/黒竜

サイズ1/攻6000/防1000/打撃1

◼️場のこのカードが能力で破壊された時、相手にダメージ1!さらに、カード名に「煉獄竜牙団」を含むモンスターの能力で破壊されていれば、君はカードを1枚引く。

 

 

ヒビノ「レフトに〈煉獄竜牙団 ブルーソード・ドラゴン〉」

◼️手札6→5

 

 

煉獄竜牙団 ブルーソード・ドラゴン

煉獄/黒竜

サイズ1/攻5000/防1000/打撃2

◼️君の場にサイズ2以上のカード名に「煉獄竜牙団」を含むモンスターがいれば、このカードのサイズを1減らす。

◼️このカードが能力で破壊された時、君のライフ+2する。

【貫通】

 

 

ヒビノ「そして、ゲージ3払いセンターにコール!〈煉獄竜牙団第3師団団長 ガーディレンス・ドラゴン〉」

◼️手札5→4/ゲージ3→0

 

 

煉獄竜牙団第3師団団長 ガーディレンス・ドラゴン

煉獄/黒竜

サイズ2/攻5000/防9000/打撃2

◼️君のデッキの上から2枚までこのカードのソウルに入れて、ゲージ3払う。

◼️【対抗】【起動】このカード以外のカード名に「煉獄竜牙団」を含むモンスター1枚を破壊する。破壊したら、君のライフ+1して、相手にダメージ1!この能力は1ターンに2回まで使える。

【移動】【ソウルガード】

 

FT「第3師団は他より特別固い盾を持っている。」

 

 

煉獄竜牙団 ブルーソードドラゴン

サイズ1→0

 

 

ヒビノ「バトルです。ブルーソードドラゴンで炎斬さんに攻撃!打撃2」

 

炎斬「うぉ!」LP10→8

 

ヒビノ「ブラックスパークドラゴンで炎斬さんに攻撃!打撃1です。」

 

炎斬「っ………」LP8→7

 

ヒビノ「ガーディレンスドラゴンで炎斬さんに攻撃!打撃2です!」

 

炎斬「ぐぅ……」LP7→5

 

ヒビノ「ガーディレスドラゴンの能力でブルーソードドラゴンを破壊!私のライフ+1して、炎斬さんにダメージ1!」LP8→9

 

炎斬「うぉ……!」LP5→4

 

ヒビノ「ブルーソードが能力で破壊された事で、私のライフ+2!さらに、ブラックスパークを破壊して炎斬さんにダメージ1!私のライフ+1……、そしてブラックスパークが破壊されたのでダメージ1!」LP9→11→12

 

炎斬「ぐぁぁ!」LP4→3→2

 

ヒビノ「残念ですが、2回以上は使えない能力ですので、ターンエンド。」

◼️手札4/ゲージ0/LP12

 

 

炎斬「やるじゃねーか、あんた!」

 

ヒビノ「ありがとうございます。」

 

炎斬「んじゃ、俺のターン!ドロー、チャージ&ドロー‼︎」

◼️手札4→5/ゲージ3→4

 

炎斬「行くぜ!炎龍2体をソウルに、ゲージ2払いライトにバディコール(LP2→3)!生まれ変わった俺の相棒!爆炎の力に目覚めよ!〈爆炎龍王 クリムゾンブルグ〉」

◼️手札5→4/ゲージ4→2

 

 

爆炎龍王 クリムゾンブルグ

爆炎/炎龍

サイズ3/攻7000/防5000/打撃2

◼️【コールコスト】君の場の「炎龍」のモンスターを2枚までこのカードのソウルに入れて、ゲージ2払う。

◼️"爆炎連弾"君のアタックフェイズ開始時、相手の場のモンスターを2枚まで破壊する。

◼️相手のモンスターエリアが2ヶ所以上空いているなら、空いているモンスターエリア1ヶ所につき、このカードの攻撃力+2000、防御力+2000、打撃力+1!

【2回攻撃】【貫通】【ソウルガード】/ソウル2

 

FT「行くぜ、相棒!俺の爆炎に巻き込まれるなよ!」

 

 

その紅いドラゴンは、二足歩行で、片手に機械的な剣を持ち、背中に2つのガトリング砲を背負っている。

 

 

炎斬「バトル!クリムゾンブルグの能力!アタックフェイズ開始時に、相手のモンスター2枚を破壊する!破壊するのは、ガーディレンスドラゴンだ!」

 

 

クリムゾンブルグが背負っていた2つのガトリング砲が起動し、ブルグの肩に装着される。

 

 

炎斬「撃て!"爆炎連弾"」

 

 

ヒビノ「ソウルガードです。」

 

 

ガーディレンスドラゴン ソウル2→1

 

 

炎斬「クリムゾンブルグは空いているお前のモンスターエリアの数×2000、攻撃力、防御力をアップ!打撃+1だ!」

 

 

爆炎龍王クリムゾンブルグ

攻7000→11000

防5000→9000

打撃2→4

 

 

ヒビノ「……‼︎」

 

炎斬「クリムゾンブルグでガーディレンスドラゴンに攻撃!」

 

 

クリムゾンブルグ

攻11000

 

ガーディレンスドラゴン

防9000

 

 

ヒビノ「ソウルガード!」

 

 

ガーディレンス ソウル1→0

 

 

炎斬「【貫通】4ダメージだ!」

 

ヒビノ「うぁぁー!」LP12→8

 

炎斬「【2回攻撃】だ!クリムゾンブルグ!」

 

 

クリムゾンブルグ

攻11000

 

ガーディレンスドラゴン

防9000

 

煉獄竜牙団 第3師団団長 ガーディレンスドラゴン 撃破‼︎

 

 

炎斬「貫通だ!」

 

ヒビノ「ぐぁっ!」LP8→4

 

炎斬「終わりじゃねーぞ!ライフ1でキャスト!〈炎龍技 爆炎噴気〉」

 

 

炎龍技 爆炎噴気

魔法

◼️【使用コスト】ライフ1払う。

◼️【対抗】君の「炎龍」のモンスター1枚をスタンドする。この能力でカード名に「クリムゾンブルグ」を含むモンスターがスタンドした時、そのモンスターの打撃力+1!

◼️「炎龍技 爆炎噴気」は1ターンに1枚だけ使える。

 

 

炎斬「クリムゾンブルグをスタンド!さらに打撃+1だ!」

 

 

クリムゾンブルグ

打撃4→5

 

 

炎斬「とどめだ!クリムゾンブルグで攻撃!打撃5!」

 

ヒビノ「ぐぁぁ‼︎」LP4→0

 

ーーー

 

ヒビノ「素晴らしいファイトでした。」

 

炎斬「ああ」

 

ヒビノ「では、2日後に内浦湾に使いの者と船があります。では会場で会いましょう。」

 

 

そしてヒビノは去っていった。

 

 

炎斬「………」スマホ ピッ

 

炎斬「………社長、やっぱり明日から休暇を取らせてもらうよ。大事な用ができたからよ。」

 

 




今回も感想を是非‼︎

今回は炎斬の新しいテーマ「爆炎龍」を使いました。どうでしたか?
スカウト回は、これで最後かな〜?


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煉獄バディカップ 開幕!

ヒビノからスカウトを受けてから3日が経った。

腕の立つ多くのファイターが大会に参加する為に、船と使いの者がいるという内浦湾に集まっていた。

 

何も知らない住民達は何事かと野次馬化している。

 

そしてAqoursも………

 

 

曜「うわぁ〜〜!」

 

梨子「凄い……!」

 

善子「まさか、ここに集まってるのって全員、大会に参加する人達⁉︎」

 

花丸「いっぱい居るずら〜」

 

 

ザワザワ

ザワザワ

 

 

果南「あれ?あっちの方、特に人がざわついてるね?」

 

千歌「行ってみよう!」

 

ーーー

 

野次馬のファイター達は集まっている人達を見て驚愕していた。

 

 

「お、おい、見ろよあの人!」

 

「間違いない、バディポリスのAAAエース 盛谷サツキだ!」

 

「サツキさんの隣に居るの、元μ'sの絢瀬絵里さんじゃない?」

 

「見て!あっちには元μ'sで、今話題の新人アイドルファイターNo.1グループの「にこりんぱな」よ!」

 

「穂乃果ちゃん達も居るぞ!」

 

「凄い!そうそうたるメンツが勢ぞろいだー!」

 

「本当に、何があるって言うんだ⁉︎」

 

ーーー

 

穂乃果「凄い人だね〜!」

 

海未「まさか、この人達全員ヒビノさんがスカウトしたんでしょうか?」

 

ことり「それはさすがに……」

 

「あれ?穂乃果?海未、ことり!」

 

穂乃果「あ、絵里ちゃん!サツキ君!」

 

サツキ「久しぶりだね、みんな!」

 

海未「お久しぶりです。2人とも。」

 

ことり「サツキ君達も大会に参加するの?」

 

サツキ「やっぱり、みんなもそうなんだね。」

 

絵里「私とサツキはスカウトされたのよ。」

 

穂乃果「穂乃果達も同じだよ!」

 

海未「私達は、元μ'sだからとスカウトを受けました。」

 

ことり「絵里ちゃんもだよね。」

 

絵里「ええ、そうよ。サツキはバディポリスのAAAエースとしてだけどね。」

 

「私達も同じよ!」

 

「同じって言うか、手紙が届いたって事だけどね。」

 

サツキ「あ!」

 

穂乃果「にこちゃん!」

 

海未「凛、花陽!」

 

ことり「真姫ちゃん!」

 

絵里「希⁉︎」

 

希「やほー!絵里ち、サツキ君!3日ぶりやな!」

 

にこ「予感はしてたけど、やっぱりあんた達も大会に出るのね。」

 

花陽「なんか、嬉しいね!」

 

凛「μ'sがまた揃ったにゃ〜!」

 

真姫「相変わらず元気ね、凛」

 

穂乃果「まさか、こんな形でμ'sが揃うなんて、凄いよ!」

 

 

「おーい!穂乃果さーん!」

 

「待ってよ、千歌ちゃ〜ん!」

 

 

穂乃果「あ、千歌ちゃん!Aqoursのみんなも!」

 

千歌「やっぱり、穂乃果さんだ〜!」

 

ダイヤ「サツキさんもいらしたんですね?」

 

サツキ「ああ」

 

ルビィ 「またμ'sと会えるなんて……」

 

善子「これこそ正に、悪魔の運命操作!」

 

花丸「悪魔じゃなくて神様ずら。」

 

海未「Aqoursもスカウトを受けたのですか?」

 

千歌「はい!ヒビノさんって人に」

 

穂乃果「千歌ちゃん達も⁉︎穂乃果達もヒビノさんからスカウトされたんだよ。」

 

サツキ「本当に実力のあるファイター達を集めたみたいだね。ヒビノさんは……」

 

「よおAqours、やっぱり参加を決めたな。」

 

梨子「あなたは……!」

 

千歌「炎斬君!」

 

炎斬「久しぶりだな。」

 

サツキ「君も参加するみたいだね。」

 

炎斬「おうよ、サツキ、俺はあんたとも戦いてぇ!」

 

サツキ「ふふふ、その時は負けないよ!」

 

果南「見てダイヤ、あの人……」

 

ダイヤ「ええ、現バディチャンピオンの赤崎さんですわ。」

 

鞠莉「他にも有名どころが居るわね。」

 

 

ヴォッ ヴォ----ン

 

 

みんなが再会を喜んでいた時、汽笛と共に船が内浦湾に到着した。

 

 

使いの者「皆様、お待たせしました。これより船を出します。大会の参加者は速やかにご乗船ください。」

 

 

皆が促されるままに船に乗り込む。

 

 

使いの者「これより3時間ほど船の旅になります。ご自由にお過ごしください。」

 

ーーー

 

船内ロビー

 

絵里「なかなかしっかりした船ね。」

 

サツキ「ああ、とにかく椅子に座ろう。」

 

「お初にお目にかかります。盛谷サツキさん。」

 

サツキ「あなたは?」

 

「あ、僕は伊月島ヒロです。」

 

サツキ「あ、確か俳優の……」

 

ヒロ「はい、一応、バディポリスの映画で主役を演じる予定なのですけど、実際のバディポリスのあなたにお話を伺いたくて、よろしいですか?」

 

サツキ「はい、是非」

 

ーーー

 

Aqoursと元μ'sは第3休息部屋でくつろいでいた。

 

 

海未「では、ジウンで攻撃、ゲージ1払い、この攻撃は無効化できません。どうします?」

 

ダイヤ「ま、負けましたわ……、やはり海未さんは強いですね。同じカタナワールド使いとして尊敬します。」

 

海未「そ、そんな事ないですよ。ダイヤさんも強かったですよ。」

 

ダイヤ「あ、ありがとうございます。」

 

果南「ふふふ、良かったね、ダイヤ!」

 

鞠莉「ナイスファイトだったわ!」

 

希「そんじゃ、ウチとのファイトは誰がやる?」

 

果南「私がやります!」

 

希「そんじゃ始めよか?」

 

ーーー

 

甲板

 

 

穂乃果「千歌ちゃん改めて、ラブライブ!優勝おめでとう。」

 

千歌「ありがとうございます。穂乃果さん!」

 

穂乃果「絵里ちゃんから聞いたよ、学校を守れたんだよね?」

 

千歌「はい!でも、学校を救ってくれたのは、地域の皆や、浦女のみんな、そして、入学を決めてくれた100人の学生達、私達Aqoursは、みんなの後押しをしただけですから。」

 

穂乃果「それでも、きっかけになったのは千歌ちゃん達Aqoursの頑張りだよ。どんなにバディファイトが強い学校でも、必死に努力して、何より、楽しそうにファイトをする学校にみんな入るんだよ。少なくとも、穂乃果は、千歌ちゃんのファイトが凄く楽しそうに見えたよ!」

 

千歌「穂乃果さんのアドバイスのおかげですよ。どんなに苦しい状況でも、笑ってファイトする。笑顔が私達の力になるって、私は、その言葉を大切に、そして全力で楽しんでファイトしただけです!」

 

穂乃果「千歌ちゃん、もしこの大会で戦う時が来たら、見せてね、全力の笑顔のファイトを。千歌ちゃんの全力のファイトを。」

 

千歌「はい!」

 

穂乃果「じゃ、みんなの所に戻ろうか。」

 

千歌「はい!」

 

ーーー

 

それから3時間は過ぎ、ついに大会の会場がある島に船は止まった。

 

 

使いの者「では皆様、足下に気をつけて下船したのち、会場まで足をお運びください。」

 

ーーー

 

大会の会場

 

 

ヒビノ「皆様、この度はお集まりいただき、ありがとうございます。今回我々が開催いたします大会は、名の知れた、実力のあるファイターのみを集めて開催いたします。高レベルの特別な大会です。その名も!〈煉獄バディカップ〉‼︎」

 

 

ザワザワ

ザワザワ

 

サツキ「煉獄……?」

 

炎斬「んだそりゃ?」

 

 

ヒビノ「ではまず予選を取り行いましょう。入ってください。」

 

 

ヒビノが合図をすると、会場の奥から7人のスーツを着た男女が現れる。

 

 

ヒビノ「予選では、彼ら7人とファイトしてもらいます。彼らには1人につきスターを4つ設けてあります。彼らに勝利し、スターを1つ手に入れて、この会場に戻って来てください。尚、スターを1つでも持っているファイターは、彼らに何勝してもそれ以上のスターを得る事はできません。そして、ファイター間での譲渡も禁止です。」

 

 

ダイヤ「なるほど、ゲームですわね。」

 

果南「思ったより楽しそうじゃん。」

 

サツキ「1人につきスター4つか、それが7人で、何度勝ってもスターは1つしか貰えない……だから、本戦に進めるのは、合計28人だけって事だな。」

 

 

ヒビノ「制限時間はありません。スターを1つ持って来た者だけが本戦出場になります。では、煉獄7師団、散りなさい!」

 

 

ヒビノの号令を合図に、7人は会場の外へ散って行った。

 

 

ヒビノ「では、これから20秒後、皆様も会場の外へ散ってください。では、この中の28人の方々は、本戦で会いましょう。」

 

 

サツキ「ふ……」

 

炎斬「行くか!」

 

千歌「頑張ろうみんな、絶対みんなで本戦に行こう!」

 

8人「うん(はい)!」

 

 

穂乃果「よし!私達μ'sも、みんな本戦で会おう!」

 

8人「うん(ええ)!」

 

 

カウント0秒、参加者70人は、一斉に会場の外へ散った!

 




今回も感想を是非!


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予選開始!ルビィ vs 煉獄第2師団

今回から6/2日から適用されます。新ルールを一足先に採用します。

新ルール

1 .先攻からのドローフェイズを解禁。

2.1回のバトルで使える【対抗】制限が無しになる。

3.追加ターン後は必ず相手のターンになる。


1について、先攻1ターン目から攻撃ができる代わりに先攻のドローフェイズは無しでしたが、アニメが神シリーズに入るこのタイミングで先攻のドローフェイズが解禁されました。
これでアインやツヴァイ、カオスは先攻から実質手札5枚で楽になりますね。竜牙雷帝は実質手札8枚から始める事になります。

2について、バディファイトが始まった当初は【対抗】制限はありませんでしたが、半年後にバトル中に1 回だけという【対抗】制限がつきましたが、神シリーズに入ってからまた【対抗】制限が無しになりました。

例:1 回のバトル中
相手の攻撃中に「ドラゴンシールド」を使う。

相手が魔法などで「ドラゴンシールド」を無効化した。

だが追加でまた「ドラゴンシールド」を使用できる。

これを繰り返し可能

と、言ったように、これからは1 回のバトル中に何度でも【対抗】が使えるようになった。まあ、今の環境なら当然の改定ですね。

3について、まあ説明しなくても分かる通り……
「グランファザークロック」で追加したターンに、もう1枚「グランファザークロック」を使っても意味無く、強制で相手のターンになります。

では、本編始めさせてもらいます。↓


ついに、煉獄バディカップの当日になった。Aqours、μ's、サツキ、炎斬、他、総勢70名の名の知れた実力のあるファイター達が集められ、そして、煉獄バディカップの予選が開始された。

 

ーーー

 

ダイヤ「予選で生き残れるのは総勢28名、みなさん、気を引き締め行きましょう。」

 

千歌「はい!じゃあみんな、会場で会おうね!」

 

 

Aqoursはばらけて、行動を開始した。

 

ーーー

 

???

 

 

有名ファイター「うわぁぁ!」LP0

 

煉獄第2師団 イトウ「ファイトは俺の勝ちだ。では退場してもらうぞ。」

 

有名ファイター「な、何だ?何をする……、うぁぁぁぁ!」

 

イトウ「ふん、では次の相手を探すか。」

 

ーーー

 

ルビィ「全然見つからないね……」

 

花丸「そうずらね〜」

 

善子「は……!感じます。悪魔達があっちの方で確かな力を感じました。」

 

花丸「また善子ちゃんの勘ずら?」

 

善子「ヨハネ!勘じゃなくて、確かに感じたのよ!」

 

ルビィ「とにかく、行ってみよう!」

 

 

3人はよし……ヨハネが感じたという方向に向かって歩き出した。

 

しばらく歩いて……

 

 

善子「ここよ!」

 

花丸「だしかに、誰か居るずら。」

 

ルビィ「黒いスーツの人だね。」

 

善子「さて、誰が挑む?」

 

ルビィ「ルビィが戦う。」

 

花丸「ルビィちゃん?」

 

善子「珍しいわね。良いわ、ルビィに譲るわ。」

 

花丸「頑張ってルビィちゃん!」

 

ルビィ「うん!」

 

 

ガササ…

 

 

黒いスーツ「ファイターですね。」

 

ルビィ「はい。バディファイトお、お願いします!」

 

黒いスーツ「分かりました。私の名はイトウです。では、ファイトを始めましょう。」

 

 

イトウは懐からある装置を取り出した。

 

 

イトウ「ファイトステージを起動!」

 

 

その時、ルビィとイトウは光の球体に包まれる。

 

ーーー

 

ファイト空間

 

 

ルビィ「これは……、ファイトステージ?けど、場所が変わってるような……」

 

イトウ「ここはファイト空間です。ここならば邪魔も入らず、終始安心してファイト出来ます。では、参りますよ。」

 

 

ルビィ「勇者と魔王、今交わりて新たな絆を紡ぐ!ルミナイズ!〈勇魔連合〉」

 

イトウ「ルミナイズ〈煉獄第2師団〉」

 

 

オープンTHEフラッグ

 

 

ルビィ「ダンジョンワールド」

◼️手札6/ゲージ2/LP10

 

イトウ「ダークネスドラゴンワールド」

◼️手札6/ゲージ2/LP10

 

 

今回からは、新ルールを適用する。

 

ーーー新ルールーーー

 

1 .先攻からのドローフェイズを解禁。

 

2.1回のバトルで使える【対抗】制限が無しになる。

 

3.追加ターン後は必ず相手のターンになる。

 

ーーー

 

 

ルビィ 「私の先攻です!ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札6→7/ゲージ2→3

 

ルビィ 「ライトにバディコール(LP10→11)!〈勇魔王者 イクシア〉」

◼️手札7→6/ゲージ3→1

 

 

勇魔王者 イクシア

サイズ2/攻6000/防6000/打撃2/【2回攻撃】【貫通】【ソウルガード】【ライフリンク2】

 

 

ルビィ「ライフ1払い、イクシアの能力!デッキからレフトに〈伝説の救世主 タスク〉をコール!」

 

 

伝説の救世主 タスク

サイズ1/攻5000/防1000/打撃2

 

 

ルビィ「タスクの登場時、1チャージ、ライフ+1!」LP10→11

◼️ゲージ1→2

 

ルビィ「バトル!イクシアでイトウさんに攻撃!打撃2!」

 

イトウ「ぐぅ!」LP10→8

 

ルビィ「先攻は1回しか攻撃できない……、ターン終了時、イクシアの能力で、伝説の救世主タスクをソウルに入れます!」

 

 

イクシア ソウル0→1

 

 

ルビィ「ターンエンド!」

◼️手札5/ゲージ2/LP 11

 

 

イトウ「俺のターン!ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札6→7/ゲージ2→3

 

イトウ「ライトに〈煉獄竜牙団 レッドクロー・ドラゴン〉をコール」

◼️手札7→6

 

 

煉獄竜牙団 レッドクロー・ドラゴン

煉獄/黒竜

サイズ1/攻4000/防4000/打撃2

◼️このカードが、カード名に「煉獄竜牙団」を含むモンスターの効果で破壊された時、このカードを君のゲージに置いてよい。

【貫通】【移動】

 

 

イトウ「レフトに〈煉獄竜牙団 第2師団団長 トラストダークサイス・ドラゴン〉をバディコール(LP8→9)!レッドクロードラゴンはコストでドロップ、さらにデッキの上から1枚ソウルイン」

◼️手札6→5/ゲージ3→1

 

 

煉獄竜牙団 第2師団団長 トラストダークサイス・ドラゴン

サイズ2/攻7000/防5000/打撃2/【ソウルガード】/ソウル1

 

 

イトウ「トラストダークサイスの能力発動!ドロップゾーンからサイズ1、〈煉獄竜牙団 レッドクロードラゴン〉を復活!そしてレッドクロードラゴンを破壊して、トラストダークサイスの更なる能力、このカードは【3回攻撃】を得る。因みにレッドクロードラゴンは自身の能力で破壊時、俺のゲージになります。」

◼️ゲージ1→0

 

ルビィ「そんな……」

 

イトウ「バトルです。トラストダークサイスでファイターに攻撃!打撃2です。」

 

ルビィ「うぁぁ!」LP 11→9

 

イトウ「トラストダークサイスの2回攻撃です!」

 

ルビィ「うわぁ!」LP9→7

 

ルビィ「イクシアの能力!ライフ1払って、デッキから〈近衛三騎士 ナノ・ガーディアンズ〉をサイズ1にしてレフトにコール!」

◼️LP7→6

 

 

近衛三騎士 ナノ・ガーディアンズ

サイズ2→1/攻5000/防5000/打撃2/【ソウルガード】

 

 

イトウ「トラストダークサイスで3回攻撃です!」

 

ルビィ「ナノガーディアンズの能力!手札1枚捨てて、単体の攻撃を無効化します!」

◼️手札5→4

 

イトウ「…ターンエンド」

◼️手札5/ゲージ1/LP9

 

ルビィ「イクシアの能力で登場したナノガーディアンズはサイズが元に戻り、サイズオーバーになる……」

 

 

近衛三騎士ナノ・ガーディアンズ 生滅

 

 

ルビィ「ルビィのターン、ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札5→6/ゲージ2→3

 

ルビィ「ゲージ1とライフ1払って装備!〈勇魔剣 ブレイジー〉を装備!」

◼️手札6→5/ゲージ3→2/LP6→5

 

 

勇魔剣 ブレイジー

冒険者/魔王

攻7000/打撃2

◼️【装備コスト】ゲージ1払い、ライフ1払う。

◼️君の場にこのカード以外の《冒険者》があれば、このカードは【貫通】を得て、《魔王》があれば、このカードは【2回攻撃】を得る。

◼️【対抗】このカードが破壊された時、君のデッキから「魔勇剣 ハーディオン」を1枚【装備コスト】を払って装備するか、手札に加える。

 

 

ルビィ「バトル!勇魔剣ブレイジーでイトウさんに攻撃!打撃2!」

 

イトウ「ぐぅ!」LP9→7

 

ルビィ「ブレイジーは、私の場に他の《魔王》がいれば【2回攻撃】できます!ブレイジーで2回攻撃!」

 

イトウ「うぐぅ!」LP7→5

 

ルビィ「イクシアでイトウさんに攻撃!打撃2!」

 

イトウ「キャスト!〈ミッドナイトシャドウ〉攻撃無効!」

◼️手札5→4

 

ルビィ「イクシアの2回攻撃!」

 

イトウ「キャスト!〈ミッドナイトシャドウ〉!」

◼️手札4→3

 

ルビィ「まだ終わりじゃない!イクシアの能力!ライフ1 払って、デッキからレフトに〈魔王 ガーグナー〉をサイズ1にしてノーコストコール!」

◼️LP5→4

 

 

魔王 ガーグナー

サイズ3→1/攻9000/防6000/打撃4/【ライフリンク2】

 

 

ルビィ「ガーグナーの登場時、ルビィのゲージを全てデッキに戻して、3チャージ!」

◼️ゲージ2→0→3

 

ルビィ「ガーグナーでイトウさんに攻撃!打撃4!」

 

イトウ「あぁぁ‼︎」LP5→1

 

ルビィ「ターン終了時、ガーグナーをイクシアにソウルイン!」

 

 

イクシア ソウル1→2

 

ライフリンク2

 

ルビィ「うぐぅ!」LP4→2

 

ルビィ「ターンエンド!」

◼️手札5/ゲージ3/LP2

 

 

イトウ「俺のターン、ドロー!チャージ&ドロー!」

◼️手札3→4/ゲージ1→2

 

イトウ「センターに〈煉獄竜牙団 レッドメイル・ドラゴン〉をコール」

◼️手札4→3

 

 

煉獄竜牙団 レッドメイル・ドラゴン

煉獄/黒竜

サイズ1/攻4000/防2000/打撃1

◼️君のカード名に「煉獄竜牙団」を含むモンスターの効果で破壊された時、そのモンスターの攻撃力+2000、打撃力+1する!

 

 

イトウ「では、バトルです。レッドメイルドラゴンでファイターに攻撃!打撃1」

 

ルビィ「くっ…」LP2→1

 

イトウ「トラストダークサイスの能力!レッドメイルを破壊して【3回攻撃】を得る!さらにレッドメイルの能力で攻撃力+2000、打撃+1です!」

 

 

トラストダークサイスドラゴン

攻7000→9000/打撃2→3

【3回攻撃】

 

 

イトウ「トラストダークサイスでファイターに攻撃!打撃3!」

 

ルビィ「キャスト!〈カシアードの静寂〉ダメージを3減らす!」LP1

◼️手札5→4

 

イトウ「トラストダークサイスの2回攻撃!」

 

ルビィ「キャスト!〈シャルサーナの加護〉攻撃を無効化してライフ+1 」LP1→2

◼️手札4→3/ゲージ3→2

 

イトウ「トラストダークサイスで3回攻撃!」

 

ルビィ「キャスト!〈シャルサーナの加護〉攻撃を無効化してライフ+1 」

◼️手札3→2/ゲージ2→1

 

イトウ「耐えましたか。ターンエンド」

◼️手札3/ゲージ2/LP1

 

 

ルビィ「ルビィのターン!ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札2→3/ゲージ1→2

 

ルビィ「このままバトル!イクシアでイトウさんに攻撃!打撃2!」

 

イトウ「もはやここまで、うぁぁぁー!」LP1→0

 

ーーー

 

イトウ「見事でした。ではスターを受け取りください。」

 

ルビィ「ありがとうございます!」

 

 

そして、ファイト空間が消え、ルビィは花丸と善子が居る場所に戻った。

 

 

花丸「ルビィちゃん!大丈夫だったずらか?」

 

ルビィ「うん!ちゃんとファイトに勝ってスターを貰ったよ!」

 

善子「やるじゃない。それで黒いスーツはどこ行ったのよ?」

 

ルビィ「え?あれ?」

 

花丸「居なくなったずら?」

 

 

ファイトを終えた煉獄7師団はファイト空間から別の場所に移動されます。

 

 

善子「そんな〜!じゃあ、また探しに行かなきゃいけないわけ〜〜!」

 

 

ルビィ スター獲得、本戦出場 確定‼︎

 

 




今回も感想を是非‼︎


今回は6/2日から適用される新ルールを一足先に取り入れました。
先攻ドローできるのは嬉しいですね。

小説を書いていて、間違えて先攻からドローさせちゃう時あるんですよね。見直し確認でいつも先攻ドローをを見つけます。

新ルールで少し楽になりました。


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煉獄バディカップ予選 鞠莉 vs 煉獄第3師団

いちいちAqoursのメンバー1人1人の予選ファイトを書くのはめんどくさいので、一部のメンバーのファイトはスキップします。

ご了承ください。


ついに煉獄バディカップの予選が始まった。

本戦に進めるのはたったの28名のみ、Aqoursは本戦に進む為に1人に1つのスターを求める。

 

ーーー

 

3年生組

 

 

果南「あの黒い人達、どこまでの範囲にいるんだろう?」

 

ダイヤ「さぁ、見た感じですと範囲は決まってないのではないでしょうか?」

 

果南「どういう事?」

 

鞠莉「もしかして、この島全域にばらけてるとか?」

 

ダイヤ「可能性はありますわね。時間制限を設けてないと言う事は、そう言う事だとも考えられます。」

 

果南「まじ〜、だるい……」

 

ダイヤ「だるくても、探すしかありませんわ。」

 

鞠莉「そうだ!スターを獲得した子がいないかみんなに電話してみない?」

 

果南「そうだね。」

 

 

果南がスマホで千歌に電話しようとするが………

 

 

果南「………あれ?」

 

ダイヤ「どうしたんですの?」

 

果南「圏外だ……、携帯が通じない!」

 

鞠莉「私のも通じないわ」

 

ダイヤ「メールはどうですか?LINEなどは……」

 

果南「ダメだ、やっぱり離れた島だからWi-Fi自体が使えないんだ……」

 

ダイヤ「外部は勿論、内部でも通信が効かないとは……」

 

鞠莉「とにかく、歩いて探しましょ。」

 

ーーー

 

しばらく歩くと………、森の奥に人影が見えた。

 

 

ダイヤ「黒いスーツの男が居ましたわ。」

 

果南「何でコソコソするの?」

 

鞠莉「う〜ん、ノリ?」

 

ダイヤ「そんな事より、先に誰が挑みます?」

 

鞠莉「私がファイトするわ!」

 

果南「分かった。頑張って!」

 

 

鞠莉「すみません。ファイトいいですか?」

 

黒いスーツ男「ファイトですね。よろしいですよ。私の名は煉獄第3師団 ミカワと申します。では、ファイト空間を展開!」

 

 

鞠莉とミカワは光の球体に包まれる。

気がつくとファイトステージに立っていた。

 

 

鞠莉「ワォ……!」

 

ミカワ「では、参ります!」

 

 

鞠莉「星々を束ねし星座の王!ルミナイズ!〈天星の加護〉」

 

ミカワ「ルミナイズ!〈煉獄第3師団〉」

 

 

オープンTHEフラッグ

 

 

鞠莉「レジェンドワールド」

◼️手札6/ゲージ2/LP10

 

ミカワ「ダークネスドラゴンワールド」

◼️手札6/ゲージ2/LP10

 

 

鞠莉「私から行くわ!ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札6→7/ゲージ2→3

 

鞠莉「ゲージ2払い、ライトにバディコール(LP10→11)!新たなる星の導き手、新たな私のバディよ!〈天星の霊光王 アストラディア〉」

◼️手札7→6/ゲージ3→1

 

 

天星の霊光王 アストラディア

星/星騎士

サイズ3/攻6000/防0/打撃2

◼️【コールコスト】ゲージ2払う。

◼️レフトかライトにいるこのカードは、破壊されず、移動できず、能力を無効化されない。

◼️【起動】ライフ1払う。君のドロップゾーンからサイズ2以下の「星騎士」のモンスターを2枚まで選んで【コールコスト】を払わずにコールできる。そのモンスターは場を離れるまでサイズ0になる。この能力は1ターンに1回だけ使える。

◼️【対抗】君がダメージを受けた時、君のデッキの上からカードを3枚ドロップゾーンに置いて、君のライフを+2!この能力は1ターンに1回だけ使える。

【2回攻撃】【貫通】

 

FT「星を導く王は新たな光で進化を遂げた。」

 

 

鞠莉「行くわよ!アストラディアの能力!ライフ1をコストに、ドロップゾーンの「星騎士」をサイズ0にして、【コールコスト】を払わずにコールできるわ!ドロップゾーンからノーコストコール!〈天星神官 ジャンヌ〉」

◼️LP 11→10

 

 

天星神官 ジャンヌ

星騎士/星

サイズ2→0/攻5000/防5000/打撃1→2

◼️【コールコスト】ゲージ1払う。

◼️このモンスターがドロップゾーンから登場した時、君のデッキの上からカードを1枚引く。

◼️君のレフトとライトに「星騎士」のモンスターがいるなら、このカードの打撃力+1!

【貫通】

 

 

鞠莉「ジャンヌの能力で1ドロー!バトル!アスティリアで攻撃よ!打撃2!」

◼️手札6→7

 

ミカワ「くぅ……」LP10→8

 

鞠莉「ターンエンド!」

◼️手札7/ゲージ1/LP11

 

 

ミカワ「私のターン、ドロー!チャージ&ドロー!」

◼️手札6→7/ゲージ2→3

 

ミカワ「センターにバディコール(LP8→9)〈煉獄竜牙団 第3師団団長 ガーディレンス・ドラゴン〉デッキから2枚ソウルイン!」

◼️手札7→6/ゲージ3→0

 

 

煉獄竜牙団 第3師団団長 ガーディレンス・ドラゴン

サイズ2/攻5000/防9000/打撃2/【移動】【ソウルガード】/ソウル2

 

 

ミカワ「レフト〈煉獄竜牙団 ブラックスパーク・ドラゴン〉をコール!」

◼️手札6→5

 

 

煉獄竜牙団 ブラックスパーク・ドラゴン

サイズ1/攻6000/防1000/1

 

 

ミカワ「ライトに〈煉獄竜牙団 ツインシュリケン・ドラゴン〉」

◼️手札5→4

 

 

煉獄竜牙団 シュリケン・ドラゴン

煉獄/黒竜

サイズ0/攻3000/防2000/打撃1

◼️このモンスターがカード名に「煉獄竜牙団」を含むモンスターの能力で破壊された時、このカードを君の手札に戻す。この能力は1 ターンに1回だけ使える。

 

 

ミカワ「バトル、ブラックスパークドラゴンで攻撃、打撃1」

 

鞠莉「あぅ……!」LP 10→9

 

ミカワ「シュリケンドラゴンで攻撃、打撃1」

 

鞠莉「うっ!」LP9→8

 

ミカワ「ガーディレンスドラゴンで攻撃、打撃2」

 

鞠莉「うぅ…!」LP8→6

 

鞠莉「アストラディアの能力!私のデッキから3枚破棄して、ライフ+2!」LP6→8

 

ミカワ「ならば、ガーディレンスドラゴンの能力!シュリケンドラゴンを破壊して、相手にダメージ1!私のライフ+1です。シュリケンドラゴンは手札に戻します。」LP9→10

 

鞠莉「くぅ……」LP8→7

 

ミカワ「もう一度ガーディレンスの能力、ブラックスパークを破壊して相手にダメージ1、私のライフ+1、ブラックスパークが破壊された時、相手にさらにダメージ1」LP10→11

 

鞠莉「うぁぁ!」LP7→6→5

 

ミカワ「ターンエンドです。」

◼️手札4/ゲージ0/LP9

 

 

鞠莉「やるわね……、マリーのターン!ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札7→8/ゲージ1→2

 

鞠莉「アストラディアの能力!ライフ1払い、ドロップから〈天星神官 アルトリウス〉をノーコストでコール!」

 

 

天星神官 アルトリウス

星騎士/星

サイズ3→0/攻7000/防4000/打撃2

◼️ドロップゾーンのこのカードのサイズは2になる。

◼️【コールコスト】君のデッキから1枚をこのカードのソウルに入れて、ゲージ2払う。

◼️このモンスターがドロップゾーンから登場した時、君の手札を2枚までこのカードのソウルに入れる。

◼️このカードが他の「星騎士」のカードと連携攻撃した時、このモンスターをスタンドする。

【貫通】【ソウルガード】/ソウル2

 

 

鞠莉「アルトリウスはドロップから登場した時、手札を2枚ソウルにする!」

◼️手札8→6

 

鞠莉「バトルよ!天星神官アルトリウスと天星神官ジャンヌでセンターに連携攻撃!アルトリウスは『星騎士』と連携した時スタンド!」

 

 

アルトリウス+ジャンヌ

連携攻撃 12000

 

ガーディレンスドラゴン

防9000

 

 

ミカワ「ソウルガード!」

 

ガーディレンスドラゴン ソウル2→1

 

 

鞠莉「ジャンヌとアルトリウスの【貫通】合計4よ!」

 

ミカワ「ぐうぁ!」LP9→7→5

 

鞠莉「アルトリウスとアストラディアで連携攻撃!」

 

 

アルトリウス+アストラディア

連携攻撃 13000

 

ガーディレンスドラゴン

防9000

 

 

ミカワ「ソウルガード!」

 

ガーディレンスドラゴン ソウル1→0

 

 

鞠莉「【貫通】!合計ダメージ4!」

 

ミカワ「ぐぁぁ!」LP5→3→1

 

鞠莉「アストラディアは【2回攻撃】できる!アストラディアとアルトリウスで再連携攻撃!」

 

 

アストラディア+アルトリウス

連携攻撃 13000

 

ガーディレンスドラゴン

防9000

 

煉獄竜牙団 第3師団団長 ガーディレンスドラゴン 撃破‼︎

 

 

鞠莉「とどめよ!貫通4!」

 

ミカワ「うぁぁぁぁ‼︎」LP1→0

 

ーーー

 

ミカワ「見事でした。スターを受け取ってください。」

 

鞠莉「センキュー!」

 

ミカワ「それではこれで……」

 

 

鞠莉がスターを受け取った時、光の球体が消え、鞠莉が出てきた。

 

 

果南/ダイヤ「鞠莉(さん)!」

 

果南「ファイトはどうだった?」

 

鞠莉「勿論!バッチリ勝ったわ!」

 

 

鞠莉は2人にスターを見せる。

 

 

果南「よし!次は私が………って……」

 

ダイヤ「黒いスーツの方がおりませんわね……」

 

果南「そんな〜!また探せって事〜〜!」

 

 

小原 鞠莉 スター獲得!本戦出場確定!

 

 




今回も感想を是非‼︎


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千歌 vs 煉獄第4師団

今回でついに………
「バディファイトLoveLive!サンシャイン‼︎」300話 達成しました!ありがと〜〜〜〜!!!

これも、皆さんの期待と応援のおかげです!
これからも、よろしくお願いいたします!


煉獄バディカップ 予選……

 

 

1年生組はルビィが、3年生組は鞠莉がスターを獲得した!

 

ーーー

 

一方、2年生組は………

 

 

梨子と曜は黒いスーツの人とファイトして、見事に勝利していた。それから2時間10分後……

 

 

千歌「居ないなぁ〜……」

 

梨子「あまり焦らなくてもいいんじゃない?」

 

曜「そうそう、適当に歩いてればあっちからも来るよ。」

 

千歌「はぁ〜、みんな、もうスターを手に入れてるよね〜〜」

 

 

ガサガサ……

 

 

3人「⁉︎」

 

曜(あそこがガサガサいったよ……)

 

梨子(本当にあっちから来た……?)

 

千歌(よし、今度こそファイトを……)

 

 

ガサガサ……

 

 

???「ふぅ……何とか森を抜けたね。理亞」

 

理亞「はい、姉様……! ん?」

 

千歌「聖良さん!理亞ちゃん!」

 

聖良「千歌さん。梨子さんと曜さんも!」

 

梨子「セイントスノウも参加してたんだ。」

 

聖良「はい。」

 

曜「もしかして、2人もヒビノさんにスカウトされたの?」

 

聖良「スカウト?いえ、招待状が家に届いたんです。」

 

理亞「そっちは違うの?」

 

千歌「うん!」

 

 

千歌達は自分達がスカウトされて参加した事を話した。

 

 

理亞「へ〜〜」

 

聖良「そうなんですね。」

 

千歌「あ、それよりも!2人はスターを手に入れたの?」

 

聖良「はい、持ってますよ。」

 

理亞「当然でしょ……」

 

梨子「さすが……」

 

聖良「千歌さん達はまだ?」

 

梨子「私と曜ちゃんはスターを持っているんですが……」

 

曜「千歌ちゃんがまだ……」

 

千歌「そうなんです……、あの、近くで黒いスーツの人見てないですか?」

 

聖良「そうですね……、確か、この奥に廃村があります。そこに黒いスーツの女の人が居ましたよ。」

 

理亞「私達はすでにスターを持っていたから、無視したけど……急いだ方がいいわよ。」

 

千歌「え?」

 

聖良「どうやらファイト終了後、黒いスーツの人達は別のエリアに飛ばされるみたいです。もし、他のファイターが先にファイトを始めたら、また途方も無く探す羽目になりますよ。」

 

千歌「そっか!ありがとうございます!行こう、曜ちゃん、梨子ちゃん!」

 

曜「千歌ちゃん!待ってよ〜〜!」

 

梨子「ありがとうございます!」

 

 

3人は廃村に向かった。

 

 

聖良「ご武運を……」

 

ーーー

 

廃村

 

 

千歌「居た!」

 

黒いスーツの女「………!」

 

千歌「あの、ファイトお願いします!」

 

黒いスーツの女「チャレンジャーですね?いいでしょう。ファイト空間 展開!」

 

 

千歌と黒いスーツの女は光の球体に包まれた。気がつくと、そこにはファイトステージがあった。

 

 

黒いスーツの女「私はイマムラです、ではファイトです。」

 

 

 

千歌「太陽より高い所へ!太陽より眩い輝きを放って!輝きのルミナイズ!〈サンライト・シャイン〉!」

 

イマムラ「ルミナイズ!〈煉獄第4師団〉」

 

 

オープンTHEフラッグ

 

 

千歌「ドラゴンワールド」

◼️手札6/ゲージ2/LP10

 

イマムラ「ダークネスドラゴンワールド」

◼️手札6/ゲージ2/LP10

 

 

千歌「私から、ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札6→7/ゲージ2→3

 

千歌「レフトに〈神速のバルドラゴン〉、ライトに〈フレアファングドラゴン〉をコール!」

◼️手札7→6→5

 

 

神速のバルドラゴン

サイズ2/攻6000/防3000/打撃2/【移動】

 

 

フレアファング・ドラゴン

サイズ1/攻3000/防1000/打撃1

 

 

千歌「フレアファングの登場時に、1 チャージ、1ドロー!」

◼️手札5→6/ゲージ3→4

 

千歌「バトル!神速のバルドラゴンで攻撃!相手のセンターがない時、ライフ+1 」LP10→11

 

イマムラ「う…っ」LP10→8

 

千歌「ターンエンド!」

◼️手札6/ゲージ4/LP 11

 

 

イマムラ「私のターン、ドロー!チャージ&ドロー!」

◼️手札6→7/ゲージ2→3

 

イマムラ「ライトにバディコール(LP8→9)!〈煉獄竜牙団 第4師団団長 ガルファライズ・ドラゴン〉デッキの上から1枚ソウルイン」

◼️手札7→6/ゲージ3→0

 

 

煉獄竜牙団 第4師団団長 ガルファライズ・ドラゴン

煉獄/黒竜

サイズ2/攻7000/防4000/打撃2/【2回攻撃】【ソウルガード】

 

 

イマムラ「レフトに〈煉獄竜牙団 グリーンサンダー・ドラゴン〉をコール!」

◼️手札6→5

 

 

煉獄竜牙団 グリーンサンダー・ドラゴン

煉獄/黒竜

サイズ1/攻5000/防2000/打撃2

◼️このモンスターがカード名に「煉獄竜牙団」を含むモンスターの能力で破壊された時、そのモンスターの打撃力+1する。

【貫通】

 

 

イマムラ「バトル!」

 

千歌「神速のバルドラゴンをセンターに移動!」

 

イマムラ「先ずは、グリーンサンダードラゴンで攻撃!打撃2」

 

 

グリーンサンダードラゴン

攻5000

 

神速のバルドラゴン

他3000

 

神速のバルドラゴン 撃破‼︎

 

 

イマムラ「【貫通】ダメージ2!」

 

千歌「ぐぅっ」LP 11→9

 

イマムラ「ガルファライズドラゴンの能力!グリーンサンダードラゴンを破壊して、打撃力+1!さらに、グリーンサンダードラゴンの能力でさらに打撃+1!」

 

 

ガルファライズドラゴン

打撃2→3→4

 

 

千歌「打撃4⁉︎」

 

イマムラ「ガルファライズでファイターに攻撃!打撃4!」

 

千歌「うわぁぁ!」LP9→5

 

イマムラ「2回攻撃!ガルファライズでファイターに攻撃!」

 

千歌「キャスト!〈ドラゴンシールド 青竜の盾〉攻撃を無効化して、ゲージ+1」

◼️手札6→5/ゲージ4→5

 

イマムラ「キャストです。〈煉獄継承歌"血濡れの魂よ来たれ"〉」

◼️手札5→4

 

 

煉獄継承歌"血濡れの魂よ来たれ"

魔法

◼️【使用コスト】ライフ1払う。

◼️【対抗】このターン中に、君のカードの効果で破壊されたサイズ1以下のカード名に「煉獄竜牙団」を含むモンスター1枚を【コールコスト】を払ってコールする。

 

 

イマムラ「ライフ1払い、ドロップから〈煉獄竜牙団 グリーンサンダー・ドラゴン〉をレフトに再コール!」

◼️LP9→8

 

 

グリーンサンダー・ドラゴン

サイズ1/攻5000/防2000/打撃2/【貫通】

 

 

イマムラ「グリーンサンダードラゴンでもう一度攻撃!打撃2」

 

千歌「うぁぁ!」LP5→3

 

イマムラ「ターンエンド」

◼️手札4/ゲージ0/LP9

 

 

千歌「私のターン!ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札5→6/ゲージ5→6

 

千歌「フレアファングに重ねてゲージ2払い、バディコール(LP3→4)!〈超太陽竜 バルソレイユ 〉」

◼️手札6→5/ゲージ6→4

 

 

超太陽竜 バルソレイユ

サイズ3/攻7000/防7000/打撃2→3/【2回攻撃】【ソウルガード】

 

 

千歌「私のライフ6以下で、ゲージ3払い解放‼︎〈ドラゴンフォース"紅蓮の型"〉」

 

 

ドラゴンフォース"紅蓮の型"

太陽竜

攻6000/打撃1

〈解放条件‼︎〉〔君のライフが6以下で、場にカード名に「バルドラゴン」か「バルソレイユ」がいる。〕

◼️【装備コスト】ゲージ3払う。

◼️"太陽の化身"君の場のカード名に「バルドラゴン」か「バルソレイユ」を含むモンスター1枚をこのカードのソウルに入れる。"太陽の化身"はファイト中に1回だけ使える。

◼️このカードの攻撃力と打撃力はソウルのモンスターに書かれているそれらの数値分増え、そのモンスターの能力を全て得る。さらに、君はこのカードのソウルにある同名のモンスターをコールできない。

◼️このカードの攻撃で相手にダメージを与えた時、君のライフ1払ってよい、払ったら、このカードをスタンドする。

◼️このカードは相手の能力を受けず、このカードの能力以外で、このカードのソウルは増やせない。

【貫通】

 

 

千歌「ドラゴンフォースの能力で、バルソレイユをソウルイン!これでドラゴンフォースはソウルのバルソレイユの攻撃力と打撃力と能力を得る!」

 

 

ドラゴンフォース"紅蓮の型"

◼️攻6000→13000

◼️打撃1→3→4

 

 

千歌「ソウルのバルソレイユの能力で、ゲージ1払い、センターのグリーンサンダードラゴンを破壊!」

◼️ゲージ1→0

 

 

グリーンサンダードラゴン 破壊!

 

 

イマムラ「……⁉︎」

 

千歌「バトル!ドラゴンフォースで、ファイターに攻撃!打撃4!」

 

イマムラ「ぐぅぅ!」LP9→5

 

千歌「ドラゴンフォースの2回攻撃!」

 

イマムラ「ぐぁぁ!」LP5→1

 

千歌「ドラゴンフォースが攻撃でダメージを与えたら、ライフ1払ってスタンド!」

◼️LP4→3

 

千歌「ドラゴンフォースで攻撃!」

 

イマムラ「うぁぁぁぁ!」LP1→0

 

ーーー

 

イマムラ「お見事でした。では、スターを受け取りください。」

 

千歌「ありがとうございます。」

 

 

千歌がスターを受け取った後、光の球体が消え、千歌が出てきた。

 

 

梨子/曜「千歌ちゃん!」

 

千歌「2人とも、勝ったよ!」

 

曜「じゃあ、私達は会場に戻ろうか」

 

梨子「そうね。多分みんなも会場に向かってるんじゃないかしら?」

 

千歌「じゃあ会場に行こう!」

 




今回も感想を是非‼︎

今回はドラゴンフォース"紅蓮の型"の能力を
一新しました。どうでしょうか?

今までとは違って、ソウルに入れる太陽竜の自由度は無くなりましたが、太陽竜の主戦力であるバルドラゴンとバルソレイユに重点を置きました。ドラゴンフォース自体、バルドラゴンやバルソレイユが居ないと使えないので、これでも良いかな〜って。

前書きの通り、今回で『バディファイトLoveLive!サンシャイン‼︎』は300話に到達しました!ありがと〜〜〜〜‼︎
これも、今回まで期待と応援してくれた皆さんのおかげです!


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穂乃果 vs 煉獄第5師団

煉獄バディカップの予選が開始されて、2時間50分が経っ

Aqoursは学年ごとに別れて行動し、それぞれ黒スーツとのファイトに勝利して、スターを獲得していた。

 

 

一方………、炎斬とサツキは当然ながらスターを獲得していた。

 

元μ'sのメンバー、花陽、凛、真姫、にこ、希、絵里がスターを獲得していた。

 

残すは………

 

ーーー

 

元μ'sのメンバー、穂乃果、海未、ことりは………

 

 

穂乃果「見つけたよ!黒いスーツの人!」

 

海未「しかも都合の良い事に……」

 

ことり「3人いるね!」

 

黒いスーツ「チャレンジャーですね。ファイト空間 展開!」

 

 

3人の黒いスーツ達と穂乃果、海未、ことりは光の球体に包まれる。

 

 

穂乃果「これは……」

 

黒いスーツ「私は煉獄第5師団 イカワです。ファイトを始めましょう。」

 

穂乃果「はい。」

 

 

穂乃果「集え、五角の意思よ!ルミナイズ!〈五角の希望〉」

 

イカワ「ルミナイズ!〈煉獄第5師団〉」

 

 

穂乃果「ドラゴンワールド」

◼️手札6/ゲージ2/LP10

 

イカワ「ダークネスドラゴンワールド」

◼️手札6/ゲージ2/LP10

 

 

イカワ「私からです。ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札6→7/ゲージ2→3

 

イカワ「ライトに〈煉獄竜牙団 第5師団団長 ギレインズフレイムドラゴン〉バディコール(LP10→11)!手札を2枚ソウルイン」

◼️手札7→6→4/ゲージ3→1

 

 

煉獄竜牙団 第5師団団長 ギレインズフレイム・ドラゴン

煉獄/黒竜

サイズ2/攻7000/防6000/打撃2

◼️【コールコスト】君の手札からカードを2枚このカードのソウルに入れて、ゲージ2払う。

◼️【起動】【対抗】場のカード名に「煉獄竜牙団」を含むモンスターを1枚破壊する。破壊したら、そのカードのサイズの数値分、相手にダメージ!この能力は1ターンに1回だけ使える。

【ソウルガード】

 

 

イカワ「バトル!ギレインズフレイムドラゴンで攻撃!打撃2!」

 

穂乃果「うわぁ!」LP10→8

 

イカワ「ギレインズフレイムの能力発動、自身を破壊する。そしてソウルガード」

 

 

ギレインズフレイムドラゴン 破壊!

ソウルガード2→1

 

 

イカワ「そして破壊したギレインズフレイムのサイズ分ダメージ!ギレインズフレイムのサイズは2、よって2ダメージ!」

 

穂乃果「うぁぁ!」LP8→6

 

イカワ「ターンエンドです。」

◼️手札4/ゲージ1/LP11

 

 

穂乃果「穂乃果のターン!ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札6→7/ゲージ2→3

 

穂乃果「ライトに〈五角騎竜 火剣のドゥーベル〉をコール!ライトに〈五角竜王 ドラム〉をコール!」

◼️手札7→6→5/ゲージ3→2

 

 

五角騎竜 火剣のドゥーベル

サイズ1/攻5000/防1000/打撃2

 

 

五角竜王 ドラム

サイズ2/攻6000/防5000/打撃3/【ソウルガード】/ソウル1

 

 

穂乃果「私のライフが6以下で、場の「五角」が居れば解放‼︎〈角王フォース"五角の闘覇"〉」

◼️手札5→4/ゲージ2→1

 

 

角王フォース"五角の闘覇"

武装騎竜/覚醒

攻6000/打撃2

◼️〈解放条件‼︎〉〔君のライフが6以下で場にサイズ2以上の『五角』のモンスターがいる。〕

◼️【装備コスト】ゲージ2払う。

◼️【対抗】君にダメージ1!この能力は1ターンに1回だけ使える。

◼️君がダメージを受けた時、次の2つから1つ選んで使える。

・君が効果でダメージを受けた時、君のライフ+3する。

・相手にダメージ1!この能力は1ターンに1回だけ使える。

◼️このカードは破壊されず、手札に戻せず、能力は無効化されない。

 

 

穂乃果「角王フォースの能力発動!穂乃果はダメージ1を受ける!……ぐっ……」LP6→5

 

穂乃果「角王フォースの更なる能力!穂乃果がダメージを受けた時、相手にダメージ1!」

 

イカワ「く……!」LP 11→10

 

穂乃果「さらにドラムの能力で、私がダメージを受けた時、ライフが6以下なら、ギレインズフレイムドラゴンを破壊!」

 

イカワ「キャスト!〈煉獄継承歌"不滅の血で抗え"〉」

◼️手札4→3

 

 

煉獄継承歌"不滅の血で抗え"

魔法

◼️君の場にカード名に「煉獄竜牙団」を含むモンスターがいれば使える。

◼️カード名に「煉獄竜牙団」を含むモンスターが相手に破壊される時、次に破壊されるそのモンスターを君の場に残す。

 

 

イカワ「破壊されるギレインズフレイムドラゴンを場に残します。」

 

穂乃果「ドゥーベルの能力でゲージ+1」

◼️ゲージ1→2

 

穂乃果「バトル!ドラムでファイターに攻撃!」

 

イカワ「くぅっ」LP10→7

 

穂乃果「角王フォースで攻撃!打撃2!」

 

イカワ「うぐっ!」LP7→5

 

穂乃果「ターンエンド!」

◼️手札4/ゲージ2/LP5

 

 

イカワ「私のターンです。ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札4→5/ゲージ1→2

 

イカワ「レフトに〈煉獄竜牙団 ブルーキャノン・ドラゴン〉」

◼️手札5→4

 

 

煉獄竜牙団 ブルーキャノン・ドラゴン

煉獄/黒竜

サイズ1/攻5000/防2000/打撃2

◼️このカードがカード名に「煉獄竜牙団」を含むモンスターの能力で破壊された時、そのモンスターは【2回攻撃】を得る。

 

 

イカワ「バトル、ブルーキャノンドラゴンでファイターに攻撃!」

 

穂乃果「くぅ…!」LP5→3

 

穂乃果「五角ドラムの能力で、ギレインズフレイムドラゴンを破壊!」

 

イカワ「その能力の前に、ギレインズフレイムドラゴンの能力で自身を破壊して、ソウルガードで場に残す。」

 

 

ギレインズフレイムドラゴン ソウル1→0

 

 

イカワ「そしてギレインズフレイムのサイズ分、2ダメージです。」

 

穂乃果「うわぁ!」LP3→1

 

穂乃果「ドラムの能力は空振りしたけど、今のダメージで、もう一度ドラムの能力!ギレインズフレイムドラゴンを破壊!」

 

 

ギレインズフレイムドラゴン 破壊!

 

 

穂乃果「さらに角王フォースの能力で相手にダメージ1!」

 

イカワ「ぐぁ!」LP 5→4

 

イカワ「ターンエンドです。」

◼️手札4/ゲージ2/LP4

 

 

穂乃果「穂乃果のターン!ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札4→5/ゲージ2→3

 

穂乃果「……バトル!ドラムでファイターに攻撃!」

 

イカワ「くぅ!」LP4→1

 

穂乃果「角王フォースで攻撃!」

 

イカワ「うぁぁぁ!」LP1→0

 

ーーー

 

イカワ「見事でした。スターを受け取りください。」

 

穂乃果「はい!」

 

 

穂乃果はスターを受け取った。そして光の球体が消え、穂乃果が出てくる。同時に海未とことりも出てきた。

 

 

穂乃果「海未ちゃん、ことりちゃん!ファイトはどうだった?」

 

海未「勿論、勝ちましたよ!」

 

ことり「スターも手に入れたよ!」

 

穂乃果「そっか!じゃあ、先に会場に戻ろう!」

 

海未「そうですね。みんなも会場に集まっているかもしれません。」

 

ことり「うん!」

 

 

穂乃果、海未、ことり、スター獲得 本戦出場 確定!

 

 




今回も感想を是非‼︎


宣伝↓

この度、新しいバディファイトの小説を書きました。その名も……

新連載
『バディファイト 戦嵐学園伝 コウタ』

日本国内にある日本有数の巨大な学園

『戦嵐バディ学園』

この学園の全てはバディファイトによって決定される。
争いも、権利も、秩序すらも、学園の全てをバディファイトが支配する学園……

この巨大な学園に1人の少年が入学する。
これからこの学園で、様々なライバル達と、最強のバディファイターを目指す少年の物語が始まる!


と言う小説を連載しますが、超不定期更新です。かな〜〜り遅いペースでの更新になります……
予告なくこの小説を削除する可能性があります。
各話ずつかなり短いです。


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煉獄バディカップ! 驚愕の対戦カード

煉獄バディカップの予選が始まって3時間ぐらい経った。

ついに会場に28人が揃った。

 

ーーー

 

会場

 

ヒビノ「ふふふ……、会場に28人揃いましたね。では、予選はこれにて終了となります!では、疲れているところ申し訳ありませんが、10分後に本戦 第1回戦を始めます。」

 

 

 

千歌「5分後……!」

 

穂乃果「千歌ちゃん、みんな!」

 

千歌「穂乃果さん!」

 

穂乃果「Aqoursは全員いるみたいだね。」

 

千歌「μ'sもみんな居ますね。って当然ですよね……」

 

サツキ「僕達も居るよ。」

 

曜「サツキさん!」

 

炎斬「よう!」

 

梨子「炎斬君!」

 

 

ダイヤ「………?」

 

果南「ダイヤ?」

 

鞠莉「どうかした?」

 

ダイヤ「あ、いえ!なんでもありませんわ。本戦頑張りましょう。」

 

ーーー

 

ヒビノ「10分経ちましたね。では、疲れているところ悪いですが、これより本戦を開始します!ではルールを紹介します。ルールはシンプル、1 vs 1の個人戦になります。なお対戦カードはコンピュータがランダムで組みます。では、ランダムシャッフル!」

 

 

コンピューターが対戦カードをランダムで組み、選出する。

 

 

煉獄バディカップ 第1回戦

 

1戦目:鞠莉 vs 聖良

2戦目:花丸 vs 果南

3戦目:千歌 vs 真姫

4戦目:ことり vs 凛

5戦目:サツキ vs 伊月島 ヒロ

6戦目:梨子 vs 花陽

7戦目:曜 vs 絵里

8戦目:善子 vs にこ

9戦目:穂乃果 vs 理亞

10戦目:炎斬 vs 赤崎チャンピオン

11戦目:海未 vs ルビィ

12戦目:ダイヤ vs 希

13戦目:メア vs イトハラ

14戦目:琴奈 vs タカミヤ

 

ーーー

 

鞠莉「ワーォ!いきなり聖良ね!」

 

聖良「鞠莉さんが初戦の相手ですか……」

 

ーーー

 

花丸「果南ちゃんとずら!」

 

果南「手加減しないよ!まる」

 

ーーー

 

千歌「ま、真姫さんと、ファイト……!」

 

真姫「相手は千歌ちゃんね、楽しみだわ。」

 

ーーー

 

ことり「凛ちゃんとだ!」

 

凛「ことりちゃんが相手にゃー!」

 

ーーー

 

サツキ「ヒロさんが相手ですね。」

 

ヒロ「試合では、よろしくです。サツキさん」

 

ーーー

 

梨子「花陽さんが相手……」

 

花陽「梨子ちゃんが相手か〜、勝てるかな?」

 

ーーー

 

曜「あ、私は絵里さんとだね!」

 

絵里「手加減無しよ。曜ちゃん!」

 

ーーー

 

善子「ふふふ……、誰が相手でもヨハネに負けはありません……」

 

にこ「変な子が相手になったわね……」

 

ーーー

 

穂乃果「理亞ちゃん、どんな子かな〜!」

 

理亞「穂乃果さんが相手……、勝ちたい…!」

 

ーーー

 

炎斬「なんだよ、だいぶ後じゃねーか。」

 

赤崎「ふふふ……」

 

ーーー

 

海未「私の初戦はルビィさんですね。」

 

ルビィ「ピギィ!う、海未さんが相手……」

 

ーーー

 

ダイヤ「私の相手は希さんですか……!」

 

希「ダイヤちゃんが相手なんか、楽しみやな。」

 

ーーー

 

メア「できれば千歌ちゃんとが良かったけど、お楽しみは後だね。」

 

イトハラ「メア、確かラブライブ!決勝者だったな、運悪りぃ〜」

 

ーーー

 

琴奈「誰であろうと勝つだけですわ。」

 

タカミヤ「……同じく。」

 

ーーー

 

千歌「メアちゃんと琴奈さんも出てたんだね!」

 

メア「いずれこの大会で戦うかもしれないね。」

 

琴奈「いえ、戦う事になりますわ。最後まで勝ち残ればね。」

 

聖良「必ず相対しましょう。その為にも今は目の前のファイトを!」

 

千歌「絶対に皆んなに勝つ!」

 

ーーー

 

ヒビノ「では、第1回戦を開始致します!」

 

 

 

 

だがこの時、誰も知る由はなかった。

この大会が全ファイター史上、最悪の結末になる事を……

 




今回は、かな〜り短くてすみません。
対戦カードを公開するだけの回でした。

因みに、見たい組み合わせの投票を活動報告に挙げていますので、
見たい組み合わせがあったら投票してください。
全試合を書くとなると僕が死んでしまいますからね………

よろしくお願いします!

今回も感想を是非‼︎


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天星の霊光王 vs 超星神竜

煉獄バディカップ 本戦がついに開始された。

 

 

ヒビノ「では早速、第1回戦、1戦目を開始します!」

 

 

第1回戦

 

1戦目:鞠莉 vs 聖良

 

 

鞠莉「まさか、いきなりあなたとファイトする事になるとはね。」

 

聖良「そうですね。ですが、私はあなたとも戦いたかった。」

 

鞠莉「私もよ。じゃあ始めましょうか。」

 

 

鞠莉「星々を束ねし新たなる星座の王!ルミナイズ!〈天星の加護〉」

 

聖良「星々を蹂躙する竜神の如く……ルミナイズ!〈シューティングスター・ゾディアック〉」

 

 

オープンTHEフラッグ

 

 

鞠莉「レジェンドワールド」

◼️手札6/ゲージ2/LP10

 

聖良「スタードラゴンワールド」

◼️手札6/ゲージ2/LP10

 

 

聖良「私から行きます。ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札6→7/ゲージ2→3

 

聖良「まずはライフ1払い〈スターオルタナティブ〉ゲージ+2です」

◼️手札7→6/ゲージ3→5/LP10→9

 

聖良「では、ライトにバディコール(LP9→10)!全ての星を蹂躙する最強の竜!〈超星神竜 ゾディアック"ノヴァ"〉!」

◼️手札6→5/ゲージ5→2

 

 

超星神竜 ゾディアック"ノヴァ"

サイズ3/攻8000/防6000/打撃2/【移動】【ソウルガード】

 

 

聖良「ドロップゾーンから3枚をソウルイン!」

 

 

ゾディアック ノヴァ ソウル0→3

◼️竜消機 コメッタ

(【貫通】を得る。)

◼️竜装機 エルガーカノン

(攻8000→10000/打撃2→3)

◼️アースバリア

 

 

聖良「バトルです。ゾディアックノヴァで鞠莉さんに攻撃!打撃3です!」

 

鞠莉「うぅ……!」LP10→7

 

聖良「ターンエンドです。」

◼️手札5/ゲージ2/LP10

 

 

鞠莉「私のターン!ドロー!チャージ&ドロー!」

◼️手札6→7/ゲージ2→3

 

鞠莉「私も出すわよ、新しいバディを!」

 

ーーー

 

千歌「鞠莉ちゃんの新しいバディ?」

 

果南「ダイヤ、聴いてる?」

 

ダイヤ「いいえ、初耳ですわ。」

 

ーーー

 

聖良「では見せてください。」

 

鞠莉「レフトにバディコール(LP7→8)!現出せよ、新たな星の導き手!〈天星の霊光王 アストラディア〉」

◼️手札7→6/ゲージ3→1

 

 

天星の霊光王 アストラディア

サイズ3/攻6000/防0/打撃2/【2回攻撃】【貫通】

 

 

鞠莉「キャスト!〈アストラ・ディリア〉」

◼️手札6→5

 

 

アストラ・ディリア

魔法/チャージ

◼️【使用コスト】君のデッキの上から4枚をドロップゾーンに置く。

◼️君のデッキの上からカードを2枚ゲージに置く。さらに、君の場に《星騎士》のモンスターがいれば、気のデッキからカードを1枚引く。

 

 

鞠莉「デッキから4枚をコストに、2チャージ、1 ドロー!」

◼️手札5→6/ゲージ1→3

 

鞠莉「アストラディアの能力!ライフ1払い、ドロップゾーンからライトに〈天星神官 アトラクス〉センターに〈天星神官 アーサー〉をサイズ0でコール!」

◼️LP8→7

 

 

天星神官 アトラクス

星騎士/星

サイズ2→0/攻5000/防2000/打撃2

◼️【コールコスト】ゲージ2払う。

◼️このカードがドロップゾーンから登場した時、君の場のモンスター全ての攻撃力+2000!

◼️【起動】このカード以外の他の《星騎士》のモンスター1枚を君の手札に戻してよい、戻したら、相手にダメージ1!

 

 

天星神官 アーサー

星騎士/星

サイズ2→0/攻5000/防2000/打撃2

◼️【コールコスト】ライフ1払う。

◼️ドロップゾーンから登場したこのモンスターは【2回攻撃】を得る。

◼️破壊されたこのモンスターは、ドロップゾーンに置く代わりに、君のゲージに置く。

【貫通】

 

 

鞠莉「アトラクスの能力で、私のモンスター全ての攻撃力を+2000よ!」

 

 

天星神官 アトラクス

攻5000→7000

 

天星神官 アーサー

攻5000→7000

 

天星の霊光王 アストラディア

攻6000→8000

 

 

聖良「鞠莉さんがモンスターをコールした事で、ゾディアックノヴァの能力発動!手札とライフ1をコストに……、頭を垂れよ!"グラビティ・レスト"アストラディアをレスト!」

◼️手札5→4/LP10→9

 

 

アストラディア レスト

 

 

鞠莉「相変わらず厄介ね……、バトル!」

 

聖良「ゾディアックノヴァをセンターに【移動】」

 

 

ゾディアックノヴァ:ライト→センター

 

 

鞠莉「アトラクスでゾディアックノヴァに攻撃!」

 

 

天星神官アトラクス

攻7000

 

ゾディアックノヴァ

防6000

 

聖良「ゾディアックのソウルガードです。」

 

 

ゾディアックノヴァ ソウル3→2(アースバリア)

 

 

鞠莉「アーサーでゾディアックノヴァに攻撃よ!」

 

聖良「キャスト!〈スペキュライトリング〉ゾディアックノヴァの防御力+3000、そして【反撃】を得ます。」

 

 

天星神官 アーサー

攻7000

 

ゾディアックノヴァ

防6000→9000

 

 

聖良「反撃!」

 

 

天星神官アーサー 撃破!

 

 

鞠莉「No〜〜‼︎ターンエンドよ……」

◼️手札6/ゲージ3/LP7

 

 

聖良「私のターン、ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札4→5/ゲージ2→3

 

聖良「レフトに〈流星機 ネブローサ〉をコール」

◼️手札5→4/ゲージ3→2

 

 

流星機 ネブローサ

サイズ0/攻3000/防1000/打撃1

 

 

聖良「ネブローサをゾディアックノヴァに【星合体】」

 

 

ゾディアック ノヴァ ソウル2→3

◼️竜消機コメッタ

(【貫通】を得る。)

◼️竜装機エルガーカノン

(攻7000→9000)

追加

◼️流星機ネブローサ

(【2回攻撃】を得る。)

 

 

聖良「ゾディアックノヴァの能力!レストしている相手のモンスター……、天星の霊光王アストラディアを破壊します!」

 

鞠莉「残念だけど、アストラディアはレフトかライトに居れば破壊されないわ!」

 

聖良「なんと……、でもダメージ1です!」

 

鞠莉「オゥ!」LP7→6

 

聖良「バトル!ゾディアックノヴァで鞠莉さんに攻撃!打撃3です!」

 

鞠莉「きゃぁ!」LP 6→3

 

聖良「ネブローサの能力でバトル後、ゾディアックノヴァは【2回攻撃】ができます。ゾディアックノヴァで2回目の攻撃!」

 

鞠莉「キャスト!〈アストラ・シールド〉」

◼️手札6→5

 

 

アストラ・シールド

魔法/防御

◼️相手の攻撃中、君の場に《星騎士》のカードがあるなら使える。

◼️【対抗】その攻撃を無効化する。その後、君のデッキの上から2枚をドロップゾーンに置いて、君のライフ+1!

 

 

鞠莉「その攻撃を無効化して、私のデッキの上から2枚をドロップするわ。そしてライフ+1!」LP3→4

 

聖良「やりますね……、ですが!キャスト!〈ゾディアック・スタンディング〉」

◼️手札4→3

 

 

ゾディアック・スタンディング

魔法

◼️【使用コスト】ライフ1払う。

◼️【対抗】君のサイズ3の《ネオドラゴン》のモンスター1枚をスタンドする。さらに、そのモンスターがカード名に「ゾディアック」を含むモンスターなら、君のドロップゾーンのカード1枚をその《ネオドラゴン》1枚のソウルに入れる。このカードは1ターンに1回だけ使える。

 

 

聖良「ゾディアックをスタンド、さらにドロップゾーンから〈竜装機エルガーカノン〉を【星合体】」

 

 

ゾディアックノヴァ ソウル3→4

追加

◼️竜装機エルガーカノン

(攻9000→11000/打撃3→4)

 

 

聖良「ゾディアックノヴァで3回目の攻撃!打撃4!」

 

鞠莉「……!さすがね、きゃぁぁぁ‼︎」LP4→0

 

ーーー

 

鞠莉「負けたわ。2回戦も頑張ってね!」

 

聖良「ありがとうございます。」

 

 

煉獄バディカップ

 

聖良:2回戦 進出!

 

ーーー

 

ヒビノ「ふふふ……本当の楽しみは、1回戦が全て終わってからですよ………。」

 

 

 

 




今回も感想を是非‼︎


6/2日
ついに今日から、新シリーズ『フューチャーカード 神バディファイト』が放送されます!

バディスマで先に『ガルガンチュアドラゴン』のデッキを使いましたが、かなり強かったです!


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紅蓮の型 vs 八角の暴爪

煉獄バディカップ本戦

第1回戦の1戦目:鞠莉 vs 聖良のファイトは聖良が勝利した。

 

続く2戦目:花丸 vs 果南のファイトは果南が制した。

 

 

そして

3戦目:千歌 vs 真姫

 

 

真姫「あなたとファイト出来るのを楽しみにしてたわよ。千歌ちゃん。」

 

千歌「楽しみに……ですか?」

 

真姫「ええ、ラブライブ!で優勝した事は勿論、絵里やサツキに勝った実力を見せてもらうわよ!」

 

千歌「は、はい!」

 

ーーー

 

絵里「さぁ、千歌ちゃんは真姫を相手にどう戦うのかしらね。」

 

サツキ「うん、真姫ちゃんのデッキは超パワー型のデッキだからね、攻打撃の破壊力に耐えられるかな?」

 

ーーー

 

善子「西木野 真姫さん、確か私と同じデンジャーワールドだったわね……」

 

ダイヤ「ええ、善子さんとは、また違ったタイプのデッキですわ。」

 

ーーー

 

千歌「太陽より高い所へ!太陽より眩い輝きを放って!輝きのルミナイズ!〈太陽の煌めき〉」

 

真姫「八角の暴牙で立ちはだかる全てを破壊するわ!ルミナイズ!〈八角ディストラクション〉」

 

 

オープンTHEフラッグ

 

 

千歌「ドラゴンワールド」

◼️手札6/ゲージ2/LP10

 

真姫「デンジャーワールド」

◼️手札6/ゲージ2/LP10

 

 

千歌「私のターン!ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札6→7/ゲージ2→3

 

千歌「ライトにコール!〈神速のバルドラゴン〉レフトに〈黒点の竜 ブラックドット〉をコール!」

◼️手札7→6→5

 

 

神速のバルドラゴン

サイズ2/攻6000/防3000/打撃2/【移動】

 

 

黒点の竜ブラックドット

サイズ1/攻5000/防1000/打撃1/【移動】

 

 

千歌「バトル!神速のバルドラゴンで真姫さんに攻撃!打撃2!バルドラゴンの攻撃時、相手のセンターにモンスターが居ないならライフ+1!」LP10→11

 

真姫「くっ!」LP10→8

 

千歌「ターンエンド!」

◼️手札5/ゲージ3/LP11

 

 

真姫「私のターン!ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札6→7/ゲージ2→3

 

真姫「ふふ……、もっと実力を見せてもらうわよ。ライトにコール!〈八角真神王 ガイアグラン・ガデス〉デッキから2枚ソウルイン」

◼️手札7→6/ゲージ3→0

 

 

八角真神王 ガイアグラン・ガデス

サイズ3/攻12000/防6000/打撃2

【コールコスト】君のデッキから2枚をこのカードのソウルに入れて、ゲージ3払う。

◼️このモンスターが攻撃した時、君のライフを+1して、相手にダメージ1!

【2回攻撃】【貫通】【ソウルガード】【ライフリンク3】/ソウル2

 

 

真姫「〈超力充填〉ライフ1払って、ゲージ+3」

◼️手札5→4/ゲージ0→3/LP8→7

 

真姫「そしてゲージ1とライフ1払って装備〈八角槍 嵐突き〉」

◼️手札4→3/ゲージ3→2/LP7→6

 

 

八角槍 嵐突き

攻6000/打撃2

 

 

真姫「いくわよ!バトル!」

 

千歌「ブラックドットをセンターに【移動】」

 

 

ブラックドット レフト→センター

 

 

真姫「ガイアグランガデスでブラックドットに攻撃!攻撃時に私のライフ+1、千歌ちゃんにダメージ1!」LP 6→7

 

千歌「う……」LP 11→10

 

 

ガイアグランガデス

攻12000

 

ブラックドット

防1000

 

ブラックドット 撃破!

 

 

真姫「【貫通】ダメージ2よ!」

 

千歌「うわー!」LP10→8

 

真姫「ガイアグランガデスで【2回攻撃】!私のライフ+1、千歌ちゃんにダメージ1!」LP7→8

 

千歌「くぅ……!」LP8→7

 

真姫「打撃2よ!」

 

千歌「うぁぁ!」LP7→5

 

真姫「まだ終わらないわよ!嵐突きで攻撃!打撃2!」

 

千歌「キャスト!〈ドラゴンシールド太陽の盾〉攻撃を無効化して、ゲージとライフ+1!」LP5→6

手札5→4/ゲージ3→4

 

真姫「ターンエンドよ!」

◼️手札3/ゲージ2/LP8

 

ーーー

 

ダイヤ「序盤からなんと激しい猛攻でしょうか……」

 

果南「凄い、激しいね……」

 

ーーー

 

千歌「私のターン!ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札4→5/ゲージ4→5

 

千歌「私のライフ6以下で、場にバルドラゴンがいれば〈ドラゴンフォース"紅蓮の型"〉解放‼︎」

◼️手札5→4/ゲージ5→2

 

 

ドラゴンフォース"紅蓮の型"

攻6000/打撃1/【貫通】

 

 

真姫「これが、千歌ちゃんの新しい力……」

 

千歌「さらに、ゲージ2払い、神速のバルドラゴンに重ねてバディコール(LP5→6)!〈超太陽竜 バルソレイユ〉」

◼️手札4→3/ゲージ2→0

 

 

超太陽竜 バルソレイユ

サイズ3/攻7000/防7000/打撃2/【2回攻撃】【ソウルガード】

 

 

千歌「そして、バルソレイユをドラゴンフォースにソウルイン!」

 

 

ドラゴンフォース"紅蓮の型" ソウル0→1

攻6000→13000/打撃1→3→4

【2回攻撃】【ソウルガード】

 

 

千歌「バトル!ドラゴンフォースで真姫さんに攻撃!打撃4!」

 

真姫「うぁぁ!」LP8→4

 

千歌「ドラゴンフォースで真姫さんに2回攻撃!」

 

真姫「キャスト!〈闘気四方陣〉攻撃を無効化よ!」

◼️手札3→2

 

千歌「……ターンエンド!」

◼️手札3/ゲージ0/LP6

 

 

真姫「私のターン!ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札2→3/ゲージ2→3

 

真姫「これがドラゴンフォースの力ね………、けど、私も負けてないわよ!」

 

千歌「え?」

 

真姫「私のライフが6以下で、場に「八角」のモンスターがいれば……〈角王フォース"八角の暴爪"〉解放‼︎」

◼️手札3→2/ゲージ3→1

 

 

角王フォース"八角の暴爪"

デュエルドラゴン/武器/覚醒

攻5000/打撃2

◼️〈解放条件‼︎〉〔君のライフ6以下で、君の場にカード名に『八角』か『グランガデス』を含むカードがある。〕

◼️【装備コスト】ゲージ2払う。

◼️君のアタックフェイズ開始時、相手の場のレフトかライトのモンスター1枚を相手のセンターに移動させる。その後、君の《デュエルドラゴン》のカード全ての攻撃力+5000して、打撃力+1する。

◼️このカードは破壊されず、能力を無効化されない。

【2回攻撃】【貫通】

 

 

真姫は両腕と両足は、グランガデスの爪のような形のオーラを纏う。

 

ーーー

 

善子「な、何あれ⁉︎」

 

梨子「ドラゴンフォース……?」

 

にこ「違うわよ。」

 

ダイヤ「にこさん……」

 

にこ「あれは、『角王』を持つ私達だけが解放できる力よ!」

 

花陽「まぁ、千歌ちゃんの力には似てるかな。」

 

絵里「角王フォースも、なかなか侮れないわよ〜!」

 

曜「角王フォース……」

 

ーーー

 

千歌「凄い……!」

 

真姫「感心してる場合じゃないわよ!バトル!角王フォースの能力!相手のモンスター1枚をセンターに置くわ!」

 

千歌「私の場にモンスターは居ません!」

 

真姫「分かってるわ、角王フォースの更なる能力で、《デュエルドラゴン》全ての攻撃力+5000/打撃+1よ!」

 

 

角王フォース

攻5000→10000

打撃2→3

 

ガイアグランガデス

攻12000→17000

打撃2→3

 

 

真姫「ガイアグランガデスで攻撃!能力で私のライフ+1、千歌ちゃんにダメージ1よ!」LP4→5

 

千歌「ドラゴンフォースのソウルにあるバルソレイユの能力!ソウルを持ってる限り、私が受けるダメージは全てー1されます!よって効果ダメージは0!」

 

真姫「でも攻撃は受けてもらうわよ!打撃3!」

 

千歌「受けるダメージをー1!」

 

 

ダメージ3→2

 

 

千歌「うわぁ!」LP6→4

 

真姫「ガイアグランガデスの2回攻撃!私のライフ+1!」LP5→6

 

千歌「ドラゴンフォースの能力でダメージを1減らします!」

 

 

効果ダメージ1→0

 

攻撃ダメージ3→2

 

 

千歌「ぐぅぅ!」LP4→2

 

真姫「角王フォースで攻撃!打撃3!」

 

ダメージ3→2

 

千歌「キャスト!〈ドラゴンフォース・カース〉」

 

 

ドラゴンフォース・カース

魔法

◼️君がカード名に「ドラゴンフォース」を含むアイテムを装備しているなら使える。

◼️【対抗】そのターン中、相手の場のカード1枚の攻撃力を-3000、防御力-3000、打撃力-2する!

 

 

千歌「このターンの間、角王フォースの攻撃力を-3000して、打撃力-2!」

 

 

角王フォース

攻10000→7000

打撃3→1

 

 

真姫「なんですって⁉︎」

 

ーーー

 

ダイヤ「しかもドラゴンフォースはソウルのバルソレイユの能力で、千歌さんが受けるダメージを1減らしますから……」

 

曜「千歌ちゃんが受けるダメージは、実質0!」

 

ーーー

 

真姫「やるじゃない……これ以上の攻撃も意味無いし、ターンエンドよ。」

◼️手札2/ゲージ1/LP6

 

 

千歌「私のターン!ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札3→4/ゲージ0→1

 

千歌「バトルです!ドラゴンフォースで真姫さんに攻撃!打撃4!」

 

真姫「ただでは負けないわ!キャスト!〈鳳凰壁〉ダメージを2減らす!」

◼️手札2→1

 

 

ダメージ4→2

 

 

真姫「くっ……!」LP 6→4

 

千歌「【2回攻撃】!ドラゴンフォースで攻撃!打撃4!」

 

 

千歌の両翼から無数の紅いビームが放たれる!

 

 

真姫「………きゃぁぁぁ‼︎」LP4→0

 

ーーー

 

真姫「楽しかったわ千歌ちゃん、さすがね。」

 

千歌「いえ、少しでも気を抜くと負けてましたよ。」

 

真姫「ふふふ、当然よ、この私が相手だったんだから。次の試合も頑張ってね。」

 

千歌「はい!」

 

 




今回も感想を是非‼︎


西木野 真姫
21歳

医大を首席で卒業し、今は小児科の先生として、西木野総合病院に勤めている。
大人になるにつれてツンケンした態度が無くなり、物事に対しても素直になり、全体的に性格が柔らかくなった。(照れると少しツンケンする)。
だが、高飛車だったり、自信過剰なところはあまり変わっていない。


ーーー

今回登場しました

「八角真神王 ガイアグラン・ガデス」は、

『バディファイトLoveLive!』
75話 「仲間の存在、八角真神王」にて初登場しました。
見てない方は是非ご覧ください。

読み進めると、いずれ『角王フォース"八角の暴爪"』も登場します。


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超銀河王 vs 白き翼

煉獄バディカップ 本戦

 

第1回戦 3戦目:千歌 vs 真姫のファイトは千歌が勝利した。

続く第4戦:ことり vs 凛のファイトは、ことりが勝利した。

 

 

そして、第5戦:サツキ vs 伊月島 ヒロ

 

 

ヒロ「まさか、いきなりサツキさんとファイト出来ようとは、感激ですよ。」

 

サツキ「僕もですよ、伊月島さん」

 

ヒロ「名前でいいですよ。苗字とか堅苦しいのは無しでね。」

 

サツキ「じゃあ……ヒロさん。いいファイトにしよう!」

 

ヒロ「サツキさん、あなたには、船でバディポリスの役作りのヒントを教えてもらいました。が、ファイトでは手加減はしません!」

 

サツキ「僕もだ。始めよう!」

 

 

サツキ「銀河の星々よ、新たな竜帝の元に集え!ルミナイズ!〈ギャラクシー・アポカリプス"改"〉」

 

ヒロ「僕の魂は鉄となり、白き翼となる!ルミナイズ!〈エンドレスウィング〉」

 

 

オープンTHEフラッグ

 

 

サツキ「ギャルクシードラゴンワールド」

◼️手札6/ゲージ2/LP10

 

ヒロ「ヒーローワールド」

◼️手札6/ゲージ2/LP10

 

 

ヒロ「僕のターン、ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札6→7/ゲージ2→3

 

ヒロ「キャスト〈ハイパーエナジー〉ゲージ+4!」

◼️手札7→6/ゲージ3→7

 

ヒロ「ファイナルフェイズ‼︎」

 

サツキ「いきなりか⁉︎」

 

ヒロ「ゲージ4払い、必殺バディ【搭乗】(LP10→11)!白き機翼はためかせ、伝説の指導者となれ!〈白き翼 ウィングガンダム・ゼロ"ツインバスターライフル‼︎"〉」

◼️手札6→5/ゲージ7→3

 

 

白き翼 ウィングガンダム・ゼロ (EW)

ブレイブマシン/ガンダム

サイズ4/攻15000/防10000/打撃3

◼️君がこのカードに【搭乗】しているなら、このカードは破壊されず、手札に戻せず、能力を無効化されない。

◼️相手が【ソウルガード】でモンスターを場に残した時、君のライフ+1して、相手にダメージ1!

◼️【起動】"ツインバスターライフル"君のライフ3払う。払ったら、このカードは【3回攻撃】を得る。

【必殺搭乗】(君のファイナルフェイズに、ゲージ4払う。)

 

FT「ゼロ、最後の出撃だ。」

 

 

まるで、天使を髣髴とさせる4枚の翼を持つ白き機体に搭乗する。

 

 

ヒロ「ウィングガンダムゼロで攻撃!打撃3!」

 

サツキ「うわぁ!」LP10→7

 

ヒロ「ターンエンド。」

◼️手札5/ゲージ3/LP11

 

 

サツキ「僕のターン、ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札6→7/ゲージ2→3

 

サツキ「さぁ、次は僕のバディを見せてやる!ゲージ2払い、バディコール(LP7→8)!〈超銀河王 アポカドラシオン〉」

◼️手札7→6/ゲージ3→1

 

 

超銀河王 アポカドラシオン

サイズ2/攻7000/防5000/打撃2/【ソウルガード】【銀河武装】

 

ーーー

 

穂乃果「サツキ君の新しいバディだ!」

 

海未「まさに銀河の王の風格ですね……」

 

ことり「かっこいい〜!」

 

ーーー

 

サツキ「アポカドラシオンの能力!僕のデッキから3枚を見る。」

 

 

見たカード

◼️銀河騎竜 APC・シュライザー

◼️銀河騎竜 APC・キャノン

◼️ドラシオン・ビライツ

 

 

サツキ「その中から〈銀河騎竜 APC・シュライザー〉をアポカドラシオンにソウルイン!そしてライフ+2!」LP8→10

◼️手札6→5

 

 

銀河騎竜 APC・シュライザー

戦装竜

サイズ2/攻6000/防1000/打撃2

◼️【コールコスト】ゲージ1払う。

◼️このカードが《ギンガドラゴン》のソウルにある時、そのカードは【貫通】を得る。

◼️〈スターXリンク〉

このカードの攻撃力+3000する。

 

 

アポカドラシオン ソウル0→1

◼️銀河騎竜 APCシュライザー

(【貫通】を得る。)

 

 

サツキ「さらにレフトに〈銀河騎竜 APC・クライ〉をコール!」

◼️手札5→4→3

 

 

銀河騎竜 APC・クライ

戦装竜

サイズ1/攻4000/防2000/打撃1

◼️〈スターXリンク〉

このカードが破壊された時、相手にダメージ1!

 

 

サツキ「アポカドラシオンの【銀河武装】!銀河騎竜 APCクライをアポカドラシオンにソウルイン!そして〈ギャラクシーXリンク〉アポカドラシオンは、ソウルの〈スターXリンク〉能力を全て得る。」

 

 

アポカドラシオン ソウル1→2

◼️銀河騎竜 APCシュライザー

(【貫通】を得る。)

〈スターXリンク〉攻7000→10000

◼️銀河騎竜 APCクライ

〈スターXリンク〉破壊された時、相手にダメージ1!

 

 

サツキ「バトル!アポカドラシオンでウィングガンダムゼロに攻撃!打撃2!」

 

 

アポカドラシオン

攻10000

 

ウィングガンダムゼロ

防10000

 

 

ヒロ「ぐぅ!」LP11→9

 

サツキ「ターンエンド!」

◼️手札3/ゲージ1/LP10

 

 

ヒロ「僕のターン、ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札5→6/ゲージ3→4

 

ヒロ「ウィングガンダムゼロの能力発動!僕のライフ3払う。」

◼️LP9→6

 

サツキ「ライフを3も払うだと?」

 

ヒロ「バトルですよ。ウィングガンダムゼロでセンターのアポカドラシオンに攻撃!」

 

 

ウィングガンダムゼロ

攻15000

 

アポカドラシオン

防5000

 

サツキ「ソウルガード!」

 

 

アポカドラシオン ソウル2→1 (銀河騎竜 APCクライ)

 

 

ヒロ「ウィングガンダムゼロの能力、相手のモンスターが【ソウルガード】で場に残った時、僕のライフ+1!相手にダメージ1です。」LP6→7

 

サツキ「何!ぐぁ!」LP8→7

 

サツキ「APCクライの〈スターXリンク〉能力を発動!アポカドラシオンの破壊時、ヒロさんにダメージ1!」

 

ヒロ「ぐ!」LP7→6

 

ヒロ「けど、まだ攻撃は終わってません!さっき私は能力でライフ3を払った。そうする事で、ウィングガンダムゼロは【3回攻撃】ができる!」

 

サツキ「⁉︎」

 

ヒロ「ウィングガンダムゼロで2回目の攻撃!」

 

 

ウィングガンダムゼロ

攻15000

 

アポカドラシオン

防5000

 

 

サツキ「キャスト!〈ドラシオン・シールド〉」

◼️手札3→2

 

 

ドラシオン・シールド

魔法/防御

◼️相手のターンの攻撃中に使える。

◼️【対抗】その攻撃を無効化する。さらに、君の場にカード名に「アポカドラシオン」を含むモンスターがいれば、君のドロップゾーンからカードを1枚、そのモンスターのソウルに入れる。

 

 

サツキ「攻撃を無効化する!さらにドロップゾーンからカードを1枚アポカドラシオンにソウルイン!」

 

 

アポカドラシオン ソウル1→2

◼️APCシュライザー

(【貫通】を得る)

〈スターXリンク〉攻7000→10000

追加

◼️APCクライ

〈スターXリンク〉破壊時に相手にダメージ1!

 

 

ヒロ「ウィングガンダムゼロで3回目の攻撃!」

 

 

ウィングガンダムゼロ

攻15000

 

アポカドラシオン

防10000

 

サツキ「ソウルガード!」

 

 

アポカドラシオン ソウル2→1 APCクライ

 

 

ヒロ「ウィングガンダムゼロの能力でライフ1回復、サツキさんにダメージ1!」LP6→7

 

サツキ「くっ!」LP7→6

 

サツキ「アポカドラシオンの〈ギャラクシーXリンク〉で、破壊時にヒロさんにダメージ1!」

 

ヒロ「うっ!」LP7→6

 

ヒロ「やりますね……、ターンエンドです。」

◼️手札6/ゲージ4/LP6

 

ーーー

 

絵里「ライフが並んだ……!」

 

ーーー

 

サツキ「僕のターン、ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札2→3/ゲージ1→2

 

サツキ「キャスト!ライフ2払い、〈銀河の伝承〉」

◼️手札3→2/LP6→4

 

 

銀河の伝承

魔法/ゲット

◼️【使用コスト】ライフ2払う。

◼️君のデッキの上からカードを2枚ゲージに置いて、カードを2枚引く。このカードは1ターンに1枚だけ使える。

 

 

サツキ「2チャージ、2ドロー!」

◼️手札2→4/ゲージ2→4

 

サツキ「さらにゲージ1払いキャスト!〈ドラシオン・リサイクル〉このカードの能力で、ドロップゾーンから〈銀河騎竜 APC・ブライトエッジ〉」

◼️手札4→3/ゲージ4→3

 

 

アポカドラシオン ソウル1→2

◼️APCシュライザー

(【貫通】を得る。)

〈スターXリンク〉攻7000→10000

◼️APCブライトエッジ

(打撃2→3)

〈スターXリンク〉君のライフ5以下なら【2回攻撃】を得る。

 

 

サツキ「アポカドラシオンの能力、デッキから3枚見て〈銀河騎竜 APC・クリアスタービット〉をアポカドラシオンにソウルイン!そしてライフ2回復」LP6→8

 

 

銀河騎竜 APC・クリアスタービット

戦装竜

サイズ3/攻7000/防5000/打撃2

◼️【コールコスト】ゲージ2払う。

◼️〈スターXリンク〉

このモンスターは能力で破壊されず、能力を無効化されず、攻撃は無効化されない。

【2回攻撃】

 

 

アポカドラシオン ソウル2→3

◼️APCシュライザー

(【貫通】を得る。)

〈スターXリンク〉攻7000→10000

◼️APCブライトエッジ

(打撃2→3)

〈スターXリンク〉君のライフ5以下なら【2回攻撃】を得る。

追加

◼️APC・クリアスタービット

〈スターXリンク〉

このモンスターは能力で破壊されず、能力を無効化されず、攻撃を無効化されない。

 

 

銀河刃 ギャラクティス

攻4000→6000/【貫通】

 

 

サツキ「このターンで決める……バトル!アポカドラシオンでウィングガンダムゼロに攻撃!打撃3!」

 

ヒロ「う、ぐぁ…!」LP 6→3

 

サツキ「ギャラクシーXリンクの能力で2回攻撃だ!」

 

ヒロ「キャスト!〈お前の技は見切った〉攻撃を無効化する!」

◼️手札6→5

 

サツキ「悪いけど、ギャラクシーXリンク!ソウルのクリアスタービットの能力で、この攻撃を無効化できない!」

 

ヒロ「な、ならばキャスト!〈効かぬわぁっ‼︎〉受けるダメージを2減らす!」

◼️手札5→4

 

ーーー

 

ルビィ 「何で⁉︎【対抗】は1回のバトル中に1 度しか使えないなに⁉︎」

 

ダイヤ「バディファイトの新ルールですわ、と言うより、最初期のルールですね。」

 

果南「うん、もともと、1 度のバトルに使える【対抗】の制限は無かったんだ。そして今回からの環境で、そのルールが復活した。」

 

ーーー

 

ダメージ3→1

 

 

ヒロ「ぐぁ!」LP3→2

 

サツキ「やるね。でも……キャスト!〈ドラシオン・アドベント〉」

 

 

ドラシオン・アドベント

魔法

◼️【対抗】君のモンスター1枚のソウル1枚をドロップゾーンに置く。置いたら、君の《ギンガドラゴン》1枚をスタンドする。

◼️「ドラシオン・アドベント」は1ターンに1枚だけ使える。

 

 

サツキ「アポカドラシオンのソウル1枚を破棄して、スタンドする!」

 

ヒロ「何⁉︎」

 

 

アポカドラシオン ソウル3→2 APC・シュライザー

 

 

サツキ「行け!アポカドラシオンで再攻撃!打撃3!」

 

ヒロ「見事です……、うわぁぁぁぁ‼︎」LP2→0

 

ーーー

 

ヒロ「さすが、強いですね。」

 

サツキ「ヒロさんも強かったですよ。」

 

ヒロ「いえ、そんな事………、次の試合も頑張ってください。」

 

サツキ「はい。」

 

 

 




今回も面白かったと思ったら感想を是非‼︎


伊月島 ヒロ
俳優
27歳

バディファイト俳優部門 1位の実力者。
現在、バディポリスを題材にした映画の主役/主人公に抜擢され、今1番売れている俳優。
煉獄島に向かう船の中でサツキと知り合い、実際のバディポリスの役作りのヒントを模索している。


自分、ガンダムWの事は何も知らんでした。
ゲームで知った程度です。


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超星光輝竜 vs 七角真地王

煉獄バディカップ 第1回戦

 

第5戦目は、サツキ vs 伊月島ヒロのファイトは、サツキが勝利を収めた。

 

 

そして

第6戦目 梨子 vs 花陽

 

 

梨子「よ、よろしくお願いします。花陽さん」

 

花陽「こっちこそよろしくね。始めようか、梨子ちゃん」

 

梨子「あ、はい!」

 

 

 

梨子「私達の思いを願い星に込めて……!輝きのルミナイズ!〈スターライト・シャイン〉」

 

花陽「七角の意思よ、私に勇気と覚悟を……!ルミナイズ!〈七角の知将〉」

 

 

オープンTHEフラッグ

 

 

梨子「スタードラゴンワールド」

◼️手札6/ゲージ2/LP10

 

花陽「レジェンドワールド」

◼️手札6/ゲージ2/LP10

 

 

花陽「私から行くね、ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札6→7/ゲージ2→3

 

花陽「レフトにバディコール(LP10→11)!〈七角地王 ドーン伯爵〉」

◼️手札7→6

 

 

七角地王 ドーン伯爵

サイズ0/攻4000/防1000/打撃1

 

 

花陽「そしてゲージとライフ1払って、私の場にドーン伯爵がいれば、〈角王フォース"七角の尺杖"〉解放‼︎」

◼️手札6→5/ゲージ3→2/LP 11→10

 

 

角王フォース"七角の尺杖"

ワイダーサカー/アースガルド/覚醒

攻4000/打撃0

◼️〈解放条件〉〔君の場にカード名に『七角』か『ドーン』を含むカードがある。〕

◼️【コールコスト】ゲージ1払い、ライフ1払う。

◼️君の場のカード名に「ドーン」を含むモンスターは攻撃力+3000、防御力+6000、打撃力+1して【貫通】と【3回攻撃】を得る。

◼️このカードは破壊されず、手札に戻せず、能力は無効化されない。

 

 

梨子「もう角王フォースを……⁉︎」

 

ーーー

 

千歌「いったい、なんで?」

 

凛「かよちんの角王フォースには、ライフ制限がないんだよ。」

 

にこ「だからこそ、最初のターンから解放できるのよ。」

 

ーーー

 

花陽「角王フォースの能力で、ドーン伯爵の攻撃力+3000、防御力+6000、打撃1して、さらに、【3回攻撃】と【貫通】を得るよ。」

 

 

ドーン伯爵

攻4000→7000

防1000→7000

打撃1→2

【3回攻撃】【貫通】

 

 

梨子「す、凄い……!」

 

ーーー

 

善子「サイズ0のスペックじゃないわね……」

 

ーーー

 

花陽「バトル!ドーン伯爵で梨子ちゃんに攻撃!打撃2!」

 

梨子「きゃ!」LP10→8

 

花陽「ターンエンドです。」

◼️手札5/ゲージ2/LP10

 

 

梨子「私のターン。ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札6→7/ゲージ2→3

 

梨子「ゲージ1払い、レフトにバディコール(LP8→9)!〈超星竜 ジャックナイフ〉をコール!」

◼️手札7→6/ゲージ3→2

 

 

超星竜 ジャックナイフ

サイズ2/攻5000/防5000/打撃3/【ソウルガード】

 

 

梨子「ジャックナイフの登場時、デッキから3枚見て、その中の〈剣星機 J・イグナイター〉を【星合体】」

 

 

超星機ジャックナイフ ソウル0→1

◼️剣星機 J・イグナイター

(打撃3→4)

 

 

梨子「手札からセンターに〈竜装機 スロウィング〉をコール!ライトに〈竜装機 ストレングス〉をコール!そして【星合体】」

◼️手札6→5

 

 

竜装機 スロウィング

サイズ1/攻3000/防1000/打撃2

 

 

竜装機 ストレングス

サイズ1/攻5000/防2000/打撃1

 

 

ジャックナイフ ソウル1→2→3

追加

◼️竜装機スロウィング

(君のセンターが空いているなら、攻撃時、ゲージ+1)

◼️竜装機 ストレングス

(君のセンターが空いている時、攻5000→7000/【貫通】)

 

 

梨子「貫通と3回攻撃があるなら、バトル!ジャックナイフで、ドーン伯爵に攻撃!ゲージ+1!」

◼️ゲージ2→3

 

 

ジャックナイフ

攻7000

 

ドーン伯爵

防7000

 

ドーン伯爵 撃破‼︎

 

 

梨子「ターンエンド!」

◼️手札5/ゲージ3/LP9

 

 

花陽「私のターン、ライフ1払って、センターにドーン伯爵を復活!」

◼️LP10→9

 

 

ドーン伯爵

攻4000→7000

防1000→7000

打撃1→2

【3回攻撃】【貫通】

 

 

梨子「そ、そんな……⁉︎」

 

花陽「ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札5→6/ゲージ2→3

 

花陽「ライトに〈遠き日のドーン伯爵〉をコール!」

◼️手札6→5

 

 

遠き日のドーン伯爵

サイズ0/攻2000→5000/防2000→8000/打撃1→2

【3回攻撃】【貫通】

 

 

花陽「そして、遠き日のドーン伯爵をコストにして、ゲージ1払い、進化コール!〈七角真地王 ドーン大公〉をセンターにコール!」

◼️手札5→4/ゲージ3→2

 

 

七角真地王 ドーン大公

サイズ1/攻5000/防3000/打撃1

【コールコスト】君の場のモンスター1枚ドロップゾーンに置いて、ゲージ1払う。

◼️レフトかライトのこのカードは、能力で破壊されず、デッキに戻らない。

◼️君の手札1枚ドロップゾーンに置く、君はカードを1枚引いて相手にダメージ1!この能力は1ターンに1回だけ使える。

◼️【対抗】ライフ1払う、君のドロップゾーンのサイズ1以下のモンスター1枚を【コールコスト】を払わずコールできる。この能力は1ターンに1回だけ使える。

【貫通】

 

 

花陽「ドーン大公の能力、私の手札を1枚捨て、1 ドロー、そして梨子ちゃんにダメージ1!」

◼️手札4→3→4

 

梨子「うっ!」LP9→8

 

花陽「ドーン大公のもう1つの能力でライフ1払い、ドロップゾーンから〈遠き日のドーン伯爵〉をレフトに再コール、それぞれ、角王フォースの能力でパワーアップ!」

◼️LP9→8

 

 

ドーン大公

攻5000→8000/防3000→9000/打撃1→2

【3回攻撃】【貫通】

 

 

遠き日のドーン伯爵

攻2000→5000/防2000→8000/打撃1→2

【3回攻撃】【貫通】

 

 

花陽「いくよ梨子ちゃん、バトル!」

 

梨子「………【3回攻撃】が、3体……!」

 

花陽「まずは、七角地王ドーン伯爵で梨子ちゃんに攻撃!打撃2!」

 

梨子「きゃっ!」LP8→6

 

花陽「七角地王ドーン伯爵で2回攻撃!」

 

梨子「きゃぁ」LP 6→4

 

花陽「七角地王ドーン伯爵で3回攻撃!」

 

梨子「キャスト!〈アースバリア〉攻撃を無効化して、ライフ+1!」LP4→5

◼️手札5→4

 

花陽「遠き日のドーン伯爵で梨子ちゃんに攻撃!打撃2!」

 

梨子「キャスト!〈ジャックナイフ・シフト〉」

◼️手札4→3

 

 

ジャックナイフ・シフト

魔法

◼️相手のターンの攻撃中に使える。

◼️【対抗】君のレフトかライトにいる、カード名に「ジャックナイフ」を含むモンスター1枚を選んで、このターン中、攻撃の対象をそのモンスターに変更できる。

 

 

梨子「ごめんね。ジャック………、その攻撃対象をジャックナイフに変更します!」

 

 

遠き日のドーン伯爵

攻5000

 

ジャックナイフ

防5000

 

梨子「ソウルガード!」

 

 

ジャックナイフ ソウル3→2(竜装機スロウィング)

 

 

花陽「遠き日のドーン伯爵で2回攻撃!」

 

梨子「ジャックナイフに攻撃を変更します!」

 

 

遠き日のドーン伯爵

攻5000

 

ジャックナイフ

防5000

 

梨子「ソウルガード!」

 

ジャックナイフ ソウル2→1(竜装機 ストレングス)

攻7000→5000

 

 

花陽「遠き日のドーン伯爵で3回攻撃!」

 

梨子「ジャックナイフに攻撃を変更します!」

 

 

遠き日のドーン伯爵

攻5000

 

ジャックナイフ

防5000

 

梨子「ソウルガード」

 

ジャックナイフ ソウル1→0(剣星機 J・イグナイター)

 

 

花陽「ドーン大公で攻撃!打撃2!」

 

梨子「攻撃をジャックナイフに変更……します!」

 

 

ドーン大公

攻8000

 

ジャックナイフ

防5000

 

ジャックナイフ 完全撃破‼︎

 

 

花陽「ドーン大公で梨子ちゃんに2回攻撃!打撃2」

 

梨子「きゃぁ!」LP 5→3

 

花陽「ドーン大公で3回攻撃!」

 

梨子「きゃぁぁ!」LP3→1

 

梨子(私、Aqoursに入ってから、μ'sの事を知って、千歌ちゃんとダイヤちゃんとルビィちゃん達に色々μ'sの事を教えてもらって、ファイトの映像を見せられて、本当に凄いチームだったんだな〜って思った……、みんな凄いファイトばかりだったけど、でも……、こんな事を言ったら申し訳ないけど、花陽さんのファイトは、余り印象に残っていなかった……、ファイトでは勝ってるけど……他のメンバーに比べると、余り目立った強さを感じられなかった。でも、今は分かる、感じられる………花陽さんは………)

 

ーーー

 

千歌「凄い………」

 

果南「こんな事が………」

 

鞠莉「アメイジング……」

 

ダイヤ「合計で、9回攻撃だなんて………」

 

曜「花陽さんってこんなに……?」

 

にこ「意外でしょ?」

 

千歌「にこさん、凛さん!」

 

凛「かよちんはね、μ'sに入る前から、かなりの引っ込み思案で、オドオドしてて、余り目立つような子じゃなかったんだよ。」

 

曜「そうなんですか?」

 

にこ「ええ、でもやる時はやる子なのよ。目立とうとしないし、自重してばかりだけど、歌もダンスも披露する時は、ちゃんと出来るのよ。」

 

凛「元からアイドルが好きな子だからね。」

 

にこ「でも花陽は、本場以外はいつもナヨナヨしてるから、他の新人アイドルから、ストレス発散の標的にされてたのよ。」

 

凛「本番の後も、レッスンで疲れてる時も、休む間も無くファイトを挑まれてたんだ。」

 

ルビィ「酷い……」

 

善子「明らかなイジメじゃない……!」

 

花丸「2人は助けなかったずら⁉︎」

 

にこ「助けなんて要らなかったのよ。なんせあの子……、挑まれたファイトを全て受けて、全員返り討ちにしちゃうからね。」

 

千歌「え……⁉︎」

 

凛「かよちんは目立たないようでも、ファイトは負けなしだったにゃ!」

 

にこ「ええ、今私達が新人アイドルファイターNo.1になれたのは、花陽のおかげなのよ。だって花陽は……」

 

凛「かよちんは………」

 

 

にこ/凛「私達『にこりんぱな』の3人の中で、一番……」

 

ーーー

 

にこ/凛/梨子「強い……‼︎」

 

花陽「ターンエンドだよ!」

◼️手札4/ゲージ2/LP8

 

 

梨子「私のターン、ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札3→4/ゲージ3→4

 

梨子「ゲージ2払い、星々の光を受けて、新たな希望の星となる!〈超星光輝竜(スターライト・ドラグナー) ジャックナイフ〉」

◼️手札4→3/ゲージ4→2

 

 

超星光輝竜(スターライト・ドラグナー) ジャックナイフ

ネオドラゴン

サイズ2/攻7000/防5000/打撃2

◼️【コールコスト】このカードを君のカード名に「ジャックナイフ」を含むモンスター1枚までの上に重ねて、ゲージ2払う。

◼️【起動】君のドロップゾーンから《竜装機》1枚までをこのカードのソウルに入れて、君のライフ+1!この能力は1ターンに1回だけ使える。

◼️このカードのソウルが3枚以上あるなら、このカードの打撃力+1して、君のカード全ての攻撃力+2000する。

【移動】【ソウルガード】

 

 

梨子「ジャックナイフの起動!ドロップゾーンから〈剣星機 J・アーセナル〉を【星合体】そしてライフ+1」LP1→2

 

 

ジャックナイフ ソウル0→1

◼️剣星機 J・アーセナル

(ジャックナイフは【貫通】と【移動】を得る。攻撃が無効化されたら【2回攻撃】を得る。)

 

 

梨子「さらに、〈ジャックナイフ・リペア〉ゲージ+1、さらにドロップゾーンから〈竜装機 エッジシューター〉を【星合体】」

◼️手札3→2/ゲージ2→3

 

 

ジャックナイフ ソウル1→2

◼️竜装機 エッジシューター

(攻撃時ターンに1回、相手にダメージ1!)

 

 

梨子「さらにドロップゾーンから〈剣星機 J・トリニティー〉をジャックナイフに【星合体】」

 

 

剣星機 J・トリニティー

竜装機

サイズ3/攻5000/防5000/打撃2

◼️【起動】ドロップゾーンにあるこのカードを、君の場のカード名に「ジャックナイフ」を含むモンスター1枚のソウルに入れてよい。

◼️このカードが、カード名に「ジャックナイフ」を含むモンスターのソウルにある時、君のライフが4以下でそのモンスターのソウルが3枚以上なら、そのモンスターは【3回攻撃】を得る。

 

 

ジャックナイフ ソウル2→3

◼️剣星機 J・アーセナル

(ジャックナイフは【貫通】と【移動】を得る。攻撃が無効化されたら【2回攻撃】を得る。)

◼️竜装機 エッジシューター

(攻撃時、1回だけ相手にダメージ1!)

追加

◼️剣星機 J・トリニティー

(ライフ4以下で、ソウル3以上なら【3回攻撃】を得る。)

 

 

梨子「ジャックナイフのソウルが3枚以上なら、ジャックナイフの攻撃力+2000、打撃+1!」

 

 

ジャックナイフ

攻7000→9000

打撃2→3

 

 

梨子「バトル!超星光輝竜 ジャックナイフで、七角真地王 ドーン大公に攻撃!エッジシューターの能力でダメージ1!」

 

花陽「うっ!」LP8→7

 

 

ジャックナイフ

攻9000

 

ドーン大公

防9000

 

 

ドーン大公撃破!

 

 

梨子「ソウルのJ・アーセナルの能力で【貫通】3ダメージ!」

 

花陽「うぅぅ!」LP7→4

 

梨子「ジャックナイフで2回攻撃!打撃3!」

 

花陽「うぁぁ!」LP4→1

 

梨子「これで!ジャックナイフで花陽さんに攻撃!」

 

花陽「きゃぁぁぁ‼︎」LP1→0

 

ーーー

 

花陽「えへへ……、負けちゃった。」

 

梨子「花陽さん、私、花陽さんの事を………」

 

花陽「梨子ちゃん、今更気にしてないよ。次の試合、応援してるからね。」

 

梨子「はい、頑張ります。」

 

 

 




今回も感想を是非‼︎


小泉 花陽
新人アイドルファイターNo.1 アイドルグループ「にこりんぱな」の1人
21歳

普段オドオドして気弱だが、ファイトとなると、予想外の実力を見せる。にこと凛いわく「にこりんぱな」の中で一番強い。


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五角 vs 星神竜

煉獄バディカップ 第1回戦

 

6戦目:梨子 vs 花陽のファイトは、梨子が勝利した。

続く7戦目:曜 vs 絵里のファイトは、曜の勝利。

さらに続く8戦目:善子 vs にこのファイトは、にこが勝利した。

 

 

そして、9戦目:穂乃果 vs 理亞

 

 

穂乃果「よろしくね。鹿角 理亞 ちゃん。」

 

理亞「はい、穂乃果さん、でも、私は負ける気は一切ないので!」

 

穂乃果「穂乃果だって、負けないよ!」

 

 

 

理亞「星を統べる竜よ、伝説の世界に君臨せよ!ルミナイズ!〈レジェンダリー・ゾディアック〉」

 

穂乃果「集え、五角の意思よ!ルミナイズ!〈五角の希望〉」

 

 

オープンTHEフラッグ

 

 

理亞「レジェンドワールド」

◼️手札6/ゲージ2/LP10

 

穂乃果「ドラゴンワールド」

◼️手札6/ゲージ2/LP10

 

 

理亞「私のターン、ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札6→7/ゲージ2→3

 

理亞「ライフ2払い〈招かれざる神 ~インスペクター~〉」

◼️手札7→6/LP10→8

 

理亞「デッキより、ゲージ2払い、ライトにバディコール(LP8→9)!〈星神竜 ゾディアック〉」

◼️ゲージ3→1

 

 

星神竜 ゾディアック

サイズ3/攻7000/防5000/打撃2/【ソウルガード】

 

 

理亞「能力でドロップから1枚をソウルに入れるわ。」

 

 

ゾディアック ソウル0→1

◼️流星機 グラヴィダージ

(攻7000→10000)

 

 

理亜「さらにゾディアックは、私のフラッグがレジェンドワールドなら【貫通】を得て、《星》のモンスター全ての攻撃力+3000よ!」

 

 

ゾディアック

攻10000→13000

【貫通】

 

 

穂乃果「攻撃力13000……!」

 

理亞「〈流星機 ピスカピスカ〉をコールして、【星合体】!ゲージ+1 」

◼️手札6→5/ゲージ1→2

 

 

ゾディアック ソウル1→2

 

 

理亞「ゲージとライフ1払い、〈黄道の導き〉を【設置】このカードの能力で、私の〈星〉は打撃+1される。」

◼️手札5→4/ゲージ2→1/LP9→8

 

 

ゾディアック

打撃2→3

 

 

理亞「バトル、ゾディアックで穂乃果さんに攻撃!打撃3!」

 

穂乃果「うぅ!」LP10→7

 

理亞「ターンエンド!」

◼️手札4/ゲージ1/LP8

 

ーーー

 

ルビィ「理亞ちゃん、いきなり飛ばしてるね!」

 

千歌「それはそうだよ!あの穂乃果さんとファイトするんだよ〜!」

 

ダイヤ「力が入らない訳がありません!」

 

ーーー

 

穂乃果「穂乃果のターン!ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札6→7/ゲージ2→3

 

穂乃果「ライトに〈五角騎竜 砂杖のアルカイド〉をコール、レフトに〈五角騎竜 火剣のドゥーベル〉をコール!」

◼️手札7→6→5

 

 

五角騎竜 砂杖のアルカイド

サイズ1/攻2000/防2000/打撃2

 

 

五角騎竜 火剣のドゥーベル

サイズ1/攻5000/防1000/打撃2

 

 

穂乃果「バトル!火剣のドゥーベルで理亞ちゃんに攻撃!打撃2!」

 

理亞「うぐっ」LP8→6

 

穂乃果「アルカイドで攻撃!打撃2!」

 

理亞「キャスト!〈聖杯〉攻撃を無効化!」

 

穂乃果「ターンエンドだよ。」

◼️手札5/ゲージ3/LP8

 

 

理亞「私のターン、ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札4→5/ゲージ1→2

 

理亞「ライフ1とゲージ1払って装備!〈星針剣 エストレーラ〉」

◼️手札5→4/ゲージ2→1/LP6→5

 

 

星針剣 エストレーラ

攻1000/打撃1

 

 

理亞「ゲージ1払い、レフトに〈双子座の星守り ジェミオス〉をコール!エストレーラの能力でサイズ0になるわ!そして、ゾディアックの能力で〈星〉のモンスターの攻撃力+3000!」

◼️手札4→3/ゲージ1→0

 

 

双子座の星守り ジェミオス

サイズ2→0/攻4000→7000/防4000/打撃2→3/【2回攻撃】

 

 

理亞「センターに〈水瓶の星守り アクアリオ〉をコール!」

◼️手札3→2

 

 

水瓶の星守り アクアリオ

サイズ1→0/攻3000→6000/防3000/打撃1→2

 

 

理亞「アクアリオの能力で、ゲージ+2!」

◼️ゲージ0→2

 

理亞「そして〈選ばれし者〉ゾディアックを指定し、【2回攻撃】を与える。」

◼️手札2→1

 

 

ゾディアック

【2回攻撃】

 

 

理亞「バトル!先ずは、エストレーラで攻撃!打撃1!」

 

ーーー

 

曜「エストレーラはセンターにモンスターが居ても攻撃出来るんだ!」

 

ーーー

 

穂乃果「……!」LP8→7

 

穂乃果「穂乃果がダメージを受けた時、ドゥーベルの能力でゲージ+1 !そしてアルカイドをセンターに移動する!」

◼️ゲージ3→4

 

理亞「ゾディアックでアルカイドに攻撃!ゾディアックは、フラッグがレジェンドワールドなら【貫通】を得る!」

 

 

ゾディアック

攻13000

 

アルカイド

防2000

 

砂杖のアルカイド 撃破‼︎

 

 

穂乃果「アルカイドの破壊時、ゲージとライフ+1するよ!」LP7→8

◼️ゲージ4→5

 

理亞「ゾディアックの【貫通】3ダメージ!」

 

穂乃果「うぁ!」LP8→5

 

理亞「ゾディアックで2回攻撃!」

 

穂乃果「うぁぁ!」LP5→2

 

理亞「アクアリオで穂乃果さんに攻撃!打撃2!」

 

穂乃果「キャスト!〈ドラゴンシールド 緑竜の盾〉攻撃を無効化してライフ+1!」LP2→3

◼️手札5→4

 

理亞「ジェミオスで攻撃!打撃3!」

 

穂乃果「キャスト!〈ドラゴンシールド 青竜の盾〉攻撃を無効化してゲージ+1!」

◼️手札4→3/ゲージ5→6

 

理亞「ジェミオスで2回攻撃!打撃3!」

 

穂乃果「キャスト!〈ドラゴンシールド 青竜の盾〉攻撃を無効化してゲージ+1」

◼️手札3→2/ゲージ6→7

 

 

 

理亞「全て凌がれた……⁉︎ ターンエンド……」

◼️手札1/ゲージ2/LP5

 

ーーー

 

ダイヤ「今の攻撃が全て当たっていれば、合計15ダメージで理亞さんが勝っていましたわね……」

 

果南「でも穂乃果さんは生き残ってる。」

 

ーーー

 

聖良「やはり、侮れない人ですね………」

 

ーーー

 

穂乃果「ふぅ……危なかったよ。凄いね、理亞ちゃん!」

 

理亞「あ、いえ……、殆ど凌がれたし……」

 

穂乃果「穂乃果も全力を見せないとね。」

 

理亞「え?」

 

穂乃果「穂乃果のターン!ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札2→3/ゲージ7→8

 

穂乃果「来たね。ライトにバディコール(LP3→4)!〈五角竜王 ドラム〉」

◼️手札3→2/ゲージ8→7

 

 

五角竜王 ドラム

サイズ2/攻6000/防5000/打撃3/【ソウルガード】/ソウル1

 

 

理亞「あれが穂乃果さんのバディ……でも、ゾディアックの能力!ゲージ1と手札1をコストに"グラビティ・レスト"五角竜王ドラムをレストする!」

◼️手札1→0/ゲージ2→1

 

 

ドラムは重力の重さで膝をつく。

 

 

理亞「これで、もうドラムは攻撃できない!私の………!」

 

穂乃果「まだだよ。ゲージ2払い、ドラムを進化!〈五角超竜王 カイザー・ドラム〉」

◼️手札2→1/ゲージ7→5

 

 

五角超竜王 カイザー・ドラム

サイズ2/攻10000/防5000/打撃3/【ソウルガード】/ソウル2

 

 

ドラムは進化した姿になり、重力から解放される。

 

 

ドラム「俺達にそんな小細工は通じないぜ?」

 

理亞「そんな……、ドラムを進化させて、グラビティレストを解除した……⁉︎」

 

穂乃果「そして、穂乃果のライフが6以下で場に五角がいれば、ゲージ2払い〈角王フォース"五角の闘覇"〉解放‼︎」

◼️手札1→0/ゲージ5→3

 

 

角王フォース"五角の闘覇"

攻6000/打撃2

 

 

穂乃果「いくよ、バトル!カイザードラムの能力で、アタックフェイズ開始時に相手の場のカード1枚を破壊する!センターのアクアリオを破壊!」

 

理亞「⁉︎」

 

 

水瓶の星守り アクアリオ 破壊‼︎

 

 

穂乃果「カイザードラムで理亞ちゃんに攻撃!打撃3!」

 

理亞「私には手札が無い……、きゃぁ!」LP5→2

 

穂乃果「これで、とどめ!角王フォースで理亞ちゃんに攻撃!打撃2!」

 

理亞「うぁぁぁぁぁ‼︎」LP2→0

 

ーーー

 

理亞(負けた……これが、伝説のスクールバディチーム『μ's』の元リーダー、高坂 穂乃果………、完全にナメていた……!)

 

穂乃果「楽しかったよ、理亞ちゃん。」

 

理亞「…………楽しい…?」

 

穂乃果「理亞ちゃん、穂乃果とのファイト、楽しくなかった?」

 

理亞「そんな事!……楽しかったです。」

 

穂乃果「なら良かったよ!機会があったら、またファイトしようね!」

 

理亞「はい……!」

 

 




今回も感想を是非‼︎


高坂 穂乃果
和菓子屋 穂むらの看板娘/元μ'sのリーダー
22歳

高校生時代よりは頭が回るようになり、物事に対しても多少は賢く、冷静に考えるようにはなった(突拍子もない事を思いつくのは相変わらず)。
ファイトセンスも向上しており、笑顔のファイトは崩さない。
ピンチの時に冴える『奇跡のドロー』も健在である。


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爆炎軍 vs 覇王竜神

煉獄バディカップ 第1回戦

 

 

9戦目:穂乃果 vs 理亞のファイトは、穂乃果が勝利した。

そして続けて10戦目:炎斬 vs 赤崎チャンピオンのファイトが始まる!

 

 

10戦目:炎斬 vs 赤崎チャンピオン

 

 

炎斬「おし!やっと俺の番か!」

 

赤崎「………」

 

ーーー

 

ダイヤ「炎斬さんの相手は赤崎さんですか……」

 

千歌「知ってる人ですか?」

 

ダイヤ「はぁ〜‼︎千歌さん、知らないのですか⁉︎」

 

千歌「す、すみません……」

 

果南「まぁ、仕方ないよ。具体的に話題になったのは3年くらい前だし、本人はあまりメディアには出ない人だから。1〜2年生が知らなくても無理ないよ。」

 

鞠莉「赤崎さんは、バディファイト全日本チャンピオンなのよ。しかも、3年くらいその座についてる。」

 

梨子「そんな凄い人なんだ……」

 

曜「私は知ってたよ!」

 

千歌「曜ちゃん知ってたのー!教えてよ〜〜!」

 

曜「あはは……、だって千歌ちゃんスクールバディチーム以外に興味無いと思って!」

 

千歌「むぅ〜……、でも、あまりメディアに出ない人なら、どっちにしろ知らなかったよ。」

 

ルビィ「でも、炎斬さん大丈夫かな?相手はチャンピオンなんでしょ?」

 

花丸「普通に考えれば、チャンピオンが相手じゃ勝率は低いずら。」

 

善子「けど戦うのは、あのめちゃくちゃなファイトをする炎斬さんよ、負けるとは思えないけど……」

 

ーーー

 

炎斬「相手がチャンピオンだろうが関係ねー!俺が勝つ!」

 

赤崎「ふふふ、僕に勝つ……か……、各の違いを刻み込んであげよう。」

 

 

炎斬「真っ赤に燃やせ、新たな力と共に、熱き魂を!ルミナイズ!〈爆炎軍 進撃!〉」

 

赤崎「高みに登り詰めるには、相応の覚悟と絶対的な力が必要だ。ルミナイズ!〈崇高なる竜神〉」

 

 

オープンTHEフラッグ

 

 

炎斬「ドラゴンワールド」

◼️手札6/ゲージ2/LP10

 

赤崎「エンシェントワールド」

◼️手札6/ゲージ2/LP10

 

 

炎斬「俺の先攻、ドロー!チャージ&ドロー!」

◼️手札6→7/ゲージ2→3

 

炎斬「ライトに〈爆炎軍 フレイム・ハルバード〉をコール!」

◼️手札7→6/ゲージ3→2

 

 

爆炎軍 フレイム・ハルバード

爆炎/炎龍

サイズ2/攻6000/防6000/打撃2

◼️【コールコスト】ゲージ1払う。

◼️相手の空いてるモンスターエリアが2ヶ所以上なら、このカードは【移動】と【貫通】を得る。

 

 

炎斬「バトル!フレイムハルバードで攻撃!打撃2だ!」

 

赤崎「キャスト……〈竜意周到〉攻撃無効だ。」

◼️手札6→5

 

炎斬「ターンエンド」

◼️手札6/ゲージ2/LP10

 

 

赤崎「僕のターン、ドロー、チャージ&ドロー」

◼️手札5→6/ゲージ2→3

 

赤崎「炎龍?知らないカードだな……、だが、僕に負けは無い。」

 

炎斬「気に食わねー自信だな……」

 

赤崎「なんとでも……、ゲージ3払い、バディ【君臨】(LP10→11)〈覇王竜神 灼蘭(シャクラン)〉」

◼️手札6→5/ゲージ3→0

 

 

覇王竜神 灼蘭(シャクラン)

神/光竜

サイズ4/攻10000/防7000/打撃1

◼️このカードは破壊されず、能力は無効化されない。

◼️君はモンスターをコールできない。

◼️君が受けるダメージを1減らす。

◼️このカードの攻撃が無効化された時、君のライフ+1

【4回攻撃】【貫通】【君臨】(ゲージ3払う。)

 

FT「天下布武を掲げし覇王は英傑の竜となる。」

 

 

赤崎の背後に、人の形に近い巨大な白竜が現れる。そして赤崎は白いオーラを纏う。

 

 

炎斬「なんだ……こりゃぁ……!」

 

ーーー

 

ダイヤ「なんと美しい、白い竜……」

 

果南「イェーガーくらいデカいね……」

 

ーーー

 

赤崎「バトル」

 

炎斬「フレイムハルバードの【移動】はしない!」

 

赤崎「灼蘭(シャクラン)でファイターに攻撃。」

 

 

赤崎が炎斬に拳を突き出した時、背後の白竜も炎斬めがけて拳を降ろす!

 

 

炎斬「うぉぉ!」LP10→9

 

炎斬「なんだよ、デケェだけで、ダメージは1かよ!」

 

赤崎「2回攻撃だ。」

 

炎斬「ぐうっ!」LP9→8

 

赤崎「3回攻撃。」

 

炎斬「ぐぅぅ!」LP8→7

 

赤崎「4回攻撃だ」

 

炎斬「ぐぁ!」LP7→6

 

赤崎「ターンエンド。」

◼️手札5/ゲージ0/LP11

 

 

炎斬「俺のターン!ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札6→7/ゲージ2→3

 

炎斬「レフトに〈爆炎軍 システミックバーナー・ドラゴン〉をコール!」

◼️手札7→6

 

 

爆炎軍 システミックバーナー・ドラゴン

サイズ1/攻4000/防2000//打撃2

 

 

炎斬「そして、2体の《炎龍》をソウルにしてゲージ2払い、ライトにバディコール(LP6→7)!行くぜ相棒、爆炎の力に目覚めよ!〈爆炎龍王 クリムゾンブルグ〉」

◼️手札6→5/ゲージ3→1

 

 

爆炎龍王 クリムゾンブルグ

爆炎/炎龍

サイズ3/攻7000/防5000/打撃1

◼️【コールコスト】君の場の《炎龍》のモンスターを2枚までこのカードのソウルに入れて、ゲージ2払う。

◼️"爆炎連弾"君のアタックフェイズ開始時、相手の場のモンスターを2枚まで破壊する。

◼️相手のモンスターエリアが2ヶ所以上空いているなら、空いているモンスターエリア1ヶ所につき、このカードの攻撃力+2000、防御力+2000、打撃力+1!

【2回攻撃】【貫通】【ソウルガード】/ソウル2

 

 

炎斬「さらに、ライフ1払い〈爆炎技 炎龍の采配〉」

◼️手札5→4/LP7→6

 

 

爆炎技 炎龍の采配

魔法/ゲット/チャージ

◼️君の場にサイズ2以上の《炎龍》がいれば使える。

◼️【使用コスト】ライフ1払う。

◼️次の2つから1つ選んで使う。

・君のデッキから《炎龍》のアイテムを1枚まで手札に加える。

・君のデッキの上から2枚ゲージに置いて、カードを1枚引く。

◼️「爆炎技 炎龍の采配」は1ターンに1枚だけ使える。

 

 

炎斬「デッキから《炎龍》のアイテムを手札に加える!〈エンリュウフォース〉を手札に加えるぜ!そして〈炎龍の破壊衝動〉俺のデッキから3枚破棄して、2チャージ、2ドロー!」

◼️手札4→5→4→6/ゲージ1→3

 

炎斬「俺のライフ6以下で、場にクリムゾンブルグがいれば、〈エンリュウフォース〉爆解放‼︎」

◼️手札6→5/ゲージ3→1

 

 

エンリュウフォース

炎龍

攻10000/打撃 2

◼️〈爆解放〉〔君のライフが6以下で、君の場にカード名に「クリムゾンブルグ」を含むカードがあるか、相手の場にサイズ3のモンスターがいる。〕

◼️[装備コスト]ゲージ2払う。

◼️このカードは手札とデッキに戻されず、能力は無効化できず、破壊されない。

◼️君か相手のモンスターが破壊された時、破壊されたカードの数、君のライフ+1!

【貫通】

 

ーーー

 

千歌「来た!エンリュウフォースだ!」

 

ーーー

 

赤崎「このプレッシャーは………?」

 

炎斬「クリムゾンブルグの能力、こいつはあんたの空いているモンスターエリアの数x2000、攻撃力と防御力が上がり、打撃力が+1される。あんたの空いてるモンスターエリアは3ヶ所だ。」

 

 

クリムゾンブルグ

攻7000→13000

防5000→11000

打撃1→4

 

 

炎斬「行くぜ!クリムゾンブルグで攻撃だ!打撃4!」

 

赤崎「ぐぁぁ!」LP 11→8

 

炎斬「何⁉︎」

 

赤崎「灼蘭の能力で僕が受けるダメージを1減らす。だから受けるダメージは3だ。」

 

炎斬「構うかよ!クリムゾンブルグで2回攻撃!」

 

赤崎「キャスト〈竜意周到〉攻撃を無効化する。」

 

炎斬「だったらエンリュウフォースで攻撃!」

 

赤崎「ダメージを1減らす。……っ!」LP8→7

 

炎龍「ターンエンドだ!」

◼️手札5/ゲージ1/LP6

 

 

赤崎「なるほど……、だが、僕はこのチャンピオンと言う高みに登り詰める為に、幾程のファイターと、途方も無い数のファイトをして来た。君の実力以上のファイターならそこらに幾人でも転がっていたよ。」

 

炎斬「んだと?」

 

 

赤崎「僕のターン、ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札5→6/ゲージ0→1

 

赤崎「だが、君の力を認めない訳じゃない。少し段階は早いが、灼蘭の真の姿を見せよう。先ずはキャスト〈灼蘭竜神武〉」

◼️手札6→5

 

 

灼蘭竜神武

魔法/チャージ

◼️君のデッキの上から2枚をゲージに置く。さらに、君の場にカード名に「灼蘭」を含むカードに【君臨】していれば、君のデッキの上から2枚をゲージに置いて、君のライフ+2!

◼️「灼蘭奮起」は1ターンに1枚だけ使える。

 

 

赤崎「ゲージ+2、灼蘭が場に居れば、さらにゲージ+2して、僕のライフ+2。」LP8→10

◼️ゲージ1→3→5

 

炎斬「ゲージ5……何するつもりだ……?」

 

赤崎「言っただろ?灼蘭の真の姿を見せようと……、手札4枚捨て、ゲージ4払い、ライフ2払う。」

◼️手札5→1/ゲージ5→1/LP10→8

 

赤崎「灼蘭よ。光の世界に散り行く者達の意志となり、白き炎の鎧を纏いて顕現せよ!〈極天覇王竜神 白蓮・灼蘭(ハクレン・シャクラン)〉」

 

 

極天覇王竜神 白蓮・灼蘭(ハクレン・シャクラン)

神/光竜

サイズX/攻20000/防12000/打撃0

◼️このカードは破壊されず、手札に戻せず、能力を無効化されない。

◼️君はモンスターをコールできず、【対抗】を使えず、アイテムを装備できない。

◼️君は効果でダメージを受けず、君が攻撃で受けるダメージを1減らす。

◼️相手の場にモンスターがいない時、このカードの打撃力+3!

◼️このカードが攻撃した時、君のライフ+2!さらに、相手のモンスターを破壊した時、相手にダメージ2!

【3回攻撃】【君臨】(君の手札を4枚捨てて、ゲージ4払い、ライフ2払う。)

 

FT「光の世界で多くの犠牲を払った竜神は、神の上を目指した。」

 

 

白き竜は、顔、肩、肘、胸、膝に白炎を模した鎧を纏い、白竜の背後に天輪が微かに光り、浮いている。

 

 

ーーー

 

鞠莉「oh……、さっきよりもberry Shinyね……」

 

梨子「美しいを通り越して、神々しいわね……」

 

善子「これが……浄化の光ってやつなの……?」

 

千歌「炎斬君……!」

 

ーーー

 

炎斬「攻撃力20000だと……⁉︎」

 

赤崎「さあ、チャンピオンの本気を刻み込んであげよう。」

 

 

 




今回も感想を是非‼︎


赤崎
全日本 現バディチャンピオン
28才

全日本 現バディチャンピオン。本人は余り目立ちたくなく、メディアにも余り出ようとしない。だが、チャンピオンに成り立ての頃は、ニュースなどでよく取り上げられていた。
だが、やはりメディアに余り出ない為か、最近のファイターからの認知度は低い。

チャンピオンに上り詰める為の辛さをよく分かっているからこそ、自分がチャンピオンであるという意識が高く、敢えて挑戦者に厳しい態度で接する。


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爆炎の拳士 vs 白蓮・灼蘭

煉獄バディカップ 第1回戦

 

9戦目:炎斬 vs 赤崎チャンピオン

 

ーーー

 

炎斬

手札5/ゲージ1/LP5

 

ライト:爆炎竜王 クリムゾンブルグ

レフト:無し

センター:無し

アイテム:エンリュウフォース

 

ーーー

 

赤崎

手札1/ゲージ1/LP14

 

ライト:無し

レフト:無し

センター:無し

アイテム【君臨】:極光覇王竜神 白蓮・灼蘭

 

ーーー

 

極天覇王竜神 白蓮・灼蘭

神/光竜

サイズX/攻20000/防12000/打撃0

◼️このカードは破壊されず、手札に戻せず、能力を無効化されない。

◼️君はモンスターをコールできず、【対抗】を使えず、アイテムを装備できない。

◼️君は効果でダメージを受けず、君が攻撃で受けるダメージを1減らす。

◼️相手の場にモンスターがいない時、このカードの打撃力+3!

◼️このカードが攻撃した時、君のライフ+2!さらに、相手のモンスターを破壊した時、相手にダメージ2!

【3回攻撃】【君臨】(君の手札を4枚捨てて、ゲージ4払い、ライフ2払う。)

 

FT「光の世界で多くの犠牲を払った竜神は、神の上を目指した。」

 

 

白き竜は、顔、肩、肘、胸、膝に白炎を模した鎧を纏い、白竜の背後に天輪が微かに光り、浮いている。

 

 

炎斬「攻撃力20000だと……⁉︎」

 

赤崎「さあ、チャンピオンの本気を刻み込んであげよう。」

 

 

赤崎「バトル。白蓮灼蘭よ、クリムゾンブルグに攻撃だ。そして僕のライフ+2……」LP8→10

 

 

白蓮・灼蘭

攻20000

 

クリムゾンブルグ

防11000

 

炎斬「クリムゾンブルグのソウルガード!」

 

 

クリムゾンブルグ ソウル2→1

 

 

赤崎「そして相手のモンスターを破壊した時、炎斬君にダメージ2だ。」

 

炎斬「ぐぁ!」LP 6→4

 

炎斬「エンリュウフォースの能力、モンスターが破壊されたら、俺のライフ+1!」LP4→5

 

赤崎「ほう……」

 

炎斬「実質ダメージ1だぜ?」

 

赤崎「構うことはない。白蓮灼蘭の2回攻撃だ。クリムゾンブルグに攻撃。ライフ+2」LP10→12

 

 

クリムゾンブルグ ソウルガード1→0

 

 

赤崎「炎斬君にダメージ2だ。」

 

炎斬「ぐぅぅ!エンリュウフォースの能力だ……」LP5→3→4

 

赤崎「終わったと思うかい?白蓮灼蘭で3回攻撃だ。クリムゾンブルグに攻撃し、ライフ+2」LP12→14

 

炎斬「キャスト!〈ドラゴンシールド 緑竜の盾〉攻撃を無効化してライフ1回復だ。」LP4→5

◼️手札5→4

 

赤崎「ふっ……、ターンエンドだ。」

◼️手札1/ゲージ1/LP14

 

 

炎斬「チッ! 少しヤベェな………ドロー!チャージ&ドロー!」

◼️手札4→5/ゲージ1→2

 

炎斬「センターに〈ブーメラン・フレイムドラゴン〉をコール!」

◼️手札5→4

 

 

爆炎軍ブーメラン・フレイムドラゴン

爆炎/炎龍

サイズ0/攻3000/防1000/打撃1

◼️君のアイテムは、このモンスターがセンターにいても攻撃できる。

◼️【対抗】このモンスターのバトル終了後、このカードを破壊する。破壊したら、このカードを君のデッキの下に戻して、君のデッキの上から1枚ゲージに置く。

 

 

炎斬「バトルだ!ブーメランフレイムドラゴンとエンリュウフォースで連携攻撃だ!」

 

 

ブーメランフレイムドラゴン+エンリュウフォース

連携攻撃力13000

連携打撃3

 

白蓮灼蘭

防12000

 

 

赤崎「ぐぁぁ!」LP14→12

 

炎斬「ダメージ軽減も現在かよ……」

 

炎斬「バトル終了後にブーメランフレイムドラゴンを破壊して、デッキの下に戻す。そして1チャージ!」

◼️ゲージ2→3

 

 

ブーメランフレイムドラゴン 破壊!

 

 

炎斬「エンリュウフォースの能力で、モンスターが破壊されたらライフ+1だ。」LP5→6

 

炎斬「クリムゾンブルグで攻撃!」

 

 

クリムゾンブルグ

攻13000

打撃4

 

白蓮灼蘭

防12000

 

 

赤崎「ぐぅぅ!」LP12→9

 

炎斬「クリムゾンブルグで2回攻撃だ!」

 

赤崎「キャスト〈怒羅魂シールド 漢気の盾〉連携ではない攻撃を無効化する。」

◼️手札1→0

 

炎斬「ターンエンドだ!」

◼️手札4/ゲージ3/LP6

 

 

赤崎「僕のターン、ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札0→1/ゲージ1→2

 

赤崎「バトル。白蓮灼蘭でクリムゾンブルグに攻撃。僕のライフ+2だ。」LP9→11

 

 

白蓮灼蘭

攻20000

 

クリムゾンブルグ

防11000

 

 

炎斬「キャスト!〈炎の龍影〉」

◼️手札4→3

 

 

炎の龍影

魔法

◼️君の《炎龍》のモンスターが攻撃されているバトル中に使える。

◼️【対抗】次に破壊される《炎龍》のモンスター1枚を場に残して、君のライフ+2!

 

 

炎斬「クリムゾンブルグを場に残して、ライフ+2だ!」LP 6→8

 

赤崎「だが破壊した事に変わりはない。ダメージ2を受けてもらう。」

 

炎斬「うぁぁ!」LP8→6

 

炎斬「エンリュウフォースの能力でライフ+1!」LP 6→7

 

赤崎「白蓮灼蘭の2回攻撃だ。クリムゾンブルグに攻撃」LP11→13

 

 

白蓮灼蘭

攻20000

 

クリムゾンブルグ

防11000

 

クリムゾンブルグ 撃破‼︎

 

 

赤崎「ダメージ2だ。」

 

炎斬「すまねぇ……ブルグ……」LP7→5

 

炎斬「エンリュウフォースの能力でライフ回復!」LP5→6

 

赤崎「白蓮灼蘭は、相手の場にモンスターが無ければ打撃力3になる。」

 

 

白蓮灼蘭

打撃0→3

 

 

炎斬「なんだと⁉︎」

 

赤崎「そして、3回攻撃だ。」LP13→15

 

炎斬「ぐぁぁぁぁ‼︎」LP6→3

 

赤崎「ターンエンドだ。」

◼️手札1/ゲージ2/LP15

 

ーーー

 

果南「チャンピオンのライフは15……」

 

善子「対して炎斬さんのライフはたったの3……」

 

ダイヤ「はっきり言って、炎斬さんに勝ち目はありませんわね。」

 

千歌「普通ならね、でも、炎斬君ならなんとかする!……かも……」

 

梨子「かも……って……」

 

曜「信じるしかないね。」

 

ーーー

 

炎斬「すげぇな……これがチャンピオンのレベルかよ……ははははは……最っ高だぜ………あんた!」

 

赤崎「ん?」

 

炎斬「まただ、こんなピンチなのによ……わくわくが押さえられねぇ……!笑わずにはいられねぇ、楽しまずにはいられねぇ!」

 

赤崎「ふっ……楽しまずには、か…… そうだな、これこそが、バディファイトだ!」

 

炎斬「おうよ!」

 

炎斬(正直、今の俺の手札に次のターンを生き残る術はねぇ、だからこそ、俺は引く!このターンで勝つ為に、これがこのファイトのラストターンだ!)

 

炎斬「ドロー!チャージ&………ドロー‼︎」

◼️手札3→4/ゲージ3→4

 

炎斬「ライフ2払い、キャスト!〈炎龍爆召陣〉」

◼️手札4→3/LP3→1

 

 

炎龍爆召陣

魔法/召喚

◼️君の場に《炎龍》のモンスターがいないから使える。

◼️【使用コスト】ライフ2払う

◼️君のドロップゾーンから《炎龍》のモンスターを【コールコスト】を払わずコールして、このカードをそのモンスターのソウルに入れる。このカードは1ターンに1枚だけ使える。

 

 

炎斬「俺の場に復活しろ!〈爆炎竜王 クリムゾンブルグ〉この魔法をソウルイン!」

 

 

爆炎竜王 クリムゾンブルグ

サイズ3/攻7000→13000/防5000→11000/打撃1→4/【2回攻撃】【貫通】【ソウルガード】/ソウル1

 

 

炎斬の場にクリムゾンブルグが復活した時、炎斬の手札とエンリュウフォースが強く光る。そして炎斬の手札のカードが変化する!

 

 

炎斬「行くぜ……、俺の場にサイズ3以上の《炎龍》が居て、ライフが6以下なら〈エンリュウフォース"爆炎の拳士"〉」

◼️手札3→2/ゲージ4→2

 

 

エンリュウフォース"爆炎の拳士"

爆炎/炎龍

攻10000/打撃1

◼️〈爆解放‼︎〉〔君のライフが6以下で、君の場にサイズ3の「炎龍」のモンスターがいる。〕

◼️【装備コスト】ライフ1払うか、ゲージ2払う。

◼️このカードは破壊されず、能力は無効化されない。

◼️君の場の《炎龍》のモンスターを1枚選んで破壊する。このカードの打撃力を、破壊したモンスターに書かれているそれらの数値分増やす。

◼️君の《炎龍》のカードが攻撃した時、君のライフ+1!

【2回攻撃】

 

FT「ブルグ、お前の炎を借りるぜ!」「おうよ!一緒に焼き尽くすぜ!」

 

 

エンリュウフォースのオーラが炎のように揺らめき、炎斬の拳に赤いハンドグローブを装備している。そしてエンリュウフォースのオーラがまるでサイズが少し大きめのロングコートを羽織っているように見せる。

 

ーーー

 

千歌「新しいエンリュウフォースだ!」

 

果南「また、少し厳つい感じになったね……」

 

鞠莉「ohー!ガチな不良ファッションねー!」

 

ーーー

 

炎斬「ブルグ、お前の炎を借りるぜ、エンリュウフォースの能力でクリムゾンブルグを破壊する!そしてソウルガードだ。」

 

 

クリムゾンブルグ ソウルガード1→0

 

 

赤崎「自分のモンスターを……」

 

炎斬「そしてクリムゾンブルグの打撃をエンリュウフォースの打撃力に加えるぜ、ブルグの今の打撃力は4、よってエンリュウフォースの打撃力は5だぜ!」

 

赤崎「打撃5………⁉︎」

 

炎斬「やっと動揺したな……、バトルだ!エンリュウフォースとクリムゾンブルグで連携攻撃!」

 

 

炎斬のハンドグローブから炎が吹き上がり、拳が燃え上がる!

 

 

エンリュウフォース"爆炎の拳士"+クリムゾンブルグ

連携攻撃力23000

合計打撃9

 

白蓮灼蘭

防12000

 

 

赤崎「攻撃ダメージを1 減らす……」

 

ダメージ9→8

 

赤崎「ぐぁぁぁぁ!」LP 15→7

 

炎斬「赤崎チャンピオン、あんたは俺が今まで戦った奴らで、2番目に強かったぜ……」

 

赤崎「2番目………?」

 

炎斬「クリムゾンブルグは勿論、エンリュウフォースにも【2回攻撃】がある!」

 

赤崎「………‼︎」

 

炎斬「決めてやるぜ!エンリュウフォースとクリムゾンブルグで再連携攻撃‼︎」

 

 

エンリュウフォース爆炎の拳士+クリムゾンブルグ

連携攻撃力23000

合計打撃力9

 

白蓮灼蘭

防12000

 

ダメージ9→8

 

 

炎斬「ウオオォォォォオオオ‼︎」

 

 

クリムゾンブルグが炎弾を飛ばし、炎斬はその炎弾を拳で灼蘭に叩きつけ、誘爆させる!そして炎斬の拳が灼蘭を貫く!

 

 

赤崎「ぐわぁぁぁぁぁ‼︎」LP7→0

 

ーーー

 

赤崎「見事だったよ。炎斬君」

 

炎斬「あんたこそ、さすがチャンピオンだ。」

 

赤崎「ふん……」

 

炎斬「あんがとよ。あんたのおかげで、俺はまた強くなれたぜ。」

 

赤崎「そうか……、聞いていいか?」

 

炎斬「ん?」

 

赤崎「最後に言ったな、僕は「2番目に強かった」と……、君に1番と言わせたのは、この大会に参加しているのかい?」

 

炎斬「ああ、俺はこの大会で必ずそいつとファイトする。そして必ずリベンジを果たす!」

 

赤崎「そうか………応援するよ。」

 

 

 




今回も感想を是非‼︎

エンリュウフォース"爆炎の拳士"
良かったと思いますかね?


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第1回戦の終了! そして最悪へ………

煉獄バディカップ 第1回戦

 

10戦目:炎斬 vs 赤崎チャンピオンのファイトは、炎斬が勝利した。

続く11戦目:海未 vs ルビィのファイトは海未が勝利した。

さらに12戦目:ダイヤ vs 希のファイトはダイヤが勝利した。

続く13戦目:メア vs イトハラはメアが勝利した。

さらに続けて14戦目:琴奈 vs タカミヤは琴奈勝利した。

 

これにて、第1回戦の全試合が終了した。

 

 

ヒビノ「皆様、お疲れ様でした!勝利した方々も、敗北してしまった方々も、素晴らしいファイトでした。では………敗者失滅……!!」

 

 

ヒビノは指パッチンをする。………すると、1回戦で敗北したファイターの身体が青い炎のようなオーラに包まれた!

 

 

イトハラ「う、うわぁぁぁぁぁぁぁ!」

 

タカミヤ「あ、あ……ぁ……ああーーー!」

 

赤崎「………これは⁉︎」

 

ヒロ「何なんだよ……!」

 

 

理亞「ね、姉様……!いや、姉様〜!」

 

聖良「理亞‼︎ アツっ!」ジッ!!

 

 

聖良が理亞を助けに手を伸ばし、青いオーラに触れた時確かな熱さを感じた!

 

 

そして、青い炎のようなオーラと共に、敗者が次々に消えていった………‼︎

 

 

理亞「姉様ー!」

 

聖良「理亞ーーー!」

 

 

ルビィ「いや〜……お姉ちゃん!」

 

ダイヤ「ルビィ!ルビィーーーー!」

 

 

花丸「な、何これ……凄く熱いずら〜……!」

 

果南「まる‼︎」

 

 

善子「ちょっ……冗談じゃないわよ……!」

 

梨子「よっちゃん‼︎」

 

 

鞠莉「あり得ないわ、こんなの……!」

 

曜「鞠莉ちゃん‼︎」

 

 

花陽「り、凛ちゃん……消えちゃうの……?私達………」

 

凛「かよちん……、そうみたいだね………」

 

ことり「凛ちゃん!」

 

海未「花陽‼︎」

 

 

真姫「な、何なのよ……!何よこれっ!」

 

にこ「真姫ちゃん!」

 

 

希「サツキ君!絵里ち〜!」

 

絵里「希……!いや、いや〜〜!サツキーーー‼︎」

 

サツキ「希ちゃん!絵里ちゃーーーん!」

 

 

そして、皆消えてしまった……

 

 

サツキ「ああ……あぁ……、絵里ちゃん……うわぁぁぁぁぁぁぁ‼︎」

 

 

千歌「………ウウッ………ウゥ…!……みんな……!」

 

穂乃果「………………」

 

炎斬「何なんだよ……これは……!」

 

 

イトハラ

タカミヤ

赤崎

ヒロ

理亞

ルビィ

花丸

善子

鞠莉

花陽

真姫

絵里

 

失滅‼︎

 

 

 

ヒビノ「………」

 

 

サツキ「……なんだ…これは……、いったい、どういうつもりなんだ……、ヒビノォォォォーーーーーー‼︎」

 

 

ヒビノ「ふふふ……ふははははは……‼︎」

 

炎斬「何笑ってやがる!」

 

ヒビノ「敗者失滅………負けた者は青い炎に焼かれて消える……、この大会のルールですよ。」

 

サツキ「負けたら消えるだと……?ふざけるな……こんな大会は無効だ!今すぐ大会を終わらせろ!消えたみんなを戻せ‼︎」

 

ヒビノ「大会は無効……?すぐに終わらせろ……だと?この大会への参加を決めたのはお前達だろう……自分達の判断に責任を持て!!!」

 

サツキ「⁉︎」

 

 

梨子「何……?ヒビノさんの人が変わった感じ……」

 

曜「うん……」

 

 

サツキ「こんなルールがあると知っていたら、この大会には参加していなかった!」

 

ヒビノ「この大会のルールを教えていれば、君達は参加しなかっただろう。」

 

サツキ「お前じゃ話にならない、責任者を出せ!」

 

ヒビノ「悪いがこの大会に責任者は居ない。いや、この私こそが、この大会の責任者であり、この島の主人だ。」

 

 

そう言って、ヒビノはグラサンを外して素顔を見せた。

ヒビノの眼は右が黒で、左が青い眼だった。

 

 

果南「あの眼は?」

 

琴奈「オッドアイね……」

 

梨子「あの眼を隠す為に、サングラスをしてたのね。」

 

 

サツキ「なんだ、その眼は?お前の目的は何だ?なぜこんな大会を開いた?消えたみんなはどうなった⁉︎」

 

ヒビノ「ふふふ……これは「煉獄の(まなこ)」私の一族、煉獄の一族の中で選ばれた者だけが持って産まれる特別な眼だ。この(まなこ)を持つ、者は、この島に眠る〈王〉を従える事ができる。だが、我々煉獄の一族を危険だと認識した政府は、このオッドアイを持つ者達を殲滅しにかかったのだ。幸い、私は親に隠されて見つからなかったが……、私以外のオッドアイを持つ者達は、全滅していた。それから、私の両親とオッドアイを持たない者達はこの島を離れて別の場所に暮らしているがな。私はこの島に残り、このオッドアイを極めた、そして王の封印を解き、煉獄の一族を復興し、愚かな政府に復讐を果たすのだ。」

 

 

千歌「あの廃村は、そう言う事だったんだ……」

 

 

サツキ「それで?その〈王〉を復活させる為に、この大会を開いたのか?」

 

ヒビノ「そうだ。〈王〉の復活には、より強く、高いファイトエネルギーを持つファイター達が必要だった。だからこそ、君達が選ばれたのだ。」

 

サツキ「絵里ちゃん達は、みんなはその生け贄だったと…?」

 

ヒビノ「そうだ。彼女達の肉体と魂は〈王〉が封印されているこの扉の遺跡に封印された。」

 

サツキ「ふざけるな!お前の勝手な復讐に、俺達を巻き込むな!封印されたみんなを戻せ!」

 

ヒビノ「彼女達を助けたいか?ならば戦え!戦って、戦って、勝ち上がり、最後の1人となるがいい!なればこの扉を開放し、皆の肉体と魂を解き放とう。」

 

サツキ「くっ………!」

 

ヒビノ「ふふふ……、では、第1回戦の全ての過程を終了する。第2回戦は、1 時間後に開始する。」

 

 

ヒビノは去って行った。

 

ーーー

 

果南「大変な事になったね……」

 

ダイヤ「私は、予選が終わった後にこの会場を見て疑問に思っていたのです。予選が終わったと言うのに、私達以外に誰1人この会場に戻って来ていない、予選でスターを集められていない、間に合わなかった方々はどうしたのかと……」

 

梨子「そう言えば、確かに……」

 

曜「私達以外居なかったよね?」

 

果南「もしかして、消えたみんなみたいに?」

 

サツキ「可能性はあるな。70人以上居た参加者は28人に絞られて、さらに僕達だけになった。多分、他のみんなも、あの青い炎のようなオーラに………」

 

曜「そんな……」

 

 

千歌「……許せない……!私、みんなを助けたい……‼︎」

 

梨子「千歌ちゃん……」

 

曜「でも、負けると消えちゃうんだよ……?」

 

果南「だとしても……!まるは私が勝ったせいで消えたんだ……私の手で助けたい!」

 

にこ「私達だってそうよ、あんた達の後輩……善子ちゃんだっけ?私達には、あの子達を助ける責任があるわ!」

 

海未「はい。私も、ルビィさんに勝った責任を取る必要があります。確か、ダイヤさんの妹さんでしたね?」

 

ダイヤ「ルビィ……」

海未「本当に申し訳ありませんでした……!」

 

ダイヤ「顔を上げてください、海未さん。直接的にルビィを消したのは、海未さんではありません。自分の妹は……自分で救います!」

 

 

海未は一筋の涙を流してダイヤに謝るが、ダイヤは自分の意思を示して海未を許した。

 

 

ことり「私も、みんなを助けたい!」

 

 

サツキ「奴の言葉に従いたくはない、信じる気はないが、少しでも皆を助けられる可能性があるなら、戦って勝つしかない。」

 

聖良「それには賛成です。最愛の妹を、理亞を助けられるなら、私は戦い続けます。」

 

ダイヤ「私も同意見ですわ。ルビィは私が助けてみせます!」

 

琴奈「あのファイター達とは何の関係もありませんが……、ファイトで倒した相手が消えてしまうのは、あまり気分の良いモノではないわね。」

 

メア「千歌ちゃんの仲間も私の友達同然だもの、私も助けるよ!」

 

炎斬「この大会で、俺が失うモノは何もねぇ……けどよ目の前でダチが泣いてんだ……それを見て黙ってられるほど、俺はクールじゃねぇー」

 

 

サツキ「………決まりだな。今から僕達は同じ目的、志しを持った同士だ。誰が勝ち残っても、必ずみんなを助ける。取り戻す!だからみんな遠慮無しに、全力でファイトしよう!これから僕達は………」

 

 

 

 

同盟を組む‼︎

 

 

 

 

千歌「穂乃果さん……」

 

穂乃果「千歌ちゃん……?」

 

千歌「絶対に、みんなを助けましょう………!」

 

穂乃果「………そうだね。必ず……」

 

 

千歌と穂乃果は、静かに怒りを燃やしていた。

 

ーーー

 

1 時間後………

 

ヒビノ「では、第2回戦の対戦カードを決めましょう。ランダムシャッフル開始!」

 

 

コンピュータが対戦カードをランダムに選出する。

 

 

第2回戦 対戦カード

 

1戦目:ことり vs ダイヤ

2戦目:海未 vs 曜

3戦目:穂乃果 vs メア

4戦目:梨子 vs 琴奈

5戦目:果南 vs サツキ

6戦目:炎斬 vs にこ

7戦目:千歌 vs 聖良

 

 

ヒビノ「では、この対戦カードで試合を始めましょう!」

 

 

ついに第2戦目が始まる!

 




今回も感想を是非‼︎


朗報!朗報〜〜‼︎

「ラブライブ!サンシャイン!!」の完全新作劇場版が、「ラブライブ!サンシャイン!! The School Idol Movie Over the Rainbow」のタイトルで2019年1月4日に公開されるとわかった

「Aqours 4th Love Live! ~Sailing to the Sunshine~」の開催がアナウンスされた。また8月1日には同公演のテーマソングを収めたCD「Thank you, FRIENDS!!」が発売されることも決定。「Aqours 4th Love Live! ~Sailing to the Sunshine~」のチケットは6月22日にリリースされるアニメ「ラブライブ!サンシャイン!!」2期のBlu-ray第7巻に11月17日公演分、CD「Thank you, FRIENDS!!」に11月18日公演分の先行抽選予約申込券が同封される。

さらにラブライブの新作劇場版のタイトルが「ラブライブ!サンシャイン!! The School Idol Movie Over the Rainbow」に決まり、2019年1月4日に公開されることが明らかに。映画公開に向け、7月から全国12局でアニメ「ラブライブ!サンシャイン!!」1期および2期の再放送が行われる。このほかユニット・Aqoursの4thシングル(タイトル未定)が2019年にリリースされることもアナウンスされた。


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剛刃丸 vs 二角超魔王

煉獄バディカップに参加した実力のあるファイター達、激しいファイトを繰り広げ、第1回戦は終了したが、『敗者失滅!』敗北したファイター達は青い炎のようなオーラに包まれ、消失してしまった。大切な仲間を消されたAqoursとμ's……、妹を失った聖良……、そして、愛する者を消されたサツキ達は怒り、そして、最後まで戦い抜く事を決意した!全ては、消えたみんなを取り戻す為に……

誰が勝ち残っても、みんなを助けると誓ったサツキ達は……

 

 

同盟を組んだ‼︎

 

 

そして、煉獄バディカップ 第2回戦が開始される………

 

ーーー

 

煉獄カップ 第2回戦

 

1戦目:ことり vs ダイヤ

 

 

ことり「よろしくね。ダイヤちゃん!」

 

ダイヤ「はい!ことりさん。」

 

 

ことり「悪魔と魔王が織りなす悪の調べ!ルミナイズ!〈二角の魔境〉」

 

ダイヤ「黒と白、今交わりて烈となす!ルミナイズ!〈鬼神の夜叉〉」

 

 

オープンTHEフラッグ

 

 

ことり「マジックワールド」

◼️手札6/ゲージ2/LP10

 

ダイヤ「カタナワールド」

◼️手札6/ゲージ2/LP10

 

 

ことり「私からだね。ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札6→7/ゲージ2→3

 

ことり「まずは、〈ソロモンの鍵 上巻〉ゲージ+2!」

◼️手札7→6/ゲージ3→5

 

ことり「ライトに〈魔界ファンタジスタ セーレ〉レフトに〈従者 ガープ〉センターに〈嘘吐きシャックス〉をコール!」

◼️手札6→5→4→3

 

 

魔界ファンタジスタ セーレ

サイズ0/攻3000/防2000/打撃1

 

 

従者ガープ

サイズ1/攻3000/防2000/打撃1

 

 

嘘吐きシャックス

サイズ1/攻4000/防1000/打撃1

 

 

ことり「嘘吐きシャックスの登場時、"嘘から出ちゃったマコト"私の場に《72柱》が2枚以上あれば1枚ドロー!」

◼️手札3→4

 

ことり「そしてゲージ3払い、場の《72柱》全てソウルに入れて、センターにバディコール(LP10→11)!〈二角超魔王 ベルゼブル・アスモダイ〉」

◼️手札4→3/ゲージ5→2

 

 

二角超魔王 ベルゼブルアスモダイ

魔王/72柱

<角王>

サイズ3/攻100000/5000/打撃1

【コールコスト】ゲージ3払いライフ1払う、君の場の《72柱》のモンスターの【ライフリンク】を無効にして、1枚以上全てソウルに入れる。

◼️君はこのカード以外のモンスターをコールできず、アイテムを装備できない

◼️このモンスターの攻撃か効果で相手のモンスターを破壊したら相手にダメージ2!

【3回攻撃】【貫通】【反撃】【ソウルガード】【ライフリンク7】/ソウル3

 

 

ダイヤ「攻撃力……、はぁ? 10万ですって⁉︎」

 

ことり「バトル!ベルゼブルアスモダイで攻撃!打撃1!」

 

ダイヤ「うっ!」LP10→9

 

ことり「ターンエンド!」

◼️手札3/ゲージ2/LP10

 

 

ダイヤ「私のターン、ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札6→7/ゲージ2→3

 

ダイヤ「レフトに〈月影"もうど黒風"〉ライトに〈白夜"もうど白風"〉をコール!」

◼️手札7→6→5

 

 

月影"もうど黒風"

忍者

サイズ1/攻5000/防1000/打撃2

◼️【起動】このカードが、カード名に「剛刃丸」を含むモンスターのソウルにある時ゲージ1払う。払ったら、そのモンスターが攻撃した時、相手にダメージ1!この能力は1ターンに1回だけ使える。

 

 

白夜"もうど白風"

忍者

サイズ1/攻5000/防1000/打撃1

◼️【起動】このカードがカード名に「剛刃丸」を含むモンスターのソウルにある時、君のライフ1払う。捨てたら、そのモンスターは【貫通】を得る。

 

 

ダイヤ「そして、月影と白夜をソウルにして、ゲージ2払い〈鬼神 剛刃丸"もうど"牙裂怒(ガレッド)"〉」

◼️手札5→4/ゲージ3→1

 

 

鬼神 剛刃丸"もうど牙裂怒(ガレッド)

忍者

サイズ2/攻7000/防7000/打撃2

◼️【コールコスト】君の場のカード名に「月影」と「白夜」を含むモンスター全てか、カード名に「剛刃丸」を含むモンスター1枚、または、その両方をこのカードのソウルに入れて、ゲージ2払う。

◼️"牙裂怒斬撃"このカードの攻撃で相手のモンスターを破壊した時、相手にダメージ2!

【2回攻撃】【移動】【ソウルガード】

 

 

ダイヤ「ソウルの月影の能力でゲージ1払います。バトル!剛刃丸"もうど牙裂怒"で攻撃!ソウルの月影の能力でことりさんにダメージ1!」

 

ことり「うっ!」LP 11→10

 

 

剛刃丸

攻7000

 

ベルゼブルアスモダイ

防5000

 

ことり「ソウルガード!」

 

 

ベルゼブルアスモダイ ソウルガード3→2

 

 

ダイヤ「ソウルの白夜の能力でライフ1払い、【貫通】を得ます!」

◼️LP9→8

 

ことり「うぅ!」LP10→8

 

ダイヤ「そして剛刃丸はモンスター相手のモンスター破壊時にダメージ2!」

 

ことり「きゃぁ!」LP8→6

 

ことり「ベルゼブルアスモダイの【反撃】ベルゼブルアスモダイの攻撃力10万以下の防御力を持つ攻撃してきたモンスターを破壊する!剛刃丸を破壊!」

 

ダイヤ「ソウルガードです!」

 

 

剛刃丸 ソウルガード2→1

 

 

ことり「ベルゼブルアスモダイの更なる能力!このカードの効果でモンスターを破壊した時、ダイヤちゃんにダメージ2!」

 

ダイヤ「うぁぁ!」LP8→6

 

ダイヤ「私は怯みません!剛刃丸で2回攻撃!ライフ1払い【貫通】を得ます!」

◼️LP 6→5

 

 

剛刃丸

攻7000

 

ベルゼブルアスモダイ

防5000

 

ことり「ソウルガード!」

 

 

ベルゼブルアスモダイ ソウルガード 2→1

 

 

ダイヤ「【貫通】と能力によるダメージ2です!」

 

ことり「きゃぁ〜!」LP 6→4→2

 

ダイヤ「ターンエンドです。」

◼️手札4/ゲージ1/LP5

 

 

ことり「私のターン、ドロー!チャージ&ドロー!」

◼️手札3→4/ゲージ2→3

 

ことり「私のライフが6以下で、場にアスモダイがいればゲージ2払う!」

 

ダイヤ「この条件は………、まさか⁉︎」

 

ことり「〈角王フォース"二角の魔眼"〉解放!」

◼️手札4→3/ゲージ3→1

 

 

角王フォース"二角の魔眼"

72柱/覚醒

攻8000/打撃2

◼️〈解放条件‼︎〉〔君のライフ6以下で場にカード名に「二角」か「アスモダイ」を含むカードがある。〕

◼️【装備コスト】ゲージ2払う。

◼️【起動】このカードをレストしてライフ1払う。相手の場のモンスターを全て破壊する。この能力で相手のモンスターが場に残った時、君の場にカード名に「アスモダイ」を含むモンスターが居れば、相手にこのカードの打撃力分のダメージ!

◼️このカードは破壊されず、能力を無効化できない。

 

ことり「角王フォースの能力!このカードをレストしてライフ1払う。そしたら相手のモンスターを全て破壊!」

◼️LP2→1

 

ダイヤ「何ですって⁉︎ソウルガード!」

 

 

剛刃丸 ソウルガード1→0

 

 

ことり「この能力で破壊したモンスターが場に残ったら、角王フォースの打撃力分のダメージをダイヤちゃんに与える!角王フォースの打撃力は2!」

 

ダイヤ「ぐぅぅ!」LP5→3

 

ことり「バトル!」

 

ダイヤ「剛刃丸をセンターへ【移動】」

 

ことり「ベルゼブルアスモダイで剛刃丸に攻撃!」

 

 

ベルゼブルアスモダイ

攻100000

 

剛刃丸

防7000

 

 

剛刃丸"もうど牙裂怒" 完全撃破‼︎

 

 

ことり「【貫通】1 ダメージ!」

 

ダイヤ「うっ!」LP3→2

 

ことり「ベルゼブルアスモダイの能力!相手のモンスターを攻撃で破壊したら、ダイヤちゃんににダメージ2!」

 

ダイヤ「うぁぁぁ!」LP2→0

 

ーーー

 

ヒビノ「敗者失滅……」

 

 

ファイトに負けたダイヤの身体が青い炎のようなオーラに包まれる……

 

 

ことり「ダイヤちゃん!」

 

ーーー

 

果南「ダイヤ!」

 

千歌/曜/梨子「ダイヤちゃん!」

 

ーーー

 

ダイヤ「なるほど……負けたら即ですか……、ごめんなさいルビィ……お姉ちゃんも、消えてしまうようです……できれば……私の手でルビィを………、ことりさん、後はお願いします。」

 

ことり「うん……!安心して、ダイヤちゃん……」

 

 

そしてダイヤは青い光になって消えた……。

 

 




今回も感想を是非‼︎


南 ことり
穂むらの従業員(バイト)/デザイナー見習い
22歳

おっとり、ふわふわしてる感じは昔当時のまま。
大学生の時は男子や男性教師からよく告白されていたが、全て断っている。今はデザイナー見習いとして頑張っている。目標はアイドルグループ「にこりんぱな」の専属デザイナーになる事。


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紫煌の黒死王 vs 一角獣王

煉獄バディカップ 第2試合

 

 

1戦目は:ことり vs ダイヤのファイトは、ことりが勝利した。だが、ダイヤはその場で青い炎のようなオーラに包まれ消えていった。

 

 

そして

2戦目:海未 vs 曜

 

 

曜「私の相手は海未さんか……」

 

海未「よろしくお願いします。曜さん」

 

曜「こっちこそ、よろしくお願いします。」

 

海未「では、始めますか。」

 

曜「はい!」

 

 

海未「おおしき一角の猛獣達よ、集いなさい!ルミナイズ!〈一角猛進〉」

 

曜「黒き輝きよ、紫紺の煌めきとなれ!輝きのルミナイズ!〈ダークネス・シャイン〉」

 

 

オープンTHEフラッグ

 

 

海未「カタナワールド」

◼️手札6/ゲージ2/LP10

 

曜「ダークネスドラゴンワールド」

◼️手札6/ゲージ2/LP10

 

 

海未「私のターン、ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札6→7/ゲージ2→3

 

海未「ライトにコール!〈一角獣士 護石狛〉」

◼️手札7→6

 

 

一角獣士 護石狛

サイズ0/攻2000/防2000/打撃1

 

 

海未「護石狛の能力でカタナワールドの【コールコスト】で払うゲージを1減らします。よって、ゲージ1払いバディコール(LP10→ 11)!〈一角獣王 ジウン〉」

◼️手札6→5/ゲージ3→2

 

 

一角獣王 ジウン

サイズ3/攻8000/防1000/打撃3/【貫通】

 

 

海未「さらにゲージ2払い、ジウンを進化コール!〈一角超獣王 ファング・ジウン〉」

◼️手札5→4/ゲージ2→0

 

 

一角超獣王 ファング ジウン

髑髏武者

サイズ3/攻10000/防3000/打撃3

<角王>

【コールコスト】君の場のモンスター1枚をソウルに入れて、ゲージ3払う。

◼️このモンスターの攻撃が無効になった時か、ダメージが減った時、このモンスターをスタンドして打撃+1!この能力は1ターンに1回だけ使える。

◼️このモンスターの攻撃で相手のモンスターを破壊した時このカードは【2回攻撃】を得る

【貫通】【ソウルガード】/ソウル1

 

 

海未「バトル!ファングジウンで攻撃です!打撃3!」

 

曜「くっ!」LP10→7

 

海未「ターンエンドです。」

◼️手札4/ゲージ0/LP11

 

 

曜「私のターン!ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札6→7/ゲージ2→3

 

曜「海未さんはいきなりバディコールか……なら、私も!ライトに〈黒き王冠 ザ・クラウン〉をコール!」

◼️手札7→6

 

 

黒き王冠 ザ・クラウン

サイズ1/攻3000/防2000/打撃1

 

 

曜「ザ・クラウンの登場時にゲージ+1!」

◼️ゲージ3→4

 

曜「ゲージ1払い、レフトに〈紫炎の黒死竜 アビゲール〉をコール!」

◼️手札6→5/ゲージ4→3

 

 

紫炎の黒死竜 アビゲール

攻6000/防1000/打撃2/【移動】

 

 

曜「紫炎のアビゲールの登場時、ザ・クラウンを破壊して、2チャージ、1ドロー!」

◼️手札5→6/ゲージ3→5

 

 

黒き王冠 ザ・クラウン 破壊!

 

 

曜「そして、ドロップのザ・クラウンをソウルに入れて、ゲージ1とライフ1払ってバディコール(7→8)!〈紫煌の黒死王 アビゲール〉」

◼️手札6→5/ゲージ5→4/LP8→7

 

 

紫煌の黒死王 アビゲール

黒竜

サイズ2/攻7000/防3000/打撃2

◼️【コールコスト】君のドロップゾーンの《黒竜》1枚までをこのカードのソウルに入れて、ゲージ1払い、ライフ1払う。

◼️このカードが相手のモンスターに攻撃した時、そのカードを破壊する。破壊したら、そのカードのサイズ分相手のデッキの上からカードを相手のドロップゾーンに置いて、このカードをスタンドする。この能力は1ターンに1回だけ使える。

◼️このカード以外の《黒竜》が攻撃した時、君のライフ+1!

【移動】【ソウルガード】/ソウル1

 

 

曜「行きますよ、海未さん!」

 

海未「はい。」

 

曜「紫煌のアビゲールでファングジウンに攻撃!攻撃時に指定したモンスターを破壊!そしてそのモンスターのサイズ分のデッキを破棄して、アビゲールをスタンド!」

 

海未「ソウルガードです!」

 

ファングジウン ソウルガード 1→0

 

 

海未「ジウンのサイズは3なので、デッキから3枚破棄ですか………」

 

曜「アビゲールでファングジウンに2回目の攻撃!」

 

 

紫煌のアビゲール

攻7000

 

ファングジウン

防3000

 

 

海未「キャスト!〈うつせみの術〉攻撃を無効化します。」

◼️手札4→3

 

曜「紫炎のアビゲールでファングジウンに攻撃!」

 

 

紫炎のアビゲール

攻6000

 

ファングジウン

防3000

 

 

海未「キャスト!〈火遁 焔の鎧〉ファングジウンの防御力を+5000です!そして、曜さんにダメージ1!」

◼️手札3→2

 

曜「くっ!」LP7→6

 

 

紫炎のアビゲール

攻6000

 

ファングジウン

防3000→8000

 

 

曜「ターンエンド」

◼️手札5/ゲージ4/LP6

 

 

海未「私のターンです。ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札2→3/ゲージ0→1

 

海未「メインは何もせず、バトル!ファングジウンで曜さんに攻撃!打撃3」

 

曜「キャスト!〈ミッドナイトシャドウ〉攻撃を無効化します!」

 

海未「ふっ……、ファングジウンの能力!このモンスターの攻撃が無効化された時、スタンドします!さらに打撃力+1!」

 

 

ファングジウン

打撃3→4

 

 

曜「そんな⁉︎」

 

海未「ファングジウンに再攻撃!打撃4!」

 

曜「私のライフが6以下で、場にアビゲールがいればライフ1払って〈ドラゴンフォース"追悔の型"〉解放‼︎」

◼️手札5→4/LP6→5

 

 

ドラゴンフォース"追悔の型"

攻6000/打撃2/【貫通】

 

 

海未「このタイミングでドラゴンフォースを……⁉︎」

 

曜「このターンの間、私はダメージを受けない!そして海未さんにダメージ1!」

 

海未「くっ……」LP 11→10

 

海未「やりますね……、ターンエンドです。」

◼️手札3/ゲージ1/LP10

 

 

曜「私のターン!ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札4→5/ゲージ4→5

 

曜「バトル!紫炎のアビゲールでファングジウンに攻撃!紫煌のアビゲールの能力でライフ+1!」LP5→6

 

 

紫炎のアビゲール

攻6000

 

ファングジウン

防3000

 

ファングジウン 撃破!

 

 

曜「紫煌の黒死王アビゲールで海未さんに攻撃!打撃2!」

 

海未「うぁぁ!」LP10→8

 

曜「ドラゴンフォースで攻撃!私のライフ+1、海未さんのデッキを3枚破棄して、ダメージ1!」LP 6→7

 

海未「うぐっ」LP8→7

 

曜「紫煌のアビゲールの能力でライフ+1!ドラゴンフォースは打撃2です!」LP7→8

 

海未「うぁぁー!」LP7→5

 

曜「ターンエンド!」

◼️手札5/ゲージ5/LP8

 

 

海未「私のターンです。ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札3→4/ゲージ1→2

 

海未「手札から〈明鏡止水〉ゲージ+3です。」

◼️手札4→3/ゲージ2→5

 

曜「ゲージを増やした……?」

 

海未「護石狛の能力で、払うゲージを減らし、ゲージ1で護石狛に重ねてコール!〈一角真獣王 ヴォルフ・ジウン〉」

◼️手札3→2/ゲージ5→4

 

 

一角真獣王 ヴォルフ・ジウン

サイズ3/攻10000/防5000/打撃1

【コールコスト】ゲージ2払い、君の場のモンスター1枚の上に重ねる。

◼️"真獣王撃"このモンスターが攻撃した時、このカードの打撃力+2!

◼️【起動】このカードが攻撃した時、相手はライフ2払わなければ[対抗]できない。この能力は1ターンに1回だけ使える。

【2回攻撃】【貫通】【ソウルガード】/ソウル1

 

 

曜「また新しいジウン……!」

 

海未「私のライフ6以下で、場に「一角」モンスターがいれば、〈角王フォース"一角の太刀"〉解放‼︎」

◼️手札2→1/ゲージ4→3

 

 

角王フォース"一角の太刀"

日本刀/覚醒

攻7000/打撃2

◼️〈解放条件‼︎〉〔君のライフが6以下で、カード名に「一角」か「ジウン」を含むカードがある。〕

◼️【装備コスト】ゲージ2払う。

◼️このカードの攻撃が無効化された時、相手にダメージ1!この能力は1ターンに1回だけ使える。

◼️このカードの攻撃中に相手が魔法を使った時ライフ1払う。このカードと君の場のモンスター1枚をスタンドする。

◼️このカードは破壊されず、能力は無効化されない。

【貫通】

 

 

海未「行きます。バトル!」

 

曜「紫炎の黒死竜アビゲールをセンターに【移動】」

 

海未「ヴォルフジウンで紫炎のアビゲールに攻撃!ジウンは打撃3になります!」

 

 

ヴォルフジウン

打撃1→3

攻10000

 

紫炎のアビゲール

防1000

 

紫炎のアビゲール 撃破!

 

 

海未「【貫通】3ダメージです!」

 

曜「うぁぁ!」LP8→5

 

海未「ヴォルフジウンで曜さんに2回攻撃です!攻撃時に打撃3!」

 

曜「キャスト!」

 

海未「ヴォルフジウンの能力!このモンスターの攻撃時、相手が【対抗】する場合ライフ2払わなければなりません!どうします?」

 

曜「うぅ……、ライフ2払い、キャスト!〈ドラゴンシールド 黒竜の盾〉ダメージを0にして、ライフ+1!」LP3→4

◼️手札5→4/LP5→3

 

海未「角王フォースで攻撃!打撃2!」

 

曜「うわぁ!」LP4→2

 

海未「ターンエンドです。」

◼️手札1/ゲージ3/LP5

 

 

曜「私のターン、ドロー!チャージ&ドロー!」

◼️手札4→5/ゲージ3→4

 

曜「メインは何もしない、バトル!紫煌の黒死王アビゲールで海未さんに攻撃!打撃2!」

 

海未「くぅぅ!」LP5→3

 

曜「ドラゴンフォースで海未さんに攻撃!打撃2!さらに私のライフ+1して、海未さんのデッキを3枚破棄して、海未さんにダメージ1!」

 

海未「うぁぁぁ‼︎」LP3→2→0

 

ーーー

 

敗北した海未は青い炎のようなオーラに包まれる………

 

 

海未「負けてしまいましたね。見事です。曜さん」

 

曜「海未さん……」

 

海未「消えてしまうのは怖いですが、あなたとファイトできて良かったですよ。」

 

曜「海未さん……、私は……」

 

穂乃果/ことり「海未ちゃん!」

 

海未「穂乃果、ことり、後はお願いします。」

 

 

その一言と共に、海未は消えてしまった………

 

 

穂乃果「うん……。」

 

ことり「海未ちゃん……」

 

 




今回も感想を是非‼︎


園田 海未
穂むらの従業員(バイト)/実家の日舞の師範見習い
22歳

礼儀正しい姿勢はいつものまま。
実家の日舞の師範をしている父と母の手伝いをしながら、日舞を習いに来ている生徒の手ほどきを任されている。
だが、最近は日舞の需要が低下しており、稽古以外は、穂むらでバイトしている。


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五角 vs アジ・ダハーカ

煉獄バディカップ 第2回戦

 

2戦目:海未 vs 曜のファイトは、曜が勝利した。そして海未は青い炎のようなオーラに包まれて消えてしまった……

 

 

そして

3戦目:穂乃果 vs メア

 

 

メア「私の相手はあの穂乃果さん……ちょっと緊張する……」

 

穂乃果「メアちゃん。」

 

メア「は、はい!」

 

穂乃果「ラブライブ!でのファイト見てたよ。穂乃果は、一度でいいからメアちゃんとファイトしてみたいと思ってたから、今、嬉しいよ。」

 

メア「わ、私も、憧れの穂乃果さんとファイト出来て……、本物の笑顔のファイト、見させてもらいます!」

 

穂乃果「じゃあ始めよっか。」

 

 

穂乃果「集え、五角の意思よ!ルミナイズ!〈五角の希望〉」

 

メア「絶対なる力の前に生ける者無し、虚無なる闇より抗える者も無し、ルミナイズ!〈ディマイズ・ソウル〉」

 

 

オープンTHEフラッグ

 

 

穂乃果「ドラゴンワールド」

◼️手札6/ゲージ2/LP10

 

メア「ドラゴン・ツヴァイ」

◼️手札4/ゲージ2/LP20

 

ーーー

 

曜「千歌ちゃん、メアちゃんは穂乃果さんに勝てそう?」

 

千歌「どうかな?さっきの穂乃果さんのファイトでも、あまり本気を見せてるようには見えなかった。」

 

梨子「そうね、あの理亞ちゃんも、あまり刃が立たなかったからね……」

 

果南「まだまだ実力は未知数って事だね。」

 

千歌「でも、メアちゃんも私と同じで穂乃果さんに憧れているから、負けたら消えちゃう、こんな状況でのファイトは本位じゃないかもしれない……。でも、せっかくの穂乃果さんとのファイトを楽しみたい………、そう思ってるはずだよ。私がそうだから。」

 

ーーー

 

メア「私の先攻、ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札4→5/ゲージ2→3

 

メア「ライトに〈魔竜の眷属 ギリエルガ〉をコール!」

◼️手札5→4

 

 

魔竜の眷属ギリエルガ

サイズ1/攻4000/防1000/打撃2

 

 

メア「ギリエルガの登場時に1チャージ!レフトに〈魔竜の眷属 ハードロン〉をコール!登場時に手札1枚捨て、1 チャージ、1ドロー!」

◼️手札4→3→2→3/ゲージ3→4→5

 

 

魔竜の眷属 ハードロン

サイズ1/攻5000/防2000/打撃1

 

 

メア「そして、ゲージ3払い、場のモンスター2体をコストにして、センターにバディコール(LP20→21)!黒き太陽が昇る時、邪なる太陽の魔竜が目覚める……!〈黒天太陽竜 アジ・ダハーカ"ダ・エーワ"〉」

◼️手札3→2/ゲージ5→2

 

 

黒天太陽竜 アジ・ダハーカ"ダ・エーワ"

サイズ3/攻10000/防10000/打撃3/

 

 

メア「レフトに〈魔竜の眷属 荒風〉をコール」

◼️手札2→1

 

 

魔竜の眷属 荒風

サイズ0/攻3000/防1000/打撃1

 

 

メア「荒風の能力で、アジ・ダハーカの打撃力+1!」

 

 

アジダハーカダエーワ

打撃3→4

 

 

穂乃果「………」

 

メア「バトル!アジダハーカダエーワで穂乃果さんに攻撃!打撃4!」

 

穂乃果「うわぁぁ!」LP10→6

 

メア「ターンエンド!」

◼️手札1/ゲージ2/LP21

 

ーーー

 

曜「メアちゃんの手札、先攻ターンだけでもう1枚⁉︎」

 

梨子「最初から全力だね。」

 

果南「やっぱり、先攻からドローできる新ルールが大きいね。」

 

ーーー

 

穂乃果「穂乃果のターン、ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札6→7/ゲージ2→3

 

穂乃果「レフトに〈五角騎竜 火剣のドゥーベル〉をコール!」

◼️手札7→6

 

 

五角騎竜 火剣のドゥーベル

サイズ1/攻5000/防1000/打撃2

 

 

穂乃果「私のライフが6以下で、場に「五角」がいればゲージ2払い、〈角王フォース"五角の闘覇"〉解放‼︎」

◼️手札6→5/ゲージ3→1

 

 

角王フォース"五角の闘覇"

武装騎竜/覚醒

攻6000/打撃2

◼️〈解放条件‼︎〉〔君のライフが6以下で場にサイズ2以上の『五角』のモンスターがいる。〕

◼️【装備コスト】ゲージ2払う。

◼️【対抗】君にダメージ1!この能力は1ターンに1回だけ使える。

◼️君が効果でダメージを受けた時、次の2つから1つ選んで使える。この能力はそれぞれ1ターンに1回だけ使える。

・君のライフ+3する。

・相手にダメージ1!

◼️このカードは破壊されず、手札に戻せず、能力は無効化されない。

 

 

穂乃果「さらにゲージ1払い、ライトにバディコール(LP6→7)!〈五角竜王 ドラム〉」

◼️手札5→4/ゲージ1→0

 

 

五角竜王 ドラム

サイズ2/攻6000/防5000/打撃3/【ソウルガード】/ソウル1

 

 

穂乃果「角王フォースの能力でダメージ1を受ける!……うっ!」LP7→6

 

メア「自分にダメージ……? は!」

 

穂乃果「角王フォースの能力でメアちゃんにダメージ1!ドゥーベルの能力でゲージ+1」

◼️ゲージ0→1

 

メア「うっ!」LP21→20

 

穂乃果「ドラムの能力!私がダメージを受けてライフが6以下なら、アジダハーカを破壊!」

 

 

アジ・ダハーカ"ダ・エーワ"破壊‼︎

 

 

メア「アジダハーカが一瞬で……⁉︎けど破壊時にデッキからカードを1枚手札に加えて、ダメージ2を受ける!ぐぅ!」LP20→18

◼️手札1→2

 

穂乃果「バトル!ドゥーベルでメアちゃんに攻撃!打撃2!」

 

メア「くっ!」LP18→16

 

穂乃果「ドラムで攻撃!打撃3!」

 

メア「うぁぁ!」LP16→13

 

穂乃果「角王フォースで攻撃!打撃2!」

 

メア「うぐっ!」LP13→11

 

ーーー

 

梨子「角王フォースとアジダハーカの能力と合わせて合計10ダメージ……!」

 

曜「手札が2枚じゃ、どうにもならないからね……」

 

聖良「しかも、メアさんのデッキはフルモンデッキですから、穂乃果さんを相手にするには、少し厳しいですね。」

 

ーーー

 

穂乃果「ターンエンド!」

◼️手札手札4/ゲージ1/LP6

 

 

メア「私のターン、ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札2→3/ゲージ2→3

 

メア「ライトに〈魔竜の眷属 デストラクタ〉をコール!登場時にライフ2払って2ドロー!」

◼️手札3→2→4/ライフ11→9

 

 

魔竜の眷属 デストラクタ

サイズ0/攻2000/防1000/打撃1

 

 

メア「手札から〈魔竜の眷属 ゴライオウ〉を捨て、ゲージ+2!」

◼️手札4→3/ゲージ3→5

 

メア「ゲージ3払い、荒風とデストラクタをコストにしてセンターにコール!〈黒天竜魔神 アジ・ダハーカ"ズィオン"〉」

◼️手札3→2/ゲージ5→2

 

 

黒天竜魔神 アジ・ダハーカ"ズィオン"

黒竜/神

サイズ3/攻10000/防10000/打撃2

◼️【コールコスト】君の場のモンスター2枚をドロップゾーンに置き、ゲージ3払う。

◼️【起動】ライフ1払う。お互いに手札を全て捨てて、お互いにカードを6枚引く。この能力は3回目の自分のターン毎に1回だけ使える。

◼️"デスインビテーション・ヒストリー"相手のレフトかライトのモンスター1枚を相手のセンターに移動させて、このモンスターは【貫通】を得る。

◼️このモンスターが破壊されて、ドロップゾーンに置かれた時、君の手札か、デッキから「黒天の終焉魔竜女帝 メア」に【魔竜変身】できる。

【3回攻撃】【ライフリンク2】

 

 

メア「アジダハーカ"ズィオン"の能力!ライフ1払い、互いに手札を全て破棄して、6枚ドロー!」

◼️手札2→0→6/LP9→8

 

穂乃果「あ………」

◼️手札4→0→6

 

メア「バトル!アジダハーカの能力!"デスインビテーション・ヒストリー"ドラムをセンターに移動させる。そして【貫通】を得る!」

 

 

五角竜王 ドラム

ライト→センター

 

 

アジダハーカ ズィオン

攻10000

 

ドラム

攻5000

 

穂乃果「ソウルガード!」

 

 

ドラム ソウルガード 1→0

 

 

メア「【貫通】2ダメージ!」

 

穂乃果「くっ!」LP6→4

 

穂乃果「穂乃果がダメージを受けて、ライフが6以下になったらドラムの能力!アジ・ダハーカ"ズィオン"を破壊!」

 

 

アジ・ダハーカ"ズィオン" 破壊‼︎

ライフリンク2

 

 

メア「うぁ!」LP8→6

 

ーーー

 

梨子「す、凄い……!」

 

曜「ラブライブ!で千歌ちゃんを苦しめたアジ・ダハーカを、簡単に、しかも一瞬で破壊してる……!」

 

琴奈「とんでもないわね……」

 

千歌「でも、メアちゃんにはまだ、アレがある!」

 

ーーー

 

メア「ズィオンの能力!私のデッキから【魔竜変身】!黒き太陽の魔竜よ私の鎧となり、永久の世界に忘却と蹂躙を……!〈黒天の終焉魔竜女帝 メア〉!」

 

 

黒天の終焉魔竜女帝 メア

黒竜/神

サイズX/攻15000/防12000/打撃2

◼️【魔竜変身】しているこのカードは、破壊されず、手札に戻せず、能力は無効化されない。

◼️君がこのカードに【魔竜変身】している時、君はモンスターをコールできず、アイテムを装備できない。

◼️君のアタックフェイズ開始時、相手の場のカードを全て相手の手札に戻す。その後、相手の場にカードがあるなら、このカードの打撃力+2!

◼️このカードの攻撃が無効化された時、相手にダメージ2!

◼️相手のカードが攻撃した時、君のデッキから3枚ドロップゾーンに置いて、君のライフ+2!

【貫通】【魔竜変身】(「黒天魔竜神アジ・ダハーカ"ズィオン"」の能力でのみ【変身】できる。)

 

 

メア「黒天の終焉魔竜女帝 メアで五角竜王ドラムに攻撃!」

 

 

メア

攻15000

 

ドラム

防5000

 

五角竜王ドラム 撃破!

 

 

メア「【貫通】2ダメージ!」

 

穂乃果「うわぁ!」LP4→2

 

穂乃果「穂乃果が能力でダメージを受けた時、角王フォースの能力でライフ+3!」LP2→5

 

メア「そんな⁉︎ターンエンド……」

◼️手札6/ゲージ2/LP8

 

 

穂乃果「穂乃果のターン、ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札6→7/ゲージ1→2

 

穂乃果「ゲージ1払い、レフトにコール!〈五角帝王竜 ジード〉」

◼️手札7→6/ゲージ2→1

 

 

五角帝王竜 ジード

帝王竜/竜牙/武装騎竜

サイズ2/攻6000/防5000/打撃2

◼️【コールコスト】君のデッキの上から1枚このカードのソウルに入れて、ゲージ1払う。

◼️君がダメージを受けた時、次に破壊される君のカード1枚を場に残して、次に君が受けるダメージを0にして、ライフ+1!この能力は1ターンに1回使える。

【貫通】【ソウルガード】/ソウル1

 

 

ジード「よぉ、久しぶりだな穂乃果。ピンチなのか?」

 

穂乃果「うん、少しね。」

 

ジード「そうか……、うん?」

 

 

ジードはメアをジッと見る

 

 

ジード「ふん……またとんでもねー娘を相手にしてやがるな……、ありゃ、アジダハーカの気だぜ……」

 

穂乃果「解るの?」

 

ジード「おうよ!」

 

ーーー

 

千歌「穂乃果さん、モンスターと会話してる……」

 

にこ「私達は角王に選ばれたファイターだからね。基本、角王の力を持つモンスターとは自由に会話できるのよ。しかも、バディシステムを使わなくても実体化させられるしね。」

 

梨子「私達がジャックやアビゲールと会話できるのは?」

 

曜「多分、ドラゴンフォースを解放できるからかな?」

 

ーーー

 

穂乃果「いくよ!バトル!ジードと角王フォースで連携攻撃!」

 

 

ジード+角王フォース

連携攻撃力12000

連携打撃4

 

メア

防12000

 

 

メア「ぐぅぅ!」LP8→4

 

穂乃果「キャスト!〈ドラゴニック・チャージ〉ゲージ+2」

◼️手札6→5/ゲージ1→3

 

メア「⁉︎」

 

穂乃果「ファイナルフェイズ‼︎私の場にサイズ2以上の「五角」モンスターが居て、アイテムを装備していて、互いのセンターにモンスターが居ない時、ゲージ3払う!〈五角竜奥義 ギガハウリング・五角・スラッシャーー‼︎〉」

 

 

五角竜奥義 ギガハウリング・五角・スラッシャーー‼︎

必殺技

◼️君の場にサイズ2以上のカード名に「五角」を含むモンスターがいて、君がアイテムを装備していて、お互いのセンターにモンスターが居ないなら使える。

◼️【使用コスト】ゲージ3払う。

◼️君の場のカード名に「五角」を含むカードの枚数分、相手のカードを破壊して、君の場のモンスター1枚の打撃力と、と君のアイテム1枚の打撃力を合計した数値分、相手にダメージ‼︎このカードのダメージは3以下にならない。

 

 

穂乃果は角王フォースの刀を自分の後ろの上空に思いきり投げる。するとその剣は、巨大な天武の顔のようになり、口から巨大な太刀が突き出ている。そして穂乃果が剣を振り下ろす仕草と共に巨大な太刀がメア目掛けて振り下ろされた!

 

 

穂乃果「ジードと角王フォースの打撃力の合計、4ダメージ‼︎"ギガハウリング・五角・スラッシャーー‼︎"」

 

 

メア「きゃぁぁぁぁぁぁ‼︎」LP4→0

 

ーーー

 

ファイトに負けたメアは青い炎のようなオーラに包まれる……

 

 

メア「負けちゃった……」

 

穂乃果「メアちゃん……」

 

メア「穂乃果さん、楽しいファイトでした。やっぱり、穂乃果さんの笑顔は眩しくて、強かったです。」

 

穂乃果「穂乃果達が絶対、助けるからね。」

 

メア「はい……」

 

 

そしてメアは消えてしまった………

 

 

 




今回も感想を是非‼︎


必殺技カードを出したのは、久々ですね。

やっぱ自分的には、カイザードラムより、五角竜王ドラムの方が強いと感じます。


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超星光輝竜 vs 複製模倣兵器

煉獄バディカップ 第2回戦

 

 

3戦目:穂乃果 vs メアのファイトは穂乃果が勝利した。そして敗北したメアは青い炎のようなオーラに包まれて消えてしまった。

 

そして

4戦目:梨子 vs 琴奈

 

 

梨子(私の相手は琴奈さん……、ゼータとジェムクローンと必殺モンスターを駆使してくる強力なデッキ……)

 

琴奈(桜内 梨子さん。千歌さんや曜さんと同じくドラゴンフォースを使えるファイター、彼女も一筋縄ではいかない相手ですわね。)

 

梨子「琴奈さん、よろしくお願いします。」

 

琴奈「ええ、こちらこそ……、では始めましょうか。」

 

 

梨子「私達の思いを願い星に込めて……!輝きのルミナイズ!〈スターライト・シャイン〉」

 

琴奈「絶望が現実を包み込み、希望が虚構を創り出す、世界の全てに黄金の革命を…!ルミナイズ!〈虚構と革命の王者〉」

 

 

オープンTHEフラッグ

 

 

梨子「スタードラゴンワールド」

◼️手札6/ゲージ2/LP10

 

琴奈「ヒーローワールド」

◼️手札6/ゲージ2/LP10

 

 

梨子「私のターン、ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札6→7/ゲージ2→3

 

梨子「レフトに〈超星竜ジャックナイフ〉をバディコール(LP10→11)!」

◼️手札7→6/ゲージ3→2

 

 

超星竜ジャックナイフ

サイズ2/攻5000/防5000/打撃3/【ソウルガード】

 

 

梨子「ジャックナイフの登場時、デッキから3枚オープンして、その中の〈剣星機 J・シールドランサー〉を【星合体】」

 

 

剣星機 J・シールドランサー

竜装機

サイズ2/攻6000/防3000/打撃3

◼️【コールコスト】ゲージ2払う。

◼️このカードがカード名に「ジャックナイフ」を含むモンスターのソウルにあるなら、そのモンスターの攻撃力+3000、防御力+3000、打撃力+1!

◼️〈ネオドラゴン〉のソウルにあるこのカードがドロップゾーンに置かれた時、相手にダメージ1!

 

 

ジャックナイフ ソウル0→1

◼️剣星機 J・シールドランサー

(攻5000→8000/防5000→8000/打撃3→4)

 

 

梨子「さらにゲージ2払い、ジャックナイフに重ねて進化コール!〈超星光輝竜 ジャックナイフ〉」

◼️手札6→5/ゲージ2→0

 

 

超星光輝竜 ジャックナイフ

サイズ2/攻7000/防5000/打撃2/【移動】【ソウルガード】

ソウル1

◼️剣星機 J・シールドランサー

(攻7000→10000/防5000→8000/打撃2→3)

 

 

梨子「ジャックナイフの能力!ドロップゾーンから〈剣星機 J・イグナイター〉を【星合体】さらにライフ+1!」LP 11→12

 

 

ジャックナイフ ソウル1→2

追加

◼️剣星機 J・イグナイター

(打撃3→4)

 

 

琴奈「ゲージからドロップされたカードですね。」

 

梨子「まだです!〈ジャックナイフ・リペア〉ゲージ+1!さらにドロップゾーンから〈剣星機 J・スラスター〉を【星合体】!J・スラスターの能力!"スラスターズ・レスポンス"手札を1枚捨て、デッキから〈剣星機 J・スラスター〉を【星合体】!」

◼️手札5→4→3/ゲージ0→1

 

 

ジャックナイフソウル2→3→4

追加

◼️剣星機 J・スラスター x2

 

 

梨子「そしてジャックナイフ自身の能力!ソウルが3枚以上なら、私のカード全ての打撃力+1して攻撃力+2000よ!」

 

 

ジャックナイフ

攻10000→12000

打撃4→5

 

 

梨子「バトル!ジャックナイフで琴奈さんに攻撃!打撃5!」

 

琴奈「うぁぁ!ぐっ、やるわね……」LP10→5

 

梨子「ターンエンド!」

◼️手札3/ゲージ1/LP12

 

 

琴奈「私のターン、ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札6→7/ゲージ2→3

 

琴奈「〈ハイパーエナジー〉ゲージ+4、ゲージ1払い、コール!〈魔戦鬼 ゼータ〉」

◼️手札7→6→5/ゲージ3→7→6

 

 

魔戦鬼 ゼータ

サイズ3/攻7000/防5000/打撃2

 

 

琴奈「バトル、魔戦鬼ゼータで攻撃!打撃2!」

 

梨子「うっ!」LP12→10

 

琴奈「ファイナルフェイズ‼︎」

 

梨子「⁉︎」

 

琴奈「手札を1枚捨て、魔戦鬼ゼータを破壊して、ゲージ2払いデッキから〈機甲戦鬼 ゼータ〉に【必殺変身】」

◼️手札5→4/ゲージ6→4

 

 

機甲戦鬼 ゼータ

サイズ3/攻10000/防3000/打撃2/【必殺変身】

 

 

琴奈「そして「ジェムクローン」1枚を手札に加える。」

◼️手札4→5

 

琴奈「そしてレフトに必殺バディコール(LP5→6)!〈複製模倣兵器 ジェムクローン〉」

◼️手札5→4

 

 

複製模倣兵器 ジェムクローン

サイズ0/攻0/防1000/打撃1

 

 

ゼータ

打撃2→3

 

 

琴奈「ゲージ1払いジェムクローンに重ねてノーコスト必殺コール!〈バルドラゴン"バルバースト・スマッシャー‼︎"〉」

◼️手札4→3/ゲージ4→3

 

 

バルドラゴン"バルバースト・スマッシャー‼︎"

サイズ2/攻11000/防6000/打撃4/【ソウルガード】

 

ゼータ

打撃3→4

 

 

琴奈「必殺モンスターで梨子さんに攻撃!無効化されない打撃4!」

 

梨子「うぁぁ!」LP10→6

 

琴奈「機甲戦鬼ゼータで攻撃!打撃4!」

 

梨子「うぁぁ!」LP 6→2

 

琴奈「ふふふ…、ターンエンド」

◼️手札3/ゲージ3/LP6

 

 

梨子「私のターン、ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札3→4/ゲージ2→3

 

梨子「手札から〈エレクトリック・ソース〉ゲージ+1、さらにソウル2枚以上のモンスターがいれば、ゲージ+2!」

◼️手札4→3/ゲージ3→4→6

 

梨子「私のライフが6以下で場にジャックがいれば、〈ドラゴンフォース"喜跡の型"〉解放‼︎」

◼️手札3→2/ゲージ6→4

 

 

ドラゴンフォース"喜跡の型"

攻6000→8000/打撃2/【3回攻撃】

 

 

梨子「ジャックナイフの能力で、ドロップゾーンから〈剣星機 J・カードスピアー〉を【星合体】そしてライフ+1」LP 2→3

 

 

剣星機 J・ガードスピアー

竜装機

サイズ2/攻6000/防6000/打撃1

◼️【コールコスト】ゲージ1払う。

◼️このカードがソウルにある、カード名に「ジャックナイフ」を含むモンスターは【移動】と【貫通】を得る。

 

 

ジャックナイフ ソウル4→5

追加

◼️剣星機 J・ガードスピアー

(【貫通】と【移動】を得る。)

 

 

梨子「行きます!バトル、ジャックナイフで琴奈さんに攻撃!打撃5です!」

 

ーーー

 

ジャックナイフ

攻10000

 

ゼータ

防3000

 

ーーー

 

 

琴奈「キャスト!〈お前の技は見切った!〉攻撃を無効化!」

手札3→2

 

梨子「ドラゴンフォースで攻撃!能力発動!ゲージ1払い、ジャックナイフの打撃を1下げてジャックナイフをスタンド!」

◼️ゲージ4→3

 

 

ジャックナイフ

打撃5→4

 

 

ドラゴンフォース

攻8000

 

ゼータ

防3000

 

 

琴奈「くぅ!」LP6→4

 

梨子「ジャックナイフで琴奈さんに攻撃!打撃4!」

 

ーーー

 

曜「よし!この攻撃が通れば……!」

 

ーーー

 

琴奈「キャスト!〈機甲符:VOID HOLE〉攻撃を無効化し、ドロップゾーンから必殺モンスターを手札に戻す。」

◼️手札2→1→2

 

梨子「ドラゴンフォースで攻撃!打撃2!ゲージ1払い、ジャックナイフの打撃を下げてスタンド!」

◼️ゲージ3→2

 

 

ジャックナイフ

打撃4→3

 

 

琴奈「私が今手札に加えたモンスターを見せてあげるわ!相手ターンの攻撃中にゲージ1払い、センターに【対抗】コール!〈ジェムクローン"デッドリー・ガーディアン"〉ドロップゾーンから必殺モンスター2枚をこのソウルイン!」

◼️手札2→1/ゲージ4→3

 

 

ジェムクローン"デッドリー・ガーディアン"

サイズ0/攻0/防3000/打撃0

◼️このカードは、このカードの能力でしかコールできない。

◼️【対抗】相手のターンの攻撃中、ドロップゾーンの必殺モンスター2枚までをこのカードのソウルに入れて、ゲージ1払ってコールして、攻撃の対象をこのカードに変更する。

◼️このモンスターの防御力は、このカードのソウルにある必殺モンスターの防御力を合計した数値になる。

◼️相手のターン終了時、このモンスターのソウル1枚をドロップゾーンに置く。

【移動】/ソウル2

 

 

琴奈「さらに、攻撃の対象をこのモンスターに変更する。」

 

梨子「でも、防御力3000じゃ守りきれないわ!」

 

琴奈「どうかしらね。ジェムクローンの能力、このモンスターのソウルにある必殺モンスターの防御力を合計した数値を自身の防御力にする。ジェムクローンのソウルにある必殺モンスターは、〈ガイテンオウ"鋼獣爆戦哮"〉と〈フェンリル"カース・オブ・ヴァナルガンド"〉よ。」

 

 

ガイテンオウ"鋼獣爆戦哮"

防7000

フェンリル"カース・オブ・ヴァナルガンド"

防10000

 

ジェムクローン"デッドリーガーディアン"

合計防御力20000

 

 

梨子「⁉︎」

 

ーーー

 

曜「ぼ、防御力………」

 

千歌/果南「20000⁉︎」

 

聖良「なんという……」

 

ーーー

 

ドラゴンフォース

攻8000

 

ジェムクローン

防20000

 

 

梨子「くっ……ターンエンド……」

◼️手札2/ゲージ2/LP3

 

琴奈「あなたのターン終了時に、ジェムクローンのソウルにあるガイテンオウをドロップ……」

 

 

ジェムクローン

防20000→13000

 

 

琴奈「私のターン、ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札1→2/ゲージ3→4

 

琴奈「メインは何もせず、バトル!ジェムクローン"デッドリーガーディアン"をライトに【移動】」

 

梨子「ジャックナイフをセンターに【移動】!」

 

琴奈「バルバーストスマッシャー!でジャックナイフに攻撃!」

 

 

バルバーストスマッシャー!

攻11000

 

ジャックナイフ

防8000

 

梨子「ソウルガード!」

 

 

ジャックナイフ ソウルガード5→4(剣星機 J・スラスター)

 

 

琴奈「ファイナルフェイズ‼︎こちらも行くわよ。ゲージ3払い、ジェムクローンがソウルにあるバルバーストスマッシャーをコストに、コール!〈ジェムクローン"オリジン・ブレイカー!"〉」

 

 

ジェムクローン"オリジンブレイカー"

サイズ3/攻10000/防5000/打撃2/【移動】【ソウルガード】

 

 

琴奈「オリジンブレイカーの登場時に、手札から〈ジャックナイフ"ギャラクティカル・パニッシャー!"〉を、ドロップゾーンから〈バルドラゴン"バルバースト・スマッシャー!"〉と〈アビゲール"バニシング・デスホール"〉をソウルイン!」

 

 

ジェムクローン"オリジン・ブレイカー!"

◼️ギャラクティカル・パニッシャー

(1 枚で攻撃していれば、ダメージは減らない。/【貫通】【ソウルガード】)

◼️バルバースト・スマッシャー

(攻撃を無効化できない。/【ソウルガード】)

◼️バニシング・デスホール

(相手のドロップが6枚以上なら打撃2→5/12枚以上なら攻撃を無効化されない。)

 

 

琴奈「ジェムクローン"オリジン・ブレイカー!"で攻撃!」

 

 

オリジンブレイカー!

攻10000

 

ジャックナイフ

防8000

 

梨子「ソウルガード……」

 

 

ジャックナイフ ソウルガード4→3(剣星機 J・スラスター)

 

 

琴奈「終わりね。ダメージを減らせない【貫通】5ダメージ!」

 

梨子「きゃぁぁぁぁぁ‼︎」LP3→0

 

ーーー

 

ファイトに敗北した梨子は、青い炎のようなオーラに包まれた……

 

ーーー

 

千歌/曜「梨子ちゃん‼︎」

 

果南「梨子‼︎」

 

ーーー

 

梨子「千歌ちゃん、曜ちゃん、果南ちゃん……ごめんなさい、負けちゃった……」

 

千歌「梨子ちゃん……謝らなくていいよ……!」

 

曜「絶対に勝って、絶対に梨子ちゃんも、みんなも助けるから……!」

 

果南「約束する……!」

 

梨子「みんな……、うん、待ってる……」

 

琴奈「梨子さん……、良いファイトでした。」

 

梨子「はい。」

 

 

そして梨子は消えてしまった……

 

 




今回も感想を是非‼︎


今回はオリジナルの「ジェムクローン」を出して見ました。
相手の攻撃中にコールできて、上手くいけば、鉄壁の守りとなる

「ジェムクローン"デッドリーガーディアン"」です。

ただし【ソウルガード】を持たない。

因みに今回の勝利で琴奈さんは千歌ちゃん以外のドラゴンフォース使い2人に1度ずつ勝ってますね。


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超銀河王 vs 風波の海王番長

煉獄バディカップ 第2回戦

 

4戦目:梨子 vs 琴奈のファイトは、琴奈が勝利した。敗北した梨子は青い炎のようなオーラに包まれ消えてしまった。

 

 

そして

5戦目:果南 vs サツキ

 

 

サツキ「次の相手は果南ちゃんか。」

 

果南「サツキさん……」

 

サツキ「悪いが、絵里ちゃんやみんなを助ける為だ、手加減はしないよ!」

 

果南「……!私だって、大切な親友と、後輩達を助ける為に……負けられない!」

 

 

果南「大海の覇者よ波を起こし、海を割れ!ルミナイズ!〈荒波の海王〉」

 

サツキ「銀河の星々よ、新たな竜帝の元に集え!ルミナイズ!〈ギャラクシー・アポカリプス"改"〉」

 

 

オープンTHEフラッグ

 

 

果南「エンシェントワールド」

◼️手札6/ゲージ2/LP10

 

サツキ「ギャラクシードラゴンワールド」

◼️手札6/ゲージ2/LP10

 

 

サツキ「僕のターン、ドローとかチャージ&ドロー!」

◼️手札6→7/ゲージ2→3

 

サツキ「ゲージ2払い、レフトにバディコール(LP10→ 11)!〈超銀河王 アポカドラシオン〉!」

◼️手札7→6/ゲージ3→1

 

 

超銀河王 アポカドラシオン

サイズ2/攻7000/防5000/打撃2/【ソウルガード】【銀河武装】

 

 

サツキ「アポカドラシオンの能力!デッキから3枚オープン!」

 

 

オープンカード

◼️銀河騎竜 APC・シュライザー

◼️ドラシオン・チャージ

◼️銀河騎竜 APC・ガトランス

 

 

サツキ「その中から〈銀河騎竜 APC・ガトランス〉を【銀河武装】!ライフ+2」LP11→13

 

 

銀河騎竜 APC・ガトランス

戦装竜

サイズ2/攻5000/防5000/打撃3

◼️【コールコスト】ゲージ1払う。

◼️このカードが、カード名に「アポカドラシオン」を含むモンスターのソウルにある時、そのモンスターの能力は無効化されない。

◼️〈スターXリンク〉

このモンスターの攻撃で破壊した相手のモンスターが場に残った時、ゲージ1払ってよい、払ったらこのカードをスタンドする。この能力は1ターンに1回だけ、君のモンスター1枚だけが使える。

【貫通】

 

 

アポカドラシオン ソウル0→1

◼️APC・ガトランス

(能力を無効化されない。)

〈スターXリンク〉攻撃で破壊したモンスターが場に残った時、ゲージ1払えば、1回だけスタンドする。

 

 

サツキ「手札から〈銀河騎竜 APC・バルファー〉をコール!」

◼️手札6→5

 

 

銀河騎竜 APC・バルファー

戦装竜

サイズ1/攻3000/防3000/打撃2

◼️このカードが登場した時、君のデッキの上から1枚をゲージに置く。

◼️〈スターXリンク〉

このモンスターが攻撃した時、相手のモンスター1枚選ぶ、選んだモンスターの防御力-3000!

 

 

サツキ「バルファーの登場時に、1チャージ!アポカドラシオンの【銀河武装】!APCバルファーをソウルイン!」

◼️ゲージ1→2

 

 

アポカドラシオン ソウル1→2

追加

◼️APC・バルファー

〈スターXリンク〉

攻撃時に相手のモンスターを選んで、防御力-3000

 

 

サツキ「バトル!アポカドラシオンで果南ちゃんに攻撃!打撃2!」

 

果南「くっ……」LP10→8

 

サツキ「ターンエンドだ。」

◼️手札5/ゲージ2/LP13

 

 

果南「私のターン!ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札6→7/ゲージ2→3

 

果南「ゲージ2払い、センターに〈武神番長 デュエルイェーガー〉をバディコール(LP8→9)!」

◼️手札7→6/ゲージ3→1

 

 

武神番長 デュエルイェーガー

攻10000/防5000/打撃2/【ソウルガード】

 

 

サツキ(いきなりデュエルイェーガー……、確かにデュエルイェーガーはソウルに入れるカードがドロップゾーンに無くてもコールできる……、だが、ソウルが無い状態でどうする?)

 

果南「ゲージとライフ1払って装備!〈波動の破帽〉」

◼️手札6→5/ゲージ1→0/LP9→8

 

 

波動の破帽

攻4000/打撃1

 

 

果南は白い帽子型のアイテムを被る。

 

ーーー

 

曜「ああ〜〜!船長帽だーー‼︎かっこいい〜〜!いいな〜〜‼︎」

 

聖良「な、何ですか………」

 

千歌「あ、曜ちゃんはお父さんが船長さんだから、そういうのに憧れてるんだ。たまに趣味が行き過ぎる事があるけど……」

 

ーーー

 

 

果南「手札から〈竜貴神速〉私のデッキを2枚破棄して、ゲージ+1!さらに、波動の破帽の能力で、私のデッキからカードが破棄されたらゲージ+2!」

◼️手札5→4/ゲージ0→1→3

 

果南「さらに〈海王の呼び笛〉私のデッキから10枚破棄して、その中から『竜王番長』1枚を手札に加える!」

◼️手札4→3→4

 

 

海王の呼び笛

竜王番長/ゲット

◼️君のデッキの上からカードを10枚ドロップゾーンに置く。その中から『竜王番長』のカード1枚を選び手札に加える。このカードは1ターンに1枚だけ使える。

 

 

果南「ゲージ2払い、ソウルの無いデュエルイェーガーに重ねて進化コール!〈風波の海王番長 デュエルイェーガー"ストーム・ウェーブ"〉ドロップゾーンから4枚ソウルイン!」

◼️手札4→3/ゲージ3→1

 

 

風波の海王番長 デュエルイェーガー"ストーム・ウェーブ"

竜王番長

サイズ3/攻13000/防7000/打撃2

◼️【コールコスト】君の場のソウルが無い『竜王番長』のモンスター1枚の上に重ねて、ドロップゾーンからカードを4枚までソウルに入れて、ゲージ2払う。

◼️【起動】このモンスターが破壊された時、君のライフ+1して、相手にダメージ1!

◼️ソウルの無いこのモンスターが破壊された時、君のデッキの上からカードを2枚ゲージに置いて、カードを1枚引く。この能力は1ターンに1回だけ使える。

【2回攻撃】【ソウルガード】【ライフリンク3】/ソウル5

 

 

果南「いくよ、バトル!風波のデュエルイェーガーでサツキさんに攻撃!打撃2!」

 

サツキ「僕に来るか……、うぁぁ!」LP13→ 11

 

果南「2回攻撃!サツキさんに攻撃!」

 

サツキ「ぐぅぅっ……!」LP 11→9

 

果南「このアイテムは、センターにモンスターが居ても攻撃できる!波動の破帽でサツキさんに攻撃!打撃1!」

 

サツキ「うっ!」LP9→8

 

果南「ターンエンド!」

◼️手札3/ゲージ1/LP8

 

 

サツキ「僕のターン!ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札5→6/ゲージ2→3

 

サツキ「アポカドラシオンの能力!ドロップゾーンから〈銀河騎竜 APC・ライジングブレイ〉をソウルイン!さらにライフ+2だ」LP8→10

 

 

銀河騎竜 APC・ライジングブレイ

戦装竜

サイズ3/攻7000/防4000/打撃1

◼️【コールコスト】君のデッキの上からカードを1 枚、このカードのソウルに入れて、ゲージ2払う。

◼️〈スターXリンク〉

君のアタックフェイズ開始時、ライフ2払ってよい、払ったら、このモンスターは【2回攻撃】を得る。

 

 

サツキ「さらにキャスト!〈ドラシオン・リサイクル〉ドロップゾーンから〈銀河騎竜 APC・シュライザー〉をアポカドラシオンにソウルイン!」

◼️手札6→5

 

 

 

アポカドラシオン ソウル2→3→4

◼️能力を無効化されない。

追加

◼️【貫通】を得る。

ーーー

〈ギャラクシーXリンク〉

◼️攻撃で破壊したモンスターが場に残った時、ゲージ1払えば、1回だけスタンドできる。

◼️攻撃時に相手のモンスターを1 枚選んで、防御力-3000!

追加

◼️アタックフェイズ開始時にライフ2を払い、【2回攻撃】を得る。

◼️アポカドラシオン/攻7000→10000

 

 

サツキ「バトルだ!ギャラクシーXリンクで、ライフ2払い、【2回攻撃】を得る!さらに、デュエルイェーガーの防御力を-3000!」

◼️LP8→6

 

果南「⁉︎」

 

サツキ「アポカドラシオンでデュエルイェーガーに攻撃!」

 

 

アポカドラシオン

攻10000

 

デュエルイェーガー

防7000→4000

 

デュエルイェーガー ソウル5→4

 

 

サツキ「【貫通】2ダメージ!」

 

果南「うぅっ!」LP8→6

 

果南「デュエルイェーガーの能力!破壊された時、私のライフ+1!サツキさんにダメージ1!」LP6→7

 

サツキ「くっ……!やる……」LP6→5

 

サツキ「アポカドラシオンで2回攻撃!デュエルイェーガーに攻撃!」

 

 

デュエルイェーガー ソウルガード 4→3

 

 

サツキ「貫通だ!」

 

果南「ぐぅぅ!」LP7→5

 

果南「デュエルイェーガーの能力でライフ回復、サツキさんにダメージ!」LP5→6

 

サツキ「くっ!」LP5→4

 

サツキ「まだだ!〈ギャラクシーXリンク〉の能力で、ゲージ1払い、アポカドラシオンをスタンド!」

◼️ゲージ3→2

 

果南「⁉︎」

 

サツキ「アポカドラシオンでデュエルイェーガーに攻撃!」

 

 

デュエルイェーガー ソウルガード 3→2

 

 

サツキ「貫通だ!」

 

果南「ぐぅぅ………!デュエルイェーガーの能力は2回までしか使えない……」LP6→4

 

サツキ「ファイナルフェイズ‼︎」

 

果南「そんな⁉︎」

 

サツキ「このカードの本来のゲージは4だが、条件を満たしたらゲージを減らしてコールできる必殺モンスターだ!アポカドラシオンを進化必殺コール!〈アポカドラシオン"ギャラクシー・バスターブレイカー"〉」

◼️手札5→4/ゲージ2→0

 

 

アポカドラシオン"ギャラクシー・バスターブレイカー"

ギンガドラゴン

サイズ3/攻12000/防6000/打撃2

◼️君の場のカード名に「アポカドラシオン」を含むモンスターのソウル2枚につき、このカードの【コールコスト】で払うゲージを1減らす。

◼️【コールコスト】君の場の〈ギンガドラゴン〉1枚の上に重ねて、ゲージ4払う。

◼️【起動】このモンスターのバトル終了時、このモンスターのソウルの〈戦装竜〉1枚をドロップゾーンに置いて、このカードをスタンドする。

【貫通】【ソウルガード】/ソウル5

 

 

サツキ「必殺モンスターでデュエルイェーガーに攻撃!」

 

 

必殺モンスター

攻12000

 

デュエルイェーガー

防7000

 

デュエルイェーガー ソウルガード2→1

 

 

サツキ「【貫通】2ダメージ!」

 

果南「うぁぁ!」LP4→2

 

サツキ「アポカドラシオンの能力でソウルの〈戦装竜〉1 枚をドロップゾーンに置いてスタンド!再攻撃だ!」

 

 

アポカドラシオン ソウル5→4

攻12000

 

デュエルイェーガー

防7000

 

 

果南「手札から〈鋼の番長 アイアン・鉄〉を捨てて、ゲージ1払う!攻撃を無効化してライフ+1!」LP2→3

◼️手札3→2/ゲージ1→0

 

サツキ「アポカドラシオンのソウルを捨て、スタンド!3回目の攻撃!」

 

 

アポカドラシオン ソウル4→3

攻12000

 

デュエルイェーガー

防7000

 

デュエルイェーガー ソウルガード1→0

 

 

サツキ「貫通!」

 

果南「うわぁぁ!」LP3→1

 

サツキ「アポカドラシオンのソウルを捨て、スタンド、4回目の攻撃だ!」

 

 

アポカドラシオン ソウル3→2

攻12000

 

デュエルイェーガー

防7000

 

デュエルイェーガー"ストーム・ウェーブ" 完全撃破‼︎

【ライフリンク3】

 

 

果南「うわぁぁぁぁ‼︎」LP1→0

 

ーーー

 

敗北した果南は青い炎のようなオーラに包まれた………

 

 

果南「私の負けか………」

 

サツキ「ごめん、果南ちゃん……」

 

果南「謝らなくてもいいですよ、サツキさんも、私と同じで必死でしたから……、後はみんなに頼みます。」

 

サツキ「ああ……」

 

 

そして果南は消えてしまった………

 

 

 




今回も感想を是非‼︎


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爆炎軍 vs 九角真勇王

煉獄バディカップ 第2回戦

 

5戦目:サツキ vs 果南のファイトはサツキが勝利した。敗北した果南は青い炎に包まれて消えてしまった………

 

 

そして

6戦目:炎斬 vs にこ

 

 

にこ(炎斬……、さっきの赤崎チャンピオンとのファイトはすさまじかったわ……、油断できない相手ね……)

 

炎斬「よう、あんた元μ'sなんだろ?」

 

にこ「そうだけど?」

 

炎斬「千歌達から聞いたぜ、伝説のバディチームだったんだよな?相手に不足はねぇ!」

 

にこ「嬉しい事言ってくれわね。けど、日本チャンピオンに勝ったあんたには及ばないかもね?」

 

炎斬「どうかな?」

 

にこ「悪いけど遊ぶ暇は無いの。私が勝って、きっちりみんな助けるわ。あんたもね……」

 

炎斬「おう!」

 

 

炎斬「真っ赤に燃やせ、新たな力と共に、熱き魂を!ルミナイズ!〈爆炎軍 進撃!〉」

 

にこ「英雄の意思と共に、無限の彼方へ!ルミナイズ!〈九角の勇姿〉」

 

 

オープンTHEフラッグ

 

 

炎斬「ドラゴンワールド」

◼️手札6/ゲージ2/LP10

 

にこ「ヒーローワールド」

◼️手札6/ゲージ2/LP10

 

 

にこ「先攻、ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札6→7/ゲージ2→3

 

にこ「いくわよ!ライフ1と、ゲージ2払い【変身】!〈九角真勇王 ムクロ・ガイバー〉」

◼️手札7→6/ゲージ3→1/LP10→9

 

 

九角真勇王 ムクロ・ガイバー

ダークヒーロー/ヒーロー

サイズ2/攻7000/防5000/打撃2

『角王』

◼️このカードはコールできない。

◼️このカードは破壊されない。

◼️"覚悟の刃"君のアタックフェイズ開始時、君の手札のカードを4枚まで好きなだけ捨ててよい。捨てたら、このカードは【X回攻撃】(Xは捨てた手札の枚数分)を得る。

◼️お互いのターン終了時、君のデッキの上からカードを1枚引く。

【貫通】【変身】(ライフ1払い、ゲージ2払う。)

 

 

にこ「レフトに〈闇手拳のグエン〉をコール!」

◼️手札6→5

 

 

闇手拳のグエン

サイズ1/攻3000/防2000/打撃2

 

 

にこ「バトル!グエンで攻撃!打撃2!」

 

炎斬「く……」LP10→8

 

にこ「バトル後にグエンは手札に帰るわ。ターン終了!」

◼️手札5→6/ゲージ1/LP10

 

 

炎斬「俺のターン!ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札6→7/ゲージ2→3

 

炎斬「ゲージ1払いセンターに〈爆炎軍 ドラム・フレイムドラゴン〉をコール!」

◼️手札7→6/ゲージ3→2

 

 

爆炎軍 ドラム・フレイムドラゴン

サイズ2/攻6000/防5000/打撃2

爆炎/炎龍

◼️【コールコスト】君のデッキの上から1枚をこのカードのソウルに入れて、ゲージ1払う。

◼️相手の空いているモンスターエリアが2ヶ所以上なら、このカードの打撃力+1!

◼️このカードの攻撃が無効化された時、君のデッキの上から1枚をゲージに置く。

【ソウルガード】/ソウル1

 

 

炎斬「ドラムフレイムドラゴンは、相手のモンスターエリアが2ヶ所以上空いていれば、打撃が上がる!」

 

 

ドラム・フレイムドラゴン

打撃2→3

 

 

にこ「⁉︎」

 

炎斬「レフトに〈爆炎軍 ブーメラン・フレイムドラゴン〉をコール」

◼️手札6→5

 

 

爆炎軍 ブーメラン・フレイムドラゴン

サイズ0/攻3000/防1000/打撃1

 

 

炎斬「バトルだ!ドラムとブーメランでファイターに連携攻撃!」

 

 

ドラムフレイム+ブーメランフレイム

連携攻撃力9000

合計打撃4

 

ムクロガイバー

防5000

 

 

にこ「くぅぅ!」LP10→6

 

炎斬「ブーメランフレイムドラゴンの能力で、ブーメランフレイム自身を破壊してデッキの下に戻す。そしてゲージ+1」

◼️ゲージ2→3

 

炎斬「ターンエンド!」

◼️手札5/ゲージ3/LP8

 

にこ「あんたのターン終了時、ムクロガイバーの能力で1枚ドローよ!」

◼️手札6→7

 

 

 

にこ「私のターン!ドロー、チャージ&ドロー」

◼️手札7→8/ゲージ1→2

 

にこ「手札から〈ダークヒーロー第一基地〉と〈ダークヒーロー第ニ基地〉を【設置】第ニ基地の能力で、ムクロガイバーは、相手の能力で破壊されず、手札に戻せない。さらに攻撃力と防御力を+2000よ。」

◼️手札8→7→6

 

 

ムクロガイバー

攻7000→9000

防5000→7000

 

 

にこ「さらにレフトに〈闇手拳のグエン〉をコール!」

◼️手札6→5

 

 

闇手拳のグエン

サイズ1/攻3000/2000/打撃2

 

 

にこ「第一基地の能力で、ダークヒーローが登場したら1枚ドロー!さらに、第ニ基地の能力でゲージ+1して、1枚ドロー!」

◼️手札5→6→7/ゲージ2→3

 

炎斬「手札が減らねー……」

 

にこ「さらにゲージ2払い、私のライフ6以下で「ムクロ」に変身していれば……〈角王フォース"九角の勇志"〉解放‼︎」

◼️手札7→6/ゲージ3→1

 

 

角王フォース"九角の勇志"

ダークヒーロー/覚醒

攻5000/打撃2

◼️〈解放条件‼︎〉(君のライフが6以下でカード名に「九角」か「ムクロ」を含むカードが場に居るか、【変身】している。)

◼️【装備コスト】ゲージ2払う。

◼️このカードは君が【変身】していても装備でき、このカードを装備していても【変身】できる。

◼️【起動】ゲージ2払う。このカードと、君が【変身】しているカード1枚ずつは、攻撃力+5000して、【2回攻撃】を得る。

【貫通】

 

 

にこ「こっからよ!バトル!アタックフェイズ開始時にムクロガイバーの能力!私の手札を4枚捨てるわ!」

◼️手札6→2

 

炎斬「は?」

 

にこ「ムクロガイバーは捨てた手札の枚数分攻撃できる。………つまり【4回攻撃】を得るわ!」

 

炎斬「おいおい……!」

 

にこ「ムクロガイバーでドラムフレイムに攻撃!」

 

 

ムクロガイバー

攻9000

 

ドラムフレイムドラゴン

防5000

 

ドラムフレイムドラゴン ソウルガード1→0

 

 

にこ「【貫通】打撃2!」

 

炎斬「ぐぁ!」LP8→6

 

にこ「ムクロガイバーでドラムフレイムに2回攻撃!」

 

 

ムクロガイバー

攻9000

 

ドラムフレイムドラゴン

防5000

 

ドラム・フレイムドラゴン 撃破!

 

 

にこ「貫通!打撃2!」

 

炎斬「がぁぁ!」LP6→4

 

にこ「ムクロガイバーで炎斬に3回目の攻撃!打撃2!」

 

炎斬「キャスト!〈ドラゴンシールド"青竜の盾"〉攻撃を無効化して、ゲージ+1!」

◼️手札5→4/ゲージ3→4

 

にこ「ムクロガイバーで4回攻撃!打撃2」

 

炎斬「キャスト!〈ドラゴンシールド"青竜の盾"〉攻撃を無効化してゲージ+1!」

◼️手札4→3/ゲージ4→5

 

にこ「角王フォースで攻撃!打撃2!」

 

炎斬「ぐぁぁ!」LP4→2

 

にこ「終わりよ!グエンで炎斬に攻撃!打撃2!」

 

炎斬「俺は……終わらねー‼︎キャスト!〈爆炎技:炎刃波〉」

◼️手札3→2

 

 

爆炎技:炎刃波

炎龍/破壊

◼️相手の攻撃中、君のライフが5以下なら使える。

◼️相手の防御力6000以下のモンスター1 枚を破壊する。「爆炎技:炎刃波」は1ターンに1枚だけ使える。

 

 

炎斬「闇手拳のグエンを破壊だ!」

 

 

闇手拳のグエン 破壊!

 

 

にこ「な……⁉︎……ターンエンドよ……、さらにムクロガイバーの能力で1枚ドロー!」

◼️手札2→3/ゲージ1/LP6

 

 

炎斬「俺のターン、ドロー!チャージ&ドロー!」

◼️手札2→3/ゲージ5→6

 

炎斬「行くぜ真打ち!〈爆炎龍王 クリムゾンブルグ〉ライトにバディコール(LP2→3)!」

◼️手札3→2/ゲージ6→4

 

 

爆炎龍王 クリムゾンブルグ

サイズ3/攻7000/本当5000/打撃1/【2回攻撃】【貫通】【ソウルガード】

 

 

炎斬「ブルグの攻撃力と防御力と打撃力は、あんたの空いているモンスターエリアの数でパワーアップだ!」

 

 

クリムゾンブルグ

攻7000→13000

防5000→11000

打撃1→4

 

 

炎斬「そしてゲージ2払い、俺のライフが6以下でブルグが場に居れば………〈エンリュウフォース"爆炎の拳士"〉解放‼︎」

◼️手札2→1/ゲージ4→2

 

 

エンリュウフォース"爆炎の拳士"

攻10000/打撃1/【2回攻撃】

 

 

炎斬「ブルグ、お前の炎を借りるぜ!」

 

ブルグ『ああ、幾らでも持ってけ!』

 

炎斬「エンリュウフォースの能力で、クリムゾンブルグを破壊!」

 

 

クリムゾンブルグ 破壊!

 

 

にこ「自分のバディを⁉︎」

 

炎斬「ブルグの打撃力を俺の打撃力に加える。クリムゾンブルグの打撃は4、エンリュウフォースの打撃力は5だ!」

 

 

エンリュウフォース

打撃1→5

 

 

炎斬「バトルだ!エンリュウフォースでファイターに攻撃!打撃5だ!」

 

にこ「きゃぁ!」LP 6→1

 

炎斬「これで最後だ!エンリュウフォースの2回攻撃!」

 

にこ「きゃぁぁぁ!」LP1→0

 

ーーー

 

敗北したにこは青い炎のようなオーラに包まれる………

 

 

にこ「負けたわね。まいったわ」

 

炎斬「あんたの分まで、俺は勝つぜ………」

 

にこ「そう………期待しないで信じるわ………」

 

 

そしてにこは消えてしまった………

 

 

 




今回も感想を是非‼︎




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太陽竜 vs 超星神竜

煉獄バディカップ 第2回戦

 

 

6戦目:炎斬 vs にこのファイトは、炎斬が勝利した。敗北したにこは青い炎のようなオーラに包まれて消えてしまった。

 

 

そして、第2回戦 最後の試合

7戦目:千歌 vs 聖良

 

 

聖良「千歌さん、あなたとは、こんな形でファイトしたくは無かったです。」

 

千歌「聖良さん………」

 

聖良「私はどうしても負ける訳には……消える訳にはいきません。理亞を助ける為に、楽しむ間も無く全力であなたを倒します!」

 

千歌「それは私も同じです!必ず勝って………みんなを助ける!」

 

 

千歌「太陽より高い所へ!太陽より眩い輝きを放って!輝きのルミナイズ!〈太陽の煌めき〉」

 

聖良「星々を蹂躙する竜神の如く……ルミナイズ!〈シューティングスター・ゾディアック〉」

 

 

オープンTHEフラッグ

 

 

千歌「ドラゴンワールド」

◼️手札6/手札2/LP10

 

聖良「スタードラゴンワールド」

◼️手札6/ゲージ2/LP10

 

 

千歌「私のターン、ドロー!チャージ&ドロー!」

◼️手札6→7/ゲージ2→3

 

千歌「レフトに〈神速のバルドラゴン〉ライトに〈フレアファングドラゴン〉をコール!」

◼️手札7→6→5

 

 

神速のバルドラゴン

サイズ2/攻6000/防3000/打撃2/【移動】

 

 

フレアファングドラゴン

サイズ1/攻3000/防1000/打撃1

 

 

千歌「フレアファングの能力で、1チャージ、1ドロー!」

◼️手札5→6/ゲージ3→4

 

千歌「バトル!神速のバルドラゴンで聖良さんに攻撃!打撃2!さらに相手のセンターが空いているからライフ+1」LP10→11

 

聖良「ぐぅ!」LP10→8

 

千歌「ターンエンド!」

◼️手札6/ゲージ4/LP11

 

 

聖良「私のターン、ドロー、チャージ&ドロー…」

◼️手札6→7/ゲージ2→3

 

聖良「ゲージ3払い、バディコール(LP8→9)!〈超星神竜 ゾディアック"ノヴァ"〉!ドロップから3枚ソウルイン!」

◼️手札7→6/ゲージ3→0

 

 

超星神竜 ゾディアック"ノヴァ"

サイズ3/攻8000/防6000/打撃2/【移動】【ソウルガード】/ソウル3

◼️流星機 ネブローサ

(バトル後【2回攻撃】を得る。)

◼️星消機 コメッタ

(【貫通】を得る。)

◼️流星機 アトアリザール

(攻8000→9000/防6000→7000)

 

 

千歌「ゲージが全部〈竜装機〉……!」

 

聖良「〈エレクトリック・ソース〉ゲージ+3です。そしてゲージ1とライフ1払い装備〈レッグブレード ディレイト〉」

◼️手札6→5→4/ゲージ0→3→2/LP9→8

 

 

レッグブレード ディレイト

攻4000/打撃2

◼️【装備コスト】ライフ1 払い、ゲージ1 払う。

◼️【起動】【対抗】君の場のカード名に「ゾディアック」を含むモンスター1 枚を選んで、このカードをレストする。レストしたらそのモンスターをスタンドする。

【貫通】

 

 

聖良「ゾディアックの能力でレスト状態の神速のバルドラゴンを破壊します!そして私のフラッグが『スタードラゴンワールド』ならば、千歌さんにダメージ1です!」

 

 

神速のバルドラゴン 破壊!

 

 

千歌「うぁ!」LP 11→10

 

ーーー

 

曜「【移動】能力を持つバルドラゴンを破壊された⁉︎」

 

炎斬「だが、移動しても【貫通】をくらうだけだからな……」

 

穂乃果「………」

 

ーーー

 

聖良「バトルです。ゾディアックノヴァで千歌さんに攻撃!打撃2です!」

 

千歌「うわー!」LP10→8

 

聖良「ソウルのネブローサの能力で【2回攻撃】千歌さんに攻撃!打撃2!」

 

千歌「うぁ〜!」LP8→6

 

聖良「まだ終わりませんよ。レッグブレード ディレイトの能力、このアイテムをレストする。そしてゾディアックノヴァをスタンドさせます。」

 

千歌「⁉︎」

 

聖良「ゾディアックノヴァで千歌さんに3回目の攻撃!」

 

千歌「うぁぁ!」LP 6→4

 

聖良「ターンエンドです。」

◼️手札4/ゲージ2/LP8

 

 

千歌「凄い……今までより、もっと強くなってる……」

 

聖良「私は、あなたにリベンジを果たす為に、ずっとデッキを見直して来ました。日に日に強くなっていくあなたに胸踊らせ、あなたのファイトを何度も繰り返し見返して………、あなたが出場するであろう大会に何度も参加した。だが私は、あなたと戦う前に何度も敗北して来た、あと一歩が追えなかった………ハイパーカップでも、ラブライブでも………!さっきも言った通り、負けたら消えるなんてこんな状況でファイトするなんて………こんなのは、私の望むファイトではありません。」

 

千歌「聖良さん………、それでも、戦わなきゃ…」

 

聖良「千歌さん、あなたは、消えるのが怖くないのですか?」

 

千歌「怖いですよ、消えたらどうなるか分からない………だから怖い………、だけど戦わなきゃ………、戦わなきゃみんなを救えない……だから、怖くても戦う!聖良さんだって、同じでしょ?」

 

聖良「………そうですね。私は理亞を助けたい………だから……………ふふふ………全く私は………、全力で来てください。千歌さん!」

 

 

千歌「はい、私のターン!ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札6→7/ゲージ4→5

 

千歌「ゲージ2払い、フレアファングに重ねてバディコール(LP4→5)!〈超太陽竜 バルソレイユ〉」

◼️手札7→6/ゲージ5→3

 

 

超太陽竜 バルソレイユ

サイズ3/攻7000/防7000/打撃2→3/【ソウルガード】

 

 

千歌「私のライフが6以下で、ゲージ3払い………〈ドラゴンフォース"紅蓮の型"〉解放‼︎」

◼️手札6→5/ゲージ3→0

 

 

ドラゴンフォース"紅蓮の型"

攻6000/打撃1/【貫通】

 

 

千歌「ドラゴンフォースの能力!バルソレイユをソウルイン!バルソレイユの能力を全て得る!」

 

聖良「そこです‼︎キャスト!」

 

千歌「⁉︎」

 

聖良「〈ゾディアック・バイオ:氷結星滅〉」

◼️手札4→3/ゲージ2→1/LP8→6

 

 

ゾディアック・バイオ:氷結星滅

スタードラゴンワールド/レジェンドワールド

魔法

◼️君の場に、ソウル3枚以上のカード名に「ゾディアック」を含むモンスターがいれば使える。

◼️【コールコスト】ライフ2払い、ゲージ1払う。

◼️【対抗】このターン中、相手の場のカード全てと、ソウルにあるカード全ての能力を無効化する。

◼️【対抗】この魔法が無効化されて、ドロップゾーンに置かれた時、君のライフ+2して、相手にダメージ2!

 

 

聖良「相手のカードとソウルの全ての能力を無効化します。」

 

千歌「そんな⁉︎」

 

ーーー

 

サツキ「なるほど………、ドラゴンフォースは破壊されず、能力も無効化できず、ソウルも剥がせない。一見無敵のカードだと思う………だけど欠点が無いわけじゃない。」

 

穂乃果「ドラゴンフォースじゃなくて、ソウルに及ぼす能力までは、どうにもできない。ソウルの能力を直接無効化されたら意味が無いんだよね。」

 

曜「そんな………!」

 

ーーー

 

聖良「どうしますか?」

 

千歌「くっ………!こんな方法で"紅蓮の型"を封じるなんて、さすが聖良さん………、でも私は………止まらない!レフトに〈バーニング・レイピアドラゴン〉をコール!ライフ1払い、ライトに〈必殺の型 バルドラゴン〉をコール!」

◼️手札5→4→3/LP5→4

 

 

バーニングレイピア・ドラゴン

サイズ1/攻4000/防1000/打撃1

 

 

必殺の型 バルドラゴン

サイズ2/攻6000/防4000/打撃2

 

 

千歌「バルドラゴンの能力!"バルドラゴンフォース"登場時にゲージ+3!」

◼️ゲージ0→3

 

聖良「バルドラゴンの登場に合わせて、ゾディアックノヴァの能力発動!手札1枚捨て、ライフ1払い、"グラビティ・レスト"‼︎必殺の型バルドラゴンをレストです!」

◼️手札3→2/ライフ6→5

 

 

必殺の型 バルドラゴン:レスト

 

 

ーーー

 

サツキ「さすが、タイミングがドンピシャだな………」

 

ーーー

 

千歌「うぅ………、バトル!」

 

聖良「ゾディアックノヴァをセンターに【移動】」

 

千歌「ドラゴンフォースとバーニングレイピアで連携攻撃!バーニングレイピアが連携した時、1枚ドロー!」

◼️手札3→4

 

 

ドラゴンフォース+バーニングレイピア

連携攻撃力10000

 

ゾディアックノヴァ

防7000

 

ゾディアックノヴァ ソウルガード3→2(星消機 コメッタ)

 

 

千歌「ドラゴンフォースの【貫通】!」

 

聖良「くっ……」LP5→4

 

千歌「ターンエンド!」

◼️手札4/ゲージ3/LP4

 

聖良「これで魔法の能力は終了ですね………」

 

 

ドラゴンフォース

攻6000→13000

打撃1→3→4

 

 

聖良「私のターン!ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札2→3/ゲージ1→2

 

聖良「ゾディアックノヴァの能力で、レスト状態の必殺の型バルドラゴンを破壊します!そして千歌さんにダメージ1です!」

 

 

必殺の型バルドラゴン 破壊!

 

 

千歌「うぅ!」LP4→3

 

聖良「バトル!ゾディアックノヴァをセンターからレフトに【移動】します。」

 

千歌「これじゃ、バルソレイユから得た能力でゾディアックを破壊できない………」

 

聖良「ゾディアックノヴァで千歌さんに攻撃!打撃2!」

 

千歌「ドラゴンフォースにソウルがあれば、ダメージを1減らします!くぅぅ…!」LP3→2

 

聖良「そんな能力が………、ゾディアックノヴァで2回目の攻撃です!」

 

千歌「うぁぁ〜!」LP2→1

 

聖良「レッグブレード ディレイトをレストさせて、ゾディアックノヴァをスタンド!これでトドメです!ゾディアックノヴァで千歌さんに攻撃!」

 

千歌「私は、負けない…!キャスト!〈ドラゴンシールド 太陽の盾〉攻撃を無効化して、ゲージとライフ+1!」LP1→2

◼️手札4→3/ゲージ3→4

 

聖良「耐え………ましたね、ターンエンドです。」

◼️手札3/ゲージ2/LP4

 

 

千歌「私のターン!ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札3→4/ゲージ4→5

 

千歌「行きますよ。聖良さん!バトル!」

 

聖良「来なさい!ゾディアックの【移動】はしません!」

 

千歌「ドラゴンフォースで聖良さんに攻撃!打撃4!」

 

聖良「キャスト!〈ディヴァインガイダンス〉攻撃を無効化して、ゲージとライフ+1!」LP4→5

◼️手札3→2/ゲージ2→3

 

千歌「バーニングレイピアとドラゴンフォースで連携攻撃!合計打撃5!」

 

聖良「キャスト!〈アースバリア〉攻撃を無効化してライフ+1」LP5→6

 

千歌「キャスト!〈ドラゴンフォース・アドベント〉」LP2→1

◼️手札4→3/ゲージ5→4

 

 

ドラゴンフォース・アドベント

魔法

◼️君がカード名に「ドラゴンフォース」を含むアイテムを装備していれば使える。

◼️【使用コスト】ライフ1払い、ゲージ1払う。

◼️【対抗】君のカード名に「ドラゴンフォース」を含むアイテム1枚をスタンドする。この能力でスタンドしたカードの攻撃が無効化された時、相手にダメージ2!

 

 

千歌「ドラゴンフォースをスタンド!3回目の攻撃、打撃4!」

 

聖良「うぁぁ!」LP6→2

 

千歌「ファイナルフェイズ‼︎ゲージ3払い、バーニングレイピアを必殺モンスターに!〈バルドラゴン"バルバースト・スマッシャー‼︎"〉」

◼️手札3→2/ゲージ4→1

 

 

バルドラゴン"バルバースト・スマッシャー‼︎"

サイズ2/攻11000/防6000/打撃4/ソウル1

 

 

聖良「………⁉︎」

 

千歌「必殺モンスターで無効化できない攻撃!"バルバースト・スマッシャー‼︎"」

 

聖良「やはり…………、うあぁぁぁぁぁぁ‼︎」LP2→0

 

ーーー

 

敗北した聖良は青い炎のようなオーラに包まれる………

 

 

聖良「お見事です。さすが千歌さんですね………」

 

千歌「聖良さん、私は勝ち残ります。聖良さんと理亞ちゃん、みんなを必ず助けてみせる!」

 

聖良「あなたなら………成し遂げられる。頼みましたよ………。」

 

 

そして聖良は消えてしまった………………

 

 




今回も感想を是非‼︎

今回は聖良さんの心情が少し明かされましたね。

ーーー

突然の宣伝!と言うか、感想と物申すこと。
Newガンダムブレイカー 発売中です。

今回のガンダムブレイカーはNewと言う事で、システムなどが前作から一新されました。感想やレビューなどを見ると、高評価してる数より、底評価の人が多いわけで…………………、いや分かるんだよ?分かるよ底評価の気持ち、分かる。ただ敵を破壊して周りたいだけだから一々提示されるミッションが邪魔なのも、集めたパーツを回収ボックスに預けなきゃ大したパーツ取得にならないのも、動きがカクカクしてて、リアルタイムカスタマイズ中に挙動が重くなっているし、そもそも今作のミソであるリアルタイムカスタマイズ機能が要らないって言う人の気持ちも分かりますよ。酷い人では予約キャンセルまでして………

僕だって同じです。初めてガンダムブレイカーの新タイトルが公表されて、期待していただけにβ版でアレ?と思いましたよ。動きカクカクしてるし、思ったよりパーツ奪えないし………でも、そりゃまぁβ版だしこんなもんかね?と思いました。別に周りが言うほどクソゲーではないとも思いました。製品版ではなんとかなる。

今、製品版が発売中で、僕も絶賛プレイ中です。

1.動き、挙動
動きはβ版よりは滑らかに感じます。各パーツによる性能も手伝っているので結構早い動きができる事もあります。まぁこれは当たり前の修正です。

2.パーツ回収
皆さんの底評価の1核である、パーツ回収がめんどくさい………、確かに面倒くさいと思う人は多いと思います。パーツも最大5個までしか持てないし、回収ボックスに詰め込んでいる時は5〜6秒くらい無防備になって良い的になる事もあります。回収後ボックスが別の場所に移動するのも鬱陶しいし………、敵が邪魔過ぎて欲しいパーツを回収しずらい時もあります。でも僕は、プレイしていく内に別にパーツ回収が苦にはならなくなって来ました。慣れですね。

3,リアルタイムカスタマイズ
皆さんの底評価の1核のリアルタイムカスタマイズ………、今作の魅力でありミソであるリアルタイムカスタマイズですが、周りの声は動きが重くて遅くなる。要らないとも言われてますが、はい分かります。確かに動きが止まりますよ。でも、僕てきには周りが言うほど要らない機能でもないと思いますよ。使いたいパーツをその場で直ぐに換装できるのは意外と楽しく、僕的には面白いと感じますよ?それに換装したままクリアするとゲットできますしね。換装中に挙動が重くて止まると言うのも大した問題でもないです。それにミッション後に一部パーツをゲットした機体はショップに追加されます。

例:ウィングガンダムの頭部パーツしか取得できなかった。でもショップに行くとウィングガンダムのプラモを全パーツを購入できるようになっている。

4,爽快感がない。一々提示されるミッションが邪魔
前作までの爽快感が無い………うん、分かるよ。でも、「爽快アクション」ではなくて、「創壊アクションゲーム」ですからね。勘違いしないように。
一々提示されるミッションが邪魔………、そうかな?そんなに面倒なものでもないですよ。ほとんど討伐系のミッションなので結構楽しいですよ。因みに討伐機体はランダムです。僕なんか序盤のミッションで大好きなダブルオークアンタが出て来て即ゲットしましたから!
それに、欲しい機体を破壊して取得したパーツをその場で換装できるのは、よく考えてみると「割と別に、悪い機能じゃないぞ?」と感じます。

後は諸々言うと小説の本文くらい長くなるので我慢します。

これらの事を思うと、やっぱり僕は別にクソゲーとは感じません。
周りがどう言っても購入して後悔してませんし、別に全然楽しいゲームですよ。それに今後のアップデートで少しずつ改善されていくかも知れませんし、ある程度の不評要素は消えるかもしれません。
(今回のミソであるリアルタイムカスタマイズは消えないと思いますが、てか消す必要は特にないです。)
後は、なるべく早くストライクフリーダムガンダムを配信してくれ〜〜!

以上、感想とレビューでした。長ったらしくてすみません。

因みに、最初考えていたのは、5つの枠に取得済みのパーツをスロットして、ミッション中に換装できるのかな〜って思ってました。勿論、パーツを外されても、実際には失ってない。
↑↑これでも良かったかなぁ〜〜


今回も感想を是非‼︎


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煉獄バディカップ 第3戦開始!

最近、夏バテが来てます。


煉獄バディカップ第2回戦

 

7戦目:千歌 vs 聖良のファイトは千歌が勝利した。そして聖良は青い炎のようなオーラに包まれて消えてしまった………

 

 

ヒビノ「これにて、第2回戦の全ての試合が終了しました。これより30分後に、第3回戦を開始します。」

 

ーーー

 

サツキ「30分後か………、それまでゆっくり休もう。」

 

穂乃果「結構、減っちゃったね………」

 

ことり「そうだね……」

 

 

第2回戦を生き残ったのは………

 

穂乃果

ことり

 

千歌

 

サツキ

炎斬

 

琴奈

 

この7人だ。

 

 

曜「μ'sとAqoursは見事に2人だけになったね。」

 

千歌「うん。そう言えば琴奈さん、今更ですけど、レムちゃんとユノちゃんは参加しなかったの?」

 

琴奈「ええ、あの2人はたまたま別の用事があったので、私だけ行って来ていいと言われたので………、けど、2人は来れなくて正解だったわね。もし、2人も参加して、消えてしまっていたら、私は……………」

 

千歌「琴奈さんは、2人が大好きなんですね!」

 

琴奈「だい………/// ま、まぁ、失いたくはない存在ですわ。」

 

曜「ふふふ!」

 

サツキ「…………」

 

ことり「どうしたの、サツキ君?」

 

サツキ「いや、次の3回戦の事なんだけど………」

 

穂乃果「どうかしたの?」

 

サツキ「今生き残っているのは7人だろ?次の試合の人数が合わないんだよ。必ず1人余る。」

 

千歌「そう言えば確かに……」

 

曜「どうするんだろ?」

 

サツキ「考えたくはないが、人数合わせの為に誰か1人を無条件に消したりとか………」

 

千歌/曜「………⁉︎」ビクッ!

 

炎斬「おいおい、余り脅かすなよサツキ。」

 

サツキ「あ、悪い。」

 

琴奈「いえ、敗北した人を簡単に消し去るような方です。やりかねる可能性はあるかと思います。」

 

千歌「…………」

 

琴奈「私は、あの方が許せない………、ラブライブと言う短い間だけとはいえ、共にチームを組んだ聖良さんとメアさんを消し去ったあの方を………」

 

曜「琴奈さん………」

 

サツキ「琴奈ちゃん、ここに居るみんなは1度は誰かと繋がりを持っているんだ。それに僕達は今は同盟だ。君の想いは僕達の想いでもある。だから、1人で抱え込まないでくれ、僕達と共に戦おう。」

 

琴奈「ありがとうございます。盛谷サツキさん。」

 

 

ヒビノ「30分経ちました。さて皆さん、これより煉獄バディカップ 第3回戦を開始します。」

 

サツキ「待て、僕達は7人だ。1人余るぞ!」、

 

ヒビノ「そうですね。だが問題はありません。余った1人とは、私がファイト致しましょう。」

 

全員「⁉︎」

 

ヒビノ「では、対戦カードを決めましょう。ランダムシャッフル開始!」

 

 

コンピューターがランダムに対戦カードを決め、モニターに表示する。

 

 

第3回戦 対戦カード

 

1戦目:千歌 vs 曜

 

2戦目:炎斬 vs ことり

 

3戦目:琴奈 vs ヒビノ

 

4戦目:穂乃果 vs サツキ

 

 

ヒビノ「では早速、1戦目を始めてもらいましょう。」

 

 

 

 

1戦目:千歌 vs 曜

 

 

曜「このタイミングで千歌ちゃんとファイトすることになるなんてね。」

 

千歌「うん………曜ちゃん………」

 

曜「千歌ちゃん、聖良さんとのファイトで自分が言った言葉、覚えてる?」

 

千歌「たとえ消えるとしても、戦わなきゃ………だよね?うん、分かってる。だから、手加減無しだよ!」

 

曜「うん!」

 

 

千歌「太陽より高い所へ!太陽より眩い輝きを放って!輝きのルミナイズ!〈太陽の煌めき〉」

 

曜「黒き輝きよ、紫紺の煌めきとなれ!輝きのルミナイズ!〈ダークネス・シャイン〉」

 

 

オープンTHEフラッグ

 

 

千歌「ドラゴンワールド」

◼️手札6/ゲージ2/LP10

 

曜「ダークネスドラゴンワールド」

◼️手札6/ゲージ2/LP10

 

 

曜「私の先攻ドロー!チャージ&ドロー!」

◼️手札6→7/ゲージ2→3

 

曜「ゲージ1払い、ライトに〈死を運ぶ黒竜 アビゲール〉をコール!レフトに〈黒き鬱屈 バルザム〉をコール!」

 

 

死を運ぶ黒竜 アビゲール

サイズ1/攻7000/防1000/打撃1

 

 

黒き鬱屈 バルザム

サイズ1/攻3000/防1000/打撃2

 

 

曜「バルザムの登場時、他の〈黒竜〉がいれば、1チャージ!」

◼️ゲージ2→3

 

曜「バトル!死を運ぶアビゲールで千歌ちゃんに攻撃!打撃1!」

 

千歌「1くらい……」LP10→9

 

曜「アビゲールの能力、千歌ちゃんにダメージが通ったら千歌ちゃんのデッキを3枚破棄!そしてダメージ1!」

 

千歌「そんな⁉︎」LP9→8

◼️破棄枚数0→3

 

曜「ターンエンド!」

◼️手札5/ゲージ3/LP10

 

 

千歌「私のターン!ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札6→7/ゲージ2→3

 

千歌「ライトに〈テイルブレイザー・ドラゴン〉をコール、レフトに〈バーニングレイピア・ドラゴン〉をコール!」

◼️手札7→6→5

 

 

テイルブレイザー・ドラゴン

サイズ1/攻4000/防1000/打撃2

 

 

バーニングレイピア・ドラゴン

サイズ1/攻4000/防1000/打撃1

 

 

千歌「センターに〈ソルワイズ・ドラゴン〉をコール!」

◼️手札5→4

 

 

ソルワイズ・ドラゴン

サイズ1/攻4000/防1000/打撃2

 

 

千歌「バトル!テイルブレイザー、バーニングレイピア、ソルワイズの3体連携攻撃!テイルブレイザーの能力でゲージ+1、バーニングレイピアの能力で1ドロー!ソルワイズの能力でライフ+1!」LP8→9

◼️手札4→5/ゲージ3→4

 

曜「うわぁぁ!」LP10→5

 

千歌「ターンエンド!」

◼️手札5/ゲージ4/LP9

 

 

曜「やるね………私のターン!ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札5→6/ゲージ3→4

 

曜「ゲージ1とライフ1払い、レフトに〈紫煌の黒死王 アビゲール〉をバディコール(LP5→4→5)!」

◼️手札6→5/ゲージ4→3

 

 

紫煌の黒死王 アビゲール

サイズ2/攻7000/防1000/打撃2/【移動】【ソウルガード】/ソウル1

 

 

黒き鬱屈バルザム 生滅

 

 

曜「さらに、このカードを出すよ。」

 

千歌「………?」

 

 

ーーー回想ーーー

 

第1回戦が終わり、第2回戦が始まるまでのインターバル中………

 

 

梨子「曜ちゃん。このカードをあげる!」

 

曜「梨子ちゃん、ありがとう。〈暗黒装機 ドラゴウィンザー〉?梨子ちゃん、このカードって……?」

 

梨子「私と曜ちゃんのドラゴンフォースが進化した時に生まれたカードなんだけどね、今までテキストが読めなかったの。」

 

曜「でも、何で今になって………」

 

梨子「多分、さっき皆んなが消えた時に、私達の感情の高まりで覚醒したのかも………」

 

曜「そうなんだ………」

 

梨子「多分………ね?」

 

曜「それでも、私達の新しい力には変わりないよ!ありがとう梨子ちゃん!」

 

梨子「うん。」

 

ーーー回想 了ーーー

 

 

曜(早速、使わせてもらうよ。梨子ちゃん!)

 

曜「手札の〈暗黒装機(ダークネス・アームズ) ドラゴウィンザー〉を、紫煌のアビゲールにソウルイン!」

◼️手札5→4

 

 

暗黒装機(ダークネス・アームズ) ドラゴウィンザー

スタードラゴンW/ダークネスドラゴンW

竜装機/黒竜

サイズ3/攻4000/防5000/打撃1

◼️手札のこのカードを〈ネオドラゴン〉か〈黒竜〉のモンスター1枚のソウルに入れる事ができる。

◼️このカードが、カード名に「ジャックナイフ」を含むモンスターのソウルにある時、君のメインフェイズ開始時に、君のデッキから、このカード以外の〈竜装機〉のカード1枚を君の手札に加える。この能力は1ターンに1回だけ使える。

◼️このカードが、カード名に「アビゲール」を含むモンスターのソウルにある時、そのモンスターの攻撃力と防御力と打撃力は、このカードに書かれているそれらの数値分増える。

◼️【起動】ゲージ2払い、モンスターのソウルにあるこのカードをドロップゾーンに置いてよい、置いたら、相手のファナルフェイズ開始時に、相手は手札のカードを使用できない。

【星合体】

 

 

紫煌の黒死王 アビゲール ソウル0→1

追加

◼️攻7000→11000/防1000→6000/打撃2→3

 

 

曜「いくよ、バトル!まずは、紫煌の黒死王アビゲールでソルワイズドラゴンに攻撃!そしてソルワイズドラゴンを破壊して、サイズ分だけ千歌ちゃんのデッキを破棄してスタンド!」

 

 

ソルワイズドラゴン 破壊!

 

 

アビゲール スタンド

 

 

千歌「う……」

◼️破棄枚数3→4

 

曜「死を運ぶアビゲールで千歌ちゃんに攻撃!打撃1!紫煌のアビゲールの能力でライフ+1」LP5→6

 

千歌「くっ!」LP9→8

 

曜「ダメージを与えたら千歌ちゃんのデッキ3枚破棄してダメージ1!」

 

千歌「うっ……」LP8→7

◼️破棄枚数4→7

 

曜「紫煌のアビゲールで千歌ちゃんに攻撃!打撃3!」

 

千歌「うぁぁ!」LP7→4

 

曜「ターンエンド!」

◼️手札4/ゲージ3/LP6

 




今回も感想を是非‼︎

一応破棄枚数を表示してみました。
正直言って破棄枚数の表示って必要だと思います?



今回のオリカ
暗黒装機(ダークネス・アームズ) ドラゴウィンザー」は提供して頂いたカードです。ありがとうございます。

提供していただいた能力を少し改変させて頂きました。すみません。
ですが、より熱く面白いファイトになると思います。


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紅蓮の型 vs 追悔の型

第2回戦が全て終了し、第3回戦が開始された。

 

1戦目:千歌 vs 曜

 

 

千歌

◼️手札5/ゲージ4/LP4

◼️このファイト中に破棄されている枚数 7

ライト:バーニングレイピア・ドラゴン

レフト:テイルブレイザー・ドラゴン

センター:無し

 

ーーー

 

◼️手札4/ゲージ3/LP6

 

ライト:死を運ぶ黒竜 アビゲール

レフト:紫煌の黒死王 アビゲール

センター:無し

 

ーーー

 

千歌のスタートフェイズ

 

 

千歌「私のターン!ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札5→6/ゲージ4→5

 

千歌「ライフ1払って、レフトに〈必殺の型バルドラゴン〉をコール!」

◼️手札6→5/LP4→3

 

 

必殺の型 バルドラゴン

サイズ2/攻6000/防4000/打撃2

 

 

テイルブレイザードラゴン 生滅

 

 

千歌「"バルドラゴンフォース"登場時にゲージ+3!」

◼️ゲージ5→8

 

千歌「いくよ、私のライフ6以下で、バルドラゴンが居れば………〈ドラゴンフォース"紅蓮の型"〉解放‼︎」

◼️手札5→4/ゲージ8→5

 

 

ドラゴンフォース"紅蓮の型"

太陽竜

攻6000/打撃1

〈解放条件‼︎〉〔君のライフが6以下で、場にカード名に「バルドラゴン」か「バルソレイユ」がいる。〕

◼️【装備コスト】ゲージ3払う。

◼️"太陽の化身"このカードにソウルが無い時、君の場のカード名に「バルドラゴン」か「バルソレイユ」を含むモンスター1枚までをこのカードのソウルに入れる。"太陽の化身"は1ターンに1回だけ使える。

◼️このカードの攻撃力と打撃力はソウルのモンスターに書かれているそれらの数値分増え、そのモンスターの能力を全て得る。さらに君はこのカードのソウルにある同名のモンスターをコールできない。

◼️このカードの攻撃で相手にダメージを与えた時、君のライフ1払ってよい、払ったら、このカードをスタンドする。

◼️このカードは破壊されず、能力を無効化されず、このカードの能力以外でこのカードのソウルは増やせない。

【貫通】

 

 

千歌は紅いオーラを纏い、両翼が生える。

 

 

千歌「そしてゲージ2払い、必殺の型バルドラゴンをバディ進化(LP3→4)!〈超太陽竜 バルソレイユ〉」

◼️手札4→3/ゲージ5→3

 

 

超太陽竜 バルソレイユ

サイズ3/攻7000/防7000/打撃2

 

 

バーニングレイピアドラゴン 生滅!

 

 

千歌「バルソレイユをドラゴンフォース紅蓮の型にソウルイン!」

 

 

ドラゴンフォース"紅蓮の型"

攻6000→13000

打撃1→3→4

 

 

ドラゴンフォースの紅いオーラがバルソレイユの形になり、バルソレイユのブレードビットが千歌の周りを浮遊する。

 

 

千歌「ライトに〈神速のバルドラゴン〉をコール!」

◼️手札3→2

 

 

神速のバルドラゴン

サイズ2/攻6000/防3000/打撃2/【移動】

 

 

千歌「キャスト!〈ドラゴンフォース・アドバンテージ〉」

◼️手札2→1

 

 

ドラゴンフォース・アドバンテージ

魔法/ゲット/チャージ/回復

◼️君がカード名に「ドラゴンフォース」を含むアイテムを装備していて、君のライフが5以下なら使える。

◼️君のデッキの上からカードを2枚ゲージに置いて、カードを2枚引いて、君のライフ+2!

◼️「ドラゴンフォース・アドバンテージ」は1ターンに1枚だけ使える。

 

 

千歌「私のゲージ、手札、ライフ+2!」

◼️手札1→3/ゲージ3→5/LP4→6

 

曜「一気に全てのカードが増えた……⁉︎」

 

千歌「バトル!」

 

曜「紫煌のアビゲールの【移動】はしないよ!」

 

千歌「ドラゴンフォースで曜ちゃんに攻撃!打撃4!」

 

曜「この時!私の場にアビゲールがいて、私のライフが6以下なら……〈ドラゴンフォース"追悔の型"〉解放‼︎」

◼️手札4→3

 

 

ドラゴンフォース"追悔の型"

攻6000/打撃2/【貫通】

 

 

曜は白紫のオーラを纏い、背中に2つの大長鎌を背負う。

 

 

曜「ドラゴンフォースを解放したターン、私はダメージを受けない!そして、千歌ちゃんにダメージ1!」

 

 

曜の背中の大長鎌の1本が曜の手にワープし、そのまま斬撃を飛ばす!

だが、千歌は浮遊しているブレードビットを1本を手に取り、その斬撃を弾いた!

 

 

千歌「ソウルのバルソレイユから得た能力で、ドラゴンフォースにソウルがある限り、ダメージを1減らす!」

 

 

ダメージ1→0

 

 

千歌「………神速のバルドラゴンで攻撃!相手のセンターにモンスターが居なければ、ライフ+1!」LP 6→7

 

曜「私はダメージを受けないよ?」

 

千歌「それで良いの!ターンエンド」

◼️手札3/ゲージ5/LP7

 

ーーー

 

サツキ「なるほど、ライフを増やす為に神速のバルドラゴンで攻撃したのか。」

 

琴奈「一見無駄なようで、意味ある攻撃だった、という事ね。」

 

ーーー

 

曜「私のターン!ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札3→4/ゲージ3→4

 

曜「メインでやる事は無いね。バトル!」

 

千歌「神速のバルドラゴンの【移動】はしないよ!」

 

曜「死を運ぶアビゲールで千歌ちゃんに攻撃!打撃1!さらに、紫煌のアビゲールの能力、自身以外の〈黒竜〉が攻撃したらライフ+1!」LP 6→7

 

千歌「くぅぅ……」LP7→6

 

曜「ダメージを与えたらデッキを3枚破棄して、千歌ちゃんにダメージ1!」

 

千歌「うぅ……」LP 6→5

◼️破棄枚数合計7→10

 

曜「紫煌のアビゲールで攻撃!ソウルのドラゴウィンザーの能力で、攻撃力11000/防6000/打撃3!」

 

千歌「うわぁー!」LP5→2

 

曜「ドラゴンフォースで攻撃!打撃2!攻撃時に千歌ちゃんのデッキを3枚破棄して、私のライフ回復、千歌ちゃんにダメージ1!紫煌のアビゲールの能力でライフ回復!」LP7→8→9

 

千歌「うっ……!キャスト!〈ドラゴンフォース・ガッツ〉千歌のライフ+3!そして曜ちゃんのターンで使ったら1 枚ドロー!」LP2→1→4

◼️手札3→2→3/ゲージ5→4/破棄枚数合計10→13

 

曜「⁉︎……でも攻撃は続いてるよ!」

 

千歌「ぐぅー!」LP4→2

 

曜「ターンエンド。」

◼️手札4/ゲージ4/LP9

 

 

千歌「私のターン!ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札3→4/ゲージ4→5

 

千歌「レフトにバーニングレイピアドラゴンをコール!」

◼️手札4→3

 

 

バーニングレイピア・ドラゴン

サイズ1/攻4000/防1000/打撃1

 

 

千歌「バトル!」

 

曜「紫煌のアビゲールをセンターに【移動】」

 

千歌「良いの?」

 

曜「どっからでも来なよ!」

 

千歌「じゃあ遠慮なく!ソウルのバルソレイユから得た能力で、ゲージ1払い、センターのアビゲールを破壊!」

◼️ゲージ5→4

 

 

紫煌のアビゲール ソウルガード2→1

 

 

曜「キャスト!〈ドラゴンフォース・ダークローブ〉」

◼️手札4→3/ゲージ4→3

 

 

ドラゴンフォース・ダークローブ

魔法

◼️相手のターン中、君がカード名に「ドラゴンフォース」を含むアイテムを装備していれば使える。

◼️【使用コスト】ゲージ1払う。

◼️【対抗】このターン中、君の場のカード名に「アビゲール」を含むモンスターが相手の効果で破壊された時、相手のゲージのカード2枚を相手のドロップゾーンに置く。さらに君のライフ+1!

◼️「ドラゴンフォース・ダークローブ」は1ターンに1回だけ使える。

 

 

曜「私のアビゲールが破壊されたら、千歌ちゃんのゲージを2枚破棄するよ!そして私のライフ+1」LP9→10

 

千歌「えぇ⁉︎」

◼️ゲージ3→1

 

曜「どうする?千歌ちゃん?」

 

千歌「う〜ん………、良いや!ドラゴンフォースとバーニングレイピアで連携攻撃!バーニングレイピアの能力で1枚ドロー!」

◼️手札3→4

 

 

ドラゴンフォース+バーニングレイピア

連携攻撃力17000

 

紫煌のアビゲール

防6000

 

紫煌のアビゲール ソウルカード1→0

攻11000→7000

防6000→1000

打撃3→2

 

 

千歌「ドラゴンフォースの【貫通】打撃4!」

 

曜「うわぁぁー!」LP10→6

 

千歌「ドラゴンフォースでアビゲールに攻撃!」

 

 

神速のバルドラゴン

攻6000

 

紫煌のアビゲール

防1000

 

紫煌のアビゲール 撃破‼︎

 

 

千歌「【貫通】打撃4!」

 

曜「うわぁぁ!………でも、【貫通】は効果ダメージ……ドラゴンフォースはスタンド出来ないよ!」LP6→2

 

千歌「まだ私にはこのカードがある!キャスト!〈ドラゴンフォース・アドベント〉ドラゴンフォースをスタンドする!」

◼️手札4→3/ゲージ1→0/LP2→1

 

曜「⁉︎」

 

千歌「ドラゴンフォース"紅蓮の型"で、曜ちゃんに攻撃!打撃4!」

 

曜「悪いけど、みんなを助けるのは私!千歌ちゃんには負けない!キャスト!〈ミッドナイトシャドウ〉攻撃を無効化する!」

◼️手札4→3

 

千歌「それは私も同じだよ!曜ちゃんを倒して、私がみんなを助ける!ドラゴンフォースアドベントの更なる能力!このカード効果でスタンドしたカードの攻撃が無効になった時、相手にダメージ2!」

 

曜「そ、そんな⁉︎」

 

千歌「これで決まりだよ!ドラゴンフォース・アドベント‼︎」

 

曜「うわぁぁぁぁ‼︎」LP2→0

 

ーーー

 

敗北した曜は青い炎のようなオーラに包まれる。

 

 

曜「あ〜あ負けちゃった。さすが千歌ちゃん!」

 

千歌「曜ちゃん……ごめんね……」

 

曜「なんで謝るの?千歌ちゃん。私は満足だよ、千歌ちゃんとこんな楽しいファイトが出来て………、絶対に……助けてね。」

 

千歌「うん……うん………助ける、絶対にみんなを助けるから………、待ってて、曜ちゃん。」

 

 

そして曜は消えてしまった………………

 

 




今回も、良いファイトだったと思ったら感想を是非‼︎

今回も、ドラゴンフォース"紅蓮の型"のテキストを調整しました。


◼️"太陽の化身"君の場のカード名に「バルドラゴン」か「バルソレイユ」を含むモンスター1枚をこのカードのソウルに入れる。"太陽の化身"はファイト中に1回だけ使える。

↓↓
↓↓

◼️"太陽の化身"このカードにソウルが無い時、君の場のカード名に「バルドラゴン」か「バルソレイユ」を含むモンスター1枚までをこのカードのソウルに入れる。"太陽の化身"は1ターンに1回だけ使える。


お分りいただけただろうか………。

ドラゴンフォースのソウルに入れる条件を"このカードにソウルが無い時"に変更しました。
その代わりに、"太陽の化身"をファイト中1 回だけの能力ではなくしました。

ファイト中1 回だけだと、もしドラゴンフォースのソウルが剥がされてしまった場合に、紅蓮の型を張り替えても、"太陽の化身"の能力を使えなくなってしまいます。
なので、"ソウルにカードが無い時"と言う条件をつける事で、もしソウルが剥がされても、紅蓮の型を張り替える必要もなく、別のバルドラゴンやバルソレイユをソウルに入れられるようにしました。勿論ターン1です。

てか自分でも気が付いたけど、紅蓮の型ってソウル剥がしに耐性が無いんでした。なら尚更、ファイト中1回は逆に厳し過ぎると、上記の調整は必要だと思った次第。


この調整を弱体化と捉えるかは人によります。


最近、ワンパンマンコラボしている「グランドサマナーズ」を始めました。意外とハマります。

夏バテもあってか、執筆速度が低下の一途を辿っています。
草刈りなども始まったので、さらに投稿が遅れます。
まぁ、頑張りましょう。


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爆炎軍 vs 二角真魔王

煉獄バディカップ 第3回戦

 

1戦目:千歌 vs 曜のファイトは、千歌が勝利した。そして曜は、青い炎のようなオーラに包まれて消えてしまった………

 

 

そして

2戦目:炎斬 vs ことり

 

 

ことり「よろしくね。炎斬君!」ニコニコ

 

炎斬「お、おう……」

 

ことり「ん?」ふわふわ

 

炎斬(なんか調子狂うな………)

 

 

 

炎斬「真っ赤に燃やせ、新たな力と共に、熱き魂を!ルミナイズ!〈爆炎軍 進撃!〉」」

 

ことり「悪魔と魔王が織りなす悪の調べ!ルミナイズ!〈二角の魔境〉」

 

 

オープンTHEフラッグ

 

 

炎斬「ドラゴンワールド」

◼️手札6/ゲージ2/LP10

 

ことり「マジックワールド」

◼️手札6/ゲージ2/LP10

 

 

ことり「私から始めるね!ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札6→7/ゲージ2→3

 

ことり「ゲージ2払って、センターにバディコール(LP10→11)!〈二角魔王 アスモダイ〉」

◼️手札7→6/ゲージ3→1

 

 

二角魔王 アスモダイ

サイズ3/攻50000/防10000/打撃3/【貫通】【反撃】【ライフリンク2】

 

 

炎斬「いきなりか………」

 

ことり「レフトに〈魔界ファンタジスタ セーレ〉をコール」

◼️手札6→5

 

 

魔界ファンタジスタ セーレ

サイズ0/攻3000/防2000/打撃1

 

 

ことり「キャスト〈ハーコー・オブ・マインド〉ゲージ+3、さらに〈アスモダイ・オンステージ〉を【設置】」

◼️手札5→4→3/ゲージ1→4

 

ことり「バトル!アスモダイで炎斬君に攻撃!打撃3!」

 

炎斬「ぐぅっ!」LP10→7

 

ことり「ターンエンド」

◼️手札3/ゲージ4/LP11

 

 

炎斬「俺のターン!ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札6→7/ゲージ2→3

 

炎斬「ライトに〈爆炎軍 サウザンドフレイム・ドラゴン〉を、レフトに〈爆炎軍 システミックバーナー・ドラゴン〉をコール!」

◼️手札7→6→5

 

 

爆炎軍 サウザンドフレイム・ドラゴン

サイズ1/攻5000/防1000/打撃2

 

 

爆炎軍 システミックバーナー・ドラゴン

サイズ1/攻4000/防2000/打撃2/【貫通】

 

 

炎斬「2体のモンスターをソウルに入れてライトにバディコール(LP7→8)!〈爆炎龍王 クリムゾンブルグ〉」

◼️手札5→4/ゲージ3→0

 

 

爆炎龍王 クリムゾンブルグ

サイズ3/攻7000/防5000/打撃1/【2回攻撃】【貫通】【ソウルガード 】/ソウル2

 

ーーー

 

千歌「あれ?ことりさんのモンスターエリアが1つ空いてるのにパワーアップしない……」

 

ーーー

 

炎斬「ブルグのパワーアップ条件は、相手のモンスターエリアが2ヶ所以上空いてなきゃダメなんだ。だからよ………!バトル!クリムゾンブルグの能力で、相手のモンスターを2枚破壊する!アスモダイとセーレを破壊だ!」

 

 

クリムゾンブルグが背負っていたガトリングが起動し、ブルグの肩に移動する。そして"爆炎連弾"を放つ!

 

しかし、アスモダイは炎の弾丸を魔法でかき消した!

 

 

炎斬/ブルグ「何だと⁉︎」

 

ことり「【設置】魔法、アスモダイ・オンステージの能力で、私の〈72柱〉のモンスターはモンスターの能力で破壊されないよ。」

 

炎斬「まじか………!」

 

ことり「どうする?炎斬君」

 

炎斬「チッ! キャスト〈炎龍の破壊衝動〉2チャージ、2ドロー!」

◼️手札4→6/ゲージ0→2

 

炎斬「バトルだ!ブルグ、魔界ファンタジスタ セーレに攻撃!」

 

 

クリムゾンブルグ

攻7000

 

魔界ファンタジスタ セーレ

防2000

 

 

ことり「読めてるよ。キャスト!〈ソロモンの盾〉攻撃を無効化するよ。」

◼️手札3→2

 

炎斬「く……、クリムゾンブルグでセーレに2回攻撃だ!」

 

 

クリムゾンブルグ

攻7000

 

セーレ

防2000

 

魔界ファンタジスタ セーレ 撃破!

 

 

炎斬「これで空いているモンスターエリアは2ヶ所になった、クリムゾンブルグの攻撃力、防御力をその数×2000、その数打撃力+1だ。」

 

 

クリムゾンブルグ

攻7000→11000

防5000→9000

打撃1→3

 

ーーー

 

サツキ「だけど、クリムゾンブルグの攻撃はもう出来ない。」

 

ーーー

 

炎斬「ターンエンドだ。」

◼️手札6/ゲージ2/LP8

 

 

ことり「私のターン、ドローとかチャージ&ドロー!」

◼️手札2→3/ゲージ4→5

 

ことり「ライトに〈従者 ガープ〉をコール。場にサイズ3の〈72柱〉がいればサイズ0になる。」

 

 

従者 ガープ

サイズ1→0/攻3000/防2000/打撃1

 

 

ことり「これでまた空いてるエリアは1つになったよ。クリムゾンブルグはパワーダウンする。」

 

炎斬「悪いけどパワーダウンしねーよ!キャスト!〈爆炎技:炎ブレムエリア〉を【設置】」

◼️手札6→5

 

 

爆炎技:炎ブレムエリア

魔法

◼️【設置】

◼️【対抗】このカードは、相手のターンのメインフェイズ中にも【設置】出来る。

◼️君の場にサイズ2以上の〈炎龍〉がいれば使える。

◼️このカードが【設置】された時、相手のモンスターエリアを1ヶ所選ぶ、選んだモンスターエリアは、モンスターがいても空いているものとして扱う。

◼️「爆炎技:炎ブレムエリア」は場に1枚しか【設置】出来ない。

 

 

炎斬「【設置】魔法の効果でライトを指定、指定されたモンスターエリアは、モンスターが居ても空いてる事にする!」

 

 

指定されたライトのモンスターエリアに「爆炎」の文字が刻印される

 

 

炎斬「これでクリムゾンブルグはパワーアップしたままだ。」

 

ことり「…へ〜〜……凄いね。でも、ゲージ2払いアスモダイを「真」化!〈二角真魔王 ハーディス・アスモダイ〉」

◼️手札3→2/ゲージ5→3

 

 

二角真魔王 ハーディス・アスモダイ

サイズ3/攻70000/防10000/打撃2

『角王』

【コールコスト】君の場のモンスター1枚の上に重ねて、ゲージ2払う。そのカードの【ライフリンク】を無効化する。

◼️"魔王の覇気"君のアタックフェイズ開始時、相手のモンスター1枚を破壊して、このカードの打撃力にそのモンスターの打撃力を加える

◼️このカードのバトル後、このモンスターの打撃力が3以上なら、打撃力を2減らしてスタンドする。

【ソウルガード】【ライフリンク3】

 

 

炎斬「攻撃力……70000だと………!」

 

ことり「バトル!ハーディスアスモダイの能力でクリムゾンブルグを破壊!」

 

炎斬「! クリムゾンブルグのソウルガード!」

 

 

クリムゾンブルグ ソウルガード 2→1

 

 

ことり「破壊したクリムゾンブルグの打撃力をアスモダイに加えるよ。」

 

 

ハーディスアスモダイ

打撃力2→5

 

 

炎斬「何⁉︎」

 

ことり「ハーディスアスモダイで炎斬君に攻撃!打撃5!」

 

炎斬「ぐぁぁーー!」LP8→3

 

ことり「さらに、アスモダイの打撃力が3以上なら、打撃力を2下げてスタンドする!」

 

 

ハーディスアスモダイ

打撃5→3

 

 

ことり「ハーディスアスモダイで炎斬くんに再攻撃!打撃3!」

 

炎斬「キャスト〈ドラゴンシールド 緑竜の盾〉攻撃を無効化してライフ+1!」LP3→4

 

ことり「ふふふ、ターンエンド」

◼️手札2/ゲージ3/LP11

 

炎斬「うっ………」

 

ーーー

 

千歌「炎斬君、どうしたんだろう………?なんか、いつもよりタジタジしてるような………」

 

サツキ「千歌ちゃん、炎斬君のイメージはどう?」

 

千歌「え?えーと……、口は悪いけど気遣いができて、何にでも挑戦的で、とにかく熱い……?イメージです。」

 

サツキ「うん。対してことりちゃんは?」

 

穂乃果「ことりちゃんは、可愛いくて、おっとりしてて、ふわふわしてて、凄く優しいよ!海未ちゃんとは大違い!」

 

サツキ「うん。つまり、オラオラ系の炎斬君にとって、おっとりふわふわ系のことりちゃんは苦手な部類なんだろうね。」

 

千歌/穂乃果「なるほど〜〜」

 

ーーー

 

炎斬(くそ………ニコニコふわふわしてて、考えが全く読めねぇー……、しかも強ぇ……し、やり辛えな………)

 

ことり「どうしたの?」ニコニコ

 

炎斬「⁉︎ なんでもねー………っす。俺のターン!ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札5→6/ゲージ2→3

 

炎斬「俺のライフ6以下で、場にブルグが居れば、ライフ1払い………〈エンリュウフォース"爆炎の拳士"〉解放‼︎」

◼️手札6→5/LP4→3

 

 

エンリュウフォース"爆炎の拳士"

攻10000/打撃1/【貫通】

 

 

炎斬「エンリュウフォースの能力で、クリムゾンブルグを破壊!ソウルガードで場に残す!そして、ブルグの打撃力をエンリュウフォースに加える!」

 

 

クリムゾンブルグ ソウルガード1→0

 

 

エンリュウフォース

打撃1→4

 

 

炎斬「さらにキャスト!〈爆炎剣 カエンホムラ〉」

◼️手札5→4/ゲージ3→2

 

 

爆炎剣 カエンホムラ

魔法/爆炎/強化

◼️【使用コスト】ゲージ1払う。

◼️このカードを君の場のサイズ2以上の〈爆炎〉のモンスターか、アイテム1枚のソウルに入れる。このカードがソウルにあるカードが相手のモンスターに攻撃した時、そのモンスターがいるモンスターエリアは空いてるものとして扱う。さらに、空いている相手のモンスターエリアが2ヶ所以上なら、このターンの間、相手のモンスター全ての防御力を空いている相手のモンスターエリアの数ー1000!

◼️「爆炎剣 カエンホムラ」は1ターンに1枚だけ使える。

 

 

炎斬「このカードをクリムゾンブルグにソウルイン!」

 

 

クリムゾンブルグが右手に持っていた機械の大剣は赤い光を放ち、赤い大剣に変わる。

 

 

ことり「?」

 

炎斬「バトルだ!クリムゾンブルグでセンターのハーディスアスモダイに攻撃!爆炎剣 カエンホムラの能力で、バトルしてるアスモダイのがいるエリアは空いてるものにする!これでブルグはパワーアップだ!」

 

 

クリムゾンブルグ

攻11000→13000

防9000→11000

打撃3→4

 

 

炎斬「さらにこのターン中は、あんたのモンスター全ての防御力を空いているモンスターエリアの数ー1000だ!」

 

 

ハーディスアスモダイ

防10000→7000

 

 

従者ガープ

防2000→0

 

 

ことり「そんな⁉︎」

 

炎斬「ぶった斬れ!ブルグ!」

 

 

クリムゾンブルグ

攻13000

 

ハーディスアスモダイ

防7000

 

 

ハーディスアスモダイ ソウルガード1→0

 

 

炎斬「【貫通】打撃4!」

 

ことり「きゃぁ!」LP 11→7

 

炎斬「クリムゾンブルグの【2回攻撃】だ!」

 

 

クリムゾンブルグ

攻13000

 

ハーディスアスモダイ

防7000

 

 

ことり「キャスト!〈ザッツ・ハウ・アイ・ロール〉アスモダイへの攻撃を無効化!」

◼️手札2→1

 

炎斬「なら、エンリュウフォースでハーディスアスモダイに攻撃!」

 

 

エンリュウフォース

攻10000

 

ハーディスアスモダイ

防7000

 

ハーディスアスモダイ 完全撃破‼︎

【ライフリンク3】

 

 

ことり「うっ!」LP7→4

 

炎斬「エンリュウフォースの【貫通】打撃4だ!」

 

ことり「きゃぁぁぁぁぁぁ‼︎」LP4→0

 

ーーー

 

敗北したことりは青い炎のようなオーラに包まれる………

 

 

ことり「負けちゃったな〜〜、でもいいファイトだったね。」

 

炎斬「えっと………、まぁ……そうだな、あんたもふわふわしてる割に、強かったぜ……!」

 

ことり「そお?なら良かった。」

 

穂乃果「ことりちゃん………」

 

ことり「穂乃果ちゃん………、後は頼むね?」

 

穂乃果「うん、任せてよ!」

 

 

そして、ことりは消えてしまった………

 

 




今回もいいファイトだったと感じたら感想を是非‼︎

今回は、炎斬君の苦手なタイプ設定を出してみました。
まぁ、ヤンキー系キャラではありがちですけど………完全な裏設定です。


次回は遂に………久々に………、あの男がファイトする!


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ゼータ vs 煉獄竜牙団 総団長

煉獄バディカップ 第3回戦

 

 

3戦目:炎斬 vs ことりのファイトは、炎斬が勝利した。そして敗北したことりは青い炎のようなオーラに包まれて消えてしまった………

 

そして

4戦目:琴奈 vs ヒビノ

 

 

琴奈「相手はあの男………、ヒビノ………」

 

千歌「琴奈さん!」

 

琴奈「千歌さん………?」

 

千歌「私、ヒビノさんと一度だけファイトした事があります。」

 

琴奈「! そうですか。」

 

千歌「あの時は、私が勝ちましたけど………でも、あの時は本気を出してるように感じませんでした。気をつけてくださいね。」

 

琴奈「ええ、分かったわ。」

 

 

穂乃果「どう思う?サツキ君」

 

サツキ「もし、このファイトで琴奈ちゃんが勝てば、この大会を終わらせられるかも知れない。けど、今回はヒビノも本領を発揮して来るかもしれない、どっちにしろ、予測できないファイトになるかもな……」

 

 

ヒビノ「ふふふ、素晴らしいファイトにしましょう。彩條 琴奈さん。」

 

琴奈「………悪いけど、あなたを相手に、素晴らしいファイトなどできそうに無いわね。力の限りあなたを倒す!」

 

ヒビノ「ふふふ………」

 

 

 

琴奈「絶望が現実を包み込み、希望が虚構を創り出す、世界の全てに黄金の革命を…!ルミナイズ!〈虚構と革命の王者〉」

 

ヒビノ「我が復讐を果たす為、今ここに、新たな煉獄の継承者が名乗りを上げる!ルミナイズ………!〈煉獄継承陣〉」

 

 

オープンTHEフラッグ

 

 

琴奈「ヒーローワールド」

◼️手札6/ゲージ2/LP10

 

ヒビノ「ダークネスドラゴンワールド」

◼️手札6/ゲージ2/LP10

 

 

琴奈「私のターン、ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札6→7/ゲージ2→3

 

琴奈「〈ハイパーエナジー〉ゲージ+4!」

◼️手札7→6/ゲージ3→7

 

琴奈「全力でいくわ!ファイナルフェイズ‼︎ゲージ2払い【必殺変身】〈機甲戦鬼 ゼータ〉」

◼️手札6→5/ゲージ7→5

 

 

機甲戦鬼 ゼータ

サイズ3/攻10000/防3000/打撃2/【必殺変身】

 

 

琴奈「さらにライトに〈複製模倣兵器 ジェムクローン〉をバディコール(LP10→ 11)!そして必殺コールした時、ゼータの打撃+1!」

◼️手札5→4

 

 

複製模倣兵器 ジェムクローン

サイズ0/攻0/防3000/打撃0

 

 

ゼータ

打撃2→3

 

 

琴奈「ゲージ1払い、ジェムクローンを必殺モンスターに!〈バルドラゴン"バルバースト・スマッシャー‼︎"〉」

◼️手札4→3/ゲージ5→4

 

 

バルドラゴン"バルバースト・スマッシャー‼︎"

サイズ2/攻11000/防6000/打撃4/【ソウルガード】/ソウル1

 

 

琴奈「必殺モンスターで攻撃!無効化できない打撃4!」

 

ヒビノ「ぐぁぁ……!ふふふ…」LP10→6

 

琴奈「ターンエンド」

◼️手札3/ゲージ4/LP 11

 

 

ヒビノ「私のターン。ドロー、チャージ&ドロー。」

◼️手札6→7/ゲージ2→3

 

ヒビノ「ライトに〈煉獄竜牙団 パーガトリー・チェンソードラゴン〉レフトに〈煉獄竜牙団 パーガトリー・ランスドラゴン〉をコール!」

◼️手札7→6→5

 

 

煉獄竜牙団 パーガトリー・チェンソードラゴン

煉獄

サイズ1/攻5000/防1000/打撃1

◼️このモンスターが、君のカードの効果で破壊された時、君のデッキの上からカードを1枚引く。

 

 

煉獄竜牙団 パーガトリー・ランスドラゴン

煉獄

サイズ1/攻5000/防1000/打撃1

◼️このモンスターが、君のカードの効果で破壊された時、君のデッキの上からカードを1枚ゲージに置く。

 

 

ヒビノ「ゲージ3払い、バディコール(LP 6→7)………〈煉獄竜牙団 総団長 バエルキャリバー・ドラゴン〉」

◼️手札5→4/ゲージ3→0

 

 

煉獄竜牙団 総団長 バエルキャリバー・ドラゴン

煉獄

サイズ2/攻8000/防4000/打撃1

◼️【コールコスト】君のデッキの上からカードを2枚このカードのソウルに入れて、ゲージ3払う。

◼️君の場のカード名に「煉獄竜牙団」を含むサイズ1以下のモンスター全てのサイズは0になる。

◼️【対抗】【起動】君の場のこのカード以外のカード名に「煉獄竜牙団」を含むモンスター1枚を破壊する。破壊したら、このカードの打撃力+1して、このカードをスタンドする!

【貫通】【ソウルガード 】/ソウル2

 

 

ヒビノ「バエルキャリバーの能力でサイズ1以下の「煉獄竜牙団」は全てサイズ0になります。」

 

 

パーガトリー・チェンソードラゴン

サイズ1→0

 

 

パーガトリー・ランスドラゴン

サイズ1→0

 

 

ヒビノ「バトルです。先ずは、パーガトリーチェンソーでゼータ……、もとい琴奈さんに攻撃!打撃1」

 

 

パーガトリーチェンソードラゴン

攻5000

 

ゼータ

防3000

 

 

琴奈「………っ!」LP 11→10

 

ヒビノ「パーガトリーランスでゼータに攻撃!打撃1!」

 

 

パーガトリーランス

攻5000

 

ゼータ

防3000

 

 

琴奈「くぅ………」LP10→9

 

ヒビノ「バエルキャリバードラゴンでゼータに攻撃、打撃1」

 

 

バエルキャリバードラゴン

攻8000

 

ゼータ

防3000

 

 

琴奈「うっ……、ちくちくと………!」LP9→8

 

ヒビノ「バエルキャリバーの能力!ライトのパーガトリーチェンソーを破壊して、バエルキャリバーの打撃力+1して、スタンドする。そしてパーガトリーチェンソーがモンスターの破壊で破壊された時、1ドロー」

◼️手札4→5

 

 

バエルキャリバードラゴン

打撃1→2

 

 

ヒビノ「バエルキャリバーで琴奈さんに攻撃!打撃2!」

 

琴奈「うぅ……」LP9→7

 

ヒビノ「バエルキャリバーの能力をもう一度発動、パーガトリーランスドラゴンを破壊し、打撃+1してスタンド。そしてパーガトリーランスの能力でゲージ+1。」

◼️手札0→1

 

 

バエルキャリバー

打撃2→3

 

 

琴奈「⁉︎」

 

ヒビノ「バエルキャリバーで琴奈さんに攻撃!打撃3!」

 

琴奈「キャスト!〈お前の技は見切った〉攻撃を無効化する!」

◼️手札3→2

 

ヒビノ「ですよね。キャスト〈煉獄継承歌"我が身を贄とし、血濡れの魂を呼ぶ"〉」

◼️手札5→4

 

 

煉獄継承歌"我が身を贄とし、血濡れの魂を呼ぶ"

魔法

◼️【使用コスト】ライフ1払う。

◼️【対抗】君の場のサイズ2以上のモンスター1枚を破壊する。破壊したら、、君のカードの効果で破壊されたサイズ1以下のカード名に「煉獄竜牙団」を含むモンスター2枚までを【コールコスト】を払って、サイズ0でコールする。

 

 

ヒビノ「この能力で、バエルキャリバー・ドラゴンを破壊し、ソウルガードで場に残す。そして、このターン破壊された〈パーガトリーチェンソードラゴン〉と〈パーガトリー・ランスドラゴン〉を復活コール!」

 

 

バエルキャリバー・ドラゴン ソウルガード2→1

 

 

パーガトリー・チェンソードラゴン

サイズ1→0/攻5000/防1000/打撃1

 

 

パーガトリー・ランスドラゴン

サイズ1→0/攻5000/防1000/打撃1

 

 

ヒビノ「パーガトリーチェンソーでゼータに再攻撃!打撃1」

 

琴奈「くっ………!」LP7→6

 

ヒビノ「パーガトリーランスドラゴンでゼータに再攻撃!打撃1」

 

琴奈「うぅ……!」LP 6→5

 

ヒビノ「忘れてませんよね?バエルキャリバーの能力を………」

 

琴奈「………」

 

ヒビノ「バエルキャリバーの能力で、パーガトリーランスドラゴンを破壊し、打撃+1して、スタンドする。そしてパーガトリーランスドラゴンの能力でゲージ+1」

◼️ゲージ1→2

 

 

パーガトリーランスドラゴン 破壊!

 

 

バエルキャリバードラゴン

打撃3→4

 

 

ヒビノ「悪いですが、あなたには………、次のターンは来ません。バエルキャリバードラゴンでゼータに攻撃!」

 

琴奈「キャスト!〈お前の技は見切った〉」

◼️手札2→1

 

ヒビノ「バエルキャリバーの能力でパーガトリー・チェンソーを破壊、スタンドして打撃+1、そしてパーガトリーチェンソーの能力で1ドロー!」

◼️手札4→5

 

 

バエルキャリバー

打撃4→5

 

 

琴奈(私の手札は〈ジェムクローン"オリジンブレイカー"〉のカード1枚のみ………、ここまでですか………)

 

ヒビノ「バエルキャリバードラゴンでゼータに攻撃!打撃5です!」

 

琴奈「くっ……うぁぁぁぁぁ‼︎」LP5→0

 

ーーー

 

敗北した琴奈は青い炎のようなオーラに包まれる………

 

 

琴奈「まさか………何の抵抗もできずに、負けるなんて………」

 

千歌「琴奈さん!」

 

琴奈「千歌さん……、私はここまでです。後は任せましたよ。」

 

千歌「うん……、うん!後は、私達に………任せて!」

 

 

そして琴奈は消えてしまった………

 




今回も感想を是非‼︎

なんか無理矢理感が出てしまいました………


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五角 vs 超銀河王

煉獄バディカップ 第3回戦

 

 

3戦目:琴奈 vs ヒビノのファイトは、ヒビノが勝利した。

そして敗北した琴奈は青い炎のようなオーラに包まれて消えてしまった………

 

 

そして続く

4戦目:穂乃果 vs サツキ

 

サツキ(僕は勝ち続ける、絵里ちゃんを助ける為に………、だから悪いけど、穂乃果ちゃんには…………)

 

 

穂乃果「サツキ君………?」

 

サツキ「残すは、僕達のファイトだけか………」

 

穂乃果「うん。そうだね。」

 

サツキ「全力で行くぞ!」

 

穂乃果「負けないよ!サツキ君!」

 

 

 

穂乃果「集え、五角の意思よ!ルミナイズ!〈五角の希望〉」

 

サツキ「銀河の星々よ、新たな竜帝の元に集え!ルミナイズ!〈ギャラクシー・アポカリプス"改"〉」

 

 

オープンTHEフラッグ

 

 

穂乃果「ドラゴンワールド」

◼️手札6/ゲージ2/LP10

 

サツキ「ギャラクシードラゴンワールド」

◼️手札6/ゲージ2/LP10

 

 

サツキ(穂乃果ちゃんは本当に強い………だから最初から!)

 

 

その時、サツキの目の色がブラウンからグリーンに変わり、ほんの少し髪が逆立つ……

 

 

穂乃果「いきなり"俺モード"………、本気だね、サツキ君………」

 

サツキ「俺のターン!ドロー!チャージ&ドロー!」

◼️手札6→7/ゲージ2→3

 

サツキ「ゲージ2払い、バディコール(LP10→11)!〈超銀河王 アポカドラシオン〉」

◼️手札7→6/ゲージ3→1

 

 

超銀河王 アポカドラシオン

サイズ2/攻7000/防5000/打撃2/【移動】【ソウルガード 】

 

 

サツキ「アポカドラシオンの能力!デッキから3枚見て、その中から〈銀河騎竜 APC・クリアスタービット〉をソウルイン!そしてライフ+2!」LP 11→13

 

 

公開したカード

◼️銀河騎竜 APC・クリアスタービット

◼️ドラシオン・ミラージュ

◼️銀河騎竜 APC・ガトランス

 

 

 

アポカドラシオン ソウル0→1

◼️銀河騎竜 APC・クリアスタービット

ーーー

〈スターXリンク〉

◼️能力で破壊されず、攻撃を無効化されず、能力は無効化されない。

 

 

サツキ「さらに〈銀河騎竜 APC・フレイムクロー〉をコール!」

◼️手札6→5

 

 

銀河騎竜 APC・フレイムクロー

戦装竜

サイズ1/攻3000/防2000/打撃1

◼️このカードがソウルにあるカード名に「アポカドラシオン」を含むモンスターの打撃力+1!

◼️〈スターXリンク〉

このモンスターの打撃力が3以上の時、このカードの攻撃力+3000!

 

 

サツキ「【銀河武装】アポカドラシオンにソウルイン!」

 

 

アポカドラシオン ソウル1→2

◼️APC・クリアスタービット

追加

◼️APC・フレイムクロー

(打撃2→3)

ーーー

〈ギャラクシーXリンク〉

◼️相手の能力で破壊されず、能力を無効化されず、攻撃を無効化されない。

追加

◼️打撃力3以上なら、攻7000→10000

 

 

サツキ「バトルだ!アポカドラシオンで攻撃!打撃3!」

 

穂乃果「うわぁ!」LP10→7

 

サツキ「ターンエンド!」

◼️手札5/ゲージ1/LP13

 

 

穂乃果「私のターン!ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札6→7/ゲージ3→2

 

穂乃果「ライトに〈五角装竜 雷刃のコクヨウ〉をコール!コクヨウの能力発動!"黒雷光"ゲージ+2!そして穂乃果はダメージ2を受ける……うぁっ!」LP7→5

◼️手札7→6/ゲージ3→5

 

 

五角装竜 雷刃のコクヨウ

サイズ2/攻3000/防2000/打撃2

 

 

サツキ「そう来たか…!」

 

穂乃果「レフトにバディコール(LP5→6)!〈五角竜王 ドラム〉」

◼️手札6→5/ゲージ5→4

 

 

五角竜王 ドラム

サイズ2/攻6000/防5000/打撃3/【ソウルガード】/ソウル1

 

 

五角装竜 雷刃のコクヨウ 生滅!

 

 

穂乃果「そして、穂乃果のライフ6以下で、場に「五角」が居れば………〈角王フォース"五角の闘覇"〉解放‼︎」

◼️手札5→4/ゲージ4→2

 

 

角王フォース"五角の闘覇"

攻6000/打撃2

 

 

穂乃果「角王フォースの能力!ターンに1度、穂乃果にダメージ1!うっ……、サツキ君にダメージ1!」LP 6→5

 

サツキ「うっ………」LP13→12

 

穂乃果「そして、ドラムの能力!穂乃果がダメージを受けてライフ6以下なら、アポカドラシオンを破壊!」

 

 

ドラムが斬撃を放つが、アポカドラシオンの装甲がそれを搔き消す!

 

 

サツキ「悪いね、ギャラクシーXリンクで、ソウルにあるクリアスタービットの能力を得ている。アポカドラシオンは、効果で破壊はされないよ!」

 

ドラム『能力でダメなら、勝負するまでだ!』

 

穂乃果「うん、バトル!ドラムでアポカドラシオンに攻撃!」

 

 

ドラム

攻6000

 

アポカドラシオン

防5000

 

 

サツキ「キャスト!〈ドラシオン・シールド〉攻撃を無効化して、さらに、ドロップゾーンから〈銀河騎竜 APC・シルバリアー〉をソウルイン!」

◼️手札5→4

 

 

銀河騎竜 APC・シルバリアー

戦装竜

サイズ2/攻5000/防5000/打撃1

◼️このカードがソウルにあるカード名に「アポカドラシオン」を含むモンスターは【移動】を得る。

◼️〈スターXリンク〉

このモンスターの防御力+3000!

 

 

アポカドラシオン ソウル2→3

追加

◼️APC・シルバリアー

(アポカドラシオンは【移動】を得る。)

ーーー

〈ギャラクシーXリンク〉

追加

◼️防5000→8000

 

 

ドラム

攻6000

 

アポカドラシオン

防8000

 

 

穂乃果「角王フォースだけじゃ倒せない………ターンエンド!」

◼️手札4/ゲージ2/LP5

 

ーーー

 

千歌「サツキさん凄い………穂乃果さんが何にもできなかった!」

 

炎斬「ああ、しかも丁寧に1つ1つ、確実に穂乃果の戦法を潰してやがる………、相手の戦略を熟知してねーとできねー芸当だ。」

 

ーーー

 

サツキ「このファイトばかりは、譲れない。ヒビノを倒して、絵里ちゃんを助けるのは、俺だ!ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札4→5/ゲージ1→2

 

サツキ「アポカドラシオンの能力!デッキから3枚確認」

 

 

開示カード

◼️銀河騎竜 APC・ライジングブレイ

◼️銀河騎竜 APC・シュライザー

◼️銀河騎竜 APC・クリアスタービット

 

 

サツキ「〈銀河騎竜 APC・ライジングブレイ〉をアポカドラシオンにソウルイン!LP+2だ。」LP12→14

 

 

アポカドラシオン ソウル3→4

追加

◼️APC・ライジングブレイ

ーーー

〈ギャラクシーXリンク〉

追加

◼️君のアタックフェイズ開始時にライフ2払い【2回攻撃】を得る。

 

 

サツキ「バトルだ!〈ギャラクシーXリンク〉ライフ2払い、【2回攻撃】を得る!アポカドラシオンで穂乃果ちゃんに攻撃!打撃3!」

◼️LP14→12

 

穂乃果「角王フォースの能力!穂乃果にダメージ1!………ぐっ……!そして、ライフ3回復!」LP5→4→7

 

サツキ「攻撃は続いている!」

 

穂乃果「うぁぁ!」LP7→4

 

サツキ「2回攻撃だ!打撃3!」

 

穂乃果「うわぁぁ〜!」LP4→1

 

サツキ「まだ終わらないぞ!ファイナルフェイズ‼︎この必殺モンスターは、ソウル2枚につき、コストのゲージを2減らしてコールする!アポカドラシオンを必殺モンスターに!〈アポカドラシオン"ギャラクシー・バスターブレイカー‼︎"〉アポカドラシオンのソウルは4枚、ゲージ2減らす!」

◼️手札5→4/ゲージ2→0

 

 

アポカドラシオン"ギャラクシー・バスターブレイカー"

サイズ3/攻12000/防6000/打撃2/【貫通】【ソウルガード 】/ソウル5

 

 

穂乃果「ここで必殺モンスター⁉︎」

 

サツキ「行くぞ!必殺モンスターで穂乃果ちゃんに攻撃!打撃2!」

 

穂乃果「キャスト!〈ドラゴンシールド 緑竜の盾〉攻撃を無効化して、ライフ+1!」LP1→2

◼️手札4→3

 

サツキ(必殺モンスターのアポカドラシオンは強力だが、代わりに〈ギャラクシーXリンク〉が消えてしまった。……だが!)

 

サツキ「必殺モンスターのソウルにある〈戦装竜〉1 枚捨て、スタンド!再攻撃!」

 

 

アポカドラシオン ソウル5→4(APC クリアスタービット)

 

 

穂乃果「キャスト!〈ドラゴンシールド 青竜の盾〉攻撃を無効化して、ゲージ+1!」

◼️手札3→2/ゲージ2→3

 

サツキ「まだまだ行くぞ!ソウルの戦装竜を捨て、スタンド!」

 

 

アポカドラシオン ソウル4→3(APC フレイムクロー)

 

 

サツキ「必殺モンスターで3回目の攻撃!」

 

穂乃果「キャスト!〈ドラゴンシールド"竜王の盾"〉攻撃を無効化して、穂乃果にダメージ1!」LP2→1

◼️手札2→1

 

ドラム『穂乃果がダメージを受けたら、必殺モンスターを破壊だ!』

 

サツキ「ソウルガード!」

 

 

アポカドラシオン ソウルガード3→2(アポカドラシオン)

 

 

サツキ(穂乃果ちゃんの手札は残り1枚……、穂乃果ちゃん相手にソウルを使い切るのは危険だ、だが、このターンで決め切る!)

 

サツキ「必殺モンスターの戦装竜を捨てスタンド!」

 

 

アポカドラシオン ソウル2→1(APC シルバリアー)

 

 

サツキ「4回目の攻撃!」

 

穂乃果「キャスト!〈ドラゴンシールド 刀竜の盾〉攻撃を無効化して、私のライフが2以下なら、1ドロー!」

◼️手札1→0→1

 

サツキ「今更ドローしたカードが何であれ、俺は勝つ!必殺モンスターのソウルを1枚捨て、スタンド!」

 

 

アポカドラシオン ソウル1→0(APC ライジングブレイ)

 

 

サツキ「悪い、これも絵里ちゃんを助ける為だ………終わらせろ!必殺モンスターで穂乃果ちゃんに5回目の攻撃!"ギャラクシー・バスターブレイカー‼︎"」

 

穂乃果「………‼︎」

 

ーーー

 

千歌「穂乃果さん‼︎」

 

ーーー

 

アポカドラシオンの装甲から放たれる、最高質量のビームキャノンが穂乃果に迫る!

 

 

穂乃果「…………キャスト!〈ドラゴニック・ヒール"プラス"〉穂乃果のライフ+2、さらにライフが5以下なら、ライフ+3!うぁぁぁぁ!」LP1→3→6→4

◼️手札1→0

 

サツキ「何………だと………⁉︎」

 

穂乃果「穂乃果がダメージを受けてライフ6以下なら、ドラムの能力で………、必殺モンスターを破壊………」

 

 

アポカドラシオン"ギャラクシー・バスターブレイカー" 撃破‼︎

 

 

サツキ「……そんな………」

 

穂乃果「穂乃果、知ってるよ。サツキ君は冷静に見えて、本当は、私達の誰よりも………一番焦ってた。」

 

サツキ「………!」

 

穂乃果「2回戦からのサツキ君のファイト……、とても乱暴で、速攻で勝ちを取るファイトばかり………、いつものサツキ君のファイトじゃなかった。」

 

サツキ「………………」

 

穂乃果「サツキ君は最初から、絵里ちゃん()()を助ける事しか考えていなかった。」

 

サツキ「そ、それは………」

 

穂乃果「"絵里ちゃん()()"を助ける事しか考えてないのに、何が同盟なの………?笑わせないでよ……!さすがに、自分勝手にも程があるよ‼︎」

 

サツキ「ち、違う……、俺は………僕は…………、……ターン……エンド…」

◼️手札4/ゲージ0/LP12

 

 

穂乃果「サツキ君が絵里ちゃんを助けたいのは良く分かるよ!一番大切な奥さんだもんね。でも、この大会に参加した人達も、Aqoursのみんなも、元μ'sのみんなも、全員助けるんじゃなかったの⁉︎その為の同盟だったんだよね⁉︎絵里ちゃんだけじゃない、大切な仲間が居たじゃん!…………自分の事しか考えていない今のサツキ君に、穂乃果は絶対に負けない!穂乃果のターン!ドロー!チャージ&………ドローー‼︎」

◼️手札0→1/ゲージ3→4

 

穂乃果「〈ドラゴニック・グリモ〉捨てる手札は無いけど、3枚ドロー!」

◼️手札1→0→3

 

ーーー

 

千歌「このタイミングで〈ドラゴニック・グリモ〉⁉︎」

 

炎斬「なんて引きだよ……………」

 

ーーー

 

穂乃果「ゲージ2払い、五角竜王ドラムに重ねて"真化"!〈五角真竜王 ブレイズ・ドラム〉」

◼️手札3→2/ゲージ4→2

 

 

五角真竜王 ブレイズ・ドラム

武装騎竜/赤竜

サイズ2/攻10000/防5000/打撃2

◼️【コールコスト】君の場のカード名に『ドラム』を含むカード1枚に重ねて、ゲージ2払う。

◼️君がダメージを受けた時、君のデッキの上から1枚をこのカードのソウルに入れる。

◼️このカードのソウルが3枚以上なら、このカードの攻撃力+3000して、このカードは【3回攻撃】を得る。

【ソウルガード】/ソウル2

 

 

穂乃果「ライトに〈五角騎竜 火剣のドゥーベル〉をコール!」

◼️手札2→1

 

 

五角騎竜 火剣のドゥーベル

サイズ1/攻5000/防1000/打撃2

 

 

穂乃果「角王フォースの能力で穂乃果にダメージ1!うっ………、そしてサツキ君にダメージ1!」

 

サツキ「ぐっ!」LP12→ 11

 

穂乃果「ドゥーベルの能力で、穂乃果がダメージを受けたらゲージ+1!さらにブレイズドラムの能力で、自身にソウルを入れる!そして、ブレイズドラムのソウルが3枚以上になったら【3回攻撃】を得る!」

◼️ゲージ2→3

 

 

ブレイズドラム ソウル2→3

◼️【3回攻撃】

 

 

穂乃果「バトル!ドゥーベルでサツキ君に攻撃!打撃2」

 

サツキ「くぅぅ!」LP 11→9

 

穂乃果「ブレイズドラムでサツキ君に攻撃!打撃2」

 

サツキ「うぐっ……!」LP9→7

 

穂乃果「ブレイズドラムの2回攻撃!」

 

サツキ「うぁぁ!」LP7→5

 

穂乃果「ブレイズドラムの3回攻撃!」

 

サツキ「キャスト!〈ギャラクシールド 銀河の盾〉」

◼️手札4→3

 

 

ギャラクシールド 銀河の盾

◼️相手の攻撃中に使える。

◼️【対抗】その攻撃を無効化し、君のデッキから1枚ゲージに置く。更に君の場に〈ギンガドラゴン〉があれば、君のデッキからカードを1枚引く。〈戦装竜〉があれば君のライフ+1する!

 

 

サツキ「攻撃を無効化して、ゲージ+1」

◼️ゲージ0→1

 

穂乃果「角王フォースで攻撃!打撃2」

 

サツキ「キャスト!〈ギャラクシールド 銀河の盾〉攻撃を無効化してゲージ+1!」

◼️ゲージ1→2

 

穂乃果「………ファイナルフェイズ‼︎」

 

サツキ「⁉︎」

 

穂乃果「私の場にサイズ2以上の「五角」がいて、私がアイテムを装備していて、お互いのセンターが空いているなら使える!ゲージ3払い、ドラムと、ドゥーベルと、角王フォースの打撃力の合計6ダメージを与える必殺技!〈五角竜奥義 ギガハウリング・五角・スラッシャーー‼︎〉」

◼️手札1→0/ゲージ3→0

 

 

五角竜奥義 ギガハウリング・五角・スラッシャーー‼︎

必殺技

◼️君の場にサイズ2以上のカード名に「五角」を含むモンスターがいて、君がアイテムを装備していて、お互いのセンターにモンスターが居ないなら使える。

◼️【使用コスト】ゲージ3払う。

◼️君の場のカード名に「五角」を含むカードの枚数分、相手のカードを破壊して、君の場のカード名に「五角」を含むモンスターとアイテム全ての打撃力を合計した数値分、相手にダメージ‼︎このカードのダメージは3以下にならない。

 

 

 

サツキ「うぁぁぁぁぁぁぁ‼︎」LP5→0

 

ーーー

 

敗北したサツキは青い炎のようなオーラに包まれる…………

 

 

サツキ「…………」

 

穂乃果「サツキ君………」

 

サツキ「ごめん穂乃果ちゃん……、僕は………」

 

 

そして、サツキは消えてしまった…………

 

 

 

 

 




今回も感想を是非‼︎


穂乃果ちゃんが、どんどんラスボス感増して来てる………
もしくは、元主人公感………?


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紅蓮の型 vs 爆炎の拳士

煉獄カップ 第3回戦

 

 

4戦目:穂乃果 vs サツキのファイトは、穂乃果が勝利した。そして、敗北したサツキは青い炎のようなオーラに包まれて消えてしまった………。

 

そして、第3回戦のファイトは全て終了した。

 

ーーー

 

ヒビノ「今の試合の決着により、第3回戦は終了となります。人数も数えるまでも無くなりました。では続けて、準決勝(第4回戦)を開始しましょう。と言っても、1組しかファイトしませんがね………」

 

 

 

準決勝:千歌 vs 炎斬

 

 

炎斬「準決勝か………、ここまで来ちまったな千歌……」

 

千歌「うん……」

 

炎斬「俺達を応援する奴らもう居ねー、どうする?千歌」

 

千歌「………戦うよ、みんなを助けるって、決めたんだ。」

 

炎斬「そう来なくちゃな……、落ち込んでなんていられねー!戦って勝つしか、道はねーんだ!」

 

千歌「そうだよ。勝つ!私は………勝ち残る!」

 

 

 

千歌「太陽より高い所へ!太陽より眩い輝きを放って!輝きのルミナイズ!〈太陽の煌めき〉」

 

炎斬「真っ赤に燃やせ、新たな力と共に、熱き魂を!ルミナイズ!〈爆炎軍 進撃!〉」

 

 

オープンTHEフラッグ

 

 

千歌「ドラゴンワールド」

◼️手札6/ゲージ2/LP10

 

炎斬「ドラゴンワールド」

◼️手札6/ゲージ2/LP10

 

 

千歌「私のターン!ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札6→7/ゲージ2→3

 

千歌「ライトに〈必殺の型 バルドラゴン〉をコール!登場時に"バルドラゴンフォース"ゲージ+3!」

◼️手札7→6/ゲージ3→6

 

 

必殺の型 バルドラゴン

サイズ2/攻6000/防4000/打撃2

 

 

千歌「レフトに〈フレアファングドラゴン〉をコール!登場時に、1チャージ、1ドロー!」

◼️手札6→5→6/ゲージ6→7

 

 

フレアファングドラゴン

サイズ1/攻3000/防1000/打撃1

 

 

千歌「バトル!バルドラゴンで炎斬君に攻撃!打撃2」

 

炎斬「ぐっ………」LP10→8

 

千歌「ターンエンド!」

◼️手札6/ゲージ7/LP10

 

 

炎斬「俺のターン!ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札6→7/ゲージ2→3

 

炎斬「レフトに〈爆炎軍 シールドフレイム・ドラゴン〉を、ライトに〈爆炎軍 システミックバーナー・ドラゴン〉センターに〈爆炎軍 ブーメランフレイム・ドラゴン〉をコール!」

◼️手札7→6→5→4

 

 

爆炎軍 シールドフレイム・ドラゴン

サイズ1/攻3000/防6000/打撃1

◼️相手の空いているモンスターエリアが2ヶ所以上なら、相手は、このモンスターに連携攻撃できない。

【移動】

 

 

爆炎軍 システミックバーナー・ドラゴン

サイズ1/攻4000/防2000/打撃2/【貫通】

 

 

爆炎軍 ブーメランフレイム・ドラゴン

サイズ0/攻3000/防1000/打撃1

 

 

炎斬「そして、ゲージ2払い、場の〈炎龍〉2枚をソウルにして、ライトにバディコール(LP8→9)!〈爆炎龍王 クリムゾンブルグ〉」

◼️手札4→3/ゲージ3→1

 

 

爆炎龍王 クリムゾンブルグ

サイズ3/攻7000/防5000/打撃1/【2回攻撃】【貫通】【ソウルガード 】/ソウル2

 

 

ブルグ『爆炎軍として戦うのは初めてだな。千歌……』

 

千歌「うん、そうだね!」

 

炎斬「挨拶は済んだな。バトルだ!クリムゾンブルグの能力で、バルドラゴンとフレアファングを破壊だ!」

 

 

必殺の型 バルドラゴン 破壊!

 

 

フレアファングドラゴン 破壊!

 

 

炎斬「これでクリムゾンブルグの攻撃力と防御力を千歌の空いているモンスターエリアの数、3ヶ所×2000、打撃力+1だ。」

 

 

クリムゾンブルグ

攻撃力7000→13000

防御力5000→11000

打撃1→4

 

 

炎斬「クリムゾンブルグで千歌に攻撃だ!打撃3!」

 

千歌「うぁぁ!」LP10→7

 

炎斬「クリムゾンブルグの2回攻撃!打撃3」

 

千歌「くぅぅ!」LP7→4

 

炎斬「ブーメランフレイムドラゴンで千歌に攻撃!」

 

千歌「うっ……」LP4→3

 

炎斬「バトル後、ブーメランフレイムを破壊して、1チャージだ。」

◼️ゲージ1→2

 

 

ブーメランフレイムドラゴン 自壊!

 

 

炎斬「ターンエンドだ」

◼️手札3/ゲージ2/LP9

 

 

千歌「私のターン!ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札5→6/ゲージ7→8

 

千歌「レフトに〈必殺の型バルドラゴン〉を再コール!」

◼️手札6→5

 

 

必殺の型 バルドラゴン

サイズ2/攻6000/防4000/打撃2

 

 

千歌「登場時に"バルドラゴンフォース"デッキの中から、太陽竜のアイテム1枚を手札に加える!私が加えるのは勿論このカード………!」

◼️手札5→6

 

炎斬「そんな能力まであんのか!」

 

千歌「私のライフが6以下で、場にバルドラゴンがいれば………〈ドラゴンフォース"紅蓮の型"〉解放‼︎」

◼️手札6→5/ゲージ8→5

 

 

ドラゴンフォース"紅蓮の型"

攻6000/打撃1/【貫通】

 

 

千歌「ゲージ2払い、バルドラゴンを進化!〈超太陽竜 バルソレイユ〉をバディコール(LP3→4)!」

◼️手札5→4/ゲージ5→3

 

 

超太陽竜 バルソレイユ

サイズ3/攻7000/防7000/打撃2/【2回攻撃】【ソウルガード 】

 

 

千歌「ドラゴンフォースの能力、バルソレイユをドラゴンフォースにソウルイン!」

 

 

ドラゴンフォース"紅蓮の型"ソウル0→1

攻6000→7000/打撃1→3→4

 

 

千歌「ライトに〈バーニングレイピア・ドラゴン〉をコール!」

◼️手札4→3

 

 

バーニングレイピアドラゴン

サイズ1/攻4000/防1000/打撃1

 

 

クリムゾンブルグ

攻13000→11000

防11000→9000

打撃4→3

 

 

千歌「バトル!ドラゴンフォースとバーニングレイピアで連携攻撃!バーニングレイピアの能力、連携攻撃したら1枚ドロー!合計打撃5!」

◼️手札3→4

 

炎斬「ぐぉぉぉ!」LP9→4

 

千歌「ドラゴンフォースで2回攻撃!打撃4!」

 

炎斬「キャスト!〈ドラゴンシールド 緑竜の盾〉攻撃を無効化してライフ1回復!」LP4→5

◼️手札3→2

 

千歌「流石に止めるよね……ターンエンド!」

◼️手札4/ゲージ3/LP4

 

 

炎斬「やっぱ強ぇーな………、俺のターン、ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札2→3/ゲージ2→3

 

炎斬「俺のライフが6以下で場にブルグが居ればゲージ2で………〈エンリュウフォース"爆炎の拳士"〉解放‼︎」

◼️手札3→2/ゲージ3→1

 

 

エンリュウフォース"爆炎の拳士"

攻10000/打撃1

 

 

炎斬「エンリュウフォースの能力で、ブルグを破壊!ソウルガード で場に残す!そして、ブルグの打撃力3をエンリュウフォースに加える!」

 

 

クリムゾンブルグ ソウルガード 2→1

 

 

エンリュウフォース

打撃1→4

 

 

炎斬「さらに〈炎龍の破壊衝動〉で、2チャージ、2ドロー!」

◼️手札2→1→3/ゲージ1→3

 

炎斬「バトル!クリムゾンブルグの能力でバーニングレイピアを破壊!」

 

 

バーニングレイピアドラゴン 破壊!

 

 

クリムゾンブルグ

攻11000→13000

防9000→11000

打撃3→4

 

 

千歌「これで、打撃力4のカードが2枚⁉︎」

 

炎斬「行くぜ、千歌!クリムゾンブルグで千歌に攻撃!打撃4!エンリュウフォースの能力でライフ+1だ!」LP5→6

 

千歌「ソウルのバルソレイユから得ている能力で、ソウルがある限り常に受けるダメージを1減らす!」

 

 

ダメージ4→3

 

 

千歌「うわぁ〜!」LP4→1

 

炎斬「ふっ…、クリムゾンブルグ!2回攻撃だ!エンリュウフォースの能力でライフ+1」LP 6→7

 

千歌「キャスト!〈ドラゴンフォース・ガッツ〉千歌のライフ+3!そして炎斬君のターンで使ったら1枚ドロー!」LP1→4

◼️手札4→3→4/ゲージ3→2

 

千歌「うぁぁ〜!」LP4→1

 

ブルグ『耐えたか………炎斬!』

 

炎斬「おう!エンリュウフォースで千歌に攻撃!打撃4!」LP7→8

 

千歌「キャスト!〈ドラゴンフォース・ガッツ〉ライフ+3!1ドロー!」LP1→4

◼️手札4→3→4/ゲージ2→1

 

千歌「うわぁ!」LP4→1

 

炎斬「まだ行くぞ!エンリュウフォースで千歌に攻撃!打撃4」LP8→9

 

千歌「………キャスト!〈ドラゴンシールド 太陽の盾〉攻撃を無効化して、ゲージとライフ+1!」LP1→2

◼️手札4→3/ゲージ1→2

 

炎斬「ふ……はははは、はははははははははは!」

 

千歌「え、炎斬君………?」

 

炎斬「やっぱ駄目だ………堪えきれねー……はははは……、わ、悪い……!やっぱり、抑えられねーわ……お前とのファイトは、やっぱり楽しすぎる、楽しまずにはいられねー!不謹慎かもしれねーけどよ、負けたら消えちまうなんて状況で、お前とファイトすんのは、どうしようもなくスリリングで楽しいんだ。」

 

千歌「…………ありがとう。炎斬君………、私も楽しいよ。凄く楽しい。でも今回ばかりは、みんなを助ける為のファイトだから………あまり、いつもの感じでファイトなんて出来ないよ………」

 

炎斬「消えた奴らを助ける為に真面目なのは分かるけどよ………、少しだけ肩の力を抜いても良いんじゃねーのか?お前、ラブライブ!で言ってたろ。「楽しんだ方が強い」ってよ………、ならよ、今お前よりこのファイトを楽しんでる………今は、俺の方が強えぇ!」

 

千歌「………!」

 

炎斬「ターンエンド!」

◼️手札3/ゲージ3/LP9

 

 

千歌「私のターン!ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札3→4/ゲージ2→3

 

千歌「………炎斬君が言ってる事、分かるよ?でも、負けたら消えちゃうんだよ………、聖良さんにも、曜ちゃんにも………、「消えると分かってても戦わなきゃいけない!」そんな事言っちゃったけどさ………、怖いんだよ、本当は凄く怖い!自分が消えちゃうのも………、誰かを消しちゃうのも………全部全部怖いんだよ!!そんなの…、そんなファイト………楽しいなんて思えるわけないじゃん!!」

 

ーーー

 

穂乃果「………千歌ちゃん………」

 

ーーー

 

千歌「私………、勝ちたくない……!私が勝って誰かを消すくらいなら、私は負けても良い………!」

 

 

千歌のその言葉を聞いた炎斬は、拳を握る………

 

 

炎斬「勝ちたくねーだと………、負けても良いだと………?千歌、お前、それ本気で言ってんのか………?」

 

千歌「………………」

 

炎斬「ふっっざけんじゃねーーーー!!!千歌!お前、自分がなんでここまで勝ち上がって来れたか理解してねーのかよ‼︎俺とお前は託されたんだよ、この大会で絶対に勝って、必ず全員を助けるって、お前、消えてく奴らみんなに言ってたじゃねーか!お前には、最後まで勝ち上がる責任がある。だからよ、勝ちたくねーーとか、負けても良いとか、らしくねー弱音吐いてんじゃねー、いつでも全力、楽しんでファイトするのが、お前のファイトだろ?」

 

千歌「炎斬君………、うん!私、炎斬君に勝つ!メインは何もしない、バトル!ドラゴンフォースで炎斬君に攻撃!打撃4!」

 

炎斬「ぐぅぅ!」LP9→5

 

千歌「ドラゴンフォースの2回攻撃!打撃4!」

 

炎斬「キャスト!〈ドラゴンシールド 緑竜の盾〉攻撃を無効化して、ライフ+1!」LP5→6

◼️手札3→2

 

千歌「まだまだ!キャスト!〈ドラゴンフォース・アドベント〉ドラゴンフォース"紅蓮の型"をスタンド!」

◼️手札4→3

 

 

ドラゴンフォース スタンド

 

 

千歌「ドラゴンフォースで炎斬君に3回目の攻撃!打撃4‼︎」

 

炎斬「キャスト!〈ドラゴンシールド 青竜の盾〉攻撃を無効化する!そして1チャージ!」

◼️ゲージ3→4

 

千歌「ドラゴンフォースアドベントの能力で、スタンドさせたドラゴンフォースの攻撃が無効化された時、炎斬君にダメージ2!」

 

炎斬「ぐぁぁぁ!」LP6→4

 

千歌「もう一枚!〈ドラゴンフォース・アドベント〉ドラゴンフォースをスタンド!」

◼️手札3→2

 

炎斬「⁉︎」

 

千歌「ドラゴンフォース"紅蓮の型"で攻撃!打撃4!」

 

炎斬「うぉ、ぐぁぁぁぁ‼︎」LP4→0

 

ーーー

 

敗北した炎斬は青い炎のようなオーラに包まれる………

 

 

炎斬「負けちまったか。本当に強ぇな千歌……」

 

千歌「ごめんね。炎斬君………色々、弱音吐いちゃって。」

 

炎斬「別に……、さっきの言葉、自分のファイト、自分が託された責任、忘れんじゃねーぞ!」

 

千歌「うん………」

 

 

そして炎斬は消えてしまった………

 

 




今回も感想を是非!

次回はついに、煉獄バディカップ 決勝戦!
憧れと輝きのファイトです!


姑息な宣伝↓↓

今回は、僕の新作小説

「ラブライブ!サンシャイン‼︎ ~ハピネス感じる時~」

現在、5話ぐらいまで連載中です!

面白いと感じたら。是非とも、お気に入りと評価、感想をよろしくお願いします。


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太陽竜 vs 五角

煉獄バディカップ

 

準決勝:千歌 vs 炎斬は、千歌が勝利した。そして敗北した炎斬は、青い炎のようなオーラに包まれて消えてしまった………

 

そして残すは………、煉獄バディカップ 決勝戦‼︎

 

 

ヒビノ「煉獄バディカップもいよいよ、最後の試合となりました。ここまで勝ち上がってきた高坂 穂乃果さん、高海 千歌さん。おめでとうございます。ではこれより、煉獄バディカップ 決勝戦を開始いたします。」

 

 

決勝戦:穂乃果 vs 千歌

 

 

穂乃果「残ったのは、私達だけだね。千歌ちゃん………」

 

千歌「はい。穂乃果さん………」

 

穂乃果「大丈夫?戦える?」

 

千歌「………はい。」

 

穂乃果「この島に来るまでの船で言ったよね。」

 

ーーー

 

『もしこの大会で戦う時が来たら、見せてね、全力の笑顔のファイトを。千歌ちゃんの全力のファイトを。』

 

ーーー

 

穂乃果「覚えてる?」

 

千歌「はい。見せます、私の全力のファイトを!」

 

穂乃果(どうやら、炎斬君とのファイトで、完全に吹っ切れたみたいだね。炎斬君には感謝しなきゃ。)

 

穂乃果「じゃあ、始めよっか!」

 

 

 

千歌「太陽より高い所へ!太陽より眩い輝きを放って!輝きのルミナイズ!〈太陽の煌めき〉」

 

穂乃果「集え、五角の意思よ!ルミナイズ!〈五角の希望〉」

 

 

オープンTHEフラッグ

 

 

千歌「ドラゴンワールド」

◼️手札6/ゲージ2/LP10

 

穂乃果「ドラゴンワールド」

◼️手札6/ゲージ2/LP10

 

 

千歌「私から行きます!ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札6→7/ゲージ2→3

 

千歌「ライフ1払い、レフトに〈必殺の型 バルドラゴン〉をコール!」

◼️手札7→6/LP10→9

 

 

必殺の型 バルドラゴン

サイズ2/攻6000/防6000/打撃2

 

 

千歌「登場時能力"バルドラゴンフォース"で、ゲージ+3!」

◼️ゲージ3→6

 

千歌「そしてゲージ2払い、バルドラゴンを進化!〈超太陽竜 バルソレイユ〉をバディコール(LP9→10)!」

◼️手札6→5/ゲージ6→4

 

 

超太陽竜 バルソレイユ

サイズ3/攻7000/防7000/打撃2→3/【2回攻撃】【ソウルガード 】/ソウル1

 

 

千歌「さらに手札から〈太陽装機(バル・アームズ) スターソレイユ 〉をソウルイン!」

◼️手札5→4

 

 

太陽装機(バル・アームズ) スターソレイユ

ドラゴンW/ スタードラゴン W/ダークネスドラゴンW

サイズ2/攻5000/防5000/打撃1

◼️手札のこのカードを、君の場のカード名に「ソレイユ」か「ジャック」を含むモンスターのソウルに入れる。

■このカードが、カード名に「バル」または「ジャック」を含むモンスターのソウルに入った時、デッキから〈解放条件〉を持つアイテム1枚か、必殺モンスターを1枚まで手札に加える。

■このカードがカード名に「ソレイユ」を含むカードのソウルにあるなら、そのカードが連携攻撃したとき【貫通】得て、このカードの攻撃は無効化できない。

【星合体】

 

 

バルソレイユ ソウル1→2

 

 

千歌「そして、スターソレイユがソウルに入った時、デッキから〈解放条件〉を持つアイテム…………、「ドラゴンフォース"紅蓮の型"」を手札に加える!」

 

千歌「バトル!バルソレイユで穂乃果さんに攻撃!打撃3!」

 

穂乃果「………!」LP10→7

 

千歌「ターンエンドです!」

◼️手札4/ゲージ4/LP9

 

 

穂乃果「穂乃果のターン、ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札6→7/ゲージ2→3

 

穂乃果「レフトに〈五角騎竜 火剣のドゥーベル〉をコール」

◼️手札7→6

 

 

五角騎竜 火剣のドゥーベル

サイズ1/攻5000/防1000/打撃2

 

 

穂乃果「ライトに〈五角装竜 雷刃のコクヨウ〉をコール!登場時に、私はダメージ2を受ける。…ぐぅ………!ゲージ+2!ドゥーベルの能力で、ダメージを受けたらゲージ+1!」LP7→5

◼️手札6→5/ゲージ3→5→6

 

穂乃果「ゲージ1払い、ライトにバディコール(LP5→6)!〈五角竜王 ドラム〉」

◼️手札5→4/ゲージ6→5

 

 

五角竜王 ドラム

サイズ2/攻6000/防5000/打撃2/【ソウルガード 】/ソウル1

 

 

五角装竜 雷刃のコクヨウ 生滅‼︎

 

 

穂乃果「そして、ゲージ2払い、ドラムを真化〈五角真竜王 ブレイズ・ドラム〉!」

◼️手札4→3/ゲージ5→3

 

 

五角真竜王 ブレイズ・ドラム

サイズ2/攻10000/防5000/打撃2/【ソウルガード 】/ソウル2

 

 

千歌「⁉︎」

 

穂乃果「ドロップゾーンの〈ドラムバンカードラゴン"SD"〉の能力、「ドラム」モンスターがコールされた時、ゲージ1払い、ドロップゾーンのドラムバンカードラゴンSDを、ブレイズドラムにソウルイン!」

◼️ゲージ3→2

 

 

ブレイズドラム ソウル2→3

 

 

穂乃果「ブレイズドラムのソウルが3枚以上あるなら、ドラムは攻撃力+3000して、【3回攻撃】を得る。」

 

 

ブレイズ・ドラム

◼️攻10000→13000

◼️【3回攻撃】

 

 

穂乃果「私のライフ6以下で、場にドラムが居れば………〈角王フォース"五角の闘覇"〉解放‼︎」

◼️手札3→2/ゲージ3→1

 

 

角王フォース"五角の闘覇"

攻6000/打撃2

 

 

千歌「もう角王フォースを………」

 

穂乃果「角王フォースの能力で、自分にダメージ1!…うぐ………!そして、角王フォースの更なる能力でライフ+3!」LP5→8

 

ドラム『そして穂乃果がダメージを受けたら、デッキの上から1枚を俺のソウルに入れるぜ。』

 

 

ブレイズドラム ソウル3→4

 

 

穂乃果「バトル!火剣のドゥーベルで攻撃!打撃2!」

 

千歌「バルソレイユにソウルがある限り、私が受けるダメージは1減る!ぐぅ!」LP10→9

 

穂乃果「ブレイズドラムで千歌ちゃんに攻撃!打撃2!」

 

千歌「うぁ!」LP9→8

 

穂乃果「ブレイズドラムの2回攻撃!」

 

千歌「ぐぅぅ!」LP8→7

 

穂乃果「ブレイズドラムの3回攻撃!」

 

千歌「うぁぁ!」LP7→6

 

穂乃果「角王フォースで攻撃!打撃2!」

 

千歌「うわぁ!」LP 6→5

 

穂乃果「ふふふ、ターンエンド!」

◼️手札2/ゲージ1/LP6

 

 

千歌(凄い………バルソレイユが居なかったら、一気に10ダメージで負けてた……!私の全力に………穂乃果さんは応えてる、だから、私はもっと、今まで以上の全力で!)

 

 

千歌「私のターン!ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札4→5/ゲージ4→5

 

千歌「私のライフ6以下で、場にバルソレイユが居れば………〈ドラゴンフォース"紅蓮の型"〉解放‼︎」

◼️手札5→4/ゲージ5→2

 

 

ドラゴンフォース"紅蓮の型"

攻6000/打撃1/【貫通】

 

 

千歌「ドラゴンフォースの能力"太陽の化身"場のバルソレイユをドラゴンフォースにソウルイン!」

 

 

ドラゴンフォース

攻6000→13000

打撃1→4

 

 

千歌「バトル!ドラゴンフォースで、穂乃果さんに攻撃!」

 

穂乃果「うわぁー!私がダメージを受けた時、ドゥーベルの能力でゲージ+1!デッキの上から1枚ドラムにソウルイン」LP 6→2

◼️ゲージ1→2

 

 

ブレイズドラム ソウル4→5

 

 

千歌「ドラゴンフォースで2回攻撃!打撃4」

 

穂乃果「キャスト!〈ドラゴンシールド 竜王の盾〉攻撃を無効化して、私にダメージ1……ぐぅ!………ドラムのソウルを+1」

 

 

ブレイズドラム ソウル5→6

 

 

千歌「キャスト!〈ドラゴンフォース・アドベント〉ドラゴンフォースをスタンド!」

 

穂乃果(あの魔法は確か……、攻撃を無効化したらダメージ2を受けるんだよね……、そして穂乃果のライフは2、攻撃を受けても、受けなくても、私は負ける………!)

 

千歌「ドラゴンフォースで穂乃果さんに攻撃!打撃4!」

 

穂乃果「キャスト!〈ドラゴニック・ヒール"プラス"〉私のライフを+2、そして、私のライフが5以下なら、さらにライフ+3!」LP2→4→7

◼️手札2→1

 

 

千歌「そんな⁉︎………でも、攻撃は続いてます!打撃4!」

 

穂乃果「うぁぁ!」LP7→3

 

千歌「ドラゴンフォースの攻撃でダメージを与えた時、ライフ1払ってスタンド!」

◼️LP5→4

 

穂乃果「穂乃果がダメージを受けたら、ドラムのソウル+1」

 

 

ブレイズドラム ソウル6→7

 

 

千歌「ドラゴンフォースで攻撃!打撃4」

 

穂乃果「角王フォースの能力で私にダメージ1!…うっ………、そしてライフ+3!……うわぁぁ!」LP3→2→5→1

 

 

ブレイズドラム ソウル7→8→9

 

 

千歌「ライフ1 払って、ドラゴンフォースをスタンド!」

◼️LP4→3

 

穂乃果「私がダメージを受けた時、キャスト!〈ドラゴアクセプト"五角の誓い"〉ドロップゾーンから【コールコスト】を払って、サイズ2以下のモンスターをコールする!」

◼️手札1→0

 

千歌「え⁉︎」

 

穂乃果「ゲージ2払い、ブレイズドラムを進化!〈五角超竜王 カイザー・ドラム〉」

◼️ゲージ2→0

 

 

五角超竜王 カイザー・ドラム

サイズ2/攻10000/防5000/打撃3/【ソウルガード】/ソウル10

 

 

千歌「このタイミングで……進化した………⁉︎」

 

穂乃果「どうする?千歌ちゃん?」

 

千歌(今、この攻撃を決めれば、私の勝ちで決まる!だから攻める!)

 

千歌「………ドラゴンフォースで、穂乃果さんに攻撃!打撃4‼︎」

 

 

ドラゴンフォースの紅いオーラが千歌の姿を隠すくらい強く光る、そして、紅い翼をさらに広大に広げて穂乃果に突撃する!

 

 

千歌「これで決まり‼︎」

 

 

そして、その攻撃が穂乃果に直撃し、紅い大爆発が起きる………!

 

 

千歌「やった……!」

 

 

爆煙が晴れる………、と、穂乃果は千歌の拳を片手だけで受け止めていた………!

 

 

穂乃果「………………」LP1

 

千歌「⁉︎………そんな、どうして?攻撃は決まったのに………」

 

穂乃果「カイザードラムの能力……"固い絆"穂乃果のライフが0になるなら、カイザードラムのソウル1枚を捨て、私のライフは1残る。」

 

 

カイザードラム ソウル10→9

 

 

千歌「そんな………、って事は⁉︎」

 

穂乃果「そうだよ。カイザードラムのソウルはまだ9枚残ってる。つまり、あと9回は穂乃果は負けないって事だよ。」

 

千歌「私のライフは残り3………、穂乃果さんを倒し切れない………⁉︎」

 

穂乃果「どうする?千歌ちゃん。」

 

千歌「く………、ターン……エンドです………。」

◼️手札4/ゲージ2/LP3

 

 

穂乃果「穂乃果のターン、ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札0→1/ゲージ0→1

 

穂乃果「〈ドラゴニック・グリモ〉捨てる手札は無いけど、カードを3枚ドロー!」

◼️手札1→0→3

 

穂乃果「〈ドラゴニックチ・ャージ"プラス"〉ゲージ+2、そしてライフ5以下なら、ゲージ+3」

◼️手札3→2/ゲージ1→3→6

 

穂乃果「バトルだよ。火剣のドゥーベルで千歌ちゃんに攻撃!」

 

千歌「ドラゴンフォースの能力で、ダメージを1減らす!ぐぅぅ!」LP3→2

 

穂乃果「カイザードラムで攻撃!打撃3!」

 

千歌「キャスト!〈ドラゴンシールド 太陽の盾〉攻撃を無効化して、ゲージ+1/ライフ+1」LP2→3

◼️手札4→3/ゲージ2→3

 

穂乃果「角王フォースで攻撃!打撃2!」

 

千歌「キャスト!〈ドラゴンシールド 太陽の盾〉攻撃を無効化して、ゲージとライフ+1!」LP3→4

◼️手札3→2

 

ドラム『決めるぜ、穂乃果!』

 

穂乃果「ファイナルフェイズ‼︎私の場にサイズ2以上の「五角」がいて、アイテムを装備していて、互いのセンターが空いていれば使える必殺技!ゲージ3払い〈五角竜奥義 ギガハウリング・五角・スラッシャーー‼︎〉ドゥーベルと、ドラムと、角王フォースの打撃力の合計………7ダメージ‼︎」

◼️手札2→1/ゲージ6→3

 

千歌「………うわぁぁぁぁぁぁぁーーー‼︎」LP4→0

 

ーーー

 

敗北した千歌は、青い炎のようなオーラに包まれる………

 

 

千歌「あはは……負けちゃった………、さすが……穂乃果さん……」

 

穂乃果「千歌ちゃん………」ウルウル

 

千歌「穂乃果さん………、楽しいファイトでした……。」

 

穂乃果「千歌ちゃん………ごめんね………」

 

千歌「謝らないでください………穂乃果さん………私達の全部、託します。」

 

穂乃果「うん!」

 

 

そして千歌は消えてしまった………

 

 

ヒビノ「煉獄バディカップ優勝者は、高坂 穂乃果さんです。これにて、煉獄バディカップは終了となります!」

 

 

 




今回も感想を是非‼︎

今回も熱いファイトだったと感じて頂けると嬉しいです。


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開け放たれた扉

煉獄バディカップ 決勝戦

 

穂乃果 vs 千歌は、穂乃果が勝利した。敗北した千歌は、青い炎のようなオーラに包まれて消えしまった………

 

そして、煉獄バディカップは、穂乃果の優勝で幕を閉じた………

 

ーーー

 

ヒビノ「おめでとうございます。高坂穂乃果さん。」

 

穂乃果「私は優勝しました。みんなを返してください!」

 

ヒビノ「いいでしょう。ではこちらへ………」

 

 

穂乃果はヒビノに案内されて、会場の奥にある遺跡に通される。

そこには、いかにも古代的な巨大な扉があった。

 

 

穂乃果「………⁉︎」

 

 

穂乃果は驚愕した。その遺跡扉の周りの石板には、この大会で消えたファイター全員の姿が彫り込まれていた。

 

 

穂乃果「これって………」

 

ヒビノ「ええ、この大会で消えた参加者達です。この石板に肉体が、扉の中に魂が封じられています。」

 

穂乃果「どうすれば……みんなを助けられるの?」

 

ヒビノ「あなたのバディで、この扉を破壊してください。」

 

穂乃果「え?」

 

ヒビノ「大丈夫です。この遺跡では、バディシステムが無くともモンスターを具現化できますので。」

 

穂乃果「聞いた?ドラム」

 

 

穂乃果のデッキからドラムが現れる。

 

 

ドラム『おう。聞いてたぜ!あの扉を壊せばいいんだろ?』

 

穂乃果「うん。」

 

ドラム『なら、一緒に壊そうぜ?』

 

穂乃果「うん、角王フォース 解放‼︎」

 

 

穂乃果はドラムと同じ鎧を纏い、ドラムの角を模した額当てをつける。右手には、ドラムと同じ太刀を持つ

 

 

穂乃果「行くよ。ドラム!」

 

ドラム「おう!」

 

 

穂乃果とドラムは同時に扉を斬りつける!

だが、扉は傷付いただけで破壊されない……

 

 

ドラム『チッ!硬えな………』

 

穂乃果「手………痺れた………」

 

ヒビノ「どうしました?その程度では、傷はついても破壊はできませんよ?………皆を助けたいのだろう?」

 

ドラム『…どうする、穂乃果………』

 

穂乃果「諦めないよ。もう一度……!」

 

ドラム『おう!』

 

 

穂乃果とドラムは何度も扉に斬りかかる!

何度、扉に弾かれても、何度、手が痺れても、何度も何度も、扉を斬りつける!だが傷は付くがなかなか破壊できない………

 

 

ヒビノ(ふむ………、やはり一筋縄ではいかないか………)

 

ドラム『はぁ………はぁ………、くそっ、ビクともしねー』

 

穂乃果「ダメだよ、これじゃ………みんなを助けるって、託されたんだ!まだまだ諦めないよ!」

 

ドラム『ああ!』

 

穂乃果「ドラムをカイザードラムに進化!」

 

 

ドラムはカイザードラムへと進化する。カイザードラムで実体化するのは初めてだ。

 

そして穂乃果のデッキからもう1体のモンスターが現れる。

 

 

『穂乃果、ドラム、俺も手を貸そう。』

 

穂乃果「ジード!」

 

ドラム『助かるぜ!』

 

穂乃果「じゃあ、3人で行くよ!」

 

ドラム『ああ!』

 

ジード『おう!』

 

 

穂乃果、ドラム、ジードは渾身の力を込めて一斉に扉に攻撃する!

 

 

穂乃果「はあぁぁぁぁぁぁあ!!」

 

ドラム『うおぉぉぉぉぉぉお!!』

 

ジード『おらぁぁぁぁぁぁあ!!』

 

 

遺跡全体に衝撃が走り、扉にヒビが入る。だがまだ壊れる気配はない………だが、攻撃の手は止めない、緩めない………!扉を破壊する為に突貫を続ける!

 

 

ジード『まだまだぁぁぁぁ‼︎ぶっ壊れやがれぇぇぇぇ!!』

 

ドラム『うぉぉぉぉ‼︎壊れちまえぇぇぇぇぇぇぇぇ‼︎』

 

 

穂乃果「お願い………、お願いだから…………!壊れてよぉぉぉぉぉぉぉーーーーーー!!」

 

 

3人の攻撃の勢いがさらに増す!そして、扉のヒビが大きくなり扉全体に広がっていく………!

 

 

扉 ピシ……! ピシピシ………!

 

 

そして………瞬間………!

 

 

扉 バキ………!ドゴォォォォォォォォォォォォォォンン!!!

 

 

ヒビノ「おお………!」

 

 

穂乃果「はぁ…はぁ…、や、やった……?」

 

 

破壊された扉の奥から、無数の青い光が溢れ出し、それぞれの石板に吸収される。そして石板から消えたみんなが出てくる………

 

 

千歌「ん、んん…………は!ここは………?みんなは⁉︎」

 

梨子/曜「千歌ちゃん!」

 

千歌「梨子ちゃん!曜ちゃん!みんなも!」

 

曜「千歌ちゃん、勝ったんだね。」

 

千歌「ううん………実は、決勝戦で負けちゃったんだ……穂乃果さんに………ごめんね。曜ちゃん………みんな………」

 

梨子「どうして謝るの?千歌ちゃん。」

 

果南「何にせよ、私達はみんな助かった。それだけで良いんじゃない?」

 

ダイヤ「そうですわね。こうしてルビィを抱きしめられる。それだけでも、今は幸せです。」ギュ--!

 

ルビィ「お、お姉ちゃん……!」

 

鞠莉「ふふふ、ダイヤは生粋のお姉ちゃんね!」

 

花丸「ルビィちゃんも嬉しそうずら!」

 

善子「そうね………。」

 

 

聖良「理亞!」ギュ!

 

理亞「お、お姉さま……!」

 

聖良「良かった………良かった………」

 

理亞「お姉さま………!」

 

 

絵里「サツキ!」ギュ--!

 

サツキ「絵里ちゃん!良かった………」ギュ--!

 

絵里「助かったのね、私達………」

 

サツキ「ああ。」

 

希「絵里ち、サツキ君!」

 

絵里「希!無事だったのね!」

 

希「2人もね!」

 

 

凛「かよちん!にこちゃん!」

 

花陽「凛ちゃん!良かった〜〜」

 

にこ「まったく、酷い目にあったわ………」

 

真姫「本当にね。でも、みんな無事で良かったわ。」

 

 

復活したみんなは互いの無事を確認し、喜び合う。

 

 

海未「穂乃果!」

 

ことり「穂乃果ちゃん!」

 

穂乃果「海未ちゃん……、ことりちゃんも…………無事で、良かっ………」ドサッ!

 

海未「穂乃果ーーー!!」

 

ことり「穂乃果ちゃん!!」

 

 

穂乃果は、海未とことりと再会した途端に倒れてしまった!

 

 

千歌「穂乃果さん!!!」

 

絵里「穂乃果!!」

 

サツキ「穂乃果ちゃん!」

 

 

ヒビノ「穂乃果さんが倒れてしまうのも無理はない。あなた方を開放する為に、全ての力を使い果たしてしまったよっだからな。」

 

千歌「そんな……穂乃果さん……!」

 

サツキ「ヒビノぉ!」

 

ヒビノ「そして、彼女が遺跡の扉を破壊してくれたおかげで、『煉獄の王』も復活を果たしたようだ。」

 

 

破壊された扉の奥から、青い炎のような鎧を着た黒い竜人型のモンスターが現れる。

 

 

ヒビノ「煉獄王!」

 

煉獄王『………………』

 

 

サツキ「あれが、煉獄王………?」

 

 

ヒビノ「煉獄王よ、我が眼を見よ。私こそが、貴殿を復活させた者、貴殿のバディたる者です。」

 

煉獄王『我のバディたる者だと?』

 

ヒビノ「はい。」

 

煉獄王「……確かに、それは煉獄の眼か……、………ふん!」ドスッ

 

ヒビノ「……ぐはっ‼︎」

 

 

煉獄王は持っていた刀で、ヒビノの腹部を貫く………!

 

 

全員「⁉︎」

 

ヒビノ「………煉獄………王……?な、なぜ………?」

 

煉獄王『うろたえるな、我を目覚めさせた事は感謝しよう。だから礼だ、我が力の一部を貴様に与え、我がその身体を使ってやろうではないか。安心せよ、自我は残しておいてやる。』

 

 

煉獄王は貫いた刀を伝い、ヒビノに力を流し込む………

 

 

ヒビノ「ぐっ………うぉぉぉぉ………ぉぉぉぉぉぉぉ‼︎」

 

煉獄王『ふふふふふ………』ズシャ!

 

 

煉獄王は刺した刀を思い切り引き抜く………

 

 

ヒビノ「ぐぅぅ………!き、傷が……無い………ふふふ、ははははははは!これが、煉獄王の力………!」

 

煉獄王『満足したか?ならば、我を目覚めさせた目的を答えよ。』

 

ヒビノ「煉獄王、私達、煉獄の一族は愚かなる者達の手で絶滅を迎えた。私の望みは煉獄一族の復興、そして、愚かなる政府に、戦争と復讐を!」

 

煉獄王『良かろう。』

 

サツキ「待て!そんな事を、僕達がさせると思うか⁉︎」

 

ヒビノ「そうだったな、君達が居たか。」

 

絵里「私達に、あれだけの事をして、許されると思っているの⁉︎」

 

炎斬「てめぇ、今の自分の立場を見てみるんだな………、今度はてめぇが消える番だ!」

 

煉獄王『ふむ、良い闘志を感じるな、どれ、肩慣らしに相手をしてやる。』

 

ヒビノ「ええ………、あの方々には、再び贄となってもらいましょうか………。」

 

サツキ「決まりだな………、なら僕が………!」

 

穂乃果「………………」

 

千歌(穂乃果さん………、私達を助ける為に、本当は、誰よりも辛かったはずなんだ………ならここは………)

 

千歌「私が相手だよ!」

 

サツキ「千歌ちゃん⁉︎」

 

曜/梨子「千歌ちゃん!」

 

千歌「ごめんなさい。サツキさん、けど、私も、穂乃果さんの次だけど………、最後にみんなに託されたから。煉獄王を倒して、私がみんなを助ける!」

 

サツキ「千歌ちゃん………、分かった………今さら、無理に君を止めないよ。」

 

千歌「ありがとうございます!」

 

 

千歌は、ヒビノの前に立ちはだかる。

 

 

千歌「煉獄バディカップは、まだ終わっていませんよ!ヒビノさん!私があなたに勝って、本当の最後です!」

 

ヒビノ「くっふふふふふ………、ははははははは!良いでしょう。煉獄バディカップ 最終エクストラ・ファイトを始めましょう!」

 

 

煉獄バディカップ

 

最終エクストラファイト:千歌 vs ヒビノ

 

オープンTHEフラッグ

 




今回も感想を是非‼︎

次回 ラストバトル!


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千歌 vs ヒビノ

煉獄バディカップは穂乃果の優勝で幕を閉じた。

そして、優勝した穂乃果は全力を尽くして、煉獄の扉を破壊し、大会で消えた全員を開放したが、力を使い果たして倒れてしまった。

 

そして、破壊された扉の奥からついに、煉獄の王が目覚めた。会場にいるみんなの為にも、全力を尽くして自分達を助けてくれた穂乃果の為にも、千歌は、煉獄の王にファイトを挑む!

 

ーーー

 

サツキ「止めないとは言ったが、結局、今回も千歌ちゃんに頼るのか、僕は………」

 

絵里「サツキ、千歌ちゃんは穂乃果が託された思いを受け継いでファイトしようとしてる。頼るんじゃなくて、信じるの。」

 

サツキ「絵里ちゃん………、そうだね。」

 

 

海未「千歌さん、穂乃果の思いを遂げてください。」

 

ことり「千歌ちゃん、私達も託すよ。」

 

 

梨子「勝って、千歌ちゃん」

 

曜「千歌ちゃん………!」

 

 

 

千歌「煉獄バディカップは、まだ終わっていませんよ!ヒビノさん!私があなたに勝って、本当の最後です!」

 

ヒビノ「くっふふふふふ………、ははははははは!良いでしょう。煉獄バディカップ 最終エクストラ・ファイトを始めましょう!」

 

 

 

煉獄バディカップ

最終エクストラファイト:千歌 vs ヒビノ

 

 

千歌「太陽より高い所へ!太陽より眩い輝きを放って!輝きのルミナイズ!〈太陽の煌めき〉」

 

ヒビノ「我が復讐を遂げる為に、煉獄の王は今目覚めた!ルミナイズ!〈煉獄の王座〉」

 

 

オープンTHEフラッグ

 

 

千歌「ドラゴンワールド」

◼️手札6/ゲージ2/LP10

 

ヒビノ「ダークネスドラゴンワールド」

◼️手札6/ゲージ2/LP10

 

 

千歌「私のターン!ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札6→7/ゲージ2→3

 

千歌「ライトに〈ブレストコロナ・ドラゴン〉をコール!」

◼️手札7→6

 

千歌「バトル!ブレストコロナで攻撃!能力で、ゲージ+1、相手のセンターにモンスターが居なければさらにゲージ+1!打撃2!」

◼️ゲージ3→4→5

 

ヒビノ「ふっ………」LP10→8

 

千歌「ターンエンド!」

◼️手札6/ゲージ5/LP10

 

 

ヒビノ「私のターンだ。ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札6→7/ゲージ2→3

 

ヒビノ「レフトに〈煉獄竜牙団 パーガトリー・ロッドドラゴン〉、ライトに〈煉獄竜牙団 パーガトリー・エッジドラゴン〉をコール。」

◼️手札7→6→5

 

 

煉獄竜牙団 パーガトリー・ロッドドラゴン

煉獄/黒竜

サイズ1/攻6000/防1000/打撃2

◼️君の場にサイズ2以上の〈煉獄〉のモンスターがいる時、このカードのサイズを1減らす。

◼️このモンスターが君のカードの効果で破壊された時、君のライフ+1!

 

 

煉獄竜牙団 パーガトリー・エッジドラゴン

煉獄/黒竜

サイズ1/攻5000/防2000/打撃2

◼️君の場にサイズ2以上の〈煉獄〉のモンスターがいる時、このカードのサイズを1減らす。

◼️このモンスターが君のカードの効果で破壊された時、君のデッキの上からカードを1枚引く。

 

 

ヒビノ「そして、センターにバディコール(LP8→9)!煉獄の王よ、粛正の炎を持って、歪む世界に浄化の滅びを………‼︎〈煉獄王 ヴァーミリット・竜牙・ドラゴン〉」

◼️手札5→4/ゲージ3→0/LP9→7

 

 

煉獄王 ヴァーミリット・竜牙・ドラゴン

煉獄/黒竜

サイズ3/攻10000/防7000/打撃1

◼️【コールコスト】君の場のカード名に「煉獄竜牙団」を含むモンスターを全て破壊して、このカードのソウルに入れて、君のライフ2払い、ゲージ3払う。

◼️このモンスターは相手のカードの能力で1回以上破壊されない。

◼️【対抗】【起動】"双黒終焉撃"君の場のカード1枚を破壊する。破壊したら、君のデッキの上からカードを1枚ゲージに置いて、君のターン中なら、相手にダメージ2を与えて、相手のターン中なら、君のライフ+2!この能力は1ターンに2回だけ使える。

◼️君のターン終了時、君のデッキの上からカードを4枚このカードのソウルに入れる。

【2回攻撃】【貫通】【ソウルガード】/ソウル2

 

 

ヒビノ「破壊されたパーガトリーロッドドラゴンと、パーガトリーエッジドラゴンの能力、効果で破壊された時、ライフ+1、1枚ドロー!」LP7→8

◼️手札4→5

 

千歌「これが、煉獄の王………⁉︎」

 

ヒビノ「では、バトルです。ヴァーミリット竜牙で千歌さんに攻撃!打撃1だ。」

 

千歌「っ………!」LP10→9

 

ヒビノ「ヴァーミリット竜牙で【2回攻撃】もう一度攻撃!打撃1」

 

千歌「う………」LP LP9→8

 

ヒビノ「まだ終わっていないぞ。ヴァーミリット竜牙の能力で自身を破壊!ソウルガード、そして、私のデッキの上から1枚チャージし、さらに自分のターンならば、千歌さんにダメージ2!」

◼️/ゲージ0→1

 

 

ヴァーミリット竜牙ドラゴン ソウルガード 2→1

 

 

千歌「うわぁ!」 LP8→6

 

ヒビノ「ヴァーミリット竜牙の能力をもう一度発動!自身を破壊しソウルガード、そして1チャージ、千歌さんにダメージ2!」

◼️ゲージ1→2

 

ヴァーミリット竜牙ドラゴン ソウルガード 1→0

 

 

千歌「くぅぅ」 LP6→4

 

ヒビノ「ターンエンドです。そしてヴァーミリット竜牙ドラゴンの能力でデッキの上から4枚ソウルイン!」

◼️手札5/ゲージ2/ LP8

 

ヴァーミリット竜牙ドラゴン ソウル0→4

 

 

千歌「私のターン!ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札6→7/ゲージ5→6

 

千歌「ライトに〈必殺の型 バルドラゴン〉をコール!登場時"バルドラゴンフォース"デッキから〈太陽竜〉のアイテム1枚を手札に加える!」

◼️手札7→6→7/ LP4→3

 

 

必殺の型 バルドラゴン

サイズ2/攻6000/防4000/打撃2

 

 

ブレストコロナドラゴン 生滅

 

 

千歌「私のライフが6以下で、場にバルドラゴンが居れば………〈ドラゴンフォース"紅蓮の型"〉解放‼︎」

◼️手札7→6/ゲージ6→3

 

 

ドラゴンフォース"紅蓮の型"

攻6000/打撃1

 

 

千歌「バルドラゴンを進化!〈超太陽竜 バルソレイユ〉」

◼️手札6→5//ゲージ3→1/【貫通】

 

 

超太陽竜 バルソレイユ

サイズ3/攻7000/防7000/打撃2→3/【2回攻撃】【ソウルガード】

 

 

千歌「バルソレイユをドラゴンフォースにソウルイン!」

 

 

ドラゴンフォース

攻6000→13000

打撃1→3→4

 

 

煉獄王『ほう………ドラゴンフォースと太陽竜か………』

 

千歌「バトル!ドラゴンフォースでヒビノさんに攻撃!打撃4」

 

ヒビノ「ヴァーミリット竜牙の能力!自身を破壊し、1チャージ、そして相手のターン中なら、ライフ+2だ。」 LP8→10

◼️ゲージ2→3

 

 

ヴァーミリット竜牙ドラゴン ソウルガード 4→3

 

 

千歌「けど、攻撃は受けてもらうよ!」

 

ヒビノ「ぐぅぅ!」 LP10→6

 

千歌「ドラゴンフォースの【2回攻撃】ヒビノさんに攻撃!打撃4」

 

ヒビノ「キャスト!〈ドラゴンシールド 黒竜の盾〉攻撃ダメージを0にして、ライフ+1」 LP6→7

◼️手札5→4

 

ヒビノ「さらに、ヴァーミリット竜牙の能力で、自身を破壊、そしてゲージ+1、ライフ+2」 LP7→9

◼️ゲージ3→4

 

 

ヴァーミリット竜牙ドラゴン ソウルガード 3→2

 

 

千歌「ターンエンド。」

◼️手札5/ゲージ1/ LP3

 

 

ヒビノ「私のターン。ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札4→5/ゲージ4→5

 

煉獄王『ヒビノよ………、ドラゴンフォース相手では少々部が悪い………、少し早いが、我の力を解放せよ………』

 

ヒビノ「かしこまりました。ゲージ4払い、ヴァーミリット竜牙ドラゴンを破壊して【変身】!〈煉獄の竜帝王 絶剣のヴァーミリット〉」

◼️手札5→4/ゲージ5→1

 

 

煉獄の竜帝王 絶剣のヴァーミリット

煉獄/黒竜

サイズ3/攻15000/防7000/打撃2

◼️このカードはコールできない。

◼️このカードの能力は無効化されず、破壊されない。

◼️このカード以外の君の場のカード1枚を破壊する。破壊したら、君のターン中、このカードの打撃力+1して、君のライフ+2!相手のターン中なら、相手のカード1枚の打撃力ー2して、相手にダメージ1!この能力は1ターンに1回使える。

◼️〈煉獄殺〉(君のアタックフェイズ開始時、君の手札2枚捨てる。)

君のドロップゾーンのサイズ1以下の〈煉獄〉のモンスター3枚までを【コールコスト】を払わずにコールする。そのモンスターの能力は無効化され、打撃力は0になり、サイズ0になる。この能力はファイト中、2回まで使える。

【2回攻撃】【貫通】【変身】(君の場のサイズ3以上の〈煉獄〉のモンスターの【ソウルガード】を無効化して破壊し、ゲージ4払う。)

 

『煉獄の帝王とは、自らの身体を贄として真に覚醒する。』

 

 

ヒビノ「さぁ、煉獄の帝王の力を見せてやろう‼︎」

 

 




今回も感想を是非‼︎

次回………決着か⁉︎


7/13日は善子(ヨハネ)ちゃんの誕生日です。
それに伴い、誕生日記念作品を書きました。もし良かったら読んでみてください。


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煉獄の帝王

千歌 vs ヒビノ

 

千歌

◼️手札5/ゲージ1/ LP3

 

レフト:無し

ライト:無し

センター:無し

アイテム:ドラゴンフォース"紅蓮の型"

 

ーーー

 

ヒビノ

◼️手札4/ゲージ5/LP9

 

レフト:

ライト:

センター:煉獄王 ヴァーミリット・竜牙・ドラゴン

 

ーーー

 

ヒビノ:メインフェイズ………

 

 

ヒビノ「私のターン。ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札4→5/ゲージ4→5

 

煉獄王『ヒビノよ………、ドラゴンフォース相手では少々部が悪い………、少し早いが、我の力を解放せよ………』

 

ヒビノ「かしこまりました。ゲージ4払い、ヴァーミリット竜牙ドラゴンを破壊して【変身】!〈煉獄の竜帝王 絶剣のヴァーミリット〉」

◼️手札5→4/ゲージ5→1

 

 

煉獄の竜帝王 絶剣のヴァーミリット

煉獄/黒竜

サイズ3/攻15000/防7000/打撃2

◼️このカードはコールできない。

◼️このカードの能力は無効化されず、破壊されない。

◼️【対抗】【起動】このカード以外の君の場のカード1枚を破壊する。破壊したら、君のターン中、このカードの打撃力+1して、君のライフ+2!相手のターン中なら、相手のカード1枚の打撃力ー2して、相手にダメージ2!この能力は1ターンに1回使える。

◼️〈煉獄殺〉(お互いのアタックフェイズ開始時、君の手札2枚捨てる。)

君のドロップゾーンのサイズ1以下の〈煉獄〉のモンスター3枚までを【コールコスト】を払わずにコールする。そのモンスターはの能力は無効化され、打撃力は0になり、サイズ0になる。この能力はファイト中、2回まで使える。

【2回攻撃】【貫通】【変身】(君の場のサイズ3以上の〈煉獄〉のモンスターの【ソウルガード】を無効化して破壊し、ゲージ4払う。)

 

『煉獄の帝王とは、自らの身体を贄として真に覚醒する。』

 

 

ヒビノは青い炎のようなオーラに包まれる、そして、そのオーラが消えた時、ヒビノは青い炎を模した鎧を纏い、黒い竜人に姿を変える。そして背中には巨大な長太刀、そして竜の羽が生える………!

 

 

 

ヒビノ「さぁ、煉獄の帝王の力を見せてやろう‼︎」

 

ヒビノ「バトル……!私の手札を2枚捨てコストに………煉獄の世界より、同胞達の魂を呼び戻そう………!」

◼️手札4→2

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

煉・獄・殺

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヒビノ………、絶剣のヴァーミリットは腕を天にかざし、腕から3つの手の形をしたオーラが天上の歪みから魂を引きずり出す!その魂からは呻くような声が聞こえる………!

 

 

『うお"お"お"お"お"お"………‼︎』

 

 

千歌「な、何⁉︎」

 

ーーー

 

サツキ「何だ⁉︎あの能力は⁉︎」

 

絵里「気味の悪い声ね……!」

 

ーーー

 

ヒビノ「ドロップゾーンから、レフトに〈煉獄竜牙団 パーガトリー・ロッドドラゴン〉、ライトに〈煉獄竜牙団 パーガトリー・ランスドラゴン〉、センターに〈煉獄竜牙団 パーガトリー・チェンソードラゴン〉をコール!」

 

 

煉獄竜牙団 パーガトリー・ロッドドラゴン

サイズ1→0/攻6000/防1000/打撃2→0

 

 

煉獄竜牙団 パーガトリー・ランスドラゴン

サイズ1→0/攻5000/防1000/打撃1→0

 

 

煉獄竜牙団 パーガトリー・チェンソードラゴン

サイズ1/攻5000/防1000/打撃1→0

 

 

ヒビノ「この能力でコールされたモンスターは、サイズ0/打撃0/能力は無効になる。」

 

ーーー

 

梨子「一気にモンスターを3体も復活させるなんて………」

 

果南「でも、打撃力は0で能力も使えない………いったい何の意味が……」

 

ダイヤ「〈煉獄〉の特性と言ったら………」

 

ーーー

 

ヒビノ「絶剣のヴァーミリットの能力!センターのパーガトリーチェンソーを破壊する。そして、ヴァーミリットの打撃力を+1して、私のライフ+2。」LP9→11

 

 

パーガトリーチェンソードラゴン 破壊!

 

 

絶剣のヴァーミリット 打撃2→3

 

 

ヒビノ「ヴァーミリットで千歌さんに攻撃!打撃3!」

 

千歌「キャスト!〈ドラゴンシールド 太陽の盾〉攻撃を無効化して、ライフ+1!」LP3→4

◼️手札5→4/ゲージ1→2

 

ヒビノ「【2回攻撃】だ。千歌さんに攻撃!」

 

千歌「キャスト!〈ドラゴンフォース 青竜の盾〉攻撃を無効化して、1チャージ!」

◼️手札4→3/ゲージ2→3

 

ヒビノ「このターンは凌ぎましたか………ターンエンド。」

 

 

千歌「私のターン、ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札3→4/ゲージ3→4

 

千歌「ライトに〈神速のバルドラゴン〉をコール!そして、神速のバルドラゴンを進化!〈爆速の太陽竜 バルドラゴン〉!」

◼️手札4→3→2/ゲージ4→3

 

 

爆速の太陽竜 バルドラゴン

サイズ2/攻7000/防5000/打撃2/【移動】【ソウルガード】/ソウル1

 

 

千歌「さらに〈ドラゴンフォース・アドバンテージ〉2チャージ、2ドロー、ライフ2回復!」LP4→6

◼️手札2→1→3/ゲージ3→5

 

千歌「バトル!ドラゴンフォースとバルドラゴンでヒビノさんに連携攻撃!爆速のバルドラゴンの能力で、1ドロー!さらに連携したらライフ+2!」LP 6→8

◼️手札3→4

 

ヒビノ「ふふふ……、絶剣のヴァーミリットの能力!ライトのパーガトリーランスドラゴンを破壊し、ドラゴンフォースの打撃力を2減らす、そして千歌さんにダメージ2です!」

 

千歌「ドラゴンフォースが得た能力で、ダメージを1減らす!うわぁ!」LP8→7

 

 

パーガトリーランスドラゴン 破壊!

 

ドラゴンフォース

打撃4→2

 

 

ドラゴンフォース+爆速のバルドラゴン

連携攻撃力20000

合計打撃6→4

 

絶剣のヴァーミリット

防7000

 

 

ヒビノ「ぐぅ……!」LP 11→7

 

千歌「ドラゴンフォースの【2回攻撃】ヒビノさんに攻撃!」

 

ヒビノ「このターン中、ドラゴンフォースの打撃力は2のままだ。ぐぅぅ!」LP7→5

 

千歌「ドラゴンフォースの能力で、ライフ1払い、スタンド! ドラゴンフォースで3回目の攻撃!打撃2」

◼️LP7→6

 

ヒビノ「キャスト!〈ドラゴンシールド 黒竜の盾〉攻撃ダメージを0にし、ライフ+1」LP5→6

◼️手札2→1

 

千歌「ターンエンド………」

◼️手札4/ゲージ5/LP6

 

 

ヒビノ「私のターン、ドロー!チャージ&ドロー!」

◼️手札1→2/ゲージ1→2

 

ヒビノ「では、このターンで終わらせてやろうか………、手札から〈煉獄継承歌"貴殿の血をこの身に浴びて…!"〉」

◼️手札2→1

 

 

煉獄継承歌"貴殿の血をこの身に浴びて…!"

魔法/チャージ/ゲット

◼️君の場のモンスター1枚を破壊する。破壊したら、君のデッキの上から、カードを2枚ゲージに置いて、カードを2枚引く。

◼️「煉獄継承歌"貴殿の血をこの身に浴びて…!"」は1ターンに1回だけ使える。

 

 

ヒビノ「レフトのパーガトリー・ロッドドラゴンを破壊して、2枚ドロー!」

◼️手札1→3/ゲージ2→4

 

ヒビノ「同胞達の魂よ……再び、この場に蘇生せよ!煉・獄・殺!手札2枚捨て、ドロップゾーンより出でよ。ライトに〈煉獄竜牙団 パーガトリー・ロッドドラゴン〉レフトに〈煉獄竜牙団 パーガトリー・ランスドラゴン〉センターに〈煉獄竜牙団 パーガトリー・チェンソードラゴン〉」

◼️手札3→1

 

 

煉獄竜牙団 パーガトリー・ロッドドラゴン

サイズ1→0/攻6000/防1000/打撃2→0

 

 

煉獄竜牙団 パーガトリー・ランスドラゴン

サイズ1→0/攻5000/防1000/打撃1→0

 

 

煉獄竜牙団 パーガトリー・チェンソードラゴン

サイズ1→0/攻5000/防1000/打撃1→0

 

ーーー

 

曜「また蘇生した⁉︎」

 

鞠莉「厄介ね。あの能力……!」

 

ーーー

 

ヒビノ「バトルはしない。」

 

千歌「え⁉︎」

 

ヒビノ「ファイナルフェイズ‼︎ゲージ4枚以上と、デッキのカードを1枚残して全てドロップゾーンに置き、【必殺変身】〈煉獄の竜帝王 絶無の剣 ヴァーミリット"ディストーション"〉」

◼️手札1→0/ゲージ4→0

 

 

煉獄の竜帝王 絶無の剣 ヴァーミリット"ディストーション"

煉獄

サイズ3/攻20000/防12000/打撃3

◼️この必殺モンスターはコールできない。

◼️このカードは能力を無効化されず、相手の効果で破壊されない。

◼️【対抗】【起動】君の場のモンスターを全て破壊する。破壊したら、このファイト中、その枚数分このカードの打撃力+1して、このモンスターは【X回攻撃】(Xはこの能力で破壊したモンスターの枚数分)を得る。

◼️君が打撃3以上のダメージを受ける時、このカードを破壊してよい、破壊したら、このカードの打撃力分、君のライフに加える。

【貫通】【必殺変身】(このターン中、君が一度も攻撃していないなら、君のデッキが1枚になるようにドロップゾーンに置いて、ゲージ2枚以上を全て払う。)

 

『もはや…、煉獄の炎でも浄化できないほど、帝王は歪んでしまった………!』

 

 

 

ヒビノ「必殺モンスターの能力で、私の場のモンスターを全て破壊する。」

 

 

煉獄竜牙団 パーガトリー・ロッドドラゴン 破壊!

 

煉獄竜牙団 パーガトリー・ランスドラゴン 破壊!

 

煉獄竜牙団 パーガトリー・チェンソードラゴン 破壊!

 

 

ヒビノ「そして、破壊したカードの枚数分、打撃力が上がり、その枚数分の攻撃回数を得る。この能力で破壊したカードは3枚………よって………」

 

 

煉獄の竜帝王 絶無のヴァーミリット"ディストーション"

打撃3→6

【3回攻撃】

 

ーーー

 

聖良「…………ば……馬鹿な………!」

 

琴奈「打撃力6で………」

 

メア「【3回攻撃】なんて……!」

 

ーーー

 

千歌「………!」

 

ヒビノ「絶無のヴァーミリットで千歌さんに攻撃!打撃6!」

 

千歌「ドラゴンフォースの能力で、受けるダメージを1減らす!そしてキャスト!〈ドラゴンフォース・ガッツ〉ライフ+3!そして相手のターンで使ったから1枚ドロー!」

◼️手札4→3→4/ゲージ5→4

 

ヒビノ「だが、攻撃は続いている!」

 

 

受けるダメージ6→5

 

 

千歌「うわぁぁぁぁ‼︎」LP6→9→4

 

ヒビノ「絶無のヴァーミリットで2回目の攻撃!打撃6!」

 

千歌「キャスト!〈ドラゴンフォース・ガッツ〉私のライフ+3!きゃぁぁぁ‼︎」LP4→7→2

 

 

千歌は強力な打撃力の攻撃を受けて、両膝をついて落胆する………

 

 

千歌「…………」

 

 

ーーー

 

サツキ/絵里「千歌ちゃん‼︎」

 

 

穂乃果「………………」ピクッ

 

 

聖良/琴奈/メア「千歌さん(ちゃん)‼︎」

 

 

 

穂乃果「………うぅ…………んん…………」

 

 

炎斬「千歌‼︎」

 

 

穂乃果「ち………か………ちゃん………?」

 

ーーー

 

ヒビノ「ふふふ………」

 

千歌「…………………」

 

ーーー

 

穂乃果「………千歌…………ちゃん………?」

 

 

梨子/曜「千歌ちゃん‼︎」

 

ーーー

 

千歌「………………」

 

ヒビノ「外野の願いも虚しかったな、では、とどめを刺すとするか。」

 

千歌「くっ………………!」

 

ーーー

 

穂乃果「まだだよ!立って、千歌ちゃん‼︎」

 

ーーー

 

千歌「………‼︎ 穂乃果………さん………?」

 

ヒビノ「ほぅ………」

 

ーーー

 

穂乃果「まだ、諦めちゃダメだよ!みんなの想いを託されたんでしょ!なら立って、千歌ちゃん‼︎」

 

ーーー

 

千歌「………そうだよ………、私は、まだ………戦える!」

 

 

千歌はゆっくりと立ち上がる………そして、デッキに手をかざす………

 

 

千歌「まだ、諦めるには早いんだ………、ドラゴンフォースガッツの能力で………」

 

千歌(このドローに、みんなと私の全てを………賭ける!)

 

千歌「ドローーーー‼︎」

 

ヒビノ「今さら、何を引こうと無駄だ。絶無のヴァーミリットで3回目の攻撃!ヴァーミリット"ディストーション"打撃6だ!」

 

千歌「………………!」

 

 

 




今回も感想を是非‼︎

次回………遂に決着………!


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新たなる太陽

千歌 vs ヒビノ

 

 

千歌

◼️手札4/ゲージ4/LP2

 

ライト:爆速の太陽竜 バルドラゴン

レフト:無し

センター:無し

アイテム:ドラゴンフォース"紅蓮の型"

 

ーーー

 

ヒビノ

◼️手札0/ゲージ0/LP6

 

ライト:無し

レフト:無し

センター:無し

アイテム:煉獄の竜帝王 絶無のヴァーミリット"ディストーション"

 

ーーー

 

ヒビノのファイナルフェイズ中………

 

 

ヒビノ「外野の願いも虚しかったな、では、とどめを刺すとするか。」

 

千歌「くっ………………!」

 

ーーー

 

穂乃果「まだ、諦めちゃダメだよ!みんなの想いを託されたんでしょ!なら立って、千歌ちゃん‼︎」

 

ーーー

 

千歌「………そうだよ………、私は、まだ………戦える!」

 

 

千歌はゆっくりと立ち上がる………そして、デッキに手をかざす………

 

 

千歌「まだ、諦めるには早いんだ………、ドラゴンフォースガッツの能力で………」

 

千歌(このドローに、みんなと私の全てを………賭ける!)

 

千歌「ドローーーー‼︎」

 

ヒビノ「今さら、何を引こうと無駄だ。絶無のヴァーミリットで3回目の攻撃!絶無の剣 ヴァーミリット"ディストーション‼︎"打撃6だ!」

 

千歌「………キャスト!〈ドラゴンフォース・レッドバリア〉」

◼️手札4→3

 

 

ドラゴンフォース・レッドバリア

魔法/ゲット

◼️君がカード名に「ドラゴンフォース」を含むアイテムを装備している時、相手のターン中に使える。

◼️【対抗】君のライフが4以下なら、君はこのターン中、ダメージを受けない。さらに、君のデッキと手札から「ドラゴンフォース・レッドバリア」を全て捨ててよい、捨てたら、君のデッキからモンスター1枚を手札に加える。デッキを見たらシャッフルする。

 

 

千歌「私のライフが4以下なら、私はこのターン中、ダメージを受けない!」LP2

 

ヒビノ「何だと⁉︎」

 

千歌「そして、手札とデッキから「ドラゴンフォース・レッドバリア」を全て捨てて、モンスターカードを1枚手札に加える!」

◼️手札3→4

 

ヒビノ「ふふふ、ははははははは!よく耐えた!ターンエンドだよ。」

◼️手札0/ゲージ0/LP6

 

ーーー

 

全員「はぁ〜〜………」

 

サツキ「あの猛攻をよく耐えた………」

 

炎斬「ったく、ヒヤヒヤさせるぜ……」

 

聖良「ですが、本当の勝負はここからですね。」

 

曜「千歌ちゃん………」

 

梨子「頑張って………!」

 

ーーー

 

千歌「私のターン、ドロー!チャージ&………ドロー!!」

◼️手札4→5/ゲージ4→5

 

千歌「メインは何もしない、バトル!ドラゴンフォースと、爆速のバルドラゴンで連携攻撃!爆速のバルドラゴンの能力で1枚ドロー、ライフ+2!」LP2→4

 

 

ドラゴンフォース+爆速のバルドラゴン

連携攻撃力20000

合計打撃力6

 

絶無の剣 ヴァーミリット"ディストーション"

防12000

 

 

ヒビノ「ドロップゾーンから〈煉獄竜牙団 パーガトリー・ガードナードラゴン〉をデッキの1番下に戻して、能力発動!」

 

 

煉獄竜牙団パーガトリー・ガードナードラゴン

煉獄/黒竜

サイズ2/攻2000/防7000/打撃1

◼️【対抗】"血の壁"相手の打撃力3以上のカードが攻撃した時、ドロップゾーンのこのカードを君のデッキの1番下に戻してよい、戻したら、その攻撃を無効化して、君のライフ+1!

 

 

ヒビノ「"血の壁"打撃3以上の攻撃の攻撃を無効化する。そしてライフ+1だ。」LP 6→7

 

千歌「くっ……、ドラゴンフォースの【2回攻撃】ヒビノさんに攻撃!打撃4」

 

ヒビノ「もう1枚ドロップゾーンのパーガトリーガードナードラゴンをデッキの下に戻し、"血の壁"打撃3以上の攻撃を無効化してライフ+1だ。」LP7→8

 

千歌「それでも、私は負けない!ファイナルフェイズ!ゲージ3払い、爆速の太陽竜バルドラゴンを必殺モンスターに進化!

〈バルソレイユ"バルブレード・レイ・スラッシャー‼︎"〉」

 

 

バルソレイユ"バルブレード・レイ・スラッシャー‼︎"

ドラゴンW/スタードラゴンW/ダークネスドラゴンW

太陽竜/ネオドラゴン/黒竜

サイズ3/攻13000/防7000/打撃2

◼️【コールコスト】君の場のサイズ2以上の〈太陽竜〉のモンスター1枚に重ねて、ゲージ3払う。

◼️このカードのソウル1枚ドロップゾーンに置く。置いたら、君が装備しているカード名に「ドラゴンフォース」を含むアイテム1枚をスタンドする。この能力は1 ターンに1回だけ使える。そのアイテムはファイナルフェイズ中にも攻撃できる。

◼️このカードが、カード名に「ドラゴンフォース」を含むアイテムと連携攻撃した時、その攻撃は無効化されず、ダメージは減らない。

【2回攻撃】【貫通】【ソウルガード】/ソウル2

 

『光の太陽神は希望を繋ぐ。』

 

ーーー

 

梨子「バルソレイユの必殺モンスター⁉︎」

 

曜「凄い……!」

 

果南「これなら、いけるかも!」

 

ーーー

 

千歌「必殺モンスターの能力!自身のソウル1枚を取り除いて、ドラゴンフォース"紅蓮の型"をスタンド!」

 

 

必殺モンスター ソウル2→1

 

 

ドラゴンフォース スタンド!

 

 

ヒビノ「⁉︎」

 

千歌「必殺モンスターとドラゴンフォースで連携攻撃!必殺モンスターの能力で、ドラゴンフォースと連携攻撃した時、この攻撃を無効化できず、ダメージは減らない!」

 

ヒビノ「何だと⁉︎」

 

 

バルソレイユ+ドラゴンフォース

連携攻撃力 26000

合計打撃力6

 

絶無の剣ヴァーミリット"ディストーション"

防12000

 

 

ヒビノ「ぐわぁぁ!」LP7→1

 

千歌「必殺モンスターは【2回攻撃】できる!そしてライフ1払って、ドラゴンフォースをスタンド!」

◼️LP4→3

 

千歌「ドラゴンフォースと必殺モンスターで2回連携攻撃!攻撃を無効化されず、ダメージは減らない!バルソレイユ"バルブレード・レイ・スラッシャー‼︎"打撃6!」

 

ヒビノ「………私は、負けはしない!」LP1→

 

 

バルソレイユの6本のブレードビットが合体し、1刃の巨大な剣に変わり、千歌がその剣をヒビノに振り下ろす!そして大爆発が起こる………!

 

ーーー

 

絵里「やった!」

 

サツキ「勝ったのか⁉︎」

 

ーーー

 

徐々に爆煙が晴れる………だが、ヒビノはまだ立っていた………!

 

 

千歌「………!」

 

ヒビノ「はぁ……、はぁ………、まだだ、まだ私は………負けてない………!」LP1

 

千歌「……………」

 

ヒビノ「驚いているかい?私が打撃力3以上のモンスターの攻撃を受ける時、絶無の剣ヴァーミリットディストーションを破壊する事で、その打撃力を私のライフに加えた………ヴァーミリットディストーションの打撃力は6だった、よって私は、ライフを6回復したのだ………!まだまだファイトは終わらないぞ!」LP1→7→1

 

千歌「…………ううん、ファイトはもう終わりだよ。」

 

ヒビノ「何!」

 

千歌「ドラゴンフォースの能力、攻撃で相手にダメージを与えたら、ライフ1払い、ドラゴンフォースをスタンドする!」

◼️LP3→2

 

ヒビノ「あ…、あぁ………!」

◼️手札0/ゲージ0

 

千歌「ドラゴンフォースで、ヒビノさんに攻撃!これで本当の終わり!打撃4‼︎」

 

ヒビノ「う………、うわぁぁぁぁぁぁぁ‼︎」LP1→0

 

ーーー

 

ヒビノ「まさか……、私の全てが、こんな小娘に阻止されるとは………情けない……!結局私は………、何も成せなかった………一族の復興も………何もかも………!」

 

煉獄王『ヒビノよ………、我は再び眠りにつく、せめてお前も、我と共に眠るのだ………』

 

 

敗北したヒビノは、青い炎のようなオーラに包まれる………

 

 

千歌「ヒビノさん………!」

 

ヒビノ「高海千歌さん、見事な勝利でした。」

 

千歌「私も、楽しかったです。」

 

ヒビノ「私は、煉獄王と共に眠りにつきます………。」

 

サツキ「ヒビノ………」

 

ヒビノ「サツキさん………」

 

サツキ「このまま、消えるのなら……煉獄の世界で、罪を償え。それが今、あんたの成すことだ。」

 

ヒビノ「はい………では、私はこれで………」

 

 

ヒビノはそのまま消えてしまった。そして、破壊された扉が再生され、ヒビノの肉体と魂は煉獄王に導かれて、共に封印された………。

 

 

Aqours「千歌ちゃん!」

 

千歌「曜ちゃん、梨子ちゃん!みんな!」

 

ダイヤ「やりましたわね。千歌さん!」

 

果南「さすが千歌だよ。」

 

鞠莉「ナイスファイトだったわ!」

 

善子「結構ヒヤヒヤしたけどね。」

 

花丸「それでも勝ったから凄いずら!」

 

ルビィ「うん!」

 

曜「やったね。千歌ちゃん!」

 

梨子「かっこよかったよ。」

 

千歌「みんな……、ありがとう!」

 

炎斬「ふっ……」

 

サツキ「じゃあみんな、そろそろ島を出よう。」

 

絵里「そうね。行きましょう。」

 

希「せやな!」

 

 

 

それから大会参加者全員、船に乗り込んで、内浦湾に戻る。

 

 

船内

 

 

Aqoursや大会参加者達は、大会の疲れがあるのかほとんどの人が眠っている。

 

 

千歌「穂乃果さん、ありがとうございます。あの時、穂乃果さんの声が聞こえてなかったら、私は諦めてました………」

 

穂乃果「ううん、お礼を言うのは穂乃果の方だよ。みんなの為に、倒れた私の代わりに戦ってくれて、ありがとう。」

 

千歌「穂乃果さんの代わりになったつもりはないですよ。私はただ、みんなと一緒に帰りたかっただけですから。」

 

穂乃果「そう言う事にしとくね。あ、見えて来たね。」

 

千歌「内浦だ!」

 

 

船は内浦湾に到着した。

 

 

果南「う〜ん……っ…!帰って来たね!」

 

ダイヤ「2日しか経ってないのに、長い間あの場にいた気分ですわ。」

 

梨子「いろいろ大変でしたからね。」

 

善子「全くよ。」

 

千歌「μ'sの皆さんはどうしますか?」

 

真姫「私は帰るわ。患者さん達を待たせてるからね。」

 

にこ「私達だって、ファンのみんなを待たせてるから………」

 

凛「にこちゃん、凛達のスケジュールはまだ真っ白にゃ。」

 

花陽「あと、大会が長引くと思って4日くらいスケジュールを空けちゃったから、あと2日お休みだよ。」

 

にこ「………だったら、2日間適当に観光するわよ!」

 

ことり「私達はどうする?」

 

海未「そうですね………穂乃果は………聞くまでもありませんね。」

 

穂乃果「せっかくのお休みなんだし、海未ちゃん、ことりちゃん!久々に遊んでいこっか!」

 

千歌「あ、それなら私の旅館に泊まって行ってください!」

 

 

 

千歌

 

いろいろ大変な大会だったけど………、でも、いろんなファイトが観れたし、憧れの穂乃果さんともファイトができた。ある意味、悔いはないかな?

 

 

『煉獄バディカップ』 編 完!

 

 




今回も感想を是非‼︎

ついに、やっと………『煉獄バディカップ』編 完結できました。皆さんのアイデアや応援と感想のおかげです!ありがと〜〜う!

ストーリー提案まだまだ応募中です。どしどしご提案ください。

今回も、ありがとうございました!


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不死龍 vs 冥府龍 編
死んだ少年


9/30日…………俺、藤木 真柴 は死んだ………

 

 

救急車から1人の少年が、病院に運ばれた。

 

 

医師「患者の名前と容体は?」

 

ナース「藤木 真柴君、16才です。今、バイタルが急低下していて危険な状態です。」

 

医師「不味いな………早くオペ室に運んで!車の衝突事故か………、なら彼の両親は?」

 

ナース「残念ですが、すでに………」

 

医師「そうか………、井上先生と坂本先生を至急呼んで!真柴君の治療は私がする!」

 

ナース「はい!」

 

 

オペ室……

 

ピピピピピ……

 

医師「まだ、死ぬなよ………、生きたいと願うんだ………!」

 

 

ピピピピピピ----------

 

 

ナース「心肺停止!」

 

井上「電気ショック!早くしろ!」

 

坂本「悪いが、まだ彼を両親に合わせるわけにはいかない!」

 

医師「ああ!頑張れ、帰って来い!」

 

 

俺は、この光景を見ていた。あれが俺の肉体って事は、この光景を見ている俺は魂ってやつなのだろう。だが、医師達の声は聞こえない………

 

ん?なんだ………?

 

俺の後ろに、黒い穴のようなものが現れた………そしてそれは、俺を吸い込もうと、空気を吸引する。そして重さが存在しない俺は、その穴に吸い込まれてしまった。

 

 

真柴(魂)(うわぁぁぁぁぁぁぁ!)

 

ーーー

 

真柴「う……うん………痛え………あ、あれ?なんで痛みがあるんだ?俺は死んで………てか、どこだよ……ここ………」

 

 

俺が周りを見ると、紫色の空……、枯れた木々……、灰色の地面……そこはまるで………

 

 

真柴「地獄か………?え………何で?俺地獄に来る理由なんてないだろ………」

 

 

地獄に来た理由を考えていても仕方ない、進もう。

 

しばらく歩く………と。

 

 

真柴「何だ………これは………」

 

 

俺の目の前に、神殿のに彫られた壁に、鎖で繋がれたら紫の人型のドラゴンがいた。

 

 

真柴「ドラゴン………何で?」

 

 

と、俺の声に反応したのか、そのドラゴンの目が開いた

 

 

ドラゴン「人間………?なぜ、人間がここにいる?」

 

 

喋った………

 

 

真柴「そんなの俺が知りたい。ここはどこなんだ?」

 

ドラゴン「お前、ここが分からずにいたのか?」

 

真柴「ここは、地獄………なのか?」

 

ドラゴン「地獄………か、間違っては居ないな………だが、ここはダークネスドラゴンワールドだ。」

 

真柴「ダークネスドラゴンワールド………?バディファイトのか?」

 

ドラゴン「ああ。」

 

真柴「お前は何で鎖に繋がれてるんだ?」

 

ドラゴン「ん?まぁ、ちょっとな………ん?」

 

真柴「ん?」

 

 

ドラゴンが何かに気づき、真っ直ぐに前を見据える。俺もそれに吊られて前を見据える。

すると、3体くらいのドラゴンが歩いて向かって来る………

 

 

ドラゴンA「よう!気分はどうだよ?脱走野郎」

 

繋がれたドラゴン「最悪だな………毎日のようにお前を見てるとな。」

 

ドラゴンB「ふん、だったら俺達を見なくていいように、お目目を潰してやろうか?」

 

ドラゴンC「やめな、楽しみがなくなる。」

 

ドラゴンA「ん?そこに居る奴、人間じゃねーか?おいおいマジかよ、はははは……!」

 

真柴「何だ、こいつら………、仲間か?」

 

繋がれたドラゴン「冗談だろ?俺を縛り付けて笑ってるあいつらがか?」

 

真柴「だよな………」

 

繋がれたドラゴン「あいつら、俺が動けないのをいい事に、好き放題しやがる、まさに最悪な奴らだ………」

 

真柴「そうなのか………」

 

繋がれたドラゴン「おい人間、少し手を貸してくれ。」

 

真柴「え?」

 

繋がれたドラゴン「頼む人間、この鎖を外してくれ。」

 

真柴「はぁ?」

 

ドラゴンA「な⁉︎てめぇ、何言ってやがる!やめろよ、その鎖に触れるんじゃねえーー!」

 

繋がれたドラゴン「頼む人間、俺にはやらねばならない事がある!この鎖を解いてくれ!」

 

真柴「解けったって、どうすりゃいいんだ?こんなでかい鎖なんて………」

 

繋がれたドラゴン「ただ触れればいい。この鎖はダークネスドラゴンワールド以外の奴が触れれば引きちぎれる。」

 

ドラゴンA「やめろ人間!その鎖を解けば、大変な事になるぞ!」

 

繋がれたドラゴン「構わん、この鎖を解け。人間!」

 

ドラゴンA「解くんじゃない!人間!」

 

真柴「あーもう!人間人間うるさいんだよ!俺の名前は、藤木 真柴だ!」

 

 

そう叫んで、俺はその鎖をとっさに掴んだ!

すると鎖が錆つき、縛られていたドラゴンが錆びた鎖を引きちぎった!

 

 

ドラゴンA「くっ、なんて事しやがるんだ人間風情が!こうなったらお前らを生かす訳にはいかねぇ……!」

 

 

ドラゴンAがデッキを構える。

 

 

真柴「バディファイトのカード?」

 

繋がれていたドラゴン「恩に着るぜ、真柴………おい、ファイトできるか?」

 

真柴「できるけど、今デッキなんて持ってないぞ。」

 

繋がれていたドラゴン「大丈夫だ。俺のデッキを使え。」

 

真柴「いいのか?」

 

繋がれていたドラゴン「ああ、俺の名はヴァイオレット・グリスだ。よろしくな。真柴。」

 

真柴「おう。よろしくなグリス」

 

グリス「今から俺達はバディだ。肩慣らしに、あいつらを倒すぞ。」

 

真柴「まだよく状況は分かんねーけど、やってやる!」

 

ドラゴンA「ぶっ潰してやる………ファイトだ!」

 

 

 

真柴「紫炎を纏て、亡者の叫びを聴け!ルミナイズ!〈不死の竜団〉」

 

ドラゴンA「てめーらは危険だ、始末してやる!ルミナイズ!」

 

 

オープンTHEフラッグ

 

 

真柴「ダークネスドラゴンワールド」

◼️手札6/ゲージ/2/LP10

バディ:不死龍王 ヴァイオレット・グリス

 

ドラゴンA「ダークネスドラゴンワールド」

◼️手札6/ゲージ2/LP10

バディ:暗黒の牙竜 ダークファングラー・ドラゴン

 

 

ドラゴンA「俺のターン、ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札6→7/ゲージ2→3

 

ドラゴンA「まずは、センターに〈ブラックドラゴン"ディバイデス"〉をコール!」

◼️手札7→6

 

 

ブラックドラゴン"ディバイデス"

サイズ2/攻6000/防2000/打撃3

 

 

ドラゴンA「バトル!ディバイデスで攻撃!打撃3!」

 

真柴「ぐぅ…!」LP10→7

 

ドラゴンA「ターンエンドだ。」

◼️手札6/ゲージ3/LP10

 

 

真柴「いきなり3ダメージか、やるな………けど、ファイトに負ける気は無い!俺のターン!」

 

 




今回も感想を是非‼︎

新章 『不死龍』編 開始‼︎


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不死龍の力

車の衝突事故で半死した状態の少年、藤木 真柴………だが気がつくと、彼はダークネスドラゴンワールドにいた。そして、鎖で繋がれていたドラゴン『不死龍王 ヴァイオレット・グリス』と出会う。

 

ーーー

 

真柴

◼️手札6/ゲージ2/LP7

 

レフト:無し

ライト:無し

センター:無し

 

ーーー

 

ドラゴンA

◼️手札6/ゲージ3/LP10

 

レフト:無し

ライト:無し

センター:ブラックドラゴン"ディバイデス"

 

ーーー

 

真柴のスタートフェイズ………

 

 

真柴「俺のターン!ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札6→7/ゲージ2→3

 

真柴「ライトに〈不死騎龍 ヘルダムド〉をコール!」

◼️手札7→6

 

 

不死騎龍 ヘルダムド

不死龍

サイズ1/攻5000/防1000/打撃1

◼️このカードが手札から登場した時、君のデッキの上から3枚をドロップゾーンに置く。

◼️このカードが【龍蘇生】で登場した時、君のデッキの上から1枚をゲージに置く。この能力は1ターンに1回だけ使える。

【龍蘇生】(君のメインフェイズ、君の手札を1枚捨てて、ドロップゾーンのこのカードを【コールコスト】を払って、コールできる。)

【貫通】

 

 

真柴「レフトに〈不死騎龍ヘルセイド〉をコール」

◼️手札6→5

 

 

不死騎龍ヘルセイド

不死龍

サイズ1/攻5000/防1000/打撃2

◼️このカードが破壊された時、君のデッキの上からカードを2枚ドロップゾーンに置く。

◼️このカードが【龍蘇生】で登場した時、君のライフ+1!この能力は1ターンに1回だけ使える。

【龍蘇生】(君のメインフェイズ、君の手札を1枚捨てて、ドロップゾーンのこのカードを【コールコスト】を払って、コールできる。)

 

 

真柴「ヘルダムドの登場時に、俺のデッキを3枚破棄! そして、2枚のモンスターをソウルにして、センターにバディコール!〈不死龍王 ヴァイオレット・グリス〉」

◼️手札5→4/ゲージ3→1

 

 

不死龍王 ヴァイオレット・グリス

不死龍

サイズ3/攻8000/防5000/打撃3

◼️【コールコスト】君の場の〈不死龍〉のモンスターを2枚このカードのソウルに入れて、ゲージ2払う。

◼️ソウルが無いこのモンスターが破壊された時、君のドロップゾーンのサイズ1以下の〈不死龍〉のモンスター2枚までを【コールコスト】を払わずに、レフトとライトにコールできる。

◼️〈不死転生〉(君のターン中、ゲージ1払い、手札1枚捨て、ライフ1払う。)

【対抗】君の場のモンスター2枚までをこのカードのソウルに入れて、ドロップゾーンから、このカードを【コールコスト】を払わずにコールできる。この能力は1ターンに1回だけ使える。

【貫通】【ソウルガード】/ソウル2

 

『俺はすでに死んでいる。だから、今さら死を恐れない。』

 

 

真柴「行くぞ、グリス!」

 

グリス『ああ、存分に暴れさせてくれ!』

 

真柴「バトル!ヴァイオレットグリスでブラックドラゴンディバイデスに攻撃!」

 

 

ヴァイオレットグリス

攻8000

 

ブラックドラゴンディバイデス

防2000

 

ブラックドラゴンディバイデス 撃破!

 

 

真柴「グリスの【貫通】ダメージ3!」

 

ドラゴンA「ぐおぅ!」LP10→7

 

真柴「ターンエンド」

◼️手札4/ゲージ1/LP8

 

 

ドラゴンA「俺のターン、ドロー!チャージ&ドロー!」

◼️手札6→7/ゲージ3→4

 

ドラゴンA「ここは俺の出番か………ゲージ3払いセンターにバディコール(LP7→8)!〈暗黒の竜牙 ダークファングラー・ドラゴン〉」

◼️手札7→6/ゲージ4→1

 

 

暗黒の竜牙 ダークファングラー・ドラゴン

黒竜/武装騎竜

サイズ3/攻7000/防4000/打撃2

◼️【コールコスト】ゲージ3払う。

◼️"暗黒スラッシュ"君のアタックフェイズ開始時、相手のモンスターのソウルを1枚ドロップゾーンに置いて、そのモンスターを破壊する。

◼️このモンスターが破壊された時、相手にダメージ2!この能力は1ターンに1回だけ使える。

【2回攻撃】【貫通】

 

 

ダークファングラー「バトルだ!アタックフェイズ開始時に、ヴァイオレットグリスのソウルを1枚ドロップゾーンに置いて、さらに破壊する!」

 

真柴「何⁉︎ ……ソウルガード!」

 

 

ヴァイオレットグリス ソウル2→1→0

 

 

ダークファングラー「俺で攻撃だ!くたばれヴァイオレットグリス!」

 

 

ダークファングラー

攻7000

 

ヴァイオレットグリス

防5000

 

ヴァイオレットグリス 撃破!

 

 

ダークファングラー「【貫通】ダメージ2だ!」

 

真柴「うぁぁ!」LP8→6

 

真柴「ヴァイオレットグリスの破壊時、ドロップゾーンからサイズ1以下の〈不死龍〉をコールできる!ライトに〈不死騎龍 ヘルダムド〉とレフトに〈不死騎龍 ヘルセイド〉をノーコストコール!」

 

 

不死騎龍 ヘルダムド

サイズ1/攻5000/防1000/打撃1/【貫通】

 

 

不死騎龍 ヘルセイド

サイズ1/攻5000/防2000/打撃2

 

 

ダークファングラー「だがレフトとライトじゃ関係ない!【2回攻撃】だ!打撃2!」

 

真柴「うぐぅ……」LP 6→4

 

ダークファングラー「ターンエンドだ。」

◼️手札6/ゲージ1/LP8

 

 

真柴「俺のターン、ドロー!チャージ&ドロー!」

◼️手札4→5/ゲージ1→2

 

真柴「ライフ1払い装備!〈不死の剣 イモータル・ソード〉」

◼️手札5→4/LP4→3

 

 

不死の剣 イモータル・ソード

不死龍

攻6000/打撃2

◼️【コールコスト】ライフ1払う。

◼️君のドロップゾーンから〈不死龍〉のモンスターが登場した時、このカードの打撃力+1!この能力は1ターンに1回だけ使える。

 

 

真柴「バトルだ!ヘルダムドでダークファングラーに攻撃!」

 

 

ヘルダムド

攻5000

 

ダークファングラー

防4000

 

ダークファングラードラゴン 撃破!

 

 

真柴「ヘルダムドの【貫通】ダメージ1!」

 

ダークファングラー「ぐわっ!」LP8→7

 

ダークファングラー「ダークファングラーの破壊時、相手にダメージ2だ!」

 

真柴「くっ……」LP3→1

 

真柴「キャスト!〈不死龍陣:命杯〉」

◼️手札4→3

 

 

不死龍陣:命杯

不死龍/回復

◼️【対抗】君の場の〈不死龍〉のモンスター1枚を破壊する。

君のライフ+2!

 

 

真柴「ヘルダムドを破壊して、俺のライフ+2!」LP1→3

 

 

不死騎龍 ヘルダムド 破壊

 

 

真柴「ヘルセイドで相手に攻撃!打撃2!」

 

ダークファングラー「ぐぅ!」LP7→5

 

真柴「まだ終わらないぞ?ドロップゾーンのヴァイオレットグリスの能力発動!〈不死転生〉!手札、ゲージ、ライフ1を払い………、ヘルセイドをソウルに入れて、レフトに転生コール!〈不死龍王 ヴァイオレット・グリス〉」

◼️手札3→2/ゲージ2→1/ライフ3→2

 

 

不死龍王 ヴァイオレット・グリス

サイズ3/攻8000/防5000/打撃3/【貫通】

 

 

グリス『俺は不滅だ!』

 

ダークファングラー「バカな⁉︎」

 

真柴「不死の剣イモータルソードは、ドロップゾーンからモンスターが登場した時、打撃+1だ。」

 

 

不死の剣イモータルソード

打撃2→3

 

 

真柴「ヴァイオレットグリスで相手に攻撃だ!打撃3!」

 

ダークファングラー「うぉぉ!」LP5→2

 

真柴「イモータルソードで攻撃だ!打撃3!」

 

ダークファングラー「く……、うぁぁぁぁ!」LP2→0

 

ーーー

 

ダークファングラー「くそ……、お前らは間違った事をしたんだ………、あの鎖を解いたらどうなるか………後悔しやがれ!」

 

 

そう言って3体のドラゴンは逃げ去った。

 

 

グリス「助かったぞ、真柴。礼を言う。」

 

真柴「礼なんて別に、気になる事がいろいろある。」

 

グリス「そうだな。お前は俺のバディになった。知りたい事を教えよう。」

 

 




今回も感想を是非‼︎


ヴァイオレット・グリスの能力はどうでしたかね?
復活の能力が少しアレすぎたかな〜〜?


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グリスの目的

魂だけの存在となった藤木真柴はダークネスドラゴンワールドで、鎖に繋がれたドラゴン『不死龍王 ヴァイオレット・グリス』と出会い、その鎖を解いた。そしてバディとなって初のファイトに勝利した。

 

ーーー

 

グリス『俺とバディになってくれた礼だ。答えられる事なら答えよう。』

 

真柴「そうか、じゃあ、ここはどこなんだ?」

 

グリス『うむ、ここは死龍島だ。』

 

真柴「死龍島………?」

 

グリス『そう。ここはその名の通り、死んだ竜達が転生して行き着く島だ。』

 

真柴「じゃあ、お前は死んでるのか?」

 

グリス『ああ。だが死んだ竜が必ずここに行き着く訳ではないがな。』

 

真柴「どう言う事だ?」

 

グリス『この島に転生できるのは、ある一定の条件で死んだ竜だけだ。』

 

真柴「一定の条件?」

 

グリス『そうだ。この島に転生した者達は全て………〈冥府龍〉に殺された竜達だ。』

 

真柴「冥府龍?」

 

グリス『俺が鎖で縛られていた遺跡に封印されている龍だ。あいつら、この島から脱走しようとした俺をあの遺跡に縛り付けて、俺の生命力を使って〈冥府龍〉の封印を維持しようとしていた。あのまま遺跡に縛りつけられていたら、2度目の死を迎えるところだった………、お前には本当に感謝している。』

 

真柴「……ちょっと待て……、じゃあなんだ?俺はお前を解放した事で、その〈冥府龍〉ってやつの封印を解いたって事か?」

 

グリス『ああ、そうなるな。』

 

真柴「どうりで……、あのドラゴン達の慌てぶりの説明がついたよ。けど分からない、どうしてお前を殺した奴をわざわざ復活させるんだ?」

 

グリス『言っただろう。あのまま遺跡に縛りつけられていたら、2度目の死を迎えるところだった。とな………、それに、俺にはやらねばならない事がある………』

 

真柴「やらねばならない事…?」

 

グリス『俺は、俺と俺の仲間達を殺した〈冥府龍〉を倒す。封印なんて優しい事はしない、必ず消滅させる。』

 

真柴「復讐ってやつか?」

 

グリス『復讐………やはりそう思うか?だが違う、俺はもう目の前で仲間が倒れていく様を見たくはない、封印なんて時が経てば必ず解ける………いつか封印が解ける恐怖に怯える一生から全てを救い出す。冥府龍を完全に消滅させて、本当の平和を取り戻す!』

 

真柴「お前………」

 

グリス『頼む真柴!俺のバディとして、共に戦ってほしい。』

 

真柴「………はぁ、分かったよ。そんな話をされたんじゃ好きに断れないしな………、それに、バディの頼みならなおさらだ。良いぜ、一緒に戦ってやる。」

 

グリス『すまないな、助かる。』

 

 

すると、紫の空に黒い穴が現れる。そう、俺をこの死龍島に招いたあのあの穴だ。

 

 

グリス『行くぞ真柴、冥府龍の影響は人間界にも及ぶ、お前は自分の世界で生きろ!』

 

真柴「ああ!」

 

 

グリスは俺の手を引いて、黒い穴に飛び込む!

 

ーーー

 

オペ室

 

 

医師達は、心肺停止で瀕死の真柴を必死に治療していた。

 

 

医師「もう一度電気ショックだ。」

 

ナース「はい!」

 

 

ドゥン!!

 

 

真柴の胸に当てた電気ショックの衝撃で、真柴の身体が振動する………

 

 

医師「帰ってくるんだ!真柴君!もう一度!」

 

ナース「はい!」

 

井上「これで4回目だな。」

 

坂本「先生、真柴君の身体ももう限界です。この一度で最後にしてください。」

 

医師「………分かっている。頼む、帰って来てくれ!」

 

 

ドゥン!!

 

 

真柴「………………」

 

 

ピ---------、ピ ピ ピ ピ ピ………

 

 

坂本「戻って来たぞ!」

 

井上「奇跡だ………」

 

医師「よし、オペを再開する!」

 

ナース「はい!」

 

 

そして、4時間後………オペが終わった。

 

ーーー

 

事故から5日後………

真柴は上体を起こせるほど回復していた。

 

 

医師「真柴君は回復が早いね。普通の人なら、まだ2日ぐらいは寝たきりなんだけどね。」

 

真柴「俺は昔から治りが早いんですよ。」

 

医師「はははは、そうなんだね〜」

 

真柴「父さんと母さんは死んだけど、俺は両親の分まで生きますよ。」

 

医師「強いね。君は………、この分なら、約2週間で退院できるだろう。」

 

 

医師の話によると、胸を強く打って心肺停止はしたが、身体にはあまり目立った外傷は無く、内臓もほんの少しの内出血程度で済んだと言う。医師が実際に見た事故車の様子からは信じられないほど、奇跡的な外傷の少なさだったと言う。

 

 

医師「じゃあ、安静にね。」

 

 

医師は病室を出る。

 

 

真柴「………」

 

 

真柴はテーブルに置いてあるデッキに気づいて、手にとる。

 

 

真柴「俺のデッキ?………⁉︎〈不死龍〉のカード………!あれは夢じゃなかったんだな………」

 

 

それから………傷の治りは尋常じゃなく早く、医師が見立てた約2週間より早い、1週間と2日後に退院した。

 

 

医師「こんなに傷の治りが早いとは………信じられん」

 

真柴「自分でも驚いてますよ。」

 

医師「まあ、医者としては患者の傷の治りが早いのは嬉しい事だよ。じゃあ、気をつけて帰るんだよ。」

 

真柴「ありがとうございました。」

 

ーーー

 

内浦………

 

 

真柴は空を見上げていた。

空には、黒い穴がぽっかりと空いていたのだ。

 

 

真柴「あれは………」

 

グリス『見えるか、あれが冥府龍が出現する兆しだ。』

 

真柴「あんな目立つものが空にあるのに、誰も気にしないのか?」

 

グリス『普通の人間には見えていないのだろう。お前が見えるのは、一度、死の境をさなよった影響だろう。』

 

真柴「なるほどね。」

 




今回も感想を是非‼︎

本日 7/22日は、μ'sのメンバー

矢澤にこ ちゃんのお誕生日です!おめでとう〜〜!


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冥府龍の刺客

藤木 真柴は、ダークネスドラゴンワールドにある〈死龍島〉で、不死龍王ヴァイオレット・グリスと手を組んだ。そして、かつてヴァイオレット・グリスを殺した〈冥府龍〉を倒す為に、正式にバディとなった。

 

そしてグリスと共に、真柴の魂は人間界に戻ってきた事で、奇跡的に一命を取り留めた。

 

そして真柴は無事退院した。

 

ーーー

 

???

 

 

「どうやら……、愚かなる者が、我ら〈冥府龍〉の封印を解いたようだな………」

 

「はははははは!最高じゃねーか!その愚か者に感謝だな、また暴れ回れるってもんだ!なぁ?ファーズ」

 

ファーズ「騒ぐなアルカー、俺はお前ほどヤンチャではない。それに、我らの封印を解くなど………ヴレンの言う通り愚かしい者だ。」

 

アルカー「相変わらず釣れねーなぁ〜」

 

「騒がしいぞお前達………」

 

ヴレン「申し訳ありません。〈冥府龍王 ギラ〉 様。」

 

ギラ「我を目覚めさせた愚か者に、裁きと鉄槌を下さねばならぬ………」

 

ヴレン「では再び、全ての世界をギラ様の望む〈冥府の世界〉に変えてしまわれてはいかがでしょう?」

 

ギラ「勿論、そのつもりだ。お前達………、我等の為に、再び戦うが良い。」

 

ヴレン/ファーズ/アルカー「は!全ては冥府の為に!」

 

アルカー「悪りいが俺は先に行かせてもらうぜ!」

 

ヴレン「おい!」

 

ーーー

 

煉獄バディカップが終わって、約2週間ぐらいが過ぎた。

 

10月 上旬

 

スクールバディチーム Aqoursはいつも通り、部活動でバディファイトの特訓をして、そしていつも通り、部活動を終えて帰りにつく。

 

 

千歌「ん〜〜!今日もいっぱいファイトしたね〜!」

 

曜「そうだね〜〜!」

 

梨子「全く、2人とも本当に容赦無いんだから………」

 

千歌「でも、本気のファイトの方が面白いでしょ?」

 

梨子「まぁ……、うん、そうね。」

 

千歌「………ん?」

 

曜「千歌ちゃん、どうしたの?」

 

千歌「見て………あれ!」

 

ーーー

 

内浦の浜辺………

 

 

真柴は空を見上げていた。

空には、黒い穴がぽっかりと空いていたのだ。

 

 

真柴「あれは………」

 

グリス『見えるか、あれが冥府龍が出現する兆しだ。』

 

真柴「あんな目立つものが空にあるのに、誰も気にしないのか?」

 

グリス『普通の人間には見えていないのだろう。お前が見えるのは、一度、死の境をさまよった影響だろう。』

 

真柴「なるほどね。ん?」

 

 

 

千歌「見て………あれ!」

 

梨子「何よ………あれ?」

 

曜「空に………穴?」

 

千歌「空に穴が開いてる!」

 

 

 

真柴「なぁグリス………どう言う事だ?あれは俺達にしか見えないんじゃなかったのか………?」

 

グリス『いや、そのはずだ………ありえん……』

 

真柴「けど、明らかに空の穴を指差してるし………はっきりと「空に穴が開いてる!」って言っちゃってるし………」

 

グリス『………まさかあの娘達も死の淵をさまよった事が……⁉︎』

 

真柴「いや、さすがにそれは無いだろ……」

 

グリス『話しかけてみるか?』

 

真柴「う〜ん………」

 

 

 

梨子「けど変だわ、あんなはっきりと黒い穴が開いてるのに、誰も気にしてる様子が無い………普通なら結構な騒ぎよ?」

 

千歌「たしかに………」

 

曜「もしかして、私達にしか見えてない……とか?」

 

梨子「周りの人達の反応を見るに……そうかもしれないね。」

 

 

千歌達が黒い穴に疑問を抱いていると、1人の少年が話しかけて来た。

 

 

真柴「あのー……、君達にもアレが見えるのか?」

 

3人「え?」

 

真柴「あ、いきなり声をかけてごめん。俺は藤木 真柴だ、よろしく。」

 

グリス『俺は真柴のバディ、不死龍王ヴァイオレット・グリスだ。』

 

千歌「私は高海千歌。」

 

曜「渡辺 曜だよ!」

 

梨子「桜内 梨子です。」

 

 

千歌「アレって……空にある、あの黒い穴の事ですか?」

 

真柴「ああ、やっぱり見えてるのか………」

 

梨子「アレはいったい………」

 

 

梨子が疑問を投げかけようとした時………

 

 

グリス「………⁉︎ 真柴!何か来るぞ‼︎」

 

 

グリスが何かを感じとり、警戒を促す………と、同時に空の穴から1体の人竜が現れ、砂浜に着地する!

 

 

アルカー『ふはははは!久しぶりの外だぜーー!』

 

 

真柴「なんだ?あいつ………」

 

グリス『………!』

 

アルカー『ふふふ、人間界にしては結構な数の闘気を感じるじゃねーか。楽しくなって来たぜ………なぁグリス!』

 

グリス「アルカー……!」

 

真柴「知り合いか?」

 

グリス『ああ、やつの名はアルカー……〈冥府四天龍〉の1体だ。』

 

アルカー『グリス、おめぇーが俺達の封印を解いたんだろ?』

 

グリス『ああそうだ。俺はお前ら冥府龍を全て消滅させる。』

 

アルカー『ははははははは!そうかそうか……だったらよ、久しぶりに俺とファイトしようぜ?復活したばっかで身体が鈍ってんだ。少し運動に付き合えよ。』

 

グリス『良いだろう。真柴!』

 

真柴「ああ!」

 

 

梨子「これってどう言う状況………?」

 

曜「全然話しが見えないね。」

 

千歌「いったい、何がどういう事⁉︎」

 

真柴「悪い、みんなは少し下がっててくれ。」

 

グリス『行くぞ、真柴!』

 

 

 

真柴「紫炎を纏て、亡者の叫びを聴け!ルミナイズ!〈不死の龍団〉」

 

アルカー「〈冥府四天龍〉の一角、アルカー暴れるぜ!ルミナイズ!〈冥府の超龍〉」

 

 

オープンTHEフラッグ

 

 

真柴「ダークネスドラゴンワールド」

◼️手札6/ゲージ2/LP10

◼️バディ:不死龍王ヴァイオレット・グリス

 

アルカー「冥府龍界」

◼️手札5/ゲージ3/LP10

◼️バディ:冥府四天龍 ドラゴニス・アルカー

 

 

冥府龍界

フラッグ

◼️君の最初の手札は5枚、ゲージは3枚、ライフは10になる。

◼️君は属性に〈冥府龍〉と〈冥府〉のカードを使える。

◼️【起動】君の冥府ゾーンのカードが10枚以上の時、君のライフ+2!この能力は1ターンに1回だけ使える。

 

ーーー

 

梨子「何?あのフラッグ………」

 

曜「なんだか凄いプレッシャーを感じる……」

 

千歌「………」

 

ーーー

 

グリス『臆するなよ。』

 

真柴「分かってる。いくぞ!ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札6→7/ゲージ2→3

 

真柴「〈不死騎龍 ヘルザード〉をセンターにコール!」

◼️手札7→6

 

 

不死騎龍 ヘルザード

不死龍

サイズ1/攻4000/防1000/打撃3

◼️このモンスターが破壊された時、君のデッキの上から2枚ドロップゾーンに置いて、君のライフ+1!

【龍蘇生】(君のメインフェイズ中、君の手札を1枚捨てて、ドロップゾーンから、このカードを【コールコスト】を払って、コールできる。)

 

ーーー

 

千歌「不死龍?」

 

梨子「聞いた事無い属性ね。」

 

ーーー

 

真柴「バトル、ヘルザードでアルカーに攻撃!打撃3」

 

アルカー「ふん……!」LP10→7

 

真柴「ターンエンドだ。」

◼️手札6/ゲージ3/LP10

 

 

アルカー「俺のターンだ!ドロー!チャージ&ドロー!」

◼️手札5→6/ゲージ3→4

 

アルカー「まずはキャストだ!〈冥府充填〉」

◼️手札6→5

 

 

冥府充填

デンジャーW

冥府/チャージ

◼️【使用コスト】君のライフ1払う。

◼️君のデッキの上から2枚をゲージに置いて、さらにデッキの上から2枚を冥府ゾーンに置く。このカードは1ターンに1枚だけ使える。

 

 

アルカー「デッキの上から2チャージ、そしてデッキの上から2枚を冥府ゾーンに置く。」

◼️ゲージ4→6/冥府0→2

 

真柴「冥府ゾーン?」

 

アルカー「冥府ゾーンは、俺達〈冥府龍〉の力を発揮する為のエリアだ。」

 

 

因みに、冥府ゾーンはドロップゾーンの右隣に置くイメージ、冥府ゾーンのカードは、なんらかの特別な能力でもない限り、回収する事は出来ない。

 

 

アルカー「さあ、俺様の出陣だ。ゲージ3枚を冥府に送り、バディコール!〈冥府四天龍 ドラゴニス・アルカー〉」

◼️手札5→4/ゲージ6→3/冥府2→5

 

 

冥府四天龍 ドラゴニス・アルカー

ドラゴンW/ダークネスドラゴンW

冥府龍

サイズ2/攻6000/防6000/打撃2

◼️【コールコスト】君のデッキの上から2枚をこのカードのソウルに入れて、ゲージ3払う。払ったゲージは冥府ゾーンに置かれる。

◼️君のライフが5以下の時、このカードは【貫通】を得る。

◼️〈冥龍撃〉(君の冥府ゾーンにカードが4枚以上ある。)

このモンスターの攻撃力+10000して、打撃力+2!

【2回攻撃】【ソウルガード】/ソウル2

 

『ははははは〜!楽しいなー、戦いってやつはよー!』

 

 

アルカー「さぁ、もっとファイトを楽しもうぜ〜〜‼︎」

 

 




遂に〈冥府龍〉の刺客が現れた!

今回も感想を是非‼︎


ドラゴニス・アルカー
◼️ドラゴンワールドに所属する〈冥府龍〉のモンスター。
周りからは アルカー とだけ呼ばれている。
お調子者でオラオラ系、口は悪いが喧嘩腰ではないが、戦い好き。〈冥府龍王〉には結構忠実。〈冥府四天龍〉の1体である。


冥府龍王 ギラのイメージ CV:若本 規夫


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グリス vs アルカー

藤木 真柴は、突然現れた〈冥府四天龍〉の1体、アルカーとファイトをしていた。

 

 

真柴 vs アルカー

 

ーーー

 

真柴

◼️手札6/ゲージ3/LP10

 

ライト:不死騎龍 ヘルザード

レフト:無し

センター:無し

 

ーーー

 

アルカー

手札4/ゲージ3/冥府5/LP8

 

ライト:無し

レフト:冥府四天龍 ドラゴニス・アルカー

センター:無し

 

ーーー

 

冥府四天龍 ドラゴニス・アルカー

ドラゴンW/ダークネスドラゴンW

冥府龍

サイズ2/攻6000/防6000/打撃2

◼️【コールコスト】君のデッキの上から2枚をこのカードのソウルに入れて、ゲージ3払う。払ったゲージは冥府ゾーンに置かれる。

◼️君のライフが5以下の時、このカードは【貫通】を得る。

◼️〈冥龍撃〉(君の冥府ゾーンにカードが4枚以上ある。)

このモンスターの攻撃力+10000して、打撃力+2!

【2回攻撃】【ソウルガード】/ソウル2

 

『ははははは〜!楽しいなー、戦いってやつはよー!』

 

ーーー

 

 

アルカー「さぁ、もっとファイトを楽しもうぜ〜〜‼︎ライトに〈冥府の従者 大剣竜 ソードドラーゴ〉をコール」

◼️手札4→3

 

 

冥府の従者 大剣龍 ソードドラーゴ

冥府/冥府龍

サイズ2→1/攻5000/防2000/打撃2

◼️君の場に他のサイズ2以上の〈冥府龍〉のモンスターがいる時、このカードのサイズは1減る。

◼️君の場のサイズ2以上の〈冥府龍〉が攻撃した時、このターン中、このカードの打撃力+1!この能力は1ターンに2回だけ使える。

◼️破壊されたこのモンスターは冥府ゾーンに置かれる。

【移動】

 

 

アルカー「そして俺の冥府ゾーンにカードが4枚以上あれば………〈冥龍撃〉発動!俺の攻撃力を+10000/打撃力+2だ!」

 

 

アルカー

攻6000→16000

打撃2→4

 

ーーー

 

梨子「攻撃力16000で、打撃4⁉︎」

 

曜「凄いパワーアップだ………」

 

ーーー

 

アルカー「バトルだ!まずは俺自身、ドラゴニスアルカーで人間に攻撃!打撃4!」

 

真柴「キャスト!〈ドラゴンシールド黒竜の盾〉ダメージを0にしてライフ+1!」LP10→11

◼️手札6→5

 

アルカー「ふん………、だが俺には【2回攻撃】があるぜー!」

 

真柴「ぐぅぁぁ!」LP 11→7

 

 

真柴が攻撃を受けるたびに、突風が辺りに吹き荒れる!

 

ーーー

 

3人「きゃぁぁぁ!」

 

千歌「な、何?今の………」

 

バルソレイユ(衝撃の余波だな………)

 

曜「こんな強い風が……余波⁉︎」

 

ーーー

 

アルカー「大剣龍 ソードドラーゴで人間に攻撃!こいつの打撃力はサイズ2以上のモンスターが攻撃した回数打撃力が上がる、よって、こいつの打撃力+2!」

 

 

ソードドラーゴ

打撃2→4

 

 

真柴「キャスト!〈不死龍陣:命杯〉不死騎龍ヘルザードを破壊して、ライフ+2!さらにヘルザードが破壊された時、デッキトップ2枚捨て、ライフ+1!」LP7→9→10

 

 

不死騎龍ヘルザード 破壊!

 

 

アルカー「だが攻撃は受けてもらうぜ!打撃4!」

 

真柴「うわぁぁ!」LP10→6

 

アルカー「ターンエンドだ。」

◼️手札3/ゲージ3/冥府5/LP8

 

 

真柴「俺のターン!ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札5→6/ゲージ3→4

 

真柴「俺は手札を1枚捨て、ドロップゾーンから、ゲージ1払って〈龍蘇生〉コール!〈不死騎龍 ヘルグレーザ〉」

◼️手札6→5/ゲージ4→3

 

 

不死騎龍 ヘルグレーザ

不死龍

サイズ2/攻7000/防2000/打撃2

◼️【コールコスト】ゲージ1払う。

◼️君のドロップゾーンの「不死騎龍 ヘルグレーザ」以外のカードの【龍蘇生】の能力で捨てる手札の枚数を1枚減らす。

【龍蘇生】

 

 

真柴「さらに!ヘルグレーザの能力発動!【龍蘇生】でコールする場合に、捨てる手札を1枚減らす。よって手札0枚をコストに【龍蘇生】〈不死騎龍 ヘルダムド〉」

 

 

不死騎龍 ヘルダムド

サイズ1/攻5000/防1000/打撃1/【龍蘇生】【貫通】

 

 

真柴「ヘルダムドの能力、【龍蘇生】で復活した時、1チャージ!」

◼️ゲージ3→4

 

ーーー

 

千歌「ドロップゾーンからのコール⁉︎」

 

梨子「しかも、あんな自由に………」

 

ーーー

 

アルカー「ほぅ……」

 

真柴「ライフ1払い〈不死の剣 イモータルソード〉を装備!」

◼️手札5→4/LP6→5

 

 

不死の剣イモータルソード

攻6000/打撃2

 

 

真柴「バトルだ!」

 

アルカー「冥府の従者 大剣龍ソードドラーゴをセンターに【移動】」

 

ソードドラーゴ レフト→センター

 

 

真柴「ヘルダムドで、ソードドラーゴに攻撃!」

 

 

ヘルダムド

攻5000

 

ソードドラーゴ

防2000

 

ソードドラーゴ 撃破!

 

 

真柴「【貫通】ダメージ1だ!」

 

アルカー「ふん……」LP8→7

 

真柴「ヘルグレーザでアルカーに攻撃!打撃2!」

 

アルカー「ぐぬっ!」LP7→5

 

真柴「まだだ!手札1枚捨て、ゲージ1払い、ライフ1払ってヘルグレーザとヘルダムドをソウルに入れてドロップゾーンから〈不死転生〉バディコール!

散りゆく亡者の叫びと共に、紫炎を纏て転生せよ!〈不死龍王 ヴァイオレット・グリス〉」

◼️手札4→3/ゲージ4→3/LP5→4

 

 

不死龍王 ヴァイオレット・グリス

サイズ3/攻8000/防5000/打撃3/【貫通】【ソウルガード 】/ソウル2

 

 

真柴「イモータルソードは、ドロップゾーンからモンスターが登場した時、打撃力+1だ!」

 

 

イモータルソード

打撃2→3

 

 

真柴「ヴァイオレットグリスでアルカーに攻撃!打撃3」

 

アルカー「ぐぉぉ!」LP5→2

 

真柴「こいつで最後だ!イモータルソードでアルカーに攻撃!打撃3!」

 

アルカー「うぁぁぁぁ!………これくらいだなぁ、今回はただの準備運動程度だ。」LP2→0

 

ーーー

 

アルカー「やるじゃねーかグリス………、だが、次会った時はマジだ。それまで首洗って待ってな!」

 

グリス「アルカー!」

 

 

アルカーは上空の黒穴の中に消えて行った………

 

 

 

真柴「何だったんだ………?」

 

 

千歌「あの!」

 

真柴「ん?」

 

千歌「状況はよく分からないですけど………、いったい何が起きてるんですか?」

 

曜「空に開いてるあの穴は?」

 

梨子「さっきのモンスターはいったい何なんですか?」

 

真柴「っ………、グリス………?」

 

グリス『ここまで目撃されたのだ。彼女達にも知る権利はある。』

 

真柴「そうだな。けど、聞いたら後戻りは出来ないかもしれないぞ?」

 

梨子「まぁ、そう言うのは………ねぇ?」

 

曜「慣れちゃってるからね!」

 

真柴「え?慣れ………?」

 

千歌「そうだ!みんなにも話しを聞いてもらおうよ!」

 

真柴「みんな?」

 

千歌「仲間は多い方が良いでしょ?」

 

ーーー

 

黒穴 内部………

 

 

ファーズ「まさか、お前を敗るとはな。」

 

アルカー「だから、ただの準備運動だっつの!完全には負けてねー!」

 

ヴレン「とは言え………、グリスの実力も相変わらずと言ったところか………」

 

ファーズ「悪いがヴレン、アルカー、次は俺が行かせてもらう。」

 

ギラ「ファーズよ………グリスは完全に潰すな、弱らせて我に献上せよ。邪魔する者達は………消してよい。」

 

ファーズ「了解しました。」

 

ーーー

 

内浦………

 

十千万………

 

 

千歌「じゃあ、お夕飯用意してもらって来るから、お風呂入って来て?」

 

真柴「あ、ああ………」

 

 

温泉………

 

カポ---ン

 

 

真柴「はぁ〜〜、良い湯だな………」

 

 

って、違うだろ!何で訳も分からず温泉で寛いでいるんだ俺は!

 

時は、1時間前にさかのぼる………

 

 

ーーー回想ーーー

 

 

千歌「そうだ!みんなにも話しを聞いてもらおうよ!」

 

真柴「みんな?」

 

千歌「仲間は多い方が良いでしょ?」

 

真柴「けど、あまり人を巻き込む事はしたくないんだけど………」

 

千歌「大丈夫だよ。みんな、話しは分かってくれるはずだよ!」

 

曜「そうだね。今もも言った通り、慣れてるから!」

 

梨子「あまり、慣れたくはないんだけどね…?」

 

曜「あ、でももう時間も遅いよ?」

 

梨子「この季節は日落ちが早いから、明日みんなで集まりましょ?」

 

千歌「うーん、そうだね。この時間にみんなは呼べないか〜〜」

 

真柴「………」

 

千歌「あ、真柴君ももう暗い時間だし、どうする?」

 

真柴「どうするって……」

 

 

俺は財布の中を見る。中身は………1万ちょっとしか無い。

やばい………、家に着く前に残金が尽きる………

 

真柴は実は内浦や沼津から結構離れたところに住んでいる。今回はたまたま、帰り道に沼津や内浦を通過していたのだが、運の悪い事に………事故に遭い、その事故で両親を亡くしてしまった。

 

 

曜「どうしたの?」

 

真柴「いや……」

 

梨子「もしかして、帰れない?」

 

真柴「ま、まぁ………そうなるかな……」

 

千歌「じゃあ、家に来ない?」

 

真柴「え?」

 

曜/梨子「千歌ちゃん⁉︎」

 

曜「何言ってるの⁉︎千歌ちゃん!真柴君、男の子だよ⁉︎」

 

梨子「そ、そうよ!男の子を泊めるなんて………」

 

千歌「なんで?ウチ旅館でしょ?」

 

曜「あ…」

 

梨子「そっか……、そうだったわね。」

 

千歌「2人とも変なこと想像しないでよね!」

 

曜「へ、変なことなんて………///」

 

梨子「か、考えてないわよ………///」

 

千歌「とにかく!今日はお客さんも少ないし、お部屋も余ってるから、どうかな?」

 

真柴「えあ?いや………、じゃあ、お言葉に甘えて………///」

 

千歌「うん!じゃあ帰ろ!」

 

 

ーーー回想 了ーーー

 

 

真柴は風呂から上がり、用意された部屋に入って寛ぐ。

 

コンコン……

 

真柴が寛いでいると、襖からノックがした。

 

 

真柴「はい。」

 

千歌「失礼します。」

 

真柴「っ……///」

 

 

襖が開くと、そこには旅館の正装(オレンジの着物)をした千歌が行儀よく入って来た。

 

 

千歌「お料理持って来たよ。」

 

真柴「あ、ありがとう///」

 

千歌「冷めない内に食べてね。あと、2時間後に回収しに来るからね。」

 

真柴「うん、ありがとう。千歌ちゃん」

 

千歌「っ/// じゃ、じゃあ失礼しました。」

 

 

そして千歌ちゃんは部屋を後にした。

 

 

グリス『なかなか雅な少女だったな。』

 

 

カードの状態のグリスが含みを持った感じで話しかけて来る。

 

 

真柴「からかうなよ。」

 

グリス『ふっ………、すまぬ。』

 

真柴「それより、俺も〈冥府龍〉とか、あまり分からないんだけど、いったい何をどお説明すれば良いんだ?」

 

グリス『とにかく、俺とお前の事と、今起きてる事を話せば良い。』

 

真柴「大雑把だな……」

 

グリス『今はそれでよい。正直、これから起こる事は、俺も分からんからな………』

 

真柴「なんだそりゃ………、てか美味いなこの魚……」

 

 

それから食事を済ませた。しばらくして、千歌が入って来た。

 

 

千歌「お食事は終わった?」

 

真柴「うん。」

 

千歌「じゃあ、お布団敷くね。」

 

 

そして布団を敷く

 

 

千歌「じゃあ真柴君、ゆっくりね。おやすみなさい。」

 

真柴「うん、おやすみ。千歌ちゃん」

 

 

空食器を持って部屋を後にした。

 

 

真柴「はぁ〜〜、ふかふかの布団だな………、病院のベッドとは大違いだ………」

 

 

布団に大の字で寝転がると、ふかふかの布団の暖かさが睡魔を誘う。真柴の目はゆっくりと閉じた。

 

 

グリス『真柴………』

 

真柴「Zzzz」

 

グリス『………寝たか。』

 

 




戦いは、静かに始まろうとしている。

今回も感想を是非‼︎


8/4日………

10話までの神バディファイトを見て………

ファイトも話しの展開も結構好きです。
特に今日の友牙 vs スバルの再戦はかなり燃えました。

けど毎週のランマを見る度になんかかわいそうだなぁ………って思います。唯一バディが居ない同士だったミコちゃんにもバディができて………、自分以外の人達と楽しそうに話しをする友牙にも嫉妬して、先の試合で使ったコンボを今回のスバル戦で友牙に利用されて………、いや同じドラゴンワールドなら、同じコンボを使われても仕方ない事です。それに、逆を考えると、ランマ君のおかげで友牙は勝てたと思いますし………ランマ君は本気で友牙の敗北を願っていましたが………

今回の10話までで、ランマ君の心はボロボロですよ、悲しすぎます………、こりゃぁ闇堕ち確定………『ロストワールド』を使うのも後数話でしょ。

まぁ、ロストワールドのモンスター………
『凶乱魔竜 ヴァニティ・骸・デストロイヤー』カード名に『乱魔』……らんま……ランマ………ってついてますからね。

ネタバレではありません。

ランマ君が報われる日を待ってます。


今回も感想を是非‼︎


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真柴とAqours

一度死んだ少年 藤木真柴は「不死龍王 ヴァイオレット・グリス」とバディを組み、〈冥府龍〉の封印を解いた。

 

死の淵から生還した真柴は、内浦で3人の少女と出会い、さらには、冥府龍の刺客とファイトし、見事に勝利したのだった。

 

ーーー

 

十千万………

 

 

俺、藤木真柴は今、昨日出会った3人の少女の1人、高海千歌ちゃんの実家であり、旅館の「十千万」に昨日から泊めてもらっている。理由は単純、家に帰れないから。

 

今日はその翌日だ。

 

十千万の一室に、真柴と9人の少女「Aqours」が揃っていた。そして彼女達の視線は俺を向いている………

 

 

 

真柴「凄い……Aqoursが目の前に居る………」

 

千歌「あれ?私達のこと知ってたんだ!」

 

真柴「ああ、今回の〈ラブライブ!バディカップ〉優勝チームで、今現在で一番強いスクールバディチームだ!」

 

 

真柴はあのラブライブ!の会場に居た。当然、Aqoursの全員のファイトを観ていた。

 

 

曜「へ〜〜、そんな風に広まってるんだね!私達!」

 

梨子「一番強いスクールバディチーム………か〜〜……」

 

 

ダイヤ「そんな事より!今回、私達を招集したご用件はなんですの?」

 

果南「その男の子は?」

 

鞠莉「もしかして〜……、千歌っちのボーイフレンドだったりして〜〜?」

 

ルビィ「ピギィ!そうなの?千歌ちゃん?」

 

花丸「千歌ちゃん、大人ずら〜〜!」

 

梨子「そんな訳ないでしょ⁉︎」

 

曜「そうだよ!たとえそうでも、私達は認めないよ!」

 

 

曜ちゃんと梨子ちゃんが俺と鞠莉さんをジト目で見る………

 

 

鞠莉「オゥ!マリージョークよ!ジョーク!」

 

善子「全く………話が出来ないわ。」

 

ダイヤ「千歌さん、よもや殿方のファンとお話しさせる為だけにAqoursを揃えた訳ではありませんでしょ?何か大きな話があるのでは?」

 

千歌「そうだった!」

 

真柴「まずは自己紹介だな、俺は藤木真柴。」

 

梨子「真柴君は私達の事を知ってるから名乗らなくてもいいわよね?」

 

真柴「ああ、Aqoursのみんなの名前は知ってるよ。」

 

ダイヤ「では、お話しを聞かせてください。」

 

真柴「うん。順を追って話そう。まずは俺達の事からだな。」

 

 

真柴のデッキからグリス(SD化ではなく実際の姿、全高500mmくらいのサイズ)が出てくる。

 

 

真柴「こいつが俺のバディ、ヴァイオレット・グリスだ。」

 

グリス『よろしく。』

 

真柴「じゃあ、俺の事から話すよ。みんな信じられないと思うけど、実は………、俺は一度死んでいるんだ。」

 

9人「…………………………ええ⁉︎」

 

 

結構な間をおいてみんな一斉に驚く。多分、理解が追いつかなかったのだろう。と言っても死んで生き返ったなんて聞いたら、誰だってこういう反応するさ。

 

 

梨子「一度死んだなんて………」

 

曜「そ、そんなわけ………」

 

ルビィ「じゃ………、じゃあ真柴さんは………ゾンビ⁉︎ピギィィィ!」

 

ダイヤ「あり得ませんわ!」

 

 

まぁ、普通はこんな反応になるだろうな。

 

 

真柴「し、信じられないだろうけど事実だよ。俺は内浦を少し過ぎた道路で、対向車線を逆走して来た車と衝突して、両親はほぼ即死………俺は病院で死の淵を彷徨っていたんだ。」

 

果南「あ、私その事故知ってる。ニュースでやってたんだ。対向車線を逆走した車と走行中の車同士で衝突して、3人家族の内、両親はほぼ即死、息子さんは胸を強く打って心肺停止、意識不明の重態だって………」

 

真柴「ああ、それが俺だよ。」

 

Aqours「………………」

 

 

うん。こういう空気にはなるよな………

 

 

真柴「えっと………、俺は死の淵を彷徨ってる間、俺の魂はダークネスドラゴンワールドに居たんだ。」

 

曜「ダークネスドラゴンワールドに?」

 

真柴「ああ、そこで俺はグリスと出会ったんだ。」

 

グリス『うむ。最初は不思議だった。人間が何故、よりにもよって〈死龍島〉に居るのかが謎だった。』

 

善子「死龍島?何そのかっこいい名前の島⁉︎」

 

グリス『死龍島とは、〈冥府龍〉に殺された竜達が、一定確率で転生する、その名の通り、死んだ竜達が集まる島だ。無論、生きている者は立ち入る事は絶対にできない。……のだが………』

 

果南「その島に、真柴が居た。」

 

グリス『うむ。』

 

真柴「俺がグリスと出会った時、グリスは〈冥府龍〉の封印の為に遺跡に縛られていたんだ。そして俺は縛られていたグリスを解放した。それから色々あってバディを組んだ。」

 

ダイヤ「さっきから聞く〈冥府龍〉とは何ですの?」

 

グリス『本題はそれだ。〈冥府龍〉は、俺の仲間達を殺し………そして俺自身を殺した。だが今覚えているのはこれだけだ。』

 

梨子「どう言うこと?」

 

グリス「記憶が曖昧なのだ。俺も仲間達も確かに奴らに殺された。だが、それ以外の事はあまり覚えていない……」

 

善子「何よそれ?じゃあ具体的なことなんて何も分からないって事でしょ?」

 

グリス『すまぬ………』

 

善子「別に謝んなくても………」

 

曜「ん?でもちょっと待って?グリスはその………冥府龍だっけ?に殺されたんでしょ?そして、その冥府龍が封印されていた遺跡に縛られていた………」

 

真柴「ああ、そして俺が縛られていたグリスを解放した。」

 

梨子「それって、グリスを解放した事で、冥府龍の封印が解けるんじゃ………⁉︎」

 

千歌/ルビィ「ええ⁉︎」

 

真柴「そうなるな………、けど、あのまま縛られていたら、冥府龍の封印の維持にグリスの生命力が遺跡に吸収されて、グリスは2度死ぬところだったんだ。放ってはおけないからな。」

 

グリス『それに、冥府龍が復活するのも俺の目的の1つだ。』

 

鞠莉「ホワッツ?」

 

ダイヤ「どう言うことですの?」

 

グリス『俺の本来の目的は、冥府龍を全て倒し完全に消滅させる事だ。』

 

ダイヤ「封印のままではいけないんですの⁉︎」

 

グリス『封印はいつか解かれる。解ける日が来る。その時が来るまで世界は恐怖で縛られている。俺が望むのは、冥府龍が存在しない真に平和な世界だ。』

 

善子「だからって、その為に自分達で封印を解いたら本末転倒じゃない。」

 

グリス『分かっている!だからこそ、俺が責任を持って冥府龍を倒すのだ。』

 

果南「で、結局、冥府龍が復活したらどうなるの?」

 

グリス『それは………俺にもよく分からん。』

 

果南「えぇ………」

 

グリス『話を聞いてもらって悪いが、さっきも言った通り記憶が曖昧なのだ。だが、冥府龍達のやる事にロクな事はないということは分かる。奴らは、存在してはいけないのだ。』

 

千歌「あ、じゃあ空に開いてる黒い穴は?〈冥府龍〉と関係あるの?」

 

果南「空に穴?」

 

花丸「何ずら?それ?」

 

千歌「え……、みんな見えないの?」

 

梨子「私と曜ちゃんも見えるわよね?」

 

曜「うん。」

 

真柴「やっぱり、俺と千歌ちゃん達にしか見えないのか………」

 

グリス『本来なら、アレは俺と真柴にしか見えないはずなのだが………不思議だ………』

 

 

グリスにとっては千歌ちゃん達3人にも見えるって方が気がかりみたいだな。

 

 

鞠莉「う〜ん、真柴君だけじゃなく千歌っち達3人にだけ見えるって事は、もしかして………」

 

果南「ドラゴンフォースの影響………?」

 

ダイヤ「やはりそう思いますか。」

 

真柴「ドラゴンフォース?」

 

グリス『何だ?』

 

千歌「ドラゴンフォースはね、私と曜ちゃんと梨子ちゃんの3人にだけ使える力なんだ!」

 

曜「私達の心と一緒に成長するんだよ!」

 

真柴「へ〜〜」

 

ダイヤ「多分、ドラゴンフォースが使える3人だからこそ、真柴さんと同じものが見えるみたいですわね。」

 

真柴「なるほど………」

 

千歌「あ!そうだ。真柴君!私とファイトしない?」

 

真柴「え?千歌ちゃんと?」

 

千歌「うん!私、真柴君とファイトしてみたいんだ!」

 

梨子「諦めて、真柴君………千歌ちゃんファイトするとなると聞かないから。」

 

真柴「どうする、グリス」

 

グリス『俺は構わない。それに、ドラゴンフォースとやらを見てみたいからな。』

 

真柴「そうか、よし!ファイトしよう!」

 

千歌「やった〜〜!」

 

 

 

真柴とAqoursは全員は十千万の外に出る。

 

 

 

千歌「じゃあやるよ!真柴君!」

 

真柴「おう!」

 

 

オープンTHEフラッグ




今回も感想を是非‼︎


ロストWの確認されている能力………↓


ロストワールド
フラッグ?
◼️「ロストワールド」は最初のフラッグに選べず、全てのフラッグでデッキに2枚まで入れて使える。
◼️"ロスト化"相手のターン終了時、君のフラッグ1枚を選び、ゲージ2払ってよい、払ったら、手札のこのカードを選んだカードに重ね、君のデッキを全てファイトから取り除き、新たにロストデッキをシャッフルして置く。"ロスト化"はファイト中に1回だけ使える。


↑こう言った能力らしいですよ。


ロストデッキか〜〜、オラ、ワクワクすっぞ!


あと、グランブルーファンタジーとラブライブ!サンシャイン‼︎がコラボしてるそうなので、今日からグラブル始めます。


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千歌 vs 真柴

俺、藤木真柴は〈死龍島〉で、ヴァイオレット・グリスとバディを組み、俺は死の淵から生還した。

 

それからAqoursのみんなに出会い、俺とグリスの事情を話した。そして、なぜか自然な流れで千歌ちゃんとファイトする事になった。

 

ーーー

ーーー

 

千歌「太陽より高い所へ!太陽より眩い輝きを放って!輝きのルミナイズ!〈太陽の煌めき〉」

 

真柴「紫炎を纏て、亡者の叫びを聴け!ルミナイズ!〈不死の龍団〉」

 

 

オープンTHEフラッグ

 

 

千歌「ドラゴンワールド」

◼️手札6/ゲージ2/LP10

 

真柴「ダークネスドラゴンワールド」

◼️手札6/ゲージ2/LP10

 

 

千歌「じゃあ私から先攻、ドロー!チャージ&ドロー!」

◼️手札6→7/ゲージ2→3

 

千歌「ライトに〈必殺の型 バルドラゴン〉をコール!」

◼️手札7→6/LP10→9

 

 

必殺の型 バルドラゴン

サイズ/攻6000/防4000/打撃2

 

 

千歌「バルドラゴンの能力!私はデッキからアイテムを1枚を手札に加える!」

◼️手札6→7

 

千歌「センターに〈フレアファングドラゴン〉をコール!登場時に1チャージ、1ドロー!」

◼️手札7→6→7/ゲージ3→4

 

 

フレアファングドラゴン

サイズ1/攻3000/防1000/打撃1

 

 

千歌「バトル!バルドラゴンで攻撃!打撃2!」

 

真柴「く………」LP10→8

 

千歌「ターンエンド!」

◼️手札7/ゲージ4/LP8

 

 

真柴「俺のターン!ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札6→7/ゲージ2→3

 

真柴「ライトに〈不死騎龍 ヘルダムド〉をコール!ライトに〈不死騎龍 ヘルリバル〉をコール!」

◼️手札7→6→5

 

 

不死騎龍 ヘルダムド

サイズ1/攻5000/防1000/打撃1/【貫通】【龍蘇生】

 

 

不死騎龍 ヘルリバル

不死龍

サイズ1/攻5000/防1000/打撃2

◼️このカードが手札から登場した時、君のデッキの上から1枚ゲージに置く。

◼️このカードがドロップゾーンから登場した時、君のライフ+1!

【龍蘇生】

 

 

真柴「ヘルダムドの手札から登場時、俺のデッキトップを3枚破棄!ヘルリバルが手札から登場した時、1チャージ!」

◼️ゲージ3→4

 

真柴「バトル!ヘルダムドでフレアファングに攻撃!」

 

 

ヘルダムド

攻5000

 

フレアファングドラゴン

防1000

 

フレアファングドラゴン 撃破!

 

 

真柴「【貫通】ダメージ1!」

 

千歌「うっ!」LP9→8

 

真柴「ヘルリバルで千歌ちゃんに攻撃!打撃2」

 

千歌「うぐっ!」LP8→6

 

真柴「ターンエンド!」

◼️手札5/ゲージ4/LP8

 

 

千歌「私のターン!ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札7→8/ゲージ4→5

 

千歌「私のライフが6以下で、場にバルドラゴンが居れば………〈ドラゴンフォース"紅蓮の型"〉解放‼︎」

◼️手札8→7/ゲージ5→2

 

 

ドラゴンフォース"紅蓮の型"

攻6000/打撃1/【貫通】

 

 

千歌は紅蓮のオーラを纏い、背中に双翼を得る。そして千歌の周りに少し動く度に紅い粒子が煌めいて舞っている。

 

 

真柴「これが……、ドラゴンフォース………?」

 

グリス『なんと………強い輝きだ………』

 

 

千歌「驚いた?けど、まだまだこれからだよ!ゲージ2払い、バルドラゴンを進化!〈超太陽竜 バルソレイユ〉をバディコール(LP 6→7)!」

◼️手札7→6/ゲージ2→0

 

 

超太陽竜 バルソレイユ

サイズ3/攻7000/防7000/打撃2→3/【2回攻撃】【ソウルガード 】

 

 

千歌「ドラゴンフォースの能力!"太陽の化身"バルソレイユをドラゴンフォースにソウルイン!」

 

 

ドラゴンフォース"紅蓮の型"

攻6000→13000

打撃1→3→4

【2回攻撃】【ソウルガード 】

 

 

真柴「攻撃力13000で、打撃力4かよ………」

 

グリス『まさか、太陽の力を自身に宿すとは………』

 

 

千歌「バトル!ドラゴンフォースで、真柴君に攻撃!打撃4!」

 

真柴「うぉぉ!」LP8→4

 

千歌「ドラゴンフォースの2回攻撃!打撃4」

 

真柴「キャスト!〈ミッドナイトシャドウ〉攻撃を無効化する!」

◼️手札5→4

 

千歌「ターンエンドだよ!」

◼️手札6/ゲージ0/LP7

 

 

真柴「俺のターン、ドロー!チャージ&ドロー!」

◼️手札4→5/ゲージ4→5

 

真柴「行くぞ!ヘルダムドとヘルリバルをソウルにして、ゲージ2払いライトにバディコール(LP4→5)!

散り行く亡者の叫びを紫炎の力に!〈不死龍王 ヴァイオレット・グリス〉」

◼️手札5→4/ゲージ5→3

 

 

不死龍王 ヴァイオレット・グリス

サイズ3/攻8000/防5000/打撃3/【貫通】【ソウルガード 】/ソウル2

 

 

真柴「さらに、ライフ1払い〈不死の剣 イモータルソード〉を装備!」

◼️手札4→3/LP5→4

 

真柴「バトル!ヴァイオレットグリスで、千歌ちゃんに攻撃!打撃3」

 

 

だが、"紅蓮の型"はソウルのバルソレイユの能力をコピーしている為、ダメージを1軽減できる。

 

このダメージは3→2に減る。

 

 

千歌「うぁぁ!」LP7→5

 

真柴「イモータルソードで千歌ちゃんに攻撃!打撃2」

 

千歌「キャスト!〈ドラゴンシールド 太陽の盾〉攻撃を無効化して、ゲージとライフ+1」LP5→6

◼️手札6→5/ゲージ0→1

 

真柴「やるな………ターンエンド」

◼️手札3/ゲージ3/LP4

 

 

千歌「真柴君もね。私のターン!ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札5→6/ゲージ1→2

 

千歌「レフトに〈神速のバルドラゴン〉をコール!」

◼️手札6→5

 

 

神速のバルドラゴン

サイズ2/攻6000/防3000/打撃2/【移動】

 

 

千歌「バトル!神速のバルドラゴンで真柴君に攻撃!打撃2、さらに真柴君のセンターが空いてるからライフ+1!」LP6→7

 

真柴「ぐぁ!」LP4→2

 

千歌「ドラゴンフォースで攻撃!打撃4!」

 

真柴「キャスト!〈ヴァイオレット・リムーヴ〉」

◼️手札3→2

 

 

ヴァイオレット・ガード

不死龍

◼️君のセンターが空いていて、君が攻撃されている攻撃中に使える。

◼️【対抗】その攻撃を無効化する。さらに君の場のカード名に「グリス」を含むモンスターがいれば、その攻撃で君が受けるダメージを0にする。

 

 

真柴「その攻撃を無効化する!」

 

千歌「ドラゴンフォースで2回攻撃!打撃4」

 

真柴「キャスト!〈ミッドナイトシャドウ〉攻撃を無効化!」

◼️手札2→1

 

千歌「………ターンエンド!」

◼️手札5/ゲージ2/LP7

 

 

真柴「俺のターン、ドロー!チャージ&ドロー!」

◼️手札1→2/ゲージ3→4

 

真柴「行くぞ、グリス!」

 

グリス『ああ!』

 

真柴「バトル!」

 

千歌(グリスには打撃3の【貫通】があったよね………、なら)

 

千歌「神速のバルドラゴンの【移動】はしないよ!」

 

真柴「ヴァイオレットグリスで千歌ちゃんに攻撃!打撃3!」

 

千歌「うぅぅ!」LP 7→5

◼️手札5→4/ゲージ2→3

 

真柴「キャスト!〈ヴァイオレット・ストーム〉」

◼️手札2→1

 

 

ヴァイオレット・ストーム

不死龍

◼️【対抗】お互いに場のカードを1枚ずつを破壊する。破壊したら、君のデッキの上から2枚をドロップゾーンに置いて、君のライフ+1!「ヴァイオレット・ストーム」は1ターンに1枚だけ使える。

 

 

真柴「お互いに場のカードを破壊する。俺はグリスを破壊!【ソウルガード】はしない。」

 

千歌「ごめんね。神速のバルドラゴンを破壊!」

 

 

ヴァイオレットグリス 破壊!

 

神速のバルドラゴン 破壊!

 

 

真柴「そして俺のデッキトップから2枚破棄し、ライフ+1だ。さらにグリスの能力!グリスが破壊されてドロップゾーンに置かれた時、ドロップゾーンからサイズ1以下の〈不死龍〉を2体までコールする!レフトに〈不死騎龍 ヘルリバル〉ライトに〈不死騎龍 ヘルザイン〉をコール!」LP2→3

 

 

不死騎龍 ヘルリバル

サイズ1/攻5000/防1000/打撃2/【龍蘇生】

 

 

不死騎龍 ヘルザイン

不死龍

サイズ2/攻6000/防1000/打撃2

◼️【コールコスト】ゲージ1払う。

◼️このカードがドロップゾーンから登場した時、このカードは【貫通】を得る。

◼️このカードがソウルにある〈不死龍〉は【2回攻撃】を得る。

 

 

ーーー

ーーー

 

ダイヤ「モンスターが2体も復活しましたわ⁉︎」

 

果南「千歌、ちょっと不味いんじゃない?」

 

 

ーーー

ーーー

 

しかも、真柴が装備している「不死の剣 イモータルソード」は、ドロップゾーンからモンスターが登場した時、打撃力2→3になる。

 

 

真柴「ヘルリバルで千歌ちゃんに攻撃!打撃2」

 

千歌「うわぁ!」LP5→4

 

真柴「ヘルザインで攻撃!打撃2」

 

千歌「キャスト!〈ドラゴンシールド 太陽の盾〉攻撃を無効化、ゲージとライフ+1!」LP4→5

 

真柴「イモータルソードで攻撃!打撃3!」

 

千歌「うわぁ!」LP 5→3

 

真柴「まだ終わらない!手札を1枚捨て、ゲージ1とライフ1払い、ヘルリバルとヘルザインをソウルにして〈不死転生〉!

散り行く亡者の叫びと共に、紫炎を纏て転生せよ!〈不死龍王 ヴァイオレット・グリス〉」

◼️手札1→0/ゲージ4→3/LP2→1

 

 

不死龍王 ヴァイオレット・グリス

不死龍

サイズ3/攻8000/防5000/打撃3

◼️【コールコスト】君の場の〈不死龍〉のモンスターを2枚このカードのソウルに入れて、ゲージ2払う。

◼️ソウルが無いこのモンスターが破壊された時、君のドロップゾーンのサイズ1以下の〈不死龍〉のモンスター2枚までを【コールコスト】を払わずに、レフトとライトにコールできる。

◼️〈不死転生〉(君のターン中、ゲージ1払い、手札1枚捨て、ライフ1払う。)

【対抗】君の場のモンスター2枚までをこのカードのソウルに入れて、ドロップゾーンから、このカードを【コールコスト】を払わずにコールできる。〈不死転生〉は1ターンに1回だけ使える。

 

 

千歌「⁉︎」

 

ーーー

ーーー

 

8人「⁉︎」

 

果南「このタイミングでグリスまで復活⁉︎」

 

鞠莉「圧倒的ね………!」

 

ーーー

ーーー

 

真柴「ヴァイオレットグリスで千歌ちゃんに再攻撃!打撃3」

 

千歌「うわぁぁ!!」LP3→1

 

真柴「グリスは、ソウルのヘルザインの能力で【2回攻撃】ができる!グリスで千歌ちゃんに攻撃!」

 

千歌「うわぁぁぁぁ!!」LP1→0

 

ーーー

ーーー

 

千歌「えへへ、負けちゃった………強いね。真柴君!」

 

真柴「千歌ちゃんこそ、強かったよ。さすがAqoursのリーダーだな。ファイト出来て良かった。」

 

グリス『うむ。ドラゴンフォースとやらも強力だった。よい経験が出来たぞ。』

 

千歌「そう言ってもらえて良かったよ。」

 

真柴「ああ」

 

 

真柴と千歌は互いを認め合う。すると………

 

 

真柴/グリス『………⁉︎』

 

グリス『分かったか?真柴!』

 

真柴「………ああ!」

 

千歌「………?どうしたの?」

 

梨子「千歌ちゃん見て!空の穴が………」

 

曜「少し広がってる………!」

 

千歌「え⁉︎」

 

ダイヤ「な、何ですの?」

 

善子「何言ってるのよ!」

 

 

千歌、曜、梨子以外のAqoursメンバーは空の黒い穴が見えない。

 

 

グリス「また何かが来るぞ!」

 

 

真柴とグリスは空から迫る強い闘気を感じた。そして、空の黒穴から1体のモンスターが現れる………、そのモンスターは砂煙を立てて着地する。

 

 

6人「⁉︎」

 

 

Aqoursの6人には、突然モンスターが現れたように見える。

 

 

グリス「お前は………ファーズ!」

 

ファーズ「久しいな………グリス。」

 

 




今回も感想を是非‼︎


藤木 真柴
◼️性:男
◼️歳:16歳
◼️見た目:BLEACHの黒崎一護に近い短髪型、髪色は青で前髪に紫のメッシュが入っている。髪型と髪の色以外はほぼ黒崎一護。
◼️使用ワールド:ダークネスドラゴンワールド
◼️バディ:不死龍王 ヴァイオレット・グリス
◼️性格:優しく正義感が強い、自分に出来そうな頼み事なら快く引き受ける。別に熱血ではないが、やる時はやる。

◼️家族旅行の帰りに、対向車線を逆走してきた車との衝突事故に会い。両親はほぼ即死、真柴自身は胸を強く打って心肺停止の瀕死状態になった。
本人の魂はダークネスドラゴンワールドの死龍島に辿り着き、今のバディの〈不死龍王ヴァイオレット・グリス〉の拘束を解いて、バディとなった。
死の淵から生還した真柴は驚異的な回復速度で予定より1週間以上早く退院する。因みにグリスを解放した時、グリスを拘束していた鎖に触れた時、鎖を伝っていたグリスの生命力が真柴の身体と魂に流れ込んだ為、驚異的な回復速度を実現した。擦り傷や切り傷程度なら早くて30分くらいで完治する。
バディのグリスには生き返らせてもらった恩があるので、全力で協力する姿勢を見せている。


サツキや、炎斬のような半レギュラー枠です。
自分の小説で使いたい方は是非、自由に使ってください。


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ボルガルト・ファーズ

死の淵から生還した俺、藤木 真柴 は、バディのグリスと共に〈冥府龍〉消滅を掲げる。

 

そして、Aqoursと出会い、千歌ちゃんとファイトして俺が勝利したのだが、上空に現れた黒穴から、2体目の〈冥府龍〉が俺たちの前に現れる。

 

ーーー

 

グリス『お前は………ファーズ!』

 

ファーズ『久しいな、グリス。』

 

 

真柴、千歌、曜、梨子には上空の黒穴からファーズが降りて来たように見えるが、他のメンバーには、突然砂煙が立ち、気がついたらモンスターがいる。といったたように見える。

 

 

鞠莉「なんなの、あのモンスターは………」

 

果南「砂煙からいきなり現れた……!」

 

花丸「アレが〈冥府龍〉ずら?」

 

善子「みたいね。」

 

梨子「昨日とは違うわね。」

 

曜「うん。」

 

千歌「………」

 

 

ファーズ『………ふん、なるほど。1人1人の人間の闘気は大した事はないが………後ろの3人は違うみたいだな。』

 

千歌/曜/梨子「⁉︎」

 

ファーズ『まぁよい、冥府龍王ギラ様の命だ。グリス、お前を連れて行く。』

 

 

ファーズはデッキを構える。

 

 

ファーズ『勿論、抵抗するなら、力ずくだ。』

 

真柴「グリスを連れて行くだと⁉︎」

 

グリス『なぜ俺を!』

 

ファーズ『さぁな、だが、ギラ様の命に従うのに理由は要らない。ただ従うのみだ。さぁ、共に来い。グリス』

 

グリス『………断れば?』

 

ファーズ『言ったはずだ。力ずくだと。』

 

真柴「やるしかないようだな、グリス」

 

グリス『ああ!』

 

 

真柴がデッキを構えようとした時………

 

 

「ちょっと待ったーーー!」

 

グリス『⁉︎』

 

真柴「⁉︎」

 

 

声を上げたのは曜だった。

 

 

千歌「曜ちゃん⁉︎」

 

梨子「どうしたの?」

 

曜「私がファイトする!」

 

グリス『何⁉︎』

 

真柴「曜ちゃん………どうして!」

 

曜「だって真柴くん、千歌ちゃんとファイトして少し疲れてるでしょ?」

 

真柴「いや、まぁ………」

 

曜「それに………、真柴くんから話を聞いておいて、何もしない訳にはいかないよ。そうだよね、千歌ちゃん!」

 

千歌「え?う、うん!」

 

 

千歌は今、曜と同じように自分がファイトすると申し出ようとしていた。その証拠にちらっとデッキを覗かせている。

 

曜は、自分からファイトに申し出る事で、さっきのファイトで少し疲れている真柴と千歌を同時に止めたのだ。

 

 

曜「どう?私が相手じゃ不服?」

 

ファーズ『ふん、相手が誰だろうと構わない。邪魔をするのなら、消すだけだ。』

 

曜「決まりだね………」

 

真柴「気をつけろ、曜ちゃん。」

 

 

 

曜「黒き輝きよ、紫紺の煌めきとなれ!輝きのルミナイズ!〈ダークネス・シャイン〉」

 

ファーズ『〈冥府四天龍〉の一角、暴牙のファーズだ。ルミナイズ!〈冥府の暴龍〉』

 

 

オープTHEフラッグ

 

 

曜「ダークネスドラゴンワールド」

◼️手札6/ゲージ2/LP10

 

ファーズ『冥府龍界』

◼️手札5/ゲージ3/LP10

 

 

曜「私のターン、ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札6→7/ゲージ2→3

 

曜「まずは〈ブラック・ドレイン〉相手のデッキを3枚破棄して、1チャージ!」

◼️手札7→6/ゲージ3→4

 

ファーズ「デッキ破壊か………」

◼️破棄枚数3

 

曜「ライトに〈逆襲の黒死竜 アビゲール〉をコール!」

◼️手札6→5/ゲージ4→3

 

 

逆襲の黒死竜 アビゲール

サイズ1/攻6000/防1000/打撃2

 

 

相手がどんな戦法を使うか分からない以上、今最大限に動く必要はないよね………。

 

 

曜「バトル!逆襲のアビゲールで攻撃!打撃2!」

 

ファーズ『ん………』LP10→8

 

曜「ターンエンド!」

◼️手札5/ゲージ3/LP10

 

 

ファーズ『俺のターン、ドロー、チャージ&ドロー………』

◼️手札5→6/ゲージ3→4

 

ファーズ「まずは〈冥府充填〉デッキトップから2枚をチャージ、さらに2枚を冥府ゾーンに置く。」

◼️手札6→5/ゲージ4→6/冥府0→2

 

ファーズ「そしてゲージ3を冥府に送り、レフトにバディコール(LP8→9)!〈冥府四天龍 ボルガルト・ファーズ〉」

◼️手札5→4/ゲージ6→3/冥府2→5

 

 

冥府四天龍 ボルガルト・ファーズ

デンジャーW/ダークネスドラゴンW

冥府龍

サイズ2/攻10000/防5000/打撃2

◼️【コールコスト】ゲージ3払う。払ったゲージは冥府ゾーンに置く。

◼️君のデッキの上から2枚を冥府ゾーンに置く。置いたら、相手のモンスター1枚を破壊して、打撃力+1!この能力は1ターンに1回だけ使える。

◼️〈冥龍撃〉(君の冥府ゾーンにカードが5枚以上ある。)

このカードが破壊された時、冥府ゾーンのカードを2枚ドロップゾーンに置く。置いたら、このカードを場に残して、相手にダメージ1!

【貫通】

 

『俺の戦う理由はギラ様の命令それだけだ。以上は無い。』

 

 

 

曜(これが〈冥府龍〉………、昨日のヤツからも感じたけど、嫌な感じだ………)

 

ファーズ『俺の能力、デッキトップから2枚を冥府に送り、逆襲のアビゲールを破壊する。』

◼️冥府5→7

 

 

逆襲のアビゲール 破壊!

 

 

曜「アビゲール………⁉︎破壊時の能力で1枚ドロー!さらに相手のデッキトップから2枚破棄!」

◼️手札5→6

 

ファーズ『ふん、そして俺の打撃力+1だ。』

◼️破壊枚数3→5

 

 

ボルガルトファーズ

打撃2→3

 

 

ファーズ『バトルだ。この俺、ボルガルトファーズで攻撃!打撃3』

 

曜「うわぁ!」LP10→7

 

ファーズ「ターンエンド」

◼️手札4/ゲージ3/冥府7/LP9

 

 

曜「私のターン!ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札6→7/ゲージ3→4

 

曜「〈影の黒死竜 アビゲール〉をレフトにコール!」

◼️手札7→6

 

 

影の黒死竜 アビゲール

黒竜

サイズ1/攻3000/防1000/打撃1

◼️君が手札から〈黒竜〉のモンスターをコールする時、このカードに重ねてコールできる。

◼️このカードがソウルにある〈黒竜〉は【ソウルガード 】を得る。

 

『俺は仲間を支える影だ。』

 

 

曜「影のアビゲールの能力、〈黒竜〉のモンスターをコールする時、自身に重ねてコールできる!そしてゲージ1とライフ1払い、影のアビゲールに重ねてバディコール(LP 6→7)!〈柴煌の黒死王 アビゲール〉!ドロップゾーンの〈黒竜〉をソウルイン!」

◼️手札6→5/ゲージ4→3/LP7→6

 

 

柴煌の黒死王 アビゲール

サイズ2/攻7000/防3000/打撃2/【移動】【ソウルガード】/ソウル2

 

 

曜「バトル!紫煌のアビゲールでボルガルトファーズに攻撃!紫煌のアビゲールの能力発動!攻撃対象のモンスターを破壊する!ボルガルトファーズを破壊!」

 

 

ボルガルトファーズ 破壊!

 

 

曜「や、やった………!」

 

 

ファーズ「甘いぞ。俺の冥龍の力………〈冥龍撃〉冥府ゾーンにカードが5枚以上ある時、冥府ゾーンのカード2枚をドロップゾーンに戻す事で、ボルガルトファーズを復活!」

◼️冥府7→5

 

 

ボルガルトファーズ 生存!

 

 

曜「そんな………復活した!」

 

ファーズ『さらに相手にダメージ1だ!』

 

曜「ぐっ!」LP7→6

 

曜「でも、破壊したモンスターが場に残ってる以上、攻撃対象のモンスターとアビゲールのバトルは続行されるよ!」

 

ファーズ「ならばキャスト!〈冥府の幻影〉」

 

 

冥府の幻影

冥府

◼️相手の攻撃中に使える。

◼️【対抗】次に破壊される〈冥府〉と〈冥府龍〉のモンスター1枚を場に残す。

 

 

紫煌のアビゲール

攻7000

 

ボルガルトファーズ

防5000

 

 

ファーズ「俺自身を場に残す。」

 

曜「紫煌のアビゲールはスタンドしてる、もう一度、紫煌のアビゲールで攻撃!」

 

 

紫煌のアビゲール

攻7000

 

ボルガルトファーズ

防5000

 

 

ファーズ「冥府のカードを2枚ドロップして復活!そしてダメージ1だ!」

◼️冥府5→3

 

曜「ぐ………!」LP 6→5

 

曜「ターンエンド」

◼️手札5/ゲージ3/LP5

 

 

ファーズ「なかなかだな………、俺のターン。ドロー、チャージ&ドロー。」

◼️手札4→5/ゲージ3→4

 

ファーズ「ゲージ2払い装備〈冥斧 空割り(めいふ からわり)〉」

◼️手札5→4/ゲージ4→2/冥府3→5

 

 

冥斧 空割り(めいふ からわり)

冥府/武器

◼️【装備コスト】ゲージ2払う。払ったゲージは冥府ゾーンに置く。

◼️【起動】君のメインフェイズ中、君の冥府ゾーンのカードが5枚以上の時、君の場のサイズ3以上の〈冥府龍〉のモンスター1枚を選ぶ。選んだモンスターはこのターン中【2回攻撃】を得る。

 

 

ファーズ「冥斧 空割り(めいふ からわり)の起動!俺の冥府ゾーンにカードが5枚以上あれば、ボルガルトファーズに【2回攻撃】を与える。さらに、ボルガルトファーズの能力で、デッキトップから2枚を冥府に送り、紫煌のアビゲールを破壊して、打撃+1!」

◼️冥府5→7

 

曜「アビゲールの【ソウルガード】」

 

 

紫煌のアビゲール ソウルガード2→1

 

 

ボルガルトファーズ

打撃2→3

【2回攻撃】

 

 

ファーズ『バトルだ。ボルガルトファーズでファイターに攻撃!打撃3だ。』

 

曜「うぁぁ!」LP5→2

 

ファーズ『2回攻撃だ。打撃3!』

 

曜「………!」

 

ーーー

ーーー

 

真柴「まずいぞ!」

 

千歌「大丈夫!曜ちゃんには………」

 

ーーー

ーーー

 

曜「私のライフが6以下で、場にアビゲールがいる時………、〈ドラゴンフォース"追悔の型"〉解放‼︎」

◼️手札5→4/LP2→1

 

 

ドラゴンフォース"追悔の型"

攻6000/打撃2/【貫通】

 

 

曜は白紫の光に包まれ、背中には紫の長い鎌を二本背負っている。そして、紫煌の黒死王アビゲールと同じように、周りに白紫の粒子が舞っている。

 

 

曜「ドラゴンフォースを解放したターン中、私はダメージを受けない。そして相手にダメージ1!」

 

ファーズ『⁉︎』LP9→8

 

ーーー

ーーー

 

真柴「あれが曜ちゃんのドラゴンフォースか………」

 

グリス『解放したターンの間だけの完全無敵化か………』

 

千歌「凄いでしょ!」

 

ーーー

ーーー

 

ファーズ『ターンエンドだ。』

◼️手札4/ゲージ2/LP8/冥府7

 

 

曜「私のターン!ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札4→5/ゲージ3→4

 

 

曜のライフは残り1、それに対してファーズのライフはまだ8もある。出来ればこのターンでケリをつけたい。

 

 

曜「レフトに〈宣告の黒死竜 アビゲール〉をコール!」

◼️手札5→4/ゲージ4→3

 

 

宣告の黒死竜 アビゲール

サイズ1 /攻6000/防1000/打撃1

 

 

曜「バトル!宣告のアビゲールで相手に攻撃!攻撃時にボルガルトファーズを破壊!そして紫煌のアビゲールの能力で私のライフ+1」LP1→2

 

 

ボルガルトファーズ 破壊!

 

 

曜「そして、破壊したモンスターのサイズ分ライフを回復する!ボルガルトファーズのサイズは3、ライフ3回復!」LP2→5

 

ボルガルトファーズ「ならば〈冥龍撃〉冥府ゾーンのカードを2枚ドロップに戻し復活、さらに相手にダメージ1だ。」

 

曜「うっ!」LP5→4

 

 

ボルガルトファーズ 生存!

 

 

曜「でも、攻撃は続いているよ!打撃1」

 

ファーズ『………』LP8→7

 

曜「紫煌のアビゲールでボルガルトファーズに攻撃!対象のモンスターを破壊!」

 

 

ボルガルトファーズ 破壊!

 

 

ファーズ『何度破壊しても無駄だ。冥府ゾーンから2枚をドロップに戻し、復活!そしてダメージ1。』

◼️冥府5→3

 

曜「うっ………」LP4→3

 

曜「全然、無駄じゃないよ!紫煌のアビゲールで2回目の攻撃!ボルガルトファーズに攻撃!」

 

ファーズ『無駄だ。冥龍げ………っ⁉︎』

 

 

その時、ファーズは気づいた。自分の冥府ゾーンのカードが3枚しか無い事に………、そう〈冥龍撃〉の発動条件は冥府ゾーンにカードが5枚以上ある事、その条件を満たしていない以上、ボルガルトファーズは〈冥龍撃〉を使用できないのだ………!

 

 

紫煌のアビゲール

攻7000

 

ボルガルトファーズ

防5000

 

冥府四天龍 ボルガルト・ファーズ 完全撃破‼︎

 

 

曜「ドラゴンフォースで相手に攻撃!攻撃時に相手のデッキトップから3枚破棄!そして相手にダメージ1、私のライフ+1!」LP3→4

 

ファーズ『ぐ……うぉぉ!』LP7→6→4

◼️破棄枚数5→8

 

アビゲール『今だ、曜!』

 

曜「うん!ファイナルフェイズ‼︎」

 

ファーズファーズ『⁉︎』

 

曜「ゲージ3払い、紫煌のアビゲールを破壊して必殺コール!〈アビゲール"バニシング・デスホール"〉」

◼️手札4→3/ゲージ3→0

 

 

アビゲール"バニシング・デスホール"

サイズ3/攻8000/防8000/打撃3

 

 

紫煌の黒死王 アビゲール 破壊!

 

宣告の黒死竜 アビゲール 生滅!

 

 

曜「必殺モンスターは、相手のドロップが6枚以上なら打撃力5になり、相手のドロップが12枚以上なら攻撃は無効化されない!あなたのドロップゾーンは数えるまでもない!必殺モンスターで攻撃!打撃5!アビゲール"バニシング・デスホール"!!」

 

ファーズ「ぐぉぉぉぉぉ!!」LP4→0

 

ーーー

ーーー

 

ファーズ『………………』

 

 

真柴「すげぇ………、冥府龍を倒しやがった………!」

 

グリス『ドラゴンフォース………、これはいい戦力になりそうだな。』

 

 

 




今回も感想を是非‼︎


自分の小説のナレーションの事で少し悩んでいます。

自分、なんで今更スランプに堕ちてるのか………

ーーー

最近、ジャンプ系漫画の実写版が多いですよね………

実写版 BLEACHは、内容はほぼオリジナルですがちゃんとBLEACHっぽい作りになってると思います。自分の中では。

実写版 銀魂2は、元々ギャグ多めの漫画なので実写化してもちゃんとギャグ回が原作再現されてしっかりしてます。将軍がキャバクラで遊ぶ回が実写化されたのは凄く嬉しかったです(好きなんだよね、あの回)。後は、新選組動乱 編が良かったです。やっぱり銀魂は実写化してもハズレ無しですね。


アニメ 僕のヒーローアカデミアの劇場版も面白くて、かっこよかったです。てか、かっこよ過ぎて泣きました。ネタバレしないように内容は言いません。ただ一言………、

轟と爆豪イケメン!出久とオールマイト最高!


↑の3作品、みなさん興味があれば是非観てみてください。


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グリスと冥府龍

曜が〈冥府龍〉とファイトしている同時刻………

 

バディポリス 沼津支部………ファイトルーム

 

 

サツキ「アポカドラシオンで攻撃!」

 

「うぁぁぁぁ!」LP0

 

 

サツキ「よし、今日の特訓はここまで。」

 

「ありがとうございました!やっぱりサツキ先輩は強いですね。」

 

サツキ「君だって強くなってるよ。」

 

「そうですかね?ありがとうござます。」

 

 

サツキは毎日、別々の訓練生であり後輩の1人にバディファイトの特訓をつけていた。

 

 

サツキ「じゃあ、そろそろパトロールに………」

 

 

『サツキさん!至急、司令室に来てください!』

 

 

後輩「あ、呼び出しですね………」

 

サツキ「うん。パトロールはまた今度だ。ごめんね」

 

後輩「いえ、頑張ってください!」

 

サツキ「ありがとう。」

 

ーーー

 

司令室

 

 

サツキ「失礼します。」

 

局長「サツキ君、突然すまない。」

 

サツキ「いえ、何かあったので?」

 

局長「ああ、イツミ君」

 

イツミ「はい。第14地区に、昨日現れたモノと似た高いエネルギーを感知しました。」

 

サツキ「第14地区?千歌ちゃん家の近くか!」

 

局長「みたいだな。昨日は現れてすぐ消えたが………」

 

サツキ「………すぐに出動します!」

 

 

サツキは司令室を飛び出し、パトカーで現場に向かった。

 

 

サツキ(昨日今日で現れた高いエネルギーのモンスター………、空に見えるあの黒い穴と関係があるのか?)

 

 

サツキには、千歌達のようにドラゴンフォースのような力も無ければ、真柴のように死を経験した事は無いが、彼は彼だけの特別なフラッグ『ギャラクシードラゴン ワールド』を創造した。そういう経緯では、特別な力を持っている。と言えるだろう。

 

故に、上空の黒い穴を見る事ができる。

 

ーーー

 

十千万 前………

 

砂浜

 

 

曜「必殺モンスターは、相手のドロップが6枚以上なら打撃力5になり、相手のドロップが12枚以上なら攻撃は無効化されない!あなたのドロップゾーンは数えるまでもない!必殺モンスターで攻撃!打撃5!アビゲール"バニシング・デスホール"!!」

 

ファーズ「ぐぉぉぉぉぉ!!」LP4→0

 

ーーー

ーーー

 

曜「ふぅ………勝った………!」

 

ファーズ『………………』

 

 

『まさか、ファーズが人間相手に敗北するとはな………』

 

『全くだ、それとも、お前も運動程度だったのか?』

 

 

Aqours/真柴「⁉︎」

 

ファーズ『お前達………』

 

 

突然聞こえた声に皆反応する。

すると、上空の黒い穴から2体のモンスターが現れる。

 

 

アルカー『よぉ、昨日ぶりだなぁ〜、グリス』

 

『俺とは久しぶりか、グリス。』

 

グリス『アルカー、ヴレン………』

 

ヴレン『ふむ………、ファーズを降すか………人間と思って侮っていましたか。』

 

真柴「見ない奴だな………」

 

グリス『奴はヴレン、冥府四天龍の一体だ。』

 

真柴「そうか、じゃあ今この場には、冥府四天龍が3体いる訳だ………」

 

千歌「………⁉︎まだ来るみたいだよ?」

 

真柴「え?………………っ⁉︎」

 

 

千歌の直感通り、上空の黒い穴がさらに大きく広がる………その時、周りの空気が一気に重くなる………!

 

 

曜「な、何⁉︎」

 

梨子「空気が………重くなった………⁉︎」

 

果南「私達にも分かる………」

 

鞠莉「とてもクレイジーな感じね………」

 

ルビィ「うぅ………ちょっと怖い………」

 

ダイヤ「いったい………何が⁉︎」

 

花丸「ずら………」

 

善子「これこそが、闇の力………!」

 

グリス『この、途轍もないプレッシャーは………まさか⁉︎』

 

 

大きく広がった黒い穴から、他の冥府龍より二周りくらい大きな人型の龍が現れる。そして、包まっていた翼を大きく広げて降り立つ。

 

 

善子「何なのよ………あいつ………」

 

果南「他の3体より………威圧感がヤバいね………」

 

鞠莉「さしずめ、あれが冥府龍のボスって感じね。」

 

 

 

『久しいな、グリスよ………』

 

グリス『冥府龍王………ギラ………!』

 

ヴレン『無礼者!ギラ様を呼び捨てにするなどと………!』

 

ギラ『よい、ヴレン………奴はもう、こちら側のモンスターではないのだ。』

 

ヴレン『失礼しました。』

 

真柴「?」

 

グリス『こちら側のモンスターではない………?どう言う事だ!』

 

アルカー『マジかよ、お前覚えてねーのか?』

 

ファーズ『他人行儀なわけだ。』

 

グリス『答えろ!』

 

ギラ『良かろう。グリス………、死した影響で記憶が曖昧なのだろう。………お前は元々、こちら側のモンスター、〈冥府龍〉だったのだ。』

 

Aqours「え⁉︎」

 

真柴「何⁉︎」

 

グリス『何………だと………?』

 

ヴレン『さらに言えば、グリス、お前は我ら〈冥府四天龍〉の1体だったのだ。』

 

アルカー『気に食わねーー事に、力は俺たちより上だった。』

 

ファーズ『頭脳もキレていたな。』

 

ギラ『グリス………、お前は、我の力を分けた子であり、自慢の下僕(しもべ)だった。』

 

グリス『………………』

 

ギラ『私の元へ、戻って来い………グリス。』

 

グリス『俺の目的は、お前達〈冥府龍〉を消滅させる事だ。戻る訳ないだろ………』

 

真柴「お前らは、何でグリスを殺したんだ!」

 

ギラ『なぜ?簡単な事だ。奴は、私を裏切った、だからこその制裁をしたまでだ。』

 

真柴「制裁だと………」

 

ヴレン『我ら冥府龍にとって、裏切り者への制裁は絶対のルールだ。我らはそれに従ったまでだ。』

 

グリス『そうだ、記憶が少し冴えてきたぞ………………俺は、確かに冥府四天龍の一体だった………、そして俺は、ギラの命令で動いて来た………』

 

真柴「グリス………? 何言ってんだ!」

 

ーーー

ーーー

 

一方、サツキはバディポリス専用のパトカーで千歌達の元へ急行していた。

 

そんな時だった………

 

 

サツキ「なんだ?穴が広がって………あれは………、ドラゴンなのか?」

 

 

音声通信がかかる。

 

 

イツミ『サツキさん!他3つよりさらに大きなエネルギーを感知!』

 

サツキ「すでに視認してます。」

 

局長『注意してくれよ。サツキ君』

 

サツキ「はい。」

 

 

そして音声通話が切れた。

 

 

サツキ「いったい何が起きてるんだ?」

 

ーーー

ーーー

 

グリス『俺は、ギラの命令に従い………何度も戦って来た。『冥府の世界』を築くために………だが俺は、その全貌を知らなかった。ただ命令に従い、戦うのみだった。』

 

千歌「冥府の世界?」

 

真柴「何なんだ?それ?」

 

グリス『すまない、そこはまだ思い出せない………、だが、俺は冥府龍として、取り返しのつかない事をしてしまった………』

 

ギラ『気に病む事はない。あれも、我が望む世界を創る為の、尊い犠牲に過ぎぬ。』

 

グリス『っ!………お前には!犠牲になるモンスター達の阿鼻叫喚が聞こえなかったのか!!自分も加担していたとはいえ、俺は………あの声に耐えられなかった………だからこそ、俺はお前を見限ったのだ!お前の望む世界は、俺が望む世界ではなかったのだ!』

 

 

グリスの脳裏には、今まで自分が殺めたモンスター達が、叫びや悲鳴がよぎる。

 

 

ギラ『笑止!グリスよ………、今更正義を振りかざしても、貴様のやった事は変わらぬ、貴様の過去は変えられぬ事実なのだ!』

 

グリス『………!』

 

ギラ『貴様の復讐など無意味だ。今さら我らを消し去ったとしても、貴様が犯した罪も、奪った命も………消し去って来た全ては、永遠に帰って来る事はないのだ!!!』

 

グリス『う………、ぐおぉぉぉぉぉぉぉ!!』

 

真柴「グリス!」

 

ギラ『グリスよ、我らと共に来い。お前の過去は永遠に消える事は無い。もう一度、冥府龍として、我が子となれ。』

 

グリス『ふざけるな!俺はお前達とは………!』

 

ギラ『ふふふ、分かっておらぬか?我らを消滅させる事など、人間を巻き込んでまで成すことなのか?人間を巻き込んで、また新たな罪を犯すのか?繰り返すのか?』

 

グリス『っ………!』

 

ギラ『貴様は所詮、我らの同胞………冥府龍なのだ。それ以上でも以下でもない。貴様が帰るべきは冥府の世界………、帰って来いグリス………我が子よ………』

 

 

グリスにとって、なぜか冥府龍王 ギラの言葉が心地良く、安心感を覚える。

 

 

真柴「惑わされるな、グリス!お前の倒す相手はアイツらだろ⁉︎」

 

グリス『分かっている………だが………忘れていたとはいえ、俺の過去の過ちは消えない。』

 

真柴「グリス………?」

 

グリス『悪い、真柴………、俺は行く。』

 

真柴「は?」

 

グリス『すまない。俺から巻き込んでおいて………自分勝手なのは分かっている。だが、これで別れだ。』

 

真柴「グリス、馬鹿言ってんじゃねーーーー!!」

 

ギラ『よく決断したグリスよ!では、共に来い。』

 

 

グリスはギラに導かれ、黒い穴に吸い込まれる………

 

 

真柴「グリス!」

 

グリス『真柴、俺は信じている………、絶対に助けに来るなよ。』

 

真柴「グリスーーーーーー!!!」

 

 

グリスはギラと冥府四天龍と共に黒い穴に消えてしまった………

 

 

梨子「そんな………」

 

曜「どうして………」

 

千歌「真柴………君?」

 

真柴「………………くそーーーっ!!!」

 

 

皆が沈んでいると、少し遅れてサツキが到着した。

 

 

サツキ「みんな!大丈夫かい?」

 

果南「サツキさん!」

 

鞠莉「どうしてここに?」

 

サツキ「ああ、今までに無い強いエネルギーを感知したから来たんだけど………、どうなったんだ?」

 

ダイヤ「ちょうどいいですわ。この機に、サツキさんにも話しを聞いてもらいましょう。」

 

ーーー

ーーー

 

十千万………

 

 

真柴や千歌達は今日まであった事、起こった事を全てサツキに説明した。

 

 

サツキ「なるほど、真柴君はダークネスドラゴンワールドの『死龍島』で、バディのグリスだっけ?と出会ったんだね。そして、〈冥府龍〉を消滅させる為に〈冥府龍〉の封印を解いた。」

 

真柴「………」

 

 

真柴は無言で頷く。

 

 

サツキ「だがグリスは元々〈冥府龍〉のモンスターで、今回、冥府龍王 ギラというモンスターに連れて行かれた。」

 

ダイヤ「だだしくは"付いて行った"ですわね。」

 

サツキ「そうか………」

 

真柴「俺、さっきからずっと気になっていたんだ。」

 

千歌「何を?」

 

真柴「グリス、アイツ黒い穴に消えて行く時、『信じている。絶対に助けに来るなよ。』って言っただろ?アイツはどうして、"信じている"なんて言ったんだろ?」

 

梨子「それはただ、追って来ない事を信じてるって事なんじゃ………」

 

真柴「そうなのかな………」

 

サツキ「いや、違うんじゃないかな?」

 

梨子「違うって?」

 

サツキ「多分それは、敵に悟られないように、逆の意味でメッセージを伝えたんだと思う。"信じてる"なんて言葉を残すって事もそうだが、気になるのは、何で"助けには来るなよ。"なのか、普通なら、"追って来るなよ"って方が自然だろ………?」

 

曜「確かに………」

 

真柴「逆に………助けに来いって事か………?」

 

サツキ「可能性はある。」

 

千歌「グリスは、キッカケをくれたんじゃないかな?」

 

真柴「キッカケ?」

 

千歌「うん。あの黒い穴に攻め込むキッカケ!」

 

ダイヤ「なるほど、確かに、私達は冥府龍の方から攻めて来るのを待つばかりでしたが、自分達から攻めようとは思っていませんでしたわね。」

 

真柴「キッカケがあろうと無かろうと、俺はグリスを連れ戻しに行くつもりだった。俺にとって、グリスは初めてできたバディだ。だから、行こう。あの穴の向こうへ!」

 

サツキ「なら、僕も同行しよう。」

 

曜「ほんとに⁉︎」

 

サツキ「ああ、バディポリスとして、この案件は放ってはおけない。あの黒い穴が、今後どんな影響を与えるか分からないからね。」

 

千歌「やっぱりサツキさんにも見えてたんだ。あの黒い穴………」

 

サツキ「うん。けど、周りの様子からしたら、何も見えてない感じだったけど………」

 

千歌「私と曜ちゃんと梨子ちゃんも見えてますよ!」

 

ダイヤ「ですが、真柴さんと3人以外の私達には見えてませんわ。」

 

サツキ「そうか。なら、それが見える僕達だけで行った方が良いかもしれないな。」

 

真柴「それがいいかもしれないな。」

 

千歌「じゃあ、行こう!」

 

ダイヤ「お待ちなさい。」

 

千歌「ダイヤさん?」

 

ダイヤ「あなた方が向かう黒い穴の中では何があるか分かりません。今日の所は休んで、明日にしてはどうでしょう。」

 

サツキ「そうだね。穴の向こうで何が起こるか分からない。少しでも準備をして、明日行こう。」

 

ーーー

ーーー

 

真柴「あの、バディポリスのエース、盛谷サツキさんですよね?」

 

サツキ「うん、そうだよ。えっと、真柴君だっけ?」

 

真柴「はい。あの、どうしてこんな事に協力してくれるんですか?」

 

サツキ「ん?まぁ、目に見えている異常現象が気になっているのもそうだけど、Aqoursには色々お世話になっているからね。ほんと言うと、僕がエースでいられるのも彼女達のおかげだからね。」

 

真柴「それって、どういう………」

 

サツキ「それに、なるべく彼女達に関わっている人達の助けになってあげたいんだ。君も例外じゃない。絶対に君のバディを助けよう。」

 

真柴「ありがとうございます、サツキさん。」

 

サツキ「あ、そうだ真柴君、僕とファイトしてみないか?」

 

真柴「え?サツキさんとファイトですか?」

 

サツキ「うん。君のファイトを見てみたいんだ。どうかな?」

 

真柴「………分かりました。ファイトしましょう!」

 




今回も感想を是非‼︎

なんか展開が無理やりでしたかね………?


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真柴 vs サツキ

死の淵から生還した藤木真柴は、バディのヴァイオレットグリスと共に、〈冥府龍〉を消滅させる為に戦う事を決意する。

 

真柴とグリス、そしてAqoursは、〈冥府龍王ギラ〉と対面する。だが、グリスはギラから生前の自分の事を知り、過ちを悔いて冥府龍と共に真柴の元を離れて行ってしまった。

 

ーーー

ーーー

 

真柴とAqoursは偶然急行してきたサツキと合流、サツキに今起こっている事や状況を説明した。

 

状況を重く見たサツキは真柴とAqoursに協力する事を決める。そして突然、サツキは真柴にファイトを挑んだ。

 

 

 

サツキ「突然ファイトを挑んでごめんね。」

 

真柴「いえ、俺もバディポリスのエース、サツキさんとファイト出来て嬉しいです。」

 

果南「ちょっと待ってください、サツキさん!」

 

曜「そうですよ、真柴君には今、バディが居ないんですよ⁉︎」

 

サツキ「うん、分かってる。けど、僕は真柴君の力を見たいんだ。実力をね。ファイトしてくれるね?」

 

真柴「はい、ファイトしましょう!」

 

サツキ「ふ………、無理に口調を変えなくてもいいよ。普通に、楽にしてくれ。」

 

真柴「あ、はい。………………」

 

 

真柴のバディ、ヴァイオレット・グリスは今、冥府龍の元に捕らわれており、今の真柴にはバディが居ない状態にある。バディファイトのルール上、仮にでもバディを設定しなければならない。

 

ーーー

ーーー

 

真柴(って言っても、バディはどうするか………)

 

(真柴殿………)

 

真柴(ん?)

 

 

真柴がデッキを見ながらバディに悩んでいると偶然手にしているカードから男性の声が聞こえてきた。

 

 

真柴(お前は………)

 

(私はヴァイオレットグリスの懐刀、名は〈不死騎龍 ヘルヴォルト〉だ。今のグリスが居ない状況は承知している。どうか、グリスの懐刀である私をバディに選んで頂きたい。)

 

真柴(お前を?)

 

ヘルヴォルト(ああ、必ずお役に立とう。)

 

真柴(分かった、頼むぞ。)

 

ヘルヴォルト(承知。)

 

ーーー

ーーー

 

サツキ「バディは決まった?」

 

真柴「ああ!始めよう!」

 

 

サツキ「銀河の星々よ、新たな竜帝の元に集え!ルミナイズ!〈ギャラクシー・アポカリプス"改"〉」

 

真柴「紫炎を纏て、亡者の叫びを聴け!ルミナイズ!〈不死の龍団〉」

 

 

オープンTHEフラッグ

 

 

サツキ「ギャラクシードラゴンワールド」

◼️手札6/ゲージ2/LP10

 

真柴「ダークネスドラゴンワールド」

◼️手札6/ゲージ2/LP10

 

 

サツキ「僕からだ。ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札6→7/ゲージ2→3

 

サツキ「レフトに〈銀河騎竜 APC・キャノン〉を、ライトに〈銀河騎竜 APC・ランザー〉をコール!」

◼️手札7→6→5

 

 

銀河竜騎 APC・キャノン

戦装竜

サイズ2/攻5000/防1000/打撃1

◼️〈スターXリンク〉

"超粒子砲"このモンスターが攻撃した時、相手のサイズ1以下のモンスターを破壊するか、相手にダメージ1!"超粒子砲"は1ターンに1回だけ使える。

【貫通】

 

 

銀河竜騎 APCランザー

戦装竜

サイズ1/攻4000/防4000/打撃2

◼️〈スターXリンク〉(君の「戦装竜」全ては、このカードの〈スターXリンク〉の能力を得る。)

このカードの攻撃で相手にダメージを与えた時、君のデッキの上からカードを1枚ゲージに置く。

 

 

サツキ「〈スターXリンク〉発動!この能力は〈スターXリンク〉を持つモンスター同士で能力を共有できる!」

 

 

APC・キャノン

〈スターXリンク〉

◼️攻撃時、サイズ1以下の相手モンスターを破壊するか、相手にダメージ1!

◼️このカードの攻撃で相手にダメージを与えたら、ゲージ+1!

 

 

APC・ランザー

〈スターXリンク〉

◼️攻撃時、サイズ1以下の相手モンスターを破壊するか、相手にダメージ1!

◼️このカードの攻撃で相手にダメージを与えたら、ゲージ+1!

 

 

サツキ「バトルだ。APCランザーで真柴君に攻撃!攻撃時にダメージ1!」

 

真柴「くっ!」LP10→9

 

サツキ「打撃2!」

 

真柴「うぉ!」LP9→7

 

サツキ「そして相手にダメージを与えたらゲージ+1!ターンエンド」

◼️手札5/ゲージ3→4/LP10

 

 

真柴「俺のターン!ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札6→7/ゲージ2→3

 

真柴「センターに〈不死騎竜 ヘルガラト〉をコール!」

◼️手札7→6

 

 

不死騎龍 ヘルガラト

不死龍

サイズ2/攻4000/防7000/打撃2

◼️このカードの登場時、君のデッキの上からカードを1枚をこのカードのソウルに入れる。

【龍蘇生】【移動】

 

 

真柴「ライトに〈不死騎龍 ヘルダムド〉をコール!」

◼️手札6→5

 

 

不死騎龍 ヘルダムド

サイズ1/攻5000/防1000/打撃1/【龍蘇生】【貫通】

 

 

真柴「ヘルダムドの登場時、俺のデッキを3枚破棄だ。バトル!ヘルダムドでAPCキャノンに攻撃!」

 

 

ヘルダムド

攻5000

 

APCキャノン

防1000

 

APCキャノン 撃破!

 

 

真柴「ヘルガラトでサツキさんに攻撃!打撃2」

 

サツキ「う………」LP10→8

 

真柴「ターンエンド!」

◼️手札5/ゲージ3/LP7

 

 

サツキ「僕のターン、ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札5→6/ゲージ4→5

 

サツキ「ふ……、センターにバディコール(LP8→9)!〈超銀河王 アポカドラシオン〉」

◼️手札6→5/ゲージ5→3

 

 

超銀河王 アポカドラシオン

ギンガドラゴン

サイズ2/攻7000/防5000/打撃2

◼️【コールコスト】ゲージ2払う。

◼️〈ギャラクシーXリンク〉〔このカードは、このカードのソウルにある〈スターXリンク〉を全て得る。〕

◼️【起動】君のデッキの上から3枚見て、その中から1枚までをこのカードのソウルに入れて、君のライフ+2!残ったカードはドロップゾーンに置く。この能力は1ターンに1回だけ使える。

【ソウルガード】【銀河武装】(君の場の『戦装竜』を好きなだけこのカードのソウルに入れる。)

 

 

真柴「これがサツキさんのバディか………」

 

サツキ「ああ、アポカドラシオンの能力発動!デッキトップを3枚見る、その中の〈銀河騎竜 APC・ライジングブレイ〉を【銀河武装】さらにライフ+2!」LP8→10

 

 

銀河騎竜 APC・ライジングブレイ

戦装竜

サイズ3/攻7000/防4000/打撃1

◼️【コールコスト】君のデッキの上からカードを1 枚、このカードのソウルに入れて、ゲージ2払う。

◼️〈スターXリンク〉

君のアタックフェイズ開始時、ライフ2払ってよい、払ったら、このモンスターは【2回攻撃】を得る。

 

 

アポカドラシオン ソウル1

◼️APCライジングブレイ

ーーー

〈ギャラクシーXリンク〉

◼️君のアタックフェイズ開始時、ライフ2払ってよい、払ったら、このモンスターは【2回攻撃】を得る。

 

 

サツキ「さらに、アポカドラシオンの【銀河武装】場の戦装竜を全てソウルに入れる。そして〈ドラシオン・リサイクル〉」

◼️手札5→4

 

 

ドラシオン・リサイクル

魔法

◼️君のドロップゾーンから「戦装竜」1枚を君の場の〈ギンガドラゴン〉1枚のソウルに入れる。このカードは1ターンに1枚だけ使える。

 

 

サツキ「ドロップゾーンから〈銀河騎竜APC・ シュライザー〉をソウルイン!」

 

 

銀河騎竜 APC・シュライザー

戦装竜

サイズ2/攻6000/防1000/打撃2

◼️【コールコスト】ゲージ1払う。

◼️このカードが《ギンガドラゴン》のソウルにある時、そのカードは【貫通】を得る。

◼️〈スターXリンク〉

このカードの攻撃力+3000する。

 

 

アポカドラシオン ソウル1→2→3

◼️APCライジングブレイ

追加

◼️APCランザー

◼️APCシュライザー

(【貫通】)

ーーー

〈ギャラクシーXリンク〉

◼️君のアタックフェイズ開始時、ライフ2払ってよい、払ったら、このモンスターは【2回攻撃】を得る。

◼️このカードの攻撃で相手にダメージを与えた時、君のデッキの上からカードを1枚ゲージに置く。

◼️このカードの攻撃力+3000する。

(アポカドラシオン/攻7000→10000)

 

 

サツキ「行くぞ、バトル!ライフ2払い、アポカドラシオンは【2回攻撃】を得る!アポカドラシオンでセンターのヘルガラトに攻撃!」

◼️LP10→8

 

 

アポカドラシオン

攻10000

 

ヘルガラト

防7000

 

真柴「ヘルガラトの【ソウルガード】」

 

 

ヘルガラト ソウルガード1 →0

 

 

サツキ「【貫通】2ダメージ!」

 

真柴「うぁぁ!」LP7→5

 

サツキ「アポカドラシオンの【2回攻撃】ヘルガラトに再攻撃だ!」

 

 

アポカドラシオン

攻10000

 

ヘルガラト

防7000

 

ヘルガラト 撃破!

 

 

サツキ「【貫通】2ダメージ!」

 

真柴「ぐぁぁ!」LP5→3

 

サツキ「ターンエンドだよ。」

◼️手札4/ゲージ3/LP8

 

ーーー

ーーー

 

鞠莉「サツキさん、ノー手加減ね………」

 

曜「真柴君、今バディが居ないのに………」

 

ダイヤ「だから………だと思いますわ。」

 

曜「だから?」

 

ダイヤ「はい。明日、冥府龍の本拠地へ乗り込むのです。バディが居る居ないに関わらず、真柴さんも戦う事になるでしょう。」

 

善子「だから、今バディが居ない真柴………さんを実力を見ながら試しているってところね。」

 

花丸「なるほどずら。」

 

ーーー

ーーー

 

真柴「俺のターン!ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札5→6/ゲージ3→4

 

真柴「手札を1枚捨てて【龍蘇生】ドロップゾーンから〈不死騎龍 ヘルダムド〉をレフトにコール!」

◼️手札6→5

 

 

不死騎龍 ヘルダムド

サイズ1/攻5000/防1000/打撃1/【龍蘇生】【貫通】

 

 

真柴「ヘルダムドが【龍蘇生】で登場した時、1チャージ!」

◼️ゲージ4→5

 

真柴「さらに手札をもう1枚捨てて【龍蘇生】ゲージ2払い、場の〈不死龍〉2枚をソウルに入れてライトにバディコール!〈不死騎龍 ヘルヴォルト〉」

◼️手札5→4/ゲージ5→3/LP3→4

 

 

不死騎龍 ヘルヴォルト

不死龍

サイズ2/攻7000/防5000/打撃2

◼️【コールコスト】君の場の〈不死龍〉のモンスターを全て、このカードのソウルに入れて、ゲージ2払う。

◼️君の場にサイズ2以上の〈不死龍〉がいれば、このカードのサイズを2減らす。

◼️このモンスターか、このカードがソウルにあるモンスターが攻撃した時、攻撃力+3000して、【2回攻撃】を得る。この効果は1 ターンに1回だけ使える。

【貫通】【ソウルガード】

 

 

真柴「ゲージ1払い装備〈不死の槍 イモータル・ランス〉」

◼️手札4→3/ゲージ3→2

 

 

不死の槍 イモータル・ランス

武器

攻6000/打撃1

◼️【装備コスト】ゲージ1払う。

◼️君のドロップゾーンから〈不死龍〉のモンスターが登場した時、このカードは、【2回攻撃】を得る。

 

 

真柴「手札を1枚捨てて【龍蘇生】ドロップゾーンから〈不死騎龍 ヘルラーズ〉をコール!」

◼️手札3→2

 

 

不死騎龍 ヘルラーズ

不死龍

サイズ2/攻6000/防1000/打撃2

◼️このカードがドロップゾーンから登場した時、君のライフ+1!

◼️このカードが攻撃した時、君の場のカード名に「不死騎龍」を含むモンスター1枚をスタンドさせる。この効果は1ターンに1回だけ使える。

【貫通】

 

 

ヘルヴォルト

サイズ2→0

 

 

真柴「ヘルラーズがドロップから登場した時、ライフ+1、そしてイモータルランスは【2回攻撃】を得る。」LP4→5

 

 

イモータルランス

【2回攻撃】

 

 

真柴「バトルだ!」

 

 

 

 




今回も感想を是非‼︎


姑息な宣伝↓

この度、新しいバディファイトの作品『バディファイトRoselia』を連載しました。バンドリを知ってる方も知らない方も、バディファイトが好きなら読んでみてください。


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いざ!冥府龍の黒穴ヘ

今まで真柴君はAqoursのメンバーをちゃん付けやさん付けで呼んでいましたが、今回からは呼び捨てにしようと思います。

一応、親近感を感じるようにです。


真柴 vs サツキ

 

 

真柴

◼️手札2/ゲージ2/LP5

 

ライト:不死騎龍 ヘルヴォルト

レフト:不死騎龍 ヘルラーズ

センター:無し

アイテム:不死の槍 イモータル・ランス

 

ーーー

 

サツキ

◼️手札4/ゲージ3/LP8

 

ライト:無し

レフト:無し

センター:超銀河王 アポカドラシオン

 

 

アポカドラシオン ソウル3

◼️APCライジングブレイ

◼️APCランザー

◼️APCシュライザー

(【貫通】を得る。)

ーーー

〈ギャラクシーXリンク〉

◼️君のアタックフェイズ開始時、ライフ2払ってよい、払ったら、このモンスターは【2回攻撃】を得る。

◼️このカードの攻撃で相手にダメージを与えた時、君のデッキの上からカードを1枚ゲージに置く。

◼️このカードの攻撃力+3000する。

(アポカドラシオン/攻7000→10000)

 

ーーー

ーーー

 

真柴のアタックフェイズ………

 

 

真柴「バトルだ!まずはイモータルランスでセンターのアポカドラシオンに攻撃!」

 

 

イモータルランス

攻6000

 

アポカドラシオン

防5000

 

アポカドラシオン ソウルガード3→2(APCランザー)

 

 

真柴「もう一度、イモータルランスでアポカドラシオンを攻撃!」

 

サツキ「キャスト!〈ドラシオン・メタルコーティング〉」

◼️手札4→3

 

 

ドラシオン・メタルコーティング

魔法/強化

◼️【対抗】君の場のサイズ2以上の〈ギンガドラゴン〉1枚の攻撃力+3000、防御力+3000する。さらに、君の場にカード名に「アポカドラシオン」を含むカードがあれば、君のゲージから1枚選んで、そのモンスターのソウルに入れる。「ドラシオン・メタルコーティング」は1ターンに1枚しか使えない。

 

 

サツキ「アポカドラシオンの攻撃力と防御力+3000、さらにゲージのカード1枚をアポカドラシオンにソウルイン!」

◼️ゲージ3→2

 

 

ゲージからソウルに入ったのは〈銀河騎龍 APC・バーリアー〉だ。

 

 

銀河騎龍 APC・バーリアー

戦装竜

サイズ2/攻5000/防6000/打撃1

◼️このカードは場に1枚しか置けず、モンスターのソウルに1枚しか入れられない。

◼️このカードがカードの効果で君の〈ギンガドラゴン〉のソウルに入った時、君のライフ+1!

◼️〈スターXリンク〉

このカードの防御力+3000して、このカードは相手の効果で破壊されない。

 

 

イモータルランス

攻6000

 

アポカドラシオン ソウル2→3

防5000→8000→11000

◼️APCライジングブレイ

◼️APCシュライザー

(【貫通】を得る。)

追加

◼️APCバーリアー

ーーー

〈ギャラクシーXリンク〉

◼️君のアタックフェイズ開始時、ライフ2払ってよい、払ったら、このモンスターは【2回攻撃】を得る。

◼️このカードの攻撃力+3000する。

(アポカドラシオン/攻7000→10000)

追加

◼️このカードの防御力+3000する。

(アポカドラシオン/防5000→8000)

 

 

真柴「固いな………、ヘルヴォルトで、アポカドラシオンを攻撃!攻撃時に攻撃力+3000/【2回攻撃】を得る!」

 

 

ヘルヴォルト

攻7000→10000

 

アポカドラシオン

防8000

 

アポカドラシオン ソウルガード3→2(APCシュライザー)

 

 

真柴「【貫通】2ダメージ!」

 

サツキ「くぅぅ………」LP8→6

 

真柴「ヘルヴォルトの【2回攻撃】アポカドラシオンに攻撃!」

 

 

ヘルヴォルト

攻10000

 

アポカドラシオン

防8000

 

アポカドラシオン ソウルガード2→1(APCライジングブレイ)

 

 

真柴「【貫通】」

 

サツキ「うぁ!」LP 6→4

 

真柴「ヘルラーズでアポカドラシオンに攻撃!」

 

 

ヘルラーズ

攻6000

 

アポカドラシオン

防8000

 

 

サツキ「ヘルラーズの攻撃力じゃ、アポカドラシオンは倒せないよ?」

 

真柴「分かってる、だからヘルラーズの能力!攻撃時に、場の〈不死龍〉のモンスター………つまりヘルヴォルトをスタンドする!」

 

 

不死騎龍 ヘルヴォルト スタンド

 

 

サツキ「なるほど………」

 

真柴「ヘルヴォルトでアポカドラシオンに3回目の攻撃!」

 

 

ヘルヴォルト

攻10000

 

アポカドラシオン

防8000

 

アポカドラシオン ソウルガード 1→0(APCバーリアー)

防8000→5000

 

 

真柴「【貫通】」

 

サツキ「がぁぁ!」LP4→2

 

真柴「ターンエンド………」

◼️手札2/ゲージ2/LP5

 

ーーー

ーーー

 

ルビィ「す、凄い………!」

 

梨子「サツキさんのアポカドラシオンのソウルを全て剥ぎ取るなんて………」

 

鞠莉「でも、後のひと押しが足りなかったわね。」

 

ーーー

ーーー

 

サツキ「うん、やるね。元々フアィターとしての実力は申し分ないよ。」

 

真柴「あ、ありがとうございます………?」

 

サツキ「僕のターン、ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札3→4/ゲージ2→3

 

サツキ「アポカドラシオンの能力で、デッキトップを3枚見る。その中の〈銀河騎龍 APC・セイバーウィング〉をソウルイン!ライフ+2」LP2→4

 

 

銀河騎龍 APC・セイバーウィング

戦装竜

サイズ3/攻7000/防2000/打撃1

◼️【コールコスト】ゲージ2払う。

◼️君の場の〈ギンガドラゴン〉のソウルがこのカード1枚だけの時、そのモンスターの攻撃力+3000、防御力+3000して、打撃力+1!

◼️〈スターXリンク〉

ゲージ1とライフ1 払う。このカードは【3回攻撃】を得る。

【貫通】

 

 

アポカドラシオン ソウル0→1

◼️APCセイバーウィング

(攻7000→10000/防5000→8000/打撃2→3)

ーーー

〈スターXリンク〉

ゲージ1とライフ1払い【3回攻撃】を得る。

 

 

アポカドラシオンの両翼の先端にある合計6つの主砲が剣に変わる。

 

 

サツキ「ソウルのセイバーウィングの能力発動!ゲージ1とライフ1払い、【3回攻撃】を得る。」

◼️ゲージ3→2/LP4→3

 

真柴「何⁉︎」

 

サツキ「バトルだ。アポカドラシオンで真柴君に攻撃!打撃3」

 

真柴「キャスト!〈ドラゴンシールド 黒竜の盾〉ダメージを0にして、ライフ+1」LP5→6

◼️手札2→1

 

サツキ「アポカドラシオンで真柴君に【2回攻撃】打撃3!」

 

 

アポカドラシオンの翼の先端にある剣が一斉に真柴に襲いかかり、真柴を斬り刻む!

 

 

真柴「うわぁ!」LP6→3

 

サツキ「アポカドラシオンで真柴君に最後の攻撃!打撃3!」

 

真柴「うぁぁぁぁ!!」LP3→0

 

ーーー

ーーー

 

真柴「つ、強ぇぇ………」

 

サツキ「君もなかなか、バディ無しでここまでやれるなら心配ない………。ごめんね、試すようなファイトをして、つい後輩達とファイトしてる気になってね。職業病かな?」

 

 

サツキはバディポリスのエースとしてだけではなく、先輩や教官として、研修生やバディポリスユース、配属されたばかりの新人バディポリスの面倒を引き受ける事が多々あり、その一貫として、ほぼ毎日別々の後輩を相手にファイトをしている。だからこそ、サツキ自身も知らない内に鍛えられてしまっている。後輩達からしたら絶対に超えられない壁になっているのだ。

 

 

善子「職業病になるほど………って、どれだけファイトしてるのよ………」

 

ダイヤ「何と言うか、サツキさんも多忙という事ですわね。」

 

サツキ「まぁ、そうだね。でも安心して、この件には僕も最後まで協力しようと思うから。じゃあ明日ね。」

 

千歌「はい!また明日、サツキさん!」

 

 

サツキはパトカーに乗り込み、千歌達Aqoursに軽く手を振って、バディポリス支部へ戻っていった。

 

 

真柴「しかし………、千歌達は本当にただのスクールバディチームなのか?」

 

梨子「どういう事?」

 

真柴「いや、あのサツキさんとも親しいし、今起こってる異様な状況にも、あまり驚きを感じてないって言うか………、サツキさんも………」

 

 

サツキ『Aqoursには色々お世話になっているからね。ほんと言うと、僕がエースでいられるのも彼女達のおかげだからね。』

 

 

真柴「………って言ってたし。」

 

曜「まぁ、色々あったよね〜………」

 

ルビィ「う〜ん、でもお世話になってるのは、いつもルビィ達の方だけど………」

 

花丸「まる達は、たまたま巻き込まれてるだけって言うか………」

 

ダイヤ「サツキさんの言うように、私達のおかげって言うのは謙遜ですわ。」

 

果南「サツキさんがエースでいられるのはサツキさん自身の実力だよね。」

 

 

Aqoursは今まで、いろんな事件や出来事、戦いに巻き込まれて来た。その中で、『ヴァイザー事件』や『クリムゾン彗星』事件、『レッドグリム』事件、『煉獄バディカップ』事件………様々な面でサツキのサポートでお世話になっていた。その中でも、最もサツキとの関わりが深かったのは『クリムゾン彗星』と『レッドグリム』事件だった。

 

 

真柴「そうだったのか………」

 

千歌「サツキさんには本当に色々助けてもらったよ、今回もお世話になるけど、サツキさんがいれば百人力だよ!」

 

鞠莉「イェース!」

 

ダイヤ「そろそろ私達も帰りましょうか。」

 

果南「そうだね。また明日集まるんだし。」

 

ダイヤ「明日は冥府龍とやらの本拠地へ乗り込むのです。しっかり準備してお休みください。」

 

梨子「はい。」

 

 

そして、ダイヤ、ルビィ、果南、鞠莉、花丸、善子は帰って行った。

 

 

曜「あ、私は今日千歌ちゃんの家に泊まるから!」

 

千歌「本当⁉︎やったーーー!」

 

梨子「なら、私も泊まろうかな。」

 

千歌「梨子ちゃんも⁉︎」

 

梨子「うん。明日に備えてデッキの調整もしたいからね。」

 

真柴「じゃあ、俺は他のところに………」

 

千歌「どこ行くの?」

 

曜「他のところって?」

 

真柴「あ、いや………」

 

梨子「家も遠くてお金も無いのに、どこに泊まるのよ?」

 

真柴「いや、だって………このまま世話になるのも………」

 

 

真柴は一つ屋根の下に女子3人と自分1人という社会的にまずい状況になる事を避けたいと考えている。だが、梨子の言うとおり、お金も無く家にも帰れない状態だ………

 

 

千歌「行くとこ無いのに無理しちゃダメだよ!」

 

曜「そうそう!ここは千歌ちゃんに免じて、お世話になっておけば良いんだよ!」

 

梨子「まぁ、お部屋は少し離してもらうけどね?」

 

真柴「ありがとな。みんな………」

 

千歌「うん?」

 

真柴「黒い穴が見えるからって、3人も乗り込まなくていいんだぞ?」

 

梨子「何を今更な事………」

 

曜「乗りかかった船を途中で降りたら溺れちゃうよ!」

 

千歌「私達は協力するって決めたんだもん、最後まで付き合うよ!」

 

真柴「千歌、梨子、曜………本当にありがとう。」

 

千歌「うん。じゃあ明日の準備しよっか!」

 

 

それから真柴達は明日に備えてデッキの調整を兼ねてファイトしたり、デッキを編集したり………一晩の半分を過ごした。

 

ーーー

ーーー

 

黒い穴 内部………

 

 

グリスは一応、反抗できないように鎖に縛られていた。

 

 

グリス『………………』

 

アルカー『なんだよ、大人しく付いて来たから何を考えてるかと思ったら、本当に何もしねーで大人しくしやがって………』

 

ヴレン『グリス………まさかとは思うが、バディの人間とあの娘達が助けに来る事を期待しているのか?』

 

グリス『………………』

 

ファーズ『無意味な事は考えるな。あの人間達がここへ辿り着けるとは思えない。』

 

ヴレン『たとえ辿りつけたとしても、〈冥府龍〉の我々が道を阻む。おまえに辿り着く事はない。』

 

グリス『いや………あいつは………真柴は、1人でも俺を追って来る………あいつは、俺のバディだからな。』

 

ヴレン『まぁいい、期待は大きい方がいいだろう………。』

 

グリス『………?』

 

ヴレン『その期待が外れた時、絶望も落胆も倍以上だからな。』

 

 

ーーー

ーーー

 

そして翌日………

 

真柴、Aqours、サツキは十千万前の砂浜に集合していた。

 

 

サツキ「準備はいいかな?千歌ちゃん、曜ちゃん、梨子ちゃん、真柴君。」

 

4人「はい!(ああ)」

 

ダイヤ「皆さん、私達にはあなた方が見えている黒い穴とやらは見えません、ですが………私達はあなた方を信じていますわ。」

 

果南「気をつけてね。千歌、曜、梨子、真柴、サツキさん。」

 

鞠莉「絶対にグリスを連れて帰るのよ。」

 

ルビィ「皆さん、がんばルビィ!です!」

 

花丸「無事を祈ってるずら。」

 

善子「私のあなた方4人に………ヨハネの祈りを………………、絶対に帰って来なさいよ。」

 

梨子「うん。ありがとう善子ちゃん、ルビィちゃん、花丸ちゃん。」

 

曜「無事に帰って来るであります!」

 

千歌「うん!」

 

サツキ「じゃあ、そろそろ行こうか。」

 

千歌「あれ?でも、あんな高い所にあるのにどうやって行くの?」

 

梨子「何言ってるの?千歌ちゃん。私達にはバディが居るじゃない。」

 

曜「しかも飛べるバディがね!」

 

千歌「あ、そっか!」

 

 

千歌達はそれぞれのバディを出して、背中に乗ったり、抱えてもらう。真柴はアポカドラシオンに乗せてもらう。

 

 

千歌「じゃあみんな、行って来るね!」

 

 

千歌の声とともに、ジャックナイフ、アビゲール、アポカドラシオン、バルソレイユが黒い穴に向かって飛び立つ。

 

 

真柴「待ってろよ、グリス!」

 

 

 




今回も感想を是非‼︎

勢いよく始めた『不死龍 編』ですが、今回より2話くらい前から内容に行き詰まりを感じています。無理やりすぎる急展開がその証拠ですね。もう少し後にグリスを冥府龍側に拉致させたかったのですがね。
これからどう話しを引っ張ろうか、引き延ばそうか………………


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冥府龍の門番

ヴァイオレット・グリスは元々〈冥府龍〉だった。その事実と過去を知ったグリスは真柴の元を離れ、自ら〈冥府龍王 ギラ〉に着いて行きく。

 

真柴はグリスを連れ戻す為に、千歌、曜、梨子、サツキと共に、〈冥府龍〉の巣窟である、空に開く黒い穴に乗り込む。

 

ーーー

ーーー

 

真柴達は空に開く黒い穴に入って行った。その様子を見ていた他のAqoursメンバー達………

 

 

ダイヤ「行ってしまいましたわね。」

 

果南「ダイヤ………、心配だろうけど、私達にできるのはみんなの無事を祈る事だけだよ。」

 

善子「ヨハネの祈りもあるから心配ないわよ!」

 

ダイヤ「ええ。」

 

鞠莉「あの子達なら大丈夫よ、なんたって私達Aqoursの三人柱よ。」

 

花丸「それに、サツキさんも付いてるずら。」

 

ルビィ「うん!」

 

ーーー

ーーー

 

黒い穴の中………

 

 

千歌「………何、ここ………」

 

梨子「あの穴の中がこんな風になってるなんて………」

 

曜「なんか、寂しいところだね………」

 

 

千歌達が乗り込んだ黒い穴の中は、枯れ果てた雑草が生え、枯れた木々が立ち、生気のない大地が広がり、空には赤い月が昇っていた。

 

そして、千歌達の視線の先には、禍々しいオーラを放つ高い建造物がポツンと建っていた。

 

 

サツキ「あの建造物だけ、雰囲気が違うな。」

 

真柴「あそこにグリスがいるのか………?」

 

サツキ「かもしれないね。行こうか。」

 

 

千歌達は、建造物を目指して、歩き出す。

 

 

真柴「しかし、殺風景だな。」

 

千歌「でも、茶色いけど草が生えてるんだね。」

 

曜「そうだね、木も枯れてるけど………枝が折れたりとかしてないし、腐ってる様子もないよね。」

 

梨子「まるで、手入れされてるみたい………」

 

サツキ「でも、地面はカラカラだ………、こんな状態で草木が生えてるのはありえない。」

 

 

そうこう話しをして、歩いていると、いつの間にか建造物の入り口付近に到着した。だが………

 

 

「お前達、何者だ。」

 

5人「⁉︎」

 

 

声が聞こえたと思ったら、1人の男性が目の前にいた。

 

 

千歌「え?男の人………?」

 

真柴「いや、ただの人じゃないようだ………」

 

曜「え?」

 

 

よくその人物を見てみると、半袖から覗いている腕の1部にウロコがあり、手がかぎ爪がある。

 

 

「う………、うぅ………うぅぅあぁぁ!」

 

 

するとその人物は突然苦しみ出し、そしてみるみる姿が変わっていく………やがて、竜人の姿になる。

 

 

「侵入者……の、人間ども………ギラ様の意思に従い………排除する……!バディファイトだ!」

 

梨子「まぁ、こうなるわよね。」

 

「さぁ、ファイトだーーー!」

 

曜「誰が相手する?」

 

千歌「千歌が相手になるよ。良いよね?」

 

梨子「ええ、任せるわ!」

 

真柴「俺達は先に中に行こう。」

 

サツキ「そうだね。気をつけて、千歌ちゃん!」

 

千歌「はい!」

 

 

4人は建造物に入ろうとしたが、建造物の入り口は固く閉ざされており、侵入できない。

 

 

「無駄だ。その扉は、門番であるこの俺、イテラを退けない限り開く事はない!」

 

真柴「そういう事かよ………」

 

サツキ「 仕方ない………」

 

千歌「なら、倒すだけだよ!」

 

 

千歌「太陽より高い所へ!太陽より眩い輝きを放って!輝きのルミナイズ!〈太陽の煌めき〉」

 

イテラ「ルミナイズ!」

 

 

オープンTHEフラッグ

 

 

千歌「ドラゴンワールド」

◼️手札6/ゲージ2/LP10

 

イテラ「冥府龍界」

◼️手札5/ゲージ3/LP10

 

 

イテラ「俺のターン、ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札5→6/ゲージ3→4

 

イテラ「ライトに〈冥府の従者 ブラックドラーゴ ガーマ〉をコール」

◼️手札6→5

 

 

冥府の従者 ブラックドラーゴ ガーマ

ダークネスドラゴンW

冥府/黒竜

サイズ1/攻5000/防2000/打撃2

◼️このカードが登場した時、君のデッキから3枚を冥府ゾーンに置く。

◼️"霊撃"このカードの攻撃で相手のモンスターを破壊したら相手にダメージ1!

 

 

イテラ「ブラックドラーゴ ガーマの登場時に俺のデッキから3枚を冥府ゾーンに置く。」

◼️冥府0→3

 

イテラ「さらにゲージ2払い、ブラックドラーゴガーマをソウルにして、バディコール(LP10→11)!〈冥府の門番龍 ガードナ・イテラ〉」

◼️手札5→4/ゲージ4→2/冥府3→5

 

 

冥府の門番龍 ガードナ・イテラ

ダークネスドラゴンW

冥府龍/黒竜

サイズ3/攻3000/防11000/打撃2

◼️【コールコスト】君の場のモンスター1枚と君の手札から1枚をこのカードのソウルに入れて、ゲージ2払う。払ったゲージは冥府ゾーンに置く。

◼️このカードはセンターにしかコールできない。

◼️センターのこのカードは相手の効果で破壊されない。

◼️このモンスターが攻撃で破壊された時、相手にダメージ2!このダメージは減らない。

【ソウルガード】/ソウル2

 

ーーー

ーーー

 

曜「防御力11000⁉︎」

 

梨子「まさに門番ね………」

 

ーーー

ーーー

 

イテラ「バトル、俺自身………ガードナイテラでファイターに攻撃!打撃3」

 

千歌「うわぁ!」LP10→7

 

イテラ「ターンエンド」

◼️手札4/ゲージ2/LP11/冥府5

 

 

千歌「私のターン!ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札6→7/ゲージ2→3

 

千歌「ライフ1払って、ライトにコール!〈必殺の型 バルドラゴン〉」

◼️手札7→6/LP7→6

 

 

必殺の型 バルドラゴン

サイズ2/攻6000/防4000/打撃2

 

 

千歌「登場時に"バルドラゴンフォース"ゲージ+3」

◼️ゲージ3→6

 

千歌「私のライフ6以下で、場にバルドラゴンがいれば………〈ドラゴンフォース"紅蓮の型"〉解放‼︎」

◼️手札6→5/ゲージ6→3

 

 

ドラゴンフォース"紅蓮の型"

攻6000/打撃1/【貫通】

 

 

千歌「ゲージ2払い、バルドラゴンを進化!〈超太陽竜 バルソレイユ〉をバディコール(LP 6→7)!」

◼️手札5→4/ゲージ3→1

 

 

超太陽竜 バルソレイユ

サイズ3/攻7000/防7000/打撃2→3/【2回攻撃】【ソウルガード】

 

 

千歌「ドラゴンフォースの能力で、バルソレイユをソウルイン!これでドラゴンフォースはパワーアップ!」

 

 

ドラゴンフォース"紅蓮の型"

攻6000→13000/打撃1→3→4/【2回攻撃】【ソウルガード】

 

 

千歌「ドラゴンフォースはソウルのバルソレイユの能力を得てる。ドラゴンフォースの能力でゲージ1払い、センターのガードナイテラを破壊!」

◼️ゲージ1→0

 

イテラ「俺は門番………センターにいる限り、俺は破壊されない。」

 

千歌「だったら、バトル!ドラゴンフォースでガードナイテラに攻撃!」

 

 

ドラゴンフォース

攻13000

 

ガードナイテラ

防11000

 

ガードナイテラ ソウルガード2→1

 

 

イテラ「俺が破壊された時、相手にダメージ2!」

 

千歌「うぁ!………こっちも【貫通】4ダメージ!」LP7→5

 

イテラ「ぐぬぅ!」LP 11→7

 

千歌「ドラゴンフォースで【2回攻撃】」

 

 

ドラゴンフォース

攻13000

 

ガードナイテラ

防11000

 

ガードナイテラ ソウルガード1→0

 

 

イテラ「破壊時にダメージ2!」

 

千歌「うぅぅ………!こっちだって【貫通】」LP5→3

 

イテラ「ぐぉぉ………」LP7→3

 

ーーー

ーーー

 

梨子「これで、お互いのライフは3だ!」

 

サツキ「あの千歌ちゃんとライフを並べるとはね、冥府龍………侮れないな。」

 

真柴「けど、昨日までに見た冥府四天龍の奴らと比べたら、プレッシャーは弱い………」

 

曜「うん。実際に真柴君とのファイトを見たし、私自身ファイトしたから分かる。冥府四天龍は、こんなもんじゃない………。」

 

ーーー

ーーー

 

イテラ「俺のターン、ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札4→5/ゲージ2→3

 

イテラ「キャスト〈冥府雷突〉」

◼️手札5→4/3→1

 

 

冥府雷突

デンジャーW

冥府

◼️【使用コスト】ゲージ2払う。

◼️君の場の〈冥府龍〉のモンスター1枚選ぶ。このターン中、選んだモンスターの攻撃力+5000して、【2回攻撃】と【貫通】を得る。

 

 

イテラ「俺自身の攻撃力を+5000して、【2回攻撃】と【貫通】を得る。」

 

 

ガードナイテラ

攻3000→8000/【2回攻撃】【貫通】

 

 

イテラ「ただ守るだけでは門番には不足だ。時には攻めに転じる!バトルだ。ガードナイテラでファイターに攻撃!打撃3」

 

千歌「キャスト!〈ドラゴンシールド 緑竜の盾〉攻撃を無効化して、ライフ+1!」LP3→4

◼️手札4→3

 

イテラ「【2回攻撃】ガードナイテラでファイターに再攻撃!」

 

千歌「うわぁ!」LP4→1

 

イテラ「ターンエンド」

◼️手札4/ゲージ1/LP3

 

 

千歌「私のターン、ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札3→4/ゲージ1→2

 

千歌「キャスト!〈ドラゴンフォース・ガッツ〉ライフ+3!」LP1→4

◼️手札4→3

 

千歌「バトル!ドラゴンフォースでガードナイテラに攻撃!」

 

 

ドラゴンフォース

攻13000

 

ガードナイテラ

防11000

 

ガードナイテラ 完全撃破‼︎

 

 

イテラ「俺の破壊時にダメージ2!」

 

千歌「うぅぅ………!【貫通】4ダメージ!」LP4→2

 

イテラ「ぐぬぉぉ!」LP3→0

 

ーーー

ーーー

 

千歌「千歌の勝ちだよ。」

 

イテラ「俺は敗れた………、良かろう門を開けてやる………。」

 

 

イテラは宣言通りに門………ていうか、扉を開けてくれた。

 

 

サツキ「ずいぶんあっさりと開けてくれるんだな。」

 

イテラ「言ったろう、「俺は敗れた」とな。それに、この先に居る四天龍達によって、お前達は始末されるのだ。」

 

サツキ「そうか。」

 

イテラ「せいぜい後悔し………な………」ドサッ

 

 

ファイトのダメージが残っているのか、イテラはその場で倒れてしまった。

 

 

真柴「………行こう、みんな!」

 

4人「うん!」

 

 

5人は建造物の中に足を踏み入れた。

 

 




今回も感想を是非‼︎

活動報告に〈冥府龍〉の魔法カードの案を募集しています。
何かアイデアがあればよろしくです。


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梨子 vs アルカー

死の淵から生還した少年、藤木 真柴は、過去の後悔から〈冥府龍〉に着いて行ったバディである「不死龍王 ヴァイオレット・グリス」を連れ戻す為に千歌、曜、梨子、サツキと冥府龍達の巣窟に乗り込んだ。

 

ーーー

ーーー

 

建造物 内………

 

 

アルカー『アテラの奴………敗れたか。』

 

ヴレン『ふん、奴は門番には不足だったな。』

 

ファーズ『と、言うと?』

 

ヴレン『門番とは、門を守り決して門を開けない者の事を言うのだ。例え死したとは言え、最後まで門を開けない者こそ門番だ。敗北したからと言って門を開けたら奴はもう門番ではない………まさに愚の骨頂だな。』

 

アルカー『ヴレン………てめぇ、そこまで言うかよ………』

 

ヴレン『………それよりも、侵入者を歓迎してやろうか。』

 

ファーズ『そうだな。』

 

アルカー『入れちまったもんはしょうがねーーな。相手してやるか。』

 

ーーー

ーーー

 

建造物 内………

 

 

千歌達は門番であるイテラを退け、建造物の中に侵入した。

 

門から入って直ぐに大広間になっていた。

 

 

梨子「広いわね。」

 

サツキ「気をつけて、こんな大広間に僕達以外にモンスターの一体も居ないのはおかしい………、何か罠があるかもしれないから慎重に進もう。」

 

4人「はい。」

 

 

5人が歩き出そうとした時………………、大広間の真ん中あたりの屋根が開き、床がせり上がり階段になる。そして、1 体のモンスターが階段を降りて来る。

 

 

真柴「お前………、アルカー!」

 

アルカー『グリスのバディか………、仲間も一緒だな。マジで来やがったか………、まぁいい、グリスを連れ戻しに来たんだろ?悪いがさせねぇーーぜ。』

 

千歌「あなた1人なの?」

 

アルカー『いや、この上にファーズが居る。さらに上にはヴレン、そしてまた上にはグリスが居る。』

 

梨子「あっさり教えるのね………?」

 

サツキ「罠か何かか?」

 

アルカー『罠なわけねーだろ、俺達〈冥府龍〉は誇り高い種族だ。罠を張るとか卑怯な事なんてしねーよ!』

 

千歌「なんか………ごめんなさい。」

 

アルカー『わかりゃいい。んで、誰が俺の相手をするんだ?』

 

梨子「私が相手をするわ。」

 

千歌「梨子ちゃんが?」

 

梨子「うん。いいよね」

 

真柴「気をつけろよ。梨子、あいつ結構強いぞ。」

 

曜「1人で大丈夫?」

 

梨子「大丈夫だよ。私を信じて、先に行って。」

 

サツキ「………分かった、行こうみんな。」

 

4人「はい。」

 

アルカー『………』

 

 

千歌達は梨子とアルカーを残して、階段を上っていく。

 

 

梨子「あっさり通すのね。」

 

アルカー『まぁな、今言った通り、上にはファーズとヴレンも居る。俺1人で全員を相手にする必要はないからな。』

 

梨子「………とにかく、あなたを倒して、先に行きます!」

 

 

 

梨子「私達の思いを願い星に込めて……!輝きのルミナイズ!〈スターライト・シャイン〉」

 

アルカー『〈冥府四天龍〉の一角、アルカー暴れるぜ!ルミナイズ!〈冥府の超龍〉』

 

 

オープンTHEフラッグ

 

 

梨子「スタードラゴンワールド」

◼️手札6/ゲージ2/LP10

 

アルカー『冥府龍界』

◼️手札5/ゲージ3/LP10

 

 

梨子「私のターン、ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札6→7/ゲージ2→3

 

梨子「ゲージ1払い、バディコール(LP10→11)!〈超星竜 ジャックナイフ〉」

◼️手札7→6/ゲージ3→2

 

 

超星竜 ジャックナイフ

サイズ2/攻5000/防5000/打撃3/【ソウルガード 】

 

 

梨子「ジャックナイフの登場時能力、デッキトップから3枚見て、その中の〈剣星機 J・ギャラクシオン〉を【星合体】」

 

 

ジャックナイフ ソウル0→1

 

 

梨子「さらに手札から〈剣星機 J・アンチノミー〉をコール」

◼️手札6→5

 

 

剣星機 J・アンチノミー

竜装機

サイズ1/攻3000/防3000/打撃2

◼️このカードがソウルにある〈ネオドラゴン〉の攻撃力を+3000する。さらに、カード名に「ジャックナイフ」を含むカードのソウルにあるなら、そのカードは【貫通】を得る。

 

 

ジャックナイフ ソウル2

◼️J・ギャラクシオン

(ジャックナイフ 打撃3→4)

◼️J・アンチノミー

(ジャックナイフ 攻5000→8000/【貫通】)

 

 

梨子「バトル!ジャックナイフでアルカーに攻撃!打撃4!」

 

アルカー『ぐふっ………』LP10→6

 

梨子「ターンエンドよ!」

◼️手札5/ゲージ2/LP11

 

 

アルカー『いきなりやってくれるな………、俺のターン、ドロー!チャージ&ドロー!』

◼️手札5→6/ゲージ3→4

 

アルカー『ライトに〈冥府龍の従者 ボウガン・ドラーゴ〉』

◼️手札6→5

 

 

冥府龍の従者 ボウガン・ドラーゴ

ドラゴンW

冥府龍/武装騎竜

サイズ1/攻4000/防4000/打撃2

◼️君の〈冥府龍〉のモンスターが攻撃した時、相手の場のモンスター1枚を選び、そのモンスターの防御力をー3000!

◼️破壊されたこのカードは冥府ゾーンに置く。

 

 

アルカー『レフトに〈冥府の従者 システミック・ドラーゴ〉をコールだ。』

◼️手札5→4

 

 

冥府の従者 システミック・ドラーゴ

ドラゴンW

冥府龍/武装騎竜

サイズ1/攻4000/防4000/打撃2

◼️このカードが登場した時、君のデッキの上から2枚を冥府ゾーンに置く。

◼️破壊されたこのカードは冥府ゾーンに置く。

 

 

アルカー『システミックドラーゴの登場時にデッキから2枚を冥府ゾーンに置く。バトルだ。ボウガンドラーゴでファイターに攻撃!打撃2』

◼️冥府0→2

 

梨子「くぅぅ!」LP11→9

 

アルカー『システミックドラーゴでファイターに攻撃!』

 

梨子「うぅぅ!」LP9→7

 

アルカー『ターンエンドだ』

◼️手札4/ゲージ4/冥府2/LP6

 

 

梨子「私のターン、ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札5→6/ゲージ2→3

 

梨子「手札から〈ドラグアームズファクトリー〉を発動!手札の〈竜装機〉を1枚捨てて、2ドロー!」

◼️手札6→5→7

 

梨子「さらに〈ジャックナイフ・リペア〉ゲージ+1、そしてドロップから〈剣星機 J・クロッサス〉」

◼️手札7→6/ゲージ3→4

 

 

剣星機 J・クロッサス

竜装機

サイズ2/攻5000/防3000/打撃1

◼️このカードがソウルにある〈ネオドラゴン〉のモンスターは防御力+3000する。さらにカード名に「ジャックナイフ」を含むカードのソウルにあるなら、そのカードは【移動】を得る。

 

 

梨子「そして、ゲージ2払いジャックナイフを進化!〈超星光輝竜(スターライト・ドラグナー) ジャックナイフ〉」

◼️手札6→5/ゲージ4→2

 

 

超星光輝竜(スターライト・ドラグナー) ジャックナイフ

ネオドラゴン

サイズ2/攻7000/防5000/打撃2

◼️【コールコスト】このカードを君のカード名に「ジャックナイフ」を含むモンスター1枚までの上に重ねて、ゲージ2払う。

◼️【起動】君のドロップゾーンから《竜装機》1枚までをこのカードのソウルに入れて、君のライフ+1!この能力は1ターンに1回だけ使える。

◼️このカードのソウルが3枚以上あるなら、このカードの打撃力+1して、君のカード全ての攻撃力+2000する。

【移動】【ソウルガード】

 

 

梨子「超星光輝竜(スターライト・ドラグナー)ジャックナイフの能力!ドロップゾーンから〈剣星機 J・アーセナル〉を【星合体】そしてライフ+1!」LP7→8

 

 

超星光輝竜 ジャックナイフ ソウル3→5

◼️J・ギャラクシオン

(ジャックナイフ 打撃2→3)

◼️J・アンチノミー

(ジャックナイフ 攻7000→10000/【貫通】)

追加

◼️超星竜 ジャックナイフ

◼️J・クロッサス

(ジャックナイフ 防5000→8000)

◼️J・アーセナル

(ジャックナイフ【貫通】【移動】/ジャックナイフの攻撃が無効化されたら【2回攻撃】を得る。)

 

 

ジャック『さらに俺のソウルが3枚以上ならば、俺の打撃力+1 して、梨子の場のカード全ての攻撃力+2000だ!』

 

 

ジャックナイフ

攻12000/打撃3→4

 

 

梨子「いくわよ、バトル!ジャックナイフで、アルカーに攻撃!打撃4!」

 

アルカー『ぐぉぉ!』LP6→2

 

梨子「ターンエンド………」

◼️手札5/ゲージ2/LP8

 

 

アルカー『俺のターン、ドロー、チャージ&ドロー!』

◼️手札4→5/ゲージ4→5

 

アルカー『そろそろ出るか………、ゲージ3払いバディコール(LP7→8)!〈冥府四天龍 ドラゴニス・アルカー〉』

◼️手札5→4/ゲージ5→2/冥府2→5

 

 

冥府四天龍 ドラゴニス・アルカー

サイズ2/攻6000/防6000/打撃2/【2回攻撃】【ソウルガード】/ソウル2

 

 

冥府の従者 システミック・ドラーゴ 生滅‼︎

 

 

アルカー『俺の冥府ゾーンが4枚以上の時………〈冥龍撃〉!俺の攻撃力は+10000され、打撃+2だ!』

 

 

アルカー

攻6000→16000

打撃2→4

 

 

梨子「そんな⁉︎」

 

アルカー『バトルだ!』

 

梨子「ジャックナイフをセンターに【移動】」

 

 

ジャックナイフ レフト→センター

 

 

アルカー『良いんだな?アルカーでジャックナイフに攻撃!』

 

 

ドラゴニスアルカー

攻16000

 

ジャックナイフ

防8000

 

ジャックナイフ ソウルガード5→4(超星竜ジャックナイフ)

 

 

アルカー『そして【貫通】だ!4ダメージ!』

 

梨子「きゃぁぁ!」LP8→4

 

梨子「う………っ!どうして………【貫通】が………?」

 

アルカー『俺のライフが5以下の時、ドラゴニスアルカーは【貫通】を得るんだよ。』

 

梨子「だから………あの攻撃をあえて受けたのね………」

 

アルカー『おうよ、そして俺には【2回攻撃】がある!ジャックナイフに再攻撃だ!』

 

 

ドラゴニスアルカー

攻16000

 

ジャックナイフ

防8000

 

 

梨子「キャスト!〈マーズバリア〉攻撃を無効化!」

 

アルカー『凌いだか、ターンエンドだ。』

◼️手札4/ゲージ2/冥府5/LP8

 

 

梨子「強い………、私のターン、ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札5→6/ゲージ2→3

 

梨子「私のライフが6以下で、場にジャックナイフがいれば………〈ドラゴンフォース"喜跡の型"〉解放‼︎」

◼️手札6→5/ゲージ3→1

 

 

ドラゴンフォース"喜跡の型"

武器/喜び/慈愛

攻6000/打撃2

◼️〈解放条件〉〔君のライフが6以下で君の場にカード名に『ジャックナイフ』を含むモンスターがいる。〕

◼️【使用コスト】ゲージ2払う

◼️このカードが攻撃した時、ゲージ1払い場の〈ネオドラゴン〉1枚の打撃力を1下げてそのカードをスタンドする。この能力は1ターンに2回まで使える。

◼️場のこのカードは破壊されず、手札とデッキに戻せず、能力は無効化されない。

【3回攻撃】

 

 

梨子は蒼白いオーラを纏い、さらに梨子の後ろには、尖った蒼白い大きな四つ葉の大輪の花が3つ浮いている。

(詳しくは、BLEACHの日番谷 冬獅郎の卍解 [大紅蓮 氷輪丸]を参照)

 

 

アルカー『そいつがドラゴンフォース………』

 

梨子「さらに〈エレクトリックソース〉ゲージ+1、さらにソウル1枚以上のモンスターがいるのでゲージ+2!バトル、ジャックナイフでドラゴニスアルカーに攻撃!」

◼️ゲージ1→2→4

 

 

ジャックナイフ

攻12000

 

ドラゴニスアルカー

防6000

 

ドラゴニスアルカー ソウルガード2→1

 

 

梨子「【貫通】4ダメージ!」

 

アルカー『ぐぅぅ!』LP8→4

 

梨子「ドラゴンフォースでドラゴニスアルカーに攻撃!打撃2!攻撃時にゲージ1払い、ジャックナイフの打撃力を1下げてスタンド!」

◼️ゲージ4→3

 

 

ジャックナイフ スタンド

打撃4→3

 

 

ドラゴンフォース

攻6000

 

ドラゴニスアルカー

防6000

 

ドラゴニスアルカー ソウルガード1→0

 

 

梨子「ジャックナイフでドラゴニスアルカーに攻撃!」

 

 

ジャックナイフ

攻12000

 

ドラゴニスアルカー

防6000

 

ドラゴニスアルカー 完全撃破‼︎

 

 

梨子「【貫通】3ダメージ!」

 

アルカー「ぐぉぉ!」LP4→1

 

梨子「ドラゴンフォースでアルカーに【2回攻撃】!打撃2」

 

アルカー「ぐぁぁぁぁ!!」LP1→0

 

ーーー

ーーー

 

アルカー『はははは………大した人間だ………』

 

梨子「あなた、本当に私達の邪魔をする気があったの?」

 

アルカー『どうだろうな………、けど、ファイトは楽しめたぜ。』

 

梨子「そう、私も楽しかったわ。」

 

アルカー『………行けよ。』

 

梨子「うん。」

 

 

 




今回も感想を是非‼︎

ーーー

自分的に今後の注目カード!(今更を含む。)

ガルガンチュア・風魔・ドラゴン
カタナW
ドラゴッド/神竜族/忍者
サイズ2/攻6000/防6000/打撃2
■【コールコスト】君のドロップのカード1枚をソウルに入れ、ゲージ1を払う。
■【対抗】【起動】"分身"君のデッキの上から1枚を裏向きにして、「〈ドラゴッド〉/サイズ0/攻撃力6000/防御力6000/打撃力2」のモンスターとして場に出す。さらに、このカードのソウルに【G・EVO】を持つカードがあるなら、もう1枚場に出してよい。この能力は1ターンにつき1回だけ使える。
【2回攻撃】【ソウルガード】


カタナワールドのガルガンチュアドラゴン。
"分身"の能力を持っています。この能力は僕の小説………
「バディファイトLoveLive!」シリーズでも、オリカの能力として2〜3種類くらい出してますね。自分が考えたオリジナル能力が、偶然とはいえ、公式の似た能力として出るのは嬉しいですねー。


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ファーズのリベンジ

千歌、曜、梨子、真柴、サツキは、真柴のバディ「ヴァイオレット・グリス」を連れ戻しに、〈冥府龍の巣窟〉進行した。

 

ーーー

 

梨子がアルカーとファイトしている同刻………、千歌達は空いた天井から2階に進行していた。

 

真柴「梨子は大丈夫なのか………やっぱり、俺!」

 

 

梨子が心配な真柴が階段を下ろうとした時………

 

 

サツキ「!………戻るな!!」

 

 

サツキが真柴を引き止めた。

 

 

真柴「⁉︎」

 

千歌「真柴君、梨子ちゃんを信じて?」

 

曜「梨子ちゃんは負けない。絶対勝って追いついて来るよ!」

 

真柴「でも………」

 

サツキ「君は梨子ちゃんの本気を知らない………、だから心配になる気持ちも分かる。けど、梨子ちゃんがアルカーに1人で挑んだ気持ちを考えるんだ。」

 

真柴「………」

 

千歌「梨子ちゃんは、真柴君が一刻も早くグリスと再会できるようにって、そう思って残ったんだよ!」

 

サツキ「僕達は先に行かなきゃならない。」

 

真柴「………………ごめん、みんな………行こう。」

 

 

千歌達は残りの段数を進み、2階に到達した。そこには………

 

 

ファーズ『来たか………。』

 

真柴「ファーズ………!」

 

ファーズ『おい、そこの人間。』

 

 

ファーズは曜に指刺しする。

 

 

曜「私?」

 

ファーズ『そうだ………、他の奴らは邪魔だ、早く上に行け。』

 

真柴「何?」

 

ファーズ『俺はその人間とファイトする。』

 

 

ファーズからは、曜に対しての強いプレッシャーを放つ。

そして曜は意を決して、みんなより前に出る。

 

 

曜「………先に行って。みんな!」

 

千歌「曜ちゃん………」

 

サツキ「………何で曜ちゃんなんだ?」

 

ファーズ『リベンジだ。俺は誇り高き〈冥府龍〉の1体………、冥府四天龍 ボルガルト・ファーズだ。人間に負けたまま、俺は終わらん!』

 

曜「………………早く行って、みんな………。」

 

真柴「曜………」

 

千歌「行こう!」

 

サツキ「ああ、気をつけて……曜ちゃん。」

 

 

千歌達はファーズの後ろにある階段を登っていった。

 

 

ファーズ『始めるぞ。』

 

曜「うん!」

 

 

曜「黒き輝きよ、紫紺の煌めきとなれ!輝きのルミナイズ!〈ダークネス・シャイン〉」

 

ファーズ『〈冥府四天龍〉の一角、暴牙のファーズだ。ルミナイズ!〈冥府の暴龍〉』

 

 

オープンTHEフラッグ

 

 

曜「ダークネスドラゴンワールド」

◼️手札6/ゲージ2/LP10

 

ファーズ『冥府龍界』

◼️手札5/ゲージ3/LP10

 

 

ファーズ『俺からだ。ドロー、チャージ&ドロー!』

◼️手札5→6/ゲージ3→4

 

ファーズ『ライフ1払い〈冥府充填〉ゲージ+2、冥府+2だ。』

◼️手札6→5/ゲージ4→6/LP10→9/冥府0→2

 

ファーズ『ゲージ2払い……装備!〈冥斧 空割り〉』

◼️手札5→4/ゲージ6→4/冥府2→4

 

 

冥斧 空割り

冥府/武器

攻5000/打撃2

◼️【装備コスト】ゲージ2払う。払ったゲージは冥府ゾーンに置く。

◼️【起動】君のメインフェイズ中、君の冥府ゾーンのカードが5枚以上の時、君の場のサイズ3以上の〈冥府龍〉のモンスター1枚を選ぶ。選んだモンスターはこのターン中【2回攻撃】を得る。

 

 

ファーズ『バトル、冥斧 空割りで攻撃!打撃2』

 

曜「うっ………」LP10→8

 

ファーズ『ターンエンド』

◼️手札4/ゲージ4/LP9/冥府4

 

 

曜「私のターン!ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札6→7/ゲージ2→3

 

曜「センターに〈黒き爆風 デスナパーム〉」

◼️手札7→6

 

 

黒き爆風 デスナパーム

サイズ1/攻2000/防2000/打撃2

 

 

曜「ライトに〈紫炎の黒死竜 アビゲール〉をコール!」

◼️手札6→5/ゲージ3→2

 

 

紫炎の黒死竜 アビゲール

黒竜

サイズ1/攻6000/防1000/打撃2

◼️【コールコスト】ゲージ1払う。

◼️このカードの登場時、君の場のモンスター1枚を破壊する。破壊したら、君のデッキの上から2枚ゲージに置いて、カードを1枚引く。この能力は1ターンに1回だけ使える。

◼️「紫炎の黒死竜アビゲール」は1ターンに1枚しかコール出来ない。

【移動】

 

 

曜「紫炎のアビゲールの登場時に、センターのデスナパームを破壊!破壊されたデスナパームの能力でファーズのデッキを5枚破棄!」

 

 

デスナパームは紫の炎に焼かれて爆破する。そして、デスナパームの亡霊がファーズのデッキの上から5枚を吹き飛ばす。

 

 

ファーズ『ふん………』

 

曜「紫炎のアビゲールのさらなる能力で、ゲージ+2、1 枚ドロー!」

◼️手札5→6/ゲージ2→4

 

曜「さらにレフトにバディコール(LP8→9)!〈紫煌の黒死王 アビゲール〉」

◼️手札6→5/ゲージ4→3/LP9→8

 

 

紫煌の黒死王 アビゲール

黒竜

サイズ2/攻7000/防3000/打撃2

◼️【コールコスト】君のドロップゾーンの〈黒竜〉1枚までをこのカードのソウルに入れて、ゲージ1払い、ライフ1払う。

◼️このカードが相手のモンスターに攻撃した時、そのカードを破壊する。破壊したら、そのカードのサイズ分相手のデッキの上からカードを相手のドロップゾーンに置いて、このカードをスタンドする。

◼️このカード以外の〈黒竜〉が攻撃した時、君のライフ+1!

【移動】【ソウルガード】/ソウル1

 

 

曜「バトル!紫炎のアビゲールでファーズに攻撃!打撃2」

 

ファーズ『ぐ………』LP9→7

 

曜「紫煌のアビゲールでファーズに攻撃!打撃2!」

 

ファーズ『ぬぅ………!』LP7→5

 

曜「ターンエンド!」

◼️手札5/ゲージ3/LP8

 

 

ファーズ『俺のターン、ドロー、チャージ&ドロー!』

◼️手札4→5/ゲージ4→5

 

ファーズ『〈冥府充填〉ライフ1払い、ゲージ+2、冥府+2。』

◼️手札5→4/ゲージ5→7/冥府4→6/LP5→4

 

ファーズ『そしてレフトにバディコール(LP4→5)!〈冥府四天龍 ボルガルト・ファーズ〉』

◼️手札4→3/ゲージ7→4/冥府6→9

 

 

冥府四天龍 ボルガルト・ファーズ

サイズ3/攻10000/防5000/打撃2/【貫通】

 

 

曜「出て来た………」

 

ファーズ『ボルガルトファーズの能力!デッキトップから2枚を冥府ゾーンに置く。そして、紫炎のアビゲールを破壊する!』

 

 

紫炎の黒死竜 アビゲール 破壊!

 

 

ファーズ『そしてボルガルトファーズの打撃力+1だ。』

 

 

ボルガルトファーズ

打撃2→3

 

 

ファーズ『冥斧 空割り の能力でボルガルトファーズに【2回攻撃】を与える。バトルだ!』

 

曜「紫煌のアビゲールの【移動】はしないよ!」

 

ファーズ『ボルガルトファーズで人間に攻撃!打撃3!』

 

曜「うぅ………!」LP8→5

 

ファーズ『ファーズで【2回攻撃】!』

 

曜「私のライフが6以下で、場にアビゲールがいれば………【対抗】解放‼︎〈ドラゴンフォース"追悔の型"〉」

◼️手札5→4/LP5→4

 

 

ドラゴンフォース"追悔の型"

攻6000/打撃2/【貫通】

 

 

曜は白紫の光に包まれ、背中には紫の長い鎌を二本背負っている。そして、紫煌の黒死王アビゲールと同じように、周りに白紫の粒子が舞っている。

 

 

曜「ドラゴンフォースを解放したターンの間、私はダメージを受けない!そして、相手にダメージ1 !」

 

ファーズ『ぬぅ………』LP5→4

 

曜『さぁ、どうする?』

 

ファーズ『ダメージを与えられないのなら仕方ない。ターンエンドだ。』

◼️手札3/ゲージ4/冥府9/LP4

 

 

曜「私のターン、ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札4→5/ゲージ3→4

 

曜「ライトに〈覚醒の黒死竜 アビゲール〉をコール!」

◼️手札5→4/ゲージ4→3

 

 

覚醒の黒死竜 アビゲール

サイズ1/攻6000/防1000/打撃2

 

 

曜「覚醒のアビゲールの登場時、ボルガルトファーズを破壊して、相手のデッキトップから2枚破棄!」

 

 

ボルガルトファーズ 破壊!

 

 

ファーズ『俺の冥府ゾーンにカードが5枚以上ある事で、ボルガルトファーズの〈冥龍撃〉!冥府ゾーンから2枚をドロップに戻し、ボルガルトファーズを復活!そして相手にダメージ1だ!』

◼️冥府9→7

 

曜「ぐ………」LP4→3

 

曜「バトル!ドラゴンフォースでファイターに攻撃!打撃3!攻撃時に私のライフ+1、そして相手のデッキを3枚破棄して、ダメージ1!紫煌のアビゲールの能力でもライフ+1!」LP3→4→5

 

ファーズ『ぐぅ!』LP4→3

 

ファーズ『キャスト!〈冥府の瘴気〉』

◼️手札3→2

 

 

冥府の瘴気

魔法/冥府

◼️相手のターン中、君の場に〈冥府龍〉か〈冥府〉のカードがあれば使える。

◼️【対抗】次に君が受けるダメージを0にして、君のライフ+2!

 

 

ファーズ『その攻撃ダメージを0にして、ライフ+2!』LP4→6

 

曜「く………、覚醒のアビゲールで攻撃!打撃2」

 

ファーズ『食らわぬ!2枚目の〈冥府の瘴気〉ダメージを0にして、ライフ+2だ。』LP 6→8

◼️手札2→1

 

曜「紫煌のアビゲールで攻撃!打撃2!」

 

ファーズ『ぐぅ!』LP8→6

 

曜「悪いけど、このターンで決めるよ!ファイナルフェイズ‼︎」

 

ファーズ『なんだと⁉︎』

 

曜「ゲージ3払い、アビゲールを必殺モンスターに………!!〈アビゲール"バニシング・デスホール!"〉」

◼️手札4→3/ゲージ3→0

 

 

アビゲール"バニシング・デスホール!"

サイズ3/攻8000/防8000/打撃3

 

 

覚醒の黒死竜 アビゲール コストで破壊!!

 

紫煌の黒死王 アビゲール 生滅!!

 

 

曜「ファイナルフェイズでの登場時に、必殺モンスターのアビゲール以外のモンスターを全て破壊する!」

 

 

ボルガルトファーズ 破壊!

 

 

ファーズ『冥府ゾーンのカード2枚をドロップに戻して復活!ダメージ1だ!』

◼️冥府7→5

 

曜「ぐぅ!………必殺モンスターは、相手のドロップが6枚以上なら打撃+3、相手のドロップが12枚以上なら、攻撃を無効化されないよ!必殺モンスターでファーズに攻撃!打撃6!"バニシング・デスホール!"」LP5→4

 

ファーズ『お、俺は……またしても………!ぐぁぁぁぁぁぁ!』LP 6→0

 

ーーー

ーーー

 

ファーズ『なぜだ………、この俺が、同じ相手に2度までも………!』

 

曜「…ファーズ………」

 

ファーズ『ぐぅ………、敗北を嘆いていても結果は今の通りだ………先に進め………』

 

 

ファーズは立ち上がり、背を向ける………

 

 

曜「いいの?」

 

ファーズ『言っただろう、俺は誇り高き冥府龍………ボルガルトファーズだ。負けた以上、今は敗北を認めて身を引くのみだ。だから行け………』

 

 

そしてファーズは去って行った。

 

 

曜「………………」

 

 

曜が歩き出した時………

 

 

「曜ちゃん!」

 

曜「梨子ちゃん!」

 

梨子「曜ちゃんも戦ってたの?」

 

曜「うん!あ、もちろん勝ったよ!」

 

梨子「さすがね。千歌ちゃん達は先に行ったのね?」

 

曜「うん、早く千歌ちゃん達を追おう。」

 

梨子「うん!」

 

 




今回も感想を是非‼︎


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非情なる冥府龍 ヴレン

千歌、曜、梨子、真柴、サツキは、真柴のバディである「ヴァイオレット・グリス」を連れ戻す為に冥府龍の巣窟に突入した。

 

ーーー

ーーー

 

梨子、曜がファイトしている同刻………

 

千歌、サツキ、真柴は空いた天井から建造物の3回あたりに着く。そこには、冥府四天龍の1体、ヴレンが居た。

 

 

ヴレン『………』

 

真柴「あいつは………アルカーが言ってたヴレンか?」

 

サツキ「みたいだね。」

 

ヴレン『………バカ共が、あいつら簡単に通しやがって、何の為の刺客なんだか………。』

 

千歌「なんか、凄い口悪いんだけど………」

 

サツキ「そ、そうだね。」

 

真柴「グリスはこの上か?」

 

ヴレン『ああ、そうだ。この部屋より上の階にグリスが拘束されている。』

 

真柴「拘束だと………!」

 

ヴレン『ああ、仲間と言っても、それは「かつて」の話………、今は、我々を裏切った愚か者だ。抵抗できないように拘束するのは当然だと思うが?』

 

真柴「お前………!」

 

ヴレン『私はアルカーとファーズのようなゴミ共とは違い、甘くはない。誇りだなんだとくだらない御託とプライドを盾にお前達を先に通しはしない。』

 

サツキ「こいつ、仲間の事をゴミだと……?」

 

ヴレン『ゴミだろ?自分達の役目をほっぽりだして、個人的なファイトしかできない。実のところ、私は奴らを冥府四天龍の仲間だとは思っていない。』

 

千歌「そんな……酷い!」

 

ヴレン『だが、良いだろう。さすがの私も3人同時はキツイからな、今回は特別に………1人だけ、先に行かせてやる。』

 

千歌「え?」

 

真柴「何?」

 

サツキ「通してくれるのか?」

 

ヴレン『全員じゃない、通すのは1人だけだ。どうした?特別に、1人だけ通してやると言っているんだ。』

 

サツキ「…………真柴君、君が先に行くんだ。」

 

真柴「でも………、良いのか?」

 

千歌「大丈夫!こっちは2人だから。行って、真柴君!」

 

真柴「………」

 

サツキ「真柴君、僕達がここまで来た理由は?」

 

真柴「………グリスを連れ戻す為だ。」

 

サツキ「うん………行け、真柴君!」

 

千歌「行って!」

 

真柴「分かった!」

 

 

真柴は千歌とサツキにヴレンを任せて、奥の階段を登って行った。

 

 

サツキ「それで?僕と千歌ちゃん、どっちと先にファイトするんだ?」

 

ヴレン『何を言ってる。後も先も無い、私1人でお前達2人を相手すると言ってるんだ。』

 

千歌/サツキ「……⁉︎」

 

ヴレン『ちょうどいい話だろ?2人がかりなら、私を手早く始末できる。グリスのバディに追いつけるんだぞ?』

 

サツキ「どうする、千歌ちゃん………」

 

千歌「………2人を相手するって言うんだから、やりましょう!」

 

サツキ「分かった。」

 

ヴレン『ではファイトを始めよう。』

 

 

 

千歌「太陽より高い所へ!太陽より眩い輝きを放って!輝きのルミナイズ!〈太陽の煌めき〉」

 

サツキ「銀河の星々よ、新たな竜帝の元に集え!ルミナイズ!〈ギャラクシー・アポカリプス"改"〉」

 

ヴレン『〈冥府四天龍〉の一角………ヴレンだ。人間共め、優美なる悲鳴を聴かせるがいい。ルミナイズ!〈非情の冥府龍〉』

 

 

オープンTHEフラッグ

 

 

千歌「ドラゴンワールド」

◼️手札6/ゲージ2/LP10

 

サツキ「ギャラクシードラゴンワールド」

◼️手札6/ゲージ2/LP10

 

ヴレン『冥府龍界』

◼️手札5/ゲージ3/LP10

 

 

2 vs 1の変則ルール

 

1.サツキ→千歌→ヴレン→サツキと言ったようにターンを進める。

 

2.後攻はヴレンのターンから。

 

3.サツキと千歌の2人でライフ10

 

4.相手のカードやモンスターを指定する効果は、味方のカードやモンスターも指定できる。

 

 

サツキ「僕からだ。ドロー!チャージ&ドロー!」

◼️手札6→7/ゲージ2→3

 

サツキ「ライトにバディコール(LP10→11)!〈超銀河王 アポカドラシオン〉」

◼️手札7→6/ゲージ3→1

 

 

超銀河王 アポカドラシオン

サイズ2/攻7000/防5000/打撃2/【ソウルガード 】【銀河武装】

 

 

サツキ「アポカドラシオンの能力!デッキトップから3枚を確認、その中から〈銀河竜騎 APC・ブライトエッジ〉をソウルイン!そしてライフ+2!」LP 11→13

 

サツキ「レフトに〈銀河竜騎 APC・キャノン〉をコール!」

◼️手札6→5

 

 

銀河竜騎 APC・キャノン

サイズ1/攻5000/防1000/打撃1

 

 

サツキ「アポカドラシオンの【銀河武装】APCキャノンをアポカドラシオンにソウルイン!」

 

 

アポカドラシオン ソウル2

1.APCブライトエッジ

(アポカドラシオン/打撃2→3)

2.APCキャノン

ーーー

〈ギャラクシーXリンク〉

1.君のライフが5以下の時、このカードは【2回攻撃】を得る。

2.攻撃した時、相手にダメージ1!1ターンに1回

 

 

サツキ「バトル!アポカドラシオンでヴレンに攻撃!攻撃時にダメージ1!」

 

ヴレン「………」LP10→9

 

サツキ「打撃3!」

 

ヴレン「うぐっ………」LP9→6

 

千歌「やった!いきなり大ダメージだ!」

 

ヴレン『ふん………私がダメージを受けた時、キャスト〈冥府の呼び声〉』

◼️手札5→4

 

 

冥府の呼び声

冥府/ゲット

◼️相手のターン中、君がダメージを受けたら使える。

◼️【対抗】君のデッキの上から4枚見て、その中から〈冥府〉か〈冥府龍〉のカード1枚を君の手札に加える。残りは冥府ゾーンに置く。そして君のライフ+1!

◼️「冥府の呼び声」は1ターンに1枚だけ使える。

 

 

見たカード

◼️冥府充填

◼️冥府の従者 レインドラーゴ"ガダール"

◼️冥府の呼び声

◼️冥府四天龍 ルースレス・ヴレン

 

 

ヴレン『〈冥府四天龍 ルースレス・ヴレン〉を手札に加える。そしてライフ1回復する』LP 6→7

◼️冥府0→3

 

サツキ「ターンエンドだ。」

◼️手札5/ゲージ1/LP13

 

 

千歌「私のターン!ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札6→7/ゲージ2→3

 

千歌「ライトに〈必殺の型 バルドラゴン〉をコール!」

◼️手札7→6/LP13→12

 

 

必殺の型 バルドラゴン

サイズ2/攻6000/防4000/打撃2

 

 

千歌「登場時"バルドラゴンフォース"ゲージ+3!」

◼️ゲージ3→6

 

千歌「ゲージ2払い、バルドラゴンを進化!〈超太陽竜 バルソレイユ〉バディコール(LP12→13)!」

◼️手札6→5/ゲージ6→4

 

 

超太陽竜 バルソレイユ

サイズ3/攻7000/防7000/打撃2→3/【2回攻撃】【ソウルガード 】/ソウル1

 

 

千歌「バトル!バルソレイユでヴレンに攻撃!打撃3!」

 

ヴレン「ぐぅ!」LP 7→4

 

千歌「ターンエンド!」

◼️手札5/ゲージ4/LP13

 

 

ヴレン『私のターン、ドロー、チャージ&ドロー』

◼️手札4→5/ゲージ3→4

 

ヴレン『キャスト〈冥府充填〉ゲージ+2、冥府+2だ。』

◼️手札5→4/ゲージ4→6/冥府3→5

 

ヴレン『ゲージ3払いレフトにバディコール(LP4→5)!〈冥府四天龍 ルースレス・ヴレン〉』

◼️手札4→3/ゲージ6→3/冥府5→8

 

 

冥府四天龍 ルースレス・ヴレン

エンシェントW

冥府龍/ドラゴンロード

サイズ3/攻10000/防7000/打撃3

◼️【コールコスト】ゲージ3払う。払ったゲージは冥府ゾーンに置かれる。

◼️このモンスターが破壊される時、君のライフ2払う、払ったら、このモンスターを場に残す。

◼️君のライフが6以下の時、相手の場のカード全ての攻撃力ー3000!防御力ー3000!

◼️〈冥竜撃〉(君の冥府ゾーンにカードが7枚以上ある。)

お互いのターン終了時に君のライフ+3して、相手にダメージ2!

【貫通】

 

FT『私が信じるのは仲間ではない。全てはギラ様の為に………』

 

 

サツキ「これが、冥府四天龍………」

 

千歌「なんだか、他の2体よりも………冷たい感じがする………」

 

ヴレン『バトルだ。ルースレスヴレンで、人間共に攻撃だ!打撃3』

 

千歌「バルソレイユの能力!ソウルがある限り、ダメージを1減らす!」

 

千歌/サツキ「うぁぁ〜!」LP13→11

 

サツキ「ありがとう、千歌ちゃん………」

 

ヴレン『私のターン終了時、私の冥府ゾーンにカードが7枚以上あるなら〈冥龍撃〉私のターン終了時に、私のライフ+3。』LP5→8

 

サツキ「何⁉︎」

 

ヴレン『さらに、お前達にダメージ2だ。』

 

千歌「え⁉︎」

 

 

ヴレンの放つ雷が千歌とサツキを襲う………

 

だが、バルソレイユの能力でダメージが1軽減される。

 

 

千歌/サツキ「うわぁ!」LP11→10

 

ヴレン『改めてターンエンドだ。』

◼️手札3/ゲージ3/冥府8

 

 

サツキ「僕のターン!ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札5→6/ゲージ1→2

 

サツキ「アポカドラシオンの能力でデッキトップを3枚見て、その中の〈銀河竜騎 APC・ブルーズクロウ〉をソウルイン!そしてライフ+2」LP10→12

◼️手札6→5

 

 

銀河竜騎 ブルーズクロウ

戦装竜

サイズ1/攻2000/防4000/打撃2

◼️〈スターXリンク〉

アタックフェイズ開始時、相手のモンスター1枚選ぶ。選んだモンスターの防御力ー2000する。この能力を得ているモンスター1枚だけ、この能力を使える。

 

 

サツキ「レフトに〈銀河竜騎 APC・ギャトリング〉をコール!」

◼️手札6→5

 

 

銀河竜騎 APC・ギャトリング

戦装竜

サイズ1/攻5000/防1000/打撃1

◼️〈スターXリンク〉

君のライフ2払う。払ったら、このカードの打撃力+2!この能力を得ているモンスター1枚だけ、この能力を使える。

 

 

サツキ「そして【銀河武装】アポカドラシオンにソウルイン!」

 

 

 

アポカドラシオン ソウル2→3→4

1.APCブライトエッジ

(アポカドラシオン/打撃2→3)

2.APCキャノン

追加

3.APCブルーズクロウ

4.APCギャトリング

ーーー

〈ギャラクシーXリンク〉

1.君のライフが5以下の時、このカードは【2回攻撃】を得る。

2.攻撃した時、相手にダメージ1!1ターンに1回

3.アタックフェイズ開始時にモンスター1枚選び、そのモンスターの防御力ー2000

4.ライフ2払い、打撃+2

 

 

サツキ「ライフ2払い、アポカドラシオンの打撃力+2!」

◼️ライフ10→8

 

 

アポカドラシオン 打撃3→5

 

 

サツキ「バトルだ!アポカドラシオンでヴレンに攻撃!攻撃時にダメージ1!そして打撃5!」

 

ヴレン『ぐぅぉぉぉ!』LP8→7→2

 

サツキ「ターンエンド!」

◼️手札6/ゲージ2/LP8

 

ヴレン『相手のターン終了時に〈冥龍撃〉私のライフ+3、そしてお前達にダメージ2!』LP2→5

 

千歌「バルソレイユの能力でダメージー1!」

 

千歌/サツキ「うぅぅ!」LP8→7

 

 

千歌「私のターン、ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札5→6/ゲージ4→5

 

千歌「………………」

 

 

千歌が今引いたカードは「ドラゴンフォース"紅蓮の型"」だ。

 

 

サツキ(千歌ちゃん、ドラゴンフォースを引いたみたいだな、だけどギリギリライフは7だ、アポカドラシオンのライフ回復の能力が完全に千歌ちゃんの足を引っ張ってる………、千歌ちゃんと組むのがこんなに大変だなんて………すまない!)

 

 

千歌「………バトル!バルソレイユで、ルースレスヴレンに攻撃!」

 

 

バルソレイユ

攻7000

 

ルースレスヴレン

防7000

 

ルースレスヴレン 撃破!

 

 

ヴレン『私自身の能力、ライフ2を払い、ルースレスヴレンを場に残す。』

◼️LP5→3

 

千歌「ターンエンド………」

◼️手札6/ゲージ5/LP7

 

ヴレン『お前のターン終了時に〈冥龍撃〉私のライフ+3、お前達にダメージ2だ。』LP3→6

 

 

バルソレイユの能力でダメージが1減る。

 

 

千歌/サツキ「うぐっ………」LP7→6

 

 

ヴレン『私のターン、ドロー!チャージ&ドロー!』

◼️手札3→4/ゲージ3→4

 

ヴレン『私が………アルカーやファーズとは違う、特別な冥府龍である事を今一度認識させてやろう!』

 

サツキ「何?」

 

千歌「どういう事⁉︎」

 

ヴレン『キャスト!〈冥府開闢(めいふかいびゃく)"ズェウル"〉発動!』

 

 

ヴレン『キャスト!〈冥府開闢めいふかいびゃく""〉』




今回も感想を是非‼︎


冥府開闢(めいふかいびゃく)"ズェウル"〉とはいったい…………⁉︎


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"ズェウル"の力………

千歌とサツキは真柴を先に行かせて、冥府四天龍の一体、ヴレンと2 vs 1 でファイトを始める。

 

そしてヴレンは、異様なカードを発動させる。

 

ーーー

ーーー

 

千歌

◼️手札6/ゲージ5/LP6

 

レフト:無し

ライト:超太陽竜 バルソレイユ

センター:無し

 

ーーー

 

サツキ

◼️手札5/ゲージ2/LP6

 

レフト:無し

ライト:超銀河王 アポカドラシオン

センター:無し

 

 

アポカドラシオン ソウル4

1.APCブライトエッジ

(アポカドラシオン/打撃2→3)

2.APCキャノン

追加

3.APCブルーズクロウ

4.APCギャトリング

ーーー

〈ギャラクシーXリンク〉

1.君のライフが5以下の時、このカードは【2回攻撃】を得る。

2.攻撃した時、相手にダメージ1!1ターンに1回

3.アタックフェイズ開始時にモンスター1枚選び、そのモンスターの防御力ー2000

4.ライフ2払い、打撃+2

 

ーーー

 

ヴレン

◼️手札4/ゲージ4/LP6

 

レフト:冥府四天龍 ルースレス・ヴレン

ライト:無し

センター:無し

 

ーーー

 

ヴレンのメインフェイズ………

 

 

ヴレン『私が………アルカーやファーズとは違う、特別な冥府龍である事を今一度認識させてやろう!』

 

サツキ「何?」

 

千歌「どういう事⁉︎」

 

ヴレン『キャスト!〈冥府開闢(めいふかいびゃく)"ズェウル"〉発動!』

◼️手札4→3

 

 

 

冥府開闢(めいふかいびゃく)"ズェウル"

冥府/進化

◼️君の場の〈冥府龍〉のモンスター1枚を選ぶ。君のデッキの中から、選んだモンスターと同じカード名に「ズェウル」を含むモンスター1枚を【コールコスト】を払ってコールする。デッキを見たらシャッフルする。

◼️「冥府開闢 "ズェウル"」は1ターンに1枚だけ使える。

 

 

ヴレン『私のデッキから進化コール!〈冥府四天龍 ルースレス・ヴレン"ズェウル"〉』

◼️ゲージ4→1/冥府8→11→12

 

 

冥府四天龍 ルースレス・ヴレン"ズェウル"

冥府龍/ドラゴンロード

サイズ3/攻12000/防7000/打撃2

◼️このカードは「冥府開闢 "ズェウル"」の能力でしか手札とデッキからコールできない。

◼️【コールコスト】君の場の〈冥府龍〉1 枚を冥府ゾーンに置いて、ゲージ3払う。払ったゲージは冥府ゾーンに置く。

◼️"非情なる再生"このカードが破壊された時、このカードを場に残す。その時、相手はライフ5を払ってよい。払ったら、この能力を無効化できる。"非情なる再生"は1ターンに2回まで発動できる。

◼️〈冥龍撃〉(君の冥府ゾーンにカード名に「ルースレス・ヴレン」を含むカードがある。)

お互いのターン終了時、君のデッキの上から1枚引く。さらに君のライフ+3!

【2回攻撃】【移動】

 

FT『「ルースレス」の意味を知っているか……?「非情」と言う意味だ。』

 

 

サツキ「ヴレンの姿が………変わった⁉︎」

 

千歌「冷たさだけじゃない………威圧感も………」

 

ヴレン『見よ、これこそギラ様が私に与えてくださった新たな力だ。バトルだ。ルースレスヴレン"ズェウル"で厄介なアポカドラシオンに攻撃だ。』

 

 

ルースレスヴレンズェウル

攻12000

 

アポカドラシオン

防5000

 

アポカドラシオン ソウルガード4→3(APCブルーズクロウ)

 

 

ヴレン『アポカドラシオンに【2回攻撃】だ。』

 

 

アポカドラシオン ソウルガード3→2(APCキャノン)

 

 

ヴレン『ターン終了時に〈冥龍撃〉1枚ドローして、私のライフ+3。』LP6→9

◼️手札3→4/ゲージ2/冥府12/LP9

 

 

サツキの目の色がブラウンからグリーンに変わり、ほんの少し髪が逆立つ……、そして、サツキの全身が緑色にギラギラと発光する………

 

 

サツキ「俺のターン!ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札5→6/ゲージ2→3

 

サツキ「アポカドラシオンの能力発動!デッキトップから3枚見て、その中の〈銀河騎竜 APC・クライシュロン〉をソウルイン!」LP6→8

 

 

銀河騎竜 APC・クライシュロン

戦装竜

サイズ3/攻7000/防5000/打撃2

◼️【コールコスト】ゲージ2払う。

◼️このカードがソウルにある〈ギンガドラゴン〉の攻撃力+4000!

◼️〈スターXリンク〉

君のアタックフェイズ開始時に相手のモンスター1枚を破壊する。この能力は、この能力を得ているモンスター1枚しか発動できない。

 

 

サツキ「さらに〈ドラシオン・リサイクル〉」

◼️手札6→5

 

 

ドラシオン・リサイクル

魔法

◼️君のドロップから「戦装竜」1枚を君の場の「ギンガドラゴン」1枚のソウルに入れる。このカードは1ターンに1枚だけ使える。

 

 

サツキ「ドロップから〈銀河騎竜 APC・キャノン〉をソウルイン!」

 

 

アポカドラシオン ソウル2→3→4

1.APCブライトエッジ

(アポカドラシオン/打撃2→3)

2.APCギャトリング

追加

3.APCクライシュロン

(アポカドラシオン/攻7000→11000)

4.APCキャノン

ーーー

〈ギャラクシーXリンク〉

1.君のライフが5以下の時、このカードは【2回攻撃】を得る。

2.ライフ2払い、打撃+2

追加

3.アタックフェイズ開始時に相手のモンスター1枚を破壊する。

4.攻撃時にダメージ1!ターンに1回

 

 

サツキ「アポカドラシオンの〈ギンガXリンク〉で、ライフ2払い、アポカドラシオンの打撃力+2だ。」

◼️LP8→6

 

 

アポカドラシオン

打撃3→5

 

 

サツキ「バトル!」

 

ヴレン『ルースレスヴレンズェウルをセンターに【移動】』

 

 

ルースレスヴレン ズェウル/レフト→センター

 

 

〈ギンガXリンク〉の能力でルースレスヴレンズェウルを破壊だ!」

 

ヴレン『何?』

 

 

ルースレスヴレン"ズェウル" 破壊!

 

 

千歌「やった!」

 

ヴレン『ふっ………、破壊してくれたな。ルースレスヴレン ズェウルの能力発動。"非情なる再生"破壊されたルースレスヴレンズェウルを場に残す。』

 

サツキ「何⁉︎」

 

ヴレン『だが、まだチャンスはある。お前達はライフ5を代償に私のこの能力を無効化できる。』

 

千歌「え⁉︎」

 

サツキ「何だと⁉︎」

 

ヴレン『ふふふ………どうする?』

 

千歌「どうします?サツキさん………」

 

サツキ「………そうだな………ライフは払わない!」

 

ヴレン『では、私は場に留まる。』

 

千歌「ライフ5を払わないと倒せないなら、バルソレイユの能力も迂闊に使えない………それに………」

 

サツキ「アポカドラシオンで攻撃しても、奴は場に留まる………、【貫通】が無いのが苦しいな………」

 

ヴレン『どうした、攻撃しないのか?』

 

サツキ「仕方ない、アポカドラシオンでルースレスヴレンズェウルに攻撃!〈ギンガXリンク〉で、相手にダメージ1!」

 

ヴレン『ぐ………』LP9→8

 

 

アポカドラシオン

攻11000

 

ルースレスヴレン ズェウル

防7000

 

ルースレスヴレンズェウル 撃破!

 

 

ヴレン『私は場に残るが、ライフ5を払うか?』

 

サツキ「ああ、ライフ5払い、場に残る能力を無効化する!」

◼️LP 6→1

 

千歌「サツキさん………」

 

サツキ「大丈夫………、アポカドラシオンの〈ギンガXリンク〉で、俺のライフが5以下なら、アポカドラシオンは【2回攻撃】を得る!そして奴の場に壁は無い!」

 

ヴレン『そうか、ライフを払ったか………だが甘い!キャスト〈復活の冥府龍(リボーン・オブ・タルタロス)〉』

◼️手札4→3

 

 

復活の冥府龍(リボーン・オブ・タルタロス)

冥府/強化

◼️相手のターン中、君の場の〈冥府龍〉のモンスターが破壊された時に使える。

◼️【使用コスト】手札を2枚捨てる。

◼️【対抗】このターン中に破壊された〈冥府龍〉のモンスター1枚を【コールコスト】を払わずにコールする。

◼️【対抗】君のターン中、君の場の〈冥府龍〉のモンスター1枚選んで、ドロップのこのカードを冥府ゾーンに置く。置いたら、君の場の〈冥府龍〉のモンスター1枚の打撃力+2!

◼️「復活の冥府龍」は1ターンに1枚だけ使える。

 

 

ヴレン『手札2枚をコストに、このカードの能力で「ルースレス・ヴレン"ズェウル"」をセンターに再コールだ。』

◼️手札3→1

 

 

ルースレス・ヴレン"ズェウル"

サイズ3/攻12000/防7000/打撃2/【2回攻撃】【移動】

 

 

サツキ「何!くっ………」

 

ヴレン『お前達にはもう、私の能力を無効化する為に払えるだけのライフは無い。』

 

サツキ「ターンエンドだ………」

◼️手札5/ゲージ3/LP1

 

ヴレン『〈冥龍撃〉により、1ドロー、ライフ+3』LP8→ 11

◼️手札3→4

 

 

サツキ「ごめん千歌ちゃん、大した事も出来なかった………」

 

千歌「大丈夫です!私のターン、ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札6→7/ゲージ5→6

 

千歌(サツキさん、私がドラゴンフォースを解放できるようにワザとライフ5を払ったんだ………なら私はそれに応える!)

 

千歌「私のライフが6以下で、場にバルソレイユがいれば………〈ドラゴンフォース"紅蓮の型"〉解放‼︎」

手札7→6/ゲージ6→3

 

 

ドラゴンフォース"紅蓮の型"

攻6000/打撃1/【貫通】

 

 

千歌は紅蓮のオーラを纏い、背中に双翼を得る。そして千歌の周りに少し動く度に紅い粒子が煌めいて舞っている。

 

 

千歌「ドラゴンフォースの能力で、バルソレイユをドラゴンフォースにソウルイン!」

 

 

ドラゴンフォース"紅蓮の型"

攻6000→13000/打撃1→3→4

【2回攻撃】【ソウルガード】

 

 

千歌「レフトに〈神速のバルドラゴン〉ライトに〈バーニングレイピア・ドラゴン〉をコール!」

◼️手札6→5→4

 

 

神速のバルドラゴン

サイズ2/攻6000/防3000/打撃2/【移動】

 

 

バーニングレイピ・アドラゴン

サイズ1/攻4000/防1000/打撃1

 

 

千歌「バトル!」

 

ヴレン『センターからの【移動】はしない。』

 

千歌「神速のバルドラゴンとバーニングレイピアで連携攻撃!バーニングレイピアの能力で1枚ドロー!」

◼️手札4→5

 

 

神速のバルドラゴン+バーニングレイピア

攻10000

 

ルースレスヴレン ズェウル

防7000

 

 

ヴレン『お前達に払うライフは無い。私は復活する。』

 

千歌「ドラゴンフォースで攻撃!」

 

 

ドラゴンフォース

攻13000

 

ルースレスヴレン ズェウル

防7000

 

 

ヴレン『私は場に残る………』

 

千歌「なら、ドラゴンフォースの【貫通】4ダメージ!」

 

ヴレン『ぐぅぅ………!!』LP 11→7

 

千歌「ドラゴンフォースの【2回攻撃】ルースレスヴレンズェウルに攻撃!」

 

ヴレン『私は場に残る!』

 

千歌「【貫通】4ダメージ!」

 

ヴレン『ぐぁぁ………!!!』LP7→3

 

千歌「キャスト!〈ドラゴンフォース・アドベント〉!ドラゴンフォースをスタンドする!」

◼️手札5→4

 

ヴレン『何?』

 

千歌「ドラゴンフォースでルースレスヴレンズェウルに3回目の攻撃!」

 

 

ドラゴンフォース

攻13000

 

ルースレスヴレンズェウル

防7000

 

 

千歌「【貫通】4ダメージ!!」

 

ヴレン『ぐぅぁぁぁぁぁぁ!!!』LP3→0

 

ーーー

ーーー

 

千歌「やった………!」

 

サツキ「ふ〜………さすが千歌ちゃん。」

 

ヴレン『人間が………私を降すか………ん⁉︎』

 

 

『ドラゴンフォース………興味深い力だ。』

 

 

千歌とサツキが勝利し、ひと息ついていると、どこからか声が聞こえてきた。

 

 

千歌「え?」

 

サツキ「ん?」

 

ヴレン『………ギラ様………!』

 

 

倒れたヴレンの前に 冥府龍王 ギラ の幻影が現れた。

 

 

『"ズェウル"の力を与えたヴレンを降すほどの力………、興味深い………。我の元に来てもらうぞ、小娘………』

 

千歌「え………うわぁ!」

 

 

ギラの幻影が千歌を覆い、幻影と共に千歌は消えてしまった………

 

 

サツキ「千歌ちゃん!いったい、何が………」

 

 

「サツキさ〜〜ん!!」

 

「良かった、追いついた………!」

 

サツキ「曜ちゃん、梨子ちゃん!」

 

曜「サツキさんも冥府四天龍を倒したんだね!」

 

サツキ「あ、ああ。」

 

梨子「あれ?真柴君と千歌ちゃんは?」

 

サツキ「真柴君は先にグリスの元に向かったよ。千歌ちゃんは………さっきまで一緒にファイトしてたんだけど………」

 

ヴレン『あの小娘は、ギラ様に魅入られたんだ………、正確には、あの小娘の持つ特別な力がギラ様の興味を引いた………』

 

サツキ「何?」

 

曜「特別な力………?」

 

梨子「ドラゴンフォースの事かな………?」

 

ヴレン『あの小娘は、ギラ様に直接招待されたのだ………この建造物の最上階………ギラ様の間に居るだろう………』

 

サツキ「確かか?」

 

ヴレン『ああ………ギラ様はきっとあの小娘の力を求めてファイトするはずだ………。』

 

梨子「サツキさん!」

 

サツキ「ああ、千歌ちゃんの場所は分かってる。行こう!」

 

曜「ヨーソロー!」

 

 

サツキ達は、千歌とギラが居るであろう、最上階に向かった!

 

 




今回も感想を是非‼︎


今回もファイトが雑でしたね。


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グリスへの怒り ジルバ

千歌とサツキは真柴を先に行かせて、冥府四天龍の一角………ヴレンと対峙していた。ヴレンの非情なる戦法に追い詰められた2人だが、なんとか、相手の効果を逆手に取り、逆転勝利したのだったが………千歌のドラゴンフォースの力に興味を示した冥府龍王 ギラによって、千歌は、建造物の最上階のギラの間に転送されてしまった。

 

ーーー

ーーー

 

最上階 ギラの間

 

 

千歌「………ここは?」

 

 

千歌が目を開けた時、そこは、窓からは赤い月の光が差し、1階と同じくらいの大広間になっていて、大きな玉座があった。そしてその玉座には、冥府龍王 ギラが座していた。

 

 

千歌「あなたは?」

 

ギラ『我は冥府龍王 ギラ、この冥府の世界の王である。』

 

千歌「どうして私を?サツキさんとみんなは⁉︎」

 

ギラ『案ずる事無し。お前は皆より先にこの建造物の最上階、ギラの間に通されたのだ。皆も時期に辿り着くであろう。』

 

千歌「そう………」

 

ギラ『では本題だ。お前のその力………ドラゴンフォース、我はそれに興味がある。』

 

千歌「ドラゴンフォースに?」

 

ギラ『うむ。"ズェウル"の力を持ったヴレンを降したその力………いったい、なんなのだ?』

 

千歌「私にも分かんないよ。でも、ドラゴンフォースは、私と曜ちゃんと梨子ちゃん、3人だけが持つ特別な力。そしてドラゴンフォースは、私達との絆の力なんだ!」

 

ギラ『絆………か、ふぅん………、俄然興味が湧いて来たわ!小娘、名は?』

 

千歌「私は千歌!高海 千歌だよ!」

 

ギラ『千歌………か、では千歌、我とファイトせよ。お前のドラゴンフォースの力とやらを、我に見せてみるがいい!当然、ただでとは言わぬ。お前が勝てば、我らは自ら消えてやろう。どうだ?』

 

千歌「わ、私が負けたら?」

 

ギラ『お前のドラゴンフォースとやらの力を貰うぞ。そして、私は冥府の世界を築く為に動く。』

 

千歌「………分かったよ!ファイトしよう!」

 

ーーー

ーーー

 

一方、真柴はグリスが居るであろう部屋に迫っていた!

 

真柴「グリス………、いったい何処に居るんだ?必ず助けるからな!」

 

ーーー

ーーー

 

???

 

とある部屋………グリスは鎖に縛られていた。

 

 

グリス(………幾つもの闘気がぶつかっている。来たのか真柴、それに、千歌達も………)

 

『よお、グリス先輩。』

 

グリス『………お前は?』

 

『忘れてないっすよね?俺の事』

 

グリス『ああ、曖昧だが覚えている。ジルバ』

 

ジルバ『哀れだなぁ、グリス先輩………いや、もう対等なんだし、裏切り者に敬称は要らないか………グリス。』

 

グリス『対等だと………?』

 

ジルバ『グリス、俺はあんたに感謝してんですよ。あんたがギラ様を裏切ってくれたおかげで………、俺はあんたの後継として、冥府四天龍の一角に選ばれた。』

 

グリス『そうか………』

 

ジルバ『感謝もしているが、同時にあんたに怒りを覚えるぜ、なんでギラ様を裏切ったんですか?』

 

グリス『簡単だ………奴の創りたい世界に、俺の望む平和などなかった。それだけだ………』

 

ジルバ『あんたの求める平和って?』

 

グリス『争いの存在しない平等で平和な世界だ………だが、ギラのやり方が気に入らない………平和な世界に、犠牲など要らないんだ。』

 

ジルバ『綺麗事だ、そんなもの!』

 

グリス『ああ、確かに綺麗事だな………、やはり平和を実現するには、犠牲が必要だ………、俺が望む平和にの為に、お前ら冥府龍には犠牲になってもらう………』

 

ジルバ『ぷっ………ははははははは!俺達、冥府龍を犠牲にする〜?はははははは!あんた、自分の今の姿を見てからモノを言え、今鎖に繋がれて身動きできねーくせに………………ナメた事言ってんじゃねーーよ!!』ガッ!!

 

グリス『ぐぅ………っ』

 

 

ジルバは繋がれているグリスの腹部を蹴りつける。

 

 

ジルバ『粋がってんじゃねーよ!裏切り者が!』ガッ!!

 

グリス『ぐっ………っ、良いのか………?今俺を殺せば、お前もギラの指示に背くことになるぞ………?』

 

ジルバ『安心してください、殺しはしない。それに………あんたを痛めつける為の口実は幾らでもある。「あんたが鎖に繋がれているにも関わらず、反抗しようとしたので、仕方なく………」って具合にな。』

 

グリス『………………』

 

ジルバ『あんたこそ、ギラ様の望む世界の為にどうせ犠牲になるんだ………。いたぶろうが関係ない。』

 

グリス『………そうか。お前は昔から、俺を付け狙ってるいる節があったな………今は絶好のチャンスって事だ………』

 

 

グリスはジルバを静かに睨む………

 

 

ジルバ『その目、イラつくな………、自分の立場がまだ分かってねーのか?俺はもうあんたと対等だと言ったはずだ。いや、裏切り者と対等なんて癪にさわるな………』

 

グリス『………………』

 

ジルバ『だから………、その目で見るんじゃねー!イラつくんだよ!!』ゴッ!! ガッ!!

 

グリス『ぐぅぅ………!』

 

 

ジルバはさっきより強い力でグリスの顔を殴り、腹部を蹴りつける。

 

グリスは膝をつきそうになるが、鎖に両腕を縛られているせいか、膝が地につく寸前で止められる。だが、グリスはジルバに向ける目を変えない………

 

 

ジルバ『グリス、あんた………!』

 

ジルバ(あんたは本当に、昔から変わらねー、その目………、自分が認めていない奴に向けるその目が気に入らねーんだ………!)

 

ジルバ『どうやら、半殺しにされなきゃ、済まねーようだな………!』

 

 

ジルバがグリスを殴ろうと拳を振り上げた時、部屋の扉が勢いよく開く………!

 

 

「グリスーーー!!」

 

グリス『………!』

 

ジルバ『⁉︎』

 

「はぁ………はぁ………っ、グリス!!!」

 

グリス『真柴………!』

 

真柴「何してんだオメー!グリスから離れろ!」

 

ジルバ『人間………お前がグリスのバディか?』

 

真柴「ああ、そうだ。」

 

 

真柴は縛られているグリスの元に行く。

 

 

グリス『真柴………お前はバカか、本当にここまで来る奴があるか………!』

 

真柴「あ?バカはどっちだ!抵抗もしねーで大人しく付いて行ってこのザマかよ!てか鎖に縛られる呪いでもあんのか⁉︎………とにかく、一緒にさっさと帰るぞ。」

 

グリス『真柴、俺は………』

 

真柴「何だよ?言っとくけど、お前が元々冥府龍だったからとかそんな事、知った事じゃねーし、関係もねーからな。」

 

グリス『真柴………だが俺が犯した罪も過去も奪った命も、今更戻っては来ない………しかも、前日までそれを忘れていた自分が一番許せないんだ。』

 

真柴「だから償う為に無抵抗で捕まって好きなようにされてるって?やっぱりバカじゃねーか。」

 

グリス『お前には分からない、命を奪うという事がどれだけ重いのかを………』

 

真柴「ああ分かんねーよ。俺は誰かを殺した事がねーからな。だから、お前がどれだけ苦しんで来たのかも、俺には分からねー………けど、お前はもう冥府龍じゃねーんだ。それに、お前が望んで奪った命じゃねーだろ!」

 

グリス『だからと言って………!』

 

真柴「お前今言っただろ、『俺が犯した罪も過去も奪った命も、今更戻っては来ない………』って、なら、お前が犯した罪も、奪った命も、お前が背負う重さの全てを、お前の力にすれば良い。」

 

グリス『俺の力に………?』

 

真柴「お前の今の目的は何だ?お前は何の為にこの戦いを始めたんだ?お前が今やろうとしてる事は何なんだ?」

 

グリス『俺が、今成すべき事は………、目的は、ただ一つ、〈冥府龍〉を全滅させて………真の平和を掴み取る事だ………!』

 

真柴「ならその為に、お前の過去を力に変えるんだ。多分、お前が〈不死龍〉に転生したのも、運命がそれを望んでいるからじゃねーのか?」

 

グリス『………』

 

真柴「唯一、お前が〈冥府龍〉に反発して裏切ったからこそ、運命がお前を選んだんだ。今まで奪われて来た命がお前に力を貸してくれてるんじゃねーのか?ってか、そう思え!」

 

グリス『真柴………ふふふっ、全く、お前って奴は………』

 

真柴「少しは気が楽になったか?」

 

グリス『ああ………大分楽になった。俺が不死龍に転生した時、俺は〈冥府龍〉への復讐だけを考えていた。だが違うのだな、俺が不死龍に転生した瞬間………復讐の為ではない、散って行った全ての命が俺を選んだんだ。』

 

 

『「不」滅の魂は「死」してなお、尽きる事のない「龍」達の意思なり………』

 

 

真柴「戻って来いグリス………、これからも俺とお前はずっとバディだ。一緒に戦おうぜ。」

 

グリス『ああ、真柴………』

 

 

グリスは渾身の力を込めて、鎖を引きちぎった!

 

 

ジルバ『おいお前ら!俺を無視して話してんじゃねーよ!』

 

グリス『悪いなジルバ………、そこを通して貰うぞ。』

 

ジルバ『あ?行かせるわけねーでしょ。グリス先輩。』

 

真柴「先輩………?」

 

グリス『ああ、奴はジルバ、俺の元部下だ。』

 

ジルバ『ちょうどいい、バディファイトだグリス!俺は昔からあんたが気に食わなかったんだ、あんたのその目………イラつくぜ………、あんたを倒して、そこの人間と一緒に俺たち冥府龍に一生立て付けないようにしてやる………!下手すりゃ、あんたもここで終わる事になるかもな。』

 

グリス『悪いが、俺達はこんなところで終わる訳にはいかない。俺の手で奪った命、お前ら冥府龍に奪われた全ての者達の命を、俺の魂とと力に変えて、冥府龍を倒す!』

 

真柴「その意気だグリス、やるぞ!」

 

グリス『おう!』

 

ジルバ『やってみやがれ、グリス!!』

 

 

真柴「紫炎を纏て、亡者の叫びを聴け!ルミナイズ!〈不死の龍団〉」

 

ジルバ『冥府四天龍の一角………ジルバ、裏切り者を排除する!ルミナイズ!〈怒りの冥府龍〉』

 

 

オープンTHEフラッグ

 

 

真柴「ダークネスドラゴンワールド」

◼️手札6/ゲージ2/LP10

 

ジルバ『冥府龍界』

◼️手札5/ゲージ3/LP10

 

 

真柴「俺のターン、ドロー!チャージ&ドロー!」

◼️手札6→7/ゲージ2→3

 

真柴「ライトに〈不死騎龍 ヘルライズ〉レフトに〈不死騎龍 ヘルダムド〉をコール!」

◼️手札7→6→5

 

 

不死騎龍 ヘルライズ

不死龍

サイズ1/攻4000/防1000/打撃2

◼️このカードが登場した時、君の手札1枚捨ててよい。捨てたらカードを1枚引く。

【龍蘇生】

 

 

不死騎龍 ヘルダムド

不死龍

サイズ1/攻5000/防1000/打撃1

◼️このカードが手札から登場した時、君のデッキの上から3枚をドロップゾーンに置く。

◼️このカードが【龍蘇生】で登場した時、君のデッキの上から1枚をゲージに置く。この能力は1ターンに1回だけ使える。

【龍蘇生】【貫通】

 

 

真柴「ヘルライズの能力で、手札1枚捨てて1ドロー!さらにヘルダムドの能力でデッキトップから3枚破棄!」

◼️手札5→4→5

 

真柴「場の2体の不死龍をソウルに入れ、ゲージ2払って、センターにバディコール(LP10→11)!〈不死龍王 ヴァイオレット・グリス〉」

◼️手札5→4/ゲージ3→1

 

 

不死龍王 ヴァイオレット・グリス

不死龍

サイズ3/攻8000/防5000/打撃3

◼️【コールコスト】君の場の〈不死龍〉のモンスターを2枚このカードのソウルに入れて、ゲージ2払う。

◼️このモンスターが破壊された時、君のドロップゾーンのサイズ1以下の〈不死龍〉のモンスター2枚までを【コールコスト】を払わずに、レフトとライトにコールできる。

◼️〈不死転生〉(君のターン中、ゲージ1払い、手札1枚捨て、ライフ1払う。)

【対抗】君の場のモンスター2枚までをこのカードのソウルに入れて、ドロップゾーンから、このカードを【コールコスト】を払わずにコールできる。〈不死転生〉は1ターンに1回だけ使える。

【貫通】【ソウルガード】/ソウル2

 

 

真柴「バトル!ヴァイオレットグリスでジルバに攻撃!打撃3!」

 

ジルバ『ぐぅぅ!』LP10→7

 

ジルバ『俺がダメージを受けた時、キャスト〈冥府の呼び声〉デッキトップから4枚確認して、その中の〈冥府龍〉のカードを1枚手札に加える。』

◼️手札5→4

 

 

見たカード

◼️冥府の呼び声

◼️冥府の従者 ブラックドラーゴ アックス

◼️冥府充填

◼️冥府への宝札

 

 

ジルバ「俺はこの中から1枚手札に加える。残りは冥府へ送る。」

◼️手札4→5/冥府3

 

真柴「ターンエンドだ!」

◼️手札4/ゲージ1/LP11

 

 

ジルバ『俺のターン、ドロー!チャージ&ドロー!』

◼️手札5→6/ゲージ3→4

 

ジルバ『俺はあんたが気に食わねー、叩き潰してやりますよ、グリス!』

 




今回も感想を是非‼︎


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不死龍の覚醒

真柴は千歌達に冥府龍達を任せて、先へ進んだ。

 

そしてついに、真柴はグリスと再会し、新たな決意と共に、冥府四天龍の新たな1体、ジルバとファイトを始める。

 

ーーー

ーーー

 

真柴

◼️手札4/ゲージ1/LP 11

 

レフト:無し

ライト:無し

センター:不死龍王 ヴァイオレット・グリス

 

ーーー

 

ジルバ

◼️手札6/ゲージ4/冥府3/LP7

 

レフト:無し

ライト:無し

センター:無し

 

ーーー

ーーー

 

ジルバのメインフェイズ………

 

 

ジルバ『キャスト〈冥府への宝札〉』

◼️手札6→5

 

 

冥府への宝札

冥府

◼️君の手札を2枚捨てる。捨てたらその枚数分、カードを引く。

◼️「冥府への宝札」は1ターンに1枚だけ使える。

 

 

ジルバ『手札を2枚捨て、2ドロー!』

◼️手札5→3→5

 

ジルバ『ゲージ2払い、バディコール(LP7→8)!〈冥府四天龍 アンガード・ジルバ〉』

◼️手札5→4/ゲージ4→2/冥府3→5

 

 

冥府四天龍 アンガード・ジルバ

ダークネスドラゴンW

冥府龍

サイズ2/攻7000/防5000/打撃2

◼️【コールコスト】君のデッキの上から2枚をソウルに入れて、ゲージ2払う。払ったゲージは冥府ゾーンに置く。

◼️"霊撃"君の場のモンスターが相手のモンスターを破壊した時、相手にダメージ2!

◼️〈冥龍撃〉(君の冥府ゾーンにカードが5枚以上ある。)

【起動】ライフ2払う。払ったら、君のデッキの上から2枚を裏向きにして、「冥府龍/サイズ0/攻7000/防5000/打撃1」のモンスターとして場に出す。

【ソウルガード】

 

FT『グリス………俺はあんたみたいな裏切り者を許さねー!』

 

 

ジルバ『いきなりやらせてもらいますよ………俺の冥府ゾーンにカードが5枚以上ある時………〈冥龍撃〉ライフ2払い、デッキトップから2枚をセンターとレフトにコール!』

◼️ライフ8→6

 

 

冥府トークン

冥府龍

サイズ0/攻7000/防5000/打撃1

 

 

真柴「な………、分身能力⁉︎」

 

ジルバ『バトルだ!レフトの冥府トークンでグリスに攻撃!』

 

 

冥府トークン

攻7000

 

グリス

防5000

 

真柴「グリスのソウルガード!」

 

グリス ソウルガード2→1

 

 

ジルバ『俺のモンスターが相手のモンスターを破壊した時、アンガードジルバの"霊撃"2ダメージ!』

 

真柴「ぐぁ!」LP 11→9

 

ジルバ『センターの冥府トークンでグリスに攻撃!』

 

真柴「ソウルガードだ!」

 

 

グリス ソウルガード1→0

 

 

ジルバ『霊撃!2ダメージ!』

 

真柴「うぁぁ!」LP9→7

 

ジルバ『まだだ!アンガードジルバでグリスに攻撃!』

 

 

アンガードジルバ

攻7000

 

グリス

防5000

 

ヴァイオレットグリス 撃破!

 

 

ジルバ『霊撃だ!』

 

真柴「ぐぁぁ!」LP7→5

 

真柴「グリスの破壊時、ドロップから〈不死龍〉2枚をコール!ライトに〈不死騎龍 ヘルグレーザ〉レフトに〈不死騎龍 ヘルダムド〉」

 

 

不死騎龍 ヘルグレーザ

不死龍

サイズ2/攻7000/防2000/打撃2

◼️【コールコスト】ゲージ1払う。

◼️君のドロップゾーンの「不死騎龍 ヘルグレーザ」以外のカードの【龍蘇生】の能力で捨てる手札の枚数を1枚減らす。

【龍蘇生】

 

 

不死騎龍 ヘルダムド

サイズ1/攻5000/防1000/打撃1/【貫通】【龍蘇生】

 

 

ジルバ『復活させる能力か………ターンエンド。』

◼️手札5/ゲージ2/冥府5/LP6

 

 

真柴「俺のターン、ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札4→5/ゲージ1→2

 

真柴「キャスト〈ヴァイオレット・チャージ〉」

◼️手札5→4

 

 

ヴァイオレット・チャージ

魔法/不死龍/チャージ

◼️君の場の〈不死龍〉のモンスター1枚を破壊する。破壊したら君のデッキの上から2枚ゲージに置く。さらに、カード名に「グリス」を含むカードを破壊したら、ゲージ+2!「ヴァイオレット・チャージ」は1ターンに1枚だけ使える。

 

 

真柴「ヘルダムドを破壊して、ゲージ+2!」

◼️ゲージ2→4

 

 

不死騎龍 ヘルダムド 破壊!

 

 

真柴「ヘルグレーザの能力でドロップの【龍蘇生】で捨てる手札を1枚減らす。よって手札を0枚捨て【龍蘇生】ドロップから〈不死騎龍 ヘルジレス〉をレフトにコール!」

 

 

不死騎龍 ヘルジレス

不死龍

サイズ1/攻5000/防1000/打撃1

◼️このカードが【龍蘇生】で登場した時、カードを1枚引く。

◼️このカードが〈不死龍〉のモンスターのソウルからドロップに置かれた時、相手にダメージ1!

【龍蘇生】

 

 

真柴「ヘルジレスが【龍蘇生】で登場した時、1ドロー!バトルだ、ヘルジレスでセンターの冥府トークンを攻撃!」

◼️手札4→5

 

 

ヘルジレス

攻5000

 

冥府トークン

防5000

 

冥府トークン 撃破!

 

 

真柴「ヘルグレーザでファイターのジルバに攻撃!打撃2」

 

ジルバ『ぐぅ………!』LP 6→4

 

真柴「まだ終わらないぞ!手札を1枚捨て、ゲージ1とライフ1払い、場のモンスター2枚をソウルにして………、ドロップのグリスの能力発動!

散り行く亡者達の叫びと共に、紫炎を纏いて転生せよ!〈不死転生〉!〈不死龍王 ヴァイオレット・グリス〉」

◼️手札5→4/ゲージ4→3/LP7→6

 

 

不死龍王 ヴァイオレット・グリス

サイズ3/攻8000/防5000/打撃3/【貫通】【ソウルガード】/ソウル2

 

 

ジルバ『⁉︎』

 

真柴「行くぞ!グリスでジルバに攻撃!打撃3」

 

ジルバ『キャスト!〈冥府の瘴気〉攻撃のダメージを0にして、ライフ+2だ。』LP4→6

 

真柴「………ターンエンドだ。」

◼️手札4/ゲージ2/LP6

 

 

ジルバ『俺のターン、ドロー、チャージ&ドロー!』

◼️手札5→6/ゲージ2→3

 

ジルバ『なかなかやりますね、人間風情が………』

 

真柴「人間じゃねー、俺の名前は藤木真柴だ。」

 

ジルバ『藤木真柴………ふん、名前なんて覚える必要はない。今この場でグリス共々、消えてしまうんですよ!〈冥府開闢"ズェウル"〉発動!』

◼️手札6→5

 

真柴「何⁉︎」

 

ジルバ『ゲージ3払い、ズェウル化!〈冥府四天龍 アンガード・ジルバ"ズェウル"〉!』

◼️ゲージ3→0

 

 

冥府四天龍 アンガード・ジルバ"ズェウル"

冥府龍

サイズ3/攻10000/防5000/打撃2

◼️このカードは「冥府開闢"ズェウル"」の能力でしか、デッキと手札からコールできない。

◼️【コールコスト】君の場の〈不死龍〉のカード1枚を冥府ゾーンに置いて、君のデッキの上から2枚をソウルに入れて、ゲージ3払う。

◼️【対抗】【起動】君の場のこのカード以外のモンスター1枚を破壊する。破壊したら、このカードをスタンドして、君のライフ+1!

◼️〈冥龍撃〉(君の冥府ゾーンにカード名に「ジルバ」を含むカードがある。)

【起動】君の手札を2枚捨てる。捨てたら、君のデッキの上から2枚を裏向きで、「冥府龍/サイズ0/攻10000/防5000/打撃2」のモンスターとして場に出す。

【貫通】【移動】【ソウルガード】

 

 

真柴「何だと⁉︎」

 

グリス『ジルバ………何だ、その力は………⁉︎』

 

ジルバ『ふふふ、「何だ」って………、見たとおりですよ………、イカれちまったんですよ……俺は!!アンガードジルバズェウルの能力発動!手札を2枚捨て、デッキトップから2枚をモンスターとする!』

◼️手札5→3

 

 

冥府龍トークン

サイズ0/攻10000/防5000/打撃2

 

 

ジルバ『バトルだ、アンガードジルバズェウルでグリスに攻撃!』

 

 

アンガードジルバズェウル

攻10000

 

グリス

防5000

 

グリス ソウルガード2→1

 

 

ジルバ『【貫通】2ダメージ!』

 

真柴「ぐぁぁ!」LP 6→4

 

ジルバ『冥府龍トークンでグリスに攻撃だ!』

 

 

冥府龍トークン

攻10000

 

グリス

防5000

 

グリス ソウルガード1→0

 

 

真柴「グリスのソウルからドロップされたヘルジレスの能力発動!相手にダメージ1だ!」

 

ジルバ『ぐぬっ………2体目の冥府龍トークンでグリスに攻撃だ!』LP 6→5

 

真柴「キャスト!〈ミッドナイトシャドウ〉攻撃を無効化する!」

◼️手札4→3

 

ジルバ『終わったと思いますか?甘いんだよ!冥府龍トークンを1枚破壊して、アンガードジルバズェウルをスタンド!ライフ+1』LP5→6

 

 

アンガードジルバ ズェウル スタンド

 

 

ジルバ『ジルバズェウルでグリスに攻撃!』

 

 

ヴァイオレットグリス 撃破!

 

 

ジルバ『【貫通】2ダメージ』

 

真柴「ぐぅぅ………グリスの破壊時に、ドロップからセンターに〈不死騎龍 ヘルダムド〉と、ライトに〈不死騎龍 ヘルジレス〉をコール!」LP4→2

 

 

不死騎龍 ヘルダムド

サイズ1/攻5000/防1000/打撃1/【貫通】【龍蘇生】

 

 

不死騎龍 ヘルジレス

サイズ1/攻5000/防1000/打撃1/【龍蘇生】

 

 

ジルバ『2体目の冥府龍トークンを破壊して、ジルバズェウルをスタンド!ライフ+1』LP 6→7

 

 

アンガードジルバズェウル スタンド

 

 

ジルバ『グリス、あんたみたいな裏切り者は、死んで償った方がいいんだ、ギラ様の意思に背いた事を後悔して消えろ!ジルバズェウルでセンターを攻撃!トドメだ打撃2!』

 

 

アンガード・ジルバ"ズェウル"の打撃力は2、そして【貫通】を持っている。対して真柴のライフも2だ。センターにモンスターがいても、この攻撃が通れば、真柴はダメージ2を受けて負けてしまう………

 

 

グリス『真柴!!』

 

真柴「分かってる、キャスト!〈ミッドナイトシャドウ〉攻撃を無効化!」

◼️手札3→2

 

ジルバ『まだ耐えるか………ターンエンド。』

◼️手札3/ゲージ0/冥府8/LP7

 

 

グリス『なかなかピンチだな。真柴………』

 

真柴「ああ……けど、こんなピンチだってのに、楽しいんだ。」

 

グリス『楽しい………?』

 

真柴「ああ、お前とまた一緒にファイト出来る事が凄く楽しいんだ!」

 

グリス『真柴………、ふん……俺もだ。俺も、お前のようなバディがいてくれて嬉しく思う。人の身でありながら、危険を顧みずにここまで来てくれた。この俺に、再び戦う意思を燃え上がらせてくれた。最高のバディだ………真柴!』

 

真柴「………勝つぞ、グリス!」

 

グリスグリス『おう!』

 

 

その時、真柴のデッキが青紫色に輝く!

 

 

真柴「俺のターン!ドロー、チャージ&ドローーー!」

◼️手札2→3/ゲージ2→3

 

ーーー

ーーー

 

冥府四天龍の3体を退けた梨子、曜、サツキは、真柴がファイトしているエリアの目の前に辿り着いた。

 

 

サツキ「よし着いたな、次の部屋だ。」

 

梨子「入りましょう。」

 

曜「うん!」

 

 

その時、梨子と曜のデッキが輝きを放つ!

 

 

梨子「え⁉︎」

 

曜「私達のデッキが………!」

 

サツキ「この輝きは………まさか⁉︎」

 

 

そして光は球体となって扉をすり抜けて行ってしまった。

 

 

梨子「何だったの………?」

 

サツキ「この扉の向こうに何かが?」

 

曜「開けてみよう!」

 

 

サツキ達は目の前の扉を開ける。そこには………、冥府龍とファイトしている真柴とグリスの姿があった。

 

 

サツキ「真柴君!」

 

曜「グリスも居るよ!」

 

梨子「ファイトしてるみたいね………、それに、真柴君のデッキも光ってる!」

 

 

球体となったドラゴンフォースの光は真柴のデッキに吸収された。

 

 

グリス『真柴!』

 

真柴「ああ!手札を1枚捨て、ゲージ1とライフ1払い………ドロップのグリスの能力、〈不死転生〉!

散り行く亡者達の叫びと共に、紫炎を纏いて転生せよ!〈不死龍王 ヴァイオレット・グリス〉ライトにコール!」

◼️手札3→2/ゲージ3→2/LP2→1

 

 

不死龍王 ヴァイオレット・グリス

サイズ3/攻8000/防5000/打撃3/【貫通】【ソウルガード】/ソウル1

 

 

真柴「そして俺のライフ6以下で、場にグリスがいる時………〈フシリュウフォース〉解放‼︎」

◼️手札2→1/ゲージ2→0

 

 

フシリュウフォース

不死龍

攻6000/打撃2

〈解放条件‼︎〉〔君のライフ6以下で、君の場にカード名に「グリス」を含むモンスターがいる。〕

◼️【装備コスト】ゲージ2払う。

◼️君の場の〈不死龍〉のモンスター全ての打撃力+1!

◼️このカードは破壊されず、手札に戻らず、能力は無効化されない。

【2回攻撃】

 

 

真柴は青紫色の炎のようなオーラを纏う。

 

ーーー

ーーー

 

曜「あれは………⁉︎」

 

梨子「ドラゴンフォースに似てる………!」

 

サツキ「まさか、真柴君もその境地に来たのか………」

 

ーーー

ーーー

 

真柴「すげぇ………不死龍達の意識が、俺に入ってくるようだ………力がみなぎる!フシリュウフォースの能力で、場の不死龍のモンスター全ての打撃力を+1する。」

 

 

グリスも青紫のオーラを纏う。

 

ヴァイオレットグリス

打撃3→4

 

 

ジルバ『何⁉︎』

 

真柴「バトルだ!フシリュウフォースでセンターのジルバズェウルに攻撃!」

 

 

フシリュウフォース

攻6000

 

アンガードジルバ ズェウル

防5000

 

アンガードジルバズェウル ソウルガード2→1

 

 

真柴「フシリュウフォースは【2回攻撃】できる!ジルバズェウルに再攻撃!」

 

 

アンガードジルバ ズェウル ソウルガード1→0

 

 

真柴「頼むぞ、グリスでジルバズェウルに攻撃!」

 

 

ヴァイオレットグリス

攻8000

 

アンガードジルバ ズェウル 完全撃破!

 

 

真柴「グリスの【貫通】4ダメージだ!」

 

ジルバ「うがぁ!」LP7→3

 

真柴「キャスト!〈ヴァイオレット・スタンディング〉」

◼️手札1→0

 

 

ヴァイオレット・スタンディング

魔法/不死龍

◼️君のターン中に使える。

◼️【対抗】君の場の〈不死龍〉のモンスター1枚をスタンドする。この効果でスタンドした、カード名に「グリス」を含むモンスターの攻撃が無効化された時、相手にダメージ2!

◼️「ヴァイオレット・スタンディング」は1ターンに1回だけ使える。

 

 

真柴「この能力でグリスをスタンド!決めろ、グリス!」

 

グリス『ああ。』

 

 

グリスはゆっくりジルバに近づく。

 

 

ジルバ『ひ……ひぃ!』

 

グリス『ジルバ、さっきから随分好き勝手言ってくれたな。』

 

ジルバ『あ、あれは……その……じょ、冗談ですよ………、マジにしないでくださいよ………グリス先輩!同じ冥府龍の仲間じゃないですか〜〜』

 

グリス『悪いな、今の俺は冥府龍の裏切り者で、不死龍だ。もうお前達の仲間ではない。』

 

ジルバ『は………ははは……そ、そうだ!俺、仲間になりますよ!俺も不死龍になります!だ、だから見逃してくださいよ………グリス先輩………』

 

グリス『自分を守る為に冥府龍を裏切るのか?そんな奴は俺の仲間には必要ない。これで終わりだ!』

 

 

グリスは持っていた剣をジルバに振り下ろす。

 

 

ジルバ『ち………ちくしょぉぉぉぉぉぉぉぉ!!』LP3→0

 

ーーー

ーーー

 

サツキ「真柴君!」

 

梨子/曜「真柴君!」

 

真柴「梨子、曜、サツキさん、無事だったんだな。」

 

サツキ「君こそ。グリスを取り戻したみたいだね。」

 

梨子「良かった〜〜」

 

グリス『迷惑をかけたな、みんな。』

 

サツキ「君がグリスだね。僕は盛谷サツキだ、よろしく。」

 

グリス『ヴァイオレットグリスだ。よろしく』

 

真柴「あれ?千歌ちゃんは?」

 

曜「そうだ!千歌ちゃんは今、ギラに最上階に連れて行かれたみたいなんだ!」

 

グリス『ギラに連れて行かれただと⁉︎』

 

真柴「どういう事だ⁉︎」

 

梨子「どうやら狙いはドラゴンフォースみたい!」

 

サツキ「とにかく、今は千歌ちゃんとギラが居る最上階へ行こう!」

 

真柴「グリス!」

 

グリス『ああ、行こう!』

 

 

真柴、グリス、サツキ、梨子、曜は最上階へ向かった!

 

 

 




今回も感想を是非‼︎



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千歌 vs 冥府龍王 ギラ

千歌、曜、梨子、サツキ、真柴は、真柴のバディであるヴァイオレット・グリスを連れ戻す為に〈冥府龍の巣窟〉に乗り込んだ。そして、梨子はアルカーと、曜はファーズと、千歌とサツキはヴレンとファイトし、見事に勝利した。

 

そして、真柴もグリスと再会を果たし、新たな冥府四天龍の1体………ジルバとファイトし、新たな力を得て勝利した。

 

ーーー

ーーー

 

千歌はヴレンとファイトした後、冥府龍王 ギラ にドラゴンフォースの力を魅入られ、そのまま建造物の最上階『ギラの間』に転送されてしまった。

 

そして、ドラゴンフォースの力を賭けて、千歌 vs ギラのファイトが今、始まる。

 

 

 

千歌「太陽より高い所へ!太陽より眩い輝きを放って!輝きのルミナイズ!〈太陽の煌めき〉」

 

ギラ『生ける者達の魂よ、其方らを縛る呪縛を解き放ち、我が新たなる世界へ先導してやろう………ルミナイズ!〈冥府への解放〉』

 

 

オープンTHEフラッグ

 

 

千歌「ドラゴンワールド」

◼️手札6/ゲージ2/LP10

 

ギラ『冥府龍界』

◼️手札5/ゲージ3/LP10

 

 

千歌「私のターン、ドロー!チャージ&ドロー!」

◼️手札6→7/ゲージ2→3

 

千歌「レフトに〈神速のバルドラゴン〉をコール、ライトに〈フレアファングドラゴン〉をコール!」

◼️手札7→6→5

 

 

 

神速のバルドラゴン

サイズ2/攻6000/防3000/打撃2/【移動】

 

 

フレアファングドラゴン

サイズ1/攻3000/防1000/打撃1

 

 

千歌「フレアファングの登場時、1 チャージ、1ドロー!」

◼️手札5→6/ゲージ3→4

 

千歌「バトル!神速のバルドラゴンで攻撃!相手のセンターにモンスターがいなければライフ+1!打撃2」LP10→11

 

ギラ『………………』LP10→8

 

千歌「ターンエンド」

◼️手札6/ゲージ4/LP11

 

 

ギラ『我のターン、ドロー、チャージ&ドロー。』

◼️手札5→6/ゲージ3→4

 

ギラ『ふふふ………、行くぞ。ゲージ3払い……バディ【降臨】(LP8→9)!生と死は表裏一体、だが永遠の生などありはしない、我が先導に従い冥府の世界にその魂を解放せよ!〈冥府龍王 ギラ〉』

◼️手札6→5/ゲージ4→1/冥府0→3

 

 

冥府龍王 ギラ

冥府龍界

冥府龍

サイズ3/攻10000/防6000/打撃2

◼️このカードはコールできない。

◼️【起動】"冥府王宝"君の手札からカードを1枚、デッキの上から1枚を冥府ゾーンに置いてよい、置いたら、君のデッキの上からカードを1枚ゲージに置いて、1枚引いて、君のライフ+2!"冥府王宝"は1ターンに1回だけ使える。

◼️〈冥龍撃〉(君の冥府ゾーンにカードが10枚以上ある。)

君の冥府ゾーンの〈冥府龍〉のモンスター1枚までを【コールコスト】を払わずにコールする。そしてこのターン中、君の〈冥府龍〉のカード全ての打撃力+1!

【貫通】【降臨】(ゲージ3払う。払ったゲージは冥府ゾーンに置く。)

 

FT『我こそが、冥府龍の王にして、魂の先導者よ………』

 

 

千歌「これが………冥府龍王 ギラ………」

 

ギラ『我の能力発動……"冥府王宝"手札のカードとデッキトップを1枚ずつ冥府に送り、1チャージ、1ドロー、ライフ+2だ。』LP9→11

◼️手札5→4→5/ゲージ1→2/冥府3→5

 

ギラ『さらに〈冥府充填〉ライフ1払い、2チャージ、そしてデッキトップから2枚冥府送りだ。』

◼️手札5→4/ゲージ2→4/冥府5→7/LP11→10

 

千歌「………!」

 

ギラ『バトルだ。我自身……ギラで攻撃する!打撃2』

 

千歌「うぁぁ!」LP 11→9

 

ギラ『我がターンは終了。』

◼️手札4/ゲージ2/冥府7/LP10

 

 

千歌「私のターン!ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札5→6/ゲージ4→5

 

千歌「ライトに〈バーニングレイピア・ドラゴン〉をコール!」

◼️手札6→5

 

 

バーニングレイピア・ドラゴン

サイズ1/攻4000/防1000/打撃1

 

 

フレアファングドラゴン 生滅!

 

 

千歌「ゲージ1払い、装備!〈太陽双剣 バルセイバー〉」

◼️手札5→4/ゲージ5→4

 

 

太陽双剣 バルセイバー

攻2000/打撃2

 

 

千歌「バトル!バーニングレイピアとバルセイバーで連携攻撃!バーニングレイピアの能力で1ドロー!そしてバルセイバーは連携攻撃した時【2回攻撃】を得る!」

 

 

バーニングレイピア+バルセイバー

連携 攻6000

打撃3

 

ギラ

防6000

 

 

ギラ『ぐ………』LP10→7

 

千歌「神速のバルドラゴンとバルセイバーで連携攻撃!神速バルドラゴンの効果でライフ+1!」LP9→10

 

 

神速のバルドラゴン+バルセイバー

連携 攻8000

打撃4

 

ギラ

防6000

 

 

ギラ『ぐぅ………』LP7→3

 

 

ギラのライフは残り3、このターンのファイナルフェイズで必殺モンスターをコール出来れば勝利する確率は高い。だが、残念な事に千歌の今の手札には必殺モンスターが来ていなかった………

 

 

千歌「ターンエンド!」

◼️手札4/ゲージ4/LP10

 

 

ギラ『我のターン、ドロー、チャージ&ドロー』

◼️手札4→5/ゲージ2→3

 

ギラ『我のライフは3か………、だが、追い詰めたとは思うなよ?』

 

千歌「え?」

 

ギラ『我は【設置】魔法〈冥府への片道切符(タルタロス・ワンウェイチケット)〉を発動』

◼️手札5→4

 

 

冥府への片道切符(タルタロス・ワンウェイチケット)

ダークネスドラゴンW/デンジャーW

魔法:冥府/強化/ドロー

◼️【設置】

◼️このカードは場に1枚だけ【設置】できる。

◼️君の場の〈冥府龍〉の攻撃力+3000。

◼️【起動】君のデッキの上からカードを2枚、冥府ゾーンに置く。置いたら、カードを1枚引く。この能力は1ターンに1回だけ使える。

 

 

ギラ『この【設置】魔法の能力で、冥府龍の攻撃力は+3000される。』

 

 

ギラ

攻10000→13000

 

 

ギラ『さらに魔法の【起動】能力、デッキトップから2枚冥府に送り、1ドロー!』

◼️手札4→5/冥府7→9

 

ギラ『さらに我の起動能力でデッキトップと手札から1枚ずつを冥府に送り、1チャージ、1ドロー、ライフ+2だ。』LP3→5

◼️手札5→4→5/ゲージ3→4/冥府9→10→11

 

千歌「凄い………!」

 

バルソレイユ『着実に冥府ゾーンを増やしているな。何かあるぞ。』

 

 

バディゾーンにいるバルソレイユが珍しく声を発する。

 

 

千歌「うん。」

 

ギラ『さらに、我がフラッグ「冥府龍界」の【起動】能力、我の冥府ゾーンにカードが10枚以上あるならば、我のライフ+2だ。』LP5→7

 

千歌「フラッグにそんな能力が⁉︎」

 

 

これまでの〈冥府龍〉達とのファイトで、フラッグ「冥府龍界」の【起動】能力は使われた事はなく、今このファイトで始めて使われた能力だ。千歌が驚くのも無理は無いだろう。

 

 

ギラ『まだだ!冥府ゾーンにカードが10枚以上ある時………冥府龍王ギラの〈冥龍撃〉!冥府ゾーンからモンスター1枚をノーコストでコールする。冥府より蘇れ〈冥府龍の従者 超槍龍 ロングランサー・ドラーゴ〉』

◼️冥府 11→10

 

 

冥府の従者 超槍龍 ロングランサー・ドラーゴ

ドラゴンW

冥府龍/武装騎竜

サイズ3/攻8000/防4000/打撃2

◼️【コールコスト】ゲージ3払う。払ったゲージは冥府ゾーンに置く。

◼️【起動】君のアタックフェイズ開始時、君の場の〈冥府龍〉のカード1枚選び、ライフ1払う。払ったら、選んだカードに【2回攻撃】を与える。この能力は1ターンに1回だけ使える。

【貫通】

 

 

千歌「冥府ゾーンからモンスターを⁉︎」

 

ギラ『だけではない。さらに場の冥府龍全ての打撃力+1する。』

 

 

ギラ

打撃2→3

 

ロングランサードラーゴ

打撃2→3

 

 

ギラ『バトルだ。ロングランサードラーゴの能力で我のライフ1払い、この我、ギラは【2回攻撃】を得り……!ロングランサードラーゴよ、千歌に攻撃!打撃3よ!』

 

千歌「うぁぁ〜!」LP10→7

 

ギラ『我で攻撃!打撃3よ!』

 

千歌「うわぁぁーー!」LP7→4

 

 

ギラの攻撃を受けた時、激しい衝撃が千歌の全身を走り、身体が引き裂かれるような感覚になる………!

 

 

千歌「な……何………?この感じ………」

 

ギラ『まだ終わらんぞ、我の【2回攻撃】だ。』

 

千歌「キャスト!〈ドラゴンシールド 緑竜の盾〉攻撃を無効化してライフ+1!」LP4→5

◼️手札4→3

 

ギラ「ターンエンド。」

◼️手札5/ゲージ4/冥府10/LP7

 

 

千歌「耐えた………何だったんだろう、今の………身体が引き裂かれるようなあの感じ………それに凄い衝撃だった………!」

 

バルソレイユ『千歌、奴のプレッシャーに呑まれるな。その感覚は、奴が与えるプレッシャーと衝撃が見せたイメージだ。心を強く持て』

 

千歌「うん!私のターン、ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札3→4/ゲージ4→5

 

千歌「ゲージ2払って、神速のバルドラゴンを進化!〈超太陽竜 バルソレイユ〉」

◼️手札4→3/ゲージ5→3

 

 

超太陽竜 バルソレイユ

サイズ3/攻7000/防7000/打撃2→3/【2回攻撃】【ソウルガード】/ソウル1

 

 

千歌「私のライフが6以下で、場にバルソレイユが居れば、ゲージ3で解放‼︎〈ドラゴンフォース"紅蓮の型"〉」

◼️手札3→2/ゲージ3→0

 

 

ドラゴンフォース"紅蓮の型"

攻6000/打撃1/【貫通】

 

 

千歌「ドラゴンフォースの能力!"太陽の化身"バルソレイユをドラゴンフォースにソウルイン!これで、バルソレイユの攻撃力と打撃力、能力を全て得る!」

 

 

ドラゴンフォース"紅蓮の型"

攻6000→13000/打撃1→3→4/【2回攻撃】【ソウルガード】/ソウル1

 

 

ギラ『ほう、太陽竜と一体となるか………』

 

千歌「ライトに〈ソルワイズ・ドラゴン〉をコール!」

◼️手札2→1

 

 

ソルワイズ・ドラゴン

サイズ1/攻4000/防1000/打撃2

 

 

千歌「バトル!バーニングレイピアとソルワイズでロングランサードラーゴに攻撃!バーニングレイピアの能力で1ドロー!ソルワイズの能力でライフ+1」LP5→6

◼️手札1→2

 

 

バーニングレイピア+ソルワイズ

連携 攻8000

 

ロングランサードラーゴ

防4000

 

ロングランサードラーゴ 撃破!

 

 

千歌「いくよ!ドラゴンフォースでギラに攻撃!打撃4!」

 

 

ドラゴンフォース

攻13000

打撃4

 

ギラ

防6000

 

 

ギラ『ぐぅ………!』LP7→3

 

千歌「ドラゴンフォースの【2回攻撃】打撃4!」

 

ギラ『キャスト〈冥府の瘴気〉攻撃ダメージを0にして、ライフ+2だ。』LP3→5

◼️手札5→4

 

千歌「く………、キャスト!〈ドラゴンフォース・アドベント〉ドラゴンフォースをスタンド!ドラゴンフォースで3回目の攻撃!打撃4!」

◼️手札2→1

 

ギラ『キャスト〈冥府の瘴気〉ダメージを0に、ライフ+2』LP5→7

 

 

ドラゴンフォース・アドベントには、もう一つ能力がある。このカードの能力でスタンドしたドラゴンフォースの攻撃が無効化された時、相手にダメージ2を与える能力だ。だが、今回はダメージを減らされた為、ダメージ2を与える能力は発動しなかった。

 

 

千歌「ターンエンド………」

◼️手札1/ゲージ0/LP6

 

 

ギラ『では、我のターンだ。』

 

 

 




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決着………、帰還!

千歌 vs 冥府龍王ギラ

 

ーーー

 

千歌

◼️手札1/ゲージ0/LP6

 

ライト:バーニングレイピア・ドラゴン

レフト:ソルワイズ・ドラゴン

センター:無し

アイテム:ドラゴンフォース"紅蓮の型"

 

ーーー

 

ギラ

◼️手札4/ゲージ4/冥府10/LP7

 

ライト:無し

レフト:無し

センター:無し

アイテム:冥府龍王 ギラ

 

ーーー

 

ギラのドローフェイズ………

 

 

ギラ『我のターン、ドロー、チャージ&ドロー!』

◼️手札4→5/ゲージ4→5

 

ギラ『我は場に【設置】されている冥府への片道切符(タルタロス・ワンウェイチケット)の能力発動、デッキの上から2枚を冥府に送り、1ドロー!』

◼️手札5→6/冥府10→12

 

ギラ『さらにフラッグ〈冥府龍界〉の【起動】我の冥府ゾーンが10枚以上ならライフ+2だ。』LP7→9

 

ギラ『そして我の【起動】"冥府王宝"デッキトップと手札からカードを1枚ずつを冥府に送り、1チャージ、1ドロー、ライフ+2する』LP9→11

◼️手札6→5→6/ゲージ5→4→5/冥府12→13→14

 

ギラ『我の『冥龍撃』ライフ1払い、冥府ゾーンより〈冥府の従者 ブラックドラーゴ アンタルス〉をノーコストでコール。そしてそのモンスターと我の打撃力+1だ。」

◼️LP 11→10/冥府14→13

 

 

冥府の従者 ブラックドラーゴ アンタルス

ダークネスドラゴンW

冥府龍

サイズ2/攻6000/防3000/打撃2→3

◼️【コールコスト】君のデッキの上から2枚をこのカードのソウルに入れて、ゲージ2払う。

◼️君の〈冥府龍〉が攻撃した時、君の冥府ゾーンにカードが6枚以上あるなら、相手のモンスター1枚を破壊する。この能力は1ターンに1回だけ使える。

【2回攻撃】【ソウルガード】/ソウル0

 

 

冥府龍王 ギラ

打撃2→3

 

 

ギラ『バトルだ。ブラックドラーゴアンタルスで千歌に攻撃!攻撃時にブラックドラーゴアンタルスの能力、バーニングレイピアを破壊だ。』

 

 

バーニングレイピア・ドラゴン 破壊!

 

 

ギラ『打撃3だ!』

 

 

ソウルのバルソレイユから得ているドラゴンフォースの能力で受けるダメージが1 減る………!

 

 

千歌「うぁぁ!!」LP6→4

 

ギラ『ブラックドラーゴアンタルスの【2回攻撃】打撃3』

 

千歌「うぁぁぁ!」LP4→2

 

ギラ『我自身で攻撃!打撃3!』

 

千歌「キャスト!〈ドラゴンフォース・バリア〉」

◼️手札1→0

 

 

ドラゴンフォース・バリア

ドラゴンワールド

太陽竜

◼️相手の攻撃中に、君がカード名に「ドラゴンフォース」を含むカードを装備していれば使える。

◼️【対抗】その攻撃を無効化するか、ダメージを0にする。その後、君のライフを+2!このカードの能力は無効化されない。

 

 

千歌「その攻撃を無効化して、千歌のライフ+2!」LP2→4

 

ギラ『まだ耐えるか………ターンエンドよ………ん?』

◼️手札6/ゲージ5/冥府13/LP10

 

ーーー

ーーー

 

千歌が苦戦していると部屋の扉が突然開く。

 

 

梨子/曜「千歌ちゃん!!」

 

真柴「千歌!」

 

グリス『すでにギラとファイトしていたか………』

 

サツキ「千歌ちゃんの手札とゲージは0枚、ライフ4、対してギラは手札6枚にゲージ5枚、ライフ10………この状況は………!」

 

ーーー

ーーー

 

千歌「みんな………!」

 

ギラ『ほう、奴ら冥府四天龍を降して来たか………面白い。』

 

千歌「みんな、自分のやるべき事をやって来たんだ………。私も、今やるべき事をやる!私のターン!ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札0→1/ゲージ0→1

 

千歌「来た、手札から〈ドラゴンフォース・グリモ〉発動!」

◼️手札1→0

 

 

ドラゴンフォース・グリモ

魔法:ドロー

◼️君がカード名に「ドラゴンフォース」を含むアイテムを装備していて、君の手札が2枚以下なら使える。

◼️君のデッキの上から2枚引く。さらに君のライフ4以下なら、カードを1枚引く。

◼️「ドラゴンフォース・グリモ」は1ターンに1枚だけ使える。

 

 

千歌「私がドラゴンフォースを装備していれば、カードを2枚ドロー!さらにライフ4以下ならさらに1枚………合計3枚ドロー!」

◼️手札0→2→3

 

ーーー

ーーー

 

サツキ「いいぞ!一気に3枚手札を増やした!」

 

ーーー

ーーー

 

千歌「キャスト〈ドラゴニック・チャージ"プラス"〉2チャージ、さらにライフ5以下だから+3チャージ!」

◼️手札3→2/ゲージ1→3→6

 

千歌「ライトに〈神速のバルドラゴン〉をコール!」

◼️手札2→1

 

 

神速のバルドラゴン

サイズ2/攻6000/防3000/打撃2/【移動】

 

 

千歌「ソルワイズドラゴンを押し退けて、〈バーニングレイピア・ドラゴン〉をレフトにコール!」

◼️手札1→0

 

 

バーニングレイピア・ドラゴン

サイズ1/攻4000/防1000/打撃1

 

ソルワイズ・ドラゴン 生滅!

 

 

千歌「バトル!ドラゴンフォースとバーニングレイピアでギラに連携攻撃!バーニングレイピアの効果で1ドロー!」

◼️手札0→1

 

 

ドラゴンフォース+バーニングレイピア

連携 攻17000

打撃5

 

ギラ

防6000

 

 

ギラ『ぐぅぅ!』LP10→5

 

千歌「ドラゴンフォースと神速バルドラゴンで連携攻撃!バルドラゴンの効果でライフ+1!」LP4→5

 

 

ドラゴンフォース+神速バルドラゴン

連携 攻19000

打撃6

 

ギラ

防6000

 

ーーー

ーーー

 

真柴「連携打撃力 6!」

 

曜「この攻撃が通れば!」

 

梨子「ギラを倒せる!」

 

ーーー

ーーー

 

ギラ『キャスト〈タルタロスシールド 冥府の盾〉』

◼️手札6→5

 

 

タルタロスシールド 冥府の盾

魔法

◼️相手のターン中に使える。

◼️【対抗】その攻撃を無効化する。さらに君の冥府ゾーンにカードが4枚以上あるなら、君のデッキの上から1枚ゲージに置いて、君のライフ+1!使用後このカードを冥府ゾーンに置く。

 

 

ギラ『攻撃を無効化して、冥府ゾーンが4枚以上ならゲージ+1、ライフ+1だ。』LP5→6

◼️ゲージ5→6

 

ーーー

ーーー

 

曜「防がれた⁉︎」

 

サツキ「千歌ちゃんはまだ、諦めてない!」

 

真柴「手札はまだ、1 枚ある!」

 

梨子「千歌ちゃんなら、決められる!」

 

ーーー

ーーー

 

千歌「ファイナルフェイズ‼︎ゲージ3払って、神速のバルドラゴンを必殺モンスターに!!〈バルソレイユ"バルブレード・レイ・スラッシャー‼︎"〉」

◼️手札1→0/ゲージ6→3

 

 

バルソレイユ"バルブレード・レイ・スラッシャー‼︎"

ドラゴンW/スタードラゴンW/ダークネスドラゴンW

太陽竜/ネオドラゴン/黒竜

サイズ3/攻13000/防7000/打撃2

◼️【コールコスト】君の場のサイズ2以上の〈太陽竜〉のモンスター1枚に重ねて、ゲージ3払う。

◼️このカードのソウル1枚ドロップゾーンに置く。置いたら、君が装備しているカード名に「ドラゴンフォース」を含むアイテム1枚をスタンドする。この能力は1 ターンに1回だけ使える。そのアイテムはファイナルフェイズ中にも攻撃できる。

◼️このカードが、カード名に「ドラゴンフォース」を含むアイテムと連携攻撃した時、その攻撃は無効化されず、ダメージは減らない。

【2回攻撃】【貫通】【ソウルガード】/ソウル1

 

ーーー

ーーー

 

梨子「あの必殺モンスターは⁉︎」

 

曜「うん。煉獄バディカップの時のバルソレイユの必殺モンスターだ!」

 

サツキ「あれなら勝てる!」

 

ーーー

ーーー

 

 

千歌「必殺モンスターのソウルを1枚捨てて、ドラゴンフォースをスタンド!ドラゴンフォースと必殺モンスターでギラに攻撃!必殺モンスターの能力で、ドラゴンフォースとの連携攻撃中、この攻撃は無効化されず、ダメージは減らない!」

 

 

ドラゴンフォース+必殺モンスター

連携 攻26000

打撃6

 

ギラ

防6000

 

 

千歌自身が弾丸となったバルソレイユの巨大なビームが、ギラに直撃し、大爆発が起こる!

 

 

ギラ『ぐぁぁぁぁ!!』LP6→

 

ーーー

ーーー

 

曜/梨子「やった!!」

 

ーーー

ーーー

 

爆煙が晴れた時、ギラはまだ立っていた………

 

 

ギラ『ふふふ………』LP2

 

千歌「そんな………なんで………?」

 

ギラ『ふふふ………、貴様達の攻撃を受ける瞬間、我は〈冥府の瘴気〉をキャストしていたのだ………無効化できず、ダメージも減らせない攻撃であろうと、ライフの回復はできるからな。』

 

千歌「⁉︎」

 

 

『冥府の瘴気』はダメージを0にしてライフを2回復できるカードだ。だが今回の攻撃は必殺モンスターの能力でダメージを減らす能力は発動できない。が、ライフを回復する能力だけは発動できるのだ。

 

この能力でギラはLP6→8になり、連携攻撃を受けて、LP8→2となったのだ。

 

 

千歌「そんな………」

◼️手札0/ゲージ3/LP5

 

 

ギラ『終わりか………、我のターンだ。ドロー、チャージ&ドロー。』

◼️手札5→6/ゲージ6→7

 

ギラ『バトル、ブラックドラーゴアンタルスで千歌に攻撃、打撃2』

 

千歌「うぅぅ!」LP5→3

 

ギラ「【2回攻撃】だ、ブラックドラーゴアンタルス!」

 

千歌「うわぁ〜!」LP3→1

 

ギラ『久々に、心踊るファイトだったぞ、千歌………だが、これで終わりだ。我自身………ギラで攻撃だ。』

 

千歌「うわぁぁぁぁぁ!!」LP1→0

 

ギラ『では貰うぞ、ドラゴンフォースの力を………』

 

 

ギラの攻撃で千歌は吹き飛ぶ………

そしてギラは倒れている千歌に手をかざし、ドラゴンフォースの光を吸収する。

 

 

千歌「う………うぅぅ………!」

 

グリス『やめろ!ギラ!』

 

 

グリスがギラに斬りかかる。が………、ギラが吸収しているドラゴンフォースの光に弾かれる。

 

ドラゴンフォースの光はどんどんギラに吸収されていく………だが、ドラゴンフォースの光が途切れる事はない。

 

 

ギラ『な、何だ………この力量は……!吸収しても、さらに溢れてくるぞ……、バカな………我の器に、き、吸収しきれぬ⁉︎』

 

 

ギラは吸収しきれないドラゴンフォースの力量の多さに、止む無く吸収する手を止めた。

 

 

ギラ『ぐぅぅ………!ドラゴンフォースの力が……、我の中で暴れる……!溢れる………!ぐぉぉぉぉぉぉ!!』

 

 

ギラは体内で暴れるドラゴンフォースの力に苦しむが、溢れ漏れないように力を押さえつける。

 

 

ギラ『ぐぉぉぉぉぉぉ!!』

 

 

サツキ「僕達の目的は果たした、今の内に戻ろう。」

 

梨子/曜「はい!」

 

グリス『待ってくれ!今ならギラを倒せるのでは⁉︎』

 

真柴「グリス、俺達の目的はお前の奪還だ。たしかにギラを倒せるかもしれないが……今は我慢してくれ。」

 

グリス『真柴………分かった。』

 

千歌「帰ろう、みんな!」

 

 

苦しむギラを尻目に、千歌はバルソレイユと、梨子はジャック、曜はアビゲールと、真柴はグリスをカードに戻してサツキとアポカドラシオンの背に乗る。そして一気に建造物の多くの壁を突き抜け、外にある黒い穴に入り込む。

 

ーーー

ーーー

 

一方、千歌の実家の旅館「十千万」の前にある浜で千歌達の帰りを待っていたAqoursの6人………。

 

 

ダイヤ「あれからもう2時間くらい経ちましたわね。」

 

ルビィ「うん………」

 

花丸「みんな無事だと良いずら………」

 

果南「時間ばかり気にしてもどうにもならないよ?」

 

鞠莉「イェス、私達はただ信じて待つの。」

 

善子「………ん?ねぇ!あれ見て!」

 

 

善子が空を指差す。すると、背に太陽の光を受けた4つの影が徐々に6人の元に向かってくる。そう、その影は千歌達5人と4体のモンスター達の影だった。

 

 

千歌「おーーい!みんなーーー!」

 

 

 

果南/ダイヤ「千歌(さん)!」

 

ルビィ/鞠莉「曜(ちゃん)!」

 

花丸/善子「梨子ちゃん(リリー)!」

 

 

 

6人は手を振り、5人の帰還を迎えた。

 

 




今回も感想を是非‼︎

稲刈りも後2日ぐらいで終わる予定です。
機械とか故障しなければね。


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沈む太陽

千歌、曜、梨子、サツキ、真柴はグリスを奪還するために 冥府の巣窟 に乗り込み、それぞれの戦いを制して、真柴は遂にグリスとの再会を果たした。

 

その間、千歌は冥府龍王 ギラ とファイトをするが結果は敗北………、ギラにドラゴンフォースの力の大部分を奪われるも、当初の目的のグリス奪還を果たした事でなんとか千歌達5人は冥府の巣窟から脱出する。

 

ーーー

ーーー

 

一方、千歌の実家の旅館「十千万」の前にある浜で千歌達の帰りを待っていたAqoursの6人………。

 

 

ダイヤ「あれからもう2時間くらい経ちましたわね。」

 

ルビィ「うん………」

 

花丸「みんな無事だと良いずら………」

 

果南「時間ばかり気にしてもどうにもならないよ?」

 

鞠莉「イェス、私達はただ信じて待つの。」

 

善子「………ん?ねぇ!あれ見て!」

 

 

善子が空を指差す。すると、背に太陽の光を受けた4つの影が徐々に6人の元に向かってくる。そう、その影は千歌達5人と4体のモンスター達の影だった。

 

 

千歌「おーーい!みんなーーー!」

 

 

 

果南/ダイヤ「千歌(さん)!」

 

ルビィ/鞠莉「曜(ちゃん)!」

 

花丸/善子「梨子ちゃん(リリー)!」

 

 

バルソレイユ、ジャックナイフ、アビゲール、アポカドラシオンは浜に着地して、千歌達が降りたのを確認するとデッキに戻った。そして真柴のデッキからグリスが現れる。

 

 

ダイヤ「皆さん、無事でなによりです。」

 

果南「どうやら、グリスを奪還できたみたいだね。」

 

グリス『皆、心配をかけてほんとにすまなかった。』

 

 

グリスは皆に礼をして謝る。

 

 

鞠莉「無事に帰って来れたんだもの。謝る必要はないわ。」

 

花丸「むしろ喜ぶずら!」

 

グリス『………ああ。』

 

 

千歌(あれ………?なんだろ、この感じ………、なんだか……身体がふわふわして……、立ってられ……な……い……)

 

 

千歌は、まるで空に浮かぶ雲になったような、地に足がついていないような、風にそよぐような感覚を覚える。

 

 

千歌(どうしちゃったん………だろ………う?)

 

 

果南「え⁉︎冥府龍と戦ったの?」

 

梨子「うん。凄く強かったけど、なんとか勝てたわ。」

 

ルビィ「大変だったんですね………、みんな。」

 

梨子「あ、そうだ千歌ちゃん!」

 

 

梨子が千歌に振り向いた時、千歌は座り込んで眼を閉じていた。

 

 

梨子「千歌ちゃん………?」

 

果南「きっと疲れたんだね。」

 

梨子「最後は、千歌ちゃんが一番頑張ってたからね。」

 

 

千歌はヴレンを相手にした後、ギラとも激しいファイトをしていた。そのファイトの疲れが今になってドッと出たんだろう。

 

 

梨子「千歌ちゃん?こんな所で寝ると風邪ひくよ?」

 

千歌「………………」

 

 

梨子は千歌に話しかけるが反応がない。

 

 

梨子「ちょっと?千歌ちゃ………」

 

 

千歌を起こそうと梨子の指先が少し触れた瞬間、千歌はそのまま仰向けで倒れてしまった。

 

 

梨子「千歌……ちゃん……?……千歌ちゃん⁉︎」

 

千歌「………………」

 

梨子「千歌ちゃん………!」

 

7人「ん?」

 

サツキ「なんだ?」

 

真柴「梨子?千歌?」

 

 

梨子は千歌の口元に手をかざした後、千歌の胸に耳を当てる。

その時、梨子の顔が青ざめ、涙目になる。

 

 

ダイヤ「梨子さん?どうかしたのですか?」

 

梨子「………うごいて……ない………

 

善子「え?」

 

果南「動いてない……って、何が?」

 

 

梨子は震える声で答える………

 

 

梨子「千歌ちゃんの……心臓………動いて………ない………、千歌ちゃんの心臓が……止まってるの!」

 

7人「⁉︎」

 

サツキ/真柴「⁉︎」

 

曜「ちょっと梨子ちゃん、退()いて!」ドン!

 

梨子「きゃ!」ドサ

 

 

曜は梨子を押し退けて千歌に呼びかける。

 

 

曜「千歌ちゃん!千歌ちゃん!!」

 

千歌「………………」

 

曜「………っ!千歌ちゃん!眼を覚ましてよ!悪い冗談やめてよ!千歌ちゃん!千歌ちゃん千歌ちゃん千歌ちゃん千歌ちゃん!!!」

 

 

曜は何度も何度も千歌の身体を揺する。

 

 

ダイヤ「曜さん!そのくらいで………」

 

曜「うるさい!!黙ってて!!!」

 

ダイヤ「⁉︎」ビクッ!

 

曜「千歌ちゃん!起きてよ!!」

 

 

曜は千歌をさらに強く揺する。

 

 

『おやめなさい!』

 

全員「⁉︎」

 

 

皆、声をした方を向く。そこには十千万の長女、千歌の姉である 高海 志満 が歩いて来た。

 

 

果南「志満姉………」

 

梨子「志満さん………こ、これは………!」

 

志満『よろしい、分かっています。』

 

善子(ねぇ、志満さんさっきまでと雰囲気違くない?)

 

花丸(まるにも分かるずら。)

 

 

志満は千歌達を待っているみんなにお茶を出したり、お菓子を出したりしていた。だが、今の志満はその時までとは雰囲気がまるで違う。

 

志満?は、静かに千歌に歩み寄る。

 

 

志満『曜ちゃん、退いてください。』

 

曜「志満姉………でも、千歌ちゃんが!」

 

志満『良いから退きなさい。』

 

曜「…………はい。」

 

 

志満は千歌の胸元に手を当てて、何かに納得する。

 

 

志満『少し衝撃が走ります。皆、離れてください。』

 

 

言われた通り、皆少し離れる。

 

志満が力を込めた時、千歌の身体が少し浮くくらいの衝撃を与える。

そして、志満は千歌の胸元に耳を当てる。

 

 

千歌「………………」

 

志満『もう少し強い衝撃が必要ですね。』

 

 

そして志満は今より少し強い衝撃を千歌に与える。

千歌の身体はさらに少し高く浮く。

 

そして千歌の胸元に耳を当てる。

 

 

千歌「………………」ドクン ドクン ドクン

 

志満『ふぅ………』

 

梨子「千歌ちゃんは………?」

 

志満『はい。なんとか千歌ちゃんの心臓の回復に成功しました。ですが長くは持ちません。』

 

善子「そんな⁉︎」

 

志満『これはあくまで応急処置にすぎません。持って24時間程度です。』

 

サツキ「いったい、どうすれば………」

 

志満『方法はあります。』

 

曜「ほんとに⁉︎志満姉!」

 

志満『ええ、それにはドラゴンフォースの力が必要になります。一先ずは、千歌ちゃんを部屋に運びましょう。』

 

梨子「あ、はい!」

 

 

梨子達は千歌を千歌の部屋まで運び、ベッドに寝かせた。

 

 

千歌の部屋………

 

 

曜「それで、ドラゴンフォースの力でどうするの?」

 

志満『まずは曜ちゃん、千歌ちゃんの手を握ってください。その状態でドラゴンフォースを解放してください。』

 

曜「こ、こう?………ドラゴンフォース"追悔の型"解放‼︎」

 

 

曜がドラゴンフォースを解放すると、握っていた千歌の手を伝ってドラゴンフォースの力が千歌を包み込む。

 

 

志満『あなた方のドラゴンフォースの力で、千歌ちゃんの心臓の鼓動を維持するのです。』

 

梨子「なら、2人同時にやれば!」

 

志満『それは成りません。ドラゴンフォースの長時間の解放はあなた方の体力の消費が激しいはずです。頼みの2人が倒れてしまえば千歌ちゃんの心臓の鼓動を維持できず、千歌ちゃんは死んでしまいます。』

 

梨子「そんな………」

 

志満『時間は掛かりますが、千歌ちゃんの命を繋ぎ止めるには、1人ずつ、交代でドラゴンフォースの力を送り込むしかありません。後は、千歌ちゃんの生命力次第です。』

 

梨子「分かりました。」

 

真柴「俺のフシリュウフォースも使ってくれ!多分、そのドラゴンフォースと同じ力があるはずだ!」

 

サツキ「フォースと言えば、炎斬君のエンリュウフォースも力になれるはずだ。あれもドラゴンフォースの力がベースになっているからね。」

 

志満『助かります。』

 

ーーー

ーーー

 

サツキはパトカーに乗って、炎斬の元に向かった。

 

ーーー

ーーー

 

ダイヤ「さっきから気になっていましたが、あなたは本当に志満さんなんですの?」

 

花丸「雰囲気も口調も別人ずら。」

 

志満『そうですね。確かに、この身体は志満の物です。が、意識は違います。』

 

ルビィ「あなたは、誰なんですか?」

 

志満『私は志満のバディ………〈武装竜帝 エンデュミアス〉です。この『』の時はエンデュミアスが話しているものと思ってください。』

 

果南「志満姉のバディ………」

 

梨子「なら、さっきの事も納得できるかも………」

 

志満『次は私の番です。いったい何があったのか、話していただけますか?』

 

梨子「そうですね、お話しします。」

 

 

梨子、曜、真柴は 冥府の巣窟 で起きた事をみんなに話した。

 

 

志満『なるほど。千歌ちゃんのドラゴンフォースの力が、冥府龍王 ギラ に奪われてしまいましたか。』

 

果南「じゃあ、千歌がこうなったのは………そのせいなの?」

 

志満『おそらく、そうでしょうね。さっき千歌ちゃんに触れた時、いつも感じていた力をあまり感じませんでした。ですが奪われた力は「ほとんど」……、「全て」ではありません。ならばまだ望みはあります。』

 

梨子「望み………?」

 

志満『はい。………そろそろ私も休ませていただきます。』

 

 

そう言うと志満の中からエンデュミアスのカードが現れ、志満の意識と入れ替わる。

 

 

志満「ご苦労様、エンデュミアス。」

 

ダイヤ「志満さん………?」

 

志満「ええ、今の私は志満よ。話しは大体聞いていたわ。曜ちゃんも梨子ちゃんもお疲れ様。千歌ちゃんの事、頼んだわね。」

 

 

そして志満は部屋を出て行った。

 

 

曜「……梨子ちゃん、さっきはごめんね、突き飛ばしたりして………。」

 

梨子「ううん、いいの。曜ちゃんの気持ち分かるから。」

 

曜「千歌ちゃん、大丈夫だよね?」

 

梨子「大丈夫だよ、そろそろ代わろう。」

 

曜「ありがとう。はぁ………結構キツいかも………これ。」

 

 

千歌の手を離した瞬間、曜はドッと疲労感を感じる

梨子は曜に代わって千歌の手を握る。

 

 

梨子「ドラゴンフォース"喜跡の型"解放‼︎」

 

 

握っている千歌の手を伝ってドラゴンフォースの光が千歌を包み込む。

 

 

梨子「頑張って、千歌ちゃん………絶対に生きて!」

 

千歌「………………………」




今回も感想を是非‼︎


投稿日の本日、無事に稲刈りや出荷準備全部終わりました。
疲れた〜〜………


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ギラの目的

前回の『バディファイトLoveLive!サンシャイン‼︎』

 

冥府の巣窟から帰還した千歌、曜、梨子、サツキ、真柴。

だがその後、千歌は突然の心臓停止で倒れてしまった。だが、志満と意識を同化させた〈武装竜帝 エンデュミアス〉の応急処置で、なんとか再び心臓を復活させる事に成功した。

 

ーーー

ーーー

 

サツキは「バディファイト技術開発局 試験支部」に来ていた。

ここではバディポリスの協力、支援の元、バディファイトの新システムや、器機、新カードの開発と試作実験や試験を行っている。

 

サツキはこの施設で働いている青少年、焼野 炎斬を訪ねて来ていた。

 

 

炎斬「何だよサツキ、こんな所まで訪ねて来てよ。」

 

サツキ「炎斬君、千歌ちゃんを救う為に君の力が必要なんだ。一緒に来てくれないかな?」

 

炎斬「は?何かあったのか?」

 

サツキ「炎斬君、君にも見えているんじゃないか?空の黒い穴が」

 

炎斬「ん?ああ、見えてるぜ。けど騒ぎにはなってねーみたいだからな、別に気にしちゃいねーよ。」

 

サツキ「そうか。」

 

炎斬「それより、千歌に何かあったのか?」

 

サツキ「ああ、実は………」

 

 

サツキはさっきまで起きていた事を全て炎斬に話した。

 

 

炎斬「何……だと………、サツキぃ!」

 

 

サツキの話しと千歌の今の状態を聞いた炎斬はサツキの胸ぐらに掴みかかる!

 

 

炎斬「あんたみてーな強ぇぇ奴がいて、何で千歌が死にかけてんだよ!!」

 

サツキ「……っ! すまない………」

 

炎斬「…チッ! 早く行くぞ!」

 

 

サツキは炎斬の上司に用事が出来た事を伝えて、今日の仕事を早退させてもらった。

 

そして、炎斬はサツキのパトカーに乗って千歌の家に向かう。

 

 

サツキ「炎斬君は、千歌ちゃんの事になると必死だね。」

 

炎斬「まぁな……」

 

サツキ「どうしてだい?」

 

炎斬「………俺はまだ、あいつにリベンジを果たしてねぇ………」

 

 

炎斬は千歌に出会って何度もファイトをした。だが、勝ったのは初めて会ってファイトした1回のみで、千歌にリベンジを果たされてから、炎斬は2度と千歌に勝てていない。

 

炎斬は、いつか再び千歌に勝つ(リベンジする)為にバディファイトをしている。

 

いつか千歌とケリをつける為にも、千歌の前に立ちはだかる壁や危機を炎斬は放っておけないのだ。全ては高海千歌を最大のライバルと認めているからこそ、全ての危機から千歌を守りたいと思っている。

 

 

炎斬「俺はいつか必ず千歌に勝つ!その為にも、千歌に死なれちゃ困るんだよ………。」

 

サツキ「そうか、君の気持ちは良く分かったよ。」

 

炎斬「くだらねー話し聞いてねーで、もっと飛ばせよ!」

 

サツキ「警察がスピード違反できるわけないだろ。」

 

ーーー

ーーー

 

十千万 千歌の部屋

 

曜、梨子、真柴は交代で、千歌にフォースの光を送って千歌の命を繋ぎ止めている。

 

 

曜「………」

 

梨子「…………」

 

真柴「………」

 

 

ドタドタ ……バン!!

 

 

「千歌!」

 

3人「!!」ビクッ

 

サツキ「ちょっ……炎斬君、下にお客さんも居るんだから……。」

 

炎斬「千歌!お前何寝てんだよ!早く起きて俺とファイトしろ!」

 

梨子「え、炎斬君⁉︎」

 

曜「サツキさんが連れて来たんですか?」

 

サツキ「うん。」

 

真柴「………誰だ?」

 

炎斬「サツキ、千歌を救うにはどうすればいいんだ?」

 

サツキ「千歌ちゃんの手を握って、エンリュウフォースを解放するんだ。梨子ちゃん、炎斬君に代わってくれ。」

 

炎斬「手を………⁉︎い、いや、分かった。」

 

梨子「はい。炎斬君」

 

炎斬「お、おう。」

 

 

炎斬は気恥ずかしそうに千歌の手を握る。

 

 

炎斬「エンリュウフォース………解放‼︎」

 

 

エンリュウフォースの光が千歌を包み込む。

 

 

真柴「この人も、フォースを?」

 

サツキ「うん。彼の力はエンリュウフォース、君と同じで彼女達のドラゴンフォースがベースになってるんだ。しかも千歌ちゃんのドラゴンフォースの影響が強いから、何とかなればいいが………」

 

 

千歌の部屋の隣には、Aqoursの6人とグリスが居た。

因みに、Aqoursのみんな千歌の身を案じて十千万に泊めてもらえるようになっていた。

 

 

ダイヤ「! 今の声、炎斬さんですわね。」

 

果南「サツキさんが連れて来たみたい。まぁ、エンリュウフォースが使えるからね。」

 

花丸「ずいぶん必死な声だったずら。」

 

鞠莉「ん〜〜、あの必死ぶりって事は………ふふふ〜〜!」

 

ルビィ「どうしたの?鞠莉ちゃん?」

 

鞠莉「ふふふ〜、もしかしたら………ゴニョゴニョ………」

 

ルビィ「ピギィ!」

 

 

鞠莉はいたずらそうな表情でルビィに耳打ちする。するとルビィは顔を真っ赤にして驚いた。

 

 

ルビィ「え〜〜!え、炎斬君が千歌ちゃんの事を好き〜〜⁉︎」

 

ダイヤ「な⁉︎鞠莉さん!ルビィに変な嘘を吹き込まないでください!!」

 

鞠莉「あら〜〜嘘とは言えないでしょ?普段熱血&クールな炎斬君が千歌っちの事になると必死になるんだもの〜〜脈ありと思ってもおかしくないじゃな〜〜い!」

 

ダイヤ「そ、そんな事………」

 

果南「残念だけど、鞠莉の考えはハズレみたいだよ。」

 

 

果南は千歌の部屋の戸に耳を当てて話を聴いている。すると炎斬の声が聞こえる。

 

 

「どうした千歌!死んでんじゃねー!さっさと生き返って俺とファイトしやがれ!」

 

 

 

善子「なんか、かなり無茶な事言ってるわね………」

 

鞠莉「あはは………、冗談よ、冗談………イッツマリージョーク!」

 

ルビィ「ほっ………良かった……。」

 

花丸「ほんとずら。」

 

 

鞠莉の冗談で多少は重かった周りの空気が軽くなった気がする。

それを見計らってグリスが口を開く。

 

 

グリス『ダイヤ、果南………すまないが、その部屋の襖を開けてくれないか?』

 

果南「え?」

 

ダイヤ「何故です?」

 

グリス『今この場に居る全員に話したい事がある。』

 

ーーー

ーーー

 

冥府の巣窟………建造物

 

 

千歌達が冥府の巣窟から去って数時間が経った時、ファイトのダメージから回復したアルカー、ファーズ、ヴレン、ジルバがギラの間に集結した………が、集まった4体は驚愕した。

 

なんとギラは、黒い炭のような姿のまま固まっていたのだ。

 

 

ヴレン『ギラ様⁉︎』

 

ファーズ『何だ………どうしたと言うんだ⁉︎』

 

アルカー『分からねー、何だこりゃ!』

 

ジルバ『ま、まさかギラ様も負け………』

 

アルカー『ジルバ!テメー今なんつった!?』

 

ジルバ『あ、すんません!アルカー先輩……』

 

ヴレン『落ち着け。気づかないか?ギラ様の中から感じる力を………』

 

ファーズ『少しずつだが、大きくなっている。』

 

ヴレン『ああ、ギラ様は、今まさに進化の過程にあるのだ。』

 

ギラ『………………』

 

ーーー

ーーー

 

十千万………、千歌の部屋の隣の部屋

 

 

ダイヤと果南はグリスの言う通りに千歌の部屋の襖を開けた。

そしてグリスは真柴とAqours、サツキと炎斬にギラ達に捕まっていた間の事を語ろうとしていた。

 

 

グリス『みんな、これから俺が話す事は、俺がギラ達に捕まっていた時にギラから聞いた事だ。』

 

真柴「ギラから聞いた事?」

 

サツキ「話してくれ。」

 

グリス『ああ。』

 

 

ーーー回想ーーー

 

 

グリスは拘束されてギラの前に突き出されていた。

 

 

ギラ『哀れよグリス。このような形でまた貴様と話しをする事とはな………』

 

グリス『ギラ………』

 

ヴレン『様をつけろ!』

 

ギラ『良い。今さら我に敬称などつける気は無いだろう。グリス。』

 

グリス『ギラ、お前はいったい何をしたい?「冥府の世界」とは何なんだ。』

 

ギラ『グリスよ………、生きとし生けるもの達全てが恐れるものが何か分かるか?』

 

グリス『………………』

 

ギラ『生きとし生けるもの全てが恐れるもの………それは「死」だ。』

 

グリス「死………だと?」

 

ギラ『そうだ。「死」とは、生きる者全てにおいて必ず訪れるものだ………、グリスよ、不憫だとは思わんか?全ての生物はいずれ訪れる「死」の恐怖に怯えて生きている。いつ散るとも知れぬ命を気にしながら生きるのは窮屈であろう。私は、その「死」という概念から全てを救おうと言うのだ。』

 

グリス『………何だと………?』

 

ギラ『我の目的は………、生きとし生けるもの全ての魂を肉体という器から解放し、冥府の世界に新たに転生させる事だ。冥府の世界に「死」の概念など存在しない。その気になれば、死した者達とも再会できるのだ。』

 

グリス「………………⁉︎」

 

 

ーーー回想 了ーーー

 

 

サツキ「不思議だな。僕にはギラの言ってる『生きとし生けるもの全ての肉体から魂を解放する』って言葉が、「虐殺」を宣言しているようにしか聞こえない。」

 

ダイヤ「同感ですわ。私もそうとしか聞こえません。」

 

グリス『そうだ。奴は(てい)のいい言葉を使っているが、様は、冥府の世界に転生させる為にあえて全ての生物を殺す。そして、転生させた冥府の世界とは、言わば死後の世界………』

 

真柴「すでに死んだ後の世界に居るから「死」の概念は無い………か、メチャクチャだな、正気じゃない。」

 

グリス『まったくだ。』

 

サツキ「とにかく、ギラはロクでも無い事を考えてるって事は分かった。けど千歌ちゃんの事もあるし………、悔しいが、あっちから攻めて来るのを待つしかない。」

 

炎斬「指咥えて待ってろってのか?」

 

サツキ「言ったろ?千歌ちゃんの事もある って、梨子ちゃん、曜ちゃん、真柴君、炎斬君は、千歌ちゃんの命を維持する為にも必要だ。」

 

梨子「確かに、千歌ちゃんがいつ目を覚ますか分からないもんね。」

 

曜「このまま千歌ちゃんを放っておいて戦えないし……」

 

グリス『いつ冥府龍達が攻めて来るかは分からない。だが、………結局、君達を巻き込む戦いになってしまった………。』

 

ダイヤ「今さらですわよグリスさん。」

 

鞠莉「イェス!今までいろんな事を経験して来たんだもの。」

 

果南「面倒ごとにはもう慣れっ子………かな。」

 

善子「くっくっくっ………堕天使達に魅入られたAqoursにとって、この戦いは宿命なのです。」

 

花丸「宿命かは分からないけど、やる時はやるずら。」

 

ルビィ「ルビィも………頑張ります。」

 

炎斬「みんな腹は決まってんだ。確認なんて必要ねーだろ。」

 

梨子「それに、私達にも戦う理由ができちゃったしね。」

 

曜「うん。」

 

グリス『みんな、ほんとにすまない………感謝する。』

 

 

ギラの目的を知ったAqoursとサツキ、炎斬、真柴は改めて、『冥府龍』と戦う事を決心する。

 

 

千歌「………………」




今回も感想を是非‼︎

『不死龍 vs 冥府龍 編』第2節………始動!


ーーーイメージ CMーーー

Aqours『バディファイトLoveLive‼︎サンシャイン!』


真柴「俺のキャラクターデッキが登場!」

グリス『冥府龍どもは必ず消滅させてみせる!』

真柴「散り行く亡者達の叫びと共に 紫炎を纏て転生せよ!『不死転生』!〈不死龍王 ヴァイオレット・グリス〉」


バディファイトLoveLive‼︎サンシャイン!

キャラクターデッキ『不死の龍団』

24月24日 発売!


ブ○ロード‼︎


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冥府龍 急襲!

前回の『バディファイトLoveLiv!サンシャイン‼︎』

 

 

グリスからギラの目的を聞いたAqours、サツキ、真柴、炎斬。

みんなはその話しを聞いた後、改めて『冥府龍』達と戦う決心をした。

 

ーーー

ーーー

 

千歌が倒れてから約2日が経った。フォースの力を持つ梨子、曜、真柴、炎斬は、2時間おきに交代しながら千歌にフォースの力を送り込んで千歌の命を維持して繋ぎ止めていた。

 

だが千歌は未だに目を覚まさない………

 

 

梨子「曜ちゃん、そろそろ交代しよ?」

 

曜「ま、まだ大丈夫だよ………」

 

梨子「大丈夫じゃないでしょ。凄い汗だよ?私と交代して休んで。」

 

曜「………ごめん、ありがとう。」

 

 

曜は梨子と交代して休む。千歌の命を維持する為に千歌にフォースの力を送り込む必要があるが、ドラゴンフォースの長時間の解放は、使用者の負担が結構大きいのだ。

 

曜は、すぐさま横になって寝むってしまった。

 

 

千歌「………………………」

 

ーーー

ーーー

 

黒い空間………

 

 

千歌「う………う〜ん………あ、あれ?」

 

 

千歌は眼を覚ました。

何故か、謎の黒い空間の中に居る。

 

 

千歌「ここは………?確か私、みんなの所に帰って来て………それで………、思い出せない。」

 

 

千歌は起き上がる。と、千歌が向いている先にかなり小さい白い点が見えた。そして、どこからか女の子の声が聞こえてきた。

 

 

『眼が覚めたんだね。千歌ちゃん!』

 

千歌「………誰?」

 

『う〜ん………何て返せば良いかな?まぁ、天の声とだけ教えておくね。それより、奥に白い点が見えるよね?その白い点に向かってまっすぐに歩いて。』

 

千歌「え?」

 

『この空間では私に従ってほしいな。』

 

千歌「うん、分かった………」

 

 

千歌は天の声を名乗る少女の声に従って白い点を目指して歩き出す。

 

 

千歌「ねえ天の声さん、ここは、いったいどこなの?」

 

『う〜ん、この質問もどう返せばいいんだろう。まぁ「死と生の狭間」って場所かな。』

 

千歌「「死と生の狭間」………って、私死んじゃったの⁉︎」

 

『ううん、完全には死んでないよ?まぁ、でも現実の世界では半分死んでる状態じゃないかな?仮死状態ってやつ。』

 

千歌「半分………死んでる………。」

 

『ああ!落ち込まないで?千歌ちゃんが今「死と生の狭間」に居るって事は、まだ生き還れる可能性があるって事だよ。』

 

千歌「ほんとに⁉︎」

 

『うん!だからまずは、あの白い点を目指してレッツゴーだよ!』

 

 

しばらくして………

 

数分ぐらいが経っただろう。どれだけ歩いても白い点に近づいている気がしない。

 

 

千歌「ちょっと………ってゆーか、かなり遠くない?」

 

『大丈夫、絶対に辿り着けるよ。あ、そうだ千歌ちゃん!今、いくら歩いても疲れてないでしょ?』

 

千歌「え? うん。確かに、全然疲れてないかも………半分死んでるからかな?」

 

『というか、この空間に「疲れる」なんて概念は無いよ。だからいくらでも何時間でも走ってられるよ。』

 

千歌「ほんとに?もう、早く言ってよ〜〜、じゃあ走るよ!」

 

 

千歌は走ることにした。

 

それから………どれだけ走ったのだろう。白い点は少し大きくなって来たが、まだまだ先だ。

 

 

千歌「凄い!どれだけ走っても全然疲れないよーー!」

 

『でしょ!さぁ、先を目指してどんどん進もう!』

 

 

近づいていく毎に先の白い点はの正体が光だと分かった。

黒い空間に一点だけある白い光………千歌はそれをどんどん目指して走る。

 

 

千歌「あれって………光?」

 

『そうだよ!』

 

千歌「あ………もしかして、あの光に辿り着くと生き還れるとか?」

 

『さぁ、どうだろう。でも、あの光を目指して進まないと、ほんとに死んじゃうからね。今は生きる為にあの光を目指そう。』

 

 

ーーー

ーーー

 

冥府の巣窟………

 

 

ギラはドラゴンフォースの力を抑え込もうとしていた。その影響で、ギラはまるで、炭のように真っ黒に染まり、固まってしまっていた。

 

それからしばらく経って………

 

 

ギラ『………………』ピシッ……ピシッ……ピシッ……!

 

 

アルカー『⁉︎ おい見ろよ!ギラ様の身体が………!!』

 

ファーズ『!!』

 

ジルバ『どうしたんすか⁉︎』

 

 

ギラの全身を覆っていた真っ黒な炭のような表面が次第にヒビ割れ、崩れていく。そこからは肉肉しい身体が現れ、そして、全身を覆っていた炭のような表面が全て崩れ去り、ギラが目を覚ました。

 

その様子を見ていた冥府四天龍達………

 

 

ギラ『………………』

 

ヴレン『ギラ様!お目覚めになられたのですね⁉︎』

 

ギラ『お前達………我は、どうなっていた?確か我は………高海千歌を降し………ドラゴンフォースの力を奪った、そして我は、体内で暴走するドラゴンフォースの力を抑え込もうと足掻いといた………その後は覚えておらぬ………』

 

ヴレン『ギラ様は今まで、ずっと眠りについておられました。』

 

ギラ『そうか………』

 

 

ギラは自分の身体に流れる別の力を感じとる。

 

 

ギラ『ふむ………、ドラゴンフォースの力が、我の中に流れているのを感じる………どうやら寝ている間に身体が順応したようだな。』

 

ファーズ『ではギラ様、さらに強くなられたのですね。』

 

アルカー『聞かなくても分かるだろ………すげぇ闘気が溢れてやがる!』

 

ジルバ『さすがです。ギラ様………』

 

ギラ『ふん………、我の全身に流れる膨大な力の一部を、お前達に分けてやろう………。』

 

 

そう言うとギラは、四天龍達に手をかざす。すると手から赤黒いオーラが四天龍達を包み込む。

 

そして、四天龍達の胸部に禍々しい1つ眼のマークが現れ、四天龍達に溢れんばかりの力を与える。

 

 

ジルバ『お、おお………!』

 

ファーズ『この力の高まりは………!』

 

アルカー『ははははは!凄え!力が溢れ出すようだーー!!』

 

ヴレン『私の中に………ギラ様の力が、流れ込んで来る………ありがたき幸せ……』

 

 

ギラ『お前達はもはや〈冥府四天龍〉ではない………、これよりお前達に〈冥府四神官〉の称号をやろう。我と共に戦え!』

 

 

冥府四神官『全ては冥府の世界の為に!』

 

 

ーーー

ーーー

 

黒い空間………

 

 

千歌は先にある白い光を目指してずっと走っていた。

 

いくら走っても疲れない状態に少し変な気分を感じるが、全く疲れないに越したことはないのでどんどん走り続ける。

 

 

千歌「光が少し大きくなってきた………少しでも近づいてるんだ!」

 

『頑張って千歌ちゃん!』

 

 

 

さらに、さらに、しばらく走り続けて………遂に、千歌は白い光の前まで辿り着いた。

 

 

千歌「やっと着いた……!」

 

『やったね、千歌ちゃん』

 

 

千歌が光の中に入ろうとした時、天の声が一旦止める。

 

 

『待って千歌ちゃん。』

 

千歌「どうしたの?」

 

『この光の先に行けば、確かに千歌ちゃんは生き還れる。でも、この空間よりももっと長い道のりが待ってる。それでも行く?』

 

千歌「……………もし、ここに残ったら、どうなるの?」

 

『そうだね。黄泉からお迎えが来るかな。』

 

千歌「そっか………じゃあ行く!」

 

『ほんとに良いの?この空間に時間の概念は無いから、もしかしたらあっちの世界に戻る時には何時間も、何日も経ってるかもしれない。それでも行く?』

 

千歌「うん、行くよ。」

 

『そっか、分かった。』

 

 

そして千歌は、躊躇うこともなく光の中に入った。

 

光の中には、青空のような明るい空間になっていた。そして千歌の前には、巨大な門があった。

 

 

千歌「凄い………」

 

『ここから先、私はもう千歌ちゃんに語りかける事は無いから、ほんとに1人だけの道のりになる。めげずに進んでね!』

 

千歌「うん!」

 

『あ!後1つルール。この門の先の道で、絶対に振り返っちゃダメだよ。もし振り返ったら、またあの黒い空間に戻されちゃうからね!』

 

千歌「うん、分かった!」

 

『じゃあ、諦めないでね………待ってるよ。』

 

 

そして、天の声はぱったりと聞こえなくなった。

 

 

千歌「よし!」

 

『待たれよ。』

 

 

千歌が歩き出そうとした時、どこからか、今度は男の声が聞こえた。

そして、扉の中から、全身が金色の人型と、銀色の人型が現れた。

 

 

『私は金閣』

 

『俺は銀閣』

 

金閣/銀閣『我ら、『蛇道(じゃどう)の門番』なり。この門より先、何人も通す事叶わず。』

 

 

千歌「え、え………?」

 

金閣『娘よ、名は?』

 

千歌「高海千歌です。」

 

銀閣『では千歌、お前はこの門の先に行きたいのだろう?』

 

千歌「あ、はい!」

 

金閣『ならば我らと勝負せよ。』

 

千歌「勝負………ですか?」

 

 

金閣と銀閣はデッキを取り出した。

 

 

金閣『そうだ。この「相棒闘技」の紙束で……』

 

銀閣『俺らに勝利してみせよ!』

 

 

ーーー

ーーー

 

十千万 前の砂浜………

 

 

サツキは上空の黒い穴を見ていた。何か異常は起こらないか、と監視しているのだ。

 

 

サツキ「………………」

 

果南「サツキさん?」

 

サツキ「果南ちゃん……、みんなも………」

 

ダイヤ「何をしておられるのです?」

 

サツキ「いや、大した事じゃないよ。それよりみんな、何か用かい?」

 

鞠莉「実は………見えるの。私達にも。」

 

サツキ「見える?」

 

花丸「正確には、見えるようになっていた。ずら」

 

ルビィ「千歌ちゃん達が言ってた黒い穴が………私達にも見えるようになっていたんです。」

 

善子「今朝起きてからずっとね。」

 

サツキ「ほ、ほんとかい⁉︎」

 

ダイヤ「ええ。」

 

 

その時、サツキのスマホに電話がかかってきた。

 

 

サツキ「あ、みんなごめん………もしもし?」

 

局長『サツキ君!』

 

サツキ「局長?どうしたんです?」

 

局長『サツキ君、近くにテレビはあるかい?』

 

サツキ「テレビ………ですか?」

 

局長『ああ、あったら至急確認してもらいたい。』

 

 

局長の様子から何かを察したのか、サツキはみんなに目配せをする。

 

 

鞠莉「私、ワンセグのアプリがあるわ!」

 

 

サツキ達は鞠莉のスマホのワンセグを確認する。すると、とんでもないニュースをやっていた。

 

 

『突然、上空に現れた黒い穴のようなモノに、住民はパニック状態になっています。なお………』

 

ーーー

 

『みなさん、落ち着いてください。冷静に判断しましょう。』

 

ーーー

 

『これは、どう考えても説明できない現象です。周りからは「世界が滅ぶ前兆」だと言う声も………』

 

ーーー

 

『昨日まで何も無かった空に大きな黒い穴のようなモノが現ると言う現象に街の人達はパニックに………』

 

ーーー

 

サツキ「これは………⁉︎」

 

ダイヤ「もしやとは思いましたが、他の方々にも見えるようになっていましたか………!」

 

鞠莉「全国の人々にも見えてるのね。」

 

果南「いったい、どうなってるんだろう………」

 

 

その時、善子が何かに気づく。

 

 

善子「みんな!あれ見て!」

 

花丸「どうしたの?善子ちゃん?」

 

善子「ヨハネ!って場合じゃないわ、黒い穴が……広がってるのよ!」

 

サツキ「え?」

 

 

上空を見上げると、善子の言う通り黒い穴が少しずつ広がって大きくなっている。

 

 

サツキ「いったい何が起こってるんだ……?」

 

 

すると、拡大した黒い穴の中から、〈元 冥府四天龍〉のアルカー、ファーズ、ヴレン、ジルバが現れ、そして………冥府龍王 ギラ が翼を広げて黒い穴により少し高い位置まで羽ばたく。

 

 

ギラ『生きとし生ける全ての者達よ、聴け………我が名は「冥府龍王 ギラ」………。お前達の魂を解放し「死」の概念から救う王だ。』

 

 

 

ザワザワザワザワ

 

「何、あれ?」

 

「バディファイトのイベントか何かかな?」

 

「あの黒い穴から出て来たんだからヤバいって!」

 

 

 

ギラ『我ら冥府龍はこれより、お前達の魂を肉体という器から解放し、「死」が存在しない冥府の世界へと転生させる。大人しくしていれば危害は無い。だが、抵抗するようならば、バディファイトによる粛清もいとわぬ。』

 

ヴレン『お前達人間に選択肢などない。』

 

 

ギラは腕を振り上げる………

 

 

 

ーーー

ーーー

 

 

ザワザワザワザワ

 

「え?どういうこと?」

 

「つまり、俺達は死なない世界に行けるって事か?」

 

「馬鹿、死んだ人達とも会えるって事は、結局は死後の世界って事だろ!」

 

「じゃあ私達、実質殺されるって事じゃない!」

 

「マジかよ〜!」

 

「お、おい………何かヤバいって!逃げるぞーー!」

 

 

人々は一斉に逃げ出す………!

 

 

ーーー

ーーー

 

十千万 千歌の部屋

 

 

グリス『ギラ………!』

 

真柴「アイツら、動き出したのか⁉︎」

 

曜「そんな⁉︎」

 

梨子「まだ、千歌ちゃんが目を覚ましてないのに………!」

 

炎斬「くそ!」

 

曜「………真柴君、行って!」

 

真柴「曜?けど、俺が行ったら千歌は………」

 

炎斬「大丈夫だ。お前1人居なくても俺達で千歌を助ける。」

 

梨子「うん、だから先に行って。真柴君、グリス!」

 

ギラ『お前達………ありがとう。』

 

真柴「………行くぞ、ギラ!」

 

 

ーーー

ーーー

 

サツキ「くっ………!」

 

果南「行こう、サツキさん!」

 

ダイヤ「私達は戦う事を選びました。千歌さん達が戦えないのならば………」

 

鞠莉「私達が全力で戦うわ〜!」

 

ダイヤ「鞠莉さん!私の台詞を取らないでください!」

 

花丸「覚悟は決まってるずら!」

 

ルビィ「うん!」

 

善子「私のリトルデーモン達に危険が迫っている………今こそ、ヨハネの出番よ!」

 

サツキ「みんな………」

 

 

グリス『ギラーーー!』

 

真柴「ギラ!」

 

サツキ「真柴君!グリス!」

 

ダイヤ「真柴さん!どうして⁉︎」

 

真柴「千歌はみんなに任せて来た。俺とグリスもアイツらと戦う!」

 

果南「曜と梨子なら「先に行け」って言いそうだね。」

 

 

グリス『ギラ!貴様ら本気か⁉︎本気で人間達を………虐殺するつもりか⁉︎』

 

ギラ『グリス………、思い違いをするな。我らが成すは魂の解放だ。』

 

グリス『(てい)のいい言葉を選んで言っても、やろうとしている事は虐殺と同じだ!』

 

ギラ『……言葉を交わすだけ無駄か………、良かろう。ならば少しルールを変えよう………。10分だ。』

 

グリス/真柴『?』

 

Aqours/グリス「?」

 

 

ギラ『10分経つ毎に、人間達の魂を冥府へと導く。』

 

グリス『何………?』

 

ギラ『多くの人間達を救いたければ、より早く我らを倒さねばならぬ。それができるならば、我らに挑むが良い。』

 

 

すると、上空の黒い穴から沼津市方面へと建造物の巨大な塔が現れる。

 

 

ギラ『では、待っているぞ。』

 

 

ギラはと冥府四神官は、建造物に向かって飛んで行く。

 

 

果南「なんて奴………」

 

真柴「全ての人を救うには、10分以内にギラの元に辿り着いいて倒すしかないって事か………」

 

善子「10分でケリつけるなんて絶対無理じゃない!」

 

花丸「確かにそうずら………」

 

ルビィ「うゅ………」

 

ダイヤ「それでも、戦うしかないですわ。」

 

サツキ「ああ、そうだね。確かに、10分でケリをつけるのは無理だ。だからと言って、奴らに挑まない訳にもいかない。」

 

鞠莉「そうね。10分おきに犠牲が出るなら、それこそ放っておいたらもっと多くの犠牲が出るわ!」

 

サツキ「その通り。今こうして手をこまねいていても、時間を浪費するだけだ。より多くの人を守る為に、奴らと戦おう!」

 

 

全員、覚悟を決めて頷く。

 

 

真柴「よし、行くぞ!」

 

 

ついに、冥府龍達との決戦が始まる!

 




今回も感想を是非‼︎


今回も若干の無理やり急展開になりました。
決戦までの段階を踏むのって本当に難しい。


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金閣と銀閣

前回の『バディファイトLoveLive‼︎サンシャイン!』

 

仮死状態の千歌にフォースの力を送り込んで2日が経ったが、千歌はまだ目覚めない。

 

ギラが力を増して目覚めた影響でAqoursや一般の人々にも上空の黒い穴が見えるようになっていた。

 

そして、ついにギラ達〈冥府龍〉が動き出した。

Aqours/サツキ/真柴は、ギラの計画を止める為に冥府龍達との決戦に赴く。

 

 

 

一方、仮死状態の千歌の意識は『死と生の狭間』に来ていた。天の声を名乗る少女のような声に黒い空間から光の中へと導かれた。

 

光の中には巨大な扉がそびえ立ち、その門番、全身金色の人型「金閣」と全身銀色の人型「銀閣」が千歌の前に立ちふさがる。

 

ーーー

ーーー

 

死と生の狭間………、蛇道の門………

 

 

銀閣『千歌よ、この『蛇道の門』を通りたければ………』

 

金閣『我らと『相棒闘技』の紙束で………』

 

金閣/銀閣『勝ってみせよ!』

 

 

千歌は突然勝負を挑まれた。だが、聞き慣れない言葉に少し困惑する。

 

 

千歌「『相棒闘技』?」

 

金閣『お前達の言葉では『バディファイト』と言うのだろう?』

 

千歌「あ、バディファイトか………」

 

銀閣『そう、バディファイトだ。この門を通りたいのなら、俺らと勝負せよ!』

 

千歌「バディファイトならこっちのモノだよ……!じゃあファイトに勝って門を通してもらうよ!」

 

金閣『では、お前の心に思い浮かぶ自分のデッキを創造するが良い。』

 

 

千歌は目を瞑っていつも自分が使うデッキを思い浮かべる。すると、千歌の手にデッキがに握られる。

 

 

銀閣『では始めよう。』

 

金閣『バディファイトだ!』

 

 

 

千歌「太陽より高い所へ!太陽より眩い輝きを放って!輝きのルミナイズ!〈太陽の煌めき〉」

 

金閣/銀閣『我ら『蛇道の門番』なり!ルミナイズ!〈金の門番〉/〈銀の門番〉』

 

 

オープンTHEフラッグ

 

 

千歌「ドラゴンワールド」

◼️手札6/ゲージ2/LP10

 

 

金閣『エンシェントワールド』

◼️手札6/ゲージ2/LP10

 

銀閣『エンシェントワールド』

◼️手札6/ゲージ2/LP10

 

 

◼️金閣/銀閣ルール

 

1.ターンループは金閣→銀閣→千歌→金閣

2.金閣/銀閣は先攻扱い、千歌から後攻

3.金閣/銀閣2人でLP10 千歌は1人でLP10

4.相手を対象とする効果は味方も対象にできる。

5.金閣と銀閣はセンターだけ共有する。(レフトとライトは別々)

 

 

千歌(センターだけ共有?って事は、金閣か銀閣のどちらか1人しかセンターにモンスターを置けないんだね。)

 

 

金閣『私のターン、ドロー、チャージ&ドロー!』

◼️手札6→7/ゲージ2→3

 

金閣『ゲージ3払い、レフトにバディコール(LP10→11)!〈金閣竜 ゴールデン・ヴァドラ〉』

◼️手札7→6/ゲージ3→0

 

 

金閣竜 ゴールデン・ヴァドラ

エンシェントW/ドラゴンW

ドラゴンロード/金竜

サイズ3/攻8000/防4000/打撃2

◼️【コールコスト】ゲージ3払う。

◼️このモンスターの能力は無効化されず、相手の効果で破壊されない。

◼️【起動】【対抗】ライフ2払い、君か相手のモンスター1枚を選ぶ。選んだら、そのモンスターに【貫通】と【2回攻撃】を与える。

◼️君か相手のモンスターが破壊された時、君のデッキの上から1枚ゲージに置く。

 

 

金閣『バトル、ゴールデンヴァドラで千歌に攻撃!打撃2』

 

千歌「くぅ!」LP10→8

 

金閣『ターンエンド!』

◼️手札6/ゲージ0/LP12

 

 

銀閣『俺のターン、ドロー、チャージ&ドロー!』

◼️手札6→7/ゲージ2→3

 

銀閣『ライトにバディコール(LP11→12)!〈銀閣竜 シルバー・ヴァドラ〉』

◼️手札7→6/ゲージ3→0

 

 

銀閣竜 シルバー・ヴァドラ

エンシェントW/ドラゴンW

ドラゴンロード/白竜

サイズ3/攻5000/防8000/打撃2

◼️【コールコスト】ゲージ3払う。

◼️相手のカードが攻撃した時、攻撃の対象をこのモンスターに変更できる。

◼️【対抗】君か相手のモンスターが破壊された時、手札2枚捨ててよい。捨てたら、そのモンスターを場に残せる。

 

 

銀閣『バトル、シルバーヴァドラで千歌に攻撃!打撃2』

 

千歌『うぅ!』LP8→6

 

銀閣『ターンエンド』

◼️手札6/ゲージ0/LP12

 

 

千歌のターンから後攻になる。

 

 

千歌「私のターン!ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札6→7/ゲージ2→3

 

千歌「レフトに〈バーニングレイピア・ドラゴン〉をコール!ライトに〈テイルブレイザー・ドラゴン〉をコール!」

◼️手札7→6→5

 

 

バーニングレイピア・ドラゴン

サイズ1/攻4000/防1000/打撃1

 

 

テイルブレイザー・ドラゴン

サイズ1/攻4000/防1000/打撃2

 

 

千歌「バトル!バーニングレイピアとテイルブレイザーで連携攻撃!バーニングレイピアの能力で1ドロー、テイルブレイザーの能力で1チャージ!連携打撃3!」

◼️手札5→6/ゲージ3→4

 

銀閣『シルバーヴァドラの能力!相手のカードが攻撃した時、このシルバーヴァドラに攻撃対象を移す!』

 

千歌「⁉︎」

 

 

バーニングレイピア+テイルブレイザー

連携攻撃力 8000

 

シルバーヴァドラ

防8000

 

シルバーヴァドラ 撃破!

 

 

千歌「やった!」

 

銀閣『シルバーヴァドラの能力!破壊された時、手札を2枚捨てて場に残る!』

◼️手札6→4

 

千歌「えぇ!」

 

千歌「う………、ターンエンド」

◼️手札6/ゲージ4/LP6

 

 

金閣『私のターン、ドロー、チャージ&ドロー!』

◼️手札6→7/ゲージ0→1

 

金閣『手札より【設置】魔法〈太陽照らす金閣寺〉』

◼️手札7→6

 

 

太陽照らす金閣寺

魔法

◼️【設置】

◼️【対抗】君の手札を2枚捨ててよい。捨てたら、君のデッキの上からカードを1枚ゲージに置いて、君のサイズ3のモンスター1枚の打撃力+1 !この能力は1ターンに1回だけ使える。

◼️「太陽照らす金閣寺」は場に1枚だけ【設置】できる。

 

 

金閣『太陽照らす金閣寺の能力、私の手札を2枚捨てる。そして1チャージ、そしてゴールデンヴァドラの打撃力+1』

◼️手札6→4/ゲージ1→2

 

 

ゴールデンヴァドラ

打撃2→3

 

 

金閣『さらにゴールデンヴァドラの能力!ライフ2払い、ゴールデンヴァドラに【貫通】と【2回攻撃】を得る。』

◼️LP12→10

 

 

ゴールデンヴァドラ

【貫通】【2回攻撃】

 

 

金閣『バトルだ。ゴールデンヴァドラで千歌に攻撃!打撃3!』

 

千歌「キャスト!〈ドラゴンシールド"青竜の盾"〉攻撃を無効化して、1チャージ!」

◼️手札6→5/ゲージ4→5

 

金閣『ならば、自身の能力で得た【2回攻撃】により、もう一度攻撃!打撃3!』

 

千歌「キャスト!〈ドラゴンシールド"緑竜の盾"〉攻撃を無効化して、ライフ+1!」LP 6→7

◼️手札5→4

 

金閣『ターンエンド』

◼️手札4/ゲージ2/LP10

 

 

銀閣『俺のターン、ドロー、チャージ&ドロー!』

◼️手札4→5/ゲージ0→1

 

銀閣『俺も【設置】魔法〈月照らす銀閣寺〉』

◼️手札5→4

 

 

月照らす銀閣寺

魔法

◼️【設置】

◼️君の場のサイズ3のモンスターが破壊されて場に残った時、君のデッキの上から1枚引いて、君のライフ+1!この能力は1ターンに2回だけ使える。

 

 

銀閣『バトルだ。』

 

金閣『この時、ゴールデンヴァドラの能力発動、ライフ2払い、相手のモンスターにも【2回攻撃】と【貫通】を与える。このファイトでは、相手を指定する効果を味方を指定しても使える。よって、シルバーヴァドラを指定し【2回攻撃】と【貫通】を与える!』

◼️LP10→8

 

 

シルバーヴァドラ

【2回攻撃】【貫通】

 

 

銀閣『助かるぞ金閣、改めて………、シルバーヴァドラで千歌に攻撃!打撃2!』

 

千歌「うぁぁ!」LP7→5

 

銀閣『シルバーヴァドラで2回攻撃!』

 

千歌「キャスト!〈ドラゴンシールド 太陽の盾〉攻撃を無効化して、場に太陽竜があれば、1チャージ、ライフ+1!」LP5→6

◼️手札4→3/ゲージ5→6

 

銀閣『ターンエンド。』

◼️手札4/ゲージ1/LP8

 

 

千歌「この2人………強い、でも、負けられない!」

 

ーーー

ーーー

 

一方………、Aqoursとサツキ、真柴は〈冥府龍〉との決戦に赴いていた。そして今、少しでも早くケリをつける為に、ギラがいる〈冥府の巨塔〉に辿り着いた。

 

 

果南「やっと着いたね。」

 

鞠莉「なかなか雰囲気あるわね………」

 

 

その巨塔はあからさまに強者が集う装いを見せている。

 

 

ルビィ「うぅ………、ちょっと怖くなってきた………」

 

ダイヤ「大丈夫ですわルビィ、私が守ってあげますわ。」

 

ルビィ「う、うん………」

 

花丸「オラもついてるずら。」

 

善子「そろそろ行きましょう。」

 

サツキ「うん。行こうみんな!」

 

 

サツキが扉を開けようとした時、扉が自動で開いた。

 

 

真柴「自動で開いた………」

 

グリス『もてなされているようだな。』

 

真柴「なら遠慮なく入るか。」

 

 

巨塔の中はかなり広い。真柴とサツキは巨塔の中を一目見て直感した。この巨塔は、〈冥府の巣窟〉に建っていた建造物そのものだったのだ。

 

みんなが中に入った時、どこからかギラの声が聞こえてきた。

 

 

『来たか、愚かしき人間達よ………、ではこれよりゲームを始めよう。ルールはさっきも言った通りだ、10分経つ毎に人間達の魂を冥府へと導く。お前達は、いち早く私の元に辿り着き、我とファイトせよ。では、待っているぞ。』

 

 

グリス『ゲームだと………?ふざけた事を………!』

 

真柴「ムカついてるのはお前だけじゃねーぞ、絶対にギラを止める!」

 

『ならばまずは俺を倒さねーとな〜〜!』

 

全員「⁉︎」

 

真柴「アルカー……!」

 

アルカー『よお、また敵同士で顔を合わせる事になるとはな〜〜、グリス………』

 

グリス『アルカーー?お前、なんか変わったか?』

 

アルカー『お?分かるか?分かっちまったかーー?だよな〜、分かっちまうよな〜〜!』

 

善子「な、何よ………あのテンション………」

 

花丸「まるで……、いつも行列で売り切れが早いケーキをやっと買えた時みたいずら。」

 

果南「ははは………、分かるような、分からないような………」

 

ダイヤ「言ってる場合ではありませんわ!アレの相手は私がしますわ!」

 

鞠莉「ダイヤ⁉︎」

 

サツキ「ダイヤちゃん………良いのかい?」

 

ダイヤ「時間が無いのでしょう?誰かが挑まねばならないのです。ならば私がやりますわ。」

 

ルビィ「お姉ちゃん!ル、ルビィも一緒に戦う!」

 

ダイヤ「ルビィ………?」

 

ルビィ「うん!」

 

ダイヤ「……分かりました。共に戦いましょう!」

 

サツキ「2人とも、気をつけてね。行こうみんな!」

 

4人/真柴「はい!」

 

 

ダイヤとルビィを残して、皆、上の階に進んだ。

 

 

ダイヤ「さぁ、私達が相手ですわよ!」

 

ルビィ「かかって来てください………!」

 

アルカー『良いぜ、相手してもらおうか!』

 

ーーー

ーーー

 

蛇道の門 前………

 

 

千歌「私のターン、ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札3→4/ゲージ6→7

 

千歌「ライトに〈必殺の型 バルドラゴン〉をコール!」

◼️手札4→3/LP5→4

 

 

必殺の型 バルドラゴン

サイズ2/攻6000/防4000/打撃2

 

 

千歌「バルドラゴンの登場時……"バルドラゴンフォース"デッキの中から〈太陽竜〉のアイテム1枚を手札に加える!私はデッキから………………あ、あれ?」

 

 

バルドラゴンの能力で千歌がデッキの中を見ていると、ある違和感を覚えた。

 

 

千歌「え…………?〈ドラゴンフォース〉のカードが………、無い………⁉︎」

 

 

 




今回も感想を是非‼︎


ーーーイメージCMーーー

Aqours「バディファイトLoveLive!サンシャイン‼︎」

ギラ『我が冥府の世界へ、お前達の魂を解放しよう………。』

ギラ『生と死は表裏一体、だが永遠の生などありはしない、我が先導に従い冥府の世界にその魂を解放せよ!〈冥府龍王 ギラ〉【降臨】』


バディファイトLoveLive!サンシャイン‼︎

キャラクターデッキ『冥府への解放』

ブシ○ード!


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金銀双閣竜

前回の『バディファイトLoveLive‼︎サンシャイン!』

 

 

千歌は『蛇道の門』を守る門番、金閣と銀閣とファイトをしていた。

息の合った金閣と銀閣の猛攻に千歌は次第に追い詰められていく………

 

ーーー

ーーー

 

千歌 vs 金閣/銀閣

 

 

千歌

◼️手札3/ゲージ7/LP4

 

ライト:必殺の型 バルドラゴン

レフト:バーニングレイピア・ドラゴン

センター:無し

 

 

金閣

◼️手札4/ゲージ2/LP8

 

ライト:無し

レフト:金閣竜 ゴールデン・ヴァドラ

センター:無し

【設置】:太陽照らす金閣寺

 

 

銀閣

◼️手札4/ゲージ1/LP8

 

ライト:銀閣竜 シルバー・ヴァドラ

レフト:無し

センター:無し

【設置】:月照らす銀閣寺

 

ーーー

ーーー

 

千歌のメインフェイズ中………

 

 

千歌「必殺の型 バルドラゴンの登場時……"バルドラゴンフォース"デッキの中から〈太陽竜〉のアイテム1枚を手札に加える!私はデッキから………………あ、あれ?」

 

 

バルドラゴンの能力で千歌がデッキの中を見ていると、ある違和感を覚えた。

 

 

千歌「え…………?〈ドラゴンフォース〉のカードが………、無い………⁉︎」

 

 

千歌のデッキには、ドラゴンフォースのカードが無かった………

 

 

千歌「そんな………、いったいどうして………?」

 

金閣「どうした?」

 

銀閣「早く能力を処理するんだ。」

 

千歌「あ、うん………仕方ない………私はデッキから〈太陽の双刀 バルパライズ・ブレード〉を手札に加えて、ゲージ1払って装備!」

◼️手札3→4→3/ゲージ7→6

 

 

太陽の双刀 バルパライズ・ブレード

太陽竜

攻5000/打撃1

◼️【装備コスト】ゲージ1払う。

◼️このカードが他の〈太陽竜〉と連携攻撃して、相手のモンスターを破壊した時、君のデッキの上から1枚ゲージに置いて、カードを1枚引く。この能力は1ターンに1回だけ使える。

【2回攻撃】

 

 

千歌「ゲージ2払い、必殺の型バルドラゴンを進化!〈超太陽竜 バルソレイユ〉」

◼️手札3→2/ゲージ6→4

 

 

超太陽竜 バルソレイユ

サイズ3/攻7000/防7000/打撃2→3/【2回攻撃】【ソウルガード 】/ソウル1

 

 

バーニングレイピアドラゴン 生滅

 

 

千歌「バトル!バルパライズブレードとバルソレイユで連携攻撃!」

 

銀閣『シルバーヴァドラの能力発動!その攻撃対象をこのモンスターに移す!』

 

 

バルパライズブレード+バルソレイユ

連携 攻12000

 

シルバーヴァドラ

防8000

 

 

銀閣『手札を2枚捨て、シルバーヴァドラを場に残す!』

◼️手札4→2

 

千歌「バルパライズブレードの能力発動!連携攻撃で相手のモンスターを破壊したら、1チャージ、1ドロー!」

◼️手札2→3/ゲージ4→5

 

銀閣『こちらも〈月照らす銀閣寺〉の能力発動、俺のサイズ3のモンスターが破壊された時、1ドロー、ライフ+1………』LP8→9

◼️手札2→3

 

千歌「バルソレイユともう一度連携攻撃!」

 

銀閣『守れ、シルバーヴァドラ!』

 

 

バルパライズブレード+バルソレイユ

連携 攻12000

 

シルバーヴァドラ

防8000

 

 

銀閣『手札を2枚捨て、シルバーヴァドラを場に残す。』

◼️手札3→1

 

バルソレイユ『奴の手札は限界だ、チャンスだぞ!』

 

千歌「うん!ファイナルフェイズ‼︎ゲージ3払い、バルソレイユを必殺モンスターに!〈バルドラゴン"バルバースト・スマッシャー‼︎"〉」

◼️手札3→2/ゲージ5→2

 

 

バルドラゴン"バルバースト・スマッシャー‼︎"

サイズ2/攻11000/防6000/打撃4/【ソウルガード】/ソウル1

 

 

千歌「必殺モンスターで、金閣と銀閣に攻撃!打撃4!」

 

銀閣『無駄だ。その攻撃対象を………!』

 

金閣『銀閣、よい。あの攻撃は受けてやろう。』

 

銀閣『⁉︎ 分かった。シルバーヴァドラの能力は使わない。』

 

 

シルバーヴァドラには攻撃の対象を自身に移す能力がある。だが、怒羅魂頭のような強制能力ではなく、攻撃の対象を移すか否か、ファイターが選ぶことができるのだ。

 

 

千歌「ならそのまま………!"バルバースト・スマッシャー‼︎"」

 

金閣/銀閣『ぐわぁぁぁ!!』LP9→5

 

千歌「ターンエンド」

◼️手札2/ゲージ2/LP4

 

 

金閣『まさか我々のライフを4も削るとは………、おもしろい。』

 

銀閣『どうする金閣?』

 

金閣『知れた事………、我々を追い詰めた相手には全力を持って相手をするまで。』

 

銀閣『ならば、我らの力を1つにする時が来たようだな。』

 

 

金閣『ああ、我が金閣の力と………』

 

銀閣『我が銀閣の力を………』

 

金閣/銀閣『ここに統一する!』

 

 

すると、金閣と銀閣が重なり、1人の存在となる。

 

 

『我が名は、双閣………全てのゲージとデッキは金閣のものとなる。ゆくぞ!ドロー!チャージ&ドロー!』

◼️手札4→5/ゲージ2→3

 

双閣『我は、金閣のレフトに居る〈金閣竜 ゴールデン・ヴァドラ〉と、銀閣のライトに居る〈銀閣竜 シルバー・ヴァドラ〉をソウルに入れて、ゲージ2払い………コール!」

◼️手札5→4/ゲージ2→0

 

千歌「………!!」

 

双閣「金閣と銀閣、蛇道の門を守りし二柱の竜よ………今1つとなり、攻防一体の番竜となれ!〈金銀双閣竜 ヴァドラ・ツウィンズ・ドラゴン〉』

 

 

金銀双閣竜 ヴァドラ・ツウィンズ・ドラゴン

ドラゴンW/エンシェントW

ドラゴンロード/金竜/白竜/神

サイズ3/攻9000/防9000/打撃2

◼️【コールコスト】君と相手の場か、ドロップゾーンのカード名に「金閣竜」と「銀閣竜」を含むモンスター1枚ずつをこのカードのソウルに入れて、ゲージ2払う。

◼️このカード破壊されず、能力は無効化されない。

◼️このカードはセンターにしかコールできない。

◼️このモンスターとバトルしている相手のカードの【貫通】を無効化する。

【3回攻撃】【貫通】【ソウルガード】【ライフリンク5】

 

 

双閣『バトルだ。ヴァドラツウィンズドラゴンで、千歌に攻撃!打撃2!』

 

千歌「うぁぁぁ!」LP4→2

 

双閣『ヴァドラツウィンズドラゴンの【2回攻撃】だ!』

 

千歌「キャスト!〈ドラゴンシールド 太陽の盾〉攻撃を無効化して、1 チャージ、ライフ1回復!」LP2→3

◼️手札2→1/ゲージ2→3

 

双閣『まだだ。ヴァドラツウィンズドラゴンで3回目の攻撃!』

 

千歌「うわぁぁぁ!!」LP3→1

 

 

ヴァドラツウィンズドラゴンの攻撃の衝撃で千歌は吹き飛んで、地に叩かれる。

 

 

千歌「ぐぅ………!」

 

双閣『ライフ1残ったか………ターンエンドだ。』

◼️手札4/ゲージ0/LP5

 

 

千歌「はぁ………はぁ………はぁ………」

 

双閣『もはや君に勝ち目はない。サレンダーしろ、小娘。』

 

千歌「……サレンダーは、しないよ………!」

 

双閣『なぜだ?サレンダーすればこのファイトは終わる。苦しまず終われるのだぞ?』

 

千歌「私は………みんなの所に還るんだ………、生きて………またみんなに会いたい!みんなと一緒に……もっと生きていたい!だから………私は諦めない!」

 

千歌「私のターン………!ドロー、チャージ&ドロー……!」

◼️手札1→2/ゲージ3→4

 

千歌「ゲージ2払い………必殺モンスターを進化!〈超太陽光竜 バルソレイユ・ソル〉」

◼️手札2→1/ゲージ4→2

 

 

超太陽光竜 バルソレイユ・ソル

ドラゴンW/スタードラゴンW/ダークネスドラゴンW

太陽竜

サイズ3/攻7000/防7000/打撃3

◼️【コールコスト】君の場のモンスター1枚に重ねて、ゲージ2払う。

◼️このカードがアイテムと連携攻撃した時、相手のモンスター1枚を破壊するか、ソウル1枚をドロップする。

◼️【対抗】"太陽の絆"このカードのソウル1枚をドロップに置く、置いたら、君は次のダメージを受けない。この能力は1ターンに1回だけ使える。

【2回攻撃】【ソウルガード】/ソウル2

 

 

バルソレイユ『千歌………君の生きたいと思う気持ちが、俺を進化させてくれた。』

 

千歌「新しいバルソレイユ………いくよ!」

 

バルソレイユ『ああ』

 

千歌「バトル!バルソレイユソルとバルパライズブレードで連携攻撃!ソルバルソレイユの能力で連携した時、相手のモンスター1枚を破壊する!」

 

双閣『残念だが、ヴァドラツウィンズドラゴンは効果で破壊されない。』

 

千歌「だったら代わりに、ソウルを1枚ドロップする!これなら破壊にはならないよね!」

 

 

ヴァドラツウィンズドラゴン ソウル2→1

 

 

双閣『⁉︎』

 

千歌「攻撃は続行してるよ!」

 

 

バルソレイユソル+バルパライズブレード

連携 攻12000

 

ヴァドラツウィンズドラゴン

防9000

 

双閣『【ソウルガード】だ!』

 

 

ヴァドラツウィンズドラゴン ソウル1→0

 

 

千歌「バルパライズブレードの能力で、1 チャージ、1ドロー!」

◼️手札1→2/ゲージ2→3

 

バルソレイユ『俺は【2回攻撃】ができる。』

 

千歌「もう一度、バルソレイユソルとバルパライズブレードで2回連携攻撃!」

 

 

バルソレイユソル+バルパライズブレード

連携 攻12000

 

ヴァドラツウィンズドラゴン

防9000

 

金銀双閣竜 ヴァドラ・ツウィンズ・ドラゴン 完全撃破‼︎

【ライフリンク5】

 

 

双閣『ふむ。見事だ………ぐわぁぁぁぁぁぁぁ!!』LP5→0

 

 

金閣と銀閣を倒した時、門の鎖が解け、ゆっくりと門が開く。

 

 

金閣『行け、千歌。』

 

銀閣『この先に行けば、生き還れるだろう。』

 

金閣/銀閣『蛇道の道の途中では決して振り向いてはならない。心せよ!』

 

千歌「はい!」

 

 

そして千歌は蛇道を歩き始めた。

 

ーーー

ーーー

 

同刻………現世

 

 

Aqours/サツキ/真柴は、曜/梨子/炎斬に千歌を任せて、決戦の舞台〈冥府の巨塔〉に突撃した。

 

中で一番最初に待っていたのは『冥府四神官』の1体、アルカーだった。そして、黒澤ダイヤと黒澤ルビィの黒澤姉妹がアルカーの相手を引き受けた。

 

ーーー

ーーー

 

一方、黒澤姉妹にアルカーを任せたみんなは、冥府の巨塔の2階に辿り着いた。そこには………

 

 

ファーズ『待っていたぞ。さぁ、俺の相手はどいつだ?』

 

善子「ここは、このヨハネが相手をするわ!」

 

花丸「まるも加勢するずら。」

 

果南「善子………まる………」

 

善子「別に加勢なんて要らないわよ、私だけで………」

 

花丸「ううん。まるも加勢する。」

 

善子「だから………!」

 

花丸「まるも一緒に戦うずら!!」

 

善子「っ⁉︎………仕方ないわね………、分かったわよ。一緒に戦いましょ。」

 

花丸「ずら!」

 

果南「任せたよ、2人とも!」

 

鞠莉「無事でね。」

 

真柴「行こう。」

 

 

善子「さぁ、あんたの相手は私達よ!」

 

花丸「かかって来るずら!」

 

ファーズ『うむ。良いだろう!』

 

ーーー

ーーー

 

善子、花丸にファーズを任せて、果南、鞠莉、サツキ、真柴は螺旋状の階段を登り3階に辿り着く。

 

 

ヴレン『あのバカ共、全く学ばないな………なぜこうも簡単に通してしまうのか。はぁ………もう咎めるのも苦だ。まぁいい、私の相手は誰がするんだ?人間共』

 

サツキ「ヴレン………!」

 

ヴレン『お前、サツキと呼ばれてたな。』

 

鞠莉「知ってるの?」

 

サツキ「ああ、前に戦ったことがある。けど、何か感じが違うな……」

 

果南「サツキさん、ここは私に任せてください。」

 

サツキ「果南ちゃん?」

 

果南「一度戦ったんなら、相手はサツキさんの戦い方を知ってるはず、だから私が相手をします!」

 

鞠莉「私達、でしょ?果南。」

 

果南「鞠莉………」

 

鞠莉「私も残るわ。2人とも、先に行って!」

 

サツキ「分かったよ。」

 

真柴「任せた、2人とも。」

 

 

ヴレンを果南と鞠莉に任せて、サツキと真柴は先に進んだ。

 

 

ヴレン『お前達、運が無いな………、私の相手に志願するとは。』

 

鞠莉「さあ、それはどうかしら?」

 

果南「運が無いのはそっちかもよ?」

 

ヴレン『ふん………減らず口を………良いだろう。ファイトだ!』

 

ーーー

ーーー

 

 

黒澤姉妹 vs アルカー

 

善子 花丸 vs ファーズ

 

果南 鞠莉 vs ヴレン

 

 

Aqoursと冥府龍達の戦いが始まる!

 

 




今回も感想を是非‼︎



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黒澤姉妹 vs アルカー

これまでの『バディファイトLoveLive!サンシャイン‼︎』

 

 

ついに、生ける者全ての魂を冥府の世界に解放する為に、人間界に進行してきた〈冥府龍〉達。未だ目覚めない千歌の為にも、Aqours/サツキ/真柴は、冥府龍王 ギラが居るであろう冥府の塔に赴いた。

 

そしてAqours/サツキ/真柴の前に立ち塞がる〈冥府四神官〉共………

 

アルカーは、ダイヤとルビィが………

ファーズは、善子と花丸が………

ヴレンは、果南と鞠莉が対峙していた!

 

ーーー

ーーー

 

冥府の塔 1階………

 

 

アルカー『相手が女でも加減はしねぇーー!全力で俺を潰しに来やがれーーー!!』

 

ダイヤ「そのような事………言われるまでもありません!」

 

ルビィ「絶対に、勝ちます!」

 

アルカー『来いやーーー!!』

 

 

 

ダイヤ「黒と白、今交わりて烈となす!ルミナイズ!〈鬼神の夜叉〉」

 

ルビィ「勇者と魔王、今交わりて新たな絆を紡ぐ!ルミナイズ!〈勇魔連合〉」

 

アルカー『ギラ様の力を受けて、俺は進化した!ルミナイズ!〈豪力の神官〉』

 

 

オープンTHEフラッグ

 

 

ダイヤ「カタナワールド」

◼️手札6/ゲージ2/LP10

 

ルビィ「ダンジョンワールド」

◼️手札6/ゲージ2/LP10

 

アルカー『冥府龍界』

◼️手札5/ゲージ3/LP10

 

 

ダイヤ「私のターンからです。ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札6→7/ゲージ2→3

 

ダイヤ「レフトに〈月影"もうど黒夜叉"〉ライトに〈白夜"もうど白夜叉"〉をコール!」

◼️手札7→6→5

 

 

月影"もうど黒夜叉"

サイズ1/攻5000/防1000/打撃2

 

 

白夜"もうど白夜叉"

サイズ1/攻5000/防1000/打撃1

 

 

ダイヤ「さらに………月影と白夜をソウルに入れて、ゲージ2払い〈鬼神合体〉!黒き影よ、白き夜と交わり、新たな鬼神となる!〈鬼神 剛刃丸"もうど舞具薙武(マグナム)"〉レフトにバディコール(LP10→11)!」

◼️手札5→4/ゲージ3→1

 

 

鬼神 剛刃丸"もうど舞具薙武(マグナム)

忍者

サイズ3/攻7000/防4000/打撃2

◼️【コールコスト】君の場のカード名に「月影」と「白夜」を含むモンスター1枚ずつをこのカードのソウルに入れて、ゲージ2払う。

◼️お互いのアタックフェイズ開始時、君のデッキの上から1枚をこのカードのソウルに入れる。

◼️"チャクラ充填"このカードのソウルを2枚までドロップしてよい。ドロップしたカードの枚数分、このカードの打撃力を増やす。"チャクラ充填"は1ターンに1回だけ使える。

【貫通】【ソウルガード】/ソウル2

 

 

ダイヤ「剛刃丸の能力で 私のデッキから1枚ソウルに入れます。」

 

 

剛刃丸 ソウル2→3

 

 

ダイヤ「そしてもう一つの能力!"チャクラ充填"剛刃丸のソウルを1 枚捨て、打撃+1します!」

 

 

剛刃丸 ソウル3→2

打撃2→3

 

 

ダイヤ「バトル!剛刃丸"もうど舞具薙武"でアルカーに攻撃です!打撃3!」

 

アルカー『うぉぉ!』LP10→7

 

ダイヤ「ターン終了です。」

◼️手札4/ゲージ1/LP11

 

 

ルビィ「ルビィのターン!ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札6→7/ゲージ2→3

 

ルビィ「ゲージ1とライフ1払い〈勇者の蒼剣 ブレイヴレード〉〈魔王の玄剣(くろけん) ハーデンブレード〉を装備!」

◼️手札7→6→5/ゲージ3→2/LP 11→10

 

 

勇者の蒼剣 ブレイヴレード

冒険者/騎士

攻5000/打撃1

◼️【装備コスト】ゲージ1払う。

◼️君はこのカードを装備したまま、カード名に「魔王」を含むアイテム1枚を装備できる。

◼️このカードが他の〈冒険者〉か〈魔王〉のカードと連携攻撃した時、このカードは【2回攻撃】を得て、君のライフ+1する。

◼️君が他の〈魔王〉のアイテムを装備してる時、君が受ける3以上のダメージを1減らす。

 

 

 

 

魔王の玄剣(くろけん) ハーデンブレード

魔王/Dエネミー

攻5000/打撃2

◼️【装備コスト】ライフ1払う。

◼️君はこのカードを装備したまま、カード名に「勇者」を含むアイテム1枚を装備できる。

◼️このカードが他の〈魔王〉か〈冒険者〉のカードと連携攻撃した時、このカードは【貫通】を得て、君のデッキの上から1枚ゲージに置く。

◼️このカードが攻撃したバトル終了時、君の場のカードが2枚以上レストしていれば、このカードをスタンドできる。この能力は1ターンに1回だけ使える。

 

 

ルビィ「バトル!魔王の玄剣 ハーデンブレードでアルカーに攻撃!打撃2です!」

 

アルカー『ぐぅぅ!』LP7→5

 

ルビィ「ターンエンド!」

◼️手札5/ゲージ2/LP10

 

 

アルカー『俺のターンから後攻だ。ドロー!チャージ&ドロー!』

◼️手札5→6/ゲージ3→4

 

アルカー『俺は〈冥府への強欲〉俺のデッキトップから3枚を冥府に送り、1チャージだ。』

◼️手札6→5/ゲージ4→5/冥府0→3

 

 

冥府への強欲

冥府/チャージ

◼️君のデッキの上から3枚を冥府ゾーンに置いて、君のデッキの上から1枚をゲージに置く。

◼️「冥府への強欲」は1ターンに1枚だけ使える。

 

 

アルカー『さらに〈冥府充填〉ライフ1払い、2チャージ、2枚を冥府へ!』

◼️手札5→4/ゲージ5→7/冥府3→5

 

アルカー『そろそろ出るぜ………、ゲージ3払い、バディコール(LP5→6)!〈冥府神官 ドラゴニス・アルカー〉』

◼️手札4→3/ゲージ7→4/冥府5→8

 

 

冥府神官 ドラゴニス・アルカー

冥府龍界/ドラゴンW

冥府龍

サイズ3/攻10000/防6000/打撃2

◼️【コールコスト】君のデッキの上から2枚をこのカードのソウルに入れて、ゲージ3払う。払ったゲージは冥府ゾーンに置く。

◼️【起動】君のライフが6以下の時、ゲージ2払って、手札を1枚捨ててよい。捨てたら、このカードは【3回攻撃】を得る。

◼️〈冥龍撃〉(君の冥府ゾーンにカードが6枚以上ある。)

このカードの攻撃力+10000する。さらに君のライフ1払い、このカードの打撃力+3!

【ソウルガード】【ライフリンク4】/ソウル2

 

 

ダイヤ「出ましたわね………」

 

ルビィ「凄く、空気が重い………!」

 

アルカー『俺の【起動】能力!俺のライフが6以下の時、ゲージ2払い、手札を1枚破棄すれば………俺は【3回攻撃】を得る!』

◼️手札3→2/ゲージ4→2

 

ダイヤ「な………⁉︎」

 

アルカー『まだ驚くなよ〜?さらに、俺の冥府ゾーンにカードが6枚以上あれば、ライフ1払い………〈冥龍撃〉‼︎俺の攻撃力+10000して、打撃力+3するぜ!』

◼️LP 6→5

 

 

冥府神官 ドラゴニスアルカー

攻10000→20000

打撃2→5

【3回攻撃】

 

 

ルビィ「だ、打撃力5で………」

 

ダイヤ「【3回攻撃】ですって⁉︎」

 

アルカー『バトルだ!』

 

ダイヤ「アタックフェイズ開始時、剛刃丸の能力でデッキトップから1枚ソウルイン!」

 

 

剛刃丸 ソウル2→3

 

 

アルカー『ドラゴニスアルカーで人間共に攻撃するぜ!打撃5!』

 

ルビィ「勇者の蒼剣ブレイヴレードの能力で、3以上のダメージを1減らします!」

 

 

ダメージは5→4になる。

 

 

ダイヤ/ルビィ「きゃぁぁぁ!!」LP10→6

 

アルカー『ドラゴニスアルカー、人間共に【2回攻撃】だ!』!

 

ルビィ「キャスト!〈シャルサーナの加護〉攻撃を無効化して、ライフ+1!」LP6→7

◼️手札5→4/ゲージ2→1

 

ダイヤ「ありがとうございます。ルビィ………」

 

ルビィ「うん!」

 

アルカー『おいおい、忘れてねーよなぁ?【3回攻撃】もあるんだよ!』

 

ルビィ「ブレイヴレードの能力でダメージを1減らします!」

 

ダイヤ/ルビィ「うあぁぁぁぁぁ!!」LP7→3

 

 

あまりの攻撃の威力と衝撃に耐えきれず、ダイヤとルビィは後ろに吹き飛ばされてしまう。

 

 

ダイヤ「ぐぅ………大丈夫ですか?ルビィ………」

 

ルビィ「う、うん………大丈夫………」

 

アルカー『そうだ。まだまだライフを残して貰わねーとな。ターンエンドだ。』

◼️手札2/ゲージ2/LP5

 

 

ダイヤ「私のターン、ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札4→5/ゲージ1→2

 

ダイヤ「キャスト〈明鏡止水〉ゲージ+3です。」

◼️手札5→4/2→5

 

ダイヤ「さらにゲージ2払い〈名刀 黄金千鳥〉を装備です!」

◼️手札4→3/ゲージ5→3

 

 

名刀 黄金千鳥

攻5000/打撃2

 

 

ダイヤ「バトルです。剛刃丸の能力でデッキトップから1枚をソウルに入れます。」

 

 

剛刃丸 ソウル3→4

 

 

ダイヤ「毎ターン打撃5の攻撃をされるのはキツいですね………、ならば、剛刃丸でドラゴニスアルカーに攻撃です!」

 

 

剛刃丸

攻7000

 

ドラゴニスアルカー

防6000

 

アルカー『ソウルガードだ。』

 

 

ドラゴニスアルカー ソウル2→1

 

 

ダイヤ「さらにゲージ1払い、キャスト!〈獄炎流 猛火自在の術〉剛刃丸をスタンドします。さらに、装備している黄金千鳥の能力、魔法発動後、1チャージして、黄金千鳥は【2回攻撃】を得ます。」

◼️手札3→2/ゲージ3→2→3

 

 

剛刃丸 スタンド

 

黄金千鳥

【2回攻撃】

 

 

ダイヤ「剛刃丸でドラゴニスアルカーに再攻撃!」

 

 

剛刃丸

攻7000

 

ドラゴニスアルカー

防6000

 

 

アルカー「キャスト!〈タルタロスシールド 冥府の盾〉攻撃を無効化して、俺の冥府ゾーンが4以上なら、1 チャージ、ライフ+1だ!」LP5→6

◼️手札2→1/ゲージ2→3

 

ルビィ「防がれた!!」

 

ダイヤ「まだ私の攻撃は終わってませんわ!黄金千鳥でファイターのアルカーに攻撃!打撃2!」

 

アルカー『ぐぅ!』LP6→4

 

ダイヤ「黄金千鳥の【2回攻撃】です!打撃2!」

 

アルカー『キャスト!〈冥府の白雷〉』

◼️手札1→0

 

 

冥府の白雷

冥府

◼️相手のターン中に使える。

◼️【対抗】相手のモンスターか、アイテムを1枚選ぶ。このターンの間、選んだカードの打撃力をー2する。君の冥府ゾーンにカードが4枚以上ある時、君のデッキからカードを1枚引く。「冥府の白雷」は1ターンに1回だけ使える。

 

 

アルカー『そのアイテムの打撃力を2減らすぜ!さらに1枚ドローだ。』

◼️手札0→1

 

 

黄金千鳥

打撃2→0

 

打撃0の攻撃では、相手のライフは減らせない………!

 

 

ダイヤ「そんなことが………ターンエンドです……」

◼️手札2/ゲージ3/LP3

 

 

ルビィ「私のターン!ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札5→6/ゲージ2→3

 

ルビィ「ゲージ2払って、レフトにバディコール(LP3→4)!〈勇魔王者 イクシア〉」

◼️手札6→5/ゲージ3→1

 

 

勇魔王者 イクシア

冒険者/騎士/魔王/Dエネミー

サイズ2/攻6000/防6000/打撃2

◼️【コールコスト】ゲージ2払う。

◼️【起動】【対抗】"同志剛召"君のライフ1払う。君の手札かデッキから「冒険者」か「騎士」か「魔王」か「Dエネミー」のモンスター1枚を【コールコスト】を払わずにコールできる。そのカードはこのターン中サイズ1になる。この能力は1ターンに1回だけ使える。

◼️君のターン終了時、君の場のモンスター1枚をこのカードのソウルに入れてもよい。

【2回攻撃】【貫通】【ソウルガード】【ライフリンク2】

 

 

ルビィ「勇魔王者イクシアの能力!ライフ1 払って、"同志剛召"デッキから〈螺旋魔王 ドラム〉をライトにコール!」

◼️LP4→3

 

 

螺旋魔王 ドラム

サイズ3→1/攻6000/防5000/打撃3/【貫通】【ソウルガード】【ライフリンク2】/ソウル0

 

 

ルビィ「バトル!螺旋魔王ドラムの能力!アタックフェイズ開始時に、レフトかライトの相手のモンスター1枚を破壊する。私はレフトのドラゴニスアルカーを破壊!」

 

アルカー『【ソウルガード】だ。』

 

 

ドラゴニスアルカー ソウル1→0

 

 

アルカー『攻撃の前にキャストだ!〈冥府の黒雷〉』

◼️手札1→0

 

 

冥府の黒雷

冥府

◼️相手のアタックフェイズ開始時に使える。

◼️【対抗】相手のモンスターかアイテム1枚を選び、そのカードの能力を全て無効化してレストする。さらに、君の冥府ゾーンにカードが4枚以上ある時、君のデッキからカード1枚引く。「冥府の黒雷」は1ターンに1回だけ使える。

 

 

アルカー『イクシアの能力を全て無効化してレフトだ。そして1枚ドロー!』

◼️手札0→1

 

 

イクシア レスト

 

 

ルビィ「そんな⁉︎うぅ……、螺旋魔王ドラムで、ドラゴニスアルカーに攻撃!」

 

 

螺旋魔王 ドラム

攻6000

 

ドラゴニスアルカー

防6000

 

 

アルカー『キャスト!〈冥府の鉄格〉』

◼️手札1→0

 

 

冥府の鉄格

冥府

◼️君の〈冥府龍〉のモンスターが攻撃されている攻撃中に使える。

◼️【対抗】その攻撃による〈冥府龍〉のモンスターの破壊を無効化する。さらに、君の冥府ゾーンにカードが6枚以上あるなら、君のライフ+2して、カードを1枚引く。「冥府の鉄格」は1ターンに1回だけ使える。

 

 

アルカー『その攻撃で俺は破壊されねーぜ、さらに冥府ゾーンが6枚以上なら、ライフ+2、1ドローだ。』LP4→6

◼️手札0→1

 

ルビィ「うゅ………、なら、ブレイヴレードとハーデンブレードで、アルカーに連携攻撃!ブレイヴレードの連携時に【2回攻撃】を得て、ライフ+1!ハーデンブレードの能力で【貫通】を得て、ゲージ+1!連携打撃3!」LP3→4

◼️ゲージ1→2

 

アルカー『ぐぅぅ!』LP 6→3

 

ルビィ「ブレイヴレードは【2回攻撃】でスタンド、ハーデンブレードはレストしてるカードが2枚以上ならスタンドする!」

 

ダイヤ「これで決めなさい!ルビィ!」

 

ルビィ「うん!ブレイヴレードとハーデンブレードで連携2回攻撃!連携打撃3!」LP4→5

 

アルカー『ははははは………!迂闊だぜ〜〜?キャスト!〈冥府の瘴気〉その攻撃ダメージを0にして、ライフ+2だ!』LP3→5

◼️手札1→0

 

ダイヤ「そんな………」

 

ルビィ「し、凌がれた………ターンエンド………ごめんなさい、お姉ちゃん………」

◼️手札3/ゲージ2/LP5

 

ダイヤ「いえ、私も決着を急かしすぎました………。」

 

 

アルカー『俺のターン、ドロー、チャージ&ドロー!』

◼️手札0→1/ゲージ2→3

 

アルカー『覚悟はいいな………、俺のライフ6以下の時、ゲージ2払い、手札を1枚捨て【3回攻撃】を得る!さらに〈冥龍撃〉攻撃力+10000で、打撃+3だ。』

◼️手札1→0/ゲージ3→1

 

 

ドラゴニスアルカー

攻10000→20000

打撃2→5

【3回攻撃】

 

 

アルカー『こいつで終わりだ。ドラゴニスアルカーで人間共に攻撃だ!打撃5!』

 

ダイヤ/ルビィ「きゃぁぁぁぁぁぁ!!」LP5→0

 

ーーー

ーーー

 

ダイヤとルビィはアルカーに敗北してしまった。

それがどういう事なのかは言われなくても2人は察していた。

ダイヤとルビィだけではなく、おそらくAqours/サツキ/真柴の全員が察していながらもファイトを挑んでいるはずなのだ。

 

 

アルカー『………』

 

ルビィ「うぅ………」

 

ダイヤ「くっ………、どうしたのです?私達は負けたのですよ………」

 

アルカー『ああ………、だが今はまだだ。俺はドラゴンフォースを使う赤髪の女を叩き潰す、そして、お前らと3人纏めて冥府に解放してやるよ。それまでは拘束して残しておいてやる。』

 

ルビィ「ドラゴンフォースを使う赤髪の女………?」

 

ダイヤ「梨子さんの事ですわね………」

 

 

冥府の塔………1階、ダイヤとルビィ敗北………

 

 

 

 




今回も感想を是非‼︎


活動報告での『冥府の魔法』はまだまだ募集しています。
〈冥府龍〉の魔法カードのアイデアなどがあれば是非ご提供ください。


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善子&花丸 vs ファーズ

これまでの『バディファイトLoveLive!サンシャイン‼︎』

 

 

ついに、生ける者全ての魂を冥府の世界に解放する為に、人間界に進行してきた〈冥府龍〉達。未だ目覚めない千歌の為にも、Aqours/サツキ/真柴は、冥府龍王 ギラが居るであろう冥府の塔に赴いた。

 

そしてAqours/サツキ/真柴の前に立ち塞がる〈冥府四神官〉共………

 

アルカーは、ダイヤとルビィが………

ファーズは、善子と花丸が………

ヴレンは、果南と鞠莉が対峙していた!

 

 

だが、ダイヤとルビィはアルカーに敗北してしまった。

 

ーーー

ーーー

 

冥府の塔………2階………

 

 

善子と花丸は〈冥府龍〉の1体、ファーズと対峙していた。

 

 

善子「いい?ずら丸、相手の強さがどうであれ必ず勝つわよ。」

 

花丸「ガッテンずら!」

 

ファーズ『俺は手加減はしない。そして、人間相手には3度とは負けん。』

 

善子「そういえばあんた、前に曜に負けてたわよね。」

 

ファーズ『否定はしない。俺は曜という人間に2度負けている。だが俺はギラ様の力を受けて進化した。あの人間を倒す前に、お前達で自分の力を試しておく。』

 

善子「はん!やれるもんならやってみなさいよ!」

 

花丸「善子ちゃん、あんまり煽るのはいけないずらよ。」

 

ファーズ『早く始めるぞ。』

 

 

 

善子「堕天の光が世界の闇を包み込む……ルミナイズ!〈ファーレン・エンジェル:天魔〉」

 

花丸「悪魔と結ぶは勝利の契約!ルミナイズ!〈マジック・アグリーメント〉」

 

ファーズ『ギラ様の力が、俺に新たな鎧を与えた。ルミナイズ!〈暴壁の神官〉』

 

 

オープンTHEフラッグ

 

 

善子「デンジャーワールド」

◼️手札6/ゲージ2/LP10

 

花丸「マジックワールド」

◼️手札6/ゲージ2/LP10

 

ファーズ『冥府龍界』

◼️手札5/ゲージ3/LP10

 

 

善子「ヨハネからいくわ。ドロー!チャージ&ドロー」

◼️手札6→7/ゲージ2→3

 

善子「最初から飛ばすわよ。ゲージ2払って、バディ【堕天身化】(LP10→11)!〈堕天使女王 ヨハネ〉」

◼️手札7→6/ゲージ3→1

 

 

堕天使女王 ヨハネ

デンジャーW

堕天使/タイラント

サイズ2/攻7000/防5000/打撃2

◼️このカードはコールできない。

◼️君がこのカードに【堕天身化】した時、君のライフ+4!さらに、このカードは相手の効果で破壊されない。

◼️お互いのアタックフェイズ開始時、君のドロップゾーンのサイズ2以下の〈堕天使〉のモンスター1枚を【コールコスト】を払わずコールできる。この能力は1ターンに1回だけ使える。

◼️【対抗】君の〈堕天使〉のモンスター1枚を破壊してよい。破壊したら、君のライフ+2して、このカードの打撃力+1して【貫通】を得る。この能力は1ターンに1回だけ使える。

【2回攻撃】【ソウルガード】【堕天身化】(ゲージ2払う。)

 

 

善子の眼の色が鮮やかな赤色に変わり、身長が(156〜162cmまで)伸び、胸が2カップ(A〜Cまで)大きくなり、ウェストは変わらず58のまま、ヒップも2サイズ(80〜82まで)アップする。さらに、露出度が高い黒い衣装に変わり、背中から白い翼が2本と黒い翼2本、合計4本の翼が生える。

 

 

善子『うふふ………』

 

花丸「おぉぉ………善子ちゃんがボンッ!キュッ!ボンッ!のナイスセクシーボディになったずら………」

 

ファーズ(………可憐だ………)

 

善子『無駄にエロく言わなくても良いわよ///!堕天使女王 ヨハネの能力!ライフ+4よ。ライトに〈堕天使 サラリス〉をコール!』LP 11→15

◼️手札6→5

 

 

堕天使 サラリス

堕天使/タイラント

サイズ1/攻5000/防1000/打撃2

◼️このカードが攻撃した時、君のライフ+1!

【移動】

 

 

善子『バトルよ。サラリスでファーズに攻撃!サラリスの攻撃時にライフ+1!』LP15→16

 

ファーズ『ぬっ………』 LP10→8

 

善子『ターンエンドよ。』

◼️手札5/ゲージ1/ LP16

 

 

花丸「まるのターンずら、ドロー、チャージ&ドローずら」

◼️手札6→7/ゲージ2→3

 

花丸「ライフ1払って装備ずら!〈魔境の契約ファイル〉」

◼️手札7→6/ LP16→15

 

 

魔境の契約ファイル

魔境/契約書

攻3000/打撃1

◼️【装備コスト】ライフ1払う。

◼️君の場に【設置】されている〈契約書〉の魔法が場から離れる時、そのカードを好きなだけこのカードのソウルに入れてよい。

◼️【対抗】【起動】このカードのソウルにある〈契約書〉のカード1枚を【使用コスト】を払わずに【設置】してよい。この能力は1ターンに2回使える。

【ソウルガード】

 

 

花丸「さらにライフ1払って〈暁の契約書〉と、ゲージ1払って〈雷光の契約書〉を【設置】ずら。」

◼️手札6→5/ ゲージ3→2/LP15→14

 

 

暁の契約書

契約書

◼️【設置】

◼️【使用コスト】ライフ1払う。

◼️このカードをレストしてよい。レストしたら、君のデッキの上からカードを1枚ゲージに置いて、カードを1枚引く。『暁の契約書』は場に1枚しか【設置】できない。

 

 

雷光の契約書

契約書

◼️【設置】

◼️【使用コスト】ゲージ1払う。

◼️このカードをレストしてよい。レストしたら、君のデッキの上から2枚をドロップに置いて、このターンの間、君の場の〈魔境〉のモンスター1枚の攻撃力+2000!

 

 

花丸「ライトに〈雷牙の魔境使 ベェールド〉をコールずら!」

◼️手札5→4

 

 

雷牙の魔境使 ベェールド

魔境/契約者

サイズ2/攻6000/防4000/打撃2

◼️【起動】君の場の契約書のカード1枚をドロップしてよい。ドロップしたら、このカードの攻撃力+2000!この能力は1ターンに1回だけ使える。

◼️"破棄解消"このカードが破壊された時、君のドロップの〈契約書〉魔法1枚を、君の手札に戻すか、アイテム1枚のソウルに入れる。

 

 

花丸「暁の契約書の能力!このカードをレストして、1チャージ、1ドロー!ずら」

◼️手札4→5/ゲージ2→3

 

花丸「バトルずら!雷牙の魔境使 ベェールドでファーズに攻撃ずら!打撃2」

 

ファーズ「ぬぅ………」 LP8→6

 

花丸「ターンエンドずら!」

◼️手札5/ゲージ3/ LP14

 

 

ファーズ『俺のターンか。ドロー、チャージ&ドロー!』

◼️手札5→6/ゲージ3→4

 

ファーズ『俺は〈冥府充填〉を使用。ライフ1払い、デッキトップから2チャージ、2枚を冥府に送る。』

◼️手札6→5/ゲージ4→6/冥府0→2/ LP6→5

 

ファーズ『ゲージ3払い、センターにバディコール( LP5→6)!〈冥府神官 ボルガルト・ファーズ〉』

◼️手札5→4/ゲージ6→3/冥府2→5

 

 

冥府神官 ボルガルト・ファーズ

冥府龍界/デンジャーW

冥府龍

サイズ3/攻5000/防10000/打撃3

◼️【コールコスト】ゲージ3払う。払ったゲージは冥府ゾーンに置く。

◼️【起動】君のデッキの上から3枚を冥府ゾーンに置く。置いたら、相手のモンスター1枚を破壊する。さらに君のライフ6以下なら、ゲージ1払い、このカードの攻撃力と防御力を入れ替えて、打撃力+1!

◼️〈冥龍撃〉(君の冥府ゾーンにカードが6枚以上ある。)

このカードが破壊された時、冥府ゾーンのカードを2枚ドロップに戻してよい。戻したら、このカードを場に残して、相手にダメージ2!

【貫通】【ライフリンク4】

 

 

ファーズ『さらに、ゲージ1とライフ1払い装備!〈大冥斧 空砕き〉』

◼️手札4→3/ゲージ3→2/ LP6→5

 

 

大冥斧 空砕き

冥府/武器

攻6000/打撃2

◼️【装備コスト】ゲージ1払い、ライフ1払う。

◼️このカードは、君のセンターにモンスターがいても攻撃できる。

◼️君の冥府ゾーンのカードが4枚以上なら、このカードの打撃力+2!

【貫通】

 

 

ファーズ『いくぞ、俺の【起動】能力、デッキトップから3枚冥府に送り、雷牙の魔境使ベェールドを破壊する。』

◼️冥府5→8

 

 

雷牙の魔境使ベェールド 破壊!!

 

 

花丸「ずら⁉︎」

 

ファーズ『さらに、俺のライフが6以下ならば、ゲージ1払い。俺の攻撃力と防御力を入れ替えて打撃+1だ。さらに、冥府ゾーンにカードが4枚以上あるなら空砕きは打撃+2する。』

◼️ゲージ2→1

 

 

ボルガルトファーズ

攻5000→10000

防10000→5000

打撃3→4

 

 

大冥斧 空砕き

打撃2→4

 

 

善子『何ですって⁉︎』

 

ファーズ『バトルだ。まずは、空砕きで人間達を攻撃する!空砕きはセンターにモンスターが居ても攻撃可能だ。打撃4!』

 

善子/花丸『きゃぁぁぁ(ずらぁぁぁ)!』 LP14→10

 

ファーズ『ボルガルトファーズの攻撃!打撃4!』

 

善子/花丸『うぁぁぁぁぁ!!』 LP10→6

 

花丸「あ、危なかったずら………、序盤での善子ちゃんの超回復が無かったら今よりピンチだったずら………」

 

善子『ヨハネよ!今は感謝なんてしてる場合じゃないでしょ!』

 

ファーズ『その通りだ。ターンエンド』

◼️手札3/ゲージ1/冥府8/LP5

 

 

善子『ヨハネのターン!ドロー、チャージ&ドロー!』

◼️手札5→6/ゲージ1→2

 

善子『ライフ1払い、〈堕天使の涙〉を【設置】よ。』

◼️手札6→5/ライフ6→5

 

 

堕天使の涙

堕天使/タイラント

◼️【設置】

◼️【使用コスト】ライフ1払う。

◼️君の場に〈堕天使〉のモンスターがコールされた時、君のデッキの上から1枚ゲージに置く。この能力は1ターンに1回だけ使える。

◼️君の場の〈堕天使〉のモンスターが破壊された時、君のライフ+1!この能力は1ターンに1回だけ使える。

 

 

善子『レフトに〈堕天使 ラゼレス〉をコール!』

◼️手札5→4/ライフ5→4

 

 

堕天使 ラゼレス

堕天使/タイラント

サイズ2/攻6000/防6000/打撃2

◼️【コールコスト】ライフ1払う。

◼️このカードの能力以外で君のライフが回復した時、このカードは【2回攻撃】を得る。

◼️このカードが効果で破壊された時、君のライフ+1して、君のデッキの上から1枚ゲージに置く。

【移動】

 

 

善子『堕天使の涙 の能力で1チャージ!』

◼️ゲージ2→3

 

善子『バトルよ。ヨハネとサラリスで連携攻撃!サラリスの効果でライフ+1!』 LP4→5

 

 

ヨハネ+サラリス

連携 攻12000

 

ボルガルトファーズ

防10000

 

ボルガルトファーズ 撃破‼︎

 

 

花丸「やったずら!!」

 

善子『まだよ………!』

 

花丸「え………?」

 

ファーズ『俺は壁だ………、神官として、ギラ様を守護する、鋼の如き鉄壁なのだ。俺の冥府ゾーンが6枚以上ならば〈冥龍撃〉‼︎ 冥府ゾーンのカードを2枚をドロップに戻し、破壊された俺を場に残す。そしてお前達にダメージ2だ!』

◼️冥府8→6

 

 

善子/花丸『きゃぁ(ずらぁ)!』 LP5→3

 

善子『ヨハネの能力!サラリスを破壊してライフ+2、打撃力+1、【貫通】と【反撃】を得る。そして、サラリスの命が冥府の涙として私を癒す………』 LP3→5→6

 

 

堕天使女王 ヨハネ

打撃2→3

【貫通】【反撃】

 

 

善子『そして、ラゼレスは私のライフが回復したら【2回攻撃】を得るわ。ヨハネとラゼレスで連携攻撃!』

 

 

ヨハネ+ラゼレス

連携 攻13000

 

ボルガルトファーズ

防10000

 

 

ファーズ『〈冥龍撃〉冥府のカード2枚をドロップし、場に残る。そしてダメージ2だ。』

◼️冥府6→4

 

善子/花丸『きゃぁぁ!』 LP6→4

 

善子『けど、破壊した事に変わりはないわ、【貫通】ダメージ3!』

 

ファーズ『ぐぅ!』 LP5→2

 

善子『ターンエンドよ。』

◼️手札4/ゲージ3/ LP4

 

 

花丸「まるのターン、ドロー!チャージ&ドロー!」

◼️手札5→6/ゲージ3→4

 

花丸「暁の契約書をレストして、1 チャージ、1ドロー!」

◼️手札6→7/ゲージ4→5

 

花丸「センターにコール!〈戦火の魔境使 シドゥーム〉」

◼️手札7→6/ゲージ5→2

 

 

戦火の魔境使 シドゥーム

魔境/契約者

サイズ3/攻7000/防6000/打撃2

◼️【コールコスト】ゲージ3払う。

◼️【起動】"戦いの契約"君の手札か、ドロップから〈契約書〉魔法を1枚【使用コスト】を払わずに【設置】できる。

◼️〈締結〉(君の場の〈契約書〉魔法1枚をドロップする。)

このカードの攻撃力+4000、打撃力+1して、【3回攻撃】を得る。

【貫通】

 

 

花丸「シドゥームの能力!手札から〈黒炎の契約書〉をコスト無しで【設置】ずら!」

◼️手札6→5

 

 

黒炎の契約書

契約書

◼️【設置】

◼️【使用コスト】ゲージ2払う。

◼️このカードを【設置】した時、相手のサイズ1以下のモンスター1枚を破壊する。

◼️君のモンスターが破壊された時、君の手札1 枚捨て、このカードをレストする。レストしたら、相手にダメージ1!

◼️「黒炎の契約書」は1ターンに1枚しか使えない。

 

 

花丸「そしてシドゥームの〈締結〉ずら。場の契約書の【設置】魔法を1枚………「雷光の契約書」をドロップするずら!そしてシドゥームは攻撃力+4000、打撃+1、【3回攻撃】を得るずら!」

 

 

戦火の魔境使 シドゥーム

攻7000→11000

打撃2→3

【3回攻撃】

 

 

善子『ボルガルトファーズの〈冥龍撃〉の発動には、冥府ゾーンにカードが6枚以上なければならない、そして、今の冥府ゾーンは4枚しか無いわ!』

 

花丸「いけるずら!バトル!戦火の魔境使 シドゥームで、ボルガルトファーズに攻撃ずらー!」

 

ファーズ『ふん、確かに、俺の〈冥龍撃〉発動には、冥府ゾーンのカードが足らないな………だが!キャスト!〈冥府の防鎧〉』

◼️手札3→2

 

 

冥府の防鎧

冥府

◼️【対抗】君の〈冥府龍〉のモンスター1枚の防御力+3000する。そして君のデッキの上から3枚を冥府ゾーンに置いて、君のライフ+3!

 

 

ファーズ『ボルガルトファーズの防御力を+3000する。そして、デッキトップから3枚冥府に送り、ライフ+3だ。』 LP2→5

◼️冥府4→7

 

 

シドゥーム

攻11000

 

ボルガルトファーズ

防10000→13000

 

 

花丸「ずら⁉︎」

 

ファーズ『ふん。』

 

善子『ずら丸!まだ攻撃は残ってるでしょ!』

 

花丸「そうずら!シドゥームで、もう一度ボルガルトファーズに攻撃ずら!」

 

ファーズ『キャスト!〈タルタロスシールド 冥府の盾〉攻撃を無効化して、冥府ゾーンのカードが4枚以上なら、1チャージ、ライフ1回復だ。』 LP5→6

◼️手札2→1/ゲージ1→2

 

花丸「う………、まだまだずら!シドゥームで3回目の攻撃ずら!」

 

 

シドゥーム

攻11000

 

ボルガルトファーズ

防10000

 

 

ファーズ『〈冥龍撃〉‼︎ 冥府のカード2枚をドロップに戻し、俺を場に残して、お前達にダメージ2だ。』

◼️冥府7→5

 

花丸/善子『うわぁぁぁ!』 LP4→2

 

花丸「ターンエンドずら………」

◼️手札5/ゲージ2/ LP2

 

 

ファーズ『俺のターンだ。ドロー、チャージ&ドロー!』

◼️手札1→2/ゲージ2→3

 

ファーズ『では、そろそろこのファイトも終わりだ。俺の能力、デッキトップから3枚を冥府に送り、堕天使 ラゼレスを破壊、そしてライフ6以下ならば、ゲージ1払い、攻撃力と防御力を入れ替えて、打撃+1だ。』

◼️ゲージ3→2/冥府5→8

 

 

堕天使ラゼレス 破壊‼︎

 

 

ボルガルトファーズ

攻5000→10000

防10000→5000

打撃3→4

 

 

善子『ラゼレスが効果で破壊された時、ライフ+1!さらに堕天使の涙の能力でもライフ+1!』 LP2→3→4

 

ファーズ『バトルだ。空砕きで人間達を攻撃!打撃4!』

 

花丸「キャスト!〈ソロモンの盾〉ずら!攻撃を無効化!」

 

ファーズ『ボルガルトファーズで人間達に攻撃!打撃4!』

 

善子『ここまで………ね。』

 

花丸「善子ちゃん………」

 

善子/花丸『きゃぁぁぁ(ずらぁぁぁ)!!』 LP4→0

 

ーーー

ーーー

 

ファーズ『なかなか、良いファイトだった。あとは、曜とか言う人間に勝利し、人間達を冥府へ解放するのみ。』

 

善子「………………」

 

花丸「………………」

 

 

冥府の塔 2階………善子と花丸、敗北………

 

 

 

 

 




今回も感想を是非‼︎


善子ちゃんとタッグとはいえ、花丸ちゃんがファイトするのは89話ぶりぐらいです。


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果南&鞠莉 vs ヴレン

これまでの『バディファイトLoveLive!サンシャイン‼︎』

 

 

ついに、生ける者全ての魂を冥府の世界に解放する為に、人間界に進行してきた〈冥府龍〉達。未だ目覚めない千歌の為にも、Aqours/サツキ/真柴は、冥府龍王 ギラが居るであろう冥府の塔に赴いた。

 

そしてAqours/サツキ/真柴の前に立ち塞がる〈冥府四神官〉共………

 

アルカーは、ダイヤとルビィが………

ファーズは、善子と花丸が………

ヴレンは、果南と鞠莉が対峙していた!

 

 

だが、ダイヤとルビィはアルカーに、善子と花丸はファーズに敗北してしまった。

 

ーーー

ーーー

 

冥府の塔………3階………

 

 

果南と鞠莉は〈冥府龍〉の1体、ヴレンと対峙していた。

 

 

果南「よし、準備はいい?鞠莉。」

 

鞠莉「ええ、OKよ!果南こそ、油断は無しよ。」

 

果南「当然!」

 

ヴレン『運が無いな、お前達………、よもや、このヴレンにファイトを挑むとはな。』

 

鞠莉「どういう事で〜すカ?」

 

果南「ヴレン………、サツキさんと千歌のタッグでファイトして、結果的には勝ったけど、かなりギリギリだった………って、サツキさんから聞いたよ。」

 

ヴレン『そうだ。確かに私はあの人間共に負けた事実は認める。だが、ギラ様から与えられた神官の力を持ってすれば、私の勝利は確実だ。』

 

鞠莉「あんな事言ってるわよ、果南」

 

果南「私達もナメられたものだね。でも、私と鞠莉のタッグなら………!」

 

鞠莉「こちらの負けもありませ〜〜ん!」

 

ヴレン『ふん。ならば始めよう。ファイトだ!』

 

 

果南「大海の覇者よ波を起こし、海を割れ!ルミナイズ!〈荒波の海王〉」

 

鞠莉「星々の導きよ、私達にシャイニーな奇跡を!ルミナイズ!〈天星の加護〉」

 

ヴレン『ギラ様から与えられたこの力で………、お前達に絶望を送ろう。ルミナイズ!〈非情無情の神官〉』

 

 

オープンTHEフラッグ

 

 

果南「エンシェントワールド」

◼️手札6/ゲージ2/ LP10

 

鞠莉「レジェンドワールド」

◼️手札6/ゲージ2/ LP10

 

ヴレン『冥府龍界』

◼️手札5/ゲージ3/ LP10

 

 

果南「私からいくよ!ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札6→7/ゲージ2→3

 

果南「まずはキャスト!〈海王の呼び笛〉デッキトップから10枚をドロップして、その中から〈竜王番長〉1枚を手札に加える!そして今手札に加えたこのカード………ゲージ2払い、バディコール( LP10→ 11)!〈武神番長 デュエルイェーガー〉」

◼️手札7→6/ゲージ3→1

 

 

海王の呼び笛

竜王番長/ゲット

◼️君のデッキの上からカードを10枚ドロップゾーンに置く。その中から〈竜王番長〉のカード1枚を選び手札に加える。このカードは1ターンに1枚だけ使える。

 

 

武神番長 デュエルイェーガー

サイズ3/攻10000/防5000/打撃2/【ソウルガード】/ソウル2

 

 

果南「さらにライフ1払って、手札の〈舎弟バッテリー・電〉をデュエルイェーガーにソウルイン!」

◼️手札6→5/ 11→10

 

 

デュエルイェーガー ソウル2→3

 

 

果南「バトル!デュエルイェーガーで攻撃!その時、ソウルのバッテリー電の能力!攻撃モンスターのソウルに入ってるなら、ゲージ+1!この能力を2枚使うよ!」

◼️ゲージ1→2→3

 

 

手札からソウルに入れた〈舎弟バッテリー・電〉とは別に、デュエルイェーガーの【コールコスト】でドロップからソウルに1枚目の〈舎弟バッテリー・電〉がすでに入っていたのだ。

 

 

ヴレン『ふん………』 LP10→8

 

果南「ターンエンドだよ。」

◼️手札5/ゲージ3/ LP 10

 

 

鞠莉「次は私ネ!ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札6→7/ゲージ2→3

 

鞠莉「ライフ1とゲージ1払って装備!〈天星の霊弓 アスト・アーチャー〉」

◼️手札7→6/ゲージ3→2/ LP 10→9

 

 

天星の霊弓 アストアーチャー

星騎士/星

攻2000/打撃1

◼️【コールコスト】ライフ1払って、ゲージ1払う。

◼️君の場に〈星騎士〉のモンスターが2枚以上あるなら、このカードは破壊されない。

◼️このカードは君のセンターにモンスターがいて、相手のセンターにモンスターがいても相手を攻撃できる。

◼️君のドロップから〈星騎士〉のモンスターが登場した時、このカードは【2回攻撃】を得る。

 

 

鞠莉「ライトにバディコール( LP9→10)!〈天星の霊光王 アストラディア〉」

◼️手札6→5/ゲージ3→1

 

 

天星の霊光王 アストラディア

星/星騎士

サイズ3/攻6000/防0/打撃2

◼️【コールコスト】ゲージ2払う。

◼️レフトかライトにいるこのカードは、破壊されず、移動できず、能力を無効化されない。

◼️【起動】ライフ1払う。君のドロップからサイズ2以下の〈星騎士〉のモンスターを1枚まで選んで【コールコスト】を払わずにコールできる。そのモンスターは場を離れるまでサイズ0になる。この能力は1ターンに1回だけ使える。

◼️【対抗】君がダメージを受けた時、君のデッキの上からカードを3枚ドロップに置いて、君のライフを+2!この能力は1ターンに1回だけ使える。

【2回攻撃】【貫通】

 

 

鞠莉「バトルよ〜!アストラディアでヴレンに攻撃よ!打撃2!」

 

ヴレン『くぅ!』 LP8→6

 

鞠莉「ターンエンドよ!」

◼️手札5/ゲージ1/ LP 10

 

 

ヴレン『私のターンだ。ドロー、チャージ&ドロー』

◼️手札5→6/ゲージ3→4

 

ヴレン『ゲージ3払い、センターに私をバディコール( LP6→7)!〈冥府神官 ルースレス・ヴレン〉』

◼️手札6→5/ゲージ4→1/冥府0→3

 

 

冥府神官 ルースレス・ヴレン

冥府龍界/エンシェントW

冥府龍

サイズ3/攻10000/防7000/打撃2

◼️【コールコスト】ゲージ3払う。払ったゲージは冥府ゾーンに置かれる。

◼️相手のアタックフェイズ開始時、相手はライフ2を払わなければ、このターンの攻撃はできない。さらに、君のデッキの上から3枚冥府ゾーンに置く。

◼️〈冥龍撃〉(君の冥府ゾーンにカードが6枚以上ある。)

このカードが破壊された時、君のライフ+2して、このカードを場に残す。ただし、相手はライフ3を払ってよい。払ったら、このカードを裏向きにする。(裏向きのこのカードは場に無いものとして扱い、お互いのエンドフェイズに表向きにする。)

【2回攻撃】【貫通】【ライフリンク3】

 

 

ヴレン『バトルだ。ルースレスヴレンで、デュエルイェーガーに攻撃!』

 

 

ルースレスヴレン

攻10000

 

デュエルイェーガー

防5000

 

果南「【ソウルガード】!」

 

 

デュエルイェーガー ソウル3→2(竜貴神速)

 

 

ヴレン『【貫通】2ダメージ。』

 

果南/鞠莉「ぐぅぅ」 LP10→8

 

鞠莉「アストラディアの能力!ダメージを受けたら、私のデッキから3枚破棄して、ライフ+2よ!」 LP8→10

 

果南「ありがとう、鞠莉!」

 

ヴレン『【2回攻撃】だ。デュエルイェーガーに攻撃』

 

 

デュエルイェーガー 【ソウルガード】2→1(バッテリー電)

 

 

ヴレン『【貫通】だ。』

 

果南/鞠莉「うぁぁっ………!」 LP10→8

 

ヴレン『ターンエンドだ。』

◼️手札5/ゲージ1/冥府3/ LP7

 

 

果南「私のターン、ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札5→6/3→4

 

果南「キャスト!〈海王の唸り〉」

◼️手札6→5

 

 

海王の唸り

竜王番長

◼️君の場のサイズ3の〈竜王番長〉1枚のソウルを好きなだけドロップに置く。ドロップに置いた枚数分デッキの上からゲージに置いて、ライフ+1して、カードを1枚引く。

 

 

果南「デュエルイェーガーのソウルを1枚ドロップして、1チャージ、1ドロー、ライフ+1!」 LP8→9

◼️手札5→6/ゲージ4→5

 

ヴレン『ほう………』

 

果南「いくよ、ゲージ3払い、デュエルイェーガーを進化!〈第二無双番長 デュエルイェーガー"荒海のリボルテッド"〉」

◼️手札6→5/ゲージ5→2

 

 

第二無双番長 デュエルイェーガー"荒海のリボルテッド"

竜王番長

サイズ3/攻20000/防3000/打撃2

◼️このカードを君の場のソウルの無いカード名に「デュエルイェーガー」を含むモンスター1枚の上に重ねて、ドロップの〈竜王番長〉9枚までを、このカードのソウルに入れて、ゲージ3払う。

◼️"海神の槍"このカードのソウルに〈竜王番長〉のカードが3枚以上あるなら、このカードは【貫通】を得て、6枚以上あるなら、このカードの打撃力+1して、このカードのソウルが8枚以上あるなら、このカードは【3回攻撃】を得る。

◼️このカードがセンターにいるなら、君が相手から受けるダメージは1減る。

【ソウルガード】【ライフリンク7】/ソウル10

 

 

果南「手札から〈癒しの番長 ヒーリング・燐〉を破棄、1チャージ、ライフ+1!そして、デッキトップから1枚をデュエルイェーガーにソウルイン!」LP9→10

◼️手札5→4/ゲージ2→3

 

果南「いくよ、バトル!」

 

ヴレン『相手のアタックフェイズ開始時、お前達はライフ2を払わなければ攻撃できん。』

 

鞠莉「ホワッツ⁉︎」

 

果南「そんな⁉︎」

 

ヴレン『当然だろう。人間風情がこの私を「相手にする」とはどういう事か、その身に刻め………ふふふふふ………。』

 

果南「くっ………」

 

 

その時、部屋の壁に街の姿が映った。

 

 

果南「え?」

 

鞠莉「これは………沼津市?」

 

ヴレン『どうやら、時間が経過したようだな。』

 

 

その時、沼津市の上空に新たな黒い穴が出現した。そして人々の身体から青い光が穴の中に吸い込まれていく………、そして皆、抜け殻のように倒れていく。そして人々の断末魔のような叫びが聞こえてくる。

 

 

ギヤァァァァァ!!

 

ウワァァァァァァ!!

 

タスケテクレェェェェェ---!!

 

 

この様子は他の階のみんなも観ている。

 

ーーー

ーーー

 

1階………

 

 

ルビィ「そんな………⁉︎」

 

ダイヤ「くっ………この外道者めが………」

 

アルカー『ははは………!』

 

ーーー

ーーー

 

2階………

 

 

花丸「みんな、倒れていくずら………」

 

善子「こんなの………やめなさいよ………!」

 

ファーズ『………………』

 

ーーー

ーーー

 

4階へ向かう階段………

 

 

サツキ「くっ………何だ、これは!」

 

真柴「ちくしょう………何て奴だ、ギラ!!」

 

ーーー

ーーー

 

3階………

 

 

鞠莉「あ、あぁ………!」

 

果南「くぅっ………!」

 

アルカー『ふん。解放されたのは、ざっと200人くらいか?』

 

果南「200人………⁉︎」

 

鞠莉「10分毎のペースで200人ずつなんて………⁉︎これからこんなペースで人の魂が消えていったら………」

 

果南「許せない………!こんな事、絶対!ライフ2払い、バトル!デュエルイェーガーでルースレスヴレンに攻撃!ソウルにある〈バッテリー電〉の2枚の能力でゲージ+2!さらに、デュエルイェーガーの能力で打撃+1!」

◼️ ゲージ3→4→5/LP10→8

 

ヴレン『私のデッキトップから3枚を冥府ゾーンに置く。』

◼️冥府3→6

 

 

デュエルイェーガー

打撃2→3

 

 

デュエルイェーガー

攻20000

 

ルースレスヴレン

防5000

 

ルースレスヴレン 撃破!

 

 

果南「【貫通】打撃3!」

 

ヴレン『ぐぅ………!』 LP7→4

 

ヴレン『私の〈冥龍撃〉私のライフ2回復し、私を場に残す。』 LP4→6

 

果南「そんな!」

 

ヴレン『ただし、お前達はライフ3を払う事で、私を裏向きにすることが可能だ。』

 

鞠莉「裏向き?」

 

ヴレン『ああ。裏向きの私は場に存在しないものとなる。どうする?』

 

鞠莉「裏向きになれば、直接ヴレンを攻撃できるけど………代わりにライフ3を失う事になるわね………」

 

果南「勝つ為に、手段は選んでられない!ライフ3を払う!」

◼️ LP8→5

 

鞠莉「ちょっと果南⁉︎もっと冷静に………!」

 

果南「冷静になんてできないよ!さっきの映像を見たでしょ?ゆっくりファイトなんてしてられない………!」

 

鞠莉「果南………」

 

ヴレン『お前達がライフを払った事で、ルースレスヴレンは裏向きとなる。』

 

 

ルースレスヴレン 消失

【ライフリンク3】

 

 

ヴレン『ぐぅ』 LP6→3

 

果南「これで直接ヴレンを攻撃できる!デュエルイェーガーでヴレンに攻撃!打撃3!」

 

ヴレン『キャスト〈冥府の瘴気〉ダメージを0にして、ライフ+2だ。』 LP3→5

◼️手札5→4

 

果南「まだまだ!ソウル8枚以上ならデュエルイェーガーは【3回攻撃】できる!3回目の攻撃!」

 

ヴレン『キャスト〈冥府の癒石(ゆせき)〉』

◼️手札4→3

 

 

冥府の癒石(ゆせき)

冥府/回復

◼️君の場に〈冥府龍〉があれば使える。

◼️【対抗】君のライフ+2する。さらに、君の冥府ゾーンにカードが4枚以上あるなら、さらに君のライフ+2して、デッキから1枚引く。「冥府の癒石」は1ターンに1回だけ使える。

 

 

ヴレン『私のライフ+2、さらに冥府にカードが4枚以上あるので、ライフ+2、1ドローだ。』 LP5→7→9

 

果南「デュエルイェーガーの攻撃は続いてるよ!打撃3!」

 

ヴレン『ぐぅぅ!』 LP9→6

 

果南「ターンエンド………。」

◼️手札4/ゲージ5/ LP5

 

ヴレン『お互いのエンドフェイズ時に、ルースレスヴレンは表向きに戻る。』

 

 

ルースレスヴレン 生存

 

 

鞠莉「私のターン!ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札5→6/ゲージ1→2

 

鞠莉(果南の言う通り、ここはスピーディーにカタをつけないとね。)

 

鞠莉「アストラディアの能力!ライフ1払い、ドロップから〈天星神官 アルトリウス〉をノーコストでコール!」

◼️LP5→4

 

 

天星神官 アルトリウス

星騎士/星

サイズ3→0/攻7000/防4000/打撃2

◼️ドロップゾーンのこのカードのサイズは2になる。

◼️【コールコスト】君のデッキの上から1枚をこのカードのソウルに入れて、ゲージ2払う。

◼️このモンスターがドロップゾーンから登場した時、君の手札を2枚までこのカードのソウルに入れる。

◼️このカードが他の「星騎士」のカードと連携攻撃した時、このモンスターをスタンドする。

【貫通】【ソウルガード】/ソウル2

 

 

鞠莉「手札を2枚、アルトリウスのソウルに入れるわ。そして天星の霊弓 アストアーチャーは、ドロップから〈天星〉のモンスターが登場したら【2回攻撃】を得るわ。」

◼️手札6→4

 

果南「鞠莉………?」

 

鞠莉「果南の言う通りよ、時間は待ってくれない、時には焦りも必要だってね。だからなるべくスピーディーに勝つわよ!バトル!」

 

ヴレン『ライフ2をはらえ。』

◼️冥府6→9

 

鞠莉「ええ。アストラディアとアルトリウスで連携攻撃!アルトリウスは連携攻撃時にスタンド!」

◼️ LP4→2

 

 

アストラディア+アルトリウス

連携 攻13000

 

ルースレスヴレン

防7000

 

ヴレン『〈冥龍撃〉!ライフ+2、そして場に残る。お前達に払うライフはもう無いだろう。よって表向きで復活だ。』 LP5→7

 

鞠莉「それでも【貫通】があるわ!合計4ダメージ!」

 

ヴレン『ぐっ!』 LP7→3

 

鞠莉「もう一度、アストラディアとアルトリウスで連携攻撃!」

 

ヴレン『キャスト!〈冥府の瘴気〉』

◼️手札3→2

 

 

アストラディア+アルトリウス

連携 攻13000

 

ルースレスヴレン

防7000

 

 

ヴレン『私の〈冥龍撃〉でライフ+2、ルースレスヴレンは復活する。』 LP3→5

 

鞠莉「連携【貫通】4ダメージよ!」

 

ヴレン『直前に使用した〈冥府の瘴気〉の能力で、受けるダメージを0にしてライフ+2だ。』 LP5→7

 

鞠莉「アストアーチャーでヴレンに攻撃!このカードは互いのセンターにモンスターが居ても相手に直接攻撃できるわ!打撃1!」

 

ヴレン「ぐぅ………」 LP7→6

 

鞠莉「2回目の攻撃!」

 

ヴレン「ふん………無駄な足掻きを。」 LP6→5

 

鞠莉「ターンエンド………ごめん、果南………」

◼️手札4/ゲージ2/ LP2

 

果南「ううん………ありがとう、鞠莉」

 

 

ヴレン『私のターン、ドロー、チャージ&ドロー。』

◼️手札2→3/ゲージ1→2

 

ヴレン『バトルだ。ルースレスヴレンでデュエルイェーガーに攻撃だ。』

 

 

ルースレスヴレン

攻10000

 

デュエルイェーガー

防3000

 

デュエルイェーガー ソウルガード10→9

 

 

ヴレン『【貫通】だ。ダメージ2!』

 

果南「デュエルイェーガーの能力で、受けるダメージを1減らす!」

 

果南/鞠莉「うぅ!!」 LP2→1

 

ヴレン『【2回攻撃】だ。ルースレスヴレンでデュエルイェーガーに攻撃!』

 

 

デュエルイェーガー ソウル9→8

 

 

ヴレン『【貫通】だ。』

 

 

同じく、デュエルイェーガーの能力でダメージは1減るが………!

 

 

果南/鞠莉「うわぁぁぁぁ(きゃぁぁぁぁ)!!」 LP1→0

 

ーーー

ーーー

 

果南「うぅ………勝てなかった………、ごめん、千歌………」

 

鞠莉「果南………自分を責めないで……?私だって、一緒だもの………」

 

果南「鞠莉………うん、そうだね………後はみんなに任せよう………」

 

ヴレン『遺言は尽きたか?ならば、お前達も冥府に解放してやろう。』

 

 

ヴレンが手を上にかざし、部屋の天井に黒い穴が現れる。そして、果南と鞠莉の魂を吸い込もうとした時………!

 

 

「うおぉぉぉぉぉぉぉぉぉおお!!!」

 

 

突然、叫び声と共に、部屋の壁が外側からぶち破られて、1人の男が殴り込んで来た!

 

 

ヴレン『………! なんだ⁉︎』

 

「よぉ、待たせたな。」

 

果南「え⁉︎」

 

鞠莉「あなたは………⁉︎」

 

ーーー

ーーー

 

2階………

 

 

ファーズ『随分と遅れて来たな。』

 

善子「は………ははは………、やっとこっちにも、運が回って来たみたいね。」

 

花丸「やっと来てくれたずらね………」

 

「………遅れてごめんね、善子ちゃん、花丸ちゃん。」

 

ーーー

ーーー

 

アルカー『ははははは〜!やっと来たな〜?おぅ!』

 

ダイヤ「ふふふ………全く、遅いですわよ………」

 

ルビィ「でも、待ってた………。」

 

「ごめんなさい、ダイヤさん、ルビィちゃん。」

 

ーーー

ーーー

 

ダイヤ/ルビィ「梨子さん(ちゃん)!」

 

善子/花丸「曜(ちゃん)!」

 

果南/鞠莉「炎斬(くん)!」

 

 

 

 




今回も感想を是非‼︎


冥府四神官の力に圧倒され、敗北したAqoursメンバー、その一方でサツキと真柴も自分達の相手とファイトを開始する。

次回も、梨子、曜、炎斬が駆けつける少し前のサツキと真柴のパートになる。


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サツキ vs ジルバ

これまでの『バディファイトLoveLive!サンシャイン‼︎』

 

 

ついに、生ける者全ての魂を冥府の世界に解放する為に、人間界に進行してきた〈冥府龍〉達。未だ目覚めない千歌の為にも、Aqours/サツキ/真柴は、冥府龍王 ギラが居るであろう冥府の塔に赴いた。

 

そしてAqours/サツキ/真柴の前に立ち塞がる〈冥府四神官〉共………

 

アルカーは、ダイヤとルビィが………

ファーズは、善子と花丸が………

ヴレンは、果南と鞠莉が対峙していた!

 

 

だが、ダイヤとルビィはアルカーに、善子と花丸はファーズに、果南と鞠莉はヴレンに敗北してしまった。

 

ーーー

ーーー

 

Aqoursの6人がファイトをしていた同刻、サツキと真柴も、それぞれの相手を目指して塔の中を進んでいた。

 

 

冥府の塔………4階………

 

 

サツキ「4階、やっと着いたね。」

 

真柴「3階から4階までの階段の距離ありすぎだろ………」

 

サツキ「ああ、とにかくこの部屋に入ろう。」

 

 

サツキと真柴が4階の部屋に入ると、そこにはジルバが居た。

 

そして、グリスが真柴のデッキから現れる。

 

 

ジルバ『よぉ、待ってましたよ、グリス先輩。』

 

グリス『ジルバ………』

 

ジルバ『無駄話もなんですから、早速ファイトしましょーよ。今度こそ叩き潰してやる。』

 

真柴「どうする、グリス」

 

グリス『そうだな、ここは………』

 

サツキ「こいつの相手は、僕がする。」

 

真柴「え?」

 

グリス『サツキ?なぜだ………』

 

サツキ「目的を見誤るな。これは元々、君達の戦いだろ?だったら、こんな所で立ち止まってはダメだ。先に進んで、ギラを倒すんだ。自分達の目的を果たせ。」

 

グリス『サツキ………』

 

真柴「行こう、グリス。サツキなら大丈夫だ。」

 

グリス『ああ、頼んだぞ、サツキ!』

 

サツキ「ああ。」

 

ジルバ『おい待てよグリス!あんた俺から逃げんのか⁉︎』

 

グリス『逃げる?違うな、俺達には時間がない。お前に構ってはいられないのだ!』

 

真柴「行くぞ。」

 

ジルバ『な………!グリスーーー!』

 

 

真柴とグリスは最上階「ギラの間」を目指して部屋を出て行く。

 

 

ジルバ『逃げるな!俺と戦えよ、グリスーー!』

 

サツキ「おい、君の相手は僕だ。よそ見をするな。」

 

ジルバ『人間風情が………、グリスへの復讐を邪魔してんじゃねぇーーよ!先にお前を冥府に解放してやる!』

 

サツキ「やれるものならやってみると良い。ファイトだ!」

 

 

サツキ「銀河の星々よ、新たな竜帝の元に集え!ルミナイズ!〈ギャラクシー・アポカリプス"改"〉」

 

ジルバ『ギラ様から受けた力を怒りに変えて、全てを破壊する!ルミナイズ!〈憤怒の神官〉』

 

 

オープンTHEフラッグ

 

 

サツキ「ギャラクシードラゴンワールド」

◼️手札6/ゲージ2/ LP10

 

ジルバ「冥府龍界」

◼️手札5/ゲージ3/ LP10

 

 

サツキ「僕のターン、ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札6→7/ゲージ2→3

 

サツキ「ゲージ2払い、センターにバディコール( LP10→11)!〈超銀河王 アポカドラシオン〉」

◼️手札7→6/ゲージ3→1

 

 

超銀河王 アポカドラシオン

ギンガドラゴン

サイズ2/攻7000/防5000/打撃2

◼️【コールコスト】ゲージ2払う。

◼️〈ギャラクシーXリンク〉〔このカードは、このカードのソウルにある〈スターXリンク〉を全て得る。〕

◼️【起動】君のデッキの上から3枚見て、その中から1枚までをこのカードのソウルに入れて、君のライフ+2!残ったカードはドロップゾーンに置く。この能力は1ターンに1回だけ使える。

【ソウルガード】【銀河武装】(君の場の『戦装竜』を好きなだけこのカードのソウルに入れる。)

 

 

サツキ「アポカドラシオンの能力発動!デッキトップから3枚をドロップして、その中から1枚をソウルに入れる。僕は〈銀河竜騎 APC・ランザー〉をソウルイン、そしてライフ+2。」 LP 11→13

 

 

銀河竜騎 APC・ランザー

戦装竜

サイズ1/攻4000/防4000/打撃2

◼️〈スターXリンク〉(君の「戦装竜」全ては、このカードの〈スターXリンク〉の能力を得る。)

このカードの攻撃で相手にダメージを与えた時、君のデッキの上からカードを1枚ゲージに置く。

 

 

アポカドラシオン ソウル0→1

1 .APCランザー

ーーー

〈スターXリンク〉

1.このカードの攻撃で相手にダメージを与えた時、君のデッキの上からカードを1枚ゲージに置く。

 

 

サツキ「さらに、レフトに〈銀河竜騎 APC・フレイムクロー〉をコール!そして、アポカドラシオンの【銀河武装】フレイムクローをソウルイン!」

◼️手札6→5

 

 

銀河騎竜 APC・フレイムクロー

戦装竜

サイズ1/攻3000/防2000/打撃1

◼️このカードがソウルにあるカード名に「アポカドラシオン」を含むモンスターの打撃力+1!

◼️〈スターXリンク〉

このモンスターの打撃力が3以上の時、このカードの攻撃力+3000!

 

 

アポカドラシオン ソウル1→2

1.APCランザー

追加

2.APCフレイムクロー

(アポカドラシオン 打撃2→3)

ーーー

〈ギャラクシーXリンク〉

1.このカードの攻撃で相手にダメージを与えた時、君のデッキの上からカードを1枚ゲージに置く。

追加

2.このモンスターの打撃力が3以上の時、このカードの攻撃力+3000!

(アポカドラシオン 攻7000→10000)

 

 

サツキ「バトル!アポカドラシオンでジルバに攻撃!打撃3」

 

ジルバ『ぐぅぅ!』 LP10→7

 

サツキ「〈ギャラクシーXリンク〉でゲージ+1!ターンエンドだ。」

◼️手札5/ゲージ1→2/ LP13

 

 

ジルバ『序盤からライフの差を6広げたか………人間にしてはやるな………、だが問題じゃあない。俺のターン、ドロー!チャージ&ドロー!』

◼️手札5→6/ゲージ3→4

 

ジルバ『ゲージ3払い、バディコール( LP7→8)!〈冥府神官 アンガード・ジルバ〉』

◼️手札6→5/ゲージ4→1/冥府0→3

 

 

冥府神官 アンガード・ジルバ

冥府龍界/ダークネスドラゴンW

冥府龍

サイズ3/攻8000/防6000/打撃3

◼️【コールコスト】君のデッキの上から2枚をこのカードのソウルに入れて、ゲージ3払う。払ったゲージは冥府ゾーンに置く。

◼️【対抗】"分身"君のデッキの上から2枚までを裏向きにして「冥府龍/サイズ0/攻7000/防5000/打撃1」のモンスターとして場に出す。この能力は1ターンに1回だけ使える。

◼️破壊された君のモンスターを、このカードのソウルに入れる。

◼️〈冥龍撃〉(君の冥府ゾーンにカードが7枚以上ある。)

君のメインフェイズ中、ライフ1払い、このカード以外の君の場のモンスターを全て破壊する。破壊したら、このカードは【貫通】と【X回攻撃】(このカードのソウルの枚数分)を得る。

【ソウルガード】【ライフリンク4】/ソウル2

 

 

ジルバ『"分身"発動!デッキトップから2枚を裏向きでコールだ。』

 

 

分身

冥府龍

サイズ0/攻7000/防5000/打撃1

 

 

ジルバ『さらに〈冥府への強欲〉デッキトップから3枚を冥府に送り、1チャージだ!』

◼️手札5→4/ゲージ1→2/冥府3→6

 

ジルバ『〈冥府充填〉ライフ1払い、デッキトップから2枚を冥府に送り、2チャージだ。』

◼️手札4→3/ゲージ2→4/冥府6→8/ LP7→6

 

ジルバ『そして〈冥龍撃〉冥府ゾーンが7枚以上なら、ライフ1払い、場の分身2枚を破壊して俺のソウルに入れる。そして、【貫通】と、ソウルの枚数分の攻撃回数を得る。』

◼️ LP6→5

 

 

ジルバ ソウル2→4

 

 

サツキ「ジルバのソウルは4枚………て事は………」

 

ジルバ『アンガードジルバは【4回攻撃】を得る、バトルだ!アンガードジルバでアポカドラシオンに攻撃だ!』

 

 

アンガードジルバ

攻8000

 

アポカドラシオン

防5000

 

 

サツキ「ソウルガードだ!」

 

 

アポカドラシオン ソウル2→1(APCランザー)

 

 

ジルバ『【貫通】3ダメージ!』

 

サツキ「ぐぅぅ」 LP13→10

 

ジルバ『2回目の攻撃!』

 

サツキ「ソウルガード!」

 

 

アポカドラシオン ソウル1→0(APCフレイムクロー)

攻10000→7000/打撃3→2

 

 

ジルバ「【貫通】だ!」

 

サツキ「うぁぁ!」 LP 10→7

 

ジルバ『3回目の攻撃だ!アポカドラシオンに攻撃!』

 

サツキ「キャスト!〈ドラシオン・シールド〉」

◼️手札5→4

 

 

ドラシオン・シールド

魔法/防御

◼️相手のターンの攻撃中に使える。

◼️【対抗】その攻撃を無効化する。さらに、君の場にカード名に「アポカドラシオン」を含むモンスターがいれば、君のドロップゾーンからカードを1枚、そのモンスターのソウルに入れる。

 

 

サツキ「攻撃を無効化して、ドロップから〈銀河竜騎 APC・ブライトエッジ〉をソウルイン!」

 

 

銀河竜騎APC・ブライトエッジ

戦装竜

サイズ3/攻6000/防6000/打撃2

◼️このカードが、カード名に〈アポカドラシオン〉を含むモンスターのソウルにあるなら、そのモンスターの打撃力+1!

◼️〈スターXリンク〉

君のライフが5以下の時、このカードは【2回攻撃】を得る。

 

 

アポカドラシオン ソウル0→1

 

 

ジルバ『4回目の攻撃だ!』

 

サツキ「キャスト!〈ドラシオン・ガード〉」

◼️手札4→3

 

 

ドラシオン・ガード

魔法

◼️相手の攻撃中に使える。

◼️その攻撃を無効化する。さらに、君の場にカード名に「アポカドラシオン」を含むカードがある時、ドロップから、モンスター1 枚を手札に加えて、ゲージ+2!

 

 

サツキ「攻撃を無効化して、ドロップからモンスター1枚回収して、2チャージ!」

◼️手札3→4/ゲージ2→4

 

ジルバ『ターンエンドだ。』

◼️手札3/ゲージ4/冥府8/ LP5

 

 

サツキ「僕のターン、ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札4→5/ゲージ4→5

 

サツキ「アポカドラシオンの能力発動!デッキトップから3枚破棄、その中から〈銀河竜騎 APC・クリアグリーン・ブレード〉をソウルイン!ライフ+2」 LP7→9

 

 

銀河竜騎 APC・クリアグリーン・ブレード

戦装竜

サイズ3/攻7000/防2000/打撃2

◼️【コールコスト】ゲージ2払う。

◼️このカードがカード名に「アポカドラシオン」含むモンスターのソウルにあるなら、そのモンスターは【貫通】を得る。

◼️〈スターXリンク〉

このカードの攻撃で相手のモンスターを破壊した時、相手にダメージ2!

【移動】

 

 

アポカドラシオン ソウル1→2

 

 

サツキ「手札から〈ドラシオン・リサイクル〉ドロップから〈銀河竜騎 APC・ライジングブレイ〉をソウルイン!」

◼️手札5→4

 

 

銀河騎竜 APC・ライジングブレイ

戦装竜

サイズ3/攻7000/防4000/打撃1

◼️【コールコスト】君のデッキの上からカードを1 枚、このカードのソウルに入れて、ゲージ2払う。

◼️〈スターXリンク〉

君のアタックフェイズ開始時、ライフ2払ってよい、払ったら、このモンスターは【2回攻撃】を得る。

 

 

アポカドラシオン ソウル2→3

1.APCブライトエッジ

(アポカドラシオン 打撃2→3)

追加

2.APCクリアグリーンブレード

(このカードがカード名に「アポカドラシオン」含むモンスターのソウルにあるなら、そのモンスターは【貫通】を得る。)

3.APCライジングブレイ

 

ーーー

〈ギャラクシーXリンク〉

1.君のライフが5以下の時、このカードは【2回攻撃】を得る。

追加

2.このカードの攻撃で相手のモンスターを破壊した時、相手にダメージ2!

3.君のアタックフェイズ開始時、ライフ2払ってよい、払ったら、このモンスターは【2回攻撃】を得る。

 

 

サツキ「バトルだ!〈ギャラクシーXリンク〉で、【貫通】を得て、ライフ2払い、アポカドラシオンは【2回攻撃】を得る!」

◼️ LP 9→7

 

サツキ「アポカドラシオンでアンガードジルバに攻撃!」

 

 

アポカドラシオン

攻7000

 

アンガードジルバ

防6000

 

 

ジルバ『ソウルガードだ。』

 

 

アンガードジルバ ソウル3→2

 

 

サツキ「【貫通】3ダメージだ!」

 

ジルバ『ぐぬぅ!』 LP8→5

 

サツキ「アポカドラシオンで2回目の攻撃!」

 

ジルバ『キャスト!〈冥府の瘴気〉そして、ソウルガードだ!』

◼️手札3→2

 

 

アンガードジルバ ソウル2→1

 

 

サツキ「【貫通】3ダメージ!」

 

ジルバ『冥府の瘴気の能力で、ダメージを0に減らし、ライフ+2だ。』 LP5→7

 

サツキ「ターンエンドだ。」

◼️手札4/ゲージ5/ LP9

 

 

ジルバ『俺のターン、ドロー、チャージ&ドロー!』

◼️手札2→3/ゲージ4→5

 

ジルバ『"分身"発動!デッキトップから1枚を裏向きでコール!』

 

 

分身

サイズ0/攻7000/防5000/打撃1

 

 

ジルバ『いくぞ〈冥龍撃〉ライフ1払い、分身を全て破壊してソウルイン!そして【貫通】を得て、俺のソウルが3枚になった事で【3回攻撃】を得る。バトルだ!』

◼️ライフ5→4

 

ジルバ『アンガードジルバでアポカドラシオンに攻撃だ!』

 

 

アンガードジルバ

攻8000

 

アポカドラシオン

防5000

 

アポカドラシオン ソウル3→2(APCクリアグリーンブレード)

 

 

ジルバ『【貫通】3ダメージだ!』

 

サツキ「ぐぁぁ!」 LP9→6

 

ジルバ『2回攻撃だ!』

 

 

アポカドラシオン ソウルガード2→1(APCライジングブレイ)

 

 

ジルバ『【貫通】!』

 

サツキ「ぐぁぁ!」 LP6→3

 

ジルバ『3回攻撃だ!』

 

サツキ「キャスト!〈ドラシオン・シールド〉攻撃を無効化して、ドロップから〈銀河竜騎APC・クリアブルー・メイル〉をソウルイン!」

◼️手札4→3

 

 

銀河竜騎 APC・クリアブルー・メイル

戦装竜

サイズ3/攻3000/防8000/打撃2

◼️【コールコスト】ライフ1払う。

◼️このカードは1枚までしかモンスターのソウルに入れられない。

◼️このカードがソウルにある、カード名に「アポカドラシオン」を含むモンスターが攻撃された時、君のライフ+1!さらに、そのモンスターが破壊された時、そのモンスターを場に残す!この能力は1ターンに1回だけ使える。

◼️〈スターXリンク〉

君のライフが5以下の時、このカードは【反撃】を得て、君が受ける全てのダメージを1減らす。そして相手にダメージ1!

 

 

アポカドラシオン ソウル1→2

 

 

 

ジルバ『ふん、無駄だ!キャスト!〈冥府の蒼雷〉』

◼️手札3→2

 

 

冥府の蒼雷

魔法/冥府

◼️君のターン中に使える。

◼️【対抗】君の場の〈冥府龍〉のモンスター1枚をスタンドする。さらに、君の冥府ゾーンにカードが5枚以上あれば、そのモンスターの打撃力+1!「冥府の蒼雷」は1ターンに1回だけ使える。

 

 

ジルバ『アンガードジルバをスタンドして、打撃力+1だ!』

 

 

アンガードジルバ

打撃3→4

 

 

サツキ「くっ………」

 

ジルバ『こいつで終わりだ!アンガードジルバで4回目の攻撃!打撃4!』

 

サツキ「アポカドラシオンが攻撃された時、ソウルのクリアブルーメイルの能力でライフ+1!さらにアポカドラシオンを場に残す!」 LP3→4

 

 

アンガードジルバ

攻8000

 

アポカドラシオン

防5000

 

 

ジルバ『破壊した事に変わりはない!ダメージ4の【貫通】だ!』

 

サツキ「アポカドラシオンの〈ギャラクシーXリンク〉!僕のライフが5以下なら、ダメージを1減らす!ぐぁぁぁ………!そして、ダメージ1を返す!さらに【反撃】」 LP4→1

 

ジルバ『うぐっ!………ソウルガード!』 LP4→3

 

 

アンガードジルバ ソウル3→2

 

 

ジルバ『しぶとい!ターンエンドだ。』

◼️手札2/ゲージ5/ 冥府8/ LP3

 

 

サツキ「僕の………いや、俺のターン!ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札3/ゲージ5→6

 

サツキ「アポカドラシオンの能力発動!デッキトップから3枚を破棄して、その中から〈銀河竜騎 APC・セイバーウィング〉をソウルイン、ライフ+2」 LP1→3

 

 

銀河騎龍 APC・セイバーウィング

戦装竜

サイズ3/攻7000/防2000/打撃1

◼️【コールコスト】ゲージ2払う。

◼️君の場の〈ギンガドラゴン〉のソウルがこのカード1枚だけの時、そのモンスターの攻撃力+3000、防御力+3000して、打撃力+1!

◼️〈スターXリンク〉

ゲージ1とライフ1 払う。このカードは【3回攻撃】を得る。

【貫通】

 

 

アポカドラシオン ソウル2→3

1 .APCブライトエッジ

(アポカドラシオン 打撃2→3)

追加

2.APCクリアブルーメイル

(このカードがソウルにある、カード名に「アポカドラシオン」を含むモンスターが破壊された時、そのモンスターを場に残して、ライフ+1!この能力は1ターンに1回だけ使える。)

3.APCセイバーウィング

(君の場の〈ギンガドラゴン〉のソウルがこのカード1枚だけの時、そのモンスターの攻撃力+3000、防御力+3000して、打撃力+1!)

 

ーーー

〈ギャラクシーXリンク〉

1.君のライフが5以下の時、このカードは【2回攻撃】を得る。

追加

2.君のライフが5以下の時、このカードは【反撃】を得て、君が受ける全てのダメージを1減らす。そして相手にダメージ1!

3.ゲージ1とライフ1払う。このカードは【3回攻撃】を得る。

 

 

サツキ「アポカドラシオンの〈ギャラクシーXリンク〉!ゲージ1とライフ1払い………【3回攻撃】を得る!」

◼️ゲージ6→5/ LP3→2

 

サツキ「バトルだ!アポカドラシオンで、アンガードジルバに攻撃!」

 

 

アポカドラシオン

攻7000

 

ジルバ

防6000

 

 

ジルバ『ソウルガードだ!』

 

 

アンガードジルバ ソウル 2→1

 

 

サツキ「アポカドラシオンで2回目の攻撃!」

 

ジルバ『ソウルガード!』

 

 

アンガードジルバ ソウル 1→0

 

 

サツキ「アポカドラシオンの3回目の攻撃!」

 

 

アンガードジルバ 完全撃破‼︎

【ライフリンク4】

 

 

ジルバ『ば………バカなぁぁぁぁーーー!!!』 LP3→0

 

ーーー

ーーー

 

サツキ「はぁ……はぁ……、勝った………!」

 

ジルバ『ちくしょう………、俺が、人間に負けるなんて………』

 

 

天井に黒い穴が出現し、ジルバは粒子となって、黒い穴に吸収されてしまった。

 

 

サツキ「早く真柴君とギラの所へ行かないと………!」

 

 

 




今回も感想を是非‼︎


次回、このまま真柴君パートに行こうか、一旦千歌ちゃんパートに行こうか悩みどころです。


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梨子 vs 豪力の神官 ドラゴニス・アルカー

これまでの『バディファイトLoveLive!サンシャイン‼︎』

 

 

ついに、生ける者全ての魂を冥府の世界に解放する為に、人間界に進行してきた〈冥府龍〉達。未だ目覚めない千歌の為にも、Aqours/サツキ/真柴は、冥府龍王 ギラが居るであろう冥府の塔に赴いた。

 

そしてAqours/サツキ/真柴の前に立ち塞がる〈冥府四神官〉共………

 

アルカーは、ダイヤとルビィが………

ファーズは、善子と花丸が………

ヴレンは、果南と鞠莉が対峙していた!

 

 

だが、ダイヤとルビィはアルカーに、善子と花丸はファーズに、果南と鞠莉はヴレンに敗北してしまった。

 

対して、真柴をギラの元に先に向かわせたサツキは、冥府神官の1体 ジルバと対峙し、サツキは見事に勝利した!

 

ーーー

ーーー

 

冥府の塔

 

ギラの間に続く階段………

 

 

真柴とグリスは冥府の塔の最上階「ギラの間」に向かっていた。

 

 

グリス『………!』

 

 

グリスは何かを感じて止まる。

 

 

真柴「どうした?グリス。」

 

グリス『ジルバの闘気が消えた………。多分、消えたのかもしれない………』

 

真柴「サツキが勝ったのか?」

 

グリス「みたいだな………」

 

真柴「他の冥府龍達は?」

 

グリス『まだ残っている………おそらく、まだファイトが続いてるか、皆が負けたか………』

 

真柴「………!」

 

グリス『だが、皆の闘気もまだ消えてはいない。多分、わざと生かされているのか………』

 

 

グリスの予想は的を得ている。確かに、Aqoursの6人は負けたが、皆、まだ消されておらず、生かされている。

 

 

真柴「そうか………でも、誰も消えてないようで良かった。俺達もギラの間へ急ごう!」

 

グリス『ギラの闘気は近い。この階段を登りきればギラの間だ。』

 

ーーー

ーーー

 

一方で、『死と生の狭間』で、「蛇道の門番」金閣と銀閣に勝利した千歌は、「蛇の道」をひたすらに突き進んでいた。

 

 

千歌「はぁ………はぁ………少しずつ、疲れてきた………、生き還りに近づいてきたのかな………少し歩こう……」

 

 

『死と生の狭間』では体力の消費は全く無く、無限に走れるくらい疲れも全く感じないのだが、蛇の道の先に進むほど、疲れが戻って来ているのだ。これはしだいに「生き還り」に近づいている証拠でもある。だが、まだ少し「生」に遠いのか、体力の回復が少し早い。

 

 

疲れを取りながら、しばらく歩いていると、道の先に巨大な扉が見えて来た。

 

 

千歌「扉が見えた!よし、もう少し頑張ろう!」

 

 

千歌は再び走り出した。

 

ーーー

ーーー

 

真柴とグリスは「ギラの間」の扉の前に辿り着いた。

 

 

真柴「着いたな。」

 

グリス『真柴よ、心してるな。この扉を開ければ逃げ場は一切存在しない。勝って全てを守るか、負けて消えるかだ。』

 

真柴「分かってる、俺は戦うよ。お前が一緒にいる限り俺は戦う。バディだろ?俺達。」

 

グリス『真柴………扉を開けるぞ。』

 

真柴「ああ!」

 

 

グリスと真柴は意を決して、ギラの間の扉を開ける。そこには、玉座に座って待つギラの姿があった。

 

 

ギラ『グリスよ、ここまで来たか………。』

 

グリス『ああ、今度こそお前とケリをつける為にな。』

 

ギラ『ケリをつける………か……、良かろう。』

 

真柴「いくぞ!」

 

 

オープンTHEフラッグ

 

ーーー

ーーー

 

冥府神官の3人に敗北したダイヤとルビィ、善子と花丸、果南と鞠莉のピンチに、最強の助っ人が現れる。

 

 

冥府の塔 1階………

 

 

梨子「遅れてごめんなさい、ダイヤさん、ルビィちゃん。」

 

ルビィ「梨子ちゃん………」

 

ダイヤ「いえ、それは構いません。ですが………千歌さんは大丈夫なんですか?」

 

梨子「はい。」

 

ーーー

ーーー

 

2階………

 

 

曜「大丈夫。千歌ちゃんの心臓はなんとか自立して鼓動ができるまで回復したって。」

 

善子「そう………。」

 

花丸「良かったずら〜………」

 

ーーー

ーーー

 

3階………

 

 

炎斬「今は千歌の姉貴………ってか、エンデュミアスが千歌を診てる。目覚めるのは近いかもしれねーってよ。」

 

果南「そっか、良かった………」

 

鞠莉「千歌っち、一命は脱したのね。」

 

ーーー

ーーー

 

1階………

 

 

ダイヤ「それは良かったです。」

 

ルビィ「千歌ちゃん、生きてるんだ。」

 

ダイヤ「ですが申し訳ありません………私達は負けてしまいました………」

 

ルビィ「ごめんなさい、梨子ちゃん………」

 

梨子「ううん、大丈夫。私が倒すから。」

 

 

梨子はダイヤとルビィがボロボロになっている姿を見て、アルカーが以前より強くなってる事を感じる………

 

 

アルカー『よお、蒼いドラゴンフォース使い、待ちくたびれたぜ。』

 

梨子「アルカー………」

 

アルカー『そう言や、お前の名前を聞いてなかったな、最後のファイトになるんだ。名を聞いてやる。』

 

梨子「私は梨子、桜内梨子よ。」

 

アルカー『サクラウチ リコ………梨子………覚えたぜ。んじゃ、ファイトを始めようぜ?』

 

梨子「ええ、始めましょう。」

 

 

 

梨子「私達の願いよ、輝きを放つ竜星となりて無限の彼方へ導け!輝きのルミナイズ!〈シャイニング・スターライト〉」

 

アルカー『ギラ様の力を受けて、俺は進化した!ルミナイズ!〈豪力の神官〉』

 

 

オープンTHEフラッグ

 

 

梨子「スタードラゴンワールド」

◼️手札6/ゲージ2/ LP10

 

アルカー『冥府龍界』

◼️手札5/ゲージ3/ LP10

 

 

梨子「私のターン、ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札6→7/ゲージ2→3

 

梨子「ライトにバディコール( LP10→11)!〈超星竜 ジャックナイフ〉」

◼️手札7→6/ゲージ3→2

 

 

超星竜 ジャックナイフ

サイズ2/攻5000/防5000/打撃3/【ソウルガード】

 

 

梨子「ジャックナイフの登場時、デッキトップから3枚確認!」

 

 

確認したカード

◼️剣星機 J・イグナイター

◼️竜装機 エッジシューター

◼️スタージャック・ブースト

 

 

梨子「その中から「剣星機 J・イグナイター」をジャックにソウルイン!」

 

 

ジャックナイフ ソウル0→1

◼️Jイグナイター

(ジャックナイフ 打撃3→4)

 

 

梨子「さらに、レフトに〈剣星機 J・スラスター〉をコール!そして【星合体】!そして、J・スラスターの能力、"スラスターズ・レスポンス"デッキの中から〈剣星機 J・スラスター〉をもう1枚【星合体】する。」

◼️手札6→5

 

 

ジャックナイフ ソウル1→2→3

◼️J・イグナイター

追加

◼️J・スラスター×2

 

 

梨子「さらに〈コスモスペース"G・アトラクター"〉を【設置】!そして効果発動!ゲージ1払い、手札の〈竜装機 エルガーカノン〉をジャックナイフにソウルイン!」

◼️手札5→4/ゲージ2→1

 

 

ジャックナイフ ソウル3→4

◼️J・イグナイター

(ジャックナイフ 打撃3→4)

◼️J・スラスター×2

追加

◼️エルガーカノン

(ジャックナイフ 攻5000→7000/打撃4→5)

 

ーーー

ーーー

 

ルビィ「凄い、梨子ちゃん、1ターン目から飛ばしてる!」

 

ダイヤ「深追いは禁物ですよ、梨子さん。」

 

ーーー

ーーー

 

梨子「バトル!ジャックでアルカーに攻撃!打撃5!」

 

アルカー『ぐぁぁぁ!』 LP10→5

 

梨子「決まった!」

 

アルカー『キャスト!〈冥府への放散〉』

◼️手札5→4

 

 

冥府への放散

魔法/冥府

◼️君が、相手からダメージを受けた時、使える。

◼️【対抗】君が受けたダメージ分、君のデッキの上からカードを冥府ゾーンに置いて、君のデッキの上から1枚をゲージに置く。

◼️「冥府への放散」は1ターンに1回だけ使える。

 

 

アルカー『デッキトップから、俺が受けたダメージ分、5枚を冥府に送る。そして1チャージだ。』

◼️ゲージ3→4/冥府0→5

 

梨子「ターンエンド。」

◼️手札4/ゲージ1/ LP11

 

 

アルカー『俺のターンだ。ドロー、チャージ&ドロー!』

◼️手札4→5/ゲージ4→5

 

アルカー『デッキの上から2枚をソウルにして、バディコール( LP5→6)!〈冥府神官 ドラゴニス・アルカー〉』

◼️手札5→4/ゲージ5→2/冥府5→8

 

 

冥府神官 ドラゴニス・アルカー

冥府龍界/ドラゴンW

冥府龍

サイズ3/攻10000/防6000/打撃2

◼️【コールコスト】君のデッキの上から2枚をこのカードのソウルに入れて、ゲージ3払う。払ったゲージは冥府ゾーンに置く。

◼️【起動】君のライフが6以下の時、ゲージ2払って、手札を1枚捨ててよい。捨てたら、このカードは【3回攻撃】を得る。

◼️〈冥龍撃〉(君の冥府ゾーンにカードが6枚以上ある。)

このファイト中、このカードの攻撃力+10000する。さらにライフ1払ってよい。払ったら、このターン中、このカードの打撃力+3!

【ソウルガード】【ライフリンク4】/ソウル2

 

 

梨子「これが、新しいアルカー……、凄いプレッシャーね………。」

 

アルカー『〈冥府充填〉ライフ1払い、デッキトップから2枚を冥府に送り、2チャージ。』

◼️手札4→3/ゲージ2→4/冥府8→10/ LP6→5

 

アルカー『ドラゴニスアルカーの能力だ。俺のライフが6以下なら、ゲージ2払い、手札1枚捨てて【3回攻撃】を得る!』

◼️手札3→2/ゲージ4→2

 

ーーー

ーーー

 

ダイヤ「来ますわよ!梨子さん!」

 

ーーー

ーーー

 

アルカー『そして、俺の冥府ゾーンにカードが6枚以上ある時………〈冥龍撃〉!このファイトの間、俺の攻撃力は常に+10000される、さらにライフ1払い、このターン中、俺の打撃力+3だ!』

◼️ LP5→4

 

 

ドラゴニスアルカー

攻10000→20000

打撃2→5

【3回攻撃】

 

 

梨子「………⁉︎」

 

アルカー『バトルだ、ドラゴニスアルカーで梨子に攻撃!打撃5!』

 

梨子「うぅぅ!!」 LP 11→6

 

アルカー『2回目の攻撃だ!』

 

梨子「キャスト!〈プロトバリア〉攻撃を無効化して、ゲージ+1!」

◼️手札4→3/ゲージ1→2

 

アルカー『まだだ!3回攻撃!』

 

梨子「キャスト!〈プロトバリア〉攻撃を無効化して1チャージ!」

◼️手札3→2/ゲージ2→3

 

アルカー『ターンエンドだ。』

◼️手札2/ゲージ2/冥府10/LP6

 

ーーー

ーーー

 

ダイヤ「相変わらず、打撃5で【3回攻撃】は辛いですわね。」

 

ルビィ「攻撃を防ぐので精一杯だよ………」

 

ーーー

ーーー

 

梨子(強い………!)

 

 

梨子は、今のアルカーの強さを実感した。なぜなら、終盤まで残しておくはずのプロトバリアを2枚も使わされてしまったからだ………。

 

 

梨子「私のターン、ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札2→3/ゲージ3→4

 

梨子「〈ドラグアームズ・ファクトリー〉手札の〈竜装機〉1 枚捨てて、2ドロー!」

◼️手札3→2→4

 

梨子「【設置】魔法の能力で、ゲージ1払い、手札の〈竜装機 シルトファイター〉をジャックナイフにソウルイン!」

◼️手札4→3/ゲージ4→3

 

 

ジャックナイフ ソウル4→5

 

 

梨子「さらにジャックナイフを進化!星の光を受けた輝きの竜!〈超星光輝竜 ジャックナイフ〉」

◼️手札3→2/ゲージ3→1

 

 

超星光輝竜(スターライト・ドラグナー) ジャックナイフ

ネオドラゴン

サイズ2/攻7000/防5000/打撃2

◼️【コールコスト】このカードを君のカード名に「ジャックナイフ」を含むモンスター1枚までの上に重ねて、ゲージ2払う。

◼️【起動】君のドロップから《竜装機》1枚までをこのカードのソウルに入れて、君のライフ+1!この能力は1ターンに1回だけ使える。

◼️このカードのソウルが3枚以上あるなら、このカードの打撃力+1して、君のカード全ての攻撃力+2000する。

【移動】【ソウルガード】/ソウル6

 

 

梨子「ジャックナイフの能力で、ドロップから〈剣星機 J・グレイツ〉をソウルイン!ライフ+1!」 LP6→7

 

 

剣星機 J・グレイツ

竜装機

◼️このカードがソウルにある〈ネオドラゴン〉は【2回攻撃】を得る。

◼️"ギフト・グレイツ"カード名に「ジャックナイフ」を含むモンスターのソウルから、このカードがドロップした時、君のデッキの上から1枚ゲージに置いて、カードを1枚引いて、君のライフ+2!"ギフト・グレイツ"は1ターンに1回だけ使える。

 

 

 

ジャックナイフ ソウル6→7

◼️超星竜 ジャックナイフ

◼️J・イグナイター

(ジャックナイフ 打撃2→3)

◼️J・スラスター

◼️J・スラスター

◼️エルガーカノン

(ジャックナイフ 攻7000→9000/打撃3→4)

◼️竜装機 シルトファイター

(ソウルから捨てて、ダメージを0にする。)

◼️剣星機 J・グレイツ

(ジャックナイフ【2回攻撃】を得る。/ジャックのソウルからドロップしたら、ゲージと手札+1、ライフ+2)

 

 

梨子「さらにジャックのソウルが3枚以上なら、ジャックの打撃+1して、私の場のカードの攻撃力+2000!」

 

 

超星光輝竜 ジャックナイフ

攻9000→11000

打撃4→5

 

 

梨子「バトル!ジャックナイフで、ドラゴニスアルカーに攻撃!」

 

 

ジャックナイフ

攻11000

 

ドラゴニスアルカー

防6000

 

アルカー『ソウルガードだ!』

 

 

ドラゴニスアルカー ソウル2→1

 

 

梨子「ジャックナイフの2回攻撃!」

 

アルカー『キャスト!〈タルタロスシールド 冥府の盾〉攻撃を無効化し、1チャージ、ライフ+1だ。』 LP6→7

◼️手札2→1/ゲージ2→3

 

梨子「ターンエンド」

◼️手札2/ゲージ1/ LP7

 

 

アルカー『俺のターン、ドロー、チャージ&ドロー!』

◼️手札1→2/ゲージ3→4

 

アルカー『行くぜ、このカードがお前を終わりへと導く!キャスト!〈冥府開闢"ズェウル"〉』

◼️手札2→1

 

 

冥府開闢(めいふ かいびゃく)"ズェウル"

冥府/進化

◼️君の場の〈冥府龍〉のモンスター1枚を選ぶ。君のデッキの中から、選んだモンスターと同じカード名に「ズェウル」を含むモンスター1枚を【コールコスト】を払ってコールする。デッキを見たらシャッフルする。

◼️「冥府開闢 "ズェウル"」は1ターンに1枚だけ使える。

 

 

アルカー『開闢の意思よ、この俺に更なる豪力の力を寄こせ!〈冥府神官 ドラゴニス・アルカー"ズェウル"〉』

◼️ゲージ4→1/冥府10→13

 

 

冥府神官 ドラゴニス・アルカー"ズェウル"

冥府龍界/ドラゴンW

冥府龍

サイズ3/攻20000/防6000/打撃4

◼️このカードは「冥府開闢"ズェウル"」の能力でしか、手札とデッキからコールできない。

◼️【コールコスト】君の場の〈冥府龍〉のモンスター1枚の能力を無効化して、このカードを重ねて、ゲージ3払う。払ったゲージは冥府ゾに置かれる。

◼️相手の場にモンスターがいる時、このカードは必ず相手のモンスターに攻撃する。このカードの攻撃で相手のモンスターを破壊した時、相手にダメージ2!このダメージは1より少なくならない。

◼️〈冥龍撃〉(君の冥府ゾーンにカードが7枚以上ある。)

君のアタックフェイズ開始時、君のライフ2払う。払ったら、このカードは【4回攻撃】を得る。

【ソウルガード】【ライフリンク4】

 

 

アルカー『冥府神官の力は、以前の俺たちの限界を引き出したモノ………、だが、この"ズェウル"の力は、限界をさらに突破させ、力を引き出す!いつ俺の身体が壊れてもおかしくは無い!』

 

梨子「そんな力が………⁉︎」

 

アルカー『いくぜ、バトルだ!』

 

 

 

 




今回も感想を是非‼︎


ーーー試しに次回予告ーーー

自身を〈豪力の神官〉と豪語するだけあって、圧倒的な力で梨子を追い詰めていくアルカー。だが、彼女は耐え続ける。全ては、この1枚を引き当てる為に………!

次回『喜愛(きあい)の翼』


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喜愛(きあい)の翼

これまでの『バディファイトLoveLive!サンシャイン‼︎』

 

 

ついに、生ける者全ての魂を冥府の世界に解放する為に、人間界に進行してきた〈冥府龍〉達。未だ目覚めない千歌の為にも、Aqours/サツキ/真柴は、「冥府龍王 ギラ」が居るであろう冥府の塔に赴いた。

 

そしてAqours/サツキ/真柴の前に立ち塞がる〈冥府四神官〉共………

 

アルカーは、ダイヤとルビィが………

ファーズは、善子と花丸が………

ヴレンは、果南と鞠莉が対峙していが、Aqoursのメンバー6人全員が、冥府神官に敗北してしまった。

 

だが、そんな彼女達のピンチに、梨子、曜、炎斬が満を持して駆けつける!

 

そして、サツキが冥府神官のジルバを倒した事で、残る冥府神官は3体となった。

 

ーーー

ーーー

 

梨子は、冥府神官の1体 アルカーと対峙していた。

 

 

梨子 vs アルカー

 

 

梨子

◼️手札2/ゲージ1/ LP7

 

レフト:無し

ライト:超星光輝竜(スターライト・ドラグナー) ジャックナイフ

センター:無し

【設置】:コスモスペース"G・アトラクター"

 

 

ジャックナイフ ソウル7

◼️超星竜 ジャックナイフ

◼️J・イグナイター

(ジャックナイフ 打撃2→3)

◼️J・スラスター

◼️J・スラスター

◼️エルガーカノン

(ジャックナイフ 攻7000→9000/打撃3→4)

◼️竜装機 シルトファイター

(ソウルから捨てて、ダメージを0にする。)

◼️剣星機 J・グレイツ

(ジャックナイフは【2回攻撃】を得る。/ジャックのソウルからドロップしたら、ゲージと手札+1、ライフ+2)

 

ーーー

ーーー

 

アルカー

◼️手札1/ゲージ1/冥府13/ LP7

 

レフト:無し

ライト:無し

センター:冥府神官 ドラゴニス・アルカー"ズェウル"

 

ーーー

ーーー

 

アルカー:メインフェイズ

 

 

冥府神官 ドラゴニス・アルカー"ズェウル"

冥府龍界/ドラゴンW

冥府龍

サイズ3/攻20000/防6000/打撃4

◼️このカードは「冥府開闢"ズェウル"」の能力でしか、手札とデッキからコールできない。

◼️【コールコスト】君の場の〈冥府龍〉のモンスター1枚の能力を無効化して、このカードを重ねて、ゲージ3払う。払ったゲージは冥府ゾに置かれる。

◼️相手の場にモンスターがいる時、このカードは必ず相手のモンスターに攻撃する。このカードの攻撃で相手のモンスターを破壊した時、相手にダメージ2!このダメージは1より少なくならない。

◼️〈冥龍撃〉(君の冥府ゾーンにカードが7枚以上ある。)

君のアタックフェイズ開始時、君のライフ2払う。払ったら、このカードは【4回攻撃】を得る。

【ソウルガード】【ライフリンク4】

 

 

アルカー『冥府神官の力は、以前の俺達の限界を引き出したモノ………、だが、この"ズェウル"の力は、限界をさらに突破させ、力を引き出す!いつ俺達の身体が壊れてもおかしくは無い!』

 

梨子「そんな力が………⁉︎」

 

アルカー『いくぜ、バトルだ!ドラゴニスアルカーの〈冥龍撃〉だ!ライフ2払い【4回攻撃】を得るぜ!』

◼️ LP7→5

 

ーーー

ーーー

 

ダイヤ/ルビィ「打撃4で【4回攻撃】(ですって)⁉︎」

 

ーーー

ーーー

 

 

梨子「ジャックをセンターに移動!」

 

アルカー『相手の場にモンスターがいる限り、ドラゴニスアルカーは必ずモンスターに攻撃する。ジャックナイフに攻撃だ!』

 

 

ドラゴニスアルカーズェウル

攻20000

 

ジャックナイフ

防5000

 

ジャックナイフ ソウルガード 7→6(J・スラスター)

 

 

アルカー『相手のモンスターを破壊した時、相手にダメージ2だ!』

 

梨子「きゃっ!」 LP7→5

 

アルカー『ドラゴニスアルカーズェウルで2回目の攻撃だ!』

 

梨子「ソウルガード!」

 

 

ジャックナイフ ソウル6→5(J・スラスター)

 

 

アルカー『ダメージ2!』

 

梨子「きゃぁぁ!」 LP5→3

 

アルカー『3回目の攻撃だ!』

 

梨子「ソウルのシルトファイターをドロップ! そしてジャックのソウルガード!」

 

 

ジャックナイフ ソウル5→4→3(シルトファイター/超星竜 ジャックナイフ)

 

 

アルカー『ダメージ2!』

 

梨子「シルトファイターの能力でダメージを0に!」

 

アルカー『俺が与えるダメージは1以下にならない!どんなに減らしてもダメージ1だ!』

 

梨子「うっ!」 LP3→2

 

アルカー『3回目の攻撃だ!』

 

梨子「キャスト!〈マーズバリア〉攻撃を無効化するわ!」

◼️手札2→1

 

アルカー『耐えたか……!ターンエンドだ。』

◼️手札1/ゲージ1/冥府13/ LP5

 

ーーー

ーーー

 

ダイヤ「なんとか、耐えましたわね………。」

 

ルビィ「でも、もう後がないよ………?」

 

ダイヤ「梨子さんなら、何とか出来るはずです。今は勝利を信じましょう。」

 

ルビィ「うん………!」

 

ーーー

ーーー

 

梨子「私のターン………、ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札1→2/ゲージ1→2

 

梨子(私は、負けられない………!)

 

 

ーーー

ーーー回想ーーー

 

 

Aqoursの6人、サツキ、真柴が「冥府の塔」でファイトをしていた同刻………、梨子、曜、炎斬は、千歌にフォースの力を送り続けていた。

 

 

「………チャン……コチャン………梨子ちゃん!起きて梨子ちゃん!!」

 

梨子「うっ………んん……曜ちゃん……?あれ?私……寝てたの………?」

 

 

梨子が目を覚ました時、曜が自分をさすっていた。梨子が気がつくと、千歌の手を握っている。そう、梨子は千歌にフォースの力を送り込む途中でいつの間にか寝ていたのだ。

 

 

梨子「そんな………⁉︎ご、ごめんなさい………私…、私ったら、寝落ちしちゃって………!ち、千歌ちゃんは……⁉︎」

 

志満(エンデュミアス)『大丈夫です。落ち着いてください。梨子ちゃん。』

 

梨子「志満さん………でも!」

 

志満『梨子ちゃん。千歌ちゃんの胸に耳を当ててみてください。』

 

梨子「はい。」

 

 

梨子は志満(エンデュミアス)に言われた通りに、千歌の胸に耳を当てて、耳を澄ます。すると、千歌の心臓がしっかりと動いている音が聞こえた。梨子はその音に涙をみせる。

 

 

志満『皆さんのおかげで、千歌ちゃんの心臓は自立して鼓動を刻んでいます。』

 

曜「それじゃあ……!」

 

志満『はい。千歌ちゃんが目を覚ますのも、時間の問題かもしれません。』

 

梨子「よ……良かった〜……」

 

炎斬「ふぅ………、安心したところで、どうする?」

 

曜「行こう。みんなの所に!」

 

梨子「………そうね。きっと、みんな待ってる!」

 

炎斬「そう来なくちゃな、行くぜ!」

 

曜「志満姉………ううん、エンデュミアスさん………」

 

梨子「千歌ちゃんをお願いします。」

 

志満『はい。皆さんも気をつけてください。』

 

 

ーーー回想 了ーーー

ーーー

 

 

梨子(私……、嬉しかった。千歌ちゃんがまだ生きててくれた事が………、今まで生きてきた中で一番……嬉しかった!そして、たまらなく愛しかった。だから負けない、この戦いに勝って、みんなと喜びを分かち合うんだから!)

 

 

その時、梨子の手札の1枚が、青白い輝きを放つ!

 

 

アルカー『なんだぁ?』

 

ジャック『梨子、その喜びの感情こそお前の力だ。』

 

梨子「うん。私のライフ6以下で、場にジャックがいれば、ゲージ2払って………〈ドラゴンフォース"喜愛(きあい)の型"〉解放‼︎」

◼️手札2→1/ゲージ2→0

 

 

ドラゴンフォース"喜愛(きあい)の型"

武器/喜び/愛

攻6000/打撃2

『解放条件!』〔君のライフ6以下で、君の場にカード名に「ジャックナイフ」を含むモンスターがいる。〕

◼️【装備コスト】ゲージ2払う。

◼️このカードは破壊されず、手札に戻せず、能力を無効化されない。

◼️お互いのアタックフェイズ開始時、君の手札かドロップから〈竜装機〉1枚までを場の〈ネオドラゴン〉1枚のソウルに入れて、君のライフ+2!

◼️君の場のカード名に「ジャックナイフ」を含むモンスターのソウルが3枚以上ある時、このカードは【貫通】を得て、君のカード全ては、相手の効果でレストされず、君が効果で受ける3以上のダメージを2減らす。

【3回攻撃】

 

 

梨子は、蒼白のオーラを纏い、梨子の後ろ髪を留めていたバレッタが少し大きい「(キラ星)」の形になり、梨子の両手首に青い光の大きな「(キラ星)」マークが浮かび上がる。そして、梨子の背中から蒼白の光の両翼が生える。梨子が少し動くたびに、蒼白の粒子が舞う。

 

 

アルカー『ドラゴンフォースが、変わってやがる………⁉︎』

 

梨子「スターライトジャックの能力で、ソウルが3枚以上なら、私の場のカード全ての攻撃力+2000よ!」

 

 

ドラゴンフォース"喜愛の型"

攻6000→8000

 

 

スターライトジャック

攻7000→9000/打撃2→3

 

 

梨子「さらにキャスト!〈ドラゴンフォース・スターチャージ〉」

◼️手札1→0

 

 

ドラゴンフォース・スターチャージ

魔法/チャージ

◼️君がカード名に「ドラゴンフォース」を含むカードを装備していれば使える。

◼️君のデッキの上から2枚をゲージに置く。さらに、君の場にソウル2枚以上の〈ネオドラゴン〉がいれば、カードを1枚引く。「ドラゴンフォース・スターチャージ」は1ターンに1回だけ使える。

 

 

梨子「2チャージ、さらに1ドロー!」

◼️手札0→1/ゲージ0→2

 

梨子「スターライトジャックの能力で、ドロップから〈竜装機 シルトファイター〉をソウルイン!ライフ1回復!」 LP2→3

 

 

ジャックナイフ ソウル3→4

 

 

梨子「バトル!ドラゴンフォースの能力発動!手札の〈剣星機 J・アンチノミー〉をジャックにソウルイン!ライフ+2!」 LP3→5

◼️手札1→0

 

 

剣星機 J・アンチノミー

竜装機

サイズ1/攻3000/防3000/打撃2

◼️このカードがソウルにある〈ネオドラゴン〉の攻撃力を+3000する。さらに、カード名に「ジャックナイフ」を含むカードのソウルにあるなら、そのカードは【貫通】を得る。

 

 

ジャックナイフ ソウル4→5

◼️J・イグナイター

(ジャックナイフ 打撃3→4)

◼️エルガーカノン

(ジャックナイフ 攻9000→11000/打撃4→5)

◼️竜装機 シルトファイター

(ソウルから捨てて、ダメージを0にする。)

◼️剣星機 J・グレイツ

(ジャックナイフは【2回攻撃】を得る。/ジャックのソウルからドロップしたら、ゲージと手札+1、ライフ+2)

◼️剣星機 J・アンチノミー

(ジャックナイフ 攻11000→14000/【貫通】)

 

 

梨子「そしてジャックをセンターからレフトに【移動】」

 

 

ジャックナイフ センター→レフト

 

 

梨子「ジャックナイフでドラゴニスアルカーに攻撃!」

 

アルカー『キャスト!〈冥府の瘴気〉』

◼️手札1→0

 

 

ジャックナイフ

攻14000

 

ドラゴニスアルカー

防6000

 

ドラゴニスアルカー ソウルガード 2→1

 

 

梨子「【貫通】5ダメージ!」

 

アルカー『〈冥府の瘴気〉の能力で、ダメージを0にして、ライフ+2だ!』 LP5→7

 

梨子「ジャックナイフで【2回攻撃】!」

 

 

ドラゴニスアルカー ソウルガード 1→0

 

 

梨子「【貫通】5ダメージ!」

 

アルカー『ぐぁぁ!』 LP7→2

 

梨子「ドラゴンフォースで、ドラゴニスアルカーに攻撃!」

 

 

梨子の左手首に浮かび上がる「(キラ星)」マークが大きなレールガンに変化する。梨子はそれを軽々と構えて、左側の翼の光がレールガンに集約され、電磁波を纏う高質量のエネルギーの塊をドラゴニス・アルカーに放つ!

 

 

 

ドラゴンフォース"喜愛の型"

攻8000

 

ドラゴニスアルカー

防6000

 

冥府神官 ドラゴニスアルカー"ズェウル" 完全撃破‼︎

 

 

梨子「ドラゴンフォースは、場にソウル3枚以上のジャックがいれば【貫通】を得る!これで終わりよ!【貫通】2ダメージ!」

 

 

ドラゴニスアルカーを破壊したエネルギーの塊はファイターのアルカー目掛けて放たれる!

 

 

アルカー『うぉぉぉ!ぐぁぁぁぁぁ!!』 LP2→0

 

ーーー

ーーー

 

アルカー『まさか、俺が同じ相手に負けるなんてな………、俺の方が最後のファイトになっちまったか………』

 

梨子「アルカー、私はあなたが悪い〈冥府龍〉とは思えないの。ただ純粋に、強いファイターであろうとしてるだけなんじゃない?」

 

 

アルカーの頭上に黒い穴が現れる。アルカーの身体は徐々に粒子となる。

 

 

アルカー『………人間に俺のことは分からねーよ。俺はただ、ギラ様にとっての最強の矛とし………………』

 

 

アルカーは粒子になって完全に吸い込まれてしまった。

 

 

梨子「アルカー………」

 

ダイヤ/ルビィ「梨子さん(ちゃん)!!」

 

梨子「ダイヤさん、ルビィちゃん!」

 

ダイヤ「見事なファイトでした。」

 

ルビィ「うん!凄かった!」

 

梨子「ありがとう。2階には曜ちゃんが行ってると思うから、少しだけ休んでから行きましょう?」

 

ダイヤ「そうですね。大変なファイトでしたから。」

 

 

 

冥府神官 アルカー 消滅………

 

 

 




今回も感想を是非‼︎


ーーー次回予告ーーー

曜とファーズは三度相見える(みたびあいまみえる)。それは宿命とも思えるファイト。
だが、今回の曜は違った。4日前、〈冥府の巣窟〉から帰還した後、千歌の死に直面した時の感情………、大切な幼馴染みを、親友を守れなかった自分の不甲斐なさと怒りを、目の前の暴壁に、ただ ぶつける!

次回『曜 vs 暴壁の神官 ボルガルト・ファーズ』


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曜 vs 暴壁の神官 ボルガルト・ファーズ

これまでの『バディファイトLoveLive!サンシャイン‼︎』

 

 

ついに、生ける者全ての魂を冥府の世界に解放する為に、人間界に進行してきた〈冥府龍〉達。未だ目覚めない千歌の為にも、Aqours/サツキ/真柴は、「冥府龍王 ギラ」が居るであろう冥府の塔に赴いた。

 

そしてAqours/サツキ/真柴の前に立ち塞がる〈冥府四神官〉共………

 

アルカーは、ダイヤとルビィが………

ファーズは、善子と花丸が………

ヴレンは、果南と鞠莉が対峙していが、Aqoursのメンバー6人全員が、冥府神官に敗北してしまった。

 

だが、そんな彼女達のピンチに、梨子、曜、炎斬が満を持して駆けつける!

 

そして、サツキが冥府神官のジルバを倒し、梨子がアルカーを倒した。

 

残る冥府神官は残り3体となった。

 

ーーー

ーーー

 

冥府の塔 2階………

 

 

ファーズ『やっと来たな、曜とやら』

 

曜「ファーズ………、善子ちゃんと花丸ちゃんを倒したのはあなたなの?」

 

 

曜はボロボロで伏している善子と花丸を見てファーズに問う。

 

 

ファーズ『………ああ、そうだ。』

 

曜「そう。」

 

花丸「曜ちゃん………?」

 

善子「曜………?」

 

曜「待ってて二人とも、今、ファーズを倒すから。」

 

 

曜はファーズに向き直る。今の曜の目は、ほんの少しつり上がって見える。今までに無いくらいに、怒りで震えている。

 

 

善子「気をつけなさいよ、あいつ、前よりもはるかに強くなってるわよ!」

 

花丸「桁違いの強さだったずら!」

 

曜「うん。大丈夫、私が絶対勝つ!」

 

ファーズ『三度(みたび)は負けん。行くぞ!』

 

 

 

曜「紫紺の煌めきよ、悔しさと哀しみを漆黒の輝きへと導け!輝きのルミナイズ!〈シャイニングレイ・ダークネス〉」

 

ファーズ『ギラ様の力が、俺に新たな鎧を与えた。ルミナイズ!〈暴壁の神官〉』

 

 

オープンTHEフラッグ

 

 

曜「ダークネスドラゴンワールド」

◼️手札6/ゲージ2/ LP10

 

ファーズ『冥府龍界』

◼️手札5/ゲージ3/ LP10

 

 

ファーズ『俺の先攻だ。ドロー、チャージ&ドロー。』

◼️手札5→6/ゲージ3→4

 

ファーズ『ライフ1払い〈冥府充填〉デッキトップから2枚を冥府に送り、ゲージ+2する。』

◼️手札6→5/ゲージ4→6/冥府0→2/ LP10→9

 

ファーズ『〈大冥斧 空砕き〉を装備する。』

◼️手札5→4/ゲージ6→5/ LP9→8

 

 

大冥斧 空砕き

冥府/武器

攻6000/打撃2

◼️【装備コスト】ゲージ1払い、ライフ1払う。

◼️このカードは、君のセンターにモンスターがいても攻撃できる。

◼️君の冥府ゾーンのカードが4枚以上なら、このカードの打撃力+2!

【貫通】

 

 

ファーズ『バトルだ。空砕きで攻撃だ。打撃2!』

 

曜「くっ………」 LP10→8

 

ファーズ『ターンエンド。』

◼️手札4/ゲージ5/冥府2/ LP8

 

 

曜「私のターン、ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札6→7/ゲージ2→3

 

曜「〈ブラック・ドレイン〉ファーズのデッキを3枚破棄!そしてゲージ+1!」

◼️手札7→6/ゲージ3→4

 

ファーズ『相変わらずのデッキ破壊か………』

破棄枚数0→3

 

曜「センターに〈黒き王冠 ザ・クラウン〉をコール!登場時にゲージ+1、さらに相手のドロップが6枚以上ならゲージ+1!合計2チャージ!」

◼️手札6→5/ゲージ4→5→6

 

 

黒き王冠 ザ・クラウン

サイズ1/攻3000/防2000/打撃1

 

 

曜「ライトにコール!〈逆襲の黒死竜 アビゲール〉をコール!」

◼️手札5→4/ゲージ6→5

 

 

逆襲の黒死竜 アビゲール

サイズ1/攻6000/防1000/打撃2

 

 

曜「そして、逆襲のアビゲールを破壊して、ライトに〈終末の黒死竜 アビゲール〉をコール!」

◼️手札5→4/ゲージ5→4

 

 

終末の黒死竜 アビゲール

黒竜/死/深淵

サイズ2/攻6000/防3000/打撃2

◼️【コールコスト】君の場の〈黒竜〉1枚を破壊して、ゲージ1払う。

◼️このカードが登場した時、君の手札を2枚捨ててよい。捨てたら、相手のデッキの上から3枚をドロップして、君のデッキの上から1枚ゲージに置いて、カードを1枚引く。

【貫通】

 

 

曜「終末のアビゲールの登場時に手札2枚捨てて、ファーズのデッキを3枚破棄!そして私は1チャージ、1ドロー!」

◼️手札4→2→3/ゲージ4→5

 

ファーズ『ふむ………』

◼️破棄枚数3→6

 

曜「さらに破壊した逆襲のアビゲールの能力で、ファーズのデッキを2枚破棄して、1ドロー!」

◼️手札3→4

 

ファーズ『ぬ………。』

破棄枚数6→8

 

ーーー

ーーー

 

花丸「ファーズのデッキをどんどん削ってるずら………」

 

善子「デッキ破壊で直ぐにケリをつける気ね。」

 

ーーー

ーーー

 

曜「バトル!ザ・クラウンでファーズに攻撃!打撃1!」

 

ファーズ『………!』 LP8→6

 

曜「終末のアビゲールで攻撃!打撃2!」

 

ファーズ『ぬん………』 LP6→4

 

曜「ターンエンド!」

◼️手札4/ゲージ5/ LP8

 

 

ファーズ『俺のターン。ドロー、チャージ&ドロー!』

◼️手札4→5/ゲージ5→6

 

ファーズ『センターにバディコール(LP4→5)!〈冥府神官 ボルガルト・ファーズ〉』

◼️手札5→4/ゲージ6→3/冥府2→5

 

 

冥府神官 ボルガルト・ファーズ

冥府龍界/デンジャーW

冥府龍

サイズ3/攻5000/防10000/打撃3

◼️【コールコスト】ゲージ3払う。払ったゲージは冥府ゾーンに置く。

◼️【起動】君のデッキの上から3枚を冥府ゾーンに置く。置いたら、相手のモンスター1枚を破壊する。さらに君のライフ6以下なら、ゲージ1払い、このカードの攻撃力と防御力を入れ替えて、打撃力+1!

◼️〈冥龍撃〉(君の冥府ゾーンにカードが6枚以上ある。)

このカードが破壊された時、冥府ゾーンのカードを2枚ドロップに戻してよい。戻したら、このカードを場に残して、相手にダメージ2!

【貫通】【ライフリンク4】

 

 

曜「これが新しいファーズ………?」

 

ファーズ『そう。これこそ、ギラ様から授かった鎧だ。ボルガルトファーズの【起動】発動!俺のデッキトップから3枚を冥府に送り、終末のアビゲールを破壊する!』

◼️冥府5→8

 

 

終末のアビゲール 破壊‼︎

 

 

曜「アビゲール………!」

 

ファーズ『さらに俺のライフが6以下なら、攻撃力と防御力を入れ替えて、打撃+1だ。』

 

 

ボルガルトファーズ

攻5000→10000

防10000→5000

打撃3→4

 

 

ファーズ『さらに、空砕きは、俺の冥府ゾーンが4枚以上なら、打撃+2する。』

 

 

大冥斧 空砕き

打撃2→4

 

 

曜「⁉︎」

 

ファーズ『バトルだ。ボルガルトファーズでザ・クラウンに攻撃だ。』

 

 

ボルガルトファーズ

攻10000

 

ザ・クラウン

防2000

 

黒き王冠 ザ・クラウン 撃破‼︎

 

 

ファーズ『【貫通】4ダメージだ!』

 

曜「うぁぁぁ!」 LP8→4

 

ファーズ『空砕きは俺のセンターにモンスターが居ても攻撃できる。空砕きで曜に攻撃!打撃4』

 

曜「キャスト!〈ドラゴンシールド 黒竜の盾〉ダメージを0にして、ライフ+1!」 LP4→5

◼️手札4→3

 

ファーズ『ターンエンドだ。』

◼️手札4/ゲージ3/冥府8/ LP5

 

 

曜「私のターン!ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札3→4/ゲージ5→6/ LP5

 

曜「防御力10000………、ただでは突破できないね………。だったら、レフトに〈宣告の黒死竜 アビゲール〉をコール!」

◼️手札4→3/ゲージ6→5

 

 

宣告の黒死竜 アビゲール

サイズ1 /攻6000/1000/打撃1

 

 

曜「ライトに〈覚醒の黒死竜 アビゲール〉をコール!」

◼️手札3→2/ゲージ5→4

 

 

覚醒の黒死竜 アビゲール

サイズ1/攻6000/防1000/打撃2

 

 

曜「覚醒のアビゲールの登場時に、ボルガルトファーズを破壊!そして相手のデッキトップから2枚破棄!」

 

 

ボルガルトファーズ 破壊‼︎

 

 

ファーズ『ふん、それで俺を退けたつもりか?』

◼️破壊枚数6→8

 

曜「え?」

 

ファーズ『ボルガルトファーズが破壊された時、俺の冥府ゾーンが6枚以上なら〈冥龍撃〉発動!冥府ゾーンのカード2枚をドロップドロップに戻し、俺は復活する!そして相手にダメージ2だ!』

◼️冥府8→6

 

 

復活したファーズが放った衝撃波が曜に直撃し、そのまま曜は後ろに吹き飛ぶ。

 

 

曜「うわぁぁ!」 LP5→3

 

ーーー

ーーー

 

善子「復活した上にダメージ2はキツいわね。」

 

花丸「まる達もアレに追い詰められたずら………」

 

ーーー

ーーー

 

曜(くっ………、破壊すれば、復活してダメージ2が返ってくる………)

 

アビゲール(だが、その能力も無限ではない。冥府ゾーンのカードが発動条件枚数以下になれば問題は無いが………こちらのライフの限界もある………、それに………今の曜では………)

 

曜(でも今はそんな事関係ない!必ず勝つんだ!)

 

曜「バトル!宣告のアビゲールと覚醒のアビゲールで連携攻撃!宣告のアビゲールの能力!ボルガルトファーズを破壊して、ボルガルトファーズのサイズ分ライフを回復!」 LP3→6

 

 

ボルガルトファーズ 撃破‼︎

 

 

ファーズ『怖じけず攻めたか、だが〈冥龍撃〉冥府から2枚をドロップし、復活!そしてダメージ2だ!』

◼️冥府6→4

 

曜「ぐぅぅ………!」 LP6→4

 

ファーズ(だがこれで、〈冥龍撃〉の発動条件枚数を下回ったか………ならば!)

 

 

宣告のアビゲール+覚醒のアビゲール

連携 攻12000

 

ボルガルトファーズ

防10000

 

 

ファーズ『キャスト!〈タルタロスシールド"冥府の盾"〉攻撃を無効化する。そして、冥府ゾーンが4枚以上なら、1 チャージ、ライフ+1だ。』

◼️手札4→3/ゲージ3→4/ LP5→6

 

曜「ターンエンド………」

◼️手札2/ゲージ4/LP4

 

 

ファーズ『俺のターンだ。ドロー、チャージ&ドロー!』

◼️手札3→4/ゲージ4→5

 

ファーズ『そろそろ俺の本気を見せてやろう!〈冥府開闢"ズェウル"〉発動!開闢の意志よ、この俺に鉄壁の鎧を!デッキより〈冥府神官 ボルガルト・ファーズ"ズェウル"〉へと、進化コール!』

◼️手札4→3/ゲージ5→2/冥府4→7

 

 

冥府神官 ボルガルト・ファーズ"ズェウル"

冥府龍界/デンジャーW

冥府龍

サイズ3/攻6000/防12000/打撃0

◼️このカードは「冥府開闢"ズェウル"」の能力でしか、手札とデッキからコールできない。

◼️【コールコスト】君の場のサイズ3以上の〈冥府龍〉1枚を冥府ゾーンに置いて、ゲージ3払う。払ったゲージは冥府ゾーンに置く。

◼️【起動】君のアタックフェイズ開始時、君のデッキの上から2枚を冥府ゾーンに置く。置いたら、相手の場のカードを2枚まで破壊する。

◼️相手は可能なら、必ずこのモンスターに攻撃する。

◼️〈冥龍撃〉(君の冥府ゾーンにカードが5枚以上ある。)

このカードが場を離れる時、君の冥府ゾーンのカード2枚をドロップに戻して、このカードを場に残す。そして君のライフ+2して、相手にダメージ2!

【反撃】【ライフリンク4】

 

 

曜「………! 凄いプレッシャー………」

 

ファーズ『これこそ、自分の限界をさらに超えた力だ………。バトル。【起動】発動!アタックフェイズ開始時、俺のデッキの上から2枚を冥府に送り、場のカード2枚までを破壊する。俺は2枚のアビゲールを破壊する。』

◼️冥府7→9

 

 

宣告の黒死竜 アビゲール 破壊‼︎

 

覚醒の黒死竜 アビゲール 破壊‼︎

 

 

曜「そんな⁉︎」

 

ファーズ『大冥斧 空砕きで曜に攻撃!打撃4!』

 

曜「ゲージ1払い、ドロップの〈戦域の支配者 アビゲール〉をデッキボトムに戻して、攻撃を無効化する!」

◼️ゲージ4→3

 

 

アビゲールの亡霊がファーズの斧を受け止める。

 

 

ファーズ『ふん、ターンエンドだ。』

◼️手札3/ゲージ2/冥府9/ LP6

 

曜「これで終わり………?」

 

ファーズ『俺の打撃力は0だからな。』

 

 

曜「私のターン、ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札2→3/ゲージ3→4

 

曜(このファイト………絶対に負けない!)

 

 




今回も感想を是非‼︎


ーーー次回予告ーーー

幾度たる曜の攻撃も〈冥府の暴壁〉には遠く及ばない………、どんな攻撃も弾き返す鉄壁の守りの前に、曜はさらに追い詰められていく………、だが、曜は諦めない。高過ぎて超えられない壁ならば、いっそ壊してしまえばいい!!

次回『悲悔(ひかい)の翼』


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悲悔(ひかい)の翼

これまでの『バディファイトLoveLive!サンシャイン‼︎』

 

 

ついに、生ける者全ての魂を冥府の世界に解放する為に、人間界に進行してきた〈冥府龍〉達。未だ目覚めない千歌の為にも、Aqours/サツキ/真柴は、「冥府龍王 ギラ」が居るであろう冥府の塔に赴いた。

 

そしてAqours/サツキ/真柴の前に立ち塞がる〈冥府四神官〉共………

 

アルカーは、ダイヤとルビィが………

ファーズは、善子と花丸が………

ヴレンは、果南と鞠莉が対峙していが、Aqoursのメンバー6人全員が、冥府神官に敗北してしまった。

 

だが、そんな彼女達のピンチに、梨子、曜、炎斬が満を持して駆けつける!

 

そして、サツキが冥府神官のジルバを倒し、梨子がアルカーを倒した。

 

残る冥府神官は残り3体となった。

 

ーーー

ーーー

 

曜はファーズと対峙していた。

 

 

◼️手札3/ゲージ4/ LP4

 

レフト:無し

ライト:無し

センター:無し

 

ーーー

ーーー

 

ファーズ

◼️手札3/ゲージ2/冥府9/ LP6

 

レフト:無し

ライト:無し

センター:冥府神官 ボルガルト・ファーズ"ズェウル"

アイテム:大冥斧 空砕き

 

 

冥府神官 ボルガルト・ファーズ"ズェウル"

冥府龍界/デンジャーW

冥府龍

サイズ3/攻6000/防12000/打撃0

◼️このカードは「冥府開闢"ズェウル"」の能力でしか、手札とデッキからコールできない。

◼️【コールコスト】君の場のサイズ3以上の〈冥府龍〉1枚を冥府ゾーンに置いて、ゲージ3払う。払ったゲージは冥府ゾーンに置く。

◼️【起動】君のアタックフェイズ開始時、君のデッキの上から2枚を冥府ゾーンに置く。置いたら、相手の場のカードを2枚まで破壊する。

◼️相手は可能なら、必ずこのモンスターに攻撃する。

◼️〈冥龍撃〉(君の冥府ゾーンにカードが5枚以上ある。)

このカードが場を離れる時、君の冥府ゾーンのカード2枚をドロップに戻して、このカードを場に残す。そして君のライフ+2して、相手にダメージ2!

【ライフリンク4】

 

ーーー

ーーー

 

曜:メインフェイズ………

 

 

曜(このファイト………絶対に負けない!)

 

曜「〈アビス・シンフォニア〉2ドロー!」

◼️手札3→2→4/ゲージ4→3

 

曜「〈デスゲージタイマー〉を【設置】」

◼️手札4→3

 

 

デスゲージタイマー ソウル5

 

 

曜「レフトに〈束の間の休息 アビゲール〉をコール!」

◼️手札3→2

 

 

束の間の休息 アビゲール

サイズ1/攻5000/防1000/打撃1

 

 

曜「束の間のアビゲールの能力で、ゲージ+1、さらに魔法が【設置】されていればもう一枚ゲージ+1!」

◼️ゲージ3→4→5

 

曜「ライトに〈紫炎の黒死竜 アビゲール〉をコール!」

◼️手札2→1/ゲージ5→4

 

 

紫炎の黒死竜 アビゲール

黒竜

サイズ1/攻6000/防1000/打撃2

◼️【コールコスト】ゲージ1払う。

◼️このカードの登場時、君の場のモンスター1枚を破壊する。破壊したら、君のデッキの上から2枚ゲージに置いて、カードを1枚引く。この能力は1ターンに1回だけ使える。

◼️「紫炎の黒死竜アビゲール」は1ターンに1枚しかコール出来ない。

【移動】

 

 

曜「紫炎のアビゲールの能力で、束の間のアビゲールを破壊して、2チャージ、1ドロー!」

◼️手札1→2/ゲージ4→6

 

曜「ドロップの〈黒竜〉をソウルに入れて、ゲージ1とライフ1払いバディコール(LP3→4)!〈柴煌の黒死王 アビゲール〉」

◼️手札2→1/ゲージ6→5/LP4→3

 

 

紫煌の黒死王 アビゲール

黒竜

サイズ2/攻7000/防3000/打撃2

◼️【コールコスト】君のドロップゾーンの《黒竜》1枚までをこのカードのソウルに入れて、ゲージ1払い、ライフ1払う。

◼️このカードが相手のモンスターに攻撃した時、そのカードを破壊する。破壊したら、そのカードのサイズ分相手のデッキの上からカードを相手のドロップゾーンに置いて、このカードをスタンドする。この能力は1ターンに1回だけ使える。

◼️このカード以外の《黒竜》が攻撃した時、君のライフ+1!

【移動】【ソウルガード】/ソウル1

 

 

曜「バトル!デスゲージタイマーの能力でゲージ+1!」

◼️ゲージ5→6

 

 

デスゲージタイマー ソウル5→4

 

 

ファーズ『ボルガルトファーズ"ズェウル"の効果、お前は必ずボルガルトファーズに攻撃せねばならない。』

 

曜「く………、柴煌のアビゲールと紫炎のアビゲールで連携攻撃!柴煌のアビゲールの効果で、攻撃対象のモンスターを破壊する!ボルガルトファーズ"ズェウル"を破壊!そしてスタンド!さらに、相手のデッキをボルガルトファーズのサイズ分破棄!紫煌のアビゲールの更なる能力で、他の〈黒竜〉が攻撃した事でライフ+1」LP4→5

 

 

ボルガルトファーズ"ズェウル"破壊‼︎

 

 

ファーズ『この時、〈冥龍撃〉発動!冥府のカード2枚をドロップし、ボルガルトファーズを場に残す。そして俺のライフ+2、お前にダメージ2だ。』 LP6→8

◼️冥府9→7/破棄枚数6→9

 

曜「くぅ………!攻撃は続行してる!」LP5→3

 

 

紫煌のアビゲール+紫炎のアビゲール

連携 攻13000

 

ボルガルトファーズ"ズェウル"

防12000

 

ボルガルトファーズ"ズェウル"撃破‼︎

 

 

ファーズ『〈冥龍撃〉冥府から2枚をドロップに戻し、場に残す。そしてライフ+2、曜にダメージ2だ。』LP8→10

◼️冥府7→5

 

曜「うぁぁ!」LP3→1

 

ファーズ『………まだ攻撃できるだろう。』

 

曜「攻撃力は足りないけど、紫煌のアビゲールで再攻撃!」

 

 

だが、攻撃力7000と足りない為、攻撃は弾かれてしまう。

 

 

曜「ターンエンド………」

◼️手札1/ゲージ5/LP1

 

ーーー

ーーー

 

花丸「手札が1枚で、ライフも1なんて………」

 

善子「ゲージばかり多くても勝てないわよ……⁉︎」

 

ーーー

ーーー

 

ファーズ『俺のターン、ドロー、チャージ&ドロー。』

◼️手札3→4/ゲージ2→3/冥府5

 

ファーズ『………バトルだ。』

 

曜「デスゲージタイマーのソウル1枚をゲージに!」

◼️ゲージ5→6

 

 

デスゲージタイマー ソウル4→3

 

 

ファーズ「バトル開始時に能力発動、デッキトップから3枚を冥府に送り、相手の場のカード2枚まで破壊する!』

◼️冥府5→8

 

曜「その前に、キャスト!〈尊キ犠牲〉紫炎のアビゲールを破壊して、ライフ+2、1ドロー!」LP1→3

◼️手札1→0→1

 

ファーズ『だが、残りも破壊する。』

 

曜「紫煌のアビゲールの【ソウルガード】」

 

 

紫煌のアビゲール ソウルガード 1→0

 

ーーー

ーーー

 

花丸「ライフを回復しても、ライフ3じゃ凌げないずら!」

 

善子「ドローした1枚に掛かってるわね。」

 

ーーー

ーーー

 

ファーズ『終わりだ。空砕きで攻撃!打撃4』

 

曜「キャスト!〈ドラゴンシールド 黒竜の盾〉ダメージを0にして、ライフ+1!」LP3→4

 

ファーズ『耐えたか。ターンエンドだ。』

◼️手札4/ゲージ3/冥府8/LP10

 

 

曜「はぁ……はぁ……、強い………!ダメだ………、今回ばかりは、勝てないよ………」

 

 

曜はへたり込んで、悟ったような表情になる………

 

 

ファーズ『………そろそろ20分だな。』

 

曜「え?」

 

 

すると、また外の風景が見える。そして、上空の黒い穴に幾つもの青い光が黒い穴に吸い込まれていく………、そして映像には、逃げ惑う人々や、断末魔の叫びが聞こえてくる………

 

 

曜「や、止めて………、止めてよ!!どうして………?なんでこんな事………!あなた達は、どれだけ私達の大事な人達を奪おうとするの!!」

 

 

曜は怒りを表しながらも涙を流す………

 

 

曜「う………うぅ……、グスッ……うぅ……っ」

 

ーーー

ーーー

 

善子「曜………」

 

花丸「曜ちゃん………」

 

ーーー

ーーー

 

曜「こんな時………千歌ちゃんなら、どうしたかな………」

 

 

曜の脳裏に、千歌がファイトしている姿が浮かぶ。だが、思い浮かぶ千歌のファイトは全て笑顔のファイトばかりだった………

 

その姿を思い出した曜は小さく笑って呟く………

 

 

曜「ははは………、私、バカだ………バカ曜だ、本当に………()()()()()()()()()()()() なんて……分かりきってる事だったじゃん……

 

 

曜は静かに立ち上がる………

 

 

曜「千歌ちゃんは、どんな時でも諦めなかった。正直笑えないファイトだってあったし、辛いファイトもあった、苦しいファイトだってあったのに………、千歌ちゃんは笑顔のファイトを崩さなかった!」

 

 

涙を流しながらも、曜はまっすぐフィールドを見つめる。今の曜の目には、さっきまでの怒りを感じない。

 

 

曜「千歌ちゃんはどんなピンチでも、まっすぐに立ち向かって行く………。だから私は諦めない!」

 

 

曜「私のターン、ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札0→1/ゲージ6→7

 

 

曜は引いたカードを見て、微かに微笑む。

 

 

曜「ごめんね千歌ちゃん………、ありがとう。

 

曜「ゲージ1払い〈アビス・シンフォニア〉2ドロー!」

◼️手札1→0→2/ゲージ7→6

 

 

アビゲール(何か吹っ切れたか?曜。)

 

曜(うん。今ここで私が諦めたら………、私達の大切なもの、全部なくなっちゃう………、そうなったら、私は一緒後悔する。)

 

アビゲール(そうか。)

 

曜「私ね……、千歌ちゃんの心臓の鼓動が聞こえなくて………、千歌ちゃんが死んじゃうかもしれないって知って、本当に悲しかった、同時に、悔しかった………!私がもっと強かったら………って、今でも思ってる。」

 

 

その時、曜の手札の1枚が、白紫の輝きを放つ!

 

 

アビゲール「曜、お前のその悲しみと後悔こそ、お前の力だ。」

 

曜「うん!私のライフ4以下で、私の場にアビゲールが居れば………〈ドラゴンフォース"悲悔の型"〉解放‼︎」

◼️手札2→1/ゲージ6→4

 

 

ドラゴンフォース"悲悔(ひかい)の型"

黒竜/悲哀/後悔

攻8000/打撃2

〈解放条件‼︎〉〔君のライフが4以下で、君の場かドロップにカード名に「アビゲール」を含むモンスターがいる。〕

◼️【装備コスト】ゲージ2払う。

◼️このカードは、相手の効果で破壊されず、手札に戻せず、能力は無効化されない。

◼️【対抗】手札のこのカードを【装備コスト】を払って装備できる。装備したターン中、君の場のモンスターは破壊されず、君はダメージを受けない。

◼️お互いのアタックフェイズ開始時、君のドロップから、カード名に「アビゲール」を含む必殺モンスター以外のモンスター1枚までを【コールコスト】を払わずコールできる。さらに相手のデッキを3枚ドロップに置いて、君のライフ+3して、カードを1枚引く。

【2回攻撃】【貫通】

 

 

曜は白紫のオーラを纏い、曜の髪に白紫のメッシュが入る。そして、曜の目からまっすぐに、まるで涙を流しているかのような模様線が浮かび上がる。そして曜の両腕には、白紫の光の鎖が絡み、巻きついている。さらに曜の背中から白紫の光の両翼が生える。

 

曜が少し動くたびに、白紫の粒子が舞う。

 

 

ファーズ『なんだ⁉︎このドラゴンフォースは………!』

 

曜「私の悲しみと後悔が、新たなドラゴンフォースを生み出した………。」

 

曜「バトル!アタックフェイズ開始時、ドロップから〈覚醒の黒死竜 アビゲール〉をコール!そしてファーズのデッキを3枚破棄して、私のライフ+3、1ドロー!」 LP4→7

◼️手札1→2

 

ファーズ「ぬっ………………」

◼️破棄枚数9→12

 

 

覚醒の黒死竜 アビゲール

サイズ1/攻6000/防1000/打撃2

 

 

曜「覚醒のアビゲールの登場時、ボルガルトファーズを破壊して、デッキを2枚破棄!」

 

 

ボルガルトファーズ"ズェウル" 破壊‼︎

 

 

ファーズ『無駄な事を、〈冥龍撃〉!冥府ゾーンから2枚をドロップに戻し、俺のライフ+2、そして曜にダメージ2だ。』 LP10→12

◼️冥府8→6/破棄枚数12→14

 

曜「悪いけど、ドラゴンフォースを装備したターン中、私はダメージを受けない!」

 

ファーズ『何⁉︎』

 

曜「デスゲージタイマーの能力でゲージ+1!」

◼️ゲージ4→5

 

曜「改めていくよ!ドラゴンフォースと覚醒のアビゲールで連携攻撃!」

 

 

ドラゴンフォース+覚醒のアビゲール

連携 攻14000

 

ボルガルトファーズ"ズェウル"

防12000

 

ボルガルトファーズ"ズェウル" 撃破‼︎

 

 

曜「ドラゴンフォースの【貫通】2ダメージ!」

 

 

曜の右腕に巻きついていた白紫の光の鎖が解けて、柄の長い白紫の長鎌の姿に変わり、曜はその長鎌でファーズを斬りつける!

 

 

ファーズ『ぐぬぅ!』 LP12→10

 

ファーズ『〈冥龍撃〉冥府ゾーンから2枚ドロップし、ボルガルトファーズを復活。ライフ+2!』 LP10→12

◼️冥府6→4

 

曜「紫煌のアビゲールでボルガルトファーズに攻撃!紫煌のアビゲールの能力で、攻撃対象のボルガルトファーズ"ズェウル"を破壊!ボルガルトファーズのサイズ分のデッキを破棄して、紫煌のアビゲールをスタンド!」

 

 

ボルガルトファーズ"ズェウル" 破壊‼︎

 

 

ファーズ『キャスト!〈冥府の幻影〉』

 

 

冥府の幻影

冥府

◼️相手の攻撃中に使える。

◼️【対抗】次に破壊される〈冥府〉と〈冥府龍〉のモンスター1枚を場に残す。

 

 

ファーズ『ボルガルトファーズを場に残す。』

 

 

曜「ドラゴンフォースと紫煌のアビゲールで連携攻撃!」

 

 

ドラゴンフォース+紫煌のアビゲール

連携 攻15000

 

ボルガルトファーズ"ズェウル"

防12000

 

ボルガルトファーズ"ズェウル"完全撃破‼︎

 

 

ファーズの〈冥龍撃〉は、冥府ゾーンが5枚以上でなければ発動できない。今のファーズの冥府ゾーンは2枚、よってボルガルトファーズ"ズェウル"の復活能力は発動できないのだ。

 

 

曜「ドラゴンフォースの【貫通】2ダメージ!」

 

 

長鎌の形だった光の鎖は、今度は柄の長い刃の大きい長斧に姿を変えて、その長斧で曜はファーズを斬りつける!

 

 

ファーズ『ぐぅぅ!』 LP12→10

 

 

ボルガルトファーズ"ズェウル"

【ライフリンク4】

 

 

ファーズ『ぐぉぉぉぉ!』 LP10→6

 

曜「ファイナルフェイズ‼︎」

 

ファーズ『………っ⁉︎』

 

曜「紫煌の黒死王 アビゲールと覚醒の黒死竜 アビゲールを破壊して、ゲージ3払い、必殺コール!!〈アビゲール"バニシング・グラビティ・デスホール‼︎"〉」

◼️手札2→1/ゲージ5→2

 

 

アビゲール"バニシング・グラビティ・デスホール‼︎"

黒竜

サイズ3/攻10000/僕8000/打撃3

◼️【コールコスト】君の場のカード名に「アビゲール」を含むモンスター1枚以上、全て破壊して、ゲージ3払う。

◼️相手のドロップにカードが6枚以上あるなら、このカードの打撃力+3!さらに、12枚以上あるなら、このカード1枚の攻撃は無効化されない。さらに君のライフ3払ってよい。払ったら、このカードのダメージは減らせず、このカードは相手の効果でレストされず、打撃力は減らない。

 

 

曜の場に、上半身だけの巨大なアビゲールが現れる。そのアビゲールは、両翼に黒い球体を1つずつ構えており、下半身も巨大な黒い球体が付いている。その黒い球体1つ1つの中に乱気流のように重力波が入り乱れている。

 

 

曜「必殺モンスターは、相手のドロップが6枚以上なら打撃+3、12枚以上なら攻撃は無効化されない!さらにライフ3払い、ダメージは減らせず、相手の効果でレストされず、打撃力は減らない!」 LP7→4

 

 

必殺モンスター 打撃3→6

 

 

ファーズ『馬鹿な………⁉︎』

 

曜「必殺モンスターで攻撃!打撃6!!!"バニシング・グラビティ・デスホール‼︎"」

 

 

アビゲールの下半身の球体がファーズを吸い込み、アビゲールはそのまま翼を閉じる。と、3つの球体がちょうど1つに重なり、重力波の乱気流がファーズを押し潰して押さえ込み、黒い爆発を起こす!!

 

 

ファーズ『ぐぅぅぅぉぉぉぉぉ!!!』 LP6→0

 

ーーー

ーーー

 

ファーズ『この俺が、三度まで人間に敗するとは………』

 

曜「ファーズ、私は、さっきまで自分の怒りをただぶつけるだけのファイトをしていた。でも、ピンチになって、改めて冷静になれたよ。それは感謝してる。」

 

 

ファーズの頭上に黒い穴が現れる。

 

 

ファーズ『感謝か………、よもや最後のファイトが、人間に感謝されるモノになるとはな………、だが、なかなか悪くな………』

 

 

ファーズは粒子となって、黒い穴に吸い込まれてしまった。

 

 

善子/花丸「曜(ちゃん)!」

 

曜「善子ちゃん、花丸ちゃん。」

 

花丸「新しいドラゴンフォース、凄かったずら!」

 

善子「まぁ、なかなか強かったんじゃない?」

 

曜「ありがとう。ファイトで少し疲れちゃった。梨子ちゃん達が来るまで少し休んでよっか!」

 

 

 

冥府神官 ファーズ 消滅………

 




今回も感想を是非‼︎


ーーー次回予告ーーー

最後の冥府神官ヴレン、彼のファイトは狡猾にして崇高……… 〈非情無情の神官〉と謳うだけあって非常識な能力を持っている。だが、非常識なファイターはヴレンの他にも存在する。燃え滾る闘志が溢れるその漢には、常識も非常識も通用しない。なぜなら………彼こそが、常識を逸脱した孤高のファイターであるからだ!

次回『燃え滾る闘志 炎斬 vs 非情無情の神官 ルースレス・ヴレン』


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燃え滾る闘志 炎斬 vs 非情無情の神官 ルースレス・ヴレン

これまでの『バディファイトLoveLive!サンシャイン‼︎』

 

 

ついに、生ける者全ての魂を冥府の世界に解放する為に、人間界に進行してきた〈冥府龍〉達。未だ目覚めない千歌の為にも、Aqours/サツキ/真柴は、「冥府龍王 ギラ」が居るであろう冥府の塔に赴いた。

 

そしてAqours/サツキ/真柴の前に立ち塞がる〈冥府四神官〉共………

 

アルカーは、ダイヤとルビィが………

ファーズは、善子と花丸が………

ヴレンは、果南と鞠莉が対峙していが、Aqoursのメンバー6人全員が、冥府神官に敗北してしまった。

 

だが、そんな彼女達のピンチに、梨子、曜、炎斬が満を持して駆けつける!

 

そして、サツキがジルバを、梨子がアルカーを、曜がファーズを倒した。そして、残る冥府神官は残り1体となった。

 

ーーー

ーーー

 

冥府の塔 3階………

 

 

炎斬「あれが〈冥府龍〉か………………」

 

ヴレン『………何だ、お前は………?』

 

炎斬「あ?まずてめぇから名のれよ。」

 

ヴレン『私の名はヴレンだ。』

 

炎斬「俺は焼野 炎斬だ。」

 

ヴレン『貴様、神聖なる〈冥府の塔〉に穴を開けるとは、なんたる愚行だ!』

 

 

炎斬は、バディのブルグと共に、冥府の塔の3階の壁を破壊して乗り込んで来たのだ。

 

 

炎斬「あ?人間様の通り道に、こんなモンおっ建てておいて、穴空けられても文句言えねーだろうが。」

 

ヴレン『何だと………?』

 

炎斬「文句があるならファイトで晴らせよ。」

 

果南「気をつけなよ、炎斬………。」

 

鞠莉「あいつ、かなり強いわよ。」

 

炎斬「関係ねーよ。倒す事に変わりはねーー。まぁ見てろよ、俺がぜってーにぶっ倒す!」

 

果南「頼んだよ、炎斬。」

 

鞠莉「頑張って!」

 

炎斬「よぉ、だらだらうだうだ話してる気はねーー、始めようぜ!」

 

ヴレン『良いだろう。貴様もろとも、冥府に解放してやる。』

 

 

 

炎斬「真っ赤に燃やせ、新たな力と共に、熱き魂を!ルミナイズ!〈爆炎軍 進撃!〉」

 

ヴレン『ギラ様から与えられたこの力で………、お前達に絶望を送ろう。ルミナイズ!〈非情無情の神官〉』

 

 

オープンTHEフラッグ

 

 

炎斬「ドラゴンワールド」

◼️手札6/ゲージ2/ LP10

 

ヴレン『冥府龍界』

◼️手札5/ゲージ3/ LP10

 

 

ヴレン『私から先攻だ。ドロー、チャージ&ドロー!』

◼️手札5→6/ゲージ3→4

 

ヴレン『ゲージ3払い、センターにバディコール( LP10→11)!〈冥府神官 ルースレス・ヴレン〉』

◼️手札6→5/ゲージ4→1/冥府0→3

 

 

冥府神官 ルースレス・ヴレン

冥府龍界/エンシェントW

冥府龍

サイズ3/攻10000/防7000/打撃2

◼️【コールコスト】ゲージ3払う。払ったゲージは冥府ゾーンに置かれる。

◼️相手のアタックフェイズ開始時、相手はライフ2を払わなければ、このターンの攻撃はできない。さらに、君のデッキの上から3枚冥府ゾーンに置く。

◼️〈冥龍撃〉(君の冥府ゾーンにカードが6枚以上ある。)

このカードが破壊された時、君のライフ+2して、このカードを場に残す。ただし、相手はライフ3を払ってよい。払ったら、このカードを裏向きにする。(裏向きのこのカードは場に無いものとして扱い、お互いのエンドフェイズに表向きにする。)

【2回攻撃】【貫通】【ライフリンク3】

 

 

ーーー

ーーー

 

果南「いきなり出てきた………」

 

ーーー

ーーー

 

炎斬「………」

 

ヴレン「バトルだ。ルースレスヴレンで炎斬に攻撃!打撃2」

 

炎斬「ぐっ………」LP10→8

 

ヴレン『ターンエンドだ。』

◼️手札5/ゲージ1/冥府3/ LP 11

 

 

炎斬「俺のターン、ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札6→7/ゲージ2→3

 

炎斬「ライトに〈爆炎軍 フレイムハルバード〉をコール!」

◼️手札7→6/ゲージ3→2

 

 

爆炎軍 フレイム・ハルバード

爆炎/炎龍

サイズ2/攻6000/防6000/打撃2

◼️【コールコスト】ゲージ1払う。

◼️相手の空いてるモンスターエリアが2ヶ所以上なら、このカードは【移動】と【貫通】を得る。

 

 

炎斬「レフトに〈爆炎軍 システミックフレイム・ドラゴン〉をコール!」

◼️手札6→5

 

 

爆炎軍 システミックフレイム・ドラゴン

爆炎/炎龍

サイズ1/攻3000/防1000/打撃2

◼️空いている相手のモンスターエリア1つにつき、このカードの攻撃力+2000する。

◼️このカードが〈爆炎〉のモンスターのソウルに入った時、君のデッキからカードを1枚引く。この能力は1ターンに1回だけ使える。

【移動】

 

 

炎斬「こっちも行くぜ、2体のモンスターをソウルにして、ライトにバディコール( LP8→9)!〈爆炎龍王 クリムゾン・ブルグ〉」

◼️手札5→4/ゲージ2→0

 

 

爆炎龍王 クリムゾンブルグ

爆炎/炎龍

サイズ3/攻7000/防5000/打撃1

◼️【コールコスト】君の場の《炎龍》のモンスターを2枚までこのカードのソウルに入れて、ゲージ3払う。

◼️"爆炎連弾"君のアタックフェイズ開始時、相手の場のモンスターを2枚まで破壊する。

◼️相手のモンスターエリアが2ヶ所以上空いているなら、空いているモンスターエリア1ヶ所につき、このカードの攻撃力+2000、防御力+2000、打撃力+1!

【2回攻撃】【貫通】【ソウルガード】/ソウル2

 

 

ーーー

ーーー

 

鞠莉「炎斬君もいきなりバディを出して来たわね。」

 

ーーー

ーーー

 

炎斬「ソウルに入ったシステミックフレイムドラゴンの効果で1ドローだ!さらにブルグは、てめぇの空いてるモンスターエリアの数だけパワーアップだ。」

◼️手札4→5

 

 

クリムゾンブルグは相手の空いているモンスターエリア1つにつき、攻撃力+2000、防御力+2000、打撃+1する。ヴレンの空いてるモンスターエリアは2ヶ所なので、クリムゾンブルグの攻撃力と防御力は+4000され、打撃力+2される。

 

 

クリムゾンブルグ

攻7000→11000

防5000→9000

打撃1→3

 

 

炎斬「バトルだ!」

 

ヴレン『貴様のアタックフェイズ開始時、貴様はライフ2を払わなければ攻撃できない。ふふふ………、どうする?』

 

炎斬「どうする………だと?そんなもん、選ぶ必要もねーだろ!ライフ2払うぜ!」

◼️ LP9→7

 

ヴレン『こいつ、躊躇いなく………!デッキトップから3枚を冥府に送る。』

◼️冥府3→6

 

炎斬「てめぇをぶっ潰すのに、ライフ2程度安いもんだ。

 

ブルグ『このアタックフェイズ開始時、相手の場のモンスター2枚まで破壊する!ルースレスヴレンを破壊だ!』

 

 

ルースレスヴレン 破壊!

 

 

ヴレン『私の破壊時〈冥龍撃〉!ライフ+2だ。さらに、貴様はライフ3を払えば、私を裏向きにできる。』 LP 8→10

 

ヴレン(さすがに、ライフ3まで払う事は………)

 

炎斬「ライフ3払って、てめぇを裏向きにする!」 LP7→4

 

ヴレン『こいつ………、また躊躇もなく……!』

 

 

ルースレスヴレン 裏向き

【ライフリンク3】

 

 

ヴレン『ぐっ………』 LP10→7

 

 

 

ルースレスヴレンが裏向きになった時、場に無いものとして扱われる。よってクリムゾンブルグの攻撃力と防御力と打撃力がさらにアップする。

 

 

クリムゾンブルグ

攻11000→13000

防9000→11000

打撃3→4

 

 

炎斬「クリムゾンブルグで、ヴレンに攻撃!打撃4!」

 

 

ヴレン『キャスト!〈冥府の白雷〉クリムゾンブルグの打撃を2下げる。さらに冥府ゾーンが4枚以上なら1ドロー!』

◼️手札5→4→5

 

 

クリムゾンブルグ

打撃4→2

 

 

ヴレン『ぐっ!』 LP7→5

 

炎斬「クリムゾンブルグの【2回攻撃】だ!打撃4!」

 

ヴレン『キャスト!〈冥府の瘴気〉ダメージを0にし、ライフ+2!』 LP5→7

◼️手札5→4

 

炎斬「ターンエンドだ。」

◼️手札4/ゲージ0/ LP4

 

 

炎斬のターン終了時に、裏向きのルースレスヴレンは表向きに直り、再び姿を現わす。

 

 

ーーー

ーーー

 

鞠莉「さすが炎斬君ね。ヴレンの能力を相手に全く怯まない。」

 

果南「逆にヴレンは、炎斬の躊躇いない判断に少し戸惑ってるね。」

 

ーーー

ーーー

 

 

ヴレン『私のターン、ドロー、チャージ&ドロー!』

◼️手札4→5/ゲージ1→2

 

ヴレン『どうやら貴様は、今までの人間とは少し違うらしいな。少し、みくびっていた。貴様のような人間は早急に排除した方が良さそうだ。』

 

炎斬「あ?」

 

ヴレン『キャスト〈冥府充填〉ライフ1払い、2チャージ、2ドロー!』

◼️手札5→4/ゲージ2→4/冥府6→8/ LP7→6

 

ヴレン『貴様にはもう手は抜かん。少し早いが………キャスト!〈冥府開闢"ズェウル"〉!』

◼️手札4→3

 

ヴレン『開闢の意思よ………、この私に更なる絶望の力を(もた)らしたまえ!デッキよりセンターにコール!〈冥府神官 ルースレス・ヴレン"ズェウル"〉』

◼️ゲージ4→0//冥府8→12→13

 

 

冥府神官 ルースレス・ヴレン"ズェウル"

冥府龍界/エンシェントW

冥府龍

サイズ3/攻13000/防8000/打撃2

◼️このカードは「冥府開闢"ズェウル"」の能力以外で、手札とデッキからコールできない。

◼️【コールコスト】君の場のモンスター1枚の能力を無効化して、冥府ゾーンに置いて、ゲージ4払う。払ったゲージは冥府ゾーンに置く。

◼️このカードが破壊された時、君のライフ+2!さらに、このカードを場に残す。ただし、相手はライフ2払ってよい、払ったらこのカードを裏向きにする。

◼️〈冥龍撃〉(君の冥府ゾーンにカードが10枚以上ある。)

君のターン終了時、このターンが終わった後、もう一度君のターンになる。ただし、相手はライフ5払ってよい。払ったら、この能力を無効化して、このカードを裏向きにする。そして君のライフ+4!!

(裏向きのこのカードは場に無いものとして扱い、お互いのエンドフェイズに表向きにする。)

【2回攻撃】【貫通】【ライフリンク3】

 

 

ーーー

ーーー

 

果南「ヴレンの姿が………」

 

鞠莉「変わった⁉︎」

 

ーーー

ーーー

 

炎斬「………⁉︎」

 

ヴレン『ふふふ………、さすがのお前も動揺しているな?これこそが本当の私の力だ。バトル!ルースレスヴレン"ズェウル"で炎斬に攻撃!打撃2!』

 

炎斬「キャスト!〈ドラゴンシールド 青竜の盾〉攻撃を無効化して、ゲージ+1!」

◼️手札4→3/ゲージ0→1

 

ヴレン『【2回攻撃】だ!』

 

炎斬「もう1枚〈ドラゴンシールド 青竜の盾〉攻撃を無効化して、1 チャージ!」

◼️手札3→2/ゲージ1→2

 

ヴレン『私のターンは終了だ………が、〈冥龍撃〉発動!』

 

炎斬「?」

 

ーーー

ーーー

 

果南「このタイミングで〈冥龍撃〉⁉︎」

 

鞠莉「いったい、どんな能力が………!」

 

ーーー

ーーー

 

ヴレン『私のターン終了後………、もう一度私のターンになる。』

 

炎斬「何だと⁉︎」

 

ーーー

ーーー

 

鞠莉「What's⁉︎extra turn⁉︎」

 

果南「なんて能力………」

 

ーーー

ーーー

 

ヴレン『ただし、貴様はライフ5払う事で、この能力を無効化できる………。が、貴様には払えるライフは無いだろう?』

 

 

炎斬の今のライフは4だ。

 

 

ヴレン『よって、強制的に私のターンだ。ドロー、チャージ&ドロー!』

◼️手札3→4/ゲージ0→1

 

ヴレン『ライフ1とゲージ1払い装備!〈冥府の杖 アルテカロス〉』

◼️手札4→3/ゲージ1→0

 

 

冥府の杖 アルテカロス

冥府龍界

冥府

攻3000/打撃2

◼️【起動】このカードをレストしてよい。レストしたら、君のセンターの〈冥府龍〉のモンスター1枚の攻撃力+3000、打撃力+2!!

◼️【対抗】君のセンターにいる〈冥府龍〉のモンスターが場を離れた時、そのカードの【ライフリンク】でダメージを受ける代わりに、その【ライフリンク】の数値分、君のライフを回復する。その後、このカードを破壊する。

 

 

ヴレン『冥府の杖 アルテカロスをレストする。そして、ルースレスヴレンの攻撃力+3000、打撃+2する。』

 

 

ルースレスヴレン"ズェウル"

攻13000→16000

打撃2→4

 

 

ブルグ『ここで打撃を上げてきたか。』

 

炎斬「かんけーねーな。耐えてやる!」

 

ヴレン『バトルだ!ルースレスヴレンで炎斬に攻撃!打撃4!』

 

炎斬「キャスト!〈エンリュウシールド 炎の盾〉」

◼️手札2→1

 

 

エンリュウシールド 炎の盾

炎龍/防御

◼️相手のターンの攻撃中に使える。

◼️【対抗】その攻撃を無効化する。さらに、君の場にサイズ2以上の〈炎龍〉のモンスターがいるか、〈炎龍〉のモンスターが2枚以上あれば、君のライフ+2して、ゲージ+2して、カードを1枚引く!

 

 

炎斬「攻撃を無効化するぜ!さらに、サイズ2以上の〈炎龍〉がいる事で、ライフ+2、2チャージ、1ドロー!」 LP4→6

◼️手札1→2/ゲージ2→4

 

ヴレン『ルースレスヴレンで【2回攻撃】だ!打撃4!』

 

炎斬「ぐぁぁぁぁ!」 LP6→2

 

ヴレン『さらにキャスト!〈冥府の闘牙〉』

◼️手札3→2

 

 

冥府の闘牙

冥府龍界

冥府

◼️君のターンのアタックフェイズ中に使える。

◼️【対抗】君の場の〈冥府龍〉のモンスター1枚をスタンドする。さらに、君の冥府ゾーンにカードが6枚以上あるなら、そのモンスターの攻撃力+3000する。

◼️「冥府の闘牙」は1ターンに1枚だけ使える。

 

 

ヴレン『私をスタンドする。さらに攻撃力+3000だ。』

 

 

ルースレスヴレン"ズェウル"

攻16000→19000

 

 

ヴレン『これて終わりにしよう。ルースレスヴレンで3回目の攻撃だ!打撃4!』

 

炎斬「キャスト!〈不屈の炎龍魂〉」

◼️手札2→1

 

 

不屈の炎龍魂

炎龍

◼️君の場に〈炎龍〉のモンスターがいれば使える。

◼️【対抗】君のライフ+4!「不屈の炎龍魂」は1ターンに1枚だけ使える。

 

 

炎斬「俺のライフ+4!」 LP2→6

 

ヴレン『だが、攻撃は続いている!打撃4!』

 

炎斬「ぐぁぁぁ!!」 LP6→2

 

ヴレン『くっ………!』

 

炎斬「てめぇ、さっきから何 焦ってんだよ?俺が恐えのか?」

 

ヴレン『ぐ………、うるさい!ターンエンドだ。』

◼️手札2/ゲージ0/冥府13/ LP6

 

 

炎斬「俺のターンだ。ドロー!チャージ&ドロー!」

◼️手札1→2/ゲージ4→5

 

炎斬「いくぜ………俺の場にブルグが居て、ライフ6以下なら………〈エンリュウフォース"爆炎の拳士"〉解放!」

◼️手札2→1/ LP2→1

 

 

エンリュウフォース"爆炎の拳士"

爆炎/炎龍

攻10000/打撃1

◼️〈爆解放‼︎〉〔君のライフが6以下で、君の場にサイズ3の「炎龍」のモンスターがいる。〕

◼️【装備コスト】ライフ1払うか、ゲージ2払う。

◼️このカードは破壊されず、能力は無効化されない。

◼️君の場の《炎龍》のモンスターを1枚選んで破壊する。このカードの打撃力を、破壊したモンスターに書かれているそれらの数値分増やす。

◼️君の《炎龍》のカードが攻撃した時、君のライフ+1!

【2回攻撃】

 

 

エンリュウフォースのオーラが炎のように揺らめき、炎斬は赤いハンドグローブを装備している。そしてエンリュウフォースのオーラがまるでサイズが少し大きめのロングコートを羽織っているように見せる。

 

 

炎斬「さらにいくぜ、ゲージ3払い〈爆炎大龍 クリムゾン・ブルグ"ボルケード"〉」

◼️手札1→0/防5→2

 

 

爆炎大龍 クリムゾン・ブルグ"ボルケード"

炎龍

サイズ3/攻10000/防6000/打撃2

◼️【コールコスト】君の場の〈炎龍〉のモンスター1枚の上に重ねて、君のデッキの上から1枚をこのカードのソウルに入れて、ゲージ3払う。

◼️君のアタックフェイズ開始時、相手のモンスター1枚を選んで破壊する。さらに、お互いの場の空いているモンスターエリアが合計3ヶ所以上なら、このカードは【3回攻撃】を得る。

◼️"爆炎闘気"このカードが、君のカードの効果で破壊された時、君の〈炎龍〉のアイテム1枚の打撃力+1して、【貫通】を与える!"爆炎闘気"は1ターンに1回だけ使える。

【貫通】【ソウルガード】/ソウル4

 

 

ブルグは紅い装甲を装備し、ブルグの背中の2つのガトリングが、巨大な2つの大砲に変化し、腕の装甲から高出力の光の刃が放出される。

 

 

ーーー

ーーー

 

果南「新しいクリムゾンブルグ………!」

 

ーーー

ーーー

 

ブルグ『この姿の俺は凶暴だぜ?さっきから散々俺を無視しやがって、ぶっ潰してやる!』

 

炎斬「落ち着けよブルグ………。エンリュウフォースの能力発動!ブルグ、お前の炎をもらうぜ!」

 

ブルグ『おう!』

 

炎斬「クリムゾンブルグを破壊して、ブルグの打撃力をエンリュウフォースに加える!ブルグは【ソウルガード】で場に残す。」

 

 

クリムゾンブルグ ボルケード ソウルガード4→3

 

エンリュウフォース

打撃1→3

 

 

炎斬「ブルグがカードの効果で破壊された時、〈炎龍〉アイテム1枚の打撃力+1する。さらに【貫通】も得る!」

 

 

エンリュウフォース

打撃3→4

【貫通】

 

 

炎斬「行くぜ、ブルグ!バトル!アタックフェイズ開始時にブルグの能力!ルースレスヴレンを破壊だ!」

 

 

ルースレスヴレン"ズェウル" 破壊!

 

 

ヴレン『私が破壊された時、ライフ+2して場に残す!』 LP6→8

 

 

炎斬「だが、ブルグの攻撃力は、俺とお前の空いているモンスターエリアが合計3ヶ所以上あれば、攻撃力+5000して、【3回攻撃】を得る!」

 

 

クリムゾンブルグ"ボルケード"

攻10000→15000

【3回攻撃】

 

 

炎斬「エンリュウフォースとクリムゾンブルグで連携攻撃だ!」

 

 

エンリュウフォース+クリムゾンブルグ"ボルケード"

連携 攻25000

 

ルースレスヴレン"ズェウル"

防8000

 

ルースレスヴレン"ズェウル"撃破!

 

 

炎斬「エンリュウフォースとクリムゾンブルグの【貫通】6ダメージだ!」

 

ヴレン『ぐぅぅぅ!』 LP8→2

 

ヴレン『だが、ライフ2回復して、場に残る!』 LP2→4

 

炎斬「まだだぜ………!エンリュウフォースとクリムゾンブルグで2回目の連携攻撃だ!」

 

ヴレン『ま、待て!!』

 

 

炎斬とブルグが攻撃しようとした時………………、壁全体に街の様子が映る。

 

 

炎斬「⁉︎」

 

ヴレン『私を攻撃するのか?もし攻撃しようものなら、この辺り一帯の人口は0になるぞ!そ、それでも攻撃するのか?』

 

ーーー

ーーー

 

果南「あいつ………!!」

 

鞠莉「何てことを………!」

 

ーーー

ーーー

 

炎斬「………………」

 

ヴレン『ふふふふ………どうする?ん?』

 

 

炎斬は頭を掻きながら深く溜め息をつく………。

 

 

炎斬「てめぇ………、何か勘違いしてねーか?」

 

ヴレン『何?』

 

炎斬「俺は別に、この街の為に戦ってる訳じゃねーーよ、千歌(あいつ)が大事にしてる居場所を奪おうとする、てめぇらが気に食わねーから戦ってんだ。」

 

 

自分達の居場所や街を護るのはAqoursの役目だが、そのAqoursの脅威を排除するのが、炎斬の役目だ。

 

 

ヴレン『ぐっ………』

 

 

ヴレンは、最後まで躊躇いなく立ち向かって来る炎斬に、恐怖を覚える。同時に、人間に対して始めて恐怖を覚えた。

 

 

ヴレン『な………なんだ?いったい何なんだ!お前は⁉︎』

 

炎斬「俺は………てめぇにとっての唯一の、天敵だ!!」

 

 

エンリュウフォース+クリムゾンブルグ"ボルケード"

連携 攻25000

 

ルースレスヴレン

防8000

 

 

ルースレスヴレン"ズェウル"撃破‼︎

 

 

炎斬「【貫通】6ダメージだ!!」

 

ヴレン『う、うぉぉぉぉぉぉぉ!!!』 LP4→0

 

ーーー

ーーー

 

ヴレン『このヴレンが………人間風情に………!』

 

 

ヴレンの頭上に、黒い穴が現れる。

 

 

炎斬「今更だぜ。この俺を恐れた時点で、てめぇはすでに負けてたんだよ。」

 

ヴレン『ぐっ………愚かなり………』

 

 

ヴレンは粒子になり、黒い穴に吸い込まれてしまった。

 

 

冥府神官………全消滅‼︎

 

 

 

 




今回も感想を是非‼︎


ーーー次回予告ーーー

彼女は、ただひたすらに「蛇の道」を進み続ける。全ては、大切な仲間や友達と再会する為に………大切な居場所を護る為に………。そして、目の前の巨大な扉を開けた時、更なる試練が待ち受ける。

次回『最後の試練』


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最後の試練

現世の世界で、Aqours/炎斬/サツキ/真柴が〈冥府龍〉との最終決戦の時を迎えていた同刻………、千歌は『死と生の狭間』で、「蛇道の門番」金閣と銀閣に勝利した千歌は、「蛇の道」をひたすらに突き進んでいた。

 

ーーー

ーーー

 

「蛇の道」をひたすらに進み、千歌は巨大な扉の前にたどり着いた。

 

 

千歌「はぁ……、はぁ……、つ、着いた………。疲れがなかなか取れなくなってきた………、この扉の向こうに行けば、生き返れるんだ。」

 

 

千歌は大きく深呼吸を何度かして、息の乱れを整える。そして、扉に手をかざして、思い切り押し込む。

 

軋む音を響かせて開いた扉の向こうには、白黄はくおうの空間が広がっていた。

 

千歌がその空間に入った時、巨大な扉が自動で閉まる。

 

 

千歌「うわぁ〜〜………」

 

『良くここまで来たね。千歌ちゃん。』

 

千歌「え?」

 

 

千歌が声が聞こえた方向を振り向くと、そこには、赤い光の人型が立っていた。

 

 

『やあ、千歌ちゃん!』

 

千歌「あなたは?」

 

『あれ?忘れちゃったの?私の声』

 

千歌「え、あ、この声って………、天の声さん?」

 

『うん、そうだよ。でも、人の形で会うのは初めてだよね。ちょっと待ってね。』

 

 

すると、赤い光の人型がさらに強く光る………。その眩しさに千歌を目を瞑る………しばらくして、目を開けると、そこには、日焼けしたような焦げ肌色で、髪の色もブラッドオレンジ色の少女が立っていた。そして千歌自身、その姿の正体を知っていた。

 

 

千歌「え………、ち、千歌………?」

 

『うん!見た目のベースは千歌ちゃんだよ。でも、この姿は最初から固定されたモノなんだよ。』

 

千歌「どういうこと………?」

 

『簡単に言うと、私は最初から千歌ちゃんなんだよ。』

 

千歌「?」

 

『何言ってるか分かんないよね。私も良く分かんない。もっと簡単に言うと私は千歌ちゃん自身、千歌ちゃんの中に眠る、もう1人の千歌ちゃんなんだよ。』

 

千歌「もう1人の千歌………」

 

『そして、私は千歌ちゃんの中にある力でもある。』

 

千歌「私の中の力………、もしかして………!」

 

『そう。もっともっと簡単に言うと、私は、千歌ちゃんの心で、千歌ちゃんの感情の力………つまり、私は〈ドラゴンフォース〉そのものでもあるんだ。』

 

千歌「あなたが………ドラゴンフォース………」

 

『そうだよ。じゃあ早速、最後の試練を始めようか。』

 

千歌「えっ………最後の試練?」

 

『そう。もしかして、ここまでたどり着けば、すぐに生き還れると思った?甘いよ、ちゃんと最後の試練を受けなきゃ。』

 

千歌「そうなんだ………」

 

『最後の試練は………、もう想像がついてると思うけど、私とバディファイトして勝つこと。分かるよね?』

 

千歌「うん!」

 

『このファイトで千歌ちゃんが勝てば、千歌ちゃんを生き還らせてあげる。でも、もし負けたら………』

 

千歌「ま、負けたら?」

 

『二度と現世には還れない。THE・END………だよ。勿論、ここまで辿り着いた時点で、千歌ちゃんに選択肢は無い。必ずこの試練は受けなきゃならない。』

 

千歌「分かってる。やろう!」

 

『そう来なくちゃ!』

 

 

なお、今後もう1人の千歌を「チカ」と呼びます。

 

 

千歌「太陽より高い所へ!太陽より眩い輝きを放って!輝きのルミナイズ!〈太陽の煌めき〉」

 

チカ『始めようか、最後の試練を………ルミナイズ!』

 

 

オープンTHEフラッグ

 

 

千歌「ドラゴンワールド」

◼️手札6/ゲージ2/ LP10

 

チカ『ドラゴンワールド』

◼️手札6/ゲージ2/ LP10

 

 

千歌「私が先攻!」

 

チカ『いいよ!』

 

千歌「ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札6→7/2→3

 

千歌「ライトに〈神速のバルドラゴン〉をコール!レフトに〈フレアファングドラゴン〉をコール!」

◼️手札7→6→5

 

 

神速のバルドラゴン

サイズ2/攻6000/防3000/打撃2/【移動】

 

 

フレアファングドラゴン

サイズ1/攻3000/防1000/打撃1

 

 

千歌「フレアファングの登場時、1チャージ、1ドロー!」

◼️手札5→6/ゲージ3→4

 

千歌「バトル!神速のバルドラゴンで攻撃!攻撃時、相手のセンターが空いていれば、ライフ+1!」 LP10→11

 

チカ『うっ!』 LP10→8

 

千歌「ターンエンド!」

◼️手札6/ゲージ4/ LP 11

 

 

チカ『チカのターン、ドロー、チャージ&ドロー!』

◼️手札6→7/ゲージ2→3

 

チカ『レフトに〈ブレストコロナ・ドラゴン〉をコール、ライトに〈黒点の竜 ブラックドット〉をコール!』

◼️手札7→6→5

 

 

ブレストコロナ・ドラゴン

サイズ2/攻5000/攻4000/打撃2

 

 

黒点の竜 ブラックドット

サイズ1/攻5000/防1000/打撃1/【移動】

 

 

千歌「太陽竜………」

 

チカ『そう言えば、千歌ちゃんは今まで、同じ〈太陽竜〉と戦った事無かったよね。』

 

千歌「うん。」

 

チカ『ふふふ………、バトル!』

 

千歌「神速のバルドラゴンをセンターに【移動】」

 

チカ『ブラックドットで神速のバルドラゴンに攻撃!』

 

 

ブラックドット

攻5000

 

神速のバルドラゴン

防3000

 

神速のバルドラゴン 撃破!

 

 

チカ『ブレストコロナで攻撃!攻撃時にゲージ+1、さらに相手のセンターが空いていればゲージ+1!』

◼️ゲージ3→4→5

 

千歌「うっ!」 LP 11→9

 

チカ『ターンエンド』

◼️手札5/ゲージ5/ LP8

 

 

千歌「私のターン、ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札6→7/ゲージ4→5

.

千歌「ライトに〈黒点の竜 ブラックドット〉をコール!」

◼️手札7→6

 

 

黒点の竜 ブラックドット

サイズ1/攻5000/防1000/打撃1

 

 

千歌「バトル!」

 

チカ『こっちのブラックドットをセンターに【移動】』

 

千歌「ブラックドットで、チカのブラックドットに攻撃!」

 

 

ブラックドット

攻5000

 

ブラックドット

防1000

 

ブラックドット 撃破!

 

 

千歌「フレアファングドラゴンで攻撃!打撃1」

 

チカ「う………」 LP8→7

 

千歌「ファイナルフェイズ!ゲージ3払い、フレアファングを必殺モンスターに!!〈バルドラゴン"バルバースト・スマッシャー‼︎"〉」

◼️手札6→5/ゲージ5→2

 

 

バルドラゴン"バルバースト・スマッシャー‼︎"

サイズ2/攻11000/防6000/打撃4/【ソウルガード】/ソウル1

 

 

千歌「必殺モンスターでチカに無効化されない攻撃!"バルバースト・スマッシャー‼︎"」

 

チカ『うぁぁぁ!!』 LP7→3

 

千歌「ターンエンド!」

◼️手札5/ゲージ2/ LP9

 

 

チカ『やるね………さすが私だよ、千歌ちゃん。』

 

千歌「そうかな………」

 

チカ『うん。さすがだよ………、だからこそ、千歌ちゃんは見つめ直さないといけない、今までの自分の力を……!』

 

千歌「今までの………自分の力………?」

 

チカ『うん!』

 

 

その時、チカの全身から紅いオーラが溢れ出す………!

 

 

チカ『ドロー!チャージ&ドロー!』

◼️手札5→6/ゲージ5→6

 

チカ『レフトのブレストコロナを進化!〈超太陽竜 バルソレイユ〉』

◼️手札6→5/ゲージ6→4

 

 

超太陽竜 バルソレイユ

サイズ3/攻7000/防7000/打撃2→3/【2回攻撃】【ソウルガード】/ソウル1

 

 

チカ『そして、私のライフ6以下で、場にバルソレイユが居れば………〈ドラゴンフォース"紅蓮の型"〉解放‼︎』

◼️手札5→4/ゲージ4→1

 

 

ドラゴンフォース"紅蓮の型"

攻6000/打撃1/【貫通】

 

 

千歌「ドラゴンフォース………⁉︎いったい、どうして⁉︎」

 

チカ『言ったでしょ。私はあなた自身、千歌の心であって、感情の力そのもの、ドラゴンフォースと同じ存在だって。だから私が使えて当然なんだよ。』

 

チカ『ドラゴンフォースの能力で、バルソレイユをソイルイン!バルソレイユのパラメーターと能力を全て得る。』

 

 

ドラゴンフォース"紅蓮の型"

攻6000→13000

打撃1→3→4

【2回攻撃】【ソウルガード】/ソウル1

 

 

チカ『バトル。』

 

千歌「ブラックドットの【移動】はしないよ!」

 

 

ドラゴンフォースのソウルにあるバルソレイユの能力は、ゲージ1払う事で、相手のセンターのモンスターを破壊する能力がある。その能力を使わずとも、ドラゴンフォースの攻撃で破壊されてしまえば、【貫通】で打撃力分のダメージを受けてしまうのだ。

 

 

チカ『ドラゴンフォースで千歌ちゃんに攻撃!打撃4!』

 

千歌「うぁぁぁ!」 LP9→5

 

チカ『まだ終わりじゃないって分かってるよね?ドラゴンフォースの【2回攻撃】!打撃4』

 

千歌「キャスト!〈ドラゴンシールド 太陽の盾〉攻撃を無効化して、1チャージ、ライフ1回復!」LP4→5

◼️手札5→4/ゲージ2→3

 

チカ『ターンエンドだよ』

◼️手札4/ゲージ1/ LP3

 

チカ『どお?自分自身のドラゴンフォースと戦うなんて、絶対に実現しない事なんだよ?』

 

千歌「うん………、一生体験できない事だよね………」

 

 

千歌は笑って立ち上がる………

 

 

チカ『またその顔………、負けちゃうかもしれないピンチなのに、いつも笑ってファイトする、立ち上がる………。嫌いじゃないけど、好きでもない。私には、ただの苦し紛れにしか見えないよ。』

 

千歌「そうだね。確かに、苦し紛れに感じるかも………、だけど、ピンチの時だからこそ、笑ってないと、運だって回って来ないと思う!」

 

チカ『運………?違うよ。今まで千歌ちゃんが勝てて来たのは、私が居たからでしょ?はっきり言うけど、千歌ちゃんはドラゴンフォースが無ければ、何もできない、弱いままなんだよ!』

 

千歌「………! そんな事⁉︎」

 

チカ『なら証明してみなよ。私に勝ってさ!』

 

 

千歌「私のターン、ドロー!チャージ&ドロー!」

◼️手札4→5/ゲージ3→4

 

千歌「ライトに〈フレアファングドラゴン〉をコール!」

◼️手札5→4

 

 

フレアファングドラゴン

サイズ1/攻3000/防1000/打撃1

 

 

千歌「登場時に1チャージ、1ドロー!」

◼️手札4→5/ゲージ4→5

 

千歌「ゲージ2払って装備!〈バルバースト・ハンマー〉」

◼️手札5→4/ゲージ5→3

 

 

バルバースト・ハンマー

太陽竜/武器

攻7000/打撃3

◼️【装備コスト】ゲージ2払う。

◼️このカードの攻撃は無効化されない。

◼️このカードのバトル終了後、君のライフ+2!

 

 

千歌「ゲージ2払い、必殺モンスターを進化!〈超太陽光竜 バルソレイユ・ソル〉」

◼️手札4→3/ゲージ3→1

 

 

超太陽光竜 バルソレイユ・ソル

サイズ3/攻7000/防7000/打撃3/【2回攻撃】【ソウルガード】/ソウル2

 

 

チカ『へ〜、バルソレイユを進化させたんだ。』

 

千歌「うん!バトル!バルバーストハンマーでチカに攻撃!この攻撃は無効化されない!打撃3」

 

 

チカの ライフは3、この攻撃が決まれば、千歌の勝ちだ。

 

 

チカ『攻撃を無効化できないか………キャスト!〈ドラゴンフォース・ガッツ〉私のライフ+3!そして相手のターンなら1ドロー!ぐぅぅ………!』 LP3→6→3

◼️手札4→3→4

 

千歌「バルバーストハンマーのバトル後、ライフ+2!バルソレイユソルでチカに攻撃!打撃3!」LP5→7

 

チカ『キャスト!〈ドラゴンフォース・バリア〉攻撃を無効化して、ライフ+2!』LP3→5

◼️手札4→3

 

千歌「バルソレイユソルで【2回攻撃】!打撃3!」

 

チカ『ソウルのバルソレイユから得ている能力で、ソウルがある限り、ダメージを1減らすよ!うぁぁ!』LP5→3

 

千歌「ターンエンド………!」

◼️手札3/ゲージ1/LP7

 

 

チカ『私のターン、ドロー、チャージ&ドロー!』

◼️手札3→4/ゲージ1→2

 

チカ『じゃあ、この試練もそろそろ終わらせようか。』

 

チカ『レフトに〈バーニングレイピア・ドラゴン〉をコール!』

◼️手札4→3

 

 

バーニングレイピア・ドラゴン

サイズ1/攻4000/防1000/打撃1

 

 

チカ『バーニングレイピアとドラゴンフォースで連携攻撃!バーニングレイピアの能力で1 ドロー!連携打撃6』

◼️手札3→4

 

千歌「キャスト!〈ドラゴンシールド 太陽の盾〉攻撃を無効化して、1チャージ、ライフ+1!」LP7→8

◼️手札3→2/ゲージ1→2

 

チカ『ドラゴンフォースで千歌ちゃんを攻撃!打撃4』

 

千歌「うぁぁ!」LP 6→2

 

チカ『キャスト〈ドラゴンフォース・アドベント〉ドラゴンフォースをスタンド!ドラゴンフォースで3回目の攻撃!』

 

 

ドラゴンフォース・アドベントの能力でスタンドしたドラゴンフォースの攻撃が無効化された場合、相手はダメージ2を受けてしまう………そして千歌のライフは残り2、攻撃を無効化してもしなくても、敗北は確定しているようなものだ。

 

 

千歌「私は………負けない!バルソレイユ・ソルの能力発動!"太陽の絆"バルソレイユのソウルを1枚コストに、私は今のダメージを受けない!」

 

チカ『⁉︎』

 

 

バルソレイユソルのブレードビットが合体して回転する事で、攻撃を弾き返す。

 

 

チカ『ふふふ………、そうでなくちゃ。ターンエンド』

◼️手札4/ゲージ2/LP3

 

チカ『もう諦めなよ。幾らネバっても、もう無駄だよ?』

 

千歌「………」

 

 

千歌は俯いたまま黙り込む。

 

 

チカ『どうして立つの?耐えるの?諦めないの?』

 

千歌「………私は確かに、ドラゴンフォースが………あなたが居なきゃ、何もできない弱い子なのかもしれない………、でも、逆を言えば、あなたが居たから……私は強くなれた。」

 

チカ『………』

 

千歌「だからこれからも、私と一緒に戦ってほしい。」

 

チカ『………そんな事、勝ってから言ってよ。』

 

 

千歌「うん!ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札2→3/ゲージ2→3

 

千歌「バトル!バルバーストハンマーで無効化できない攻撃!打撃3!」

 

チカ『キャスト!〈ドラゴンフォース・バリア〉ダメージを0にして、ライフ+2!』LP3→5

◼️手札4→3

 

千歌「バルソレイユソルで攻撃!打撃3!」

 

 

ソウルから得ているバルソレイユの能力でダメージを1減らす。

 

 

チカ『くぅ!』LP5→3

 

千歌「バルソレイユソルで【2回攻撃】」

 

チカ『キャスト!〈ドラゴンシールド 太陽の盾〉攻撃を無効化して、1チャージ、ライフ1回復。』LP3→4

◼️手札3→2/ゲージ3→4

 

チカ『た、耐えたよ………さぁ、どうする?』

 

千歌「私は諦めない!」

 

チカ『⁉︎ ドラゴンフォースの光が………⁉︎』

 

 

その時、チカのドラゴンフォースの光が、千歌のカードに集まっていく………、さらにどこから来たか、蒼白の光と白紫の光が千歌のカードに集まる。

 

 

千歌「いくよ皆んな………ファイナルフェイズ‼︎キャスト!〈オールフォース・シャイン〉」

◼️手札3→2/ゲージ3→1/LP2→1

 

 

オールフォース・シャイン

必殺技

ドラゴンW/スタードラゴンW/ダークネスドラゴンW

太陽竜/ネオドラゴン/黒竜

◼️【使用コスト】ライフ1払い、ゲージ2払う。

◼️【対抗】君の場のモンスターかアイテム1枚をスタンドする。さらに、君がアイテムを装備しでいるなら、スタンドしたカード1枚のソウルに入れてよい。入れたら、そのカードの打撃力を∞にして、【貫通】を得て、攻撃は無効化されない。

◼️「オールフォース・シャイン」はファイト中1 回しか使えず、ファイトが終わったら、このカードは消滅する。

 

 

千歌「バルソレイユソルをスタンド!そしてこのカードをバルソレイユソルのソウルに入れて、打撃力は∞になる!そして攻撃は無効化されない!」

 

チカ『⁉︎』

 

千歌「バルソレイユソルでチカに攻撃!打撃∞!」

 

 

バルソレイユが金色に輝き、チカに突撃する!

 

 

チカ『うわぁぁぁぁぁぁぁ!!』LP4→0

 

 

ーーー

ーーー

 

チカ『あははは、負けちゃった………、さすが千歌ちゃんだ。』

 

千歌「あなたも私でしょ?」

 

チカ『そうだ、そうだったね。ごめんね、色々いじわる言って。』

 

千歌「ううん………、私こそ、自分の事を勘違いしてた。ドラゴンフォースがあるから強いんじゃない。ドラゴンフォースがあったから強くなれたんだ、って。」

 

チカ『最後に質問いい?』

 

千歌「何?」

 

チカ『千歌ちゃんにとって、ドラゴンフォースって何?どんな力?』

 

千歌「私にとってのドラゴンフォースは………、「心の力」かな?」

 

チカ『そっか。』

 

 

答えを聞いたチカは納得したように微笑み、千歌の手を握る。

 

 

チカ『行こう、千歌ちゃん。みんなの所へ帰ろう。』

 

千歌「うん!」

 

 

2人の千歌は眩ゆい光に包まれた。

 

ーーー

ーーー

 

十千万:千歌の部屋………

 

 

千歌「うぅ………ん………ん?そっか、還ってきたんだ。私………」

 

 

千歌はゆっくりとベッドから起き上がる。そして、何か異様な雰囲気を感じ取る。千歌は着替えを始めて、戦いの準備をする。

 

そして、家の外に出る………すると、冥府の塔でいくつかの力が衝突しているのを感じる。

 

 

千歌「みんな、戦ってる。」

 

志満「千歌ちゃん。」

 

千歌「志満姉………」

 

志満「無理しないで?」

 

千歌「分かってるよ。でも、私行かなきゃ。」

 

志満「事情はみんなから聞いてるわ。だから別に止めはしないわ。」

 

千歌「志満姉………」

 

志満「ただし、絶対にみんな無事で帰ってくるのよ。」

 

 

そう言って、志満は千歌に新しいデッキケースをわたす。

 

 

千歌「ありがとう。志満姉、絶対にみんな一緒に帰って来るから!」

 

 

そう言うと、デッキからバルソレイユが現れ、千歌はバルソレイユに抱えられる。

 

 

志満「いってらっしゃい。千歌ちゃん」

 

千歌「うん、行ってきます。」

 

 

千歌とバルソレイユは冥府の塔へ向かった。

 

 

 




今回も感想を是非‼︎


ーーー次回予告ーーー

追い続けて来た宿敵は1枚の扉の向こうにいる。短いようで長かった戦いに終止符を打つ為に、そして冥府の世界に解放された者達の為に、彼らは最大で最強の〈冥府龍〉に立ち向かう。

次回『決戦!グリス vs ギラ』


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決戦!グリス vs ギラ

これまでの『バディファイトLoveLive!サンシャイン‼︎』

 

 

ついに、生ける者全ての魂を冥府の世界に解放する為に、人間界に進行してきた〈冥府龍〉達。

 

『冥府の塔』での激闘の末、Aqours/炎斬/サツキの勝利によって、ついに〈冥府神官〉は全滅した。

 

そして残すは、〈冥府龍〉の長である「冥府龍王 ギラ」のみとなる。熾烈を極める〈冥府龍〉との戦いも佳境に入る。

 

ーーー

 

一方で、『死と生の狭間』で全ての試練を乗り越えた千歌は、ついに目を覚まし、現在『冥府の塔』へと向かっていた。

 

ーーー

ーーー

 

真柴とグリスは「ギラの間」の扉の前に辿り着いた。

 

 

真柴「着いたな。」

 

グリス『真柴よ、心してるな。この扉を開ければ逃げ場は一切存在しない。勝って全てを守るか、負けて消えるかだ。』

 

真柴「分かってる、俺は戦うよ。お前が一緒にいる限り俺は戦う。バディだろ?俺達。」

 

グリス『真柴………、扉を開けるぞ。』

 

真柴「ああ!」

 

 

グリスと真柴は意を決して、ギラの間の扉を開ける。そこには、玉座に座って待つギラの姿があった。

 

 

グリス『ギラ………!』

 

ギラ『………グリスよ、ここまで来たか………。』

 

グリス『ああ、今度こそお前とケリをつける為にな。』

 

ギラ『ケリをつける………か……、ふふふふ………良かろう。存分に潰し合おうではないか………。』

 

真柴「いくぞ、グリス!」

 

グリス『ああ!勝ってこの戦いの全てを終わらせてやる!』

 

 

 

真柴「紫炎を纏て、亡者の叫びを聴け!ルミナイズ!〈不死の龍団〉」

 

ギラ「生きとし生ける者全ての魂よ。不完全な器を捨て、完全なる冥府の世界へと我が導こう。ルミナイズ!〈冥府の解放者〉」

 

 

 

オープンTHEフラッグ

 

 

真柴「ダークネスドラゴンワールド」

◼️手札6/ゲージ2/ LP10

 

ギラ『冥府龍界:絶』

◼️手札5/ゲージ3/ LP12

 

 

冥府龍界:絶

フラッグ

◼️君の最初の手札は5枚、ゲージ3枚、ライフ12から始める。

◼️君は、属性に〈冥府龍〉と〈冥府〉を含むカードを使える。

◼️ドロップに置かれる君のカードは全て冥府ゾーンに置く。

◼️君の冥府ゾーンにカードが15枚以上あるなら、君のデッキの上から2枚ゲージに置いて、カードを2枚引き、君のライフ+2!!この能力はファイト中1回だけ使える。

 

 

真柴「新しいフラッグ⁉︎」

 

ギラ『我がフラッグは進化した。あの紅いドラゴンフォースの力を我がものとしてな………』

 

真柴「お前………!俺の先攻だ!ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札6→7/ゲージ2→3

 

真柴「ライトに〈不死騎龍 ヘルダムド〉レフトに〈不死騎龍 ヘルザード〉をコール!」

◼️手札7→6→5

 

 

不死騎龍 ヘルダムド

不死龍

サイズ1/攻5000/防1000/打撃1

◼️このカードが手札から登場した時、君のデッキの上から3枚をドロップゾーンに置く。

◼️このカードが【龍蘇生】で登場した時、君のデッキの上から1枚をゲージに置く。この能力は1ターンに1回だけ使える。

【龍蘇生】(君のメインフェイズ、君の手札を1枚捨てて、ドロップゾーンのこのカードを【コールコスト】を払って、コールできる。)

【貫通】

 

 

不死騎龍 ヘルザード

不死龍

サイズ1/攻4000/防1000/打撃3

◼️このモンスターが破壊された時、君のデッキの上から2枚ドロップゾーンに置いて、君のライフ+1!

【龍蘇生】

 

 

真柴「ヘルダムドの登場時に俺のデッキトップから3枚破棄する。バトル!ヘルザードでギラに攻撃!打撃3!」

 

ギラ『ぐぅ!ふふふふ………』LP12→9

 

真柴「ターンエンドだ。」

◼️手札5/ゲージ3/LP10

 

 

ギラ『我のターン………ドロー、チャージ&ドロー。』

◼️手札5→6/ゲージ3→4

 

ギラ『キャスト〈冥龍伝〉』

◼️手札6→5

 

 

冥龍伝

エンシェントW

冥府

◼️君のデッキの上から1枚をゲージに置き、カードを1枚引き、2枚を冥府ゾーンに置いて、ライフ+1!「冥龍伝」は1ターンに1枚だけ使える。

 

 

ギラ『1 チャージ、1ドロー、ライフ1回復、デッキトップから2枚を冥府に置く。そして、我がフラッグ『冥府龍界:絶』の能力で、ドロップに置くカードは冥府に置かれる。使用した〈冥龍伝〉は冥府送りだ。』LP9→10

◼️手札5→6/ゲージ4→5/冥府0→2→3

 

ギラ『ゲージ3払い、バディ【降臨】(LP10→11)!生と死は表裏一体、だが永遠の生などありはしない、我が先導に従い冥府の世界にその魂を解放せよ!〈冥府龍王 ギラ〉』

◼️手札6→5/ゲージ5→2/冥府3→6

 

 

冥府龍王 ギラ

冥府龍界

冥府龍

サイズ3/攻10000/防6000/打撃2

◼️このカードはコールできない。

◼️【起動】"冥府王宝"君の手札からカードを1枚とデッキの上から1枚を冥府ゾーンに置いてよい、置いたら、君のデッキの上からカードを1枚ゲージに置いて、カードを1枚引いて、君のライフ+2!"冥府王宝"は1ターンに1回だけ使える。

◼️〈冥龍撃〉(君の冥府ゾーンにカードが10枚以上ある。)

君の冥府ゾーンの〈冥府龍〉のモンスター1枚までを【コールコスト】を払わずにコールする。そしてこのターン中、君の〈冥府龍〉のカード全ての打撃力+1!

【貫通】【降臨】(ゲージ3払う。払ったゲージは冥府ゾーンに置く。)

 

 

ギラ『【起動】能力!"冥府王宝"手札とデッキトップから1枚ずつを冥府に送り、1チャージ、1ドロー、ライフ+2だ。』 LP 11→ 13

◼️手札5→4→5/ゲージ2→3/冥府6→8

 

ギラ『まだだ。ライフ1払い〈冥府充填〉デッキトップから2枚を冥府に送り、2チャージ………』

◼️手札5→4/ゲージ3→5/冥府8→10→11/ LP13→12

 

真柴「こいつ………、どれだけ繋げる気だ⁉︎」

 

ギラ『ふふふふ………、ゆくぞ、我の冥府ゾーンにカードが10枚以上ある時〈冥龍撃〉!』

 

グリス『この為に繋げていたのか!』

 

ギラ『我が冥府ゾーンから〈冥府龍〉1枚をコールする。冥府より蘇れ………ライトに〈冥府四天龍 アンガード・ジルバ〉をノーコストコール!さらに、場の冥府龍のカード全ての打撃+1だ。』

◼️冥府 11→10

 

 

冥府四天龍 アンガード・ジルバ

ダークネスドラゴンW

冥府龍

サイズ2/攻7000/防5000/打撃2→3

◼️【コールコスト】君のデッキの上から2枚をソウルに入れて、ゲージ2払う。払ったゲージは冥府ゾーンに置く。

◼️"霊撃"君の場のモンスターが相手のモンスターを破壊した時、相手にダメージ2!

◼️〈冥龍撃〉(君の冥府ゾーンにカードが5枚以上ある。)

【起動】ライフ2払う。払ったら、君のデッキの上から2枚までを裏向きにして、「冥府龍/サイズ0/攻7000/防5000/打撃1」のモンスターとして場に出す。

【ソウルガード】/ソウル0

 

 

冥府龍王 ギラ

打撃2→3

 

 

グリス『何⁉︎』

 

真柴「ジルバ………!」

 

ギラ『〈冥府四天龍〉は忠実なる我が臣下よ。我のデッキにあって当然よ………。アンガードジルバの〈冥龍撃〉ライフ2払い、デッキトップより1枚を裏向きでレフトにコールする。』

◼️ LP12→10

 

 

冥府龍トークン

サイズ0/攻7000/防5000/打撃1→2

 

 

ジルバの効果で、レフトに黒い影の龍が現れる。

 

 

ギラ『バトルだ。冥府龍トークンで真柴に攻撃だ。打撃2!』

 

真柴「ぐ………」LP10→8

 

ギラ『ジルバよ、真柴に攻撃だ!打撃3!』

 

真柴「ぐっ!」LP9→6

 

ギラ『我の攻撃だ!打撃3』

 

真柴「うぐぁぁ!」LP6→3

 

 

ジルバとギラの攻撃を受けた時、打撃3とは思えない強い衝撃を受け、身体の一部が吹き飛ばされる感覚に陥る!そして、微かな痛みを感じる。

 

 

真柴「うぐ………痛………!千歌はこの痛みに耐えてファイトしてたのか……?」

 

ギラ『我のファイトは神のファイト。この痛みを全身に刻みつけてやろう。ターンエンドだ。』

◼️手札4/ゲージ5/冥府10/ LP10

 

 

ターン終了時に〈冥龍撃〉で上昇したカードの打撃力は元の数値に戻る。

 

ギラ

打撃3→2

 

ジルバ

打撃3→2

 

冥府龍トークン

打撃2→1

 

 

ーーー

ーーー

 

冥府の塔:3階

 

 

ヴレンを倒した後、炎斬と果南と鞠莉は、先に進もうとしていた。

その時、1階と2階から、梨子、曜、ダイヤ、ルビィ、花丸、善子が上がって来て、Aqoursは全員無事に合流した。

 

 

果南/鞠莉「ダイヤ!」

 

ダイヤ「鞠莉さん、果南さん!無事でなによりです!」

 

果南「ダイヤ達こそ、無事で良かったよ。」

 

善子「にしては、みんなボロボロね………。」

 

花丸「まると善子ちゃんは負けちゃったからね。」

 

ダイヤ「私とルビィも負けてしまいましたわ。」

 

ルビィ「うゅ………」

 

果南「私と鞠莉も負けちゃって………」

 

鞠莉「sorryみんな……」

 

ルビィ「でも、梨子ちゃんが勝ってくれたよ。」

 

花丸「まる達も、曜ちゃんが冥府龍を倒してくれたずら!」

 

鞠莉「私と果南も、炎斬君に助けてもらったわ!」

 

炎斬「………」

 

梨子「まぁ、勝ったか負けたかは良いとして、みんな無事に合流できて良かったわ。」

 

曜「うん!」

 

 

みんなが再会を喜んでいると………

 

 

「おーい!みんな!」

 

Aqours「サツキさん!!」

 

サツキ「梨子ちゃん、曜ちゃん、炎斬君も、千歌ちゃんはもういいのか?」

 

梨子「はい!」

 

曜「何とか一命は取り留めました。」

 

サツキ「そうか、良かった。みんなも無事で。」

 

果南「サツキさんはどうして?真柴と先に行ったはずですよね?」

 

サツキ「冥府龍を倒した後、やっぱりみんなが心配で………ははは……。」

 

炎斬「おい、そろそろ行くぞ。」

 

 

Aqours/炎斬/サツキは、真柴が先に向かったであろうギラの間に向かった。

 

ーーー

ーーー

 

冥府の塔:ギラの間……

 

 

真柴「俺のターン!ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札5→6/ゲージ3→4

 

真柴「俺はドロップにある〈不死騎龍 ヘルグイン〉の【不死蘇生】手札1枚捨て、ドロップからこのモンスターをコールする!センターに〈不死騎龍 ヘルグイン〉をコール!」

◼️手札6→5

 

 

不死騎龍 ヘルグイン

不死龍

サイズ1/攻6000/防1000/打撃1

◼️ドロップからこのカードが登場した時、君のライフ+1!

◼️このカードが〈不死龍〉のモンスターのソウルからドロップに置かれた時、君のデッキの上から1枚をゲージに置く。

 

 

真柴「ヘルグインがドロップから登場した時、ライフ+1!バトルだ。ヘルグインで冥府龍トークンに攻撃!」LP3→4

 

 

ヘルグイン

攻6000

 

冥府龍トークン

防5000

 

冥府龍トークン 撃破!

◼️冥府10→11

 

 

真柴「ヘルダムドでアンガードジルバに攻撃!」

 

 

ヘルダムド

攻5000

 

アンガードジルバ

防5000

 

アンガードジルバ 撃破!

◼️冥府11→ 12

 

 

このまま、ヘルザードでギラに攻撃したいところだが、ヘルザードの攻撃力は4000、攻撃してもギラの防御力6000には届かない。

 

 

真柴「まだだ!ヘルグインとヘルザードをソウルに入れて、手札1枚とゲージ1とライフ1払い、ドロップからバディコール(LP3→4)!」

◼️手札5→4/ゲージ4→3/ LP4→3

 

真柴「散りゆく亡者達の叫びと共に、紫炎を纏いて転生せよ!〈不死転生〉!!〈不死龍王 ヴァイオレット・グリス〉」

 

 

不死龍王 ヴァイオレット・グリス

不死龍

サイズ3/攻8000/防5000/打撃3

◼️【コールコスト】君の場の〈不死龍〉のモンスターを2枚このカードのソウルに入れて、ゲージ2払う。

◼️ソウルが無いこのモンスターが破壊された時、君のドロップゾーンのサイズ1以下の〈不死龍〉のモンスター2枚までを【コールコスト】を払わずに、レフトとライトにコールできる。

◼️〈不死転生〉(君のターン中、ゲージ1払い、手札1枚捨て、ライフ1払う。)

【対抗】君の場のモンスター2枚までをこのカードのソウルに入れて、ドロップゾーンから、このカードを【コールコスト】を払わずにコールできる。〈不死転生〉は1ターンに1回だけ使える。

【貫通】【ソウルガード】/ソウル2

 

 

グリス『ギラ、お前を必ず倒す!』

 

ギラ『ふぅん。』

 

真柴「行くぞグリス!ギラに攻撃!打撃3!」

 

 

ヴァイオレットグリス

攻8000

 

ギラ

防6000

 

 

ギラ『ぐぅぅ!』 LP10→7

 

真柴「ターンエンド!」

◼️手札4/ゲージ3/ LP4

 

 

ギラ『ふふふ………たわい無い、我のターン、ドロー、チャージ&ドロー!』

◼️手札4→5/ゲージ5→6

 

ギラ『我の能力"冥府王宝"手札とデッキトップから1枚ずつを冥府に送り、1チャージ、1ドロー、ライフ+2……』LP7→9

◼️手札5→4→5/ゲージ6→7/冥府12→14

 

ギラ『そして我の〈冥龍撃〉冥府より蘇れ〈冥府四天龍 ボルガルト・ファーズ〉ライトにノーコストコール!そして冥府のカード全ての打撃+1!』

◼️冥府14→13

 

 

冥府四天龍 ボルガルト・ファーズ

デンジャーW/ダークネスドラゴンW

冥府龍

サイズ2/攻10000/防5000/打撃2→3

◼️【コールコスト】ゲージ3払う。払ったゲージは冥府ゾーンに置く。

◼️君のデッキの上から2枚を冥府ゾーンに置く。置いたら、相手のモンスター1枚を破壊して、打撃力+1!この能力は1ターンに1回だけ使える。

◼️〈冥龍撃〉(君の冥府ゾーンにカードが5枚以上ある。)

このカードが破壊された時、冥府ゾーンのカードを2枚ドロップゾーンに置く。置いたら、このカードを場に残して、相手にダメージ1!

【貫通】

 

 

冥府龍王 ギラ

打撃2→3

 

 

真柴「今度はファーズか!」

 

ギラ『ファーズの能力発動。デッキトップより2枚を冥府に送り、グリスを破壊する!』

 

真柴「【ソウルガード】だ!」

 

 

ヴァイオレットグリス 破壊! ソウル2→1

 

 

ギラ『ファーズの打撃力+1だ。』

 

 

ボルガルトファーズ

打撃3→4

 

 

ギラ『バトルだ。ファーズよ、真柴に攻撃だ。打撃4!』

 

真柴「キャスト!〈ドラゴンシールド 黒竜の盾〉ダメージを0に減らして、ライフ+1!」LP4→5

◼️手札4→3

 

ギラ『我の攻撃!打撃3』

 

真柴「キャスト!〈ヴァイオレット・バリア〉」

◼️手札3→2

 

 

ヴァイオレット・バリア

不死龍

◼️相手のターン中に使える。

◼️【対抗】君の場の〈不死龍〉のモンスター1枚を破壊する。破壊したら、君が受けるダメージを0に減らして、破壊したモンスターの打撃力分、君のライフを回復して、君のデッキから1枚引く。

 

 

真柴「悪い、グリスを破壊して、ダメージを0に減らす!そしてグリスの打撃力分ライフを回復して1枚ドロー!」LP5→8

◼️手札2→3

 

 

ヴァイオレットグリス 破壊! ソウルガード1→0

 

 

ギラ『ふん………キャスト〈冥府の闘牙〉ファーズをスタンドさせる。ファーズよ再び攻撃せよ。打撃4!』

 

真柴「ぐぁぁ!」LP8→4

 

 

打撃4の衝撃で真柴は後ろに吹き飛ぶ!

 

 

ギラ『ターンエンドだ。』

◼️手札5/ゲージ7/冥府13/LP9

 

ギラ

打撃3→2

 

ファーズ

打撃4→2

 

 

グリス『大丈夫か⁉︎真柴………!』

 

真柴「ぐっ……、強えぇ………!けど、負けるわけにはいかねーんだ………!」

 

 

 




今回も感想を是非‼︎


ーーー次回予告ーーー

ついに、不死龍と冥府龍の最後の決戦が始まった。今は亡き〈冥府四天龍〉を蘇らせて使役する『冥府龍王ギラ』の猛攻に、次第に追い詰められていく真柴とグリス………、全ての命に迫るタイムリミットと絶望を前に、一筋の希望の光が絶望の闇を祓う。

次回『太陽()はまた昇る』


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太陽()はまた昇る

これまでの『バディファイトLoveLive!サンシャイン‼︎』

 

 

ついに、生ける者全ての魂を冥府の世界に解放する為に、人間界に進行してきた〈冥府龍〉達。

 

『冥府の塔』での激闘の末、Aqours/炎斬/サツキの勝利によって、ついに〈冥府神官〉は全滅した。

 

そして残すは、〈冥府龍〉の長である「冥府龍王 ギラ」のみとなる。熾烈を極める〈冥府龍〉との戦いも佳境に入る。

 

真柴とグリスはついに、ギラの元にたどり着いた。

そして、不死龍と冥府龍の戦いに終止符を打つ為のファイトを始める!

 

ーーー

ーーー

 

冥府神官を何とか倒したAqours/炎斬/サツキ一行は、何とか無事に再会した。そして、全員揃って今まさにファイトが繰り広げられている『ギラの間』の前にたどり着いた。

 

 

炎斬「ここにギラとか言う奴が居んのか?」

 

サツキ「うん、そのはずだよ。」

 

ルビィ「途中、真柴君とは会わなかったから、先にここに来てるって事だよね。」

 

ダイヤ「ええ。」

 

曜「…………梨子ちゃん、感じる?」

 

梨子「うん。2つの大きな力がぶつかってる………。」

 

 

曜と梨子は、ドラゴンフォースが進化した影響なのか、扉の向こうで、大きな力がぶつかり合っている事を感じ取る………。

 

 

善子「て事は、ファイトは始まってるのね。」

 

果南「どっちが勝ってるとか分かるの?」

 

梨子「そこまでは分からないけど………」

 

曜「でも、どっちも大きな力って事は分かるよ。」

 

炎斬「とにかく、扉を開けようぜ。」

 

サツキ「うん。行こう!」

 

 

サツキは扉を思い切り開ける!

 

 

Aqours「………⁉︎」

 

炎斬「?」

 

サツキ「この状況は………!」

 

ーーー

ーーー

 

真柴 vs ギラ

 

 

真柴

◼️手札3/ゲージ3/LP4

 

レフト:不死龍王 ヴァイオレット・グリス

ライト:無し

センター:無し

 

ーーー

 

ギラ

◼️手札5/ゲージ7/冥府13/LP9

 

レフト:無し

ライト:冥府四天龍 ボルガルト・ファーズ

センター:無し

アイテム:冥府龍王 ギラ

 

ーーー

ーーー

 

鞠莉「あれが、冥府龍王 ギラ………!」

 

ダイヤ「なんと禍々しい………」

 

花丸「真柴君、押されてるずら?」

 

サツキ「真柴君!!」

 

ーーー

ーーー

 

真柴のスタートフェイズ………

 

 

真柴「⁉︎ サツキさん、炎斬、みんな!無事だったのか!」

 

ギラ『ほぅ………、お前達、冥府神官の皆を降して来たか。やはり、皆の闘気の消失は気のせいではなかったか。』

 

 

グリス『心配事が1つ消えたな、真柴。』

 

真柴「ああ、俺達も勝つぞ!ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札3→4/ゲージ3→4

 

真柴「俺のライフが6以下で、場にグリスが居れば………〈フシリュウフォース〉解放‼︎」

◼️手札4→3/ゲージ4→2

 

 

フシリュウフォース

不死龍

攻6000/打撃2

〈解放条件‼︎〉〔君のライフ6以下で、君の場にカード名に「グリス」を含むモンスターがいる。〕

◼️【装備コスト】ゲージ2払う。

◼️君の場の〈不死龍〉のモンスター全ての打撃力+1!

◼️このカードは破壊されず、手札に戻らず、能力は無効化されない。

【2回攻撃】

 

 

真柴は青紫色の炎のようなオーラを纏う。そして、グリスが持っているのと同じ大剣を装備する。

 

 

真柴「フシリュウフォースの能力で、〈不死龍〉のモンスター全ての打撃力+1だ!」

 

 

グリス

打撃3→4

 

ーーー

ーーー

 

果南「あれがフシリュウフォース………!」

 

鞠莉「確かに、ドラゴンフォースに似てるわね。」

 

サツキ「うん。不死龍の力とドラゴンフォースの光が融合して覚醒した力だね。」

 

炎斬「俺のエンリュウフォースみてーなものか。」

 

ーーー

ーーー

 

真柴「バトル、フシリュウフォースでボルガルトファーズに攻撃!」

 

 

フシリュウフォース

攻6000

 

ボルガルトファーズ

防5000

 

ボルガルトファーズ 撃破!

◼️冥府13→14

 

 

破壊されたファーズは、ギラのフラッグ『冥府龍界:絶』の能力で冥府ゾーンに置かれる。ファーズだけではなく、ドロップに置かれるギラのカードは全て冥府ゾーンに置かれるのだ。

 

 

真柴「フシリュウフォースは【2回攻撃】できる。フシリュウフォースでギラに攻撃!打撃2!」

 

ギラ『ぐぅぅ!』LP9→7

 

真柴「行け!グリスで攻撃!打撃4」

 

ギラ『キャスト!〈冥府の瘴気〉ダメージを0に減らし、ライフ+2』 LP7→9

◼️手札5→4/冥府14→15

 

真柴「キャスト!〈ヴァイオレット・ヒーリス〉」

◼️手札3→2

 

 

ヴァイオレット・ヒーリス

冥府龍

◼️【対抗】君の場の〈不死龍〉のモンスター1枚を破壊して、君のライフ+2!さらに、この効果でカード名に「グリス」を含むモンスターを破壊したら、君のライフ+2!「ヴァイオレット・ヒーリス」は1ターンに1回だけ使える。

 

 

真柴「グリスを破壊してライフ+2!さらにグリスを破壊した事で合計4回復!」LP4→8

 

真柴「さらに、グリスの破壊時能力!ドロップからライトに〈不死騎龍 ヘルヴォルト〉レフトに〈不死騎龍 ヘルグレーザ〉をコール!」

 

 

不死騎龍 ヘルヴォルト

不死龍

サイズ2→0/攻7000/防5000/打撃2→3

◼️【コールコスト】君の場の〈不死龍〉のモンスターを全て、このカードのソウルに入れて、ゲージ2払う。

◼️君の場にサイズ2以上の〈不死龍〉がいれば、このカードのサイズを2減らす。

◼️このカードか、このカードがソウルにあるモンスターが攻撃した時、攻撃力+3000して、【2回攻撃】を得る。この効果は1 ターンに1回だけ使える。

【貫通】【ソウルガード】

 

 

不死騎龍 ヘルグレーザ

不死龍

サイズ2/攻7000/防2000/打撃2→3

◼️【コールコスト】ゲージ1払う。

◼️君のドロップゾーンの「不死騎龍 ヘルグレーザ」以外のカードの【龍蘇生】の能力で捨てる手札の枚数を1枚減らす。

【龍蘇生】

 

 

ヘルヴォルトとヘルグレーザの打撃力は、フシリュウフォースの能力で打撃+1される。

 

 

真柴「ヘルグレーザでギラに攻撃だ!打撃3!」

 

 

ヘルグレーザ

攻7000

 

ギラ

防6000

 

 

ギラ『ぐぬぅ!』 LP9→6

 

真柴「ヘルヴォルトで攻撃!打撃3」

 

 

ヘルヴォルト

攻7000

 

ギラ

防6000

 

 

ギラ『ぐぅぅ!』 LP6→3

 

ーーー

ーーー

 

サツキ「よし!追い詰めたぞ!」

 

梨子「でも、もう真柴君に攻撃できるカードは無いわ!」

 

善子「後一歩なのに!」

 

ーーー

ーーー

 

真柴「いや、まだ俺のアタックフェイズは終わってない!ドロップのグリスの能力!ヘルヴォルトとヘルグレーザをソウルに入れて、ゲージと手札1枚ずつとライフ1払い〈不死転生〉!」

◼️手札2→1/ゲージ2→1/ LP8→7

 

真柴「散り行く亡者の叫びと共に、紫炎を纏いて転生せよ!〈不死龍王 ヴァイオレット・グリス〉」

 

 

不死龍王 ヴァイオレット・グリス

サイズ3/攻8000/防5000/打撃3→4/【貫通】【ソウルガード】/ソウル2

 

 

グリス『ギラ!貴様を倒すまで、俺は死なん!』

 

真柴「グリスで、ギラに攻撃!打撃4!」

 

 

グリス

攻8000

 

ギラ

防6000

 

ーーー

ーーー

 

鞠莉「グリスの打撃力は4、そしてギラのライフは3よ!」

 

ルビィ「この攻撃牙通れば!」

 

花丸「勝てるずら!」

 

ーーー

ーーー

 

ギラ『甘いわ!キャスト〈タルタロスシールド 冥府の盾〉攻撃を無効化する。さらに、ゲージ+1、ライフ+1。』 LP3→4

◼️手札5→4/ゲージ7→8/冥府13→14

 

グリス『まだだ!俺のソウルにあるヘルヴォルトの能力で、俺は【2回攻撃】を得ている!』

 

真柴「もう一度、グリスでギラに攻撃!打撃4!」

 

グリス『これで終わりだ!ギラーーー!!』

 

 

グリスは大剣を構え、ギラに突撃して斬りかかる!

 

 

ギラ『ぬぅ……おのれぇ………!グリスーーー!!』

 

 

グリスの一撃が直撃し、ギラは紫炎に包まれて爆発する!

 

 

ギラ『ぐぁぁぁぁぁ!』

 

ーーー

ーーー

 

Aqours「やった⁉︎」

 

サツキ「これで、終わったんだな。」

 

炎斬「やるじゃねーか、あいつ。」

 

ーーー

ーーー

 

真柴「はぁ……はぁ……はぁ……、終わったのか?」

 

グリス『………』

 

真柴「どうしたグリス?」

 

グリス『いや、勝った実感が湧かなくてな………、俺達は、勝ったのか?』

 

真柴「ああ、勝ったんだよ。」

 

グリス『そう………か……、勝ったのか。』

 

真柴「ああ、俺達は勝ったん………」

 

 

勝利を喜んでいたその時、大きな咆哮と共に、爆煙が吹き晴れる………!ギラはまだ立っていた!

 

 

ギラ『ぐぉぉぉぉーーーーーー!!!』

 

真柴「な………バカな⁉︎」

 

グリス『ギラ………、やはり実感が無さすぎたんだ………奴は倒れていなかった、ギラとの戦いはまだ終わっていなかった!!』

 

ギラ『今の攻撃程度で我は敗れはせぬ。』LP2

 

真柴「な………なんで、ライフ2なんだ⁉︎」

 

ギラ『グリスの攻撃を受ける瞬間に、我は〈冥府狂暴壁〉をキャストした。』

◼️手札4→3

 

 

冥府狂暴壁

冥府龍界

冥府/ゲット

◼️相手のターンの攻撃中、君の冥府ゾーンにカードが10枚以上あるなら使える。

◼️【対抗】次に君のライフが0になるなら、かわりに君のライフを2にする。このターン中、君はダメージを受けない。さらに、君の冥府ゾーンのカードを5枚ドロップに戻して、君のデッキの中からカードを1枚選んで手札に加える。デッキを見たらシャッフルする。

◼️このカードの能力は無効化されない。

◼️「冥府狂暴壁」はファイト中、1枚だけ使える。

 

 

ギラ『このカードの効果で、我のライフを2で固定し、我はこのターン中はダメージを受けない。さらに、冥府のカードをドロップに戻し、デッキよりカードを1枚手札に加える。ふふふふ………』

◼️手札3→4/冥府14→9

 

真柴「くっ………ターンエンドだ。」

◼️手札1/ゲージ1/ LP7

 

 

ギラ『我のターン、ドロー、チャージ&ドロー!』

◼️手札4→5/ゲージ8→9

 

真柴「ぐっ………!」

 

ギラ『残念だったな。グリス、そして真柴よ………。この我に一矢報いた事は褒めてやろう。だが、このターンでTHE ENDだ。』

 

真柴/グリス『何⁉︎』

 

ギラ『特別だ。お前達に先に見せてやろう。我の真の力を!キャスト!〈真・冥府開闢"ズェウクレイド"〉』

◼️手札5→4

 

 

真・冥府開闢"ズェウクレイド"

冥府龍界

冥府/真化

◼️君のライフが5以下なら使える。

◼️君の場のカード1枚選ぶ。君のデッキの中から選んだカード名に「"ズェウクレイド"」を含むカード1枚を選んで【降臨】コストを払って、君の場【降臨】できる。デッキを見たらシャッフルする。

◼️「真・冥府開闢"ズェウクレイド"」はファイト中に1 枚だけ使える。

 

 

ギラ『冥府に解放されし全ての者達の魂よ!死と生無き永久の世界より、我が身に1つとなれ!【降臨】〈冥府龍帝王 ズェウクレイド・ギラ〉』

◼️ゲージ9→4/冥府9→14

 

 

冥府龍帝王 ズェウクレイド・ギラ

冥府龍界

冥府龍

サイズX/攻∞/防6000/打撃3

◼️このカードは「真・冥府開闢"ズェウクレイド"」の能力以外で、【降臨】できない。

◼️このカードはコールできず、能力は無効化されず、手札に戻せず、破壊されない。

◼️"ズェウクレイド・コール"このカードが【降臨】した時、君のライフを20にする!!!

◼️ーーー不明ーーー

◼️ーーー不明ーーー

【2回攻撃】【貫通】【降臨】(ゲージ5払う。払ったゲージは冥府ゾーンに置く。)

 

 

ギラ『目を逸らさず見よ、これこそ、冥府の世界を創造する帝王の姿だ………!』

 

真柴「………⁉︎」

 

グリス『ぐ………なんだ、このプレッシャーは………⁉︎』

 

ギラ『我が冥府より蘇れ、ドラゴニスアルカー、我が【2回攻撃】の恩恵を得て、攻めよ!ドラゴニスアルカーで真柴に攻撃だ!打撃2!』

 

真柴「うぁぁ!」 LP7→5

 

ギラ『アルカーよ、2回攻撃だ!』

 

真柴「ぐぅぅ!」 LP5→3

 

ギラ『我の攻撃だ!打撃3!』

 

真柴「キャスト!〈ミッドナイトシャドウ〉攻撃を無効化する!」

◼️手札1→0

 

ギラ『これが正真正銘最後の攻撃だ!ズェウクレイドギラで攻撃!打撃3!』

 

 

ギラが手を天にかざした時、巨大な黒いエネルギーの球体を生成し、それを真柴目掛けて落とす!

 

 

真柴「くそ………!ちくしょぉぉぉーーー!!!」LP3→0

 

 

黒いエネルギーの球体が真柴に直撃し、巨大な爆発を起こす。その爆発と爆風は、周りの壁を破壊して吹き飛ばし、『ギラの間』は外から剥き出しになる。

 

 

サツキ「ぐぅ………、何て威力だ………」

 

曜「真柴君は⁉︎」

 

 

爆煙が晴れた時、グリスが真柴を庇って共に倒れていた。

 

 

真柴「うぅ……ぐっ……っ!グリス!」

 

グリス『無事か………真柴………』

 

真柴「お前こそ………!」

 

グリス『俺達は負けた………、すまない真柴………みんなも………』

 

真柴「バカやろっ……!誰も謝らなくていいんだよ!」

 

 

ギラ『我の勝ちだ。グリス、そして真柴よ。案ずるな、全ての魂はいずれ冥府に解放する。』

 

グリス『ぐぅ………ギラ!』

 

 

上空にある黒い穴がさらに広がる。

 

 

ギラ『さらばだグリスよ。貴様のバディと、この場にいる全ての者達と共に冥府に送ってやる。』

 

 

ルビィ「お姉ちゃん………!」

 

ダイヤ「ルビィ………!私達はずっと一緒です。」

 

花丸「善子ちゃん………」

 

善子「善子じゃなくてヨハ………、いえ、善子のまま消えてもいいわね。」

 

鞠莉「果南、私………」

 

果南「鞠莉………!」

 

サツキ「悪い、絵里ちゃん………、僕は………」

 

炎斬「ちくしょぉ………!」

 

ーーー

ーーー

 

かつん………かつん………かつん………かつん………

 

静寂に包まれた冥府の塔の階段を登る靴の音が響く。そしてその音は、次第にみんなの元に近づいている。

 

「………………」

 

ーーー

ーーー

 

曜「梨子ちゃん、気づいてる?」

 

梨子「うん。まだ、希望は消えてない!」

 

 

みんなが諦めかけている時、梨子と曜はまだ希望を捨ててはいなかった。なぜなら、彼女達は気づいているからだ。世界の、皆んなの絶望を払い、眩いほどの希望の光で闇を照らしてくれる………、この戦いに本当の終止符を打ってくれる希望が今この場に向かっている事を………。

 

 

梨子「みんな、まだ諦めるには早いわ!」

 

曜「そうだよ!私達にはまだ、希望が残ってる!」

 

 

「………………」

 

 

梨子/曜「ねぇ、そうだよね?」

 

 

そこに立って居たのは、皆が待ちに待っていた希望………、いつだって笑顔で、どんな困難な状況でも、絶望を希望に変えてくれる。文字通り、Aqoursのみんなにとっての眩い最後の希望の光………その少女は………………

 

 

曜/梨子「千歌ちゃん!!!」

 

 

 

千歌「おまたせ、みんな。」

 

 

 

Aqours「千歌(ちゃん)(さん)!!!」

 

サツキ「千歌ちゃん………」

 

炎斬「ははは………遅えんだよ。千歌……」

 

真柴「千歌………、そうだ、まだ希望は残ってる。千歌!」

 

グリス『………』

 

 

ギラ『高海 千歌………、来ると思っていたぞ。』

 

千歌「ギラ………」

 

ギラ『ドラゴンフォースの力を奪われたお前が今更来て、いったい何の意味がある?我はお前から吸収した力で、さらに進化したと言うのに………。』

 

千歌「たしかに、私はあなたにドラゴンフォースの力を奪われた。だけど全部じゃない。私は必ず、あなたを倒すよ!」

 

ギラ『面白い………、良かろう。ならば再びファイトだ。お前を降して、全ての命を冥府に解放してやる。』

 

真柴「気をつけろよ、千歌………あいつ、あの時とは別ものだぞ!」

 

グリス『心して挑め。』

 

千歌「うん、分かった。私は絶対に勝つ。」

 

ギラ『我に勝つ………か、ならば教えてやろう、どうしても抗うことのできない、絶対的なる冥府龍王の力を………!』

 

千歌「行くよ!」

 

 

 

オープンTHEフラッグ!!!

 

 

 




今回も感想を是非‼︎


ーーー次回予告ーーー

太陽の少女と冥府の王は再び合間見える。ドラゴンフォースの力を奪ったギラの進化を前に、千歌は攻防一体のファイトで応戦する。だが、今の千歌は違う。死の淵から生還した今の彼女のファイトには、一切の甘さを感じない。

次回『真の太陽』


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真の太陽

これまでの『バディファイトLoveLive!サンシャイン‼︎』

 

 

ついに、生ける者全ての魂を冥府の世界に解放する為に、人間界に進行してきた〈冥府龍〉達。

 

『冥府の塔』での激闘の末、Aqours/炎斬/サツキの勝利によって、ついに〈冥府神官〉は全滅した。

 

そして残すは、〈冥府龍〉の長である「冥府龍王 ギラ」のみとなる。熾烈を極める〈冥府龍〉との戦いも佳境に入る。

 

真柴とグリスはついに、ギラの元にたどり着いた。

そして、不死龍と冥府龍の戦いに終止符を打つ為のファイトを始めるも、進化したギラの猛攻に圧倒され、敗北してしまう。

 

ギラの勝利に絶望を覚悟するAqours/サツキ/炎斬/真柴達だったが、死の淵より生還した最後の希望………

 

高海 千歌が、ついにギラとの最終決戦に臨む!

 

ーーー

ーーー

 

 

千歌「全てを照らす光、眩き無限の烈光!輝きのルミナイズ!〈光輝なる超太陽〉」

 

ギラ『生きとし生ける者全ての魂よ。不完全な器を捨て、完全なる冥府の世界へと我が導こう。ルミナイズ!〈冥府の解放者〉』

 

 

オープンTHEフラッグ

 

 

千歌「ドラゴンワールド」

◼️手札6/ゲージ2/ LP10

 

ギラ『冥府龍界:絶』

◼️手札5/ゲージ3/ LP12

 

 

千歌「私から、ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札6→7/ゲージ2→3

 

千歌「レフトに〈太陽神の欠片 バルドラゴン〉をコール!」

◼️手札7→6

 

 

太陽神の欠片 バルドラゴン

サイズ2/攻5000/防3000/打撃2

 

 

千歌「バルドラゴンの登場時、デッキから「バルソレイユ」モンスター1枚を手札に加える。」

◼️手札6→7

 

千歌「〈太陽の恵み〉ゲージ+3!そして、ゲージ2払い、バルドラゴンを進化!〈超太陽竜 バルソレイユ〉をバディコール( LP10→11)!」

◼️手札7→6→5/ゲージ3→6→4

 

 

超太陽竜 バルソレイユ

サイズ3/攻7000/防7000/打撃2→3/【2回攻撃】【ソウルガード】/ソウル1

 

 

さらに、バルソレイユはソウルにある〈太陽神の欠片 バルドラゴン〉の能力で【貫通】も得ている。

 

ーーー

ーーー

 

曜「凄い、バルソレイユをもう出してきた!」

 

果南「気合い充分って事だね。」

 

サツキ「………………」

 

ダイヤ「どうしたんですか?サツキさん?」

 

サツキ「いや、あれは本当に千歌ちゃんなのかな?って………」

 

善子「どういう事よ?」

 

サツキ「今の千歌ちゃんからは、一切の甘さを感じられない。」

 

炎斬「確かにな、今の千歌の目は今までよりギラギラしてるぜ。」

 

梨子「でも、千歌ちゃんはいつもと同じ、いい顔でファイトしてるよ。」

 

ーーー

ーーー

 

千歌「バトル!バルソレイユで攻撃!自身にソウルがある時、打撃3!」

 

ギラ『ぐぅ!』 LP12→9

 

千歌「ターンエンド!」

◼️手札5/ゲージ4/LP11

 

 

ギラ『我のターン、ドロー、チャージ&ドロー!』

◼️手札5→6/ゲージ3→4

 

ギラ『手札から〈冥龍伝〉1チャージ、1ドロー、デッキトップから2枚を冥府に送り、ライフ+1だ。ドロップに行くカードはフラッグの能力で冥府に送る。〈冥龍伝〉を冥府に送る。』 LP9→10

◼️手札6→5→6/ゲージ4→5/冥府0→2→3

 

ギラ『さらに〈冥府への強欲〉デッキトップから3枚を冥府に送り、1チャージ………』

◼️手札6→5/ゲージ5→6/冥府3→6→7

 

ギラ『ゲージ3払い、バディ【降臨】( LP10→ 11)』

◼️手札5→4/ゲージ6→3/冥府7→10

 

ギラ『生と死は表裏一体、だが永遠の生などありはしない、我が先導に従い冥府の世界にその魂を解放せよ!〈冥府龍王 ギラ〉』

 

 

冥府龍王 ギラ

冥府龍界

冥府龍

サイズ3/攻10000/防6000/打撃2

◼️このカードはコールできない。

◼️【起動】"冥府王宝"君の手札からカードを1枚とデッキの上から1枚を冥府ゾーンに置いてよい、置いたら、君のデッキの上からカードを1枚ゲージに置いて、カードを1枚引いて、君のライフ+2!"冥府王宝"は1ターンに1回だけ使える。

◼️〈冥龍撃〉(君の冥府ゾーンにカードが10枚以上ある。)

君の冥府ゾーンの〈冥府龍〉のモンスター1枚までを【コールコスト】を払わずにコールする。そしてこのターン中、君の〈冥府龍〉のカード全ての打撃力+1!

【貫通】【降臨】(ゲージ3払う。払ったゲージは冥府ゾーンに置く。)

 

 

千歌「出た!」

 

ギラ『我の【起動】発動!"冥府王宝"手札とデッキトップから1枚ずつ冥府に送り、1チャージ、1ドロー、ライフ+2だ。』 LP 11→ 13

◼️手札4→5/ゲージ3→4/冥府10→11→12

 

ギラ『我の〈冥龍撃〉………!冥府よりレフトに蘇れ〈冥府四天龍 ボルガルト・ファーズ〉!そして〈冥府龍〉全ての打撃力を+1する。』

 

 

冥府四天龍 ボルガルト・ファーズ

サイズ3/攻10000/防5000/打撃2→3/【貫通】

 

 

冥府龍王 ギラ

打撃2→3

 

 

千歌「………⁉︎」

 

ギラ『ファーズの能力、デッキトップから2枚を冥府に送り、バルソレイユを破壊する!そしてファーズの打撃+1!』

◼️冥府12→14

 

千歌「バルソレイユの【ソウルガード】!」

 

 

バルソレイユ 破壊! ソウル1→0

打撃3→2

 

 

ボルガルトファーズ

打撃3→4

 

 

ギラ『バトルだ。ファーズよ、千歌を攻めよ!打撃4!』

 

千歌「うぁぁぁ!」LP10→6

 

ギラ『この我、ギラで攻撃だ。打撃3!』

 

千歌「うぁぁ!」LP 6→3

 

ギラ『全ての攻撃を受けるか………』

 

ーーー

ーーー

 

サツキ「このターンでいっきに7ダメージか………」

 

炎斬「だが、千歌にとっちゃ定石どおりだろうな。」

 

曜「でも、今の千歌ちゃんは………」

 

ーーー

ーーー

 

ギラ『ふん、ターンエンドだ。』

◼️手札5/ゲージ4/冥府14/ LP13

 

 

千歌「ぐっ………私のターン!ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札5→6/ゲージ4→5

 

 

チャージ&ドローで引いたカードを確認して、千歌の目つきが少し鋭くなる。そして右の笑窪(えくぼ)が少し釣り上がる。

 

 

千歌「いくよ、バルソレイユ。」

 

バルソレイユ『ああ!』

 

ギラ『?』

 

千歌「私のライフ6以下で、私の場に「バルソレイユ」が居れば、ゲージ3払い………〈真・ドラゴンフォース〉解放‼︎」

◼️手札6→5/ゲージ5→2

 

 

真・ドラゴンフォース

太陽竜

攻7000/打撃2

『解放条件‼︎』〔君のライフが6以下で、カード名に「バルソレイユ」を含むモンスターがいる。〕

◼️【装備コスト】ゲージ3払う。

◼️場のこのカードは破壊されず、手札に戻せず、能力は無効化されない。

◼️このカードが他の〈太陽竜〉のモンスターと連携攻撃した時、このカードをスタンドして、君のライフ+2!!さらに、このカードの連携攻撃で相手のモンスターを破壊した時、相手にダメージ1!

◼️君のアタックフェイズ開始時、君のデッキの上から1枚を、君の場のモンスター1枚のソウルに入れる。

 

 

千歌は紅金色のオーラ(紅いオーラの周りを薄い金のオーラが縁取って輝いている)を纏い、紅い両翼が生え、千歌の周りに、小さい紅い球体が6つぐらい浮遊している。さらに千歌の髪が腰あたりまで伸びてロングヘアーになる。そして、千歌が少し動くたびに紅と金の粒子が舞い散っている。

 

ーーー

ーーー

 

ルビィ「凄い………」

 

梨子「紅と金のドラゴンフォース………」

 

鞠莉「とてもゴージャスなドラゴンフォースね!」

 

ーーー

ーーー

 

ギラ『な………!バカな⁉︎ドラゴンフォースの力は我がほとんど吸収したはずだ!なぜ………、そこまでの、あの時より強い光を纏っている⁉︎』

 

千歌「たしかに、私のドラゴンフォースは、あなたにほとんど吸収された。だけど、全部じゃない。」

 

ギラ『⁉︎』

 

千歌「私は『死と生の狭間』で、自分の心の声を聞いた。ドラゴンフォースはただの力じゃない………、私の心の力なんだ。あなたが幾らドラゴンフォースの力を吸収しても、強い子心がある限り、ドラゴンフォースの光は無限に湧き上がる!」

 

 

千歌のドラゴンフォースのオーラがさらに強くなる!

 

 

ギラ『バカな………⁉︎だが、我もまた、新たな力を得ているのだ。私の方が互角以上だ!!』

 

千歌「ライトに〈バルソレイユ・イマジン〉をコール!」

◼️手札5→4

 

 

バルソレイユ・イマジン

サイズ0/攻2000/防2000/打撃1

 

 

千歌「バトル!真ドラゴンフォースの能力で、デッキトップから1枚をバルソレイユにソウルイン!」

 

 

超太陽竜バルソレイユ ソウル0→1

打撃2→3

 

 

千歌「真ドラゴンフォースとバルソレイユイマジンでファーズに連携攻撃!太陽竜のモンスターと連携した時、真ドラゴンフォースはスタンドする!さらにライフ+2!」LP3→5

 

 

真ドラゴンフォース+バルソレイユイマジン

連携 攻9000

 

ボルガルトファーズ

防5000

 

ボルガルトファーズ 撃破!

◼️冥府14→15

 

 

千歌「真ドラゴンフォースの能力で、相手のモンスターを破壊したら相手にダメージ1!」

 

ギラ『ぐっ………』LP13→12

 

千歌「バルソレイユイマジンのバトル終了後、超太陽竜バルソレイユのソウルになる!」

 

 

超太陽竜バルソレイユ ソウル1→2

 

 

千歌「真ドラゴンフォースとバルソレイユで連携攻撃!真ドラゴンフォースをスタンドして、ライフ+2!」LP5→7

 

 

真ドラゴンフォース+バルソレイユ

連携 攻14000

連携打撃5

 

ギラ

防6000

 

 

ギラ「ぐぅぁぁ!!」LP12→7

 

千歌「ソウルのバルソレイユイマジンの能力で、1チャージ、ライフ+1!」LP7→8

◼️ゲージ2→3

 

千歌「真ドラゴンフォースとバルソレイユで2回連携攻撃!ドラゴンフォースをスタンドしてライフ+2!」LP8→10

 

ギラ『キャスト〈冥府の瘴気〉ダメージを0にして、ライフ+2だ。』LP7→9

◼️手札5→4/冥府15→16

 

千歌「真ドラゴンフォースでギラに攻撃!打撃2!」

 

 

千歌の周りを浮遊する紅い球の1つが紅い光の刀になる。千歌はそれを手に取り、ギラに斬りかかる!

 

 

ギラ『ぐぬぅ!』LP9→7

 

千歌「このまま決めるよ!バルソレイユ!」

 

バルソレイユ『ああ!!』

 

千歌「ファイナルフェイズ‼︎ゲージ3払い、バルソレイユを必殺モンスターに!!〈バルソレイユ"バルブレード・レイ・スラッシャー‼︎"〉」

◼️手札4→3/ゲージ3→0

 

 

バルソレイユ"バルブレード・レイ・スラッシャー‼︎"

ドラゴンW/スタードラゴンW/ダークネスドラゴンW

太陽竜/ネオドラゴン/黒竜

サイズ3/攻13000/防7000/打撃2

◼️【コールコスト】君の場のサイズ2以上の〈太陽竜〉のモンスター1枚に重ねて、ゲージ3払う。

◼️このカードのソウル1枚ドロップゾーンに置く。置いたら、君が装備しているカード名に「ドラゴンフォース」を含むアイテム1枚をスタンドする。この能力は1 ターンに1回だけ使える。そのアイテムはファイナルフェイズ中にも攻撃できる。

◼️このカードが、カード名に「ドラゴンフォース」を含むアイテムと連携攻撃した時、その攻撃は無効化されず、ダメージは減らない。

【2回攻撃】【貫通】【ソウルガード】/ソウル3

 

 

千歌「必殺モンスターの能力!ソウル1枚を捨て、真ドラゴンフォースをスタンド!」

 

 

必殺モンスター ソウル3→2

 

 

千歌「必殺モンスターと真ドラゴンフォースで連携攻撃!ドラゴンフォースをスタンドして、ライフ+2!この連続攻撃は無効化されず、ダメージは減らない!」LP10→12

 

 

必殺モンスター+真ドラゴンフォース

連携 攻20000

連携打撃4

 

ギラ

防6000

 

 

ギラ『ぐぁぁぁ!』LP7→3

 

千歌「必殺モンスターの【2回攻撃】!真ドラゴンフォースと必殺モンスターで2回連携攻撃!ドラゴンフォースをスタンドして、ライフ+2!」 LP12→14

 

ギラ『ふん、我に敗北は無い!キャスト!〈冥府狂暴壁〉』

◼️手札4→3

 

 

冥府狂暴壁

冥府龍界

冥府/ゲット

◼️相手のターンの攻撃中、君の冥府ゾーンにカードが10枚以上あるなら使える。

◼️【対抗】次に君のライフが0になるなら、かわりに君のライフを2にする。このターン中、君はダメージを受けない。さらに、君の冥府ゾーンのカードを5枚ドロップに戻して、君のデッキの中からカードを1枚選んで手札に加える。デッキを見たらシャッフルする。

◼️このカードの能力は無効化されない。

◼️「冥府狂暴壁」はファイト中、1枚だけ使える。

 

 

ギラ『我のライフを2で固定する。そしてこのターン中、これ以上のダメージを我は受けない!』 LP3→2

 

千歌「そんな⁉︎」

 

ギラ『さらに冥府より5枚をドロップに戻し、デッキよりカードを1枚手札に加える。我が手札に加えるのは………、ふふふふふ………。』

◼️手札3→4/冥府16→11→12

 

千歌「ターンエンド!」

◼️手札3/ゲージ0/LP14

 

ーーー

ーーー

 

曜「決めきれなかった⁉︎」

 

炎斬「やっぱりしぶといな………!」

 

果南「でも、さっきまで3だった千歌のライフが14まで回復した!」

 

ダイヤ「連続攻撃に、ライフ回復………強力なドラゴンフォースですわね。」

 

真柴「ライフではまだ余裕はあるが………」

 

グリス『相手はギラだ………ライフが多いだけでは勝てない!』

 

ーーー

ーーー

 

ギラ『ふふふふふ………、やるな、我のターン、ドロー、チャージ&ドロー!』

◼️手札4→5/ゲージ4→5

 

ギラ『我の能力"冥府王宝"手札とデッキトップから1枚ずつ冥府に送り、1チャージ、1ドロー、ライフ+2。』LP 2→4

◼️手札5→4→5/ゲージ5→6/冥府12→13→14

 

ギラ『新たなるドラゴンフォースの力、しかと見せてもらった。ならば次は我の進化を見せる番だ………。』

 

千歌「ギラの進化?」

 

ギラ『そうだ。見るがよい………、進化した我の姿を………!キャスト!〈真・冥府開闢"ズェウクレイド"〉』

◼️手札5→4/冥府14→15

 

 

真・冥府開闢"ズェウクレイド"

冥府龍界

冥府/真化

◼️君のライフが5以下なら使える。

◼️君の場のカード1枚選ぶ。君のデッキの中から選んだカード名に「"ズェウクレイド"」を含むカード1枚を選んで【降臨】コストを払って、君の場【降臨】できる。デッキを見たらシャッフルする。

◼️「真・冥府開闢"ズェウクレイド"」はファイト中に1 枚だけ使える。

 

 

ギラ『冥府に解放されし全ての者達の魂よ!死と生無き永久の世界より、我が身に1つとなれ!【降臨】〈冥府龍帝王 ズェウクレイド・ギラ〉』

◼️ゲージ6→1/冥府15→20

 

 

冥府龍帝王 ズェウクレイド・ギラ

冥府龍界

冥府龍

サイズX/攻∞/防6000/打撃3

◼️このカードは「真・冥府開闢"ズェウクレイド"」の能力以外で、【降臨】できない。

◼️このカードはコールできず、能力は無効化されず、手札に戻せず、破壊されない。

◼️"ズェウクレイド・コール"このカードが【降臨】した時、君のライフを20にする!!!

◼️"冥府宝殺"このカードが攻撃した時、相手のモンスター1 枚を破壊して、君のデッキの上からカードを1枚引いて、ライフ+2!"冥府宝殺"は1ターンに1回だけ使える。

◼️〈冥龍撃〉(君の冥府ゾーンにカードが15枚以上ある。)

君のアタックフェイズ開始時、君の冥府ゾーンから〈冥府龍〉のモンスター1枚までを【コールコスト】を払わずにコールできる。この能力で登場したモンスターは【2回攻撃】と【貫通】を得る。

【2回攻撃】【貫通】【降臨】(ゲージ5払う。払ったゲージは冥府ゾーンに置く。)

 

 

上空の黒い穴から幾つもの緑の光がギラに降り注ぎ、身体に吸収されていく。そして千歌より2回り大きかったギラは、それより2倍の大きさになる。さらに、ギラの翼と腕がさらに2つ生え、翼と腕が4本に増える。黒い鎧のような身体に赤い光のラインが入っていて、目つきもさらに鋭くなる。

 

 

ギラ『ふははははは………!!目を逸らさずに刮目せよ、これこそ、冥府の世界を創造する帝王の姿だ………!』

 

千歌「くっ………!凄いプレッシャー………」

 

ギラ『さぁ、本当のファイトはこれからだ!』

 

 

 

 




今回も感想を是非‼︎


ーーー次回予告ーーー

"世界の命運"を掛けた千歌とギラのファイトは熾烈を極める。新たに進化を遂げた力を全力でぶつけ合わせる両者、そして、最後に立っていた者とは………!ついに佳境を迎えた〈冥府龍〉との戦いに終止符がうたれる!

次回『紅金の希望』


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紅金の希望

これまでの『バディファイトLoveLive!サンシャイン‼︎』

 

 

ついに、生ける者全ての魂を冥府の世界に解放する為に、人間界に進行してきた〈冥府龍〉達。

 

『冥府の塔』での激闘の末、Aqours/炎斬/サツキの勝利によって、ついに〈冥府神官〉は全滅した。

 

そして残すは、〈冥府龍〉の長である「冥府龍王 ギラ」のみとなる。熾烈を極める〈冥府龍〉との戦いも佳境に入る。

 

真柴とグリスはついに、ギラの元にたどり着いた。

そして、不死龍と冥府龍の戦いに終止符を打つ為のファイトを始めるも、進化したギラの猛攻に圧倒され、敗北してしまう。

 

ギラの勝利に絶望を覚悟するAqours/サツキ/炎斬/真柴達だったが、死の淵より生還した最後の希望………

 

高海 千歌が、ついにギラとの最終決戦に臨む!

 

ーーー

ーーー

 

千歌 vs ギラ

 

 

千歌

◼️手札3/ゲージ0/LP14

 

レフト:バルソレイユ"バルブレード・レイ・スラッシャー‼︎"

ライト:無し

センター:無し

アイテム:真・ドラゴンフォース

 

ーーー

 

ギラ

◼️手札4/ゲージ1/冥府21/LP2

 

レフト:無し

ライト:無し

センター:無し

【降臨】:冥府龍帝王 ズェウクレイド・ギラ

 

 

冥府龍帝王 ズェウクレイド・ギラ

冥府龍界

冥府龍

サイズX/攻/防6000/打撃3

◼️このカードは「真・冥府開闢"ズェウクレイド"」の能力以外で、【降臨】できない。

◼️このカードはコールできず、能力は無効化されず、手札に戻せず、破壊されない。

◼️"ズェウクレイド・コール"このカードが【降臨】した時、君のライフを20にする!!!

◼️"冥府宝殺"このカードが攻撃した時、相手のモンスター1枚を破壊して、君のデッキの上からカードを1枚引いて、君のライフ+2!"冥府宝殺"は1ターンに1回だけ使える。

◼️〈冥龍撃〉(君の冥府ゾーンにカードが15枚以上ある。)

君のアタックフェイズ開始時、君の冥府ゾーンから〈冥府龍〉のモンスター1枚までを【コールコスト】を払わずにコールできる。この能力で登場したモンスターは【2回攻撃】と【貫通】を得る。

【2回攻撃】【貫通】【降臨】(ゲージ5払う。払ったゲージは冥府ゾーンに置く。)

 

 

上空の黒い穴から幾つもの緑の光がギラに降り注ぎ、身体に吸収されていく。そして千歌より2回り大きかったギラは、それより2倍の大きさになる。さらに、ギラの翼と腕がさらに2つ生え、翼と腕が4本に増える。黒い鎧のような身体に赤い光のラインが入っていて、目つきもさらに鋭くなる。

 

ーーー

ーーー

 

ギラのターン:メインフェイズ

 

 

ギラ『ふははははは………!!目を逸らさずに刮目せよ、これこそ、冥府の世界を創造する帝王の姿だ………!』

 

千歌「くっ………!凄いプレッシャー………」

 

ギラ『さぁ、本当のファイトはこれからだ!我の【降臨】時能力発動!"ズェウクレイド・コール"我のライフは20となる!!』LP2→20

 

千歌「え⁉︎」

 

ーーー

ーーー

 

梨子「一気にライフ20⁉︎」

 

果南「ライフ2まで追い詰めたのに………2倍の20に増えるなんて………⁉︎」

 

真柴「しかも、さっきとは違って姿形が変わってやがる………」

 

グリス『奴は冥府の黒穴から解放した魂を吸収したんだ。』

 

ダイヤ「そんな事が………」

 

ーーー

ーーー

 

ギラ『我フラッグ「冥府龍界:絶」の能力発動!我の冥府ゾーンにカードが15枚以上ある時、2チャージ、2ドロー、ライフ+2だ。』LP20→22

◼️手札4→6/ゲージ1→3

 

ギラ『バトルだ。アタックフェイズ開始時に我の〈冥龍撃〉!冥府より蘇れ〈冥府四天龍 ドラゴニス・アルカー〉』

◼️冥府21→20

 

 

冥府四天龍 ドラゴニス・アルカー

ドラゴンW/ダークネスドラゴンW

冥府龍

サイズ2/攻6000/防6000/打撃2

◼️【コールコスト】君のデッキの上から2枚をこのカードのソウルに入れて、ゲージ3払う。払ったゲージは冥府ゾーンに置かれる。

◼️君のライフが5以下の時、このカードは【貫通】を得る。

◼️〈冥龍撃〉(君の冥府ゾーンにカードが4枚以上ある。)

このモンスターの攻撃力+10000して、打撃力+2!

【2回攻撃】【ソウルガード】/ソウル0

 

 

ギラ『我が冥龍撃により蘇ったモンスターは【2回攻撃】と【貫通】を得る。アルカーの〈冥龍撃〉で、アルカー自身の攻撃力+10000/打撃+2する。』

 

 

ドラゴニスアルカー

攻6000→16000

打撃2→4

 

 

ギラ『では、ドラゴニスアルカーで千歌に攻撃だ!打撃4!』

 

千歌「うぁぁぁ!」LP14→10

 

ギラ『ドラゴニスアルカーよ、もう一度攻めよ!打撃4』

 

千歌「キャスト!〈ドラゴンシールド 太陽の盾〉攻撃を無効化して、1 チャージ、ライフ+1!」LP10→11

◼️ゲージ0→1

 

ギラ『次は我の攻撃!攻撃時に能力!"冥府宝殺"必殺モンスターを破壊して、1ドロー、ライフ+2だ!』LP22→24

◼️手札6→7

 

千歌「必殺モンスターの【ソウルガード】」

 

 

必殺モンスター 撃破! ソウル2→1

 

 

千歌「うわぁ!」LP 11→ 8

 

ーーー

ーーー

 

梨子「またライフが増えた………」

 

善子「ライフ24って、減らし切れるの⁉︎」

 

花丸「ライフが多すぎるずら………」

 

ーーー

ーーー

 

ギラ『まだ我は攻撃できるぞ、2回攻撃だ!』

 

千歌「うぁぁぁ!」LP8→5

 

ギラ『ターンエンドだ。』

◼️手札7/ゲージ3/冥府20/LP24

 

 

千歌「私のターン!ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札2→3/ゲージ1→2

 

千歌「必殺モンスターに重ねてコール!新たな太陽の輝き!〈超太陽光竜 バルソレイユ・ソル〉」

◼️手札3→2/ゲージ2→0

 

 

超太陽光竜 バルソレイユ・ソル

ドラゴンW/スタードラゴンW/ダークネスドラゴンW

太陽竜

サイズ3/攻7000/防7000/打撃3

◼️【コールコスト】君の場のモンスター1枚に重ねて、ゲージ2払う。

◼️このカードがアイテムと連携攻撃した時、相手のモンスター1枚を破壊するか、ソウル1枚をドロップする。

◼️【対抗】"太陽の絆"このカードのソウル1枚をドロップに置く、置いたら、君は次のダメージを受けない。この能力は1ターンに1回だけ使える。

【2回攻撃】【ソウルガード】

 

ーーー

ーーー

 

曜「バルソレイユも進化してる!」

 

サツキ「いったい、千歌ちゃんはどれだけ新たな力を得たんだ……?」

 

 

千歌が『死と生の狭間』で試練を受けた時に、バルソレイユが進化した事など、みんなが知るよしは当然無い。

 

ーーー

ーーー

 

千歌「さらに〈ドラゴンフォース・アドバンテージ〉」

◼️手札2→1

 

 

ドラゴンフォース・アドバンテージ

太陽竜

◼️君のライフが5以下でカード名に「ドラゴンフォース」を含むカードを装備しているなら使える。

◼️君のデッキの上から2枚ゲージに置いて、カードを2枚引いて、君のライフ+2!このカードは1ターンに1枚だけ使える。

 

 

千歌「2チャージ、2ドロー、ライフ+2!」LP5→7

◼️手札1→3/ゲージ0→2

 

千歌「ライトに〈バルソレイユ・イマジン〉をコール!」

◼️手札3→2

 

 

バルソレイユ・イマジン

サイズ0/攻2000/防2000/打撃1

 

 

千歌「バトル!真ドラゴンフォースの能力で、デッキの上から1枚をバルソレイユソルにソウルイン!」

 

 

超太陽光竜 バルソレイユ・ソル ソウル2→3

 

 

千歌「真ドラゴンフォースとバルソレイユイマジンで連携攻撃!ドラゴンフォースをスタンド、ライフ+2!」LP7→9

 

 

真ドラゴンフォース+バルソレイユイマジン

連携 攻9000

連携 打撃3

 

ズェウクレイドギラ

防6000

 

 

ギラ『ぐぅぅ!』LP24→21

 

千歌「バトル後、バルソレイユイマジンをバルソレイユソルにソウルイン!」

 

 

バルソレイユソル ソウル3→4

 

 

千歌「真ドラゴンフォースとバルソレイユソルで連携攻撃!ドラゴンフォースをスタンド!ライフ+2!さらにバルソレイユソルの能力!連携攻撃した時、ドラゴニスアルカーを破壊!」LP9→ 11

 

 

冥府四天龍 ドラゴニス・アルカー 破壊!

◼️冥府20→21

 

 

真ドラゴンフォース+バルソレイユソル

連携 攻14000

連携打撃5

 

ズェウクレイドギラ

防6000

 

 

ギラ『ぐぬぅ………ふふふ………』LP21→16

 

千歌「ソウルのバルソレイユイマジンの能力で、ゲージ+1、ライフ+1 !」LP 11→12

◼️ゲージ2→3

 

バルソレイユソルの【2回攻撃】!真ドラゴンフォースとバルソレイユソルで再連携攻撃!ドラゴンフォースをスタンド、ライフ+2!」LP 12→14

 

ギラ『キャスト〈冥府の瘴気〉ダメージを0に減らし、ライフ+2!』LP16→18

◼️手札7→6

 

千歌「真ドラゴンフォースで攻撃!打撃2!」

 

 

真ドラゴンフォース

攻7000

 

ズェウクレイドギラ

防6000

 

 

ギラ『ぐっ!』LP18→16

 

千歌「ターンエンド………!」

◼️手札2/ゲージ3/LP14

 

ーーー

ーーー

 

果南「何て言うか………どっちが勝つか検討がつかないね。」

 

ダイヤ「ええ………、どちらもライフが多過ぎて………」

 

梨子「そうね、でも、千歌ちゃんが勝つって信じよう!」

 

ーーー

ーーー

 

ギラ『我のターン、ドロー!チャージ&ドロー!』

◼️手札6→7/ゲージ3→4

 

 

 

 

ギラ『〈冥府充填〉ライフ1払い、2チャージ、デッキトップから2枚を冥府送りだ。』

◼️手札7→6/ゲージ4→6/冥府20→22→23/ LP16→15

 

ギラ『さらに〈タルタロス・絶・フィールド〉を【設置】』

◼️手札6→5/ゲージ6→4/冥府23→25

 

 

タルタロス・絶・フィールド

冥府

◼️君が〈冥府龍〉のカードに【降臨】しているなら使える。

◼️【設置】

◼️【使用コスト】ゲージ2払う。

◼️君の手札を1枚冥府ゾーンに置いてよい。置いたら、冥府ゾーンから〈冥府龍〉のモンスター1枚を【コールコスト】を払わずにコールする。そのカードは場を離れるまでサイズ0になる。「タルタロス・絶・フィールド」の能力は1ターンに1回だけ使える。

 

 

ギラ『このカードの能力で、冥府よりライトに蘇れ〈冥府神官 ドラゴニス・アルカー〉アルカーはサイズ0になる!』

◼️冥府25→24

 

 

冥府神官 ドラゴニス・アルカー

冥府龍界/ドラゴンW

冥府龍

サイズ3→0/攻10000/防6000/打撃2

◼️【コールコスト】君のデッキの上から2枚をこのカードのソウルに入れて、ゲージ3払う。払ったゲージは冥府ゾーンに置く。

◼️【起動】君のライフが6以下の時、ゲージ2払って、手札を1枚捨ててよい。捨てたら、このカードは【3回攻撃】を得る。

◼️〈冥龍撃〉(君の冥府ゾーンにカードが6枚以上ある。)

このファイト中、このカードの攻撃力+10000する。さらにライフ1払ってよい。払ったら、このターン中、このカードの打撃力+3!

【ソウルガード】【ライフリンク4】

 

 

ギラ『アルカーは我の力で【2回攻撃】と【貫通】を得る。』

 

ギラ『アルカーの〈冥龍撃〉ライフ1払い、このファイト中、アルカーの攻撃力+10000/打撃力+3だ!』

◼️LP15→14

 

 

ドラゴニスアルカー

攻20000

打撃2→5

 

 

ギラ『ゆくぞ、バトルだ。我の〈冥龍撃〉!冥府よりレフトに蘇れ〈冥府神官 ルースレス・ヴレン〉』

 

 

冥府神官 ルースレス・ヴレン

冥府龍界/エンシェントW

冥府龍

サイズ3/攻10000/防7000/打撃2

◼️【コールコスト】ゲージ3払う。払ったゲージは冥府ゾーンに置かれる。

◼️相手のアタックフェイズ開始時、相手はライフ2を払わなければ、このターンの攻撃はできない。さらに、君のデッキの上から3枚冥府ゾーンに置く。

◼️〈冥龍撃〉(君の冥府ゾーンにカードが6枚以上ある。)

このカードが破壊された時、君のライフ+2して、このカードを場に残す。ただし、相手はライフ3を払ってよい。払ったら、このカードを裏向きにする。(裏向きのこのカードは場に無いものとして扱い、お互いのエンドフェイズに表向きにする。)

【2回攻撃】【貫通】【ライフリンク3】

 

 

ギラ『まずはアルカーよ、千歌に攻撃だ!打撃5!』

 

千歌「うわぁぁ!」 LP14→9

 

ギラ『アルカーよ!我が力を受けて【2回攻撃】だ。打撃5!』

 

千歌「キャスト!〈ドラゴンフォース・ガッツ〉私のライフ+3!相手のターン中に使ったら1ドロー!………うぁぁぁ!!」LP9→12→7

◼️手札2→1→2/ゲージ3→2

 

ギラ『ヴレンよ、貴様も攻めい!打撃2!』

 

千歌「うぁぁぁ!」LP7→5

 

ギラ『ヴレンよ、2回目の攻撃!』

 

千歌「うぅぅ………!」LP5→3

 

ギラ『我の攻撃だ!打撃3!』

 

千歌「キャスト!〈ドラゴンシールド 太陽の盾〉攻撃を無効化して、1チャージ、ライフ+1!」LP3→4

◼️手札2→1/ゲージ2→3

 

ギラ『我の2回攻撃だ!打撃3』

 

千歌『うわぁぁぁぁ!!』LP4→1

 

バルソレイユ『千歌………、なぜ俺の能力を使わない。』

 

千歌「まだだよ………、ギラが本当に最後の攻撃をするまで使わない!」

 

ギラ『何をこそこそ話している!』

 

千歌「次のターンで、あなたをどう倒すかだよ!」

 

ギラ『次だと?悪いが、貴様らに次など無い!!ファイナルフェイズ‼︎』

 

ーーー

ーーー

 

サツキ「ギラのファイナルフェイズ宣言⁉︎」

 

真柴「このターンで終わらせるつもりか⁉︎」

 

ーーー

ーーー

 

ギラ『ゲージ4払い、必殺!〈冥府狂暴神龍撃 ズェウクレイドフォーギラ!!〉』

◼️手札5→4/ゲージ4→0/冥府24→28

 

 

冥府狂暴神龍撃 ズェウクレイド・フォーギラ!!

必殺技

冥府/冥府龍

◼️君のライフが相手より多く、君が〈冥府龍〉のカードに【降臨】しているなら使える。

◼️【使用コスト】君のデッキの上から10枚を冥府ゾーンに置いて、ゲージ4払う。払ったゲージは冥府ゾーンに置く。

◼️このカードを【降臨】している君の〈冥府龍〉のカード1枚のソウルに入れてスタンドさせる。そのモンスターはファイナルフェイズにも攻撃できる。

◼️このカードがソウルにあるカードの打撃力を0にして、君の冥府ゾーンのカード10枚につき打撃力+10する。さらに、このカードの攻撃は無効化されず、ダメージは10より減らない!

 

 

ギラは高く飛び上がり、4本の手を胸の中央にかざす。そして中心に漆黒のエネルギー玉を生み出し、徐々に巨大になっていく………!

 

 

ギラ『デッキトップから10枚を冥府に送り………、必殺技を我にソウルイン!』

◼️冥府28→38

 

 

ギラ『我をスタンドさせ、打撃力を0にして、冥府ゾーン10枚につき打撃力+10する………、よって我の打撃力30だ!!!』

 

ーーー

ーーー

 

Aqours/サツキ/真柴「打撃力30(だと)⁉︎」

 

炎斬「バカげてるぜ………」

 

ーーー

ーーー

 

ギラ『これで終わりだ!!無効化されず、ダメージも10以下にならない攻撃!〈冥府狂暴神龍撃 ズェウクレイド・フォーギラ!!〉打撃力30だ!!!』

 

 

ギラは4本の腕を前に突き出し、胸の中心で造った漆黒のエネルギー玉を千歌に向ける………そして、漆黒のエネルギー玉を千歌めがけて放つ!!!

 

 

千歌「私は………、負けない!バルソレイユソルの能力発動!」

 

 

漆黒のエネルギー玉が近づくにつれ、床のタイルが割れて宙に浮き、冥府の塔が微振動で震える………千歌の60倍はあろうかと言う巨大なエネルギー玉が塔に直撃して爆発を起こす!!

 

ギラは『終わったな』と確信した。だが、爆煙が徐々に晴れていき、ギラはゆっくりと塔に降りていく。そこで初めて気づいた………、あれだけ高密度で巨大なエネルギー玉を受けたはずの千歌が、まだ立っていた事に、そして驚愕した、打撃力30の強力で強大なエネルギー玉を受けて尚、千歌のライフが1残っている事に………!

 

 

ギラ『ば……、バカな………⁉︎』

 

千歌「………………」LP1

 

ギラ『なぜだ………、なぜ立っている⁉︎なぜファイトが終わっていない⁉︎』

 

千歌「バルソレイユソルの能力………!ソウルを1枚破棄することで、私は………ダメージを受けない!」

 

 

バルソレイユソル ソウル4→3

 

 

千歌がバルソレイユの能力を発動した時、バルソレイユは自身のソウルを紅いオーラに変え、ブレードビットを従えて、迫り来る漆黒のエネルギー玉が塔にぶつかるギリギリで特攻していたのだ。

 

そして、バルソレイユが特攻した事で、エネルギー玉は塔に直撃するギリギリで爆発を起こし、みんな無事で済んだ。特攻したバルソレイユも、装甲は所々ビビ割れたら、崩れたりしているが、ソウルを紅いオーラにして纏っていた為、傷は少なくて済んだ。

 

 

ギラ『な………に………⁉︎』

 

千歌「まだ、ファイトは終わってないよ!」

 

ギラ『た………ターンエンドだ………』

◼️手札4/ゲージ0/LP14/冥府38

 

 

千歌「私の……ターン!ドロー!チャージ&…………ドロー!!!」

◼️手札1→2/ゲージ3→4

 

千歌「キャスト!〈ドラゴンフォース・グリモ〉」

◼️手札2→1

 

 

ドラゴンフォース・グリモ

魔法:ドロー

◼️君がカード名に「ドラゴンフォース」を含むアイテムを装備していて、君の手札が2枚以下なら使える。

◼️君のデッキの上から2枚引く。さらに君のライフ4以下なら、カードを1枚引く。

◼️「ドラゴンフォース・グリモ」は1ターンに1枚だけ使える。

 

 

千歌「3ドロー!」

◼️手札1→4

 

ーーー

ーーー

 

果南「こっから反撃開始!って言いたいけど………」

 

鞠莉「ギラの場に居るヴレンは、「ライフ2を払わなければ攻撃できない」って効果があるわ。そして今の千歌っちのライフは1………」

 

炎斬「払えるライフが無けりゃ千歌は攻撃できねー。」

 

梨子「そんな………⁉︎」

 

ーーー

ーーー

 

ギラ『ふふふ………その通りだ、どうする?』

 

千歌「どうもしないよ。キャスト〈ドラゴニック・ヒール"プラス"〉!ライフ+2、さらにライフ5以下なら3回復」LP1→3→6

◼️手札4→3

 

ギラ『何⁉︎』

 

千歌「いくよ、バルソレイユ………、ライフ2払って、バトル!真ドラゴンフォースとバルソレイユソルで連携攻撃!ドラゴンフォースをスタンド、ライフ+2!バルソレイユソルの能力で、ドラゴニスアルカーを破壊!」LP4→6

◼️LP6→4

 

 

冥府神官 ドラゴニス・アルカー 破壊!

◼️冥府38→39/【ライフリンク4】

 

 

ギラ『ぐぅぅ………』LP14→10

 

 

真ドラゴンフォース+バルソレイユソル

連携 攻14000

連携 打撃5

 

ズェウクレイドギラ

防6000

 

 

ギラ『キャスト!〈冥府の瘴気〉ダメージを0に減らし、ライフ+2だ!』LP10→12

◼️手札4→3

 

千歌「真ドラゴンフォースとバルソレイユソルで2回連携攻撃!ドラゴンフォーススタンド、ライフ+2!バルソレイユの能力でルースレスヴレンを破壊!」LP6→8

 

 

冥府神官 ルースレス・ヴレン 破壊!

 

 

ギラ『ヴレンの能力でライフ+2、そしてお前はライフ3払う事で、ヴレンを裏向きにできる。』LP12→14

 

千歌「なら、ライフ3払って、ヴレンを裏向きにする!」

◼️ LP8→5

 

 

ルースレスヴレン 裏向き

【ライフリンク3】

 

 

ギラ『ぐっ!』LP14→ 11

 

千歌「真ドラゴンフォースとバルソレイユソルの連携打撃5!」

 

ギラ『ぐぁぁぁ!』LP 11→ 6

 

千歌「真ドラゴンフォースで攻撃!打撃2!」

 

ギラ『うぐっ………!』LP 6→4

 

千歌「ここで決める!ファイナルフェイズ‼︎」

 

ギラ『………⁉︎』

 

千歌「ゲージ3払い………キャスト!〈太陽竜撃 ドラゴンフォース・真・アドベントオーラ!!〉」

◼️手札3→2/ゲージ4→1

 

 

太陽竜撃 ドラゴンフォース・真・アドベントオーラ!!

必殺技

太陽竜

◼️君がカード名に「ドラゴンフォース」を含む〈太陽竜〉のアイテムを装備していて、君の場にサイズ2以上の〈太陽竜〉のモンスターがいるなら使える。

◼️【使用コスト】ゲージ3払う。

◼️君の〈太陽竜〉のアイテム1枚と〈太陽竜〉のモンスター1枚をスタンドさせて連携攻撃を行う。この連携攻撃のダメージは減らない。この能力での連携攻撃が無効化された時、連携攻撃していたカードの打撃力を合計した数値分、相手にダメージ!!!

◼️「ドラゴンフォース・真・アドベントオーラ」はファイナルフェイズ中、1枚しか使えない。

 

 

千歌「真ドラゴンフォースとバルソレイユソルをスタンド!そして連携攻撃!ドラゴンフォースをスタンド、ライフ+2!この攻撃のダメージは減らない!」LP5→7

 

ギラ『我は終わらぬ!キャスト!〈タルタロスシールド 冥府の盾〉攻撃を無効化し、1チャージ、ライフ+1!ふはははは!残念だったな、最後の攻撃も虚しく終わったーー!!』 LP4→5

◼️手札2→1

 

千歌「………「太陽竜撃 ドラゴンフォース・真・アドベント」の更なる能力、この連携攻撃が無効化された時、連携攻撃したカードの打撃力の合計数値分、相手にダメージを与える。真ドラゴンフォースとバルソレイユソルの打撃力の合計は5………よって、ギラに5ダメージ!!!」

 

 

バルソレイユソルは千歌の背後に立ち、背中に円形で纏めていた8本のブレードビットを分離させ、剣先を千歌に向けて、手をかざして太陽の光を千歌に集める。すると千歌の翼がさらに大きくなり、紅と金のオーラがさらに強くなる。紅金の太陽の力を右拳に集約させて、紅金のオーラを纏いながら、千歌は高速でギラに突撃する!!

 

 

千歌「これで、終わり………っだあぁぁぁぁぁ!!太陽竜撃 ドラゴンフォース・真・アドベントオーラ!!」

 

 

突撃した千歌の拳がギラの腹部に直撃し、ギラの腹部に風穴をあけて貫く!!

 

 

ギラ『ば、バカなあぁぁぁぁぁ!!この我が………人間ごときにぃぃぃぃぃぃ!ぐうぅぅぅぅあぁぁぁぁぁぁーーー!!!』LP5→0

 

 

ギラが敗北した時、ギラの身体中から無数の光が沼津や内浦、伊豆などに降り注ぐ。さらに上空の黒い穴からも無数の光が街に降り注ぐ。そして、倒れていた街の人々が意識を取り戻す。そう、冥府に解放された魂が、現世に戻って来たのだ。

 

ーーー

ーーー

 

Aqours「や………、やった〜〜〜〜!!」

 

曜「千歌ちゃんが勝った!」

 

ダイヤ「さすがですわね。」

 

真柴「凄え………」

 

グリス『まさか、本当にギラに勝つとは………だが、これでギラは消える。』

 

ーーー

ーーー

 

ギラに吸収されていた紅いドラゴンフォースの光も千歌の身体に戻って来た。

 

 

千歌「おかえり、ドラゴンフォース………」

 

 

ギラは足下から光の粒子になって上空の黒い穴に吸い込まれていく。

それと同時に、冥府の塔も光になって消えようとしていた。

 

 

グリス『⁉︎ 喜ぶのは後だ!塔が消滅するぞ!』

 

サツキ「………! まずい、みんな早く塔から出るんだ!」

 

炎斬「ったく、忙しいぜ………」

 

 

階段を下って塔から出るのは、あまりにも時間がかかる。ギラの間は、全ての壁が破壊されている為、外に剥き出しの状態になっている。素早く脱出するには、塔から飛び降りるのが手っ取り早い。

 

だが、冥府の塔はスカイツリーと同等の高さがある。

 

 

サツキ「みんな、モンスターを出して飛び降りるんだ!」

 

全員「はい!」

 

 

みんな、それぞれバディを具現化する。が、ルビィや花丸、ダイヤ、果南など、飛べるモンスターがバディではない為、梨子のジャックナイフ、曜のアビゲール、炎斬のブルグ、サツキのアポカドラシオンの背に乗って脱出する。

 

千歌、曜、梨子はドラゴンフォースの翼で、脱出した。

 

グリスと真柴も脱出しようとするが………グリスはギラへと歩み寄る。そして、グリスは剣を構える。

 

 

ギラ『グリスよ、その一太刀で、ケリをつけるつもりか?』

 

グリス『ああ!』

 

 

グリスは構えた剣をギラの胸元に突き刺した。すると、ギラの体内で何かが破壊された。

 

 

ギラ『グリスよ………!我は………ただでは終わらんぞ………、必ず、全ての魂を冥府に………………』

 

 

そう言い残し、ギラは不敵に笑って粒子となって完全に消滅した………。

 

 

グリス『いいや、ギラ………これで永遠の終わりだ。』

 

 

グリスはどこか哀れむ瞳でギラの最後を見届けた。

 

 

真柴「いったい何をしたんだ?グリス」

 

グリス『奴の胸元に埋め込まれていた「冥府の核」を破壊したのだ。あの核がある限り、ギラは何度でも復活してしまう、そうなれば〈冥府龍〉は完全に消滅したとは言えないからな………。それより、早く脱出するぞ!』

 

真柴「ああ!」

 

 

グリスは真柴を抱えて塔から飛んだ………。

 

 

千歌達は、近くの浜辺に降り立ち、冥府の塔が崩れ去る様を見届ける。冥府の塔は崩れて粒子となり、黒い穴に吸い込まれ、黒い穴も閉じて空から消えた。これで〈冥府龍〉は完全に消滅したのだった。

 

 

炎斬「ふぅ、疲れたぜ。」

 

サツキ「僕もだよ………。」

 

ダイヤ「長い戦いでしたね。」

 

果南「うん。そして大変だった………」

 

鞠莉「ええ、本当に。」

 

花丸「安心したら、お腹すいたずら〜〜」

 

善子「あんたはずっと腹ペコじゃない!………まぁ、私も今は腹ペコだけど………」

 

ルビィ「えへへ………、ルビィもお腹すいたな。」

 

梨子「これで、全部が終わったのね。」

 

曜「うん。」

 

千歌「………じゃあみんな、帰ろっか!」

 

Aqours「うん(ええ)。」

 

グリス『待ってくれ、千歌。』

 

 

千歌達が十千万に帰ろうとした時、グリスが千歌を呼び止める……。

 

 

千歌「うん?どうしたの?」

 

真柴「グリス?」

 

グリス『千歌………、俺とファイトしてくれないか?』

 

千歌「………………え?」

 

 

 

 




今回も感想を是非‼︎

10000文字以上書いたの初めてです☆


ーーー次回予告ーーー

ついに〈冥府龍〉との戦いが終わった。崩れ去る冥府の塔を見届けて長い戦いの終わりに安堵する。だが、グリスの中に残る複雑な心境が戦いの衝動を駆りたてた。グリスはただ静かに千歌にファイトを挑む。

次回『グリスからの挑戦』


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グリスからの挑戦

前回までの『バディファイトLoveLive!サンシャイン‼︎』

 

 

ついに〈冥府龍〉との戦いは幕を閉じた。

敗北した「冥府龍王 ギラ」と冥府の塔は崩れて粒子となり、黒い穴に吸い込まれ、黒い穴も閉じて空から消えた。これで〈冥府龍〉は完全に消滅したのだった。

 

そして平和を取り戻した街を尻目に、グリスは千歌にファイトを挑むのだった。

 

ーーー

ーーー

 

十千万前の浜辺………

 

 

千歌「………じゃあみんな、帰ろっか!」

 

Aqours「うん(ええ)!」

 

グリス『待ってくれ、千歌。』

 

 

千歌達が十千万に帰ろうとした時、グリスが千歌を呼び止める……。

 

 

千歌「ん?どうしたの?」

 

真柴「グリス?」

 

グリス『千歌………、俺とファイトしてくれないか?』

 

千歌「………………え?」

 

 

グリスは唐突に、千歌にファイトを挑んだ。グリスは静かに千歌の返答を待つ。

 

 

千歌「……………そのファイト、今じゃなきゃダメかな?」

 

グリス『ん、いや、そんな事も無いが………。』

 

千歌「なら、今日はヤメにしない?」

 

真柴「グリス、千歌達だって疲れてるんだ。それに、俺もお前もボロボロだろ?」

 

グリス『そうだな………、悪かったな、千歌。』

 

千歌「ううん、でも、私もグリスと真柴君とまたファイトしたいし………、じゃあ明日ファイトしようか。」

 

グリス『受けてくれるのか?』

 

真柴「ありがとな、千歌。」

 

千歌「うん。じゃあ今日は帰ろう!」

 

 

Aqoursと真柴は十千万へ、サツキと炎斬は自分の家に帰って行った。

 

ーーー

ーーー

 

十千万………

 

 

志満『みなさん、お疲れ様でしたね。』

 

果南「えっと………こっちってどっちかな?」

 

花丸「見た目と声が同じだから見当がつかないずら。」

 

千歌「エンデュミアスだよ。」

 

善子「分かるの⁉︎」

 

千歌「うん。なんとなくだけどね。」

 

ダイヤ「姉妹の感と言うものですわね。」

 

志満「みんな、今日は疲れたでしょ?今日も泊まって行ってもいいからね。」

 

千歌「今日も?」

 

志満「千歌ちゃんの意識が無い間、みんな千歌ちゃんを心配して、ずっと家に泊まってたのよ?」

 

 

志満の言う通り、千歌が仮死状態の間、Aqoursのみんなは、千歌を心配して4日間、千歌の部屋の隣の部屋に泊まっていたのだ。

 

 

千歌「みんな………ありがとう、心配かけてごめんね。」

 

梨子「今さらいいわよ。千歌ちゃん」

 

曜「そうそう、でも本当に良かった、千歌ちゃんが目を覚ましてくれて………」

 

善子「ええ、もし千歌が来なかったら、私達も危なかったわよね。」

 

果南「できれば千歌にはあまり負担をかけずに終わらせたかったけどね。」

 

真柴「悪い、俺達がギラに勝っていれば………」

 

鞠莉「謝罪はノーサンキューよ。」

 

ダイヤ「はい。千歌さんが来なかったとしても、私達がファイトを挑んでいましたわ。」

 

ルビィ「でも、千歌ちゃんが来た時はホッとしちゃったけどね。」

 

千歌「でも、やっぱり言いたいよ。みんな、ありがとう。」

 

 

それから千歌達は温泉に入って疲れを癒し、夕食を済ませて、各々でお話ししたり、プレイマットを広げてファイトしたりしていた。そしてみんな床につく。

 

千歌、梨子、曜は千歌の部屋で、他の6人は千歌の部屋の隣の部屋で寝ていた。

 

真柴は6人の真下の部屋に泊まる事になっているが、今は、外に出て海を眺めながらグリスと会話をしていた。

 

 

真柴「なぁ、グリス?」

 

グリス『ん?』

 

真柴「さっき、何で千歌にファイトを挑んだんだ?」

 

グリス『なぜ………か……、俺はギラを倒す為に、ここまで戦って来た。そうだな?』

 

真柴「ああ。」

 

グリス『だが俺は、俺達はギラに負けた。』

 

真柴「ああ………そうだな。」

 

グリス『ギラと俺の実力差は結果の通りだ。俺の力は、ギラにはあまり届かなかった。』

 

真柴「でも、惜しいとこまでは追い詰めたろ」

 

グリス『惜しいとこまでが全力だったのだ。俺もお前もな。』

 

真柴「………!」

 

グリス『だが千歌は………彼女はギラに勝利した。俺達が負けた相手に勝った。俺達と千歌、いったい何が違ったのか………、いったい何が、力の差を分けたのか、それが知りたいんだ。』

 

真柴「それが、千歌にファイトを挑んだ理由か?」

 

グリス『ああ、一番の理由がな。』

 

真柴「2番目があるのか?」

 

グリス『ああ、なんと言うか………』

 

真柴「何だよ?」

 

 

グリスは少し言うのを躊躇うが、真柴に聞かれて正直に話す。

 

 

グリス『か、身体が疼くのだ………、ギラと千歌のファイトを見ていたら、身体が疼いて、熱くなって………なぜだか無性にファイトをしたくなってな………おかしい話しだと思うが………』

 

真柴「お前………、ぷっ………あははははははは!はははははは………!」

 

グリス『な、なぜ笑う!!』

 

 

グリスの話しを聞いた真柴は、何かが弾けたように笑いだす。その様子にグリスは照れるように怒鳴る。

 

 

真柴「いや、悪い悪い………っははは………!けど、何もおかしな話しでもないぞ。」

 

グリス『ん?』

 

真柴「お前、千歌とギラのファイトを見て身体が疼いて、熱くなっただけじゃない、身体の奥の方から何か熱いものが込み上げて来たんじゃねーか?」

 

グリス『ああ。』

 

真柴「ならお前は、触発されたんだよ。」

 

グリス『触発………?』

 

真柴「ああ、千歌とギラのファイトは激しくて凄まじかった、あんな燃えるようなすげーファイトを見てたら、身体が疼いて当たり前だ。実を言えば、俺も無性にファイトをしたくて仕方なかったんだ。さっきお前がファイトを挑まなくても、結局は俺が挑んでいたよ。」

 

グリス『そうか、俺は触発されていたのか………、それなら納得がいった。明日が楽しみだ。』

 

真柴「ああ。じゃあ寝るか!」

 

ーーー

ーーー

 

部屋で寝ていた千歌はふと目を覚ました。なかなか眠れない千歌は机のライトをつけてデッキ編集を始めた。梨子と曜は、千歌の机のライトの明かりで目が覚めた。

 

 

梨子「うぅん………千歌ちゃん………?」

 

曜「何………?」

 

千歌「あ、起こしてごめん2人とも、明るかったよね。」

 

曜「それは別にいいけど。」

 

梨子「デッキ編集してるの?」

 

千歌「うん、ちょっと眠れなくて………、それに明日はグリスと真柴君とのファイトがあるから。」

 

曜「そっか、挑戦を受けたんだっけ。」

 

千歌「うん。2人とも、まだ寝ててもいいよ。」

 

梨子「もう目が冴えてるわよ。デッキ編集なら手つだってあげる。」

 

曜「私も!」

 

千歌「2人とも………、ありがとう。」

 

 

それから、千歌と梨子と曜は3人でデッキ編集を始めた。それからしばらく経って、時間は早朝4時頃になり、いつの間にか3人寄り添って眠ってしまっていた。

 

その後、Aqoursのみんなと真柴は朝食を食べて、少し食休みしてから千歌と真柴は約束どおりファイトをすることにする。

 

ーーー

ーーー

 

十千万 前の浜辺

 

 

千歌「じゃあ、始めようか!」

 

真柴「ああ!」

 

 

千歌と真柴がデッキを構えた時………

 

 

鞠莉「ちょっとストーップ!!」

 

千歌「え?どうしたの?鞠莉ちゃん?」

 

鞠莉「ファイトの場所を変えてみない?」

 

千歌「ファイトの場所を変える?」

 

鞠莉「ええ!」

 

善子「どこか場所のアテでもあるの?」

 

鞠莉「ええあるわよ。それに、2人だってあまり邪魔の入らない所でファイトしたいでしょ?」

 

真柴「まぁ、そうだな。」

 

鞠莉「私がとっておきの場所を用意したわ!みんな〜カモーン!」

 

 

千歌達は鞠莉に連れられて移動する。

案内されてやって来たのは、とある建物だった。

 

 

果南「ここって………何?」

 

鞠莉「ふっふっふっ………、中に入ってみれば分かるわよ!」

 

ーーー

ーーー

 

とある建物内

 

 

ルビィ「うわぁ〜〜!」

 

花丸「未来ずら〜〜!」

 

ダイヤ「ここは?」

 

鞠莉「ふふふ、ここは小原家が経営するバディファイト専用施設よ。」

 

梨子「バディファイト専用………」

 

曜「施設?」

 

鞠莉「そう。ここは誰でも自由にバディファイトができる施設よ。デッキ編集専用ルームを完備、リアルバディファイトシステムに連動した特別性の高出力ファイトステージも設置されているわ、完全なバディファイト専用施設よ。まぁ、まだ一般開放するのは先だけどね。」

 

ダイヤ「でも良いのですか?開放前の施設を使っても………」

 

鞠莉「大丈夫で〜す!パパからの許可も取ってあるわ!」

 

果南「さすが金持ち………」

 

鞠莉「ここなら防音もされてるし、さあ2人とも、思いっきりファイトを楽しんでちょうだい!」

 

千歌「うん!じゃあ改めてファイトを始めようか。」

 

真柴「だな。」

 

 

 

千歌「全てを照らす光、眩き無限の烈光!輝きのルミナイズ!〈光輝なる超太陽〉」

 

真柴「紫炎を纏て、亡者の叫びを聴け!ルミナイズ!〈不死の龍団〉」

 

 

オープンTHEフラッグ

 

 

千歌「ドラゴンワールド」

◼️手札6/ゲージ2/LP10

 

真柴「ダークネスドラゴンワールド」

◼️手札6/ゲージ2/LP10

 

 

千歌「じゃあ私から先攻だよ、ドロー!チャージ&ドロー!」

◼️手札6→7

 

千歌「ライフ1払い、ライトに〈必殺の型 バルドラゴン〉をコール!」

◼️手札7→6/LP10→9

 

 

必殺の型 バルドラゴン

サイズ2/攻6000/防4000/打撃2

 

 

千歌「登場時能力!デッキトップから3枚をチャージ!」

◼️ゲージ3→6

 

真柴「一気にゲージ6………!」

 

千歌「バトル!バルドラゴンで真柴君に攻撃!打撃2」

 

真柴「くっ………」LP10→8

 

千歌「ターンエンド!」

◼️手札6/ゲージ6/LP10

 

 

真柴「俺のターン!ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札6→7/ゲージ2→3

 

真柴「レフトに〈不死騎龍 ヘルダムド〉を、ライトに〈不死騎龍 ヘルバール〉をコール!」

◼️手札7→6→5

 

 

不死騎龍 ヘルダムド

サイズ1/攻5000/防1000/打撃1/【貫通】

 

 

不死騎龍 ヘルバール

不死龍

サイズ2/攻6000/防3000/打撃2

◼️このカードが手札か、ドロップから登場した時、君のデッキの上から1枚を、このカードのソウルに入れる。

【移動】【ソウルガード】/ソウル1

 

 

真柴「ヘルダムドの登場時、俺のデッキトップから3枚をドロップする!バトル!ヘルダムドでバルドラゴンに攻撃!」

 

 

ヘルダムド

攻5000

 

必殺の型バルドラゴン

防4000

 

 

必殺の型バルドラゴン 撃破!

 

 

真柴「ヘルバールで千歌に攻撃だ!打撃2」

 

千歌「くっ………」LP10→8

 

真柴「まだだ!ゲージ、手札、ライフ1払って、ドロップのグリスの能力を発動!」

◼️手札5→4/ゲージ3→2/LP8→7

 

千歌(来る!)

 

真柴「散り行く亡者の叫びと共に、紫炎を纏て転生せよ!〈不死転生〉!センターにバディコール(LP7→8)!〈不死龍王 ヴァイオレット・グリス〉」

 

 

不死龍王 ヴァイオレット・グリス

サイズ3/攻8000/防5000/打撃3/【貫通】【ソウルガード】/ソウル2

 

 

真柴「いくぞ、グリスで千歌に攻撃だ!打撃3!」

 

千歌「うわぁ!」LP8→5

 

真柴「ターンエンドだ。」

◼️手札4/ゲージ2/LP8

 

 

千歌「やるね、私のターン!ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札6→7/ゲージ6→7

 

千歌「ライトに〈太陽神の欠片 バルドラゴン〉をコール!」

◼️手札7→6

 

 

太陽神の欠片 バルドラゴン

サイズ2/攻5000/防3000/打撃2

 

 

千歌「バルドラゴンの登場時にデッキから「バルソレイユ」カード1枚を手札に加える!そしてバルドラゴンをバディ進化(LP5→6)!〈超太陽光竜 バルソレイユ・ソル〉」

◼️手札6→7→6

 

 

超太陽光竜 バルソレイユ・ソル

サイズ3/攻7000/防7000/打撃3/【2回攻撃】【ソウルガード】/ソウル1

 

 

真柴「千歌もバディを出して来たか………、それだけじゃないだろ?」

 

千歌「うん!私のライフ6以下で、場にバルソレイユが居れば………ゲージ3払って〈真・ドラゴンフォース〉解放‼︎」

◼️手札6→5/ゲージ7→4

 

 

真・ドラゴンフォース

攻7000/打撃2

 

 

千歌は紅金色のオーラ(紅いオーラの周りを薄い金のオーラが縁取って輝いている)を纏い、紅い両翼が生え、千歌の周りに、小さい紅い球体が6つぐらい浮遊している。さらに千歌の髪が腰あたりまで伸びてロングヘアーになる。そして、千歌が少し動くたびに紅と金の粒子が舞い散っている。

 

 

千歌「バトル!真ドラゴンフォースとバルソレイユソルでグリスに連携攻撃!連携時にドラゴンフォースをスタンド!ライフ+2!さらにバルソレイユソルの連携時、グリスのソウルを1枚破棄!」LP 6→8

 

 

ヴァイオレットグリス ソウル2→1

 

 

真柴「何⁉︎」

 

ーーー

ーーー

 

梨子「破壊するだけの能力じゃないの⁉︎」

 

 

バルソレイユ・ソルは連携攻撃時に相手のモンスターを破壊するか、相手のモンスターのソウルを1枚ドロップに置くか選んで発動できる。

 

 

ルビィ「でも、ソウルを減らすなら、破壊しても良かったんじゃ………」

 

ダイヤ「いいえ、千歌さんの判断は正解です。千歌さんはグリスを攻撃対象に連携攻撃しました。ですが、バルソレイユの能力でグリスを破壊してしまえば、例えグリスが場に残ったとしても、攻撃対象のモンスターが破壊された以上、攻撃が空振りしてしまいますわ。」

 

果南「そうか、破壊せずにソウルを除去すれば、攻撃もヒットして、実質1度に2回破壊したも同然って事だね。」

 

ダイヤ「その通りですわ。」

 

ーーー

ーーー

 

真ドラゴンフォース+バルソレイユソル

連携 攻14000

 

ヴァイオレットグリス

防5000

 

ヴァイオレットグリス 撃破!

【ソウルガード】ソウル 1→0

 

 

千歌「真ドラゴンフォースが連携攻撃でモンスターを破壊したら、真柴君にダメージ1!」

 

真柴「くっ!」LP8→7

 

千歌「さらに、ソウルにある太陽神の欠片バルドラゴンの能力でバルソレイユソルは【貫通】を得てる!よって【貫通】ダメージ3!」

 

真柴「ぐぁぁ!」LP7→4

 

千歌「真ドラゴンフォースとバルソレイユソルで2回連携攻撃!ドラゴンフォースをスタンド!バルソレイユソルの能力で、意味は無いけどソウルを破棄!」LP8→10

 

 

だが、今のグリスのソウルは0枚だ。

 

 

真ドラゴンフォース+バルソレイユソル

連携 攻14000

 

ヴァイオレットグリス

防5000

 

 

真柴「キャスト!〈ヴァイオレット・ボンド〉」

◼️手札4→3

 

 

ヴァイオレット・ボンド

不死龍

◼️君の場の〈不死龍〉のモンスターが破壊される時使える。

◼️【対抗】君のライフ+2して、そのモンスターを場に残せる。さらに、この能力で、カード名に「グリス」を含むモンスターを場に残した時、君のデッキの上から1枚をゲージに置いて、君のライフ+2!

 

 

真柴「グリスを場に残して、ライフ+2!さらに1チャージしてライフ+2だ!」LP4→6→8

◼️ゲージ2→3

 

 

千歌「ドラゴンフォースの能力で真柴君にダメージ1!そして【貫通】3ダメージ!」

 

真柴「うっ!」LP8→7→4

 

真柴「ソウルの無いグリスが破壊された時の能力!ドロップからセンターに〈不死騎龍 ヘルバール〉と、ライトに〈不死騎龍 ヘルザイン〉をコール!」

 

 

不死騎龍 ヘルザイン

不死龍

サイズ2/攻6000/防1000/打撃2

◼️【コールコスト】ゲージ1払う。

◼️このカードがドロップゾーンから登場した時、このカードは【貫通】を得る。

◼️このカードがソウルにある〈不死龍〉は【2回攻撃】を得る。

【龍蘇生】

 

 

真柴「ヘルバールの登場時にデッキトップから1枚ソウルイン!」

 

 

ヘルバール ソウル0→1

 

 

千歌「真ドラゴンフォースでヘルバールに攻撃!」

 

 

真ドラゴンフォース

攻7000

 

ヘルバール

防3000

 

ヘルバール 撃破!

【ソウルガード】ソウル1→0

 

 

千歌「ターンエンド!」

◼️手札5/ゲージ4/LP10

 

 

真柴「強い………、最初にファイトした時とは別もんだな。俺のターン!ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札3→4/ゲージ3→4

 

真柴「ゲージ、手札、ライフ1払い、ヘルバールとヘルザインをソウルにする………、紫炎を纏て再び転生せよ!〈不死龍王 ヴァイオレット・グリス〉ライトにコール!」

◼️手札4→3/ゲージ4→3/LP4→3

 

 

不死龍王 ヴァイオレット・グリス

サイズ3/攻8000/防5000/打撃3/【貫通】【ソウルガード】/ソウル2

 

ーーー

ーーー

 

曜「また出た!」

 

果南「何度倒しても、真柴のターンに何度も復活する。厄介だね………」

 

ダイヤ「はい。」

 

ーーー

ーーー

 

真柴「グリス………」

 

グリス『ああ。千歌』

 

千歌「ん?」

 

グリス『君はなぜ、俺達が勝てなかったギラに勝つ事が出来たのか疑問だった。なぜ、勝つ事が出来たんだ?』

 

千歌「何でって言われても………、う〜ん……、私はただこの街を、みんなを護る事に必死だっただけだよ。」

 

グリス『それだけか………?』

 

千歌「うん。それだけ。」

 

グリス『そうか………俺は、ただ〈冥府龍〉を全滅させる事を………ギラを倒す事だけを考えて戦っていた………この街の事も人々の事も、二の次に考えていたんだ………。』

 

真柴「グリス、お前………」

 

グリス『俺は結局、自分の事しか考えていなかったのだな………、そんな事ではギラを倒す事など出来ないわけだ………。ふぅ、モヤモヤが晴れた気分だ、スッキリしたよ。ありがとう、千歌。』

 

千歌「うん!さぁ、もっとファイトを楽しもう、真柴君!」

 

真柴「おう!行くぞ、俺のライフ6以下で、場にグリスがいれば………」

 

千歌「………⁉︎」

 

真柴「〈フシリュウフォース〉解放‼︎」

◼️手札3→2/ゲージ3→1

 

 

フシリュウフォース

不死龍

攻6000/打撃2

〈解放条件‼︎〉〔君のライフ6以下で、君の場にカード名に「グリス」を含むモンスターがいる。〕

◼️【装備コスト】ゲージ2払う。

◼️君の場の〈不死龍〉のモンスター全ての打撃力+1!

◼️このカードは破壊されず、手札に戻らず、能力は無効化されない。

【2回攻撃】

 

 

真柴は青紫色の炎のようなオーラを纏う。そして、グリスが持っているのと同じ大剣を装備する。

 

 

千歌「凄い………!」

 

真柴「千歌は初めて見るよな。」

 

千歌「うん。」

 

真柴「この力は、俺とグリスの信頼の証、絆の力だ。いくぞ!」

 

 




今回も感想を是非‼︎


ーーー次回予告ーーー

グリスの挑戦を受けてファイトを始める千歌と真柴。千歌の答えを知り、もはやグリスに思い残す事は何もない。気持ち的にスッキリしたグリスと共に、両者はただ全力をぶつけ合い、このファイトを楽しむ。

次回『決戦!太陽竜 vs 冥府龍』


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決戦!太陽竜 vs 不死龍

前回までの『バディファイトLoveLive!サンシャイン‼︎』

 

 

ついに〈冥府龍〉との戦いは幕を閉じた。

敗北した「冥府龍王 ギラ」と冥府の塔は崩れて粒子となり、黒い穴に吸い込まれ、黒い穴も閉じて空から消えた。これで〈冥府龍〉は完全に消滅したのだった。

 

そして平和を取り戻した街を尻目に、グリスは千歌にファイトを挑むのだった。

 

ーーー

ーーー

 

千歌 vs 真柴

 

 

千歌

◼️手札5/ゲージ4/LP10

 

レフト:無し

ライト:超太陽光竜 バルソレイユ・ソル

センター:無し

アイテム:真・ドラゴンフォース

 

ーーー

ーーー

 

真柴

◼️手札2/ゲージ1/LP4

 

レフト:無し

ライト:不死龍王 ヴァイオレット・グリス

センター:無し

アイテム:フシリュウフォース

 

ーーー

ーーー

 

真柴:メインフェイズ

 

 

真柴「俺のライフ6以下で、場にグリスがいれば………」

 

千歌「………⁉︎」

 

真柴「〈フシリュウフォース〉解放‼︎」

◼️手札3→2/ゲージ3→1

 

 

フシリュウフォース

不死龍

攻6000/打撃2

〈解放条件‼︎〉〔君のライフ6以下で、君の場にカード名に「グリス」を含むモンスターがいる。〕

◼️【装備コスト】ゲージ2払う。

◼️君の場の〈不死龍〉のモンスター全ての打撃力+1!

◼️このカードは破壊されず、手札に戻らず、能力は無効化されない。

【2回攻撃】

 

 

真柴は青紫色の炎のようなオーラを纏う。そして、グリスが持っているのと同じ大剣を装備する。

 

 

千歌「凄い………!」

 

真柴「千歌は初めて見るよな。」

 

千歌「うん。」

 

真柴「この力は、俺とグリスの信頼の証、絆の力だ。いくぞ!フシリュウフォースの能力で、俺の〈不死龍〉のモンスター全ての打撃力+1だ。」

 

 

グリス

打撃3→4

 

 

千歌「⁉︎」

 

真柴「バトル!フシリュウフォースで、バルソレイユソルに攻撃する!打撃2!」

 

千歌「バルソレイユソルの防御力は7000、フシリュウフォースじゃ倒せないよ!」

 

真柴「分かってる、キャスト!〈ヴァイオレット・エナジー〉」

◼️手札2→1

 

 

ヴァイオレット・エナジー

冥府龍

◼️【対抗】このターン中、君の場の〈不死龍〉のカード全ての攻撃力+2000、防御力+2000!君の場にカード名に「グリス」を含むモンスターがいるなら、さらに攻撃力+2000、防御力+2000する。

 

 

真柴「俺の〈不死龍〉のカード全ての攻撃力+2000!さらにグリスが場に居れば、倍の+4000だ!」

 

 

フシリュウフォース

攻6000→8000→10000

 

 

ヴァイオレットグリス

攻8000→10000→12000

 

 

フシリュウフォース

攻10000

 

バルソレイユ・ソル

防7000

 

 

千歌「【ソウルガード】」

 

 

バルソレイユソル 撃破!

【ソウルガード】ソウル 1→0

 

 

真柴「フシリュウフォースの【2回攻撃】バルソレイユソルに攻撃!」

 

 

バルソレイユソル 撃破!

 

 

千歌「バルソレイユ!」

 

真柴「グリスで千歌に攻撃!打撃4!」

 

千歌「うぁぁ!」LP10→6

 

真柴「ソウルのヘルザインの能力で、グリスは【2回攻撃】できる!グリスで千歌に2回目の攻撃!打撃4」

 

千歌「キャスト!〈ドラゴンフォース・ガッツ〉私のライフ+3!さらに相手のターンで使ったから1ドロー!」LP 6→9

◼️手札5→4→5/ゲージ4→3

 

真柴「攻撃続行!打撃4!」

 

千歌「うわぁ!」LP9→5

 

真柴「ターンエンドだ!」

◼️手札1/ゲージ1/LP4

 

 

千歌「私のターン!ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札5→6/ゲージ3→4

 

千歌「ライトに〈バーニングレイピア・ドラゴン〉をコール!レフトに〈テイルブレイザー・ドラゴン〉をコール!」

◼️手札6→5→4

 

 

バーニングレイピア・ドラゴン

サイズ1/攻4000/防1000/打撃1

 

 

テイルブレイザー・ドラゴン

サイズ1/攻4000/防1000/打撃2

 

 

千歌「バトル!真ドラゴンフォースとテイルブレイザーで真柴君に連携攻撃!ドラゴンフォースをスタンド、ライフ+2!テイルブレイザーの能力でゲージ+1!打撃4!」LP5→7

◼️ゲージ4→5

 

真柴「キャスト!〈ヴァイオレット・バリア〉」

◼️手札1→0

 

 

ヴァイオレット・バリア

不死龍

◼️相手のターン中に使える。

◼️【対抗】君の場の〈不死龍〉のモンスター1枚を破壊する。破壊したら、君が受けるダメージを0に減らして、破壊したモンスターの打撃力分、君のライフを回復して、君のデッキから1枚引く。

 

 

真柴「グリスを破壊して、ダメージを0にする!さらに破壊したグリスの打撃力分ライフを回復!グリスの打撃力は4だった、よってライフ+4!そして1ドロー!」LP4→8

◼️手札0→1

 

 

ヴァイオレットグリス 破壊!

【ソウルガード】ソウル2→1

 

 

千歌「真ドラゴンフォースとバーニングレイピアで連携攻撃!ドラゴンフォースをスタンド、ライフ+2!バーニングレイピアの連携時に1 ドロー!」LP7→9

◼️手札4→5

 

真柴「くっ!」LP8→5

 

千歌「真ドラゴンフォースで真柴君に攻撃!打撃2!」

 

真柴「うぅ!」LP5→3

 

千歌「ターンエンド!」

◼️手札5/ゲージ5/LP9

 

 

真柴「俺のターン、ドロー!チャージ&ドロー!」

◼️手札1→2/ゲージ1→2

 

真柴「何度攻撃しても、返しのターンでライフを大量に回復しやがる………、たった5日〜6日で、こんなに強くなるなんてな………、けど、凄え楽しい。」

 

千歌「千歌も楽しいよ!」

 

真柴「こんなにワクワクするファイトは初めてだ、だからこそ、勝ちたい!」

 

 

その時、真柴のフシリュウフォースがさらに強く輝く!

 

 

真柴「キャスト!〈ヴァイオレット・ドロー!〉」

◼️手札2→1

 

 

ヴァイオレット・ドロー!

不死龍/ドロー

◼️君のライフ6以下で、場に〈不死龍〉のモンスターがいれば使える。

◼️君の場の〈不死龍〉のモンスター1枚を破壊する。破壊したらカードを1枚引く。さらに、君の場にカード名に「グリス」を含むモンスターが場にいるか、破壊した時、さらに1枚引く。「ヴァイオレット・ドロー」は1ターンに1 枚だけ使える。

 

 

真柴「グリスを破壊して、1ドロー、さらにグリスを破壊した事でさらにドロー!」

◼️手札1→2→3

 

 

ヴァイオレットグリス

【ソウルガード】ソウル1→0

 

 

真柴「さらにキャスト!〈ヴァイオレット・チャージ!〉」

◼️手札3→2

 

 

ヴァイオレット・チャージ!

不死龍/チャージ

◼️君の場の〈不死龍〉のモンスター1枚を破壊する。破壊したら君のデッキの上から2枚ゲージに置く。さらに、カード名に「グリス」を含むカードを破壊したら、ゲージ+2!「ヴァイオレット・チャージ!」は1ターンに1枚だけ使える。

 

 

真柴「グリスを破壊して2チャージ、さらにグリスを破壊した事で、さらに2チャージ!」

◼️ゲージ2→4→6

 

 

ヴァイオレットグリス 破壊!

 

 

真柴「グリスの破壊時、ドロップから〈不死騎龍 ヘルグイン〉をライトに、〈不死騎龍 ヘルリバル〉をレフトにコール!」

 

 

不死騎龍 ヘルグイン

不死龍

サイズ1/攻6000/防1000/打撃1

◼️ドロップからこのカードが登場した時、君のライフ+1!

◼️このカードが〈不死龍〉のモンスターのソウルからドロップに置かれた時、君のデッキの上から1枚をゲージに置く。

 

 

不死騎龍 ヘルリバル

不死龍

サイズ1/攻5000/防1000/打撃2

◼️このカードが手札から登場した時、君のデッキの上から1枚ゲージに置く。

◼️このカードがドロップから登場した時、君のライフ+1!

【龍蘇生】

 

 

真柴「ヘルグインとヘルリバルの登場時、ドロップから登場した時、ライフ+1!合計+2だ!」LP3→4→5

 

真柴「バトル!ヘルグインで千歌に攻撃!打撃1!」

 

千歌「………!」LP9→8

 

真柴「ヘルリバルで千歌に攻撃!打撃2!」

 

千歌「うっ………!」LP8→6

 

真柴「いくぞ!」

 

千歌(また来る………!)

 

真柴「ドロップから能力発動!ゲージ2払い、場の〈不死龍〉2枚までをソウルに入れて………〈不死転生〉」

◼️ゲージ6→4

 

真柴「散り行く亡者の魂よ、紫炎となりて不死なる龍に新たな力を!〈不死龍王 ヴァイオレット・紫炎・グリス〉」

 

 

不死龍王 ヴァイオレット・紫炎・グリス

不死龍

サイズ3/攻8000/防5000/打撃2

◼️【コールコスト】君の場の〈不死龍〉のモンスター1枚までをこのカードのソウルに入れて、ゲージ2払う。

◼️"紫炎斬舞"このカードが攻撃した時、相手の場のモンスター2枚までを選んで破壊し、破壊した枚数分、相手にダメージ!!"紫炎斬舞"は1ターンに1回だけ使える。

◼️〈不死転生〉(君のターン中、ゲージ2払う。)

【対抗】君の場のモンスター2枚までをこのカードのソウルに入れて、ドロップゾーンから、このカードを【コールコスト】を払わずにコールできる。〈不死転生〉は1ターンに1回だけ使える。

【2回攻撃】【移動】【ソウルガード】/ソウル2

 

ーーー

ーーー

 

果南「新しいグリス⁉︎」

 

ダイヤ「まさか………このファイト中に進化したのですか⁉︎」

 

ーーー

ーーー

 

真柴「いくぞグリス、千歌に攻撃だ!攻撃した時、能力発動!」

 

グリス『相手のモンスター2枚までを破壊する!』

 

真柴「バーニングレイピアとテイルブレイザーを破壊!」

 

 

バーニングレイピアドラゴン 破壊!

 

テイルブレイザードラゴン 破壊!

 

 

グリス『そして破壊した枚数分ダメージだ!くらえ"紫炎斬舞"!!ダメージ2!』

 

千歌「うわぁぁ!」LP 6→4

 

真柴「メインの攻撃!」

 

 

グリスの打撃力はフシリュウフォースの能力で打撃2→3になっている。

 

 

千歌「キャスト!〈ドラゴンシールド 太陽の盾〉攻撃を無効化して、ゲージ+1、ライフ+1!」LP4→5

◼️手札5→4/ゲージ5→6

 

真柴「グリスの【2回攻撃】だ!打撃3!」

 

千歌「キャスト!〈ドラゴンシールド 太陽の盾〉攻撃を無効化して、ゲージ+1、ライフ+1!」LP5→6

◼️手札4→3/ゲージ6→7

 

真柴「フシリュウフォースで千歌に攻撃!打撃2!」

 

千歌「うぐ………!」LP 6→4

 

真柴「フシリュウフォースで2回目の攻撃!」

 

千歌「うぁぁぁ!」LP4→2

 

真柴「ターンエンドだ!」

◼️手札2/ゲージ4/LP5

 

ーーー

ーーー

 

ルビィ「千歌ちゃんが耐えきった!」

 

善子「凄いファイトね………」

 

花丸「どっちも、ライフを減らしては増やし、減らしては増やしのくり返しずら〜」

 

梨子「どっちも本当に強い………!」

 

曜「それに、どっちも凄く楽しそうだよ!」

 

ーーー

ーーー

 

千歌「私のターン!ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札3→4/ゲージ7→8

 

 

ドローしたカードを見た時、千歌の笑窪が微かに釣り上がる。そして千歌の表情がキリッとした笑顔になる。

 

 

真柴「何か良いカードを引いたようだな。」

 

千歌「うん、行くよ!」

 

千歌「レフトに〈太陽神の欠片 バルドラゴン〉をコール!登場時にライフ1払い、デッキから「バルソレイユ」カード1枚を手札に加える!」

◼️手札4→3→4/LP2→1

 

千歌「そして、バルドラゴンを進化!〈超太陽光竜 バルソレイユ・ソル〉!」

◼️手札4→3/ゲージ8→6

 

 

超太陽光竜 バルソレイユ・ソル

サイズ3/攻7000/防7000/打撃3/【2回攻撃】【ソウルガード】/ソウル2

 

 

真柴「このタイミングで来たか!」

 

千歌「バトル!」

 

真柴「グリスをセンターに【移動】」

 

千歌「真ドラゴンフォースとバルソレイユソルでヴァイオレット紫炎グリスに連携攻撃!真ドラゴンフォースをスタンド、ライフ+2!バルソレイユの連携時にグリスのソウル1枚を破棄!」LP1→3

 

 

ヴァイオレット紫炎グリス ソウル2→1

 

 

真柴「キャスト!〈ヴァイオレット・シャドウ〉」

◼️手札2→1

 

 

ヴァイオレット・シャドウ

不死龍/防御

◼️相手のターンの攻撃中に使える。

◼️【対抗】その攻撃を無効化する。さらに君の場にカード名に「グリス」を含むモンスターがいるなら、君のライフ+1!

 

 

真柴「攻撃を無効化して、場にグリスが居れば、ライフ+1!」LP5→6

 

千歌「真ドラゴンフォースとバルソレイユソルで2回連携攻撃!真ドラゴンフォースをスタンドしてライフ+2!バルソレイユソルの能力で、ソウル1枚破棄!グリスに攻撃!」LP3→5

 

 

ヴァイオレット紫炎グリス ソウル1→0

 

 

真柴「グリス………悪い!キャスト!〈ヴァイオレット・バリア〉グリスを破壊する!ダメージを0にする能力は意味無いが、破壊したグリスの打撃力分ライフを回復する!」

◼️手札1→0

 

 

ヴァイオレット紫炎グリスはフシリュウフォースの能力で打撃3になっていた。

 

 

真柴「ライフ+3!」LP 6→9

 

 

攻撃対象のグリスが破壊されて場を離れた事で、千歌とバルソレイユソルの攻撃は空振りに終わった。

 

 

千歌「やるね、でも、真ドラゴンフォースはスタンドしてる!真ドラゴンフォースで3回目の攻撃!打撃2!」

 

真柴「うぁぁ!」LP9→7

 

千歌「キャスト!〈ドラゴンフォース・アドベント〉真ドラゴンフォースをスタンド!真ドラゴンフォースで4回目の攻撃!打撃2!」

◼️手札3→2

 

真柴「うぐぅ………!」LP7→5

 

千歌「ファイナルフェイズ‼︎」

 

真柴「な………⁉︎」

 

千歌「ゲージ3払い、キャスト!〈太陽竜撃 ドラゴンフォース・真・アドベントオーラ!!〉!」

◼️手札2→1/ゲージ6→3

 

 

太陽竜撃 ドラゴンフォース・真・アドベントオーラ!!

必殺技

太陽竜

◼️君がカード名に「ドラゴンフォース」を含む〈太陽竜〉のアイテムを装備していて、君の場にサイズ2以上の〈太陽竜〉のモンスターがいるなら使える。

◼️【使用コスト】ゲージ3払う。

◼️君の〈太陽竜〉のアイテム1枚と〈太陽竜〉のモンスター1枚をスタンドさせて連携攻撃を行う。この連携攻撃のダメージは減らない。この能力での連携攻撃が無効化された時、連携攻撃していたカードの打撃力を合計した数値分、相手にダメージ!!!

◼️「ドラゴンフォース・真・アドベントオーラ」はファイナルフェイズ中、1枚しか使えない。

 

 

千歌「真ドラゴンフォースとバルソレイユソルをスタンド!そして、真柴君に連携攻撃!連携打撃5!」

 

真柴「全力は全部尽くした………。」

 

千歌「太陽竜撃 ドラゴンフォース・真・アドベントオーラ!!」

 

真柴「うわあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」LP5→0

 

ーーー

ーーー

 

真柴「負けたよ千歌、ありがとな。」

 

千歌「こっちこそ、凄く楽しかったよ。」

 

曜「おつかれ!千歌ちゃん、真柴君!」

 

千歌「みんな!」

 

梨子「2人とも凄いファイトだったよ!」

 

ダイヤ「素晴らしかったですわ。」

 

果南「なんか2人のファイトを見てたら私もウズウズして来ちゃった!」

 

鞠莉「あら、なら私とファイトする?果南?」

 

善子「全く、ウチの先輩達はファイトバカなんだから。」

 

花丸「そう言ってる善子ちゃんもデッキケース握りしめてるずら〜!」

 

ルビィ「ふふふっ!」

 

 

千歌と真柴のファイトに触発されたのか、果南と鞠莉、善子と花丸がファイトを始める。たちまちAqoursメンバーのバディファイト大会が始まってしまった。

 

真柴とグリスは椅子に座りみんなのファイトを遠目に見ながら、2人で会話する。

 

 

グリス『真柴………、俺は死龍島に戻る。自分のくだらない復讐の為に〈冥府龍〉を解き放ち、この世界の命を、彼女達を危険な目に合わせてしまった責任があるからな。』

 

真柴「そうか………死龍島に戻って、何をするんだよ。」

 

グリス『それは………分からん、だが、俺はこの世界に居てはいけない。今回の戦いの元凶は俺だ。』

 

真柴「バカ言うな、俺達だろ。俺だって〈冥府龍〉の封印を解いた本人だからな。」

 

グリス『真柴………』

 

真柴「グリス、もう無理すんな!〈冥府龍〉はもう居ないんだ、お前の復讐は………俺達の戦いは、もう終わったんだ。」

 

グリス『真柴………だが俺は………』

 

真柴「グリス、お前はこれ以上何を望むんだ、何が不満なんだよ。」

 

グリス『だが俺は………皆に………』

 

 

千歌「お〜い!真柴君、グリス〜!みんなが2人とファイトしたいってー!」

 

曜「真柴君、グリス!私とファイトしヨーソロー!」

 

梨子「次は私とよ。」

 

 

Aqoursのみんなが、まるで何事も無かったかのように、真柴とグリスをファイトに誘う。その様子を見たグリスは、何か気が晴れたように、真柴に問いかける。

 

 

グリス『真柴、俺は………ここに居て良いんだな。』

 

真柴「当たり前だろ。行こうぜグリス!」

 

グリス『ああ!』

 

 

真柴とグリスはみんなの誘いに応じて、みんなの元に向かう。

自分達と共に、〈冥府龍〉達と戦ってくれた彼女達に、感謝の意を込めて………

 

 

『不死龍 vs 冥府龍 編』 完

 

 

 




今回も感想を是非‼︎


約5ヶ月にわたって連載しました。『不死龍 vs 冥府龍 編』も、やっと終了しました………。
この章の最初の投稿日は………「7/17日」そして、最終話の投稿日は「12/18日」1日過ぎましたが、ちょうど約5ヶ月なんですよね。因みに偶然です。

『不死龍 vs 冥府龍 編』を無事に終われたのも、皆さんの期待と応援があってこそです!ありがとうございました。


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「穂乃果ちゃん推し」さんの新アカウントである
「咲野 皐月(さくのさつき)」さんが執筆している

『バディファイトLoveliveサンシャイン!! 〜私たちの紡ぐ奇跡〜』

が、絶賛連載中です。始まったばかりの小説ですが、これからの期待が膨らむ小説だと思っていますので、是非読んでみてください!!


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日常編
真柴のこれから


『冥府龍』との戦いが終わって、1週間が過ぎた10月中旬………、Aqoursはいつも通りの日常に戻っていた。

 

そして、今回の『不死龍 vs 冥府龍』騒動の渦の中心にいた藤木真柴とバディのヴァイオレット・グリスは、盛谷サツキの協力もあって、なんとか実家に帰る事ができた。

 

ーーー

ーーー

 

真柴の家………

 

 

真柴「約2週間ぐらいしか経ってないのに、自分の家が凄く懐かしく感じるな………」

 

 

真柴は、両親との家族旅行の帰りに逆走して来た車に衝突され、事故の被害者になってしまった。運転席と助手席に座っていた両親はほぼ即死、真柴は後部座席にいたが胸を強く打って心肺停止、意識不明に陥り、緊急手術を受けて一命は取り留めた。

 

その背景では、真柴の魂はダークネスドラゴンワールドにある『死龍島』に送られて、初めてのバディである「不死龍王 ヴァイオレット・グリス」と出会い、なんとか自分の世界に還ってこられた。

 

因みに病院では真柴の復活はまさに奇跡の生還として知られている。

 

 

真柴は家にあった両親の写真を遺影代りとして仏壇に飾り、線香を立てて手を合わせる………。

 

 

真柴「父さん、母さん………葬式を挙げてやれなくてごめん、色々あったんだ。どうか成仏してくれよ。」

 

 

真柴は外のポストを見てみる。すると、2週間分くらいの溜まった新聞や手紙が入っていた。

 

中には、学校やクラスメートからの心配の手紙やプリントがあった。

電話にも、いくつか留守電にメッセージが届いていた。

 

 

真柴「………明日から学校に行かないとな。」

 

グリス『真柴。』

 

 

デッキの中からグリスが話しかけてくる。

 

 

真柴「グリス、どうした?」

 

グリス『いや、なんとなく声をかけただけだ。』

 

 

グリスは、真柴が落ち込んでないか心配する意味も込めて、一応声をかけたのだ。

 

 

真柴「グリス………ありがとな。別に落ち込んじゃいない。」

 

グリス『なら良いんだ。』

 

真柴「色々あって疲れたし、飯食って寝ようぜ。」

 

グリス『うむ。』

 

ーーー

ーーー

 

翌日、真柴は2週間ぶりに学校に通学した、真柴はまず2週間ほど休んでいた経緯を話すために職員室に来ていた。

 

 

真柴「失礼します。」

 

「藤木⁉︎」

 

真柴「久しぶりです、笹木先生」

 

笹木「久しぶりだな藤木、色々大変だったな。ご両親の事も残念だ………」

 

真柴「え?何があったか知ってるんですか?」

 

笹木「まぁ、新聞にも、ニュースにもなってたからな………、驚いたよ、車の衝突事故の被害者に君の名前が出た時、凄く心配だった。」

 

真柴「すいません。」

 

笹木「謝る事はない、さぁ教室に戻りなさい。」

 

真柴「はい。」

 

 

真柴は久しぶりに自分のクラスの教室の前に着いた。転校して来たわけでもないのに、妙に緊張する………、真柴は教室の戸を開ける。

 

真柴が戸を開けて教室に入った時、賑やかだった教室が一瞬で静まりかえる。

 

 

真柴「え〜と………、ひ、久しぶり………!」

 

「ま………真柴〜〜!」

 

 

一瞬の沈黙の後、1人の男子が真柴に抱きついて来た。それを皮切りに、クラスが真柴の生還に湧いた。

 

 

「藤木ーーー!」

 

「真柴君〜〜!」

 

「藤木君!」

 

 

先に真柴に抱きついて来たのは短くて黒い髪をオールバックにしている男子、名前は「永橋 浩太(ながはし こうた)」だ。

 

 

 

真柴「よ、よお………」

 

浩太「うおぉ〜!真柴〜〜!」

 

真柴「てか浩太、離れろよ………気持ち悪い!」

 

浩太「久しぶりに会ったのにそんな事言うなよーーー!」

 

 

浩太と真柴は地元で一緒に育った幼馴染みだ。浩太は鬱陶しいぐらいに真柴に絡み、悪ノリに巻き込むような奴だ。何かと真柴を頼る癖がある。それだけ真柴を信頼しているのだ。

 

因みに、真柴にバディファイトを教えたのも浩太だ。

 

 

浩太「生きてて良かった〜〜!真柴ーーー!」

 

真柴「良いから離れろ。」

 

「まあまあそう言わないで、クラスで一番心配してたのは浩太なんだから。」

 

真柴「朝雨(あさめ)

 

 

真柴に話しかけて来たのは「春川 朝雨(はるかわ あさめ)」橙色の長い髪を高い位置でポニーテールにしている。端正な顔立ちで、目元がキリッとしている。彼女も真柴の幼馴染みだ。

 

 

朝雨「でも、本当に心配したんだよ?帰ってきてくれて良かった〜」

 

浩太「うぉぉぉ!真柴ーーー!」

 

真柴「心配かけたな………、てか分かったから離れろよ浩太!」

 

 

 

ホームルーム

 

 

笹木先生が真柴に起きた事をクラスのみんなに話していた。勿論、みんなニュースなどで今の真柴の状況は分かっているが、なぜか笹木先生は涙ながらに語っていた。

 

 

笹木「と、言うわけでみんな、これからも藤木はクラスの仲間だ。藤木も、困ったらクラスのみんなの力を借りて頑張ってくれ。ホームルームを終わります。」

 

 

笹木先生は教室を後にした。

 

 

その後、真柴は授業を受けるも、2週間経つと、さすがに授業の内容も進んでおり、授業の内容と状況をまったく把握できなかった。

 

 

昼休み………真柴、浩太、朝雨は中庭で昼食をとっていた。

 

 

浩太「こうして3人で昼飯が食えるのも久しぶりだな。」

 

真柴「ああ。」

 

朝雨「うん。あ、真柴君の生還祝いに唐揚げあげる!結構自信作なんだよ。」

 

真柴「ありがとう。………うん、美味い!」

 

朝雨「ほんと!良かった〜〜」

 

浩太「朝雨 俺にもくれよ。」

 

朝雨「あげないわよ、真柴君の生還祝いって言ったでしょ!でもかわいそうだから、浩太にはブロッコリーをあげるわ。」

 

浩太「いらねえよ!」

 

 

浩太と朝雨がコントをしている時、真柴は2人に提案を申し出る。

 

 

真柴「なぁ、2人とも………」

 

浩太「うん?」

 

朝雨「何?」

 

真柴「2人とも、俺とバディファイトのチームを組まないか?」

 

浩太「バディファイトの………」

 

朝雨「チーム………? それ、良いかも!」

 

浩太「ああ、実は俺も前々から考えてたとこなんだ!良いぜ、組もうぜバディチーム!」

 

真柴「え、良いのか⁉︎」

 

朝雨「うん!私は良いよ!」

 

浩太「おうよ!あ、でも1つお願いがあるんだ。」

 

真柴「お願い?」

 

浩太「真柴、久しぶりに俺とファイトしてくれ!」

 

真柴「ファイトか、良いぜ。久しぶりにやるか!」

 

朝雨「やっぱこうなるのね………」

 

 

 

真柴「紫炎を纏て、亡者の叫びを聴け!ルミナイズ!〈不死の龍団〉」

 

浩太「砕けぬ心のドリルで螺旋を描くぜ!ルミナイズ!〈螺旋竜 降誕!〉」

 

 

オープンTHEフラッグ

 

 

真柴「ダークネスドラゴンワールド」

◼️手札6/ゲージ2/LP10

 

浩太「ドラゴンワールド」

◼️手札6/ゲージ2/LP10

 

 

浩太「俺から先攻だぜ!ドロー、チャージ&ドローだぜ!」

◼️手札6→7/ゲージ2→3

 

浩太「ライトに〈ヴェノムハルパー・ドラゴン〉をコール!」

◼️手札7→6

 

 

ヴェノムハルパー・ドラゴン

サイズ1/攻1000/防3000/打撃2

 

 

浩太「ゲージ1払い、〈ディザスクエイク・ドラゴン〉をセンターにコール!」

◼️手札6→5/ゲージ3→2

 

 

ディザスクエイク・ドラゴン

サイズ2/攻5000/防9000/打撃2

 

 

浩太「バトル!ヴェノムハルパーで真柴に攻撃!」

 

真柴「く………」LP10→8

 

浩太「ヴェノムハルパーの攻撃で相手にダメージを与えたらゲージ+1だ!」

◼️ゲージ2→3

 

浩太「ターンエンドだぜ!」

◼️手札5/ゲージ3/LP10

 

 

真柴「俺のターン、ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札6→7/ゲージ2→3

 

真柴「浩太、朝雨、今の俺のデッキは、誰も知らない……俺だけにしか扱えない特別なデッキだ。だから浩太、全力で来いよ?」

 

浩太「え?お、おう!」

 

真柴「ライトに〈不死騎龍 ヘルダムド〉を、レフトに〈不死騎龍 ヘルザイン〉をコール!」

◼️手札7→6→5

 

 

不死騎龍 ヘルダムド

不死龍

サイズ1/攻5000/防1000/打撃1

◼️このカードが手札から登場した時、君のデッキの上から3枚をドロップゾーンに置く。

◼️このカードが【龍蘇生】で登場した時、君のデッキの上から1枚をゲージに置く。この能力は1ターンに1回だけ使える。

【龍蘇生】(君のメインフェイズ、君の手札を1枚捨てて、ドロップゾーンのこのカードを【コールコスト】を払って、コールできる。)

【貫通】

 

 

不死騎龍 ヘルザイン

不死龍

サイズ2/攻6000/防1000/打撃2

◼️【コールコスト】ゲージ1払う。

◼️このカードがドロップゾーンから登場した時、このカードは【貫通】を得る。

◼️このカードがソウルにある〈不死龍〉は【2回攻撃】を得る。

 

 

浩太「〈不死龍〉?知らないカードだな………」

 

真柴「言ったろ?「誰も知らない……俺だけにしか扱えない特別なデッキだ」ってな。ヘルダムドが手札から登場した時、俺のデッキトップから3枚を破棄する。さらにライフ1払って装備〈不死の槍 イモータル・ランス〉」

◼️手札5→4/LP8→7

 

 

不死の槍 イモータル・ランス

武器

攻5000/打撃2

◼️【装備コスト】ライフ1払う。

◼️【起動】君の場の〈不死龍〉1枚を破壊してよい。破壊したら、このカードをスタンドする。この能力は1ターンに1回だけ使える。

 

 

真柴「バトルだ、ヘルダムドとヘルザインで、センターに連携攻撃!」

 

浩太「キャスト!〈ラス・オブ・ドラゴン〉攻撃力と防御力+6000だ!」

◼️手札5→4

 

 

ディザスクエイクドラゴンから金のオーラが溢れ出し、ディザスクエイクをパワーアップさせる。

 

 

ヘルダムド+ヘルザイン

連携 攻11000

 

ディザスクエイクドラゴン

防9000→15000

 

 

浩太「そんなんじゃ、ディザスクエイクは倒せないぜ!」

 

真柴「どうかな? 俺は、手札を1枚捨て、ゲージ1とライフ1払い、場の〈不死龍〉2枚をソウルに入れて、ドロップから能力発動!」

◼️手札4→3/ゲージ3→2/LP7→6

 

 

真柴「散りゆく亡者達の叫びと共に、紫炎を纏いて転生せよ!〈不死転生〉バディコール(LP 6→7)!〈不死龍王 ヴァイオレット・グリス〉!」

 

 

不死龍王 ヴァイオレット・グリス

不死龍

サイズ3/攻8000/防5000/打撃3

◼️【コールコスト】君の場の〈不死龍〉のモンスターを2枚をこのカードのソウルに入れて、ゲージ2払う。

◼️ソウルが無いこのモンスターが破壊された時、君のドロップゾーンのサイズ1以下の〈不死龍〉のモンスター2枚までを【コールコスト】を払わずに、レフトとライトにコールできる。

◼️〈不死転生〉(君のターン中、ゲージ1払い、手札1枚捨て、ライフ1払う。)

【対抗】君の場のモンスター2枚までをこのカードのソウルに入れて、ドロップゾーンから、このカードを【コールコスト】を払わずにコールできる。〈不死転生〉は1ターンに1回だけ使える。

【貫通】【ソウルガード】/ソウル2

 

ーーー

ーーー

 

朝雨「ドロップから登場した⁉︎ あれが、真柴君のバディ………!」

 

ーーー

ーーー

 

浩太「すげぇ………」

 

真柴「ヴァイオレットグリスとイモータルランスでセンターに連携攻撃!」

 

浩太「き、キャスト!〈ドラゴン・バリア〉ディザスクエイクは場に残る!」

◼️手札4→3

 

 

ヴァイオレットグリス+イモータルランス

連携 攻13000

 

ディザスクエイク

防9000

 

 

真柴「それでも、破壊した事に変わりない、グリスの【貫通】打撃3!」

 

浩太「ぐぁぁ!」LP10→7

 

真柴「ソウルのヘルザインの能力で、グリスは【2回攻撃】ができる。さらに、イモータルランスの能力でグリスを破壊して、イモータルランスをスタンド、グリスは【ソウルガード】で場に残る!」

 

 

ヴァイオレットグリス 破壊!

【ソウルガード】ソウル2→1

 

 

真柴「グリスとイモータルランスで再連携攻撃!」

 

 

ディザスクエイクドラゴン 撃破!

 

 

真柴「【貫通】!」

 

浩太「ぐぅっ!」LP7→4

 

真柴「ターンエンドだ。」

◼️手札3/ゲージ2/LP7

 

 

浩太「強いな〜〜、気に入ったぜ不死龍! 俺のターン、ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札3→4/ゲージ3→4

 

浩太「いくぜ俺のバディ!ゲージ2払いレフトにバディコール(LP4→5)!〈螺旋騎竜 スパイラル・ドニル〉」

◼️手札4→3/ゲージ4→2

 

 

螺旋突竜 スパイラル・ドニル

螺旋竜/武装騎竜

サイズ2/攻6000/防5000/打撃2

◼️【コールコスト】君のデッキの上から1枚をこのカードのソウルに入れて、ゲージ2払う。

◼️このカードが攻撃した時、相手の場のモンスター1枚を破壊して、相手にダメージ1!

【貫通】【ソウルガード】

FT『俺たちドニル族のドリルだって、ドラム族には負けないぜ!』

 

 

浩太「ライトに〈サウザンドレイピア・ドラゴン〉をコールだ!」

◼️手札3→2

 

 

サウザンドレイピア・ドラゴン

サイズ1/攻5000/防1000/打撃2

 

 

浩太「ゲージ1払い〈武骨拳 ドラゴスクエア〉を装備!」

◼️手札2→1/ゲージ2→1

 

 

武骨拳 ドラゴスクエア

攻5000/打撃2

 

 

浩太「バトルだ!スパイラルドニルで真柴に攻撃だ!ドニルの能力でヴァイオレットグリスを破壊するぜ!そして真柴にダメージ1!」

 

 

グリス 破壊!

【ソウルガード】ソウル1→0

 

 

真柴「くぅ!」LP7→6

 

浩太「ドニルのメインの攻撃!打撃2」

 

真柴「うぁぁ!」LP 6→4

 

浩太「サウザンドレイピアで真柴に攻撃だ!」

 

真柴「キャスト!〈ドラゴンシールド 黒竜の盾〉ダメージを0に減らして、ライフ+1!」LP4→5

◼️手札3→2

 

浩太「ドラゴスクエアで真柴に攻撃!打撃2」

 

真柴「うわぁ!」LP5→3

 

浩太「ターンエンドだ」

◼️手札1/ゲージ1/LP5

 

 

真柴「俺のターン、ドロー!チャージ&ドロー!」

◼️手札2→3/ゲージ2→3

 

真柴「〈アクセルエンド〉デッキトップから5枚破棄して、1チャージ!」

◼️手札3→2/ゲージ3→4

 

真柴「バトルだ!ヴァイオレットグリスで浩太に攻撃だ!打撃3!」

 

浩太「キャスト!〈ドラゴンシールド 緑竜の盾〉攻撃を無効化して、ライフ+1!」LP5→6

◼️手札1→0

 

真柴「これだけで終わらないぞ!ゲージ2払い、グリスをソウルに入れて〈不死転生〉!」

 

真柴「散り行く亡者の魂よ、紫炎となりて不死なる龍に新たな力を!〈不死龍王 ヴァイオレット・紫炎・グリス〉」

◼️ゲージ4→2

 

 

不死龍王 ヴァイオレット・紫炎・グリス

不死龍

サイズ3/攻8000/防5000/打撃2

◼️【コールコスト】君の場の〈不死龍〉のモンスター1枚までをこのカードのソウルに入れて、ゲージ2払う。

◼️"紫炎斬舞"このカードが攻撃した時、相手の場のモンスター2枚までを選んで破壊し、破壊した枚数分、相手にダメージ!!"紫炎斬舞"は1ターンに1回だけ使える。

◼️〈不死転生〉(君のターン中、ゲージ2払う。)

【対抗】君の場のモンスター2枚までをこのカードのソウルに入れて、ドロップゾーンから、このカードを【コールコスト】を払わずにコールできる。〈不死転生〉は1ターンに1回だけ使える。

【2回攻撃】【移動】【ソウルガード】/ソウル1

 

 

真柴「紫炎グリスで浩太に攻撃!グリスの能力で、攻撃時、スパイラルドニルとサウザンドレイピアを破壊!そして破壊した数だけダメージだ!」

 

浩太「何!! ドニルの【ソウルガード】」

 

 

スパイラルドニル 破壊!

【ソウルガード】ソウル1→0

 

 

サウザンドレイピア 破壊!

 

 

浩太「ぐぁぁ!」LP 6→4

 

真柴「グリスのメイン攻撃!打撃2!」

 

浩太「うわぁぁ!」LP4→2

 

真柴「紫炎グリスで浩太に2回目の攻撃だ!」

 

浩太「うわぁぁぁ!!」LP2→0

 

 

 

浩太「くそ〜〜負けたぜ、さすが真柴 師匠を超えたな!」

 

朝雨「凄いファイトだったよ!真柴君!」

 

真柴「ああ、ありがとう。久しぶりにファイト出来て良かったよ、浩太。」

 

浩太「よし!今日から真柴はチームのリーダーだ!」

 

真柴「よせよ。」

 

朝雨「ううん、チームの事も言い出したのは真柴君なんだし、それに浩太よりも信頼できるし〜〜。」

 

浩太「どういう意味だよ………」

 

朝雨「とにかくリーダーは真柴君で決定だよ!」

 

浩太「だな。」

 

真柴「ふ………、分かったよ。」

 

浩太「それより、チームを組んだ目標はあるのか?」

 

真柴「ああ、俺たちの目標は………バディチーム『Aqours』だ。」

 

 

 

こうして真柴は元の家、学校、日常に戻った。

そして真柴の、新しい日々が、これから始まるのだ。

 

 

 




今回も感想を是非‼︎


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曜のパパ

10月中旬のある日………、沼津の湾岸に1船の大型船が着船した。

 

 

「久しぶりに帰って来ましたね、船長。」

 

船長「ああ。」

 

「後の仕事は俺たちクルーに任せて、家族の所に帰ってあげてくださいよ。」

 

船長「ありがとう。でも僕にもまだやる事があるからな。最後まで仕事はするよ。」

 

「まったく真面目なんですから。」

 

「ははははは………!」

 

船長「家族に会えるのは、夕方ごろかな………」

 

ーーー

ーーー

 

浦ノ星女学院 バディ部室………

 

『Aqours』は今日も、いつも通りバディファイトをして、お互いの実力を高めあっていた。

 

 

果南「よーし、リボルテッドで攻撃!」

 

曜「甘いよ!キャスト〈ミッドナイト・シャドウ〉攻撃を無効化!」

 

果南「リボルテッドで2回攻撃!」

 

曜「私のライフが6以下で、場かドロップにアビゲールがいれば、【対抗】で装備!〈ドラゴンフォース"悲悔の型"〉装備したターン中、私はダメージを受けず、場のカードは破壊されないよ!」

 

果南「相手のターンに解放できるドラゴンフォース………ほんとに厄介だね………ターンエンド。」

 

 

曜「ヨーソロー!私のターン!」

 

 

そして、曜と果南のターンが繰り返されて………………

 

 

曜「アビゲールで攻撃!」

 

果南「ソウルガード!これでリボルテッドのソウルは0枚………手札も無い………」

 

曜「ドラゴンフォースでリボルテッドに攻撃!」

 

果南「破壊されたリボルテッドのライフリンク即死で私の負けか〜〜」

 

曜「楽しいファイトだったよ!果南ちゃん!」

 

 

梨子「なんだか今日の曜ちゃん調子良いわね?」

 

千歌「そうだね!」

 

花丸「何か良い事あったずら?」

 

曜「ううん、分かんないけど、なんか調子良いんだよね。これから良い事がありそうな気もしてるんだよね!」

 

善子「これからって………、もう放課後よ?」

 

ルビィ「でも、まだ1日は終わってないし、例えば、お夕飯が豪勢だったり?」

 

鞠莉「お小遣いが増えたりね。」

 

曜「ははは!だと良いね!」

 

ダイヤ「皆さん、そろそろ下校時間ですわよ。日落ちも早くなって来ましたし、気をつけ帰ってください。」

 

8人「はーーい!」

 

ーーー

ーーー

 

千歌、曜、梨子はバスを降りて、自分達の家に帰ろうとしていると、背後から誰かが近づいて来る………そして、後ろから誰かが「だーれだ?」と言って曜の目を覆い隠す。

 

 

曜「うわぁぁ⁉︎」

 

千歌「曜ちゃん⁉︎」

 

梨子「な………何⁉︎」

 

 

千歌と梨子が曜の後ろを見た時、知らない男が、曜を目隠ししていた。

 

 

梨子「誰⁉︎ 不審者⁉︎」

 

千歌「あれ?あの人って………」

 

「だーれだ?」

 

曜「うわぁぁ⁉︎……って、あれ?この声、この匂いは………もしかして、パパ⁉︎」

 

曜パパ「せいか〜〜い!」

 

曜「も〜〜、びっくりしたよ〜〜心臓止まるかと思った………」

 

梨子「え………、ええ?」

 

千歌「曜ちゃんのお父さんだ!」

 

曜パパ「やぁ千歌ちゃんも、久しぶりだね。背伸びたな。」

 

梨子「え〜と………」

 

曜パパ「ん?君は………もしかして、君が東京から来た梨子ちゃんかい?」

 

梨子「あ、はい、東京から越して来た 桜内 梨子です。」

 

曜パパ「そうか君が、電話やメールで話は聞いてるよ。バディファイトがとても強いんだって?」

 

梨子「いえいえ、そんな事は………」

 

曜「もう、パパ!梨子ちゃんが困ってるよ。」

 

曜パパ「ははは………悪い悪い。」

 

曜「そろそろ帰ろう!」

 

曜パパ「ああ、そうだね。よし!我が家に向かって、全速前進!」

 

曜/曜パパ「ヨーソロー!」

 

曜「じゃあまた明日ね、バイバイ!」

 

千歌「うん、曜ちゃんバイバ〜〜イ!」

 

梨子「また明日ね。」

 

 

曜と曜パパは仲良く家に帰って行った。

 

 

梨子「何て言うか………似てたわね、色々と。」

 

千歌「あ、やっぱりそう思うよね!」

 

梨子「うん。」

 

 

曜の夢は、父親と同じ、船ね船長になる事だ。

それもあってか、小さい頃から父親の行動を少しだけ真似る時があった。いつも言ってる「ヨーソロー」は父親の口癖を真似たものでもある、そして父親への憧れの現れでもあるのだ。

 

ーーー

ーーー

 

曜の家………

 

 

曜「ただいま〜〜!」

 

曜パパ「ただいま。」

 

曜ママ「あら、曜、あなた、おかえりなさい。」

 

曜「あれ、ママ驚かないの?パパが帰ってきたんだよ?」

 

曜ママ「ふふふ………、事前に連絡貰ってたのよ。」

 

曜「ええ〜〜⁉︎」

 

曜パパ「曜にはわざと言わないでもらってたんだよ。サプライズってやつさ。」

 

曜「ええ〜〜、酷い!」

 

曜ママ「うふふ、ごめんね。ほら早くお風呂に入って来なさい。」

 

曜パパ「どうだ曜、久しぶりにパパと一緒に入るか?」

 

曜「入らないよ、私もう女子高生だよ!」

 

曜パパ「ははは、冗談だよ。」

 

曜「パパは先にお風呂に入っていいよ。私は宿題やってるから!」

 

曜ママ「じゃあ私は、腕によりをかけて晩御飯を準備するわ!」

 

 

それから、曜は宿題をして、お風呂に入って、晩御飯を食べて、久しぶりの父親との団欒を過ごす。

 

 

曜「ねえパパ、今回はいつまで家に居られるの?」

 

曜パパ「ああ、最近は忙しくてね。多分、あと3日ぐらいしか家に居られないと思う。」

 

曜「そっか………」

 

曜パパ「ごめんな、今年も誕生日とかクリスマスとか一緒に祝ってあげられなくて………」

 

曜「良いんだよ、気にしてないし、いつもの事だもん。それに私はもう女子高生だよ。パパがどんなに忙しいか分かってるつもりだよ………。じゃあ私、もう寝るね。おやすみなさい。」

 

曜パパ「おやすみ、曜。」

 

 

曜が部屋に行ったのを見送って曜のパパはため息を吐く………

 

 

曜パパ「『気にしてないし、いつもの事』………か、少し寂しいような気もするな。」

 

曜ママ「それだけ、曜も成長したのよ。」

 

曜パパ「昔はよくわがまま言ってたのが懐かしいよ。」

 

曜ママ「ふふふ………、これじゃ、あなたが甘えん坊さんみたいね。」

 

曜パパ「そうかな?」

 

曜ママ「今のあの子にとって、あなたが帰って来た事が嬉しい事なのよ。だから、無理に特別なことをしようとしなくても良いのよ。たまには家でゆっくりゆったりしていれば良いわ。」

 

曜パパ「ありがとう、洋子」

 

 

 

翌日………

 

 

曜「じゃあ行ってきます!」

 

曜ママ「行ってらっしゃい」

 

曜パパ「気をつけて行くんだよ。」

 

曜「うん!」

 

ーーー

ーーー

 

浦ノ星女学院………

 

 

曜「〜〜♪」

 

梨子「今日の曜ちゃん、機嫌いいわね。」

 

千歌「やっぱり、お父さんが帰って来た事が嬉しいんだよ。千歌の家はずっとお父さんが居るからよく分からないけど。」

 

梨子「私の家も夜はお父さんが居るからね。」

 

曜「むしろ私は、普段からパパがいる2人が羨ましいかな。誕生日もクリスマスも、一緒に過ごしてくれるんだもん………」

 

梨子「曜ちゃん………」

 

 

 

そして放課後………

 

バディ部室

 

 

ルビィ「へ〜〜!曜ちゃんのお父さん帰って来たんだぁ!」

 

善子「ふーん。」

 

花丸「それは嬉しいずらね。」

 

果南「なるほど、それで今日は嬉しそうなんだね。」

 

鞠莉「いつもよりの曜よりもっとキュートね!」

 

曜「みんな、あまりからかわないでよ〜〜!それに、パパが帰って来たからって特別なことなんてないよ?」

 

ダイヤ「ですが、普段から居ないお父様が帰って来て嬉しいと思う事は間違ってはいません。私達には常にお父様が家にいますから、曜さんの嬉しいという思いは、私達以上に強く、大きなものでしょう。」

 

梨子「ダイヤさんの言う通りだね。」

 

千歌「曜ちゃんは、お父さんとやりたい事無いの?」

 

曜「やりたい事か〜………、今は別に無いかな。」

 

 

ーーー

ーーー

 

 

曜の家………

 

 

曜「ただいまー!」

 

曜ママ「おかえり、曜。」

 

曜「あれ?パパは?」

 

曜ママ「あ、パパは、お昼頃に仕事場の人から電話が来て………でも、晩御飯までには帰って来るから心配しないで。」

 

曜「そっか………」

 

 

だが、夕飯時になっても曜パパは帰って来ず、曜と曜ママは先に夕食を食べる。その時、家の固定電話が鳴り、曜ママが受話器を取る。

 

 

曜ママ「はい、もしもし………あら、あなた。ええ………曜なら大丈夫よ。………うん、先に食べてるわ。………分かったわ。」

 

 

そして通話を終える。

 

 

曜「パパから?」

 

曜ママ「ええ、どうやら帰りが遅くなるみたいなの。パパがごめんなさいって言ってたわ。」

 

曜「そっか………、仕方ないよ、だってパパは船長さんなんだもんね………、忙しくて当然だよ。」

 

曜ママ「曜………」

 

曜「私、お風呂入って寝るね。ごちそうさま。」

 

曜ママ「あ、曜………」

 

 

曜は食事を終えて、風呂に入り、部屋に居た。

 

 

曜「パパ………せっかく帰って来て、ゆっくりできると思ったのに………。仕方ないよね。パパは船長さんで、忙しい人だって分かりきってるから………」

 

 

曜は釈然としないながらも、眠りについていた。

 

それから、曜は不意に目を覚ました。時間は夜中の2時だった。

 

 

曜「変な時間に起きちゃった………、喉乾いたな………」

 

 

曜が喉を潤そうとリビングに向った時、リビングから明かりが漏れていた。覗いてみると、父と母が話しをしていた。

 

 

曜パパ「曜には悪いことしたな、せっかく帰って来たのに………」

 

曜ママ「そう気を落とさないで、陽介さん。曜だってあなたの立場も、あなたが忙しい人だって事も分かってるわよ。」

 

曜「だから余計に申し訳ないんだ。それに明日、病気で倒れた同僚の代わりに、船に乗ってほしいと頼まれたんだ。」

 

曜ママ「そうなの………」

 

 

曜は偶然にも、廊下で両親の話しを聞いていた……

 

 

曜「………………」

 

ーーー

ーーー

 

翌朝………

 

 

曜「おはよう。」

 

曜ママ「おはよう、曜。」

 

曜「あれ?パパは?」

 

曜ママ「夜中に帰ってきて、今寝てるわ。」

 

曜「そっか。」

 

曜ママ「それとね、曜………明日は………」

 

曜「明日、パパが仕事に戻るんでしょ?病気の同僚の代わりに。」

 

曜ママ「え!知ってたの………?」

 

曜「昨夜、たまたま話しを聞いちゃったんだ………」

 

曜ママ「そう………」

 

ーーー

ーーー

 

浦ノ星女学院 教室………

 

 

曜「はぁ〜………」

 

梨子「今日の曜ちゃん、元気無いわね。」

 

千歌「うん、何かあったのかなぁ?」

 

曜「大した事じゃないよ、明日パパが仕事に戻っちゃうんだ。」

 

千歌「そうなんだ………」

 

梨子「寂しくなるね。」

 

曜「そんな事ないよ。パパは船長さんだから仕方ないし………、それに普段から仕事で家に居ないわけだし、今さら慣れた事だよ……。」

 

梨子「でも………」

 

千歌「明日って土曜日だよね!」

 

曜「うん。」

 

千歌「じゃあ明日、一緒に曜ちゃんのお父さんの見送りに行かない?」

 

梨子「それ良いわね!」

 

曜「千歌ちゃん、梨子ちゃん、ありがとう!」

 

ーーー

ーーー

 

曜の家………

 

 

曜「パパ、明日仕事に戻っちゃうんだよね?」

 

曜パパ「ああ、ごめんよ、今回は長く居れると思ったのに………」

 

曜「分かってるよ、パパは船長さんなんだもん。凄く忙しいんだよね。」

 

曜パパ「うん。」

 

曜「明日、いつ出航するの?」

 

曜パパ「そうだなぁ………午前の11時頃かな。」

 

曜「なら明日、千歌ちゃんと梨子ちゃん達とお見送りに行くね!」

 

曜パパ「曜、ありがとうな。」

 

 

曜の部屋………

 

 

曜「明日、パパはまた行っちゃう………」

 

 

曜は不意に千歌の言葉を思い出す………

 

ーーー

 

千歌『曜ちゃんは、お父さんとやりたい事ないの?』

 

ーーー

 

曜「やりたい事か〜………う〜ん………、あ、まだバディファイトしてないな〜〜。パパが帰って来ると、よくバディファイトしてたから、だから、また仕事に戻る前に、パパとバディファイトしたいや。」

 

 

 

ーーー

ーーー

 

翌朝………

 

 

曜「おはよ〜、パパは?」

 

曜ママ「おはよう、先に港へ行ったわよ。お見送りするんでしょう?」

 

曜「うん!千歌ちゃんと梨子ちゃんも一緒にね!」

 

曜ママ「うふふ………、パパも喜ぶわね。」

 

 

曜は家を出て港に向かう、その途中で、千歌と梨子そして1年組の3人と3年組の3人とも合流して、Aqoursの9人で港に到着した。

 

 

沼津港………

 

 

沼津港には、大きな船が浮いており、何人かの大人達が荷物を船な運んでいた。

 

 

善子「何よこの船………凄い………」

 

花丸「未来ずら〜〜」

 

ルビィ「凄く大きいね!」

 

鞠莉「おお〜〜う!アメイジング!」

 

ダイヤ「私も、こんな間近で客船を見たのは初めてですわ。」

 

果南「私達も乗ってみたいね〜〜」

 

梨子「そうですね〜」

 

千歌「あ、曜ちゃん見て!」

 

 

千歌が指差した先を見ると、荷物運びの指揮をとっている曜パパがいた。

 

 

曜「おーーい!パパー!」

 

 

曜の声に気づいた曜パパが手を振り返して応える。そして作業の指揮を後輩に任せて、曜パパはみんなぬ近寄る。

 

 

曜パパ「曜、千歌ちゃんに梨子ちゃん、果南ちゃんも見送りに来てくれたのかい?それと、後ろの子達は?」

 

6人「こんにちは。」

 

曜「前に電話で話したでしょ? 私が所属してるバディチームの『Aqours』だよ。」

 

曜パパ「ああ君達が、いつも娘が世話になってるね。」

 

ダイヤ「いいえ、むしろ私達の方が曜さんに元気をもらっています。」

 

鞠莉「曜は私達Aqoursのムードメーカーよ!」

 

果南「助けにもなってるよね!」

 

曜「みんな、私の大切な友達だよ!だから、私は別に寂しくないし、辛くもないよ!」

 

曜パパ「そうか。みんな娘をありがとう。実はずっと気がかりだったんだ、曜が寂しさのあまりグレていないか………ってね。けど、Aqoursのみんながいれば安心だ。」

 

曜「パパったら〜………、それよりもパパ、出航までまだ時間があるよね?」

 

曜パパ「うん。必要な準備も終わったし、1時間くらいならね。」

 

曜「なら、私とバディファイトしよう!帰って来たら、毎回するじゃん!」

 

曜パパ「ああ、そうだな。久しぶりにやろうか、バディファイト!」

 

曜「よーし!いくよ!」

 

 

 

曜「紫紺の煌めきよ、悔しさと哀しみを漆黒の輝きへと導け!輝きのルミナイズ!〈シャイニングレイ・ダークネス〉」

 

曜パパ「世界をまたぐ境界の海へ、全速前進ヨーソロー!ルミナイズ!〈マリシャス・ホライゾン〉」

 

 

オープンTHEフラッグ

 

 

曜「ダークネスドラゴンワールド」

◼️手札6/ゲージ2/LP10

 

曜パパ「レジェンドワールド」

◼️手札6/ゲージ2/LP10

 




今回も感想をください。


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船出前のファイト

前回までの『バディファイトLoveLive!サンシャイン‼︎』

 

10月中旬、沼津港に大型客船が着船し、その船の船長であり、『Aqours』のメンバー渡辺 曜の父親である渡辺 陽介が久しぶりに帰って来た。

 

だが、帰って来たにもかかわらず、ゆっくり休む間もなく曜のパパは病気で倒れた同僚の代わりに船長として直ぐに出航する手はずになってしまった。

 

父親の立場と忙しさに踏ん切りをつけようとする曜………

 

そして早すぎる出航の日、曜はAqoursのみんなと一緒に曜パパの見送りに行き、そして、曜パパが出航するまでの間に、曜はパパにファイトを挑むのだった。

 

ーーー

ーーー

 

曜「紫紺の煌めきよ、悔しさと哀しみを漆黒の輝きへと導け!輝きのルミナイズ!〈シャイニングレイ・ダークネス〉」

 

曜パパ「世界をまたぐ境界の海へ、全速前進ヨーソロー!ルミナイズ!〈マリシャス・ホライゾン〉」

 

 

オープンTHEフラッグ

 

 

曜「ダークネスドラゴンワールド」

◼️手札6/ゲージ2/LP10

 

曜パパ「レジェンドワールド」

◼️手札6/ゲージ2/LP10

 

 

曜「私から始めるよ。ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札6→7/ゲージ2→3

 

曜「センターに〈逆襲の黒死竜 アビゲール〉をコール!」

◼️手札7→6/ゲージ3→2

 

 

逆襲の黒死竜 アビゲール

サイズ1/攻6000/防1000/打撃2

 

 

曜「〈デスゲージタイマー〉を【設置】」

◼️手札6→5

 

 

デスゲージタイマー ソウル5

 

 

曜「バトル!デスゲージタイマーのソウルから1枚をチャージ!」

◼️ゲージ2→3

 

 

デスゲージタイマー ソウル5→4

 

 

曜「逆襲のアビゲールで攻撃!」

 

曜パパ「うぅ!」LP10→8

 

曜「ターンエンド!」

◼️手札5/ゲージ3/LP10

 

 

曜パパ「僕のターンだ。ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札6→7/ゲージ2→3

 

曜パパ「ライトに〈森の王 ズラトロク〉をコール、登場時能力で2チャージ!」

◼️手札7→6/ゲージ3→5

 

 

森の王ズラトロク

サイズ2/攻3000/防2000/打撃2

 

 

曜パパ「さらに〈フィンブルの冬〉を【設置】」

◼️手札6→5

 

 

フィンブルの冬 ソウル2

 

 

曜パパ「レフトに〈ロキ・ザ・エアガイツ〉をコール!」

 

 

ロキ・ザ・エアガイツ

サイズ0/攻3000/防5000/打撃0

 

 

曜パパ「ロキの能力で、フィンブルの冬のソウルを全てドロップに置く。そしてソウルが無くなった事でフィンブルの冬の能力、1ドロー!」

◼️手札5→6

 

 

フィンブルの冬 ソウル2→0

 

 

曜パパ「さあ行くぞ、僕の場のカードを3枚破壊し、ライフ2払い、ゲージ3払ってバディ【降臨】(LP6→7)!〈伝説級救世方舟(レジェンダリー・セイヴァ・アークシップ)グランド・ノア〉」

◼️手札6→5/ゲージ4→1/LP8→6

 

 

伝説級救世方舟(レジェンダリー・セイヴァ・アークシップ)グランド・ノア

レジェンドW/ダンジョンW

方舟/英雄

サイズ5/攻50000/防10000/打撃1

◼️このカードは【降臨】以外で場に出せない。

◼️このカードは効果で破壊されず、手札に戻らず、能力は無効化されず、このカード以外のアイテムを装備できない。

◼️君の場にモンスターがいないなら、このカードは攻撃できる。

◼️お互いのアタックフェイズ開始時、君のデッキの上から1枚を、このカードのソウルに入れる。

◼️このカードのソウルが2枚以上ある時、このカードは【貫通】を得て、ソウルが4枚以上ある時、このカードの打撃力+1して、ソウルが6枚以上ある時、【4回攻撃】を得る。

【2回攻撃】【降臨】(君の場のカード3枚以上全て破壊して、ライフ2払い、ゲージ3払う。)

 

FT『ノアは、神の怒りが起こした大洪水をこの方舟で乗り切った。』

 

 

空から広範囲の一筋の光の柱が海面を照らし、照らされた海面から黄金の巨大な方舟が浮上して来る。そして方舟は、海面から浮かび上がり、曜パパの傍らに浮かぶ。

 

ーーー

ーーー

 

梨子「お………大きい!」

 

鞠莉「軽く30メートルはあるわね………」

 

善子「しかも攻撃力5万⁉︎」

 

ーーー

ーーー

 

曜パパ「バトルだ。デッキトップから1枚をグランドノアのソウルに入れる。グランドノアで、センターの逆襲のアビゲールに攻撃だ。」

 

曜「デスゲージタイマーのソウルから1チャージ!」

◼️ゲージ3→4

 

 

デスゲージタイマー ソウル4→3

 

 

グランドノアの船体がアビゲールを見下ろし、船首に光が集まりビームを放つ!

 

 

グランドノア ソウル0→1

攻50000

 

逆襲のアビゲール

防1000

 

逆襲の黒死竜 アビゲール 撃破!

 

 

曜「アビゲールの破壊時に、パパのデッキから2枚破棄して、私は1ドロー!」

◼️手札5→6

 

曜パパ「グランドノアの【2回攻撃】だ!打撃1!」

 

曜「くぅ!」LP10→9

 

曜パパ「ターンエンド」

◼️手札5/ゲージ1/LP7

 

 

曜「私のターン、ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札6→7/ゲージ4→5

 

曜「ライトに〈束の間の安息 アビゲール〉をコール、登場時能力で、1チャージ、さらに黒竜が【設置】されていれば1チャージ!」

◼️手札7→6/ゲージ5→6→7

 

 

束の間の安息 アビゲール

サイズ1/攻5000/防1000/打撃1

 

 

曜「レフトに〈紫炎の黒死竜 アビゲール〉をコール!」

◼️手札6→5/ゲージ7→6

 

 

紫炎の黒死竜 アビゲール

黒竜

サイズ1/攻6000/防1000/打撃2

◼️【コールコスト】ゲージ1払う。

◼️このカードの登場時、君の場のモンスター1枚を破壊する。破壊したら、君のデッキの上から2枚ゲージに置いて、カードを1枚引く。この能力は1ターンに1回だけ使える。

◼️「紫炎の黒死竜アビゲール」は1ターンに1枚しかコール出来ない。

【移動】

 

 

曜「紫炎のアビゲールの登場時能力で、束の間の安息アビゲールを破壊する。そして、2チャージ、1ドロー!」

◼️手札5→6/ゲージ6→8

 

曜「ゲージとライフ1払い、ライトに〈紫煌の黒死王 アビゲール〉をコール!」

◼️手札6→5/ゲージ8→7/LP9→8

 

 

紫煌の黒死王 アビゲール

黒竜

サイズ2/攻7000/防3000/打撃2

◼️【コールコスト】君のドロップゾーンの〈黒竜〉1枚までをこのカードのソウルに入れて、ゲージ1払い、ライフ1払う。

◼️このカードが相手のモンスターに攻撃した時、そのカードを破壊する。破壊したら、そのカードのサイズ分相手のデッキの上からカードを相手のドロップゾーンに置いて、このカードをスタンドする。

◼️このカード以外の〈黒竜〉が攻撃した時、君のライフ+1!

【移動】【ソウルガード】/ソウル1

 

 

そのアビゲールは通常より身体も翼も一回り大きく、少し動く度に白紫の粒子が煌めいて飛び散っている……

 

 

曜「バトル!デスゲージタイマーのソウルから1枚チャージ!」

◼️ゲージ7→8

 

 

デスゲージタイマー ソウル3→2

 

 

曜パパ「こちらも、グランドノアの能力、デッキトップから1枚をソウルイン。」

 

 

グランドノア ソウル1→2

 

 

曜「紫煌のアビゲールと紫炎のアビゲールで連携攻撃!」

 

 

紫煌のアビゲール+紫炎のアビゲール

連携 攻13000

 

グランドノア

防10000

 

 

曜「連携打撃4!」

 

曜パパ「キャスト〈アキレウスの盾〉ダメージを2減らす。ぐぅぅ!」LP7→5

◼️手札5→4

 

曜「ターンエンド!」

◼️手札5/ゲージ8/LP8

 

 

曜パパ「僕のターン、ドロー!チャージ&ドロー!」

◼️手札4→5/ゲージ1→2

 

曜パパ「ライトに〈円卓の騎士 ガウェイン〉レフトに〈円卓の騎士 ガラハッド〉センターに〈円卓の騎士 ガレス〉をコール。」

◼️手札5→4→3→2

 

 

円卓の騎士 ガウェイン

サイズ1/攻4000/防1000/打撃2

 

円卓の騎士 ガラハッド

サイズ1/攻3000/防2000/打撃2

 

円卓の騎士 ガレス

サイズ1/攻3000/防1000/打撃2

 

 

曜パパ「さあ曜、これから、グランドノアの本当の強さを見せてあげよう。」

 

曜「グランドノアの本当の強さ………?」

 

曜パパ「キャスト!〈魂装船術:ノア・ズ・ソウル〉」

◼️手札2→1/ゲージ2→0

 

 

魂装船術:ノア・ズ・ソウル

レジェンドW/ダンジョンW

英雄/船

◼️君がカード名に「ノア」を含むアイテムを装備している。

◼️【使用コスト】ゲージ2払う。

◼️君の場のモンスターを好きなだけ破壊してよい。破壊したカードを全て、カード名に「ノア」を含むアイテム1枚のソウルに入れる。さらに、君のデッキからカードを1枚引く。「魂装船術:ノア・ズ・ソウル」は1ターンに1回だけ使える。

 

 

曜パパ「僕の場のモンスターを3体全て破壊して、グランドノアのソウルに入れる。そして1ドロー!」

◼️手札1→2

 

 

グランドノア ソウル2→5

打撃1→2/【貫通】

 

 

曜「グランドノアの打撃が増えた⁉︎」

 

曜パパ「グランドノアは、ソウル2枚以上あるなら【貫通】を得て、ソウル4枚以上なら打撃+1する。」

 

曜パパ「バトルだ。グランドノアにソウル追加。ソウルが6枚以上になった時、【4回攻撃】を得る。」

 

 

グランドノア ソウル5→6

【4回攻撃】

 

 

曜「っ⁉︎ デスゲージタイマーのソウル1枚をゲージに!そして紫煌のアビゲールの【移動】はしない!」

◼️ゲージ8→9

 

 

デスゲージタイマー ソウル2→1

 

 

曜パパ「グランドノアで曜に攻撃!打撃2!」

 

曜「うわぁ!」LP8→6

 

曜パパ「2回攻撃だ。打撃2!」

 

曜「うわぁぁ!」LP 6→4

 

曜パパ「3回目の攻撃!打撃2」

 

曜「パパには、この力を使いたくはなかったけど……、私のライフが4以下で、場にアビゲールがいれば………〈ドラゴンフォース"悲悔の型"〉解放‼︎」

◼️手札5→4/ゲージ9→7

 

 

ドラゴンフォース"悲悔の型"

黒竜/悲哀/後悔

攻8000/打撃2

〈解放条件‼︎〉〔君のライフが4以下で、君の場かドロップにカード名に「アビゲール」を含むモンスターがいる。〕

◼️【装備コスト】ゲージ2払う。

◼️このカードは、相手の効果で破壊されず、手札に戻せず、能力は無効化されない。

◼️【対抗】手札のこのカードを【装備コスト】を払って装備できる。装備したターン中、君の場のモンスターは破壊されず、君はダメージを受けない。

◼️お互いのアタックフェイズ開始時、君のドロップから、カード名に「アビゲール」を含む必殺モンスター以外のモンスター1枚を【コールコスト】を払わずコールしてよい。さらに相手のデッキを3枚ドロップに置いて、君のライフ+3して、カードを1枚引く。

【2回攻撃】【貫通】

 

 

曜は白紫のオーラを纏い、曜の髪に白紫のメッシュが入る。そして、曜の目からまっすぐに、まるで涙を流しているかのような模様線が浮かび上がる。そして曜の両腕には、白紫の光の鎖が絡み、巻きついている。さらに曜の背中から白紫の光の両翼が生える。

 

 

曜「ドラゴンフォースを解放したターン中、私はダメージを受けず、モンスターは破壊されない!」

 

曜パパ「なんと………!これ以上の攻撃は無駄か、ターンエンド。」

◼️手札2/ゲージ0/LP5

 

 

曜「私のターン!ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札4→5/ゲージ7→8

 

曜「メインは何もしないよ!バトル、デスゲージタイマーのソウル1枚をゲージにチャージ!」

◼️ゲージ8→9

 

 

デスゲージタイマー ソウル1→0

 

 

曜パパ「グランドノアにソウル1枚を追加する。」

 

 

グランドノア ソウル6→7

 

 

曜「ドラゴンフォースの能力発動!ドロップからカード名に「アビゲール」を含むモンスターを1枚までをコールできるけど、今回はコールしないよ。さらにパパのデッキから3枚を破棄して、私のライフ+3!」LP4→7

 

曜パパ「おお………」

 

曜「ドラゴンフォースと紫炎のアビゲールで連携攻撃!」

 

 

ドラゴンフォース+紫炎のアビゲール

連携 攻14000

連携打撃 4

 

グランドノア

防10000

 

 

曜パパ「キャスト!〈聖杯〉攻撃を無効化する!」

◼️手札2→1

 

曜「ドラゴンフォースの【2回攻撃】!紫煌のアビゲールと連携攻撃!」

 

 

ドラゴンフォース+紫煌のアビゲール

連携 攻15000

連携打撃 4

 

グランドノア

防10000

 

 

曜パパ「キャスト!もう1枚〈聖杯〉」

◼️手札1→0

 

曜「ファイナルフェイズ‼︎場のアビゲールを全て破壊して、ゲージ3払って、必殺コール!〈アビゲール"バニシング・グラビティ・デスホール‼︎"〉」

◼️手札5→4/ゲージ9→6

 

 

アビゲール"バニシング・グラビティ・デスホール‼︎"

黒竜

サイズ3/攻10000/僕8000/打撃3

◼️【コールコスト】君の場のカード名に「アビゲール」を含むモンスター1枚以上、全て破壊して、ゲージ3払う。

◼️相手のドロップにカードが6枚以上あるなら、このカードの打撃力+3!さらに、12枚以上あるなら、このカード1枚の攻撃は無効化されない。さらに君のライフ3払ってよい。払ったら、このカードのダメージは減らせず、このカードは相手の効果でレストされず、打撃力は減らない。

 

 

曜の場に、上半身だけの巨大なアビゲールが現れる。そのアビゲールは、両翼に黒い球体を1つずつ構えており、下半身も巨大な黒い球体が付いている。その黒い球体1つ1つの中に乱気流のように重力波が入り乱れている。

 

 

曜「必殺モンスターは、パパのドロップが6枚以上なら打撃力6になり、12枚以上なら攻撃を無効化されない!そしてライフ3払い、ダメージと打撃力は減らない!」

 

 

必殺モンスター

打撃3→6

 

 

曜パパ「僕にはもう手札がない………ふふふ………」

 

曜「必殺モンスターでグランドノアに攻撃!バニシング・グラビティ・デスホール‼︎」

 

 

下半身の球体と共にアビゲールはグランドノアに突っ込み、船体を突き破ってグランドノアの核部分に到達し、アビゲールはそのまま翼を閉じる。と、3つの球体がちょうど1つに重なり、重力波の乱気流がグランドノアの核を押し潰して押さえ込み、黒い爆発を起こす!!

 

内部の核が破壊された事でグランドノアは曜パパを巻き込んで、大爆破を起こす!!

 

 

曜パパ「ぐわぁぁぁぁぁ!!!」LP5→0

 

 

 

曜パパ「はははは………負けちゃったよ、強くなったな曜。」

 

曜「うん。でも強くなれたのはAqoursのみんなが居たからだよ。私1人じゃ、こんなに強くはなれなかったんだよ。」

 

曜パパ「そうなんだね。ありがとうAqoursのみんな、千歌ちゃん、梨子ちゃん。」

 

 

Aqoursのみんなは少し照れたように礼を返す。

 

 

「船長〜〜!そろそろ乗船してください!」

 

曜パパ「ああ!すぐ行くよ! ごめん、もう行かなくては」

 

曜「パパ!身体に気をつけてね。」

 

曜パパ「曜も、風邪ひくなよ。それとAqoursのみんな、これからも曜を頼みます。」

 

Aqours「はい!」

 

 

そして、しばらくして船は汽笛を鳴らして、出航した。

 

 

曜「じゃあね、パパ………」

 

梨子「曜ちゃん………」

 

曜「あはは……、なんかお腹空いちゃった、お昼食べに行こ!」

 

千歌「曜ちゃん………うん!そうだね、みんなで行こう!」

 

善子「仕方ないわね、今日ぐらいは付き合ってあげるわ!」

 

花丸「善子ちゃん、素直じゃないずら。」

 

ルビィ「ふふふ………!」

 

果南「私達はどうする?」

 

ダイヤ「もちろん、ご一緒しますわ。」

 

鞠莉「お昼食べたら、みんなで遊びに行きましょう!」

 

 

それから曜は、Aqoursのみんなとお昼を食べに行き、そして思いっきり遊んだ。

 

 

 

 




今回も感想を是非‼︎


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盛谷サツキの特別な日

10月中旬のある日………

 

 

バディポリス 沼津支局

 

 

「サツキ先輩ー!」

 

サツキ「ん?ああ浅木(あさぎ)君。」

 

 

サツキを先輩と呼び(うやま)っている彼は、「浅木 拓矢(あさき たくや)」青い髪色でマッシュショートヘアの青年だ。

 

 

拓矢「先週言われていたレポートを纏めておきました。」

 

サツキ「うん、ご苦労様。あ、これからパトロールに行くんだけど、一緒にどうかな?」

 

拓矢「は、はい!お供させていただきます!」

 

 

サツキと拓矢はパトカーでパトロールに向かった。

 

 

サツキ「しかし、あの量のレポートをよく1週間で仕上げたね。」

 

拓矢「はい、自分はこういう事務仕事が向いてるので………」

 

サツキ「そんな事ないさ、ファイトだって良い結果を残してると思うよ?」

 

拓矢「そうですかね?」

 

サツキ「うん。」

 

拓矢「………………」

 

サツキ「ん、どうかした?」

 

拓矢「いえ、サツキ先輩今日はご機嫌ですね。」

 

サツキ「ああ、実は今日は妻の出産予定日なんだ。」

 

拓矢「そうなんですか⁉︎ おめでとうございます!」

 

サツキ「ありがとう。だから今日は定時より早目に仕事を繰上げるからね。」

 

ーーー

ーーー

 

沼津支局 司令室………

 

 

オペレーター1「え⁉︎ サツキさんの奥さん、今日出産日なんですか⁉︎」

 

オペレーター2「みたいよ?」

 

オペレーター3 「あの………サツキさんの奥さんって………?」

 

オペレーター2「あんた知らないの?絢瀬 絵里さんよ。元『μ’s』の!」

 

オペレーター3 「え⁉︎あの絢瀬絵里さんですか⁉︎凄い………」

 

オペレーター1「あーあ、サツキさんも絵里さんも、子供の親になっちゃうんだなぁ〜〜………」

 

オペレーター2「ほんと、サツキさんがフリーだったら真っ先にモノにしたのに………」

 

オペレーター1「ちょっ!あんたもサツキさんを狙ってたの⁉︎」

 

オペレーター2「勿論よ〜〜!ってか、あんたも?鏡見直したら?」

 

オペレーター1「キレるわよ〜〜!」

 

オペレーター3 「ちょっ、先輩方落ち着いてください………」

 

 

オペレーターの3人が騒いでいると、通信機から警笛が鳴る。すると今のばか騒ぎが嘘のように、オペレーターの仕事を遂行する。

 

 

オペレーター1「沼津4地区でクリミナルファイターが2名暴走中!」

 

オペレーター2「モンスターの実体化禁止エリアでモンスターを出して暴れています!」

 

局長「4地区に一番近い警官は誰だ?」

 

オペレーター3 「4地区に一番近いところにいるのは……盛谷サツキさんです!」

 

局長「至急現場に向かうよう指示してくれ!」

 

オペレーター2「了解!」

 

ーーー

ーーー

 

沼津4地区の近くをパトロールしていたサツキのパトカーの無線機に通信が入る。

 

 

サツキ「はい、こちら盛谷。」

 

『サツキさん、沼津4地区にて、クリミナルファイター2名が暴走中、至急向かってください!』

 

サツキ「了解!すぐに向かいます。」

 

拓矢「クリミナルファイターですか?」

 

サツキ「ああ、少し飛ばすよ!」

 

 

サツキが運転するパトカーのランプが赤と青に点滅する。これはバディポリス出動の合図になる。

 

ーーー

ーーー

 

沼津4地区………

 

 

クリミナルファイター1「うぉぉぉぉお!出て来やがれ!バディポリスーー!」

 

クリミナルファイター2「出てくるまで、暴れ回ってやるぜーーー!」

 

 

「やだ、何あれ?」

 

「バディポリスを呼びながら暴れ回ってるぞ………?」

 

「ちょっとヤバいんじゃないか?」

 

クリミナルファイター1「てめぇら!こいつは見せもんじゃねーんだよ!」

 

クリミナルファイター2「ぶっ潰すぞ!」

 

 

暴れているクリミナルファイターの周りに野次馬が集まり、結構な騒ぎになっていた。そこに、一台のパトカーが到着する。

 

 

サツキ「バディポリスだ!クリミナルファイター動くな!」

 

拓矢「皆さんは危険なのでもう少し下がってください!」

 

クリミナルファイター1「やっと来やがったな?バディポリス!」

 

クリミナルファイター2「しかも、盛谷サツキだ!」

 

サツキ「動くなと言っている。一体、なぜこんな所で暴れ回ってる?」

 

クリミナルファイター1「俺たちはお前らバディポリスに要求があるんだよ。」

 

サツキ「バディポリスに要求?」

 

クリミナルファイター1「そうだ。」

 

拓矢「ふざけるな!お前達がバディポリスに要求だなんて……、今の立場と状況をよく考えろ!」

 

サツキ「君達は、僕らバディポリスを呼び出す為に暴れ回っていたのかい?」

 

クリミナルファイター2「そうだ。だが、ただでとは言わない。」

 

クリミナルファイター1「バディポリス、俺達とファイトしろ!もし、俺達が勝ったら、要求に応えてもらうぜ!」

 

拓矢「何を言ってるんだ!サツキ先輩、こんなファイト受ける必要はないですよ。」

 

クリミナルファイター1「受けないのか?だったら俺達にもやりようはあるぜ。」

 

 

そう言うと、2人のクリミナルファイターは銃を取り出し、自分のこめかみに銃口を押し付ける。

 

 

サツキ「っ⁉︎ 何をしている!」

 

クリミナルファイター1「もしお前達がこのファイトを断れば、俺達はこの引き金を引く。」

 

クリミナルファイター2「俺達がここで自害したら、お前らバディポリスの信用も面子もダダ下がりだ。お前達バディポリスがファイトを断ったせいで、2人の命が消えちまうんだ。」

 

拓矢「何を勝手な事を………、構う必要はないですよサツキ先輩。彼らのやってる事には、何の意味も無いです。」

 

サツキ「………分かった。要求を聞こう。」

 

拓矢「サツキ先輩⁉︎」

 

サツキ「浅木君の言う通り、彼らの行動には何の意味も無いかもしれない。けど見てみるんだあの2人の目を………あれは本気の目だ。もし僕達が彼らを無視すれば、彼らは躊躇いなく自分を殺すはずだ。」

 

拓矢「………………」

 

 

警察のマニュアルには『警察官職務執行法』と言うものがある。

これは、警察官の義務によって最も重視される法だ。

 

今回の場合、クリミナルファイターであろうが、生命の危機に瀕している者を守り、保護する事が最重要事項になっている。それはバディポリスのマニュアルにも適用されている。

 

 

サツキ「僕らバディポリスは、バディファイトの安全と人の命を守る仕事だ。たとえ相手がクリミナルファイターだとしても、彼らも1つの命を持ってる。彼らも僕達が守るべき命なんだ。」

 

拓矢「………分かりました。」

 

サツキ「君達とのファイトを受けよう。その前に君達の要求を聞かせてもらうよ。」

 

クリミナルファイター1「俺達の要求はただ1つだ、俺達がファイトに勝ったら、俺達の兄貴「村上さん」を釈放してもらう。」

 

クリミナルファイター2「ファイトを受けたからには、この要求は守ってもらうぜ。」

 

ーーー

ーーー

 

司令室………

 

局長「村上さん………? ああ、2ヶ月前に逮捕された「村上 文良(むらかみ ふみよし)」の事か。」

 

オペレーター1「たしか、サツキさんが"バディファイトカードの違法コピー及び、違法売買"の件で捕まえた人でしたよね。」

 

局長「ああ、彼らはおそらく、その仲間か部下だろうね。」

 

ーーー

ーーー

 

現場………

 

 

サツキ「村上 文良(むらかみ ふみよし)の釈放か………分かった、その要求を聞こう。ただし、僕が勝てば………分かってるね。」

 

クリミナルファイター1「ああ。」

 

 

そう言うとクリミナルファイター達は銃を捨てて、デッキを構える。

 

 

サツキ「浅木君、君はもう1人の相手を頼むよ。」

 

拓矢「あ、はい!」

 

サツキ「ファイトの前に、君の名前を聞こう。」

 

クリミナルファイター1「俺は高島だ。」

 

サツキ「分かった。行くぞ、バディファイトだ!」

 

 

 

サツキ「銀河の星々よ、新たな竜帝の元に集え!ルミナイズ!〈ギャラクシー・アポカリプス"改"〉」

 

高島「村上さんは必ず釈放してもらうぜ。ルミナイズ!」

 

 

オープンTHEフラッグ

 

 

サツキ「ギャラクシードラゴンワールド」

◼️手札6/ゲージ2/LP10

 

高島「デンジャーワールド」

◼️手札6/ゲージ2/LP10

 

ーーー

ーーー

 

産婦人科………

 

 

絵里は出産予定日の為、産婦人科で診察を受けて、病院のベッドで横になっていた。

 

 

絵里「うふふ………、もう少しであなたに会えるのね。」

 

希「楽しみやな、絵里ち」

 

絵里「ええ!」

 

希「にしても、サツキ君は間に合うやろか?」

 

絵里「サツキなら大丈夫よ。それより希、テレビつけてくれる?」

 

希「うん。」

 

 

希がテレビをつけると、緊急でニュースが放送されていた。

 

 

アナウンサー『現場の石川です!沼津4地区で2人のクリミナルファイターが暴れており、現在2人のバディポリスがその対応としてバディファイトを始めています。現在ファイトしているのは、バディポリスのAAA(トリプルエース)盛谷サツキさんです!果たして2人のバディポリスはクリミナルファイターを逮捕できるでしょうか⁉︎』

 

 

 

絵里「サツキ………!」

 

希「こんな時に……何やっとんや………」

 

 

ーーー

ーーー

 

沼津4地区 現場………

 

 

サツキ「僕が勝ったら大人しく逮捕されてもらうからね。」

 

高島「分かっている。」

 

サツキ「僕のターン!ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札6→7/ゲージ2→3

 

サツキ「ライトに〈銀河騎竜 APC・クライ〉をコール、レフトに〈銀河騎竜 APC・キャッター〉をコール、センターに〈銀河騎竜 APC シュライザー〉をコール!」

◼️手札7→6→5→4/ゲージ3→2

 

 

銀河騎竜 APC・クライ

戦装竜

サイズ1/攻4000/防2000/打撃1

◼️〈スターXリンク〉

このカードが破壊された時、相手にダメージ1!

 

 

銀河騎竜 APC・キャッター

戦装竜

サイズ0/攻2000/防2000/打撃1

◼️〈スターXリンク〉

このカードの攻撃で相手がダメージを受けた時、君のデッキの上からカードを1枚引く。この〈スターXリンク〉は1ターンに1枚までしか使えない。

 

 

銀河騎竜 APC・シュライザー

戦装竜

サイズ2/攻6000/防1000/打撃2

◼️【コールコスト】ゲージ1払う。

◼️このカードが《ギンガドラゴン》のソウルにある時、そのカードは【貫通】を得る。

◼️〈スターXリンク〉

このカードの攻撃力+3000する。

 

 

サツキ「僕のモンスターは全て、お互いの〈スターXリンク〉の能力を得る。」

 

 

APC・クライ

攻4000→7000

 

APC・キャッター

攻2000→5000

 

APC・シュライザー

攻6000→9000

 

 

サツキ「バトル!APCシュライザーでファイターに攻撃!打撃2」

 

高島「うぐ!」LP10→8

 

サツキ「APCキャッターの〈スターXリンク〉で、相手にダメージを与えた時、1ドロー!」

◼️手札4→5

 

サツキ「ターンエンド!」

◼️手札5/ゲージ2/LP10

 

 

高島「俺のターン!ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札6→7/ゲージ2→3

 

高島「レフトとライトに〈蒼駆竜 ガグ〉をコール!」

◼️手札7→6→5

 

 

蒼駆竜 ガグ

サイズ0/攻3000/防2000/打撃1

 

 

高島「そして、ガグ2体とゲージ2をコストにバディコール(LP8→9)!〈帝王竜 ガエル・カーン〉」

◼️手札5→4/ゲージ3→1

 

 

帝王竜 ガエル・カーン

サイズ2/攻10000/防10000/打撃4

 

 

高島「ガエルカーンの登場時"王の一喝"相手の場のモンスターを全て破壊するぜ!」

 

 

APCクライ 破壊!

 

APCキャッター 破壊!

 

APCシュライザー 破壊!

 

 

サツキ「何⁉︎ だけど、APCクライの〈スターXリンク〉!破壊された時、相手にダメージ1だ。この能力を3 体分使う!」

 

高島「ぐぅぅぅ!」LP9→6

 

高島「ライフ1払い〈超力充填〉ゲージ+3」

◼️手札4→3/ゲージ1→4/LP6→5

 

高島「バトルだ!ガエルカーンで盛谷サツキに攻撃だ!打撃4!」

 

サツキ「ぐぁぁぁ!………ぐっ!」LP10→6

 

高島「まだだ!ファイナルフェイズ‼︎ゲージ3払い、ガエルカーンを必殺モンスターに!〈ガエル・カーン"エンペラー・デルバクト‼︎"〉」

◼️手札3→2/ゲージ4→1

 

 

ガエル・カーン"エンペラー・デルバクト‼︎"

デュエルドラゴン

サイズ3/攻13000/防10000/打撃3

◼️【コールコスト】君の場のサイズ3の〈デュエルドラゴン〉1枚に重ねて、ゲージ3払う。

◼️この必殺モンスターの登場時、相手の場のカードを全て破壊する。

◼️このカードのソウルにカード名に「ガエル・カーン」を含むカードがあるなら、このカードは【3回攻撃】を得る。

【ソウルガード】

 

 

高島「こいつのソウルにガエルカーンがあれば、この必殺モンスターは【3回攻撃】を得るぜ!」

 

サツキ「何⁉︎」

 

高島「必殺モンスターで攻撃!打撃3!」

 

サツキ「うわぁぁ!」LP6→3

 

高島「必殺モンスターで2回攻撃だ!」

 

サツキ「キャスト!〈ギャラクシー・ネオバリア〉攻撃を無効化する!」

◼️手札5→4

 

 

ギャラクシー・ネオバリア

銀河/防御

◼️相手の攻撃中に使える。

◼️【対抗】その攻撃を無効化して、君のライフ+2!さらに、君の場に〈ギンガドラゴン〉があれば、君のデッキの上から1枚ゲージに置く。

 

 

サツキ「その攻撃を無効化して、ライフ+2だ!」LP3→5

 

高島「必殺モンスターで3回攻撃だぜ!打撃3 」

 

サツキ「ぐぁぁぁ!」LP5→2

 

高島「ターンエンドだ!」

◼️手札2/ゲージ1/LP5

 

 

サツキ「僕のターン!ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札4→5/ゲージ2→3

 

サツキ「来たか………!ライトにバディコール(LP2→3)!〈超銀河王 アポカドラシオン〉」

◼️手札5→4/ゲージ3→1

 

 

超銀河王 アポカドラシオン

ギンガドラゴン

サイズ2/攻7000/防5000/打撃2

◼️【コールコスト】ゲージ2払う。

◼️〈ギャラクシーXリンク〉〔このカードは、このカードのソウルにある〈スターXリンク〉を全て得る。〕

◼️【起動】君のデッキの上から3枚見て、その中から1枚までをこのカードのソウルに入れて、君のライフ+2!残ったカードはドロップゾーンに置く。この能力は1ターンに1回だけ使える。

【ソウルガード】【銀河武装】

 

 

サツキ「アポカドラシオンの能力発動!デッキトップから3枚確認、その中から〈銀河騎竜 APC・セイバーウィング〉をソウルイン!

 

 

銀河騎龍 APC・セイバーウィング

戦装竜

サイズ3/攻7000/防2000/打撃1

◼️【コールコスト】ゲージ2払う。

◼️君の場の〈ギンガドラゴン〉のソウルがこのカード1枚だけの時、そのモンスターの攻撃力+3000、防御力+3000して、打撃力+1!

◼️〈スターXリンク〉

ゲージ1とライフ1 払う。このカードは【3回攻撃】を得る。

【貫通】

 

 

サツキ「ライフ2払い〈銀河の伝承〉」

◼️手札4→3/LP3→1

 

 

銀河の伝承

魔法/ゲット

◼️【使用コスト】ライフ2払う。

◼️君のデッキの上からカードを2枚ゲージに置いて、カードを2枚引く。「銀河の伝承」は1ターンに1枚だけ使える。

 

 

サツキ「2チャージ、2ドロー!」

◼️手札3→5/ゲージ1→3

 

サツキ「キャスト〈ドラシオン・リサイクル〉」

 

 

ドラシオン・リサイクル

魔法

◼️君のドロップから「戦装竜」1枚を君の場の「ギンガドラゴン」1枚のソウルに入れる。このカードは1ターンに1枚だけ使える。

 

 

サツキ「ドロップから〈銀河騎竜 APC・シュライザー〉をアポカドラシオンにソウルイン!」

 

 

アポカドラシオン ソウル1→2

◼️APC・セイバーウィング

◼️APC・シュライザー

(【貫通】を得る。)

ーーー

〈ギャラクシーXリンク〉

・ゲージ1とライフ1 払う。このカードは【3回攻撃】を得る。

・アポカドラシオン 攻7000→10000

 

 

サツキ「バトルだ!アポカドラシオンで必要モンスターに攻撃!」

 

高島「ソウルガードだぜ!」

 

 

アポカドラシオン

攻10000

 

必殺モンスター

防10000

 

必殺モンスター 破壊!

【ソウルガード】ソウル1→0

 

 

サツキ「【貫通】打撃2!」

 

高島「ぐぅ!」LP5→3

 

サツキ「アポカドラシオンで必殺モンスターに2回攻撃!」

 

 

必殺モンスター 撃破!

 

 

サツキ「【貫通】打撃2!」

 

高島「がぁぁ!」LP3→1

 

サツキ「これでとどめだ!アポカドラシオンで3回攻撃!」

 

高島「うわぁぁぁ!」LP1→0

 

 

 

サツキ「ふぅ、状況終了。」

 

拓矢「サツキ先輩!こっちも終わりました!」

 

 

拓矢の足下にもう1人のクリミナルファイターが突っ伏している。

 

 

サツキ「そうか。」

 

 

サツキが安心すると、スマホが鳴る。着信は希からだった。

 

 

サツキ「うん? もしもし?」

 

スマホ(希)『もしもし⁉︎サツキ君!絵里ちが破水したんや!赤ちゃんの頭がもう出かかってるって!急いで産婦人科まで来て‼︎』

 

サツキ「何⁉︎ 予定より早くないか⁉︎」

 

希『うん!せやから早く来て‼︎』

 

サツキ「分かった!今行く!」

 

拓矢「サツキ先輩………?」

 

サツキ「悪い、後は任せていいかな?」

 

拓矢「え?でも………」

 

「後は私達がやっておく」

 

サツキ「局長!」

 

美奈「お子さんが産まれそうなんですよね?早く行ってあげてください。」

 

 

パトロール中の星野 美奈は遅れながら、現場に到着して来た。勿論、美奈は運転できる歳ではないので、他の警官が運転するパトカーに乗ってパトロールしていた。

 

 

サツキ「ありがとう。」

 

 

サツキはパトカーに乗って急いで産婦人科に向かった。

 

ーーー

ーーー

 

産婦人科………

 

 

「頑張って!もう頭出てるよ!」

 

「もう一踏ん張りよ!頑張って!」

 

絵里「は………はい………!うぅ………ああああ!」

 

 

 

希「絵里ち………」

 

サツキ「希ちゃん!絵里ちゃん!」

 

希「サツキ君⁉︎」

 

サツキ「絵里ちゃんは⁉︎」

 

希「今、頑張ってるところや!多分、もうすぐ産まれ………」

 

 

「ほぎゃぁぁぁ、ほぎゃぁぁぁ………」

 

 

サツキ/希「⁉︎」

 

 

サツキが到着したと同時に、赤ちゃんの産声が出産室から響く。どうやら無事に産まれたようだ。そして室内から助産師さんが安心したように出て来た。

 

 

サツキ「助産師さん!」

 

助産師「あなたが旦那さんね。」

 

サツキ「はい。」

 

助産師「おめでとうございます。元気な女の子ですよ。」

 

サツキ「女の子ですか、ありがとうございます!」

 

 

それからサツキと希は殺菌処理をしてから絵里の所に向かった。

 

 

サツキ「絵里ちゃん。」

 

希「絵里ち。」

 

絵里「サツキ、希………、産まれたわ、女の子ですって。」

 

サツキ「ああ。かわいい女の子だ。」

 

 

サツキは産まれたばかりの赤ちゃんの所に行く。

 

 

サツキ「初めまして、君のパパだよ。」

 

希「ほんま、かわいいな〜〜、もう名前は決めてるん?」

 

絵里「私はまだよ。サツキは?」

 

サツキ「決めてる。この子の名前は、咲きほこる笑顔の女の子『咲笑(さえ)』だ。」

 

絵里「『咲笑(さえ)』ちゃん、良い名前ね。」

 

希「サツキ君にしては、良いネーミングセンスやな。」

 

サツキ「はははは………どうも。」

 

 

盛谷 咲笑(さえ)

10月/15日 誕生

 

 

 

それからしばらくして、絵里は病室に、赤ちゃんは新生児室に分けられる。

 

 

絵里「はぁ………、産まれてすぐ引き離されるのね………」

 

希「まあまあ、新生児は繊細なんや、それに絵里ちが退院できるのは来週あたり、来週には咲絵ちゃんも一緒に帰れるはずやで。」

 

絵里「そうね。私が退院するまで、サツキを頼んだわね。」

 

希「うん。じゃあ一旦帰って絵里ちの着替えとか持って来るね。」

 

絵里「ええ。サツキ、晩ご飯は希に頼んであるからね。」

 

サツキ「うん。明日また来るよ。」

 

希「ほな行こか。」

 

 

サツキと絵里は、晴れて1人の子供の親となった。

 

 




今回も感想を是非‼︎


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炎斬の仕事

焼野炎斬は、「バディファイト技術開発局 沼津支部」に、テストファイターとして勤めている。若干17歳で正社員として勤めており、今までのバイト生活とは比べ物にならないくらいに充実して、安定した生活を送れるようになっていた。

 

「バディファイト技術開発局」とは、バディポリスからも、全面的なサポートも受けている合法的な施設である。その為、バディファイトに関連したシステムだけではなく、バディポリスからの要請などを引き受け、技術開発面によるバディポリスへの支援もしているのだ。

 

 

技術開発局では今、「RBFST(リアルバディファイトシュミレーター)」 を開発していて、炎斬は、そのシュミレーターのモデリングファイターを引き受けている。

 

 

 

炎斬「クリムゾンブルグで攻撃!」

 

シュミレーター「敗北しました。お見事です。」

 

炎斬「ふぅ………。」

 

社長「お疲れ様、炎斬君。はいジュース」

 

炎斬「ありがとうございます。」

 

社長「いつもながら強いね〜〜、シュミレーター相手に3勝もしてるよ。」

 

炎斬「すんません、俺が相手だとシュミレーターの精度が分かりにくいっすよね?」

 

社長「うん、そうだね。炎斬君以外のテスターも何人かファイトしてるけど、みんな負けてるから精度は完璧なはずだけど、炎斬君が相手だとどうもシュミレーターの精度が分かりにくいね。」

 

 

今開発しているシュミレーターは最大レベル9まで設定されているが、炎斬はそのレベル9設定を相手に3勝したのだ。因みに、全てのテスターがシュミレーターとファイトしたが、全員レベル6〜7あたりで敗北している。

 

 

炎斬「………」

 

社長「まぁ、君の使う属性………〈炎龍〉だっけ?炎斬君の使うデッキが特殊過ぎるんだろうね。多分シュミレーターが分析し切れないだけの力を秘めているんだろう。」

 

炎斬「そうっすね。」

 

 

炎斬はドラゴンワールド使いではあるが、属性の〈炎龍〉は炎斬だけが持つカードだ。誰も知らない、誰も持っていない………、様々なワールド、属性のデータを持つシュミレーターも、予測を立てられず、動きについて行けていないのだろう。

 

そして炎斬は、全てのテスターとファイトしては、全勝している。

 

 

社長「一度でいいから、君といい勝負ができる相手は居ないものかね。ははははははは………」

 

炎斬「俺といいファイトができる奴か………、居ますよ。」

 

社長「え?」

 

炎斬「俺といいファイトができる奴なら居ますよ。」

 

社長「ほんとかい?」

 

炎斬「ああ。」

 

社長「そうか、是非連れて来るといい!」

 

ーーー

ーーー

 

翌日………、炎斬は「十千万」に来ていた。

 

 

十千万………

 

 

志満「千歌ちゃ〜〜ん!お客様よ〜〜!!」

 

千歌「はーーい!どなた………………って炎斬君!」

 

炎斬「よお。」

 

千歌「炎斬君、どうしたの?」

 

炎斬「あーー、え〜とだなぁ………」

 

千歌「ん?」

 

 

頼みたい事があるのだが、女子に頼み事をした事が全く無い炎斬はどう言えばいいのか少し悩む。そして、今自分が思いつく言葉を千歌に告げた。

 

 

炎斬「千歌、今から俺と付き合ってくれ!」

 

千歌「えっ///⁉︎」

 

美度「んなぁ⁉︎」

 

志満「あらあら、ふふふ………」

 

 

炎斬の突然の発言に、しばし場が凍りつく。だが一番驚いていたのは、炎斬の後ろにいた2人の少女………………、たまたま偶然、千歌の家に遊びに来た曜と梨子だった。

 

 

梨子「え、え………炎斬君が………千歌ちゃんに………」

 

曜「こ………告白ヨーソロー………」

 

千歌「あ、えっと………いきなりで心の準備ができてないっていうか………千歌は、その………///返事は、また後でいいかな…?///」

 

炎斬「いやいや、ちょっと待て⁉︎俺が言った「付き合え」ってのは、そっちの「付き合え」じゃなくてだな⁉︎」

 

 

炎斬はなんとか誤解を解き、千歌達に用事を伝えて、共に技術開発局に向かっていた。

 

 

千歌「………」ムッスーー

 

曜「千歌ちゃん、ご機嫌斜めだね。」

 

梨子「それもそうよ。どっかの誰かさんのせいで、恥ずかしい勘違いしちゃったんだからね。」

 

 

千歌はムスッとして赤らめながら頰を膨らませ、曜と梨子の痛い視線が炎斬を突き刺す。

 

 

炎斬「わ、悪かったよ………、変に誤解させる言い方してよ。だから機嫌直せって………」

 

千歌「炎斬君のバカ………、知らない!」

 

曜/梨子「ふふふ………!」

 

 

しばらくして、炎斬が働いている技術開発局に到着した。

 

 

千歌「凄ーい、炎斬君ここで仕事してるんだ〜〜!」

 

炎斬「まぁな。」

 

梨子「なかなかしっかりしてるんだ。」

 

曜「見て見て!あっちにモンスターのパネルがあるよ!」

 

 

技術開発局の中には、見慣れない機械や、バディファイトのモンスターのパネルなどがあり、3人は驚いていた、そして千歌の目も輝いている。どうやら好奇心が千歌の機嫌を直してくれたようだ。

 

 

千歌「それで、私達を連れて来た理由は?」

 

炎斬「ああ、それは………………」

 

「やあやあ炎斬君。」

 

 

炎斬が千歌達を連れて来た理由を話そうとした時、施設の奥から社長が声をかけて来た。

 

 

炎斬「社長………」

 

社長「おや?君の後ろに居るのは………、まさか!今年のラブライブ!バディカップの優勝チームで沼津の英雄『Aqours』の御三方では⁉︎」

 

炎斬「お前ら沼津の英雄なのか?」

 

梨子「まぁ確かに、ラブライブ!は優勝したし………」

 

曜「沼津や内浦の知名度や観光客も増えたから………そうなのかな?」

 

千歌「そうであってほしいなぁ。」

 

炎斬「さっそくだけど社長。」

 

社長「ああ。」

 

 

そう相槌を打つと、社長は千歌、曜、梨子を施設の奥へと通した。そこには、白い部屋で、ファイトステージが用意されていた。部屋の隅には、人型の機械が立っている。

 

 

炎斬「俺の仕事は、あのシュミレーターに様々なファイトのパターンを記憶させる事だ。他のテスターの奴とファイトしたり、シュミレーター自身とファイトしたりな。」

 

梨子「なんか、凄そうね。」

 

社長「君達に来てもらったのは他でもなくてね。この人型の機械人形、バディファイトシュミレーターに、君達のファイトを学習させてほしいんだ。」

 

千歌「しゅみれーたーに学習?」

 

梨子「どう言う事ですか?」

 

社長「難しく考えなくていいよ。ただ炎斬君とバディファイトしてくれれば良いだけさ。」

 

曜「炎斬君とファイト?それだけ?」

 

炎斬「ああ。そう言う事だ。」

 

千歌「炎斬君とファイトするだけなら楽勝だよ!」

 

社長「じゃあさっそく、ファイトを始めてもらおうか。このブレスレットを付けてください。」

 

 

そう言って社長は千歌と炎斬にブレスレット側の機械を付ける。この機械を付けてファイトする事で、シュミレーターにファイトデータが記録されていくのだ。

 

 

炎斬「じゃあファイトを始めるか千歌。」

 

千歌「うん!」

 

梨子「千歌ちゃん!頑張って〜〜!」

 

曜「炎斬君もね〜〜!」

 

 

 

千歌「全てを照らす光、眩き無限の烈光!輝きのルミナイズ!〈光輝なる超太陽〉」

 

炎斬「真っ赤に燃やせ、新たな力と共に、熱き魂を!ルミナイズ!〈爆炎軍 進撃!〉」

 

 

オープンTHEフラッグ

 

 

千歌「ドラゴンワールド」

◼️手札6/ゲージ2/LP10

 

炎斬「ドラゴンワールド」

◼️手札6/ゲージ2/LP10

 

 

炎斬「俺からいくぜ、ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札6→7/ゲージ2→3

 

炎斬「レフトに〈爆炎軍 フレイム・ハルバード〉をコール!」

◼️手札7→6/ゲージ3→2

 

 

爆炎軍 フレイム・ハルバード

爆炎/炎龍

サイズ2/攻6000/防6000/打撃2

◼️【コールコスト】ゲージ1払う。

◼️相手の空いてるモンスターエリアが2ヶ所以上なら、このカードは【移動】と【貫通】を得る。

 

 

炎斬「ライトに〈爆炎軍 ダブルソード・フレイムドラゴン〉をコール!」

◼️手札6→5

 

 

爆炎軍 ダブルソード・フレイムドラゴン

爆炎/炎龍

サイズ1/攻5000/防1000/打撃2

◼️君の場の〈爆炎〉のモンスター全ての攻撃力+2000する!

【2回攻撃】

 

 

炎斬「バトルだ、フレイムハルバードで千歌に攻撃だ!打撃2」

 

千歌「うぅ!」LP10→8

 

炎斬「ターンエンドだ。」

◼️手札5/ゲージ2/LP10

 

 

千歌「私のターン!ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札6→7/ゲージ2→3

 

千歌「ライトに〈必殺の型バルドラゴン〉をコール!登場時にゲージ+3!」

◼️手札7→6/ゲージ3→6/ライフ8→7

 

 

必殺の型 バルドラゴン

サイズ2/攻6000/防4000/打撃2

 

 

千歌「レフトに〈フレアファング・ドラゴン〉をコール!登場時に1チャージ、1ドロー!」

◼️手札6→5→6/ゲージ6→7

 

 

フレアファング・ドラゴン

サイズ1/攻3000/防1000/打撃1

 

 

千歌「バトル!」

 

炎斬「アタックフェイズに入る前にキャスト!〈爆炎技:火炎龍弾〉」

◼️手札5→4

 

 

爆炎技:火炎龍弾

爆炎/炎龍/破壊

◼️【対抗】相手のサイズ2以下のモンスター1枚を破壊する!さらに、君の場に〈炎龍〉のモンスターがいれば、君のデッキの上から1枚をゲージに置く。このカードは1ターンに1回だけ使える。

 

 

炎斬「必殺の型バルドラゴンを破壊だ!」

 

千歌「そんな!」

 

 

必殺の型 バルドラゴン 破壊!

 

 

千歌「バトル!」

 

炎斬「フレイムハルバードをセンターに【移動】」

 

千歌「フレアファングでダブルソードフレイムを攻撃!」

 

 

フレアファングドラゴン

攻3000

 

ダブルソードフレイム

防1000

 

ダブルソードフレイムドラゴン 撃破!

 

 

千歌「ターンエンド。」

◼️手札6/ゲージ7/LP10

 

 

炎斬「俺のターン、ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札4→5/ゲージ2→3

 

炎斬「ライトに〈爆炎軍 シールド・フレイムドラゴン〉をコール!」

◼️手札5→4

 

 

爆炎軍 シールドフレイム・ドラゴン

サイズ1/攻3000/防6000/打撃1

◼️相手の空いているモンスターエリアが2ヶ所以上なら、相手は、このモンスターに連携攻撃できない。

【移動】

 

 

炎斬「〈炎龍〉2体をソウルにして、ゲージ2払い、ライトにバディコール(LP10→11)!〈爆炎龍王 クリムゾン・ブルグ〉」

◼️手札4→3/ゲージ3→1

 

 

爆炎龍王 クリムゾンブルグ

爆炎/炎龍

サイズ3/攻7000/防5000/打撃2

◼️【コールコスト】君の場の〈炎龍〉のモンスターを2枚までこのカードのソウルに入れて、ゲージ2払う。

◼️"爆炎連弾"君のアタックフェイズ開始時、相手の場のモンスターを2枚まで破壊する。

◼️相手のモンスターエリアが2ヶ所以上空いているなら、空いているモンスターエリア1ヶ所につき、このカードの攻撃力+2000、防御力+2000、打撃力+1!

【2回攻撃】【貫通】【ソウルガード】/ソウル2

 

 

炎斬「相手のモンスターエリアが2ヶ所以上空いてる事で、クリムゾンブルグの攻撃力/防御力/打撃力がアップする!」

 

 

千歌の空いているモンスターエリアは2ヶ所だ。よってブルグの攻撃力+4000/防御力+4000/打撃力+2される。

 

 

クリムゾンブルグ

攻7000→11000

防5000→9000

打撃2→4

 

 

炎斬「バトルだ!ブルグ、千歌に攻撃だ!」

 

ブルグ『俺は打撃4だ!』

 

千歌「うわぁ!」LP7→3

 

炎斬「2回攻撃だ!」

 

千歌「キャスト!〈ドラゴンシールド 太陽の盾〉攻撃を無効化するよ!さらに〈太陽竜〉がいれば1チャージ、ライフ+1!」LP3→4

◼️手札6→5/ゲージ7→8

 

炎斬「ターンエンドだ。」

◼️手札3/ゲージ1/LP11

 

 

千歌「私のターン!ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札5→6/ゲージ8→9

 

千歌「ライトに〈神速のバルドラゴン〉をコール!」

◼️手札6→5

 

 

神速のバルドラゴン

サイズ2/攻6000/防3000/【移動】

 

 

千歌「神速のバルドラゴンを進化!〈超太陽竜 バルソレイユ〉」

◼️手札5→4/ゲージ9→7

 

 

超太陽竜 バルソレイユ

サイズ3/攻7000/防7000/打撃2→3/【2回攻撃】【ソウルガード】

 

 

千歌「そして、私のライフ6以下で、バルソレイユがいれば………〈真・ドラゴンフォース〉解放‼︎」

◼️手札4→3/ゲージ7→4

 

 

真・ドラゴンフォース

太陽竜

攻7000/打撃2

『解放条件‼︎』〔君のライフが6以下で、カード名に「バルソレイユ」を含むモンスターがいる。〕

◼️【装備コスト】ゲージ3払う。

◼️場のこのカードは破壊されず、手札に戻せず、能力は無効化されない。

◼️このカードが他の〈太陽竜〉のモンスターと連携攻撃した時、このカードをスタンドして、君のライフ+2!!さらに、このカードの連携攻撃で相手のモンスターを破壊した時、相手にダメージ1!

◼️君のアタックフェイズ開始時、君のデッキの上から1枚を、君の場のモンスター1枚のソウルに入れる。

 

 

千歌「バルソレイユの能力!ゲージ1払い、センターのフレイムハルバードを破壊!」

◼️ゲージ4→3

 

炎斬「くっ………」

 

 

爆炎軍 フレイム・ハルバード 破壊!

 

 

千歌「バトル!真ドラゴンフォースの能力で、デッキトップから1枚をバルソレイユにソウルイン!」

 

 

バルソレイユ ソウル1→2

 

 

千歌「真ドラゴンフォースとバルソレイユでブルグに連携攻撃!真ドラゴンフォースをスタンドして、ライフ+2!」LP4→6

 

炎斬「ブルグのソウルガードだ!」

 

 

真ドラゴンフォース+バルソレイユ

連携 攻14000

 

クリムゾンブルグ

防9000

 

クリムゾンブルグ ソウル2→1

 

 

千歌「真ドラゴンフォースの連携攻撃でモンスターを破壊したら、炎斬君にダメージ1!」

 

炎斬「うっ!」LP 11→10

 

千歌「真ドラゴンフォースとバルソレイユで2回連携攻撃!ライフ+2、真ドラゴンフォースをスタンド!」LP6→8

 

炎斬「キャスト!〈エンリュウシールド 炎の盾〉」

◼️手札3→2

 

 

エンリュウシールド 炎の盾

炎龍/防御

◼️相手のターンの攻撃中に使える。

◼️【対抗】その攻撃を無効化する。さらに、君の場にサイズ2以上の〈炎龍〉のモンスターがいるか、〈炎龍〉のモンスターが2枚以上あれば、君のライフ+2して、ゲージ+2して、カードを1枚引く!

 

 

炎斬「攻撃を無効化する!そして2チャージ、1ドロー、ライフ+2!」LP10→12

◼️手札2→3/ゲージ1→3

 

千歌「真ドラゴンフォースで炎斬君に攻撃!打撃2!」

 

炎斬「うぐっ!」LP12→10

 

千歌「ターンエンド!」

◼️手札3/ゲージ3/LP8

 

 

炎斬「俺のターン、ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札3→4/ゲージ3→4

 

炎斬「ライフ2払い、キャスト〈爆炎技:炎咆龍牙〉」

◼️手札4→3/LP10→8

 

 

爆炎技:炎咆龍牙

爆炎/炎龍

◼️君の場にサイズ2以上の〈炎龍〉のモンスターがいれば使える。

◼️【使用コスト】ライフ2払う。

◼️君のデッキの上からカードを2枚ゲージに置いて、カードを2枚引く。「炎咆龍牙」は1ターンに1枚だけ使える。

 

 

炎斬「2チャージ、2ドロー!」

◼️手札3→5/ゲージ4→6

 

炎斬「ゲージ3払い、ライトのクリムゾンブルグに重ねて進化!〈爆炎大龍 クリムゾン・ブルグ"ボルケード"〉」

◼️手札5→4/ゲージ6→3

 

 

爆炎大龍 クリムゾン・ブルグ"ボルケード"

爆炎/炎龍

サイズ3/攻10000/防6000/打撃2

◼️【コールコスト】君の場の〈炎龍〉のモンスター1枚の上に重ねて、君のデッキの上から1枚をこのカードのソウルに入れて、ゲージ3払う。

◼️君のアタックフェイズ開始時、相手のモンスター1枚を選んで破壊する。さらに、お互いの場の空いているモンスターエリアが合計3ヶ所以上なら、このカードは【3回攻撃】を得る。

◼️"爆炎闘気"このカードが、君のカードの効果で破壊された時、君の〈炎龍〉のアイテム1枚の打撃力+1して、【貫通】を与える!"爆炎闘気"は1ターンに1回だけ使える。

【貫通】【ソウルガード】/ソウル3

 

 

ブルグは紅い装甲を装備し、ブルグの背中の2つのガトリングが、巨大な2つの大砲に変化し、腕の装甲から高出力の光の刃が放出される。

 

 

千歌「新しいブルグ………⁉︎」

 

炎斬「いくぜ、バトルだ!ブルグの能力発動!バルソレイユを破壊だ!」

 

千歌「ソウルガード!」

 

 

バルソレイユ 破壊!

【ソウルガード】ソウル2→1

 

 

炎斬「さらに、俺とお前の空いているモンスターエリアが合計で3ヶ所以上なら、ブルグは【3回攻撃】を得る!」

 

 

炎斬と千歌のモンスターエリアは2ヶ所ずつ、合計4ヶ所空いている。よってブルグは【3回攻撃】を得るのだ。

 

 

炎斬「クリムゾンブルグでバルソレイユに攻撃!」

 

 

クリムゾンブルグボルケード

攻10000

 

バルソレイユ

防7000

 

 

千歌「キャスト!〈ドラゴンシールド 青竜の盾〉攻撃を無効化して、1チャージ!」

◼️手札3→2

 

炎斬「ブルグ、もう一度バルソレイユに攻撃だ!」

 

千歌「キャスト!〈ドラゴボンド〉ライフ+2して、バルソレイユを場に残すよ!」LP8→10

◼️手札2→1

 

炎斬「ブルグの3回攻撃!バルソレイユに攻撃だ!」

 

千歌「ソウルガード」

 

 

バルソレイユ ソウル1→0

 

 

炎斬「倒しきれなかったか………ターンエンド。」

◼️手札4/ゲージ3/LP10

 

ーーー

ーーー

 

社長「凄いなあの子、炎斬君を相手にこれほどまで粘るとは………」

 

梨子「千歌ちゃんと炎斬君は何度かファイトしてますから。」

 

曜「ライバルって奴だよね!」

 

社長「炎斬君のライバルか………。」

 

ーーー

ーーー

 

千歌「私のターン、ドロー!チャージ&ドロー!」

◼️手札1→2/ゲージ3→4

 

千歌「ゲージ2払って、バルソレイユに重ねて進化!〈超太陽光竜 バルソレイユ・ソル〉」

◼️手札2→1/ゲージ4→2

 

 

超太陽光竜 バルソレイユ・ソル

ドラゴンW/スタードラゴンW/ダークネスドラゴンW

太陽竜

サイズ3/攻7000/防7000/打撃3

◼️【コールコスト】君の場のモンスター1枚に重ねて、ゲージ2払う。

◼️このカードがアイテムと連携攻撃した時、相手のモンスター1枚を破壊するか、ソウル1枚をドロップする。

◼️【対抗】"太陽の絆"このカードのソウル1枚をドロップに置く、置いたら、君は次のダメージを受けない。この能力は1ターンに1回だけ使える。

【2回攻撃】【ソウルガード】/ソウル1

 

 

千歌「バトル!真ドラゴンフォースの能力で、デッキトップから1枚をバルソレイユソルにソウルイン! 真ドラゴンフォースとバルソレイユソルで連携攻撃!ドラゴンフォースをスタンド、ライフ+2!バルソレイユソルの連携時、クリムゾンブルグを破壊!」LP10→12

 

炎斬「ソウルガード!」

 

 

バルソレイユソル ソウル1→2

 

 

クリムゾンブルグボルケード 破壊!

【ソウルガード】ソウル3→2

 

 

千歌「連携打撃5!」

 

炎斬「ぐぉぉ!」LP10→5

 

千歌「真ドラゴンフォースとバルソレイユソルで2回連携攻撃!ドラゴンフォースをスタンド!ライフ+2!クリムゾンブルグを破壊!」LP12→14

 

炎斬「ソウルガード!」

 

 

クリムゾンブルグボルケード 破壊!

 

 

炎斬「キャスト!〈不屈の炎龍魂〉」

◼️手札4→3

 

 

不屈の炎龍魂

炎龍

◼️君の場に〈炎龍〉のモンスターがいれば使える。

◼️【対抗】君のライフ+4!「不屈の炎龍魂」は1ターンに1枚だけ使える。

 

 

炎斬「俺のライフ+4!ぐわぁぁ!」LP5→9→4

 

千歌「真ドラゴンフォースで炎斬君に攻撃!打撃2!」

 

炎斬「ぐぅぅ!」LP4→2

 

千歌「キャスト!〈ドラゴンフォース・アドベント〉真ドラゴンフォースをスタンド!真ドラゴンフォースで攻撃!打撃2!」

 

炎斬「うあぁぁぁ!」LP2→0

 

 

 

炎斬「はぁ………、また負けか。」

 

千歌「楽しいファイトだったよ!炎斬君。」

 

曜「お疲れ様、千歌ちゃん。」

 

梨子「炎斬君もお疲れ。」

 

社長「いやぁ〜〜、素晴らしいファイトだったよ。2人のおかげで、シュミレーターにも、新しい可能性が生まれたよ。ほんとにありがとう。」

 

 

そう言って、社長は千歌に長い茶封筒を渡した。

 

 

社長「これはちょっとしたバイト代だよ。受け取ってくれ。」

 

千歌「え⁉︎そんな………、良いんんですか?」

 

社長「もちろんだよ。シュミレーターの学習に協力してくれたからね。」

 

千歌「ありがとうございます!」

 

 

技術開発局の外………

 

 

千歌「やった、曜ちゃん、梨子ちゃん、お昼食べに行こう!炎斬君もどう?」

 

炎斬「悪いな、俺はまだ仕事があるんだ。」

 

千歌「そっか、じゃあまた今度だね。」

 

炎斬「おう。」

 

 

 

 




今回も感想を是非‼︎


次回から新章長編を始めようかなぁ〜〜と思っています。
………あくまで予定です。


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三壊王 襲撃 編
謎の女性


今回から新章スタートです。


結構前からでしたが、一度出たオリカを出す際も、そのオリカの詳細を載せます。一々くどいとは思いますが、そこんとこご了承ください。


イメージOP
Roselia『Opera of the waste land』

イメージED
藍井エイル『リンドウの花』


『冥府龍』との戦いが終わってから、約2週間弱が過ぎたギリギリ10月中旬、Aqoursは何事も無い平和な時を過ごしている。

 

この日もAqoursはバディ部として、お互いの実力を磨き合っていた。

 

 

千歌「バルソレイユで鞠莉ちゃんに攻撃!」

 

鞠莉「ノ〜〜!負けちゃったわ〜〜!」

 

ルビィ「千歌ちゃん、今日も絶好調だね!」

 

千歌「うん!」

 

曜「千歌ちゃん、今度は私とファイトしよ!」

 

千歌「良いよ!」

 

果南「ほどほどにしなよ、千歌。」

 

花丸「善子ちゃんは何してるずら?」

 

善子「ヨハネ! 新しいバディファイトのイベントが何か無いか、ネットを探してるのよ。」

 

ダイヤ「今の時期は少ないのではないでしょうか?」

 

善子「そうよね〜〜………」

 

ーーー

ーーー

 

その日の帰り道………、千歌、曜、梨子は帰路を歩いていた。

 

 

千歌「〜♪」

 

 

機嫌良く先頭を歩いてる千歌の後ろで、曜と梨子は会話をしていた。

 

 

梨子「冥府龍の一件以来、千歌ちゃん強くなったわよね。」

 

曜「うん。新しいドラゴンフォースを解放して、私達もやっと千歌ちゃんに追いついたと思ったけど、千歌ちゃんはもっと先に行って、もっと強くなったよね〜〜。」

 

梨子「私達、このまま千歌ちゃんについて行けるのかな?」

 

 

梨子は少し不安を感じていた。「千歌が自分達を置いて先へ先へと、1人で進んで行くのではないか」と………、「自分達は一生、千歌の強さには近づいていけないのではないのか」と………

 

 

曜「どうだろう。けど、たとえ千歌ちゃんが1人で先に強くなって行くとしても、私達の友情は変わらない。私達はずっとずっと友達だよ。ね?千歌ちゃん!」

 

千歌「当然だよ!それに、私は曜ちゃんと梨子ちゃんと、みんなのおかげで強くなれたんだよ?私は2人が居ないと、今みたいに強くいられないし、これ以上強くはなれないよ。だからみんなには、いっぱい感謝してる。」

 

梨子「千歌ちゃん………、ごめんなさい、少し泣けてきちゃった………。」

 

 

改めて千歌の感謝の言葉に、梨子の目から涙が溢れて来た。まるで、梨子の中に溜まっていた不安を全て流し出すように………

 

それは、曜も同じだった。

 

 

千歌「もう、曜ちゃんまで泣いてる。」

 

曜「……えへへ、改めてお礼を言われると、照れちゃうね……。」

 

 

3人は改めて、自分達の友情を確かめ合えた気がしたのだった。そんな3人の背後に、1人の女性が近づく。

 

 

「もし?あなた達は、Aqoursの御三方ですね。」

 

千歌「え?」

 

梨子「そうですけど………。」

 

 

話しかけてきた女性は、158cmの背丈があり、黒髪ロングで琥珀色の瞳をしている。とても清楚な感じの人だった。

 

3人が振り向いた時、梨子と曜の目に涙が浮かんでるのが分かる。その様子に謎の女性は少しオロオロする。

 

 

「な、泣いておられるのですか⁉︎ もしかして喧嘩⁉︎」

 

梨子「あ!いえ、違うんです!」

 

曜「あの、何かご用ですか?」

 

「あ、失礼しました、私の名はレヴェル。高海 千歌さんにご用があって参りました。」

 

千歌「私に?」

 

レヴェル「はい。我が主の命により、高海千歌さんにご同行していただきたいと思います。」

 

千歌「私を………?」

 

レヴェル「潔ぎよく、付いてきていただけますか?」

 

千歌「えーっと………、お断りしたら?」

 

レヴェル「ですよね………。ただでとは言いません。私とファイトして、私が勝てば、付いて来てもらいます。」

 

千歌「私が勝てば?」

 

レヴェル「私は一度、手を引きましょう。」

 

梨子「どうする?千歌ちゃん?」

 

千歌「どうも、ファイトしなきゃ引いてくれないと思うし………、分かりました。受けます、そのファイト!」

 

曜「頑張れ千歌ちゃん!」

 

レヴェル「ではファイトを始めましょう。」

 

 

お互いに、デッキケースを向け合い、『リアルバディファイトヴィジョン』を起動させる。

 

 

 

千歌「全てを照らす光、眩き無限の烈光!輝きのルミナイズ!〈光輝なる超太陽〉」

 

レヴェル「神のお告げにより、汝の魂を救済します………ルミナイズ〈御霊の救済〉」

 

 

オープンTHEフラッグ

 

 

千歌「ドラゴンワールド」

◼️手札6/ゲージ2/LP10

 

レヴェル「ダークネスドラゴンワールド」

◼️手札6/ゲージ2/LP10

 

 

レヴェル「私のターンでございます。ドロー、チャージ&ドロー。」

◼️手札6→7/ゲージ2→3

 

レヴェル「さっそくバディコール(LP10→11)です。〈救済霊竜 フォルドル〉」

◼️手札7→6

 

 

救済霊竜 フォルドル

ダークネスドラゴンW/ドラゴンW

霊竜

サイズ2/攻6000/防2000/打撃2

◼️【コールコスト】ゲージ1払い、君のデッキの上から1枚をこのカードのソウルに入れる。

◼️このカードが攻撃した時、相手の場のカード1枚を選び、ライフ1払ってよい。払ったら、選んだカードを破壊して、相手にダメージ2!

◼️相手のアタックフェイズ中、相手は可能なら、このターンの最初の攻撃を場のカード1枚でこのモンスターに攻撃する。

【ソウルガード】/ソウル1

 

 

フォルドル『救われぬ魂よ…我が救ってやろう。案ずるな、危害は加えん。』

 

千歌「何………?このモンスター………!」

 

レヴェル「ライフ1払い、装備〈霊竜の杖 ファグロ〉」

◼️手札6→5/LP 11→10

 

 

霊竜の杖 ファグロ

ダークネスドラゴンW/ドラゴンW

霊竜

攻4000/打撃1

◼️【装備コスト】ライフ1払う。

◼️相手のターンの最初の攻撃で君のモンスターが攻撃されている時、君のデッキの上から1枚を攻撃されているモンスター1枚のソウルに入れて、相手にダメージ1!

◼️このカードが破壊された時、君のライフ+1!

 

 

レヴェルは、竜の頭を模した黒い杖を装備する。

 

 

レヴェル「バトルです。フォルドルで千歌さんに攻撃です。打撃2」

 

千歌「うわぁ!」LP10→8

 

レヴェル「ターンエンド。」

◼️手札5/ゲージ2/LP10

 

 

千歌「私のターン、ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札6→7/ゲージ2→3

 

千歌「レフトに〈神速のバルドラゴン〉をコール!レフトに〈フレアファング・ドラゴン〉をコール!フレアファングの登場時、1チャージ、1ドロー!」

◼️手札7→6→5→6/ゲージ3→4

 

 

神速のバルドラゴン

サイズ2/攻6000/防3000/打撃2/【移動】

 

 

フレアファング・ドラゴン

サイズ1/攻3000/防2000/打撃1

 

 

千歌「バトル!」

 

レヴェル「ここでフォルドルの能力です。あなたは最初の攻撃を1枚のみで、フォルドルに強制攻撃させます。」

 

 

フォルドルは、千歌のモンスター2体を光の縄で縛る。

 

 

千歌「⁉︎ フレアファングでフォルドルに攻撃!」

 

 

光の縄に縛られたフレアファングはフォルドルに攻撃し、バルドラゴンは光の縄から解放される。

 

 

レヴェル「霊竜の杖 ファグロの能力、相手の最初の攻撃でモンスターが狙われた時、デッキトップから1枚をモンスターのソウルに入れて、千歌さんにダメージ1!」

 

 

フォルドル ソウル1→2

 

 

千歌「うぅ!」LP8→7

 

 

フレアファング

攻3000

 

フォルドル

防2000

 

フォルドル 撃破!

【ソウルガード】ソウル2→1

 

 

千歌「神速のバルドラゴンでレヴェルさんに攻撃!相手のセンターが空いていればライフ+1!」LP7→8

 

レヴェル「くぅっ!」LP10→8

 

千歌「ターンエンド!」

◼️手札5/ゲージ4/LP8

 

 

レヴェル「私のターン、ドロー、チャージ&ドロー。」

◼️手札5→6/ゲージ2→3

 

レヴェル「レフトに〈霊竜 ディディル〉をコール。」

◼️手札6→5

 

 

霊竜 ディディル

ダークネスドラゴンW/ドラゴンW

霊竜

サイズ1/攻3000/防3000/打撃2

◼️相手のアタックフェイズ開始時、相手の場のモンスター1枚を選ぶ。選んだモンスターは可能なら1枚でこのカードに攻撃する。

◼️破壊されたこのカードを、君の場の〈霊竜〉のモンスター1枚のソウルに入れてもよい。

 

 

レヴェル「バトル………」

 

千歌「神速のバルドラゴンをセンターに【移動】!」

 

レヴェル「フォルドルで神速のバルドラゴンに攻撃です。フォルドルの能力でライフ1払い、神速のバルドラゴンを破壊します。」

◼️LP8→7

 

 

神速のバルドラゴン 破壊!

 

 

千歌「そんな⁉︎」

 

レヴェル「フォルドルのさらなる能力でダメージ2です!」

 

 

バルドラゴンを破壊した黒い火球がフォルドルの合図で千歌に直撃する!

 

 

千歌「うぁぁ!」LP8→6

 

レヴェル「ファグロで千歌さんに攻撃。打撃1」

 

千歌「うっ!」LP6→5

 

レヴェル「ディディルで千歌さんを攻撃!」

 

千歌「うぁぁ!」LP6→4

 

レヴェル「さらにキャスト!〈竜霊術:ネクロマンス・ハンド〉」

◼️手札5→4

 

 

竜霊術:ネクロマンス・ハンド

ダークネスドラゴンW/ドラゴンW

破壊

◼️【使用コスト】君の場の〈霊竜〉1枚を破壊する。

◼️【対抗】君のデッキの上から1枚を場の〈霊竜〉のモンスター1枚のソウルに入れて、次の2つから1つ選んで使える。「竜霊術:ネクロマンス・ハンド」は1ターンに1回だけ使える。

・君の場の〈霊竜〉のモンスター1枚をスタンドさせる。

・このターン中、相手のモンスターとアイテム全ての攻撃力ー3000、防御力ー3000して、打撃ー1!

 

 

レヴェル「デッキトップから1枚をフォルドルのソウルに入れ、そして霊竜ディディルを破壊します。」

 

 

霊竜ディディル 破壊!

 

 

レヴェル「そしてフォルドルをスタンドさせます。」

 

 

デッキトップからソウルに入ったのは〈霊竜 サァウト〉だ。

 

 

霊竜 サァウト

ダークネスドラゴンW/ドラゴンW

霊竜

サイズ2/攻7000/防2000/打撃2

◼️【コールコスト】ゲージ1払う。

◼️このカードがソウルにある〈霊竜〉のモンスターは【2回攻撃】を得る。

【2回攻撃】

 

 

レヴェル「ソウルの霊竜サァウトの能力で、フォルドルは【2回攻撃】を得ます。そして破壊されたディディルは自身の能力で、フォルドルにソウルイン。」

 

 

フォルドル ソウル1→2

 

ーーー

 

 

曜「スタンドしたフォルドルが【2回攻撃】を得たって事は⁉︎」

 

梨子「実質、フォルドルは2回目、3回目の攻撃ができる………!」

 

ーーー

 

 

レヴェル「そうです。フォルドルで2回目の攻撃!」

 

千歌「うぅ!」LP4→2

 

レヴェル「フォルドルで3回目の攻撃です!」

 

千歌「キャスト!〈ドラゴンシールド"太陽の盾"〉攻撃を無効化!さらに1チャージ、ライフ+1!」LP2→3

◼️手札5→4/ゲージ4→5

 

 

バルドラゴンの顔を模した盾が、黒い火球を打ち消した。

 

 

レヴェル「ターンエンドです。」

◼️手札5/ゲージ3/LP7

 

 

ーーー

 

曜「強いね、あの人。」

 

梨子「うん。でも、まだ千歌ちゃんも本気を出してないよ。」

 

ーーー

 

 

千歌は今ピンチに陥っている。だが、千歌はいつもと同じ真剣な眼差しを据えた笑顔を見せる。このピンチを全力で楽しんでいるのだ。

 

 

レヴェル「笑っている………」

 

千歌「私のターン!ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札4→5/ゲージ5→6

 

千歌「ライトに〈太陽神の欠片 バルドラゴン〉をコール!」

◼️手札5→4

 

 

太陽神の欠片 バルドラゴン

サイズ2/攻5000/防3000/打撃2

 

 

千歌「バルドラゴンの能力でライフ1払い、デッキから「バルソレイユ」モンスター1枚を手札に加える。そしてゲージ2払い、バルドラゴンを進化!〈超太陽光竜 バルソレイユ・ソル〉」

◼️手札4→5→4/ゲージ5→3

 

 

超太陽光竜 バルソレイユ・ソル

ドラゴンW/スタードラゴンW/ダークネスドラゴンW

太陽竜

サイズ3/攻7000/防7000/打撃3

◼️【コールコスト】君の場のモンスター1枚に重ねて、ゲージ2払う。

◼️このカードがアイテムと連携攻撃した時、相手のモンスター1枚を破壊するか、ソウル1枚をドロップする。

◼️【対抗】"太陽の絆"このカードのソウル1枚をドロップに置く、置いたら、君は次のダメージを受けない。この能力は1ターンに1回だけ使える。

【2回攻撃】【ソウルガード】/ソウル1

 

 

太陽の光を模した、紅い鎧を装備したバルソレイユが登場する。

 

 

千歌「さらに、私のライフが6以下で、場にバルソレイユがいれば………〈真・ドラゴンフォース〉解放‼︎」

◼️手札4→3/ゲージ3→0

 

 

真・ドラゴンフォース

太陽竜

攻7000/打撃2

『解放条件‼︎』〔君のライフが6以下で、カード名に「バルソレイユ」を含むモンスターがいる。〕

◼️【装備コスト】ゲージ3払う。

◼️場のこのカードは破壊されず、手札に戻せず、能力は無効化されない。

◼️このカードが他の〈太陽竜〉のモンスターと連携攻撃した時、このカードをスタンドして、君のライフ+2!!さらに、このカードの連携攻撃で相手のモンスターを破壊した時、相手にダメージ1!

◼️君のアタックフェイズ開始時、君のデッキの上から1枚を、君の場のモンスター1枚のソウルに入れる。

 

 

千歌「レフトに〈太陽神の熱意 バルドラゴン・ジエル〉をコール!」

◼️手札4→3

 

 

太陽神の熱意 バルドラゴン・ジエル

太陽竜

サイズ1→0/攻3000/防1000/打撃2

◼️君の場にカード名に「バルソレイユ」を含むモンスターがいれば、このカードのサイズは1減る。

◼️このカードが、他の〈太陽竜〉のカードと連携攻撃したバトル終了時、場のこのカードを〈太陽竜〉のモンスター1枚のソウルに入れて良い。入れたら、そのモンスターをスタンドする。

◼️このカードが場の〈太陽竜〉のモンスターのソウルからドロップされた時、君のデッキの上から1枚ゲージに置き、カードを1枚引く。

 

 

千歌「バトル!真ドラゴンフォースの能力で、デッキトップから1枚をバルソレイユソルにソウルイン!」

 

 

バルソレイユソル ソウル1→2

 

 

レヴェル「フォルドルの能力、最初の攻撃は必ずフォルドルに攻撃してもらいます。」

 

千歌「バルソレイユソルでフォルドルに攻撃!」

 

レヴェル「ファグロの能力で、フォルドルにソウル+1、千歌さんにダメージ1です。そしてフォルドルのソウルガード。」

 

千歌「うぅ!」LP2→1

 

 

フォルドル ソウル2→3

 

 

バルソレイユソル

攻7000

 

フォルドル

防2000

 

フォルドル 撃破!

【ソウルガード】ソウル 3→2

 

 

千歌「真ドラゴンフォースとバルソレイユソルでレヴェルさんに連携攻撃!真ドラゴンフォースをスタンド、ライフ+2、バルソレイユソルの能力でフォルドルのソウル1枚を破棄!」LP1→3

 

 

フォルドル ソウル2→1

 

 

レヴェル「キャスト!〈刃ノ黒衣〉攻撃を無効とします。そして千歌さんのデッキの上から1枚破棄。」

◼️手札5→4

 

 

千歌「真ドラゴンフォースとバルドラゴンジエルでレヴェルさんに連携攻撃!真ドラゴンフォースをスタンド、ライフ+2!連携打撃4!」LP3→5

 

レヴェル「うぁぁ!」LP7→3

 

千歌「バルドラゴンジエルの能力!連携攻撃後、バルドラゴンをバルソレイユソルにソウルイン!そしてバルソレイユソルをスタンド!」

 

レヴェル「なんと⁉︎」

 

千歌「真ドラゴンフォースとバルソレイユソルで2回連携攻撃!真ドラゴンフォースをスタンド、ライフ+2!フォルドルのソウルを1枚破棄!」LP5→7

 

 

フォルドル ソウル1→0

 

 

千歌「連携打撃5!」

 

レヴェル「きゃぁぁぁ!!」LP3→0

 

ーーー

ーーー

 

 

レヴェル「お見事でした。さすがはAqoursの長です。約束どおり、今回は手を引かせていただきます。」

 

千歌「ありがとうございます。でも、どうして私を連れて行こうと?」

 

レヴェル「それは、我が教団『御霊の使徒』の長より命じられての事です。」

 

梨子「『御霊の使徒』?」

 

レヴェル「はい。すみませんが、これ以上の事を話すのは長より許されてはいません。またいずれお迎えに伺います。では」

 

 

そう言ってレヴェルは去って行った。

 

 

曜「謎だらけの人だったね。」

 

千歌「ほんとうに何だったんだろ?」

 

 

 

その時、千歌達はまだ知らない………、世界に起こる新たなる危機を………!

 

 

 




今回も感想を是非‼︎

今回から新章に入りました。
狙ってはいませんが、ちょうど375話からの開始です。


ーーー姑息な宣伝ーーー

千歌「突然だけど作者さん、ヤギリのユーザー情報に、TwitterとInstagram(インスタ)のURL貼りました。興味があったら覗いてみてくださいね。」

梨子「え、いきなり何………?宣伝?………」

曜「久しぶりの ーーー姑息な宣伝ーーー のコーナーだね。」

梨子「え、コーナー化してたの⁉︎これ?」

千歌「うん!ヤギリさんが、いつか………いつか………って思いながら、すっかり忘れてた事なんだって。」

曜「因みに、インスタでは、去年からのいろんな画像が貼ってあるみたいだよ!」

梨子「別に、誰も興味無いんじゃ………」

千歌「それでも覗いてあげて〜!大したツイートもしてないし、どうでもいい画像を貼ってるだけだから〜〜」

曜「千歌ちゃん、それ全然宣伝になってないよ?むしろディスってるから………」

ヤギリ:カンペ←よろ!

千歌「とにかく、興味がある人は覗いてみてください!気に入ったら、いいね とフォローしてあげてください!お願いします!」

梨子「うわぁ………、カンペに素直………」


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2人目の刺客 曜 vs アラト

前回の『バディファイトLoveLive!サンシャイン‼︎』

 

 

『冥府龍』との戦いが終わり、いつもの日常を送っていたAqours達。お互いにお互いの強さを称賛しあい、さらに絆を深めた千歌、曜、梨子の3人の前に、謎の女性ファイター 「レヴェル」が現れ、千歌とファイトをする。そして何とか千歌が勝利し、敗北したレヴェルは潔く手を引いたのだった。

 

ーーー

ーーー

 

沼津のとある山奥に、教会がある………レヴェルはその教会に戻っていた。

 

教会には、レヴェルを抜いて5人の人物が集まっている。

 

 

「戻ったか、レヴェル。」

 

レヴェル「はい。教団長」

 

「して、どうだった?」

 

レヴェル「はい。連れて来る事は叶いませんでしたが、次は必ずや………」

 

「そう言う事じゃない、高海千歌………いや、〈ドラゴンフォース〉とやらの力はどうだったのだ?」

 

レヴェル「はい、申し分ない力でした。あの力があれば来るべき最悪の未来を防げるかもしれません。」

 

「そうか。だが違うぞレヴェル、我々は来るべき未来を防ぐのではない。我々が成すのは、来るべき最悪の未来を破壊する事だ。」

 

レヴェル「………………」

 

「レヴェル、引き続き高海千歌を………、ドラゴンフォースを持つ少女を我が元に連れて来なさい。」

 

レヴェル「はい。」

 

「教団長、ドラゴンフォースを使える少女は3人いるはずでしょう。なら、他の2人を連れて来てもいいのでは?」

 

「ああ。勿論、高海千歌1人だけとは言わない。他の2人………渡辺 曜と桜内 梨子も、共に連れて来てもらう予定だ。」

 

「なら、ここは分かれてやりましょうや。俺は渡辺 曜を連れて来ます。」

 

「じゃあ、私は梨子ちゃんに行かせてもらうわ。」

 

レヴェル「アラト君、レミーアちゃん。」

 

 

 

 

ーーー

ーーー

 

 

翌日の放課後 バディ部室………

 

千歌、曜、梨子は、昨日の帰りにあった出来事をAqoursのみんなに話した。

 

 

花丸「そんな事があったずらね〜。」

 

ルビィ「なんか、前にも同じことがあったような………」

 

善子「あんた達、毎回よく狙われるわね。」

 

ダイヤ「その女性、レヴェルさんでしたか? 彼女は千歌さんを連れて行こうとしていたのですね?」

 

曜「うん。まぁファイトで千歌ちゃんが勝って、潔く手を引いて行ったけど………」

 

梨子「ほんとに諦めた感じはしないわよね。」

 

鞠莉「その人が千歌っちを連れて行こうとした理由ってやっぱり………」

 

果南「うん。ドラゴンフォースが目的なのかな?」

 

ダイヤ「はぁ〜………またドラゴンフォースですか………。」

 

千歌「なんか、すみません………」

 

果南「ダイヤ! ま、まだドラゴンフォースが狙いなんて決まったわけじゃないよ、あくまで仮説だから、元気だしなよ千歌。」

 

曜「そうだよ、千歌ちゃん!」

 

千歌「ありがとう。果南ちゃん、曜ちゃん。」

 

ダイヤ「またいつ現れるか知れませんから、気をつけてくださいね。3人とも」

 

千歌/曜/梨子「はい!」

 

ーーー

ーーー

 

それから2日経つが、レヴェルは一向に現れていない。

 

 

曜「あの女の人、全く現れないね。」

 

梨子「う〜ん、ほんとに諦めたのかしら?」

 

千歌「でも、「いずれまた。」って言ってたし………」

 

梨子「いつ現れてもいいように、身構えないとね。」

 

 

それから、千歌と梨子は何事も無く家に帰れた。

 

ーーー

ーーー

 

千歌、梨子と別れて、1人帰路を歩く曜の後をつける人物がいた。

 

 

曜「………………」

 

アビゲール(曜、気づいているか?千歌と梨子と別れてから、誰かにつけられているぞ。)

 

曜(え?ほんとに?)

 

アビゲール(ああ。後ろの電柱に身を隠している。)

 

 

曜は足を止めて、後ろを振り向く。

 

 

曜「さっきから後をつけてるのは、誰!」

 

 

曜が呼びかけると、電柱に隠れていた1人の男が観念したように、あっさりと出てきた。

 

 

「気づいていたか………さすがだ、渡辺 曜。」

 

ーーー

ーーー

 

同時刻

1人の少女が梨子の家のインターホンを鳴らす。

 

 

梨子「は〜い! どなたですか?」

 

「失礼します。私、レミーアと申す者ですが、桜内梨子さんはご在宅ですか?」

 

梨子「梨子は私ですけど………」

 

レミーア「良かった、本人が出てくれた。」

 

梨子「えっと………何か用かな?」

 

レミーア「はい、桜内梨子さん、レミーアと一緒に来ていただけますか?」

 

梨子「え?」

 

ーーー

ーーー

 

曜の帰路………

 

 

「俺の名はアラト。渡辺 曜、俺と一緒に来ていただけないかな?」

 

曜「え? えっと、もしかしてレヴェルさんと同じ人ですか?」

 

アラト「ああ、レヴェルは俺達の身内だ。俺は、渡辺 曜 あんたを連れて来るように言われている。」

 

 

 

ーーー

ーーー

 

梨子 家………

 

 

レミーア「私は梨子ちゃんを連れて来るように、教団長に言われたから、だから迎えに来たんだよ。」

 

梨子「お迎え………?」

 

レミーア「そうだよ。」

 

梨子「………もし、断ったら?」

 

レミーア「それなら当然………」

 

ーーー

ーーー

 

レミーア/アラト「バディファイトで実力を行使する。」

 

曜/梨子「………⁉︎」

 

ーーー

ーーー

 

曜の帰路………

 

 

曜「ファイト………」

 

アラト「そうだ。勿論、あんたが勝てば、今日は身を引いてやる。だが俺が勝てば………分かるな。」

 

曜「………分かりました。ファイトしよう!」

 

ーーー

ーーー

 

梨子の家

 

 

レミーア「私とファイトして、勝てたら、今回は諦めるよ。」

 

梨子「今回は………ね。分かったわ、ファイトする。」

 

レミーア「決っまり〜〜!じゃあファイトしよ!」

 

ーーー

ーーー

 

曜の帰路………

 

 

曜とアラトはファイトを始めた。

 

 

曜「紫紺の煌めきよ、悔しさと哀しみを漆黒の輝きへと導け!輝きのルミナイズ!〈シャイニングレイ・ダークネス〉」

 

アラト「竜の魂よ、世界の苦しみを消し去れ!ルミナイズ〈無苦なる霊竜〉」

 

 

オープンTHEフラッグ

 

 

曜「ダークネスドラゴンワールド」

◼️手札6/ゲージ2/LP10

 

アラト「ダークネスドラゴンワールド」

◼️手札6/ゲージ2/LP10

 

 

曜「私から先攻!ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札6→7/ゲージ2→3

 

曜「ライトに〈宣告の黒死竜 アビゲール〉をコール!センターに〈逆襲の黒死竜 アビゲール〉をコール!」

◼️手札7→6→5/ゲージ3→2

 

 

宣告の黒死竜 アビゲール

サイズ1/攻6000/防1000/打撃1

 

 

逆襲の黒死竜 アビゲール

サイズ1/攻6000/防1000/打撃2

 

 

曜「アタックフェイズ!逆襲のアビゲールで攻撃!打撃2!」

 

アラト「くっ!」LP10→8

 

曜「ターンエンド!」

◼️手札5/ゲージ2/LP10

 

 

アラト「俺のターン、ドロー!チャージ&ドロー!」

◼️手札6→7/ゲージ2→3

 

アラト「ライトにバディコール(LP8→9)!〈天呀霊竜 クゥガレス〉」

◼️手札7→6/ゲージ3→2

 

 

天呀霊竜 クゥガレス

ダークネスドラゴンW/ドラゴンW

霊竜

サイズ2/攻6000/防2000/打撃3

◼️【コールコスト】ゲージ1払い、君のデッキの上から2枚をこのカードのソウルに入れる。

◼️相手のアタックフェイズ中、相手は可能なら、このターンの最初の攻撃を1枚で、このカードに攻撃する。

◼️【対抗】このカードの効果以外で、このカードにソウルが入った時、相手のサイズ2以下のモンスター1枚を破壊する。この能力は1ターンに1回だけ発動する。

【ソウルガード】/ソウル2

 

 

クゥガレス『天すらも、俺の支配下だ。』

 

曜「この人も〈霊竜〉を………」

 

アラト「レフトに〈霊竜 ダァレイ〉をコール!」

◼️手札6→5

 

 

霊竜 ダァレイ

ダークネスドラゴンW/ドラゴンW

霊竜

サイズ1/攻2000/防4000/打撃1

◼️相手のターンの最初の攻撃で、君のモンスターが攻撃されている時、このカードを攻撃されているモンスターのソウルに入れて、カードを1枚引く。

【貫通】

 

 

アラト「さらにライフ1払って装備!〈霊竜の鎌 デェトサイス〉」

◼️手札5→4/ライフ9→8

 

 

霊竜の鎌 デェトサイス

ダークネスドラゴンW/ドラゴンW

攻6000/打撃2

霊竜/武器

◼️【装備コスト】ライフ1払う。

◼️相手のターンの最初の攻撃で、君のモンスターが攻撃されている時、君のデッキの上から1枚を攻撃されているモンスターのソウルに入れて、相手にダメージ1!

◼️このカードが攻撃した時、君の場のモンスターのソウルが3枚以上あるなら、このカードは【貫通】を得る。

 

 

アラト「アタックフェイズだ!ダァレイで、センターのアビゲールに攻撃!」

 

 

ダァレイ

攻2000

 

逆襲のアビゲール

防1000

 

逆襲のアビゲール 撃破!

 

 

アラト「【貫通】打撃1!」

 

曜「うっ………、逆襲のアビゲールの破壊時、1ドロー!」LP10→9

◼️手札5→6

 

アラト「クゥガレスで曜に攻撃!打撃3!」

 

曜「うぅっ!」LP9→6

 

アラト「デェトサイスで攻撃!打撃2!」

 

曜「うわぁ!」LP6→4

 

アラト「ターンエンドだ。」

◼️手札4/ゲージ2/LP8

 

 

曜「私のターン!ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札6→7/ゲージ2→3

 

曜「〈デスゲージタイマー〉を【設置】、そしてライトにコール〈紫炎の黒死竜 アビゲール〉」

◼️手札7→6→5

 

 

デスゲージタイマー ソウル5

 

 

紫炎の黒死竜 アビゲール

黒竜

サイズ1/攻6000/防1000/打撃2

◼️【コールコスト】ゲージ1払う。

◼️このカードの登場時、君の場のモンスター1枚を破壊する。破壊したら、君のデッキの上から2枚ゲージに置いて、カードを1枚引く。この能力は1ターンに1回だけ使える。

◼️「紫炎の黒死竜アビゲール」は1ターンに1枚しかコール出来ない。

【移動】

 

 

曜「紫炎のアビゲールの登場時、宣告のアビゲールを破壊して、2チャージ、1ドロー!」

◼️手札5→6/ゲージ3→5

 

 

宣告の黒死竜 アビゲール 破壊!

 

 

曜「ゲージ1でセンターに〈覚醒の黒死竜 アビゲール〉をコール!」

◼️手札6→5/ゲージ5→4

 

 

覚醒の黒死竜 アビゲール

サイズ1/攻6000/防1000/打撃2

 

 

曜「覚醒のアビゲールの登場時、クゥガレスを破壊!そして相手のデッキ2枚破棄!」

 

アラト「ソウルガードだ。」

 

 

クゥガレス 破壊!

【ソウルガード】ソウル2→1

 

 

曜「私の場に3体のアビゲールが揃った、アタックフェイズ!デスゲージタイマーのソウルから1枚をゲージにチャージ。」

◼️ゲージ4→5

 

 

デスゲージタイマー ソウル5→4

 

 

アラト「クゥガレスの能力で、このターンの最初の攻撃はクゥガレスに攻撃しなければならない。」

 

曜「宣告のアビゲールでクゥガレスに攻撃!宣告のアビゲールの攻撃時、クゥガレスを破壊!そしてそのサイズ分ライフを回復する!」LP4→6

 

アラト「ソウルガード!」

 

 

クゥガレス 破壊!

【ソウルガード】ソウル1→0

 

 

アラト「ならこっちも、ダァレイの能力!相手の最初の攻撃でモンスターが攻撃されてるなら、ダァレイをクゥガレスのソウルに入れて、1ドロー!さらに霊竜の鎌デェトサイスの能力でデッキトップから1枚をクゥガレスのソウルに入れて、相手にダメージ1!」

◼️手札4→5

 

 

クゥガレス ソウル0→1→2

 

 

曜「うっ!」LP 6→5

 

アラト「さらにクゥガレスの能力!ソウルが増えた時、サイズ2以下の相手モンスター1枚を破壊する、宣告のアビゲールを破壊だ!」

 

曜「え⁉︎」

 

 

宣告の黒死竜 アビゲール 破壊!

 

 

攻撃中の宣告の黒死竜アビゲールが破壊された事で、攻撃は無効となってしまう。

 

 

曜「強い………、覚醒のアビゲールでアラトさんに攻撃!」

 

アラト「うぐっ!」LP8→6

 

曜「紫炎のアビゲールでアラトさんに攻撃!」

 

アラト「キャスト!〈竜霊術:ネクロマンス・バリア〉」

◼️手札5→4

 

 

竜霊術:ネクロマンス・バリア

ダークネスドラゴンW/ドラゴンW

霊竜/防御

◼️相手が2回以上攻撃してるなら使える。

◼️【対抗】その攻撃を無効化する。さらに、このカードを君の場の〈霊竜〉のモンスターのソウルに入れる。

 

 

アラト「ネクロマンスバリアをクゥガレスのソウルに入れる。」

 

 

クゥガレス ソウル2→3

 

 

曜「ターンエンド。」

◼️手札5/ゲージ5/LP5

 

 

アラト「俺のターン、ドロー!チャージ&ドロー!」

◼️手札4/ゲージ2→3

 

アラト「レフトに〈霊竜 ラァバス〉をコール!」

◼️手札5→4

 

 

霊竜 ラァバス

ダークネスドラゴンW/ドラゴンW

霊竜

サイズ1/攻4000/防1000/打撃2

◼️相手のターンの最初の攻撃で、君のモンスターが攻撃されている時、攻撃している相手のモンスターの攻撃力ー3000、攻撃されている君のモンスターの防御力+4000する。

◼️このカードがソウルにある〈霊竜〉のモンスターは【貫通】を得る。

 

 

アラト「アタックフェイズ!」

 

曜「デスゲージタイマーのソウルから1チャージ!」

◼️ゲージ3→4

 

 

デスゲージタイマー ソウル4→3

 

 

曜「霊竜の鎌デェトサイスで覚醒のアビゲールに攻撃!」

 

 

デェトサイス

攻6000

 

覚醒のアビゲール

防1000

 

覚醒の黒死竜アビゲール 撃破!

 

 

アラト「デェトサイスの能力で、クゥガレスのソウルが3枚以上あるなら【貫通】を得る!打撃2!」

 

曜「うぅぅ!」LP5→3

 

アラト「クゥガレスで攻撃!終わりだ!」

 

曜「まだ終わらない!私のライフ4以下で、場にアビゲールがいれば………〈ドラゴンフォース"悲悔の型"〉解放‼︎」

◼️手札5→4/ゲージ4→2

 

 

ドラゴンフォース"悲悔の型"

黒竜/悲哀/後悔

攻8000/打撃2

〈解放条件‼︎〉〔君のライフが4以下で、君の場かドロップにカード名に「アビゲール」を含むモンスターがいる。〕

◼️【装備コスト】ゲージ2払う。

◼️このカードは、相手の効果で破壊されず、手札に戻せず、能力は無効化されない。

◼️【対抗】手札のこのカードを【装備コスト】を払って装備できる。装備したターン中、君の場のモンスターは破壊されず、君はダメージを受けない。

◼️お互いのアタックフェイズ開始時、君のドロップから、カード名に「アビゲール」を含む必殺モンスター以外のモンスター1枚までを【コールコスト】を払わずコールできる。さらに相手のデッキを3枚ドロップに置いて、君のライフ+3して、カードを1枚引く。

【2回攻撃】【貫通】

 

 

曜「このカードを装備したターン、私はダメージを受けず、場のカードは破壊されない!」

 

アラト「なんて能力だ………ターンエンド。」

◼️手札4/ゲージ3/LP6

 

 

曜「私のターン、ドロー!チャージ&ドロー!」

◼️手札4→5/ゲージ2→3

 

曜「ゲージ2払い、レフトにコール!〈風雷の黒死王 アビゲール・テンペスト〉」

◼️手札5→4/ゲージ3→1

 

 

風雷の黒死王 アビゲール・テンペスト

黒竜

サイズ2/攻7000/防2000/打撃2

◼️【コールコスト】君のデッキの上から2枚をこのカードのソウルに入れて、ゲージ2払う。

◼️君のアタックフェイズ開始時、君の場のカード1枚を破壊してよい。破壊したら、相手の場のモンスターを1枚破壊するか、手札に戻す。さらに相手のデッキの上から3枚ドロップに置き、相手にダメージ2!

◼️君が〈黒竜〉のアイテムを装備していれば、このカードは【移動】と【貫通】を得る。

【2回攻撃】【ソウルガード】/ソウル2

 

 

曜「アタックフェイズ!デスゲージタイマーのソウル1枚をゲージにチャージ!」

◼️ゲージ1→2

 

 

デスゲージタイマー ソウル3→2

 

 

曜「風雷のアビゲールの能力で紫炎のアビゲールを破壊、そしてクゥガレスを破壊する!そして相手のデッキトップを3枚破棄して、ダメージ2!」

 

アラト「うぁぁ………!ソウルガードだ!」LP 6→4

 

 

紫炎の黒死竜 アビゲール 破壊!

 

 

クゥガレス 破壊!

【ソウルガード】ソウル3→2

 

 

曜「そしてドラゴンフォースの能力!ドロップから〈覚醒の黒死竜 アビゲール〉をライトにノーコストコール!そして、相手のデッキを3枚破棄して、私のライフ+3、1ドロー!覚醒のアビゲールの登場時、クゥガレスを破壊!」LP3→6

◼️手札4→5

 

アラト「ソウルガード!」

 

 

覚醒の黒死竜 アビゲール

サイズ1/攻6000/防1000/打撃2

 

 

クゥガレス 破壊!

【ソウルガード】ソウル2→1

 

 

曜「覚醒のアビゲールでクゥガレスに攻撃!」

 

アラト「クゥガレスが破壊された時、ラァバスの能力で覚醒のアビゲールの攻撃力ー3000、クゥガレスの防御力+4000する、さらにデェトサイスの能力でデッキトップから1枚をクゥガレスのソウルに入れて相手にダメージ1!クゥガレスの能力で、ソウルが増えたら風雷のアビゲールを破壊する!」

 

曜「うぅぅ!……風雷のアビゲールのソウルガード!」LP6→5

 

 

風雷のアビゲール 破壊!

【ソウルガード】ソウル2→1

 

 

覚醒のアビゲール

攻6000→3000

 

クゥガレス

防2000→6000

 

 

曜「風雷のアビゲールでアラトさんに攻撃!」

 

アラト「キャスト!〈竜霊術:ネクロマンス・バリア〉攻撃を無効化する!そしてクゥガレスのソウルに!」

◼️手札4→3

 

 

クゥガレス ソウル1→2

 

 

曜「風雷のアビゲールでアラトさんに攻撃!打撃2!」

 

アラト「ぐぁぁ!」LP4→2

 

曜「ドラゴンフォースでアラトさんに攻撃!打撃2!」

 

アラト「うぁぁぁぁ!!」LP2→0

 

 

 

 

曜「私の勝ち!」

 

アラト「くうっ………負けたか………今日は身を引こう。だが、いつか俺達と一緒に着いて来てもらう。」

 

 

そう言ってアラトはダッシュで去って行った。

 

 

曜「ちょっ、待って!私達を連れてく理由って………!」

 

 

アラトは話を聞く間も無く、走り去ってしまった。

 

 

曜「いったい何だったんだろう………」

 

 

 




今回も感想を是非‼︎


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3人目の刺客 梨子 vs レミーア

前回の『バディファイトLoveLive!サンシャイン‼︎』

 

突如現れた謎のファイター「レヴェル」を千歌がファイトで退けた2日後の放課後、曜の帰り道と、梨子の家にレヴェルと同じ、謎のファイターが現れた。そして曜は、なんとか謎のファイターアラトを撃退した。

 

ーーー

ーーー

 

曜がアラトとファイトをしていた同時刻、梨子の家に謎の少女が訪ねて来ていた。

 

その少女が梨子の家のインターホンを鳴らす。

 

 

梨子「は〜い! どなたですか?」

 

「失礼します。私、レミーアと申す者ですが、桜内梨子さんはご在宅ですか?」

 

梨子「梨子は私ですけど………」

 

レミーア「良かった、本人が出てくれた。」

 

梨子「えっと………何か用かな?」

 

レミーア「はい、桜内梨子さん、レミーアと一緒に来ていただけますか?」

 

梨子「え?どうして?」

 

レミーア「う〜ん、私は梨子ちゃんを連れて来るように、教団長に言われたから、だから迎えに来たんだよ。」

 

梨子「お迎え………?」

 

レミーア「そうだよ。」

 

梨子「………もし、断ったら?」

 

レミーア「それなら当然………、バディファイトで実力を行使するよ。」

 

梨子「ファイト………?」

 

レミーア「うん。私とファイトしてあなたが勝てたら、今回は諦めるよ。」

 

梨子「今回は………ね。拒否もできないみたいね。」

 

レミーア「残念だけど、これも私の役目だからね。拒否はさせられないかなぁ。大人しく着いて来てくれるならファイトしなくて良いんだけど。」

 

梨子「………分かったわ、ファイトする。」

 

レミーア「決っまり〜〜!じゃあファイトしよ!」

 

 

 

梨子「私達の願いよ、輝きを放つ竜星となりて無限の彼方へ導け!輝きのルミナイズ!〈シャイニング・スターライト〉」

 

レミーア「竜の御霊よ光を生み、(うつつ)の闇をかき消して!ルミナイズ〈光来の霊竜〉」

 

 

オープンTHEフラッグ

 

 

梨子「スタードラゴンワールド」

◼️手札6/ゲージ2/LP10

 

レミーア「ドラゴンワールド」

◼️手札6/ゲージ2/LP10

 

 

レミーア「私の先攻、ドロー!チャージ&ドロー!」

◼️手札6→7/ゲージ2

 

レミーア「レフトにバディコール(LP10→11)!〈光剣霊竜 レイティオ〉」

◼️手札7→6/ゲージ3→1

 

 

光剣霊竜 レイティオ

ダークネスドラゴンW/ドラゴンW

霊竜

サイズ2/攻6000/防2000/打撃2

◼️【コールコスト】ゲージ2払い、君のデッキの上から2枚をこのカードのソウルに入れる。

◼️相手のアタックフェイズ中、相手は可能ならこのターンの最初の攻撃を1枚で、このカードに攻撃する。

◼️このカードのソウルに〈霊竜〉のカードが3枚以上あるなら、このカードは【2回攻撃】を得る。

【貫通】【ソウルガード】/ソウル2

 

 

レミーア「ライフ1払って装備!〈霊竜の弓 アーディアーチャー〉」

◼️手札6→5/ライフ11→10

 

 

霊竜の弓 アーディアーチャー

ダークネスドラゴンW/ドラゴンW

霊竜/武器

攻4000/打撃2

◼️【コールコスト】ライフ1払う。

◼️相手のターンの最初の攻撃で、君のモンスターが攻撃されている時、君のデッキの上から1枚を攻撃されているモンスター1枚のソウルに入れて、相手にダメージ1!

◼️君の場の〈霊竜〉のモンスターのソウルが2枚以上あるなら、このカードは相手のセンターにモンスターがいても、相手に攻撃できる。

 

 

レミーア「アタックフェイズ!レイティオで相手に攻撃!打撃2!」

 

梨子「くぅ!」LP10→8

 

レミーア「ターンエンド。」

◼️手札5/ゲージ1/LP10

 

 

梨子「私のターン、ドロー!チャージ&ドロー!」

◼️手札6→7/ゲージ2→3

 

梨子「ライフ2払い、キャスト!〈スターライト・ジャックフ・ォール〉」

◼️手札7→6/LP8→6

 

 

スターライト・ジャック・フォール

星/召喚

◼️【使用コスト】ライフ2払う。

◼️君のデッキからカード名に「ジャックナイフ」を含むモンスター1枚を【コールコスト】を払わずにコールする。デッキを見たらシャッフルする。「スターライト・ジャック・フォール」は1ターンに1枚だけ使える。

 

 

梨子「デッキからコール!〈超星光輝竜 ジャックナイフ〉」

 

 

超星光輝竜(スターライト・ドラグナー) ジャックナイフ

ネオドラゴン

サイズ2/攻7000/防5000/打撃2

◼️【コールコスト】このカードを君のカード名に「ジャックナイフ」を含むモンスター1枚までの上に重ねて、ゲージ2払う。

◼️【起動】君のドロップから《竜装機》1枚までをこのカードのソウルに入れて、君のライフ+1!この能力は1ターンに1回だけ使える。

◼️このカードのソウルが3枚以上あるなら、このカードの打撃力+1して、君のカード全ての攻撃力+2000する。

【移動】【ソウルガード】

 

 

梨子「ライトに〈剣星機 J・イグナイター〉をコール!【星合体】ジャックナイフのソウルに入れる!」

◼️手札6→5

 

 

ジャックナイフ ソウル0→1

 

 

梨子「ライトに〈剣星機 J・グレイツ〉をコール!」

◼️手札5→4

 

 

剣星機 J・グレイツ

竜装機

サイズ1/攻3000/防3000/打撃2

◼️このカードがソウルにある〈ネオドラゴン〉は【2回攻撃】を得る。

◼️"ギフト・グレイツ"カード名に「ジャックナイフ」を含むモンスターのソウルから、このカードがドロップした時、君のデッキの上から1枚ゲージに置いて、カードを1枚引いて、君のライフ+2!"ギフト・グレイツ"は1ターンに1回だけ使える。

 

 

梨子「Jグレイツをジャックナイフに【星合体】!」

 

 

ジャックナイフ ソウル1→2

 

 

梨子「そして私のライフ6以下で、場にジャックナイフがいれば………〈ドラゴンフォース"喜愛の型"〉解放‼︎」

◼️手札4→3/ゲージ3→1

 

 

ドラゴンフォース"喜愛の型"

武器/喜び/愛

攻6000/打撃2

『解放条件!』〔君のライフ6以下で、君の場にカード名に「ジャックナイフ」を含むモンスターがいる。〕

◼️【装備コスト】ゲージ2払う。

◼️このカードは破壊されず、手札に戻せず、能力を無効化されない。

◼️お互いのアタックフェイズ開始時、君の手札かドロップから〈竜装機〉1枚までを場の〈ネオドラゴン〉1枚のソウルに入れて、君のライフ+2!

◼️君の場のカード名に「ジャックナイフ」を含むモンスターのソウルが3枚以上ある時、このカードは【貫通】を得て、君のカード全ては、相手の効果でレストされず、君が効果で受ける3以上のダメージを2減らす。

【3回攻撃】

 

 

梨子「アタックフェイズ!ドラゴンフォースの能力で、手札から〈竜装機 エルガーカノン〉を【星合体】ライフ+2。」LP 6→8

◼️手札4→3

 

 

ジャックナイフ ソウル2→3

 

 

梨子「ジャックナイフの能力で、ソウルが3枚以上あれば、ジャックの打撃力+1して、私のカード全ての攻撃力+2000!」

 

梨子「ジャックナイフの能力で、ドロップから〈剣星機 J・アーセナル〉を【星合体】」

 

 

超星光輝竜 ジャックナイフ ソウル3→4

攻7000→9000/打撃2→3

◼️Jイグナイター

(打撃3→4)

◼️Jグレイツ

(【2回攻撃】/ソウルからドロップされた時、1チャージ、1ドロー、ライフ+2)

◼️エルガーカノン

(攻9000→11000/打撃4→5)

◼️Jアーセナル

(【移動】【貫通】を得る。/攻撃を無効化されたら【2回攻撃】を得る。)

 

 

ドラゴンフォース

攻6000→8000

 

 

レミーア「レイティオの能力で、最初の攻撃は必ずレイティオにしてもらうよ!」

 

梨子「ドラゴンフォースでレイティオに攻撃!」

 

レミーア「レイティオが攻撃されている時、霊竜の弓 アーティアーチャーの能力、デッキトップから1枚をレイティオのソウルに入れて、梨子ちゃんにダメージ1!」

 

梨子「うっ!」

 

レミーア「レイティオのソウルガード!」

 

 

ドラゴンフォース

攻8000

 

レイティオ ソウル2→3

防2000

 

レイティオ 撃破!

【ソウルガード】ソウル3→2

 

 

梨子「ドラゴンフォースの【2回攻撃】!レミーアちゃんに攻撃!」

 

レミーア「うぅっ!」LP10→8

 

梨子「ドラゴンフォースでレミーアちゃんに3回目の攻撃!」

 

レミーア「きゃぅ!」LP8→6

 

梨子「ジャックでレミーアちゃんに攻撃!打撃5!」

 

レミーア「キャスト!〈ドラゴンシールド 青竜の盾〉攻撃を無効化して、1チャージ!」

◼️手札5→4/ゲージ1→2

 

梨子「ジャックナイフは【2回攻撃】できる!レミーアちゃんに再攻撃!打撃5!」

 

レミーア「もう一度キャスト!〈ドラゴンシールド 青竜の盾〉攻撃を無効化、1チャージ!」

◼️手札4→3/ゲージ2→3

 

梨子「ターンエンド。」

◼️手札3/ゲージ1/LP8

 

 

レミーア「私のターン、ドロー!チャージ&ドロー!」

◼️手札3→4/ゲージ3→4

 

レミーア「ライトに〈霊竜 ドォリス〉をコール!」

◼️手札4→3

 

 

霊竜 ドォリス

ドラゴンW/ダークネスドラゴンW

霊竜

サイズ1/攻4000/防1000/打撃2

◼️相手のターンの最初の攻撃で、君の場のモンスターが攻撃された時、このカードを攻撃されているモンスターのソウルに入れて、そのカードの防御力+10000!

◼️このカードがソウルにある〈霊竜〉が相手のモンスターを破壊した時、相手にダメージ1!

 

 

レミーア「キャスト!〈竜霊術:ネクロマンス・ドーカー〉」

◼️手札3→2

 

 

ネクロマンス・ドーカー

霊竜

◼️【使用コスト】君の場のモンスター1枚を破壊する。

◼️君の場の〈霊竜〉のモンスター1枚を選び、このカードの【使用コスト】で破壊したモンスターを選んだカードのソウルに入れる。その後、次の2つから1つ選んで使える。

・君のデッキの上から1枚ゲージに置いて、カードを1枚引く。

・【対抗】君の場の〈霊竜〉のモンスター全ての攻撃力+3000、防御力+3000、打撃力+1!

 

 

レミーア「このカードのコストで、霊竜ドォリスを破壊してレイティオのソウルに入れる。そして、1チャージ、1ドロー!」

◼️手札2→3/ゲージ4→5

 

 

レイティオ ソウル2→3

 

 

レミーア「ライトに〈霊竜 グァイン〉をコール!」

◼️手札2→1

 

 

霊竜 グァイン

ドラゴンW/ダークネスドラゴンW

霊竜

サイズ1/攻3000/防1000/打撃2

◼️相手のターンの最初の攻撃で、君の場のモンスターが攻撃された時、このカードを攻撃されているモンスター1枚のソウルに入れる。

◼️【起動】ゲージ1払う。払ったら、このターン中、君の場のモンスター全ての攻撃力+3000する。

【貫通】

 

 

レミーア「霊竜グァインの能力でゲージ1払い、私の全てのモンスターの攻撃力+3000!アタックフェイズ!」

◼️ゲージ4→3

 

 

レイティオ

攻6000→9000

 

 

グァイン

攻3000→6000

 

 

 

梨子「ジャックは、ソウルのJアーセナルのの能力で【移動】を得ている、ジャックをセンターに【移動】させるわ!」

 

レミーア「レイティオでジャックナイフに攻撃!」

 

梨子「ソウルガード!」

 

 

レイティオ

攻9000

 

ジャックナイフ

防5000

 

ジャックナイフ 撃破!

【ソウルガード】ソウル4→3(剣星機 J・イグナイター)

打撃5→4

 

 

レミーア「ソウルにある〈霊竜 ドォリス〉の能力で、相手のモンスターを破壊した時、相手にダメージ1!」

 

梨子「うっ………」LP8→7

 

レミーア「レイティオで2回目の攻撃!」

 

梨子「ジャックのソウルガード!」

 

 

ジャックナイフ 撃破!

【ソウルガード】ソウル3→2(竜装機 エルガーカノン)

攻11000→9000→7000/打撃4→3→2

 

 

レミーア「ソウルのドォリスの能力でダメージ1!」

 

梨子「くぅぅ!」LP7→6

 

レミーア「グァインでジャックナイフに攻撃!」

 

梨子「ソウルガード!」

 

 

ジャックナイフ 撃破!

【ソウルガード】ソウル2→1(剣星機 J・グレイツ)

 

 

梨子「ソウルを離れたJグレイツの能力で、1チャージ、1ドロー、ライフ+2!」LP 6→8

◼️手札3→4/ゲージ1→2

 

 

レミーア「【貫通】打撃2!」

 

梨子「うぅ!」LP8→6

 

レミーア「霊竜の弓 アーディアーチャーで攻撃!」

 

梨子「そのアイテムじゃジャックナイフの防御力は突破できないわよ!」

 

レミーア「アーディアーチャーの能力で、レイティオのソウルが3枚以上ある事で、センターを無視して梨子ちゃんに攻撃できる!打撃2!」

 

 

レミーアは上空に光の矢を放ち、その矢が梨子を目掛けて落下し、梨子の胸を貫く!

 

 

梨子「ぐぅぅ………!!」LP 6→4

 

レミーア「ターンエンド!」

◼️手札1/ゲージ3/LP6

 

 

梨子「このターンで決めなきゃ……負ける…!私のターン!ドロー!チャージ&ドロー!」

◼️手札4→5/ゲージ2→3

 

梨子「ジャックナイフの能力で、ドロップから〈剣星機 J・スターブレイダー〉を【星合体】そしてライフ+1」LP4→5

 

 

剣星機 J・スターブレイダー

竜装機

サイズ3/攻6000/防3000/打撃2

◼️【コールコスト】ゲージ2払う。

◼️"ブレイダー・ブレイク"このカードが、ドロップか手札から〈ネオドラゴン〉のソウルに入った時、相手のモンスター1枚を破壊する。"ブレイダー・ブレイク"は1ターンに1回だけ使える。

◼️このカードがソウルにある〈ネオドラゴン〉の打撃力+1して【2回攻撃】を得る。

 

 

ジャックナイフ ソウル1→2

 

 

梨子「ドロップからソウルに入ったJスターブレイダーの能力で、霊竜グァインを破壊!"ブレイダー・ブレイク"!!」

 

 

霊竜グァイン 破壊!

 

 

レミーア「え〜〜⁉︎」

 

梨子「アタックフェイズ!!ドラゴンフォースの能力で、ドロップから〈竜装機 エルガーカノン〉を【星合体】ライフ+2!」LP5→7

 

 

さらに、ジャックナイフのソウルが3枚以上になった事でジャックナイフの打撃力+1/全てのカードの攻撃力+2000される。

 

 

ジャックナイフ ソウル2→3

攻7000→9000/打撃2→3

◼️剣星機 J・アーセナル

◼️剣星機 J・スターブレイダー

(打撃3→4/【2回攻撃】)

◼️竜装機 エルガーカノン

(攻9000→11000/打撃4→5)

 

 

ドラゴンフォース

攻6000→8000

 

 

梨子「さぁ、攻撃行くわよ!」

 

レミーア「このターンの最初の攻撃はレイティオにしてもらうわよ!」

 

梨子「ドラゴンフォースでレイティオに攻撃!」

 

レミーア「レイティオが攻撃された時、アーディアーチャーの能力でデッキトップから1枚をレイティオにソウルイン!そして相手にダメージ1!」

 

 

レイティオ ソウル3→4

 

 

梨子「うっ!」LP7→6

 

 

ドラゴンフォース

攻8000

 

レイティオ

防2000

 

レイティオ 撃破!

【ソウルガード】ソウル4→3

 

 

梨子「2回目、ドラゴンフォースでレミーアちゃんに攻撃!」

 

レミーア「うぅ!」LP 6→4

 

梨子「3回目、ドラゴンフォースでレミーアちゃんに攻撃!」

 

レミーア「うわぁぁ!」LP4→2

 

梨子「ジャックナイフでレミーアちゃんに攻撃!打撃5!」

 

レミーア「キャスト!〈ドラゴンシールド 緑竜の盾〉攻撃を無効化して、ライフ+1!」LP2→3

◼️手札1→0

 

梨子「【2回攻撃】ジャックナイフでレミーアちゃんに攻撃!打撃5!」

 

レミーア「きゃぁぁぁ!」LP3→0

 

 

 

 

レミーア「あ〜あ、負けちゃった。でも楽しかったから良し!次は絶対に私達の場所に梨子ちゃんを連れて行くからね!またね〜〜!」

 

梨子「あ!ちょっと⁉︎」

 

 

そう言ってレミーアは走り去って行った………

 

 

梨子「速っ………、もう、何なのよ!」

 

 

 

 




今回も感想を是非‼︎


ーーー次回予告ーーー

新たな戦いは静かに始まった。
千歌、曜、梨子を狙う謎の3人の刺客を撃退しても尚、彼ら彼女らはまたファイトを仕掛けてくるだろう。
梨子と曜がファイトしている時を同じくして、千歌の前にまた、レヴェルが現れる。

次回「レヴェルの訪問」


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レヴェルの訪問

今回のお話しは短めです。
すみません………



前回の『バディファイトLoveLive!サンシャイン‼︎』

 

突如現れた謎のファイター「レヴェル」を千歌がファイトで退けた2日後の放課後、曜の帰り道と、梨子の家にレヴェルと同じ、謎のファイターが現れた。そして曜は、なんとか謎のファイター アラトを、梨子は レミーアを撃退した。

 

ーーー

ーーー

 

曜と梨子がファイトしていた同時刻、千歌の実家の旅館「十千万」に1人の女性が訪ねて来た。

 

 

志満「千歌ちゃ〜〜ん!お客様をお通しして。」

 

千歌「は〜〜い!………お待たせしました。お部屋にお通し………って………あなたは、レヴェルさん!」

 

レヴェル「2日ぶりです。千歌さん。」

 

千歌「ま、また私を連れて行こうと………?」

 

レヴェル「いいえ、今回はただの宿泊客として訪ねたまでです。そんなに身構えないでください。」

 

千歌「………………」

 

志満「千歌ちゃん?早くお客様をお通ししなさい。」

 

 

志満が影のある笑みで千歌に圧をかける。

 

 

千歌「は、はい………。こちらへどうぞ。」

 

ーーー

ーーー

 

宿泊部屋

 

 

レヴェル「あら、いいお部屋ですね。」

 

千歌「あ、ありがとうございます。お疲れでしたら先にお風呂をどうぞ。」

 

レヴェル「はい。」

 

千歌「それとお食事の時間は………」

 

 

千歌は旅館のマニュアルどおりに接客する。そしてレヴェルの部屋を後にした。

 

 

それからしばらくして、千歌は曜と梨子を連れてレヴェルの部屋を訪ねた。

 

 

千歌「失礼します。レヴェルさん。」

 

レヴェル「千歌さん、曜さんと梨子さんも………どうかいたしましたか?」

 

千歌「あの……、どうして私達を狙うんですか?」

 

レヴェル「………」

 

曜「さっき私、アラトって男の人とファイトしました。」

 

梨子「私はレミーアって女の子とファイトしましたよ。」

 

レヴェル「あの2人………、余計なことを………。」

 

千歌「2人共勝ちましたけど。この2人ってレヴェルさんの仲間なんじゃないんですか?」

 

レヴェル「………はい。」

 

梨子「私達を連れて行く理由ってもしかして………ドラゴンフォースなんですか?」

 

レヴェル「っ! 気づいていましたか。そうですね、一番の目的はたしかにドラゴンフォースです。ですが、それを扱えるのはあなた方3人のみ………だから連れて行こうとした。」

 

千歌「どうして、ドラゴンフォースを………?目的は何ですか?」

 

レヴェル「勘違いしないでください千歌さん。あくまで私達はあなた方3人を教団長様の所に連れて行くことが目的です。」

 

千歌「教団長様?」

 

レヴェル「この話は口止めされていないので話します。私達は教団長様を中心に『御霊の使徒』と呼ばれる組織を組んでいます。」

 

梨子「『御霊の使徒』?」

 

レヴェル「はい。組織の活動については、教団長様から口止めされているので話せませんが。」

 

曜「怪しい………」

 

レヴェル「怪しいですね。」

 

梨子「自分から認めちゃうんだ………」

 

曜「私達を連れて行こうとするのは、その教団長様に言われて……ですか?」

 

レヴェル「はい。」

 

梨子「教団長さんは私達のドラゴンフォースで何をしようとしてるんですか?」

 

レヴェル「それは言えません。教団長様に口止めされていますから」

 

曜「話しにならないね。」

 

千歌「もし……、もし私達がレヴェルさん達について行けば、その教団長さん本人と話しはできますか?」

 

梨子/曜「千歌ちゃん⁉︎」

 

レヴェル「………」

 

千歌「どうなんですか、レヴェルさん?」

 

レヴェル「可能です。」

 

梨子「ちょっと千歌ちゃん!何言ってるの⁉︎」

 

曜「私達、この人達に狙われてるんだよ?」

 

千歌「でも、私達が着いて行かない限り、レヴェルさん達は私達を連れて行く為に何度でもファイトを挑んでくるはずだよ。」

 

梨子「それは………、そうかもしれないけど………」

 

千歌「それに、連れて行かれる理由も分からないままじゃ納得できないし、何度ファイトしても切りがない………、だったら、レヴェルさん達について行って、その教団長って人に直接話しを聞いた方が良いって、私は思うんだ。」

 

 

千歌の眼はすでに決意を表していた。曜と梨子は、そんな千歌の眼をまっすぐ見ている。

 

 

曜「………………」

 

梨子「………………」

 

レヴェル「千歌さんの判断は懸命です。私達も理由を口止めされている以上、あなた達の目と耳で確かめていただいた方が良いと思います。」

 

千歌「2人はどうする?」

 

梨子「そんなの………決まってるじゃない!」

 

曜「千歌ちゃん1人を危険な所には連れて行けない、私達も一緒に行くよ!」

 

レヴェル「決まりですね。では明日あなた方を教団へご案内します。明日の集合場所を指定しておきますね。」

 

ーーー

ーーー

 

千歌の部屋………

 

 

曜と梨子は千歌の部屋で、千歌と話しをしていた。

 

 

曜「………」

 

梨子「………」

 

千歌「えっと……ごめんね。 2人共、また勝手に決めちゃって………」

 

梨子「ほんとよ。」

 

曜「千歌ちゃんらしいって言えば、千歌ちゃんらしいけどね」

 

梨子「まぁ、千歌ちゃんの思ってる事も分からなくはないけど……、もし私達が行かないって言ったら千歌ちゃん、ほんとに1人で行きかねないもの」

 

千歌「ほんとにごめんね。」

 

曜「でも、千歌ちゃんが思い切ってくれたおかげで、私達がどうして狙われるのか分かるんだよね。なら、結果オーライじゃない?」

 

梨子「結局は、レヴェルさんの目的どおりについて行く事になっちゃったけどね。」

 

 

それから、梨子は家に帰り、曜は志満に軽トラで家まで送ってもらった。

 

ーーー

ーーー

 

翌日の放課後、千歌達はレヴェルに指定された場所に向かう。

指定された場所は小さい林道だった。

 

 

レヴェル「皆さん、来ましたね。」

 

千歌「お待たせしました。」

 

レヴェル「いえ、では3人共、行きましょう。」

 

 

千歌達は林道を歩く。

 

 

梨子「沼津にこんな所もあるのね〜」

 

曜「私達もこんな山の中は始めてだよね」

 

千歌「うん。レヴェルさん、この道の先に何があるんですか?」

 

レヴェル「私達の教団が所有する教会があります。そこに教団長様はいらっしゃいます。」

 

 

林道を約20分くらい歩いた先に(さび)れた教会が建っていた。

 

 

梨子「こんな山の中に教会があったなんて………」

 

曜「私も始めて知ったよ………」

 

千歌「………」

 

レヴェル「入りましょう。」

 

 

レヴェルは教会の扉を開け、3人を教会内に通す。教会内には、真ん中の道を開けるように左右にいくつかの座席があり、教会の所々にステンドグラスが貼られている。

 

そして教会の奥の聖台に1人の男が立っていた。

 

 

教団長「戻ったね、レヴェル。」

 

レヴェル「はい。教団長様、ご命令どおり高海千歌さんと桜内梨子さんと渡辺 曜さんを連れて参りました。」

 

 

レヴェルが教団長と呼ぶ男は、灰色の長い髪を後ろで結っており、見た目年齢は40歳前後くらいで司祭を思わせるような格好をしている。

 

そしてその傍らには、黒金の巨大なドラゴンが鎮座していた。

 

 

千歌「この人が、教団長さん………?」

 

教団長「ご苦労様レヴェル。そして初めまして、ドラゴンフォースに選ばれし少女達よ。私の名はアダフ。この教団〈御霊の使徒〉の教団長を務めています。」




今回も感想を是非‼︎

今回のお話しは短くてすみません。

ーーー次回予告ーーー

千歌達は〈御霊の使徒〉の教団長、アダフに自分達を狙う理由を問いただす。だがアダフから返された答えは衝撃的な理由だった。そして千歌、曜、梨子はこれから起こる災厄を知らされる。

次回『フェルドラグの予知』


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フェルドラグの予知

今回も短いです。


前回の『バディファイトLoveLive!サンシャイン‼︎』

 

 

千歌と曜と梨子は、自分達を狙う理由を知る為に、レヴェルに連れられて〈御霊の使徒〉が集う本拠地の教会に乗り込んだ。

 

ーーー

ーーー

 

教会………

 

 

レヴェルは教会の扉を開け、3人を教会内に通す。教会内には、真ん中の道を開けるように左右にいくつかの座席があり、教会の所々にステンドグラスが貼られている。

 

その場にはアラトとレミーア、そして教会の奥の聖台に1人の男が立っていた。

 

 

教団長「戻ったね、レヴェル。」

 

レヴェル「はい。教団長様、ご命令どおり高海千歌さんと桜内梨子さんと渡辺 曜さんを連れて参りました。」

 

 

レヴェルが教団長と呼ぶ男は、灰色の長い髪を後ろで結っており、見た目年齢は40歳前後くらいで司祭を思わせるような格好をしている。

 

そしてその傍らには、黒金の巨大なドラゴンが鎮座していた。

 

 

アラト「レヴェルの奴、本当に3人を連れて来やがった………」

 

レミーア「さすがレヴェルさんだね!」

 

 

教団長「ご苦労様レヴェル。そして初めまして、ドラゴンフォースに選ばれし少女達よ。私の名はアダフ。この教団〈御霊の使徒〉の教団長を務めています。」

 

 

アダフは優しい笑みで3人を迎え入れた。その様子に、千歌達の緊張は少し和らいだ。

 

 

千歌「この人が、教団長さん………?」

 

アダフ「まずは、ここまで付いて来てくれた礼と、昨日までの非礼を詫びましょう。本当に申し訳なかった。」

 

 

アダフは3人に深く頭を下げ、レヴェルとその場にいたアラト、レミーアも頭を下げて謝罪の意を示す。その謙虚な姿勢と言動に千歌達は、本当に自分達を狙っていた人なのか?と疑うくらいに礼儀正しい態度だった。

 

 

曜「そんな、頭を下げなくても………!」

 

梨子「その事はもういいですよ。結局、私達もここまで付いて来ましたから。」

 

千歌「あの私達、教団長さんに聞きたい事があって来たんです。」

 

アダフ「ああ分かっているよ。後、私の事はアダフと呼んでくれて構わないよ。」

 

千歌「じゃあアダフさん………、どうしてレヴェルさん達に千歌達を連れて来させようとしたんですか?」

 

アダフ「その質問の前に、先に私のお話しを聞いてもらえないだろうか?」

 

千歌「え?」

 

アダフ「今から語る話しの中に、君達の質問の答えが含まれている。どうか聞いていただけないだろうか?」

 

 

千歌の目配せに曜と梨子は頷く。

 

 

千歌「分かりました。聞きます。」

 

アダフ「では、まずは………フェルドラグ。」

 

 

アダフは傍らに居る黒金の巨大なドラゴンをフェルドラグと呼び、ドラゴンは名前に反応して立ち上がる。

 

 

アダフ「彼は私のバディ、フェルドラグだ。」

 

フェルドラグ『其方(そなた)らが、ドラゴンフォースに選ばれし者達か………。』

 

アダフ「口で説明する前に、実際に見てもらおう。我々の目的と、君達を呼び込んだ理由を………。」

 

フェルドラグ『我には、近い未来を予知する力がある。其方(そなた)らに、これから近い未来に起こる災厄を見せてやろう。』

 

千歌「未来に起こる………」

 

曜「厄災?」

 

アダフ「聞くより見た方が早い。フェルドラグ、近未来予知だ。」

 

フェルドラグ『承知した。皆、目を閉じよ。』

 

 

皆はフェルドラグの言う通り目配せを瞑る。その瞬間、正面から強い突風に吹かれたような感覚を感じる。その後、フェルドラグの『目を開けよ』と言う声が聞こえ、皆、目を開けた。

 

 

千歌達が目を開けた時、目の前は暗い雲に覆われた沼津の街が見えた。

 

 

千歌「これは………、沼津市?」

 

曜「私達いつの間に外に?」

 

フェルドラグ『これは、我が実際に見た未来………1ヶ月後の沼津のヴィジョンだ。実際に外にいるわけではない。』

 

梨子「1ヶ月後の沼津⁉︎」

 

アダフ「これは、フェルドラグが見た予知と同じものを君達の視界に写しているのだ。」

 

 

千歌達が今見ている沼津は、暗い雲に覆われ、海は荒れ、雷鳴が鳴り、地面や建物が所々ヒビ割れていて、車が建物や車同士で追突しており、悲惨な様子を見せている………

 

 

梨子「酷い………」

 

曜「こんな事が、1ヶ月後に起こる事なの?」

 

フェルドラグ『うむ。』

 

千歌「そんな………どうして………、いったい何があったらこんな風になるの⁉︎」

 

フェルドラグ『この被害の原因はアレだ。』

 

 

フェルドラグは前脚で空を指す。千歌達がその方を見ると、赤、青、紫の3つの影が上空に立っていた。

 

 

曜「アレは?」

 

アダフ「奴らがこの被害の原因………、海、陸、天を壊する3体のドラゴン………」

 

フェルドラグ『我は奴らを『三壊王』と呼んでいる。』

 

千歌「『三壊王』?」

 

 

その時、青い影は地に降り立ち咆哮する。すると、地割れが起こり、周りの建物を倒壊させていく。

 

紫の影は海の上に立って咆哮する。すると、海水が渦を巻き、倒壊した建物を押し流し、海へ引きずり込む。

 

赤い影が空に飛び咆哮する。すると、暗い雲が雷を纏い、街に雷を落とす。

 

この3体の竜の影によって街は見る見る間に荒廃した地に変えられていく………

 

 

曜「酷い!」

 

千歌「そんな………こんな事、やめて………もうやめてよ!」

 

 

そこでフェルドラグの予知は終わり、教会に戻ってくる。

 

 

千歌「うぅ………うっ………うぅ………」

 

梨子「千歌ちゃん………」

 

曜「これって、事実なんですか?」

 

フェルドラグ『うむ。これより1ヶ月後に起こる事実だ。』

 

アダフ「フェルドラグの予知は外れた事はありません。100%の確定で起こる事です。」

 

千歌「………………」

 

梨子「ど、どうにもできないんですか?」

 

アダフ「………………方法は1つあります。」

 

千歌「っ! あるんですか⁉︎」

 

アダフ「はい。その為に君達3人の力が必要なのです。」

 

曜「それってどう言う………」

 

アダフ「我々の目的は、フェルドラグが予知した1ヶ月後の沼津へ向かい、そして『三壊王』を消滅させる事。」

 

梨子「1ヶ月後の沼津へ⁉︎そんな事が出来るの⁉︎」

 

アダフ「可能です。フェルドラグと、そしてドラゴンフォースの力があれば………未来を渡る事ができます。」

 

千歌「それが、私達を連れて来させた理由………なんですね。」

 

アダフ「はい。」

 

千歌「………………」

 

曜「………………」

 

梨子「………………」

 

アダフ「信用できませんか? なら、バディファイトでもしましょうか。」

 

千歌「え?ファイトですか?」

 

アダフ「はい。私が勝てば、君達には必ず協力してもらいます。」

 

千歌「私が勝てば?」

 

アダフ「君達の自由にして構いません。」

 

梨子「千歌ちゃん、どうするの?」

 

曜「ファイトする?」

 

千歌「うん。やるよ………分かりました。ファイトしましょう!」

 

アダフ「決まりですね。」

 

フェルドラグ『アダフよ、そのような条件で良いのか?万が一にでも敗すれば未来を変える事は出来ないぞ?』

 

アダフ「それは承知の上だ。」

 

 

 

千歌「全てを照らす光、眩き無限の烈光!輝きのルミナイズ!〈光輝なる超太陽〉」

 

アダフ「御霊の竜達の祈りを聞き、最悪の未来に霊竜の鉄槌を下さん………ルミナイズ!〈御霊の竜王〉」

 

 

オープンTHEフラッグ

 

 

千歌「ドラゴンワールド」

◼️手札6/ゲージ2/LP10

 

アダフ「ダークネスドラゴンワールド」

◼️手札6/ゲージ2/LP10

 




今回も感想を是非‼︎


ーーー次回予告ーーー

フェルドラグの予知によって最悪の未来を見た千歌達、だが千歌はこれからの未来に起こる事実を受け止められない、そんな疑心を抱きながらアダフとフェルドラグとのファイトを開始する。

次回『千歌 vs アダフ』


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千歌 vs アダフ

今回から、一度出たオリカの詳細には「☆」マークをつけます。





前回の『バディファイトLoveLive!サンシャイン‼︎』

 

 

〈御霊の使徒〉が所有する教会に乗り込んだ千歌、曜、梨子は、フェルドラグの予知によって、1ヶ月後の沼津に起こる災厄を知らされる。その事実を受け入れられない千歌は、アダフにファイトを挑まれ、そのファイトを受ける。

 

ーーー

ーーー

 

千歌「全てを照らす光、眩き無限の烈光!輝きのルミナイズ!〈光輝なる超太陽〉」

 

アダフ「御霊の竜達の祈りを聞き、最悪の未来に霊竜の鉄槌を下さん………ルミナイズ!〈御霊の竜王〉」

 

 

オープンTHEフラッグ

 

 

千歌「ドラゴンワールド」

◼️手札6/ゲージ2/LP10

 

アダフ「ダークネスドラゴンワールド」

◼️手札6/ゲージ2/LP10

 

 

千歌「私から、ドロー!チャージ&ドロー!」

◼️手札6→7/ゲージ2→3

 

千歌「ライフ1払ってライトに〈必殺の型 バルドラゴン〉をコール!」

◼️手札7→6/LP10→9

 

 

必殺の型 バルドラゴン

サイズ2/攻6000/防4000/打撃2

 

 

千歌「登場時能力!デッキトップから3枚チャージ!」

◼️ゲージ3→6

 

千歌「そしてゲージ2払って、ライトにバディコール(LP9→10)!〈超太陽竜 バルソレイユ〉」

◼️手札6→5/ゲージ6→4

 

 

超太陽竜 バルソレイユ

サイズ3/攻7000/防7000/打撃2→3/【2回攻撃】【ソウルガード】/ソウル1

 

 

千歌「アタックフェイズ!バルソレイユでアダフさんに攻撃!」

 

アダフ「ぐぅぅ!」LP10→7

 

千歌「ターンエンド!」

◼️手札5/ゲージ4/LP10

 

 

アダフ「私のターンです。ドロー、チャージ&ドロー。」

◼️手札6→7/ゲージ2→3

 

アダフ「レフトに〈霊竜 リィヴ〉をコール。」

◼️手札7→6

 

 

霊竜 リィヴ

ダークネスドラゴンW/ドラゴンW

霊竜

サイズ1/攻2000/防2000/打撃2

◼️このカードが登場した時、君のデッキの上から1枚をゲージに置く。

◼️【対抗】このカード以外の他の〈霊竜〉のモンスターが攻撃された時、このカードを破壊して、その攻撃を無効化する。

 

 

アダフ「登場時に1チャージ。」

◼️ゲージ3→4

 

アダフ「ならば、私もバディコールしましょう(LP7→8)。ライトにコール! 竜の御霊よ………我が元に集い、黒金の竜王をここに顕現させよ。〈御霊の霊王竜 フェルドラグ〉」

◼️手札6→5/ゲージ4→1

 

 

御霊の霊王竜 フェルドラグ

ダークネスドラゴンW/ドラゴンW

霊竜

サイズ3/攻12000/防6000/打撃2

◼️【コールコスト】君の場のモンスター1枚をドロップに置き、ゲージ3を払う。

◼️このカードが登場した時、君のデッキの上から3枚をこのカードのソウルに入れる。

◼️"霊竜光召"【起動】このカードが攻撃した時、君のドロップからサイズ1以下の〈霊竜〉1枚を【コールコスト】を払ってコールする。そのモンスターは、場から離れるまでサイズ0として扱う。

◼️相手のアタックフェイズ中、相手は可能なら、このターンの最初の攻撃を1枚で、このカードに攻撃する。

【2回攻撃】【ソウルガード】【反撃】

 

 

フェルドラグ『竜の御霊よ、我に3つの魂を与えよ。』

 

アダフ「フェルドラグの登場時、デッキトップから3枚をソウルイン」

 

 

フェルドラグ ソウル0→3

 

 

千歌「⁉︎」

 

アダフ「アタックフェイズ。フェルドラグで千歌さんに攻撃です!攻撃時、フェルドラグの能力発動!"霊竜光召"ドロップより【コールコスト】を払い蘇れ〈霊竜 ジィルス〉をレフトに。」

◼️ライフ8→7

 

 

霊竜 ジィルス

ダークネスドラゴンW/ドラゴンW

霊竜

サイズ1→0/攻4000/防1000/打撃1

◼️【コールコスト】ライフ1払う。

◼️このカードが登場したターン中、君の場の〈霊竜〉全ての攻撃力+3000、打撃力+1!

◼️相手のターンの最初の攻撃で、君のモンスターが攻撃された時、このカードをそのモンスターのソウルに入れて、君のライフ+2!

【貫通】

 

 

アダフ「この能力で登場したモンスターのサイズは0になる。ジィルスの登場時、〈霊竜〉全ての攻撃力+3000して、打撃+1だ。」

 

 

フェルドラグ

攻12000→15000/打撃2→3

 

 

ジィルス

攻4000→7000/打撃1→2

 

 

フェルドラグは黒い羽から黒炎を飛ばして千歌を攻撃する。

 

 

千歌「バルソレイユの能力でダメージー1、うぁぁ!」LP8→6

 

アダフ「フェルドラグの2回攻撃だ。能力によってドロップから〈霊竜 ダァレイ〉をセンターにコール。」

 

 

霊竜 ダァレイ

ダークネスドラゴンW/ドラゴンW

霊竜

サイズ1→0/攻2000/防4000/打撃1

◼️相手のターンの最初の攻撃で、君のモンスターが攻撃されている時、このカードを攻撃されているモンスターのソウルに入れて、カードを1枚引く。

【貫通】

 

 

千歌「キャスト!〈ドラゴンシールド"太陽の盾"〉攻撃を無効化して、1チャージ、1ライフ回復!」LP6→7

◼️手札5→4/ゲージ4→5

 

アダフ「霊竜ジィルスで攻撃、自身の能力で打撃2!」

 

千歌「くっ!」LP 7→6

 

アダフ「ターンエンドだ。」

◼️手札5/ゲージ1/LP7

 

 

このターンが終わった事で、ジィルスの能力は終了して、フェルドラグとジィルスの攻撃力と打撃力が元に戻る。

 

ーーー

ーーー

 

梨子「強い………!」

 

曜「千歌ちゃんのライフが一気に半分以下にされた!」

 

ーーー

ーーー

 

千歌「私のターン、ドローチャージ&ドロー!」

◼️手札4→5/ゲージ5→6

 

千歌「私のライフ6以下で、場にバルソレイユが居れば………〈真・ドラゴンフォース〉解放‼︎」

◼️手札5→4/ゲージ6→3

 

 

真・ドラゴンフォース

太陽竜

攻7000/打撃2

『解放条件‼︎』〔君のライフが6以下で、カード名に「バルソレイユ」を含むモンスターがいる。〕

◼️【装備コスト】ゲージ3払う。

◼️場のこのカードは破壊されず、手札に戻せず、能力は無効化されない。

◼️このカードが他の〈太陽竜〉のモンスターと連携攻撃した時、このカードをスタンドして、君のライフ+2!!さらに、このカードの連携攻撃で相手のモンスターを破壊した時、相手にダメージ1!

◼️君のアタックフェイズ開始時、君のデッキの上から1枚を、君の場のモンスター1枚のソウルに入れる。

 

 

千歌「アタックフェイズ!真ドラゴンフォースの能力でデッキトップから1枚をバルソレイユにソウルイン!」

 

 

バルソレイユ ソウル1→2

 

 

アダフ「フェルドラグの能力により、最初の攻撃は、あなたのカード1枚のみで行ってもらいます。」

 

千歌「バルソレイユでフェルドラグに攻撃!」

 

アダフ「では、霊竜ジィルスの能力発動、あなたの最初の攻撃でフェルドラグが狙われた時、ジィルスをソウルに入れて私のライフ+2、さらにセンターの霊竜ダァレイも同様にソウルに入れ1ドローです。フェルドラグの【ソウルガード】」LP7→9

◼️手札5→6

 

 

バルソレイユ

攻7000

 

フェルドラグ ソウル3→4→5

防6000

 

フェルドラグ 撃破!

【ソウルガード】ソウル5→4

 

 

アダフ「そして【反撃】です。」

 

千歌「え⁉︎」

 

 

【反撃】とは、攻撃されたモンスターが場に残っている時、攻撃されたモンスターの攻撃力が攻撃してきたモンスターの防御力以上なら、逆に破壊することが出来るのだ。

 

今回の場合、バルソレイユの攻撃を受けて破壊されたフェルドラグがソウルガードで場に残った為、【反撃】が適用される。フェルドラグの攻撃力は12000、対してバルソレイユの防御力は7000なので、【反撃】の能力で返り討ちに出来る。

 

 

千歌「【ソウルガード】」

 

 

バルソレイユ ソウル2→1

 

 

千歌「でも、この後の攻撃は自由!バルソレイユと真ドラゴンフォースでアダフさんに連携攻撃!真ドラゴンフォースをスタンド、連携時の能力でライフ+2!連携打撃5!」LP 6→8

 

アダフ「キャスト〈竜霊術:ネクロマンス・バリア〉」

◼️手札6→5

 

 

竜霊術:ネクロマンス・バリア

ダークネスドラゴンW/ドラゴンW

霊竜/防御

◼️相手が2回以上攻撃してるなら使える。

◼️【対抗】その攻撃を無効化する。さらに、このカードを君の場の〈霊竜〉のモンスター1枚のソウルに入れる。

 

 

アダフ「攻撃を無効化する。そしてこのカードをフェルドラグのソウルへ。」

 

 

フェルドラグ ソウル5→6

 

 

千歌「真ドラゴンフォースでアダフさんに攻撃!打撃2!」

 

アダフ「くっ!」LP7→5

 

千歌「ターンエンド!」

◼️手札5/ゲージ3/LP8

 

 

アダフ「私のターン、ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札5→6/ゲージ1→2

 

千歌「アダフさんは、どうしてそんなに………なんで未来に行ってまでこの街を守りたいんですか?」

 

アダフ「なんで?おかしな事を聞くね。私はこの街が好きだ、産まれ育った故郷だからと言う理由もあるが、この街の海は綺麗で、この街の人々は優しくて温かい………この街を守るのに、このくらい単純な理由ではダメかい?」

 

千歌「あ、いえ………私もこの街は大好きです。だから私も守りたい………」

 

アダフ「千歌さん、あなた達はドラゴンフォースと言う強い力を持った事で、いくつもの危機を乗り越えて来た事でしょう。ですが………勘違いしてはいけない、その力だって絶対ではないのです。あなた達3人だけで世界を守れるほど大層な力ではない………。」

 

千歌「………………」

 

アダフ「千歌さん、あなたはこの大きな力を持った事で、いつしか………いや、いつの間にか自分の意思とは関係なく、自分の力を過信していたのではないのですか?ドラゴンフォースがあれば自分1人で何でも守れる、何でも救えると………、少し慢心を感じているのでは?」

 

千歌「………!」

 

アダフ「強い大きな力を持つ事は悪いことではありません。その力の善悪を決めるのは個人の使い方次第です………。先日の戦い、空に空いた黒穴から現れた巨大な塔、そしてモンスター、倒れ行く人々……、あの厄災はフェルドラグの予知で私はすでに知っていた。そしてその災厄を打ち砕いたあなた達の姿も、ドラゴンフォースの事もです………。」

 

ーーー

ーーー

 

梨子「それで、私達の事を知っていた。」

 

曜「ドラゴンフォースの事も………」

 

ーーー

ーーー

 

アダフ「千歌さん、あなたはあの戦いを、自分1人の力で解決できたと思っていますか?」

 

千歌「そんな事ないです!あの時は、サツキさんや炎斬君、真柴君にAqoursのみんな、バディのバルソレイユ………私を信じて支えてくれるみんなが居たから私は強くなれた………ギラを倒す事ができた………、この街を守れた………、あの戦いはみんなの力で勝ったんです!」

 

アダフ「ふふふ………そう、それが正解です。これで私達への疑心が解けてくれると嬉しいですが………、ファイトを続けましょう。キャスト〈アクセル・エンド〉デッキトップから5枚破棄して、1チャージです。」

◼️手札6→5/ゲージ2→3

 

アダフ「アタックフェイズです。フェルドラグで千歌さんに攻撃します!攻撃時にドロップから〈霊竜 グァルム〉をコール」

 

 

霊竜 グァルム

ダークネスドラゴンW/ドラゴンW

霊竜

サイズ1/攻3000/防1000/打撃1

◼️相手のターンの最初の攻撃で、君のモンスターが攻撃されている時、このカードをそのモンスターのソウルに入れる。

◼️このカードがソウルにある〈霊竜〉のモンスターが攻撃した時、君のデッキの上から1枚をゲージに置く。この能力は1ターンに1回だけ使える。

 

 

アダフ「フェルドラグは打撃2です。」

 

千歌「キャスト!〈ドラゴンシールド 太陽の盾〉攻撃を無効化して、1チャージ、ライフ+1!」LP8→7

◼️手札5→4/ゲージ3→4

 

アダフ「フェルドラグで2回攻撃です。能力でドロップより〈霊竜 カァザル〉をコール。」

 

 

霊竜 カァザル

ダークネスドラゴンW/ドラゴンW

霊竜

サイズ1/攻4000/防1000/打撃2

◼️相手のターンの最初の攻撃で、君のモンスターが攻撃されている時、このカードをそのモンスターのソウルに入れる。

◼️〈霊竜〉のモンスターのソウルにあるこのカードがドロップに置かれた時、相手にダメージ1!

 

 

千歌「バルソレイユの能力!ゲージ1払ってセンターの霊竜カァザルを破壊!」

◼️ゲージ4→3

 

 

霊竜カァザル 破壊!

 

 

アダフ「っ! フェルドラグの打撃2!」

 

千歌「うぅ!」 LP7→6

 

アダフ「ターンエンド。」

◼️手札5/ゲージ3/ LP5

 

 

千歌「私のターン、ドロー!チャージ&ドロー!」

◼️手札4→5/ゲージ3→4

 

千歌「ゲージ2払い、バルソレイユを進化!〈超太陽光竜 バルソレイユ・ソル〉」

◼️手札5→4/ゲージ4→2

 

 

超太陽光竜 バルソレイユ・ソル

ドラゴンW/スタードラゴンW/ダークネスドラゴンW

太陽竜/ネオドラゴン/黒竜

サイズ3/攻7000/防7000/打撃3

◼️【コールコスト】君の場のモンスター1枚に重ねて、ゲージ2払う。

◼️このカードがアイテムと連携攻撃した時、相手のモンスター1枚を破壊するか、ソウル1枚をドロップする。

◼️【対抗】"太陽の絆"このカードのソウル1枚をドロップに置く、置いたら、君は次のダメージを受けない。この能力は1ターンに1回だけ使える。

【2回攻撃】【ソウルガード】/ソウル2

 

 

千歌「レフトに〈太陽神の光 バルドラゴン・ウルス〉」

◼️手札4→3

 

 

太陽神の光 バルドラゴン・ウルス

ドラゴンW

太陽竜

サイズ1→0/攻3000/防3000/打撃1

◼️君の場にカード名に「バルソレイユ」を含むサイズ3のモンスターがいる時、このカードのサイズを1減らす。

◼️このカードが他の〈太陽竜〉のカードと連携攻撃したバトルの終了後、このカードを君の場の〈太陽竜〉のモンスター1枚のソウルに入れてよい。入れたら相手にダメージ1!

 

 

千歌「センターに〈バルソレイユ・イマジン〉をコール!」

◼️手札3→2

 

 

バルソレイユ・イマジン

サイズ0/攻2000/防2000/打撃1

 

 

千歌「アタックフェイズ!真ドラゴンフォースの能力でデッキトップから1枚をバルソレイユソルにソウルイン!」

 

 

バルソレイユソル ソウル2→3

 

 

アダフ「では、1枚のカードでフェルドラグに攻撃しなさい。」

 

千歌「バルソレイユイマジンでフェルドラグに攻撃!」

 

アダフ「霊竜グァルムの能力で自身をフェルドラグのソウルへ。」

 

 

フェルドラグ ソウル4→5

 

 

バルソレイユイマジン

攻2000

 

フェルドラグ

防6000

 

 

アダフ「【反撃】です。」

 

 

バルソレイユイマジン 破壊!

 

 

千歌「真ドラゴンフォースとバルソレイユソルで連携攻撃!真ドラゴンフォースの能力でライフ+2、そしてスタンド!さらにバルソレイユソルの能力で、連携攻撃時、フェルドラグを破壊!」 LP 6→8

 

アダフ「何!ソウルガード!」

 

 

フェルドラグ 破壊!

【ソウルガード】ソウル5→4

 

 

千歌「連携打撃5!」

 

アダフ「キャスト〈ドラゴンシールド 黒竜の盾〉ダメージを0に減らし、ライフ+1」 LP5→6

◼️手札5→4

 

千歌「真ドラゴンフォースとバルドラゴンウルスで連携攻撃!真ドラゴンフォースをスタンド、ライフ+2!連携打撃3!」 LP5→7

 

アダフ「キャスト〈竜霊術:ネクロマンス・バリア〉攻撃を無効化して、フェルドラグにソウルイン!」

◼️手札4→3

 

 

フェルドラグ ソウル4→5

 

 

千歌「バルドラゴンウルスの能力!連携攻撃したバトル後、バルソレイユのソウルに入れて、アダフさんにダメージ1!」

 

アダフ「くぅ………」 LP6→5

 

千歌「真ドラゴンフォースとバルソレイユソルで2回連携攻撃!真ドラゴンフォースをスタンド、ライフ+2!バルソレイユソルの能力でフェルドラグを破壊!」 LP8→10

 

アダフ「ソウルガードです!」

 

 

フェルドラグ 破壊!

【ソウルガード】ソウル5→4

 

 

千歌「これで決める!連携打撃5!」

 

アダフ「見事です………、うわぁぁぁぁぁぁぁ!!」 LP5→0

 

 

 

アラト「アダフさんが、負けた………!」

 

レミーア「教団長さんが負けたの初めて見た………」

 

レヴェル「千歌さん、彼女はほんとに………」

 

 

 

アダフ「負けてしまいましたか………仕方ないですが約束です、強制はしません。私達に協力するかどうかは、君達の自由にしてくださって構いません。」

 

 

アダフは自分の敗北を認め、悟ったように千歌達に自由を与えた。

 

 

曜「どうする?千歌ちゃん………」

 

梨子「ファイトで勝ったのは千歌ちゃんよ。私達は千歌ちゃんの意思に従うわ。」

 

千歌「曜ちゃん、梨子ちゃん………、うん、決めたよ。」

 

 

千歌は決意を固め、アダフに自分の意思を伝える。

 

 

千歌「アダフさん。」

 

アダフ「千歌さん………」

 

千歌「今のファイトでアダフさんがこの街がほんとに好きなんだって伝わって来た感じがします。そして私も、この街が大好きです……。だから、私はアダフさん達を信じて、協力します。一緒に、この沼津の街を守りましょう。」

 

アダフ「千歌さん………、曜さん、梨子さん、本当に………ありがとうございます!」

 

 

千歌達は決意を固めた。必ず沼津の街を守ることを………、1ヶ月後の未来に起こる災厄に立ち向かうことを。

 

 

 




今回も感想を是非‼︎


ーーー次回予告ーーー

アダフとのファイトで決意を固めた千歌達、1ヶ月後の未来へ行く準備をしている時、沼津の街に微かな異変が起こる。厄災の予兆を感じながらも、千歌達は未来の沼津へ飛ぶ。

そしてついに『三壊王』と対峙する。

次回『未来へ、三壊王との対峙』


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未来へ、三壊王との対峙

前回の『バディファイトLoveLive!サンシャイン‼︎』

 

 

フェルドラグの予知で1ヶ月後の沼津に起こる災厄を知った千歌、曜、梨子………、アダフは、フェルドラグとドラゴンフォースの力を合わせて未来の沼津へ行く計画を話す。アダフの考えをいまいち信じきれない千歌は、アダフとファイトして勝利した。

 

そして、千歌はアダフを信じて協力する意思を固めた。

 

ーーー

ーーー

 

アダフとのファイトが終わった後、千歌達はいつ1ヶ月後の未来へ行くかアダフから話しを聞いていた。

 

 

アダフ「私達が行動を起こすのは明日の正午にしようと思います。いいですね。」

 

千歌「明日は休日で学校がないので………分かりました。」

 

曜「一応みんなに言っとく?」

 

梨子「そうね………」

 

アダフ「Aqoursのみなさんに………ですね?すみませんが、我々と共に未来の沼津に行く事は伝えない方が良いでしょう。いろいろ混乱させるといけませんからね? それに、これは危険な戦いになるやもしれません。わざわざあなた達の仲間を巻き込む必要も無いでしょう。」

 

フェルドラグ『それに、我の未来飛ばしにも定員オーバーと言うものがある。悪いが我らに必要なのはドラゴンフォースを扱えるお前達3人だけだ。』

 

曜「わ、分かりました。」

 

梨子「じゃあ、時間も遅いから、私達は帰りましょ。」

 

千歌「うん。それじゃ………………うわぁ!」

 

 

千歌達が教会を後にしようとした時、突然地面が激しく揺れだした………その地震は5秒くらい続いた。

 

 

レヴェル「結構強い揺れでしたね。大丈夫ですか?」

 

アラト「なんとかな。」

 

レミーア「大丈夫………」

 

アダフ「フェルドラグ………この地震は?」

 

フェルドラグ『自然の揺れにしてはあまりに突発的だ………、もしかしたら、『三壊王』が現れる予兆のようなものかも知れぬ。』

 

 

本来の地震は小さい揺れから徐々に大きく揺れていく。だが今の地震は何の前触れもなく、大きく激しく揺れたのだ。

 

 

アダフ「そうか………。レヴェル、彼女達に付いて行ってあげなさい。帰りの途中で何かあったらいけませんので。」

 

レヴェル「はい。では、送りますので行きましょう。」

 

 

千歌達はレヴェルに連れられて教会を後にした。

 

ーーー

ーーー

 

千歌と梨子の家前………

 

 

梨子「私の家はここですから、送ってもらってありがとうございました。レヴェルさん」

 

千歌「ありがとうございました。」

 

レヴェル「いえいえ。」

 

曜「私も、後は1人で帰れるので、もういいですよ。」

 

レヴェル「そう言うわけにも行きません。教団長様に言われた通り、曜さんも最後まで送って行きます。」

 

曜「えっと………ありがとうございます。」

 

レヴェル「では明日はお願いします。千歌さん、梨子さん。」

 

千歌/梨子「はい!」

 

 

それから曜も無事、家に送り届けて、レヴェルは教会に帰って行った。

 

ーーー

ーーー

 

翌日………、朝からまた大きな地震があり、テレビでは、どのチャンネルも地震速報で、朝の情報番組を打ち切って繰り返し注意勧告を呼びかけていた。

 

 

志満「あらあら、また大きな地震ね?」

 

美度「全く、朝から最悪の目覚めだわ………、あれ、千歌は?まだ寝てんの?」

 

志満「千歌ちゃんなら、曜ちゃんと梨子ちゃんと出かけたわよ。」

 

美度「あんなデカい地震の後で?ったくあいつら何考えてんだか………」

 

 

 

一方で千歌、曜、梨子は、教会を訪れていた。

 

 

アダフ「みなさん。正午まではまだ時間がありますよ?」

 

千歌「あ、はい分かってます。」

 

梨子「あの、少し質問いいですか?」

 

アダフ「梨子さん、何でしょう?」

 

梨子「私達はこれから1ヶ月後の未来に行って『三壊王』を倒すんですよね?」

 

アダフ「ええ、そうですが………」

 

梨子「私、昨日考えてみたんですけど、やっぱりおかしいです。」

 

千歌「おかしいって、何が?」

 

梨子「考えてみて?私達はこれから1ヶ月後の沼津に行って『三壊王』を倒す。でも、三壊王が現れるのは今から1ヶ月後でしょ?」

 

曜「あ、そっか!」

 

千歌「え、何〜?」

 

梨子「よく考えてみて千歌ちゃん。三壊王が現れるのは、今から1ヶ月後でしょ?」

 

千歌「………うん。」

 

梨子「そして私達は今から1ヶ月後の未来に行って三壊王を倒す。………何かおかしくない?」

 

千歌「? 何かおかしいかな?」

 

曜「もし仮に未来で三壊王を倒すでしょ?でもそれは、1ヶ月後の沼津で起こる事だよね?じゃあ、私達が今いるこの沼津は?」

 

梨子「三壊王が現れるのは今から1ヶ月後の沼津、今未来の沼津に行って三壊王を倒しても、根本的な解決にはならないわ。だって今いるこの沼津に1ヶ月後には、また三壊王が現れるって事だから。」

 

千歌「え〜っと、私達は1ヶ月後の沼津に行って………、でも私達が今いる沼津は未来の沼津から見て1ヶ月前の沼津だから………え〜と………」

 

アダフ「つまり梨子さんが言いたいのは、これから1ヶ月後に起こる出来事を未来の世界で解決しても、今いるこの沼津にとってはあまり意味が無い。と言いたいのですね?」

 

梨子「はい。未来に起こる事を、未来で解決しても意味が無いと思うんです。」

 

 

1ヶ月後の沼津に行って『三壊王』を倒したとしても、それは未来に起こる出来事であり、今いる1ヶ月前の沼津への『三壊王』の出現を防いぐことにはならないのだ。

 

 

アダフ「勿論、その事は私も理解しています。そして策もある。」

 

梨子「策?」

 

フェルドラグ『我は〈霊竜〉の王だ。全ての世界の竜の御霊の力を使い、いくつかの能力を使う事が出来る。1つ目は近未来予知、2つ目は近未来へのジャンプ、3つ目は近未来変換だ。』

 

千歌「近未来変換………?」

 

フェルドラグ『うむ。未来にて三壊王を倒した(のち)、三壊王が現れる前の今を、三壊王を倒した後の世界に変換するのだ。』

 

アダフ「つまり、擬似的に三壊王が現れる事実を抹消する。と言う事です。」

 

千歌「ん〜?」

 

曜「う〜ん………」

 

梨子「………」

 

アダフ「理解が追いつきませんか………仕方ありませんね。正午まではまだ少し時間がありますね。時間まで自由にしていてください。」

 

 

千歌「三壊王………いったいどんなモンスターなんだろう………」

 

梨子「フェルドラグの予知で見た時は影だけだったよね。」

 

曜「それに、私達の街をたった三体だけでメチャクチャにするほどの力を持ってる、勝てるのかな?」

 

レヴェル「心配には及びません。あなた達には、教団長様や私達がついていますから。」

 

アラト「ま、俺もこの街に住まわせてもらってるからな、それに、教団長に受けた恩を返す目的もある。」

 

レミーア「うん!教団長様は街を守る、私達は教団長様を守るのが役目なんだよ!」

 

レヴェル「教団長様は、身寄り無き私達に手を差し伸べてくれました。あの方の恩は返しきれません。」

 

千歌「そうなんですね………。」

 

 

しばらく経って正午を迎えた。

 

 

フェルドラグ『そろそろ時間だ、アダフ』

 

アダフ「ああ。みなさん、準備はよろしいですか?」

 

千歌/曜/梨子「はい!」

 

アダフ「………では行きましょうか。」

 

 

千歌達は円陣を組むように配置につく、そしてフェルドラグが詠唱を始める。

 

 

フェルドラグ『"天に召されし竜の御霊達よ、左翼の白竜に青き瞳をやどし、右翼の黒竜に赤き瞳をやどせ。天地神明、森羅万象に従い、一月の時を超えよ!"』

 

 

フェルドラグが詠唱を終えると、円を描いているみんなの足下に巨大な魔法陣が現れる。

 

 

アダフ「今です!ドラゴンフォースを!」

 

千歌/曜/梨子「………ドラゴンフォース 解放‼︎」

 

 

千歌、曜、梨子がドラゴンフォースを解放した事で、魔法陣がさらに強く輝く、そして皆、強い光に包まれた。

 

ーーー

ーーー

 

千歌達が目を開けると、街の中にいた。生暖かい風が吹き、空は薄暗い黒い雲に覆われ、その雲は雷を纏い雷鳴が響いており、波が強く海岸を打ち付ける音がしている。

 

 

千歌「ここは………沼津の街?」

 

アダフ「はい。どうやら無事に1ヶ月後の沼津に来れたようですね。」

 

梨子「なんか、私達がいた沼津より、暗いような………」

 

曜「うん。なんか嫌な感じだね。」

 

 

千歌達が街の様子に呆然としていると、後ろから聞き慣れた声が聞こえた。

 

 

「君達、何してるんです!」

 

千歌「え?あ、サツキさん!」

 

 

千歌達に声をかけて来たのは、バディポリスのAAA(トリプルエース)盛谷サツキだった。

 

 

サツキ「千歌ちゃん、梨子ちゃんと曜ちゃんも………あれ?どうしてここに………?」

 

梨子「ちょっと説明は難しいんですけど………」

 

曜「アダフさん、サツキさんに話しては?」

 

アダフ「信じてはもらえないと思うでしょうが、一応説明はしましょうか。」

 

サツキ「?」

 

 

アダフと千歌達は、自分達が1ヶ月前の過去の沼津から来た事と、これから起こる厄災の事を話した。

 

 

サツキ「なるほど………、そこにいる黒いドラゴンの予知を見て、君達は、これから起こる厄災からこの街を守る為に過去から来た………と?」

 

千歌「はい。」

 

梨子「信じられないと思いますが………ほんとのことです。」

 

サツキ「う〜ん……なんだかなぁ、普通なら信じられないけど、千歌ちゃん達が絡むと何故か信憑性が増すんだよね。」

 

曜「それじゃあ!」

 

サツキ「うん、信じるよ。それに、さっき君達を避難場所に誘導して来たばかりだったからね。それなのに君達がここに居るって事は、そうなんだろうね。」

 

千歌「ありがとうございます!」

 

アダフ「感謝します。盛谷サツキさん。」

 

サツキ「はい。」

 

 

すると、バディポリス用のサツキのスマホが鳴る。

 

 

サツキ「失礼………はい。」

 

スマホ『サツキさん、近くに救難信号を確認しました。至急向かってください。』

 

サツキ「了解。………じゃあみんな、頼んだよ。無茶だけはしないでね。」

 

千歌/曜/梨子「はい!」

 

サツキ「アダフさんも、千歌ちゃん達をお願いしますね。」

 

アダフ「承知しています。」

 

 

サツキはパトカーで救難信号が出ている場所へ向かった。

 

 

アダフ「信頼されているんですね、みなさんは。」

 

千歌「私達も信頼してますから。」

 

レヴェル「お互いを信じて………ですか。」

 

 

その時、フェルドラグは何かの気配に気づく………

 

 

フェルドラグ『アダフ、皆、何か来るぞ。』

 

アダフ「っ!」

 

千歌「!!」

 

 

フェルドラグの直感どおり、強い地震が起きる。すると、地面を破って青い影が空に飛び出した。さらに海が荒れて渦を巻き、その中心から紫の影が空に飛び出した。そして、雷鳴が轟き、暗い雲の中から赤い影が上空に現れた。

 

千歌達はフェルドラグの予知よりも鮮明にその影の姿を確認できた。上空に立っていたのは、三体の人型の竜のモンスターだった。

 

 

千歌「あれが………『三壊王』?」

 

アダフ「なんと強い覇気を放っているのだ………」

 

 

紫の竜人『よお、目覚めはどうよ?』

 

青の竜人『問題無い、貴様こそ最悪の目覚めではないか?』

 

紫の竜人『いいや、最高の目覚めだ!ああ〜さっさと俺の波で派手にぶっ壊したいぜ〜!』

 

青の竜人『ふん、この破壊脳が………』

 

紫の竜人『ああ?』

 

赤の竜人『静まれ。我らのやる事を忘れたか?』

 

青の竜人『いや、覚えている。』

 

紫の竜人『へへへ………、さっさと仕事を始めようぜ?』

 

青の竜人『ああ、先ずはこの地を片付けるぞ。』

 

赤の竜人『その前に………そこに居る人間の駆除が先かもしれないな。』

 

 

三体の竜人が千歌達に気づいて睨みつける。

 

 

紫の竜人『おいおい何だよ?』

 

アダフ「お前達はいったい何者だ、なぜこの地に現れた⁉︎」

 

赤の竜人『我らが何者か………か、それは我ら自身にも分からぬ。どこで生まれ、どこから来たのか………』

 

千歌「え?」

 

赤の竜人『だが、我らが成す事は分かっている。』

 

梨子「成す事?」

 

赤の竜人『そう。我らが成すはこの世界の破壊。この世界の生命を全て破滅させ、我ら竜人類が支配する新天地と成す事!』

 

曜「この世界の破壊⁉︎」

 

アラト「破滅させるだと?」

 

レミーア「何言っちゃってんの!」

 

青の竜人『デグロドーザ、彼らに何を言おうと理解できるはずもない。さっさと駆除すべきだ。』

 

紫の竜人『そうだぜ!全部ぶっ壊す前にあいつらで運動と行こうぜ!』

 

赤の竜人『そうだな、では散れ。』

 

 

赤の竜人の言葉を受けて、青の竜人は少し距離を取って地に降り立ち、紫の竜人は海沿いの海岸に降り立つ。赤の竜人は空に浮いたまま少し高度を下げた。

 

 

曜「千歌ちゃん、私は紫の竜人の方に行くね!」

 

梨子「なら私は青い竜人の方に行くわ!」

 

千歌「うん!気をつけてね!」

 

アダフ「アラトは曜さんに、レミーアは梨子さんに付いて行きなさい。」

 

アラト「おう!」

 

レミーア「うん!」

 

 

アラトとレミーアは曜と梨子に付いて行った。

 

 

赤の竜人『お前達、我らの邪魔をするのなら、今ここで駆除してやる。』

 

アダフ「駆除されるのはお前達の方です。」

 

千歌「この街も、世界も破壊させない!絶対に倒す!」

 

ーーー

ーーー

 

紫の竜人が降り立った海岸沿いの浜辺に曜とアラトは追いついて来た。

 

 

紫の竜人『よお、俺とファイトするのはお前らか?』

 

アラト「ああ、そうだ!」

 

曜「私達があなたを倒すよ!」

 

紫の竜人『俺を倒す?海を支配する破壊竜 アリュスリーガ様をか?良いぜ!やってみなぁ!』

 

アラト「悪いな渡辺曜、先に俺がやる。」

 

曜「アラトさん………分かりました。」

 

アリュスリーガ『おいおい、寝ぼけた事言うなよぉ………、1人ずつは面倒くせ〜〜!お前ら2人でかかって来るんだよ!』

 

アラト「お前こそ寝ぼけるな、お前は俺1人で充分だ!」

 

アリュスリーガ『分かってねーなぁお前………たった1人のちっぽけな人間が俺に勝てるわけねーだろぉ?』

 

アラト「な………何⁉︎」

 

アリュスリーガ『言われて悔しかったら2人で来な。』

 

曜「アラトさん、多分ただの挑発だろうけど、あいつの言う通り2人で戦った方がいいかも………」

 

アラト「……分かったよ………、望みどおり、2人でお前の相手をしてやる!」

 

アリュスリーガ『決まりだ。さぁ、派手にやろうぜぇ!バディファイトだ!』

 

 

 

曜「紫紺の煌めきよ、悔しさと哀しみを漆黒の輝きへと導け!輝きのルミナイズ!〈シャイニングレイ・ダークネス〉」

 

アラト「竜の魂よ、世界の苦しみを消し去れ!ルミナイズ〈無苦なる霊竜〉」

 

アリュスリーガ『海よ渦巻け、全てを破壊して押し流せ!ルミナイズ!〈海を統べる破壊王〉』

 

 

オープンTHEフラッグ

 

 

曜「ダークネスドラゴンワールド」

◼️手札6/ゲージ2/LP10

 

アラト「ダークネスドラゴンワールド」

◼️手札6/ゲージ2/LP10

 

アリュスリーガ『ダークネスドラゴンワールド』

◼️手札6/ゲージ2/LP10

 




今回も感想を是非‼︎


ーーー次回予告ーーー

ついに『三壊王』との対決が始まった。
曜とアラトが相手にするのは海を統べる竜人………アリュスリーガ、波を起こし渦を起こすその力は、まさに"海を統べる破壊の王"

次回『海を統べる破壊王 アリュスリーガ』


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海を統べる破壊王 アリュスリーガ

前説………

今回のファイトで「破棄合計」と表記が出ますが、これはこのファイト中の破棄枚数の合計となります。デッキ枚数ではありません。

ツッコミは受け付けません。


前回の『バディファイトLoveLive!サンシャイン‼︎』

 

フェルドラグの力と、ドラゴンフォースの力を合わせて1ヶ月後の沼津に飛んだ千歌達、海が荒れ、地が割れ、天が轟く中で、ついに『三壊王』と対峙する。

 

ーーー

ーーー

 

『三壊王』と千歌達は、三ヶ所に分かれて、それぞれのファイトを始める。最初のファイトは、曜&アラト vs 海を統べる壊王 アリュスリーガのファイトだ。

 

 

沼津の海岸沿い………

 

 

曜「紫紺の煌めきよ、悔しさと哀しみを漆黒の輝きへと導け!輝きのルミナイズ!〈シャイニングレイ・ダークネス〉」

 

アラト「竜の魂よ、世界の苦しみを消し去れ!ルミナイズ〈無苦なる霊竜〉」

 

アリュスリーガ『海よ渦巻け、全てを破壊して押し流せ!ルミナイズ!〈海を統べる破壊王〉』

 

 

オープンTHEフラッグ

 

 

曜「ダークネスドラゴンワールド」

◼️手札6/ゲージ2/LP10

 

アラト「ダークネスドラゴンワールド」

◼️手札6/ゲージ2/LP10

 

アリュスリーガ『ダークネスドラゴンワールド』

◼️手札6/ゲージ2/LP10

 

 

ーーー 2 vs 1の変則ファイトルール ーーー

 

1.曜とアラトは2人でLP10を共有する。

 

2 .曜とアラトは、相手を対象、指定する効果、能力を味方を対象、指定して発動できる。

 

3.アリュスリーガのターンから後攻になる。

 

4.曜かアラトどちらかのセンターが空いていれば、ダイレクトアタックが通る。

 

ーーー

ーーー

 

アラト「俺からだ。ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札6→7/ゲージ2 →3

 

アラト「ライトに〈天呀霊竜 クゥガレス〉をバディコールだ(LP10→11)!」

◼️手札7→6/ゲージ3→2

 

 

天呀霊竜 クゥガレス

ダークネスドラゴンW/ドラゴンW

霊竜

サイズ2/攻6000/防2000/打撃3

◼️【コールコスト】ゲージ1払い、君のデッキの上から2枚をこのカードのソウルに入れる。

◼️相手のアタックフェイズ中、相手は可能なら、このターンの最初の攻撃を1枚で、このカードに攻撃する。

◼️【対抗】このカードの効果以外で、このカードにソウルが入った時、相手のサイズ2以下のモンスター1枚を破壊する。この能力は1ターンに1回だけ発動する。

【ソウルガード】/ソウル2

 

 

アラト「レフトに〈霊竜 ラァグス〉をコール!」

◼️手札6→5

 

 

霊竜 ラァグス

ダークネスドラゴンW/ドラゴンW

霊竜

サイズ1/攻6000/防1000/打撃2

◼️相手の最初の攻撃で、君のモンスターが攻撃された時、このカードを攻撃されているモンスター1枚のソウルに入れる。

◼️このカードがソウルにある〈霊竜〉のモンスターの防御力+3000!

 

 

アラト「さらにライフ1払って装備!〈霊竜の鎌 デェトサイス〉」

◼️手札5→4/LP 11→10

 

 

霊竜の鎌 デェトサイス

ダークネスドラゴンW/ドラゴンW

攻6000/打撃2

霊竜/武器

◼️【装備コスト】ライフ1払う。

◼️相手のターンの最初の攻撃で、君のモンスターが攻撃されている時、君のデッキの上から1枚を攻撃されているモンスターのソウルに入れて、相手にダメージ1!

◼️このカードが攻撃した時、君の場のモンスターのソウルが3枚以上あるなら、このカードは【貫通】を得る。

 

 

アラト「アタックフェイズ!クゥガレスでアリュスリーガに攻撃!打撃3!」

 

アリュスリーガ「ぐぅ!」LP10→7

 

アラト「ターンエンドだ!」

◼️手札4/ゲージ2/LP9

 

 

曜「私のターン!ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札6→7/ゲージ2→3

 

曜「私は〈黒印火山〉を【設置】」

◼️手札7→6

 

曜「ライトに〈逆襲の黒死竜 アビゲール〉をコール!」

◼️手札6→5/ゲージ3→2

 

 

逆襲の黒死竜 アビゲール

サイズ1/攻6000/防1000/打撃2

 

 

曜「レフトに〈束の間の休息 アビゲール〉をコール!登場時、1チャージ、黒竜のカードが【設置】されていればもう1チャージ!」

◼️手札5→4/ゲージ2 →3→4

 

 

束の間の休息 アビゲール

サイズ1/攻5000/防1000/打撃1

 

 

曜「アタックフェイズ!逆襲のアビゲールでアリュスリーガに攻撃!打撃2!」

 

アリュスリーガ「ぐぅぉ!」LP7→5

 

曜「ターンエンド!」

◼️手札4/ゲージ4/LP9

 

 

アリュスリーガ『良いぜぇ………ここまでして貰わないとなぁ〜〜………!俺のターン!ドロー!チャージ&ドロー!』

◼️手札6→7/ゲージ2→3

 

アリュスリーガ『手札1枚捨て、ゲージ3払い、ライトにバディコール(LP5→6)!さあ……破壊の波に呑まれて、深淵の闇底に沈めぇ!〈煌海ノ壊王 アリュスリーガ〉』

◼️手札7→6→5/ゲージ3→0

 

 

煌海ノ壊王 アリュスリーガ

ダークネスドラゴンW

黒竜/壊王

サイズ3/攻12000/防6000/打撃3

◼️【コールコスト】君の手札を1枚捨てて、ゲージ3払う。

◼️このカードが攻撃した時、このカードが攻撃したモンスターを破壊して、相手にダメージ2!この能力は1ターンに2回だけ使える。

◼️"ラグナロク・オブリミオン"【対抗】このカードが破壊された時、君の手札を1枚捨てて、相手のデッキの上から10枚ドロップに置く。置いたら、このカードを場に残す。

【2回攻撃】【移動】

 

 

アラト「こいつが壊王………」

 

アリュスリーガ「さらに〈壊王の槍 アリュトランス〉を装備だ」

◼️手札5→4

 

 

壊王の槍 アリュトランス

ダークネスドラゴンW

壊王

攻6000/打撃2

◼️【装備コスト】君のデッキの上から3枚ドロップに置く。

◼️君のカードの効果で、1度に相手のデッキの上からカードが10枚以上ドロップに置かれた時、君のデッキの上からカードを1枚引く。この能力は1ターンに1回だけ使える。

◼️このカードの攻撃で相手にダメージを与えた時、君のライフ+1!

 

 

 

アリュスリーガ『くくく………アタックフェイズだ』

 

アラト「クゥガレスの能力発動!」

 

クゥガレス『お前の最初の攻撃は、1枚で俺に攻撃しなきゃならない!』

 

アリュスリーガ『俺との一騎打ちがお望みか?良いぜ、やってやる!アリュスリーガでクゥガレスとやらに攻撃だ!』

 

アラト「クゥガレスが攻撃された時、ラァグスをクゥガレスのソウルに入れて、防御力+3000!さらにデェトサイスの能力で、デッキトップから1枚をクゥガレスのソウルに入れて、相手にダメージ1だ!」

 

 

クゥガレス ソウル2→3→4

防2000→5000

 

 

アリュスリーガ『ぬぐっ………だが、こっちの能力も行くぞ!アリュスリーガが攻撃した対象のモンスターを破壊して、ダメージ2だ!』LP 6→5

 

アラト「何⁉︎」

 

 

クゥガレス 破壊!

【ソウルガード】ソウル4→3

 

 

曜/アラト「うわぁぁ!」LP9→7

 

アリュスリーガ『まだ一騎打ちは終わってねーぞ……効果で破壊したモンスターが場に残っている限り、バトルは続行だ!」

 

アラト「ソウルガードだ!」

 

アリュスリーガ

攻12000

 

クゥガレス

防5000

 

クゥガレス 撃破!

【ソウルガード】ソウル3→2

 

 

アリュスリーガ「オラァ!【2回攻撃】もう一度クゥガレスに攻撃だぁ!能力発動!アリュスリーガが攻撃したモンスターを破壊し、人間共にダメージ2だ!』

 

 

クゥガレス 破壊!

【ソウルガード】ソウル2→1

 

 

海の水がアリュスリーガが持っていた三叉の矛に集まり、中くらいの水弾を、いくつか作り出し、それをクゥガレスに撃ち込む!そして、余った水弾が曜とアラトを襲う!

 

 

曜/アラト「うわぁぁ!」LP7→5

 

 

アリュスリーガ『バトル続行!』

 

アラト「キャスト!〈ミッドナイトシャドウ〉攻撃を無効化する!」

◼️手札4→3

 

アリュスリーガ『アリュトランスで人間共に攻撃だ!』

 

曜/アラト「うわぁぁ!!」LP5→3

 

アリュスリーガ『アリュトランスの能力でライフ+1だ。』LP5→6

 

アリュスリーガ『ターンエンドだ。』

◼️手札5/ゲージ0/LP6

 

 

曜「相手のターン終了時、私の場に〈黒竜〉がいれば、黒印火山の能力で1チャージ、ライフ+1、1ドロー!」LP5→6

◼️手札4→5/ゲージ4→5

 

アラト「俺のターン、ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札3→4/ゲージ2→3

 

アラト「レフトに〈霊竜 カァラム〉をコール!」

◼️手札4→3/ゲージ3→2

 

 

霊竜 カァラム

ダークネスドラゴンW/ドラゴンW

霊竜

サイズ2→1/攻7000/防4000/打撃3

◼️【コールコスト】ゲージ1払う。

◼️君の場にサイズ2以上の〈霊竜〉がいるなら、このカードのサイズを1減らす。

◼️相手のターンの最初の攻撃で、君のモンスターが攻撃されている時、このカードを攻撃されているモンスターのソウルに入れて、君のライフ+2!

◼️このカードがソウルにある〈霊竜〉のモンスターは、【2回攻撃】を得る。

 

 

アラト「アタックフェイズだ!クゥガレスでアリュスリーガを攻撃だ!」

 

アリュスリーガ『ソウルガードだ!』

 

 

クゥガレス

攻6000

 

アリュスリーガ

防6000

 

アリュスリーガ 撃破!

 

 

アリュスリーガ『俺が破壊された時、能力発動!手札を1枚捨てて、お前らのデッキを10枚破棄して、アリュスリーガは場に残る!』

◼️手札5→4

 

アラト「何⁉︎」

 

アリュスリーガ『さぁ、俺が支配する海が、お前らのデッキを押し流すぜ!そっちの男のデッキを10枚破棄だ!"ラグナロク・オブリミオン"』

 

 

アリュスリーガの背後から巨大な波が押し寄せ、アラトのデッキの上から10枚を押し流してしまった。

 

 

アラト「くっ………!」

◼️破棄合計10枚

 

アビゲール『一気にデッキを10枚破壊か………、確かに壊王と呼ぶべき厄介さだな。』

 

曜「うん、そうだね。」

 

アラト「それでも、俺達は勝つぜ!カァラムでアリュスリーガを攻撃!」

 

 

カァラム

攻7000

 

アリュスリーガ

防6000

 

アリュスリーガ 撃破!

 

 

アリュスリーガ『破壊時、手札1枚捨て、てめぇのデッキ10枚を破棄だ!そして俺は場に残る!』

◼️手札4→3

 

アリュスリーガ 生存!

 

 

再び大波がアラトのデッキトップから10枚を押し流してしまう。

 

 

アラト「くぅ………」

◼️破棄合計 10→20

 

アラト「霊竜の鎌 デェトサイスでアリュスリーガに攻撃!」

 

 

デェトサイス

攻6000

 

アリュスリーガ

防6000

 

アリュスリーガ 撃破!

 

 

アリュスリーガ『チッ…、手札を1枚捨て、てめぇのデッキを10枚破棄!俺は場に残る。』

◼️手札3→2

 

 

アリュスリーガ 生存!

 

 

アラト「っ!」

◼️破棄枚数 20→30

 

アラト「………………」

 

 

アラトはこのターンでデッキを30枚破棄された………アラトの残りデッキ枚数は約8枚だ。そしてアラトの手札には、モンスターをスタンドさせて追撃するカードがある。

 

 

アラト「キャスト!〈竜霊術:ネクロマンス・ウェイク〉」

◼️手札4→3/ゲージ2 →1

 

 

竜霊術:ネクロマンス・ウェイク

ダークネスドラゴンW/ドラゴンW

霊竜

◼️【使用コスト】ゲージ1払う。

◼️【対抗】君の場の〈霊竜〉のモンスター1枚をスタンドする。その後、このカードをスタンドしたモンスターのソウルに入れて、そのカードの攻撃力+3000する。

 

 

アラト「クゥガレスをスタンドさせる!そしてネクロマンスウェイクをソウルに入れて攻撃力+3000だ!」

 

 

クゥガレス ソウル1→2

攻6000→9000

 

 

アリュスリーガ『何ぃ!』

 

アラト「行くぞ!クゥガレスでアリュスリーガに攻撃!」

 

 

クゥガレス

攻9000

 

アリュスリーガ

防6000

 

アリュスリーガ 撃破!

 

 

アリュスリーガ『何度も、何度も………無駄だって事が分かんねーのか下等生物がぁ!手札を1枚捨て、俺は場に残る!そして、てめぇのデッキを10枚破棄する!』

◼️手札2→1

 

 

アリュスリーガの背後からの大波が現れ、アラトもろともの残り8枚のデッキを奪い去り、押し流した………アラトは波に呑まれて倒れてしまった………

 

 

アラト「うぅっ………………」

◼️破棄合計 30→38

 

 

波に呑まれながら、アラトは思い出していた。

 

アラトは、ある児童養護施設に預けられていた。貧しいと言う理由で両親がアラトの育児を放棄した為だ。

 

だがその施設の職員は差別的な態度で子供達に接していた。運動や勉強において、出来の悪い子供に対しては素っ気なく、厳しい態度であしらわれていたのだ。時には厳しい体罰も受けさせた。アラトはその子供達の1人だったのだ。

 

アラトが13歳になった頃、当時7歳だったレミーアを連れて、アラトは施設を脱走した。アラト達が気に入らなかった職員達は探す事もせず、アラト達はただ途方にくれ歩くだけだった。

 

ある日、アラトとレミーアは1人の男性に声をかけられた。その声をかけた男性がアダフだった。アダフはアラト達を保護し、食事を与え、そしてしっかりとした教育を施した。アラトとレミーアにとって、アダフは恩人であり、親代わりであり、家族のような人になったのだった。

 

だからこそアラトはアダフの為に、付き従う事を心に決めた。

 

 

 

アラト「すいません、アダフさん………」

 

曜「アラト君、どうして………?自分のデッキが無くなるまで攻撃して………」

 

アビゲール『曜、アラトの行動は決して無駄ではないぞ。』

 

曜「え?」

 

アビゲール『アラトはお前に勝利への道を開いたんだ。奴の手札を見てみろ。』

 

 

アリュスリーガ

◼️手札1

 

 

曜「あ!」

 

 

アリュスリーガの手札の枚数を見て、曜は理解した。アリュスリーガの能力は、破壊時に手札を1枚捨て、デッキを10枚破棄して場に残る能力。一見かなり厄介で強力な能力ではあるが、その能力を使うには手札を1枚捨てる事がコストになる。そしてアリュスリーガの手札は1枚のみ………、つまりアラトは、ただ自分を追い込む為に攻撃したのではなく、次の曜のターンにアリュスリーガの能力の発動を極力抑える為にアリュスリーガを破壊し続けたのだ。

 

先日、千歌達が帰った後アラト達は、千歌、曜、梨子とできるだけ協力して戦う事をアダフに指示されていた。アラトはそれに従い、曜に後を任せたのだ。

 

 

曜「ありがとう。アラト君………、私が絶対に、アリュスリーガを倒す!私のターン!ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札5→6/ゲージ5→6

 

曜「ゲージ1とライフ1払い〈紫煌の黒死王 アビゲール〉をレフトにバディコール(LP3→4)!」

◼️手札6→5/ゲージ6→5/LP4→3

 

 

紫煌の黒死王 アビゲール

黒竜

サイズ2/攻7000/防3000/打撃2

◼️【コールコスト】君のドロップゾーンの《黒竜》1枚までをこのカードのソウルに入れて、ゲージ1払い、ライフ1払う。

◼️このカードが相手のモンスターに攻撃した時、そのカードを破壊する。破壊したら、そのカードのサイズ分相手のデッキの上からカードを相手のドロップゾーンに置いて、このカードをスタンドする。この能力は1ターンに1回だけ使える。

◼️このカード以外の《黒竜》が攻撃した時、君のライフ+1!

【移動】【ソウルガード】/ソウル1

 

 

束の間の休息アビゲール 生滅

 

 

曜「私のライフ4以下で、場にアビゲールがいれば………〈ドラゴンフォース"悲悔の型"〉解放‼︎」

◼️手札5→4/ゲージ5→3

 

 

ドラゴンフォース"悲悔の型"

黒竜/悲哀/後悔

攻8000/打撃2

〈解放条件‼︎〉〔君のライフが4以下で、君の場かドロップにカード名に「アビゲール」を含むモンスターがいる。〕

◼️【装備コスト】ゲージ2払う。

◼️このカードは、相手の効果で破壊されず、手札に戻せず、能力は無効化されない。

◼️【対抗】手札のこのカードを【装備コスト】を払って装備できる。装備したターン中、君の場のモンスターは破壊されず、君はダメージを受けない。

◼️お互いのアタックフェイズ開始時、君のドロップから、カード名に「アビゲール」を含む必殺モンスター以外のモンスター1枚までを【コールコスト】を払わずコールできる。さらに相手のデッキを3枚ドロップに置いて、君のライフ+3して、カードを1枚引く。

【2回攻撃】【貫通】

 

 

曜「アタックフェイズ!ドラゴンフォースの能力で、ドロップからアビゲールを1枚までをコールできる。けどこの能力でコールはしない!でも、あなたのデッキから3枚を破棄して、私のライフ+3!1ドロー!」LP2→5

◼️手札4→5

 

アリュスリーガ「3枚ていど………」

◼️破棄合計3

 

曜「紫煌のアビゲールでアリュスリーガに攻撃!アビゲールの攻撃時、アリュスリーガを破壊!そのサイズ分相手のデッキを破棄して、アビゲールをスタンド!」

 

 

アリュスリーガ 破壊!

 

 

アリュスリーガ『アリュスリーガの能力!手札1枚捨て、アリュスリーガを場に残す!そして女ぁ、お前のデッキを10枚破棄だ!』

◼️手札1→0

 

曜「っ! けどこれで………、あなたの手札は全て消えた!紫煌のアビゲールでアリュスリーガに攻撃続行!!」

◼️破棄合計 10

 

 

紫煌のアビゲール

攻7000

 

アリュスリーガ

防6000

 

アリュスリーガ 完全撃破!

 

 

アリュスリーガ『チィッ………!』

 

曜「紫煌のアビゲールでアリュスリーガに再攻撃!打撃2!」

 

アリュスリーガ『ぐぅ!』LP6→4

 

曜「ドラゴンフォースでアリュスリーガに攻撃!」

 

アリュスリーガ『ぐぉぉ!』LP4→2

 

曜「これでとどめ!ドラゴンフォースでアリュスリーガに2回目の攻撃!打撃2 !」

 

 

曜の腕に絡みついていた光の鎖が細長い刃の大きい斧に変形し、曜はその大斧でアリュスリーガを斬り伏せた!

 

 

アリュスリーガ『うぉぉ………ぐぁぁぁぁぁぁ!!』LP 2 →0

 

 

 

曜「はぁ……はぁ……勝ったよ、アラト君。」

 

アラト「ああ……ありがとう、渡辺曜。」

 

曜「うん。少し休んでからみんなな所へ戻ろう。」

 

 

 

『三壊王』アリュスリーガ 撃破………!

 

 

 

 

 




今回も感想を是非‼︎


ーーー次回予告ーーー

梨子とレミーアが対峙するのは、陸地を統べる竜人………ディガルゾーロ、地を割り陸を震わす力は、まさに"陸地を統べる破壊の王"

次回『陸地を統べる破壊王 ディガルゾーロ』


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陸地を統べる破壊王 ディガルゾーロ

前回の『バディファイトLoveLive!サンシャイン‼︎』

 

フェルドラグの力と、ドラゴンフォースの力を合わせて1ヶ月後の沼津に飛んだ千歌達、海が荒れ、地が割れ、天が轟く中で、ついに『三壊王』と対峙する。

 

曜とアラトは2人でアリュスリーガとファイトし、見事にアリュスリーガを撃破した!

 

ーーー

ーーー

 

曜とアラトがアリュスリーガとファイトしていた同刻………

 

梨子とレミーアは三壊王の1体である青い竜人を追いかけて、市街地に移動して来ていた。

 

 

青い竜人『追いついて来たか、人間共。』

 

レミーア「当然よ!」

 

梨子「あなたは私達が止めるわ。」

 

青い竜人『小生(しょうせい)を止める………か、良かろう、その志しに免じて小生(しょうせい)の名を聞かせてやろう。小生(しょうせい)の名は、陸地を統べる破壊王 ディガルゾーロだ。』

 

梨子「ディガルゾーロ………、私は梨子よ。」

 

レミーア「私はレミーアだよ!」

 

ディガルゾーロ『梨子………、レミーア………覚えたぞ、ではファイトを始めよう。勿論、2人がかりで構わない。』

 

レミーア「2人がかりなら楽勝だよ、やろう梨子ちゃん!」

 

梨子「うん、レミーアちゃん。絶対に勝とう!」

 

 

 

梨子「私達の願いよ、輝きを放つ竜星となりて無限の彼方へ導け!輝きのルミナイズ!〈シャイニング・スターライト〉」

 

レミーア「竜の御霊よ光を生み、(うつつ)の闇をかき消して!ルミナイズ〈光来の霊竜〉」

 

ディガルゾーロ『震えよ大陸、割れよ大地………!全てを崩して破壊せよ!ルミナイズ!〈陸地を統べる破壊王〉』

 

 

オープンTHEフラッグ

 

 

梨子「スタードラゴンワールド」

◼️手札6/ゲージ2/LP10

 

レミーア「ダークネスドラゴンワールド」

◼️手札6/ゲージ2/LP10

 

ディガルゾーロ『デンジャーワールド』

◼️手札6/ゲージ2/LP10

 

 

レミーア「私のターン!ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札6→7/ゲージ2→3

 

レミーア「ライトにバディコール(LP10→11)!〈光剣霊竜 レイティオ〉」

◼️手札7→6/ゲージ3→1

 

 

光剣霊竜 レイティオ

ダークネスドラゴンW/ドラゴンW

霊竜

サイズ2/攻6000/防2000/打撃2

◼️【コールコスト】ゲージ2払い、君のデッキの上から2枚をこのカードのソウルに入れる。

◼️相手のアタックフェイズ中、相手は可能ならこのターンの最初の攻撃を1枚で、このカードに攻撃する。

◼️このカードのソウルに〈霊竜〉のカードが3枚以上あるなら、このカードは【2回攻撃】を得る。

【貫通】【ソウルガード】/ソウル2

 

 

レミーア「さらにライフ1払って〈霊竜の弓 アーディアーチャー〉を装備だよ!」

◼️手札6→5/LP 11→ 10

 

 

霊竜の弓 アーディアーチャー

ダークネスドラゴンW/ドラゴンW

霊竜/武器

攻4000/打撃2

◼️【コールコスト】ライフ1払う。

◼️相手のターンの最初の攻撃で、君のモンスターが攻撃されている時、君のデッキの上から1枚を攻撃されているモンスター1枚のソウルに入れて、相手にダメージ1!

◼️君の場の〈霊竜〉のモンスターのソウルが2枚以上あるなら、このカードは相手のセンターにモンスターがいても、相手に攻撃できる。

 

 

レミーア「レフトに〈霊竜 ギィラス〉をコール!」

◼️手札5→4

 

 

霊竜 ギィラス

ダークネスドラゴンW/ドラゴンW

霊竜

サイズ1/攻6000/防1000/打撃1

◼️相手のターンの最初の攻撃で、君のモンスターが攻撃されている時、このカードを攻撃されているモンスター1枚のソウルに入れて、君のデッキの上から1枚ゲージに置く。

◼️このカードがソウルにある〈霊竜〉のモンスターが攻撃した時、相手にダメージ1!

 

 

レミーア「アタックフェイズ!レイティオで攻撃!打撃2!」

 

ディガルゾーロ『ふん………』LP10→8

 

レミーア「ターンエンド!」

◼️手札4/ゲージ0/LP10

 

 

梨子「私のターン!ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札6→7/ゲージ2→3

 

梨子「センターにバディコール(LP10→11)!〈超星竜 ジャックナイフ〉」

◼️手札7→6/ゲージ3→2

 

 

超星竜 ジャックナイフ

サイズ2/光5000/防5000/打撃3/【ソウルガード】

 

 

梨子「ジャックナイフの登場時、デッキトップから3枚ドロップして、その中から〈大竜装機 トリプルバスター〉を【星合体】!」

 

 

確認したカード

◼️剣星機 J・ホルダー

◼️竜装機 レディアント・アルマ

◼️大竜装機 トリプルバスター

 

 

ジャックナイフ ソウル0→1

 

 

梨子「レフトに〈剣星機 J・イグナイター〉をコールして、【星合体】」

◼️手札6→5

 

 

ジャックナイフ ソウル1→2

 

 

梨子「アタックフェイズよ!」

 

 

ジャックナイフ ソウル2

◼️大竜装機 トリプルバスター

(ジャックナイフ 攻5000→8000/打撃3→4/【貫通】)

◼️剣星機 J・イグナイター

(ジャックナイフ 打撃4→5)

 

 

梨子「ジャックナイフでディガルゾーロに攻撃!打撃5!」

 

ディガルゾーロ『キャスト〈鳳凰壁〉ダメージを2減らす、ぐぅぅ!』LP8→5

◼️手札6→5

 

梨子「ターンエンドよ。」

◼️手札5/ゲージ2/LP11

 

 

ディガルゾーロ『小生のターン、ドロー、チャージ&ドロー。』

◼️手札5→6/ゲージ2→3

 

ディガルゾーロ『小生は〈超力充填〉をキャスト、ライフ1をコストに3チャージする。』

◼️手札6→5/ゲージ3→6/LP5→4

 

ディガルゾーロ『ゲージ4払い、小生をバディコール(LP4→5)。震えよ大地、虚しき叫びを上げて割れた大地の底に落ちよ………〈地烈ノ壊王 ディガルゾーロ〉』

◼️手札5→4/ゲージ6→2

 

 

地烈ノ壊王 ディガルゾーロ

デンジャーワールド

デュエルドラゴン/壊王

サイズ3/攻13000/防6000/打撃4

◼️【コールコスト】君のデッキの上から1枚をこのカードのソウルに入れて、ゲージ4払う。

◼️"ラグナロク・グランクエイク"【起動】君のアタックフェイズ開始時、君の手札1枚を捨てる。捨てたら、相手の場のモンスター1枚を選び、そのモンスターを2回まで破壊する。そして破壊した回数分、君のデッキの上から1枚をこのカードのソウルに入れて、君のライフを+1して、相手にダメージ1!この能力は1ターンに1回だけ使える。

◼️このカードが攻撃した時、このカードの打撃力を2減らしてよい、減らしたら、このカードは【2回攻撃】を得る!!

【貫通】【ソウルガード】/ソウル1

 

 

ディガルゾーロ『アタックフェイズだ。開始時に小生の能力を発動、手札1枚捨て、ジャックナイフを破壊する!』

◼️手札4→3

 

梨子「え⁉︎」

 

ディガルゾーロ『さあ、震える大陸に膝をつけ、割れる大地に恐怖せよ!"ラグナロク・グランクエイク"』

 

 

ディガルゾーロが思い切り地面を殴り、殴った衝撃が地を割り、這いながらジャックナイフに迫る、そしてジャックナイフの足下で衝撃が爆発してジャックナイフを破壊する!

 

 

ジャックナイフ『ぐぁぁ!』

 

梨子「ソウルガード!」

 

 

ジャックナイフ 破壊!

【ソウルガード】ソウル2→1(剣星機Jイグナイター)

打撃5→4

 

 

 

ディガルゾーロ『終わりではないぞ、この能力はジャックナイフを2回まで破壊できる。もう一度破壊だ』

 

 

ディガルゾーロは再び地を叩き、衝撃波がジャックナイフの足下で爆発する。

 

 

梨子「もう一度ソウルガード!」

 

 

ジャックナイフ 破壊!

【ソウルガード】ソウル1→0(大竜装機 トリプルバスター)

攻8000→5000/打撃4→3/【貫通】消失

 

 

ディガルゾーロ『そして、破壊した回数分、小生のソウルを増やし、ライフを増やし、お前達にダメージだ!』

 

梨子「ジャックを破壊した回数は2回………」

 

ディガルゾーロ『よって、ソウル+2、小生のライフ+2、お前達にダメージ2だ!』LP5→7

 

梨子/レミーア「きゃぁぁ!」LP 11→9

 

 

ディガルゾーロ ソウル1→3

 

 

ディガルゾーロ『バトルだ。』

 

レミーア「この時、レイティオの能力!相手は最初の攻撃を1枚でレイティオに攻撃しなければならないよ!」

 

ディガルゾーロ『ならば望みどおり、ディガルゾーロでレイティオに攻撃だ。攻撃時、打撃力を2減らし、小生は【2回攻撃】を得る!』

 

 

ディガルゾーロ

打撃4→2/【2回攻撃】

 

 

レミーア「レイティオが攻撃された時、霊竜ギィラスの能力、レイティオのソウルに入って、1チャージ!さらにアーディアーチャーの能力で、デッキトップから1枚をレイティオのソウルに入れて、相手にダメージ1!」

◼️ゲージ0→1

 

ディガルゾーロ『くっ!』LP7→6

 

レミーア「レイティオのソウルガード!」

 

 

ディガルゾーロ

攻13000

 

レイティオ ソウル2→3→4

防2000

 

レイティオ 撃破!

【ソウルガード】ソウル4→3

 

 

ディガルゾーロ『小生は2回攻撃を得ている。次こそ、ジャックナイフに攻撃する!』

 

梨子「キャスト!〈マーズバリア〉ジャックナイフへの攻撃を無効化するわ!」

◼️手札5→4

 

ディガルゾーロ『ターンエンドだ。』

◼️手札3/ゲージ2/LP6

 

 

レミーア「私のターン、ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札4→5/ゲージ1→2

 

レミーア「レフトに〈霊竜 ベェルド〉をコール!」

◼️手札5→4

 

 

霊竜 ベェルド

ダークネスドラゴンW/ドラゴンW

霊竜

サイズ2→1/攻6000/防1000/打撃2

◼️君の場にサイズ2以上の〈霊竜〉がいるなら、このカードのサイズを1減らす。

◼️相手のターンの最初の攻撃で、君のモンスターが攻撃されている時、このカードを攻撃されているモンスターのソウルに入れて、君のライフ+1!

◼️このカードがソウルにある〈霊竜〉のモンスターが攻撃した時、相手にダメージ1!

 

 

レミーア「アタックフェイズ!レイティオで、センターのディガルゾーロに攻撃!」

 

ディガルゾーロ『ソウルガードだ。』

 

 

レイティオ

攻6000

 

ディガルゾーロ

防6000

 

ディガルゾーロ 撃破!

【ソウルガード】ソウル3→2

 

 

レミーア「【貫通】打撃2!」

 

ディガルゾーロ『ぐぅぅ!』LP6→4

 

レミーア「レイティオはソウルが3枚以上なら、2回攻撃できる!ディガルゾーロに再攻撃!」

 

ディガルゾーロ『キャスト〈壊王力:壊王の盾〉』

◼️手札3→2/ゲージ2→1

 

 

壊王力:壊王の盾

懐王/防御/ドロー

『壊王力』(君のバディが〈懐王〉のカードなら、このカードは、そのカードと同じワールド名のカードとして扱い、デッキに入れられる。)

◼️相手のターンの攻撃中に使える。

◼️【使用コスト】ゲージ1払う。

◼️【対抗】その攻撃を無効化する。その後、君の場に〈壊王〉のモンスターがいる時、相手の場のモンスター1枚を破壊して、君のライフ+2!

 

 

ディガルゾーロ『攻撃を無効化して、小生のライフ+2だ。さらに霊竜ベェルドを破壊する!』LP4→6

 

 

霊竜 ベェルド 破壊!

 

 

レミーア「そんな………、ターンエンド。」

◼️手札4/ゲージ2/LP9

 

 

梨子「私のターン!ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札4→5/ゲージ2→3

 

梨子「私は〈ドラグアームズ・ファクトリー〉をキャスト手札の〈竜装機〉1枚捨てて、 2 ドロー!」

◼️手札5→4→3→5

 

梨子「〈竜装機 ソービット〉をコール!そして【星合体】!」

◼️手札5→4

 

 

ジャックナイフ ソウル0→1

 

 

梨子「さらに〈剣星機 J・アーセナル〉をコール!【星合体】」

◼️手札4→3

 

 

ジャックナイフ ソウル1→2

 

 

梨子「キャスト!〈スタージャック・リペア〉1チャージ!そして、ドロップから〈大竜装機 トリプルバスター〉をジャックに【星合体】」

◼️手札3→2/ゲージ3→4

 

 

ジャックナイフ ソウル2→3

 

 

梨子「アタックフェイズ!」

 

 

ジャックナイフ ソウル3

◼️竜装機ソービット

(ジャックナイフ 攻5000→9000/【2回攻撃】)

◼️剣星機 J・アーセナル

(【移動】【貫通】/攻撃が無効にされたら【2回攻撃】)

◼️大竜装機 トリプルバスター

(ジャックナイフ 攻9000→12000/打撃3→4/【貫通】)

 

 

梨子「ジャックナイフでディガルゾーロに攻撃!」

 

ディガルゾーロ『キャスト〈壊王力:壊王の盾〉攻撃を無効化して、ライフ+2だ。そしてジャックナイフを破壊する。』LP6→8

◼️手札2→1/ゲージ1→0

 

 

ジャックナイフ ソウル3→ 2 (竜装機 ソービット)

攻12000→9000/【2回攻撃】消失

 

 

梨子「うっ………、でも、まだ攻撃できる!ジャックナイフでディガルゾーロに再攻撃!」

 

ディガルゾーロ『ソウルガードだ。』

 

 

ジャックナイフ

攻9000

 

ディガルゾーロ

防6000

 

ディガルゾーロ 撃破!

【ソウルガード】ソウル2→1

 

 

梨子「【貫通】4ダメージ!」

 

ディガルゾーロ『ぐぉぉ!!』LP8→4

 

梨子「ターンエンド!」

◼️手札2/ゲージ4/LP9

 

 

ディガルゾーロ『小生のターン、ドロー、チャージ&ドロー!』

◼️手札1→2 /ゲージ0→1

 

ディガルゾーロ『キャスト〈超重圧〉打撃4以上のモンスターがいれば2枚ドローだ。』

◼️手札2→1→3

 

ディガルゾーロ『2人がかりとはいえ、小生にここまで傷を付けるとはな………、悪いなアリュスリーガ、デグロドーザ………、人間相手だが、力を解放させて貰うぞ。』

 

梨子「力を………解放?」

 

レミーア「今より強くなるって事⁉︎」

 

ディガルゾーロ『震撼する大地よ………!地を割り沈む世界に、無感の崩壊を!〈地烈ノ大壊王 ディガルゾーロ"ズィーク"〉』

◼️手札3→2/LP4→2

 

 

地烈ノ大壊王 ディガルゾーロ"ズィーク"

デンジャーW

壊王/デュエルドラゴン

サイズ3/攻13000/防7000/打撃5

◼️君の場に、サイズ3の〈懐王〉のモンスターがいるなら、【コールコスト】を払う代わりに、君のライフ2払って、コールできる。

◼️【コールコスト】君の手札1枚捨てて、ゲージ4払う。

◼️"ラグナロク・ズィーク・クエイク"【起動】君のアタックフェイズ開始時、相手の場のカードを1枚選び、そのカードを破壊する。この能力は1ターンに3回まで使える。その後、この能力で破壊した回数分、君のデッキの上から1枚をこのカードのソウルに入れて、君のライフ+2して、相手にダメージ1!

◼️このカードが攻撃した時、このカードの打撃力を2減らしてよい。減らしたら、このカードは【2回攻撃】を得る。

【貫通】【ソウルガード】【ライフリンク3】

 

 

ディガルゾーロはスリムな見た目の青い竜人のモンスターだったが、力を解放した姿は、二足で立つ竜人には変わりないが、図体が大きくなり、身体は筋肉質になる。そしてさっきまでのクールだった見た目から一変して、凶悪そうな竜人に変わった。

 

その見た目の変貌に梨子とレミーアは言葉を失う………

 

 

梨子「………⁉︎」

 

レミーア「なっ………⁉︎」

 

ディガルゾーロ『どうだ人間達よ、力を解放した小生のこの醜い姿を見て、恐怖し、絶望し、小生にこの醜い姿を晒させた自らに後悔し、散るがいい!』

 

 

もはや言動すらも、力を解放する前よりも荒々しく感じる。

 

 

ディガルゾーロ『アタックフェイズ!小生の能力発動!相手の場のカード1枚を破壊する。其奴(そやつ)は邪魔だ、光剣霊竜レイティオを破壊だ!』

 

レミーア「えぇ⁉︎」

 

ディガルゾーロ『"ラグナロク・ズィーク・クエイク"!!』

 

レミーア「ソ、ソウルガード!」

 

 

レイティオ 破壊!

【ソウルガード】ソウル3→2

 

 

ディガルゾーロ『まだだ!もう一度レイティオを破壊!』

 

レミーア「ソウルガード!」

 

 

レイティオ 破壊!

【ソウルガード】ソウル2→1

 

 

ディガルゾーロ『力を解放した小生は、相手のカードを3枚まで破壊できる!三度レイティオを破壊だ!』

 

レミーア「そんな!ソウルガード!」

 

 

レイティオ 破壊!

【ソウルガード】ソウル1→0

 

 

ディガルゾーロ『そして、破壊した数分、デッキから小生のソウルを増やし、小生のライフ+2、お前達にダメージ1だ。』

 

梨子「レイティオは3回破壊された………」

 

ディガルゾーロ『そう。よって小生のソウル+3、ライフ+6、お前達にダメージ3だ!』LP2→8

 

梨子/レミーア「きゃぁぁぁ!」LP9→6

 

 

ディガルゾーロ ソウル0→3

 

 

ディガルゾーロ『バトルだ。まずは必ずレイティオを攻撃しなければ………だったな。』

 

レミーア「そうだよ!」

 

ディガルゾーロ『レイティオに攻撃だ!攻撃時に打撃力を2減らし、【2回攻撃】を得る!』

 

 

ディガルゾーロ

打撃4→2

 

 

レミーア「アーディアーチャーの能力で、デッキトップから1枚をソウルに入れて、ダメージ1!」

 

ディガルゾーロ『くぅ!』LP8→7

 

レミーア「ソウルガード!」

 

 

ディガルゾーロズィーク

攻13000

 

レイティオ ソウル0→1

防6000

 

レイティオ 撃破!

【ソウルガード】ソウル1→0

 

 

ディガルゾーロ『2回攻撃だ、レイティオに攻撃!』

 

 

光剣霊竜レイティオ 完全撃破!

 

 

レミーア「レイティオ………!」

 

ディガルゾーロ『キャスト〈懐王力:豪壊破〉』

◼️手札2→1

 

 

壊王力:豪壊破

懐王

『懐王力』(君のバディが〈懐王〉のカードなら、このカードは、そのカードと同じワールド名のカードとして扱い、デッキに入れられる。)

◼️【対抗】君の場の〈懐王〉のモンスター1枚の打撃力+1して、スタンドする。『懐王力:豪壊破』は1ターンに1回だけ使える。

 

 

ディガルゾーロ『ディガルゾーロズィークの打撃+1してスタンドする!』

 

 

ディガルゾーロズィーク

打撃3→4

 

 

ディガルゾーロ『三度攻撃!打撃4!』

 

 

ディガルゾーロは高密度の衝撃の玉を創り出し、それを梨子とレミーアに向けて打ち出す!

 

 

梨子/レミーア「きゃぁぁぁ!!」LP6→2

 

 

衝撃の大玉が破裂して、梨子とレミーアは後ろに大きく吹き飛ばされる………

 

 

梨子「痛たたた………大丈夫?レミーアちゃん?」

 

レミーア「………………」

 

梨子「レミーアちゃん………?」

 

 

梨子はレミーアに無事を問いかけるが、レミーアは答えを返さない。なぜなら、レミーアは目を閉じたまま倒れていた。

 

 

梨子「レミーアちゃん!!」

 

ディガルゾーロ『その娘はどうやら、小生の攻撃で気を失ったようだな。ファイトが続行できないのなら、次のその娘のターンは無い。』

 

梨子「………………仕方ないわね、レミーアちゃんの分まで、私が1人で戦う。そしてあなたに勝つ!」

 

ディガルゾーロ『ターンエンドだ。』

◼️手札0/ゲージ1/LP7

 

 

梨子達のライフは残り2、もう後が残されていない。ディガルゾーロに次のターンを譲ってしまえば梨子達は確実に負けてしまう。つまり梨子は、このターンで確実にディガルゾーロに勝たねばならない。

 

 

梨子「このターンでケリをつける、いくよジャック!」

 

ジャック『おう!』

 

梨子「私のターン、ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札2→3/ゲージ4→5

 

梨子「私のライフ6以下で、場にジャックが居れば………〈ドラゴンフォース"喜愛の型"〉解放‼︎」

◼️手札3→2/ゲージ5→3

 

 

ドラゴンフォース"喜愛の型"

武器/喜び/愛

攻6000/打撃2

『解放条件!』〔君のライフ6以下で、君の場にカード名に「ジャックナイフ」を含むモンスターがいる。〕

◼️【装備コスト】ゲージ2払う。

◼️このカードは破壊されず、手札に戻せず、能力を無効化されない。

◼️お互いのアタックフェイズ開始時、君の手札かドロップから〈竜装機〉1枚までを場の〈ネオドラゴン〉1枚のソウルに入れて、君のライフ+2!

◼️君の場のカード名に「ジャックナイフ」を含むモンスターのソウルが3枚以上ある時、このカードは【貫通】を得て、君のカード全ては、相手の効果でレストされず、君が効果で受ける3以上のダメージを2減らす。

【3回攻撃】

 

 

ディガルゾーロ『ドラゴンフォース………?』

 

梨子「こっから反撃よ、アタックフェイズ!ドラゴンフォースの能力で、ドロップから〈剣星機 J・イグナイター〉を【星合体】!そしてライフ+ 2!」LP2→4

 

 

ジャックナイフ ソウル2→3

◼️剣星機 J・アーセナル

(【移動】【貫通】/攻撃が無効にされたら【2回攻撃】)

◼️大竜装機 トリプルバスター

(ジャックナイフ 攻5000→9000/打撃3→4/【貫通】)

◼️剣星機 J・イグナイター

(ジャックナイフ 打撃4→5)

 

 

梨子「バトル!ジャックナイフでディガルゾーロズィークに攻撃!」

 

ディガルゾーロ『キャスト!〈壊王力:壊王の盾〉攻撃を無効化し、ジャックナイフを破壊し、ライフ+2だ!』LP7→9

◼️手札1→0/ゲージ1→0

 

梨子「ソウルガード!」

 

 

ジャックナイフ 破壊!

【ソウルガード】ソウル3→2(剣星機 J・イグナイター)

打撃5→4

 

 

ジャックナイフは攻撃中に破壊されたが、場に残っている限り、バトルは継続される。

 

 

ジャックナイフ

攻9000

 

ディガルゾーロズィーク

防7000

 

ディガルゾーロズィーク 撃破!

【ソウルガード】ソウル3→2

 

 

梨子「【貫通】4ダメージ!」

 

ディガルゾーロ『ぐぁぁぁ!』LP9→5

 

梨子「ソウルのJアーセナルの能力で、攻撃が無効化されたらジャックナイフは【2回攻撃】を得る!ジャックナイフで再攻撃!」

 

ディガルゾーロ『ソウルガード!』

 

 

ディガルゾーロズィーク 撃破!

【ソウルガード】ソウル2→1

 

 

梨子「【貫通】打撃4!」

 

ディガルゾーロ『ぐぅぅ!』LP5→1

 

 

ディガルゾーロのライフは残り1、あと一歩で勝てるところまで来たが、ドラゴンフォースの攻撃力は6000、対してディガルゾーロズィークの防御力は7000、ドラゴンフォースではディガルゾーロズィークは倒せない。

 

だが、梨子のはまだ諦めていない!

 

 

梨子「久しぶりの………ファイナルフェイズ‼︎ゲージ3払い、ジャックナイフを必殺モンスターに!!〈ジャックナイフ"フルリベレイト・オールバースト・カノン"〉を必殺コール!」

◼️手札2→1/ゲージ3→0

 

 

ジャックナイフ"フルリベレイト・オールバースト・カノン"

スタードラゴンW

ネオドラゴン

サイズ2/攻8000/防5000/打撃2

◼️【コールコスト】君のソウル3枚以上の〈ネオドラゴン〉1枚に重ねて、君のドロップのカード1枚をこのカードのソウルに入れて、ゲージ3払う。

◼️このカードが攻撃したバトルの終了時、このカードのソウルを4枚までドロップに置いてよい。置いたら、置いた枚数分相手にダメージ!!さらに、この能力でソウルを4枚以上置いたら、このカードをスタンドして、このカードの効果で相手に与えるダメージは減らない。

【ソウルガード】/ソウル3

 

 

梨子「さらにコールコストでドロップの〈剣星機 J・イグナイター〉を【星合体】!」

 

 

必殺モンスター ソウル3→4

◼️超星竜 ジャックナイフ

◼️剣星機 J・アーセナル

(【移動】【貫通】/攻撃が無効にされたら【2回攻撃】)

◼️大竜装機 トリプルバスター

(必殺モンスター 攻8000→11000/打撃2→3/【貫通】)

◼️剣星機 J・イグナイター

(ジャックナイフ 打撃3→4)

 

 

梨子「必殺モンスターでディガルゾーロズィークに攻撃!」

 

ディガルゾーロ『ソウルガード!』

 

 

必殺モンスター

攻11000

 

ディガルゾーロズィーク

防7000

 

ディガルゾーロズィーク

【ソウルガード】ソウル1→0

 

 

梨子「必殺モンスターの【貫通】打撃4!"フルリベレイト・オールバースト・カノン"」

 

 

必殺モンスターの10台のキャノン砲から高出力の太いレーザー光線が放たれ、ディガルゾーロに直撃する!

 

 

ディガルゾーロ『うっ………ぐあぁぁぁぁぁ!!』LP1→0

 

梨子「か………勝った………はぁ〜〜」

 

 

勝利した梨子は全身の力が抜けてヘタリ込む。

 

 

レミーア「………………」

 

梨子「レミーアちゃんが目を覚ますまで休憩ね………、曜ちゃんと千歌ちゃん、大丈夫よね………?」

 

 

『三壊王』ディガルゾーロ 撃破!

 

 

 

 

 




今回も感想を是非‼︎


ーーー次回予告ーーー

千歌、アダフ、レヴェルが対峙するのは、天空を統べる赤の竜人………デグロドーザ、風を起こし雷を轟かせ、天に座す姿はまさに"天空を統べる破壊の王"

次回『天空を統べる破壊王 デグロドーザ』


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天空を統べる破壊王 デグロドーザ

前回の『バディファイトLoveLive!サンシャイン‼︎』

 

フェルドラグの力と、ドラゴンフォースの力を合わせて1ヶ月後の沼津に飛んだ千歌達、海が荒れ、地が割れ、天が轟く中で、ついに『三壊王』と対峙する。

 

曜とアラトは2人でアリュスリーガとファイトし、見事にアリュスリーガを撃破した!

 

梨子とレミーアも2人でディガルゾーロとファイトし、そしてディガルゾーロを撃破した!

 

ーーー

ーーー

 

曜とアラト、梨子とレミーアがファイトしている同刻、千歌、アダフ、レヴェルの3人とフェルドラグは赤い竜人と対峙していた。

 

 

赤い竜人『良いのか?1人でも仲間に付いて行かなくても。』

 

千歌「私は、梨子ちゃんと曜ちゃんを信じてる!」

 

アダフ「我々も、アラトとレミーアを、我が子達を信じるだけです。」

 

レヴェル「私も、彼女達を信じます。」

 

赤い竜人『………………信じるという感情は我にはよく分からないが、「心配するまでもない」ということか。』

 

 

赤い竜人は何か納得したような微妙な解釈をした。その時、赤い竜人は何かを感じ取った様子になり、他の竜人達が移動した方向を確認して、千歌達の前に降りて来る。

 

 

赤い竜人『どうやら、双方でファイトが始まったようだな。我々も始めよう。我は風を起こし雷を轟かす天空の破壊王 デグロドーザだ。さぁ、誰が我とファイトするのか………』

 

 

デグロドーザは、自分とファイトする相手を求めた………

 

 

千歌「なら私が………!」

 

アダフ「いや、私が行きます。」

 

 

千歌がファイトを受けようとした時、アダフが静止する。

 

 

レヴェル「私もいますよ、千歌さん。」

 

千歌「アダフさん、レヴェルさん………」

 

 

デグロドーザ『言っておくが、我とファイトするなら2人で来るがいい。貴様らが我を倒せる可能性が増すかもしれんぞ? それだけではなく、我は一気に2人の邪魔者を駆除できのでね。』

 

 

レヴェル「なら私とアダフさんで行きましょう。」

 

アダフ「ああ。」

 

千歌「待ってください!ファイトなら私が………」

 

アダフ「千歌さん、今回のファイトは私とレヴェルに任せて貰えませんか?」

 

千歌「え………」

 

レヴェル「千歌さん、あなたが曜さんと梨子さんを信じるように、私とアダフさんを信じてください。」

 

 

アダフとレヴェルの言葉に千歌は、アダフに言われた事を思い出していた。

 

「千歌さん、あなたはこの大きな力を持った事で、いつしか………いや、いつの間にか自分の意思とは関係なく、自分の力を過信していたのではないのですか?ドラゴンフォースがあれば自分1人で何でも守れる、何でも救えると………少し慢心を感じているのでは?」

 

その言葉を思い出し、千歌は、このファイトを2人に任せる事を決めた。

 

 

千歌「………………分かりました。信じます!」

 

レヴェル「ありがとう、千歌さん」

 

アダフ「では、ファイトを始めましょう!」

 

デグロドーザ『うむ。』

 

 

 

アダフ「御霊の竜達の祈りを聞き、最悪の未来に霊竜の鉄槌を下さん………ルミナイズ!〈御霊の竜王〉」

 

レヴェル「神のお告げにより、汝の魂を救済します………ルミナイズ〈御霊の救済〉」

 

デグロドーザ『吹き荒れる風よ、光轟く雷鳴よ、我は広大なる天空に座す破壊の王である。ルミナイズ〈天空を統べる破壊王〉』

 

 

オープンTHEフラッグ

 

 

アダフ「ダークネスドラゴンワールド」

◼️手札6/ゲージ2/LP10

 

レヴェル「ダークネスドラゴンワールド」

◼️手札6/ゲージ2/LP10

 

デグロドーザ『ドラゴンワールド』

◼️手札6/ゲージ2/LP10

 

 

レヴェル「私からです。ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札6→7/ゲージ2→3

 

レヴェル「ゲージ1払いライトにバディコール(LP10→11)!〈救済霊竜 フォルドル〉」

◼️手札7→6/ゲージ3→2

 

 

救済霊竜 フォルドル

ダークネスドラゴンW/ドラゴンW

霊竜

サイズ2/攻6000/防2000/打撃2

◼️【コールコスト】ゲージ1払い、君のデッキの上から1枚をこのカードのソウルに入れる。

◼️このカードが攻撃した時、相手の場のカード1枚を選び、ライフ1払ってよい。払ったら、選んだカードを破壊して、相手にダメージ2!

◼️相手のアタックフェイズ中、相手は可能なら、このターンの最初の攻撃を場のカード1枚でこのモンスターに攻撃する。

【ソウルガード】/ソウル1

 

 

レヴェル「レフトに〈霊竜 ジィリア〉をコール!」

◼️手札6→5

 

 

霊竜 ジィリア

ダークネスドラゴンW/ドラゴンW

霊竜

サイズ1/攻4000/防1000/打撃1

◼️相手のターンの最初の攻撃で、君のモンスターが攻撃されている時、このカードを攻撃されているモンスターのソウルに入れて、攻撃しているモンスター1枚の攻撃力-3000!

◼️このカードがソウルにある〈霊竜〉のモンスターの防御力+3000!

 

 

レヴェル「ライフ1払い〈霊竜の杖 ファグロ〉を装備!」

◼️手札5→4/LP 11→ 10

 

 

霊竜の杖 ファグロ

ダークネスドラゴンW/ドラゴンW

霊竜

攻4000/打撃1

◼️【装備コスト】ライフ1払う。

◼️相手のターンの最初の攻撃で君のモンスターが攻撃されている時、君のデッキの上から1枚を攻撃されているモンスター1枚のソウルに入れて、相手にダメージ1!

◼️このカードが破壊された時、君のライフ+1!

 

 

レヴェル「アタックフェイズ!フォドルで相手に攻撃です!打撃2!」

 

デグロドーザ『ぐっ!』LP10→8

 

レヴェル「私はターンエンドです。」

◼️手札4/ゲージ2/LP10

 

 

アダフ「次は私だ。ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札6→7/ゲージ2→3

 

アダフ「私もライトにバディコール(LP10→ 11)!竜の御霊よ………我が元に集い、黒金の竜王をここに顕現させよ。〈御霊の霊王竜 フェルドラグ〉」

◼️手札7→6/ゲージ3→0

 

 

御霊の霊王竜 フェルドラグ

ダークネスドラゴンW/ドラゴンW

霊竜

サイズ3/攻12000/防6000/打撃2

◼️【コールコスト】君の場のモンスター1枚をドロップに置き、ゲージ3を払う。

◼️このカードが登場した時、君のデッキの上から3枚をこのカードのソウルに入れる。

◼️"霊竜光召"【起動】このカードが攻撃した時、君のドロップからサイズ1以下の〈霊竜〉1枚を【コールコスト】を払ってコールする。そのモンスターは、場から離れるまでサイズ0として扱う。

◼️相手のアタックフェイズ中、相手は可能なら、このターンの最初の攻撃を1枚で、このカードに攻撃する。

【2回攻撃】【ソウルガード】【反撃】

 

 

アダフ「登場時、デッキトップから3枚をフェルドラグにソウルイン!」

 

 

フェルドラグ ソウル0→3

 

 

アダフ「さらに〈アクセルエンド〉デッキトップから5枚破棄して、1チャージ。」

◼️手札6→5/ゲージ0→1

 

アダフ「さらにライフ1払い〈霊竜の剣 ブレェジン〉を装備だ。」

◼️手札5→4/LP 11→ 10

 

 

霊竜の剣 ブレェジン

ダークネスドラゴンW/ドラゴンW

霊竜

攻5000/打撃2

◼️【コールコスト】ライフ1払う。

◼️相手のターンの最初の攻撃で、君のモンスターが攻撃されている時、このカードを、攻撃されているモンスターのソウルに入れて、相手にダメージ1!

◼️君の場の〈霊竜〉のモンスターのソウルが3枚以上あるなら、このカードは【2回攻撃】を得る。

 

 

アダフ「アタックフェイズを行います。フェルドラグで相手に攻撃!フェルドラグの能力発動!"霊竜光召"ドロップより〈霊竜 ジィルス〉をサイズ0にしてコールだ!」

 

 

霊竜 ジィルス

ダークネスドラゴンW/ドラゴンW

霊竜

サイズ1→0/攻4000/防1000/打撃1

◼️【コールコスト】ライフ1払う。

◼️このカードが登場したターン中、君の場の〈霊竜〉全ての攻撃力+3000、打撃力+1!

◼️相手のターンの最初の攻撃で、君のモンスターが攻撃された時、このカードをそのモンスターのソウルに入れて、君のライフ+2!

【貫通】

 

 

アダフ「ジィルスが登場したターン中、場の〈霊竜〉全ての攻撃力+3000、打撃+1だ!」

 

 

フェルドラグ

攻12000→15000/打撃2→3

 

ジィルス

攻4000→7000/打撃1→2

 

ブレェジン

攻5000→8000/打撃2→3

 

 

アダフ「フェルドラグの打撃3です!」

 

デグロドーザ『ぐぁぁぁ!』LP8→5

 

アダフ「ターンエンドです。」

◼️手札4/ゲージ1/LP10

 

 

デグロドーザ『我のターン。ドロー、チャージ&ドロー』

◼️手札6→7/ゲージ2→3

 

デグロドーザ『レフトに〈メラブレード・ドラゴン〉をコール、ライトに〈フレアファング・ドラゴン〉をコールだ。』

◼️手札7→6→5

 

 

メラブレード・ドラゴン

サイズ1/攻3000/防1000/打撃2

 

 

フレアファング・ドラゴン

サイズ1/攻3000/防1000/打撃1

 

 

デグロドーザ『フレアファングの能力で1チャージ、1ドローだ。』

◼️手札5→6/ゲージ3→4

 

デグロドーザ『そして2体のモンスターを破壊して、ゲージ3払いバディコール(LP5→6)………」

◼️手札6→5/ゲージ4→1

 

デグロドーザ『雷鳴を轟かせ雲を割り天空に座せ、我こそが天空を統べる壊王だ。〈天雷ノ壊王 デグロドーザ〉』

 

 

天雷ノ壊王 デグロドーザ

ドラゴンW

赤竜/太陽竜/壊王

サイズ3/攻10000/防6000/打撃3

◼️【コールコスト】君の場のモンスター2枚を破壊して、ゲージ3払う。

◼️このカードが登場した時、君のライフを1にしてよい。1にしたら、君のデッキの上から8枚をこのカードのソウルに入れる。

◼️このカードがセンターにいる時、君はダメージを受けない。

◼️"ラグナロク・スカイフォール"【起動】このカードのソウル1枚をドロップに置いて、手札を1枚捨ててよい。捨てたら、相手の場のカードを全て破壊して、破壊した枚数分、相手にダメージ!!"ラグナロク・スカイフォール"は1ターンに1回だけ使える。

【3回攻撃】【ソウルガード】

 

 

デグロドーザ『登場時能力だ。我は自身のライフを1にする。』LP6→1

 

アダフ/レヴェル「………っ⁉︎」

 

 

ーーー

ーーー

 

千歌「え⁉︎ 自分のライフを1にしちゃうの⁉︎」

 

ーーー

ーーー

 

 

アダフ「いったい、何を考えている………!」

 

デグロドーザ『動じるな。そして、デッキトップから8枚を我がソウルとする。』

 

 

デグロドーザ ソウル0→8

 

 

レヴェル「ソウルが8枚ですって⁉︎」

 

アダフ「なんと………」

 

デグロドーザ『我が【起動】能力!我がソウルを1枚と手札1枚をコストにして発動! 相手の場のカードを全て破壊する!』

◼️手札5→4

 

アダフ/レヴェル「………⁉︎」

 

 

デグロドーザ ソウル8→7

 

 

デグロドーザ『風よ雷よ、吹き荒れ轟き、全てを破壊せよ!"ラグナロク・スカイフォール"』

 

 

デグロドーザは片手を天に掲げ、風が集約される。そして集約した風の塊に雷が落ち、雷を纏う風の巨大な球体を造り出した。そしてその風と雷の球体を投げ付け、相手のフィールド全体を包み込んで破裂した。

 

 

 

フェルドラグ 破壊!

【ソウルガード】ソウル3→2

 

霊竜 ジィルス 破壊!

 

霊竜の剣 ブレェジン 破壊!

 

 

フォルドル 破壊!

【ソウルガード】ソウル1→0

 

霊竜 ジィリア 破壊!

 

霊竜の杖 ファグロ 破壊!

 

 

 

デグロドーザ『さらに、破壊したカードの枚数分、貴様達にダメージだ!』

 

アダフ「私達の破壊されたカードは………」

 

レヴェル「合計6枚………!」

 

デグロドーザ『そう、6ダメージだ!』

 

 

吹き荒れる風の中で、アダフとレヴェルは風に纏い付く雷に襲われる!

 

 

アダフ/レヴェル『うぁぁぁぁ!!』LP10→4

 

アダフ「ぐぅ………!こんな能力が………⁉︎」

 

デグロドーザ『アタックフェイズだ。』

 

アダフ「この時、フェルドラグの能力発動!相手は最初の攻撃を1枚でフェルドラグに行わなければならない!」

 

レヴェル「フォルドルも、同じ能力があります!」

 

デグロドーザ『ならば、フォルドルに攻撃する!』

 

 

今のフォルドルにソウルは無い!

 

 

アダフ「キャス………」

 

レヴェル「アダフさん。」

 

アダフ「っ⁉︎ レヴェル………」

 

 

アダフはソウルの無いフォルドルを守ろうとキャストしようとしたが、レヴェルはそれを首を左右に振って静止する。その真意は言わずもがな、ライフが少ない今、フォルドルの為ではなく、自分を守る為にカードを使うようにとのレヴェルの計らいである。

 

フォルドルも、撃破を覚悟にデグロドーザにぶつかる!

 

 

デグロドーザ

攻10000

 

フォルドル

防2000

 

フォルドル 撃破!

 

 

デグロドーザ『【2回攻撃】だ。人間共に攻撃する。打撃3!』

 

アダフ「くっ………キャスト!〈竜霊術:ネクロマンス・インダクション〉」

◼️手札4→3

 

 

竜霊術:ネクロマンス・インダクション

ダークネスドラゴンW/ドラゴンW

霊竜

◼️相手のターンの攻撃中に使える。

◼️【対抗】このカードを君の場の〈霊竜〉のモンスター1枚のソウルに入れる。入れたら、攻撃している相手のカードの攻撃の対象を、このカードがソウルにある〈霊竜〉のモンスター1枚に変更する。〈竜霊術:ネクロマンス・インダクション〉は1ターンに1枚だけ使える。

 

 

アダフ「このカードをフェルドラグのソウルに入れ、攻撃対象をフェルドラグに変更する!」

 

 

フェルドラグ 撃破!

【ソウルガード】ソウル2→3

 

 

デグロドーザ『ほう。ならば望みどおりに、フェルドラグに攻撃続行する。』

 

 

デグロドーザ

攻10000

 

フェルドラグ

防6000

 

フェルドラグ 撃破!

【ソウルガード】ソウル3→2

 

 

レヴェル「あ、ありがとうございます。アダフさん」

 

アダフ「ああ。」

 

デグロドーザ『ほう………だが【3回攻撃】だ。打撃3!』

 

レヴェル「今度は私が守ります!キャスト〈ミッドナイトシャドウ〉攻撃を無効化します!」

◼️手札4→3

 

デグロドーザ『ふん………、キャスト〈壊王力:豪壊破〉』

◼️手札4→3

 

 

壊王力:豪壊破

懐王

『懐王力』(君のバディが〈懐王〉のカードなら、このカードは、そのカードと同じワールド名のカードとして扱い、デッキに入れられる。)

◼️【対抗】君の場の〈懐王〉のモンスター1枚の打撃力+1して、スタンドする。『懐王力:豪壊破』は1ターンに1回だけ使える。

 

 

デグロドーザ『我の打撃力+1してスタンドする。』

 

 

デグロドーザ

打撃3→4

 

 

アダフ「くっ!」

 

レヴェル「そんな………」

 

デグロドーザ『デグロドーザで四度目の攻撃だ。打撃4!』

 

アダフ「………………」

 

 

アダフは自分の手札を確認するが、防御系のカードを持っていなかった。レヴェルにも目配せで確認を求めるが、レヴェルも首を左右に振り、防御系のカードを持っていない事を確認した。

 

 

レヴェル「ここまで………ですね。」

 

アダフ「ああ、後は千歌さんに任せましょう………」

 

 

デグロドーザは雷を纏う竜巻をアダフとレヴェルに放つ!

 

 

アダフ/レヴェル「ぐわぁぁぁぁぁ!/きゃぁぁぁ!」LP4→0

 

 

 

千歌「アダフさん!レヴェルさん!」

 

レヴェル「すみません………千歌さん………負けてしまいました。」

 

アダフ「出しゃばっておきながら負けてしまうとは………、全く、情けない限りです………」

 

千歌「そ、そんな事………ないです!」

 

アダフ「私は、この沼津が好きです。この街を守る為なら命を賭ける覚悟もありました………。千歌さん………後は、任せてよろしいですか?」

 

千歌「!………はい。任せてください!」

 

 

アダフとレヴェルは安心したように眼をつむり、気を失ってしまった………。そして千歌は2人に背を向け、デグロドーザに向き合う。

 

 

千歌「………………」

 

デグロドーザ『愚かなる小娘よ、我の力を見せつけられて尚、我の前に立ちはだかるか。』

 

千歌「アダフさんは、ほんとにこの街が好きだった。この街を守ろうとあなたに立ち向かった。私だって同じ、この街が大好き。だから立ち向かう、あなたがどれだけ強くても、私は何度でも立ち向かう、絶対にあなたを倒す!」

 

デグロドーザ『ならば向かって来るがいい。絶対的な我が壊王の力を存分に味あわせてやろう。』

 

 

 

千歌「全てを照らす光、眩き無限の烈光!輝きのルミナイズ!〈光輝なる超太陽〉」

 

デグロドーザ『吹き荒れる風よ、光轟く雷鳴よ、我は広大なる天空に座す破壊の王である。ルミナイズ〈天空を統べる破壊王〉』

 

 

 




今回も感想を是非‼︎


ーーー次回予告ーーー

『三壊王』も残すところ1体となった。
アダフとレヴェルを相手に驚異的な強さを見せたデグロドーザの能力に、千歌は徐々に追い詰められていく。だが、この街を愛して戦ったアダフとレヴェル、そして自分達の為に………負けるわけにはいかない!

次回『『三壊王』との決戦! 千歌 vs デグロドーザ』


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『三壊王』との決戦! 千歌 vs デグロドーザ

前回の『バディファイトLoveLive!サンシャイン‼︎』

 

フェルドラグの力と、ドラゴンフォースの力を合わせて1ヶ月後の沼津に飛んだ千歌達、海が荒れ、地が割れ、天が轟く中で、ついに『三壊王』と対峙する。

 

曜とアラトは2人でアリュスリーガとファイトし、見事にアリュスリーガを撃破した!

 

梨子とレミーアも2人でディガルゾーロとファイトし、そしてディガルゾーロを撃破した!

 

アダフとレヴェルはデグロドーザとファイトしたが、デグロドーザの圧倒的な能力により、敗北してしまった。

 

ーーー

ーーー

 

デグロドーザとファイトし、敗北してしまったアダフとレヴェルの為に、そして沼津の街を守る為に、千歌はデグロドーザとのファイトに挑む。

 

 

 

千歌「全てを照らす光、眩き無限の烈光!輝きのルミナイズ!〈光輝なる超太陽〉」

 

デグロドーザ『吹き荒れる風よ、光轟く雷鳴よ、我は広大なる天空に座す破壊の王である。ルミナイズ〈天空を統べる破壊王〉』

 

 

オープンTHEフラッグ

 

 

千歌「ドラゴンワールド」

◼️手札6/ゲージ2/LP10

 

デグロドーザ『ドラゴンワールド』

◼️手札6/ゲージ2/LP10

 

 

千歌「私の先攻、ドロー!チャージ&ドロー!」

◼️手札6→7/ゲージ2→3

 

 

デグロドーザの能力は強力だ。千歌の場にカードがあればある程、デグロドーザの能力は強力になっていく………

 

 

千歌「ライトに〈神速のバルドラゴン〉をコール、レフトに〈フレアファング・ドラゴン〉をコール!」

◼️手札7→6→5

 

 

神速のバルドラゴン

サイズ2/攻6000/防3000/打撃2/【移動】

 

 

フレアファング・ドラゴン

サイズ1/攻3000/防1000/打撃1

 

 

千歌「フレアファングの能力で、1チャージ、1ドロー!」

◼️手札5→6/ゲージ3→4

 

千歌「キャスト〈バルサポート〉ゲージ+2、ライフ+2!」LP10→12

◼️手札6→5/ゲージ4→6

 

千歌「アタックフェイズ!神速のバルドラゴンで攻撃!相手のセンターにモンスターが居ないなら、ライフ+1!」LP12→13

 

デグロドーザ『ぐぅ!』LP10→8

 

千歌「ターンエンド!」

◼️手札5/ゲージ6/LP13

 

 

デグロドーザ『我のターン、ドロー、チャージ&ドロー!』

◼️手札6→7/ゲージ2→3

 

デグロドーザ『絶望して見よ、我が姿を………センターにバディコール(LP8→9)』

◼️手札7→6/ゲージ3→0

 

デグロドーザ『雷鳴を轟かせ雲を割り天空に座せ、我こそが天空を統べる壊王だ。〈天雷ノ壊王 デグロドーザ〉』

 

 

天雷ノ壊王 デグロドーザ

ドラゴンW

赤竜/太陽竜/壊王

サイズ3/攻10000/防6000/打撃3

◼️【コールコスト】君の場のモンスター2枚を破壊して、ゲージ3払う。

◼️このカードが登場した時、君のライフを1にしてよい。1にしたら、君のデッキの上から8枚をこのカードのソウルに入れる。

◼️このカードがセンターにいる時、君はダメージを受けない。

◼️"ラグナロク・スカイフォール"【起動】このカードのソウル1枚をドロップに置いて、手札を1枚捨ててよい。捨てたら、相手の場のカードを全て破壊して、破壊した枚数分、相手にダメージ!!"ラグナロク・スカイフォール"は1ターンに1回だけ使える。

【3回攻撃】【ソウルガード】

 

 

千歌「来た………!」

 

デグロドーザ『登場時能力だ。我がライフを1にして、デッキトップから8枚をソウルにする。』LP9→1

 

 

デグロドーザ ソウル0→8

 

 

デグロドーザ『我がソウルを1枚ドロップに置き、手札を1枚捨てて能力発動!』

◼️手札6→5

 

 

デグロドーザ ソウル8→7

 

 

デグロドーザ『風よ雷よ、吹き荒れ轟き、全てを破壊せよ!"ラグナロク・スカイフォール"相手の場のカードを全て破壊し、破壊した枚数分ダメージだ!』

 

 

デグロドーザは片手を天に掲げ、風が集約される。そして集約した風の塊に雷が落ち、雷を纏う風の巨大な球体を造り出した。そしてその風と雷の球体を投げ付け、相手のフィールド全体を包み込んで破裂した。

 

 

神速のバルドラゴン 破壊!

 

フレアファングドラゴン 破壊!

 

 

デグロドーザ『破壊した枚数は2枚、ダメージ2だ!』

 

千歌「うぁぁ!」LP13→11

 

デグロドーザ『アタックフェイズだ。デグロドーザで人間に攻撃だ!打撃3!』

 

千歌「うわぁ!」LP 11→ 8

 

デグロドーザ『【2回攻撃】もう一度人間に攻撃だ!』

 

千歌「うぁぁぁ!」LP8→5

 

デグロドーザ『【3回攻撃】三度人間に攻撃だ。打撃3!』

 

千歌「キャスト!〈ドラゴンシールド 緑竜の盾〉攻撃を無効化して、ライフ+1!」LP5→6

◼️手札5→4

 

デグロドーザ『防いだか。ターンエンド』

◼️手札5/ゲージ0/LP1

 

千歌「………………」

 

 

ーーー

ーーー

 

「おお〜い!千歌ちゃ〜〜ん!!」

 

「千歌ちゃん!」

 

千歌「え?」

 

 

千歌がデグロドーザとファイトしていると背後から千歌を呼ぶ声が聞こえた。その声に千歌が振り向くと、曜とアラト、梨子とレミーアが駆けつけて来た。

 

 

千歌「みんな! 壊王は倒したの⁉︎」

 

梨子「うん!」

 

曜「バッチリ倒したであります!」

 

アラト「⁉︎ アダフさん!」

 

レミーア「レヴェルさん!」

 

 

アラトとレミーアは千歌の後ろで倒れているアダフとレヴェルに駆け寄る。

 

 

千歌「大丈夫、2人はファイトに負けたけど、気を失ってるだけだよ。」

 

アラト「負けた………?アダフさんとレヴェルが………」

 

レミーア「そんな………………」

 

梨子「大丈夫よ。千歌ちゃんが絶対に勝ってくれるから。」

 

曜「うん、今はみんなで、千歌ちゃんを信じよう。」

 

 

ーーー

ーーー

 

デグロドーザ『ほう、あの2人を倒したのか………、人間風情と(あなど)っていたようだな。』

 

千歌「曜ちゃんも梨子ちゃんも、私達が信じた通り、ファイトに勝って戻って来た。だから私もあなたに勝つ!私のターン!ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札4→5/ゲージ6→7

 

千歌「ライトに〈太陽神の欠片 バルドラゴン〉をコール!」

◼️手札5→4

 

 

太陽神の欠片 バルドラゴン

サイズ2/攻5000/3000/打撃2

 

 

千歌「登場時能力!ライフ1払い、デッキから「バルソレイユ」カード1枚を手札に加える。」

◼️手札4→5/LP6→5

 

千歌「そしてゲージ2払って、バルドラゴンを進化!〈超太陽竜 バルソレイユ〉をバディコール(LP5→6)!」

◼️手札5→4/ゲージ7→5

 

 

超太陽竜 バルソレイユ

サイズ3/攻7000/防7000/打撃2→3

 

 

千歌「私のライフ6以下で、場にバルソレイユが居れば………〈真・ドラゴンフォース〉解放‼︎」

◼️手札4→3/ゲージ5→2

 

 

真・ドラゴンフォース

太陽竜

攻7000/打撃2

『解放条件‼︎』〔君のライフが6以下で、カード名に「バルソレイユ」を含むモンスターがいる。〕

◼️【装備コスト】ゲージ3払う。

◼️場のこのカードは破壊されず、手札に戻せず、能力は無効化されない。

◼️このカードが他の〈太陽竜〉のモンスターと連携攻撃した時、このカードをスタンドして、君のライフ+2!!さらに、このカードの連携攻撃で相手のモンスターを破壊した時、相手にダメージ1!

◼️君のアタックフェイズ開始時、君のデッキの上から1枚を、君の場のモンスター1枚のソウルに入れる。

 

 

千歌は紅金色のオーラ(紅いオーラの周りを薄い金のオーラが縁取って輝いている)を纏い、紅い両翼が生え、千歌の周りに、小さい紅い球体が6つぐらい浮遊している。さらに千歌の髪が腰あたりまで伸びてロングヘアーになる。そして、千歌が少し動くたびに紅と金の粒子が舞い散っている。

 

千歌は空を飛び、デグロドーザと同じ高さまで上昇する。

 

 

デグロドーザ『人間ごときが、この天空の壊王に並んで戦うか………!』

 

千歌「………キャスト〈太陽の恵み〉ゲージ+3!」

◼️手札3→2/ゲージ2→5

 

千歌「バルソレイユの能力発動!ゲージ1払い、センターのデグロドーザを破壊!」

◼️ゲージ5→4

 

デグロドーザ『………ソウルガードだ。』

 

 

デグロドーザ 破壊!

【ソウルガード】ソウル7→6

 

 

千歌「もう一度ゲージ1払い、バルソレイユの能力!デグロドーザを破壊!」

◼️ゲージ4→3

 

デグロドーザ『ソウルガードだ。』

 

 

デグロドーザ 破壊!

【ソウルガード】ソウル6→5

 

 

千歌「ゲージ1払い、デグロドーザを破壊!」

◼️ゲージ3→2

 

デグロドーザ『ソウルガードだ。』

 

 

デグロドーザ 破壊!

【ソウルガード】ソウル5→4

 

 

千歌「ゲージ1払い、デグロドーザを破壊!」

◼️ゲージ2→1

 

デグロドーザ『ソウルガード………!』

 

 

デグロドーザ 破壊!

【ソウルガード】ソウル4→3

 

 

千歌「ゲージ1でデグロドーザを破壊!」

◼️ゲージ 1→0

 

デグロドーザ『くぅ………ソウルガード!』

 

 

デグロドーザ 破壊!

【ソウルガード】3→2

 

 

ーーー

ーーー

 

曜「凄い!相手ソウルを大量に削ったよ!」

 

梨子「うん!いけるよ、千歌ちゃん!」

 

ーーー

ーーー

 

千歌「アタックフェイズ!真ドラゴンフォースの能力で、デッキトップから1枚をバルソレイユににソウルイン!」

 

 

バルソレイユ ソウル1→2

 

 

千歌「バルソレイユと真ドラゴンフォースでデグロドーザに連携攻撃!真ドラゴンフォースをスタンド!ライフ+2!」LP6→8

 

デグロドーザ『ソウルガードだ。』

 

 

真ドラゴンフォース+バルソレイユ

連携 攻14000

 

デグロドーザ

防6000

 

デグロドーザ 撃破!

【ソウルガード】ソウル2→1

 

 

千歌「真ドラゴンフォースのさらなる能力!連携攻撃で相手のモンスターを破壊した時、相手にダメージ1!これで私の勝ち!」

 

 

デグロドーザは自身の登場時能力で自らのライフを1まで減らした。千歌はそれを分かっていて、効果ダメージを与えられる連携攻撃を仕掛けたのだ。

 

 

千歌は宙に浮く紅い球体を手に取り、その球体をデグロドーザに押し付けるように攻撃した!そしてデグロドーザに直撃した紅い球体は爆発する!

 

 

千歌「"真・紅球丸!"」

 

デグロドーザ「ぐぉぉ!!」

 

千歌「やった!」

 

デグロドーザ『ふふふ………無駄だ。この我がセンターにいる限り、我はダメージを受けない!』

 

千歌「そんな⁉︎ くっ、真ドラゴンフォースとバルソレイユで2回連携攻撃!真ドラゴンフォースをスタンド!ライフ+2!」LP8→10

 

デグロドーザ『ソウルガードだ!』

 

 

デグロドーザ 撃破!

【ソウルガード】ソウル1→0

 

 

千歌「真ドラゴンフォースで、デグロドーザに攻撃!」

 

デグロドーザ『キャスト!〈シャインエナジー〉………太陽竜でもある我の防御力+3000する。』

◼️手札5→4

 

 

真ドラゴンフォース

攻7000

 

デグロドーザ

防6000→9000

 

 

千歌「………ターンエンド」

◼️手札2/ゲージ0/LP10

 

 

デグロドーザ『我のターン、ドロー、チャージ&ドロー!』

◼️手札4→5/ゲージ0→1

 

デグロドーザ『ふふふ………さっきの1ターンで我のソウルを削りきった敬意と感心を持って、我が力を解放しよう!!』

 

千歌「え………?」

 

デグロドーザ「キャスト〈ドラゴニック・チャージ"プラス"〉デッキトップから2枚をチャージ、さらに我のライフ5以下なら3チャージだ。」

◼️手札5→4/ゲージ1→6

 

デグロドーザ『手札を1枚捨て、ゲージ3払い、我に重ねてコール! 雷と暴風よ、消え行く世界に哀れみの崩壊を………、我が魂に崩壊へ導く力を解放する!〈天雷ノ大壊王 デグロドーザ"ズィーク"〉』

◼️手札4→3→2/ゲージ6→3

 

 

天雷ノ大壊王 デグロドーザ"ズィーク"

ドラゴンW

赤竜/太陽竜/壊王

サイズ3/攻12000/防6000/打撃3

◼️君の場に、サイズ3の〈懐王〉のモンスターがいるなら、【コールコスト】を払う代わりに、君のライフ2払って、コールできる。

◼️【コールコスト】君の手札1枚捨てて、ゲージ3払う。

◼️このカードが登場した時、君の手札とゲージとこのカードのソウルを全てドロップに置き、君のデッキの上から10枚をこのカードのソウルに入れる。

◼️このカードがセンターにいる時、君はダメージを受けず、このカードの能力は無効化されない。

◼️"ラグナロク・ズィーク・フォール"【起動】このカードのソウルを2枚ドロップに置いてよい。置いたら、相手の場のカードを全て破壊して、破壊した枚数にこの能力でドロップしたソウルの枚数を足した数値分、相手にダメージ!!

【3回攻撃】【ソウルガード】【ライフリンク3】

 

 

デグロドーザは赤い竜人だったが、力を解放した時、尻尾が生えて図体が大きくなり、デグロドーザは四足立ちの大きな赤いドラゴンに変化する。

 

 

デグロドーザ『見よ!これこそが、力を解放した天空を統べる壊王の姿だ………!』

 

千歌「このプレッシャーは………⁉︎」

 

デグロドーザ『我の登場時能力、我が手札、ゲージ、ソウルを全て捨て………デッキトップから10枚を我がソウルに入れる。』

◼️手札2→0/ゲージ3→0

 

 

デグロドーザ ソウル1→0→10

 

 

千歌「ソウル10枚………」

 

デグロドーザ『我の起動能力発動!我がソウルを2枚ドロップし、相手の場のカードを全て破壊する!』

 

千歌「バルソレイユのソウルガード!真ドラゴンフォースは破壊されないよ!」

 

 

デグロドーザ ソウル10→8

 

 

バルソレイユ 破壊!

【ソウルガード】ソウル2→1

 

 

デグロドーザ『さらに破壊した枚数分相手にダメージを与える、だが、そのダメージ+この能力でドロップした我のソウルの枚数分を加える。合計3ダメージだ!』

 

千歌「バルソレイユの能力でダメージを1減らす!うぁぁ!」LP10→8

 

デグロドーザ『アタックフェイズだ。デグロドーザズィークで攻撃!打撃3よ!』

 

 

バルソレイユの能力で攻撃ダメージも1軽減される。

 

 

千歌「うぅぁぁ!」LP8→6

 

デグロドーザ『2回攻撃だ!打撃3!』

 

千歌「キャスト!〈ドラゴンシールド 太陽の盾〉攻撃を無効化して、1チャージ、ライフ+1!」LP6→7

◼️手札2→1/ゲージ0→1

 

デグロドーザ『デグロドーザズィークの3回攻撃だ!』

 

千歌「うわぁぁぁ!」LP7→3

 

 

デグロドーザズィークに集約された雷を纏う風力弾が千歌に直撃し、千歌を遠く吹き飛ばすが、千歌は翼を広げて、地面ギリギリで羽ばたき、なんとか持ちこたえる。そして再びデグロドーザの前に飛び立つ。

 

 

デグロドーザ『耐えたか、ターンエンドだ。言っておくが、力を解放した我も、センターにいる限りダメージを受けない。』

◼️手札0/ゲージ0/LP1

 

ーーー

ーーー

 

曜「センターにいる限りダメージを受けない………?」

 

梨子「しかも、デグロドーザのソウルはまだ8枚もあるわ。そして千歌ちゃんの今のライフは3………」

 

「つまり………、千歌さんは今のこのターンで奴を9回破壊しなければ、勝てない………と言うことですね。」

 

 

みんながファイトに集中してる間、どうやらアダフとレヴェルは気がついたみたいだ。

 

 

アラト「アダフさん!」

 

レミーア「レヴェルさん!」

 

アダフ「アラト、レミーア………心配かけたね。」

 

レヴェル「皆、他の壊王に勝ったみたいですね。」

 

アラト「ああ………!」

 

アダフ「今は、千歌さんの勝利を祈りましょう。」

 

ーーー

ーーー

 

千歌「私のターン、ドロー!チャージ&ドロー!」

◼️手札1→2/ゲージ1→2

 

千歌「キャスト!〈ドラゴンフォース・グリモ〉」

◼️手札2→1

 

 

千歌「ドラゴンフォース・グリモ

ドラゴンW

魔法:ドロー

◼️君がカード名に「ドラゴンフォース」を含むアイテムを装備していて、君の手札が2枚以下なら使える。

◼️君のデッキの上から2枚引く。さらに君のライフ4以下なら、カードを1枚引く。

◼️「ドラゴンフォース・グリモ」は1ターンに1枚だけ使える。

 

 

千歌「カードを2枚引いて、ライフ4以下ならさらに1枚引く。合計3ドロー!」

◼️手札1→4

 

千歌「〈ドラゴニック・チャージ"プラス"〉2チャージ、ライフ5以下でさらに3チャージ!」

◼️手札4→3/ゲージ2→8

 

千歌「ゲージ2払い、バルソレイユを進化!〈超太陽光竜 バルソレイユ・ソル〉をコール!」

◼️手札3→2/ゲージ8→6

 

 

超太陽光竜 バルソレイユ・ソル

ドラゴンW/スタードラゴンW/ダークネスドラゴンW

太陽竜

サイズ3/攻7000/防7000/打撃3

◼️【コールコスト】君の場のモンスター1枚に重ねて、ゲージ2払う。

◼️このカードがアイテムと連携攻撃した時、相手のモンスター1枚を破壊するか、ソウル1枚をドロップする。

◼️【対抗】"太陽の絆"このカードのソウル1枚をドロップに置く、置いたら、君は次のダメージを受けない。この能力は1ターンに1回だけ使える。

【2回攻撃】【ソウルガード】

 

 

千歌「アタックフェイズ!真ドラゴンフォースとバルソレイユソルで連携攻撃!真ドラゴンフォースをスタンドして、ライフ+2!そしてバルソレイユソルの能力で、デグロドーザズィークを破壊!」LP3→5

 

デグロドーザ『ソウルガードだ。』

 

 

デグロドーザズィーク 破壊!

【ソウルガード】ソウル8→7

 

 

真ドラゴンフォース+バルソレイユソル

連携 攻14000

 

デグロドーザズィーク

防6000

 

デグロドーザズィーク 撃破!

【ソウルガード】ソウル7→6

 

 

千歌「真ドラゴンフォースとバルソレイユソルで2回連携攻撃!真ドラゴンフォースをスタンド!ライフ+2!バルソレイユソルの能力でデグロドーザズィークを破壊!」LP5→7

 

デグロドーザ『ソウルガード!』

 

 

デグロドーザズィーク 破壊&撃破!

【ソウルガード】ソウル6→5→4

 

 

千歌「真ドラゴンフォースでデグロドーザズィークに攻撃!」

 

デグロドーザ『ソウルガード………!』

 

 

真ドラゴンフォース

攻7000

 

デグロドーザズィーク

防6000

 

デグロドーザズィーク 撃破!

【ソウルガード】ソウル4→3

 

 

ーーー

ーーー

 

梨子「デグロドーザのソウルをだいぶ削ったけど………」

 

アダフ「デグロドーザのソウルはまだ3枚残っている。」

 

曜「それに、千歌ちゃんのカードは全部攻撃し終わっちゃった………」

 

ーーー

ーーー

 

千歌「ファイナルフェイズ‼︎ ゲージ3払ってキャスト!必殺技〈ドラゴンフォース・真・アドベントオーラ!〉」

◼️手札2→1/ゲージ6→3

 

 

太陽竜撃 ドラゴンフォース・真・アドベントオーラ!!

必殺技

太陽竜

◼️君がカード名に「ドラゴンフォース」を含む〈太陽竜〉のアイテムを装備していて、君の場にサイズ2以上の〈太陽竜〉のモンスターがいるなら使える。

◼️【使用コスト】ゲージ3払う。

◼️君の〈太陽竜〉のアイテム1枚と〈太陽竜〉のモンスター1枚をスタンドさせて連携攻撃を行う。この連携攻撃のダメージは減らない。この能力での連携攻撃が無効化された時、連携攻撃していたカードの打撃力を合計した数値分、相手にダメージ!!!

◼️「ドラゴンフォース・真・アドベントオーラ」はファイナルフェイズ中、1枚しか使えない。

 

 

千歌「真ドラゴンフォースとバルソレイユソルをスタンド!そして連携攻撃する!真ドラゴンフォースをスタンド!ライフ+2!バルソレイユソルの能力でデグロドーザズィークを破壊!」LP7→9

 

デグロドーザ『ソ……ソウルガードだ!!』

 

 

デグロドーザズィーク 破壊&撃破!

【ソウルガード】ソウル3→2→1

 

 

千歌「真ドラゴンフォースで攻撃!」

 

デグロドーザ『ソウルガード!』

 

 

デグロドーザズィーク 撃破!

【ソウルガード】ソウル1→0

 

 

デグロドーザ『まだだ、まだ我は立っているぞ!! 我に敗北はない!』

 

千歌「まだまだ、ゲージ3払って必殺コール‼︎」

◼️手札1→0/ゲージ3→0

 

デグロドーザ『………っ⁉︎』

 

千歌「バルソレイユソルを必殺モンスターに!!〈バルソレイユ"バルブレード・真・スラッシャー‼︎"〉」

 

 

バルソレイユ"バルブレード・真・スラッシャー‼︎"

ドラゴンW/スタードラゴンW/ダークネスドラゴンW

太陽竜/ネオドラゴン/黒竜

サイズ3/攻12000/防7000/打撃3

◼️【コールコスト】君の場のカード名に「バルソレイユ」を含むサイズ2以上のモンスター1枚に重ねて、ゲージ3払う。

◼️君が『解放条件』を持つアイテムを装備しているなら、このカードの攻撃のダメージは減らない。

◼️このカードが登場した時、ゲージ1払い、君のアイテム1枚までをスタンドする。そのアイテムはファイナルフェイズ中にも攻撃できる。

◼️このカードが攻撃した時、相手の場のモンスター1枚の能力を無効化する。さらに、このカードが連携攻撃しているなら、このカードは【2回攻撃】を得て、君のアイテム1枚は【貫通】を得る!!

【貫通】【ソウルガード】

 

 

そのバルソレイユは両手が光の剣に変わり、背中には、竜の翼を模したジェットスラスターを装着していた。

 

 

デグロドーザ『このタイミングで必殺モンスターだと⁉︎』

 

千歌「必殺モンスターで、デグロドーザズィークに攻撃!」

 

 

必殺モンスター

攻12000

 

デグロドーザズィーク

防6000

 

デグロドーザズィーク 完全撃破!!

 

 

千歌「【貫通】打撃3!!」

 

 

デグロドーザズィークを斬り、破壊した後で、バルソレイユの片方の光の剣が超巨大化し、バルソレイユはそれをデグロドーザに振り下ろす!

 

 

千歌/バルソレイユ「"バルブレード・真・スラッシャー‼︎"」

 

デグロドーザ『ぐぅぅ………うおぉぉぉお!!』LP1→0

 

 

 

千歌「はぁ………勝った………」

 

梨子/曜「千歌ちゃん!」

 

レヴェル「やりましたね。」

 

アダフ「お見事です、千歌さん。」

 

千歌「はい!これで、沼津は守れたんですよね?」

 

アダフ「ええ。皆さんの協力のおかげです。本当にありがとう。」

 

千歌「お礼は良いですよ、私達もこの街を守りたかったから、ただそれだけです。」

 

 

 

 

『三壊王』との戦いは終わった。千歌達は、未来の沼津を守る事に成功したのだ。

 

 

『三壊王』デグロドーザ 撃破………!

 

 

 




今回も感想を是非‼︎


ーーー次回予告ーーー

『三壊王』はついに全滅した。
だが安堵したのも束の間、戦いにはまだ終止符は打たれていなかった。新たなる絶望が再び世界に危機を与えようとしている。

次回『新たな絶望、破壊の化身!』


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新たな絶望、破壊の化身!

今回は少し短いです。


前回の『バディファイトLoveLive!サンシャイン‼︎』

 

フェルドラグの力と、ドラゴンフォースの力を合わせて1ヶ月後の沼津に飛んだ千歌達、海が荒れ、地が割れ、天が轟く中で、ついに『三壊王』と対峙する。

 

曜とアラトは2人でアリュスリーガとファイトし、見事にアリュスリーガを撃破し、梨子とレミーアも2人でディガルゾーロとファイトし、そしてディガルゾーロを撃破した!

 

だが、アダフとレヴェルはデグロドーザとファイトしたが、デグロドーザの圧倒的な能力により、敗北してしまう、だが2人の意思を継ぎ、千歌はデグロドーザとファイトし、そして勝利した。

 

『三壊王』は、ついに全滅したのだ。

 

ーーー

ーーー

 

 

千歌「はぁ………勝った………」

 

梨子/曜「千歌ちゃん!」

 

レヴェル「やりましたね。」

 

アダフ「お見事です、千歌さん。」

 

千歌「はい!これで、沼津は守れたんですよね?」

 

アダフ「ええ。皆さんの協力のおかげです。本当にありがとう。」

 

千歌「お礼は良いですよ、私達もこの街を守りたかったから、ただそれだけです。」

 

 

『ぐっ………ぐぅぅ………!』

 

 

皆が勝利を喜んでいる時、敗北した筈のデグロドーザが再び立ち上がる。

 

 

『ま………まだ、だ………!』

 

 

攻撃のダメージが効いているのか、竜人形に戻ったデグロドーザは肩を抑え、足を引きずっている。だが何か、さっきまでとは様子がおかしい。

 

 

千歌「………⁉︎」

 

アラト「こいつ、まだ………!」

 

デグロドーザ「まだ………まだ………だ、我らは、まだぁぁぁぁぁぁぁ!!』

 

 

デグロドーザは苦しみながら赤い光に包み込まれ空に上昇する。さらに、アリュスリーガとディガルゾーロも紫の光と青い光となって、赤い光と合わさり1つとなる。そして新たな姿へと変化した。

 

 

『よくぞ、我が分身達を退けてくれたな………、おかげで、我が力を抑制していた鎖が解け、復活する事が出来たようだ。』

 

 

アダフ「な……何?」

 

千歌「これは………!」

 

 

千歌達の前に姿を現したのは、上半身は翼と腕と身体がある竜人型、下半身は、まるで蛇の尾のようにドクロを巻いている巨大なモンスターだった!

 

 

『我が名は、「破壊の神アヴロ」………全ての世界を破壊し、新天地を創造するものなり!』

 

アダフ「破壊の神………」

 

千歌「アヴロ………?」

 

アヴロ『愚かしき人間共よ……我が復活したこの瞬間、世界は我が支配下に置かれた。全ては、創造の為の破壊を行使する為に……!』

 

アダフ「なんだと⁉︎」

 

梨子「戦いは、まだ終わってなかったの⁉︎」

 

アヴロ『ふふふふ………、お前達、この時間軸の存在ではないな?ここより近い過去から来たようだな?』

 

アダフ「なぜ分かる!」

 

アヴロ『分かるぞ、我は全ての時代、世界を見る事ができる破壊の神よ、滅びゆく世界の過去も未来も我が手の中だ。』

 

 

皆、アヴロからのプレッシャーに押され、本当の事を言っていると、嫌でも思わされる。

 

 

アヴロ『我はこの世界を破壊し支配する。だが、我が破壊の力、未だ不完全なり………、もっと力が必要だ。ふふふふ、我を復活させてくれた礼だ、1つだけ我の考えを教えよう。』

 

千歌「?」

 

アヴロ『我は今から、ここより近い時間軸、お前達が元いた時間軸に飛び、その世界の未だ復活していない〈壊王〉達を取り込む。そしてその時間軸の世界を、我が支配拠点としよう!』

 

全員「………⁉︎」

 

 

アヴロの言葉に、全員驚愕し絶句する。アヴロは千歌達が元いた時間、つまり、1ヶ月前の沼津の街へ飛び、その世界の三壊王を取り込み、その場で世界を破壊しようと言っているのだ。

 

 

千歌「そんな………そんな事⁉︎」

 

アヴロ『お前達に、我を静止する権限は無い、阻止したくば追ってくるがよい、さらばだ………』

 

 

そう言い残して、アヴロは空間を割り、穴を開け、そして消えて行った………

 

 

梨子「そんな………、じゃあ私達の世界は………、1ヶ月前の沼津は⁉︎」

 

曜「こんな事になるなんて………!」

 

アラト「ちっくしょう!!」

 

レミーア「うぅ………うぅっ………」

 

レヴェル「くぅ………」

 

千歌「みんな、何落ち込んでるの………?」

 

梨子「え?」

 

千歌「落ち込んでる暇なんて無いでしょ!行こう、戻ろうよ!私達の沼津に!今ならまだ間に合う!帰ろうよ!」

 

アダフ「千歌さんのおっしゃる通りです。我々には、もはや落ち込む猶予も無いのです!」

 

曜「千歌ちゃん………そうだね、うん!」

 

梨子「帰りましょう、私達の沼津に!」

 

アダフ「フェルドラグ!」

 

 

アダフが呼びかけると、フェルドラグがデッキの中から現れた。

 

 

フェルドラグ『うむ、話しは聞いた。だがすまない、時を飛ぶには、まだ少し時間が要りそうだ。』

 

千歌「ええ⁉︎」

 

 

フェルドラグの時間を跳ぶ能力を使うには、大量の霊力が必要となる。なので、しばらく休んで霊力をチャージする必要があるが、休み無くデグロドーザとのファイトでも力を尽くしていた為、霊力を溜める為に、少し時間を要する必要があるのだ。

 

 

アダフ「どれくらい掛かる?」

 

フェルドラグ『早くて2時間………遅ければさらに30分を要する。』

 

曜「それじゃ間に合わないよ!」

 

梨子「このままじゃ、私達が元いた沼津が………」

 

アラト「万事休すかよ………!」

 

レヴェル「アダフさん、何か手は?」

 

アダフ「すまないが、こればかりは………フェルドラグ頼みだ。」

 

フェルドラグ『すまない。』

 

 

アラトの言う通り、皆が万事休すかと思い始めた時、千歌が1つ提案を思いつく。

 

 

千歌「………ドラゴンフォースの力ならどおかな?」

 

曜「え?」

 

千歌「ドラゴンフォースなら、フェルドラグに必要な力を送れるんじゃないかなぁ〜って!」

 

曜「そうか、ドラゴンフォースは未知の力……もしかしたらって事もあるかも!」

 

梨子「そうね!」

 

アダフ「フェルドラグ、どうかな?」

 

フェルドラグ『うむ。上手く行くか分からんが、試せる事は試そう』

 

 

千歌達は、最初と同じように、フェルドラグを中心に囲むように円陣を組む。そしてフェルドラグは詠唱を始める。

 

 

フェルドラグ『"天に浄化されし竜の御霊達よ、異なる力を受け入れ我が身体に御霊の恩恵を………"』

 

アダフ「今です。」

 

千歌/曜/梨子「ドラゴンフォース解放‼︎」

 

 

千歌、曜、梨子がドラゴンフォースを解放した時、足下に魔法陣が現れ、千歌達のドラゴンフォースの光がフェルドラグに集まる。

 

だが数十秒くらい経つと、ドラゴンフォースの光が弱まり、そして、完全に消えてしまった。それと同時に千歌達も息を荒げて座り込む………

 

 

アダフ「大丈夫ですか⁉︎千歌さん、曜さん、梨子さん!」

 

千歌「はぁ……はぁ……はぁ………、なかなかキツいね………」

 

曜「うん………、はぁ……身体の力を吸われてる気分だよ………はぁ……」

 

梨子「はぁ………、はぁ………そうね………結構疲れるわ………」

 

レヴェル「多分、先程までのファイトの疲れもあるのでしょう。」

 

千歌「はぁ……、でも、疲れてなんていられ、ない………急がないと……!」

 

アラト「おい、あんま無理すんなよ!」

 

レミーア「そうだよ!」

 

千歌「でも……、急がなきゃ、無理でもしなきゃ………私達の元の世界の沼津が………!」

 

曜「千歌、ちゃん………」

 

梨子「千歌ちゃん………」

 

千歌「もう時間が………無理、なのかな………?」

 

 

千歌達が諦めて途方に暮れようとしていた時、数人の人影が千歌達に近づいて来る………

 

 

「もう諦めちゃうの?」

 

 

千歌「え………?」

 

曜「な、何で………⁉︎」

 

梨子「あ、あなた達は………」

 

 

千歌達に近づいて声をかけたのは、意外すぎる人物達だった。それはこの世界の、千歌達から見たら1ヶ月後の世界に存在しているもう1人の自分達、この世界のAqoursのみんなだった。

 

 

曜「ダイヤさん、ルビィちゃん、果南ちゃん!」

 

梨子「善子ちゃん、花丸ちゃん、鞠莉さん………」

 

千歌「梨子ちゃん、曜ちゃん、それに………私………?どうして………?」

 

 

千歌2「サツキさんから話しを聞いたんだよ。過去から千歌達が来てるって。」

 

梨子2「それに、見えてたから………、空で千歌ちゃんが謎のモンスターとファイトしてるのをね。」

 

曜2「それで助けに来たんだけど、終わっちゃったみたいだね?」

 

曜「えっと………、そうなんだ………。」

 

梨子「みんな、よく信じたわね。」

 

ダイヤ「まぁ、サツキさんがそんな突拍子も無い嘘を吐く人ではありませんし、それに、あなた方3人ならあり得ない話しではないと思いましたから。」

 

鞠莉「ふふふふ………、今までイレギュラー的な事には何度もあってるから、信じられない事は無い。ってね!」

 

果南「しかし、過去でも未来でも千歌達は忙しいね。」

 

花丸「むしろそれが運命ずらね。」

 

善子「運命って言うより宿命かしら?」

 

ルビィ「ふふふ、そうかもだね!」

 

千歌2「それで?千歌達は何をすれば良いの?」

 

千歌「え?」

 

千歌2「だって今、困ってるんでしょ?」

 

千歌「何で分かって………」

 

千歌2「だって同じ千歌だもん。自分が何を思ってるか嫌でも分かるよ。」

 

梨子2「それに、同じ世界の別の私達だとしても、私達の大切なこの街を守ってくれたもの。」

 

曜2「そのお礼をするのは当然だよね!」

 

千歌2「えへへ………、自分達にお礼をするって言うのも不思議な感じだけど、助けてあげられる事があるなら、私達は協力するよ。」

 

千歌/曜/梨子「………………」

 

アダフ「皆さん、ここは彼女達の手を借りましょう。」

 

千歌「アダフさん………」

 

アダフ「我々には一刻の猶予もありません。それに、自分自身に遠慮する必要も無いでしょう。」

 

レヴェル「私達には、成すべき事がありましょう。ここは自分達に任せてもいいのでは?」

 

千歌「………………分かりました。お願いしてもいいかな?」

 

千歌2「当然だよ!」

 

梨子「ありがとう。私達」

 

千歌「アダフさん!」

 

アダフ「はい。」

 

 

アダフは未来の千歌達に、今の自分達の状況を話し、協力してもらいたい内容を説明した。

 

 

曜2「そっか、過去の私達の世界に破壊神って言うのが向かったんだね?それを追いかけたいけど、フェルドラグの力の充填には時間がかかる………」

 

梨子2「それで私達は、過去に戻る為の力をフェルドラグに集めればいいんですね?」

 

アダフ「はい。その通りです。」

 

千歌2「よし、じゃあやってみよう!」

 

 

未来の千歌達は、過去の千歌達と同じように、フェルドラグを囲むように、円陣を組む。そしてフェルドラグは再び詠唱を始める。

 

 

フェルドラグ『"天に浄化されし竜の御霊達よ、異なる力を受け入れ我が身体に御霊の恩恵を………"』

 

千歌2/曜2/梨子2「ドラゴンフォース解放‼︎」

 

 

ーーー

ーーー

 

その頃、1ヶ月前の沼津の街………、空間を破り半身竜人、半身大蛇の巨大なモンスター「破壊神 アヴロ」が現れた。

 

アヴロの突然の出現に、街の人々は恐れおののき、悲鳴を上げて逃げ惑う、そしてバディポリスも動き出す。

 

 

浦の星女学院………

 

 

ダイヤ「いったい、何ですか!あれは………!」

 

果南「モンスター………だよね?」

 

ルビィ「うゅ………怖いよ〜〜………」

 

善子「てか、あんなの何処から現れたのよ!」

 

花丸「突然現れたずら………」

 

鞠莉「………っ! そんな事よりダイヤ、果南!生徒達を非難させるわよ!」

 

ダイヤ「は、はい!」

 

果南「オーケー!」

 

ーーー

ーーー

 

サツキ「そこのイリーガルモンスター!動くな!」

 

アヴロ『………………』

 

 

アヴロはバディポリスの言葉も聞かず、その場で謎の詠唱を始める。

 

 

アヴロ『………………』

 

サツキ「おい!聞いてるのか⁉︎」

 

アヴロ『………愚かでやかましき人間共よ、さえずるな。お前達は我が手によって殲滅され、この世界は破壊されるのだ。滅びの時をしかと待て………』

 

サツキ「何を言ってるんだ………⁉︎ お前は何者だ!」

 

アヴロ『我が名は、破壊の神アヴロだ。』

 

サツキ「破壊の神………?」

 

アヴロ『さよう。滅び行く定めの者共よ、我が力に慄き(おののき)滅びの時を静かに待つがよい。』

 

 

するとアヴロは、さっきとは別の詠唱を始め、アヴロを中心に広範囲の空間を囲むバリアのようなものを張る。

 

 

サツキ「何だ? いったい何をした!」

 

アヴロ『我が力の完全化が済むまで、大人しくしているがいい。』

 

サツキ「仕方ない………」

 

 

サツキはファイトでカタをつけようとデッキを見るが………

 

 

サツキ「これは………!フラッグが………」

 

 

だが、フラッグは色を失い、使用できなくなっていた。フラッグが使用できなければそもそもファイトができない。アヴロが張ったバリアの中では、フラッグが使用できずファイトができなくなってしまうようだ。

 

 

サツキ「バカな………」

 

 

サツキの動揺を無視して、アヴロは再び最初の詠唱を始める。すると、今までより強い風が吹き、海は荒れ、地震が起こる。そして、海より紫の竜人 アリュスリーガ、地面より青い竜人 ディガルゾーロ、空より赤い竜人 デグロドーザが現れ、アヴロの周りに集まる。

 

 

アヴロ『よくぞ集まった、我が分身達よ………』

 

デグロドーザ『我々の眠りを覚ましたあなた様は………?』

 

アヴロ『我は、破壊神アヴロ………お前達〈壊王〉は我であり、我はお前達である。今こそお前達は、再び我と1つとなるのだ。』

 

ディガルゾーロ『小生達とあなた様が1つに………?』

 

アヴロ『さよう。お前達は我となり、そして我と同じ破壊の神となるのだ。』

 

アリュスリーガ『俺達が………破壊の神に………』

 

アヴロ『今より、お前達の力を縛る鎖を解き放ち、我が力を完全なるモノとするのだ。』

 

 

アヴロは三壊王を光に変えて、自身の身体に取り込んだ。すると、アヴロの身体中の鱗が逆立って鎧のように硬化する。そして翼も一回り大きくなる。さらに身体に赤、青、紫のラインが入り、図体がさらに大きくなる。

 

 

アヴロ『ふはははははは!いいぞ、これこそが我の完全化した姿………完全なる力………、我は真の復活を遂げたのだ………!』




今回も感想を是非‼︎


ーーー次回予告ーーー

一月の時を越え、彼女達は未来の街を守った。だが、復活した破壊の化身は、彼女達の未来を奪おうと一月の時を遡る。時間を越えた戦いは、ついに佳境を迎える。

次回『託された未来、破壊神との決戦』


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託された未来、破壊神との決戦

前回の『バディファイトLoveLive!サンシャイン‼︎』

 

1ヶ月後の未来へ跳び、『三壊王』を全て倒した千歌達、だが、倒したはずの三壊王達は、1つの姿に変化し『破壊神 アヴロ』として、復活してしまう。だがアヴロは完全な復活を遂げる為に千歌達が元々居た1ヶ月前の沼津に跳び立ってしまう。

 

千歌達はアヴロを追いかけようとするが、フェルドラグの力の充填にかなりの時間が必要となり、諦めかけた………だが、そんな千歌達の前に、もう1人(未来)の千歌、曜、梨子とAqoursが駆けつける。

 

 

ーーー

ーーー

 

1ヶ月後の沼津………

 

 

千歌達はアヴロを追いかけようとするが、フェルドラグの霊力の充填にかなりの時間が必要となる。千歌達はドラゴンフォースの力を送り、フェルドラグの霊力を充填しようとするが、三壊王との戦いの疲れもあってか、すぐに力尽きてしまう。

 

過ぎて行く時間を尻目に、千歌達は若干諦めかけていた………だが、そんな千歌達の前に、もう1人の(未来の)千歌、曜、梨子とAqoursが駆けつける。

 

過去の千歌達が未来の沼津を守ってくれた事への感謝とお礼を込めて、未来の千歌達は、力を使い果した過去の千歌達の代わりに、フェルドラグの霊力を充填する為にドラゴンフォースの力を送り込んでいた。

 

 

未来の千歌達は、過去の千歌達と同じように、フェルドラグを囲むように、円陣を組む。そしてフェルドラグは再び詠唱を始める。

 

 

フェルドラグ『"天に浄化されし竜の御霊達よ、異なる力を受け入れ我が身体に御霊の恩恵を………"』

 

千歌2/曜2/梨子2「ドラゴンフォース解放‼︎」

 

 

未来の千歌達のドラゴンフォースの力がフェルドラグに吸収されていく。すると、フェルドラグの黒い身体から金色のオーラが溢れ出す。どうやら、フェルドラグの霊力が無事に回復しているようだ。

 

 

アダフ「おお………、どうやらフェルドラグの霊力が回復できているようですね。これならば、後数分で充填が終わるかもしれません!」

 

レヴェル「はい。」

 

 

だが若干、未来の千歌達も少し辛そうだ。見る限り、フェルドラグはドラゴンフォースの力を物凄い勢いで吸収している。これでは、未来の千歌達の体力が尽きるか、フェルドラグの霊力が溜まるのが先か分からない状況だ。

 

 

フェルドラグ『すまない。皆、もう少し辛抱してくれ。あと少しで全ての霊力が溜まりそうなのだ。』

 

千歌2「うん………、分かって、る………!」

 

梨子2「うぅ………これは、確かに………結構キツい、かも………」

 

曜2「あははは………うん、でも、あと少し………!」

 

 

フェルドラグの魔法陣の光がさらに強くなり、フェルドラグの金色のオーラがさらに強くなり、ひときわ大きく輝く………、そして魔法陣は消えた。どうやら、フェルドラグの霊力の充填が完了したようだ。

 

 

千歌2「ふぅ〜………、なかなか、疲れたね………」

 

梨子2「うん、確かにファイトの後で、これは………キツいかも………」

 

曜2「でも、これで………過去みんなは自分達の世界に戻れるよね………」

 

アダフ「はい、ありがとうございます。」

 

千歌「ありがとう。未来の私達………」

 

千歌2「ううん………、私達は出来る事をしただけだよ」

 

曜2「そうだよ。それに、破壊神が過去で暴れちゃったら、今いる未来も、結局無くなっちゃうしね。」

 

梨子2「だから、最後まで守って。あなた達の過去の沼津と、私達の未来の沼津を。」

 

梨子「うん。必ず!」

 

曜「了解であります!」

 

アダフ「さっそくですが、私達の沼津へ行きましょう。」

 

 

フェルドラグは時を跳ぶ詠唱を始める。すると千歌達の足下に巨大な魔法陣が現れる。

 

 

フェルドラグ『"天に召されし竜の御霊達よ、左翼の白竜に青き瞳をやどし、右翼の黒竜に赤き瞳をやどせ。天地神明、森羅万象に従い、一月の時を遡りたまえ!"』

 

 

千歌「ほんとにありがとう。」

 

千歌2「お礼はもういいって、代わりに、自分達の街をしっかり守ってね。今の私達が生きていれば、それがお礼になるから!」

 

千歌「………うん!」

 

 

魔法陣の強い光に包まれて、千歌達は未来の沼津を後にした。

 

ーーー

ーーー

 

1ヶ月前の沼津…………

 

 

千歌達が元いた沼津の街では『破壊神アヴロ』が現れ、過去に眠る『三壊王』を自身に取り込み、完全なる復活を遂げていた。

 

 

アヴロ『ふはははははは!いいぞ、これこそが我の完全化した姿………完全なる力………、我は真の復活を遂げたのだ………!』

 

 

アヴロは自身の完全復活に喜び打ち震える。だが、その時アヴロの前に光の魔法陣が現れ、光の柱と共に数人の人影が現れる………、そう、それは1ヶ月後の未来から戻って来た現在の千歌達だった。

 

光の中から現れた千歌達の目の前に居たのは、身体中の鱗が逆立って鎧のように硬化し、眼が4つあり、翼も一回り大きくなって、さらに身体に赤、青、紫のラインが入り、さっきまでとは一回り大きくなった破壊神 アヴロの姿だった。

 

 

アダフ「これは………⁉︎」

 

千歌「姿形が変わってる!」

 

アヴロ『ほう………、追って来たか。小娘共よ………、だが遅かった、数秒遅かった、我はこの時間の壊王達を取り込み、完全な復活を遂げたのだ。』

 

梨子「そんな………、間に合わなかったの⁉︎」

 

曜「でもまだ街は壊れてない、まだアヴロが暴れる前だよ!」

 

アラト「なら、ギリセーフだな。」

 

レミーア「よかった………」

 

レヴェル「ですが、アヴロは完全に復活したと言っているわ。油断はできませんよ。」

 

 

千歌達がアヴロの変化に驚愕していると、側に居たサツキが声をかける。

 

 

サツキ「千歌ちゃん!曜ちゃん、梨子ちゃんも!」

 

曜「サツキさん!」

 

梨子「無事だったんですね!」

 

サツキ「ま、まあね。それより………あのモンスターだ。突然現れて………」

 

千歌「サツキさん。アレの事は、私に任せてもらっていいですか?」

 

サツキ「え?」

 

曜「千歌ちゃん!」

 

梨子「私、だけじゃなくて、私達に………でしょ?」

 

千歌「………うん、そうだよね。」

 

 

サツキは、3人の様子から見てどうやらあのモンスターにファイトを仕掛ける気だと思った。だが、それには根本的な問題がある。

 

 

サツキ「もしかして、アレとファイトする気かい?なら残念だけど、今は無理だよ。」

 

 

サツキは色を失った自分のフラッグを千歌達に見せてファイト不可能だということを伝える。そして千歌達も確認するが、自分達のフラッグも色を失っている事に気づく。

 

 

曜「フラッグが………⁉︎」

 

梨子「そんな………、未来の私達も力を貸してくれて、戻って来れたのに………」

 

千歌「………………」

 

 

フラッグが使えないのでは、そもそもファイトができない。

 

 

フェルドラグ『ふむ。どうやらアヴロは、この場を特殊な空間に閉じ込めているようだな………。だが案ずる事は無い。』

 

千歌「え?」

 

フェルドラグ『未来のお前達から授かった力には、まだ余りがある………、我の中にある霊力全てを使って、お前達3人のフラッグに力を与えよう。』

 

 

するとフェルドラグは翼を使い、千歌達3人を包み込む。すると金色のオーラを全て千歌達のフラッグに注ぎ込み、フラッグを復活させる。

 

 

梨子「私達のフラッグが………」

 

曜「色が戻ってる!」

 

千歌「いける………これなら戦えるよ!ありがとう、フェルドラグ!」

 

フェルドラグ『我々の、この世界の未来はお前達に託されている。存分に戦い、勝つがよい!』

 

 

そう言って、フェルドラグは四肢を折り曲げて、伏せの体制になる。霊力を全て使った事で、疲れたのだろう。

 

 

サツキ「どうやら今回も君達に任せなければいけないようだね。」

 

アラト「絶対勝てよ、渡辺 曜!」

 

曜「うん!」

 

レミーア「あんなデカブツ倒しちゃってね!」

 

梨子「分かってるわ、レミーアちゃん!」

 

レヴェル「千歌さん、ご武運を………」

 

アダフ「フェルドラグが全ての霊力を使って託した最後の力です。必ず勝利を………!」

 

千歌「はい、必ず勝ちます!」

 

 

千歌達はアヴロに向き直り、デッキを構えてファイトに挑む姿勢を見せる。それを見たアヴロは不敵に笑い、その意志に応える。

 

 

アヴロ『ほう、小娘3人だけを我がバリアからの干渉から外したか………………面白い、良かろう。貴様らのファイトを受けてやる。』

 

 

千歌「多分、これが最後のファイトになるよね?」

 

曜「うん。」

 

梨子「大丈夫、私達もついてるわ。」

 

千歌「うん、やろう! いくよ梨子ちゃん、曜ちゃん、バディファイトだ!」

 

 

 

千歌「全てを照らす光、眩き無限の烈光!輝きのルミナイズ!〈光輝なる超太陽〉」

 

曜「紫紺の煌めきよ、悔しさと哀しみを漆黒の輝きへと導け!輝きのルミナイズ!〈シャイニングレイ・ダークネス〉」

 

梨子「私達の願いよ、輝きを放つ竜星となりて無限の彼方へ導け!輝きのルミナイズ!〈シャイニング・スターライト〉」

 

アヴロ『我は破壊の化身………貴様らの敗北をもって、破壊の狼煙を上げてやろうぞ。ルミナイズ!〈絶望の破壊神〉』

 

 

オープンTHEフラッグ

 

 

千歌「ドラゴンワールド」

◼️手札6/ゲージ2/LP10

 

曜「ダークネスドラゴンワールド」

◼️手札6/ゲージ2/LP10

 

梨子「スタードラゴンワールド」

◼️手札6/ゲージ2/LP10

 

アヴロ『破壊神界』

◼️手札4/ゲージ3/LP10

 

 

破壊神界

フラッグ

◼️君の最初の手札は5枚、ゲージは3枚、ライフは10になる。

◼️君は、君のバディモンスターと同じワールド名の属性に〈壊王〉と〈竜〉と〈ドラゴン〉を含むカードを使える。

◼️お互いのターン開始時、君の手札か、デッキから〈壊王〉のモンスター1枚を、このフラッグのソウルに入れて、君のライフ+5!デッキを見たらシャッフルする。この能力はファイト中3回まで使える。

 

 

梨子「特殊フラッグ⁉︎」

 

アヴロ『このフラッグの能力により、我はライフ10/手札5/ゲージ3から始める。さらに我はバディに設定したモンスターと同じワールド名の〈竜〉と〈ドラゴン〉属性のカードのみを使用できる。』

 

千歌/曜/梨子「⁉︎」

 

アヴロ『そしてバディはもちろん、この我『破壊神 アヴロ』我の持つワールドはドラゴンワールド/ダークネスドラゴンワールド/デンジャーワールドの3つだ。よって我はこの3種類のワールドの〈竜〉と〈ドラゴン〉属性のカードを使える。』

 

千歌「バルソレイユと同じ、トリプルカードのモンスター………⁉︎」

 

 

ーーー3 vs 1 変則ルールーーー

 

1.破壊神アヴロは必ず後攻になる。

 

2.千歌、曜、梨子は3人でライフ10を共有し、1ターンを3人で共有して進める。

(例、千歌のドロー、チャージ&ドロー→メインフェイズ→曜のドロー、チャージ&ドロー→メインフェイズ→梨子のドロー、チャージ&ドロー→メインフェイズ の順)

 

3.千歌、曜、梨子はスタートフェイズ、アタックフェイズ、エンドフェイズ3人で同時に共有して行う。

(アタックフェイズ:先攻の場合、3人の内1人だけ1回攻撃できる。)

 

4.千歌達は、自分か相手を指定する能力を味方を指定しても使える。

 

5.アヴロは千歌、曜、梨子の内1人でもセンターが空いていれば、相手に攻撃できる。

 

 

ーーー

ーーー

 

サツキ「バディのワールドに依存するフラッグか………」

 

レヴェル「3vs1の変則ファイトか………、だけど、かなり嫌な感じがするな………。」

 

アダフ「ええ………、頼みましたよ。3人共。」

 

ーーー

ーーー

 

アヴロ『先攻は貴様らからだ。』

 

 

千歌/曜/梨子「私達のターン!」

 

アヴロ『この時、我がフラッグ『破壊神界』の能力発動………、我のデッキより〈壊王〉のモンスター1枚………我は「アリュスリーガ」をフラッグのソウルに入れる。そして我のライフを5回復する!」LP10→15

 

 

3人「ーーー⁉︎」

 

曜「初手から………」

 

梨子「ライフ………15⁉︎」

 

アヴロ『ターンを進めよ………』

 

 

曜「私から、ドロー!チャージ&ドロー!」

◼️手札6→7/ゲージ2→3

 

曜「ライトに〈死を運ぶ黒死竜 アビゲール〉をコール!センターに〈逆襲の黒死竜 アビゲール〉をコール!」

◼️手札7→6→5/ゲージ3→2→1

 

 

死を運ぶ黒死竜 アビゲール

サイズ1/攻7000/防1000/打撃1

 

 

逆襲の黒死竜 アビゲール

サイズ1/攻6000/防1000/打撃2

 

 

曜は目配せで自分の番が終わった事を千歌と梨子に教える。それに頷いて、梨子の番になる。

 

 

梨子「次は私の番ね。ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札6→7/ゲージ2

 

梨子「ライトに〈超星光輝竜 ジャックナイフ〉をコール」

◼️手札7→6/ゲージ3→1

 

 

超星光輝竜 ジャックナイフ

スタードラゴンW

ネオドラゴン

サイズ2/攻7000/防5000/打撃2

◼️【コールコスト】このカードを君のカード名に「ジャックナイフ」を含むモンスター1枚までの上に重ねて、ゲージ2払う。

◼️【起動】君のドロップから《竜装機》1枚までをこのカードのソウルに入れて、君のライフ+1!この能力は1ターンに1回だけ使える。

◼️このカードのソウルが3枚以上あるなら、このカードの打撃力+1して、君のカード全ての攻撃力+2000する。

【移動】【ソウルガード】

 

 

梨子「さらに〈ドラグアームズファクトリー〉手札の〈竜装機〉1枚を捨てて、2ドロー!」

◼️手札6→5→4→6

 

梨子「そしてジャックナイフの【起動】!ドロップから〈大竜装機 トリプルバスター〉を【星合体】!そしてライフ+1!」LP10→11

 

 

ジャックナイフ ソウル0→1

 

 

梨子「さらに、〈竜装機 ヴィーガー〉をコールして【星合体】」

◼️手札6→5

 

 

ジャックナイフ ソウル1→2

◼️大竜装機 トリプルバスター

(ジャックナイフ 攻7000→10000/打撃2→3/【貫通】)

◼️竜装機 ヴィーガー

(ソウルからドロップされたらゲージ+2)

 

 

梨子「次は千歌ちゃんだよ。」

 

千歌「うん!ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札6→7/ゲージ2→3

 

千歌「ライトに〈必殺の型 バルドラゴン〉をコール!」

◼️手札7→6/LP 11→10

 

 

必殺の型 バルドラゴン

サイズ2/攻6000/防1000/打撃2

 

 

千歌「登場時、"バルドラゴンフォース"3チャージ!」

◼️ゲージ3→6

 

千歌「レフトに〈フレアファング・ドラゴン〉をコール!」

◼️手札6→5

 

 

フレアファング・ドラゴン

サイズ1/攻3000/防1000/打撃1

 

 

千歌「登場時に1チャージ、1ドロー!」

◼️手札5→6/ゲージ6→7

 

千歌「いくよ、みんな!」

 

 

千歌/曜/梨子「アタックフェイズ‼」

 

 

アタックフェイズは千歌、曜、梨子の3人で同時に進める。先攻の攻撃は3人の内1人だけ行えるが………

 

 

千歌「梨子ちゃん!」

 

梨子「うん、ジャックナイフでアヴロに攻撃!打撃3!」

 

アヴロ「キャスト〈ドラゴンシールド 青竜の盾〉攻撃を無効化して、1チャージだ。」

◼️手札5→4/ゲージ3→4

 

梨子「防がれた………」

 

千歌「私達はターンエンドだよ。」

 

◼️手札5/ゲージ1/LP10

梨子

◼️手札5/ゲージ1/LP10

千歌

◼️手札6/ゲージ7/LP10

 

 

 

アヴロ『ゆくぞ我のターン開始時、フラッグ『破壊神界』の能力発動………、我のデッキより〈壊王〉のモンスター1枚………「ディガルゾーロ」をフラッグのソウルに入れる。そして我のライフを5回復する!』LP15→20

 

 

千歌「自分のターンでも⁉︎」

 

曜「ライフ20………⁉︎」

 

 

アヴロ『ふふふ……ドロー、チャージ&ドロー!』

◼️手札4→5/ゲージ4→5

 

アヴロ『ライトに〈魔竜の眷属 ギリエルガ〉をコール、登場時に1チャージ。』

◼️手札5→4/ゲージ5→6

 

 

魔竜の眷属 ギリエルガ

サイズ1/攻4000/防1000/打撃2

 

 

アヴロ『キャスト〈壊王力:壊殺ノ札〉』

◼️手札4→3

 

 

壊王力:壊殺ノ札

壊王/ドロー

◼️『壊王力』(君のバディが〈懐王〉のカードなら、このカードは、そのカードと同じワールド名のカードとして扱い、デッキに入れられる。)

◼️【使用コスト】君の場のモンスター1枚を破壊する。

◼️君のデッキの上からカードを2枚引く。「壊殺ノ札」は1ターンに1回だけ使える。

 

 

アヴロ『ギリエルガを破壊し、2ドローだ。』

◼️手札3→5

 

 

ギリエルガ 破壊!

 

 

アヴロ『我は〈炎の壊王 フレイムーザ〉をセンターにコール!』

◼️手札5→4/ゲージ6→4

 

 

炎の壊王 フレイムーザ

ドラゴンW

壊王/赤竜

サイズ3/攻8000/防8000/打撃2

◼️【コールコスト】君のデッキの上から1枚をこのカードのソウルに入れて、ゲージ2払う。

◼️君のアタックフェイズ開始時、相手のモンスター1枚を破壊して、相手にダメージ2!さらに君のライフ+2!

◼️ソウルが無いこのカードが破壊された時、君のデッキの上から1枚ゲージに置いて、カードを1枚引く。

【貫通】【ソウルガード】

 

 

アヴロ『アタックフェイズ………、フレイムーザの能力発動!ジャックナイフを破壊して、貴様らにダメージ2だ。そして我のライフ+2よ。』LP20→22

 

千歌/梨子/曜「きゃぁぁ!」LP10→8

 

梨子「うっ………ジャックナイフのソウルガード!」

 

 

ジャックナイフ 破壊!

【ソウルガード】ソウル2→1(竜装機 ヴィーガー)

 

 

梨子「ヴィーガーの能力、ソウルからドロップされた時、2チャージ!」

◼️ゲージ 1→3

 

アヴロ『フレイムーザよ、小娘共を攻撃せよ!打撃2』

 

 

フレイムーザは千歌、曜、梨子に 一発ずつ炎の弾を放つ………

 

 

千歌/曜/梨子「うぁぁぁ!!」LP8→6

 

アヴロ『ターンエンドだ。』

◼️手札4/ゲージ4/LP22

 

 

梨子「強い………!」

 

曜「うん、でも私達は負けない!」

 

千歌「曜ちゃん、梨子ちゃん、勝つよ!!」

 

 

 




今回も感想を是非‼︎


ーーー次回予告ーーー

ついに、破壊神アヴロとのファイトが始まった!
3人を同時に相手しているにもかかわらず、アヴロは圧倒的なライフと能力で千歌、曜、梨子を追い詰めていく。果たして彼女達に勝機はあるのか………⁉︎

次回『破壊神 アヴロ』


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破壊神 アヴロ

前回の『バディファイトLoveLive!サンシャイン‼︎』

 

未来の千歌達の力を借りて、自分達の時間軸の沼津に帰って来た千歌達、だが千歌達の前に居たのは、完全復活を遂げた『破壊神アヴロ』だった。千歌、曜、梨子は自分達の大切な街を守る為に、3人同時にアヴロとのファイトに挑む。

 

ーーー

ーーー

 

◼️手札5/ゲージ1/LP6

ライト:死を運ぶ黒死竜 アビゲール

レフト:無し

センター:逆襲の黒死竜 アビゲール

 

 

梨子

◼️手札5/ゲージ3/LP6

ライト:超星光輝竜 ジャックナイフ

レフト:無し

センター:無し

 

千歌

◼️手札6/ゲージ7/LP6

ライト:必殺の型 バルドラゴン

レフト:フレアファング・ドラゴン

センター:無し

 

ーーー

 

アヴロ

◼️手札4/ゲージ4/LP22

 

ライト:無し

レフト:無し

センター:炎の壊王 フレイムーザ

 

ーーー

ーーー

 

現在、アヴロのターンが終わり、千歌達3人のターン………

 

 

千歌/曜/梨子「私達のターン!」

 

アヴロ『貴様らのターン開始時に『破壊神界』の能力発動………デッキから「デグロドーザ」をフラッグのソウルに入れ、ライフ+5だ!だが、この能力を3回使ってしまったな………もはやこのファイト中、この能力はもう使えない。』LP 22→ 27

 

 

千歌「ライフ27………」

 

梨子「いよいよシャレにならない数値になったわね………」

 

 

曜「いくよ、ドロー!チャージ&ドロー!」

◼️手札5→6/ゲージ1→2

 

曜「〈デスゲージタイマー〉を【設置】!」

◼️手札6→5

 

 

デスゲージタイマー ソウル5

 

 

曜「これで私のメインは終了!」

 

 

梨子「私の番、ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札5→6/ゲージ3→4

 

梨子「私のライフ6以下で、場にジャックナイフがいれば………〈ドラゴンフォース"喜愛の型"〉解放‼︎」

◼️手札6→5/ゲージ4→2

 

 

ドラゴンフォース"喜愛の型"

武器/喜び/愛

攻6000/打撃2

『解放条件!』〔君のライフ6以下で、君の場にカード名に「ジャックナイフ」を含むモンスターがいる。〕

◼️【装備コスト】ゲージ2払う。

◼️このカードは破壊されず、手札に戻せず、能力を無効化されない。

◼️お互いのアタックフェイズ開始時、君の手札かドロップから〈竜装機〉1枚までを場の〈ネオドラゴン〉1枚のソウルに入れて、君のライフ+2!

◼️君の場のカード名に「ジャックナイフ」を含むモンスターのソウルが3枚以上ある時、このカードは【貫通】を得て、君のカード全ては、相手の効果でレストされず、君が効果で受ける3以上のダメージを2減らす。

【3回攻撃】

 

 

梨子「ジャックナイフの能力でドロップから〈竜装機 ヴィーガー〉を【星合体】!ライフ+1!」LP6→7

 

 

ジャックナイフ ソウル1→2

 

 

梨子「〈剣星機 J・イグナイター〉をコール!そして【星合体】」

◼️手札5→4

 

 

ジャックナイフ ソウル2→3

 

 

梨子「そしてジャックナイフのさらなる能力発動!ソウルが3枚以上あれば、ジャックナイフの打撃+1、私のカード全ての攻撃力+2000よ!」

 

 

ジャックナイフ

攻7000→9000/打撃2→3

 

 

梨子「私のメインは終わりよ。」

 

 

千歌「私の番だね、ドロー!チャージ&ドロー!」

◼️手札6→7/ゲージ7→8

 

千歌「ゲージ2払い、バルドラゴンを進化!〈超太陽竜 バルソレイユ〉をバディコール(LP7→8)!」

◼️手札7→6/ゲージ8→6

 

 

超太陽竜 バルソレイユ

サイズ2/攻7000/防7000/打撃2→3/【2回攻撃】【ソウルガード】/ソウル1

 

 

千歌「バルソレイユの能力発動!ゲージ1払い、センターのフレイムーザを破壊!」

◼️ゲージ6→5

 

アヴロ『ソウルガードだ。』

 

 

フレイムーザ 破壊!

【ソウルガード】ソウル1→0

 

 

千歌「バルソレイユの能力をもう一度発動!ゲージ1払って、フレイムーザを破壊!」

◼️ゲージ5→4

 

 

フレイムーザ 破壊!

 

 

アヴロ『ほう………だがソウルが無いフレイムーザの破壊時、1チャージ、1ドロー。』

◼️手札4→5/ゲージ4→5

 

千歌/曜/梨子「アタックフェイズ!」

 

梨子「私のドラゴンフォースの能力で、ドロップから〈剣星機 J・アーセナル〉を【星合体】!ライフ+2!」LP8→10

 

 

ジャックナイフ ソウル3→4

攻7000→9000/打撃2→3

◼️大竜装機 トリプルバスター

(ジャックナイフ 攻9000→12000/打撃3→4/【貫通】)

◼️竜装機 ヴィーガー

(ソウルからドロップされたらゲージ+2)

◼️剣星機 J・イグナイター

(ジャックナイフ 打撃4→5)

◼️剣星機 J・アーセナル

(ジャックナイフ 【移動】【貫通】/攻撃を無効化されたら【2回攻撃】を得る。)

 

 

曜「デスゲージタイマーの能力でソウルから1枚チャージ!」

◼️ゲージ2→3

 

 

デスゲージタイマー ソウル5→4

 

 

曜「逆襲のアビゲールでアヴロに攻撃!打撃2!」

 

アヴロ『………………』LP27→25

 

曜「死を運ぶアビゲールで攻撃!打撃1!」

 

アヴロ『………』LP25→24

 

曜「アビゲールの効果!相手にダメージを与えた時、アヴロのデッキ3枚破棄してダメージ1!」

 

アヴロ『小癪な………』LP24→23

◼️破棄枚数0→3

 

梨子「次はジャックナイフで攻撃よ!打撃5!」

 

アヴロ『キャスト〈ドラゴンシールド 緑竜の盾〉攻撃を無効化し、ライフ+1………』LP23→24

◼️手札5→4

 

梨子「ソウルのJアーセナルの能力で、攻撃無効時、【2回攻撃】を得るわ!ジャックナイフでもう一度攻撃!打撃5!」

 

アヴロ『キャスト〈ドラゴンシールド 黒竜の盾〉攻撃のダメージを0に減らし、ライフ+1だ。』LP24→25

◼️手札4→3

 

梨子「ドラゴンフォースで攻撃!打撃2!」

 

アヴロ『ぬ………』

 

千歌「次は私、バルソレイユで攻撃!打撃3!」

 

アヴロ『ぐぅ!』LP25→22

 

千歌「バルソレイユの2回攻撃!」

 

アヴロ『ぐぬぅ………』LP22→19

 

千歌/曜/梨子「ターンエンド!」

 

◼️手札5/ゲージ3/LP10

梨子

◼️手札4/ゲージ2/LP10

千歌

◼️手札6/ゲージ4/LP10

 

 

アヴロ『我のターン。ドロー、チャージ&ドロー!』

◼️手札3→4/ゲージ5→6

 

アヴロ『もはや準備は整った。これからがこのファイトの本番であり、終局だ………、ゲージ5払い、バディ【君臨】(LP19→20)………!』

◼️手札4→3/ゲージ6→1

 

アヴロ『波渦を起こし陸地を割り、天を降す………滅び行く民に希望無き闇を、崩壊する世界に一陣の光すら無し………、我が望みし新天地創造の為の破壊を行使する………、我こそが〈破壊神 アヴロ〉』

 

 

破壊神 アヴロ

ドラゴンW/ダークネスドラゴンW/デンジャーW

神/壊王/太陽竜/黒竜/デュエルドラゴン

サイズ4/攻20000/防13000/打撃2

◼️このカードはコールできない。君のフラッグのソウルに〈壊王〉のモンスターが3枚以上ある時【君臨】できる。

◼️【君臨】しているこのカードは、相手のカードの能力を受けず、君はモンスターをコールできない。

◼️"ラグナロク・アヴソリュート"君のアタックフェイズ開始時、相手の場のカードを全て破壊して、このカードは【X回攻撃】(この能力で破壊したカードの枚数にさらに1回分)を得る。

【君臨】(ゲージ5払う。)

 

 

君臨したアヴロは、今までに無いプレッシャーを3人に与える。

 

 

アヴロ『さぁ、絶望を与えよう。アタックフェイズ!我の能力発動!相手の場の全てのカードを破壊する!!』

 

 

千歌/曜/梨子「え⁉︎」

 

アヴロ『全てを滅ぼせ!"ラグナロク・アヴソリュート"』

 

 

アヴロの全身から黒いオーラが溢れ出し、アヴロの周りに無数の衝撃弾が浮かび上がる。そして、無数の衝撃弾を一斉に3人のフィールド全体に放つ!

 

 

逆襲の黒死竜 アビゲール 破壊!

 

死を運ぶ黒死竜 アビゲール 破壊!

 

デスゲージタイマー 破壊!

 

超星光輝竜 ジャックナイフ 破壊!

【ソウルガード】ソウル4→3(竜装機 ヴィーガー)

 

バルソレイユ 破壊!

【ソウルガード】ソウル1→0

打撃3→2

 

 

梨子「ドラゴンフォースは破壊されない!そしてヴィーガーの能力で2チャージ!」

◼️ゲージ2→4

 

曜「さらに破壊された逆襲のアビゲールの効果でアヴロのデッキを2枚破棄!1ドロー!」

◼️手札5→6

 

アヴロ『なれど、我はこの能力で破壊したカードの枚数に1回足した回数分の攻撃ができる。』

◼️破棄枚数2→4

 

梨子「私達の破壊されたカードは5枚………!」

 

曜「つまり………」

 

アヴロ『つまり我は、破壊したカード5枚分とさらに1回分の【6回攻撃】を得る!』

 

千歌「そんな………⁉︎」

 

アヴロ『バトルだ、我、破壊神アヴロで小娘共に攻撃だ。打撃2!』

 

千歌「キャスト!〈ドラゴンシールド 太陽の盾〉攻撃を無効化して、1チャージ、ライフ+1!」LP10→11

◼️手札6→5/ゲージ4→5

 

アヴロ『2回目の攻撃!打撃2』

 

千歌/曜/梨子「きゃぁぁ!」LP 11→ 9

 

アヴロ『3回攻撃だ!』

 

千歌/曜/梨子「 うぁぁぁぁ!」LP9→7

 

アヴロ『4回攻撃だ!』

 

千歌/曜/梨子「あぁぁぁ!!」LP7→5

 

アヴロ『5回攻撃だ!』

 

千歌/曜/梨子「うわぁぁ!」LP5→3

 

アヴロ『6回攻撃だ!』

 

曜「私のライフが4以下で、ドロップにアビゲールがあれば………〈ドラゴンフォース"悲悔の型"〉解放‼︎」

◼️手札5→4/ゲージ3→1

 

 

ドラゴンフォース"悲悔の型"

黒竜/悲哀/後悔

攻8000/打撃2

〈解放条件‼︎〉〔君のライフが4以下で、君の場かドロップにカード名に「アビゲール」を含むモンスターがいる。〕

◼️【装備コスト】ゲージ2払う。

◼️このカードは、相手の効果で破壊されず、手札に戻せず、能力は無効化されない。

◼️【対抗】手札のこのカードを【装備コスト】を払って装備できる。装備したターン中、君の場のモンスターは破壊されず、君はダメージを受けない。

◼️お互いのアタックフェイズ開始時、君のドロップから、カード名に「アビゲール」を含む必殺モンスター以外のモンスター1枚までを【コールコスト】を払わずコールできる。さらに相手のデッキを3枚ドロップに置いて、君のライフ+3して、カードを1枚引く。

【2回攻撃】【貫通】

 

 

曜「装備したターン中、私達はダメージを受けない!」

 

 

曜のドラゴンフォースの光が3人を包み込み、アヴロからの攻撃を完全にシャットアウトした!

 

 

アヴロ『ダメージを与えられないのでは仕方ない。ターンエンドだ。』

◼️手札3/ゲージ1/LP19

 

 

千歌「ありがとう。曜ちゃん!」

 

曜「これくらい、当然であります!」

 

梨子「2人とも、まだ安心できないわよ。」

 

 

千歌/曜/梨子「私達のターン!」

 

 

曜「ドロー!チャージ&ドロー!」

◼️手札4→5/ゲージ1→2

 

曜「ライトに〈戦域の支配者 アビゲール〉をコール!」

◼️手札5→4

 

 

戦域の支配者 アビゲール

サイズ1/攻4000/防1000/打撃2

 

 

曜「そしてゲージ1払ってコール〈紫炎の黒死竜 アビゲール〉」

◼️手札4→3/ゲージ2→1

 

 

紫炎の黒死竜 アビゲール

黒竜

サイズ1/攻6000/防1000/打撃2

◼️【コールコスト】ゲージ1払う。

◼️このカードの登場時、君の場のモンスター1枚を破壊する。破壊したら、君のデッキの上から2枚ゲージに置いて、カードを1枚引く。この能力は1ターンに1回だけ使える。

◼️「紫炎の黒死竜アビゲール」は1ターンに1枚しかコール出来ない。

【移動】

 

 

曜「紫炎のアビゲールの効果、戦域の支配者アビゲールを破壊して、2チャージ、1ドロー!」

◼️手札3→4/ゲージ1→3

 

曜「私のメインは終わり。」

 

 

梨子「ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札4→5/ゲージ4→5

 

梨子「〈竜装機 エッジシューター〉をコール!そして【星合体】」

◼️手札5→4

 

 

ジャックナイフ ソウル3→4

 

 

梨子「さらに〈竜装機 シルトファイター〉をコール!登場時に1チャージ、【星合体】」

◼️手札4→3/ゲージ5→6

 

 

ジャックナイフ ソウル4→5

 

 

梨子「ジャックナイフの能力でドロップから〈竜装機 ヴィーガー〉を【星合体】!そしてライフ+1!」LP3→4

 

 

ジャックナイフ ソウル5→6

 

 

梨子「私のメインは終了よ。」

 

 

千歌「ドロー!チャージ&ドロー!」

◼️手札5→6/ゲージ5→6

 

千歌「ゲージ2払ってバルソレイユを進化!〈超太陽光竜 バルソレイユ・ソル〉!」

◼️手札6→5/ゲージ6→4

 

 

超太陽光竜 バルソレイユ・ソル

ドラゴンW/スタードラゴンW/ダークネスドラゴンW

太陽竜

サイズ3/攻7000/防7000/打撃3

◼️【コールコスト】君の場のモンスター1枚に重ねて、ゲージ2払う。

◼️このカードがアイテムと連携攻撃した時、相手のモンスター1枚を破壊するか、ソウル1枚をドロップする。

◼️【対抗】"太陽の絆"このカードのソウル1枚をドロップに置く、置いたら、君は次のダメージを受けない。この能力は1ターンに1回だけ使える。

【2回攻撃】【ソウルガード】

 

 

千歌「さらに、私のライフ6以下で、場にバルソレイユがいれば………〈真・ドラゴンフォース〉解放‼︎」

◼️手札5→4/ゲージ4→1

 

 

真・ドラゴンフォース

太陽竜

攻7000/打撃2

『解放条件‼︎』〔君のライフが6以下で、カード名に「バルソレイユ」を含むモンスターがいる。〕

◼️【装備コスト】ゲージ3払う。

◼️場のこのカードは破壊されず、手札に戻せず、能力は無効化されない。

◼️このカードが他の〈太陽竜〉のモンスターと連携攻撃した時、このカードをスタンドして、君のライフ+2!!さらに、このカードの連携攻撃で相手のモンスターを破壊した時、相手にダメージ1!

◼️君のアタックフェイズ開始時、君のデッキの上から1枚を、君の場のモンスター1枚のソウルに入れる。

 

 

これで千歌達3人がドラゴンフォースを解放した。そして3人共、ドラゴンフォースの翼でアヴロと同じ目線まで空に上昇する。

 

 

アヴロ『ほう………、我が支配する空でも対するか。』

 

千歌「レフトに〈太陽神の右翼 バルドラゴン・フェーラ〉」

◼️手札4→3

 

 

太陽神の右翼 バルドラゴン・フェーラ

ドラゴンW

太陽竜

サイズ1→0/攻4000/防1000/打撃1

◼️君の場にカード名に「バルソレイユ」を含むカードがあるなら、このカードのサイズを1減らす。

◼️破壊されたこのカードを、君の場のカード名に「バルソレイユ」を含むモンスター1枚のソウルに入れる。

◼️このカードがソウルにあるモンスターが連携攻撃した時、君のデッキの上からカードを1枚引く。この能力は1ターンに1回だけ使える。

【移動】

 

 

千歌「私のメインは終わり!」

 

千歌/曜/梨子「アタックフェイズ‼︎」

 

曜「私のドラゴンフォースの能力!ドロップから〈風雷の黒死竜 アビゲール・テンペスト〉を無コストコール!」

 

 

風雷の黒死王 アビゲール・テンペスト

黒竜

サイズ2/攻7000/防2000/打撃2

◼️【コールコスト】君のデッキの上から2枚をこのカードのソウルに入れて、ゲージ2払う。

◼️君のアタックフェイズ開始時、君の場のカード1枚を破壊してよい。破壊したら、相手の場のモンスターを1枚破壊するか、手札に戻す。さらに相手のデッキの上から3枚ドロップに置き、相手にダメージ2!

◼️君が〈黒竜〉のアイテムを装備していれば、このカードは【移動】と【貫通】を得る。

【2回攻撃】【ソウルガード】/ソウル2

 

 

曜「そして相手のデッキを3枚破棄して、私達のライフ+3!1ドロー!」LP4→7

 

 

アヴロ

◼️破棄合計 4→7

 

 

梨子「次は私のドラゴンフォースの能力!ドロップから〈竜装機 エルガーカノン〉を【星合体】!ライフ+2!」LP7→9

 

 

ジャックナイフ ソウル6→7

攻7000→9000/打撃2→3

◼️大竜装機 トリプルバスター

(ジャックナイフ 攻9000→12000/打撃3→4/【貫通】)

◼️竜装機 ヴィーガー

(ソウルからドロップされたらゲージ+2)

◼️剣星機 J・イグナイター

(ジャックナイフ 打撃4→5)

◼️剣星機 J・アーセナル

(ジャックナイフ 【移動】【貫通】/攻撃を無効化されたら【2回攻撃】を得る。)

◼️竜装機 エッジシューター

(攻撃時にダメージ1!ターン1回)

◼️竜装機 シルトファイター

(【対抗】ソウルからドロップに置いて、ダメージ2減らす。)

◼️竜装機 エルガーカノン

(ジャックナイフ 攻12000→14000/打撃5→6)

 

 

千歌「私の真ドラゴンフォースの能力で、デッキトップから1枚をバルソレイユソルにソウルイン!」

 

 

バルソレイユソル ソウル1→2

 

 

曜「バトル!ドラゴンフォースとアビゲールテンペストでアヴロに連携攻撃!」

 

 

ドラゴンフォース+紫炎のアビゲール

連携 攻15000

連携打撃4

 

アヴロ

防13000

 

 

アヴロ『ぐぅぅ!』LP19→15

 

曜「ドラゴンフォースとアビゲールテンペストで2回連携攻撃!」

 

アヴロ『キャスト〈ドラゴンシールド 太陽の盾〉攻撃を無効化して、1チャージ、ライフ+1。』LP15→16

◼️手札3/ゲージ1→2

 

 

続けて攻撃したい曜だったが、紫炎のアビゲールの攻撃力では、アヴロの防御力には遠く及ばない。

 

 

曜「私の番は終わり………」

 

梨子「いくよ、バトル!ドラゴンフォースとジャックナイフで連携攻撃!ソウルのエッジシューターの能力でアヴロにダメージ1!」

 

アヴロ『ぐっ………!』LP16→15

 

アヴロ『キャスト〈壊王力:壊王ノ盾〉』

◼手札3→2/ゲージ2→1

 

 

壊王力:壊王の盾

懐王/防御/ドロー

『壊王力』(君のバディが〈懐王〉のカードなら、このカードは、そのカードと同じワールド名のカードとして扱い、デッキに入れられる。)

◼️相手のターンの攻撃中に使える。

◼️【使用コスト】ゲージ1払う。

◼️【対抗】その攻撃を無効化する。その後、君の場に〈壊王〉のモンスターがいる時、相手の場のモンスター1枚を破壊して、君のライフ+2!

 

 

アヴロ『攻撃を無効化し、ジャックナイフを破壊し、我のライフ+2』LP15→17

 

梨子「ソウルガード!」

 

 

ジャックナイフ 破壊!

【ソウルガード】ソウル7→6(竜装機 ヴィーガー)

 

 

梨子「ヴィーガーの能力で2チャージ!」

◼️ゲージ6→8

 

梨子「ドラゴンフォースとジャックナイフで2回連携攻撃!」

 

 

ドラゴンフォース+ジャックナイフ

連携 攻20000

連携打撃8

 

アヴロ

防13000

 

 

アヴロ『ぐぬぅ!!』LP17→9

 

 

梨子のドラゴンフォースには【3回攻撃】の能力があり、もう一度攻撃できるのだが、アヴロの防御力には届かない………

 

 

梨子「私の番は終了よ。」

 

千歌「よし!バトル!真ドラゴンフォースとバルソレイユソルで連携攻撃!真ドラゴンフォースはスタンド!ライフ+2!」LP9→11

 

 

真ドラゴンフォース+バルソレイユソル

連携 攻14000

 

アヴロ

防13000

 

 

アヴロ『ぐぅぅ!』LP9→7

 

千歌「真ドラゴンフォースとバルソレイユソルで2回連携攻撃!ドラゴンフォースをスタンド!ライフ+2!」LP 11→ 13

 

アヴロ『キャスト〈ドラゴンシールド 刀竜の盾〉攻撃を無効化する。さらに我の手札が1枚以下なら1ドローだ。』

◼️手札2→1→2

 

千歌「真ドラゴンフォースとバルドラゴンフェーラで連携攻撃!真ドラゴンフォースをスタンド、ライフ+2!」LP13→15

 

 

真ドラゴンフォース+バルドラゴンフェーラ

連携 攻11000

 

アヴロ

防13000

 

 

アヴロ『愚かな、それでは我には届かん!』

 

 

確かに、真ドラゴンフォースとバルドラゴンフェーラで連携攻撃しても、アヴロにダメージは与えられない。だが千歌は真ドラゴンフォースの連携時のライフ回復の能力を使う為に敢えて連携攻撃したのだ。

 

 

千歌/曜/梨子「ターンエンド!!」

 

 

◼️手札3/ゲージ3/LP15

 

梨子

◼️手札3/ゲージ8/LP15

 

千歌

◼️手札3/ゲージ1/LP15

 

 

アヴロ『小娘共が、なかなか粘るようだな………。だが、いくら貴様

らが立ち向かって来ようと………我に敗北無し!我のターン!』

 

 

 

 

 




今回も感想を是非‼︎


ーーー次回予告ーーー

アヴロの強力な力に圧倒され、追い詰められていく千歌、曜、梨子……。だが諦めるわけには行かない!このファイトに勝利した先には光の未来が待っているはずだ。

そしてついに、破壊神との戦いに決着がつく!!

次回『破壊される世界、アヴロとの決着!』


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破壊される世界、アヴロとの決着!

前回の『バディファイトLoveLive!サンシャイン‼︎』

 

ついに、完全復活した『破壊神アヴロ』とのファイトに臨む千歌、曜、梨子。だが、3人を相手にしているにもかかわらず、アヴロは圧倒的、強力な能力で3人を追い詰めていく。果たして千歌達はアヴロを倒し、世界を守れるのか………⁉︎

 

ーーー

ーーー

 

浦ノ星女学院………

 

 

等学院の理事長である鞠莉と生徒会長であるダイヤは、学院の生徒や、避難して来た市民達を体育館や校舎内への避難を完了させ、Aqoursの皆と部室に隠れていた。

 

 

花丸「あ!みんな、あれ見るずら!」

 

 

花丸が窓の外を見て驚く、そして皆、それに反応して窓の外を見る。

 

 

ルビィ「どうしたの………?花丸ちゃん………、え⁉︎」

 

善子「なんなのよ、こんな時に………ってあれ、リリー⁉︎」

 

果南「曜………!千歌!」

 

 

窓から見えたのは、街に突然現れた巨大なモンスターとドラゴンフォースを解放してファイトしている千歌達の姿だった!

 

 

ダイヤ「千歌さん、曜さんと梨子さんも………、戦っているのですね………この街を守る為に。」

 

鞠莉「ええ、私達も行きましょう!千歌っち達の元へ!」

 

果南「うん、そうだね行こう!」

 

 

Aqoursのみんなは部室を出て、千歌達がファイトしている現場へ向かった。今の6人に大してできる事はあまり無い。だがそれでも、今戦っている千歌達3人の元に向かわずにはいられなかったのだ。

 

ーーー

ーーー

 

◼️手札3/ゲージ3/LP15

 

レフト:紫炎の黒死竜 アビゲール

ライト:風雷の黒死竜 アビゲール

センター:無し

アイテム:ドラゴンフォース"悲悔の型"

 

梨子

◼️手札3/ゲージ8/LP15

 

レフト:無し

ライト:超星光輝竜 ジャックナイフ

センター:無し

アイテム:ドラゴンフォース"喜愛の型"

 

千歌

◼️手札3/ゲージ1/LP15

 

レフト:太陽神の右翼 バルドラゴン・フェーラ

ライト:超太陽光竜 バルソレイユ・ソル

センター:無し

アイテム:真・ドラゴンフォース

 

ーーー

 

破壊神 アヴロ

◼️手札2/ゲージ1/LP7

 

レフト:無し

ライト:無し

センター:無し

アイテム:破壊神 アヴロ

 

ーーー

ーーー

 

千歌、曜、梨子のターンが終わり、アヴロのターン。

 

 

アヴロ『小娘共が、なかなか粘るようだな………。だが、いくら貴様

らが立ち向かって来ようと………我に敗北無し!我のターン!ドロー!チャージ&ドロー!』

◼️手札2→3/ゲージ1→2

 

アヴロ『我は〈壊王力:壊竜影夢〉を【設置】する。』

◼️手札3→2/ゲージ2→1

 

 

壊王力:壊竜影夢

壊王

◼️『壊王力』(君のバディが〈懐王〉のカードなら、このカードは、そのカードと同じワールド名のカードとして扱い、デッキに入れられる。

◼️【設置】

◼️【使用コスト】ゲージ1払う。

◼️【起動】君のメインフェイズ中、相手はデッキの上から1枚を裏向きで相手の空いているモンスターエリアに出す。この能力は1ターンに1回だけ使える。

◼️相手の場の裏向きのカードが破壊された時、そのカードの枚数分、君のライフ+1して、相手にダメージ1!

◼️「壊王力:壊竜影夢」は場に1枚だけ【設置】できる。

 

 

アヴロ『〈太陽の恵み〉我は太陽竜でもある、ゲージ+3だ』

◼️手札2→1/ゲージ1→4

 

アヴロ『さらに〈ドラゴニック・グリモ〉我が手札を全て捨て、3ドローだ。』

◼️手札1→0→3

 

アヴロ『【設置】されている壊竜影夢の能力発動!貴様らのデッキトップのカード1枚を裏向きで貴様らの空いているモンスターエリアに出す。』

 

3人「え⁉︎」

 

 

アヴロの【設置】魔法〈懐王力:壊竜影夢〉の能力で、千歌のセンター、曜のセンター、梨子のセンターに裏向きでカードが場に出された。

 

 

アヴロ『小娘共よ、僅かばかりでも我を追い詰めた事を褒めてやろう。そして貴様らに敬意をもって、真の破壊と恐怖と絶望を味あわせてやろう………。ゲージ4とライフ1払い、我を進化!』

◼️手札3→2/ゲージ4→0/LP7→6

 

アヴロ『海を割り、地を割り、天を割り………朽ち果て崩壊する原生に再生は無し、滅び行き絶える生命に救済無し、我が言葉は破壊の予言、我が姿こそ破壊そのもの………【降臨】せよ!〈超破壊神 アヴロ・ズィーク〉』

 

 

超破壊神 アヴロ・ズィーク

ドラゴンW/ダークネスドラゴンW/デンジャーW

神/壊王/太陽竜/黒竜/デュエルドラゴン

サイズ5/攻100000/防15000/打撃3

◼️君が「破壊神アヴロ」に【君臨】しているなら、君はこのカードに【降臨】できる。

◼️君はモンスターをコールできず、アイテムを装備できず、このカードは相手の能力を受けない。

◼️【対抗】相手のターン開始時、君のフラッグが『破壊神界』なら、そのフラッグのソウルを好きなだけドロップに置く。置いたら、その枚数分、君のライフ+5!

◼️"ラグナロク・ズィーク・アヴソリュート"君のアタックフェイズ開始時、相手の場のカード全てのソウルを2枚ずつドロップに置いて、相手の場のカードを全て破壊する。そしてこのカードは【X回攻撃】(この能力で破壊したカードの枚数に1回加えた回数)を得る。この能力は1ターンに1回だけ使える。

【降臨】(君のゲージかライフを合計して5まで、好きなだけ払う。)

 

 

アヴロは四本腕になり、額からは3本の角が生える。そして、身体の色も、白から黒に変わり、目の色も赤くなる。そして逆立ち硬化していた鱗が銀色に輝く。

 

 

アヴロ『これこそ我が力を解放し、進化した姿………』

 

曜「さっきまででも強かったのに………」

 

梨子「まだ強くなるなんて………」

 

千歌「………………」

 

アヴロ『ゆくぞ、アタックフェイズ‼︎ 我が能力発動!貴様らのカード全てのソウルを2枚までドロップする!』

 

 

アヴロは片腕を空に掲げて、黒い雲を発生させる。そして黒い雲から赤い細かい光線が、まるで雨のように千歌達のフィールドに降り注ぐ。

 

 

風雷のアビゲール ソウル2→0

 

ジャックナイフ ソウル6→4(竜装機 シルトファイター/大竜装機 トリプルバスター)

 

バルソレイユ・ソル ソウル2→0

 

 

アヴロ『そして、貴様らのカードを全て破壊する!!!』

 

千歌/曜/梨子「えぇ………っ⁉︎」

 

 

降り注ぐ赤い光線の雨が止んだ後、追い討ちをかけるように、太い光線の柱が、千歌達のフィールドに落ちて、3人の場のカードを全て破壊する。その際に場に出された裏向きのカードも全て破壊される。

 

 

風雷のアビゲール 破壊!

 

紫炎のアビゲール 破壊!

 

裏向きのカード 破壊!

 

ジャックナイフ 破壊!

【ソウルカード】ソウル4→3(竜装機 エッジシューター)

 

裏向きのカード 破壊!

 

バルソレイユ・ソル 破壊!

 

バルドラゴン・フェーラ 破壊!

 

裏向きのカード 破壊!

 

 

アヴロ『そして我は、破壊した枚数+1回分の攻撃回数を得る。』

 

 

千歌達の破壊されたカードは8枚、それに+1回分の攻撃回数を加えると………

 

 

アヴロ『我は【9回攻撃】を得る!』

 

梨子「な………⁉︎」

 

曜「きゅ………9回⁉︎」

 

千歌「そんな⁉︎」

 

アヴロ『まだ終わらぬ。設置されている壊竜影夢の能力により、破壊した裏向きのカードの枚数分、我のライフを回復し、貴様らにダメージだ!』

 

 

破壊した裏向きのカードは3枚だ。

 

 

アヴロ『よって我のライフ+3、貴様らにダメージ3だ!』LP6→9

 

千歌/曜/梨子「うぁぁぁぁ!!」LP15→12

 

アヴロ『ゆくぞバトルだ。我、アヴロズィークで貴様らに攻撃!打撃3!』

 

 

アヴロは翼を広げて飛び、千歌達3人に突っ込む、が、千歌達はアヴロの攻撃を避けるも、通り過ぎた時の風圧で3人バラバラの方向に吹き飛ぶ!

 

 

千歌/曜/梨子『うわぁぁ!』LP12→9

 

アヴロ『2回攻撃!打撃3!』

 

 

アヴロは片手を曜に向けて赤い光線を放ち、曜に直撃する!

 

 

曜「うぁぁぁ!」LP9→6

 

千歌「曜ちゃん!」

 

アヴロ『3回攻撃だ、打撃3!』

 

 

アヴロはもう片方の手を梨子に向け、赤い光線を放ち梨子に直撃する!

 

 

梨子「きゃぁぁ!」LP6→3

 

千歌「梨子ちゃん!」

 

アヴロ『ふははははは!4回攻撃、打撃3よ!』

 

 

アヴロは残り2本の手で赤い光線を千歌に放つ!

 

 

千歌「キャスト!〈ドラゴンシールド 太陽の盾〉攻撃を無効化して、1チャージ、ライフ+1」LP3→4

◼️手札3→2/ゲージ1→2

 

アヴロ『まだ終わらんぞ!5回攻撃!打撃3』

 

 

アヴロは再び千歌を狙い、赤い光線を放つ!その時、千歌の前に曜が立ち塞がる!

 

 

曜「キャスト!〈刃ノ黒衣〉攻撃を無効化する!」

◼️手札3→2

 

千歌「ありがとう、曜ちゃん!」

 

曜「うん!」

 

アヴロ『どこまで保つかな………、6回攻撃!打撃3』

 

 

アヴロは続けて千歌と曜に赤い光線を放つ!だが次は梨子が2人の前に立つ!

 

 

梨子「キャスト!〈アースバリア〉攻撃を無効化して、ライフ+1!」LP4→5

◼️手札3→2

 

梨子「2人共、大丈夫?」

 

千歌/曜「梨子ちゃん!」

 

アヴロ『7回攻撃だ!打撃3』

 

 

アヴロの銀色に輝く鱗からも無数の光線を放つ!

 

 

曜「キャスト!〈ミッドナイトシャドウ〉攻撃を無効化!」

◼️手札2→1

 

アヴロ『8回攻撃だ!打撃3!』

 

梨子「キャスト!〈マーズバリア〉攻撃を無効化!」

◼️手札2→1

 

アヴロ『9回攻撃だ!打撃3!』

 

梨子「もう1枚〈マーズバリア〉攻撃を無効化!」

◼️手札1→0

 

アヴロ『なればキャスト!〈壊王力:豪壊破〉』

◼️手札2→1

 

 

壊王力:豪壊破

懐王

『懐王力』(君のバディが〈懐王〉のカードなら、このカードは、そのカードと同じワールド名のカードとして扱い、デッキに入れられる。)

◼️【対抗】君の場の〈懐王〉のモンスター1枚の打撃力+1して、スタンドする。『懐王力:豪壊破』は1ターンに1回だけ使える。

 

 

アヴロ『我をスタンドし、打撃+1する。』

 

 

アヴロズィーク

打撃3→4

 

 

千歌/曜/梨子「っ⁉︎」

 

アヴロ『10回目の攻撃!打撃4だ!』

 

 

アヴロは4本の腕を 3人に構えて、さっきまでより太い赤い光線を放ち、3人に直撃する!

 

 

千歌/曜/梨子『きゃぁぁぁ!!』LP5→1

 

 

アヴロの最後の攻撃が直撃を受けて、3人のドラゴンフォースの翼が消え、そのまま地面に落下して倒れる。

 

 

曜「うぅ………ぐっ、強い………!」

 

梨子「圧倒的………過ぎる………」

 

千歌「………………」

 

アヴロ『もはやこれまでよ………、我を相手に良く戦ったがこれで終わりだ。このファイトをサレンダーし、滅びゆく世界を見つめながら命を枯らすのだ。ターンエンドだ。』

◼️手札1/ゲージ0/LP5

 

千歌「私達、負けちゃうのかな………?このまま、この街が破壊されるのを、ただ見てるだけ………?」

 

曜/梨子「千歌ちゃん………」

 

 

アヴロは圧倒的過ぎた………、何回ものアヴロの攻撃によるダメージと、絶望感で千歌達の意識は少しずつ薄れていく………

 

だが、そんな千歌達の意識の中に、大切な人達の声が聞こえてくる………、その声が聞こえる方を見て千歌達は目を見開く………

 

何人かの人影が近づいて来る、もっとよく目を凝らすと………向かって来ていたのは………Aqoursのみんなだった。

 

 

果南「千歌!」

 

ダイヤ「曜さん!」

 

善子「リリー!」

 

花丸「3人とも倒れてるずら!」

 

ルビィ「助けなきゃ!」

 

サツキ「待つんだみんな!行ってはいけない………!」

 

 

Aqoursのみんなは、倒れている千歌達3人に近寄ろうとしたが、近くにいたサツキに止められる………

 

 

果南「けど千歌達が⁉︎」

 

サツキ「あそこは戦場だ。近づいたら君達もアヴロの餌食になる!」

 

ダイヤ「だからと言ってこのまま千歌さん達を見捨てろと言うのですか⁉︎」

 

鞠莉「いくらサツキさんの指示とは言え、今回ばかりは聞けないわ!」

 

善子/花丸/ルビィ「そうよ(ずら)(です)!」

 

サツキ「だからって僕や君達に何ができる!」

 

 

アヴロが張っている特殊な空間の中では、サツキやAqours全員のフラッグは色を失い、使用することはできない、つまりファイトはできないのだ。

 

 

サツキ「僕は君達を危険には晒せられない!」

 

ダイヤ「例え危険だからと言って、千歌さん達を見捨てて逃げるなんてできません!………あんなモンスターに壊されてしまうほど………私達Aqoursの絆はそんなヤワなモノではありませんわ!!」

 

サツキ「………っ⁉︎」

 

 

薄れる意識の中でAqoursのみんなの声だけが、千歌達に聞こえる。その声を聞いて、千歌は自分達がなぜアヴロと戦うのか、なぜ負けられないのかを今一度思い出す………!

 

 

千歌「そうだよ………私達は負けられないんだ、志満姉や美度姉、しいたけ、サツキさん、浦女のみんな、Aqours………、私達の大切な人達と、大好きな沼津の街を………守らなきゃいけないんだよ!!」

 

 

千歌は自分自身に再確認させるように叫ぶ、自分自身にもう一度、戦う理由を刻みつける為に、自分を鼓舞する………

 

 

千歌「何諦めてるんだよ高海千歌!私達は負けられないんだ、絶対に勝つって、この街を守ってみせるって、未来の私達にも約束したんじゃん!!」

 

 

千歌は痛みを堪えて立ち上がる………、千歌の鼓舞に応えるように曜と梨子も立ち上がる、そして再びアヴロに向き直る

 

 

千歌「曜ちゃん、梨子ちゃん、このファイト絶対に勝つよ!!」

 

曜「ヨーソロー!了解であります!」

 

梨子「うん!」

 

 

千歌達3人のドラゴンフォースの翼が再生し、再びアヴロの目線まで空に羽ばたく。

 

 

千歌/曜/梨子「私達のターン!」

 

アヴロ『愚かなり、我が前にまだ立つか………だが無駄よ。貴様らのターン開始時にアヴロズィークの能力!我がフラッグ「破壊神界」のソウルを3枚ドロップし、その枚数分ライフ+5!』

 

 

破壊神界 ソウル3→0

 

 

アヴロ『我がライフ+15!我がライフは再び20を超える!』LP9→24

 

千歌「例えあなたのライフが20になっても、30になっても、50や100でも………私達が絶対に0にする!私達は負けない!」

 

 

曜「そのとおり!ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札1→2/ゲージ3→4

 

曜「私のメインは終わり。」

 

梨子「私の番、ドロー!チャージ&ドロー!」

◼️手札0→1/ゲージ8→9

 

梨子「ジャックナイフの能力!ドロップから〈大竜装機 トリプルバスター〉を【星合体】そしてライフ+1!」LP1→2

 

 

ジャックナイフ ソウル3→4

 

 

梨子「私のメインは終了。」

 

千歌「千歌の番!ドロー!チャージ&ドロー!」

◼️手札2→3/ゲージ2→3

 

千歌「ライトに〈太陽神の欠片 バルドラゴン〉をコール!」

◼️手札3→2

 

 

太陽神の欠片 バルドラゴン

サイズ2/攻5000/防3000/打撃2

 

 

千歌「登場時能力!ライフ1払い、デッキから「バルソレイユ」カード1枚を手札に加える。そして………ドロップから1枚ソウルに入れて、バルドラゴンを進化!」

◼️手札2→3→2/ゲージ3→1/LP2→1

 

千歌「眩き真紅の輝きよ、漆黒の闇を切り裂いて、太陽の光に顕現せよ!〈超太陽輝竜(ちょうたいようきりゅう) バルソレイユ・レイ〉!」

 

 

超太陽輝竜(ちょうたいようきりゅう) バルソレイユ・レイ

ドラゴンW/スタードラゴンW/ダークネスドラゴンW

太陽竜/ネオドラゴン/黒竜

サイズ3/攻7000/防7000/打撃2

◼️【コールコスト】君の場のモンスター2枚までの上に重ねて、君のドロップからカードを1枚このカードのソウルに入れて、ゲージ2払う。

◼️このカードにソウルがあるなら、このカードの攻撃力+3000、打撃力+1!

◼️このカードが連携攻撃した時、相手の場のモンスター1枚を破壊するか、相手の場のソウル1枚をドロップに置く。

◼️"太陽の(またた)き"【対抗】君のライフ+5!!!この能力は、相手のアタックフェイズとファイナルフェイズに1回ずつ発動できる。

【2回攻撃】【ソウルガード】/ソウル2

 

 

千歌「いくよ、みんな!」

 

千歌/曜/梨子「アタックフェイズ!」

 

曜「私のドラゴンフォースの能力!ドロップから〈風雷の黒死竜 アビゲール〉ノーコストでを復活!そしてライフ+3、1ドロー!アヴロのデッキを3枚破棄!」LP1→4

 

アヴロ『………』

◼️破棄枚数 7→10

 

梨子「私のドラゴンフォースの能力!ドロップから〈竜装機 シルトファイター〉を【星合体】!ライフ+2!」LP4→6

 

 

ジャックナイフ ソウル4→5

攻7000→9000/打撃2→3

◼️剣星機 J・イグナイター

(ジャックナイフ 打撃3→4)

◼️剣星機 J・アーセナル

(ジャックナイフ 【移動】【貫通】/攻撃を無効化されたら【2回攻撃】を得る。)

◼️竜装機 エルガーカノン

(ジャックナイフ 攻9000→11000/打撃4→5)

◼️大竜装機 トリプルバスター

(ジャックナイフ 攻11000→14000/打撃5→6/【貫通】)

◼️竜装機 シルトファイター

(【対抗】ソウルからドロップに置いて、ダメージ2減らす。)

 

 

千歌「私の真ドラゴンフォースの能力で、デッキトップから1枚ソウルイン!」

 

 

バルソレイユレイ ソウル2→3

 

 

曜「バトル!ドラゴンフォースと風雷のアビゲールで連携攻撃!」

 

 

ドラゴンフォース+風雷のアビゲール

連携 攻15000

連携打撃4

 

アヴロズィーク

防15000

 

 

アヴロ『ぐぅぅ!』LP24→20

 

梨子「ドラゴンフォースとジャックナイフで連携攻撃!」

 

 

ドラゴンフォース+ジャックナイフ

連携 攻20000

連携打撃8

 

アヴロズィーク

防15000

 

 

アヴロ『ぐぉぉ!』LP20→12

 

梨子「2回攻撃!ドラゴンフォースとジャックナイフで2回目の連携攻撃!」

 

アヴロ『キャスト!〈ドラゴンシールド 刀竜の盾〉攻撃を無効化し、手札が1枚以下なら1ドロー!』

◼️手札1→0→1

 

千歌「真ドラゴンフォースとバルソレイユレイで連携攻撃!真ドラゴンフォースをスタンド、ライフ+2!さらにバルソレイユレイは自身の能力で攻撃力+3000/打撃+1されてる!」LP 6→8

 

 

バルソレイユレイ

攻7000→10000

打撃2→3

 

 

真ドラゴンフォース+バルソレイユレイ

連携 攻17000

連携打撃5

 

アヴロズィーク

防15000

 

 

アヴロ『ぐぁぁぁ!』LP12→7

 

千歌「真ドラゴンフォースとバルソレイユレイで2回連携攻撃!真ドラゴンフォースをスタンド、ライフ+2!」8→10

 

アヴロ『キャスト!〈壊王力:破壊神の盾〉』

◼️手札1→0/ゲージ1→0

 

 

壊王力:破壊神の盾

壊王/防御

『壊王力』(君のバディが〈懐王〉のカードなら、このカードは、そのカードと同じワールド名のカードとして扱い、デッキに入れられる。

◼️相手のターン中、君の場に〈壊王〉のカードがあるなら使える。

◼️【使用コスト】君の場のカードを1枚を破壊する。

◼️次に君が受けるダメージを0に減らすか、攻撃を無効化して、君のライフ+3!

 

 

アヴロ『我の場の〈壊王力:壊竜影夢〉を破壊し、その攻撃を無効化し、ライフ+3よ!』LP7→10

 

千歌「まだだよ!まだ千歌達の攻撃は終わってない!」

 

アヴロ『何だと⁉︎』

 

 

千歌達のドラゴンフォースには複数回攻撃の能力がある。これににより、3人のドラゴンフォースはまだスタンド状態なのだ。そしてこの変則ファイトでは3人で1回のアタックフェイズを共有している、つまり………

 

 

千歌「真・ドラゴンフォース………」

 

曜「ドラゴンフォース"悲悔の型"………」

 

梨子「ドラゴンフォース"喜愛の型"………」

 

アヴロ『………っ⁉︎』

 

千歌/曜/梨子「私達3人で連携攻撃!」

 

 

真ドラゴンフォース+悲悔の型+喜愛の型

連携 攻21000

連携打撃6

 

アヴロズィーク

防15000

 

 

曜の腕に巻き付いている鎖が解け、巨大な両手斧に変化して、アヴロの左腕をを斬り付けて弾く!

 

さらに、梨子の「」マークが大きくなり、先端部分が長く伸びて光の剣になる、そしてアヴロの右腕を斬り付けて弾く!

 

そして千歌の周りに浮く6つの紅い球体が1つに纏まり、千歌の手より2倍大きいくらいの紅い球体になり、千歌はそれをアヴロの胴体に押し付けるように突撃する。そして直撃した紅い球体が大爆発を起こす!

 

 

アヴロ『ぐぁぁぁぁ!!』LP10→4

 

アヴロ『ま………まだだ、まだ我のライフは4残っている……!!』

 

千歌「ううん、これで終わりだよ!キャスト〈真・ドラゴンフォース・アドベント〉」

◼️手札2→1/ゲージ1→0/LP10→9

 

 

真・ドラゴンフォース・アドベント

ドラゴンW

太陽竜

◼️君がカード名に「ドラゴンフォース」を含むカードを装備しているなら使える。

◼️【使用コスト】ライフ1払い、ゲージ1払う。

◼️【対抗】君のカード名に「ドラゴンフォース」を含むアイテム1枚をスタンドして、そのカードの攻撃力+3000して、打撃力+1!このカードは無効化されない。

◼️「真・ドラゴンフォース・アドベント」は1ターンに1回だけ使える。

 

 

千歌「真ドラゴンフォースをスタンドして、攻撃力+3000/打撃+1する!」

 

 

真ドラゴンフォース

攻7000→10000/打撃2→3

 

 

千歌「真ドラゴンフォースでアヴロズィークに攻撃!」

 

曜「今だ!キャスト!〈ドラゴンフォース・ダークオーラ〉」

◼️手札2→1/ゲージ4→3/LP9→8

 

 

ドラゴンフォース・ダークオーラ

ダークネスドラゴンW

黒竜

◼️君がカード名に「ドラゴンフォース」を含む、ダークネスドラゴンワールドのアイテムを装備しているなら使える。

◼️【使用コスト】ライフ1払い、ゲージ 1払う。

◼️【対抗】君のカード名に「ドラゴンフォース」を含むカード1枚の攻撃力+3000して、打撃力+1!さらに君の場にカード名に「アビゲール」を含むカードがあるなら相手のカード1枚を破壊する。

◼️「ドラゴンフォース・ダークオーラ」は1ターンに1回だけ使える。

 

 

曜「千歌ちゃんの真ドラゴンフォースの攻撃力+3000して、打撃+1!」

 

 

真ドラゴンフォース

攻10000→13000

打撃3→4

 

 

この変則ファイトのルールでは、自分か相手を指定する効果を味方のカードを対象に発動できるのだ!

 

 

梨子「私もキャスト!〈ドラゴンフォース・スターオーラ〉」

◼️手札1→0/ゲージ9→8/LP8→7

 

 

ドラゴンフォース・スターオーラ

スタードラゴンW

ネオドラゴン

◼️君がカード名に「ドラゴンフォース」を含むスタードラゴンワールドのアイテムを装備しているなら使える。

◼️【使用コスト】ライフ1払い、ゲージ1払う。

◼️【対抗】君のカード名に「ドラゴンフォース」を含むカード1枚の攻撃+3000して、打撃力+1!さらに君の場にカード名に「ジャックナイフ」を含むカードがあるなら、君のデッキの上から1枚を〈ネオドラゴン〉1枚のソウルに入れる。

◼️「ドラゴンフォース・スターオーラ」は1ターンに1回だけ使える。

 

 

梨子「千歌ちゃんの真ドラゴンフォースの攻撃力+3000して、打撃力+1!」

 

 

真ドラゴンフォース

攻13000→16000

打撃4→5

 

 

2人のドラゴンフォースオーラを受けて、千歌のドラゴンフォースの翼がさらに大きくなり、ドラゴンフォースの光が巨大なドラゴンの姿に変わり、アヴロに突撃する!

 

 

曜/梨子「行け!!千歌ちゃん!!!」

 

千歌「いくよ、打撃5!!」

 

アヴロ『ぐぅぅ………!うおおぁぁぁぁぁぁぁあ!!』LP4→0

 

 

アヴロはドラゴンの姿となったドラゴンフォースの光と共に消滅した。

 

アヴロが消滅した事でアヴロが張っていた特殊なバリアが消え、そのバリア内で破壊されていた街も元に戻った。

 

暗い雲が晴れ、吹き荒れていた風と轟いていた雷鳴が止み、青い空と日差しが沼津の街を照らした。その様子を千歌は眺めている。

 

 

千歌「………………………」

 

梨子「千歌ちゃん………?」

 

曜「千歌ちゃん!」

 

千歌「勝ったんだね………私達………、守れたんだよね?私達の大切な街を………。」

 

曜「うん!そうだよ。私達は勝ったんだ!」

 

梨子「そうよ。そして守ったのよ私達3で。」

 

 

曜と梨子の応えを聞いて、千歌は安心したように2人に振り返る、その時の千歌の表情は、これまでにないくらい、清々しくそして、太陽のような笑顔だった。

 

 

ダイヤ「千歌さん!」

 

果南「曜!」

 

鞠莉「梨子!」

 

曜「あ、ダイヤさん!」

 

梨子「みんな!」

 

 

千歌達は地上に降り、Aqoursのみんなの元に向かう。

千歌達が守ったのは沼津の街だけではない。この街に住まう全ての人達の笑顔も守ったのだ。

 

 

それから2日が過ぎ………、千歌達はアダフ達が居るであろう廃教会に向かった。

 

 

千歌「こんばんわ〜〜!」

 

曜「あれ?居ないのかなぁー?」

 

梨子「そうみたいね。」

 

千歌「とにかく入ってみよう。」

 

梨子「ちょっ、千歌ちゃん!」

 

 

千歌達が教会の中に入ると中には誰も居なかった。だが、教壇の上に1通の手紙が置かれていた。

 

 

千歌「これは………手紙?」

 

曜「何か書いてある?」

 

梨子「私達宛みたいね。」

 

千歌「読んでみよう。」

 

 

ーーー手紙………ーーー

 

拝啓 千歌さん、曜さん、梨子さん。

 

今回の件は言葉では表しきれないほどの感謝の意を込めて、この手紙を残します。もし、あなた方がこの手紙を読んでいるのなら、君達は今教会に来ていて、そして私達は教会にはもう居ない事でしょう。

 

別れの挨拶も無く去ってしまった事をお許しください。

面と向かって礼を言うのは少し照れくさいので、手紙で感謝の気持ちをあなた方に伝えたいと思います。

 

『ありがとう。』

 

 

御霊の使徒より

 

ーーー

ーーー

 

手紙は長くを綴らず、感謝の意を示して終わっていた。

 

 

千歌「………帰ろうか。」

 

曜/梨子「うん!」

 

 

千歌達は感謝の手紙を教会に残し、自分達の日常へと戻って行った。

 

 

『三壊王 襲撃 編』完

 

 




今回も感想を是非‼︎

『三壊王 襲撃 編』無事に終了しました。
他の章と比べるて少し短めですが、
ストーリーの設定もかなり無理矢理感がありますが………
内容だけは濃いと思います。


活動報告にて、新章リクエスト募集中です!
オリキャラやオリカからでも、新章を思いつくかもしれません。


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魔星龍侵攻 編
踏み出した少年


新章
イメージOP
『X-encounter』黒崎 真音

イメージED
『Pray ~祈り~』IKU

『Days』Shela

↑どれもいい曲だから聞いてみて!


内浦のとある一軒家に、1人の少年が住んでいた。

少年の名は「星野 流」かつて、壮大な戦いを繰り広げ、そして大切なバディを失った。それでも流は強く生きる事を決めた。

それが、最後に残したバディの言葉だから………

 

 

朝、流の家………

 

いつものように、彼の家に1人の少女が訪ねて来ていた。

 

 

「おおーい、流くーん!そろそろ行くよー!」

 

流「ああ、分かってるよ。天音」

 

 

彼女の名は「響 天音」流の幼馴染みで親友、そして今をトキメク地元のアイドルだ。彼女も流が経験した一連の戦いを知っている。

 

 

流の父「やぁ天音ちゃん、おはよう。」

 

天音「あ、お父さん。おはようございます。」

 

流の父「はははは………お父さんだなんて、天音ちゃんも家の娘になる決心がついたかな?」

 

天音「え?あ、やだ私ったら………って言うか、お父さんって呼ぶの今更じゃないですか⁉︎」

 

流の父「はははは………まあ冗談はさておき、息子の事、これからも頼むよ。流の支えになってあげてくれ。」

 

天音「………はい。」

 

流「天音、行くぞ。」

 

天音「うん!」

 

流の父「行ってらっしゃい、流」

 

流「行ってきます、父さん。」

 

 

流は3〜4ヶ月前まで不登校であり、星を見に行く夜以外は殆ど引きこもっていた。だが、彼は壮大な戦いに巻き込まれ、バディとの壮絶な別れを経験した。その経験が彼を変えてくれた。

 

 

天音「流君、少し変わったよね?」

 

流「うーん、どうかな?」

 

天音「変わったよ。前より………凄くかっこよくなったよ………

 

流「え?」

 

 

天音は、3〜4ヶ月前………流が久しぶりに学校に通い始めた時の事を思い出していた。

 

 

ーーー回想ーーー

 

 

3〜4ヶ月前………

 

 

壮絶な戦いの後、バディのレッドグリムを失ってから1週間が過ぎた。

 

 

天音「流君!今日も来たよ〜!って……」

 

 

天音が玄関のドアを開けると、そこには久しぶりに学校の制服に袖を通している流が靴を履いて、学校に行く準備していた……。

 

 

流「おはよう天音………」

 

天音「流君……、どうしたの⁉︎その格好………」

 

流「どうしたって、学校に行くんだから、制服は普通だろ?」

 

天音「流君……」

 

流「グリムが言ってたんだ、「強く生きろ」って、だから僕も、一歩踏み出そうと思う」

 

天音「そっか!じゃあ遅れる前に行こう!」

 

流「おう!」

 

 

静岡私立第5学院高校………校門前。

 

 

「よお、星野。」

 

「へへへへ………」

 

「………………」

 

流「三嶋君、伊藤君と小坂君。」

 

 

校門前で流に声を掛けたのは「三嶋 タキト」赤茶色の髪をオールバックにして、短い前髪が3本くらい飛び出ている。制服の全部のボタンを外し青いTシャツが見えていて、目つきが鋭く右頬に赤い二本線がある。

 

彼の隣には黒髪ロングの男子生徒「伊藤」、そして角刈りの男子生徒「小坂」がいた。

 

彼らはかつて流に対してイジメを行なっていた3人組である。タキトは自分を筆頭に3人で流にイジメを繰り返し、不登校まで追い詰めた不良達である。

 

タキトは無言で流に近づいてくる。

 

 

タキト「………………」

 

流「三嶋君………?」

 

天音「また流君を追い詰めるの⁉︎」

 

流「天音………いいよ。」

 

 

天音は流の前に立って、手を広げて守る姿勢をする。けど流は首を横に振って自分を庇おうとする天音を静止する。

 

 

天音「流君………でも………」

 

流「いいんだ。」

 

タキト「久しぶりじゃねーか星野。寂しかったぜ?またいつものように俺達と遊ぼうや?」

 

流「………僕は君達と遊ぶ気は無いよ。」

 

伊藤「ああ?!」

 

小坂「やめろ伊藤。せっかく学校に来たのに、また逃げちまうだろ。」

 

 

タキト達は、久しぶりに登校して来た流にいきなり突っかかって(なじ)る。だが流はいつもより強気の姿勢で、あしらう。

 

タキトは流の態度と、少しギラついた目を見て少し顔が強張る。

 

 

タキト「お前………なんか変わったか?」

 

流「さあ、どうかな?」

 

タキト「………チッ、行くぞ。」

 

 

タキト達はつまらなそうに校舎の中に入って行った。その姿を見送って流は安堵したように大きくため息を吐き、脱力する。

 

 

流「はぁぁ〜〜………」

 

天音「流君、凄いよ!あの三嶋君達を相手に言い返すなんて!」

 

流「いや、マジ怖かった………」

 

天音「今の流君、かっこ良かったよ!」

 

 

天音の満面の笑みでの「かっこ良かったよ!」の一言に、流は思わず顔が赤くなる。流にとって今日一番トキめいた瞬間だった。

 

 

教室………

 

 

「あ、星野君だ!」

 

「久しぶり星野君!」

 

「おっす星野!」

 

流「よ、よお!ひ、久しぶり皆んな。」

 

 

流が教室に入った時、クラスの女子と男子が流に賛辞混じりに挨拶をしてくれる。流にとって予想外の反応に少し戸惑いながらも挨拶を返す。

 

 

天音「良かったね。流君」

 

流「ん、ああ。」

 

 

タキト「………………」

 

 

だが、その様子を気に入らないようにタキト、伊藤、小坂が見ていた。

 

それから流は休学していた分、別の空き教室で教師と授業を受けたりプリントなどを処理していた。

 

 

昼休み、流は中庭で天音と昼ごはんを食べていた………………、その時の流は少し疲れた様子だった。

 

 

天音「お疲れ様、流君。」

 

流「本当に疲れたよ………、教師とマンツーマンでの授業はマジで疲れるよ………」

 

天音「あはは………」

 

流「ん?」

 

天音「ん?どうしたの?」

 

流「誰か来る………」

 

 

流の言葉通り、3人の男子生徒が流と天音の元に近づいてくる。それは、不良の三嶋タキトと伊藤と小坂だった。

 

 

流「三嶋君………何?」

 

タキト「星野、今日の放課後………面貸せよ。」

 

伊藤「逃げんなよ?」

 

小坂「放課後に案内してやる。」

 

 

それだけ言って3人は去って行った。

 

 

天音「流君、あんな誘い乗る必要ないよ。放課後、早く一緒に帰ろう!」

 

流「………悪い、行くよ。」

 

天音「何で⁉︎ 流君、三嶋君達に酷くイジメられてたんだよ⁉︎何でわざわざ着いて行こうとするの⁉︎」

 

流「逃げちゃダメなんだ………、いつかは三嶋君達に立ち向かわなきゃいけない時が来る、そう思うんだ。」

 

 

今日の流はいつになく強気な感じがした。

だからと言うわけでは無いが、天音は少し心配なのだ。せっかくまた登校して来たのに、タキト達に何かされて、また不登校になったら………そう思ってしまうのだ。

 

 

天音「………っ! 勝手にしなよ!!」

 

 

天音はいきなり怒鳴り、走って校舎に入って行った………

 

 

流「天音……? 怒らせちゃったか………。だよな、僕の事を一番心配してくれてるのは天音だからな。でも、これだけは本気(マジ)にならなきゃいけないんだ、グリムがそうだったように………。」

 

 

 

それから放課後………、流は小坂と伊藤に連れられて学校から少し離れた旧体育館前に連れて行かれる。その後ろから天音はこっそりと気づかれないように追いかける。

 

 

旧体育館前………

 

 

タキト「逃げずに来たか。星野」

 

流「三嶋君………ああ、僕はもう逃げない。」

 

タキト「チッ!今朝も、昼も思ったけどよ………お前、前よりなんか強気だよな?なんかムカつくぜ、普段ナヨナヨしてる奴が急にそんな態度だとよ!!」

 

伊藤「だから、ここらでいっちょ締めてやろうかってよー!」

 

小坂「悪く思うな。」

 

流「………………」

 

タキト「おい伊藤、小坂………こいつは俺1人でやる。手ぇ出すなよ?」

 

 

タキトは制服を脱ぎ捨てて青いTシャツ姿になった、身軽で動きやすいのだろう。タキトは少しフットワークを確認し、拳を握る。

 

 

タキト「いくぞ………」

 

流「っ………!」

 

 

流には自信めいたものがあった、確証はない。だがなぜか強気でいられる。"負ける気がしない"とまではいかない。ただ純粋に立ち向かう姿勢を崩さない。

 

タキトは拳を構えて流に殴りかかる。三嶋タキトの運動神経は高い………その為、一気に距離を詰められる。普通の奴なら避ける間も無く殴り倒されている事だろう。

 

だが流には見えている。タキトの動きがはっきりとスローモーションとまではいかないが、今の流には、5秒の速さで向かって来るものが15秒の速さに感じている。だがいつもそう見えるわけではなく流の回避本能が、度々その能力を引き出しているのだ。

 

流は軽々とタキトの拳を避ける。タキトは自分の拳が流に当たっていない事に一瞬疑問に思うが、まぐれだと思い二発、三発と拳を振るう、だが流は悠々とそれを避け続ける。タキトは自分の拳が流に一発も当たらない事に困惑し思わず動きを止めてしまう。それを隙と見た流は拳を握り、今目の前にいる立ち向かうべき相手………、自分にイジメを繰り返し、不登校まで追い詰めた憎いあいつの顔面を目掛けて思い切り拳を振るう。

 

身体が軽い。まるで自分の周りの重力が半分くらいしか無いんじゃないかと思うくらい………、そして拳が重い。まるで自分の拳に鉛でも入っているんじゃないかと思うくらい重く強い力が入る、流の拳はタキトの顔面を捉え、殴り飛ばした。タキトの身体は少し宙を舞い、そして背中から滑るように地に倒れた。

 

タキトはさらに困惑していた。いや、混乱と言えばいいのか?ただ一瞬の事だった。自分はいったいなぜ地に倒れた?いったい何があった?じわじわ染みてくる頰の痛みに、自分は今殴られたのだと実感する。誰に?まさか目の前にいる男に?普段からナヨナヨしていて気に食わなかった星野 流に殴られたのか?今日久しぶりに登校して来た流に?自分がずっと弱者だと見下してイジメていた、あの流に殴られたのか?自分の拳を全て避けた上で殴り返して来たと言うのか………?ナヨナヨしていたあの流が自分の拳を避けて殴り返して来たんだ………、理解が追いついたところでタキトは上体を起こし、立ち上がる。

 

 

タキト「お前………不登校中の間に、いったい何があったってんだ………?」

 

流「あったさ、色々と………」

 

タキト「?」

 

 

流の身体能力の向上には理由があった。

流にはレッド・グリムというバディが居た。

流は【ファイナライズ】という能力でレッド・グリムと完全に同化した事があった。その影響が今の流の急激な身体能力向上の原因となっている。今は亡きレッド・グリムが流に残してくれた恩恵だ。

 

タキトは今まで以上にムカついていた。自分の拳が何発も避けられ、その上、自分より速く重く強い拳をまともに受けてしまった。さらにタキトの神経を逆なでしたのは、自分を殴った相手が星野 流であるという事だ。これだけはタキトのプライドが許さなかった。

 

 

タキト「不登校中、おめぇに何があったかは知りたくもねーけどよ、認められねー、お前みたいなナヨナヨして弱い奴が、俺に勝っていいはずがねーんだ!一発でもおめぇに拳叩きつけなきゃ、俺の気がすまねーーー!!」

 

 

タキトはそう言って再び殴りかかって来たが、流はそれを軽く避けて、また一発タキトに拳を入れた。そしてタキトはまた吹っ飛ぶ。

 

 

タキト「ぐぁ!」

 

伊藤/小坂「三嶋!」

 

伊藤「星野、てめぇ!」

 

タキト「伊藤………、手出すなつったろ、俺がやる………!」

 

伊藤「三嶋………」

 

小坂「………もう辞めよう。三嶋」

 

タキト「ああ⁉︎ 小坂!星野にやられたまま帰ろうってのか⁉︎」

 

小坂「ああ、お前ももう分かってるはずだろ。星野はもう前とは違う。ひ弱で、何の抵抗もせずに黙ってイジメられていた、もう、あの時の星野じゃないんだ!」

 

伊藤「小坂………」

 

小坂「今朝、お前に一言言って返した。あれだけで星野がどれだけ変わったのか、分からないお前じゃないだろ!」

 

タキト「………ああ、分かったよ。」

 

 

タキトは小坂の言葉に頷き立ち上がる、そして星野に背を向けた。

 

 

タキト「星野………………悪かったな。」

 

 

そう一言言い残して3人は去って行った。

 

 

流「はぁ〜〜………終わったよ、天音。」

 

天音「あ、あれ?バレてた?」

 

流「グリムのおかげで聴覚も多少鋭くなったんだ。僕の後ろから聞き慣れた足音が小さく聴こえてきたから天音だなってさ。」

 

天音「そ、そうなんだ………」

 

 

昼休みの事があってか、流と天音のやりとりが少しぎこちなく感じる。特に天音は流を怒鳴ってしまった気まずさがある。

 

 

流「天音、昼休みの時ごめんな。」

 

天音「え?」

 

流「俺の事、一番心配してるのは天音なんだって分かってたのにさ………天音の心配も考えずに、なんか強気になっててさ………結構調子に乗ってたんだと思う………。ごめん!」

 

 

天音は少し驚いた。実は天音も今のタイミングで謝ろうと思っていたのだが、先に流が謝って来た事に………でも凄く嬉しかった。そして流に続いて天音も謝る。

 

 

天音「私の方こそ………、確かに、流君の事凄く心配だったよ?流君がまた三嶋君達に酷いことされて、また不登校になるんじゃ………って考えて凄く心配した………。でも私、心配し過ぎて流君の事………信じきれてなかった、そんな自分に腹が立っちゃって、流君に怒鳴りつけちゃった………本当にごめんなさい!」

 

 

天音は目に涙を浮かべて流に謝った。そんな天音を見ていて、流は無性に天音を愛しいと思った。自分の事を信用できなくなるほどに自分の事を心配してくれた天音を………

 

意識はしていなかった。これも愛しさゆえの本能なのだろうか、気がつくと流は天音を抱きしめていた。

 

 

天音「な、流君………?」

 

流「………………いきなり、ごめん。」

 

天音「う、うん………ふふふ、帰ろっか!」

 

流「ああ。」

 

 

流と天音は照れながらも、いつも通り一緒に帰る。

 

 

ーーー回想 了ーーー

 

 

そんな事があってから、三嶋タキト、伊藤、小坂はもう何もして来ず、流は平和な学校生活を送れるようになった。

 

それからも、流と天音の関係には

特に進展は無いが、クラスメイトから見たら、今までより仲睦まじく見えるらしい。




今回も感想を是非‼︎


ーーー次回予告ーーー

その少年は「星」を眺めていた。
いつもと同じように、いつもとは違う気持ちで………
そして少年の心にはいつも、消えてしまった大切なバディへの想いがずっと残っている。

次回『星を想う少年』


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星を想う少年

星野 流は星空を眺めるのが好きだ。

別に星座とか宇宙に詳しいわけではない。

ただ単純に星空を眺めているのが好きなのだ。

 

 

夜、流は自分の家の前で幼馴染みで親友である少女、響 天音を待っていた。いつもは待ち合わせ無しで現地集合なのだが、今回は珍しく待ち合わせして出かける事になった。

 

 

ーーー回想ーーー

 

放課後、通学路………

 

 

天音「流君、今日も星を見に行くの?」

 

流「ああ。」

 

天音「ちゃんと宿題とかやってるの?」

 

流「ちゃんとやってるよ。」

 

天音「ならいいけど。あ、お夜食持って行くね!」

 

流「ありがとう。あ、そうだ、今日はいつもとは別の場所に行こうと思うんだ。」

 

天音「え、いつもと別の場所?」

 

流「うん。いい星空スポットを見つけたんだ。」

 

天音「へ〜〜!」

 

流「今日は一緒に行こうか、天音を案内するよ。」

 

天音「うん!じゃあ流君の家の前で待ち合わせだね!」

 

流「ああ、夜8時頃に行くから。」

 

ーーー回想 了ーーー

 

 

そうこうしていると天音が手を振って向かって来た。時間はもう8時を少し過ぎていた。

 

 

天音「ごめんね〜、さっきマネージャーから電話があって、スケジュールの調整を見直してたの………」

 

 

天音は地元では少し売れているアイドルだ。夢はギターと歌声だけで地元の枠を超えて、全国に進出することらしい。

 

 

流「そっか、なら仕方ないよ。それよりも行こうか。」

 

天音「うん!」

 

 

流が見つけた星空スポットは、いつものスポットからは少し遠くなるが、山道を少し歩いた場所にある。

 

そこは、山道を少し歩いた先にある広い草原だった。これほど拓けた草原であるにもかかわらず、誰も来ないし、あまり知られていない場所らしい、星空を眺めるにはもってこいの場所だ。しかも街の夜景の光もちらほら見えるくらいでがっつり明るいわけでもなく、星空を集中して眺めるにはいい場所である。

 

 

天音「凄い………」

 

流「だろ?いろいろ探し回ってたら見つけんだ。」

 

天音「一面星だらけだよー! 本当に流君しか知らない場所なんだね〜〜」

 

流「ああ。」

 

 

それから、2人は星空を眺める。天音が持って来た夜食を食べながら。

 

 

流「最近のアイドル活動は順調か?」

 

天音「う〜ん………、まぁボチボチかなぁ〜〜、最近は30分のミニライブとかやってるけど、テレビ関係の仕事は少なくなってきたかも………。これじゃ全国進出なんてできないよ〜〜………」

 

流「ははは………、でもデビューして2年だっけ?」

 

天音「うん。」

 

流「デビューしてたった2年でテレビ関係の仕事とかCD出してるなんて、それだけでも凄いと思うけどな。まだまだ先はこれからだ、頑張れよ、天音。」

 

天音「ふふふっ………ありがとう流君!」

 

 

流の励ましで、天音は少し元気になれた。

 

 

流「………………」

 

 

流は星空を眺めているといつも思う。初めてグリムに出会った時の事を、一緒に切り抜けて来た戦いを、そしてグリムとの別れも………そしてぽつりと呟いてしまう………

 

 

流「………………また空が赤く光って、目の前にグリムが居たらな………」

 

天音「流君………」

 

 

グリムの言葉通り、流は強く生きる事を決めた。だが、どれだけ気丈に振る舞っても、心の何処かにはまだグリムを求める自分がいる。また会いたい、還って来てほしい………短い間だったが、それでも流とグリムには確かな絆が芽生えていたのだ。

 

流がぽつりと呟いた言葉に、天音も堪え切れない気持ちが溢れる。

 

かつて流とグリムは、Aqoursと協力してモンスター型人工兵器「情報演算人工神 IA」をファイトで倒した。だがIAは、自身に搭載されている時限自爆プログラムを起動した。その爆発は静岡県全域を消滅させるほどの威力を誇っていたのだ。グリムは流達を守ろうと自らの意思でIAとともに宇宙へ飛び………そして宇宙空間でIAは大爆発を起こし、その後、グリムは二度と戻ってくる事はなかった………

 

ただ一言「強く生きろ……流……さらばだ……」と言葉を残して………

 

しばらく2人が感慨に浸っていると、望遠鏡を除いていた流が1つの星を見つける。

 

 

流「ん?なんだ………?」

 

天音「どうしたの?流君?」

 

流「見てみろよ。」

 

 

流は望遠鏡を天音に借して星を見るように促した。そして天音が望遠鏡を除くと、他の星より強い光を放つ星が1つあった。

 

 

天音「わあ〜綺麗〜………でも、なんか大きくない?っていうか、なってる………?」

 

流「やっぱりそう思う?」

 

 

流が見つけた強い光を放つ星は、少しづつ大きくなっているように感じる。というか、近づいて来ている感じがする………その光景に2人は同時にデジャヴを感じる。前にもこんな事があった………

 

光を放つ星はそのまま大きくなる、やはり近づいて来ているようだ。

 

だが、その星は流達に近づいて来るに連れ光が弱まり、星にしてはかなり小さい………多分、強すぎる光がそれを大きく見せていたのだろう。

 

それは落下速度を落としてゆっくりと、流達がいる草原に落ちた。

 

 

天音「な、何?」

 

流「隕石………じゃあないよな?勿論………」

 

 

流と天音が落下したソレに近づく………すると、落ちて来たソレは、真っ白い狼に似た姿で、額には赤い墨汁で書かれたかのような「(すめらぎ)」の文字が見事に映え、腰に剣を差し、背中には燃える青銅鏡を担ぎ(少し宙に浮いている)、首からは勾玉を通した首飾りを掛けている。

 

 

天音「………犬?」

 

流「犬………だな。」

 

『わふっ………はっ、はっ、はっ、はっ』

 

 

その犬はゆっくり流達に近づいて座り、流と天音が食べている夜食のサンドイッチを見つめて、舌を出して尻尾を振っている。その様子を見て流は、この犬は腹が減ってるのだと気づく。

 

 

流「これ………食べたいのか?」

 

『ワン!』

 

天音「ちょっと待ってね………はい!」

 

 

天音はランチボックスの中からサンドイッチを取り出し、その犬に与える。すると犬は勢いよくサンドイッチを頬張る。

 

 

流「なんだお前、結構腹減ってるんだな。」

 

天音「でも変わったワンちゃんだね?赤い模様みたいなのがあるし、腰に刀挿して、なんか円盤みたいなのが燃えて浮いてるし………」

 

流「だな、額に書いてある字は………(きらめき)?」

 

天音「(すめらぎ)じゃない?」

 

流「(すめらぎ)かぁ………」

 

『ワン、ワフッ!(もう一つくれ!)』

 

流「もう一つ欲しいみたいだぞ?」

 

天音「え?あ、うん。お食べ。」

 

『ワン!(ありがとう。)』

 

流「ありがとう。だってさ」

 

天音「え?流君、言葉分かるの?」

 

流「ああ、なんとなくっていうか………分かんないけど、何を伝えたいか理解できるって言うか………やっぱり言葉が分かるって事なのかな。」

 

天音「そうなんだ………じゃあ、なんか聞いてみたら?」

 

流「え?」

 

天音「だって言葉分かるんでしょう?」

 

流「いや、僕は理解できてもこいつは人間の言葉を理解できるのか?」

 

天音「だから、聞いてみたら分かるんじゃない?」

 

流「………分かった。見た目からして普通の犬じゃないよな?空から来たし………お前、モンスターなのか?」

 

『ワフッ、ワンワン!(いかにも、私はモンスターだ。)』

 

 

流の質問におかわりを食べ終わった犬が答える。どうやら人間の言葉が理解できるようだ。

 

 

流「やっぱりモンスターだって。」

 

天音「この子も、こっちの言葉を理解できるんだね。」

 

流「らしいな。」

 

『クゥーーン……(眠い)』

 

天音「それで、この子どうする?」

 

流「うーん、モンスターである以上ほっとけないしな〜〜、ってか、名前を知らないと不便だな。お前、名前とかあるのか?」

 

『ワゥン………(自分の名は分からん。)』

 

流「名前は分からないって………、そうか」

 

天音「じゃあ名前を付けてあげないとね!」

 

流「うーん………あ!」

 

 

流と天音は名前を決めるのに迷う。その時、流は犬の額に書いてある「煌」の文字を見て、ソレを名前にしようと思い立つ。

 

 

流「額に文字があるんだ。ソレを名前にしよう。」

 

天音「そうだね!」

 

流「じゃあ、お前の名前は『スメラギ』だ。」

 

『ワン!ワンワン!』

 

 

スメラギは尻尾を激しく振って、はしゃいで流にすり寄って来る。どうやら名前が気に入ったようだ。

 

そして名前が決まった事で、スメラギが背負っている青銅鏡の青い炎が流のデッキケースを包む。そしてデッキケースが光を放つ。

 

 

流「何だ?」

 

 

流がデッキを見ると、デッキには知らないカードが数枚と、バディカードがスメラギのカードに変わっていた。

 

 

スメラギ『ワフッ、ワォーーン!(これは私の感謝の気持ち、私が君のバディとなろう。)』

 

流「お前が僕の新しいバディ………、はははっ!ありがとな、よろしく、スメラギ。」

 

スメラギ『クゥーーン………』

 

 

流はそう言ってスメラギの頭を優しく撫でる。

 

 

天音「良かったね、流君!」

 

流「ああ。………そろそろ帰るか。」

 

天音「うん、そうだね。」

 

 

流と天音がレジャーシートやランチボックス、望遠鏡などを片付けていると、スメラギが何かに気づいて突然吠え始める。

 

それに驚いた流と天音はスメラギに振り向く。

 

 

スメラギ『ガゥ!ワンワン!グルルル………!』

 

流「どうした?スメラギ!」

 

スメラギ『ワン!ワン!!(流、何か来る!)』

 

流「何か………来る?」

 

 

すると、夜空から黄色いオーラを纏う黒い何かが流達の前に降り立つ………!それは、人の形をしていた。ちゃんとした四肢があり二足で立っている。

 

見た目はガタイのいい肉体に、身体には岩や石のような骸殻、骨骼のようなモノが左半身を覆うように突き出ている。そして左腕は右腕の2倍はあるかのように鎧化して大きくなっている。

 

 

流「何だ?アレは………モンスターか?」

 

スメラギ『ワン!』

 

『ま………魔星龍の名………のもとに、この星を………支配、する………。』

 

流「何を言ってるんだ………?」

 

スメラギ『ワゥ!ワンワンッ!(嫌な感じがする、逃げよう!)』

 

流「そうだな!天音、逃げよう!」

 

天音「う、うん!」

 

 

流達が逃げようとした時、謎のモンスターは地面を思い切り踏みつける………、すると、地面を伝う衝撃と共に、辺り一帯が青い空間に包まれる。

 

そして謎のモンスターは、デッキを構える。

 

 

『バ………バディ……ファイトせよ………!』

 

流「何?」

 

『バディ………ファイトだ………、た、頼む!ファイトしてくれ!ファ………ファイトで、俺を倒し………て………』

 

 

謎のモンスターは一瞬、口調が変わったが、すぐにさっきまでの途切れ途切れの苦しんでいるような喋り方に戻る。その様子に流はかなりの異常さを感じる………

 

 

スメラギ『ワゥ!ワンッ、ワンッ!(仕方ない、今は奴の望み通りファイトしよう。)』

 

流「スメラギ………、そうだな、それにファイトで勝たなきゃこの空間から出られない………とか言うんだろ? やるさ!」

 

『ファイト………だぁ………!』

 

 

すると、スメラギの青い炎が赤い炎に変わる。これがスメラギの臨戦態勢である。

 

 

流「純白なる犬神よ………その身に宿す太陽の光を解き放て!ルミナイズ!〈太陽の犬神〉」

 

謎のモンスター『魔星龍………の、(めい)のもと………に。ルミ………ナ…イズ!』

 

 

オープンTHEフラッグ

 

 

流「スタードラゴンワールド」

◼️手札6/ゲージ2/LP10

 

謎のモンスター『デ………デンジャー……ワールド………』

◼️手札6/ゲージ2/LP10

 

 

流が使うフラッグは〈スタードラゴンワールド〉だが、スメラギはそのワールドのモンスターではない。だが、スメラギは自身の能力で、全てのフラッグで使える特別なモンスターだ。そしてスメラギがバディになった事で、流のデッキの中身も今までとはかなり違うモノになっている。

 

 

流「謎のモンスターじゃ呼びにくい、意識があるなら名前を教えてくれ!」

 

謎のモンスター「お、お………俺は……、ア、アーマナイト………リザードマン………」

 

流「………⁉︎」

 

 

流は謎のモンスターの名前を聞いて驚愕、困惑した。なぜなら、アーマナイトリザードマンにしては見た目が変わりすぎている。よく見ると右半身は確かにアーマナイトリザードマンに酷似しているが、左半身は岩のような骨のようなモノが突き出ていて、左半身だけ全く別のモンスターのように見えるからだ………!

 

だが、今はとにかくファイトしなければ………

 

 

流「僕の先攻、ドロー!チャージ&ドロー」

◼️手札6→7/ゲージ2→3

 

流「いきなり行くぞ!手札2枚をソウルとし、僕のライフ+3して、バディコール(LP13→14)!」LP10→13

◼️手札7→6→4

 

流「大地に注ぐ日輪の煌めきよ、人々の祈り、願いより顕現せよ!〈煌々たる犬神 スメラギ〉」

 

 

煌々たる犬神 スメラギ

スタードラゴンW

太陽神

サイズ1/攻6000/防1000/打撃1

◼️【コールコスト】君の手札2枚をこのカードのソウルに入れ、ライフ+3!

◼️このカードは全てのフラッグで使え、バディなら君は《太陽神》を使えるかわりに〈太陽神〉以外のモンスターをコールできない。さらに同じ名前のモンスターは場に1枚までしかコールできない。

◼️【対抗】ライフ1払い、君のデッキから〈太陽神〉1枚をドロップに置く。置いたら、そのカードの『神業』を発動する。この能力は1ターンに1回だけ使える。

「ソウルガード」/ソウル2

 

 

スメラギ『アオーーーーーン!』

 

流「さらに〈日輪ノ剣〉を装備!」

◼️手札3→2/ゲージ3→2

 

 

日輪ノ剣(にちりんのつるぎ)

スタードラゴンW

太陽神/日本刀

攻5000/打撃1

◼️【装備コスト】ゲージ1払う。

◼️【起動】君の手札か場の〈太陽神〉1枚を君のデッキの下に戻す。戻したら、君の場のカード1枚の打撃力+1!

◼️『神業』(この能力は、「スメラギ」の効果でのみ使える。)

君のデッキの上からカードを1枚引いて、君の場のカード1枚の打撃力+1!

 

 

流は陽の光を模した短い刀を装備する。

 

 

流「分かる………初めて見る、初めて使うカードなのに使い方が分かる………!いくぞ、スメラギ!」

 

スメラギ「アオーーーーーン!!(やってやるぞ、流!!)」

 




今回も感想を是非!!

今年も4月から農業が本格的になって来ますね〜〜。
僕の家ではお米を作っているので、いろいろと忙しくなります。
なので、投稿ペースがさらに遅くなる可能性があります。

まぁ、ゆっくり待っていただけると嬉しいです。


ーーー次回予告ーーー

「犬神・スメラギ」
地上に降りそそぐ太陽の陽射しに、かつての人々が祈りと信仰を捧げた事で誕生した神様、"太陽の陽射しを地上へと導く"という使命を帯びた〈太陽神〉………八百万の神の1体である。

次回『煌々たる犬神 スメラギ』


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煌々たる犬神 スメラギ

前回の『バディファイトLoveLive!サンシャイン‼︎』

 

 

かつてのバディ「レッド・グリム」を思いながら星空を眺める流と天音、そんな2人の前に空から現れた犬型のモンスター「スメラギ」そして、左半身が何かに侵食されている「アーマナイトリザードマン」。流とスメラギはバディを組み、そして立ち向かう!

 

ーーー

ーーー

 

◼️手札3/ゲージ2/LP14

 

レフト:無し

ライト:煌々たる犬神 スメラギ

センター:無し

アイテム:日輪ノ剣

 

ーーー

 

アーマナイトリザードマン

◼️手札6/ゲージ2/LP10

 

レフト:無し

ライト:無し

センター:無し

 

ーーー

ーーー

 

現在、流の先攻ターン中、メインフェイズ………

 

 

煌々たる犬神 スメラギ

スタードラゴンW

太陽神

サイズ1/攻6000/防1000/打撃1

◼️【コールコスト】君の手札2枚をこのカードのソウルに入れ、ライフ+3!

◼️このカードは全てのフラッグで使え、バディなら君は《太陽神》を使えるかわりに〈太陽神〉以外のモンスターをコールできない。さらに同じ名前のモンスターは場に1枚までしかコールできない。

◼️【対抗】ライフ1払い、君のデッキから〈太陽神〉1枚をドロップに置く。置いたら、そのカードの『神業』を発動する。この能力は1ターンに1回だけ使える。

「ソウルガード」/ソウル2

 

 

日輪ノ剣

スタードラゴンW

太陽神/日本刀/神徒

攻5000/打撃1

◼️【装備コスト】ゲージ1払う。

◼️【起動】君の手札か場の〈太陽神〉1枚を君のデッキの下に戻す。戻したら、君の場のカード1枚の打撃力+1!

◼️『神業』(この能力は、「スメラギ」の効果でのみ使える。)

君のデッキの上からカードを1枚引いて、君の場のカード1枚の打撃力+1!

 

 

 

流「日輪ノ剣の能力発動!場の太陽神1枚をデッキの下に戻す。僕は日輪ノ剣をデッキ下に戻し、スメラギの打撃力+1!」

 

 

日輪ノ剣 デッキ下

 

スメラギ 打撃1→2

 

 

流「さらにスメラギの能力!ライフ1払い、デッキから〈太陽神〉1枚をドロップし、そのカードの『神業』を使う!僕はデッキから日輪ノ剣を破棄し、日輪ノ剣の『神業』発動!1ドロー、スメラギの打撃力+1だ!」

◼️手札3→4/LP14→13

 

 

スメラギ 打撃2→3

 

 

流「アタックフェイズ!スメラギでファイターに攻撃!打撃3!」

 

 

スメラギのタックルがリザードマンに直撃する。

 

 

リザードマン『ぐぅぅ………!』LP 10→7

 

流「ターンエンド!」

◼️手札4/ゲージ2/LP13

 

 

リザードマン『お、俺………の………ターン!ドロー……チャージ&……ドロー』

◼️手札6→7/ゲージ2→3

 

リザードマン『ライト………に……〈アーマナイト・リザードマン〉を………バディ……コール(LP7→8)』

◼️手札7→6

 

 

アーマナイト・リザードマン

サイズ1/攻3000/防3000/打撃2

 

 

リザードマン『〈魔槍 闇紡ぎ〉………を装備………』

◼️手札6→5

 

 

魔槍 闇紡ぎ

攻3000/打撃3

 

 

リザードマン『ア………タック、フェイズ………!アーマナイトリザードマンで……攻撃………だ!打撃……2!』

 

流「くぅ………」LP13→11

 

リザードマン『闇………紡ぎで攻………撃!打撃3………』

 

流「キャスト〈アースバリア〉攻撃を無効化してライフ+1!」LP 11→ 12

◼️手札4→3

 

リザードマン『ターン………エンド………』

◼️手札5/ゲージ3/LP8

 

 

アーマナイトリザードマンは身体を侵食している何かに抗っているのか、苦しそうにターンを終えた………

 

 

流「おい、大丈夫なのか?」

 

リザードマン『構わ………ん、ファイトを………続けて……くれ。』

 

 

流「僕のターン、ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札3→4/ゲージ2→3

 

流「レフトに〈花の鳥神 ふうげつ〉をコール!」

◼️手札4→3

 

 

花の鳥神 ふうげつ

スタードラゴンW

太陽神

サイズ1/攻2000/防4000/打撃1

■このカードが登場した時、君のデッキの上から3枚を見て、その中の〈太陽神〉1枚を手札に加える。残ったカードはデッキの下に置く。

■『神業』

カードを5枚引き、その後手札を4枚捨てる。その後手札を4枚捨てる。

 

 

流「登場時、デッキトップから3枚確認………」

 

 

確認したカード

◼️炎の猿神 えんてい

◼️疾走の馬神 はやてまる

◼️風乱ノ槍

 

 

流「この中の〈風乱ノ槍〉を手札に加え、残りはドロップする、そしてライフ1払い〈風乱ノ槍〉を装備!」

◼️手札3→4→3

 

 

風乱ノ槍

スタードラゴンW

太陽神/風/神徒

攻5000/打撃2

◼️【装備コスト】ライフ1払う。

◼️このカードの攻撃で相手のモンスターを破壊した時、相手にダメージ1!さらに、君の場に他の〈太陽神〉のカードがあるなら、代わりに相手にダメージ2!この能力は1ターンに1回だけ使える。

◼️『神業』

君のデッキの上から1枚をゲージに置いて、このカードを【装備コスト】を払って装備できる。

 

 

流「アタックフェイズ!風乱ノ槍でライトのアーマナイトリザードマンに攻撃!」

 

 

風乱ノ槍

攻5000

 

アーマナイトリザードマン

防3000

 

アーマナイトリザードマン 撃破!

 

 

流「風乱ノ槍の能力、モンスター破壊時に相手にダメージ1だが、他の太陽神が場にいればダメージ2だ!」

 

リザードマン『ぐぅ………!』LP8→6

 

流「ふうげつでファイターのリザードマンに攻撃だ!打撃1!」

 

リザードマン『うっ………』LP6→5

 

流「スメラギで攻撃!打撃1!」

 

リザードマン『ぐぅ………』LP5→4

 

流「ターンエンドだ。」

◼️手札3/ゲージ3/LP12

 

リザードマン『ぐぅぅ………いい……こ、これで………いいんだ………』

 

 

 

リザードマンは流の攻撃を無抵抗のまま全て受けた………どうやらわざと負けようとしているようだ。

 

リザードマンのその様子を見兼ねて、1人の少女が呆れ気味に青い結界の中に進入して来た。

 

 

「ちょっとーー、何そのファイト?全然つまんないーー」

 

流/天音「⁉︎」

 

 

青い結界に進入して来た少女は、緑色のツインテールで、青い瞳、左眼には眼帯をしており、ゴスロリファッションをしていて、背は中学生くらいに見える。

 

 

「まったく見てらんないなーー、せっかく魔星龍様の力を与えてあげたのに、その力に抗うなんて………」

 

リザードマン『この………()ガキ……が………!』

 

「仕方ないわね、少し手を貸してあげる♪」

 

 

そう言うと少女はリザードマンに手をかざす………、すると、リザードマンから突き出ていた骨のような甲殻が広がりリザードマンをグルグル巻きに包み込んだ………

 

 

「侵食まで1分ぐらいかかるから、少し待っててね。」

 

流「いったい何なんだ?君は………?」

 

「自己紹介してなかったね。私は「綾峰(あやみね) アルナ」だよ。」

 

流「リザードマンにいったい何をしたんだ?」

 

アルナ「別にーーー、この子が本気のファイトをしなくてつまんないから、本気でファイトが出来るようにしてあげてるだけだよ。魔星龍様の力でね。」

 

流「魔星龍………?」

 

アルナ「あ、余計な事まで言っちゃった!………そろそろ時間だね。ほら、もう出ておいで、魔星龍様の従僕さん。」

 

 

すると、ぐるぐる巻きの甲殻が割れ、中から変わり果てたアーマナイトリザードマンが現れた。骨のような甲殻のような仮面を被り、身体には鎧のようにそれを纏っていて、持っていたチェンソーも2枚刃になっている。そして意識がはっきりしているのか、高笑いをあげて荒々しい口調に変わっていた。

 

 

リザードマン『ふはははははははーー!すげぇ!力が、力が溢れて来る………!これが今の俺の力かぁ!』

 

アルナ「そうだよ。それが魔星龍様の力に侵蝕されたあなたの力………、さぁ、あのお兄ちゃんで、その力を試すと良いよ。」

 

リザードマン『ぐぉぉーー!お前のターン終了後、ゲージ2払い、手札から発動!』

◼️手札5→4/ゲージ3→1

 

流「っ?」

 

アルナ「さぁ使いなさい!魔星龍様の力を!」

 

リザードマン『うおおーー!魔星龍の命の下に、侵蝕せよ我が世界!!』

 

 

イロウシェン・THE・フラッグ

 

 

リザードマン『魔星龍域(ませいりゅういき)

 

 

魔星龍域(ませいりゅういき)

フラッグ

◼️「魔星龍域」は最初のフラッグに選べず、全てのフラッグでデッキに入れて使える。

◼️君は「魔星ゾーン」のカードを使える。そしてこのカードの下にあるフラッグの能力を得る。

◼️"魔星侵蝕"相手のターン終了時、ゲージ2払ってよい、払ったら、手札のこのカードを君のフラッグの上に重ねる。"魔星侵食"はファイト中1回だけ使える。

◼️君のメインフェイズ開始時、君の手札を好きなだけ捨ててよい。捨てたら、その枚数分、魔星ゾーンからカードを手札に加える。この能力は1ターンに1回だけ使える。

◼️君の場のカード全ては属性に〈魔星龍〉を得て、君はサイズの合計8までのモンスターを置ける。

 

 

デンジャーワールドのフラッグは黄黒いオーラに覆われ、見えなくなる、そして現れたフラッグは禍々しい龍の頭をモチーフにした、黄黒いオーラを纏ったフラッグだった。

 

 

流「なんだ、あのフラッグは………?」

 

ーーー

 

天音「ファイト中にフラッグが変わるなんて⁉︎」

 

 

アルナ「あははは!驚いた?驚いたよね!凄いよねーーー!」

 

ーーー

 

リザードマン『うぉぉぉぉ!力だ、力が溢れる………心地がいい、こんなに素晴らしい力………最高だぁ!俺のターン!ドロー、チャージ&ドロー!』

◼️手札4→5/ゲージ1→2

 

リザードマン『魔星龍域の能力により、俺は手札を3枚捨てる、そして新たに魔星ゾーンより3枚のカードを手札に加える。』

◼️手札5→2→5/魔星ゾーン20→17

 

 

魔星ゾーンのカードは20枚キッチリで構成される。そして魔星ゾーンに入れられる同名のカードは2枚ずつになる。

 

 

リザードマン『行くぞ、キャスト〈魔星侵攻:イロウシェン・チャージ〉』

◼️手札5→4

 

 

魔星侵攻:イロウシェン・チャージ

魔星龍域

◼️君のデッキの上から3枚をゲージに置く。「魔星侵攻:イロウシェン・チャージ」は1ターンに1枚だけ使える。

 

 

リザードマン『3チャージだ!』

◼️ゲージ2→5

 

リザードマン『ライトに〈アーマナイト・リザードマン〉を再コール、そして、ゲージ2払いアーマナイトリザードマンに重ねて進化!〈魔星龍の従僕 アーマナイト・リザードマン"グランズァ"〉』

◼️手札4→3→2/ゲージ5→3

 

 

魔星龍の従僕 アーマナイト・リザードマン"グランズァ"

魔星龍域

魔星龍/侵蝕

サイズ3/攻6000/防6000/打撃2

◼️【コールコスト】君の場のモンスター1枚に重ねて、ゲージ2払う。

◼️【起動】【対抗】ゲージ1払う、払ったら、そのターンの中、このカードの攻撃力+6000、防御力+3000、打撃力+2する。この能力は1ターンに1回だけ使える。

【2回攻撃】【移動】【ソウルガード】/ソウル1

 

 

リザードマン『アーマナイトリザードマングランズァの能力、ゲージ 1払い、攻撃力+6000/防御力+3000/打撃+2だ!』

◼️ゲージ3→2

 

 

アーマナイトリザードマングランズァ

攻6000→12000/防6000→9000/打撃2→4

 

 

リザードマン『アタックフェイズ!アーマナイトリザードマングランズァでファイターを攻撃!打撃4!』

 

流「ぐぁぁ!」LP12→8

 

リザードマン『2回攻撃だ!打撃4!』

 

流「スメラギの能力!ライフ1払い、デッキから〈甲壁の亀神 どがしら〉を捨て『神業』発動!」

◼️ライフ8→7

 

 

甲壁の亀神 どがしら

スタードラゴンW

太陽神

サイズ2/攻4000/防7000/打撃1

◼️【コールコスト】君のデッキの上から1枚をこのカードのソウルに入れて、ゲージ 1払う。

◼️君が【貫通】で3以上受けるダメージを2減らす。

◼️『神業』

相手の攻撃を無効化する。そして君のライフ+1!

 

 

流「攻撃を無効化してライフ+1!」LP7→8

 

リザードマン『闇紡ぎで攻撃!打撃3!』

 

流「うぁぁ!」LP8→5

 

リザードマン『ターンエンドだ。』

◼️手札2/ゲージ2/LP4

 

 

流「なんてパワーアップだ………、けど、僕は負けない。僕のターン!ドロー!チャージ&ドロー!」

◼️手札3→4/ゲージ3→4

 

流「全く状況が分からないけど、それでも勝つぞスメラギ!」

 

スメラギ『ワンッ!』

 

流「俺は手札から〈水の蛇神 くちなわ〉を捨てて、ゲージ1払い、能力発動!」

◼️手札4→3/ゲージ4→3

 

 

水の蛇神 くちなわ

スタードラゴンW

太陽神

サイズ2/攻3000/防1000/打撃2

◼️【起動】君の手札からこのカードを捨てて、ゲージ 1払ってよい。払ったら、君の場の〈太陽神〉1枚は【2回攻撃】を得て、打撃力+1!

◼️『神業』

君が次に受けるダメージを0に減らして、君のデッキの上から1枚をゲージに置く。

 

 

流「くちなわの能力で、スメラギは【2回攻撃】を得て、打撃+1だ!」

 

 

スメラギ

打撃1→2/【2回攻撃】

 

 

流「さらに手札から〈炎の猿神 えんてい〉を捨てて能力発動!」

◼️手札3→2

 

 

炎の猿神 えんてい

スタードラゴンW

太陽神

サイズ2/攻6000/防2000/打撃2

◼️【起動】君の手札にあるこのカードを捨ててよい。捨てたら、君の場の〈太陽神〉1枚の攻撃力+3000、打撃力+1して、相手の場のカード1枚の防御力-3000!

◼️『神業』

相手の場のモンスター1枚を破壊して、相手にダメージ1!この『神業』は1ターンに1回だけ使える。

 

 

流「スメラギの攻撃力+3000、打撃+1!さらにアーマナイトリザードマングランズァの防御力-3000!」

 

 

スメラギ

攻6000→9000/打撃2→3

 

 

アーマナイトリザードマングランズァ

防6000→3000

 

 

流「アタックフェイズだ!」

 

リザードマン『アーマナイトリザードマングランズァをセンターに【移動】だ!』

 

 

アーマナイトリザードマングランズァ

レフト→センター

 

 

流「アタックフェイズ!スメラギでアーマナイトリザードマングランズァに攻撃!」

 

リザードマン『ゲージ1払いアーマナイトリザードマングランズァの【対抗】能力!攻撃力+6000/防御力+3000/打撃+2!』

 

 

アーマナイトリザードマングランズァ

攻6000→12000/防3000→6000/打撃2→4

 

 

防御力を上げても、スメラギの攻撃力を超えてない為、破壊はされてしまう………

 

 

リザードマン『キャスト!〈魔星侵攻:イロウシェン・オーラ〉』

◼️手札2→1

 

 

魔星侵攻:イロージョン・オーラ

魔星龍域

◼️【対抗】君の場のモンスター1枚を選んで、君の手札を1枚捨ててよい。捨てたら、選んだモンスターの攻撃力+6000、防御力+6000する。

◼️「魔星侵攻:イロージョン・オーラ」は1回のバトルに1枚だけ使える。

 

 

リザードマン『手札を1枚捨て、攻撃力と防御力+6000だ!』

◼️手札1→0

 

 

アーマナイトリザードマングランズァ

攻12000→18000/防6000→12000

 

 

リザードマン『これで俺の防御力はその犬っころを超えたーーー!!』

 

流「それは読んでいた!スメラギの能力発動!ライフ1払い、デッキから〈剣の鼠神 はりやま〉を捨て『神業』発動!」

 

 

剣の鼠神 はりやま

スタードラゴンW

太陽神

サイズ1 攻撃力5000 防御力1000 打撃力1

■このカードが攻撃した時、「煌々たる犬神 すめらぎ」を【コールコスト】を払ってデッキからコールする。

■『神業』

このターン中、君の場のカード全てに【貫通】を与え、攻撃力+10000!

 

 

流「スメラギは【貫通】を得て、攻撃力を+10000!」

 

リザードマン『【ソウルガード】』

 

 

スメラギ

攻6000→16000

【貫通】

 

アーマナイトリザードマングランズァ

防12000

 

アーマナイトリザードマングランズァ 撃破!

【ソウルガード】ソウル1→0

 

 

流「【貫通】3ダメージ!」

 

リザードマン『ぐぁぁ!』LP4→1

 

 

スメラギは炎を纏った青銅鏡をアーマナイトリザードマングランズァを貫いて、ファイターのリザードマンに直撃する!

 

 

流「スメラギで2回攻撃だ!」

 

 

スメラギは再び青銅鏡を射出し、アーマナイトリザードマンを貫いてファイターのリザードマンに直撃する!

 

 

流「終わりだ!【貫通】3ダメージ!」

 

リザードマン『ぐうぉぉぉ!』LP1→0

 

 

敗北したリザードマンは黄黒いオーラに包まれ、そして「魔星龍域」のフラッグに吸収、消失してしまった………

 

 

アルナ「あ〜〜あ負けちゃったか〜〜 まぁ、元のベースが弱かったし、仕方ないね。………じゃあね、お兄ちゃん。」

 

 

そう言うとアルナは残った「魔星龍域」を拾い、青い結界から出て行ってしまった。

 

しばらくして青い結界も消えた。

 

 

流「本当にいったい、何だったんだ………?」

 

スメラギ『くぅーーん』

 

 

 




今回も感想を是非‼︎


ーーー次回予告ーーー

1人の少年は、ただ うなだれていた。
いつも成すがままにされていた弱いアイツが………いつの間にか自分の意思を示すようになっていた。前とは違う今のアイツを見て、いつもなら怒りを覚えるはずが………今の少年にあるのは、怒りとはまた違うアイツへの劣等感だけだ。

次回『変わり始めた意識』


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変わり始めた意識

静岡私立第5学院高校………教室

 

 

流「じゃあモンスターで攻撃。」

 

男子1「うわぁ!負けた〜〜」

 

女子1「凄い星野君!3連勝だよ⁉︎」

 

男子2「よし!次は俺だぁ!」

 

女子2「何行ってんの!次は私よ!」

 

天音「もうみんな、順番守って!」

 

 

星野 流は、クラスの何人かと毎日のようにファイトしていた。

流にとっては、夢にも思っていない充実した学校生活………、それもこれも、変わり始めた流の日常だ。

 

そんな流をぶっきらぼうな目で眺めている1人の少年がいた………。

 

 

タキト「………………………。」

 

小坂「また星野を気にしてんのか?」

 

タキト「またって何だよ、つか別に気にしてねぇーよ。」

 

伊藤「俺達が最近手を出さねーからって、あいつ調子乗ってるよなーー」

 

タキト「……調子に乗ってる、か………。」

 

 

 

三嶋タキトは少し思い悩んでいた。それは他でもない………星野 流の事だ。

 

1年の時からタキト達3人は流に嫌がらせをして楽しんでいた。理由は単純に、弱気でナヨナヨしてるような、しっかりしない感じが………いかにも「自分は弱いです。」って感じが気に食わなかった。

 

自分の要求に二つ返事で従う様子にいつもイライラしていた。

 

だが、不登校から久しぶりに学校へ登校して来た流は今までとは違っていた。しっかりとしたギラギラした目、今までにない堂々とした言動に少し戸惑いを覚えた。そしてその日の放課後に流に喧嘩で負けた………、それからしばらくは声もかけず、ちょっかいも出していない。

 

今の流は、明るくなったし、クラスメイトとも打ち解けよく笑うようになった。伊藤の言うように「調子に乗ってる」感じもするが、今の今の流に対して、タキトは何故かイライラを感じない。だが気になる………なぜあのひ弱だった星野 流がこれほどまでに変わったのか………。

 

 

タキト「くそっ………!」

 

 

タキトはガタン!と乱暴に椅子から立ち上がり流の席に近寄る。そして伊藤と小坂もタキトに駆け寄る。

 

 

タキト「おい、星野。」

 

流「三嶋君………どうしたの?」

 

タキト「………………」

 

 

久しぶりにタキトが話しかけても、流は動じる様子はない。

 

 

伊藤「どうしたの? じゃねーよ、俺達が最近何もして来ねーからっていい気になってんじゃ………」

 

タキト「やめろ伊藤!」

 

伊藤「⁉︎」

 

タキト「星野………放課後、俺とバディファイトしろ。」

 

流「え?バディファイトを………?」

 

タキト「ああ。屋上に来い、待ってるからな。」

 

 

そう言ってタキト達は自分の席に戻って行った。

 

 

流「天音………」

 

天音「分かってる。私はずっと流君を信じてるって決めたから。」

 

流「ありがとう。」

 

天音「でもどうしたんだろうね?いきなりバディファイトだなんて………」

 

流「さぁ………、でもファイトを挑まれたからには、逃げたりはしないよ。僕はバディファイターだからね。」

 

ーーー

ーーー

 

それから放課後、流は言われた通りに屋上に来た。

 

 

放課後 屋上………

 

 

流「来たよ、三嶋君」

 

タキト「星野………今さらお前は逃げねーよな。」

 

流「うん。………でも、何で急にファイトを?」

 

タキト「………………俺は、初めて見た時からお前が気に入らなかった。いつも弱気で、ナヨナヨして、自分自身を諦めたようなそんな感じでよ………。」

 

流「………………」

 

タキト「だがお前は変わった。最初の頃とは違って自我を通すようになった、強気に溢れ、自分に自信を持った感じになった。………俺は、お前が変わった理由を知るつもりはねぇ………けどやっぱり気になっちまう。だからファイトだ!俺はこのファイトでお前を知る!だからファイトを挑んだんだ。」

 

 

タキトが確かめたいのはそれだけじゃない。自分が今感じているムカムカともイライラとも言えない、腹の煮えきらない感じを振り払う為でもある。

 

 

流「三嶋君………」

 

タキト「無駄話はもういいよな。ファイトを始めるぞ!」

 

流「うん。僕も伝えたい………僕がどれだけ変わったのか、強くなったのか!バディファイトだ!」

 

 

ーーー

 

天音「流君、頑張ってーーー!!」

 

ーーー

 

2人向かい合い、デッキケースに搭載されているリアルバディファイトヴィジョンを起動する。

 

 

流「純白なる犬神よ………その身に宿す太陽の光を解き放て!ルミナイズ!〈太陽の犬神〉」

 

 

タキト「嵐の如く………繰り出せ怒涛の拳!ルミナイズ!〈覇離拳(ハリケーン)ラッシュ!〉」

 

 

オープンTHEフラッグ

 

 

流「スタードラゴンワールド」

◼️手札6/ゲージ2/LP10

 

タキト「エンシェントワールド」

◼️手札6/ゲージ2/LP10

 

 

タキト「俺のターン、ドロー!チャージ&ドロー!」

◼️手札6→7/ゲージ2→3

 

タキト「ライフ2払い〈天竜開闢〉2ドロー!」

◼️手札7→6→8/LP10→8

 

タキト「ライトにバディコール!〈覇離拳(ハリケーン)竜王 クラッシュ・ナック〉」LP8→9

◼️手札8→7/ゲージ3→1

 

 

覇離拳(ハリケーン)竜王 クラッシュ・ナック

エンシェントワールド

怒羅魂頭/風

サイズ3/攻10000/防7000/打撃3

◼️【コールコスト】君のデッキの上から2枚をこのカードのソウルに入れて、ゲージ2払う。

◼️このカードが攻撃した時、相手の場のモンスター1枚を破壊して、相手にダメージ1!

◼️相手のカードが攻撃した時、攻撃の対象をこのモンスターに変更できる。

【貫通】【ソウルガード】【ライフリンク2】/ソウル2

 

 

タキト「アタックフェイズ!クラッシュナックで星野に攻撃!打撃3!」

 

流「うぁぁ!」LP10→7

 

タキト「ターンエンドだ!」

◼️手札7/ゲージ1/LP9

 

 

流「僕のターン!ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札6→7/ゲージ2→3

 

流「手札2枚をソウルにし、ライフ3回復して、レフトにバディコール!〈煌々たる犬神 スメラギ〉」LP7→10→11

◼️手札7→6→4

 

 

煌々たる犬神 スメラギ

スタードラゴンW

太陽神

サイズ1/攻6000/防1000/打撃1

◼️【コールコスト】君の手札2枚をこのカードのソウルに入れ、ライフ+3!

◼️このカードは全てのフラッグで使え、バディなら君は《太陽神》を使えるかわりに〈太陽神〉以外のモンスターをコールできない。さらに同じ名前のモンスターは場に1枚までしかコールできない。

◼️【対抗】ライフ1払い、君のデッキから〈太陽神〉1枚をドロップに置く。置いたら、そのカードの『神業』を発動する。この能力は1ターンに1回だけ使える。

「ソウルガード」/ソウル2

 

 

スメラギ『ワフッ!ワンッ!!』

 

流「さらに手札から〈森の鹿神 やくぅつ〉をライトにコール!」

◼️手札4→3

 

 

森の鹿神 やくぅつ

スタードラゴンW

太陽神

サイズ2/攻6000/防1000/打撃2

◼️【対抗】君の場の〈太陽神〉のモンスターが攻撃と効果の対象になった時、その対象をこのカードに変更する。

◼️『神業』

相手の場のカード全ての打撃力を1減らす。

 

 

流「アタックフェイズ!やくぅつで三嶋君に攻撃!」

 

タキト「ふっ、クラッシュナックの能力だ、攻撃の対象をクラッシュナックに変更する!」

 

流「何⁉︎」

 

 

やくぅつ

攻6000

 

クラッシュナック

防7000

 

 

流「くっ………、なら、スメラギで攻撃!」

 

タキト「無駄だ!攻撃対象は全てクラッシュナックに変更する!」

 

流「スメラギの能力!ライフ1払い、デッキから〈疾走の馬神 はやてまる〉を捨てて『神業』発動!」LP 11→10

 

 

疾走の馬神 はやてまる

スタードラゴンW

太陽神

サイズ2/攻7000/防4000/打撃2

◼️【コールコスト】ゲージ1払う。

◼️【対抗】手札にあるこのカードを捨ててよい。捨てたら、君の場の〈太陽神〉全ての攻撃力+3000、防御力+3000する。「疾走の馬神 はやてまる」は1ターンに1枚だけ使える。

◼️『神業』

君の場の〈太陽神〉全ての攻撃力+4000、防御力+4000する。

 

 

流「スメラギの攻撃力と防御力+4000!」

 

 

スメラギ

攻6000→10000

防1000→5000

 

クラッシュナック

防7000

 

クラッシュナック 撃破!

【ソウルガード】ソウル2→1

 

 

流「ターンエンド!」

◼️手札3/ゲージ3/LP10

 

 

タキト「俺のターン!ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札7→8/ゲージ1→2

 

タキト「〈竜王伝〉1チャージ、1ドロー、ライフ+1!」

◼️手札8→7→8/ゲージ2→3/LP9→10

 

タキト「ゲージ1払い〈アニキの心意気〉を装備!」

◼️手札8→7

 

 

アニキの心意気

攻5000/打撃2

 

 

タキト「アタックフェイズだ!覇離拳竜王クラッシュナックで星野に攻撃!攻撃時に能力発動!スメラギを破壊してダメージ1だ!」

 

流「この時、やくぅつの能力!スメラギを対象にする攻撃と効果をやくぅつに移す!」

 

タキト「何ぃ⁉︎」

 

 

クラッシュナックは拳に風を纏って、その風をスメラギに飛ばす!だがやくぅつがスメラギの前に出て、代わりに破壊される。

 

 

やくぅつ 破壊!

 

 

タキト「だがダメージ1と、クラッシュナックの攻撃ダメージだ!」

 

流「くっ!………うぁぁぁ!」LP10→9→6

 

タキト「アニキの心意気で攻撃!場にサイズ3のモンスターが居れば1チャージ!」

◼️ゲージ3→4

 

流「キャスト!〈アースバリア〉攻撃を無効化する!そしてライフ+1!」 LP6→7

◼️手札3→2

 

タキト「ターンエンド!」

◼️手札7/ゲージ4/ LP10

 

 

ーーー

 

伊藤「おっし!さすが三嶋だ!」

 

小坂「ああ、完全にペースをモノにしている。」

 

ーーー

 

 

流「僕のターン!ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札2→3/ゲージ3→4

 

流「ゲージ2払い〈豪雷ノ斧〉を装備!」

◼️手札3→2/ゲージ4→2

 

 

豪雷ノ斧

スタードラゴンW

太陽神

攻5000/打撃2

◼️【装備コスト】ゲージ2払う。

◼️君の手札か、デッキから〈太陽神〉のカードがドロップに置かれたた時か、捨てた時、このカードの攻撃力+2000、打撃力+1!この能力は1ターンに1回だけ使える。

◼️『神業』

君のデッキの上から1枚を、君の〈太陽神〉のカード1枚のソウルに入れて、そのカードは【ソウルガード】と【反撃】を得る。

 

 

流「さらに手札から〈水の蛇神 くちなわ〉を捨てて、ゲージ1払い能力発動!」

◼️手札2→1

 

 

水の蛇神 くちなわ

スタードラゴンW

太陽神

サイズ2/攻3000/防1000/打撃2

◼️【起動】君の手札からこのカードを捨てて、ゲージ 1払ってよい。払ったら、君の場の〈太陽神〉1枚は【2回攻撃】を得て、打撃力+1!

◼️『神業』

君が次に受けるダメージを0に減らして、君のデッキの上から1枚をゲージに置く。

 

 

流「スメラギに打撃力+1と【2回攻撃】を与える!」

 

 

スメラギ

打撃1→2

【2回攻撃】

 

 

流「さらに手札から〈太陽神〉を捨てた事で、豪雷ノ斧の攻撃力+2000/打撃+1!」

 

 

豪雷ノ斧

攻5000→7000/打撃2→3

 

 

流「アタックフェイズ!スメラギで攻撃!」

 

タキト「忘れてんじゃねーよ!攻撃対象をクラッシュナックに変更する!」

 

流「忘れてないさ!スメラギの能力、ライフ1払いデッキから〈剣の鼠神 はりやま〉をドロップして能力発動!スメラギと豪雷ノ斧に攻撃力+10000/【貫通】を与える!」

◼️LP7→6

 

 

剣の鼠神 はりやま

スタードラゴンW

太陽神

サイズ/攻5000/防1000/打撃1

■このカードが攻撃した時、「煌々たる犬神 すめらぎ」を【コールコスト】を払ってデッキからコールする。

■『神業』

このターン中、君の場のカード全てに【貫通】を与え、攻撃力+10000!

 

 

豪雷ノ斧

攻7000→17000

【貫通】

 

 

タキト「何⁉︎ ソウルガードだ!」

 

 

スメラギ

攻6000→16000

【貫通】

 

クラッシュナック

防7000

 

クラッシュナック 撃破!

【ソウルガード】ソウル1→0

 

 

流「スメラギで2回攻撃!」

 

 

クラッシュナック 完全撃破!

【ライフリンク2】

 

 

タキト「ぐぅぅ!」 LP10→8

 

流「豪雷ノ斧で三嶋君に攻撃!打撃3!」

 

タキト「ぐぁぁぁ!」 LP8→5

 

 

攻撃を受けたタキトは後ろに吹き飛ぶように倒れる………

 

 

流「ターンエンドだ!」

◼️手札1/ゲージ2/ LP6

 

 

ーーー

 

天音「やった!流君!」

 

女子2「なになに?星野君勝ってるの⁉︎」

 

男子2「お?まじか!」

 

天音「え……、み、みんな⁉︎」

 

 

屋上にはいつの間にかクラスの何人かがファイトを観に来ていた。

 

ーーー

 

 

タキト(何だよ?これ………何なんだ………、この気持ちは……?)

 

 

タキトは昔から「不良」のレッテルを貼られて来た。

 

理由は、目つきが悪いから………。小学高学年に上がる頃から目つきが鋭く、顔も少し強張って来た。

 

だからと言って何をした訳でもなく普通に通学して、授業を受けて………、普通の学生生活を送っていた。

 

だが、見た目のせいで学区内のイタズラや街での問題に三嶋タキトの名前が挙がる事が多くなった。この見た目やありもしない疑いや噂のせいで伊藤と小坂以外のクラスメイトはあまり近寄らなくなっていた………。何より、自分を見たり、声をかけただけで怯えて逃げる反応をする奴には心底ムカつき、悲しみよりイライラが収まらなかった………何をしても毎日がつまらなかった。

 

気がつけばタキトは、周りから勝手に貼られたレッテル通りの自分になっていた。

 

 

 

 

だが今は違う。

 

今、自分の目の前には、自分に対して臆さずに向かって来ている男がいる………。いつも自分を恐れて、弱気でされるがままでナヨナヨしてた野郎が、強く成長して自分に立ち向かって来ている。

 

タキトにとっては久しぶりの感覚だった。誰からも差別を感じない、自分を恐れない、自分と対等に向かい合ってくれている………。

 

そんな流に対して、タキトは怒りとも違うなんとも言えない感情を覚える。今までとは違う感情、劣等感………久しぶりに感じる、この昂揚感。

 

 

 

タキト「ちくしょー………、何だってんだ………まったくよ、星野、お前とのファイト………すげー楽しいぜ………」

 

 

タキトは憑き物でも取れたかのように、笑って立ち上がる。

今のタキトには、純粋に、今のファイトが楽しい事だけが全身を巡っている。

 

 

ーーー

 

天音「三嶋君が、笑ってる………」

 

伊藤「なぁ小坂………三嶋のやつ」

 

小坂「ああ、久しぶりだな。あんな楽しそうな顔をした三嶋は。」

 

ーーー

 

 

タキトの表情は少し和らぎ、純粋にファイトを楽しんでいる表情に変わる。今までのタキトからは想像できないほど朗らかだ。

 

 

流「うん、僕も楽しいよ………三嶋君。」

 

タキト「ったく………今までの自分がバカみてーに清々しいぜ。だが、こっからが本当のファイトだ!俺のターン!ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札7→8/ゲージ4→5

 

タキト「ライトに再コール!〈覇離拳竜王 クラッシュ・ナック〉!」

◼️手札8→7/ゲージ5→3

 

 

覇離拳(ハリケーン)竜王 クラッシュ・ナック

サイズ3/攻10000/防7000/打撃3

【貫通】【ソウルガード】【ライフリンク2】/ソウル2

 

 

タキト「いくぜ!ゲージ3払い、クラッシュナックを進化!!」

◼️手札7→6/ゲージ3→0

 

タキト「疾風怒濤!台風の如き拳で、全てを風殺しろぉ!〈熱悪覇離拳(ネオハリケーン)竜王 クラッシュアップ・ナック〉」

 

 

熱悪覇離拳(ネオハリケーン)竜王 クラッシュアップ・ナック

エンシェントワールド

怒羅魂頭/風

サイズ3/攻12000/防7000/打撃2

◼️【コールコスト】君の場の〈怒羅魂頭〉1枚の能力を無効化して、このカードを重ねて、ゲージ3払う。

◼️このカードが攻撃した時、相手の場のモンスター1枚を2回まで破壊して、相手にダメージ2!この能力は1ターンに1回だけ使える。

◼️相手のカードが攻撃した時、攻撃の対象をこのモンスターに変更できる。

【貫通】【2回攻撃】【ソウルガード】【ライフリンク3】/ソウル3

 

 

 

タキト「行くぜ、星野!アタックフェイズ!!」

 

 

 

 




今回も感想を是非‼︎


ーーー次回予告ーーー

こんな感覚は久しぶりだ。
流とのファイトは、自分の中の何かを変えてくれた。
流とのファイトが、周りからの声が、彼に喜びの感情を蘇らせる。
今の彼を恐れ、避ける者は誰一人としていない。

次回『変わり始めた意識 2』


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変わり始めた意識 2

前回の『バディファイトLoveLive!サンシャイン‼︎』

 

 

今までより強く成長した流、クラスにも次第に馴染み彼はクラスの人気者になっていた。

 

そんな彼に対して、イライラともムカムカとも言えない劣等感に苛まれていた三嶋タキトは、流にファイトを申し込み、流もそのファイトを受けて立つ。

 

そして、流とファイトしていく中で、タキトの意識は徐々に変わり初めていく。そしてタキトは流の強さを認め、今はただ、2人は純粋にファイトを楽しむのみだった。

 

 

ーーー

ーーー

 

星野 流

◼️手札1/ゲージ2/ライフ6

 

レフト:煌々たる犬神 スメラギ

ライト:無し

センター:無し

アイテム:豪雷ノ斧

 

ーーー

 

三嶋タキト

◼️手札7/ゲージ3/LP5

 

レフト:無し

ライト:覇離拳(ハリケーン)竜王 クラッシュ・ナック

センター:無し

アイテム:アニキの心意気

 

ーーー

 

現在、タキトのメインフェイズ中………

 

 

 

タキト「いくぜ!ゲージ3払い、クラッシュナックを進化!!」

◼️手札7→6/ゲージ3→0

 

タキト「疾風怒濤!台風の如き拳で、全てを風殺しろぉ!〈熱悪覇離拳(ネオハリケーン)竜王 クラッシュアップ・ナック〉」

 

 

熱悪覇離拳(ネオハリケーン)竜王 クラッシュアップ・ナック

エンシェントワールド

怒羅魂頭/風

サイズ3/攻12000/防7000/打撃2

◼️【コールコスト】君の場の〈怒羅魂頭〉1枚の能力を無効化して、このカードを重ねて、ゲージ3払う。

◼️このカードが攻撃した時、相手の場のモンスター1枚を2回まで破壊して、相手にダメージ2!この能力は1ターンに1回だけ使える。

◼️相手のカードが攻撃した時、攻撃の対象をこのモンスターに変更できる。

【貫通】【2回攻撃】【ソウルガード】【ライフリンク3】/ソウル3

 

 

タキト「行くぜ、星野!アタックフェイズ!!熱悪覇離拳竜王クラッシュアップナックで星野に攻撃!攻撃時にスメラギを2回破壊する!」

 

流「2回⁉︎ く………スメラギの能力!ライフ1払いデッキから〈海流の鮫神 さめはだ〉を捨てる!」

◼️LP6→5

 

 

海流の鮫神 さめはだ

スタードラゴンW

太陽神

サイズ2/攻4000/防1000/打撃2

◼️【対抗】手札のこのカードを捨ててよい。捨てたら、君のライフ+2して、君のデッキの上から2枚をゲージに置く。

◼️『神業』

次に破壊される君の場のモンスター1枚の破壊を無効化して、君のライフ+2して、カードを1枚引く。

 

 

流「さめはだの『神業』の能力で、スメラギの破壊を1回無効化して、ライフ+2!そして1ドロー!」LP5→7

◼️手札1→2

 

タキト「だが、2回目の破壊だ!」

 

流「ソウルガード!」

 

 

スメラギ 破壊!

【ソウルガード】ソウル1→0

 

 

タキト「ダメージ2だ!」

 

流「うぁぁ!」LP7→5

 

タキト「まだ攻撃中だぜ!」

 

流「手札から〈海流の鮫神 さめはだ〉を捨てて能力発動!ライフ+2、1チャージ!………うわぁぁ!」LP5→7→5

◼️手札2→1/ゲージ2→3

 

タキト「チッ………クラッシュアップナックで2回攻撃!効果は発動しねーが、打撃2!」

 

流「キャスト!〈煌ノ光:陽のかえり〉」

◼️手札1→0

 

 

煌ノ光(スメラギのひかり):陽のかえり

スタードラゴンW

太陽神

◼️【対抗】君のドロップの〈太陽神〉2枚まで選び、1枚を君の手札に加えて、残りはデッキに戻してシャッフルする。その後、君のライフ+2!「煌ノ光:ひのかえり」は1ターンに1枚だけ使える。

 

 

流「ドロップから1枚を手札に、もう1枚をデッキに戻して、ライフ+2!………ぐぁぁぁ!!」LP5→7→5

◼️手札0→1

 

タキト「アニキの心意気で攻撃!攻撃時に1チャージ!」

◼️ゲージ0→1

 

流「くぅぅ!」LP5→3

 

タキト「ターンエンド!」

◼️手札6/ゲージ1/LP5

 

 

ーーー

 

男子2「すげぇ………星野の奴、凌ぎやがった!」

 

女子2「凄いよ!星野君ーー!」

 

男子3「さすがだーーー!」

 

男子4「三嶋も惜しかったな〜〜!」

 

男子5「星野も三嶋もすげぇぞーーー!」

 

女子3「次で決められるよ〜〜三嶋君ーー!」

 

女子4「どっちも頑張れ〜〜!」

 

 

伊藤「………?………⁉︎」

 

小坂「ふっ………」

 

天音「みんな………」

 

ーーー

 

タキト「………っ⁉︎ お前ら………」

 

 

気がつくと、クラスメイト達の歓声は、劣勢である流だけじゃなく、優勢である三嶋タキトにも向けられていた。みんな、流とタキトを同時に応援していた。

 

そして、その歓声に驚いていたのは天音、伊藤と小坂は勿論、一番驚いていたのは三嶋タキトだった。

 

三嶋は見た目のせいで周りから避けられていた。周りから良く思われていなかった。そんな彼に、今クラスのみんなが歓声を送ってくれている………。星野流とファイトしているってだけで………

 

三嶋タキトにとっては初めての事だった。周りの奴らが、こんなにも自分に応援して、声をかけてくれるなんて………、まったく味わった事のない歓声に、喜びが込み上がってくる………。

 

 

タキト「ははは………、凌いだかよ星野、だがもう後は無いぜ?」

 

流「うん。でも、僕は勝つよ!僕のターン、ドロー!チャージ&ドロー!」

◼️手札1→2/ゲージ3→4

 

流「キャスト!〈煌ノ光:陽のあかり〉」

◼️手札2→1

 

 

煌ノ光:陽のあかり

スタードラゴンW

太陽神

◼️このカードは、君のライフが5以下の時に使える。

◼️君のドロップから〈太陽神〉のカード3枚を君のデッキに戻して、シャッフルする。その後、君のデッキからカードを3枚引く。「煌ノ光:陽のあかり」は1ターンに1回だけ使える。

 

 

流「ドロップから〈太陽神〉3枚をデッキに戻す!」

 

 

デッキに戻したカード

◼️炎の猿神 えんてい

◼️海流の鮫神 さめはだ

◼️剣の鼠神 はりやま

 

 

流「そして3ドロー!」

◼️手札1→4

 

流「スメラギの能力発動!ライフ1払い、デッキから〈剣の鼠神 はりやま〉をドロップ!はりやまの『神業』発動!僕の場のカード全てに攻撃力+10000と【貫通】を与える!そして豪雷ノ斧は攻撃力+2000、打撃+1!」

◼️LP3→2

 

 

スメラギ

攻6000→16000

【貫通】

 

豪雷ノ斧

攻5000→7000→17000/打撃2→3

【貫通】

 

 

流「さらにキャスト!〈煌ノ光:陽のきざし〉」

◼️手札4→3

 

 

煌ノ光:陽のきざし

スタードラゴンW

太陽神

◼️【使用コスト】君の場の〈太陽神〉1枚を君のデッキの下に戻す。

◼️君のデッキからカードを1枚ゲージに置いて、カードを1枚引いて、君のライフ+2!「煌ノ光:陽のきざし」は1ターンに1枚だけ使える。

 

 

流「スメラギをデッキの下に戻して、1チャージ、1ドロー、ライフ+2!」LP3→4

◼️手札3→4/ゲージ4→5

 

タキト「自分のモンスターを戻しただと?」

 

流「そしてライトに再コール!〈煌々たる犬神 スメラギ〉コールコストで手札2枚をソウルに入れ、ライフ+3」LP4→7

◼️手札4→3→1

 

 

煌々たる犬神 スメラギ

サイズ1/攻6000→16000/防1000/【ソウルガード】/ソウル2

【貫通】

 

 

タキト「なるほど、それが狙いかよ………だが、なんで攻撃力がアップしてんだ!」

 

流「剣の鼠神はりやまの『神業』は、このターン中、僕のカード全ての攻撃力を+10000する。だから後出ししたスメラギもパワーアップするのさ。」

 

 

そして、新たなスメラギが登場したということは………

 

 

流「スメラギの能力発動!ライフ1払いデッキから〈宵闇の猫神 ふたまた〉をドロップし、『神業』発動!」

◼️LP4→3

 

 

宵闇の猫神 ふたまた

スタードラゴンW

太陽神

サイズ1/攻3000/防1000/打撃1

◼️【起動】君の手札から、このカードを捨ててよい。捨てたら、君のデッキの上からカードを2枚引く。

◼️『神業』

君の〈太陽神〉のカード全ては、打撃力+1して、【2回攻撃】を得る。

 

 

流「僕の〈太陽神〉全てに打撃+1と【2回攻撃】を与える。」

 

 

スメラギ

打撃1→2

【2回攻撃】

 

豪雷ノ斧

打撃3→4

【2回攻撃】

 

 

流「アタックフェイズ!スメラギでクラッシュアップナックに攻撃!」

 

タキト「………」

 

 

タキトの手札には、〈怒羅魂頭〉の防御力を3000上げる「愛羅武竜」のカードが2枚ある。だが、その2枚を使用してもスメラギの攻撃力16000は超えられない………

 

 

タキト「ソウルガードだ!」

 

 

スメラギ

攻16000

 

クラッシュアップナック

防7000

 

クラッシュアップナック 撃破!

【ソウルガード】ソウル3→2

 

 

流「スメラギで2回目の攻撃!」

 

タキト「ソウルガードだ!」

 

 

クラッシュアップナック 撃破!

【ソウルガード】ソウル2→1

 

 

流「豪雷ノ斧でクラッシュアップナックに攻撃!」

 

タキト「ソウルガード!」

 

 

豪雷ノ斧

攻17000

 

クラッシュアップナック

防7000

 

クラッシュアップナック 撃破!

【ソウルガード】ソウル1→0

 

 

流「豪雷ノ斧で2回攻撃!」

 

 

クラッシュアップナック 完全撃破!

【ライフリンク3】

 

 

タキト「うわぁぁ!」LP5→2

 

流「まだまだ!キャスト!〈煌ノ光:陽のざんしょう〉」

◼️手札1→0

 

 

煌ノ光:陽のざんしょう

スタードラゴンW

太陽神

◼️【対抗】次の2つから1つ選んで使える。「煌ノ光:陽のざんしょう」は1ターンに1回だけ使える。

・君の場の〈太陽神〉1枚をスタンドする。

・君のライフ+3!

 

 

流「スメラギをスタンドさせる!」

 

タキト「何………!」

 

流「スメラギで三嶋君に攻撃!ふたまたの『神業』で、打撃2だ!」

 

タキト「うぁぁぁぁ!」LP2→0

 

 

ーーー

 

天音「やった!流君が勝った!」

 

伊藤「あの三嶋が負けた………⁉︎」

 

小坂「ああ………だが、いいファイトだった。」

 

 

 

 

タキト「チッ……負けちまったぜ、やるな星野」

 

流「ありがとう。三嶋君も強かったよ。」

 

タキト「そうか? なあ星野………」

 

流「ん?」

 

タキト「負けた俺が言えた事じゃねーけどよ………、今まで、お前にしてきた酷い事………チャラにしてくれとは言わねー、今更謝っても許しちゃくれねーかもしれねー………」

 

流「ちょっ………三嶋君⁉︎」

 

 

タキトは今まで流にしてきたイジメを振り返りながら、両膝と両腕をついて流に頭を下げる………

 

 

タキト「何でもできる訳じゃねーけど、でも、俺はお前に………今までの事を償いてーんだ!」

 

流「三嶋君………………たしかに、君達が今までしてきた事は今でもはっきり覚えているよ。思い出せばいつも泣きそうになるよ……。」

 

タキト「………本当に、すまねぇ………今まで悪かった。」

 

流「君が頭を下げてまで反省しているんなら、それだけで良かった。けど………、やっぱり1つだけ償ってもらうよ。」

 

タキト「な、何だ………?」

 

流「これからは、友達でいよう。」

 

タキト「………は?」

 

 

………意外だった。

流の意外な言葉にタキトはすっとんきょうな声で反応してしまった。

 

だがそれだけではない。タキトは流の意外な言葉に疑問を抱く。

 

 

タキト「お、俺を許すってのか………?あんなに辛い思いをさせたんだぞ!」

 

流「うん。本当に辛かった………、苦しくて、悔しかったよ。」

 

タキト「だったら何で………!」

 

流「………この学校で、天音以外に初めて声をかけてくれたのが三嶋君達だった。もし、違う形で会ってたら………友達になれたかもしれない。」

 

タキト「………⁉︎」

 

流「だからと言って、今まで三嶋君達にされた事もチャラにはしない。良い友達として、一生償ってもらう。どうかな?」

 

 

流はタキトに手を差し伸べる。

 

 

タキト「あ、お………おう!」

 

 

タキトは流の手を取り、立ち上がる。そして握手する。

 

 

タキト「これから、俺達はお前のダチだ。良いよな?伊藤、小坂。」

 

伊藤「三嶋がいいなら、俺もいいぜ!」

 

小坂「ああ。」

 

流「よろしく。三嶋君、伊藤君、小坂君。」

 

天音「良かったね、流君。」

 

流「うん。」

 

タキト「おっしゃ!星野、もう一度ファイトだ!」

 

伊藤「ずりぃーぞ三嶋!次は俺だぜ!」

 

小坂「俺も忘れるな。」

 

 

 

三嶋タキト達が流にイジメおこなって来た事実が消える事はない。だが、それを清算することは出来る。

 

今、タキト達にできるのは、星野 流の友として、新たな一歩を踏み出す事である。

 

 

 




今回も感想を是非‼︎


ーーー次回予告ーーー

「破壊神」との戦いから1週の間が過ぎた。
平和を取り戻したはずの彼女達の街、いや世界に不穏な空気が漂う。
そして、新たな戦いの火蓋が静かに開かれる。

次回『魔星龍の出現』


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魔星龍の出現

バディポリス管轄:宇宙管制局『ギャラディノン』

 

この施設では、スタードラゴンワールドのモンスター達と連携して、宇宙空間の管理や観測を行い、隕石などの予測などを行なっている。宇宙空間での異常などを観測すれば、バディポリスなどに伝達が入る。

 

 

管制室

 

 

職員「管制長、宇宙空間のレイトニングから伝達が入りました。」

 

管制長「レイトニングから?何です?」

 

 

管制室の巨大なモニターに宇宙空間とレイトニングが映り、報告をする。

 

 

レイトニング『管制長、宇宙空間で微かな時空の歪みを感じた。』

 

管制長「時空の歪み?」

 

レイトニング『ああ。多分だが………数分後には地球圏内で大きな時空変動が起きるはずだ。』

 

管制官「その時空変動の原因は分からないのか?」

 

レイトニング(心当たりはある………だが、あり得ない………アレは遥か(いにしえ)の………)

 

管制官「どうした?レイトニング」

 

レイトニング『………分からない。だが気をつけろ、時空変動によって現れる存在は、強大な力を持っている可能性がある。』

 

 

そう伝えて、レイトニングからの伝達は終わる。

 

 

管制官「『強大な力』………? 今すぐに各バディポリス支局に伝えよ!」

 

職員「了解!」

 

 

ーーー

ーーー

 

 

「あっあっ、あ〜〜う、きゃは〜〜〜!」

 

千歌「ああ〜〜〜〜ん♥︎かわいい〜〜〜〜!♥︎」

 

「あう、あ〜〜〜〜!」

 

千歌「見て見て、曜ちゃん梨子ちゃん、私の指握ったよ〜〜!かぁわいいね〜〜♥︎」

 

梨子「もう千歌ちゃん、あんまり騒がないの!」

 

曜「あはは………」

 

絵里「うふふ………咲笑(さえ)ったら、すっかり千歌お姉ちゃんに懐いたわね。」

 

千歌「千歌お姉ちゃんかぁ………いい響き〜〜」

 

 

千歌達は今、盛谷家に来ていた。

きっかけは、たまたま買い物をしていた絵里と千歌達がばったりと会い、その時、絵里に家に招かれたのだ。

 

 

絵里「みんな本当にありがとうね。家事の間、咲笑の面倒を見てくれて。そんなつもりで招いた訳じゃないんだけど………」

 

梨子「いいんですよ。私達も咲笑ちゃんと遊びたかったですし。」

 

曜「千歌ちゃん、次は私だよ!」

 

千歌「うん!」

 

咲笑「きゃっきゃっ!」

 

梨子「んん〜〜♥︎かわいい♥︎」

 

 

千歌達は、咲笑を抱っこしたり、ほっぺを触ったり、色々遊んだ。

それからしばらく経って………

 

 

咲笑「すぅぅ………すぅぅ………」

 

千歌「咲笑ちゃん、寝ちゃったね。」

 

曜「うん。いっぱい遊んだからね。」

 

絵里「お疲れ様、本当にありがとう。」

 

梨子「あ、いえ」

 

絵里「はぁ〜………、子供をあやしながら家事するのは結構大変ね、世のお母さん達を尊敬する事が多いわ。」

 

曜「大変なんですね。」

 

絵里「あなた達にも子供ができれば分かるわよ?」

 

千歌「自分の子供か〜………考えた事もなかった。」

 

絵里「私もよ。いざ子供が出来れば親の大変さがよく分かる、私には妹もいるから、お母さんは私の倍は大変だったのかもね………」

 

千歌「絵里さん………?」

 

絵里「あ、ごめんね?咲笑の面倒を見てくれたお礼におやつを用意したから、めしあがれ。」

 

梨子「ありがとうございます。」

 

千歌/曜「いただきます!」

 

曜「そう言えば、希さんは居ないんですか?」

 

絵里「ええ、希はちょっとした用事で出かけてるわ。サツキも臨時で仕事が入っちゃってね。咲笑と2人だと寂しいし、あなた達3人に会えて良かったわ。」

 

千歌「私達で良かったら、いつでも咲笑ちゃんの面倒を見ますよ。」

 

絵里「ありがとう。また機会があればお願いするわね。」

 

梨子「ふふふふ………千歌ちゃんったら、すっかりお姉ちゃん気分だね。」

 

曜「そうだね。千歌ちゃんは1番末っ子だから、お姉ちゃんって呼ばれるのが嬉しいんだよ。」

 

梨子「ああ、そういう………。」

 

 

ーーー

ーーー

 

同時刻………

バディポリス 沼津支部に緊急の通信が入る。

 

 

オペレーター1「はい。こちらバディポリス沼津支部 司令室です。………………え⁉︎はい、分かりました!」

 

局長「ん?どうかしたのかい?」

 

オペレーター1「はい。宇宙管制局からの緊急伝令です。昨日あたりから宇宙空間で異常な周波数と時空間の微かな歪みを観測したらしいです。」

 

局長「宇宙空間で?」

 

オペレーター1「はい。それともう一つ………」

 

局長「何だ?」

 

オペレーター1「今から数十分後、いや数分後に地球圏内で大きな時空変動が起きる可能性がある。と………」

 

局長「大きな時空変動………? 分かった、十分に警戒してくれ。」

 

ーーー

ーーー

 

千歌達は咲笑の面倒を見た後、絵里とおやつを食べながら笑談していた。そして時間も5時を過ぎた為、千歌、曜、梨子はそろそろ帰ろうとしていた。

 

 

盛谷家 玄関口………

 

 

絵里「今日は本当にありがとう。咲笑の面倒を見てくれて助かったわ。」

 

梨子「こちらこそ、おやつとかいただいちゃって、ありがとうございます。」

 

曜「また遊ぼうね、咲笑ちゃん。」

 

絵里「ほら咲笑ちゃん、お姉ちゃん達にバイバイって。」

 

咲笑「あっ、あう〜〜!」

 

千歌「えへへ………、バイバイ咲笑ちゃん!」

 

 

千歌達が帰ろうとした時、梨子のデッキからバディである「超星竜ジャックナイフ」が現れた。

 

 

ジャックナイフ『梨子!』

 

梨子「ジャック、どうしたの?」

 

ジャックナイフ『空間が震えている………』

 

梨子「え?」

 

曜「どういう事?」

 

千歌「みんな!あれ見て!」

 

 

千歌が空を指差す。

すると、空が陽炎のように少し揺らめいてるように見える。そしてその揺らめきが少しずつ大きくなり、だんだん空間が歪んでいるようになる………

 

 

梨子「………⁉︎」

 

ジャック『気をつけろ、歪みが大きくなって来たぞ。』

 

ーーー

ーーー

 

バディポリス沼津支局

 

 

オペレーター2「⁉︎ 宇宙管制局から新たな伝令!地球圏内で異常な周波数を確認!大きな歪みが起きているらしいです!」

 

局長「宇宙管制局のレイトニングの言ったとおりか………、地球への異常は?」

 

オペレーター1「今のところは問題ありません。」

 

局長「そうか………」

 

ーーー

ーーー

 

盛谷家 玄関口………

 

上空の歪みは次第に大きくなる。すると空間が捻じ曲がるような歪みに変わり、中心に穴が空いて強い光を放つ………

 

その光に千歌達は思わず目を閉じる………

 

 

絵里「な、何………?」

 

曜「うぅ………ん………」

 

梨子「何が起きたの………?」

 

ジャックナイフ『みんなアレを見ろ!』

 

千歌「何………アレ⁉︎」

 

 

目を開けると空には、禍々しい黄黒いオーラを放つ青紫の球体が上空に浮かんでいた。

 

 

梨子「ジャック、アレは?」

 

ジャックナイフ『いや、俺にも分からない………だが、禍々しい感じだけは強く感じる。』

 

曜「その感じ、私にも分かるよ。」

 

ーーー

ーーー

 

宇宙空間

 

 

レイトニング『この禍々しい感じ………まさか本当に………、『魔星』なのか?』

 

ーーー

ーーー

 

千歌達は空に浮かぶ禍々しい球体を不審に思いながらも、盛谷家を後にした。

 

3人が帰路を歩いていると………千歌のスマホに着信が入る。

 

 

千歌「あ、ダイヤさんからだ………はい、もしもし?」

 

ダイヤ『千歌さん!大丈夫ですか?そちらに何か問題はありませんか?』

 

千歌「え?あ、もしかして、空のあの大きな球体の事ですか?」

 

ダイヤ『はい。何か異様な雰囲気がありますので、みなさんに無事を確認しているのです。特に千歌さん、曜さん、梨子さんは、異様な事態に巻き込まれる可能性が高いので………』

 

千歌「今のところは大丈夫です。曜ちゃんと梨子ちゃんも………」

 

梨子「⁉︎ 千歌ちゃん!」

 

曜「アレ見て⁉︎」

 

千歌「え?」

 

 

千歌が、曜と梨子の安全を伝えようとした時、曜と梨子が球体を指差して、千歌に呼びかける。

 

すると、球体のある位置から何かがゆっくりと降下してくる。そしてそれは、ゆっくりと千歌達の前に降り立つ………

 

 

ダイヤ『千歌さん!曜さん、梨子さん⁉︎ 何かありましたか?』

 

千歌「すみませんダイヤさん………、後で掛け直します。」

 

ダイヤ『ちょっと!お待ちな………!』

 

 

そう言って千歌は通話を切る。そして、目の前に降り立った何かを見る。それは、黄黒いオーラを放ち、殻のような、骨のようなモノが身体の至るところから突き出ていて、禍々しい雰囲気を纏った不思議なモンスターだった。

 

 

千歌「何………?あのモンスター」

 

梨子「見るからに危なそうね………」

 

曜「あの星みたいなのから来たのかな?」

 

『千歌………』

 

千歌「バルソレイユ?」

 

 

千歌のデッキからバルソレイユが現れる。

 

 

バルソレイユ『この禍々しいプレッシャーは………』

 

千歌「分かるの?バルソレイユ?」

 

バルソレイユ『ああ。奴からは元のモンスターの力の他に、何か別の得体の知れない禍々しい力を感じる………。もしかしたら、あのモンスターは何者かに操られているか、蝕まれているはずだ。』

 

曜「蝕まれてる………?」

 

バルソレイユ『ああ。奴はいずれ本来とは全く別のモンスターに変わってしまうのかもしれない。』

 

梨子「そ、そんな………」

 

バルソレイユ『っ! まだ来る!』

 

 

バルソレイユが指摘したとおり、空からさらに2体の謎のモンスターが3人の前に降り立つ。その2体も、黄黒いオーラを放ち、殻のような、骨のようなモノが身体から突き出ている。

 

そして3体の謎のモンスターはデッキを構える。

 

 

 

曜「「ファイトしろ」って事だろうけど、どうする?千歌ちゃん、梨子ちゃん」

 

梨子「大人しく逃してくれそうにないわよね?きっと………」

 

千歌「何だかよく分かんないけど、バディファイトなら受けて立つよ!」

 

 

謎のモンスターは、殻や骨のようなものが突き出て、見た目こそ変わっているが、原型は「ガルバニッックフェザー・ドラゴン」「ガンマレディアス」「ブラックドラゴン ディエンテス」のようだ。

 

 

3人それぞれの相手と向き合い、デッキを構える………そして同時にルミナイズを行う。

 

 

千歌「全てを照らす光、眩き無限の烈光!輝きのルミナイズ!〈光輝なる超太陽〉」

 

 

曜「紫紺の煌めきよ、悔しさと哀しみを漆黒の輝きへと導け!輝きのルミナイズ!〈シャイニングレイ・ダークネス〉」

 

 

梨子「私達の願いよ、輝きを放つ竜星となりて無限の彼方へ導け!輝きのルミナイズ!〈シャイニング・スターライト〉」

 

 

謎のモンスター達『魔星龍の命の下に………ルミナイズ………!』

 

 

梨子「スタードラゴンワールド」

◼️手札6/ゲージ2/LP10

 

ガンマレディアス『スタードラゴンワールド』

◼️手札6/ゲージ2/LP10

 

 

梨子「私の先攻、ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札6→7/ゲージ2→3

 

梨子「ライトに〈超星竜 ジャックナイフ〉をバディコール!」LP10→11

◼️手札7→6/ゲージ3→2

 

 

超星竜 ジャックナイフ

サイズ2/攻5000/防5000/打撃3/【ソウルガード】

 

 

梨子「登場時、デッキトップから3枚見るわ。」

 

 

確認したカード

◼️竜装機 ストレングス

◼️剣星機 J・スラスター

◼️竜装機 エルガーカノン

 

 

梨子「エルガーカノンをジャックに【星合体】!残りはドロップ。」

 

 

ジャックナイフ ソウル1

 

 

梨子「レフトに〈竜装機 シルトファイター〉をコール、登場時に1チャージ!そして【星合体】」

◼️手札6→5/ゲージ2→3

 

 

ジャックナイフ ソウル1→2

 

 

梨子「さらにキャスト!〈スタージャック・リペア〉1チャージ、そしてドロップから〈竜装機 ストレングス〉を【星合体】」

◼️手札5→4/ゲージ3→4

 

 

ジャックナイフ ソウル2→3

 

 

梨子「アタックフェイズ!」

 

 

ジャックナイフ ソウル3

◼️竜装機 エルガーカノン

(ジャックナイフ 攻5000→7000/打撃3→4)

◼️竜装機 シルトファイター

(【対抗】ソウルからドロップに置いて、ダメージを0に減らす。)

◼️竜装機 ストレングス

(ジャックナイフ 攻7000→8000/【貫通】)

 

 

梨子「ジャックナイフで相手に攻撃!打撃4!」

 

ガンマレディアス『ぐぅ………ぅぅ!』LP10→6

 

梨子「ターンエンド」

◼️手札4/ゲージ4/LP11

 

 

ガンマレディアスは無機質な男性の電子音声でターンを始める。

 

 

ガンマレディアス『自分のターンだ。ドロー、チャージ&ドロー!』

◼️手札6→7/ゲージ2→3

 

ガンマレディアス『キャスト〈コア・リサイクル〉デッキから〈竜装機〉1枚をゲージに置く。』

◼️手札7→6/ゲージ3→4

 

ガンマレディアス『〈ドラグアームズファクトリー〉手札から〈竜装機〉1枚を捨て、2ドローする。』

◼️手札6→5→4→6

 

ガンマレディアス『ゲージ3払い、ライトに〈超源射線(ラジエイトバースト) ガンマレディアス〉をバディコール。』LP6→7

◼️手札6→5/ゲージ4→1

 

 

超源射線(ラジエイトバースト) ガンマレディアス

サイズ3/攻8000/防8000/打撃3/【ソウルガード】

 

 

ガンマレディアス『ガンマレディアスの登場時能力、ドロップの〈竜装機〉3枚をソウルに入れる。』

 

 

ガンマレディアス ソウル0→3

 

 

梨子「っ⁉︎」

 

ガンマレディアス『アタックフェイズ。』

 

 

ガンマレディアス ソウル3

◼️竜装機 エルガーカノン

(ガンマレディアス 攻8000→10000/打撃3→4)

◼️大竜装機 フォトンランサー ×2

(ガンマレディアス 防8000→10000→12000/【移動】)

 

 

ガンマレディアス『ガンマレディアスでファイターに攻撃.打撃4』

 

梨子「きゃぁぁ!」LP11→7

 

ガンマレディアス『ターンエンド。』

◼️手札5/ゲージ1/LP7

 

 

梨子「私のターン、ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札4→5/ゲージ4→5

 

梨子「ゲージ2払い、ジャックナイフを進化!〈超星光輝竜 ジャックナイフ〉!」

◼️手札5→4/ゲージ5→3

 

 

超星光輝竜(スターライトドラグナー) ジャックナイフ

スタードラゴンW

ネオドラゴン

サイズ2/攻7000/防5000/打撃2

◼️【コールコスト】このカードを君のカード名に「ジャックナイフ」を含むモンスター1枚までの上に重ねて、ゲージ2払う。

◼️【起動】君のドロップから《竜装機》1枚までをこのカードのソウルに入れて、君のライフ+1!この能力は1ターンに1回だけ使える。

◼️このカードのソウルが3枚以上あるなら、このカードの打撃力+1して、君のカード全ての攻撃力+2000する。

【移動】【ソウルガード】/ソウル4

 

 

梨子「スターライトジャックはソウル3枚以上あれば打撃+1!さらに場のカード全ての攻撃力+2000!」

 

 

スターライトジャック

攻7000→9000/打撃2→3

 

 

梨子「ジャックナイフの能力!ドロップから〈剣星機 J・ アーセナル〉を【星合体】!そしてライフ+1!」LP7→8

 

 

スターライトジャックナイフ ソウル4→5

 

 

梨子「アタックフェイズ!」

 

 

スターライトジャックナイフ ソウル5

◼️竜装機 エルガーカノン

(ジャックナイフ 攻9000→ 11000/打撃3→4)

◼️竜装機 シルトファイター

(【対抗】ソウルからドロップに置いて、ダメージを0に減らす。)

◼️竜装機 ストレングス

(ジャックナイフ 攻 11000→13000/【貫通】)

◼️剣星機 J・アーセナル

(ジャックナイフ【貫通】【移動】/攻撃を無効化されたら【2回攻撃】を得る。)

 

 

ガンマレディアス『【移動】はしない。』

 

梨子「ジャックでファイターのガンマレディアスに攻撃!打撃5!」

 

ガンマレディアス『キャスト〈アースバリア〉攻撃を無効化してライフ+1だ。』LPLP7→8

◼️手札5→4

 

梨子「ソウルのJアーセナルの能力で、攻撃を無効化されたら【2回攻撃】を得るわ!もう一度ジャックで攻撃!打撃5」

 

ガンマレディアス『ぐぁぁぁ!』LP8→3

 

梨子「ターンエンドよ。」

◼️手札4/ゲージ3/LP8

 

 

ガンマレディアス『相手のターン終了時、ゲージ2払い………、魔星龍の命の下に、侵蝕せよ我が世界。』

 

 

イロウシェンTHEフラッグ

 

 

ガンマレディアス『魔星龍域』

 

 

魔星龍域

フラッグ

◼️「魔星龍域」は最初のフラッグに選べず、全てのフラッグでデッキに入れて使える。

◼️君は「魔星ゾーン」のカードを使える。そしてこのカードの下にあるフラッグの能力を得る。

◼️"魔星侵蝕"相手のターン終了時、ゲージ2払ってよい、払ったら、手札のこのカードを君のフラッグの上に重ねる。"魔星侵食"はファイト中1回だけ使える。

◼️君のメインフェイズ開始時、君の手札を好きなだけ捨ててよい。捨てたら、その枚数分、魔星ゾーンからカードを手札に加える。この能力は1ターンに1回だけ使える。

◼️君の場のカード全ては属性に〈魔星龍〉を得て、君はサイズの合計8までのモンスターを置ける。

 

 

スタードラゴンワールドのフラッグは黄黒いオーラに覆われ、見えなくなる、そして現れたフラッグは禍々しい龍の頭をモチーフにした、黄黒いオーラを纏ったフラッグだった。

 

 

梨子「何なの………あのフラッグ⁉︎」

 

ジャック『フラッグ自体から溢れ出る、この禍々しいプレッシャーは………⁉︎』

 

ガンマレディアス『ぐうぁぁぁぁ!』

 

 

さらに、ガンマレディアスの白い機体が黒色に変わり、身体を走るラインは紫に変わる。そしてガンマレディアスは黄黒いオーラを纏う。

 

 

ガンマレディアス『自分のターン。ドロー、チャージ&ドロー。』

◼️手札5→6/ゲージ1→2

 

 

 

 

 




今回も感想を是非‼︎


ーーー次回予告ーーー

突然出現した禍々しい巨星………
襲いかかる謎のモンスター達………
そして、謎のフラッグ『魔星龍域』………

次回『襲い来る魔星龍 梨子 vs 謎のモンスター』


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襲い来る魔星龍 梨子 vs 謎のモンスター

前回の『バディファイトLoveLive!サンシャイン‼︎』

 

 

平和な日常に戻った千歌、曜、梨子………

だが、突如として空に禍々しいプレッシャーを放つ巨星が現れた。

そして千歌達の前に、謎のモンスターが立ちはだかり、襲いかかる!

 

ーーー

ーーー

 

梨子 vs ガンマレディアス

 

 

梨子

◼️手札4/ゲージ3/LP8

 

レフト:無し

ライト:超星光輝竜 ジャックナイフ

センター:無し

 

 

超星光輝竜 ジャックナイフ ソウル5

◼️竜装機 エルガーカノン

(ジャックナイフ 攻9000→ 11000/打撃3→4)

◼️竜装機 シルトファイター

(【対抗】ソウルからドロップに置いて、ダメージを0に減らす。)

◼️竜装機 ストレングス

(ジャックナイフ 攻 11000→13000/【貫通】)

◼️剣星機 J・アーセナル

(ジャックナイフ【貫通】【移動】/攻撃を無効化されたら【2回攻撃】を得る。)

 

ーーー

 

ガンマレディアス

◼️手札5/ゲージ2/LP2

 

レフト:無し

ライト:超源射線 ガンマレディアス

センター:無し

 

 

ガンマレディアス ソウル3

◼️竜装機 エルガーカノン

(ガンマレディアス 攻8000→10000/打撃3→4)

◼️大竜装機 フォトンランサー ×2

(ガンマレディアス 防8000→10000→12000/【移動】)

 

ーーー

ーーー

 

梨子のターン終了時………

 

 

ガンマレディアス『相手のターン終了時、ゲージ2払い………、魔星龍の命の下に、侵蝕せよ我が世界。』

 

 

イロウシェンTHEフラッグ

 

 

ガンマレディアス『魔星龍域』

 

 

魔星龍域

フラッグ

◼️「魔星龍域」は最初のフラッグに選べず、全てのフラッグでデッキに入れて使える。

◼️君は「魔星ゾーン」のカードを使える。そしてこのカードの下にあるフラッグの能力を得る。

◼️"魔星侵蝕"相手のターン終了時、ゲージ2払ってよい、払ったら、手札のこのカードを君のフラッグの上に重ねる。"魔星侵食"はファイト中1回だけ使える。

◼️君のメインフェイズ開始時、君の手札を好きなだけ捨ててよい。捨てたら、その枚数分、魔星ゾーンからカードを手札に加える。この能力は1ターンに1回だけ使える。

◼️君の場のカード全ては属性に〈魔星龍〉を得て、君はサイズの合計8までのモンスターを置ける。

 

 

スタードラゴンワールドのフラッグは黄黒いオーラに覆われ、見えなくなる、そして現れたフラッグは禍々しい龍の頭をモチーフにした、黄黒いオーラを纏ったフラッグだった。

 

 

梨子「何なの………あのフラッグ⁉︎」

 

ジャック『フラッグ自体から溢れ出る、この禍々しいプレッシャーは………⁉︎』

 

ガンマレディアス『ぐうぁぁぁぁ!』

 

 

さらに、ガンマレディアスの白い機体が黒色に変わり、身体を走るラインは紫に変わる。そしてガンマレディアスは黄黒いオーラを纏う。

 

 

ガンマレディアス『自分のターン。ドロー、チャージ&ドロー。』

◼️手札5→6/ゲージ1→2

 

ガンマレディアス『魔星龍域の能力、自分は手札を4枚捨てる。そして、魔星ゾーンから4枚を手札に加える。』

◼️手札6→2→6/魔星ゾーン20→17

 

梨子「手札が入れ替わった⁉︎」

 

ガンマレディアス『キャスト〈魔星侵攻:イロウシェン・チャージ〉』

◼️手札6→5

 

 

魔星侵攻:イロウシェン・チャージ

魔星龍域

◼️君のデッキの上から3枚をゲージに置く。「魔星侵攻:イロウシェン・チャージ」は1ターンに1枚だけ使える。

 

 

ガンマレディアス『3チャージ。』

◼️ゲージ2→5

 

ガンマレディアス『ガンマレディアスに重ねて、ライトにコール。〈魔星龍の従僕 ガンマレディアス"グランズァ"〉』

◼️手札6→5/ゲージ5→2

 

 

魔星龍の従僕 ガンマレディアス"グランズァ"

魔星龍域

魔星龍/侵蝕/ネオドラゴン

サイズ3/攻12000/防8000/打撃3

◼️【コールコスト】君の場のモンスター1枚に重ねて、ゲージ3払う。

◼️【起動】君のドロップから〈竜装機〉3枚まで選んでこのカードのソウルに入れる。この能力は1ターンに1回だけ使える。

◼️このカードのソウルがドロップに置かれた時、君のライフ+3!

【ソウルガード】【ライフリンク3】

 

 

 

梨子「………どうして?サイズ3のモンスターが2体も場に居られるの?」

 

ガンマレディアス『魔星龍域の能力で、自分はサイズの合計8までのモンスターを場に置く事が可能だ。ガンマレディアスグランズァの能力、ドロップから〈竜装機〉3枚までをソウルに入れる。』

 

 

ドロップからソウルに入ったのは〈竜装機 ディビジゲイター〉〈竜装機 レディアント・アルマ〉〈竜装機 キャバルリア〉の3枚だ。

 

 

ガンマレディアスグランズァ ソウル4→7

 

 

ガンマレディアス『さらにレフトに〈魔星龍 グランズァ・レプス〉をコール。』

◼️手札5→4

 

 

魔星龍 グランズァ・レプス

魔星龍域

魔星龍

サイズ4→2/攻10000/防2000/打撃2

◼️君の場にこのカード以外の〈魔星龍〉のカードがあるなら、このカードのサイズは2になる。

◼️このカードが攻撃した時、君の場のカード名に「グランズァ」を含むモンスター1枚をスタンドする。このターン終了時、そのモンスターを破壊して、君のライフ+2!「魔星龍 グランズァ・レプス」の能力は1ターンに1回だけ使える。

 

『魔星に歯向かう者に死を………!』

 

 

ガンマレディアス『ソウルのレディアントアルマの能力でゲージ1払う。アタックフェイズ。』

◼️ゲージ2→1

 

 

ガンマレディアスグランズァ ソウル7

◼️竜装機 エルガーカノン

(ガンマレディアスグランズァ 攻12000→14000/打撃3→4)

◼️大竜装機 フォトンランサー ×2

(ガンマレディアスグランズァ 防8000→10000→12000/【移動】)

◼️竜装機 ディビジゲイター

(ガンマレディアスグランズァ 防12000→14000)

◼️竜装機 レディアントアルマ

(ライフ6以下でゲージ1払い【2回攻撃】を得る。)

◼️竜装機 キャバルリア

(ガンマレディアスグランズァ【貫通】)

◼️超源射線 ガンマレディアス

 

 

ガンマレディアス『ガンマレディアスグランズァで攻撃する!打撃4!』

 

梨子「キャスト!〈プロトバリア〉攻撃を無効化して、1チャージ!」

◼️手札4→3/ゲージ3→4

 

ガンマレディアス『レディアントアルマの能力で【2回攻撃】を得ている。再攻撃!打撃4』

 

梨子「きゃぁ!」LP8→4

 

ガンマレディアス『グランズァレプスで攻撃。攻撃時にガンマレディアスグランズァをスタンドする。打撃2』

 

梨子「ジャックのソウルからシルトファイターを捨て、能力発動!ダメージを2減らすわ!」

 

 

ジャックナイフ ソウル5→4

(竜装機シルトファイター)

 

 

 

シルトファイターがシールドのような形になり、梨子を守る。

この能力で打撃2のダメージが0になる。

 

 

ガンマレディアス『ガンマレディアスで3回目の攻撃。打撃4』

 

梨子「キャスト!〈スタージャック・ドッキング〉攻撃を無効化して、ドロップから〈竜装機 シルトファイター〉を【星合体】」

◼️ゲージ4→3

 

 

ジャックナイフ ソウル4→5

 

 

ガンマレディアス『ターンエンド。その時、グランズァレプスの能力で、ガンマレディアスグランズァを破壊し、ライフ+2………ソウルガード。』LP2→4

 

梨子「え?」

 

 

ガンマレディアスグランズァ 破壊!

【ソウルガード】ソウル7→6(超源射線ガンマレディアス)

 

 

ガンマレディアス『さらにガンマレディアスグランズァの能力、ソウルがドロップに置かれた時、ライフ+3。改めて、ターンエンド。』LP4→7

◼️手札4/ゲージ2/LP2

 

 

梨子「くっ………強い、それにあのカード、嫌な感じがする……」

 

 

本来のバディファイトのカードの裏面は、白い表面にバディファイトのロゴが書かれている。だが魔星カードの裏面は、黄色い一面にバディファイトのロゴがあり、その周りが黒いオーラをイメージさせるように、黒く縁どられている。

 

 

梨子「私のターン!ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札3→4/ゲージ3→4

 

梨子「私のライフ6以下で、場にジャックナイフが居れば………〈ドラゴンフォース"喜愛の型"〉解放‼︎」

◼️手札4→3/ゲージ4→2

 

 

ドラゴンフォース"喜愛の型"

武器/喜び/愛

攻6000→8000/打撃2

『解放条件!』〔君のライフ6以下で、君の場にカード名に「ジャックナイフ」を含むモンスターがいる。〕

◼️【装備コスト】ゲージ2払う。

◼️このカードは破壊されず、手札に戻せず、能力を無効化されない。

◼️お互いのアタックフェイズ開始時、君の手札かドロップから〈竜装機〉1枚までを場の〈ネオドラゴン〉1枚のソウルに入れて、君のライフ+2!

◼️君の場のカード名に「ジャックナイフ」を含むモンスターのソウルが3枚以上ある時、このカードは【貫通】を得て、君のカード全ては、相手の効果でレストされず、君が効果で受ける3以上のダメージを2減らす。

【3回攻撃】

 

 

梨子「ジャックの能力!ドロップから〈大竜装機 トリプルバスター〉を【星合体】、ライフ+1!」LP4→5

 

 

ジャックナイフ ソウル5→6

 

 

梨子「アタックフェイズ!ドラゴンフォースの能力で、手札から〈竜装機 ソービット〉を【星合体】!ライフ+2!」LP5→7

 

 

ジャックナイフ ソウル6→7

◼️竜装機 エルガーカノン

(ジャックナイフ 攻9000→ 11000/打撃3→4)

◼️竜装機 シルトファイター

(【対抗】ソウルからドロップに置いて、ダメージを0に減らす。)

◼️竜装機 ストレングス

(ジャックナイフ 攻 11000→13000/【貫通】)

◼️剣星機 J・アーセナル

(ジャックナイフ【貫通】【移動】/攻撃を無効化されたら【2回攻撃】を得る。)

ーーー♦︎追加ーーー

◼️大竜装機 トリプルバスター

(ジャックナイフ 攻13000→16000/打撃4→5/【貫通】)

◼️竜装機ソービット

(ソウルに入ったターンのみ、ジャックナイフ 攻16000→20000/【2回攻撃】)

 

 

ガンマレディアス『自分をセンターに移動。』

 

 

ガンマレディアスグランズァ ライト→センター

 

 

梨子「ジャックナイフでガンマレディアスグランズァに攻撃!」

 

 

ジャックナイフ

攻20000

 

ガンマレディアスグランズァ

防14000

 

ガンマレディアスグランズァ 撃破!

【ソウルガード】ソウル6→5(竜装機ディビジゲイター)

防14000→12000

 

 

梨子「【貫通】打撃5!」

 

ガンマレディアス『ぐぅぅぬ………!だが、ソウルが減った事でライフ+3。』LP7→2→5

 

梨子「ソービットの能力でジャックナイフは2回攻撃ができるわ!再攻撃!」

 

ガンマレディアス『ソウルガード!』

 

 

ガンマレディアスグランズァ 撃破!

【ソウルガード】ソウル5→4(大竜装機 フォトンランサー )

攻12000→10000

 

 

梨子「【貫通】5ダメージ!」

 

 

ジャックナイフの手に装備されているエルガーカノンでガンマレディアスグランズァを破壊し、ソービットでファイターのガンマレディアスを切り裂く!

 

 

ガンマレディアス『ぐぬぅ、ぐぉぉぉぉ!!』LP5→0

 

 

 

敗北したガンマレディアスは『魔星龍域』のフラッグに吸い込まれるように消失してしまった。

 

 

梨子「あ、ちょっと………! き、消えちゃった………」

 

 

 

 

 

 

 




今回も感想を是非‼︎


ーーー次回予告ーーー

見た事もない禍々しい雰囲気を放つフラッグに感じる重圧………
だが、それを恐る余裕など無く、魔星モンスターは幾度も襲いかかって来る!

次回『襲い来る魔星龍2 曜 vs 謎のモンスター』


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襲い来る魔星龍2 曜 vs 謎のモンスター

前回の『バディファイトLoveLive! サンシャイン‼︎』

 

 

平和な日常に戻った千歌、曜、梨子………

だが、突如として空に禍々しいプレッシャーを放つ巨星が現れた。

そして千歌達の前に、謎のモンスターが立ちはだかり、襲いかかる!

 

ーーー

ーーー

 

千歌、曜、梨子がファイトしている同刻………

バディポリス沼津支部の司令室

 

 

オペレーター1「局長、内浦第2地区で高い周波数のイリーガルモンスター3体の反応を確認しました!」

 

局長「3体だと?」

 

オペレーター2「はい!同時に、バディファイトヴィジョンの起動も確認、それぞれ1体と1人ずつ誰かがファイトを始めたみたいです。」

 

オペレーター3「モニターに写します。」

 

 

司令室の巨大モニターに現場の様子が映る。

その映像では千歌、曜、梨子が謎のイリーガルモンスターとファイトしている様子が映った。

 

 

サツキ「千歌ちゃん!曜ちゃんと梨子ちゃんも………!」

 

局長「あの子達はAqoursの………!また彼女達が絡むのか………」

 

サツキ「千歌ちゃん達なら大丈夫だと思います。今はファイトの様子を見ましょう。」

 

ーーー

ーーー

 

 

千歌、曜、梨子は謎のモンスターとファイトしていた。

梨子はガンマレディアスとファイトし、見事に勝利した。

 

 

同刻………、曜は殻のような骨のような甲殻が突き出ている、変わり果てた「ブラックドラゴン ディエンテス」とファイトを始める。

 

 

 

曜「紫紺の煌めきよ、悔しさと哀しみを漆黒の輝きへと導け!輝きのルミナイズ!〈シャイニングレイ・ダークネス〉」

 

ディエンテス『魔星龍の命の下に………ルミナイズ』

 

 

オープンTHEフラッグ

 

 

曜「ダークネスドラゴンワールド」

◼️手札6/ゲージ2/LP10

 

ディエンテス『ダークネスドラゴンワールド』

◼️手札6/ゲージ2/LP10

 

 

ディエンテス『俺のターン、ドロー、チャージ&ドロー!』

◼️手札6→7/ゲージ2→3

 

ディエンテス『〈デスウィザード・ドラゴン〉をレフトにコール!』

◼️手札7→6

 

 

デスウィザード・ドラゴン

サイズ2/攻3000/防3000/打撃2

 

 

ディエンテス『登場時能力、2チャージ、そして俺にダメージ1………!』LP10→9

◼️ゲージ3→5

 

ディエンテス『アタックフェイズ!デスウィザードドラゴンで相手に攻撃だ!』

 

曜「うぁ!」LP10→8

 

ディエンテス『ターンエンドだ。』

◼️手札6/ゲージ5/LP9

 

 

曜「私のターン!ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札6→7/ゲージ2→3

 

曜「センターに〈黒き爆風 デスナパーム〉をコール!」

◼️手札7→6

 

 

黒き爆風 デスナパーム

サイズ1/攻2000/防2000/打撃2

 

 

曜「ライトに〈紫炎の黒死竜 アビゲール〉をコール!」

◼️手札6→5/ゲージ3→2

 

 

紫炎の黒死竜 アビゲール

黒竜

サイズ1/攻6000/防1000/打撃2

◼️【コールコスト】ゲージ1払う。

◼️このカードの登場時、君の場のモンスター1枚を破壊する。破壊したら、君のデッキの上から2枚ゲージに置いて、カードを1枚引く。この能力は1ターンに1回だけ使える。

◼️「紫炎の黒死竜アビゲール」は1ターンに1枚しかコール出来ない。

【移動】

 

 

曜「登場時、デスナパームを破壊して、2チャージ、1ドロー!」

◼️手札5→6/ゲージ2→4

 

 

デスナパーム 破壊!

 

 

曜「デスナパームの破壊時、ゲージ1払って、相手のデッキを5枚破棄!」

◼️ゲージ4→3

 

 

デスナパームの亡霊が爆風となって、ディエンテスのデッキの上から5枚のカードを吹き飛ばす。

 

 

ディエンテス「むう………」

◼️破棄枚数 5

 

曜「レフトに〈死を運ぶ黒竜 アビゲール〉をコール!」

◼️手札6→5/ゲージ3→2

 

 

死を運ぶ黒竜 アビゲール

サイズ1/攻7000/防1000/打撃1

 

 

曜「さらに〈黒印火山〉を【設置】!」

◼️手札5→4

 

 

曜の背後に、溶岩が燃えている巨大な火山が現れる。

 

 

曜「アタックフェイズ!紫炎のアビゲールで攻撃!打撃2!」

 

ディエンテス『ぐぅっ!』LP9→7

 

曜「死を運ぶアビゲールで攻撃!打撃1!」

 

ディエンテス『ぬぅ………』LP7→6

 

曜「死を運ぶアビゲールの能力!相手にダメージを与えたら、相手のデッキ3枚破棄して、ダメージ1!」

 

ディエンテス「ぐぅ………」LP6→5

◼️破棄枚数 5→8

 

曜「ターンエンド」

◼️手札4/ゲージ2/LP8

 

 

ディエンテス『相手のターン終了時、ゲージ2払い………"魔星侵蝕"!』

◼️手札6→5/ゲージ5→3

 

ディエンテス『魔星龍の命の下に………侵蝕せよ、我が世界!』

 

 

イロウシェンTHEフラッグ

 

 

ディエンテス『魔星龍域』

 

 

魔星龍域

フラッグ

◼️「魔星龍域」は最初のフラッグに選べず、全てのフラッグでデッキに入れて使える。

◼️君は「魔星ゾーン」のカードを使える。そしてこのカードの下にあるフラッグの能力を得る。

◼️"魔星侵蝕"相手のターン終了時、ゲージ2払ってよい、払ったら、手札のこのカードを君のフラッグの上に重ねる。"魔星侵食"はファイト中1回だけ使える。

◼️君のメインフェイズ開始時、君の手札を好きなだけ捨ててよい。捨てたら、その枚数分、魔星ゾーンからカードを手札に加える。この能力は1ターンに1回だけ使える。

◼️君の場のカード全ては属性に〈魔星龍〉を得て、君はサイズの合計8までのモンスターを置ける。

 

 

ダークネスドラゴンワールドのフラッグは黄黒いオーラに覆われ、見えなくなる、そして現れたフラッグは禍々しい龍の頭をモチーフにした、黄黒いオーラを纏ったフラッグだった。

 

 

曜「えぇ⁉︎」

 

ディエンテス『俺のターン、ドロー、チャージ&ドロー!』

◼️手札5→6/ゲージ3→4

 

ディエンテス『魔星龍域の能力で手札を4枚捨て、魔星ゾーンから4枚を手札に加える。』

◼️手札6→1→6/魔星ゾーン20→16

 

ディエンテス『ライトに〈魔星龍 グランズァ・ギャズル〉をコール!』

◼️手札6→5

 

 

魔星龍 グランズァ・ギャズル

魔星龍域

魔星龍

サイズ3/攻7000/防6000/打撃2

◼️このカードが攻撃したターンの終了時、このカードを破壊してよい。破壊したら、君のデッキの上から2枚をゲージに置いて、カードを2枚引く。

 

 

ディエンテス『レフトに〈ブラックドラゴン ディエンテス〉をバディコール!』LP7→8

◼️手札5→4/ゲージ4→1

 

 

ブラックドラゴン ディエンテス

サイズ3/攻8000/防8000/打撃2

 

 

ディエンテス『アタックフェイズ、この俺ブラックドラゴンディエンテスで紫炎のアビゲールに攻撃!』

 

 

ディエンテス

攻8000

 

紫炎のアビゲール

防1000

 

紫炎のアビゲール 撃破!

 

 

ディエンテス『相手のモンスターを破壊した時、霊撃でダメージ2だ!』

 

曜「うわぁ!」LP8→6

 

ディエンテス『グランズァギャズルでファイターに攻撃!』

 

曜「うぁぁ!」LP6→4

 

ディエンテス『ターンエンド………、ターン終了時にグランズァギャズルの能力。自身を破壊して、2チャージ、2ドロー。』

◼️手札4→6/ゲージ1→3/LP8

 

 

グランズァギャズル 破壊!

 

 

曜「相手のターン終了時、黒印火山の能力で、場に〈黒竜〉がいれば、1チャージ、1ドロー、ライフ+1!」LP4→5

◼️手札4→5/ゲージ2→3

 

 

曜「そして私のターン!ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札5→6/ゲージ3→4

 

曜「ゲージ2払い、ライトに〈風雷の黒死王 アビゲール・テンペスト〉をコール!」

◼️手札6→5/ゲージ4→2

 

 

風雷の黒死王 アビゲール・テンペスト

黒竜

サイズ2/攻7000/防2000/打撃2

◼️【コールコスト】君のデッキの上から2枚をこのカードのソウルに入れて、ゲージ2払う。

◼️君のアタックフェイズ開始時、君の場のカード1枚を破壊してよい。破壊したら、相手の場のモンスターを1枚破壊するか、手札に戻す。さらに相手のデッキの上から3枚ドロップに置き、相手にダメージ2!

◼️君が〈黒竜〉のアイテムを装備していれば、このカードは【移動】と【貫通】を得る。

【2回攻撃】【ソウルガード】/ソウル2

 

 

曜「アタックフェイズ!アビゲールテンペストの能力で、死を運ぶ黒竜アビゲールを破壊する、そして、ディエンテスを破壊して、相手のデッキを3枚破棄して、ダメージ2!」

 

 

死を運ぶ黒竜 アビゲール 破壊!

 

 

ブラックドラゴン ディエンテス 破壊!

 

 

ディエンテス『ぐぬぅ!』LP8→6

◼️破棄枚数 8→11

 

曜「アビゲールテンペストでファイターのディエンテスに攻撃!打撃2 !」

 

ディエンテス『キャスト!〈ドラゴンシールド 黒竜の盾〉ダメージを0に減らし、ライフ+1』LP6→7

◼️手札6→5

 

曜「アビゲールテンペストの2回攻撃!」

 

ディエンテス『ぐぉぅ!』LP7→5

 

曜「ターンエンド!」

◼️手札5/ゲージ2/LP5

 

 

ディエンテス『俺のターン、ドロー、チャージ&ドロー!』

◼️手札5→6/ゲージ3→4

 

ディエンテス『手札から2枚を捨て、魔星ゾーンから2枚を手札に加える。そして手札2枚をソウルに入れ、ゲージ3払い、センターにコール!〈魔星の従僕 ブラックドラゴン ディエンテス"グランズァ"〉』

◼️手札6→5→3/ゲージ4→1/魔星ゾーン16→14

 

 

魔星の従僕 ブラックドラゴン ディエンテス"グランズァ"

魔星龍域

魔星龍/黒竜

サイズ4/攻10000/防10000/打撃3

◼️【コールコスト】君の手札2枚をこのカードのソウルに入れて、ゲージ3を払う。

◼️"霊撃"このカードの攻撃で相手のモンスターを破壊した時、相手にダメージ3!

【2回攻撃】【ソウルガード】【ライフリンク3】/ソウル2

 

 

ディエンテスから突き出ていた甲殻が全身を包み、鎧のようになる。そしてディエンテスは黄黒いオーラを纏う。

 

 

曜「何………、これが、本当にブラックドラゴン ディエンテスなの………?」

 

アビゲール『この感じ、さっきとは全くの別物だ………』

 

ディエンテス『これが魔星龍様の力だ、アタックフェイズ! この俺、ディエンテスグランズァでアビゲールテンペストに攻撃!』

 

曜「ソウルガード!」

 

 

ディエンテスグランズァ

攻10000

 

アビゲールテンペスト

防2000

 

アビゲール 撃破!

【ソウルガード】ソウル2→1

 

 

アビゲール『まだまだ!』

 

ディエンテス『霊撃!ダメージ3だ!』

 

曜「うわぁぁ!」LP5→2

 

ディエンテス『ディエンテスグランズァで2回攻撃!アビゲールに攻撃だ!』

 

 

ディエンテスグランズァの攻撃がアビゲールテンペストに迫る!

 

 

曜「私のライフが4以下で、場にアビゲールがいれば………〈ドラゴンフォース"悲悔の型"〉解放‼︎」

◼️手札5→4/ゲージ2→0

 

 

ドラゴンフォース"悲悔の型"

黒竜/悲哀/後悔

攻8000/打撃2

〈解放条件‼︎〉〔君のライフが4以下で、君の場かドロップにカード名に「アビゲール」を含むモンスターがいる。〕

◼️【装備コスト】ゲージ2払う。

◼️このカードは、相手の効果で破壊されず、手札に戻せず、能力は無効化されない。

◼️【対抗】手札のこのカードを【装備コスト】を払って装備できる。装備したターン中、君の場のモンスターは破壊されず、君はダメージを受けない。

◼️お互いのアタックフェイズ開始時、君のドロップから、カード名に「アビゲール」を含む必殺モンスター以外のモンスター1枚までを【コールコスト】を払わずコールできる。さらに相手のデッキを3枚ドロップに置いて、君のライフ+3して、カードを1枚引く。

【2回攻撃】【貫通】

 

 

曜「ドラゴンフォースを解放したターン中、私はダメージを受けず、場のカードは破壊されない!」

 

ディエンテス『むぅ………ターンエンドだ。』

◼️手札3/ゲージ1/魔星ゾーン14/LP5

 

 

曜「相手のターン終了時、私の場にモンスターがいれば、黒印火山の能力で、1チャージ、1ドロー、ライフ+1!」LP 2→3

◼️手札4→5/ゲージ0→1

 

曜「私のターン!ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札5→6/ゲージ1→2

 

曜「もう後がない、このターンで決めるよ!アビゲール!」

 

アビゲール『ああ!』

 

曜「アタックフェイズ!!まずはドラゴンフォースの能力、ドロップから〈覚醒の黒死竜 アビゲール〉をノーコストコール!」

 

 

覚醒の黒死竜 アビゲール

サイズ1/攻6000/防1000/打撃2

 

 

曜「ドラゴンフォースの更なる能力で、相手のデッキトップを3枚破棄して、ライフ+3!1ドロー!」LP 2→5

◼️手札6→7

 

ディエンテス『ぬ………』

◼️破棄枚数 11→14

 

曜「覚醒のアビゲールの登場時能力!」

 

覚醒のアビゲール『ディエンテスグランズァを破壊だ!』

 

ディエンテス『ソウルガード!』

 

 

ディエンテスグランズァ 破壊!

【ソウルガード】ソウル2→1

 

 

覚醒のアビゲール『さらに、貴様のデッキトップを2枚破棄する!』

 

ディエンテス『ぬぅぅ………』

◼️破棄枚数 14→16

 

曜「次にアビゲールテンペストの能力発動!覚醒のアビゲールを破壊して、ディエンテスグランズァを破壊して、ダメージ2!デッキトップから3枚破棄!」

 

ディエンテス『ソウルガード!』

 

 

ディエンテスグランズァ 破壊!

【ソウルガード】1→0

 

 

ディエンテス『ぐぅぅ!』LP5→3

◼️破棄枚数16→19

 

曜「バトル!ドラゴンフォースとアビゲールテンペストで連携攻撃!」

 

ディエンテス『キャスト〈魔星侵攻:イロウシェン・シールド〉その攻撃を無効化する。そして俺のライフ+3!』LP3→6

◼️手札3→2

 

 

魔星侵攻:イロウシェン・シールド

魔星龍域

◼️相手のターンの攻撃中に使える。

◼️【対抗】その攻撃を無効化する。さらに、君のライフ+3!

 

 

曜「まだまだ!ドラゴンフォースとアビゲールテンペストで2回連携攻撃!」

 

 

ドラゴンフォース+アビゲールテンペスト

連携 攻15000

 

ディエンテスグランズァ

防10000

 

ディエンテスグランズァ 撃破!

【ライフリンク3】

 

 

ディエンテス『ぐぅっ!』LP6→3

 

曜「貫通!連携打撃4!」

 

ディエンテス『ぬぅぅ、うぉぉぉぉ!』LP3→0

 

 

 

曜「はぁ、はぁ………、勝った?」

 

 

敗北したディエンテスは『魔星龍域』のフラッグに吸い込まれ、消失してしまった。

 

 

 




今回も感想を是非‼︎


今回も遅くなってすみません。
なかなか農業の手が休まる事無く忙しい毎日です。

ですがやっと、田植えと言う1大ウェーブが無事終わりました。
あとは2ウェーブ、草刈りと稲刈り。とありますが、田植えが終わった分、今までよりはずっと楽です。今後は稲の成長を見守り、稲刈りを待つばかりです。

投稿ペースはあまり変わらないと思いますが、今までより時間を小説にさけるだけの余裕ができました。(内容が全然思いつかないので、あまり早いペースでは投稿できませんが………)

今後とも『バディファイトLoveLive!サンシャイン‼︎』諸共よろしくです。


後、DDDから3年ぶりにバディファイトのカード買いました。
『神・騎士ドラ』のデッキと『ドラゴナイト』20パックだけですが………、DDD以降のカードは全く持っていないので、G・EVOガルガとかロストワールドのカードは持っていません。

バディファイトで遊ぶ相手も全くいないので、カードを買うだけ金の無駄だと思いますが………、ガルパ☆ピコのカードは欲しいかも。


ーーー次回予告ーーー

『魔星龍域』

魔星龍の力によって生み出された最強最悪のフラッグ………
そのフラッグはモンスターを侵蝕し、魔星龍の従僕としてそのモンスターは支配下に置かれる………

次回『襲い来る魔星龍3 千歌 vs 謎のモンスター』


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襲い来る魔星龍3 千歌 vs 謎のモンスター

今回は、破壊神アヴロ戦でチラッと出て来た新バルソレイユの力をお見せしよう………。


前回の『バディファイトLoveLive! サンシャイン‼︎』

 

 

平和な日常に戻った千歌、曜、梨子………

だが、突如として空に禍々しいプレッシャーを放つ巨星が現れた。

そして千歌達の前に、謎のモンスターが立ちはだかり、襲いかかる!

 

ーーー

ーーー

 

梨子がガンマレディアスと、曜がブラックドラゴンディエンテスとファイトしている時、千歌も謎のモンスターもとい………ガルバニックフェザー・ドラゴンとファイトしていた。

 

 

千歌「全てを照らす光、眩き無限の烈光!輝きのルミナイズ!〈光輝なる超太陽〉」

 

ガルバニック『魔星龍の命の下に………ルミナイズ………!』

 

 

オープンTHEフラッグ

 

 

千歌「ドラゴンワールド」

◼️手札6/ゲージ2/LP10

 

ガルバニック『ドラゴンワールド』

◼️手札6/ゲージ2/LP10

 

 

千歌「千歌の先攻!ドロー!チャージ&ドロー!」

◼️手札6→7/ゲージ2→3

 

千歌「ライトに〈神速のバルドラゴン〉をコール!」

◼️手札7→6

 

 

神速のバルドラゴン

サイズ2/攻6000/防3000/打撃2/【移動】

 

 

千歌「アタックフェイズ! 神速のバルドラゴンで攻撃!相手のセンターにモンスターが居ない時、ライフ+1!」LP10→11

 

ガルバニック『ぐっ!』LP10→8

 

千歌「ターンエンド!」

◼️手札6/ゲージ3/LP11

 

 

ガルバニック『私のターン、ドロー、チャージ&ドロー!』

◼️手札6→7/ゲージ2→3

 

ガルバニック『レフトにバディコール!〈超武装騎竜 ガルバニックフェザー・ドラゴン〉』LP8→9

◼️手札7→6/ゲージ3→1

 

 

超武装騎竜 ガルバニックフェザー・ドラゴン

サイズ2/攻6000/防6000/打撃2

 

 

ガルバニック『ライトに〈ヴェノムハルパー・ドラゴン〉をコール』

◼️手札6→5

 

 

ヴェノムハルパー・ドラゴン

サイズ1/攻1000/防3000/打撃2

 

 

ガルバニック「キャスト〈ドラゴニック・チャージ〉2チャージだ。」

◼️手札5→4/ゲージ1→3

 

ガルバニック『アタックフェイズ!』

 

千歌「バルドラゴンをセンターに移動!」

 

ガルバニック『この私、ガルバニックフェザードラゴンで攻撃!攻撃時に1チャージだ!』

◼️ゲージ3→4

 

 

ガルバニック

攻6000

 

神速のバルドラゴン

防3000

 

神速のバルドラゴン 撃破!

 

 

ガルバニック『ヴェノムハルパーでファイターを攻撃!打撃2』

 

千歌「うっ!」LP11→9

 

ガルバニック『ヴェノムハルパーの攻撃でダメージを与えた時、1チャージだ。』

◼️ゲージ4→5

 

ガルバニック『私の【起動】能力!ゲージ2払い、ダメージ2だ!"ガルバニック・サンダー"』

 

 

ガルバニックの片手を千歌に向け、そこから高出力の雷が放出され千歌にダメージを与える………

 

 

千歌「うわぁぁ!」LP9→7

 

ガルバニック『ターンエンドだ。』

◼️手札4/ゲージ3/LP9

 

 

千歌「私のターン、ドロー!チャージ&ドロー!」

◼️手札6→7/ゲージ3→4

 

千歌「ライトに〈必殺の型 バルドラゴン〉をコール!」

◼️手札7→6/ライフ7→6

 

 

必殺の型 バルドラゴン

サイズ2/攻6000/防4000/打撃2

 

 

千歌「登場時"バルドラゴンフォース"3チャージ!」

◼️ゲージ4→7

 

千歌「ゲージ2払い、バルドラゴンを進化!〈超太陽竜 バルソレイユ〉」

◼️手札6→5/ゲージ7→5

 

 

超太陽竜 バルソレイユ

サイズ3/攻7000/防7000/打撃2→3/【2回攻撃】【貫通】【ソウルガード】/ソウル1

 

 

千歌「さらに私のライフ6以下で、場にバルソレイユがいれば………〈真・ドラゴンフォース〉解放‼︎」

◼️手札5→4/ゲージ5→2

 

 

真・ドラゴンフォース

太陽竜

攻7000/打撃2

『解放条件‼︎』〔君のライフが6以下で、カード名に「バルソレイユ」を含むモンスターがいる。〕

◼️【装備コスト】ゲージ3払う。

◼️場のこのカードは破壊されず、手札に戻せず、能力は無効化されない。

◼️このカードが他の〈太陽竜〉のモンスターと連携攻撃した時、このカードをスタンドして、君のライフ+2!!さらに、このカードの連携攻撃で相手のモンスターを破壊した時、相手にダメージ1!

◼️君のアタックフェイズ開始時、君のデッキの上から1枚を、君の場のモンスター1枚のソウルに入れる。

 

 

千歌「アタックフェイズ!真ドラゴンフォースの能力で、バルソレイユにソウル+1!」

 

 

バルソレイユ ソウル1→2

 

 

千歌「真ドラゴンフォースとバルソレイユで、ファイターのガルバニックに連携攻撃!真ドラゴンフォースをスタンド、ライフ+2!連携打撃5!」LP6→8

 

ガルバニック『ぐぅぅ!!』LP9→4

 

千歌「真ドラゴンフォースとバルソレイユで2回目の連携攻撃!真ドラゴンフォースをスタンド、ライフ+2!」LP8→10

 

ガルバニック『キャスト!〈ドラゴンシールド 青竜の盾〉攻撃を無効化し、1チャージ!』

◼️手札4→3/ゲージ3→4

 

千歌「真ドラゴンフォースでレフトのガルバニックフェザードラゴンに攻撃!」

 

 

真ドラゴンフォース

攻7000

 

ガルバニックフェザードラゴン

防6000

 

ガルバニックフェザードラゴン 撃破!

 

 

千歌「ターンエンド!」

◼️手札4/ゲージ2/LP10

 

 

ガルバニック『相手のターン終了時、ゲージ2払い………"魔星侵蝕"!』

◼️手札3→2/ゲージ4→2

 

ガルバニック『魔星龍の命の下に………侵蝕せよ、我が世界!』

 

 

イロウシェンTHEフラッグ

 

 

ガルバニック『魔星龍域』

 

 

魔星龍域

フラッグ

◼️「魔星龍域」は最初のフラッグに選べず、全てのフラッグでデッキに入れて使える。

◼️君は「魔星ゾーン」のカードを使える。そしてこのカードの下にあるフラッグの能力を得る。

◼️"魔星侵蝕"相手のターン終了時、ゲージ2払ってよい、払ったら、手札のこのカードを君のフラッグの上に重ねる。"魔星侵食"はファイト中1回だけ使える。

◼️君のメインフェイズ開始時、君の手札を好きなだけ捨ててよい。捨てたら、その枚数分、魔星ゾーンからカードを手札に加える。この能力は1ターンに1回だけ使える。

◼️君の場のカード全ては属性に〈魔星龍〉を得て、君はサイズの合計8までのモンスターを置ける。

 

 

ドラゴンワールドのフラッグは黄黒いオーラに覆われ、見えなくなる、そして現れたフラッグは禍々しい龍の頭をモチーフにした、黄黒いオーラを纏ったフラッグだった。

 

 

千歌「何なの? 凄いプレッシャー………、息が詰まりそう………!」

 

バルソレイユ『この感じは………!』

 

 

ガルバニック『私のターン、ドロー、チャージ&ドロー!』

◼️手札2→3/ゲージ2→3

 

ガルバニック『私は手札3枚全てを捨て、魔星ゾーンから3枚手札に加える。』

◼️手札3→0→3/魔星ゾーン20→17

 

ガルバニック『ゲージ3払い、ライトにコール!〈魔星の従僕 ガルバニックフェザー・ドラゴン"グランズァ"〉』

◼️手札3→2/ゲージ3→0

 

 

魔星の従僕 ガルバニックフェザー・ドラゴン"グランズァ"

魔星龍域

魔星龍/武装騎竜

サイズ4/攻12000/防8000/打撃2

◼️【コールコスト】君のデッキの上から2枚をこのカードのソウルに入れて、ゲージ3払う。

◼️"ガルバニック・オーバーチャージ"このカードが攻撃した時、君のデッキの上から2枚ゲージに置いて、君のライフ+2!

◼️"ガルバニック・ボルト"【起動】ゲージ2払ってよい、払ったら、このカードをスタンドして、相手にダメージ1!"ガルバニック・ボルト"は1ターンに1回だけ発動できる。

【貫通】【ソウルガード】/ソウル2

 

 

ガルバニック『〈魔星侵攻:イロウシェンチャージ〉ゲージ+3だ。』

◼️手札2→1/ゲージ0→3

 

ガルバニック『さらにキャスト〈魔星侵攻:イロウシェン・ドロー〉』

◼️手札1→0

 

 

魔星侵攻:イロウシェン・ドロー

魔星龍域

ドロー

◼️君のライフが6以下の時に使える。

◼️君のデッキの上からカードを2枚引く。さらに、君の場に、カード名に「グランズァ」を含むカードがあるなら、次の2つから1つ選んで使える。「魔星侵攻:イロウシェン・ドロー」は、1ターンに1回だけ使える。

・君のデッキの上から1枚引く

・君の魔星ゾーンから1枚を手札に加える。

 

 

ガルバニック『2ドロー、さらに場にグランズァモンスターがいれば、1ドローするか、魔星ゾーンから1枚手札に加える。私は魔星ゾーンから1枚手札に加えるを選ぶ。』

◼️手札0→2→3/魔星ゾーン17→16

 

ガルバニック『レフトに〈魔星龍 グランズァ・ガズラム〉をコール』

◼️手札3→2

 

 

魔星龍 グランズァ・ガズラム

魔星龍域

魔星龍

サイズ4/攻10000/防10000/打撃2

◼️このカードの登場時、君のデッキの上から2枚をゲージに置いて、カードを1枚引いて、ライフ+2!!

◼️このカードは相手のレフトとライトに攻撃できない。

【2回攻撃】【移動】

 

 

ガルバニック『グランズァガズラムの登場時、2チャージ、1ドロー、ライフ+2だ。』LP4→6

◼️手札2→3/ゲージ3→5

 

ガルバニック『アタックフェイズ‼︎ ガルバニックフェザードラゴングランズァでファイターに攻撃!攻撃時能力発動!"ガルバニックオーバーチャージ"2チャージ、ライフ+2だ!』LP6→8

◼️ゲージ5→7

 

千歌「うわぁ!」LP10→8

 

ガルバニック『さらに能力発動!"ガルバニック・ボルト"ゲージ2払い、私をスタンド、そして相手にダメージ1!』

◼️ゲージ7→5

 

千歌「うぅ!」LP8→7

 

ガルバニック『私で再攻撃だ!"ガルバニックオーバーチャージ"ゲージ+2、ライフ+2!打撃2だ!』LP8→10

◼️ゲージ5→7

 

千歌「ぐぅぅ!」LP7→5

 

ガルバニック『グランズァガズラムで攻撃!打撃2!』

 

千歌「キャスト!〈ドラゴンシールド"太陽の盾"〉攻撃を無効化して、1チャージ、ライフ+1!」LP5→6

◼️手札4→3/ゲージ2→3

 

ガルバニック『まだあるぞ、グランズァガズラムで2回攻撃だ!』

 

千歌「うわぁぁ!」LP6→4

 

ガルバニック『ターンエンドだ。』

◼️手札3/ゲージ7/LP10

 

 

千歌「うっ………強い。」

 

バルソレイユ『怖気たか?』

 

千歌「ううん、むしろ………楽しいよ!」

 

 

千歌はいつも通りの笑顔でガルバニックに向き合う。その目はいつも絶望を跳ね返し、希望の光を写し出す。

 

そしてそれは、幾つもの勝利を掴みとってきた!

 

 

千歌「私のターン、ドロー!チャージ&ドロー!」

◼️手札3→4/ゲージ3→4

 

千歌「いくよ、ゲージ2払い、ドロップから1枚をソウルに入れて、バルソレイユを進化!」

◼️手札4→3/ゲージ4→2

 

千歌「眩き真紅の輝きよ、漆黒の闇を切り裂いて、太陽の光に顕現せよ!〈超太陽輝竜(ちょうたいようきりゅう) バルソレイユ・レイ〉」

 

 

超太陽輝竜(ちょうたいようきりゅう) バルソレイユ・レイ

ドラゴンW/スタードラゴンW/ダークネスドラゴンW

太陽竜/ネオドラゴン/黒竜

サイズ3/攻7000→10000/防7000/打撃2→3

◼️【コールコスト】君の場のモンスター2枚までの上に重ねて、君のドロップからカードを1枚このカードのソウルに入れて、ゲージ2払う。

◼️このカードにソウルがあるなら、このカードの攻撃力+3000、打撃力+1!

◼️このカードが連携攻撃した時、相手の場のモンスター1枚を破壊するか、相手の場のソウル1枚をドロップに置く。

◼️"太陽の(またた)き"【対抗】君のライフ+5!!!この能力は、相手のアタックフェイズとファイナルフェイズに1回ずつ発動する。

【2回攻撃】【ソウルガード】/ソウル4

 

 

バルソレイユは赤と白の配色がされた鎧を装着し、仮面のようなヘルムを被る。そして8刀のソードビットが背中の左右に翼のように装備される。胸の鎧には太陽のマークが刻印される。

 

 

千歌「アタックフェイズ‼︎ 真ドラゴンフォースの能力で、バルソレイユレイにソウル+1!」

 

 

バルソレイユレイ ソウル4→5

 

 

千歌「真ドラゴンフォースとバルソレイユレイで、ファイターのガルバニックに連携攻撃!真ドラゴンフォースはスタンド、ライフ+2!さらに、バルソレイユレイの連携時、ガルバニックフェザードラゴングランズァを破壊!」LP4→6

 

ガルバニック『何………!ソウルガード!』

 

 

ガルバニックフェザードラゴングランズァ 破壊!

【ソウルガード】ソウル2→1

 

 

千歌「連携打撃5!」

 

ガルバニック『ぐぬぅ………!!』LP10→5

 

千歌「真ドラゴンフォースとバルソレイユレイで再連携攻撃!真ドラゴンフォースはスタンド、ライフ+2!バルソレイユレイの能力でガルバニックフェザードラゴングランズァを破壊!」LP6→8

 

ガルバニック『ソウルガードだ。』

 

 

ガルバニックフェザードラゴングランズァ 破壊!

【ソウルガード】ソウル1→2

 

 

千歌「連携打撃5!」

 

ガルバニック『キャスト!〈魔星侵攻:イロウシェン・シールド〉』

◼️手札3→2

 

 

魔星侵攻:イロウシェン・シールド

魔星龍域

◼️相手のターンの攻撃中に使える。

◼️【対抗】その攻撃を無効化して、君のライフ+3!

 

 

ガルバニック『攻撃を無効化し、ライフ+3!』LP5→8

 

千歌「真ドラゴンフォースで、ガルバニックに攻撃!打撃2!」

 

ガルバニック『くっ!』LP8→6

 

千歌「ターンエンド!」

◼️手札3/ゲージ2/LP8

 

 

ガルバニック『ぐぅ、やるな………私のターン、ドロー!チャージ&ドロー』

◼️手札2→3/ゲージ7→8

 

ガルバニック『アタックフェイズだ! ガルバニックフェザードラゴングランズァでファイターに攻撃!"ガルバニックオーバーチャージ"2チャージ、ライフ+2!』LP6→8

◼️ゲージ7→9

 

千歌「うぁぁ!」LP8→6

 

ガルバニック『さらにゲージ2払い、"ガルバニック・ボルト" 私をスタンドし、ダメージ1!』

◼️ゲージ9→7

 

千歌「うあぁ!」LP6→5

 

ガルバニック『なれば私、ガルバニックフェザードラゴングランズァの再攻撃!"ガルバニックオーバーチャージ" 2チャージ、ライフ+2 !打撃2!』LP8→10

◼️ゲージ7→9

 

千歌「キャスト!〈ドラゴンシールド 太陽の盾〉攻撃を無効化する!そして1チャージ、ライフ+1!」LP5→6

◼️手札3→2/ゲージ2→3

 

ガルバニック『グランズァガズラムでファイターに攻撃打撃2!』

 

千歌「うぁぁ!」LP6→4

 

ガルバニック『グランズァガズラムで2回攻撃!』

 

千歌「バルソレイユレイの能力発動!」

 

バルソレイユ『"太陽の瞬き"』

 

 

バルソレイユのソードビットが千歌の周りにトライアングル状に集まり、緑色のバリアで千歌を包む。

 

 

千歌「私のライフ+5!」LP4→9

 

ガルバニック『何⁉︎ だが、グランズァガズラムの攻撃は続いている!』

 

千歌「くぅ!」LP9→7

 

ガルバニック『私がこのターン、なぜ手札を交換しなかったのか………、ファナルフェイズ‼︎ 私のゲージ3枚以上を好きなだけ払い使用する必殺技〈ガルバニック・ボルテックスカノン!!!〉』

◼️手札3→2

 

 

ガルバニック・ボルテックスカノン!!!

ドラゴンW

必殺技

◼️お互いのセンターにモンスターがいなくて、君の場にカード名に「ガルバニック」を含むカードがある。

◼️【使用コスト】ゲージ3以上を好きなだけ払う。

◼️この必殺技の【使用コスト】で払ったゲージの枚数分、相手にダメージ!!「ガルバニック・ボルテックスカノン」は1ターンに1枚だけ使える。

 

 

ガルバニック『私はゲージ9全てを払い、その枚数分のダメージを与える!お前達に与えるダメージは………9だ!!!』

◼️ゲージ9→0

 

 

ガルバニックは上空に飛び上がり、体内の雷を放出する。そして、ガルバニックは巨大な雷の弾丸となり、千歌に突進する!

 

 

ガルバニック『終わりだ!ガルバニック・ボルテックスカノン!!!』

 

千歌「バルソレイユの能力発動!」

 

 

巨大な雷の弾丸と化したガルバニックの攻撃が千歌に直撃し、大爆発を起こす!

 

 

千歌「うわぁぁぁぁぁ!!」

 

ガルバニック『終わったな……… っ⁉︎』

 

 

ガルバニックは勝利を確信した、だが、爆煙が晴れた時、目の前にはトライアングル状の緑色のバリアに包まれた千歌が立っていた。

 

 

千歌「………………」LP3

 

ガルバニック『バカな……、ダメージ9の必殺技だぞ………!なぜライフが余っている!!』

 

千歌「バルソレイユの能力は、相手のファイナルフェイズでも、1回だけ使えるの………だから、必殺技を受ける前にバルソレイユの能力でライフを+5したんだよ。」

 

 

ガルバニックの必殺技を受ける前に、バルソレイユの能力でライフを+5した。よって千歌のLPは7→12→3残ったのだ。

 

 

バルソレイユ『俺がいる限り、お前に千歌は倒せん。』

 

ガルバニック『………ターンエンドだ』

◼️手札2/ゲージ0/LP10

 

 

千歌「私のターン、ドロー!チャージ&ドロー!」

◼️手札2→3/ゲージ3→4

 

千歌「決めるよ!アタックフェイズ‼︎」

 

バルソレイユ『ああ!』

 

千歌「真ドラゴンフォースとバルソレイユレイで連携攻撃!真ドラゴンフォースをスタンド、ライフ+2!バルソレイユレイの能力でガルバニックフェザードラゴングランズァを破壊!」LP3→5

 

 

ガルバニックフェザードラゴングランズァ 完全撃破!

 

 

千歌「連携打撃5!」

 

ガルバニック『ぐぉぉ!!』LP10→5

 

千歌「真ドラゴンフォースとバルソレイユレイで2回連携攻撃!真ドラゴンフォースはスタンド、ライフ+2!連携打撃5!!」LP5→7

 

ガルバニック『う………うぉぉぉぉおお!!』LP5→0

 

 

 

ガルバニック『私を倒してくれて感謝する………。だが気をつけるがいい………あの巨大な星は………』

 

千歌「え………」

 

 

敗北したガルバニックフェザードラゴンは『魔星龍域』のフラッグに吸い込まれて消失してしまった。

 

 

千歌「………………」

 

梨子/曜「千歌ちゃん!」

 

千歌「曜ちゃん、梨子ちゃん!2人も勝ったんだね!」

 

曜「千歌ちゃんこそ、さすがだね。」

 

梨子「なんかよく分からずファイトしちゃったけど………、そろそろ帰りましょ?」

 

千歌「そうだね。」

 

 

千歌達はまだ知らない。

今回のファイトが、新たなる戦いへの引き金を引いてしまった事など………

 

 

 

 

 




今回も感想を是非‼︎


今回の予告は仮です。
内容が別のものになるかもしれません。


ーーー次回予告ーーー

その出会いは偶然か必然か………
異質な力を持つものは虐げられ恐れられる。
だからこそ、力あるもの同士は引かれ、出会うのだろう。

次回『力を持つ者』


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力を持つ者

前回の『バディファイトLoveLive! サンシャイン‼︎』

 

 

千歌、曜、梨子は突然現れて襲いかかって来た謎のモンスターとファイトし、3人とも無事に勝利した。

 

ーーー

ーーー

 

静岡私立第5学院高校 放課後………

 

 

流は帰り支度を済ませて、いつも通りに天音に声をかける。

 

 

流「天音、帰ろうか。」

 

 

が、ピロリンと音がなる。どうやら流が声をかけると同時にスマホに通知が来たようだ。

 

 

天音「あ、ごめんね。マネージャーからLINEが来て………今から打ち合わせがあるみたいだから………」

 

流「………長くなりそうか?」

 

天音「う〜ん、分かんない。」

 

流「そうか、なら待つよ。」

 

天音「え?悪いよ、長くなるかもしれないし………」

 

流「天音を待つくらい余裕だよ。」

 

 

流の何気ない言葉と優しさに、嬉しさで天音の頰は薄く紅潮する。

 

 

天音「ありがとう。」

 

流「行こう。」

 

ーーー

ーーー

 

学校から50分くらい歩いた辺りで、高級そうな赤い車が駐車されている。側には、黒髪でうなじまでのミニポニーテールで、メガネをかけた黒いスーツのスラッとした高身長の女性が立っていた。

 

 

「あ、天音ちゃん!」

 

天音「朝三原さん!」

 

 

彼女は朝三原 夏利(あさみはら なつり) 天音のマネージャーを務めている女性だ。体型はすらっとバランスが良く、彼女もモデルではないかと思うほど、綺麗な人だ。

 

通り過ぎていく男性達もチラチラ彼女を見ながら通り過ぎて行くほどだ。はっきり言って、隣にいる現アイドルの天音より目立っている。

 

 

夏利「あら、星野君も一緒に来たの? でもごめんなさい、関係者以外ミーティングには参加できないの。しばらく待っててくれる?」

 

流「分かってます、僕は大人しく天音を待つだけですから。」

 

天音「流くん、待ちくたびれたら別に先に帰ってもいいんだからね?」

 

夏利「ふふふ、このちょっと近くにコンビニとか公園があるからそこで時間を潰すと良いわ。大丈夫、なるべく時間が長引かないようにするからね。」

 

 

夏利は優しい笑みを向ける。

この人が天音のマネージャーで良かったと流はつくづく思う。

 

 

流「天音をよろしくお願いします。」

 

夏利「はい。お願いされました。」

 

 

その2人に天音は少し頰を膨らませる。

 

 

天音「もう。早く行きましょう、朝三原さん!」

 

夏利「ふふふ、あらあら。」

 

 

天音は朝三原夏利の腕を引っ張るように建物に向かって行く。

 

 

流「ミーティング しっかりな、天音。」

 

天音「うん!」

 

 

夏利と天音が建物の中に入って行くのを見送って、流は建物の前にある地図を見る。

 

夏利が言ったように、近くにはコンビニと公園がある。だが、この建物からコンビニまでは徒歩で10分ぐらい、そしてコンビニから公園までは20分くらいかかる。確かに、適当に時間を潰すにはいい距離感ではある。

 

 

流「先ずはコンビニにでも行こうかな。」

 

 

流は10分くらいの距離にあるコンビニで少し立ち読みし、その後、菓子パンや惣菜パン、ジュースなどを買って公園に向かう。

 

 

「さっさと公園から出て行け!化け物!」

 

「ぐっ………」

 

流「うん?」

 

 

流が公園に着くと、怒声が聞こえてくる。

 

 

「気持ち悪りーんだよ!」

 

「どっか行っちまえ!」

 

「公園に居られたら迷惑なんだよ!出てけ化け物!!」

 

 

何やら、3人くらいの少年達が、1人の少年に石やら缶を投げつけて公園から追い出そうとしているようだ。

 

 

「うっ………ぐっ………」

 

 

1人の少年はうずくまり我慢するだけだ。

すると石を投げていた少年の1人が、自分の手よりも大きい石を拾い上げて、その石を少年めがけて思いっきり投げつける。

 

 

「………っ⁉︎」

 

 

だが、当たる寸前でその石を謎の手がキャッチする。

その手の正体は、星野 流だった。

 

 

「え………?」

 

流「彼を追い出すにしても、こんな大きい石をぶつける必要はないだろ!」

 

「あ? 何だよお前!」

 

「化け物の肩を持つのか?」

 

流「化け物………?」

 

「ああ、そいつは化け物なんだよ、だから公園から………いや、町から追い出すんだよ!」

 

流「ふざけるな!そんなの君達の自分勝手だ!」

 

「なんだと⁉︎」

 

「やっちまうぞ!」

 

「やめろ! なんか萎えたわ、帰ろうぜ。」

 

「チッ、明日は公園来んなよ!」

 

 

そう言って、3人の少年達は公園を出て行った。

それを見送って流はうずくまる少年に声をかける。

 

 

流「君、大丈夫?」

 

「ああ、うん………」

 

流「立てる?ベンチに座ろうか。」

 

「大丈夫………自分で、立てる」

 

 

流は少年を立たせてベンチに座らせる。

 

 

流「災難だったね。」

 

「………いつもの事だよ。」

 

流「………………あ、パン食べる?ジュースもあるよ。」

 

「え?」

 

流「少し買いすぎたんだ。」

 

 

流の少しズレた言葉に少年は少し驚くが、素直にそれを受け入れる。

 

 

流「………………」

 

「………………」

 

 

2人はしばらく無言でパンを食べる。

少年も少しは落ち着いたようだ。

 

 

「ありがとう………助けてくれて。あとパンとジュースも。」

 

流「いいんだよ。僕は星野 流、君は?」

 

「俺は、紫ノ咲 俠兵(しのざき きょうへい)。よろしく、流君」

 

流「別に呼び捨てでいいよ。」

 

俠兵「なら俺も、呼び捨てでいい………流」

 

流「うん、俠兵」

 

流「あいつら、俠兵の事を"化け物"って呼んでたけど、どういう事なんだ?」

 

俠兵「………………」

 

流「あ、ごめん………答えたくなかったらいいんだ。」

 

俠兵「ごめん………流」

 

 

俠兵の様子を見て、流は自分の事を思い出していた。

かつて流も"化け物"と呼ばれた事があった。だが、天音やAqoursのみんなは、自分の事を優しく受け入れてくれた。

 

流は今、自分が化け物のような姿だった時と俠兵を重ねていた。

 

 

「お〜い!流君〜〜!」

 

 

すると、遠くから流を呼ぶ声が聞こえる。

見ると、公園の入り口前に天音がいた。どうやら予定より早くミーティングが終わったようだ。天音は手を振りながら公園へ駆け出す。

 

だが天音が駆け出した時、大きな轟音を立てながら、大型トラックが猛スピードで走って来る。

 

 

流「っ⁉︎ 来るな天音!!」

 

天音「え………?」

 

 

流の声に驚いた天音は立ち止まるが、タイミングが悪く道の真ん中で立ち止まってしまう。大型トラックは構わず天音に一直線に向かって来る………

 

 

流「天音ーーー!!」

 

 

流は天音の元に全力で走り出し、天音の頭と肩を抱えて庇う。

だが大型トラックの方がわずかに速い!

 

 

俠兵「あ、危ない!!」

 

 

大型トラックが流と天音に迫る………!

 

 

流「くっ………!!」

 

天音「きゃぁぁぁぁぁぁ!!!」

 

 

ドガッシャァァン………!!

壮大に大きな騒音が立ち、辺りはしばらく沈黙し、そして騒然となる………

 

 

流「天音!大丈夫か⁉︎」

 

天音「え?あ、うん………、でも、アレ………」

 

流「え?」

 

 

流と天音は無事だった。

あんな大型トラックが猛スピードで向かって来たにも関わらず、いったいなぜ2人は無事だったのか………その答えは、天音が指差した先にあった。

 

流と天音にぶつかる直前で、大型トラックは横転していた。

しかも大型トラックのコンテナがまるで巨体な鉄球にでも弾かれたかのように、大きく深く凹んでいる。

 

 

流「なんだ、これ………? 俠兵がやったのか………?」

 

 

俠兵は腰を抜かして、尻餅をついている。

そして手を倒れているトラックに向けていて、手の平からは薄煙が出ている。

 

 

俠兵「あ、ああ……ああ………うああああああ!!」

 

 

自分の力を流に知られた俠兵はその場から逃げるように走り出して行ってしまった………

 

 

流「俠兵!………天音、立てる?」

 

天音「うん、大丈夫………ちょっと腰が抜けちゃって………でも立てるよ。」

 

流「そうか、ごめん天音、ちょっと追いかけて来る!」

 

天音「え?ちょ………っ 流君! 待ってよ〜〜!」

 

 

流は俠兵を追いかけて行ってしまった。

天音も流を追いかけて走る。

 

ーーー

ーーー

 

公園から離れた場所

 

 

俠兵(はぁ、はぁ、はぁ、………知られた、俺の力を………)

 

 

俠兵には生まれ持った異質な力がある。

それは、念動力にも近い力………、念を送る事で物を動かしたり、持ち上げたり、衝撃を与えたりと、人道を超えた力があるのだ。

 

だが、俠兵自身この力を自由に制御できるわけではない。たまに無意識に念動力が発動する時もあれ、感情が昂ぶった時に暴走する時もある。 ゆえに俠兵はクラスメイトや、力の事を知っている人達から"化け物"と呼ばれるようになった。

 

俠兵はこの力のせいで何度も不幸を味わって来た。

 

俠兵が中学の時、母親は力を持って産まれた俠兵の事を悔やんで自殺し、父親は別の女を作って家を出て行った。親戚の人間はみんな俠兵を気味悪がり、引き取り手は皆無………若干14歳で天涯孤独の身となってしまった。

 

学校でも、俠兵の力を見た生徒や先生は俠兵を"化け物"だと嫌い、蔑み、虐げてきた。学校でも家でも俠兵は孤独だ………、それでもやっぱり1人は寂しかった。だから学校に通い続けた。自分の力を知ってる人間のいない場所まで散歩もする。

 

缶や石を投げられても我慢する。感情が昂ぶっらないように、力が暴走しないように我慢し続けて来た。

 

だが今さっき、自分はまた力を使ってしまった。

 

 

俠兵(流と、あの女の子に"化け物"だと思われたかな………また、繋がりを無くしてしまった………)

 

「俠兵!!」

 

俠兵「流………」

 

流「はぁ、はぁ………、やっと追いついた」

 

俠兵「な、なんで追って来たんだ。」

 

流「それを聞くなら、なんで逃げるんだよ。」

 

俠兵「なんで……? 見ただろ、あのトラックを………俺の力は、ああいうものなんだよ………!」

 

流「俠兵、自分の力が恐いんだね………?」

 

俠兵「………………」

 

流「………………」

 

 

天音「おーーーい!」

 

 

2人が沈黙していると、天音が流達に追いついて来た。

 

 

流「天音!」

 

俠兵「あの子………!」

 

 

俠兵は天音を見て後ずさりし逃げようとするが、流が腕を掴んで静止した。

 

 

流「逃げなくていいよ。天音なら大丈夫だから」

 

俠兵「でも………」

 

天音「はぁっ、はぁっ、はぁっ、はぁっ………や、やっと追いついた〜〜!」

 

流「お疲れ。」

 

天音「お疲れじゃないよ〜〜! あ、君さっきいた………」

 

俠兵「………………」

 

天音「さっきのトラック、君がやったんだよね?」

 

俠兵「ああ………」

 

天音「さっきはありがとう。助けてくれて、命拾いしちゃった。」

 

俠兵「え………? なんで、俺が気味悪くないの………?」

 

天音「え? なんで助けてくれた人を気味悪がるの? 助けてくれたんだもん、お礼くらい言うでしょ。」

 

俠兵「………………」

 

流「な、天音なら大丈夫だって言ったろ。」

 

 

俠兵にとって初めてだった。誰かからお礼を言われたのは………

気がつくと、俠兵は涙が溢れていた。

 

 

天音「あ、あれ? な、なんで泣くの⁉︎」

 

俠兵「ご、ごめん………初めてだったから、こんな化け物みたいな力を使って………お礼を言われたのが………嬉しくてさ、こんな力でも、守れるものがあるんだってさ………」

 

流「僕からもお礼を言うよ、天音を助けてくれてありがとう。俠兵君。」

 

俠兵「お、俺はただ夢中だった………2人が危ないって、助けなきゃって………思ってたから、力が無意識に発動して………」

 

流「いや、無意識なんかじゃないよ。正直、君の力はまだよく分かんないけど、さっき助けなきゃって思って力を使ったんだろ?ならそれは、君の思いが強かったから使えたんじゃないかな?」

 

俠兵「思いが強かった………?」

 

流「うん。今までだってそうだったんじゃない?」

 

俠兵「………………よく分かんないよ、でも、やっぱりこれは"化け物"の力だ………。」

 

流「それは使い方の問題だよ。少なくとも、僕と天音にとっては、僕達を助けてくれた、救いの力だと思っているよ。」

 

天音「うん!じゃなきゃ私達は今頃大変な事になっていたかも。」

 

流「俠兵、自分の力に自信を待つんだ。」

 

俠兵「自分の力に、自信を………?」

 

 

俠兵は自分の力についてずっと考えていた。

俠兵自身にとっては、この力はマイナスでしかない、文字通り"化け物の力"としか思っていなかった。

 

だが、時と場合によっては、誰かを助けられる力にもなれるんだと気づく。いや気付かされた。

 

 

俠兵「ありがとう。流、それと………」

 

天音「あ、私は響 天音!よろしくね。」

 

俠兵「よろしく、天音」

 

天音「うん!」

 

俠兵「今日はもう帰るよ。それじゃあ」

 

流「うん、またね。」

 

天音「ばいぱい、俠兵君!」

 

 

俠兵は出会った時よりは少し背伸びをして去って行った。

それを見送ってから流と天音も家に帰ろうとしたのだが………

 

 

流「ヤバい………、道、分かんねー………」

 

天音「えー………」

 

 

どうやら俠兵を追いかけるのに夢中で元の道来た道を忘れてしまったらしい………、すると2人の耳にクラクションが聞こえる。

 

振り向くと、高級そうな赤い車が走って来る、天音のマネージャーの朝三原 夏利の車だった。

 

 

夏利「2人とも〜〜!」

 

天音「朝三原さん!」

 

流「良かった………」

 

ーーー

ーーー

 

天音と流は、天音のマネージャー、朝三原夏利の車で家まで送ってもらう事にした。

 

朝三原 夏利の車中………

 

 

夏利「2人、ほんとに無事で良かったわ〜〜。 "公園の前で事故があった"って聞いて驚いたわよ〜〜。」

 

夏利「しかも、天音ちゃんがちょうど公園に着くか着かないかって時間によ。嫌な予感がして現場に行ったら大型トラックが派手に横転してて、公園に2人とも居ないし、ほんとに焦ったんだから!」

 

流「じっとしてなくて、すみません」

 

天音「ごめんなさい………」

 

夏利「別に怒ってないよ。むしろ現場に居なくて安心半分したかな。」

 

 

それからしばらく経って、流と天音は無事に家に送り届けられた。

 

ーーー

ーーー

 

翌日、とある高校………

 

 

紫ノ咲 俠兵は、公園で石を投げてきた3人に校舎裏に呼び出されていた。

 

 

少年1「よお化け物、お前よく毎日のこのこ学校に来れるよな?」

 

少年2「二度と外に出るなって言ったよな〜〜!!」

 

俠兵「俺は化け物じゃない、紫ノ咲 俠兵って名前がある!」

 

少年3「口答えしてんじゃねー!」

 

 

俠兵は少年3に殴られる

 

 

少年1「昨日の公園前で起こったトラック事故、あれお前がやったんだろ?」

 

俠兵「………………」

 

少年1「俺の母ちゃんが働いてる病院に事故ったトラックの運転手が運ばれて来てよ、その運転手………全治5ヶ月の大怪我らしいぜ。」

 

俠兵「え………?」

 

少年1「下手したら死んでたってよ。お前、ついに人を()っちまうところだったわけだな〜〜」

 

 

俠兵は酷くショックを受けた。確かに"化け物の力"を使って大型トラックを横転させたのは自分だ………だけどそれは、轢かれそうになった流と天音を助ける為だった。

 

けど確かに、俠兵は流と天音を助けられた事に満足し、運転手の事なんか微塵も考えていなかった………

 

 

俠兵「まさか、そんな大怪我を………」

 

少年1「やっぱりお前は、最低最悪の"化け物"だ。」

 

少年2「もうこの街から出てけとは言わねぇ………

 

 

「この世から出てけ!」

 

 

3人の少年は寄ってたかって俠兵を殴る蹴るを繰り返した。

俠兵はまたうずくまって我慢するのみ………

 

 

ーーー

ーーー

 

俠兵は暴力に我慢する中で、ただ自分の力に後悔する。

 

 

俠兵(ごめん流、天音………やっぱり、俺は"化け物"だ……… やっぱり俺の力は、救いの力なんかじゃない! なんで、なんで俺にこんな力が………!)

 

(知りたいか? 己の力の意味を………)

 

 

自分の力に後悔する中で俠兵の中に突然謎の声が響く………

 

 

俠兵(だ、誰だ………?)

 

(我の名はいずれ教えよう。 お前は考えた事があるか? なぜ己が異質なる力を持って産まれたかを………)

 

俠兵(………あるよ。いつも考えてた、なんで俺はこんな力を持っているのか………でも全然分からないんだ………!)

 

(ふむ………、だが人間とはなんと愚かで下等な存在か。)

 

俠兵(え?)

 

(お前には分かるか?なぜ彼らは、お前が異質なる力を持っていると知りながら、なぜ抗って来るのか。)

 

俠兵(な、何を?)

 

(彼らは恐れているからだ。お前を、異質なるお前の力を………)

 

俠兵(恐れてる? 俺の力を………)

 

(そうだ。恐怖ゆえに、彼らはお前を(しいた)げ、(さげす)み、拒絶する。いつかお前の力が自分達に牙を向く前に………、言葉と暴力で排除しようとする。実に愚かで脆弱なる本能だ。)

 

俠兵(俺は………どうすればいい………?)

 

(簡単な事………お前の力を振るえば良い。)

 

俠兵(………………)

 

(お前には力がある、その力を見せつけて認めさせればいいのだ。力を持つお前の方が優れていると。)

 

俠兵(俺の方が優れている………?)

 

(そうだ。その力はお前だけのもの………お前にのみ与えられた異質なる力………。全てを支配し、屈服させる力だ。)

 

俠兵(支配………屈服………)

 

(そうだ。お前はその力で、お前を拒絶する全てを屈服させる!この世の全てを支配し、己が望む世界の"王"として君臨するのだ。)

 

俠兵(俺が"王"に………)

 

(そうだ。己が力に自信を持て、そして誇るがよい。我もお前の力となろう………我と共にただの"化け物"ではない、全てを屈服させ支配する"王"となるのだ。)

 

俠兵(ただの"化け物"じゃない………全ての"王"になる………、俺が"王"になる……!)

 

(さぁ、お前を拒絶する者達に裁きを与えよ、そして屈服させるのだ。)

 

俠兵(ああ………!)

 

ーーー

ーーー

 

少年1は、思いっきり俠兵の頭を踏みつけようとしたが、寸でのところで俠兵は腕でその足を弾く、そして立ち上がる。

 

 

俠兵「………………」

 

少年1「なっ………?」

 

少年2「なんだ、やるのか⁉︎」

 

少年3「待て、なんか変わったか………?」

 

 

少年3人にも分かる………、俠兵の目つきが鋭くなっていて雰囲気も少しピリついて感じる。そして俠兵からは黄黒いオーラが溢れ出て見える。

 

そして俠兵は静かに少年達に近寄る。今までとは違う俠兵の雰囲気に少年達も思わず後ずさりしてしまう。

 

 

俠兵「君達、ほんとは俺を恐れているんだろ?」

 

少年1「は、はぁ?そ、そんなわけあるか………!」

 

俠兵「誤魔化す必要はないさ……… 大丈夫、その恐怖心はすぐに消えるよ。」

 

 

俠兵は少年達の前に手をかざす。すると俠兵の背後に謎のドラゴンの影が現れる。

 

 

俠兵「さぁ、恐怖を捨て俺に跪け。」

 

少年達「う、うぅ………うわぁぁぁぁぁぁぁ!!!」

 

 

断末魔の後、3人の少年は地に伏していた。

 

 

俠兵「俺の名前は 紫ノ咲 俠兵だ。」

 

『我が名はガノン………、お前と共に"王"となる存在。これから我らはバディだ。』

 

俠兵「ああ、よろしく ガノン。」

 




今回も感想を是非‼︎


紫ノ咲 俠兵
高校2年/17歳/男子
使用フラッグ:???/バディ:ガノン
見た目:薄い銀髪のショートウルフカット、ガノンをバディにしてから髪が少し伸び、少し逆立ったウルフカットに変わった。
性格:温厚で大人しく優しい
概要:念動力(サイコキネシス)という異質な力を持つ少年。この力のせいで忌み嫌われ虐げられてきた。ガノンをバディにしてから、温厚な性格はそのままに、自分を恐れ虐げる者に少し気丈に振る舞うことがある。
イメージCV.中村悠一 か 宮野真守(←決められん)


次回で400話突破!
ヤベーモンスターが登場する予定!あくまで予定です。

ーーー次回予告ーーー

力とは何か。
得るものなのか、与えられるものなのか。
俠兵はそのどちらでもない、力を持って産まれた彼には資質がある。
全てを屈服させ、支配する"王"としての資質が………

次回『力に選ばれし者』


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力に選ばれし者

今回で
『バディファイトLoveLive!サンシャイン‼︎』は400話突破しました!

みなさんの応援のおかげです!これからもよろしくお願いします!



前回の『バディファイトLoveLive! サンシャイン‼︎』

 

 

流と天音が出会った少年、紫ノ咲 俠兵は異質な力を持っていた。

俠兵はその力で大型トラックに轢かれそうになった流と天音を助けるが、その代わりに大きな誤ちを犯してしまった事に大きなショックを受けてしまう。

 

その時、俠兵の前に謎のドラゴンの影が現れる。

 

ーーー

ーーー

 

流と天音が俠兵と出会った日から3日が経った。

 

 

流「………………」

 

天音「流君、考え事?」

 

流「うん、俠兵の事を少しね。昨日話しただろ?」

 

 

昨日、家に帰った後、流と天音はいつも通り夜空を見に出かけていた。その時に俠兵と出会った時の事を話した、俠兵が"化け物"と呼ばれて石や缶などを投げつけられていた事などを………

 

 

天音「酷い事するよね………」

 

流「うん。俠兵は全然力を使って危害を加えようとはしてなかった。むしろ無抵抗だったんだ。なのにあいつら、俠兵を"化け物"って呼んで暴行を加えてた。………あいつらの方がよっぽど化け物じみてるよ………!」

 

天音「流君………」

 

 

流は俠兵の事をほんとに心配している。

 

 

天音「そうだ!ねぇ、今からあの公園に行こうよ!」

 

流「は?」

 

天音「もしかしたら今日もあの公園にいるかもしれないよ!」

 

流「………そうだね、また行こう!」

 

 

流と天音の学校からあの公園までは、歩いても1時間と少しかかる。

少し時間はかかるが、あの公園に向かう事にした。

 

ーーー

ーーー

 

とある公園………

 

 

流「………」

 

天音「居ないね、俠兵君」

 

流「うん。はぁ………帰ろうか。」

 

天音「そうだね。」

 

「きゃぁぁぁぁ!!」

 

 

流と天音が帰ろうとした時、どこからか女性の悲鳴が聞こえた。

 

 

天音「何⁉︎ 何かあったの?」

 

流「分からない、とにかく行ってみよう!」

 

 

流と天音は悲鳴が聞こえた方向へと向かう。

 

ーーー

ーーー

 

街中では、1人の男が女性からバッグを奪い取って逃走していた。

今聞こえた悲鳴はひったくりにあった女性の悲鳴だった。

 

 

ひったくり犯「へへへへ………、ひったくりなんて簡単だぜ!」

 

 

だが、ひったくり犯が逃走した進行方向に1人の少年が立ちはだかる。

 

 

ひったくり犯「おいガキ!どけぇ!」

 

「………………」

 

ひったくり犯「チッ、どけっつってんだろ!」

 

 

ひったくり犯はナイフを取り出して、そのまま走り抜けようとする。だが、少年はひったくり犯に手をかざす。すると手の形をした念動派がひったくり犯を捕らえ動きを封じる。

 

 

「そのバッグを離せ。」

 

ひったくり犯「なっ、なんだ⁉︎ 身体が………動かない⁉︎」

 

「もう一度言う、そのバッグを離せ。」

 

ひったくり犯「だ、誰が離すかよ………!」

 

「バッグを離さないなら、あんたの身体が潰れるよ?」

 

 

少年は何かを握りしめるように手に力を込める。

するとひったくり犯は何かに締め付けられるように苦しむ。

 

 

ひったくり犯「ぐぅぅ………あぁぁぁ………」

 

「3回目だ。そのバッグを離せ。じゃないと、あんたが潰れるよ。」

 

 

少年はさらに強く力を込める。するとひったくり犯は耐えきれず手からバッグを離した。それを確認した少年はそのままひったくり犯を壁に叩きつけてひったくり犯は気絶した。

 

 

「次はひったくりに気をつけてくださいね。」

 

女性「ひっ………!」

 

 

少年はバッグを拾い女性に返した。だが、女性は少し怯えた感じだ。

バッグを取り返してもらったにもかかわらず、女性は怯え、かすれた震える声で「ば、化け物………」と呟いた。

 

その言葉を聞き取った少年は女性を睨みつける………

その時、後ろから声が聞こえる。

 

 

「俠兵ーー!」

 

俠兵「っ! 流、天音!」

 

流「何かあったの?」

 

俠兵「いや、終わったよ。俺がひったくり犯を捕まえたんだ。」

 

天音「え、ほんと⁉︎ 凄い!」

 

俠兵「どこか別の場所に行こうか。ゆっくり話をしたいんだ。」

 

流「うん。」

 

ーーー

ーーー

 

近くの公園

 

 

流「僕達、さっきこの公園に来てたんだ。」

 

俠兵「そうなの? 俺もこの公園に来る途中だったんだけど、ひったくり犯が現れたからね。………そろそろ来たようだ。」

 

 

すると、かつて俠兵を"化け物"と呼んで暴行していた3人が公園に現れた。そして俠兵の後ろに立った。

 

 

流「あいつらは………!」

 

俠兵「大丈夫だよ。彼らは俺の力を認めて受け入れてくれたんだ。もう俺に暴力は振るわないよ。」

 

流「そうなのか?」

 

俠兵「うん、西村。」

 

西村「はい………」

 

 

西村と呼ばれた少年は俠兵の背後で四つん這いになる。

そして俠兵は西村の背中に腰掛ける。

 

 

流「な、何してるんだ!」

 

俠兵「ん? ああ、言ったろ?彼らは俺の力を認めて受け入れた。だから、従順な手下にしてやったんだ。」

 

流「従順な、手下………?」

 

俠兵「うん。」

 

 

流は信じられなかった。

あの俠兵が、誰かを椅子のように使い、手下だと言った事が。

ほんとに彼が何をされても無抵抗で、自分達を助けてくれた優しい俠兵だったのかが………

 

そして俠兵は話しを続ける。

 

 

俠兵「彼らがなぜ俺に危害を加えるか分かるかい? 彼らはずっと恐れていたんだ………この俺の"化け物"の力を、だから彼らは本能的に俺を排除しようとした。」

 

流「………………」

 

俠兵「だから俺は彼らに力を見せつけた。そして、恐怖心を忠誠心に変えたんだ。だから彼らは今、俺の従順な手下ってわけさ」

 

流「何言ってるんだ………? お前はそんな奴だったのか!違うだろ、お前は僕と天音をトラックから助けてくれただろ………!」

 

俠兵「………………」

 

流「お前の力は誰かを救えるかもしれない力のはずだ!」

 

 

俠兵は流の言葉にちょっとした安心感を覚える。だが今の俠兵は今までとは違う。

 

 

俠兵「なぁ流、俺とバディファイトしないか?」

 

流「ファイトを………?」

 

俠兵「うん、次会ったらファイトしたいって思ったんだ。やろうよ。」

 

流「………分かった、良いよ。やろう。けど条件がある!」

 

俠兵「条件?」

 

流「僕が勝ったら、その3人を手下から解放してくれ。」

 

天音「流君………」

 

俠兵「………………分かった。」

 

 

俠兵は流の提示する条件に少し沈黙するが、その条件を呑んだ。

 

 

 

流「純白なる犬神よ………その身に宿す太陽の光を解き放て!ルミナイズ!〈太陽の犬神〉」

 

俠兵「黒き闇星(やみぼし)の導きが、俺に"王"たる力を与えた。そして俺は全てを屈服させ支配する。ルミナイズ!〈ダークスター・ロード〉」

 

 

オープンTHEフラッグ

 

 

流「スタードラゴンワールド」

◼️手札6/ゲージ2/LP10

 

俠兵「ダークネスドラゴンワールド」

◼️手札6/ゲージ2/LP10

 

 

流「僕の先攻、ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札6→7/ゲージ2→3

 

流「ライトにバディコール!〈煌々たる犬神 スメラギ〉コールコストで手札2枚をソウルに入れ、ライフ+3!」LP10→13→14

◼️手札7→6→4

 

 

煌々たる犬神 スメラギ

スタードラゴンW

太陽神

サイズ1/攻6000/防1000/打撃1

◼️【コールコスト】君の手札2枚をこのカードのソウルに入れて、ライフ+3!

◼️このカードは全てのフラッグで使え、バディなら君は〈太陽神〉を使えるかわりに〈太陽神〉以外のモンスターをコールできない。さらに同じ名前のモンスターは場に1枚までしかコールできない。

◼️【対抗】ライフ1払い、君のデッキから〈太陽神〉1枚をドロップに置く。置いたら、そのカードの『神業』を発動する。この能力は1ターンに1回だけ使える。

「ソウルガード」/ソウル2

 

 

流「さらに手札から〈煌の光:雲間から射す光〉を【設置】」

◼️手札4→3/ゲージ3→2

 

 

煌の光:雲間から射す光

スタードラゴンW

太陽神

◼️【設置】

◼️【使用コスト】ゲージ1払う。

◼️君の手札かデッキから〈太陽神〉がドロップに置かれた時、君のデッキの上から1枚ゲージに置いて、カードを1枚引いて、君のライフ+2!!この能力は1ターンに1回だけ使える。

◼️「煌の光:雲間から射す光」は場に1枚だけ【設置】できる。

 

 

流「スメラギの能力!ライフ1払い、デッキから〈日輪ノ剣〉を捨て、『神業』発動!」

◼️LP14→13

 

 

日輪ノ剣

スタードラゴンW

太陽神/日本刀/神徒

攻5000/打撃1

◼️【装備コスト】ゲージ1払う。

◼️【起動】君の手札か場の〈太陽神〉1枚を君のデッキの下に戻す。戻したら、君の場のカード1枚の打撃力+1!

◼️『神業』(この能力は、「スメラギ」の効果でのみ使える。)

君のデッキの上からカードを1枚引いて、君の場のカード1枚の打撃力+1!

 

 

流「1ドロー、スメラギの打撃+1!」

◼️手札3→4

 

 

スメラギ

打撃1→2

 

 

流「そして雲間から射す光の能力で、1チャージ、1ドロー、ライフ+2!」LP13→15

◼️手札4→5/ゲージ2→3

 

流「アタックフェイズ! スメラギで攻撃!打撃2!」

 

俠兵「ぐぅぅ!」LP10→8

 

流「ターンエンド!」

◼️手札5/ゲージ4/LP15

 

 

俠兵「やるな………俺のターン、ドロー、チャージ&ドロー」

◼️手札6→7/ゲージ2→3

 

俠兵「ライトに〈壊星竜 ダスター・ノートドラゴン〉をコール。」

◼️手札7→6

 

 

壊星竜 ダスター・ノートドラゴン

ダークネスドラゴンW/スタードラゴンW

ダークスター

サイズ1/攻6000/防1000/打撃2

◼️このカードが登場した時、君のデッキの上から3枚見て、1枚手札に加える。残りのカードはゲージに置く。「壊星竜 ダスター・ノートドラゴン」の能力は1ターンに1回だけ発動する。

◼️このカードがソウルにある〈ダークスター〉のモンスターは【移動】を得る。

 

 

俠兵「ダスターノートドラゴンの登場時、デッキトップから3枚確認する。」

 

 

確認したカード

◼️壊星竜 ダスター・ツインソードドラゴン

◼️大壊星竜 ダスター・ゼオンドラゴン

◼️ドラゴンシールド 黒竜の盾

 

 

俠兵「俺は〈大壊星竜 ダスター・ゼオンドラゴン〉を手札に加える。残り2枚はチャージする。」

◼️手札6→7/ゲージ3→5

 

俠兵「レフトに〈壊星竜 ダスター・サイスドラゴン〉をコール。」

◼️手札7→6

 

 

壊星竜 ダスター・サイスドラゴン

ダークネスドラゴンW/スタードラゴンW

ダークスター

サイズ1/攻6000/防1000/打撃2

◼️【起動】"闇星の鎌"君の手札を1枚捨ててよい。捨てたら、君のデッキの上から1枚ゲージに置いて、お互いにダメージ1!

◼️このカードがソウルにある〈ダークスター〉のモンスターは【貫通】を得る。

 

 

俠兵「ダスターサイスドラゴンの起動"闇星の鎌"手札を1枚捨て、1チャージ、そして俺と君はダメージ1を受ける。ぐぅぅ!」LP8→7

◼️手札6→5/ゲージ5→6

 

流「うぐっ!」LP15→14

 

俠兵「そしてゲージ3払いセンターにコール! 黒き星の支配者〈大壊星竜 ダスター・ゼオンドラゴン〉」

◼️手札5→4/ゲージ6→3

 

 

大壊星竜 ダスター・ゼオンドラゴン

ダークネスドラゴンW/スタードラゴンW

ダークスター

サイズ3/攻8000/防7000/打撃2

◼️【コールコスト】君の場の〈ダークスター〉のモンスター1枚以上を好きなだけこのカードのソウルに入れて、ゲージ3払う。

◼️【起動】君の手札を1枚捨ててよい。捨てたら、君のドロップから〈ダークスター〉1枚をこのカードのソウルに入れる。この能力は1ターンに1回だけ発動する。

◼️破壊されたこのカードのソウルが3枚以下なら、君のライフ+1!

【ソウルガード】/ソウル2

 

 

俠兵「ダスターゼオンの【起動】手札を1枚捨て、ドロップから〈壊星竜 ダスター・ツインソードドラゴン〉をソウルに入れる。」

◼️手札4→3

 

 

壊星竜 ダスター・ツインソードドラゴン

ダークネスドラゴンW/スタードラゴンW

ダークスター

サイズ2/攻7000/防6000/打撃2

◼️【コールコスト】ゲージ1払う。

◼️このカードの登場時、君のドロップからカードを2枚までこのカードのソウルに入れる。

◼️このカードがソウルにある〈ダークスター〉のモンスターは【2回攻撃】を得る。

【2回攻撃】

 

 

ダスターゼオンドラゴン ソウル2→3

 

 

俠兵「アタックフェイズ‼︎」

 

 

ダスターゼオンドラゴン ソウル3

◼️ダスターノートドラゴン

(【移動】)

◼️ダスターサイスドラゴン

(【貫通】)

◼️ダスターツインソードドラゴン

(【2回攻撃】)

 

 

俠兵「ダスターゼオンで流に攻撃!打撃2!」

 

流「うぁぁ!」LP14→12

 

俠兵「ダスターゼオンで2回攻撃!打撃2」

 

流「くぅぅぅ!」LP12→10

 

俠兵「ターンエンド。」

◼️手札3/ゲージ3/LP7

 

 

流「僕のターン、ドロー!チャージ&ドロー!」

◼️手札5→6/ゲージ4→5

 

流「ライフ1払い〈風乱ノ槍〉を装備!」

◼️手札6→5/LP10→9

 

 

風乱ノ槍

スタードラゴンW

太陽神/風/神徒

攻5000/打撃2

◼️【装備コスト】ライフ1払う。

◼️このカードの攻撃で相手のモンスターを破壊した時、相手にダメージ1!さらに、君の場に他の〈太陽神〉のカードがあるなら、代わりに相手にダメージ2!この能力は1ターンに1回だけ使える。

◼️『神業』

君のデッキの上から1枚をゲージに置いて、このカードを【装備コスト】を払って装備できる。

 

 

流「さらにスメラギの能力発動!ライフ1払い、デッキから〈剣の鼠神 はりやま〉を捨て『神業』発動!」

◼️LP9→8

 

 

剣の鼠神 はりやま

スタードラゴンW

太陽神

サイズ1 攻撃力5000 防御力1000 打撃力1

■このカードが攻撃した時、「煌々たる犬神 すめらぎ」を【コールコスト】を払ってデッキからコールする。

■『神業』

このターン中、君の場のカード全てに【貫通】を与え、攻撃力+10000!

 

 

流「風乱ノ槍とスメラギの攻撃力+10000/打撃+1!」

 

 

風乱ノ槍

攻5000→15000

【貫通】

 

スメラギ

攻6000→16000

【貫通】

 

 

流「さらに手札から〈炎の猿神 えんてい〉を捨て、能力発動!」

◼️手札5→4

 

 

炎の猿神 えんてい

スタードラゴンW

太陽神

サイズ2/攻6000/防2000/打撃2

◼️【起動】君の手札にあるこのカードを捨ててよい。捨てたら、君の場の〈太陽神〉1枚の攻撃力+3000、打撃力+1して、相手の場のカード1枚の防御力-3000!

◼️『神業』

相手の場のモンスター1枚を破壊して、相手にダメージ1!この『神業』は1ターンに1回だけ使える。

 

 

流「スメラギの攻撃力+3000/打撃+1!そしてダスターゼオンドラゴンの防御力ー3000する!」

 

 

スメラギ

攻16000→19000

打撃1→2

 

 

ダスターゼオンドラゴン

防7000→4000

 

 

流「さらに【設置】されている 雲間から射す光の能力で1チャージ、1ドロー、ライフ+2!」LP8→10

◼️手札4→5/ゲージ5→6

 

流「アタックフェイズ! スメラギでダスターゼオンドラゴンに攻撃!」

 

俠兵「ソウルガードだ。」

 

 

スメラギ

攻19000

 

ダスターゼオンドラゴン

防4000

 

ダスターゼオンドラゴン 撃破!

【ソウルガード】ソウル3→2

 

 

流「【貫通】打撃2!」

 

俠兵「くぅ!」LP7→5

 

流「風乱ノ槍でダスターゼオンドラゴンに攻撃!」

 

俠兵「ソウルガード!」

 

 

風乱ノ槍

攻15000

 

ダスターゼオンドラゴン

防4000

 

ダスターゼオンドラゴン 撃破!

【ソウルガード】ソウル2→1

 

 

流「【貫通】打撃2!」

 

俠兵「うぅっ!」LP5→3

 

流「風乱ノ槍の能力!相手モンスターの破壊時、場に太陽神がいれば、ダメージ2だ!」

 

俠兵「うわぁぁ!」LP3→1

 

流「ターンエンド」

◼️手札5/ゲージ6/LP10

 

 

俠兵「ふふふ………、君のターン終了時!ゲージ2払い"魔星侵蝕"」

◼️手札3→2/ゲージ3→1

 

俠兵「魔星の意思よ、力よ、俺に"王"たる采配を!」

 

 

イロウシェンTHEフラッグ

 

 

俠兵「魔星龍域」

 

 

魔星龍域

フラッグ

◼️「魔星龍域」は最初のフラッグに選べず、全てのフラッグでデッキに入れて使える。

◼️君は「魔星ゾーン」のカードを使える。そしてこのカードの下にあるフラッグの能力を得る。

◼️"魔星侵蝕"相手のターン終了時、ゲージ2払ってよい、払ったら、手札のこのカードを君のフラッグの上に重ねる。"魔星侵食"はファイト中1回だけ使える。

◼️君のメインフェイズ開始時、君の手札を好きなだけ捨ててよい。捨てたら、その枚数分、魔星ゾーンからカードを手札に加える。この能力は1ターンに1回だけ使える。

◼️君の場のカード全ては属性に〈魔星龍〉を得て、君はサイズの合計8までのモンスターを置ける。

 

 

流「あのフラッグは………⁉︎」

 

 

流は驚愕した。俠兵が使用した「魔星龍域」のフラッグは、昨晩謎のモンスターとファイトした時、謎のモンスターが使っていたあのフラッグと同じものだった。

 

魔星龍域の事はあまり分からないが、禍々しい雰囲気はひしひしと感じとれる………

 

 

俠兵「流、君はさっき言ったな。"お前の力は誰かを救えるかもしれない力のはずだ"って。」

 

流「………………うん。」

 

俠兵「違うんだよ、流………違うんだ。俺の力はやっぱり"化け物"の力なんだよ………」

 

流「俠兵………?」

 

俠兵「あの時、君と天音を助ける為に横転させたトラックの運転手………あの人は、かなりの大怪我を負ったんだ。下手をすれば死んでいたかもしれない………。そう聞いたんだ。」

 

流「え?」

 

ーーー

ーーー

 

天音「そんな………」

 

ーーー

ーーー

 

俠兵「俺の力は、決して誰も救えない………! 誰かを救えば、他の誰かを傷つけてしまう。 俺の力は必ず誰かを不幸にする力なんだ! だから俺は"化け物"と呼ばれ、恐れられて来た。」

 

流「………………」

 

 

俠兵「俺のターン、ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札2→3/ゲージ1→2

 

俠兵「魔星龍域の能力で、手札3枚全てを捨て、魔星ゾーンから3枚手札に加える。」

◼️手札3→0→3/魔星ゾーン20→17

 

俠兵「キャスト〈魔星侵攻:イロウシェン・チャージ〉」

◼️手札3→2

 

 

魔星侵攻:イロウシェン・チャージ

魔星龍域

◼️君のデッキの上から3枚をゲージに置く。「魔星侵攻:イロウシェン・チャージ」は1ターンに1枚だけ使える。

 

 

俠兵「3チャージ………、そろそろ俺のバディを紹介しよう。」

◼️ゲージ2→5

 

流「バディ………⁉︎」

 

俠兵「ゲージ3払い、魔星ゾーンから3枚をソウルに入れてバディコール!」LP1→2

 

 

俠兵「魔星の星より来たりし龍よ、全てを屈服させ支配し、この俺を"王"へと導け!〈魔星龍王 グランズァード・破滅・ガノン〉」

 

 

魔星龍王 グランズァード・破滅・ガノン

魔星龍域

魔星龍

サイズ5/攻15000/防10000/打撃2

『グランズァ』(このカードはカード名に「グランズァ」を含むカードとして扱う。)

◼️【コールコスト】君の魔星ゾーンの上から2枚をソウルに入れて、ゲージ3払う。

◼️このカードは能力を無効化されず、手札に戻せず、相手の効果でレストされない。

◼️このカードが攻撃した時、君のライフ+3!!

◼️君のターン終了時、相手の場のモンスターを2枚まで破壊する。

【3回攻撃】【ソウルガード】

 

 

俠兵の背後に、白い骨殻を鎧のように纏い、背中には2つの銃砲、左腕には骨の鎧でできた盾が付いていて、右腕は骨の鎧でできた爪の形をしたガントレットを装備した、巨大な黒竜が現れる。

 

 

俠兵「見てくれ流! これが俺のバディだ………! 俺と共に全てを屈服させ、支配する、絶対なる"王"へと導く存在だ!」

 

 

 

 

 




今回も感想を是非‼︎

今回で『バディファイトLoveLive!サンシャイン‼︎』400話突破しました〜〜〜〜!ありがと〜〜〜〜!!

それもこれも、今回まで感想やお気に入り登録してくれたみなさん、応援をしてくれた読者さんみんなのおかげだと思っています!

この作品は台詞多め、他の文少なめで、はっきり言って小説と呼べるのか?って感じの作品ですが………

これからもなるべく精進していきたいと思います!


ーーー次回予告ーーー

俠兵は変わってしまった。
しばらく会わない内に何があったのか、本人以外に知る由はない。
そして骨鎧の黒竜の猛攻に、流はしだいに圧倒されていく!

次回『咆える 魔星龍王』


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咆える。魔星龍王

前回の『バディファイトLoveLive!サンシャイン‼︎』

 

 

流は3日ぶりに俠兵と出会うが、俠兵はどこか変わってしまっていた。

そして流と俠兵はファイトする。

 

序盤は流が俠兵をライフ1まで追い詰めたが、俠兵は『魔星龍域』のフラッグを使用し、そして遂に俠兵のバディがコールされた。

 

ーーー

ーーー

 

いつものコンビニ

 

 

Aqoursのみんなはバディ部の活動を終えて、いつも行くコンビニの前に集まっていた。

 

 

千歌「う〜〜ん! やっぱり寒い日は肉まんに限るよね〜〜!」

 

曜「私のおすすめは海鮮中華マンであります!」

 

鞠莉「最近の中華マンってフカヒレが入ってるのね〜〜」

 

果南「どれも美味しいよね。」

 

梨子「本当に美味しい! もしかしたら東京の中華マンより美味しいかも!」

 

ダイヤ「気に入っていただけて良かったですわ。」

 

花丸「ハッフハフでおいしいずら〜〜〜〜!」

 

善子「あんたそれ4つ目よね? よく食べれるわね………」

 

ルビィ「あはは………」

 

 

Aqoursのみんなが中華マンを食べていると、千歌、曜、梨子が何かを感じる………、とても禍々しい嫌な感じだ………そして、千歌達の脳裏に、白い骨殻を鎧のように纏い、背中には2つの銃砲、左腕には骨の鎧でできた盾が付いていて、右腕は骨の鎧でできた爪の形をしたガントレットを装備した、巨大な黒竜の姿が映し出される。

 

 

千歌「な、何………? 今のモンスター………?」

 

梨子「千歌ちゃんにも見えたの?」

 

曜「私も見えたよ!」

 

千歌「なんか、凄く胸がざわつくよ………」

 

 

すると、千歌、曜、梨子のデッキが突然輝きを放ち、千歌達を誘導するように光が伸びる。

 

 

梨子「ドラゴンフォースの光が………⁉︎」

 

ダイヤ「いったいどうしたと言うんですの?」

 

善子「何かあったの?」

 

曜「分からない………けど………」

 

梨子「ドラゴンフォースのこの光の先に行かなきゃって思うの……」

 

千歌「行こう!」

 

 

千歌、曜、梨子はドラゴンフォースの光が示す先に走り出す!

 

 

果南「あ、ちょっと………! 私達も行こう!」

 

ダイヤ「なっ、待ちなさい!行きますよルビィ!」

 

ルビィ「ピギャ!待ってよお姉ちゃ〜〜ん!」

 

花丸「まるもまだ食べてるずら〜〜!」

 

鞠莉「ふふふつ、なんだか楽しそうね!私達も行きましょ!」

 

善子「仕方ないわね………」

 

 

残りの6人も千歌、曜、梨子を追いかける。

 

ーーー

ーーー

 

 

流 vs 俠兵

 

 

◼️手札5/ゲージ6/LP10

フラッグ:スタードラゴンワールド

 

レフト:無し

ライト:煌々たる犬神 スメラギ

センター:無し

アイテム:風乱ノ槍

【設置】:煌ノ光:雲間から射す光

 

ーーー

 

俠兵

◼️手札2/ゲージ5/LP 1

フラッグ:魔星龍域(ダークネスドラゴンワールド)

 

レフト:

ライト:

センター:大壊星竜 ダスター・ゼオンドラゴン

 

ーーー

ーーー

 

 

現在、俠兵のメインフェイズ

 

 

俠兵「そろそろ俺のバディを紹介しよう。」

 

流「バディ………⁉︎」

 

俠兵「ゲージ3払い、魔星ゾーンから3枚をソウルに入れてバディコール!」LP1→2

◼️手札2→1/ゲージ5→2/魔星ゾーン17→14

 

 

俠兵「魔星の星より来たりし龍よ、全てを屈服させ支配し、この俺を"王"へと導け!〈魔星龍王 グランズァード・破滅・ガノン〉」

 

 

魔星龍王 グランズァード・破滅・ガノン

魔星龍域

魔星龍

サイズ5/攻15000/防10000/打撃2

『グランズァ』(このカードはカード名に「グランズァ」を含むカードとして扱う。)

◼️【コールコスト】君の魔星ゾーンの上から2枚をソウルに入れて、ゲージ3払う。

◼️このカードは能力を無効化されず、手札に戻せず、相手の効果でレストされない。

◼️このカードが攻撃した時、君のライフ+3!!

◼️君のターン終了時、相手の場のモンスターを2枚まで破壊する。

【3回攻撃】【ソウルガード】/ソウル3

 

 

俠兵の背後に、白い骨殻を鎧のように纏い、背中には2つの銃砲、左腕には骨の鎧でできた盾が付いていて、右腕は骨の鎧でできた爪の形をしたガントレットを装備した、巨大な黒竜が現れる。

 

 

俠兵「見てくれ流! これが俺のバディだ………! 俺と共に全てを屈服させ、支配する、絶対なる"王"へと導く存在だ!」

 

ガノン『我が名はガノン………』

 

流「な、何だ………このモンスターは⁉︎」

 

スメラギ『ぐうぅぅぅ………!ワンワン!!(ヤバイぞ流、こいつはヤバい!)』

 

俠兵「ふふふふふ………どうだい?なかなかの威圧感だろ? ガノンは俺に、いや、俺に力の使い方と意味を教えてくれたんだ。」

 

流「力の使い方………? 意味………?」

 

俠兵「ああ、俺の力は全てを屈服させ支配する力………"王"となるべく産まれ持った力なんだ。」

 

流「俠兵………何言ってるんだよ………さっきから!」

 

 

流は変わってしまった俠兵と、俠兵のその言葉に理解が追いつかない………その様子に俠兵は少し笑窪を吊り上げる。

 

 

俠兵「なぁ流、俺は君を友達だと思ってる。」

 

流「え?」

 

俠兵「君は初めて俺の力に理解を示してくれた。それが本当に嬉しかったんだ。」

 

流「俠兵………」

 

俠兵「だから俺は、君をあの3人のように手下のようにはしたくないんだよ。俺は君を友として、君と共に"王"の道を歩みたいんだ」

 

流「………?」

 

俠兵「だから決めたよ。俺がこのファイトに勝ったら、流、君には俺の右腕として一緒に"王"の道を歩いてもらう。」

 

流「なっ………!そんな事………!」

 

俠兵「答えの有無は関係ないだろ? 全てはファイトの結果で決まるんだ。 話しもほどほどにファイトを続けよう。キャスト〈魔星侵攻:イロウシェン・ドロー〉」

◼️手札1→0

 

 

魔星侵攻:イロウシェン・ドロー

魔星龍域

ドロー

◼️君のライフが6以下の時に使える。

◼️君のデッキの上からカードを2枚引く。さらに、君の場に、カード名に「グランズァ」を含むカードがあるなら、次の2つから1つ選んで使える。「魔星侵攻:イロウシェン・ドロー」は、1ターンに1回だけ使える。

・君のデッキの上から1枚引く

・君の魔星ゾーンから1枚を手札に加える。

 

 

俠兵「2ドロー、さらに場に「グランズァ」モンスターがいれば、1ドローか魔星ゾーンから1ドローできる。俺は魔星ゾーンからドローするよ。」

◼️手札0→2→3/魔星ゾーン14→13

 

 

グランズァード破滅ガノンには『グランズァ』の能力がある。「グランズァード」は追加ドローの条件には入らないが、『グランズァ』の能力があれば、カード名に「グランズァ」を含むものとして扱えるのだ。

 

 

俠兵「ダスターゼオンドラゴンの能力で、手札を1枚捨て、ドロップから〈壊星竜 ダスター・ランスドラゴン〉をソウルに入れる。」

◼️手札3→2

 

 

壊星竜 ダスター・ランスドラゴン

ダークネスドラゴンW/スタードラゴンW

ダークスター

サイズ2/攻6000/防6000/打撃1

◼️"闇星の槍"このカードの登場時、君のデッキの上から3枚ドロップに置いて、カードを1枚引く。"闇星の槍"は1ターンに1回だけ発動する。

◼️このカードがソウルにある〈ダークスター〉の打撃力+1!

【貫通】

 

 

ダスターゼオンドラゴン ソウル1→2

 

 

俠兵「アタックフェイズ!」

 

 

ダスターゼオンドラゴン ソウル2

◼️ダスターツインソードドラゴン

(【2回攻撃】)

◼️ダスターランスドラゴン

(ダスターゼオンドラゴン 打撃2→3)

 

 

俠兵「ダスターゼオンドラゴンで流に攻撃、打撃3!」

 

流「うぁぁ!」LP10→7

 

俠兵「ダスターゼオンドラゴンで2回攻撃だ。打撃3」

 

流「スメラギの能力発動!ライフ1払い、デッキから〈甲壁の亀神 どがしら〉を捨て、『神業』発動!」

◼️LP7→6

 

 

甲壁の亀神 どがしら

スタードラゴンW

太陽神

サイズ2/攻4000/防7000/打撃1

◼️【コールコスト】君のデッキの上から1枚をこのカードのソウルに入れて、ゲージ 1払う。

◼️君が【貫通】で3以上受けるダメージを2減らす。

◼️『神業』

相手の攻撃を無効化する。そして君のライフ+1!

 

 

流「攻撃を無効化してライフ+1!さらに「雲間から射す光」の能力で、1チャージ、1ドロー、ライフ+1!」LP6→7→8

◼️手札5→6/ゲージ6→7

 

ーーー

ーーー

 

天音「俠兵君………本当にどうしちゃったの………?」

 

 

天音は流だけではなく、俠兵の事も心配していた。

その時、背にしていた公園の入口から声がする。天音が振り向くと、Aqoursのみんなが息を切らして走って来ていた。

 

 

千歌「ここだ!」

 

天音「え? 鞠莉ちゃん、千歌ちゃん達も………」

 

鞠莉「あら、天音ちゃん!」

 

天音「なんでみんなが………」

 

曜「ちょっとね、それよりあのモンスターだよ私達に見えたのは!」

 

梨子「うん!間違いない。」

 

千歌「それに、あのフラッグ………、あのモンスター達が使ってたのと同じだよ!」

 

果南「一昨日に千歌達がファイトしたって奴?」

 

千歌「うん!」

 

ダイヤ「ファイトしてるのは、流さんですか?」

 

天音「うん、ちょっと事情があってね………」

 

ーーー

ーーー

 

俠兵「ふっ………、魔星龍王 グランズァード破滅ガノンで、流に攻撃! 攻撃時に俺のライフ+3だ。」LP2→5

 

 

ガノンの背中にある銃砲が稼働しガノンの肩に装備される、そして2つの銃砲から巨大なビームが放たれる。

 

 

流「うわぁぁ!」LP8→6

 

 

巨大なビームが流に直撃する。そして流に強い衝撃と痛みが走る!

 

 

流「ぐぅ………痛った………、何だ、この衝撃は?」

 

俠兵「グランズァード破滅ガノンで2回攻撃だ!攻撃時にライフ+3!」LP5→8

 

 

再び銃砲から巨大なビームが放たれる。

 

 

流「うぁぁぁぁ!」LP6→4

 

俠兵「まだ終わらない。グランズァード破滅ガノンで3回攻撃!ライフ+3!」LP8→11

 

ガノン『ぐうおぉぉぉぉお!』

 

 

ガノンは咆哮し、口からも巨大なビームを放つ!

 

 

流「ぐわぁぁぁ!!」LP4→2

 

 

流は吹き飛ばされ、地に倒れる………

 

ーーー

ーーー

 

天音「流君!!」

 

果南「なんて強力な攻撃………」

 

花丸「しかも、相手の人の2だったライフが11に回復したずら。」

 

ーーー

ーーー

 

流「ぐぅ………ぅぅ………!」

 

俠兵「流、俺が恐ろしいかい?」

 

流「え………?」

 

俠兵「俺は、生まれ持ったこの力のせいでずっと周りから恐れられて来た。もちろん自分自身もこの力が恐かった。」

 

流「………………」

 

俠兵「俺はこの力を忌み嫌い、そして呪った。」

 

流「俠兵………」

 

俠兵「だが俺はガノンと出会い、この力にも意味があると知った。」

 

流「その意味って言うのが、屈服とか支配するとかって奴か!」

 

俠兵「違うそれは使い方だよ。俺の力は"王"にふさわしいとガノンは言った。だから俺は決めたんだ。だからもう我慢はしない、この力を使って俺は"王"となる。ってね。」

 

流「なんだよ、それ………"王"になる為なら、その力で人を手下みたいに、好きに扱っていいと思っているのか⁉︎ 」

 

俠兵「君が言ったんだろ流………"自分の力に自信を持て"ってさ。」

 

流「…………っ⁉︎」

 

ガノン『少し話しすぎだぞ、俠兵………』

 

俠兵「ごめん。でも彼には話しておきたかったんだよ。友達だからね。」

 

ガノン『ふぅむ………』

 

俠兵「ふふふ、ターンエンドだ。が、グランズァード破滅ガノンのさらなる能力発動、相手のモンスター2枚までを破壊する。スメラギを破壊だ!」

◼️手札2/ゲージ2/魔星ゾーン13/LP11

 

ガノン『散れ………!』

 

流「ソウルガードだ!」

 

 

ガノンは爪のガントレットでスメラギを切り裂く!

 

 

スメラギ 破壊!

【ソウルガード】ソウル2→1

 

 

流「くそっ………何だって言うんだ………俠兵、お前本当にどうしたって言うんだよ………!」

 

スメラギ『くぅーーん………(流………)』

 

流「僕のせい、だって言うのか………?」

 

 

流は、酷くショックを受けた。まさか、俠兵を元気付ける為に言った言葉が、今の俠兵へと変えてしまったのかもしれない………と。

 

 

流「もし僕の言葉が俠兵を変えてしまったって言うんなら………、僕は………」

 

 

流はバディヴィジョンを自ら解除しようとする………ファイトの途中でバディヴィジョンを解除すると言う事は、降参(サレンダー)するも同じ事になる。それはつまり流は負け、俠兵の条件通り俠兵の傘下に入ると言う事にもなるのだ………

 

 

『それで良いのか、流………?』

 

 

だがその時、流の耳に声が聞こえる。

 

 

流「え………?」

 

『お前は、ここで諦めていいのか?』

 

流「この声は………、まさか………」

 

スメラギ『あおぉーーーーーーん!!!』

 

 

その時、スメラギが咆哮し裏向きだった背中の青銅鏡が表を向く。すると青銅鏡が輝き、中から真紅の竜人が現れた。その姿に、流は涙を浮かべる。

 

その竜人は、短い間でも流と絆を結び、共に戦い、そして自らを犠牲にして流や多くの人々を救った、かつての流のバディ………

 

 

流「グ、リム………?」

 

グリム『久しぶりだな、流。』

 

流「グリム………良かった、また会えて!」

 

グリム『ああ、だが感動の再会はまた後だ、今はこのファイトに勝つぞ。』

 

流「で、でも……僕は………」

 

グリム『流、我はスメラギを通して今の現状は分かっているつもりだ。奴はお前の"友達"なんだろ? ならばやる事は1つだ。このファイトに勝利し、奴の目を覚まさせる。』

 

流「………!」

 

グリム『話しを聞いていれば分かるはずだ。俠兵が変わったのは何故なのか、変わってしまった原因は何か。』

 

流「変わった原因………」

 

 

流は気づいた。俠兵が変わった原因かどうかは分からないが、さっきから俠兵が言っていた。もしかしたら………

 

 

流「ガノン………、あのモンスターと出会ってから俠兵は"力の意味" とか "使い方"とか言っていた。」

 

グリム『ならばそれが答えだ。このファイト勝つぞ。』

 

流「うん! 僕のターン、ドロー!チャージ&ドロー!」

◼️手札6→7/ゲージ7→8

 

 

その時、ドローしたカードが光を放つ。

 

 

流「久々に行くぞ!グリム!」

 

グリム『ああ!』

 

流「ゲージ2払い、【ファイナライズ】‼︎」

◼️手札7→6/ゲージ8→6

 

流「導きの光よ、煌めきよ、紅き流星の鼓動と共に、今再び真紅の竜と我が身よ(まじ)われ! 〈光導流星 グリム〉」

 

 

光導流星 グリム

スタードラゴンW

太陽神

サイズ2/攻7000/防5000/打撃2

◼️【コールコスト】ゲージ2払う。

◼️君の場のモンスターとアイテムは、相手の効果で破壊されない。

◼️君のアタックフェイズ開始時、君のドロップにある〈太陽神〉3枚を君のデッキの下に戻してよい。そうしたらこのターン中、攻撃した〈太陽神〉全ては、相手の場のカード全てと相手に攻撃する。

【ファイナライズ】(ゲージ2払う。)

 

 

流はグリムと同化し、身体は紅い竜の鱗に覆われ、紅い竜人のような見た目に変わる。そして全身に紅いオーラを放つ。

 

 

流「久しぶりだな、この感じ………」

 

グリム『流よ、感動するのも後だ。』

 

流「うん。 スメラギの能力発動! ライフ1払い、デッキから〈炎の猿神 えんてい〉を捨て、グリムの攻撃力+3000/打撃+1!そしてガノンの防御力をー3000!」

 

 

グリム

攻7000→10000/打撃2→3

 

グランズァード破滅ガノン

防10000→7000

 

 

流「さらに「雲間から射す光」の能力で1チャージ、1ドロー、ライフ+1!」LP2→3

◼️手札6→7/ゲージ6→7

 

流「さらに手札から〈水の蛇神 くちなわ〉を捨て、能力発動! 」

◼️手札7→6

 

 

水の蛇神 くちなわ

スタードラゴンW

太陽神

サイズ2/攻3000/防1000/打撃2

◼️【起動】君の手札からこのカードを捨てて、ゲージ 1払ってよい。払ったら、君の場の〈太陽神〉1枚は【2回攻撃】を得て、打撃力+1!

◼️『神業』

君が次に受けるダメージを0に減らして、君のデッキの上から1枚をゲージに置く。

 

 

流「スメラギの打撃力+1して【2回攻撃】を与える。さらにもう1枚〈水の蛇神 くちなわ〉を捨て、グリムの打撃力+1して【2回攻撃】を得る!」

◼️手札6→5

 

 

スメラギ

打撃1→2

【2回攻撃】

 

グリム

打撃2→3

【2回攻撃】

 

 

流「アタックフェイズ!この時、グリムの能力発動!ドロップの〈太陽神〉を3枚デッキの下に戻す!」

 

 

デッキボトムに戻したカード

◼️炎の猿神 えんてい

◼️水の蛇神 くちなわ

◼️剣の鼠神 はりやま

 

 

 

流「バトル!スメラギで攻撃!グリムの能力で全てのモンスターとファイターに同時に攻撃できる!」

 

俠兵「何⁉︎」

 

 

スメラギ

攻6000

打撃2

 

グランズァード破滅ガノン

防7000

 

ダスターゼオンドラゴン

防7000

 

 

俠兵「ぐぅ!」LP 11→9

 

 

スメラギの攻撃力では、2体のモンスターの防御力には及ばず、破壊には至らないが、グリムの能力でファイターにも同時攻撃が可能になっている。つまり擬似的な"潜影"である。

 

 

流「スメラギの2回攻撃!打撃2!」

 

俠兵「ぐぁぁ!」LP9→7

 

流「グリムで攻撃!自身の能力で全体攻撃だ!」

 

俠兵「ガノンとダスターゼオンのソウルガードだ!!!」

 

 

グリム

攻7000

 

グランズァード破滅ガノン 撃破!

防7000

【ソウルガード】ソウル3→2

 

ダスターゼオンドラゴン 撃破!

防7000

【ソウルガード】ソウル2→1

 

 

流「グリムの打撃は3だ!」

 

俠兵「うがぁ!」LP7→4

 

流「グリムで2回攻撃!打撃3!」

 

俠兵「ソウルガードだ!」

 

 

グランズァード破滅ガノン 撃破!

【ソウルガード】ソウル2→1

 

ダスターゼオンドラゴン 撃破!

【ソウルガード】ソウル1→0

 

 

俠兵「ぐぁぁぁぁ!!」LP4→1

 

グリム『まだだ!決めるぞ流!』

 

流「キャスト!〈煌ノ光:陽のざんしょう〉」

◼️手札5→4

 

 

煌ノ光:陽のざんしょう

スタードラゴンW

太陽神

◼️【対抗】次の2つから1つ選んで使える。「煌ノ光:陽のざんしょう」は1ターンに1回だけ使える。

・君の場の〈太陽神〉1枚をスタンドする。

・君のライフ+3!

 

 

流「グリムをスタンド! 3回目の攻撃!」

 

俠兵「くっ………!」

 

ガノン『俠兵よ、"王"に敗北は許されんぞ。』

 

俠兵「分かっている、キャスト!〈魔星龍技:グランズ・リバースディスト〉」

◼️手札2→1/ゲージ2→0

 

 

魔星龍技:グランズ・リバースディスト

魔星龍域

◼️相手のターン中、君のカード名に「グランズァ」を含むモンスターのバトル中に使える。

◼️【使用コスト】ゲージ2払う。

◼️【対抗】そのモンスター1枚の破壊を無効化する。その後、バトルしているカード名に「グランズァ」を含むモンスターがバトルしているなら、バトルしているお互いのモンスターのサイズを比べ、君のモンスターのサイズが相手のモンスターのサイズより多いなら、その数値の差だけお互いにダメージ!!!「魔星龍技:グランズリバースディスト」は1ターンに1回だけ使える。

 

 

グリムの攻撃は全体攻撃、つまりモンスターとファイターに同時に攻撃している状態だ。もちろんガノンともバトルしている事になる。

 

 

俠兵「このバトル中ガノンは破壊されない。そしてカード名に「グランズァ」を含むモンスターとバトルしているモンスター同士………、ガノンとグリムのサイズを比べ、こちらのサイズが多かった数値の差だけお互いにダメージを受ける。」

 

ーーー

ーーー

 

ルビィ「えっと、どういう事?」

 

ダイヤ「バトルしているガノンのサイズは5、そしてグリムのサイズは2です。つまり、5ー2の数値分、お互いにダメージを受ける。と言う事ですわ。」

 

天音「5ー2は3………」

 

ーーー

ーーー

 

俠兵「"王"に敗北は許されない………、ガノンとグリムのサイズの差は3………、よって、お互いに3ダメージを受ける!」

 

 

グリムとガノンが衝突したエネルギーがお互いを巻き込み大爆発を起こす!

 

 

流「うわぁぁぁぁぁぁぁ!!」LP2→0

 

俠兵「ぐわぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」LP1→0

 

 

ーーー

ーーー

 

 

俠兵「今回は引き分けだな。惜しいが、勝利したわけでもないし、今日は君を諦めるよ。けど、いつか必ず俺は君をファイトで倒す。そして、君と共に"王"の道を歩むんだ。」

 

流「…………悪いな俠兵、僕もファイトに負ける気はない。必ず君を倒して、お前を止める。」

 

俠兵「そう、なら今日から俺達は、友達のままでも敵同士だ。」

 

流「うん。」

 

俠兵「………それじゃあ。」

 

 

俠兵は流に別れを告げ、ガノンと共に去って行った。

 

 

 

 




今回も感想を是非‼︎


ーーー次回予告ーーー

俠兵と違えた喪失感がありながら、流は2つの再会を果たす。
かつてのバディ、レッドグリムとAqours………
そして、俠兵との別れと2つの再会が、新たなる戦いの幕開けとなる。

次回『ガノンの目的』


注)内容が思いつかないんでサブタイトルと内容が別になる可能性があります。


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ガノンの目的

前回の『バディファイトLoveLive!サンシャイン‼︎』

 

 

流と天音が出会った少年、紫ノ咲 俠兵は異質な力を持っていた。

3日ぶりに会った俠兵は、ガノンとバディを組んだ事で変わってしまっていた。

 

流は俠兵とガノンの強大な力に圧倒されるが、そのピンチにかつてのバディ、レッドグリムが現れる。

 

ーーー

ーーー

 

とある廃墟

 

 

流とのファイトを終えた俠兵は、とある廃墟に来ていた。

そこには俠兵以外に、6人程の人が集まっていた。

 

 

「おかえりなさいませ。」

 

 

6人は一斉に俠兵にひざまづき、俠兵は突然の歓迎の言葉に戸惑いながらもあらかじめ準備されていたであろう高価な椅子に腰掛ける。

 

すると、ゴスロリで左目に眼帯をしている少女「綾峰 アルナ」が5人より前に出て俠兵にひざまずき俠兵を見上げる。

 

 

アルナ「ガノン様、ついに人間としての依り代(よりしろ)を得られたのですね。」

 

ガノン『うむ。皆、待たせたな。』

 

アルナ「いいえ。」

 

俠兵「ガノン、彼女達は?」

 

ガノン『皆、お前を"王"へと導く為に集まった家臣達だ。』

 

俠兵「言わば仲間って事か。よろしく、みんな。」

 

6人「は!My Lord(マイ ロード)(我が王)」

 

アルナ「して、これからどうします?」

 

俠兵「その前に………ガノン、なんで君は彼女達を集めてまで俺を"王"にしたいんだ? お前の目的は………?」

 

 

ガノンは少しの沈黙の後、口を開く。

 

 

ガノン『我の目的は………我を永い眠りに落とし、封印した神々への復讐だ。』

 

俠兵「復讐?」

 

ガノン『かつての光の神々は、我の力が今以上に強大になる事を恐れ、不意打ちまがいに我の力を封じ込め、そして我を封印したのだ。』

 

俠兵「………………」

 

ガノン『よいか俠兵、強大な力を持つ者は必ず恐れられ、虐げられ、拒絶される。我もお前と同じだ。強大な力を持つが故に、光の神々はそれを恐れ、迅速に我を排除した。奴らもまた、低俗なる存在だったのだ。』

 

俠兵「ガノン………」

 

ガノン『俠兵、我がお前をバディに選んだのは、かつての我の姿をお前に見たからだ。恐れられ、虐げられ、拒絶されるお前の中にはたしかな怒りと憎悪が渦巻いていた。かつての我のように、お前には絶対的な"王"の資質を見たのだ………。俠兵よ、今一度お前に頼む。我のバディとして、我と共にこの世を支配する"王"となるがいい。』

 

俠兵「………ああ、分かった。俺はなるよ、ガノンと、そしてこの場に集まったみんなと共に、全てを屈服させ、支配する"王"になる。」

 

アルナ「ガノン様、俠兵様、私達も力添えをいたします。 新たなる王の生誕に………」

 

俠兵「ああ。」

 

アルナ「して、これからどう動きましょう?」

 

ガノン『まずは戦力の増強だ。全てのワールドに赴き、そのワールドのモンスター達を魔星モンスター化させる。』

 

6人「はっ!」

 

 

ーーー

ーーー

 

十千万………

 

 

流と天音は今、高海千歌の実家である旅館「十千万」に来ていた。テーブルの周りにはAqoursのみんなも揃っている。

 

 

流「………」

 

天音「………」

 

志満「みんな〜お茶が入ったわよ。」

 

Aqours「ありがとうございます。」

 

流/天音「ありがとうございます。」

 

 

流と天音が「十千万」に呼ばれたのは、つい先日の事だった。

 

 

ーーー

ーーー回想ーーー

 

俠兵とのファイトが終わった後、流はかつてのバディ、レッドグリムとの再会を喜んでいた。

 

 

流「グリム」

 

グリム『心配をかけたな、すまなかった。』

 

流「謝らなくいいさ。生きていてくれてよかった。」

 

グリム『流………また、お前と会える時が来るとはな。』

 

流「そうだな。でもお前、あんな爆破に巻き込まれて、よく行きてたな。」

 

 

グリムは以前、流や天音、Aqours、静岡県の人全員を守る為に、時限爆弾と化したIAと共に宇宙へと上がり、そしてIAの大爆発に巻き込まれて散ったのだ。

 

 

グリム『確かに………我はあの大爆発に巻き込まれ、我の身体はバラバラになり宇宙をさまよっていた。………あれだけの爆発で死にきれなかった自分を心底恨みたくなるほどの耐えがたい苦痛と共に。』

 

流「………グリム」

 

グリム『だがその時だ。我の意識を、魂を丸ごと包み込むような、眩く暖かい光に………スメラギに出会ったのは。』

 

スメラギ『わんっ!はっはっはっ』

 

流「スメラギに?」

 

グリム『ああ。スメラギは我の苦痛を消し、そして生かしてくれた。その代わり、我は〈太陽神〉のモンスターとして、スメラギと共にある事を運命づけられた。』

 

スメラギ『わん!』

 

流「けど、どうしてスメラギの青銅鏡から?」

 

グリム『スメラギによって〈太陽神〉の力を与えられた我は、スメラギの青銅鏡の中で、バラバラになった身体の再生を待っていたのだ。その間にスメラギは流と出会い、我はスメラギの青銅鏡の中でお前の声をずっと聞いていた。そして身体の再生が完了して外に出てみれば、とんでもない相手とのファイトの途中だったわけだが………』

 

 

流「ああ………、なあグリム、また僕とバディを組もう。」

 

 

流の申し出に、グリムは少し悩む素ぶりを見せる。だが、グリムは決意したように答えを返す。

 

 

グリム『流………、悪いが、バディは今まで通りスメラギと組んでやってくれ。』

 

流「っ⁉︎ どうして………」

 

グリム『言ったはずだ流、我はスメラギに〈太陽神〉の力を与えられた、と。スメラギは言わば我々の主のような存在だ。スメラギの力が無ければ〈太陽神〉としての我々は力を発揮できない。頼む、スメラギをバディのままにしてやってくれ。』

 

スメラギ『くぅ〜〜ん………』

 

 

グリムの言葉に流は少しの戸惑いを感じる。だが、それがグリムの考えで答えなら、流はそれに従うことにした。

 

 

流「分かったよ。これからもよろしくな、スメラギ。」

 

 

流はスメラギの頭を優しく撫でる。

 

 

スメラギ『わん!』

 

天音「流君、グリム!」

 

流「天音、それに千歌ちゃん? みんなも!」

 

千歌「久しぶりだね。流君!」

 

流「みんなどうして? ってかいつの間に?」

 

 

流は俠兵とのファイトに必死で、Aqoursが現場に来ていた事に気づいていなかった。

 

 

梨子「やっぱり気づいてなかったんだ。」

 

流「ごめん、それよりみんな、どうしてここに?」

 

千歌「あ、うん、少し嫌な予感がして………」

 

曜「来てみたら流君がファイトしてたから。」

 

流「そうか。」

 

ダイヤ「どうやらグリムさんも、生きて戻って来たようですね。」

 

グリム『うむ。みんな、心配をかけた。』

 

スメラギ『わん!』

 

ルビィ「ぴぎぃ!わ、わんちゃん………」

 

流「大丈夫だよ。こう見えてスメラギは優しくておとなしいから。」

 

 

スメラギはゆっくりルビィに近づいて、鼻でルビィの指を押し上げ、手にすりすりする。ルビィは恐る恐るスメラギの頭を撫でると、スメラギは安心したように座り込む。

 

 

スメラギ『くぅ〜〜ん』

 

ルビィ「ほんとだ! 大人しくて優しいね。」

 

花丸「まるも触るずら!」

 

善子「まったく、あんた達は………」

 

花丸「善子ちゃんも触ってみるずら」

 

善子「仕方ないわね………」

 

スメラギ「くぅ〜〜〜ん」

 

善子「な、何よ………中々かわいいじゃない!」

 

善子「リリーも触ってみる?」

 

梨子「私は、え、遠慮しとくわ」

 

ダイヤ「それよりも、さっきファイトしていた相手ですが………」

 

曜「あ、そうだ! あの嫌な感じのフラッグを使ってた人って!」

 

流「ああ、あいつは紫ノ咲 俠兵だよ。 あんな歪んだ考えの奴じゃなかったんだけどな………」

 

千歌「実はね、私と曜ちゃんと梨子ちゃんもあのフラッグを使うモンスターと戦ったんだ。2日前に。」

 

流「そうなのか⁉︎」

 

曜「うん。」

 

流「みんな勝ったんだよな?」

 

梨子「まぁ、勝ったんだけど………」

 

 

千歌達3人は、負けたモンスター達が『魔星龍域』に吸い込まれて消失してしまうのを思い出して、後味の悪さを感じる………

 

 

天音「千歌ちゃん?」

 

千歌「あ、そうだ! 流君、天音ちゃん、明日って暇ある?」

 

流「え? まぁ、特に何も無いけど」

 

天音「私も、明日は休みかな。」

 

千歌「なら明日、千歌の家に来れる?」

 

天音「千歌ちゃんのお家に?」

 

千歌「うん! 詳しい話しは明日しようと思って。」

 

流「別にいいけど、僕達は千歌ちゃんの家なんて知らないぞ?」

 

鞠莉「大丈夫よ。明日、私が千歌っちの家まで送って行くわ。」

 

 

ーーー回想 了ーーー

ーーー

 

そして当日、鞠莉は流と天音をリムジンに乗せて、千歌の実家である「十千万」に送ってくれたのである。

 

 

千歌「ねえ、志満姉」

 

志満「ん?どうしたの?」

 

千歌「今、エンデュミアスさんに変われる?」

 

志満「え? エンデュミアスに?」

 

千歌「うん。ちょっと話したい事があって………」

 

志満「う〜ん、ちょっと待ってて。」

 

 

すると志満はエンデュミアスのカードを取り出し、目を瞑る。30秒くらい経って、志満の身体が薄く光り目を開ける。すると………

 

 

志満(エンデュミアス)『私にご用とはなんでしょう。みなさん。』

 

流「? なんか、雰囲気変わったか?」

 

天音「私にもなんとなく分かるかも」

 

志満『おや? そちらのお2人はお初ですね。私は千歌ちゃんの姉、高海志満のバディ、「武装竜帝 エンデュミアス」と申します。』

 

流「あ、星野 流です………」

 

天音「響 天音です。」

 

志満『流君に天音ちゃん………覚えました。』

 

千歌「あの、エンデュミアスさん、聞きたい事があるんですけど。」

 

志満『皆まで言わずとも承知しています。』

 

 

志満(エンデュミアス)は外を眺め、禍々しい黄黒いオーラを放つ巨大な球体を見つめる。

 

 

志満『アレの事を聞きたいのでしょう?』

 

ダイヤ「はい。その通りですわ」

 

梨子「それと、私達が戦ったあのフラッグ………」

 

流「『魔星龍域』についても聞きたい!」

 

志満『………………話してみてください。』

 

 

千歌、曜、梨子と、流は自分達がファイトした相手と、謎のフラッグを目の当たりにした事を話した。

 

 

志満『謎のフラッグ………に、謎のモンスター………ですか。』

 

 

エンデュミアスは目を閉じ思考を凝らす………

 

 

志満『申し訳ありませんが、魔星龍の事は過去に2〜3度聞いた事がある程度で、あまり詳しい事は分かりません。』

 

梨子「そう、ですか………」

 

志満『………そうです。』

 

 

エンデュミアスがしばらく悩んだ後、何かを思いついたように、パンッと手を合わせる

 

 

志満『みなさん、ドラゴンワールドに行きませんか?』

 

Aqours「………………」

 

 

エンデュミアスの突然の提案に、一同しばらく沈黙する………

 

 

Aqours「ええ⁉︎」

 

流「ドラゴンワールドに行けるんですか!」

 

志満『はい。実はこれから、全てのワールドの代表が集まる会席があるのです。もしかしたら、彼らの中に『魔星』について何か知っている者がいるのではないかと。』

 

果南「なるほど〜」

 

ダイヤ「ですがそれは、人間の私達が行ってよろしいものなのですか?」

 

志満『問題はありません。会議長の私が良いと言っているのですから。』

 

善子「なかなか傲慢ね………」

 

曜「でも、魔星龍の事を知るには一番良いのかも。」

 

千歌「うん、行こう。ドラゴンワールドに!」

 

 

みんながドラゴンワールドに行く決意をした時、天音のスマホが鳴る。

 

 

天音「あ、ごめんね、マネージャーからだ。ちょっと出てくるね。」

 

 

天音はそう言って座敷部屋を後にした。

 

 

花丸「それで、ドラゴンワールドにはどうやって行くずら?」

 

志満『私がドラゴンワールドへのゲートを開きます。みなさんは私の後をついて来てください。』

 

鞠莉「ドラゴンワールド、どんな所か楽しみね!」

 

ダイヤ「鞠莉さん、遊びに行くのではないのですよ!」

 

果南「まあまあダイヤ、ドラゴンワールドなんて行く事なんて無いんだから、少しは楽しみでもいいんじゃない?」

 

ダイヤ「………まったく、ハメを外さない程度にお願いします。」

 

鞠莉「OK〜〜!」

 

 

すると電話を終えて天音が戻って来た。

 

 

天音「みんなごめん! 今から仕事が入っちゃって。」

 

千歌「あ、そうなの?」

 

天音「本当にごめんなさい!」

 

梨子「ううん、良いよ。お仕事の方が大事だと思うし。」

 

流「仕事、頑張れよ天音。」

 

天音「うん。流君とみんなも気をつけてね。」

 

 

そう言って天音は早足で十千万を後にした。

 

 

志満『では、そろそろ行きましょう。』

 

 

そしてみんな外に出て、志満の中からエンデュミアスが離れて実体化する。

 

 

エンデュミアス『では志満、私達はドラゴンワールドへ行ってきます。』

 

志満「ええ。千歌ちゃん、みんな、気をつけてね。」

 

千歌「うん志満姉、いってきます!」

 

Aqours/流「いってきます!」

 

 

そしてエンデュミアスはゲートを開き、皆エンデュミアスの後をついて行った。

 

ーーー

ーーー

 

エンデュミアスと共にゲートをくぐると、林道に出ていた。

 

 

ルビィ「ここがドラゴンワールド?」

 

善子「何よ、林道じゃない」

 

エンデュミアス『いいえ、ここはただの林ではありません。これは、カモフラージュです。』

 

 

そう言うと、エンデュミアスは聞き取れないくらいの早口で呪文を詠唱する。すると景色がガラリと変わり、10人の目の前に巨大な都市が現れた。

 

その異世界モノのアニメで見るような景色、光景に一同驚く。

 

 

果南「な、何これ⁉︎」

 

鞠莉「Oh berry ビューティフォー!」

 

ダイヤ「このような大きな都市は初めて見ました………」

 

花丸「未来ずら〜〜〜〜!!」

 

曜「あ、見てみんな、街の中のモンスター!」

 

 

曜が指摘したモンスターをみんな見る。するとドラゴンワールドには絶対に居ないはずのモンスターが何体か歩いていた。

 

 

鞠莉「あれは、ガウェイン⁉︎ レジェンドワールドのモンスターよ。」

 

善子「デンジャーワールドのアーマナイトミノタウロスも歩いてるじゃない!」

 

千歌「他のワールドのモンスターが、なんで?」

 

エンデュミアス『この都市は「帝都」です。この街では全てのワールド間での垣根を取り払い、まざまざなモンスター達が共存できる都市になっているのです。もちろんドラゴンワールドのみならず、全てのワールドにこの「帝都」は存在しています。』

 

梨子「へ〜〜、なんか良いなぁ、そういうの。」

 

千歌「うん!」

 

エンデュミアス『では、そろそろ移動しましょう。全帝会議に遅れます。』

 

 

エンデュミアスの力千歌達の身体が宙に浮き、そのまま帝都の巨大教会塔まで移動する。

 

ーーー

ーーー

 

エンデュミアスとAqoursと流が教会塔の中に入り、大きな会議室に通される。そこには、全てのワールドから代表が会議室に集まっていた。

 

 

エンデュミアス『お待たせいたしました。』

ドラゴンワールド (みかど)代表「武装竜帝 エンデュミアス」

 

 

『まったくだぜ、議長さんよぉ。』

デンジャーワールド (みかど)代表「大重装武帝 ターミネイトラー」

 

 

『気にしなくても構いませんよ、会議の開始まではまだ時間は余ってますから。』

マジックワールド (みかど)代表「大25代魔導帝 ソロモン:シャルディー」

 

 

『ああ、そこの武器倉庫バカは、横暴で待つ事もできない輩ですからね。』

ダンジョンワールド (みかど)代表「魔勇帝 イグラス」

 

 

ターミネイトラー『ああ? 誰が武器倉庫バカだって⁉︎ おおう!』

 

『止めないか君達。帝たる威厳が台無しになるぞ。』

ヒーローワールド (みかど)代表「英雄大帝 ガイナ」

 

 

『まったくもって見苦しい………これだからオス共は。』

レジェンドワールド (みかど)代表「剣聖騎女帝 リディナ」

 

 

『………………』

エンシェントワールド (みかど)代表「光覇竜帝 ガンズァス」

 

 

『相変わらず賑やかな事よ、愉快愉快!』

カタナワールド (みかど)代表「仙忍帝 蓮月」

 

 

『少しは黙れお前達。』

スタードラゴンワールド (みかど)代表「流星帝 メテオ・ディスター」

 

 

『お前らの戯言などどうでもよい。それよりもエンデュミアスよ。なぜこの(みかど)会議の場に人間達が居るのだ!』

ダークネスドラゴンワールド (みかど)代表「黒竜帝 ダルガード」

 

エンデュミアス『彼女達は私が招き入れました。どうやら今、人間達の世界ではとんでもない事態が起きてるようです。』

 

ターミネイトラー『とんでもねー事態? なんだそら?』

 

ディスター『人間の事より、全員揃ったなら会議を始めるぞ。』

 

エンデュミアス『いいえ、今回の会議は、彼女達の話の後に致しましょう。千歌ちゃん。』

 

千歌「はい、あの、私達は皆さんに聞きたい事があって来ました。」

 

リディナ『聞きたい事? 言ってみなさい。』

 

千歌「はい。私達、魔星龍について聞きたいんです!」

 

ガンズァス『魔星龍………だと?』

 

エンデュミアス『みなさんも、名前だけは聞いた事があるのでは?』

 

ターミネイトラー『たしかに、聞き覚えがあるような、無いような………』

 

流「それと、「ガノン」ってモンスターの事も知りたい!」

 

 

「ガノン」その名を聞いた時、1体のモンスターが大きく反応した。

 

 

ディスター『っ⁉︎ ガノンだと⁉︎ 今ガノンと言ったのか⁉︎』

 

流「え? は、はい………。」

 

エンデュミアス『何か知っておられますね。』

 

ディスター『まあな………』

 

ダイヤ「お願いします、私達にお聞かせください。」

 

ディスター『………………』

 

 

メテオディスターは何か躊躇するように黙るが、静かに重い口を開いた………

 




今回も感想を是非‼︎

今回はサブタイと話しの内容合ってないかもしれない………てか合ってないよね。


ーーー次回予告ーーー

メテオ・ディスターが語るのは、過去に起きた『魔星龍』との戦いの歴史………、だがその事実は遠く、もはやおとぎ話と呼ばれるほど古い古い過去の話しだった。

次回『魔星龍の歴史』

ーーー

先に言っておくと、次回のお話しは短くなるかもしれません。


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魔星龍の歴史

先に言っときます。
今回は超短いです。


前回の『バディファイトLoveLive!サンシャイン‼︎』

 

エンデュミアスに導かれ、ドラゴンワールドへとやって来たAqoursと流………。

 

全ワールドから会議の為に集まった帝代表達に「魔星龍」の事を聞き出そうとする。

 

ーーー

ーーー

 

ドラゴンワールド「帝都」教会塔………

 

 

千歌と流は、帝代表達に魔星龍の事を教えてほしいとお願いする。

 

 

千歌「私達、魔星龍について聞きたいんです!」

 

ガンズァス『魔星龍………だと?』

 

エンデュミアス『みなさんも、名前だけは聞いた事があるのでは?』

 

ターミネイトラー『たしかに、聞き覚えがあるような、無いような………』

 

流「それと、「ガノン」ってモンスターの事も知りたい!」

 

 

「ガノン」その名を聞いた時、1体のモンスターが大きく反応した。

 

 

ディスター『っ⁉︎ ガノンだと⁉︎ 今ガノンと言ったのか⁉︎』

 

流「え? は、はい………。」

 

エンデュミアス『何か知っておられますね。』

 

ディスター『まあな………』

 

ダイヤ「お願いします、私達にお聞かせください。」

 

ディスター『………………』

 

 

メテオディスターは何か躊躇するように黙るが、静かに重い口を開いた………

 

ーーー

ーーー

 

あれはまだ「混沌の創造神 ゼム」が誕生して間もない時だ。ゼムは光の神々と闇の神々を生み出し、存亡をかけて争わせていた。

 

その闇の神々の勢力の1体として生み出されたのが「魔星龍王 グランズァード・破滅・ガノン」だった。ガノンは名に"王"を冠しているが、その力も実力も高く、神となるには充分な資質を持っていた。

 

ガノンの戦い方は独特なものだった。

 

光の神々と闇の神々が生み出したモンスター達に自分の魔星龍の力を埋め込み、魔星モンスターへと変貌させて戦わせていたのだ。

 

ガノンはその能力を用いて、いくつものモンスターを魔星モンスター化し、いくつもの星々を滅ぼした。そして自分の支配下に置いた。延いては、ガノンの主人だった神や、ガノンより力の及ばない神すらも屈服させ、魔星モンスターとして操っていた。

 

ガノンが闇の神と呼ばれるようになるまでは時間の問題だった。

 

ガノンが操っていた魔星モンスターは、光と闇関係なく戦いを続け、その横暴さと見境なく振り回す力に見切りをつけた混沌の創造神ゼムは、光の神々に魔星モンスターの殲滅と、ガノンの抹殺を命じた。

 

神々にとって、自分達を生み出した親でもある混沌の創造神ゼムの命令は、光も闇も関係なく絶対だった。

 

そして、グランズァード破滅ガノン率いる魔星軍と光と闇の神々による殲滅戦争が起こった。

 

ガノンの魔星モンスターの勢力には、かつて光の神だった者と闇の神だった者、その家臣だった者達も居た為、魔星モンスターの殲滅にはかなりの手間がかかった。

 

ついに神々はガノンに辿り着くには至らなかった。

 

ーーー

ーーー

 

花丸「神様が束になってもダメだったずら⁉︎」

 

梨子「それで、いったいどうしたんですか?」

 

ディスター『うむ………』

 

ーーー

ーーー

 

強大な力で今いる神々を退けたガノンに、寝返るモンスター達が現れ、光と闇の神々とその使いのモンスター達はその数を徐々に減らしていった。ガノンはまさに神に近い存在まで成長、いや、進化していた。

 

そこで、混沌の創造神ゼムは、ガノンの生み出した魔星軍とガノンに対抗する為に、新たな神々を十数体生み出した。

 

それから10年の時を経て、混沌の創造神ゼムから生み出された新たな神々を筆頭に、再び魔星軍との殲滅戦争が始まった。

 

新たに生み出された神々はガノンの支配を完全に受け付けないようになっており、魔星モンスター化したモンスターを魔星侵蝕から開放する事も出来た。

 

新たな神々の力によって、魔星侵蝕から開放されたモンスター達は再びガノンの力を受け付ける事は無く、圧倒的な戦力差はガノンが劣勢になるまで減り、ガノンは次第に追い詰められていった。

 

それでもガノンの抵抗は激しく、十数体の神々は3体、4体と倒れていったが、残った数体の神々はガノンの隙をついて、自らの存在と共にガノンに侵蝕された魔星ごと、ガノンを封印するに至ったのだ。

 

ーーー

ーーー

 

ディスター『これが、スタードラゴンワールドに伝わる、私が先代から聞かされた『魔星龍』の話しだ。」

 

流「俠兵………そんな奴とバディに………」

 

ディスター『だが、これは数千年も前の出来事………、今では古過ぎて、ただのおとぎ話としか思われていないのだがな。』

 

流「けど確かに、魔星は僕達の世界に現れて、俠兵も………実際にガノンをバディにしてる。僕もガノンとファイトした………。」

 

ディスター『そうか………。ガノンが実際に現れたのなら、本当に実話だったのかもしれないな。』

 

ダイヤ「ですが、なぜ今になってそのようなモンスターが現れたのですか?」

 

ディスター『一番考えられるのは、神々の施した封印が数千年という長い時間を経て弱まり、自らの力で改印したのかもしれない。どのような封印にも期限というものがあるからな。』

 

エンデュミアス『ですが、話しを聞いただけもでとんでもないモンスターだということが分かりました。今回の相手は今までとは段違いの脅威となるかも知れませんね。』

 

Aqours「………………」

 

流「………………」

 

 

メテオディスターの話しとエンデュミアスの核心的な発言で、みんなは息を呑み、不安を感じる。確かに、スタードラゴンワールドで伝承になるくらいの恐ろしい相手である事は分かった。

 

 

ターミネイトラー『それよりエンデュミアスよぉ、なんでその人間達を帝会議に呼んでまで肩入れするんだ?』

 

ダルガード『確かに。そこの人間達が魔星龍の事を聞いたとして、いったい何になる? 何が出来るんだ?』

 

エンデュミアス『あまり彼女達をナメない方が良いですよ? 彼女達は、幾度も人間の世界を救って来ました。特にこの3人、千歌ちゃん、曜ちゃん、梨子ちゃんは「ドラゴンフォース」を解放する事が出来るのです。』

 

リディナ『「ドラゴンフォース」を………⁉︎ ならばその3人が、あの太陽神 バルソレイユの生まれ変わりだと言うのか⁉︎』

 

エンデュミアス『はい。』

 

ガンズァス『して? この娘達がどのような者達から人間の世界を救って来たと言うのかね?』

 

エンデュミアス『そうですね………一番最近では闇の神々の1体、「破壊神 アヴロ」を完全に消滅させました。』

 

ガンズァス『ほぉう………。』

 

ターミネイトラー『はははは、面白れーじゃねーか!だったらちょうどいい、俺とファイトしようぜ? そのドラゴンフォースの力を見てみてーんだ。』

 

千歌「え⁉︎」

 

リディナ『それはいい。私も、エンデュミアスが注目するほどのあなた達の実力を見てみたいわ。』

 

 

ターミネイトラーとリディナからオーラが見える。それは千歌、曜、梨子とドラゴンフォースへの興味や注目、そしてファイトへの意欲の現れがオーラとなって見えているのだ。

 

そのオーラに当てられて千歌、曜、梨子は息を呑む………帝と呼ばれるだけあって、プレッシャーで3人だけではなく、流とAqoursの6人にも重圧がのしかかるような感覚になる。

 

 

エンデュミアス『………千歌ちゃん達はどうです? 彼らとのファイト、受けてみますか?』

 

千歌「え?あ、うん!私、ファイトする!」

 

曜「千歌ちゃん………」

 

千歌「だって、こんなに凄いプレッシャー………こんなに強そうな人達とファイトするなんて、なんかワクワクするよ!」

 

梨子「そっか、千歌ちゃんってこういう子だったわね。」

 

曜「うん。なら私達も乗らないとね!」

 

ガンズァス『ならばそのファイト、ワシも参加させてもらおう。』

 

エンデュミアス『では、ファイトステージに移動しましょう。』

 

ーーー

ーーー

 

教会塔 ファイトステージ

 

 

ターミネイトラー『先にこの俺、ターミネイトラーが相手をしてやる。誰でもいいが、かかって来い。』

 

曜「ならこのファイトは私から行く!」

 

千歌「うん、曜ちゃん頑張って!」

 

梨子「気をつけてね!」

 

曜「了解であります!」

 

ターミネイトラー『改めて自己紹介だ。俺はデンジャーワールドの帝、ターミネイトラーだ。』

 

曜「私は渡辺 曜です!」

 

ターミネイトラー『始めるか、曜。』

 

 

 

曜「紫紺の煌めきよ、悔しさと哀しみを漆黒の輝きへと導け!輝きのルミナイズ!〈シャイニングレイ・ダークネス〉」

 

ターミネイトラー『デンジャーワールドの帝たる俺に、ドラゴンフォースの力を見せてみろ!ルミナイズ!〈デストロイド・ウェポンズ〉』

 

 

オープンTHEフラッグ

 

 

曜「ダークネスドラゴンワールド」

◼️手札6/ゲージ2/LP10

 

ターミネイトラー『デンジャーワールド』

◼️手札6/ゲージ2/LP10

 

 

ターミネイトラー『俺のターンからだ。ドロー、チャージ&ドロー!』

◼️手札6→7/ゲージ2→3

 

ターミネイトラー『俺はライフ2払い装備〈武帝斧 バルトサージ〉』

◼️手札7→6/LP10→8

 

 

武帝斧 バルトサージ

デンジャーW

武器/タイラント/ターミネス

攻4000/打撃1

◼️【装備コスト】ライフ2払う。

◼️君の場の〈タイラント〉か〈ターミネス〉のモンスターがレストした時、このターン中、このカードの攻撃力+2000して、打撃力+1!

◼️このカードの攻撃力か打撃力の数値が上がった時、君のライフ+2!この能力は1ターンに2回だけ使える。

【貫通】

 

 

ターミネイトラー『ライトに〈武装鬼 ターミネス・ガーゴル〉をコール!』

◼️手札6→5

 

 

武装鬼 ターミネス・ガーゴル

デンジャーW

ターミネス/タイラント

サイズ1/攻3000/防3000/打撃1

◼️このカードが登場した時、君のライフ+1して、デッキの上から1枚をゲージに置く。

◼️【起動】このカードをレストしてよい。レストしたら、このカードを君の〈ターミネス〉のアイテム1枚のソウルに入れて、君のライフ+1!この能力は1ターンに1回だけ発動する。

 

 

ターミネイトラー『ターミネスガーゴルの登場時、ライフ+1、1チャージだ。』LP8→9

◼️ゲージ3→4

 

ターミネイトラー『ターミネスガーゴルの【起動】! ターミネスガーゴルをレストして、武帝斧バルトサージのソウルに入れて、ライフ+1だ。さらにバルトサージの能力で、俺の〈ターミネス〉のモンスターがレストした時、バルトサージの攻撃力+2000/打撃+1!』LP9→10

 

 

バルトサージ ソウル0→1

攻4000→6000/打撃1→2

 

 

ターミネイトラー『バルトサージのさらなる能力、このカードの攻撃力か打撃力が上昇した時、ライフ+2 だ!』LP10→12

 

ターミネイトラー『アタックフェイズ! バルトサージで曜に攻撃だぁ!打撃2!』

 

 

ターミネイトラーは装備している巨大な斧で曜を斬りつける!

 

 

曜「うわぁぁ!」LP10→8

 

ターミネイトラー『ターンエンドだ!』

◼️手札5/ゲージ4/LP12

 

 

曜「私のターン!ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札6→7/ゲージ2→3

 

曜「ライトに〈逆襲の黒死竜 アビゲール〉をコール!」

◼️手札7→6/ゲージ3→2

 

 

逆襲の黒死竜 アビゲール

サイズ1/攻6000/防1000/打撃2

 

 

曜「レフトに〈風雷の黒死王 アビゲール・テンペスト〉をコール!」

◼️手札6→5/ゲージ2→0

 

 

風雷の黒死王 アビゲール・テンペスト

黒竜

サイズ2/攻7000/防2000/打撃2

◼️【コールコスト】君のデッキの上から2枚をこのカードのソウルに入れて、ゲージ2払う。

◼️君のアタックフェイズ開始時、君の場のカード1枚を破壊してよい。破壊したら、相手の場のモンスターを1枚破壊するか、手札に戻す。さらに相手のデッキの上から3枚ドロップに置き、相手にダメージ2!

◼️君が〈黒竜〉のアイテムを装備していれば、このカードは【移動】と【貫通】を得る。

【2回攻撃】【ソウルガード】/ソウル2

 

 

曜「アタックフェイズ! フェイズ開始時に逆襲のアビゲールを破壊して能力発動!破壊するモンスターは居ないけど、ターミネイトラーさんのデッキから2枚を破棄して、ダメージ2!」

 

ターミネイトラー『ぐぬぅ!』LP12→10

◼️破棄合計 2

 

曜「バトル! アビゲールテンペストでターミネイトラーさんに攻撃!打撃2!」

 

ターミネイトラー『ぐぅ!』LP10→8

 

曜「2回攻撃! ターミネイトラーで攻撃!」

 

ターミネイトラー『ぐぅぅ!』LP8→6

 

曜「ターンエンド!」

◼️手札5/ゲージ0/LP8

 

 

ターミネイトラー『ふん、様子見をしてはみたが………、まだまだこれからってところか。俺のターン、ドロー、チャージ&ドロー!』

◼️手札5→6/ゲージ4→5

 

ーーー

ーーー

 

ダイヤ「さすが"帝"って言ったところですわね。」

 

果南「うん。1ターンでライフ6まで減らされたところで、全く動揺してない。」

 

シャルディー『まぁね。"帝たる者 常に冷静、余裕であれ"だからね。』

 

リディナ『騎軍を束ねる者として、我々のような帝が動揺してしまっては、兵も不安がるからな。』

 

ーーー

ーーー

 

ターミネイトラー『こっからはただの様子見じゃあねーぞ? ライトにバディコール!〈大重装武帝 ターミネイトラー〉』LP6→7

◼️手札6→5/ゲージ5→2

 

 

大重装武帝 ターミネイトラー

デンジャーW

ターミネス/タイラント

サイズ3/攻10000/防6000/打撃2

◼️【コールコスト】ゲージ3払う。

◼️【起動】このカードのソウルが1枚以下の時、ライフ2払ってよい。払ったら、君の手札、デッキ、ドロップにあるアイテムを好きな枚数このカードのソウルに入れてよい。(最大7枚まで)

◼️このカードのソウルにあるアイテム3枚まで裏向きにしてよい。そうしたら、このカードは【X回攻撃】(裏向きにしたソウルの枚数)を得る。この能力は1ターンに1回だけ発動する。

◼️このモンスターが破壊された時、君のライフ+2!

【移動】【ソウルガード】

 

 

曜「凄いプレッシャー………!」

 

ターミネイトラー『こんぐらいでびびるなよ? ターミネイトラーの能力発動!手札、デッキ、ドロップから最大7枚までソウルに入れる。デッキから5枚、ドロップから2枚をソウルに入れる。』

 

 

ターミネイトラー ソウル0→7

◼️牙槍斧 オウガ斬魔 ×2枚

◼️魔槍 闇紡ぎ ×2枚

◼️武帝斧 バルトサージ ×3

 

 

デッキとドロップからソウルに入れたアイテムが実体化して、ターミネイトラーの背中に円陣を組んで浮遊する。そして武器達はゆっくりと回転している。

 

 

ターミネイトラー『さぁ、行くぞぉ!』

 

 




今回も感想を是非‼︎


ーーー次回予告ーーー

ひょんな事から、帝達とファイトする事になった千歌、曜、梨子………最初の相手はデンジャーワールドの帝代表、ターミネイトラー。成り行きで始まったファイトだが、ターミネイトラーの手加減無しの荒々しい猛攻が曜を襲う。

次回『曜 vs デンジャーワールドの帝 ターミネイトラー!』

ーーー
ーーー

久々の宣伝!
今僕がハーメルンで面白いと思っている小説を紹介します。

現在連載中の『神バディファイト 新たなる挑戦』です!

現在のハーメルンでの原作が「神バディファイト」となっている唯一の小説であり、内容は神バディファイトのアニメのその後(完全オリジナルのストーリー)となっています。主人公の未門友牙君と新たな力を得たガルガとの新たなる物語が繰り広げられています。

ユニークで面白い能力のオリカも多数登場しているので、是非読んでみてください!
(これは執筆者からの許可を事前にもらって宣伝しています。)


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曜 vs デンジャーワールドの帝 ターミネイトラー!

前回の『バディファイトLoveLive!サンシャイン‼︎』

 

 

エンデュミアスによってドラゴンワールドの帝都にある教会塔に招かれたAqoursと流。

 

そこで、スタードラゴンワールドの帝である「流星帝 メテオ・ディスター」から"魔星龍"の歴史を知った。

 

そして、ひょんな事から、帝達とファイトする事になった千歌、曜、梨子………最初の相手はデンジャーワールドの帝代表、ターミネイトラーだった。

 

ーーー

ーーー

 

曜 vs ターミネイトラー

 

 

◼️手札5/ゲージ0/LP8

 

レフト:風雷の黒死王 アビゲール・テンペスト

ライト:無し

センター:無し

 

 

ターミネイトラー

◼️手札5/ゲージ2/LP7

 

レフト:無し

ライト:大重装武帝 ターミネイトラー

センター:無し

アイテム:武帝斧 バルトサージ

 

 

武帝斧 バルトサージ

デンジャーW

武器/タイラント/ターミネス

攻4000/打撃1

◼️【装備コスト】ライフ2払う。

◼️君の場の〈タイラント〉か〈ターミネス〉のモンスターがレストした時、このターン中、このカードの攻撃力+2000して、打撃力+1!

◼️このカードの攻撃力か打撃力の数値が上がった時、君のライフ+2!この能力は1ターンに2回だけ使える。

【貫通】

 

 

大重装武帝 ターミネイトラー

デンジャーW

ターミネス/タイラント

サイズ3/攻10000/防6000/打撃2

◼️【コールコスト】ゲージ3払う。

◼️【起動】このカードのソウルが1枚以下の時、ライフ2払ってよい。払ったら、君の手札、デッキ、ドロップにあるアイテムを好きな枚数このカードのソウルに入れてよい。(最大7枚まで)

◼️【起動】このカードのソウルにあるアイテム3枚まで裏向きにしてよい。そうしたら、このカードは【X回攻撃】(裏向きにしたソウルの枚数)を得る。この能力は1ターンに1回だけ発動する。

◼️このモンスターが破壊された時、このカードのソウルが5枚以上なら、君のライフ+2!

【移動】【ソウルガード】/ソウル7

 

 

ターミネイトラー ソウル

◼️牙槍斧 オウガ斬魔 ×2枚

◼️魔槍 闇紡ぎ ×2枚

◼️武帝斧 バルトサージ ×3

 

ーーー

ーーー

 

現在、ターミネイトラーのメインフェイズ

 

 

ターミネイトラー『ターミネイトラーの2つ目の【起動】能力、ソウルのカード3枚を裏向きにする………』

 

 

ターミネイトラーの背後で円陣を組んでいた7本の武器の内、ソウルで裏向きになった武器だけが消える。

 

 

ターミネイトラー『そして俺は【3回攻撃】を得る。』

 

曜「えぇ⁉︎」

 

ターミネイトラー『さぁ、行くぞぉ! アタックフェイズだ。ターミネイトラーで曜に攻撃!打撃2! ターミネイトラーがレストした事で、バルトサージの攻撃力+2000/打撃+1だ!』

 

 

バルトサージ

攻4000→6000

打撃1→2

 

 

背後から消えたアイテム(牙槍斧 オウガ斬魔)がターミネイトラーの手元に現れ、ターミネイトラーはそのアイテムを握り、曜に攻撃する!

 

 

曜「うあぁ!」LP8→6

 

 

攻撃後、「オウガ斬魔」は再び消える。

 

 

ターミネイトラー『2回攻撃だ! 再びバルトサージは強化される!』

 

 

バルトサージ

攻6000→8000

打撃2→3

 

 

次に背後から消えていた「魔槍 闇紡ぎ」を握り、曜を攻撃する!

 

 

曜「くぅぅぅ!」LP6→4

 

曜「キャスト〈ヴァンパイアファング〉2チャージ!」

◼️手札5→4/ゲージ0→2

 

ターミネイトラー『今ゲージを増やしてどうする! ターミネイトラーで3回攻撃だ!』

 

 

バルトサージ

攻8000→10000

打撃3→4

 

 

消えていた「武帝斧 バルトサージ」を握り、曜を斬りつける!

その瞬間、曜の身体が光を放つ!

 

 

曜「私のライフ4以下で、場にアビゲールがいれば………〈ドラゴンフォース"悲悔の型"〉解放‼︎」

◼️手札4→3/ゲージ2→0

 

 

ドラゴンフォース"悲悔の型"

黒竜/悲哀/後悔

攻8000/打撃2

〈解放条件‼︎〉〔君のライフが4以下で、君の場かドロップにカード名に「アビゲール」を含むモンスターがいる。〕

◼️【装備コスト】ゲージ2払う。

◼️このカードは、相手の効果で破壊されず、手札に戻せず、能力は無効化されない。

◼️【対抗】手札のこのカードを【装備コスト】を払って装備できる。装備したターン中、君の場のモンスターは破壊されず、君はダメージを受けない。

◼️お互いのアタックフェイズ開始時、君のドロップから、カード名に「アビゲール」を含む必殺モンスター以外のモンスター1枚までを【コールコスト】を払わずコールできる。さらに相手のデッキを3枚ドロップに置いて、君のライフ+3して、カードを1枚引く。

【2回攻撃】【貫通】

 

 

曜は白紫のオーラを纏い、曜の髪に白紫のメッシュが入る。そして、曜の目からまっすぐに、まるで涙を流しているかのような模様線が浮かび上がる。そして曜の両腕には、白紫の光の鎖が絡み、巻きついている。さらに曜の背中から白紫の光の両翼が生える。

 

曜が少し動くたびに、白紫の粒子が舞う。

 

 

ターミネイトラー『そいつがドラゴンフォースか………、なるほど、なかなかの威圧感だ。』

 

曜「ドラゴンフォースを解放したターン、場のモンスターは破壊されず、私はダメージを受けない!」

 

 

ドラゴンフォースの光がターミネイトラーの攻撃を弾き、ダメージをシャットアウトする。

 

 

ターミネイトラー『や、やるな、ターンエンドだ。』

◼️手札5/ゲージ2/LP7

 

ーーー

ーーー

 

ガイナ『なるほど、完全無敵化の力か。』

 

リディナ『確かに、どれだけ打撃が高くても、ダメージを与えられないのではな。』

 

ーーー

ーーー

 

曜「私のターン!ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札4→5/ゲージ0→1

 

曜「〈デスゲージタイマー〉を【設置】デッキトップから5枚をソウルイン!」

◼️手札5→4

 

 

デスゲージタイマー ソウル5

 

 

曜「ライトに〈束の間の休息 アビゲール〉をコール!」

◼️手札4→3

 

 

束の間の休息 アビゲール

サイズ1/攻5000/防1000/打撃1

 

 

曜「束の間のアビゲールの登場時、1チャージ、さらに〈黒竜〉が設置されていれば、さらに1チャージ!」

◼️ゲージ1→2→3

 

曜「アタックフェイズ! デスゲージタイマーのソウル1枚をチャージ!」

◼️ゲージ3→4

 

 

デスゲージタイマー ソウル5→4

 

 

ターミネイトラー『俺をセンターに【移動】!』

 

曜「フェイズ開始時、風雷のアビゲールの能力!束の間のアビゲールを破壊して、ターミネイトラーを破壊!そして相手のデッキトップを3枚破棄、ダメージ2!」

 

ターミネイトラー『ぐぅぅ………!ソウルガード!』LP7→5

◼️破棄枚数 2→5

 

 

ターミネイトラー 破壊!

【ソウルガード】ソウル7→6

 

 

ターミネイトラー『俺の破壊時、ソウル5枚以上ならライフ+2だ!』LP5→7

 

曜「ドラゴンフォースの能力発動!ドロップから〈覚醒の黒死竜 アビゲール〉をノーコストコール!さらに相手のデッキトップを3枚破棄して、私のライフ+3、1ドロー!」LP4→7

◼️手札3→4

 

 

覚醒の黒死竜 アビゲール

サイズ1/攻6000/防1000/打撃2

 

 

ターミネイトラー『またしても………』

◼️破棄枚数 5→8

 

曜「覚醒の黒死竜アビゲールの登場時能力! ターミネイトラーを破壊して、デッキトップから2枚破棄!」

 

ターミネイトラー『ソウルガード!』

◼️破棄枚数 8→11

 

 

ターミネイトラー 破壊!

【ソウルガード】ソウル6→5

 

 

ターミネイトラー『ソウル5枚以上ある事でライフ+2!』LP7→9

 

曜「バトル! 覚醒のアビゲールでターミネイトラーに攻撃!」

 

ターミネイトラー『ソウルガード』

 

 

覚醒のアビゲール

攻6000

 

ターミネイトラー

防6000

 

ターミネイトラー 撃破!

【ソウルガード】ソウル5→4

 

 

曜「風雷のアビゲールでターミネイトラーに攻撃!」

 

ターミネイトラー『ソウルガード!』

 

 

風雷のアビゲール

攻7000

 

ターミネイトラー

防6000

 

ターミネイトラー撃破!

【ソウルガード】ソウル4→3

 

 

曜「風雷のアビゲールは〈黒竜〉のアイテムを装備していれば【貫通】を得る!打撃2!」

 

ターミネイトラー『ぐぅぅ!』LP9→7

 

曜「風雷のアビゲールで2回攻撃!」

 

ターミネイトラー『ソウルガードだ!』

 

 

ターミネイトラー 撃破!

【ソウルガード】ソウル3→2

 

 

曜「貫通!打撃2!」

 

ターミネイトラー『ぐぉぉ!』LP7→5

 

曜「行きます!ドラゴンフォースでターミネイトラーに攻撃!」

 

ターミネイトラー『来い!ソウルガードだ!』

 

 

曜の左腕に絡みついている光の鎖が解け、大きな鎌になる。そしてその大鎌でターミネイトラーを斬る!

 

 

ドラゴンフォース

攻8000

 

ターミネイトラー

防6000

 

ターミネイトラー 撃破!

【ソウルガード】ソウル2→1

 

 

曜「貫通!打撃2!」

 

ターミネイトラー『うぐぅぅ!』LP5→3

 

曜「ドラゴンフォースで2回攻撃!」

 

 

次は、曜の右腕に絡みついている光の鎖が解け、大きな斧になる。そしてその大斧でターミネイトラーを斬る!

 

 

ターミネイトラー『キャスト!〈闘気四方陣〉攻撃を無効化する!』

 

曜「くっ!」

 

ターミネイトラー『惜しかったな。』

 

曜「まだまだ! ファイナルフェイズ‼︎ 場のアビゲールを全て破壊して、ゲージ3払い必殺コール!〈アビゲール"バニシング・グラビティ・デスホール‼︎"〉」

◼️手札4→3/ゲージ4→1

 

 

アビゲール"バニシング・グラビティ・デスホール‼︎"

黒竜

サイズ3/攻10000/僕8000/打撃3

◼️【コールコスト】君の場のカード名に「アビゲール」を含むモンスター1枚以上、全て破壊して、ゲージ3払う。

◼️相手のドロップにカードが6枚以上あるなら、このカードの打撃力+3!さらに、12枚以上あるなら、このカード1枚の攻撃は無効化されない。さらに君のライフ3払ってよい。払ったら、このカードのダメージは減らせず、このカードは相手の効果でレストされず、打撃力は減らない。

 

 

曜の場に、上半身だけの巨大なアビゲールが現れる。そのアビゲールは、両翼に黒い球体を1つずつ構えており、下半身も巨大な黒い球体が付いている。その黒い球体1つ1つの中に乱気流のように重力波が入り乱れている。

 

 

曜「必殺モンスターは、相手のドロップが6枚以上で打撃+3、12枚以上あれば攻撃は無効化されない!さらにライフ3払い、打撃力とダメージは減らせず、効果でレストもされない!」LP7→4

 

 

必殺モンスター

打撃3→6

 

 

ターミネイトラー『なんだと⁉︎』

 

曜「必殺モンスターで攻撃!」

 

ターミネイトラー『ソウルガード!』

 

 

アビゲールの下半身の球体がファーズを吸い込み、アビゲールはそのまま翼を閉じる。と、3つの球体がちょうど1つに重なり、重力波の乱気流がターミネイトラーを押し潰して押さえ込み、黒い爆発を起こす!!

 

 

必殺モンスター

攻10000

 

ターミネイトラー

防6000

 

ターミネイトラー 撃破!

【ソウルガード】ソウル1→0

 

 

曜「ターンエンド!」

◼️手札3/ゲージ1/LP4

 

 

ターミネイトラー『俺のターン、ドロー、チャージ&ドロー!』

◼️手札5→6/ゲージ2→3

 

ターミネイトラー『ターミネイトラーの【起動】ソウルが1枚以下なら、ドロップから再びアイテムを7枚ソウルに入れる。』

 

 

ターミネイトラー ソウル0→7

 

 

曜「減らしたソウルが復活した⁉︎」

 

ターミネイトラー『俺はまだまだ倒れねーぞ? さらなる【起動】発動! ソウルのアイテム3枚を裏向きにして【3回攻撃】を得る!』

 

曜「来る………っ!」

 

ターミネイトラー『アタックフェイズだ! ターミネイトラーをセンターからライトに【移動】!」

 

曜「デスゲージタイマーのソウルから1チャージ!」

◼️ゲージ1→2

 

 

デスゲージタイマー ソウル4→3

 

 

ターミネイトラー『この俺、ターミネイトラーで必殺モンスターに攻撃だ!バルトサージ は強化される!』

 

 

バルトサージ

攻4000→6000

打撃1→2

 

 

ターミネイトラー

攻10000

 

必殺モンスター

防8000

 

必殺モンスター 撃破!

 

 

ターミネイトラー『2回目の攻撃だ!ファイターに攻撃!』

 

 

バルトサージ

攻6000→8000

打撃2→3

 

 

曜「キャスト!〈ドラゴンシールド 黒竜の盾〉ダメージを0にして、ライフ+1!」LP4→5

◼️手札3→2

 

ターミネイトラー『3回目の攻撃だ!』

 

 

バルトサージ

攻8000→10000

打撃3→4

 

 

曜「キャスト!〈ミッドナイトシャドウ〉攻撃を無効化する!」

◼️手札2→1

 

ターミネイトラー『まだ終わりじゃねぇ! バルトサージ でファイターに攻撃!打撃4!』

 

 

パワーアップしたバルトサージ の一撃が、曜に直撃する!

 

 

曜「うわぁぁぁ!!」LP5→1

 

ターミネイトラー『チッ………ギリギリ残ったか、ターンエンドだ。』

◼️手札6/ゲージ3/LP3

 

ーーー

ーーー

 

ルビィ「危なかった〜………」

 

ダイヤ「曜さんのライフは、ギリギリ1残りましたね。もう後がありません。」

 

千歌「曜ちゃん………!」

 

ーーー

ーーー

 

曜「私のターン! ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札1→2/ゲージ1→2

 

ターミネイトラー『ドラゴンフォースの力ってのはそんなもんか?』

 

曜「違う!ドラゴンフォースは、私と千歌ちゃんと梨子ちゃんとの繋がり………、バディのアビゲールとの絆の力、そして、私の心の力なんです! ドラゴンフォースの光が消えない限り、私は諦めない!」

 

ターミネイトラー『ふん………なら見せてみなぁ!』

 

曜「ライトに〈束の間の休息 アビゲール〉をコール!同時に、〈黒竜〉が設置されている事で2チャージ!」

◼️手札2→1/ゲージ2→3→4

 

曜「ゲージ2払い、束の間の休息アビゲールに重ねて、コール!〈紫炎雷の黒死王 アビゲール・アグニース〉」

◼️手札1→0/ゲージ4→2

 

 

紫炎雷の黒死王 アビゲール・アグニース

ダークネスドラゴンW

黒竜

サイズ3/攻7000/防3000/打撃2

◼️【コールコスト】君の場の〈黒竜〉のモンスター1枚に重ねて、ゲージ2払う。

◼️君の場のカード名に「アビゲール」を含むモンスター全てのサイズを1減らす。

◼️"黒霊突"このカードの攻撃で相手のモンスターを破壊した時、君が〈黒竜〉のアイテムを装備していれば、相手のデッキの上から2枚をドロップに置いて、君のライフ+2して、相手にダメージ2!

【2回攻撃】【ソウルガード】

 

 

曜のフィールドに、紫炎の仮面、紫炎の鎧を着て、両翼の先端に紫炎の鎌が装備されている、雷を纏ったアビゲールが現れる。

 

 

曜「アタックフェイズ!」

 

ターミネイトラー『この俺をセンターに移動!』

 

曜「ドラゴンフォースの能力!ドロップから〈覚醒の黒死竜 アビゲール〉をノーコストコール!そして相手のデッキ3枚破棄、私のライフ+3!1ドロー!」LP1→4

◼️手札0→1

 

ターミネイトラー『またデッキ破壊か………』

◼️破棄枚数 11→14

 

 

覚醒の黒死竜 アビゲール

サイズ1→0/攻6000/防1000/打撃2

 

 

紫炎雷の黒死王 アビゲールアグニースの能力で、覚醒の黒死竜アビゲールのサイズは1→0になる。

 

 

曜「覚醒のアビゲールの登場時、ターミネイトラーを破壊!相手のデッキの上から2枚破棄!」

 

ターミネイトラー『ソウルガード!』

◼️破棄枚数 14→16

 

 

ターミネイトラー 破壊!

【ソウルガード】ソウル7→6

 

 

ターミネイトラー『破壊時、俺のソウルが5枚以上なら、ライフ+2!』LP3→5

 

曜「アビゲールアグニースで、センターのターミネイトラーに攻撃!」

 

ターミネイトラー『ソウルガード!』

 

 

アビゲールの紫炎の鎧が燃え上がり、その炎を胴体の中心で紫炎の球にして、それを撃ち出す!

 

 

紫炎雷のアビゲール

攻7000

 

ターミネイトラー

防6000

 

ターミネイトラー 撃破!

【ソウルガード】ソウル6→5

 

 

曜「"黒霊突"相手のモンスターを破壊した時、相手のデッキトップから2枚破棄して、相手にダメージ2!さらに私のライフ+2!」LP4→6

 

ターミネイトラー『ぐぉっ!』LP5→3

◼️破棄枚数 16→18

 

ターミネイトラー『だが、俺のソウルはまだ5枚以上だ。ライフ+2!』LP3→5

 

曜「ドラゴンフォースでターミネイトラーに攻撃!」

 

ターミネイトラー『ソウルガード!』

 

 

ターミネイトラー 撃破!

【ソウルガード】ソウル5→4

 

 

曜「貫通!打撃2!」

 

ターミネイトラー『ぐぬぅ………!』LP5→3

 

曜「ドラゴンフォースの2回攻撃!」

 

ターミネイトラー『ソウルガードだ!』

 

 

ターミネイトラー 撃破!

【ソウルガード】ソウル4→3

 

 

曜「貫通!」

 

ターミネイトラー『ぐぅぅ!』LP3→1

 

曜「行くよ、紫炎雷の黒死王 アビゲールアグニースでターミネイトラーに攻撃!」

 

ターミネイトラー『ソウルガードだ!』

 

 

ターミネイトラー 撃破!

【ソウルガード】ソウル3→2

 

 

アビゲールは"黒霊突"の際に、ターミネイトラーに近づき語りかける。

 

 

アビゲール『ターミネイトラー殿、俺はあんたに感謝する。』

 

ターミネイトラー『ん? 感謝だぁ?』

 

アビゲール『ああ、あんたのおかげで、曜はまた強さの境地へ前進した。そして俺を新たな姿に成長させてくれたんだ。あんたには敬意と感謝を示して、俺達が勝たせてもらう!』

 

 

アビゲールの言葉に、ターミネイトラーは少し微笑み、そしてアビゲールと曜のプライドの高さにターミネイトラー自身も敬意を表す。

 

 

ターミネイトラー『ふん………良いぜ。だったらその炎と翼で………この俺を撃て!!』

 

曜「アビゲールの能力!"黒霊突"!!私のライフ+2、ターミネイトラーのデッキトップから2枚破棄して、にダメージ2!」LP6→8

 

 

アビゲールの紫炎の鎧が、アビゲールの全身を包み込み、ターミネイトラーに突撃して、大爆発を起こす!

 

 

ターミネイトラー『ぐ………!うぉぉぉぉお!!』LP1→0

◼️破棄枚数 18→20

 

ーーー

ーーー

 

千歌「やった!」

 

花丸「曜ちゃんが勝ったずら!」

 

鞠莉「さすがね!」

 

ターミネイトラー『まさか人間に負けるとはな………、だが、ドラゴンフォースの力、たしかに確かめさせてもらった。』

 

イグラス『あの武装バカが素直に認めるなんてさ、案外内面にも作用する力なのかもな。』

 

リディナ『そうだな、次は私の番だ。どっちが相手をしてくれる?』

 

梨子「私がやります!」

 

リディナ『あなた、名前は?』

 

梨子「桜内 梨子です。」

 

リディナ『桜内 梨子………、覚えたわ。言っておくけど、私はあの武装バカとは違い、直線的な戦いはしない。今のファイトのように簡単に勝てると思わない事よ。』

 

梨子「は、はい!」

 

千歌「頑張って、梨子ちゃん!」

 

ダイヤ「あなたの力、見せて差し上げてください。」

 

梨子「うん!」

 

 

ーーー

ーーー

 

ドラゴンワールドの帝都全体が見渡せるくらいの高い丘に、1人の少女と1体のモンスターが現れる。

 

 

「ここがドラゴンワールドかぁ〜〜、意外と文明的だね。」

 

『そうだろう? しかもこの帝都という街は、他のワールドのモンスターも結構いるからな。戦力を集めるにはおあつらえ向きって事さ。』

 

「ふ〜ん、まぁ行動を起こすまでまだ時間はあるし、少しお散歩でもしようか!」

 

『アルナが望むなら。』

 

アルナ「ありがとう!ディルジット!」

 

 

 

 




今回も感想を是非‼︎


ーーー次回予告ーーー

梨子が相手にするのは帝でありながら、自らを騎士として軍を率いる女帝。その姿はまさに"栄光の騎士"であり、"最強の女将"
幾つもの戦場を駆け抜けて来た女騎士に、梨子はどう立ち向かうのか。

次回『誇り高き、剣聖騎女帝 リディナ』


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誇り高き、剣聖騎女帝 リディナ

前回の『バディファイトLoveLive!サンシャイン‼︎』

 

 

渡辺 曜は、デンジャーワールドの帝「大重装武帝 ターミネイトラー」とファイトして、ギリギリだが何とか勝利した。

 

次は桜内 梨子とレジェンドワールドの帝、リディナとのファイトが始まる。

 

ーーー

ーーー

 

梨子とリディナは、ファイトステージに立って向かい合う。その時、リディナは行儀よくお辞儀する。

 

 

リディナ『お手合わせ、よろしくお願いします。』

 

梨子「え?あ、こちらこそよろしくお願いします………?」

 

 

梨子は反射的に礼を返すが、リディナの突然の行儀良さに少し戸惑う。

 

 

リディナ『? 何を戸惑っている。騎士たる者、ファイトを仕掛けた以上、それを受けてくれた相手には敬意を払って礼をするものだ………。まぁ、戦では無用だがな。』

 

梨子「そ、そうなんですか………」

 

ーーー

ーーー

 

ダイヤ「あのお方、なんと礼儀正しい………」

 

イグラス『うん。さっきの武器倉庫バカとは真逆だよねぇ。しかも美人だし、誰かと違って礼儀正しいし。』

 

ターミネイトラー『イグラス、てめぇ………』

 

ーーー

ーーー

 

リディナ『ではファイトを始めよう。』

 

梨子「はい!」

 

 

 

梨子「私達の願いよ、輝きを放つ竜星となりて無限の彼方へ導け!輝きのルミナイズ!〈シャイニング・スターライト〉」

 

リディナ『我が騎士道に誓い、全力を持ってお相手しよう。ルミナイズ!〈ザ・ナイツ・オブ・オース〉』

 

 

オープンTHEフラッグ

 

 

梨子「スタードラゴンワールド」

◼️手札6/ゲージ2/LP10

 

リディナ『レジェンドワールド』

◼️手札6/ゲージ2/LP10

 

 

リディナ『私から行くぞ。ドロー、チャージ&ドロー!』

◼️手札6→7/ゲージ2→3

 

リディナ『ライトにコール〈大魔術師 マーリン〉』

◼️手札7→6

 

 

大魔術師 マーリン

サイズ1/攻2000/防1000/打撃2

 

 

リディナ『マーリン殿、お力を拝借します。』

 

マーリン『うむ、良かろう。』

 

リディナ『マーリン殿の登場時、"夢魔の血"手札の〈英雄〉を1枚捨て、デッキトップから5枚確認………、その内から〈臨聖剣 カルンウェナン・グリッタ〉と〈臨聖剣 グラム・グリッタ〉を手札に加え、3枚はデッキ下に戻す。』

◼️手札6→5→7

 

リディナ『そしてライフとゲージ2払い、ライトに私自身〈剣聖騎女帝 リディナ〉をバディコール!』LP10→8→9

◼️手札7→6/ゲージ3→1

 

 

剣聖騎女帝 リディナ

レジェンドW

剣聖騎士/英雄

サイズ3/攻4000/防3000/打撃1

◼️【コールコスト】ライフ2払い、ゲージ2払う。

◼️君はこのカード以外のモンスターをコールできず、〈臨聖剣〉のアイテムを何枚でも装備できる。

◼️"最強の女騎士"君が〈臨聖剣〉のアイテムを2枚以上装備しているなら、レフトかライトにいるこのカードは破壊されず、能力は無効化されない。

◼️【起動】君の手札の〈英雄〉か〈臨聖剣〉1枚を捨ててよい。捨てたら、君のデッキからアイテム1枚を君の手札に加える。デッキを見たらシャッフルする。

◼️君が装備しているアイテム1枚につき、このカードの攻撃力+1000!

【2回攻撃】【貫通】

 

 

大魔術師 マーリン サイズ超過により生滅!

 

 

リディナ『この私、リディナの【起動】能力!手札の〈英雄〉1枚を捨て、デッキからアイテム1枚を手札に加える。私は〈臨聖剣 ナーゲルリング・グリッタ〉を手札に加えるわ。』

◼️手札6→5→6

 

ーーー

ーーー

 

流「これで、リディナさんが手札に加えたアイテムは3枚………、こんなにアイテムを手札に加えて、どうするんだ?」

 

ターミネイトラー『知りたきゃ黙って見てな。ある意味、俺と同じような戦い方をするからよ。』

 

ーーー

ーーー

 

リディナ『お前と一緒にするな、ターミネイトラー。私はお前より………、いや、全てのオスどもより強いのだ!行くぞ。ライフ1払い〈臨聖剣 カルンウェナン・グリッタ〉を装備!』

◼️手札6→5/LP9→8

 

 

臨聖剣 カルンウェナン・グリッタ

レジェンドW

臨聖剣/英雄/武器

攻3000/打撃1

◼️【装備コスト】ライフ1払う。

◼️このカード以外のカード名に「グリッタ」を含むアイテムを装備しているなら、このカードの攻撃力+3000!

 

 

リディナ『さらに〈臨聖剣 グラム・グリッタ〉を装備だ。』

◼️手札5→4/ゲージ1→0

 

 

臨聖剣 グラム・グリッタ

レジェンドW

臨聖剣/英雄/武器

攻4000/打撃1

◼️【装備コスト】ゲージ1払う。

◼️君のアイテムが攻撃した時、君のライフ+2!この能力は1ターンに2回だけ発動する。

 

 

リディナ『〈臨聖剣 ナーゲルリング・グリッタ〉を装備。』

◼️手札4→3

 

 

臨聖剣 ナーゲルリング・グリッタ

レジェンドW

臨聖剣/英雄/武器

攻3000/打撃1

◼️このカードが攻撃した時、君がアイテムを2枚以上装備しているなら、君のデッキの上から2枚をゲージに置く。この能力は1ターンに1回だけ使える。

 

 

ーーー

ーーー

 

鞠莉「ホワッツ⁉︎ アイテムを3枚も装備したわ!」

 

善子「普通アイテムは1枚しか装備できないはずでしょ⁉︎ 」

 

花丸「それを言ったら、ルビィちゃんもアイテムを2枚装備できるずら。」

 

ルビィ「うゅ………」

 

善子「にしても3枚は常識外れでしょ⁉︎」

 

ーーー

ーーー

 

リディナ『これが私の最大の能力だ。私がいる限り、私は属性に〈臨聖剣〉とあるアイテムを何枚でも装備できる。』

 

梨子「そんな………!」

 

リディナ『まだ私のメインフェイズは終わってないぞ。さらに装備〈臨聖剣 ズルフィカール・グリッタ〉』

◼️手札3→2/LP8→7

 

 

臨聖剣 ズルフィカール・グリッタ

レジェンドW

臨聖剣/英雄/武器

攻4000/打撃1

◼️【装備コスト】ライフ1払う。

◼️【対抗】君が装備している、このカード以外のアイテムが破壊される時、このカードを手札に戻してよい。戻したら、そのアイテムを場に残して、君のライフ+1!

 

 

梨子「4枚目のアイテム………」

 

 

リディナに装備されたアイテムはさすがに手に持ちきれず、リディナの周りを浮遊している。

 

 

リディナ『さらに私の攻撃力は、装備しているアイテムの枚数×1000アップする。装備しているアイテムは4枚………、よって攻撃力+4000だ。』

 

 

リディナ

攻4000→8000

 

 

梨子「っ⁉︎」

 

リディナ『アタックフェイズ。』

 

 

リディナが装備しているアイテム

◼️カルンウェナングリッタ

◼️グラムグリッタ

◼️ナーゲルリンググリッタ

◼️ズルフィカールグリッタ

 

 

リディナ『ナーゲルリンググリッタで攻撃!攻撃時にアイテムを2枚以上装備しているなら、2チャージ! 打撃1だ!』

◼️ゲージ0→2

 

梨子「うっ!」LP10→9

 

リディナ『ターンエンド。』

◼️手札2/ゲージ2/LP7

 

 

梨子「私のターン!ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札6→7/ゲージ2→3

 

梨子「レフトに〈超星竜 ジャックナイフ〉をバディコール!」LP9→10

◼️手札7→6/ゲージ3→2

 

 

超星竜 ジャックナイフ

サイズ2/攻5000/防5000/打撃3

【ソウルガード】

 

 

梨子「ジャックナイフの登場時、デッキトップから3枚見て、その中から〈剣星機 J・イグナイター〉を【星合体】!残りはドロップ!」

 

 

ジャックナイフ ソウル1

◼️Jイグナイター

(ジャックナイフ 打撃3→4)

 

 

梨子「さらにライトに〈竜装機 エッジシューター〉をコールして【星合体】!」

◼️手札6→5

 

 

ジャックナイフ ソウル1→2

 

 

梨子「〈コスモベース"Gアトラクター"〉を【設置】」

◼️手札5→4

 

梨子「コスモベース"G・アトラクター"の能力!ゲージ1払い、手札から〈大竜装機 ソニックブラスト〉を【星合体】」

◼️ゲージ2→1

 

 

ジャックナイフ ソウル2→3

 

 

梨子「アタックフェイズです!」

 

 

ジャックナイフ ソウル3

◼️Jイグナイター

(ジャックナイフ 打撃3→4)

◼️竜装機エッジシューター

(攻撃時に1ダメージ、ターン1回)

◼️大竜装機 ソニックブラスト

(攻撃時、ゲージ1払い、相手のカード1枚を破壊する。)

 

 

梨子「ジャックナイフで攻撃!エッジシューターの能力でリディナさんにダメージ1!」

 

リディナ『くぅ………』LP7→6

 

梨子「さらにソニックブラストの能力でゲージ1払い、ライトのリディナさんを破壊!」

◼️ゲージ1→0

 

ーーー

ーーー

 

果南「上手い!」

 

曜「モンスターのリディナさんを破壊すれば、同時に3本のアイテムもドロップに送れる!」

 

善子「一石二鳥の攻撃ね!」

 

エンデュミアス『さて、それはどうでしょうか?』

 

シャルディー『リディナは食えない人ですからね。』

 

ーーー

ーーー

 

ジャックナイフの肩に装備されているソニックブラストの砲口から、高出力のビームが放たれ、リディナに直撃する。

 

だがリディナはそのビームを受けても、何事も無かったように立っていた。

 

 

梨子「な………!どうして⁉︎」

 

リディナ『残念だが、私が〈臨聖剣〉のアイテムを2枚以上装備していれば、レフトかライトにいる私は破壊されない。』

 

梨子「そんな………、でも、ジャックナイフはファイターのリディナさんへの攻撃中です!打撃4!」

 

リディナ『ぐぅぅ!!』LP6→2

 

梨子「ターンエンド!」

◼️手札3/ゲージ0/LP10

 

 

リディナ『私のターン、ドロー、チャージ&ドロー!』

◼️手札2→3/ゲージ2→3

 

リディナ『【設置】〈剣聖騎女帝の団旗〉』

◼️手札3→2

 

 

剣聖騎女帝の団旗

レジェンドW

英雄/ゲット

◼️【設置】

◼️【起動】君が装備している〈臨聖剣〉のアイテムの枚数分、君のライフを回復する。この能力は1ターンに1回だけ使える。

◼️「剣聖騎女帝の団旗」は場に1枚だけ【設置】できる。

 

 

リディナ『ライフ1とゲージ1払い、〈臨聖剣 デュランダル・グリッタ〉を装備』

◼️手札2→1/ゲージ3→2/LP2→1

 

 

臨聖剣 デュランダル・グリッタ

レジェンドW

臨聖剣/英雄/武器

攻7000/打撃1

◼️【装備コスト】ライフ1払い、ゲージ1払う。

◼️"帝の抜き手"君が〈臨聖剣〉のアイテムを装備した時、君のデッキの上からカードを1枚引く。"帝の抜き手"は1ターンに1回だけ使える。

◼️君が装備している〈臨聖剣〉のアイテム全ては、能力を無効化されない。

【貫通】

 

 

リディナ

攻8000→9000

 

 

リディナ『剣聖騎女帝の団旗の能力発動、私が装備しているアイテムの枚数分ライフを回復する。』

 

梨子「リディナさんが装備しているアイテムは5枚………」

 

リディナ『ライフ+5だ』LP1→6

 

リディナ『さらにライフ1払い、装備しているアイテム1枚を捨て、〈剣聖騎女帝の采配〉』LP6→5

◼️手札1→0

 

 

臨聖剣 カルンウェナン・グリッタ 破壊!

 

リディナ

攻9000→8000

 

 

 

剣聖騎女帝の采配

レジェンドW

英雄/ドロー

◼️【装備コスト】ライフ1払い、君が装備している〈臨聖騎〉のアイテム1枚をドロップする。

次の2つから1つ選んで使う。「剣聖騎女帝の采配」は1ターンに1枚だけ使える。

・君の手札が1枚以下なら、デッキの上からカードを3枚引く。

・【対抗】君のライフ+4

 

 

リディナ『この魔法の効果で3ドローだ。』

◼️手札0→3

 

リディナ『さらに私の能力、手札の〈英雄〉を1枚捨て、デッキから〈臨聖剣 エクスカリバー・グリッタ〉を手札に加える。そして手札から捨てた〈戦乙女 全知のアルヴィドル〉の能力、1チャージ、1ドロー!』

◼️手札3→2→3→4/ゲージ2→3

 

リディナ『私が〈臨聖剣〉を4枚以上装備している時、ライフ1とゲージ2を払い装備!〈臨聖剣 エクスカリバー・グリッタ〉』

◼️手札4→3/ゲージ3→1/LP5→4

 

 

臨聖剣 エクスカリバー・グリッタ

レジェンドW

臨聖剣/英雄/武器

攻10000/打撃1

◼️君が〈臨聖剣〉のアイテムを4枚以上装備しているなら、このカードを装備できる。

◼️【装備コスト】ライフ1払い、ゲージ2払う。

◼️君が装備している〈臨聖剣〉のアイテム全ては【貫通】を得る。

◼️君が装備している〈臨聖剣〉のアイテム全ての攻撃と効果のダメージは1より減らない。

 

 

リディナ

攻8000→9000

 

 

リディナ『デュランダルグリッタの能力で1ドロー、アタックフェイズだ!』

◼️手札3→4

 

 

リディナが装備しているアイテム

◼️グラムグリッタ

◼️ナーゲルリンググリッタ

◼️ズルフィカールグリッタ

◼️デュランダルグリッタ

◼️エクスカリバーグリッタ

 

 

リディナ『ナーゲルリンググリッタで梨子に攻撃! 攻撃時に2チャージ、さらにグラムグリッタの能力でライフ+2だ!』LP4→6

◼️ゲージ1→3

 

梨子「うっ!」LP10→9

 

リディナ『ズルフィカールグリッタで梨子に攻撃!グラムグリッタの能力でライフ+2!』LP6→8

 

梨子「あぁ!」LP9→8

 

梨子『グラムグリッタで攻撃!打撃1!』

 

梨子「うぅ!」LP8→7

 

リディナ『デュランダルグリッタで攻撃だ!打撃1!』

 

梨子「うぁぁ!」LP7→6

 

リディナ『エクスカリバーグリッタで攻撃!打撃1!』

 

梨子「ぐぅぅ!」LP6→5

 

リディナ『まだ終わらないぞ、リディナで攻撃だ!』

 

梨子「うぅ………!」LP5→4

 

リディナ『2回攻撃だ!』

 

梨子「うぁぁ!」LP4→3

 

リディナ『ターンエンドだ。』

◼️手札3/ゲージ3/LP8

 

ーーー

ーーー

 

花丸「凄い攻撃だったずら………」

 

鞠莉「打撃力1と言えども、あんな回数の攻撃を毎ターンは、辛いわね。」

 

ーーー

ーーー

 

梨子「私のターン、ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札3→4/ゲージ0→1

 

梨子「キャスト〈エレクトリック・ソース〉ゲージ+1、さらにジャックにソウルが2枚以上あるのでゲージ+2!」

◼️手札4→3/ゲージ1→2→4

 

梨子「さらにゲージ2払い、ジャックを進化!〈雷光星竜(ボルティック・ドラグナー) ジャックナイフ〉!」

◼️手札3→2/ゲージ4→2

 

 

雷光星竜(ボルティック・ドラグナー) ジャックナイフ

スタードラゴンW

ネオドラゴン

サイズ2/攻6000/防6000/打撃2

◼️【コールコスト】君の場のモンスター1枚までの上に重ねて、ゲージ2払う。

◼️【起動】君の手札かドロップからカードを1枚このカードのソウルに入れる。

◼️"雷光石火"君の手札かドロップから、このカードにソウルが入った時、君のデッキの上から2枚ゲージに置いて、君のライフ+2して、カードを2枚引く。さらに、このカードの攻撃力+4000、防御力+4000して、打撃力+1!"雷光石火"は1ターンに1回だけ使える。

【移動】【ソウルガード】

 

 

梨子「ジャックナイフの【起動】能力!ドロップから〈大竜装機 トリプルバスター〉を【星合体】」

 

 

ジャックナイフ ソウル3→4

 

 

梨子「さらにジャックの能力!"雷光石火"ドロップからカードがソウルに入った時、2チャージ、2ドロー、ライフ+2!そして攻撃力と防御力+4000して、打撃+1!」LP3→5

◼️手札2→4/ゲージ2→4

 

 

ジャックナイフ

攻6000→10000/防6000→10000/打撃2→3

 

 

梨子「行きます。私のライフ6以下で、場にジャックナイフがいれば………〈ドラゴンフォース"喜愛の型"〉解放‼︎」

◼️手札4→3/ゲージ4→2

 

 

ドラゴンフォース"喜愛の型"

武器/喜び/愛

攻6000/打撃2

『解放条件!』〔君のライフ6以下で、君の場にカード名に「ジャックナイフ」を含むモンスターがいる。〕

◼️【装備コスト】ゲージ2払う。

◼️このカードは破壊されず、手札に戻せず、能力を無効化されない。

◼️お互いのアタックフェイズ開始時、君の手札かドロップから〈竜装機〉1枚までを場の〈ネオドラゴン〉1枚のソウルに入れて、君のライフ+2!

◼️君の場のカード名に「ジャックナイフ」を含むモンスターのソウルが3枚以上ある時、このカードは【貫通】を得て、君のカード全ては、相手の効果でレストされず、君が効果で受ける3以上のダメージを2減らす。

【3回攻撃】

 

 

梨子は、蒼白のオーラを纏い、梨子の後ろ髪を留めていたバレッタが少し大きい「✶ (キラ星マーク)」の形になり、梨子の両手首に青い光の大きな「✶ (キラ星)」マークが浮かび上がる。そして、梨子の背中から蒼白の光の両翼が生える。梨子が少し動くたびに、蒼白の粒子が舞う。

 

 

リディナ『それがお前のドラゴンフォースか………、美しい輝きだ。蒼い色は好きだぞ。』

 

梨子「私のドラゴンフォースは綺麗なだけじゃないですよ!アタックフェイズ!ドラゴンフォースの能力でドロップから〈剣星機 J・グレイツ〉を【星合体】!そしてライフ+2!」LP5→7

 

 

剣星機 J・グレイツ

スタードラゴンW

竜装機

サイズ2/攻5000/防1000/打撃1

◼️このカードがソウルにある〈ネオドラゴン〉は【2回攻撃】を得る。

◼️"ギフト・グレイツ"カード名に「ジャックナイフ」を含むモンスターのソウルから、このカードがドロップに置かれた時、君のデッキの上から1枚ゲージに置いて、カードを1枚引いて、君のライフ+2!"ギフト・グレイツ"は1ターンに1回だけ使える。

 

 

ジャックナイフ ソウル4→5

◼️Jイグナイター

(ジャックナイフ 打撃3→4)

◼️竜装機エッジシューター

(攻撃時に1ダメージ、ターン1回)

◼️大竜装機 ソニックブラスト

(攻撃時、ゲージ1払い、相手のカード1枚を破壊する。)

◼️大竜装機 トリプルバスター

(ジャックナイフ 攻10000→13000/打撃4→5/【貫通】)

◼️剣星機 J・グレイツ

(【2回攻撃】)

 

 

梨子「ジャックナイフでファイターのリディナさんに攻撃! エッジシューターの能力でダメージ1!」

 

リディナ『ふっ!』LP8→7

 

梨子「ソニックブラストの能力でゲージ1払い………」

 

 

ライトにいるリディナは自身の能力でいかなる破壊もされない。ならば狙うのは………!

 

 

梨子「エクスカリバーグリッタを破壊!」

 

 

ジャックナイフの肩に装備されている砲口からエクスカリバーグリッタめがけてビームが放たれる。

 

 

エクスカリバーグリッタ 破壊!

 

 

梨子「やった!」

 

リディナ『その行動は読めている。ズルフィカールグリッタの能力発動!このカードを手札に戻す事で、エクスカリバーグリッタを場に残す。そしてライフ+1だ』LP7→8

 

 

エクスカリバーグリッタ 復活!

 

ーーー

ーーー

 

千歌「そんな〜!」

 

善子「しかもエッジシューターで与えたダメージ1も帳消しになったわ!」

 

ーーー

ーーー

 

梨子「それでも、ジャックナイフの打撃5!」

 

リディナ『キャスト〈聖杯〉攻撃を無効化する。』

◼️手札3→2

 

梨子「ジャックナイフで2回攻撃!打撃5!」

 

リディナ『キャスト〈血濡れの聖杯〉攻撃を無効化する。そしてアイテムを装備しているので、ドロップから〈英雄〉1枚を手札に加える。』

◼️手札2→1→2

 

梨子「くっ………! ドラゴンフォースで攻撃!打撃2!」

 

 

梨子の左手に浮かび上がる「✴︎ (キラ星マーク)」がレールガンのようになり、高出力レーザーを撃ち出す!

 

 

リディナ『くぅ!』LP8→6

 

梨子「ドラゴンフォースで2回攻撃!」

 

リディナ『うぅ!』LP6→4

 

梨子「ドラゴンフォースで3回攻撃!」

 

リディナ『キャスト!〈聖杯〉攻撃を無効化する。』

◼️手札2→1

 

梨子「………ターンエンド。」

◼️手札3/ゲージ2/LP7

 

 

リディナ『私のターン、ドロー、チャージ&ドロー!』

◼️手札1→2/ゲージ3→4

 

リディナ『ライフ1払い〈臨聖剣 ズルフィカール・グリッタ〉を装備。』LP4→3

手札2→1

 

 

臨聖剣 ズルフィカール・グリッタ

攻4000/打撃1

 

 

リディナ『〈臨聖剣 アルマース・グリッタ〉を装備』

◼️手札1→0

 

 

臨聖剣 アルマース・グリッタ

レジェンドW

臨聖剣/英雄/武器

攻3000/打撃1

◼️このカードを装備した時、君が〈臨聖剣〉のアイテムを3枚以上装備しているなら、カードを1枚引く。

◼️君が効果で受けるダメージを1減らす。

 

 

リディナ『アルマースグリッタの装備時能力で1ドロー!さらにデュランダルグリッタの能力 "帝の抜き手"で1ドロー。』

◼️手札0→1→2

 

リディナ『リディナの能力で手札の〈英雄〉を1枚捨て、デッキから〈臨聖剣 ダインスレイヴ・グリッタ〉を手札に加える。そして装備する!』

◼️手札2→1/ゲージ4→3

 

 

臨聖剣 ダインスレイヴ・グリッタ

レジェンドW

臨聖剣/英雄/武器

攻4000/打撃1

◼️【装備コスト】ゲージ1払う。

◼️相手のアタックフェイズ開始時、相手のモンスター全ての打撃力ー1!

◼️"奮起せよ"【対抗】レストしているこのカードを破壊してもよい。破壊したら「臨聖剣 ダインスレイヴ・グリッタ」以外の〈臨聖剣〉のアイテム1枚をスタンドする。"奮起せよ"は1ターンに1回だけ使える。

 

 

リディナ『剣聖騎女帝の団旗の能力で、装備している〈臨聖剣〉の枚数分ライフを回復する。装備しているアイテムは7枚だ。ライフ+7』LP3→10

 

梨子「………っ⁉︎」

 

リディナ『アタックフェイズだ!』

 

 

リディナが装備しているアイテム

◼️グラムグリッタ

◼️ナーゲルリンググリッタ

◼️ズルフィカールグリッタ

◼️デュランダルグリッタ

◼️エクスカリバーグリッタ

◼️アルマースグリッタ

◼️ダインスレイヴグリッタ

 

 

リディナ

攻10000

 

 

梨子「ドラゴンフォースの能力発動!ドロップから〈大竜装機 フォトンランサー〉を【星合体】」

 

 

ジャックナイフ ソウル5→6

防6000→8000

 

 

梨子「そしてジャックナイフの能力!"雷光石火"2チャージ、2ドロー、ライフ+2!そしてジャックナイフの攻撃力と防御力+4000!」LP7→9

◼️手札3→5/ゲージ2→4

 

 

ジャックナイフ

防8000→12000

 

 

梨子「ジャックナイフをセンターに【移動】」

 

ーーー

ーーー

 

果南「今のジャックの防御力なら、リディナさんのアイテムのほとんどは太刀打ちできない!」

 

ダイヤ「ですが、バディファイトには連携攻撃と言うものがあります。しかも連携するカードの枚数に制限はありません。」

 

ーーー

ーーー

 

リディナ『そこの黒髪ぱっつんの言うとおりだ。行くぞ! 私自身、リディナとグラムグリッタでジャックナイフに連携攻撃!グラムグリッタの能力でライフ+2!』LP10→12

 

梨子「ソウルガード!」

 

 

リディナ+グラムグリッタ

連携 攻14000

 

ボルティックジャックナイフ

防12000

 

ジャックナイフ 撃破!

【ソウルガード】ソウル6→5(竜装機 エッジシューター)

 

 

リディナ『エクスカリバーグリッタの能力で、私の臨聖剣は全て【貫通】を得ている。リディナの【貫通】と合わせ2ダメージ!』

 

梨子「ううっ!」LP9→8→7

 

リディナ『ナーゲルリンググリッタ、ズルフィカールグリッタ、アルマースグリッタ、ダンスレイヴグリッタで連携攻撃!』

 

 

ダンスレイヴグリッタを持つリディナを筆頭に、周りを浮遊していたナーゲルリンググリッタとズルフィカールグリッタとアルマースグリッタが同時にジャックナイフに斬りかかる!

 

 

梨子「ソウルガード!」

 

 

ナーゲルリンググリッタ+ズルフィカールグリッタ+アルマースグリッタ+ダンスレイヴグリッタ

連携 攻13000

 

ボルティックジャックナイフ

防12000

 

ボルティックジャックナイフ 撃破!

【ソウルガード】ソウル5→4(大竜装機 ソニックブラスト)

 

 

リディナ『【貫通】4ダメージ!』

 

梨子「うぁぁぁぁ!」LP7→6→5→4→3

 

リディナ『まだまだ終わらないぞ。リディナとデュランダルグリッタで連携攻撃!』

 

梨子「ソウルガード!」

 

 

リディナ+デュランダルグリッタ

連携 攻17000

 

ボルティックジャックナイフ

防12000

 

ジャックナイフ 撃破!

【ソウルガード】ソウル4→3(剣星機 J・イグナイター)

 

 

リディナ『【貫通】2ダメージ!』

 

梨子「くうぅぅ!」LP3→1

 

 

梨子は先ほど、ジャックナイフの能力で2 枚ドローしたが、そのどちらも防御魔法ではなかった。さらに手札は5枚あるが、そのどれにも、このターンを凌げるカードは無かった。

 

 

梨子(だけど、攻撃できるカードはもうエクスカリバーグリッタのみ………、連携するカードが無い今、単体の攻撃だけでジャックナイフの防御力12000は突破できないわ!)

 

リディナ『ダンスレイヴグリッタの能力発動!"奮起せよ"レストしているダンスレイヴグリッタを破壊し、デュランダルグリッタをスタンドさせる。』

 

梨子「そ、そんな………⁉︎」

 

リディナ『エクスカリバーグリッタとデュランダルグリッタで連携攻撃!』

 

梨子「ソウル………ガード………」

 

 

エクスカリバーグリッタ+デュランダルグリッタ

連携 攻17000

 

ボルティックジャックナイフ

防12000

 

ジャックナイフ 撃破!

【ソウルガード】ソウル3→2(剣星機 J・グレイツ)

 

 

リディナ『これで終わりだ。【貫通】!!』

 

梨子「きゃぁぁぁぁぁぁ!!」LP1→0

 

 

 

 

 

 

 




今回も感想を是非‼︎


ーーー次回予告ーーー

帝とのファイトが進んでいく中で、「帝都」を見下ろす不穏な影が行動を起こす。ついに全てのワールドを巻き込む本当の戦いが始まる。

次回『進行』


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進行

前回の『バディファイトLoveLive!サンシャイン‼︎』

 

 

梨子はレジェンドワールドの帝「剣聖騎女帝 リディナ」とファイトした。梨子はリディナの圧倒的な激しい攻撃に、なす術なく惨敗してしまった。

 

ーーー

ーーー

 

ドラゴンワールドの帝都が一望できる丘に、人間の少女「綾峰(あやみね) アルナ」と、アルナのバディである「双剣士竜 ディルジット・ブレイ」が立っていた。

 

 

ディルジット『アルナ、そろそろ時間じゃないか?』

 

アルナ「え? あ、本当だ! じゃあそろそろ行動しようか。」

 

ディルジット『ああ、全ては魔星龍様の為に………』

 

 

ディルジットは羽を広げ、アルナを抱えて丘から飛ぶ。そして、帝都の広場へと降り立つ。

 

突然、空からやって来たアルナとディルジットに、広場にいたモンスター達は驚き、注目する。

 

 

アルナ「じゃあ始めようか! この帝都にいるモンスターを全て、魔星侵蝕させるよ!」

 

ディルジット『YES!My Buddy!』

 

 

ディルジットは腰に刺した鞘から二刀の刀を抜き、そして黄黒いオーラを刀に纏わせる。

 

 

その禍々しい力を感じ取ったモンスター達は本能的に逃げるが、超高速で移動するディルジットに斬りつけられてしまう。 そして斬りつけられたモンスターは、しばらくして身体から骨のような甲殻が突き出して理性を無くしたように暴れ回る。

 

その騒ぎを聞きつけた帝都の騎兵達が、ディルジットを排除しようと応戦する。

 

ーーー

ーーー

 

 

ガノン『さあ侵略せよ、そして、我が"王"の為の下僕を集めよ。邪魔する者は排除して構わん。』

 

 

ーーー

ーーー

 

 

ドラゴンワールド「帝都」教会塔 ファイトステージ

 

 

梨子「はぁ、負けちゃった………」

 

リディナ『人間にしては、なかなかやるじゃないか。できれば私の騎士団に入ってほしいくらいだ。』

 

梨子「あ、はい……、えっと、ありがとうございます?」

 

リディナ『はははははは、そう堅くなるな。お前は強かった、自信を持ちなさい。』

 

梨子「はい………。」

 

 

ガンズァス『次はワシらのファイトじゃな。』

 

千歌「はい!」

 

 

ガンズァスと千歌がファイトステージに立とうとした時、ファイトステージの扉が勢いよく開き、エンデュミアスの使いであるモンスターが片膝をついてひざまづく。

 

それと同時に、各ワールドの帝達の使いもひざまづいて現れる。

 

 

『エンデュミアス様!』

 

エンデュミアス『何事です? 帝招集の場ですよ!』

 

『申し訳ありません。ですが、急ぎ伝えたい事がございます。』

 

エンデュミアス『申してみなさい。』

 

『は! じつは帝都が、何者かに襲撃を受けているのです!』

 

エンデュミアス『襲撃? 数は?』

 

『現在確認されているのは、モンスターが一体、そして、バディであろう人間が一人です。』

 

エンデュミアス『帝都の守護部隊は何をしているのです。』

 

『いえ、守護部隊は応戦してはいますが………、そのモンスターと人間は、謎の力を使い、市民のモンスターや、部隊のモンスターのほとんどを操って味方につけてしまうようで、どの部隊も下手に手は出せない状況でして………』

 

エンデュミアス『帝都のモンスター達を操る………? もしや⁉︎』

 

 

"モンスターが操られている"と聞いて、エンデュミアス同様Aqoursと流も1つの可能性が思い当たる。

 

 

ダイヤ「エンデュミアスさん。もしかして………」

 

エンデュミアス『ええ、そのような芸当ができるのは限られていますが、現在思いつく相手といえば………』

 

ディスター『ガノンの可能性が高いな。そして、行動しているのはガノンの息がかかった手の者だろう。』

 

エンデュミアス『どうやら皆さんのワールドも、同じ状況にあるようですね。』

 

リディナ『らしいな………。今回の会議は中止だ。すぐに各ワールドに戻り、襲撃者共を返り討ちにする。』

 

ターミネイトラー『俺達の帝都に手を出した事を後悔させてやる!』

 

ガンズァス『ファイトは一旦、お預けじゃな。娘よ』

 

千歌「うん………」

 

 

帝達が、それぞれのワールドに移動する為にゲートを開く………

 

 

ダイヤ「待ってください!」

 

エンデュミアス『どうしました? ダイヤちゃん。』

 

ダイヤ「私達にも、手伝わせてもらえませんか?(エンデュミアスさんから初めて"ちゃん"付けされましたわ。)」

 

シャルディー『手伝う? 何をですか?』

 

果南「私達にも、あなた達のワールドを守らせてほしいんです!」

 

ダルガード『何?』

 

ガイナ『それは危険だ!相手は多くのモンスター達を操っていると聞く。君達のような人間を巻き込むわけなは行かない。』

 

ターミネイトラー『その通りだ。だいたい、ドラゴンフォースを使えるそっちの3人はいいとして、お前ら7人に何ができる? ドラゴンフォースのような特別な力でもあんのか?』

 

善子「それは………」

 

花丸「それを言われると………」

 

ルビィ「何も言い返せない………」

 

鞠莉「そうね………」

 

 

ターミネイトラーの的確な指摘に、Aqoursと流は黙り込んでしまう。確かに、千歌、曜、梨子はドラゴンフォースの力が使える為、戦力にはなり得るだろうが、残りの6人と流にはそう言った力はない………

 

だが、流は違う。

 

 

流「特別な力がなければダメなのか………?」

 

ターミネイトラー『あん?』

 

流『特別な力がなければ、戦っちゃダメなのか? 協力してはダメなのか⁉︎』

 

ターミネイトラー『………っ⁉︎』

 

 

流の突然の発言に、ターミネイトラーは少し驚く。

 

 

流「確かに僕達には、千歌ちゃん達のようなドラゴンフォースみたいな力は無い………! けど、僕達だってできる事はあるはずだ!」

 

千歌「そうです!私達はバディファイトが大好きです、大好きなバディファイトを守る為に、協力するのはいけない事なんですか⁉︎」

 

ダイヤ「こうして、私達が出会ったのも何かの縁だと思います。だから、私達にも、皆さんの世界を守らせてください!」

 

 

流、千歌、ダイヤを筆頭にAqoursのみんなも強い眼差しで帝達に訴えかける。

 

 

エンデュミアス『皆さん、彼と彼女達を信用してください。または、彼女達を信じる私を信用してください。この子達の実力は確かです。私が保証しましょう。』

 

千歌「エンデュミアスさん………!」

 

 

エンデュミアスの言葉に他の帝達は沈黙するが………

 

 

イグラス『まぁ、エンデュミアス殿がそこまで言うのなら仕方ないな。』

 

シャルディー『元々、彼女達を連れて来たのはエンデュミアスさんでしたからね。目をつけるだけの価値はあるって事でしょうし。』

 

ディスター『ふん、まあ良いだろう。』

 

ガイナ『正義の為に手を貸してくれるというのなら、私は拒んだりはしないさ。せいぜい役に立ってくれたまえ!』

 

蓮月『協力に感謝痛み入る。』

 

ターミネイトラー『足手まといにはなるなよ?』

 

千歌「ありがとう。エンデュミアスさん!」

 

エンデュミアス『いいえ、それより早く事態の終止を。』

 

 

ダイヤ「では、カタナワールドへは私が行きます。私は黒澤ダイヤと申します。」

 

蓮月『承知した。ではダイヤ殿、参るぞ』

 

 

花丸「国木田 花丸です。マジックワールドにはオラが行くずら。」

 

シャルディー『はい。一緒に行きましょう。』

 

 

ルビィ「黒澤ルビィ………です。ダンジョンワールドにはルビィが行きます。」

 

イグラス『ああ、行こう。』

 

 

善子「私は津島善子………じゃない、ヨハネよ。デンジャーワールドには私が行くわ。」

 

ターミネイトラー『ヨハネ………? 変わった名前だな、まぁ、足は引っ張るなよ?』

 

 

鞠莉「私は小原鞠莉、レジェンドワールドには私が行くわ!」

 

リディナ『梨子の友人ならば拒む理由は無い。その実力も見せてもらうぞ。』

 

 

果南「私は松浦果南。エンシェントワールドには私が行くよ。」

 

ガンズァス『うむ。良かろう………』

 

 

曜「私は渡辺 曜、ダークネスドラゴンワールドには私が行くよ。」

 

ダルガード『好きにしろ………』

 

 

梨子「スタードラゴンワールドには私が行きます。桜内梨子です。」

 

ディスター『ああ。』

 

 

Aqoursはみんな、自分が使うフラッグのワールドに行く事になったが、まだヒーローワールドが残っている。残念ながらAqoursのメンバーにヒーローワールドを使う者はいない。

 

 

流「ヒーローワールドには僕が行くよ。」

 

千歌「行ってくれるの?流君。」

 

流「勿論だよ。 僕は星野 流だ。」

 

ガイナ『よろしく流、一緒に悪を根絶しよう!』

 

 

エンデュミアス『では、千歌ちゃんは私とドラゴンワールドの担当ですね。』

 

千歌「うん!」

 

 

千歌以外のみんなは互いの検討を祈りながら、それぞれのワールドへと移動した。

 

 

エンデュミアス『我々も帝都へ向かいましょう。』

 

千歌「うん!」

 

ーーー

ーーー

 

マジックワールド

 

 

花丸とシャルディーはマジックワールドの帝都に移動して来た。

だが、マジックワールドの帝都からは悲鳴や避難勧告の鐘や音が鳴り響いていて、街はパニック状態だ。

 

 

シャルディー『なんて事だ………!』

 

花丸「ひ、酷いずら………」

 

『しゃ、シャルディー様!』

 

シャルディー『ん? アルブレヒト、無事でしたか。』

 

アルブレヒト『はい、何とか………ですが、術師の多くは理性を失い、暴れ回っていて………』

 

シャルディー『そうですか………原因のモンスターは?』

 

アルブレヒト『上空におります!』

 

 

アルブレヒトが上空を指差す。

 

上空には、悪魔とも魔術師ともとれるモンスターが杖を構えて、逃げるモンスターや、立ち向かってくるモンスターを黄黒い光で攻撃し、攻撃を受けたモンスターのほとんどが、骨のような甲殻が身体から突き出て、操られてしまっている。

 

それは他のワールドでも同じだ。

 

 

 

アルブレヒト『あのモンスター、とんでもなく強いです………』

 

「なんだ? まだ魔星化してないモンスターがいるのか?」

 

シャルディー/アルブレヒト/花丸『………⁉︎』

 

 

突然後ろから声が聞こえて振り向くと、紺色の短髪で眼鏡をかけた灰色のワイシャツを着た青年が立っていた。

 

 

「よく見ると人間の女の子も一緒だね。」

 

花丸「あなたは誰ずら?」

 

「名を聞く時は自分から、でしょ。まあ答えますが、僕は芦浜 達弘(あしはま たつひろ)だ。君は?」

 

花丸「オラ………私は国木田 花丸です。」

 

達弘「国木田 花丸………ああ、もしかしてAqoursの?」

 

花丸「私を知ってるの?」

 

達弘「ええ。Aqoursのメンバーでマジックワールドを使う子ですよね。ラブライブ!での試合は見てましたよ。まさかマジックワールドの世界でお目にかかれるなんて、思いもしなかったな。………ラウディーロ!!」

 

 

すると青年は上空にいるモンスターを呼ぶ。するとモンスターはすぐに達弘の元に降りて来た。

 

 

ラウディーロ『呼んだか?達弘』

 

達弘「国木田 花丸さん、ここで会ったのも魔星龍様の縁だ。同じマジックワールド同士、バディファイトの手合わせを願おう。」

 

 

達弘はデッキを構える。

 

 

シャルディー『いいや、あなたの相手は僕がする、僕の帝都と市民に手を出したからには………』

 

花丸「待ってください。シャルディーさん!」

 

シャルディー『花丸さん………?』

 

花丸「この人の相手はまるがするずら。」

 

シャルディー『ですが………』

 

花丸「まるを信じてほしいずら。」

 

 

花丸は今までにない強い眼差しでシャルディーに訴える。

その目にシャルディーも観念する。

 

 

シャルディー『分かりました。では僕のカードをデッキに加えてくれますか?』

 

 

そう言ってシャルディーは自身のカードを花丸に渡す。

 

 

シャルディー『彼の相手を任せます。その代わりに、負けないでください。』

 

花丸「ありがとうございます!」

 

 

花丸はシャルディーのカードを受け取って、達弘に向き直る。

 

 

達弘「話しは終わったかい?」

 

花丸「そのファイトは受けます。けど、もしオラが勝ったら、マジックワールドから出て行ってもらうずら!」

 

達弘「ああ、約束しよう。」

 

花丸「バディファイトずら!」

 

 

ーーー

ーーー

 

ダンジョンワールド

 

 

イグラスと共にダンジョンワールドに移動して来たルビィは、謎の女性とバディのモンスターに遭遇していた。

 

 

「あら、あなたが私の相手かしら? ずいぶんとかわいい子ね。中学生くらいかしら?」

 

ルビィ「ルビィは高校生です!」

 

「そうなの? なら手加減は要らないわよね。」

 

イグラス『お前達………我が帝都を襲撃し、帝都に暮らすモンスター達を操るとは………自分達が何をしているのか分かっての事だろうな?』

 

 

ルビィ達の周りには、倒れた勇者やDエネミーや、身体から骨のような甲殻が突き出ていて操られているモンスターと、操られているモンスターと交戦中のモンスター達がいる。

 

 

「分かっているわよ? ただ私は魔星龍様に命じられた通りに行動しているだけよ。」

 

イグラス『魔星龍………本当に復活しているというのか………』

 

ルビィ「平和な街をめちゃくちゃにしたあなた達を、私、許せません!」

 

「無駄な話しは良いわ。私を止めたいのなら、バディファイトでケリをつけましょう。私は鐘里 伊根葉(かねさと いねは)よ。そしてバディの………」

 

『ガーラインだ。』

 

ルビィ「私は黒澤ルビィです。」

 

イグラス『ルビィ、君のデッキは〈勇者〉と〈魔王〉どっちだ?』

 

ルビィ「一応両方デッキに入ってるよ。」

 

イグラス『そうか、なら安心した。我も君のデッキに入ろう。共に奴らを排除する。』

 

ルビィ「うん!」

 

ーーー

ーーー

 

デンジャーワールド

 

 

善子とターミネイトラーはデンジャーワールドの帝都を襲撃していた人間の男とそのバディと対峙していた。

 

 

善子「あんた達の相手はこの私よ!」

 

「相手? お前みたいな女子が俺の相手になるのか?」

 

善子「どういう意味よ。」

 

ターミネイトラー『おいテメェら………、いったい誰の帝都に手を出したか、覚悟は出来てんだろうなぁ!』

 

「ずいぶん威圧的なモンスターだな。貴様も魔星化させてやろうか? ガトラン………!」

 

『うむ。』

 

善子「悪いけど、あんた達の相手は私だって言ってるでしょ!デッキを構えなさい!」

 

「仕方ないな、良いだろう、相手をしてやる。」

 

ターミネイトラー『おいヨハネ、お前のデッキにタイラントはあるな?』

 

善子「ええ。」

 

ターミネイトラー『なら今回は手を貸してやる。奴らの後悔が消えないほどに、叩き潰すぞ!』

 

善子「任せなさい!」

 

ーーー

ーーー

 

カタナワールド

 

 

ダイヤと蓮月もカタナワールドの帝都を襲撃していた人間とそのバディの前に立ちはだかっていた。

 

 

ダイヤ「お待ちなさい、あなた達!」

 

「あん? なんだ、俺以外にも人間がいたのか。」

 

蓮月『お主ら、拙者の納める帝都に、なんと非道な行いをしておるのか!恥を知れい!』

 

ダイヤ「あなた方のやっている事は見過ごせませんわ。今ここで、私とファイトなさい!」

 

『どうする? 秋斗』

 

「どうするも何も、挑まれたファイトは受けねーとなぁ………、悪いが、俺達の邪魔をしたお前らのモンスターも魔星化させてもらうぜ。行くぞ、シュリンガード」

 

蓮月『ダイヤ殿、拙者も力を貸してしんぜよう。このファイト必ず勝利していただきたい。』

 

ダイヤ「分かりましたわ。蓮月さんの力、お借りします!」

 

ーーー

ーーー

 

レジェンドワールド

 

 

レジェンドワールドに移動して来た鞠莉とリディナも、帝都を襲撃している人間とそのバディと対面していた。

 

 

リディナ『貴様ら、私の帝都を襲うだけでなく………、雄愛なる騎士達を操るなど、断じて許さん! 我が騎士道にかけて、貴様らを排除する!』

 

「雄愛なる騎士達………? ふふふ、笑わせる。どうせあなたも、騎士達だけに戦わせて、自分は高いところで指示を出すだけの愚将なんじゃなくて?」

 

リディナ『何だと? 貴様に私の………!!』

 

鞠莉「お、落ち着いてリディナさん。あれはただの挑発よ、乗せられないで!」

 

リディナ『………⁉︎ す、すまない、鞠莉………』

 

「なぁ〜んだ、つまんないなぁ〜〜、まあ良いけど。アシュイス!」

 

アシュイス『どうしたんだい? 朝野。』

 

朝野「この人達が魔星龍様の邪魔をしたいみたいなんだ。だから………」

 

アシュイス『彼女達を排除すれば良いんだな?』

 

朝野「うん。」

 

鞠莉「あっちはヤル気みたいね。」

 

リディナ『小原鞠莉、私のデッキを使ってくれ。』

 

鞠莉「え、いいの?私じゃ使いこなせないかもしれないわよ?」

 

リディナ『問題ない。私がなるべくサポートしよう。それに、桜内梨子の友人ならば、信用もできるし、このデッキを任せても良いと思っている。』

 

 

リディナの強い信頼が瞳に現れている。

鞠莉はリディナの意を汲んで、リディナのデッキを手にとる。

 

 

鞠莉「OK! 一緒にレジェンドワールドを守りましょう!」

 

リディナ『ああ!』

 

ーーー

ーーー

 

エンシェントワールド

 

 

エンシェントワールドに移動した果南とガンザァスもまた、帝都を襲撃しているモンスターと、バディの人間に立ちはだかっていた。

 

 

果南「悪いけど、これ以上好きにはさせないよ!」

 

「………なら、どうするのか?」

 

ガンザァス『主ら、いったい何の目的で我が同胞達を支配する?』

 

「理由は無い。俺達はただ、魔星龍様の意に従っているのみ。それ以上でも以下でもない。」

 

果南「何、それ? 命令さえされたら何でもするって事⁉︎」

 

「そうだ。」

 

ガンザァス『主人に従順すぎるのも困り者だな。』

 

果南「ほんとだね。 とにかく、命令されたからって、やって良い事と悪い事は分かるはずだよ。 帝都のモンスター達を解放して!」

 

『それはできぬ。』

 

ガンザァス『………………』

 

「タツマキ………」

 

『魔星龍様の意志は我らの意思、魔星龍様の命令を邪魔する者は、何人も許してはならない!』

 

「だそうだ。悪いが、邪魔をしないでいただこう。」

 

果南「それこそ無理な願いだね。このまま帝都を襲うって言うんなら、バディファイトだよ!」

 

『ファイトか、どうする? 定明(さだあき)

 

定明「どうする………?無論、彼女達はやる気みたいだからな、面倒だが魔星龍様の命令を続行するためだ。ファイトを受けてやろう」

 

ガンザァス『果南よ、我の力をお前に与えよう。』

 

果南「ありがとうガンザァス、行くよ!」

 

ーーー

ーーー

 

スタードラゴンワールド

 

 

スタードラゴンワールドに移動して来た梨子とメテオディスターは帝都を襲撃していた人間とバディのモンスターと対峙していた。

 

スタードラゴンワールドの帝都の有様を見て、梨子は驚愕していた。

 

 

梨子「酷い………こんな事、絶対に許されないわ!」

 

ディスター『貴様ら、私が居ない間に、私の帝都で好き勝手暴れてくれたようだな………! だが今からそうはいかんぞ!』

 

「ふふふ………なら、どうするというのかね? 俺とファイトでもするか?」

 

ディスター『望むところだ。』

 

「ふふふ、ヴレンダ」

 

ヴレンダ『話しは聴こえていたよ。ファイトするんだろ? 沙也馬(さやま)

 

沙也馬「ああ。帝都侵略はその後だ。」

 

梨子「ディスターさん、このファイトは私が受けます。」

 

ディスター『だが………!』

 

梨子「私は許せない。みんなの平和を壊す魔星龍の事が………!」

 

ディスター『それは私も同じだ。………………良かろう。ならば私をデッキに入れるが良い。』

 

梨子「はい!」

 

ーーー

ーーー

 

ダークネスドラゴンワールド

 

 

ダークネスドラゴンワールドに移動して来た曜とダルガードはダークネスドラゴンワールドの帝都を襲撃しているモンスターとバディの人間と対峙していた。

 

 

曜「これ以上、ダークネスドラゴンワールドでは暴れさせないよ!」

 

「これ以上は………ね。ですが、あなたに私が止められますかね?」

 

曜「止めてみせるよ。ダークネスドラゴンワールドは、私が使うワールドでもあるからね。」

 

「そうですか、スレンジア。」

 

スレンジア『ああ、我々を止められるものなら止めてみよ。負ければお前達も魔星化されるものと知れ。』

 

ダルガード『渡辺 曜、勝てる自信はあるか?』

 

曜「うん、当然! 私は絶対負けない!」

 

ダルガード『そうか、ならば俺をデッキに入れろ。力ぐらいは貸してやる。』

 

曜「うん、ありがとう。ダルガードさん!」

 

 

ーーー

ーーー

 

それぞれのワールドで、同時にバディファイトが始まる!

 

 

Aqours「ルミナイズ!」

 

魔星軍「ルミナイズ!」

 

 

オープンTHEフラッグ!!




今回も感想を是非‼︎


相手が怪異な力の持ち主だと、同じ怪異な力(ドラゴンフォース)を持つ千歌ちゃん、曜ちゃん、梨子ちゃんしかファイトしない、活躍する話しか展開されないんですね。 なので残りの6人がファイトするとなると「大会 編」とかでしか活躍できないのが、僕の話の下手くそで展開力の無さだと思っています。 冥府龍編とかでは一応怪異的な相手とファイトさせましたが、やっぱりドラゴンフォースを持つ2年生組が話しの軸になっているので、怪異な相手には負けがちになっちゃうんですよね。

いっそ、Aqoursの6人にも怪異な力を与えようかな?
もしくは、そんな力を持つカードを使わせる………?
う〜〜〜〜ん………


ーーー次回予告ーーー

それぞれのワールドで一斉に開始されたバディファイト………、最初のファイトは国木田 花丸から始める。
マジックワールドの帝の力を使いこなし、花丸は勝利できるのか?

次回『防衛せよマジックワールド!』


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防衛せよマジックワールド!!

前回の『バディファイトLoveLive!サンシャイン‼︎』

 

 

梨子とリディナのファイトが終わった後、千歌とガンザァスがファイトをしようとするが、その時、全てのワールドの帝都では、魔星龍の配下である人間とモンスターが襲撃を始めていた。

 

その事実を知ったAqoursと流、帝達は、それぞれのワールドに移動し、襲撃している人間とモンスター達と対峙するのであった!

 

ーーー

ーーー

 

マジックワールド

 

花丸は、芦浜 達弘(あしはま たつひろ)と彼のバディのラウディーロと対峙していた。

 

 

 

花丸「オラと契約せよ、魔境の使徒達!ルミナイズ!〈マジック・アグリーメント〉」

 

達弘「悪魔が見つめるは魔星に蝕まれし闇の世界、ルミナイズ〈イロウシェン・イビルズ〉」

 

 

オープンTHEフラッグ

 

 

花丸「マジックワールド」

◼️手札6/ゲージ2/LP10

 

達弘「マジックワールド」

◼️手札6/ゲージ2/LP10

 

 

達弘「僕の先攻から、ドロー、チャージ&ドロー。」

◼️手札6→7/ゲージ2→3

 

達弘「ライフ2払い、キャスト〈ラウディーロの魔術塔〉を【設置】」

◼️手札7→6/LP10→8

 

 

ラウディーロの魔術塔

マジックW

イビルズ/魔力

◼️【設置】

◼️【使用コスト】ライフ2払う。

◼️君が魔法を使った時、その魔法をこのカードのソウルに入れてよい。

◼️【対抗】このカードのソウルに魔法が3枚以上あるなら、次の4つから1つ選んで使える。さらに、このカードのソウルにカードが5枚以上あるなら、代わりに2つまで選んで使える。この効果は1ターンに1回だけ使える。

・君のライフ+3!

・次に君が受けるダメージを2減らす。

・相手の場のモンスター1枚を破壊する。

・君の場の〈イビルズ〉のモンスター全ての攻撃力+3000、防御力+3000、打撃力+1!

【ソウルガード】

 

 

達弘「そしてレフトにバディコール!〈魔界暗術師 ラウディーロ〉」LP8→9

◼️手札6→5/ゲージ3→1

 

 

魔界暗術師 ラウディーロ

マジックW

イビルズ

サイズ3/攻7000/防5000/打撃2

◼️【コールコスト】君のデッキの上から2枚をソウルに入れて、ゲージ2払う。

◼️君が使った魔法が〈イビルズ〉の魔法のソウルに入った時、君のデッキの上から1枚ゲージに置いて、カードを1枚引き、君のライフ+1!この能力は1ターンに1回だけ発動する。

◼️君の場の〈イビルズ〉の魔法のソウルにカードが3枚以上あるなら、このカードの打撃力+1して、4枚以上あるなら【貫通】を得て、5枚以上あるなら【2回攻撃】を得る。

【ソウルガード】/ソウル2

 

 

達弘「さらに〈ナイスワン(最高だぜ)!〉2ドロー! 使用した魔法はラウディーロの魔術塔にソウルイン」

◼️手札5→4→6

 

 

ラウディーロの魔術塔 ソウル0→1

 

 

達弘「さらにラウディーロの能力、使用した魔法が〈イビルズ〉の魔法のソウルに入った時、1チャージ、1ドロー、ライフ+1だ。」LP9→10

◼️手札6→7/ゲージ1→2

 

達弘「キャスト〈ラウディーロの魔術記 1の上巻〉

◼️手札7→6

 

 

ラウディーロの魔術記 1の上

マジックW

イビルズ

◼️君のデッキの上からカードを1枚ゲージに置く。さらに、君の場にカード名に「ラウディーロ」を含むカードがあるなら、君のデッキの上から1枚ゲージに置いて、カードを1枚引く。

 

 

達弘「1チャージ、さらに場に「ラウディーロ」カードがあれば、1チャージ、1ドロー。 そしてラウディーロの魔術塔のソウルに入れる。」

◼️手札6→7/ゲージ2→3→4

 

 

ラウディーロの魔術塔 ソウル1→2

 

 

達弘「まだだよ。キャスト〈ラウディーロの魔術記 1の中巻〉」

◼️手札7→6/ゲージ4→3

 

 

ラウディーロの魔術記 1の中巻

マジックW

イビルズ

◼️【使用コスト】ゲージ1払う。

◼️このターン中、君の場のモンスター1枚の攻撃力+3000する。

◼️このカードが魔法のソウルからドロップに置かれた時、君のライフ+2して、君のデッキから「ラウディーロの魔術記 1の下巻」1枚を手札に加える。デッキを見たらシャッフルする。「ラウディーロの魔術記」の能力は1ターンに1回だけ発動する。

 

 

達弘「ラウディーロの攻撃力+3000する。そして魔術記のにソウルインする。」

 

 

ラウディーロ

攻7000→11000

 

 

ラウディーロの魔術記 ソウル2→3

 

 

達弘「アタックフェイズです。ラウディーロで花丸さんに攻撃! ラウディーロは、魔術記のソウルが3枚以上ある時、打撃力+1される、よって打撃3!」

 

花丸「ずらぁぁ!」LP10→7

 

達弘「ターンエンドです。」

◼️手札6/ゲージ3/LP10

 

 

花丸「オラのターン、ドロー、チャージ&ドローずら!」

◼️手札6→7/ゲージ2→3

 

花丸「まずはレフトに〈第25代魔導帝 ソロモン:シャルディー〉をコールずら!」

◼️手札7→6/ゲージ3→1

 

 

第25代魔導帝 ソロモン:シャルディー

マジックW

魔術師

サイズ1/攻6000/防1000/打撃3

◼️【コールコスト】ゲージ2払う。

◼️"シャルディー・トークン"【起動】君のデッキの上から5枚見て、その中の魔法2枚までを裏向きにして「〈魔術師〉/サイズ1/攻6000/防1000/打撃2」のモンスターとして場に出す。

◼️君が魔法を使った時、君の場の裏向きのカードの枚数分、相手にダメージ!

◼️【対抗】【起動】"ソロモンの帰還"このカードが君のドロップにあるなら、君の手札か場の魔法1枚をドロップに置いてよい。ドロップに置いたら、このカードを【コールコスト】を払わずにコールする。"ソロモンの帰還"は1ターンに1回だけ使える。

【貫通】

 

 

花丸「シャルディーの能力ずら! デッキトップから5枚確認するずら………」

 

 

確認したカード

◼️ナイスワン(最高だぜ!)

◼️魔境使 ベレト

◼️蒼石の契約書

◼️雷牙は契約書

◼️魔境使 ブエル

 

 

花丸「その中から魔法2枚までを裏向きでコールするずら!」

 

 

シャルディートークン ×2

魔術師

サイズ1/攻6000/防1000/打撃2

 

 

シャルディートークンは名の通り、シャルディーの姿形でセンターとライトに現れる。

 

 

花丸「まずは〈暁の契約書〉を【設置】!」

◼️手札6→5/LP7→6

 

 

暁の契約書

マジックW

契約書

◼️【設置】

◼️【使用コスト】ライフ1払う。

◼️このカードをレストしてよい。レストしたら、君のデッキの上からカードを1枚ゲージに置いて、カードを1枚引く。『暁の契約書』は場に1枚しか【設置】できない。

 

 

花丸「さらに〈魔境盾の契約書〉を【設置】ずら!」

◼️手札5→4/ゲージ1→0

 

 

魔境盾の契約書

マジックW

契約書

◼️【コールコスト】ゲージ1払う。

◼️【対抗】相手のターンの攻撃中に、このカードをレストして、その攻撃を無効化して、ライフ+1!

◼️「魔鏡盾の契約書」は場に1枚だけ【設置】できる。

 

 

花丸「シャルディーの能力発動ずら! まるが魔法を使った時、裏向きのカードの枚数分ダメージずら!」

 

 

花丸の場には裏向きのカードが2枚ある。よって達弘に与えられるダメージは2だ。

 

 

達弘「うっ!」LP10→8

 

花丸「行くずら! センターのシャルディートークンで達弘さんに攻撃ずら!打撃2!」

 

達弘「くっ!………なるほど、まずは僕を攻撃して様子見ってところですか。」LP8→6

 

花丸「ライトのシャルディートークンも攻撃ずら!」

 

達弘「くぅ………」LP LP6→4

 

花丸「シャルディーで攻撃ずら!打撃3!」

 

達弘「キャスト〈ソロモンの盾〉攻撃を無効化する。 使用した魔法はラウディーロの魔術塔のソウルへ、そしてラウディーロの能力、〈イビルズ〉の魔術にソウルが入った時、1チャージ、1ドロー、ライフ+1です。」 LP4→5

◼️手札6→5→6/ゲージ3→4

 

 

ラウディーロの魔術塔 ソウル3→4

 

 

達弘は引いたカードを見て表情を変える。

 

 

花丸「やるずらね………ターンエンド!」

◼️手札4/ゲージ0/LP6

 

 

花丸のターンエンドが宣言された時、達弘から黄黒いオーラを放ち、不敵な笑みを浮かべる。

 

 

達弘「相手のターン終了後、ゲージ2払い………"魔星侵蝕"!」

◼️手札6→5/ゲージ4→2

 

達弘「魔星龍の命の下に………侵蝕せよ、我が世界!」

 

 

イロウシェンTHEフラッグ

 

 

達弘「魔星龍域」

 

 

魔星龍域

フラッグ

◼️「魔星龍域」は最初のフラッグに選べず、全てのフラッグでデッキに入れて使える。

◼️君は「魔星ゾーン」のカードを使える。そしてこのカードの下にあるフラッグの能力を得る。

◼️"魔星侵蝕"相手のターン終了時、ゲージ2払ってよい、払ったら、手札のこのカードを君のフラッグの上に重ねる。"魔星侵食"はファイト中1回だけ使える。

◼️君のメインフェイズ開始時、君の手札を好きなだけ捨ててよい。捨てたら、その枚数分、魔星ゾーンからカードを手札に加える。この能力は1ターンに1回だけ使える。

◼️君の場のカード全ては属性に〈魔星龍〉を得て、君はサイズの合計8までのモンスターを置ける。

 

 

シャルディー『な、なんと禍々しいフラッグ………!』

 

花丸「こんなの初めてずら………」

 

達弘「ふふふ………魔星龍域の能力で、手札を2枚捨て、魔星ゾーンから2枚を手札に加えます。」

◼️手札5→3→5

 

達弘「キャスト〈魔星侵攻:イロウシェン・クリプト〉」

◼️手札5→4

 

 

魔星侵攻:イロウシェン・クリプト

魔星龍域

チャージ

◼️君のデッキの上から1枚ゲージに置いて、デッキの上から2枚をドロップに置く。置いたら、魔星ゾーンから2枚を手札に加える。このカードは1ターンに1回だけ使える。

 

 

達弘「1チャージ、そしてデッキトップから2枚を捨て、魔星ゾーンから2枚を手札に………。そして使用した魔法はラウディーロの魔術塔のソウルへ、ラウディーロの能力で1チャージ、1ドロー、ライフ+1。」 LP5→6

◼️手札4→6→7/ゲージ2→3→4

 

花丸「また手札が増えたずら………」

 

達弘「行きますよ、魔星の力を得てラウディーロを進化!〈魔星龍の使徒 グランツ・ラウディーロ〉」

◼️手札7→6/ゲージ4→2

 

 

魔星龍の使徒 グランツ・ラウディーロ

魔星龍域

イビルズ/魔星龍

サイズ6/攻10000/防7000/打撃2

『グランズァ』(このカードは、カード名に「グランズァ」を含むモンスターとして扱う。)

◼️【コールコスト】君の場の〈魔術師〉1枚の上に重ねて、ゲージ2払う。

◼️"魔星詠唱"このカードが登場した時、君のデッキから魔法3枚を選んで、1枚までを【使用コスト】を払わずに使用してよい。残りは君の場のカード1枚のソウルに入れる。デッキを見たらシャッフルする。"魔星詠唱"は1ターンに1回だけ使えるする。

◼️君の場の〈魔法〉にソウルが入った時、君のライフ+1!

◼️君の場の〈魔法〉のソウルが3枚以上なら、このカードは【貫通】を得て、5枚以上あるなら、このカードは【3回攻撃】を得て、6枚以上あるなら、このカードが攻撃した時、相手のモンスター1枚を破壊する。

【ソウルガード】【ライフリンク3】

 

 

ラウディーロは人の姿形はそのままに、竜人の姿へと変貌する。そして持っていた杖は竜の頭をモチーフにしたものに変わる。

 

 

花丸「竜になっちゃったずら………」

 

達弘「グランツラウディーロの登場時能力、デッキから魔法3枚を選び、内1枚をノーコストで使用できる。」

 

花丸「デッキから魔法を使うずら⁉︎」

 

 

デッキから選んだ魔法

◼️ラウディーロの魔術記 1の下巻

◼️コーシャー

◼️ナイスワン!(最高だぜ)

 

 

達弘「僕は〈ナイスワン!(最高だぜ)〉をノーコストで使う。2ドロー! 残りのカードはラウディーロの魔術塔にソウルイン。グランツラウディーロの能力でライフ+1です。」 LP6→7

◼️手札6→8

 

 

ラウディーロの魔術塔 ソウル4→6

 

 

達弘「アタックフェイズです。グランツラウディーロでセンターのシャルディートークンを攻撃します。グランツラウディーロは僕の魔法のソウルが3枚以上なら【貫通】、5枚以上なら【3回攻撃】、6枚以上なら相手のモンスター1枚を破壊する。よってレフトのシャルディーを破壊!」

 

 

シャルディー 破壊!

 

 

グランツラウディーロ

攻10000

 

シャルディートークン

防1000

 

シャルディートークン 撃破!

 

 

達弘「貫通2ダメージ!」

 

花丸「うわぁー!」LP6→4

 

達弘「ラウディーロ、2回攻撃だ。効果でライトのシャルディートークンを破壊しろ。」

 

 

シャルディートークン 破壊!

 

 

花丸「うぁぁ!」 LP4→2

 

達弘「これで終わりですね。ラウディーロで3回攻撃だ!」

 

花丸「まだまだ、まるは負けられないずら!〈魔境盾の契約書〉の効果!このカードをレストして、攻撃を無効化する!そしてライフ+1!」 LP2→3

 

達弘「このタイミングで………、ターンエンドです。」

◼️手札8/ゲージ2/LP7

 

 

花丸「まるのターン、ドロー、チャージ&ドローずら!」

◼️手札4→5/ゲージ0→1

 

花丸「ドロップにあるシャルディーの能力ずら、手札の魔法1枚を捨てて、ノーコストでコール!」

 

 

第25代魔導帝 ソロモン:シャルディー

サイズ1/攻6000/防1000/打撃3/【貫通】

 

 

シャルディー『ずいぶん追い詰められましたね。ここからどうします?花丸さん』

 

花丸「大丈夫、まるは絶対勝つずら! マジックワールドも守るずら!」

 

シャルディー『花丸さん………』

 

 

花丸は思い出していた。冥府龍との戦いの時を………、ボルガルトファーズを相手に善子と2人で挑んで、惨敗してしまった事を………

 

あの時は、曜が来てファーズを倒してくれたから助かったものの、それでもあの時の悔しかった思いは変わらなかった。

 

 

花丸「まるにもっと、力があったら………、暁の契約書の能力!このカードをレストして、1チャージ、1ドローずら!」

◼️手札5→6/ゲージ1→2

 

花丸「シャルディーの能力ずら!デッキトップから5枚見て………」

 

 

確認したカード

◼️雷牙の魔境使 ベェールド

◼️紅玉の契約書

◼️魔境使 アーロス

◼️ソロモンの盾

◼️魔境使の魔導書

 

 

花丸「魔法カード2枚を裏向きでシャルディートークンとしてコール!」

 

 

シャルディートークン ×2

サイズ1/攻6000/防1000/打撃2

 

 

花丸「〈紅玉の契約書〉を【設置】ずら!」

◼️手札6→5/ゲージ2→1

 

 

紅玉の契約書

マジックW

契約書

◼️【設置】

◼️【使用コスト】ゲージ1払う。

◼️このカードを【設置】した時、君のデッキから〈契約者〉のモンスター1枚を手札に加える。デッキを見たらシャッフルする。

◼️このカードが効果かコストによって場を離れた時、君のライフ+3して、このカードを君の場のカード1枚のソウルに入れる。

◼️このカードが場からドロップに置かれた時、君のデッキからこのカードと違うカード名の〈契約書〉1枚を手札に加える。

◼️「紅玉の契約書」は場に1枚だけ【設置】できる。

 

 

花丸「紅玉の契約書の能力! デッキから〈契約者〉1枚を手札に加えるずら!」

◼️手札5→6

 

花丸「そしてシャルディーさんの能力!オラが魔法を使ったら、裏向きのカードの枚数分、2枚あるからダメージ2ずら!」

 

達弘「うぐっ!」LP7→5

 

花丸「キャスト!〈魔境使の魔導書〉」

◼️手札6→5

 

 

魔境使の魔導書

マジックW

魔境/チャージ

◼️君の場に〈契約書〉の魔法が2枚以上あるなら使える。

◼️次の2つから1つ選んで使える。「魔境使の魔導書」は1ターンに1回だけ使える。

・君のデッキの上から2枚をゲージに置く。

・君のデッキの上から2枚引く。

 

 

花丸「2チャージ! シャルディーさん………!」

◼️ゲージ1→3

 

 

シャルディーは花丸の目つきを見て何かを察する。ここまでマジックワールドの為に戦ってくれる花丸に対してシャルディーは信頼する思いで頷く。

 

 

シャルディー『良いですよ花丸さん。マジックワールドを守る為にも、僕をコールコストに使ってください。』

 

花丸「ありがとうずら。場のモンスターを全てソウルに入れて、ゲージ2払ってコールずら!〈紅玉の魔境使 ルビードレット・ザース〉」

◼️手札6→5/ゲージ3→1

 

 

紅玉の魔鏡使 ルビードレッド・ザース

マジックW

魔境使

サイズ3/攻9000/防7000/打撃2

◼️【コールコスト】君の場のモンスター1枚以上全てをソウルに入れて、ゲージ2払う。

◼️〈締結〉(君のアタックフェイズ開始時、君の場の〈契約書〉1枚をレストする。)

相手の場のカード1枚のソウルを全てドロップに置く。その後ドロップに置いたカードが2枚以上ならこのカードの打撃力+1して、3枚以上なら相手にダメージ3! 5枚以上なら代わりに相手にダメージ5!この能力は1ターンに1回だけ発動する。

【2回攻撃】【ソウルガード】/ソウル3

 

FT『紅き我が弾丸を受けよ。』

 

 

花丸のフィールドに、魔導師のような帽子をかぶり、顔の右側は普通の若い男性、左側は角があり、名も竜のように鋭く、悪魔を模した赤いタトゥーが入っている。

 

 

花丸「アタックフェイズずら! ルビードレッドの〈締結〉発動! 紅玉の契約書をレストするずら!」

 

ルビードレッド『契約は今、果たされた。』

 

花丸「相手のカード1枚のソウルを全てドロップする! ラウディーロの魔術塔のソウルを全て破棄!」

 

達弘「なんと⁉︎」

 

 

ラウディーロの魔術塔 ソウル6→0

 

 

達弘「だ、だが! ソウルからドロップされたラウディーロの魔術記 1の中巻の能力で、デッキから〈ラウディーロの魔術記 1の下巻〉を手札に加える!」

◼️手札8→9

 

ルビードレッド『それがどうしたと?』

 

達弘「っ?」

 

花丸「ルビードレッドの締結はまだ続いてるよ。 ドロップに置いたソウルの枚数が2枚以上なら打撃+1、3枚以上ならダメージ3、そして………5枚以上置いたら、代わりに5ダメージずら!

 

ルビードレッド『我が紅玉の弾丸よ、悪しき魂を撃ち抜け………!』

 

 

ルビードレッドは右手で指鉄砲を作り、紅い魔力を集中させる。集まった魔力は紅い宝石の弾丸になり、それを撃ち出す!

 

 

達弘「ぼ、僕が………こんな負けかた………うわぁぁぁぁぁぁぁ!!」LP5→0

 

 

 

 

シャルディー『やりましたね、花丸さん。』

 

花丸「シャルディーさんが力を貸してくれたおかげずら。」

 

シャルディー『そう思っていただけたなら良かったです。』

 

 

シャルディーと花丸が安心していると、突然「魔星龍域」のフラッグが黄黒いオーラを放つ。

 

そして敗北した達弘のバディ、ラウディーロは「魔星龍域」のカードに吸い込まれてしまった。

 

 

達弘「あれ?僕は、何を………? ここは⁉︎」

 

花丸「達弘さん、何も覚えてないずらか?」

 

達弘「え? あ、君はAqoursの国木田 花丸さん! 僕ファンなんです。同じマジックワールド使いとして!」

 

花丸「え? あ、ありがとうず………ございます。」

 

達弘「普段の話し方でいいですよ。」

 

 

ファイトが終わって、バディと魔星龍域のフラッグが消えた瞬間に、達弘はさっきまでの事を覚えていない様子だった。

 

 

達弘「あの、ここはどこでしょう? 僕は確か、さっきまで大学の中庭で………」

 

シャルディー『本当に何も覚えていないみたいですね。』

 

花丸「バディの事もずら? 達弘さん、さっきまで一緒にいたバディの事も覚えてないずらか⁉︎」

 

達弘「ば、バディ? 僕はまだバディレアは持ってないけど………」

 

 

その言葉で花丸は少しショックを受けた。さっきまで、共に自分達を追い詰めたバディを覚えていないどころか、バディがいないなんて………

 

 

シャルディー『どうします?花丸さん?』

 

花丸「………達弘さんを、元の世界に戻してほしいずら。何も覚えてないんじゃ、お咎めもできないでしょ?」

 

達弘「そうですね。」

 

 

そして達弘はシャルディーによって人間の世界に強制送還された。

 

 

花丸「今のはいったい………?」

 

シャルディー『分かりません。ですが、我々は、本当にとんでもない奴を相手にしているらしいですね。』

 

 

 

 




今回も感想を是非‼︎

投稿が遅れてすみません。
今、草刈りが忙しくて書く余裕があまりありませんでした。
今は自分家の田んぼの草刈りが終わりましたが、今度はご近所さんの田んぼの草刈りも依頼されているので、次回も投稿が遅れると思います。

ーーー次回予告ーーー

イグラスと共にダンジョンワールドにやって来たルビィ、そして魔星軍の1人「鐘里 伊根葉(かねさと いねは)」とバディの「ガーライン」と対峙していた。果たしてルビィはダンジョンワールドを守れるのか?

次回『ルビィ奮闘!』


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ルビィ奮闘!

前回の『バディファイトLoveLive!サンシャイン‼︎』

 

 

ついに、全てのワールドを巻き込むAqoursと魔星軍とのファイトが始まった。

 

マジックワールドでは花丸が魔星軍の1人 芦浜 達弘とファイトし、見事に勝利した。

 

ーーー

ーーー

 

ダンジョンワールド

 

 

ルビィは魔星軍の1人である女性「鐘里 伊根葉(かねさと いねは)」とバディの「ガーライン」と対峙していた。

 

 

ルビィ「勇者と魔王、今交わりて新たな絆を紡ぐ!ルミナイズ!〈勇魔連合〉」

 

伊根葉「魔星の侵蝕の下に、黒き魔王が掌握する。ルミナイズ〈魔星の魔王団〉」

 

 

オープンTHEフラッグ

 

 

ルビィ「ダンジョンワールド」

◼️手札6/ゲージ2/LP10

 

伊根葉「ダンジョンワールド」

◼️手札6/ゲージ2/LP10

 

 

ルビィ「ルビィから行きます!ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札6→7/ゲージ2→3

 

ルビィ「私はゲージ1払い〈勇者の蒼剣 ブレイヴレード〉とライフ1払い〈魔王の玄剣 ハーデンブレード〉」LP10→9

◼️手札7→6→5/ゲージ3→2

 

 

勇者の蒼剣 ブレイヴレード

冒険者/騎士/武器

攻5000/打撃1

◼️【装備コスト】ゲージ1払う。

◼️君はこのカードを装備したまま、カード名に「魔王」を含むアイテム1枚を装備できる。

◼️このカードが他の〈冒険者〉か〈魔王〉のカードと連携攻撃した時、このカードは【2回攻撃】を得て、君のライフ+1する。

◼️君が他の〈魔王〉のアイテムを装備してる時、君が受ける3以上のダメージを1減らす。

 

 

魔王の玄剣 ハーデンブレード

魔王/Dエネミー/武器

攻5000/打撃2

◼️【装備コスト】ライフ1払う。

◼️君はこのカードを装備したまま、カード名に「勇者」を含むアイテム1枚を装備できる。

◼️このカードが他の〈魔王〉か〈冒険者〉のカードと連携攻撃した時、このカードは【貫通】を得て、君のデッキの上から1枚ゲージに置く。

◼️このカードが攻撃したバトル終了時、君の場のカードが2枚以上レストしていれば、このカードをスタンドできる。この能力は1ターンに1回だけ使える。

 

 

ルビィ「アタックフェイズ! ハーデンブレードで攻撃です!打撃2」

 

伊根葉「くぅ!」LP10→8

 

ルビィ「ターンエンド。」

◼️手札5/ゲージ2/LP9

 

 

伊根葉「私のターン。ドロー、チャージ&ドロー。」

◼️手札6→7/ゲージ2→3

 

伊根葉「ライトに〈黒幻城のスライム〉をコール、レフトに〈黒幻城のスケルトン〉をコールよ。」

◼️手札7→6→5

 

 

黒幻城のスライム

ダンジョンW

Dエネミー

サイズ0/攻2000/防2000/打撃1

◼️このカードが登場した時、君のライフ+1!

◼️このカードは相手のセンターにモンスターがいても相手を攻撃できる。

 

 

黒幻城のスケルトン

ダンジョンW

Dエネミー

サイズ1/攻3000/防2000/打撃2

◼️このカードが攻撃した時、君のデッキの上からカードを1枚ゲージに置く。この能力は1ターンに1回だけ使える。

 

 

 

伊根葉「黒幻城のスライムの登場時にライフ+1よ。」LP8→9

 

伊根葉「そして〈黒幻城 ガーランキャッスル〉を【設置】」

◼️手札5→4/ゲージ3→1

 

 

黒幻城のガーランキャッスル

ダンジョンW

◼️【設置】

◼️【使用コスト】ゲージ2払う。

◼️君の場の〈魔王〉と〈Dエネミー〉全ての攻撃力+2000、防御力+2000!

◼️君の場のカード名に「黒幻城」と名のあるモンスターが破壊された時、君のデッキの上から1枚をこのカードのソウルに入れる。

◼️このカードのソウルが4枚以上あるなら、このカードのソウルを全て君のゲージに置く。この効果を使用後このカードにソウルは入れられない。この効果はファイト中1回だけ使える。

◼️「黒幻城 ガーランキャッスル」は場に1枚だけ【設置】できる。

 

 

伊根葉「このカードの能力で「黒幻城」モンスターは強化されるわ。」

 

 

黒幻城のスライム

攻2000→4000/防2000→4000

 

 

黒幻城のスケルトン

攻3000→5000/防2000→4000

 

 

伊根葉「アタックフェイズ、黒幻城のスケルトンでルビィちゃんに攻撃よ!攻撃時に1チャージ!打撃2」

◼️ゲージ1→2

 

ルビィ「うぅ………」LP9→7

 

伊根葉「スライムも行きなさい!」

 

ルビィ「うゅ………」LP7→6

 

伊根葉「このターンはこんなもんね。」

◼️手札4/ゲージ2/LP9

 

 

ルビィ「ルビィのターン、ドロー、チャージ&ドロー。」

◼️手札5→6/ゲージ2→3

 

ルビィ「ライトにコール!〈魔勇帝 イグラス〉」

◼️手札6→5/3→1

 

 

魔勇帝 イグラス

ダンジョンW

冒険者/勇者/魔王/Dエネミー

サイズ2/攻7000/防7000/打撃2

◼️【コールコスト】君のデッキの上から2枚をこのカードのソウルに入れて、ゲージ2払う。

◼️【対抗】【起動】君の手札から〈ダンジョンワールド〉のカード1枚を捨ててよい。この能力で〈冒険者〉を捨てたら君のライフ+2、〈魔王〉を捨てたら相手にダメージ1!その後、次の2つから1つ選んで使える。この能力は1ターンに1回だけ使える。

・相手のモンスターかアイテム1枚の攻撃力ー4000、打撃力ー1!

・相手のモンスターかアイテム1枚の防御力ー4000!

【2回攻撃】【ソウルガード】【ライフリンク3】/ソウル2

 

 

ルビィ「魔勇帝イグラスの能力!ルビィの手札のカードを1枚捨てる!」

◼️手札5→4

 

 

ルビィが捨てたカードは〈栄光の騎士 エル・キホーテ〉冒険者のモンスターだ。

 

 

ルビィ「〈冒険者〉のカードを捨てたら、ルビィのライフ+2!」LP7→9

 

ルビィ「さらに黒幻城のスケルトンの防御力ー4000です!」

 

 

黒幻城のスケルトン

防御力4000→0

 

 

ルビィ「アタックフェイズです! イグラスさんでスケルトンに攻撃!」

 

 

イグラス

攻7000

 

黒幻城のスケルトン

防0

 

黒幻城のスケルトン 撃破!

 

 

伊根葉「スケルトンが破壊された時、黒幻城ガーランキャッスルの能力、デッキトップから1枚をガーランキャッスルのソウルに入れるわ。」

 

 

黒幻城ガーランキャッスル ソウル0→1

 

 

ルビィ「ハーデンブレードとブレイヴレードで伊根葉さんに連携攻撃!ブレイヴレードの連携時にライフ+1!そして【2回攻撃】を得る!そしてハーデンブレードの連携時に1チャージ、【貫通】を得る。連携打撃3!」LP9→10

◼️ゲージ1→2

 

伊根葉「くぅぅぅ!!」LP9→6

 

ルビィ「ハーデンブレードのさらなる能力、ハーデンブレードが攻撃したバトル後、ルビィのカードが2枚以上レストしていれば、ハーデンブレードは1回だけスタンドします。」

 

伊根葉「まさに魔王の剣………ね。」

 

ルビィ「イグラスさんで2回攻撃!」

 

伊根葉「キャスト〈シャルサーナの加護〉攻撃を無効化してライフ+1よ。」LP6→7

◼️手札5→4/ゲージ2→1

 

ルビィ「ハーデンブレードで2回攻撃!」

 

伊根葉「うぅ!」LP7→5

 

ルビィ「ターンエンドです。」

◼️手札5/ゲージ2/LP10

 

 

伊根葉「私のターン、ドロー。チャージ&ドロー」

◼️手札4→5/ゲージ1→2

 

伊根葉「レフトにまた〈黒幻城のスケルトン〉をコールよ。」

◼️手札5→4

 

 

黒幻城のスケルトン

サイズ1/攻3000/防2000/打撃2

 

 

伊根葉「さらに黒幻のスケルトンを破壊して、センターにコール!〈黒幻城のミノタウロス〉をコール!」

◼️手札4→3

 

 

黒幻城のミノタウロス

ダンジョンW

Dエネミー

サイズ2/攻6000→8000/防5000→7000/打撃2

◼️【コールコスト】君の場の〈Dエネミー〉1枚を破壊する。

◼️このカードが攻撃した時、君のデッキの上から1枚を場の魔法1枚のソウルに入れて、さらに1枚をこのカードのソウルに入れる。この能力は1ターンに1回だけ使える。

【2回攻撃】【ソウルガード】

 

 

黒幻城のミノタウロスはガーランキャッスルの能力で攻撃力と防御力が+2000される。

 

 

伊根葉「スケルトンが破壊された事でデッキトップから1枚をガーランキャッスルにソウルイン」

 

 

ガーランキャッスル ソウル1→2

 

 

伊根葉「アタックフェイズよ。黒幻城のミノタウロスでルビィちゃんに攻撃するわ! ミノタウロスの能力、デッキトップから1枚をガーランキャッスルのソウルに入れて、ミノタウロスにもデッキトップから1枚ソウルに入れるわ!」

 

 

ガーランキャッスル ソウル2→3

 

ミノタウロス ソウル0→1

 

 

ルビィ「うぅ!」LP10→8

 

伊根葉「ミノタウロスで2回攻撃よ!」

 

ルビィ「くぅ!」LP8→6

 

伊根葉「スライムも攻撃よ。」

 

ルビィ「うっ………」LP6→5

 

伊根葉「ターンエンドよ。」

◼️手札3/ゲージ2/LP5

 

 

ルビィ「ルビィのターン、ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札5→6/ゲージ2→3

 

ルビィ「メインは何もせず、アタックフェイズ! ハーデンブレードとイグラスさんでミノタウロスに攻撃! ハーデンブレードの連携時に1チャージ、そしてハーデンブレードは【貫通】を得る!」

◼️ゲージ3→4

 

伊根葉「ソウルガードよ!」

 

 

ハーデンブレード+イグラス

攻12000

 

ミノタウロス

防5000

 

ミノタウロス 撃破!

【ソウルガード】ソウル1→0

 

 

ルビィ「貫通2!」

 

伊根葉「うぐぅ………!ミノタウロスが破壊された事で、デッキトップから1枚をガーランキャッスルにソウルイン!」LP5→3

 

 

ガーランキャッスル ソウル3→4

 

 

ルビィ「ハーデンブレードの攻撃後、ルビィのカードが2枚以上レストしていればスタンドできる! ハーデンブレードとイグラスさんでミノタウロスに再連携攻撃! 1チャージ!」

◼️ゲージ4→5

 

伊根葉「そう何度もいかないわ、キャスト〈黒幻城の結界〉」

◼️手札3→2

 

 

黒幻城の結界

ダンジョンW

防御

◼️相手のターンの攻撃中に使える。

◼️【対抗】その攻撃を無効化する。さらに、君の場にカード名に「黒幻城」を含むカードがあれば、君のライフ+1して、カードを1枚引く。

 

 

伊根葉「攻撃を無効化する。そして場に「黒幻城」カードがあれば、ライフ+1、1ドロー!」LP3→4

◼️手札2→3

 

ルビィ「イグラスさんの能力!手札から〈凱旋の騎士エル・キホーテ〉を捨てて、ライフ+2!ミノタウロスの防御力ー4000です!」LP5→7

◼️手札6→5

 

 

黒幻城のミノタウロス

防7000→3000

 

 

ルビィ「ブレイヴレードで、ミノタウロスに攻撃!」

 

 

ブレイヴレード

攻5000

 

ミノタウロス

防3000

 

ミノタウロス 撃破!

 

 

伊根葉「ガーランキャッスルにソウル追加よ。」

 

 

ガーランキャッスル ソウル4→5

 

 

ルビィ「ターンエンド。」

◼️手札5/ゲージ5/LP7

 

 

伊根葉「相手のターン終了時にゲージ2払い………"魔星侵蝕"!」

◼️手札3→2/ゲージ2→0

 

伊根葉「魔星龍様の命の下に、侵蝕せよ!我が世界!」

 

 

イロウシェンTHEフラッグ

 

 

伊根葉「魔星龍域」

 

 

魔星龍域

フラッグ

◼️「魔星龍域」は最初のフラッグに選べず、全てのフラッグでデッキに入れて使える。

◼️君は「魔星ゾーン」のカードを使える。そしてこのカードの下にあるフラッグの能力を得る。

◼️"魔星侵蝕"相手のターン終了時、ゲージ2払ってよい、払ったら、手札のこのカードを君のフラッグの上に重ねる。"魔星侵食"はファイト中1回だけ使える。

◼️君のメインフェイズ開始時、君の手札を好きなだけ捨ててよい。捨てたら、その枚数分、魔星ゾーンからカードを手札に加える。この能力は1ターンに1回だけ使える。

◼️君の場のカード全ては属性に〈魔星龍〉を得て、君はサイズの合計8までのモンスターを置ける。

 

 

イグラス『っ………⁉︎』

 

ルビィ「これが、千歌ちゃん達が言ってたフラッグ………?」

 

伊根葉「私のターン、ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札2→3/ゲージ0→1

 

伊根葉「魔星龍域の能力で手札を2枚捨て、魔星ゾーンから2枚を手札に加える。」

手札3→1→3

 

伊根葉「そして黒幻城ガーランキャッスルの能力! このカードのソウルが4枚以上あるなら、ソウルを全てゲージに置く!」

 

 

ガーランキャッスルのソウルは5枚、よって5枚全てのソウルは伊根葉のゲージに置かれる。

 

 

伊根葉「ふふふ………」

◼️ゲージ1→6

 

ルビィ「伊根葉さんのゲージが、一気に6枚に………」

 

伊根葉「まだ驚くなかれよ。 センターにバディコール!〈黒幻城の魔王 ガーライン〉」

◼️手札3→2

 

 

黒幻城の魔王 ガーライン

ダンジョンW

魔王

サイズ3/攻9000/防4000/打撃2

◼️【コールコスト】ゲージ3以上を好きなだけ払う。払ったゲージはこのカードのソウルに入れる。

◼️このカードのソウルは相手の効果でドロップに置けない。

◼️このカードのソウルが3枚以下なら、このカードの攻撃力+3000、防御力+3000!

【2回攻撃】【ソウルガード】【ライフリンク2】

 

 

伊根葉「さらに………ガーランを魔星化させる!〈魔星の使徒 グランム・ガーライン〉」

◼️手札2→1

 

 

 

ガーラインは元々竜の姿をしていたが、一回り大きくなり、額から角が2本生えて、身体の色が紫に変わる。

 

 

 

魔星の使徒 グランム・ガーライン

ダンジョンW

魔星龍/魔王

サイズ6/攻12000→14000/防5000→7000/打撃2

『グランズァ』

◼️【コールコスト】君の場のソウル3枚以上の〈Dエネミー〉か〈魔王〉のカードのソウルを全てこのカードのソウルに入れる。

◼️このカードのソウルは相手の効果で1枚ずつしかドロップに置けない。

◼️このカードのソウルが3枚以下なら、このカードの攻撃力+3000、防御力+3000、打撃力+1!

◼️君のターン終了後、このカードのソウル1枚をゲージに置く。

【3回攻撃】【ソウルガード】【ライフリンク3】/ソウル6

 

 

伊根葉「くぅ………」LP4→2

 

 

伊根葉はコストで場を離れたガーラインの【ライフリンク】で2ダメージを受ける。

 

 

伊根葉「キャスト〈魔星侵攻:イロウシェン・ドロー〉」

◼️手札1→0

 

 

魔星侵攻:イロウシェン・ドロー

魔星龍域

ドロー

◼️君のライフが6以下の時に使える。

◼️君のデッキの上からカードを2枚引く。さらに、君の場に、カード名に「グランズァ」を含むカードがあるなら、次の2つから1つ選んで使える。「魔星侵攻:イロウシェン・ドロー」は、1ターンに1回だけ使える。

・君のデッキの上から1枚引く

・君の魔星ゾーンから1枚を手札に加える。

 

 

伊根葉「2ドロー、さらに「グランズァ」のカードがある事で、魔星ゾーンより1枚を手札に。」

◼️手札0→2→3

 

伊根葉「アタックフェイズよ。 グランムガーラインで鬱陶しいイグラスに攻撃!」

 

ルビィ「イグラスさんの能力!手札から〈伝説の救世主 タスク〉を捨てて、ライフ+2!そして、ガーラインの攻撃力をー4000/打撃ー1!」LP7→9

◼️手札5→4

 

伊根葉「それでも、そっちの帝様より強いわよ!」

 

ルビィ「ソウルガードです!」

 

 

グランムガーライン

14000→10000

 

イグラス

防7000

 

イグラス 撃破!

【ソウルガード】ソウル2→1

 

 

伊根葉「グランムガーラインでイグラスに再攻撃よ!」

 

ルビィ「ソウルガード!」

 

 

イグラス 撃破!

【ソウルガード】ソウル1→0

 

 

伊根葉「グランムガーラインで3回攻撃よ!」

 

イグラス『黒澤ルビィ………このファイトに、勝利を………』

 

 

イグラス 撃破!

【ライフリンク3】

 

 

ルビィ「ピギャぁ!」LP9→6

 

伊根葉「ふふふ………ターンエンドよ。そしてターン終了後にグランムガーラインのソウル1枚をゲージに置く。」

◼️手札1/ゲージ0→1/LP2

 

 

グランムガーライン ソウル6→5

 

 

ルビィ「ルビィのターン、ドロー!チャージ&ドロー!」

◼️手札4→5/ゲージ5→6

 

伊根葉「ふふふ………、ライフでは負けてるけど、場の状況では私の方が有利、さて、どう巻き返せるかしら?」

 

ルビィ「ルビィは負けません! イグラスさんの頼みどおり、私は勝ちます! ゲージ2払い、レフトにバディコール!〈勇魔王者 イクシア〉」LP6→7

◼️手札5→4/ゲージ6→4

 

勇魔王者 イクシア

冒険者/騎士/魔王/Dエネミー

サイズ2/攻6000/防6000/打撃2

◼️【コールコスト】ゲージ2払う。

◼️【起動】【対抗】"同志剛召"君のライフ1払う。君の手札かデッキから〈冒険者〉か〈騎士〉か〈魔王〉か〈Dエネミー〉のモンスター1枚を【コールコスト】を払わずにコールできる。そのカードはこのターン中サイズ1になる。この能力は1ターンに1回だけ使える。

◼️君のターン終了時、君の場のモンスター1枚をこのカードのソウルに入れてもよい。

【2回攻撃】【貫通】【ソウルガード】【ライフリンク2】

 

 

ルビィ「お姉ちゃん…………、ライフ1払い、イクシアの能力!手札から、ライトにノーコストコール!〈鬼神魔王 剛刃丸〉」

◼️手札4→3

 

 

鬼神魔王 剛刃丸

ダンジョンW/カタナW

魔王/忍者

サイズ3→1/攻7000/防4000/打撃2

◼️【コールコスト】君の場のモンスター2枚までをこのカードのソウルに入れて、ゲージ2払う。

◼️君の手札からカード1枚を裏向きでこのカードのソウルに入れる。この能力は1ターンに1回だけ使える。

◼️【対抗】相手のターンの攻撃中、このカードのソウルにある裏向きのカード1枚を見せる。そのカードが攻撃している相手のカードと同じ種類なら、その攻撃を無効化して、相手にダメージ3!見たカードは表向きでソウルに戻す。

【2回攻撃】【ソウルガード】【ライフリンク2】

 

 

ルビィ「剛刃丸の能力で手札1枚を裏向きでソウルイン!」

◼️手札3→2

 

 

剛刃丸 ソウル0→1

 

 

ルビィ「アタックフェイズ! イクシアとハーデンブレードでガーラインに連携攻撃です!ハーデンブレードの連携時に1チャージ、【貫通】を得ます!」

◼️ゲージ4→5

 

 

イクシア+ハーデンブレード

攻11000

 

グランムガーライン

防7000

 

 

伊根葉「キャスト!〈邪悪な儀式〉魔王への攻撃を無効化し、1チャージ、ライフ+1!」LP2→3

◼️手札3→2/ゲージ1→2

 

 

バトル後、ルビィのカードが2枚以上レストしている事で、ハーデンブレードはスタンドする。

 

 

ルビィ「ハーデンブレードとイクシアでガーラインに2回連携攻撃!」

 

伊根葉「キャスト!〈魔星侵攻:イロウシェン・シールド〉」

◼️手札2→1

 

 

魔星侵攻:イロウシェン・シールド

魔星龍域

◼️相手のターンの攻撃中に使える。

◼️【対抗】その攻撃を無効化して、君のライフ+3!

 

 

伊根葉「攻撃を無効化して、ライフ+3よ。」LP3→6

 

 

ルビィ「鬼神魔王 剛刃丸とブレイヴレードで連携攻撃です!ブレイヴレードの連携時にライフ+2!【2回攻撃】を得ます!」LP6→8

 

伊根葉「グランムガーラインのソウルガードよ!」

 

 

剛刃丸+ブレイヴレード

攻12000

 

グランムガーライン

防7000

 

グランムガーライン 撃破!

【ソウルガード】ソウル5→4

 

 

ルビィ「ブレイヴレードの【貫通】2ダメージ!」

 

伊根葉「くぅ!」LP6→4

 

ルビィ「剛刃丸とブレイヴレードで2回連携攻撃!」LP8→10

 

伊根葉「ソウルガード!」

 

 

グランムガーライン 撃破!

【ソウルガード】ソウル4→3

 

 

ルビィ「【貫通】2ダメージ!」

 

伊根葉「くっ………! グランムガーラインのソウルが3枚以下になったなら、グランムガーラインの攻撃力と防御力+3000/打撃力+1されるわ!」LP4→2

 

 

グランムガーライン

攻14000→17000/防7000→10000/打撃2→3

 

 

ルビィ「ターンエンド!」

◼️手札2/ゲージ5/LP10

 

 

伊根葉「私のターン、ドロー!チャージ&ドロー!」

◼️手札1→2/ゲージ2→3

 

伊根葉「レフトに〈黒幻城のスライム〉をコール!登場時にライフ+1!」LP2→3

 

 

黒幻城のスライム

サイズ0/攻2000→4000/防2000→4000/打撃1

 

 

伊根葉「アタックフェイズ! グランムガーラインでルビィちゃんに攻撃!打撃3!」

 

 

伊根葉がグランムガーラインに攻撃を命じた時、剛刃丸の眼が光り、不思議な空間に変わる。

 

 

伊根葉「………っ⁉︎」

 

ルビィ「あなたは、ルビィの布石を踏みました。」

 

伊根葉「何ですって⁉︎」

 

ルビィ「鬼神魔王 剛刃丸の能力!ソウルにある裏向きのカードを見て、それがグランムガーラインと同じモンスターカードなら、攻撃を無効化する!」

 

 

剛刃丸のソウルにあった裏向きのカードはモンスターカードだった。

 

 

伊根葉「な………!」

 

ルビィ「剛刃丸のソウルにあったカードはモンスターカード!よって、グランムガーラインの攻撃を無効化して、伊根葉さんにダメージ3!!」

 

 

剛刃丸が刀を抜きながら一瞬で伊根葉の背後に移動する。そしてゆっくりと刀を鞘にしまうと、伊根葉に衝撃が走る!

 

 

伊根葉「うあぁぁぁぁぁぁぁあ!!」LP3→0

 

 

 

 

 

伊根葉の敗北により、バディのガーラインは「魔星龍域」のフラッグに吸い込まれ、魔星龍域も消失してしまった。

 

 

伊根葉「うぅ………、私はいったい………? ここは?」

 

ルビィ「お、覚えてないんですか?」

 

伊根葉「覚えて………? 何を?」

 

ルビィ「………………」

 

イグラス『………この反応、どうやら"ふり"ではないようだな?』

 

 

するとルビィのスマホにLINEが届く、その相手は花丸からだった。内容は、ファイトで倒した相手が何も覚えていなかった事、そして、さっきまで一緒にいたバディモンスターの事も覚えていなかったという事だった。

 

 

ルビィ「花丸ちゃんも勝ったんだ! でも、相手のファイターさんが何も覚えていないのは同じみたい………」

 

イグラス『そうか………。ならばもうよい、この人間を元の世界に帰す。』

 

 

伊根葉はイグラスによって、人間の世界に送還された。

 

 

 

 

 

 




今回も感想を是非‼︎


今回から一旦「次回予告」はお休みします。
内容はほぼ同じですから。 予告タイトルだけは残そうかな?


次回『津島善子の鬱憤』


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津島善子の鬱憤

投稿日の今日、7/13日は、津島善子(ヨハネ)ちゃんのお誕生日です! 善子ちゃん、おめでとう!!

因みに、善子ちゃんのファイト回と上手いこと重なったのは、ただの偶然です。

でも、善子ちゃんの誕生日記念を書く代わりになるので丁度いいですね。


前回の『バディファイトLoveLive!サンシャイン‼︎』

 

 

ついに、全てのワールドを巻き込むAqoursと魔星軍とのファイトが始まった。

 

マジックワールドでは花丸が、ダンジョンワールドではルビィが魔星軍のメンバーとファイトし、見事に勝利した。

 

だが、敗北した魔星軍のファイター達は、さっきまでファイトしていた事と、一緒にいたバディの記憶が消えてしまっていた。

 

ーーー

ーーー

 

デンジャーワールド

 

 

善子はデンジャーワールドで、魔星軍の1人「杵側(きねがわ)」と、そのバディ「ガトラン」と対峙していた。

 

 

善子(ヨハネ………、悪いけど今回は普通のタイラントのデッキを使わせてもらうわ。)

 

 

善子が「堕天使」のデッキに問いかけると、デッキの中にある「堕天使 ヨハネ」の声が答える。

 

 

ヨハネ(そう……。確かに、私達〈堕天使〉のデッキに帝様は合わないしね………良いわ。その代わり、勝ちなさいよ。)

 

善子「ありがとう。ヨハネ………」

 

ターミネイトラー『おいヨハネ、何ぶつぶつ言ってんだ?』

 

善子「悪いけど、今はヨハネじゃなくて、善子って呼んで構わないわ。」

 

ターミネイトラー『あぁ? お前さっきまでヨハネって呼べって言ってたろうが!』

 

善子「いいから!今は、津島善子なのよ!」

 

ターミネイトラー『わーったよ、善子。』

 

杵側「喧嘩は終わりかい?」

 

善子「ええ、一応ね。 ファイトを始めるわよ!」

 

 

 

善子「刮目しなさい!そして強大なる暴牙に打ち震えなさい!ルミナイズ〈ブレイク・タイラント〉」

 

杵側「穿て、忘却の拳………! ルミナイズ〈暴拳の闘竜〉」

 

 

オープンTHEフラッグ

 

 

善子「デンジャーワールド」

◼️手札6/ゲージ2/LP10

 

杵側(きねがわ)「デンジャーワールド」

◼️手札6/ゲージ2/LP10

 

 

善子「私のターン、ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札6→7/ゲージ2→3

 

善子「ゲージ2払い、〈崩滅槍 天抉り〉を装備!」

◼️手札7→6/ゲージ3→1

 

 

崩滅槍 天抉り

タイラント/武器

攻7000/打撃2

 

 

善子「レフトに〈タイラント・ジン〉をコール!」

◼️手札6→5

 

 

タイラント・ジン

サイズ1/攻3000/防2000/打撃2

 

 

善子「アタックフェイズよ! 崩滅槍 天抉りで攻撃! タイラントジンの能力で、アイテムで攻撃したらライフ+2! さらに天抉りの能力で、ライフが回復したら1チャージ、【2回攻撃】を得る!」LP10→12

◼️ゲージ1→2

 

杵側「ぐっ………」LP10→8

 

善子「先攻が攻撃できるのは1回だけ、ターンエンドよ」

◼️手札5/ゲージ2/LP12

 

 

杵側「見事な先制打だ。ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札6→7/ゲージ2→3

 

杵側「まずは〈超力充填〉ライフ1払い、ゲージ+3。」LP8→7

◼️手札7→6/ゲージ3→6

 

杵側「センターに〈暴拳竜 ガトラン〉をバディコール!」LP7→8

◼️手札6→5/ゲージ6→4

 

 

暴拳竜 ガトラン

デンジャーW

暴拳竜/デュエルドラゴン

サイズ2/攻7000/防5000/打撃2

◼️【コールコスト】ゲージ2払う。

◼️このカードが登場した時、君のデッキの上から4枚を見て、その中の〈暴拳竜〉のアイテム2枚までを君の手札に加える。残りのカードはこのカードのソウルに入れる。

◼️君のモンスターかアイテムの攻撃力か打撃力が増えた時、このカードは【2回攻撃】を得る。

【反撃】【ソウルガード】

 

 

杵側「ガトランの登場時能力、デッキの上から4枚を確認、その中の〈暴拳竜〉のアイテム2枚までを俺の手札に加える。残りのカードはガトランのソウルに入れる。」

 

 

確認したカード

◼️暴拳竜 コブシン

◼️炎の暴拳

◼️暴拳竜 メリケーン

◼️暴竜の右拳 デュライトナック

 

 

杵側「〈暴竜の右拳 デュライトナック〉を手札に加える。残り3枚はガトランのソウルに入れる。」

◼️手札5→6

 

 

ガトラン ソウル0→3

 

 

杵側「ライフ1払い装備〈暴竜の右拳 デュライトナック〉を装備、さらにライフ1払い装備〈暴竜の左拳 デュレフトナック〉を装備。」

◼️手札6→5→4/LP8→7→6

 

 

暴竜の右拳 デュライトナック

デンジャーW

暴拳竜/拳

攻3000/打撃2

◼️【装備コスト】ライフ1払う。

◼️君はこのカードを装備したまま、カード名に「暴竜の左拳」を含むアイテム1枚を装備できる。

◼️このカードは相手のセンターにモンスターがいても攻撃できる。

◼️【起動】君の場の〈暴拳竜〉のモンスター1枚を選ぶ。選んだら、君が装備しているアイテム全ての攻撃力を選んだカードに書かれているそれらの数値分増やす。この能力は1ターンに1回だけ使える。

 

 

暴竜の左拳 デュレフトナック

デンジャーW

暴拳竜

攻3000/打撃2

◼️【装備コスト】ライフ1払う。

◼️君はこのカードを装備したまま、カード名に「暴竜の右拳」を含むアイテム1枚を装備できる。

◼️このカードは、君のセンターにモンスターがいても攻撃できる。

◼️【起動】君の場の〈暴拳竜〉のモンスター1枚を選ぶ。選んだら、君が装備しているアイテム全ての打撃力を選んだカードに書かれているそれらの数値分増やす。この能力は1ターンに1回だけ使える。

 

 

善子「な………⁉︎ デンジャーワールドなのにアイテムを2枚装備⁉︎」

 

杵側「この程度で驚くな。 デュライトナックの能力発動、ガトランを指定する。そして指定したモンスターの攻撃力を俺のアイテム全ての攻撃力に加える。ガトランの攻撃力は7000だ……」

 

 

デュライトナック

攻3000→10000

 

 

デュレフトナック

攻3000→10000

 

 

杵側「さらにデュレフトナックの能力でガトランを指定する。そしてガトランの打撃力を俺のアイテム全てに加える。」

 

 

デュライトナック

打撃2→4

 

 

デュレフトナック

打撃2→4

 

 

杵側「さらにガトランの能力、俺のアイテムの攻撃力か打撃力が上昇した時、【2回攻撃】を得る。」

 

善子「何ですって⁉︎」

 

杵側「アタックフェイズだ。 ガトランでファイターに攻撃。打撃2!」

 

 

ガトランが善子に殴りかかる!

 

 

善子「きゃぁ!」LP12→10

 

杵側「ガトランの2回攻撃!」

 

ガトラン「うぁぁ!」LP10→8

 

杵側「俺のアイテムは、センターにモンスターがいても攻撃可能だ。デュレフトナックで攻撃、打撃4!」

 

善子「良いわ、来なさい! うわぁぁ!!」LP8→4

 

杵側「呆気ないな………デュライトナックでファイターに攻撃だ!打撃4!」

 

 

杵側が右拳を構えて善子に迫る………

 

 

善子「そんな攻撃、食らうわけないでしょ!キャスト〈狂気四方陣〉攻撃を無効化してライフ+1!」LP4→5

◼️手札5→4

 

杵側「ターンエンドだ。」

◼️手札4/ゲージ4/LP6

 

 

善子「私のターンよ、ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札4→5/ゲージ2→3

 

善子「いくわよ、ライトにコール!〈大重武装帝 ターミネイトラー〉」

◼️手札5→4/ゲージ3→0

 

 

大重装武帝 ターミネイトラー

デンジャーW

ターミネス/タイラント

サイズ3/攻10000/防6000/打撃2

◼️【コールコスト】ゲージ3払う。

◼️【起動】このカードのソウルが1枚以下の時、ライフ2払ってよい。払ったら、君の手札、デッキ、ドロップにあるアイテムを好きな枚数このカードのソウルに入れてよい。(最大7枚まで)

◼️【起動】このカードのソウルにあるアイテム3枚まで裏向きにしてよい。そうしたら、このカードは【X回攻撃】(裏向きにしたソウルの枚数)を得る。この能力は1ターンに1回だけ発動する。

◼️このモンスターが破壊された時、このカードのソウルが5枚以上なら、君のライフ+2!

【移動】【ソウルガード】/ソウル7

 

 

 

タイラント・ジン サイズ超過で生滅。

 

 

 

ターミネイトラー『ぶっ潰してやるぜ!』

 

善子「ターミネイトラーの能力!ライフ2払って、手札、デッキ、ドロップからアイテムを7枚までソウルに入れるわ!」LP5→3

 

 

ターミネイトラー ソウル0→7

◼️崩滅槍 天抉り×3枚

◼️牙槍斧 オウガ斬魔 ×4枚

 

 

デッキとドロップからソウルに入れたアイテムが実体化して、ターミネイトラーの背中に円陣を組んで浮遊する。そして武器達はゆっくりと回転している。

 

 

善子「ターミネイトラーのさらなる能力! ソウル3枚を裏向きにして、その枚数分の攻撃回数を得る!」

 

 

裏向きにしたソウル

◼️牙槍斧 オウガ斬魔 3枚

 

 

ターミネイトラーの背後で円陣を組んでいた7本の武器の内、ソウルで裏向きになった武器だけが消える。

 

 

ターミネイトラー『これで俺は【3回攻撃】を得た!』

 

善子「アタックフェイズ! ターミネイトラーでガトランに攻撃!」

 

杵側「ソウルガード」

 

 

ターミネイトラーが攻撃した時、背後から消えていたアイテム(牙槍斧 オウガ斬魔)がターミネイトラーの手元に現れ、ターミネイトラーはそのアイテムを握り、ガトランに攻撃する!

 

 

ターミネイトラー

攻10000

 

ガトラン

防5000

 

ガトラン 撃破!

【ソウルガード】ソウル3→2

 

 

杵側「ガトラン………【反撃】だ!」

 

善子「こっちもソウルガード!」

 

 

ターミネイトラー 撃破!

【ソウルガード】ソウル7→6

 

 

善子「ターミネイトラーの能力、破壊されてもソウル5枚以上なら、ライフ+2! そして天抉りの能力で、ライフを回復したら1チャージ!」LP3→5

◼️ゲージ0→1

 

善子「ターミネイトラーでガトランに2回攻撃!」

 

杵側「ソウルガード、そして反撃だ!」

 

 

ガトラン 撃破!

【ソウルガード】ソウル2→1

 

 

ターミネイトラー 撃破!

【ソウルガード】ソウル6→5

 

 

善子「ソウル5以上だからライフ+2!」LP5→7

 

善子「ターミネイトラーで3回攻撃!」

 

杵側「キャストだ。〈暴拳の型 甲〉」

◼️手札4→3

 

 

暴拳の型 甲

デンジャーW

防御

◼️相手の攻撃中、君が〈暴拳竜〉のアイテムを装備ししているなら使える。

◼️【対抗】その攻撃を無効化する。さらに、君が装備している〈暴拳竜〉を2枚装備していれば、君のデッキの上から装備しているアイテムの枚数分、君のデッキの上から〈暴拳竜〉のモンスターのソウルに入れる。

 

 

杵側「攻撃を無効化し、俺が装備しているアイテム枚数分、デッキトップからガトランのソウルに。」

 

 

杵側が装備しているアイテムは2枚、よってガトランのソウルが2枚増える。

 

 

ガトラン ソウル1→3

 

 

善子「まだよ!天抉りでガトランに攻撃!」

 

 

天抉り

攻7000

 

ガトラン

防5000

 

ガトラン 撃破!

【ソウルガード】ソウル3→2

 

 

善子「天抉りで2回攻撃よ!」

 

杵側「ソウルガード!」

 

 

ガトラン 撃破!

【ソウルガード】ソウル2→1

 

 

善子「固いわね………ターンエンドよ。」

◼️手札4/ゲージ1/LP7

 

 

杵側「そのターン終了時、ゲージ2払い………"魔星侵蝕"」

◼️手札3→2/ゲージ4→2

 

杵側「魔星龍の命の下に………侵蝕せよ、我が世界!」

 

 

イロウシェンTHEフラッグ

 

 

杵側「魔星龍域」

 

 

魔星龍域

フラッグ

◼️「魔星龍域」は最初のフラッグに選べず、全てのフラッグでデッキに入れて使える。

◼️君は「魔星ゾーン」のカードを使える。そしてこのカードの下にあるフラッグの能力を得る。

◼️"魔星侵蝕"相手のターン終了時、ゲージ2払ってよい、払ったら、手札のこのカードを君のフラッグの上に重ねる。"魔星侵食"はファイト中1回だけ使える。

◼️君のメインフェイズ開始時、君の手札を好きなだけ捨ててよい。捨てたら、その枚数分、魔星ゾーンからカードを手札に加える。この能力は1ターンに1回だけ使える。

◼️君の場のカード全ては属性に〈魔星龍〉を得て、君はサイズの合計8までのモンスターを置ける。

 

 

善子「これが、魔星龍域ってやつなの………?」

 

ターミネイトラー『とんでもねー邪気だ………』

 

 

 

杵側「俺のターン、ドロー、チャージ&ドロー。」

◼️手札2→3/ゲージ2→3

 

杵側「手札を2枚捨て、魔星ゾーンから2枚を手札に加える。」

◼️手札3→1→3

 

杵側「ゲージ2払い、ガトランを進化!〈魔星の使徒 ガンズナック・ガトラン〉」

◼️手札3→2/ゲージ3→1

 

 

魔星の使徒 ガンズナック・ガトラン

魔星龍域

魔星龍/暴拳竜

サイズ5/攻10000/防5000/打撃2

『グランズァ』

◼️【コールコスト】君の場のモンスター1枚に重ねて、ゲージ2払う。

◼️このカードが登場した時、君のデッキの上から2枚を君のゲージに置くか、このカードのソウルに入れる。

◼️君が装備しているアイテムの能力は無効化されず、相手の効果で破壊されない。

◼️【起動】君がアイテムを装備しているなら、ライフ1払ってよい。払ったら、このカードと君のアイテム全ては【2回攻撃】を得て、相手のモンスターを破壊した時、相手にダメージ1!!

【ソウルガード】/ソウル2

 

 

杵側「ガンズナックガトランの登場時、デッキトップから2枚をゲージか、ソウルに入れる………、俺はガトランのソウルに入れる。」

 

 

ガンズナックガトラン ソウル2→4

 

 

杵側「ガンズナックガトランの【起動】! ライフ1払い、ガトランと俺のアイテムは全て【2回攻撃】を得る!」

 

善子「えぇ⁉︎」

 

 

ガンズナックガトランと装備されている右拳と左拳が禍々しい黄黒いオーラを放つ。

 

 

杵側「さらにデュレフトナックとデュライトナックの能力でガンズナックガトランを指定、指定したカードの攻撃力と打撃力を加える。」

 

 

デュレフトナック

攻13000

打撃4

 

 

デュライトナック

攻13000

打撃4

 

 

杵側「アタックフェイズだ。」

 

善子「頼むわよ、ターミネイトラーをセンターに【移動】!」

 

ターミネイトラー『任せろ!』

 

 

ターミネイトラー ライト→センター

 

 

杵側「ガンズナックガトランで、ターミネイトラーに攻撃!」

 

善子「ソウルガードよ!」

 

 

ガンズナックガトラン

攻10000

 

ターミネイトラー

防6000

 

ターミネイトラー 撃破!

【ソウルガード】ソウル5→4

 

 

杵側「ガトランのさらなる能力で、相手のモンスター破壊時にダメージ1だ!」

 

善子「くぅ………!」LP7→6

 

杵側「ガトランよ、もう一度ターミネイトラーに攻撃!」

 

善子「ソウルガード!」

 

 

ターミネイトラー 撃破!

【ソウルガード】ソウル4→3

 

 

杵側「ダメージ1!」

 

善子「うぁぁ………」LP6→5

 

杵側「デュレフトナックでターミネイトラーを攻撃!」

 

善子『ソウルガードよ!』

 

 

デュレフトナック

攻13000

 

ターミネイトラー

防6000

 

ターミネイトラー撃破!

【ソウルガード】ソウル3→2

 

 

杵側「ダメージ1だ!」

 

善子「ぐぅぅ………!」LP5→4

 

杵側「デュレフトナックで2回攻撃だ!」

 

善子「ソウルガード!」

 

 

ターミネイトラー 撃破!

【ソウルガード】ソウル2→1

 

 

杵側「ダメージ1だ!」

 

善子「うぅ!」LP4→3

 

杵側「デュライトナックでターミネイトラーに攻撃!」

 

善子「ソウルガードよ!」

 

 

デュライトナック

攻13000

 

ターミネイトラー

防6000

 

ターミネイトラー 撃破!

【ソウルガード】ソウル2→1

 

 

杵側「ダメージ1!」

 

善子「うぁぁ!」LP3→2

 

杵側「デュライトナックも2回攻撃できる!」

 

善子「そ、ソウルガード!」

 

 

ターミネイトラー 撃破!

【ソウルガード】ソウル1→0

 

 

杵側「ダメージ1だ!」

 

善子「うぁぁ………!」LP2→1

 

ターミネイトラー『た、耐えたぜ………?』

 

杵側「ふん、キャスト〈魔星侵攻:イロウシェン・アクセル〉」

◼️手札2→1

 

 

魔星侵攻:イロウシェン・アクセル

魔星龍域

魔星龍

◼️君の場に〈魔星龍〉のカードがあるなら使える。

◼️【対抗】君の場のモンスター1枚をスタンドする。この能力で〈魔星龍〉のモンスターをスタンドした時、君のデッキの上から1枚ゲージに置く。「魔星侵攻:イロウシェン・アクセル」は1ターンに1回だけ使える。

 

 

杵側「ガンズナックガトランをスタンドする。そして1チャージ。」

◼️ゲージ1→2

 

善子「う、嘘でしょ………?」

 

杵側「ガンズナックガトランで3回目の攻撃だ!」

 

善子「キャスト!〈痛恨治癒〉ドロップから「タイラント・ジン」を手札に戻してライフ+1! そして私がこのターンにダメージを受けていれば、さらにライフ+3!」LP1→2→5

◼️手札4→3→4

 

杵側「バトルは続いているぞ!」

 

善子「ターミネイトラー……ごめん………!」

 

ターミネイトラー『謝んなよ………。勝てよ、善子』

 

 

ターミネイトラー 完全撃破!

 

 

杵側「モンスター破壊時にダメージ1だ!」

 

善子「きゃぁぁ!」LP5→4

 

杵側「ターンエンドだ。」

◼️手札1/ゲージ2/LP6

 

 

善子「なんとか耐えたけど、さすがに厳しいわね………」

 

『これで、諦めてしまうの?』

 

 

善子のもう一つのデッキからヨハネが現れる。見た目は善子に似ているが、本人より顔つきと、身体つきが大人っぽい。

 

 

善子「ヨハネ………」

 

ヨハネ『たった今ターミネイトラーが言ったじゃない、「勝てよ」って。』

 

善子「わ、分かってるわよ! 私は負けないわ、絶対に勝って、デンジャーワールドを守ってみせるんだから!」

 

ヨハネ『その意気よ。』

 

 

そう言ってヨハネは善子の意識には宿る。

 

 

善子「くっくっくっ………よくもわたしをここまで痛ぶってくれたわね………。この罪、その身を持って悔い改めなさい! 私のターン!ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札4→5/ゲージ1→2

 

 

善子は手札に来たカードに目を光らせる………

 

 

善子「来たわね! 〈アーマナイト・カーリー〉をレフトにコール! 登場時能力、"修羅降臨の儀"手札から〈アーマナイトバスターケルベロス"A"〉を天抉りにソウルイン! 」

◼️手札5→4→3

 

 

善子の背後にアーマナイトバスターケルベロス"A"の幻影が現れ、天抉りは雷を纏う。

 

 

善子「アーマナイトバスターケルベロス"A"の能力、このカードがソウルにあるアイテムの打撃力を、そのアイテムのソウルの枚数分増やす! 天抉りのソウルは1枚よって打撃+1!」

 

 

崩滅槍 天抉り

打撃2→3

 

 

善子「ライトに〈タイラント・ヒーラー〉をコール!」

◼️手札3→2

 

 

タイラントヒーラー

タイラント

サイズ1/攻3000/防1000/打撃2

 

 

善子「登場時能力、"タイラントヒール"私がアイテムを装備していればライフ+1、さらに他の〈タイラント〉があれば1ドローできる。」LP4→5

◼️手札2→3

 

善子「さらに、ライトのタイラントヒーラーに重ねて、バディコール!〈タイラント・エルガー・ケルベロス〉」LP4→5

◼️手札3→2/ゲージ2→1

 

 

タイラント・エルガー・ケルベロス

タイラント

サイズ2/攻9000/防7000/打撃2/【2回攻撃】【ソウルガード】/ソウル1

 

 

善子「タイラントエルガーケルベロスの能力で、私のアイテムの打撃力+3000/打撃力+1/【貫通】を得るわ!」

 

 

崩滅槍 天抉り

攻7000→10000/打撃3→4

 

 

善子「レフトに〈タイラント・イーグル〉をコール!」

◼️手札2→1

 

 

タイラント・イーグル

タイラント

サイズ1→0/攻4000/防1000/打撃2

 

 

アーマナイトカーリー 押し出しで生滅!

 

 

善子「アタックフェイズ! 天抉りでガンズナックガトランに攻撃!タイラントエルガーケルベロスの能力で私の武器が攻撃した時、ライフ+2! さらにアイテムの打撃力が4以上ならライフ+3! 天抉りの能力でライフが回復した時、1チャージ、【2回攻撃】を得る! ライフ回復時にタイラントイーグルの能力でガトランのソウルを1枚剥がすわ!」LP5→7→10

◼️ゲージ1→2

 

 

天抉り

攻10000

 

ガンズナックガトラン

防5000

 

ガンズナックガトラン 撃破!

【ソウルガード】ソウル4→3→2

 

 

善子「貫通4ダメージ!」

 

杵側「ぐぅぅ………!」LP6→2

 

善子「天抉りでガンズナックガトランに2回攻撃よ!」

 

 

ガンズナックガトラン 撃破!

【ソウルガード】ソウル2→1

 

 

善子「これでとどめよ! 貫通4ダメージ!!」

 

杵側「ぐっ………うわぁぁぁぁぁぁ!!」LP2→0

 

 

 

 

ファイトが終了した後、杵側の敗北により、バディのガトランは「魔星龍域」のフラッグに吸い込まれ、魔星龍域も消失してしまった。

 

 

杵側「くっ………俺は?いったい………」

 

 

杵側は、デンジャーワールドの帝都の惨状を見て何かを察する。

 

 

杵側「これは………、俺がやったのか?」

 

ターミネイトラー『てめぇ、しらばっくれんのか?』

 

杵側「知らない………俺は、何も覚えてない!」

 

ターミネイトラー『てめぇ………殴り倒せば思い出すか⁉︎あぁ⁉︎』

 

善子「ちょっ、やめなさいよ!」

 

ターミネイトラー『止めるな善子! 俺はこういう奴がムカつくんだよ!』

 

善子「同じなのよ! 今、ずら丸とルビィからLINEが来たわ。」

 

ターミネイトラー「ら、らい………ん?」

 

善子「2人もファイトに勝ったけど、相手のファイターは何も覚えてないみたいなのよ。」

 

 

善子はLINEの画面をターミネイトラーに見せて説明する。

 

 

ターミネイトラー『ふん、だから何だ、こいつらは覚えてねーふりしてしらばっくれてんだよ。 待ってろ、すぐに忘れたふりができないようにしてやるからよ!!』

 

善子「………っ⁉︎やめなさいってば!!」

 

 

善子の制止にも構わず、ターミネイトラーは杵側に殴りかかる。ターミネイトラーの太い腕とモンスター特有のパワーなんてくらったら軽い怪我では済まない。

 

だがその時、ターミネイトラーを制止する形でラウディーロとイグラスが突然現れる。

 

イグラスがターミネイトラーの腕の軌道をそらし、ラウディーロのバインド魔法でターミネイトラーを拘束する。杵側の頭上をかすめる寸でのところでターミネイトラーの拳が止まる。

 

 

ラウディーロ『予想的中ですね。』

 

イグラス『まったく、脳まで武器倉庫か? お前は。』

 

ターミネイトラー『てめぇら………!』

 

 

善子「あ、あれ?」

 

花丸/ルビィ「善子ちゃん!」

 

善子「ずら丸、ルビィ………! どうして」

 

ラウディーロ『ターミネイトラーの事ですからね。彼らが何も覚えていないにも構わず殴りかかるのではないかと予想を立てていたんですよ。』

 

イグラス『こいつは暴力的で見境いがないからな。どうしてこんな奴が帝なのか、理解に苦しむよ。』

 

ターミネイトラー『んだと⁉︎』

 

花丸「まる達のLINEに善子ちゃんから既読がついから、ラウディーロさんが急いでゲートを開いたずら。」

 

ルビィ「うん、イグラスさんも同じ。」

 

善子「そう………、なんにしても助かったわ。」

 

 

その後、杵側はイグラスが開いたゲートで、人間界に送還された。

ターミネイトラーは、暴れないようにしばらくラウディーロのバインド魔法で拘束されたままになった。

 

 

 

 

 

 




今回も感想を是非‼︎


今更だけど、「バディファイトLoveLive!サンシャイン‼︎」における、Aqoursメンバーのオリジナル設定を一つ。今回は、今話の主役 津島善子ちゃんについて。


津島善子(ヨハネ)

◼️使用フラッグはデンジャーワールド。主に〈タイラント〉と、この小説のオリジナル属性の〈堕天使〉のデッキを使う。
ーーー
◼️善子は産まれ持っての不幸体質であり、学校行事から普段の生活において、様々な不運に見舞われ、やがて"自分は神様に嫌われて、人間界に堕とされた薄幸の天使"と考え、自らを「堕天使 ヨハネ」と名乗り、その存在を確立した。(本当は善子って名前が少々ダサいという事でヨハネを名乗っている節もある。) そう名乗っている甲斐もあるのか、小さい不幸や、不運程度なら多少ポジティブに考えることもできるようになった。
ーーー
★ここからオリジナル設定★
◼️幼い頃から自分を天使や堕天使と思っていた善子は、ヨハネという設定を確立した事で、いつの間にかヨハネという存在がカードとして顕現し、善子だけが持つデンジャーワールドの新属性〈堕天使〉のデッキが生み出された。もはや堕天使ヨハネは設定の域を超え、善子のもう一つの人格となり、そしてバディとなった。
ーーー
◼️二重人格とまでは言わないが、善子は常にバディのヨハネと一心同体となっていて、善子の考えと意思はヨハネの意思であり、ヨハネの考えと意思は善子の意思でもある。
ーーー
◼️ヨハネはモンスターとして場に出ると、善子との意識から分離して、モンスターとしてのヨハネ、人間としての善子となる。だが最近では、善子との意識の結合が固く、オリジナルの能力『堕天変身』を生み出し、ファイト中も善子とヨハネは一心同体でいられるようになった。


色々と設定がガバガバ、訳分からん設定ですみません。

前書きでも言いましたが、投稿した7/13日は、善子ちゃんのお誕生日です。

善子(ヨハネ)ちゃん、誕生日おめでとうっ!


次回『ダイヤ憤慨!』


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ダイヤ憤慨!

前回の『バディファイトLoveLive!サンシャイン‼︎』

 

 

ついに、全てのワールドを巻き込むAqoursと魔星軍とのファイトが始まった。

 

マジックワールドでは花丸が、ダンジョンワールドではルビィが、デンジャーワールドでは善子が魔星軍のメンバーとファイトし、見事に勝利した。

 

だが、敗北した魔星軍のファイター達は、さっきまでファイトしていた事と、一緒にいたバディモンスターの記憶が消えてしまっていた。

 

ーーー

ーーー

 

カタナワールド

 

 

ダイヤはカタナワールドで、魔星軍の1人「秋斗」と、そのバディの「シュリンガード」と対峙していた。

 

 

 

ダイヤ「黒と白、今交わりて烈となす!ルミナイズ!〈鬼神の夜叉〉」

 

秋斗「幻影の獣よ我が意のままに、全てを包み込め! ルミナイズ〈欲望の幻影獣〉」

 

 

オープンTHEフラッグ

 

 

ダイヤ「カタナワールド」

◼️手札6/ゲージ2/LP10

 

秋斗「レジェンドワールド」

◼️手札6/ゲージ2/LP10

 

 

秋斗「俺のターン、ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札6→7/ゲージ2→3

 

秋斗「センターにバディコール〈幻影獣王 シュリンガード〉」LP10→11

◼️手札7→6/ゲージ3→0

 

 

幻影獣王 シュリンガード

レジェンドW

幻影獣

サイズ3/攻5000/防5000/打撃2

◼️【コールコスト】ゲージ3払う。

◼️このカードがセンターに登場した時、君のデッキから「シュリンガード」以外のカード名の違う〈幻影獣〉1枚ずつを好きなだけこのカードのソウルに入れる。

◼️"彩幻獣影(ミラージュ・ビーストシャドウ)"【対抗】【起動】君のライフ1払う、このカードのソウルにある〈幻影獣〉1枚を【コールコスト】を払わすに、このカードに重ねてコールしてよい。この能力は1ターンに2回だけ使える。

◼️【対抗】【起動】このカードがソウルにあるモンスターのバトル後、〈幻影獣〉のソウルにあるこのカードを【コールコスト】を払わずに君の〈幻影獣〉1枚に重ねてコール!

◼️"幻影牙"このカードはソウルから登場した場合のみ攻撃できる。

【ソウルガード】/[シュリンガード]

 

 

秋斗「シュリンガードの登場時能力だ。 俺のデッキから〈幻影獣〉を1枚ずつ好きなだけソウルにする。」

 

ダイヤ「デッキから好きなだけですって⁉︎」

 

秋斗「俺のデッキに眠る幻影獣達よ、シュリンガードのソウルへ!」

 

 

シュリンガードのソウルに入れたカード

◼️青の幻影獣 ブルーガード

◼️赤の幻影獣 レッドガード

◼️黄の幻影獣 イエロガード

◼️緑の幻影獣 グリンガード

◼️白の幻影獣 ホワイトガード

◼️黒の幻影獣 ブラックガード

 

 

シュリンガード ソウル0→6

 

 

秋斗「アタックフェイズ! シュリンガードの能力発動!ライフ1払いこのカードのソウルにある〈赤の幻影獣 レッドガード〉をシュリンガードに重ねて、ノーコストでコール!」LP11→10

 

 

赤の幻影獣 レッドガード

レジェンドW

幻影獣

サイズ2/攻7000/防4000/打撃2

◼️「赤の幻影獣 レッドガード」は1ターンに1回だけソウルからコールできる。

◼️【コールコスト】ライフ1払う。

◼️このカードが登場した時、君の手札を1枚捨てて、デッキの上から1枚ゲージに置く。さらに〈幻影獣〉のソウルから登場した時、カードを1枚引いて、このカードがバトル中に登場したらそのままバトルを続ける。

◼️このカードに重ねて〈幻影獣〉のモンスターが登場した時、そのターン中、ソウルから登場したカード名に「シュリンガード」を含むモンスター全ての攻撃力+5000して、打撃力+1!

【貫通】【ソウルガード】

 

 

シュリンガードの虹色のたてがみが炎のように燃え上がり、四肢体の鎧が赤色に変わる。

 

 

ダイヤ「モンスターが姿を変えた⁉︎」

 

秋斗「レッドガードの登場時に手札を1枚捨て、1チャージ、シュリンガードのソウルから登場したなら1ドロー! レッドガードでファイターに攻撃だ!」

◼️手札6→5→6/ゲージ0→1

 

ダイヤ「くっ!」LP10→8

 

秋斗「さらにソウルのシュリンガードの能力発動!レッドガードに重ねてノーコストでコール! レッドガードに重ねてコールした事でレッドガードの能力、シュリンガードの攻撃力+5000/打撃+1だ。まぁ、このターンは意味無いし、ターンが終われば元に戻るけどね。」

 

 

シュリンガード

攻5000→10000/打撃2→3

 

 

秋斗「ターンエンド」

◼️手札6/ゲージ1/LP10

 

 

蓮月『気をつけなされダイヤ殿、この(わっぱ)、一筋縄では行かぬかもしれん。』

 

ダイヤ「ええ、分かっていますわ。私のターン、ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札6→7/ゲージ2→3

 

ダイヤ「さっそくいきますわよ。ライトにコール!〈仙忍帝 蓮月〉」

◼️手札7→6/ゲージ3→2

 

 

仙忍帝 蓮月

カタナW

忍者

サイズ1/攻4000/防3000/打撃2

◼️【コールコスト】ゲージ1払う。

◼️このカードが登場した時、君のデッキから〈忍者〉1枚までを【コールコスト】を払ってコールする。デッキを見たらシャッフルする。

◼️場のこのカードと、他のサイズ2以下の〈忍者〉全ては能力を無効化されず、効果で破壊されず、攻撃力+3000、防御力+3000、打撃力+1して【2回攻撃】を得る。

◼️"無惨、散り吹雪"このカードが効果で場から離れる時、このカードを君の手札に戻す。そして君のライフ+2して、相手にダメージ2!

【移動】【貫通】

 

 

蓮月『早速、拙者の出番なり〜〜!』

 

ダイヤ「蓮月さんの登場時能力、デッキから〈忍者〉1枚をコールできます。私はデッキから〈月影"もうど黒夜叉"〉をコール!」

◼️ゲージ2→1

 

 

月影"もうど黒夜叉"

カタナW

サイズ1/攻5000/防1000/打撃2

 

 

ダイヤ「蓮月さんの能力により、レフトかライトにいるサイズ2以下の〈忍者〉は全て、能力無効、効果破壊に耐性を得て、攻撃力+3000/防御力+3000/打撃+1/【2回攻撃】を得ますわ!」

 

 

蓮月

攻4000→7000/防3000→6000/打撃2→3

【2回攻撃】

 

 

月影"もうど黒夜叉"

攻5000→8000/防1000→4000/打撃2→3

【2回攻撃】

 

 

ダイヤ「アタックフェイズです! 月影でシュリンガードに攻撃します!」

 

秋斗「シュリンガードの能力!ライフ1払い、ソウルから〈青の幻影獣 ブルーガード〉をシュリンガードに重ねてノーコストコール!」LP10→9

 

 

青の幻影獣 ブルーガード

レジェンドW

幻影獣

サイズ2/攻4000/防10000/打撃1

◼️「青の幻影獣 ブルーガード」は1ターンに1回だけ、ソウルからコールできる。

◼️【コールコスト】ライフ1払う。

◼️このカードが登場した時、君の手札を1枚捨てる。さらに〈幻影獣〉のソウルから登場した時、君のデッキの上から1枚ゲージに置いて、バトル中に登場したらそのままバトルを続ける。

◼️このカードに重ねて〈幻影獣〉のモンスターが登場した時、相手にダメージ1!

【ソウルガード】

 

 

シュリンガードの虹色のたてがみが青色に変わり、シュリンガードの四肢体の鎧が青色に変わる。

 

 

秋斗「ブルーガードの登場時に手札を1枚捨てる。さらにシュリンガードのソウルから登場した時に1チャージだ! 」

◼️手札6→5/ゲージ1→2

 

 

本来なら、攻撃対象のモンスターが別のカードに変わった事でバトルは無効になるが、ブルーガードの能力でバトルはそのまま続けられる。

 

 

月影もうど黒夜叉

攻8000

 

ブルーガード

防10000

 

 

ダイヤ「やりますね………」

 

秋斗「ブルーガードのバトル後、ソウルのシュリンガードをブルーガードに重ねてノーコストコール!」

 

 

シュリンガード

サイズ3/攻5000/防5000/打撃2

 

 

秋斗「ブルーガードに重ねて幻影獣が登場した時、ブルーガードの能力で相手にダメージ1!」

 

ダイヤ「くっ………」LP8→7

 

ダイヤ「………月影は蓮月の能力で2回攻撃できます。月影と蓮月で連携攻撃です!」

 

秋斗「シュリンガードの能力発動!ライフ1払い、〈黄の幻影獣 イエロガード〉を、シュリンガードに重ねてノーコストコール!」LP9→8

 

 

黄の幻影獣 イエロガード

レジェンドW

幻影獣

サイズ2/攻7000/防6000/打撃2

◼️「黄の幻影獣 イエロガード」は1ターンに1枚だけソウルからコールできる。

◼️【コールコスト】ライフ1払う。

◼️このカードが登場した時、君の手札を1枚捨てる。さらに〈幻影獣〉のソウルから登場した時、このターン中、相手のモンスター全ての攻撃力をー3000して、バトル中に登場したらそのままバトルを続ける。

◼️このカードに重ねて〈幻影獣〉のモンスターが登場した時、そのターン中、ソウルから登場したカード名に「シュリンガード」を含むモンスター全ての防御力+5000!

【ソウルガード】

 

 

秋斗「登場時に手札を1枚捨て、ソウルから登場したなら、このターン中だけ相手のモンスター全ての攻撃力ー3000だ!」

◼️手札5→4

 

 

月影+蓮月

連携攻15000→12000→9000

 

イエロガード

防6000

 

イエロガード 撃破!

【ソウルガード】ソウル6→5(青の幻影獣 ブルーガード)

 

 

秋斗「ソウルのシュリンガードをイエロガードに重ねてノーコストコール! イエロガードの能力で、重ねてコールしたシュリンガードの防御力をこのターン中だけ+5000する!」

 

 

シュリンガード

サイズ3/攻5000/防5000→10000/打撃2

 

 

ダイヤ「防御力10000………、蓮月さんの攻撃が後1回できますが、越えられませんね………ターンエンドです。」

◼️手札6/ゲージ1/LP7

 

 

秋斗「俺のターン、ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札4→5/ゲージ2→3

 

秋斗「メインは何もせず、アタックフェイズだ! シュリンガードの能力で、ライフ1払い、ソウルから〈赤の幻影獣 レッドガード〉を重ねてノーコストコール!」LP8→7

 

 

赤の幻影獣 レッドガード

サイズ2/攻7000/防4000/打撃2

 

 

秋斗「登場時に手札を1枚捨て、1チャージ、さらにシュリンガードに重ねてコールした事で1ドローだ。」

◼️手札5→4→5/ゲージ3→4

 

秋斗「レッドガードでファイターに攻撃!打撃2だ!」

 

ダイヤ「くぅぅ!」LP7→5

 

秋斗「ソウルにあるシュリンガードの能力で、レッドガードに重ねてシュリンガードをノーコストコールだ。 そしてソウルのレッドガードの能力でこのターン中、シュリンガードの攻撃力+5000/打撃+1だ!」

 

 

シュリンガード

攻5000→10000/打撃2→3

 

 

秋斗「もう一度シュリンガードの能力!ライフ1払い〈黒の幻影獣 ブラックガード〉を重ねてノーコストコール!」LP7→6

 

 

黒の幻影獣 ブラックガード

レジェンドW

幻影獣

サイズ3/攻9000/防5000/打撃2

◼️「黒の幻影獣 ブラックガード」は1ターンに1枚だけソウルからコールできる。

◼️【コールコスト】ライフ1払う。

◼️このカードが登場した時、手札を1枚捨てる。さらに〈幻影獣〉のソウルから登場した時、相手のモンスター1枚を破壊する!バトル中に登場したら、そのままバトルを続ける。

◼️このカードに重ねて〈幻影獣〉のモンスターが登場した時、そのターン中、ソウルから登場したカード名に「シュリンガード」を含むモンスター全ては【2回攻撃】を得る。

 

 

秋斗「ブラックガードの登場時に手札を1枚捨てる。そしてソウルから登場したなら、蓮月を破壊だ!」

 

ダイヤ「無駄です、蓮月は自身の能力で効果で破壊されません!ちなみに言いますと、月影も効果破壊はされません。」

 

秋斗「そうか。ならブラックガードで攻撃だ!打撃2!」

 

ダイヤ「うぁぁ!」LP5→3

 

秋斗「もう一度ソウルのシュリンガードをブラックガードに重ねてノーコストコール! ブラックガードの能力で、重ねてコールされたシュリンガードに【2回攻撃】を与える! しかもさっきのレッドガードの能力でシュリンガードは攻撃力+5000/打撃+1されたままだ!」

 

 

シュリンガード

攻5000→10000/打撃2→3

【2回攻撃】

 

 

ダイヤ「っ⁉︎」

 

秋斗「シュリンガードでファイターに攻撃だ!打撃3!」

 

ダイヤ「キャスト!〈うつせみの術〉攻撃を無効化します!」

◼️手札6→5

 

秋斗「シュリンガードで2回攻撃だ!打撃3!」

 

ダイヤ「もう一枚、キャスト〈うつせみの術〉攻撃を無効化です!」

◼️手札5→4

 

秋斗「凌いだか、ターンエンドだ。」

◼️手札5/ゲージ4/LP6

 

 

ダイヤ「私のターンです。ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札4→5/ゲージ1→2

 

ダイヤ「センターに〈ナノマシン忍者 白夜〉をコール!」

◼️手札5→4

 

 

ナノマシン忍者 白夜

サイズ1/攻5000→8000/防1000→4000/打撃1→2

 

 

ダイヤ「そしてゲージ2払い、月影と白夜をソウルに入れ………"鬼神合体!"〈鬼神 剛刃丸"紫雷の夜叉"〉」

◼️手札4→3/ゲージ2→0

 

 

鬼神 剛刃丸"紫雷の夜叉"

カタナW

サイズ2/攻7000→10000/防6000→9000/打撃2→3

◼️【コールコスト】君の場のカード名に「月影」を含むモンスター1枚と、カード名に「白夜」を含むカードを1枚をソウルに入れて、ゲージ2払う。

◼️"雷遁・紫雷突"このカードが相手のモンスターに攻撃した時、そのモンスターを破壊して、相手にダメージ2!このダメージは1より少なくならない。

【2回攻撃】【ソウルガード】/ソウル2

 

 

剛刃丸は場にいる蓮月の能力で攻撃力、防御力+3000されて打撃力+1される。

 

 

ダイヤ「さらに〈明鏡止水〉でゲージ+3。」

◼️手札3→2/ゲージ0→3

 

ダイヤ「ゲージ2払い装備〈名刀 黄金千鳥〉」

◼️手札2→1/ゲージ3→1

 

 

名刀 黄金千鳥

攻5000/打撃2

 

 

ダイヤ「アタックフェイズです。 剛刃丸紫雷の夜叉でシュリンガードに攻撃します! 攻撃時にシュリンガードを破壊!」

 

秋斗「させるか!シュリンガードの能力!ライフ1払い、シュリンガードに重ねてノーコストコール!〈緑の幻影獣 グリンガード〉」LP6→5

 

 

緑の幻影獣 グリンガード

レジェンドW

幻影獣

サイズ3/攻6000/防7000/打撃2

◼️「緑の幻影獣 グリンガード」は1ターンに1枚だけ、ソウルからコールできる。

◼️【コールコスト】ライフ1払う。

◼️このカードが登場した時、君の手札を1枚捨てて、君のライフ+2!さらに〈幻影獣〉のソウルから登場した時、相手のモンスターが攻撃しているなら、君はカードを1枚引く。バトル中に登場したら、そのままバトルを続ける。

◼️このカードに重ねて〈幻影獣〉のモンスターが登場した時、次に破壊されるカード名に「シュリンガード」を含むモンスター全てを場に残して、君のライフ+1!この能力は1ターンに1回だけ使える。

【ソウルガード】

 

 

秋斗「グリンガードの登場時に手札を1枚捨てて、ライフ+2!ソウルからの登場で1ドロー!」LP5→7

◼️手札5→4→5/ゲージ4→5

 

ダイヤ「効果破壊を躱しても無駄です。剛刃丸のさらなる能力で、ダメージ2!」

 

秋斗「ぐぁ!」LP7→5

 

ダイヤ「剛刃丸のバトルは続いています!」

 

秋斗「ソウルガード!」

 

 

剛刃丸紫雷の夜叉

攻10000

 

グリンガード

防7000

 

グリンガード 撃破!

【ソウルガード】ソウル5→4(黄の幻影獣 イエロガード)

 

 

ダイヤ「剛刃丸紫雷の夜叉でシュリンガードに再攻撃です!攻撃時にグリンガードを破壊です!」

 

秋斗「能力発動!グリンガードに重ねてソウルから〈シュリンガード〉をノーコストコール!」

 

 

シュリンガード

サイズ3/攻5000/防5000/打撃2

 

 

ダイヤ「破壊はできずともダメージ2です!」

 

秋斗「ぐぉぉ!」LP5→3

 

ダイヤ「攻撃続行です!」

 

秋斗「ソウルのグリンガードの能力で、次に破壊されるシュリンガードは一度だけ場に残せる、そしてライフ+1だ。」LP3→4

 

 

剛刃丸の紫の雷を伝う刀で斬られても、シュリンガードはピンピンしている。

 

 

ダイヤ「蓮月さんでシュリンガードに攻撃です!」

 

秋斗「シュリンガードの能力、ライフ1払いソウルからシュリンガードに重ねて〈白の幻影獣 ホワイトガード〉をノーコストコール!」LP4→3

 

 

白の幻影獣 ホワイトガード

レジェンドW

幻影獣

サイズ3/攻5000/防9000/打撃2

◼️「白の幻影獣 ホワイトガード」は1ターンに1枚だけ、ソウルからコールできる。

◼️【コールコスト】ライフ1払う。

◼️このカードが登場した時、君の手札を1枚を捨てて、相手のモンスター1枚を手札に戻す。さらに〈幻影獣〉のソウルから登場した時、相手にダメージ1!バトル中に登場したら、そのままバトルを続ける。

◼️このカードに重ねて〈幻影獣〉のモンスターが登場した時、そのターン中、カード名に「シュリンガード」を含むモンスターは【反撃】を得る。

【移動】【ソウルガード】

 

 

秋斗「ホワイトガードの登場時に仙忍帝 蓮月を手札に戻す!そして相手にダメージ1だ!」

 

 

仙忍帝 蓮月 バウンス

 

 

ダイヤ「うっ………」LP3→2

 

蓮月『無念………だが拙者は場を離れる時、ダイヤ殿のライフ+2して、相手にダメージ2よ!"無惨、散り吹雪"!』

 

秋斗「くぅぅ!」LP3→1

 

ダイヤ「ありがとうございます、蓮月さん。ですが相手の防御力は9000………黄金千鳥では敵いませんね、ターンエンドです。」LP2→4

◼️手札1/ゲージ1/LP4

 

 

秋斗「相手のターン終了時、ゲージ2払い………"魔星侵蝕"」

◼️手札5→4/ゲージ5→3

 

秋斗「魔星龍の命の下に………侵蝕せよ、我が世界!」

 

 

イロウシェンTHEフラッグ

 

 

秋斗「魔星龍域!」

 

 

魔星龍域

フラッグ

◼️「魔星龍域」は最初のフラッグに選べず、全てのフラッグでデッキに入れて使える。

◼️君は「魔星ゾーン」のカードを使える。そしてこのカードの下にあるフラッグの能力を得る。

◼️"魔星侵蝕"相手のターン終了時、ゲージ2払ってよい、払ったら、手札のこのカードを君のフラッグの上に重ねる。"魔星侵食"はファイト中1回だけ使える。

◼️君のメインフェイズ開始時、君の手札を好きなだけ捨ててよい。捨てたら、その枚数分、魔星ゾーンからカードを手札に加える。この能力は1ターンに1回だけ使える。

◼️君の場のカード全ては属性に〈魔星龍〉を得て、君はサイズの合計8までのモンスターを置ける。

 

 

ダイヤ「魔星龍域………これが………」

 

秋斗「俺のターン、ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札4→5/ゲージ3→4

 

秋斗「魔星龍域の能力で、手札を3枚捨て、魔星ゾーンから3枚手札に加える。」

◼️手札5→2→5

 

秋斗「ゲージ3払い、シュリンガードに重ねてコール!〈魔星龍の使徒 グランデル・シュリンガード〉」

◼️手札5→4/ゲージ4→1

 

 

魔星龍の使徒 グランデル・シュリンガード

魔星龍域

魔星龍

サイズ6/攻12000/防6000/打撃2

『グランズァ』

◼️【コールコスト】君の場のモンスター1枚に重ねて、ゲージ3払う。

◼️このカードが登場した時、君のデッキの上から5枚をこのカードのソウルに入れる。

◼️このカードにソウルが3枚以上あるなら、このカードは能力を無効化されず、君が効果で受けるダメージを2減らして、【3回攻撃】を得て、相手のモンスターを破壊したら君のライフ+1して、相手にダメージ1!このカードの攻撃と効果のダメージは減らない。

【移動】【ソウルガード】【ライフリンク4】/ソウル5

 

 

秋斗「グランデルシュリンガードの登場時、デッキトップから5枚をソウルに入れる!」

 

 

シュリンガード ソウル5→10

 

 

ダイヤ「ソウル10⁉︎」

 

秋斗「それだけじゃない、こいつはソウルが3枚以上あるなら、能力は無効化されず、俺へのダメージを2減らして、さらに【3回攻撃】も得る。そしてあんたのモンスターを破壊したら俺のライフ+1してあんたにダメージ1だ!もちろんダメージは減らせない!」

 

ダイヤ「何ですって………⁉︎」

 

秋斗「アタックフェイズだ!」

 

ダイヤ「剛刃丸をセンターに移動します!」

 

 

剛刃丸 紫雷の夜叉

ライト→センター

 

 

秋斗「グランデルシュリンガードで剛刃丸に攻撃だ!」

 

ダイヤ「ソウルガードです!」

 

 

グランデルシュリンガード

攻12000

 

剛刃丸

防9000

 

剛刃丸 撃破!

【ソウルガード】ソウル2→1

 

 

秋斗「相手のモンスター破壊時に俺のライフ+1、あんたにダメージ1だ!」LP1→2

 

ダイヤ「うっ………」LP4→3

 

秋斗「シュリンガードで剛刃丸に2回攻撃だ!」

 

ダイヤ「ソウルガードです!」

 

 

剛刃丸 撃破!

【ソウルガード】ソウル1→0

 

 

秋斗「俺のライフ+1!あんたにダメージ1だ!」LP2→3

 

ダイヤ「うぅ!」LP3→2

 

秋斗「シュリンガードで3回攻撃だ!」

 

 

剛刃 完全撃破!

 

 

秋斗「ライフ回復、あんたにダメージ1!」LP3→4

 

ダイヤ「うぁぁ!」LP2→1

 

秋斗「ターンエンドだ。」

◼️手札4/ゲージ1/LP4

 

 

シュリンガードのあまりの強さに、ダイヤは少し不安を感じてしまう。冥府龍を相手にした時のように、自分はまた負けてしまうのか………、正直言ってあの時は、全く役に立っている感じはしなかった、結局は千歌、曜、梨子にすがってしまっていた、あの時の自分の無力さに………ただ、打ちのめされていた。

 

 

ダイヤ「………私は、もう負けたくありません………、勝ちます。必ず勝って、カタナワールドを、皆を守ります!!」

 

 

ダイヤは静かに前を見据える。

 

 

ダイヤ「私のターンです!ドロー!チャージ&ドロー!」

◼️手札1→2/ゲージ1→2

 

ダイヤ「ライトに〈仙忍帝 蓮月〉をコール!」

◼️手札2→1

 

 

仙忍帝 蓮月

サイズ1/攻4000→7000/防3000→6000/打撃2→3/【移動】【貫通】

 

 

蓮月『必ずや勝利いたしますぞ、ダイヤ殿!』

 

ダイヤ「ええ、蓮月さんの能力で、デッキから〈電子忍者 紫電〉をレフトにコールです!」

 

 

電子忍者 紫電

サイズ1/攻3000→6000/防1000→4000/打撃1→2

 

 

ダイヤ「紫電の能力"サイバーアナライズ"手札の忍法を捨て、ゲージ1払い、2ドロー!」

◼️手札1→0→2/ゲージ2→1

 

ダイヤ「さらに手札から捨てた〈風遁 疾風さらい〉の能力で1チャージ、1ドロー!」

◼️手札2→3/ゲージ1→2

 

ダイヤ「魔法を使用した事で黄金千鳥は【2回攻撃】を得て、1チャージ!」

◼️ゲージ2→3

 

 

 

ダイヤ「ゲージ1払い、レフトに〈ナノマシン忍者 月影〉と、センターに〈ナノマシン忍者 白夜〉をコール!」

◼️手札3→2→1/ゲージ3→2

 

 

ナノマシン忍者 月影

サイズ1/攻5000→8000/防1000→4000/打撃2→3

 

 

ナノマシン忍者 白夜

サイズ1/攻5000→8000/防1000→4000/打撃1→2

 

 

ダイヤ「アタックフェイズです! 蓮月さんでグランデルシュリンガードに攻撃です!」

 

秋斗「ソウルガードだ!」

 

 

蓮月

攻7000

 

グランデルシュリンガード

防6000

 

グランデルシュリンガード 撃破!

【ソウルガード】ソウル10→9

 

 

ダイヤ「蓮月さんで2回攻撃です!」

 

秋斗「ソウルガード!」

 

 

グランデルシュリンガード 撃破!

【ソウルガード】ソウル9→8

 

 

ダイヤ「白夜でグランデルシュリンガードに攻撃です!」

 

秋斗「ソウルガード」

 

 

グランデルシュリンガード 撃破!

【ソウルガード】ソウル8→7

 

 

ダイヤ「白夜で2回攻撃です!」

 

秋斗「ソウルガードだ!」

 

 

グランデルシュリンガード 撃破!

【ソウルガード】ソウル7→6

 

 

ダイヤ「月影の攻撃です!」

 

秋斗「ソウルガード!」

 

 

グランデルシュリンガード 撃破!

【ソウルガード】ソウル6→5

 

 

ダイヤ「月影で2回攻撃です!」

 

 

グランデルシュリンガード 破壊!

【ソウルガード】ソウル5→4

 

 

ダイヤ「さらにゲージ1払い、"舜迅鬼神合体(しゅんしんきしんがったい)!"月影と白夜をソウルに入れてレフトにコール!〈鬼神 剛刃丸"疾風の夜叉"〉!」

◼️手札1→0/ゲージ2→0

 

 

鬼神 剛刃丸"疾風の夜叉"

カタナW

忍者

サイズ2/攻7000→10000/防7000→10000/打撃2→3

◼️【コールコスト】君の場のカード名に「月影」を含むモンスター1枚と、カード名に「白夜」を含むモンスター1枚をソウルに入れてゲージ2払う。

◼️【対抗】"舜迅鬼神合体(しゅんしんきしんがったい)"このカードを【コールコスト】を払ってコールする。

◼️このカードがお互いのアタックフェイズ中に登場しているなら、君のライフ+3して、このカードは【3回攻撃】と【反撃】を得る。

【貫通】【移動】【ソウルガード】/ソウル2

 

 

鬼神 剛刃丸"疾風の夜叉"も、蓮月の能力で、攻撃力+3000/防御力+3000/打撃+1される。

 

 

ダイヤ「剛刃丸疾風の夜叉で、グランデルシュリンガードに攻撃します!」

 

秋斗「ソウルガード!」

 

 

 

剛刃丸疾風の夜叉

攻10000

 

グランデルシュリンガード

防6000

 

グランデルシュリンガード 撃破!

【ソウルガード】ソウル4→3

 

 

ダイヤ「貫通3ダメージです!」

 

秋斗「シュリンガードのソウルが3枚以上の時、ダメージを2減らす! ぐぅっ!」LP LP4→3

 

ダイヤ「剛刃丸疾風の夜叉で、グランデルシュリンガードに再攻撃です!」

 

秋斗「ソウルガードだぁ!」

 

 

グランデルシュリンガード 撃破!

【ソウルガード】ソウル3→2

 

 

ダイヤ「これでシュリンガードのソウルは2枚………3枚以下になりましたわね。」

 

秋斗「え?あ、そんな………!」

 

ダイヤ「これで最後です!貫通3ダメージ!!」

 

 

剛刃丸の刀が風を纏い、カマイタチのように秋斗を斬りつける!

 

 

秋斗「ぐわぁぁぁぁぁぁ!!」 LP3→0

 

 

 

 

ファイトが終了した後、秋斗の敗北により、バディのシュリンガードは「魔星龍域」のフラッグに吸い込まれ、魔星龍域も消失してしまった。

 

 

秋斗「うっ………ぐぅぅ………」

 

ダイヤ「はぁ………はぁ………」

 

蓮月『見事であったぞ、ダイヤ殿。』

 

ダイヤ「蓮月さんが力を貸してくれたおかげですわ。」

 

秋斗「あ、あの………俺はいったい……?」

 

ダイヤ「ルビィ達の連絡どおり、何も覚えていないようですわね。」

 

 

ファイトが終わった後で、ダイヤはルビィからのLINEに気づき、倒したファイター達が何も覚えていない事を知らされた。

 

 

ダイヤ「蓮月さん、何も覚えていない以上、お咎めもできませんし、彼を人間界に帰してあげてください。」

 

蓮月「………あい分かった。」

 

 

秋斗は蓮月によって人間の世界へ送還された。

 

 

 

 

 




今回も感想を是非‼︎

今回も予告タイトルだけです。

次回『小原鞠莉の信頼』


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小原鞠莉への信頼

前回の『バディファイトLoveLive!サンシャイン‼︎』

 

 

ついに、全てのワールドを巻き込むAqoursと魔星軍とのファイトが始まった。

 

マジックワールドでは花丸が、ダンジョンワールドではルビィが、デンジャーワールドでは善子が、カタナワールドではダイヤが、魔星軍のメンバーとファイトし、見事に勝利した。

 

だが、敗北した魔星軍のファイター達は、さっきまでファイトしていた事と、一緒にいたバディモンスターの記憶が消えてしまっていた。

 

ーーー

ーーー

 

レジェンドワールド

 

 

鞠莉はレジェンドワールドで、魔星軍の1人「朝野」と、バディの「アシュイス」と対峙していた。

 

 

 

リディナ『小原鞠莉、私のデッキを使ってくれ。』

 

鞠莉「え、いいの?私じゃ使いこなせないかもしれないわよ?」

 

リディナ『問題ない。私がなるべくサポートしよう。それに、桜内梨子の友人ならば、信用もできるし、このデッキを任せても良いと思っている。 それとも、やはり自分のデッキを使うか?』

 

 

リディナの強い信頼が瞳に現れている。

鞠莉はリディナの意を汲んで、リディナのデッキを手にとる。

 

 

鞠莉「OK!分かった、あなたのデッキを使わせてもらうわね。一緒にレジェンドワールドを守りましょう!」

 

リディナ『ああ!』

 

 

 

 

鞠莉「輝きの剣を掲げし、誇り高きナイツハート!ルミナイズ〈ザ・ナイツ・オブ・オース〉」

 

朝野「白い翼が、見るもの全てを凍らせる。ルミナイズ〈フェザー・ブリザード〉」

 

 

オープンTHEフラッグ

 

 

鞠莉「レジェンドワールド」

◼️手札6/ゲージ2/LP10

 

朝野「エンシェントワールド」

◼️手札6/ゲージ2/LP10

 

 

朝野「私のターン、ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札6→7/ゲージ2→3

 

朝野「さっそくセンターにバディコール!〈氷翼竜 ブリザーガドラゴン"アシュイス"〉」LP10→11

◼️手札7→6→4/ゲージ3→1

 

 

氷翼竜 ブリザーガドラゴン"アシュイス"

エンシェントW

冷氷竜/ネイキッドドラゴン

サイズ3/攻7000/防6000/打撃2

◼️【コールコスト】君の手札を2枚ソウルに入れて、ゲージ2払う。

◼️お互いのアタックフェイズ中、相手のカードがレストした時、このカードの攻撃力+1000、防御力+1000!!

◼️"氷翼ノ吹雪"【対抗】【起動】相手のアタックフェイズ開始時、相手の場にカードが2枚以上あるなら、相手の場のカードを全てレストする。この時、相手はライフを好きなだけ払ってよい。払ったら、その数値分、相手はカードをスタンドできる。"氷翼ノ吹雪"は1ターンに1回だけ使える。

【2回攻撃】【ソウルガード】【ライフリンク2】/ソウル2

 

 

朝野「さらにライフ1払って装備〈氷竜爪 フリーガ・クロー〉」

◼️手札4→3/LP 11→10

 

 

氷竜爪 フリーガ・クロー

エンシェントW

冷氷竜

攻5000/打撃2

◼️【装備コスト】ライフ1払う。

◼️【起動】君のデッキの上からカードを1枚、君の場の〈冷氷竜〉1枚のソウルに入れる。この能力は1ターンに1回だけ使える。

◼️相手の場のカードが2枚以上レストしているなら、このカードの攻撃力+2000!さらに君のセンターにモンスターがいても、このカードは攻撃できる。

 

 

朝野「フリーガクローの能力、デッキトップから1枚をアシュイスにソウルイン」

 

 

フリーガドラゴンアシュイス ソウル2→3

 

 

朝野「アタックフェイズ! フリーガドラゴンアシュイスでファイターに攻撃!打撃2!」

 

 

フリーガドラゴンは口に冷気を溜め、氷塊を作り、それを鞠莉めがけて飛ばす。そして鞠莉に直撃する直前で冷気の爆発を起こす。

 

 

鞠莉「くぅぅぅ!」LP10→8

 

朝野「ターンエンド!」

◼️手札3/ゲージ1/LP10

 

 

鞠莉「マリーのターン、ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札6→7/ゲージ2→3

 

鞠莉「手札を1枚捨て、キャスト〈グリット・リッター〉」

◼️手札7→6→5

 

 

グリット・リッター

レジェンドW

召喚

◼️【使用コスト】君の手札を1枚捨てる。

◼️君のデッキから〈剣聖騎士〉のモンスター1枚を【コールコスト】を払ってコールする。そのカードをバディコールしたならカードを1枚引く。デッキを見たらシャッフルする。「グリット・リッター」は1ターンに1枚だけ使える。

 

 

鞠莉「グリットリッターの能力で、デッキからバディコール!〈剣聖騎女帝 リディナ〉」LP6→7

◼️ゲージ3→1/LP8→6

 

 

剣聖騎女帝 リディナ

レジェンドW

剣聖騎士/英雄

サイズ3/攻4000/防3000/打撃1

◼️【コールコスト】ライフ2払い、ゲージ2払う。

◼️君はこのカード以外のモンスターをコールできず、〈臨聖剣〉のアイテムを何枚でも装備できる。

◼️"最強の女騎士"君が〈臨聖剣〉のアイテムを2枚以上装備しているなら、レフトかライトにいるこのカードは破壊されず、能力は無効化されない。

◼️【起動】君の手札の〈英雄〉か〈臨聖剣〉1枚を捨ててよい。捨てたら、君のデッキからアイテム1枚を君の手札に加える。デッキを見たらシャッフルする。

◼️君が装備しているアイテムの枚数分、このカードの攻撃力+1000!

【2回攻撃】【貫通】

 

 

リディナ『さぁ、共に戦おう。』

 

鞠莉「グリットリッターのさらなる能力、カード効果でバディコールしたなら1ドローよ。さらにグリットリッターのコストで手札からドロップに置かれた〈戦乙女 全知のアルヴィドル〉の能力で、1チャージ、1ドロー!」

◼️手札5→6→7/ゲージ1→2

 

鞠莉「ゲージ1払い〈臨聖剣 グラム・グリッタ〉を装備! さらにライフ1払い〈臨聖剣 カルンウェナン・グリッタ〉を装備!」

◼️手札7→6→5/ゲージ2→1/LP7→6

 

 

臨聖剣 グラム・グリッタ

レジェンドW

臨聖剣/英雄/武器

攻4000/打撃1

◼️【装備コスト】ゲージ1払う。

◼️君のアイテムが攻撃した時、君のライフ+2!この能力は1ターンに2回だけ発動する。

 

 

臨聖剣 カルンウェナン・グリッタ

レジェンドW

臨聖剣/英雄/武器

攻3000→6000/打撃1

◼️【装備コスト】ライフ1払う。

◼️このカード以外のカード名に「グリッタ」を含むアイテムを装備しているなら、このカードの攻撃力+3000!

 

 

鞠莉「さらに、リディナの能力!手札の〈英雄〉を1枚捨て、デッキから〈臨聖剣〉を1枚手札に加えるわ。〈臨聖剣 ジュワユーズ・グリッタ〉を手札に加える。そして手札から捨てた〈戦乙女 全知のアルヴィドル〉の能力で1チャージ、1ドロー!」

◼️手札5→6/ゲージ1→2

 

鞠莉「そし今手札に加えた〈臨聖剣 ジュワユーズ・グリッタ〉を装備!」

◼️手札6→5

 

 

臨聖剣 ジュワユーズ・グリッタ

レジェンドW

臨聖剣/英雄/武器

攻3000/打撃1

◼️このカードが連携攻撃した時、君のドロップの〈英雄〉1枚までを君の手札に加えて、君のライフ+1!。この能力は1ターンに1回だけ使える。

 

 

場にリディナがいる事で、鞠莉は〈臨聖剣〉のアイテムを何枚でも装備できる。その代わりに、今いるリディナ以外にモンスターをコールできない。

 

 

鞠莉「リディナさんは私が装備してるアイテムの枚数分、攻撃力+1000される。いくわ、アタックフェイズよ!」

 

 

鞠莉が装備してるアイテムは3枚、よってリディナの攻撃力は+3000される。

 

 

リディナ

攻4000→7000

 

 

装備してるアイテム

◼️臨聖剣 グラム・グリッタ

◼️臨聖剣 カルンウェナン・グリッタ

◼️臨聖剣 ジュワユーズ・グリッタ

 

 

鞠莉のアタックフェイズが宣言された時、ブリザーガドラゴンアシュイスの翼が雪風になり、鞠莉のフィールドに吹雪が吹き荒れる………、そして吹雪が晴れるとアシュイスの翼は元に戻っており、リディナの脚と鞠莉の握っている剣、鞠莉の周りを浮遊していた剣も凍りついていた。

 

 

鞠莉「これは………? 冷た!」

 

朝野「アシュイスの能力"氷翼ノ吹雪" 相手のアタックフェイズ開始時に、相手の場のカード全てをレストする!」

 

鞠莉「何ですって⁉︎」

 

朝野「けど、あなたはライフを好きなだけ払って良いの。払ったライフの数値分、カードをスタンドできるよ。」

 

鞠莉「ライフを払うか選ばせる能力………」

 

 

鞠莉には「ライフを払うか選ばせる能力」に、苦い経験がある。果南と2人で冥府龍とファイトした時、その能力に何度振り回された事か………あの時は、鞠莉も果南もライフを払うかを迷い、相手の思うとおりに動かされていた。

 

だけど、助けに来た炎斬は違っていた。ライフを払う能力を前にして動じる事も迷う事もなく前線し、そして勝利していた。あの時の炎斬のファイトには、正直に感心していた。

 

あの時、自分の躊躇いと迷いが敗北に繋がったのだとしたら………!

 

 

鞠莉「私はもう、躊躇わない!」

 

 

鞠莉のレストしているカードは4枚………

 

 

鞠莉「私はライフ4払って、私のカード全てスタンドするわ!」LP6→2

 

リディナ『鞠莉⁉︎ いったい何を!』

 

鞠莉「リディナさん、あなたは私を信じてこのデッキを使わせてくれている。私はその信頼に応えてこのファイトに必ず勝つわ。だから………」

 

 

リディナは鞠莉の判断に焦り、不安を感じる。

だが、鞠莉の眼差しに一切の迷いがない事を感じ取る。

 

 

リディナ『鞠莉………、分かった。それが鞠莉の騎士道だと言うのなら、私は貴殿の判断に身を委ねよう。』

 

鞠莉「ありがとう、リディナさん。」

 

 

ライフを4払った事で、凍っていた剣とリディナの脚の氷が砕ける。

 

 

鞠莉「ジュワユーズグリッタとカルンウェナングリッタで連携攻撃! ジュワユーズの能力で連携時にドロップから〈全知のアルヴィドル〉を手札に加えるわ! グラムグリッタの能力で、アイテムが攻撃したらライフ+2!」LP2→4

◼️手札5→6

 

朝野「相手が攻撃した時、アシュイスの攻撃力と防御力はレストしたカードの枚数分+1000される!」

 

 

ブリザーガドラゴンアシュイス

攻7000→9000/防御力6000→8000

 

 

鞠莉「それでも、連携しているこっちの攻撃力が高いわ!」

 

朝野「ソウルガード!」

 

 

カルンウェナングリッタ+ジュワユーズグリッタ

連携 攻9000

 

ブリザーガドラゴンアシュイス

防8000

 

ブリザーガドラゴンアシュイス 撃破!

【ソウルガード】ソウル3→2

 

 

鞠莉「グラムグリッタとリディナさんで連携攻撃!グラムグリッタの能力でライフ+2!」LP4→6

 

朝野「アシュイスの攻撃力と防御力はさらに上昇する。キャスト!〈氷牙の鎧〉」

◼️手札3→2

 

 

氷牙の鎧

エンシェントW

強化

◼️【対抗】君の場の〈冷氷竜〉のモンスター1枚の攻撃力+3000、防御力+3000して【反撃】を得る。

 

 

朝野「アシュイスの防御力+3000するよ!」

 

 

グラムグリッタ+リディナ

連携 攻10000

 

ブリザーガドラゴンアシュイス

防8000→10000→13000

 

 

朝野「アシュイス! リディナに反撃よ!」

 

 

アシュイスは氷の爪でリディナに斬りかかるが、リディナの鎧が砕ける事はなく………

 

 

リディナ『鞠莉が〈臨聖剣〉のアイテムを装備していれば、私が破壊される事はない。』

 

鞠莉「けど攻撃できるのはリディナさんのみ、どっちにしろ攻撃だけでは倒せない………ターンエンドよ。」

◼️手札6/ゲージ1/LP6

 

 

朝野「私のターン、ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札2→3/ゲージ1→2

 

朝野「手札の〈冷牙竜 ブリザードラゴン"アイスレース"〉の能力で、このカードをアシュイスのソウルに入れる!」

◼️手札3→2

 

 

冷牙竜 ブリザードラゴン"アイスレース"

エンシェントW

冷氷竜/ネイキッドドラゴン

サイズ1/攻6000/防2000/打撃2

◼️手札のこのカードを場のサイズ3の〈冷氷竜〉1枚のソウルに入れてよい。

◼️相手は、このカードがソウルにある〈冷氷竜〉のモンスターに攻撃する時、連携攻撃しなければならない。

 

 

ブリザーガドラゴンアシュイス ソウル2→3

 

 

朝野「フリーガクローの能力発動、デッキトップから1枚をアシュイスのソウルに入れる。」

 

 

ブリザーガドラゴンアシュイス ソウル3→4

 

 

朝野「アタックフェイズ! アシュイスでファイターに攻撃!打撃2!」

 

鞠莉「キャスト!〈聖杯〉攻撃を無効化するわ!」

◼️手札6→5

 

朝野「アシュイスの2回攻撃!打撃2」

 

鞠莉「キャスト〈アキレウスの盾〉ダメージを2減らすわ!」

◼️手札5→4

 

朝野「フリーガクローは、センターにモンスターがいても攻撃できる。フリーガクローでファイターに攻撃!打撃2」

 

鞠莉「くうぅ!」LP6→4

 

朝野「ターンエンド!」

◼️手札2/ゲージ2/LP10

 

 

鞠莉「私のターン、ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札4→5/ゲージ1→2

 

鞠莉「リディナさんの能力で、手札の〈全知のアルヴィドル〉を捨てて、デッキから〈臨聖剣 エクスカリバー・グリッタ〉を手札に加える。そして手札から捨てたアルヴィドルの能力で、1チャージ、1ドロー!」

◼️手札5→4→5→6/ゲージ2→3

 

鞠莉「ライフ1とゲージ1払って〈臨聖剣 デュランダル・グリッタ〉を装備!」

◼️手札6→5/ゲージ3→2/LP4→3

 

 

臨聖剣 デュランダル・グリッタ

レジェンドW

臨聖剣/英雄/武器

攻7000/打撃1

◼️【装備コスト】ライフ1払い、ゲージ1払う。

◼️"帝の抜き手"君が〈臨聖剣〉のアイテムを装備した時、君のデッキの上からカードを1枚引く。"帝の抜き手"は1ターンに1回だけ使える。

◼️君が装備している〈臨聖剣〉のアイテム全ては、能力を無効化されない。

【貫通】

 

 

鞠莉「装備したアイテムが増えた事でリディナさんの攻撃力がさらに上がる。」

 

 

リディナ

攻7000→8000

 

 

鞠莉「さらに私が〈臨聖剣〉を4枚以上装備していれば、ライフ1とゲージ2払って〈臨聖剣 エクスカリバー・グリッタ〉を装備! そして〈臨聖剣 セクエンス・グリッタ〉を装備!」

◼️手札5→4→3/ゲージ2→0/LP3→2

 

 

臨聖剣 エクスカリバー・グリッタ

レジェンドW

臨聖剣/英雄/武器

攻10000/打撃1

◼️君が〈臨聖剣〉のアイテムを4枚以上装備しているなら、このカードを装備できる。

◼️【装備コスト】ライフ1払い、ゲージ2払う。

◼️君が装備している〈臨聖剣〉のアイテム全ては【貫通】を得る。

◼️君が装備している〈臨聖剣〉のアイテム全ての攻撃と効果のダメージは1より減らない。

 

 

臨聖剣 セクエンス・グリッタ

レジェンドW

臨聖剣/英雄/武器

攻3000/打撃1

◼️君が装備している他の〈臨聖剣〉のアイテムが効果で破壊されるか、コストで場を離れる時、代わりにこのカードを手札に戻してよい。その後、君のライフ+2!

 

 

リディナ

攻8000→9000→10000

 

 

鞠莉「さらに〈剣聖騎女帝の団旗〉を【設置】」

◼️手札4→3

 

 

剣聖騎女帝の団旗

レジェンドW

英雄

◼️【設置】

◼️【起動】君が装備している〈臨聖剣〉のアイテムの枚数分、君のライフを回復する。この能力は1ターンに1回だけ使える。

◼️「剣聖騎女帝の団旗」は場に1枚だけ【設置】できる。

 

 

鞠莉「剣聖騎女帝の団旗の能力、私が装備している〈臨聖剣〉アイテムの枚数分ライフを回復するわ。」

 

 

鞠莉が装備しているアイテム

◼️臨聖剣 グラム・グリッタ

◼️臨聖剣 カルンウェナン・グリッタ

◼️臨聖剣 ジュワユーズ・グリッタ

◼️臨聖剣 デュランダル・グリッタ

◼️臨聖剣 エクスカリバー・グリッタ

◼️臨聖剣 セクエンス・グリッタ

 

 

鞠莉「私が装備してるアイテムは6枚、よってライフ+6!」LP2→8

 

鞠莉「アタックフェイズ!」

 

朝野「アシュイスの能力!"氷翼ノ吹雪" 相手のカードを全てレスト! あなたがライフを払えば、その数値分スタンドできるよ。」

 

 

レストした鞠莉のカードは8枚だ。

 

 

鞠莉「私はライフを7払うわ! そして装備してるアイテム6枚とリディナさんをスタンド!」LP8→1

 

朝野「でも設置魔法がレストしているからアシュイスの攻撃力と防御力+1000! さらにアシュイスのソウルにあるブリザードラゴンアイスレースの能力で必ず連携攻撃してもらうよ。」

 

 

ブリザーガドラゴンアシュイス

攻7000→8000/防6000→7000

 

 

鞠莉「最初からそのつもりよ。 リディナさんとジュワユーズグリッタで連携攻撃! ジュワユーズグリッタの能力でドロップから英雄1枚を手札に戻す! そしてライフ+1よ。さらにグラムグリッタの能力でライフ+2!」LP1→2→4.

◼️手札3→4

 

朝野「相手のカードがレストした事でアシュイスの防御力+1000!」

 

 

だがリディナは【2回攻撃】の能力によってスタンドしている。防御力が上昇するのは1000のみだ。

 

 

リディナ+ジュワユーズグリッタ

連携 攻13000

 

ブリザーガドラゴンアシュイス

防7000→8000

 

ブリザーガドラゴンアシュイス 撃破!

【ソウルガード】ソウル4→3

 

 

鞠莉「エクスカリバーグリッタの能力で、装備している〈臨聖剣〉は全て【貫通】を得ているわ。そしてリディナさんの【貫通】と合わせて2ダメージ!」

 

朝野「うぅ………!」LP10→9→8

 

鞠莉「まだよ! リディナさんとグラムグリッタで連携攻撃!グラムグリッタの能力でライフ+2!」LP4→6

 

朝野「アシュイスの防御力アップ!」

 

 

リディナ+グラムグリッタ

連携 攻14000

 

アシュイス

防8000→10000

 

アシュイス 撃破!

【ソウルガード】ソウル3→2

 

 

鞠莉「貫通! 合計2ダメージ!」

 

朝野「うぅぅ!」LP8→6

 

鞠莉「カルンウェナングリッタ、デュランダルグリッタ、セクエンスグリッタ、エクスカリバーグリッタで連携攻撃!」

 

朝野「アシュイスの防御力アップ!」

 

 

カルンウェナングリッタ+デュランダルグリッタ+セクエンスグリッタ+エクスカリバーグリッタ

連携 攻26000

 

ブリザーガドラゴンアシュイス

防10000→14000

 

ブリザーガドラゴンアシュイス 撃破!

【ソウルガード】ソウル2→1

 

 

鞠莉「貫通!合計4ダメージ!」

 

朝野「うぁぁぁ!」LP6→2

 

鞠莉「ターンエンドよ!」

◼️手札3/ゲージ0/LP6

 

 

朝野「相手のターン終了時、ゲージ2払い………"魔星侵蝕"!」

◼️手札2→1/ゲージ2→0

 

朝野「魔星龍様の命の下に、侵蝕せよ我が世界!」

 

 

イロウシェンTHEフラッグ

 

 

朝野「魔星龍域」

 

 

魔星龍域

フラッグ

◼️「魔星龍域」は最初のフラッグに選べず、全てのフラッグでデッキに入れて使える。

◼️君は「魔星ゾーン」のカードを使える。そしてこのカードの下にあるフラッグの能力を得る。

◼️"魔星侵蝕"相手のターン終了時、ゲージ2払ってよい、払ったら、手札のこのカードを君のフラッグの上に重ねる。"魔星侵食"はファイト中1回だけ使える。

◼️君のメインフェイズ開始時、君の手札を好きなだけ捨ててよい。捨てたら、その枚数分、魔星ゾーンからカードを手札に加える。この能力は1ターンに1回だけ使える。

◼️君の場のカード全ては属性に〈魔星龍〉を得て、君はサイズの合計8までのモンスターを置ける。

 

 

鞠莉「これが魔星龍域………」

 

リディナ『嫌な感じだ………』

 

 

朝野「私のターン、ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札1→2/ゲージ0→1

 

朝野「手札を2枚捨てて、魔星ゾーンから2 枚を手札に加える。」

◼️手札2→0→2

 

朝野「キャスト〈魔星侵攻:イロウシェン・チャージ〉」

◼️手札2→1

 

 

魔星侵攻:イロウシェン・チャージ

魔星龍域

◼️君のデッキの上から3枚をゲージに置く。「魔星侵攻:イロウシェン・チャージ」は1ターンに1枚だけ使える。

 

 

朝野「3チャージ」

◼️ゲージ1→4

 

朝野「ゲージ3払ってブリザーガドラゴンアシュイスに重ねてコール!〈魔星龍の使徒 グランフリーガ・アシュイス〉」

◼️手札1→0/ゲージ4→1

 

 

魔星龍の使徒 グランフリーガ・アシュイス

魔星龍域

魔星龍

サイズ7/攻8000/防8000/打撃3

『グランズァ』

◼️【コールコスト】君の場のモンスター1枚の能力を無効化して、そのモンスターに重ねて、ゲージ3払う。

◼️【起動】君のデッキの上からカードを2枚まで、このカードのソウルに入れる。

◼️相手のスタートフェイズ中、相手はライフを好きなだけ払ってよい。相手は払った数値分までのカードしかスタンドできない。

◼️相手の場のカードが2枚以上レストしているなら、このカードの攻撃力+10000、防御力+10000して、3枚以上レストしているなら、このカードの打撃力+2する。

【2回攻撃】【貫通】【ソウルガード】/ソウル2

 

 

朝野「魔星化したアシュイスは、相手のレストしているカードが2枚以上なら攻撃力と防御力+10000! さらに3枚以上レストしていれば打撃+2! 」

 

 

グランフリーガアシュイス

攻8000→18000/防8000→18000/打撃3→5

 

 

鞠莉「………っ!」

 

朝野「アタックフェイズ! グランフリーガアシュイスでファイターに!打撃5!」

 

鞠莉「打撃5ですって⁉︎ キャスト〈聖杯〉攻撃を無効化するわ!」

◼️手札3→2

 

朝野「アシュイスの2回攻撃!打撃5!」

 

鞠莉「きゃぁぁぁ!!」LP6→1

 

 

衝撃で鞠莉は吹き飛び、転がるように倒れる………

 

 

リディナ『鞠莉⁉︎』

 

朝野「ライフが残っちゃったか〜、ターンエンド」

◼️手札0/ゲージ1/LP2

 

 

リディナ『大丈夫か、鞠莉!』

 

鞠莉「大丈夫よ………リディナさん、No problem。」

 

リディナ『そうか………』

 

鞠莉「私のターン!」

 

朝野「相手のスタートフェイズ中、アシュイスの能力! 相手のカードは全てスタンドできない。けど、あなたはライフを好きなだけ払っていいよ。払った数値分のカードのみスタンドできる。」

 

鞠莉「何ですって⁉︎」

 

リディナ『くっ、鞠莉のライフは1のみ………払うライフは無い!』

 

朝野「降参するなら今だけよ。」

 

鞠莉「………相手のモンスターは防御力18000、このドローに全てを賭けるしかないわね………」

 

朝野「ふーん、降参しないんだ〜。」

 

鞠莉「お願いリディナさんのデッキ、私に応えて………ドロー!チャージ&ドロー!」

◼️手札2→3/ゲージ1→2

 

 

引いたカードを確認して、鞠莉の瞳はさらに輝く………

 

 

鞠莉「来たわね………、まずはキャスト!〈英雄譚〉ゲージ+4!」

◼️手札3→2/ゲージ2→6

 

 

残念ながら鞠莉の手札にメインフェイズでカードをスタンドさせるカードは無い………

 

 

鞠莉「アタックフェイズは何もせず………ファイナルフェイズ‼︎ 私のライフが4以下で、私がアイテムを5枚以上装備していれば、ゲージ3払ってキャスト!〈臨聖超剣技 オールソーディン・レイグリッタ!!〉」

◼️手札2→1/ゲージ6→3

 

 

臨聖超剣技 オールソーディン・レイグリッタ!!

レジェンドW

必殺技

臨聖剣/英雄

◼️君のライフ4以下で、君の場にカード名に「リディナ」を含むモンスターがいて、君が〈臨聖剣〉のアイテムを4枚以上装備しているなら使える。

◼️【使用コスト】ゲージ3払う。

◼️君の場のモンスターと、装備してるアイテムの打撃力を合計した数値分、相手にダメージ!! このダメージは減らない。

 

 

鞠莉「場のリディナさんと、私のアイテム全ての打撃力を合計した数値分ダメージを与えるわ! 私の場にはリディナさんが1体、装備してるアイテムは6枚、よって、あなたに7ダメージよ!」

 

 

リディナの先導の下、全てのアイテムが光を纏って一斉に朝野に斬りかかる!

 

 

リディナ『くらえ!』

 

鞠莉/リディナ『臨聖超剣技 オールソーディン・レイグリッタ!!』

 

朝野「きゃぁぁぁぁぁぁ!!」LP2→0

 

 

 

 

 

ファイトが終了した時、朝野の敗北によりバディのアシュイスは「魔星龍域」のフラッグに吸い込まれ、魔星龍域ごと消失してしまった。

 

その後、鞠莉は、花丸やルビィ、善子、ダイヤから届いたLINEのメッセージによって、相手のファイターがさっきまでの事とバディの事を覚えていない事を知った。

 

そして朝野がさっきまでの事を覚えていない事を確認して、リディナによって人間界に送還された。

 

 

リディナ『ありがとう、鞠莉。貴殿のおかげでレジェンドワールドの帝都を守ることができたわ。』

 

鞠莉「私こそ、リディナさんが力を貸してくれたから勝てたのよ。この帝都は2人で守ったの。」

 

リディナ『ふふふ………、本当にありがとう。』

 

 

 

 

 

 




今回も感想を是非‼︎


次回『松浦果南の怒張』


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果南の怒張

前回の『バディファイトLoveLive!サンシャイン‼︎』

 

 

ついに、全てのワールドを巻き込むAqoursと魔星軍とのファイトが始まった。

 

マジックワールドでは花丸が、ダンジョンワールドではルビィが、デンジャーワールドでは善子が、カタナワールドではダイヤが、レジェンドワールドでは鞠莉が、魔星軍のメンバーとファイトし、見事に勝利した。

 

だが、敗北した魔星軍のファイター達は、さっきまでファイトしていた事と、一緒にいたバディモンスターの記憶が消えてしまっていた。

 

ーーー

ーーー

 

エンシェントワールド

 

 

果南はエンシェントワールドで、魔星軍の1人「定明(さだあき)」と、バディの「タツマキ」と対峙していた。

 

 

果南「悪いけど、これ以上好きにはさせないよ!」

 

「………なら、どうするのか?」

 

ガンザァス『主ら、いったい何の目的で我が同胞達を支配する?』

 

「理由は無い。俺達はただ、魔星龍様の意に従っているのみ。それ以上でも以下でもない。」

 

果南「何、それ? 命令さえされたら何でもするって事⁉︎」

 

「そうだ。」

 

ガンザァス『主人に従順すぎるのも困り者だな。』

 

果南「ほんとだね。 とにかく、命令されたからって、やって良い事と悪い事は分かるはずだよ。 帝都のモンスター達を解放して!」

 

『それはできぬ。』

 

ガンザァス『………………』

 

「タツマキ………」

 

『魔星龍様の意志は我らの意思、魔星龍様の命令を邪魔する者は、何人も許してはならない!』

 

「だそうだ。悪いが、邪魔をしないでいただこう。」

 

果南「それこそ無理なお願いだね。このまま帝都を襲うって言うんなら、バディファイトだよ!」

 

『ファイトか、どうする? 定明(さだあき)

 

定明「どうする………?無論、彼女達はやる気みたいだからな、面倒だが魔星龍様の命令を続行するためだ。ファイトを受けてやろう」

 

 

ガンザァス『どうやらやる気になったか、果南よ、我の力をお前に与えよう。』

 

果南「ありがとうガンザァス、行くよ!」

 

 

 

果南「大海の覇者よ波を起こし、海を割れ!ルミナイズ!〈荒波の海王〉」

 

定明(さだあき)「風に轟き忍ぶ竜の如く………ルミナイズ〈旋風竜忍軍〉」

 

 

オープンTHEフラッグ

 

 

果南「エンシェントワールド」

◼️手札6/ゲージ2/LP10

 

定明(さだあき)「カタナワールド」

◼️手札6/ゲージ2/LP10

 

 

果南「私から先攻、ドロー!チャージ&ドロー!」

◼️手札6→7/ゲージ2→3

 

果南「キャスト〈竜王伝〉1チャージ、ライフ+1、1ドロー!」LP10→ 11

◼️手札7→6→7/ゲージ3→4

 

果南「そしてゲージ4払い、センターにバディコール!〈光覇竜帝 ガンズァス〉!」

◼️手札7→6/ゲージ4→0

 

 

光覇竜王 ガンズァス

エンシェントW

光覇竜/ドラゴンロード

サイズ3/攻10000/防6000/打撃2

◼️【コールコスト】ゲージ3払う。

◼️このカードが登場した時、君のデッキの上から7枚を、このカードのソウルに入れる。

◼️"光覇降臨"このカードが破壊されて、ドロップに置かれた時、君のライフ+2して、君の手札かドロップからサイズ3の〈エンシェントワールド〉のモンスター1枚までを【コールコスト】を払わず、ドロップのこのカードをソウルに入れてコールする。

【3回攻撃】【ソウルガード】【ライフリンク3】

 

 

ガンズァス『加減はせんぞ、童共………』

 

果南「ガンズァスの登場時、デッキトップから7枚をソウルイン!」

 

 

ガンズァス ソウル0→7

 

 

果南「アタックフェイズ! ガンズァスでファイターに攻撃! 打撃2!」

◼️ゲージ1→2

 

定明「うっ………」LP10→8

 

果南「ターンエンド!」

◼️手札6/ゲージ0/LP10

 

 

定明「俺のターン、ドロー、チャージ&ドロー」

◼️手札6→7/ゲージ2→3

 

定明「俺もバディを出そう。ゲージ2払い、センターにバディコール!〈忍竜王 旋風タツマキ〉」

◼️手札7→6/ゲージ3→1

 

 

忍竜王 旋風タツマキ

カタナW/ドラゴンW

忍竜/風

サイズ2/攻6000/防3000/打撃3

◼️【コールコスト】君のデッキの上からカードを1枚ソウルに入れて、ゲージ2払う。

◼️【対抗】【起動】お互いのアタックフェイズ中、君の手札かドロップからカード1枚までを、このカードのソウルに入れる。

◼️〈竜遁忍法〉(このカードはソウルにある〈竜忍法〉を全て得る。)

◼️このカードが破壊されてドロップに置かれた時、君の場に他のモンスターがいないなら、このカードを【コールコスト】を払わずにコールできる。

【2回攻撃】【ソウルガード】/ソウル1

 

 

【コールコスト】でデッキトップからソウルに入ったのは〈忍竜 炎上モウカ〉だ。

 

 

忍竜 炎上のモウカマル

カタナW/ドラゴンW

忍竜/火

サイズ1/攻4000/防1000/打撃1

◼️手札のこのカードを、君の場の〈忍竜〉のモンスター1枚のソウルに入れてよい。

◼️〈竜忍法〉(君の場のサイズの合計が2以上ある。)

君の場の〈忍竜〉のモンスター全ての攻撃力+4000!

 

 

定明「アタックフェイズだ。 そしてこのフェイズ中、タツマキの能力発動! 手札から〈忍竜 水泡のアワノミト〉をソウルイン!」

◼️手札6→5

 

 

忍竜 水泡のアワノミト

カタナW/ドラゴンW

忍竜/水

サイズ1/攻4000/防1000/打撃2

◼️手札のこのカードを、君の場の〈忍竜〉のモンスター1枚のソウルに入れる。

◼️〈竜忍法〉(君の場のサイズの合計が2以上ある。)

君の〈忍竜〉のモンスター全ての防御力+4000!

 

 

 

旋風タツマキ ソウル1→2

攻6000→10000/防3000→7000

 

 

定明「旋風タツマキでガンズァスに攻撃だ!」

 

果南「ガンズァスさんのソウルガード!」

 

 

旋風タツマキ

攻10000

 

ガンズァス

防6000

 

ガンズァス 撃破!

【ソウルガード】ソウル7→6

 

 

定明「タツマキの2回攻撃だ!」

 

果南「ソウルガード!」

 

 

ガンズァス 撃破!

【ソウルガード】ソウル6→5

 

 

定明「ターンエンドだ。」

◼️手札5/ゲージ1/LP8

 

 

果南「私のターン、ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札6→7/ゲージ0→1

 

果南「キャスト!〈竜枯盛衰〉ライフ2払って、ゲージ+4!」LP10→8

◼️手札7→6/ゲージ1→5

 

果南「アタックフェイズ! ガンズァスさんで、旋風タツマキを攻撃!」

 

定明「お互いのアタックフェイズ中、旋風タツマキを能力! 手札から〈忍竜 微風のソウフウ〉をソウルイン!」

◼️手札5→4

 

 

忍竜 微風のソウフウ

カタナW/ドラゴンW

忍竜/風

サイズ1/攻4000/防1000/打撃1

◼️〈竜忍法〉(君の場のサイズの合計が1以上ある。)

このカードが攻撃された時、君のデッキの上から1枚をゲージに置いて、ライフ+1!

 

 

旋風タツマキ ソウル2→3

 

 

定明「さらに、ソウルに入ったソウフウの〈竜忍法〉の能力をタツマキが発動する。攻撃された時、1チャージ、ライフ+1!」LP8→9

◼️ゲージ1→2

 

果南「それでもバトルは続いてるよ!」

 

 

ガンズァス

攻10000

 

旋風タツマキ

防7000

 

旋風タツマキ 撃破!

【ソウルガード】ソウル3→2(忍竜 微風のソウフウ)

 

 

果南「ガンズァスの2回攻撃!」

 

定明「キャスト!〈竜忍術 焔隠れ〉」

◼️手札4→3

 

 

竜忍術 焔隠れ

カタナW/ドラゴンW

防御

◼️君の〈忍竜〉のモンスターが攻撃されているなら使える。

◼️【対抗】その攻撃を無効化する。さらに、君のデッキの上から1枚を、場の〈忍竜〉1枚のソウルに入れる。

 

 

定明「その攻撃を無効化する! さらにデッキトップから1枚をタツマキにソウルイン!」

 

 

炎がタツマキを包み、ガンズァスの攻撃をシャットアウトする。因みに、デッキトップからタツマキのソウルに入ったのは〈明鏡止水〉だった。

 

 

旋風タツマキ ソウル2→3

 

 

果南「ガンズァスで3回攻撃!」

 

定明「ソウルガードだ!」

 

 

旋風タツマキ 撃破!

【ソウルガード】ソウル3→2(明鏡止水)

 

 

果南「ターンエンド」

◼️手札5/ゲージ5/LP8

 

 

定明「俺のターン、ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札3→4/ゲージ2→3

 

定明「手札から〈忍竜 雷鳴のデンコウ〉を旋風タツマキのソウルに入れる。」

◼️手札4→3

 

 

忍竜 雷鳴のデンコウ

カタナW/ドラゴンW

忍竜/光

サイズ1/攻4000/防1000/打撃2

◼️手札のこのカードを場の〈忍竜〉のモンスター1枚のソウルに入れてよい。

◼️このカードがソウルにあるモンスターのサイズは3になる。

◼️〈竜忍法〉(君の場のサイズの合計が3以上ある。)

君の〈忍竜〉のモンスター全ては【移動】と【貫通】を得る。

 

 

旋風タツマキ ソウル2→3

【貫通】【移動】

 

 

定明「これによりタツマキはサイズ3となり【貫通】と【移動】を得た。さらにライフ1払いキャスト〈竜忍法 竜土眼波(りゅうどがんぱ)〉」

◼️手札3→2/LP8→7

 

 

竜忍術 竜土眼波

カタナW/ドラゴンW

◼️【使用コスト】ライフ1払う。

◼️君のデッキからカードを1枚選んで、君の場のモンスター1枚のソウルに入れる。さらに次の2つから1つ選んで使える。

・君の場のモンスター1枚の攻撃で相手のモンスターを破壊した時、相手にダメージ1!

・君の場のモンスター1枚の攻撃で相手のモンスターを破壊した時、君のライフ+1!

 

 

定明「この魔法の能力で、デッキから〈忍竜 黒影のシャウドウ〉をタツマキにソウルイン!」

 

 

忍竜 黒影のシャウドウ

カタナW/ドラゴンW

忍竜

サイズ1/攻4000/防1000/打撃2

◼️手札のこのカードを場の〈忍竜〉のモンスター1枚のソウルに入れてよい。

◼️〈竜忍法〉(君の場のサイズの合計が3以上ある。)

君の〈忍竜〉のモンスター全ての攻撃力+3000、打撃力+1!

 

 

旋風タツマキ ソウル3→4

攻10000→13000/打撃2→3

 

 

定明「アタックフェイズだ。 旋風タツマキでガンズァスに攻撃だ!」

 

果南「ソウルガード!」

 

 

旋風タツマキ

攻13000

 

ガンズァス

防6000

 

ガンズァス 撃破!

【ソウルガード】ソウル5→4

 

 

定明「貫通3ダメージ!」

 

果南「うぁぁぁ!」LP8→5

 

定明「さらに竜土眼波の能力により、このターン中、相手モンスターを破壊したらダメージ1だ!」

 

果南「くっ!」LP5→4

 

定明「ガンズァスに2回攻撃だ!」

 

果南「ライフ1払ってキャスト!〈逆鱗〉ガンズァスさんの破壊を無効化して、【反撃】する!」

◼️手札5→4/ゲージ5→4/LP4→3

 

定明「ソウルガードだ」

 

 

旋風タツマキ 撃破!

【ソウルガード】ソウル4→3(忍竜 水泡のアワノミト)

防7000→3000

 

 

定明「ターンエンドだ」

◼️手札2/ゲージ3/LP7

 

 

果南「私のターン、ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札4→5/ゲージ4→5

 

果南「ゲージとライフ1払い〈波動の破帽〉を装備!」

◼️手札5→4/ゲージ5→4/LP3→2

 

 

波動の破帽

攻4000/打撃1

 

 

果南「アタックフェイズ!」

 

定明「タツマキの能力発動!ドロップから〈忍竜 水泡のアワノミト〉をタツマキのソウルに入れる。そしてアワノミトの〈竜忍法〉の能力で防御力+4000だ!」

 

 

ガンズァス

攻10000

 

旋風タツマキ ソウル3→4

防3000→7000

 

旋風タツマキ 撃破!

【ソウルガード】ソウル4→3(水泡のアワノミト)

防7000→3000

 

 

果南「ガンズァスさんの2回攻撃!」

 

定明「ソウルガード!」

 

 

旋風タツマキ 撃破!

【ソウルガード】ソウル3→2(炎上のモウカマル)

攻13000→9000

 

 

果南「ガンズァスさんの3回攻撃!」

 

定明「ソウルガードだ!」

 

 

旋風タツマキ 撃破!

【ソウルガード】ソウル2→1(雷鳴のデンコウ)

サイズ3→2

攻9000→6000/打撃3→2

 

 

ソウルの雷鳴のデンコウが消えた事により、旋風タツマキはサイズ2に戻り、さらにそれによって、ソウルにある黒影のシャウドウの〈竜忍法〉の条件が整わなくなり、攻撃力と打撃力が元に戻る。

 

 

果南「波動の破帽でタツマキを攻撃!」

 

定明「ソウルガード!」

 

 

波動の破帽

攻4000

 

旋風タツマキ

防3000

 

旋風タツマキ 撃破!

【ソウルガード】ソウル1→0(黒影のシャウドウ)

 

 

果南「ターンエンド!」

◼️手札4/ゲージ4/LP2

 

ガンズァス『うむ………あと1回攻撃できたら、あのモンスターを排除できたのだがな。』

 

果南「そうだね。」

 

 

定明「相手のターン終了時、ゲージ2払い………"魔星侵蝕"!」

◼️手札2→1/ゲージ3→1

 

定明「魔星龍様の命の下に、侵蝕せよ我が世界!」

 

 

イロウシェンTHEフラッグ

 

 

定明「魔星龍域」

 

 

魔星龍域

フラッグ

◼️「魔星龍域」は最初のフラッグに選べず、全てのフラッグでデッキに入れて使える。

◼️君は「魔星ゾーン」のカードを使える。そしてこのカードの下にあるフラッグの能力を得る。

◼️"魔星侵蝕"相手のターン終了時、ゲージ2払ってよい、払ったら、手札のこのカードを君のフラッグの上に重ねる。"魔星侵食"はファイト中1回だけ使える。

◼️君のメインフェイズ開始時、君の手札を好きなだけ捨ててよい。捨てたら、その枚数分、魔星ゾーンからカードを手札に加える。この能力は1ターンに1回だけ使える。

◼️君の場のカード全ては属性に〈魔星龍〉を得て、君はサイズの合計8までのモンスターを置ける。

 

 

果南「これが、魔星龍域………?」

 

ガンズァス『なんと邪なるフラッグか………』

 

 

定明「俺のターン、ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札1→2/ゲージ1→2

 

定明「魔星龍域の能力で、手札を2枚捨て、魔星ゾーンより2枚を手札に加える。」

◼️手札2→0→2

 

定明「キャスト〈魔星侵攻:イロウシェン・カルノス〉」

◼️手札2→1/LP7→6

 

 

魔星侵攻:イロウシェン・カルノス

魔星龍域

◼️【使用コスト】ライフ1払う。

◼️君のデッキの上から3枚ドロップに置いて、君のデッキからカードを1枚ゲージにおいて、カードを1枚引いて、魔星ゾーンから1枚手札に加える。

 

 

定明「デッキから3枚ドロップに置いて、1チャージ、1ドロー、魔星ゾーンから1枚手札に加える!」

◼️手札1→2→3/ゲージ2→3

 

定明「ゲージ2払い、コール!〈魔星の使徒 グランテンペスト・タツマキ〉をコール!」

◼️手札3→2/ゲージ3→1

 

 

魔星の使徒 グランテンペスト・タツマキ

魔星龍域

魔星龍

サイズ4/攻8000/防8000/打撃2

『グランズァ』

◼️【コールコスト】ゲージ2払う。

◼️このカードは、相手の効果で破壊されない。

◼️【対抗】このカードが攻撃したバトル終了後、このカードを破壊してよい。破壊したら、君の場にモンスターがいないなら、このカードを【コールコスト】を払ってコールする。そのターン中、このカードの攻撃力+5000!!

 

 

 

定明「さらにキャスト〈魔星侵攻:イロウシェン・チャージ〉3チャージだ。」

◼️手札2→1/ゲージ1→4

 

定明「アタックフェイズだ。グランテンペストタツマキでガンズァスに攻撃!」

 

果南「ソウルガード!」

 

 

グランテンペストタツマキ

攻8000.

 

ガンズァス

防6000

 

ガンズァス 撃破!

【ソウルガード】ソウル4→3

 

 

定明「バトル後に能力発動、タツマキを破壊する。」

 

 

グランテンペストタツマキ 破壊!

 

 

果南「自分のモンスターを破壊した⁉︎」

 

定明「この自壊がタツマキをさらに強くする。コールコストのゲージ2を払い、グランテンペストタツマキを復活させる!」

◼️ゲージ4→2

 

 

グランテンペスト・タツマキ 復活!

攻8000→13000

 

 

果南「復活⁉︎ しかも………攻撃力が上がってる⁉︎」

 

定明「タツマキでガンズァスに再攻撃だ!」

 

果南「ソウルガード!」

 

 

グランテンペストタツマキ

攻13000

 

ガンズァス

防6000

 

ガンズァス 撃破!

【ソウルガード】ソウル3→2

 

 

定明「もう一度能力発動! タツマキを自壊させ、ゲージ2払い復活!」

◼️ゲージ2→0

 

 

グランテンペストタツマキ 復活!

攻13000→18000

 

 

果南「また………⁉︎」

 

定明「キャスト〈明鏡止水〉ゲージ+2だ。タツマキよ、3度目の攻撃!」

◼️手札1→0/ゲージ0→2

 

果南「ソウルガード!」

 

 

ガンズァス 撃破!

【ソウルガード】ソウル2→1

 

 

定明「タツマキを自壊、そしてゲージ2払い復活せよ!グランテンペストタツマキ」

 

 

グランテンペストタツマキ 復活!

攻18000→23000

 

 

定明「タツマキで4度目の攻撃!」

 

果南「ソウルガード!」

 

 

ガンズァス 撃破!

【ソウルガード】ソウル1→0

 

 

定明「タツマキの能力で自壊する。」

 

 

果南「あなたに払うゲージはもう無い………タツマキは復活できない!」

 

定明「焦るな。自壊する、が、ドロップから〈忍竜 黄泉のテンセイマル〉の能力だ! このカードをデッキの下に戻して、グランテンペストタツマキを場に復活させる。」

 

果南「えっ⁉︎」

 

 

忍竜 黄泉のテンセイマル

カタナW/ドラゴンW

忍竜

サイズ1/攻4000/防1000/打撃1

◼️"黄泉竜転"【対抗】ドロップにあるこのカードを君のデッキの下に戻してよい。戻したら、このターンに破壊されたモンスター1枚を【コールコスト】を払わずにコールできる。"黄泉竜転"は1ターンに1回だけ使える。

◼️〈竜忍法〉(君の場にサイズの合計2以上ある。)

次に破壊されるこのカードを場に残す。この能力は1ターンに1回だけ使える。

 

 

果南「復活って事は、スタンドしてるよね………?」

 

ガンズァス『おそらくのぅ………』

 

定明「グランテンペストタツマキでガンズァスに5度目の攻撃だ!」

 

果南「手札から〈護竜王 アミュレイ〉の能力発動! このカードを手札から捨てて、ライフ1払い、ガンズァスさんの【ライフリンク】を無効化する!」

 

 

ガンズァス 完全撃破!

【ライフリンク3】無効化!!

 

 

果南「さらに、ガンズァスさんの能力発動!私のデッキからサイズ3のモンスター1枚を【コールコスト】を払わず、ドロップのガンズァスさんをソウルに入れてコール! センターにバディコール!〈武神番長 デュエルイェーガー〉!」LP1→2

 

 

武神番長 デュエルイェーガー

サイズ3/攻10000/防5000/打撃2/【ソウルガード】/ソウル1

 

 

定明「何………⁉︎ タツマキを破壊せずに、ターンエンドだ。」

◼️手札0/ゲージ1/LP6

 

 

果南「私のターン、ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札4→5/ゲージ4→5

 

果南「キャスト〈海王の唸り〉」

◼️手札5→4

 

 

海王の唸り

竜王番長

◼️君の場にサイズ3の〈竜王番長〉がいるなら使える。

◼️君の場のサイズ3の〈竜王番長〉1枚のソウルを好きなだけドロップに置く。ドロップに置いた枚数分デッキの上からゲージに置いて、ライフ+1して、カードを1枚引く。「海王の唸り」は1ターンに1回だけ使える。

 

 

果南「このカード効果で、デュエルイェーガーのソウルを全て捨てる。」

 

 

デュエルイェーガー ソウル1→0

 

 

果南「捨てたソウル分、1チャージ、1ドロー、ライフ+1!」LP1→2

◼️手札4→5/ゲージ5→6

 

果南「ゲージ3払い、ソウルの無いデュエルイェーガーに重ねて進化!〈第三無双番長 デュエルイェーガー"雷蒼のリボルテック・ウェーブ"〉さらにドロップから7枚までソウルに入れる!」

◼️手札5→4/ゲージ6→3

 

 

第三無双番長 デュエルイェーガー"雷蒼のリボルテック・ウェーブ"

エンシェントW

竜王番長

サイズ3/攻15000/防3000/打撃2

◼️【コールコスト】君の場のソウルの無いカード名に「デュエルイェーガー」を含むモンスターに重ね、ドロップから〈竜王番長〉7枚をソウルに入れて、ゲージ3払う。

◼️このカードがセンターにいるなら、君は相手の効果でダメージを受けない。この能力は無効化されない。

◼️このカードのソウルが3枚以上ある時、このカードの攻撃力+10000!打撃力+2!

【3回攻撃】【ソウルガード】【ライフリンク8】/ソウル8

 

 

果南「デュエルイェーガー雷蒼のリボルテックウェーブは、ソウルが3枚以上あるなら、効果力+10000/打撃+2!」

 

 

デュエルイェーガー雷蒼のリボルテックウェーブ

攻15000→25000/打撃2→4

 

 

果南「アタックフェイズ! デュエルイェーガー雷蒼のリボルテックウェーブで、グランテンペストタツマキに攻撃!」

 

 

デュエルイェーガー雷蒼のリボルテックウェーブ

攻25000

 

グランテンペストタツマキ

防8000

 

グランテンペストタツマキ 撃破!

 

 

果南「デュエルイェーガー雷蒼のリボルテックウェーブで、ファイターに攻撃!打撃4!」

 

定明「俺には手札は無い………、ぐぅおお!!」LP6→2

 

果南「これで決める! デュエルイェーガー雷蒼のリボルテックウェーブでファイターに3回目の攻撃!!」

 

定明「くっ、ぐわぁぁぁぁぁぁ!!」LP2→0

 

 

 

 

 

 

 

 

ファイトが終了した時、定明の敗北によりバディのタツマキは「魔星龍域」のフラッグに吸い込まれ、魔星龍域ごと消失してしまった。

 

その後、果南は、花丸やルビィ、善子、ダイヤから届いたLINEのメッセージによって、相手のファイターがさっきまでの事とバディの事を覚えていない事を知った。

 

そして定明がさっきまでの事を覚えていない事を確認して、ガンズァスによって人間界に送還された。

 

 

果南「………ここまでの酷い事をして、何も覚えてないなんて………だからって、許せるわけがないよ。」

 

ガンズァス『果南よ、その気持ちも分かる。だが、人の記憶の事など、誰もどうにもできんよ。』

 

果南「それも分かるけど………」

 

ガンズァス「その怒張、ぶつけるべきは何者か理解はできるかの?」

 

果南「うん、分かってる。」

 

ガンズァス『………ならば良しじゃ。ワシも衰えたものだな………少し休ませてもらうぞ。』

 

 

ガンズァスは翼を閉じて身体を丸め、眠ってしまった。

 

 

 

 

 

 




今回も感想を是非‼︎


一応ガンズァスの設定
ガンズァスは約700年間、他のワールドの帝が2代変わる前からエンシェントワールドの "帝" を務めている老年である。因みに、帝に選ばれた時は300歳ぐらいですから、今の御歳は………


次回『曜とダルガード』


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曜とダルガード

前回の『バディファイトLoveLive!サンシャイン‼︎』

 

 

ついに、全てのワールドを巻き込むAqoursと魔星軍とのファイトが始まった。

 

マジックワールドでは花丸が、ダンジョンワールドではルビィが、デンジャーワールドでは善子が、カタナワールドではダイヤが、レジェンドワールドでは鞠莉が、エンシェントワールドでは果南が、魔星軍のメンバーとファイトし、見事に勝利した。

 

だが、敗北した魔星軍のファイター達は、さっきまでファイトしていた事と、一緒にいたバディモンスターの記憶が消えてしまっていた。

 

ーーー

ーーー

 

ダークネスドラゴンワールド

 

 

曜はダークネスドラゴンワールドで、魔星軍の1人「岸岡」と、バディの「スレンジア」と対峙していた。

 

 

曜「これ以上、ダークネスドラゴンワールドでは暴れさせないよ!」

 

岸岡「これ以上は………ね。ですが、あなたに私が止められますかね?」

 

曜「止めてみせるよ。ダークネスドラゴンワールドは、私が使うワールドでもあるからね。」

 

岸岡「そうですか、スレンジア。」

 

スレンジア『ああ、我々を止められるものなら止めてみよ。負ければお前達も魔星化されるものと知れ。』

 

ダルガード『渡辺 曜、勝てる自信はあるか?』

 

曜「うん、当然! 私は絶対負けない!」

 

ダルガード『そうか、ならば俺をデッキに入れろ。力ぐらいは貸してやる。』

 

曜「うん、ありがとう。ダルガードさん!」

 

 

 

曜「紫紺の煌めきよ、悔しさと哀しみを漆黒の輝きへと導け!輝きのルミナイズ!〈シャイニングレイ・ダークネス〉」

 

岸岡「砕けぬ黒の鎧、砕けぬ黒の意思! ルミナイズ〈黒鎧の英士〉」

 

 

オープンTHEフラッグ

 

 

曜「ダークネスドラゴンワールド」

◼️手札6/ゲージ2/LP10

 

岸岡「ヒーローワールド」

◼️手札6/ゲージ2/LP10

 

 

曜「私のターン、ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札6→7/ゲージ2→3

 

曜「まずは〈デスゲージ・タイマー〉と〈黒印火山〉を【設置】!」

◼️手札7→6→5

 

 

デスゲージ・タイマー ソウル5

 

 

曜の背後に巨大な竜の手に握られた黒い時計が現れ、さらに巨大な火山も現れた。

 

 

曜「ゲージ2払いライトに〈黒竜帝 ダルガード〉をコール!」

◼️手札5→4/ゲージ3→1

 

 

黒竜帝 ダルガード

ダークネスドラゴンW

黒竜

サイズ3/攻8000/防6000/打撃2

◼️【コールコスト】ゲージ2払う。

◼️このカードが攻撃した時、相手のデッキの上から2枚をドロップして、相手のモンスターを破壊したら相手にダメージ2!!

◼️君のターン終了時、このターン中に相手のデッキが4枚以上ドロップに置かれているなら、君のデッキの上から4枚をこのカードのソウルに入れる。

【2回攻撃】【移動】【ソウルガード】

 

 

曜「キャスト〈ブラック・ドレイン〉相手のデッキトップから3枚破棄する。そして1チャージ!」

◼️ゲージ1→2

 

岸岡「デッキが………」

◼️破棄合計 0→3

 

曜「アタックフェイズ! デスゲージタイマーの能力で、1チャージ!」

◼️ゲージ2→3

 

 

デスゲージタイマー ソウル5→4

 

 

曜「ダルガードさんでファイターに攻撃!攻撃時に相手のデッキ2枚を破棄!打撃2」

 

岸岡「う………」LP10→8

◼️破棄合計 3→5

 

曜「ターンエンド! この時、ダルガードさんの能力! このターン中に相手のデッキを4枚以上破棄していたなら、デッキトップから4枚をダルガードさんのソウルに入れる!」

◼️手札4/ゲージ3/LP10

 

 

このターン、曜はブラックドレインで3枚、ダルガードの能力で2枚、相手のデッキを合計5枚破棄した。ダルガードの能力の条件はクリアしている。

 

 

ダルガード ソウル0→4

 

 

岸岡「私のターンです。ドロー、チャージ&ドロー」

◼️手札6→7/ゲージ2→3

 

岸岡「では、ゲージ3払いバディ【変身】! 〈黒英士 スレンジア〉」LP8→9

◼️手札7→6/ゲージ3→1

 

 

黒英士 スレンジア

ヒーローW

ダークヒーロー

サイズ3/攻6000/防6000/打撃2

◼️このカードはコールできない。

◼️君のアタックフェイズ開始時、君の場に他の〈ダークヒーロー〉がいないなら、このカードの攻撃力+3000、打撃力+1!

◼️相手のアタックフェイズ開始時、君の場に他の〈ダークヒーロー〉がいないなら、このカードの防御力+3000!君のライフ+1!

【2回攻撃】【貫通】【変身】(ゲージ3払う。)

 

 

岸岡「レフトに〈アイロンマン〉をコール、登場時に1チャージ」

◼️手札6→5/ゲージ1→2

 

 

アイロンマン

サイズ1/攻4000/防4000/打撃1

 

 

岸岡「ライトに〈CP ヒロイックブレーダー〉をコール」

◼️手札5→4

 

 

CP ヒロイックブレーダー

サイズ1/攻3000/防2000/打撃2

 

 

岸岡「アタックフェイズです。このフェイズ開始時、スレンジアの能力で、攻撃力+3000/打撃+1します。」

 

 

スレンジア

攻6000→9000/打撃2→3

 

 

曜「ダルガードさんをセンターに【移動】! さらにデスゲージタイマーの能力で1チャージ!」

◼️ゲージ3→4

 

 

デスゲージタイマー ソウル4→3

 

 

岸岡「スレンジアでダルガードに攻撃です!」

 

曜「ソウルガード!」

 

 

岸岡が変身しているスレンジアの右手からオーラが噴き出し巨大な爪を模した形になる。そしてそのオーラの爪でダルガードを切り裂く!

 

 

スレンジア

攻9000

 

ダルガード

防6000

 

ダルガード 撃破!

【ソウルガード】ソウル4→3

 

 

岸岡「貫通!打撃3!」

 

曜「うぅぁぁ!」LP10→7

 

岸岡「アイロンマンとヒロイックブレーダーで連携攻撃!」

 

曜「ソウルガード!」

 

 

アイロンマン+ヒロイックブレーダー

連携 攻7000

 

ダルガード

防6000

 

ダルガード 撃破!

【ソウルガード】ソウル3→2

 

 

岸岡「ターンエンドです。」

◼️手札4/ゲージ2/LP9

 

曜「ここで、黒印火山の能力!相手のターン終了時、私の場に〈黒竜〉のモンスターがいれば、1チャージ、1ドロー!ライフ+1!」LP7→8

◼️手札5→6/ゲージ4→5

 

 

曜「私のターン、ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札6→7/ゲージ5→6

 

曜「メインは何もしない。 アタックフェイズ! デスゲージタイマーのソウルをゲージに1チャージ!」

◼️ゲージ6→7

 

 

デスゲージタイマー ソウル3→2

 

 

岸岡「相手のアタックフェイズ開始時、スレンジアの能力、私の場に他の〈ダークヒーロー〉がいないなら、防御力+3000、私のライフ+1します。」LP9→10

 

 

スレンジア

他6000→9000

 

 

ダルガード『あの野郎、俺の攻撃力を超えやがった………!』

 

曜「なら、アイロンマンに攻撃! 相手のデッキを2枚破棄!」

 

岸岡「………っ!」

◼️破棄合計 5→7

 

 

ダルガード

攻8000

 

アイロンマン

防4000

 

アイロンマン 撃破!

 

 

曜「ダルガードさんの更なる能力、相手のモンスター破壊時にダメージ2!」

 

岸岡「くぅ!」LP10→8

 

曜「ダルガードさんの2回攻撃! ヒロイックブレーダーを攻撃! デッキを2枚破棄!」

 

岸岡「またですか………」

◼️破棄合計 7→9

 

 

ダルガード

攻8000

 

ヒロイックブレーダー

防2000

 

ヒロイックブレーダー 撃破!

 

 

曜「モンスター破壊時にダメージ2!」

 

岸岡「うぅ!」LP8→6

 

曜「ターンエンド! そしてダルガードさんの能力、このターン中にデッキを4枚以上破棄している事で、ソウル+4!」

◼️手札7/ゲージ7/LP7

 

 

ダルガード ソウル2→6

 

 

岸岡「相手のターン終了時、ゲージ2払い………"魔星侵蝕"」

◼️手札4→3/ゲージ2→0

 

岸岡「魔星龍様の命の下、侵蝕せよ我が世界!」

 

 

イロウシェンTHEフラッグ

 

 

岸岡「魔星龍域」

 

 

魔星龍域

フラッグ

◼️「魔星龍域」は最初のフラッグに選べず、全てのフラッグでデッキに入れて使える。

◼️君は「魔星ゾーン」のカードを使える。そしてこのカードの下にあるフラッグの能力を得る。

◼️"魔星侵蝕"相手のターン終了時、ゲージ2払ってよい、払ったら、手札のこのカードを君のフラッグの上に重ねる。"魔星侵食"はファイト中1回だけ使える。

◼️君のメインフェイズ開始時、君の手札を好きなだけ捨ててよい。捨てたら、その枚数分、魔星ゾーンからカードを手札に加える。この能力は1ターンに1回だけ使える。

◼️君の場のカード全ては属性に〈魔星龍〉を得て、君はサイズの合計8までのモンスターを置ける。

 

 

曜「出たね………魔星龍域!」

 

ダルガード『いけ好かねーな、こいつぁ………』

 

 

岸岡「私のターン、ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札3→4/ゲージ0→1

 

岸岡「魔星龍域の能力で手札を3枚破棄、そして魔星ゾーンから3枚を手札に加えます。」

◼️手札4→1→4

 

岸岡「キャスト〈ハイパーエナジー〉ゲージ+4です。」

◼️手札4→3/ゲージ1→5

 

岸岡「そして、ゲージ3払い【変身】!〈魔星龍の使徒 グランゼブル・スレンジア〉」

◼️手札3→2/ゲージ5→2

 

 

魔星龍の使徒 グランゼブル・スレンジア

魔星龍域

魔星龍/ダークヒーロー

サイズ7/攻10000/防6000/打撃2

『グランズァ』

◼️このカードはコールできない。

◼️【変身】しているこのカードが、攻撃した時、相手のモンスター1枚と、相手に同時に攻撃できる。(相手にも同時に攻撃するので、相手のセンターにモンスターが居ても相手を攻撃できるぞ!)

◼️このカードのバトル後、君の場にモンスターがいないなら、このカードの攻撃力+6000、防御力+6000、【3回攻撃】を得る。

【変身】(ゲージ3払う。)

 

 

スレンジアの体が、黒い鎧の戦士の姿から黒いオーラを纏う人竜に変貌し、身体も一回り大きくなる。

 

 

スレンジア『ふははは………!変身した状態で魔星化した事で、私自らが魔星龍となった! 今の私はもはや人間を超えた存在、私はもう岸岡ではない、私自身がスレンジアとなったのだ!!』

 

曜「そんな………」

 

ダルガード『あいつ、イかれてやがる………!』

 

 

魔星化の影響を自身で受けた事で、クールで紳士的な話し方だった岸岡は、人が変わったようになる。

 

 

スレンジア『イかれている? そう、私はイかれているんだ。私こそが魔星龍の力を持つ唯一の人間となれた!私はイかれているんだ!!』

 

 

こんな様子の岸岡に、曜は身震いを感じる。

 

 

スレンジア『アタックフェイズ! グランゼブルスレンジアで、ダルガードに攻撃です!』

 

曜「デスゲージタイマーの能力で1チャージ! ダルガードさんのソウルガード!」

◼️ゲージ7→8

 

デスゲージタイマー ソウル2→1

 

 

グランゼブルスレンジア

攻10000

 

ダルガード

防6000

 

ダルガード 撃破!

【ソウルガード】ソウル6→5

 

 

スレンジア『同時に相手ファイターにも攻撃できる!打撃2です!』

 

曜「うぁぁ!」LP7→5

 

スレンジア『私のバトル後、能力発動! 場にモンスターがいない時、スレンジアの攻撃力と防御力を+6000する!』

 

曜「バトルの後にパワーアップした?」

 

スレンジア『それだけじゃありません。さらに【3回攻撃】を得ます!』

 

 

グランゼブルスレンジア

攻10000→16000/防6000→12000

【3回攻撃】

 

 

曜「って事は、さらに2回攻撃が来る!」

 

スレンジア『そういう事です! グランゼブルスレンジアでダルガードに2回目の攻撃!』

 

曜「ソウルガード!」

 

 

グランゼブルスレンジア

攻16000

 

ダルガード

防6000

 

ダルガード 撃破!

【ソウルガード】ソウル5→4

 

 

スレンジア『あなたにも攻撃ぃ!打撃2!』

 

曜「うわぁ!」LP5→3

 

スレンジア『ファイターとダルガードに3回目の攻撃だ!』

 

 

スレンジアが攻撃した時、曜の身体が白紫に光る!

 

 

曜「私のライフ4以下で、ドロップにアビゲールがいるなら………、〈ドラゴンフォース"悲悔の型"〉解放‼︎」

◼️手札7→6/ゲージ8→6

 

 

ドラゴンフォース"悲悔の型"

黒竜/悲哀/後悔

攻8000/打撃2

〈解放条件‼︎〉〔君のライフが4以下で、君の場かドロップにカード名に「アビゲール」を含むモンスターがいる。〕

◼️【装備コスト】ゲージ2払う。

◼️このカードは、相手の効果で破壊されず、手札に戻せず、能力は無効化されない。

◼️【対抗】手札のこのカードを【装備コスト】を払って装備できる。装備したターン中、君の場のモンスターは破壊されず、君はダメージを受けない。

◼️お互いのアタックフェイズ開始時、君のドロップから、カード名に「アビゲール」を含む必殺モンスター以外のモンスター1枚までを【コールコスト】を払わずコールできる。さらに相手のデッキを3枚ドロップに置いて、君のライフ+3して、カードを1枚引く。

【2回攻撃】【貫通】

 

 

曜「ドラゴンフォースを解放したターン中、私はいかなるダメージを受けず、場のカードは破壊されない!」

 

 

ダルガードは、ドラゴンフォースのオーラに守られ、スレンジアの攻撃を弾く。

 

 

スレンジア『ターンエンドです………!』

◼️手札2/ゲージ2/LP6

 

 

曜「私のターン、ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札6→7/ゲージ6→7

 

ダルガード『曜、お前のドラゴンフォースの力を、もう一度見せてみろ。』

 

曜「うん! メインは何も無し、アタックフェイズ!デスゲージタイマーのソウルをチャージ!」

◼️ゲージ7→8

 

 

デスゲージタイマー ソウル1→0

 

 

曜「さらにドラゴンフォースの能力!ドロップからのコールはしない! けど、相手のデッキを3枚破棄して、私のライフ+3、1ドロー!」LP3→6

◼️手札7→8

 

スレンジア『くぅ………』

◼️破棄合計 9→12

 

曜「ダルガードさんでグランゼブルスレンジアに攻撃! デッキを2枚破棄!」

 

スレンジア「………」

◼️破棄合計 12→14

 

 

ダルガード

攻8000

 

グランゼブルスレンジア

防6000

 

 

曜「打撃2!」

 

スレンジア『ぐう!』LP6→4

 

スレンジア『スレンジアのバトル後、スレンジアの防御力+6000する!』

 

 

グランゼブルスレンジア

防6000→12000

 

 

曜「ダルガードさんとドラゴンフォースで連携攻撃! ダルガードさんの能力で2枚破棄!」

 

スレンジア「キャスト!〈魔星侵攻:イロウシェン・バリア〉」

◼️手札2→1/破棄合計 14→16

 

 

魔星侵攻:イロウシェン・バリア

魔星龍域

◼️相手のターンの攻撃中に使える。

◼️【対抗】次に受けるダメージを0に減らして、君のライフ+3!

 

 

ドラゴンフォース+ダルガード

連携 攻 16000

 

グランゼブルスレンジア

防 12000

 

 

曜「連携打撃4!」

 

スレンジア『イロウシェンバリアの能力で、ダメージを0に減らす。そしてライフ+3!』LP4→7

 

曜「ドラゴンフォースの攻撃力8000だけじゃ、スレンジアの防御力12000には届かない………けど、キャスト〈ドラゴンフォース・D・サモン〉」

◼️手札8→7

 

 

ドラゴンフォース・D(ダーク)・サモン

ダークネスドラゴンW

黒竜

◼️君がカード名に「ドラゴンフォース」を含むカードを装備している。

◼️【使用コスト】君の場の〈黒竜〉1枚を破壊する。

◼️【対抗】君のドロップからカード名に「アビゲール」を含むモンスター1枚を【コールコスト】を払ってコールしする。「ドラゴンフォース・D・サモン」は1ターンに1回だけ使える。

 

 

曜「場のデスゲージタイマーを破壊!」

 

 

ソウルの無いデスゲージタイマーは、このターン終了時に、曜と相手のゲージを全てドロップに置く能力を持っている。自分のゲージを失いたくない曜は、わざとデスゲージタイマーを破壊する事で、デスゲージタイマーのデメリットの要素を取り除いたのだ。

 

 

ダルガード『ファイトに勝つ為だ、俺をコストに使え!』

 

曜「うん!そしてドロップからダルガードさんに重ねてコール!〈紫炎雷の黒死王 アビゲール・アグニース〉」

◼️ゲージ8→6

 

 

紫炎雷の黒死王 アビゲール・アグニース

ダークネスドラゴンW

黒竜

サイズ3/攻7000/防3000/打撃2

◼️【コールコスト】君の場の〈黒竜〉のモンスター1枚に重ねて、ゲージ2払う。

◼️君の場のカード名に「アビゲール」を含むモンスター全てのサイズを1減らす。

◼️"黒霊突"このカードの攻撃で相手のモンスターを破壊した時、君が〈黒竜〉のアイテムを装備していれば、相手のデッキの上から2枚をドロップに置いて、君のライフ+2して、相手にダメージ2!

【2回攻撃】【ソウルガード】

 

 

曜「ドラゴンフォースとアビゲールアグニースで連携攻撃!」

 

 

ドラゴンフォース+アビゲールアグニース

連携攻 15000

 

グランゼブルスレンジア

防12000

 

 

曜「連携打撃4!」

 

スレンジア『ぐぁぁ!!』LP7→3

 

 

アビゲールの2回攻撃で続けて攻撃したいところだが、アビゲール単体の攻撃力ではグランゼブルスレンジアの防御力には届かず、ダメージは通らない。

 

 

曜「ここで決めるよ、アビゲール!」

 

アビゲール『おう!』

 

曜「ファナルフェイズ‼︎ ゲージ3払い、アビゲールを必殺モンスターに!! 〈アビゲール"バニシング・グラビティ・デスホール‼︎"〉」

◼️手札7→6/ゲージ6→3

 

 

アビゲール"バニシング・グラビティ・デスホール‼︎"

黒竜

サイズ3/攻10000/僕8000/打撃3

◼️【コールコスト】君の場のカード名に「アビゲール」を含むモンスター1枚以上、全て破壊して、ゲージ3払う。

◼️相手のドロップにカードが6枚以上あるなら、このカードの打撃力+3!さらに、12枚以上あるなら、このカード1枚の攻撃は無効化されない。さらに君のライフ3払ってよい。払ったら、このカードのダメージは減らせず、このカードは相手の効果でレストされず、打撃力は減らない。

 

 

曜「相手のドロップにカードが6枚以上あるなら打撃力+3/12枚以上あるなら攻撃は無効化されず、ライフ3払えば攻撃を無効化されず、ダメージは減らせず、効果でレストされない!」LP6→3

 

 

必殺モンスター

打撃3→6

 

 

曜「必殺モンスターで、ダメージを減らせず、無効化できない攻撃!」

 

曜/アビゲール『バニシング・グラビティ・デスホール‼︎』

 

 

アビゲールの下半身の球体がグランゼブルスレンジアを吸い込み、アビゲールはそのまま翼を閉じる。と、3つの球体がちょうど1つに重なり、重力波の乱気流がスレンジアを押し潰して押さえ込み、黒い爆発を起こす!!

 

 

スレンジア(岸岡)『ぐぅぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!』LP3→0

 

 

 

 

 

 

ファイトが終了した時、岸岡の敗北によりバディのスレンジアは「魔星龍域」のフラッグに吸い込まれそうになる。だが、岸岡はスレンジアに変身している為、岸岡もろとも「魔星龍域」に吸い込まれそうになる。

 

 

スレンジア『うわぁぁ!嫌だーー! 私は、行きたくない………!魔星龍様………!』

 

曜「⁉︎ た、助けなきゃ!アビゲール!」

 

 

曜の指示を受けてアビゲールが助けに行こうとするが、そのアビゲールをダルガードが止める。

 

 

ダルガード『待て!』

 

アビゲール『ダルガード殿⁉︎』

 

曜「どうして邪魔するの⁉︎」

 

ダルガード『ちょうどいい。俺の帝都をめちゃくちゃにしやがった報いだ。こいつは因果応報に従って消えるべきなんだよ!』

 

曜「そんな………!!」

 

スレンジア『た、助けて! 助けてくれぇーーーー!!うわぁぁぁぁぁぁぁ!!』

 

 

スレンジア(岸岡)は、魔星龍域に吸い込まれ、そして魔星龍域ごと消失してしまった。

 

 

曜「そ、そんな………くっ………!」

 

 

曜は助けようとしたアビゲールを邪魔したダルガードを睨みつける。

 

 

曜「なんで………、どうして助けようとしたのに邪魔したの!⁉︎」

 

アビゲール『ダルガード殿、あんたは!!』

 

ダルガード『俺が憎いか? 渡辺 曜。』

 

曜「………………」

 

ダルガード『だが悪く思うな、曜、魔星龍の力は未知のものだ。奴は魔星龍の力を自らの身体で受けた。もし奴を助けたとして、奴が人間の姿に戻れると思うか?』

 

曜「それは………、だけど………!」

 

ダルガード『それに、奴は自分から人間を捨てた、助けたとしても、いずれ魔星龍の力に完全に意識を乗っ取られて、本能のままに暴れまわる化け物になる………奴はもう、人間には戻れないんだ。』

 

 

曜は思わず黙ってしまう。たしかにダルガードの言ってる事は正しいかもしれない。実際に魔星龍に変身した岸岡は、雰囲気も態度も魔星化する前より荒々しく変貌していた。

 

ダルガードの心配は1番現実味を帯びている。

 

 

曜「………………」

 

ダルガード(悪く思うな渡辺 曜。この憎悪と悲しみの感情は、お前のドラゴンフォースを必ず新たな高見に導くはずだ。今回のファイトで伸び代は確信できたからな。)

 

アビゲール『曜………」

 

曜「大丈夫だよ、アビゲール………少し、落ち着いた。」

 

 

 

 




今回も感想を是非‼︎


次回『梨子とメテオ・ディスター』


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梨子とメテオ・ディスター

前回の『バディファイトLoveLive!サンシャイン‼︎』

 

 

ついに、全てのワールドを巻き込むAqoursと魔星軍とのファイトが始まった。

 

マジックワールドでは花丸が、ダンジョンワールドではルビィが、デンジャーワールドでは善子が、カタナワールドではダイヤが、レジェンドワールドでは鞠莉が、エンシェントワールドでは果南が、ダークネスドラゴンワールドでは曜が、魔星軍のメンバーとファイトし、見事に勝利した。

 

だが、敗北した魔星軍のファイター達は、さっきまでファイトしていた事と、一緒にいたバディモンスターの記憶が消えてしまっていた。

 

ーーー

ーーー

 

スタードラゴンワールド

 

 

梨子はスタードラゴンワールドで、魔星軍の1人「沙也馬(さやま)」と、バディの「ヴレンダ」と対峙していた。

 

 

スタードラゴンワールドの帝都の有様を見て、梨子は驚愕していた。

 

 

梨子「酷い………こんな事、絶対に許されないわ!」

 

ディスター『貴様ら、私が居ない間に、私の帝都で好き勝手暴れてくれたようだな………! だが今からそうはいかんぞ!』

 

沙也馬「ふふふ………なら、どうするというのかね? 俺とファイトでもするか?」

 

ディスター『望むところだ。』

 

沙也馬「ふふふ、ヴレンダ」

 

ヴレンダ『話しは聴こえていたよ。ファイトするんだろ? 沙也馬さやま』

 

沙也馬「ああ。帝都侵略はその後だ。」

 

梨子「ディスターさん、このファイトは私が受けます。」

 

ディスター『だが………!』

 

梨子「私は許せない。みんなの平和を壊す魔星龍の事が………!」

 

ディスター『それは私も同じだ。………………良かろう。ならば私をデッキに入れるが良い。』

 

梨子「はい!」

 

 

 

 

 

梨子「私達の願いよ、輝きを放つ竜星となりて無限の彼方へ導け!輝きのルミナイズ!〈シャイニング・スターライト〉」

 

沙也馬「広げよ、黒き炎の翼を!ルミナイズ〈黒炎竜破〉」

 

 

オープンTHEフラッグ

 

 

梨子「スタードラゴンワールド」

◼️手札6/ゲージ2/LP10

 

沙也馬「ダークネスドラゴンワールド」

◼️手札6/ゲージ2/LP10

 

 

沙也馬「俺のターン、ドロー、チャージ&ドロー」

◼️手札6→7/ゲージ2→3

 

沙也馬「まずは〈ヴァンパイア・ファング〉2チャージ。」

◼️手札7→6/ゲージ3→5

 

沙也馬「ゲージ2払い、センターにバディコール!〈黒炎不竜 ブラックレイム・ドラゴン"ヴレンダ"〉」LP10→11

◼️手札6→5/ゲージ5→3

 

 

黒炎不竜 ブラックレイム・ドラゴン"ヴレンダ"

ダークネスドラゴンW

黒竜/炎

サイズ3/攻7000/防5000/打撃2

◼️【コールコスト】ゲージ2払う。

◼️"黒炎蘇生"このカードが破壊されて、ドロップに置かれたターン終了時、君のライフ1払い、ドロップのこのカードを【コールコスト】を払わずにコールする。

◼️このカードが登場した時、相手のモンスター1枚を破壊して、相手にダメージ1!さらに、君のデッキの上からカードを1枚ソウルに入れる。ドロップから登場した時、代わりに2枚ソウルに入れる。

【3回攻撃】【ソウルガード】

 

 

沙也馬「登場時にヴレンダにソウル+1!」

 

 

ブラックレイムドラゴンヴレンダ ソウル0→1

 

 

沙也馬「さらにゲージ1払い〈黒の炎装 ブラックレイム・ローグ〉を装備。」

◼️手札5→4/ゲージ3→2

 

 

黒の炎装 ブラックレイム・ローグ

ダークネスドラゴンW

黒竜/炎

攻4000/打撃2

◼️【装備コスト】ゲージ1払う。

◼️君のセンターに〈黒竜〉のモンスターがいるなら、君が効果で3以上受けるダメージを2減らす。

◼️君の場に、効果で〈黒竜〉のモンスターが登場した時、君のライフ+3!この能力は1ターンに1回だけ使える。

 

 

沙也馬「アタックフェイズ。 ヴレンダでファイターに攻撃!打撃2」

 

梨子「うぅ!」LP10→8

 

沙也馬「ターンエンド。」

◼️手札4/ゲージ2/LP11

 

 

梨子「私のターン、ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札6→7/ゲージ2→3

 

梨子「ゲージ2払い、ライトにコール!〈流星帝 メテオ・ディスター〉」

◼️手札7→6/ゲージ3→1

 

 

流星帝 メテオ・ディスター

スタードラゴンW

ネオドラゴン

サイズ3/攻7000/防5000/打撃2

◼️【コールコスト】ゲージ2払う。

◼️【起動】君の手札と、デッキと、ドロップから1枚ずつ、合計3枚までをこのカードのソウルに入れてよい。この能力は1ターンに1回だけ使える。

◼️このカードのソウルが3枚以上あるなら、このカードの攻撃力+3000、防御力+3000、打撃力+1!5枚以上あるなら、このカードは効果でレストされず、能力は無効化されない。

【移動】【ソウルガード】

 

 

梨子「メテオディスターさんの起動能力!手札から〈竜装機 ソービット〉デッキから〈大竜装機 トリプルバスター〉ドロップから〈竜装機 エルガーカノン〉を【星合体】」

◼️手札6→5

 

 

メテオディスター ソウル0→3

 

 

竜装機 エルガーカノンは、メテオディスターの【コールコスト】でゲージからドロップに置かれていた。

 

 

ディスター『私の攻撃力と防御力は、ソウルが3枚以上あれば+3000される。打撃+1だ。』

 

 

メテオディスター

攻7000→10000/防5000→8000/打撃2→3

 

 

梨子「アタックフェイズ! 」

 

 

メテオディスター ソウル3

◼️竜装機 エルガーカノン

(メテオディスター 攻10000→12000/打撃3→4)

◼️竜装機 ソービット

(メテオディスター 攻12000→16000/【2回攻撃】)

◼️大竜装機 トリプルバスター

(メテオディスター 攻16000→19000/打撃4→5/【貫通】)

 

 

梨子「メテオディスターさんで、ブラックレイムドラゴンヴレンダに攻撃!」

 

沙也馬「ソウルガード。」

 

 

メテオディスター

攻19000

 

ブラックレイムドラゴンヴレンダ

防5000

 

ブラックレイムドラゴンヴレンダ 撃破!

【ソウルガード】ソウル1→0

 

 

梨子「貫通!打撃5!」

 

沙也馬「ブラックレイムローグの能力で、3以上の効果ダメージを2減らす。 うぁぁ!」LP 11→8

 

梨子「メテオディスターさんでヴレンダに2回攻撃!」

 

 

ブラックレイムドラゴンヴレンダ 撃破!

 

 

梨子「貫通!打撃5!」

 

沙也馬「ダメージを2減らす…… ぐっ!」LP8→5

 

梨子「ターンエンド」

◼️手札5/ゲージ1/LP9

 

 

沙也馬「このターン終了時、破壊されたブラックレイムドラゴンヴレンダの能力発動!"黒炎蘇生"ライフ1払い、ドロップからノーコストコール!」LP 5→4

 

 

ブラックレイム・ドラゴン"ヴレンダ" 復活!

 

 

梨子「そんな⁉︎」

 

沙也馬「さらに登場時能力!メテオディスターを破壊する!」

 

梨子「ソウルガード!」

 

 

メテオディスター 破壊!

【ソウルガード】ソウル3→2(竜装機 ソービット)

攻19000→15000→12000/防8000→5000/打撃5→4

 

 

メテオディスターのソウルが2枚以下になった事で攻撃力と防御力と打撃力が下がってしまう。

 

 

梨子「ソービットの能力、ソウルから破棄された時、デッキからアイテム1枚を手札に加える。」

◼️手札5→6

 

沙也馬「さらにダメージ1!」

 

梨子「うっ………」LP9→8

 

沙也馬「そしてソウルを1枚入れるが、ドロップからの登場により代わりに2枚ソウルイン!」

 

 

ブラックレイムドラゴンヴレンダ ソウル0→2

 

 

沙也馬「そして装備しているブラックレイムローグの能力で、モンスターが効果で登場した時、ライフ+3!」LP5→8

 

 

沙也馬「そして俺のターン、ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札4→5/ゲージ2→3

 

沙也馬「手札から〈黒炎の槍 ブラックレイム・ランサー〉をヴレンダのソウルに入れる。」

◼️手札5→4

 

 

黒炎の槍 ブラックレイム・ランサー

ダークネスドラゴンW

黒竜/炎

サイズ1/攻2000/防2000/打撃1

◼️手札のこのカードを場のサイズ2以上の〈黒竜〉のモンスター1枚のソウルに入れる。

◼️このカードがソウルにある〈黒竜〉の攻撃力+3000、【貫通】を得る。

 

 

ブラックレイムドラゴンヴレンダ ソウル2→3

攻7000→10000

 

 

沙也馬「アタックフェイズ。ヴレンダでメテオディスターに攻撃!」

 

梨子「ソウルガード!」

 

 

ブラックレイムドラゴンヴレンダ

攻10000

 

メテオディスター

防5000

 

メテオディスター 撃破!

【ソウルガード】ソウル2→1(竜装機 エルガーカノン)

攻12000→10000/打撃4→3

 

 

沙也馬「ソウルのブラックレイムドラゴンランサーの能力で貫通!2ダメージ!」

 

梨子「きゃぁ!」LP8→6

 

沙也馬「ヴレンダでメテオディスターに2回攻撃だ!」

 

梨子「キャスト!〈マーズバリア〉攻撃を無効化する!」

◼️手札5→4

 

沙也馬「まだまだ、ヴレンダでメテオディスターに3回攻撃!」

 

梨子「ソウルガード!」

 

 

メテオディスター ソウル1→0(大竜装機 トリプルバスター)

攻10000→7000/打撃3→2

 

 

沙也馬「貫通!2ダメージ!」

 

梨子「うぁぁ!」LP6→4

 

沙也馬「ターンエンドだ。」

◼️手札4/ゲージ3/LP9

 

 

梨子「私のターン、ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札4→5/ゲージ1→2

 

梨子「ディスターさんの能力!手札から〈竜装機 ラビリントス〉、デッキから〈竜装機 レディアント・アルマ〉、ドロップから〈大竜装機 トリプルバスター〉を【星合体】」

◼️手札5→4

 

 

メテオディスター ソウル0→3

攻7000→10000/防5000→8000/打撃2→3

 

 

梨子「ソウルのレディアントアルマの能力で、ライフ5以下ならゲージ1払い、ディスターさんは【2回攻撃】を得る。アタックフェイズ!」

◼️ゲージ2→1

 

 

メテオディスター ソウル3

◼️竜装機 エルガーカノン

(攻10000→12000/打撃3→4)

◼️竜装機 レディアントアルマ

(ライフ5以下でゲージ1払い【2回攻撃】)

◼️大竜装機 トリプルバスター

(攻12000→15000/打撃4→5/【貫通】)

 

 

梨子「メテオディスターさんでブラックレイムドラゴンヴレンダに攻撃!」

 

沙也馬「ソウルガード!」

 

 

メテオディスター

攻15000

 

ブラックレイムドラゴンヴレンダ

防5000

 

ブラックレイムドラゴンヴレンダ 撃破!

【ソウルガード】ソウル3→2

 

 

梨子「貫通!5ダメージ!」

 

沙也馬「ブラックレイムローグの能力でダメージを2減らす! ぐぅぅ!」LP8→5

 

梨子「メテオディスターさんで2回攻撃!」

 

沙也馬「ソウルガード!」

 

 

ブラックレイムドラゴンヴレンダ 撃破!

【ソウルガード】ソウル2→1

 

 

梨子「貫通!5ダメージ!」

 

沙也馬「うぉぉ!」LP5→2

 

梨子「ターンエンド!」

◼️手札4/ゲージ1/LP4

 

 

沙也馬「このターン終了時、ゲージ2払い………"魔星侵蝕"」

◼️手札4→3//ゲージ3→1

 

沙也馬「魔星龍様の命の下に、侵蝕せよ我が世界!」

 

 

イロウシェンTHEフラッグ

 

 

沙也馬「魔星龍域」

 

 

魔星龍域

フラッグ

◼️「魔星龍域」は最初のフラッグに選べず、全てのフラッグでデッキに入れて使える。

◼️君は「魔星ゾーン」のカードを使える。そしてこのカードの下にあるフラッグの能力を得る。

◼️"魔星侵蝕"相手のターン終了時、ゲージ2払ってよい、払ったら、手札のこのカードを君のフラッグの上に重ねる。"魔星侵食"はファイト中1回だけ使える。

◼️君のメインフェイズ開始時、君の手札を好きなだけ捨ててよい。捨てたら、その枚数分、魔星ゾーンからカードを手札に加える。この能力は1ターンに1回だけ使える。

◼️君の場のカード全ては属性に〈魔星龍〉を得て、君はサイズの合計8までのモンスターを置ける。

 

 

ディスター『これが、伝承されて来た魔星龍域か………?』

 

梨子「やっぱり、嫌な感じ………」

 

 

沙也馬「俺のターン、ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札3→4/ゲージ1→2

 

沙也馬「魔星龍域の能力で手札を4枚捨てる。そして魔星ゾーンから4枚を手札に加える。」

◼️手札4→0→4

 

沙也馬「キャスト〈魔星侵攻:イロウシェン・チャージ〉」

◼️手札4→3

 

 

魔星侵攻:イロウシェン・チャージ

魔星龍域

◼️君のデッキの上から3枚をゲージに置く。「魔星侵攻:イロウシェン・チャージ」は1ターンに1枚だけ使える。

 

 

沙也馬「3チャージ。」

◼️ゲージ2→5

 

沙也馬「そして、ゲージ3払いセンターにコール!〈魔星龍の使徒 グランドレイム・ドラゴン"ヴレンダ"〉」

◼️手札3→2/ゲージ5→2

 

 

魔星龍の使徒 グランドレイム・ドラゴン"ヴレンダ"

魔星龍域

魔星龍/黒竜

サイズ6/攻12000/防9000/打撃2

『グランズァ』

◼️【コールコスト】君の場のモンスター1枚を破壊して、ゲージ3払う。

◼️このカードが破壊されてドロップに置かれたターンの終了時、君のデッキの上から4枚をドロップに置いて、このカードを【コールコスト】を払わずにコールする。

◼️このカードが登場した時か、破壊されてドロップに置かれた時、相手の場のモンスター1枚を破壊してよい。破壊したら相手にダメージ2!さらにドロップから登場したなら、君のデッキの上から3枚をソウルに入れる。

【2回攻撃】【ソウルガード】

 

 

沙也馬「グランドレイムドラゴンヴレンダの登場時能力、メテオディスターを破壊する!」

 

梨子「え⁉︎ そ、ソウルガード!」

 

 

メテオディスター 破壊!

【ソウルガード】ソウル3→2(竜装機 レディアントアルマ)

攻15000→12000/防8000→5000/打撃5→4

 

 

沙也馬「さらにダメージ2!」

 

梨子「うぅ………!」LP4→2

 

沙也馬「いくぜ、アタックフェイズ! グランドレイムドラゴンヴレンダでメテオディスターに攻撃!」

 

 

グランドレイムドラゴンヴレンダ

攻12000

 

メテオディスター

防5000

 

メテオディスター 撃破!

【ソウルガード】ソウル2→1(竜装機 エルガーカノン)

攻12000→10000/打撃4→3

 

 

沙也馬「ヴレンダ、メテオディスターに2回攻撃だ!」

 

梨子「ソウルガード!」

 

 

メテオディスター 撃破!

【ソウルガード】ソウル1→0(大竜装機 トリプルバスター)

攻10000→7000/打撃3→2

 

 

沙也馬「キャスト!〈魔星侵攻:イロウシェン・ガンドレット〉」

◼️手札2→1

 

 

魔星侵攻:イロウシェン・ガンドレット

魔星龍域

破壊

◼️【使用コスト】君の場のカード1枚を破壊する。

◼️相手の場のモンスター1枚を破壊する。そして君のライフ+2!「魔星侵攻:イロウシェン・ガンドレット」は1ターンに1回だけ使える。

 

 

沙也馬「コストでヴレンダを破壊し、メテオディスターを破壊する!そしてライフ+2だ。」LP2→4

 

梨子「そんな⁉︎」

 

 

グランドレイムドラゴンヴレンダ 破壊!

 

 

メテオディスター 破壊!

 

 

ディスター『ぐっ………無念だ、この私が………』

 

梨子「ディスターさん!」

 

 

沙也馬「これでターンエンド、だが、ドロップのグランドレイムドラゴンヴレンダの能力! 俺のデッキトップから4枚を捨て、ヴレンダをノーコストコール!」

◼️手札1/ゲージ2/LP4

 

 

グランドレイムドラゴンヴレンダ 復活!

 

 

沙也馬「登場時能力、デッキトップから3枚をソウルイン!」

 

 

グランドレイムドラゴンヴレンダ ソウル0→3

 

 

沙也馬「さらに装備しているブラックレイムローグの能力で、ライフ+3!」LP4→7

 

 

梨子「私のターン、ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札4→5/ゲージ1→2

 

梨子「ライトに〈剣星機 J・イグナイター〉をコール!」

◼️手札5→4

 

梨子「そして、Jイグナイターに重ねてコール!〈雷光星竜(ボルティック・ドラグナー) ジャックナイフ〉!」

◼️手札4→3/ゲージ2→0

 

 

雷光星竜(ボルティック・ドラグナー) ジャックナイフ

スタードラゴンW

ネオドラゴン

サイズ2/攻6000/防6000/打撃2

◼️【コールコスト】君の場のモンスター1枚までの上に重ねて、ゲージ2払う。

◼️【起動】君の手札かドロップからカードを1枚このカードのソウルに入れる。

◼️"雷光石火"君の手札かドロップから、このカードにソウルが入った時、君のデッキの上から2枚ゲージに置いて、君のライフ+2して、カードを2枚引く。さらに、このカードの攻撃力+4000、防御力+4000して、打撃力+1!"雷光石火"は1ターンに1回だけ使える。

【移動】【ソウルガード】/ソウル1

 

 

梨子「ジャックナイフの起動能力! ドロップから〈大竜装機 トリプルバスター〉を【星合体】」

 

 

ジャックナイフ ソウル1→2

 

 

梨子「ジャックナイフのさらなる能力!"雷光石火"2チャージ、2ヒール、2ドロー!そして、攻撃力+4000/防御力+4000/打撃+1!」LP4→6

◼️手札3→5/ゲージ0→2

 

 

ジャックナイフ

攻6000→10000/防6000→10000/打撃2→3

 

 

梨子「キャスト〈エレクトリック・ソース〉1チャージ、さらにソウル2枚以上のモンスターがいるから2チャージ!」

◼️手札5→4/ゲージ2→3→5

 

梨子「私のライフ6以下で、場にジャックナイフがいれば、ゲージ2払い………〈ドラゴンフォース"喜愛の型"〉解放‼︎」

◼️手札4→3/ゲージ5→3

 

 

ドラゴンフォース"喜愛の型"

武器/喜び/愛

攻6000/打撃2

『解放条件!』〔君のライフ6以下で、君の場にカード名に「ジャックナイフ」を含むモンスターがいる。〕

◼️【装備コスト】ゲージ2払う。

◼️このカードは破壊されず、手札に戻せず、能力を無効化されない。

◼️お互いのアタックフェイズ開始時、君の手札かドロップから〈竜装機〉1枚までを場の〈ネオドラゴン〉1枚のソウルに入れて、君のライフ+2!

◼️君の場のカード名に「ジャックナイフ」を含むモンスターのソウルが3枚以上ある時、このカードは【貫通】を得て、君のカード全ては、相手の効果でレストされず、君が効果で受ける3以上のダメージを2減らす。

【3回攻撃】

 

 

梨子「アタックフェイズ‼︎ ドラゴンフォースの能力!ドロップから〈剣星機 J・ソービット〉を【星合体】!そして2ヒール」LP6→8

 

 

ボルティックジャック ソウル3

◼️剣星機 J・イグナイター

(ジャックナイフ 打撃3→4)

◼️竜装機 トリプルバスター

(ジャックナイフ 攻10000→13000/打撃4→5/【貫通】)

◼️竜装機 ソービット

(ジャックナイフ 攻13000→17000/【2回攻撃】)

 

 

梨子「ドラゴンフォースとジャックナイフでグランドレイムドラゴンヴレンダに連携攻撃!」

 

沙也馬「キャスト!〈魔星侵攻:イロウシェン・シールド〉」

 

 

魔星侵攻:イロウシェン・シールド

魔星龍域

◼️相手のターンの攻撃中に使える。

◼️【対抗】その攻撃を無効化して、君のライフ+3!

 

 

沙也馬「攻撃を無効化して、ライフ+3。」LP7→10

 

梨子「ドラゴンフォースとジャックで2回連携攻撃!」

 

沙也馬「ソウルガードだ!」

 

 

ドラゴンフォース+ボルティックジャック

連携 攻 23000

 

グランドレイムドラゴンヴレンダ

防9000

 

グランドレイムドラゴンヴレンダ 撃破!

【ソウルガード】ソウル3→2

 

 

梨子「ドラゴンフォースとジャックナイフの貫通!合計7ダメージ!」

 

沙也馬「ブラックレイムローグの能力でダメージ ー2だ! ぐわぁぁぁ!!」LP10→5

 

梨子「ファイナルフェイズ‼︎ ゲージ3払い、ジャックナイフを必殺モンスターに!〈ジャックナイフ"フルリベレイト・オールバースト・カノン‼︎"〉」

◼️手札3→2/ゲージ3→0

 

 

ジャックナイフ"フルリベレイト・オールバースト・カノン‼︎"

スタードラゴンW

ネオドラゴン

サイズ2/攻8000/防5000/打撃2

◼️【コールコスト】君のソウル3枚以上の〈ネオドラゴン〉1枚に重ねて、君のドロップのカード1枚をこのカードのソウルに入れて、ゲージ3払う。

◼️このカードが攻撃したバトルの終了時、このカードのソウルを4枚までドロップに置いてよい。置いたら、置いた枚数分相手にダメージ!!さらに、この能力でソウルを4枚以上置いたら、このカードをスタンドして、このカードの効果で相手に与えるダメージは減らない。

【ソウルガード】/ソウル4

 

 

梨子「コールコストでドロップから〈竜装機 エルガーカノン〉を【星合体】!」

 

 

必殺モンスター ソウル4→5

◼️剣星機 J・イグナイター

(ジャックナイフ 打撃3→4)

◼️竜装機 トリプルバスター

(ジャックナイフ 攻10000→13000/打撃4→5/【貫通】)

◼️竜装機 ソービット

(ジャックナイフ 攻13000→17000/【2回攻撃】)

◼️竜装機 エルガーカノン

(攻17000→19000/打撃5→6)

 

 

梨子「必殺モンスターで、ヴレンダに攻撃!」

 

沙也馬「ソウルガード!」

 

 

必殺モンスター

攻19000

 

グランドレイムドラゴンヴレンダ

防9000

 

 

梨子「貫通!6ダメージ! 」

 

 

ブラックレイムローグの能力でダメージは2減る。

 

 

沙也馬「うぁぁぁ‼︎」LP5→1

 

梨子「必殺モンスターの能力! バトル終了後、ソウルを4枚破棄して、4ダメージ!このダメージは減らないわ! フルリベレイト・オールバースト・カノン‼︎」

 

沙也馬「うわぁぁぁぁぁぁぁ‼︎」LP1→0

 

 

 

 

 

 

 

ファイトが終了した後、沙也馬の敗北により、バディのヴレンダは「魔星龍域」に吸い込まれ、魔星龍域ごと消失してしまった。

 

 

ディスター『見事なファイトだ。梨子』

 

梨子「ありがとうございます。でも、ディスターさんが力を貸してくれたおかげです。」

 

ディスター『ふっ………謙遜するな。』

 

 

その時、梨子のスマホにLINEが届く。

 

 

沙也馬「うぐ………っ、あれ?俺は………ヒィッ!」

 

ディスター『さて、この人間をどうするかだが………、魔星龍の事でも聞いてみるか?』

 

梨子「待ってください!」

 

ディスター『ん?』

 

梨子「今みんなから連絡が来て、その人達、今のファイトとバディの事も、自分が今何をしていたのかも覚えてないみたいです。」

 

ディスター『そうか………』

 

 

梨子はゆっくりと沙也馬に近づいて、優しく立ち上がらせる。

 

 

梨子「大丈夫?」

 

沙也馬「え?あ、ああ………ありがとう。」

 

梨子「ねえ、あなた本当に何も覚えてないの?」

 

沙也馬「ああ、何も………」

 

梨子「そっか………ディスターさん」

 

ディスター『分かっている。その人間を元の世界に帰そう。』

 

 

沙也馬はディスターによって人間界に送還された。

 

 

梨子「ありがとうございます。ディスターさん」

 

ディスター『ああ。』

 

ディスター(桜内 梨子………彼女は優しすぎる。だが、その優しさが、君のドラゴンフォースの力になるのかもしれない。梨子、君はまだまだ強くなるだろう。)

 

 

 

 

 

 




今回も感想を是非‼︎


次回『憤怒する流』


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憤怒する流

前回の『バディファイトLoveLive!サンシャイン‼︎』

 

 

ついに、全てのワールドを巻き込むAqoursと魔星軍とのファイトが始まった。

 

マジックワールドでは花丸が、ダンジョンワールドではルビィが、デンジャーワールドでは善子が、カタナワールドではダイヤが、レジェンドワールドでは鞠莉が、エンシェントワールドでは果南が、ダークネスドラゴンワールドでは曜が、スタードラゴンワールドでは梨子が、魔星軍のメンバーとファイトし、見事に勝利した。

 

だが、敗北した魔星軍のファイター達は、さっきまでファイトしていた事と、一緒にいたバディモンスターの記憶が消えてしまっていた。

 

ーーー

ーーー

 

ヒーローワールド

 

 

星野 流は、ヒーローワールドの"帝"ガイナと共にヒーローワールドの帝都に移動して来ていた。

 

 

流「ここが、ヒーローワールド………!」

 

 

流はヒーローワールドの帝都に驚愕した。所々に高いビルや工場などが建ち並び、近代的、未来的な建物やメカなどが行き交っていた。だが、今は何棟かの高いビルや低いビルから煙が上がり、黄黒いオーラを放ち、身体から骨のような甲殻のようなものが突き出た元はヒーローのモンスターやブレイブマシンのモンスター達が暴れていた。

 

そして、都市を守るために、何体ものヒーローとブレイブマシン達が交戦していた。

 

 

ガイナ『なんという事だ………私の帝都が………』

 

流「いったい、誰がこんな事!」

 

スメラギ『ワンッ!!』

 

グリム『流、あそこを見ろ!』

 

 

すると、いつのまにか流のデッキから出て来ていたスメラギとグリムが正面の時計台のビルに立つ影に気づく。

 

 

流「なんだ? 人………?」

 

グリム『分からない。』

 

 

するとグリムが流に手を差し伸べる。

 

 

グリム『行こう流、あのビルまで飛ぶぞ。』

 

流「あ、ああ! ファイナライズ!」

 

 

流はグリムの手をとりファイナライズする。すると流はレッドグリムと同じ姿になり、ビルからビルへとジャンプして謎の人影を目指す!

 

 

ガイナ『なんて身体能力だ………、私も追わねば!』

 

 

ガイナもグリムの後を追う。

 

ーーー

ーーー

 

時計台のビル………

 

 

流達とガイナは、時計台のビルに立つ人影の前までたどり着いた。だがその人影は時計台のさらにてっぺんにいて、フードを被っており、正体は分からない。

 

 

流「お前が、コレをやったのか⁉︎」

 

「そう。」

 

ガイナ『なぜこの様な事を! 罪なき同胞達を傷つけ操り、この帝都に害を及ぼすとは!』

 

「………ラクシャード。」

 

 

フードの人物はバディと思われるモンスターの名を呼ぶ。すると背後から翼を広げて未来的な緑と白の配色がされた武装をしたドラゴンが現れた。

 

 

ラクシャード『ふふふ………、我がバディよ、フードを被ったままでは彼らへの無礼にあたります。フードをとって素顔を見せて差し上げなさい。』

 

「………うん。」

 

 

ラクシャードの指示でその人物は自らフードを脱ぐ。その素顔に流は驚愕した。その人物は、自分がよく知る少女………大切な幼なじみで家族のような存在………

 

 

流「あ、天……音………?」

 

天音「流君………」

 

流「いったい何で………? どうして天音が⁉︎」

 

ガイナ『知り合いかい?』

 

流「うん。」

 

 

すると、天音のデッキからバディの「ヒビキ」が流の側にボロボロで片膝をついて現れる。

 

 

ヒビキ『流殿……申し訳ない。』

 

流「ヒビキ! いったい何があったんだ?」

 

ヒビキ「それは………」

 

 

ヒビキは今に至る経緯を流に語る。

 

 

ーーー回想ーーー

 

それは数10分くらい前、天音は番組のミーティング終わりに千歌の実家である十千万に向かっている時の事………

 

天音はカードの状態のヒビキと会話しながら十千万への道を歩いていた。

 

 

天音「思ったより早くミーティングが終わって良かった〜〜!」

 

ヒビキ(ああ、だがタイミングが悪かったな。流達は今頃ドラゴンワールドにいるはずだ。)

 

天音「うん。でも心配はしてないよ。流君だけじゃなくて鞠莉ちゃんやAqoursのみんなも一緒だから。」

 

ヒビキ(ふふ、そうだな。)

 

 

すると空に見える魔星から1体のモンスターが天音の前に突然降りて来た。

 

 

天音「な、何⁉︎」

 

『お迎えにあがりました。響 天音。』

 

天音「え、お迎えって………?」

 

『私の名はラクシャード。魔星龍の命によりあなたを私のバディとします。そして共に魔星モンスター達を束ねるのです。』

 

 

すると天音が手に持っていたヒビキのカードが実体化する。

 

 

ヒビキ『いきなり現れて何を勝手な事を! 天音はこの私のバディだ!』

 

天音「ヒビキ………!」

 

ラクシャード『そう、すでにバディがいましたか。ですが関係はありません。無理にでも天音を私のバディにさせてもらいます。』

 

 

ラクシャードは機械的な尻尾を使ってデッキを構える。

 

 

天音「悪いけど、私もバディはヒビキ以外ありえないよ。だから、悪いけど帰ってもらうから!」

 

ヒビキ『天音………』

 

ラクシャード『では、バディファイトによる実力行使で天音をバディにいたします!』

 

 

天音もデッキを構えてルミナイズし、ファイトを始める。

 

 

オープンTHEフラッグ

 

 

それから淡々とファイトが進行し、しばらく経ってファイトも終盤に差し掛かった。

 

 

ラクシャード『私自身の攻撃でヒビキに攻撃する!』

 

天音「うっ………手札が無い!」

 

ヒビキ『うわぁぁ!』

 

 

天音に手札が無かった事で、ヒビキは何の抵抗もできずに撃破されてしまう。

 

 

ラクシャード『貫通を食らいなさい!』

 

天音「きゃぁぁぁぁぁぁ!!」LP 0

 

 

天音は攻撃の衝撃で吹き飛び、倒れたまま気絶する。そしてラクシャードは気絶した天音を尻尾で抱えて背に乗せる。

 

 

ヒビキ『っ⁉︎ 天音に触れるな!』

 

ラクシャード『往生際が悪いですよ。元バディ。』

 

ヒビキ『何⁉︎』

 

ラクシャード『私がファイトに勝ったら天音を私のバディにする。その条件の元にファイトしたはずです。退きなさい!』

 

 

ラクシャードは邪魔しようとしたヒビキを前脚で殴り、ヒビキは壁に叩きつけられる。

 

 

ヒビキ『ぐっ………、このままでは済まさん!』

 

 

そしてラクシャードはヒーローワールドへのゲートを開き移動する。その隙をついて、ヒビキはカードになり天音のデッキに戻る。

 

 

ーーー回想 終ーーー

 

 

流「そんな事が………」

 

ヒビキ『申し訳ない、流殿………私にもっと力があれば天音を奪われずに済んだモノを………』

 

 

ヒビキは震える声で自分の失態を悔やむ。だが流は優しくヒビキをなだめる。

 

 

流「謝るなよヒビキ。大丈夫、天音は僕が必ず助ける。」

 

ヒビキ『流殿………』

 

 

ヒビキには分かっている。冷静を保って優しく自分をなだめているが、拳を握りしめて、瞳の奥にかすかな怒りが見える………。それは多分ヒビキに対してではなく、今、天音の意識を操って偽りのバディになっているラクシャードに対してだ。

 

 

ヒビキ『頼みます。流殿』

 

流「ああ! 悪いガイナさん、僕のデッキはヒーローワールドじゃない、だから………」

 

ガイナ『分かっている。私は街の鎮圧にあたる。彼女は任せたぞ!』

 

 

ガイナはビルから飛び降り、暴れているモンスターの鎮圧に向かった。

 

 

流「天音! 待ってろ、そのモンスターを倒して必ず助ける!」

 

ラクシャード『ふふふ………あなたと天音の関係は知りませんが、魔星龍様の邪魔をするなら排除するのみ。』

 

 

流「ヒビキ、僕のデッキに入ってくれ。」

 

ヒビキ『何⁉︎ だが、あなたのデッキでは私など………』

 

流「天音を取り戻すには、君も必要だ。」

 

 

流の今のデッキにヒビキを入れてもシナジーは何も無い。だが、天音を取り戻す為にヒビキの力が必要だ。

 

 

ヒビキ『分かった。あなたと共に、天音とラクシャードと戦いましょう。』

 

 

 

 

流「純白なる犬神よ………その身に宿す太陽の光を解き放て!ルミナイズ!〈太陽の犬神〉」

 

天音「魔星に(おか)されし星々よ、未来の機竜に緑白の光を!ルミナイズ〈スター・ダークレイ〉」

 

 

オープンTHEフラッグ

 

 

流「スタードラゴンワールド」

◼️手札6/ゲージ2/LP10

 

天音「スタードラゴンワールド」

◼️手札6/ゲージ2/LP10

 

 

天音「私の先攻、ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札6→7/ゲージ2→3

 

天音「ゲージ3払い、センターにバディコール!〈煉魔星竜 ラクシャード〉」LP10→11

◼️手札7→6/ゲージ3→0

 

 

煉魔星竜 ラクシャード

スタードラゴンW

ネオドラゴン

サイズ3/攻7000/防5000/打撃2

◼️【コールコスト】ゲージ3払う。

◼️このカードと、このカードのソウルにあるカードの能力は無効化されず、手札に戻せず、効果で破壊されない。

◼️【起動】ライフ1払う。君のデッキの上から4枚見て、その中のモンスターを好きなだけこのカードのソウルに入れる。この能力は1ターンに1回だけ使える。

【ソウルガード】

 

 

天音「ラクシャードの起動能力、ライフ1払って、デッキトップから4枚確認。その中のモンスターカードを好きなだけソウルインできる。」LP 11→10

 

 

確認したカード

◼️竜装機 エルガーカノン

◼️大竜装機 フォトンランサー

◼️竜装機 リカナザンス

◼️黒星装機(ブラック・アームズ) レンマ・キャバルリア

 

 

天音「私は全てのモンスターをラクシャードに【星合体】」

 

 

ラクシャード ソウル0→4

 

 

黒星装機(ブラック・アームズ) レンマ・キャバルリア

スタードラゴンW

竜装機

サイズ1/攻3000/防1000/打撃2

◼️このカードがデッキか手札から〈ネオドラゴン〉のソウルに入った時、君のデッキの上から1枚をゲージに置く。

◼️このカードがソウルにある〈ネオドラゴン〉は攻撃力+3000して、【貫通】を得る。

 

 

天音「アタックフェイズ!」

 

 

ラクシャード

◼️竜装機 エルガーカノン

(ラクシャード 攻7000→9000/打撃2→3)

◼️竜装機 リカナザンス

(相手にダメージを与えたら、1チャージかライフ+1)

◼️大竜装機 フォトンランサー

(ラクシャード 防5000→7000/【移動】)

◼️黒星装機 レンマ・キャバルリア

(ラクシャード 攻9000→12000/【貫通】)

 

 

天音「ラクシャードで流君に攻撃!打撃3!」

 

流「ぐうぅ!」LP10→7

 

天音「リカナザンスの能力でライフ+1、先攻の攻撃は一度だけ、ターンエンドだよ。」

◼️手札6/ゲージ0/LP10→ 11

 

 

流「僕のターン、ドロー、チャージ&ドロー」

◼️手札6→7/ゲージ2→3

 

流「いくぞ、ライトにコール!〈雷響星 ヒビキ〉」

◼️手札7→6/ゲージ3→1

 

 

雷響星 ヒビキ

スタードラゴンW

雷響

サイズ2/攻6000/防5000/打撃2

◼️【コールコスト】ゲージ2払う。

◼️このカードが登場した時、君のデッキの上から2枚をこのカードのソウルに入れる。

◼️君の場の〈雷響〉のカード1枚につき、このカードの攻撃力+1000、防御力+1000!さらに、場の〈雷響〉が3枚以上あるならこのカードの打撃力+1!

◼️〈響天歌〉(君の場に〈雷響〉のカードが2枚以上ある。)

このカードは【3回攻撃】を得て、このカードの攻撃のダメージは減らない。

【2回攻撃】【移動】【ソウルガード】

 

 

流の場に、雷の竜の鎧を纏った女戦士が現れる。

 

 

天音「ヒビキ………」

 

ヒビキ『天音、必ず私のバディに戻してみせる。』

 

流「ヒビキは場の〈雷響〉の枚数分、攻撃力と防御力+1000だ!」

 

 

ヒビキ

攻6000→7000/防5000→6000

 

 

流「ヒビキの登場時、デッキトップから2枚ソウルイン!」

 

 

ヒビキ ソウル0→2

 

 

流「キャスト〈エレクトリック・ソース〉1チャージ、さらにソウル2枚以上のカードがあれば、2チャージ!」

◼️手札6→5/ゲージ1→2→4

 

 

流は天音に助けてもらった事がある。かつて、ファイナライズしたグリムの暴走に意識を乗っ取られた時、天音は千歌と共にグリムを倒し、暴走を止めて、流を助けた事があった。あれから流はファイナライズを自在に操れるようになった。その恩が天音にはある。

 

 

流(もしあの時、グリムが暴走したままだったら僕は………、今僕がここにいるのは天音のおかげなんだ。)

 

流「次は僕が、君を救う! ゲージ2払い【ファイナライズ】! 導きの光よ、煌めきよ、紅き流星の鼓動と共に、今再び真紅の竜と我が身よ交まじわれ! 〈光導流星 グリム〉」

◼️手札5→4/ゲージ4→2

 

 

光導流星 グリム

スタードラゴンW

太陽神

サイズ2/攻7000/防5000/打撃2

◼️【コールコスト】ゲージ2払う。

◼️君の場のモンスターとアイテムは、相手の効果で破壊されない。

◼️君のアタックフェイズ開始時、君のドロップにある〈太陽神〉3枚を君のデッキの下に戻してよい。そうしたらこのターン中、攻撃した〈太陽神〉全ては、相手の場のカード全てと相手に攻撃する。

【ファイナライズ】(ゲージ2払う。)

 

 

流はグリムと同化し、身体は紅い竜の鱗に覆われ、紅い竜人のような見た目に変わる。そして全身に紅いオーラを放つ。

 

 

流「アタックフェイズ! グリムの能力発動!ドロップから〈炎の猿神 えんてい〉〈水の蛇神 くちなわ〉〈剣の鼠神 はりやま〉をデッキの下に戻す。」

 

 

デッキに戻した3枚はゲージからドロップに置かれたカードだ。

 

 

流「いくぞ! グリムで攻撃!さっきの能力を使った事で、グリムは相手のモンスターとファイターに同時攻撃できる!」

 

天音「ソウルガード」

 

 

グリムは2人に分身し、1人はラクシャードを攻撃し、2人目は天音を攻撃した。

 

 

グリム

攻7000

 

ラクシャード

防7000

 

ラクシャード 撃破!

【ソウルガード】ソウル4→3(竜装機 リカナザンス)

 

 

流「打撃2!」

 

天音「うぅ!」LP11→9

 

流「ヒビキでラクシャードに攻撃!」

 

ヒビキ『お前を倒す!』

 

天音「ソウルガード」

 

 

ヒビキ

攻7000

 

ラクシャード

防7000

 

ラクシャード 撃破!

【ソウルガード】ソウル3→2(黒星装機 レンマ・キャバルリア)

攻12000→9000

 

 

流「ヒビキでラクシャードに2回攻撃だ!」

 

天音「ライフ1払い、手札の〈竜装機 エマージェンス〉を【対抗】で【星合体】! そしてソウルガード!」LP9→8

◼️手札6→5

 

 

ラクシャード 撃破!

【ソウルガード】ソウル2→3→2(竜装機 エマージェンス)

 

 

流「ターンエンド」

◼️手札4/ゲージ2/LP7

 

 

天音「私のターン、ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札5→6/ゲージ0→1

 

天音「ラクシャードの能力、ライフ1払って、デッキトップから4枚確認!」LP9→8

 

 

確認したカード

◼️黒星装機 レンマ・エルガーカノン

◼️スタージャックブースト

◼️エレクトリック・ソース

◼️竜装機 ヴィーガー

 

 

天音「私は2枚のモンスターを【星合体】」

 

 

ラクシャード ソウル2→4

 

 

黒星装機 レンマ・エルガーカノン

スタードラゴンW

竜装機

サイズ2/攻6000/防3000/打撃2

◼️【コールコスト】ゲージ1払う。

◼️このカードが、効果で〈ネオドラゴン〉のソウルに入った時、君は手札を1枚捨てて、カードを2枚ゲージに置く。

◼️このカードがソウルにある〈ネオドラゴン〉の攻撃力+4000、打撃力+2!

◼️「黒星装機 レンマ・エルガーカノン」は、1枚しか〈ネオドラゴン〉のソウルに入れられない。

 

 

天音「レンマエルガーカノンのが効果でソウルに入った時、手札を1枚捨てて、2チャージ」

◼️手札6→5/ゲージ1→3

 

天音「アタックフェイズ!」

 

 

ラクシャード

◼️竜装機 エルガーカノン

(ラクシャード 攻7000→9000/打撃2→3)

◼️大竜装機 フォトンランサー

(ラクシャード 防5000→7000/【移動】)

◼️竜装機 ヴィーガー

(ソウルからドロップに置かれたら2チャージ)

◼️黒星装機 レンマ・エルガーカノン

(ラクシャード 攻9000→13000/打撃3→5)

 

 

ヒビキ『流殿、私をセンターへ移動させてください!』

 

流「けど………!」

 

ヒビキ『天音を救う為にも、私にあなたを守らせてほしいのです。』

 

流「分かったよ。雷響星 ヒビキをセンターに【移動】」

 

天音「ラクシャードで、ヒビキに攻撃!」

 

 

ラクシャード

攻13000

 

ヒビキ

防6000

 

ヒビキ 撃破!

【ソウルガード】ソウル2→1

 

 

流「ありがとうヒビキ………、あいつに貫通がなくて良かった………」

 

天音「甘いよ?ヒビキ、流君、キャスト!〈ラクシャードの星牙〉」LP8→7

◼️手札5→4

 

 

ラクシャードの星牙

スタードラゴンW

◼️君のアタックフェイズ中、カード名に「ラクシャード」を含むモンスターのバトル終了後に使える。

◼️【使用コスト】ライフ1払う。

◼️【対抗】君の場のカード名に「ラクシャード」を含むモンスター1枚をスタンドする。さらにドロップから〈竜装機〉1枚をそのモンスターのソウルに入れる。「ラクシャードの星牙」は1ターンに1枚だけ使える。

 

 

天音「バトル後のラクシャードをスタンド、さらにドロップから〈黒星装機 レンマ・キャバルリア〉を【星合体】」

 

 

ラクシャード ソウル4→5

攻13000→16000/【貫通】

 

 

天音「ラクシャードでヒビキに再攻撃!」

 

流「ソウルガードだ!」

 

 

ラクシャード

攻16000

 

ヒビキ

防6000

 

ヒビキ 撃破!

【ソウルガード】ソウル1→0

 

 

天音「貫通、打撃5!」

 

流「ぐぁぁぁぁ!!」LP7→2

 

ヒビキ『申し訳ない、流殿………私に守らせるように頼んでおきながら………!』

 

流「大丈夫だよヒビキ………、ヒビキがセンターに居なかったら最初の攻撃と合わせて、僕は負けてた。」

 

ヒビキ『流殿………、お気遣い痛み入ります。』

 

天音「決め切れなかったね。ターンエンド」

◼️手札4/ゲージ3/LP7

 

 

流「僕のターン、ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札4→5/ゲージ2→3

 

流「キャスト〈(スメラギ)ノ光:日差しの向こう〉」

◼️手札5→4

 

 

(スメラギ)ノ光:日差しの向こう

スタードラゴンW

太陽神

◼️君のデッキの上から5枚見て、その中の〈太陽神〉2枚までを手札に加えて、残りはドロップに置く。「煌ノ光:日差しの向こう」は1ターンに1回だけ使える。

 

 

流「デッキトップから5枚確認!」

 

 

確認したカード

◼️水の蛇神 くちなわ

◼️炎の猿神 えんてい

◼️森の鹿神 やくぅつ

◼️アースバリア

◼️日輪ノ剣

 

 

流「確認した中から〈炎の猿神 えんてい〉と〈水の蛇神 くちなわ〉を手札に加え、残りはドロップ!」

◼️手札4→6

 

流「そして、今手札に加えた〈水の蛇神 くちなわ〉を手札から捨てて、ゲージ1払い、能力発動!」

◼️手札6→5/ゲージ3→2

 

 

水の蛇神 くちなわ

スタードラゴンW

太陽神

サイズ2/攻3000/防1000/打撃2

◼️【起動】君の手札からこのカードを捨てて、ゲージ 1払ってよい。払ったら、君の場の〈太陽神〉1枚は【2回攻撃】を得て、打撃力+1!

◼️『神業』

君が次に受けるダメージを0に減らして、君のデッキの上から1枚をゲージに置く。

 

 

流「グリムの打撃力+1して、【2回攻撃】を得る!」

 

 

グリム

打撃2→3

 

 

流「レフトに〈雷響竜 スターシング・ドラゴン〉をコール!」

◼️手札6→5

 

 

雷響竜 スターシング・ドラゴン

スタードラゴンW

雷響

サイズ1/攻4000/防3000/打撃1

◼️君の場に、他の〈雷響〉のモンスターがいるなら、このカードの攻撃力+2000!

◼️"星歌いの竜"君の場の〈雷響〉のモンスター全ては【貫通】を得る。

 

 

ヒビキが流のデッキに入った事で、流のカードの何枚かは〈雷響〉属性のカードに入れ替わっている。

 

 

流「場に〈雷響〉のカードが増えた事で、ヒビキの攻撃力+1000/防御力+1000だ!」

 

 

雷響星 ヒビキ

攻7000→8000/防6000→7000

 

 

ヒビキ『流殿、今こそ私の真の力を!!』

 

流「ああ、場に〈雷響〉のカードが2枚以上あるなら、雷響星 ヒビキ………〈響天歌〉!!

 

 

ヒビキの竜の鎧が雷を放ち、ヒビキの背中から雷の竜の翼が生える。

 

 

ヒビキ『響け!雷鳴の如き、竜の歌!!』

 

流「ヒビキは【3回攻撃】を得る!」

 

 

雷響星 ヒビキ

【3回攻撃】

 

 

流「いくぞ、こっからが反撃だ!!!」

 

 

 

 

 




今回も感想を是非‼︎


次回『に響くれる』




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天に響く音に星は流れる

なんでこのサブタイにしたんだろ………??


前回の『バディファイトLoveLive!サンシャイン‼︎』

 

 

ガイナと共にヒーローワールドの帝都へやって来た流、だがヒーローワールドの帝都はすでに敵の襲撃を受けていた。

 

そして、流の前に現れた敵は流のよく知る人物………響 天音だった。天音はラクシャードというモンスターのバディにされており、天音のバディのヒビキの思いと共に流は天音とヒーローワールドを守る為にファイトする!

 

ーーー

ーーー

 

◼️手札4/ゲージ2/LP2

 

レフト:雷響竜 スターシング・ドラゴン

ライト:無し

センター:雷響星 ヒビキ

装備:光導流星 グリム

 

ーーー

 

天音

◼️手札4/ゲージ3/LP7

 

レフト:無し

ライト:無し

センター:煉魔星竜 ラクシャード

 

 

ラクシャード ソウル5

◼️竜装機 エルガーカノン

(ラクシャード 攻7000→9000/打撃2→3)

◼️大竜装機 フォトンランサー

(ラクシャード 防5000→7000/【移動】)

◼️竜装機 ヴィーガー

(ソウルからドロップに置かれたら2チャージ)

◼️黒星装機 レンマ・エルガーカノン

(ラクシャード 攻9000→13000/打撃3→5)

◼️黒星装機 レンマ・キャバルリア

(ラクシャード 攻13000→16000/【貫通】)

 

ーーー

ーーー

 

流のメインフェイズ中………

 

 

ヒビキが流のデッキに入った事で、流のカードの何枚かは〈雷響〉属性のカードに入れ替わっている。今コールした雷響竜スターシングドラゴンは〈雷響〉のモンスターだ

 

 

流「場に〈雷響〉のカードが増えた事で、ヒビキの攻撃力+1000/防御力+1000だ!」

 

 

雷響星 ヒビキ

攻7000→8000/防6000→7000

 

 

ヒビキ『流殿、今こそ私の真の力を!!』

 

流「ああ、場に〈雷響〉のカードが2枚以上あるなら、雷響星 ヒビキ………〈響天歌〉!!

 

 

ヒビキの竜の鎧が雷を放ち、ヒビキの背中から雷の竜の翼が生える。

 

 

ヒビキ『響け!雷鳴の如き、竜の歌!!』

 

流「ヒビキは【3回攻撃】を得る!」

 

 

雷響星 ヒビキ

【3回攻撃】

 

 

流「いくぞ、こっからが反撃だ! アタックフェイズ! ヒビキをライトに移動!」

 

流「フェイズ開始時にグリムの能力、ドロップから〈炎の猿神 えんてい〉〈森の鹿神 やくぅつ〉〈日輪ノ剣〉をデッキ下に戻す! これでグリムは天音とラクシャードに同時攻撃できる。」

 

流「バトル! グリムでラクシャードと天音に攻撃! グリムは手札捨てた〈水の蛇神くちなわ〉の能力で打撃+1、【2回攻撃】を得ている!」

 

天音「ソウルガード」

 

 

グリム

攻7000

 

ラクシャード

防7000

 

ラクシャード 撃破!

【ソウルガード】ソウル5→4(竜装機 ヴィーガー)

 

 

流「打撃3!」

 

天音「きゃぁ! ソウルからドロップされたヴィーガーの能力で2チャージ!」LP7→4

◼️ゲージ3→5

 

流「グリムで、天音とラクシャードに2回攻撃!」

 

天音「ソウルガード!」

 

 

ラクシャード 撃破!

【ソウルガード】ソウル4→3(竜装機 エルガーカノン)

攻16000→14000/打撃5→4

 

 

流「打撃3!!」

 

天音「うぅ!」LP4→1

 

流「ヒビキでラクシャードに攻撃!」

 

ヒビキ『天音は返してもらう!』

 

ラクシャード『私達にはまだ終わりはありません!』

 

天音「キャスト!〈ラクシャードの星命〉」

◼️手札4→3/ゲージ5→4

 

 

ラクシャードの星命

スタードラゴンW

回復

◼️君の場にカード名に「ラクシャード」を含むモンスターがいる。

◼️【使用コスト】ゲージ1払う。

◼️【対抗】君のライフ+2!さらに君の場にカード名に「ラクシャード」を含むモンスターがいるなら君のライフ+2!さらにそのモンスターのソウルが3枚以上ならライフ+3!「ラクシャードの星命」は1ターンに1回だけ使える。

 

 

天音「私のライフ+2!さらに場にラクシャードがいればライフ+2!ソウル3枚以上なら、さらにライフ+3!」LP1→3→5→8

 

流「バトル続行だ!」

 

天音「ラクシャードのソウルガード!」

 

 

ヒビキ

攻8000

 

ラクシャード

防5000

 

ラクシャード 撃破!

【ソウルガード】ソウル3→2(大竜装機 フォトンランサー)

防7000→5000

 

 

流「スターシングドラゴンの能力で、ヒビキは【貫通】を得ている、打撃2!」

 

天音「うぁぁ!」LP8→6

 

流「ヒビキの2回攻撃、ラクシャードに攻撃だ!」

 

天音「ソウルガード」

 

 

ラクシャード 撃破!

【ソウルガード】ソウル2→1(黒星装機 レンマ・キャバルリア)

攻14000→11000

 

 

流「貫通! 2ダメージ!」

 

天音「あぁっ………!」LP6→4

 

流「ヒビキ、ラクシャードに3回目の攻撃だ!」

 

天音「ソウルガード!」

 

 

ラクシャード 撃破!

【ソウルガード】ソウル1→0(黒星装機 レンマ・エルガーカノン)

攻11000→7000/打撃4→2

 

 

流「貫通! 2ダメージ!」

 

天音「きゃぁ!!」LP4→2

 

 

スターシングドラゴンの攻撃力は4000、ラクシャードにはギリギリ届かない………

 

 

流「仕留めきれなかったか………、ターンエンド!」

◼️手札4/ゲージ2/LP2

 

 

流のターン終了が宣言された時、天音は黄黒いオーラを放つ。

 

 

天音「流君のターン終了後………ゲージ2払っ………はらっ………っ! くうぅ………」

 

流「なんだ………?」

 

ラクシャード『天音?』

 

天音「い、いや………嫌ぁ! 私、こんな力、使いたくない………!」

 

流「………………」

 

 

天音は抗っている。「魔星龍域」のカードが放つ邪悪な力を使うまいと、必死に自分の中に入ってくる邪悪なオーラと戦い、そして抵抗しているのだ。

 

 

ヒビキ『天音! そうだ抗え! そんな邪悪な力など、お前の求める強さではないはずだ!』

 

流「そうだ、頑張れ天音!!」

 

天音「ヒビキ………、流君………!」

 

ラクシャード『ふふふ………、やはり完全に意識を乗っ取らなければ、魔星龍域を使うに至りませんか。 この方法は使いたくなかったのですが………』

 

 

するとラクシャードは黄黒いオーラを放ち、そのオーラを天音に纏わせる。すると魔星龍域に抵抗する天音の動きが大人しくなる。

 

 

流「天音! お前、天音に何をした!」

 

ラクシャード『大した事はしていません。私の力の一部を天音に与えただけです。これで天音は私の望むファイトをしてくれるでしょう。』

 

ヒビキ『お前の望むファイトだと………、つまりお前は、天音の意識を乗っ取ったということか⁉︎』

 

ラクシャード『そうですね。分かりやすく言うとそういう事です。さあ天音、ファイトを続けましょう。』

 

天音「流君のターン終了後、ゲージ2払い………"魔星侵蝕"」

◼️手札3→2/ゲージ4→2

 

天音「魔星龍の命の下に………侵蝕せよ、我が世界!」

 

 

イロウシェンTHEフラッグ

 

 

天音「魔星龍域」

 

 

魔星龍域

フラッグ

◼️「魔星龍域」は最初のフラッグに選べず、全てのフラッグでデッキに入れて使える。

◼️君は「魔星ゾーン」のカードを使える。そしてこのカードの下にあるフラッグの能力を得る。

◼️"魔星侵蝕"相手のターン終了時、ゲージ2払ってよい、払ったら、手札のこのカードを君のフラッグの上に重ねる。"魔星侵食"はファイト中1回だけ使える。

◼️君のメインフェイズ開始時、君の手札を好きなだけ捨ててよい。捨てたら、その枚数分、魔星ゾーンからカードを手札に加える。この能力は1ターンに1回だけ使える。

◼️君の場のカード全ては属性に〈魔星龍〉を得て、君はサイズの合計8までのモンスターを置ける。

 

 

流「天音が、魔星龍域を………」

 

ヒビキ『なんだあのフラッグは………? 私と天音がファイトした時は、あんなフラッグなど使ってなかったぞ!』

 

ラクシャード『当たり前です。ヒビキ、あなた程度のモンスターを相手に魔星龍域など使うまでもない。』

 

 

天音「私のターン、ドロー、チャージ&ドロー」

◼️手札2→3/ゲージ2→3

 

天音「魔星龍域の能力で、手札3枚全て捨てて、魔星ゾーンから3枚を手札に加える。」

◼️手札3→0→3

 

天音「ゲージ3払い、ラクシャードを破壊して〈魔星龍の使徒 グランジィ・ラクシャード〉をセンターにコール!」

◼️手札3→2/ゲージ3→0

 

 

魔星龍の使徒 グランジィ・ラクシャード

魔星龍域

魔星龍

サイズ7/攻20000/防1000/打撃1

『グランズァ』

◼️【コールコスト】ゲージ3払う。

◼️このカードはセンターにしかコールできず、このカードがセンターにいる時、君は効果でダメージを受けない。

◼️このカードが攻撃と効果で相手に与えるダメージは減らない。

◼️【起動】このカードにソウルが無い時、君のデッキの上からカードを10枚このカードのソウルに入れる。この能力は1ターンに1回だけ使える。

◼️このカードのソウルが1枚以下の時、このカードの防御力+9000、打撃力+1!!

【4回攻撃】【貫通】【ソウルガード】【ライフリンク5】

 

 

天音「ラクシャードの起動、ソウルが無い時、デッキトップから10枚をラクシャードにソウルイン!」

 

 

ラクシャード ソウル0→10

 

 

流「ソウル10だって⁉︎」

 

天音「アタックフェイズ。」

 

流「ヒビキの移動はしない!」

 

天音「グランジィラクシャードで流君に攻撃!打撃1!」

 

 

グランジィラクシャード

攻20000

 

グリム

防5000

 

 

流「くぅ!」LP2→1

 

天音「グランジィラクシャードの2回攻撃!」

 

流「キャスト!〈煌ノ光:陽ノ出(ひのいず)る時〉」

◼️手札4→3

 

 

煌ノ光:陽ノ出(ひのいず)る時

スタードラゴンW

太陽神/召喚

◼️【対抗】君のデッキか手札かドロップから、カード名に「スメラギ」を含むモンスター1枚を【コールコスト】を払ってコールする。デッキを見たらシャッフルする。「煌ノ光:陽ノ出る時」は、1ターンに1回だけ使える。

 

FT『どんな時でも、太陽に届けたい願いがある。』

 

 

流「僕のデッキから、レフトにバディコール! 大地に注ぐ日輪の煌めきよ、人々の祈り、願いより顕現せよ!〈煌々たる犬神 スメラギ〉」

◼️手札3→2

 

 

煌々たる犬神 スメラギ

スタードラゴンW

太陽神

サイズ1/攻6000/防1000/打撃1

◼️【コールコスト】君の手札2枚をこのカードのソウルに入れ、ライフ+3!

◼️このカードは全てのフラッグで使え、バディなら君は《太陽神》を使えるかわりに〈太陽神〉以外のモンスターをコールできない。さらに同じ名前のモンスターは場に1枚までしかコールできない。

◼️【対抗】ライフ1払い、君のデッキから〈太陽神〉1枚をドロップに置く。置いたら、そのカードの『神業』を発動する。この能力は1ターンに1回だけ使える。

「ソウルガード」/ソウル2

 

 

流「スメラギのコールコストで手札2枚をソウルに入れて、ライフ+3!」LP1→4

◼️手札2→0

 

 

スメラギ ソウル0→2

 

 

天音「ラクシャードの攻撃は続いてるよ!」

 

流「スメラギの能力!ライフ1払い、デッキから〈森の鹿神 やくぅつ〉を捨て、やくぅつの「神業」発動!」LP4→3

 

 

森の鹿神 やくぅつ

スタードラゴンW

太陽神

サイズ2/攻6000/防1000/打撃2

◼️【対抗】君の場の〈太陽神〉のモンスターが攻撃と効果の対象になった時、その対象をこのカードに変更する。

◼️『神業』

相手の場のカード全ての打撃力を1減らす。

 

 

流「ラクシャードの打撃力ー1!」

 

 

ラクシャード

打撃1→0

 

 

ラクシャード『っ⁉︎』

 

流「受けるダメージは………0だ!」LP3

 

 

ラクシャードの打撃力が0になった事で、攻撃は受けるが衝撃はこない。

 

 

天音「でも、打撃力は0でも、攻撃回数は残ってるよ。 ラクシャードでスメラギに攻撃!」

 

流「ソウルガード!」

 

 

ラクシャード

攻20000

 

スメラギ

防1000

 

スメラギ 撃破!

【ソウルガード】ソウル2→1

 

 

流「スメラギのソウルからドロップされた〈雷響竜 サンダーメトロ・ドラゴン〉の能力!」

 

 

雷響竜 サンダーメトロ・ドラゴン

スタードラゴンW

雷響竜

サイズ2/攻6000/防3000/打撃2

◼️【コールコスト】君のデッキの上から2枚をソウルに入れて、ゲージ1払う。

◼️【起動】手札のこのカードを場の〈雷響〉1枚のソウルに入れる。

◼️このカードが、君のカードのソウルからドロップに置かれた時、君のデッキの上からカードを1枚ゲージに置いて、カードを1枚引いて、ライフ+2!

 

 

流「1チャージ、1ドロー、2ヒール!」LP3→5

◼️手札0→1/ゲージ2→3

 

天音「ラクシャードの4回目の攻撃、スメラギに攻撃!」

 

流「ソウルガード!」

 

 

スメラギ 撃破!

【ソウルガード】ソウル1→0

 

 

天音「ターンエンド」

◼️手札2/ゲージ0/LP2

 

 

グリム⦅大丈夫か?流⦆

 

流「ああ………、けどさすがにソウル10を相手に次の僕のターンにラクシャードを倒せるとは思えないな………」

 

グリム⦅ならばこのまま、天音を諦めるか?⦆

 

流「そんなわけないだろ!」

 

グリム⦅うむ。流よ、我はあの時に言ったな『強く生きろ』と、ならば今、我がいない間にどれだけ強くなったのか、見せる時ではないか? 諦めるな、前を見よ。お前ならばきっと天音を救える。⦆

 

流「グリム………うん。 僕のターン、ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札1→2/ゲージ3→4

 

スメラギ『ワォーーーーーーーーーーーーーン!!』

 

 

その時、流が引いたカードが光を放つ。それは太陽のように暖かく、強い光………、スメラギもそれに応えて遠吠えする。

 

 

流「いくぞ! ゲージ1払い、スメラギを新たな姿に!」

◼️手札2→1/ゲージ4→3

 

スメラギ『ワンッ!!』

 

流「人の願いよ、思いよ、祈りよ、信仰よ、大地に降り注ぐ光よ、煌々たる太陽の犬神に新たな光を! 〈太陽の大犬神 スメラギノミコト〉」

 

 

太陽の大犬神 スメラギノミコト

スタードラゴンW

太陽神

サイズ1/攻6000/防1000/打撃1

◼️【コールコスト】ゲージ1払い、君の手札2枚までをこのカードのソウルに入れて、君のライフ+4!

◼️このカードは全てのフラッグで使え、このカードが場にいるなら《太陽神》以外のモンスターをコールできず、さらに同じ名前のモンスターは場に1枚までしかコールできない。

◼️【対抗】【起動】ライフ1払い、君のデッキから〈太陽神〉1枚をこのカードのソウルに入れて、そのカードの『神業』と『大神業』を発動する。この能力は1ターンに2回だけ使える。

【ソウルガード】

 

 

スメラギは少し大型になり、両の眉間から角のように毛が伸び、頭から背中に沿って(たてがみ)が伸び、4本の脚には勾玉のような巻き毛が浮いていて燃えるように揺らめき、尾も2本になる。そして、背中に「煌」と書かれた法被(はっぴ)のようなモノを着て、腰に剣を2本さし、八の字結びの赤いしめ縄を締めている。

 

 

流「スメラギノミコトのコールコストで、手札を0枚ソウルに入れ、ライフ+4!」LP5→9

 

 

スメラギノミコトのコールコストは手札2枚"まで"ソウルに入れる事ができる。流には今、手札が1枚残っているが、2枚"まで"なので、手札を0枚入れる事もできる。

 

 

流「スメラギノミコトの起動能力発動! ライフ1払い、デッキから〈火炎の大猿神 えんてい〉をスメラギノミコトにソウルイン!そしてそのカードの「大神業」発動する!」LP9→8

 

 

スメラギノミコト ソウル0→1

 

 

火炎の大猿神 えんてい

スタードラゴンW

太陽神

サイズ3/攻7000/防4000/打撃2

◼️【起動】君の手札にあるこのカードを捨ててよい。捨てたら、君の場の〈太陽神〉のカード全ての攻撃力+6000して、打撃力+1!

◼️『大神業』(この能力は「スメラギ」の能力でのみ発動できる。)

次の2つから1つ選んで使える。

・相手の場のモンスター1枚を破壊して、相手にダメージ1!

・君の場の〈太陽神〉全ての攻撃力+6000して、打撃力+1!

 

 

流「えんていの『大神業』発動! ラクシャードを破壊!そして天音にダメージ1!」

 

天音「ソウルガード」

 

 

ラクシャード 破壊!

【ソウルガード】ソウル10→9

 

 

ラクシャードを破壊した炎が天音に迫るが、その炎はバリアのような壁に阻まれる。

 

 

天音「ラクシャードがセンターにいる限り、私は効果ダメージを受けない。」

 

流「まだだ!スメラギノミコトの能力をもう一度発動! ライフ1払い、デッキから〈水流の大蛇神 くちなわ〉をソウルイン! 『大神業』発動!」LP8→7

 

 

スメラギノミコト ソウル1→2

 

 

水流の大蛇神 くちなわ

スタードラゴンW

太陽神

サイズ2/攻6000/防2000/打撃1

◼️【起動】君の手札にあるこのカードを捨ててよい。捨てたら、君の場の〈太陽神〉全ては【2回攻撃】を得る。

◼️『大神業』

次の2つから1つ選んで使える。

・次に君が受けるダメージを0に減らして、君のライフ+2!

・君の場の〈太陽神〉全ては【2回攻撃】を得る。

 

 

流「『大神業』の能力で、場の〈太陽神〉全てに【2回攻撃】を得る!」

 

 

スメラギノミコト

【2回攻撃】

 

グリム

【2回攻撃】

 

 

流「アタックフェイズ! グリムの能力でドロップから〈森の鹿神 やくぅつ〉〈煌ノ光:陽ノ出る時〉〈日輪ノ剣〉をデッキ下に戻す。これで太陽神全てはモンスターとファイターに同時攻撃できる。」

 

流「まずはヒビキでラクシャードに攻撃!」

 

天音「ソウルガード!」

 

 

ラクシャード 撃破!

【ソウルガード】ソウル9→8

 

 

流「スメラギノミコトで天音とラクシャードに攻撃!」

 

天音「ソウルガード!」

 

 

ラクシャード 撃破!

【ソウルガード】ソウル8→7

 

 

流「天音にも攻撃!打撃1!」

 

天音「うぅ!」LP2→1

 

流「スメラギノミコトで、天音とラクシャードに2回攻撃!」

 

天音「キャスト!〈魔星侵攻:イロウシェン・シールド〉」

◼️手札2→1

 

 

魔星侵攻:イロウシェン・シールド

魔星龍域

◼️相手のターンの攻撃中に使える。

◼️【対抗】その攻撃を無効化して、君のライフ+3!

 

 

天音「攻撃を無効化して、3ヒール」LP1→4

 

流「グリムで天音とラクシャードに攻撃だ!」

 

天音「ソウルガード!」

 

 

グリム

攻7000

 

グランジィラクシャード

防1000

 

ラクシャード 撃破!

【ソウルガード】ソウル7→6

 

 

流「打撃2!」

 

天音「ぐぅぅ!」LP4→2

 

流「決めるぞ、グリム!」

 

グリム⦅ああ!⦆

 

流「グリムでラクシャードと天音に2回攻撃!」

 

天音「ら、ラクシャードのソウルガード!」

 

 

グランジィラクシャード 撃破!

【ソウルガード】ソウル6→5

 

 

流「打撃2!」

 

 

グリムの攻撃を受ける瞬間、天音は涙を浮かべて流に感謝する。

 

 

天音「流君、ありがとう………」

 

流「天音………!」

 

天音「きゃぁぁぁぁぁぁ!!」LP2→0

 

 

 

 

ファイト終了後、ラクシャードは「魔星龍域」のフラッグに吸い込まれそうになるが、ラクシャードは必死に抵抗する。

 

 

ラクシャード『くっ………バカな、この私が、魔星龍域に吸い込まれるタマではない! 消えぬ、消えぬぞ! 私はまた再びあなた達の前に現れます! その時は必ず………!』

 

 

ラクシャードは魔星龍域の吸い込む力から自力で逃れ、何処かへ飛び去って行った。そして魔星龍域はそのまま消失した。

 

 

流は天音の身体を支えて立ち上がる。

 

 

流「大丈夫? 天音。」

 

天音「うん………あれ、流君? え、どうして………?」

 

流「どうしてって………え?」

 

天音「それにどこ?ここ………」

 

流「覚えてないのか?」

 

天音「う〜〜ん………私たしか、番組のミーティングが少し早く終わって、千歌ちゃんの家の旅館に向かってたんだけど………、いきなり現れたモンスターとファイトして、負けちゃって………それで………」

 

ヒビキ『天音………』

 

天音「ヒビキ………!」

 

 

流とヒビキは、天音に今に至るまでの事情を全て話した。

 

 

天音「そっか、色々迷惑かけちゃったんだね、私………」

 

ヒビキ『謝る事はない、天音は操られていた。悪いのはあのラクシャードとか言うモンスターだ。』

 

天音「でも、ヒーローワールドのみんなにも酷いことしたかも………」

 

流「それもラクシャードに操られていたからだ、天音の本意じゃないだろ?」

 

天音「そうだけど………!」

 

 

すると、街の収縮を済ませたガイナが流達の元に戻ってくる。

 

 

ガイナ『流君、ファイトは終わったようだね。』

 

流「あ、はい!」

 

ガイナ『ん? 彼女はさっきのモンスターのバディかい?』

 

流「はい。でも天音はあのモンスターに操られていただけなんです! 彼女の本意じゃない! それに、天音は今の事を覚えてないみたいなんだ。」

 

ガイナ『覚えていない、操られていた………か、だからと言って、ヒーローワールドの帝都に被害を与えた事実は消えない。』

 

ヒビキ『ガイナどの、この罪は天音の元のバディである私の責任でもあります。どんな罰も全て、あまんじて私が受けます。ですからどうか、天音にだけは寛大な処置を!』

 

 

ヒビキはガイナの前で土下座をして頼み込む。その様子に天音はとんでもない事をした罪悪感を感じる………

 

 

ガイナ『どんな罪も受ける。か………』

 

天音「あ、あの………私は………」

 

ガイナ『君、天音と言ったね?』

 

天音「は、はい。」

 

ガイナ『君は本当に何も覚えていないんだね?』

 

天音「はい………、ごめんなさい。」

 

 

天音の様子に、ガイナはたしかに何も覚えていないのだと理解する。

 

 

ガイナ『君は、本当に素晴らしいモンスターとバディを組んだな。良いだろう。今回の件は、ヒビキの謝罪に免じて罪を流そう。それに、何も覚えていない人間を咎める事も癪に合わないからね。』

 

 

天音/ヒビキ「あ、ありがとうございます!」

 

流「やったな天音!」

 

天音「うん!」

 

ヒビキ『寛大な処置、ありがとうございます!』

 

ガイナ『いい加減頭を上げてくれ。ヒビキ、君は少し私の事を誤解している。ヒーローとは、誰かを裁き、罪を咎める者ではない。ヒーローとは、弱きを助け強きを挫く、そして命を懸けて誰かを助ける者だ。』

 

ヒビキ『はい。』

 

ガイナ『天音、君はどうする? このまま人間界に帰るかい?』

 

天音「私は………、流君と一緒にいます。」

 

流「天音………?」

 

ヒビキ『そうだな、人間界に戻るより流やAqoursの皆と共にいた方が安全だ。』

 

ガイナ『分かった。しばらく休んでから、エンデュミアス殿のところへ戻ろう。』

 

 

 

 




今回も感想を是非‼︎


次回『千歌 vs 魔星龍の右腕、アルナとディルジット』


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千歌 vs 魔星龍の右腕、アルナとディルジット

前回の『バディファイトLoveLive!サンシャイン‼︎』

 

 

ついに、全てのワールドを巻き込むAqoursと魔星軍とのファイトが始まった。

 

マジックワールドでは花丸が、ダンジョンワールドではルビィが、デンジャーワールドでは善子が、カタナワールドではダイヤが、レジェンドワールドでは鞠莉が、エンシェントワールドでは果南が、ダークネスドラゴンワールドでは曜が、スタードラゴンワールドでは梨子が、ヒーローワールドでは流が、魔星軍のメンバーとファイトし、見事に勝利した。

 

だが、敗北した魔星軍のファイター達は、さっきまでファイトしていた事と、一緒にいたバディモンスターの記憶が消えてしまっていた。

 

ーーー

ーーー

 

ドラゴンワールド 帝都………

 

 

他のワールドの帝達とAqoursのみんなと流が移動したのを確認して、千歌とエンデュミアスはドラゴンワールドの帝都の街へと下った。

 

千歌とエンデュミアスが目にしたのは、所々から煙が立ち、いくつもの建物の壁や屋根な穴が空き、黄黒いオーラを放った身体から骨のような甲殻のようなものが突き出たモンスター達が暴れ回っている帝都の姿だった。

 

暴れ回るモンスター達を帝都の守護部隊が応戦しているが、暴れ回るモンスターに傷をつけられたモンスターも同様に黄黒いオーラを放って暴れ回る。帝都の守備がどんどん削られていく。

 

 

エンデュミアス『これは………!!』

 

千歌「ひ、酷い………」

 

 

千歌とエンデュミアスが街の喧騒に呆然としていると、守護部隊の竜人の1人が寄って来る。

 

 

守護兵『エンデュミアス様!』

 

エンデュミアス『ハルバード、守備はどうですか?』

 

ハルバード『はい、上々とは言えません。いるだけの兵は出しましたが、相手の不思議な力にみんな操られてしまい………、兵はほぼ半分が相手の支配下にあります。 傷をつけられれば操られてしまう事もあるので、迂闊に手を出せない状況にもあります。』

 

エンデュミアス『そう、ですか………。』

 

 

エンデュミアスが戦況報告を聞いて悩んでいる。すると背後から声がした。

 

 

「あれ? 私以外にも人間がいたんだ〜〜!」

 

千歌「っ⁉︎」

 

 

突然の声に千歌とエンデュミアスが振り向く。すると目の前に、緑色のツインテールで、青い瞳、左眼には眼帯をしており、ゴスロリファッションをしていて、背は中学生くらいに見える少女が立っていた。

 

 

千歌「あなたは?」

 

アルナ「私は、綾峰アルナだよ。あれ? お姉ちゃんもしかして………Aqoursの高海千歌ちゃんだよね?」

 

千歌「私を知ってるの?」

 

アルナ「うん知ってるよ! 最近のファイターの間では有名だよ。 現スクールバディチーム最強のAqours、そのリーダーを務めている最強のバディファイター、高海千歌ちゃん。」

 

千歌「そこまで言われてるかなぁ………」

 

アルナ「私はそう思っているよ!」

 

エンデュミアス『この惨状の原因はあなたですか⁉︎ なぜこのような事を!!』

 

アルナ「なんで? 決まってるよ、魔星龍様の命令だからだよ。」

 

エンデュミアス『魔星龍………ガノンの事ですね。 なぜ各ワールドの帝都を襲うのです? ガノンの目的とは?』

 

アルナ「悪いけど、なんでも答えられる訳じゃないよ。でも1つ言えることは、魔星龍様の邪魔をするなら………、誰だろうと排除するからね。」

 

 

アルナはさっきの無邪気な感じが嘘のように冷徹な声になる。

 

 

千歌「………⁉︎」

 

エンデュミアス『………』

 

アルナ「おいで、ディルジット!!」

 

 

だがアルナはすぐにさっきまでの無邪気な感じに戻る。そしてアルナは自分のバディの名を呼ぶ。

 

すると、千歌とエンデュミアスの背後に気配を感じる、振り向くとハルバードの背後に剣を構えた竜人のモンスターが現れ、ハルバードに斬りかかろうとしていた。

 

 

ハルバード『なっ………⁉︎』

 

エンデュミアス『ハルバード!』

 

 

すると千歌のデッキからバルソレイユが現れ、ディルジットの剣を受け止めて、弾き返す!

 

 

千歌「バルソレイユ⁉︎」

 

ハルバード『た、助かりました………』

 

エンデュミアス『ありがとうございます。バルソレイユ。』

 

バルソレイユ『ああ。』

 

 

剣を弾かれてバランスを崩したディルジットは、羽を広げて空へ飛び、アルナの側に降り立つ。

 

 

ディルジット『すまないアルナ、奇襲失敗だ。』

 

アルナ「いいよ〜別に。それにディルジットも戻ってきた事だし、バディファイトしよ! 千歌ちゃん!」

 

千歌「ファイト………?」

 

アルナ「うん! アルナね〜〜、一度でいいから千歌ちゃんとファイトしてみたかったんだよね〜〜! 受けてくれるよね?」

 

 

アルナはただ無邪気に、しかし子供とは思えない冷やかな瞳で千歌にファイトを申し込む。

 

 

千歌「分かった、そのファイトを受けるよ!」

 

アルナ「ほんと⁉︎ やったやった〜〜!」

 

ディルジット『良かったね〜〜アルナ、憧れの高海千歌とファイトができるんだ。』

 

アルナ「うん!」

 

 

アルナは千歌とファイトできる事を素直に喜ぶ。それに共感してディルジットはアルナを褒める。まるで娘と父親のように。

 

 

エンデュミアス『申し訳ありません千歌ちゃん。これは帝たる私の問題だと言うのに………』

 

千歌「ううん、私に任せてください。エンデュミアスさん」

 

エンデュミアス『分かりました。ならば私はハルバードと共に操られているモンスター達を阻止しましょう。」

 

ハルバード『はい!』

 

エンデュミアス『千歌ちゃん、どうかご武運を。』

 

 

エンデュミアスは千歌に一礼してアルナを任せ、ハルバードと共に、暴れ回るモンスターと戦っている守護部隊の加勢に入る。

 

 

千歌「ありがとうございます。エンデュミアスさん。」

 

アルナ「準備はいい? 早くファイトしよ!」

 

千歌「うん! でも私が勝ったらドラゴンワールドから出て行ってもらうよ!」

 

アルナ「良いよ。ま、アルナに負けは無いけどね。アルナは他のワールドに行った魔星軍の中で一番強いから!!」

 

 

 

千歌「全てを照らす光、眩き無限の烈光!輝きのルミナイズ!〈光輝なる超太陽〉」

 

アルナ「鋼をも切り裂く剣の竜騎よ、敵の身体に、心に、絶望の傷を刻み込め! ルミナイズ!〈剣竜騎団〉」

 

 

オープンTHEフラッグ

 

 

千歌「ドラゴンワールド」

◼️手札6/ゲージ2/LP10

 

アルナ「ドラゴンワールド」

◼️手札6/ゲージ2/LP10

 

 

千歌「私の先攻、ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札6→7/ゲージ2→3

 

千歌「ライトに〈神速のバルドラゴン〉を、レフトに〈フレアファングドラゴン〉をコール!」

◼️手札7→6→5

 

 

神速のバルドラゴン

サイズ2/攻6000/防3000/打撃2/【移動】

 

 

フレアファングドラゴン

サイズ1/攻3000/防1000/打撃1

 

 

千歌「フレアファングの登場時、他の太陽竜がいれば1チャージ、1ドロー!」

◼️手札5→6/ゲージ3→4

 

千歌「アタックフェイズ! 神速のバルドラゴンでアルナちゃんに攻撃!攻撃時、相手のセンターが空いていれば、ライフ+1!打撃2!」LP10→11

 

アルナ「うぅ〜〜」LP10→8

 

千歌「ターンエンド!」

◼️手札6/ゲージ4/LP 11

 

 

アルナ「ふふふ、アルナのターンだね、ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札6→7/ゲージ2→3

 

アルナ「ライトに〈剣竜騎 ガンソード・ドラグ〉をコール、レフトに〈剣竜騎 ライソード・ドラグ〉をコール!」

◼️手札7→6→5/ゲージ3→2

 

 

剣竜騎 ガンソード・ドラグ

ドラゴンW

剣竜騎

サイズ1/攻5000/防1000/打撃2

◼️このカードが登場した時、君のデッキの上からカードを1枚ゲージに置いて、君のライフ+1!

 

 

剣竜騎 ライソード・ドラグ

ドラゴンW

剣竜騎

サイズ2/攻6000/防3000/打撃2

◼️【コールコスト】君のデッキの上からカードを1枚ソウルに入れて、ゲージ1払う。

◼️このカードが破壊された時か、カードのソウルからドロップに置かれた時、カードを1枚引く。

【貫通】【ソウルガード】

 

 

アルナ「ガンソードドラグの登場時、1チャージ、1ヒール!」LP8→9

◼️ゲージ2→3

 

アルナ「アタックフェイズ!」

 

千歌「神速のバルドラゴンをセンターに【移動】」

 

アルナ「ライソードドラグで神速のバルドラゴンを攻撃!」

 

 

ライソードドラグ

攻6000

 

神速のバルドラゴン

防3000

 

神速のバルドラゴン 撃破!

 

 

アルナ「貫通!2ダメージ!」

 

千歌「くぅっ!」LP 11→9

 

アルナ「ガンソードドラグで千歌ちゃんに攻撃!打撃2!」

 

千歌「うぅ!」LP9→7

 

アルナ「ターンエンド!」

◼️手札5/ゲージ3/LP9

 

 

千歌「千歌のターン、ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札6→7/ゲージ4→5

 

千歌「ライフ1払ってライトに〈必殺の型 バルドラゴン〉をコール!」LP7→6

◼️手札7→6

 

 

必殺の型 バルドラゴン

サイズ1/攻6000/防4000/打撃2

 

 

千歌「必殺のバルドラゴンの登場時、デッキから〈真・ドラゴンフォース〉を手札に加えるよ。そしてレフトに〈バルソレイユイ・マジン〉をコール!」

◼️手札6→7→6

 

 

バルソレイユ・イマジン

サイズ0/攻2000/防2000/打撃1

 

 

千歌「私のライフ6以下で、場にバルソレイユがいれば………〈真・ドラゴンフォース〉解放‼︎」

◼️手札6→5/ゲージ5→2

 

 

真・ドラゴンフォース

太陽竜

攻7000/打撃2

『解放条件‼︎』〔君のライフが6以下で、カード名に「バルソレイユ」を含むモンスターがいる。〕

◼️【装備コスト】ゲージ3払う。

◼️場のこのカードは破壊されず、手札に戻せず、能力は無効化されない。

◼️このカードが他の〈太陽竜〉のモンスターと連携攻撃した時、このカードをスタンドして、君のライフ+2!!さらに、このカードの連携攻撃で相手のモンスターを破壊した時、相手にダメージ1!

◼️君のアタックフェイズ開始時、君のデッキの上から1枚を、君の場のモンスター1枚のソウルに入れる。

 

 

千歌は紅金色のオーラ(紅いオーラの周りを薄い金のオーラが縁取って輝いている)を纏い、紅い両翼が生え、千歌の周りに、小さい紅い球体が6つぐらい浮遊している。さらに千歌の髪が腰あたりまで伸びてロングヘアーになる。そして、千歌が少し動くたびに紅と金の粒子が舞い散っている。

 

 

千歌「さらにゲージ2払い、フレアファングドラゴンに重ねて進化! 〈超太陽竜 バルソレイユ〉をバディコール!」LP6→7

◼️手札5→4/ゲージ2→0

 

 

超太陽竜 バルソレイユ

サイズ3/攻7000/防7000/打撃2→3/【2回攻撃】【ソウルガード】/ソウル1

 

 

千歌「アタックフェイズ! 真ドラゴンフォースの能力でデッキトップから1枚をバルソレイユにソウル+1!」

 

 

バルソレイユ ソウル1→2

 

 

千歌「真ドラゴンフォースとバルソレイユイマジンで連携攻撃! 真ドラゴンフォースの能力でライフ+2、さらにスタンド! 連携打撃3!」LP7→9

 

アルナ「キャスト〈ドラゴンシールド 緑竜の盾〉攻撃を無効化してライフ+1だよ!」LP9→10

◼️手札5→4

 

千歌「バルソレイユイマジンの能力、バトル後、バルソレイユにソウルイン!」

 

 

バルソレイユ ソウル2→3

 

 

千歌「真ドラゴンフォースと超太陽竜 バルソレイユで連携攻撃!真ドラゴンフォースをスタンド、ライフ+2! 連携攻撃5!」LP9→ 11

 

アルナ「キャスト〈ドラゴンシールド 剣竜騎の盾〉」

◼️手札4→3

 

 

ドラゴンシールド 剣竜騎の盾

ドラゴンW

剣竜騎/盾

◼️相手のターンの攻撃中に使える。

◼️【対抗】その攻撃を無効化する。さらに君の場に〈剣竜騎〉がいるなら、君のデッキの上からカードを1枚ゲージに置いて、君のライフ+1!

 

 

アルナ「攻撃を無効化するよ!さらに場に剣竜騎がいれば、1チャージ、1ヒール!」LP10→ 11

◼️ゲージ3→4

 

千歌「ソウルのバルソレイユイマジンの能力、バトル後、相手のセンターが無ければ、1チャージ、1ヒール!」LP 11→12

◼️ゲージ0→1

 

千歌「真ドラゴンフォースで攻撃! 打撃2!」

 

アルナ「うぅぅ!」LP 11→9

 

千歌「ターンエンド」

◼️手札4/ゲージ1/LP12

 

 

アルナ「アルナのターン、ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札3→4/ゲージ4→5

 

アルナ「じゃあそろそろアルナのバディもお披露目しよっかなぁ〜〜!」

 

千歌「アルナちゃんのバディ………?」

 

アルナ「場の剣竜騎2枚以上を破壊して、ゲージ2払い、ライトにバディコール!〈双剣竜騎王 ドラグソード・ディルジット〉」LP9→10

◼️手札4→3/ゲージ5→3

 

 

双剣竜騎王 ドラグソード・ディルジット

ドラゴンW

剣竜騎

サイズ3/攻10000/防5000/打撃2

◼️【コールコスト】君の場の〈剣竜騎〉2枚以上を破壊して、ゲージ2払う。

◼️このカードが登場した時、君のライフを好きなだけ払ってよい。(最大7まで)払ったら、君のデッキの上から払ったライフの数値分、このカードのソウルに入れる。

◼️【起動】"双剣乱舞"相手の場のカード1枚を破壊する。"双剣乱舞"は、1ターンに、このカードのソウルにあるカードの枚数分まで使える。

◼️このカードのソウルは相手のカードの効果でドロップされず、このカードが破壊された時、君のライフ+2!

【2回攻撃】【ソウルガード】

 

 

剣竜騎 ガンソードドラグ 破壊!

 

剣竜騎 ライソードドラグ 破壊!

 

 

アルナ「コールコストで破壊されたライソードドラグの能力、破壊されたら1ドロー!」

◼️手札3→4

 

アルナ「そしてディルジットの登場時、アルナのライフを7払うよ!」

◼️LP10→3

 

千歌「ライフを7も⁉︎」

 

アルナ「そしてデッキトップから7枚をディルジットにソウルイン!」

 

 

ディルジット ソウル0→7

 

 

千歌「ソウル7枚………⁉︎」

 

アルナ「ふふふ、さらにゲージ1払って装備!〈剣竜双剣 ドラグジット・レード〉」

◼️手札4→3/ゲージ3→2

 

 

剣竜双剣 ドラグジット・ブレード

ドラゴンW

剣竜騎

攻6000/打撃2

◼️【装備コスト】ゲージ1払う。

◼️君の場にソウル3枚以上の〈剣竜騎〉のモンスターがいるなら、このカードの打撃力+1! さらにこのカードは破壊されない。

◼️君の場のサイズ3の〈剣竜騎〉全ては【移動】と【貫通】を得る。

【2回攻撃】

 

 

アルナは、ディルジットが握っているのと同じ双剣を装備する。

 

 

アルナ「いくよ、ディルジットの起動能力発動! 相手の場のカードを1枚破壊する! ディルジット、バルソレイユを破壊して!」

 

ディルジット『ああ!』

 

 

ディルジットはバルソレイユに斬りかかる!

 

 

千歌「ソウルガード!」

 

 

バルソレイユ 破壊!

【ソウルガード】ソウル3→2

 

 

アルナ「まだまだ! ディルジットの能力は、自身のソウルの枚数分発動できるんだよ!」

 

千歌「自身のソウルの枚数分……… ってゆう事はまさか⁉︎」

 

アルナ「そう、ディルジットのソウルは7枚、今の破壊に加えて、後6回、千歌ちゃんのカードを破壊できる! ディルジットで千歌ちゃんのカードを6回破壊!!」

 

ディルジット『YES My buddy!』

 

 

ディルジットは2本の剣を構えて、バルソレイユを連続で斬り裂く!

 

 

ディルジット『双剣乱舞!!』

 

千歌「ソウルガード!」

 

 

バルソレイユ 撃破!

【ソウルガード】ソウル2→1→0→完全撃破!

 

 

千歌「バルソレイユ⁉︎」

 

ディルジット「次は君のアイテムだ!」

 

 

ディルジットは千歌にも斬りかかるが、ドラゴンフォースの光がディルジットの剣を弾く!

 

 

千歌「真ドラゴンフォースは破壊されない!」

 

アルナ「ふふふ………、アタックフェイズ! ディルジットで千歌ちゃんに攻撃! 打撃2!」

 

千歌「くぅぅ!」LP12→10

 

アルナ「ディルジットの2回攻撃!」

 

千歌「うぅぅ………!」LP10→8

 

アルナ「ドラグジットブレードで攻撃! ソウル3枚以上の〈剣竜騎〉がいれば打撃力+1! よって打撃3!」

 

千歌「うわぁ!」LP8→5

 

アルナ「ドラグジットブレードで2回攻撃! 打撃3!」

 

千歌「キャスト〈ドラゴンシールド 太陽の盾〉攻撃を無効化して、1チャージ、1ヒール!」LP5→6

◼️手札4→3/ゲージ1→2

 

アルナ「これだけじゃないよ! ファイナルフェイズ!」

 

千歌「っ⁉︎」

 

アルナ「の前に〜〜キャスト〈剣竜技:ディルジット・チャージャー〉」

◼️手札3→2

 

 

剣竜技:ディルジット・チャージャー

ドラゴンW

剣竜騎/チャージ

◼️君の場に〈剣竜騎〉のモンスターがいるなら使える。

◼️【対抗】君のデッキの上からカードを2枚ゲージに置く。さらに、君のにソウル4枚以上の〈剣竜騎〉のモンスターがいるなら、カードを1枚引く。「剣竜技:ディルジット・チャージャー」は1ターンに1回だけ使える。

 

 

アルナ「2チャージ、さらにソウル4枚以上のディルジットがいるから1ドロー!」

◼️手札2→3/ゲージ2→4

 

アルナ「改めて、ファイナルフェイズ‼︎」

 

千歌「っ⁉︎」

 

アルナ「私の場にソウル3枚以上の〈剣竜騎〉がいて、お互いのセンターが空いているなら、ゲージ3払い、キャスト!〈剣竜奥義 ディルジットブレード・超剣乱舞斬〉」

◼️手札3→2/4→1

 

 

剣竜奥義 ディルジットブレード・超剣乱舞斬‼

ドラゴンW

剣竜騎

◼️君の場にソウル3枚以上の〈剣竜騎〉のモンスターがいて、お互いのセンターにモンスターがいないなら使える。

◼️【使用コスト】ゲージ3払う。

◼️君の場の〈剣竜騎〉のモンスター1枚を選んで、そのモンスターのソウルの枚数分、相手にダメージ!! このダメージは3より少なくらない!「剣竜奥義 ディルジットブレード・超剣乱舞斬‼」は1ターンに1回だけ使える。

 

 

ディルジットはソウルの枚数と同じ7体に分身して、千歌を囲むように飛ぶ。

 

 

アルナ「ディルジットのソウルの枚数分、つまり、千歌ちゃんに7ダメージを与える!」

 

千歌「そんなっ⁉︎」LP6

 

アルナ「決めて、ディルジット!」

 

 

アルナの号令で、ディルジットは分身とともに、四方八方から千歌に斬りかかる! そして最後にアルナが千歌を斬りつけ、そして斬り傷が爆発を起こす!

 

 

アルナ/ディルジット『剣竜奥義 ディルジットブレード・超剣乱舞斬‼︎』

 

千歌「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあ!!!」

 

 

 

 

 




今回も感想を是非‼︎


次回『決着!魔星の剣竜、千歌 vs アルナ』


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決着!魔星の剣竜、千歌 vs アルナ

前回の『バディファイトLoveLive!サンシャイン‼︎』

 

 

千歌とエンデュミアスはドラゴンワールドの帝都の街へと下った。だがドラゴンワールドの帝都は、魔星軍の1人「綾峰 アルナ」とバディの「ディルジット」が侵略していた。

 

そして千歌はドラゴンワールドの帝都を守る為にアルナとファイトする。

 

ーーー

ーーー

 

千歌

◼️手札4/ゲージ1/LP6

 

レフト:無し

ライト:無し

センター:無し

アイテム:真・ドラゴンフォース

 

ーーー

 

アルナ

◼️手札3/ゲージ4/LP3

 

レフト:無し

ライト:双剣竜騎 ドラグソード・ディルジット

センター:無し

アイテム:剣竜双剣 ドラグジット・ブレード

 

ーーー

ーーー

 

アルナ「改めて、ファイナルフェイズ‼︎」

 

千歌「っ⁉︎」

 

アルナ「私の場にソウル3枚以上の〈剣竜騎〉がいて、お互いのセンターが空いているなら、ゲージ3払い、キャスト!〈剣竜奥義 ディルジットブレード・超剣乱舞斬〉」

◼️手札3→2/4→1

 

 

剣竜奥義 ディルジットブレード・超剣乱舞斬‼

ドラゴンW

剣竜騎

◼️君の場にソウル3枚以上の〈剣竜騎〉のモンスターがいて、お互いのセンターにモンスターがいないなら使える。

◼️【使用コスト】ゲージ3払う。

◼️君の場の〈剣竜騎〉のモンスター1枚を選んで、そのモンスターのソウルの枚数分、相手にダメージ!! このダメージは3より少なくらない!「剣竜奥義 ディルジットブレード・超剣乱舞斬‼」は1ターンに1回だけ使える。

 

 

ディルジットはソウルの枚数と同じ7体に分身して、千歌を囲むように飛ぶ。

 

 

アルナ「ディルジットのソウルの枚数分、つまり、千歌ちゃんに7ダメージを与える!」

 

千歌「そんなっ⁉︎」LP6

 

アルナ「決めて、ディルジット!」

 

 

アルナの号令で、ディルジットは分身とともに、四方八方から千歌に斬りかかる! そして最後にアルナが千歌を斬りつけ、そして斬り傷が爆発を起こす!

 

 

アルナ/ディルジット『剣竜奥義 ディルジットブレード・超剣乱舞斬‼︎』

 

千歌「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあ!!!」

 

 

暴れ回るモンスターの掃討を終えたエンデュミアスは、その爆発音と爆煙に気づき板。

 

 

エンデュミアス『千歌ちゃん!!』

 

 

爆煙が千歌のフィールドを覆う………

 

 

アルナ「なぁ〜んだ、あっけないなぁ〜〜。千歌ちゃんとはもっとファイトを楽しめると思ったのになぁ〜〜」

 

ディルジット『そんな事を言ったら、敗北した高海千歌に悪いよ。』

 

アルナ「分かってるよ〜〜、さぁ、残りのモンスターも魔星化済ましちゃおっか!」

 

ディルジット『YES!』

 

 

目的を果たそうとしたアルナが振り返ろうとした時、突然、千歌のフィールドから風が吹き、爆煙が一気に晴れた。

 

そこには、ドラゴンフォースの光がまだ消えていない千歌がよろめきながら立ち上がる姿があった。

 

 

千歌「………だ、まだだよ………アルナちゃん。」LP2

 

アルナ「………っ⁉︎」

 

ディルジット『ほぉ………』

 

 

アルナは驚愕する。確かに必殺技は決まった。勝利したと信じきっていた。だが、千歌はまだ立っている。しかもライフを2残して………

 

 

アルナ「な……っ、どうして⁉︎」

 

 

千歌は手に持っていた1枚のカードをアルナに見せて、強気に笑う。

 

 

千歌「〈ドラゴンフォース・ガッツ〉……キャスト………!」

◼️手札4→3/ゲージ1→0

 

 

ドラゴンフォース・ガッツ

魔法/回復

◼️君がカード名に「ドラゴンフォース」を含むカードを装備していれば使える。

◼️【使用コスト】ゲージ1払う。

◼️【対抗】君のライフ+3!相手のターンでこのカードを使った時、君のデッキからカードを1枚引く。

 

 

千歌「このカードの能力で、千歌のライフを3回復したんだよ………」LP6→9→2

 

アルナ「………!」

 

千歌「そして、相手のターンで使った事で、1ドロー………」

◼️手札3→4

 

千歌「ファイトはまだ、終わってないよ……!」

 

アルナ「………ふ、ふふふ………! あははははははは!!」

 

 

アルナは驚愕していた。だがそれ以上に嬉しかった。大きなダメージを受けたにもかかわらず、千歌が立ち上がった事が………。憧れた千歌とのファイトがまだまだ終わっていない事が素直に嬉しかった。

 

 

アルナ「最高! 最高だよぉ! やっぱり千歌ちゃんは凄い! あははは………! まだまだ終わらないんだ〜〜! もっともっとファイトを楽しもう! ターンエンド!」

◼️手札2/ゲージ1/LP3

 

 

エンデュミアス『千歌ちゃん! 無事でなによりです。』

 

千歌「エンデュミアスさん、暴れてたモンスター達は良いんですか?」

 

エンデュミアス『はい。暴れていたモンスターのほとんどは押さえ込みました。』

 

千歌「そうですか。」

 

エンデュミアス『はい。』

 

 

千歌「なら後は、アルナちゃんを倒すだけだね! 私のターン、ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札4→5/ゲージ0→1

 

千歌「キャスト〈ドラゴンフォース・アドバンテージ〉」

◼️手札5→4

 

 

ドラゴンフォース・アドバンテージ

魔法/ゲット/チャージ/回復

◼️君がカード名に「ドラゴンフォース」を含むアイテムを装備していて、君のライフが5以下なら使える。

◼️君のデッキの上からカードを2枚ゲージに置いて、カードを2枚引いて、君のライフ+2!「ドラゴンフォース・アドバンテージ」は1ターンに1枚だけ使える。

 

 

千歌「2チャージ、2ドロー、2ヒール!」LP2→4

◼️手札4→6/ゲージ1→3

 

千歌「ライトに〈神速のバルドラゴン〉をコール!そして進化!〈超太陽輝竜 バルソレイユ・レイ〉!」

◼️手札6→5→4/ゲージ3→1

 

 

超太陽輝竜 バルソレイユ・レイ

ドラゴンW/スタードラゴンW/ダークネスドラゴンW

太陽竜/ネオドラゴン/黒竜

サイズ3/攻7000/防7000/打撃2

◼️【コールコスト】君の場のモンスター2枚までの上に重ねて、君のドロップからカードを1枚このカードのソウルに入れて、ゲージ2払う。

◼️このカードにソウルがあるなら、このカードの攻撃力+3000、打撃力+1!

◼️このカードが連携攻撃した時、相手の場のモンスター1枚を破壊するか、相手の場のソウル1枚をドロップに置く。

◼️"太陽の瞬き"【対抗】君のライフ+5!!!この能力は、相手のアタックフェイズとファイナルフェイズに1回ずつ発動できる。

【2回攻撃】【ソウルガード】/ソウル1

 

 

千歌「コールコストでドロップからも1枚ソウルイン! そしてソウルがある限り、攻撃力+3000、打撃+1!」

 

 

バルソレイユレイ ソウル1→2

攻7000→10000/打撃2→3

 

 

千歌「ライフ1払ってレフトにコール!〈太陽神の右爪 バルドラゴン・クローライト〉をコール!」

◼️手札4→3

 

 

太陽神の右爪 バルドラゴン・クローライト

ドラゴンW

太陽竜

サイズ1/攻4000/防2000/打撃1

◼️【コールコスト】ライフ1払う。

◼️君の場にカード名に「バルソレイユ」を含むモンスターがいるなら、このカードのサイズを1減らす。

◼️このカードは連携攻撃でしか攻撃できず、バトル後、このカードをサイズ3の〈太陽竜〉1枚のソウルに入れる。

◼️このカードがソウルにある〈太陽竜〉が相手のモンスターを破壊した時、相手にダメージ2!

 

 

千歌「いくよ、アタックフェイズ! 真ドラゴンフォースの能力で、デッキトップから1枚をバルソレイユレイにソウルイン!」

 

 

バルソレイユレイ ソウル2→3

 

 

アルナ「ドラグジットブレードの能力で、ディルジットは【移動】を得てるよ! センターに移動!」

 

 

ディルジット ライト→センター

 

 

千歌「真ドラゴンフォースとバルドラゴンクローライトでディルジットに連携攻撃! 真ドラゴンフォースをスタンド、ライフ+2!」LP4→6

 

アルナ「ソウルガード!」

 

 

真ドラゴンフォース+バルドラゴンクローライト

連携 攻 10000

 

ディルジット

防5000

 

ディルジット 撃破!

【ソウルガード】ソウル7→6

 

 

千歌「バトル後、バルドラゴンをバルソレイユレイにソウルイン!」

 

アルナ「ディルジットが破壊された時、アルナのライフ+2!」LP3→5

 

 

バルソレイユレイ ソウル3→4

 

 

千歌「真ドラゴンフォースとバルソレイユレイでディルジットに連携攻撃! 真ドラゴンフォースをスタンド、ライフ+2! さらにバルソレイユレイの連携時能力、ディルジットを破壊!」LP6→8

 

アルナ「ソ、ソウルガード!」

 

 

ディルジット 破壊!

【ソウルガード】ソウル6→5

 

 

アルナ「破壊時に2ヒール!」LP5→7

 

千歌「バトル続行!」

 

アルナ「ソウルガード!」

 

 

真ドラゴンフォース+バルソレイユレイ

連携 攻 17000

 

ディルジット

防5000

 

ディルジット 撃破!

【ソウルガード】ソウル5→4

 

 

千歌「ソウルのバルドラゴンクローライトの能力で、バルソレイユレイが相手のモンスターを破壊したらダメージ2!」

 

アルナ「うぅぅ!」LP7→5

 

アルナ「けど、ディルジットの能力でライフ+2!」LP5→7

 

千歌「なら真ドラゴンフォースのさらなる能力!連携攻撃で相手のモンスターを破壊した時、ダメージ1!」

 

アルナ「くぅ!」LP7→6

 

ーーー

ーーー

 

エンデュミアス『たった1度のバトルで、ここまで激しくライフが増減するとは………このファイトの行方は私にも分かりかねますね。』

 

ーーー

ーーー

 

千歌「真ドラゴンフォースとバルソレイユレイで2回攻撃! 真ドラゴンフォースをスタンド、ライフ+2! ディルジットを破壊!」LP8→10

 

アルナ「ソウルガード!」

 

 

ディルジット 破壊!

【ソウルガード】ソウル4→3

 

 

アルナ「ライフ2回復!」LP6→8

 

千歌「バトル!」

 

アルナ「ソウルガードだよ!」

 

 

ディルジット 撃破!

【ソウルガード】ソウル3→2

 

 

千歌「ソウルのバルドラゴンクローライトの能力でダメージ2! 真ドラゴンフォースの能力でダメージ1!」

 

アルナ「うわぁ!」LP8→6→5

 

アルナ「ディルジットの能力でライフ+2!」LP5→7

 

千歌「真ドラゴンフォースでディルジットに攻撃!」

 

アルナ「ソウルガード!」

 

 

ディルジット 撃破!

【ソウルガード】ソウル2→1

 

 

アルナ「ライフ+2だよ! そしてキャスト〈ドラゴニック・チャージ〉2チャージ!」LP5→7

◼️手札2→1/ゲージ1→3

 

千歌「ターンエンド!」

◼️手札3/ゲージ1/LP10

 

 

アルナ「あ〜あ、ライフ逆転されちゃった。でもすっごく楽しい! 千歌ちゃんとのファイトは最高だよ。だから、私ももうちょっと本気を出してファイトするね!」

 

アルナ「千歌ちゃんのターン終了時、ゲージ2払い………"魔星侵蝕"!」

◼️手札1→0/ゲージ3→1

 

アルナ「魔星龍様の命により、侵蝕せよ我が世界!」

 

 

イロウシェンTHEフラッグ

 

 

アルナ「魔星龍域」

 

 

魔星龍域

フラッグ

◼️「魔星龍域」は最初のフラッグに選べず、全てのフラッグでデッキに入れて使える。

◼️君は「魔星ゾーン」のカードを使える。そしてこのカードの下にあるフラッグの能力を得る。

◼️"魔星侵蝕"相手のターン終了時、ゲージ2払ってよい、払ったら、手札のこのカードを君のフラッグの上に重ねる。"魔星侵食"はファイト中1回だけ使える。

◼️君のメインフェイズ開始時、君の手札を好きなだけ捨ててよい。捨てたら、その枚数分、魔星ゾーンからカードを手札に加える。この能力は1ターンに1回だけ使える。

◼️君の場のカード全ては属性に〈魔星龍〉を得て、君はサイズの合計8までのモンスターを置ける。

 

 

ドラゴンワールドのフラッグは黄黒いオーラに覆われ、見えなくなる、そして現れたフラッグは禍々しい龍の頭をモチーフにした、黄黒いオーラを纏ったフラッグだった。

 

ーーー

ーーー

 

エンデュミアス『なんと邪悪なフラッグでしょうか………』

 

ーーー

ーーー

 

アルナ「アルナのターン! ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札0→1/ゲージ1→2

 

アルナ「私のデッキは他の魔星軍の人達とは違って、ガノン様から特別にカードが与えられてるんだよ! キャスト!〈裏・剣竜技:ディルジット・ダークライズ〉」

◼️手札1→0

 

 

裏・剣竜技:ディルジット・ダークライズ

ドラゴンW

◼️君の場にカード名に「ディルジット」を含むモンスターがいるなら使える。

◼️君のデッキの上からカードを1枚ゲージに置いて、ライフ+1して、カードを1枚引く。さらに君のフラッグが「魔星龍域」なら、君の魔星ゾーンからカードを2枚手札に加える。「裏・剣竜技:ディルジット・ダークライズ」は1ターンに1枚だけ使える。

 

 

アルナ「1チャージ、1ドロー、1ヒール!」LP7→8

鹿手札0→1/ゲージ2→3

 

アルナ「さらにアルナのフラッグが「魔星龍域」なら、魔星ゾーンから2枚手札に加えるよ!」

◼️手札1→3/魔星ゾーン20→18

 

アルナ「キャスト〈魔星侵攻:イロウシェン・クリプト〉」

◼️手札3→2

 

 

魔星侵攻:イロウシェン・クリプト

魔星龍域

チャージ

◼️君のデッキの上から1枚ゲージに置いて、デッキの上から2枚をドロップに置く。置いたら、魔星ゾーンから2枚を手札に加える。このカードは1ターンに1回だけ使える。

 

 

アルナ「1チャージ、さらにデッキトップから2枚破棄して、魔星ゾーンから2枚を手札に加える!」

◼️手札2→4/ゲージ3→4/魔星ゾーン18→16

 

アルナ「そしてお待ちかね! 場のディルジットを破壊して〈魔星龍の従者 グランカリバー・ディルジット〉をライトに魔星コール!」

◼️手札4→3/ゲージ4→1

 

 

魔星龍の従者 グランカリバー・ディルジット

魔星龍域

魔星龍/剣竜騎

サイズ7/攻18000/防5000/打撃1

『グランズァ』

◼️【コールコスト】君の場の〈剣竜騎〉1枚を破壊して、ゲージ3払う。さらに君のライフ+5!

◼️このカードの打撃力は減らず、このカードの攻撃と効果のダメージは減らず、相手の効果でソウルはドロップに置かれない。

◼️【起動】このカードにソウルがないなら、君のライフを好きなだけ払ってよい。(最大10まで)君のデッキの上から払ったライフの数値分、このカードのソウルに入れる。

◼️このカードは【X回攻撃】(このカードのソウルの枚数分)を得る。さらにこのカードが破壊された時、君のライフ+2!

【貫通】【ソウルガード】【ライフリンク5】

 

FT『私は魔星龍の従者、私はガノン様の手であり脚であり、そしてガノン様の分身そのものだ。』

 

 

ディルジットは黄黒いオーラを纏い、白い骨のような甲殻に包まれる。そして現れたディルジットは、白い甲殻のような骨が身体から突き出て骨鎧(こつがい)のように纏い、翼が4つに生え、ディルジットの顔を覆うように白い仮面をつける。

 

 

アルナ「グランカリバーディルジットのコールコストでライフ+5!」LP8→13

 

アルナ「グランカリバーディルジットの起動能力!私のライフ10払い、デッキトップから10枚をディルジットにソウルイン!!」

◼️ライフ13→3

 

 

グランカリバーディルジット ソウル0→10

 

 

千歌「ソウル10枚………!」

 

アルナ「それだけじゃないよ。グランカリバーディルジットは自分のソウルの枚数分攻撃できる!よってディルジット【10回攻撃】を得る!」

 

千歌「【10回攻撃】⁉︎」

 

アルナ「アタックフェイズ! グランカリバーディルジットでバルソレイユレイに攻撃!」

 

千歌「ソウルガード!」

 

 

グランカリバーディルジット

攻18000

 

バルソレイユレイ

防7000

 

バルソレイユレイ 撃破!

【ソウルガード】ソウル4→3

 

 

アルナ「ディルジットでバルソレイユレイに2回攻撃!」

 

千歌「ソウルガード!」

 

 

バルソレイユレイ 撃破!

【ソウルガード】ソウル3→2

 

 

アルナ「ディルジットでバルソレイユレイで3回目の攻撃!」

 

千歌「ソウルガード!」

 

 

バルソレイユレイ 撃破!

【ソウルガード】ソウル2→1

 

 

アルナ「ディルジットでバルソレイユレイに4回目の攻撃!」

 

千歌「ソウルガード!」

 

 

バルソレイユレイ 撃破!

【ソウルガード】ソウル1→0

 

 

アルナ「ディルジットでバルソレイユレイに5回目の攻撃!」

 

バルソレイユ『千歌、俺が破壊される前に、俺の能力を!』

 

千歌「バルソレイユの能力! 私のライフ+5!」LP10→15

 

アルナ「ディルジットで千歌ちゃんに攻撃! 打撃1!」

 

千歌「うあぁ!!」LP15→14

 

アルナ「残り4回、千歌ちゃんに連続攻撃!」

 

 

ディルジットは全ての剣で千歌を切りたい斬り刻む!

 

 

千歌「うわぁぁぁぁ!!!」LP14→13→12→11→10

 

アルナ「ドラグジットブレードで千歌ちゃんに攻撃! 打撃3!」

 

千歌「うぁぁぁぁ!」LP10→7

 

アルナ「2回攻撃! 打撃3!」

 

千歌「うわぁ!」LP7→4

 

アルナ「ターンエンドだよ!」

◼️手札3/ゲージ1/LP3

 

 

千歌「負けるわけにはいかない………ドラゴンワールドを、帝都を守るんだ! 私のターン! ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札3→4/ゲージ1→2

 

千歌「ライトにコール!〈太陽神の欠片 バルドラゴン〉」

◼️手札4→3

 

 

太陽神の欠片 バルドラゴン

サイズ2/攻5000/防3000/打撃2

 

 

千歌「登場時能力、ライフ1払い、デッキから「バルソレイユ」モンスター1枚を手札に加える!」

◼️手札3→4/LP4→3

 

千歌「ゲージ2払い、バルドラゴンを進化!〈超太陽光竜 バルソレイユ・ソル〉」

◼️手札4→3/ゲージ3→1

 

 

超太陽光竜 バルソレイユ・ソル

ドラゴンW/スタードラゴンW/ダークネスドラゴンW

太陽竜

サイズ3/攻7000/防7000/打撃3

◼️【コールコスト】君の場のモンスター1枚に重ねて、ゲージ2払う。

◼️このカードがアイテムと連携攻撃した時、相手のモンスター1枚を破壊するか、そのモンスターのソウル1枚をドロップする。

◼️【対抗】"太陽の絆"このカードのソウル1枚をドロップに置く、置いたら、君は次の攻撃か効果のダメージを受けない。この能力は1ターンに1回だけ使える。

【2回攻撃】【ソウルガード】/ソウル1

 

 

千歌「アタックフェイズ!!」

 

アルナ「ディルジットは魔星化しても〈剣竜騎〉の属性はある、ドラグジットブレードの能力でグランカリバーディルジットは【移動】を得てる。センターに移動!」

 

 

グランカリバーディルジット ライト→センター

 

 

千歌「真ドラゴンフォースとバルソレイユソルで連携攻撃! 真ドラゴンフォースをスタンド、ライフ+2! バルソレイユソルの連携能力で、ディルジットを破壊!」LP3→5

 

アルナ「ソウルガード!」

 

 

グランカリバーディルジット 破壊!

【ソウルガード】ソウル10→9

 

 

アルナ「ディルジットのライフ回復は健在だよ!破壊時にライフ+2!」LP3→5

 

千歌「バトル!」

 

アルナ「ソウルガード!」

 

 

真ドラゴンフォース+バルソレイユソル

連携 攻 14000

 

グランカリバーディルジット

防5000

 

グランカリバーディルジット 撃破!

【ソウルガード】ソウル9→8

 

 

千歌「ソウルのバルドラゴンの能力で、バルソレイユソルは【貫通】を得てる! 打撃3!」

 

アルナ「うわぁ!!」LP5→2

 

千歌「さらに真ドラゴンフォースが連携で相手モンスターを破壊した時、ダメージ1!」

 

アルナ「うっ………」LP2→1

 

千歌「真ドラゴンフォースとバルソレイユソルで2回連携攻撃! 真ドラゴンフォースをスタンド、ライフ+2! ディルジットを破壊!」LP5→7

 

アルナ「ソウルガード!」

 

 

グランカリバーディルジット 撃破!

【ソウルガード】ソウル8→7

 

 

アルナ「アルナのライフ+2!」LP1→3

 

千歌「バトル続行!」

 

アルナ「ソウルガード!!」

 

 

グランカリバーディルジット 撃破!

【ソウルガード】ソウル7→6

 

 

千歌「バルソレイユソルの貫通!打撃3!」

 

 

バルソレイユソルの周りを浮遊していたソードビットが一斉にアルナを切り刻む!

 

 

アルナ「うわぁぁぁぁぁぁぁ!!!」LP3→0

 

 

 

 

 

 

アルナ「あ〜あ負けちゃった〜〜、あともう少しで勝てると思ったのに………。まぁ楽しかったからいいや!」

 

ディルジット『ああ、そうだね。じゃあそろそろ戻ろうか。必要な戦力は揃ったからね』

 

アルナ「うん!」

 

 

ディルジットはアルナを抱えて飛び立とうとする………、だがエンデュミアスを筆頭に帝都の守護兵団がディルジットを取り囲む。

 

 

エンデュミアス『お待ちなさい! ここまでの非道を働いて、我々が逃すと思いますか⁉︎』

 

ディルジット『ドラゴンワールドの"帝"ともあろうお方が、約20体か………、アルナ、少し離れていなさい。』

 

アルナ「うん!」

 

 

ディルジットはアルナに力を送り込み、アルナの背中に光の羽が現れる。そしてアルナはディルジットから距離を置く。

 

 

エンデュミアス『あなた1人で、私と10体の兵達に勝てると?』

 

ディルジット『ふふふ、逆ですよ。たった10体の兵で私を捕えられると? 私からすれば彼らなど、羽虫も同然です。』

 

エンデュミアス『我が兵を侮辱する言動も捨て置けませんね。 行きなさい!!』

 

 

エンデュミアスの号令と同時に10体の兵達がディルジットに攻撃する!だがディルジットは兵達の攻撃を素早い身のこなしで、高速で躱す。エンデュミアスも兵達をサポートするように持っていた杖や手から炎弾や気弾をと飛ばして攻撃する。だがディルジットはそれを避けながら、黄黒いオーラを纏った剣で兵達を1体、また1体と次々に斬っていく。

 

ついにディルジットにダメージを与える事無く、10体の兵達はディルジットに斬られてしまった。

 

 

ディルジット『………っ⁉︎』

 

ディルジット『エンデュミアス殿、あなたは愚かだ。』

 

エンデュミアス『何ですって?』

 

ディルジット『私の剣には魔星龍様の力が宿っている。たとえ私を捕らえる為とはいえ………』

 

 

ディルジットに斬られた10体の兵達は黄黒いオーラを纏い、ゆっくりと飛び上がる………

 

 

ディルジット「魔星竜様に10体ものモンスターを提供してくれたのですから。」

 

エンデュミアス『くぅ………』

 

ディルジット『ふふふ………そして、帝であるあなたを魔星化させれば、私は一歩ガノン様に及ぶ存在になれる!!』

 

 

ディルジットはエンデュミアスに斬りかかる!その時、ドラゴンフォースの光を纏った千歌が剣を止める!

 

 

千歌「エンデュミアスさんに手は出さない!」

 

ディルジット『人間の身で私の剣を止めるとは………!』

 

アルナ「ディルジット〜〜!そろそろ帰るよ〜〜!」

 

ディルジット『ああそうだね、もう帰ろうかアルナ。』

 

 

アルナはディルジットに抱きつき、そのまま抱えられる。

 

 

エンデュミアス『お待ちなさい!』

 

ディルジット『悪いですがエンデュミアス殿。今回はおさらばです。』

 

アルナ「千歌ちゃん! 今回は負けたけど、次ファイトする時はアルナとディルジットが勝つからね!」

 

 

ディルジットは空にゲートを開きそのまま逃亡した。

 

 

 

 

 




今回も感想を是非‼︎


次回『Aの帰還』


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Aの帰還

今回から『逆襲の魔星龍 編』第2クール開始です!


第2クール イメージOP
『KNOCK on the CORE』(K)NoW_NAME

イメージED
『I will』逢田 梨香子


前回までの『バディファイトLoveLive!サンシャイン‼︎』

 

 

ついに全ワールドを巻き込む戦いは終わった。

千歌達Aqoursの9人と星野 流は、全てのワールドの"帝都"を襲撃していた魔星軍を全て撃退する事に成功した。

 

ーーー

ーーー

 

ドラゴンワールド:"帝都"

 

 

千歌はアルナとファイトし、そして勝利した。だが、エンデュミアスはアルナとディルジットを捕らえる為に戦うが、あえなく逃してしまった。

 

 

千歌「大丈夫ですか? エンデュミアスさん。」

 

エンデュミアス『はい。千歌ちゃんこそ、ディルジットの剣に触れたのです。なんとも無いですか?』

 

千歌「あ、大丈夫です。」

 

 

千歌とエンデュミアスはお互いの身体を心配しあう。すると、空が突然暗くなり、上空に禍々しい黒い龍の姿が写し出された。それはドラゴンワールドに限らず、マジックワールド、ダンジョンワールド、デンジャーワールド、カタナワールド、レジェンドワールド、エンシェントワールド、ダークネスドラゴンワールド、スタードラゴンワールド、ヒーローワールドの空にも同じ現象が起こった。

 

ーーー

ーーー

 

ヒーローワールド

 

 

ガイナ『なんだ?あのモンスターは?』

 

流「ガノン………!」

 

天音「…………」

 

ーーー

ーーー

 

スタードラゴンワールド

 

 

ガノン『我が名はガノン………グランズァード・破滅・ガノンである。』

 

 

ディスター『ガノン………だと?奴が………!』

 

梨子「ディスターさん………?」

 

ーーー

ーーー

 

ダークネスドラゴンワールド

 

 

ダルガード『あいつがこの件の首謀者か。』

 

曜「みたいだね。」

 

ーーー

ーーー

 

ドラゴンワールド

 

 

ガノン『どうやら我が送り込んだ魔星軍共は、皆敗れてしまったようだな。だがまあ良い、その程度の枠を埋める以上のモンスターは魔星化されているようだからな。』

 

 

エンデュミアス『ガノン! あなたの狙いはいったいなんなのです⁉︎』

 

 

エンデュミアスはガノンに問いかけるが、ガノンはその問いを無視するように話しを続ける。どうやらこちらの声はガノンには届いてないようだった。だが、ガノンはこちららの質問を予期していたかのような言動をする。

 

 

ガノン『教えてやろう。我が成すは………我を封印した愚神共が創った世界を支配し、征服(せいふく)する事よ。だがまずその前に、我々は人間界を支配する………。』

 

 

千歌「え⁉︎」

 

 

ガノン『一週間だ。一週間後に我々は本格的に動き出す。それまでに覚悟を決めておく事だ。』

 

 

そう言い残して、ガノンは姿を消した。そして各ワールドの帝都で暴れまわっていた魔星化されたモンスター達も、上空に現れたゲートに吸い込まれるようにして一斉に消えてしまった。

 

 

エンデュミアス『千歌ちゃん…………』

 

千歌「させない………させないよ。ガノンの好きには、私達の世界を支配なんてさせない! 絶対に………!!」

 

エンデュミアス『ええ。 では一旦、教会塔へ戻りましょうか。皆さんも戦いを終えて戻って来る頃合いでしょうから。』

 

千歌「はい」

 

ーーー

ーーー

 

ドラゴンワールド:"帝都"教会塔

 

 

千歌とエンデュミアスが教会塔に戻ると、すでにAqoursの8人と流達が戻って来ていた。

 

 

曜「あ! 千歌ちゃ〜〜ん!」

 

梨子「千歌ちゃん!!」

 

千歌「曜ちゃん! 梨子ちゃん!」

 

 

曜と梨子と千歌はお互いに呼び合って、再開を喜ぶ。千歌は2人に勢いよく抱きついて、2人はバランスを崩しそうになるが、立て直す。

 

 

千歌「みんなファイトに勝ったんだね!」

 

梨子「ええ。」

 

曜「当然であります!」

 

ダイヤ「千歌さんも、無事で良かったですわ。」

 

果南「まあ、私は心配はしてなかったけどね。みんななら大丈夫だって。」

 

鞠莉「私もみんなのvictory(ビクトリー)を信じていたわよ!」

 

ルビィ「ルビィも頑張ったよ!」

 

善子「さすが私のリトルデーモン達です。私が密かに闇の力を送り込んでいた甲斐があったわ、あんな奴らに負けるはずがありません。」

 

花丸「そんな事言って、善子ちゃんが一番負けそうだったんじゃないずらか〜〜??」

 

善子「そんな訳ないでしょ!余裕だったわよ! 後、善子じゃなくてヨハネ!!」

 

ターミネイトラー『ヨハネの言う通りだぜ、俺が一緒に戦ってやったんだ、負ける訳がねぇ。』

 

 

ターミネイトラーはいつもと違い、落ち着いた口調で善子の勝利を自分がいたおかげだと、自分と善子の勝利を称賛する。

 

だがそのターミネイトラーはシャルディーの魔法の鎖でグルグ巻きにされて座っている。その姿を見て千歌は疑問を覚える。

 

 

千歌「な、なんでターミネイトラーさんは縛られてるの?」

 

 

千歌の疑問に他の帝達も呆れた様子を見せる。

 

 

シャルディー『ま、まぁ、いろいろ問題を起こしまして………』

 

イグラス『頭までガチガチのバカだからな、獣みたいに縛ってないと危険だからさ。』

 

リディナ『こいつはファイトに負けて記憶を無くした人間に殴りかかったらしい、シャルディーとイグラスが止めてなかったら、その人間はどうなっていた事やら………全く、野蛮なオスだ。』

 

ターミネイトラー『お前ら………後でしばく………!』

 

 

ターミネイトラーが縛られている理由に納得した千歌だが、もう一つ疑問が残っている。

 

 

千歌「それより、どうして天音ちゃんも居るの?」

 

梨子「そういえば、天音ちゃんはいつモンスターの世界に?」

 

天音「あ、それは〜〜………」

 

流「いろいろ理由があったんだ。」

 

 

流は天音と自分に起こった事をみんなに話す。天音が魔星軍のモンスターに操られていた事を………

 

 

Aqours「ええ〜〜!!」

 

曜「天音ちゃん、モンスターに操られてたの〜〜!!」

 

天音「そうだったみたい………でも何も覚えてないんだげどね………私、ヒーローワールドのみんなに酷いことしちゃったかもしれない………」

 

流「天音………」

 

天音「それに私、流君が助けてくれなかったらどうなっていたか………」

 

流「天音………何言ってるんだ。僕は絶対に天音を見捨てない、どんな時も、どこにいても、必ず僕が君を助ける、救う、守る。」

 

天音「流君………ありがとう。」

 

 

流の言葉と優しい眼差しに、天音の顔は少し赤らむ、そして流の優しさに、目に涙を浮かべて流を見つめる。

 

 

花丸「乙女の顔ずら。」

 

ルビィ「乙女の顔だね。」

 

善子「乙女の顔よね〜〜」

 

リディナ『実に可憐だ。』

 

 

流を見つめる乙女の顔な天音に、一年生組とリディナはときめきを感じていた。

 

 

ダイヤ「………き、記憶が無いと言えば、私達が戦った魔星軍のファイター達も記憶を無くしていましたわね。」

 

果南「そうだね。さっきまで一緒に戦ってたバディや、帝都を襲わせていた事も、何も覚えてないみたいだった。」

 

エンデュミアス『それは多分、ガノンが施した保険処置なのではないでしょうか?』

 

リディナ『口封じの為に記憶を消した、と?』

 

シャルディー『もしくは、いざ負けた時に記憶が消えるようにプログラムしていた、とかですかね。』

 

ターミネイトラー『可能性は無くはねーな。』

 

蓮月『なんと非道な………』

 

ディスター『ガノン、奴はいったい何を考えているんだ………』

 

 

帝達やAqoursは、見えないガノンの腹の底に深く考え込んでしまう。

だがそれを取り払うように「ぐぅぅ〜〜〜〜」と間抜けな音が聞こえた。Aqoursはそれが何の音か容易に想像できた。

 

 

花丸「あははは………まる、お腹空いちゃったずら〜〜」

 

善子「あんたね〜………こんな時に………」

 

 

すると次は善子からも「ぐぅぅ〜〜」と音が鳴る。

 

 

善子「ち、違うのよ!い、今のは………た、体内で飼ってるケルベロスがぁ………」

 

 

2人の腹の音を皮切りに、今まで目を閉じて黙っていたエンシェントワールドの帝、ガンズァスが声を出す。

 

 

ガンズァス『難しい話しはそこまでだ。これ以上深く考え込めば余計に腹が減るじゃろう。今日はもうよして食事にしようではないか。』

 

エンデュミアス『そうですね。皆さん今日は疲れたでしょう。私の屋城に泊まっていってください。』

 

千歌「良いんですか⁉︎」

 

エンデュミアス『はい。皆さんには、私達の帝都を守っていただいた恩があります。どうか遠慮しないでください。 他の帝の方々も泊まっていってください。』

 

ーーー

ーーー

 

ドラゴンワールド:エンデュミアスの城

 

 

千歌達はエンデュミアスの城に来ていた。エンデュミアスの城は帝都の入り口から見て左側に教会塔、右側にエンデュミアスの城がある。

 

 

エンデュミアス『では、食事の準備をさせます。右側の部屋へお入りください。』

 

 

エンデュミアスに最初に通されたのは、エンデュミアス用の巨大な玉座に、モンスター用の長テーブルや椅子がある広い食堂だった。

 

リディナ、ラウディーロ、イグラス、蓮月、ガイナのように人間と同じサイズのモンスター達はもいれば、ターミネイトラー、ダルガードのような人間より1回り大きいモンスターや、エンデュミアスやガンズァス、メテオディスターのように人間より2回りも3回りも大きいサイズの者もいる。 ましてやガンズァスとメテオディスターは基本的に四足歩行の竜型のモンスターだ。

 

 

エンデュミアス『人間タイプのモンスター用のテーブルと椅子を用意しましょう。』

 

 

するとエンデュミアスは不思議な力で、いくつもある長テーブルの1つや、椅子11人分を人間サイズに縮小して提供する。

 

 

エンデュミアス『ではみなさん、お座りください。』

 

 

エンデュミアスに言われるままAqoursと流、天音は椅子に座る

 

 

エンデュミアス『どうでしょう? 高すぎはしませんか?』

 

千歌「はい。ちょうどいいです。」

 

ルビィ「私はもう少し低い方が………」

 

果南「私はもう少し高くても良かったかな。」

 

ダイヤ「ルビィ、果南さん、気を使っていただいたのです。文句を言ってはいけませんよ。」

 

鞠莉「とっても良い椅子ね〜〜、家のホテルにも欲しいかも!」

 

花丸「お腹空いたずら〜〜」

 

善子「あんたさっきからそれしか言ってないわね。」

 

梨子「ねぇ曜ちゃん。」

 

曜「どうしたの、梨子ちゃん?」

 

梨子「食事って、モンスター用だよね? きっと………」

 

曜「あ、そうだ、モンスターの世界だもんね………人間用の食事ってあるのかな?」

 

天音「一気に不安になって来たね………」

 

流「うん」

 

エンデュミアス『大丈夫ですよ。ちゃんと人間の口にも合うように作らせていますから。』

 

 

曜、梨子、天音、流は、味の事もそうだが、食事の見た目とかの方も不安でならなかった。

 

その後、食事が運ばれて来たが、見た目はなかなか普通っぽかったし、味も美味しかった。ただ食材に関しては質問する勇気が無かった。むしろ食材を気にしないほど美味しかった。

 

ーーー

ーーー

 

エンデュミアスの城:寝室 1

 

 

千歌達は食事後、寝室に通された。

 

モンスター用と言うだけあって、布団もなかなか大きく、1つの布団に余裕で人くらい入れる大きさだった。その布団が一部屋に3つある。

 

 

花丸「お布団ふかふかずら〜〜」

 

ルビィ「でも、ちょっと大き過ぎない?」

 

善子「まぁ無いよりマシでしょ。」

 

 

梨子「ジャックナイフで攻撃!」

 

千歌「キャスト〈ドラゴンシールド 太陽の盾〉」

 

梨子「また防がれた………」

 

曜「梨子ちゃん惜しい!」

 

千歌「真ドラゴンフォースで梨子ちゃんに攻撃!」

 

梨子「うぅ………私の負けよ。」

 

曜「次は私とファイトだね!」

 

千歌「負けないよ〜〜!」

 

 

鞠莉「ねえ天音ちゃん。」

 

天音「何?鞠莉ちゃん。」

 

鞠莉「流君と一緒の部屋じゃなくて良かったの?」

 

天音「え、ええ⁉︎」

 

 

鞠莉の突然の言葉に、天音は顔を真っ赤にして驚く。

 

 

ダイヤ「な⁉︎ 鞠莉さん!いったい何を言っているのですか⁉︎」

 

鞠莉「何かいけない事?」

 

ダイヤ「当たり前です!いくらお2人が、つ、つ、付き合ってる………としても、まだ学生の身、男女一緒の布団など………不純ですわ!!」

 

鞠莉「あら? 私はただ一緒の部屋じゃなくていいの?って聞いただけよ。一緒の布団なんて一言も言って無いわよ〜〜? いったいどんな想像をしたのかしら〜〜」

 

ダイヤ「………! べ、別に何も想像なんてしておりません!!」

 

天音「いや、私はまだ流君とは付き合って………ないから。」

 

果南「2人ともうるさいよ。そろそろ寝よう。」

 

ーーー

ーーー

 

寝室 2

 

 

流は2つ目の寝室に通されていた。

流は布団に入り、スメラギは掛け布団の上に寝ている。

 

 

流「俠兵………、お前の意思だったのか? ラクシャードに天音を操らせてヒーローワールドを襲わせたのは………、もしそうだったとしたら、僕は俠兵(おまえ)を許せなくなる………!!」

 

グリム(流………)

 

スメラギ『くぅーーーん』

 

ーーー

ーーー

 

千歌達がドラゴンワールドへ行った同刻………

 

 

サツキは局長に言われて第1沼津湾に来ていた。

理由は、第1沼津湾に到着するというある男を出迎える為だ。

 

 

サツキ「ある男………か、いったい誰なんだろう。」

 

 

局長からは"ある男"としか言われていない為、名前などは一切分からない。ただ、あえて名前を言わないという事は、一度会ったことがある人物なのか、有名な人なのか、まあ会えば分かるという事なのかもしれない。

 

そうして待つこと30分、海の向こうからクルージングボートが走って来た。それからさらに10分経って第1沼津湾に到着した。

 

そのクルージングボートから10月下旬にもかかわらず、アロハシャツを着てメキシカンハットをかぶり、サングラスを装着している青少年が降りて来た。だが帽子を深くかぶっていて顔は確認できない。

 

 

サツキは暖房が効いた車から降りて、その青少年の前に立つ。

 

 

サツキ「すみません。局長に言われて迎えに来た者なんですが………」

 

「オーウ!局長から言われて? ご苦労様デース!」

 

サツキ「あ、はい。えと、僕は盛谷サツキです。あなたの名前を伺っても?」

 

「失礼しました! ハロー、エブリワン!!アイム、エース・ツキムラ!!」

 

サツキ「え?」

 

エース「久しぶりだね、サツキ。」

 

サツキ「エース⁉︎」

 

 

なんと、局長から聞いていた"ある男"とは、かつてのサツキの仲間であるエースだった!

 

ーーー

ーーー

 

バディポリス沼津支部:司令室………

 

 

エースは支給されていたバディポリスの制服に着替え、サツキと共に司令室に通される。

 

そしてエースはピシッと姿勢良く局長に敬礼する。

 

 

エース「本日付で沼津支部に再配属されました。エース・ツキムラです。よろしくお願いします。」

 

局長「うむ。エース君の再配属を承認する。良く戻ってきてくれたね。歓迎するよ。 サツキ君、エース君には君の部下として働いてもらう。頼んだよ?」

 

サツキ「はい。」

 

エース「よろしくお願いします。サツキ先輩!」

 

サツキ「うん、またよろしく。」

 

 

サツキとエースは改めて挨拶して、握手する。サツキは嬉しかった、エースとまたコンビを組むことになるとは正直思ってもみない事だったから………

 

だがその後、局長が何か言いずらそうに言葉を続ける。

 

 

局長「あ………それと、サツキ君、もう一つ頼みがあるんだが………」

 

サツキ「なんです?」

 

局長「その……なんだ、エース君の居住の事なんだが、申し訳ないが、エース君を君の家に泊めてやってくれないか?」

 

サツキ「エースを僕の家に?」

 

局長「ああ、バディポリスの寮はどの部屋も満杯でね、はっきり言ってエース君に貸せる部屋が一つも無いんだ。 子供がいて大変だと思うが、頼む!どうか泊めてあげてはくれないか?」

 

サツキ「あ、はい。僕は構いませんけど、妻がなんと言うか………」

 

局長「必要ならば私も交渉を手伝うよ。」

 

サツキ「いや、いいですよ。」

 

 

サツキは司令室を出て妻である絵里に電話をする。結果はOKだった。

 

そしてサツキとエースは早速、パトロールの任に就いた。

 

ーーー

ーーー

 

パトロール中………

 

 

サツキとエースはパトカーに乗って、街中をパトロールしていた。

 

 

サツキ「にしても驚いたよ。なんの連絡も無く戻って来るんだから。」

 

エース「サツキをびっくりさせる狙いもあったけど、沼津支部への再配属を命じたのは父さんと兄さんなんだ。」

 

サツキ「そうなのか」

 

エース「うん。局長に話しを通してくれたのも父さんなんだ。」

 

サツキ「そうか。それよりさっきの、あの格好、ハワイにでもいたのかい?」

 

エース「ああ、ずっとアメリカに居たんだ。アメリカのバディポリスにさ。」

 

サツキ「え⁉︎ アメリカに⁉︎」

 

エース「ああ、と言っても小さい交番勤めだったんだけどね。」

 

サツキ「そっか。そう言えば………」

 

 

サツキがエースに他の問いかけをしようとした時、突然パトカーの無線機が鳴る。

 

 

サツキ「はい。こちら盛谷サツキです。」

 

オペレーター『サツキさん、沼津第3地区にクリミナルファイターを確認! 一番近いサツキさんに出動願います。』

 

サツキ「了解、ただちに向かいます。」

 

エース「クリミナルファイターか?」

 

サツキ「うん。現場は近いからすぐに向かうよ!」

 

ーーー

ーーー

 

沼津第3地区では、クリミナルファイターがモンスターと共に暴れていた。

 

 

クリミナルファイター「ああ〜〜!むしゃくしゃするぜーーー!!何もかも全部ぶち壊したい気分だーーー!」

 

クリミナルモンスター『ぐおぉぉぉお!!』

 

 

クリミナルファイターとモンスターが暴れている現場にサツキとエースが到着する。

 

 

サツキ「待て! そこまでだ、今すぐ暴動をやめろ!」

 

クリミナルファイター「ああ? なんだ天下のバディポリス様かよ!」

 

サツキ「大人しくしろ。なぜ暴れ回っている?」

 

クリミナルファイター「なぜ? 理由なんかねーよ! 暴れたいんだ………、無性に暴れたい………俺の周りにある物全てをぶっ壊したいんだ!!」

 

サツキ「全く、話すだけ無駄な部類みたいだね。」

 

 

サツキはデッキを構えようとする。だが、エースがそれを止める。

 

 

エース「待ってくれサツキ、このクリミナルファイターの相手は俺がする。」

 

サツキ「エース………?」

 

エース「頼む、ファイトさせてくれ、先輩!」

 

 

エースの目からは確かな自信が見てとれる。サツキはその自信に免じてファイトを譲る。

 

 

サツキ「わかった。再配属されて最初の任務だ。頼むよ!」

 

エース「ああ!」

 

クリミナルファイター「俺とファイトするってか? ガキが! 良いぜ、バディファイトで、存分に暴れさせてもらう!!」

 

クリミナルモンスター『うおぉぉぉぉぉ!! 暴れるぞ、足浜ぁ!』

 

 

 

エース「さあ食事の時間だ。目覚めろ暴食の山賊達よ!ルミナイズ!〈バンデット・エース〉」

 

足浜「俺は今、無性に暴れたい、壊したい!ルミナイズ!」

 

 




今回も感想を是非!


次回『バンデット・エース』


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バンデット・エース

前回までの『バディファイトLoveLive!サンシャイン‼︎』

 

 

各ワールドでの魔星軍との戦いが終わり、Aqours、流、天音はエンデュミアスの城に宿泊させてもらう事になった。

 

 

そして沼津では、かつてサツキ達と共に戦っていた仲間、エースが帰って来た。そしてエースはバディポリス沼津支部に再配属されたのだった。

 

ーーー

ーーー

 

アメリカから戻って来た青少年、エースは、バディポリス沼津支部に再配属された初日にサツキとパトロールしていた。

 

だが、パトロール中に近くの現場でクリミナルファイターとモンスターが暴れているとの通信が入り、現場に到着する。そしてサツキは、クリミナルファイターとファイトしようとするが………

 

 

 

エース「このクリミナルファイターの相手は俺がする。」

 

サツキ「エース………?」

 

エース「頼む、ファイトさせてくれ、先輩!」

 

 

エースの目からは確かな自信が見てとれる。サツキはその自信に免じてファイトを譲る。

 

 

サツキ「わかった。再配属されて最初の任務だ。頼むよ!」

 

エース「ああ!」

 

クリミナルファイター「俺とファイトするってか? ガキが! 良いぜ、バディファイトで、存分に暴れさせてもらう!!」

 

クリミナルモンスター『うおぉぉぉぉぉ!! 暴れるぞ、足浜ぁ!』

 

 

 

 

エース「さあ食事の時間だ。目覚めろ暴食の山賊達よ!ルミナイズ!〈バンデット・エース〉」

 

足浜「俺は今、無性に暴れたい、壊したい!ルミナイズ!」

 

 

オープンTHEフラッグ

 

 

エース「デンジャーワールド」

◼️手札6/ゲージ2/LP10

 

足浜「ドラゴンワールド」

◼️手札6/ゲージ2/LP10

 

 

ーーー

ーーー

 

バディポリス沼津支部:司令室

 

 

オペレーター「現場でのルミナイズを確認!クリミナルファイターとのファイトが開始されました。」

 

オペレーター2「モニターに映します。」

 

 

司令室の巨大モニターに現場のファイトの様子が映し出される。

 

 

局長「お、エース君がファイトするのか。サツキ君が再配属の初ファイトをエース君に譲ったようだね。」

 

ーーー

ーーー

 

サツキ「デンジャーワールド? エースはフラッグを変えたのか?」

 

 

今までのエースのフラッグはエースや、エースの兄妹達だけが使える特別なフラッグだったが、今回使っているのはデンジャーワールドだった。エースがどのようにデンジャーワールドを使いこなすのか、サツキは楽しみに思った。

 

 

ーーー

ーーー

 

足浜「俺の先攻! ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札6→7/ゲージ2→3

 

足浜「センターに〈超武装騎竜 グランレールガン・ドラゴン〉をコール!」

◼️手札7→6

 

 

超武装騎竜 グランレールガン・ドラゴン

サイズ3/攻7000/防5000/打撃2

 

 

足浜「グランレールガンドラゴンの能力! ゲージ3払い、相手に3ダメージだ! "ローレンツカノン"!」

◼️ゲージ3→0

 

 

ゲージ3枚がグランレールガンドラゴンのレールガンに充填され、超電磁砲を放つ!

 

 

エース「ぐわぁぁぁ!!」LP10→7

 

足浜「アタックフェイズだ! グランレールガンドラゴンでバディポリスに攻撃! 打撃2!」

 

エース「手札から〈アーマナイト・ゴブレン・バンデット〉の"略奪"発動! 」

◼️手札6→5

 

 

アーマナイト・ゴブレン・バンデット

デンジャーW

アーマナイト/バンデット

サイズ2/攻5000/防4000/打撃2

◼️"略奪"【対抗】相手のモンスターが攻撃した時、場か手札のこのカードをドロップして、君のデッキの上からカードを1枚ゲージに置いて、カードを1枚引く。その後、その攻撃のダメージを2減らす。このカードの"略奪"は1ターンに1回だけ発動する。

 

 

エース「手札のこのカードを捨て、1チャージ、1ドロー! ダメージを2減らす! ダメージは0だぜ。」

◼️手札5→6/ゲージ2→3

 

足浜「チィ、ターンエンドだ。」

◼️手札6/ゲージ0/LP10

 

 

エース「俺のターン、ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札6→7/ゲージ3→4

 

エース「ライトに〈アーマナイト・クライレン・バンデット〉をコール!」

◼️手札7→6

 

 

アーマナイト・クライレン・バンデット

デンジャーW

アーマナイト/バンデット

サイズ2/攻6000/防4000/打撃2

◼️このカードが登場した時、君のデッキの上から3枚を見て、その中から1枚を手札に加えて、1枚をゲージに置いて、1枚をドロップに置く。

◼️"略奪"【対抗】お互いのアタックフェイズ中、相手が魔法を使った時、場か手札のこのカードをドロップに置いてよい。置いたら、君のライフ+2!

【貫通】

 

 

エース「アーマナイトクライレンバンデットの能力で、デッキトップから3枚見て、1枚を手札に、1枚をチャージ、1枚をドロップする。」

◼️手札6→7/ゲージ4→5

 

エース「さらにゲージ1払い〈山賊の契り(バンデット・ルール)〉を【設置】」

◼️手札7→6/ゲージ5→4

 

 

山賊の契り(バンデット・ルール)

デンジャーW

バンデッド

◼️【設置】

◼️【使用コスト】ゲージ1を払う。

◼️君の《バンデッド》のモンスターが攻撃か効果で相手にダメージを与えた時、君のデッキの上から3枚を見る。その中のカード1枚を手札に加え、残りをドロップに置く。この能力は1ターンに1回だけ使える。

◼️【対抗】君のライフが0になる時、このカードをドロップに置き、君の場のカード全てを破壊する。そうしたら、カードを6枚引き、君のライフを1にする。

◼️「山賊の契り(バンデット・ルール)」は君の場に1枚だけ【設置】できる。

 

 

エース「アタックフェイズ! クライレントでセンターのグランレールガンドラゴンを攻撃!」

 

 

アーマナイトクライレンバンデット

攻6000

 

グランレールガンドラゴン

防5000

 

グランレールガンドラゴン 撃破!

 

 

エース「貫通 2ダメージ!」

 

足浜「ぐぅ!」LP10→8

 

エース「山賊の契りの能力!バンデットがダメージを与えた時、デッキトップから3枚見て、1枚を手札に加え、残り2枚をドロップする。」

◼️手札6→7

 

エース「ターンエンド!」

◼️手札7/ゲージ4/LP7

 

 

足浜「俺のターン、ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札6→7/ゲージ0→1

 

足浜「〈D・R・システム〉を【設置】」

◼️手札7→6

 

足浜「センターに〈ブーメラン・ドラゴン〉をコール、レフトに〈ツインブルドナス・ドラゴン〉をコール!」

◼️手札6→5→4

 

 

ブーメラン・ドラゴン

サイズ0/攻2000/防2000/打撃1

 

 

ツインブルドナス・ドラゴン

サイズ1/攻4000/防3000/打撃1

 

 

足浜「アタックフェイズ! ツインブルドナスでアーマナイトクライレンバンデットに攻撃!」

 

 

ツインブルドナス

攻4000

 

アーマナイトクライレンバンデット

防4000

 

アーマナイトクライレンバンデット 撃破!

 

 

足浜「ツインブルドナスがモンスターを破壊したら1チャージ。」

◼️ゲージ1→2

 

足浜「ブーメランドラゴンでファイターに攻撃!打撃1」

 

エース「うっ………」LP7→6

 

足浜「バトル後、ブーメランドラゴンは手札に帰り、DRシステムの能力で、モンスターが手札か、デッキに戻った時、1チャージ。」

◼️ゲージ2→3

 

エース「ふっ、この時、手札の〈アーマナイト・スネーク・バンデット〉の"略奪"発動!」

 

 

アーマナイト・スネーク・バンデット

デンジャーW

アーマナイト/バンデット

サイズ1/攻3000/防1000/打撃1

◼️"略奪"【対抗】相手のゲージが効果で増えた時、相手のゲージ1枚をドロップに置いて、君のデッキの上から1枚をゲージに置く。さらに相手のライフが5以上なら相手にダメージ1!このカードの"略奪"は1ターンに1回だけ発動する。

 

 

エース「このカードを手札から捨て、悪いがあんたのゲージ1枚をドロップに置いてもらう。」

◼️手札7→6

 

足浜「あ⁉︎」

◼️ゲージ3→2

 

エース「そして1チャージ。さらに相手のライフ5以上ならダメージ1だ!」

◼️ゲージ4→5

 

足浜「くっ!」LP8→7

 

足浜「ターンエンドだ。」

◼️手札4/ゲージ2/LP7

 

 

エース「俺のターン、ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札6→7/ゲージ5→6

 

エース「ゲージ1払い、レフトに〈アーマナイト・コヨーテ・バンデット〉をコール!」

◼️手札7→6/ゲージ6→5

 

 

アーマナイト・コヨーテ・バンデット

デンジャーW

アーマナイト/バンデット

サイズ1/攻4000/防1000/打撃2

■【コールコスト】ゲージ1払う。

■"略奪"【対抗】相手のライフが増えた時、そのライフの増加を無効化し、相手にダメージ2!“物資略奪”は1ターンに1度だけ発動する。

 

 

エース「センターに〈アーマナイト・タイガー・バンデット〉をコール!」

◼️手札6→5

 

 

アーマナイト・タイガー・バンデット

デンジャーW

アーマナイト/バンデット

サイズ1→0/攻3000/防2000/打撃1

◼️君の場に他の〈バンデット〉のモンスターがいるなら、このカードのサイズを1減す。

◼️"略奪"【対抗】相手のモンスターが攻撃した時、君の場か手札のこのカードをドロップに置いてよい。置いたら、相手のカード1枚の打撃力を1減らして、相手にダメージ1!

 

 

エース「アタックフェイズ! アーマナイトクライレンバンデットでファイターに攻撃! 打撃2!」

 

足浜「キャスト!〈ドラゴンシールド 青竜の盾〉攻撃を無効化して、1チャージ!」

◼️ゲージ2→3

 

エース「クライレンバンデットの"略奪"! クライレンバンデットをドロップして、俺のライフ+2だ。」LP6→8

 

エース「アーマナイトタイガーバンデットでファイターに攻撃!打撃1!」

 

足浜「くぅ!」LP7→6

 

エース「山賊の契りの能力! デッキトップから3枚見て、1枚を手札に、2枚をドロップする。」

◼️手札5→6

 

エース「アーマナイトコヨーテバンデットでファイターに攻撃!打撃2!」

 

足浜「うぁぁ!」LP6→4

 

エース「ターンエンド。」

◼️手札6/ゲージ5/LP6

 

 

足浜「俺のターン、ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札4→5/ゲージ3→4

 

足浜「ゲージ3払い、バディコール!〈重装剣竜 アーマードソード・ドラゴン〉」

◼️手札5→4/ゲージ4→1

 

 

重装剣竜 アーマードソード・ドラゴン

ドラゴンW/デンジャーW

武装騎竜/アーマナイト

サイズ3/攻9000/防6000/打撃3

◼️【コールコスト】君のデッキの上から3枚をこのカードのソウルに入れて、ゲージ3払う。

◼️"重剣連刃"君のアタックフェイズ開始時、相手の場のモンスター2枚までを破壊して、その枚数分、相手にダメージ!!"重剣連の"は1ターンに1回だけ発動する。

【2回攻撃】【貫通】【ソウルガード】/ソウル3

 

 

足浜「アタックフェイズ! アーマードソードの能力! 相手の場のモンスター2枚までを破壊する! アーマナイトタイガーバンデットとアーマナイトクライレンバンデットを破壊!そして破壊した枚数分ダメージだ!」

 

アーマードソード『"重剣連刃"!!』

 

 

アーマナイトタイガーバンデット 破壊!

 

アーマナイトクライレンバンデット 破壊!

 

 

エース「くぅぅ!」LP6→4

 

足浜「アーマードソードでファイターに攻撃! 打撃2!」

 

エース「俺が攻撃された時、手札にある〈黒獣王 ガライオン・バンデット〉の能力発動! "ガライオン奪取‼︎" 手札のこのカードをライトにバディコール!」LP4→5

◼️手札6→5/ゲージ5→3

 

 

黒獣王 ガライオン・バンデット

デンジャーワールド

バンデット

サイズ2/攻9000/防4000/打撃3 

◼️【コールコスト】ゲージ2払う

◼️"ガライオン奪取‼︎"相手の場のカードが攻撃した時、手札のこのカードを【コールコスト】を払ってコールしてよい。そうしたらその攻撃を無効化し、このカードで相手に攻撃する。"ガライオン奪取‼︎"は1ターンに1回だけ使える。

 

 

 

エースの場に現れたのは、人間より一回り大きい、黒い獅子だった。硬くて黒いタテガミ、部分的に黒い外装を纏い、その外装と身体に緑色の光のラインが走っている。そして赤い眼光が鋭く光る。

 

 

ガライオン『グルァァァァア!! エース、奴が俺の獲物か?』

 

エース「ああ、そうだ。そして、その攻撃を無効化して、代わりにガライオンバンデットで相手を攻撃できる!」

 

足浜「俺のターンに攻撃だと⁉︎」

 

エース「ガライオンバンデットでファイターに攻撃! 打撃3!」

 

ガライオン『グルァァァァア!!』

 

足浜「ぐぁぁぁぁ!」LP4→1

 

ーーー

ーーー

 

サツキ「す、凄い………!」

 

ーーー

ーーー

 

足浜「ち、ちくしょう………! 何なんだよ、何だってんだよ!さっきからよぉ、俺の行動に一々水差しやがってよぉ………!!」

 

 

足浜は、自分のターン中にも関わらず、好き勝手に行動するエースの戦法にいちゃもんをつける。たしかに足浜は、やる事なす事、ことごとくエースのカードに妨害されて満足に自分のファイトが出来ていない。

 

そんな怒り混じりの足浜に、エースは冷静で冷たい態度で吐き捨てる。

 

エース「悪いな、それが俺のデッキだ。」

 

足浜「………!」

 

足浜「アーマードソードはもう一度攻撃できる! ファイターに2回攻撃だ! 打撃2!」

 

エース「くぅぅ!」LP5→3

 

足浜「ターンエンドだ………」

◼️手札4/ゲージ1/LP1

 

 

エース「俺のターン、ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札5→6/ゲージ3→4

 

エース「レフトに〈アーマナイト・イーグル・バンデット〉をコール!」

◼️手札6→5

 

 

アーマナイト・イーグル・バンデット

デンジャーW

サイズ1/攻4000→6000/防1000/打撃1

◼️君の場にサイズ2以上の〈バンデット〉がいるなら、このカードの攻撃力+2000

◼️"略奪"【対抗】君のターン中、破壊した相手のモンスターが場に残った時、場か手札のこのカードをドロップに置いてよい。置いたら、君の場のモンスター1枚をスタンドする。

 

 

エース「アタックフェイズ! アーマナイトイーグルバンデットでアーマードソードドラゴンに攻撃!」

 

足浜「ソウルガード!」

 

 

アーマナイトイーグルバンデット

攻6000

 

アーマードソードドラゴン

防6000

 

アーマードソードドラゴン 撃破!

【ソウルガード】ソウル3→2

 

 

エース「ガライオンバンデットでアーマードソードドラゴンに攻撃!」

 

足浜「ソウルガード!」

 

 

ガライオンバンデット

攻9000

 

アーマードソードドラゴン

防6000

 

アーマードソードドラゴン 撃破!

【ソウルガード】ソウル2→1

 

 

足浜「くくくくく………、まだだ、まだアーマードソードドラゴンが場に残っていれば、俺は勝てる!」

 

エース「慌てるなよ、まだ俺のターン中だぜ?」

 

足浜「………何?」

 

エース「ライフ1払い【対抗】タイミングで、手札のこのカードに、ゲージ1払い、変身! 〈オフィサー・エース〉!」

◼️手札5→4/ゲージ4→3/LP3→2

 

 

オフィサー・エース

ジェネリック

エース

サイズ2/攻7000/防4000/打撃1

◼️【コールコスト】ゲージ3払う

◼️【対抗】ライフ1払い、手札のこのカードに【変身】してよい。そうしたら相手の場のモンスター1枚を破壊する。

◼️君の場にバディが居るなら、このカードの打撃力+1し、【2回攻撃】を得る。

【変身】(ゲージ1払う。)

 

FT「世界改変の辻褄合わせは、長年人でなかった少年にも訪れていた。」

 

 

エースはダークグレーのメタリックで機械的なアーマーを装備した姿に変わり、口元にガスマスクのようないかついマスクが付けられ、テンガロンハットを被る。そして左側の腰には銃、腰の後ろに折りたたみの剣が横向きで装備されている。

 

ーーー

ーーー

 

サツキ「変身⁉︎ エースが、デンジャーワールドで⁉︎」

 

ーーー

ーーー

 

エース『ふっ、いくぞ!』

 

 

エースは腰のガンホルダーから、通常の銃より銃身が少し大きく長い、4つの銃口がある銃を取り出し、アーマードソードドラゴンを撃つ。

 

 

足浜「何をする!」

 

エース『対抗で俺が変身した時、相手のモンスター1枚を破壊する。』

 

足浜「何だと⁉︎ ソウルガードだ!」

 

 

アーマードソードドラゴン 破壊!

【ソウルガード】ソウル1→0

 

 

エース『バトル! 俺自身、オフィサーエースでアーマードソードドラゴンに攻撃!』

 

 

エースは再び、アーマードソードドラゴンに銃口を向け、弾丸を撃ち込む。

 

 

オフィサーエース

攻7000

 

アーマードソードドラゴン

防6000

 

アーマードソードドラゴン 完全撃破!

 

 

エース『さらに俺は、場にバディのガライオンがいれば、打撃1上がり、【2回攻撃】を得ている。 俺自身でファイターに攻撃!打撃2!』

 

 

エースは腰に刺している折りたたみ式の剣を伸ばし、さらにその剣から青い光の刃が伸びて、さらに剣が長くなる。そしてエースはその剣で足浜を斬りつける!

 

 

足浜「ぐわぁぁぁぁぁぁ!!」LP1→0

 

 

エースは銃口でテンガロンハットを少しだけクイッと押し上げて決める。

 

 

エース『Mission Complete(ミッション・コンプリート)

 

 

 

 

 

 

ファイト後、クリミナルファイターはサツキとエースに手錠をかけられ、後に来た他の警官に引き渡された。

 

 

サツキ「お疲れ様、凄いファイトだったよ。」

 

エース『ありがとう、サツキ。』

 

 

褒めてくれたサツキにお礼を言いながらも、エースはまだ変身を解かない。その理由はすぐに分かった。カードに戻っていたエースのバディ、ガライオン・バンデットが現れ、エースに(かぶ)り付く。

 

 

サツキ「な…⁉︎ ちょっ、何して………!」

 

ガライオン『あ?じゃますんな、今俺は勝利した褒美にエースを味わってんだ。』

 

サツキ「………は?」

 

 

すると、噛まれながらもエースはサツキに「大丈夫だ。」と、慣れている感じで返す。そう、エースはファイト後にガライオンに噛まれるのを分かっていて変身を解かなかったのだ。

 

しばらくして、ガライオンはエースを開放して、エースは変身を解いた。

 

 

サツキ「大丈夫なのか?」

 

エース「ああ。こいつはファイトの後に噛みついてくるんだ。何でも、ファイトで使ったエネルギーを俺を噛む事でエネルギーを補給してるんだそうだ。」

 

サツキ「エネルギーを補給って………本当に大丈夫なのか?」

 

エース「大丈夫だよ。吸収されたエネルギー分、俺の腹が減るだけだ。」

 

 

そう言いながら、エースの腹から「ぐぅ〜〜」と音を鳴らす。

 

 

エース「な?」

 

サツキ「はぁ〜、まあ安心したよ。近くのコンビニで何か買おう。」

 

 

エースとサツキはパトカーに乗り、コンビニに寄ってエースの腹を満たした後でパトロールを再開した。

 

 

 

 




今回も感想を是非‼︎


次回『果たされたファイト』


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果たされたファイト

前回の『バディファイトLoveLive!サンシャイン‼︎』

 

 

アメリカから帰って来て、バディポリス沼津支部に再配属されたエースは、サツキとのパトロールの途中でクリミナルファイターが暴れている現場に到着する。

 

そしてエースはクリミナルファイターとファイトし、新たなデッキ、新たな戦法、新たなバディを駆使して、再配属されてからの初ミッションを成功させた。

 

ーーー

ーーー

 

各ワールドの"帝都"を護る為に、魔星軍との戦いにに勝利したAqoursと流、そして天音は、全てのワールドを護ったお礼にエンデュミアスの城で食事と寝床を提供してもらい、宿泊させてもらった。

 

 

ドラゴンワールド:"帝都"エンデュミアスの城

 

 

ドラゴンワールドで朝を迎えたAqoursと流と天音は、帰り支度をしていた。と言っても、ドラゴンワールドには急に来たので、デッキ以外は何も持って来てはいないが………

 

 

エンデュミアス『おはようございます。皆さん、昨夜はよく寝れましたか?』

 

千歌「はい、ぐっすりと。」

 

梨子「寝心地良かったです。」

 

エンデュミアス『それは良かったです。ては、朝食の用意もしてありますので、食堂まで来てください。』

 

 

エンデュミアスに言われた通り、千歌達は昨夜食事をした食堂に通される。すると長テーブルにはすでに、出来立ての朝食が湯気を出して用意されていた。

 

 

ダイヤ「晩食や寝室だけでなく、朝食までいただいて、ありがとうございます。」

 

エンデュミアス『良いんですよ。昨夜も言ったとおり、これは帝都を護ってくれたあなた方へのお礼なのです。どうぞ、お召し上がりください。』

 

 

「ありがとうございます。」とみんなはお礼を言って、「いただきます。」と朝食をいただいた。

 

 

「ごちそうさまでしたーーー!」

 

花丸「美味しかったずら〜〜」

 

ルビィ「こっちの世界にもパンってあったんだね。」

 

善子「昨日の夕食はステーキだったわよね。結局何のお肉だったのかしら?」

 

果南「それは気にしない約束でしょ、善子ちゃん。」

 

善子「ヨハネよ。」

 

ダイヤ「朝食もいただきましたし、そろそろ私達は帰りましょうか。」

 

流「そうだね、帰ろう。」

 

千歌「帰ったら家の温泉に入っていくと良いよ!」

 

梨子「そうしようかしらね。」

 

 

 

食事を終えて、千歌達がそろそろ帰ろうかと話していると、エンデュミアスが声をかける。

 

 

エンデュミアス『皆さん。大変申し訳ありませんが、ファイトステージへと足をお運びください。』

 

千歌「え? ファイトステージに?」

 

エンデュミアス『はい。』

 

 

千歌達はエンデュミアスに言われた通り、ファイトステージに移動する。するとファイトステージの部屋には、各ワールドの帝達が集まっていた。

 

 

ターミネイトラー『よぉ、やっと来たか。待ってたぜ。』

 

イグラス『何が「待っていた」だ。お前も我々より最後に来ただろう。安心してくれ。ターミネイトラーも到着して1分くらいした経っていない。』

 

リディナ「黙れオス共、話しに入れないだろ。」

 

曜「あの、エンデュミアスさん。どうしてファイトステージに?」

 

エンデュミアス『それは………』

 

 

エンデュミアスが理由を話そうとした時、エンシェントワールドの帝であるガンズァスが変わりに喋る。

 

 

ガンズァス『ワシがエンデュミアスに頼んだのだよ。』

 

果南「ガンザァスさんが?」

 

ガンズァス『うむ。そこのオレンジ髪の少女、高海千歌と言ったかな?』

 

千歌「あ、はい。」

 

ガンズァス『よもや忘れていたわけではあるまいだろうが、昨日預けたファイトがあったはずだ。ワシとのファイトがな………』

 

千歌「あ………」

 

 

たしかに、曜 vs ターミネイトラー、梨子 vs リディナに続き、千歌とガンズァスはファイトをするはずだった。だが、各ワールドに魔星軍が進行して来たことにより、千歌とガンズァスのファイトは一旦見送られる事になっていた。

 

ガンズァスは、その時見送ったファイトを今、果たそうと言うのだ。

 

 

ガンズァス『ワシとのファイト、受けてもらえるかの?』

 

千歌「はい! やります!」

 

 

千歌とガンズァスはファイトステージに立つ。

 

 

 

千歌「全てを照らす光、眩き無限の烈光!輝きのルミナイズ!〈光輝なる超太陽〉」

 

ガンズァス『偉大なるは光、人を、竜を、意思を、世界を導く覇者とならん。ルミナイズ〈光芒なる帝〉』

 

 

オープンTHEフラッグ

 

 

千歌「ドラゴンワールド」

◼️手札6/ゲージ2/LP10

 

ガンズァス『エンシェントワールド』

◼️手札6/ゲージ2/LP10

 

 

ガンズァス『先攻はワシから行くぞい。』

 

千歌「はい!」

 

ーーー

 

曜「果南ちゃんはガンズァスさんをデッキに入れてファイトしたんだよね? どうだったの?」

 

果南「そうだね。エンシェントワールドなら、どのデッキに入れても重宝するモンスターだよ。実際、ガンズァスさんのおかげで逆転できたし。 後は、シンプルに強い。」

 

エンデュミアス『ですが千歌ちゃんが戦うのはガンズァス殿直々のデッキ………油断は禁物です。』

 

ーーー

 

ガンズァス『ワシのターンじゃ、ドロー、チャージ&ドロー』

◼️手札6→7/ゲージ2→3

 

ガンズァス『まずは小手調べと行こうかの、センターに〈光水竜 スイレイ〉をコールじゃ。』

◼️手札7→6/ゲージ3→2

 

 

光水竜 スイレイ

エンシェントW

ドラゴンロード/水

サイズ1/攻5000/防1000/打撃2

◼️【コールコスト】君のデッキの上から2枚をソウルに入れて、ゲージ1払う。

◼️このカードはセンターにしかコールできない。

◼️このカードの攻撃で相手に与えるダメージは減らない。

◼️"光水源"場のこのカードか、このカードがソウルにあるモンスターのバトル終了後、君のデッキの上からカードを1枚ゲージに置いて、ライフ+1!"光水源"は1ターンに1回だけ使える。

【2回攻撃】【ソウルガード】【ライフリンク1】/ソウル2

 

 

ガンズァス『アタックフェイズじゃ、スイレイで千歌を攻撃。打撃2じゃ。』

 

千歌「くっ!」LP10→8

 

ガンズァス「バトル後、1チャージ、1ヒール。ターンエンドじゃ。」LP10→11

◼️手札6/ゲージ2→3/LP11

 

 

千歌「私のターン! ドロー、チャージ&ドロー」

◼️手札6→7/ゲージ2→3

 

千歌「ライフ1払い、レフトに〈必殺の型 バルドラゴン〉をコール!」

◼️手札7→6/ライフ8→7

 

 

必殺の型 バルドラゴン

サイズ2/攻6000/防4000/打撃2

 

 

千歌「登場時能力"バルドラゴンフォース"デッキトップから3枚チャージ!」

◼️ゲージ3→6

 

千歌「さらにゲージ2払い、バルドラゴンを進化!〈超太陽竜 バルソレイユ〉」

◼️手札6→5/ゲージ6→4

 

 

超太陽竜 バルソレイユ

サイズ3/攻7000/防7000/打撃2→3/【2回攻撃】【ソウルガード】/ソウル1

 

 

ガンズァス『ほう、太陽の神か………』

 

千歌「いきます!バルソレイユの起動能力!ゲージ1払い、センターのスイレイを破壊!」

◼️ゲージ4→3

 

 

バルソレイユのブレードビットの一本がスイレイを斬り裂く!

 

 

ガンズァス「ソウルガードじゃ。」

 

 

光水竜 スイレイ 破壊!

【ソウルガード】ソウル2→1

 

 

千歌「もう一度ゲージ1払い、スイレイを破壊!」

◼️ゲージ3→2

 

ガンズァス『ソウルガードじゃ』

 

 

光水竜 スイレイで 破壊!

【ソウルガード】ソウル1→0

 

 

千歌「バルソレイユの能力を三度発動!スイレイを破壊!」

 

 

光水竜 スイレイ 完全破壊!

【ライフリンク1】

 

 

ガンズァス『ほう………』LP11→10

 

千歌「アタックフェイズ! バルソレイユでガンズァスさんに攻撃! 打撃3!」

 

ガンズァス『ぬぅ………!』LP10→7

 

千歌「バルソレイユの2回攻撃!打撃3!」

 

ガンズァス『キャスト〈竜意周到〉攻撃を無効化する。』

◼️手札6→5

 

千歌「ターンエンド!」

◼️手札5/ゲージ2/LP7

 

 

ガンズァス『ワシのターン、ドロー、チャージ&ドロー』

◼️手札5→6/ゲージ3→4

 

ガンズァス『小手調べは終わりだ。ゲージ3払い、センターにバディコールじゃ。〈光覇竜王 ガンズァス〉』LP7→8

◼️手札6→5/ゲージ4→1

 

 

光覇竜王 ガンズァス

エンシェントW

光覇竜/ドラゴンロード

サイズ3/攻10000/防6000/打撃2

◼️【コールコスト】ゲージ3払う。

◼️このカードが登場した時、君のデッキの上から7枚を、このカードのソウルに入れる。

◼️"光覇降臨"このカードが破壊されて、ドロップに置かれた時、君のライフ+2して、君の手札かドロップからサイズ3の〈エンシェントワールド〉のモンスター1枚までを【コールコスト】を払わず、ドロップのこのカードをソウルに入れてコールする。

【3回攻撃】【ソウルガード】【ライフリンク3】

 

 

ガンズァス『登場時にデッキトップから7枚ソウルイン。』

 

 

ガンズァス ソウル0→7

 

 

ガンズァス『ワシの攻撃力、防御力はソウルにある〈光白竜 ハクレイ〉〈光黒竜 コクレイ〉の能力で上昇する。』

 

 

光白竜 ハクレイ

エンシェントW

ドラゴンロード/光

サイズ3/光6000/防9000/打撃2

◼️【コールコスト】君のデッキの上から1枚をソウルに入れて、ゲージ2払う。

◼️このカードがセンターにいるなら、君は効果でダメージを受けない。

◼️"白光オーラ"このカードがソウルにある〈光覇竜〉1枚は、【移動】を得て、防御力+3000!

【2回攻撃】【移動】【ソウルガード】【ライフリンク2】

 

 

光黒竜 コクレイ

エンシェントW

ドラゴンロード/闇

サイズ3/攻8000/防6000/打撃2

◼️【コールコスト】君のデッキの上からカードを1枚ソウルに入れて、ライフ1払う。

◼️このカードが攻撃した時、このカードの攻撃力+3000!打撃力+1!

◼️"黒光オーラ"このカードがソウルにある〈光覇竜〉1枚は、【貫通】を得て、攻撃力+3000!!

【2回攻撃】【貫通】【ソウルガード】【ライフリンク2】

 

 

ガンズァス

攻10000→13000/防6000→9000

【貫通】【移動】

 

 

千歌「ソウル7枚で、防御力9000⁉︎」

 

ガンズァス「行くぞ、アタックフェイズじゃ!」

 

ガンズァス「ガンズァスで高海千歌に攻撃! 打撃2!」

 

 

バルソレイユにソウルがある限り、千歌に与えられるダメージは1軽減される。

 

 

千歌「うぅ!」LP7→6

 

 

ガンズァス『ワシのバトル終了後、ソウルにある〈光水竜 スイレイ〉の能力で1チャージじゃ。』

◼️ゲージ1→2

 

ガンズァス『さらにソウルの〈光火竜 ファイレイ〉の能力発動じゃ。』

 

 

光火竜 ファイレイ

エンシェントW

ドラゴンロード/火

サイズ1/6000/防1000/打撃2

◼️【コールコスト】ライフ1払う。

◼️このカードが相手に与えるダメージは減らない。

◼️"光火弾"君の場にあるこのカードか、このカードがソウルにあるモンスターのバトル終了後、相手のモンスター1枚を破壊して、相手にダメージ1!"光火弾"は1ターンに1回だけ発動する。

【ライフリンク1】

 

 

ガンズァス『バトル後、バルソレイユを破壊して、ダメージ1じゃ。』

 

千歌「ソウルガード! くぅ!」LP6→5

 

 

バルソレイユ 破壊!

【ソウルガード】ソウル1→0

打撃3→2

 

 

バルソレイユのソウルが0になった事で、バルソレイユの打撃力は1下がり、ダメージを減らす能力も使えなくなってしまった。

 

 

ガンズァス『2回目の攻撃じゃ!打撃2!』

 

千歌「うわぁ!」LP5→3

 

ガンズァス『ワシには3回目の攻撃が残っておるぞ! 打撃2!』

 

千歌「キャスト!〈ドラゴンシールド 太陽の盾〉攻撃を無効化して、1チャージ、1ヒール!」LP3→4

◼️手札5→4/ゲージ2→3

 

ガンズァス『ターンエンドじゃ。』

◼️手札5/ゲージ2/LP8

 

 

ーーー

 

花丸「千歌ちゃんはなんでバルソレイユの能力を使わなかったずら? バルソレイユの破壊能力は【対抗】でも使えるはずなのに………」

 

善子「バカね。バルソレイユの能力をいくら使ったところで、ガンズァスにはソウルが7枚もある。どう頑張ってもこのターンじゃ倒しきれないじゃない。」

 

ダイヤ「ええ。それに無理にバルソレイユの能力を使ってしまっては、次の千歌さんのターンで使えるゲージが無くなってしまう。千歌さんは次のターンで使う為のゲージを温存したかったのでしょう。」

 

ーーー

 

千歌「私のターン、ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札4→5/ゲージ3→4

 

千歌「私のライフ6以下で、場にバルソレイユがいれば、ゲージ3払い………〈真・ドラゴンフォース〉解放‼︎」

◼️手札5→4/ゲージ4→1

 

 

真・ドラゴンフォース

太陽竜

攻7000/打撃2

『解放条件‼︎』〔君のライフが6以下で、カード名に「バルソレイユ」を含むモンスターがいる。〕

◼️【装備コスト】ゲージ3払う。

◼️場のこのカードは破壊されず、手札に戻せず、能力は無効化されない。

◼️このカードが他の〈太陽竜〉のモンスターと連携攻撃した時、このカードをスタンドして、君のライフ+2!!さらに、このカードの連携攻撃で相手のモンスターを破壊した時、相手にダメージ1!

◼️君のアタックフェイズ開始時、君のデッキの上から1枚を、君の場のモンスター1枚のソウルに入れる。

 

 

千歌は紅金色のオーラ(紅いオーラの周りを薄い金のオーラが縁取って輝いている)を纏い、紅い両翼が生え、千歌の周りに、小さい紅い球体が6つぐらい浮遊している。さらに千歌の髪が腰あたりまで伸びてロングヘアーになる。そして、千歌が少し動くたびに紅と金の粒子が舞い散っている。

 

 

ガンズァス『それがお主のドラゴンフォースか。………なるほどのぅ………』

 

 

ガンズァスは千歌のドラゴンフォースを見てすぐに感じた。昨日見た曜と梨子のドラゴンフォースとの確かな違いを。そして異様なまでの力の差を。

 

 

千歌「キャスト〈ドラゴンフォース・チャージ〉」

◼️手札4→3

 

 

ドラゴンフォース・チャージ

魔法/チャージ

◼️君がカード名に「ドラゴンフォース」を含むカードを装備していて、君の場に『太陽竜』のモンスターがいるなら使える。

◼️君のデッキの上から2枚をゲージに置き、カードを1枚引く。「ドラゴンフォース・チャージ」は1ターンに1枚だけ使える。

 

 

千歌「2チャージ、1ドロー!」

◼️手札3→4/ゲージ1→3

 

千歌「ゲージ2払い、バルソレイユに重ねてコール!〈超太陽光竜 バルソレイユ・ソル〉!」

◼️手札4→3/ゲージ3→1

 

 

超太陽光竜 バルソレイユ・ソル

ドラゴンW/スタードラゴンW/ダークネスドラゴンW

太陽竜

サイズ3/攻7000/防7000/打撃3

◼️【コールコスト】君の場のモンスター1枚に重ねて、ゲージ2払う。

◼️このカードがアイテムと連携攻撃した時、相手のモンスター1枚を破壊するか、ソウル1枚をドロップする。

◼️【対抗】"太陽の絆"このカードのソウル1枚をドロップに置く、置いたら、君は次のダメージを受けない。この能力は1ターンに1回だけ使える。

【2回攻撃】【ソウルガード】/ソウル1

 

 

千歌「アタックフェイズ! 真ドラゴンフォースの能力でデッキトップから1枚をバルソレイユソルにソウルイン!」

 

 

バルソレイユソル ソウル1→2

 

 

千歌「真ドラゴンフォースとバルソレイユソルでガンズァスさんに連携攻撃! 真ドラゴンフォースはスタンド、ライフ+2! バルソレイユソルの連携時、ガンズァスさんを破壊!」LP4→6

 

 

バルソレイユソルの背後のブレードビットの1本がガンズァスに向かって斬り込む。だがガンズァスの身体が岩のように固くなり、ブレードビットを弾く。

 

 

ガンズァス『ワシのソウルにある〈光地竜 ガイアレイ〉の能力で、ワシは効果で破壊されん。』

 

 

光地竜 ガイアレイ

エンシェントW

ドラゴンロード/土

サイズ1/攻4000/防7000/打撃1

◼️このカードはセンターにしかコールできない。

◼️"光岩壁"センターにいるこのカードか、このカードがソウルにあるモンスターは、相手の効果で破壊されない。

【移動】【ライフリンク1】

 

 

ガンズァス『ソウルガードじゃ。』

 

 

真ドラゴンフォース+バルソレイユソル

連携 攻14000

 

ガンズァス

防9000

 

ガンズァス 撃破!

【ソウルガード】ソウル7→6

 

 

千歌「真ドラゴンフォースの能力で、連携で相手モンスターを破壊した時、ダメージ1!」

 

ガンズァス『ぬぅ………』LP8→7

 

千歌「真ドラゴンフォースとバルソレイユソルで2回連携攻撃!真ドラゴンフォースをスタンド、ライフ+2! バルソレイユソルの連携時能力、破壊ができないなら、ソウルを1枚ドロップする!」LP6→8

 

 

再び斬りかかるブレードビットが、今度は風の壁に遮られて、吹き飛ばされる。

 

 

ガンズァス『ふふふ、残念じゃったの。ワシのソウルにある〈光風竜 エアロレイ〉能力で、ワシのソウルは効果では減らん。』

 

 

光風竜 エアロレイ

エンシェントW

ドラゴンロード/風

サイズ1/攻6000/防1000/打撃2

◼️【コールコスト】ゲージ1払う。

◼️このカードが攻撃した時、相手のモンスターかアイテム1枚を相手の手札に戻す。

◼️"光風壁"このカードがソウルにある〈光覇竜〉のソウルは、相手の能力でドロップに置けない。

【貫通】【ライフリンク1】

 

 

千歌「そんな………」

 

ガンズァス『ソウルガードじゃ』

 

 

ガンズァス 撃破!

【ソウルガード】ソウル6→5 (光水竜 スイレイ)

 

 

千歌「真ドラゴンフォースの能力でダメージ1!」

 

ガンズァス『ぐぅ………』LP7→6

 

 

今の連携攻撃で真ドラゴンフォースはスタンドしているが、ガンズァスの防御力9000には届かず、攻撃する事に意味は無い。

 

 

千歌「ターンエンド」

◼️手札3/ゲージ1/LP8

 

 

ガンズァス『ワシのターンじゃ。ドロー、チャージ&ドロー。』

◼️手札5→6/ゲージ2→3

 

ガンズァス『特にすることも無いのう。アタックフェイズじゃ。ワシ自身………ガンズァスで高海千歌に攻撃じゃ!打撃2!』

 

千歌「うわぁ!」LP8→6

 

ガンズァス『バトル後、ソウルのファイレイの能力で、バルソレイユソルを破壊!そしてダメージ1じゃ!』

 

千歌「ソウルガード!」

 

 

バルソレイユソル 破壊!

【ソウルガード】ソウル2→1

 

 

千歌「うぅ!」LP6→5

 

ガンズァス『ガンズァスで2回攻撃じゃ。打撃2!』

 

千歌「くぅぅ………」LP5→3

 

ガンズァス『3回攻撃じゃ! 打撃2!』

 

千歌「キャスト!〈ドラゴンシールド 太陽の盾〉攻撃を無効化!そして1チャージ、1ヒール!」LP3→4

◼️手札3→2/ゲージ1→2

 

ガンズァス『ターンエンドじゃ。』

◼️手札6/ゲージ3/LP6

 

 

千歌「私のターン、ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札2→3/ゲージ2→3

 

千歌「ライトに〈太陽神の右爪 バルドラゴン・クローライト〉をコール!」

◼️手札3→2

 

 

太陽神の右爪 バルドラゴン・クローライト

ドラゴンW

太陽竜

サイズ1/攻4000/防2000/打撃1

◼️【コールコスト】ライフ1払う。

◼️君の場にカード名に「バルソレイユ」を含むモンスターがいるなら、このカードのサイズを1減らす。

◼️このカードは連携攻撃でしか攻撃できず、バトル後、このカードをサイズ3の〈太陽竜〉1枚のソウルに入れる。

◼️このカードがソウルにある〈太陽竜〉が相手のモンスターを破壊した時、相手にダメージ2!

 

 

千歌「アタックフェイズ! 真ドラゴンフォースの能力でデッキトップから1枚をバルソレイユソルにソウルイン! 」

 

 

バルソレイユソル ソウル2→3

 

 

千歌「真ドラゴンフォースとバルドラゴンクローライトで連携攻撃! 真ドラゴンフォースをスタンド、ライフ+2!」LP4→6

 

ガンズァス『ソウルガード』

 

 

真ドラゴンフォース+バルドラゴンクローライト

連携 攻11000

 

ガンズァス

防9000

 

ガンズァス 撃破!

【ソウルガード】ソウル6→5(光火竜 ファイレイ)

 

 

千歌「バルドラゴンのバトル後、バルソレイユソルのソウルになる!」

 

 

バルソレイユソル ソウル3→4

 

 

千歌「真ドラゴンフォースとバルソレイユソルで連携攻撃! 真ドラゴンフォースをスタンド、ライフ+2!」LP6→8

 

 

本来なら、バルソレイユソルの連携攻撃時の能力を使えるが、ガンズァスのソウルにあるカードの能力によって、効果破壊も効果によるソウル外しもできない。

 

 

ガンズァス『ソウルガードじゃ』

 

 

ガンズァス 撃破!

【ソウルガード】

 

 

千歌「ソウルのバルドラゴンクローライトの能力で、相手のモンスター破壊時にダメージ2!」

 

ガンズァス『ぬぐぅ………』LP6→4

 

千歌「真ドラゴンフォースの能力でもダメージ1!」

 

ガンズァス『ぐぅ………』LP4→3

 

千歌「真ドラゴンフォースとバルソレイユソルで2回連携攻撃! 真ドラゴンフォースをスタンド、ライフ+2!」LP8→10

 

ガンズァス『ソウルガードじゃ。』

 

 

ガンズァス 撃破!

【ソウルガード】ソウル5→4(光黒竜 コクレイ)

攻13000→10000

 

 

千歌「ソウルのバルドラゴンクローライトと真ドラゴンフォースの効果で、合計ダメージ3!」

 

 

バルソレイユソルの爪のようなガントレットでファィターのガンズァスを斬り裂き、真ドラゴンフォースの光が太い光線になってガンズァスを撃ち抜く!

 

 

ガンズァス『ぬぅ………ぐぉぉぉぉ!!』LP3→1→0

 

 

 

 

 




今回も感想を是非‼︎


次回『太陽をも超越する光』


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太陽をも超越する光

前回の『バディファイトLoveLive!サンシャイン‼︎』

 

 

全ワールドの"帝都"を巻き込む戦いを終え、お礼にエンデュミアスの城に泊めてもらったAqours、流、天音。

 

朝食をご馳走になり、そろそろ帰ろうかと話していると、エンデュミアスにファイトステージに連れられてしまう。だがそれを指示したのはガンズァスだった。

 

ガンズァスは魔星軍の進行によって預けられた千歌とのファイトを改めて、千歌に申し込んだ。

 

そして千歌とガンズァスはファイトを始める。

 

ーーー

ーーー

 

 

千歌「真ドラゴンフォースとバルソレイユソルで2回連携攻撃! 真ドラゴンフォースをスタンド、ライフ+2!」LP8→10

 

ガンズァス『ソウルガードじゃ。』

 

 

ガンズァス 撃破!

【ソウルガード】ソウル5→4(光黒竜 コクレイ)

攻13000→10000

 

 

千歌「ソウルのバルドラゴンクローライトと真ドラゴンフォースの効果で、合計ダメージ3!」

 

 

バルソレイユソルの爪のようなガントレットでファィターのガンズァスを斬り裂き、真ドラゴンフォースの光が太い光線になってガンズァスを撃ち抜く!

 

 

ガンズァス『ぬぅ………ぐぉぉぉぉ!!』LP3→1→0

 

ーーー

 

曜「やった!!」

 

梨子「千歌ちゃんが勝ったわ!」

 

花丸「さすが千歌ちゃんずら〜〜」

 

鞠莉「ナイスファイト!千歌っち〜〜!」

 

イグラス『喜ぶのは少し早いかもな。』

 

シャルディー『ええ、そうですね。』

 

 

千歌の勝利を確信して喜ぶAqoursを他所に、帝達はこのファイトの結末はまだ見えていないと言うような感じの口ぶりだ。

 

 

善子「何よ、ガンズァスのライフを0にしたんだから、千歌の勝ちじゃない。」

 

ターミネイトラー『分かってねーな、ガンズァスのジジイはあの程度じゃ終わらねーつってんだよ。』

 

リディナ『ガンズァス殿は我々9人よりも2世代長く帝の座についておられる。いわば、我々にとっての師、"帝"の中では最も強いお方だ。』

 

エンデュミアス『そのとおり。我々は今まで、ガンズァス殿の敗北を見た事はありません。』

 

 

帝達のガンズァスを支持する声は、さっきまで千歌の勝利を確信していたAqoursと流達の歓喜の声を見事に打ち消した。そして皆、千歌を心配する表情に変わる。

 

ーーー

 

千歌「………………っ⁉︎」

 

ガンズァス『よもや、ワシのライフを0にするに至るとは、なかなかやるではないか。じゃが、残念じゃったの?ファイトはまだ終わってはおらん。 ワシのライフが0になった時、キャスト〈光覇竜蘇生〉』

◼️手札6→5

 

 

光覇竜蘇生

エンシェントW

光覇竜

◼️相手のターン中、君のライフが0になった時に使える。

◼️【対抗】君の場のモンスター1枚を破壊する。破壊したら、君のライフを破壊したモンスターのサイズと同じ数値にし、このターン君はダメージを受けない。「光覇竜蘇生」はファイト中に1回だけ使える。

 

 

ガンズァス『ワシはセンターのガンズァスを破壊する。そしてワシのライフを破壊したガンズァスのサイズと同じ数値にする。』LP0→3

 

 

ガンズァス 完全破壊!

 

 

ガンズァスはセンターの自分自身を破壊したが、ソウルがまだあるにも関わらず破壊したガンズァスは復活しない。

 

 

千歌「あれ? ソウルガードで復活しないんですか?」

 

ガンズァス『ああ、ソウルガードは使わん。 そしてワシはこのターン中にダメージは受けない。』

 

 

つまり、ソウルガードであえて場に残さなかったガンズァスの【ライフリンク3】も受けないのだ。

 

 

ガンズァス『だがこの破壊が、ワシを勝利に導く布石となった。破壊されドロップに置かれたこのワシ、ガンズァスの能力発動!」

 

 

光覇竜王 ガンズァス

エンシェントW

光覇竜/ドラゴンロード

サイズ3/攻10000/防6000/打撃2

◼️【コールコスト】ゲージ3払う。

◼️このカードが登場した時、君のデッキの上から7枚を、このカードのソウルに入れる。

◼️"光覇降臨"このカードが破壊されて、ドロップに置かれた時、君のライフ+2して、君の手札かドロップからサイズ3の〈エンシェントワールド〉のモンスター1枚までを【コールコスト】を払わず、ドロップのこのカードをソウルに入れてコールする。

【3回攻撃】【ソウルガード】【ライフリンク3】

 

 

 

ガンズァス「ワシのライフを+2! そして手札からコール!』LP3→5

◼️手札6→5/ゲージ3→0

 

ガンズァス『光満ちる世界に影は消え去り、我が光の前に闇は生まれぬ。今こそ極光の化身と化す! 〈超越光覇帝 ガンズァス"ライトロード"〉【降臨】』

 

 

超越光覇帝 ガンズァス"ライトロード"

エンシェントW

光覇竜/ドラゴンロード

サイズ3/攻20000/防10000/打撃3

◼️このカードはコールできず、「光覇竜王 ガンズァス」の能力でコールする時、代わりにコストを払って【降臨】する。

◼️このカードは効果で破壊されず、手札に戻せず、能力を無効化されず、君はこのカード以外のカードを場に出せない。

◼️君がこのカードに【降臨】しているなら、このカードは以下の能力を全て得る。

・君は相手の効果でダメージを受けない。

・お互いのターン終了時、君の手札を1枚捨てて、相手のモンスター1枚まで破壊して、君のライフ+3!

【3回攻撃】【降臨】(ゲージ3払う。)/ソウル1

 

 

ガンズァスは姿が見えなくなるくらいの強い光を放ち、その場にいたみんなが目を瞑ったり、目を庇う。

 

次に目を開けた時には、ガンズァスは白い光のオーラを纏い、白い鎧を装備し、白い翼を広げて、常に浮いている。そしてガンズァスの周りには3本の光の剣が浮遊している。 なんとなく、幾分かガンズァスが若返って見える。

 

 

【降臨】:【変身】や【搭乗】のように、手札からアイテム扱いで、フラッグに重ねる能力である。もちろんアイテムを対象にする能力を受ける事もできる。

 

 

千歌「凄い、光………」

 

ガンズァス『さあ、ターンを続けなさい。』

 

千歌「ターンエンド。」

◼️手札2/ゲージ3/LP10

 

 

ガンズァス『お主のターン終了時、ワシの手札を1枚捨て、バルソレイユソルを破壊じゃ!』

◼️手札5→4

 

千歌「え⁉︎ そ、ソウルガード!」

 

 

バルソレイユソル 破壊!

【ソウルガード】ソウル3→2

 

 

ガンズァス『そしてワシのライフ+3じゃ。』LP5→8

 

ガンズァス『ワシのターン、ドロー、チャージ&ドロー。』

◼️手札4→5/ゲージ0→1

 

ガンズァス『ライトロードとなったワシの能力で、ワシは他のカードは使えん。よってアタックフェイズじゃ。』

 

ガンズァス『ガンズァスライトロードで高海千歌に攻撃じゃ! 打撃3!』

 

千歌「うわぁぁ!」LP10→7

 

ガンズァス『ガンズァスライトロードの2回攻撃じゃ!』

 

千歌「うぅぅ!!」LP7→4

 

ガンズァス『3回攻撃じゃ! 打撃3!』

 

千歌「うわぁぁぁぁ!」LP4→1

 

ガンズァス『ライフを残したか。まあ良い、ターンエンドじゃ。が、ワシの能力は自分のターン終了時にも発動できる。ワシの手札を1枚捨て、バルソレイユソルを破壊し、ワシのライフ+3じゃ。』

◼️手札5→4/ゲージ1/LP8→11

 

千歌「ソウルガード!」

 

 

バルソレイユソル 破壊!

【ソウルガード】ソウル2→ 1

 

ーーー

ーーー

 

梨子「つ、強い………!」

 

善子「打撃3で3回攻撃なうえに、ターン終了時にバルソレイユを破壊しつつ、ライフを3も回復するなんて………」

 

曜「さっきまでとは、全くの別物だよ!」

 

エンデュミアス『あれこそが永きに渡り"帝"の座をについていたガンズァス殿の真の姿です。』

 

リディナ『とんでもない力だ………』

 

ーーー

ーーー

 

千歌「千歌のターン、ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札2→3/ゲージ3→4

 

千歌「強い………あの光も、ガンズァスさんの能力も………」

 

バルソレイユ『諦めるか?』

 

千歌「………諦めない。勝つよ!」

 

 

千歌は今まで通り笑みを浮かべる。千歌は自分がピンチになった時、相手の強さに感心を示し、そしてそれを越えようとする。その意思を示す笑みである。そして、ただ純粋にこのファイトを楽しむ笑みでもあるのだ。

 

 

ガンズァス⦅ほう………、この状況で笑うか。エンデュミアスの言うとおりよのぉ。⦆

 

 

ファイトステージに来た時、ガンズァスは「ワシがエンデュミアスに頼んだ。」と言ったが、実は逆なのだ。千歌とのファイトをガンズァスに頼んだのはエンデュミアスだった。なぜガンズァスが嘘をついたのかは、エンデュミアスの考えを悟られないためだ。

 

 

ーーー回想ーーー

 

千歌達が就寝した後、エンデュミアスはガンズァスと少し話しをしていた。話しの内容は主に千歌と千歌のドラゴンフォースに関する事だ。

 

 

ガンズァス『高海千歌とファイトを?』

 

エンデュミアス『はい。あなたにお願いしたいのです。』

 

ガンズァス『して、何ゆえじゃ?』

 

エンデュミアス『此度の魔星軍襲撃の一件で、千歌ちゃんのドラゴンフォースを見ました。』

 

ガンズァス『ほう。して?』

 

エンデュミアス『はい。千歌ちゃんのドラゴンフォースは、梨子ちゃんや曜ちゃんのドラゴンフォースよりも、一歩も二歩も高い次元に達しています。』

 

ガンズァス『………………』

 

エンデュミアス『今日の千歌ちゃんのファイトを見て、私は確信しました。千歌ちゃんのドラゴンフォースはさらなる成長の兆しを見せている事に………そして感じたのです、ドラゴンフォースの新たな脈動を。』

 

ガンズァス『そうか。それでワシにどうしろと?』

 

エンデュミアス『ガンズァス殿も感じられていたはずです。千歌ちゃんの中にある大きな力を、だからあなたは、自ら千歌ちゃんの相手を名乗り出たのではないですか?』

 

ガンズァス『………………』

 

エンデュミアス『お願いいたします。ガンズァス殿、明日、千歌ちゃん達が帰る前に、千歌ちゃんとファイトをしていただきたいのです。そしてあわよくば、千歌ちゃんのドラゴンフォースをさらに成長させるキッカケになってあげてください。彼女のドラゴンフォースの成長は、必ず魔星龍との戦いに必要になります。』

 

 

エンデュミアスはガンズァスに頭を下げて頼み込む。

 

 

ガンズァス『エンデュミアスよ、お主の頼みは承知した。じゃが、ただファイトをするだけでは成長のキッカケには不足じゃろ。ワシはどうすればよい?』

 

 

エンデュミアスは下げていた頭を上げ、冷徹な眼差し、声音で告げる。

 

 

エンデュミアス『簡単な事。千歌ちゃんへの一切の手加減は無用です。あなたの持つ全力を尽くし完膚なきまで、彼女を叩き潰してください。』

 

ガンズァス『…………承知した。』

 

 

ーーー回想 了ーーー

 

エンデュミアス(千歌ちゃん、あなたのドラゴンフォースはまだまだこれからです。あなたは今よりもっと強くなれる。厳しいファイトにはなりますが、せめてこのファイトで、あなたの更なる成長を見せてください。)

 

ーーー

ーーー

 

千歌「アタックフェイズ! 真ドラゴンフォースの能力で、バルソレイユソルにソウル追加!」

 

 

バルソレイユソル ソウル1→2

 

 

千歌「真ドラゴンフォースとバルソレイユソルで連携攻撃!真ドラゴンフォースはスタンド、ライフ+2!」LP1→3

 

 

真ドラゴンフォース+バルソレイユソル

連携 攻14000

 

ガンズァスライトロード

防10000

 

 

千歌「連携打撃5!」

 

ガンズァス『ぐぉぉぉ!!』LP 11→ 6

 

千歌「真ドラゴンフォースとバルソレイユソルで2回連携攻撃!真ドラゴンフォースをスタンド、ライフ+2! 連携打撃5!」LP3→5

 

ガンズァス『キャスト〈竜意周到〉攻撃を無効化する。』

 

千歌「ターンエンド。」

◼️手札3/ゲージ4/LP5

 

ガンズァス『お主のターン終了時、ワシの手札1枚破棄し、バルソレイユソルを破壊、ワシのライフ+3じゃ』LP6→9

◼️手札4→3

 

千歌「ソウルガード!」

 

 

バルソレイユソル 破壊!

【ソウルガード】ソウル2→1

 

 

ガンズァス『ワシのターン、ドロー、チャージ&ドローじゃ』

◼️手札3→4/ゲージ1→2

 

ガンズァス『キャスト〈竜王伝〉1チャージ、1ヒール、1ドローじゃ』LP9→10

◼️手札4→3→4/ゲージ2→3

 

ガンズァス『さらにキャスト〈光覇明札〉』

◼️手札4→3/LP10→8

 

 

光覇明札

エンシェントW

光覇竜/ドロー

◼️君の場に〈光覇竜〉のカードがあるなら使える。

◼️【使用コスト】ライフ2払う。

◼️次の2つから1つ選んで使える。「光覇明札」は1ターンに1回だけ使える。

・君のデッキからカードを2枚引く。

・君のデッキの上からカードを2枚ゲージに置く。

 

 

ガンズァス『2ドローじゃ。』

◼️手札3→5

 

ガンズァス『アタックフェイズじゃ、 ガンズァスライトロードで高海千歌に攻撃! 打撃3』

 

千歌「うわぁぁ!」LP5→2

 

ガンズァス『2回攻撃じゃ、高海千歌に攻撃する!』

 

千歌「キャスト〈ドラゴンフォース・バリア〉」

◼️手札3→2

 

 

ドラゴンフォース・バリア

ドラゴンワールド

太陽竜

◼️相手の攻撃中に、君がカード名に「ドラゴンフォース」を含むカードを装備していれば使える。

◼️【対抗】その攻撃を無効化するか、ダメージを0にする。その後、君のライフを+2!このカードの能力は無効化されない。

 

 

千歌「攻撃を無効化して、ライフ+2!」LP2→4

 

ガンズァス『高海千歌に3個攻撃じゃ!』

 

千歌「うわぁぁぁぁ!!」LP4→1

 

 

ガンズァスの攻撃の衝撃と爆風で千歌は吹き飛び、地に叩きつけられ転がるように倒れる。

 

 

バルソレイユ『千歌!』

 

ガンズァス『バディの心配をしてる暇があるか!!』

 

バルソレイユ『っ⁉︎』

 

ガンズァス『ワシのターンを終了する。そしてターン終了時に手札1枚破棄して、バルソレイユソルを破壊!ライフ+3じゃ!』LP8→11

◼️手札5→4/ゲージ3→4/LP11

 

千歌「ソウル………ガード………!」

 

 

バルソレイユソル 破壊!

【ソウルガード】ソウル1→0

 

 

バルソレイユ『大丈夫か?千歌………』

 

千歌「う、うん………」

 

ーーー

ーーー

 

ルビィ「千歌ちゃん、あんなボロボロに………」

 

花丸「もう、見てられないずら」

 

鞠莉「目を背けてはダメよ、花丸。」

 

ダイヤ「千歌さんはまだ、諦めていないはずです。」

 

天音「千歌ちゃん、大丈夫かな………?」

 

流「大丈夫だよ、千歌ちゃんなら大丈夫。」

 

イグラス『にしても少しやり過ぎではないか? さすがの魔王の俺でも目に余る。』

 

シャルディー『ガンズァス殿、もしかして、何かを待っている………? 何かを狙っているのでしょうか?』

 

エンデュミアス⦅耐えてください、千歌ちゃん。結構な荒療治ですが、あなたの成長を促す為なのです。私の勝手なお世話だと思いますが………⦆

 

梨子「千歌ちゃん、勝てるかな?」

 

曜「勝つよ、千歌ちゃんを信じよう。」

 

ーーー

ーーー

 

千歌は叩きつけられた身体の痛みに耐えて、なんとか立ち上がる。

 

 

バルソレイユ『千歌、もういい。ここまでボロボロになってまで、ガンズァスとファイトを続ける必要はない、サレンダーしよう。』

 

千歌「バルソレイユ………、ううん、まだ、私は降参しないよ。」

 

 

バルソレイユは千歌の身体の状態を心配してガンズァスとのファイトを降参しようと語りかける。だが千歌は笑みを崩さず、バルソレイユの提案を拒否する。 その言葉にバルソレイユは今までの感情を全てぶつけるように千歌に問う。

 

 

バルソレイユ『千歌………! 俺がまだバルドラゴンだった頃からそうだ………。なぜだ! なぜここまでボロボロになってまで笑える……! ファイトを続けられるのだ!』

 

 

千歌はバルソレイユの突然の大声に少し驚くが、いつもの調子でバルソレイユの問いに答える。

 

 

千歌「だって、想像してみてよ………、ゲージも手札も少ない、ライフも少ない、そんなギリギリの状況でもしも逆転して勝てたら、それって、かなり凄い事じゃない? そんな事不可能かもしれないけど、でももし勝てたら、凄い気持ちいいじゃん! それに、私は絶対に諦めたくない。たとえ意味のないファイトでも、私は全力でそのファイトを楽しみたいんだ。だから諦めない、降参はしない、どうせ負けるなら自分のライフが0になるまでファイトを続けるよ!」

 

バルソレイユ『千歌………』

 

 

笑みを変えずに言う千歌の言葉に、バルソレイユは自分の発言に後悔を覚える。

 

 

バルソレイユ⦅俺はなんであんな事を言ってしまったんだ………俺のバディは、高海千歌は、諦めず笑う、楽しんでファイトする、だから強いんだ。それはバディの俺が誰よりも知っていた事ではないか………⦆

 

 

バルソレイユは千歌の言葉通り、今のギリギリの状況から逆転勝利した時をイメージする。その時、バルソレイユの中でまた闘志が湧き上がるような感覚になる。表情には表せないがバルソレイユもそのイメージに笑みをこぼす。高揚する。

 

 

バルソレイユ『千歌、この状況をどう覆す。』

 

千歌「それは、このドローにかかってる。千歌のターン、ドロー、チャージ&ドロー!!」

◼️手札2→3/ゲージ4→5

 

 

千歌がチャージ&ドローした時、ドローしたカードにドラゴンフォースの光が集中して取り込まれる、そしてそのカードが紅く輝く。

 

そのカードを見て、千歌はさらに目を輝かせ強い眼差しになる。

 

 

千歌「いくよ! 私のライフが6以下で、場にバルソレイユがいれば、ゲージ3払って………解放‼︎ 〈真・ドラゴンフォース"紅蓮太陽の型"〉」

◼️手札3→2/ゲージ5→2

 

 

真・ドラゴンフォース"紅蓮太陽の型"

ドラゴンW

太陽竜

攻7000/打撃2

『解放条件‼︎』(君のライフ6以下で、君の場にカード名に「バルソレイユ」を含むモンスターがいる。)

◼️【装備コスト】ゲージ3払う。

◼️このカードの能力は無効化されず、相手の効果で破壊されず、場を離れない。

◼️君の場のサイズ2以下の〈太陽竜〉のサイズを1減らし、君は場にサイズの合計4までのモンスターを置ける。

◼️お互いのアタックフェイズ開始時、君のデッキの上からカードを1枚、君の場のモンスター1枚のソウルに入れる。

◼️このカードが他の〈太陽竜〉と連携攻撃した時、このカードをスタンドして、君のライフ+2!!さらに君のライフが10以上なら、このカードと連続攻撃したサイズ2以下の〈太陽竜〉のモンスター1枚は【2回攻撃】を得る。

 

 

 

千歌は紅金色のオーラ(紅いオーラの周りを少し濃い金のオーラが縁取って輝いている)を纏い、紅い両翼が生え、赤と黒のノースリーブ(肩までの袖が無い)の半纏(はんてん)、ミニスカート型の短い袴、赤色の指出し手袋、肩や腰には小さい竜の羽を模した装飾が施してある。さらに千歌の髪は全体的に伸び、後ろ髪は腰あたりまで伸び、その髪を小さい竜の翼を模した髪留めで一纏め(ポニーテール)にする。そして、千歌が少し動くたびに紅と金の粒子が舞い散っている。

 

ーーー

ーーー

 

曜「新しいドラゴンフォースだ!」

 

梨子「ポニーテールの千歌ちゃん、かわいい〜………!」

 

鞠莉「格好も和風っぽいわね!」

 

ダイヤ「とても綺麗です。」

 

エンデュミアス『ついに至りましたね、千歌ちゃん。』

 

ーーー

ーーー

 

千歌「凄い………、太陽の力を感じるよ。」

 

バルソレイユ『いくぞ千歌、反撃だ!』

 

千歌「うん! ライトにコール〈神速のバルドラゴン〉」

◼️手札2→1

 

 

神速のバルドラゴン

サイズ2/攻6000/防3000/打撃2/【移動】

 

 

千歌「"紅蓮太陽の型"の能力で、私の場のサイズ2以下の太陽竜のサイズは1減る。つまり、神速のバルドラゴンのサイズは1になるよ。そして場に出せる〈太陽竜〉のサイズの合計は4になる」

 

 

神速のバルドラゴン サイズ2→1

 

 

ガンズァス『ほう………』

 

千歌「アタックフェイズ! 真ドラゴンフォースの能力で、デッキトップから1枚をバルソレイユソルにソウルイン!」

 

 

バルソレイユソル ソウル0→1

 

 

千歌「真ドラゴンフォースとバルソレイユソルで連携攻撃! 真ドラゴンフォースはスタンド、ライフ+2!」LP1→3

 

ガンズァス『キャスト〈竜意周到〉攻撃を無効化じゃ。』

◼️手札4→3

 

千歌「真ドラゴンフォースとバルソレイユソルで2回連携攻撃!真ドラゴンフォースはスタンド、ライフ+2!」LP3→5

 

 

真ドラゴンフォース"紅蓮太陽の型"+バルソレイユソル

連携 攻14000

 

ガンズァスライトロード

防10000

 

 

千歌はバルソレイユソルのブレードビットを両手に取り、バルソレイユソルと共に、ガンズァスに斬り込む!

 

 

千歌「連携打撃5!」

 

ガンズァス『ぐぁぁぁぁ!!』LP11→6

 

千歌「ここでキャスト!〈ドラゴンフォース・ガッツ〉」

◼️手札1→0/ゲージ2→1

 

 

ドラゴンフォース・ガッツ

魔法/回復

◼️君がカード名に「ドラゴンフォース」を含むカードを装備していれば使える。

◼️【使用コスト】ゲージ1払う。

◼️【対抗】君のライフ+3!相手のターンでこのカードを使った時、君のデッキからカードを1枚引く。

 

 

千歌「私のライフ+3!」LP5→8

 

ガンズァス『ん?』

 

千歌「真ドラゴンフォースと神速のバルドラゴンで連携攻撃! 真ドラゴンフォースをスタンド、ライフ+2! 神速のバルドラゴンの能力で、相手のセンターが空いてれば、ライフ+1!」LP8→10→11

 

 

真ドラゴンフォース"紅蓮太陽の型"+神速のバルドラゴン

連携 攻13000

 

ガンズァスライトロード

防10000

 

 

千歌「連携打撃4!」

 

ガンズァス『ぐぬぅぅ!!』LP6→2

 

ガンズァス『良い攻撃じゃ。だが、新たな力を得たとは言え、そのドラゴンフォースの攻撃力だけではワシの防御力には及ばぬ、悪いが、次でジ・エンドじゃ。』

 

千歌「まだだよ。真ドラゴンフォースの更なる能力! 私のライフが10以上なら、連携攻撃したサイズ2以下の〈太陽竜〉1枚は【2回攻撃】を得る! 神速のバルドラゴンはスタンドしてるよ!」

 

ガンズァス『何じゃと⁉︎』

 

千歌「決めるよ、バルドラゴン。」

 

バルドラゴン『ケリをつけてやるバル!』

 

千歌「真ドラゴンフォース"紅蓮太陽の型"と神速のバルドラゴンで2回連携攻撃!真ドラゴンフォースはスタンド、ライフ+2! 神速のバルドラゴンの能力でライフ+1!」LP 11→13→14

 

 

千歌は手を前に突き出す。するとドラゴンフォースの光の一部がその手に集まり、紅い光の刀になる。そしてバルドラゴンがガンズァスを殴った後、千歌もドラゴンフォースの光の刀でガンズァスを斬る!

 

 

千歌「連携打撃4!」

 

ガンズァス『まさかここまでの力の成長とは、見事じゃ。高海千歌………ぐぬぅあぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!』LP2→0

 

 

 

 




今回も感想を是非‼︎


次回のタイトルは未定です。


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エースとサツキ

今回の話しは超短いです。


前回の『バディファイトLoveLive!サンシャイン‼︎』

 

 

ガンズァスに勝利したかと思われた千歌だが、ガンズァスは進化を遂げ、強力な攻撃と能力で千歌を追い詰めていく。

 

だが千歌はボロボロになりながらも、自分の信念を曲げず、自分の信じるバディファイトを貫く志しを胸に、新たなる力『真・ドラゴンフォース"紅蓮太陽の型"』にドラゴンフォースを成長させた。

 

ーーー

ーーー

 

 

千歌「決めるよ、バルドラゴン。」

 

バルドラゴン『ケリをつけてやるバル!』

 

千歌「真ドラゴンフォース"紅蓮太陽の型"と神速のバルドラゴンで2回連携攻撃!真ドラゴンフォースはスタンド、ライフ+2! 神速のバルドラゴンの能力でライフ+1!」LP 11→13→14

 

 

千歌は手を前に突き出す。するとドラゴンフォースの光の一部がその手に集まり、紅い光の刀になる。そしてバルドラゴンがガンズァスを殴った後、千歌もドラゴンフォースの光の刀でガンズァスを斬る!

 

 

千歌「連携打撃4!」

 

ガンズァス『まさかここまでの力の成長とは、見事じゃ。高海千歌………ぐぬぅあぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!』LP2→0

 

 

 

 

 

曜「千歌ちゃんが勝った〜〜!!」

 

梨子「やったわね!」

 

果南「さすが千歌だよ!」

 

ダイヤ「お見事でしたわ。」

 

 

今度こそ千歌が勝利した事に、Aqoursのみんなは喜び、千歌を称賛する。 その一方で帝達は今度こそガンズァスが敗北した事に驚愕する。無理もない、ガンズァスは他の帝達にとって、最強の存在であり、最大の"師"であったのだから。

 

 

 

イグラス『まさか、あのガンズァス殿が敗北するとは………⁉︎』

 

ガイナ『しかも、たったこの1ターンで逆転されたのか………』

 

ターミネイトラー『やるじゃねーーか、あの人間。』

 

蓮月『人間ながらあっぱれなファイトよ。』

 

リディナ『ああ、そうだな。』

 

ダルガード『ふんっ』

 

ディスター『………………』

 

 

 

ガンズァス『良いファイトじゃった、高海千歌。久々に本気を出せたぞい。』

 

千歌「ガンズァスさん、私も、良いファイトだったと思います!」

 

エンデュミアス『お見事でした。千歌ちゃん』

 

千歌「エンデュミアスさん!」

 

エンデュミアス『あなたのドラゴンフォースの成長、確かに見させていただきました。全て狙い通りです。』

 

千歌「え? 狙い通りって………?」

 

 

千歌の疑問に、エンデュミアスとガンズァスはタネあかしのつもりで説明をした。 千歌のドラゴンフォースに成長の兆しを見出した事、ガンズァスに千歌とのファイトを頼んだのがエンデュミアスであった事、最初から千歌のドラゴンフォースを成長させる為にファイトをしていた事を説明した。

 

 

千歌「そうだったんだ………」

 

エンデュミアス『私の勝手なお世話でした。すみません………』

 

ガンズァス『すまなかった。』

 

 

千歌に謝るエンデュミアスとガンズァスに対して、千歌はキョトンとしている。

 

 

千歌「ん、なんで謝るんですか?」

 

エンデュミアス『なんで、とは?』

 

千歌「むしろ私はお礼を言いたいです。2人のおかげで、私はまた一つ強くなれた。ファイトはちょっと厳しかったけど、でも、この新しい力を大切に使っていきたい!」

 

エンデュミアス『千歌ちゃん、こちらこそありがとうございました。』

 

ガンズァス『良い娘じゃの。』

 

 

エンデュミアスとガンズァスにお礼を言って、千歌がみんなの元へ行こうとした時、千歌は突然よろめいて尻餅をつく。千歌はすぐに立ち上がろうとするが、身体に力が入らず、立つ事ができない。そんな千歌の元にみんな集まって来た。

 

 

千歌「あ、あれ?」

 

曜「千歌ちゃん!」

 

梨子「千歌ちゃん、大丈夫⁉︎」

 

善子「いったいどうしたのよ。」

 

花丸「お腹空いたずらか?」

 

千歌「あはは………ごめんごめん、なんだか立てなくて………あれ? なんだか少し、眠くな………」

 

 

千歌はそのまま目を閉じて倒れてしまった。

 

 

果南「千歌!」

 

鞠莉「千歌っち⁉︎」

 

ルビィ「千歌ちゃん!」

 

ダイヤ「いったい、どういう………」

 

曜「待って!」

 

 

曜は耳を澄まして千歌に近づく、「すぅ………すぅ………」と小さくいびきが聞こえるので、ただ寝ているだけのようだった。

 

 

曜「千歌ちゃん、眠ってる。」

 

梨子「眠ってるだけ?」

 

エンデュミアス『多分、ドラゴンフォース成長による身体への不可が大きかったのでしょう、それに激しいファイトでしたから、疲れたのでしょうね。 千歌ちゃんが目を覚ますまで、待ってあげてください。』

 

流「それはまあ、構いませんけど。」

 

天音「うん。」

 

 

Aqoursと流と天音は千歌が目を覚ますまで、エンデュミアスの城に留まる事になった。

 

ーーー

ーーー

 

時は、千歌達がドラゴンワールドへ行った日、エースがバディポリス沼津支部に戻って来た日の夕方に遡る。

 

 

沼津………、盛谷家の前

 

エースはサツキと共に盛谷家の前に来ていた。

 

 

エース「ほんとにいいのかサツキ、家に泊めてもらって………」

 

サツキ「ああ、絵里ちゃんにも許可はもらってるし、それに、バディポリスと言えども君はまだ17歳の未成年だ。野宿なんてさせられないだろ。」

 

エース「ありがとう、サツキ。」

 

サツキ「じゃあ入ろうか。」

 

 

エースはサツキにお礼を言って、サツキと共に家に入る。サツキの「ただいま」とエースの「おじゃまします」の声に、エプロン姿の絵里が玄関で出迎える。

 

 

絵里「おかえりなさいサツキ、それとお久しぶりねエース君。」

 

エース「はい、ご無沙汰してます。」

 

絵里「ふふふ、さあ遠慮せずに上がって。今お夕飯の支度してるからね。」

 

サツキ「そうだ、僕達の娘を紹介するよ。こっちにおいで。」

 

 

サツキはリビングに隣接している部屋にエースを連れて行く。そこにはベビーベッドに寝かされているサツキの娘がいた。

 

 

エース「へ〜〜、娘が産まれたのか。」

 

サツキ「うん、名前は咲笑(さえ)って言うんだ。」

 

エース「咲笑(さえ)ちゃんか、良い名前だな。」

 

咲笑「あ〜〜う、きゃっきゃっ!」

 

サツキ「かわいいだろ?」

 

 

サツキは咲笑(さえ)を抱き上げてあやす。そんなサツキの姿に、エースは改めて「サツキも父親になったんだな」と感心する。

 

 

絵里「サツキかエース君のどちらか、お風呂沸いてるから先にどうぞ〜〜」

 

サツキ「エース、先に入って来て良いよ。」

 

エース「えっ、でも一番風呂は大黒柱のサツキからがいいんじゃないのか?」

 

サツキ「僕より先にゲストからだよ。遠慮せずに入っておいで。」

 

エース「ありがとう。じゃあお言葉に甘えるよ。」

 

 

エースは先に風呂に入り、30分後、エースが上がった後にサツキも風呂に入った。サツキが風呂から上がる頃には夕食がリビングのテーブルに並べられている。

 

 

サツキ「今日も美味そうだな。」

 

絵里「エース君、遠慮せずに食べてね。」

 

エース「ありがとうございます、絵里さん。」

 

 

夕食を済ませたエースとサツキは居間で話しをしていた。

 

 

サツキ「でもどうして急にツキムラとジョーカーは、君を沼津支部に復帰させたんだ?」

 

エース「ああ。実は、父さんと兄さんから昨日、沼津でノイズの反応が確認されたらしいんだ。」

 

サツキ「ノイズ反応だと?」

 

 

「ノイズ」とは、かつて地球に現れた紅い星「クリムゾン彗星」から発せられていた特殊な粒子エネルギーの事だ。その粒子エネルギーからは、3つの特殊な細胞が存在しており、エースと、兄のジョーカーはそれぞれ「エース細胞」と「ジョーカー細胞」を埋め込まれた"モンスター化できる人間"として生きていた。そして父親のツキムラも、エース細胞とジョーカー細胞が一つに融合された3つ目の細胞「クリムゾン細胞」をその身に宿していた。

 

そして、その「ノイズエネルギー」と「エース細胞」「ジョーカー細胞」「クリムゾン細胞」この3つの内1つを用いる事で、自らをモンスターと化す"ファイナライズ"が可能となる。

 

だが、暴走したクリムゾン彗星を消滅させる為に、サツキは「アポカドラス・ゼウス」の力を使い、クリムゾン彗星の存在しない別の世界軸の地球へと創り変えた。だから今のこの世界にクリムゾン彗星は最初から存在しない事になっているはずなのだが………

 

 

エース「父さんから聞いたよ。3〜4ヶ月前にも、俺たちみたいに"ファイナライズ"できた少年がいた、って。」

 

サツキ「ああ、星野 流君の事だね。」

 

エース「うん。父さんからも言われただろうけど、ノイズやクリムゾン細胞がなければ"ファイナライズ"はまず不可能だ。」

 

サツキ「うん、けど、流君は自分のバディと"ファイナライズ"で同化していた。でも、流君のバディはもう居ないんだ。自分の身を捨てて犠牲になって、僕達人間を守ってくれた………」

 

 

サツキはIAの爆破から、その身一つで守ってくれたレッド・グリムの事を思い出して沈黙する。

 

 

エース「………、ノイズ反応が確認されたのは、昨日だったそうだよ。」

 

サツキ「昨日?」

 

エース「うん。だから急遽沼津に帰るように言われてさ、まったく参ったよ。たった1日で引っ越しとか、まあ局長もひとつ返事で承諾してくれたから良かったけどさ。」

 

サツキ「そうなんだ。 でも、いったい何なんだ? ノイズの反応の原因は………」

 

エース「だから、僕のスマホにはノイズ反応のような特殊なエネルギーを感知できるアプリが入ってるんだ。」

 

 

エースは、一通り話す事は話したので少し沈黙が続く。その間、無意味につけられていたテレビの画面を2人で見る。けどその沈黙を破ったのはまたしてもエースだった。

 

 

エース「なぁ、サツキ?」

 

サツキ「ん?」

 

エース「今この世界は、クリムゾン彗星が最初からない世界に改変されただろ?」

 

サツキ「ああ。」

 

エース「てことはだ。俺達の中にあった"エース細胞"や"ジョーカー細胞"、"クリムゾン細胞"はどうなったと思う?」

 

サツキ「え?」

 

 

エースの突然の質問にサツキは首をかしげる。

 

たしかに、今いるこの世界は、最初からクリムゾン彗星が存在しない世界に改変されている。最初からクリムゾン彗星が存在していないという事は、ノイズはもちろん、エースやジョーカー、ツキムラの中にあった特殊な細胞はどうなってしまったのだろうか?

 

サツキはまったくそんな事を意識していなかった。

 

 

エース「消えたんだ。エース細胞もジョーカー細胞もクリムゾン細胞も………、俺達は、元の人間に戻れたんだ。サツキとアポカドラスには感謝してる。」

 

サツキ「そうか………」

 

エース「でも、エース細胞が無くなった代わりに、俺に他の能力が生まれた可能性があるんだ。」

 

サツキ「他の能力?」

 

エース「ああ、けどこれは口外できない力なんだ。だから今言う事はサツキを信頼してるから話す。」

 

 

サツキは少しつばを飲む、エースが言う「信頼してるから話す」と言う言葉の重みを少し感じる。

 

 

サツキ「いったい何なんだ? 他の能力って?」

 

エース「俺には、新しいカードを生み出す能力があるんだ。」

 

サツキ「カードを生み出す?」

 

エース「ああ、サツキ、手を出してくれ。」

 

 

サツキはエースの言う通り、エースに手を差し出す。エースはその手を握る。

 

 

エース「サツキ、あんたが望むカードを想像してくれ。」

 

サツキ「僕が望むカード………?」

 

エース「うん。想像するんだ。」

 

 

サツキは目をつむって、カードをイメージを固める。

 

 

エースは握ったサツキの手を通じてサツキのイメージを読み取る。その時、エースとサツキの手は輝き、エースはそっとサツキの手を離す。

 

 

エース「目を開けていいよ、サツキ」

 

サツキ「ああ………」

 

 

サツキが目を開けると、手には1枚のカードが乗せられていた。そのカードは、たしかにサツキが思い浮かべたカードに近いイラストと能力のカードだった。

 

 

サツキ「このカードは………!」

 

エース「あんたが想像した通りのカードになっていればいいけど」

 

サツキ「ああ、ありがとう。」

 

エース「サツキ、この力の事はトップシークレットだ。誰にも口外しないでくれよ。」

 

サツキ「ああ、約束するよ。」

 

 

2人は再びテレビの画面に映る番組を見つめる。すると、風呂上がりの絵里が、サツキとエースにデザートを持ってきた。

 

 

絵里「何?2人共、秘密の話し?」

 

サツキ「まぁね。男同士の約束だよ。」

 

エース「ああ。」

 

絵里「あら、寂しいわね〜〜。エース君のお布団、空き部屋に用意してあるから使ってね。」

 

エース「はい、ありがとうございます。絵里さん。」

 

絵里「じゃあ、私と咲笑ちゃんは先に部屋に行ってるから、2人共夜更かししすぎないでね。」

 

 

そう言い残して、絵里は咲笑を抱っこして寝室に向かった。

 

 

サツキ「僕達もデザートを食べ終わったら寝ようか。」

 

エース「ああ。」

 

 

サツキとエースはデザートを食べながら談笑して、23時あたりでそれぞれの部屋に移動して就寝した。

 

ーーー

ーーー

 

アメリカ とある湾岸

 

 

「囚人番号 218番、そろそろ出航だ。」

 

218番「なあ看守さんよ、俺にはちゃんと「クリシュイット・ディーボ・樫原」って名前があるんだ。番号で呼ばないでもらえるか?」

 

若い看守「囚人ごときの名前など覚える気はない。特にお前みたいな死刑囚の名など………吐き気がする。」

 

218番「そう言わないでくれ、俺の名前長いだろ?クリッシュでいいからよ………」

 

若い看守「しつこいぞ!」

 

 

若い看守は警棒を振り上げて218番を殴ろうとする。だが、看守の上司と思われる人物に止められる。

 

 

看守の上司「やめろ。その警棒で今こいつを殴れば、お前もこいつと同類の人間になるぞ。」

 

若い看守「す、すいません。看守長………」

 

看守長「お前は正義感は強いが、少し感情的なとこれがあるな。」

 

若い看守「すみません。」

 

看守長「すまないな、えーっと、クリッシュ君。」

 

クリッシュ「あんただけだよ、俺を名前で呼ぶのは………」

 

看守長「そうか?」

 

クリッシュ「あんた看守長だろ? ちゃんとその看守を教育してくれ、短気すぎて疲れる。」

 

 

看守長「ああ、教育し直しておくよ。 そろそろ出航だ。まあ牢屋と言ってもコンテナみたいなもんだ、外の景色はあまり見えないだろうが………、日本までの船旅を楽しんでくれ。」

 

 

その後、クリッシュを乗せた囚人輸送船は出航した。

 

 

若い看守「ふぅ……、看守長は甘すぎます。あんな死刑囚に優しくする必要はないと思いますが。」

 

看守長「まあそうだろうが、死刑囚と言ってもあいつも人間だ。さっきみたいに名前で呼んでほしい時もあるだろう。」

 

若い看守「あんなやつ、人間なんかじゃ………っていうか、わざわざ日本で死刑を執行しなくても、アメリカで執行すればいいじゃないですか!」

 

看守長「ははは、そう言うなって。 あいつの名前に日本人の性が入ってるだろう?"樫原"って」

 

若い看守「"樫原"って日本人の性だったんですか」

 

看守長「ああ、クリッシュ君はアメリカに移住してから日本には二度と帰ってはいない。彼の裁判を担当したアンデロ氏から聞いたよ。彼は「死刑を受けるなら日本で受けたい」と言ったそうだ。彼も罪人である前に1人の人間だ。多分、死ぬ時くらいは産まれた国で最後を迎えたいのだろうよ。」

 

若い看守「そんなもんなんですかね?」

 

 

 

 

 

 

10月24日、日本時間で21時、死刑囚「クリシュイット・ディーボ・樫原」を乗せたアメリカの囚人護送船が出航した。日本到着予定時刻は、日本時間で 午前9時あたりである。

 




今回も感想を是非‼︎

次回の内容とか展開がまったく思いつかなのに、新キャラ出してしまった………

スクスタのリリースが9月26日に決まった事で少々舞い上がっていたのだ………恐ろしい………


次回『クリシュイット・ディーボ・樫原』


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クリシュイット・ディーボ・樫原

前回の『バディファイトLoveLive!サンシャイン‼︎』

 

 

バディポリス沼津支部に再配属され、初任務をこなしたエースは、盛谷家にお世話になる事になった。

 

そして、エースが日本に戻って来た目的が、今は存在するはずのない「ノイズ」に似た反応の正体を調査するためだと知る。

 

 

 

その時、アメリカから"ある男"を乗せた護送船が日本に迫っていた。

 

ーーー

ーーー

 

沼津のとある港に、紫ノ咲 俠兵と、バディのグランズァード・破滅・ガノンが佇んでいた。

 

 

俠兵「こんな所に呼び出してどうしたんだ?」

 

ガノン『この海の向こうから、大きな悪意を感じる。ゆっくりとだが、近づいて来ているようだ。』

 

俠兵「大きな悪意?」

 

ガノン『ああ、そいつを我らの仲間に引き入れるのはどうだ?』

 

俠兵「大きな悪意を仲間に?」

 

ガノン『ああ、必ず、お前の"王"となる道の助けになるだろう。』

 

俠兵「そうだな。じゃあ行こう、その大きな悪意を手に入れに。」

 

 

ガノンは俠兵に力を送り込み、俠兵は黒い羽を得る。そして、その大きな悪意の元へ向かう。

 

ーーー

ーーー

 

囚人護送船は日本まで順調に航海していた。

 

囚人護送船には30人以上の警備員などがおり、囚人が収監されているコンテナを取り囲んでいる。

 

コンテナの中には、アメリカで死刑判決を受けた「クリシュイット・ディーボ・樫原」が収監されていた。

 

 

クリシュイットはコンテナの中で目をつむり、ただ静かに座っていた。

 

 

クリシュイット(………………暇だな。)

 

「な、誰だ⁉︎」

 

「ぐぁ!」

 

「うわぁ!」

 

「ぐぅ!」

 

 

すると、コンテナの外から警備員達の呻き声や、悲鳴、銃声などが聞こえる。だがしばらくして、声も音もなく静かになった。だが次は、コンテナに強い衝撃と破壊音が響き、そして大きな穴が開けられた。

 

その穴の前にはある人影が立っていた。

 

 

クリシュイット「うるさいと思ったら、なんだ?」

 

俠兵「この人が、大きな悪意なのか? ガノン」

 

ガノン『ああ。』

 

クリシュイット「なんだお前は? 」

 

俠兵「俺は、紫ノ咲 俠兵だ。あんたの名前を聞こう。」

 

クリシュイット「………クリシュイット・ディーボ・樫原だ。お前、何が目的でこんな所にいる?」

 

俠兵「単刀直入に言います。樫原さん、あんたを俺の仲間にしたい。」

 

クリシュイット「仲間に………だと?」

 

俠兵「ああ。あんたの中にあるその悪意が、俺達には必要だ。」

 

クリシュイット「ふん、ふざけるなガキが………俺をここから開放したからって、素直に仲間になるわけないだろう。」

 

俠兵「まあ、それはそうだな。別に、ただで仲間になれとは言わない………、俺とファイトだ。」

 

クリシュイット「ファイトだと?」

 

俠兵「俺が勝ったら、あんたには仲間になってもらう。」

 

 

俠兵の提案に少し考えるが、クリシュイットはある事を思い出す。

 

 

クリシュイット「悪いが、俺のデッキはバディポリスの奴らに取り上げられている。俺は今デッキを持っていない、残念だったな。」

 

俠兵「………そうか。」

 

 

クリシュイットがデッキを持っていないのは事実だ。だから俠兵はどうしても俺を仲間にできない、クリシュイットはそう思っていた。だが俠兵はズボンのポケットから1つのデッキを取り出し、クリシュイットに投げ渡す。

 

 

クリシュイット「このデッキは?」

 

俠兵「あんたの為に俺が用意したデッキだ。 あんたが仲間になった際に渡そうと思ったんだけど、今渡しておく。」

 

 

クリシュイットは渡されたデッキの中身を見る。その中の1枚のカードに、底知れない力と興味を惹かれる。

 

 

クリシュイット「なんだ? このカードは………! なんでこんなに目が離せない、気になるんだ………!」

 

『それは、そのカードが貴様の悪意と共鳴しているからだ。』

 

 

突然聞こえた別の声に、クリシュイットは顔を上げる。すすると、俠兵の背後に黒い巨大な龍人の影があった。

 

 

俠兵「紹介してなかったね。俺のバディ、ガノンだ。」

 

ガノン『我が名はグランズァード・破滅・ガノン………、この少年を"王"へと導く存在だ。』

 

クリシュイット「俺の悪意と共鳴してるとは、どういう事だ?」

 

ガノン『そのカードは貴様を求めている。そしてお前も、一目見ただけで、そのカードの力を無意識に求めているのだ。』

 

ガノン『そのデッキは、貴様の望みを叶える為の力だ。』

 

クリシュイット「俺の望みを叶える力………?」

 

俠兵「ファイトするか? 樫原さん」

 

クリシュイット「いや、やっぱりお前とはファイトはしない。」

 

俠兵「何?」

 

クリシュイット「………俺は死刑囚だ。俺はこれから死刑を受ける為に、日本に輸送される身だ。」

 

俠兵「あんたはこのまま、死刑執行を受けるのか?」

 

クリシュイット「ああ、俺にはもう選べる人生は無い。今さらこんなデッキをもらった所で、俺はもう、バディポリスに楯突く気も無いんだ。」

 

俠兵「別に、あんたとバディポリスの因縁に興味はない、言っただろ、それはあんたの望みを叶える力だ。そのカード、デッキを、力をあんたがどう使おうと、あんたの自由だ。」

 

 

俠兵はクリシュイットに1枚の紙を渡して、ガノンから得た翼を広げ、飛ぶ。

 

 

俠兵「この先に日本の沼津港がある、日本に着いたら、その紙に書いてある場所へ来てほしい。 まあ、来るかどうかはあんたの自由だ。 来てくれればそのデッキのバディをあんたに渡す。」

 

クリシュイット「お、おい!」

 

 

クリシュイットの声も聞かず、俠兵は沼津へと飛び去って行った。

 

 

クリシュイット「一方的な奴だな。 だが………」

 

 

クリシュイットはコンテナから外に出る。周りには気を失っている警備員や看守達が倒れていた。

 

 

クリシュイット「………チッ、仕方ないな、開放してもらった以上は行くしかないか。」

 

 

クリシュイットは護送船に積まれていた緊急時のモーターボートを使い、俠兵が飛んで行った方向へとモーターボートを走らせた。

 

ーーー

ーーー

 

朝7時、盛谷家………

 

エースは感覚的に目を覚まし、辺りを見回す………いつもの見慣れた天井ではなく、生活感が整った部屋にいる事に少し戸惑う。けどすぐにこの部屋にいる理由を思い出す。

 

 

エース「そっか………サツキの家だったな、ここ。」

 

 

エースは布団を畳んで、部屋のドアを開ける。すると、鼻を突き抜けるようなみそ汁と卵焼き、ウインナー、焼き魚などの日本の朝食の匂いがする。その匂いにエースは母親の事を思い出してしまう。そしてちょうどドアの前に、1人の女性が立っていた。

 

 

「あら、おはよう。エース君」

 

 

そこに立っていた女性は、エースが小学生くらいの頃に死んだ母親の姿だった。

 

 

エース「母さん………?」

 

「お母さん? あらあら、ふふふ………!」

 

 

女性の反応を見てふと我に帰る。そこにいたのはエースの母親ではなくサツキの妻、盛谷絵里の姿だった。それに気づいた時、エースは恥ずかしさで顔を赤くする。

 

 

エース「あ、いや、おはようございます。絵里さん」

 

絵里「ふふふ、おはようエース君。」

 

エース「すいません、いきなり母さんだなんて………」

 

 

エースの母親は、エースが小学生くらいの頃に、病気で死んでしまった。 多分、家中に広がる懐かしい朝食の匂いが、エースに死んだ母親の姿を絵里に重ねて見せたのだろう。

 

 

エース「は、恥ずかしいな、はははは」

 

絵里「ふふふ、別にいいのよ。しばらく家に住むんだから、遠慮しないでね。これからも"お母さん"って呼んでもいいからね?」

 

 

絵里はいたずら心のこもった笑みでエースをいじる。

 

 

エース「はははは………、ご冗談を。」

 

絵里「朝食できてるから、顔を洗って待っててね。サツキが起きたらすぐに朝食にしましょう。」

 

エース「はい。」

 

 

絵里に言われた通り、エースは顔を洗ってリビングの椅子に座る。目の前には、匂いで想像した通りの日本の朝食が並べられていた。

 

 

エース「美味そうだな。」

 

 

エースがテーブルについてしばらくした後、まだ眠そうなサツキが絵里に手を引かれて二階から降りてくる。

 

 

絵里「ほらサツキ、早く顔を洗って。朝食にするわよ!」

 

サツキ「うん………」

 

 

その光景にエースは少し驚く。周りから見て、サツキは結構しっかりしていて、正義に熱いイメージを持っている、それはエースも例外ではない。そんなサツキの朝の姿といつも見ているバディファイター、そしてバディポリスとしてのサツキとのギャップに小さく驚いていた。

 

しばらくして、洗面所から、完全に目が覚めたサツキが戻って来る。

 

 

サツキ「おはよう、エース。」

 

エース「ああ、おはよう。サツキ………」

 

サツキ「ん、 どうしたんだ? 顔になんかついてる?」

 

エース「いや、何でもないよ。ただ、サツキにもあんな姿があるんだな〜〜ってさ。」

 

サツキ「は、はははは………恥ずかしい所を見られたな〜〜」

 

絵里「はいはい、そろそろ朝ご飯を食べましょう。」

 

 

そう言って絵里がテレビをつける。するとあるニュースが読み上げられていた。

 

 

ニュース『今日未明、海上保安庁によって外国の輸送船らしき船が発見されました。輸送船には約40名の警備員が意識を失って倒れており、いずれも警備員の命に別状は無いということです。また、乗せられていたコンテナには大きな穴が開けられていて………』

 

 

サツキ「外国の輸送船?」

 

絵里「何かあったのかしら?」

 

サツキ「分からない、でもあのコンテナの穴………人の力じゃ開けられないだろ。」

 

エース「………………」

 

ーーー

ーーー

 

バディポリス 沼津支部………

 

 

サツキとエースは朝食を食べた後、すぐに沼津支部へと来ていた。

 

 

局長「サツキ君、エース君、今朝のニュースは見たかね?」

 

サツキ「はい、見ました。 いったい何があったんです?」

 

局長「ああ、さっき目を覚ました警備員から、何があったのか話しを聞けたんだ。」

 

 

目を覚ました警備員から話しを聞いたところ、日本で死刑を執行する為に、アメリカから輸送船で死刑囚の男を日本に運んでいる時、突然、巨大なモンスターと、1人の少年が襲撃して来たと言うのだ。

 

 

エース「少年………」

 

局長「あれは輸送船ではなく、囚人を乗せた護送船だったんだ。」

 

サツキ「局長、その死刑囚の名前は?」

 

局長「ああたしか、"クリシュイット・ディーボ・樫原"と呼んでいたな。」

 

エース「っ⁉︎ クリシュイットだって⁉︎」

 

サツキ「エース?」

 

局長「知っているのかね?」

 

エース「はい。少しだけ………」

 

サツキ「局長、その死刑囚は今は?」

 

局長「内浦湾の沖合いにモーターボートが乗り捨てられていたらしい、襲撃の混乱に乗じて逃亡したか、その襲撃犯と共に逃げたか………いずれにせよ、クリシュイットという死刑囚は日本に、ここ沼津に潜伏している可能性は高い。2人とも気をつけてパトロールにあたってくれ。」

 

エース/サツキ「はい!」

 

ーーー

ーーー

 

局長の話しを聞いた後、サツキとエースはいつも通り、パトロールしていた。

 

パトカーを運転しながら、サツキはエースに問う。

 

 

サツキ「なあエース、護送船から逃亡した"クリシュイット"って知ってる奴なのか?」

 

エース「うん。"クリシュイット・ディーボ・樫原" アメリカで俺が捕まえた男だ。」

 

サツキ「エースが捕まえた? 凄いじゃないか!」

 

エース「ありがとう。けどあいつは………」

 

 

エースの話しによると、クリシュイットは暴行や強盗などの常習犯であり、約20件以上もの暴行事件を引き起こしていた。勿論、バディファイトに関する罪も犯していた。だがいずれも、街を横行していた札付きの悪や、ギャングの人間など、誰が見ても悪党だと思う奴らばかりを狙った犯行だったらしい。

 

 

サツキ「悪党ばかりを狙った犯行?」

 

エース「ああ、クリシュイットは指名手配されてはいたけど、悪党ばかりを狙った犯行に、街の人や警察の中にも、クリシュイットは悪ではないって言う人もいたよ。」

 

サツキ「まるでネズミ小僧だな。」

 

エース「ネズミ小僧なんてとんでもない、あいつは結構やり過ぎ感が目立つほど痛めつける事も多かったからさ、最終的に逮捕するに至ったんだ。」

 

サツキ「そうなのか………」

 

エース「ああ、クリシュイットに暴行を受けた相手は、骨の2本や3本はやられた奴も何人もいたからな。それに、バディファイトにおいても、悪党を倒すためにバディシステムに違法なプログラムを仕込んでいた事もあったらしい………」

 

サツキ「なるほど、"誤った正義"ってやつか………、自分は正義だと思っていても、だんだんエスカレートしていけば、やってる事は悪と同じになる、本人は最後までそれに気づかないまま逮捕されたのか。」

 

エース「ああ。」

 

 

エースと会話しながらサツキがパトカーを運転していた時、そのパトカーの前に、誰かが飛び出して来た、それに驚いたサツキは急ブレーキを踏む。

 

パトカーは「キキィーーー!」と高いブレーキ音を立てて、その人物にぶつかるギリギリで停止する。

 

その人物はぶつからない自信があるのか微動だにしてなかった。サツキとエースはパトカーを降りる。

 

 

サツキ「なんだあんた! 危ないだろ!」

 

「………………」

 

 

サツキの言葉に反応しない。だが、エースはその人物を知っている様子だ。

 

 

エース「あんたは………! クリシュイット⁉︎」

 

サツキ「何⁉︎」

 

クリシュイット「久しぶりだな、お巡りさん………それと、クリッシュでいい。長いだろ?俺の名前。」

 

 

クリシュイットと呼ばれるその男は、銀の長髪、端整な顔立ち、182cmはあるだろう高身長でスラっとしている。そして大きく胸元が開いた紫のジャケットを着ていた。

 

 

エース「お前………! どうやって輸送船から逃亡した! 輸送船でいったい何があったんだ⁉︎」

 

クリッシュ「別にいいだろそんな事は、お巡りさん………いや、エース、また俺とバディファイトしようぜ? あの時とは違う俺の力を見せてやるよ。」

 

 

クリッシュはデッキを構える。

 

 

エース「何?」

 

クリッシュ「俺はあんたにファイトで負けた。そして警察に捕まった。 その時のリベンジをしたい。」

 

エース「ああ、良いぜ。今回も俺が勝って、またお前を逮捕してやる!」

 

クリッシュ「ふんっ、そうはいかない。」

 

サツキ「気をつけろよ、エース………!」

 

エース「うん。」

 

クリッシュ「行くぜ、ぶっ潰してやるよ。」

 

 

 

 

 

エース「さあ食事の時間だ。目覚めろ暴食の山賊達よ!ルミナイズ!〈バンデット・エース〉」

 

クリッシュ「囚われし復讐の囚人達よ、俺こそが裏世界の正義となる! ルミナイズ〈プリズナー・ジャスティス!〉」

 

 

オープンTHEフラッグ

 

 

エース「デンジャーワールド」

◼️手札6/ゲージ2/LP10

 

クリッシュ「ヒーローワールド」

◼️手札6/ゲージ2/LP10

 

ーーー

ーーー

 

サツキはパトカーの無線機で、パトロール中にクリシュイットと接触した事、現在エースがファイトを始めた事を支局に伝える。

 

 

沼津支局 司令室

 

 

オペレーター「局長、サツキさんからの通信が入りました。 パトロール中に逃亡中の死刑囚 クリシュイット・ディーボ・樫原と接触、現在、エース君がファイトを始めたそうです!」

 

局長「そうか、ドローンを現場に飛ばしてくれ。ファイトの様子をモニターに写すんだ。」

 

オペレーター「了解!」

 

局長「気をつけてくれよエース君、君に何かあったらツキムラに顔向けできん。」

 

 

ーーー

ーーー

 

クリッシュ「俺からいくぞ、ドロー、チャージ&ドロー。」

◼️手札6→7/ゲージ2→3

 

クリッシュ「俺の新しい力を見せてやるよ、ゲージ3払い、バディ【変身】! 〈蒼魔戦鬼 ガウト〉」LP10→11

◼️手札7→6/ゲージ3→0

 

 

蒼魔戦鬼 ガウト

ヒーローW

ダークヒーロー

サイズ3/攻6000/防6000/打撃2

◼️このカードはコールできない。

◼️"爆蓄"【起動】お互いのデッキの上からカード2枚を裏向きで、お互いの手元に置く。(手元に置いたカードは場と手札にあるカードとして扱われない。)このカードの"爆蓄"は1ターンに1回だけ使える。

◼️このカードが攻撃した時、お互いの手元に置かれているカードの合計が5枚以上なら、このカードの攻撃力+2000、打撃力+1!!

【2回攻撃】

 

 

クリッシュは、肩や腕、膝などに角のような突起のついた蒼い鎧を纏い、顔には仮面をつける。そして胸の鎧には悪魔の顔を思わせる塗装がされていた。

 

 

クリッシュ『見ろエース、これが俺の新たな力、新たな姿だ。』

 

エース「………っ!」

 

クリッシュ「ガウトの能力発動!"爆蓄(ばくちく)" 互いのデッキトップから2枚を裏向きで手元に置く。」

◼️手元のカード2

 

エース「何?」

手元のカード2

 

クリッシュ「訳が分からないか? 手元に置かれたこのカードが、このファイトを大きく動かす。」

 

エース「何を企んでいても、俺は負けない!」

 

クリッシュ「ふん………、レフトにコール〈正義囚人 大槌使いのオウダ〉」

◼️手札6→5

 

 

正義囚人 大槌使いのオウダ

ヒーローW

ダークヒーロー

サイズ2/攻6000/防1000/打撃3

◼️"爆蓄(ばくちく)"このカードが登場した時、君のデッキの上からカードを1枚、裏向きで君の手元に置く。このカードの"爆蓄"は1ターンに1回だけ使える。

◼️このカードのバトル終了後、このカードを破壊する。

【貫通】

 

 

クリッシュ『大槌使いのオウダの登場時、"爆蓄"俺のデッキトップから1枚を裏向きで手元に置く。』

◼️手元のカード2→3

 

エース「また………」

 

クリッシュ「ふん、アタックフェイズだ! ガウトでエースに攻撃! ガウトの能力、お互いの手元にある裏向きのカードが合計5枚以上なら、攻撃力+2000、打撃力+1だ!」

 

 

クリッシュとエースの手元に置かれているカードから紫のオーラが出て、全てガウトに集まっていく。

 

 

ガウト

攻6000→8000/打撃2→3

 

 

エース「手札から〈アーマナイト・ゴブレン・バンデット〉を捨て、"略奪"発動!」

◼️手札6→5

 

 

アーマナイト・ゴブレン・バンデット

デンジャーW

アーマナイト/バンデット

サイズ2/攻5000/防4000/打撃2

◼️"略奪"【対抗】相手のモンスターが攻撃した時、場か手札のこのカードをドロップして、君のデッキの上からカードを1枚ゲージに置いて、カードを1枚引く。その後、その攻撃のダメージを2減らす。「アーマナイト・ゴブレン・バンデット」の"略奪"は1ターンに1回だけ発動する。

 

 

エース「1チャージ、1ドロー! さらに今受けるダメージを2減らす!」

◼️手札5→6/ゲージ2→3

 

クリッシュ『だがダメージは1だ!』

 

エース「くっ!」LP10→9

 

クリッシュ「ターンエンドだ。」

◼️手札5/ゲージ0/LP11/手元3

 

 

エース「俺のターン、ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札6→7/ゲージ3→4

 

エース「ライトに〈アーマナイト・ドッグ・バンデット〉をコール!」

◼️手札7→6

 

 

アーマナイト・ドッグ・バンデット

デンジャーW

アーマナイト/バンデット

サイズ1/攻3000/防1000/打撃1

◼️このカードが登場した時、君のライフ1払ってよい。払ったら、君のデッキの上からカードを2枚ゲージに置く。

◼️"略奪"【対抗】相手のカードの攻撃中、場か手札のこのカードをドロップに置いてよい。置いたら、そのカードの打撃力ー1! さらに君のライフ+1!

 

 

エース「ドッグバンデットの登場時、ライフ1払い、2チャージ。」

◼️ゲージ4→6/LP9→8

 

エース「ゲージ2払い〈アーマナイト・ライノス・バンデット〉をライトにコール!」

◼️手札6→5//ゲージ6→5

 

 

アーマナイト・ライノス・バンデット

デンジャーW

アーマナイト/バンデット

サイズ2/攻6000/防4000/打撃2

◼️【コールコスト】ゲージ1払う。

◼️このカードは相手の効果で破壊されない。

◼️"略奪"【対抗】君のモンスターが相手のカードに攻撃された時、君の場か手札の〈バンデット〉1枚をドロップに置いてよい。置いたら、相手はライフ1を払う。さらに君のカード全ての防御力+3000!「アーマナイト・ライノス・バンデット」の"略奪"は1ターンに1回だけ使える。

【移動】

 

 

エース「アタックフェイズ! アーマナイトライノスバンデットと、アーマナイトドッグバンデットでガウトに連携攻撃!」

 

 

アーマナイトライノスバンデット+アーマナイトドッグバンデット

連携 攻9000

 

ガウト

防6000

 

 

エース「連携打撃3!」

 

クリッシュ『ぐぅぅ!』LP 11→8

 

エース「ターンエンドだ。」

◼️手札5/ゲージ5/LP8

 

 




今回も感想を是非‼︎

次回『"爆蓄"の罠』


今回は遅くなってすみません。ラブライブ!の新しいアプリゲームの「スクールアイドルフェスティバル オールスターズ」がリリースされたので、そっちに現を抜かしていました。後は稲刈りが本格的に始まったので忙しかったのです。


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"爆蓄"の罠

前回の『バディファイトLoveLive!サンシャイン‼︎』

 

 

アメリカから日本に護送されていたクリシュイット・ディーボ・樫原、だがその護送船を俠兵とガノンが襲った。

 

クリシュイットは俠兵とガノンから仲間になるよう誘われるが、それには応じなかった。その後、クリシュイットは日本に渡る。

 

 

サツキとエースは局長からクリシュイットが護送船から逃亡した事を知り、いつもより気をつけてパトロールをしていたが、突然現れたクリシュイットと遭遇し、エースがクリシュイットとのファイトを開始する。

 

ーーー

ーーー

 

エース vs クリシュイット

 

 

エース

◼️手札5/ゲージ5/手元のカード2/LP8

 

ライト:アーマナイト・ドッグ・バンデット

レフト:アーマナイト・ライノス・バンデット

センター:無し

 

ーーー

 

クリシュイット

◼️手札5/ゲージ0/手元のカード3/LP8

 

ライト:無し

レフト:正義囚人 大槌のオウダ

センター:無し

【変身】:蒼魔戦鬼 ガウト

 

ーーー

ーーー

 

現在、エースのターン終了後………

 

 

クリッシュ『俺のターン、ドロー、チャージ&ドロー。』

◼️手札5→6/ゲージ0→1

 

 

 

ーーー回想ーーー

 

クリシュイットがエースとファイトする数時間前………

 

 

クリシュイットは、護送船に備蓄されていたモーターボートに乗り、1時間半かけて、日本、沼津港に到着した。

 

 

クリッシュ「ほんとに帰って来たのか、日本………」

 

 

クリシュイットは手に握っていた紙を見る。この紙は護送船を襲った少年、紫ノ咲 俠兵から渡されたものだ。その紙は地図になっていて、沼津港からある場所までの道のりが記されていた。

 

その地図に従って歩くこと40分が過ぎた、クリシュイットの目の前には、廃墟が建っていた。

 

 

クリッシュ「ここか?」

 

 

クリシュイットはその廃墟に足を踏み入れ、中に入っていく。そこには、護送船を襲った少年、紫ノ咲 俠兵が椅子に座って待っていた。

 

 

俠兵「来てくれたのか、クリシュイットさん。」

 

クリッシュ「俺の名前、長いだろ。 クリッシュでいい」

 

俠兵「じゃあクリッシュ。ここまで来てくれた礼だ。言った通り、そのデッキのバディをあんたに渡す。」

 

 

俠兵はクリッシュにカードを渡す。

 

 

クリッシュ「蒼魔戦鬼 ガウト………、こいつがこのデッキのバディか………」

 

俠兵「ああ。」

 

クリッシュ「だが良いのか? 俺はバディだけを受け取って、お前らには従わないかもしれないぞ?」

 

俠兵「別に構わないよ。俺はただあんたにこの場所に来てほしかっただけだからね。」

 

クリッシュ「そうか、俺はもう行くぞ。」

 

 

クリッシュが廃墟を後にしようと、背を向ける。

 

 

俠兵「もし行くアテも、泊まるアテも無いなら、またこの場所に来るといい。 」

 

クリッシュ「………」

 

俠兵「もちろん、選ぶのはあんたの自由だ。」

 

 

クリッシュは俠兵の言葉を背中で聞き流しながら廃墟を去った。

 

 

ーーー回想 了ーーー

 

 

クリッシュ『ライトに〈正義囚人 短剣使いのナイファー〉をコール』

◼️手札6→5

 

 

正義囚人 短剣使いのナイファー

ヒーローW

ダークヒーロー

サイズ1/攻5000/防1000/打撃2

◼️"爆蓄"このカードの登場時、相手のデッキの上からカードを1枚、裏向きで相手の手元に置く。

◼️このカードが攻撃した時、相手の手元にカードが2枚以上あるなら、このターン中、君の場のカード全ての攻撃力+2000!

◼️このカードのバトル終了後、このカードを破壊する。

【貫通】

 

 

クリッシュ『ナイファーの登場時"爆蓄"相手にデッキトップから1枚を裏向きで手元に置く。』

 

エース「いったい何なんだ? この戦法は………」

◼️手元のカード2→3

 

クリッシュ『さらにゲージ1払い〈正義の監獄 ジャスティス・プリズン〉を【設置】』

◼️手札5→4/ゲージ1→0

 

 

正義の監獄 ジャスティス・プリズン

ヒーローW

ダークヒーロー

◼️【設置】

◼️【起動】お互いの手元にあるカードの合計が2枚以上なら君のデッキの上からカードを1枚ゲージに置いて、手札のカードの合計が4枚以上なら君のライフ+1、手元のカードの合計が6枚以上ならカードを1枚引く。「正義の監獄 ジャスティス・プリズン」は1ターンに1枚しか【設置】できない。

◼️君のターン終了時、このターン中に君のカード名に「正義囚人」を含むモンスターが効果で破壊されていたら、相手にダメージ1! この能力は1ターンに1回だけ使える。

 

 

ファイトエリアを丸ごと囲むように、鉄の棒が何本も現れて、クリッシュとエースを囲む檻になる。

 

 

エース「っ⁉︎」

 

クリッシュ『ジャスティスプリズンの【起動】、お互いの手元にあるカードが2枚以上なら1チャージ、4枚以上ならライフ+1、6枚以上なら1ドローする。』

 

 

クリッシュの手元には裏向きのカードが3枚、エースの手元にも裏向きのカードが3枚ある。合計で6枚だ。

 

 

クリッシュ『1チャージ、ライフ+1、1ドローだ。』LP8→9

◼️手札4→5/ゲージ0→1

 

クリッシュ『アタックフェイズだ。』

 

エース「アーマナイトライノスバンデットをセンターに【移動】!」

 

 

アーマナイト・ライノス・バンデット レフト→センター

 

 

クリッシュ『短剣使いのナイファーでアーマナイトライノスバンデットに攻撃だ!』

 

エース「アーマナイトライノスバンデットの"略奪"! 」

 

 

アーマナイト・ライノス・バンデット

デンジャーW

アーマナイト/バンデット

サイズ2/攻6000/防4000/打撃2

◼️【コールコスト】ゲージ1払う。

◼️このカードは相手の効果で破壊されない。

◼️"略奪"【対抗】君のモンスターが相手のカードに攻撃された時、君の場か手札の〈バンデット〉1枚をドロップに置いてよい。置いたら、相手はライフ1を払う。さらに君のカード全ての防御力+3000!「アーマナイト・ライノス・バンデット」の"略奪"は1ターンに1回だけ使える。

【移動】

 

 

エース「手札の〈バンデット〉を1枚捨て、相手はライフ1払い、俺の場のカード全ての防御力+3000!」

◼️手札5→4

 

クリッシュ『仕方ない。だが、短剣使いのナイファーの攻撃時能力、相手の手元にカードが2枚以上あれば、このターン中のみ俺のカード全ての攻撃力+2000だ!』

◼️LP8→7

 

 

ガウト

攻6000→8000

 

大槌使いのオウダ

攻6000→8000

 

 

短剣使いのナイファー

攻5000→7000

 

アーマナイトライノスバンデット

防4000→7000

 

アーマナイトライノスバンデット 撃破!

 

 

クリッシュ『貫通! 打撃2だ!』

 

エース「ぐぅっ!」LP8→6

 

クリッシュ『バトル終了後、短剣使いのナイファーは破壊される。』

 

 

ナイファーは持っていたナイフで自分を刺して破壊される。

 

 

正義囚人 短剣使いのナイファー 破壊!

 

 

クリッシュ『大槌使いのオウダでエースに攻撃! 打撃3!』

 

エース「アーマナイトドッグバンデットの"略奪"発動!」

 

 

アーマナイト・ドッグ・バンデット

デンジャーW

アーマナイト/バンデット

サイズ1/攻3000/防1000/打撃1

◼️このカードが登場した時、君のライフ1払ってよい。払ったら、君のデッキの上からカードを2枚ゲージに置く。

◼️"略奪"【対抗】相手のカードの攻撃中、場か手札のこのカードをドロップに置いてよい。置いたら、そのカードの打撃力ー1! さらに君のライフ+1!

 

 

エース「場のこのカードをドロップして、大槌使いのオウダの打撃力を1減らす! さらに俺のライフ+1だ。」LP6→7

 

 

大槌使いのオウダ

打撃3→2

 

 

エース「うぁぁ!」LP7→5

 

クリッシュ『オウダもバトル後に破壊される。』

 

 

正義囚人 大槌使いのオウダ 破壊!

 

 

クリッシュ『この俺、蒼魔戦鬼ガウトでエースを攻撃!攻撃時に攻撃力+2000、打撃+1!』

 

 

ガウト

攻8000→10000/打撃2→3

 

 

エース「その攻撃を貰う! 相手の攻撃中ゲージ3払い、レフトにバディコール! さあ来い!黒き暴食の獣 〈黒獣王 ガライオン・バッデット〉」LP5→6

◼️手札4→3/ゲージ5→2

 

 

黒獣王 ガライオン・バンデット

デンジャーW

バンデット

サイズ2/攻9000/防4000/打撃3 

◼️【コールコスト】ゲージ2払う

◼️"ガライオン奪取‼︎"相手の場のカードが攻撃した時、手札のこのカードを【コールコスト】を払ってコールしてよい。そうしたらその攻撃を無効化し、このカードで相手に攻撃する。"ガライオン奪取‼︎"は1ターンに1回だけ使える。

 

 

ガライオン『ぐうぉぉぉぉおお!! 今日の餌はあいつかぁ!!』

 

エース「ガライオンバッデットが相手の攻撃中に登場した時、その攻撃を無効化する。そして代わりにガライオンでクリッシュに攻撃する!」

 

 

ガライオンバッデット

攻9000

 

ガウト

防6000

 

 

エース「打撃3!」

 

クリッシュ『ぐぁぁ!!』LP8→5

 

 

ガライオンの攻撃を受けたクリッシュだが、クリッシュは不敵に笑う。

 

 

クリッシュ『お前の、俺のターン中の攻撃は読んでいた………、キャスト!〈黒き正義の影、再び!〉』

◼️手札5→4

 

 

黒き正義の影、再び!

ヒーローW

ダークヒーロー

◼️君が相手の攻撃でダメージを受けた時使える。

◼️【使用コスト】ゲージ2払うか、君の手元にあるカード2枚をドロップに置く。

◼️【対抗】君のドロップのカード名に「正義囚人」を含むモンスター1枚を【コールコスト】を払ってコールする。「黒き正義の影、再び!」は1ターンに1回だけ使える。

 

 

クリッシュ『俺がダメージを受けた時、俺の手元のカード2枚をコストにして、ドロップから「正義囚人」をコールする。 ドロップから〈正義囚人 悪炎使いのファヴレン〉』

◼️手元のカード3→1

 

 

正義囚人 悪炎使いのファヴレン

ヒーローW

ダークヒーロー

サイズ2/攻6000/防2000//打撃2

◼️【コールコスト】君のデッキの上からカード1枚をこのカードのソウルに入れ、ゲージ1払う。

◼️"爆蓄"このカードが攻撃した時、君のデッキの上からカードを2枚、裏向きで君の手元に置く。このカードの"爆蓄"は1ターンに1回だけ使える。

◼️君のターン終了時、このカードを破壊してよい。破壊したら、相手のデッキの上からカードを2枚裏向きで相手の手元に置く。

【貫通】【ソウルガード】

 

 

クリッシュ『俺がお前のバディの能力を警戒していないと思ったか? 俺はお前のデッキの特徴をすでに知ってるんだからな。』

 

エース「ガライオンの能力と攻撃を上手く利用されたって事か………」

 

クリッシュ「ああ、ガライオンが攻撃したとは言え、今はまだ俺のアタックフェイズ中だ。 悪炎使いのファヴレンでエースを攻撃! そして"爆蓄"発動! 俺のデッキトップから2枚を裏向きで手元に置く。 打撃2だ!」

◼️手元のカード1→3

 

エース「なら俺も、利用させて貰う! 【対抗】で、ライフ1払い………【変身】!〈オフィサー・エース〉」

◼️手札3→2/LP5→4

 

 

オフィサー・エース

ジェネリック

エース

サイズ2/攻7000/防4000/打撃1

◼️【コールコスト】ゲージ3払う

◼️【対抗】ライフ1払い、手札のこのカードに【変身】してよい。そうしたら相手の場のモンスター1枚を破壊する。

◼️君の場にバディが居るなら、このカードの打撃力+1し、【2回攻撃】を得る。

【変身】(ゲージ1払う。)

 

 

エースはダークグレーのメタリックで機械的なアーマーを装備した姿に変わり、口元にいかついマスクが付けられ、テンガロンハットを被る。そして左側の腰には銃、腰の後ろに折りたたみの剣が横向きで装備されている。

 

 

エース『さらに相手のモンスター1枚を破壊する。悪炎使いのファヴレンを破壊!』

 

 

エースは腰のガンホルダーから、通常の銃より銃身が少し大きく長い、4つの銃口がある銃を取り出し、悪炎使いのファヴレンを撃つ。

 

 

クリッシュ『ソウルガードだ!』

 

 

悪炎使いのファヴレン 破壊!

【ソウルガード】ソウル1→0

 

 

攻撃中のファヴレンは破壊されたが、ソウルガードで場に残っている以上、攻撃は続行したままだ。

 

 

エース『ぐぅ!』LP4→2

 

クリッシュ『ふん、ターンエンドだ。このターン終了時、悪炎使いのファヴレンを破壊し、相手のデッキトップからカードを2枚裏向きで相手の手元に置く。』

◼️手札3/ゲージ0/手元のカード3/LP5

 

 

正義囚人 悪炎使いのファヴレン 破壊!

 

 

エース

◼️手元のカード3→5

 

 

エース『俺のターン、ドロー、チャージ&ドロー!』

◼️手札2→3/ゲージ2→3

 

エース『ライトに〈アーマナイト・オーガ・バンデット〉をコール!』

◼️手札3→2

 

 

アーマナイト・オーガ・バンデット

デンジャーW

アーマナイト/バンデット

サイズ1/攻6000/防1000/打撃2

◼️"略奪"相手の場にサイズ2以下のモンスターが登場した時、君の場か手札のこのカードをドロップに置いてよい。置いたら、そのモンスターの攻撃力ー2000、防御力ー2000する。そして君の場のカード1枚の防御力+2000!

 

 

エース『アタックフェイズ! オフィサーエースは、場にバディモンスター、つまりガライオン・バンデットがいれば、打撃力+1、【2回攻撃】を得る!』

 

 

オフィサーエース 打撃2→3

【2回攻撃】

 

 

エース『アーマナイトオーガバンデット、ガウトに攻撃! 打撃2!』

 

クリッシュ『キャスト!〈お前の技は見切った〉攻撃を無効化する。』

◼️手札3→2

 

エース『ガライオンで攻撃!打撃3!』

 

クリッシュ『キャスト!〈黒き正義の盾〉』

◼️手札2→1

 

 

黒き正義の盾

ヒーローW

ダークヒーロー/防御

◼️相手のターンの攻撃中に使える。

◼️その攻撃を無効化する。さらに、お互いの手元にカードが合計3枚以上あれば、君のデッキの上からカードを1枚ゲージに置いて、君のライフ+2!

 

 

クリッシュ『その攻撃を無効化する。そして互いの手元のカードが3枚以上なら、1チャージ、ライフ+2だ。』LP5→7

◼️ゲージ0→1

 

エース『この俺、オフィサーエースでガウトに攻撃! 打撃3!』

 

クリッシュ『キャスト!もう1枚〈黒き正義の盾〉攻撃を無効化し、手元のカード3枚以上で1チャージ、ライフ+2』

◼️手札1→0/ゲージ1→2

 

エース『この時、手札から〈アーマナイト・コヨーテ・バンデット〉を捨て、"略奪"発動!』

◼️手札2→1

 

 

アーマナイト・コヨーテ・バンデット

デンジャーW

アーマナイト/バンデット

サイズ1/攻4000/防1000/打撃2

■【コールコスト】ゲージ1払う。

■"略奪"【対抗】相手のライフが増えた時、場か手札のこのカードをドロップに置いてよい。置いたら、そのライフの増加を無効化し、相手にダメージ2!“物資略奪”は1ターンに1度だけ発動する。

 

 

エース『ライフの増加を無効化し、相手にダメージ2だ!』

 

クリッシュ『ぐぅ………、だが攻撃は無効化している。』LP7→5

 

エース『オフィサーエースの2回攻撃! 打撃3!』

 

 

オフィサーエース

攻6000

 

ガウト

防6000

 

 

クリッシュ『ぐぅぅ!!』LP5→2

 

エース『ターンエンド』

◼️手札1/ゲージ3/LP2

 

 

クリッシュ『どうやら、決めきれなかったようだな。』

 

エース『くっ………』

 

クリッシュ『ふん、俺のターンだ。ドロー、チャージ&ドロー』

◼️手札0→1/ゲージ2→3

 

クリッシュ(エースの手札は残り1枚か。)

 

クリッシュ『これ以上の追い討ちは必要ないな………、アタックフェイズだ。』

 

エース『良いのか? この1枚は、防御魔法かもしれないぞ?』

 

 

エースは、手札の最後の1枚を構える。

 

 

クリッシュ『ふん………、ガウトでエースを攻撃! 打撃3!』

 

 

ガウトは手にエネルギーを溜め、蒼い炎の剣を創り出し、そしてエースに斬りかかる!

 

 

エース『くぅ………!

 

 

エースの手札にあった最後の1枚はモンスターカード、防御魔法ではなかった。

 

 

ガウト

攻8000

 

エース

防4000

 

 

エース『うわぁぁぁぁぁ!!!』LP2→0

 

 

 

 

 

サツキ「エース!」

 

 

ファイトが終わっても、2人は変身を解かない………

 

 

クリッシュ『今回は俺の勝ちだな、エース』

 

エース『くぅ………』

 

 

クリッシュはその場を去ろうと振り返る。

 

 

エース『待て………、お前はこれからどうする?どこへ行くんだ⁉︎』

 

クリッシュ『それをお前達に言ってどうなる? まあ、行くアテなど別に無いがな。』

 

サツキ「あんたをこのまま行かせる訳にはいかない。今度は僕とファイトだ!」

 

クリッシュ『悪いが、今のファイトで少し疲れた。この場は退かせてもらう。』

 

 

クリッシュはガウトに変身したまま蒼い炎のオーラを纏い、跳び去っていった。

 

 

エース『どうしたガライオン、ファイトは終わったんだ。いつものように噛み付けよ。』

 

ガライオン『ふん、………ファイトに負けた奴のエネルギーなんぞ、食っても美味くもなんともねーよ。 俺はもう寝るからな、間違っても起こすんじゃねーぞ。』

 

 

そう言ってガライオンはエースのデッキに戻ってしまった。同時にエースの変身も解ける。

 

 

エース「ありがとな、ガライオン………。」

 

サツキ「大丈夫か?エース」

 

エース「うん。けど悪い………ファイトに負けたうえにクリッシュを逃してしまった………」

 

サツキ「いや、逃したのは僕の責任でもある。とりあえず本部に戻ろう。」

 

エース「ああ………」

 

ーーー

ーーー

 

バディポリス 沼津支部………

 

司令室

 

サツキとエースは報告の為に沼津支部の司令室に戻って来ていた。

 

 

エース「すみません、クリッシュを取り逃がしました。」

 

局長「いや、エース君が無事で良かったよ。 クリッシュとはまた会う時が来るだろう。今は身体を休めて、またパトロールを続けてくれ。」

 

エース「はい!」

 

ーーー

ーーー

 

その後、エースとサツキは仮眠室で、サツキはコーヒーを飲みながら、エースは仮眠室の毛布の上に寝転んで休んでいた。

 

 

サツキ「エース、ほんとに大丈夫か?」

 

エース「大丈夫だよ。ほんとに心配性だなサツキは。」

 

サツキ「そりゃ、心配もするよ。君は大切だからね。」

 

エース「大切? 俺がか?」

 

サツキ「うん。」

 

エース「サツキ、変な事を聞くけど………、サツキにとって俺は、どんな風に大切なんだ?」

 

サツキ「え?」

 

 

エースの斜め上の質問にサツキは少し驚く。

少し沈黙して考えた後、サツキは自分の気持ちを打ち明ける。

 

 

サツキ「そうだな………。僕にとって、君は兄弟………"弟"みたいなものだ。僕はそう感じてるよ。」

 

エース「………!」

 

 

エースはいつも思っていた。「サツキはどうしてこんなにも俺に親切なんだろうか」と、それはバディポリスとしての性分なのか、ただの人柄なのか………、けどエースは、ただの仕事仲間や先輩という感じをサツキには覚えていなかった。そんな近いのか遠いのかはっきりしない距離感とはまた違う親近感………エースもまたサツキを"兄"のように思っていたのかもしれない。

 

エースは上体を起こして座り、サツキに向き合う。

 

 

エース「サツキ、次は必ず勝つよ。 勝って今度こそクリッシュを捕まえる。」

 

 

エースの燃えるような眼差しに、サツキは少し微笑む。

 

 

サツキ「うん。2人で頑張ろう。」

 

 

 

 

エース「」




今回も感想を是非‼︎


次回のタイトルは未定です。


クリッシュこと「クリシュイット・ディーボ・樫原」の見た目のイメージは「ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風」のアバッキオをイメージしてください。声も声優の諏訪部順一さんをイメージしてください。


この後の内容が全く思いつかないな〜〜………
「逆襲の魔星龍 編」今年中、来月には終われるのか?



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進化の為に、梨子 vs 曜

前回の『バディファイトLoveLive!サンシャイン‼︎』

 

 

護送船から逃亡したクリシュイットとファイトをしていたエース。クリシュイットの見慣れない戦法と戦略に翻弄され、エースはクリシュイットに敗北してしまった。

 

ーーー

ーーー

 

ドラゴンワールド "帝都"エンデュミアスの城………

 

 

Aqours、流、天音は、ガンズァスとのファイトで新たに成長したドラゴンフォースの影響で体力を消耗し、寝倒れてしまった千歌が目を覚ますまで、エンデュミアスの城に留まっていた。

 

 

千歌は昨晩泊まった寝室に寝かされていた。今はルビィと花丸と善子が千歌の様子を見ていた。

 

 

千歌「すぅ………すぅ………」

 

ルビィ「千歌ちゃん、なかなか目を覚まさないね。」

 

花丸「もう半日を回ったずら」

 

善子「まったく、今日も泊まりになっちゃうかもね。」

 

花丸「千歌ちゃんがいつ目覚めるか分からないけど、とにかくみんなの所に戻るずら、ルビィちゃん、善子ちゃん。」

 

ルビィ「うん。」

 

善子「善子じゃなくてヨハネよ。」

 

ーーー

ーーー

 

ルビィ、花丸、善子はエンデュミアスの城の広間に戻って来た。だが、広間には誰もいなかった。

 

 

花丸「あれ? 誰も居ないずら」

 

ルビィ「どこ行っちゃったんだろう?」

 

善子「う〜ん………あ! すみませ〜〜ん!」

 

 

善子はエンデュミアスの城で働く竜人型のモンスターに皆んなの居場所を聞く。その竜人によると、皆んなファイトステージに向かったらしい。

 

 

花丸「ファイトステージずら?」

 

エンデュミアスの使い『はい。ご案内しますか?』

 

善子「いえ、大丈夫です。ありがとうございました。」

 

 

善子、花丸、ルビィはファイトステージに向かった。

 

 

ーーー

ーーー

 

 

ファイトステージには、残りのAqoursメンバーと流、天音が居た。

 

 

ルビィ「お姉ちゃん。」

 

ダイヤ「ルビィ、花丸さんと善子さんも。千歌さんはどうですか?」

 

善子「まだぐっすりよ。」

 

花丸「まだまだ目を覚ます様子はないずら」

 

ダイヤ「そうですか………」

 

善子「それよりも………」

 

 

善子がファイトステージを見る。すると、リアルバディファイトヴィジョンが展開され、梨子と曜が一定の距離を空けて、向かい合っていた。

 

 

善子「なんで梨子と曜がファイトしようとしてるわけ?」

 

果南「ああ〜〜、それはね………」

 

 

ーーー

ーーー回想ーーー

 

数時間前………

 

ルビィ、花丸、善子が千歌の寝室に向かった後、曜と梨子はエンデュミアスと話しをしていた。

 

 

エンデュミアス『ドラゴンフォースを成長させる方法………ですか?』

 

梨子「はい。」

 

曜「私達、強くなりたいんです!」

 

梨子「千歌ちゃんは、私達よりもどんどん先に先に行ってる………」

 

曜「私達も、そんな千歌ちゃんと肩を並べられるくらい強くなりたいんです。」

 

梨子「だから、私達のドラゴンフォースを成長させる方法を教えてください?」

 

エンデュミアス『あなた達………』

 

 

曜と梨子の眼差しには光が見える。とても強い意志と信念がこもった強い眼差しが………エンデュミアスはその意に確かな成長の兆しを感じ取る。

 

 

エンデュミアス『………成長させるだけでいいのですか?』

 

梨子/曜「え?」

 

エンデュミアス『千歌ちゃんと肩を並べられるくらい強くなりたいのでしょう? ならば成長などと言わず、あなた達のドラゴンフォースを進化させましょうではありませんか。』

 

曜「ドラゴンフォースを………進化⁉︎」

 

梨子「できるんですか、そんなこと⁉︎」

 

エンデュミアス『千歌ちゃんにだってドラゴンフォースの進化を果たしているのです。あなた達にも可能なはずですよ。』

 

梨子「ドラゴンフォースの進化………」

 

エンデュミアス『どうしますか?』

 

 

もしドラゴンフォースの進化が成功すれば、千歌にとっても大きな手助けにもなるだろう。ドラゴンフォースの進化、梨子と曜にとっては願ってもない事だ。

 

 

曜「どうする、梨子ちゃん?」

 

梨子「どうするって、そんなの決まってるじゃない。」

 

 

曜と梨子は顔を見合わせてお互いの決意を確認し合う。

 

 

梨子/曜「やります!」

 

曜「でも、ドラゴンフォースの進化ってどうやって?」

 

エンデュミアス『ドラゴンフォースの進化には、経験値が必要です。』

 

梨子「経験値?」

 

エンデュミアス『はい。何も難しい事ではありません、あなた達2人には、とにかくファイトをしてもらいます。』

 

梨子「ファイトを?」

 

エンデュミアス『はい。もちろん一回や二回ではありません。ドラゴンフォースに進化の兆しが見られるまで何度でもファイトしていただきます。』

 

曜「えっと、それだけなんですか? もっとその………厳しい修行みたいなのとか………」

 

エンデュミアス『いいえ。先程も言った通りドラゴンフォースの進化には経験値が必要です、ただひたすら何度もファイトを繰り返して、ドラゴンフォースに戦いの経験を積ませるのです。』

 

梨子「ドラゴンフォースに経験を積ませる………」

 

エンデュミアス『やりますか?』

 

曜「どうする? 梨子ちゃん」

 

梨子「どうするって………、決まってるじゃない。」

 

曜/梨子「やります!」

 

エンデュミアス『承知しました。では2人共、ファイトステージへ行きましょう。』

 

ーーー

ーーー回想 了ーーー

 

 

そして梨子と曜は向かい合ってファイトする状況になっている。

 

 

善子「ドラゴンフォースの進化ねぇ〜………」

 

花丸「なんだか凄そうずら。」

 

ダイヤ「ドラゴンフォースの進化には経験値が必要らしいですからね。」

 

果南「かれこれもう3回はファイトしてるよ。」

 

ルビィ「勝敗はどうなってるの?」

 

鞠莉「曜が2勝、梨子が1勝してるわね。」

 

エンデュミアス『これはあくまで経験を積むファイトなので勝敗はあまり関係はありません。ファイトする事に意味があるのです。勝っても負けても2人のドラゴンフォースには経験値が蓄積されていき、進化を促すことができるのです。』

 

 

ーーー

ーーー

 

梨子「また負けちゃった………」

 

曜「ふぅ、なんか変わった感じする?梨子ちゃん」

 

梨子「う〜ん、まだよく分かんないかも」

 

曜「私もだよ。」

 

梨子「まだまだ3回しかファイトしてないし、もう一回やるよ!」

 

曜「うん!」

 

 

 

 

梨子「私達の願いよ、輝きを放つ竜星となりて無限の彼方へ導け!輝きのルミナイズ!〈シャイニング・スターライト〉」

 

曜「紫紺の煌めきよ、悔しさと哀しみを漆黒の輝きへと導け!輝きのルミナイズ!〈シャイニングレイ・ダークネス〉」

 

 

梨子「私の先攻 ドロー、チャージ&ドロー」

◼️手札6→7/ゲージ2→3

 

梨子「ライトに〈超星竜 ジャックナイフ〉をコール!」

◼️手札7→6/ゲージ3→2

 

 

超星竜 ジャックナイフ

サイズ2/攻5000/防5000/打撃3/【ソウルガード】

 

 

梨子「ジャックナイフの登場時、デッキトップから3枚確認」

 

 

確認したカード

◼️竜装機 エルガーカノン

◼️剣星機 J・イグナイター

◼️スタージャック・ブースト

 

 

梨子「私は〈竜装機 エルガーカノン〉を【星合体】、 残り2枚は破棄!」

 

 

ジャックナイフ ソウル0→1

 

 

梨子「さらに〈竜装機 シルトファイター〉をコール、そして【星合体】!」

◼️手札6→5

 

 

ジャックナイフ ソウル1→2

 

 

梨子「アタックフェイズ!」

 

 

ジャックナイフ ソウル2

◼️竜装機 エルガーカノン

(ジャックナイフ 攻5000→7000/打撃3→4)

◼️竜装機 シルトファイター

(【対抗】ソウルのこのカードをドロップして、受けるダメージを0に減らす。)

 

 

梨子「ジャックナイフで曜ちゃんを攻撃!打撃4!」

 

曜「うわぁ!!」LP10→6

 

梨子「ターンエンドよ。」

◼️手札5/ゲージ2/LP10

 

 

曜「私のターン、ドロー、チャージ&ドロー」

◼️手札6→7/ゲージ2→3

 

曜「ライトに〈死を運ぶ黒竜 アビゲール〉をコール!」

◼️手札7→6/ゲージ3→2

 

 

死を運ぶ黒死竜 アビゲール

サイズ1/攻7000/防1000/打撃1

 

 

曜「レフトに〈覚醒の黒死竜 アビゲール〉をバディコール!」LP6→7

◼️手札6→5/ゲージ2→1

 

 

覚醒の黒死竜 アビゲール

サイズ1/攻6000/防1000/打撃2

 

 

曜「覚醒のアビゲールの登場時能力! ジャックナイフを破壊して、梨子ちゃんのデッキトップから2枚破棄する!」

 

梨子「ジャックナイフのソウルガード!」

◼️破棄合計0→2

 

 

ジャックナイフ 破壊!

【ソウルガード】ソウル2→1(竜装機 エルガーカノン)

攻7000→5000/打撃4→3

 

 

曜「さらに〈黒印火山〉を【設置】」

◼️手札5→4

 

 

曜の背後に巨大な黒い火山が現れる。

 

 

曜「アタックフェイズ! 覚醒のアビゲールで梨子ちゃんに攻撃!打撃2!」

 

梨子「きゃぁ!」LP10→8

 

曜「死を運ぶアビゲールで梨子ちゃんに攻撃!打撃1!」

 

梨子「うぅ………」LP8→7

 

曜「死を運ぶアビゲールの能力、ダメージを与えたら、梨子ちゃんのデッキを3枚破棄して、さらに1ダメージ! 」

 

梨子「くっ!」LP7→6

◼️破棄合計2→5

 

曜「ターンエンド!」

◼️手札4/ゲージ1/LP7

 

 

梨子「私のターン、ドロー、チャージ&ドロー」

◼️手札5→6/ゲージ2→3

 

梨子「いくよ、私のライフ6以下で、場にジャックナイフ画にいれば………〈ドラゴンフォース"喜愛の型"〉解放‼︎」

◼️手札6→5/ゲージ3→1

 

 

ドラゴンフォース"喜愛の型"

武器/喜び/愛

攻6000/打撃2

『解放条件!』〔君のライフ6以下で、君の場にカード名に「ジャックナイフ」を含むモンスターがいる。〕

◼️【装備コスト】ゲージ2払う。

◼️このカードは破壊されず、手札に戻せず、能力を無効化されない。

◼️お互いのアタックフェイズ開始時、君の手札かドロップから〈竜装機〉1枚までを場の〈ネオドラゴン〉1枚のソウルに入れて、君のライフ+2!

◼️君の場のカード名に「ジャックナイフ」を含むモンスターのソウルが3枚以上ある時、このカードは【貫通】を得て、君のカード全ては、相手の効果でレストされず、君が効果で受ける3以上のダメージを2減らす。

【3回攻撃】

 

 

梨子は、蒼白のオーラを纏い、梨子の後ろ髪を留めていたバレッタが少し大きい「✴︎(キラ星)」の形になり、梨子の両手首に青い光の大きな「✴︎(キラ星)」マークが浮かび上がる。そして、梨子の背中から蒼白の光の両翼が生える。梨子が少し動くたびに、蒼白の粒子が舞う。

 

 

梨子がドラゴンフォースを解放した時、梨子のデッキが輝く。

 

千歌、梨子、曜のデッキはドラゴンフォースを解放する事で、デッキの中身の一部がドラゴンフォース専用のカードに書き換わり、「ドラゴンフォース・デッキ」に変化するのだ。

 

 

梨子「〈竜装機 スロウィング〉をコール! そしてジャックナイフに【星合体】!」

◼️手札5→4

 

 

ジャックナイフ ソウル1→2

 

 

梨子「さらに〈エレクトリック・ソース〉1チャージ、さらにソウル2枚以上のカードがあれば、さらに2チャージ!」

◼️手札4→3/ゲージ1→2→4

 

梨子「アタックフェイズ! ドラゴンフォースの能力で、ドロップから〈大竜装機 トリプルバスター〉を【星合体】! そしてライフ+2!」LP6→8

 

 

ジャックナイフ ソウル2→3

◼️竜装機 シルトファイター

(【対抗】ソウルのこのカードを捨てて、ダメージを0に減らす。)

◼️竜装機 スロウィング

(攻撃時、1チャージ! ターンに1回)

◼️大竜装機 トリプルバスター

(攻5000→8000/打撃3→4/【貫通】)

 

 

梨子「いくよ、ドラゴンフォースで曜ちゃんに攻撃! 打撃2!」

 

 

梨子の左手首に浮かび上がる「✶」マークが大きなレールガンに変化する。梨子はそれを軽々と構えて、左側の翼の光がレールガンに集約され、電磁波を纏う高質量のエネルギーの塊を曜に放つ。

 

 

曜「うわぁぁ!」LP7→5

 

梨子「ドラゴンフォースの2回攻撃! 打撃2!」

 

曜「キャスト!〈ヴァンパイア・ファング〉2チャージ!」

◼️手札4→3/ゲージ1→3

 

梨子「攻撃は続いてるわ!」

 

曜「くぅぅ!」LP5→3

 

梨子「ドラゴンフォースで3回攻撃!」

 

曜「この時、私のライフ4以下で、場かドロップにアビゲールがいれば………〈ドラゴンフォース"悲悔の型"〉解放‼︎」

◼️手札 3→2/ゲージ3→1

 

 

ドラゴンフォース"悲悔の型"

黒竜/悲哀/後悔

攻8000/打撃2

〈解放条件‼︎〉〔君のライフが4以下で、君の場かドロップにカード名に「アビゲール」を含むモンスターがいる。〕

◼️【装備コスト】ゲージ2払う。

◼️このカードは、相手の効果で破壊されず、手札に戻せず、能力は無効化されない。

◼️【対抗】手札のこのカードを【装備コスト】を払って装備できる。装備したターン中、君の場のモンスター全ては破壊されず、君はダメージを受けない。

◼️お互いのアタックフェイズ開始時、君のドロップから、カード名に「アビゲール」を含む必殺モンスター以外のモンスター1枚までを【コールコスト】を払わずコールできる。さらに相手のデッキを3枚ドロップに置いて、君のライフ+3して、カードを1枚引く。

【2回攻撃】【貫通】

 

 

曜は白紫のオーラを纏い、曜の髪に白紫のメッシュが入る。そして、曜の目からまっすぐに、まるで涙を流しているかのような模様線が浮かび上がる。そして曜の両腕には、白紫の光の鎖が絡み、巻きついている。さらに曜の背中から白紫の光の両翼が生え、曜が少し動くたびに、白紫の粒子が舞う。

 

曜がドラゴンフォースを解放した事で曜のデッキが輝く。曜のデッキも「ドラゴンフォース・デッキ」に変化したのだ。

 

 

曜「ドラゴンフォースを解放したターン中、私は全てのダメージを受けず、全てのカードは破壊されない!」

 

 

曜のドラゴンフォースの光が、梨子の攻撃を弾く。

 

 

梨子「ターンエンド!」

◼️手札3/ゲージ4/LP8

 

曜「黒印火山の能力、梨子ちゃんのターン終了時、私のモンスターが残っていれば、1チャージ、1ヒール、1ドロー!」LP3→4

◼️手札2→3/ゲージ1→2

 

 

曜「私のターン、ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札3→4/ゲージ2→3

 

曜「メインは何もしないよ。アタックフェイズ! ドラゴンフォースの能力発動! 私のドロップから〈紫炎雷の黒死王 アビゲール・アグニース〉をノーコストコール!」

 

 

紫炎雷の黒死王 アビゲール・アグニース

ダークネスドラゴンW

黒竜

サイズ3/攻7000/防3000/打撃2

◼️【コールコスト】君の場の〈黒竜〉のモンスター1枚に重ねて、ゲージ2払う。

◼️このカード以外の君の場のカード名に「アビゲール」を含むモンスター全てのサイズを1減らす。

◼️"黒霊突"このカードの攻撃で相手のモンスターを破壊した時、君が〈黒竜〉のアイテムを装備していれば、相手のデッキの上から2枚をドロップに置いて、君のライフ+2して、相手にダメージ2!

【2回攻撃】【ソウルガード】

 

 

死を運ぶ黒死竜 アビゲール 生滅

 

 

曜「さらに梨子ちゃんのデッキから3枚を破棄して、私のライフ+3! 1ドロー!」LP4→7

◼️手札4→5

 

梨子

◼️破棄合計5→8

 

曜「アビゲールアグニースがいる限り、アグニース以外の「アビゲール」全てのサイズを1減らす。」

 

 

覚醒のアビゲール

サイズ1→0

 

 

曜「アビゲールアグニースでジャックナイフに攻撃!」

 

梨子「ソウルガードよ!」

 

 

アビゲールアグニース

攻7000

 

ジャックナイフ

防5000

 

ジャックナイフ 撃破!

【ソウルガード】ソウル3→2(竜装機 シルトファイター)

 

 

曜「アビゲールアグニースの"黒雷突"! 相手のモンスターを破壊した時、梨子ちゃんのデッキトップから2枚破棄して、私のライフ+2、梨子ちゃんにダメージ2!」LP7→9

 

梨子「きゃっ!」LP8→6

◼️破棄合計8→10

 

曜「アビゲールアグニースでジャックナイフに2回目の攻撃!」

 

梨子「キャスト!〈ドラゴンフォース・S(スター)・バリア〉!」

◼️手札3→2

 

 

ドラゴンフォース・S(スター)・バリア

スタードラゴンW

防御

◼️相手のターンの攻撃中、君がカード名に「ドラゴンフォース」を含むカードを装備していれば使える。

◼️【対抗】その攻撃を無効化して、君のライフ+1! さらに、君の場にソウル3枚以下の〈ネオドラゴン〉がいるなら、君のドロップからカードを1枚、その〈ネオドラゴン〉1枚のソウルに入れる。

 

 

梨子「その攻撃を無効化! さらにジャックナイフのソウルは2枚、よってドロップから〈大竜装機 フォトンランサー〉を【星合体】!」

 

 

ジャックナイフ ソウル2→3

◼️大竜装機 フォトンランサー

(ジャックナイフ 防5000→7000/【移動】)

 

 

曜「なら、ドラゴンフォースで梨子ちゃんに攻撃! 打撃2!」

 

 

曜の右腕に巻きついていた白紫の光の鎖が解けて、柄の長い白紫の長鎌の姿に変わり、曜はその長鎌で梨子を斬りつける!

 

 

梨子「うぁぁー!!」LP6→4

 

曜「2回攻撃! 打撃2!」

 

梨子「きゃぁぁ!」LP4→2

 

曜「覚醒のアビゲールで攻撃!」

 

梨子「キャスト!〈アースバリア〉攻撃を無効化して、ライフ+1!」LP2→3

◼️手札2→1

 

曜「凌がれた、ターンエンド。」

◼️手札5/ゲージ3/LP9

 

ーーー

ーーー

 

果南「相変わらず凄いね、ドラゴンフォース同士のぶつかり合いって………」

 

花丸「圧巻ずら………」

 

ダイヤ「ええ、ほんとうに。」

 

ーーー

ーーー

 

エンデュミアスの城:寝室

 

千歌は不意に目を覚ます。

 

 

千歌「う〜ん………ふぁ〜〜あっ………んんーーー! よく寝た〜〜。あれ?」

 

 

目を覚ました千歌が周りを見渡しても誰もいなかった。

 

 

千歌「みんなは………?」

 

 

ーーー

ーーー

 

梨子「私のターン、ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札1→2/ゲージ4→5

 

梨子「ゲージ2払って、ジャックナイフを進化! 〈雷光星竜 ジャックナイフ〉をコール!」

◼️手札2→1/ゲージ5→3

 

 

雷光星竜(ボルテックドラグナー)ジャックナイフ

スタードラゴンW

ネオドラゴン

サイズ2/攻6000→9000/防6000→8000/打撃2→3

◼️【コールコスト】君の場のモンスター1枚までの上に重ねて、ゲージ2払う。

◼️【起動】君の手札かドロップからカードを1枚このカードのソウルに入れる。

◼️"雷光石火"君の手札かドロップから、このカードにソウルが入った時、君のデッキの上から2枚ゲージに置いて、君のライフ+2して、カードを2枚引く。さらに、このカードの攻撃力+4000、防御力+4000して、打撃力+1!"雷光石火"は1ターンに1回だけ使える。

【移動】【ソウルガード】/ソウル4

 

 

梨子「ジャックナイフの【起動】発動! ドロップから〈竜装機 レディアント・アルマ〉を【星合体】!」

 

 

ジャックナイフ ソウル3→4

 

 

梨子「さらにジャックナイフの能力!"雷光石火" このカードにソウルが入った時、2チャージ、2ドロー、2ヒール! そしてジャックナイフの攻撃力+4000、防御力+4000、打撃+1!」LP3→5

◼️手札1→3/ゲージ3→5

 

 

ジャックナイフ

攻9000→13000/防8000→12000/打撃3→4

 

 

梨子「ソウルのレディアントアルマの能力、私のライフが6以下ならゲージ1払い、ジャックナイフは【2回攻撃】を得る!」

◼️ゲージ5→4

 

梨子「アタックフェイズ! ドラゴンフォースの能力! ドロップから〈大竜装機 トリプルバスター〉を【星合体】、ライフ+2!」LP5→7

 

 

ジャックナイフ ソウル4→5

攻13000→16000/打撃4→5

◼️竜装機 スロウィング

(攻撃時、1チャージ! ターンに1回)

◼️大竜装機 トリプルバスター

(ジャックナイフ 攻6000→9000/打撃2→3/【貫通】)

◼️大竜装機 フォトンランサー

(ジャックナイフ 防6000→8000/【移動】)

◼️竜装機 レディアント・アルマ

(君のライフ6以下なら、ゲージ1払い【2回攻撃】を得る。)

◼️大竜装機 トリプルバスター

(ジャックナイフ 攻9000→12000/打撃3→4/【貫通】)

 

 

曜「なら、私のドラゴンフォースの能力発動! ドロップから〈覚醒の黒死竜 アビゲール〉をノーコストコール! さらに梨子ちゃんのデッキ3枚破棄して、私のライフ+3、1ドロー!」LP9→12

◼️手札5→6

 

梨子

◼️破棄合計 10→13

 

曜「覚醒のアビゲールの登場時にジャックナイフを破壊! 梨子ちゃんのデッキ2枚破棄!」

 

梨子「ジャックナイフのソウルガード!」

◼️破棄合計 13→15

 

 

ジャックナイフ 破壊!

【ソウルガード】ソウル5→4(竜装機 スロウィング)

 

 

梨子「バトル! ドラゴンフォースで曜ちゃんに攻撃!打撃2!」

 

曜「うぁぁ!」LP12→10

 

梨子「曜ちゃんに2回攻撃!」

 

曜「くぅぅ………!」LP10→8

 

梨子「ジャックナイフで曜ちゃんに攻撃!打撃5!」

 

曜「キャスト〈ミッドナイトシャドウ〉攻撃を無効化する!」

◼️手札6→5

 

梨子「ジャックナイフの2回攻撃!」

 

曜「キャスト〈ドラゴンシールド"黒竜の盾"〉攻撃のダメージを0に減らして、ライフ+1!」LP8→9

◼️手札5→4

 

梨子「ファイナルフェイズ!!」

 

曜「っ⁉︎」

 

梨子「ゲージ3払い、ジャックナイフを必殺モンスターに!〈ジャックナイフ"フルリベレイト・オールバースト・カノン‼︎"〉」

◼️手札3→2/ゲージ4→1

 

 

ジャックナイフ"フルリベレイト・オールバースト・カノン‼︎"

スタードラゴンW

ネオドラゴン

サイズ2/攻8000/防5000/打撃2

◼️【コールコスト】君のソウル3枚以上の〈ネオドラゴン〉1枚に重ねて、君のドロップのカード1枚をこのカードのソウルに入れて、ゲージ3払う。

◼️このカードが攻撃したバトルの終了時、このカードのソウルを4枚までドロップに置いてよい。置いたら、置いた枚数分相手にダメージ!!さらに、この能力でソウルを4枚以上置いたら、このカードをスタンドして、このカードの効果で相手に与えるダメージは減らない。

【ソウルガード】/ソウル5

 

 

梨子「必殺モンスターのコールコストでドロップから〈剣星機 J・イグナイター〉を【星合体】」

 

 

必殺モンスター ソウル5→6

◼️大竜装機 トリプルバスター

(必殺モンスター 攻8000→11000/打撃2→3/【貫通】)

◼️大竜装機 フォトンランサー

(必殺モンスター 防5000→7000/【移動】)

◼️竜装機 レディアント・アルマ

(君のライフ6以下なら、ゲージ1払い【2回攻撃】を得る。)

◼️大竜装機 トリプルバスター

(必殺モンスター 攻11000→14000/打撃3→4/【貫通】)

◼️剣星機 J・イグナイター

(必殺モンスター 打撃4→5)

 

 

梨子「必殺モンスターで曜ちゃんに攻撃!打撃5!」

 

曜「うわぁぁ!」LP9→4

 

梨子「まだまだ!必殺モンスターの能力! 自身のソウルから4枚破棄して、その枚数分のダメージを相手に与える!」

 

 

必殺モンスター ソウル6→2

破棄したソウル

◼️大竜装機 フォトンランサー

◼️竜装機 レディアントアルマ

◼️剣星機 Jイグナイター

◼️大竜装機 トリプルバスター

 

 

梨子「ソウル4枚を取り除き、曜ちゃんに4ダメージ! "フルリベレイト・オールバースト・カノン‼︎"」

 

 

必殺モンスターの10台のキャノン砲から高出力の太いレーザー光線が放たれ、さらに、背中に装備しているポットから無数の小型のミサイルを撃ち出し、曜に直撃する!

 

 

曜「うわぁぁぁぁぁぁぁ!!!」LP4→0

 

 

 

 

梨子「やった!」

 

曜「負けちゃったか〜〜」

 

ダイヤ「これで梨子さんも2勝ですね。」

 

鞠莉「お互いに二勝二敗のイーブンね!」

 

花丸「凄いファイトだったずら〜〜」

 

 

すると梨子と曜のドラゴンフォースが一瞬強く輝く。

 

 

曜「うっ………眩しい………!」

 

梨子「な、何⁉︎」

 

エンデュミアス『多分ですが、さっきまでぶつかり合っていたドラゴンフォースのエネルギーを、お互いのドラゴンフォース同士が吸収し合っているのでしょう。着実にドラゴンフォースに経験値が溜まってきている証拠です。 このままファイトを繰り返してください。』

 

 

曜「もう一回やろう。梨子ちゃん!」

 

梨子「うん!」

 

 

 

 

 

 




今回も感想を是非‼︎


次回も内容が思いつかないので、サブタイトルは未定です。

もし次回の内容に提案とかがあればメッセージや適当な活動報告にください。なんとか決戦につなげます。


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2人の助っ人

前回の『バディファイトLoveLive!サンシャイン‼︎』

 

 

〈真・ドラゴンフォース"紅蓮太陽の型"〉の使用による疲れで、眠ってしまった千歌。その一方で、曜と梨子はドラゴンフォースを進化させる為にエンデュミアスに相談する。

 

ドラゴンフォースの進化には、とにかくファイトをする事で、ドラゴンフォースに経験値を積ませる事が必要だと言う。

 

そして、曜と梨子は何度かファイトをし、ドラゴンフォースをぶつけ合う。そしてドラゴンフォースに確かな成長と進化の兆しが現れるのだった。

 

ーーー

ーーー

 

千歌「ファイトステージ? 分かりました、ありがとうございます。」

 

 

目を覚ました千歌は、広間にいるエンデュミアスの使いから、みんながファイトステージにいる事を聞き、みんなが集まっているファイトステージに向かった。

 

ーーー

ーーー

 

エンデュミアスの城:ファイトステージ

 

 

千歌「曜ちゃーーーん! 梨子ちゃーーーん!」

 

梨子/曜「千歌ちゃん!」

 

ダイヤ「千歌さん。目が覚めたのですね。」

 

流「身体は大丈夫か?」

 

千歌「うん。でも、いつ寝ちゃったか覚えてないんだ。ガンズァスさんとファイトして、ドラゴンフォースが新しくなって、ガンズァスさんに勝って、それで………」

 

果南「その後に倒れるように寝ちゃったんだよ?」

 

善子「しかも、丸一日と今日半日も寝てたんだから。」

 

千歌「そんなに寝てたの? そうなんだ………心配かけてごめんね、みんな………、それより、梨子ちゃんと曜ちゃんはどうしてファイトしてたの?」

 

エンデュミアス『それは、2人のドラゴンフォースを進化させる為の修行のようなものです。』

 

千歌「曜ちゃんと梨子ちゃんのドラゴンフォースを進化?」

 

梨子「うん。」

 

曜「私達、もっと強くなりたいんだ。千歌ちゃんと一緒に肩を並べて戦えるくらい強く。」

 

梨子「だからエンデュミアスさんに相談して、ドラゴンフォースを進化させる為にファイトしてたの。」

 

千歌「そうなんだ………。なら、私も修行かな。」

 

曜「え?」

 

千歌「新しいドラゴンフォースの力を使う度に倒れていたんじゃまるで意味無いよ。私も新しいドラゴンフォースの力を使いこなせるようにならなきゃね。」

 

ダイヤ「曜さん、梨子さん、千歌さんも修行はいいですが、そろそろ私達の世界に帰りませんと。」

 

果南「そうだね。かれこれ2〜3日 ドラゴンワールドに居たよね。」

 

 

そもそも、千歌達は魔星軍との戦いが終わった翌日には帰ろうとしていたが、ガンズァスとのファイトの後に倒れて寝てしまった千歌の為にドラゴンワールドにとどまっていた。そして、千歌が目覚めたその日に自分達の世界に帰ろうと思っていたのだ。

 

 

鞠莉「じゃあ荷物の準備をしましょう。」

 

曜「ま、待って!」

 

 

みんな、準備していた荷物を取りに広間に向かおうとした時、曜がみんなを呼び止める。

 

 

花丸「どうしたずら?曜ちゃん。」

 

曜「私と梨子ちゃんは、ドラゴンワールドに残るよ。」

 

天音「え⁉︎」

 

梨子「私達、1分でも、1秒でも早くドラゴンフォースを進化させる為に修行したいの! だから私達、残りたい。」

 

千歌「曜ちゃん、梨子ちゃん………2人が残るんなら、私も残るよ。さっきも言ったとおり、私も新しいドラゴンフォースの力に慣れないとだし!」

 

 

千歌、曜、梨子はドラゴンワールドに残る事を訴えた。だが、そんな3人の訴えに、ダイヤは意をとなえる。

 

 

ダイヤ「それは、いけませんわ!」

 

千歌「ど、どうして………?」

 

ダイヤ「みなさん、ドラゴンワールドに来た曜日を覚えていますか?」

 

曜「え? えっと………金曜日だったっけ?」

 

ダイヤ「はい。そして私達はドラゴンワールドに2泊しました。では、今日は何曜日だと思います?」

 

 

ダイヤのクイズめいた質問に千歌、曜、梨子は考える。そして3人は当然の答えに気づく。

 

 

梨子「あ、日曜日………」

 

曜「って言う事は、明日は学校だ!」

 

千歌「明日………学校? あ!全然宿題してないよ!!」

 

ダイヤ「そうです。私達はずっとドラゴンワールドに居ました。つまり私達全員、宿題をやっていないのです! ですから家に帰って今日中に宿題をしなければいけません!」

 

千歌「そんなぁ〜〜」

 

エンデュミアス『千歌ちゃん、曜ちゃん、梨子ちゃん。魔星龍との決戦も近く、早く強くなりたい気持ちは分かりますが、あなた達はまだ学生の身………まずは自分達の学業を優先してください。それに、あなた達の世界でもファイトはいつでもできるでしょう。』

 

梨子「確かにそうかも………」

 

曜「うん。」

 

千歌「そうだね。じゃあ帰ろっか、みんな!」

 

Aqours/流/天音「うん!」

 

エンデュミアス『では、人間界のゲートを開きます。』

 

ーーー

ーーー

 

エンデュミアスのゲートを通り、出た場所は千歌の家である旅館「十千万」の入り口前だった。そして帰って来たみんなの前には千歌の一番上の姉 高海志満が立っていた。

 

 

志満「みんな、おかえりなさい。」

 

千歌「志満姉!」

 

ダイヤ「私達を待っていてくださったのですか?」

 

志満「ええ、皆んなそろそろ戻ってくる頃かなぁ〜〜って思ってね。」

 

善子「凄い直感力ね………」

 

志満「それより、エンデュミアスから聞いたわよ。各ワールドで大変だったみたいね。」

 

果南「知ってたの?」

 

志満「エンデュミアスにはみんなの事を随一知らせるようにって言ってたからね。 千歌ちゃんも随分遅起きだったみたいだし。」

 

千歌「あは、あはは………」

 

 

千歌がバツが悪そうに笑っていると「ぐぅ〜〜」と聞き慣れた音がした。

 

 

花丸「まる、お腹すいたずら〜〜」

 

 

花丸の様子に志満は腕時計を見る。

 

 

志満「そろそろ正午の2時ね。みんな、おやつでも食べて行って。」

 

ーーー

ーーー

 

十千万:広間、畳部屋

 

みんなは志満に広間の畳部屋に通された。そして志満は適当なお菓子やパンとジュースを持って来てくれた。因みに、Aqoursが居なかった2日間の事は、「合宿として十千万に宿泊している。」と志満が家族に口を合わせていた。

 

 

花丸「おやつ〜〜! ありがとうございますずら!」

 

ダイヤ「お待ちなさい。おやつを食べる前に、やる事がありますでしょう?」

 

花丸「ん、なんかあったずら?」

 

ルビィ「宿題だよ。花丸ちゃん」

 

花丸「は!」

 

果南「まあまあ、別にお菓子を食べながらでもいいんじゃない? それに、こうしてみんな集まってわいわい宿題するのも楽しそうじゃん。」

 

鞠莉「イェ〜〜ス! 果南の言う通りよ!こんな機会めったに無いんだから!」

 

梨子「分からない問題とか一緒に考える事もできるし、効率的じゃないですか?」

 

ダイヤ「はぁ………あなた達は、仕方ありませんね。ですが、おやつを食べながらでは駄目です。宿題が終わってから、みんなで食べましょう。」

 

千歌/曜/善子/ルビィ/花丸「やったーーー(ずら)!」

 

天音「流君、私達はどうする?」

 

流「そうだな、僕達もやろう。宿題」

 

天音「うん。」

 

 

流と天音はAqoursとは学校は違えど、習っている範囲は千歌、曜、梨子と同じ範囲だった。

 

 

ーーー

ーーー

 

約、2時間後………

 

 

千歌/善子/花丸「お、終わったーーー!」

 

曜「やったね千歌ちゃん!」

 

梨子「みんなでやると終わるのも早いわね。」

 

ルビィ「うん!」

 

天音「優秀な先輩達も居たからね。」

 

鞠莉「ふふん。もっとマリー達を頼って良かったのよ?」

 

果南「あんまり多く教えてたら私達の課題が終わらないでしょ。」

 

ダイヤ「何はともあれ、みなさん良く頑張りました。 では、おやつをいただきましょうか。」

 

花丸「おやつ〜〜!やっと食べれるずら〜〜」

 

善子「まぁ、あんたにしちゃ我慢した方よね。」

 

 

花丸は待ちきれんとばかりにおやつに手を出して美味しそうに頬張る。そしてAqoursや、流、天音もおやつを食べる。

 

そして、おやつを食べ終わって………

 

 

ダイヤ「では、私達もそろそろ帰りましょう。」

 

ルビィ「うん。」

 

果南「そうだね。ずっと家族を心配させる訳にもいかないし」

 

花丸「おやつ、ご馳走さまでしたずら」

 

善子「じゃあ帰るわね。」

 

流「僕達も帰ろう。」

 

天音「うん!」

 

千歌「みんな気をつけて帰ってね!」

 

 

「おじゃましました。」と言ってみんなはそれぞれの家に帰っていった。

 

 

曜「ねえ千歌ちゃん、私はまだここに居てもいい?」

 

千歌「え? うん、いいけど………どうして?」

 

曜「私、もっと梨子ちゃんと修行したいんだ。」

 

梨子「私はいいよ。私もまだ曜ちゃんと修行したかったし」

 

曜「ありがとう、梨子ちゃん」

 

ーーー

ーーー

 

それから、曜は一旦帰宅し、着替えなどを持って再び千歌の家に泊まりに来た。

 

時刻は5時頃、曜と梨子は近くの岸辺でファイトを繰り返していた。

 

 

曜「ドラゴンフォースで梨子ちゃんに攻撃!」

 

梨子「私に手札はもう無い………きゃぁぁぁ!!」LP0

 

 

曜「よし!」

 

梨子「ふぅ………どう曜ちゃん、ドラゴンフォースに変化あった?」

 

曜「ううん、さっきみたいな感じはまだ無いかな………梨子ちゃんは?」

 

梨子「私も………やっぱり、あれは偶々だったのかな?」

 

曜「そんな………」

 

梨子「考えていても仕方ない、もう一回ファイトしよう。」

 

曜「うん! 行くよ!」

 

 

それから、1日、2日と日にちが経ち………

 

曜と梨子は何度もファイトを繰り返すが、エンデュミアスの城でファイトした後のような強い光などはあまり見られず、成長の兆しも、あまり感じられてはいなかった。

 

 

千歌は少し離れた所で曜と梨子の修行ファイトを観戦していた。すると………

 

 

千歌「………」

 

『お二人の修行はいかがですか?』

 

 

志満の身体に憑依したエンデュミアスが、曜と梨子の修行の様子を見に来た。

 

 

千歌「あ、エンデュミアスさん。」

 

エンデュミアス『どうやら行き詰まっている、伸び悩んでいるみたいですね。』

 

千歌「うん………」

 

エンデュミアス『ドラゴンフォースの進化には経験と、ファイトによって発生するファイトエネルギーが必要になります。ですからドラゴンフォースを進化させるには、とにかくファイトすることが手っ取り早い方法なのです。』

 

千歌「そうなんですね。」

 

エンデュミアス『ええ、素早い成長や進化を促すにはドラゴンフォースのような異質な強い力を持つモノとのファイトが一番効率的です。だからこそ、ドラゴンフォースを使える者同士の曜ちゃんと梨子ちゃんでファイトした方がお2人の効率的にもいいのですが………そんなに甘くはないみたいですね。』

 

千歌「曜ちゃん、梨子ちゃん………」

 

エンデュミアス『かと言って、あなた達3人のように、ドラゴンフォースのような異質な力を持つファイターなど、そうそう居るものではありません。』

 

千歌「ドラゴンフォースのような異質な力………?」

 

 

エンデュミアスの言葉に、千歌は少し考え込む。エンデュミアスの言う通り、確かにドラゴンフォースのような異質な力を持つファイターは普通は居ない。居るとすれば"角王"のような選ばれしモンスターや"角王フォース"を扱える「μ's」くらいだろうか………。

 

そう考えていた時、ある2人の存在に千歌は気づいた。

 

 

千歌「あ、居る………居ますよ! 私達みたいなドラゴンフォースに近い"力"を持つファイターが2人!」

 

エンデュミアス『え?』

 

千歌「炎斬君と真柴君ですよ! ほら、2人ともフォースの力を使えるじゃないですか!」

 

 

千歌が思いついた2人の人物は、2人の青少年「焼野 炎斬」と「藤木 真柴」だった。確かにあの2人も"エンリュウフォース"と"フシリュウフォース"と言う千歌達3人に一番近い力を持っている。

 

エンデュミアスも、一度だけ2人に会った事がある。

 

 

エンデュミアス『ああ、あのお2人ですね。確かに、彼らのフォースはあなた達のドラゴンフォースの影響によって生み出されたモノ、つまりあなた達のドラゴンフォースに最も近い存在ですね。曜ちゃんと梨子ちゃんの修行にも役に立つでしょう。』

 

千歌「じゃあ明日協力してくれるか聞いてみるよ!」

 

ーーー

ーーー

 

翌日の放課後………

 

Aqoursのみんなは、小原家が経営する、最近一般開放されたバディファイト専用施設「バディファイト・アミューズ」にやって来た。

 

この場所は、一般開放前に千歌と真柴が一度ファイトした施設である。

 

 

曜「うわぁ〜〜! 久しぶりに来たけど、中は結構変わってるね!」

 

花丸「バディファイトのロゴがいっぱいずら〜〜」

 

果南「一般開放されてから、まだ一度も来てないもんね。」

 

 

この「バディファイトアミューズ」は3回建の大きなショップ施設であり、リアルバディファイトヴィジョン内蔵の特設ファイトステージが4ヶ所、デッキ編成やテーブルファイトができる長テーブルが数ヶ所、様々なバディファイトのグッズやカードショップが設置されている。因みに、ゲームセンターや服、雑貨屋、食堂(フードコート)も完備されている。

 

その中央ホールに2人の青少年が椅子に座ってAqoursを待っていた。

 

 

千歌「炎斬君! 真柴君!」

 

8人『え⁉︎』

 

 

その2人の青少年はかつて一緒に戦った仲間、焼野炎斬と藤木真柴だった。

 

 

炎斬「よお、千歌。」

 

真柴「久しぶりだな千歌、みんな。」

 

曜「久しぶり、真柴君!」

 

梨子「でも、どうして2人ともここに?」

 

炎斬「なんで………って、千歌から聞いてねーのか?」

 

真柴「俺達は千歌から連絡をもらって来たんだけど」

 

 

炎斬と真柴は昨晩、千歌からの電話によって、この「バディファイトアミューズ」に呼び出されていた。千歌は2人を呼んだ事をまだみんなに話してはいなかった。

 

 

千歌「あはは………ちょっとみんなを驚かせようと思ってね。サプライズってやつだよ!」

 

梨子「サプライズ、って………まぁすこしは驚いたけど………」

 

ダイヤ「でも、どうしてお2人をここへ?」

 

千歌「うん。曜ちゃんと梨子ちゃん、なんだか伸び悩んでるみたいだから………、ほら、炎斬君と真柴君もフォースの力を使えるでしょ? だから2人とファイトすれば少しはドラゴンフォースの進化に近づけるかな〜〜 なんて………どうかな?」

 

真柴「俺達は一度みんなに助けられてるからな、これぐらいなら役に立てるかもしれないし。」

 

炎斬「まあ、そう言うこった。俺達がお前らの修行相手を引き受けてやるよ。」

 

千歌「どおかな?」

 

 

千歌の言うことはも一理ある。正直、曜と梨子2人で何度もファイトを続けて、少し飽きがくるというか、モチベーションが上がらないというか、お互いにお互いの手の内を知りすぎてしまった。このまま2人だけで修行してもドラゴンフォースは多分、充分な経験値を得られないだろう。

 

フォースの力を使える炎斬と真柴に修行相手を勤めてもらうと言う千歌の考えは正しいだろう。

 

 

曜「千歌ちゃん、炎斬君、真柴君………ありがとう。」

 

梨子「じゃあ、お言葉に甘えて修行の相手をしてもらおうかな。」

 

炎斬「うし! ならファイトステージに行こうぜ!」

 

真柴「ああ。」

 

ーーー

ーーー

 

バディファイトアミューズ:ファイトステージ

 

 

この店内のファイトステージには、ステージを取り囲むように約100席にも及ぶ観覧席があり、立ちながら観戦できる場所もある。そしてフードコートや店内のモニターなどに今行われているファイトがリアルタイムで放映される。

 

先にファイトするのは炎斬と曜だ。

 

 

炎斬「お前とファイトするのは初めてだよな?」

 

曜「うん。そうだね」

 

炎斬「言っとくが手加減はしねーからな」

 

曜「手加減なんてされたら修行にならないし、全力で来て!」

 

炎斬「それもそうか、おし! 始めるぞ!」

 

 

曜と炎斬はお互いにデッキケースを構る。

 

 

『ファイトの同意を確認、リアルバディファイトヴィジョンを起動します。』

 

 

2人のファイトの同意を確認する電子音声と共に、ファイトステージに青い光のラインが走る。これでファイトステージに内蔵されているバディファイトヴィジョンシステムが起動した状態になった。

 

リアルバディファイトヴィジョンを使用したファイトが始まる事を知った店のお客さんも周りに集まったり、ファイトステージと連動しているショップのモニター前に集まる。

 

 

曜「紫紺の煌めきよ、悔しさと哀しみを漆黒の輝きへと導け!輝きのルミナイズ!〈シャイニングレイ・ダークネス〉」

 

炎斬「真っ赤に燃やせ、新たな力と共に、熱き魂を!ルミナイズ!〈爆炎軍 進撃!〉」

 

 

オープンTHEフラッグ

 

 

曜「ダークネスドラゴンワールド」

◼️手札6/ゲージ2/LP10

 

炎斬「ドラゴンワールド」

◼️手札6/ゲージ2/LP10

 

 

曜「私のターン、ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札6→7/ゲージ2→3

 

曜「〈黒印火山〉を【設置】」

◼️手札7→6

 

 

曜の背後に巨大な黒い火山が現れる。

 

 

曜「センターに〈逆襲の黒死竜 アビゲール〉をバディコール!」LP10→11

◼️手札6→5/ゲージ3→2

 

 

逆襲の黒死竜 アビゲール

サイズ1/攻6000/防1000/打撃2

 

 

曜「ライトに〈黒水の黒死竜 アビゲール〉をコール!」

◼️手札5→4/ゲージ2→1

 

 

黒水の黒死竜 アビゲール

黒竜

サイズ1/攻6000/防1000/打撃2

◼️【コールコスト】ゲージ1払う。

◼️このカードが相手の攻撃と効果で破壊された時、君のデッキの上から1枚ゲージに置いて、ライフ+1、カードを1枚引く。この能力は1ターンに1回だけ使える。

◼️「黒水の黒死竜アビゲール」は1ターンに1枚しかコール出来ない。

【移動】

 

 

曜「アタックフェイズ、黒水のアビゲールで」炎斬君に攻撃! 打撃2!」

 

炎斬「くっ!」LP10→8

 

曜「ターンエンド」

◼️手札4/ゲージ1/LP11

 

 

炎斬「俺のターン、ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札6→7/ゲージ2→3

 

炎斬「ライトに〈爆炎軍 フレイム・ハルバード〉をコール!」

◼️手札7→6/ゲージ3→2

 

 

爆炎軍 フレイム・ハルバード

爆炎/炎龍

サイズ2/攻6000/防6000/打撃2

◼️【コールコスト】ゲージ1払う。

◼️相手の空いてるモンスターエリアが2ヶ所以上なら、このカードは【移動】と【貫通】を得る。

 

 

炎斬「ルフトに〈爆炎軍 フレイム・システミック・ドラゴン〉をコール!」

◼️手札6→5

 

 

爆炎軍 フレイム・システミック・ドラゴン

爆炎/炎龍

サイズ1/攻3000→5000/防1000/打撃2

◼️空いている相手のモンスターエリア1つにつき、このカードの攻撃力+2000する。

◼️このカードが〈爆炎〉のモンスターのソウルに入った時、君のデッキからカードを1枚引く。この能力は1ターンに1回だけ使える。

【移動】

 

 

炎斬「そして、2体のモンスターをソウルに入れてバディコールだ! 〈爆炎龍王 クリムゾン・ブルグ〉」LP8→9

◼️手札5→4/ゲージ2→0

 

 

爆炎龍王 クリムゾンブルグ

爆炎/炎龍

サイズ3/攻7000/防5000/打撃1

◼️【コールコスト】君の場の《炎龍》のモンスターを2枚までこのカードのソウルに入れて、ゲージ3払う。

◼️"爆炎連弾"君のアタックフェイズ開始時、相手の場のモンスターを2枚まで破壊する。

◼️相手のモンスターエリアが2ヶ所以上空いているなら、空いているモンスターエリア1ヶ所につき、このカードの攻撃力+2000、防御力+2000、打撃力+1!

【2回攻撃】【貫通】【ソウルガード】/ソウル2

 

 

炎斬の場に、二足歩行で、片手に機械的な剣を持ち、背中に2つのガトリング砲を背負っている紅いドラゴンが現れる。

 

 

曜「さっそく来たね。」

 

ブルグ『紫のドラゴンフォース使いか、相対するのは初めてだな。』

 

曜「よろしくねブルグ!」

 

ブルグ『うむ。』

 

炎斬「いちいち挨拶とか要らねーっての………、行くぜ、アタックフェイズ! ブルグの能力"爆炎連弾"だ。 逆襲のアビゲールと黒水のアビゲールを破壊!」

 

 

ブルグは四つん這いになり、背中のガトリングで2体のアビゲールを破壊する。

 

 

逆襲のアビゲール 破壊!

 

黒水のアビゲール 破壊!

 

 

曜「2体のアビゲールの能力発動! まずは逆襲のアビゲールが破壊された時、炎斬君のデッキトップから2枚破棄して、1ドロー!」

◼️手札4→5

 

炎斬

◼️破棄合計0→2

 

曜「黒水のアビゲールの能力! 破壊時に1チャージ、1ドロー、1ヒール!」LP11→12

◼️手札5→6/ゲージ1→2

 

炎斬「だが、お前の空いているモンスターエリア1ヶ所につき、ブルグの攻撃力+2000/防御力+2000/打撃力+1だ!」

 

 

現在の曜のモンスターエリアは3ヶ所全て空いている。よってブルグの攻撃力は合計+6000/防御力も合計+6000/打撃力の合計+3される。

 

 

クリムゾンブルグ

攻7000→13000/防5000→11000/打撃1→4

 

 

炎斬「行くぜ、バトルだ! クリムゾンブルグで曜に攻撃! 打撃4!」

 

 

クリムゾンブルグは、右手に持っていた剣で曜を斬りつける。

 

 

曜「うわぁーー!!」LP12→8

 

炎斬「2回攻撃だ!打撃4!」

 

曜「うあぁぁ!!」LP8→4

 

炎斬「ターンエンドだ。」

◼️手札4/ゲージ0/LP9/破棄合計2

 

 

 

ついに炎斬、真柴との修行ファイトが始まった。

ガノンから指定された猶予が終わるまで、後2日………!

 

 




今回も感想を是非!!


次回『曜 vs 炎斬』


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曜 vs 炎斬

前回の『バディファイトLoveLive!サンシャイン‼︎』

 

 

約3日間と、長く滞在していたドラゴンワールドから帰って来たAqours/星野 流/響 天音。

 

ドラゴンワールドから帰った後も、ドラゴンフォースを進化させる為に1日、2日と修行をする曜と梨子だったが、少し伸び悩みを感じるのだった。

 

そこで千歌は、修行の相手にかつての仲間「焼野 炎斬」と「藤木 真柴」を2人の修行相手に起用するのだった。

 

 

 

そして、ガノンから指定された猶予が終わるまで、後2日………!

 

ーーー

ーーー

 

バディファイト・アミューズ:ファイトステージ

 

 

最初の修行は、曜 vs 炎斬からだ。

 

 

◼️手札6/ゲージ2/LP4

ライト:無し

レフト:無し

センター:無し

【設置】:デスゲージタイマー/黒印火山

 

ーーー

 

炎斬

◼️手札4/ゲージ0/LP9/破棄合計2

ライト:無し

レフト:爆炎龍王 クリムゾン・ブルグ

センター:無し

 

ーーー

ーーー

 

クリムゾンブルグの打撃力4という高火力の攻撃を2回繰り出した炎斬のターンが終わり、曜のターン。

 

 

曜「私のターン、ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札6→7/ゲージ2→3

 

曜「〈デスゲージタイマー〉を【設置】!」

◼️手札7→6

 

 

デスゲージタイマー ソウル5

 

 

曜「ドロップから1枚をソウルに入れて、ゲージ1払い、ライトに〈光芒の黒死竜 アビゲール〉をコール!」

◼️手札6→5/ゲージ3→2

 

 

光芒の黒死竜 アビゲール

サイズ1/攻6000/防1000/打撃2/【ソウルガード】/ソウル1

 

 

曜「ゲージ1払い、レフトに〈死を運ぶ黒竜 アビゲール〉をコール!」

◼️手札5→4/ゲージ2→1

 

 

死を運ぶ黒竜 アビゲール

サイズ1/攻7000/防1000/打撃1

 

 

曜のモンスターエリアが2ヶ所埋まった事でクリムゾンブルグの攻撃、防御力、打撃力が減少する。

 

 

クリムゾンブルグ

攻13000→9000/防11000→7000/打撃4→2

 

 

曜「アタックフェイズ! デスゲージタイマーのソウル1枚をゲージにチャージ!」

◼️ゲージ1→2

 

 

デスゲージタイマー ソウル5→4

 

 

曜「死を運ぶアビゲールでクリムゾンブルグに攻撃!」

 

炎斬「ソウルガード!」

 

 

死を運ぶアビゲール

攻7000

 

クリムゾンブルグ

防7000

 

クリムゾンブルグ 撃破!

【ソウルガード】ソウル2→1

 

 

曜「死を運ぶアビゲールが相手のモンスターを破壊した時、炎斬君のデッキトップから3枚破棄! さらにダメージ1!」

 

炎斬「………っ!」LP9→8

◼️破棄合計 2→5

 

曜「光芒のアビゲールで炎斬君に攻撃!打撃2!」

 

炎斬「くぅ!」LP8→6

 

曜「ターンエンド!」

◼️手札4/ゲージ2/LP4

 

 

炎斬「俺のターンだ、ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札4→5/ゲージ0→1

 

炎斬「キャスト〈爆炎技 炎龍の采配〉」

◼️手札5→4

 

 

爆炎技 炎龍の采配

魔法/ゲット/チャージ

◼️君の場にサイズ2以上の《炎龍》がいれば使える。

◼️【使用コスト】ライフ1払う。

◼️次の2つから1つ選んで使う。

・君のデッキから《炎龍》のアイテムを1枚まで手札に加える。

・君のデッキの上から2枚ゲージに置いて、カードを1枚引く。

◼️「爆炎技 炎龍の采配」は1ターンに1枚だけ使える。

 

 

炎斬「2チャージ、1ドロー!」

◼️手札4→5/ゲージ1→3

 

炎斬「そして俺のライフ6以下で、場にサイズ3以上の〈炎龍〉がいれば、ゲージ2払い………〈エンリュウフォース"爆炎の拳士"〉爆解放‼︎」

◼️手札5→4/ゲージ3→1

 

 

エンリュウフォース"爆炎の拳士"

爆炎/炎龍

攻10000/打撃1

◼️〈爆解放‼︎〉〔君のライフが6以下で、君の場にサイズ3の「炎龍」のモンスターがいる。〕

◼️【装備コスト】ライフ1払うか、ゲージ2払う。

◼️このカードは破壊されず、能力は無効化されない。

◼️君の場の《炎龍》のモンスターを1枚選んで破壊する。このターン中、このカードの打撃力を、破壊したモンスターに書かれているそれらの数値分増やす。

◼️君の《炎龍》のカードが攻撃した時、君のライフ+1!

【2回攻撃】

 

 

エンリュウフォースのオーラが炎のように揺らめき、炎斬の拳に赤いハンドグローブが装備される。そしてエンリュウフォースのオーラがまるでサイズが少し大きめのロングコートを羽織っているように見せる。

 

 

炎斬「手札から〈爆炎軍 フレイム・サイス・ドラゴン〉をブルグにソウルイン!」

◼️手札4→3

 

 

爆炎軍 フレイム・サイス・ドラゴン

ドラゴンW

炎龍

サイズ2/攻6000/防3000/打撃2

◼️【コールコスト】ゲージ1払う。

◼️【起動】手札のこのカードを君の場のサイズ2以上の〈炎龍〉のモンスター1枚のソウルに入れる。

◼️"爆炎斬首"場のこのカードが破壊された時か、破壊された〈炎龍〉のソウルからこのカードがドロップに置かれた時、防御力5000以下の相手のモンスター1枚を破壊する。"爆炎斬首"は1ターンに1回だけ使える。

【2回攻撃】【移動】

 

 

クリムゾンブルグ ソウル1→2

 

 

炎斬「さらにエンリュウフォースの能力で、ブルグを破壊! そしてブルグの打撃力をエンリュウフォースに加える。」

 

 

エンリュウフォースの能力による破壊時点でブルグの打撃力は3になっていた、よって、このターン中はエンリュウフォースの打撃力は+3される。

 

 

クリムゾンブルグ 破壊!

【ソウルガード】ソウル2→1(爆炎龍 フレイムサイスドラゴン)

 

エンリュウフォース

打撃1→4

 

 

炎斬「破壊したブルグのソウルからドロップに置かれたフレイムサイスドラゴンの能力で、防御力5000以下のモンスター1枚を破壊する。 光芒のアビゲールを破壊だ! "爆炎斬首"」

 

曜「光芒のアビゲールのソウルガード!」

 

 

光芒のアビゲール 破壊!

【ソウルガード】ソウル1→0

 

 

曜「光芒のアビゲールの破壊時能力! 炎斬君のデッキトップから3枚破棄して、モンスターがあれば1ドローできる!」

 

炎斬

◼️破棄合計 5→8

 

 

破棄したカード

◼️ドラゴンシールド 青竜の盾

◼️爆炎軍 フレイム・ドラムバンカー・ドラゴン

◼️炎龍の破壊衝動

 

 

曜「モンスターカード確認、1ドロー!」

◼️手札4→5

 

炎斬「アタックフェイズだ、ブルグの能力 "爆炎連弾"死を運ぶアビゲールと光芒のアビゲールを破壊だ!」

 

 

光芒のアビゲール 破壊!

 

死を運ぶアビゲール 破壊!

 

 

曜「もう一度、光芒のアビゲールの破壊能力! 炎斬君のデッキトップを3枚破棄!」

 

 

炎斬

◼️破棄合計 8→11

 

 

破棄したカード

◼️爆炎軍 フレイム・レイピア・ドラゴン

◼️爆炎軍 フレイム・ハルバード

◼️炎龍オーラ

 

 

曜「1ドロー!」

◼️手札5→6

 

 

曜のモンスターエリアが3ヶ所空いた事で、ブルグの攻撃力、防御力、打撃力が上昇する。

 

 

クリムゾンブルグ

攻9000→13000/防7000→11000/打撃2→4

 

 

ーーー

ーーー

 

善子「打撃力4のカードが2枚⁉︎」

 

ダイヤ「しかも、エンリュウフォースとブルグのどちらも2回攻撃ができます。」

 

梨子「全部の攻撃をまともに受ければ、合計で16ダメージよ!」

 

果南「相変わらずメチャクチャだね。」

 

ーーー

ーーー

 

曜「炎斬君のアタックフェイズ開始時にも、デスゲージタイマーのソウル1枚をチャージ!」

◼️ゲージ2→3

 

 

デスゲージタイマー ソウル4→3

 

 

炎斬「ブルグで曜に攻撃だ!打撃4!」

 

 

ブルグが右手に持っていた剣で曜に斬りかかった時、曜の身体が白紫に輝く。

 

 

曜「私のライフ6以下で、ドロップにアビゲールがいれば、ゲージ2払って………〈ドラゴンフォース"悲悔の型"〉解放‼︎」

◼️手札6→5/ゲージ3→1

 

 

ドラゴンフォース"悲悔の型"

黒竜/悲哀/後悔

攻8000/打撃2

〈解放条件‼︎〉〔君のライフが4以下で、君の場かドロップにカード名に「アビゲール」を含むモンスターがいる。〕

◼️【装備コスト】ゲージ2払う。

◼️このカードは、相手の効果で破壊されず、手札に戻せず、能力は無効化されない。

◼️【対抗】手札のこのカードを【装備コスト】を払って装備できる。装備したターン中、君の場のモンスターは破壊されず、君はダメージを受けない。

◼️お互いのアタックフェイズ開始時、君のドロップから、カード名に「アビゲール」を含む必殺モンスター以外のモンスター1枚までを【コールコスト】を払わずコールできる。さらに相手のデッキを3枚ドロップに置いて、君のライフ+3して、カードを1枚引く。

【2回攻撃】【貫通】

 

 

ブルグが振り下ろした剣がドラゴンフォースの光に弾かれる。

 

 

曜「ドラゴンフォースを解放したターン、私はあらゆるダメージを受けず、場のカード全ては破壊されない。」

 

炎斬「マジかよ………ターンエンドだ。」

◼️手札3/ゲージ1/LP6/破棄合計11

 

 

 

曜「私のターン、ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札5→6/ゲージ1→2

 

曜「レフトに〈束の間の休息 アビゲール〉をコール!」

◼️手札6→5

 

 

束の間の休息 アビゲール

サイズ1/攻5000/防1000/打撃1

 

 

曜「束の間のアビゲールの登場時に1チャージ、さらに〈黒竜〉のカードが【設置】されているなら、さらに1チャージ!」

◼️ゲージ2→3→4

 

曜「ライトに〈紫炎の黒死竜 アビゲール〉をコール!」

◼️手札5→4/ゲージ4→3

 

 

紫炎の黒死竜 アビゲール

ダークネスドラゴンW

黒竜

サイズ1/攻6000/防1000/打撃2

◼️【コールコスト】ゲージ1払う。

◼️このカードの登場時、君の場のモンスター1枚を破壊する。破壊したら、君のデッキの上から2枚ゲージに置いて、カードを1枚引く。この能力は1ターンに1回だけ使える。

◼️「紫炎の黒死竜アビゲール」は1ターンに1枚しかコール出来ない。

【移動】

 

 

曜「紫炎のアビゲールの登場時、束の間のアビゲールを破壊して、2チャージ、1ドロー!」

◼️手札4→5/ゲージ3→5

 

 

束の間の休息 アビゲール 破壊!

 

 

曜「そしてゲージ2払い紫炎のアビゲールを進化!〈紫炎雷の黒死王 アビゲール・アグニース〉」

◼️手札5→4/ゲージ5→3

 

 

紫炎雷の黒死王 アビゲール・アグニース

ダークネスドラゴンW

黒竜

サイズ3/攻7000/防3000/打撃2

◼️【コールコスト】君の場の〈黒竜〉のモンスター1枚に重ねて、ゲージ2払う。

◼️君の場のカード名に「アビゲール」を含むモンスター全てのサイズを1減らす。

◼️"黒霊突"このカードの攻撃で相手のモンスターを破壊した時、君が〈黒竜〉のアイテムを装備していれば、相手のデッキの上から2枚をドロップに置いて、君のライフ+2して、相手にダメージ2!

【2回攻撃】【ソウルガード】

 

 

曜「アタックフェイズ! ドラゴンフォースの能力発動!ドロップから〈覚醒の黒死竜 アビゲール〉をノーコストでコール!そしてライフ+3、1ドロー、炎斬君のデッキから3枚破棄!」LP4→7

◼️手札5→6

 

 

炎斬

◼️破棄合計 11→14

 

 

覚醒の黒死竜 アビゲール

サイズ1→0/攻6000/防1000/打撃2

 

 

曜「覚醒のアビゲールの登場時、クリムゾンブルグを破壊して、炎斬君のデッキを2枚破棄!」

 

炎斬「ソウルガードだ!」

◼️破棄合計 14→16

 

 

クリムゾンブルグ 破壊!

【ソウルガード】ソウル1→0

 

 

曜のモンスターエリアが1ヶ所以下になった事で、クリムゾンブルグの攻撃力と防御力と打撃力が初期値に戻る。

 

 

クリムゾンブルグ

攻13000→7000/防11000→5000/打撃4→1

 

 

曜「アビゲールアグニースでクリムゾンブルグに攻撃!」

 

炎斬「キャスト!〈ドラゴンシールド 緑竜の盾〉攻撃を無効化して、ライフ+1だ!」LP6→7

◼️手札3→2

 

曜「アビゲールアグニースでクリムゾンブルグに2回攻撃!」

 

 

アビゲールアグニース

攻7000

 

クリムゾンブルグ

防5000

 

クリムゾンブルグ 撃破!

 

 

曜「アビゲールアグニースの"黒雷突"! 相手のモンスターを破壊した時、相手のデッキから2枚破棄して、私のライフ+2、炎斬にダメージ2!」LP7→9

 

炎斬「くぅぅ!」LP7→5

◼️破棄合計 16→18

 

曜「覚醒のアビゲールで炎斬君に攻撃!打撃2!」

 

炎斬「ぐっ!」LP5→3

 

曜「ドラゴンフォースで攻撃!打撃2!」

 

炎斬「キャスト!〈ドラゴンシールド 青竜の盾〉攻撃を無効化して、1チャージ!」

◼️手札2→1/ゲージ1→2

 

曜「ドラゴンフォースで炎斬君に2回攻撃! 打撃2!」

 

炎斬「ぐぁぁ!」LP3→1

 

曜「ターンエンド!」

◼️手札6/ゲージ3/LP7

 

 

炎斬「俺のターン、ドロー、チャージ&ドロー!!」

◼️手札1→2/ゲージ2→3

 

炎斬「お前らの修行とは言え、俺も負けたくねーからよ。だから全力で行くぜ、ライトにコール〈爆炎軍 フレイム・レイピア・ドラゴン〉」

◼️手札2→1

 

 

爆炎軍 フレイム・レイピア・ドラゴン

ドラゴンW

爆炎軍/炎龍

サイズ1/攻5000/防1000/打撃2

◼️相手のモンスターエリアが1ヶ所以上空いているなら、このカードの打撃力+1!

【貫通】

 

 

炎斬「ゲージ2払い、フレイムレイピアに重ねてコール!〈爆炎大龍 クリムゾン・ブルグ"ボルケード"〉」

◼️手札1→0/ゲージ3→1

 

 

爆炎大龍 クリムゾン・ブルグ"ボルケード"

ドラゴンW

炎龍

サイズ3/攻10000/防6000/打撃2

◼️【コールコスト】君の場の〈炎龍〉のモンスター1枚の上に重ねて、君のデッキの上から1枚をこのカードのソウルに入れて、ゲージ3払う。

◼️君のアタックフェイズ開始時、相手のモンスター1枚を選んで破壊する。さらに、お互いの場の空いているモンスターエリアが合計3ヶ所以上なら、このカードは【3回攻撃】を得る。

◼️"爆炎闘気"このカードが、君のカードの効果で破壊された時、君の〈炎龍〉のアイテム1枚の打撃力+1して、【貫通】を与える!"爆炎闘気"は1ターンに1回だけ使える。

【貫通】【ソウルガード】/ソウル1

 

 

ブルグは紅い装甲を装備し、ブルグの背中の2つのガトリングが、巨大な2つの大砲に変化し、腕の装甲から高出力の光の刃が放出される。

 

 

炎斬「さらに、ドロップの〈爆炎軍 フレイム・メイル・ドラゴン〉の能力発動!」

 

 

爆炎軍 フレイム・メイル・ドラゴン

ドラゴンW

炎龍

サイズ1/攻4000/防1000/打撃1

◼️【起動】君の場にサイズ2以上の〈炎龍〉のモンスターが登場した時、ドロップにあるこのカードをそのモンスターのソウルに入れてもよい。

◼️このカードがソウルにある〈炎龍〉のモンスターは、相手の効果で破壊されず、手札に戻せず、打撃力+1!

 

 

炎斬「フレイムメイルがソウルにあるブルグの打撃力+1だ。」

 

 

クリムゾンブルグボルケード

打撃3→4

 

 

炎斬「さらにエンリュウフォースの能力、クリムゾンブルグボルケードを破壊し、その打撃力を加える!」

 

 

クリムゾンブルグボルケード 破壊!

【ソウルガード】ソウル1→0(フレイムレイピアドラゴン)

 

 

エンリュウフォース

打撃1→3

 

 

炎斬「そしてクリムゾンブルグボルケードの能力!"爆炎闘気"このカードが俺のカードの効果で破壊されたターン、エンリュウフォースの打撃+1して、【貫通】を与える!」

 

 

エンリュウフォース

打撃3→4/【貫通】

 

 

炎斬「アタックフェイズだ! クリムゾンブルグボルケードの能力! 覚醒のアビゲールを破壊する!」

 

 

覚醒のアビゲール 破壊!

 

 

炎斬「これで、お前のモンスターエリアは2ヶ所空いた、そして俺のモンスターエリアも2ヶ所空いている………よって合計3ヶ所以上空いていることで、ブルグは【3回攻撃】を得る!」

 

曜「えぇ⁉︎」

 

 

クリムゾンブルグボルケード

【3回攻撃】

 

 

曜「私のドラゴンフォースの能力、ドロップからセンターに〈覚醒の黒死竜 アビゲール〉をノーコストコール!さらに炎斬君のデッキを3枚破棄して 1ドロー、ライフ+3!そして登場時能力で、ブルグを破壊して、炎斬君のデッキを2枚破棄!」LP7→10

◼手札6→7

 

炎斬「悪いが、フレイムメイルがソウルにある限り、ブルグは相手の能力じゃ破壊されねーぜ。」

◼破棄合計 16→19→21

 

曜「そんな………」

 

炎斬「いくぜ、ブルグでセンターのアビゲールに攻撃!」

 

 

クリムゾンブルグボルケード

攻10000

 

覚醒のアビゲール

防1000

 

覚醒の黒死竜 アビゲール 撃破!

 

 

炎斬「貫通!打撃3!」

 

曜「うぁぁ!」LP10→7

 

炎斬「ブルグ、2回攻撃だ!打撃3!」

 

曜「キャスト〈ミッドナイトシャドウ〉攻撃を無効化するよ!」

◼手札7→6

 

炎斬「ブルグで3回攻撃だ!打撃3!」

 

曜「キャスト!〈ドラゴンシールド 黒竜の盾〉ダメージを0にして、ライフ+1!」LP7→8

◼手札6→5

 

炎斬「エンリュウフォースで曜に攻撃!打撃4!」

 

曜「うわぁぁ!」LP8→4

 

炎斬「エンリュウフォースで2回攻撃だ!打撃4!」

 

曜「うわぁぁぁぁぁ!!」LP4→0

 

炎斬「おし!」

 

 

エンリュウフォースの一撃で曜のフィールドに爆煙が舞う。その爆煙が徐々に晴れていく中で、曜のドラゴンフォースが強く光り輝いて、アビゲールのような光りの影のようなオーラになる。炎斬は勿論、Aqours達もそれを見逃さなかった。その輝きは5秒くらい続いただろうか………、だがしばらく光ったあと何事もなかったかのようにファイトは終了した。

 

 

曜「今の輝きは………?」

 

千歌「曜ちゃん、大丈夫?」

 

曜「うん。でも今の光り………、凄い何かを感じた。」

 

千歌「そっか!」

 

 

曜は今の光りに何かを感じた。

それはもしかしたら、新たなる"進化の兆し"なのかもしれない。

 

 

 

 




今回も感想を是非‼︎


次回『梨子 vs 真柴』


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梨子 vs 真柴

前回の『バディファイトLoveLive!サンシャイン‼︎』

 

 

ドラゴンフォースを進化させようとする曜と梨子は2人で修行を始めるが、なかなか進歩を感じられなかった。

 

そこで千歌は炎斬と真柴に修行の協力を申し入れたのだった。

 

最初は曜と炎斬がファイトをするも、炎斬の猛攻に曜は敗北してしまう。だが曜のドラゴンフォースは強く光り輝き、たしかに"進化の兆し"のようなものを感じたような気がしたのだった。

 

ーーー

ーーー

 

 

千歌達Aqoursの9人と炎斬と真柴は、小原グループが経営しているバディファイト専門のスーパーモール「バディファイト・アミューズ」に集まっていた。

 

 

バディファイト・アミューズ:ファイトステージ

 

 

曜と炎斬のファイトが終わり、続いて梨子と真柴がファイトステージに立って向き合っていた。

 

 

梨子「次は私達のファイトだね。」

 

真柴「ああ。」

 

 

久々のファイトが待ちきれないのか、真柴のバディ、グリスがカードから実体化する。

 

 

グリス『………………』

 

 

グリスは思い出していた。あの冥府龍の騒動の時、千歌達Aqoursは命を賭して真柴とグリスに協力して戦ってくれた事を、その事に対する恩はこの寿命が尽きる限りまで忘れる事は無いと。

 

 

グリス『今度は我々が君達に協力する番だ。君達の修行の相手、全力でやらせていただく。』

 

真柴「だからって負ける気は無いぜ? 恩はあっても、ファイトする以上は勝つ!」

 

梨子「それは当然よ。手加減なんてしないで全力で来て! それに真柴君とファイトするの初めてだし、凄く楽しみだから!」

 

真柴「そうか。じゃあ始めよう!」

 

 

梨子と真柴はデッキケースを構える。すると、センサーカメラがそれを感知しする。

 

 

『ファイトの同意を確認、リアルバディファイトヴィジョンを起動します。』

 

 

2人のファイトの同意を確認する電子音声と共に、ファイトステージに青い光のラインが走る。これでファイトステージに内蔵されているバディファイトヴィジョンシステムが起動した状態になった。

 

 

 

梨子「私達の願いよ、輝きを放つ竜星となりて無限の彼方へ導け!輝きのルミナイズ!〈シャイニング・スターライト〉」

 

真柴「紫炎を纏いて、亡者の叫びを聴け!ルミナイズ!〈不死の龍団〉」

 

 

オープンTHEフラッグ

 

 

梨子「スタードラゴンワールド」

◼️手札6/ゲージ2/LP10

 

真柴「ダークネスドラゴンワールド」

◼️手札6/ゲージ2/LP10

 

 

真柴「俺のターンから始める。 ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札6→7/ゲージ2→3

 

真柴「ライトに〈不死騎龍 ヘルダムド〉をコール!」

◼️手札7→6

 

 

不死騎龍 ヘルダムド

ダークネスドラゴンW

不死龍

サイズ1/攻5000/防1000/打撃1

◼️このカードが手札から登場した時、君のデッキの上から3枚をドロップゾーンに置く。

◼️このカードが【龍蘇生】で登場した時、君のデッキの上から1枚をゲージに置く。この能力は1ターンに1回だけ使える。

【龍蘇生】(君のメインフェイズ、君の手札を1枚捨てて、ドロップゾーンのこのカードを【コールコスト】を払ってコールできる。)

【貫通】

 

 

真柴「手札からの登場時、俺のデッキトップから3枚を破棄する。」

◼️破棄合計 0→3

 

真柴「レフトに〈不死騎龍 ヘルグレーザ〉をコール。」

◼️手札6→5

 

 

不死騎龍 ヘルグレーザ

ダークネスドラゴンW

不死龍

サイズ2/攻7000/防2000/打撃2

◼️【コールコスト】ゲージ1払う。

◼️君のドロップゾーンの「不死騎龍 ヘルグレーザ」以外のカードの【龍蘇生】の能力で捨てる手札の枚数を1枚減らす。

【龍蘇生】

 

 

真柴「アタックフェイズ! ヘルグレーザで梨子に攻撃! 打撃2!」

 

梨子「うっ!」LP10→8

 

真柴「ターンエンド!」

◼️手札5/ゲージ3/LP10

 

 

梨子「私のターン、ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札6→7/ゲージ2→3

 

梨子「ゲージ1払い〈超星竜 ジャックナイフ〉をレフトにコール!」

◼️手札7→6/ゲージ3→2

 

 

超星竜 ジャックナイフ

サイズ2/攻5000/防5000/打撃3/【ソウルガード】

 

 

梨子「ジャックナイフの登場時能力、私のデッキトップ3枚を確認。」

 

 

確認したカード

◼️剣星機 J・イグナイター

◼️竜装機 ラビリントス

◼️アースバリア

 

 

梨子「その中から〈剣星機 J・イグナイター〉をジャックナイフに【星合体】!」

 

 

ジャックナイフ ソウル0→1

 

 

梨子「そしてゲージ2払い、ジャックナイフを進化!〈雷光星竜 ジャックナイフ〉」

◼️手札6→5/ゲージ2→0

 

 

雷光星竜 ジャックナイフ

スタードラゴンW

ネオドラゴン

サイズ2/攻6000/防6000/打撃2

◼️【コールコスト】君の場のモンスター1枚までの上に重ねて、ゲージ2払う。

◼️【起動】君の手札かドロップからカードを1枚このカードのソウルに入れる。

◼️"雷光石火"君の手札かドロップから、このカードにソウルが入った時、君のデッキの上から2枚ゲージに置いて、君のライフ+2して、カードを2枚引く。さらに、このカードの攻撃力+4000、防御力+4000して、打撃力+1!"雷光石火"は1ターンに1回だけ使える。

【移動】【ソウルガード】/ソウル2

 

 

真柴「新しいジャックナイフか………!」

 

梨子「うん。 ジャックナイフの起動能力! 手札から〈大竜装機 トリプルバスター〉を【星合体】!」

◼️手札5→4

 

 

ジャックナイフ ソウル2→3

 

 

梨子「さらにジャックナイフの能力!手札かドロップからこのカードにソウルが入った時、2チャージ、2ドロー、2ヒール! そしてジャックナイフの攻撃力と防御力+4000/打撃+1!」LP8→10

◼️手札4→6/ゲージ0→2

 

 

ジャックナイフ

攻6000→10000/防6000→10000/打撃2→3

 

 

真柴「す、凄い………!!」

 

梨子「アタックフェイズ!」

 

 

ジャックナイフ ソウル3

◼️超星機 ジャックナイフ

◼️剣星機 Jイグナイター

(ジャックナイフ 打撃3→4)

◼️大竜装機 トリプルバスター

(ジャックナイフ 攻10000→13000/打撃4→5/【貫通】)

 

 

梨子「ジャックナイフで真柴君に攻撃! 打撃5!」

 

 

ジャックナイフの身体から電気が放出され、武装していた竜装機達から雷を纏う攻撃が繰り出される。その攻撃は迷う事なく真柴を襲う。

 

 

真柴「ぐわぁぁぁ!!」LP10→5

 

梨子「ターンエンドよ!」

◼️手札6/ゲージ2/LP10

 

 

真柴「いきなり5ダメージ………やるな、俺のターン、ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札5→6/ゲージ3→4

 

真柴「ドロップから〈不死騎竜 ヘルジレス〉の【龍蘇生】発動! 手札を1枚捨ててコールできる。が、ヘルグレーザの能力で捨てる手札を1枚減らしてコールできる。」

 

 

不死騎龍 ヘルジレス

ダークネスドラゴンW

不死龍

サイズ1/攻5000/防1000/打撃1

◼️このカードが【龍蘇生】で登場した時、カードを1枚引く。

◼️このカードが〈不死龍〉のモンスターのソウルからドロップに置かれた時、相手にダメージ1!

【龍蘇生】

 

 

真柴「ヘルジレスがドロップから登場した時、1ドロー、そして、ヘルジレス、ヘルグレーザをソウルに入れて、ゲージ2払い、ライトにバディコール!〈不死龍王 ヴァイオレット・グリス〉」LP LP5→6

◼️手札6→5/ゲージ4→2

 

 

不死龍王 ヴァイオレット・グリス

ダークネスドラゴンW

不死龍

サイズ3/攻8000/防5000/打撃3

◼️【コールコスト】君の場の〈不死龍〉のモンスターを2枚このカードのソウルに入れて、ゲージ2払う。

◼️ソウルが無いこのモンスターが破壊された時、君のドロップゾーンのサイズ1以下の〈不死龍〉のモンスター2枚までを【コールコスト】を払わずに、レフトとライトにコールできる。

◼️〈不死転生〉(君のターン中、ゲージ1払い、手札1枚捨て、ライフ1払う。)

【対抗】君の場のモンスター2枚までをこのカードのソウルに入れて、ドロップゾーンから、このカードを【コールコスト】を払わずにコールできる。この能力は1ターンに1回だけ使える。

【貫通】【ソウルガード】/ソウル2

 

 

不死騎龍 ヘルダムドはサイズ超過で生滅する。

 

 

真柴「さらに俺のライフ6以下で、場にグリスがいるならゲージ2払い………〈フシリュウフォース〉解放‼︎」

◼️手札5→4/ゲージ2→0

 

 

フシリュウフォース

ダークネスドラゴンW

不死龍

攻6000/打撃2

〈解放条件‼︎〉〔君のライフ6以下で、君の場にカード名に「グリス」を含むモンスターがいる。〕

◼️【装備コスト】ゲージ2払う。

◼️君の場の〈不死龍〉のモンスター全ての打撃力+1!

◼️このカードは破壊されず、手札に戻らず、能力は無効化されない。

【2回攻撃】

 

 

真柴「フシリュウフォースの能力で、場の〈不死龍〉全ての打撃力+1だ。」

 

 

ヴァイオレットグリス

打撃3→4

 

 

真柴「アタックフェイズだ! グリス、梨子に攻撃!打撃4!」

 

梨子「くぅぅ!」LP10→6

 

真柴「グリス、梨子に2回目の攻撃! 打撃4!」

 

梨子「きゃぁ!」LP6→2

 

真柴「フシリュウフォースで梨子に攻撃!」

 

梨子「キャスト〈アースバリア〉攻撃を無効化して、ライフ+1!」LP2→3

◼️手札6→5

 

真柴「フシリュウフォースで梨子に2回攻撃!」

 

梨子「うぅぅ!」LP3→1

 

真柴「ターンエンドだ。」

◼️手札4/ゲージ0/LP6

 

 

梨子「私のターン、ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札5→6/ゲージ2→3

 

梨子「私のライフ6以下で、場にジャックナイフがいれば、ゲージ2払って………〈ドラゴンフォース"喜愛の型"〉解放‼︎」

◼️手札6→5/ゲージ3→1

 

 

ドラゴンフォース"喜愛の型"

武器/喜び/愛

攻6000/打撃2

『解放条件!』〔君のライフ6以下で、君の場にカード名に「ジャックナイフ」を含むモンスターがいる。〕

◼️【装備コスト】ゲージ2払う。

◼️このカードは破壊されず、手札に戻せず、能力を無効化されない。

◼️お互いのアタックフェイズ開始時、君の手札かドロップから〈竜装機〉1枚までを場の〈ネオドラゴン〉1枚のソウルに入れて、君のライフ+2!

◼️君の場のカード名に「ジャックナイフ」を含むモンスターのソウルが3枚以上ある時、このカードは【貫通】を得て、君のカード全ては、相手の効果でレストされず、君が効果で受ける3以上のダメージを2減らす。

【3回攻撃】

 

 

梨子「アタックフェイズ! ドラゴンフォースの能力発動! 手札から〈竜装機 ソービット〉をジャックナイフに【星合体】! さらにライフ+2!」LP1→3

◼️手札5→4

 

 

ジャックナイフ ソウル3→4

◼️超星機 ジャックナイフ

◼️剣星機 Jイグナイター

(ジャックナイフ 打撃2→3)

◼️大竜装機 トリプルバスター

(ジャックナイフ 攻6000→9000/打撃3→4/【貫通】)

◼️竜装機 ソービット

(ジャックナイフ 攻9000→13000/【2回攻撃】)

 

 

梨子「さらにジャックナイフの能力!"雷光石火" 2チャージ、2ドロー、ライフ+2! そしてこのターン中、ジャックナイフの攻撃力+4000/防御力+4000/打撃+1!」LP3→5

◼️手札4→6/ゲージ1→3

 

 

ジャックナイフ

攻13000→17000/防6000→10000/打撃4→5

 

 

真柴「凄いな、手札もゲージもライフも全く減らない………!」

 

梨子「ドラゴンフォースで真柴君に攻撃! 打撃2!」

 

真柴「ぐぁぁ!」LP6→4

 

梨子「ドラゴンフォースで真柴君に2回攻撃!」

 

真柴「キャスト!〈ミッドナイトシャドウ〉攻撃を無効化する!」

◼️手札4→3

 

梨子「ドラゴンフォースで3回攻撃!」

 

真柴「ぐぅっ!」LP3→1

 

梨子「ジャックナイフ、真柴に攻撃! 打撃5!」

 

ジャックナイフ『行くぞ!』

 

真柴「キャスト!〈ヴァイオレット・バリア〉」

◼️手札3→2

 

 

ヴァイオレット・バリア

ダークネスドラゴンW

不死龍

◼️相手のターン中に使える。

◼️【対抗】君の場の〈不死龍〉のモンスター1枚を破壊する。破壊したら、君が受けるダメージを0に減らして、破壊したモンスターの打撃力分、君のライフを回復して、君のデッキから1枚引く。

 

 

真柴「グリスを破壊して、うけるダメージを0にする! さらに破壊したグリスの打撃力分ライフを回復して1ドロー!」LP1→4

◼️手札2→3

 

グリス『俺はソウルガードで場に残る。』

 

 

破壊時点でのグリスの打撃力はフシリュウフォースの能力で打撃3になっていた。よって真柴のライフは+3される。

 

 

ヴァイオレットグリス 破壊!

【ソウルガード】ソウル2→1

 

 

梨子「ソウルのソービットの能力で、ジャックナイフは2回攻撃できるわ。 真柴君に再攻撃!打撃5!」

 

真柴「キャスト!〈ヴァイオレット・シャドウ〉」

◼️手札3→2

 

 

ヴァイオレット・シャドウ

ダークネスドラゴンW

不死龍/防御

◼️相手のターンの攻撃中に使える。

◼️【対抗】その攻撃を無効化する。さらに君の場にカード名に「グリス」を含むモンスターがいるなら、君のライフ+1!

 

 

真柴「攻撃を無効化し、場にグリスがいればライフ+2!」LP4→6

 

梨子「凌がれた………! ターンエンド」

◼️手札6/ゲージ3/LP5

 

 

真柴「危なかった………、やるな梨子」

 

梨子「真柴君だよ、今のターンで勝てると思ったんだけどね。」

 

真柴「ふっ、まだまだ俺は戦えるぞ、俺のターン、ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札2→3/ゲージ0→1

 

真柴「〈ヴァイオレットチャージ!〉キャスト!」

◼️手札3→2

 

 

ヴァイオレット・チャージ!

ダークネスドラゴンW

不死龍/チャージ

◼️君の場の〈不死龍〉のモンスター1枚を破壊する。破壊したら君のデッキの上から2枚ゲージに置く。さらに、カード名に「グリス」を含むカードを破壊したら、ゲージ+2!「ヴァイオレット・チャージ!」は1ターンに1枚だけ使える。

 

 

真柴「グリスを破壊して2チャージ! そして破壊したモンスターがグリスなら、さらに2チャージ!」

◼️ゲージ1→3→5

 

 

ヴァイオレットグリス 破壊!

【ソウルガード】ソウル1→0

 

 

真柴「ライトに〈不死騎龍 ヘルアローズ〉をコールだ。」

◼️手札2→1

 

 

不死騎龍 ヘルアローズ

ダークネスドラゴンW

不死龍

サイズ0/攻3000/防1000/打撃1→2

◼️このカードが登場した時、君のデッキの上からカードを2枚ドロップに置いてよい。置いたら、君のデッキの上からカードを1枚ゲージに置いて、カードを1枚引く。

◼️「不死騎龍 ヘルアローズ」は1ターンに1枚しかコールできない。

 

 

真柴「登場時、俺のデッキトップから2枚破棄、そして1チャージ、1ドロー。」

◼️手札1→2/ゲージ5→6/破棄合計3→5

 

真柴「さらに〈ヴァイオレット・ドロー!〉」

◼️手札2→1

 

 

ヴァイオレット・ドロー!

不死龍/ドロー

◼️君のライフ6以下で、場に〈不死龍〉のモンスターがいれば使える。

◼️君の場の〈不死龍〉のモンスター1枚を破壊する。破壊したらカードを1枚引く。さらに、君の場にカード名に「グリス」を含むモンスターが場にいるか、破壊した時、さらに1枚引く。「ヴァイオレット・ドロー」は1ターンに1枚だけ使える。

 

 

真柴「グリスを破壊して、1ドロー、さらに破壊したモンスターがグリスなら、1ドロー!」

◼️手札1→2→3

 

 

ヴァイオレットグリス 破壊!

 

 

真柴「手札を1枚捨て、ゲージ1払いライトに〈不死騎龍 ヘルベレイト〉を【龍蘇生】コール!」

◼️手札3→2/ゲージ6→5

 

 

不死騎龍 ヘルベレイト

ダークネスドラゴンW

不死龍

サイズ2/攻6000/防4000/打撃2→3

◼️【コールコスト】君のドロップから1枚をこのカードのソウルに入れて、ゲージ1払う。

◼️このカードがドロップから登場した時、このカードは【貫通】を得る。

◼️このカードがドロップから登場した〈不死龍〉のモンスターのソウルにあるなら、そのモンスターは【2回攻撃】を得る。

【ソウルガード】【龍蘇生】/ソウル1

 

 

真柴「ドロップから登場したヘルベレイトは【貫通】を得る。」

 

 

ヘルベレイト

【貫通】

 

 

真柴「アタックフェイズ!」

 

梨子「ドラゴンフォースの能力、ドロップから〈大竜装機 フォトンランサー〉をジャックナイフに【星合体】! そしてライフ+2!」LP5→7

 

 

ジャックナイフ ソウル4→5

◼️超星機 ジャックナイフ

◼️剣星機 Jイグナイター

(ジャックナイフ 打撃2→3)

◼️大竜装機 トリプルバスター

(ジャックナイフ 攻6000→9000/打撃3→4/【貫通】)

◼️竜装機 ソービット

(ジャックナイフ 攻9000→13000/【2回攻撃】ソウルに入ったターンのみ。)

◼️大竜装機 フォトンランサー

(ジャックナイフ 防6000→8000/【移動】)

 

 

梨子「そしてジャックナイフの能力!"雷光石火" ジャックナイフの攻撃力+4000/防御力+4000/打撃+1!」

 

 

ジャックナイフ

攻9000→13000/防8000→12000/打撃4→5

 

 

梨子「さらにジャックナイフをセンターに【移動】」

 

 

ジャックナイフ

レフト→センター

 

 

真柴「ヘルアローズ、ヘルベレイト、フシリュウフォースでジャックナイフに連携攻撃!」

 

梨子「ソウルガード!」

 

 

ヘルアローズ+ヘルベレイト+フシリュウフォース

連携 攻15000

 

ジャックナイフ

防12000

 

ジャックナイフ 撃破!

【ソウルガード】ソウル5→4(超星竜 ジャックナイフ)

 

 

真柴「貫通!打撃3!」

 

梨子「きゃぁ!」LP7→4

 

真柴「まだだ! 手札1枚捨て、ゲージ1払い、ライフ1払う。場の〈不死龍〉2枚をソウルに入れて、ドロップから〈不死転生〉! 散り行く亡者の叫びと共に、紫炎を纏て転生せよ!〈不死龍王 ヴァイオレット・グリス〉ライトにコール!」

◼️手札2→1/ゲージ5→4/LP6→5

 

 

不死龍王 ヴァイオレット・グリス

サイズ3/攻8000/防5000/打撃3→4/【貫通】【ソウルガード】/ソウル2

 

 

梨子「このタイミングで………っ⁉︎」

 

真柴「いくぞ! フシリュウフォースとグリスで連携攻撃!」

 

梨子「キャスト!〈スペキュライトリング〉ジャックナイフの攻撃力と防御力+3000/【反撃】を得るわ!」

 

 

フシリュウフォース+ヴァイオレットグリス

連携 攻 14000

 

ジャックナイフ

防12000→15000

 

 

強化されたジャックナイフは真柴とグリスの剣撃を全て受け止める。

 

 

梨子「グリスに反撃!」

 

真柴「ソウルガードだ!」

 

 

ヴァイオレットグリス 撃破!

【ソウルガード】2→1

 

 

真柴「だが、ヘルベレイトがソウルにあるグリスは2回攻撃を得ている! 」

 

 

それでも、フシリュウフォースの2回攻撃はすでに終わっており、グリス単体の攻撃力8000ではジャックナイフの防御力12000には及ばない。

 

 

真柴「グリスでジャックナイフに2回目の攻撃!」

 

梨子「え⁉︎」

 

真柴「キャスト!〈ヴァイオレット・エナジー〉」

◼️手札1→0

 

 

ヴァイオレット・エナジー

ダークネスドラゴンW

冥府龍

◼️【対抗】このターン中、君の場の〈不死龍〉のカード全ての攻撃力+2000、防御力+2000!君の場にカード名に「グリス」を含むモンスターがいるなら、さらに攻撃力+2000、防御力+2000する。

 

 

真柴「場の〈不死龍〉全ての攻撃力と防御力+2000! そしてグリスが場にいれば、さらに攻撃力+防御力+2000………合計+4000だ!」

 

梨子「ソウルガード!」

 

 

ヴァイオレットグリス

攻8000→10000→12000

 

ジャックナイフ

防12000

 

ジャックナイフ 撃破!

【ソウルガード】ソウル4→3(剣星機 J・イグナイター)

打撃4→3

 

 

真柴「貫通! 打撃4!!」

 

 

グリスの剣から繰り出される斬撃がジャックナイフを貫き、そのまま梨子に直撃する。

 

 

梨子「きゃぁぁぁ!!」LP4→0

 

 

 

グリスの斬撃が直撃し梨子が片膝をつく、だがその時、梨子のドラゴンフォースが強い輝きを放ち、ドラゴンフォースの光がまるでジャックナイフのようなドラゴンの形のオーラに変わり、梨子の身体を包み込んで約5秒くらい輝いた後、収束するように消える。その後、何事も無かったようにファイトは終了した。

 

 

梨子「今の、曜ちゃんの時と同じ………?」

 

 

千歌と曜も梨子に駆け寄る。

 

 

曜「梨子ちゃん、今の輝き………」

 

梨子「うん。もしかしたら、進化の兆しなのかも」

 

千歌「だったら、炎斬君と真柴君とファイトして正解だったかもしれないね!」

 

梨子「うん。」

 

真柴「そう言って貰えると修行相手を引き受けた甲斐があるよ。」

 

炎斬「つっても、まだまだ"兆し"程度だろ? 進化するまでは付き合ってやってもいいぜ。」

 

真柴「ああ。」

 

曜「炎斬君、真柴君、ありがとう。」

 

 

 

曜に続いて梨子にも進化の兆しのような輝きが見られた。2人のドラゴンフォースが進化する時は、近からずも遠からずだろう。

 

 

 

 

 




今回も感想を是非‼︎


次回のサブタイは未定です。


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決戦の前日

前回の『バディファイトLoveLive!サンシャイン‼︎』

 

 

ドラゴンフォースを進化させる為に、曜と梨子は炎斬、真柴とそれぞれファイトする。曜と梨子は炎斬と真柴に敗北するも、2人のドラゴンフォースは今までより強く光り輝き、曜と梨子はドラゴンフォースの成長と進化の兆しを確かに感じたのだった。

 

 

ーーー

ーーー

 

 

翌日の放課後、この日も曜と梨子、炎斬と真柴、Aqoursのみんなは、バディファイト専門スーパーモール「バディファイトアミューズ」に来店し、修行ファイトをしていた。

 

 

バディファイトアミューズ:ファイトステージ

 

 

梨子「ジャックナイフで炎斬君に攻撃!」

 

炎斬「甘いぜ!キャスト〈ドラゴンシールド 緑竜の盾〉!」

 

 

 

曜「ドラゴンフォースでヴァイオレットグリスに攻撃!」

 

真柴「ソウルガード!」

 

 

 

炎斬「クリムゾンブルグで梨子に攻撃だ!」

 

梨子「きゃぁぁぁ!」LP0

 

 

 

真柴「ヴァイオレットグリス、曜に攻撃!」

 

曜「うわぁぁぁ!!」LP0

 

 

 

ーーーーーー

 

 

果南「これで、昨日と合わせたら15戦目が終わったね。」

 

ダイヤ「ええ。 梨子さんが炎斬さんに6勝9敗、真柴さんには7勝8敗しています。」

 

鞠莉「曜も炎斬君に5勝10敗、真柴君とは8勝7敗してるわね!」

 

善子「やっぱり強いわね、あの2人。」

 

花丸「でも、曜ちゃんと梨子ちゃんもよく食らいついてるずら。」

 

ルビィ「見てるこっちも疲れて来ちゃうね。」

 

善子「同感ね………」

 

千歌「………………」

 

 

ーーーーーー

 

 

 

曜「ま、まだまだ!」

 

梨子「もう一戦お願い!」

 

炎斬「良いぜ、何度でもかかって来い!」

 

真柴「思う存分ファイトしよう!」

 

 

 

ーーーーーー

 

 

 

曜と梨子が炎斬、真柴とファイトしている同時刻………

 

 

流は天音のミーティングが終わるまで、近くの公園のベンチに座って天音を待っている。

 

 

流「ふぅ………、缶コーヒーの熱が身体に染みるなぁ………ん?」

 

スメラギ『ワン! ハァ、ハァ』

 

 

流は缶コーヒーを飲みながら、口から吐く湯気を眺めて黄昏ていた。スメラギは公園を駆け回っている。

 

すると、公園の入り口に一台のパトカーが止まる。見たところバディポリスのパトカーみたいだが………、そのパトカーから2人の警官が降りて来た。 流はそのうちの一人を知っている。

 

 

流「サツキさん………!」

 

サツキ「やぁ流君、久しぶりだね。」

 

流「あ、はい、久しぶりです。えっと、何か用ですか?」

 

サツキ「ああ、今日は君に彼を紹介したくてね。」

 

 

すると、サツキの後ろに控えていたもう一人のバディポリス職員が前に出る。

 

 

「どうも、俺はエース・ツキムラだ。よろしく」

 

流「あ、はい。星野 流です。」

 

 

流はエースが差し出した手を握って握手する。

 

 

エース「君の事はサツキや父さんから聞いてるよ。」

 

流「え?」

 

サツキ「ツキムラって聞き覚えあるだろ?」

 

 

かつて流は、ファイナライズの影響でバディのレッド・グリムと同化したまま人間に戻れずにいた時があった。その時、流を診断したのが、エースの父、ツキムラ博士だった。

 

 

サツキ「エースはツキムラ博士の息子さんなんだよ。」

 

流「そうなんですね。エースさん」

 

エース「別に改まらなくていいさ、見たところ俺達は同い年だと思うからな。」

 

流「あ、うん。」

 

 

サツキとエースは流が座っているベンチに並んで座る。

 

 

サツキ「エースは3日前までアメリカにいたんだけど、ある理由で日本に戻ってきたんだ。」

 

流「ある理由?」

 

エース「ああ、実は、俺がアメリカから戻る2日くらい前に、この辺りからノイズ反応が確認されてさ。その原因を突き止めに日本に戻って来たんだ。」

 

 

ノイズ反応とは、"ファイナライズ"という能力によって発生する特殊なエネルギー波の事だ。

 

 

サツキ「それで、ファイナライズの経験がある君なら何か知っているんじゃないかって、君を訪ねようと思ったんだ。 グリムの事を思い出させるようで申し訳ないけど………ノイズ反応について心あたりないかな?」

 

 

サツキの気遣いに流は少し戸惑うが、隠しだてする事でもない為、流はサツキの質問に答える。

 

 

流「多分それ、僕だと思います………。」

 

サツキ「それってどういう?」

 

流「グリム。」

 

 

流はデッキから1枚のカードを出し名を呼ぶ。それに応えて、カードからモンスターが実体化した。

 

 

グリム『呼んだか? 流』

 

流「うん。」

 

サツキ「レッド・グリムだと………!」

 

 

実体化したモンスターに、サツキは驚きを隠せなかった。無理も無い。かつての流のバディだったレッド・グリムは巨大な時限爆弾と化した「人工情報演算神 IA」から、人間を守る為に宇宙へ飛び立ち、そして、たった1人で IAの爆発の犠牲となった。あの大爆発では、さすがのモンスターであろうと即死は免れない。

 

だが、そのグリムが、今再び目の前にいる。

 

 

サツキ「どうして………?」

 

流「話せば長くなるんですけど………」

 

 

流はグリムが現れた時の経緯を説明する。そして今起きている事なども話した。

 

 

サツキ「なるほど、魔星龍とか言う謎のモンスターとのファイト中に、君の新しいバディ、スメラギの青銅鏡からグリムが現れた。と」

 

流「はい。」

 

スメラギ『ワン!』

 

グリム『流のピンチに急いでいたからな、我の力はまだ未完全だが、致し方あるまい。』

 

流「でも君がいたから負けずに済んだよ。」

 

グリム『………次は奴に勝つぞ。』

 

 

俠兵とガノンとのファイト中、流のピンチにレッドグリムは現れた。久しぶりに流とファイナライズして良いところまでガノン達を追い詰めたが、後一撃のところで引き分けに持ち越された。

 

流は俠兵を取り戻す為に、グリムはガノンにリベンジする為に決意を固めていた。

 

 

サツキ「にしても話しを聞く限り、また厄介な戦いが起きてるようだね。 まさかとは思うけどAqoursの子達も関わっているなんて事はないよね。はははは………」

 

流「え、いや、その………Aqoursのみんなも、魔星龍達と戦ってたみたいで、この戦いに協力してもらってます。」

 

サツキ「だよね………。こういう戦いには、なぜかAqoursはよく巻き込まれるんだ。 あるいは自分達から巻き込まれていく子達だから。」

 

エース「けど、Aqoursのみんなが協力してくれたからこそ、今までの危機からこの街は守られて来た。そうだろ?サツキ。」

 

サツキ「ああ。彼女達が協力しているなら、特に問題はないけど……、僕達バディポリスもこの街を守るのが仕事だ。その魔星龍って奴も放ってはおけないね。」

 

流「あ、あと………」

 

 

流は、Aqoursと共にドラゴンワールドに行った事、そして各ワールドに魔星軍が進行して来た事、Aqoursと自分達でそれを食い止めた事など全てサツキに話した。そして、ガノンが魔星龍達を引き連れて人間界に攻め込もうとしている事も………

 

 

サツキ「ドラゴンワールドや、他のワールドでそんな事が………」

 

エース「だいぶ大規模な話しになって来たな………、その話しが本当なら、その魔星龍とかガノンって奴らは相当面倒な相手になりそうだ。」

 

サツキ「うん。 何にしても放っておける事態じゃない。」

 

流「魔星龍のボス、ガノンには僕の友達の俠兵がバディについてる。 僕は必ず、ガノンを倒して俠兵を正気に戻したいんだ。」

 

サツキ「そうか。」

 

 

サツキは時計を見てベンチから立ち上がる。

 

 

サツキ「じゃあ、そろそろ僕達はおいとまさせてもらうよ。」

 

エース「ああ、ノイズ反応の原因を突き止める目的も果たしたからな。」

 

流「お疲れ様でした。 あ、サツキさん!」

 

サツキ「うん?」

 

 

サツキとエースがパトカーに乗ろうとした時、流は2人を呼び止める。

 

 

流「あの、魔星龍達は多分、明日あたりにこの街に攻め込んで来るかもしれません。 その時は気をつけてください。」

 

サツキ「………ああ、分かった。 君達も気をつけて。 僕らバディポリスも協力は惜しまないから。 それじゃあ」

 

 

サツキとエースはパトカーに乗り、パトロールに戻った。

 

それからすぐにミーティングを終えた天音が公園にやってくる。

 

 

天音「流くーーん!」

 

流「天音!」

 

天音「今のパトカー、バディポリスだよね? なんかあったの?」

 

流「別に何もないよ。ちょっと職質受けただけだから。」

 

天音「そっか、なら良かった。じゃあ帰ろっか!」

 

流「うん。」

 

 

ーーーーーー

 

 

パトカーの中、エースは流の話しに出て来た「俠兵」と言う少年について、少し考えていた。

 

エースは自分の考えを整理する事も含めてサツキに話しかける。

 

 

エース「なあサツキ」

 

サツキ「うん?」

 

エース「局長が護送船の警備員から聞いた襲撃してきた"巨大なモンスターと1人の少年"って………」

 

サツキ「うん。流君の言ってた、俠兵君と魔星龍のガノンってモンスターの仕業かもしれないね。」

 

 

エースが考えていた事はサツキも同じことだった。

 

 

サツキ「もし俠兵君とガノンが護送船からクリッシュを脱獄させた本人達で、クリッシュが彼らと行動を共にしているのなら、これから起こる戦いは僕達も目逸らしできない戦いになる。」

 

エース「ああ。」

 

 

ーーーーーー

 

 

バディファイトアミューズ:ファイトステージ

 

 

時刻は5時半頃を過ぎたが、曜と梨子はまだ、炎斬と真柴とファイトを続けていた。

 

千歌、曜、梨子以外の6人は、日落ちも早く、時間も時間のため先に家に帰った。

 

 

梨子「ジャックナイフとドラゴンフォースで攻撃!」

 

炎斬「うぉぉぉぉ!」LP0

 

 

曜「アビゲールとドラゴンフォースで攻撃!!」

 

真柴「ぐぁぁぁぁ!」LP0

 

 

曜と梨子、炎斬と真柴は何回ファイトしたか、何勝して何敗したかはもう数えてはいない。数える必要はあまりなかった。 だが、何度もファイトしていく中で、曜と梨子のドラゴンフォースは確実に輝きを増し、光が強くなっている気がする。まだまだ"兆し"程度ではあるが、2人のドラゴンフォースは進化の可能性にかなり近づいてきているはずだ。

 

 

千歌「曜ちゃん梨子ちゃん、もう時間も遅いし、外もだいぶ暗くなってきたよ。今日はもう帰ろう!」

 

梨子「うん、そうね。」

 

曜「今日もありがとう。炎斬君、真柴君。」

 

真柴「ああ。」

 

炎斬「おう。じゃあ俺達はもう帰るぜ。じゃあな」

 

 

 

ーーーーーー

 

 

炎斬と真柴と別れ、千歌、曜、梨子は帰路についた。

 

 

曜「結局今日もドラゴンフォースの進化はできなかったね。」

 

梨子「うん………」

 

 

ガノンが指定した猶予期限、1週間は今日を持って最後となる。明日は魔星龍とガノンが攻めて来るであろう決戦の日だ。 それまでにドラゴンフォースの進化は完成できなかった。

 

 

千歌「でも炎斬君と真柴君の2人のおかげで、2人ともだいぶ強くなったんじゃない?」

 

梨子「どうかしら?」

 

曜「やっぱりまだ、実感湧かないかも。」

 

千歌「そっか………でも、明日は負けられない戦いが始まる。 絶対に勝って、私達の街を守ろうね。」

 

梨子/曜「うん!」

 

 

千歌、曜、梨子は、明日始まる魔星龍達との決戦に燃えている。「必ず勝つ!」と3人は決意を固めるのだった。

 

 

そして3人は、決戦前夜の夜を過ごすのだった。

 

ーーーーーー

 

 

とある廃墟………

 

 

ガノン『俠兵よ………』

 

俠兵「ガノン?」

 

ガノン『ついに動き出す時は来た。明日、我々魔星龍は本格的な進行を開始する。 今あるこの世界に思い入れはあるか?』

 

俠兵「ああ………思い入れならたくさんあるよ。けど、俺は明日、この世界を屈服させ支配する"王"となる。 力を持つ者が虐げられる事のない、平等なる新世界を創りあげる。」

 

ガノン『そして我は、この世界の"王"をバディとした最強の存在とし、 我を封印した神々が創った全てのワールドを破壊して支配する。そして我が、新たな世界を創造する"神"となるのだ。』

 

 

俠兵とガノンの野望と決意に、アルナを始めとした数人の部下達が片膝をつき、頭をさげ、従順な姿勢をとる。 クリッシュは腕を組み、廃墟の壁にもたれかかってその様子をジッと見ていた。

 

 

アルナ「全ては、私達の新たなる"王"俠兵様とガノン様の為に。」

 

6人「そして全ては魔星龍様の下に。」

 

クリッシュ「ふん………………」

 

 

 

ーーーーーー

 

 

翌日………、ガノンからの猶予期限、1週間が経過した。

 

Aqoursのみんなと、流と天音は、千歌の実家の旅館である「十千万」の前に集まっていた。

 

今日は平日で金曜日、本来ならみんな学校に行ってるだろうが、鞠莉の理事長権限により浦の星女学院は休校になった。 流と天音は学校を休んで、千歌達と合流していた。

 

そして、ドラゴンワールドの"帝"エンデュミアスは、珍しく志満の意識ではなく、実体化してみんなと共にいた。

 

 

千歌「いよいよ今日だね。」

 

曜「うん。」

 

梨子「勝てるかな………? ドラゴンフォースの進化は結局できてないままだし………」

 

エンデュミアス『気負う事はありません。たとえ進化が間に合わなかったとしても、今日までの修行が、あなた達をより一層成長させているはずです。』

 

ダイヤ「エンデュミアスさんのおっしゃる通りです。 何もドラゴンフォースの進化だけが、強さではない筈です。」

 

果南「そうそう、いつも通り自分の全力を出してファイトすれば良いんだって。」

 

鞠莉「果南の言う通りデーース! 」

 

ルビィ「うゅ………でも、やっぱりちょっと怖いね………」

 

花丸「大丈夫、まると善子ちゃんが絶対に守るずら。」

 

善子「ヨハネよ! ま、まぁ、この堕天使ヨハネがいる限り、大切なリトルデーモン達に手出しはさせないわ!」

 

天音「流君………私………」

 

流「天音、大丈夫だ。僕が必ず天音を守る。」

 

天音「うん。ありがとう。でも大丈夫! 私も流君を守るから。」

 

流「はははは、頼もしいな。」

 

 

 

ーーーーーー

 

 

バディポリス 沼津支局………

 

 

バディポリスの周波レーダーが反応し、司令室に警報が響く。

 

 

オペレーター「局長! 沼津上空より巨大な彗星を確認!」

 

オペレーター2「それと同時に、多数の熱源反応を確認! 10体………20体………30体………まだまだ来ます!」

 

局長「うむ。サツキ君とエース君が聞いた通りみたいだな。 サツキ君に繋いでくれ。」

 

オペレーター3「了解!」

 

 

局長の指示で司令室からパトロール中だったサツキとエースのパトカーに通信が入る。

 

 

サツキ『はい、サツキです。』

 

局長「サツキ君、上空に多数の熱源反応が確認された。」

 

サツキ『はい。視認しています。 かなりの数のモンスターが、怪しい彗星から次々と現れているようです。』

 

局長「そうか。 よし、私も現場に出よう。大切な部下にだけ任せてばかりではいられないからな。」

 

エース『局長が自ら………?』

 

局長「もしこの件にクリッシュが関わっていた場合は、サツキ君、エース君、君達2人に任せる。 イリーガルモンスターを掃討しつつ、クリッシュを見つけ出して逮捕するんだ。」

 

サツキ/エース『了解!』

 

 

 

ーーーーーー

 

 

 

みんながそれぞれの心境の話しをしていると、エンデュミアスが何かのプレッシャーを感じとる。それも、50や60なんてものではない、もっと多数のプレッシャーだ。

 

"帝"であるエンデュミアスといえど、こんなにも多数の重いプレッシャーが 一斉に現れる事など初めての事で、軽い頭痛を感じる。

 

それと同時に、今まで消えていた黄黒いオーラを放つ巨大な彗星が現れ、その彗星から魔星龍が次々と現れる。

 

 

エンデュミアス『そろそろ開戦みたいですね。皆、気を引き締めてかかってください!』

 

Aqours「はい!」




今回も感想を是非‼︎


次回『決戦の日 魔星龍 vs 人』


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決戦の日到来 魔星龍侵攻!

前回の『バディファイトLoveLive!サンシャイン‼︎』

 

 

ガノンが指定した1週間の猶予期限がついに終わった。

 

Aqoursと流、サツキとエースは決戦の為の決意を固め、これから起こる戦いに臨む。

 

そしてついに、多数の魔星モンスター達が上空に現れたのだった。

 

 

ーーーーーー

 

 

沼津の上空に黄黒い巨大な彗星が現れ、その彗星から、100を超える程の多数の魔星モンスターが現れる。

 

その異常事態に、沼津や内浦の街はパニックになり、人々はバディポリスの指示のもと、建物内に避難を始めていた。

 

 

Aqoursと流、天音は少し高い所に移動して、迫る魔星モンスター達を見上げていた。

 

 

梨子「なんて数なの………!」

 

果南「まさか一斉に攻めて来るなんてね。」

 

ダイヤ「予想はしていましたが、この光景は絶望的ですわね。」

 

流「………みんな! あれを見ろ!」

 

 

千歌「あれは………!」

 

 

流が何かに気がついて指を指す。すると、彗星から黄黒い光がいくつも海上の空に集中し、そこに玉座が現れ、俠兵がその玉座にすわる。そしてその背後にガノンが降り立つ。そして全ての魔星龍達がガノンの背後に並び立っていた。

 

そしてガノンは人間達に語りかける。

 

 

ガノン『全ての人間共よ、聞くがよい。 我が名は、魔星龍王 グランズァード・破滅・ガノン………、そして我がバディでありこの世界を支配する"王" 』

 

俠兵「紫ノ咲 俠兵だ。」

 

ガノン『突然だが、この人間界は我々"魔星龍"が支配する。 』

 

俠兵「ついに始まるんだ。力ある者が虐げられない新たなる平等な世界が………! 力無き者達から理不尽な暴行や扱いを受けない、平和な世界が………!」

 

ガノン『そうだ。お前がこの世界の"王"として君臨すれば、お前の望む新たなる世界を実現する事ができる。そして我は、全てのワールドを支配する"神"になる。その為にもこの人間界を我々の支配下に置き、我々が創る新たなる世界の中心とする。これはその為の戦争だ!』

 

 

ーーーーーー

 

 

梨子「いったい………何を言ってるの………?」

 

善子「なんだか、かなりとんでもない事言ってるわね」

 

千歌「戦争…………!」

 

 

ーーーーーー

 

 

ガノン『安心せよ、別に人類を滅ぼすわけではない。が、お前達人間には我々に屈服し、支配されなければならない。そして、悪いが人間共よお前達に拒否権はない。」

 

 

ガノンの演説に、街の人々は怯え、これが現実に起きている事なのだと嫌でも思い知らされる。

 

そしてガノンは街に手をかざし、魔星龍達に号令をかける。

 

 

ガノン『行けい! 我が忠実なる魔星龍共よ!』

 

 

ガノンの号令により、魔星龍達は一斉に街へと進行を開始した。

 

 

ーーーーーー

 

 

流「俠兵、ガノン………!」

 

天音「流君………」

 

 

ガノンの身勝手すぎる演説と、それを平気な顔で聴きながら玉座に座って見下ろす俠兵に、今までの雰囲気の違いと悲しみと怒りを感じる。そして強く拳を握る。

 

その様子を見て、天音は慰めるように流の拳を両手で優しく握る。

 

 

流「………天音?」

 

天音「大丈夫、私も流君を守るって言ったでしょ。一緒に俠兵君を取り戻そう。」

 

流「うん。ありがとう天音。」

 

 

善子「それで? 私達はこれからどうすんのよ?」

 

ダイヤ「そうですね………私達は手分けして魔星龍への対処に当たりましょう。」

 

果南「そうだね。こうして纏まって動いても時間かかりそうだし、ダイヤの言うとおり手分けしよう!」

 

花丸「了解したずら!」

 

ダイヤ「それと千歌さん、流さん、天音さん、街の魔星龍は私達に任せて、あなた達は先にガノンと俠兵さんの元へ行ってください。」

 

天音「えっ⁉︎」

 

流「そんな事………!」

 

鞠莉「ノープロブレム! 私達なら大丈夫よ。」

 

曜「私と梨子ちゃんも千歌ちゃん達と一緒に行きたいけど、今は街の魔星龍達が優先だから。」

 

梨子「私達も後から追いつくから、3人共、先に行って。」

 

千歌「みんな………、分かったよ。 流君、天音ちゃん、私達は先に行こう!」

 

天音「で、でも………!」

 

流「天音、みんなを信じよう。僕達には、僕達のやるべき事がある。そうだろ。」

 

天音「………うん、分かった。」

 

千歌「じゃあ皆んな、気をつけてね!」

 

 

千歌、流、天音は街の方をみんなに任せて先に俠兵とガノンの元に向かった。

 

 

果南「さて、じゃあ私達は街の魔星龍を倒しに行こう!」

 

ダイヤ「そうですわね。」

 

 

残りのAqoursの8人も、魔星龍を倒す為に手分けして街へ降りた。

 

 

 

ーーーーーー

 

 

 

サツキとエースもパトカーを降りて、侵攻して来る魔星龍を倒しながらクリッシュを捜索する。

 

 

エース「クリッシュ、やはりこの件に関わっていのか………!」

 

サツキ「それは分からないけど………その前に、今は目の前のイリーガルモンスターを片付けよう。」

 

 

サツキとエースの前には何体もの魔星化したモンスターが立ちはだかっていた。そして「ガシャン!!」と大きな音に振り向くと、今まで乗っていたパトカーが破壊されていた。

 

 

魔星モンスター『人間共………潰す……ファイトするぅぅ……!』

 

魔星モンスター2「魔星龍様の為にぃぃ………ファイトだぁぁぁ!」

 

エース「こいつら、全く正気を感じられない………!!」

 

サツキ「まるで無理矢理ファイトをけしかけさせられている感じだな。何にしても倒して先に進むよ!」

 

エース「了解!」

 

ーーーーーー

 

 

 

Aqoursは、黒澤ダイヤ&ルビィペア、小原鞠莉&松浦果南ペア、津島善子&国木田花丸ペアに分かれて行動していた。

 

 

ダイヤとルビィは、街に群がる魔星モンスター達を倒しながら街を駆け巡っていた。

 

 

ダイヤ「なかなか、数がいますわね。」

 

ルビィ「これじゃキリがないよ………みんな大丈夫かなぁ」

 

ダイヤ「安心なさいルビィ、皆さんならきっと大丈夫ですわ。」

 

ルビィ「うん!」

 

 

「あれ? なんだ、もう10体やられちゃったんだ〜〜」

 

 

ダイヤ「っ⁉︎」

 

ルビィ「っ⁉︎」

 

 

「賭けは俺の勝ちだな。2時間以内に10体は負けるとな。」

 

「納得いかないな〜〜、じゃあ次の賭けをしよう。 私と多木山さん、どっちが先にあの2人の内1人に勝てるか………! どう?」

 

多木山「いいだろう………。そういう訳だ。すまないが、君達には俺達の相手をしてもらう。」

 

ダイヤ「いきなりどういう訳ですの、あなた方はいったい………」

 

多木山「失礼した。俺は多木山」

 

「私は満子みちこよ!」

 

多木山「俺達はガノン様に従える魔星軍の2人だ。」

 

ルビィ「魔星軍………」

 

ダイヤ「では、あなた達は魔星龍を使うファイターですか」

 

満子みちこ「そうよ! さあ私達とファイトしましょう!」

 

多木山「邪魔者は排除しても構わない命令だ。 だがお前達が降伏すれば争わなくて済む。」

 

満子みちこ「ダメよ多木山さん、私との賭けの為にファイトするの!」

 

ダイヤ「すみませんが、私達は降伏などしませんし、賭け事の駒にもなりませんわ!」

 

ルビィ「私達とバディファイトです!」

 

多木山「良かろう。 満子、ルール変更だ。俺かお前のどちらが先に彼女達のライフを0にするか。どうだ?」

 

満子「悪くないわ。じゃあそのルールで賭けるわ。さあファイトを始めるわよ!」

 

ダイヤ「私達の自己紹介はまだでしたね。私は黒澤ダイヤです。」

 

ルビィ「黒澤ルビィです。」

 

多木山「覚えた。さあファイトだ。」

 

 

 

 

ルビィ「勇者と魔王、今交わりて新たな絆を紡ぐ!ルミナイズ!〈勇魔連合〉」

 

ダイヤ「黒と白、今交わりて烈となす!ルミナイズ!〈鬼神の夜叉〉」

 

 

満子「魔星龍の名のもとに、新たな世界の為に………!ルミナイズ」

 

多木山「魔星龍の名のもとに、新たな世界の為に! ルミナイズ」

 

 

オープンTHEフラッグ

 

 

ルビィ「ダンジョンワールド」

◼️手札6/ゲージ2/LP10

 

ダイヤ「カタナワールド」

◼️手札6/ゲージ2/LP10

 

 

満子「マジックワールド」

◼️手札6/ゲージ2/LP10

 

多木山「カタナワールド」

◼️手札6/ゲージ2/LP10

 

 

 

2 on 2 オリジナルルール

 

◼️行動順:ルビィ→満子→ダイヤ→多木山(多木山のターンから後攻になる。)

◼️お互いに2人でライフ10を共有する。

◼️相手や、相手のモンスターを対象にする効果や能力は味方や、味方のモンスターを対象にも選べる。

◼️自分や相手のターンで使える【対抗】は味方のターンにも使用できる。

 

 

 

 

ルビィ「ルビィのターン、ドロー!チャージ&ドロー!」

◼️手札6→7/ゲージ2→3

 

ルビィ「ライフ1払い、〈魔王の玄剣 ハーデンブレード〉を装備!」

◼️手札7→6/LP10→9

 

 

魔王の玄剣 ハーデンブレード

魔王/Dエネミー/武器

攻5000/打撃2

◼️【装備コスト】ライフ1払う。

◼️君はこのカードを装備したまま、カード名に「勇者」を含むアイテム1枚を装備できる。

◼️このカードが他の〈魔王〉か〈冒険者〉のカードと連携攻撃した時、このカードは【貫通】を得て、君のデッキの上から1枚ゲージに置く。

◼️このカードが攻撃したバトル終了時、君の場のカードが2枚以上レストしていれば、このカードをスタンドできる。この能力は1ターンに1回だけ使える。

 

 

ルビィ「ライトに〈洗礼の騎士 カミル〉をコール!」

◼️手札6→5/ゲージ3→2

 

 

洗礼の騎士 カミル

サイズ2/攻5000/防3000/打撃2

 

 

ルビィ「カミルの登場時、デッキから〈勇者の白剣 ブレイヴレード〉を手札に加えて、そして装備!」

◼️手札5→6→5/ゲージ2→1

 

 

勇者の蒼剣 ブレイヴレード

冒険者/騎士/武器

攻5000/打撃1

◼️【装備コスト】ゲージ1払う。

◼️君はこのカードを装備したまま、カード名に「魔王」を含むアイテム1枚を装備できる。

◼️このカードが他の〈冒険者〉か〈魔王〉のカードと連携攻撃した時、このカードは【2回攻撃】を得て、君のライフ+1する。

◼️君が他の〈魔王〉のアイテムを装備してる時、君が受ける3以上のダメージを1減らす。

 

 

ルビィ「アタックフェイズ! カミルで満子さんと多木山さんに攻撃! カミルの能力で攻撃時に1チャージ! 打撃2!」

◼️ゲージ1→2

 

満子/多木山「ぐぅぅ!」LP10→8

 

ルビィ「ターンエンド!」

◼️手札5/ゲージ2/LP9

 

 

満子「私のターン、ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札6→7/ゲージ2→3

 

満子「レフトにバディコール!〈第42魔導練隊長 魔霊鳥使いのクリグレット〉」LP8→9

◼️手札7→6/ゲージ3→1

 

 

第42魔導練隊長 魔霊鳥使いのクリグレット

マジックW

魔術師/霊鳥使い

サイズ3/攻7000/防4000/打撃2

◼️【コールコスト】ゲージ2払う。

◼️君のデッキから〈魔霊鳥〉のカードを10枚、手札から〈魔霊鳥〉のカードを好きなだけ入れてよい。デッキを見たらシャッフルする。

◼️【起動】【対抗】このカードのソウルから〈魔霊鳥〉のモンスター1枚を【コールコスト】を払ってコールできる。その後、そのモンスターの攻撃力+2000、防御力+2000!!さらに場を離れるまでサイズ0になる。この能力は1ターンに1回だけ使える。

【ソウルガード】

 

 

満子「クリグレットの能力発動! デッキの中からカードを10枚、手札から5枚をソウルに入れるわ!」

◼️手札6→1

 

 

魔霊鳥使いのクリグレット ソウル0→15

 

 

ルビィ「ソウル15枚………⁉︎」

 

満子「クリグレットの能力発動! ソウルから〈魔霊鳥 レーセント・ヤタガラス〉をライトにコール!」

 

 

魔霊鳥 レーセント・ヤタガラス

マジックW

魔霊鳥

サイズ1→0/攻4000→6000/防2000→4000/打撃1

◼️【コールコスト】君のデッキの上からカードを1枚ソウルに入れる。

◼️このカードが〈霊鳥使い〉のソウルから登場した時、君のデッキからサイズ1以下の〈魔霊鳥〉のモンスター1枚をコールする。

 

 

クリグレット ソウル15→14

 

 

満子「レーセントヤタガラスの登場時、私のデッキから〈魔霊鳥 レーセント・ヤマガラ〉をセンターにコールよ。」

 

 

魔霊鳥 レーセント・ヤマガラ

マジックW

魔霊鳥

サイズ0/攻2000/防1000/打撃1

◼️このカードが〈霊鳥使い〉のソウルか、デッキから登場した時、君のデッキの上からカードを1枚ゲージに置く。

◼️【対抗】場のこのカードをドロップに置いてよい。置いたら、ライフ+1!

 

 

満子「レーセントヤマガラの登場時に、1チャージ、アタックフェイズ! クリグレットでルビィちゃんとダイヤちゃんに攻撃! 打撃2!」

◼️ゲージ1→2

 

ルビィ/ダイヤ「きゃあっ!」LP9→7

 

満子「ターンエンド」

◼️手札1/ゲージ2/LP9

 

 

ダイヤ「私のターンですわ、ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札6→7/ゲージ2→3

 

ダイヤ「ライフ1ずつ払い、ライトに〈飛迅月白 白夜〉、レフトに〈飛迅月白 月影〉をコール!」

◼️手札7→6→5/LP7→6→5

 

 

飛迅月白 白夜

サイズ1/攻5000/防1000/打撃1

 

 

飛迅月白 月影

サイズ1/攻5000/防1000/打撃2

 

 

ダイヤ「月影の登場時、手札を1枚捨て、デッキより〈剛刃丸〉1枚を手札に加えます。」

◼️手札5→4→5

 

 

 

ダイヤ「私もルビィに習いましょう。ゲージ2払い、〈綺麗化"二刀繚武の舞"〉解放‼︎」

◼️手札5→4/ゲージ3→1

 

 

綺麗化"二刀繚武の舞"

カタナW

日本刀/綺麗化

攻7000/打撃2

『解放条件‼︎』(君のライフ7以下で、君の場にカード名に「月影」か「白夜」か「剛刃丸」を含むモンスターがいる。)

◼️【装備コスト】ゲージ2払う。

◼️このカードは破壊されず、手札に戻せず、能力は無効化されない。

◼️【起動】君のデッキの中からカード名の違う〈日本刀〉のアイテム2枚までをこのカードのソウルに入れる。この能力は、このカードにソウルが無い時だけ使える。

◼️このカードは、このカードのソウルにある〈日本刀〉のアイテムの能力を全て得る。

 

 

ダイヤの身体がキラキラ輝く白いオーラに包まれ、そのオーラは純白の半透明な羽織りになる。その羽織りは、ダイヤが少しでも動くたびに光る粒子が舞う。

 

 

ダイヤ「綺麗化の能力発動! デッキより〈日本刀〉のアイテムを2枚までソウルに入れます。私はデッキから〈名刀 黄金千鳥〉と〈月夜ノ秘刀 煌〉をソウルイン!」

 

 

ダイヤの腰にソウルに入れた刀のアイテムが鞘に収まった状態で装備される。

 

 

綺麗化 ソウル0→2

 

 

ダイヤ「ソウルに入れた月夜ノ秘刀 煌の能力で、場に月影がいれば綺麗化の攻撃力+3000ですわ。」

 

 

綺麗化

攻7000→10000

 

 

ダイヤ「アタックフェイズです。綺麗化で攻撃! 打撃2!」

 

 

ダイヤは腰に刺した刀1本で2人に攻撃する。

 

 

多木山/満子「ぐぅぅ!」LP9→7

 

ダイヤ「ターンエンドですわ。」

◼️手札4/ゲージ1/LP5

 

 

多木山「俺のターン、ドロー、チャージ&ドロー! 」

◼️手札6→7/ゲージ2→3

 

多木山「ライフ2払い、装備!〈大身ノ太刀 像牙断刀〉」

◼️手札7→6/LP7→5

 

 

大身ノ太刀 像牙断刀

カタナW

日本刀/太刀

攻8000/打撃3

◼️【装備コスト】ライフ2払う。

◼️このアイテムはバディにできる。

◼️このカードが攻撃した時、代わりに相手のモンスター全てに攻撃できる。さらに、相手のセンターにモンスターがいないなら、相手にも攻撃できる。

◼️君のターン終了時、スタンドしている君のモンスター1枚を破壊する。破壊しなかったら、このカードを破壊する。

【貫通】

『この太刀は像の牙すらもかまぼこのように斬り刻む。』

 

 

多木山は、身の丈以上の刀身の太刀を軽々と持ち上げて構える。

 

 

多木山「ライトに〈揺動撹乱 化け狸〉をコール、レフトに〈不死 紅猩々しなず べにしょうじょう〉をコール!」

◼️手札6→5→4

 

 

揺動撹乱 化け狸

サイズ1/攻1000/防2000/打撃2/【移動】

 

 

不死 紅猩々しなず べにしょうじょう

サイズ1/攻5000/防1000/打撃2

 

 

多木山「アタックフェイズだ。像牙断刀で攻撃! このカードは相手のモンスター全てに攻撃できる!」

 

ルビィ「え⁉︎」

 

ダイヤ「キャスト!〈うつせみの術〉攻撃を無効化します!」

◼️手札4→3

 

多木山「ならば、キャスト!〈断刀研磨〉」

◼️手札4→3

 

 

断刀研磨

カタナW

◼️君のターン中、君の〈太刀〉のアイテムの攻撃が無効化された時に使える。

◼️【対抗】このターンに攻撃した〈太刀〉のアイテム1枚をスタンドする。

 

 

多木山「攻撃を無効化された像牙断刀をスタンドする。 像牙断刀で再び攻撃だ! お前達のモンスター全てに攻撃!」

 

ルビィ「キャスト!〈シャルサーナの加護〉ゲージ1払い、攻撃を無効化する!そしてライブ+1!」LP5→6

◼️手札5→4/ゲージ2→1

 

多木山「ふっ………、キャスト〈断刀研磨〉再び像牙断刀をスタンドする!」

◼️手札3→2

 

ダイヤ「もう1枚ありますか………⁉︎」

 

多木山「像牙断刀で三度攻撃だ! 全てのモンスターに攻撃する!」

 

 

像牙断刀

攻8000

 

洗礼の騎士 カミル 撃破!

防3000

 

飛迅月白 月影 撃破!

防1000

 

飛迅月白 白夜 撃破!

防1000

 

 

多木山「同時にお前達2人にも攻撃ダメージだ!打撃3!」

 

ダイヤ/ルビィ「きゃぁぁ!」LP6→4

 

多木山「ん?」

 

ルビィ「ヴレイブレードの能力で、3以上のダメージを1減らしました。」

 

多木山「やるな、だが………化け狸で黒澤ダイヤに攻撃だ!」

 

ダイヤ「きゃぁ!」LP4→2

 

多木山「俺のターンは終了だ。」

◼️手札2/ゲージ3/LP6

 

 

ルビィ「お姉ちゃん!」

 

ダイヤ「大丈夫ですわ………」

 

 

ダイヤはルビィに「大丈夫ですわ」と答えたが、状況は芳しくない。今、多木山の後攻ターンが終わった所だが、その時点でダイヤ&ルビィはLP2、対して多木山&満子はLP6………、もし次のルビィのターンに相手が生き残ったとしたら、しかも相手は魔星軍のメンバー、2人の内どちらか1人にでも「魔星龍域」を使われてしまえば、ダイヤとルビィは絶望的にピンチになる。

 

 

ルビィ「ルビィのターン、ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札4→5/ゲージ1→2

 

ダイヤ(どうします?ルビィ、この圧倒的に不利な状況、取るべき行動は2つに1つ、判断を間違えないでください。)

 

ルビィ「よし引いた! ゲージ2払い、ライトにバディコール!〈魔血勇者 イクシオール〉」LP2→3

◼️手札5→4/ゲージ2→0

 

 

魔血勇者 イクシオール

ダンジョンW

勇者/魔王

サイズ3/攻7000/防2000/打撃2

◼️【コールコスト】君のデッキの上から2枚をソウルに入れて、ゲージ2払う。

◼️君の場に〈魔王〉のモンスターがいるなら、レフトかライトのこのカードは破壊されない。

◼️【対抗】【起動】"魔血勇合"君の手札を1枚捨ててよい。捨てたら、君のデッキから〈魔王〉か〈Dエネミー〉のモンスター1枚をこのカードのソウルに入れて、このターン中、そのカードの能力を全て得る。さらに君のライフ+3!デッキを見たらシャッフルする。"魔血勇合"は1ターンに1回だけ使える。

【ソウルガード】/ソウル2

 

 

ルビィ「イクシオールの能力発動!"魔血勇合"手札を1枚捨てて、デッキから〈黙示録の魔王 グラトス〉をイクシオールのソウルに入れて、このターン中、イクシオールはグラトスの能力を全て得る! さらに私達のライフ+3!」LP3→6

◼️手札4→3

 

 

イクシオール ソウル2→3

 

 

ルビィ「イクシオール(ソウルのグラトス)の能力!自身のソウル1枚をデッキ下に戻して、クリグレットを破壊!」

 

満子「ソウルガードよ!」

 

 

イクシオール ソウル3→2

 

クリグレット ソウル14→13

 

 

ルビィ「そしてイクシオールは【2回攻撃】を得る! アタックフェイズ! イクシオールでクリグレットに攻撃です!」

 

満子「ソウルガードよ!」

 

 

イクシオール

攻7000

 

クリグレット

防4000

 

クリグレット 撃破!

【ソウルガード】ソウル13→12

 

 

ルビィ「イクシオールでクリグレットに2回攻撃!」

 

満子「ソウルガード!」

 

 

クリグレット 撃破!

【ソウルガード】ソウル12→11

 

 

ルビィ「ヴレイブレードとハーデンブレードで、クリグレットに連携攻撃! ハーデンブレードの能力で1チャージ!」

◼️ゲージ0→1

 

ルビィ「さらにヴレイブレードの能力で、〈魔王〉のカードと連携攻撃した時【2回攻撃】を得て、ライフ+1!」LP6→7

 

満子「クリグレットのソウルガードよ!」

 

 

ヴレイブレード+ハーデンブレード

連携 攻 10000

 

クリグレット

防4000

 

クリグレット 撃破!

【ソウルガード】ソウル11→10

 

 

ルビィ「ハーデンブレードは、私のカードが2枚以上レストしていればスタンドできる。ハーデンブレードでクリグレットに攻撃!」

 

満子「ソウルガード!」

 

 

ハーデンブレード

攻5000

 

クリグレット

防4000

 

クリグレット 撃破!

【ソウルガード】ソウル10→9

 

 

ルビィ「ヴレイブレードでクリグレットに攻撃!」

 

満子「ソウルガード!」

 

 

ヴレイブレード

攻5000

 

クリグレット

防4000

 

クリグレット 撃破!

【ソウルガード】ソウル9→8

 

 

ルビィ「私はこれで………」

 

満子「くっ………、待ちなさい!あんたのファイナルフェイズにクリグレットの【対抗】能力! ソウルから〈魔霊鳥 レーセント・リュキュウツバメ〉をコール!」

 

 

魔霊鳥 レーセント・リュキュウツバメ

マジックW

魔霊鳥

サイズ0/攻3000/防1000/打撃1

◼️このカードが〈霊鳥使い〉のモンスターのソウルから登場した時、お互いにデッキからカードを2枚ゲージに置く。

◼️「魔霊鳥 レーセント・リュキュウツバメ」は1ターンに1枚しかコールできない。

 

 

レーセント・ヤマガラ サイズ超過で生滅

 

 

満子「登場時能力、お互いに2チャージよ!」

◼️ゲージ2→4

 

 

お互いと言う事はつまり、多木山、ダイヤ、ルビィの3人も能力の影響を受けられる。

 

 

多木山「俺も2チャージだ」

◼️ゲージ3→5

 

ダイヤ

◼️ゲージ1→3

 

ルビィ

◼️ゲージ1→3

 

 

ルビィ「ターンエンドです。」

◼️手札3/ゲージ3/LP7

 

 

ダイヤ「このタイミングで、私達を含めて全員のゲージを増やした、という事は………」

 

 

満子の奇妙な行動にダイヤは最悪の事態を想像する。いや、それは現実に起ころうとしていた。満子の目的はダイヤとルビィに構わず、自分を含め、多木山のゲージを増やす事だった。

 

 

満子「行くわよ多木山、手札にちゃんと握ってるわよね?」

 

多木山「ああ。」

 

満子/多木山「黒澤ルビィのターン終了後、ゲージ2払い………"魔星侵蝕"」

◼️手札1→0/ゲージ4→2(満子) ◼️手札2→1/ゲージ5→3(多木山)

 

満子/多木山「魔星龍の命の元に………侵蝕せよ、我が世界!」

 

 

イロウシェンTHEフラッグ

 

 

満子/多木山「魔星龍域!」

 

 

魔星龍域

フラッグ

◼️「魔星龍域」は最初のフラッグに選べず、全てのフラッグでデッキに入れて使える。

◼️君は「魔星ゾーン」のカードを使える。そしてこのカードの下にあるフラッグの能力を得る。

◼️"魔星侵蝕"相手のターン終了時、ゲージ2払ってよい、払ったら、手札のこのカードを君のフラッグの上に重ねる。"魔星侵食"はファイト中1回だけ使える。

◼️君のメインフェイズ中、君の手札を好きなだけ捨ててよい。捨てたら、その枚数分、魔星ゾーンからカードを手札に加える。この能力は1ターンに1回だけ使える。

◼️君の場のカード全ては属性に〈魔星龍〉を得て、君はサイズの合計8までのモンスターを置ける。

 

 

ダイヤ/ルビィ「………⁉︎」

 

 

ダイヤの考えは甘かった。それぞれターンを挟んで1人ずつ「魔星龍域」を使うものだと思っていた。だが、「魔星龍域」の発動は相手のターン終了後………つまり、2人同時発動する事も可能だ。

 

 

満子「私のターン、ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札0→1/ゲージ2→3

 

満子「〈ナイスワン!(最高だぜ)〉2ドローよ。」

◼️手札1→0→2/ゲージ3→2

 

満子「魔星龍域の能力、手札2枚捨て、魔星ゾーンから2枚を手札に加える。」

◼️手札2→0→2/魔星ゾーン20→18

 

満子「ゲージ2払い、場のクリグレットに重ねてコール!〈魔星龍の使徒 グランバードマジシャン・クリグレット〉」

◼️手札2→1/ゲージ2→0

 

 

魔星龍の使徒 グランバードマジシャン・クリグレット

魔星龍域

魔星龍/霊鳥使い

サイズ5/攻10000/防3000/打撃2

『グランズァ』

◼️【コールコスト】君の場のソウル4枚以上ある〈霊鳥使い〉のモンスター1枚に重ねて、ゲージ2払う。

◼️【起動】このカードのソウルから〈魔霊鳥〉のモンスター1枚を【コールコスト】を払わずにコールする。その後、君のライフ+3!

◼️"霊鳥凶暴化"このカードのソウルから登場した〈魔霊鳥〉のモンスター1枚の攻撃力+4000、防御力+4000、打撃力+1して、【3回攻撃】を得る。

【ソウルガード】/ソウル8→9

 

 

人の姿をしていたクリグレットは、黄黒いオーラを纏い、竜人の姿になる。

 

 

満子「グランバードマジシャンクリグレットの能力! ソウルからノーコストで〈魔霊鳥 レーセント・ファルコン〉センターにコール! そしてライフ+3よ。」LP6→9

 

 

魔霊鳥 レーセント・ファルコン

マジックW

魔霊鳥

サイズ3/攻7000/防2000/打撃2

◼️【コールコスト】君のデッキの上から2枚をソウルに入れて、ゲージ3払う。

◼️このカードが〈霊鳥使い〉のソウルから登場した時、相手の場のモンスターを1枚破壊する。

◼️「魔霊鳥 レーセント・ファルコン」は1ターンに1枚だけコールできる。

【2回攻撃】【貫通】【ソウルガード】

 

 

満子「さらにクリグレットの能力、"霊鳥凶暴化" ソウルから登場したレーセントファルコンの攻撃力+4000/防御力+4000/打撃+1、ついでに【3回攻撃】を得るわ!」

 

 

レーセントファルコン

攻7000→11000/防2000→6000/打撃2→3

【3回攻撃】

 

 

満子「そしてソウルから登場した時、レーセントファルコンの能力発動! 月影を破壊するわ!」

 

 

飛迅月白 月影 破壊!

 

 

ダイヤ「月影⁉︎」

 

白夜『兄者!』

 

 

満子「アタックフェイズよ。レーセントファルコンで黒澤ルビィに攻撃! 打撃3!」

 

ルビィ「ヴレイブレードの能力で、3以上のダメージを1減らす………、うわぁぁ!」LP9→7

 

満子「レーセントファルコンで2回目の攻撃!打撃3!」

 

ルビィ「うぁぁ!」LP 7→5

 

満子「3回目の攻撃よ!」

 

ルビィ「うわぁぁ!」LP5→3

 

満子「グランバードマジシャンクリグレットで黒澤ルビィに攻撃!打撃2!」

 

ルビィ「うわぁぁ!!」LP3→1

 

満子「ターン終了よ。」

◼️手札1/ゲージ0/LP9

 

 

ルビィとダイヤのライフは辛うじて残った。前のターンのイクシオールの能力でライフを回復したのが功をそうしたようだ。

 

 

ダイヤ「私のターン、ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札4→5/ゲージ1→2

 

ダイヤ「ルビィに残していただいたこのライフ、無駄にはしません! ライトに〈月影"もうど黒夜叉"〉レフトに〈白夜"もうど白夜叉"〉をコール!」

◼️手札5→4→3

 

 

月影"もうど黒夜叉"

サイズ1/攻5000/防1000/打撃2

 

 

白夜"もうど白夜叉"

サイズ1/攻5000/防1000/打撃1

 

 

ダイヤ「アタックフェイズ! 月影で多木山さんに攻撃です! 打撃2!」

 

多木山「ぬぅ!」LP9→7

 

ダイヤ「白夜で攻撃!打撃1!」

 

多木山「うっ………」LP7→6

 

ダイヤ「白夜のバトル後、場に月影が居れば、白夜は2回攻撃ができます。 白夜で再攻撃!」

 

多木山「くっ!」LP6→5

 

ダイヤ「今こそ見せます。この綺麗化の真骨頂を! ソウルにある〈月夜ノ秘刀 煌〉から得た能力で、場に月影がいれば綺麗化の攻撃力+3000されます。」

 

 

綺麗化

攻7000→10000

 

 

ダイヤ「綺麗化で多木山さんに攻撃! ソウルの〈名刀 黄金千鳥〉の能力でダメージは減りません。打撃2!」

 

多木山「ぐぬぅ………!」LP5→3

 

ダイヤ「さらにバトル後、ソウルの煌から得た能力で、場に〈白夜〉がいれば【2回攻撃】を得ます! 綺麗化で多木山さんに2回目のダメージが減らない攻撃! 打撃2!」

 

多木山「キャスト!〈うつせみの術〉攻撃はを無効化する。」

◼️手札2→1

 

ダイヤ「くっ………!」

 

多木山「残念だったな。」

 

ダイヤ「いいえ」何を勘違いなさっていますの?」

 

多木山「?」

 

ダイヤ「手札より、瞬速の如く現れ出でよ!"瞬迅鬼神合体" 月影と白夜をソウルに入れてコール!〈鬼神 剛刃丸"疾風の夜叉"〉」

◼️手札3→2/ゲージ2→1

 

 

鬼神 剛刃丸"疾風の夜叉"

カタナW

忍者

サイズ2/攻7000/防7000/打撃2

◼️【コールコスト】君の場のカード名に「月影」を含むモンスター1枚と、カード名に「白夜」を含むモンスター1枚をソウルに入れてゲージ2払う。

◼️【対抗】"舜迅鬼神合体"このカードを【コールコスト】を払ってコールする。

◼️このカードがお互いのアタックフェイズ中に登場しているなら、君のライフ+3して、このカードは【3回攻撃】と【反撃】を得る。

【貫通】【移動】【ソウルガード】/ソウル2

 

 

ダイヤ「お互いのアタックフェイズ中に登場した時、ライフを3回復し、【3回攻撃】と【反撃】を得ますわ。」LP1→4

 

多木山「3回攻撃………だと?」

 

ダイヤ「剛刃丸で多木山さんに攻撃です! 打撃2!」

 

多木山「ぐぉぉ!」LP3→1

 

ダイヤ「剛刃丸で2回攻撃です! 打撃2!」

 

満子「キャスト!〈チェレックス〉ダメージを0に減らして、ライフ+1よ!」LP1→2

◼️手札1→0

 

ダイヤ「ですがこれで終わりです。剛刃丸で3回攻撃です!」

 

剛刃丸『瞬迅神風斬り!!』

 

 

緑の風を纏い、剛刃丸は多木山と満子に攻撃する。そして2人は強い風に吹き飛ばされ宙に舞った。

 

 

多木山/満子「ぐうわぁぁぁぁぁ!!」LP 2→0

 

 

 

ルビィ「やった〜〜!お姉ちゃん!」

 

ダイヤ「大変なファイトでしたね、ルビィ。」

 

 

 

多木山「俺達の負けか………賭けは無意味になったな。」

 

満子「ええ………」

 

 

敗北した多木山と満子のバディモンスターは魔星龍域に吸い込まれてしまった。

 

 

 

 

 

 

 




今回も感想を是非‼︎


今回は多木山は魔星龍域を使っても尺のつごう上ターンが回って来なかったので、多木山に使わせる予定だったオリカを載せておきます。


魔星ノ大太刀 像骨斬刀
魔星龍域
魔星龍/太刀
攻9000/打撃3
◼️【装備コスト】ライフ2払う。
◼️このカードの攻撃のダメージは減らされず、能力は無効化されない。
◼️このカードが攻撃した時、代わりに相手の場のモンスター全てに攻撃できる。さらに相手の場のアイテム1枚を破壊する。
◼️君のターン終了時、君の場のスタンドしているモンスターを2枚破壊する。破壊しない場合は、このカードを破壊する。
【2回攻撃】



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必殺の海神! 果南 vs 魔星軍

前回の『バディファイトLoveLive!サンシャイン‼︎』

 

 

ついに、俠兵とガノン率いる魔星モンスター達が人間界に侵攻を開始した。必ずガノンを倒し、俠兵を止めて取り戻す事を決意する流と天音………

 

この魔星モンスターの侵攻にクリッシュが関係していると疑うエースとサツキ………

 

そして、侵攻して来る魔星モンスター達から街を守る為に、Aqours達は魔星モンスターとの最後の決戦に乗り出すのだった。

 

ーーー

ーーー

 

ルビィ&ダイヤペアが魔星軍の2人、多木山と満子とファイトしていた同刻、果南&鞠莉ペア、善子&花丸ペアも魔星軍のファイター達と遭遇し、対峙していた。

 

 

果南&鞠莉ペア………

 

 

?「おやおや、お嬢さん方がこんな所で何をしているかと思えば、魔星モンスター達を倒して回っているみたいだね?」

 

果南「………あなたは?」

 

?「失礼、私は魔星軍の1人、泉川と言う者だ。」

 

鞠莉「魔星軍………⁉︎」

 

 

泉川と名乗った男は、自ら魔星軍である事を明かす。そのあっけらかんとした自己紹介と街の状況を見て、果南は強く拳を握る。

 

 

果南「魔星軍………、あなたも人間でしょ!なんで魔星龍を使ってまで、モンスター達の住むワールドや、この街をめちゃくちゃにしようとするの⁉︎ 」

 

泉川「おや? 他の魔星軍がモンスターの世界に侵攻した事を知っている………? そうか、君達か、モンスターの世界で他の魔星軍を倒したファイター達って。」

 

 

泉川や、その他の魔星軍のメンバー達は、モンスターの世界に侵攻した魔星軍が全滅した事をガノンから聞いて知っていた。もちろん、魔星軍の全滅の手助けをした人間のファイター達が関わっている事も。

 

 

果南「私は許せない………! 平和だったモンスターの世界を、そして大好きな私達の街をめちゃくちゃにしようとするあなた達を、絶対に許さない! 私とバディファイトだ!」

 

泉川「バディファイト………良いだろう。」

 

鞠莉「果南、相手は魔星軍よ、気をつけてね。」

 

果南「うん、絶対に勝って、私達の街を守るよ。」

 

 

 

 

果南「大海の覇者よ波を起こし、海を割れ!ルミナイズ!〈荒波の海王〉」

 

泉川「魔星龍の名のもとに、新たな世界の為に………! ルミナイズ!」

 

 

オープンTHEフラッグ

 

 

果南「エンシェントワールド」

◼️手札6/ゲージ2/LP10

 

泉川「レジェンドワールド」

◼️手札6/ゲージ2/LP10

 

 

泉川「俺のターン。ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札6→7/ゲージ2→3

 

泉川「レフトにバディコール〈魔剣精竜 ディモンカリバー・ドラゴン〉」LP 10→11

◼️手札7→6/ゲージ3→1

 

 

魔剣精竜 ディモンカリバー・ドラゴン

レジェンドW/ダークネスドラゴンW

ワイダーサカー/黒竜

サイズ3/攻8000/防5000/打撃2

◼️【コールコスト】君のデッキの上からカードを2枚ソウルに入れて、ゲージ2払う。

◼️このカードが登場した時、君のデッキから「魔精霊剣 ディモンズ・カリバード」1枚を手札に加えて、君のライフ+2!

◼️"精竜の血"君の手札を1枚捨ててよい。捨てたら、このカードは【2回攻撃】を得る。

◼️"霊撃"このカードの攻撃で相手のモンスターを破壊した時、相手にダメージ2!

【ソウルガード 】/ソウル2

 

FT『黒魔術を操りし精霊達によって生み出された黒き竜、彼を生み出した目的は………』

 

 

泉川「ディモンカリバードラゴンの登場時能力で、デッキから「魔精霊剣 ディモンズ・カリバード」を手札に加える。そしてライフ+2だ」LP 11→13

◼️手札6→7

 

泉川「そしてライフ3払い〈魔精霊剣 ディモンズ・カリバード〉を装備!」

◼️手札7→6/LP 13→ 10

 

 

魔精霊剣 ディモンズ・カリバード

レジェンドW/ダークネスドラゴンW

武器/黒竜

攻8000/打撃2

◼️【装備コスト】ライフ3払う。

◼️君の場にカード名に「魔剣精竜」を含むモンスターがいるなら、君のデッキからそのカードと同名のカード1枚をこのカードのソウルに入れて、このカードは、そのカードの能力を全て得る。この能力はファイト中に1回だけ使える。

◼️このカードは破壊されず、能力は無効化されず、ソウルはドロップに置かれない。

 

FT『黒魔術を操りし精霊によって、100体以上もの黒竜の血を吸わせた魔剣、この剣を守り駆使する竜がいると言う………』

 

 

泉川は、歪な形をした禍々しい剣を装備する。

 

 

泉川「ディモンズカリバードの能力、場に「魔剣精竜」がいるなら、デッキからそのモンスターと同名カードをソウルに入れる。そしてその能力を全て得る。」

 

 

ディモンズカリバー ソウル0→1(魔剣精竜 ディモンカリバー・ドラゴン)

 

 

泉川「アタックフェイズ。 ディモンズカリバードで相手に攻撃する!打撃2!」

 

果南「くっ!」LP 10→8

 

泉川「ターンエンドです。」

◼️手札6/ゲージ1/LP10

 

 

果南「私のターン、ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札6→7/ゲージ2→3

 

果南「キャスト〈海王の呼び笛〉」

◼️手札7→6

 

 

海王の呼び笛

竜王番長/ゲット

◼️君のデッキの上からカードを10枚ドロップゾーンに置く。その中から〈竜王番長〉のカード1枚を選び手札に加える。このカードは1ターンに1枚だけ使える。

 

 

果南「デッキトップから 10枚をドロップに置いて、その中から〈竜王番長〉1枚を手札に加えるよ。」

◼️手札6→7

 

果南「そしてセンターにバディコール!〈武神番長 デュエルイェーガー〉!」LP8→9

◼️手札7→6/ゲージ3→1

 

 

武神番長 デュエルイェーガー

サイズ3/攻10000/防5000/打撃2/【ソウルガード 】/ソウル2

 

 

果南「さらに〈竜魂注入!〉デッキトップから2枚破棄して、その中に〈竜王番長〉があれば1チャージ、1ドローできる。」

◼️手札6→5

 

 

ドロップに置かれたカード

◼️伝統番長 オリエンタル・承

◼️剛腕無双番長 デュエルイェーガー"リボルテッド"

 

 

果南「1チャージ、1ドロー」

◼️手札5→6/ゲージ1→2

 

果南「さらにゲージ1払い、デッキトップから1枚破棄して装備〈海王の錨 荒波〉」

◼️手札6→5/ゲージ2→1

 

果南「アタックフェイズ! デュエルイェーガーでファイターに攻撃! 打撃2!」

 

泉川「くぅぅ!」LP10→8

 

果南「海王の錨 荒波で攻撃! 打撃1!」

 

泉川「うっ!」LP8→7

 

果南「ターンエンド!」

◼️手札5/ゲージ1/LP9

 

 

泉川「俺のターン、ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札6→7/ゲージ1→2

 

泉川「ディモンカリバードラゴンの能力、"精竜の血" 手札を1枚捨て、ディモンカリバーは【2回攻撃】を得る。 さらにディモンズカリバードも、ソウルの「ディモンカリバードラゴン」と同様の能力を得ている。よって"精竜の血"手札を1枚捨て、ディモンズカリバードも【2回攻撃】を得る。」

◼️手札7→6→5

 

 

ディモンカリバードラゴン

【2回攻撃】

 

 

ディモンズカリバード

【2回攻撃】

 

 

泉川「さらに手札から捨てられた〈戦乙女 全知のアルヴィドル〉の能力、1チャージ、1ドロー!」

◼️手札5→6/ゲージ2→3

 

泉川「アタックフェイズだ、ディモンカリバードラゴンでデュエルイェーガーに攻撃!」

 

果南「デュエルイェーガーのソウルガード !」

 

 

ディモンカリバードラゴン

攻8000

 

デュエルイェーガー

防5000

 

デュエルイェーガー 撃破!

【ソウルガード 】ソウル2→1

 

 

泉川「相手のモンスター破壊時、"霊撃"発動! 相手にダメージ2!」

 

果南「うぁぁ!」LP9→7

 

泉川「ディモンカリバードラゴンでデュエルイェーガーに2回目の攻撃!」

 

果南「ソウルガード 」

 

 

デュエルイェーガー 撃破!

【ソウルガード 】ソウル1→0

 

 

泉川「"霊撃"ダメージ2!」

 

果南「うぐぅっ!」LP7→5

 

泉川「ディモンズカリバードデュエルイェーガーに攻撃!」

 

果南「デュエルイェーガーの能力で、手札から〈竜王番長〉を1枚捨てて、デュエルイェーガーの防御力+10000!」

◼️手札6→5

 

 

ディモンズカリバード

攻8000

 

デュエルイェーガー

防5000→15000

 

 

泉川「ほう………、だがディモンズカリバードでデュエルイェーガーに再攻撃!」

 

果南「まだまだ、手札の〈竜王番長〉1枚捨てて、防御力+ 10000!」

◼️手札5→4

 

 

デュエルイェーガー

防5000→15000

 

 

泉川「ターンエンドだ。」

◼️手札6/ゲージ3/LP7

 

 

果南「なかなか強い………、でも負けない! 私のターン、ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札4→5/ゲージ1→2

 

果南「キャスト〈一念竜起〉 2チャージ、ライフ+2」LP5→7

◼️手札5→4/ゲージ2→4

 

果南「ソウルの無いデュエルイェーガーに重ねてゲージ3払い、センターにコール!〈第二無双番長 デュエルイェーガー"荒波のリボルテッド"〉さらにドロップから〈竜王番長〉9枚ソウルイン!」

◼️手札4→3/ゲージ4→1

 

 

第二無双番長 デュエルイェーガー"荒海のリボルテッド"

竜王番長

サイズ3/攻20000/防3000/打撃2

◼️【コールコスト】このカードを君の場のソウルの無いカード名に「デュエルイェーガー」を含むモンスター1枚の上に重ねて、ドロップの〈竜王番長〉9枚までを、このカードのソウルに入れて、ゲージ3払う。

◼️"海神の槍"このカードのソウルに〈竜王番長〉のカードが3枚以上あるなら、このカードは【貫通】を得て、6枚以上あるなら、このカードの打撃力+1して、このカードのソウルが8枚以上あるなら、このカードは【3回攻撃】を得る。

◼️このカードがセンターにいるなら、君が相手から受けるダメージは1減る。

【ソウルガード】【ライフリンク7】/ソウル10

 

 

 

果南「デュエルイェーガー荒波のリボルテッドの能力、"海神の槍" ソウルに〈竜王番長〉が3枚以上あれば【貫通】を得て、6枚以上あれば打撃力+1、8枚以上あれば【3回攻撃】を得る!」

 

 

デュエルイェーガー"荒波のリボルテッド"

打撃2→3/【貫通】【3回攻撃】

 

 

果南「アタックフェイズ! デュエルイェーガーでファイターに攻撃! 攻撃した時、ソウルにある〈舎弟バッテリー・電〉2枚の能力で、2チャージ! 打撃3!」

◼️ゲージ1→2→3

 

泉川「ぐぅぅっ!」LP7→4

 

果南「デュエルイェーガーでファイターに2回攻撃!」

 

泉川「キャスト〈グレムリンの嘲笑〉攻撃を無効化する。」

◼️手札6→5

 

果南「デュエルイェーガーの3回攻撃!」

 

泉川「キャスト〈グレムリンの嘲笑〉攻撃を無効化する。」

◼️手札5→4

 

果南「海王の錨荒波で攻撃!打撃1!」

 

泉川「くっ!」LP4→3

 

果南「………ターンエンド」

◼️手札3/ゲージ3/LP5

 

 

果南がターンエンドを宣言した時、泉川の手札の1枚から黄黒いオーラが放たれる。

 

 

果南(来る………!)

 

 

泉川「相手のターン終了時、ゲージ2払い………"魔星浸蝕"!」

◼️手札4→3/ゲージ3→1

 

泉川「魔星龍の命のもとに………浸蝕せよ、我が世界!」

 

 

イロウシェンTHEフラッグ

 

 

泉川「魔星龍域」

 

 

魔星龍域

フラッグ

◼️「魔星龍域」は最初のフラッグに選べず、全てのフラッグでデッキに入れて使える。

◼️君は「魔星ゾーン」のカードを使える。そしてこのカードの下にあるフラッグの能力を得る。

◼️"魔星侵蝕"相手のターン終了時、ゲージ2払ってよい、払ったら、手札のこのカードを君のフラッグの上に重ねる。"魔星侵食"はファイト中1回だけ使える。

◼️君のメインフェイズ開始時、君の手札を好きなだけ捨ててよい。捨てたら、その枚数分、魔星ゾーンからカードを手札に加える。この能力は1ターンに1回だけ使える。

◼️君の場のカード全ては属性に〈魔星龍〉を得て、君はサイズの合計8までのモンスターを置ける。

 

 

泉川「俺のターン、ドロー、チャージ&ドロー」

◼️手札3→4/ゲージ1→2

 

泉川「魔星龍域の能力、手札を3枚捨て、魔星ゾーンから3枚を手札に加える。」

◼️手札3→0→3/魔星ゾーン20→17

 

泉川「キャスト〈魔星侵攻:イロウシェン・チャージ〉」

◼️手札3→2

 

 

魔星侵攻:イロウシェン・チャージ

魔星龍域

◼️君のデッキの上から3枚をゲージに置く。「魔星侵攻:イロウシェン・チャージ」は1ターンに1枚だけ使える。

 

 

泉川「3チャージだ。」

◼️ゲージ2→5

 

泉川「ゲージ3払い、ライトにコール〈魔星の使徒 グランディーモンカリバー・ドラゴン〉」

◼️手札3→2/ゲージ5→2

 

 

魔星の使徒 グランディーモンカリバー・ドラゴン

魔星龍域

魔星龍

サイズ7/攻14000/防8000/打撃2

『グランズァ』

◼️【コールコスト】君のデッキの上からカードを2枚ソウルに入れて、ゲージ3払う。

◼️このカードの登場時、君の魔星ゾーンから〈魔星龍〉のアイテム1枚までを【装備コスト】を払って装備する。

◼️"魔星斬血"君の手札を1枚捨てて、ライフ1払う。払ったら、このカードと、君のアイテム1枚は【3回攻撃】を得る。

【ソウルガード 】【ライフリンク3】/ソウル2

 

 

泉川「グランディーモンカリバードラゴンの登場時能力、魔星ゾーンからコストを払って装備〈魔星断血剣 グランディーション・カリバード〉」

◼️ゲージ2→0/LP3→2/魔星ゾーン17→16

 

 

魔星断血剣 グランディーション・カリバード

魔星龍域

魔星龍

攻10000/打撃2

◼️【装備コスト】ゲージ2払い、ライフ1払う。

◼️このカードは破壊されず、手札に戻せず、能力を無効化されない。

◼️君の場にサイズ6以上のモンスター1枚を選んてよい。このカードと選んだモンスターは【貫通】を得て、攻撃した時、君のライフ+1!

 

 

泉川「グランディーモンカリバードラゴンの能力で、手札を1枚捨て、ライフ1払う。すると、グランディーモンカリバードラゴンと、グランディーションカリバードは【3回攻撃】を得る。さらにグランディーションカリバードの能力で、アイテムとモンスターは【貫通】を得る。」

◼️手札2→1/LP2→1

 

 

グランディーモンカリバードラゴン

【3回攻撃】【貫通】

 

 

グランディーションカリバード

【3回攻撃】【貫通】

 

 

泉川「アタックフェイズ! グランディーモンカリバードラゴンで、センターのデュエルイェーガーに攻撃! グランディーションカリバードの能力で攻撃時にライフ+1!」LP1→2

 

果南「ソウルガード !」

 

 

グランディーモンカリバードラゴン

攻14000

 

デュエルイェーガー荒波のリボルテッド

防3000

 

デュエルイェーガー荒波のリボルテッド 撃破!

【ソウルガード 】ソウル10→9

 

 

泉川「貫通!2ダメージ!」

 

果南「デュエルイェーガーの能力で、効果で私が受けるダメージを1減らす! うぅぅ………!」LP5→4

 

泉川「グランディーモンで、デュエルイェーガーに2回目の攻撃!ライフ+1。」LP2→3

 

果南「ソウルガード !」

 

 

デュエルイェーガー荒波のリボルテッド 撃破!

【ソウルガード 】ソウル9→8

 

 

泉川「貫通!」

 

果南「ダメージを1減らす、うぅ………!」LP4→3

 

泉川「グランディーモンの3回攻撃!」LP3→4

 

 

デュエルイェーガー荒波のリボルテッド 撃破!

【ソウルガード 】ソウル8→7

 

 

泉川「貫通!」

 

果南「ぐぅぅ!」LP3→2

 

泉川「まだまだ終わらないぞ。グランディーションカリバードでデュエルイェーガーに攻撃! ライフ+1!」LP4→5

 

果南「ソウルガード !」

 

 

グランディーションカリバード

攻 10000

 

デュエルイェーガー荒波のリボルテッド

防3000

 

デュエルイェーガー荒波のリボルテッド 撃破!

【ソウルガード 】ソウル7→6

 

 

泉川「自身も貫通がある! 打撃2!」

 

果南「ダメージを1減らす………! うわぁぁ!」LP2→1

 

泉川「グランディーションカリバードの2回攻撃!」LP5→6

 

 

この攻撃が決まれば、たとえデュエルイェーガーの能力でダメージを減らしても、果南のライフは尽きてしまう………!

 

 

果南「キャスト〈志竜堅固〉攻撃を無効化する!そして1チャージ。」

◼️手札3→2/ゲージ3→4

 

泉川「グランディーションカリバードの3回攻撃!」LP6→7

 

果南「もう1枚キャスト!〈志竜堅固〉攻撃を無効化して、1チャージ!」

◼️手札2→1/ゲージ4→5

 

泉川「生き残ったみたいだね。ターンエンド」

◼️手札1/ゲージ0/LP7

 

 

ーーーーーー

 

 

鞠莉「果南のライフは残り1………もう後が無いわよ!」

 

 

ーーーーーー

 

 

果南「うん、分かってるよ。このターンで絶対勝つ!」

 

 

だが荒波のリボルテッドのソウルは6枚、その場合は打撃+1と【貫通】の能力しか得られていない。このターンで泉川のライフ7を削りきるには、現在打撃3のデュエルイェーガーで2、3回以上攻撃必要がある。

 

 

果南(今の私の手札に、ソウルを増やすカードは無い………)

 

果南「私のターン、ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札1→2/ゲージ5→6

 

果南「メインは何もしない、アタックフェイズ! デュエルイェーガー荒波のリボルテッドでファイターに攻撃!」

 

泉川「ぐぅっ!」LP7→5

 

果南「いくよ………ファイナルフェイズ!」

 

泉川「っ⁉︎」

 

果南「私の場にサイズ3の〈竜王番長〉がいるなら、ゲージ4払って必殺コール!〈デュエルイェーガー"海竜撃・リボルテッド斬波(ザンバー)!!"〉」

◼️手札1→0/ゲージ6→2

 

 

海神 デュエルイェーガー"海竜撃・リボルテッド斬波(ザンバー)!!"

エンシェントW

竜王番長

サイズ3/攻20000/防4000/打撃5

◼️【コールコスト】君の場のカード名に「デュエルイェーガー」を含むモンスター1枚の能力を全て無効化し、このカードを重ねて、ゲージ4払う。

◼️このカードが登場した時、このカードのソウルが10枚になるまで、君のドロップの〈竜王番長〉をこのカードのソウルに入れる。

◼️このカードが攻撃した時、相手のモンスターを全て破壊する。さらに、このカードの攻撃は無効化されない。

【2回攻撃】【ソウルガード】【ライフリンク10】/ソウル7

 

 

果南のデュエルイェーガーはさらに巨大な姿になり、手に渦巻く水の三叉槍を持っていた。

 

 

果南「必殺モンスターの登場時、ドロップから〈竜王番長〉3枚をソウルに入れる。」

 

 

必殺モンスター ソウル7→10

 

 

泉川「ソウル10枚⁉︎」

 

果南「バトル! 必殺モンスターでファイターに攻撃! 攻撃時に相手のモンスターを全て破壊する!」

 

泉川「くっ………、ソウルガード!」

 

 

グランディーモンカリバードラゴン 破壊!

【ソウルガード】ソウル2→1

 

 

果南「いっけーーー! デュエルイェーガー"海竜撃・リボルテッド・斬波(ザンバー)!!" 打撃5!!!」

 

 

デュエルイェーガーの水の三叉槍の一撃が泉川と、周りの魔星龍達を巻き込んで、全てを駆逐する。

 

 

泉川「ぐうわぁぁぁぁぁぁぁ!!」LP5→0

 

 

 

ファイトに敗北した泉川のバディモンスターは「魔星龍域」に吸い込まれて消滅してしまった。

 

 

 

 

 

果南「よし勝った!!」

 

鞠莉「見事よ、果南!」

 

果南「ありがとう 鞠莉。」

 

鞠莉「じゃあ、みんなの所へ行きましょう!」

 

果南「うん。行こう!」 

 

 

 

 




今回も感想を是非‼︎


ーーー次回予告ーーー

善子の心には確かに光が灯っていた。それは今までに出会った事の無い暖かく、自分の全てを包み込む光………、だからこそ、自分にとって大切なその光を傷つける目の前の敵に、善子は激しい怒りを燃やす!

次回『憤怒の堕天使! 善子 vs 魔星軍』


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憤怒の堕天使 善子 vs 魔星軍

今回は、私ヤギリの勝手な判断と思いつきにより、善子vs魔星龍に内容を切り替えたいと思います。

わざわざアンケートじみた活動報告でみなさんの意見を募っておきながら、大変申し訳ございません。花丸ちゃんのファイトを楽しみにしていた方々にも申し訳ございませんでした。

アンケートで残った他の組み合わせはちゃんとやりますので、そちらを楽しみにしていただきたいです。今回は私ヤギリの勝手をお許しください。

善子ちゃんの使う〈堕天使〉のカードは、今回からデンジャーとレジェンドのデュアルカードに変更します。理由は、レジェンドには〈天兵団〉と言う天使モチーフのカードがありますし、天使でありながらデンジャーワールドの闇堕ち感を出したら、あれ?〈堕天使〉っぽいかも? と思いつきました。

今回は挿入歌で、Aqours「Deep Resonance」がファイトシーンでかかるイメージでお願いします。


前回の『バディファイトLoveLive!サンシャイン‼︎』

 

 

ついに、俠兵とガノン率いる魔星モンスター達が人間界に侵攻を開始した。必ずガノンを倒し、俠兵を止めて取り戻す事を決意する流と天音………

 

この魔星モンスターの侵攻にクリッシュが関係していると疑うエースとサツキ………

 

そして、侵攻して来る魔星モンスター達から街を守る為に、Aqours達は魔星モンスターとの最後の決戦に乗り出すのだった。

 

ーーー

ーーー

 

 

善子と花丸は背中合わせで魔星モンスター達を倒していくが、次々と他の魔星モンスターが善子と花丸にファイトを挑んでくる。

 

 

花丸「モンスターで攻撃ずら!」

 

魔星モンスター『ぐぉぉぉぉ!!』

 

 

善子「モンスターで攻撃するわ!」

 

魔星モンスター『がぁぁぁぁぁ!!』

 

 

今倒した魔星モンスターで、善子と花丸の周りにいた魔星モンスター達はなんとか全滅した。魔星モンスター達は一体一体が強く、2人はさすがに疲労を感じ、しばらく座って休んでいた。

 

 

善子「ずら丸、あんたどれくらい魔星龍を倒した?」

 

花丸「え?あまり数えてないけど、4体くらいかな? 善子ちゃんは?」

 

善子「ヨハネよ………、私はまあ、6体くらいかしら。」

 

花丸「さすが、デンジャーワールドは決着が早いずらね。」

 

善子「まあね。あんたもさすがよ。」

 

花丸「ふふふ………、っ⁉︎ 善子ちゃん危ないずら!!」

 

 

2人が話しをしながら休んでいると、善子の背後の上空から猛スピードで1体の魔星モンスターが迫って来る………! 花丸はそれにいち早く気付いて善子の頭を抱えて覆い被さる。

 

 

善子「え? ちょっ………⁉︎」

 

 

そのモンスターは、勢い余って地面に激突し、その衝撃と突風で花丸と善子は吹き飛ばされ、善子は転がるように吹き飛び、花丸は吹き飛んだ拍子に背中を強く地に叩きつけられて頭を打つ。その弾みで花丸は気を失ってしまう。

 

 

善子「ずら丸⁉︎ 」

 

魔星モンスター『ギュアアアアアアアア!!』

 

 

魔星モンスターは何事も無かったように立ち上がり、目の前にいる善子と花丸目掛けて攻撃を仕掛けようと腕を振りかぶる。

 

今度は善子が花丸に覆い被さり、花丸を守る。

 

 

魔星モンスターが善子と花丸目掛けて腕を振り下ろした時、「待ちなさい!!」 と女性の声が魔星モンスターの攻撃を抑制する。その声に従うように、寸でのところで魔星モンスターの攻撃は止まった。

 

 

善子「あれ………? あ、ずら丸⁉︎」

 

花丸「………………」

 

善子「………気を失ったままね。」

 

 

「あなた達、大丈夫だった?」

 

善子「あ、あなたは………?」

 

「私は岸根。私のバディがいきなりごめんなさいね。この子ったら、暴れ出したら見境いが無いのよ。今回の侵攻が楽しみだったみたいで、はしゃいでいるのよね。」

 

魔星モンスター『グオオォォォォォォ!!』

 

 

岸根と言う女性はなんら悪びれる様子も無く、ただ平然としていた。その様子と態度に善子は腹の底から怒りが込み上げてくる。

 

 

善子「その魔星モンスターが、あんたのバディ………?」

 

岸根「そうよ。」

 

善子「ふっっざけんじゃないわよ! 何が "暴れ出したら見境いが無い" よ………! そんな事が分かってんなら首にリードでも付けて手綱握ってなさいよ!! あんたは自分のバディの制御もできないの⁉︎」

 

岸根「な、何怒ってんのよ、この子の事ならちゃんと謝ったでしょう? あなたのお友達の不幸はこの子のせいなんだから自覚してる、あなたが怒る事じゃないじゃない。」

 

 

岸根の言ってる通り、それは善子にも分かっている。だが彼女の怒りは、花丸を攻撃した魔星モンスターに対してだけでは無く、別の理由での怒りもあった。いや、むしろそれが善子の怒りの1番の原因だ。

 

 

善子「この子は………花丸は私を庇って傷ついた………身体を張って私を助けてくれた………ありがとう、感謝してるわ。 それなのに、何なのよあんた達の態度は………全然反省が感じられないわ!!」

 

岸根「…………それで?」

 

善子「待ってて花丸、私が絶対にあいつらを倒すから。今はゆっくり休んでなさいね。」

 

 

善子は囁くように花丸に声をかけて、ゆっくり花丸をその場に寝かせる。そしてゆっくり岸根と魔星モンスターに向かい合い、睨みを利かせる。

 

 

善子「私はあんた達を許さない………、花丸を、私の大切なリトルデーモンを傷つけた罪、たっぷり償ってもらうわよ! 私とバディファイトなさい!!」

 

岸根「ふふふ………そうこなくちゃね。」

 

 

2人はデッキを構える。

 

 

 

善子「堕天の光が世界の闇を包み込む……ルミナイズ!〈ファーレン・エンジェル:天魔〉」

 

岸根「魔星龍の名のもとに、新たな世界の為に………! ルミナイズ!」

 

 

オープンTHEフラッグ

 

 

善子「デンジャーワールド」

◼️手札6/ゲージ2/LP10

 

岸根「デンジャーワールド」

◼️手札6/ゲージ2/LP10

 

 

善子「私の先攻よ。ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札6→7/ゲージ2→3

 

善子「ライフ1払って〈堕天使の涙〉を【設置】」

◼️手札7→6/LP 10→9

 

 

堕天使の涙

デンジャーW/レジェンドW

堕天使/タイラント

◼️【設置】

◼️【使用コスト】ライフ1払う。

◼️君の場に〈堕天使〉のモンスターが登場した時、君のデッキの上から1枚ゲージに置く。この能力は1ターンに1回だけ使える。

◼️君の場の〈堕天使〉のモンスターが破壊された時、君のライフ+1!この能力は1ターンに1回だけ使える。

 

 

善子「ライトに〈堕天使 サラリス〉をコール!」

◼️手札6→5

 

 

堕天使 サラリス

デンジャーW/レジェンドW

堕天使/タイラント

サイズ1/攻5000/防1000/打撃2

◼️このカードが攻撃した時、君のライフ+1!

【移動】

 

 

善子「堕天使の涙の効果!〈堕天使〉モンスターの登場時、1チャージ!」

◼️ゲージ3→4

 

善子「アタックフェイズ! 堕天使サラリスでファイターに攻撃!攻撃時にライフ+1! 打撃2よ!」LP9→10

 

岸根「うぅ………」LP 10→8

 

善子「ターンエンド!」

◼️手札5/ゲージ4/LP10

 

 

岸根「私のターンよ。ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札6→7/ゲージ2→3

 

岸根「ライフ1払い〈超力充填〉3チャージよ。」

◼️手札7→6/ゲージ3→6/LP8→7

 

岸根「ゲージ2払い装備!〈義牙天槍 天穿(あまつうがち)〉」

◼️手札6→5/ゲージ6→4

 

 

義牙天槍 天穿(あまつうがち)

デンジャーW

斬魔/武器

攻4000/打撃0

◼️【装備コスト】ゲージ2払う。

◼️君はセンターにモンスターをコールできず、このカードのソウルは、このカードの能力以外で増やせず、このカードのソウルにあるカードの能力は無効化される。

◼️【起動】君の手札1枚をこのカードのソウルに入れる。入れたら、このターン中、このカードの攻撃力+3000して、このカードのソウルの枚数分このカードの打撃力+1!

【ソウルガード 】

 

 

岸根「さらに、ライトにバディコール!〈牙闘竜 アーマナイト・ドラゴン"ブレイズァム"〉」LP7→8

◼️手札5→4/ゲージ4→2

 

 

牙闘竜 アーマナイト・ドラゴン"ブレイズァム"

デンジャーW

アーマナイト/デュエルドラゴン

サイズ3/攻7000/防5000/打撃2

◼️【コールコスト】君のデッキの上からカードを2枚このカードのソウルに入れて、ゲージ2払う。

◼️【起動】君のデッキの上からカード1枚を、君の〈武器〉のアイテム1枚のソウルに入れる。この能力は1ターンに1回だけ使える。

◼️"暴牙の衝動"君の〈武器〉1枚のソウルが4枚以上あるなら、このカードの攻撃力+3000して、【2回攻撃】を得る。

【ソウルガード 】/ソウル2

 

 

岸根「天穿の能力、私の手札1枚を天穿にソウルイン。さらにアーマナイトドラゴンブレイズァムの能力で、デッキの上から1枚を天穿にソウルイン。 そして天穿はこのターン中、攻撃力+3000され、ソウルの枚数分の打撃力を得る。」

◼️手札4→3

 

 

天穿 ソウル0→2

攻4000→7000/打撃0→2

 

 

岸根「アタックフェイズよ。」

 

善子「サラリスをセンターに移動!」

 

 

サラリス

ライト→センター

 

 

岸根「 天穿でサラリスに攻撃よ! 打撃2!」

 

 

天穿

攻7000

 

サラリス

防1000

 

堕天使 サラリス 撃破!

 

 

善子「サラリスの破壊時、堕天使の涙が私のライフを癒す………。」LP9→10

 

岸根「アーマナイトドラゴンブレイズァムでお嬢ちゃんに攻撃よ! 打撃2!」

 

善子「うぁぁ!」LP 10→8

 

岸根「ターンエンド。」

◼️手札3/ゲージ2/LP8

 

 

善子「私のターン、ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札5→6/ゲージ3→4

 

善子「いくわよ、ゲージ2払い〈堕天使女王 ヨハネ〉にバディ【堕天身化】!」

◼️手札6→5/ゲージ4→2

 

 

堕天使女王 ヨハネ

デンジャーW/レジェンドW

堕天使/タイラント

サイズ2/攻7000/防5000/打撃2

◼️このカードはコールできない。

◼️君がこのカードに【堕天身化】した時、君のライフ+4!さらに、このカードは相手の効果で破壊されない。

◼️お互いのアタックフェイズ開始時、君のドロップゾーンのサイズ2以下の〈堕天使〉のモンスター1枚を【コールコスト】を払わずコールできる。この能力は1ターンに1回だけ使える。

◼️【対抗】君の〈堕天使〉のモンスター1枚を破壊してよい。破壊したら、君のライフ+2して、このカードの打撃力+1して、【貫通】を得る。この能力は1ターンに1回だけ使える。

【2回攻撃】【ソウルガード】【堕天身化】(ゲージ2払う。)

 

 

善子の眼の色が鮮やかな赤色に変わり、身長が(156〜162cmまで)伸び、胸が2カップ(A〜Cまで)大きくなり、ウェストは変わらず58のまま、ヒップも2サイズ(80〜82まで)アップする。さらに、露出度が高い黒い衣装に変わり、背中から白い翼が2本と黒い翼2本、合計4本の翼が生える。

 

 

善子『私のライフ+4………』LP8→12

 

善子『ライフ1払い、ライトに〈堕天使 ラゼレス〉をコール!』

◼️手札5→4/LP12→11

 

 

堕天使 ラゼレス

堕天使/タイラント

サイズ2/攻6000/防6000/打撃2

◼️【コールコスト】ライフ1払う。

◼️このカードの能力以外で君のライフが回復した時、このカードは【2回攻撃】を得る。

◼️このカードが効果で破壊された時、君のライフ+1して、君のデッキの上から1枚ゲージに置く。

【移動】

 

 

善子『堕天使の涙の効果で1チャージ。』

◼️ゲージ2→3

 

善子『アタックフェイズ! ヨハネの能力で、ドロップから〈堕天使 サラリス〉をコール!』

 

 

堕天使 サラリス

サイズ1/攻5000/防1000/打撃2/【移動】

 

 

善子『サラリスでファイターに攻撃!攻撃時にライフ+1!』LP12→13

 

岸根「くっ!」LP8→6

 

善子『サラリスの能力でライフを回復した事で、ラザレスは【2回攻撃】を得るわ。 ラザレスでファイターに攻撃!』

 

岸根「うく………っ」LP LP6→4

 

善子『ラザレスで2回目の攻撃! 打撃2!』

 

岸根「キャスト〈斬魔血風壁〉連携じゃない攻撃を無効化するわ。」

◼️手札3→2

 

善子『ならヨハネの能力、サラリスを破壊して、私のライフ+2、ヨハネの打撃+1、【貫通】を得る!』LP13→15

 

 

ヨハネ 打撃2→3

【貫通】

 

 

善子『堕天使女王ヨハネでファイターに攻撃! 打撃3!』

 

岸根「キャスト〈烈帛闘壁〉攻撃を無効化して、ライフ+1!」LP4→5

◼️手札2→1

 

善子『ヨハネで2回攻撃! 打撃3!』

 

岸根「うぅぅ………!!」LP5→2

 

善子『ターンエンド。』

◼️手札4/ゲージ3/LP15

 

 

善子がターンエンドを宣言した時、岸根の手札の1枚から黄黒いオーラが放たれる。

 

 

岸根「お嬢ちゃんのターン終了時、ゲージ2払い"魔星浸蝕"」

◼️手札1→0/ゲージ2→0

 

岸根「魔星龍の命のもとに………、浸蝕せよ我が世界!」

 

 

イロウシェンTHEフラッグ

 

 

岸根「魔星龍域」

 

 

魔星龍域

フラッグ

◼️「魔星龍域」は最初のフラッグに選べず、全てのフラッグでデッキに入れて使える。

◼️君は「魔星ゾーン」のカードを使える。そしてこのカードの下にあるフラッグの能力を得る。

◼️"魔星侵蝕"相手のターン終了時、ゲージ2払ってよい、払ったら、手札のこのカードを君のフラッグの上に重ねる。"魔星侵食"はファイト中1回だけ使える。

◼️君のメインフェイズ開始時、君の手札を好きなだけ捨ててよい。捨てたら、その枚数分、魔星ゾーンからカードを手札に加える。この能力は1ターンに1回だけ使える。

◼️君の場のカード全ては属性に〈魔星龍〉を得て、君はサイズの合計8までのモンスターを置ける。

 

 

善子『来たわね、魔星龍域………』

 

 

岸根「私のターン、ドロー、チャージ&ドロー」

◼️手札0→1/ゲージ0→1

 

岸根「魔星龍域の能力で、手札を1枚捨て、魔星ゾーンから1枚を手札に加える」

◼️手札1→0→1

 

岸根「キャスト〈魔星侵攻:イロウシェン・ドロー〉」

◼️手札1→0

 

 

魔星侵攻:イロウシェン・ドロー

魔星龍域

ドロー

◼️君のライフが6以下の時に使える。

◼️君のデッキの上からカードを2枚引く。さらに、君の場に、カード名に「グランズァ」を含むカードがあるなら、次の2つから1つ選んで使える。「魔星侵攻:イロウシェン・ドロー」は、1ターンに1回だけ使える。

・君のデッキの上から1枚引く

・君の魔星ゾーンから1枚を手札に加える。

 

 

岸根「2ドロー」

◼️手札0→2

 

岸根「さらにキャスト〈魔星侵攻:イロウシェン・クリプト〉」

◼️手札2→1

 

 

魔星侵攻:イロウシェン・クリプト

魔星龍域

チャージ

◼️君のデッキの上から1枚ゲージに置いて、デッキの上から2枚をドロップに置く。置いたら、魔星ゾーンから2枚を手札に加える。このカードは1ターンに1回だけ使える。

 

 

岸根「2チャージ、そしてデッキトップから2枚破棄して、魔星ゾーンから2枚を手札に加えるわ。」

◼️手札1→3/ゲージ1→3

 

岸根「ゲージ3払い、ブレイズァムに重ねてコール!〈魔星の従者 グランツアーマナイト・ドラゴン"ブレイズァム"〉」

◼️手札3→2/ゲージ3→0

 

 

魔星の従者 アーマナイト・ドラゴン"グランツブレイズァム"

魔星龍域

魔星龍/アーマナイト

サイズ7/攻16000/防9000/打撃3

『グランズァ』

◼️【コールコスト】君の場のサイズ3の〈アーマナイト〉のモンスター1枚に重ねて、ゲージ3払う。

◼️君がアイテムを装備しているなら、このカードが相手に与えるダメージは減らず、君が受けるダメージを1減らす。

◼️このカードが攻撃した時、代わりに相手の場のモンスター全てに攻撃できる。このカードが相手のモンスターを破壊した時、君のライフ+3して、相手にダメージ2!

【2回攻撃】【移動】【ソウルガード 】/ソウル3

 

 

岸根「天穿の能力、手札1枚をソウルに入れて、天穿の攻撃力+3000/ソウルの枚数分、打撃力アップ。」

◼️手札2→1

 

 

天穿 ソウル2→3

攻4000→7000/打撃2→3

 

 

岸根「アタックフェイズ! グランツブレイズァムで攻撃! グランツブレイズァムは相手のモンスター全てに攻撃できる!」

 

善子『何ですって⁉︎』

 

 

堕天使 サラリス 撃破!

 

堕天使 ラゼレス 撃破!

 

 

善子『堕天使の涙の効果で、ライフ+1!』LP15→16

 

岸根「グランツブレイズァムのさらなる能力で、私のライフ+3、お嬢ちゃんにダメージ2よ!」LP2→5

 

善子『きゃぁ!』LP16→14

 

岸根「グランツブレイズァムで2回攻撃! 打撃3!」

 

善子『きゃぁぁ!』LP14→11

 

岸根「天穿で攻撃!打撃3!」

 

善子『うぁぁー!』LP11→8

 

岸根「ターンエンドよ。」

◼️手札1/ゲージ0/LP5

 

 

善子『私のターン、ドロー、チャージ&ドロー!』

◼️手札4→5/ゲージ3→4

 

善子『私は負けないわ………、私を守って倒れた花丸の為にも! 私は勝つ! ゲージ2払い、ライトにコール!〈堕天使 ファリゼル〉』

◼️手札5→4/ゲージ4→2

 

 

堕天使 ファリゼル

デンジャーW/レジェンドW

堕天使/タイラント

サイズ2/攻7000/防4000/打撃2

◼️【コールコスト】ゲージ2払う。

◼️【起動】君のライフを1〜4まで好きな数値を払ってよい。払ったら、君のデッキの上から払った数値分のカードをこのカードのソウルに入れて、このカードは【貫通】を得て、打撃力+1!この能力は1ターンに1回だけ使える。

◼️このカードが破壊された時、このカードのソウルのカード2枚をドロップに置いて、置いた枚数分、君のライフを回復して、このカードを場に残す。

【2回攻撃】【移動】

 

 

善子『ファリゼルの能力でライフを4払うわ。そしてデッキから払った数値分、つまり4枚のカードをソウルに入れる。そしてファリゼルは【貫通】を得て、打撃力+1よ!』LP8→4

 

 

ファリゼル ソウル0→4

打撃2→3

 

 

善子「ヨハネの能力でドロップから〈堕天使 サラリス〉を復活!」

 

 

堕天使 サラリス

サイズ1/攻5000/防1000/打撃2/【移動】

 

 

善子『ヨハネの能力で、サラリスを破壊して、私のライフ+2、ヨハネの打撃力+1、【貫通】を得る。』

 

 

堕天使女王 ヨハネ

打撃2→3/【貫通】

 

 

善子『アタックフェイズ!』

 

 

岸根「グランツブレイズァムをセンターに移動する。」

 

 

アーマナイトドラゴン"グランツブレイズァム"

ライト→センター

 

 

善子『ヨハネとファリゼルでグランツブレイズァムに連携攻撃!』

 

 

ヨハネ+ファリゼル

連携 攻14000

 

グランツブレイズァム

防9000

 

グランツブレイズァム 撃破!

【ソウルガード 】ソウル3→2

 

 

善子『ヨハネとファリゼルの貫通!打撃6!』

 

 

ファリゼルの魔力弾がアーマナイトドラゴンを貫き、ヨハネはその魔力を受け取り、岸根目掛けて攻撃する!

 

 

岸根「くぅぅ………っ、うわぁぁぁ!!」LP5→0

 

 

 

ファイトに敗北した岸根のバディモンスターは「魔星龍域」に吸い込まれて消滅してしまった。

 

 

善子は自分を庇って気絶している花丸の元に駆け寄る。

 

 

善子「勝ったわよ、花丸………」

 

花丸「………………」

 

善子「はぁ………まったく呑気な顔で寝ちゃって、私も疲れたわ。」

 

 

善子は花丸の側に座り込み、花丸が目を覚ますのを待つ。待ってる間、いつの間にか善子も少し眠りについていた。

 

 

 

 




今回も感想を是非‼︎


次回『遂に出陣! 局長 vs 魔星軍』


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遂に出陣! 局長 vs 魔星軍

前回の『バディファイトLoveLive!サンシャイン‼︎』

 

 

ついに、俠兵とガノン率いる魔星モンスター達が人間界に侵攻を開始した。必ずガノンを倒し、俠兵を止めて取り戻す事を決意する流と天音………

 

この魔星モンスターの侵攻にクリッシュが関係していると疑うエースとサツキ………

 

そして、侵攻して来る魔星モンスター達から街を守る為に、Aqours達は魔星モンスターとの最後の決戦に乗り出すのだった。

 

ーーー

ーーー

 

サツキとエースは群がる魔星龍達を駆逐しながら、脱獄囚「クリシュイット・ディーボ・樫原」を捜索していた。だがどれだけ倒しても、魔星龍は次々と押し寄せて来てほとんど前に進めてはいなかった。

 

 

エース「くそっ………キリがない!」

 

サツキ「まったくだね。倒しても倒しても次々に押し寄せてくる………、早くなんとかしないと!」

 

 

その2人の様子を、自分のバディに乗り上空から楽しそうに見ている1人の青年がいた。

 

 

「くっはははは! いい気味だね〜〜、バディポリスが困ってるのを見るのは。 普段のクールさからは見られない焦り顔がなんとも面白い!」

 

「程々にしておけよ。朝木」

 

朝木「赤河さん。どうして?こんなに面白いのに〜!」

 

赤河「バディポリスという組織は強大だ。あまりからかっていると今に泣きを見ることになるぞ。」

 

朝木「赤河さんさ〜〜、バディポリスから脚洗ったんでしょ? だったらもうバディポリスには未練も無いし、どうなろうと関係ないんじゃないのかな?」

 

赤河「………そうだな。」

 

 

サツキとエースが苦戦していると、バディポリス用のサツキのスマホに着信が入る。着信の相手は局長だった。

 

 

サツキ「もしもし、サツキです。」

 

局長『サツキ君、そちらの状況は見えている。今援護をしよう。』

 

サツキ「局長、いったいどこに………?」

 

 

サツキは周りを見渡して局長を探す。すると、魔星モンスター達の遥か背後の上空から銃火器を装備したモンスターがゆっくりと迫っていた。

 

 

局長『私のバディが上空から援護射撃を開始する。その隙に君達は先に行け!』

 

サツキ「分かりました。」

 

エース「サツキ?」

 

サツキ「今から局長が援護してくれる。その隙に抜けよう。」

 

エース「ああ!」

 

 

ーーーーーー

 

 

朝木「なんだ? この状況で電話なんて、誰と話てるんだ?」

 

赤河「さあな、だが良い予感はしないな。………ん?」

 

朝木「どうしたの? 赤河さん。」

 

赤河「アレを見ろ。」

 

 

赤河は上空に指を指す。そこには見慣れないモンスターが光を集中している様子が見える。

 

 

朝木「なんだアレ? 何をしてるんだ?」

 

赤河「アレもバディポリスのモンスターか………まずいな。」

 

 

ーーーーーー

 

 

サツキ達を取り囲む魔星モンスター達の背後上空で、局長は自身のバディ「襲烈竜王 ジ・エンドキマイラ・ドラゴン」の背に乗り、援護のカウントを取る。それに従い、ジエンドキマイラドラゴンは自身の身体にエネルギーを溜めている。

 

 

局長「良いかい、サツキ君。」

 

サツキ『はい!』

 

 

局長はスマホでサツキに確認を取り、カウントを開始する。

 

 

局長「3、2、1っ! 突っ込め!!」

 

 

局長の指示に従い、ジエンドキマイラドラゴンは溜めていたエネルギーを纏い、魔星モンスターに突っ込んで行く!その先々で邪魔をする魔星モンスター達を薙ぎ払い、難なくサツキ達の前に立ちはだかる魔星モンスターを殲滅してしまった。

 

その様子を見ていた朝木と赤河もそのめちゃくちゃの特攻に驚愕を隠せなかった。

 

 

エース「す、凄い………!」

 

局長「サツキ君、エース君!」

 

サツキ「局長!」

 

局長「今のうちだ、先に進みたまえ。」

 

エース「局長はどうするんです?」

 

局長「知れたこと。 運動がてら、ここらのイリーガルモンスターは全て引き受けよう。」

 

サツキ「分かりました。行こう、エース」

 

エース「ああ。」

 

 

「ちょっと待ちな!!」

 

 

サツキとエースが先に進もうとした時、上空からモンスターに乗った1人の青年と男性が降りて来る。

 

 

朝木「おいおっさん、困るんだよな〜〜つまんねー邪魔されちゃ、せっかくの面白い見せ物だったのにさ、萎えちまうじゃん!」

 

赤河「悪いが、ここから先には通しはしない。」

 

エース「お前達は?」

 

朝木「俺は魔星軍の1人、朝木。」

 

赤河「同じく魔星軍の1人、赤河だ。」

 

サツキ「あんたは⁉︎」

 

局長「赤河君………⁉︎」

 

赤河「久しぶりです。ヒノミヤ局長、盛谷サツキ。」

 

 

立ちはだかる2人の内、サツキと局長は朝木の隣に立つ赤河の事を知っていた。赤河はかつてバディポリスとして働いていた男だった。局長はもちろん、サツキとも面識はある。

 

 

局長「まさかこの件に君も関わっているとはな、予想外だよ。しかし、なぜ君がこのような事を?」

 

赤河「失礼ですが、俺はもうバディポリスの人間ではない。あんた達に話す事は何もありません。俺達はただ、ガノン様の為にあんた達をこの先には行かせない………ただそれだけだ。」

 

朝木「ちょうどいいや、俺達の手でお前らバディポリスをぶっ潰してやるよ!」

 

 

サツキは魔星軍の2人からの強いプレッシャーを感じ取る。

 

 

サツキ「すみません局長、僕もこの場に残らせてもらいます。」

 

局長「サツキ君?」

 

サツキ「さすがの局長も、2人相手は無理があると思いますから。」

 

局長「ありがとう。助かるよ。」

 

サツキ「エース、君は先に行ってくれ。」

 

エース「でも………!」

 

サツキ「君には君の相手がいるはずだ。自分の因縁にケリをつけて来い。」

 

 

サツキの目には、確かな信頼と覚悟の意思が現れていた。エースはそれに応えて頷く。

 

 

エース「分かった。ここは頼みます!」

 

朝木「行かせるかよ!」

 

 

ジエンドキマイラドラゴンが切り開いた道をエースが走り出そうとした時、朝木は邪魔をしようとするが、『強制バディシステムを起動します。』と電子音声が鳴り、辺りが青いエリアに囲まれる。

 

 

朝木「っ⁉︎ な、なんだ⁉︎」

 

サツキ「これは"強制バディファイトシステム" 君達は、この範囲内にいるファイター全員のファイトが終わるまで、このエリアから出ることはできず、ファイトを降りる事もできない。」

 

朝木「何だって………⁉︎」

 

局長「本来なら、凶悪犯や、聞き分けのないクリミナルファイターと、イリーガルモンスターの排除や確保に使うものだが………エース君の邪魔をさせない為にも、君達への使用を許可した。」

 

赤河「ふふふ………、足止め役の我々が、逆に足止めさせられた。か………」

 

朝木「いちいち冷めるような事しやがって〜〜、まあいいや1人くらい。じゃあ望み通りファイトしてやるよ!」

 

赤河「なら先に俺からファイトしよう。構わないな?」

 

朝木「別に良いぜ。」

 

 

局長「決まりだな。先に赤河君が出てきたか。」

 

サツキ「局長、ここは僕に………」

 

局長「いや、私が彼の相手をする。」

 

サツキ「局長が?」

 

局長「ああ、私にファイトさせてくれ。」

 

サツキ「分かりました。気をつけてくださいね。」

 

 

先にファイトするのは局長と赤河に決まった。先にファイトする2人は距離を少し開けて向かい合う。

 

 

局長「赤河君、君の相手は私がしよう。」

 

赤河「最初から局長が相手ですか。」

 

局長「不服かね?」

 

赤河「いえ、まさかこのような形であなたとファイトできるとは思いもしなかったので、今、無償に感激しています。」

 

局長「そうか。では始めよう!」

 

 

 

局長「正義の元に轟け、竜の咆哮!そして鉄槌を!ルミナイズ 〈襲滅の竜牙〉」

 

赤河「魔星龍の名のもとに、新たな世界の為に………! ルミナイズ!」

 

 

オープンTHEフラッグ

 

 

局長「ドラゴン・アイン」

◼️手札4/ゲージ2/LP12

 

赤河「ダンジョンワールド」

◼️手札6/ゲージ2/LP10

 

 

赤河「特殊フラッグですか。」

 

局長「臆したかい?」

 

赤河「いえ………、俺の先攻です。ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札6→7/ゲージ2→3

 

赤河「ライトに〈ガディークの城兵〉をコール!」

◼️手札7→6

 

 

ガディークの城兵

ダンジョンW

Dエネミー

サイズ0/攻2000/防2000/打撃1

◼️「ガディークの城兵」はデッキに何枚でも入れられる。

◼️"城兵招集"このカードが登場した時、君のデッキから「ガディークの城兵」1枚までを君の手札に加える。デッキを見たらシャッフルする。"城兵招集"は1ターンに3回まで発動できる。

 

 

赤河「ガディークの城兵の登場時、"城兵招集" デッキから「ガディークの城兵」を手札に加える。そしてレフトに〈ガディークの城兵〉をコール!」

◼️手札6→7→6

 

 

ガディークの城兵

サイズ0/攻2000/防2000/打撃1

 

 

赤河「もう一度"城兵招集"デッキから〈ガディークの城兵〉を手札に加え、センターにコール!」

◼️手札6→7→6

 

 

ガディークの城兵

サイズ0/攻2000/防2000/打撃1

 

 

赤河「登場時に"城兵招集"デッキから「ガディークの城兵」を手札に加える。」

◼️手札6→7

 

局長「さらに〈ガディークの魔王城〉を【設置】」

◼️手札7→6/ゲージ3→2

 

 

ガディークの魔王城

ダンジョンW

魔王/Dエネミー

◼️このカードの【使用コスト】で払うゲージの数は、君の場の「ガディークの城兵」の枚数分減る。

◼️【設置】

◼️【使用コスト】ゲージ4払う。

◼️【起動】君のドロップにある「ガディークの城兵」1枚を、君の場の〈魔王〉のモンスター1枚のソウルに入れて、君のライフ+2!この効果は1ターンに1回だけ使える。

◼️【対抗】君の場のモンスターが破壊された時、このカードをレストしてよい。レストしたら、このターン中、君が効果で3以上受けるダメージを2減らす。

 

 

赤河「さらにキャスト〈城兵戦技:三剣刀太(さんけんとうた)〉」

◼️手札6→5/LP10→9

 

 

城兵戦技:三剣刀太(さんけんとうた)

ダンジョンW

強化

◼️君の場に「ガディークの城兵」が2枚以上あるなら使える。

◼️【使用コスト】ライフ1払う。

◼️君の場の「ガディークの城兵」を1枚選び、他のモンスターをレストする。レストしたら、その枚数分、選んだモンスターの打撃力+1!「城兵戦技:三剣刀太(さんけんとうた)」は1ターンに1回だけ使える。

 

 

赤河「レフト、ライトのガディークの城兵をレフトし、センターのガディークの城兵の打撃力を+2!」

 

 

ガディークの城兵

打撃1→3

 

 

赤河「アタックフェイズ、ガディークの城兵で局長に攻撃! 打撃3!」

 

局長「ぐぅっ!」LP12→9

 

赤河「ターンエンド」

◼️手札5/ゲージ2/LP9

 

 

局長「やるな。私のターン、ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札4→5/ゲージ2→3

 

局長「まずは〈天竜開闢〉ライフ2払い、2ドロー。」

◼️手札5→4→6/LP9→7

 

局長「さらに〈竜王伝〉1チャージ、1ドロー、1ヒール」LP7→8

◼️手札6→5→6/ゲージ3→4

 

局長「行くぞ。ゲージ3とライフ3払い、レフトにバディコール!〈襲烈竜王 ジ・エンドキマイラ・ドラゴン〉」LP5→6

◼️手札6→5/ゲージ4→1/LP8→5

 

 

襲烈竜王 ジ・エンドキマイラ・ドラゴン

ドラゴンW/エンシェントW

武装騎竜/ドラゴンロード

サイズ3/攻20000/防6000/打撃3

◼️【コールコスト】ゲージ3払うかライフ3払う、またはその両方を払う。

◼️"襲烈の逆鱗"このモンスターがゲージとライフの両方を払って登場しているなら、このカードは【4回攻撃】を得る。

◼️"不死の鱗"このモンスターが破壊された時、君のデッキから7枚ドロップゾーンに置いてこのカードを場に残し、君のライフ+2!この能力は1ターンに2回だけ発動する。

【移動】【貫通】

 

 

局長の場に魔法陣が現れ、魔法陣から赤いラインが入った青い鎧を着て、2つの翼が生えた、首長で人型の竜が現れる。

 

 

赤河「これが局長のバディか………」

 

局長「ジエンドキマイラドラゴンの"襲烈の逆鱗"の能力により、ライフ3とゲージ3の両方を払って登場しているなら、ジエンドキマイラは【4回攻撃】を得る。 アタックフェイズだ! センターのガディークの城兵に攻撃!」

 

 

ジエンドキマイラドラゴン

攻20000

 

ガディークの城兵

防2000

 

ガディークの城兵 撃破!

 

 

局長「貫通 打撃3!」

 

赤河「俺のモンスターが破壊された時、ガディークの魔王城をレストして、俺が受ける3以上の効果ダメージを2減らす。………ぐぅぅ!」LP 10→9

 

局長「ジエンドキマイラで、赤河君に2回攻撃だ!」

 

赤河「ぐぉぉ!」LP9→6

 

局長「ジエンドキマイラの3回攻撃!」

 

赤河「キャスト〈城兵戦技:戦盾兵壁〉」

◼️手札5→4

 

 

城兵戦技:戦盾兵壁

ダンジョンW

防御

◼️君が攻撃されている攻撃中、君の場に「ガディークの城兵」が2枚以上あるなら使える。

◼️【対抗】その攻撃の対象を、君の場の「ガディークの城兵」1枚に移して、君のライフ+1!

 

 

赤河「その攻撃をライトのガディークの城兵に移し替える。」

 

 

ガディークの城兵 撃破!

 

 

局長「まだまだ、4回目の攻撃だ!」

 

赤河「キャスト〈カシアードの静寂〉ダメージを3減らす。これで受けるダメージは0だ。」

 

局長「ターンエンド。」

◼️手札5/ゲージ1/LP6

 

 

ーーーーーー

 

 

サツキ「さすが赤河さんだ。打撃3の4回攻撃を耐えきった………。」

 

 

ーーーーーー

 

 

赤河「局長のターン終了後、ゲージ2払い、"魔星浸蝕"」

◼️手札5→4/ゲージ2→0

 

赤河「魔星龍の命のもとに………浸蝕せよ、我が世界!」

 

 

イロウシェンTHEフラッグ

 

 

赤河「魔星龍域」

 

 

魔星龍域

フラッグ

◼️「魔星龍域」は最初のフラッグに選べず、全てのフラッグでデッキに入れて使える。

◼️君は「魔星ゾーン」のカードを使える。そしてこのカードの下にあるフラッグの能力を得る。

◼️"魔星侵蝕"相手のターン終了時、ゲージ2払ってよい、払ったら、手札のこのカードを君のフラッグの上に重ねる。"魔星侵食"はファイト中1回だけ使える。

◼️君のメインフェイズ開始時、君の手札を好きなだけ捨ててよい。捨てたら、その枚数分、魔星ゾーンからカードを手札に加える。この能力は1ターンに1回だけ使える。

◼️君の場のカード全ては属性に〈魔星龍〉を得て、君はサイズの合計8までのモンスターを置ける。

 

 

局長「なんだ………⁉︎ このフラッグは⁉︎」

 

赤河「これが俺の今の力………! 俺のターン、ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札4→5/ゲージ1→2

 

赤河「魔星龍域の能力で手札を3枚捨て、魔星ゾーンから3枚を手札に加える。」

◼️手札5→2→5/魔星ゾーン20→17

 

赤河「ライトに〈ガディークの城兵〉をコール。登場時"城兵招集"デッキから「ガディークの城兵」を手札に加える。」

◼️手札5→4→5

 

 

ガディークの城兵

サイズ0/攻2000/防2000/打撃1

 

 

赤河「センターに〈ガディークの城兵〉をコール! "城兵招集"でもう一枚「ガディークの城兵」を手札に加え、それもレフトにコール。」

◼️手札5→4→5→4

 

赤河「"城兵招集"の能力で「ガディークの城兵」を手札に加える。」

◼️手札4→5

 

赤河「そしてガディークの城兵3枚をソウルに入れて、ライフ1払い、バディコール!〈魔王 ガディーク〉」LP5→6

◼️手札5→4/LP6→5

 

 

魔王 ガディーク

ダンジョンW

サイズ3/攻4000→7000/防1000→4000/打撃3

◼️【コールコスト】君の場の「ガディークの城兵」2枚以上をこのカードのソウルに入れて、ライフ1払う。

◼️このカードのソウルにある「ガディークの城兵」枚数1枚につき、このカードの攻撃力+1000/防御力+1000する。

◼️君のターン終了時、君の手札かドロップから「ガディークの城兵」1枚をこのカードのソウルに入れる。

【2回攻撃】【移動】【ソウルガード】/ソウル3

 

 

赤河「さらに〈魔星侵攻:イロウシェン・クリプト〉」

◼️手札4→3

 

 

魔星侵攻:イロウシェン・クリプト

魔星龍域

チャージ

◼️君のデッキの上から1枚ゲージに置いて、デッキの上から2枚をドロップに置く。置いたら、魔星ゾーンから2枚を手札に加える。このカードは1ターンに1回だけ使える。

 

 

赤河「1チャージ、さらにデッキから2枚破棄し、魔星ゾーンから2枚手札に加える。」

◼️手札3→5/ゲージ2→3

 

赤河「ゲージ3払い、魔王ガディークに重ねてコール!〈魔星の従者 グランズ・ガディーク〉」

◼️手札5→4/ゲージ3→0

 

 

魔星の従者 グランズ・ガディーク

魔星龍域

魔星龍/魔王

サイズ6/攻7000/防7000/打撃2

『グランズァ』

◼️【コールコスト】君の場のサイズ3のモンスター1枚に重ねて、ゲージ3払う。

◼️【起動】君の手札かドロップから、サイズ1以下のモンスターを合計3枚まで、このカードのソウルに入れて、君のライフ+3!この能力は1ターンに1回だけ使える。

◼️ このカードのソウルの枚数分、このターン中、このカードの攻撃力+1000して、このカードのソウルが3枚以上なら、このカードは【3回攻撃】を得る。

【貫通】【ソウルガード】/ソウル4

 

 

赤河「さらにキャスト〈魔星侵攻:イロウシェン・ドロー〉」

◼️手札4→3

 

 

魔星侵攻:イロウシェン・ドロー

魔星龍域

ドロー

◼️君のライフが6以下の時に使える。

◼️君のデッキの上からカードを2枚引く。さらに、君の場に、カード名に「グランズァ」を含むカードがあるなら、次の2つから1つ選んで使える。「魔星侵攻:イロウシェン・ドロー」は、1ターンに1回だけ使える。

・君のデッキの上から1枚引く

・君の魔星ゾーンから1枚を手札に加える。

 

 

赤河「2ドロー、さらに場に『グランズァ』がある事で、魔星ゾーンから1枚を手札に加える。」

◼️手札3→5→6/魔星ゾーン17→16

 

赤河「レフトとライトに〈ガディークの城兵〉をコール。」

◼️手札6→5→4

 

 

ガディークの城兵

サイズ0/攻2000/防2000/打撃1

 

 

赤河「グランズガディークの能力、サイズ1以下のカードを手札から1枚、ドロップから2枚をグランズガディークにソウルイン!さらにライフ+3!」LP5→8

 

赤河「さらにグランズガディークは自身のソウルの枚数分、攻撃力+1000する。そしてソウルが3枚以上なら【3回攻撃】を得る。」

 

 

グランズガディーク ソウル4→7

攻7000→14000/【3回攻撃】

 

 

赤河「アタックフェイズだ。」

 

局長「ジエンドキマイラをセンターに移動する。」

 

 

赤河「グランズガディークでジエンドキマイラドラゴンに攻撃!」

 

 

グランズガディーク

攻14000

 

ジエンドキマイラドラゴン

防6000

 

ジエンドキマイラドラゴン 撃破!

 

 

局長「ジエンドキマイラの能力!"不死の鱗"デッキトップから7枚を破棄し、場に残る。」

 

 

ジエンドキマイラドラゴン 生存!

 

 

赤河「ならば、貫通! 打撃2!」

 

局長「ぐぅっ」LP6→4

 

赤河「グランズガディークでジエンドキマイラに2回攻撃!」

 

局長「"不死の鱗"の能力をもう一度使う! デッキトップから7枚破棄し、場に残す!」

 

 

ジエンドキマイラドラゴン 生存!

 

 

赤河「貫通!打撃2!」

 

局長「ぐぅぅ!」LP4→2

 

赤河「グランズガディークでジエンドキマイラに3回攻撃!」

 

局長「キャスト!〈ダークネス・ヒーリング〉すまないが、ジエンドキマイラドラゴンを破壊して、ライフ+2!」LP2→4

◼️手札5→4

 

キマイラ『かまわん………。我の破壊はお前の勝利に繋がるのだから………』

 

 

ジエンドキマイラドラゴン 破壊!

 

 

センターのジエンドキマイラドラゴンが効果で破壊された事で、今の攻撃は無効化された事にもなる。

 

 

赤河「むぅ、キャスト〈魔星侵攻:イロウシェン・アクセル〉」

手札4→3

 

 

魔星侵攻:イロウシェン・アクセル

魔星龍域

魔星龍

◼️君の場に〈魔星龍〉のカードがあるなら使える。

◼️【対抗】君の場のモンスター1枚をスタンドする。この能力で〈魔星龍〉のモンスターをスタンドした時、君のデッキの上から1枚ゲージに置く。「魔星侵攻:イロウシェン・アクセル」は1ターンに1回だけ使える。

 

 

赤河「グランズガディークをスタンドさせる。そして1チャージ!」

◼️ゲージ0→1

 

赤河「グランズガディークで局長に4回目の攻撃!」

 

局長「キャスト!〈ドラゴンシールド 緑竜の盾〉攻撃を無効化して、ライフ+1!」LP4→5

◼️手札4→3

 

赤河「ガディークの城兵2体で局長に攻撃!」

 

局長「ぐぁぁ!」LP5→4→3

 

赤河「ターンエンドだ」

◼️手札2/ゲージ1/LP8

 

 

ーーーーーー

 

 

サツキ「赤河さんは本当に強い、しかもあのフラッグの力も強大だ………、あの局長がここまで押されるなんて………」

 

 

ーーーーーー

 

 

局長「私のターン、ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札3→4/ゲージ1→2

 

局長「さすがだな赤河君。だが、ジエンドキマイラドラゴンの破壊は想定の範囲内だ。」

 

赤河「なんだと?」

 

局長「キャスト〈ドラゴニック・チャージ"プラス"〉2チャージ、さらにライフ5以下なら追加で3チャージ!」

◼️手札4→3/ゲージ2→4→7

 

局長「〈ドラゴニック・ヒール"プラス"〉ライフ+2、さらにライフ5以下なら、追加でライフ+3!」LP3→5→8

◼️手札3→2

 

局長「さらに〈ドラゴンスローン 竜の玉座〉を【設置】 ドラゴンスローンの能力で、私はサイズ合計4までのモンスターをコール可能になる。」

◼️手札2→1

 

赤河「何っ⁉︎」

 

局長「見せてやろう。 暴風逆巻き新たな竜王の咆哮となる! ゲージ4とライフ4払い、コール!〈暴嵐の襲烈竜王 ジ・エンドキマイラ・ドラゴン"ドラグ・テンペスタ"〉」

◼️手札1→0/ゲージ7→3/LP8→4

 

 

暴嵐の襲烈竜王 ジ・エンドキマイラ・ドラゴン"ドラグ・テンペスタ"

ドラゴンW/エンシェントW

武装騎竜/ドラゴンロード

サイズ4/攻20000/防10000/打撃2

◼️【コールコスト】ゲージ4払うか、ライフ4払う。または、その両方を払ってよい。

◼️このカードはセンターにコールできない。

◼️このカードの【コールコスト】で、ゲージとライフ両方を払って登場した時、このカードは以下の能力を全て得る。

・このカードは【5回攻撃】を得る。

・このカードの攻撃で相手のモンスターを破壊した時、相手にダメージ2!このダメージは1より減らない。

・このカードが破壊された時、このカード以外のお互いの場のカード全ての能力を無効化して、手札に戻す。

◼️このカードの能力は無効化されず、効果で破壊されず、相手の効果でレストされない。

【ライフリンク4】

 

 

局長の場に魔法陣が現れ、その魔法陣から青のラインが入った緑色の鎧を着て、2つの翼が生えた、首長で人型の竜が現れる。そして、その竜の背中から竜の首を模した2つの竜巻が両肩から顔を覗かせている。

 

 

局長「いくぞ赤河君、このターンで決めさせてもらう。」

 

赤河「望むところです。」

 

局長「アタックフェイズ! 暴嵐のジエンドキマイラで、グランズガディークに攻撃!」

 

赤河「ソウルガード !」

 

 

暴嵐のジエンドキマイラドラゴン

攻20000

 

グランズガディーク

防7000

 

グランズガディーク 撃破!

【ソウルガード 】ソウル7→6

 

 

局長「ジエンドキマイラの能力、相手のモンスターを破壊した時、相手にダメージ2だ!」

 

赤河「ぐぅ………!」LP8→6

 

局長「暴嵐のジエンドキマイラでグランズガディークに2回攻撃だ!」

 

赤河「ソウルガード!」

 

 

グランズガディーク 撃破!

【ソウルガード】ソウル6→5

 

 

局長「ダメージ2だ!」

 

赤河「ぐぅぅ………!」LP6→4

 

局長「3回攻撃! 暴嵐のジエンドキマイラでグランズガディークに攻撃だ!」

 

赤河「ソウルガードだ!」

 

 

グランズガディーク 撃破!

【ソウルガード】ソウル5→4

 

 

局長「ダメージ2!」

 

赤河「ぐぉぉ!!」LP4→2

 

局長「暴嵐のジエンドキマイラで、グランズガディークに4回目の攻撃!」

 

赤河「ソウルガード………!」

 

 

グランズガディーク 撃破!

【ソウルガード】ソウル4→3

 

 

局長「これで終わりだ。ダメージ2!」

 

 

ジエンドキマイラドラゴンの背後にいた2つの竜巻の竜が赤河に襲いかかり、赤河を吹き飛ばす!

 

 

赤河「ぐぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」LP2→0

 

 

 

ファイトに敗北した赤河のバディモンスターは「魔星龍域」に吸い込まれて消滅してしまった。

 

 

 

 

 




今回も感想を是非‼︎


次回『解放する絆! サツキ vs 魔星軍』


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絆の解放! サツキ vs 魔星軍

前回の『バディファイトLoveLive!サンシャイン‼︎』

 

 

ついに、俠兵とガノン率いる魔星モンスター達が人間界に侵攻を開始した。必ずガノンを倒し、俠兵を止めて取り戻す事を決意する流と天音………

 

この魔星モンスターの侵攻にクリッシュが関係していると疑うエースとサツキ………

 

複数の魔星モンスター達を使ってサツキとエースの道を阻んていた魔星軍の2人、朝木と赤河。 だがそのピンチにバディポリス沼津支部の局長であるヒノミヤが助っ人に現れる。

 

そしてサツキはエースを先に行かせ、局長と共に魔星軍を相手するのだった。

 

ーーー

ーーー

 

ヒノミヤ局長は魔星軍の1人で、元バディポリスの赤河とファイトし、見事に勝利した。

 

 

サツキ「さすが局長です。」

 

局長「いやいや、結構ピンチだったよ。赤河君、やはり彼は強い。」

 

サツキ「次は僕の番ですね。」

 

 

サツキが前に立とうとした時、「待ってくれ、サツキ君」と、局長に呼び止められた。

 

 

局長「君にこのカードを渡そう。」

 

サツキ「このカードは………⁉︎」

 

 

サツキは局長から渡されたカードを見る。そのカードは、前々から局長に提案しておいて、そして可決されたカードだった。

 

 

局長「さっき私が出る前に開発部から届いたカードだ。 ギリギリ間に合ってよかったよ。」

 

サツキ「局長、ありがとうございます。」

 

局長「絶対勝てよ、サツキ君。」

 

サツキ「はい!」

 

 

サツキは渡されたカードをデッキに入れ、ファイトフィールドの前に立つ。目の前には魔星軍の1人、朝木が既に立っていた。

 

 

朝木「あーーあ、やってくれたね。赤河さんは一応、俺にとっちゃ兄貴分のような人だったんだけど………、倒されちまったからには、俺が兄貴の仇をとる必要があるんだよな〜〜 悪いけど、八つ当たりも兼ねて、あんた達バディポリスをぶっ潰させてもらうぜ。」

 

サツキ「そうか、でも悪いけどこっちも仕事だからね。君達を倒して、確保させてもらうよ。」

 

朝木「できるかよ。AAAの盛谷サツキさんよ!」

 

サツキ「やるさ………。 ファイトだ!」

 

 

 

サツキ「銀河の星々よ、新たな竜帝の下に集え!ルミナイズ!〈ギャラクシー・アポカリプス"改"〉」

 

朝木「魔星龍の名のもとに、新たな世界の為に………! ルミナイズ!」

 

 

オープンTHEフラッグ

 

 

サツキ「ギャラクシードラゴンワールド」

◼️手札6/ゲージ2/LP 10

 

朝木「ドラゴンワールド」

◼️手札6/ゲージ2/LP 10

 

 

サツキ「僕のターン、ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札6→7/ゲージ2→3

 

サツキ「ライトに〈銀河騎竜 APC・ランザー〉をコール! ライトに〈銀河騎竜 APC・シュライザー〉をコール!」

◼️手札7→6→5/ゲージ3→2

 

 

銀河竜騎 APC・ランザー

戦装竜

サイズ1/攻4000/防4000/打撃2

◼️〈スターXリンク〉(君の「戦装竜」全ては、このカードの〈スターXリンク〉の能力を得る。)

このカードの攻撃で相手にダメージを与えた時、君のデッキの上からカードを1枚ゲージに置く。

 

 

銀河騎竜 APC・シュライザー

戦装竜

サイズ2/攻6000/防1000/打撃2

◼️【コールコスト】ゲージ1払う。

◼️このカードが《ギンガドラゴン》のソウルにある時、そのカードは【貫通】を得る。

◼️〈スターXリンク〉

このカードの攻撃力+3000する。

 

 

サツキ「APCシュライザーの〈スターXリンク〉能力で、場の〈戦装竜〉全ての攻撃力+3000する!」

 

 

APCシュライザー

攻6000→9000

 

APCランザー

攻4000→7000

 

 

サツキ「アタックフェイズ! APCシュライザーでファイターに攻撃!打撃2!」

 

朝木「くっ!」LP 10→8

 

サツキ「APCシュライザーはAPCランザーのスターリンク能力を得ている! 相手にダメージを与えた時、1チャージ!」

◼️ゲージ2→3

 

サツキ「ターンエンド」

◼️手札5/ゲージ3/LP 10

 

 

朝木「俺のターン、ドロー、チャージ&ドロー」

◼️手札6→7/ゲージ2→3

 

朝木「〈ドラゴニック・チャージ〉をキャスト、2チャージだ。」

◼️手札7→6/ゲージ3→5

 

朝木「そしてゲージ3払い、ライトにバディコール!〈超武装騎竜 バルザローグドラッズ〉」LP8→9

◼️手札6→5/ゲージ5→2

 

 

超武装騎竜 バルザローグドラッズ

ドラゴンW

武装騎竜

サイズ3/攻7000/防5000/打撃2

◼️【コールコスト】ゲージ3払う。

◼️【起動】君のデッキの上から3枚をこのカードのソウルに入れる。

◼️"バルザーブラスト"このカードが攻撃した時、君のデッキの上からカードを2枚ゲージに置いて、カードを1枚引いて、君のライフ+2して、相手にダメージ2!この能力は1ターンに1回だけ使える。

【2回攻撃】【ソウルガード】

 

 

朝木「バルザローグの起動能力、デッキから3枚をバルザローグにソウルイン!」

 

 

バルザローグ ソウル0→3

 

 

朝木「さらにゲージ1とライフ1払い、〈竜剣 ドラゴブリーチ〉を装備する。」

◼️手札5→4/ゲージ2→1/LP9→8

 

 

竜剣 ドラゴブリーチ

攻5000/打撃3

 

 

朝木「アタックフェイズだ! バルザローグドラッズで盛谷サツキに攻撃! 攻撃時に能力"バルザーブラスト" 2チャージ、1ドロー、俺のライフ+2、相手にダメージ2だ!」LP8→10

◼️手札4→5/ゲージ2→4

 

サツキ「ぐっ………」LP 10→8

 

朝木「この攻撃はどうする!」

 

サツキ「受けるさ! うわぁぁ!!」LP8→6

 

朝木「バルザローグドラッズに2回攻撃だ!」

 

サツキ「キャスト!〈ギャラクシーシールド 銀河青竜の盾〉」

◼️手札5→4

 

 

ギャラクシーシールド 青星竜の盾

ギャラクシードラゴンW

ギンガドラゴン/防御/チャージ

◼️相手のターンの攻撃中に使える。

◼️【対抗】その攻撃を無効化する。さらに君の場に〈戦装竜〉があるなら、君のデッキの上からカードを1枚ゲージに置き、〈ギンガドラゴン〉があるなら、君のデッキの上から1枚ゲージに置いて、ライフ+1!

 

 

サツキ「攻撃を無効化し、さらに場に〈戦装竜〉がいるなら1チャージだ。」

◼️ゲージ3→4

 

朝木「ドラゴブリーチで盛谷サツキに攻撃!打撃3!」

 

サツキ「うぁぁぁ!!」LP6→3

 

朝木「ターンエンド!」

◼️手札5/ゲージ4/LP10

 

 

 

サツキ「僕のターン、ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札4→5/ゲージ4→5

 

サツキ「ゲージ2払い、ライトにバディコール!〈超銀河王 アポカドラシオン〉」LP3→4

◼️手札5→4/ゲージ5→3

 

 

超銀河王 アポカドラシオン

ギャラクシードラゴンW

ギンガドラゴン

サイズ2/攻7000/防5000/打撃2

◼️【コールコスト】ゲージ2払う。

◼️〈ギャラクシーXリンク〉〔このカードは、このカードのソウルにある〈スターXリンク〉を全て得る。〕

◼️【起動】君のデッキの上から3枚見て、その中から1枚までをこのカードのソウルに入れて、君のライフ+2!残ったカードはドロップゾーンに置く。この能力は1ターンに1回だけ使える。

【ソウルガード】【銀河武装】

 

 

銀河騎竜 APC・ランザー サイズオーバーで消滅!

 

 

 

サツキ「アポカドラシオンの起動能力、デッキトップから3枚破棄し、その中から1枚をソウルに入れる。」

 

 

確認したカード

◼️銀河騎竜 APC・クリアブルー・クロー

◼️ギャラクティック・フォール

◼️銀河騎竜 APC・ブライトエッジ

 

 

サツキ「アポカドラシオンに〈銀河騎竜 APC・ブライトエッジ〉をソウルイン!そしてライフ+2! ブライトエッジがソウルにあるアポカドラシオンは打撃力+1される。」LP4→6

 

 

銀河竜騎APC・ブライトエッジ

戦装竜

サイズ3/攻6000/防6000/打撃2

◼️このカードが、カード名に〈アポカドラシオン〉を含むモンスターのソウルにあるなら、そのモンスターの打撃力+1!

◼️〈スターXリンク〉

君のライフが5以下の時、このカードは【2回攻撃】を得る。

 

 

アポカドラシオン ソウル0→1

打撃2→3

 

 

サツキ「さらにキャスト〈ドラシオン・リサイクル〉」

◼️手札4→3

 

 

ドラシオン・リサイクル

ギャラクシードラゴンW

魔法

◼️君のドロップから〈戦装竜〉1枚を君の場の〈ギンガドラゴン〉1枚のソウルに入れる。このカードは1ターンに1枚だけ使える。

 

 

サツキ「ドロップから〈銀河騎竜 APC・クリアブルー・クロー〉をソウルイン!」

 

 

銀河騎竜 APC・クリアブルー・クロー

ギャラクシードラゴンW

ギンガドラゴン

サイズ3/攻6000/防2000/打撃2

◼️【コールコスト】ライフ1払う。

◼️このカードが、カード名に「アポカドラシオン」を含むモンスターのソウルにあるなら、そのモンスターの攻撃力+3000、防御力+3000!!

◼️〈スターXリンク〉

このカードが攻撃した時、相手の場の攻撃力10000以下のモンスターを1枚破壊して、相手にダメージ1!このダメージは減らない。この〈スターXリンク〉は1ターンに2回だけ発動する。

 

 

アポカドラシオン ソウル1→2

攻7000→10000/防5000→8000

 

 

サツキ「クリアブルークローがソウルにあるアポカドラシオンは、攻撃力+3000、防御力+3000される。」

 

サツキ「そしてアポカドラシオンの【銀河武装】レフトのAPCシュライザーをソウルに入れる。APCシュライザーの〈スターXリンク〉で攻撃力+3000だ!」

 

 

アポカドラシオン ソウル2→3

攻10000→13000

 

 

サツキ「アタックフェイズ!」

 

 

超銀河王 アポカドラシオン

◼️APC・ブライトエッジ

(アポカドラシオン 打撃2→3)

〈スターXリンク〉ライフが5以下で【2回攻撃】を得る。

◼️APC・クリアブルークロー

(アポカドラシオン 攻7000→10000/防5000→8000)

〈スターXリンク〉 攻撃時、相手の攻撃力10000以下のモンスターを破壊して、相手にダメージ1!このダメージは減らない。1ターンに2回使える。

◼️APC・シュライザー

(アポカドラシオン 【貫通】)

〈スターXリンク〉アポカドラシオン 攻10000→13000

 

 

サツキ「行くぞ、アポカドラシオンでファイターに攻撃!ギャラクシーXリンクで、ソウルのクリアブルークローの〈スターXリンク〉能力!攻撃時、攻撃力10000以下のバルザローグドラッズを破壊!そして相手にダメージ1!」

 

朝木「ぐぅぅ………! ソウルガード!」LP 10→9

 

 

バルザローグドラッズ 破壊!

【ソウルガード】ソウル3→2

 

 

サツキ「アポカドラシオンの攻撃!打撃3!」

 

朝木「ぐぁぁ!」LP9→6

 

サツキ「アポカドラシオンで2回攻撃! 攻撃時、バルザローグドラッズを破壊して、ダメージ1!」

 

朝木「うぅぅ………! ソウルガード!」LP6→5

 

 

バルザローグドラッズ 破壊!

【ソウルガード】ソウル2→1

 

 

サツキ「打撃3!」

 

朝木「キャスト!〈ドラゴンシールド 緑竜の盾〉 攻撃を無効化してライフ+1!」LP6→7

◼️手札5→4

 

サツキ「ターンエンド」

◼️手札3/ゲージ3/LP6

 

 

朝木「あんたのターン終了後、ゲージ2払い………"魔星浸蝕"!」

◼️手札4→3/ゲージ4→2

 

朝木「魔星龍の命の下に、浸蝕せよ我が世界………!」

 

 

イロウシェンTHEフラッグ

 

 

朝木「魔星龍域」

 

 

魔星龍域

フラッグ

◼️「魔星龍域」は最初のフラッグに選べず、全てのフラッグでデッキに入れて使える。

◼️君は「魔星ゾーン」のカードを使える。そしてこのカードの下にあるフラッグの能力を得る。

◼️"魔星侵蝕"相手のターン終了時、ゲージ2払ってよい、払ったら、手札のこのカードを君のフラッグの上に重ねる。"魔星侵食"はファイト中1回だけ使える。

◼️君のメインフェイズ開始時、君の手札を好きなだけ捨ててよい。捨てたら、その枚数分、魔星ゾーンからカードを手札に加える。この能力は1ターンに1回だけ使える。

◼️君の場のカード全ては属性に〈魔星龍〉を得て、君はサイズの合計8までのモンスターを置ける。

 

 

サツキ「またこのフラッグか………⁉︎」

 

朝木「俺のターン、ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札3→4/ゲージ2→3

 

朝木「魔星龍域の能力で手札2枚破棄して、魔星ゾーンから2枚を手札に加える。」

手札4→2→4

 

朝木「キャスト〈ドラゴニック・チャージ〉2チャージだ」

◼️手札4→3/ゲージ3→5

 

朝木「そしてゲージ4払い、ライトにバディコール!〈魔星の従者 グランバルザローグ・ドラッズァ〉」

◼️手札3→2/ゲージ5→1

 

 

魔星の従者 グランバルザローグ・ドラッズァ

魔星龍

魔星龍/武装騎竜

サイズ7/攻13000/防5000/打撃1

◼️【コールコスト】ゲージ4払う。

◼️【起動】君のデッキの上からカードを3枚、このカードのソウルに入れる。

◼️君のアタックフェイズ開始時、君のデッキの上からカードを2枚ゲージに置いて、カードを1枚引いて、君のライフ+3する。

◼️"グランバルザー・インパクト"このカードが攻撃した時、このカードをスタンドする。さらに相手の場のモンスター1枚を破壊して、相手にダメージ2!このダメージは減らない。"グランバルザー・インパクト"は1ターンに2回だけ使える。

【貫通】【ソウルガード】

 

 

朝木「アタックフェイズだ! グランバルザローグドラッズァの能力で、2チャージ、1ドロー、ライフ+3!」LP7→10

◼️手札2→3/ゲージ1→3

 

朝木「グランバルザローグドラッズァで盛谷サツキに攻撃! 攻撃時に"グランバルザー・インパクト"! このカードをスタンドして、アポカドラシオンを破壊! さらに相手にダメージ2!」

 

サツキ「ぐぁぁ! くっ………ソウルガード!」LP6→4

 

 

アポカドラシオン 破壊!

【ソウルガード】ソウル3→2(APCシュライザー)

攻13000→10000

 

 

朝木「グランバルザローグドラッズァの攻撃!打撃1!」

 

サツキ「くっ………」LP4→3

 

朝木「グランバルザローグドラッズァで2回目の攻撃! もう一度スタンドし、アポカドラシオンを破壊!盛谷サツキにダメージ2だ!」

 

サツキ「うぁぁ………! ソウルガード」LP3→1

 

 

アポカドラシオン 破壊!

【ソウルガード】ソウル2→1(APCブライトエッジ)

打撃3→2

 

 

朝木「グランバルザローグの攻撃、打撃1!」

 

サツキ「キャスト!〈ギャラクシーシールド 緑星竜の盾〉」

◼️手札3→2

 

 

ギャラクシーシールド 緑星竜の盾

ギャラクシードラゴンW

ギンガドラゴン/防御

◼️相手のターンの攻撃中に使える。

◼️【対抗】その攻撃を無効化して、ライフ+1!さらに、君の場に〈戦装竜〉か〈ギンガドラゴン〉があるなら、君のライフ+2!

 

 

サツキ「攻撃を無効化して、ライフ+1!さらに場に〈ギンガドラゴン〉が居る事でライフ+2だ!」LP1→2→4

 

朝木「だが、グランバルザローグドラッズァの3回目の攻撃! 打撃1!」

 

サツキ「………っ!」LP4→3

 

朝木「ターンエンドだ!」

◼️手札3/ゲージ3/LP 10

 

 

朝木「バディポリスのAAAもこの程度か〜! はははは! もう後がないぜ?」

 

サツキ「ああ確かに、次の僕のターンでケリをつけないといけないね。」

 

朝木「次でケリをつける? 無理だね。あんたのライフは残りたったの2、対して俺のライフは10、無傷も同然だし、次のあんたのターンでケリをつけるなんて無理だね!」

 

サツキ「例えこのターンでケリをつけられなくても、僕は………」

 

 

サツキの髪が少し逆立ち、全身から緑色のオーラが現れる。そしてサツキの雰囲気が少し変わる。

 

 

サツキ「俺は必ず勝つ! 俺のターン!ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札2→3/ゲージ3→4

 

 

サツキが引いたカードはファイトの前に局長から渡されたカードだった。そのカードを引いた時、サツキの中に勝利のイメージが湧き上がる。

 

 

サツキ「俺のライフ6以下で、場にバディモンスター………つまり、アポカドラシオンが居るなら、俺のライフ+3して、ゲージ2払って〈バディフォース"一ノ型"〉解放‼︎」LP3→6

◼️手札3→2/ゲージ4→2

 

 

バディフォース"一ノ型"

ジェネリック

武器

攻6000/打撃2

『解放条件』〔君のライフ6以下で、場にバディモンスターがいる。〕

◼️【装備コスト】君のライフ+3して、ゲージ2払う。

◼️このカードの能力は無効化されない。

◼️君のアタックフェイズ開始時、君のバディモンスター1枚を選んで、ライフ1払う。払ったら、このターン中、選んだモンスターの攻撃力+3000して、打撃力+1!

◼️君のバディモンスターが攻撃した時、このカードをスタンドする。

【貫通】

 

 

全身から溢れる緑色のオーラがさらに大きくなる。だがそのオーラは強い光を放ち、サツキの姿が一瞬見えなくなる。

 

 

ーーーーーー

 

 

強い光に包まれたサツキはゆっくりと目を開ける。すると目の前に、アポカドラシオンがサツキに向かい合っていた。

 

 

アポカドラシオン『サツキ………我がバディよ………』

 

サツキ「アポカドラシオン………?」

 

 

普段はあまり話しかけて来ないアポカドラシオンが話しかけてきた事にサツキは少し驚く。だがすぐに冷静になる。

 

 

アポカドラシオン『サツキよ、お前が求める力はそのフォースのカードか?』

 

サツキ「え?」

 

 

アポカドラシオンのまさかの質問にサツキは少し動揺する。が、アポカドラシオンの質問の意味がサツキには理解できてはいた。

 

 

サツキ「それは………」

 

 

アポカドラシオンには分かっていた。サツキが求める強さが、力が………そして実際、アポカドラシオンの言葉はサツキの意を得ていた。

 

 

サツキ「確かに、僕はフォースの力を求めているのかもしれない、はっきり言って悔しかったんだ………。」

 

 

沼津や内浦は、これまで何度も危機に陥ってきた。クリムゾン彗星や、情報演算人工神 IAの暴走、冥府龍、破壊神、そして今起きている魔星龍との戦争………

 

サツキはバディポリスとして全力で事件の解決に努めていたが、いずれも千歌、曜、梨子、炎斬、真柴といったフォースの力を持つ少年少女達の活躍により事態は収縮されていった。特に「ドラゴンフォース」を持つ千歌、曜、梨子の3人にはいつも助けられてばかりで、サツキ自身、無意識に彼女達の力に頼りっきりになっている時がある。

 

 

サツキ「僕にも彼女達のような力があれば………、もっと彼女達の助けになってあげられるのに………!」

 

 

いつしかサツキは、彼女達が持つドラゴンフォースのような力に憧れていたのだ。

 

 

アポカドラシオン『サツキよ、今の我々だけの力では不服か?』

 

サツキ「………っ! そんな事はない! お前はよく僕の力に、助けになってくれているよ。」

 

アポカドラシオン『………………サツキよ、私がまだ「アポカドラス」だった時からお前と共に居て、そしてお前をずっと見て来た。 だからお前の事は誰よりも理解しているつもりだ。』

 

サツキ「アポカドラシオン………」

 

アポカドラシオン『"フォース"の力は、人とモンスターの………、バディ同士の絆を具現化したような力だ。もう一度聞く。人工的に造られたそのフォースのカードが、お前が求める力なのか?』

 

サツキ「………………っ!」

 

アポカドラシオン『サツキ、お前の使うギャラクシードラゴンワールドは、私とお前だけしか持たない、私とお前だけの力だ。』

 

サツキ「ああ、分かってるよ。」

 

アポカドラシオン『だがその力も絶対ではない。ドラゴンフォースとてそうだ。この世に絶対的な力などあらず。 だが強い力を求める事は悪いことではない。もしその力を得たとしても、お前ならばその力を正しい事に使うであろうと私は信じている。』

 

サツキ「アポカドラシオン………」

 

アポカドラシオン『今はまだお前にフォースのような力を与えられずとも、我々ならばこの先も戦っていける。 今以上に我々の絆を深めていけば、必ずそれに相応しい力が与えられるはずだ。今はまだ焦らずとも良い。』

 

サツキ「ありがとう。 僕達には僕達だけの力がある。今はただ、それを信じて戦い続ける!」

 

 

ーーーーーー

 

 

強く眩い光が収まり、緑色のオーラを纏ったサツキの姿が見えるようになる。光に包まれる前より、緑色のオーラが大きくなり、サツキの髪の先端が緑色に染まっている。

 

 

ーーーーーー

 

 

局長「バディフォースのカードは確かに人工的に造られたカードだ。だが、そのカードを使うにはバディとの信頼や絆の力が加わって初めて完成する特別なカードだ………、サツキ君は見事にその条件をクリアしているようだね。」

 

 

ーーーーーー

 

 

サツキ「キャスト〈ドラシオン・ドロー〉」

◼️手札2→1

 

 

ドラシオン・ドロー

ギャラクシードラゴンW

ギンガドラゴン/ドロー

◼️君のライフ6以下で、場にカード名に「アポカドラシオン」を含むカードがある。

◼️君はカードを1枚引く。その後、君の場にカード名に「アポカドラシオン」を含むカードがあるなら、さらにカードを2枚引く。「ドラシオン・ドロー」は1ターンに1回だけ使える。

 

 

サツキ「場にアポカドラシオンがいれば、合計3枚ドロー!」

◼️手札1→4

 

サツキ「さらにライフ1とゲージ2払い、アポカドラシオンを進化! 広大なる銀河の輝きよ! その姿を新たなる銀河の"帝"と成せ!〈大銀河竜帝 アポカドラシオン〉」

◼️手札4→3/ゲージ2→0/LP6→5

 

 

大銀河竜帝 アポカドラシオン

ギャラクシードラゴンW

ギンガドラゴン

サイズ3/攻7000/防5000/打撃2

◼️【コールコスト】このカードを君の場のモンスター1枚までの上に重ねて、ライフ1払い、ゲージ2払う。

◼️【起動】君の手札かドロップから〈戦装竜〉のカード1枚ずつまでを、このカードのソウルに入れる。この能力は1ターンに1回だけ使える。

◼️君のアタックフェイズ開始時、このカードのソウルが3枚以上あるなら、君のライフ+3して、このカードの攻撃と効果で相手に与えるダメージは2より減らない。

【銀河武装】〈ギャラクシーXリンク〉/ソウル2

 

 

アポカドラシオンは緑色のラインが入った白い鎧装を纏い、その鎧の胸の中心部に銀河の景色が写っていて、背にはX字の光の翼が生える。そしてサツキのバディゾーンのカードも「大銀河竜帝 アポカドラシオン」のカードに変化する。

 

 

サツキ「俺の絆はアポカドラシオンだけじゃない! アポカドラシオンの起動発動! ドロップから〈銀河騎竜 APC・セイバーウィング〉と、手札から〈銀河騎竜 APC・ライジングスレッジ〉」

◼️手札3→2

 

 

銀河騎龍 APC・セイバーウィング

戦装竜

サイズ3/攻7000/防2000/打撃1

◼️【コールコスト】ゲージ2払う。

◼️君の場の〈ギンガドラゴン〉のソウルがこのカード1枚だけの時、そのモンスターの攻撃力+3000、防御力+3000して、打撃力+1!

◼️〈スターXリンク〉

ゲージ1とライフ1 払う。このカードは【3回攻撃】を得る。

【貫通】

 

 

銀河騎竜 APC・ライジングスレッジ

ギャラクシードラゴンW

戦装竜

サイズ3/攻6000/防2000/打撃2

◼️【コールコスト】ゲージ2払う。

◼️このカードがソウルにある〈ギンガドラゴン〉の能力は無効化されず、相手の効果でソウルをドロップに置けない。

◼️〈スターXリンク〉

君のアタックフェイズ開始時、このカードの攻撃力+3000、防御力+3000して、相手のモンスターを破壊した時、相手にダメージ2!この〈スターXリンク〉は1ターンに2回だけ使える。

 

 

アポカドラシオン ソウル2→4

 

 

「銀河騎竜 APC・ライジングスレッジ」は、エースの特殊能力で生み出されたカードだ。つまりエースとの絆のカードである。

 

 

サツキ「キャスト〈ドラシオン・チャージ〉」

◼️手札3→2

 

 

ドラシオン・チャージ

ギャラクシードラゴンW

ギンガドラゴン/チャージ

◼️君の場にカード名に「アポカドラシオン」を含むカードがあるなら使える。

◼️君のデッキの上からカードを2枚ゲージに置く。その後、君の場にカード名に「アポカドラシオン」を含むカードがあるなら、カードを2枚ゲージに置く。

 

 

サツキ「アポカドラシオンがいる事で、合計4チャージ。」

◼️ゲージ0→4

 

サツキ「セイバーウィングの〈スターXリンク〉で、ゲージ1とライフ1払い、アポカドラシオンは【3回攻撃】を得る!行くぞ、アタックフェイズだ!」

◼️ゲージ2→3/LP5→4

 

 

アポカドラシオン

◼️ APC・クリアブルークロー

(アポカドラシオン 攻7000→10000/防5000→8000)

〈スターXリンク〉 攻撃時、相手の攻撃力10000以下のモンスターを破壊して、相手にダメージ1!このダメージは減らない。1ターンに2回使える。

◼️APC・セイバーウィング

〈スターXリンク〉ライフ1とゲージ1払い、【3回攻撃】を得る。

◼️APC・ライジングスレッジ

〈ギンガドラゴン〉の能力は無効化されず、ソウルは減らされない。

〈スターXリンク〉アタックフェイズ時、攻+3000/防+3000。さらにモンスター破壊時にダメージ2! 1ターン2回

 

 

サツキ「アタックフェイズ開始時、ライフ+3! さらにライジングスレッジの〈スターXリンク〉で、アポカドラシオンの攻撃力+3000/防御力+3000だ。」LP4→7

 

 

アポカドラシオン

攻7000→10000/防5000→8000

【3回攻撃】

 

 

サツキ「さらにバディフォースの能力だ。ライフ1払い、俺のバディモンスター、つまりアポカドラシオンの攻撃力+3000/打撃+1する!」

 

 

アポカドラシオン

攻13000→16000/打撃2→3

 

 

サツキ「行くぞ、バディフォースでファイターに攻撃!打撃2!」

 

朝木「ぐぁぁ!」LP 10→8

 

サツキ「アポカドラシオンでファイターに攻撃! クリアブルークローの〈スターXリンク〉で攻撃力 10000以下のモンスターを破壊する!」

 

朝木「グランバルザローグドラッズァの攻撃力は13000、破壊はされない!」

 

サツキ「ならそのまま君に攻撃だ! 打撃3!」

 

朝木「うわぁぁ!」LP8→5

 

 

アポカドラシオンの攻撃が終わった後、サツキの纏う緑のオーラが再び強く輝く。

 

 

朝木「な、なんだ⁉︎」

 

サツキ「バディフォースの能力、俺のバディモンスターが攻撃した時、バディフォースをスタンドする。」

 

朝木「は………っ⁉︎」

 

サツキ「バディフォースでファイターに攻撃! 打撃2!」

 

朝木「キャスト!〈魔星侵攻:イロウシェン・シールド〉」

◼️手札3→2

 

 

魔星侵攻:イロウシェン・シールド

魔星龍域

◼️相手のターンの攻撃中に使える。

◼️【対抗】その攻撃を無効化する。さらに、君のライフ+3!

 

 

朝木「攻撃を無効化してライフ+3!」LP5→8

 

サツキ「なら、アポカドラシオンでファイターに2回攻撃! 打撃3! バディフォースをスタンド!」

 

朝木「うぁぁぁ!!」LP8→5

 

サツキ「バディフォースでファイターに攻撃! 打撃2!」

 

朝木「がぁぁ!」LP5→3

 

サツキ「最後は一緒に決めるぞ、アポカドラシオン!」

 

アポカドラシオン『ああ、サツキ!』

 

サツキ「バディフォースとアポカドラシオンで一斉攻撃! 合計打撃5!」

 

 

サツキはアポカドラシオンの背に乗り、そしてアポカドラシオンは空高く飛び上がる。そしてアポカドラシオンはバディフォースのオーラを纏い、朝木目掛けて特攻を仕掛ける。 それはまるで翡翠の流星のようだ。

 

 

朝木「そんな………う、うわぁぁぁぁぁぁぁ!!!」LP3→0

 

 

 

 

ファイトに敗北した朝木のバディモンスターは「魔星龍域」に吸い込まれて消滅してしまった。

 

 

 

 

局長「見事な勝利だった。サツキ君」

 

サツキ「ありがとうございます。 けど、今のファイトに勝てたのは、僕の力だけじゃありませんから………」

 

 

サツキがこのファイトに勝てたのは、エースと、そしてバディとの絆があったからこそだ。この勝利はサツキにとって更なる成長を促す勝利となっただろう。

 

 

 

 

 




今回も感想を是非‼︎


次回『デュアルファイト! 超えろ進化の輝き』


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デュアルファイト⁉︎ 越えろ進化の輝き!

前回の『バディファイトLoveLive!サンシャイン‼︎』

 

 

ついに、俠兵とガノン率いる魔星モンスター達が人間界に侵攻を開始した。必ずガノンを倒し、俠兵を止めて取り戻す事を決意する流と天音………

 

この魔星モンスターの侵攻にクリッシュが関係していると疑うエースとサツキ………

 

そして、侵攻して来る魔星モンスター達から街を守る為に、Aqours達は魔星モンスターとの最後の決戦に乗り出すのだった。

 

ーーー

ーーー

 

沼津第4地区………

 

 

「そこの2人、止まってください!」

 

「ああん?」

 

「うん?」

 

 

魔星モンスター達を駆逐する為に出動していた"バディポリスユース"の少女、星野 美奈は、魔星モンスターが蔓延るはびこ街でたたずむ男2人と遭遇していた。

 

 

美奈「あなた達、何をしてるんです? 今この街は危険です。早く避難場所へ移動してください!」

 

「なんだい?お嬢ちゃん。」

 

「避難だぁ?」

 

美奈「そうです。場所を知らないのなら他の隊員が案内しますが………」

 

「ああ、大丈夫です。その必要はありませんよ。」

 

「だいたい言って、俺達は別に魔星モンスターに襲われる側の人間じゃねーからよ。むしろ逆だぜ」

 

美奈「………何を言ってるのです?」

 

 

謎の男2人の言葉に美奈の理解は少しずつずれていく。

 

 

「僕達の言葉がまだ理解できませんか? 逆とはつまり、"我々がこの一帯の魔星モンスター達を従えている。" と言う事です。分かりましたか?バディポリスのお嬢ちゃん。」

 

美奈「何ですって………⁉︎」

 

「なあ嬢ちゃんよぉ、バディポリスだってんならファイトできるよな? なら俺達とファイトしようぜ? 後ろの隊員達も全員もよう!」

 

 

男の1人は禍々しい表情で美奈達バディポリスにファイトを挑む。その表情から感じる雰囲気に美奈とバディポリス隊員達は気圧されてしまう。

 

 

美奈「じょ、冗談を………!」

 

「これでも冗談と言えますか?」

 

 

男の1人が指をパチンと鳴らす。すると、それに従うかのように、魔星モンスター達がバディポリスを取り囲む。

 

 

美奈「っ⁉︎」

 

「さぁ、逃げ場は塞いだ………ファイトしようぜーー!!」

 

 

ーーーーーー

 

 

梨子と曜はドラゴンフォースを解放し、ジャックナイフとアビゲールと共に街に蔓延るはびこ魔星モンスターを駆逐しながら街を回っていた。

 

 

梨子「はぁ………はぁ………、倒しても倒してもキリが無いね………」

 

曜「うん………、梨子ちゃん大丈夫?」

 

梨子「うん、曜ちゃんは?」

 

曜「私はまだまだ大丈夫であります!」

 

 

2人が少し休んでいると梨子と曜の周りに魔星モンスターが続々と集まって来る。たちまち2人は魔星モンスター達に取り囲まれた。

 

 

曜「また来た………!」

 

梨子「曜ちゃん、私が言えた事じゃないけど、無理しないでね?」

 

曜「うん、ありがとう。梨子ちゃん!」

 

 

すると、梨子と曜のドラゴンフォースが強い輝きを放つ。その輝きは炎斬や真柴とファイトした時のように、ジャックナイフとアビゲールの姿をした光に変わり、取り囲んでいた魔星モンスター達を薙ぎ払い、消し去ってしまった。ジャックナイフとアビゲールの姿をした光りはそのまま収束した。

 

 

アビゲール『曜! 梨子!』

 

ジャックナイフ『大丈夫か?』

 

梨子「うん。」

 

曜「今の光は………?」

 

梨子「"進化の兆し"の光? けど、それとは何か違うような………」

 

曜「うん。今までより強く大きかった!」

 

 

2人が今までとは違うドラゴンフォースの輝きに驚き、議論していると、ドカァァァァン!! と大きな爆発音が響きわたった。

 

その轟音に、2人は不意を突かれたように驚く。

 

 

梨子「今の音は⁉︎」

 

曜「行ってみよう!」

 

 

2人はドラゴンフォースの翼で音のした方向へと向かった。

 

 

ーーーーーー

 

梨子と曜が現場に辿り着くと2人の男と、その周りには何人ものバディポリス達が倒れていた。

 

梨子と曜が来る前に、魔星モンスターを操る男2人と美奈と数人のバディポリス隊員達がファイトしていたが、たった2人を相手にバディポリス達は全員敗北していたのだ。

 

 

「ふふふふふ………」

 

美奈「くっ………うぅぅ………」

 

「なんだぁ、バディポリスもこの程度かよ。」

 

「一興にもならなかったな。」

 

美奈「サツキさん………す、すみません………私では………」

 

 

倒れている美奈を見つけた曜と梨子は急いで側に駆け寄る。

 

 

梨子「美奈ちゃん! 大丈夫⁉︎」

 

美奈「り、梨子ちゃん………曜ちゃんも………」

 

曜「バディポリス達が………」

 

美奈「ふ、2人共………なぜ………? すぐに逃げてください………」

 

曜「美奈ちゃん達を放っておいて逃げるなんて出来ないよ!」

 

美奈「あの男達が操るモンスター達は強力です………これだけのバディポリス隊員が皆やられてしまうくらい………」

 

梨子「うん、分かってる。でも、私達もこの街を守る為に戦っているから………、だから逃げる訳にはいかない。」

 

曜「うん。梨子ちゃんの言う通りだよ。大丈夫、後は私達に任せて。」

 

美奈「梨子ちゃん、曜ちゃん………」

 

 

美奈は出動する前にサツキから言われていた事があった。それは"もしAqoursの誰かが救援に来たら、彼女達に後を任せてもいい"と………。

 

 

美奈「わ、分かりました。後はお2人にお任せします………。気をつけてくださいね、彼ら兄弟はかなり強いです………」

 

梨子「うん。」

 

 

梨子と曜は男達に向き直り、敵意のある目を向ける。

 

 

「おやおや、またお嬢ちゃん達が来たみたいだね。 今度はバディポリスではないようだが」

 

「関係ないぜ兄ちゃん。誰だろうとガノン様の邪魔する奴はみんな消すんだからよ。」

 

「それもそうだね。彼女達も我々に向かって来ると言うなら、始末するまでだ。」

 

梨子「私はあなた達を許せない………、美奈ちゃん達を、私達の街をこんなにめちゃくちゃにするなんて………!!」

 

曜「私達の力で、あなた達を絶対に倒す!」

 

「なぁ、兄ちゃん。あのグレーの髪色の嬢ちゃんは俺が相手していいか? なかなかタイプなんだよなぁ〜」

 

「お前は仕方ないな、構わないよ。僕もロングヘアーの女子は好みなんだ。あの赤髪の子は僕が相手をしよう。」

 

 

曜と梨子がファイトを始める為にデッキケースを構える。が、その前に、男の1人から質問があった。

 

 

「できれば君達の名前を聞きたいんだけど。」

 

梨子「私は桜内 梨子よ………」

 

曜「渡辺 曜だよ。」

 

「応えてくれてありがとう。僕は兄の秀市」

 

「俺は弟の秀次だ」

 

秀市「一応、僕達兄弟は『魔星軍六強衆(ませいぐんろっきょうしゅう)』の称号を与えられている。」

 

梨子「『魔星軍六強衆(ませいぐんろっきょうしゅう)』?」

 

秀次「そこらの魔星軍の奴らとは違い、ガノン様から直々にその実力を"強者"として認められた6人の清栄って奴だ。」

 

秀市「さあ、自己紹介も済んだ事だし、ファイトしよう。」

 

秀次「やるぜ!」

 

曜「いくよ、梨子ちゃん!」

 

梨子「うん!」

 

 

 

 

 

曜「紫紺の煌めきよ、悔しさと哀しみを漆黒の輝きへと導け!輝きのルミナイズ!〈シャイニングレイ・ダークネス〉」

 

梨子「私達の願いよ、輝きを放つ竜星となりて無限の彼方へ導け!輝きのルミナイズ!〈シャイニング・スターライト〉」

 

秀市/秀次「魔星龍の名のもとに、新たな世界の為に………! ルミナイズ!」

 

 

オープンTHEフラッグ

 

 

曜「ダークネスドラゴンワールド」

◼️手札6/ゲージ2/LP10

 

梨子「スタードラゴンワールド」

◼️手札6/ゲージ2/LP10

 

秀市/秀次「エンシェントワールド」

◼️手札6/ゲージ2/LP10

 

 

変則ルール:デュアルファイト

 

1.全ファイターはライフ10から始める。

2.お互いのファイターは自分の正面のファイターにしか攻撃出来ず、カード効果や能力で選べない。(基本個人戦ルール)

3.ターン順:秀市→梨子→秀次→曜となる。梨子のターンから後攻になる。

4.味方や味方とファイトしている相手に使えるのは【対抗】を持つ能力とフィールド全体に及ぼす能力のみ。

 

 

 

秀市「僕のターンからだ。ドロー、チャージ&ドロー」

◼️手札6→7/ゲージ2→3

 

秀市「〈竜王伝〉1チャージ、1ドロー、ライフ+1だ。」LP 10→11

◼️手札7→6→7/ゲージ3→4

 

秀市「ゲージ2払い、センターにバディコール!〈覇竜王武 ベルザディオ〉」LP 11→12

◼️手札7→6/ゲージ4→2

 

 

覇竜王武 ベルザディオ

エンシェントW

ドラゴンロード

サイズ3/攻7000/防7000/打撃2

◼️【コールコスト】ゲージ2払い、君のデッキの上からカードを3枚ソウルに入れる。

◼️このカードのソウルは、相手の効果でドロップに置けない。

◼️このカードが破壊された時、君のデッキの上からカードを1枚ゲージに置く。

【2回攻撃】【ソウルガード】【ライフリンク2】/ソウル3

 

 

秀市「アタックフェイズです。ベルザディオで桜内さんに攻撃です。打撃2!」

 

梨子「きゃぁ!」LP 10→8

 

秀市「ターンエンドです。」

◼️手札6/ゲージ2/LP12

 

 

 

梨子「後攻は私からね。 ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札6→7/ゲージ2→3

 

梨子「ライトに〈剣星機 J・アーセナル〉をコール!」

◼️手札7→6

 

 

剣星機 J・アーセナル

サイズ1/攻4000/防1000/打撃1

 

 

梨子「そしてJ・アーセナルに重ねてコール!〈雷光星竜 ジャックナイフ〉!」

◼️手札6→5/ゲージ3→1

 

 

雷光星竜 ジャックナイフ

スタードラゴンW

ネオドラゴン

サイズ2/攻6000/防6000/打撃2

◼️【コールコスト】君の場のモンスター1枚までの上に重ねて、ゲージ2払う。

◼️【起動】君の手札かドロップからカードを1枚このカードのソウルに入れる。

◼️"雷光石火"君の手札かドロップから、このカードにソウルが入った時、君のデッキの上から2枚ゲージに置いて、君のライフ+2して、カードを2枚引く。さらに、このカードの攻撃力+4000、防御力+4000して、打撃力+1!"雷光石火"は1ターンに1回だけ使える。

【移動】【ソウルガード】/ソウル1

 

 

梨子「ジャックナイフの起動能力! 手札から〈竜装機 エルガーカノン〉をジャックナイフに星合体!」

◼️手札5→4

 

 

ジャックナイフ ソウル1→2

 

 

梨子「ジャックナイフの更なる能力!"雷光石火"このカードにソウルが入った時、2チャージ、2ドロー、ライフ+2!さらにジャックナイフの攻撃力と防御力+4000/打撃+1!」LP 8→10

◼️手札5→7/ゲージ1→3

 

 

ジャックナイフ

攻6000→10000/防6000→10000/打撃2→3

 

 

梨子「アタックフェイズ!」

 

 

ジャックナイフ

◼️剣星機 J・アーセナル

(ジャックナイフ 【移動】【貫通】/攻撃を無効化されたら【2回攻撃】を得る。)

◼️竜装機 エルガーカノン

(ジャックナイフ 攻10000→12000/打撃3→4)

 

 

梨子「ジャックナイフで秀市さんのベルザディオに攻撃!」

 

秀市「ソウルガード。」

 

 

ジャックナイフ

攻12000

 

ベルザディオ

防7000

 

ベルザディオ 撃破!

【ソウルガード】ソウル3→2

 

 

梨子「貫通!打撃4!」

 

秀市「ぐぁぁ!」LP 12→8

 

梨子「ターンエンド!」

◼️手札7/ゲージ3/LP10

 

 

ジャックナイフ

攻12000→8000/防10000→6000/打撃4→3

 

 

 

秀次「次は俺のターンだ、ドロー、チャージ&ドロー」

◼️手札6→7/ゲージ2→3

 

秀次「俺も出すぜ………、センターにバディコール!〈覇竜王武 ベルザディオ〉」LP 10→ 11

◼️手札7→6/ゲージ3→1

 

 

覇竜王武 ベルザディオ

サイズ3/攻7000/防7000/打撃2/【2回攻撃】【ソウルガード】【ライフリンク2】/ソウル3

 

 

曜「梨子ちゃんの相手と同じバディ⁉︎」

 

秀次「俺達は兄弟だ。同じバディを使うのが俺達の戦い方なんだよ。 アタックフェイズだ、ベルザディオで渡辺曜に攻撃!」

 

曜「うぁぁ!」LP10→8

 

秀次「ベルザディオの2回攻撃だ!」

 

曜「うわぁ!」LP8→6

 

秀次「ターンエンド」

◼️手札6/ゲージ1/LP11

 

 

 

曜「よーし!次は私のターン、ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札6→7/ゲージ2→3

 

曜「レフトに〈戦域の支配者 アビゲール〉をコール!」

◼️手札7→6

 

 

戦域の支配者 アビゲール

サイズ1/攻4000/防1000/打撃2

 

 

曜「ライトに〈紫炎の黒死竜 アビゲール〉をコール!」

◼️手札6→5/ゲージ3→2

 

 

紫炎の黒死竜 アビゲール

黒竜

サイズ1/攻6000/防1000/打撃2

◼️【コールコスト】ゲージ1払う。

◼️このカードの登場時、君の場のモンスター1枚を破壊する。破壊したら、君のデッキの上から2枚ゲージに置いて、カードを1枚引く。この能力は1ターンに1回だけ使える。

◼️「紫炎の黒死竜アビゲール」は1ターンに1枚しかコール出来ない。

【移動】

 

 

曜「紫炎のアビゲールの登場時、戦域の支配者アビゲールを破壊して、2チャージ、1ドロー!」

◼️手札5→6/ゲージ2→4

 

曜「さらにゲージ2払い、ライトにコール!〈風雷の黒死王 アビゲール・テンペスト〉」

◼️手札6→5/ゲージ4→2

 

 

風雷の黒死王 アビゲール・テンペスト

黒竜

サイズ2/攻7000/防2000/打撃2

◼️【コールコスト】君のデッキの上から2枚をこのカードのソウルに入れて、ゲージ2払う。

◼️君のアタックフェイズ開始時、君の場のカード1枚を破壊してよい。破壊したら、相手の場のモンスターを1枚破壊するか、手札に戻す。さらに相手のデッキの上から3枚ドロップに置き、相手にダメージ2!

◼️君が〈黒竜〉のアイテムを装備していれば、このカードは【移動】と【貫通】を得る。

【2回攻撃】【ソウルガード】/ソウル2

 

 

曜「〈デスゲージタイマー〉を設置!」

◼️手札5→4

 

 

デスゲージタイマー ソウル5

 

 

曜「アタックフェイズ! アビゲールテンペストの能力で紫炎のアビゲールを破壊して発動、秀次さんのベルザディオを破壊して、デッキトップから3枚破棄して、ダメージ2!」

 

秀次「チッ、ソウルガード!」

 

 

紫炎のアビゲール 破壊!

 

ベルザディオ 破壊!

【ソウルガード】ソウル3→2

 

 

秀次「うぉぉ! だが、ベルザディオの破壊時に1チャージだ!」LP 11→9

◼️ゲージ1→2/デッキ破棄合計3

 

曜「デスゲージタイマーの能力で、デスゲージタイマーのソウル1枚をゲージにチャージするよ!」

◼️ゲージ2→3

 

 

デスゲージタイマー ソウル5→4

 

 

曜「アビゲールテンペストでベルザディオに攻撃!」

 

秀次「ソウルガード!」

 

 

アビゲールテンペスト

攻7000

 

ベルザディオ

防7000

 

ベルザディオ 撃破!

【ソウルガード】ソウル2→1

 

 

秀次「ベルザディオの破壊時に1チャージ!」

◼️ゲージ2→3

 

曜「アビゲールテンペストの2回攻撃!」

 

秀次「ソウルガード!」

 

 

ベルザディオ 撃破!

【ソウルガード】ソウル1→0

 

 

秀次「ベルザディオの能力で1チャージだ」

◼️ゲージ3→4

 

曜「ターンエンド。」

◼️手札5/ゲージ3/LP6

 

 

 

秀市「僕のターン、ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札6→7/ゲージ2→3

 

秀市「では1つ、ベルザディオの力の一端を披露しましょう。」

 

梨子「力の一端………?」

 

秀市「ゲージ3払い、ベルザディオの【ライフリンク】を無視して重ねてコール!〈覇竜王武 ベルザディオ"ガレネス"〉」

◼️手札7→6/ゲージ3→0

 

 

覇竜王武 ベルザディオ"ガレネス"

エンシェントW

ドラゴンロード

サイズ3/攻9000/防6000/打撃3

◼️【コールコスト】君の場のカード名に「ベルザディオ」を含むカードの【ライフリンク】を無効化して、そのカードに重ねて、ゲージ3払う。

◼️【起動】君のデッキの上からカードを2枚ゲージに置く。さらに、君のデッキの上からカードを2枚このカードのソウルに入れる.この能力は1ターンに1回だけ使える。

◼️このカードが攻撃した時、相手の場のモンスター1枚を破壊して、君のライフ+2!

【2回攻撃】【ソウルガード】【ライフリンク3】/ソウル3

 

 

秀市「さらにライトとレフトに〈ライトニング・テイルブルーダー〉をコール。」

◼️手札6→5→4

 

 

ライトニング・テイルブルーダー

サイズ0/攻2000/防1000/打撃2/【ライフリンク1】

 

 

秀市「ベルザディオの起動、デッキトップから2チャージ、さらにデッキトップから2枚をベルザディオにソウルイン。」

◼️ゲージ0→2

 

 

ベルザディオガレネス ソウル3→5

 

 

秀市「アタックフェイズです。」

 

梨子「ジャックナイフの移動はしません。」

 

秀市「移動などせずとも無駄な事、ベルザディオガレネスで梨子さんに攻撃! ベルザディオの攻撃時能力発動! ジャックナイフを破壊する、さらに僕のライフ+2。」LP8→10

 

梨子「そんな⁉︎ ソウルガード………!」

 

 

ジャックナイフ 破壊!

【ソウルガード】ソウル2→1(竜装機 エルガーカノン)

攻8000→6000/打撃3→2

 

 

秀市「ベルザディオの攻撃は終わってませんよ! 打撃3!」

 

梨子「きゃぁぁ!」LP 10→7

 

秀市「ベルザディオガレネスで2回攻撃! ジャックナイフを破壊し、僕のライフ+2です。」LP10→12

 

梨子「ソウルガード!」

 

 

ジャックナイフ 破壊!

【ソウルガード】ソウル1→0(剣星機 J・アーセナル)

 

 

秀市「メインの攻撃、打撃3!」

 

梨子「うぁぁぁ!」LP7→4

 

秀市「ライトのライトニングテイルブルーダーで梨子さんに攻撃! 打撃2!」

 

梨子「きゃぁぁ!」LP4→2

 

秀市「レフトのライトニングテイルブルーダーも続きなさい!」

 

梨子「キャスト!〈プロトバリア〉攻撃を無効化して、1チャージ!」

◼️手札7→6/ゲージ3→4

 

秀市「ターンエンドです。」

◼️手札4/ゲージ3/LP12

 

 

曜「梨子ちゃん、大丈夫⁉︎」

 

 

梨子「うん、大丈夫だよ。 私のターン、ドロー、チャージ&ドロー」

◼️手札6→7/ゲージ4→5

 

梨子「ジャックナイフの起動能力で、手札から〈大竜装機 トリプルバスター〉を星合体!」

◼️手札7→6

 

 

ジャックナイフ ソウル0→1

攻6000→9000/打撃2→3

◼️大竜装機 トリプルバスター

(ジャックナイフ 攻+3000/打撃+1/【貫通】)

 

 

梨子「ジャックナイフの能力"雷光石火"2チャージ、2ドロー、ライフ+2! そしてジャックナイフの攻撃力+4000/防御力+4000/打撃+1!」LP2→4

◼️手札6→8/ゲージ5→7

 

 

ジャックナイフ

攻9000→13000/防6000→10000/打撃3→4

 

 

梨子「〈剣星機 J・アーセナル〉をコールして、星合体!」

◼️手札8→7

 

 

ジャックナイフ ソウル1→2

◼️剣星機 J・アーセナル

(ジャックナイフ 【貫通】【移動】を得る。/攻撃を無効化されたら【2回攻撃】を得る。)

 

 

梨子「さらに〈コスモベース"G・アトラクター"〉を設置!」

◼️手札7→6

 

梨子「コスモベースの効果でゲージ1払い、手札から〈大竜装機 フォトンランサー〉を星合体!」

◼️手札6→5/ゲージ7→6

 

 

ジャックナイフ ソウル2→3

◼️大竜装機 フォトンランサー

(ジャックナイフ 防+2000/【移動】を得る。)

 

 

 

梨子「アタックフェイズ!」

 

 

ジャックナイフ

攻 10000→13000/防10000→12000/打撃3→4

◼️大竜装機 トリプルバスター

(ジャックナイフ 攻+3000/打撃+1/【貫通】)

◼️剣星機 J・アーセナル

(ジャックナイフ 【貫通】【移動】/攻撃を無効化されたら【2回攻撃】を得る。)

◼️ 大竜装機 フォトンランサー

(ジャックナイフ 防+2000/【移動】を得る。)

 

 

梨子「ジャックナイフで、センターのベルザディオガレネスに攻撃!」

 

 

ジャックナイフ

攻13000

 

ベルザディオガレネス

防6000

 

ベルザディオガレネス 撃破!

【ソウルガード】ソウル5→4

 

 

梨子「貫通!打撃4!」

 

秀市「うぐぅぅ! ベルザディオの破壊時、1チャージです。」LP12→8

◼️ゲージ2→3

 

梨子「ターンエンド」

◼️手札6/ゲージ5/LP14

 

 

ジャックナイフ

攻13000→9000/防12000→8000/打撃4→3

 

 

 

秀次「なぁ兄ちゃん、先に使わせてもらうぜ」

 

秀市「ああ、構わない。」

 

 

秀次「相手のターン終了後、ゲージ2払い………"魔星浸蝕"」

◼️手札6→5/ゲージ4→2

 

秀次「魔星龍様の命の下に、侵蝕せよ我が世界!」

 

 

イロウシェンTHEフラッグ

 

 

秀次「魔星龍域」

 

 

魔星龍域

フラッグ

◼️「魔星龍域」は最初のフラッグに選べず、全てのフラッグでデッキに入れて使える。

◼️君は「魔星ゾーン」のカードを使える。そしてこのカードの下にあるフラッグの能力を得る。

◼️"魔星侵蝕"相手のターン終了時、ゲージ2払ってよい、払ったら、手札のこのカードを君のフラッグの上に重ねる。"魔星侵食"はファイト中1回だけ使える。

◼️君のメインフェイズ開始時、君の手札を好きなだけ捨ててよい。捨てたら、その枚数分、魔星ゾーンからカードを手札に加える。この能力は1ターンに1回だけ使える。

◼️君の場のカード全ては属性に〈魔星龍〉を得て、君はサイズの合計8までのモンスターを置ける。

 

 

曜「来た………魔星龍域………」

 

 

秀次「俺のターン、ドロー、チャージ&ドロー」

◼️手札5→6/ゲージ2→3

 

秀次「魔星龍域の能力、手札を6枚全て捨て、魔星ゾーンから6枚を手札に加える。」

◼️手札6→0→6/魔星ゾーン20→14

 

秀次「キャスト〈魔星侵攻:イロウシェン・チャージ〉」

◼️手札6→5

 

 

魔星侵攻:イロウシェン・チャージ

魔星龍域

◼️君のデッキの上から3枚をゲージに置く。「魔星侵攻:イロウシェン・チャージ」は1ターンに1枚だけ使える。

 

 

秀次「3チャージだ。」

◼️ゲージ3→6

 

秀次「いくぜ、ゲージ4払い、ベルザディオに重ねてコール!〈魔星龍の従者 グランツロード・ベルザディオ〉」

◼️手札5→4/ゲージ6→2

 

 

魔星の従者 グランツロード・ベルザディオ

魔星龍域

魔星龍/ドラゴンロード

サイズ7/攻30000/防10000/打撃3

『グランズァ』

◼️【コールコスト】君のセンターにいるモンスター1枚の【ライフリンク】を無効化して重ね、ゲージ4払う。

◼️このカードの能力は無効化されない。

◼️【起動】君のデッキの上からカードを1枚このカードのソウルに入れる。この能力は1ターンに1回だけ使える。

◼️このカードが破壊された時、君のデッキの上からカードを1枚ゲージに置いて、君のライフ+2!

【3回攻撃】【ライフリンク4】/ソウル2

 

 

秀次「ベルザディオの起動能力! デッキから2枚をベルザディオにソウルイン!」

 

 

グランツロードベルザディオ ソウル2→3

 

 

曜「防御力 10000でソウル3枚………⁉︎」

 

秀次「驚いてる暇はねぇぞ! アタックフェイズだ」

 

曜「アタックフェイズ開始、デスゲージタイマーのソウル1枚をゲージにチャージ!」

◼️ゲージ3→4

 

 

デスゲージタイマー ソウル4→3

 

 

グランツロードベルザディオでファイターに攻撃! 打撃3!」

 

 

ベルザディオは口にエネルギーを溜めて大きく息を吐くように、溜めたエネルギーを放出する。

 

 

曜「うわぁぁ!」LP6→3

 

秀次「グランツロードベルザディオで2回攻撃!打撃3!」

 

曜「キャスト!〈ドラゴンシールド 黒竜の盾〉攻撃のダメージを0に減らして、ライフ+1!」LP3→4

◼️手札5→4

 

 

黒い竜の顔をした盾が敵の攻撃から曜を守る。

 

 

秀次「グランツロードベルザディオで3回目の攻撃だ!」

 

曜「キャスト!〈ミッドナイトシャドウ〉! 攻撃を無効化!」

◼️手札4→3

 

秀次「ターンエンドだ」

◼️手札4/ゲージ2/LP9

 

 

 

曜「私のターン、ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札3→4/ゲージ4→5

 

 

曜はドローしたカードを見るが、少し苦みのある表情になる。自分が今望むカード………「ドラゴンフォース」のカードが引けないのだ。

 

 

曜(まだ引けないなら、来るまで引く!)

 

曜「レフトに〈紫炎の黒死竜 アビゲール〉をバディコール!」LP4→5

◼️手札4→3/ゲージ5→4

 

 

紫炎の黒死竜 アビゲール

サイズ1/攻6000/防1000/打撃2

 

 

曜「紫炎のアビゲールの登場時、アビゲールテンペストを破壊して、2チャージ! そして1枚ドローする。 アビゲールテンペストはソウルガードで場に残す。」

◼️ゲージ4→6

 

 

アビゲールテンペスト 破壊!

【ソウルガード】ソウル2→1

 

 

曜(お願いドラゴンフォース………、みんなの思いに、私達の心に応えて!)

 

曜「ドロー!!」

◼️手札3→4

 

 

曜はデッキの1番上のカードに指を添え自分の思いを込める。そして思いっきりカードを引く! その時、引いたカードが白紫に光り輝く。

 

 

曜「来た!」

 

秀次「はんっ、今更何を引こうが俺達兄弟には絶対に勝てねぇ! お前らの運命はここで終わりだ!」

 

曜「そんな事ない! 私達は負けない。この1枚で、終わりの運命を切り開くんだ!」

 

 

曜の言葉と思いに応えるように、引いたカードは爆発的に強い輝きを放つ。

 

 

曜「私のライフ4以下で、私の場かドロップに「アビゲール」が3枚以上あるなら、ゲージ2払って………〈超・ドラゴンフォース〉解放‼︎」

◼️手札4→3/ゲージ6→4

 

 

超・ドラゴンフォース

ダークネスドラゴンW

黒竜/悲しみ/後悔

攻8000/打撃2

『解放条件‼︎』(君のライフ4以下で、君の場かドロップにカード名に「アビゲール」を含むカードが3枚以上ある。)

◼️【装備コスト】ゲージ2払う。

◼️このカードは破壊されず、手札に戻せず、能力を無効化されない。

◼️【対抗】相手のターン中、手札のこのカードを【装備コスト】を払って装備して、そのターン中、君はダメージを受けない。

◼️【起動】君の手札かドロップからカード名の違う「アビゲール」のカードを合計3枚まで【コールコスト】を払わずにコールしてよい。この能力は1ターンに1回だけ使える。

◼️君の場の〈黒竜〉が攻撃した時、君のライフ+1!

【2回攻撃】【黒渦】(君のカードの効果で相手のデッキからカードがドロップに置かれる時、そのカードは裏向きで置かれる。裏向きのカードは能力を持たないカードとして扱う。)

 

 

今までとは違いライトブルーのオーラが曜の全身を包み、曜の髪が腰辺りまで伸びてロングヘアーになり、髪先が淡い紫色に染まる。さらに曜の胸を強調するようなライトブルーのラインの入ったスーツに胸部の鎧と紫の腰鎧とレッグアーマーを纏い、アビゲールの翼を模したようなライトブルーの鎧の翼が生える。そして腕には紫の光の鎖が巻き付いた指抜きのガントレットが装着される。まさに黒竜を従える女戦士と言った感じだ。そして曜が少し動くたびにライトブルーの粒子が舞う。

 

 

梨子「曜ちゃん、綺麗………」

 

曜「これが私の進化したドラゴンフォース………? 凄い、今までとは段違いの力を感じるよ。 これならいける!」

 

秀次「………⁉︎」

 

曜「超ドラゴンフォースの起動能力、ドロップから〈アビゲール・スペア〉をセンターにコール!」

 

 

アビゲール・スペア

サイズ0/攻2000/防1000/打撃1

 

 

曜「そしてドラゴンフォースの進化と共に生まれ変わった新たなるアビゲール! ゲージ3払い、場のアビゲール全てをソウルに入れてコール! 〈三頭黒死王 アビゲール・トリニティ〉」

◼️手札3→2/ゲージ4→1

 

 

三頭黒死王 アビゲール・トリニティ

ダークネスドラゴンW

黒竜

サイズ3/攻10000/防3000/打撃2

◼️【コールコスト】君の場のカード名に「アビゲール」を含むモンスター1枚以上全てソウルに入れて、ゲージ3払う。

◼️このカードの能力は無効化されない。

◼️【起動】君の手札かドロップから、カード名に「アビゲール」を含むカード1枚までをこのカードのソウルに入れる。この能力は1ターンに1回だけ使える。

◼️"黒王竜波"このカードが攻撃した時、相手のデッキの上からカードを2枚ドロップに置く。さらに相手のドロップに裏向きのカードが4枚以上あるなら、君の場の〈黒竜〉全ての攻撃力+2000し、【貫通】を得る。

【3回攻撃】【黒渦】【ソウルガード】/ソウル3

 

 

曜の場にいる3体にアビゲールが黒い竜巻となって1つに纏まる。するとライトには上半下半が分かれた三つのアビゲールの頭をつミツ首の翼竜が現れる。そのモンスターは今までのアビゲールより2倍大きい姿をしていた。

 

三つの首のアビゲールは同時に咆哮する。

 

 

曜「アビゲールトリニティの起動能力、ドロップから「アビゲール」1枚をソウルイン」

 

 

アビゲールトリニティ ソウル3→4

 

 

曜「アタックフェイズ! デスゲージタイマーのソウル1枚をチャージ!」

◼️ゲージ1→2

 

 

デスゲージタイマー ソウル2→1

 

 

曜「アビゲールトリニティでグランツロードベルザディオに攻撃! 攻撃時に相手のデッキトップから2枚破棄する!」

 

 

アビゲールトリニティの能力で秀次のデッキが破棄される時、秀次のドロップゾーンに黒い渦が現れ、カードが吸い込まれてしまう。

 

 

秀次「な、なんだこれは⁉︎」

◼️破棄合計8→10/裏向きのカード0→2

 

曜「超ドラゴンフォースとアビゲールトリニティが持つ【黒渦】の能力、私のカード効果でデッキから破棄されるカードは裏向きで破棄されるようになるの。」

 

秀次「裏向き………?」

 

曜「裏向きのカードはあらゆる能力を持たないカードとなる。」

 

秀次「バカな………⁉︎」

 

曜「そして超ドラゴンフォースの能力、黒竜のカードが攻撃した時、私のライフ+1! アビゲールの攻撃は続いてるよ!」LP4→5

 

秀次「ソウルガードだ!」

 

 

ミツ首の右側のアビゲールの口から黒い波動を放ち先に攻撃を仕掛ける!

 

 

アビゲールトリニティ

攻10000

 

グランツロードベルザディオ

防10000

 

グランツロードベルザディオ 撃破!

【ソウルガード】ソウル3→2

 

 

曜「アビゲールトリニティでベルザディオに2回攻撃! 【黒渦】発動!攻撃時にデッキから2枚を裏向きで破棄! 超ドラゴンフォースの能力でライフ+1! さらに、アビゲールトリニティは、相手のドロップに裏向きのカードが4枚以上あれば〈黒竜〉のカード全てに、攻撃力+2000!【貫通】を与える。」LP5→6

 

秀次「ソウルガード!」

◼️破棄合計10→12/裏向きのカード2→4

 

 

次にミツ首のアビゲールの左側の口から青い波動を放つ!

 

 

アビゲールトリニティ

攻10000→12000

 

グランツロードベルザディオ

防10000

 

グランツロードベルザディオ 撃破!

【ソウルガード】ソウル2→1

 

 

曜「貫通!打撃2!」

 

秀次「ぐぅっ………!」LP9→7

 

曜「アビゲールトリニティでグランツロードベルザディオに3回攻撃! 【黒渦】攻撃時にデッキから2枚を裏向きで破棄! 超ドラゴンフォースの能力でライフ+1!」LP6→7

 

秀次「ソウルガードだ!」

 

 

グランツロードベルザディオ 撃破!

【ソウルガード】ソウル1→0

 

 

曜「貫通 打撃2!」

 

秀次「ぐぁぁ!」LP7→5

 

曜「まだまだ! 超ドラゴンフォースでグランツロードベルザディオに攻撃!」

 

 

超ドラゴンフォースも、アビゲールトリニティの能力で攻撃力+2000され、【貫通】を得ている。

 

曜の左腕のガントレットに巻き付いていた光の鎖が解け、4本の鎖の先端が刃に変化する。そして光の鎖は無限に伸び、曜の想像通りの動きでベルザディオを貫く。

 

 

超ドラゴンフォース

攻8000→10000

 

グランツロードベルザディオ

防10000

 

グランツロードベルザディオ 完全撃破!

【ライフリンク4】

 

 

秀次「がぁぁぁ!」LP5→1

 

曜「貫通! 打撃2!」

 

 

ベルザディオを貫いた4本の鎖の刃が秀次に巻き付き、曜の右腕の4本の光の鎖が1纏りになり柄の長い長鎌に変化する。そしてその長鎌で秀次を斬り裂き、とどめの一撃を与える。

 

 

秀次「ぐぅっあぁぁぁぁぁ!!」LP1→0

 

秀市「秀次!!」

 

秀次「に、兄ちゃん………お、俺は………まだ………!」

 

 

秀次は超ドラゴンフォースの衝撃で気を失ってしまった。曜の相手をしていた秀次のLPが0になった事で、曜のターンエンドが自動で宣言され、そして曜が勝利した事になった。

 

 

梨子「やった!曜ちゃん!」

 

曜「えへへ………!」

 

 

曜は梨子にピースサインで勝利を伝え、そして梨子にエールを送る。

 

 

梨子「よし、次は私が勝たなきゃ。」

 

 

曜に続いて梨子が勝利を決意していると、秀市から唯ならぬ闘気を感じた。それは曜もはっきり感じ取れた。

 

 

秀市「ゆ、許さん………許さんぞ貴様ら………よくも、よくも僕の弟を………!!」

 

 

秀市が放つ強く怒りに満ちた闘気が2人の肌にピリピリと伝わってくる………

 

 

秀市「うおぉぉお! 相手のターン終了時、ゲージ2払い………"魔星浸蝕"!」

◼️手札4→3/ゲージ3→1

 

秀市「魔星龍の命のもとに………、浸蝕せよ我が世界!」

 

 

イロウシェンTHEフラッグ

 

 

秀市「魔星龍域」

 

梨子「来た………!」

 

秀市「まず手始めに桜内梨子とケリをつける………その後は君だ渡辺 曜………敗北した弟の為に、君を叩き潰す!」

 

梨子「な、何この人、さっきまでと感じも性格も違う………これが秀市さんの本性?」

 

秀市「僕のターン! ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札3→4/ゲージ1→2

 

秀市「魔星龍域の能力で、手札を全て捨て、その枚数を魔星ゾーンより手札に加える。」

◼️手札4→0→4/魔星ゾーン20→16

 

秀市「〈魔星侵攻:イロウシェン・チャージ〉3チャージだ」

◼️手札4→3/ゲージ2→5

 

秀市「さらに〈魔星侵攻:イロウシェン・クリプト〉」

◼️手札3→2

 

 

魔星侵攻:イロウシェン・クリプト

魔星龍域

チャージ

◼️君のデッキの上から1枚ゲージに置いて、デッキの上から2枚をドロップに置く。置いたら、魔星ゾーンから2枚を手札に加える。このカードは1ターンに1回だけ使える。

 

 

秀市「1チャージ、さらに僕のデッキを2枚破棄し、魔星ゾーンより2枚を手札に加える。」

◼️手札2→4/ゲージ5→6/魔星ゾーン16→14

 

秀市「ベルザディオはそこらの魔星モンスターとは違う………ベルザディオの真の力を見せてやる! ゲージ5払い、ベルザディオを魔星進化!〈魔星の神官 グランツエンペラー・ベルザディオ〉」

◼️手札4→3/ゲージ6→1

 

 

魔星の神官 グランツエンペラー・ベルザディオ

魔星龍域

魔星龍/ドラゴンロード

サイズ8/攻45000/防12000/打撃4

『グランズァ』

◼️【コールコスト】君のサイズ3以上のモンスターの【ライフリンク】を無効化して重ね、ゲージ5払う。

◼️このカードは効果で破壊されず、手札に戻せず、能力を無効化されない。

◼️"魔星波動砲"このカードが攻撃した時、相手の場のカード1枚を選び、選んだカードのソウルにあるカードを全ての能力を無効化してドロップに置く。さらに相手のモンスター1枚とアイテム1枚と魔法1枚を破壊する。"魔星波動砲"は1ターンに2回使える。

◼️君のターン終了時、魔星ゾーンから手札に加えたカード1枚をドロップに置いてよい。置いたら、君のデッキの上から1枚をこのカードのソウルに入れて、君のライフ+5!!

【3回攻撃】【ライフリンク6】/ソウル5

 

 

そのベルザディオは、秀次の使っていた魔星龍のベルザディオより、二回りも大きく、身体中の鎧のような皮膚は、さらに硬度を増したように黒いメッキが施される。 そして巨大な翼を広げて大きく咆哮する。

 

そして秀市も、黒いオーラを纏う。

 

 

ベルザディオ『グオォォォォォォォオ!!』

 

秀市「ふははははは!! アタックフェイズです」

 

梨子「ジャックナイフをセンターに移動させます!」

 

 

ジャックナイフ ライト→センター

 

 

秀市「センターに移動か………よろしいんですね?」

 

梨子「?」

 

秀市「グランツエンペラーベルザディオでジャックナイフに攻撃! 攻撃時にベルザディオの能力発動、ジャックナイフのソウルの能力を全て無効化してドロップに置く!」

 

梨子「そんな⁉︎」

 

 

ジャックナイフ ソウル3→0

 

 

秀市「まだだ、さらにジャックナイフとコスモスペースを破壊!」

 

 

ジャックナイフ 破壊!

 

コスモベース"G・アトラクター" 破壊!

 

 

梨子「そ、そんな………⁉︎」

 

 

だが、攻撃対象だったセンターのジャックナイフが場から離れた事でベルザディオの攻撃は1度空振りに終わった。

 

 

秀市「これで終わるわけなし、グランツエンペラーベルザディオでファイターに2回目の攻撃! 打撃4!」

 

梨子「キャスト!〈アースバリア〉攻撃を無効化して、ライフ+1!」LP4→5

◼️手札6→5

 

秀市「グランツエンペラーベルザディオよ、ファイターに3回攻撃だ! 打撃4!」

 

 

ベルザディオの攻撃をモロに受けた梨子は強い衝撃によって吹き飛ばされてしまう。そして転がるようにして倒れる。

 

 

梨子「きゃぁぁぁぁ!!」LP5→1

 

秀市「これでターン終了だ。が、ターン終了時にベルザディオの能力、魔星ゾーンから手札に加えたカード1枚を手札からソウルに入れ、僕のライフ+5!!」LP8→13

◼️手札3→2/ゲージ1

 

 

グランツエンペラーベルザディオ ソウル5→6

 

 

梨子「うっ………」

 

秀市「ふん、ライフを1残したか………! だが、もはやお前に次はない! お前を倒した後に、弟を負かしたそこの女子をぶっ潰してやる。そして魔星龍様と共にこの街共々、全てを支配してやる! ふははははは!」

 

 

曜「梨子ちゃん!!」

 

 

梨子「ぐっ………うぅぅ………」

 

 

梨子は曜の呼びかけに応えるように、ゆっくり、よろめきながら立ち上がる。

 

 

梨子「はぁ………はぁ………、あ、あなたが、弟さんを倒されて凄く怒ってるのは分かるよ。 弟さんを倒した曜ちゃんを恨む気持ちも理解はできる………。 でも、それは私達だって同じよ! 大好きなこの街を、大切な人達を、みんなを傷つけて支配しようなんて………そんなの絶対に許せない! 私達は勝つ!あなた達を、魔星龍を倒して私達が失いたくない全てを守る! 私のターン、ドロー!チャージ&………」

◼️ゲージ5→6

 

 

梨子は今引くカードに勝利への願いを込める。そして思いっきりそのカードを引く!

 

 

梨子「ドロー!!」

◼️手札5→6

 

 

梨子が引いたカードが爆発的な蒼い輝きを放つ!

 

 

梨子「ライトに〈超星竜 ジャックナイフ〉をコール!」

◼️手札6→5/ゲージ6→5

 

 

超星竜 ジャックナイフ

サイズ2/攻5000/防5000/打撃3

 

 

梨子「ジャックナイフの登場時にデッキトップから3枚見る。」

 

 

確認したカード

◼️竜装機 ラビリントス

◼️スタージャックブースト

◼️プロトバリア

 

 

梨子「〈竜装機 ラビリントス〉をジャックナイフに星合体!」

 

 

ジャックナイフ ソウル0→1

 

 

梨子「私は今纏う。この希望の力を………! 私のライフ6以下で、場にジャックナイフが居るならゲージ2払って………〈超・ドラゴンフォース〉解放‼︎」

◼️手札5→4/ゲージ5→3

 

 

超・ドラゴンフォース

スタードラゴンW

ネオドラゴン/武器/喜び/愛

攻7000/打撃2

『解放条件‼︎』(君のライフ6以下で、君の場にカード名に「ジャックナイフ」を含むモンスターのソウルが3枚以上ある。)

◼️【装備コスト】ゲージ2払う。

◼️このカードは破壊されず、手札に戻せず、能力は無効化されない。

◼️【対抗】【起動】お互いのアタックフェイズ開始時、君の手札かドロップから〈竜装機〉1枚を君の場の〈ネオドラゴン〉1枚のソウルに入れる。さらに君のライフ+3!この能力は1ターンに1回だけ使える。

◼️ 君の場のカード名に「ジャックナイフ」を含むカードのソウルが3枚以上あるなら、このカードは次の能力を全て得る。

・君の場のカードのソウル全ては相手の効果で捨てられず、君の場のカード全ては相手の効果でレストされず、君が相手の効果で3以上受けるダメージを2減らす。

・【対抗】相手のターン中、君のライフが4以下ならゲージ1払い、このカードとバトルしている相手のカード1枚の打撃力を2減らす。この能力は1ターンに1回だけ使える。

【2回攻撃】【貫通】

 

 

今までとは違い、サクラピンクのオーラが梨子の全身を包み、梨子の髪色も淡いサクラピンクに染まり、梨子の後ろ髪を留めていたバレッタが少し大きい「✶ (キラ星マーク)」の形になる。さらに梨子の胸を強調するようなピンクのラインの入った蒼いスーツに胸部の鎧、ピンクの腰鎧、機械的なレッグアーマーを纏い、両手には機械的な指抜きガントレットが装着される。そしてジャックナイフの翼を模したような機械的な機翼が装備され、クリアブルーのレーザーが放出され光の翼になる。その姿はまさに、全ての機竜を統べる美しき騎士姫と言った感じだ。 そして梨子が少し動くたびにサクラピンクの粒子が舞う。

 

 

梨子「これが私の進化したドラゴンフォース………? よし、行くわよ!」

 

ジャックナイフ『梨子、私の中にも新たな力の脈動を感じるぞ!』

 

梨子「うん! ゲージ2払い、ジャックナイフを進化!〈閃光星竜ライトニング・ドラグナー ジャックナイフ〉」

◼️手札4→3/ゲージ3→1

 

 

閃光星竜ライトニング・ドラグナー ジャックナイフ

スタードラゴンW

ネオドラゴン

サイズ2/攻7000/防6000/打撃2

◼️【コールコスト】君の場のモンスター1枚までの上に重ねて、ゲージ2払う。

◼️【起動】君の手札かドロップから〈竜装機〉1枚までをこのカードのソウルに入れる。この能力は1ターンに1回だけ使える。

◼️君のアタックフェイズ開始時、このカードにソウルが3枚以上あるなら以下の能力を全て得る。

・"閃光の鎧"お互いのターン中、このカードにソウルが入った時、そのターン中、君のカード全ての攻撃力+3000し、このカードの防御力+4000、打撃力+1!さらに君のライフ+2!この能力は1ターンに1回だけ使える。

・"閃光の翼"君の場のカードが攻撃した時、ライフ1払ってよい。払ったら、このターン中、君の場のカード全てのソウルにあるカードの枚数分、相手の場のカード全ての防御力-1000!この能力は1ターンに1回だけ使える。

【2回攻撃】【ソウルガード 】/ソウル2

 

 

ジャックナイフは胸元の中心に青い球体のようなものが埋め込まれている、青いラインの入った白い装甲を纏う。さらに胸元の球体を中心に、X字に装甲のラインからは常に青い光が放出されていて、胸の中心の球体には光が収束しているような動きがループしている。

 

 

梨子「キャスト〈スタージャック・リペア〉1チャージ、さらにドロップから〈竜装機 エルガーカノン〉を星合体!」

◼️手札3→2/ゲージ1→2

 

 

ジャックナイフ ソウル2→3

 

 

梨子「閃光のジャックナイフの起動能力、ドロップから〈大竜装機 トリプルバスター〉を星合体! 」

 

 

ジャックナイフ ソウル3→4

 

 

梨子「さらに超ドラゴンフォースの起動能力、ドロップから2枚目の〈竜装機 トリプルバスター〉を星合体! そしてライフ+3!」LP1→4

 

 

ジャックナイフ ソウル4→5

 

 

梨子「ジャックナイフの能力! "閃光の鎧" ジャックナイフにソウルが入った時、私のカード全ての攻撃力+3000して、ジャックナイフの防御力+4000/打撃+1!」

 

 

ジャックナイフの鎧から放出されている青い光が緑色の光に変色し、ジャックナイフは電磁波を纏う。

 

 

ジャックナイフ

攻7000→10000/防6000→10000/打撃2→3

 

超ドラゴンフォース

攻7000→10000

 

 

梨子「アタックフェイズ!」

 

 

ジャックナイフ

攻10000→12000→15000→18000/防10000/打撃3→4→5→6

◼️竜装機 ラビリントス

(ジャックナイフの攻撃で相手モンスターを破壊した時、ダメージ1! ターンに1回)

◼️超星竜 ジャックナイフ

◼️竜装機 エルガーカノン

(ジャックナイフ 攻+2000/打撃+1)

◼️大竜装機 トリプルバスター

(ジャックナイフ 攻+3000/打撃+1/【貫通】)

◼️大竜装機 トリプルバスター

(ジャックナイフ 攻+3000/打撃+1/【貫通】)

 

 

梨子「ジャックナイフでグランツエンペラーベルザディオに攻撃!」

 

秀市「ソウルガード」

 

 

ジャックナイフ

攻18000

 

グランツエンペラーベルザディオ

防12000

 

グランツエンペラーベルザディオ 撃破!

【ソウルガード】ソウル6→5

 

 

梨子「貫通!打撃5!」

 

秀市「がぁぁぁ!!」LP13→8

 

梨子「ソウルのラビリントスの能力でダメージ1!」

 

秀市「くっ………!」LP8→7

 

梨子「ジャックナイフの2回攻撃! グランツエンペラーベルザディオに攻撃!」

 

秀市「ソウルガード!」

 

 

グランツエンペラーベルザディオ 撃破!

【ソウルガード】ソウル5→4

 

 

梨子「貫通!打撃5!」

 

秀市「ぐうぅぅぅぅ!」LP7→2

 

梨子「超ドラゴンフォースでベルザディオに攻撃!」

 

秀市「愚かな………、ベルザディオの防御力は12000、その攻撃は無意味だ!」

 

梨子「無意味なんかじゃない! ジャックナイフの更なる能力! "閃光の翼"ライフ1払い、ジャックナイフのソウルの枚数分、ベルザディオの防御力を-1000する!」

 

 

ジャックナイフの翼から放出される青い光の翼がさらに強く輝き、ジャックナイフを中心に光がフィールド全体に広がる。 すると、ベルザディオが電磁波を纏い、痺れてしまう。

 

 

梨子「ジャックナイフのソウルは5枚、よってベルザディオの防御力-5000!」

 

秀市「な、何………⁉︎」

 

 

梨子はベルザディオの頭より高く飛び上がる。そして機械的なガントレットを構えると、何も無いところから梨子の身の丈より2倍以上もある巨大なレーザーライフルが転送される。梨子はそれを軽々と持ち上げ、肩で支えるように巨大なレーザーライフルを構える。そして狙いをベルザディオに合わせる。 そしてドラゴンフォースの光が巨大なレーザーライフルに集約され、光の充填が完了したところで梨子は引き金を引き、サクラピンクの巨大な太いレーザービームが発射される!

 

 

 

超ドラゴンフォース

攻10000

 

グランツエンペラーベルザディオ

防12000→7000

 

 

梨子「貫通! 2ダメージ!!」

 

 

巨大な太いレーザービームがベルザディオを貫き、秀市の全身を飲み込むように直撃して爆発する。

 

 

秀市「ぐわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」LP2→0

 

 

秀市「ま、負けた………? 僕達兄弟が………」

 

秀次「兄ちゃん………」

 

秀市「だが、なぜか悪くないな………」

 

 

敗北した秀市と秀次のバディ、ベルザディオは魔星龍域に吸い込まれて消滅してしまった。

 

 

曜「やった梨子ちゃん!!」

 

梨子「うん! 曜ちゃん!!」

 

 

梨子と曜はお互いの勝利を喜びハイタッチを交わした。

 

 

梨子「うん! 曜ちゃん!」

 

 

曜と梨子はお互いの勝利を喜び、ハイタッチを交わした。

 

 




今回も感想を是非‼︎

ーーー次回予告ーーー

『正義』とは何か………。
それは、決して悪を許さず全てを駆逐する圧倒的な力か………
それとも、善悪関係なくその心に寄り添い改心させる思いか………
その問いに答えがあるのなら………、その信念に正解があるのなら………、彼らの戦いに終わりは来るのだろうか。

次回『己の正義』


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己の正義

前回の『バディファイト LoveLive!サンシャイン‼︎』

 

 

魔星軍でもガノンにその実力を"強者"として認められた6人の清栄『魔星軍六強衆ませいぐんろっきょうしゅう』の2人、秀市、秀次の兄弟に挑む梨子と曜。 その兄弟の圧倒的な強さに翻弄される2人だったが、梨子と曜の諦めない、護りたいと言う意思が『超・ドラゴンフォース』を覚醒させた。

 

そして梨子と曜は新たなるアビゲールとジャックナイフ、超・ドラゴンフォースの力を用いて、魔星軍六強衆ませいぐんろっきょうしゅうの2人である秀市と秀次を撃ち破ったのだった。

 

ーーー

ーーー

 

襲い来る魔星モンスター達を援護に来てくれた局長とサツキに後を任せて、エースはクリシュイット・ディーボ・樫原の捜索を続けていた。

 

だが、エースの道を阻むかのように、行く先々で魔星モンスター達も襲撃して来る。

 

 

魔星モンスター『ぐぁぁぁぁぁ!』LP 0

 

エース「くそっ! キリがない!」

 

ガライオン『チッ! 焦ってぇーぜ! この俺を何度もカードに出し入れしやがって! エース、俺の背に乗れ!』

 

エース「ガライオン………良いのか?」

 

ガライオン『一々こいつらに足止めされてたんじゃラチがあかねぇ、それに、俺は一度戦った奴の匂いくらいは覚えてんだ。 効率よく探してぇんならさっさとしろ。』

 

エース「そうか、全く思いつかなかった。」

 

 

エースはクリシュイットを探す事と、魔星モンスターを退ける事に必死で、ガライオンの嗅覚に頼る事をこれっぽっちも思いついてはいなかった。と言うかそれを思いつく余裕がなかった。

 

エースは言われた通りガライオンの背に乗る。そしてガライオンは高くジャンプして魔星モンスターを飛び越えて走り去る。

 

 

ーーーーーー

 

とある廃墟………

 

 

クリシュイット・ディーボ・樫原は、俠兵とガノンが拠点としていた廃墟の入り口の壁に背をついて眼を瞑りつむり、周りから聞こえる喧騒をただじっと聞いていた。

 

 

クリッシュ「………………」

 

 

 

ーーーーーー

 

 

クリシュイットは日本人の母親とアメリカ人の父親を持つハーフである。日本での名前は「樫原 陸斗」彼は産まれてから12年間を日本で過ごしていたが、中学に上がる頃から父親の仕事の都合でアメリカに移住し、今日までアメリカに住んでいた。

 

クリッシュには憧れの存在が居た。それは自分の父親だった。クリッシュの父は優秀な警察官であり、市民や後輩、先輩からも慕われ信頼されていた。 クリッシュの父親の信条は「善悪関係なく、平和を愛する」だった。

 

クリッシュが高校2年になる頃、彼の父親に予期せぬ不幸が起きた。彼の父親は上層部の命令で地元のマフィアに潜入捜索を命じられたが、不意のミスで警察官である事がバレてしまい、無残な死体となって家族の元に帰って来た。

 

クリッシュの母親は父親の死をきっかけに精神を病み、そして2ヶ月後、自ら命を絶ってしまった。 その時からクリッシュは、怒りと憎しみを胸に1人で生きる事になる。 彼はいつか父親を殺し、母親を自殺へおおいやり、自分の家族を奪った犯人を恨み、そしてこの世に生きる全ての悪党を許すまじと、自分なりの『正義』を掲げて今までを生きてきたのだ。

 

クリッシュは地元に居る身近な悪党から有名な悪党まで、自分なりの正義の下に制裁を降していた。暴行も然り、バディファイトも然り、二度と悪事ができないように脅迫じみた説得も然り………。いつしかクリッシュは地元の市民の間で有名になっていた。 彼の行動には賛否両論があったが、悪党のみを狙った犯行である事が幸いしてか、彼の行動を支持する市民は少なくはなかった。勿論、クリッシュの事は警察でも広まっており、警官の中でもクリッシュを支持する者は少なからずは居たのだ。

 

だが、悪党を対象にしてるとは言え、暴行や脅迫といったクリッシュの行き過ぎた行動は目に余るものがあると感じた警察の上層部は、クリッシュの逮捕に踏み切り、そしてクリッシュはアメリカ支部に配属されていた新人、エースとのバディファイトで敗北し、ついに身柄を拘束された。 その時クリッシュは23歳だった。

 

 

 

ーーーーーー

 

 

 

「見つけたぞ。クリッシュ」

 

 

突然聞こえた聞き覚えのある声に、クリッシュは静かに目を開き、因縁の相手を見据える。

 

 

クリッシュ「エース………よく見つけたな。そのにゃんこの能力か?」

 

ガライオン『誰がにゃんこだ! 俺様の嗅覚を舐めるなよ、ゲロ以下のてめぇの匂いなんざ鼻にこびりついてんだよ!』

 

 

因みに、ガライオンの見た目はライオンモチーフである。たしかに猫科である以上、にゃんこには変わりないだろう。

 

 

エース「クリッシュ、俺は諦めない必ずお前を捕まえる。」

 

 

エースの言葉に、クリッシュは眉一つ動かさず、ただ向き直る。

 

 

クリッシュ「そういや、俺達はまだ1勝1敗だったな。 いい加減にケリをつけるか。」

 

 

クリッシュはデッキを構える。それに応えてエースもデッキを構える。

 

 

エース「ああ、行くぞ!」

 

 

 

 

エース「さあ食事の時間だ。目覚めろ暴食の山賊達よ!ルミナイズ!〈バンデット・エース〉」

 

クリッシュ「囚われし復讐の囚人達よ、俺こそが裏世界の正義となる! ルミナイズ〈プリズナー・ジャスティス!〉」

 

 

オープンTHEフラッグ

 

 

エース「デンジャーワールド」

◼️手札6/ゲージ2/LP10

 

クリッシュ「ヒーローワールド」

◼️手札6/ゲージ2/LP10

 

 

クリッシュ「俺の先攻だ。ドロー、チャージ&ドロー。」

◼️手札6→7/ゲージ2→3

 

クリッシュ「キャスト〈悪正義の足枷〉」

◼️手札7→6

 

 

悪正義の足枷

ヒーローW

ダークヒーロー

◼️君のライフが7以上あるなら使える。

◼️君のデッキの上から3枚見て、1枚を手札に加えて、残りは君の手元に裏向きで置く。「悪正義の足枷」は1ターンに1回だけ使える。

 

 

クリッシュ「デッキトップから3枚見る。」

 

 

◼️確認したカード

正義囚人 ハンマードウ

効かぬわぁッ‼︎

悪正義の足枷

 

 

クリッシュ「カードを1枚手札に加えて、残りを裏向きで手元に置く。」

◼️手札6→7/裏向きのカード2

 

クリッシュ「ゲージ3払い、バディ変身!〈蒼魔戦鬼 ガウト〉」LP10→11

◼️手札7→6/ゲージ3→0

 

 

蒼魔戦鬼 ガウト

ヒーローW

ダークヒーロー

サイズ3/攻6000/防6000/打撃2

◼️このカードはコールできない。

◼️"爆蓄"【起動】お互いのデッキの上からカード2枚を裏向きで、お互いの手元に置く。(手元に置いたカードは場と手札にあるカードとして扱われない。)このカードの"爆蓄"は1ターンに1回だけ使える。

◼️このカードが攻撃した時、お互いの手元に置かれているカードの合計が5枚以上なら、このカードの攻撃力+2000、打撃力+1!!

【2回攻撃】【変身】(ゲージ3払う。)

 

 

クリッシュは、肩や腕、膝などに角のような突起のついた蒼い鎧を纏い、顔には仮面をつける。そして胸の鎧には悪魔の顔を思わせる塗装がされていた。

 

 

エース「来たか………!」

 

クリッシュ『ガウトの"爆畜"発動! お互いのデッキトップから2枚を裏向きで手元に置く。』

◼️裏向きのカード2→4

 

エース

◼️裏向きのカード2

 

クリッシュ『ライトに〈正義囚人 ハンマードウ〉をコール』

◼️手札6→5

 

 

正義囚人 ハンマードウ

ヒーローW

ダークヒーロー

サイズ2/攻5000/防1000/打撃1

◼️君が〈ダークヒーロー〉に【変身】しているなら、このカードは【コールコスト】を払わずにコールできる。

◼️【コールコスト】ライフ1払う。

◼️"爆畜"このカードの登場時、お互いのデッキの上からカード1枚を裏向きで手元に置く。

◼️お互いの手元に裏向きのカードが4枚以上あるなら、このカードの打撃力+2して、このカードのバトル終了後、このカードを破壊する。

【貫通】

 

 

クリッシュ『ハンマードウの登場時に"爆畜" お互いにデッキトップから1枚を裏向きで手元に置く。』

◼️裏向きのカード4→5

 

エース

◼️裏向きのカード2→3

 

クリッシュ『アタックフェイズだ。 蒼魔戦鬼ガウトで攻撃! ガウトの能力で、お互いの手元に裏向きのカードが5枚以上あれば、ガウトの攻撃力+2000/打撃+1!』

 

 

ガウト

攻6000→8000/打撃2→3

 

 

クリッシュとエースの手元に置かれているカードから紫のオーラが出て、全てガウトに集まっていく。

 

ガウトの手に青い炎の刀が現れ、エースを斬る。

 

 

エース「ぐぅぅ!」LP 10→7

 

クリッシュ『先攻の攻撃は1度のみ。ターンエンドだ。』

◼️手札5/ゲージ0/LP11

 

 

エース「俺のターン、ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札6→7/ゲージ2

 

エース「ライトに〈アーマナイト・クロウ・バンデット〉をコール!」

◼️手札7→6

 

 

アーマナイト・クロウ・バンデット

デンジャーW

アーマナイト/バンデット

サイズ1/攻5000/防1000/打撃2

◼️このカードが登場した時、君のデッキの上からカードを1枚ゲージに置く。

◼️"略奪"【対抗】相手が効果でドローした時、君の場か手札の〈バンデット〉1枚をドロップに置いてよい。置いたら、相手は手札を1枚選んで捨て、君はカードを1枚引く。「アーマナイト・クロウ・バンデット」の"略奪"は1ターンに1回だけ使える。

【移動】

 

 

エース「クロウバンデットの登場時、1チャージ。」

◼️ゲージ3→4

 

エース「レフトに〈アーマナイト・ライノス・バンデット〉をコール!」

◼️手札6→5/ゲージ4→1

 

 

アーマナイト・ライノス・バンデット

デンジャーW

アーマナイト/バンデット

サイズ2/攻6000/防4000/打撃2

◼️【コールコスト】ゲージ1払う。

◼️このカードは相手の効果で破壊されない。

◼️"略奪"【対抗】相手のモンスターが君の場のモンスターに攻撃した時、君の場か手札のこのカードか〈バンデット〉1枚をドロップに置いてよい。置いたら、相手はライフ1を払う。さらにこのターン中、君のカード全ての防御力+3000!「アーマナイト・ライノス・バンデット」の"略奪"は1ターンに1回だけ使える。

【移動】

 

 

エース「〈山賊の契り〉を【設置】」

◼️手札5→4

 

 

山賊の契りバンデット・ルール

デンジャーW

バンデッド

◼️【設置】

◼️【使用コスト】ゲージ1を払う。

◼️君の〈バンデッド〉のモンスターの攻撃か効果で相手にダメージを与えた時、君のデッキの上から3枚を見る。その中のカード1枚を手札に加え、残りをドロップに置く。この能力は1ターンに1回だけ使える。

◼️【対抗】君のライフが0になる時、このカードをドロップに置き、君の場のカード全てを破壊する。そうしたら、カードを6枚引き、君のライフを1にする。

◼️「山賊の契りバンデット・ルール」は君の場に1枚だけ【設置】できる。

 

 

エース「アタックフェイズだ。 ライノスバンデットでクリッシュに攻撃! 打撃2!」

 

 

アーマナイトライノスバンデット

攻6000

 

ガウト

防6000

 

 

クリッシュ『ぐぅぅ!』LP11→9

 

エース「山賊の契りの効果、〈バンデット〉の攻撃か効果でダメージを与えた時、デッキトップから3枚見て、1枚を手札に加える。」

◼️手札4→5

 

 

◼️確認したカード

アーマナイト・スネーク・バンデット

山賊の宴

バンデット・ガード

 

 

エース「クロウバンデットでハンマードウを攻撃!」

 

 

アーマナイトクロウバンデット

攻5000

 

ハンマードウ

防1000

 

正義囚人ハンマードウ 撃破!

 

 

エース「ターンエンドだ」

◼️手札5/ゲージ3/LP7

 

 

クリッシュ『俺のターン、ドロー、チャージ&ドロー』

◼️手札5→6/ゲージ0→1

 

クリッシュ『〈正義の監獄 ジャスティス・プリズン〉を【設置】する』

◼️手札6→5

 

 

正義の監獄 ジャスティス・プリズン

ヒーローW

ダークヒーロー

◼️【設置】

◼️【起動】お互いの手元にあるカードの合計が2枚以上なら君のデッキの上からカードを1枚ゲージに置いて、手元のカードの合計が4枚以上なら君のライフ+1、手元のカードの合計が6枚以上ならカードを1枚引く。「正義の監獄 ジャスティス・プリズン」は1ターンに1枚しか【設置】できない。

◼️君のターン終了時、このターン中に君のカード名に「正義囚人」を含むモンスターが効果で破壊されていたら、相手にダメージ1! この能力は1ターンに1回だけ使える。

 

 

ファイトエリアを丸ごと囲むように、鉄の棒が何本も現れて、クリッシュとエースを囲む檻になる。

 

 

クリッシュ『ジャスティスプリズンの能力、お互いの手元に裏向きのカードが合計2枚以上あれば1チャージ、合計4枚以上あればライフ+1、合計6枚以上あれば1ドローだ。』LP9→10

◼️手札5→6/ゲージ1→2

 

 

お互いの手元にあるカードの合計は8枚ある。よって全てのアドバンテージを得られる。

 

 

エース「待った、相手が効果でドローした時、アーマナイトクロウバンデットの"略奪"発動! 場のクロウバンデットをドロップに置き、相手は手札を1枚捨てる! そして俺は1ドロー!」

◼️手札5→6

 

クリッシュ『何?』

 

エース「さあ、手札を1枚捨てるんだ。」

 

クリッシュ『仕方ない………。』

◼️手札6→5

 

クリッシュ『キャスト〈ハイパーエナジー〉4チャージだ』

◼️手札5→4/ゲージ2→6

 

クリッシュ『ゲージ3払い、ライトにコール〈正義囚人 ボルト・ジョーカー〉』

◼️手札4→3/ゲージ6→3

 

 

正義囚人 ボルト・ジョーカー

ヒーローW

ダークヒーロー/光

サイズ3/攻8000/防4000/打撃2→3

◼️【コールコスト】ゲージ2払う。

◼️"爆畜"【起動】お互いのデッキの上からカード2枚を裏向きで、お互いの手元に置く。この能力は1ターンに1回だけ使える。

◼️お互いの手元に裏向きのカードが合計4枚以上あるなら、このカードの打撃力+1!

◼️"正義の雷鎚"君と相手の手元に裏向きのカードが合計8枚以上あるなら、このカードは以下の能力を得る。

・君のアタックフェイズ開始時、相手のサイズ2以下のモンスター1枚を破壊する。

・このカードが破壊された時、君か相手の手元にある裏向きのカードを合計2枚までドロップに置いてよい。置いたら、このカードを場に残す。

【貫通】

 

 

クリッシュ『ボルトジョーカーはお互いの手元のカードが4枚以上あれば打撃+1される。』

 

クリッシュ『ガウトの"爆畜"、お互いのデッキトップから2枚を裏向きで手元に置く。』

◼️裏向きのカード 5→7

 

エース

◼️裏向きのカード3→5

 

 

クリッシュ『アタックフェイズだ。』

 

エース「ライノスバンデットをセンターに【移動】」

 

クリッシュ『俺のアタックフェイズ開始時、ボルトジョーカーの能力発動! 俺とお前の手元に裏向きのカードが8枚以上あれば、サイズ2以下の相手のモンスター1枚を破壊する。』

 

 

エースとクリッシュの手元にある裏向きのカードは合計12枚ある。

 

 

クリッシュ『アーマナイトライノスバンデットを破壊だ!』

 

 

アーマナイトライノスバンデット 破壊!

 

 

エース「くっ………」

 

クリッシュ『ボルトジョーカーでエースを攻撃だ!』

 

エース『ならやり返すまで! 【対抗】ライフ1払い、手札から【変身】〈オフィサー・エース〉』

◼️手札6→5

 

 

オフィサー・エース

ジェネリック

エース

サイズ2/攻7000/防4000/打撃1

◼️【コールコスト】ゲージ3払う

◼️【対抗】ライフ1払い、手札のこのカードに【変身】してよい。そうしたら相手の場のモンスター1枚を破壊する。

◼️君の場にバディが居るなら、このカードの打撃力+1し、【2回攻撃】を得る。

【変身】(ゲージ1払う。)

 

 

エースはダークグレーのメタリックで機械的なアーマーを装備した姿に変わり、口元に厳ついマスクが付けられ、テンガロンハットを被る。そして左側の腰には銃、腰の後ろに折りたたみの剣が横向きで装備されている。

 

 

エース『そして、ボルトジョーカーを破壊だ!』

 

 

エースは腰のガンホルダーから、通常の銃より銃身が少し大きく長い、4つの銃口がある銃を取り出し、攻撃しているボルトジョーカーに発砲する。

 

 

ボルトジョーカー 破壊!

 

 

クリッシュ『チィッ! ボルトジョーカーの能力発動! お互いの手元の裏向きのカードを合計2枚破棄して、ボルトジョーカーは場に残る。俺は自分の手元のカード2枚を破棄する。』

◼️裏向きのカード7→5

 

エース『何⁉︎』

 

クリッシュ『次はガウトでエースに攻撃! 攻撃力+2000/打撃+1!』

 

 

ガウト

攻6000→8000/打撃2→3

 

 

エース『その攻撃中、手札からガライオンの能力! "ガライオン奪取" ゲージ2払い、手札からライトにバディコール! 〈黒獣王 ガライオン・バンデット〉』LP7→8

◼️手札5→4/ゲージ3→1

 

 

黒獣王 ガライオン・バンデット

デンジャーワールド

バンデット

サイズ2/攻9000/防4000/打撃3 

◼️【コールコスト】ゲージ2払う

◼️"ガライオン奪取‼︎"相手の場のカードが攻撃した時、手札のこのカードを【コールコスト】を払ってコールしてよい。そうしたらその攻撃を無効化し、このカードで相手に攻撃する。"ガライオン奪取‼︎"は1ターンに1回だけ使える。

 

 

エースの場に現れたのは、人間より一回り大きい、黒い獅子だった。硬くて黒いタテガミ、部分的に黒い外装を纏い、その外装と身体に緑色の光のラインが走っている。そして赤い眼光が鋭く光る。

 

 

エース『さらにその攻撃を無効化し、代わりにガライオンで攻撃できる! クリッシュに攻撃だ! 打撃3!』

 

 

ガライオンはクリッシュが変身しているガウトの炎の刃を弾き、自分の爪でガウトを切り付ける。

 

 

クリッシュ『ぐぉぉ!!』LP LP 10→7

 

エース『山賊の契りの能力、〈バンデット〉がダメージを与えた時、デッキトップから3枚見て、1枚を手札に加える。』

◼️手札3→4

 

 

確認したカード

◼️鳳凰壁

◼️バンデット・トラップ

◼️アーマナイト・オルトロス・バンデット

 

 

クリッシュ『ぐっ………、ガウトで2回攻撃! 打撃3!』

 

エース「ぐぁぁ!!」LP8→5

 

クリッシュ『ターンエンドだ。』

◼️手札3/ゲージ3/LP10

 

 

エース「くっ………俺のターン!ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札4→5/ゲージ3→4

 

エース「レフトに〈アーマナイト・オルトロス・バンデット〉をコール!」

◼️手札5→4/ゲージ4→2

 

 

アーマナイト・オルトロス・バンデット

デンジャーW

アーマナイト/バンデット

サイズ2→1/攻7000/防2000/打撃2

◼️【コールコスト】ゲージ2払う。

◼️君の場にカード名に「ガライオン」を含むモンスターがいるなら、このカードのサイズを1減らす。

◼️"略奪"このカードの攻撃が、相手の効果で無効化された時か、ダメージが減った時、場か手札のこのカードか〈バンデット〉1枚をドロップに置いてよい。置いたら、このカードは【2回攻撃】を得て、相手はライフ1払う。「アーマナイト・オルトロス・バンデット」の"略奪"は1ターンに1回だけ使える。

【貫通】

 

 

エース『アタックフェイズだ! オルトロスバンデットでクリッシュに攻撃! 打撃2!』

 

 

オルトロスバンデット

攻7000

 

ガウト

防6000

 

 

クリッシュ『くぅっ!』LP 10→8

 

エース『ガライオンでクリッシュに攻撃! 打撃3!』

 

クリッシュ『キャスト!〈お前の技は見切った!〉攻撃を無効化する。』

◼️手札3→2

 

 

クリッシュは高くジャンプしてガライオンの攻撃を避ける。だが……、エースはクリッシュよりさらに高くジャンプし、腰に刺した剣で斬り裂く!

 

 

エース『まだ俺の攻撃があるぞ! オフィサーエースでクリッシュに攻撃! 打撃2!』

 

クリッシュ『ぐぉぉ!』LP8→6

 

 

クリッシュを斬り付けた後、エースは落ちていくクリッシュに向けて銃を撃つ。

 

 

エース『2回攻撃だ! 打撃2!』

 

クリッシュ『ぐぁぁぁ!』LP6→4

 

エース『ターンエンドだ』

◼️手札4/ゲージ2/LP5

 

 

クリッシュは前回ファイトした時よりエースに苦戦している自分に苛立ちを感じる。そしてクリッシュは、前回よりギラギラしているエースの眼を見て静かに問う。

 

 

クリッシュ『………………エースよ、お前にとって『正義』とは何だ?』

 

エース「え?」

 

クリッシュ『お前はなぜ俺の前に立ちはだかる。なぜ挑んで来る。』

 

エース「そんなの決まってる。 お前は危険だからだ。」

 

クリッシュ『危険………、なぜだ?俺は正義の下に動いている。俺が悪党共に制裁を下していたおかげで、お前達バディポリスは多くの手柄を得ていたはずだ。それなのに、なぜお前達は俺を捕まえる。』

 

エース「制裁だと………?」

 

クリッシュ『そうだ。俺は全ての悪を許しはしない。俺は正義の為に全ての悪に制裁を与えているんだ。』

 

エース「くっ………! 何が、"悪を許さない"だ、"制裁を与えている"だ………! 力で誰かを傷つけて、無理やり従わせるような事をして何が正義だ! お前の正義は間違ってる!」

 

 

エースの怒りに満ちた言葉に、クリッシュは動じる事無くただ黙って聞いていた。だが、クリッシュには自分の正義が正しいのだと確固たる自信があった。

 

 

クリッシュ『ふふふ………、"俺の正義が間違っている"だと? ならば、市民達はどうだ? 悪党ばかりに制裁を与えていたこの俺を、市民達はなぜ見過ごしていた? 通報も何もせずに なぜ俺を放っておいていた?』

 

エース「何?」

 

クリッシュ『お前がどう思っていようとも、少なくとも市民達は、俺を支持していたはずだ。 俺が悪党に制裁を与えたおかげで、救われた市民だっていたはずだ。聞いているぞ、お前達バディポリスの中にも俺を支持する声があったと。俺の正義は確かに市民達には認められていたはずだ。』

 

エース「………………」

 

 

確かにクリッシュが居た事で、街の犯罪件数が減っていた事実はある。 クリッシュを捕まえてから、街の犯罪件数が少しずつ増えていた事も事実だった。 認めたくはないが、それを踏まえてもクリッシュが街に与えた影響は大きなものだっただろう。

 

だがやはり、エースにとってはクリッシュのやって来た事は許される事ではない。

 

 

エース『ふざけるな! 確かにお前が制裁して来た奴らは街では有名な悪党共だ。周りがお前を支持するのも分かる………。 だけど、それでも、お前の『正義』はただの屁理屈だ! 力で誰かを傷つける事のそれのどこに正義がある! お前の暴行で死にかけていた奴だっているんだ! はっきり言うぞ、お前の行動は"正義の皮を被った悪だ"! 力をかざして誰かを傷つける事、お前の正義は間違ってる!!』

 

クリッシュ『何だと………?』

 

 

エースの決定的な言葉に、今まで冷静だったクリッシュは初めて胸の奥から怒りにも似た感情が込み上げて来る………。

 

 

クリッシュ『黙れ! 知った風な事をベラベラ語りやがって! 貴様のようなガキに、俺の正義の何が分かるかぁぁ!!!!』

 

エース『っ⁉︎』

 

 

今までの自分の行動は全て正義の行いだと信じてして来た。だが今、目の前ではっきりと自分の正義を否定したエースにクリッシュは声を荒げずにはいられなかった。

 

 

クリッシュ『"俺の正義が間違ってる"だと? 違う!間違ってるのは貴様の方だ………! この世の悪は、圧倒的な力で根絶しなければならない! なぜそれが分からない!』

 

 

クリッシュが変身しているガウトから黒いオーラが出る。

 

 

クリッシュ『やはり貴様も同じだ………! 貴様も俺の正義を理解しようとしない………、貴様もそこらの悪と同じだ! 貴様も………いや、貴様だけじゃない。 俺は、俺の正義を否定する者を許さない!! この俺の正義を否定する者全てが俺の敵、そして"悪"だぁぁぁぁ!!!』

 

 

ガウトから放たれるオーラがより大きくなる。そして、クリッシュの手札から1枚のカードが独自に発動される。

 

 

クリッシュ『貴様のターン終了時、ゲージ2払い………"魔星浸蝕"』

◼️手札2→1/ゲージ3→1

 

クリッシュ『魔星龍の命の下に、浸蝕せよ我が世界!』

 

 

イロウシェンTHEフラッグ

 

 

クリッシュ『魔星龍域』

 

 

魔星龍域

フラッグ

◼️「魔星龍域」は最初のフラッグに選べず、全てのフラッグでデッキに入れて使える。

◼️君は「魔星ゾーン」のカードを使える。そしてこのカードの下にあるフラッグの能力を得る。

◼️"魔星侵蝕"相手のターン終了時、ゲージ2払ってよい、払ったら、手札のこのカードを君のフラッグの上に重ねる。"魔星侵食"はファイト中1回だけ使える。

◼️君のメインフェイズ開始時、君の手札を好きなだけ捨ててよい。捨てたら、その枚数分、魔星ゾーンからカードを手札に加える。この能力は1ターンに1回だけ使える。

◼️君の場のカード全ては属性に〈魔星龍〉を得て、君はサイズの合計8までのモンスターを置ける。

 

 

エース『フラッグが、変わった⁉︎』

 

クリッシュ『俺のターン、ドロー!チャージ&ドロー!』

◼️手札1→2/ゲージ1→2

 

クリッシュ『魔星龍域の効果で、俺の手札全て捨て、その枚数を魔星ゾーンから手札に加える。』

◼️手札2→0→2

 

クリッシュ『キャスト〈魔星侵攻:イロウシェン・クリプト〉』

◼️手札2→1

 

 

魔星侵攻:イロウシェン・クリプト

魔星龍域

チャージ

◼️君のデッキの上から1枚ゲージに置いて、デッキの上から2枚をドロップに置く。置いたら、魔星ゾーンから2枚を手札に加える。このカードは1ターンに1回だけ使える。

 

 

クリッシュ『1チャージ、さらにデッキトップから2枚捨て、魔星ゾーンから2枚手札に加える。』

◼️手札1→3/ゲージ2→3

 

クリッシュ『ゲージ3払い、【変身】! 〈魔星の神官 グランクリミナルヒーロー ガウト〉』

◼️手札3→2/ゲージ3→0

 

 

魔星の神官 グランクリミナルヒーロー・ガウト

魔星龍域

魔星龍/ダークヒーロー

サイズ6/攻6000/防8000/打撃2

『グランズァ』

◼️このカードはコールできない。

◼️このカードの能力は無効化されず、効果で手札に戻せず、破壊されない。

◼️"爆畜"【起動】お互いにデッキの上から2枚を裏向きで手元に置く。この能力は1ターンに1回だけ使える。

◼️君のアタックフェイズ開始時、お互いの手元にある裏向きのカード1枚につき、このカードの攻撃力+1000し、お互いの手元にある裏向きのカードが合計15枚以上あるなら、このカードの打撃力+2! さらに君のライフ+3!

【3回攻撃】【変身】(ゲージ3払う。)

 

 

クリッシュの場に青い鎧を来た黒い龍が現れ、クリッシュ改めガウトはその黒い龍の背に立つ。そしてガウトの下半身が黒い龍と同化する。

 

 

クリッシュ『ガウトの"爆畜"発動! お互いのデッキトップから2枚を裏向きで手元に置く。』

◼️裏向きのカード5→7

 

エース

◼️裏向きのカード5→7

 

クリッシュ『ボルトジョーカーの"爆畜"も同様だ。お互いのデッキトップから2枚を手元に置く。』

◼️裏向きのカード7→9

 

エース

◼️裏向きのカード7→9

 

クリッシュ『アタックフェイズだ………! グランクリミナルヒーローガウトの能力! お互いの手元にある裏向きのカードの枚数分、俺の攻撃力+1000! さらに合計15枚以上あるなら打撃+2だ! さらにライフ+3だ。』LP4→7

 

 

クリッシュとエースの手元にある裏向きのカードは合計18枚ある。よって、攻撃力+18000される。

 

 

グランクリミナルヒーローガウト

攻6000→24000/打撃2→4

 

 

エース『攻撃力………24000⁉︎』

 

クリッシュ『まだボルトジョーカーの能力がある。お前の場のサイズ2以下のモンスター1枚を破壊する。 ガライオンバンデットを破壊だ!』

 

エース『させるか!手札から〈アーマナイト・ラビット・バンデット〉を捨てて"略奪"!』

◼️手札4→3

 

 

アーマナイト・ラビット・バンデット

デンジャーW

アーマナイト/バンデット

サイズ1/攻4000/防1000/打撃1

◼️"略奪"【対抗】相手がカードの能力で、君のカードを選ぶ時、場か手札のこのカードをドロップに置いてよい。置いたら、相手の代わりに君が選んでよい。さらに君のライフ+2して、相手は手札を1枚捨てる。

 

 

エース『ボルトジョーカーの選択権は俺が得る。さらに俺のライフ+2、相手は手札を1枚捨てる。』LP5→7

 

クリッシュ『………ならば選ばせてやる。』

◼️手札2→1

 

エース『すまない、アーマナイトオルトロスバンデットを選ぶ。』

 

クリッシュ『ならば破壊だ。』

 

 

アーマナイトオルトロスバンデット 破壊!

 

 

クリッシュ『バトルだ。 ボルトジョーカーでエースを攻撃! 打撃3!』

 

エース『手札から〈アーマナイト・ゴブレン・バンデット〉を捨て、"略奪"!』

◼️手札3→2

 

 

アーマナイト・ゴブレン・バンデット

デンジャーW

アーマナイト/バンデット

サイズ2/攻5000/防4000/打撃2

◼️"略奪"【対抗】相手のモンスターが攻撃した時、場か手札のこのカードをドロップに置いてよい。置いたら、君のデッキの上からカードを1枚ゲージに置いて、カードを1枚引く。その後、その攻撃のダメージを2減らす。「アーマナイト・ゴブレン・バンデット」の"略奪"は1ターンに1回だけ発動する。

 

 

エース『1チャージ、1ドロー! さらにダメージを2減らす!』

◼️手札2→3/ゲージ2→3

 

 

ダメージ3→1

 

 

エース『ぐぅっ………』LP7→6

 

クリッシュ『ガウトでエースに攻撃だ! 打撃4!』

 

 

 

ガウトと同化している黒い龍が青い炎弾を放つ!

 

 

 

エース『キャスト!〈闘気四方陣〉攻撃を無効化する。』

◼️手札3→2

 

ガウト『ふん………、ならば2回攻撃だ! 打撃4!』

 

エース『キャスト!〈バンデット・ハウリング〉』

◼️手札2→1

 

 

バンデット・ハウリング

デンジャーW

防御/回復

◼️君が攻撃されている攻撃中に使える。

◼️【対抗】君が受けるダメージを2減らす。さらに君の場に〈バンデット〉があるなら、君のライフ+2!

 

 

エース『受けるダメージを2減らす!そしてライフ+2だ!』LP6→8

 

 

ダメージ4→2

 

 

エース『うぁぁぁ!』LP8→6

 

クリッシュ『ガウトで3回攻撃だ!打撃4!』

 

 

エースが2度凌いで来た黒い龍の攻撃だが、ついに3度目の黒い龍の炎弾をまともに受けてしまった。

 

 

エース『うわぁぁぁ!!』LP6→2

 

クリッシュ『俺は、俺の正義を否定する者を許さない!! ターンエンドだ』

◼️手札1/ゲージ0/LP5

 

 

ーーーーーーー

 

 

魔星軍とのファイトを終えたサツキと局長はクリッシュとエースを探して移動していた。

 

すると『ドガァァァァン!!』と言う爆発音と光と共に黒い煙が立ち昇る。

 

 

サツキ「な、何だ?」

 

局長「エース君か誰かがファイトしてるのかもしれない。行ってみよう。」

 

サツキ「はい!」

 

 

そしてサツキと局長は立ち昇る煙を目印に現場に向かった。

 

 

ーーー

 

 

エース『はぁ………、はぁ………』

 

クリッシュ『首の皮一枚繋げたか………、だがもう終わりは近い。お前の負けで、俺の正義が正しいのだと証明できる。』

 

 

エースのライフは辛うじて2残ったが、手札は1枚、ゲージも少ない今の状況で、エースの勝利はより厳しいものになった。

 

 

エース(くっ、ダメなのか………、俺はまたクリッシュに負けてしまうのか………? くそっ、ごめん……俺はもう………!)

 

 

エースは膝をついたまま危機的で絶望的な状況に諦めを感じてしまう。だが、そんなエースの耳に、聞き覚えた声が聞こえてきた。

 

 

「エース!」

 

「エース君!」

 

 

エースは頭を上げ自分の名を呼ぶ声が聞こえた方に振り返る。そこには、サツキと局長がいた。

 

 

エース『サツキ、局長………』

 

 

ーーーーーー

 

 

サツキ「エース、クリッシュとファイトしてるみたいですね。」

 

局長「ああ、だが今はエース君の劣勢みたいだ。」

 

サツキ「エース、頑張れ! クリッシュの間違った正義を正すんだろ? だったら立ち上がって、お前の正義を示すんだ!!」

 

 

ーーーーーー

 

 

エース『サツキ………、"俺の正義"………』

 

 

サツキから言い放たれた言葉に、エースは少しずつ活気付けられていく。そして、地につけた膝をゆっくり離して立ち上がる。

 

 

エース(そうだ………、俺は何を勝手に諦めてるんだ。俺には守るものがあるんだ。この街に、この街と、この街に住む人々、サツキ、絵里さん、そして2人の子供の咲絵ちゃん。 今ここで諦めたら、俺が背負ってるもの全部壊されちまう! だから、俺は負けられないんだ!!)

 

 

エースは決意した。このファイトの勝利を、そしてエースはガライオンに片腕を出してある願いを言う。

 

 

エース『ガライオン………、俺の腕を噛め。』

 

ガライオン『ああ⁉︎』

 

 

エースの突然の頼みにガライオンは驚く。ただ驚いたわけではない、まさかエースが自ら腕を差し出して来るとは思いもしなかった。

 

 

ガライオン『何言ってんだ、今はファイト中だぞ!』

 

 

今はファイトの途中、さすがのガライオンも今のタイミングでエースに噛み付くような粗相などする気はなかった。

 

 

エース『頼むガライオン、俺のエネルギーを全て食らい尽くしても構わない。俺の腕を噛め!』

 

 

だがエースは真剣な目でガライオンに頼み込む。ガライオンはエースの決意が本物だと知り、渋々だがガライオンはエースの指示に従う。

 

 

ガライオン『どうなっても知らねーぞ。』

 

エース『ああ。』

 

 

ガライオンは指示通りエースの腕に噛みつく。そしてエースの腕からエネルギーを吸収する。

 

 

エース『ガライオン、そのまま噛み付いて離すなよ………!』

 

ガライオン(?)

 

エース(ぐっ………、よし、イメージだ………、今、俺達に必要なカードをイメージするんだ!)

 

 

エースにはエース細胞を失った代わりにある特殊能力が発現していた。それは新しいカードを生み出す能力。だが自由自在にカードを生み出せるわけではなく、エース自身もこの能力を完全に扱いこなせるわけではない。そして確かなイメージを固めたとしても、イメージ通りのカードが生み出される保証もなければ、エースのイメージに関係なく全く別のカードが生まれる事もある。つまり、この能力は運に身を任せた賭け(ギャンブル)なのだ。

 

だが、たとえ不完全な能力だとしても、今のエースがクリッシュに勝つにはこれ以外に方法は無い。

 

 

エース(信じろ。たとえ不完全な能力だとしても、俺自身の能力である以上、運を味方につけられれば望むカードを生成できるはずだ………、頼むぞ………、クリエイション!)

 

 

エースは頭の中で今必要なカードをイメージする。すると、ガライオンに噛まれている腕が光り、ガライオンもその影響を受けて光りを発する。 そしてガライオンは驚きつつも静かに腕から歯を離すが、エースの手は光り続けたままだ。

 

 

エース『いくぞガライオン、俺達は絶対に勝つ!』

 

ガライオン『当然だ………!』

 

 

クリッシュ『何だ?………いったい何をした⁉︎』

 

 

エース『俺のターン、ドロー、チャージ&ドロー!』

◼️手札1→2/ゲージ2→3

 

エース『メインは何もしない。アタックフェイズ! ガライオンとオフィサーエースで連携攻撃! 連携打撃5!』

 

 

ガライオン+エース

攻16000

 

グランクリミナルヒーローガウト

防8000

 

 

クリッシュ『キャスト〈魔星侵攻:イロウシェン・バリア〉』

◼️手札1→0

 

 

魔星侵攻:イロウシェン・バリア

魔星龍域

◼️相手のターンの攻撃中に使える。

◼️【対抗】次に受けるダメージを0に減らして、君のライフ+3!

 

 

クリッシュ『攻撃を無効化し、ライフ+3だ!』LP7→10

 

 

 

オフィサーエースの攻撃力は7000、ガウトの防御力は8000、エース単体の攻撃力だけではクリッシュにダメージを与えられない。

 

 

 

エース『いくぞ! これが今の俺達に必要なカードだ。ゲージ2払い、変身! 〈コマンダー・エース〉』

◼️手札2→1/ゲージ3→1

 

 

フォースコマンダー・エース

ジェネリック

エース

サイズ2/攻7000/防5000/打撃2

◼️このカードはコールできず、君のライフが6以下で、君の場にバディモンスターがいるなら【変身】できる。

◼️【対抗】手札のこのカードに【変身】コストを払って【変身】してよい。その後、相手のモンスター1枚を破壊するか、手札に戻して、相手にダメージ1!さらに君のライフ+3!

◼️君の場にバディモンスターがいるなら、このカードの攻撃力+3000、打撃力+1!

【3回攻撃】【変身】(ゲージ2払う。)

 

 

オフィサーエースの機械的な装甲が外れ、両腕、両肩、両脚、胸当てが全身メタリックな鎧を装備した姿となる。さらに、身体には赤い光りのラインが入っており、お馴染みのテンガロンハットを被っている。そして手には銃口が3つに減り代わりに刀刃が付いた銃が握られている。そしてエースは青いオーラを纏う。

 

 

 

エース『フォースコマンダーエースの能力! ボルトジョーカーを手札に戻す!』

 

クリッシュ『何………⁉︎』

 

 

ボルトジョーカー バウンス!

 

 

ボルトジョーカーはお互いの手元にあるカード合計2枚をドロップに置いて場に残る能力があるが、それは破壊された時のみに発動する。つまり、手札に戻す能力には反応しないのだ。

 

 

エース『さらにクリッシュにダメージ1! 俺のライフ+3!』LP2→5

 

クリッシュ『ぐっ………』LP 10→9

 

エース『フォースコマンダーエースは、場にバディがいれば攻撃力+3000/打撃+1する!』

 

 

フォースコマンダーエース

攻7000→10000/打撃2→3

 

 

エース『フォースコマンダーエースでガウトに攻撃!』

 

 

フォースコマンダーエース

攻10000

 

グランクリミナルヒーローガウト

防8000

 

 

エースは手に持っている銃剣で黒い龍を斬る!

 

 

エース『打撃3!』

 

クリッシュ『ぐぁぁ!』LP9→6

 

エース『2回攻撃だ! 打撃3!』

 

 

エースは銃剣の引き金を引き、斬りつけた黒い龍を撃つ!

 

 

クリッシュ『ぐぉぉぉ!』LP6→3

 

エース『フォースコマンダーエースには3回攻撃がある。次の攻撃でとどめだ。クリッシュ………』

 

 

エースの勝利通告を聞いたクリッシュは観念したように静かに言葉を発する。

 

 

クリッシュ『俺にはすでに手札は無い………。終わりか。』

 

 

クリッシュはいつも通りの冷静な口調に戻る。

 

 

クリッシュ『最後の攻撃の前に、もう一度聞く。 お前にとって『正義』とは何だ?』

 

 

クリッシュが改めて問うた質問に、エースは少し考えこむ。そして静かに答える。

 

 

エース『正直言って………、その質問の答えはよく分からない。』

 

クリッシュ『?』

 

エース『お前の言う"力こそ正義"ってのも理解はしてたんだ。 正義の為の力って、もっと他にもあると思うんだ。でも、お前は力の使い方を間違えた。』

 

クリッシュ『………………かもしれないな。』

 

 

エースのはっきりとした言葉に、多少ながらクリッシュも納得する。

 

 

エース『でも、"正義は何か"って質問の答えにはならないけど、モットーみたいなのはあるんだ。』

 

クリッシュ『モットー?』

 

エース『ああ、それは『善悪関係なく、平和を愛する』』

 

クリッシュ『………⁉︎』

 

 

エースのモットーにクリッシュは少し驚く。多分偶然だろうが、そのモットーはクリッシュが小さい頃から聞かされて来たクリッシュの父親が抱いていた信条と全く同じものだったからだ。

 

 

クリッシュ『………そうか。 やれよエース。』

 

エース『ああ。 フォースコマンダーエースでクリッシュに最後の攻撃! 打撃3!』

 

 

エースは銃剣に力を込める。そして青いオーラが長刃となって、ガウトを斬り裂く!

 

 

クリッシュ『ぐぁぁぁぁ………………!!!!』LP3→0

 

 

エースの攻撃を受ける瞬間、クリッシュは父親との事を思い出していた。

 

 

 

ーーーーーー回想ーーーーーー

 

クリッシュがまだ小学生の頃の事だった………

 

 

父親「クリッシュ。父さんがバディポリスになったのは悪い奴らが憎いからじゃない。父さんには信条ってのがあるんだ。」

 

クリッシュ「信条?」

 

父親「ああ、それは『善悪関係なく、平和を愛する』事だ。」

 

クリッシュ「?」

 

父親「はははは! クリッシュにはまだ難しかったか。」

 

 

クリッシュのあまり理解できていない様子に父親は笑う。なぜ父が急に笑いだしたのかもクリッシュはよく分かっていない。

 

 

父親「ふふふふふ、悪いな。 だがクリッシュ。もしお前が父さんと同じバディポリスになりたいと思う時、正義を行使する立場になる時が来たら今の言葉を、父さんの信条を忘れるな。」

 

クリッシュ「うん!」

 

 

その時の父親の目はとても優しく、涙を流していた。

 

 

ーーーーーー回想 了ーーーーーー

 

 

クリッシュ(俺はどうして………、いつから、父さんの言葉を………信条を忘れていたのだろうか………。)

 

 

クリッシュは、いつ忘れたかも分からない父親の言葉を思い出し、ガウトの仮面越しに涙を流す。 そして、自分の正義とはなんだったのかを悔いる。 そして同化していて黒い龍は消え、同化していたクリッシュは地面に投げ出される。

 

 

クリッシュ(すまない。父さん………)

 

 

エースは変身を解き、手錠を持って大の字に横たわるクリッシュに近づく。

 

 

エース「クリシュイット・ディーボ・樫原。脱獄の罪で逮捕する、変身を解け。」

 

クリッシュ『悪いな。解きたくても解けない。 どうやら魔星龍に変身してしまった者は、しばらく人間には戻れないらしい………』

 

エース「そうか。」

 

 

観念してるだけではなく、ファイトの疲れやダメージもあるのかクリッシュは何の抵抗もする様子はない。エースはクリッシュの腕を自分の首に回し、ゆっくり立ち上がらせる。ガウトの姿だからか少し重い。

 

 

エース「歩けるか?」

 

クリッシュ『ああ………』

 

 

そして一緒に歩こうと一歩を踏み出す瞬間にクリッシュはエースを突き飛ばす。

 

 

エース「な、何をする、クリッシュ……… っ⁉︎」

 

 

突然突き飛ばされたエースがクリッシュに向き直ると、クリッシュの背後には魔星龍域のフラッグが黒い風穴を開けて周りの空気を吸い込んでいた。そしてクリッシュはその風穴の前に立つ。

 

 

エース「そこから離れろクリッシュ! 吸い込まれるぞ!」

 

クリッシュ『エース………、お前は、お前の正義を無くすなよ。 そして、自分の信条を忘れず、死ぬ最後まで貫き通せ。』

 

 

クリッシュは静かに言葉を紡ぐ。その声はいつも通り静かに、だが今までに聞いた事が無いほど優しく紡ぐ。 ガウトの仮面越しではあるが、クリッシュは確かに、今までの冷酷さが抜けたように笑う。

 

 

エース「いきなり何言ってんだ! 良いからそこから離れろ! 離れてくれぇ!」

 

 

クリッシュはエースの訴えを無視するように風穴に向かって後ずさる。エースはクリッシュを連れ戻そうと腕を伸ばして走り出す。

 

 

クリッシュ「言ったはずだエース。 俺は、俺の正義を否定する者を許さない。俺の正義を否定する者全てが"悪"だと。」

 

 

クリッシュはその言葉を最後に、足の力を抜き、風穴に吸い込まれる風に身を任せて風穴に落ちていく。 エースの手がガウトの手を掴もうとした瞬間に、風穴が閉じ、魔星龍域は消滅してしまった。

 

 

エース「クリッシュ………! ちっくしょぉぉぉぉぉぉぉ!!!!」

 

 

エースは悔やんだ。あと一歩、あと一歩でも足が前に出ていたら………、あと少しでも腕が伸びていたら………。クリッシュを救えなかった自分に怒り、両膝をついて地面に拳を打ち付けた。 エースの拳は内出血を起こし、赤く染まる。

 

 

サツキ「エース………」

 

 

肩を震わせて俯くエースの肩に、サツキはそっと手を置く。

 

 

エース「サツキ………」

 

サツキ 「クリッシュは最後に言ったね。"俺の正義を否定する者は全て悪だ"って。」

 

エース「………………」

 

サツキ 「それは多分、自分自身に向けた言葉なんだと思う。」

 

 

エースはサツキの言葉の意味がよく分からず、顔を上げ、サツキを見つめる。

 

 

サツキ「クリッシュは気づいたんだ。『今まで自分が"正義"の為だと思ってして来た事が"悪"の行いだったんだ』って。だからあいつは、自分なりのやり方で、自分自身の"悪"に、自分の中の "間違った正義" にケリをつけたんだと思う。」

 

 

 

あくまでもこれはサツキの見解だ。だが、エースにはサツキの見解に納得できた。クリッシュとファイトしたのはほんの3回程度だが、ファイトの中でクリッシュがどう言う人間なのかをエースは分かっているつもりだ。 多分、サツキの見解は当たってると思う。 やり方は間違っていたとは言え、クリッシュはどんな悪にでも冷酷で、そして自分の正義に熱い人間だったからだ………。

 

エースは沈黙したまま立ち上がる。そして何かを決めたようにサツキに向き直る。

 

 

エース「なぁ、サツキ 。」

 

サツキ 「うん?」

 

エース「俺は、今の戦いで分かった事がある。 『正義』の本質ってのは、『平和を願い、 平和へ導く"心"』だと俺は思うんだ。少なくとも、俺はそれを『正義』だと思いたい。」

 

 

実際にクリッシュの中で正義の倫理は変わったのだと思う。それは紛れもなくエースが伝えたかった正義がクリッシュに届いた証拠である。

 

エースの考えに、サツキは優しく微笑みエースを撫でる。

 

 

サツキ 「………良い答えだと思うよ。エース」

 

 

エースは兄のようなサツキの優しさに感謝し、エースは声を殺して涙を流す。

 

 

 

 

 

 

 




今回も感想を是非‼︎

今回のお話はいかがでしたか? できればモチベアップの為に感想をください。  正義って難しいですよね。
あれ?梨子ちゃんが何か言いたげみたいだね。


梨子「ほんの少しでいいのでヤギリを褒めてあげてください 」


今回は次回予告は無しです。

次回『雷鳴と………、響く恋(仮)』

(仮)なのでタイトルは変わるかと思います。


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雷鳴………、響く恋

前回の『バディファイト LoveLive!サンシャイン‼︎』

 

 

ついに、エースとクリッシュの因縁の対決にケリがついた。お互いの『正義』をぶつけ合い、『正義』とは何かを問い詰めあった2人の戦いの果てに勝利を掴んだのはエースだった。

 

エースとのファイトに敗北したクリッシュは、自分の中にある間違った正義にケリをつける為に、自らガウトと魔星龍域と共に消滅してしまった。

 

そしてエースは、自分自身の正義を、その本質を見出し、クリッシュが犠牲になった事に静かに涙を流すのだった。

 

因みにクリッシュは「魔星六強衆」の1人であった。

 

ーーー

ーーー

 

千歌、流、天音はこの騒動の源凶である俠兵とガノンを目指して向かっていた。 向かう途中で、大きな爆発や爆発音、轟音、光の柱など、街中から激しいファイトの様子がうかがえる。

 

3人は少し立ち止まって息を整える。

 

 

天音「凄い音が聞こえるね。」

 

流「うん。 まるで戦争だ………」

 

 

周りから感じる激しい戦いの騒動から、流は「戦争」と言葉を選んで使った。確かに、絶えず襲いかかってくる魔星モンスター達に対抗する為に、Aqoursや炎斬、真柴も戦っている。バディポリスも魔星モンスターの討伐する為に総動員で動いている。

 

 

天音「みんな、大丈夫かな………?」

 

千歌「大丈夫だよ。みんな強いし、それにさっき感じたんだ。曜ちゃんと梨子ちゃんの力が今までより強くなったのを」

 

流「それってもしかして!」

 

千歌「うん。進化したんだよ。曜ちゃんと梨子ちゃんのドラゴンフォースが!」

 

 

曜と梨子のドラゴンフォースが進化した事を千歌は一番早く察知していた。千歌、曜、梨子のドラゴンフォースは元々バルソレイユの感情の一部を3つに分けて顕現したもの。 ドラゴンフォースがあるから3人はお互いを感じていられるのだ。

 

 

千歌「私達も急ごう。」

 

流「うん」

 

天音「うん!」

 

 

3人が歩き出そうとした時、すぐ背後から一体のモンスターが襲いかかって来る。その矛先は天音に向いていた。

 

 

天音「え?」

 

 

ほんの一瞬、気配も無く襲いかかって来た魔星モンスターに千歌と流も反応が遅れる。 だが、魔星モンスターの爪の切っ先が天音の身体にぶつかるギリギリ、その瞬間、もう一体の竜のモンスターがその魔星モンスターを突き飛ばし、横槍を入れた。

 

そして竜のモンスターは口から闘気の弾を飛ばして、その魔星モンスターを消し去る。

 

 

『愚鈍なる痴れ者風情が、天音に手を出すなどと………身の程を弁えない愚か者が………。』

 

天音「あ、あなたは………!」

 

流「ラクシャード!」

 

 

なんと、天音を魔星モンスターから救ったのは、同じ魔星モンスターの仲間であるラクシャードだった。 ラクシャードは落ち着いた女性の声で天音に声をかける。

 

 

ラクシャード『怪我はありませんか? 天音。』

 

天音「え、あ、うん。ありがとう………」

 

ラクシャード『礼には及びません。 ほんの少しの間とは言え、私とあなたはバディだったのですから。 まぁ、今は覚えていないでしょうが………。』

 

 

ラクシャードは魔星軍では珍しく人間のバディがいない魔星龍だ。ラクシャードは一度、天音を操ってバディとし、ヒーローワールドのモンスターを魔星化させていた。 だが流に敗北してしまったのだ。

 

 

流「けど、なんでお前が天音を………?」

 

ラクシャード『知れた事、私はまだ天音を諦めてはいません。 今度こそ天音を私のバディにしたいのです。 今度は無理やりではなく、体も意識も奪うことはず、ありのままに、心が通じるバディとして………』

 

流「何………?」

 

 

ラクシャードの目は優しさに溢れ、しかし真剣に天音を見つめる。ラクシャードの今の言葉も全て本気だと感じられる。 だが、そのラクシャードを拒絶するように、天音のデッキからバディのヒビキが現れる。

 

 

ヒビキ『ふざけるな! 天音は私のバディだ。 貴様、まだ懲りていなかったのか!』

 

ラクシャード『懲りる? バカな事を。 私は天音をバディにする。いや、私のバディは天音以外にあり得ない。』

 

ヒビキ『バカな事を言っているのは貴様の方だ。 私はもう二度と、天音を奪わせはしない! 私と天音はこれからも共に生き続ける!』

 

天音「ごめんね。ラクシャード、私のバディはヒビキだけなの。 悪いけど、諦めてくれないかな?」

 

 

天音は、「自分のバディはヒビキだけだ」とラクシャードにはっきりと思いをぶつける。 だがラクシャードに諦めるそぶりはない。

 

 

ラクシャード『やはり、争いから逃れる事はできないようですね。 分かりました。ならばケリをつけましょう。私とヒビキ、いったいどちらが天音のバディに相応しいかを。』

 

ヒビキ『のぞむところだ。貴様には二度と天音は渡さない、今度こそ私達が勝つ!』

 

 

ヒビキとラクシャードはお互いを睨み合い、臨戦態勢に入る。

 

 

天音「流君、千歌ちゃん、先に行ってて。」

 

流「天音………」

 

天音「大丈夫。 ラクシャードとは私達が決着をつけなくちゃって思う………、ううん、私達で決着をつけなきゃならないの。」

 

流「そっか………分かった。 負けるなよ。」

 

天音「うん。絶対に勝って、絶対に追いかけるから。」

 

千歌「気をつけて、頑張ってね。天音ちゃん!」

 

天音「うん!」

 

千歌「行こう、流君!」

 

流「うん。」

 

 

天音の目には決意が宿っていた。千歌と流は天音の意思を尊重し、そしてこの場を任せて走り出した。 それを見送ってから、天音はラクシャードに向き直る。

 

 

天音「いくよ、ヒビキ!」

 

ヒビキ『ああ、ラクシャード、今度こそ必ず貴様を倒す!』

 

ラクシャード『よろしい。では、バディファイトです!』

 

 

 

天音「轟け、響天の星よ。私の歌を流星に乗せて! ルミナイズ〈響天雷歌!〉」

 

ラクシャード『魔星に侵おかされし星々よ、未来の機竜に緑白の光を!ルミナイズ〈スター・ダークレイ〉』

 

 

オープンTHEフラッグ

 

 

天音「スタードラゴンワールド」

◼️手札6/ゲージ2/LP10

 

ラクシャード『スタードラゴンワールド』

◼️手札6/ゲージ2/LP10

 

 

ラクシャード『私の先攻です。ドロー、チャージ&ドロー』

◼️手札6→7/ゲージ2→3

 

ラクシャード『ゲージ3払い、センターにバディコール!〈練魔星龍 ラクシャード〉』LP 10→11

◼️手札7→6/ゲージ3→0

 

 

煉魔星竜 ラクシャード

スタードラゴンW

ネオドラゴン

サイズ3/攻7000/防5000/打撃2

◼️【コールコスト】ゲージ3払う。

◼️このカードと、このカードのソウルにあるカードの能力は無効化されず、手札に戻せず、効果で破壊されない。

◼️【起動】ライフ1払う。君のデッキの上から4枚見て、その中のモンスターを好きなだけこのカードのソウルに入れる。この能力は1ターンに1回だけ使える。

【ソウルガード】

 

 

ラクシャード『私の起動能力、ライフ1払いデッキトップから4枚見る。』

◼️LP 11→10

 

 

確認したカード

◼️ラクシャードの星鎧

◼️黒星装機 レンマ・キャリア

◼️黒星装機 レンマ・ラビリントス

◼️ラクシャードの星牙

 

 

ラクシャード『オープンした中のモンスターを全てソウルに入れます。』

 

 

ラクシャード ソウル0→2

 

 

黒星装機 レンマ・キャリア

スタードラゴンW

竜装機

サイズ1/攻4000/防1000/打撃1

◼️君の手札にあるこのカードを君の場のカード名に「ラクシャード」を含むカード1枚のソウルに入れる。

◼️このカードがソウルにある〈ネオドラゴン〉の攻撃力+3000、防御力+3000!

 

 

黒星装機 レンマ・ラビリントス

ダークネスドラゴンW

竜装機

サイズ1/攻2000/防3000/打撃1

◼️君の手札にあるこのカードを君の場のカード名に「ラクシャード」を含むモンスター1枚のソウルに入れる。

◼️このカードがソウルにある〈ネオドラゴン〉の攻撃で相手のモンスターを破壊した時、相手にダメージ1! このダメージは減らない。

 

 

 

ラクシャード『ソウルに入ったレンマキャリアの能力で攻撃力+3000/防御力+3000されます。』

 

 

ラクシャード

攻7000→10000/防5000→8000

 

 

ラクシャード『アタックフェイズ。 私の攻撃で天音に攻撃。打撃2!』

 

天音「うぅっ!」LP 10→8

 

ラクシャード『ターンエンドです。』

◼️手札6/ゲージ0/LP10

 

 

天音「私のターン、ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札6→7/ゲージ2→3

 

天音「こっちも行くよ。ゲージ2払って、レフトにバディコール!〈雷響星 ヒビキ〉!」LP8→9

◼️手札7→6/ゲージ3→1

 

 

雷響星 ヒビキ

スタードラゴンW

雷響

サイズ2/攻6000/防5000/打撃2

◼️【コールコスト】ゲージ2払う。

◼️このカードが登場した時、君のデッキの上から2枚をこのカードのソウルに入れる。

◼️君の場の〈雷響〉のカード1枚につき、このカードの攻撃力+1000、防御力+1000!さらに場の〈雷響〉が3枚以上あるならこのカードの打撃力+1!

◼️〈響天歌〉(君の場に〈雷響〉のカードが2枚以上ある。)

このファイト中、このカードは【3回攻撃】を得て、このカードの攻撃のダメージは減らない。

【2回攻撃】【移動】【ソウルガード】

 

 

天音の場に、雷の竜の鎧を纏った女性の戦士が現れる。

 

 

天音「ヒビキの登場時、デッキトップから2枚をソウルイン!」

 

 

雷響星ヒビキ ソウル0→2

 

 

天音「ヒビキは、場の〈雷響〉の枚数分、攻撃力と防御力を+1000するよ。」

 

 

ヒビキ自身が〈雷響〉を持っている。よって、ヒビキの攻撃力と防御力が上昇する。

 

 

ヒビキ

攻6000→7000/防5000→6000

 

 

天音「レフトに〈雷響竜 サウンドスター・フィンダー〉をコール!」

◼️手札6→5

 

 

雷響竜 サウンドスター・フィンダー

スタードラゴンW

雷響

サイズ1/攻5000/防1000/打撃1

◼️このカードが登場した時、ライフ1払ってよい。払ったら、君のデッキから〈雷響〉のアイテム1枚を選んで手札に加える。デッキを見たらシャッフルする。

◼️君が〈雷響〉のアイテムを装備した時、このカードの打撃力+1!

 

 

天音「サウンドスターフィンダーの登場時、デッキから〈雷響星のギター〉を手札に加える。そして装備!〈雷響星のギター〉」

◼️手札5→6→5/ゲージ2→1/LP9→8

 

 

雷響星のギター

スタードラゴンW

雷響/星

アイテム:攻5000/打撃1

◼️【装備コスト】ゲージ1払い、ライフ1払う。

◼️【起動】君のデッキの上からカード1枚を、君の場の〈雷響〉のモンスター1枚のソウルに入れる。この能力は1ターンに1回だけ使える。

◼️このカードがカード名に〈ヒビキ〉を含むモンスターとの連携攻撃した時、このカードは【2回攻撃】を得る。

【貫通】

 

 

天音「雷響星のギターの能力、デッキトップから1枚をヒビキにソウルイン」

 

 

ヒビキ ソウル2→3

攻7000→8000/防6000→7000

 

 

天音「さらに魔法カード〈星の記憶 ~star memory~〉を【設置】」

◼️手札5→4

 

 

星の記憶 ~star memory~

スタードラゴンW

雷響/歌

◼️【設置】

◼️このカードが【設置】された時、君のライフ+2!

◼️君のアタックフェイズ開始時、このカードをレストしてよい。レストしたら、君のデッキの上からカードを1枚ゲージに置いて、カードを1枚引く。この能力は1ターンに1回だけ使える。

◼️「星の記憶 ~star memory~」は1ターンに1枚だけ【設置】できる。

FT「響 天音の2ndシングル。」

 

 

天音「星の記憶の設置時の能力、私のライフ+2!」LP8→10

 

天音「さらに私の場に〈雷響〉のカードが3枚以上あれば、ヒビキの攻撃力と防御力だけじゃなく、打撃力+1!」

 

 

ヒビキ

攻8000→9000/防7000→8000/打撃2→3

 

 

天音「いくよヒビキ!」

 

ヒビキ『ああ!』

 

天音「私の場に〈雷響〉のカードが2枚以上ある時に発動できる。」

 

 

天音は雷響星のギターを激しく弾き、ビートを奏でる。

 

 

天音「天に響け星の歌………! 〈響天歌〉!」

 

 

天音はギターを奏でて短い歌を歌う。ヒビキはその歌に合わせるようにコーラスを入れる。やがてフィールド全体に雷が走り、ヒビキの鎧が薄黄色に発光する。

 

 

天音「〈響天歌〉によって、ヒビキは【3回攻撃】を得る!」

 

天音「アタックフェイズ! 星の記憶をレストして、1チャージ、1ドロー!」

◼️手札4→5/ゲージ1→2

 

天音「バトル、ヒビキと雷響星のギターで、センターのラクシャードに攻撃! そして雷響星のギターは【2回攻撃】を得てスタンド!」

 

ラクシャード『ソウルガードです。』

 

 

ヒビキ+雷響星のギター

連携 攻14000

 

ラクシャード

防8000

 

ラクシャード 撃破!

【ソウルガード】ソウル2→1(黒星装機 レンマラビリントス)

 

 

天音「雷響星のギターの貫通! 打撃2!」

 

ラクシャード『うぐぅ………』LP 10→8

 

天音「ヒビキと雷響星のギターで2回連携攻撃!」

 

ラクシャード『キャスト〈ラクシャードの障壁〉』

◼️手札6→5

 

 

ラクシャードの障壁

スタードラゴンW

防御

◼️相手のターン中、君の場のモンスターが攻撃されているなら使える。

◼️【対抗】その攻撃を無効化する。さらに君の手札かドロップから〈竜装機〉1枚までを、君の場のカード名に「ラクシャード」を含むモンスター1枚のソウルに入れる。このカードは1ターンに1枚だけ使える。

 

 

ラクシャード『その攻撃を無効化します。さらに手札から〈黒星装機 レンマ・シールダー〉を星合体!』

◼️手札5→4

 

 

黒星装機 レンマ・シールダー

スタードラゴンW

竜装機

サイズ3/攻1000/防7000/打撃1

◼️【コールコスト】ゲージ1払う。

◼️手札のこのカードを、君の場のカード名に「ラクシャード」を含むモンスター1枚のソウルに入れてよい。

◼️このカードがソウルにある〈ネオドラゴン〉の防御力+3000!

◼️"シールダーアーマー"【対抗】このカードがソウルにある〈ネオドラゴン〉が攻撃された時、その攻撃を無効化する。"シールダーアーマー"は1ターンに1回だけ使える。

 

 

ラクシャード『レンマシールダーがソウルに入った事で、私の防御力+3000です。』

 

 

ラクシャード ソウル1→2

防8000→11000

 

 

ヒビキ『それでも、私と天音の合計攻撃力は14000! 防ぎきれまい!』

 

ラクシャード『レンマシールダーの更なる能力、相手の攻撃を1度だけ無効化します!』

 

 

ラクシャードの前に盾が現れ、2人の攻撃を弾く。

 

 

天音「ヒビキとサウンドスターフィンダーで連携攻撃!」

 

ラクシャード『ソウルガードです。』

 

 

ヒビキ+フィンダー

連携 攻14000

 

ラクシャード

防11000

 

ラクシャード 撃破!

【ソウルガード】ソウル2→1(黒星装機 レンマ・キャリア)

攻10000→7000/防11000→8000

 

 

天音「ターンエンド」

◼️手札5/ゲージ2/LP10

 

 

 

ラクシャード『私のターンです。ドロー、チャージ&ドロー』

◼️手札6→7/ゲージ0→1

 

ラクシャード『ラクシャードの能力、ライフ1払い、デッキトップから4枚を確認し、その中の〈竜装機〉全てをラクシャードに星合体です。』

◼️LP8→7

 

 

確認したカード

◼️黒星装機 レンマ・エルガーカノン

◼️スタージャック・ブースト

◼️スペキュライトリング

◼️黒星装機 レンマ・パルサー

 

 

ラクシャード ソウル1→2→3

 

 

 

黒星装機 レンマ・エルガーカノン

スタードラゴンW

竜装機

サイズ2/攻6000/防3000/打撃2

◼️【コールコスト】ゲージ1払う。

◼️このカードが効果で〈ネオドラゴン〉のソウルに入った時、君は手札を1枚捨てて、カードを2枚ゲージに置く。

◼️このカードがソウルにある〈ネオドラゴン〉の攻撃力+4000、打撃力+2!

◼️「黒星装機 レンマ・エルガーカノン」は、1枚しか〈ネオドラゴン〉のソウルに入れられない。

 

 

黒星装機 レンマ・パルサー

スタードラゴンW

竜装機

サイズ1/攻3000/防2000/打撃2

◼️手札のこのカードを、君の場のカード名に「ラクシャード」を含むモンスター1枚のソウルに入れてよい。

◼️このカードがソウルにある〈ネオドラゴン〉は攻撃力+2000して、【2回攻撃】を得る。

 

 

ラクシャード『レンマエルガーカノンが能力でソウルに入った事で2チャージ。』

◼️ゲージ1→3

 

ラクシャード『キャスト〈ラクシャードの兵器庫〉を【設置】』

◼️手札7→6

 

 

ラクシャードの兵器庫

スタードラゴンW

強化

◼️このカードは、君の場にカード名に「ラクシャード」を含むモンスターがいるなら使える。

◼️【設置】

◼️【起動】ゲージ1払い君の手札を1枚ドロップに置く。その後、君のドロップからカード名に「黒星装機」を含むカード1枚を、君の場の〈ネオドラゴン〉1枚のソウルに入れる。この効果は1ターンに1回だけ使える。

◼️「ラクシャードの兵器庫」は場に1枚だけ【設置】できる。

 

 

ラクシャード『兵器庫の能力で、ゲージ1と手札1枚を払います。ドロップより〈黒星装機 レンマ・キャリア〉を星合体!』

◼️手札6→4/ゲージ3→2

 

 

ラクシャード ソウル3→4

 

 

ラクシャード『アタックフェイズです。』

 

 

ラクシャード

攻7000→11000→13000→16000/防5000→8000→11000/打撃2→4

◼️レンマシールダー

(防+3000/【対抗】攻撃を無効化する。ターンに1回)

◼️レンマエルガーカノン

(攻+4000/打撃+2)

◼️レンマパルサー

(攻+2000/【2回攻撃】)

◼️レンマキャリア

(攻+3000/防+3000)

 

 

ラクシャード『ラクシャードで天音に攻撃します! 打撃4!』

 

 

ラクシャードは大口を開け、高エネルギー弾を天音に放つ。

 

 

天音「きゃぁぁ!」LP 10→6

 

ラクシャード『2回攻撃です! 打撃4!』

 

天音「キャスト!〈雷響の盾〉」

◼️手札5→4

 

 

雷響の盾

スタードラゴンW

防御/回復

◼️相手のターン中に使える。

◼️【対抗】その攻撃を無効化する。その後、君の場に〈雷響〉のカードがあるなら君のライフ+2!

 

 

天音「攻撃を無効化して、〈雷響〉のカードがある事でライフ+2!」LP6→8

 

ラクシャード『ターンエンド。』

◼️手札4/ゲージ2/LP7

 

 

 

天音「私のターン、ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札4→5/ゲージ2→3

 

天音「キャスト〈流星のメッセージ〉を【設置】」

◼️手札5→4/ゲージ3→2

 

 

流星からのメッセージ

スタードラゴンW

雷響

◼️【設置】

◼️【使用コスト】ゲージ1払う。

◼️【起動】このカードをレストしてよい。レストしたら君の場の〈雷響〉のモンスター1枚の防御力-3000!

◼️【対抗】相手のターン中、このカードをドロップに置いてよい。置いたら、次に君が受けるダメージを2減らす。

◼️「流星からのメッセージ」は場に1枚だけ【設置】できる。

FT『響 天音の3adシングル。』

 

 

天音「〈雷響〉のカードが増えた事でヒビキのパラメータが上がる! さらに雷響星のギターの能力でデッキトップから1枚をヒビキにソウルイン!」

 

 

ヒビキ ソウル3→4

攻9000→10000/防8000→9000/打撃2→3

 

 

天音「流星からのメッセージをレストして起動能力、ラクシャードの防御力を-3000!」

 

 

ラクシャード

防11000→8000

 

 

ラクシャード『ほう………』

 

天音「アタックフェイズ! 星の記憶をレストして能力発動、1チャージ、1ドロー!」

◼️手札4→5/ゲージ2→3

 

天音「ヒビキとフィンダーでラクシャードに連携攻撃!」

 

ラクシャード『ソウルガードです。』

 

 

ラクシャード 撃破!

【ソウルガード】ソウル4→3(黒星装機 レンマエルガーカノン)

攻16000→14000/打撃4→2

 

 

天音「ヒビキと雷響星のギターで連携攻撃! 雷響星のギターは【2回攻撃】を得る!」

 

ラクシャード『ソウルガードです。』

 

 

ラクシャード 撃破!

【ソウルガード】ソウル3→2(黒星装機 レンマパルサー)

攻14000→12000/【2回攻撃】消滅

 

 

天音「雷響星のギターの貫通! 打撃2!」

 

ラクシャード『ぐぅぅ!』LP7→5

 

天音『ヒビキと雷響星のギターで2回連携攻撃!』

 

ラクシャード『ソウルガード!』

 

 

ラクシャード 撃破!

【ソウルガード】ソウル2→1(黒星装機 レンマキャリア)

攻12000→9000/防11000→8000

 

 

天音「貫通! 打撃2!」

 

ラクシャード『ぐぁぁ!』LP5→3

 

天音「ターンエンド!」

◼️手札5/ゲージ3/LP6

 

 

ラクシャード『ぐっ………うぅぅ………』

 

ヒビキ『どうだラクシャード、これが私と天音の真のバディの力だ!』

 

ラクシャード『え、ええ………たしかに、あなた達の絆の力を強く感じました。感じたからこそ、私も天音とヒビキのようなバディとの強い繋がりが欲しくなりました。』

 

 

ラクシャードは体制を立て直し、ヒビキの言葉に感心を示す。

 

 

天音「ラクシャード………あなたはどうしてそこまで………」

 

 

天音はラクシャードに問いかけるも、ラクシャードは目を閉じて沈黙してしまった。

 

 

 

ーーーーーー

 

 

ラクシャードは人間とモンスターとのバディの繋がりや絆に強い興味、感心、憧れを抱いている。

 

ラクシャードはいつも、スタードラゴンワールドから人間界を見ていた。 人間とモンスターの繋がりや絆に興味と憧れを持ったきっかけはある事件がきっかけだった。 それは「ヤミゲドウ襲撃事件」

 

5年前、人間の世界に突如現れたヤミゲドウを、9人の少女達と『角王』の称号を持つ9体のモンスターが迎え撃ち、そして見事にヤミゲドウを消滅させたその戦いは、ラクシャードに強い衝撃を与えた。

 

ラクシャードが人間に憧れていながらなぜ今まで人間界に降りて来なかったのか………。 降りて来なかったのではなく、"降りて来れなかった"のだ。

 

ラクシャードはいつも人間界を見ていた。そんなラクシャードに対して、悪態をつく者達も多からずいた。その者達はラクシャードが抱く人間との繋がりや憧れを貶し、侮辱し、否定した。

 

 

『人間とバディになりたいって? はははははは………! バカじゃねーの?』

 

『人間なんて弱くて脆い下等種じゃねーか! 人間とバディを組んだって、ただ俺達に守られるだけの足手まといだろ!!』

 

『いや待てよお前ら。ラクシャードは俺達とは違って、まだまだ不完全な欠陥モンスターだ。人間界を眺めて、繋がりとか絆とか世迷言を言っちまうのも、ラクシャードの欠陥の1つだろ。 ならいっそ人間とバディを組んで、野垂れ死ぬのがお似合いだ。』

 

『そりゃ言えてるぜ! はははははははは!』

 

『はははははははは!』

 

 

悪態をつく機装竜達の高笑いをラクシャードは聞いて、苛立ち、怒りで震える。だがラクシャードが怒っているのは自分をバカにされているからではない。人間の事を何も知りもしない彼らが人間の事を貶し、侮辱している事が許せないのだ。

 

だがラクシャードは怒りに震えながらもジッとしたままだった。

 

 

『おい!やっぱりこいつ欠陥竜だぜ! 大好きな人間共をバカにされても何もして来やがらねぇ!』

 

『ふんっ、所詮お前も人間が気になるってだけで、本心は人間への感心なんて別に無かったんだろ!』

 

 

機装竜達はラクシャードに罵声を飛ばして貶す。だがまだラクシャードは動かない。

 

 

ラクシャード(まだ………まだです。 私の方から手を出すわけにはいかない………。今は耐えるのです。)

 

『こいつ………、黙ってんじゃねーよ!』

 

 

すると装機竜の一体が尻尾でラクシャードを叩く。 それに便乗して他の装機竜達もラクシャードに攻撃を仕掛ける。

 

 

ラクシャード『ぐっ………うぐぅ………!』

 

 

ラクシャードはボロボロになりながらも耐える。耐え続ける。

 

 

『チッ! てめぇ、なめやがって………! ならいいぜラクシャード。 お前の代わりに俺達が人間界に行って、お前が気に入ってる人間共を全員片付けて来てやるよ。 それならもう人間界になんて未練もなくなるだろ。』

 

 

全く抵抗してこないラクシャードに対し、ガラの悪い機装竜の1体が痺れを切らして言った。 だがその言葉を聞いたラクシャードはボロボロの身体でゆっくり立ち上がり、その機装竜達に襲いかかった。

 

もちろん、その機装竜は冗談のつもりで言ったのだが、時すでに遅し。ラクシャードは怒りのままにその機装竜達を一掃した。

 

それからラクシャードは投獄され、ガラの悪い機装竜達はメディカルメンテナンスを受けた。 先に仕掛けたガラの悪い機装竜達も投獄された。 ラクシャードは障害事件を起こしたと言っても、正当防衛が認められ、投獄期限は2年縮まった。 逆にガラの悪い機装竜達は障害罪、ラクシャードや人間達への侮辱罪、脅迫罪などが重なりラクシャードよりも長く投獄される事になった。

 

それから5年と4ヶ月の時を経て、ラクシャードは解放され、人間界へ降りる許可を得て人間界に飛びだったのだ。 全ては、人間とバディを組むために。

 

それから数ヶ月後、ラクシャードは俠兵とガノンに出会い、天音にも出会う事になる………。

 

 

ーーーーーー

 

 

ラクシャード『私は………、 うっ……うぅぅ………ぐわぁぁぁ!!』

 

 

突然、ラクシャードは黒いオーラに包まれ、苦しみだす。

 

 

天音「ラクシャード⁉︎」

 

ヒビキ『いったいどうしたと言うんだ?!』

 

 

ラクシャードから溢れる黒いオーラが、ラクシャードの機械的な部分までを支配しようとしている。 そしてガノンの声がラクシャードの聴覚に響く。

 

 

ガノン(戦えラクシャードよ………。本当に欲しいモノは、力を持って得るのだ。 戦え………!)

 

 

ガノンはラクシャードのシステムに自分の音声データをインプットしていた。 ラクシャードが「魔星龍域」のカードを持っていながら使わない判断をした時、強制して使わせるように。 それは呪縛となり、ラクシャードのシステム全体に影響を与える。

 

 

ラクシャード『うぅぅ………、い、嫌です………! あ、天音を相手に、このカードを使いたくなかったのに………っ、 ど、どうやら………魔星龍域の呪縛が、私の本能を支配しようと………しているっ………。 ファ、ファイトを止めるなら、い、今のうちです……!』

 

 

ラクシャードの冗談とは思えない尋常ではない様子に、ヒビキを危機感を感じる。そして天音に『ラクシャードの言う通りだ。いったんファイトをやめよう』と進言した。

 

 

天音「ううん、ファイトはやめない。 絶対に勝って流君達を追いかけるって決めたから!」

 

ヒビキ『天音………分かった。』

 

ラクシャード『ぐあぁぁぁーーー!! 相手のターン終了時、ゲージ2払い………"魔星浸蝕"』

◼️手札4→3/ゲージ2→0

 

ラクシャード『魔星龍の命の下に………侵蝕せよ、我が世界!』

 

 

イロウシェンTHEフラッグ

 

 

ラクシャード『魔星龍域』

 

 

魔星龍域

フラッグ

◼️「魔星龍域」は最初のフラッグに選べず、全てのフラッグでデッキに入れて使える。

◼️君は「魔星ゾーン」のカードを使える。そしてこのカードの下にあるフラッグの能力を得る。

◼️"魔星侵蝕"相手のターン終了時、ゲージ2払ってよい、払ったら、手札のこのカードを君のフラッグの上に重ねる。"魔星侵食"はファイト中1回だけ使える。

◼️君のメインフェイズ開始時、君の手札を好きなだけ捨ててよい。捨てたら、その枚数分、魔星ゾーンからカードを手札に加える。この能力は1ターンに1回だけ使える。

◼️君の場のカード全ては属性に〈魔星龍〉を得て、君はサイズの合計8までのモンスターを置ける。

 

 

 

ラクシャード『私のターン、ドロー、チャージ&ドロー!』

◼️手札3→4/ゲージ0→1

 

ラクシャード『魔星龍域の能力で手札を4枚捨て、魔星ゾーンから3枚手札に加える。』

◼️手札4→0→4/魔星ゾーン20→16

 

ラクシャード『キャスト〈魔星侵攻:イロウシェン・チャージ〉』

◼️手札4→3

 

 

魔星侵攻:イロウシェン・チャージ

魔星龍域

◼️君のデッキの上から3枚をゲージに置く。「魔星侵攻:イロウシェン・チャージ」は1ターンに1枚だけ使える。

 

 

ラクシャード『3チャージです』

◼️ゲージ1→4

 

ラクシャード『ゲージ4払いセンターにコール!〈魔星龍の神官 グランジレンマーズ・ラクシャード〉』

◼️手札3→2/ゲージ4→0

 

 

魔星龍の神官 グランジレンマーズ・ラクシャード

魔星龍域

魔星龍

サイズ7/攻25000/防1000/打撃3

◼️【コールコスト】君の場のサイズ3以上のモンスター1枚を破壊して、ゲージ4払う。

◼️このカードが君のセンターにいるなら、このカードは相手の効果で破壊されず、手札に戻せず、能力は無効化されず、ソウルはドロップに置かれず、レストされない。

◼️【起動】君のデッキの上からカードを15枚、このカードのソウルに入れる。この能力はファイト中に1回だけ使える。

◼️このカードが攻撃した時、相手の場のアイテム1枚と、魔法1枚と、相手の場のモンスター全てを破壊する。その後、君のライフ+2!この能力は1ターンに2回まで発動する。

【4回攻撃】【ソウルガード】【ライフリンク6】

 

 

ラクシャードの機械的な装甲がパージされ、ラクシャードは紫色に変色し、身体に緑色のラインが光って走る。そして新たに、ガトリングガンやキャノン砲が装備される。

 

 

ラクシャード『起動能力発動………! 私のデッキから15枚をソウルに入れる!』

 

 

グランジレンマーズラクシャード ソウル0→15

 

 

ラクシャード『アタックフェイズ! ラクシャードで天音に攻撃! 攻撃時能力、相手の場のアイテム、魔法、モンスター全てを破壊する!! さらに私のライフ+2!』LP3→5

 

天音「ひ、ヒビキのソウルガード!」

 

 

ラクシャードの背に装備されたガトリングが天音のフィールド全体に攻撃する。そしてそのまま天音にも攻撃する。

 

 

雷響竜 サウンドスターフィンダー 破壊!

 

ヒビキ 破壊!

【ソウルガード】ソウル4→3

 

雷響星のギター 破壊!

 

流星からのメッセージ 破壊!

 

 

さらに場の〈雷響〉のカードが減った事でヒビキの攻撃力と防御力がダウンする。

 

 

ヒビキ

攻10000→7000/防9000→6000/打撃3→2

 

 

ラクシャード『私の攻撃は続いている! 打撃3!』

 

天音「きゃぁ!」LP6→3

 

ラクシャード『ラクシャードの2回攻撃! 攻撃時にヒビキと星の記憶を破壊する!そしてライフ+2!』LP5→7

 

天音「ソウルガード!」

 

 

 

星の記憶~star memory~ 破壊!

 

ヒビキ 破壊!

【ソウルガード】ソウル2→1

攻7000→6000/防6000→5000

 

 

ラクシャード『打撃3!』

 

天音「キャスト!〈雷響の盾〉攻撃を無効化する! さらにライフ+2!」LP3→5

◼️手札5→4

 

ラクシャード『3回攻撃! 打撃3!』

 

天音「キャスト!〈エナジーバリア〉攻撃を無効化して、1チャージ!」

◼️手札4→3/ゲージ3→4

 

ラクシャード『4回攻撃! 打撃3!』

 

 

ラクシャードに装備されているキャノン砲から高出力のエネルギー弾を天音に向けて放つ!

 

 

天音「きゃぁぁぁ!!」LP5→2

 

ラクシャード『ターンエンドです。』

◼️手札2/ゲージ0/LP7

 

 

天音「くっ………」

 

 

さっきまでとは違い、荒々しいファイトをするラクシャードのあまりの変わりように天音は一歩引けをとる。

 

 

ヒビキ『天音、怖いか?』

 

天音「うん。少しね………、でも、ここで負けてなんていられない! 今ここでラクシャードを倒して、必ず流君達に追いつくの!」

 

ヒビキ『そうか………』

 

ヒビキ(ならば私も………、 私も、新たな力に目覚める時だ。)

 

 

天音「私のターン、ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札3→4/ゲージ4→5

 

 

天音がチャージ&ドローした時、引いたカードが光りのオーラを纏う。

 

 

ヒビキ『さぁ天音、新たなる私達の力を見せよう。』

 

天音「うん! ゲージ2払い、ヒビキを進化! 〈雷響天竜 ヒビキロード・ドラゴン〉」

◼️手札4→3/5→3

 

 

雷響天竜 ヒビキロード・ドラゴン

スタードラゴンW

雷響/雷響竜

サイズ3/攻7000/防5000/打撃2

◼️【コールコスト】君の場のサイズ2以上の〈雷響〉のモンスター1枚に重ねて、ゲージ2払う。

◼️【起動】君のデッキから〈雷響〉のカード1枚を選んで手札に加える。デッキを見たらシャッフルする。この能力は1ターンに1回だけ使える。

◼️〈響天歌〉(君のライフ6以下で、君の場に〈雷響〉のカードが4枚以上ある。)

このファイト中、このカードの攻撃力+7000、防御力+5000!さらに打撃力+1して、【3回攻撃】を得る。

【貫通】【移動】【ソウルガード】【ライフリンク4】

 

 

ヒビキは人の姿から、自身より一回り大きい四足で立つ竜の姿に変わり、背から翼が生え、ヒビキの纏う鎧もヒビキの身体に合わせて形状を変化させる。そしてヒビキ周りに微弱な雷が走る。

 

 

天音「ヒビキロードドラゴンの起動能力、デッキから〈雷響装衣 ボルト・アマネジア〉を手札に加える。」

◼️手札3→4

 

天音「そしてゲージ2払い、装備!〈雷響装衣 ボルト・アマネジア〉」

◼️手札4→3/ゲージ3→1

 

 

雷響装衣 ボルト・アマネジア

スタードラゴンW

雷響/衣装

アイテム:攻5000/打撃2

◼️【装備コスト】ゲージ2払う。

◼️このカードは相手の効果で破壊されず、手札に戻せず、ソウルはドロップに置かれず、能力は無効化されない。

◼️"永遠の恋歌"君の手札か、ドロップから〈雷響〉のカードを合計2枚までこのカードのソウルに入れてよい。入れたら、このカード1枚で〈雷響〉のカード3枚分として扱う。"永遠の恋歌"はファイト中に1回だけ使える。

◼️"響きわたる愛歌"このファイト中、君のモンスターが〈響天歌〉を使ったなら、このカードの攻撃力+5000!さらに、このカードは【3回攻撃】を得る。

【貫通】

 

 

天音はフリルドレス型の雷模様の黒いラインが入っている黄色いアイドル衣装に、膝上までのフリル付きのミニスカートを着衣する。そしてツインテールを黄色いリボンでまとめる。

 

 

天音「ボルトアマネジアの起動能力、デッキから〈雷響〉のカードを2枚までソウルに入れる。 そして私のライフは6になる。」LP2→6

 

 

ボルトアマネジア ソウル0→2

 

 

天音「ボルトアマネジアは、1枚で3枚分の〈雷響〉のカードとして扱える。」

 

ラクシャード『?』

 

天音「意味ならすぐに分かるよ。 私の場に〈雷響〉のカードが4枚以上ある時………発動!」

 

 

天音が手をかざした時、雷がギターの形に具現化される。

 

天音は激しく、しかし切ない曲調のメロディをギターで奏でる。

 

 

天音「宇宙まで響け、私の歌………!」

 

 

天音は激しく切ない曲調のメロディをギターで奏で、短く歌を歌う。ヒビキロードドラゴンはコーラスを合わせるように高い声で咆哮する。 そして、天音の衣装とヒビキロードドラゴンの竜鎧が微かに発光し、微弱な電磁波が全体を走り抜ける。

 

 

天音「このファイト中、ヒビキロードドラゴンの攻撃力+7000! 防御力+5000! 打撃力+1!【3回攻撃】を得る! さらにボルトアマネジアの能力、〈響天歌〉が発動した時、このファイト中、アマネジアの攻撃力+5000!【3回攻撃】を得る!」

 

 

ヒビキロードドラゴン

攻7000→14000/防5000→10000/打撃2→3/【3回攻撃】

 

 

ボルトアマネジア

攻5000→10000/【3回攻撃】

 

 

天音「アタックフェイズ! ヒビキロードドラゴンでグランジレンマラクシャードに攻撃!」

 

ラクシャード『ソウルガード!』

 

 

ヒビキロードドラゴンは前足で雷の爪を造り、ラクシャードを引き裂く!

 

 

ヒビキロードドラゴン

攻14000

 

グランジレンマラクシャード

防1000

 

グランジレンマラクシャード 破壊!

【ソウルガード】ソウル15→14

 

 

天音「貫通! 打撃3!」

 

ラクシャード『がぁぁぁ!』LP7→4

 

天音「ヒビキロードドラゴンの2回攻撃!」

 

ラクシャード『キャスト!〈魔星侵攻:イロウシェン・シールド〉』

◼️手札2→1

 

 

魔星侵攻:イロウシェン・シールド

魔星龍域

◼️相手のターンの攻撃中に使える。

◼️【対抗】その攻撃を無効化する。さらに、君のライフ+3!

 

 

ラクシャード『攻撃を無効化し、ライフ+3!』LP4→7

 

天音『ヒビキロードドラゴンで3回攻撃!』

 

ラクシャード『ソウルガード!』

 

 

ヒビキロードドラゴンは再び雷の爪でラクシャードに攻撃を仕掛けるが、ラクシャードはガトリングとキャノンで反撃する。 だが、ヒビキロードドラゴンは攻撃を避けながら、しかし当たりながらも突っ込み、ラクシャードを斬りつける!

 

 

ラクシャード 撃破!

【ソウルガード】ソウル14→13

 

 

天音「貫通! 打撃3!」

 

ラクシャード『ぐぁぁあ!』LP7→4

 

天音「ボルトアマネジアでラクシャードに攻撃!」

 

ラクシャード『ソウルガード!』

 

 

天音は雷で具現化させたギターをさらに形状変化させて剣の形にする。そして雷を纏う剣でラクシャードを斬る!

 

 

ボルトアマネジア

攻10000

 

グランジレンマラクシャード

防1000

 

グランジレンマラクシャード 撃破!

【ソウルガード】ソウル13→12

 

 

天音「私も貫通を持ってる! 打撃2!」

 

ラクシャード『うぁぁぁぁ!!』LP4→2

 

天音「ボルトアマネジアで2回攻撃!」

 

ラクシャード『ソウルガード………』

 

 

天音は大きくジャンプし、雷の剣を巨大な雷の槍に形状変化させて、それをラクシャード目掛けて投げつける!

 

 

グランジレンマラクシャード 撃破!

【ソウルガード】ソウル12→11

 

 

巨大な雷の槍はラクシャードを貫き、電磁波を纏て爆発した。

 

 

天音「貫通! 打撃2!」

 

ラクシャード『お見事です………天音。 ぐわぁぁぁぁぁぁ!!』LP2→0

 

 

 

 

ラクシャードは磁気を纏い、地に伏していた。魔星龍化は解け、機械の鎧を纏わない白い竜の姿で………。

 

ヒビキもまた、ファイトが終わり、人の姿に戻っていた。

 

 

天音「ラクシャード………」

 

ラクシャード「ふ、ふふふふふ………、私の負けですね。天音、ヒビキ………」

 

 

ラクシャードはダメージが残っているのか、弱々しい声で自分の負けを認める。そしてラクシャードの背後に魔星龍域のフラッグが黒い風穴を開けて現れる。

 

 

ラクシャード『どうやら私もここまでのようです………』

 

天音「教えてラクシャード。 どうして私をバディにしたかったの?」

 

 

天音はずっと思っていた疑問をラクシャードに投げかける。するとラクシャードは身体の痺れに耐えて、伏せの体制になる。

 

 

ラクシャード『私にとって、あなたはとても眩しかった………。』

 

天音「え?」

 

ラクシャード『群がる群衆を前に、幾つもの光りを浴び、あなたは奏でられたメロディに自分の声を乗せて、そして美しく舞っていた。 その時から、私の中にあなたと言う存在が刻み込まれた。』

 

 

 

その時、ラクシャードはまだスタードラゴンワールドの牢屋に投獄されていた。

 

 

ラクシャード『それから、私はどこかおかしかった。 気がつくと、いつも考えてしまうのは天音の事ばかり………、その度に、私の中の何かが疼く。』

 

 

ラクシャードは涙ながらに語る。だが自分が涙を見せている事にラクシャードは気付いていなかった。ただ胸の内を語り続ける。

 

そして、魔星龍域の風穴が周りの空気を吸い込み、ラクシャードは引きずられるように、ゆっくりと風穴に迫っていく。痺れが邪魔をして、ラクシャードはその流れに抗えない。

 

 

ラクシャード『天音の事を思う度に、私の中の何かが切なく痛むのです………! こんな痛みは初めてだった。ただ無性に天音の事が気になる………、私はいったいどうしたと言うのでしょう! この痛みの正体は、この切なさの正体はいったい何だと言うのでしょうか⁉︎ この痛みに………この気持ちに呼び名があるのなら何と言うのでしょうか⁉︎』

 

 

ラクシャードは思いの丈を全て語る。涙しながら、天音に抱く気持ちの正体が分からない事にラクシャードは感情的になり涙を流す。

 

だが天音は、ラクシャードが抱く思いの正体を知っていた。その切ない痛みの原因も、ラクシャードが抱く気持ちの呼び名も全て………。

 

なぜなら、彼女もまた、その気持ちを抱き続ける者だから。だからこそ、ラクシャードの気持ちの前に天音も涙を流す。

 

 

ラクシャード『なぜ、あなたも涙を………?』

 

天音「私、分かるよ。 ラクシャードのその気持ち。 私も同じだから。」

 

 

ラクシャードは天音の言葉に冷静を取り戻す。 そして天音も自分と同じ気持ちを抱いている事に驚いた。

 

 

ラクシャード『この気持ちが、この切なさの正体が分かるのですか?』

 

天音「うん。」

 

ラクシャード『教えてください。この切なさの呼び名を………』

 

天音「あなたの抱く感情は、その切ない痛みは、その気持ちは………"恋"だよ。」

 

ラクシャード『………"恋"………?』

 

天音「うん。"恋"」

 

 

"恋" ラクシャードはその言葉を知っている。ただ言葉を知っているだけなのだ。それがいったいどう言うものなのかは全く分からなかった。 だが、自分が天音に抱くこの気持ちが"恋"と言うものなのだとしたら………、天音の答えに、ラクシャードは酷く納得した。

 

長い間抱き続けたこの気持ちにやっと答えが出た。 心に刺さるつっかえが取れたような、そして初めて感じたモヤモヤの消失。 ラクシャードは今、すこぶる晴れやかだった。

 

 

ラクシャード『そう、私はあなたに………天音に"恋"をしていたのですね………。でも、私のこの気持ちを理解できたと言う事は、あなたも誰かに"恋"をしているのですか?』

 

 

ラクシャードは、自分の気持ちに共感し、答えを言えた天音に疑問を投げかける。

 

その質問に天音は頬をピンクに染め、少し気恥ずかしそうに、でもはっきりと 「うん。」 と答えた。 その時の天音の表情はすごく可憐でいて、そしてとても愛おしかった。

 

そしてラクシャードは、その気持ちの先に誰がいるのかも分かり始めていた。 あの少年だ。 偽りの力で天音をバディにした時、ヒーローワールドで対峙したあの少年………。

 

だが不思議と嫉妬の感情は沸かなかった。ラクシャードはただ優しく、天音に微笑み、そして………

 

 

ラクシャード『ありがとう、天音………。』

 

天音「ラクシャード!!」

 

 

その言葉を最後に、ラクシャードは魔星龍域に吸い込まれて消滅してしまった。

 

 

ヒビキ『天音………』

 

天音「………大丈夫だよ、ヒビキ。行こう」

 

 

天音は目に涙を浮かべてヒビキに向き直る。

 

 

ヒビキ『無理をする事はない。ゆっくり休んでから行こう、天音。』

 

天音「うん。」

 

 

 

 

 

 

 




今回も感想を是非‼︎


"恋"を説明するのは難しい。


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ぶつかり合う力

前回の『バディファイトLoveLive!サンシャイン‼︎』

 

 

ついに、ヒビキ・天音と、魔星六強衆の1人ラクシャードのファイトにケリがついた。

 

ラクシャードは天音を心かよう真のバディにしようと、ヒビキは天音を奪われない為に激しくぶつかり合い、死闘の末、天音とヒビキの勝利に終わった。

 

消え行くラクシャードの心の内にあったのは、天音への"恋"の感情だった事を知り、ラクシャードの内にあった切ない痛みや悲壮感、心の内にあったつっかえが取れて、満足したように消えていった。

 

そして天音もまた、流への"恋"の気持ちを改めて強く感じていた。

 

 

ーーーーーー

 

 

沼津の海上の空に魔法陣に玉座を置き、座している俠兵と背後に浮かんでいるガノンは、あちらこちらで行われているファイトの様子を見ていた。

 

 

ガノン『どうやらクリッシュとラクシャードは敗北したようだな。』

 

俠兵「そうか………。流は?」

 

ガノン『こちらに向かっている。 しばらくすれば我々の前に現れるだろう。』

 

俠兵「そうか。」

 

 

俠兵はもうしばらく訪れるだろう流とのファイトを楽しみに、自分のデッキを眺めていた。

 

 

ーーーーーー

 

 

千歌と流はラクシャードを天音に任せて俠兵とガノンの下に向かっていた。 流はモンスターの姿になったスメラギノミコトの背に乗り、千歌はドラゴンフォースを解放して移動していた。

 

 

流「天音、大丈夫かな………」

 

千歌「流君?」

 

流「できれば天音には、こんな戦いに巻き込みたくなかったんだけど………。」

 

千歌「流君は本当に天音ちゃんが好きなんだね!」

 

 

千歌の突然の言葉に流は顔を赤らめて少し焦る。

 

 

流「な………! ちょ、直球で言うなよ………恥ずかしいだろ?」

 

千歌「あーーー!図星だ! 流君分かりやすいね〜〜」

 

流「か、からかうなよ。 こんな状況で」

 

千歌「こんな状況だからだよ。」

 

流「え?」

 

千歌「天音ちゃんが心配なのも分かるけど、私達はただみんなの頑張りを無駄にしない為にも進まないと! 今私達は俠兵君やガノンを止めなきゃいけない。」

 

流「千歌………」

 

 

千歌は今のからかいが嘘だったかのように真面目に、でも笑って流の不安を取っ払う。

 

 

流「そうだね。 みんなは僕達を任せて先に行かせてくれた………。僕達も、みんなを信じないとな。」

 

千歌「うん!」

 

流「ありがとう。千歌」

 

スメラギ『ワン!!』

 

 

スメラギは一吠えして急停止する。

 

 

流「スメラギ? どうした?」

 

スメラギ『ワン!ワン!』

 

流「『前を見ろ』って?」

 

 

スメラギの言う通り前を見ると、青い長髪で目つきが鋭い細身の若い男が1人、こちらに歩いて迫って来ていた。

 

鋭い目つきから感じる威圧感だけで、この"男は一般人ではない"と、流と千歌は確信する。

 

近づいて来た男は2人と一定の距離で止まり、口を開く。

 

 

「俺の名は、石鮫(いしざめ)。『魔星六強衆』の1人だ。 ガノン様の命により、君達を止める。」

 

 

突然現れた石鮫いしざめを前に、千歌は流の一歩前に出る。

 

 

千歌「流君は先に行って、この人は私が相手するよ。」

 

流「千歌………」

 

千歌「行って!」

 

流「………分かった。スメラギ!」

 

スメラギ『ワフッ!』

 

 

流の呼びかけにスメラギはジャンプし、石鮫を飛び越えて先に走って行った。

 

 

千歌「追わないんですか?」

 

石鮫「追う必要はない。 さっきの少年が星野 流だろ? 彼はガノン様と俠兵様の相手らしいからな。 俺は元から君をファイトに指名しようと思っていた。」

 

千歌「私を?」

 

石鮫「もはや言葉を交わす事などない。 さあバディファイトだ。」

 

 

石鮫はデッキケースを構える。

 

 

千歌「私は高海 千歌。 そのファイトを受けるよ!」

 

 

 

 

千歌「全てを照らす光、眩き無限の烈光!輝きのルミナイズ!〈光輝なる超太陽〉」

 

石鮫「燃え上がれ漆黒の炎、吹き荒れよ深黒の風! ルミナイズ〈集え、黒戦騎団!〉」

 

 

オープンTHEフラッグ

 

 

千歌「ドラゴンワールド」

◼️手札6/ゲージ2/LP10

 

石鮫「ダークネスドラゴンワールド」

◼️手札6/ゲージ2/LP10

 

 

石鮫「俺のターンからだ。ドロー、チャージ&ドロー」

◼️手札6→7/ゲージ2→3

 

石鮫「ライトに〈黒戦騎団 アンギャツ〉をコール」

◼️手札7→6/ゲージ3→2

 

 

黒戦騎団 アンギャツ

ダークネスドラゴンW

黒竜/黒騎士

サイズ2/攻4000/防2000/打撃1

◼️このカードが攻撃した時、君の場に他のカード名に「黒戦騎団」を含むカードが2枚以上あるなら、このカードの攻撃力+2000、打撃力+1!

◼️このカードが破壊された時、相手にダメージ1!

【移動】

 

 

石鮫「レフトに〈黒戦騎団 ガヤル〉をコール」

◼️手札6→5

 

 

黒戦騎団 ガヤル

ダークネスドラゴンW

黒竜/黒騎士

サイズ1/攻4000/防2000/打撃1

◼️このカードが登場した時、君の手札を1枚ドロップに置く。置いたら、君のデッキの上からカードを1枚ゲージに置く。

◼️このカードが破壊された時、君のドロップにあるサイズ1以下のカード名に「黒戦騎団」を含むモンスター1枚を【コールコスト】を払わずコールできる。

 

 

石鮫「ガヤルの登場時、手札を1枚捨て、1チャージだ。」

◼️手札5→4/ゲージ3→4

 

石鮫「さらにゲージ2払い、〈黒戦竜刀 タツマサ〉を装備。」

◼️手札4→3/ゲージ4→2

 

 

黒戦竜刀 タツマサ

ダークネスドラゴンW

黒竜/刀

アイテム:攻5000/打撃2

◼️【装備コスト】ゲージ2払う。

◼️このカードは、カード名に「黒戦騎団」を含むカードとして扱う。

◼️君の場にカード名に「黒戦騎団」を含むカードが2枚以上あるなら、このカードは【2回攻撃】と【貫通】を得る。

◼️君の場のカード名に「黒戦騎団」を含むモンスターが破壊された時、君のライフ+2!この能力は1ターンに1回だけ使える。

 

 

石鮫「タツマサは自身の効果で【2回攻撃】と【貫通】を得る。」

 

 

タツマサ

【2回攻撃】【貫通】

 

 

石鮫「アタックフェイズだ。 アンギャツでファイターに攻撃! アンギャツは攻撃時に攻撃力+2000/打撃+2される。 打撃3だ」

 

 

アンギャツ

攻6000→8000/打撃1→3

 

 

千歌「うわぁぁ!」LP 10→7

 

石鮫「ターンエンドだ。」

◼️手札3/ゲージ2/LP 10

 

 

千歌「私のターン、ドロー!チャージ&ドロー!」

◼️手札6→7/ゲージ2→3

 

千歌「ライフ1払い、ライトに〈必殺の型 バルドラゴン〉をコール!」

◼️手札7→6/LP7→6

 

 

必殺の型 バルドラゴン

太陽竜

サイズ2/攻6000/防1000/打撃2

 

 

千歌「バルドラゴンの登場時、3チャージ!」

◼️ゲージ3→6

 

千歌「さらにレフトに〈フレアファング・ドラゴン〉をコール!」

◼️手札6→5

 

 

フレアファング・ドラゴン

太陽竜

サイズ1/攻3000/防1000/打撃1

 

 

千歌「フレアファングの登場時、場に他の太陽竜がいれば、1チャージ、1ドロー!」

◼️手札5→6/ゲージ6→7

 

千歌「ライトに〈太陽神の欠片 バルドラゴン〉をコール!」

◼️手札6→5

 

 

太陽神の欠片 バルドラゴン

太陽竜

 

サイズ2/攻5000/防3000/打撃2

 

 

先にライトにいた「必殺の型 バルドラゴン」はドロップに置かれる。

 

 

千歌「太陽神の欠片バルドラゴンの登場時能力で、ライフ1払い、デッキから「超太陽輝竜 バルソレイユ・ソル」を手札に加える。」

◼️手札5→6/LP6→5

 

千歌「そしてゲージ2払い、バルドラゴンとフレアファングを進化!〈超太陽輝竜 バルソレイユ・レイ〉!」

◼️手札6→5/ゲージ7→5

 

 

超太陽輝竜 バルソレイユ・レイ

ドラゴンW/スタードラゴンW/ダークネスドラゴンW

太陽竜/ネオドラゴン/黒竜

サイズ3/攻7000→10000/防7000/打撃2→3

◼️【コールコスト】君の場のモンスター2枚までの上に重ねて、君のドロップからカードを1枚このカードのソウルに入れて、ゲージ2払う。

◼️このカードにソウルがあるなら、このカードの攻撃力+3000、打撃力+1!

◼️このカードが連携攻撃した時、相手の場のモンスター1枚を破壊するか、相手の場のソウル1枚をドロップに置く。

◼️"太陽の瞬"【対抗】【起動】君のライフ+5!!!この能力は、相手のアタックフェイズとファイナルフェイズに1回ずつ発動する。

【2回攻撃】【ソウルガード】/ソウル2

 

 

 

千歌の場に現れたバルソレイユは、クリアブルーの刃がついた白い肩鎧、白い腕あてとクリアブルーの爪のような刃がついたガントレットを両手に装備し、クリアブルーの爪のような刃がついた白いレッグアーマーを装備し、クリアブルーの5本の角刃が生えたヘルムを装備する。そして背中にクリアブルーの刃のソードビットが8本円陣を組んでいる。

 

 

 

千歌「ここで立ち止まってなんていられない………、一気に決める! 私のライフ6以下で、場にバルソレイユがいれば、ゲージ3払って………〈真・ドラゴンフォース"紅蓮太陽の型"〉解放‼︎」

◼️手札5→4/ゲージ5→2

 

 

真・ドラゴンフォース"紅蓮太陽の型"

ドラゴンW

太陽竜

攻7000/打撃2

『解放条件‼︎』(君のライフ6以下で、君の場にサイズ3のカード名に「バルソレイユ」を含むモンスターがいる。)

◼️【装備コスト】ゲージ3払う。

◼️このカードの能力は無効化されず、相手の効果で破壊されず、場を離れない。

◼️君の場のサイズ2以下の〈太陽竜〉のサイズを1減らし、君は場にサイズの合計4までのモンスターを置ける。

◼️お互いのアタックフェイズ開始時、君のデッキの上からカードを1枚、君の場のモンスター1枚のソウルに入れる。

◼️このカードが他の〈太陽竜〉と連携攻撃した時、このカードをスタンドして、君のライフ+2!!さらに君のライフが10以上なら、このカードと連続攻撃したサイズ2以下の〈太陽竜〉のモンスター1枚は【2回攻撃】を得る。

 

 

千歌「レフトに〈太陽の竜 バルドラゴン〉をコール!」

◼️手札4→3/ゲージ2→1

 

 

太陽の竜 バルドラゴン

太陽竜

サイズ2→1/攻5000/防3000/打撃2/【貫通】

 

 

千歌「真ドラゴンフォースの能力で、サイズ2以下の太陽竜のサイズを1減らして、さらに場にサイズ4までのモンスターを置ける!」

 

千歌「アタックフェイズ! 真ドラゴンフォースの能力でデッキトップから1枚をバルソレイユレイにソウルイン!」

 

 

バルソレイユソル ソウル2→3

 

 

千歌「真ドラゴンフォースとバルソレイユレイで石鮫さんに連携攻撃! 真ドラゴンフォースはスタンド、ライフ+2! さらにバルソレイユレイの連携攻撃時の能力! 黒戦騎団ガヤルを破壊!」LP5→7

 

 

黒戦騎団 ガヤル 破壊!

 

 

石鮫「ガヤルの破壊時能力発動、ドロップより〈黒戦騎団団長 ギャディス〉をセンターにバディコール!」LP 10→11

 

 

黒戦騎団団長 ギャディス

ダークネスドラゴンW

黒竜/黒騎士

サイズ1/攻6000/防1000/打撃2

◼️【コールコスト】ゲージ1払う。

◼️"黒戦呼応"【対抗】お互いのターン中、君の場のカード名に「黒戦騎団」を含むモンスターが効果で破壊された時、ドロップにあるこのカードをコールする。"黒戦呼応"は1ターンに2回だけ使える。

◼️このカードがドロップから登場した時、君のデッキの上からカードを1枚このカードのソウルに入れる。さらに君のライフ+1して、相手にダメージ1!

◼️このカードが破壊され、ドロップに置かれた時、君のライフ+2!

【2回攻撃】【貫通】【移動】【ソウルガード】

 

 

石鮫「ギャディスの登場時能力、デッキトップから1枚をソウルに入れ、俺のライフ+1! 相手にダメージ1だ!」LP 11→12

 

 

ギャリフ ソウル0→1

 

 

千歌「くぅっ!」LP7→6

 

石鮫「さらに黒戦竜刀 タツマサの能力、黒戦騎団のモンスターが破壊された時、俺のライフ+2だ。」LP 12→14

 

 

破壊されたガヤルの魂がタツマサに吸収され、石鮫に力を与える。

 

 

千歌「でも、センターにモンスターを出しても、攻撃対象である石鮫さんへの攻撃は変わらないよ! 連携打撃5!」

 

石鮫「ぐぅぅ………!」LP14→9

 

千歌「真ドラゴンフォースとバルソレイユレイでギャディスに連携攻撃! 真ドラゴンフォースをスタンド、ライフ+2! バルソレイユレイの能力でアンギャツを破壊!」LP7→9

 

 

黒戦騎団 アンギャツ 破壊!

 

 

石鮫「アンギャツの破壊時能力、相手にダメージ1!」

 

千歌「くっ! 攻撃続行!」LP9→8

 

石鮫「ソウルガードだ」

 

 

真ドラゴンフォース+バルソレイユ・レイ

連携 攻17000

 

黒戦騎団団長 ギャディス

防1000

 

黒戦騎団団長 ギャディス 撃破!

【ソウルガード】ソウル1→0

 

 

千歌「真ドラゴンフォースとバルドラゴンでギャディスに連携攻撃! 真ドラゴンフォースをスタンド、ライフ+2! バルドラゴンは攻撃時に攻撃力+5000!」LP8→10

 

 

真ドラゴンフォース+太陽の竜 バルドラゴン

連携 攻12000→17000

 

黒戦騎団団長 ギャディス

防1000

 

黒戦騎団団長 ギャディス 撃破!

 

 

石鮫「ギャディスが破壊されドロップに置かれた時、ライフ+2だ!」LP9→11

 

千歌「バルドラゴンの貫通! 打撃2!」

 

石鮫「ぐぅっ!」LP11→9

 

千歌「さらに、私のライフが10以上あるなら真ドラゴンフォースと連携したバルドラゴンは【2回攻撃】を得る!」

 

石鮫「ん⁉︎」

 

千歌「真ドラゴンフォースとバルドラゴンで連携攻撃! 真ドラゴンフォースをスタンド、ライフ+2! 連携打撃4!」LP 10→12

 

石鮫「キャスト!〈ドラゴンシールド"黒竜の盾"〉ダメージを0に減らし、ライフ+1!」LP LP9→10

 

千歌「真ドラゴンフォースで石鮫さんに攻撃! 打撃2!」

 

石鮫「ぐぅっ!」LP 10→8

 

千歌「ターンエンド!」

◼️手札3/ゲージ1/LP12

 

 

石鮫「なかなかやる………だが、まだあの少年程ではない。」

 

 

千歌は石鮫がこぼした一言に疑問を抱く。

 

 

千歌「あの少年………、俠兵君の事?」

 

石鮫「ああ、彼は俺が出会ったどのファイターよりも圧倒的に強かった。」

 

 

石鮫は俠兵と出会うまでの事を憶想する。

 

 

 

ーーー回想ーーー

 

 

石鮫はバディファイトを専門にする道場「狩沢流バディ風会」の門下生だった。 石鮫は14歳の頃に道場に引き取られ、16歳の頃には道場の生徒の中でも飛び抜けてバディファイトの才能に恵まれており、師範代である「狩沢 七麻呂(かりさわ しちまろ)」からも一目置かれていた。

 

石鮫が21歳の時、師範代である狩沢 七麻呂(かりさわ しちまろ)は病により死去してしまった。 石鮫をはじめ門下生達はショックを受けたが、数日後に新たな師範代を決める事になった。 その候補の中でも、石鮫は飛び抜けたバディファイトの才能を認められており、後輩や同僚はもちろん、先輩達からも次の師範代にふさわしいと言われ、石鮫は道場の生徒全員の一致により次の師範代に選ばれた。

 

石鮫は師範代に選ばれた事を光栄に思い、喜んではいたが、何か釈然とせず、満足が出来なかった。 石鮫は、今は亡き狩沢七麻呂師範から直接、次の師範代として認められたい、直接指名してほしかったのだ。 だが今はもう狩沢七麻呂はいない………。 

 

釈然としないまま師範代を務めていた石鮫の元に、同僚の1人が手紙のようなものを持って来た。同僚によると、七麻呂師範の遺品を整理していた時に見つけた手紙だと言う。手紙の内容は師範代が書き留めていたものだった………。

 

石鮫は道場の門下生を集めて、その手紙を朗読する。

 

 

『拝啓、儂のかわいい弟子達よ。 お主らがこの手紙を読んでいるのならば、儂の遺品整理をしている最中なんじゃろうのう。 死んだ後まで迷惑をかけてすまぬ。 さて、儂が死んだとなれば最初の問題は「次の師範代」を決める事じゃの? もし多数の意見によって1人が選ばれているのなら、その者を次の師範代候補として次の課題に挑んでもらう。』

 

 

石鮫(次の課題………?)

 

 

『その課題とは………バディ道場「雷清会」「天風会」「西浦流バディ会」「金沢バディ道場」この4つの門下の師範代を倒して来る事じゃ。 それを全て達成した者を、儂も師範代として認めよう。』

 

 

手記はそこで終わっていた。石鮫はその手記に涙し、そして皆から認められた師範代候補として前師範代である狩沢七麻呂の課題を達成する為に門下生達に見送られて課題達成の旅に出た。

 

石鮫は数ヶ月をかけて師範代に指定された道場に赴いては、指定された順番に道場に挑んでは勝ち、挑んでは負け、再挑戦しては勝ちを繰り返して課題達成に近づいていた。 そして最後に指定されていた道場「金沢バディ道場」に挑み、そして勝利した。

 

 

石鮫「ギャディスでとどめだ!」

 

金沢師範「ぐぅぅ!!」LP 0

 

 

金沢師範「見事だ若者よ。 受け取れ。」

 

 

石鮫は金沢師範から課題達成のメダルをもらった。

 

 

石鮫「これは?」

 

金沢師範「狩沢から、師範代候補の者が来て見事勝利した時に、その者に渡せと言われたのだ。 よもやこんな若者が来るとは思わなかったがね。 見事課題達成だ。 胸を張って師範を名乗るがいい。」

 

 

課題を全て達成し、狩沢流バディファイト風会に帰って来た石鮫を門下生の皆が歓迎し、そして新たな師範として敬っていた。後に道場の名は「石鮫流バディファイト風会」に改名された。

 

そして師範になってから1年後………、師範として多くの門下生を指導していた石鮫の前に、1人の少年が現れた。 その少年こそ、紫ノ咲 俠兵だった。

 

俠兵は道場の門下生を次々と倒し、そして師範である石鮫ともファイトした。 そして石鮫は俠兵に敗北してしまった。

 

 

石鮫「ぐっ………負けた………。 お前は、どこの流派のファイターなんだ?」

 

俠兵「別にどこにも属してないよ。」

 

石鮫「道紋が欲しければ持っていけ………」

 

俠兵「勘違いしないでくれ。 俺は道場破りに来たわけじゃない。」

 

石鮫「ならば、なぜ?」

 

俠兵「自分の強さを確かめたかっただけだ。 後、欲しいとしたら石鮫師範、あんたを借りたい。」

 

石鮫「?」

 

ガノン『我々と来れば、我々と同じ力をうぬに与えよう………』

 

 

俠兵とガノンのあり得ない要求に門下生達は異議を唱え、俠兵を追い払おうとするが、石鮫は「静まれ!!」とその声を止めた

 

圧倒的だった………。見た事のない戦法、フラッグ、モンスター、体験した事のない圧倒的な敗北感………。 石鮫は俠兵の強さに屈服し、そして俠兵の強さに魅了されたように、俠兵について行く事を決めたのだった。

 

 

 

ーーー回想 了ーーー

 

 

 

石鮫「今こそ、あの少年から得た力を行使する。 相手のターン終了時、ゲージ2払い………"魔星浸蝕"」

◼️手札3→2/ゲージ2→0

 

石鮫「魔星龍の命の下に………浸蝕せよ我が世界!」

 

 

イロウシェンTHEフラッグ

 

 

魔星龍域

フラッグ

◼️「魔星龍域」は最初のフラッグに選べず、全てのフラッグでデッキに入れて使える。

◼️君は「魔星ゾーン」のカードを使える。そしてこのカードの下にあるフラッグの能力を得る。

◼️"魔星侵蝕"相手のターン終了時、ゲージ2払ってよい、払ったら、手札のこのカードを君のフラッグの上に重ねる。"魔星侵食"はファイト中1回だけ使える。

◼️君のメインフェイズ開始時、君の手札を好きなだけ捨ててよい。捨てたら、その枚数分、魔星ゾーンからカードを手札に加える。この能力は1ターンに1回だけ使える。

◼️君の場のカード全ては属性に〈魔星龍〉を得て、君はサイズの合計8までのモンスターを置ける。

 

 

石鮫「俺のターン、ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札2→3/ゲージ0→1

 

石鮫「魔星龍域の能力で、手札を3枚捨て、魔星ゾーンより3枚を手札に加える。」

◼️手札3→0→3

 

石鮫「キャスト〈魔星侵攻:イロウシェン・クリプト〉」

◼️手札3→2

 

 

魔星侵攻:イロウシェン・クリプト

魔星龍域

チャージ

◼️君のデッキの上から1枚ゲージに置いて、デッキの上から2枚をドロップに置く。置いたら、魔星ゾーンから2枚を手札に加える。このカードは1ターンに1回だけ使える。

 

 

石鮫「1チャージ、デッキトップから2枚破棄して、魔星ゾーンから2枚を手札に加える。」

◼️手札2→4/ゲージ1→2

 

石鮫「ライフ1払い、キャスト〈魔星侵攻:イロウシェン・カルノス〉」

◼️手札4→3/LP8→7

 

 

魔星侵攻:イロウシェン・カルノス

魔星龍域

◼️【使用コスト】ライフ1払う。

◼️君のデッキの上から3枚ドロップに置いて、君のデッキからカードを1枚ゲージにおいて、カードを1枚引いて、魔星ゾーンから1枚手札に加える。

 

 

石鮫「デッキトップから3枚破棄し、1チャージ、1ドロー、魔星ゾーンから1枚を手札に加える。」

◼️手札3→4→5/ゲージ2→3

 

千歌「一気に手札とゲージを増やした………」

 

石鮫「ゲージ2払い、ライトにコール 〈魔星龍の使徒 グランドラグナイト・ギャディス〉!」

◼️手札5→4/ゲージ3→1

 

 

魔星龍の使徒 グランドラグナイト・ギャディス

魔星龍域

魔星龍

サイズ5/攻10000/防1000/打撃2

◼️【コールコスト】ゲージ2払う。

◼️このカードはカード名に「黒戦騎団」を含むカードとして扱う。

◼️【起動】場のこのカードを破壊してよい。破壊したら、君のドロップからサイズ1以下のモンスターを3枚まで選んで、【コールコスト】を払わずにコールする。この能力は1ターンに1回だけ、このカードにソウルが無い時だけ使える。

◼️ "悪意の黒騎士"【対抗】君の場のモンスターを好きなだけこのカードのソウルに入れて、ドロップのこのカードを【コールコスト】を払わずにコールする。"悪意の黒騎士"は1ターンに1回だけ使える。

【3回攻撃】【貫通】【ソウルガード】

 

 

石鮫「グラドラグナイトギャディスの起動能力、自身を破壊する!」

 

 

グラドラグナイトギャディス 自壊!

 

 

千歌「え⁉︎ どうして⁉︎」

 

石鮫「今わかる。 俺のドロップからサイズ1以下のモンスターを3枚までを復活させる! ライトに〈黒戦騎団 ディンズー〉センターに〈黒戦騎団 ベガリラ〉レフトに〈黒戦騎団 アンギャツ〉をコール!」

 

 

黒戦騎団 ディンズー

ダークネスドラゴンW

黒竜/黒騎士

サイズ1/攻5000/防1000/打撃2

◼️このカードが攻撃した時、このカードの攻撃力+2000!

【貫通】

 

 

黒戦騎団 ベガリラ

ダークネスドラゴンW

黒竜/黒騎士

サイズ1/攻6000/防1000/打撃2

◼️【対抗】このカードのバトル終了後、このカードを破壊する。破壊したら、君はカードを1枚引く。

 

 

黒竜騎団 アンギャツ

黒竜/黒騎士

サイズ1/攻4000/防1000/打撃1

 

 

石鮫「グラドラグナイトギャディスはカード名に「黒戦騎団」を含むものとして扱う。よってタツマサの能力でライフ+2だ。」LP7→9

 

石鮫「アタックフェイズだ。 ディンズーでバルドラゴンに攻撃! 攻撃時に攻撃力+2000!」

 

 

ディンズー

攻5000→7000

 

バルドラゴン

防3000

 

太陽の竜バルドラゴン 撃破!

 

 

石鮫「アンギャツでファイターに攻撃! 攻撃時に攻撃力+2000/打撃+1!」

 

 

アンギャツ

攻4000→6000/打撃1→2

 

 

千歌「うぁぁ!」LP12→10

 

石鮫「ベガリラでファイターに攻撃! 打撃2!」

 

千歌「うぅぅ!」LP 10→8

 

石鮫「ベガリラの能力発動!バトル終了後、ベガリラ自身を破壊する。そして1ドロー!」

◼️手札4→5

 

 

黒戦騎団 ベガリラ 自壊!

 

 

石鮫「場の黒戦騎団が破壊された時、ドロップの〈黒戦騎団団長 ギャディス〉の能力、復活せよ我がバディ、ライトにコール!」

 

 

黒戦騎団団長 ギャディス

サイズ1/攻6000/防1000/打撃2/【2回攻撃】【貫通】【移動】【ソウルガード】

 

 

石鮫「ギャディスがドロップから登場した時! デッキトップから1枚ソウルに入れ、ライフ+1! 相手にダメージ1!」LP9→10

 

 

ギャディス ソウル0→1

 

 

千歌「うぅ………」LP8→7

 

石鮫「ギャディスでファイターに攻撃! 打撃2!」

 

千歌「きゃぁ!」LP7→5

 

石鮫「ギャディスの2回攻撃! 打撃2!」

 

千歌「うわぁ!」LP5→3

 

石鮫「俺のアイテムは、場に「黒戦騎団」が2枚以上あれば【2回攻撃】と【貫通】を得る。 タツマサでファイターを攻撃! 打撃2!」

 

千歌「キャスト!〈ドラゴンシールド 太陽の盾〉攻撃を無効化して、1チャージ、ライフ+1!」LP3→4

◼️手札3→2/ゲージ1→2

 

 

石鮫は鞘から黒い刀刃を抜き、千歌を斬る。だが千歌は手を前にかざし、バルドラゴンの顔に似た盾でその攻撃を弾く!

 

 

石鮫「タツマサの2回攻撃! 打撃2!」

 

千歌「うぅぅっ! よし、た、耐えたよ!」LP4→2

 

 

今までの攻撃を耐えた千歌に対し、石鮫は「ふふふ………」と不適に笑いを浮かべる。

 

 

石鮫「これで終わったと思ったか?」

 

千歌「え?」

 

石鮫「"悪意の黒騎士"………、ギャディスとアンギャツをソウルに入れ、ドロップから〈魔星龍の使徒 グランドラグナイト・ギャディス〉をノーコストでライトにコール!」

 

 

魔星龍の使徒 グランドラグナイト・ギャディス

魔星龍域

魔星龍

サイズ5/攻10000/防1000/打撃2

◼️【コールコスト】ゲージ2払う。

◼️【起動】場のこのカードをドロップに置いてよい。置いたら、君のドロップからサイズ1以下のモンスターを3枚まで選んで、【コールコスト】を払わずにコールする。この能力は1ターンに1回だけ、このカードにソウルが無い時だけ使える。

◼️ "悪意の黒騎士"【対抗】君の場のモンスターを好きなだけこのカードのソウルに入れて、ドロップのこのカードを【コールコスト】を払わずにコールする。"悪意の黒騎士"は1ターンに1回だけ使える。

【3回攻撃】【貫通】【ソウルガード】

 

 

千歌「そんな⁉︎」

 

石鮫「グラドラグナイトギャディスでファイターに攻撃!」

 

千歌「バルソレイユレイの能力! 私のライフを+5!」LP2→7

 

石鮫「何⁉︎」

 

 

バルソレイユレイの背中のソードビットが千歌を囲み、トライアングル状に千歌を光りで包む。そして千歌のライフが5回復した。

 

 

石鮫「攻撃は続いているぞ! 打撃2!」

 

千歌「うぁぁぁ!」LP7→5

 

石鮫「グラドラグナイトギャディスで2回目の攻撃! 打撃2!」

 

千歌「うわぁ!」LP5→3

 

石鮫「グラドラグナイトギャディスで3回攻撃だ!」

 

千歌「うわぁぁぁ!!」LP3→1

 

石鮫「倒しきれなかっただと………⁉︎」

 

 

合計約10回もの攻撃を見事に耐えきり、そして立っている千歌に驚きを覚える。 それとは別に、今の連続攻撃に耐えた千歌に、俠兵を前にした時とは別の感情が生まれた。

 

俠兵とファイトしていた時は、俠兵の圧倒的な強さに恐ろしさ混じりの衝撃があったが、千歌とのファイトには今までとは違った高揚感があった。 今までのファイトでは久しく感じられなかった熱さが込み上げて来る。

 

 

石鮫「ターンエンドだ。」

◼️手札4/ゲージ1/LP10

 

 

連続10回の攻撃を凌ぎ、自分のターンが回って来た時、千歌はいつもの自身に満ちた笑みになる。

 

 

千歌「私のターン、ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札2→3/ゲージ2→3

 

千歌「レフトに〈神速のバルドラゴン〉をコール!」

◼️手札3→2

 

 

神速のバルドラゴン

太陽竜

サイズ2→1/攻6000/防3000/【移動】

 

 

千歌「アタックフェイズ! 真ドラゴンフォースの能力で、デッキトップから1枚をバルソレイユレイにソウルイン!」

 

 

バルソレイユレイ ソウル3→4

 

 

石鮫「グラドラグナイトギャディスをセンターに移動!」

 

 

グラドラグナイトギャディス

ライト→センター

 

 

千歌「真ドラゴンフォースとバルソレイユレイで連携攻撃! 真ドラゴンフォースをスタンド、ライフ+2! バルソレイユレイの連携時能力でグラドラグナイトギャディスを破壊!」LP1→3

 

石鮫「ソウルガード!」

 

 

グラドラグナイトギャディス 破壊!

【ソウルガード】ソウル2→1

 

 

千歌「攻撃は続いているよ!」

 

石鮫「キャスト!〈黒戦騎団歌"黒き騎士達に栄誉の盾を"〉」

◼️手札4→3

 

 

黒戦騎団歌"黒き騎士達に栄誉の盾を"

ダークネスドラゴンW

防御

◼️相手のターンの攻撃中に使える。

◼️【対抗】その攻撃を無効化する。さらにこのターン中に君のモンスターが破壊されているなら、君のライフ+1!

 

 

石鮫「攻撃を無効化する! さらに俺のモンスターがこのターン中に破壊されていれば、ライフ+1!」LP10→11

 

千歌「真ドラゴンフォースとバルソレイユレイで2回連携攻撃! 真ドラゴンフォースをスタンド、ライフ+2! バルソレイユレイの連携時能力でグラドラグナイトギャディスを破壊!」LP3→5

 

石鮫「ソウルガードだ!」

 

 

グラドラグナイトギャディス 破壊!

【ソウルガード】ソウル1→0

 

 

真ドラゴンフォース+バルソレイユレイ

連携 攻17000

 

グラドラグナイトギャディス

防1000

 

グラドラグナイトギャディス 撃破!

 

 

石鮫「バカな………⁉︎」

 

千歌「真ドラゴンフォースと神速のバルドラゴンで連携攻撃! 真ドラゴンフォースをスタンド、ライフ+2! さらに神速のバルドラゴンの能力で、相手のセンターにモンスターがいなければライフ+1! 連携打撃4!」LP5→7→8

 

石鮫「ぐぁぁぁ!」LP 11→7

 

千歌「真ドラゴンフォースで石鮫さんに攻撃! 打撃2!」

 

石鮫「キャスト!〈ミッドナイトシャドウ〉攻撃を無効化する!」

◼️手札3→2

 

 

千歌は手の平にドラゴンフォースの光りを溜めて、それを打ち出す。だが石鮫は高速の動きでそれをかわす。

 

だが千歌は間髪入れず次のフェイズを宣言する。

 

 

千歌「ファイナルフェイズ! ゲージ3払い、バルソレイユレイを必殺モンスターに進化! 〈バルソレイユ"バルブレード・レイ・ブラストリーム!!"〉」

◼️手札2→1/ゲージ3→0

 

 

 

バルソレイユ"バルブレード・レイ・ブラストリーム!!"

ドラゴンW/スタードラゴンW/ダークネスドラゴンW

太陽竜/ネオドラゴン/黒竜

サイズ3/攻10000/防10000/打撃2

◼️【コールコスト】君の場のサイズ3以上のカード名に「バルソレイユ」を含むモンスター1枚に重ねて、ゲージ3払う。

◼️【起動】このカードのソウル1枚をドロップに置く。置いたら、君が装備しているカード名に「ドラゴンフォース」を含むカード1枚は、ファイナルフェイズ中にも攻撃できる。さらにレストしているならスタンドする。この能力は1ターンに1回だけ使える。

◼️このカードが君のアイテムと連携攻撃した時、相手の場のモンスターを全て破壊する。この能力でこのカードとバトルしている相手のモンスターがドロップに置かれた時、君のライフが8以上なら、この攻撃の対象を相手に移す。

【2回攻撃】【移動】【ソウルガード】/ソウル5

 

 

バルソレイユレイの纏う白いガントレットやレッグアーマーが開いて赤く発光し、その隙間からクリアブルーの光りのラインが走る。

 

 

千歌「必殺モンスターの起動能力! 必殺モンスターのソウル1枚をドロップに置いて、真ドラゴンフォースをスタンド、そして真ドラゴンフォースはファイナルフェイズ中にも攻撃できる!」

 

 

必殺モンスター ソウル5→4

 

 

千歌「真ドラゴンフォースと必殺モンスターで石鮫さんに連携攻撃! 真ドラゴンフォースをスタンド、ライフ+2!」LP8→10

 

 

バルソレイユの背にある8本のブレードビットが全方位に展開し、バルソレイユを中心に強い爆風が吹き荒れる。 そして千歌とバルソレイユは暴風の中を自由に飛び回り、ブレードビッドと共に石鮫を斬り刻む!

 

 

千歌「連携打撃4!」

 

石鮫「ぐぁぁぁぁぁ!!」LP7→3

 

千歌「真ドラゴンフォースと必殺モンスターで2回連携攻撃! 真ドラゴンフォースをスタンド、ライフ+2! これでとどめ! "バルブレード・レイ・ブラストリーム!!"」LP 10→12

 

 

一回目の攻撃のダメージで足の力が弱まった石鮫は暴風に煽られて宙を舞い、千歌とバルソレイユのブレードビッドの斬撃にさらに斬り刻まれる。

 

 

石鮫「ぐわあぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」LP3→0

 

 

ファイトが終わって暴風が止んだ時、石鮫は頭から地面に向かって落ちて行く。 だが千歌は石鮫の手を掴み、落下の勢いを殺しながらゆっくりと寝かせるように地面におろした。

 

 

石鮫「俺の負けか………本来なら悔しいところだが、なぜかスッキリした気分だ。 なぜだろうな………」

 

 

大の字に寝たまま石鮫は今の心境を思う。

 

 

千歌「それは、ファイトが楽しかったからじゃないですか?」

 

石鮫「ファイトが楽しかった。か、そうだな、楽しかったな。君とのファイトは………久しぶりに感じた高揚感だった………。」

 

千歌「私も楽しかったです。」

 

 

 

ファイトの疲れとダメージで石鮫はそのまま気を失った。

 

そして敗北した石鮫のデッキから魔星龍域のフラッグが風穴を開けて現れる。そして石鮫のバディであるギャディスを吸い込もうとするが、ギャディスは魔星龍の鎧を自力で脱ぎ捨て、石鮫のデッキに戻った。 魔星龍域のフラッグはグラドラグナイトギャディスの鎧を吸い込んだだけで、そのまま消滅してしまった。

 

 

それを見届けた千歌は流を追いかけようと走り出そうとする。

 

 

千歌「よし、私も行かなきゃ………っと、あ、あれ?」

 

 

だが、千歌はよろめきバランスを崩しそうになる。新たに成長した真ドラゴンフォースは、千歌からかなりのエネルギーを消費させる。その為、ファイトが終わった後は目が霞み、激しい脱力感と眠気が襲ってくるのだ。

 

 

千歌(だ、ダメだよ………、まだ眠っちゃ………、戦いはまだ終わってないのに………眠ったらダメなのに………)

 

 

「眠ってはいけないのに………」そう思いつつも、千歌の身体のバランスは崩れていく。意識は薄れて地面が徐々に近くなってくる………。その時、聞き覚えのある声が自分を呼ぶのが聴こえたが、そのまま千歌の意識は途切れた。

 

 

 

 

 




今回も感想を是非!


ーーー次回予告ーーー

流と俠兵は出会って3日しか経っていないが、2人の間には確かに"絆"があったはずだった。 そして魔星龍との戦いは佳境を極める。短いようで長い戦いにピリオドを打つ為に、流はついに魔星龍王の前に立ちはだかる。

次回『決戦! 流 vs 俠兵・ガノン』


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決戦! 流 vs 俠兵・ガノン

前回の『バディファイトLoveLive!サンシャイン‼︎』

 

 

ガノンとの決戦の為に前に進み続ける千歌と流。

だがそんな2人の前に『魔星六強衆』の一人、石鮫が立ちはだかる。

流を先に行かせて石鮫と対峙する千歌だが、激しいぶつかり合いの末、勝利したのは千歌だった。

 

 

ーーーーーー

 

 

石鮫とのファイトに勝利した千歌だが、ファイト中に新たな真ドラゴンフォースを解放した影響で、千歌の身体はバランスを崩し、激しい脱力感と眠気で意識は薄れ、視界に地面が徐々に近くなっていく。

 

 

千歌(だっ、ダメ………倒れちゃ………、眠っちゃダメ、なのに………身体が言う事を聞かない………)

 

 

だが、薄れていく意識の中で千歌の耳に、自分を呼ぶ声が聞こえてくる………。そして地面に倒れる寸前で千歌は誰かに肩や腕を支えられて、倒れずに済んだ。

 

 

「千歌ちゃん!」

 

「千歌ちゃんっ」

 

千歌「曜………ちゃん………、梨子、ちゃん………?」

 

 

曜と梨子の呼びかけに安堵した千歌は、そこで意識が途切れてしまった。

 

 

曜「千歌ちゃん⁉︎」

 

千歌「………………」

 

 

千歌は静かに小さないびきをかいていた。

 

 

梨子「………寝ちゃってるみたいね。」

 

 

曜と梨子は千歌を静かに千歌を地面に寝かせる。 そのタイミングで、Aqoursのみんなも2人に追いついた。

 

 

果南「曜ちゃん、梨子ちゃん!」

 

鞠莉「2人とも無事だったのね!」

 

善子「やっと追いついたわ。」

 

花丸「はぁ、はぁ、つ、疲れたずら〜〜」

 

ルビィ「うゅ………」

 

ダイヤ「千歌さん………! 千歌さんはなぜ倒れているのです?」

 

 

ダイヤは地面に寝かされている千歌を見て、何があったかを曜と梨子に聞く。

 

 

曜「私達も今来たばかりだからよく分からないんだ。」

 

梨子「でも、もしかしたら千歌ちゃんはさっきまでファイトしてたみたいね………」

 

 

梨子は大の字に倒れている石鮫を見て答える。

 

 

曜「多分、千歌ちゃんはあの人とのファイトで、新しいドラゴンフォースを解放したんだと思う。」

 

 

曜と梨子は知っている。千歌の新しいドラゴンフォースを使用したファイトの後、千歌は大幅に体力を消耗してしまう事を。

 

 

梨子「こうなったら、千歌ちゃんはしばらく目を覚さないかもしれない………」

 

善子「しばらく………って、どれくらいよ?」

 

曜「多分、2〜3時間じゃ起きないと思う。」

 

ダイヤ「そんな………」

 

 

ドラゴンワールドで千歌が倒れていた時、曜と梨子はエンデュミアスから聞いた事がある。新しく成長した真ドラゴンフォースは、千歌のエネルギーを大幅に消耗させる事を、それが原因で、一度でも使えば数時間は目を覚さないだろうと。もちろん、千歌も目を覚ました後にそれを聞かされていた。

 

だが解決策はある。それは、曜と梨子のドラゴンフォースの力を千歌に送り込む事………。千歌が失ったエネルギーを、2人のドラゴンフォースの力で充電する事だ。

 

だが曜と梨子の新しいドラゴンフォースでも、多分今の千歌に十分な力を与えるには時間がかかり過ぎる可能性がある。 これはドラゴンフォースを解放できる2人だからこそ分かる事だ。

 

 

梨子「ねえ曜ちゃん、千歌ちゃんをエンデュミアスさんの所に連れて行こう。」

 

 

梨子は曜に、千歌をエンデュミアスの所に連れて行く事を提案する。曜はその真意を理解してうなずく。

 

 

曜「うん。連れて行こう。」

 

 

梨子と曜は千歌の肩を支えて立ち上がる。そして超ドラゴンフォースを解放する。

 

 

曜「千歌ちゃんが目覚めたらすぐに行くから。だからみんなは、先に流君の所に向かって!」

 

 

曜と梨子の話しを聞いていたAqoursのみんなはすぐに納得する。

 

 

ダイヤ「分かりましたわ。」

 

善子「絶対に千歌を起こして来なさいよ!」

 

果南「千歌の事、頼むよ!」

 

曜/梨子「うん。」

 

 

曜と梨子は千歌を抱えてエンデュミアスのバディである千歌の姉、志満の所へ飛んで行った。 それを見届けて、Aqoursのみんなも流の所へ向かって行った。

 

 

 

ーーーーーー

 

 

 

流は息を切らしながら、ゆっくりと前に歩いて行き、そして立ち止まった。 ただ一点、空に浮かぶ玉座を見上げて、そしてそれに座する者の名を呼ぶ。

 

 

流「俠兵!」

 

 

呼びかけられた俠兵は玉座からゆっくりと立ち上がり、そしてガノンの力を借りて流の前に降り立つ。

 

 

俠兵「流。 久しぶりだな。」

 

流「うん。 一週間ぶりくらいだね。」

 

俠兵「ああ。」

 

 

流と俠兵が最後に会った日から一週間ちょっと経っていた。 そしてその日は流と俠兵が初めてファイトした日だった。

 

 

流「………………」

 

俠兵「………………」

 

 

そして流と俠兵は一定の距離で向かい合ったまま少し沈黙が流れる。 先に口を開いたのは俠兵からだった。

 

 

俠兵「睨めっこもつまらないだろ。ファイトを始めよう。」

 

 

俠兵はデッキを構えて流をファイトに誘う。 流はファイトを受ける気ではあるが、その前に俠兵にただ一つ聞きたい事があった。

 

 

流「なあ俠兵………、魔星軍の奴らが様々なワールドに侵攻していた事は知ってるよな?」

 

俠兵「ああ。」

 

 

俠兵は流の質問に黙って答える。 そんな俠兵の様子に流は拳を握ってもう一つの質問をする。

 

 

流「ラクシャードに天音を操らせて、ヒーローワールドを襲わせるように指示したのは、お前か?」

 

 

流は怒りを込めた声と眼差しで1番聞きたかった質問をする。 その質問に俠兵は少しの間を置いて答える。

 

 

俠兵「ああ、俺だ。」

 

流「………っ⁉︎」

 

 

俠兵の淡々とした答えに流は握った拳を緩める。 そして流の中にある疑念が確信に変わった。

 

 

流「やっぱり………、やっと確信が持てた。」

 

俠兵「?」

 

流「お前は俠兵じゃない!」

 

俠兵「何?」

 

流「俠兵は自分の望みの為に誰かを利用するなんて事はしない。 ましてや天音を利用するなんて………俠兵はそんな奴じゃない!」

 

俠兵「それは君の勝手なイメージだろ? なぜそう言い切れる。 これが俺の意思じゃないとなぜ分かる?」

 

流「分かるさ。 俠兵は優しい奴だ。 どんなに痛めつけられても、虐げられても、拒絶されても………俠兵は決して、力を使ってやり返そうとはしなかった。俠兵は自分の力を恐れていた。何より自分のその力で誰かを傷つける事を恐れていた。」

 

俠兵「だから俺は俠兵じゃない………と?」

 

流「うん。」

 

 

流の見解に、俠兵は少し眉をしかめる。だが俠兵はすぐに表情を変える。

 

 

俠兵「ふっ、ふふふ………はははははははは!!」

 

流「?」

 

俠兵「なるほど、はははははははは!」

 

 

俠兵はなぜか流の見解を聞いて笑いだす。 流にはその笑いが理解できなかった。

 

 

流「何がおかしい!」

 

俠兵「いや、悪い………、けどさすが流だ。 君の見解は多分間違ってはいない。 でも半分は間違いだ。」

 

流「何?」

 

俠兵「残念だが俺は確かに紫ノ咲 俠兵だ。それに間違いはない。 だが君の言うとおり俺は君の知ってる俠兵じゃない。」

 

流「え?」

 

俠兵「強いて言えば、俺は俠兵の中にある裏の顔、陰の意識と言ったところか。」

 

流「陰の意識? いったいいつから?」

 

俠兵「もちろん、ガノンと出会ってからだよ。 俺の中にガノンの声が聞こえて来たあの時、ガノンは俺に力を振るう事の意味を教えてくれた。力を持って産まれた意味を、この力をどう使うべきかを………、俺はガノンの悪意が生み出した陰の存在、もう1人の紫ノ咲 俠兵なんだ。」

 

 

俠兵は髪をかき上げる。俠兵の額には黒い龍のタトゥーがあった。 それは俠兵は完全にガノンの悪意の影響を受けている証に他ならなかった。

 

 

俠兵「無駄話はもう終わりにして、早くファイトを始めよう。流………」

 

 

俠兵は再びデッキを構える。 そして流も同じようにデッキを構えた。

 

 

流「僕はお前とガノンを倒す。そして本当の俠兵を助ける!」

 

 

 

 

 

流「純白なる犬神よ………その身に宿す太陽の光を解き放て!ルミナイズ!〈太陽の犬神〉」

 

俠兵「黒き闇星の導きが、俺に"王"たる力を与えた。そして俺は全てを屈服させ支配する。ルミナイズ!〈ダークスター・ロード〉」

 

 

オープンTHEフラッグ

 

 

流「スタードラゴンワールド」

◼️手札6/ゲージ2/LP10

 

俠兵「ダークネスドラゴンワールド」

◼️手札6/ゲージ2/LP10

 

 

流「僕のターンからだ。ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札6→7/ゲージ2→3

 

流「ゲージ2払い【ファイナライズ】! 導きの光よ、煌めきよ、紅き流星の鼓動と共に、今再び真紅の竜と我が身よ交まじわれ! 〈光導流星 グリム〉」」

◼️手札7→6/ゲージ3→1

 

 

光導流星 グリム

スタードラゴンW

太陽神/星

サイズ2/攻7000/防5000/打撃2

◼️【コールコスト】ゲージ2払う。

◼️君の場のモンスターとアイテムは、相手の効果で破壊されない。

◼️君のアタックフェイズ開始時、君のドロップにある〈太陽神〉3枚を君のデッキの下に戻してよい。そうしたらこのターン中、攻撃した〈太陽神〉全ては、相手の場のカード全てと相手に攻撃する。

【ファイナライズ】(ゲージ2払う。)

 

 

流はグリムと同化し、身体は紅い竜の鱗に覆われ、紅い竜人のような見た目に変わる。そして全身に紅いオーラを放つ。

 

 

流『レフトに〈煌々たる犬神 スメラギ〉をバディコール! 【コールコスト】で、手札を2枚スメラギのソウルに入れて、ライフ+3!』LP 10→13→14

◼️手札6→5→3

 

 

煌々たる犬神 スメラギ

スタードラゴンW

太陽神

サイズ1/攻6000/防1000/打撃1

◼️【コールコスト】君の手札2枚をこのカードのソウルに入れ、ライフ+3!

◼️このカードは全てのフラッグで使え、バディなら君は《太陽神》を使えるかわりに〈太陽神〉以外のモンスターをコールできない。さらに同じ名前のモンスターは場に1枚までしかコールできない。

◼️【対抗】ライフ1払い、君のデッキから〈太陽神〉1枚をドロップに置く。置いたら、そのカードの『神業』を発動する。この能力は1ターンに1回だけ使える。

【ソウルガード】/ソウル2

 

 

流『アタックフェイズ! グリムで俠兵に攻撃! 打撃2!』

 

 

グリムと同化した流は、竜の鉤爪で俠兵を斬る!

 

 

俠兵「ぐぅぅ!」LP 10→7

 

俠兵「キャスト〈代償と恩恵〉」

◼️手札6→5

 

 

代償と恩恵

ジェネリック

◼️相手の攻撃で君がダメージを受けたバトル終了後に使える。

◼️【対抗】このバトルで君が受けたダメージの数値分、君のデッキからカードをゲージに置く。その後、君のデッキからカードを1枚引く。「代償と恩恵」は1ターンに1回だけ使える。

 

 

俠兵「今俺が受けたダメージは2、よって2チャージ、おまけに1ドロー。」

◼️手札5→6/ゲージ2→4

 

流『ターンエンド』

◼️手札3/ゲージ3/LP14

 

 

俠兵「流、俺はこのファイトに勝つ。 そして君を俺の友として、右腕として、俺の隣に迎える。 その為に、俺は今持てる全ての力を使う! 相手のターン終了時、ゲージ2払い………"魔星浸蝕"」

◼️手札6→5/ゲージ4→2

 

流『いきなりか⁉︎』

 

俠兵「王の意思の下に………浸蝕せよ、俺の世界を!」

 

 

イロウシェンTHEフラッグ

 

 

俠兵「魔星龍域」

 

 

魔星龍域

フラッグ

◼️「魔星龍域」は最初のフラッグに選べず、全てのフラッグでデッキに入れて使える。

◼️君は「魔星ゾーン」のカードを使える。そしてこのカードの下にあるフラッグの能力を得る。

◼️"魔星侵蝕"相手のターン終了時、ゲージ2払ってよい、払ったら、手札のこのカードを君のフラッグの上に重ねる。"魔星侵食"はファイト中1回だけ使える。

◼️君のメインフェイズ開始時、君の手札を好きなだけ捨ててよい。捨てたら、その枚数分、魔星ゾーンからカードを手札に加える。この能力は1ターンに1回だけ使える。

◼️君の場のカード全ては属性に〈魔星龍〉を得て、君はサイズの合計8までのモンスターを置ける。

 

 

ダークネスドラゴンワールドのフラッグは黄黒いオーラに覆われ、見えなくなる、そして次に現れたフラッグは禍々しい龍の頭をモチーフにした、黄黒いオーラを纏ったフラッグに変化していた。

 

 

俠兵「俺のターン、ドロー、チャージ&ドロー」

◼️手札6→7/ゲージ2→3

 

俠兵「魔星龍域の能力で、手札を7枚全て破棄し、魔星ゾーンから7枚を手札に加える。」

◼️手札7→0→7/魔星ゾーン20→13

 

俠兵「ゲージ3払い、魔星ゾーンから3枚をソウルに入れて、ライトにバディコール!」

◼️手札7→6/ゲージ3→0/魔星ゾーン13→10

 

俠兵「魔星の星より来たりし龍よ、全てを屈服させ支配し、この俺を"王"へと導け!〈魔星龍王 グランズァード・破滅・ガノン〉」LP7→8

 

 

魔星龍王 グランズァード・破滅・ガノン

魔星龍域

魔星龍

サイズ5/攻15000/防10000/打撃2

『グランズァ』(このカードはカード名に「グランズァ」を含むカードとして扱う。)

◼️【コールコスト】君の魔星ゾーンの上からカードを3枚ソウルに入れて、ゲージ3払う。

◼️このカードは能力を無効化されず、手札に戻せず、相手の効果でレストされない。

◼️このカードが攻撃した時、君のライフ+3!!

◼️君のターン終了時、相手の場のモンスターを2枚まで破壊する。

【3回攻撃】【ソウルガード】/ソウル3

 

 

俠兵の背後に、白い骨殻を鎧のように纏い、背中には2つの銃砲、左腕には骨の鎧でできた盾が付いていて、右腕は骨の鎧でできた爪の形をしたガントレットを装備した、巨大な黒竜が現れる。

 

 

流『出たか、ガノン………』

 

俠兵「レフトに〈魔星の従僕 サウザントレイピア・ドラゴン"グランズァ"〉をコール。」

◼️手札6→5

 

 

魔星の従僕 サウザントレイピア・ドラゴン"グランズァ"

魔星龍域

魔星龍

サイズ3/攻10000/防5000/打撃2

◼️このカードが登場した時、君のデッキの上からカードを1枚、このカードのソウルに入れる。

【2回攻撃】【ソウルガード】

 

 

俠兵「さらにライフ2払って、〈魔星龍牙 グランクロウガ〉を装備。」

◼️手札5→4/LP8→6

 

 

 

魔星龍牙 グランクロウガ

魔星龍域

魔星龍

アイテム:攻8000/打撃1

◼️【コールコスト】ライフ2払う。

◼️このカードは破壊されず、能力は無効化されない。

◼️このカードの攻撃は無効化されず、ダメージは減らない。

【3回攻撃】【貫通】

 

 

 

俠兵はガノンと同じ、骨の鎧でできた爪の形をしたガントレットを装備する

 

 

 

俠兵「アタックフェイズだ。 サウザントレイピアグランズァでスメラギに攻撃。」

 

流『ソウルガードだ』

 

 

サウザントレイピアドラゴングランズァ

攻10000

 

スメラギ

防1000

 

スメラギ 撃破!

【ソウルガード】ソウル2→1

 

 

俠兵「サウザントレイピアグランズァでスメラギに2回目の攻撃!」

 

流「ソウルガード!」

 

 

スメラギ 撃破!

【ソウルガード】ソウル1→0

 

 

俠兵「グランクロウガでスメラギに攻撃! グランクロウガの攻撃は無効化されない!」

 

 

グランクロウガ

攻8000

 

スメラギ

防1000

 

 

煌々たる犬神 スメラギ 撃破!

 

 

流『悪い、スメラギ………!』

 

俠兵「グランクロウガで流に2回目の攻撃! 打撃1!」

 

 

グランクロウガ

攻8000

 

グリム

防5000

 

 

俠兵は、骨の鎧でできた爪で流を引き裂く!

 

 

流『くぅ………!』LP14→13

 

俠兵「グランクロウガの3回攻撃! 打撃1!」

 

流『うぅっ………』LP13→12

 

俠兵「ガノンで流に攻撃だ。 ガノンの攻撃時、ライフ+3。 打撃2!」LP6→9

 

 

ガノンの背中にある銃砲が流をロックオンし、そしてエネルギーの弾丸を放つ。

 

 

流『うわぁぁ!』LP12→10

 

俠兵「ガノンの2回攻撃、攻撃時にライフ+3。」LP9→12

 

流『うぁぁぁ!!』LP10→8

 

俠兵「ガノンの3回攻撃だ。ライフ+3」LP 12→15

 

流『ぐぅぅ………!!』LP8→6

 

俠兵「ターンエンドだ。」

◼️手札4/ゲージ0/LP15/魔星ゾーン10

 

 

 

流『僕のターン、ドロー、チャージ&ドロー!』

◼️手札3→4/ゲージ3→4

 

流『やっぱり強い………完全にライフの差が逆転したな。』

 

 

流は今の状況を声に出して確認した。

 

 

俠兵「びびったかい? なら降参して俺の仲間になるんだ。俺は親友として君を歓迎するよ。」

 

流『悪いけど降参はしないし、お前の仲間にはならない。 親友だからこそ、今の間違ったお前に勝つ!』

 

 

流は手札から1枚のカードを手にとり、自分自身に決意を確認する。

 

 

流『手札から〈宵闇の猫神 ふたまた〉を捨てて起動能力を発動!』

◼️手札4→3

 

 

宵闇の猫神 ふたまた

スタードラゴンW

太陽神

サイズ1/攻3000/防1000/打撃1

◼️【起動】君の手札から、このカードを捨ててよい。捨てたら、君のデッキの上からカードを2枚引く。

◼️『神業』

君の〈太陽神〉のカード全ては、打撃力+1して、【2回攻撃】を得る。

 

 

流『2ドロー!』

◼️手札3→5

 

流『ゲージ1払い、レフトにコール! 人の願いよ、思いよ、祈りよ、信仰よ、大地に降り注ぐ光よ、煌々たる太陽の犬神に新たな光を! 〈太陽の大犬神 スメラギノミコト〉』

◼️手札5→4/ゲージ4→3

 

 

太陽の大犬神 スメラギノミコト

スタードラゴンW

太陽神

サイズ1/攻6000/防1000/打撃1

◼️【コールコスト】ゲージ1払い、君の手札2枚までをこのカードのソウルに入れて、君のライフ+4!

◼️このカードは全てのフラッグで使え、このカードが場にいるなら《太陽神》以外のモンスターをコールできず、さらに同じ名前のモンスターは場に1枚までしかコールできない。

◼️【対抗】【起動】ライフ1払い、君のデッキから〈太陽神〉1枚をこのカードのソウルに入れる、入れたら、そのカードの『神業』と『大神業』を発動する。この能力は1ターンに2回だけ使える。

【ソウルガード】

 

 

スメラギは少し大型になり、両の眉間から角のように毛が伸び、頭から背中に沿って鬣たてがみが伸び、4本の脚には勾玉のような巻き毛が浮いていて燃えるように揺らめき、尾も2本になる。そして、背中に「煌」と書かれた法被はっぴのようなモノを着て、腰に剣を2本さし、八の字結びの赤いしめ縄を締めている。

 

 

 

流『コールコストで、手札を2枚ソウルに入れ、ライフ+4!』LP6→10

◼️手札4→2

 

 

スメラギノミコト ソウル0→2

 

 

流『スメラギノミコトの能力発動!ライフ1払い、デッキから〈火炎の大猿神 えんてい〉をスメラギノミコトにソウルイン!』

◼️LP 10→9

 

 

スメラギノミコト ソウル2→3

 

 

流『そして〈火炎の大猿神 えんてい〉の『大神業』発動!』

 

 

火炎の大猿神 えんてい

スタードラゴンW

太陽神

サイズ3/攻7000/防4000/打撃2

◼️【起動】君の手札にあるこのカードを捨ててよい。捨てたら、君の場の〈太陽神〉のカード全ての攻撃力+6000して、打撃力+1!

◼️『大神業』(この能力は「スメラギ」の能力でのみ発動できる。)

次の2つから1つ選んで使える。

・相手の場のモンスター1枚を破壊して、相手にダメージ1!

・君の場の〈太陽神〉全ての攻撃力+6000して、打撃力+1!

 

 

流『ガノンを破壊して、俠兵にダメージ1だ!』

 

 

スメラギノミコトから赤いオーラが溢れ出し、筋肉がムキムキな大猿が具現化する。 そして具現化した大猿は炎の塊となってガノンに突撃する。

 

 

俠兵「ソウルガードだ。」

 

 

グランズァード破滅ガノン 破壊!

【ソウルガード】ソウル3→2

 

 

流『スメラギノミコトの能力をもう一度発動! ライフ1払い、デッキから〈水流の大蛇神 くちなわ〉をスメラギノミコトにソウルイン! そして『大神業』発動!』LP9→8

 

 

水流の大蛇神 くちなわ

スタードラゴンW

太陽神

サイズ2/攻6000/防2000/打撃1

◼️【起動】君の手札にあるこのカードを捨ててよい。捨てたら、君の場の〈太陽神〉全ては【2回攻撃】を得る。

◼️『大神業』

次の2つから1つ選んで使える。

・次に君が受けるダメージを0に減らして、君のライフ+2!

・君の場の〈太陽神〉全ては【2回攻撃】を得る。

 

 

流『僕の場にいる〈太陽神〉全てに【2回攻撃】を与える。』

 

 

スメラギノミコト

【2回攻撃】

 

グリム

【2回攻撃】

 

 

流『アタックフェイズ! グリムの能力、ドロップから〈太陽神〉のカード3枚をデッキ下に戻す。』

 

 

デッキ下に戻したカード

◼️火炎の大猿神 えんてい

◼️水流の大蛇神 くちなわ

◼️ (スメラギ)ノ光:陽の恵み

 

 

流『そして、僕の場の〈太陽神〉全ては、相手のモンスター全てと、相手に攻撃できる。 バトルだ、スメラギノミコトでガノンとサウザントレイピアグランズァと俠兵に同時攻撃!』

 

俠兵「その攻撃力じゃ、サウザントレイピアを破壊できても、ガノンは破壊できやしないぞ?」

 

流『分かってるさ、【対抗】で手札から〈瞬疾走の大馬神 はやてまる〉を捨てて能力発動!』

◼️手札2→1

 

 

瞬疾走の大馬神 はやてまる

スタードラゴンW

太陽神

サイズ3/攻7000/防2000/打撃1

◼️【対抗】君の手札にあるこのカードを捨ててよい。捨てたら、このターン中、君の場の〈太陽神〉全ての攻撃力+5000、防御力+5000して、相手のモンスター全ての攻撃力-3000、防御力-3000、打撃力-1!

◼️『大神業』

次の2つから1つ選んで使える。

・君の場の〈太陽神〉全ての攻撃力+6000!!

・相手の場のカード全ての攻撃力-6000!!

 

 

流『このターン中、場の〈太陽神〉全ての攻撃力+5000/防御力+5000! さらに相手のモンスター全ての攻撃力-3000/防御力-3000だ!』

 

俠兵「チッ! ガノンとサウザントレイピアグランズァのソウルガード。」

 

 

スメラギノミコトから緑のオーラが溢れ出し、優美な大馬が具現化される。その大馬は風となって、グリムとスメラギノミコトに風の力を与えて、俠兵の場にいるガノンとサウザントレイピアに纏わりついて、防御力を下げる。

 

攻撃しているスメラギノミコトは3体に分身し、ガノンとサウザントレイピアグランズァと俠兵に、それぞれ攻撃を仕掛ける!

 

 

スメラギノミコト

攻6000→11000

 

 

グランズァード破滅ガノン

防10000→7000

 

サウザントレイピアドラゴングランズァ

防5000→2000

 

 

グランズァード破滅ガノン 撃破!

【ソウルガード】ソウル2→1

 

サウザントレイピアドラゴングランズァ 撃破!

【ソウルガード】ソウル1→0

 

 

俠兵「ぐぁぁ!!」LP15→13

 

 

流『グリムの2回攻撃! ガノンとサウザントレイピアグランズァ、俠兵に同時攻撃!』

 

俠兵「ガノンのソウルガードだ!」

 

 

グランズァード破滅ガノン 撃破!

【ソウルガード】ソウル1→0

 

サウザントレイピアドラゴングランズァ 撃破!

 

 

俠兵「ぐぅぅ!!」LP13→11

 

流『グリムで、ガノンと俠兵に同時攻撃!』

 

 

グリム

攻7000→12000

 

ガノン

防10000→7000

 

グランズァード破滅ガノン 撃破!

 

 

俠兵「うぐぅ………」LP 11→9

 

流「グリムで俠兵に2回攻撃! 打撃2!」

 

俠兵「ぐぁぁぁ!」LP9→7

 

流『ターンエンドだ。』

◼️手札1/ゲージ3/LP8

 

 

ーーーーーー

 

 

流がガノンを破壊したタイミングで、天音は一足先に流に追いついていた。 さらにその後ろからAqoursの6人も流と天音に追いついていた。

 

 

鞠莉「天音〜〜!」

 

天音「鞠莉ちゃん、みんな!」

 

ダイヤ「ファイトの状況はどうなっていますか?」

 

天音「うん。流君凄いよ。たった1ターンで、ガノンをあっという間に倒しちゃった。」

 

 

天音の様子を見て、ファイトはかなり白熱してるようだ。

 

 

天音「あれ? 千歌ちゃんと曜ちゃん、梨子ちゃんは?」

 

 

天音は今居ない3人の事を聞く。その質問にみんなはさっきまでの事を軽く説明した。

 

 

天音「そうなんだ………、千歌ちゃん、大丈夫かなぁ………」

 

花丸「大丈夫ずら。曜ちゃんと梨子ちゃんもついてるから。」

 

ルビィ「エンデュミアスさんもなんとかしてくれると思います。」

 

善子「今は千歌が目覚めて戻って来る事を祈りましょう。」

 

 

そう言った善子の言葉に頷きながら、でも果南は他の祈りも口にする。

 

 

果南「できれば、千歌が戻って来る前に流君がファイトに勝って、この戦いを終わらせてくれれば良いんだけど………」

 

ダイヤ「そうですね。これ以上、千歌さんに負担を強いるのは避けたいですわ。」

 

 

果南とダイヤの意見に皆がうなずいた。

 

 

 

ーーーーーー

 

 

俠兵「どうやらギャラリーが揃ったようだ。」

 

流「え?」

 

 

俠兵は流の後ろを指差す。 そして流は俠兵の指差す方向へ向き直る。すると、天音やAqoursの6人が自分に追いついて来ていた。

 

 

流「天音、みんな! 無事だったんだな。良かった………」

 

 

自分の後ろに揃っているみんなを見て、流は「ほっ」と安心する。

 

 

俠兵「まさか街の魔星龍達を退けて来るとはな。 少しみくびっていたようだ。」

 

流「ああ、お前は僕達をみくびっている。 僕達は魔星龍なんかに負けない! 僕はお前とガノンを必ず倒す!」

 

俠兵「ふふふふふふ………、たった一度ガノンを場から除去しただけで勝った気にならない事だ。 新たな世界の王となる俺に、敗北はない!」

 

 

俠兵からもの凄い闘気とプレッシャーが押し寄せて来る。その感覚に、流と、後ろにいる天音やAqoursの6人にも伝わり、思わず後退りする。 流はグリムの姿でさらに身構えた。

 

 

俠兵「いくぞ、俺のターンだ。」

 

 

 

 




今回も感想を是非‼︎

今回は久しぶりに 10000文字以内に収めました。(9937文字)


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決戦! 繋がる絆、太陽神と流星皇

前回の『バディファイトLoveLive!サンシャイン‼︎』

 

 

ついに、流と俠兵の最後のファイトが始まった。 流の第一ターンが終わってからいきなり魔星龍域のフラッグを展開した俠兵はグランズァード破滅ガノンや他の魔星龍をコールして流を攻める。 だが流はグリムとスメラギノミコトの力で、瞬く間にガノンを撃破し、見事に、俠兵から先制を奪った。

 

だが、2人のファイトはまだ始まったばかりだ………。

 

 

ーーーーーー

 

 

流と俠兵の最後のファイトが始まった同刻、曜と梨子は新しいドラゴンフォースの影響で気を失った千歌を、千歌の実家の旅館『十千万』に連れて来ていた。

 

『十千万』に移動している途中で、千歌は小さく寝息をたてていたが、次第に寝息は聞こえなくなり、そして息をしている様子もなくなっていた。 そして千歌の顔や手や首などの一部分に紅い痣のようなものが出来ていた。 その様子に曜と梨子は動揺して焦る。

 

 

曜「志満姉!」

 

梨子「志満さん!」

 

 

2人の呼ぶ声に、千歌の姉である志満が表に出て来た。

 

 

志満「曜ちゃん、梨子ちゃん? 千歌ちゃん………!」

 

梨子「志満さん、お願いします! エンデュミアスさんを呼んでください!」

 

志満「え、え?」

 

曜「お願い! 早く呼んで!」

 

志満「わ、分かったわ! エンデュミアス。」

 

 

2人の尋常じゃない様子に圧倒され、志満はエンデュミアスを呼ぶ。その呼びかけに応え、志満のデッキからエンデュミアスが現れた。

 

 

エンデュミアス『はい。呼びましたか?』

 

曜「エンデュミアスさん! 千歌ちゃんを、千歌ちゃんを助けてください!」

 

 

曜のがっつくような勢いに驚きながらも、エンデュミアスは気を失って、2人に支えられている千歌を見て大体の見当をつける。

 

 

エンデュミアス『千歌ちゃん………? そうですか、決戦の前に新たなドラゴンフォースを解放してしまったのですね。』

 

 

千歌は石鮫とのファイトで「真・ドラゴンフォース"紅蓮太陽の型"」を解放した。 "紅蓮太陽の型"は、解放した時から千歌のエネルギーを多く消費させてしまう。 ファイト中はなんとも無いが、ファイトが終わった後、千歌は酷い脱力感と眠気に襲われる。 そして眠ってしまった千歌は数時間以上は目覚めなくなってしまう。

 

 

エンデュミアス『それで、私ならば千歌ちゃんを目覚めさせる事ができるかも。と尋ねたのですね。』

 

 

エンデュミアスの見解に2人は静かにうなずく。

 

 

エンデュミアス『分かりました。 では一度、私の城に行きましょう。 ここでは魔星龍達の邪魔が入るかも知れません。』

 

曜/梨子「はい!」

 

 

2人の承諾を得て、エンデュミアスはドラゴンワールドにある自分の城へのゲートを開く。 そしてエンデュミアスと曜、梨子はそのゲートを通じてエンデュミアスの城に移動する。

 

 

エンデュミアス『では、千歌ちゃんを寝かせてください。』

 

 

エンデュミアスの城に移り、エンデュミアスは千歌を寝かせるように2人に指示する。

 

曜と梨子は言われたとおりに千歌を床に寝かせる。 エンデュミアスは眠っている千歌に手をかざして、千歌の闘気を調べる。

 

 

エンデュミアス『………こ、これは………! まさか、こんな事が………⁉︎』

 

 

エンデュミアスが調べたところ、千歌の闘気は極限まで減っていた。 そしてある事実に、エンデュミアスは驚愕する。 その様子に曜は反応する。

 

 

梨子「エンデュミアスさん?」

 

曜「どうかしたんですか⁉︎」

 

 

曜の質問にエンデュミアスは驚愕の色を抑えきれずに気づいた事を独り言まじりに説明する。

 

 

エンデュミアス『千歌さんのドラゴンフォース………"紅蓮太陽の型"は、まだ成長途中だったようです………。』

 

梨子「え………?」

 

曜「成長途中って………どういう事?」

 

エンデュミアス『言葉のとおりです。"紅蓮太陽の型"は、千歌ちゃんが辿り着くはずの新たに成長したドラゴンフォースの途中、つまりはまだ中途半端で、未成長な状態だったと言う事です………!』

 

曜/梨子「え⁉︎」

 

 

エンデュミアスの見解で明かされた事実に、曜と梨子は同時に驚きの声を上げる。 そして己の理解を整理する為にエンデュミアスの説明をまとめる。

 

 

曜「えっと、つまり………今千歌ちゃんが使える"紅蓮太陽の型"はまだ成長段階の途中で………」

 

梨子「今の千歌ちゃんのドラゴンフォースは、まだ本来の成長した型じゃなかった。って事ですか?」

 

エンデュミアス『その通りです。………だからこそ、"紅蓮太陽の型"は、完全な成長の型となる為に、千歌ちゃんのエネルギーを必要以上に、より多く吸収してしまう。 千歌ちゃんがこれほど深い昏睡状態になってしまうのも無理はなかったと言う事です。 もしこのまま、"紅蓮太陽の型"が、千歌ちゃんのエネルギーを吸収し続けてしまえば、たとえドラゴンフォースが完全に成長した型になったとしても、そのまま千歌ちゃんは昏睡状態のままか、最悪の場合は"死"………』

 

曜「そんな………」

 

梨子「千歌ちゃんが………」

 

 

エンデュミアスの驚愕の説明と千歌の死と言う宣告に、2人は目に涙を浮かべてうつむく。 エンデュミアスが初めて見せる驚愕の様子は、2人にとって何よりの信憑性を表している。

 

そしてエンデュミアスは、一旦深呼吸し、落ち着きを取り戻す。

 

 

エンデュミアス『ところで2人とも、ドラゴンフォースの進化は成功できましたか?』

 

梨子「え? あ、はい。」

 

曜「なんとか進化できました。」

 

エンデュミアス『そうですか。それは良かったです。 では、2人とも、進化したドラゴンフォースを解放してください。 先程も言った通り、千歌ちゃんの昏睡状態の原因は、未完成な"紅蓮太陽の型"が完全な成長を遂げる為に千歌ちゃんからエネルギーを吸収しているからです。 千歌ちゃんを目覚めさせるには、お2人のドラゴンフォースの力を千歌ちゃんに送り込み、"紅蓮太陽の型"が完全な成長状態になるのを手助けする事。 ドラゴンフォースの完全なる成長は、千歌ちゃんの覚醒に繋がります。』

 

梨子/曜「はい! 超ドラゴンフォース解放‼︎」

 

 

エンデュミアスの指示通り、2人は進化したドラゴンフォースを解放し、千歌の手を握って力を送り込む。 だが2人には分かっていた。たとえ2人の進化したドラゴンフォースの力を送り込んでも、千歌を目覚めさせるだけの力には、まだまだ及ばないと………。 だからこそ、帝であるエンデュミアスを尋ねたのだが………

 

 

曜「私達のドラゴンフォースだけで、千歌ちゃんを目覚めさせる事なんてできるのかな………?」

 

梨子「………………」

 

エンデュミアス『お2人の不安な気持ちは分かります。 確かに、千歌ちゃんのドラゴンフォースは、進化を遂げたあなた方のドラゴンフォースのさらに上の「真」の境地に達しています。 残念ながら、お2人も分かってのとおり、せっかく進化させたお2人のドラゴンフォースの力を持ってしても千歌ちゃんを目覚めさせるにはまだまだ力不足なのかもしれません。』

 

 

エンデュミアスのはっきりとした発言に、2人は少し落ち込む。だが落ち込む2人にエンデュミアスは『ですが………』と言葉を続ける。

 

 

エンデュミアス『ですがドラゴンフォースは思いの力、己の心を強く持ってください。 あなた達の "千歌ちゃんを目覚めさせたい、千歌ちゃんを救いたい" と言う強い思いが、ドラゴンフォースの何よりの原動力となります。 お2人の思いの強さが千歌ちゃんを救うのです。 大丈夫、私も全ての力を使って千歌ちゃんの覚醒に努めましょう。』

 

 

そう2人を励まして、エンデュミアスは翼を大きく広げて、持っていた剣と円盤の装飾のある錫杖を掲げる事で、自身を中心に広範囲に柱状の白い光の結界を張る。 その結界の中では、曜と梨子の超ドラゴンフォースの光りが増幅され、その結界の光り自体が千歌にエネルギーを送り込む。

 

 

梨子「凄い………!」

 

曜「ドラゴンフォースの力が溢れ出るようだよ………!」

 

エンデュミアス『さあ、千歌ちゃんにドラゴンフォースの力を送り込み、願い、祈るのです。 いち早く千歌ちゃんを覚醒させる為にも。』

 

曜/梨子「はい!」

 

 

ーーーーーー

 

 

同時刻、流と俠兵の決戦が始まっていた。

 

 

◼️手札1/ゲージ3/LP8

 

レフト:太陽の大犬神 スメラギノミコト

ライト:無し

センター:無し

【ファイナライズ】:光導流星 グリム

 

ーーーーーー

 

俠兵

◼️ 手札4/ゲージ0/LP7/魔星ゾーン10

 

レフト:無し

ライト:無し

センター:無し

アイテム:魔星龍牙 グランクロウガ

 

ーーーーーー

 

 

現在、流のターン終了後。

 

 

俠兵「俺のターン、ドロー、チャージ&ドロー」

◼️手札4→5/ゲージ0→1

 

俠兵「キャスト〈魔星侵攻:イロウシェン・チャージ〉」

◼️手札5→4

 

 

魔星侵攻:イロウシェン・チャージ

魔星龍域

◼️君のデッキの上から3枚をゲージに置く。「魔星侵攻:イロウシェン・チャージ」は1ターンに1枚だけ使える。

 

 

俠兵「3チャージ。」

◼️ゲージ1→4

 

俠兵「キャスト〈魔星侵攻:イロウシェン・クリプト〉」

◼️手札4→3

 

 

魔星侵攻:イロウシェン・クリプト

魔星龍域

チャージ

◼️君のデッキの上から1枚ゲージに置いて、デッキの上から2枚をドロップに置く。置いたら、魔星ゾーンから2枚を手札に加える。このカードは1ターンに1回だけ使える。

 

 

俠兵「1チャージ、さらにデッキトップから2枚破棄して、魔星ゾーンから2枚を手札に加える。」

◼️手札3→5/ゲージ4→5/魔星ゾーン10→8

 

俠兵「さらに【設置】〈魔星に浸蝕されし荒野〉」

◼️手札5→4/LP7→5

 

 

魔星に浸蝕されし荒野

魔星龍域

魔星龍

◼️【設置】

◼️【使用コスト】ライフ2払う。

◼️君の場の〈魔星龍〉のモンスターが登場した時、君のデッキの上からカードを1枚ゲージに置いて、カードを1枚引いて、魔星ゾーンからカードを1枚手札に加える。この能力は1ターンに1回だけ使える。

◼️【対抗】君の手札1枚をドロップに置いてよい。置いたら、次に破壊される〈魔星龍〉のモンスター1枚を場に残す。この能力は1ターンに1回だけ使える。

◼️「魔星に浸蝕されし荒野」は場に1枚だけ【設置】できる。

 

 

俠兵「再び俺の場に現れよ!ライトに〈魔星龍王 グランズァード・破滅・ガノン〉をコール!」

◼️手札4→3/ゲージ5→2/魔星ゾーン8→5

 

 

魔星龍王 グランズァード・破滅・ガノン

魔星龍域

魔星龍

サイズ5/攻15000/防10000/打撃2

『グランズァ』(このカードはカード名に「グランズァ」を含むカードとして扱う。)

◼️【コールコスト】君の魔星ゾーンの上からカードを3枚ソウルに入れて、ゲージ3払う。

◼️このカードは能力を無効化されず、手札に戻せず、相手の効果でレストされない。

◼️このカードが攻撃した時、君のライフ+3!!

◼️君のターン終了時、相手の場のモンスターを2枚まで破壊する。

【3回攻撃】【ソウルガード】/ソウル3

 

 

流『また来たか………!』

 

俠兵「言ったはずだ流、"たった一度ガノンを場から除去しただけで勝った気にならない事だ。"ってな………。」

 

流『何をする気なんだ?』

 

俠兵「慌てるなよ。ガノンが登場した時、〈魔星に浸蝕されし荒野〉の能力で、1チャージ、1ドロー、魔星ゾーンから1枚手札に追加。」

◼️手札3→4→5/ゲージ2→3/魔星ゾーン5→4

 

俠兵「手札2枚とゲージ3払い、ガノンを進化!」

◼️手札5→3/ゲージ3→0

 

俠兵「魔星の王たる我が野望に応え、破滅の力を新たに解放する! 出でよ〈魔星大龍王 グランズァード・破壊滅・ガノン〉」

 

 

魔星大龍王 グランズァード・破壊滅・ガノン

魔星龍域

魔星龍

サイズ8/攻80000/防15000/打撃2

◼️【コールコスト】君の場のカード名に「ガノン」を含むモンスター1枚に重ねて、君の手札とゲージを合計5払う。

◼️このカードは相手の効果で破壊されず、能力は無効化されない。

◼️"龍王魔星撃"このカードが攻撃した時、代わりに相手のモンスター全てと相手に攻撃する。さらに、君のライフ+3!

◼️このカードの攻撃が無効化された時、相手のゲージ1枚と相手の手札を1枚ずつドロップに置き、相手にダメージ2! この能力は1ターンに2回まで使える。

【3回攻撃】【ソウルガード】/ソウル4

 

 

ガノンが纏う白い骨殻の鎧が鋼鉄のように硬化し、ガノンはさらに一回り巨大化する。そしてガノンの背中から翼が生え、背負っていた銃砲は片方がガトリング砲、もう片方はキャノン砲に変形する。 さらに、左腕の骨殻の盾のガントレットは鋼鉄の盾に変化し、右腕の骨殻の爪のガントレットは刀刃のガントレットに変形する。

 

 

俠兵「これがガノンの進化した姿だ。」

 

流『なんて禍々しいんだ………』

 

 

進化したガノンの姿に、流は黒い何かが自分に迫ってくる感覚を覚える。だがそれは恐怖とは少し違う感じだ。

 

 

俠兵「キャスト〈ヴァンパイアファング〉2チャージだ。」

◼️手札3→2/ゲージ0→2

 

 

だが、進化したガノンから感じた感覚はすぐに形となって流の前に現れる。俠兵が見せた黄黒いオーラを放つカードを1枚を使う事で………。

 

 

俠兵「これで終わると思うなよ。俺の場にサイズ8の〈魔星龍〉のモンスターがいるなら使えるカード………! ライフ1とゲージ2払い〈魔星龍鎧 グランズァム〉」

◼️手札2→1/ゲージ2→0/LP5→4

 

 

魔星龍鎧 グランズァム

魔星龍域

魔星龍

アイテム:攻10000/打撃1

◼️このカードは、君の場にサイズ8の〈魔星龍〉のモンスターがいなければ装備できない。

◼️【装備コスト】ライフ1払い、ゲージ2払う。

◼️このカードは破壊されず、手札に戻せず、能力を無効化されない。

◼️君の場の〈魔星龍〉のモンスターが破壊された時、君のライフ+2!

◼️【起動】君のアタックフェイズ中、君のライフが10以上なら、君のライフを4払ってよい。払ったら、このターン中、このカードの攻撃力+40000、打撃力+2!! この能力は1ターンに1回だけ使える。

【3回攻撃】【貫通】

 

 

俠兵から黄黒いオーラが溢れ出し、そのオーラは俠兵の全身を包んでマント付きの黒龍を模した黄色いラインの入った黒い鎧となる。 そして俠兵の手にはガノンのガントレットを模した刀が握られる。

 

 

俠兵「見てくれ流、これこそ、ガノンが俺に与えてくれた"王"たる者の装衣、 グランズァムだ。」

 

流『俠兵………!』

 

 

禍々しい、とにかく禍々しい………その鎧は、誰も感じた事のないプレッシャーをその場の全員に与える。

 

 

俠兵「アタックフェイズだ。 グランズァード破壊滅ガノンで攻撃!」

 

 

ガノンは背中のガトリングを起動させて魔力を集中させる。

 

 

俠兵「ガノンの能力発動、ガノンが攻撃する時、相手の場のモンスター全てと、相手に全体攻撃できる!」

 

流『何………⁉︎』

 

俠兵「あまり驚くなよ流、君のグリムだって同じような能力だろ? さあ、さっきのお返しだ。よおく味わえ!!!」

 

ガノン『我が前に立つ者に破滅と破壊を与える。"龍王魔星撃"!!』

 

 

ガノンのエネルギー充填が終わり、ガトリング砲から無数の魔力の弾丸が流のフィールド全体に注がれる。

 

 

流『スメラギノミコトのソウルガード!』

 

 

グランズァード破壊滅ガノン

攻80000

 

スメラギノミコト

防1000

 

グリム

防5000

 

 

スメラギノミコト 撃破!

【ソウルガード】ソウル4→3

 

 

俠兵「流に打撃2だ!」

 

流『ぐぁぁ!!』LP8→6

 

 

ガノンが撃ち出した魔力の弾丸が流に着弾する。 硬い鱗を持つグリムの姿であるにもかかわらず、かなり強い衝撃が流を襲う。

 

 

俠兵「おっと忘れてたぜ、ガノンの攻撃時には俺のライフ+3するんだった。」LP4→7

 

流『ライフ回復も現在か………』

 

俠兵「ふふふ………、このライフ回復こそがガノンの醍醐味なんだ。 ガノンが居る限り、俺に敗北は無い。 ガノンの2回攻撃! スメラギノミコトと流に攻撃だ!打撃2! そして俺のライフ+3」LP7→10

 

 

ガノンはガントレットについた刀刃で流のフィールド全体を一閃、スメラギノミコトと流は同時に斬撃波を受ける。

 

 

流『スメラギノミコトのソウルガード! ぐわぁぁ!!』LP6→4

 

 

スメラギノミコト 撃破!

【ソウルガード】ソウル3→2

 

 

俠兵「3回目の攻撃だ! ガノンで全体攻撃!俺のライフ+3!」LP10→13

 

 

ガノンはさらにガトリング砲で流のフィールド全体を攻撃する。 さっきまでの攻撃のダメージもあいまって、流は打ち出された弾丸に吹き飛ばされた。

 

 

流『ソウルガード! くっ………うわぁぁぁ!!』LP4→2

 

 

スメラギノミコト 撃破!

【ソウルガード】ソウル2→1

 

 

流『ぐっ………』

 

スメラギノミコト『くぅぅ〜〜ん………』

 

グリム (大丈夫か、流?)

 

流『うん。グリムこそ、まともに攻撃を受けてるのはグリムの身体だろ………。大丈夫か?』

 

グリム(大丈夫だ。これくらい、あの時の大爆発には遠く及ばない。)

 

 

グリムにとって死を覚悟するほどの最大のダメージを受けたのは、IAの大爆発だった。その大爆発に比べれば、たとえ進化したガノンの攻撃など大した事はないだろう。 多少のダメージは受けてはいるが………。

 

 

俠兵「流、これで終わったなんて思わないよな?」

 

流『っ⁉︎』

 

 

俠兵が纏っている黒い鎧が黄色いオーラを放ち、禍々しい光りを発する。 俠兵の言葉がいつになく威圧的に感じる。

 

 

俠兵「魔星龍鎧 グランズァムの起動能力、俺のライフが10以上の時、ライフ4払う。 そしてこのターン中、グランズァムの攻撃力+40000/打撃力+2する。」LP13→9

 

 

俠兵の鎧から発せられる黄色いオーラが俠兵の持つ刀に集約され、雷が走る。

 

 

グランズァム

攻10000→50000/打撃1→3

 

 

流『何っ⁉︎』

 

俠兵「グランズァムで俠兵に攻撃! 打撃3!」

 

 

俠兵は高く飛び上がり、雷を纏う刀で流を縦に斬りかかる。 流のライフは残り2、一度でも俠兵の攻撃を受けてしまえば最後だ。

 

 

流『ライフ1払い、スメラギノミコトの能力発動!デッキから〈鉄甲壁の大亀神 どがしら〉をスメラギノミコトのソウルに入れて『大神業』発動!』LP2→1

 

 

スメラギノミコト ソウル1→2

 

 

鉄甲壁の大亀神 どがしら

スタードラゴンW

太陽神

サイズ3/攻1000/防12000/打撃1

◼️【コールコスト】君のデッキの上からカードを3枚このカードのソウルに入れて、ゲージ2払う。

◼️【対抗】【起動】手札のこのカードを捨ててよい。捨てたら、相手の攻撃を無効化して、君のライフ+4!!

◼️『大神業』

次の2つから1つ選んで使える。

・相手の攻撃を無効化する。さらに君のライフ+4!

・次に君が受けるダメージを0に減らして、君のライフ+4!

 

 

流の前にクリアグリーンの亀の甲羅のような大楯が現れ、俠兵の刀を弾くと同時に衝撃を流のライフに変換する。

 

 

流『グランズァムの攻撃を無効化して、ライフ+4!』LP1→5

 

俠兵「グランズァムで2回攻撃だ!」

 

 

俠兵は再び刀を構えて流に斬りかかる。

 

 

流『スメラギノミコトの能力をもう1回使う! ライフ1払い、デッキから〈鉄甲壁の大亀神 どがしら〉をソウルイン!『大神業』発動! 攻撃を無効化してライフ+4!』LP5→9

 

 

再びクリアグリーンの亀の甲羅のような盾で攻撃を防ぐ。 二度目の攻撃を無効化された時、俠兵は「チッ」と舌打ちする。 そして俠兵は弾かれた反動を利用して再び流に刀を振るう。そして今度は流を斬る。

 

 

俠兵「グランズァムの3回攻撃だ。打撃3!」

 

流『ぐわぁぁ!!』LP9→6

 

 

三度目の攻撃は予想できず、完全に流は不意を突かれた。 刀刃から伝わる強力な電流に、流はバランスを崩すも、足に力を入れて立ち堪える。

 

 

流『ぐぅ………』

 

俠兵「まだだぜ、流………。」

 

 

さらに俠兵は不適に笑い、追い討ちをかけんとばかりに手札の1枚を手に取りキャストを宣言する。

 

 

俠兵「ライフ3払い、キャスト!〈魔星侵攻:イロウシェン・オーバーライブ〉」

◼️手札1→0/LP9→6

 

 

魔星侵攻:イロウシェン・オーバーライブ

魔星龍域

魔星龍

◼️君の場にの〈魔星龍〉のカードが全てレストしているなら使える。

◼️【使用コスト】ライフ3払う。

◼️【対抗】君の場の〈魔星龍〉のカード1枚をスタンドして、打撃力+2!「魔星侵攻:イロウシェン・オーバーライブ」は1ターンに1回だけ使える。

 

 

俠兵が持っているグランズァムの刀に黒い雷の闘気が集中する。 やがて刀身は黒くて強い光りに覆われて見えなくなり、黄色いオーラを纏う雷と黒い光りの太刀へと姿を変える。

 

 

俠兵「俺が装備している魔星龍鎧グランズァムをスタンドして、さらに打撃力+1!」

 

 

グランズァム 打撃3→5

 

 

流『何だって⁉︎』

 

俠兵「グランズァムで、流に4回目の攻撃! 打撃5だぁ!!」

 

流『ぐあぁぁぁぁぁぁ!!』LP6→1

 

 

刀刃に走る黒い雷がグリムの身体を覆い、流にも電流が走る。 強く激しい電流に身体が痺れ、流は両膝をつく。

 

 

流『ぐっ………うぅぅ………』

 

俠兵「ターンエンドだ。」

◼️手札1/ゲージ0/LP9

 

 

ーーーーーー

 

 

ここまでの俠兵のターンを見て、天音やAqoursの6人は俠兵の怒涛の攻撃に呆気に取られていた。

 

 

ルビィ「す、凄い攻撃………」

 

果南「さっきの流君のターンもそうだけど、お互いの殲滅力が凄すぎるね。」

 

ダイヤ「ええ、お互いにフィールド全体に影響を及ぼす攻撃のラッシュ………、はっきり言って付いて行くのがやっとです………。」

 

花丸「流君、勝てるずらか………?」

 

天音「負けないよね………流君………」

 

 

俠兵の怒涛の攻撃を受けて、今にもたおれそうなほどボロボロになっていくグリムと流を見て、花丸と天音は不安に駆られる。 もちろん他のみんなも同じ思いを抱く。

 

 

鞠莉「ノープロブレムよ、花丸、天音ちゃん。 今は流君が勝つって信じましょう。」

 

善子「そうね。マリーの言うとおりよ。それに、流の強さは天音が1番分かってるでしょ。」

 

天音「鞠莉ちゃん、善子ちゃん、ありがとう。 ………頑張って、流君!」

 

 

天音は両手を握り合わせて、祈るように流を応援する。 今はただ流が勝利する事を信じて………。

 

 

ーーーーーー

 

 

グリムの身体には黒い電磁波が走り、身体中から小さな煙が昇っている。そして流は全身から脱力し、天を仰いでいた。

 

その様子を眺め、俠兵とガノンは思考で会話をする。

 

 

ガノン(ライフを1残したか………)

 

俠兵(ああ、だがもう流に戦意は残ってないはずさ。 この力の差をその身で知ってしまったからね。)

 

ガノン(ふふふ………だが奴のライフを0にしない限りファイトは終わらない。)

 

俠兵(ああ。 さぁ立て、流………)

 

 

流は天を仰ぎながら、視界の霞みと薄弱していく意識の中で、若干の諦めを感じていた。 強い………、あまりにも強い。手札は1枚、ゲージは3枚、ライフは1………、ライフ1ではスメラギノミコトの能力も使えない。次が自分のターンだとしても勝ち目が無い。 このまま目を閉じて前のめりに倒れれば楽になれる。 そうまで考えていた。

 

だが、流の思いとは別に、身体は簡単に倒れようとはしない。自分の意識に逆らうように、ふらつく身体が勝手に踏ん張ってバランスをとっている。

 

 

流(どうしたんだ僕の体………、何で倒れてくれないんだ………。 僕の………体………?)

 

 

流は自分の言葉に疑問を持つ、そして痺れる首を動かして自分の手を見る。 硬くて紅い鱗のついた手、そしてその手から伝わる暖かさ。

 

 

流(これは………グリムの手………? そうだ、これは僕だけの身体じゃない、グリムの身体でもあるんだ………。)

 

(流!)

 

 

それを思い出した時、はっきりとした声が流のに響き、霞んでいた視界がはっきりする。

 

 

流『ぐ、グリム………?』

 

グリム(気がついたか、流。)

 

流『ごめん、ボーッとしてた。』

 

グリム(良い。我も今気がついた。)

 

 

流は身体を動かそうとするが、身体中に痺れが走り両手を地につく。グリムの身体を黒い磁場が走る。

 

 

流『ぐっ………』

 

グリム(流、我とお前は同化した状態にある。 薄れていた意識の中で、お前の考えている事は我にも伝わっていた。)

 

流『え………?』

 

 

グリムはいつもよりさらに低い真面目な声で流に語りかける。

 

 

グリム(このまま諦めるのか?流。)

 

流『………………』

 

 

グリムの率直な質問に流は黙り込む。

 

 

グリム(答えられないか? ならば思い出せ、お前はなぜ戦う? 誰の為に戦っている? 何の為に戦っている? 戦う目的は?)

 

 

グリムの質問に流は今までの事を思い出す。 初めてグリムと出会い、ファイナライズによって人間に戻れなくなった事、炎斬、サツキ 、Aqoursとの出会い、そして出会ったみんなと協力してIAと戦った事、グリムが街を守る為にIAと共に自爆した事、スメラギとの出会い、流を虐めていた滝沢との和解、俠兵との出会い、俠兵とのファイト、グリムとの再会、Aqoursとの再会、初めてドラゴンワールドに行った事、全ワールドの"帝"との出会い、各ワールドに進撃して来た魔星軍とのファイト………。 そして最後に思い出したのは天音の笑顔だった。

 

 

流『僕は、ずっとグリムの言葉に背中を押されて今を生きてる。』

 

グリム(?)

 

流『"強く生きろ"ってあの言葉、あの言葉のおかげで、僕はまた学校に行けるようになった。僕を虐めていた滝沢君達とも仲良くなって、みんなが"強くなった""変わった"って言って僕を認めてくれた。 嬉しかった。グリムの最後の言葉に報いる事が出来たって思った。 僕はグリムの言葉に支えられて今日まで生きて来たんだ。』

 

 

流は自分の心の内を全て語る。グリムはただ静かに聞いていた。

 

 

流『何の為に戦うか? 決まってる。僕は、僕にとっての大切なものを全て守る………。ガノンから俠兵を取り戻す。』

 

 

流は身体中に走る痺れに耐えてゆっくりと立ち上がる。 そして俠兵とガノンを見据えて、拳を握る。

 

 

流『僕は絶対に諦めない! グリムが命をかけて護ってくれたこの街を、ガノンや魔星龍なんかに支配されてたまるか! 護るんだ、僕とグリムとスメラギの3人でこの街を護る!!』

 

 

流の覚悟や決意、強い思いを語った時、流とグリムとスメラギの中にある何かが1つに交わり、グリムとスメラギノミコトの身体が白く光りを放つ。

 

 

流『僕のターン、ドロー!チャージ&ドロー!!』

◼️手札1→2/ゲージ3→4

 

 

流は勢いよくカードを引く。 カードを引いた勢いで空を切る音とともに突風が吹く。

 

 

俠兵「さぁ、見せてみろ流。たった2枚の手札で何ができる。」

 

流『2枚あれば充分だよ。 手札から〈宵闇夜の大猫神 ふたまた〉を手札から捨てて能力発動!』

◼️手札2→1

 

 

宵闇夜の大猫神 ふたまた

スタードラゴンW

太陽神

サイズ2/攻3000/防3000/打撃1

◼️このカードはコールできない。

◼️【起動】君の手札にあるこのカードを捨ててよい。捨てたら、カードを2枚引く。 その後、君の手札が3枚以下なら、カードを1枚引く。「宵闇夜の大猫神 ふたまた」は1ターンに1回だけ使える。

◼️『大神業』

次の2つから1つ選んで使う。

・君の場の〈太陽神〉1枚は【2回攻撃】を得る。

・君の場の〈太陽神〉全ての打撃力+1!

 

 

流『2ドロー! その後、手札が3枚以下なら1ドロー!』

◼️手札1→3→4

 

 

流が引いたカードの1枚が紅い光りを放つ。

 

 

流『俠兵。 このファイト、僕は絶対に負けられない。お前をガノンから救い出して、ガノンからこの街を護る為に、僕達は絶対にガノンを倒す!』

 

 

流の意思に呼応するように流の手札の光りが強くなる。

 

 

流『紅き流星の力よ、今一つに交わり、新たな星を導く皇となれ!【ファイナライズ】〈光導流星皇 クリムゾン・ナガレ〉』

◼️手札4→3/ゲージ4→1

 

 

光導流星皇 クリムゾン・ナガレ

スタードラゴンW

太陽神/星

サイズX/攻7000/防4000/打撃2

◼️このカードはコールできない。

◼️【対抗】【起動】君のドロップから〈太陽神〉のカードを3枚までをデッキの下に戻してよい。戻したら、君のライフ+4!

◼️このカードが他の〈太陽神〉と連携攻撃した時、このカードをスタンドする。

◼️『太陽星域』(君のアタックフェイズ中、君の場にカード名に「グリム」と「スメラギ」を含むカードがある。)

このターン中、君の場の〈太陽神〉全ては破壊されず、手札とデッキに戻せず、能力は無効化されない。さらに君の場の〈太陽神〉全ての攻撃力+3000、防御力+3000!!

【貫通】【ファイナライズ】(ゲージ3払う。)

 

 

グリムの紅い鱗がメタリックな鎧に変わり、流の顔を覆っていたグリムの画面が外れて、流の素顔が現れる。そして背中には竜の翼が生える。

 

 

流『手札から〈煌ノ光すめらぎのひかり:陽の恵み〉』

◼️手札3→2

 

 

煌ノ光すめらぎのひかり:陽の恵み

スタードラゴンW

太陽神

◼️君のデッキからカードを3枚ゲージに置く。「煌ノ光:陽の恵み」は1ターンに1回だけ使える。

 

 

流『3チャージ。』

◼️ゲージ1→4

 

流『ゲージ2払い、ライトにコール!  紅き星より生まれし竜よ、紅蓮の流星となりて、今、真の復活を遂げる! 〈光導紅星竜 スカーレット・グリム〉』

◼️手札2→1/ゲージ4→2

 

 

光導紅星竜 スカーレット・グリム

スタードラゴンW

太陽神/星

サイズ2/攻6000/防5000/打撃2

◼️【コールコスト】ゲージ2払う。

◼️【起動】君のライを1払ってよい。払ったら、君のデッキの上からカードを2枚引いて、2枚をこのカードのソウルに入れる。この能力は1ターンに1回だけ使える。

◼️ 〈流星撃〉(君の場にカード名に「ナガレ」か「スメラギ」を含むモンスターがいる。)

君の場の〈太陽神〉全ては、相手のモンスター全てと相手に攻撃できる。

【ソウルガード】

 

 

ライトに、鎧のように硬化し、全身の紅い鱗が棘のように逆立った紅い竜人が登場する。

 

 

流『これだ………、僕の場に、スメラギが居て、グリムが居る。 これが僕が長く望んだ光景だ。』

 

 

流はクリムゾン・ナガレとなった自身と、レフトにいるスメラギノミコト、ライトのスカーレット・グリムを見て、涙と笑みをこぼす。 いつか実現してみせると誓った理想の場が今ここに完成したのだ。

 

 

壮観なる流の場に、そして涙を流して笑む流を見て、天音も自然と涙を浮かべる。

 

 

流『いくぞ俠兵、このターンでケリをつける!』

 

俠兵「来い、流ぇ!!」

 

流『クリムゾンナガレの能力発動! ドロップから〈太陽神〉3枚をデッキの下に戻す、そしてライフ+4!!』LP1→5

 

 

デッキに戻したカード

◼️火炎の大猿神 えんてい

◼️水流の大蛇神 くちなわ

◼️宵闇夜の大猫神 ふたまた

 

 

流『スカーレットグリムの能力発動! ライフ1払い、2ドロー、さらにデッキトップから2枚をソウルイン!』LP5→4

◼️手札1→3

 

 

スカーレットグリム ソウル0→2

 

 

流『スメラギノミコトの能力発動! ライフ1払い、デッキから〈水流の大蛇神 くちなわ〉をソウルに入れて、『大神業』発動!!』LP4→3

 

 

スメラギノミコト ソウル2→3

 

 

水流の大蛇神 くちなわ

スタードラゴンW

太陽神

サイズ2/攻6000/防2000/打撃1

◼️【起動】君の手札にあるこのカードを捨ててよい。捨てたら、君の場の〈太陽神〉全ては【2回攻撃】を得る。

◼️『大神業』

次の2つから1つ選んで使える。

・次に君が受けるダメージを0に減らして、君のライフ+2!

・君の場の〈太陽神〉全ては【2回攻撃】を得る。

 

 

流『場の〈太陽神〉全ては【2回攻撃】を得る。 さらにもう一度スメラギノミコトの能力発動、デッキから〈火炎の大猿神 えんてい〉をソウルに入れて『大神業』発動!』LP3→2

 

 

スメラギノミコト ソウル2→3

 

 

火炎の大猿神 えんてい

スタードラゴンW

太陽神

サイズ3/攻7000/防4000/打撃2

◼️【起動】君の手札にあるこのカードを捨ててよい。捨てたら、君の場の〈太陽神〉のカード全ての攻撃力+6000して、打撃力+1!

◼️『大神業』(この能力は「スメラギ」の能力でのみ発動できる。)

次の2つから1つ選んで使える。

・相手の場のモンスター1枚を破壊して、相手にダメージ1!

・君の場の〈太陽神〉全ての攻撃力+6000して、打撃力+1!

 

 

流『場の〈太陽神〉全ての攻撃力+6000/打撃+1!』

 

 

クリムゾンナガレ

攻7000→13000/打撃2→3

【2回攻撃】

 

スカーレットグリム

攻6000→12000/打撃2→3

【2回攻撃】

 

スメラギノミコト

攻6000→12000/打撃1→2

【2回攻撃】

 

 

流『アタックフェイズ! クリムゾンナガレの能力! 僕の場にグリムとスメラギが居る事で発動! 『太陽星域』』

 

 

『太陽星域』の発動を宣言した時、クリムゾンナガレを中心に半円形の光りが広範囲を包み込む。 そして、太陽が昇っていながら、空に満天の星々が瞬いている空間が現れる。 その空間の中でナガレ、グリム、スメラギは青白いオーラを纏う。

 

 

流『太陽星域の能力で、僕の〈太陽神〉全ては、相手の効果で破壊されず、バウンスされず、能力は無効化されない。 そして太陽神全ての攻撃力と防御力+3000!』

 

 

クリムゾンナガレ

攻13000→16000/防4000→7000

 

スカーレットグリム

攻12000→15000/防5000→8000

 

スメラギノミコト

攻12000→15000/防1000→4000

 

 

流『さらにスカーレットグリムの〈流星撃〉! 場の〈太陽神〉全ては、相手のモンスターと相手に同時攻撃できる! スカーレットグリムで、ガノンと俠兵に攻撃!』

 

俠兵「ガノンのソウルガードだ。」

 

 

グリムは2体に分身し、硬化した紅い鱗が鋭い刃に変わり、ガノンと俠兵を切り裂く。

 

 

スカーレットグリム

攻15000

 

破壊滅ガノン

防15000

 

破壊滅ガノン 撃破!

【ソウルガード】ソウル4→3

 

 

流『打撃3!』

 

俠兵「ぐぅぅ………!!」LP9→6

 

俠兵「だが、装備しているグランズァムの能力、場の〈魔星龍〉かわ破壊された時、ライフ+2!」LP6→8

 

流『スカーレットグリムで2回攻撃! ガノンと俠兵に同時攻撃! 打撃3!』

 

 

破壊滅ガノン 撃破!

【ソウルガード】ソウル3→2

 

 

俠兵「ぐぅぅっ!!」LP8→5

 

俠兵「グランズァムの能力でライフ+2!」LP5→7

 

 

スカーレットグリムの打撃力は3だが、ガノンを破壊する度にグランズァムの能力でライフを2回復されるのは厄介だ。それでは実質1ダメージしか与えられてない事になる。 ならば………

 

 

流『クリムゾンナガレとスメラギノミコトで俠兵とガノンに連携攻撃! クリムゾンナガレは、他の太陽神と連携攻撃した時、スタンドする!』

 

俠兵「ガノンのソウルガード!」

 

 

クリムゾンナガレは翼を広げて空に飛び、両手にエネルギーを溜める。その間、スメラギノミコトは背負っている刀を口に加えて、ガノンを斬り裂く。 その後、ナガレは溜めたエネルギーを俠兵とガノンに撃ち出す。

 

 

クリムゾンナガレ+スメラギノミコト

連携 攻31000

 

破壊滅ガノン

防15000

 

破壊滅ガノン 撃破!

【ソウルガード】ソウル2→1

 

 

流「連携打撃5!」

 

俠兵「ぐぁぁぁ!!」LP7→2

 

俠兵「グランズァムの能力でライフ+2だ。」LP2→4

 

流「よし、これで決める! クリムゾンナガレとスメラギノミコトで2回連携攻撃! クリムゾンナガレをスタンド!」

 

俠兵「キャスト!〈魔星侵攻:イロウシェン・シールド〉」

◼️手札1→0

 

 

魔星侵攻:イロウシェン・シールド

魔星龍域

◼️相手のターンの攻撃中に使える。

◼️【対抗】その攻撃を無効化して、君のライフ+3!

 

 

俠兵「攻撃を無効化して、ライフ+3!」LP 4→7

 

 

ガノンの顔を模した黄黒いオーラを放つ盾がナガレとスメラギノミコトの攻撃を止める。

 

 

俠兵「残念だったな、流、今の攻撃が決まっていれば俺に勝てたはずだったものを………」

 

 

たしかに、今の攻撃が決まっていれば、俠兵のライフを0にできたが、攻撃を無効化された上にライフを3も回復されてしまった。 勝利するまでが遠くなってしまった。

 

 

流『まだだ、クリムゾンナガレはまだスタンドしている! クリムゾンナガレで俠兵とガノンに攻撃! 打撃2!』

 

 

クリムゾンナガレ

攻16000

 

破壊滅ガノン

防15000

 

破壊滅ガノン 撃破!

【ソウルガード】ソウル1→0

 

 

俠兵「ぐぅぅ!」LP7→5

 

流「ファイナルフェイズ!!」

 

俠兵「何⁉︎」

 

流『ゲージ2払い、キャスト!〈光導太陽流星技 ウルテミス・フォルス!!〉』

◼️手札3→2/ゲージ2→0

 

 

光導太陽流星技 ウルテミス・フォルス!!

スタードラゴンW

必殺技

太陽神/星

◼️君の場に〈太陽神〉のモンスターとアイテムが合計3枚以上あるなら、このカードの【使用コスト】で払うゲージの数を2減らす。

◼️【使用コスト】ゲージ4払う。

◼️君の場の〈太陽神〉のモンスターかアイテム全ての打撃力を合計した数値分、相手にダメージ!!! このカードは無効化されず、このダメージは減らせない。

◼️「光導太陽流星技 ウルテミス・フォルス」は1ターンに1回だけ使える。

 

 

流『言ったはずだ俠兵、このターンで決めるって。』

 

俠兵「流………!」

 

流『この必死技は、クリムゾンナガレ、スカーレットグリム、スメラギノミコトの打撃力を合計した数値分のダメージを相手に与える!』

 

 

クリムゾンナガレ 打撃3

スカーレットグリム 打撃3

スメラギノミコト 打撃2

 

 

クリムゾンナガレは翼を広げて空高く飛び上がる。そして、スカーレットグリムとスメラギノミコトからオーラがクリムゾンナガレに集約され、クリムゾンナガレは青白い光りのオーラを纏う。 そしてクリムゾンナガレは拳を構えて俠兵目掛けて突撃する。

 

 

流『ダメージを減らされない合計ダメージ8だぁ!! "光導太陽流星技 ウルテミス・フォルス!!"』

 

 

俠兵はグランズァムの刀を構え、突撃して来るクリムゾンナガレにタイミングを合わせて、刀を振るう。 そしてナガレ拳と刀刃が激突する。が、ナガレの勢いと拳の強度に耐え切れず、グランズァムの刀が粉々に破壊され、勢いが止まないナガレの拳が俠兵に直撃し、そして大きな爆発を起こした。

 

 

俠兵「ぐっ……ぅぅ……! ぐあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」

LP5→0

 

 

 

 

 




今回も感想を是非‼︎


なんとか魔星龍編の大一番? 流 vs 俠兵が終了しました。

次回の内容は考えてませんす。

そろそろ農業が盛んになるシーズンに近づいて来ているので、投稿がさらに遅くなるかも知れません。


次回『タイトル未定』


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終わらずの大戦

前回の『バディファイトLoveLive!サンシャイン‼︎』

 

 

魔星龍の進行を止める為に始まった人間と魔星龍達との戦争。

 

そしてその戦争を仕掛けた張本人のガノンと、ガノンが創り出した陰の意識であり、裏の感情を持つ闇の俠兵を止める為にファイトを挑んだ流とグリムとスメラギ。

 

激しい攻防の末、ついに流と俠兵、ガノンとの最後の戦いに、決着ケリがついた。 流の勝利と言う結果で………

 

 

 

◆◆◆

 

 

 

敗北した俠兵は大の字に地面に倒れ、ガノンは両膝をついて、身体から小さい白煙が立ち昇っていた。

 

 

流「俠兵!」

 

 

流は倒れている俠兵にいち早く駆けよる。

 

 

俠兵「流……、なんだろう、俺は、とても長い夢を見ていた気がするよ………。」

 

流「俠兵、覚えてないのか?」

 

俠兵「いや、微かだけど覚えてる。 俺だけど俺じゃない俺が色々迷惑をかけたみたいだな………。 ごめん、流………」

 

流「謝らなくていいよ。 俠兵は何も悪くない」

 

 

さっきまで戦っていたのは、俠兵ではあるが、ガノンによって引きずり出された陰の意識、裏の感情を持って生み出された闇の俠兵だった。 たった今、流がガノンを倒した事で、ガノンが生み出した闇の意識は消えたようだ。

 

 

ガノン『まさか我が………負けるなどと………! ありえん!』

 

グリム『ガノン、お前の敗因はただ1つ、お前は流を怒らせた。 そして、我々の可能性を甘く見ていた事だ。』

 

ガノン『グリムとやら………、お前はいったい何者なのだ。』

 

グリム『俺は流の元バディだ。それ以上でも以下でもない。』

 

ガノン『………………』

 

 

 

 

流「立てるか?俠兵」

 

俠兵「ああ。」

 

 

流は俠兵の肩を担いで支え、俠兵を立たせようとしていた。すると天音も駆け寄って、流と一緒に俠兵を支える。

 

 

俠兵「ありがとう、天音。それと、ごめん………」

 

天音「ん? どうして謝るの?」

 

俠兵「どうしてって………俺はラクシャードに君を操らせて………」

 

流「それはガノンが生み出した闇の俠兵だよ。 今のお前じゃないって。」

 

俠兵「それでも、ほんの少しだけ意識があったんだ。でも、俺は俺の闇を止められなかった………」

 

天音「大丈夫だよ。 ラクシャードとはもうケリをつけたから。 だからもういいの。」

 

 

天音はほんの少し寂しそうに、でも優しく微笑んだ。 その微笑みに俠兵は天音に許されたのだと安堵し、涙が溢れていた。

 

 

 

◆◆◆

 

 

 

流と俠兵の最後のファイトを見届けていたAqoursの6人も流の勝利に沸いていた。

 

 

果南「流君が勝ったね。」

 

鞠莉「とってもビューティフォーなファイトだったわね!」

 

ダイヤ「はい。見事な勝利でした。」

 

善子「俠兵とガノンを倒したって事は、この戦争もやっと終わりって事よね。」

 

花丸「大変な戦いだったずらね。」

 

ルビィ「うん………とても長い戦いだったね。」

 

 

善子とルビィの言葉通り、ガノンを倒してこの戦争は終わりを迎えるのだと、みんな確信して安堵した。 だが………

 

「あ〜〜あ。俠兵君負けちゃったんだ〜〜!」

 

と、みんなの安堵した雰囲気を壊すように無邪気な声がその場の空気を切り裂いた。

 

皆が前方に振り向くと、緑色のツインテールで、青い瞳、左眼には眼帯をしており、ゴスロリファッションをしていて、背は中学生くらいに見える少女が立っていた。 流はその少女を知っている。と言うか、一度だけ会った事がある。

 

 

流「君はあの時の………」

 

「あ、私の事覚えてたんだ〜〜 星野 流君。」

 

俠兵「アルナ………?」

 

アルナ「ふふふ………、一応自己紹介しなきゃね。 私は綾峰アルナ。『魔星六強衆』の1人………ってわけじゃないんだけどね。」

 

流「え?」

 

アルナ「強いて言えば、魔星六強衆の最後の1人は俠兵君だったんだよね〜〜。」

 

流「⁉︎」

 

俠兵「何……… 俺が?」

 

 

アルナの発言に流と俠兵は驚く。 『魔星六強衆』は魔星軍の中でガノンに"特に強い"と認められた6人の精鋭である。 俠兵はガノンのバディである為、魔星六強衆を従える立場のはずなのだ。 だがアルナの発言がその事実を覆した。

 

陰の意識に囚われていても、微かにだが表の俠兵の意識はあった。 闇の俠兵は自身がガノンのバディとして新たな世界の"王"になる者だと思っていた。 魔星六強衆は自身とガノンに従う眷属だと思っていた。 だが、自分も六強衆に数えられていた事など毛ほども思っていなかったのだ。

 

 

俠兵「どう言う、事なんだ………?」

 

アルナ「言葉の通りだよ。 まぁ見ててよ。その理由なら今すぐ分かるからね。」

 

 

そう言ってアルナはガノンを指差す。

 

両膝をつき、動きを止めていたガノンの側に、アルナのバディであるディルジットが近寄る。

 

 

ディルジット『ガノン様、万が一の時がやってまいりました。』

 

ガノン『ディルジットか………、まさかこの時が訪れるとはな……』

 

ディルジット『さぁ、ガノン様。盟約は果たされました。 今こそ私と1つとなり、本来の姿に戻るのです。』

 

ガノン『ディルジット、我が半身よ………。 我の力、意識、記憶、全てを貴様と1つとし、我らが真の姿に戻ろうぞ。』

 

ディルジット『はい。』

 

 

ディルジットとガノンは黄黒い光りとなって1つに同化する。 その強い光りの中から現れたのは、赤紫色の骨殻のようなものがガノンの黒い身体を覆って鎧となり、そしてガノンの顔付きも鋭く変化し、さらに肘や膝の骨殻の鎧は刀刃のように突起する、鎧から覗く肉体は黒みがかった黄色い配色になり禍々しさがさらに増す。ガノンだった時の武装は無くなり、背中には4本の龍翼が生え、ガノンだった時より背が縮み体格は少しスリムになり、より龍人に近い姿になる。

 

その異様な龍人の姿に、アルナ以外のその場の全員が驚愕し凍りついた。

 

 

俠兵「ガノンとディルジットが………」

 

流「融合したのか………?」

 

『融合ではない。 ガノンとディルジットは元々は1つの存在だ。〈混沌の創造神 ゼム〉より産み出された我は数百年もの時間の後、自身の力をガノンとディルジットと言う2つの存在に分けたのだ。 そして我はグランズァード破滅ガノンとして神々と戦い、そして封印された。』

 

俠兵「なんだって………?」

 

流「じゃあ、今のお前は何者なんだ!」

 

 

その質問に龍人は考え込む。

 

 

『………我が真名は忘れた。が、ガノンのままでよい。』

 

アルナ「だったら〜〜〜ディルジットとガノン様の名前を合わせて〜〜〈ドラグズァード・ディルジット・ガノン〉なんてどうかな〜〜?」

 

ガノン『ふむ、良かろう。』

 

 

真の姿を取り戻したガノンはアルナから提案された〈ドラグズァード・ディルジット・ガノン〉と言う名を気に入り、それを新たな真名とした。

 

 

ガノン『我が半身ディルジットのバディ、アルナよ、お前を我がバディとして迎えよう。 眼帯を取れアルナよ。』

 

アルナ「うん。」

 

 

アルナはガノンに言われるまま左眼の眼帯を取る。 眼帯を取ったアルナの左眼には眼球が無く、ただ真っ黒な深い窪みだけがあった。 それを見て、流、天音、俠兵、Aqoursのみんなが絶句した。

 

 

ガノン『アルナよ、お前に我がバディである証を授けよう。』

 

 

するとガノンは指を空に指す。 すると空に見えている黄黒いオーラを放つ彗星から小さな光がガノンの指先に集まり、その光をアルナの左眼の窪みに向ける。 向けられた光はアルナの左眼に吸い込まれるように集約する。 やがてアルナの左眼の窪みに真っ黒い目と黄色い眼球が生成される。 

 

 

アルナ「うぅ、ぐぅ………」

 

 

だが順応するのに痛みがあるのかアルナは左眼を押さえて顔をしかめる。だがすぐに痛みが退き、左眼から手を離す。

 

 

ガノン『どうだい? アルナ』

 

 

ガノンはディルジットのような話し方でアルナに声をかける。

 

 

アルナ「ふふふ………、あはははははははは! 眼だ! 眼だぁ! アルナの眼だぁ!! ふふふふふ、ははははははははは!!」

 

 

アルナははしゃぎながら周りを見渡して、喜びを前面に表す。

 

 

アルナ「凄い! 両眼で見る世界ってこんなに広いんだぁ〜〜〜! こんなに広くて綺麗な世界………」

 

 

だがその喜びの顔は歪んだ笑顔に変わり、冷たい声に変わる。

 

 

アルナ「私が全部、ぶっ壊してやる。」

 

 

するとアルナから黄黒いオーラが発せられ黄色い瞳が光る。

 

 

アルナ「みんな、ガノンを倒して全部終わった。って思ったでしょ? 逆だよ。 これから始まるんだ! 私がこの世界を破壊して、新たなる世界の女帝となるの!!」

 

俠兵「アルナ………?」

 

アルナ「今までご苦労様、俠兵君。 だけどもうあなたは用済みだよ。」

 

俠兵「え?」

 

アルナ「俠兵君のおかげで、私が望む世界の手前まで楽ができたよ。 でも安心してね。 俠兵君も、流君や天音ちゃん、Aqoursのみんなも、私の創る世界の糧にしてあげる。」

 

 

 

◆◆◆

 

 

 

 

時は少し遡り(さかのぼり)………

ドラゴンワールド:エンデュミアスの城

 

 

曜と梨子は、『魔星六強衆』の1人石鮫とのファイト中〈真・ドラゴンフォース"紅蓮太陽の型"〉を解放した影響で倒れてしまった千歌をエンデュミアスの下に連れて来ていた。

 

エンデュミアスの見立てでは、"紅蓮太陽の型"はまだまだ成長途上にある不完全なドラゴンフォースであり、ドラゴンフォース自身、完成形に成長する為に千歌の中のエネルギーを全て吸収しようとしてるらしい。 このままでは、真ドラゴンフォースが成長しきる前に千歌の生命力がもたないらしい。

 

そこで、梨子と曜は超ドラゴンフォースを解放し、エンデュミアスも自身の力を千歌に送り込み、真ドラゴンフォースの成長するまで補おうとしていた。 そんな様子をエンデュミアスの家臣であるハルバードが見守っている。

 

 

梨子「千歌ちゃん………、凄い勢いで力が吸われてく……」

 

曜「まだ 10分も経ってないのに、少しキツい………」

 

エンデュミアス『頑張ってください、2人とも。』

 

 

千歌に力を送り込んでいると、突然千歌の身体が赤く輝きだす。

 

 

曜「ち、千歌ちゃんが………⁉︎」

 

梨子「な、何⁉︎」

 

 

すると、曜と梨子は何かに引っ張られるような感覚を覚える。 そして千歌の赤い輝きが収まると同時に、曜と梨子は意識を失い倒れてしまった。 エンデュミアスは驚き、力を解除して倒れた2人に近寄る。 そして近くにいたエンデュミアスの家臣でもあるハルバードも急いで駆けつける。

 

 

エンデュミアス『お2人共!』

 

ハルバード『どうなされましたか!』

 

 

2人は意識を失っているにもかかわらずドラゴンフォースの光りは千歌に力を送り込み続けている。 その様子を見てしばらく考え込んだ後、エンデュミアスは仮説的な見解を述べる。

 

 

エンデュミアス『まさか、千歌ちゃんのドラゴンフォースが、2人の意識を千歌ちゃんの精神世界に招き入れたと言うのですか………。 しかし、それは好都合かもしれませんね。』

 

ハルバード『好都合、とは?』

 

エンデュミアス『精神世界の中ならば、千歌ちゃんを目覚めさせるきっかけが掴めるかもしれません。』

 

 

エンデュミアスは再び自身の力を曜、梨子、千歌を包み込むように、展開する。

 

 

エンデュミアス『頼みますよ。曜ちゃん、梨子ちゃん、どうか千歌ちゃんを救ってください。』

 

 

千歌のドラゴンフォースが曜と梨子の意識を招いたのは、同じドラゴンフォースを使う者達であり、それだけ3人の信頼と絆が深く強いからだ。 こればかりはエンデュミアスも曜と梨子を信じて、ただ祈ることしかできない。

 

 

 

 

◆◆◆

 

 

 

 

気がつくと曜と梨子はだだっ広い空間に立ちつくしていた。その空間は美しい白い雲と澄み切った青空、そして、曜と梨子の足の下にはその美しい雲と青空の景色がまるで鏡に映したかのように、一面に延々と広がる美しい景色が広がっていた。 そして風も無いのに青空に浮かぶ白い雲は形を変えながらゆっくりと動いている。

 

 

梨子「なんなの? ここ………」

 

曜「凄い綺麗な場所だね。」

 

梨子「うん。 でも私達、エンデュミアスさんの城にいたはずだよね?」

 

曜「うん。 それで突然千歌ちゃんの身体が光って………」

 

梨子「気がついたらここに居た。 本当にここはどこなの?」

 

「ここは千歌ちゃんの精神世界だよ。」

 

曜/梨子「え?」

 

 

2人はこの空間に来るまでの事を確かめていく。 そして辺りを見渡していると、突然2人の耳に声が聞こえてきた。 2人はその声に振り向く。 そして声の正体に驚く。

 

そこに居たのは、ブラッドオレンジの髪色、肌は日焼けしたような薄茶色の肌で、頭のてっぺんからはあほ毛が1本飛び出している少女だった。 そして2人はこの少女を知っている。

 

 

曜「ち、千歌ちゃん⁉︎」

 

梨子「千歌ちゃん!!」

 

 

髪色も肌の色も違うが、その少女は高海千歌だった。 だが2人の反応にその少女は申し訳なさそうな顔で弁明する。

 

 

「あ〜〜、ごめんね。見た目は千歌ちゃんなんだけど、私は千歌ちゃんじゃないんだ。」

 

曜「え?」

 

梨子「どういう事?」

 

「私は千歌ちゃんの精神世界に住む存在、千歌ちゃんの心と感情の力なんだ。 もっと簡単に説明すると、私は千歌ちゃんのドラゴンフォースそのものなんだよ。」

 

梨子「千歌ちゃんのドラゴンフォースそのもの⁉︎」

 

曜「だから千歌ちゃんと同じ見た目なんだね。」

 

「うん。」

 

 

梨子と曜は、千歌と同じ姿をした少女がドラゴンフォースだと知って驚くが、すぐに他の疑問が頭に浮かぶ。

 

 

梨子「あなた、ここが"千歌ちゃんの精神世界だ"って言ってたけど、私達はなんでここに居るの?」

 

「それは、私が2人をここに招いたんだ。 千歌ちゃんを助けてほしくて。」

 

曜「どういう事?」

 

「実はね、"紅蓮太陽の型"は完全な成長体じゃない。 まだまだ成長途上にある不完全で未完成なドラゴンフォースなんだ。」

 

 

千歌の姿をしたドラゴンフォースは「2人共、アレを見て。」とどこかを指差す。 2人は指差した方向を見ると、さっきまで無かったはずの四角形の箱ようなものが見えた。

 

 

曜「何、アレ?」

 

梨子「箱?」

 

「アレは(おり)だよ。」

 

梨子「(おり)?」

 

「うん。もう少し近づいてみようか。」

 

 

曜と梨子は千歌ドラゴンフォースの言う通りに箱のようなものに少しずつ近づいて行く。すると確かに鉄格子で作られた(おり)である事が分かった。 そしてその(おり)の中には赤い何かが収監されていた。

 

近づいてきた曜と梨子の気配に気づいたのか、赤い何かは突然(おり)の中で暴れ出した。 柵を掴み、ガシャンガシャンと音を鳴らして檻を揺らす。 その様子に曜と梨子はかなり驚く。

 

 

曜「な、何………⁉︎」

 

梨子「獣………?」

 

「アレは私の半身。 ドラゴンフォースの成長しきれていない部分だよ。 と言っても、アレの方がドラゴンフォースの本体に一番近いんだけどね。 私はアレを"暴食"って呼んでる。」

 

曜「どういう事?」

 

梨子「もっとよく説明して。」

 

「今2人と話している私はいわば"紅蓮太陽の型"、でも、今あの檻の中で暴れているのは"紅蓮太陽の型"のさらに先に成長するはずだった存在。 私は今のままでも満足してるけど、アレは私のさらに先まで成長しようとしてる。 その為に、必要以上に千歌ちゃんの中にある力を吸収しているの。」

 

曜「エンデュミアスさんも同じ事言ってたよね?」

 

梨子「うん。 ドラゴンフォースが千歌ちゃんの力を必要以上に吸収してるから、千歌ちゃんは長い昏睡状態にあるって。」

 

「エンデュミアスさんの言う通りだよ。 このままアレが千歌ちゃんのエネルギーを食べ続けると、千歌ちゃんは永遠に眠り続けるか、あるいは、死………。」

 

梨子「そんな………⁉︎」

 

曜「千歌ちゃんが………⁉︎」

 

「だから2人に来てもらったんだよ。 2人に千歌ちゃんを助けてもらいたいの。」

 

 

"紅蓮太陽の型"の話しには驚きと疑問がたくさんあったが、2人にはその話しを疑う余地は無い。 むしろ2人は千歌を助けたいと願っている。 千歌が死ぬかもしれないと聞いたら尚更だ。

 

 

梨子「そんなの勿論だよ。」

 

曜「うん!千歌ちゃんを助けたいのは私達も同じだから。」

 

「ありがとう………、梨子ちゃん、曜ちゃん。」

 

 

2人の言葉に"紅蓮太陽の型"は安心する。 その時、ドラゴンフォースが変形していた千歌の姿が徐々に薄れていく。

 

 

「そろそろ限界だね………」

 

梨子「ドラゴンフォース⁉︎」

 

曜「身体が消えていく………!」

 

「言ったでしょ。アレは私の半身、だけどドラゴンフォースの本体に一番近いのはアレの方なの。 私は2人をここに呼ぶ為に、アレから無理やり出てきた、もう少し粘れると思ったんだけど限界みたい。」

 

曜「ドラゴンフォース………」

 

「もう一度言うよ。 アレは完全な成長を遂げる為にエネルギーを求めてる。 でも千歌ちゃん1人のエネルギーだけじゃ、アレは成長しきれない。あの暴食が千歌ちゃんのエネルギーを吸収し続ける限り、千歌ちゃんは永遠に目覚めない。 だからお願い、千歌ちゃんを助けて……」

 

梨子「でも、千歌ちゃんを助けるにしてもどうやって………?」

 

 

梨子の質問にドラゴンフォースは2人に手を出すように促す。 2人は言われた通りに手を出すと、2人の手にバディファイトのデッキが現れる。

 

 

梨子「これ、私達のデッキ。」

 

「2人の記憶から生成したデッキだよ。 千歌ちゃんを目覚めさせるには、アレを完全体に成長させるしかない。 その為には、バディファイトによって発生するファイトエネルギーをアレに食わせる必要がある。 もう一度お願い、千歌ちゃんを助けて!」

 

 

そして千歌の姿をしたドラゴンフォースは2人に願いを伝えて完全に消えてしまった。 そして暴食を隔離していた檻が消える。そして這い出て来たのは、全身が赤く、鋭い爪と牙があり、頭から後ろに流れるようなトゲトゲしい長髪の獣のような姿をした者だった。

 

 

「喰わせろ………、力を、力を喰わせろぉぉーーーーーー!!」

 

 

檻から出てきた獣のようなドラゴンフォースは大きく咆哮する。 その勢いと威圧感が突風を起こして威嚇する。

 

 

梨子「凄い威圧感だね………」

 

曜「うん。 でもやらなきゃ!」

 

梨子「うん。 千歌ちゃんを助ける為にね。」

 

暴食「ファイトだ………、お前達の力を………!私に喰わせろ!」

 

梨子「言われなくても、今からお腹いっぱい食べさせてあげるわ!」

 

曜「いくよ梨子ちゃん!」

 

 

2人はデッキを構える。 そして暴食も自身の身体からデッキを生み出して構える。

 

 

 

 

◆◆◆

 

 

 

 

曜「紫炎の揺らめき、紫紺の輝きよ、悲しみを力に、後悔を覚悟にして、黒き光を導け! 輝きのルミナイズ!〈ダークネス・オーバーレイ〉!」

 

梨子「未来へ導く煌めき、星々の閃光! 輝きのルミナイズ!〈スターライトニング・ノヴァ〉」

 

暴食「喰わせろ、喰わせろ、喰わせろ!! 私が完全なる成長を遂げる為に………! ルミナイズ!〈暴食と暴牙〉」

 

 

オープンTHEフラッグ

 

 

曜「ダークネスドラゴンワールド」

◼️手札6/ゲージ2/LP10

 

梨子「スタードラゴンワールド」

◼️手札6/ゲージ2/LP10

 

暴食「ドラゴンワールドぉ!!」

◼️手札6/ゲージ2/LP10

 

 

 

 

曜「私のターン、ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札6→7/ゲージ2→3

 

曜「センターに〈逆襲の黒死竜 アビゲール〉をコール、ライトに〈紫炎の黒死竜 アビゲール〉をコール!」

◼️手札7→6→5/ゲージ3→2→1

 

 

逆襲の黒死竜 アビゲール

黒竜

サイズ1/攻6000/防1000/打撃2

 

 

紫炎の黒死竜 アビゲール

黒竜

サイズ1/攻6000/防1000/打撃2

◼️【コールコスト】ゲージ1払う。

◼️このカードが登場した時、君の場のモンスター1枚を破壊する。破壊したら、君のデッキの上から2枚ゲージに置いて、カードを1枚引く。この能力は1ターンに1回だけ使える。

◼️「紫炎の黒死竜アビゲール」は1ターンに1枚しかコール出来ない。

【移動】

 

 

曜「紫炎のアビゲールの登場時能力、逆襲のアビゲールを破壊して、2チャージ、1ドロー!」

◼️手札5→6/ゲージ1→3

 

 

逆襲のアビゲール 破壊!

 

 

曜「逆襲のアビゲールの破壊時能力、相手のデッキトップから2枚破棄して、1ドロー!」

◼️手札6→7

 

 

暴食

◼️破棄合計0→2

 

 

曜「レフトに〈宣告の黒死竜 アビゲール〉をコール!」

◼️手札7→6/ゲージ3→2

 

 

宣告の黒死竜 アビゲール

黒竜

サイズ1/攻6000/防1000/打撃1

 

 

曜「アタックフェイズ、 紫炎のアビゲールで相手に攻撃! 打撃2!」

 

暴食「うぅぅ………!」LP 10→8

 

曜「ターンエンド。」

◼️手札6/ゲージ2/LP10

 

 

梨子「私のターン、ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札6→7/ゲージ2→3

 

梨子「ライトに〈大竜装機 トリプルバスター〉をコール!」

◼️手札7→6

 

 

大竜装機 トリプルバスター

竜装機

サイズ3/攻5000/防4000/打撃3

 

 

梨子「ゲージ2払い、トリプルバスターに重ねてコール!〈閃光星竜(ライトニング・ドラグナー) ジャックナイフ〉」

◼️手札6→5/ゲージ3→1

 

 

 

閃光星竜(ライトニング・ドラグナー)ジャックナイフ

スタードラゴンW

ネオドラゴン

サイズ2/攻7000/防6000/打撃2

◼️【コールコスト】君の場のモンスター1枚までの上に重ねて、ゲージ2払う。

◼️【起動】君の手札かドロップから〈竜装機〉1枚までをこのカードのソウルに入れる。さらに君のライフ+2!この能力は1ターンに1回だけ使える。

◼️お互いのアタックフェイズ開始時、このカードのソウルが3枚以上なら以下の能力を全て得る。

・"閃光の鎧"そのターン中、君のカード全ての攻撃力+3000し、このカードの防御力+4000、打撃力+1!この能力は1ターンに1回だけ使える。

・"閃光の翼"このカードが攻撃した時、ライフ1払ってよい。払ったら、このターン中、このカードのソウルの枚数分、相手の場のカード全ての防御力-1000!この能力は1ターンに1回だけ使える。

【2回攻撃】【ソウルガード 】/ソウル1

 

 

梨子「ジャックナイフの能力発動! 手札から〈竜装機 エルガーカノン〉を星合体! さらにライフ+2!」LP 10→12

◼️手札5→4

 

 

ジャックナイフ ソウル1→2

 

 

梨子「レフトに〈竜装機 シルトファイター〉をコール、登場時に1チャージして、星合体!」

◼️手札4→3/ゲージ1→2

 

 

ジャックナイフ ソウル2→3

 

 

梨子「アタックフェイズ! ジャックナイフの更なる能力、このカードのソウルが3枚以上なら"閃光の鎧"発動! 私の場のカード全ての攻撃力+3000! ジャックナイフの防御力+4000/打撃+1!」

 

 

ジャックナイフ

攻7000→10000→13000→15000/防6000→10000/打撃2→3→4→5

◼️大竜装機 トリプルバスター

(攻撃力+3000/打撃力+1/【貫通】)

◼️竜装機 エルガーカノン

(攻撃力+2000/打撃+1)

◼️竜装機 シルトファイター

(【対抗/起動】ソウルからドロップに置いてダメージを0に減らす。)

 

 

梨子「ジャックナイフで相手に攻撃! 打撃5!」

 

暴食「ぐぅぅぅ………!!」LP8→3

 

梨子「ターンエンド!」

◼️手札3/ゲージ2/LP12

 

 

梨子のターン終了時にジャックナイフの"このターン中"のパワーアップ能力が終わり、攻撃力と防御力と打撃力が元に戻る。

 

 

ジャックナイフ

攻15000→12000/防10000→6000/打撃5→4

 

 

暴食「私の、ターン………ドロー!チャージ&ドロー!」

◼️手札6→7/ゲージ2→3

 

暴食「ライトに〈暴食の太陽竜 バルドラゴン〉をコール! レフトに〈暴食の太陽竜 メラブレード・ドラゴン〉をコール!」

◼️手札7→6→5/ゲージ3→2

 

 

暴食の太陽竜 バルドラゴン

ドラゴンW

太陽竜

サイズ2/攻6000/防3000/打撃2

◼️【コールコスト】君のデッキの上からカードを1枚ソウルに入れて、ゲージ1払う。

◼️このカードの攻撃で相手のモンスターを破壊した時、君のライフ+2!

【ソウルガード】/ソウル1

 

 

暴食の太陽竜 メラブレード・ドラゴン

ドラゴンW

太陽竜

サイズ1/攻4000/防1000/打撃2

◼️このカードが攻撃した時、このカードの攻撃力+2000!

◼️このカードの攻撃で相手のモンスターを破壊した時、君のライフ+2!

 

 

暴食「〈太陽の恵〉をキャスト、1チャージ、場に太陽竜がいればさらに2チャージする。」

◼️手札5→4/ゲージ2→3→5

 

暴食「私のライフ6以下で、場にバルドラゴンがいればゲージ2払い………〈ドラゴンフォース"暴食の型"〉解放ぉ‼︎」

◼️手札4→3/ゲージ5→3

 

 

ドラゴンフォース"暴食の型"

ドラゴンW

太陽竜

アイテム:攻6000/打撃2

『解放条件‼︎』(君のライフが6以下で、場にカード名に「バルドラゴン」を含むカードがある。)

◼️【装備コスト】ゲージ2払う。

◼️このカードが他の〈太陽竜〉のモンスターと連携攻撃した時、このカードをスタンドする。さらに、このカードが連携攻撃で相手のモンスターを破壊した時、君のライフ+2して、相手にダメージ1!

 

 

暴食は赤い光りの衣を纏い、尾が生え、両肩から腕が生えて4本腕になる。さらに頭から獣耳が生え、より獣っぽい見た目になる。

 

 

暴食「グルルルル………!」

 

梨子「ドラゴンフォース………⁉︎ あれが⁉︎」

 

曜「こんなドラゴンフォース、見た事ない………!」

 

 

暴食が解放したドラゴンフォースは、獣の姿だった。だがそれは異形の姿でもあり、その姿から醸し出される異質な雰囲気に、2人は若干の恐ろしさを覚える。

 

 

暴食「アタックフェイズ!」

 

梨子「お互いのアタックフェイズ開始時、ジャックナイフの能力発動! ソウルが3枚以上なら、ジャックナイフの防御力+4000!」

 

 

ジャックナイフ

攻12000→15000/6000→10000/打撃4→5

 

 

暴食「暴食のメラブレードドラゴンとドラゴンフォースで、ジャックナイフに連携攻撃! ドラゴンフォースをスタンド、さらにメラブレードの攻撃力+2000!」

 

梨子「ジャックナイフのソウルガード!」

 

 

メラブレード+ドラゴンフォース

連携攻6000→10000→12000

 

ジャックナイフ

防10000

 

ジャックナイフ 撃破!

【ソウルガード】ソウル3→2(竜装機 エルガーカノン)

攻15000→13000→10000/打撃5→4→3

 

 

ジャックナイフのソウルが2枚以下になった事で、ジャックナイフのパワーアップ能力が無効となり、攻撃力と防御力と打撃力がさらに下がる。

 

 

暴食「メラブレードの能力で、相手のモンスターを破壊した時、ライフ+2、さらにドラゴンフォースが連携攻撃で相手のモンスターを破壊した時、ライフ+2! 相手にダメージ1!」LP3→5→7

 

 

暴食の両肩から生える腕が曜と梨子を殴りつける。

 

 

曜/梨子「うぅ………!」LP12→11

 

 

暴食「ドラゴンフォースと暴食のバルドラゴンでジャックナイフに連携攻撃! ドラゴンフォースはスタンド!」

 

梨子「ソウルガードよ!」

 

 

ドラゴンフォース+暴食のバルドラゴン

連携攻12000

 

ジャックナイフ

防6000

 

ジャックナイフ 撃破!

【ソウルガード】ソウル2→1(竜装機 シルトファイター)

 

 

暴食「暴食のバルドラゴンの能力で、相手のモンスター破壊時にライフ+2、ドラゴンフォースの能力でライフ+2! 相手にダメージ1!」LP7→9→11

 

 

両肩の腕が再び曜と梨子を殴りつける。

 

 

梨子/曜「きゃぁ!」LP 11→10

 

暴食「ドラゴンフォースで梨子ちゃんに攻撃ぃ! 打撃2!」

 

梨子「きゃぁ!」LP 10→8

 

暴食「ターンエンド………!」

◼️手札3/ゲージ3/LP 11

 

 

梨子「やっぱり、千歌ちゃんのドラゴンフォースだね。」

 

曜「うん。3まで減らしたライフが一気に大量回復された………!」

 

 

暴食のドラゴンフォースやモンスター達の能力による回復力を見て、確かに千歌のドラゴンフォースの面影や特性が見て取れる。

 

 

暴食「まだ足りない………、満たす、力を満たす………喰わせろ………、もっと喰わせろ! お前達のライフ!ファイトエネルギーを!!」

 

 

 




今回も感想を是非‼︎


次回『暴食のドラゴンフォース』


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暴食のドラゴンフォース

前回までの『バディファイトLoveLive!サンシャイン‼︎』

 

 

俠兵とガノンが敗れ、魔星龍との戦争は終結したかに思われた。 だが、アルナの突然の裏切りと、ガノンとディルジットの同化により再現した「ドラクズァード・ディルジット・ガノン」の存在により、終わるはずの戦いは新たな絶望に変わる。

 

 

一方、梨子と曜は千歌の精神世界に入り、千歌を覚醒させる為に"暴食"と呼ばれる未成長なドラゴンフォースと対峙する。

 

 

◆◆◆

 

 

◼️手札6/ゲージ2/LP8

ライト:無し

レフト:宣告の黒死竜 アビゲール

センター:無し

 

 

梨子

◼️手札3/ゲージ2/LP8

ライト:閃光星竜 ジャックナイフ

レフト:無し

センター:無し

 

 

暴食

◼️手札3/ゲージ3/LP11/破棄合計 2

ライト:暴食の太陽竜 バルドラゴン

レフト:暴食の太陽竜 メラブレードドラゴン

センター:無し

アイテム:ドラゴンフォース"暴食の型"

 

 

◆◆◆

 

 

暴食のターンが終わり、曜のターン。

 

 

曜「私のターン、ドロー、チャージ&ドロー」

◼️手札6→7/ゲージ2→3

 

曜「キャスト〈ヴァンパイア・ファング〉 2チャージ!」

◼️手札7→6/ゲージ3→5

 

曜「ゲージ1払い、ライトに〈覚醒の黒死竜 アビゲール〉をコール!」

◼️手札6→5/ゲージ5→4

 

 

覚醒の黒死竜 アビゲール

黒竜

サイズ1/攻6000/防1000/打撃2

 

 

曜「覚醒のアビゲールの登場時、暴食のメラブレードを破壊! そして相手のデッキトップから2枚破棄!」

 

 

暴食の太陽竜メラブレード 破壊!

 

暴食

◼️破棄合計2→4

 

 

曜「さらにドロップの〈黒竜〉1枚をソウルに入れて、ゲージ1払い、ライフ1払って、レフトに〈紫煌の黒死王 アビゲール〉をコール!」

◼️手札5→4/ゲージ4→3/LP8→7

 

 

紫煌の黒死王 アビゲール

黒竜

サイズ2/攻7000/防3000/打撃2

◼️【コールコスト】君のドロップゾーンの〈黒竜〉1枚までをこのカードのソウルに入れて、ゲージ1払い、ライフ1払う。

◼️このカードが相手のモンスターに攻撃した時、そのカードを破壊する。破壊したら、そのカードのサイズ分相手のデッキの上からカードを相手のドロップゾーンに置いて、このカードをスタンドする。この能力は1ターンに1回だけ使える。

◼️このカード以外の〈黒竜〉が攻撃した時、君のライフ+1!

【移動】【ソウルガード】/ソウル1

 

 

元々レフトにいた〈宣告の黒死竜 アビゲール〉はドロップに置かれ、代わりにレフトに現れたのは、普通のアビゲールより一回り大きく、翼を動かす度に紫の煌めきを放つアビゲールだった。

 

 

曜「アタックフェイズ、紫煌のアビゲールで暴食のバルドラゴンに攻撃! 攻撃時能力で攻撃対象のバルドラゴンを破壊してスタンド、バルドラゴンのサイズ分、相手のデッキトップを破棄!」

◼️破棄合計4→6

 

暴食「ソウルガード!!」

 

 

暴食のバルドラゴン 破壊!

【ソウルガード】ソウル1→0

 

 

攻撃対象のモンスターを効果で破壊して場から離れれば、アビゲールの攻撃は中断されるが、攻撃対象の破壊したモンスターが場に残っている限り、バトルは続行される。

 

 

曜「バトル続行!」

 

 

紫煌のアビゲール

攻7000

 

暴食のバルドラゴン

防3000

 

暴食のバルドラゴン 撃破!

 

 

これで暴食のモンスターは全て倒した。

 

 

曜「紫煌のアビゲールで暴食に攻撃!打撃2!」

 

暴食「ぐっ………!」LP11→9

 

曜「覚醒のアビゲールで暴食に攻撃!打撃2! さらに紫煌のアビゲールの能力でライフ+1!」LP7→8

 

暴食「ぐぅぅ………」LP9→7

 

曜「ターンエンド」

◼️手札4/ゲージ3/LP8

 

 

梨子「私のターン、ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札3→4/ゲージ2→3

 

梨子「閃光星竜ジャックナイフの起動能力、ドロップから〈竜装機 エルガーカノン〉を星合体! ライフ+2!」LP8→10

 

 

ジャックナイフ ソウル1→2

 

 

梨子「手札から〈剣星機 J・イグナイター〉をコール!そして星合体!」

◼️手札4→3

 

 

ジャックナイフ ソウル2→3

 

 

梨子「アタックフェイズ! ジャックナイフの能力発動!"閃光の鎧"ソウルが3枚以上あるなら、私のカード全ての攻撃力+2000/ジャックナイフの防御力+4000/打撃+1!」

 

 

ジャックナイフ

攻7000→10000→13000→15000/防6000→10000/打撃2→3→4→5→6

◼️大竜装機 トリプルバスター

(攻撃力+3000/打撃力+1/【貫通】)

◼️竜装機 エルガーカノン

(攻撃力+2000/打撃力+1)

◼️剣星機 J・イグナイター

(打撃力+1)

 

 

梨子「ジャックナイフで暴食に攻撃!打撃6!」

 

暴食「キャスト!〈ドラゴンシールド"青竜の盾"〉攻撃を無効化して、1チャージ!」

◼️手札3→2/ゲージ3→4

 

 

ジャックナイフの身体が強く輝き、頭部のレーザーブレードを構えて暴食に突撃する。だが、暴食の前に現れた青い竜の顔をした盾がジャックナイフの突撃を防ぐ。

 

 

梨子「ジャックナイフで2回攻撃!打撃6!」

 

暴食「がうぅぅ………!」LP7→1

 

梨子「ターンエンド」

◼️手札3/ゲージ3/LP10

 

 

梨子のターン終了時、ジャックナイフの"閃光の鎧"の能力も終了する。

 

 

ジャックナイフ

攻15000→12000/防10000→6000/打撃6→5

 

 

暴食「ふふふふ………」

 

 

打撃6のジャックナイフの攻撃をまともに受けた暴食だが、ダメージを受けて怯むどころか、活気付いている。

 

 

梨子「な、なんなの………⁉︎」

 

曜「あんな大ダメージを受けて、逆に元気になってる………!」

 

 

暴食「まだまだ食べ足りないよ。 私のターン、ドロー!チャージ&ドロー!」

◼️手札2→3/ゲージ3→4

 

暴食「ライトに〈暴食の太陽竜 フレアファング・ドラゴン〉をコール!」

◼️手札3→2

 

 

暴食の太陽竜 フレアファング・ドラゴン

ドラゴンW

太陽竜

サイズ0/攻3000/防1000/打撃1

◼️"暴食のフレアギフト"このカード以外のカード名に「暴食」を含むモンスターが登場した時、君のデッキの上からカードを1枚ゲージに置いて、カードを1枚引いて、君のライフ+1!"暴食のフレアギフト"は1ターンに1回だけ使える。

 

 

暴食「レフトに〈暴食の太陽竜 バルドラゴン〉をコール!」

◼️手札2→1/ゲージ4→3

 

 

暴食の太陽竜 バルドラゴン

ドラゴンW

太陽竜

サイズ2/攻6000/防3000/打撃2

◼️【コールコスト】君のデッキの上からカードを1枚ソウルに入れて、ゲージ1払う。

◼️このカードの攻撃で相手のモンスターを破壊した時、君のライフ+2!

【ソウルガード】/ソウル1

 

 

暴食「フレアファングドラゴンの能力、"暴食のフレアギフト" 1チャージ、1ドロー、ライフ+1」LP1→2

◼️手札1→2/ゲージ3→4

 

暴食「ゲージ3払い暴食のバルドラゴンをソウルに入れて、バディコール〈暴食の超太陽竜 バルソレイユ〉」LP2→3

◼️手札2→1/ゲージ4→1

 

 

暴食の超太陽竜 バルソレイユ

ドラゴンW/スタードラゴンW/ダークネスドラゴンW

太陽竜/ネオドラゴン/黒竜

サイズ3/攻8000/防7000/打撃2

◼️【コールコスト】君の場の〈太陽竜〉のモンスター1枚に重ねて、ゲージ3払う。

◼️"暴食の太陽剣"このカードが他の〈太陽竜〉のアイテムと連携攻撃した時、ゲージ1払ってよい。払ったら、相手のモンスター1枚を破壊する。破壊したら、このターン中、このカードの攻撃力+2000して、君のライフ+2!

【3回攻撃】【ソウルガード】/ソウル2

 

 

暴食のバルドラゴンは姿が見えない程の赤黒いオーラに包まれ、そのオーラから現れたのは、赤黒いオーラを纏い、バルソレイユの仮面のような口は開き、猫背で、四つん這いに近いほど背が曲がっていて、背に浮いているソードビットは剥き出しの獣の牙のように鋭くなっていた。

 

 

暴食「キャスト〈ドラゴニック・グリモ〉手札を全て捨てて3ドロー!」

◼️手札1→0→3

 

 

尚、ドラゴニック・グリモの能力で捨てる手札が0枚でも3ドローが可能である。

 

 

暴食「キャスト〈太陽の恵み〉3チャージ」

◼️手札3→2/ゲージ1→4

 

暴食「私のライフ5以下で、場にバルソレイユがいるなら、ゲージ3払い………〈真・ドラゴンフォース"暴食暴牙の型"〉解放‼︎」

◼️手札2→1/ゲージ4→1

 

 

真ドラゴンフォース"暴食暴牙の型"

ドラゴンW

太陽竜

アイテム:攻7000/打撃3

『解放条件』(君のライフ5以下で、場にカード名に「暴食」を含むサイズ3以上のモンスターがいる。)

◼️【装備コスト】ゲージ3払う。

◼️ このカードは相手の効果で破壊されず、手札に

戻せず、能力は無効化されない。

◼️このカードが他の〈太陽竜〉と連携攻撃した時、このカードをスタンドする。さらに相手の場のモンスター全てに攻撃する。

◼️このカードの攻撃で相手のモンスターを破壊した時、君のライフ+2して、相手にダメージ2!!このダメージは減らない。

 

 

ドラゴンフォースのオーラがさらに強くなり、暴食の姿を赤黒く染めていく。そして尾が3本に増え、両肩からさらに2本の腕が生えて6本腕になり、全ての手脚や身体には骨鎧を纏い、手脚の爪が長く鋭くなる。その風貌は獣を通り越して"妖獣"の如く。

 

 

暴食「アタックフェイズ! 真ドラゴンフォースと暴食のフレアファングで連携攻撃! 真ドラゴンフォースはスタンド! さらに相手のモンスター全てに攻撃する!!」

 

曜「えぇ⁉︎」

 

梨子「そ、ソウルガード!」

 

曜「アビゲールもソウルガード!」

 

 

真ドラゴンフォース+暴食のフレアファング

連携攻10000

 

覚醒のアビゲール

防1000

 

紫煌のアビゲール

防3000

 

ジャックナイフ

防6000

 

 

覚醒のアビゲール 撃破!

 

紫煌のアビゲール 撃破!

【ソウルガード】ソウル1→0

 

閃光星竜 ジャックナイフ 撃破!

【ソウルガード】3→2(剣星機 J・イグナイター)

打撃5→4

 

 

暴食「まだだよ、真ドラゴンフォースの更なる能力、攻撃で相手のモンスターを破壊した事で私のライフ+2、梨子ちゃんと曜ちゃんにダメージ2!! このダメージは減らせない!」LP3→5

 

 

暴食の肩から生える4本の腕が梨子と曜にジャブのような小さいパンチを連続で繰り出す。

 

 

梨子/曜「きゃぁぁ!」LP 10→8

 

暴食「真ドラゴンフォースと暴食のバルソレイユで連携攻撃! 真ドラゴンフォースをスタンド、そして暴食のバルソレイユの連携攻撃時の能力、ゲージ1払い、ジャックナイフを破壊!」

◼️ゲージ1→0

 

梨子「ソウルガード!」

 

 

暴食のバルソレイユのブレードビットがジャックナイフを斬り裂く。

 

 

ジャックナイフ 破壊!

【ソウルガード】ソウル2→1(竜装機 エルガーカノン)

攻12000→10000/打撃4→3

 

 

暴食「この能力で相手のモンスターを破壊した時、バルソレイユの攻撃力+2000、私のライフ+2! ドラゴンフォースの連携時能力で全てのモンスターに攻撃!」LP5→7

 

梨子「ジャックナイフのソウルガード!」

 

 

真ドラゴンフォース+暴食のバルソレイユ

連携攻15000→17000

 

ジャックナイフ

防6000

 

紫煌のアビゲール

防3000

 

 

ジャックナイフ 撃破!

【ソウルガード】ソウル1→0(大竜装機 トリプルバスター)

攻10000→7000/打撃3→2

 

紫煌のアビゲール 撃破!

 

 

暴食「真ドラゴンフォースの能力で、ライフ+2、梨子ちゃんと曜ちゃんにダメージ2!!」LP5→7

 

曜/梨子「うぁぁぁ!」LP8→6

 

暴食「キャスト〈ドラゴニック・チャージ〉2チャージ!」

◼️手札1→0/ゲージ0→2

 

暴食「真ドラゴンフォースと暴食のバルソレイユで梨子ちゃんと曜ちゃんに連携攻撃! 真ドラゴンフォースはスタンド! 暴食のバルソレイユの連携時能力でゲージ1払い、ジャックナイフを破壊して、ライフ+2、バルソレイユの攻撃力+2000!」LP7→9

◼️ゲージ2→1

 

 

ジャックナイフ 破壊!

 

 

暴食のバルソレイユ

攻9000→11000

 

 

暴食「打撃4!」

 

曜/梨子「きゃぁぁ!!」LP6→2

 

暴食「まだまだ、暴食のバルソレイユは【3回攻撃】ができる! よって、真ドラゴンフォースと暴食のバルソレイユで3回連携攻撃! 真ドラゴンフォースはスタンド!」

 

 

暴食のバルソレイユのブレードビットと鋭い真ドラゴンフォースの爪が2人に三度襲いかかる。 その時、曜の手札の1枚が光りを放つ。

 

 

曜「私達のライフが4以下で、場かドロップに「アビゲール」が合計3枚以上あるなら、【対抗】でゲージ2払い………〈超・ドラゴンフォース〉解放‼︎」

◼️手札4→3/ゲージ3→1

 

 

超・ドラゴンフォース

ダークネスドラゴンW

黒竜/悲しみ/後悔

攻8000/打撃2

『解放条件‼︎』(君のライフ4以下で、君の場かドロップにカード名に「アビゲール」を含むカードが合計3枚以上ある。)

◼️【装備コスト】ゲージ2払う。

◼️このカードは破壊されず、手札に戻せず、能力を無効化されない。

◼️【対抗】相手のターン中、手札のこのカードを【装備コスト】を払って装備して、そのターン中、君はダメージを受けない。

◼️【起動】君の手札かドロップからカード名の違う「アビゲール」のカードを合計3枚まで【コールコスト】を払わずにコールしてよい。この能力は1ターンに1回だけ使える。

◼️君の場の〈黒竜〉が攻撃した時、君のライフ+1!

【2回攻撃】【黒渦】

 

 

ライトブルーのオーラが曜の全身を包み、曜の髪が腰辺りまで伸びてロングヘアーになり、髪先が淡い紫色に染まる。さらに曜の胸を強調するようなライトブルーのラインの入ったミニドレス型のスーツに胸部の鎧と紫の腰鎧とレッグアーマーを纏い、アビゲールの翼を模したようなライトブルーの鎧の翼が生える。そして腕には紫の光の鎖が巻き付いた指抜きのガントレットが装着される。まさに黒竜を従える女戦士と言った感じだ。そして曜が少し動くたびにライトブルーの粒子が舞う。

 

 

曜が解放したドラゴンフォースの光りが、暴食の攻撃を弾く。

 

 

曜「このターン中、私達はダメージを受けない!」

 

暴食「ターンエンド」

◼️手札0/ゲージ1/LP9

 

 

 

曜「私のターン、ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札3→4/ゲージ1→2

 

曜「超ドラゴンフォースの起動能力! 手札から〈束の間の安息 アビゲール〉ドロップから〈覚醒の黒死竜 アビゲール〉と〈宣告の黒死竜 アビゲール〉をノーコストコール!」

◼️手札4→3

 

 

束の間の安息 アビゲール

サイズ1/攻5000/防1000/打撃1

 

覚醒の黒死竜 アビゲール

サイズ1/攻6000/防1000/打撃2

 

宣告の黒死竜 アビゲール

サイズ1/攻6000/防1000/打撃1

 

 

曜「覚醒のアビゲールの登場時能力、暴食のバルソレイユを破壊して、暴食のデッキトップから2枚を破棄! さらに超ドラゴンフォースの【黒渦】により、破棄されるカードは裏向きになる!」

 

暴食「ソウルガード!」

◼️破棄合計6→8/裏向きのカード2

 

 

暴食のバルソレイユ 破壊!

【ソウルガード】ソウル2→1

 

 

曜「束の間の安息アビゲールの登場時能力、1チャージ!」

◼️ゲージ2→3

 

曜「ゲージ2払い、束の間の安息アビゲールと、宣告の黒死竜アビゲールをソウルに入れて、ライトにコール! 〈双撃の黒死王 アビゲール"ツインブレイド"〉」

◼️手札3→2/ゲージ3→1

 

 

双撃の黒死王 アビゲール"ツインブレイド"

ダークネスドラゴンW

黒竜/死

サイズ2/攻7000/防3000/打撃1

◼️【コールコスト】君の場のカード名に「アビゲール」を含むモンスター2枚をソウルに入れて、ゲージ2払う。

◼️"双剣霊撃"このカードの攻撃で相手のモンスターを破壊した時、相手にダメージ2!さらにこのカードは【2回攻撃】を得る。

◼️このカードの攻撃か効果で相手がダメージを受けた時、相手のデッキの上からカードを1枚、相手のドロップに置いて、このカードの攻撃力+2000!

【ソウルガード】/ソウル2

 

 

曜「アタックフェイズ! 双剣のアビゲールで暴食のバルソレイユに攻撃! 超ドラゴンフォースの能力でライフ+1!」LP2→3

 

暴食「ソウルガード!」

 

 

双剣のアビゲール

攻7000

 

暴食のバルソレイユ

防7000

 

暴食のバルソレイユ 撃破!

【ソウルガード】ソウル1→0

 

 

曜「"双剣霊撃"! 暴食にダメージ2! そしてアビゲールは【2回攻撃】を得る!」

 

暴食「ぐぅぅぅ………! ふふふふふ………」LP9→7

 

曜「双剣のアビゲールで、もう一度暴食のバルソレイユに攻撃! 超ドラゴンフォースの能力でライフ+1!」LP3→4

 

 

暴食のバルソレイユ 撃破!

 

 

曜「ダメージ2!」

 

暴食「がぁぁ! ふふふ………」LP7→5

 

曜「覚醒のアビゲールで暴食に攻撃!打撃2!」LP4→5

 

暴食「ぐぅぅぅ………! ははは………」LP5→3

 

曜「超ドラゴンフォースで暴食に攻撃!打撃2!」LP5→6

 

 

曜のガントレッドに絡まっている光の鎖が解け、暴食に襲いかかる。

 

 

暴食「ドロップからキャスト〈暴食獣の陽玉ようぎょく〉!」

◼️ゲージ1→0

 

 

暴食獣の陽玉

ドラゴンW

太陽竜

◼️【設置】

◼️【使用コスト】ゲージ1払う。

◼️【対抗】相手のターンの攻撃中、君の手札が0枚で、君の場にモンスターがいないなら、ドロップにあるこのカードを【使用コスト】を払って【設置】できる。

◼️【対抗】君のドロップの〈太陽竜〉のモンスター1枚をこのカードのソウルに入れる。入れたら、このターン中、そのカードのサイズの数値分、相手のカード1枚の打撃力を減らして、君のライフを回復する。この能力は1ターンに1回だけ使える。

◼️ーーー詳細不明ーーー

◼️「暴食獣の陽玉」はファイト中に1枚だけ使える。

 

 

暴食の頭上に、太陽の光を放つ小さな光玉が現れる。

 

 

暴食「暴食獣の陽玉の能力、ドロップから〈暴食の太陽竜 バルドラゴン〉を陽玉のソウルに入れて、バルドラゴンのサイズ分、超ドラゴンフォースの打撃力を減らして、私のライフを回復する! 暴食のバルドラゴンのサイズは2!」LP3→5

 

 

超ドラゴンフォース

打撃2→0

 

 

打撃力が0にされた事で、暴食に襲い掛かった光の鎖は勢いを失い、曜の腕に再び巻きつく。

 

 

曜「くっ、打撃力が0じゃダメージは与えられない、ターンエンド!」

◼️手札2/ゲージ1/LP6

 

 

曜「ごめん梨子ちゃん、決めきれなかった………」

 

梨子「大丈夫、私のターンで決めてみせるよ!」

 

 

梨子「私のターン、ドロー、チャージ&ドロー!」

手札3→4/ゲージ3→4

 

梨子「ゲージ2払い、レフトに〈星槍竜スターランス・ドラグナー ジャックナイフ"トライデンツ"〉」

◼️手札4→3/ゲージ4→2

 

 

星槍竜スターランス・ドラグナー ジャックナイフ"トライデント"

スタードラゴンW

ネオドラゴン

サイズ2/攻5000/防3000/打撃2

◼️【コールコスト】ゲージ2払う。

◼️【起動】君のドロップからサイズ2以下の〈竜装機〉2枚をこのカードのソウルに入れる。この能力は1ターンに1回だけ使える。

◼️"スタートライデント"ソウルにある〈竜装機〉の能力で、このカードが【貫通】を得た時、このカードの攻撃力+2000し、打撃力+1!

【ソウルガード】

 

 

梨子のレフトに現れたのは、片手に機械的で、切っ先がクリアブルーで、ビリビリと電磁波を纏う槍を持ったジャックナイフだった。

 

 

梨子「ジャックナイフトライデントの起動! ドロップからサイズ2以下の〈竜装機 ストレングス〉と〈剣星機 J・イグナイター〉を星合体!」

 

 

ジャックナイフトライデンツ ソウル0→2

 

 

梨子「ソウルにある〈竜装機ストレングス〉の能力で、ジャックナイフトライデントは【貫通】を得たわ。それにより、ジャックナイフトライデンツの攻撃力+2000/打撃力+1よ!」

 

 

ジャックナイフトライデント

攻5000→7000/打撃2→3

 

 

梨子「私達のライフ6以下で、場にジャックナイフがいれば、ゲージ2払って………〈超ドラゴンフォース〉解放‼︎」

◼️手札3→2/ゲージ2→0

 

 

超・ドラゴンフォース

スタードラゴンW

ネオドラゴン/武器/喜び/愛

攻7000/打撃2

『解放条件‼︎』(君のライフ6以下で、君の場にカード名に「ジャックナイフ」を含むモンスターのソウルが3枚以上ある。)

◼️【装備コスト】ゲージ2払う。

◼️このカードは破壊されず、手札に戻せず、能力は無効化されない。

◼️【対抗】【起動】お互いのアタックフェイズ開始時、君の手札かドロップから〈竜装機〉1枚を君の場の〈ネオドラゴン〉1枚のソウルに入れる。さらに君のライフ+3!この能力は1ターンに1回だけ使える。

◼️ 君の場のカード名に「ジャックナイフ」を含むカードのソウルが3枚以上あるなら、このカードは次の能力を全て得る。

・君の場のカードのソウル全ては相手の効果で捨てられず、君の場のカード全ては相手の効果でレストされず、君が相手の効果で3以上受けるダメージを2減らす。

・【対抗】相手のターン中、君のライフが4以下なら、ゲージ1払いこのカードとバトルしている相手のカード1枚の打撃力を2減らす。この能力は1ターンに1回だけ使える。

【2回攻撃】【貫通】

 

 

サクラピンクのオーラが梨子の全身を包み、梨子の髪色も淡いサクラピンクに染まり、梨子の後ろ髪を留めていたバレッタが少し大きい「✶ (キラ星マーク)」の形になる。さらに梨子の胸を強調するようなピンクのラインの入ったミニドレス型の蒼いスーツに胸部の鎧、ピンクの腰鎧、ドレススカートに機械的なレッグアーマーを纏い、両手には機械的な指抜きガントレットが装着される。そしてジャックナイフの翼を模したような機械的な機翼が装備され、クリアブルーのレーザーが放出され光の翼になる。その姿はまさに、全ての機竜を統べる美しき騎士姫と言った感じだ。 そして梨子が少し動くたびにサクラピンクの粒子が舞う。

 

梨子「超ドラゴンフォースの能力で、ドロップから〈竜装機 レディアント・アルマ〉をジャックナイフに星合体! 私達のライフ+3!」LP6→9

 

 

ジャックナイフトライデンツ ソウル2→3

 

 

梨子「キャスト!〈エレクトリック・ソース〉場にソウル2枚以上のカードがあれば3チャージ!」

◼️手札2→1/ゲージ0→3

 

梨子「レディアントアルマの能力でゲージ1払う、アタックフェイズ!」

◼️ゲージ3→2

 

 

ジャックナイフトライデント

攻5000→7000/防3000/打撃2→3→4

◼️竜装機ストレングス

(攻+2000/【貫通】)

◼️剣星機 J・イグナイター

(打撃+1)

◼️竜装機レディアント・アルマ

(ゲージ1払い、【2回攻撃】を得る。)

 

 

梨子「ジャックナイフトライデントで、暴食に攻撃! 打撃5!」

 

暴食「暴食獣の陽玉の能力で、ドロップからサイズ3の暴食のバルソレイユをソウルに入れて、ジャックナイフの打撃力-3/私のライフ+3!」LP5→8

 

 

ジャックナイフトライデント

打撃5→2

 

 

梨子「攻撃は続いてる!」

 

 

ジャックナイフが持つ槍が変形し、クリアブルーの刃が3つに分かれた三叉の槍に変形する。 電磁波を纏うその名の通りトライデントとなる。

 

 

暴食「ガゥゥ………! ふふふふふ」LP8→6

 

梨子「レディアントアルマの能力で、ジャックナイフは2回攻撃できる。 ジャックナイフトライデントで暴食に攻撃!」

 

暴食「ぐぅぅぅ! ははは………」LP6→4

 

梨子「超ドラゴンフォースで攻撃! 打撃2!」

 

 

梨子の手に巨大なガトリング砲が転送され、梨子はそれを撃つ。

 

 

暴食「ガァァァ!!」LP4→2

 

梨子「超ドラゴンフォースの2回攻撃! これで、終わり!」

 

 

梨子が持つガトリング砲が、巨大な機械銃に換装され、梨子は上空に飛ぶ、そして巨大な機械銃から高出力の光線を暴食に放つ。

 

 

暴食「ぐぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」LP2→0

 

 

曜「やった!」

 

梨子「か、勝ったの?」

 

 

梨子が放つ一撃は確かに手応えはあった。 だが何故か、最後の一撃を放った梨子にはまだ少しの不安が感じられた。 その不安を曜もすぐに察する。 そしてその不安は暴食を取り巻く爆煙が晴れた瞬間に的中する。

 

 

暴食「………………」LP5

 

梨子「ライフ5⁉︎」

 

曜「な、なんで………!」

 

暴食「………………まだ足りない………、もっとだ、もっと喰わせろ!お前達のドラゴンフォースの力! お前達の力をもっと喰えば、今度こそ、私は完全なドラゴンフォースへと成長を遂げられる!!」

 

梨子「な………⁉︎」

 

曜「そうか………、ダメージを受けて元気になってるのって、私達から与えられてるダメージを全部食べてるからなんだ………」

 

梨子「そんな………」

 

暴食「お前達のドラゴンフォース、さっきまでの攻撃とは違ってなかなか腹への蓄えがいいようだ。 やっとメインディッシュが味わえるんだ、これでディナーが終わるなんてもったいない! もっと喰わせろ! 私が満足するまで、全て喰らい尽くしてやる!!」

 

 

暴食の意思に呼応してか、暴食の頭上にある紅い光玉が輝きを増す。

 

 

暴食「〈暴食獣の陽玉〉の真の能力発動!」

 

 

暴食獣の陽玉

ドラゴンW

太陽竜

◼️【設置】

◼️【使用コスト】ゲージ1払う。

◼️【対抗】相手のターンの攻撃中、君の手札が0枚で、君の場にモンスターがいないなら、ドロップにあるこのカードを【使用コスト】を払って【設置】できる。

◼️【対抗】君のドロップの〈太陽竜〉のモンスター1枚をこのカードのソウルに入れる。入れたら、このターン中、そのカードのサイズの数値分、相手のカード1枚の打撃力を減らして、君のライフを回復する。この能力は1ターンに1回だけ使える。

◼️ーーー詳細不明ーーー

◼️「暴食獣の陽玉」はファイト中に1枚だけ使える。

 

 

↓↓↓

↓↓↓

 

 

暴食獣の陽玉

ドラゴンW

太陽竜

◼️【設置】

◼️【使用コスト】ゲージ1払う。

◼️【対抗】相手のターンの攻撃中、君の手札が0枚で、君の場にモンスターがいないなら、ドロップにあるこのカードを【使用コスト】を払って【設置】できる。

◼️【対抗】君のドロップの〈太陽竜〉のモンスター1枚をこのカードのソウルに入れる。入れたら、このターン中、そのカードのサイズの数値分、相手のカード1枚の打撃力を減らして、君のライフを回復する。この能力は1ターンに1回だけ使える。

◼️【対抗】君のライフが0になる時、ソウルが2枚以上あるこのカードを破壊する。破壊したら、君のデッキからカード名に「暴食」を含むモンスター1枚までをコールして、君のライフは5になる。デッキを見たらシャッフルする。

◼️「暴食獣の陽玉」はファイト中に1枚だけ使える。

 

 

暴食「私のライフが0になる時、ソウルが2枚以上の陽玉を破壊する! そしてデッキから「暴食」のモンスター1枚をコールして、ライフ+5する!」

 

梨子「この能力でライフが5になったのね………」

 

曜「そんな………」

 

 

暴食の頭上にある紅い光玉が巨大化し、そして割れて、さらに強い輝きを放つ。 そして1体のモンスターが暴食の場に現れる。

 

 

暴食「デッキより現れよ!〈超太陽暴食獣 バルビースティア"グラトニー"〉」

 

 

超太陽暴食獣 バルビースティア"グラトニー"

ドラゴンW/スタードラゴンW/ダークネスドラゴンW

太陽竜/ネオドラゴン/黒竜

サイズ4/攻15000/防13000/打撃3

◼️このカードが「暴食獣の陽玉」の能力で登場する時、代わりにこのカードに【降臨】できる。

◼️【コールコスト】ライフ4払い、ゲージ4払う。

◼️【降臨】しているこのカードは、相手の効果で破壊されず、手札に戻せず、能力は無効化されず、君はモンスターをコールできない。さらに、このカードのソウルに、カード名に「ドラゴンフォース」を含むカードがあるなら、このカードは【4回攻撃】を得る。

◼️ このカードの攻撃で相手のモンスターを破壊した時、君のライフ+3!さらに、君がこのカードに【降臨】しているなら、このカードの元々の打撃力分、相手のダメージ!! このダメージは減らない。

◼️このカードの攻撃が無効化された時、君のライフ+3!

【2回攻撃】【降臨】

 

 

梨子「ドラゴンフォースが、モンスターに………⁉︎」

 

暴食「ふふふふふふ………」

 

梨子「ターンエンドよ………」

◼️手札1/ゲージ2/LP9

 

 

暴食「私のターン、ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札0→1/ゲージ1→2

 

暴食「バルビースティアが居る限り、私はモンスターをコールできない。 だが良い、メインディッシュは私だけのものだ! アタックフェイズ!」

 

梨子「超ドラゴンフォースの能力! ドロップから〈大竜装機 フォトンランサー〉をジャックナイフに星合体! そしてライフ+3!」LP9→12

 

 

ジャックナイフ ソウル3→4

防3000→5000/【移動】

 

 

梨子「ジャックナイフをセンターに移動!」

 

 

ジャックナイフが梨子と曜の前に背を向けて立ちはだかる。

 

 

暴食「バルビースティアジャックナイフに攻撃!」

 

梨子「っ⁉︎ ソウルガード!」

 

 

バルビースティア

攻15000

 

ジャックナイフ

防5000

 

ジャックナイフ 撃破!

【ソウルガード】ソウル4→3(剣星機 J・イグナイター)

打撃4→3

 

 

暴食「バルビースティアの能力、バトルで相手のモンスターを破壊した時、ライフ+3! さらにバルビースティアの本来の打撃力分のダメージ! バルビースティアの打撃力3!」LP5→8

 

梨子「超ドラゴンフォースの能力、私達が効果で3以上のダメージを受ける時、ダメージを2減らす!」

 

暴食「無駄! バルビースティアの効果ダメージは減らない! 3ダメージを受けろ!!」

 

梨子/曜「きゃぁぁ!」LP12→9

 

暴食「ジャックナイフに2回目の攻撃!」

 

梨子「ソウルガード!」

 

 

ジャックナイフ 撃破!

【ソウルガード】ソウル3→.2(竜装機 レディアント・アルマ)

 

 

暴食「バルビースティアの能力でライフ+3、相手に打撃3のダメージ!」LP8→11

 

曜/梨子「うわぁぁぁ!」LP9→6

 

 

バルビースティアの攻撃を受けた2人に少しの異変が現れる。 ほんの少しだが2人は微小の脱力感に襲われる。 そして少しばかりかドラゴンフォースの光りが薄くなっていく。

 

 

曜「ドラゴンフォースの光りが………」

 

梨子「いったい、どういう………?」

 

暴食「バルビースティアでジャックナイフに3回目の攻撃!」

 

梨子「ジャックナイフのソウルガード!」

 

 

ジャックナイフ 撃破!

【ソウルガード】ソウル2→1(大竜装機 フォトンランサー)

防5000→3000

 

 

暴食「ライフ+3! そして2人に打撃3分のダメージ!」LP 11→14

 

曜/梨子「きゃぁぁぁぁ!」LP6→3

 

 

バルビースティアの攻撃を受けて、2人のドラゴンフォースの光りがさらに薄く、白くなっていく。 そしてよく見てみると、暴食は口をあけドラゴンフォースの光りを吸収している。

 

 

曜「た、食べてるの………、ドラゴンフォースの光りを⁉︎」

 

梨子「そんな………」

 

 

暴食が吸収した曜と梨子のドラゴンフォースの光りが暴食の禍々しく赤黒いオーラと合わさり、暴食の身体を包み込んでいく。

 

 

暴食「良いぞ、さすがドラゴンフォースの力、満たされていく。私の身体に力が漲る………! これなら私は、新たなドラゴンフォースへと完全な成長を遂げる事ができる!!」

 

 

暴食が完全に光りに包まれた時、曜と梨子のドラゴンフォースはほとんど色を失い、ただの白いオーラへと退化していた。 それと同時に曜と梨子は激しい脱力感を感じ、その場にへたり込む。

 

 

梨子「うっ、力が………」

 

曜「せっかく、私達のドラゴンフォースも進化したのに………、それでもまだ足りないの………?」

 

梨子「これじゃ私達、何の為に………」

 

 

曜と梨子の脳裏にあの時の事が浮かぶ。冥府龍との戦いの時、千歌は一度死にかけていた事があった。 あの時はただ千歌の手を握り、泣きながら千歌の生還を祈る事しかできなかった。 だからこそ、千歌を守る為に、千歌の助けになりたくて、少しでも千歌に追いつく為に"強くなる"と決めたのだ。

 

だが、ドラゴンフォースの光りが消えた今、2人は強い絶望感を感じる。

 

 

暴食「バルビースティアは、〈ドラゴンフォース〉がソウルに有れば、4回目の攻撃ができる。 バルビースティアでジャックナイフに攻撃!」

 

 

4回目の攻撃を宣言し、暴食がジャックナイフに迫る。 だが突然、暴食の動きが止まった。 そして暴食に纏わりついていたサクラピンクとライトブルーの光りがさらに強くなって溢れ出す。

 

暴食から溢れた出た光りが曜と梨子のフィールドにいるジャックナイフとアビゲールを包み込んで1つに交わる。 そして現れたのは強い光りに包まれた1体の人型をした竜だった。 そして梨子と曜の脳内に優しい声が聞こえてきた。

 

 

『迷惑をかけたな。曜、梨子、………千歌の為にありがとう。』

 

 

その声が聞こえた後、その竜は片手に光りの剣を構え、動きが止まった暴食を突き刺す。 そして光りの竜は刺した剣を伝って暴食を紅い光りで包み込む。そして曜と梨子のドラゴンフォースに光りが戻った。

 

 

暴食「………………………」LP14→0

 

 

紅い光りに包まれた暴食のライフは0になる。そして暴食の肉体から分離するように、光りの中から千歌が現れた。

 

 

曜「千歌ちゃん………?」

 

梨子「千歌ちゃん!」

 

千歌「曜ちゃん、梨子ちゃん………」

 

曜/梨子「千歌ちゃん!!」

 

 

光りの中から現れた千歌に曜と梨子は思い切り抱きついた。 

 

抱きついて来た2人の勢いに、千歌は「わわわ………⁉︎」っとバランスを崩して尻餅をついて倒れる。

 

 

千歌「2人とも………、暴食の中からずっと見てたよ。ありがとう、助けてくれて。」

 

梨子「ううん、私達は………何もできてないよ………。」

 

曜「そうだよ、あのまま暴食の最後の攻撃が続いてたら、私達は負けてた………!」

 

千歌「それでも2人が居なかったら、私はずっと暴食に取り込まれたままだったよ。 だから言わせて、ありがとう。曜ちゃん、梨子ちゃん。」

 

 

千歌は抱きついて涙声になっている2人の頭を優しく抱きしめ返して礼を言う。 千歌のその優しさに、曜と梨子は静かに涙を流した。

 

やがて千歌の前に1枚の白紙のカードが現れる。千歌がそれを手に取ると、抜け殻になった暴食の肉体が明るい紅いオーラとなってその白紙のカードに吸い込まれていく。 そして白紙のカードは紅い光りを放ち、光りの柱となって3人を包み込んだ。

 

 

 

 

 

 




今回も感想を是非‼︎


活動報告でも言った通り、「魔星龍侵攻 編」を連載してから1年の時が回りました。 1つの章が1年続いているのは初めての事なので少し焦っています。 ですので、今は「魔星龍侵攻 編」に集中して執筆するので、「魔星龍侵攻 編」を終了させるまでは他の作者さんの小説を読みには行けないのでご了承ください。 全部書き終わってからまとめて読みます。 ほんとにすみません。

後、マジで感想ください。モチベが上がります。お願いします。


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最後の決戦! 千歌 vs アルナ

前回の『バディファイトLoveLive!サンシャイン‼︎』

 

 

「真・ドラゴンフォース"紅蓮太陽の型"」を解放した影響で、深い昏睡状態に陥った千歌を救う為、千歌の精神世界に送られた曜と梨子。

 

そして千歌の精神世界で"暴食"と呼ばれる未成長なドラゴンフォースと対峙する。 暴食の激しい猛攻に苦戦していた梨子と曜だが、突然現れた紅い光りを放つ人型の竜の助けにより、なんとか暴食の撃破に成功したのだった。

 

 

◆◆◆

 

 

人間界では、流が俠兵とのファイトに勝ち、ガノンを倒し、魔星龍との戦争が終わったかに思われたが、アルナの裏切りとディルジットとガノンの同化によって、戦況はさらに最悪の事態に陥っていた。

 

 

ドラグズァード・ディルジット・ガノンによって与えられたアルナの左眼からは、禍々しくとんでもないプレッシャーが感じられる。

 

 

ダイヤ「なんと恐ろしいプレッシャー………⁉︎」

 

ルビィ「お姉ちゃん、怖いよぉ………」

 

善子「このヨハネをこれほどまで身震いさせるなんて、アレが本当の魔眼ってやつなのね………!」

 

花丸「今回ばかりは善子ちゃんにツッコミどころが無いずら………」

 

鞠莉「重力が何倍にも感じるわ………」

 

果南「同感………」

 

 

アルナから放たれる尋常じゃないプレッシャーにAqoursのみんなが震撼する。 鞠莉が言う通り、何倍もの重力がのしかかるように、身体が鈍りに変わったような感覚になる。 流、天音、俠兵も同じく影響を受けていた。

 

 

アルナ「ふふふ、この眼の力を見せてあげるよ。」

 

 

アルナの左眼が黄黒く発光する。 そして俠兵から緑色のオーラのようなものがアルナの左眼に吸収されていく。 そして俠兵は激しい脱力感に襲われ、俠兵は膝を崩す。

 

 

 

俠兵「な、なんだ………?」

 

流「俠兵、大丈夫か?」

 

俠兵「ああ、けど、足に力が入らない………」

 

流「いったい何をしたんだ?」

 

 

アルナ「ふふふふふ、私は今、この眼の力で俠兵君の中にある念動の力を奪ったの。」

 

俠兵「何………⁉︎」

 

流「力を奪った………?」

 

アルナ「うん。 だって俠兵君、自分の持ってる力を恐れて嫌ってたでしょ? だから私がもらってあげたんだよ。」

 

 

アルナの言葉に流と俠兵は驚く。 "力を奪った" 産まれてから16年間、俠兵にだけあった異質な力、一歩でも使い方を間違えれば誰かを傷つけてしまう忌み嫌う力をアルナは奪ったと言ったのだ。

 

 

俠兵「おめでとう、俠兵君! 良かったね。あなたはもう、何の能力も無いただの人間になったんだよ!」

 

俠兵「………っ⁉︎」

 

 

そしてアルナは俠兵を哀れむように、けど祝福でもするかのように無邪気な声色で笑う。

 

たしかに俠兵は、自分の"力"を憎み、忌み嫌っていた。 自分の強い感情に反応し、望んでもいないところで勝手に発動するこの"力"が嫌だった。 いつも普通の人間のままでいたいと思っていた。だがなぜだろう………、俠兵が感じたのは底知れない喪失感だった。

 

 

俠兵「くぅぅ………」

 

流「俠兵………」

 

俠兵「不思議だな、流、今まで嫌ってた力がやっと無くなって、嬉しいはずなのに………、何でか凄く大事なものも一緒に無くした気がする………」

 

 

俠兵は目に涙を浮かべる。

 

 

流「大丈夫だよ、お前には僕達がついている。」

 

天音「うん。」

 

俠兵「2人とも………ありがとう。」

 

 

2人に励まされて、俠兵は脱力感と喪失感を振り払うように、足に力を入れて立ち上がる。

 

そんな俠兵を見て、アルナは誰にも聞こえないくらい小さく舌打ちをして、冷たい目で睨みつける。 だがすぐにいつもの無邪気な表情になり、明るい声になる。

 

 

アルナ「じゃあさっそく、この力を試してみようかな〜〜!」

 

 

アルナは自分の手に力を込める。 すると手に黄黒い光りの弾が現れ、それを近くにあった建物に向けて放つ。 放たれた光りの弾は激しく発光し建物の壁を破壊して大きな穴が空く。

 

 

アルナ「わ〜〜! 凄い凄い!! 壁にあーんな大きな穴が空いたよ〜〜! あ〜あ〜、素敵〜〜」

 

流/俠兵/天音「………っ⁉︎」

 

Aqours「………っ⁉︎」

 

アルナ「あ〜素敵〜〜………。 もったいないな〜〜俠兵君。こんなに凄い力を要らないなんて………本当に、もったいないな〜〜。」

 

 

アルナが放った一撃の破壊力に、皆が唖然とする。 その中で、俠兵の力をものにしたアルナは、その力の破壊力に酔いしれ、そして無邪気に歓喜する。

 

 

鞠莉「なんて威力なの⁉︎」

 

ダイヤ「このような非現実的な力、あり得ませんわ!」

 

 

アルナ「あはははは………!」

 

ガノン『アルナ、あまり遊んでいる暇はないぞ。』

 

アルナ「ん? あ、そうだね。 ふふふ、こんな凄い力も手に入れた事だし………、そろそろこの戦争も終わらせないとね。」

 

 

そう言うとアルナは海岸に着船してある船に手を向ける。 するとその船は黄黒いオーラとエネルギーを纏う。 そしてアルナが手を空に上げると、その船も指示に従うように浮かび上がる。いや、持ち上がると言った方が正しいだろうか………。

 

 

善子「ねぇ、ちょっと………アレ、どうしようって言うのよ………」

 

花丸「多分、善子ちゃんが一番に考えと事と同じじゃないかな?」

 

ルビィ「うゅ………」

 

 

 

小さくても人間の3倍以上の大きさもある船を持ち上げるほどのアルナの力に皆が驚愕する。そしてアルナがその船をどうしようと言うのかも、皆、容易に想像ができていた。

 

アルナも皆の想像を察しているのか、口角が少し吊り上がり、無邪気でありながら冷たい目を皆に向ける。

 

 

俠兵「嘘だろ、おい、まさか………⁉︎」

 

天音「ちょっと、まずいよね………?」

 

流「は、早く逃げ………! ぐっ………!」

 

 

流達は逃げようと思ってはいるが、アルナの眼から発せられるプレッシャーと、流と俠兵には先ほどのファイトのダメージが残っている。流のデッキの中にいるグリムとスメラギも同様だ。 かと言って天音1人の力だけじゃ、男子2人を引っ張って逃げるのも難しい。

 

 

鞠莉「まずいわ! 流も俠兵もダメージが残ってて動けないんだわ⁉︎」

 

果南「助けに行かないと!」

 

 

果南はダメージが残って動けない3人の元に行こうとするが、そんな果南の腕をダイヤが掴んで静止する

 

 

ダイヤ「お待ちなさい! 今動いても間に合いませんわ!」

 

果南「じゃあ3人を見捨てろって言うの⁉︎」

 

ダイヤ「そんな事は言ってません!」

 

果南「じゃあどうすんのさ⁉︎」

 

鞠莉「Shut up! 喧嘩してる暇はないでしょ!」

 

 

果南とダイヤの言い争いを鞠莉が静止する。 だがアルナはそんな事など気にするよしも無く、念動力で持ち上げている船を流、天音、俠兵の3人に向かって振り下ろす動作をする。 それに従い、黄黒いエネルギーを纏った船が3人目掛けて突進する。

 

 

アルナ「あははははは! じゃあね!流君、俠兵君、天音ちゃん、これでやっとこの戦争も終わりだよ! 光栄に思いなよ、この終戦の贄となれるんだから!」

 

 

流「天音………、俠兵………!」

 

天音「流君………!!」

 

俠兵「ちくしょう……、ちくしょう………!! こんな時にあの力さえあれば………! 奪われていなかったら………! こんな時に………!!」

 

 

アルナの操作で突進して来る船を前に3人になす術は無かった。 流は天音を抱きしめ、俠兵は涙を流して自分の力の無さを悔いる………。

 

だが、黄黒いエネルギーを纏う船が3人に突撃する瞬間、上空から幾つかの細い光りと、一筋の赤い閃光がその船に直撃する。 そして幾つかの細い光りは船の動きを止め、赤い閃光が動きの止まった船をバラバラに破壊した。

 

 

流「………え?」

 

天音「船が、バラバラに………?」

 

俠兵「いったい、何が………」

 

 

船の突進を止めた幾つかの細い光りは一体これモンスターに集まり、船を破壊した赤い閃光は、流達、みんなの前に降り立つ。

 

そして赤い光りが消えていくと共に現れた人影に、Aqoursのみんなの表情が明るくなる。 そして皆がその人影の名前を呼ぶ。

 

 

Aqours「千歌(ちゃん)(さん)!!」

 

 

そして数秒遅れて、梨子と曜もドラゴンフォースで飛んで来て、みんなと合流する。

 

 

曜「おーーーい!!」

 

梨子「みんな大丈夫⁉︎」

 

果南「曜ちゃん!」

 

善子「リリー!!」

 

ダイヤ「お二人も、無事で何よりですわ。」

 

曜「うん。まぁね。」

 

梨子「いろいろあったけど、何とかね。」

 

 

Aqoursのみんなは、千歌、曜、梨子の帰還に安堵し、そして歓喜する。

 

流達も、船を破壊し、間一髪で自分達を助けてくれた千歌に安堵する。

 

 

千歌「待たせちゃってごめんね。流君、天音ちゃん。」

 

流「千歌ちゃん………」

 

天音「良かったぁ………!」

 

俠兵「………………」

 

千歌「えっと、あなたが俠兵君?」

 

俠兵「あ、ああ………」

 

千歌「私は高海千歌、よろしくね!」

 

俠兵「………え?あ、いや、どうもこちらこそ………?」

 

 

突然の千歌の笑顔での自己紹介に俠兵は少し戸惑う。

 

自己紹介を終えた千歌は流達に背を向けてアルナに向き直る。

 

 

千歌「バルソレイユ、3人をみんなの所に。」

 

バルソレイユ『ああ。』

 

 

バルソレイユは千歌の指示に従い、3人を抱えてAqoursのみんなの元まで下がらせた。 そして千歌はさっきの俠兵に向けた笑顔とは一変、真剣な表情でアルナを見据える。

 

 

 

 

 

梨子「えっと、今はどういう状況なの?」

 

曜「ガノンとのファイトは?」

 

ダイヤ「ガノンとのファイトは、流さんが勝利しましたが………」

 

 

梨子と曜の質問にダイヤや流達が応える。 流がガノンとのファイトに勝利した事、アルナが俠兵を裏切った事、ガノンとディルジットが元々は一体のモンスターであり、同化して元の姿に戻った事、アルナに俠兵の持っていた力を奪われた事などを説明した。 そしてアルナが魔星軍の最後の1人であり、ガノンの新たなバディとなった事も………。

 

その説明は千歌にも聞こえていた。

 

 

 

 

千歌「………………つまり、アルナちゃんを倒せば戦いは終わる。」

 

 

千歌はそう呟いてアルナを見据える。

 

 

アルナ「待ってたよ千歌ちゃん。」

 

千歌「アルナちゃん………、始めよう、最後のファイトを!」

 

 

千歌は静かにデッキを構える。 それに応えるように、アルナもデッキを構える。

 

 

アルナ「ふふふふふふ……、嬉しいよ千歌ちゃん、この戦争の最後の戦いが、千歌ちゃんとのファイトだなんて。 凄くワクワクしてるよ!」

 

千歌「いくよ、バディファイト!!」

 

 

 

 

◆◆◆

 

 

 

 

千歌「全てを照らす煌めき、世界に降り注ぐ無限の極光! ルミナイズ!〈極光の超太陽〉」

 

アルナ「永き時を越え、別れし2つの魂が真の魔星の神を蘇らせる! ルミナイズ! 〈魔星龍神伝〉」

 

 

オープンTHEフラッグ

 

 

千歌「ドラゴンワールド」

◼️手札6/ゲージ2/LP10

 

アルナ「ドラゴンワールド」

◼️手札6/ゲージ2/LP10

 

 

千歌「先攻、私のターン、ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札6→7/ゲージ2→3

 

千歌「ライトに〈忠竜 フレアファング・ドラゴン〉をコール! レフトに〈神速のバルドラゴン〉をコール!」

◼️手札7→6→5

 

 

忠竜 フレアファング・ドラゴン

サイズ1/攻3000/防1000/打撃1

 

神速のバルドラゴン

サイズ2/攻6000/防3000/打撃2/【移動】

 

 

千歌「忠竜フレアファングの能力、場にサイズ2以上の〈太陽竜〉が登場した時、1チャージ、1ドロー!」

◼️手札5→6/ゲージ3→4

 

千歌「アタックフェイズ! 神速のバルドラゴンでアルナちゃんに攻撃! 攻撃時、相手のセンターが空いてるならライフ+1!」LP10→11

 

アルナ「キャスト!〈ドラゴンシールド 青竜の盾〉攻撃を無効化して、ゲージを1枚チャージ!」

◼️手札6→5/ゲージ2→3

 

 

バルドラゴンは素早い動きでアルナを攻撃する。 だがアルナの前に現れた青い竜の盾に攻撃を阻まれる。

 

 

千歌「ターンエンド。」

◼️手札6/ゲージ4/LP11

 

 

千歌がターンエンドの宣言をした時、アルナの手札のカードが黄黒いオーラを放つ。

 

 

アルナ「千歌ちゃんのターン終了後、ゲージ2払い、"魔星浸蝕"!」

◼️手札5→4/ゲージ3→1

 

アルナ「王の意思の下に………浸蝕せよ、この壊れた世界を!」

 

 

イロウシェンTHEフラッグ

 

 

アルナ「魔星龍域」

 

 

魔星龍域

フラッグ

◼️「魔星龍域」は最初のフラッグに選べず、全てのフラッグでデッキに入れて使える。

◼️君は「魔星ゾーン」のカードを使える。そしてこのカードの下にあるフラッグの能力を得る。

◼️"魔星侵蝕"相手のターン終了時、ゲージ2払ってよい、払ったら、手札のこのカードを君のフラッグの上に重ねる。"魔星侵食"はファイト中1回だけ使える。

◼️君のメインフェイズ開始時、君の手札を好きなだけ捨ててよい。捨てたら、その枚数分、魔星ゾーンからカードを手札に加える。この能力は1ターンに1回だけ使える。

◼️君の場のカード全ては属性に〈魔星龍〉を得て、君はサイズの合計8までのモンスターを置ける。

 

 

ドラゴンワールドのフラッグが黄黒いオーラに覆われて見えなくなる、そして次に現れた時には、ドラゴンワールドのフラッグは禍々しい龍の頭をモチーフにした、黄黒いオーラを纏ったフラッグに変化していた。

 

 

千歌「魔星龍域………!」

 

 

 

 

流「早速か………」

 

俠兵「俺は、あんな禍々しいフラッグを使ってたのか………、分かってはいたが、目の前にすると恐ろしいな………」

 

ダイヤ「それでも、私達は勝利して来ましたわ。」

 

善子「あの程度の闇の力、このヨハネの膨大な魔力の前には、遠く及ばないわ。」

 

果南「うん。 もはや見慣れたもんだよ。」

 

 

魔星龍域が発するプレッシャーをを前にして、普通は怯むものだが、さすが魔星軍を相手に勝ち進んで来ただけはある。 Aqoursも流達も、今更臆してはいない。

 

 

俠兵「強いんだな、君達も………」

 

 

 

 

 

 

アルナ「私のターン、ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札4→5/ゲージ1→2

 

アルナ「魔星龍域の能力で、手札を3枚破棄して、魔星ゾーンから3枚を手札に加えるよ!」

◼️手札5→2→5/魔星ゾーン20→17

 

アルナ「キャスト〈魔星侵攻:イロウシェン・チャージ〉」

◼️手札5→4

 

 

魔星侵攻:イロウシェン・チャージ

魔星龍域

◼️君のデッキの上から3枚をゲージに置く。「魔星侵攻:イロウシェン・チャージ」は1ターンに1枚だけ使える。

 

 

アルナ「ゲージを3チャージ!」

◼️ゲージ2→5

 

アルナ「魔星ゾーンから3枚をソウルに入れて、ゲージ3払い、ライトにコール! 〈魔星龍王 グランズァード・破滅ガ・ノン〉」

◼️手札4→3/ゲージ5→2/魔星ゾーン17→14

 

 

魔星龍王 グランズァード・破滅・ガノン

魔星龍域

魔星龍

サイズ5/攻15000/防10000/打撃2

『グランズァ』(このカードはカード名に「グランズァ」を含むカードとして扱う。)

◼️【コールコスト】君の魔星ゾーンの上からカードを3枚ソウルに入れて、ゲージ3払う。

◼️このカードは能力を無効化されず、手札に戻せず、相手の効果でレストされない。

◼️このカードが攻撃した時、君のライフ+3!!

◼️君のターン終了時、相手の場のモンスターを2枚まで破壊する。

【3回攻撃】【ソウルガード】/ソウル3

 

 

 

アルナの場に、白い骨殻を鎧のように纏い、背中には2つの銃砲、左腕には骨の鎧でできた盾が付いていて、右腕は骨の鎧でできた爪の形をしたガントレットを装備した、巨大な黒竜が現れる。

 

 

千歌「ガノン………⁉︎」

 

アルナ「驚いた? でも、もう少し驚いてもらうよ! ライフ2払い、キャスト〈剣竜剛召〉」LP 10→8

◼️手札3→2

 

 

剣竜剛召

ドラゴンW

剣竜騎/召喚

◼️【使用コスト】ライフ2払う。

◼️君のデッキからサイズ2以下の〈剣竜騎〉のモンスター2枚までを【コールコスト】を払わずにコールする。そのモンスター全てはこのターン中、攻撃できない。デッキをみたらシャッフルする。「剣竜剛召」は1ターンに1回だけ使える。

 

 

アルナ「デッキからレフトに〈剣竜騎 フレムソード・ドラグ〉を、センターに〈剣竜騎 ライソード・ドラグ〉をコール!」

 

 

剣竜騎 フレムソード・ドラグ

ドラゴンW

剣竜騎

サイズ1/攻5000/防1000/打撃2

◼️このカードが登場した時、相手のサイズ1以下のモンスター1枚を破壊する。さらに君のライフ+1!

【移動】

 

 

剣竜騎 ライソード・ドラグ

ドラゴンW

剣竜騎

サイズ2/攻6000/防3000/打撃2

◼️【コールコスト】君のデッキの上からカードを1枚ソウルに入れて、ゲージ1払う。

◼️このカードが破壊された時か、カードのソウルからドロップに置かれた時、カードを1枚引く。

【貫通】【ソウルガード】

 

 

アルナ「フレムソードドラグの登場時、忠竜フレアファングを破壊して、私のライフ+1!」LP8→9

 

 

忠竜フレアファング 破壊!

 

 

アルナ「2体の〈剣竜騎〉を破壊して、ゲージ2払い、レフトにコール! 〈双剣竜騎王 ドラグソード・ディルジット〉」

◼️手札2→1/ゲージ2→0

 

 

双剣竜騎王 ドラグソード・ディルジット

ドラゴンW

剣竜騎

サイズ3/攻10000/防5000/打撃2

◼️【コールコスト】君の場の〈剣竜騎〉2枚以上を破壊して、ゲージ2払う。

◼️このカードが登場した時、君のライフを好きなだけ払ってよい。(最大7まで)払ったら、君のデッキの上から払ったライフの数値分、このカードのソウルに入れる。

◼️【起動】"双剣乱舞"相手の場のカード1枚を破壊する。"双剣乱舞"は、1ターンに、このカードのソウルにあるカードの枚数分まで使える。

◼️このカードのソウルは相手のカードの効果でドロップされず、このカードが破壊された時、君のライフ+2!

【2回攻撃】【ソウルガード】

 

 

 

アルナ「あはははははははは! 凄い凄い! ねえ見て見て千歌ちゃん! ついにガノンとディルジットが場に揃ったよ〜〜!」

 

千歌「………っ⁉︎」

 

アルナ「壮観だよね〜〜! 元は1つだった魔星の神の半身の2体が、1つの場に揃ったんだよ〜〜。 このシチュエーションを実現させる為の魔星龍域だったんだ〜〜!」

 

 

魔星龍域はサイズの合計8までのモンスターを場に出す事ができる能力を持っている。 普通ならばサイズ3のディルジットは場に1枚しかおけないのはもちろん、ガノンは本来なら場に出せないサイズ5のモンスターだ。 その2体が場に揃えられる事ができるのは、"魔星龍域"があってこそなのだ。

 

 

アルナ「ディルジットの登場時能力! ライフ7払い、デッキトップから7枚をディルジットにソウルイン!」LP8→1

 

 

ディルジット ソウル0→7

 

 

アルナ「ディルジットの起動能力、"双剣乱舞"ソウルにあるカードの枚数分の回数まで、千歌ちゃんのモンスターを破壊できる! 神速のバルドラゴンを破壊!」

 

 

ディルジットは片方の手で持っている剣から斬撃を飛ばして、神速のバルドラゴンを破壊する。

 

 

神速のバルドラゴン 破壊!

 

 

千歌「バルドラゴン………!」

 

 

これで千歌の場にモンスターは居なくなった。

 

 

アルナ「アタックフェイズだよ! まずは減らしたライフを戻さないとね。 ガノンで千歌ちゃんを攻撃! 攻撃時に私のライフ+3!」LP1→4

 

アルナ「打撃2!」

 

 

ガノンの背中に装備されている銃砲からエネルギー弾が発射される。

 

 

千歌「うぁぁ………!」LP11→9

 

アルナ「ガノンで2回攻撃! ライフ+3!」LP4→7

 

千歌「ぐぅぅ………!」LP9→7

 

アルナ「ガノンの3回攻撃! ライフ+3!」LP7→10

 

千歌「うぁぁ………!!」LP7→5

 

アルナ「まだまだ行くよ、ディルジットで千歌ちゃんに攻撃! 打撃2!」

 

 

ディルジットは双剣を持ち、千歌に斬りかかる。

 

 

千歌「ぐぅぅ!」LP5→3

 

アルナ「ディルジットで2回攻撃! 打撃2!」

 

千歌「キャスト!〈ドラゴンシールド 太陽の盾〉攻撃を無効化して、1チャージ、ライフ+1!」LP3→4

◼️手札6→5/ゲージ4→5

 

 

2回目のディルジットの攻撃はバルドラゴンの顔を模した盾に弾かれる。

 

 

アルナ「ターンエンドだよ。」

◼️手札1/ゲージ0/LP10

 

 

千歌「私のターン、ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札5→6/ゲージ5→6

 

千歌「ライフ1払い、ライトに〈必殺の型 バルドラゴン〉をコール!」LP4→3

◼️手札6→5

 

 

必殺の型 バルドラゴン

太陽竜

サイズ2/攻6000/防4000/打撃2

 

 

千歌「登場時能力"バルドラゴンフォース" 3チャージ。」

◼️ゲージ6→9

 

千歌「ゲージ2払い、バルドラゴンを進化〈超太陽竜 バルソレイユ〉をバディコール!」LP3→4

◼️手札5→4/ゲージ9→7

 

 

超太陽竜 バルソレイユ

太陽竜

サイズ3/攻7000/防7000/打撃2/【2回攻撃】【ソウルガード】/ソウル1

 

 

千歌は手札の1枚を手に取り、いつもの笑みを見せる。

 

 

千歌「さらに私のライフ6以下で、場にバルソレイユがいるなら、デッキトップから3枚をソウルに入れ、ゲージ3払って………〈真・ドラゴンフォース"紅天超太陽の型"〉解放‼︎」

◼️手札4→3/ゲージ7→4

 

 

真・ドラゴンフォース"紅天超太陽の型"

ドラゴンW

太陽竜

アイテム:攻7000/打撃2

『解放条件‼︎』(君のライフ6以下で、場にカード名に「バルドラゴン」か「バルソレイユ」を含むサイズ2以上のモンスターがいる。)

◼️【装備コスト】ゲージ3払い、君のデッキから〈太陽竜〉2枚までをソウルに入れる。

◼️このカードは相手の効果で破壊されず、手札とデッキに戻せず、能力は無効化されない。

◼️君はサイズの合計5まで〈太陽竜〉のモンスターを場に置ける。

◼️ このカードが他の〈太陽竜〉と連携攻撃した時、このカードをスタンドして、君のライフが13以下なら、君のライフ+2!さらに君のライフが10以上ならこのカードと連携攻撃したサイズ2以下の〈太陽竜〉1枚は【2回攻撃】を得る。

◼️ 【紅天召喚:太陽竜】(お互いのターン中に使える。)

このカードのソウルから〈太陽竜〉のモンスター1枚をコールする。その後、君の場のモンスターを好きな枚数そのカードのソウルに入れてもよい。【紅天召喚:太陽竜】は1ターンに1回だけ使える。

ソウル2

 

 

千歌は金色の縁取られた紅いオーラを纏い、紅い両翼が生え、赤と黒のノースリーブの着物ドレス、着物袖のアームカバー、アシンメトリーで片側が長い和風なミニスカート、千歌の胸を強調するような胸鎧、赤色の指出し手袋、腰には小さい竜の羽を模した装飾が施してある。さらに千歌の髪は全体的に伸び、後ろ髪は腰あたりまで伸びる、そして、千歌が少し動くたびに紅と金の粒子が舞い散っている。

 

 

千歌のその容姿に、アルナは強いプレッシャーを感じ、一瞬だけ鋭い目つきになる。

 

 

アルナ「千歌ちゃん、何か変わった?」

 

千歌「そうだね。 あの時より少し燃えてるかな。」

 

 

千歌もまた、今まで以上に目がギラギラと輝き、より凄みが増している。 そんな千歌に、アルナは無邪気な表情を崩さず、目を輝かせていた。

 

 

アルナ「あはははははは!じゃあさっそく見せてもらおうかな、千歌ちゃんの新しい力ってやつを。」

 

千歌「行くよ! 紅天超太陽の型の能力で、私はサイズの合計5までの〈太陽竜〉のモンスターをコールできる。 レフトに〈太陽の竜 バルドラゴン〉をコール!」

◼️手札3→2/ゲージ4→3

 

 

太陽の竜 バルドラゴン

太陽竜

サイズ2/攻5000/防3000/打撃2

 

 

千歌「真ドラゴンフォースの起動能力、デッキから1枚を真ドラゴンフォースにソウルイン!」

 

 

真ドラゴンフォース ソウル0→1

 

 

千歌「アタックフェイズ!」

 

アルナ「ディルジットのソウルにある〈剣竜騎 メイルソード・ドラグ〉の能力で、ディルジットをセンターに【移動】!」

 

 

剣竜騎 メイルソード・ドラグ

ドラゴンW

剣竜騎

サイズ1/攻2000/防2000/打撃1

◼️このカードがソウルにある〈剣竜騎〉のモンスターは【移動】を得る。

【移動】

 

 

ディルジット レフト→センター

 

 

千歌「バルソレイユの能力、ゲージ1払い、センターのディルジットを破壊!」

◼️ゲージ3→2

 

アルナ「ソウルガード!」

 

 

バルソレイユの背後に浮かぶ6本のソードビットが多方向からディルジットを斬る。

 

 

ディルジット 破壊!

【ソウルガード】ソウル7→6

 

 

アルナ「ディルジットの破壊時能力で、私のライフ+2!!」LP 10→12

 

千歌「バルソレイユの能力で、さらにゲージ1払い、ディルジットを破壊するよ!」

◼️ゲージ2→1

 

アルナ「ソウルガード!」

 

 

ディルジットを斬りつけたソードビットが再びディルジットに向き直り、ディルジットを斬る。

 

 

ディルジット 破壊!

【ソウルガード】ソウル6→5

 

 

アルナ「ディルジットの能力で、私のライフ+2!」LP12→14

 

千歌「ゲージ1払って、バルソレイユの能力、ディルジットを破壊!」

 

アルナ「ソウルガード!」

 

 

ディルジット 破壊!

【ソウルガード】ソウル5→4

 

 

アルナ「私のライフ+2!」LP14→16

 

千歌「真ドラゴンフォースとバルソレイユで、ディルジットに連携攻撃! 真ドラゴンフォースをスタンド、ライフ+2!」LP4→6

 

アルナ「ソウルガード!」

 

 

千歌の右手に紅いオーラが集中し、紅い光剣を創り出す。そして、バルソレイユのソードビットと共に、千歌はディルジットに斬突する。

 

 

真ドラゴンフォース+バルソレイユ

連携攻14000

 

ディルジット

防5000

 

ディルジット 撃破!

【ソウルガード】ソウル4→3

 

 

アルナ「ディルジットの破壊時能力でライフ+2!」LP16→18

 

千歌「真ドラゴンフォースとバルソレイユで2回連携攻撃! 真ドラゴンフォースをスタンド、ライフ+2!」LP6→8

 

アルナ「ソウルガード!」

 

 

ディルジット 撃破!

【ソウルガード】ソウル3→2

 

 

アルナ「破壊時にライフ+2!」LP18→20

 

千歌「真ドラゴンフォースとバルドラゴンでディルジットに連携攻撃! 真ドラゴンフォースはスタンド、ライフ+2! さらに太陽の竜バルドラゴンは攻撃時に、自身の攻撃力+5000!」LP8→10

 

アルナ「ソウルガード!」

 

 

真ドラゴンフォース+太陽の竜バルドラゴン

連携攻17000

 

ディルジット

防5000

 

ディルジット 撃破!

【ソウルガード】ソウル2→1

 

 

アルナ「破壊時にライフ+2!」LP 20→22

 

 

攻撃を終えてレスト状態のバルドラゴンに紅金のオーラが溢れ出し、バルドラゴンは再び立ち上がり、戦闘態勢に入る。

 

 

千歌「真ドラゴンフォースの能力、連携攻撃後、私のライフが10以上ならバルドラゴンは【2回攻撃】を得る!」

 

アルナ「へぇ………」

 

千歌「真ドラゴンフォースとバルドラゴンで連携攻撃! 真ドラゴンフォースをスタンド、ライフ+2! バルドラゴンの攻撃力+5000!」LP10→12

 

アルナ「ソウルガード!」

 

 

ディルジット 撃破!

【ソウルガード】ソウル1→0

 

 

アルナ「破壊時能力でライフ+2!」LP22→24

 

千歌「まだまだ! 真ドラゴンフォースでディルジットに攻撃!」

 

 

真ドラゴンフォース

攻7000

 

ディルジット

防5000

 

ディルジット 完全撃破!

 

 

アルナ「破壊時にライフ+2!」LP24→26

 

千歌「ターンエンド!」

◼️手札2/ゲージ0/LP12

 

 

◆◆◆

 

 

 

俠兵「凄い、ソウル7枚もあったディルジットを、たった1ターンで破壊しきるなんて………」

 

花丸「でも、アルナちゃんのライフが凄い事になってるずら。」

 

 

ディルジットはソウルの枚数分だけ場のカードを破壊する能力がある。殲滅力の高いディルジットを場に残しておいては後々厄介な存在になりかねない。アルナのライフを合計16回復させてしまったが、それでもディルジットの完全撃破には大きな意味がある。

 

 

 

◆◆◆

 

 

 

アルナ「さすが千歌ちゃん、私のディルジットをいともたやすく撃破しちゃうなんて。 でも支障は無いよ、まだまだファイトは始まったばかりなんだから。」

 

千歌「………?」

 

 

アルナは無邪気に、しかし不適に笑い自分のターンを宣言する。

 

 

アルナ「私のターン、ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札1→2/ゲージ0→1

 

アルナ「魔星龍域の能力で、手札2枚を捨てて、魔星ゾーンから2枚を手札に加える。」

◼️手札2→0→2/魔星ゾーン14→12

 

アルナ「キャスト〈魔星侵攻:イロウシェン・クリプト〉」

◼️手札2→1

 

 

魔星侵攻:イロウシェン・クリプト

魔星龍域

チャージ

◼️君のデッキの上から1枚ゲージに置いて、デッキの上から2枚をドロップに置く。置いたら、魔星ゾーンから2枚を手札に加える。このカードは1ターンに1回だけ使える。

 

 

アルナ「1チャージ、その後にデッキトップから2枚破棄して、魔星ゾーンから2枚を手札に加える。」

◼️手札1→3/ゲージ1→2/魔星ゾーン14→12

 

アルナ「もう1枚キャスト〈魔星侵攻:イロウシェンクリプト〉 1チャージ、デッキトップから2枚破棄、魔星ゾーンから2枚手札に加える。」

◼️手札3→2→4/ゲージ2→3/魔星ゾーン12→10

 

アルナ「キャスト〈魔星侵攻:イロウシェン・チャージ〉」

◼️手札4→3

 

 

魔星侵攻:イロウシェン・チャージ

魔星龍域

◼️君のデッキの上から3枚をゲージに置く。「魔星侵攻:イロウシェン・チャージ」は1ターンに1枚だけ使える。

 

 

アルナ「3チャージ。」

◼️ゲージ3→6

 

アルナ「さて千歌ちゃん、そろそろこのファイトの本番を始めようか。」

 

千歌「本番………?」

 

 

「本番」アルナのその言葉に、千歌はさらに、何かとんでもないモノが来ると予想して警戒を強める。

 

 

アルナ「レフトに〈魔星龍の従僕 アビゲール"グランズァ"〉」

◼️手札3→2/ゲージ6→5

 

 

魔星龍の従僕 アビゲール"グランズァ"

魔星龍域

魔星龍/黒竜

サイズ2/攻7000/防4000/打撃1

◼️【コールコスト】ゲージ1払う。

◼️このカードが破壊された時、君のデッキの上からカードを1枚ゲージに置いて、君のデッキからカードを1枚引くか、魔星ゾーンからカードを1枚手札に加える。

◼️「魔星龍の従僕 アビゲール"グランズァ"」は場に1枚だけ置ける。

 

 

アルナ「2体の魔星龍をコストとして破壊して、ゲージ5払う。」

◼️手札2→1/ゲージ5→0

 

アルナ「世界を浸蝕せし魔星龍の神よ。 絶望の叫び、滅びの胎動、復讐の威光を放ち、星々の命に終極を与えよ! バディ【降臨】! 〈魔星龍神 ドラクズァード・ディルジット・ガノン〉」LP26→27

 

 

魔星龍神 ドラクズァード・ディルジット・ガノン

魔星龍域

魔星龍/神

サイズ10/攻50000/防10000/打撃2

◼️【コールコスト】ゲージ10払う。

◼️このカードは相手の効果で破壊されず、手札とデッキに戻せず、レストされず、能力は無効化されず、君は場にモンスターを置けない。

◼️【起動】このカードにソウルが無いなら、君のライフを好きなだけ払ってよい。(最大12まで)払ったら、君のデッキの上か魔星ゾーンから払ったライフの数値分、このカードのソウルに入れる。そしてこのカードは【X回攻撃】(このカードのソウルの枚数分)を得る。

◼️"魔星神龍滅"君のアタックフェイズ開始時、このカードのソウルの枚数分、君のライフを回復する。さらに君のライフが16以上なら、このカードは相手の場のモンスター全てと相手に攻撃できる。

【降臨】(君の場の〈魔星龍〉2枚以上全て破壊して、ゲージ5払う。)

 

 

アルナは黄黒いオーラを纏い、背後に、スリムな体格で顔つきが鋭く、赤紫色の骨殻の鎧を纏い、肘や膝の骨殻の鎧は刀刃のように突起し、背中には4本の龍翼が生え、人間の姿態に近い龍人が

 

 

 

ガノン『我こそが、魔星龍の祖にして神。 この世界も我が魔星の龍域に浸蝕してやろう。』

 

 

ガノンのその姿に、千歌は一瞬だけ身震いを覚える。

 

 

千歌「これが、ガノンとディルジットの元々の姿………⁉︎」

 

アルナ「そう。 そして、私の新たなバディ! ドラクズァード・ディルジット・ガノン………! さぁ、千歌ちゃんにはもっと絶望を楽しませてあげるよ!」

 

 




今回も感想を是非‼︎


次回『千歌 vs アルナ 最終決着!』


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千歌 vs アルナ 最後の決着!

前回の『バディファイトLoveLive!サンシャイン‼︎』

 

 

魔星龍との戦争も終わりに近づいた中、ドラグズァード・ディルジット・ガノンにより与えられた"魔星眼"の力によって、俠兵は"念動力"の力をアルナに奪われてしまう。

 

アルナは俠兵から奪った力で流、天音、俠兵を消そうとするが間一髪のところで、深い眠りから覚めた千歌と、梨子と曜が駆けつけて来た。

 

魔星軍最後の1人のアルナを倒せばこの戦争も終わる。そう確信した千歌はアルナとの最後のファイトを始めた。

 

 

 

◆◆◆

 

 

 

アルナは9歳の頃から、親からの虐待を受けていた。毎日繰り返される汚い罵倒、気が済むまで続く殴る蹴るなどの暴行、話しかければ「うるさい!」痛みや苦しみで泣いても「うるさい!」と言われ、アルナは9歳ながらに声を殺して泣く事を学んでいた。

 

母親と一緒に暴行を加えているのはアルナの実の父親ではない。

 

アルナは産まれつき左眼の眼球が無いまま産まれて来た。周りは驚愕していたが、アルナの両親はそんな事関係なくアルナを可愛がり、愛情を注いでいた。

 

アルナの実父じつふは、アルナが4歳の頃に不慮の事故で他界した。 この時はまだアルナの母親は今ほど暴力的ではなく、アルナの為に仕事をし、アルナをちゃんと育てていた。

 

だがそれから2年が経ち、アルナが6歳の時、母親はある男性を家に連れて来た。それからだ、アルナに対する虐待が始まった。 最初にアルナに手を上げたのは母親が連れて来た男からだった。 それに続くように母親もしだいに暴力をふるうようになった。 新しい男ができた事で母親の精神を安定させていた何かが切れたのだろう、母親は仕事から帰って来てはストレスを発散するかのように男と酒を飲み、アルナを罵倒しながら暴行を働いていた。

 

 

母親「なんであんたは左眼が無いまま産まれて来たのよ! はっきり言って気持ち悪いのよ!」

 

アルナ「痛い! 痛い………! ごめんなさい………、ごめんなさい………!! うぁぁぁぁぁぁん………!!」

 

母親「うるせぇ!泣くんじゃねぇよ! 近所迷惑だろうが!!」

 

 

アルナは声を上げて痛みや苦しみを訴えて泣いていたが、泣けば逆に暴力は増すばかり………。

 

 

男「もうそのへんでいいだろう。 それより早く服脱げよ。」

 

母親「え? でも、娘の前だし〜〜」

 

男「いいから脱げよ。 ガキだからまだ分からねぇって。」

 

母親「もう、せっかちなんだから〜〜政君は〜〜♡」

 

 

2人はアルナの目の前でも平気でキスをしたり、性行為を始める事もあった。もはや、母親がアルナに抱いていた愛情は全て男の方に注がれていた。

 

義務教育の身でありながら、アルナは小学校へは行かせてはもらえなかった。 理由は単純、アルナの身体の傷や痣などが見つかって虐待の事実がバレないようにする為だ。勿論、母親と男が仕事に行ってる間中は、ほぼ家に軟禁されている状態だった。

 

そしてさらに3年が経ち………、アルナが9歳の時、アルナへの暴行は相変わらず続いていた。 日常的に与えられる痛みにただ虚な目で涙を出すだけで、アルナはもう声を上げて泣く事は無くなった。 そしてアルナは母親と男を生気のない目で見つめる。

 

アルナの目に写るのは、自分に暴行しながら笑っている母親と男、そして耳に響くのは母親と男の笑い声………。その時、今更ながらアルナは改めて思った。

 

 

アルナ(どうしてママとあの人は笑っているの………? アルナは痛くて苦しいのに………なんで?)

 

 

その時、アルナは思い出した。

 

母親と男が家に居ない時、アルナはテレビを見ていた。その内容は偶然にも『両親による児童虐待』がテーマになっていた。見た事のあるタレントに、偉そうな男性や女性が討論や議論で盛り上がっている。そして1人の男性が言っていた。

 

 

『児童に暴力を振るう親の殆どは「躾の為にやっている。」「愛情があるからこそ、悪い事と良い事を区別させる為にやった。」と供述しています。』

 

『躾の為とは言え、やはり子供に暴力はねぇ………』

 

 

愛情、その言葉がアルナの耳には残っていた。もちろん、9歳になったアルナには言葉の意味は理解できる。だからこそ、アルナは一つの答えを見つける。

 

 

アルナ(愛情………?)

 

アルナ(そうか、これは躾なんだ………。 アルナは知らない内に何か悪い事をしちゃってて、ママとあの人は、躾の為にアルナを叩いているんだ………。 ママは本当は私の事が大好きなんだ。アルナを叩くのは、ママからの愛情なんだ。)

 

 

アルナはそう解釈し、そして意識が徐々に遠のいていくその時、アルナの中で何かが切れた。

 

 

数分後、家のドアが勢いよく開けられて数人の警察官が部屋に入って来た。 

 

 

警官「警察だ!」

 

警察「な、何だ………⁉︎ これは………?」

 

 

部屋に入った警察官達は驚愕した。彼らの目に飛び込んで来たのは、腹から血を流して倒れている男と、悲鳴を上げて怯えている女性、そして、血のついたナイフを手に持って立ち尽くしている1人の少女だった。

 

 

その後、アルナの負っている痣や怪我、傷などを証拠に、母親は児童虐待の罪で現行犯逮捕され、男は病院へ搬送された。 警官が入って来た途端に意識を失ったアルナは警察に保護され警察病院に搬送された。

 

 

警察に保護されたアルナは1ヶ月ほど警察病院に入院していた。

アルナを保護した巡査と医者が話しをしている。

 

 

巡査「先生、アルナちゃんの怪我はどうですか?」

 

医者「はい。 手足や腹部など内出血が多々見られます。 2本のあばら骨や、腕の骨などにもヒビが入っていて………」

 

巡査「そうですか………。」

 

医者「しかし、何年も虐待されていた割には、あまり大きな怪我はしていない、やはり子供に手を上げていても親は親ですね。幾らか手加減はしていたのでしょう。」

 

 

アルナは確かに骨にヒビが入っていたり、内出血、内臓に傷や腫れなどはあったが、死を予感させる程ではなかった。

 

 

警官「手加減………? ちょっとした優しさ、でしょうか?」

 

巡査「バカ言うな。手加減しようとしまいと骨にヒビが入るほどの力加減で子供に暴力を振るう親に、優しさなんかあるかよ。 それに男の方は母親とは長く付き合っているが籍は入れてねぇらしいからな。」

 

 

その後、アルナの母親の供述を聞くと、母親は男に心酔しており、男との関係を切りたくないが為に、男の言う通りにアルナに虐待を繰り返していた。本当は娘を傷つけたくはなかった。 と供述したそうだ。

 

 

巡査「だが、"虐待を繰り返していく内に、自分が娘に抱いていた感情がよく分からなくなって来た"とも言っていたそうだ。」

 

警官「………………」

 

医者「悲しい話しですね。」

 

 

警察病院からの退院後、アルナは虐待や育児放棄された子供達が過ごしている施設に移された。 アルナは結構大人しく、他の子供達がおもちゃや人形などで遊んでいる光景をただ1人眺めていた。 たまに何人かの同い年の子供達が話しかけて来るが、あまり会話は続かない。 本当に大人しかった。

 

 

それから2ヶ月が経ったある日、アルナは遊具室のゴミ箱に捨てられている人形を見つける。 その人形には片足が取れて無くなっており、片腕や脇腹に傷があり、所々の塗装などが剥がれていてかなりボロボロだった。

 

 

先生「あらアルナちゃん、どうしたの?」

 

 

そこに偶然通りかかった施設の先生が声をかける。

 

 

アルナ「先生、このお人形、なんで捨てられてるの?」

 

 

アルナは捨てられていたボロボロの人形を先生に見せる。

 

 

先生「あら、かなりボロボロね〜〜、このお人形じゃもう遊べないわね。」

 

アルナ「どうして?」

 

先生「どうして………って、だって足も取れてるし、こんなに傷だらけになって汚れてて、アルナちゃんだって、このお人形で遊びたいなんて思えないでしょ?」

 

アルナ「そう………」

 

 

アルナはボロボロの人形を見つめる。 先生の言葉にはあまり納得がいってなかった。 そしてアルナはその人形に自分を見る。

 

 

アルナ「でもこのお人形さん、みんなに愛されていたんだね。」

 

先生「え?」

 

アルナ「だって、こんなに傷だらけでボロボロになるくらいだもん、みんな、このお人形さんで遊ふのが大好きだったんだよね。」

 

先生「どうして、そう思うの?」

 

アルナ「アルナも同じだから。 ママは毎日、アルナの事を叩いたり蹴ったりしてた。凄く痛かったし苦しかった。いろんな酷いことも言われて悲しかった。 でも、私を叩くのも、蹴るのも全部、"躾の為なんだ。"って思ったの、あれがママの愛情表現だったんだ。アルナが悪い子にならないように、良い子になるようにって、私を叩いたり蹴ったりして教えてくれてたんだ………。 それが、ママからの愛情だったんだ………。」

 

 

アルナは寂しそうに、悲しそうに、けど微笑むように涙を流していた。 そんなアルナに、先生は少し複雑な想いに駆られた。

 

 

その日の夜、寝ていたアルナは目を覚ましてトイレに行き、そして部屋に戻る途中で、ある部屋から偶然聞こえてきた先生達の声に立ち止まる。

 

 

先生「主任、少しお話しが………」

 

主任「お話し?」

 

先生「はい。アルナちゃんの事なんですが………」

 

 

先生は、アルナが話してくれた事を全て主任に話した。

 

 

先生「アルナちゃん言ってたんです。 "ママがアルナを叩いたり蹴ったりするのは、愛情表現だったんだ。" って、それが真実なんでしょうか?」

 

主任「ん〜〜、多分、アルナちゃんは、そう思う事で自分の精神を保っていたんじゃないかしら?」

 

先生「どういう事ですか?」

 

主任「アルナちゃんは、お母さんからの暴力への恐怖と、アルナちゃんの自己防衛の意識が"自分を叩くのはママからの愛情だ。"って無意識にそう思い込ませたんだと思う。 むしろ、そう思わないとアルナちゃんの心は壊れてしまってたかもしれないわね。 いいえ、多分もう、あの子の心は壊れてしまってるのかも………。」

 

 

主任は寂しいような、悲しい目で言葉を続ける。

 

 

主任「私はそんな子供達を何人も見て来たもの………。」

 

 

部屋の壁越しにアルナは主任と先生の会話を聞いていた。 主任の決定的な一言に、アルナはショックを受ける。

 

 

アルナ(壊れてる………? 私が?)

 

 

壁の向こうからさらに主任の声が聞こえる。

 

 

主任「本当に愛情があるなら暴力も振るわないし、その人形だって壊れてても捨てたりはしないわ。」

 

アルナ(………………)

 

 

アルナは手に握っているボロボロの人形を見る。 そしてアルナの中で何かが壊れる………。

 

 

アルナ(そっか、アルナはもう壊れちゃってたんだ………。)

 

 

その翌日、アルナは施設から姿を消した。 ゴミ箱から拾ったボロボロの人形と、「お世話になりました。」と言う置き手紙を残して。

 

 

それから数日後、アルナは自分の家に帰って来ていた。 いつも暴行を受けていた座敷に座り、暗い部屋の中でただジッと考え込んでいた。

 

 

アルナ(アルナを壊したのは誰? ママ? あの男? 警察の人? お医者さん? 先生? 主任? ………違う。 アルナを壊したのは、私………?)

 

 

その時、部屋の中にいるはずなのに風が吹き、黒い羽が部屋中を舞う。 そして暗がりに差した月明かりがそのシルエットを浮かび上がらせる。

 

 

『君、とても深い闇を抱えているね?』

 

アルナ「あなた、誰?」

 

『私はディルジット。 ドラゴンワールドのモンスターだ。 君の名前は?』

 

アルナ「私は、アルナ。」

 

ディルジット『アルナ。 何か悩みがあるみたいだね? よかったら僕に話してみないかい?』

 

 

突然現れたドラゴンワールドのモンスター、ディルジットはアルナに優しく呼びかける。 そしてアルナは、会ったばかりのディルジットに全てを話した。 そしてディルジットはただアルナの話しを静かに、たまに相槌をうって聞いていた。

 

 

ディルジット『なるほど、それは不公平だね。』

 

アルナ「不公平?」

 

ディルジット『ああ。 アルナは今日までとても不幸な人生を生きて来た。 今日まで頑張って生きたのに、何故アルナの心だけが壊れなきゃいけないんだい?とても不公平じゃないか。』

 

アルナ「仕方ないよ。 それがアルナの運命だもん。」

 

ディルジット『運命か………。 でも私は少し違うと思うな。 アルナを壊したのは君自身じゃない、この狂った世界だ!!』

 

アルナ「え?」

 

ディルジット『私は君の話しに同情したよ。 アルナ、私と共にこの世界を壊そうじゃないか! 君の心だけが壊れている世界なんて間違っている。 君の運命ごとこの狂った世界を破壊するんだ!』

 

アルナ「この世界を破壊する………? でもそんな事、私には出来ないよ………」

 

ディルジット『アルナ、君は優しい子だね。でも、そんな優しい心を持つ君の人生を壊した人間達を私は尚更許す事はできない。』

 

アルナ「できるかな?私に………」

 

ディルジット『ああ。 私達にならそれができる。』

 

 

ディルジットは優しい声で、しかし黒い笑みを浮かべてアルナに手を差し伸べる。 ディルジットの黒い笑みに、アルナはまるで母親と死んだ父親の面影を見る。 そしてアルナはディルジットの手を取り立ち上がる。

 

ディルジットの手を握った瞬間、黄黒いオーラがアルナを包む、そしてアルナは黒い何かに飲み込まれる感覚になる。

 

 

アルナ「そうだね。うん、壊しちゃおう、この世界を………。 アルナを、アルナの心を壊したこの世界を、全部、ぶっ壊してやる………!」

 

 

 

◆◆◆

 

 

 

千歌 vs アルナ

 

 

千歌

◼️手札2/ゲージ0/LP12

 

レフト:太陽の竜 バルドラゴン

ライト:超太陽竜 バルソレイユ

センター:無し

アイテム:真・ドラゴンフォース"紅天超太陽の型"

 

 

真・ドラゴンフォース"紅天超太陽の型"

ドラゴンW

太陽竜

アイテム:攻7000/打撃2

『解放条件‼︎』(君のライフ6以下で、場にカード名に「バルドラゴン」か「バルソレイユ」を含むサイズ2以上のモンスターがいる。)

◼️【装備コスト】ゲージ3払い、君のデッキから〈太陽竜〉2枚までをソウルに入れる。

◼️このカードは相手の効果で破壊されず、手札とデッキに戻せず、能力は無効化されない。

◼️君はサイズの合計5まで〈太陽竜〉のモンスターを場に置ける。

◼️ このカードが他の〈太陽竜〉と連携攻撃した時、このカードをスタンドして、君のライフが13以下なら、君のライフ+2!さらに君のライフが10以上ならこのカードと連携攻撃したサイズ2以下の〈太陽竜〉1枚は【2回攻撃】を得る。

◼️ 【紅天召喚:太陽竜】(お互いのターン中に使える。)

このカードのソウルから〈太陽竜〉のモンスター1枚をコールする。その後、君の場のモンスターを好きな枚数そのカードのソウルに入れてもよい。【紅天召喚:太陽竜】は1ターンに1回だけ使える。

ソウル2

 

 

 

◆◆◆

 

 

 

アルナ

◼️ 手札1/ゲージ0/LP27

レフト:無し

ライト:無し

センター:無し

【降臨】:魔星龍神 ドラグズァード・ディルジット・ガノン

 

 

魔星龍神 ドラクズァード・ディルジット・ガノン

魔星龍域

魔星龍/剣竜騎/神

サイズ10/攻50000/防10000/打撃2

◼️【コールコスト】ゲージ10払う。

◼️このカードは相手の効果で破壊されず、手札とデッキに戻せず、レストされず、能力は無効化されず、君は場にモンスターを置けない。

◼️【起動】このカードにソウルが無いなら、君のライフを好きなだけ払ってよい。(最大12まで)払ったら、君のデッキの上か魔星ゾーンから払ったライフの数値分、このカードのソウルに入れる。そしてこのカードは【X回攻撃】(このカードのソウルの枚数分)を得る。

◼️"魔星神龍滅"君のアタックフェイズ開始時、このカードのソウルの枚数分、君のライフを回復する。君のライフが16以上なら、相手の場のモンスター全てと相手に攻撃する。

【降臨】(君の場の〈魔星龍〉2枚以上全て破壊して、ゲージ5払う。)

 

 

 

◆◆◆

 

 

 

 

現在、アルナのメインフェイズ中………

 

 

アルナ「ディルジットガノンの起動能力発動! 私のライフを12払い、デッキから払ったライフの数値分、つまり12枚をディルジットガノンにソウルイン!!」LP27→15

 

 

ディルジットガノンの背後に合計12本の剣や刀が円形を描いて浮遊する。

 

 

アルナ「そしてディルジットガノンは自身のソウルの枚数分の攻撃回数を得る。」

 

 

ディルジットガノンのソウルにあるカードは12枚、つまり………

 

 

アルナ「ディルジットガノンは【12回攻撃】を得る!!」

 

千歌「12回攻撃………⁉︎」

 

 

 

 

 

 

ガノンが得た衝撃的な攻撃回数に皆が唖然とする。

 

 

善子「12回攻撃って、そんなのめちゃくちゃじゃない⁉︎」

 

梨子「聞いた事もない攻撃回数だわ⁉︎」

 

ルビィ「ルビィだったら絶対に耐えられないよぅ………」

 

花丸「まるもずら。」

 

果南「勝てるの?千歌………!」

 

 

 

 

 

 

アルナ「アタックフェイズ! このフェイズ開始時、ディルジットガノンの能力発動、私のライフをソウルの枚数分、つまり12回復する!」LP15→27

 

千歌「12も回復⁉︎」

 

アルナ「ふふん、さらに私のライフが16以上なら、千歌ちゃんの全てのモンスターと千歌ちゃんに攻撃できるんだよ!」

 

千歌「全体攻撃まで⁉︎」

 

アルナ「いくよ、アルナのライフは16を越えてるから、ディルジットガノンで千歌ちゃんと、バルソレイユとバルドラゴンを同時攻撃!」

 

千歌「バルソレイユのソウルガード !」

 

 

ディルジットガノン

攻50000

 

バルソレイユ

防7000

 

バルドラゴン

防4000

 

 

ディルジットガノンは背後の剣2本を手に取り、バルソレイユとバルドラゴンを斬り裂く。

 

 

バルソレイユ 撃破!

【ソウルガード】ソウル1→0

 

バルドラゴン 撃破!

 

 

さらにディルジットガノンは千歌に斬りかかる。

 

 

アルナ「打撃2!」

 

千歌「うわぁぁ!」LP12→10

 

アルナ「ディルジットガノンの2回攻撃! 千歌ちゃんとバルソレイユに攻撃!」

 

 

バルソレイユ 撃破!

 

 

千歌「うぁぁ!!」LP 10→8

 

アルナ「3回攻撃!」

 

 

千歌はドラゴンフォースの翼で飛んで躱すが、ディルジットガノンは背後で浮遊する剣の一本を飛ばして千歌を追撃する、千歌はそれも躱そうとするが、飛んできた剣が千歌の脚を翳める。

 

 

千歌「くぅぅ………!」LP8→6

 

アルナ「4回攻撃!」

 

千歌「キャスト!〈ドラゴンシールド 太陽の盾〉攻撃を無効化して、1チャージ、ライフ+1!」LP6→7

◼️手札2→1/ゲージ0→1

 

 

ディルジットガノンは自身の翼で飛び、千歌に再び斬りかかるが、バルドラゴンの顔を模した盾に阻まれる。

 

 

アルナ「まだまだあと8回の攻撃が残ってるよ〜〜、どこまで耐えられるかな〜〜? ディルジットガノンの5回攻撃!」

 

 

ディルジットは五度ごたび攻撃を仕掛ける。千歌はドラゴンフォースの光で作り出した刀でディルジットの攻撃を弾く。 だが背後から迫る1本の浮遊剣が千歌の背中を斬る。

 

 

千歌「うぁぁぁぁ!」LP7→5

 

アルナ「6回攻撃だよ!」

 

千歌「キャスト!〈ドラゴンフォース・ガッツ〉」

◼️手札1→0/ゲージ1→0

 

 

ドラゴンフォース・ガッツ

魔法/回復

◼️君がカード名に「ドラゴンフォース」を含むカードを装備していれば使える。

◼️【使用コスト】ゲージ1払う。

◼️【対抗】君のライフ+3!相手のターンでこのカードを使った時、君のデッキからカードを1枚引く。

 

 

千歌「私のライフ+3!」LP5→8

 

 

ドラゴンフォースのオーラが千歌を包み、ダメージを回復する。 それでもディルジットガノンの攻撃は止まらない。

 

 

千歌「くぅぅ………」LP8→6

 

アルナ「まだまだ行くよ〜〜!7回攻撃!」

 

 

ディルジットガノンは両手に剣を握り、ソードビットに指示を出して誘導する。 だが千歌はそれを躱す素振りを見せず、強い眼差しをギラつかせる。 そして突然、千歌のドラゴンフォースがより紅金色に強く光る。

 

 

ガノン『んっ⁉︎』

 

アルナ「な、何?」

 

 

千歌のドラゴンフォースから発せられる強い光りとプレッシャーに、ディルジットガノンの攻撃が止まる。

 

 

千歌「真ドラゴンフォースの能力………、真ドラゴンフォースのソウルから〈太陽竜〉1枚をコールする! 【紅天召喚:太陽竜】発動!!」

 

 

真ドラゴンフォース ソウル2→1

 

 

千歌は胸に手を翳し、その手を空に挙げる。そしてドラゴンフォースの光りが掌に集まり、1枚のカードが握られる。

 

 

千歌「ライトに紅天召喚!〈超太陽紅天竜 バルソレイユ・スカーレイ〉ノーコストコール!!」

 

 

超太陽紅天竜 バルソレイユ・スカーレイ

ドラゴンW/スタードラゴンW/ダークネスドラゴンW

太陽竜/ネオドラゴン/黒竜

サイズ3/攻7000/防7000/打撃2

◼️【コールコスト】君のデッキの上からカードを2枚ソウルに入れて、ゲージ3払う。

◼️"スカーレイ・フォール"【対抗】【起動】相手の場のカード1枚を破壊して、相手にダメージ2!さらに君のライフ+5!"スカーレイ・フォール"は1ターンに1回だけ使える。

◼️ソウルの無いこのカードが破壊される場合、君のデッキの上からカード1枚を君の場のカード1枚のソウルに入れる。この能力は1ターンに1回だけ使える。

【2回攻撃】【ソウルガード】

 

 

千歌のライトに現れたのは、胸に紅玉が付いた紅い鎧を纏い、バルソレイユ自身の身の丈より少し大きい大剣を持ったバルソレイユだった。

 

 

 

 

 

 

曜「あのモンスターは………⁉︎」

 

梨子「暴食とのファイトを終わらせた紅い竜!」

 

 

曜と梨子には、千歌の前に紅天召喚されたモンスターに見覚えがあった。 昏睡状態にあった千歌を覚醒させる為に、千歌の精神世界で、曜と梨子は"暴食"と呼ばれるドラゴンフォースの未成長体とファイトしていたが、後一歩で敗北しそうな瞬間に現れて暴食を倒した大剣を持った紅い光りの竜………、それがまさにバルソレイユ・スカーレイだったのだ。

 

 

 

 

 

 

千歌「バルソレイユスカーレイの能力!"スカーレイ・フォール"! ディルジットガノンを破壊して、アルナちゃんにダメージ2! さらに私のライフ+5!」LP6→11

 

 

バルソレイユスカーレイは大剣を突き立て、ディルジットガノンに突き刺す。

 

 

ガノン『悪いが我は効果では破壊されぬぞ?』

 

バルソレイユ『それでも、貴様のバディにダメージは届く!』

 

 

アルナは【降臨】によってガノンと感覚がリンクしている。ダメージの数値にもよるが、ガノンが受けたダメージはアルナにも届くのだ。

 

 

アルナ「くぅぅ………! でも、ディルジットガノンの攻撃は続いているよ!」LP27→25

 

千歌「うぅぅ!!」LP 11→9

 

 

ディルジットガノンには全体能力があるが、アルナは先ほど千歌だけを対象に攻撃を仕掛けた為、その後からコールされたバルソレイユスカーレイは攻撃対象にされないのだ。

 

 

アルナ「8回攻撃! 千歌ちゃんとバルソレイユスカーレイに同時攻撃!」

 

千歌「バルソレイユスカーレイの能力! ソウルの無いこのカードが攻撃された時、デッキトップから1枚を場のカードのソウルに入れる。 デッキトップから1枚を、真ドラゴンフォースにソウルイン!」

 

 

真ドラゴンフォース ソウル0→1

 

 

ディルジットガノンの双剣がバルソレイユを斬り裂き、数本の浮遊剣が千歌を斬り裂く。

 

 

ディルジットガノン

攻50000

 

バルソレイユスカーレイ

防7000

 

バルソレイユスカーレイ 撃破!

 

 

千歌「うあぁぁ!!」LP9→7

 

アルナ「9回攻撃!」

 

千歌「くぅぅ!」LP7→5

 

アルナ「10回目の攻撃!」

 

千歌「うわぁぁ!」LP5→3

 

アルナ「 11回目の攻撃!!」

 

 

ディルジットガノンの双剣と浮遊剣による攻撃を飛びながらドラゴンフォースの刀で弾いて必死に避けるが、少しの目眩を感じ、千歌の動きが一瞬止まる。 ディルジットガノンはその隙を逃さず、ドラゴンフォースの翼を斬りつける。

 

そして千歌はバランスを崩して地上に落下する。

 

 

千歌「ぐぅぅぅ………!!」LP3→1

 

アルナ「あはははははは! これでとどめだよ千歌ちゃん! ディルジットガノンで12回目の攻撃ぃ!!」

 

 

ディルジットガノンは両手に握った剣と浮遊する剣全てで千歌に総攻撃を仕掛ける。

 

千歌はライフを回復しながらもすでに11回もの攻撃をその身に受けている。 ドラゴンフォースの光りに守られていても、そしてライフが0にならなくとも、立っているだけでもやっとなほどのダメージを受けているはずだ。 正直言ってこの総攻撃を全て避けるだけの力はほとんど残っていない。

 

だが、千歌にはまだ「ドラゴンフォース・ガッツ」の能力でドローしたたった1枚の手札がある。

 

 

千歌「キャスト!〈ドラゴンシールド 太陽の盾〉 攻撃を無効化して、1チャージ、ライフ+1!」LP1→2

◼️手札1→0/ゲージ0→1

 

 

バルドラゴンの顔を模した盾がディルジットガノンの攻撃を弾く。 最後の攻撃の土壇場で現れた太陽の盾に攻撃を弾かれたディルジットガノンは驚愕する。

 

 

ガノン『なんと⁉︎』

 

アルナ「本当に12回攻撃に耐えちゃうなんて………ターンエンド。」

◼️手札1/ゲージ0/LP25

 

 

千歌「はぁ………、はぁ………、はぁ………、私のターン」

 

 

アルナのターンを耐えたとは言え、ディルジットガノンの怒涛の12回攻撃によって千歌も体力的に限界を迎えている。 そして千歌の場にはモンスターは無く、真ドラゴンフォースのみ、手札は0枚、アルナのライフは25、到底1ターンで削り切れる数値ではない。そして次のアルナのターン、千歌にはもはや12回攻撃を凌ぐ術は無い。

 

 

千歌「ドロー、チャージ&ドロー!!」

◼️手札0→1/ゲージ1→2

 

 

千歌は引いたカードを見て一瞬目を見開く。だがすぐに口元を吊り上げていつものように笑う。

 

 

千歌「私達の希望は、まだ繋がってる。」

 

アルナ「え?」

 

千歌「キャスト!〈ドラゴンフォース・グリモ〉」

◼️手札1→0

 

 

ドラゴンフォース・グリモ

ドラゴンW

魔法:ドロー

◼️君がカード名に「ドラゴンフォース」を含むアイテムを装備していて、君の手札が2枚以下なら使える。

◼️君のデッキの上から2枚引く。さらに君のライフ4以下なら、カードを1枚引く。

◼️「ドラゴンフォース・グリモ」は1ターンに1枚だけ使える。

 

 

千歌「2ドロー! さらに私のライフが4以下ならもう1枚ドロー!」

◼️手札0→2→3

 

千歌「〈太陽の恵〉3チャージ!」

◼️手札3→2/ゲージ2→5

 

千歌「レフトに〈忠竜フレアファング・ドラゴン〉をコール!」

◼️手札2→1

 

 

忠竜 フレアファング・ドラゴン

太陽竜

サイズ1/攻3000/防1000/打撃1

 

 

千歌「キャスト!〈ドラゴニック・グリモ〉捨てる手札は無いけど、3ドロー!」

◼️手札1→0→3

 

千歌「ライトに〈太陽の竜 バルドラゴン〉をコール!」

◼️手札3→2/ゲージ5→4

 

 

太陽の竜 バルドラゴン

太陽竜

サイズ2/攻5000/防3000/打撃2/【貫通】

 

 

千歌「忠竜フレアファングの能力、サイズ2以上の太陽竜が登場した時、1チャージ、1ドロー!」

◼️手札2→3/ゲージ4→5

 

 

千歌「そして、バルドラゴンとフレアファングに重ね、ドロップから1枚をソウルに入れて、ライトに進化コール!〈超太陽輝竜 バルソレイユ・レイ〉!」

◼️手札2→1/ゲージ4→2

 

 

太陽輝竜 バルソレイユ・レイ

ドラゴンW/スタードラゴンW/ダークネスドラゴンW

太陽竜/ネオドラゴン/黒竜

サイズ3/攻7000→10000/防7000/打撃2→3

◼️【コールコスト】君の場のモンスター2枚までの上に重ねて、君のドロップからカードを1枚このカードのソウルに入れて、ゲージ2払う。

◼️このカードにソウルがあるなら、このカードの攻撃力+3000、打撃力+1!

◼️このカードが連携攻撃した時、相手の場のモンスター1枚を破壊するか、相手の場のソウル1枚をドロップに置く。

◼️"太陽の瞬"【対抗】君のライフ+5!!!この能力は、相手のターンに1回だけ発動できる。

【2回攻撃】【ソウルガード】/ソウル3

 

 

バルソレイユは赤と白の配色がされた鎧を装着し、仮面のようなヘルムを被る。そして8刀のソードビットが背中に円形のように浮遊する。そして胸の鎧には太陽のマークが刻印される。

 

 

千歌「さらにキャスト!〈ドラゴンフォース・アドバンテージ〉」

◼️手札1→0

 

 

ドラゴンフォース・アドバンテージ

魔法/ゲット/チャージ/回復

◼️君がカード名に「ドラゴンフォース」を含むアイテムを装備していて、君のライフが5以下なら使える。

◼️君のデッキの上からカードを2枚ゲージに置いて、カードを2枚引いて、君のライフ+2!

◼️「ドラゴンフォース・アドバンテージ」は1ターンに1枚だけ使える。

 

 

千歌「2チャージ、2ドロー、ライフ+2!」LP2→4

◼️手札0→2/ゲージ2→4

 

 

千歌「レフトに〈紅天の太陽竜 バルドラゴン〉」

◼️手札2→1/ゲージ4→3

 

 

 

紅天の太陽竜 バルドラゴン

ドラゴンW

太陽竜

サイズ2/攻p6000/防4000/打撃2

◼️【コールコスト】君のデッキの上からカードを1枚ソウルに入れて、ゲージ1払う。

◼️このカードが登場したターン中、このカードの打撃力+1!さらにこのカードが効果で登場したなら、このカードの攻撃力+4000!

【貫通】

 

 

千歌「紅天のバルドラゴンは登場したターン中だけ打撃力+1!」

 

 

紅天のバルドラゴン 打撃2→3

 

 

千歌「アタックフェイズ! 真ドラゴンフォースの能力で、デッキトップから1枚を真ドラゴンフォースにソウルイン!」

 

 

真ドラゴンフォース ソウル1→2

 

 

千歌「真ドラゴンフォースとバルソレイユレイで連携攻撃! 真ドラゴンフォースをスタンド、ライフ+2!」LP4→6

 

 

千歌とバルソレイユの2人でディルジットガノンを斬り裂く。

 

 

真ドラゴンフォース+バルソレイユレイ

連携 攻17000

 

ディルジットガノン

防10000

 

 

千歌「連携打撃5!」

 

アルナ「ぐぅぅぅ!」LP25→20

 

千歌「真ドラゴンフォースとバルソレイユで2回目の連携攻撃! 真ドラゴンフォースをスタンド、ライフ+2! 連携攻撃5!」LP6→8

 

 

千歌は旋回して紅い光りの刀で再び斬りかかるが、ディルジットガノンはそれを剣で受ける。 だが背後から迫るバルソレイユの攻撃を背中から受けた。 そのダメージはアルナに伝わる。

 

 

アルナ「うわぁぁぁ!!」LP 20→15

 

千歌「真ドラゴンフォースと紅天のバルドラゴンで連携攻撃! 真ドラゴンフォースをスタンド、ライフ+2!」LP8→10

 

 

真ドラゴンフォース+紅天のバルドラゴン

連携 攻12000

 

ディルジットガノン

防10000

 

 

千歌「連携打撃5!」

 

アルナ「くぅぅ………!!」LP15→10

 

千歌「真ドラゴンフォースの能力でバトル後、私のライフが10以上なら、バルドラゴンに【2回攻撃】を与える。 真ドラゴンフォースとバルドラゴンで2回連携攻撃! 真ドラゴンフォースをスタンド、ライフ+2! 連携打撃5!」LP10→12

 

アルナ「キャスト!〈魔星侵攻:イロウシェン・シールド〉」

◼️手札1→0

 

 

魔星侵攻:イロウシェン・シールド

魔星龍域

◼️相手のターンの攻撃中に使える。

◼️【対抗】その攻撃を無効化して、君のライフ+3!

 

 

アルナ「攻撃を無効化して、私のライフ+3!」LP 10→13

 

 

ガノンの顔を模した黄黒いオーラを放つ禍々しい盾が千歌とバルドラゴンの攻撃を弾く。

 

 

アルナ「あははははは………!! 惜しかったね〜〜、千歌ちゃん。 せめてアルナのライフを5以下にまですれば少しは勝機があったのにね〜〜〜!」

 

 

 

 

 

 

ルビィ「そんな………、このタイミングで防がれるなんて!」

 

花丸「しかも、アルナちゃんのライフがまた増えたずら………」

 

梨子「大丈夫。」

 

曜「千歌ちゃんはまだ、諦めてないはずだよ!」

 

 

曜と梨子は千歌を信じている。それはAqoursのみんなも、流や天音も同じだ。 千歌は今までどんなピンチも、どんな困難も、諦めずに戦い、勝利を掴んで来た。 今みんなにできるのは、千歌の勝利を信じて、全てを託す事のみ。 それが千歌の励みや力になると。

 

 

 

 

 

 

 

千歌「まだだよ。まだ、私のターンは終わってない!」

 

アルナ「?」

 

 

千歌はいつものファイトを楽しむように鋭い目つきで笑う。 それに呼応するように真ドラゴンフォースの紅金の光りが強くなる。

 

 

千歌「【紅天召喚:太陽竜】発動!」

 

 

真ドラゴンフォース ソウル2→1

 

 

千歌「真ドラゴンフォースのソウルからコール!〈超太陽光竜 バルソレイユ・ソル〉!」

 

 

超太陽光竜 バルソレイユ・ソル

ドラゴンW/スタードラゴンW/ダークネスドラゴンW

太陽竜

サイズ3/攻7000/防7000/打撃3

◼️【コールコスト】君の場のモンスター1枚に重ねて、ゲージ2払う。

◼️このカードがアイテムと連携攻撃した時、相手のモンスター1枚を破壊するか、ソウル1枚をドロップする。

◼️【対抗】"太陽の絆"このカードのソウル1枚をドロップに置く、置いたら、君は次のダメージを受けない。この能力は1ターンに1回だけ使える。

【2回攻撃】【ソウルガード】

 

 

千歌「真ドラゴンフォースとバルソレイユソルで連携攻撃! 真ドラゴンフォースをスタンド、私のライフが13以下なら、ライフ+2!」LP12→14

 

 

真ドラゴンフォース+バルソレイユソル

連携 攻14000

 

ディルジットガノン

防10000

 

 

千歌「連携打撃4!」

 

アルナ「うわぁぁぁ!」LP13→9

 

千歌「真ドラゴンフォースとバルソレイユソルで2回連携攻撃! 真ドラゴンフォースをスタンド、ライフ13以上だからライフ回復はできないけど、これで充分!」

 

アルナ「くぅぅ!! ………は、はははは………、まだまだアルナのライフは5残ってる! とことん決めきれなかったね〜〜千歌ちゃん!!」LP9→5

 

 

アルナは今度こそ勝利を確信して笑う。 だが千歌はアルナに対して首を横に振って否定する。 千歌にはまだ手札のカードが1枚だけ残っている。

 

 

 

千歌「まだ、私のターンは終わってないよ………。 ファイナルフェイズ‼︎」

 

アルナ「っ⁉︎」

 

千歌「ゲージ3払い、バルソレイユソルを必殺モンスターに!! 〈バルソレイユ"バルソーラーレイ・ギガブラスト‼︎"〉」

◼️手札1→0/ゲージ3→0

 

 

バルソレイユ"バルソーラーレイ・ギガブラスト‼︎"

ドラゴンW/スタードラゴンW/ダークネスドラゴンW

太陽竜/ネオドラゴン/黒竜

サイズ3/攻13000/防6000/打撃3

◼️【コールコスト】君の場の〈太陽竜〉のモンスター1枚に重ねて、ゲージ3払う。

◼️君の場のアイテムはファイナルフェイズ中にも攻撃できる。

◼️君が『解放条件!』を持つアイテムを装備しているなら、このカードの連携攻撃は無効化されず、ダメージは3より減らない。

◼️このカードが〈太陽竜〉のアイテムと連携攻撃した時、相手の場のモンスターを全て破壊する。さらに君のライフが10以上なら、このカードは【2回攻撃】を得る。

【ソウルガード】

 

 

バルソレイユは鎧を脱ぎ捨て、千歌の背後に立って転送されて来た巨大な機械兵器を装着する。

千歌とバルソレイユは飛び上がり、そして巨大兵器が開閉してX字形のソーラーパネルが展開する。 そしてバルソレイユは自身の光りをソーラーパネルに蓄積させる。 そしてソーラーパネルの蓄積された光りが千歌に集中し、千歌は球体形の紅いエネルギーを纏う。

 

 

アルナ「な、何………? このエネルギーは………、この熱は、暑さは⁉︎」

 

千歌(みんなの思い………この一撃に込めて!!)

 

千歌「行くよアルナちゃん………。真ドラゴンフォースと必殺モンスターで連携攻撃! 真ドラゴンフォースはスタンド!」

 

 

紅いエネルギーを纏った千歌は自分の身を弾丸として、ディルジットガノンとアルナに向かって撃ち出される。 その紅いエネルギーはアルナのフィールド全体を覆い包むほどの極太の超光線となる。

 

ディルジットガノンは両手で持つ2本の剣と10本の浮遊する剣を盾で盾を形成して千歌の攻撃を止める。

 

だが、紅いエネルギーを纏う千歌の勢いは静まらず、むしろバルソレイユが力を込める度に千歌の攻撃の勢いは増していく。

 

 

ディルジットガノン『な、なんと強い力だ………⁉︎』

 

アルナ「耐えて! ディルジットガノン!」

 

 

千歌「はあぁぁぁぁぁぁぁあああ!!!!」

 

 

凄まじい真ドラゴンフォースのエネルギーと千歌の勢いに押され、ディルジットガノンの浮遊剣にヒビが入る。そして次々と浮遊剣が割れて破壊されていく。 そして最後に残った両手に持つ2本の剣も耐えきれずに破壊される。

 

 

ディルジットガノン『ば、バカな………! 我が剣がぁぁ………⁉︎』

 

 

千歌「バルソーラーレイ・ギガブラストォォォォォォーーー‼︎」

 

 

千歌の拳がディルジットガノンを貫き、紅いエネルギーがディルジットガノンとアルナは包み込まれて、爆発を起こす。

 

 

ディルジットガノン『グアァァァァァァァァァァ!!』

 

アルナ「きゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」LP5→0

 

 

その大爆発は天を穿つが如く強い光りの柱と消えた。

 




今回も感想を是非‼︎


次回『終戦』


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終戦

前回の『バディファイト LoveLive!サンシャイン‼︎』

 

 

魔星軍との戦争を終わらせる為に、千歌とアルナは最後のファイトを始める。 最初から全力、新たに完全成長を遂げた「真ドラゴンフォース"紅天超太陽の型"」を解放してアルナを追い詰める。

 

アルナもまた「魔星龍神 ドラグズァード・ディルジット・ガノン」に降臨し、脅威の【12回攻撃】で千歌を翻弄する。

 

ライフも体力もギリギリの千歌は、諦めず、怒涛の反撃の末、必殺モンスター「バルソレイユ"バルソーラーレイ・ギガブラスト‼︎"」によって、ついにディルジットガノンとアルナのライフを0に降した。

 

 

 

◆◆◆

 

 

沼津 第13地区………

 

 

炎斬「こいつでとどめだ! クリムゾンブルグで攻撃!」

 

ブルグ『俺の炎を食いやがれ!!』

 

魔星モンスター『ギャァァァ!!』

 

 

真柴「ヴァイオレットグリスで、魔星モンスターを攻撃!」

 

グリス『はぁぁ!!』

 

魔星モンスター『グァァァァ!!』

 

 

敗北した2体の魔星モンスターは魔星龍域に吸い込まれと消滅した。

 

 

炎斬「今の奴らで最後か?」

 

真柴「みたいだね。」

 

 

炎斬と真柴はAqoursの手が届かない範囲の魔星モンスターと戦い、片っ端から片付けていた。 今倒した2体を含めて、炎斬と真柴の2人だけで魔星モンスターを合計20体は倒しただろう。

 

 

炎斬と真柴がひと息ついていた時、突然、爆発音と共に、太くて強い光りの柱が立ち昇った。

 

 

炎斬「なんだ?ありゃ。」

 

真柴「分からない。でも、あの光りの感じは………」

 

炎斬「ああ。 もしかしなくても千歌だな。」

 

 

突然立ち昇った光りの柱に2人は驚愕するが、その柱から発せられる光りは優しい温かさを感じる。 そして、その光りの源が千歌であることに2人はすぐに気がつく。 彼女と何度かファイトし、共に戦った2人だからこそ分かるのだ。

 

 

真柴「行こう炎斬。 千歌とAqoursのところに」

 

炎斬「おう!」

 

 

炎斬と真柴はグリムとグリスに乗り、光りの柱の発生源の元に向かった。

 

 

 

 

 

 

千歌「バルソーラーレイ・ギガブラストォォォォォォーーー‼︎」

 

 

千歌の拳がディルジットガノンを貫き、紅いエネルギーがディルジットガノンとアルナは包み込んで、大きな爆発を起こす。

 

 

ディルジットガノン『グアァァァァァァァァァァ!!』

 

アルナ「きゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」LP5→0

 

 

その大爆発は天を穿つが如く強い光りの柱と消えた。

 

 

 

立ち昇る光りの柱が消えた時、最後までその場に立っていたのは千歌だった。

 

 

千歌「はぁ………はぁ………はぁ………」

 

アルナ「………………」

 

 

 

 

 

梨子「勝ったの………?」

 

曜「うん。千歌ちゃんが勝ったんだ!」

 

善子/花丸/ルビィ「やったーーーーーーーーー!!」

 

果南「まったく、ヒヤヒヤするファイトだったね。」

 

ダイヤ「ですが千歌さんでなければ、勝てなかったかも知れませんわね。」

 

鞠莉「アメイジングでミラクルなファイトだったわね!」

 

天音「さすが千歌ちゃんだね。」

 

流「うん。本当に凄い子だよ。」

 

俠兵「ああ………。」

 

 

 

 

 

 

千歌との最後のファイトに敗北したアルナは大の字に倒れて、空を仰いでいた。

 

 

アルナ「………また、負けちゃったね。」

 

千歌「アルナちゃん………」

 

アルナ「やっぱり千歌ちゃんは強いね。完敗だよ。」

 

 

アルナは必殺モンスターの攻撃によるダメージで、大の字に寝たまま動く気力はもう無かった。 そしてアルナは千歌の強さを改めて認めていた。

 

 

アルナ「ねぇ、千歌ちゃんは自分の家族は好き?」

 

千歌「え? うん、好きだけど………」

 

アルナ「アルナも好きだったんだ。お母さんのことも、お父さんのことも………。」

 

千歌「…………………」

 

アルナ「でも、お父さんは事故で死んじゃって、お母さんも今は警察に逮捕されちゃってるんだ。」

 

千歌「そう………なんだ。」

 

アルナ「………お母さんは、アルナの事を蹴ったり殴ったり、悪口を言って………苦しくて悲しかったけど、それがアルナへの愛情だと思ってた。 でも違うんだよね。アルナがそう思い込んでるだけで、お母さんには愛情なんて無かった………。お母さんも、私も、もう壊れてるんだ。」

 

千歌「壊れてるなんてそんな………」

 

アルナ「壊れた人形に誰も愛情なんて持たない。 ただ捨てられて終わり………。 だから私は決めたの。 今度はアルナがこの世界を壊すんだ。愛の無い世界に私の居場所は無い。 全てを破壊して、私の世界を創り直す。ってね………」

 

 

アルナは悲しげに、空を仰ぎながら自分の身の上を語る。 その声は悲しげに震えていた。 アルナが異常なまでの明るいテンションで振るまっていたのは、今のこの世界に押し潰されない為の抵抗だったのかもしれない。

 

それを思うと千歌の目にも涙が浮かんでくる………。

 

 

アルナ「千歌ちゃん………、同情して泣いてくれてるの? アルナ嬉しいなぁ〜………」

 

千歌「うん。 同情してはいるよ………。 でも、アルナちゃんがしようとした事は間違ってる。」

 

 

アルナの思いを聞き、千歌は涙を流しながらもアルナのした事に対して"間違った事"だと強く言い放った。

 

 

ディルジットガノン『負けた………我が、2度までも………? グウゥオオオオオオオオオ!!!!』

 

 

ディルジットガノンは自身の敗北が信じられないとばかりに雄叫びを上げて悔しさと怒りをあらわにする。 だが、ディルジットガノンとアルナの身体は光りとなり、徐々に薄くなっていく。

 

 

千歌「アルナちゃん………?」

 

アルナ「これは契約。 アルナとディルジットガノンはバディを組んだ時から一心同体………。消える時も一緒なんだよ。」

 

千歌「そんな………⁉︎」

 

 

ディルジットガノン『ふふふふふふ………、貴様らの中にも感づいている者も居るであろう。 空に見えるあの彗星こそが、我が創りし世界「魔星龍域」そのものだ。』

 

 

ディルジットガノンは空に見える禍々しい黄黒いオーラを放つ彗星を指差し、皆に注目を集める。 その間にも、ディルジットガノンとアルナの姿はゆっくりと薄れていく。

 

 

ディルジットガノン『我が消滅した時、あの「魔星龍域」も消滅して消え去る運命よ………。』

 

 

ガノンの言った通り、空に見える黄黒い彗星はヒビ割れていき、少しずつその形を崩していく。

 

魔星龍域はガノンが生み出した世界であり、ガノンは魔星龍域の心臓でもある。ガノンの消滅は魔星龍域の消滅を意味するのだが、ガノンはなぜか含みを持たせるように言葉を続ける。

 

 

ガノン『だがまだだ………。貴様らに教えてやろう。魔星龍域の真の正体は、"魔星に葬られたモンスター達の怨念の集合体" そのものだ!』

 

 

形が崩れ、砕け散った無数の魔星の破片が様々なモンスターの形をした黄黒い発光体となり、空を覆う。 その数はさっきまで侵攻して来た魔星モンスターの数の比ではなかった。

 

 

ガノン「ふははははは………! ファイトに負けても、戦争には勝った! あと4時間もあれば、この地球は数万、数十万、数百枚を超える魔星龍共の怨念によって浸蝕され、新たな魔星龍域へと生まれ変わるのだ!! ふはははははははは………!!!」

 

 

ディルジットガノンは勝ち誇ったようにそう言い残して消滅した。 

そしてアルナも、ガノンに続くように光りとなって消えた。

 

 

天音「そんな………」

 

俠兵「今度こそ終わるのか………、俺達は、負けるのか………!」

 

ダイヤ「さすがに、私達だけであの数を相手にするのは無謀ですわ………」

 

花丸「万事休す………ずら?」

 

 

空を覆い隠すほどの魔星龍の怨念の数に、皆が絶望し、立ち尽くすだけだった。 そして無数の魔星龍の怨念が地球を浸蝕しようと迫って来る。 

 

 

「うおおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉおお!!」

 

 

だがその時、大きな怒声と共に複数の赤い炎が数体の怨念を焼き尽くし、紫の影が怨念達を斬り刻んだ。

 

その怒声の元にみんなが注目する。 そこには見覚えのある赤い髪の少年と紫の髪の少年がいた。

 

 

千歌「炎斬君! 真柴君!」

 

炎斬「よう。千歌」

 

 

ブルグとグリスと共に、炎斬と真柴がその場に到着する。

 

 

真柴「みんな無事みたいだな。」

 

曜「2人こそ、無事で良かったわ。」

 

炎斬「しっかしこりゃあ、とんでもねー事になってんな。」

 

真柴「魔星龍のボスは倒したんだろ?」

 

千歌「うん。 でも………」

 

真柴「一難去ってまた一難か………。」

 

 

ガノンを倒してなお、悪化した今のこの状況に、さすがの2人も苦笑いを隠せていない。

 

 

『みなさん。ここまで良く頑張ってくれましたね。』

 

 

だがその時、さらに聞き覚えのある女性の声が聞こえた。 

聞こえた声の正体は、千歌の姉、志満のバディであり、ドラゴンワールドの"帝"エンデュミアスだった。

 

 

千歌「志満ねぇ………、エンデュミアスさん!」

 

エンデュミアス『良くぞ魔星龍達を退け、ガノンを倒しましたね。後は私達に任せてください。』

 

千歌「え?」

 

 

エンデュミアスは千歌達に労い(ねぎら)の言葉をかける。

そして………

 

 

シャルディー『これはまた、とんでもないお祭り騒ぎですね。』

 

花丸「シャルディーさん!」

 

ターミネイトラー『良いじゃねぇか、祭りは暴れて騒いでなんぼだろ!』

 

善子「ターミネイトラー⁉︎」

 

イグラス『やはり脳みそまで武器倉庫だな。 まぁ、暴れがいがあるって事には賛同するが。』

 

ルビィ「イグラスさん!」

 

蓮月『拙者ら帝、助太刀に参って候。』

 

ダイヤ「蓮月さん!」

 

リディナ『待たせたようで悪かったな。』

 

鞠莉「リディナさん!」

 

ガァンズァス『こんな老年になっても尚、戦争に出ることになろうとは………。』

 

果南「ガァンズァスさん!」

 

ガイナ『我々が来たからにはもう安心だ!』

 

流「ガイナ!」

 

ダルガード『人間なんぞ知らんが………、魔星龍共は気に入らん!』

 

曜「ダルガードさん!」

 

ディスター『ガノンを倒した功績を素直に称えよう。』

 

梨子「ディスターさん!」

 

 

エンデュミアスに続くように他のワールドの"帝"達も、人間界に現れる。 人間の世界に全てのワールドの帝が集まるのはこれが初めての事。それだけにかなり壮観な光景だ。

 

 

真柴「これが、千歌達が言ってた"帝"か………」

 

炎斬「こいつらも中々の化けもん揃いだな………」

 

 

真柴と炎斬は初めて目にする帝達の雰囲気と重圧をひしひしと感じとる。

 

 

エンデュミアス『ここは私達に任せて、みなさんは少し休んでいてください。』

 

 

「任せて休め」と言われても、魔星龍の怨念の数は数百万を軽く超えるだけの数がある。 さすがの帝といえども、たった10人程度であの数を相手にするのは無謀に思えた。 だが、エンデュミアスは持っていた錫杖を掲げる。すると空や地上に巨大なゲートが幾つも空き、そこから全ワールドの無数のモンスター達が現れる。

 

 

ルビィ「す、凄い………」

 

果南「こんな数のモンスターは初めて見たよ!」

 

 

エンデュミアス『こんな事もあろうかと、魔星龍殲滅の為の仲間を集めていました。』

 

シャルディー『なかなか骨が折れましたがね。』

 

ターミネイトラー『そうか? 力を見せつけたら簡単に従ってくれたぜ?』

 

イグラス『それはデンジャーワールドに限っての話しだろ。』

 

リディナ『集まってくれた同志達には感謝だな。』

 

 

魔星龍の怨念の数にはまだ及ばないが、それでもかなりの数のモンスター達が臨戦態勢に入り、帝達の指示を待っている。

 

 

エンデュミアス『行きますよ皆さん! 我々のワールドは彼女ら人間のおかげで魔星龍から救われました。 その恩を今ここで返すのです。

今度は私達がこの人間界を救う時………。 皆一斉に、迎え撃てぇぇぇぇぇぇ!!!!!!』

 

モンスター達『うおおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉおお!!!!』

 

 

エンデュミアスの指示に全てのモンスターが一斉に怨念達に攻撃を仕掛ける。それを皮切りに他の帝達も一斉に怨念達へと向かって行く。

 

 

ターミネイトラー『行くぞお前ら! 1匹残らず、ぶっ倒せーーーー!!』

 

 

ターミネイトラーは幾つもの武器を持ち替えながら怨念達を倒して行く。

 

 

シャルディー『有り余った魔力を発揮するには丁度良いですね。』

 

 

シャルディーは他のマジックワールドのモンスターと共に魔法による援護で他のモンスター達を手助けする。

 

 

イグラス『さぁ、勇者と魔族、一丸となった力を見せてやろう!』

 

 

イグラスは勇者の剣と、魔族の魔力の2つを駆使して怨念達を撃破して行く。

 

 

蓮月『行くぞ!蓮月流:百人分身!』

 

 

蓮月は百人に分身してカタナワールドの仲間と共に短刀や手裏剣で怨念達を攻撃する。

 

 

リディナ『剣を抜け同志達よ! 他のワールドの雄共に遅れをとるな!』

 

 

リディナは複数の剣を装備し、さらにレジェンドワールドの騎士達と共に魔星龍の怨念に次々と斬りかかる。

 

 

ガイナ『悪しき魔星龍の怨念共よ! 我らの正義の力で消し去ってやろう!!』

 

 

ガイナは仲間のヒーロー達やブレイブマシンと共に、レーザーソードで薙ぎ払い、レーザーガンで魔星龍の怨念達を撃破していく。

 

 

ガンズァス『若者ばかりに任せっきりではいかんのう。 この老年も少しは本気を出すかのう。』

 

 

ガンズァスは両翼を広げて、光のエネルギーを口に集約させて放つ。 放たれた光のエネルギー弾は一体の魔星龍の怨念に当たり、大規模な爆発を起こして広範囲にいる魔星龍の怨念を巻き込む。多分、この一撃だけで200を超える怨念が消滅しただろう。

 

 

ダルガード『ガンズァスのじじい、めちゃくちゃやりやがる………。だが、俺の力もじじいに引けを取らねーって事を見せつけてやる!』

 

 

ダルガードは両手に力を込めて、黒い魔力の双爪を創り出す。そして魔星龍の怨念達を薙ぎ払う。さらに双爪は斬撃となって飛んで行き、さらに複数の怨念達を巻き込んで薙ぎ払った。

 

 

ディスター『魔星龍、そしてガノンの件、全て人間に任せっきりだった………。最後の後始末くらいは我々の手でつける!』

 

 

メテオディスターは飛び上がり、複数の竜装機を装備して、広範囲の魔星龍の怨念を一斉掃射で蹴散らす。

 

 

 

 

 

 

千歌「す、凄い………!」

 

梨子「あれだけの数の怨念達が、次々と消えていく!」

 

ダイヤ「これが帝達の実力なんですね。」

 

鞠莉「アメイジング………」

 

流「これならいける………!」

 

 

全ワールドのモンスター達や、帝達の無双っぷりに、Aqoursや流、天音、俠兵、炎斬、真柴、その場にいたみんなが驚愕した。

 

そして魔星龍の怨念達はほとんど一掃され、その数はついに300体程度にまで減っていた。 だが怨念達は突然一箇所に集まり、そして、たった一体の存在に収束した。 その怨念は黄黒いオーラを纏い、しっかりした実態で人龍の姿体を得ていた。

 

 

怨念『グオォォォォォォォォオオ!!』

 

 

 

ターミネイトラー『何だ? 合体でもしたのか?』

 

シャルディー『と言うよりは、同化か融合かは分かりませんが、一つの個体に集束したって感じですね。』

 

リディナ『つまり奴は、残りの怨念全ての力が集まった、言わば怨念の集合体か。』

 

イグラス『だが、一つに纏まってくれたのは助かる。 奴を消せばそこで全てが終わるわけだ。』

 

エンデュミアス『だとしても、油断してかかってはいけませんよ。 一つに纏まったと言う事は、それなりに手強い相手に進化したはずですから。』

 

 

エンデュミアスの見立て通り、一つに纏まった怨念からは強いプレッシャーを感じる。 怨念の集合体の咆哮にほとんどのモンスター達は怯み、体が硬直して動けなくなる。

 

 

怨念(光りだ………。光りが見える。 眼が霞むほど眩く、目障りな光りだ………。)

 

 

怨念には白い光りが見えていた。その光りは周りを照らし、そして眼を焼くほど明るい。 怨念は辺りを見渡してその光源を探す。 そして見つけた。その光源は地上に立つ1人の少女から発せられている。 そう、怨念が見つけた光源は千歌だった。

 

怨念は千歌に狙いを定め、勢いをつけて空を蹴り、千歌を目掛けて猛スピードで移動する。

 

 

怨念(目障りな光りの源を消す!)

 

エンデュミアス(? なぜ猛スピードで下降を………?)

 

 

エンデュミアスは怨念の集合体が突然猛スピードで下降した事に疑問を覚える。 そして、怨念の集合体が向かう先を見て即座に察する。

 

 

エンデュミアス『まさか人間達を狙っている………⁉︎ 皆さん! 奴を止めてください! 奴の狙いは人間達です!!』

 

 

エンデュミアスの必死の指示に帝達が即座に反応し、そして怨念の集合体の進行を遮るように立ちはだかり攻撃を仕掛ける。 だが怨念の集合体は、ディスターやシャルディーの遠距離攻撃をを軽々と躱し、近距離で迎え撃とうとするリディナ、蓮月、ガイナ、ターミネイトラーを蹴散らす。 誰もその進行を止められない。

 

 

ダルガード『野郎………!』

 

 

ダルガードはエネルギー弾を創り出し、怨念の集合体に投げつけようとする。

 

 

エンデュミアス『いけませんダルガード! それは人間達も巻き込んでしまいます!』

 

ダルガード『チッ………!』

 

 

エンデュミアスの静止でダルガードは攻撃を止める。 だがその間に、怨念の集合体は勢いよく地上に着地する。

 

その着地の衝撃と風圧で、千歌以外の全員が吹き飛ばされた。

 

 

千歌「みんな! そうか、あいつの狙いは私なんだ………!」

 

怨念(消す………、光りを、目障りなあの光りを………!)

 

 

怨念の集合体は改めて千歌に狙いを定めて攻撃態勢に入る。

 

 

千歌「真・ドラゴンフォース………解放!」

 

 

千歌は真ドラゴンフォースを解放して拳を構える。 そして怨念の集合体は千歌を目掛けて突撃する。 千歌もそれに合わせて迎え撃つように怨念の集合体に突撃した。

 

 

千歌「ハアァァァァァァアア!!」

 

怨念『キエロォォォォォォォォォォォォオオ!!』

 

 

一騎討ち。 千歌の一撃と怨念の集合体の一撃がぶつかった瞬間、強い衝撃が走り、辺りが一瞬だけ沈黙する。

 

 

梨子「いったい、どうなったの?」

 

曜「千歌ちゃんは⁉︎」

 

 

みんなの視線が千歌と怨念の集合体に集まる。

 

怨念の集合体の一撃は千歌をギリギリで翳めており、千歌の拳は怨念の集合体の腹部を直撃していた。

 

 

怨念『ググッ………ガァァ………!』

 

 

千歌の一撃を受けた怨念の集合体は崩れるように砕け、灰になるように散って、消滅した。

 

 

千歌「はぁ、はぁ、はぁ………」

 

流「終わったのか………?」

 

エンデュミアス『ディスターさん。』

 

ディスター『ああ………、周辺に外敵反応は感じられない。 どうやら全ての敵は排除できたようだ。』

 

リディナ『やっと終わったか。』

 

 

千歌が怨念の集合体を倒した事によって、全ての怨念が排除されたようだ。 それは同時に激しかった魔星龍との戦争がついに終わった事を意味する。もちろん、全ワールドのモンスター達と、人類の勝利によって。

 

 

果南「やっと全部終わったんだね。」

 

ダイヤ「ええ、今回は特別厳しい戦いでしたわね。」

 

善子「さすがに疲れたわね。」

 

花丸「まるもお腹空いたずら。」

 

ルビィ「私も。」

 

鞠莉「なら近い内に、家で祝勝パーティーでもしましょう!」

 

 

戦いが終わり、全てのワールドのモンスター達は自分達のワールドに帰り、エンデュミアス以外の帝達も自身のワールドへと帰った。

 

 

エンデュミアス『千歌ちゃん。』

 

千歌「エンデュミアスさん。ありがとうございます。 この街を守ってくれて。」

 

エンデュミアス『いいえ、私達は当然の事をしたまでですよ。 それに、あなた方も私達の帝都を守っていただきましたからね。』

 

千歌「それでもエンデュミアスさんの何倍も、ありがとうございます。」

 

エンデュミアス『ふふふふ………。では、どういたしまして。と受け取らせていただきます。』

 

 

それから、サツキや美奈、他のバディポリスが到着して現場の被害状況の確認や、千歌達からの聴取を確認した。

 

 

サツキ「紫ノ咲 俠兵君だね。」

 

俠兵「はい。」

 

サツキ「君を重要参考人として連行する。」

 

流「俠兵!」

 

天音「俠兵君!」

 

俠兵「流、天音………、ガノンに支配されていたとは言え、これは当然の事だ。ごめん。」

 

流「謝らなくていいよ。 僕は君が戻って来る事を信じてる。」

 

天音「私もだよ。」

 

俠兵「ありがとう。」

 

 

魔星龍の王のバディだった俠兵は、魔星軍の中でも記憶がはっきり残っている事と、この戦争を起こした容疑者としてバディポリスに連行された。

 

 

千歌達は、魔星龍との戦争が終わった事をやっと実感したのだった。

 

 

 

 

 

 

魔星龍との戦争が終わってから、8日が過ぎた。

 

千歌達Aqoursと流、天音、炎斬、真柴は昼頃から小原家が経営するホテル「淡島ホテルオハラ」に集まっていた。

 

 

鞠莉「ハァーイ! 皆集まったわね。では、これから魔星龍との戦争の終わりと人類の勝利を祝した、祝勝パーティーを開始シマース!! じゃあみんな、カンパーイ!!」

 

『乾杯!』

 

スメラギ『ワン!!』

 

鞠莉「さぁ、遠慮無しに食べて飲んで楽しんでちょーだい! スメラギちゃんにも超高級ドッグフードをご馳走しちゃうわ!」

 

流「そんな、悪いよ。」

 

鞠莉「ノープロブレム! スメラギちゃんだって今回一番頑張ったもの。 これぐらいの贅沢は当然の権利よ。」

 

流「ありがとう。鞠莉ちゃん。」

 

天音「良かったね、スメラギ。」

 

 

鞠莉は犬用の皿に見るからに高級そうなドッグフードを山盛りでよそう。 スメラギは遠慮なくそれにガッツいた。

 

 

鞠莉「ふふふ………美味しいでしょ。」

 

スメラギ『ワン!』

 

 

花丸はテーブルに並べられている名前も分からない高級料理を口いっぱいに頬張っていた。

 

 

花丸「う〜〜ん!どれもこれも美味しいずら〜〜!幸せずら〜〜」

 

善子「あんたもスメラギみたいにガッつかないの! もう少しゆっくり食べられないの?」

 

花丸「今のこの時の為に今日はのっぽパンを食べてないからお腹空いてるずら。それに遠慮無しで食べていいって鞠莉ちゃんが言ってたし。 う〜〜ん、このお魚も一段と美味しいずら〜〜」

 

ルビィ「あははは………」

 

果南「このお魚ってもしかして………」

 

鞠莉「ええ、さっき果南が持って来てくれたお魚よ。 シェフが腕によりをかけて捌いた新鮮なお刺身よ。 ドレッシングをかけてマリネにしても良いかも!」

 

ダイヤ「実に美味ですわ〜〜。」

 

千歌「サツキさんや美奈ちゃんも来れたら良かったのにね。」

 

梨子「仕方ないわよ。サツキさん達はバディポリスのお仕事があるんだもの。」

 

曜「そうだよ。 サツキさん達の分まで、私達が楽しもうよ!」

 

千歌「うん。そうだね!」

 

 

炎斬はなぜかソワソワして落ち着きなく立っていた。

 

 

炎斬「………………」

 

真柴「どうした?炎斬。」

 

炎斬「いや、こう騒いで飯を食うのは、こういうの慣れてなくてよ。」

 

真柴「俺だって、こういうパーティーは初めてだよ。 でもまぁ、自分なりに楽しめばいいんじゃない?」

 

炎斬「適当だな………。 自分なりに、か。よし! 千歌、俺とファイトだ!」

 

千歌「炎斬君、うん、そのファイト受けたよ!」

 

 

千歌と炎斬は適当なテーブルを見つけてテーブルファイトを始める。

 

 

梨子「もう、今だけファイトから離れたら?」

 

曜「まあまあ、良いんじゃない。 私は真柴君にリベンジするよ!」

 

真柴「望むところだ!」

 

 

それから皆もファイトに参加し、祝勝パーティーはいつしか、バディファイト大会に変わってしまっていた。

 

 

 

 

 

淡島ホテルのテラス

 

祝勝パーティーが始まってから数時間が経った。 流はテラスに出て夜風に当たっていた。

 

 

天音「流君。」

 

流「天音。」

 

天音「どうしたの? 少し疲れちゃった?」

 

流「ん? うーん。まぁ少しね。」

 

 

流はどこか上の空だ。

 

 

天音「俠兵君の事考えてるの?」

 

流「………ガノンのバディだった俠兵は、ガノンが生み出した裏の俠兵なんだ。そしてガノンを倒した事でその俠兵はもう居ない。 今の俠兵じゃないんだ。 だから、俠兵の罪は軽くなるのかな。って………。」

 

天音「うーん、どうなんだろう。」

 

流「僕の言ってる事はただの屁理屈だって事は分かってる。 それでも、俠兵の罪がちょっとは軽いものであって欲しいなって思ってるんだ。」

 

天音「そうだね。 私もそう思いたい。大丈夫だよ。サツキさん達にはちゃんと話したんでしょ? だったら信じなきゃ。」

 

 

流と天音は俠兵の友人として、バディポリスの事情聴取を受けていた。 流は担当していたサツキにガノンとバディを組んでいた俠兵の様子や、ガノンと組む前の俠兵の事を知る限りだけ説明した。 もちろん、ガノンとバディを組んでいた俠兵は、ガノンが生み出した裏の感情の俠兵である事も………。

 

 

流「信じるよ。」

 

天音「うん。」

 

 

流はふと夜空を見上げる。 空には、一面美しい星空が延々と広がっていた。

 

 

流「ここから見る星空も綺麗だな。」

 

天音「うん。ほんとだね〜〜。」

 

 

流と天音は綺麗な星空を眺め、星空の美しさに浸る。 そして天音は流に寄り添い、流は天音の肩を抱く。 両思いの2人には、もはや言葉は要らない。

 

2人はお互いの気持ちを分かり合った上で、徐々にお互いの顔を近づけていく。 そしてゆっくりと2人の唇が触れ合う。

 

 

その様子を鞠莉、ダイヤ、ルビィ、梨子がこっそり見ていた。

 

 

ルビィ「うわぁ〜〜……本物のキスしてるところをを見ちゃった〜〜」

 

ダイヤ「2人で、な、何をしてるかと思えば………、場所をわきまえて欲しいのですわ〜〜………」

 

鞠莉「何言ってるのダイヤ、星空の下でなんて、最高のシチュエーションじゃない。」

 

梨子「ま、まるでドラマみたいだね………。」

 

 

2人の唇が離れてしばらく見つめ合う。 すると部屋から何も知らない千歌が声をかけて来た。

 

 

千歌「おーーい!流君、天音ちゃん! 2人もこっちに来てファイトしようよーーー!」

 

 

2人の世界に浸っていた流と天音はビクッとなる。 

 

 

流「パーティーに戻ろっか。」

 

天音「うん!」

 

 

流と天音はお互いに手を取り、一緒にパーティー会場に戻る。その手から伝わる熱は、普段よりも暑く感じる。

 

 

その晩、皆んなは朝までバディファイトで盛り上がった。

 

 

 

『魔星龍侵攻 編』 完




今回も感想を是非!!


約1年と半年を経て、やっと『魔星龍侵攻 編』完結しました。 いや〜〜、長かった………。 数えたら約57話という大ボリュームな章となってしまいました。 それもこれも皆さんからの感想や応援があったおかげです。

「今回まで頑張ったね〜〜」って思ったら感想お願いいたします。

『バディファイトLoveLive!サンシャイン‼︎』 はまだまだ終わりません。 そしてまだまだオリカやオリキャラの活動報告を受け付けています。

バディファイトも商品の販売も終わり、6年の歴史にピリオドを打ちました。 ですが、僕の中でバディファイトは永遠です!!

これからも応援お願いします。 とにかく今は『魔星龍侵攻 編』が終わった事を喜びます。


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高坂 穂乃果 伝 〜 夢へのラストロード 〜
挑戦


 日本の東京にあるとある会場に、大きな歓声が響きわたる。 その歓声は会場全体を震わせ、とんでもない興奮と熱気が散漫としていた。

 

 現在、会場で起きているのは、日本のバディファイト界のまさに、世紀の一戦。 日本や世界のほとんどのバディファイターがその一戦に大きく注目していた。

 

 その会場の様子はネットでの生配信もしかり、テレビでの中継もなされている。

 

 

 

 

 

静岡県 沼津市

 

 

 高海千歌率いる現最強スクールバディチーム「Aqours」も、浦ノ星女学院のバディ部室よりこの世紀の一戦をテレビで観賞していた。

 

 

千歌「ついに始まったね。」

 

曜「うん。」

 

梨子「凄い、まだファイトが始まってないのに………!」

 

ルビィ「うぅ………、ルビィ、緊張して来たよ〜〜」

 

善子「な、な、何であんたが緊張してんのよ………!」

 

花丸「善子ちゃんも結構緊張してるずら。」

 

善子「し、してない! てかヨハネ!」

 

ダイヤ「皆さん静かに! そろそろ始まりますわよ。」

 

果南「うん。」

 

鞠莉「今から始まるのは、まさに世紀の一戦ネ!」

 

 

 そう、今から始まるのは世紀の一戦………。 新たなる日本バディチャンピオンを決める為のファイトなのだ。

 

 

 

 

東京にある老舗の和菓子屋「穂むら」

 

 この和菓子屋は普段は祝日か、店で決めた日にしか休みは無いが、この日は普段は営業してるはずが、特別に定休日の貼り紙が貼られていた。

 

 

雪穂「お姉ちゃ〜〜ん! そろそろチャンピオン戦始まるよーー!」

 

穂乃果「うん。分かったーーー!」

 

 

 畳敷きの居間で姉を呼んだのは、朱色の短髪の女性、高坂 雪穂だ。 彼女の他にも、艶やかな青い長髪の女性、園田 海未と、明るいグレー色の長髪の女性、南 ことりもテーブルを囲んでいた。

 

そして妹の雪穂に呼ばれた橙色の髪の女性、高坂 穂乃果は割烹着を脱いで、居間のテーブルの前に座った。

 

 

穂乃果「お父さんは?」

 

雪穂「病院に行ったよ。」

 

穂乃果「そっか。」

 

海未「いよいよツバサさんと赤崎チャンピオンのファイトが始まりますね。」

 

ことり「なんかこっちまで緊張しちゃうね。」

 

穂乃果「ツバサさんなら大丈夫。 絶対に勝つよ!」

 

雪穂「うん、お姉ちゃんが言うなら間違いないよ。」

 

 

 

 

 

 

日本のとある会場では新たな日本バディチャンピオンを決める為のファイトが始まっていた。

 

試合をするのは、現バディチャンピオン「赤崎」そして彼に挑むのは、日本のプロバディチーム『A-RISE』のリーダー「綺羅 ツバサ」だ。

 

 

 

ツバサ「魔竜に導かれしこの世界へ、新たなる終焉の歴史をここに刻みましょう。ルミナイズ〈終焉世界の鎮魂歌(エンドワールド・レクイエム)〉」

 

赤崎「高みに登り詰めるには、相応の覚悟と絶対的な力が必要だ。ルミナイズ!〈崇高なる竜神〉」

 

 

オープンTHEフラッグ

 

 

ツバサ「ドラゴン・アイン」

◼️手札4/ゲージ2/LP12

 

赤崎「エンシェントワールド」

◼️手札6/ゲージ2/LP10

 

 

ツバサ「私から行かせて貰います。」

 

赤崎「来なさい。」

 

ツバサ「では、ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札4→5/ゲージ2→3

 

ツバサ「ライトに〈竜騎士 カリオストロ〉をコール。」

◼️手札5→4

 

 

竜騎士 カリオストロ

サイズ1/攻1000/防1000/打撃1

 

 

ツバサ「登場時能力で1ドロー。」

◼️手札4→5

 

ツバサ「ライフ2払い〈天竜開闢〉2ドロー。」

◼️手札5→4→6/LP12→10

 

ツバサ「レフトに〈蒼穹騎士団 スレインジ・ドラゴン〉をコール!」

◼️手札6→5

 

 

蒼穹騎士団 スレインジ・ドラゴン

サイズ1/攻4000/防2000/打撃1

 

 

ツバサ「登場時にライフ+1」LP 10→11

 

ツバサ「さらにライトに〈蒼穹騎士団 スラッシュイーグル・ドラゴン〉をコール。」

◼️手札5→4

 

 

蒼穹騎士団 スラッシュイーグル・ドラゴン

サイズ2/攻6000/防3000/打撃2

 

 

先にライトにいた「竜騎士カリオストロ」は押し出しコールによってドロップに置かれる。

 

 

ツバサ「登場時にライフ+1」LP 11→12

 

ツバサ「ゲージ1とライフ1払い装備〈大竜剣 ドラゴブリーチ"改"〉」

◼️手札4→3/ゲージ3→2/LP12→11

 

 

大竜剣 ドラゴブリーチ"改"

ドラゴンW

ドラゴン/武器

アイテム:攻6000/打撃2

◼️【コールコスト】ゲージ1払い、ライフ1払う。

◼️このカードは効果で破壊されない。

◼️君の場にサイズ2以上のモンスターがいるなら、このカードの打撃力+1!

【2回攻撃】

 

 

見た目は普通のドラーゴブリーチと変わらないが、通常よりも強いオーラを発している。

 

 

ツバサ「私の場にサイズ2のスラッシュイーグルドラゴンがいる事で、ドラーゴブリーチ改の打撃力+1!」

 

 

ドラーゴブリーチ改:打撃2→3

 

 

ツバサ「アタックフェイズ。 ドラーゴブリーチ改で赤崎チャンピオンに攻撃! 打撃3!」

 

赤崎「ぐぅ………!」LP 10→7

 

ツバサ「ターンエンドよ。」

◼️手札3/ゲージ2/LP11

 

 

赤崎「やるね。 僕のターン、ドロー、チャージ&ドロー。」

◼️手札6→7/ゲージ2→3

 

 

さすがはチャンピオン。初手からダメージ3を受けても全く動じる事もなく淡々と自分のターンを進めていく。 数多くの場数を踏んでいるからこその冷静さだ。

 

 

赤崎「ライフ2払い〈竜枯盛衰〉ゲージ+4」

◼️手札7→6/ゲージ3→7/LP7→5

 

赤崎「〈天竜開闢〉ライフ2払い、2ドロー」

◼️手札6→5→7/LP5→3

 

赤崎「〈竜王伝〉1チャージ、1ドロー、ライフ+1」LP3→4

◼️手札7→6→7/ゲージ7→8

 

赤崎「ゲージ3払い、バディ【降臨】〈覇王竜神 灼蘭〉」LP4→5

◼️手札7→6/ゲージ8→5

 

 

覇王竜神 灼蘭

神/光竜

サイズ4/攻10000/防7000/打撃1

◼️このカードは破壊されず、能力は無効化されない。

◼️このカードはコールできず、君はモンスターをコールできない。

◼️君が受けるダメージを1減らす。

◼️このカードの攻撃が無効化された時、君のライフ+1

【4回攻撃】【貫通】【君臨】(ゲージ3払う。)

 

FT「天下布武を掲げし覇王は英傑の竜となる。」

 

 

赤崎の背後に、人の形に近い巨大な白竜が現れる。そして赤崎は白いオーラを纏う。 その竜の美しい光りと存在感に会場も魅了される。

 

 

赤崎「さらにキャスト〈灼火繚蘭〉」

◼️手札6→5/ゲージ5→4

 

 

灼火繚蘭

エンシェントワールド

強化

◼️【使用コスト】ゲージ1払う。

◼️君の場にカード名に「灼蘭」を含むモンスター1枚の攻撃力+3000、打撃力+1!「灼火繚欄」は1ターンに1回だけ使える。

 

 

赤崎「灼蘭の攻撃力+3000/打撃力+1するよ。」

 

 

灼蘭

攻10000→13000/打撃1→2

 

 

赤崎「アタックフェイズだ。 灼蘭でファイターに攻撃。打撃2だ。」

 

 

赤崎の指示で、灼蘭は巨大な手を横に薙ぎ、爪でツバサをひっ掻く。

 

 

ツバサ「くぅぅ………!」LP 11→9

 

赤崎「灼蘭でファイターに2回攻撃だ。」

 

ツバサ「ぐっ………!」LP9→7

 

赤崎「灼蘭の3回攻撃。ファイターへ」

 

ツバサ「うぅ………!」LP7→5

 

赤崎「ファイターに4回目の攻撃だ。」

 

ツバサ「さすがに4回攻撃は受けないわ、キャスト〈ドラゴンシールド 黒竜の盾〉ダメージを0に減らしてライフ+1よ。」LP5→6

◼️手札3→2

 

 

黒い竜の顔を模した盾が灼蘭の爪を止めて力を吸収する。が、あまりの威力に黒竜の盾は砕かれる。

 

 

赤崎「まぁ、防ぐだろうね。 ターンエンドだよ。」

◼️手札5/ゲージ4/LP5

 

 

ツバサ「私のターン、ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札2→3/ゲージ2→3

 

ツバサ「〈ドラゴンスローン 竜の玉座〉を設置。」

◼️手札3→2

 

 

ツバサの背後に禍々しく、三首の竜が象られた装飾がなされた椅子が現れる。 だがツバサはその椅子に腰掛けるわけでもなく、威風堂々と立っている。

 

 

赤崎「座らないのかい?」

 

ツバサ「私が座りたいのはこの椅子ではありませんわ。 それに、このファイトが終わった後には、私は日本一(チャンピオン)の椅子に座ってますもの。」

 

 

ツバサは不敵な笑みで確定している未来を語る。

 

 

赤崎「なるほど………ふふふ………」

 

ツバサ「竜の玉座が場にある限り、私はサイズの合計4までのモンスターをコールできる。」

 

ツバサ「〈天竜開闢〉ライフ2払い、2ドロー!」

◼️手札3→2→4/LP5→3

 

ツバサ「〈フォースリターン〉私の場のモンスターを全て手札に戻して、ライフ+1」LP3→4

◼️手札4→3→5

 

ツバサ「さらに手札に戻した〈蒼穹騎士団 スレインジ・ドラゴン〉をライトに〈蒼穹騎士団 スラッシュイーグル・ドラゴン〉をレフトに再コール!」

◼️手札5→3

 

 

蒼穹騎士団 スレインジ・ドラゴン

サイズ1/攻4000/防2000/打撃1

 

蒼穹騎士団 スラッシュイーグル・ドラゴン

サイズ2/攻6000/防3000/打撃2

 

 

ツバサ「2体の登場時能力で、私のセンターが空いていれば、合計ライフ+2!」LP4→5→6

 

ツバサ「〈竜枯盛衰〉ライフ2払い、4チャージ」LP6→4

◼️手札3→2/ゲージ3→7

 

ツバサ「スラッシュイーグルドラゴンをドロップに置き、ゲージ3払い、ライトにコール〈滅亡を望む者 アジ・ダハーカ〉をコール!」

◼️手札2→1/ゲージ7→4

 

 

滅亡を望む者 アジ・ダハーカ

ダークネスドラゴンW

サイズ4/攻10000/防10000/打撃2/【2回攻撃】

 

 

ツバサのライトに、トゲトゲしく赤黒い鱗を持つ三首の竜が現れる。

 

 

ツバサ「キャスト〈ドラゴニック・グリモ〉 捨てる手札は無くても、3枚ドローできる。」

◼️手札1→0→3

 

ツバサ「アタックフェイズ! 滅亡を望む者アジダハーカとドラゴブリーチ改で連携攻撃!」

 

 

アジダハーカ+ドラゴブリーチ改

連携 攻16000

 

灼蘭

防7000

 

 

アジダハーカは口からエネルギー弾を放ち、灼蘭の動きを妨害する。そしてすかさずドラゴブリーチ改を構えてツバサは突っ込み、ドラゴブリーチ改で赤崎を斬りつけた。

 

 

ツバサ「連携打撃5!」

 

赤崎「灼蘭の能力により、僕が受けるダメージを1減らす。」

 

 

灼蘭の纏う光りが赤崎を包み、攻撃の衝撃を多少だがやわらげる。赤崎が受けるダメージは4に抑えられた。

 

 

赤崎「ぐぅぅぅ………!!」LP5→1

 

 

ツバサ「次は凌げますかね? アジダハーカとドラゴブリーチで2回連携攻撃! 連携打撃5!」

 

 

この攻撃が決まればツバサの勝ちだが、赤崎は至って余裕の表情で対象可能な1枚を提示する。

 

 

赤崎「キャスト〈竜意周到〉攻撃を無効化する。」

◼️手札5→4

 

 

アジダハーカは再びエネルギー弾を放ち灼蘭に攻撃し、ツバサも赤崎に突撃するが、灼蘭は大きな雄叫びとともに風を纏う衝撃波を放ち、アジダハーカの攻撃を押し返し、ツバサは自軍へ押し飛ばされた。

 

 

ツバサ「さすがに決めきれなかったわね。 ターンエンド。」

◼️手札3/ゲージ4/LP4

 

 

赤崎「僕のターン、ドロー、チャージ&ドロー」

◼️手札4→5/ゲージ4→5

 

赤崎「〈竜王伝〉1チャージ、1ドロー、ライフ+1だ」LP1→2

◼️手札5→4→5/ゲージ5→6

 

赤崎「キャスト〈同床竜夢〉ライフ+3。」LP2→5

◼️手札5→4

 

赤崎「もう一枚、〈同床竜夢〉ライフ+3。」LP5→8

◼️手札4→3

 

ツバサ「ここまで追い詰めて、ライフを7も回復されるなんて………」

 

赤崎「負けそうだからと言って勝負を焦ってはいけない。 いずれ訪れるピンチの時まで回復手段は温存しておくものだ。」

 

 

やはりチャンピオン。赤崎は強者とのファイトにおいて、相手を絶望に落とすのは手慣れたものだ。 相手からしたら手札もカツカツのこの状況で、せっかく追い詰めたライフを大幅に増やされてしまってはたまったものではない。 精神的にもこれはキツい。

 

 

赤崎「さあ、僕もギアを上げて行こうかな。」

 

 

赤崎の目付きが少しばかり鋭くなる。ツバサはもちろん、腕の立つファイターや、テレビの向こうの千歌達Aqoursや、穂乃果達も、その目付きから強いプレッシャーを感じとる。

 

 

赤崎「ゲージ4払い、灼蘭を進化! 白き雷を纏いし、覇竜の雷王………〈天雷覇王竜 白雷・灼蘭〉に【降臨】」

◼️手札3→2/ゲージ5→1

 

 

天雷覇王竜 白雷・灼蘭

エンシェントワールド

神/光竜

サイズ4/攻15000/防10000/打撃1

◼️このカードはコールできない。

◼️このカードは効果で破壊されず、手札に戻せず、能力は無効化されず、君はモンスターをコールできない。

◼️"白雷覇"君のライフ2払う。払ったら、以下の能力を全て得る。

・このカードの攻撃は無効化されず、この攻撃のダメージは減らない。

・このカードの攻撃で相手のモンスターを破壊した時、相手にダメージ1!このダメージは減らない。

【4回攻撃】【君臨】(ゲージ4払う。)

 

 

白き竜は、顔、肩、肘、胸、膝にバチバチと白雷が放電している鎧を纏い、白竜の背後に雷神のような小太鼓のついた天輪が微かに光り、浮いている。

 

 

赤崎「アタックフェイズだ。白雷灼蘭でアジダハーカに攻撃。」

 

 

白雷灼蘭

攻15000

 

アジダハーカ

防10000

 

 

絶望を望む者 アジダハーカ 撃破!

 

 

灼蘭の放つ白い雷がアジダハーカに直撃する。 そしてその雷は地を伝い、主人であるツバサをも襲う。

 

 

赤崎「白雷灼蘭の攻撃で相手のモンスターを破壊した時、ダメージ1だ。」

 

ツバサ「きゃぁぁ!」LP4→3

 

 

小さい痺れではあるが、ツバサは片膝をつく。 だが、ツバサは頬を吊り上げて笑ってみせる。 「本番はここからだ。」と言うように。

 

 

ツバサ「滅亡を望む者アジダハーカの破壊時のみ、デッキより装備できる! 〈終焉魔剣 アクワルタ・グワルナフ〉を装備!」

 

 

終焉魔剣 アクワルタ・グワルナフ

ドラゴン/武器

アイテム:攻12000/打撃6

 

 

ドラゴブリーチ改は形を変え、赤黒い禍々しい剣へと変貌する。その剣から伝わるオーラがツバサを包み、さっきまでツバサが受けた痛みや痺れを全て取り払う。

 

 

赤崎「攻められているこのタイミングでアイテムを手に取るか。」

 

ツバサ「アクワルタグワルナフ装備したからには、あなたはもう思い通りの攻撃はできないわよ。」

 

赤崎「ん?」

 

 

ツバサの発言に赤崎は首を傾げる。

 

 

ツバサ「アクワルタグワルナフを装備している限り、相手のカード1枚のみの攻撃を無効化できる」

 

 

今、赤崎の場にあるカードは白雷灼蘭のみ、そして白雷灼蘭が場になって間は赤崎は他のモンスターをコールできないデメリットがある。 ツバサはアクワルタグワルナフの単体の攻撃無効化能力と、白雷灼蘭のデメリットを利用して完全防御を可能にした。

 

 

赤崎「なるほど。」

 

ツバサ「さあ、どうします?チャンピオン。」

 

赤崎「そうだね………、ではアタックフェイズを続けよう。 白雷灼蘭でファイターを攻撃! 打撃1!」

 

ツバサ「………アクワルタグワルナフの能力で、その攻撃を無効化する!」

 

 

白雷灼蘭は手から白い雷を放つ。 アクワルタグワルナフの能力でツバサの前には半透明な赤いバリアが張られるが、灼蘭の白い雷はバリアを軽々と破壊してツバサを襲った。

 

 

ツバサ「くぐぅぅぅ………!!」LP3→2

 

赤崎「すまないね。 白雷灼蘭には"攻撃を無効化されない"能力があるんだ。」

 

ツバサ「………」

 

赤崎「灼蘭は光竜の覇王。 自身のデメリットを補う術くらいは持ち合わせている。」

 

 

ツバサは身体の痺れに耐えて立ち上がる。 ツバサとてこの一戦に臨むために幾つものファイトを経験して来た。もしかしたら"攻撃を無効化されない"能力があるかも、と予想できていた事でもある。

 

 

赤崎「白雷灼蘭で3回目の攻撃。」

 

ツバサ「ぐぅぅ!」LP2→1

 

赤崎「ちなみに言うけど、白雷灼蘭の攻撃のダメージは減らないからね。 白雷灼蘭で4回目の攻撃、フィナーレだよ。」

 

 

灼蘭は全身から白い雷を放ち、右手に集中させる。 そして右手をツバサに突き出し、白い電磁エネルギーを撃つ。

 

この攻撃が決まればツバサの敗北が決まる。

 

 

ツバサ「キャスト!〈万能秘薬 ネオポーション〉」

◼️手札3→2

 

 

万能秘薬 ネオポーション

ジェネリック

回復

◼️君のライフが6以下なら使える。

◼️【対抗】君のライフ+5!

 

 

ツバサ「ライフ+5! くぅぅぅ………!」LP1→6→5

 

赤崎「ほう………」

 

ツバサ「"負けそうだからと言って勝負を焦ってはいけない。 いずれ訪れるピンチの時まで回復手段は温存しておくものだ。"………でしたわよね。チャンピオン………」

 

赤崎「ははははは………。 言い返されたか。 ターンエンドだよ。」

◼️手札2/ゲージ1/LP8

 

 

ツバサ「私のターン、ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札2→3/ゲージ4→5

 

ツバサ「ライトに〈竜騎士 ピサロ〉をコール!」

◼️手札3→2

 

 

竜騎士 ピサロ

サイズ2/攻4000/防4000/打撃2

 

 

ツバサ「起動能力、ピサロをレストして1ドロー!」

◼️手札2→3

 

ツバサ「そして竜騎士ピサロに重ねてゲージ2払い、コール!〈魔竜騎士 ハーカ・ザ・ナイツ〉」

◼️手札3→2/ゲージ5→3

 

 

魔竜騎士 ハーカ・ザ・ナイツ

ダークネスドラゴンW

黒竜/黒騎士

サイズ3/攻7000/防7000/打撃2

◼️【コールコスト】君の場のモンスター1枚の上に重ねて、ゲージ2払う。

◼️君がカード名に「アクワルタ・グワルナフ」を含むアイテムを装備しているなら、そのアイテムは【3回攻撃】を得て、打撃力は3になる。さらに、このカードの攻撃力+3000!

◼️ このカードが破壊されてドロップに置かれた時、カードを1枚引く。

【移動】【ソウルガード】/ソウル1

 

 

竜騎士ピサロは赤黒いオーラに包まれる。 そして現れたのは、鼻と口元だけをさらけ出した魔竜の仮面、全身トゲトゲしい鱗のような鎧、両肩と胸辺りにアジ・ダハーカの顔を模した鎧を纏った竜人の騎士だった。 その魔竜騎士が握る剣はアクワルタグワルナフの刀身を太くし、刀のように少し()らせた感じだ。

 

 

ツバサ「ハーカザナイツの起動能力! アクワルタグワルナフの打撃力を3にすることで、アクワルタグワルナフに【3回攻撃】を与える。 さらにハーカザナイツ自身の攻撃力+3000!」

 

 

アクワルタグワルナフ 打撃6→3/【3回攻撃】

 

ハーカザナイツ 攻7000→10000

 

 

ツバサ「アタックフェイズ! ハーカザナイツで白雷灼蘭を攻撃!」

 

 

ハーカザナイツは剣に赤黒い魔力を纏わせ、斬撃として斬り飛ばす。 白雷灼蘭が受けるダメージは赤崎にも与えられる。

 

 

ハーカザナイツ

攻10000

 

白雷灼蘭

防10000

 

 

ツバサ「打撃2!」

 

赤崎「ぐっ………!」LP8→4

 

ツバサ「アクワルタグワルナフで白雷灼蘭に攻撃!」

 

 

アクワルタグワルナフも赤黒いオーラを纏い、ツバサは白雷灼蘭に斬りかかる。

 

 

赤崎「ぐぬぅ………」LP4→1

 

ツバサ「アクワルタグワルナフで2回攻撃!」

 

赤崎「キャスト〈竜意周到〉攻撃を無効化する。」

◼️手札2→1

 

 

灼蘭は大きな雄叫びとともに風を纏う衝撃波を放ち、アクワルタグワルナフの攻撃を押し返し、ツバサは自軍へ押し飛ばされた。

 

 

ツバサ「だが、アクワルタグワルナフは3回目の攻撃ができる。 アクワルタグワルナフで白雷灼蘭に攻撃!」

 

 

ツバサはアクワルタグワルナフを構えて三度斬りかかる。 赤崎は残り1枚の手札を見てひと息置いて向かって来るツバサを見る。 そして優しく微笑む。 赤崎の最後の手札は魔法ではあるが【対抗】で使えるカードではなかった。

 

 

赤崎「見事だ。」

 

ツバサ「打撃3!」

 

赤崎「ぐぁぁぁぁ!!」LP1→0

 

 

バディファイト日本チャンピオン決定戦、挑戦者の綺羅ツバサの勝利に会場はより大きな歓声に包まれる。 そしてバディチャンピオン大賞授与式が行われ、綺羅ツバサは新たなる日本チャンピオンの座についた。

 

それからすぐさま新日本バディチャンピオン綺羅ツバサの会見インタビューが行われる。

 

 

 

 

 

綺羅ツバサが新たな日本バディチャンピオンの座についた瞬間をテレビで見ていた穂乃果達は、素直に喜び湧いていた。

 

 

ことり「凄いツバサさん、本当にチャンピオンになっちゃった!」

 

海未「ええ、とても素晴らしいファイトでしたね。」

 

穂乃果「うん。やっぱり凄い、さすがツバサさんだよ。」

 

 

そして綺羅ツバサの会見インタビューが始まる。

 

 

 

 

ツバサは会場の裏にある特別スタジオで、担当の女性のアナウンサーと横向かいで椅子に座り、インタビューを受ける。

 

 

 

アナウンサー「綺羅ツバサさん。新日本バディチャンピオン決定、おめでとうございます。」

 

ツバサ「ありがとうございます。」

 

アナウンサー「赤崎元チャンピオンとのファイトは如何でしたか?」

 

ツバサ「そうですね。 とても厳しいファイトでした。彼の元に辿り着くまで幾多のファイトをして来ましたが………、それを踏まえても、さすがチャンピオンだったと思っています。 強かったです。」

 

アナウンサー「とても白熱したファイトだったと私も思っています。 では最後に、新日本バディチャンピオンの座に輝いたという事で、今後チャンピオンとしての心がけや目標、抱負などはありますか?」

 

 

アナウンサーのその質問にツバサはひと息置いて、そして口を開く。

 

 

ツバサ「そうですね。 私は、自身がバディチャンピオンになるこの瞬間をずっと待ちわびていました。 私はチャンピオンになって初めて挑戦したい人がいます。」

 

アナウンサー「挑戦したい人、ですか?」

 

ツバサ「はい。 私にとっての永遠のライバルであり、1勝限り、2度と私が勝つ事の出来なかった相手………。 伝説の元スクールバディチーム「μ's」のリーダー、高坂 穂乃果さん。」

 

 

ツバサの口から出た"高坂 穂乃果"の名前に、取材人や会場の観客はどよめく。 それもそのはず、スクールバディチーム「μ's」とは、伝説的な存在。その栄光から5年経った今も「μ's」の名はスクールバディチームの間では必ずと言っていいほど轟いており、ラブライブ!の会場には「μ's」の集合写真などが今でも豪華な装飾とともに飾られているほどの人気を持っている。

 

 

ツバサは椅子から立ち、カメラの向こうにいるであろう1人の人物に指を指す。きっとこの放送を見ていると確信して。

 

 

ツバサ「バディファイトが大好きなあなたなら、さっきの私のファイトを、そしてこの放送を見ているはずよ。 この日本チャンピオンの座を賭けて、今この場で、高坂穂乃果さん、あなたにバディファイトの挑戦を申し込みます。」

 

 

綺羅ツバサの突然の発言に、会場やスタジオ、テレビやネットを見ている全員が驚愕する。 それもそのはず、たった今新たなバディチャンピオンになったばかりの綺羅ツバサが、ある1人のファイターを名指し、チャンピオンの座をかけて挑戦を申し出たのだから。

 

そして、テレビを見ていた彼女達も、ツバサの挑戦に驚きを隠せず、固まっていた。

 

 

 

穂乃果「………………っ⁉︎」

 




今回も感想を是非‼︎


今回から新章開幕です。
今章のキャッチコピーは

『高坂 穂乃果、最後の物語』
『高坂 穂乃果、夢を叶える最後の一歩』
『高坂 穂乃果の伝説は、新たに塗り替えられる。』


因みに、これは本来予定していた新章とは違います。

OPイメージ μ's/『A Song for You!You?You‼︎』


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迷い

 新日本バディチャンピオン、綺羅ツバサの衝撃の会見から2日が経った………。

 

 高坂穂乃果は、西木野病院のとある病室に来ていた。

 

 

穂乃果「お母さん、お見舞いに来たよ。」

 

穂乃果の母「あら穂乃果、ありがとう。」

 

 

 高坂穂乃果の母親は今、西木野病院に入院していた。

 

 穂乃果の家は「穂むら」という名の老舗の和菓子屋。 いつも家族4人でお店を営業していたが、今から4日前に、穂乃果の母は突然倒れた。

 

 穂乃果の母を担当する医師の話しによれば、原因は過度な働きすぎによるものだという。つまりは過労で倒れたのだ。 ただの過労なら入院せずとも帰れるが、他の詳しい検査によって、大腸癌の兆候が見られた事で入院生活を送っている。

 

 

穂乃果は花瓶の水を変えたり、他の人がお見舞いに持って来た花を花瓶に刺していた。

 

 

穂乃果の母「そういえば、聞いたわよ穂乃果。 新しい日本チャンピオンに挑戦を申しつけられたんだって?」

 

 

母の言葉に穂乃果の手が一瞬だけ止まる。 けどすぐに母に向き直って困り顔で笑った。

 

 

穂乃果「うん。まあ、一応ね………。」

 

穂乃果の母「凄いじゃない。 チャンピオンの挑戦、受けるんでしょ?」

 

穂乃果「え?う〜〜ん、どうかなぁ………」

 

 

穂乃果のなんだか煮え切らないような返答に、穂乃果の母は少し心配そうな顔になる。 普段の穂乃果なら、即答で首を縦に振るはずなのだが、今は何か迷っているように感じる。

 

 

穂乃果「そういえばその話し、雪穂から聞いたの?」

 

穂乃果の母「ええ。雪穂と、あと西木野先生からも聞いたわよ。」

 

穂乃果「真姫ちゃんから?」

 

穂乃果の母「ええ。 "穂乃果ならきっと挑戦を受けるだろう。"って言ってたわ。」

 

穂乃果「………そっか。 それより聞いてよ、昨日雪穂がね〜〜〜………」

 

 

 

 

 

 

 

 

それから、約2時間くらい母と話しをして、穂乃果は実家の「穂むら」へと帰宅した。

 

 

穂乃果「ただいま〜〜」

 

海未「おかえりなさい、穂乃果。」

 

ことり「穂乃果ちゃんおかえり〜〜」

 

穂乃果「ごめんね2人とも、お店番任せちゃって。」

 

ことり「ううん、大丈夫だよ。 お客さんも5人くらいしか来てなかったし。」

 

海未「お母様はどうでしたか?」

 

穂乃果「うん。元気だったよ。」

 

 

穂乃果の幼なじみである海未とことりは、「穂むら」でバイトをしている。 と言ってももう2年くらいバイトしてるから準従業員と言ってもいいくらいだ。

 

 

穂乃果「よし、じゃあ明日の仕込みしなきゃね!」

 

 

穂乃果はすぐに割烹着を着て、和菓子の仕込みを始めようとする。 するとカランカランとお店の引き戸に取り付けてあるドアベルの音が鳴る。 お客さんが来た合図だ。

 

 

穂乃果「いらっしゃいませーー!」

 

 

お客さんにお辞儀をして顔を上げる。 目の前にいた人物に穂乃果や、海未、ことりは驚く。 お店に入って来たお客さんは、新日本バディチャンピオンの綺羅ツバサだった。

 

 

ツバサ「こんにちは、穂乃果さん。」

 

穂乃果「ツバサさん!」

 

ツバサ「お久しぶりね。 一昨日の放送見てもらえたかしら?」

 

穂乃果「はい。 チャンピオンの事、おめでとうございます。」

 

ツバサ「ありがとう。 今日はあなたにコレを渡しに来たの。」

 

 

ツバサは(ふところ)から1枚の西洋風の封筒を取り出して、穂乃果に渡した。

 

 

穂乃果「これは?」

 

ツバサ「来月の12月20日、この私が主催する『ツバサ(カップ)』の招待状よ。」

 

穂乃果「ツバサ(カップ)?」

 

ツバサ「ええ。 私とあなたのチャンピオンの座をかけて戦う、決戦の舞台よ。 当然、出場してくれるわよね?」

 

穂乃果「えーーっと………、か、考えておきます。」

 

ツバサ「………………」

 

 

ツバサは、あからさまに穂乃果の様子がおかしい事に気づく。 明らかにツバサ杯への出場を躊躇っている感じがうかがえる。 ツバサは少し穂乃果に顔を近づける。

 

 

穂乃果「わわっ⁉︎」

 

 

ツバサの聡明でいて、どこか優しさを帯びている翡翠の瞳がまっすぐに、心配そうに穂乃果を見つめる。 突然のツバサの急接近に穂乃果は心なしかドキッとする。

 

 

ツバサ「もしかして、その日に予定とかあるの?」

 

穂乃果「いや、予定とかは特に無いですけど………。あ、でもクリスマスシーズンも近いから多少は忙しくなるかもしれません。」

 

ツバサ「そう。 分かったわ。」

 

 

ツバサは顔を離して、さっきと同じ距離感に戻る。

 

 

ツバサ「あ、そうだ。ほむまんを6個買って行こうかしら。」

 

穂乃果「え?あ、はい。ほむまん6個ですね。900円になります。」

 

 

注文を受けて、ショーウィンドウに飾られているほむまん6個を、穂むら専用の紙袋に入れてツバサに渡し、1000円札を1枚貰う。

 

 

穂乃果「100円のお返しです。」

 

 

そしてお釣りの100円と領収書を渡す。

 

ツバサはお店の引き戸に手をかけてからもう一度穂乃果に向き直る。

 

 

ツバサ「ツバサ杯の件だけど………、参加するかしないかは穂乃果さんの自由よ。もし私の挑戦を受ける気になったら、その招待状を持って会場に来てね。 待ってるから。」

 

 

そう言ってツバサは店を出て行った。

 

穂むらの前には黒塗りのリムジンが停められていた。そしてツバサはそのリムジンに乗り込む。 リムジンの中には専属の運転手と、ツバサのチームメイトでバディチーム「A-RISE」の、統堂 英玲奈と優木 あんじゅが乗っていた。ツバサは2人と対面の席に座る。 そしてリムジンはゆっくりと動き出した。

 

 

あんじゅ「おかえりなさいツバサ。」

 

ツバサ「ほむまん買って来たわ。」

 

英玲奈「高坂穂乃果はどうだった?」

 

ツバサ「ん?変わらず可愛かったわよ。」

 

英玲奈「そういう事じゃない。 戸越に見ていたが、あの様子では参加しない可能性が高いと思うが?」

 

ツバサ「いいえ、穂乃果さんは必ず参加してくれるわ。 私はそう信じてるもの。」

 

 

 

 

 

 

ツバサが店を出て行った後、穂乃果はツバサ杯の招待状をジッと見つめていた。

 

 

ことり「穂乃果ちゃん………?」

 

海未「穂乃果、良かったではないですか。かなりの飛び級ですが、あなたの昔からの夢を叶えるチャンスではないですか。」

 

ことり「そうだよ! 絶対参加した方がいいよ!」

 

 

穂乃果が何かを躊躇っている事は、ツバサだけではなく、ほぼ毎日一緒にいることりと海未にも分かっていた。 だからこそ、穂乃果を元気付ける意味でも2人は穂乃果を励ます。

 

 

穂乃果「私は、参加しないかな………。」

 

ことり「え⁉︎」

 

海未「な、何故です⁉︎」

 

 

穂乃果のまさかの返答に2人は驚く。 いつもの穂乃果なら、こんなチャンスを見逃すはずがない。それどころか積極的にツバサの挑戦を受けるはずなのだが………

 

 

海未「やはり、何かを迷っているのですか?」

 

穂乃果「………お母さんが倒れた日の事、覚えてる?」

 

 

穂乃果の母が倒れたその日、穂乃果はあるバディファイトの大会に出場していた。 その大会は小さくも大きくもないが、名の知られていない強豪ファイターが何人も参加する大会だった。 そして穂乃果はその大会で優勝したのだ。

 

大会で優勝した穂乃果は急いで家に帰ろうとしたのだが、穂乃果のファンに道を塞がれ、何人ものファンにファイトを挑まれて、断り切れずに何人かのファンとファイトしていた。 その時だ。雪穂から「お母さんが倒れた」と連絡が来たのは。

 

雪穂によると、穂乃果の母は、穂乃果が大会で疲れて帰って来ると思い、穂乃果の手間を少しでも省く為に穂乃果が担当する作業も全部、母が代わりにやっておいてくれたのだと言う。 その無理が祟ってか、穂乃果の母は過労で倒れたのだ。

 

そして穂乃果が家に帰った時にはもう、母は病院に搬送された後だった。

 

 

穂乃果「もし私が………ファンのみんなとのファイトを断る事ができてたら………お母さんが倒れる前に帰って来れた。手伝いが出来てたのに、お母さんが倒れたのは私のせいなんだよ………!」

 

ことり「そ、そんな事ないよ………!」

 

海未「そうです!穂乃果が悪いわけでは………」

 

穂乃果「私が悪いんだよ!!!!」

 

 

穂乃果の怒声に2人は黙り込んでしまう。ファンからのファイトを断る勇気、それが無かったばかりに母親に無理をさせてしまった。母が倒れてしまった。穂乃果は自分をずっと責めていた。自分への悔しさが涙となって頬を伝う。

 

穂乃果は、自分への戒めとしてバディファイトを辞めようと思っている。

 

そんな穂乃果に、海未とことりは掛ける言葉もなく、嗚咽する穂乃果を見ているしかなかった。

 

 

 

 

 

 

 

翌日。 穂乃果はいつも通り自分の仕事をしていた。 海未やことりとの間には少しだけ気まずい雰囲気が流れている。

 

 

海未「ほ、穂乃果………」

 

ことり「穂乃果ちゃん………」

 

 

海未とことりは意を決して話しかける。

 

 

穂乃果「海未ちゃん、ことりちゃん………。昨日はごめんね、少し取り乱しちゃった。」

 

ことり「ううん、いいの。 私達こそごめんね。」

 

海未「穂乃果、バディファイトを辞めてしまうんですか?」

 

 

海未の質問に、穂乃果は少し黙り込む。

 

 

穂乃果「うん。少しだけ距離をおきたいかな。」

 

海未「そう、ですか………」

 

 

そしてまた沈黙。

 

 

雪穂「………………」

 

 

そんな穂乃果達の様子を、雪穂はただ見ている事しか出来なかった。

 

 

 

 

 

 

 

さらに翌日。

 

この日も穂乃果は母親の病室へ来ていた。

 

 

穂乃果の母「穂乃果、少しやつれたんじゃない?」

 

穂乃果「え、そうかな?」

 

 

今の穂乃果は2日前に会った時より、目の下に薄いクマがあり、どこか疲れているような感じがしていた。 何より今日の穂乃果はあまり笑っていない。

 

 

穂乃果の母「ちゃんと休んでるの?」

 

穂乃果「や、休んでるよ〜〜」

 

穂乃果の母「嘘。 昨日、雪穂から聞いたわよ。 あなた、私の分の作業まで1人で全部やってるみたいじゃない。 私みたいに無理をして、穂乃果まで倒れたら、それこそ穂むらを畳まなくちゃいけなくなるわ。」

 

穂乃果「大丈夫だよ。穂乃果はまだ若いし、バリバリ動けるよ。」

 

 

気丈に振る舞ってはいるが、やはり穂乃果の声には張りなどが無い。

 

穂乃果の母は雪穂からバディチャンピオンのツバサからの挑戦を受けないかもしれないと言う事も聞いていた。

 

 

穂乃果の母「ねえ穂乃果。」

 

穂乃果「ん?」

 

穂乃果の母「あなたがチャンピオンからの挑戦を受けないのは、お母さんが倒れたせい?」

 

穂乃果「え………?」

 

 

穂乃果の母が発した言葉に穂乃果は言葉を失う。 「違うよ!」その言葉を発する前に、穂乃果の母は次に言葉を続ける。

 

 

穂乃果の母「私はあなたに、チャンピオンからの挑戦を受けてほしい。そう思ってるの。」

 

穂乃果「お母さん、何言ってるの………?」

 

穂乃果の母「最近、よく夢を見るのよ。」

 

穂乃果「夢?」

 

穂乃果の母「ええ。 あなたがおっきなトロフィーを家に持ってきて「バディファイトのチャンピオンになったよーーー!!」って夢を。」

 

穂乃果「………………」

 

穂乃果の母「その夢を見た時、私は凄く嬉しくて、そして確信したの。 この夢は必ず実現するかもしれない。って………。正夢なんだ。ってね。」

 

穂乃果「………………」

 

穂乃果の母「私、見てみたいわ。夢じゃなくて現実で、チャンピオンになった穂乃果を………!」

 

穂乃果「お母さん………」

 

 

穂乃果の母はベッドから身を乗り出して穂乃果の両手を握る。 その手から伝わる温度は確かに母のもの。優しく全てを包み込むような優しい温かさ。 そして握る手の力はいつもの母とは違い力があまり入っておらず、少し弱く感じる。

 

その頃、雪穂、海未、ことりは病室の前まで来ていた。 そして偶然にも穂乃果と穂乃果の母の会話が聞こえた。

 

 

穂乃果の母「穂乃果の夢はもうあなた1人のものじゃない。お母さんの夢でもあるの。 お母さんだけじゃない、お父さんや雪穂、海未ちゃん、ことりちゃん、あなたを応援するファンのみんなの願いでもあるのよ。」

 

穂乃果「皆んなの夢………願い………?」

 

雪穂「お姉ちゃん!」

 

穂乃果「雪穂………⁉︎」

 

雪穂「私も、お姉ちゃんにはチャンピオンになって欲しい! バディファイトが強い自慢のお姉ちゃんになって欲しい!」

 

ことり「私達もだよ。 "私達の友達は凄い子なんだよっ!"て………」

 

海未「"私達の幼なじみはバディファイトの日本チャンピオンなんです!"と、私達に、あなたを自慢させてください。」

 

穂乃果の母「あなたがラブライブ!の大会で優勝した時、お母さんは凄く嬉しかった。あの時から、あなたは私の誇りになったのよ。 だからお願い穂乃果、チャンピオンになってあなたの夢を、お母さんの夢を叶えてちょうだい。」

 

 

皆んなの言葉に穂乃果の目に涙が浮かぶ。

 

穂乃果「雪穂、海未ちゃん、ことりちゃん、お母さん、ありがとう。 でもまだ少し、考える時間をくれないかな?」

 

海未「穂乃果………」

 

ことり「穂乃果ちゃん………」

 

 

母や雪穂、海未、ことりの励ましを聞いても穂乃果はまだ決断できずにいた。 それでも穂乃果の母は優しく穂乃果を抱き寄せる。

 

 

穂乃果の母「良いわ。好きなだけ考えなさい。 私は穂乃果を信じてるから。」

 

穂乃果「ありがとう。お母さん。」

 

 

 

 

 

 

穂乃果は家に帰ってから穂むらの仕事をしていた。 そして1日の営業時間が終わった後、自分の部屋に戻る。

 

 

穂乃果「チャンピオンか〜………」

 

 

穂乃果はベッドに寝転がり、枕に顔を埋めてふと過去を思い出す。

 

 

穂乃果がバディファイトを始めたのは小学4年生くらいからだった。 きっかけはプロファイターのファイトをテレビで見た事だった。

 

激しいモンスター同士のぶつかり合い、身体の芯まで震える咆哮、二転三転で繰り広げられる逆転に次ぐ逆転と、裏の裏を読み合うファイター達の駆け引き。 その全てが穂乃果にとてつもない衝撃を与えた。いつしか穂乃果は、バディファイトの魅力に惹かれていったのだ。

 

その時一緒に見ていた海未とことりも、共にバディファイトを始め、そして色々なカードショップを回ってカードをかき集めた。

 

最初は穂乃果、海未、ことりの3人でファイトを繰り返し、そしていろんなショップ大会にも参加した。 最初は何度も負けて、負けて、負けて、それでも諦めずにバディファイトを続け、何度もバディファイトの大会に参加した。 そしてバディファイトを始めて2年が経った中学1年の時、穂乃果はついにバディファイトのショップ大会で優勝した。 その時の喜びや感動は今でも忘れられない。

 

その時からだ。穂乃果に夢ができた。 その夢をいつも海未とことりに語っていた。 『いつかテレビで見たプロファイター達のように、大きな舞台で戦いたい。そして、バディファイトのチャンピオンになりたい!』と………。

 

 

穂乃果「この時は、海未ちゃんとことりちゃんと、μ'sのみんなと出会って、スクールバディチームを組むなんて思ってもいなかったなぁ〜……。」

 

 

穂乃果はベッドから立ち上がり、机に置きっぱなしにしていたデッキケースを手に取って眺めていた。

 

 

穂乃果「デッキケースに触れるのも6日ぶりだなぁ………。」

 

 

穂乃果は母が倒れた日からデッキには触れていなかった。 少しばかりバディファイトから距離を置こうと考えていたのだ。

 

穂乃果はデッキケースを眺めながら母の言葉を思い出していた。

 

 

『穂乃果の夢はもうあなた1人のものじゃない。お母さんの夢でもあるの。 お母さんだけじゃない、お父さんや雪穂、海未ちゃん、ことりちゃん、あなたを応援するファンのみんなの願いでもあるのよ。』

 

『お願い穂乃果、チャンピオンになってあなたの夢を、お母さんの夢を叶えてちょうだい。』

 

 

母のこの言葉が、穂乃果の頭の中をぐるぐる回っている。

 

 

穂乃果「お母さんは、私に期待してくれてる。 お母さんだけじゃない、雪穂、海未ちゃん、ことりちゃんも………。自分の気持ちだって分かってるはずなのに、何を迷ってるんだろう、私………。」

 

 

その時、ふと穂乃果の目に1枚の写真が映る。

 

その写真は、美しい海辺をバックに、穂乃果とオレンジ色の髪でちょっと幼顔の女子高生とのツーショット写真だった。

 

 

穂乃果「久しぶりに会いに行ってみようかな。」

 

 

穂乃果はカレンダーを確認して呟いた。

 

 

 

 

 

 

その翌日、「穂むら」は定休日と祝日で2日間の休店になっていた。

雪穂と父親は2人で母のお見舞いに来ていた。

 

 

穂乃果の母「あら?今日は穂乃果は来ないの?」

 

雪穂「あーー、お姉ちゃんなら朝早く起きてどっか行ったよ。」

 

穂乃果の母「そう………。」

 

 

すると、雪穂のスマホにLINEが届く。

 

 

雪穂「あ、お姉ちゃんからだ。」

 

 

LINEの送り主は穂乃果だった。

 

 

『朝早く居なくなってごめんね。 私はこれから沼津に行って来るよ。明日か明後日には帰るから心配しないでね。』

 

 

雪穂「へ〜〜沼津かぁ………って沼津⁉︎ お姉ちゃん静岡に行ったの⁉︎」

 

穂乃果の母「ふふふ………、もしかしたら、答えを探しに行ったのかもね。」

 

雪穂「………よく分かんない。」

 

 

 

 

 

 

穂乃果は今、静岡県の沼津駅から内浦に移動し、「十千万」と言う旅館の前に来ていた。

 

 

穂乃果「内浦に来たのも2〜3ヶ月ぶりだなぁ〜〜、千歌ちゃんは元気にしてるかな?」

 

 

穂乃果が旅館のノレンを潜り中に入ると、お客番をしていた1人の少女が正座とお辞儀をして穂乃果を出迎える。

 

 

「いらっしゃいませ。 お宿泊ですか?」

 

穂乃果「はい。」

 

「承知しました。 では、お部屋に案内いたします。」

 

 

そう言って少女は顔を上げる。 オレンジ色の髪で少し幼顔の少女は、入館して来た穂乃果を見て、驚いた表情になる。

 

 

「ほ、ほ………穂乃果さん⁉︎」

 

穂乃果「うん。久しぶりだね、千歌ちゃん。」

 

千歌「はい、お久しぶりです! わ〜〜穂乃果さんが来てくれたぁ〜〜、すっごく嬉しいです!」

 

穂乃果「そ、そうかな〜〜?」

 

千歌「はい!」

 

 

穂乃果の入館に興奮した千歌の声が入り口のロビーに響く。 そして旅館の奥から黒髪で長髪の女性が笑顔で現れる。 高海家の長女で千歌の姉である高海志満だ。

 

 

志満「千歌ちゃん、失礼ですよ。早くお客様をお部屋に案内しなさい。」

 

千歌「はーーい! じゃあ穂乃果さん、お部屋に案内しますね。」

 

 

千歌は穂乃果を部屋に案内しながら色々話しを振る。

 

 

千歌「今日は穂乃果さん1人だけで来たんですか?」

 

穂乃果「うん。海未ちゃんとことりちゃんも誘ったんだけど、大学の用事があってね。」

 

千歌「そうなんですね。 お店の方は良いんですか?」

 

穂乃果「うん。今日と明日はお休みだから。」

 

千歌「そうなんですね。」

 

 

会話をしながら移動していると、いつの間にか穂乃果が宿泊する部屋に到着した。

 

その部屋は2階にある畳敷きの和室で、中央にテーブルがあり、窓際にも椅子とテーブルが置かれている。窓の外にはベランダがあり、内浦の海を一望できる絶景を拝むことができる。 穂乃果1人だけではあまりにも広い部屋だ。

 

 

穂乃果「うわぁ〜〜、いつ見ても凄いな〜〜、本当に海未ちゃんもことりちゃんも来れたら良かったのに。」

 

千歌「お食事は夜6時から、一階のお食事処をご利用いただけます。 ご要望があれば………」

 

 

穂乃果は千歌から館内の施設や食事、外出や入浴などの時間など色々な説明を受ける。

 

 

千歌「………以上になります。」

 

穂乃果「ありがとう、千歌ちゃん。」

 

千歌「では、ごゆっくり。」

 

 

そう言って、千歌は礼儀正しい作法で穂乃果が泊まる部屋を出て行った。

 

千歌が部屋を出たのを確認して、穂乃果は窓際の椅子に座る。 窓からは美しい海と青い空が一望できる。 秋じゃなかったら窓を開けて風を浴びたいくらいだ。

 

 

穂乃果「ふわ〜〜あぁ………、う、朝早く起きたし、少し寝てからお風呂入ろうかな。」

 

 

穂乃果は大きなあくびをして、目を瞑る。 秋の寒さと太陽の暖かさが相まって、早起きの反動の眠気と普段の疲れも手伝い穂乃果はすぐに眠りに落ちた。

 

 

 

 

 

 

穂乃果が目を覚ますと外には夕明りがさしていた。 時刻は午後3時、秋と言うだけあって、日が落ちるのは結構早い。 まだ3時でも夕方のような茜空だった。

 

 

穂乃果「いったいどれくらい寝てたんだろ………。ふわぁ〜〜あぁ………」

 

 

穂乃果はまた大きくあくびをする。 まだ少し眠気が残っているようだ。

 

 

穂乃果「お風呂に入ろう………」

 

 

それから穂乃果は風呂に入り、夕食を食べ、適当にお土産などを買い、テレビを見たりと満足に寛いで、そして就寝した。

 

 

 

 

 

 

朝7時………

 

穂乃果は食堂で朝食を済ませてから外出していた。「十千万」では、荷物を旅館の部屋に預けて外出する事ができる。 その場合、氏名と外出する時間と戻ってくる予定の時間を「外出届け」に書く事で自由に外出できる。

 

 

穂乃果は「十千万」のすぐ前にある浜辺に立って海を眺めていた。 その時、後ろから穂乃果を呼ぶ声がする。

 

 

千歌「穂乃果さ〜〜ん!」

 

穂乃果「千歌ちゃん。」

 

千歌「おはようございます。穂乃果さん!」

 

穂乃果「おはよう。」

 

 

穂乃果は千歌に朝の挨拶をして、すぐに海の方を見る。

そんな穂乃果の様子に千歌は思わず質問する。

 

 

千歌「穂乃果さん、どうかしたんですか?」

 

穂乃果「え?」

 

千歌「穂乃果さん、なんか昨日から元気が無い感じがして………何か悩んでるんですか?」

 

穂乃果「………………分かってたんだね。」

 

 

千歌は、昨日穂乃果を見た瞬間から穂乃果の様子が少し違う事に気づいていた。 だが仕事中である為や、不躾な質問をいきなりするのも失礼だと思って昨日は何も聞かなかった。 千歌はこう見えてよく人の事を見ている。

 

 

穂乃果「ねえ千歌ちゃん。 千歌ちゃんはツバサさんとチャンピオンのファイト、見てた?」

 

千歌「はい。見てましたよ! 凄いファイトでしたよね〜〜! Aqoursの皆んなで見たんですけど、凄く衝撃を受けたファイトでした!」

 

穂乃果「うん。そうだね………」

 

千歌「あ、それとツバサさんの会見も見ました。 穂乃果さんはチャンピオンの挑戦を受けるんですよね!」

 

 

千歌は期待を込めた眼差しを穂乃果に送る。 だが穂乃果はその視線に気づかないふりをして海を眺める。

 

 

穂乃果「千歌ちゃんは、私にツバサさんの挑戦を受けてほしい?」

 

千歌「それは、もちろんです。」

 

穂乃果「どうして?」

 

 

千歌は穂乃果と同様に海を見て、穂乃果に答える。

 

 

千歌「穂乃果さんは、私の憧れだから。」

 

穂乃果「憧れ? 穂乃果が?」

 

千歌「はい。 私がバディファイトを始めたのも、Aqoursを作ったのも全部、穂乃果さんやμ'sへの憧れからなんです。 "いつかあの大舞台で、思いっきりバディファイトをしたい! 輝きたい!"って、そう思ったんです。」

 

穂乃果「………………」

 

千歌「押し付けがましいかもしれないけど、私の憧れの穂乃果さんには、チャンピオンになってもらいたいんです。 穂乃果さんのファンとしての、私の願いだから。」

 

 

千歌の言葉に穂乃果は目を大きく見開く。気がつくと穂乃果の目には涙が溜まっていた。 穂乃果はすぐに目を拭い、横にいる千歌に顔を向ける。 すると千歌も笑顔で穂乃果を見ていた。その目は聡明でいて太陽のような温かさを感じる。太陽竜に選ばれただけはある。

 

 

千歌「穂乃果さん。私とバディファイトしませんか?」

 

穂乃果「え?」

 

千歌「穂乃果さんが何に悩んで、迷っているかは私には分からないですけど、バディファイトをすれば、頭がスッキリすると思うんです。」

 

 

千歌の提案に穂乃果は少し驚く。 確かに、穂乃果が今感じてるモヤモヤを消す方法は思いつかない。千歌の言う通りファイトすればモヤモヤが何かに変わるかもしれない。 それと穂乃果は今、無性にバディファイトをしたい気分だった。

 

 

穂乃果「良いよ、バディファイトしよっか。」

 

千歌「やった! じゃあやりましょう!」

 

 

穂乃果の返答に千歌は目を輝かせて喜ぶ。

 

穂乃果と千歌は一定の距離を開けて向かい合い、お互いにデッキケースを自分の左手首に押しつける。するとデッキケースに収納されているベルトが手首に巻きつく。 そしてバディファイトシステムが起動する。

 

 

 

穂乃果「希望を紡げ五角の絆、そして繋げよ皆んなの夢! ルミナイズ!〈五角武竜伝"絆"〉」

 

千歌「全てを照らす煌めき、世界に降り注ぐ無限の極光! ルミナイズ!〈極光の超太陽〉」

 

 

オープンTHEフラッグ

 

 

穂乃果「ドラゴンワールド」

◼️手札6/ゲージ2/LP10

 

千歌「ドラゴンワールド」

◼️手札6/ゲージ2/LP10

 

 




今回も感想を是非‼︎
これからのモチベーションの向上に繋がります。



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大丈夫

前回の『バディファイトLoveLive!サンシャイン‼︎』

 

 

新日本バディチャンピオンになった綺羅ツバサから挑戦されるも、穂乃果は今、迷いの中にいた。

 

穂乃果はファンからのファイトを断る勇気が無く、自分の為に母親が無理をして倒れてしまった事に負い目を感じ、自分への戒めとしてバディファイトを辞めようとしていた。

 

だが穂乃果の母、雪穂、海未、ことりの励ましで少しは考えが変わるものの迷いはまだ晴れない。 

 

千歌がいる内浦に来た穂乃果は、自分の迷いに答えを出す為に千歌からのバディファイトの挑戦を受ける。

 

 

 

 

 

 

穂乃果「希望を紡げ五角の絆、そして繋げよ皆んなの夢! ルミナイズ!〈五角武竜伝"絆"〉」

 

千歌「全てを照らす煌めき、世界に降り注ぐ無限の極光! ルミナイズ!〈極光の超太陽〉」

 

 

オープンTHEフラッグ

 

 

穂乃果「ドラゴンワールド」

◼️手札6/ゲージ2/LP10

 

千歌「ドラゴンワールド」

◼️手札6/ゲージ2/LP10

 

 

千歌「私の先攻から行きます。 ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札6→7/ゲージ2→3

 

千歌「レフトに〈忠竜 フレアファング・ドラゴン〉をコール!」

◼️手札7→6

 

 

忠竜 フレアファング・ドラゴン

サイズ1/攻3000/防1000/打撃1

 

 

千歌「ライトに〈神速のバルドラゴン〉をコール!」

◼️手札6→5

 

 

神速のバルドラゴン

サイズ2/攻6000/防3000/【移動】

 

 

千歌「フレアファングの能力、サイズ2以上の太陽竜が登場した時、1チャージ、1ドロー!」

◼️手札5→6/ゲージ3→4

 

千歌「アタックフェイズ! 神速のバルドラゴンで攻撃! 攻撃時に穂乃果さんのセンターが空いていればライフ+1!」LP 10→11

 

 

バルドラゴンは剣を抜き、高速で穂乃果に斬りかかる。

 

 

穂乃果「うぅ………!」LP10→8

 

千歌「ターンエンドです。」

◼️手札6/ゲージ4/LP11

 

 

穂乃果「私のターン、ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札6→7/ゲージ2→3

 

穂乃果「ライトに〈五角騎竜 火剣のドゥーベル〉をコール!」

◼️手札7→6

 

 

五角騎竜 火剣のドゥーベル

サイズ1/攻5000/防1000/打撃2

 

 

穂乃果「レフトに〈五角騎竜 光旋のアリオット〉をコール!」

◼️手札6→5

 

 

五角騎竜 光旋のアリオット

サイズ1/攻4000/防2000/打撃1

 

 

アリオットは、場に他の「五角」がいる限り、打撃+1される。

 

 

穂乃果「さらに、手札1枚をソウルに入れて、ゲージ1払い、自分にダメージ1を与えて装備!〈五角竜剣 ドラゴブレイブ〉 うぅ………!」LP8→7

◼️手札5→4→3/ゲージ3→2

 

 

アイテムの装備コストで、穂乃果にちょっとした痺れが走る。

 

 

五角竜剣 ドラゴブレイブ

アイテム:攻5000/打撃3/【ソウルガード】/ソウル1

 

 

穂乃果「私がダメージを受けた時、ドゥーベルの能力で1チャージ!」

◼️ゲージ2→3

 

穂乃果「キャスト〈ドラゴウィズダム 五角の知恵〉私にダメージ1、うぅっ………」LP7→6

◼️手札3→2

 

 

魔法の使用コストで、穂乃果にちょっとした痺れが走る。

 

 

穂乃果「1チャージ、1ドロー! さらにドラゴブレイブの能力、私がダメージを受けたら、1チャージ、ライフ+1! さらに自分のターンなら1ドロー!」LP6→7

◼️手札2→3→4/ゲージ2→3→4

 

穂乃果「アタックフェイズ!」

 

千歌「神速のバルドラゴンのセンターに移動します!」

 

 

神速のバルドラゴン ライト→センター

 

 

穂乃果「光旋のアリオットでバルドラゴンに攻撃! アリオットの能力でライフ+1!」LP7→8

 

 

アリオットのドリルは勢いよく回転し光りの風を纏う。そしてバルドラゴン目掛けて一直線に突撃した。

 

 

光旋のアリオット

攻4000

 

神速のバルドラゴン

防3000

 

神速のバルドラゴン 撃破!

 

 

穂乃果「ドゥーベルで千歌ちゃんに攻撃! 打撃2!」

 

 

ドゥーベルは自分の剣に炎を纏わせ、千歌を斬る。

 

 

千歌「くぅぅ!」LP11→9

 

千歌「五角竜剣ドラゴブレイブで千歌ちゃんに攻撃! 打撃3!」

 

 

穂乃果は力強く踏み込み、横薙ぎで千歌を斬る。

 

 

千歌「うわぁぁ!」LP9→6

 

穂乃果「ターンエンド。」

◼️手札4/ゲージ4/LP7

 

 

千歌「私のターン、ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札6→7/ゲージ4→5

 

千歌「ライフ1払い、ライトに〈必殺の型 バルドラゴン〉をコール」

◼️手札7→6/LP6→5

 

 

必殺の型 バルドラゴン

サイズ2/攻6000/防4000/打撃2

 

 

千歌「登場時能力で3チャージ!」

◼️ゲージ4→7

 

千歌「ゲージ2払い、バルドラゴンを進化! 〈超太陽竜 バルソレイユ〉をバディコール!」LP5→6

◼️手札6→5/ゲージ7→5

 

 

超太陽竜 バルソレイユ

サイズ3/攻7000/防7000/打撃2→3/【2回攻撃】【ソウルガード】/ソウル1

 

 

千歌「さらにゲージ2払い、バルソレイユとフレアファングに重ねて〈超太陽輝竜 バルソレイユ・レイ〉」

◼️手札5→4/ゲージ5→3

 

 

超太陽輝竜 バルソレイユ・レイ

ドラゴンW/スタードラゴンW/ダークネスドラゴンW

太陽竜/ネオドラゴン/黒竜

サイズ3/攻7000→10000/防7000/打撃2→3

◼️【コールコスト】君の場のモンスター2枚までの上に重ねて、君のドロップからカードを1枚このカードのソウルに入れて、ゲージ2払う。

◼️このカードにソウルがあるなら、このカードの攻撃力+3000、打撃力+1!

◼️このカードが連携攻撃した時、相手の場のモンスター1枚を破壊するか、相手の場のソウル1枚をドロップに置く。

◼️"太陽の瞬"【対抗】君のライフ+5!!!この能力は、相手のアタックフェイズとファイナルフェイズに1回ずつ発動できる。

【2回攻撃】【ソウルガード】/ソウル3

 

 

バルソレイユは赤と白の配色がされた鎧を装着し、仮面のようなヘルムを被る。そして8刀のソードビットが背中に円形のように浮遊する。そして胸の鎧には太陽のマークが刻印される。

 

 

千歌「さらに私のライフが6以下で、場にバルソレイユがいるなら、ゲージ3払い、〈真・ドラゴンフォース"紅天超太陽の型"〉解放‼︎」

◼️手札4→3/ゲージ3→0

 

 

真・ドラゴンフォース"紅天超太陽の型"

ドラゴンW

太陽竜

アイテム:攻7000/打撃2

『解放条件‼︎』(君のライフ6以下で、場にカード名に「バルドラゴン」か「バルソレイユ」を含むサイズ2以上のモンスターがいる。)

◼️【装備コスト】ゲージ3払い、君のデッキから〈太陽竜〉2枚までをソウルに入れる。

◼️このカードは相手の効果で破壊されず、手札とデッキに戻せず、能力は無効化されない。

◼️君はサイズの合計5まで〈太陽竜〉のモンスターを場に置ける。

◼️ このカードが他の〈太陽竜〉と連携攻撃した時、このカードをスタンドして、君のライフが13以下なら、君のライフ+2!さらに君のライフが10以上ならこのカードと連携攻撃したサイズ2以下の〈太陽竜〉1枚は【2回攻撃】を得る。

◼️ 【紅天召喚:太陽竜】(お互いのターン中に使える。)

このカードのソウルから〈太陽竜〉のモンスター1枚をコールする。その後、君の場のモンスターを好きな枚数そのカードのソウルに入れてもよい。【紅天召喚:太陽竜】は1ターンに1回だけ使える。

ソウル2

 

 

千歌は金色の縁取られた紅いオーラを纏い、紅い両翼が生え、赤と黒のノースリーブの着物ドレス、アシンメトリーで片側が長い和風なミニスカート、千歌の胸を強調するような胸鎧、赤色の指出し手袋、腰には小さい竜の羽を模した装飾が施してある。さらに千歌の髪は全体的に伸び、後ろ髪は腰あたりまで伸びる、そして、千歌が少し動くたびに紅と金の粒子が舞い散っている。

 

 

穂乃果「新しいドラゴンフォースにバルソレイユ………!」

 

 

以前戦った時よりも強いプレッシャーを放つバルソレイユと、力強くも美しい輝きを放つドラゴンフォースに、穂乃果は感銘を受ける。 当然だが以前戦った時よりも千歌は格段に成長している事を、周りの空気と肌で感じる。

 

 

千歌「真ドラゴンフォースの能力で、私は場にサイズの合計5まで〈太陽竜〉を出せる。 レフトに〈神速のバルドラゴン〉をコール!」

◼️手札3→2

 

 

神速のバルドラゴン

サイズ2/攻6000/防3000/打撃2/【移動】

 

 

千歌「アタックフェイズ! 真ドラゴンフォースとバルソレイユレイで連携攻撃! 真ドラゴンフォースをスタンド、私のライフが13以下ならライフ+2! さらにバルソレイユレイの能力、このカードが連携攻撃した時、火剣のドゥーベルを破壊!」LP6→8

 

 

バルソレイユレイの背後に浮かぶ1本のソードビットがドゥーベルの腹部を貫く。

 

 

五角騎竜 火剣のドゥーベル 撃破!

 

 

千歌「連携打撃5!」

 

穂乃果「キャスト!〈ドラゴンシールド 緑竜の盾〉攻撃を無効化してライフ+1」LP7→8

◼️手札4→3

 

 

緑竜の竜の顔を模した盾が、千歌とバルソレイユの攻撃を弾き返す。

 

 

千歌「もう一度、真ドラゴンフォースとバルソレイユレイで連携攻撃! 真ドラゴンフォースをスタンド、ライフ+2! さらにバルソレイユレイの能力でアリオットを破壊!」LP8→10

 

 

五角騎竜 光旋のアリオット 破壊!

 

 

千歌「連携打撃5!」

 

穂乃果「キャスト〈ドラゴンシールド 火竜の盾〉デッキトップから3枚を破棄して、ダメージを0に減らす。」

◼️手札3→2

 

 

先ほど破壊された火剣のドゥーベルの顔を模した盾が千歌とバルドラゴンの攻撃から穂乃果を守る。 火竜の盾でドロップに置かれたカードを見て、穂乃果は一瞬だけ口元を吊り上げる。 だが千歌はそれに気付いてはいない。

 

千歌「真ドラゴンフォースと神速のバルドラゴンで連携攻撃! 真ドラゴンフォースをスタンド、ライフ+2! 神速のバルドラゴンの能力で、さらにライフ+1!」LP 10→12→13

 

千歌「連携打撃4!」

 

穂乃果「くぅぅ………!!」LP8→4

 

千歌「まだまだ、真ドラゴンフォースの能力、私のライフが10以上なら、連携攻撃したバルドラゴンに【2回攻撃】を与える!」

 

穂乃果「え⁉︎」

 

千歌「真ドラゴンフォースと神速のバルドラゴンで2回連携攻撃! 真ドラゴンフォースをスタンド、私のライフは13以上だからライフは回復しないけど、神速のバルドラゴンの能力でライフ+1!」LP13→14

 

穂乃果「キャスト!〈五角の剣技 蒼炎の型〉」

 

 

千歌とバルドラゴンは、穂乃果がキャストしたカードを警戒して、攻撃中だが、一旦立ち止まる。

 

 

穂乃果「ドロップから「五角」モンスター1枚を【コールコスト】を払ってコールできる。」

 

千歌「えっ⁉︎」

 

穂乃果「ドロップより、ゲージ2払い、ライトにバディコール!〈五角竜王 ドラム〉」LP4→5

◼️ゲージ4→2

 

 

五角竜王 ドラム

サイズ2/攻6000/防5000/打撃2/【ソウルガード】/ソウル1

 

 

穂乃果「さらに穂乃果にダメージ1………うぅっ!」LP5→4

 

 

五角竜王ドラムがいて、ライフ6以下の状態で穂乃果はダメージを受けた。それが意味するところを千歌はすでに察していた。

 

 

千歌「私がダメージを受けた時、ドラムの能力発動! 私のライフが6以下なら、神速のバルドラゴンを破壊!」

 

 

千歌と共に攻撃していた神速のバルドラゴンの前にドラムが邪魔をする様に立ちはだかり、そしてドラムは持っていた刀でバルドラゴンを斬る。

 

 

神速のバルドラゴン 撃破!

 

 

穂乃果「さらにドラゴブレイブの能力、私がダメージを受けたら、1チャージ、ライフ+1!」LP4→5

 

 

連携攻撃は続いているが、神速のバルドラゴンが破壊された事で、連携打撃が4→2に減らされる。

 

 

穂乃果「くぅ………!」LP5→3

 

 

そしてさらに穂乃果のライフが減ったと言う事は………

 

 

穂乃果「バルソレイユレイを破壊!」

 

千歌「ソウルガード!」

 

 

バルソレイユレイ 破壊!

【ソウルガード】ソウル3→2

 

 

千歌「【紅天召喚】! 真ドラゴンフォースのソウルから〈太陽の竜 バルドラゴン〉をノーコストでコール!」

 

 

太陽の竜 バルドラゴン

サイズ2/攻5000/防3000/打撃2/【貫通】

 

 

穂乃果「このタイミングでまたバルドラゴンを………⁉︎」

 

千歌「真ドラゴンフォースとバルドラゴンで穂乃果さんに連携攻撃! 打撃4! 真ドラゴンフォースをスタンド!」

 

穂乃果「キャスト〈万能の秘薬 ネオポーション〉私のライフ+5!」LP3→8

◼️手札2→1

 

 

万能秘薬 ネオポーション

ジェネリック

回復

◼️君のライフが6以下なら使える。

◼️【対抗】君のライフ+5!

 

 

千歌「攻撃は続いてます! 打撃4!」

 

穂乃果「くぅぅ………!」LP8→4

 

穂乃果「私がダメージを受けてライフ6以下なら、ドラムの能力でバルソレイユレイを破壊!」

 

千歌「ソウルガード!」

 

 

バルソレイユレイ 破壊!

【ソウルガード】ソウル2→1

 

 

千歌「真ドラゴンフォースで五角竜王ドラムに攻撃!」

 

穂乃果「ソウルガード」

 

 

真ドラゴンフォース

攻7000

 

五角竜王ドラム

防5000

 

五角竜王ドラム 撃破!

【ソウルガード】1→0

 

 

千歌「ターンエンドです………!」

◼️手札2/ゲージ0/LP14

 

 

千歌の怒涛の攻撃に耐えた穂乃果はただ唖然としていた。 あの時、煉獄バディカップの決勝で戦ったあの時より、千歌は格段に強くなっている。 その事に穂乃果の口元は自然につり上がり、瞳が徐々に輝きを増していく。 「楽しい!」穂乃果は少しだけ闘志が湧き上がってくる。

 

 

千歌「やっと、いつもの顔になりましたね。穂乃果さん。」

 

穂乃果「え?」

 

千歌「さっきまでの穂乃果さんは、なんか覇気が感じられなかったって言うか、ファイトに身が入ってない感じでした。」

 

穂乃果「………そうかな?」

 

千歌「そうです! なんか、ファイトを楽しんでいないような気がして………、バディファイト、嫌いになっちゃったのかな………、って……」

 

 

千歌は、今までと違う穂乃果の様子に、少し悲しみを覚える。

 

 

穂乃果「千歌ちゃん………」

 

千歌「でも穂乃果さん、今一瞬だけど"楽しい"って思ったんじゃないですか? 私は、とても楽しそうに心から笑ってファイトする穂乃果さんが好きです! 私は、どんなピンチでも諦めず楽しそうにファイトする穂乃果さんに憧れてるんです! だから楽しんでください。今の私とのファイト、思いっきり笑って楽しんでほしいです!」

 

 

千歌の目は真っ直ぐに穂乃果を見つめる。 その瞳はキラキラと輝いていて穂乃果の瞳にも反射する。 太陽のように暖かく、全てを包み込むような光りは今の穂乃果には眩しく、それでいて目を逸せない。 千歌の言葉が穂乃果の心に差し込む日差しのように感じた。

 

そして穂乃果の瞳に涙が溢れて頬を伝う。

 

 

千歌「穂乃果さん、泣いてるんですか………?」

 

穂乃果「え?」

 

 

千歌に聞かれて初めて頬を伝う涙に気づく。

 

 

穂乃果「あ、いや、ごめん、ごめんね………。 あれ、なんで止まらないんだろう。………なんで、涙が………どうして………」

 

 

穂乃果は急いで涙を拭うが、涙は溢れて止まらない。 無限に溢れ出る涙に穂乃果は困惑しながらも涙を拭う。

 

 

穂乃果「そうだよね………、バディファイトって、面白くて楽しいゲームなんだよね………、ごめんね。千歌ちゃん、ファイトを続けよう。」

 

 

こんなに弱々しい穂乃果を千歌は初めて見た。

少し落ち着いた穂乃果は千歌に1つの問いをかける。

 

 

穂乃果「ねえ、千歌ちゃんはどう思った? ツバサさんとチャンピオンのファイト。 ツバサさんは本気出してた?」

 

千歌「え? まぁ、チャンピオンと戦ってるんだし、本気だったんじゃないですか? 私はそう思いましたけど………。」

 

穂乃果「そっか。 私はツバサさんはまだ本気じゃなかったと思ってる。」

 

千歌「え?」

 

穂乃果「見てて分かったんだ。ツバサさんはまだまだ隠してる力があると思う、ツバサさんの本気はあんなものじゃないよ。 きっと私とファイトする時まで本当の実力を見せる事は無いと思う。」

 

 

穂乃果は震える自分の手を見つめる。

 

 

穂乃果「正直言って怖いんだ………。ツバサさんの挑戦を受けたとして、私はツバサさんに勝てるんだろうかって………、お母さんも、雪穂も、海未ちゃんとことりちゃんも私の夢を応援してくれてる。期待してくれてる。………でも、もしツバサさんに負けちゃったら、皆んなの期待を裏切っちゃう、お母さんとの夢を叶えられなくなっちゃう……! それが凄く怖いんだ………」

 

 

ツバサとファイトすること自体は怖くはない。 だが、ツバサに負けて周囲の期待を裏切る事がたまらなく怖い。 その恐怖が、穂乃果の決断を鈍らせていた。 みんなの期待が穂乃果にとっての重圧になっていたのだ。 

 

 

千歌「自信無いんですか?」

 

穂乃果「うん。」

 

 

意外だった。千歌にとって穂乃果は憧れの存在だ。 けど今、千歌の目の前にいる穂乃果は自信を無くして苦しんでいる。

 

 

千歌「大丈夫です。」

 

穂乃果「え………?」

 

千歌「大丈夫ですよ穂乃果さんなら。 穂乃果さんは自分らしいファイトを貫けば良いんです。」

 

穂乃果「自分らしいファイト………?」

 

千歌「はい。 チャンピオンなんて二の次で良いんです。穂乃果さんはいつも通り、今まで通りにファイトを楽しめばいいと思います。」

 

穂乃果「………ファイトを楽しむ。」

 

千歌「はい。 チャンピオンになる夢を叶えるのは大事だと思います。 でも、ファイトしてる間だけは勝ち負けなんて関係ない、ただ全力でファイトを楽しむ。 だってバディファイトは、楽しんだ者勝ちじゃないですか!」

 

穂乃果「………っ⁉︎」

 

 

千歌の言葉に穂乃果はハッとする。 穂乃果はみんなの期待を裏切る恐怖によって自分自身のファイトを見失っていた。 "全力でファイトを楽しむ" どんな時でも穂乃果はそれを信条にファイトをして来た。

 

何よりも、"大丈夫" 千歌のこの言葉が穂乃果に底知れない安心感を与えた。 まるで、穂乃果の心に差し込む光りが手を差し伸べるように………

 

穂乃果の中にある"みんなの期待を裏切るかもしれない"という恐怖、不安、いろんなモヤモヤが晴れて行くようなそんな感覚………、穂乃果の頬をまた涙が伝う。 けどさっきまでとは違い、穂乃果の瞳は輝き、晴れ晴れとした顔つきに変わっていた。

 

 

穂乃果「ありがとう千歌ちゃん………、続けようか、私達らしいファイトを。」

 

千歌「は、はい………!!」

 

穂乃果「私のターン、ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札1→2/ゲージ2→3

 

穂乃果「ゲージ2払い、ライトに〈五角大竜王 斬撃のドラム〉をコール!」

◼️手札2→1/ゲージ3→1

 

 

五角大竜王 斬撃のドラム

サイズ2/攻6000/防5000/打撃3

『角王』

◼️【コールコスト】君のデッキの上から2枚をこのカードのソウルに入れて、ゲージ2払う。

◼️君のライフが6以下なら、このカードの攻撃力+2000して、【2回攻撃】を得る。

◼️君がダメージを受けた時、君のライフが6以下なら、次の2つから1つ選んで使える。

・相手の場のカード1枚のソウル1枚をドロップに置く。

・相手のモンスター1枚を破壊する。

【貫通】【ソウルガード】/ソウル2

 

 

ドラムは足下から伸びる光りの柱に包まれる。 そして現れたのは、見た目こそあまり変化は無いが、ドラムは柄の前後に刃が付いている双刃の刀を装備していた。

 

ドラムはそれを振り回して、自分には隙が無い事をアピールする。

 

 

ドラム『よお穂乃果、ドンヨリした感じはもう消えちまったみたいだな。』

 

穂乃果「うん。千歌ちゃんのおかげだよ。」

 

ドラム『ありがとうな千歌。 穂乃果をモヤモヤから解放してくれてよ。』

 

千歌「あ、どういたしまして………ドラム、さん?」

 

ドラム『はははは、たかがモンスターに敬語なんて要らねーよ。ドラムでいい。』

 

 

穂乃果「ターンを進めるよ。 斬撃のドラムは私のライフが6以下の時、攻撃力+2000/【2回攻撃】を得る。」

 

 

斬撃のドラム

攻6000→8000/【2回攻撃】

 

 

キャスト〈ドラゴニック・グリモ〉捨てる手札は無いけど3ドロー!」

◼️手札1→0→3

 

穂乃果「〈ドラゴウィズダム 五角の知恵〉をキャスト! ダメージ1を受けて、うぅっ………、1チャージ、1ドロー!」LP6→5

◼️手札3→2→3/ゲージ1→2

 

 

さらに穂乃果がダメージを受けた事で斬撃のドラムの能力が発動する。

 

 

穂乃果「バルソレイユレイを破壊!」

 

千歌「ソウルガード!」

 

 

バルソレイユレイ 破壊!

【ソウルガード】ソウル1→0

 

 

穂乃果「五角竜剣 ドラゴブレイブの能力で、私がダメージを受けた時、1チャージ、ライフ+1! さらに自分のターンなら1ドロー!」LP4→5

◼️手札3→4/ゲージ2→3

 

穂乃果「さらに〈ドラゴニック・チャージプラス〉2チャージ、さらに私のライフ5以下なら追加で3チャージ!」

◼️手札4→3/ゲージ3→5→8

 

穂乃果「私のライフ6以下で、場にドラムがいるなら、ゲージ2払い………〈角王フォース"五角の闘覇"〉解放‼︎」

◼️手札3→2/ゲージ8→6

 

 

角王フォース"五角の闘覇"

武装騎竜/覚醒

攻6000/打撃2

◼️〈解放条件‼︎〉〔君のライフが6以下で場にサイズ2以上の『五角』のモンスターがいる。〕

◼️【装備コスト】ゲージ2払う。

◼️【対抗】君にダメージ1!この能力は1ターンに1回だけ使える。

◼️君が効果でダメージを受けた時、次の2つから1つ選んで使える。この能力はそれぞれ1ターンに1回だけ使える。

・君のライフ+3する。

・相手にダメージ1!

◼️このカードは破壊されず、手札に戻せず、能力は無効化されない。

 

 

穂乃果は赤いオーラに包まれる、そしてオーラの中から現れた穂乃果は、左肩から腕にかけて肩当ての鎧を纏い、右手には籠手を装備する。ドラムの角を模した額当てをつけている。そして手には、ドラムと同じ刀が握られている。

 

 

穂乃果「角王フォースの能力で、私にダメージ1!うぅ………! 角王フォースの能力で千歌ちゃんにダメージ1!」LP5→4

 

 

穂乃果は持っている刀で千歌に斬撃を飛ばす。

 

 

千歌「うぅ!」LP14→13

 

穂乃果「さらに斬撃のドラムの能力で、バルソレイユレイを破壊!」

 

 

バルソレイユレイ 破壊!

 

 

千歌「バルソレイユ!」

 

穂乃果「さらにゲージ2払い、斬撃のドラムに重ねて進化! 〈五角真竜王 ブレイズ・ドラム〉」

◼️手札2→1/ゲージ6→4

 

 

五角真竜王 ブレイズ・ドラム

武装騎竜/赤竜

サイズ2/攻10000/防5000/打撃2

◼️【コールコスト】君の場のカード名に『ドラム』を含むカード1枚に重ねて、ゲージ2払う。

◼️君がダメージを受けた時、君のデッキの上から1枚をこのカードのソウルに入れる。

◼️このカードのソウルが3枚以上なら、このカードの攻撃力+3000して、このカードは【3回攻撃】を得る。

【ソウルガード】/ソウル3

 

 

斬撃のドラムは足下から伸びる光りの柱に再び包まれる。 そして現れたのは、肩幅が横に尖って伸びている赤と黒の和装の鎧を着て、炎のような黄色い鬣が伸び、身体も若干筋肉質になる。そして右手には二枚刃の太刀を握っている。

 

 

 

穂乃果「ブレイズドラムは、自信のソウルが3枚以上あるなら、攻撃力+3000/【3回攻撃】を得る。」

 

 

ブレイズドラム

攻10000→13000/【3回攻撃】

 

 

穂乃果「さらにキャスト!〈ドラゴファイト 五角の奮起〉! 私にダメージ1、………くっ! デッキトップから3枚見て、2枚を手札に加えて、残り1枚をチャージ。」LP4→3

◼️手札1→0→2/ゲージ4→5

 

千歌「さらに手札を増やした⁉︎」

 

穂乃果「角王フォースの能力で私が効果でダメージを受けた時、ライフ+3! ブレイズドラムの能力で、デッキトップから1枚をブレイズドラムにソウルイン!」LP3→6

 

 

ブレイズドラム ソウル3→4

 

 

穂乃果「レフトに〈共闘の五角帝竜 ジード〉をコール!」

◼️手札2→1/ゲージ5→4

 

 

共闘の五角帝竜 ジード

ドラゴンワールド

武装騎竜/帝王竜/竜牙

サイズ2/攻6000/防4000/打撃2

◼️【コールコスト】君のデッキの上からカードを1枚ソウルに入れて、ゲージ1払う。

◼️君の場にカード名に「ドラム」を含むモンスターがいるなら、このカードのサイズを1減らす。

◼️このカードが他のカード名に「五角」を含むカードと連携した時、君のダメージ1!その後、次の2つから1つ選んで使える。この能力は1ターンに1回だけ使える。

・相手の場のモンスター1枚のソウル1枚を相手のドロップに置く。

・このカードと連携しているカード1枚の打撃力+1!

【2回攻撃】【ソウルガード】/ソウル1

 

 

穂乃果のライトに和風の鎧を纏いながらもマントを羽織り、刀身が巨大な3本の爪のようになっている槍を装備した群青色の竜人が現れる。

 

 

穂乃果「アタックフェイズ! 角王フォースとジードで連携攻撃! ジードの能力で、私にダメージ1!」LP6→5

 

ジード『うぉぉお!』

 

 

ジードがオーラを放ち、その熱が穂乃果に僅かなダメージを与える。

 

 

穂乃果「うっ………! ジードの能力で角王フォースの打撃力+1! いくよジード!」

 

ジード『おう!』

 

 

千歌はちょっとした危機を感じて、真ドラゴンフォースの翼で空に逃げる。 それを見て穂乃果はジードの背中に乗り、ジードは地面を強く蹴って高くジャンプする。ジードは持っていた爪槍で千歌に攻撃するが、千歌はそれをガードする。 だが穂乃果はジードの背中から飛び上がり、千歌に斬りかかる。

 

 

穂乃果「連携打撃5!」

 

千歌「うぁぁぁ!」LP13→8

 

穂乃果「ジードで2回攻撃! 打撃2!」

 

千歌「真ドラゴンフォースのソウルから【紅天召喚】!」

 

 

真ドラゴンフォース ソウル2→1

 

 

千歌「〈超太陽輝竜 バルソレイユ・レイ〉をライトにコール!」

 

 

超太陽輝竜 バルソレイユ・レイ

ドラゴンW/スタードラゴンW/ダークネスドラゴンW

太陽竜/ネオドラゴン/黒竜

サイズ3/攻7000→10000/防7000/打撃2→3

◼️【コールコスト】君の場のモンスター2枚までの上に重ねて、君のドロップからカードを1枚このカードのソウルに入れて、ゲージ2払う。

◼️このカードにソウルがあるなら、このカードの攻撃力+3000、打撃力+1!

◼️このカードが連携攻撃した時、相手の場のモンスター1枚を破壊するか、相手の場のソウル1枚をドロップに置く。

◼️"太陽の瞬"【対抗】君のライフ+5!!!この能力は、相手のアタックフェイズとファイナルフェイズに1回ずつ発動できる。

【2回攻撃】【ソウルガード】

 

 

穂乃果「ジードの攻撃は続いてるよ!」

 

千歌「バルソレイユレイの能力!"太陽の瞬"ライフ+5! くぅぅ!」LP8→13→11

 

穂乃果「ブレイズドラムで千歌ちゃんに攻撃! 打撃2!」

 

 

ドラムは素早く踏み込み、千歌に刀を振り下ろす。

 

 

千歌「くぅぅ………!」LP 11→9

 

穂乃果「ブレイズドラムで2回目の攻撃!」

 

千歌「うわぁぁ!」LP9→7

 

穂乃果「ブレイズドラムの3回攻撃! バルソレイユレイに攻撃!」

 

 

ブレイズドラム

攻13000

 

バルソレイユレイ

防7000

 

バルソレイユレイ 撃破!

 

 

一通りの攻撃を終えて穂乃果は一呼吸おく。 そして明るい顔で千歌を見つめる。

 

 

穂乃果「ありがとう。穂乃果ちゃん、私ね、このファイトが終わったらバディファイトを辞めようと思ってたの。」

 

千歌「え⁉︎」

 

穂乃果「でも今は違うよ。千歌ちゃんの"大丈夫"って言葉で少し気持ちが楽になった。 ほんとにありがとう。」

 

千歌「いえ、力になれたなら良かったです。」

 

穂乃果「ねえ千歌ちゃん、私がチャンピオンになった姿、見たい?」

 

千歌「はい、もちろんです! そしていつか、チャンピオンになった穂乃果さんとファイトしたいです!」

 

 

千歌は期待を込めた眼差しで穂乃果を見る。 そして穂乃果はそれに応えるように宣言する。

 

 

穂乃果「ファイナルフェイズ! 私の場にサイズ2以上の五角がいて、アイテムを装備していて、お互いのセンターが空いているなら使える! 〈五角竜奥義 ギガハウリング・五角・スラッシャー‼︎〉」

◼️手札1→0/ゲージ4→1

 

 

五角竜奥義 ギガハウリング・五角・スラッシャーー‼︎

ドラゴンW

必殺技

◼️君の場にサイズ2以上のカード名に「五角」を含むモンスターがいて、君がアイテムを装備していて、お互いのセンターにモンスターが居ないなら使える。

◼️【使用コスト】ゲージ3払う。

◼️君の場のカード名に「五角」を含むカードの枚数分、相手のカードを破壊して、君の場のカード名に「五角」を含むモンスターとアイテム全ての打撃力を合計した数値分、相手にダメージ‼︎このカードのダメージは3以下にならない。

 

 

穂乃果は角王フォースの刀を自分の後ろの上空に思いきり投げる。すると空から巨大な天武のような竜の顔を模した口から超巨大な刃が突き出ている太刀が現れる。

 

 

穂乃果「場の五角のカードの枚数分、相手の場のカードを破壊して、場の五角カードの打撃力の合計分のダメージを与える!」

 

 

穂乃果の場には五角竜王ドラム、五角帝竜ジード、角王フォース"五角の闘覇"の3枚がある。 千歌の場に破壊するモンスターは居ないが、ダメージを与える能力は発動する。

 

五角竜王ドラム/五角帝竜ジード/角王フォース"五角の闘覇"の打撃力の合計は7だ。

 

 

穂乃果「よって、合計ダメージ7の"ギガハウリング・五角・スラッシャー‼︎"」

 

 

穂乃果が太刀を振り下ろす仕草と共に巨大な太刀が千歌を目掛けて振り下ろされる。

 

 

千歌「うわぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」LP7→0

 

 

 

 

千歌「あぁ〜〜負けちゃった〜〜!」

 

 

千歌は砂浜に大の字で寝転び、穂乃果に負けた事を素直に悔しがる。 だが嫌な感じはしていない。 それよりも、憧れの穂乃果と2度目のファイトができた事を倍以上に喜んでいる。

 

穂乃果は千歌に手を差し伸べる。

 

 

穂乃果「ありがとう。千歌ちゃん、楽しいファイトだったよ。」

 

千歌「はい。私も楽しかったです。」

 

穂乃果「千歌ちゃんの言った通りだね。少し気分がスッキリしたよ。それと、少し迷いが晴れた気がする。」

 

千歌「そうですか。なら良かったです。」

 

 

それから、穂乃果は荷物を纏めてチェックアウトの手続きをする。 そして駅までの道を歩いている途中で、ベビーカーを引いた金髪の女性と鉢合う。

 

 

「あら?穂乃果。」

 

穂乃果「絵里ちゃん!」

 

絵里「偶然ね。」

 

穂乃果「うん。久しぶりだね。咲笑ちゃんも久しぶり〜〜」

 

 

穂乃果は絵里に挨拶した後、ベビーカーに乗っている咲笑にも挨拶をする。だが咲笑は今は眠っているところだった。

 

 

穂乃果「寝ちゃってる………」

 

絵里「そう言えば、海未とことりからLINEが来たわ。『穂乃果が内浦に来てる』って。」

 

穂乃果「そうなんだ。」

 

絵里「お母様の事もお大事にね。」

 

穂乃果「ありがとう。」

 

 

絵里はしばらく穂乃果の顔を見つめる。

 

 

穂乃果「ん?何?」

 

絵里「いいえ、何だかいろんな事で悩んでるって聞いたけど、その様子じゃ、もう解決済みかしら?」

 

 

絵里は海未とことりから聞いているほど暗い感じは無く、むしろ晴れやかに感じる。

 

 

穂乃果「そうだね。綺麗な海と明るい太陽のおかげで、少しスッキリしたかな。」

 

絵里「そう。」

 

穂乃果「じゃあ、私はそろそろ帰るね。」

 

絵里「ええ、また今度、沼津に来た時は家に寄ってちょうだい。歓迎するわ。」

 

穂乃果「うん。じゃあね絵里ちゃん!」

 

 

そう言って穂乃果は駅に消えて行った。 それを見送った後、穂乃果が歩いて来た道を目で辿る。

 

 

絵里("明るい太陽"か………、もしかしたら、あの子が穂乃果を立ち直らせてくれたのかしらね。)

 

 

 

 

 

穂乃果の実家の和菓子屋「穂むら」の入り口ガード開き、ドアベルが鳴る。 その音に反応して2人の店員が出迎える。

 

 

「いらっしゃいませ………って、穂乃果!」

 

「穂乃果ちゃん⁉︎」

 

 

海未とことりの声に雪穂も店の奥から顔を出す。

 

 

「お姉ちゃん⁉︎」

 

穂乃果「ただいま。海未ちゃん、ことりちゃん、雪穂。」

 

 

店に入って来た穂乃果にみんなが出迎える。

 

 

海未「おかえりなさい穂乃果。旅行はどうでしたか?」

 

穂乃果「うん。凄く良かったよ。」

 

ことり「そっか、良かった〜〜」

 

雪穂「お姉ちゃん、なんか明るくなった?」

 

 

帰って来た穂乃果の表情を見て、雪穂と海未とことりは一昨日までの穂乃果とは何か違う事に気づく。

 

 

海未「ちゃんとリフレッシュできたみたいですね。」

 

穂乃果「うん。」

 

 

穂乃果のどこか晴れ晴れとした表情に皆んなが安堵する。

 

 

穂乃果「私、決めたよ。ツバサさんの挑戦を受ける。 そして絶対にチャンピオンになる。」

 

 

 

穂乃果は誓う。必ずツバサに勝ってチャンピオンになる事を、成し遂げて見せると………………。

 

 

 

 

 

 

 

そして1ヶ月が経ち………

 

12月20日………『ツバサ(カップ)』が開催される。

 

 

 




今回も感想を是非!


「五角竜王ドラム」や「アジ・ダハーカ」のリバイバルの情報が出たら穂乃果ちゃんやツバサちゃんに使わせたいと思います。


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ツバサ杯 開催

前回の『バディファイトLoveLive!サンシャイン‼︎』

 

 

母親と雪穂、海未とことりの期待を他所に、迷いを抱えていた穂乃果は内浦へと足を運んだ。

 

そして千歌の誘いもあり、気分転換の為にもファイトをするが、穂乃果の内に秘める迷い、不安、自信喪失から来る感情が溢れ出す。

 

だが、千歌の"大丈夫"の一言に安心と勇気をもらった穂乃果は、「ツバサ杯」への参加を決め、そして必ずチャンピオンになってみせると誓うのだった。

 

 

 

 

 

ツバサ杯カップ………

 

 

バディファイトの新たな日本チャンピオンになった綺羅ツバサが開催する公式大会。 だが参加できるのはツバサによって選ばれた腕利きの強豪ファイターのみ。と言うハイレベルの大会である。

 

だがこの大会の実態は、綺羅ツバサが全国ネットにも関わらず指名してファイトを挑んだ相手、高坂穂乃果とチャンピオンの座を掛けてファイトする為だけの大会でもあるのだ。

 

 

 

 

12月20日:ツバサ杯 当日

 

 

静岡県 沼津………

 

 

サツキと絵里は話しをしながら沼津駅までの道を歩いていた。

 

 

絵里「いよいよ今日ね。」

 

サツキ「うん。まさか穂乃果ちゃんがチャンピオンとファイトする日が来るなんてね。」

 

絵里「そうね。 ちょっと感慨深いけど、穂乃果ならなれるわよね。チャンピオン」

 

サツキ「うん。そうだと良いね。」

 

 

2人が話しをしながら歩いていると、駅前に到着する。そこには何人かの少女達が集まっていた。バディチームAqoursの子達だ。

 

 

サツキ「やあ皆んな、待たせたね。」

 

ダイヤ「絵里さん、サツキさん、おはようございます。」

 

 

先に挨拶をしたダイヤに続いて他の子達も挨拶をする。

 

 

絵里「ふふふ、皆んなおはよう。」

 

 

今回みんなが沼津駅前に集まったのは、ツバサ杯に参加する穂乃果を応援する為だ。ツバサ杯はテレビ中継もされるが、それでもAqours、サツキ、絵里は会場に出向いて応援する事を選んだ。その方が穂乃果の士気向上にも繋がるだろうから。 そもそも絵里は「μ's」のメンバーだった経歴を持つ。リーダーである穂乃果を直接応援しに行くのは当然のことだ。

 

 

ルビィ「穂乃果さん、チャンピオンになれるかな?」

 

花丸「あのツバサさんって人、かなり強かったずら………」

 

善子「安心なさいリトルデーモン達、このヨハネの闇の力を込めた超波動で………」

 

鞠莉「NO Problem! 私達の応援があれば大丈夫よ!」

 

善子「ちょっと!私の話しを遮らないでよ!」

 

果南「あ、そろそろ始発が来るね。」

 

千歌「よし!じゃあみんな行こう!!」

 

 

千歌達は新幹線に乗り込み、東京にあるツバサ杯の会場へ向かった。

 

 

 

 

 

ツバサ杯の会場………

 

 

新日本バディチャンピオンの綺羅ツバサは、専用の控え室にいた。

 

 

英玲奈「ついに始まるな。高坂穂乃果は参加するだろうか?」

 

ツバサ「参加するわ。必ず」

 

英玲奈「………なぜ言い切れる?」

 

ツバサ「信じているもの。穂乃果さんなら必ずこのツバサ杯に参加してくれるってね。」

 

英玲奈「そうか。」

 

 

ツバサと英玲奈が話しをしてしていると、控え室のドアが開き、優木あんじゅが入ってくる。

 

 

あんじゅ「参加者リストを持って来たわよ。はい」

 

ツバサ「ありがとう。」

 

 

ツバサと英玲奈はあんじゅが持って来た参加者リストを確認する。 それを見たツバサは目を見開き、瞳に更なる光りを宿す。そのリストには「高坂穂乃果」の名前が記名されていたからだ。

 

 

ツバサ「ほら言ったじゃない。穂乃果さんは必ず参加する。ってね。ふふふふふふ、これでこの大会を開催した意味が出て来たわ。」

 

 

いつも以上に嬉しそうなツバサに、英玲奈とあんじゅは顔を見合わせる。 まるで子供のように嬉々として無邪気に目を輝かせているツバサに呆れの色を見せながら。

 

 

英玲奈「はしゃいでいる暇は無いぞ。そろそろ開会式の準備をしておけ」

 

ツバサ「ええ。 楽しみだわ穂乃果さん。」

 

 

 

 

ツバサ杯の会場に来て、参加手続きをした穂乃果は、参加者用の控え室でデッキの調整をしていた。 すると、ドアをノックする音が聞こえた。「はい。」とそのノックに応える。

 

 

にこ「穂乃果。」

 

花窯「穂乃果ちゃん。」

 

凛「久しぶりにゃ〜〜!」

 

穂乃果「にこちゃん! 花陽ちゃんと凛ちゃんも!久しぶりだね〜〜!」

 

にこ「デッキの調整中だったの?」

 

花陽「邪魔しちゃったかな?」

 

穂乃果「ううん、そんな事ないよ。 それよりみんな、応援に来てくれたの?」

 

凛「うん、そうだよ!」

 

穂乃果「ありがとう。」

 

にこ「まあ、応援の前に余興のライブの為にも来たんだけどね。」

 

穂乃果「ライブ?」

 

花陽「うん。実はツバサさんから私達に"余興のライブをしてほしい"って頼まれちゃってね。」

 

にこ「余興ってところは引っかかるけど、私達に頼むって目の付け所は良かったからね。ライブを引き受けたのよ。」

 

 

1ヶ月前、ツバサは穂乃果の実家を出た後に、にこりんぱなの所属する事務所に行き、にこ達に余興のライブを依頼したのだ。

 

 

凛「ツバサさんが帰った後、にこちゃんと花陽ちゃんは大喜びだったにゃ。 1ヶ月間、ずっと浮かれて練習してたよ!」

 

 

にこと花陽は女性としてもバディファイターとしても、ツバサのファンである。 自分達の憧れの存在であるツバサに頼み事をされたら喜ぶのは当たり前、しかも余興のライブに自分達を選んでくれた事が一番嬉しかったのだ。

 

 

にこ「ちょっと凛!余計なこと言わないの!」

 

花陽「凛ちゃん、ちょっと恥ずかしいから………」

 

 

にこは笑いながら話す凛にツッコミを入れて、花陽はとなりで恥ずかしそうにモジモジしている。 その様子に穂乃果はくすりと声を漏らして笑う。

 

 

花陽「あ、ごめんね。うるさくしちゃって」

 

穂乃果「ううん、むしろ緊張がほぐれた気がするよ。ありがとう。」

 

凛「それなら良かったにゃ!」

 

にこ「まあ、2人から聞いてたより元気で良かったわ。」

 

 

と、にこ達が安堵したところで、にこりんぱなのマネージャーが呼びに来る。

 

 

マネージャー「にこりんぱなさん、そろそろ準備をお願いします。」

 

にこ「はーい! じゃあ穂乃果、私達はもう行くわね。」

 

凛「良かっら穂乃果ちゃんも凛達のライブを見るにゃ!」

 

花陽「ツバサさんとのファイト、応援してるからね!」

 

穂乃果「うん。ほんとにありがとう。」

 

 

 

 

 

一方、海未とことりは、沼津からやって来たAqoursや絵里とサツキと合流していた。

 

 

海未「あ、絵里!サツキ!皆さんこっちです!」

 

絵里「久しぶりね、海未、ことり!」

 

サツキ「久しぶり。」

 

ことり「うん。久しぶり2人とも。 Aqoursちゃん達もこんにちは♪」

 

Aqours「こんにちは〜〜!!」

 

 

海未達とAqours達が合流し、あいさつを交わす。すると絵里の背後から1人の女性がこっそり駆け寄り、元気よく声を上げる。

 

 

希「ヤッホー! 絵里ち!!」

 

絵里「ひゃぁぁ⁉︎ の、希⁉︎」

 

希「ふふふ、驚いた?」

 

 

希はイタズラな笑顔で絵里が驚く様子を笑っている。

 

 

絵里「"驚いた?"じゃないわよ! もう、2ヶ月も連絡もよこさないで………、心配したのよ!」

 

希「あはは………、ごめんな〜〜、ウチも最近忙しかったんよ。」

 

絵里「まったく………、まあ許すわ。」

 

希「ありがとう。絵里ち!」

 

 

希は絵里に思いっきり抱きついて、絵里はバランスを崩しそうになるがなんとか受け止めた。

 

 

ことり「絵里ちゃんと希ちゃん、ほんと仲良いね〜〜」

 

千歌「あの、穂乃果さんは?」

 

ことり「穂乃果ちゃんなら控え室にいるよ。 案内しよっか?」

 

千歌「いえ、穂乃果さんは集中してるだろうし、やめておきます。」

 

ことり「そっか。」

 

海未「後は、真姫だけですか。」

 

「私ならいるわよ。」

 

 

海未が真姫を探していると、後ろから応答があった。振り向くと、穂乃果の母親の診察担当をしている赤髪の女性医師の西木野 真姫が立っていた。

 

 

海未「真姫、いつから後ろへ?」

 

真姫「今来たところよ。 大人数で一ヶ所に纏まってるから、すぐに見つけられたわ。 あと、絵里がなんかはしゃいでたしね。」

 

絵里「別にはしゃいでないわよ!」

 

海未「ふふふ……… では皆さん、会場へ入りましょう。」

 

真姫「あれ?にこちゃん達は?」

 

ことり「にこちゃんと花陽ちゃんと凛ちゃんは先に会場に入ってるよ。」

 

真姫「そう。」

 

 

海未達とAqours達は会場の中に入っていく。 そして海未とことりに案内されて着いた所は、ファイトステージ全体が見渡せるほど、高過ぎず、低過ぎずの位置にあり、他の客席とは違って役30席ほどしか無い個室のような席だった。 しかも位置的にもファイトが見やすい特等席と言うものだ。

 

 

ルビィ「うわぁ〜〜!」

 

花丸「なんか凄い豪華そうな席ずら〜〜」

 

鞠莉「これは………革ソファー? 結構高そうな素材みたいね。」

 

善子「ふふふっ、この座り心地、まさにヨハネの為の席と言っても過言ではないわ。」

 

梨子「私達も同じ椅子なんだけどね。」

 

果南「ん、ふわふわしすぎず、かと言ってパイプ椅子のような固さも無い、うん、ちょっと座りやすいかも」

 

 

他の客席の椅子も皮の椅子ではあるが、この個室の椅子は使ってる皮の素材からして別物らしい。

 

 

千歌「見てみて曜ちゃん、自動販売機がたくさんあるよーー!」

 

曜「うん!凄いね〜〜!」

 

 

周りには6台ものジュースやお菓子、カップ麺、イーストフードなどといった食べ物の自動販売機まで設置されている。

 

 

サツキ「まさにVIP席って感じだね。」

 

絵里「こんな素敵な特等席、いったいどうしたの?」

 

海未「はい、実はですね………」

 

 

1ヶ月前、穂乃果がツバサから受け取った招待状の封筒の中に、このVIP席を自由に利用できるチケットが入っていたのだ。

 

 

真姫「ツバサさんも粋な事するわね………。」

 

 

しばらくすると、会場全体の照明が全て消えて真っ暗になる。 そして赤、白、青、紫、ピンク、様々ないろのレーザーライトがランダムに会場を照らし、そして全てのレーザーライトがファイトステージの中心を照らす。 そして軽快なミュージックが流れ、フリフリの衣装を着た3人の女性が現れて、そのまま歌う。 その瞬間、会場から一気に歓声が沸き上がる。

 

 

『"花が咲き誇るように美しい日々"』

『"りんりんと優しく奏でる鈴"』

『"にっこり微笑みながら私達"』

『"世界を照らす光となる"』

 

 

ルビィ「あれ、にこりんぱなだ〜〜!」

 

真姫「なるほどね。ゲストで呼ばれてたのね。あの3人。」

 

絵里「思わぬサプライズね。」

 

 

今、ファイトステージの中央で歌っている3人は伝説の元スクールバディチーム 「μ's」のメンバーである。

 

 

一曲目の歌が終わり、白いライトだけが3人を照らす。そして彼女達は元気よく自分達を紹介する。

 

 

にこ『皆さん改めまして!私達〜〜!』

 

『"にこりんぱな"です!』

 

花陽『皆さん、今日は私達のライブに来てくれてありがとうございます。 って言っても私達はメインではありませんが。』

 

凛『凛達もこのツバサ杯の開催を楽しみにしてたにゃ〜〜!』

 

にこ『にこ達のライブはツバサ杯の前座みたいなものだけど、余興だからって手は抜かないわ!全力で最後まで、最高のライブを披露するわよ!』

 

花陽/凛『うん!』

 

にこ『じゃあ聴いてください。』

 

 

『笑顔の絆』

 

 

曲名を宣言した後、優しいピアノの旋律、それに被せてバイオリンのメロディが加わり、そして3人の落ち着いた綺麗な歌声が響く。 その歌は少し切なく、それでいて力強く人の心を鼓舞するような………アイドルには珍しいバラードロック調のメロディーが会場に響き渡る。

 

その曲、歌が終わった時、拍手や歓声が会場を包み込んだ。

 

 

千歌「凄く良い曲だったね。」

 

梨子「うん、ほんとに………私、この曲好きかも。」

 

曜「あれ?梨子ちゃん泣いてる?」

 

梨子「べ、別に泣いてないよ〜〜!」

 

 

そして、何度か短いMCを挟みながら3曲くらい曲が終わり、5曲目に差し掛かる。

 

 

花陽『残念ですが、次で最後の曲になります。』

 

「ええ〜〜〜!」

 

凛『え〜〜、凛もまだまだ歌っていたいにゃ〜〜!』

 

にこ『もう、凛ったら文句言わないの〜〜!にこにーだってすっごく寂しいけど〜〜、でも、ファンの皆んなにはまた必ず会えるにこ! それにこの後にはツバサ杯のメインが控えてるし、今日はこれでお開きにこ。 だからファンの皆んなに感謝と次回の再開を願って最後の曲いくにこ〜〜!』

 

花陽『じゃあ最後の曲、聴いてください。』

 

 

『ハッピーストーム』

 

 

軽快でポップな音楽が流れ、元気で明るいメロディーが会場を流れる。 ファンも歓声とコール&レスポンスで一緒に盛り上がった。

 

そして最後の曲が終わると、にこ達は歓声を送るファン達に手を振って応える。

 

 

花陽『ありがとうございました〜〜!』

 

凛『皆んなありがとにゃ〜〜!』

 

にこ『にっこにっこにー! 皆んなありがとにこ〜〜!』

 

 

ファン達にお礼を言ってにこりんぱなの3人は会場を後にする。それと入れ違いに、綺羅ツバサが会場の中央に立つ。

 

 

ツバサ「にこりんぱなの皆さん、素敵なライブをありがとうございました。 皆さん楽しんでいただけましたか?」

 

『うぉぉぉぉーーーーーー!!』

 

 

ツバサのライブへの問いかけに会場が大きな歓声をあげる。 ツバサの狙いどおりライブで会場全体の熱はかなり上がったようだ。

 

 

ツバサ「では改めて………。 レディース&ジェントルマン! 私は、新日本バディファイトチャンピオン。綺羅ツバサと申します。」

 

 

綺羅ツバサの自己紹介に会場にいるファイターや、ツバサファンが一斉に歓声を上げる。

 

 

ツバサ「にこりんぱなさんのライブをOPに選んで本当に正解でした。 ですが皆さん、この後が本番です。彼女達が素敵なライブで盛り上げてくれたこのボルテージが冷める前に………、この私、綺羅ツバサが主催します。 ツバサ(カップ)の開催を宣言します!!」

 

 

ツバサの勢いある開催宣言と、待ちわびていたとばかりに興奮する会場に集まった人々の熱気溢れる歓声が響き渡り、すでに会場全体が震えている。

 

ツバサ杯カップ 堂々開催である。

 

 

 

 

 

 

穂乃果は会場の様子を控え室のテレビモニターで見ていた。

 

 

穂乃果「ついに始まる、ツバサ杯………。 うん、少しワクワクしてきた。」

 

 

穂乃果はテーブルに広げていたカードを纏めてデッキを作り、そしてデッキケースへとしまう。 そのタイミングで控え室のドアがノックされて開く。

 

 

英玲奈「失礼する。」

 

あんじゅ「やっほ〜〜穂乃果ちゃん。」

 

穂乃果「英玲奈さん、あんじゅさん!」

 

英玲奈「そろそろ時間だ。会場まで案内する。」

 

穂乃果「はい。」

 

 

穂乃果は英玲奈とあんじゅに連れられて控え室を出る。

 

 

あんじゅ「穂乃果ちゃん、少し緊張してる?」

 

穂乃果「まぁちょっとは、でもそれ以上にワクワクしてます。」

 

英玲奈「そうか。 ツバサの言った通りだったな。」

 

穂乃果「え?」

 

英玲奈「先月の君の様子を見て、私は、君はツバサ杯には参加しないものだと思っていた。だがツバサはずっと信じていた。君がこのツバサ杯に必ず参加する。とな」

 

穂乃果「ツバサさんが………?」

 

あんじゅ「ツバサったらすっかり穂乃果ちゃんにご執心だもの、少し妬けちゃうわ。」

 

英玲奈「だが、真にツバサの期待に応えるのはこれからだ。」

 

穂乃果「え?」

 

英玲奈「ツバサがこの大会を開催したのは、君とチャンピオンの座をかけてファイトする為だ。 そして今回ツバサが招待したファイター達は、君の今の実力を見極める為に呼んだ者達にすぎない。」

 

あんじゅ「つまりツバサの目には最初から穂乃果ちゃんしか写ってないのよ。」

 

英玲奈「そうだ。だから君にはツバサの期待に応える義務がある。 これから立ちはだかる参加者を全て倒して、ツバサの前に立つ義務があるんだ。」

 

あんじゅ「こーらっ!英玲奈、穂乃果ちゃんのプレッシャーになるような言い方しないの。」

 

英玲奈「いや、すまない。 緊張させてしまったなら謝る。」

 

 

英玲奈の謝罪に穂乃果は「大丈夫です。」と答える。

 

 

穂乃果「私は必ずツバサさんの前に立ちます。そして絶対に勝ちます。」

 

 

穂乃果の目はギラギラと輝き、その目の輝きからは強い意志が宿っている。 穂乃果のその目に英玲奈とあんじゅは少し息を呑む。

 

 

あんじゅ「いい目になったわね。」

 

英玲奈「ああ。 私達も期待してはいるが、やはり私達は『A-RISE』だからな、当然リーダーのツバサを応援するが………。君がツバサの前に立つまでは私達も応援しよう。」

 

あんじゅ「頑張ってね。」

 

穂乃果「はい!」

 

 

英玲奈とあんじゅが立ち止まり、そして目の前にはファイトステージへの入り口がある。会場の熱気が入り口から溢れ出ている。

 

穂乃果が会場の入り口に辿り着くまでに、すでに5人の参加者の名が呼ばれていた。 そしてツバサの声が彼女の名を呼ぶ。

 

 

ツバサ『それでは最後の1人、私の最大のライバルにして、私が最強のファイターだと認知している、最高のバディファイター。皆さんも一度はその名を耳にした事もあるでしょう。 あの伝説のスクールバディチーム「μ's」の元リーダー 高坂 穂乃果さん!!』

 

 

ツバサに名を呼ばれて、穂乃果は入場する。すると穂乃果の姿が見えた瞬間に会場全体からおびただしいほどの歓声が穂乃果を迎えた。

 

穂乃果はそれに応えるように手を振る。

 

ここに総勢6人の選手が揃った。

 

 

 

千歌「穂乃果さんだーーー!」

 

梨子「凄い歓声………! 穂乃果さんってこんなに?」

 

ダイヤ「そうです。穂乃果さんは当時はもちろん、現在でもバディファイター達の憧れでもありますからね。」

 

 

ツバサは穂乃果とすれ違いざまに穂乃果に声を掛ける。

 

 

ツバサ「ツバサ杯に参加してくれてありがとう。嬉しいわ、穂乃果さん。」

 

穂乃果「いえ。 私もツバサさんとファイトしたいですから。」

 

ツバサ「そう。ふふふ………、待ってるわよ。」

 

 

ツバサは穂乃果の後ろについて歩いて来た英玲奈にマイクを渡し、「後の司会は任せるわね。」と言って会場を後にした。

 

 

英玲奈『皆さん、ここからはA-RISEの1人、私、統堂 英玲奈が司会を務めさせていただきます。 ではさっそく第一回戦をとり行います。 一戦目の対戦カードは………』

 

 

会場の巨大モニターがランダムに対戦カードを選出する。 そして2人のファイターの名前が表示される。

 

 

ツバサ杯 第一回戦

1戦目

 

高坂 穂乃果 vs 三ノ月 発花(みのつき はつか)

 

 

 

 

 

千歌「いきなり穂乃果さんのファイト⁉︎」

 

サツキ「対する相手は、日本のプロランキングでも100本の指に入る強豪だね………」

 

 

 

 

三ノ月 発花(みのつき はつか)と呼ばれた女性は赤い髪をミニポニーテールでまとめ、キリッとした目つきが印象的な女性だ。

 

 

対戦カードによって選ばれた穂乃果と発花はファイトステージに上がる。

 

 

発花「あんたが高坂穂乃果ね。」

 

穂乃果「はい。」

 

 

発花はキリッとした目をさらに鋭くして穂乃果を睨む。

 

 

発花「たしかに名前だけは聞いた事があるよ、名前"だけ"はね………。 けど日本ランキングであんたの名前は見た事が無い。 なんで綺羅ツバサはあんたみたいな無名のファイターに大衆の面前でファイトを挑んだのか………全く訳分からない。 だからこのファイトであんたを見極めさせてもらうわ!」

 

穂乃果「………………」

 

英玲奈「両者、準備はいいか?」

 

穂乃果「はい!」

 

発花「いつでも!」

 

英玲奈「………では始めてくれ。」

 

 

穂乃果と発花はデッキケースを腕に当てる。するとデッキケースに収納されていたベルトが自動で巻かれる。

 

 

穂乃果「希望を紡げ五角の絆、そして繋げよ皆んなの夢! ルミナイズ!〈五角武竜伝"絆"〉」

 

発花「あたしは負けない、認めない、必ず勝つ!ルミナイズ!」

 

 

オープンTHEフラッグ

 

 

穂乃果「ドラゴンワールド」

◼️手札6/ゲージ2/LP10

 

発花「ダークネスドラゴンワールド」

◼️手札6/ゲージ2/LP10

 




今回も感想を是非!!

ずいぶん待たせた割に、かなり短い話しですみません。


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認めねぇ!!

前回の『バディファイトLoveLive!サンシャイン‼︎』

 

 

ついに、ツバサ杯カップが始まった。

 

開会式は「にこりんぱな」の余興ライブから始まり、会場は大きな熱狂に包まれていた。

 

強い決意と周囲の期待を胸に、穂乃果はツバサ杯カップの大舞台へと歩を進めるのだった。

 

 

そして、ツバサ杯カップ最初のファイトが始まる………。

 

 

 

 

 

 

 

ツバサ杯 第一回戦

一戦目

 

高坂 穂乃果 vs 三ノ月 発花みのつき はつか

 

 

三ノ月 発花みのつき はつかと呼ばれた女性は赤い髪をミニポニーテールでまとめ、キリッとした目つきが印象的な女性だ。

 

 

穂乃果と発花はデッキケースを腕に当てる。するとデッキケースに収納されていたベルトが自動で巻かれる。

 

 

穂乃果「希望を紡げ五角の絆、そして繋げよ皆んなの夢! ルミナイズ!〈五角武竜伝"絆"〉」

 

発花「あたしは負けない、認めない、必ず勝つ!ルミナイズ!」

 

 

オープンTHEフラッグ

 

 

穂乃果「ドラゴンワールド」

◼️手札6/ゲージ2/LP10

 

発花「ダークネスドラゴンワールド」

◼️手札6/ゲージ2/LP10

 

 

穂乃果「私のターン、ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札6→7/ゲージ2→3

 

穂乃果「ライトに〈五角騎竜 火剣のドゥーベル〉をコール! レフトに〈五角騎竜 砂杖のアルカイド〉をコール!」

◼️手札7→6→5

 

 

五角騎竜 火剣のドゥーベル

サイズ1/攻5000/防1000/打撃2

 

五角騎竜 砂杖のアルカイド

サイズ1/攻2000/防2000/打撃2

 

 

穂乃果「アタックフェイズ! 火剣のドゥーベルで発花さんに攻撃! 打撃2!」

 

 

ドゥーベルは剣に火を纏わせて発花を斬る。

 

 

発花「ぐぅっ」LP 10→8

 

穂乃果「ターンエンドです。」

◼️手札5/ゲージ3/LP10

 

 

発花「私のターン、ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札6→7/ゲージ2→3

 

発花「キャスト〈ヴァンパイア・ファング〉2チャージ」

◼️手札7→6/ゲージ3→5

 

発花「ゲージ2払い、装備〈魔迅剣 カルヴォード〉」

◼️手札6→5/ゲージ5→3

 

 

魔迅剣 カルヴォード

ダークネスドラゴンW

黒竜/魔剣

アイテム:攻5000/打撃2

◼️【装備コスト】ゲージ2払う。

◼️【起動】君の手札から〈魔剣〉のモンスター1枚を捨ててよい。捨てたら、このカードの攻撃力+3000、打撃力+1!

◼️君の場の〈魔剣〉のモンスター1枚のソウルが3枚以上なら、このカードの能力は無効化されない。

【2回攻撃】

 

 

発花「魔迅剣カルヴォードの能力、手札から〈魔剣竜 バジーグ〉を捨てる。そしてカルヴォードの攻撃力+3000/打撃力+1!」

◼️手札6→5

 

 

魔迅剣 カルヴォード

攻5000→8000/打撃2→3

 

 

魔剣竜 バジーグ

ダークネスドラゴンW

黒竜/魔剣

サイズ2/攻5000/防2000/打撃1

◼️【起動】手札にあるこのカードを捨てる。

◼️このカードが手札から捨てられた時、君のデッキの上からカードを1枚ゲージに置く。

◼️このカードが登場した時、君のライフ+1!

【貫通】

 

 

発花「手札から捨てたバジーグの能力で、1チャージだ。」

◼️ゲージ3→4

 

発花「さらに手札の〈魔剣竜 ギーヴル〉の起動能力で、手札からギーヴルを捨てる。」

◼️手札5→4

 

 

魔剣竜 ギーヴル

ダークネスドラゴンW

黒竜/魔剣

サイズ2/攻4000/防4000/打撃3

◼️【起動】手札にあるこのカードを捨てる。

◼️このカードが手札から捨てられた時、君のライフ+1!さらに君が〈魔剣〉のアイテムを装備しているなら、代わりに君のライフ+2!「魔剣竜 ギーヴル」の能力は1ターンに1回だけ使える。

 

 

発花「手札から捨てたギーヴルの能力で、私が魔剣を装備していればライフ+2!」LP8→10

 

発花「ゲージ3払い、ドロップから〈魔剣〉2枚をソウルに入れてライトにバディコール!〈魔剣竜王 ヴォルドーグ〉」LP10→11

◼️手札4→3/ゲージ4→1

 

 

魔剣竜王 ヴォルドーグ

ダークネスドラゴンW

黒竜/魔剣

サイズ3/攻8000/防5000/打撃2

◼️【コールコスト】君のドロップの〈魔剣〉のカードを2枚以上全てをこのカードのソウルに入れて、ゲージ3払う。

◼️君の手札から〈魔剣〉のカードを捨てる時、そのカードをこのカードのソウルに入れる。

◼️このカードのソウルに〈魔剣〉が3枚以上あるなら、このカードの攻撃力+5000、防御力+5000、打撃力+2!5枚以上あるなら、このカードの能力は無効化されず、このカードのソウルは捨てられず、相手の効果でレストされない。

【2回攻撃】【ソウルガード 】/ソウル2

 

 

発花の場に、禍々しいオーラを放つ大剣を持った黒い人形の竜が現れる。

 

 

発花「キャスト〈魔剣竜技:魔血闘魂〉」

◼️手札3→2/LP 11→9

 

 

魔剣竜技:魔血闘魂

ダークネスドラゴンW

魔剣

◼️君の場に〈魔剣〉のカードが2枚以上あれば使える。

◼️【使用コスト】ライフ2払う。

◼️君のデッキの上からカードを3枚見て、その中の〈魔剣〉のカード2枚を君の場の〈魔剣〉のカード1枚のソウルに入れる。残りはゲージに置く。「魔剣竜技:魔血闘魂」は1ターンに1枚だけ使える。

 

 

発花「デッキトップから3枚確認。」

 

 

確認したカード

◼️魔剣竜 ザギン

◼️魔剣竜 ヴィデン

◼️魔剣竜技:魔剣烈魂

 

 

発花「こん中から2枚をヴォルドーグにソウルイン! 残りはチャージだ。 さらにヴォルドーグのソウルが3枚以上なら、攻撃力と防御力+5000/打撃+2だ!」

◼️ゲージ1→2

 

 

ヴォルドーグ ソウル2→4

攻8000→13000/防5000→10000/打撃2→4

 

 

発花「さらに手札から起動能力で〈魔剣竜 ガグゾーブ〉を破棄。 手札から捨てられたガグゾーブは、ヴォルドーグのソウルへ………。ガグゾーブの能力発動!」

◼️手札2→1

 

 

魔剣竜 ガグゾーブ

ダークネスドラゴンW

魔剣/黒竜

サイズ3/攻7000/防7000/打撃2

◼️【コールコスト】ゲージ2払う。

◼️【起動】手札にあるこのカードを捨てる。

◼️このカードが手札から捨てられた時、君の場の〈魔剣〉のアイテムを1枚を選ぶ。選んだカードの攻撃力+3000/打撃力+1!

◼️このカードがソウルにある〈魔剣〉のモンスターの攻撃力+3000して、【貫通】を得る。

【貫通】

 

 

発花「ガグゾーブがソウルに入った事で、ヴォルドーグの攻撃力+3000/【貫通】を得る。」

 

 

ヴォルドーグ ソウル4→5

攻13000→16000/【貫通】

 

 

発花「バトルだ。 ヴォルドーグで高坂穂乃果を攻撃! 打撃4!」

 

 

ヴォルドーグは大剣に黒いオーラを纏わせて穂乃果を斬り裂く。

 

 

穂乃果「くぅぅ!」LP9→5

 

穂乃果「私がダメージを受けた時、ドゥーベルの能力で1チャージ、アルカイドは自身の能力でセンターに移動!」

◼️ゲージ3→4

 

発花「センターを埋めたって意味ねぇよ! ヴォルドーグの2回攻撃だ、アルカイドを攻撃!」

 

 

ヴォルドーグ

攻16000

 

アルカイド

防2000

 

 

発花「貫通!打撃4!」

 

穂乃果「うぅぅ………!!」LP5→1

 

穂乃果「アルカイドが破壊された時、1チャージ、ライフ+1!」LP1→2

◼️ゲージ4→5

 

発花「カルヴォードで高坂穂乃果に攻撃! 打撃3!」

 

穂乃果「キャスト!〈ドラゴンシールド 火竜の盾〉デッキトップから3枚破棄して、ダメージを0に減らす!」

◼️手札5→4

 

 

発花は握っていた魔剣を縦に振り下ろし、斬撃を飛ばす。 だが、穂乃果の前に現れたドゥーベルの顔を模した炎の盾がその斬撃を打ち消す。

 

 

発花「カルヴォードの2回攻撃! 高坂穂乃果にとどめを刺す! 打撃3!」

 

穂乃果「キャスト!〈ドラゴニック・ヒール"プラス"〉私のライフ+2!さらに私のライフが5以下なら、さらにライフ+3!」LP2→4→7

◼️手札4→3

 

 

発花は斬撃に頼らず、魔剣を構えて自ら穂乃果に斬りかかる。 だが穂乃果の全身を聖なる光りが覆い、穂乃果に更なる活力を与えた。 その光りの強さに発花は思わず立ち止まる。

 

 

発花「このタイミングで回復かよ………、だが私はまだ攻撃中だ!」

 

 

発花は再び穂乃果に斬りかかろうと脚に力を入れる。だが穂乃果はもう1枚の手札を提示してニッと笑う。

 

 

穂乃果「もう1枚キャスト!〈五角の剣技 蒼炎の型〉ドロップから、ゲージ1払い、ライトにバディコール!〈五角竜王 ドラム〉 そして私はダメージ1を受ける………っ!」LP7→8→7

◼️手札3→2/ゲージ5→4

 

 

穂乃果のライトに蒼い炎と赤い炎が竜巻のように螺旋を描いて噴き上がる。その噴き上がる炎の熱で穂乃果はダメージを受ける。 そして炎の嵐が止むと、そこには穂乃果のバディ、五角竜王ドラムが勇猛果敢に立っていた。

 

 

五角竜王 ドラム

サイズ2/攻6000/防5000/打撃3/【ソウルガード】ソウル1

 

 

発花「私のターンにバディコールだと? 舐めんな、今度こそあんたの身体を斬り裂いてやる!」

 

 

発花は止めていた攻撃を再開し、今度こそ穂乃果に斬りかかる。

 

 

穂乃果「くぅぅ………!! 私がダメージを受けた時、ドラムの能力を発動! 私のライフが6以下なら、ヴォルドーグを破壊!」LP7→4

 

ドラム『穂乃果の痛みが俺の力に変わる! 穂乃果に攻撃した代償を払ってもらうぜ!!』

 

 

穂乃果が受けたダメージが痛みのエネルギーとしてオーラに変わり、ドラムは穂乃果の痛みのエネルギーを吸収して太刀に纏わせる。そして発花のバディであるヴォルドーグに斬撃を飛ばす。

 

 

発花「ソウルガードだ!」

 

 

ヴォルドーグ 破壊!

【ソウルガード】ソウル5→4

 

 

発花「チッ………! ターンエンドだ。」

◼️手札1/ゲージ1/LP9

 

発花(この状況から粘りを見せたか………。まぁ、今のターンで終わっちまうようじゃ、あの綺羅ツバサが選んだ相手には不足すぎるからな。)

 

 

 

 

 

 

あんじゅ「穂乃果ちゃん、なかなか危ない状況なんじゃない?」

 

ツバサ「大丈夫よ。穂乃果さんの真価はここから発揮されるわ。 今のターンで穂乃果さんを仕留め切れなかった事を後悔しないことね。三ノ月 発花さん。」

 

 

 

 

 

1ヶ月前、ツバサは一軒のとある家を訪ねていた。

 

 

「はーい!」

 

 

ツバサがその家のインターホンを押すと、中学生くらいの少女がツバサを迎える。

 

 

「どなたですか?」

 

ツバサ「はじめまして。 発花さん居ますか?」

 

「お姉ちゃんですか? はい、今呼んできますね!」

 

 

発花の妹と思われる少女は家の奥に行き、「お姉ちゃーーーん!お客さんだよーーー!」と発花を呼び、そして発花本人が玄関に出る。そして発花は玄関にいるツバサを見るやいなや、早歩きで駆け寄り「外に出るぞ」と言って近くの公園に移動した。

 

 

発花「綺羅ツバサ………!」

 

ツバサ「久しぶりね、三ノ月 発花さん。」

 

発花「あんたが家を訪ねて来るなんてな。 ファイトでもしに来たんなら受けるぜ?」

 

ツバサ「残念だけど、今日はあなたとファイトする気は無いわ。」

 

 

発花は少し食い気味に、喜びを込めた強い口調でまくし立てる。 だがツバサは発花の勢いに対して冷静な態度で流していく。

 

 

発花「はんっ、じゃあ何の用だよ?」

 

ツバサ「あなたにコレを渡しに来たのよ。」

 

 

ツバサは懐から西洋風の封筒を取り出して発花に渡す。発花はその封筒に書かれている「ツバサ杯」の文字を見て疑問符を浮かべる。

 

 

発花「ツバサ杯? なんだこりゃ?御大層に自分の名前までつけちゃってよ〜〜。 日本一になってすっかり女王気取りか?」

 

 

発花は若干バカにするように発言するが、それでもツバサは気を乱すことなく言葉を流す。

 

 

ツバサ「日本一ね………。たしかに私は先日チャンピオンの称号を得たわ。でも私はまだ自分が日本一だなんて思ってないわ。 "彼女"を倒さない限りはね………」

 

発花「"彼女"? ああ、あんたがテレビで言ってた、こう………こうさ………」

 

ツバサ「高坂穂乃果さんよ。」

 

発花「ああ、そいつだ。」

 

ツバサ「私が真に日本一になるには、穂乃果さんに勝つ必要がある。 ただファイトするだけではない、私が座る"チャンピオンの座"を賭けてね。」

 

 

ツバサの穂乃果への執着心が感じられる発言に、発花は訝しげに目を鋭く細め、眉が少し吊り上がる。そしてさっきまでの挑発的だった口調をや声色を低くする。

 

 

発花「………解せねーな。 まるでその高坂穂乃果って奴が、"日本中のバディファイターん中で1番強い"って言ってるように聞こえるんだけどよ?」

 

ツバサ「ええ、私はそう思っているわ。」

 

発花「おい、だったらその高坂穂乃果の場所を教えろ!知ってんだろ? 私が直接会って来てやる! あんたがそこまで肩入れするだけの実力があるか私が試して来てやるよ!!」

 

 

ツバサのはっきりとした答えに、発花は声を荒げる。

 

 

ツバサ「その必要はないわ。」

 

発花「あん?」

 

ツバサ「ツバサ杯には穂乃果さんも参加するわ。 彼女の実力を知りたいなら、この大会でファイトすれば良い。」

 

発花「なるほどな………。良いぜ、だったら私は参加してやる。 だが1つ、もし私が高坂穂乃果を倒したとしたら、この大会はどうなる?」

 

ツバサ「どう とは?」

 

発花「この大会、どうせあんたが高坂穂乃果とファイトするためだけに開く大会なんだろ? つまり高坂穂乃果があんたの前に立つ事を想定した大会だ。 もし高坂穂乃果が私や他の参加者に負けたとしたら、あんたの想定外の事態になる。 その場合は、この大会はどうなる?」

 

ツバサ「どうともしないわ。穂乃果さんが負ける事があったとしても大会は続ける。 その時は、私の前に立った誰かと、チャンピオンの座を賭けてファイトするまでのことよ。」

 

 

 

 

 

ツバサ「ランダムで選んだとは言え、この対戦カードを望んだのは発花さん自身よ。 あなたの身体で、目で、心で、存分に穂乃果さんの実力を確かめるといいわ。」

 

 

 

 

 

穂乃果「私のターン、ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札2→3/ゲージ4→5

 

穂乃果「私のライフが6以下で、場にドラムがいれば、ゲージ2払って………〈角王フォース"五角の闘覇"〉解放‼︎」

◼️手札3→2/ゲージ5→3

 

 

角王フォース"五角の闘覇"

武装騎竜/覚醒

攻6000/打撃2

◼️〈解放条件‼︎〉〔君のライフが6以下で場にサイズ2以上の『五角』のモンスターがいる。〕

◼️【装備コスト】ゲージ2払う。

◼️【対抗】君にダメージ1!この能力は1ターンに1回だけ使える。

◼️君が効果でダメージを受けた時、次の2つから1つ選んで使える。この能力はそれぞれ1ターンに1回ずつ使える。

・君のライフ+3する。

・相手にダメージ1!

◼️このカードは破壊されず、手札に戻せず、能力は無効化されない。

 

 

穂乃果は赤いオーラに包まれる、そしてオーラの中から現れた穂乃果は、左肩から腕にかけて肩当ての鎧を纏い、右手には籠手を装備し、ドラムの角を模した額当てをつけている。そして手には、ドラムと同じ刀が握られている。

 

 

穂乃果「キャスト〈ドラゴウィズダム 五角の知恵〉ダメージ1を受けて………、うぅっ! 1チャージ、1ドロー!」LP4→3

◼️手札2→1→2/ゲージ3→4

 

穂乃果「私がダメージを受けた事で、角王フォースの能力、発花さんにダメージ1!」

 

 

穂乃果は痛みのエネルギーを太刀に纏わせて、発花に横薙ぎの斬撃を飛ばす。

 

 

発花「くぅっ!」LP9→8

 

穂乃果「火剣のドゥーベルの能力で1チャージ。」

◼️ゲージ4→5

 

穂乃果「ドラムの能力発動! 私がダメージを受けて、ライフ6以下なら、ヴォルドーグを破壊!」

 

発花「ソウルガードだ!」

 

 

ヴォルドーグ 破壊!

【ソウルガード】ソウル4→3

 

 

穂乃果「角王フォースの起動能力、私にダメージ1!………くぅぅ! 角王フォースのさらなる能力で私のライフ+3!」LP3→2→5

 

穂乃果「ドラムの能力で、私のライフが6以下なら、ヴォルドーグをもう一度破壊!」

 

発花「くっ、ソウルガードだ!」

 

 

ヴォルドーグ 破壊!

【ソウルガード】ソウル3→2

 

 

穂乃果「まだです。私がダメージを受けた事でキャスト!〈ドラゴアクセプト 五角の誓い〉 ドロップからサイズ2以下の五角を1枚を【コールコスト】を払ってコールする。 私はドロップからゲージ2払い〈五角大竜王 斬撃のドラム〉をライトにコール!」

◼️手札2→1/ゲージ5→3

 

 

五角大竜王 斬撃のドラム

サイズ2/攻6000/防5000/打撃3

『角王』

◼️【コールコスト】君のデッキの上から2枚をこのカードのソウルに入れて、ゲージ2払う。

◼️君のライフが6以下なら、このカードの攻撃力+2000して、【2回攻撃】を得る。

◼️君がダメージを受けた時、君のライフが6以下なら、次の2つから1つ選んで使える。

・相手の場のカード1枚のソウル1枚をドロップに置く。

・相手のモンスター1枚を破壊する。

【貫通】【ソウルガード】/ソウル2

 

 

ドラムは足下から伸びる光りの柱に包まれる。 そして現れたのは、見た目こそあまり変化は無いが、柄の前後に刃が付いている双刃の刀を装備している武者のような鎧を着たドラムだった。

 

 

穂乃果「斬撃のドラムは私のライフが6以下なら、攻撃力+2000/【2回攻撃】を得る。」

 

 

斬撃のドラム

攻6000→8000/【2回攻撃】

 

 

穂乃果「さらにキャスト〈ドラゴニック・グリモ〉手札を全て破棄して、3ドロー!」

◼️手札1→0→3

 

発花「ここで手札を増やすのかよ………」

 

穂乃果「アタックフェイズ! 斬撃のドラムで発花さんに攻撃! 打撃3!」

 

発花「キャスト!〈ドラゴンシールド 黒竜の盾〉 ダメージを0に減らして、ライフ+1!」LP8→9

◼️手札1→0

 

 

ドラムは双刃の刀を振り回し、猛スピードで発花に迫る。だが、発花の前に現れた黒い竜の顔を模した盾がドラムの剣劇を弾く。

 

 

穂乃果「ドラムの2回攻撃! 打撃3!」

 

 

ドラムは再び双刃の刀を振り回し、今度こそ発花を斬りつける。

 

 

発花「ぐぁぁぁ!」LP9→6

 

穂乃果「ドゥーベルも発花さんに攻撃! 打撃2!」

 

 

ドゥーベルは剣に炎を纏わせて発花を斬る。

 

 

発花「くぅぅ………!」LP6→4

 

穂乃果「角王フォースで発花さんに攻撃! 打撃2!」

 

 

穂乃果は太刀を構えて発花に突撃し、上下に太刀を振り下ろす。

 

 

発花「うわぁぁ!!」LP4→2

 

穂乃果「ターンエンド!」

◼️手札3/ゲージ3/LP5

 

 

発花「ぐぅぅ………、なかなかやるな………! だが、まだまだこんなもんじゃ、あんたを認めるわけにはいかねぇなぁ!!」

 

穂乃果「………っ!」

 

 

発花はさらに声を荒げ、そして鋭い目つきのまま穂乃果を威嚇する。

 

 

発花「あんたは綺羅ツバサと何度戦ったことがある?」

 

穂乃果「え? 2〜3回くらいですけど………」

 

発花「はっ………! たったその程度かよ………。 私は何度も戦ったぜ。3回や4回なんてちゃっちい回数じゃない、10回も15回も何度も何度も戦った。 色々な大会で出会い、ファイトして………、そしてついに、私は綺羅ツバサに1度も勝つ事なく、あいつがチャンピオンになる瞬間を見た………。」

 

 

発花は少し俯き、歯を食いしばって顔をしかめる。そして再び穂乃果を見る。 先ほどとは違い、その目には少しだけ涙が溜まっていた。

 

 

発花「けど何故だろうな………。 綺羅ツバサがチャンピオンになった時、全然悔しくなかったんだ。むしろ嬉しかった………。 けどな、あいつは"自分はまだ日本一じゃない"とぬかしやがった………! その原因がお前だ!」

 

穂乃果「私が………?」

 

発花「そうだ。高坂穂乃果、お前を倒すまで綺羅ツバサは自分が日本一だなんて微塵も思っちゃいねぇーんだ。 だから解せねー、気にくわねぇ、納得できねぇー! 私が唯一ライバルと認めた綺羅ツバサが、どうしてチャンピオンの座を賭けてまでお前とファイトしたいのか、そこまで執着するのか………、私はそれを確かめる。そしてお前に勝って、私が綺羅ツバサとファイトする!」

 

穂乃果「………私も負けません。」

 

 

発花「私のターン、ドロー!チャージ&ドロー!」

◼️手札0→1/ゲージ1→2

 

発花「私のライフが6以下の時、ゲージ1払いキャスト〈アビスシンフォニア〉2ドローだ。」

◼️手札1→0→2/ゲージ2→1

 

発花「キャスト!〈黒竜魔剣解放!〉」

◼️手札2→1

 

 

黒竜魔剣解放!

ダークネスドラゴンW

黒竜/魔剣

◼️君の場〈黒竜〉か〈魔剣〉のカードがあるなら使える。さらに君のライフが6以下なら、このカードの【使用コスト】を払わずに使える。

◼️【使用コスト】ゲージ2払う。

◼️君のデッキの上からカードを10枚ドロップに置く。その後、君のドロップにある〈魔剣〉のアイテム1枚までを【装備コスト】を払わずに装備するか、〈魔剣〉のモンスター1枚までを【コールコスト】を払ってコールする。「黒竜魔剣解放!」はファイト中、1枚だけ使える。

 

 

発花「デッキトップから10枚破棄する。そして、ドロップから装備コストを払わずに装備!〈超黒竜魔迅剣 ネオカルヴォード・ガイン〉」

 

 

 

超黒竜魔迅剣 ネオカルヴォード・ガイン

ダークネスドラゴンW

魔剣/黒竜

アイテム:攻12000/打撃3

◼️【装備コスト】ライフ4払い、ゲージ3払う。

◼️このカードは相手の効果で破壊されず、手札とデッキに戻せず、能力を無効化されない。

◼️【起動】君の手札を1枚捨てるか、君のドロップの〈魔剣〉3枚までを、君の場のモンスター1枚のソウルに入れる。この能力は1ターンに1回だけ使える。

◼️ "斬黒魔迅断"君のアタックフェイズ開始時、君の場のソウル4枚以上の〈黒竜〉と〈魔剣〉のモンスターがいるなら、相手の場のモンスター全てを能力を無効化して破壊する。"斬黒魔迅断"は1ターンに1回だけ使える。

【3回攻撃】【貫通】

 

 

発花の手に握られていた魔剣はどす黒い禍々しいオーラをさらに強くし、さっきの倍はあるかと言うほど黒紫の大剣に変化する。そして刀身の中心には不気味な目の模様がついていた。

 

発花は、ネオカルヴォードガインを両手で握る。

 

 

発花「こいつは綺羅ツバサとのファイトまで取っておきたかったんだがな………。まさか一回戦から見せる事になるとは思いもしなかったぜ。 私にこいつを装備させた事を後悔しな!! ネオカルヴォードガインの起動能力で、ドロップから3枚のカードをヴォルドーグにソウルイン!」

 

 

ヴォルドーグ ソウル2→5

 

 

ソウルに入ったのは〈魔剣竜 ガルグーズ〉と〈魔剣竜 ビラーブ〉と〈魔剣竜 デビルーダ〉の3枚だ。

 

 

魔剣竜 ガルグーズ

ダークネスドラゴンW

黒竜/魔剣

サイズ2/攻6000/防1000/打撃1

◼️【起動】手札にあるこのカードを捨てる。

◼️このカードが手札から捨てられた時、君のデッキの上からカードを1枚引く。

◼️このカードがソウルにある〈魔剣〉のモンスターが攻撃した時、君のライフ+2!!

 

 

魔剣竜 ビラーブ

ダークネスドラゴンW

黒竜/魔剣

サイズ1/攻3000/防2000/打撃1

◼️【起動】手札にあるこのカードを捨てる。

◼️手札から捨てられたこのカードを、君の場の〈魔剣〉のモンスター1枚のソウルに入れる。

◼️このカードがソウルにある〈魔剣〉のモンスターが攻撃した時、相手の場のモンスター全ての防御力-3000!

 

 

魔剣竜 デビルーダ

ダークネスドラゴンW

黒竜/魔剣

サイズ2/攻5000/防5000/打撃2

◼️【起動】手札にあるこのカードを捨てる。

◼️このカードがソウルにある〈魔剣〉のモンスターの打撃力+1!

 

 

発花「デビルーダがソウルに入った事で、ヴォルドーグの打撃力+1するぜ。」

 

 

ヴォルドーグ

打撃力4→5

 

 

穂乃果「打撃5………⁉︎」

 

発花「アタックフェイズだ。 ネオカルヴォードガインの能力発動! "超黒魔迅断"! 相手のモンスター全ての能力を無効化して破壊するぜ!!」

 

 

 

真姫「"能力を無効化して破壊"って事は………」

 

海未「はい。ドラムがソウルガードを持っているとしても、一撃で破壊されてしまいます。」

 

サツキ「シンプルだけど、かなり嫌な能力だね。」

 

 

 

発花「ドラムとドゥーベルを、能力を無効化して破壊だ!」

 

 

発花は大剣に紫のオーラを纏わせ、長いオーラの刃を生み出す。そして発花は魔の大剣を横に薙ぐ。 そして紫のオーラの刃で斬られたドラムとドゥーベルは傷口から溢れた黒い炎に焼かれる。

 

 

穂乃果「キャスト!〈ドラゴ・ボンド〉ドラムを場に残して、ライフ+2!」LP5→7

◼️手札3→2

 

 

ドゥーベルは焼失してしまうが、ドラムは赤いオーラを纏い、全身を焼く黒い炎を吹き飛ばして生存する。

 

 

発花「くっ………! ネオカルヴォードガインでドラムに攻撃だ!」

 

穂乃果「ソウルガード!」

 

 

発花は魔の大剣を両手で握り、ドラムに斬りかかる。

 

 

ネオカルヴォードガイン

攻12000

 

斬撃のドラム

防5000

 

斬撃のドラム 撃破!

【ソウルガード】ソウル2→1

 

 

発花「ネオカルヴォードガインでドラムに2回攻撃!」

 

穂乃果「ソウルガード!」

 

 

斬撃のドラム 撃破!

【ソウルガード】ソウル1→0

 

 

発花「まだだ!ネオカルヴォードガインでドラムに3回目の攻撃!」

 

穂乃果「キャスト〈ドラゴンシールド 竜王の盾〉攻撃を無効化して、私にダメージ1! ………くぅ!」LP7→6

◼️手札2→1

 

 

ドラムの前に五角竜王 天武の顔を模した盾が現れ、発花の攻撃を弾く。だが、魔剣と盾がぶつかった衝撃が穂乃果にダメージを与える。

 

 

穂乃果「私がダメージを受けた時、ドラムの能力! 私のライフが6以下なら、ヴォルドーグを破壊!」

 

発花「ヴォルドーグのソウルガード!」

 

 

穂乃果が受けたダメージが可視化されてオーラとなる。そしてドラムは、穂乃果のダメージのオーラを太刀に纏わせてヴォルドーグに向けて斬撃を放つ。

 

 

ヴォルドーグ 破壊!

【ソウルガード】ソウル5→4

 

 

穂乃果「角王フォースの能力、私がダメージを受けた時、発花さんにダメージ1!」

 

 

穂乃果はダメージのオーラを自分の太刀に纏わせて、発花に斬撃を飛ばす。

 

 

発花「ぐっ………!」LP2→1

 

発花「ヴォルドーグで高坂穂乃果に攻撃! ソウルにあるガルグーズの能力で私のライフ+2! 打撃5だ!」LP1→3

 

穂乃果「うぁぁぁ!! 私がダメージを受けた時、ドラムの能力で、ヴォルドーグを破壊!」LP6→1

 

発花「ソウルガード!」

 

 

ヴォルドーグ 破壊!

【ソウルガード】ソウル4→3

 

 

穂乃果「さらに角王フォースの能力で、私がダメージを受けた時、ライフ+3!」LP1→4

 

発花「今さらライフを増やしたところで! ヴォルドーグで高坂穂乃果に2回攻撃! 私のライフ+2! 打撃5!」LP3→5

 

穂乃果「キャスト!〈ドラゴンシールド 竜王の盾〉攻撃を無効化して私にダメージ1! くっ!」LP4→3

◼️手札1→0

 

穂乃果「そしてドラムの能力でライフ6以下ならヴォルドーグを破壊!」

 

発花「ソウルガードだ!」

 

 

ヴォルドーグ 破壊!

【ソウルガード】ソウル3→2

 

 

発花「しぶてぇな………、ターンエンドだ。」

◼️手札1/ゲージ1/LP5

 

 

 

 

特等席で穂乃果のファイトを見ていた千歌達は、発花の怒涛の攻撃を耐えきった穂乃果に安堵と驚嘆をしていた。

 

 

千歌「あ、危なかった〜〜」

 

果南「結構ギリギリで耐えたね。」

 

真姫「チャンピオンになる。って息巻いて初戦で負けたら話しにならないものね。」

 

ルビィ「でも、穂乃果さんの手札は0で、残りライフも3だよ。」

 

海未「大丈夫ですよ。ギリギリまで追い込まれてからが穂乃果は粘ります。 それに、穂乃果の真価はこれからですよ。」

 

 

 

 

発花の今のターンを凌ぎきった穂乃果は、ギリギリのピンチだと言うのにクスりと笑う。 それとは対照的に発花は怪訝な表情で、笑顔の穂乃果を睨む。

 

 

発花「あ?何笑ってんだよ。このターンを凌ぎきった事がそんなに嬉しいかよ!」

 

穂乃果「すみません。でも、このファイトが凄く楽しくって。」

 

発花「楽しい………? ざけんな!こっちは真剣に………!」

 

穂乃果「真剣だからこそ! バディファイトって楽しいんじゃないですか!」

 

発花「………………っ⁉︎」

 

 

 

 

ツバサ「発花さん、たしかにあなたは強いわ。だけど、あなたは絶対に穂乃果さんには勝てない。なぜなら彼女は、どんなピンチの時でも心からバディファイトを楽しみ、そして諦めないから。」

 

 

 

 

穂乃果「私のターン、ドロー!チャージ&ドロー!」

◼️手札0→1/ゲージ3→4

 

穂乃果「角王フォースの能力で、私にダメージ1! うぐっ………! 角王フォースのさらなる能力で、発花さんにもダメージ1!」LP3→2

 

 

穂乃果は自身が受けたダメージをオーラに変え、太刀に纏わせて、発花に斬撃を飛ばす。

 

 

発花「くっ………!!」LP5→4

 

穂乃果「さらに斬撃のドラムの能力で、ヴォルドーグを破壊!」

 

発花「ソウルガードだ!」

 

 

ヴォルドーグ 破壊!

【ソウルガード】ソウル2→1

 

 

穂乃果「アタックフェイズ! 斬撃のドラムで発花さんに攻撃! 打撃3!」

 

発花「ぐぅぅ!」LP4→1

 

穂乃果「ドラムで発花さんに2回攻撃!」

 

発花「キャスト!〈ドラゴンシールド 黒竜の盾〉ダメージを0に減らして、ライフ+1!」LP1→2

◼️手札1→0

 

穂乃果「角王フォースで攻撃! 打撃2!」

 

 

穂乃果は太刀に角王フォースの力を込めて発花に斬りかかる。

 

 

発花「くっ、うあぁぁぁあ!!」LP2→0

 

 

 

 

英玲奈「ツバサ杯、第1回戦 1戦目、勝者"高坂穂乃果"!!」

 

 

 

英玲奈の高坂穂乃果の勝利宣言に会場に大きな歓声が沸いた。

 




今回も感想を是非‼︎


なんか、初戦なのに決勝戦っぽい内容になった気がする………( ̄▽ ̄;)


今回結構待たせてすみませんでした。夏のシーズンはやる事いっぱいなので忙しかったのと、単純に夏バテで筆が動きませんでした。


次回の穂乃果ちゃんの相手はどうしよう………。


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呪菌感染

前回の『バディファイトLoveLive!サンシャイン‼︎』

 

 

ツバサ杯がついに始まった。

 

ツバサ杯の初戦は穂乃果 vs 三ノ月 発花、自らを綺羅ツバサ唯一のライバルと自称するだけあって、さまざまな戦法で穂乃果を追い詰めて行く。だが、穂乃果のファイトを楽しむ、諦めない心が一歩上回り、ギリギリとはあるが、穂乃果が勝利した。

 

 

 

 

英玲奈「ツバサ杯、第1回戦 1戦目、勝者"高坂穂乃果"!!」

 

 

『ウオォォォォォォォォオオオ!!!!』

 

 

英玲奈の高坂穂乃果の勝利宣言に会場に大きな歓声が沸いた。

 

そして、Aqoursや穂乃果を応援する皆も穂乃果の勝利に沸く。

 

 

『やったぁぁぁぁ!!!!』

 

千歌「凄い! 本当に凄いよ穂乃果さん!!」

 

曜「うん!まだ初戦だけど、かなり興奮した!」

 

ダイヤ「さすが穂乃果さんですわ〜〜!」

 

「穂乃果の実力は、まだまだこんなもんじゃないわよ。」

 

 

Aqoursの皆が穂乃果の勝利に沸いていた時、背後から声がした。 その声に皆が振り向く。 そこにいたのは、開会式でライブをしていた「にこりんぱな」の3人だった。

 

 

真姫「にこちゃん、凛、花陽!」

 

花陽「久しぶり、真姫ちゃん、みんな!」

 

凛「久しぶりだにゃ!」

 

海未「お久しぶりです。3人とも」

 

ことり「さっきのライブ、凄く可愛かったよ!」

 

にこ「当然よ!私達は日本一かわいいバディアイドルなんだから〜〜!」

 

真姫「はぁ………、そういう自信過剰なところもそのままね。」

 

にこ「ぬぅぁぁにぃよ!」

 

絵里「ふふふ………。なんだかあの頃に戻ったみたいね。」

 

希「そうやね。なんだか懐かしいわ。」

 

 

にこと真姫のお決まりのやりとりを見て、絵里と希は物思いにふける。まるで学生だった頃のμ'sに戻った感じがして少しだけ目に涙が浮かぶ。

 

そんな2人とμ'sの光景をサツキも優しい目で眺めていた。

 

 

 

 

 

 

ファイトに負けた発花は何も言わずに退場していた。歓声は少し収まったが、まだ鼓膜に残っている。

 

 

発花「チッ………!」

 

 

会場の出入り口の廊下を歩いていると、「発花さん。」と自分を呼ぶ声に立ち止まる。正面を見ると綺羅ツバサが廊下の壁に背をついて立っていた。

 

 

発花「綺羅ツバサ………。何だよ私を笑にでも来たか?」

 

 

発花の捻くれを含めた質問に、ツバサは眉ひとつ動かさずに答える。

 

 

ツバサ「私は、全力の面白いファイトを見せてくれたあなたを笑いはしないわ。」

 

発花「そうかよ。」

 

ツバサ「穂乃果さんとファイトしてみてどうだったかしら?」

 

発花「………私の負けは認めてやる。あいつの強さと実力もな。だが、あんたに敵う相手じゃない。はっきり言って、あんたの方がまだ強いぜ。」

 

ツバサ「そう。 この後はどうするの?このまま帰るつもりかしら。」

 

発花「………いや、残るぜ。この私に勝った高坂穂乃果がどこまで戦えるのか、そしてあんたの前に立てるかどうか見ててやる。」

 

ツバサ「分かったわ。なら特別な席を用意します。」

 

 

ツバサは発花と共に廊下の奥へと消えていった。

 

 

 

 

 

 

それから、第一回戦の第二試合〜第六試合までのファイトが終わり、高坂穂乃果を含めた3名が第二回戦へと歩を進めた。

 

 

 

梨子「1戦目から6戦目まで凄いファイトだったね。」

 

善子「そうね。」

 

果南「でも、2回戦の数おかしくない?」

 

鞠莉「確かに、ツバサ杯の参加人数は6人、一回戦を通過できるのは3人だけになるから、二回戦は1人余るわね。」

 

にこ「まあ大丈夫でしょ。あのツバサさんのことだから何か考えがあるのかもね。」

 

 

 

 

 

 

第一回戦が終わってしばらくした後、会場の裏にいた統堂 英玲奈がマイクを持って表に出て来る。

 

 

英玲奈「では皆さん。一回戦が終わって間も無いですが、第二回戦を行います。」

 

『ウオォォォォォォォォ!!』

 

 

英玲奈の第二回戦開始の宣言に会場は大きな歓声に包まれる。 その歓声が小さくなるまで待ってから英玲奈はアナウンスを続ける。

 

 

英玲奈「では、二回戦の対戦カードを決めます。」

 

 

英玲奈の号令と同時に、コンピューターがランダムに対戦カードを選出し、会場の巨大モニターに表示される。

 

 

 

第二回戦

 

第一戦

高坂 穂乃果 vs 市久楽いちくら 新太

 

 

シード枠

鎬山 鉄大こうやま てつひろ

 

 

 

新太「僕の相手は高坂穂乃果さん、ですか。」

 

 

市久楽 新太と呼ばれた成年は、眼鏡を掛けていて、黄色い髪を横流しのマッシュヘアーにし、白衣のようなものを来て、いかにも博士と言うのような風貌をしている。

 

新太は眼鏡をクイッと指で押し上げて対戦カードの結果に呟く。

 

 

穂乃果「………………」

 

鉄大「俺はシードか………。まあいい」

 

 

鎬山 鉄大と呼ばれた男は興味なさそうに会場を後にする。

 

 

英玲奈『では、高坂 穂乃果、市久楽 新太はファイトステージへ。』

 

 

英玲奈の指示で穂乃果と新太はファイトステージへ上がり、向かい合う。

 

 

新太「高坂穂乃果、一回戦の君のファイトを拝見させてもらっていたよ。実に素晴らしいファイトをしますね。」

 

穂乃果「え?あ、ありがとうございます」

 

新太「ああ、敬語じゃなくてもいいよ。見たところ、君と僕は同い年だろうから。いや、1つ下でも上でも敬語なんて使わなくてもいい。」

 

穂乃果「そお? じゃあそうさせてもらうね。」

 

英玲奈『両者準備はいいな?』

 

 

英玲奈の確認に穂乃果と新太はうなずく。

 

 

英玲奈『第二回戦、一戦目、始め!!』

 

 

 

穂乃果「希望を紡げ五角の絆、そして繋げよ皆んなの夢! ルミナイズ!〈五角武竜伝"絆"〉」

 

新太「全てを浸蝕して蝕め、僕達の超ウイルス!ルミナイズ!」

 

 

オープンTHEフラッグ

 

 

穂乃果「ドラゴンワールド」

◼️手札6/ゲージ2/LP10

 

新太「デンジャーワールド」

◼️手札6/ゲージ2/LP10

 

 

穂乃果「私の先攻、ドロー、チャージ&ドロー!」

しかも手札6→7/ゲージ2→3

 

穂乃果「ライトに〈五角騎竜 火剣のドゥーベル〉をコール!」

◼️手札7→6

 

 

五角騎竜 火剣のドゥーベル

サイズ1/攻5000/防1000/打撃2

 

 

穂乃果「レフトに〈斬牙の五角帝竜 ジード〉をコール!」

◼️手札6→5/ゲージ3→1

 

 

斬牙の五角帝竜 ジード

武装騎竜/帝王竜/竜牙

サイズ2/攻6000/防5000/打撃2

◼️【コールコスト】君のデッキの上からカードを1枚このカードのソウルに入れて、ゲージ2払う。

◼️君の場にカード名に「五角」を含むモンスターがいるなら、このカードのサイズを1減らす。

◼️君がダメージを受けた時、君のライフ+2!さらに君のターン中なら、このカードは【2回攻撃】を得る。この能力は1ターンに1回だけ使える。

【ソウルガード】/ソウル1

 

 

穂乃果のレフトに、竜の爪のような巨大な刀身をした薙刀を持った、西洋風の鎧を着た群青色の人竜が現れる。

 

 

穂乃果「キャスト〈ドラゴウィズダム 五角の知恵〉ダメージ1を受けて、1チャージ、1ドロー!………うっ!」LP 10→9

◼️手札5→4→5/ゲージ1→2

 

穂乃果「さらに、私がダメージを受けた事によりドゥーベルの能力で1チャージ、ジードの能力で私のライフ+2!」LP9→11

◼️ゲージ2→3

 

 

ジードは穂乃果が受けたダメージをオーラに変えて、自身に吸収させる。そして穂乃果が受けた痛みを取り払い、ライフを回復させた。

 

 

穂乃果「アタックフェイズ! ジードでファイターに攻撃! 打撃2!」

 

 

ジードは巨大な竜の爪のような薙刀で新太を斬り裂く。

 

 

新太「くぅぅ!」LP 10→8

 

穂乃果「先攻の攻撃は1回だけ、ターンエンド」

◼️手札5/ゲージ2/LP11

 

 

 

新太「僕のターン、ドロー、チャージ&ドロー。」

◼️手札6→7/ゲージ2→3

 

新太「センターとライトに〈呪血感染菌 アルサビア〉をコール」

◼️手札7→6

 

 

呪血感染菌 アルサビア

デンジャーW/ダークネスドラゴンW

ウィルス

サイズ0/攻1000/防1000/打撃0

◼️「呪血感染菌 アルサビア」はデッキに何枚でも入れられる。

◼️"呪菌感染"【起動】【対抗】相手の場のモンスターを1枚選び、相手のデッキの上からカードを1枚、裏向きで選んだモンスターのソウルに入れる。そのカードはウィルスソウルとなり、相手の効果で捨てられない。この能力は1ターンに1回だけ使える。

(ソウルガードでも捨てられないぞ!)

◼️君のターン終了時、このカードを破壊する。

 

 

新太の場に、半透明の紫の球体から、細長い、短い3本の突起を生やしたワームのような長い首が突き出ているモンスターが現れる。 そのモンスターの見た目から、会場中から底知れない嫌悪の空気が流れる。 無理もない、見た目からして、かなり気持ち悪いモンスターなのだから。

 

新太はそんな会場の空気を気にも止めずターンを進める。

 

 

新太「2体のアルサビアの能力発動、"呪菌感染" 僕はジードを選択、穂乃果さんのデッキトップから1枚ずつを裏向きで、ジードのソウルに入れてもらうよ。」

 

 

アルサビアは突き出した首をさらに伸ばし、ジードの腕に噛みつき、すぐに離れる。

 

 

ジード『あ?特に痛みはねえが………ん?なんだ?』

 

 

噛まれた箇所に痛みは無いが、噛まれた腕の一部が紫色に変色する。

 

 

新太「裏向きのソウルはウィルスソウルとなり、相手の効果を受けない。」

 

 

ジード

ソウル1

ウィルスソウル0→1→2

合計ソウル3

 

 

新太「レフトに〈呪血感染菌 ガイダビア〉をコール。」

◼️手札6→5

 

 

呪血感染菌 ガイダビア

デンジャーW/ダークネスドラゴンW

ウィルス

サイズ1/攻1000/防1000/打撃0

◼️このカードは、君の場に「呪血感染菌 アルサビア」が1枚以上あればコールできる。

◼️相手の場のモンスター1枚のウィルスソウルが2枚以上あるなら、このカードの攻撃力+4000し、打撃力+2!

◼️君のターン終了時、このカードを破壊する。その後、君のドロップから「呪血感染菌 アルサビア」1枚までを君の手札に戻す。

 

 

新太「ガイダビアは、相手のモンスターにウィルスソウルが2枚以上あれば、攻撃力+4000、打撃+2する。」

 

 

ガイダビア

攻1000→5000/打撃0→2

 

 

新太「アルサビアを2枚ソウルに入れて、センターに〈呪血感染菌 モルサビア〉をコール。」

◼️手札5→4/ゲージ3→2

 

 

呪血感染菌 モルサビア

デンジャーW/ダークネスドラゴンW

ウィルス

サイズ2/攻4000/防4000/打撃2

◼️【コールコスト】君の場の「呪血感染菌 アルサビア」を2枚までこのカードのソウルに入れて、ゲージ1払う。

◼️"呪菌感染"【起動】相手のモンスターを1枚選び、相手のデッキの上からカードを1枚、裏向きで選んだモンスターのソウルに入れる。そのカードはウィルスソウルとなり、相手の効果で捨てられない。この能力は1ターンに1回だけ使える。(ソウルガードでも捨てられないぞ!)

◼️このカードが相手のモンスターに攻撃した時、そのモンスターのウィルスソウルが2枚以上あるなら、このターン中、このカードの攻撃力+2000して、そのモンスターの防御力-2000!!

【貫通】【ソウルガード】/ソウル2

 

 

新太「モルサビアの"呪菌感染"発動、穂乃果さんのデッキトップから裏向きでウィルスソウル1枚をジードに入れる。」

 

 

穂乃果のデッキトップから裏向きでジードのソウルに入れられる。そしてジードの皮膚の変色が広がる。

 

 

ジード

ソウル1

ウィルスソウル2→3

合計ソウル3→4

 

 

 

ジード『チッ………、痛みは無えが気持ち悪い………!』

 

穂乃果「大丈夫?ジード!」

 

ジード「ああ!」

 

 

ジードの言う通り、肌は紫に変色してはいるが、目立った痛みは無い。

 

 

新太「アタックフェイズ。 モルサビアでジードに攻撃だ! モルサビアの能力発動、バトルしているジードにウィルスソウルが2枚以上あれば、このターン中、モルサビアの攻撃力+2000!さらにジードの防御力-2000する!」

 

ジード『ぐあぁぁ!!』

 

 

ジードの皮膚の変色した部分が突然痛みだし、エネルギーのオーラがモルサビアに流れていく。そしてジードはあまりの痛みに膝をつく。

 

 

穂乃果「ジード⁉︎ ソウルガード!」

 

 

モルサビア

攻4000→6000

 

ジード

防5000→3000

 

ジード撃破!

【ソウルガード】ソウル4→3

 

 

 

 

会場の特別席から観戦していたAqours、元μ's、サツキは、新太の戦法に驚愕するが、また1つの疑問も持っていた。

 

 

サツキ 「"呪菌感染"によって自身のモンスターにバフと、穂乃果ちゃんのモンスターにデバフを与えるのか。とんでもない能力だな」

 

真姫「でも同時に、ジードのソウルが増えて生存率は上がってるわよね。」

 

にこ「敵から盛られたとは言え、ジードのソウルはまだ3枚もあるわ。それに、その気になれば、次の穂乃果のターンでジードを押し出して他のモンスターをコールすることだってできるもの。」

 

絵里「ええ、そうね。 でも油断は出来ないわ。あの人もツバサさんから呼ばれてこの大会に出てきたんだもの、何か恐ろしい事があるはずよ………」

 

 

にこと真姫の見解を肯定しつつも、絵里の心中には不安があった。このファイトの要となっているのは言わずもなしにあの「ウィルスソウル」という存在だ。 あのウィルスソウルがこのファイトにどれだけの影響を及ぼすのか、要注目だ。

 

 

 

新太「ガイダビアでジードに攻撃する!」

 

穂乃果「ジードのソウル………」

 

新太「残念だけど、ソウルガードは発動しない。」

 

穂乃果「え?」

 

新太「ウィルスソウルは相手の効果でソウルを離れない。つまり、ソウルガードの能力でドロップ送りにする事もできないのさ。」

 

 

ガイダビア

攻5000

 

ジード

防3000

 

斬牙の五角帝竜 ジード 撃破!

 

 

穂乃果「ジード………!」

 

新太「ターンエンド。 ガイダビアは自壊し、ドロップからアルサビアを手札に戻す。」

◼️手札4→5/ゲージ2/LP8

 

 

 

穂乃果「私のターン、ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札5→6/ゲージ2→3

 

穂乃果「レフトに〈五角装竜 黒雷のコクヨウ〉をコール!」

◼️手札6→5

 

 

五角装竜 黒雷のコクヨウ

ドラゴンW

サイズ2/攻3000/防2000/打撃2

 

 

穂乃果「コクヨウの起動能力、"黒雷光"2チャージ! そして私にダメージ2。………ぐっ!」LP11→9

◼️ゲージ3→5

 

 

コクヨウは雷を放出しながら光り、穂乃果のデッキトップから2枚がゲージに置かれる。そして、その雷が穂乃果にダメージを与える。

 

 

穂乃果「私がダメージを受けた事で、ドゥーベルの能力、1チャージ!」

◼️ゲージ5→6

 

穂乃果「レフトに〈五角竜王 ドラム〉をバディコール!」LP9→10

◼️手札5→4/ゲージ6→5

 

 

五角竜王 ドラム

サイズ2/攻6000/防5000/打撃3/【ソウルガード】/ソウル1

 

 

穂乃果「さらにゲージ2払い、ドラムを進化!〈五角超竜王 カイザー・ドラム〉!」

◼️手札4→3/ゲージ5→3

 

 

五角超竜王 カイザー・ドラム

サイズ2/攻10000/防5000/打撃3/【ソウルガード】ソウル2

 

 

穂乃果「さらに、手札を1枚ソウルに入れて、ゲージ1払い、ダメージ1受けて〈五角竜剣 ドラゴブレイブ〉を装備!」LP 10→9

◼️手札3→2→1/ゲージ3→2

 

 

五角竜剣 ドラゴブレイブ

アイテム:攻5000/打撃3/【ソウルガード】ソウル1

 

 

穂乃果「アタックフェイズ!このフェイズ開始時にカイザードラムの能力発動! センターの呪血感染菌モルサビアを破壊!」

 

新太「ソウルガードだ。」

 

 

カイザードラムは自身の太刀にエネルギーを集約させて、ビーム状の斬撃を、センターのモルサビアに放つ

 

 

モルサビア 破壊!

【ソウルガード】ソウル2→1

 

 

穂乃果「ドゥーベルでモルサビアに攻撃!」

 

新太「ソウルガード。」

 

 

ドゥーベル

攻5000

 

モルサビア

防4000

 

モルサビア 撃破!

【ソウルガード】ソウル1→0

 

 

穂乃果「ドラゴブレィブでモルサビアを攻撃!」

 

 

ドラゴブレィブ

攻5000

 

モルサビア

防4000

 

モルサビア 撃破!

 

 

穂乃果「カイザードラムで新太君に攻撃!打撃3!」

 

 

カイザードラムは新太に斬りかかる。

 

 

新太「ぐぅぅ………! やるな、だけど僕も黙っちゃいないよ。キャスト〈痛撃感染〉」LP8→5

◼️手札5→4

 

 

痛撃感染

デンジャーW

感染

◼️相手のターン中、君がダメージを受けた時に使える。

◼️【対抗】相手のモンスター1枚を選び、君が受けたダメージの数値と同じ枚数、相手のデッキの上からカードを裏向きで、選んだモンスターのソウルに入れる。裏向きのカードはウィルスソウルとなり、相手の効果で捨てられない。「痛撃感染」は1ターンに1回だけ使える。

 

 

新太「カイザードラムを指定し、僕が受けたダメージ分、相手のデッキトップから裏向きでカイザードラムのソウルに入れる。僕が受けたダメージは3、つまり3枚を裏向きでカイザードラムのソウルへ!」

 

 

穂乃果のデッキトップから3枚のカードが自動的にカイザードラムのソウルに入り、カイザードラムは足下から徐々に紫に変色していく。

 

 

カイザードラム ソウル2

ウィルスソウル0→3

ソウル合計5

 

 

ドラム『チィ………! 気色悪いぜ。』

 

穂乃果「ターンエンド。」

◼️手札1/ゲージ2/LP9

 

 

 

新太「僕のターン、ドロー、チャージ&ドロー。」

◼️手札4→5/ゲージ2→3

 

新太「ガイダビアをドロップに置き、レフト、ライト、センターに〈呪血感染菌 アルサビア〉をコール。」

◼️手札5→4→3→2

 

 

半透明の紫の球体から角の生えたワームが顔を突き出してウネウネしている。

 

 

呪血感染菌 アルサビア

サイズ0/攻1000/防1000/打撃0

 

 

新太「アルサビア3体の能力"呪菌感染"カイザードラムにウィルスソウルを3枚追加。」

 

 

アルサビア3体ほ一斉にカイザードラムの腕や胸や腹部に噛みつき、呪菌を植え付け、すぐさま後退する。 そしてカイザードラムの噛みつかれた部分が紫色に変色する。

 

 

ドラム『くぅ………!』

 

 

カイザードラム

ウィルスソウル3→6

合計ソウル8

 

 

新太「さあ、僕もバディをお披露目しよう。 場のアルサビア3体をソウルに入れ、バディコール!〈呪血感染竜 ウィルスァビア・ドラゴン〉」LP5→6

◼️手札2→1/ゲージ3→0

 

 

呪血感染竜 ウィルスァビア・ドラゴン

デンジャーW/ダークネスドラゴンW

感染/黒竜

サイズ3/攻8000/防7000/打撃2

◼️【コールコスト】君の場の「呪血感染菌 アルサビア」1枚以上を好きなだけこのカードのソウルに入れて、ゲージ3払う。

◼️【対抗】【起動】"呪菌拡大感染"相手のモンスターを2枚まで選ぶ。相手のデッキの上から、このカードのソウルにある「呪血感染菌 アルサビア」の枚数分、選んだモンスターのソウルに裏向きで入れる。そのソウルは「ウィルスソウル」となり、相手の効果で捨てられない。"呪菌拡大感染"は1ターンに1回だけ使える。

◼️【起動】君のデッキから「呪血感染菌 アルサビア」1枚までを、このカードのソウルに入れる。この能力は1ターンに1回だけ使える。

◼️ウィルスソウルを持つ相手のモンスター全ての攻撃力と防御力は、そのカードのウィルスソウルの枚数分、ー1000される。

◼️このカードがウィルスソウルを持つ相手のモンスターに攻撃した時、そのモンスターのウィルスソウルが3枚以上ならこのカードの攻撃力+5000!6枚以上あるなら、破壊したモンスターのウィルスソウルの枚数分、相手にダメージ!!

【3回攻撃】【ソウルガード】/ソウル3

 

 

場に3体いたアルサビアがセンターに集まり1つの巨大な菌球体となる。そしてその菌球体を突き破り、二翼、四つ腕の紫のドラゴンが現れる。身体中の空気穴からは紫色の禍々しいガスのようなものが少しずつ吹き出ている。

 

 

新太「ウィルスァビアドラゴンの起動能力、デッキから呪血感染菌アルサビアを1枚、ウィルスァビアドラゴンにソウルイン。」

 

 

ウィルスァビアドラゴン ソウル3→4

 

 

新太「ウィルスァビアドラゴンのもう一つの起動能力、"呪菌拡大感染" カイザードラムと火剣のドゥーベルを選ぶ。穂乃果さんのデッキトップから、ソウルにあるアルサビアの枚数分をカイザードラムとドゥーベルのソウルに入れる。」

 

 

ウィルスァビアドラゴンの身体中から吹き出す紫のガスが、穂乃果の場を覆い尽くし、すぐに晴れる。すると、カイザードラムとドゥーベルの全身が紫色に変色していた。

 

 

 

カイザードラム

ソウル2

ウィルスソウル6→10

合計ソウル12

 

 

火剣のドゥーベル

ウィルスソウル0→4

 

 

穂乃果「ドラム⁉︎ ドゥーベル⁉︎」

 

ドラム『俺たちは心配ねぇ!』

 

新太「ふふん、どうかな?」

 

ドラム『あん?』

 

新太「ウィルスァビアドラゴンが居る限り、君達のソウルにあるウィルスソウルの枚数分、君達の攻撃力と防御力をー1000して、蝕み続ける。」

 

穂乃果「えっ⁉︎」

 

 

カイザードラム

攻6000→0/防5000→0

 

ドゥーベル

攻5000→0/防1000→0

 

 

 

 

 

 

 

千歌「ああ! ドラムとドゥーベルの攻撃力が0になっちゃった⁉︎」

 

曜「防御力もだよ!」

 

ダイヤ「なんと恐ろしい………」

 

 

 

 

 

 

 

新太「アタックフェイズだ。まずは火剣のドゥーベルに攻撃! ウィルスァビアドラゴンの能力、バトルしてるモンスターのウィルスソウルが3枚以上なら、攻撃力+5000!」

 

 

ウィルスァビアドラゴン

攻8000→13000

 

火剣のドゥーベル

防0

 

火剣のドゥーベル 撃破!

 

 

新太「次はカイザードラムに攻撃だ!」

 

穂乃果「キャスト!〈ドラゴンシールド 緑竜の盾〉攻撃を無効化してライフ+1!」LP9→10

◼️手札1→0

 

 

ウィルスァビアドラゴンは身体中から吹き出すガスを凝縮させ、ガスの塊にしてカイザードラムに撃ち出す。だがドラムの前に緑竜の顔を模した盾が現れ、攻撃を防ぐ。 

 

 

新太「読めていたよ。けどこれで終わりだ。ウィルスァビアドラゴンで3回目の攻撃だ!」

 

穂乃果「ソウルガード!」

 

 

ウィルスァビアドラゴンは、再び身体中から吹き出すガスを凝縮させ、ガスの塊にしてカイザードラムに撃ち出す。撃ち出されたガスの塊はドラムの身体をさらに黒く変色させ、まるで石化させたように固めて砕く。

 

 

ウィルスァビアドラゴン

攻8000→13000

 

カイザードラム

防0

 

カイザードラム 撃破!

【ソウルガード】ソウル12→11

 

 

だがソウルガードで場に残ったドラムは紫に変色したままではあるが、黒石化から解放される。

 

 

新太「ウィルスァビアの恐ろしいところはここからだ。」

 

 

破壊されたカイザードラムの身体中から紫色のガスが吹き上がり、ウィルスァビアの頭上に集まっていく。

 

 

新太「この攻撃で破壊したモンスターのウィルスソウルの枚数分、穂乃果さんにダメージを与える!」

 

穂乃果「………っ⁉︎」

 

新太「カイザードラムのソウルにあるウィルスソウルは10枚、よって穂乃果さんには10のダメージが与えられるのさ!!」

 

 

 

 

 

 

花陽「10のダメージなんてそんな⁉︎」

 

にこ「穂乃果にはもう手札が無いってのに!!」

 

真姫「あんな一撃を受けたら穂乃果は………」

 

千歌「いえ、まだです!穂乃果さんにはまだ………!」

 

 

 

 

 

 

新太「これで終わりだ。ウィルスァビアの能力により、穂乃果さんにダメージ10!!」

 

 

新太の宣言と同時に、ウィルスァビアドラゴンは、頭上にできた巨大なガスの塊を穂乃果に向かって撃ち出す。 そして巨大なガスの塊は着弾と同時に大爆発を起こし、会場全体にガスが霧散する。 

 

 

穂乃果「くぅ………!! まだだよ、カイザードラムの能力発動!"固い絆" カイザードラムのソウルを1枚捨てて、私のライフを1にする!!」LP10→1

 

 

カイザードラム ソウル11→10

 

 

新太「な………に………⁉︎」

 

 

新太は大きく目を見開いて、眼前に立つ穂乃果を見る。霧散したガスが晴れていくなかで、ライフ1でありながら楽しそうに笑う穂乃果に、新太はただ驚愕の色を隠せない。

 

 

穂乃果「五角竜剣 ドラゴブレィブの能力、私がダメージを受けた時、1チャージ、ライフ+1!」LP1→2

◼️ゲージ2→3

 

新太「バカな………、ターンエンド。」

◼️手札1/ゲージ0/LP6

 

 

 

 

 

穂乃果の無事に安堵すると共に、千歌を除くAqoursのみんなも驚きの表情で穂乃果を見ている。

 

 

梨子「す、凄い、あんな大ダメージを受けても、ライフが尽きないなんて………」

 

善子「これが、高坂穂乃果さんの実力………」

 

果南「千歌は分かってたの?穂乃果さんが生き残るって」

 

 

果南の質問に千歌は頷いて答える。

 

 

千歌「うん。私も穂乃果さんを倒せるとこまで追い詰めた事はあったけど、でも倒せなかった。 カイザードラムの能力で、倒せるはずの攻撃でも穂乃果さんのライフは1残るんだよ。」

 

 

穂乃果は煉獄バディカップの決勝で穂乃果とファイトした事を思い出す。参加していたみんなは石板に封じられていて2人のファイトを見てはいなかったが、千歌は実際に穂乃果とカイザードラムの"固い絆"の前に敗れていた。

 

今、Aqoursの中で穂乃果の強さに唯一触れているのは千歌だけだ。

 

 

 

 

 

 

 

穂乃果「私のターン、ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札0→1/ゲージ3→4

 

穂乃果「キャスト〈ドラゴニック・グリモ〉手札を全て捨てて3ドロー!」

◼️手札0→3

 

 

今、穂乃果に捨てる手札は無い。だがカードを3枚ドローする能力だけは発動する。

 

穂乃果は引いた3枚を見て口角を少し吊り上げる。

 

 

穂乃果「来たよ、このターンでケリをつけられるカードが!」

 

新太「ふふん、意外だね。 穂乃果さんでもハッタリを言うんだね。」

 

 

新太は指で眼鏡を上げて穂乃果の言葉をハッタリだと嘲笑う。 だが穂乃果は表情を変えず手札に入れた3枚を見て強気に笑う。

 

 

ドラム『はんっ! ハッタリかどうかてめぇの目で確かめてみろよ!」

 

新太「何?」

 

 

ドラムには分かっている。穂乃果のデッキにはこの鬱陶しいウィルスソウルを逆手に取れるカードが、ただ唯一、1枚だけ入れてある事を。そして穂乃果の反応で理解した。穂乃果はたった今、その唯一を引き当てたのだと。

 

 

ドラム『穂乃果、今の俺の攻撃力は0だ。今回の俺は役に立てそうもねぇ。』

 

穂乃果「うん。このターンで必ず勝つ! カイザードラムをドロップに置き、レフトにコール!〈五角超騎竜 爆滅槌のファード〉!」

◼️手札3→2/ゲージ4→2

 

 

五角超騎竜 爆滅槌のファード

サイズ3/攻9000/防4000/打撃3/【ソウルガード】

 

 

穂乃果の場に、武者鎧を着た図体がでかく身の丈より倍大きなハンマーを持った赤い竜人が現れる。

 

 

新太「分からない人だね。今さらどんなモンスターをコールしても無駄なんだよ! ウィルスァビアドラゴンの対抗起動能力、"呪菌拡大感染" 穂乃果さんのデッキトップからウィルスソウル4枚をファードのソウルに入れる。 そしてウィルスソウルの枚数分、ファードの攻撃力と防御力をー1000する。」

 

 

ウィルスァビアドラゴンは身体中の空気穴から紫色のガスを吹き出して、ファードを包む。そしてファードの身体は紫色に変色する。

 

 

爆滅槌のファード

ウィルスソウル0→4

攻9000→5000/防4000→0

 

 

新太「残念だったね。せっかく新しくコールしても、呪菌に感染してしまえば、君に勝利は無いよ。」

 

 

新太の勝利への確信は未だ消えてはいない。だがそれは穂乃果も同じだった。穂乃果もまだ目に秘めた勝利を諦めてはいない。必ずこのターンで勝つ。いや勝てると確信を持って笑みを浮かべる。

 

 

穂乃果「ファイトは最後まで分からないよ。 ライトに〈五角騎竜 メラク"SD"〉をコール!」

◼️手札2→1

 

 

五角騎竜 メラク"SD"

サイズ2→0/攻5000/防1000/打撃2

 

 

穂乃果「メラクSDは場にサイズ2以上の〈武装騎竜〉がいれば、サイズ0になる。 そしてメラクの起動能力発動! 爆滅槌のファードを攻撃力+1000/防御力+1000して、【貫通】を付与する。そして私にダメージ1!」LP2→1

 

 

爆滅槌のファード

攻5000→6000/防0→1000/【貫通】

 

 

穂乃果「そして私がダメージを受けた時、ドラゴブレィブの能力で1チャージ、ライフ+1、私のターン中なら1ドロー!」LP1→2

◼️手札1→2/ゲージ2→3

 

穂乃果「さらに爆滅槌のファードの能力、私がダメージを受けたら、デッキトップから1枚をソウルイン!」

 

 

爆滅槌のファード

ソウル0→1

ウィルスソウル4

合計ソウル5

 

 

新太「今さらソウルを増やしたところで何の意味がある!」

 

穂乃果「意味ならあるよ。見せてあげる、この状況を一瞬で覆す私達の力を! 爆滅槌のファードは、自身のソウルの枚数分、打撃力が増える!」

 

新太「なに⁉︎」

 

 

爆滅槌のファードのソウルはま5枚ある。よって元々の打撃力3+ソウル5枚で、爆滅槌のファードの今の打撃力は………

 

 

爆滅槌のファード

打撃力3→9

 

 

新太「だ、だ、打撃力………、9だと………⁉︎」

 

 

新太は今さら気づいた。ファードのソウルが5枚もあるのは、明らかにウィルスァビアドラゴンの"呪菌拡大感染"の能力によって与えた4枚のウィルスソウルである事。そして、自身にとって戦術の鍵になっていたウィルスソウルを逆手に取られた事を。

 

 

新太「そんなバカな………あり得ない!」

 

穂乃果「アタックフェイズ! 爆滅槌のファードとメラクSDで連携攻撃!!」

 

新太「そ、ソウルガードだ!」

 

 

ファードは自身の倍以上ある巨大なハンマーを構えたまま力を溜め、メラクはそのチャージ時間の間、ウィルスァビアの足下に魔法陣を張り、そこから光の鎖を出して、ウィルスァビアドラゴンを縛り付けて動きを止める。 そしてハンマーに力を溜め終わったファードはウィルスァビアドラゴンに突撃してハンマーで思いっきり叩く。

 

 

爆滅槌のファード+メラクSD

連携攻撃力11000

 

ウィルスァビアドラゴン

防7000

 

ウィルスァビアドラゴン 撃破!

【ソウルガード】ソウル4→3

 

 

穂乃果「爆滅槌のファードは、メラクSDの能力で貫通を得ている。よって打撃力9の貫通だよ!!」

 

 

ファードはウィルスァビアドラゴンをハンマーで押し込み、新太めがけて突撃する。そして押し込んだウィルスァビアドラゴンごと新太に叩きつける。さらにハンマーから放出されているエネルギーが大爆発を起こした。

 

 

新太「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」LP6→0

 

 

リアルバディシステムが停止してファイトが終わると、新太は大の字に倒れ、その場に立っていたのは穂乃果だった。

 

 

英玲奈「ツバサ杯、第二回戦 一戦目、勝者は"高坂穂乃果"!!!」

 

「ウオォォォォォォォォ!!」

 

 

 

英玲奈による穂乃果の勝利宣言に、会場中から大きな歓声が湧く。

 

 

新太は倒れながら穂乃果に向けた歓声を聞きながら自身が負けた事を再確認する。 そして静かに立ち上がり、穂乃果に手を差し伸べる。

 

 

新太「参ったよ。高坂穂乃果さん………、まさかたった1枚のカードで戦況を逆転させるなんてね。 楽しいファイトだった」

 

穂乃果「うん。私も楽しかったよ。」

 

 

穂乃果は笑って差し出した新太の手を握って握手する。

 

 

新太「また今度ファイトする時があったら、次は僕が勝つ。」

 

穂乃果「ううん、次も私が勝つ。」

 

新太「次の試合も頑張る事だね。」

 

 

そう言って新太は握手をほどき、ファイトステージを去っていった。

 

 




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今回のファイトも熱かった!って思えたら感想を是非!!
投稿が遅すぎる。って思ったら感想を是非!!
(不満に感想は返さんです。)


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強さ求めし武人

前回の『バディファイトLoveLive!サンシャイン‼︎』

 

 

ツバサ杯第二回戦、一戦目の穂乃果の相手は、"呪菌感染"と言う特殊な戦法を使う"市久楽 新太"だった。

 

新太のモンスターが繰り出す感染菌の猛威に追い詰められる穂乃果だったが、最後に希望を見出した"五角超騎竜 爆滅槌のファード"の一撃により、見事に不利から一発逆転の勝利をもぎ取ったのだった。

 

 

 

 

 

 

シード席

 

 

大会の対戦カードによってシード枠に決められていた、ウルフカット気味に整えられた黒茶色の短髪、力強い目つきが印象的な黒茶色の瞳。精悍な顔立ちで額の右側に十字傷、顎に一筋傷が走っていて、筋肉質かつ骨太な体格の男、"鎬山 鉄大"は穂乃果と新太のファイトの内容を見て、少しだけ苛立ちを覚えていた。

 

すると、シード席の部屋のドアが開き、1人の女性が入ってくる。

 

 

 

鉄大「綺羅ツバサか。」

 

 

鉄大はファイトステージを見下ろしたまま、入って来た人物の名を言い当てる。

 

 

ツバサ「あら、良く分かったわね。」

 

鉄大「俺は一度戦った強者の気配は覚えている。」

 

ツバサ「まるで野生の猛獣ね。」

 

鉄大「猛獣など………。それより、もう試合なのか?」

 

ツバサ「いいえ。あなたの試合は1時間30分後よ。」

 

鉄大「そうか。 じゃあ何の用だ。」

 

ツバサ「あなたから見て、今のファイトはどう見えたかしら?」

 

 

ツバサから投げかけられたファイトの感想に、鉄大はうでを組んで目を瞑る。そしてツバサに向き直る。

 

 

鉄大「お前が聞きたいのはファイトの内容の感想ではなく、"高坂穂乃果の実力はどうだったか"と聞いているのだろう。」

 

ツバサ「………………」

 

鉄大「はっきり言えば………、強い。 この大会に参加している誰よりも強いと思ってはいる。」

 

 

鉄大の見解にツバサは少しだけ眉をピクリと動かして反応する。普段、他人の強さに言及しない鉄大が、高坂穂乃果をはっきりと"強い"と認めたのが意外だったのだ。

 

 

ツバサ「その強さは、あなたを抜いてかしら?」

 

鉄大「………俺は、今の自分の強さを試したい。他の誰でもない、日本のファイターの頂点に立っているお前とファイトする事が、この話しに乗った答えだ。 だが、もし俺が高坂穂乃果に負ける事があれば、俺はまたエンシェントワールドへの長い修行の旅へと出るだろう。」

 

ツバサ「今回はえらく弱気ね。」

 

鉄大「違う。俺は高坂穂乃果とのファイトであの力を使うことを決めた。 俺が負ける事など万一にもあり得ない。」

 

 

 

そう言って鉄大はシード席の部屋を後にしようとドアを開ける

 

 

ツバサ「悪いけど、穂乃果さんはあなたが認める以上に手強いわよ。」

 

 

鉄大がドアを閉め終わるか終わらないかの時に、ツバサは鉄大に最後の警告を呟いた。 その警告が聞こえているのかいないのか、鉄大は何も言わずに部屋を後にした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

高坂穂乃果の控室

 

 

穂乃果は控室でデッキの見直しをしていた。すると、穂乃果の控室のドアをノックする音が聞こえる。

 

 

穂乃果「はーい!」

 

 

穂乃果がノックの音に反応して返事をすると、「失礼します。」と1人の女性が控室に入ってきた。

 

 

穂乃果「ツバサさん!」

 

ツバサ「ヤッホー、穂乃果さん。 一緒にお昼でもどうかしら?」

 

穂乃果「え?お昼ですか?」

 

ツバサ「ええ。」

 

穂乃果「はい、ご一緒します!」

 

ツバサ「じゃあ早速行きましょう!」

 

 

 

ツバサ杯に来た観客や、選手の腹を満たす為に用意した会場内の食堂「ハラーヘッテ・ルーノ」総勢1000人以上の席があり、動員数200人以上のスタッフが働いている大型のレストランである。基本的にはバイキング形式ではあるが、メニューを見て注文する事もできる。

 

 

穂乃果とツバサがレストランで席を探していると、穂乃果を呼ぶ声が聞こえた。

 

 

「穂乃果さーーーん!!」

 

「穂乃果!」

 

「穂乃果ちゃん!」

 

穂乃果「千歌ちゃん!海未ちゃん、ことりちゃん!みんなも!」

 

 

穂乃果を呼ぶ声の先には、千歌をはじめとした「Aqours」と元「μ's」の8人が揃っていた。

 

 

穂乃果「みんな、今からご飯?」

 

絵里「ええ、そうよ。」

 

希「穂乃果ちゃん、二回戦突破おめでとう。」

 

穂乃果「ありがとう。希ちゃん!」

 

にこ「………ってか、綺羅ツバサさんも一緒じゃない⁉︎」

 

 

穂乃果の隣を現日本チャンピオンの綺羅ツバサが共に歩いてる事には、にこ意外にも、Aqoursやみんなも驚いている。 と言うか、食堂で食事をしているほとんどの人は、一緒に歩いている日本のツートップに目を見開いて、注目していた。

 

だがツバサは、そんな事気にも止めていない。

 

 

ツバサ「お久しぶりね。μ'sの皆さん、そしてはじめましてAqoursの皆さん。 あ、そうだ!せっかくだから、皆さんも一緒に食事にしましょう!!」

 

 

 

今食堂は、異様な空気に包まれている。食事をする人達は、その空気感に圧倒されてか、自然とその空気の中心に近寄りがたい。

 

それもそうだろう。食堂の1つの長テーブルを囲んでいるのは、現日本チャンピオンの綺羅ツバサと、向かい合うようにして座っている高坂穂乃果、その両脇に、伝説のスクールバディチームの元μ'sの面々、現最強スクールバディチームのAqours。 天地を返しても決して拝む事のできないゴールデンパーティーが目の前で実現しているのだから。

 

 

穂乃果「え! ツバサさんアメリカに居たんですか⁉︎」

 

ツバサ「ええ、高校を卒業してからアメリカの大学に留学したのよ。バディチーム、A-RESとしてね。」

 

絵里「へぇ、やっぱりバディファイトに力を入れてたの?」

 

ツバサ「もちろんよ。」

 

真姫「バディファイトの為に留学なんて、モノ好きね。」

 

ツバサ「ふふふ………、よく言われたわ。」

 

 

ツバサとμ'sの面々が談笑してる中で、Aqoursは緊張の中にいた。それもそうだろう。席を共にしてるとは言え、一緒に食事しているのはチャンピオンと伝説のμ'sだ。 むしろ彼女らから離れて別の席で食事していた方が気が楽でいいはずだ。

 

 

ダイヤ「こ、これは夢でしょうか? 私達は、あのμ'sと綺羅ツバサさんと同じテーブルで食事をしている………!」

 

ルビィ「うぅ、緊張で料理が喉を通らないよぅ………」

 

花丸「そう? まるは美味しくていくらでも食べれるずら〜〜!」

 

善子「味うんぬんの問題じゃないわよ。」

 

花丸「うん?そうずら?」

 

 

花丸も花丸で食べるのに夢中で、今のこの状況、空気感には一切の重みも動揺も感じていない、むしろ緊張より食欲が勝っているようだ。 そんな花丸の無邪気さに、みんな少しだけ安心感を覚える。

 

 

果南「ははは、花丸ちゃんはぶれないね。」

 

鞠莉「でも、少し緊張はほぐれたわ。食べましょ、みんな!」

 

梨子「そうだね。午後も穂乃果さんの応援があるし。」

 

 

 

 

ツバサ「ところで穂乃果さん、次の試合は少し気をつけた方がいいわよ。」

 

穂乃果「え?」

 

ツバサ「次の対戦相手の鎬山鉄大は、この大会であなたが戦ったどんな相手よりも強さに貪欲で強靭よ。 ツバサ杯に招待するのに、かなり手間がかかったわ。」

 

海未「ツバサさんにそこまで言わせるほどの相手なのですか?」

 

ツバサ「ええ。 彼は常に最強を求めている本物の武人よ。 彼の求める強さに限界は無い、故に彼は最強と言う存在に敏感なのよ。 さっきまでの穂乃果さんの試合を見て、完全に穂乃果さんを倒すべき強者と認識したみたいよ。」

 

ことり「倒すべき強者………?」

 

絵里「なんだか厄介そうな相手みたいね。」

 

にこ「けど、ツバサさんにそこまで言わせる割には、あまり名前とか噂は聞かないわね。」

 

 

たしかに、ここまでツバサに注目されているにもかかわらず、鎬山鉄大という名前はあまり聞かない。 実際、プロランキングにも表名されていないようだ。

 

 

ツバサ「ええ、彼は大型の大会にしか出ないし、普段はあまり人間の世界には居ない人みたいだからね。」

 

花陽「それって、どういう事なんですか?」

 

ツバサ「彼は普段から、エンシェントワールドにこもって修行してるらしいわ。」

 

千歌「エンシェントワールドって、モンスターの世界ですか⁉︎」

 

ツバサ「ええ、そうよ。」

 

 

ツバサは千歌の質問に優しく応える。

 

 

梨子「その、鎬山鉄大さんとツバサさんって親しいんですか?」

 

ツバサ「別にあまり親しいわけじゃないわ。去年に大会で一度、つい最近に2度目のファイトをしただけね。」

 

ダイヤ「つい最近、ですか?」

 

ツバサ「ええ、さっき"ツバサ杯に招待するのに、かなり手間がかかった"ってさっき言ったでしょ? つまりはそう言う事よ。」

 

 

つまりツバサは、鎬山鉄大をツバサ杯に招待する為に、彼とファイトしたのだ。結果はツバサが勝利したが、あまり簡単ではなかったようだ。

 

 

ツバサ「彼のデッキは三ノ月 発花さんのようにテクニカルでもなければ、市久楽 新太さんのようなトリッキーで特殊なデッキってわけでもない。いたってシンプルな超パワー型のデッキよ。」

 

 

鎬山鉄大のデッキは、シンプルなデッキであるが故、無駄な小細工など一切無く、死角も弱点も隙も少ない、かなり強力なデッキのようだ。

 

 

海未「でも、いいのですか?相手の情報を私達に、穂乃果に伝えても。」

 

ツバサ「問題無いわ。根底的な事は何も言ってないし、デッキの内容をばらしたところで、彼の戦術には何も響かないし、何の影響もない。シンプルだからこそ、相手から特別な対処をされにくいのよ。」

 

穂乃果「………………」

 

凛「穂乃果ちゃん、さっきから黙ってるけど、大丈夫にゃ?」

 

 

ツバサから次の対戦相手"鎬山鉄大"の事を聞いて黙り込む穂乃果だが、穂乃果は眼を鋭くし、口角を上げて笑みを見せる。どうやら不安よりもツバサから注目を受けている鎬山鉄大とのファイトが楽しみなようだ。 そんな穂乃果の表情からは、ワクワクしているような、早くもファイトするのが待ちきれないような感じが見受けられる。 その姿は、まだμ'sとして現役だった頃の闘士に燃えていた高坂穂乃果を彷彿とさせている。

 

そんな穂乃果の様子に、Aqoursの皆んなは、また緊張に包まれて息を呑む。

 

 

穂乃果「相手が誰だろうと関係ない。私は必ず勝って、ツバサさんの前に絶対に立ちます。」

 

ツバサ「ふふふ………。どうやら心配するのはお門違いだったみたいね。それでこそ穂乃果さんだわ。」

 

 

そう言うとツバサは腕時計を見て席を立つ。

 

 

ツバサ「次の試合が始まるまで後40分くらいね。私はそろそろ失礼します。 久しぶりに大人数で食事できて楽しかったわ。 じゃあ穂乃果さん、今度はファイトステージで会いましょう。」

 

 

そう言ってツバサは食堂を後にした。

 

 

海未「次の試合まで後40分ですか………。って穂乃果、ゆっくり食べてる時間ないのでは? 早く次の試合の準備をしませんと!」

 

穂乃果「え、あ、うん!そうだね! ………むぐっ⁉︎んん〜〜!!」

 

ことり「穂乃果ちゃん⁉︎ お水お水!」

 

 

ツバサが去り際に言った後40分という言葉に、穂乃果は急いで食事を終えようとするが、急ぎすぎて口に含んだ料理を飲み込めなくなる。 そこにことりは水を渡してサポートするが、穂乃果はまた急いで料理を口に運ぶ。

 

 

千歌「あの、そんなに急いで食べなくても………」

 

海未「いいえ、この食堂から穂乃果の控え室までは役10ほど距離があります。デッキの調整や食後の休みなどを挟んでも、かなり時間は絞られます。」

 

千歌「そうなんですね。」

 

絵里「ふふふ、まるで学生の頃の穂乃果を見てるようだわ。」

 

希「ほんまやね。ほんと、あの3人は息ピッタリや。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それから30分後。会場には、食事や休憩を終えた観客達が会場に戻って来て、次に始まる三回戦を今か今かと待ち侘びていた。 そして、先ほどと同じようにA-RESの1人である統堂英玲奈がマイクを持ってアナウンスを開始する。

 

 

英玲奈『皆さん、大変お待ちいたしました。 これよりツバサ杯、第三回戦を開始いたします!』

 

『うおぉぉぉぉぉぉぉぉおお!!』

 

 

英玲奈の三回戦開始の声に、観客達は待ち侘びていたとばかりに大きな歓声をあげる。その歓声は午前中の興奮をさらに超えたものとなっていた。

 

 

英玲奈『では入場してもらおう。強さとは何か?強さの先に何があるか、常に強さを求めて放浪する最強の武人、"鎬山鉄大"選手!!』

 

 

英玲奈の盛大な入場コールによって先にファイトステージに現れたのは、ウルフカット気味に整えられた黒茶色の短髪、力強い目つきが印象的な黒茶色の瞳。精悍な顔立ちで額の右側に十字傷、顎に一筋傷が走っている。身長185cmはあろうかという、筋肉質かつ骨太な体格で体中に大小様々な傷がある男だった。

 

入場して来た鎬山鉄大は、帽子と羽織っていたラセットブラウンのA2ジャケットを脱ぎ捨て、背中に鯉が滝を上っているイラストが描かれているネイビーの半袖和柄Tシャツの姿となる。

 

ジャケットを脱ぎ去った鎬山鉄大の身体を見て会場中がどよめく。ゴツゴツとして硬そうな彼の腕や脚、身体にはいくつもの傷が刻み込まれている。まるで獣にでも襲われた事でもあるかのような、太い傷痕の一つ一つが彼を本物の武人である事を証明している。

 

 

梨子「うわぁ、凄い傷痕………」

 

果南「エンシェントワールドで修行してたって事が、言われても嘘じゃないって分かるね。」

 

ダイヤ「ええ。それに、ただ立っているだけでも、その闘士がひしひしと伝わって来ます。」

 

 

 

 

会場のどよめきを感じ取りつつも、英玲奈は気にせず冷静に次の選手入場コールに移る。

 

 

英玲奈『そして対するのは、今大会のダークホース、期待の超新星、綺羅ツバサに最も近いとされる注目のファイター。その実力は敗北を知らず、その笑みは勝利を勝ち取る。"高坂穂乃果"選手!』

 

『うおぉぉぉぉぉぉぉおおおお!!』

 

 

穂乃果の入場コールに会場は「待ってました!」とばかりに大きな歓声に沸き上がる。 その歓声を受けながら、穂乃果は入場し、鎬山鉄大と向かい合うようにファイトステージに立つ。

 

 

鉄大「高坂穂乃果、さっきまでのファイト見させてもらった。 上からものを見るつもりはないが、お前は強い。」

 

穂乃果「あ、ありがとうございます。」

 

鉄大「俺は幾度もファイトを重ねて来た。強さを知る為に………。 俺は果てが見たい。いや、その先も見たいんだ。 その為に俺はこの大会に参加した。日本の頂点に立つ、綺羅ツバサと戦う為に。 その為に立ちはだかる壁は全て粉砕していくつもりだ。」

 

穂乃果「私は負けません。必ずあなたに勝って、ツバサさんの前に立ちます。」

 

 

鉄大は相手を見る時は決まって、相手の眼を見る。 強い信念を持つファイターは眼の中に強い光りを持っているものだ。 鉄大は穂乃果の眼の奥にたしかな光り、いや、輝きを見た。

 

 

鉄大「そろそろ始めるか。」

 

穂乃果「はい!」

 

 

2人のファイト開始の合意を確認した英玲奈は宣言する。

 

 

英玲奈「では、ツバサ杯、準決勝開始!!!!」

 

 

英玲奈の号令で、デッキを構える。

 

 

 

 

 

 

 

 

穂乃果「希望を紡げ五角の絆、そして繋げよ皆んなの夢! ルミナイズ!〈五角武竜伝"絆"〉」

 

 

鉄大「ただ一つを極め、俺達は果ての先まで歩み続ける! ルミナイズ、〈極限の鋼剣)!!」

 

 

 

オープンTHEフラッグ

 

 

 

穂乃果「ドラゴンワールド」

◼️手札6/ゲージ2/LP10

 

鉄大「エンシェントワールド」

◼️手札6/ゲージ2/LP10

 

 

先攻は鉄大からだ。

 

 

鉄大「俺のターン、ドロー、チャージ&ドロー」

◼️手札6→7/ゲージ2→3

 

鉄大「ライフ2払い〈天竜開闢〉2ドロー。」

◼️手札7→6→8/LP10→8

 

鉄大「さらに〈竜王伝〉1チャージ、1ドロー、ライフ+1」LP8→9

◼️手札8→7→8/ゲージ3→4

 

鉄大「キャスト〈鋼剣召喚ノ儀〉」

◼️手札8→7/LP9→7

 

 

鋼剣召喚ノ儀

エンシェントW

魔法:召喚

◼️【使用コスト】君のデッキの上からカードを2枚ドロップに置いて、ライフ2払う。

◼️君のデッキから、カード名に「鋼剣」を含むサイズ3のカード1枚を【コールコスト】を払ってコールする。「鋼剣召喚ノ儀」はファイト中に1回だけ使える。

 

 

鉄大「手札を1枚捨て、ゲージ2払い、ドロップから2枚をソウルに入れて、レフトにバディコール! 両刃剣を構えし、強豪なる竜をここに呼ぶ!〈鋼剣竜王 ブレイズ・ダルキス〉!」LP7→8

◼️手札7→6/ゲージ3→1

 

 

 

鋼剣竜王 ブレイズ・ダルキス

エンシェントワールド

ドラゴンロード/ネイキッドドラゴン/地

サイズ3/攻15000/防15000/打撃3

◼️【コールコスト】君のドロップゾーンからカード2枚までをソウルに入れ、ゲージ2払い、君の手札1枚を捨てる。

【3回攻撃】/【移動】/【ソウルガード】/【ライフリンク即死】/ソウル2

 

 

鉄大の場に現れたのは、二足歩行系で両腕に大きな両刃剣が生えていて、鎧のような鱗、背中に生えている翼は重々しい印象を与える。頭は鋼剣が一本、角のように生えている。 

 

 

 

ダルキス『グオオォォォォォォォオオオ!!』

 

 

ブレイズダルキスは現れたと同時に咆哮をあげる。その咆哮に会場中がビリビリと響き、振動する。

 

 

穂乃果「凄いプレッシャー………」

 

鉄大「さらに設置魔法〈鋼剛剣山こうごうけんざん〉を設置」

◼️手札6→5/LP8→5

 

 

鋼剛剣山(こうごうけんざん)

エンシェントW

魔法:ドラゴンロード/ネイキッドドラゴン/地

◼️【設置】

◼️【使用コスト】ライフ3払う。

◼️君のターン終了後、君の場にカード名に「ブレイズ・ダルキス」を含むモンスターがいるなら、君のデッキの上からカードを1枚引いて、君のライフ+1!「鋼剛剣山」は場に1枚だけ【設置】できる。

 

 

鉄大の背後に、無数の錆びついた厳つい巨剣が突き刺さった山が現れる。 その山はもはや剣の墓場とでも言えるくらいに荒廃していた。

 

 

鉄大「アタックフェイズだ。 ブレイズダルキスで高坂穂乃果に攻撃!打撃3!」

 

 

ブレイズダルキスはその巨腕で穂乃果を殴ろうとするが、その拳は穂乃果に当たる前に逸れる。だが代わりに巨腕から突き出ている鋼剣が穂乃果の身体に打撃を与える。

 

 

穂乃果「うわぁぁ!」LP 10→7

 

 

ブレイズダルキスの豪快な初撃に、穂乃果はさっそく薙ぎ倒される。

 

 

穂乃果「くっ………」

 

鉄大「ターンエンドだ。 この時、鋼剛剣山の能力で1ドロー、ライフ+1だ。」LP5→6

◼️手札5→6/ゲージ1

 

 

 

穂乃果「私のターン、ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札6→7/ゲージ2→3

 

穂乃果「デッキトップから1枚ソウルに入れて、ゲージ1払い、ライトに〈五角の継承者 ドラム〉をコール!」

◼️手札7→6/ゲージ3→2

 

 

五角の継承者 ドラム

『五角』

サイズ2/攻6000/防5000/打撃2/【ソウルガード】/ソウル1

 

 

穂乃果「キャスト〈ドラゴファイト 五角の奮起〉私にダメージ1、ぐぅ………、デッキトップから3枚見て、2枚を手札に入れて、1枚をチャージ!」LP7→6

◼️手札6→5→7/ゲージ2→3

 

穂乃果「五角の継承者ドラムは、私がダメージを受けた時、【2回攻撃】を得る。」

 

 

穂乃果が受けたダメージがオーラとなってドラムに集まり、ドラムの力に変わる。

 

 

継承者ドラム

【2回攻撃】

 

 

穂乃果「私のライフ6以下で、場にサイズ2以上の「五角」がいるなら、ゲージ2払って………〈角王フォース"五角の闘覇"〉解放‼︎」

◼️手札7→6/ゲージ3→1

 

 

角王フォース"五角の闘覇"

武装騎竜/覚醒

攻6000/打撃2

◼️〈解放条件‼︎〉〔君のライフが6以下で場にサイズ2以上の『五角』のモンスターがいる。〕

◼️【装備コスト】ゲージ2払う。

◼️【対抗】君にダメージ1!この能力は1ターンに1回だけ使える。

◼️君が効果でダメージを受けた時、次の2つから1つ選んで使える。この能力はそれぞれ1ターンに1回だけ使える。

・君のライフ+3!

・相手にダメージ1!

◼️このカードは破壊されず、手札に戻せず、能力は無効化されない。

 

 

穂乃果は赤いオーラに包まれる、そしてオーラの中から現れた穂乃果は、左肩から腕にかけて肩当ての鎧を纏い、右手には籠手を装備する。ドラムの角を模した額当てをつけている。そして手には、ドラムと同じ太刀が握られている。

 

 

穂乃果「さらに〈五角騎竜 メラク"SD"〉をレフトにコール!」

◼️手札6→5

 

 

五角騎竜 メラク"SD"

サイズ2→0/攻6000/防4000/打撃2

 

 

穂乃果「穂乃果「メラクSDの能力で、継承者ドラムの攻撃力、防御力を+1000/【貫通】を与える。 そして私にダメージ1………!」LP6→5

 

 

五角の継承者ドラム

攻6000→7000/防5000→6000/【貫通】

 

 

穂乃果「角王フォースの能力、私が効果でダメージを受けた時、私のライフ+3!」LP5→8

 

穂乃果「さらに角王フォースの起動能力で、穂乃果にダメージ1………ぐっ!」LP8→7

 

 

身に纏う角王フォースのオーラが熱くなり、穂乃果に少しのダメージを与える。 だが角王フォースのオーラが、穂乃果の持っている太刀に集まってエネルギーとなる。

 

 

穂乃果「角王フォースのさらなる能力で、鎬山さんにダメージ1!」

 

 

穂乃果は太刀を振り、鉄大に斬撃を飛ばす。

 

 

鉄大「くっ………!」LP6→5

 

穂乃果「アタックフェイズ! 角王フォースとドラムとメラクSDで、ブレイズダルキスに連携攻撃!」

 

 

メラクSDは呪文を唱え、ブレイズダルキスの司法一帯に魔法陣が現れ、魔法陣から伸びる光りの鎖でブレイズダルキスを縛る。 そして穂乃果とドラムは一斉にブレイズダルキスへ斬りかかる。

 

 

角王フォース+継承者ドラム+メラクSD

連携 攻18000

 

ブレイズダルキス

防15000

 

 

鉄大「手札から〈鋼剣刃 サンダーザ〉を捨てて、能力発動!」

◼️手札6→5

 

 

鋼剣刃 サンダーザ

エンシェントW

ドラゴンロード/ネイキッドドラゴン

サイズ3/攻6000/防2000/打撃1

◼️【対抗】【起動】君の場にカード名に「ブレイズ・ダルキス」を含むモンスター1枚を選んで、ライフ1払って、手札のこのカードを捨ててよい。捨てたら、選んだモンスターを場に残して【反撃】を得る。

 

 

鉄大「ライフ1払い、ブレイズダルキスを場に残して、【反撃】する。」LP5→4

 

 

ブレイズダルキスは雷を纏い、自身を縛っている光りの鎖をいとも簡単に引きちぎり、腕から生えた鋼剣でメラクSDを上下真っ二つに両断する。

 

 

メラクSD 撃破!

 

 

それでも、穂乃果とドラムはブレイズダルキスを斬り裂く。

 

 

穂乃果「メラクの能力でドラム貫通を得てる!打撃2!」

 

鉄大「ぐぅぅ!」LP4→2

 

 

継承者ドラムは自身の効果で2回攻撃を得ているが、ドラムの攻撃力だけではブレイズダルキスに太刀打ちできない。

 

 

穂乃果「ターンエンド。」

◼️手札5/ゲージ1/LP7

 

 

鉄大「なかなかやるな。だがファイトはまだまだこれからだ! 俺のターン、ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札5→6/ゲージ1→2

 

鉄大「ダルキスの本領はこれからだ。手札から〈鋼剣刃 ザライガン〉を捨てて、能力発動!」

◼️手札6→5

 

 

鋼剣刃 ザライガン

エンシェントW

ネイキッドドラゴン/ドラゴンロード

サイズ3/6000/防2000/打撃1

◼️【対抗】【起動】君の場に「鋼剣竜王 ブレイズ・ダルキス」がいるなら、手札のこのカードを捨ててよい。捨てたら、君のライフ+3!「鋼剣刃 ザライガン」の能力は1ターンに1回だけ使える。

 

 

鉄大「ザライガンの能力で、ライフ+3!」LP2→5

 

鉄大「さらに手札から〈鋼剣刃 カルザーン〉をダルキスにソウルイン!」

◼️手札5→4

 

 

鋼剣刃 カルザーン

エンシェントW

ネイキッドドラゴン/ドラゴンロード

サイズ3/攻7000/防2000/打撃1

◼️【起動】君の場にカード名に「ブレイズ・ダルキス」を含むモンスター1枚を選び、手札のこのカードを、選んだモンスターのソウルに入れる。「鋼剣刃 カルザーン」の能力は1ターンに1回だけ使える。

◼️ このカードがソウルにあるモンスターが攻撃した時、君のデッキの上からカードを2枚ゲージに置く。この能力は1ターンに1回だけ使える。この能力は1ターンに1回だけ使える。

【ライフリンク1】

 

 

ブレイズ・ダルキス ソウル2→3

 

 

ブレイズダルキスの右腕の鋼剣が黄色いオーラを纏う。

 

 

鉄大「さらに手札から〈鋼剣刃 デルトーザ〉をダルキスにソウルイン!」

◼️手札4→3

 

 

鋼剣刃 デルトーザ

エンシェントW

ネイキッドドラゴン/ドラゴンロード

サイズ3/攻7000/防1000/打撃2

◼️【起動】君の場にカード名に「ブレイズ・ダルキス」を含むモンスター1枚を選び、手札のこのカードを選んだモンスターのソウルに入れる。「鋼剣刃 デルトーザ」の能力は1ターンに1回だけ使える。

◼️このカードがソウルにあるモンスターが攻撃した時、相手のモンスター1枚を破壊する。この能力は1ターンに1回だけ使える。

 

 

ブレイズダルキス ソウル3→4

 

 

ブレイズダルキスの左腕の鋼剣が青いオーラを纏う。

 

 

鉄大「もう1枚、手札から〈鋼剣刃 ラギルザーガ〉をダルキスにソウルイン!」

◼️手札3→2

 

 

鋼剣刃 ラギルザーガ

エンシェントW

ネイキッドドラゴン/ドラゴンロード

サイズ3/攻7000/防2000/打撃2

◼️【起動】君の場にカード名に「ブレイズ・ダルキス」を含むモンスター1枚を選び、手札のこのカードを選んだモンスターのソウルち入れる。「鋼剣刃 ラギルザーガ」の能力は1ターンに1回だけ使える。

◼️君のアタックフェイズ開始時、君のライフ1払い、ゲージ2払う。相手にダメージ2!この能力は1ターンに1回だけ使える。

 

 

ブレイズダルキス ソウル4→5

 

 

ブレイズダルキスの身体が赤いオーラを纏う。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

千歌「そんな………!」

 

海未「防御力15000でも突破しにくいというのに」

 

サツキ「それでもってソウル5枚か………」

 

花陽「穂乃果ちゃん、大丈夫かな?」

 

にこ「大丈夫よ。私達はただ穂乃果を信じて応援よ!」

 

 

 

防御力15000でソウル5枚、ただでさえ突破しにくい防御力だ。だがみんな穂乃果の心配をしながらも、穂乃果の勝利を信じている。

 

 

 

 

 

 

 

 

三色のオーラを放つダルキスは威圧的な眼差しで、穂乃果とドラムを見下している。

 

 

鉄大「アタックフェイズだ。 ダルキスのソウルにあるラギルザーガの能力で、ライフ1とゲージ2払い、高坂穂乃果にダメージ2だ!」LP5→4

◼️ゲージ2→0

 

 

ダルキスは自信のオーラを右腕の鋼剣に集約して、穂乃果に向けて斬撃を飛ばす。

 

 

穂乃果「うぁぁぁ!」LP7→5

 

 

鉄大「ブレイズダルキスで、ドラムに攻撃! ソウルのカルザーンの能力で1チャージ、さらに、同じくソウルのデルトーザの能力でドラムを攻撃!」

◼️ゲージ0→1

 

穂乃果「ソウルガード!」

 

 

 

ダルキスは青いオーラを纏う右腕の鋼剣がドラムに向かって振り下ろされる。だが、ドラムは持っていた太刀でそれを受け止めるが、青いオーラから流れる電流によって破壊される。

 

 

継承者ドラム 破壊!

 

 

ソウルガードでドラムは復活するが、すぐさまダルキスの攻撃により鋼剣がドラムを再び斬り裂く。

 

 

ブレイズダルキス

攻15000

 

継承者ドラム

防5000

 

継承者ドラム 撃破!

 

 

穂乃果「ドラム………!」

 

 

これで穂乃果の場にモンスターは居なくなった。

 

 

鉄大「まだ攻撃は残っているぞ。 ダルキスで高坂穂乃果に攻撃! 打撃3!」

 

 

ダルキスの鋼剣が穂乃果を斬り裂く。バディファイトヴィジョンと言えども、モンスターのサイズや打撃力によって受ける衝撃は強くなる。ダルキスはサイズ3で打撃力3の最上級のモンスター、さらにブレイズダルキス本来の攻撃力も相まって、その衝撃は穂乃果の身体を簡単に吹っ飛ばしてしまう。

 

 

 

穂乃果「うわぁぁぁ!!」LP5→2

 

鉄大「これで終わりか。 ダルキスで3回目の攻撃だ!」

 

 

穂乃果が立ち上がろうとした時、ダルキスは鋼剣を構え、穂乃果に殴りかかる。

 

 

穂乃果「まだ、終わらない! キャスト〈ドラゴンシールド 緑竜の盾〉! 攻撃を無効化して、ライフ+1!」LP2→3

◼️手札5→4

 

 

緑竜の顔を模した盾がダルキスの攻撃を止めるが、その盾は簡単に粉々ぬ砕け散る。それでも立派に穂乃果を守る大義を尽くした。

 

 

鉄大「耐えたか。 ターンエンド。 鋼剛剣山の能力で、1ドロー、ライフ+1だ。」LP4→5

◼️手札2→3/ゲージ1

 

 

ダルキスの攻撃を寸でで耐えた穂乃果に驚き、関心しつつ、鉄大は少し口角を上げてターンの終了を宣言する。

 

 

強い。ほんとに強い。ツバサの言う通り、シンプルにパワーのみで攻める鋼山鉄大はこの大会の中では1番強いのかもしれない。だが、だからと言って、いさぎよく負ける訳にはいかないのだ。 このファイトに勝ってツバサの前に立つ。そして必ずチャンピオンになる。 自分を応援してくれる、期待してくれている皆んなの為に。自分の夢を叶える為に。 ピンチの時だからこそ穂乃果は目を煌めかせ、そして笑う。

 

 

 

穂乃果「私のターン、ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札4→5/ゲージ1→2

 

穂乃果「ライトに〈五角竜王 ドラム〉をバディコール!」LP3→4

◼️手札5→4/ゲージ2→1

 

 

五角竜王 ドラム

サイズ2/攻6000/防5000/打撃3/【ソウルガード】/ソウル1

 

 

穂乃果「キャスト〈ドラゴニック・チャージ"プラス"〉2チャージ、さらに私のライフが5以下なら3チャージ!」

◼️手札4→3/ゲージ1→3→6

 

鉄大(ここでゲージを増やしたか。)

 

 

 

穂乃果は自分の手札を見つめる。手札には最初のターンからずっと温存していたカードがあった。 穂乃果はそのカードを敢えて使わずにファイトしていた。そのカードはツバサとファイトする時まで使わないようにしていたが………

 

 

穂乃果「鉄大さんはほんとに強い。もしかしたら負けちゃうかもしれない。でも諦めない。私は絶対に勝つ、そしてツバサさんの前に立つ。 だから………」

 

 

穂乃果は最初のターンから温存していた1枚に手をつける。

 

穂乃果は吹っ切れた。今ここで負けたら、皆んなの応援が、期待が、思いが、夢が無駄になるし、ツバサの前に立つ事も叶わない。 今このファイトで負けるくらいなら、もう出し惜しみはしない。

 

 

穂乃果「ゲージ3払い、ソウル1枚を入れて、ドラムに重ねて進化!〈超越五角竜王 レギアス・ドラム〉」

◼️手札3→2/ゲージ6→3

 

 

超越五角竜王 レギアス・ドラム

ドラゴンW

武装騎竜/赤竜

サイズ2/攻10000/防10000/打撃3

『角王』

◼️【コールコスト】君の場のカード名に「ドラム」を含むモンスター1枚に重ね、デッキの上からカードを1枚ソウルに入れて、ゲージ3払う。

◼️このカードの登場時、君のライフ+4!

◼️このカードが攻撃した時、ゲージ1払ってよい、払ったら、君にダメージ1!

◼️君がダメージを受けた時、以下の効果を全て使える。

・このカードの攻撃力+5000!この能力は1ターンに1回だけ使える。

・相手のモンスター1枚を破壊する!

【3回攻撃】【ソウルガード】

 

 

ドラムの髪が伸びて燃えるように逆立ち、頭には鼻先に長い角のような突起と顳顬の両側に角のような突起があるヘルムを被り、赤と白の配色の鎧を着ていて、両肩からは長い角が生えている。そして手には身の丈以上もある太刀を握っている。

 

 

「超越五角竜王 レギアスドラム」のカードは、千歌とのファイトの後、家に帰ってデッキを確認した時に見つけた新たなるカードだ。 千歌とのファイトで吹っ切れて、穂乃果の心に安心と余裕ができた事で具現化れたカードだった。

 

 

ドラム『これが俺の新たな姿、俺達の新たな力だ!』

 

穂乃果「レギアスドラムの登場時、私のライフ+4!」LP4→8

 

穂乃果「角王フォースの能力、私にダメージ1!………ぐっ! 角王フォースの能力で私のライフ+3!」LP8→7→10

 

鉄大「バカな………ライフが全回復しただと⁉︎」

 

穂乃果「さらにレギアスドラムの能力、私がダメージを受けた時、攻撃力+5000!」

 

 

レギアスドラム

攻10000→15000/防10000→15000

 

 

穂乃果「さらにもう一つの能力、ブレイズダルキスのソウル1枚をドロップに置くか、破壊する!」

 

鉄大「何………⁉︎」

 

穂乃果「ブレイズダルキスを破壊!」

 

 

レギアスドラムは太刀を上に掲げ、自身の身体から発するオーラを太刀に集約し、巨大な光りの刃を創り出す。そして光りの刃をダルキスに振り下ろす。

 

 

鉄大「ソウルガードだ。」

 

 

ブレイズダルキス 破壊!

【ソウルガード】ソウル5→4

 

 

穂乃果「いくよドラム。 アタックフェイズ!」

 

 

フェイズを宣言した時、ドラムは赤いオーラを纏い、穂乃果も同じく赤いオーラを纏う。

 

 

穂乃果「レギアスドラムでブレイズダルキスに攻撃!」

 

鉄大「バカな………、ブレイズダルキスの防御力15000には遠く及ばん!」

 

穂乃果「レギアスドラムが攻撃した時、ゲージ1払って私にダメージ1!………くっ!」LP 10→9

◼️ゲージ3→2

 

 

レギアスドラムの纏う赤いオーラが大きくなり、それに反応して穂乃果が纏う赤いオーラも大きく強くなる。そしてそのオーラの熱さで穂乃果はダメージを受ける。

 

 

穂乃果「私がダメージを受けた時、レギアスドラムの能力でブレイズダルキスを破壊!」

 

鉄大「ソウルガード!」

 

 

ドラムは再び太刀に赤いオーラを集中させ、そしてダルキスに巨大な斬撃を飛ばす。

 

 

ブレイズダルキス 破壊!

【ソウルガード】ソウル4→3

 

 

さらに斬撃を飛ばした後も、太刀に纏わせたオーラの刃でブレイズダルキスを斬る。

 

 

レギアスドラム

攻15000

 

ブレイズダルキス

防15000

 

ブレイズダルキス 撃破!

【ソウルガード】ソウル3→2

 

 

穂乃果「レギアスドラムで2回攻撃! 攻撃時にゲージ1払い、ダメージ1!くぅっ………、さらにレギアスドラムの能力でブレイズダルキスを破壊!」LP9→8

◼️ゲージ2→1

 

鉄大「ソウルガード!」

 

 

ドラムはさっきと同じように自身のオーラを斬撃にしてダルキスに飛ばす。

 

 

ブレイズダルキス 破壊!

【ソウルガード】ソウル2→1

 

 

ドラム『まだまだ攻撃は続いてるぜ!』

 

鉄大「ソウルガードだ!」

 

 

ブレイズダルキス 撃破!

【ソウルガード】ソウル1→0

 

 

鉄大「ぐっ………!」

 

 

2回目の攻撃が終わったにも関わらず、ドラムはまだ戦闘態勢を崩さない。その姿に鉄大は「もしや」と息を呑む。

 

 

穂乃果「レギアスドラムで3回目の攻撃! 攻撃時、ゲージ1払い、私にダメージ1! うぅ………! レギアスドラムの能力でブレイズダルキスを破壊!」LP8→7

◼️ゲージ1→0

 

 

レギアスドラムは太刀に全てのオーラを集約させ、先程よりも遥かに大きく、ブレイズダルキスの巨体すらも超える光りの刃を創りあげる。そして、特大のオーラの光刃を振り下ろして、ブレイズダルキスはオーラの光りに呑まれる。 その破壊力にブレイズダルキスの鋼鉄の身体は耐えられず、ピシッピシッと悲鳴をあげる。

 

 

ダルキス『グオオォォォォォォォォォォォォォ!!!!』

 

鉄大「バカな………⁉︎ ブレイズダルキスの身体に、ひび………だと⁉︎」

 

 

ひび割れたブレイズダルキスの身体からさらに光りが溢れ出して、ブレイズダルキスの身体はついに斬り裂かれた。 そして光りの刃は鉄大をも呑み込み、巨大な爆破を起こす。

 

 

ブレイズダルキス 完全破壊!

【ライフリンク即死】

 

 

鉄大「ぐぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」LP5→0

 

 

 

 

 

リアルバディシステムが停止してファイトが終わると、爆発に巻き込まれて倒れていた鉄大は立ち上がる。 そして穂乃果の元に行く。

 

 

鉄大「ありがとう。いいファイトだった。」

 

穂乃果「私も、いいファイトでした。」

 

鉄大「………一つ聞きたい。」

 

 

笑って返す穂乃果とは逆に、鉄大は真剣な表情で穂乃果に問う。

 

 

鉄大「高坂穂乃果、君にとって"強さ"とはなんだ? "強くある"とはどういう事だ?」

 

 

鉄大の突然の問いに穂乃果は頭に疑問符を浮かべる。だが鉄大の真剣な表情を見て、穂乃果も少し考える。 "強さ"とは何か、"強くある"とはどういう事か。 穂乃果はそんな事考えた事も無かった。

 

穂乃果に限らず、誰にとってもこの問いが難しい事である事は鉄大自身が分かっている。 そして穂乃果が出した答えは………。

 

 

穂乃果「正直言って、私には分かりません。」

 

鉄大「………………」

 

 

本当に正直に答えたであろう穂乃果の答えに、鉄大は表情には出さないがキョトンとなる。 まさかはっきりと「分からない」と答えが来るとは思わなかった。

 

 

穂乃果「私はただ、応襲して期待してくれる皆んなの為に戦ってるだけです。 そして自分の夢の為にも………。 私は1人でここまで来れた訳じゃないし、強くなれた訳じゃない。 私の背中を押してくれる皆んなのおかげで、私は今ここに立っている。 多分、"強さ"って、自分の知らないところで、気づかない内に、皆んなから貰ってるモノだと、私は思ってる。」

 

 

穂乃果の答えに言い知れぬ説得力と力強さを感じる。 その時、鉄大は初めて表情を和らげる。

 

 

鉄大「"仲間"がお前の、いや、お前達の"強さ"か。」

 

 

鉄大は穂乃果の答えを確認し、そして穂乃果に手を差し出す。

 

 

鉄大「高坂穂乃果、お前は強い。そして俺に新たな強さの可能性を見出してくれた。 綺羅ツバサとのファイトも期待している。」

 

穂乃果「うん!」

 

 

穂乃果は差し出された鉄大の手を握り返して、強く握手する。

 

 

英玲奈「ツバサ杯、第三回戦………勝者は、高坂穂乃果!!」

 

 

そして統堂英玲奈による穂乃果の勝利宣言に会場がさらに激しく湧き上がった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

チャンピオン専用の特等部屋からファイトを観戦していたツバサは、穂乃果の勝利に満足していた。

 

 

ツバサ「ついにこの時が来るのね。高坂穂乃果さん。」

 

あんじゅ「ふふふ………、ツバサ嬉しそうね。」

 

ツバサ「嬉しいなんてモノじゃないわ。 私はこの瞬間をずっと待っていたの。 高坂穂乃果さんに勝って、真にバディファイターの日本一になれる。 日本バディチャンピオン、綺羅ツバサがついに生まれるのよ。」

 

 

ツバサは歓喜していた。 次の試合、自身の望みどおり高坂穂乃果とのファイトが決まった事に。 その時のツバサの目は今まで以上に鋭くギラつかせていた。

 

 




今回も感想を是非!

今回登場したバディファイターとモンスターは提供されたモノです。
提供者のイメージどおりにはなっていないでしょうが悪しからず。

次回はついに穂乃果ちゃんvsツバサさんの日本チャンピオン決定戦です!!


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チャンピオン戦 遂に!

前回の『バディファイトLoveLive!サンシャイン‼︎』は………

 

 

ツバサ杯第3回戦、穂乃果は、今大会最強の挑戦者である鋼山鉄大とファイトした。 シンプル且つ強力な鉄大の戦略とブレイズダルキスの攻撃力に翻弄される穂乃果だったが、新たなる力を得たドラム、「超越五角竜王 レギアス・ドラム」に進化させ、見事にブレイズダルキスを撃破し、綱山鉄大に勝利した。

 

そしてついに、日本バディチャンピオンの綺羅ツバサとのファイト権を得た。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

試合後、穂乃果は控え室に戻って最後のデッキ調整をしていた。すると控え室にノックの音が聞こえる。穂乃果は「どうぞ!」と応答して、控え室のドアが開く。 そこには………

 

 

穂乃果「海未ちゃん、ことりちゃん、千歌ちゃんも!」

 

海未「失礼します。」

 

 

控え室に来てくれたのは、穂乃果の幼なじみで親友の海未、ことりと、穂乃果をこのツバサ杯に参加する決心を決めさせた高海 千歌だった。

 

 

ことり「さっきの試合、凄くカッコ良かったよ。」

 

穂乃果「ありがとう、ことりちゃん。」

 

海未「いよいよツバサさんとのファイトですね。」

 

穂乃果「………うん。」

 

 

「ツバサとのファイト」それを聞いた穂乃果は、さっきより声のトーンを落として答える。

 

 

千歌「穂乃果さん、緊張してます?」

 

 

千歌のその言葉に、穂乃果はさっきと同じ声色に戻る。

 

 

穂乃果「ううん。してないよ。してないけど………」

 

海未「けど………?」

 

穂乃果「なんか実感が湧かなくてさ。」

 

 

そう言って穂乃果は申し訳なさそうに笑って頭を掻く。

 

 

穂乃果「私、この大会でいろんな人とファイトした。全ては、ツバサさんとファイトする為に。そして勝ってチャンピオンになる為に。 だけど、いざツバサさんとファイトするとなると、急に実感ができなくなってきちゃって………。」

 

 

穂乃果は少し俯いて呟く。

 

 

穂乃果「私、ツバサさんに勝てるかな? 皆んなの応援に、期待に応えられるかな………?」

 

 

海未とことりはそんな穂乃果の様子に少し心配になる。だけどその心配をよそに千歌が穂乃果に語りかける。

 

 

千歌「勝てますよ!」

 

穂乃果「え?」

 

千歌「穂乃果さんなら勝てます! 私は信じてます。穂乃果さんはバディファイトのチャンピオンになるのが夢なんですよね? なら、自分らしいファイトをすれば良いんですよ。私達の応援とか期待とかそんな事は気にしないで、自分の夢の為だけにファイトしてください。」

 

穂乃果「千歌ちゃん………」

 

ことり「千歌ちゃんの言うとおり!」

 

海未「そうですよ。穂乃果は穂乃果らしいファイトをしてください。 自分の夢を叶える為に」

 

穂乃果「海未ちゃん、ことりちゃん。」

 

千歌「私はいつもの笑顔で、凄く楽しそうな穂乃果さんのファイトが大好きです!」

 

 

海未とことりと千歌の励ましに、穂乃果は少し涙目になる。同時に安心感と清々しさで頭がスッキリした。

 

 

穂乃果「ありがとう。 あはは、なんだか私、千歌ちゃん達に励まされてばかりだね。 ほんとにありがとう。私、絶対に勝つよ。そして必ずチャンピオンになる!」

 

 

穂乃果の晴々とした表情と声に3人も安堵する。 そして再び控え室のドアがノックされる。「はい!」と穂乃果が返事をすると、統堂 英玲奈と優木あんじゅが穂乃果を迎えに来ていた。

 

 

英玲奈「高坂穂乃果、そろそろ時間だ。」

 

あんじゅ「あら、海未ちゃんとことりちゃんも居たのね。」

 

海未「2人とも、お久しぶりです。」

 

ことり「久しぶりだね。」

 

英玲奈「ああ。 久しぶり、2人は激励に来てたのか?」

 

海未「はい。まぁ、そんなところです。」

 

あんじゅ「あら? そこに居る可愛らしい子は、穂乃果ちゃんの妹さん?」

 

千歌「え⁉︎ あ、いや、私はそんなんじゃぁ………」

 

あんじゅ「ふふふっ、冗談よ。」

 

 

千歌はあんじゅの冗談に顔を真っ赤にしている。

 

 

あんじゅ「ふふふっ、かわいいわね〜〜」

 

英玲奈「あんじゅ、あまりからかってやるな。 悪かったな。君は、今年のラブライブ!バディ杯の優勝チーム「Aqours」のリーダー、高海千歌だね。」

 

千歌「え、私のこと知ってるんですか?」

 

英玲奈「もちろんだ。将来有望そうなバディチームやファイターの事はよくチェックしている。ツバサも、Aqoursの事を一目置いているよ。」

 

千歌「つ、ツバサさんが⁉︎」

 

英玲奈「ああ、もう少し年齢が上なら、ツバサ杯の参加者に指名していたところだ。」

 

 

英玲奈の今の発言に千歌はかなり驚いた。嬉しいのか困惑してるのかよく分からない感情が頭の中をぐるぐる回っている。

 

 

英玲奈「おっと、それよりも高坂穂乃果、ツバサとのファイトはもうすぐだ。準備は出来てるな。」

 

 

英玲奈の問いに穂乃果は「はい!」と二つ返事で返す。それを確認した英玲奈とあんじゅは穂乃果を会場へと送る。

 

 

穂乃果「じゃあ、行ってくるね。」

 

海未「はい。」

 

ことり「頑張ってね、穂乃果ちゃん。」

 

千歌「穂乃果さん、ファイトです!」

 

穂乃果「うん。」

 

 

歩いていく穂乃果の背を見送った後、3人も特等部屋へと戻った。

 

 

 

 

 

 

 

会場はの様子は、まだ穂乃果もツバサも入場していないというのに、既に興奮と熱気に溢れていた。 チャンピオンが直々に指名した高坂穂乃果と現日本バディチャンピオンの綺羅ツバサとのファイトが待ちきれないとばかりに盛り上がっていた。

 

 

英玲奈『皆さん。大変長らくお待ちいただきました。 現日本バディチャンピオン、綺羅ツバサ主催『ツバサ杯』の新日本チャンピオン決定戦を開始いたします!』

 

『うおおぉぉぉぉぉぉぉぉぉおおお!!』

 

 

英玲奈による新日本チャンピオン決定戦の開始宣言に会場のボルテージはさらに上がり、より大きな歓声が響く。 鳴り止まない大きな歓声の為、マイクの音量を少し上げる。

 

 

英玲奈『では入場していただこう。現日本チャンピオン、綺羅ツバサ!』

 

 

会場中の照明が全て消え、カラフルなレーザーライトが点滅しながら四方八方を照らし、入場口に集中する、そして入り口付近から青いスモークが吹き出す。 そしてその中から綺羅ツバサが入場して来た。

 

現日本チャンピオン綺羅ツバサの登場に会場が湧く。 その声援に応えるように綺羅ツバサはファイトステージに立った。

 

 

英玲奈『そして、チャンピオン綺羅ツバサに挑戦するのは、今大会で圧倒的、熱血的なファイトを見せてくれたバディファイター、5年前の"ラブライブ!バディ杯"を制した伝説のスクールバディチーム『μ's』の元リーダーにして、綺羅ツバサが唯一にして無二、最大のライバルと認めた最強のバディファイター、高坂穂乃果!!』

 

 

穂乃果の入場の際にも、レーザーライトがランダムに点滅しながら四方八方を照らし、そして入場口を集中して照らす。そして赤いスモークが入場口を覆い、中から穂乃果が入場する。

 

穂乃果もまた、ツバサが入場して来た以上の大きな歓声を浴びながらファイトステージに立った。

 

 

 

ツバサ「嬉しいわ穂乃果さん。あなたとこうして、チャンピオンの座をかけてファイトできるのだから。」

 

穂乃果「私もです。ツバサさん。 私は絶対に勝ってチャンピオンになります。」

 

 

穂乃果の目には強い意志と闘志を宿している。それはまるで、天空に座す竜を見上げる虎のように………。

 

 

ツバサ「ふふふ、先月のあなたとはまるで別人みたいね。 まあでも、チャンピオンの座は渡さない。誰にも、穂乃果さんにもね。 私はあなたを倒す。そして真の日本バディチャンピオンの玉座に改めて座らせてもらうわ。」

 

穂乃果「………………」

 

ツバサ「私は、あなたと最高のファイトをする為に、最高のデッキを作って来たわ。」

 

穂乃果「私も作って来ました。ツバサさんを倒して、私が日本一になる為のデッキを!!」

 

 

ツバサと穂乃果はお互いに見合う。 まるで、ラブライブ!バディ杯の決勝で戦ったあの時のように2人はお互いのファイトに向ける誠意を確認し、認め合う。

 

そして2人の空気を察するように英玲奈はファイトの開始を宣言する。

 

 

英玲奈「それでは日本新バディチャンピオン決定戦、ファイト開始!!」

 

 

英玲奈の号令を聞いて、2人はデッキを構える。 すると会場の天井の屋根が開き、青空が剥き出しになる。これで、より巨大なモンスターも活動しやすくなる。

 

 

ツバサ「これが、私とあなたのファイトにふさわしい。」

 

穂乃果「凄い………」

 

ツバサ「さあ始めましょうか。」

 

 

 

 

 

 

 

 

穂乃果「希望を紡げ五角の絆、そして繋げよ皆んなの夢! ルミナイズ!〈五角武竜伝"絆"〉」

 

 

ツバサ「魔竜に導かれしこの世界へ、新たなる終焉の歴史をここに刻みましょう。ルミナイズ〈終焉世界の鎮魂歌ワールドエンド・レクイエム〉」

 

 

オープンTHEフラッグ

 

 

穂乃果「ドラゴンワールド」

◼️手札6/ゲージ2/LP10

 

ツバサ「ドラゴン・アイン」

◼️手札4/ゲージ2/LP12

 

 

穂乃果「私の先攻、ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札6→7/ゲージ2→3

 

穂乃果「ライトに〈五角騎竜 火剣のドゥーベル〉」

◼️手札7→6

 

 

五角騎竜 火剣のドゥーベル

サイズ1/攻5000/防1000/打撃2

 

 

穂乃果「ゲージ1払い、デッキトップから1枚ソウルにして、レフトに〈"覚醒"五角竜王 ドラム〉をコール!」

◼️手札6→5/ゲージ3→2

 

 

"覚醒"五角竜王 ドラム

『角王』

サイズ2/攻6000/防5000/打撃2/【ソウルガード 】ソウル1

 

 

穂乃果「キャスト〈ドラゴウィズダム 五角の知恵〉私にダメージ1! ………くっ、1チャージ、1ドロー! そして私がダメージを受けたらドゥーベルの能力で1チャージ、ドラムの能力でライフ+1!」LP 10→9→10

◼️手札5→4→5/ゲージ2→3→4

 

 

穂乃果「アタックフェイズ! 覚醒ドラムでツバサさんに攻撃!打撃2!」

 

 

ドラムは勢いよくツバサに斬り込む。

 

 

ツバサ「くっ………」LP12→10

 

穂乃果「ターンエンドです。」

◼️手札5/ゲージ4/LP10

 

 

ツバサ「私のターンよ。ドロー、チャージ&ドロー」

◼️手札4→5/ゲージ2→3

 

ツバサ「ライフ2払い、キャスト〈天竜開闢〉2ドロー!」LP 10→8

◼️手札5→4→6

 

ツバサ「キャスト〈竜王伝〉1チャージ、1ドロー、ライフ+1。」LP8→9

◼️手札6→5→6/ゲージ3→4

 

ツバサ「さらに〈ドラゴン・スローン"竜の玉座"〉を【設置】」

◼️手札6→5

 

 

ツバサの背後に禍々しく、三首の竜が象られた装飾がなされた椅子が現れる。 だがツバサはその椅子に腰掛けるわけでもなく、威風堂々と立っている。

 

 

ツバサ「ライトとセンターに〈蒼穹騎士団 スレインジ・ドラゴン〉2体を、レフトに〈蒼穹騎士団 スラッシュイーグル・ドラゴン〉1体をコール」

◼️手札6→5→4→3

 

 

蒼穹騎士団 スレインジ・ドラゴン

サイズ1/攻4000/防2000/打撃1

 

蒼穹騎士団 スラッシュイーグル・ドラゴン

サイズ2/攻6000/防3000/打撃2

 

 

バディファイトのルールでは通常、モンスターはサイズの合計3までしかモンスターを出せない。つまりサイズ1のスレインジドラゴン1体と、サイズ2のスラッシュイーグルドラゴンをコールした事で場のサイズの合計は3に達する。だが、ツバサが【設置】した〈ドラゴンスローン 竜の玉座〉の能力でツバサはサイズの合計4までのモンスターをコール可能なのだ。つまり、サイズ1のスレインジドラゴン2体と、サイズ2スラッシュイーグルドラゴン1体のコールが可能になった。

 

 

ツバサ「スレインジとスラッシュイーグルの能力で登場時にライフ+1。 3体分合わせて、合計ライフ+3よ。」LPLP8→11

 

 

スレインジドラゴン2体は注射器のような物をツバサに飛ばしてツバサのライフを回復させる。そしてスラッシュイーグルドラゴンが起こす風もツバサのライフを回復させた。

 

 

ツバサ「キャスト〈フォースリターン〉私のモンスターを全て手札に回収、そしてライフ+1。」LP11→12

◼️手札3→2→3→4→5

 

 

場のスレインジドラゴン2体とスラッシュイーグルドラゴンは強い力に引っ張られて、ツバサの手札に戻された。

 

 

ツバサ「そして再び、ライトとセンターに〈蒼穹騎士団 スレインジ・ドラゴン〉2体と、レフトに〈蒼穹騎士団 スラッシュイーグル・ドラゴン〉1体をコール。」

◼️手札5→4→3→2

 

ツバサ「3体の登場時能力でライフ合計+3。」LP 111→14

 

ツバサ「そして………、スラッシュイーグルドラゴンのドロップに置き、ゲージ3払って、センターにバディコール!〈終焉魔竜 アジ・ダハーカ〉」LP14→15

◼️手札2→1/ゲージ3→0

 

 

終焉魔竜 アジ・ダハーカ

サイズ4/攻10000/防10000/打撃3

 

 

ツバサの場に、トゲトゲしく赤黒い鱗を持つ三首の竜が現れる。 3つの竜頭は個々に咆哮する。

 

センターに居たスレインジドラゴンとレフトのスラッシュイーグルドラゴンはサイズの超過によりドロップに置かれる。

 

 

アジダハーカ『久しいな五角の小童。』

 

ドラム『おうよ。アジダハーカ。あんたとまた手合わせできるのを楽しみにしてたぜ。』

 

アジダハーカ『我もだ。ふふふふふふ………』

 

ドラム『ははは………!』

 

 

アジダハーカとドラムは久しぶりに対峙する事に喜び、互いに挨拶を交わす。 まるで宿敵ではなく、旧年来のライバルであるかのように。

 

 

ツバサ「アタックフェイズ。 アジダハーカで攻撃!さらに能力発動"イラージュオブヒストリー" 相手の場のモンスター全てに攻撃する!」

 

穂乃果「ドラムのソウルガード!」

 

 

アジダハーカは3つ首の口からエネルギーを放出し、ドゥーベル、ドラム、穂乃果にそれぞれ攻撃する。 ドラムはなんとかソウルガードで完全な消滅を回避するが、ソウルを持たない火剣のドゥーベルは跡形もなく消滅する。そして残った攻撃は全て穂乃果へと向かう。

 

 

覚醒ドラム 撃破!

【ソウルガード】ソウル1→0

 

火剣のドゥーベル 撃破!

 

 

ツバサ「打撃3よ。」

 

穂乃果「うわぁぁぁ!」LP10→7

 

穂乃果「ぐっ………、私がダメージを受けた時、覚醒ドラムの能力でライフ+1!」LP7→8

 

ツバサ「ターンエンドよ。」

◼️手札1/ゲージ0/LP15

 

 

 

穂乃果「私のターン、ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札5→6/ゲージ4→5

 

穂乃果「ゲージ2払い、"覚醒"五角竜王ドラムに重ねて進化!〈五角超竜王 カイザー・ドラム〉」

◼️手札6→5/ゲージ5→3

 

 

五角超竜王 カイザー・ドラム

『角王』

サイズ2/攻10000/防5000/打撃3/【ソウルガード】ソウル1

 

 

穂乃果「さらに、デッキトップから1枚をソウルに入れて、ゲージ1払い、ライトに〈五角大帝竜 レイジード〉をコール!」

◼️手札5→4/ゲージ3→1

 

 

五角大帝竜 レイ・ジード

ドラゴンW

武装騎竜/竜牙

サイズ2/攻6000/防4000/打撃2

『角王』

◼️【コールコスト】君のデッキの上からカードを2枚ソウルに入れて、ゲージ2払う。

◼️君の場に他のカード名に「五角」を含むサイズ2以上のモンスターがいるなら、このカードのサイズを1減らす。

◼️君がダメージを受けた時、そのターンのファイナルフェイズに、次の2つから1つ選んで使える。

・このカードをスタンドする。このカードはファイナルフェイズ中にも攻撃できる。

・君のライフ+2!

【移動】【ソウルガード】/ソウル1

 

 

穂乃果のライトに、先端が2つに分かれた金色のヘルムを被り、白い鎧、マントを羽織り、先端が3つの爪のようになっている槍を持った群青色の人竜が現れる。

 

 

穂乃果「レイジードは、場に自身以外のサイズ2の五角がいればサイズは1になる。」

 

 

五角大帝竜レイジード

サイズ2→1

 

 

穂乃果「キャスト〈ドラゴウィズダム 五角の知恵〉私にダメージ1、ぐぅっ………! 1チャージ、1ドロー」LP8→7

◼️手札4→5/ゲージ1→2

 

穂乃果「アタックフェイズ! カイザードラムの能力で、相手のモンスター1枚を破壊できる。アジダハーカを破壊!」

 

 

カイザードラムは太刀を構え、刀身にエネルギーを集める。そして刀身は赤い光りを纏い、カイザードラムはそれを縦斬りの斬撃としてアジダハーカに飛ばした。 そしてアジダハーカは縦に真っ二つになって消滅する。

 

 

アジダハーカ 破壊!

 

 

消滅して空気中に舞ったアジダハーカのエネルギーが、ツバサの前に集約して、一本の禍々しい剣を生み出す。そしてツバサはその剣を手に取る。

 

 

ツバサ「アジダハーカの破壊時の能力発動! デッキより装備〈終焉魔剣 アクワルタ・グワルナフ〉」

 

 

終焉魔剣 アクワルタ・グワルナフ

アイテム:攻12000/打撃6

 

 

 

 

 

にこ「出たわね。綺羅ツバサの最強にして最悪の武器。」

 

絵里「アクワルタグワルナフ………!」

 

サツキ「バディファイトの中でも、最も高い攻撃力と打撃力を合わせ持った最強のアイテムだよ。」

 

 

サツキの言うとおり。アクワルタグワルナフは現存しているアイテムの中でも攻撃力12000/打撃6の高スペックであり、最初からこの攻撃力と打撃力を併せ持つカードは他に存在しない。

 

 

 

 

 

アクワルタグワルナフが放つ異質な力が、穂乃果にとてつもないプレッシャーを与えてはいるが、今はまだ穂乃果のターン中だ。

 

 

穂乃果「アクワルタグワルナフ………!」

 

ドラム『またこのカードを相手にする事になるとはな。』

 

穂乃果「うん。でも負けないよ!」

 

 

穂乃果とツバサがラブライブ!の決勝で戦った時も、アクワルタグワルナフは、その高すぎる攻撃力と打撃力で穂乃果を苦しめ、追い詰めていた。

 

だが、アクワルタグワルナフの恐ろしいところは攻撃力と打撃力だけではない。穂乃果は知っている、アクワルタグワルナフの前では、カード1枚だけでの攻撃は全て無効化されるのだ。

 

 

穂乃果「カイザードラムとレイジードで、ツバサさんに連携攻撃! 連携打撃5!」

 

ツバサ「キャスト〈ドラゴンシールド 青竜の盾〉攻撃を無効化して1チャージ!」

◼️手札1→0/ゲージ0→1

 

 

 

カイザードラムとレイジードの攻撃が、青い竜の顔をした盾に弾かれる。

 

綺羅ツバサのファイトの恐ろしいところはこれである。アクワルタグワルナフの効果でカード1枚だけでの攻撃は無効化される。それを分かっている上で連携攻撃をしたとしても、手札に温存してある防御魔法にそれも無効化されてしまう。

 

 

穂乃果「ファイナルフェイズ、レイジードの能力、私がダメージを受けたターンのファイナルフェズ時、私のライフ+2!」LP7→9

 

穂乃果「ターンエンドです。」

◼️手札5/ゲージ2/LP9

 

 

 

ツバサ「私のターン、ドロー、チャージ&ドロー」

◼️手札0→1/ゲージ1→2

 

ツバサ「ライフ2払い〈天竜開闢〉2ドロー!」LP15→13

◼️手札1→0→2

 

ツバサ「〈ドラゴニック・オーラ〉2チャージ、ライフ+1。」LP13→14

◼️手札2→1/ゲージ2→4

 

ツバサ「アタックフェイズ、アクワルタグワルナフで穂乃果さんへ攻撃! 打撃6よ!」

 

 

ツバサは高く飛び上がり、穂乃果めがけてアクワルタグワルナフを振り下ろす。

 

 

穂乃果「うあぁぁぁ!!」LP9→3

 

 

アクワルタグワルナフの高い打撃の数値が強い衝撃とダメージに変換され、穂乃果に強い痛みを与える。 バディファイトヴィジョンによる痛みは数秒経てば感じなくはなるが、それはカードのサイズ、攻撃力、打撃力による。アクワルタグワルナフの打撃力は6なので、穂乃果が受けた痛みは3分弱は続くだろう。

 

 

ツバサ「アタックフェイズは終わり。」

 

穂乃果「ツバサさんのファイナルフェイズ時にレイジードの能力、このターン中に私がダメージを受けていたなら、私のライフ+2!」LP3→5

 

ツバサ「私はターンエンドよ。」

◼️手札1/ゲージ4/LP14

 

 

 

 

果南「なんだか"余裕"って感じだね。」

 

ダイヤ「はい。 攻撃面においても、防御面においても、あのアイテム1枚で難なくこなせますわ。」

 

鞠莉「ツバサさんのライフもまだ14もあるものね。」

 

 

 

 

たしかに、アクワルタグワルナフ1枚で攻撃も防御も万全ではある。しかもライフも多い。 だがツバサは決して相手をなめるようなファイトはしない。 手札に今使えるカードが無かっただけの事、それに、ただ純粋に穂乃果とのファイトを楽しみたいとの思いもある。 このファイトはまだまだ簡単には終わらないだろう。

 

 

アクワルタグワルナフのダメージによる痛みはまだ退いてはいないが、穂乃果は立ち上がり、いつものギラついた目つきでファイトを楽しむような表情になる。

 

 

ツバサ(そう、その表情よ。穂乃果さん! 私が求めていたのは、ファイトを楽しみながら、強い相手を前に、尊敬し、勝利に燃える、そんな表情のあなたよ!)

 

 

ツバサは穂乃果のその表情を見て、俄然やる気に満ちる。

 

 

 

穂乃果「私のターン、ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札5→6/ゲージ2→3

 

穂乃果「私のライフが6以下で、場に「五角」のモンスターがいれば、ゲージ2払い………〈角王フォース 五角の闘覇〉解放‼︎」

◼️手札6→5/ゲージ3→1

 

 

角王フォース"五角の闘覇"

武装騎竜/覚醒

攻6000/打撃2

◼️〈解放条件‼︎〉〔君のライフが6以下で場にサイズ2以上の『五角』のモンスターがいる。〕

◼️【装備コスト】ゲージ2払う。

◼️【対抗】君にダメージ1!この能力は1ターンに1回だけ使える。

◼️君が効果でダメージを受けた時、次の2つから1つ選んで使える。この能力はそれぞれ1ターンに1回ずつ使える。

・君のライフ+3する。

・相手にダメージ1!

◼️このカードは破壊されず、手札に戻せず、能力は無効化されない。

 

 

穂乃果は赤いオーラに包まれる、そしてオーラの中から現れた穂乃果は、左肩から腕にかけて肩当ての鎧を纏い、右手には籠手を装備し、ドラムの角を模した額当てをつけている。そして手には、ドラムと同じ太刀が握られている。

 

 

穂乃果「角王フォースの能力で、私にダメージ1、………くぅ、角王フォースのさらなる能力、ツバサさんにダメージ1!」LP5→4

 

 

穂乃果の持つ太刀にエネルギーが集まり、それを斬撃として斬り飛ばす。 効果によるダメージは、いくらアクワルタグワルナフであっても防ぐことはできない。

 

 

ツバサ「うっ………!」LP14→13

 

穂乃果「キャスト〈角王フォース・ドライブ〉」

◼️手札5→4

 

 

角王フォース・トライブ

ドラゴンW

ドラゴン

◼️君がカード名に「角王フォース」を含むカードを装備していれば使える。

◼️【使用コスト】君にダメージ1!

◼️君の場のカード名に「角王フォース」のアイテム1枚は【2回攻撃】を得る。「角王フォース・ドライブ」は1ターンに1回だけ使える。

 

 

穂乃果「私にダメージ1! ………くっ、そして角王フォースは2回攻撃を得る! さらに角王フォースの能力で、私のライフ+3!」LP4→3→6

 

 

角王フォース

【2回攻撃】

 

 

穂乃果「アタックフェイズ! レイジードと角王フォースでツバサさんに連携攻撃! 連携打撃4!」

 

ツバサ「キャスト〈ドラゴンシールド 青竜の盾〉攻撃を無効化し、1チャージ!」

◼️手札1→0/ゲージ4→5

 

 

ツバサの前に現れた青い竜の顔を模した盾がレイジードと穂乃果の攻撃を弾く。

 

 

穂乃果「角王フォースドライブの効果で、角王フォースは2回攻撃できる。 カイザードラムと角王フォースで連携攻撃! 連携打撃5!」

 

 

穂乃果とカイザードラムは太刀を構えて突撃して来る。今のツバサに手札は無く、アクワルタグワルナフでは連携攻撃は止められない。

 

だがツバサもただで攻撃は受けない。ツバサはアクワルタグワルナフでカイザードラムの太刀を受け止め、鍔迫り合いになるが、穂乃果はツバサの懐に潜り、角王フォースの太刀でツバサを斬る。 そのダメージと痛みで力が緩んだツバサはカイザードラムに力負けしてカイザードラムの太刀も受ける。

 

 

ツバサ「ぐぅぅぅっ!」LP14→9

 

 

ついにツバサが、穂乃果とドラムの前で膝をついた。 その様子に場内の歓声が大きく響く。

 

 

穂乃果「ファイナルフェイズ。 レイジードの能力で、ダメージを受けたターン中なら私のライフ+2」LP6→8

 

穂乃果「ターンエンド。」

◼️手札4/ゲージ1/LP8

 

 

ツバサ「やるわね。さすが穂乃果さん、やっぱりあなたは、私と日本一の座を競って戦うにふさわしい人だわ。」

 

ツバサ「私のターン、ドロー、チャージ&ドロー」

◼️手札0→1/ゲージ5→6

 

ツバサ「ライトに〈竜騎士ピサロ〉をコール。」

◼️手札1→0

 

 

竜騎士ピサロ

サイズ2/攻4000/棒4000/打撃2

 

 

ツバサ「ピサロの能力、自身をレストして1ドロー!」

◼️手札0→1

 

ツバサ「ゲージ1払いライトにコール!〈アジ・ダハーカ ディペアー・ザ・ドラヘッド"アイン"〉」

◼️手札1→0/ゲージ6→5

 

 

 

アジ・ダハーカ ディスペアー・ザ・ドラヘッド"アイン"

ダークネスドラゴンW/ドラゴンW

ドラゴン/神

サイズ1/攻5000/防5000/打撃1

◼️【コールコスト】ゲージ1払う。

◼️「アジ・ダハーカ ディスペアー・ザ・ドラヘッド"アイン"」は場に1枚しか置けない。

◼️このカードが破壊された時、君の手札、デッキから、属性に〈竜〉か〈ドラゴン〉を含むサイズ2以下のモンスター1枚を【コールコスト】を払ってコールする。「アジ・ダハーカ ディスペアー・ザ・ドラヘッド"アイン"」の能力はファイト中に1回だけ使える。

【移動】【貫通】

 

 

ツバサのセンターに赤黒い鱗の竜が現れる。

 

アジダハーカの名を冠してはいるが、通常のアジダハーカとは違い、1つの竜頭、翼は無く、四足立ちの姿だった。 その姿はアジダハーカとして進化する前の原初の姿にも思える。

 

 

ツバサ「アタックフェイズ、アジダハーカでレイジードを攻撃!」

 

穂乃果「ソウルガード!」

 

 

一つ首のアジダハーカはまるで獣のように、レイジードに飛びかかる。

 

 

アジダハーカ

攻5000

 

レイジード

防4000

 

レイジード 撃破!

【ソウルガード】ソウル1→0

 

 

ツバサ「アクワルタグワルナフで、レイジードに攻撃!」

 

穂乃果「キャスト!〈ドラゴンシールド 竜王の盾〉攻撃を無効化して、私にダメージ1! うぅ………!」LP8→7

◼️手札4→3

 

 

ツバサの攻撃を、天武という竜の顔を模した盾が防ぐ。 だがアクワルタグワルナフと盾が衝突した時の衝撃の余波が穂乃果にダメージを与えた。

 

 

ツバサ「アタックフェイズは終わりよ。」

 

穂乃果「ツバサさんのファイナルフェイズ時に、私がダメージを受けたターン中なら、レイジードの能力でライフ+2!」LP7→9

 

ツバサ「ターンエンド。」

◼️手札0/ゲージ5/LP9

 

 

 

穂乃果「私のターン、ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札3→4/ゲージ1→2

 

穂乃果「角王フォースの能力で、私にダメージ1。 くぅぅ………! そしてツバサさんにダメージ1!」LP9→8

 

ツバサ「くっ!」LP9→8

 

穂乃果「アタックフェイズ、カイザードラムの能力で、ライトのアジダハーカを破壊!」

 

 

カイザードラムは太刀にエネルギーを込めて、斜め一閃にアジダハーカを斬る。 アジダハーカは真っ二つに分断され、爆発する。

 

 

ツバサ「アジダハーカが破壊された時に能力発動。 私のデッキからサイズ2以下の〈竜〉〈ドラゴン〉を含む属性のモンスターをコールできる。」

 

穂乃果「え………?」

 

 

爆発の光と炎が1つに集約され、一体の竜に形創(けいそう)される。

 

 

ツバサ「ゲージ2払い、デッキからコール!〈アジ・ダハーカ ディスペアー・ザ・ドラヘッド"ツヴァイ"〉」

◼️ゲージ5→3

 

 

アジ・ダハーカ ディスペアー・ザ・ドラヘッド"ツヴァイ"

ダークネスドラゴンW/ドラゴンW

ドラゴン/神

サイズ2/攻7000/防7000/打撃2

◼️このカードはカード名に「アジ・ダハーカ」を含むカードの能力でしかコールできない。

◼️【コールコスト】ゲージ2払う。

◼️このカードが登場した時、君のデッキの上からカードを2枚ゲージに置いて、カードを1枚引く。

◼️このカードが破壊された時、君のデッキか手札から、属性に〈竜〉か〈ドラゴン〉を含むサイズ3以下のモンスター1枚を【コールコスト】を払ってコールする。「アジ・ダハーカ ディスペアー・ザ・ドラヘッド"ツヴァイ"」の能力はファイト中に1回だけ使える。

【移動】【2回攻撃】

 

 

集約された光りと炎からツバサのセンターに現れたのは、先程と同じく赤黒い鱗で、翼は無く、二足立ちではあるがまだ獣のように背を曲げている。だが一つ違うところは、アジダハーカの竜頭が二つに増えている事だ。

 

 

ツバサ「アジダハーカツヴァイの登場時能力、2チャージ、1ドロー。」

◼️手札0→1/ゲージ3→5

 

 

どんなに新しいモンスターを出しても今は穂乃果のターンで、アタックフェイズ中だ。

 

 

穂乃果「カイザードラムでアジダハーカに攻撃!」

 

ドラム『せっかく登場したばかりで悪りぃが、さっさと退場してもらうぜ!』

 

 

ドラムは太刀にエネルギーを纏わせ、アジダハーカに突撃する。そして縦一閃にアジダハーカを斬り裂く。

 

 

カイザードラム

攻10000

 

アジダハーカツヴァイ

防7000

 

アジダハーカツヴァイ 撃破!

 

 

 

ドラム『な、なんだよ………、マジでさっさと退場しやがるのか?』

 

 

なんの抵抗も無しにあっさりと斬られたアジダハーカに、さすがのドラムも拍子抜けする。

 

 

ツバサ「これでいいのよ。 アジダハーカの破壊が、新たな絶望の引き金となる。 アジダハーカツヴァイの破壊時能力、私のデッキからサイズ3以下の竜かドラゴンをコールする!」

 

『我が命に限り無し、我は幾度もの死を経て進化するのだ。』

 

 

真っ二つにされたアジダハーカの身体が再び赤黒い光りに包まれ、そして新たな姿に形成されていく。

 

 

ツバサ「デッキの上から2枚をソウルに入れて、ゲージ3払い、デッキからセンターにコール〈アジ・ダハーカ ディスペアー・ザ・ドラヘッド"ドライ"〉」

◼️ゲージ5→2

 

 

アジ・ダハーカ ディスペアー・ザ・ドラヘッド"ドライ"

ダークネスドラゴンW/ドラゴンW

ドラゴン/神

サイズ3/攻10000/防10000/打撃2

◼️このカードは、カード名に「アジ・ダハーカ」を含むカードの能力でしかコールできない。

◼️【コールコスト】君のデッキの上からカードを2枚、このカードのソウルに入れて、ゲージ3払う。

◼️君のアタックフェイズ開始時、相手の場のモンスター1枚までを選んで破壊する。その後、君のデッキの上からカードを2枚ゲージに置く。

◼️ソウルの無いこのカードが破壊された時、君のデッキから属性に〈竜〉か〈ドラゴン〉を含む、サイズ4以下のモンスター1枚を【コールコスト】を払ってコールする。

【移動】【2回攻撃】/ソウル2

 

 

赤黒い光りから現れたアジダハーカは、赤黒く光沢を持った鱗、左側にだけ生えた翼、先程より背筋が伸び、いつも通りの三つの竜頭を持った姿だった。

 

 

レイジード『忘れてねーか?まだ俺の攻撃が残ってんだ! 穂乃果!』

 

穂乃果「うん。角王フォースとレイジードでアジダハーカに連携攻撃!」

 

ツバサ「ソウルガード」

 

 

穂乃果とレイジードは武器を構えてアジダハーカに突撃する。穂乃果の太刀と、レイジードの持つ爪槍がアジダハーカを斬り裂く。

 

 

角王フォース+レイジード

連携 攻12000

 

アジダハーカドライ

防10000

 

アジダハーカドライ 撃破!

【ソウルガード】ソウル2→1

 

 

穂乃果「ファイナルフェイズ、レイジードの能力で、ライフ+2」LP8→10

 

穂乃果「ターンエンド。」

◼️手札4/ゲージ2/LP10

 

 

 

ツバサ「私のターン、ドロー、チャージ&ドロー」

◼️手札1→2/ゲージ5→6

 

ツバサ「キャスト〈竜王伝〉1チャージ1ドロー、ライフ+1」LP8→9

◼️手札2→1→2/ゲージ6→7

 

ツバサ「ライトに〈魔竜騎士 ハーカー・ザ・クローガ〉をコール!」

◼️手札2→1/ゲージ7→6

 

 

 

魔竜騎士 ハーカー・ザ・クローガ

ダークネスドラゴンW

黒竜/黒騎士

サイズ2/攻6000/防3000/打撃2

◼️【コールコスト】ゲージ1払う。

◼️君の場にカード名に「アジ・ダハーカ」を含むモンスターがいるなら、このカードのサイズを2減らす。

◼️君がカード名に「アクワルタ・グワルナフ」を含むアイテムを装備しているなら、このカードは【2回攻撃】を得る。

 

 

ツバサのライトに、赤黒い魔竜の仮面を被り、魔竜の鱗のような鎧を纏い、腕には魔竜の爪を模したガントレットを装備している黒騎士が現れる。

 

 

ツバサ「ハーカーザクローガは、場にアジダハーカが居ればサイズ0となり、私がアクワルタグワルナフを装備していれば、【2回攻撃】を得る。」

 

 

ハーカーザクローガ

サイズ2→0/【2回攻撃】

 

 

 

ツバサ「さあ、本当に楽しいファイトはこれからよ。アタックフェイズ!」

 

 




今回も感想を是非‼︎


今回投稿が遅れましたのは、僕の親戚で、幼稚園の頃からの親友が急死してしまい、底無しの喪失感とショックによるスランプに陥っていました。 警察から聞いた話し、彼が亡くなったのは一緒に遊びに行った日の深夜12時あたりだったようです。練炭自殺でした。 彼と一緒に遊びに行った時、彼はいつもと同じ感じだったので、まさか急に自殺するなんて思いもしなかったです………。本当にショックでした。


でも今はだいぶ気持ちが楽になって、多少は吹っ切れました。


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日本一(チャンピオン)

今回は、この章の最終話と言う事でちょい長めです。
まぁ、バディファイトが好きな人なら体感何千文字程度にしか感じないでしょう。

ついに、この章の最終話と言う事で、できれば感想を書いていただきたく思います。 次の活力になる可能性があります。


前回の『バディファイトLoveLive!サンシャイン‼︎』

 

 

遂にツバサ杯も佳境、新日本バディチャンピオン決定戦が始まった。

 

穂乃果もツバサも最初から強力なモンスターの応襲、激しいライフの増減を繰り返し、どちらが勝つか全く予想のできない展開が続くのだった。

 

 

果たして、このバディチャンピオン決定戦を制して、日本一チャンピオンになるのはどちらなのか………

 

 

 

 

 

 

高坂 穂乃果

◼️手札4/ゲージ2/LP10

レフト:五角大帝竜 レイジード

ライト:五角超竜王 カイザードラム

センター:無し

アイテム:角王フォース"五角の闘覇"

 

 

五角大帝竜 レイジード

ドラゴンW

武装騎竜/竜牙

サイズ2/攻6000/防4000/打撃2

『角王』

◼️【コールコスト】君のデッキの上からカードを2枚ソウルに入れて、ゲージ2払う。

◼️君の場に他のカード名に「五角」を含むサイズ2以上のモンスターがいるなら、このカードのサイズを1減らす。

◼️君がダメージを受けた時、そのターンのファイナルフェイズに、次の2つから1つ選んで使える。

・このカードをスタンドする。このカードはファイナルフェイズ中にも攻撃できる。

・君のライフ+2!

【移動】【ソウルガード】/ソウル0

 

 

角王フォース"五角の闘覇"

武装騎竜/覚醒

攻6000/打撃2

◼️〈解放条件‼︎〉〔君のライフが6以下で場にサイズ2以上の『五角』のモンスターがいる。〕

◼️【装備コスト】ゲージ2払う。

◼️【対抗】君にダメージ1!この能力は1ターンに1回だけ使える。

◼️君が効果でダメージを受けた時、次の2つから1つ選んで使える。この能力はそれぞれ1ターンに1回ずつ使える。

・君のライフ+3する。

・相手にダメージ1!

◼️このカードは破壊されず、手札に戻せず、能力は無効化されない。

 

 

 

 

綺羅 ツバサ

◼️手札1/ゲージ6/LP9

レフト:アジ・ダハーカ ディスペアー・ザ・ドラヘッド"ドライ"

ライト:魔竜騎士 ハーカー・ザ・クローガ

センター:無し

アイテム:終焉魔剣 アクワルタ・グワルナフ

 

 

アジ・ダハーカ ディスペアー・ザ・ドラヘッド"ドライ"

ダークネスドラゴンW/ドラゴンW

ドラゴン/神

サイズ3/攻10000/防10000/打撃2

◼️このカードは、カード名に「アジ・ダハーカ」を含むカードの能力でしかコールできない。

◼️【コールコスト】君のデッキの上からカードを2枚、このカードのソウルに入れて、ゲージ3払う。

◼️君のアタックフェイズ開始時、相手の場のモンスター1枚までを破壊する。その後、君のデッキの上からカードを2枚ゲージに置く。

◼️ソウルの無いこのカードが破壊された時、君の手札、デッキ、ドロップから属性に〈竜〉か〈ドラゴン〉を含む、サイズ4以下のモンスター1枚を【コールコスト】を払ってコールする。

【移動】【2回攻撃】/ソウル2

 

 

魔竜騎士 ハーカー・ザ・クローガ

ダークネスドラゴンW

黒竜/黒騎士

サイズ2→0/攻6000/防3000/打撃2

◼️【コールコスト】ゲージ1払う。

◼️君の場にカード名に「アジ・ダハーカ」を含むモンスターがいるなら、このカードのサイズを2減らす。

◼️君がカード名に「アクワルタ・グワルナフ」を含むアイテムを装備しているなら、このカードは【2回攻撃】を得る。

 

 

 

 

現在、ツバサのアタックフェイズ。

 

 

ツバサ「アタックフェイズ。 アジダハーカドライの能力で、レイジードを破壊!」

 

穂乃果「え⁉︎」

 

 

アジダハーカの竜頭の1体がレイジード目掛けて、口から黒いエネルギー弾を放つ。 レイジードは持っていた爪槍で防御するが、何の意味もなくレイジードは破壊される。

 

 

五角大帝竜 レイジード 破壊!

 

 

穂乃果「くっ………」

 

ツバサ「さらに2チャージよ。」

◼️ゲージ6→8

 

ツバサ「ハーカーザクローガでカイザードラムに攻撃!」

 

穂乃果「ソウルガード!」

 

 

ハーカーザクローガは魔竜の爪を模したガントレットでカイザードラムを切り裂こうと突撃する。だがカイザードラムは太刀を振るい、その攻撃を弾く。 ハーカーザクローガは攻撃を弾かれて後退するが、ガントレットに魔力を集めて、さらに斬りかかり、カイザードラムは再び太刀を振るい弾こうとするが、ハーカーザクローガはその太刀を避けてカイザードラムの懐に潜り、今度こそカイザードラムの身体を切り裂いた。

 

 

ハーカーザクローガ

攻6000

 

カイザードラム

僕5000

 

カイザードラム 撃破!

【ソウルガード】ソウル1→0

 

 

ツバサ「ハーカーザクローガで、カイザードラムに2回目の攻撃!」

 

 

ハーカーザクローガは再びガントレットに魔力を込めて突撃する。カイザードラムはまた太刀を構えるが、今度は弾かれまいとハーカーザクローガは高く飛び上がり、カイザードラムの背後にまわる。そしてカイザードラムの背中を切り裂く。

 

 

カイザードラム 撃破!

 

 

ツバサ「アジダハーカドライで穂乃果さんに攻撃!打撃2!」

 

 

アジダハーカは片手に魔力を込めてエネルギー弾を作り出す。そしてそのエネルギー弾を穂乃果目掛けて投げつける。 エネルギー弾は穂乃果に被弾して弾ける。

 

 

穂乃果「うぁぁぁ!!」LP10→8

 

ツバサ「アジダハーカドライの2回攻撃、穂乃果さんに攻撃よ!」

 

 

アジダハーカは再びエネルギー弾を穂乃果に放つ。

 

 

穂乃果「うわぁぁ!!」LP8→6

 

ツバサ「次は私よ。アクワルタグワルナフで穂乃果さんに攻撃! 打撃6!」

 

 

ツバサはアクワルタグワルナフを構えて穂乃果に突っ込む。

 

 

穂乃果「角王フォースの能力、私にダメージ1!………うぅっ! そして私のライフ+3!」LP6→5→8

 

 

角王フォースの熱で穂乃果はダメージを受けるが、すぐにライフを回復する。

 

 

穂乃果「さらに渡されたらがダメージを受けた時、キャスト!〈ドラゴアクセプト 五角の誓い〉 ドロップからゲージ1払って〈五角竜王 ドラム〉をライトにバディコール!」LP8→9

◼️手札4→3/ゲージ2→1

 

 

五角竜王 ドラム

『角王』

サイズ2/攻6000/防5000/打撃3/【ソウルガード】ソウル1

 

 

穂乃果は角王フォースとバディコールでライフを回復した上に、ドラムのコールに成功したが、ツバサの攻撃は継続したままだ。

 

ツバサは高く飛び上がり、落下速度を利用してアクワルタグワルナフを縦一閃で振り下ろす。穂乃果は角王フォースの太刀でそれを受ける。2つの刃が強くぶつかる感高い音と、身体の芯まで響くほどの激しい痺れが穂乃果を襲い、穂乃果はそのまま弾き倒されてしまう。

 

 

穂乃果「うぁぁぁっ………!!」LP9→3

 

 

だが、穂乃果も黙ってはやられない、バディギフトでただライフを増やす為だけにドラムをコールしたわけではない。五角竜王ドラムには穂乃果がダメージを受けた時に発動する能力がある。

 

身体にはまだ痺れが残っているが、穂乃果は上体だけを起こす。

 

 

穂乃果「ド、ドラムの能力………、私がダメージを受けた時、相手のモンスターを破壊する。ハーカーザクローガを破壊!」

 

ツバサ「はっ………っ⁉︎」

 

ドラム『いくぜ、オラァ!!』

 

 

穂乃果の受けたダメージが可視化され、オーラとなってドラムの太刀に纏われる。そしてドラムは纏わせたオーラを斬撃に変えてハーカーザクローガに斬り飛ばす。

 

 

ハーカーザクローガ 破壊!

 

 

ツバサ「ふふふ………さすが穂乃果さんね。ターンエンドよ。」

◼️手札1/ゲージ6/LP9

 

 

転んでもただでは起きない。穂乃果の見事なほどの反撃にツバサは素直に称賛する。

 

穂乃果とツバサの激しいファイト、ぶつかり合いに圧倒され、シーンと静まり返っていた会場が、穂乃果の予想外の粘り、反撃、ツバサのターンエンドの宣言によって、風船が弾けたようにドッと歓声が湧く。

 

 

 

 

 

 

曜「す、凄い………!」

 

ルビィ「こんなファイト見たことないよ」

 

果南「うん。 攻めているはずなのに攻められてるし、守ってるはずなのに攻め返してる………」

 

鞠莉「見てるこっちがハラハラして息を呑むばかりね。」

 

梨子「どっちが勝つか、負けるかが全く予想がつかない、これがプロのバディファイト………⁉︎」

 

にこ「まったく、あの2人、もう私達じゃ手を出せない次元にいるわね。」

 

真姫「本当にね。どっちも化け物よ」

 

希「次は穂乃果ちゃんのターンやね。」

 

 

 

 

 

穂乃果は身体に感じる多少の痛みに耐えて立ち上がる。そして自分のターン開始を宣言する。

 

 

穂乃果「私の………ターン、ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札3→4/ゲージ1→2

 

穂乃果「キャスト〈ドラゴファイト 五角の奮起〉ダメージ1………うっ………!を受けて、デッキトップから3枚確認、2枚を手札に加えて、1チャージ!」LP3→2

◼️手札4→3→5/ゲージ2→3

 

穂乃果「私がダメージを受けた事で、ドラムの能力、アジダハーカドライを破壊!」

 

ツバサ「ソウルガード!」

 

 

穂乃果の痛みが可視化され、オーラとなってドラムの太刀に光りが宿る。そして太刀を横薙ぎに振るいアジダハーカに斬撃を飛ばす。

 

 

アジダハーカドライ 破壊!

【ソウルガード】ソウル2→1

 

 

穂乃果「さらに角王フォースの能力で、私がダメージを受けたら、ツバサさんにダメージ1!」

 

 

穂乃果の持つ太刀にも痛みがオーラとなって纏わりつき、ツバサに斬撃を飛ばす。

 

 

ツバサ「くっ………!」LP9→8

 

穂乃果「まだまだ、角王フォースの起動能力で、私にダメージ1 ………うっ! さらに角王フォースの能力で私のライフ+3!」LP2→5

 

 

そして穂乃果がまたダメージを受けたと言うことは………

 

 

穂乃果「ドラムの能力で、アジダハーカドライを破壊!」

 

ツバサ「くっ、ソウルガード!」

 

 

ドラムは再び穂乃果の痛みのオーラを太刀に込めて、斬撃としてアジダハーカドライに撃ちだす。

 

 

アジダハーカドライ 破壊!

【ソウルガード】ソウル1→0

 

 

 

穂乃果「ゲージ3払い、ドラムに重ねて進化! 〈超越五角竜王 レギアス・ドラム〉!」

◼️手札5→4/ゲージ3→0

 

 

超越五角竜王 レギアス・ドラム

ドラゴンW

武装騎竜/赤竜

サイズ2/攻10000/防10000/打撃3

『角王』

◼️【コールコスト】君の場のカード名に「ドラム」を含むモンスター1枚に重ね、デッキの上からカードを1枚ソウルに入れて、ゲージ3払う。

◼️このカードが登場した時、君のライフ+4!

◼️このカードが攻撃した時、ゲージ1払ってよい、払ったら、君にダメージ1!

◼️君がダメージを受けた時、以下の効果を全て使える。

・このカードの攻撃力+5000!この能力は1ターンに1回だけ使える。

・相手のモンスター1枚を破壊する!

【3回攻撃】【ソウルガード】/ソウル2

 

 

ドラムの髪が伸びて燃えるように靡いて、頭には鼻先に長い角のような突起と顳顬の両側に角のような突起がある頭鎧を被り、赤と白の配色の鎧を着ていて、両肩からは長い角が生えている。そして手には身の丈以上もある太刀を握っている。

 

 

 

穂乃果「レギアスドラムの登場時能力、私のライフ+4。」LP5→9

 

ツバサ「またライフを増やしたわね。」

 

穂乃果「アタックフェイズ! レギアスドラムでアジダハーカドライを攻撃!」

 

 

レギアスドラムは太刀を強く握りしめてアジダハーカに斬りかかる。 アジダハーカも3つの竜口から魔力の弾丸を何発も放ち応戦する。

 

レギアスドラムはアジダハーカが放った魔力の弾丸を避け、太刀で弾き、徐々にアジダハーカに接近する。そして右上から左下に斜め一閃、アジダハーカを斬り裂いた。

 

 

レギアスドラム

攻10000

 

アジダハーカドライ

防10000

 

アジダハーカ ディスペアー・ザ・ドラヘッド"ドライ" 撃破!

 

 

斬り裂かれたアジダハーカは三度、光りに包まれて、さらに大きな赤黒い光りの球体になる。

 

 

ドラム『おいおい、まさかこいつ………、まだ進化すんのか?』

 

ツバサ「ふふふ………、そうよ。 アジダハーカドライの破壊時能力、ソウルが無いこのカードが破壊された時、私のデッキ、手札、ドロップからサイズ4以下の竜かドラゴンをコールコストを払ってコールする。」

 

 

アジダハーカを包んでいた赤黒い球体にピシッピシッとヒビが入っていく。

 

 

ツバサ「ゲージ4払い、ドロップからカード2枚をソウルに入れて、センターにコール! 〈アジ・ダハーカ ディスペアー・ザ・ドラヘッド"フィーア"〉」

◼️ゲージ6→2

 

 

アジ・ダハーカ ディスペアー・ザ・ドラヘッド"フィーア"

ダークネスドラゴンW/ドラゴンW

ドラゴン/神

サイズ4/攻12000/防12000/打撃2

◼️このカードはカード名に「アジ・ダハーカ」を含むカードの能力でしかコールできない。

◼️【コールコスト】君のドロップからカードを2枚ソウルに入れて、ゲージ4払う。

◼️このカードが破壊された時、君のデッキの上からカードを2枚ゲージに置いて、君のライフ+2!さらに、場に残ったこのカードにソウルが無いなら、このターンのファイナルフェイズになる。

◼️"終型・魔竜進化!"お互いのファイナルフェイズ開始時、ソウルの無いこのカードを破壊してもよい。破壊したら、君の手札かデッキかドロップから、カード名に「アジ・ダハーカ」を含むモンスター1枚を【コールコスト】を払ってコールする。"終型・魔竜進化"はファイト中に1回だけ使える。

【3回攻撃】【移動】【ソウルガード】/ソウル2

 

 

赤黒い光りの球体から現れたのは、赤黒く光沢を持った鎧のような鱗、赤黒い両翼、そして4本の竜頭を持った禍々しいドラゴンだった。

 

アジダハーカフィーアの4本の竜頭はそれぞれに咆哮をあげる。

 

 

 

ドラム『な⁉︎ 4本首のアジダハーカだと………⁉︎』

 

アジダハーカ『言ったはずだ。五角の小僧、"我が命に限り無し、我は幾度もの死を経て進化する"と………』

 

ドラム『チッ………』

 

穂乃果「角王フォースとレギアスドラムで連携攻撃!」

 

ツバサ「ソウルガード」

 

 

穂乃果とドラムは同時に高くジャンプし、空中でお互いの刀にエネルギーを纏わせて交差させる。そして同時に斜め上から下に太刀を振るい、X字型の斬撃をアジダハーカフィーアに斬り飛ばす。

 

 

角王フォース+レギアスドラム

連携 攻16000

 

アジダハーカフィーア

防12000

 

アジダハーカフィーア 撃破!

【ソウルガード】ソウル2→1

 

 

ツバサ「アジダハーカフィーアの破壊時能力、2チャージ、私のライフ+2」LP8→10

◼️ゲージ2→4

 

 

ドラムは今の攻撃に加えてあと1回攻撃できる。だが、レギアスドラムの攻撃力は10000、対してアジダハーカフィーアの防御力は12000。 レギアスドラムで攻撃してもアジダハーカフィーアには太刀打ちできない。

 

 

穂乃果「ターンエンド」

◼️手札4/ゲージ0/LP9

 

 

 

ツバサ「私のターン、ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札1→2/ゲージ4→5

 

ツバサ「ライフ2払い、〈天竜開闢〉2ドロー」LP10→8

◼️手札2→1→3

 

ツバサ「アタックフェイズ! アジダハーカフィーアをライトに移動」

 

 

アジダハーカフィーア

センター→ライト

 

 

ツバサは思う。穂乃果の新カード、超越五角竜王レギアスドラムを場に残しておくのは後々面倒になる。ならば先に始末するのが適切かもしれないと。

 

 

ツバサ「行くわ、アジダハーカフィーアでレギアスドラムを攻撃!」

 

 

アジダハーカの1番右側の竜口に魔力が集約され、口に溜めた魔力の塊をレギアスドラム目掛けて飛ばす。

 

レギアスドラムは太刀を盾にして攻撃を止めるが、太刀に触れた瞬間に魔力の塊が爆破してレギアスドラムを巻き込む。

 

 

アジダハーカフィーア

攻12000

 

レギアスドラム

防5000

 

レギアスドラム 撃破!

【ソウルガード】ソウル2→1

 

 

ツバサ「アジダハーカフィーアでレギアスドラムに2回攻撃!」

 

穂乃果「ソウルガード!」

 

 

最初の攻撃した竜頭とは別の右側から1つ隣の竜口にエネルギーが集まり、レギアスドラムに魔力の塊を飛ばす。

 

 

レギアスドラム 撃破!

【ソウルガード】ソウル1→0

 

 

 

ツバサ「アジダハーカフィーア、レギアスドラムに3回目の攻撃!」

 

穂乃果「キャスト〈ドラゴンシールド 青竜の盾〉攻撃を無効化して、1チャージ!」

◼️手札4→3/ゲージ0→1

 

 

2度目とはまた違い、今度は左側から2番目の竜口にエネルギーが集まり、三度、魔力の塊をレギアスドラムに放つ。 だがレギアスドラムの前に青い竜の顔を模した盾が現れて魔力の塊を弾く。

 

 

ツバサ「ならば、アクワルタグワルナフでレギアスドラムを攻撃!」

 

穂乃果「キャスト〈ドラゴンシールド 竜王の盾〉攻撃を無効化して、私にダメージ1!」LP 9→8

◼️手札3→2

 

 

ツバサはレギアスドラムに向かって疾走しドラムの懐に入る。そして剣を突き出そうとした時、ドラムは後ろに飛びのき、目の前に天武という竜の顔を模した盾がアクワルタの突きを防ぐ。

 

だが竜王の盾が受けた衝撃が穂乃果に小さいダメージを与える。

 

 

穂乃果「私がダメージを受けた時、レギアスドラムの能力、アジダハーカフィーアを破壊!」

 

ツバサ「ソウルガード」

 

 

穂乃果が受けたダメージがオーラとなってレギアスドラムの太刀にエネルギーを送る。そしてドラムは太刀に纏わせたエネルギーを斬撃にして飛ばす。

 

 

アジダハーカフィーア 破壊!

【ソウルガード】ソウル1→0

 

 

ツバサ「アジダハーカフィーアの破壊時能力、2チャージ、ライフ+2!」LP8→10

◼️ゲージ5→7

 

 

一通りの攻撃を終え、アタックフェイズが終了した時、ツバサはさらに眼光を鋭くさせて口角をつり上げる。

 

 

ツバサ「ありがとう穂乃果さん。あなたのおかげで、このターン中に、アジダハーカのソウルは全て無くなったわ。」

 

穂乃果「どういう事、ですか?」

 

ツバサ「ふふふふふ………、これからが"真のファイトの始まり"って事よ。 場に残ったアジダハーカフィーアにソウルが無いなら、このターンは強制的にファイナルフェイズになる。」

 

穂乃果「えっ………⁉︎」

 

ツバサ「ファイナルフェイズ!!」

 

 

ツバサのファイナルフェイズ宣言に、穂乃果はさらに身構える。

 

 

ツバサ「アジダハーカフィーアの能力発動! 私のファイナルフェイズ開始時に、ソウルの無いアジダハーカフィーア自身を破壊する!」

 

 

アジダハーカは空気中に舞った大量のエネルギーを体内に集約し、自らを爆破する。

 

 

ドラム『いったい何のつもりだ………?』

 

穂乃果「………気をつけよう、ドラム」

 

ツバサ「ふふふ………、そして、デッキか手札かドロップから「アジダハーカ」1枚を【コールコスト】を払ってコールするわ。」

 

 

ツバサはドロップからカードを1枚選んで、そのカードを提示する。

 

ツバサが提示したカードは禍々しく赤黒いオーラを纏い、そしてツバサからも赤黒いオーラが溢れ出る。 そんな様子に穂乃果も、特等席にいるAqours、元μ'sの8人、サツキも息を呑む。

 

先ほどまでとはまた違った邪悪な雰囲気が会場全体とファイトステージを支配する。

 

 

ツバサ「ドロップからアジ・ダハーカ アイン、ツヴァイ、ドライ、フィーアの4枚をソウルに入れ、ゲージ5を払い、センターにコール!」

◼️ゲージ7→2

 

 

ツバサ「漆黒の赤翼(あかよく)、赤き黒体(こくたい)、五つ首の狂眼で黒を見つめ、放たれし赤黒き光りで白の世界に終焉への導きを………! "終型・魔竜進化!" 〈終焉絶超魔竜王 アジ・ダハーカ"ディスペアー・オーバーロード"〉」

 

 

 

終焉絶超魔竜王(しゅうえんぜっちょうまりゅうおう) アジ・ダハーカ"ディスペアー・オーバーロード"

ダークネスドラゴンW

神/ドラゴン/悪神竜

サイズ4/攻50000/防10000/打撃3

◼️このカードは、カード名に「アジ・ダハーカ」を含むカードの能力でしか場に出せない。

◼️【コールコスト】君のドロップからカード名に「アジ・ダハーカ」を含むカード4枚をソウルに入れて、ゲージ5払う。

◼️このカードは相手の効果で破壊されず、手札に戻せず、能力は無効化されない。

◼️このカードが破壊された時、相手の場のモンスター1枚を破壊する。

◼️"デミス・ディスペアー・ヒストリー"このカードが攻撃する時、代わりに、相手のモンスター全てと相手に攻撃できる。このカードの攻撃が無効化された時、君のライフ+2!

◼️君か相手のターン終了後、君のデッキかドロップからカードを1枚選んで君の手札に加える。この能力はファイト中に1回だけ使える。

【3回攻撃】【移動】【ソウルガード 】/ソウル4

 

 

 

爆発して空気中に舞ったエネルギーが再びツバサの場に集中し、巨大なエネルギーの球体が出来上がる。そしてその球体を突き破り、巨大な赤黒い魔竜が現れる。

 

その魔竜は、刺々しい赤黒い鎧のような鱗、4本の悪魔的な竜翼、前方に3本、後方に2本の合計5本の竜頭、先程よりも二回りも巨大な体躯を持ち、禍々しいオーラを放つ。

 

今までにない新たなアジ・ダハーカのその姿に会場は只ならぬ雰囲気に支配され、歓声をあげていた観客達も思わず黙り込む。 そして誰もが感じているだろうその威圧感の元凶の矛先は穂乃果1人を見下ろして、5本の竜頭がそれぞれに咆哮をあげる。

 

 

ドラム『なんだよ………、五つ首のアジダハーカだと⁉︎』

 

穂乃果「こんなの見た事ない………!」

 

ツバサ「せっかくコールはできたけど、今は私のターンのファイナルフェズ、さすがに攻撃はできないわ。これでターンエンドよ。」

◼️手札3/ゲージ2/LP10

 

アジダハーカ『命拾いしたな。』

 

 

アジダハーカ ディスペアーオーバーロードから感じるプレッシャーに、穂乃果は多少の恐れを感じる。おそらくこのアジダハーカが今のツバサの最強の切り札であろう。 穂乃果はよりいっそう気を引き締めてカードを引く手に力を込める。

 

 

穂乃果「私のターン、ドロー!チャージ&ドロー!」

◼️手札2→3/ゲージ1→2

 

穂乃果「角王フォースの能力、私にダメージ1! くぅぅ………! 角王フォースの能力で私のライフ+3!」LP8→7→10

 

穂乃果「さらにレギアスドラムの能力で私がダメージを受けた時、レギアスドラムの攻撃力+5000!

 

 

レギアスドラム

攻10000→15000

 

 

穂乃果「さらにダメージを受けた後のもう一つの能力で、アジダハーカを破壊!」

 

 

レギアスドラムの太刀にエネルギーが集まり光りの刃になり、その光りの刃を斬撃として飛ばす。 飛ばした斬撃はアジダハーカに直撃して爆発する。だがアジダハーカの身体には傷一つついていない。

 

 

ツバサ「悪いわね。このアジダハーカは効果によって破壊されないわ。」

 

穂乃果「………アタックフェイズ! レギアスドラムでアジダハーカを攻撃!」

 

ツバサ「ソウルガード」

 

 

ドラムは太刀を振り上げてアジダハーカに斬りかかる。先ほどの能力による破壊が効かなかった事が悔しく、苛立ちをぶつけるようにドラムは渾身の力で太刀を斬り下ろし、アジダハーカの5本首の1本を切断する。

 

 

レギアスドラム

攻15000

 

アジダハーカ ディスペアーオーバーロード

防10000

 

アジダハーカディスペアーオーバーロード 破壊!

【ソウルガード】ソウル4→3

 

 

ドラムが切断した首はソウルガードによってすぐに再生する。そしてお返しとばかりに後方の2本首の内の1本の竜頭から魔力の弾丸が放たれ、ドラムに直撃した。

 

 

ドラム『ぐぁぁぁぁ!』

 

 

レギアスドラム 破壊!

 

 

穂乃果「ドラム⁉︎」

 

 

攻撃したはずのドラムが逆に破壊された。穂乃果にはいったい何が起きたのか理解が追いつかない。

 

 

ツバサ「アジダハーカディスペアーオーバーロードの能力、このカードが破壊された時、相手のモンスター1枚を破壊する。」

 

穂乃果「くぅ…………」

 

 

アジダハーカからのまさかの反撃によって、ソウルが0枚だったレギアスドラムは完全に破壊されてしまった。 穂乃果が装備している角王フォースの攻撃力は6000、アジダハーカの防御力には遠く及ばない。

 

 

穂乃果「ターンエンド。」

◼️手札3/ゲージ2/LP10

 

ツバサ「このターン終了後、アジダハーカの能力、ファイト中に1回だけ、デッキかドロップからカードを1枚手札に加える。私はドロップから1枚を手札へ。」

◼️手札3→4

 

 

ツバサはドロップから1枚を手札に加える。そのカードを見て、ツバサは目を大きく見開き、不敵な笑みを浮かべる。

 

 

 

ツバサ「私のターン、ドロー、チャージ&ドロー」

◼️手札4→5/ゲージ2→3

 

ツバサ「私はこの数年間、あなたを超える為にいろいろな大会に出場して、いろいろなファイターと戦って来た。時には敗北し、屈辱を何度も味わって来たわ。 でも、今日まで私を動かし、屈辱から這い上がって来れたのは、穂乃果さんにリベンジを果たし、本当の日本一になる為。 その為に私とアジダハーカは成長と進化を繰り返し、そして遂に今日のこの日を迎えた。本当の意味であなたとの決着をつける為に。」

 

穂乃果「ツバサさん?」

 

ツバサ「今日までの戦いの日々を重ね、アジダハーカの成長と進化と共に、私は手に入れた。あなたの"角王フォース"と同等かそれを超えるかもしれない力を………」

 

 

そう言ってツバサは先ほどアジダハーカの能力で手札に戻した1枚のカードを構える。

 

 

ツバサ「装備しているアクワルタグワルナフを破壊して、ゲージ3払い、変身!」

◼️手札5→4/ゲージ3→0

 

 

ツバサは赤黒いオーラの光りに覆われて姿が見えなくなる。

 

 

ツバサ「運命の時、漆黒と紅蓮が交わりし世界に、終焉の魔竜を従えし覇王が目を覚ます。〈終焉魔竜覇王女 ツバサ〉」

 

 

 

終焉魔竜覇王女 ツバサ

ダークネスドラゴンW

ドラゴン/神

サイズ4/攻12000/防5000/打撃2

◼️このカードはコールできない。君がこのカードに【変身】しているなら、君はこのカードの能力以外でモンスターをコールできず、アイテムを装備できず、このカードのカード名は「アジ・ダハーカ」と「アクワルタ・グワルナフ」を含むカードとして扱う。

◼️このカードは相手の効果で破壊されず、手札に戻せず、能力は無効化されない。

◼️君の場のカード名に「アジ・ダハーカ」を含むモンスターが破壊された時、このカードのソウルに入れてよい。さらに君のライフ+3!

◼️【対抗】【起動】"我が深淵の底より魔竜を呼ぶ"君の手札を1枚捨て、このカードのソウルにあるカード名に「アジ・ダハーカ」を含むモンスター1枚までを【コールコスト】を払わずにコールする。"我が深淵の底より魔竜を呼ぶ"は1ターンに1回だけ使える。

【3回攻撃】【貫通】【移動】【変身】(君が装備しているカード名に「アクワルタ・グワルナフ」を含むカードを全てドロップに置いて、ゲージ3払う。)

 

 

赤黒いオーラが弾けるように消え、現れたツバサの姿は、アジダハーカの鱗のような胸を強調する赤黒い鎧、赤黒い鱗のようなレッグアーマーを履き、背には魔竜の羽が生え、両肩にはアジダハーカの竜頭を模した装飾がされている。

 

その姿は禍々しくもたしかな妖艶さをも醸し出している。まさに魔竜を従えし王女の如く。

 

 

 

穂乃果「これがツバサさんの………⁉︎」

 

ツバサ「そう。これが私が手に入れた力よ。 アタックフェイズ! アジダハーカをライトに移動」

 

 

アジダハーカ ディスペアーオーバーロード

センター→ライト

 

 

ツバサ「アジダハーカ ディスペアーオーバーロードで穂乃果さんに攻撃! 打撃3!」

 

 

アジダハーカの前列3本の右側の竜口のにエネルギーが集中し、穂乃果に向けて魔力のエネルギー弾を放つ。

 

穂乃果は角王フォースの太刀を盾にして魔力のエネルギー弾を受け止めるがエネルギー弾は太刀に触れた瞬間に爆発する。

 

 

穂乃果「うぁぁぁーーー!」LP10→7

 

 

エネルギー弾になんとか耐えた穂乃果の全身は熱を帯び、身体から煙が立つ。

 

 

穂乃果「ぐっ………」

 

ツバサ「ふふふ………。 アジダハーカの2回攻撃、打撃3!」

 

穂乃果「キャスト!〈ドラゴンシールド 緑竜の盾〉攻撃を無効化して、ライフ+1!」LP7→8

◼️手札3→2

 

 

次はアジダハーカの前列左側の竜口に再び魔力が集まり、魔力のエネルギー弾を穂乃果に撃ち出す。 だが穂乃果の前に緑の竜頭を模した盾が現れてそのエネルギー弾を受け止める。

 

 

ツバサ「"デミス・ディスペアー・ヒストリー"のさらなる能力で、アジダハーカの攻撃が無効化された時、ライフ+2! アジダハーカで穂乃果さんへ3回目の攻撃! 打撃3!」LP10→12

 

 

アジダハーカの前列真ん中の竜口から魔力のエネルギー弾が三度、穂乃果に撃ち出される。

 

 

穂乃果「うわぁぁぁ!」LP8→5

 

ツバサ「まだ攻撃は終わらないわよ。終焉魔竜覇王女ツバサで攻撃! 打撃2!」

 

 

ツバサは魔竜の翼を広げて少し飛び、右手を前に突き出す。そして右手に魔力を集中して魔力のエネルギー弾を作り、それを穂乃果に撃ち出す。

 

 

穂乃果「うぁぁ………!」LP5→3

 

ツバサ「ツバサで2回目の攻撃、打撃2!」

 

穂乃果「うわぁ………!!」LP3→1

 

ツバサ「ツバサで3回目の攻撃! 打撃2!」

 

 

ツバサの両肩にあるアジダハーカの顔を模した装飾が起動し、竜口を開く。 そして開いた竜口にエネルギーが集まり、穂乃果をターゲットに、高出力の魔力の太いエネルギービームを放つ。

 

 

穂乃果「キャスト!〈万能秘薬 ネオポーション〉」

◼️手札2→1

 

 

万能秘薬 ネオポーション

ジェネリック

回復

◼️君のライフが6以下なら使える。

◼️【対抗】君のライフ+5!

 

 

穂乃果「私のライフ+5!」LP1→6

 

 

穂乃果はライフを回復するが、ツバサが放つ2本の太いエネルギービームは勢いも衰えず穂乃果に直撃する。

 

 

穂乃果「うわぁぁ!」LP6→4

 

穂乃果「私がダメージを受けた時、キャスト〈ドラゴアクセプト 五角の誓い〉 ドロップから〈五角竜王 ドラム〉をライトにバディコール!」LP4→5

◼️手札1→0/ゲージ2→1

 

 

 

五角竜王 ドラム

『角王』

サイズ2/攻6000/防5000/打撃3/【ソウルガード】ソウル1

 

 

 

ツバサ「ふふふ………、ターンエンドよ。」

◼️手札4/ゲージ0/LP12

 

 

今のターンは危なかった。少しでも気を抜けば穂乃果の敗北は必至、このターンでなんとか逆転のカードを引かなければ、穂乃果に次のターンは無いだろう。

 

 

穂乃果「私のターン、ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札0→1/ゲージ1→2

 

穂乃果「キャスト〈ドラゴニック・グリモ〉手札を全て破棄して3ドロー!」

◼️手札1→0→3

 

 

穂乃果には捨てる手札は無い。だが3枚ドローする能力のみ発動はできる。

 

 

穂乃果「キャスト〈ドラゴファイト 五角の奮起〉ダメージ1を受けて………うぅ! デッキトップから3枚確認、その中から2枚を手札に加えて、1枚をチャージ」LP5→4

◼️手札3→2→4/ゲージ2→3

 

穂乃果「私は負けられない。いくよドラム!」

 

ドラム『穂乃果………、そうか、まだ出した事なかったな!』

 

 

千歌とのファイトで迷いが晴れた穂乃果のデッキには進化した新たなドラムが入っていた。そう「レギアスドラム」だ。だがもう一枚、この大会では一度も見せていないカードが存在する。穂乃果も実戦で使うのはこれが初めてだ。

 

 

ドラム『見せてやるぜ、お前らを倒す為に進化した新たな力って奴を!』

 

穂乃果「ゲージ3払い、ドラムに重ねて超進化!」

◼️手札4→3/ゲージ3→0

 

 

 

ドラムは分厚い黄赤い光に包まれて姿が見えなくなる。

 

 

 

穂乃果「希望の光纏いし五角の後継者よ。闇晴し蒼天の玉座より腰を上げ、"威風堂々"真の王たる姿を見せよ! 〈真・五角超竜王 インペリアル・ドラム〉」

 

 

真・五角超竜王 インペリアル・ドラム

ドラゴンW

武装騎竜/赤竜

サイズ2/攻10000/防5000/打撃2

『角王』

◼️【コールコスト】君の場のカード名に「五角」を含むサイズ2以上のモンスター1枚までの上に重ね、デッキの上からカードを1枚ソウルに入れて、ゲージ3払う。

◼️このカードはセンターにコールできない。

◼️君がダメージを受けた時、君のドロップかデッキの上から1枚をこのカードのソウルに入れ、このカードの攻撃力+3000!さらに、相手の場のカードを1枚を選んで破壊するか、選んだカードのソウル1枚をドロップに置く。

◼️"強固なる絆"君のライフが0になるなら、このカードのソウル1枚を捨ててよい、捨てたら、君のライフは5になる。

【3回攻撃】【ソウルガード】/ソウル3

 

 

 

黄赤い光りから現れたドラムは、身体には白をメインに赤みの強い黄色い配色がされたノースリーブの和洋を合わせたような甲冑を着て、両の肩当てからは角のような突起が突き出ている。両腕には袖付きの籠手を装着し、頭には2本の角のような突起がついたヘルムを被り、髪は燃えるように伸び、逆立って靡いている。背には鎧のような竜の羽根が生えていた。そして、手には(つば)の鯉口から二本の刀身が伸びる一刀二刃の太刀を握っている。

 

 

 

ドラム『見やがれ!これがレギアスをさらに超えた俺の姿だ!』

 

アジダハーカ『ふん………。いくら息巻こうと無駄なことよ。』

 

ドラム『無駄かどうかその身で味わってみな』

 

穂乃果「角王フォースの能力で私にダメージ1! くぅ………! そして私がダメージを受けた事で、インペリアルドラムの能力発動! 自身の攻撃力を+3000! さらにデッキトップから1枚をソウルイン!」LP4→3

 

 

インペリアルドラム

攻10000→13000/ソウル3→4

 

 

穂乃果「さらに相手のカード1枚を選んで破壊する!」

 

ツバサ「忘れたのかしら? このアジダハーカは効果では破壊されない。」

 

 

ツバサの言う通り、アジダハーカは効果によっては破壊されない。 それは先程のレギアスドラムによって証明されている。もちろん穂乃果もそれを忘れた訳ではない。 

 

 

穂乃果「分かってます。でもインペリアルドラムの能力にはまだ続きがある。」

 

ツバサ「続き?」

 

穂乃果「はい。インペリアルドラムの能力は、選んだカードを破壊するか、または選んだカードのソウル1枚をドロップに置く!」

 

ツバサ「な………⁉︎ソウル破壊⁉︎」

 

 

インペリアルドラムは黄赤いオーラを放ち、太刀に力を溜める。 同時にアジダハーカの胸あたりから1枚のカードを包み込んだ薄黒い球体が出現する。 そしてドラムは高く飛び上がり、力を溜めた太刀で薄黒い球体ごと中のカードを斬り裂いた。

 

 

アジダハーカ ディスペアーオーバーロード

ソウル3→2

 

 

アジダハーカ『ぐぅ………!』

 

ドラム『どうだ? さっきより無駄なんて思えなくなっただろ?』

 

アジダハーカ『ぐ、小僧がぁ………!』

 

 

ドラムの若干煽りを含む口調にアジダハーカも少しは怒りをあらわにする。 だがその怒りはドラムの口調に対するよりも、ソウルを直接狙われるという予想外の不意打ちに対するものが大きいかった。

 

 

ツバサ「さすが、やるわね。」

 

穂乃果「角王フォースの能力で、私がダメージを受けた時、ツバサさんにダメージ1!」

 

 

穂乃果はツバサに向けて斬撃を飛ばす。

 

 

ツバサ「うっ……」LP12→11

 

穂乃果「さらにキャスト〈ドラゴウィズダム 五角の知恵〉私にダメージ1………うっ! 1チャージ、1ドロー!」LP3→2

◼️手札3→2→3/ゲージ0→1

 

穂乃果「私がダメージを受けた事で、角王フォースの能力でライフ+3!」LP2→5

 

穂乃果「さらにインペリアルドラムの能力、デッキトップから1枚をソウルに入れて、インペリアルドラム自身の攻撃力+3000!」

 

 

インペリアルドラム

攻13000→16000/ソウル4→5

 

 

穂乃果「さらにアジダハーカのソウルを1枚破棄!」

 

 

ドラムは再び太刀にエネルギーを集め、アジダハーカからは薄黒い球体に包まれたカードが現れる。

 

 

ドラム『もう一度くらいやがれ!!』

 

 

ドラムは太刀に込めたエネルギーを斬撃として飛ばし、具現化したアジダハーカのソウルを破壊した。

 

 

アジダハーカ

ソウル2→1

 

 

アジダハーカ『ぐぅぅ………』

 

穂乃果「いくよ、アタックフェイズ! インペリアルドラムでアジダハーカに攻撃!」

 

ツバサ「ソウルガード」

 

 

ドラムは鎧のような竜翼を広げて飛び、前方のアジダハーカの真ん中の竜頭を斬り裂く。

 

 

インペリアルドラム

攻16000

 

アジダハーカディスペアーオーバーロード

棒10000

 

アジダハーカ ディスペアーオーバーロード 撃破!

【ソウルガード】ソウル1→0

 

 

ソウルガードによって斬られた竜頭はすぐに再生する。

 

 

ツバサ「アジダハーカの破壊時能力で、インペリアルドラムを破壊する!」

 

穂乃果「ソウルガード!」

 

 

破壊された竜頭に代わり、アジダハーカの後方2本の竜口に力が集まり、インペリアルドラム目掛けてエネルギー弾を飛ばす。

 

 

インペリアルドラム 破壊!

【ソウルガード】ソウル5→4

 

 

穂乃果「インペリアルドラムの2回攻撃で、アジダハーカに攻撃!」

 

ドラム『こいつで終いだ!!』

 

 

ドラムは再び竜翼を広げて飛び、エネルギーを込めた太刀でアジダハーカの胸部を刺し貫く。 そしてアジダハーカの胸部に風穴が空き爆発するように破壊された。

 

 

アジダハーカ ディスペアーオーバーロード 完全撃破!

 

 

ツバサ「アジダハーカの破壊時効果でインペリアルドラムを破壊!」

 

穂乃果「ソウルガード!」

 

 

破壊されたアジダハーカの亡霊が黒いオーラとなってドラムにまとわりつき、ドラムは黒いオーラに押し潰される。

 

 

インペリアルドラム 破壊!

【ソウルガード】ソウル4→3

 

 

ツバサ「さらに終焉魔竜覇王女 ツバサの能力、破壊されたアジダハーカを私のソウルに入れる。そしてライフ+3!」LP11→14

 

 

破壊されたアジダハーカの亡霊が黒いオーラとなってツバサの鎧に吸収される。そしてツバサはさらに黒いオーラを増幅させる。

 

 

ツバサ「さらに対抗でツバサの能力発動!"我が深淵の底より魔竜を呼ぶ" 手札を1枚捨て、私のソウルにある〈終焉絶超魔竜王 アジ・ダハーカ"ディスペアー・オーバーロード"〉をノーコストでセンターにコール!」

◼️手札4→3

 

 

ツバサの鎧が纏う黒いオーラがセンターに渦巻き、渦巻くオーラをかき消すようにアジダハーカ ディスペアーオーバーロードが現れる。

 

 

ドラム『な、何だと⁉︎』

 

アジダハーカ『先程から言っていたはずだ。我は不死身なのだと………。貴様がいくら息巻こうと全ては無駄だ。』

 

ドラム『チィッ………!』

 

穂乃果「まだだよ!インペリアルドラムは3回目の攻撃ができる! インペリアルドラムで、アジダハーカに攻撃!」

 

 

インペリアルドラム

攻16000

 

アジダハーカ ディスペアーオーバーロード

防10000

 

アジダハーカ ディスペアーオーバーロード 撃破!

 

 

ドラムは太刀にエネルギーを集め、光りの刃を形成する。そして横に薙ぐようにアジダハーカに2刃の斬撃を飛ばす。

 

放たれた2刃の斬撃はアジダハーカの首を全て斬り落とし、アジダハーカの身体を横一線に斬り裂く。

 

 

ツバサ「アジダハーカの破壊時能力でインペリアルドラムを破壊。」

 

穂乃果「ソウルガード!」

 

 

破壊されたアジダハーカは黒い竜頭のようなオーラとなってドラムを飲み込むように破壊する。

 

 

インペリアルドラム 破壊!

【ソウルガード】ソウル3→2

 

 

ツバサ「さらに破壊されたアジダハーカをツバサのソウルに入れ、ライフ+3。」LP14→17

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ことり「ツバサさんのライフが、どんどん増えてく⁉︎」

 

海未「あれだけの強力なコンボに加えて、増大するライフ………、勝ち目どころかキリがありませんね。」

 

凛「逆に穂乃果ちゃんは自分のカードの能力でライフを減らして戦ってるにゃ。 これじゃ穂乃果ちゃんが不利すぎるよ⁉︎」

 

にこ「今更でしょ。アレが穂乃果の戦いかたなのよ。」

 

希「自分でダメージを受けて、多大なアドバンテージを得ながら勝利へと繋げていく。それが穂乃果ちゃんのファイトの特徴やからね。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

穂乃果「角王フォースでツバサさんに攻撃!打撃2!」

 

ツバサ「くっ………」LP17→15

 

穂乃果「ターンエンド。」

◼️手札3/ゲージ1/LP5

 

 

 

ツバサ「私のターン、ドロー、チャージ&ドロー」

◼️手札3→4/ゲージ0→1

 

ツバサ「ツバサに変身している以上、私は自身の能力以外でモンスターをコールできず、アイテムを装備することもできない。 "ツバサの能力以外"ではね。 ツバサの起動能力、"我が深淵の底より魔竜を呼ぶ" 手札を1枚捨て、私のソウルから〈終焉絶超魔竜王 アジ・ダハーカ"ディスペアー・オーバーロード"〉をノーコストでライトにコール!」

◼️手札4→3

 

 

終焉絶超魔竜王 アジ・ダハーカ"ディスペアー・オーバーロード"

サイズ4/攻50000/防12000/打撃3

【3回攻撃】【移動】【ソウルガード】

 

 

ツバサ「見せてあげるわ穂乃果さん。さっきは見せられなかった、アジダハーカの真の恐ろしさを………」

 

穂乃果「え?」

 

ツバサ「アタックフェイズ。 アジダハーカ ディスペアーオーバーロードで攻撃! そして能力発動!"デミス・ディスペアー・ヒストリー" 相手のモンスター全てと穂乃果さんに同時に攻撃する!」

 

穂乃果「ドラムのソウルガード!」

 

 

アジダハーカは前方3本の竜口全てにエネルギーを集中させて魔力の弾丸を作る。そして穂乃果のフィールド全体を目掛けて5発のエネルギー弾を同時に撃ちだす。

 

 

アジダハーカ ディスペアーオーバーロード

攻50000

 

インペリアルドラム

防5000

 

インペリアルドラム 撃破!

【ソウルガード】ソウル2→1

 

 

穂乃果「うわぁぁ!!」LP5→2

 

 

魔力弾の直撃によって穂乃果は吹き飛ばされ、床を滑るように背中から倒れる。 バディヴィジョンの強い衝撃によるものとはべつに背中に痛みが走るが、穂乃果は立ち上がる。

 

 

穂乃果「くっ………! 私がダメージを受けた事でインペリアルドラムの能力! デッキトップから1枚をドラムにソウルイン!」

 

 

インペリアルドラム

ソウル1→2

 

 

インペリアルドラムには、穂乃果がダメージを受けた時に相手のカードを1枚破壊するか、ソウル1枚をドロップに置く事ができる。だがツバサの場にあるカードは全て効果では破壊されないカードばかりであり、除去するソウルを持っているカードも無い。今ドラムがツバサ達から奪い取れるものは何も無かった。

 

 

穂乃果「角王フォースの能力で、私がダメージを受けた時、ツバサさんにダメージ1!」

 

ツバサ「ふふふ。今さらそんな程度。」LP15→14

 

ツバサ「アジダハーカの2回攻撃 "デミス・ディスペアー・ヒストリー"!」

 

穂乃果「キャスト!〈ドラゴンシールド 竜王の盾〉攻撃を無効化して、私にダメージ1!」LP2→1

◼️手札3→2

 

 

アジダハーカの後方2本の竜口に魔力が集中する。そして2本一斉に魔力のビームを撃ち出す。だが穂乃果とドラムの前に天武という竜の顔を模した盾が現れて、2人を攻撃から守る。

 

 

穂乃果「竜王の盾の能力でダメージを受けた事で、インペリアルドラムにソウルを追加! 角王フォースの能力で私のライフ+3!」LP1→4

 

 

インペリアルドラム

ソウル2→3

 

 

ツバサ「アジダハーカで3回目の攻撃!"デミス・ディスペアー・ヒストリー"」

 

穂乃果「ドラムのソウルガード!」

 

 

アジダハーカは前方後方の合計5本の竜口に魔力を集中させる。そして数秒後、5本の竜頭は一斉に穂乃果とドラム目掛けて魔力の弾丸を放つ。 

 

放たれた魔力の弾丸は穂乃果とドラムに触れた瞬間に大爆発を起こした。

 

 

インペリアルドラム 撃破!

【ソウルガード】ソウル3→2

 

 

穂乃果「うわぁぁぁぁぁ!!」LP1→0

 

 

穂乃果のライフのカウントが0になった。それを見届けてツバサは勝利を確信した。

 

ツバサ「勝った………。私はついに勝ったのよ、穂乃果さんに! これで私は、はれて日本一の座を手に入れた。私は………!!」

 

 

ツバサは敗者の前で過剰に喜びは見せない。今回もそのつもりだったが、ツバサは未だ爆煙に包まれる穂乃果に背を向け、念願だった穂乃果への勝利に、ツバサの身体は喜びに震えている。抑えていた感情が言葉になって溢れ出す………、はずだった。

 

だがなぜだろう。勝利の喜びとは別にツバサはなぜか煮え切らないものを感じていた。漠然としない。素直に安心できないようなそんな感じ。今ツバサが抱いているソレは"疑念"のようなものだった。

 

分からない。自分は確かに穂乃果に勝利した。穂乃果のライフカウンターが0になるのを見た。この会場にいる、テレビを見ている、ネット配信を見ている全ての人間がツバサの勝利を目撃しているはず。 なのに、なぜ勝利への喜びとは別に満足できないのか、不安が勝っているのか、ツバサにはまったくもって理解ができない。

 

それもそのはずだ。立ち込める爆煙の中から今でも感じる強いプレッシャー、そして背後から感じる、まるで強大な何かに見つめられているような、巨大な手に身体を握られているような、そして背中に刃物を突き立てられているような鋭い視線を感じる。

 

 

 

「まだ………ファイトは終わってませんよ。」

 

ツバサ「………………っ⁉︎」

 

 

爆煙の中から聞こえたその声にツバサはゆっくりと振り向く。 徐々に晴れていく爆煙の中から強い光りを宿した蒼々たる双眸がツバサを真っ直ぐに見つめている。ファイトの序盤からずっと見せていたいつもの笑みで、そこに立っていた。

 

 

穂乃果「………………」LP5

 

ツバサ「どういう事………? あなたのライフはたしかに0になったはず。なのになぜ………⁉︎」

 

穂乃果「インペリアルドラムの最後の能力"強固なる絆" 私のライフが0になるなら、ドラムのソウル1枚をドロップに置くことで、私のライフは5になる。」

 

 

インペリアルドラム

ソウル2→1

 

 

ツバサ「なんですって………⁉︎」

 

 

 

 

 

 

 

 

爆煙が晴れ、立っていた穂乃果の姿を見て、特等席でファイトを見ていた全員がホッと胸を撫で下ろす。

 

 

千歌「穂乃果さん………良かったぁ〜〜」

 

梨子「ほんとに負けちゃったかと思ったね。」

 

善子「まったく、危なっかしいわね!」

 

真姫「ほんとね。さすがにヒヤヒヤしたわ。」

 

花陽「でも良かったね。穂乃果ちゃんはまだ戦えるみたい!」

 

絵里「まだ安心はできないわ。」

 

希「そうやね。穂乃果ちゃんが無事なのは良かったけど、今はまだツバサさんのターン中や。」

 

 

 

 

 

 

 

ドラム『俺たちの絆を甘く見たようだな!』

 

アジダハーカ『ぬぅ、小癪な奴らよ………!』

 

 

穂乃果「私達のファイトはまだ終わってない。」

 

ツバサ「………………」

 

 

さすがに予想外だった。まさかライフを0まで減らして尚、ファイトが終わったない事に、穂乃果が立っている事に。 だが同時に、なぜか安心感もあった。このファイトがまだ終わらない、まだまだ続けられる事に高揚感すら感じている。

 

 

ツバサ「そう。………まだファイトは終わってないのね。」

 

 

ツバサは小さく呟き、ギラついた鋭い眼で、未だ眼前に立つ穂乃果に笑みを向ける。そしてツバサは再び黒いオーラを放ち、腕を伸ばし、掌を広げる。

 

 

ツバサ「まだ私自身の攻撃は残っている! 終焉魔竜覇王女ツバサでインペリアルドラムを攻撃する!」

 

 

この攻撃で穂乃果を狙うのもいいが、今厄介なのはインペリアルドラムだ。再び穂乃果のライフを0に減らしたとしても、またインペリアルドラムの能力で0にしたライフが復活してしまう。 このターンで穂乃果のライフを削りきる事はできないが、優先してインペリアルドラムを始末するのに越した事はない。

 

 

広げたツバサの掌に魔力が集まり魔力の弾丸ができる。そしてそれをインペリアルドラム目掛けて放つ。

 

 

穂乃果「ソウルガード!」

 

 

終焉魔竜覇王女ツバサ

攻12000

 

インペリアルドラム

防5000

 

インペリアルドラム 撃破!

【ソウルガード】ソウル1→0

 

 

ツバサ「ツバサの2回攻撃! インペリアルドラムに攻撃する!」

 

 

ツバサは再び掌に魔力を集中させ、ドラムに弾丸を放つ。

 

 

穂乃果「キャスト!〈ドラゴン・ガード〉ドラムへの攻撃を私に移す!」

◼️手札2→1

 

 

穂乃果はドラムの前に移動し、ドラムの代わりに魔力の弾丸を自ら受ける。

 

 

穂乃果「うわぁぁ!!」LP5→3

 

穂乃果「そして………1ドロー! さらに私がダメージを受けた事で、インペリアルドラムの能力、デッキトップから1枚をドラムにソウルイン!」

◼️手札1→2

 

 

インペリアルドラム

ソウル0→1

 

 

ドラム『すまねぇ、助かったぜ穂乃果。』

 

穂乃果「うん。」

 

ツバサ「くっ………!」

 

 

穂乃果が使った「ドラゴン・ガード」で完全にツバサの計画は狂った。このターンで穂乃果は仕留めきれなくても、今の攻撃が通ればソウルの無いインペリアルドラムを完全に場から消す事ができたはずだ。だがドラゴンガードの能力により、穂乃果は自らダメージを受け、ドラムを守っただけではなく、穂乃果がダメージを受けた事でインペリアルドラムは自身の能力でソウルがさらに1枚増えてしまった。 これでこのターン、ツバサの攻撃でインペリアルドラムを完全に場から離す事も、穂乃果を倒しきる事もできなくなったのだ。

 

 

ツバサ「ツバサでインペリアルドラムに3回めの攻撃!」

 

穂乃果「ソウルガード!」

 

 

インペリアルドラム 破壊!

【ソウルガード】ソウル1→0

 

 

ツバサ「ターンエンドよ。」

◼️手札3/ゲージ1/LP14

 

 

穂乃果「私のターン! ドロー!チャージ&ドロー!」

◼️手札2→3/ゲージ1→2

 

 

ライフは一度0になったが、ドラムの能力のおかげで何とか今のターンまで繋げられた。だが、今の穂乃果のライフは3、対してツバサのライフは18もある。 このターンだけでツバサのライフを全て削りきり、勝利するのはほぼ無理だろう。

 

かと言って諦めるわけにはいかない。

 

 

穂乃果「私は諦めない。私が今この場に立っていられるのは、私の夢を応援して、私を信じてくれるみんながいるから。 いつも近くで私を支えてくれた海未ちゃん、ことりちゃん、雪穂、お母さん。 私の夢を応援して期待してくれるμ's、サツキ君、Aqoursのみんな。 ずっと一緒に戦ってくれたドラム。 そして、こんな私に憧れて目標にしてくれた、この場に立つ勇気を私にくれた千歌ちゃん。私をここまで導いてくれたみんなの為にも、私は負けない!!」

 

 

穂乃果の内に秘める熱い思いに呼応するように、ドローした1枚が白く光る。そして穂乃果の角王フォースのオーラがその1枚に吸収され、そして白い光りが赤黄色い光りとなって輝きを増す。

 

 

穂乃果「私のライフ6以下で場にドラムがいるなら、ゲージ2払って………〈超・角王フォース"五角の戦姫 焔華(ほのか)"〉解放‼︎」

◼️手札3→2/ゲージ2→0

 

 

超・角王フォース"五角の戦姫 焔華(ほのか)

ドラゴンW

武装騎竜/武器

アイテム:攻8000/打撃2

〈解放条件〉(君のライフが6以下で、君の場にカード名に「ドラム」か「ジード」を含むサイズ2以上のモンスターがいる。)

◼️【コールコスト】ゲージ2払う。

◼️このカードは相手の効果で破壊されず、手札とデッキに戻せず、能力は無効化されない。

◼️【対抗】【起動】君にダメージ1!さらに君のターン中なら、君のドロップからカード名に「五角」を含むモンスター1枚までを【コールコスト】を払わずコールする。この能力は1ターンに1回だけ使える。

◼️君がダメージを受けた時、以下の能力を全て使える。この能力は1ターンに1回だけ使える。

・君の場のカード名に「五角」を含むカード全ての攻撃力+5000!

・君のデッキの上から1枚ゲージに置いて、カード1枚を引く。

・君のライフ+4!

【3回攻撃】【貫通】

 

 

穂乃果は赤みの強い橙色のオーラを纏い、上半身には穂乃果の胸を強調した胸元が開いた袖なしの洋和風の鎧、下半身にはミニスカート風の鎧、外側の腰鎧からはマントが伸びて靡いている。 両腕には手から肘までのガントレット、両脚には膝下までのレッグアーマー、穂乃果の髪は全体的に伸び、右手と左手に太刀を1本ずつ握っている。 そして、穂乃果が少し動くたびに火の粉のような橙色の粒子が舞う。

 

 

穂乃果「………………」

 

ツバサ「まさか、新しい角王フォース………⁉︎」

 

穂乃果「ツバサさん。私は必ず勝ちます。」

 

 

穂乃果の目は先程よりもさらに強く光りを宿している。

 

 

穂乃果「超角王フォースの起動能力発動! 私にダメージ1!………くぅ!」LP3→2

 

 

超角王フォースの光りが温度を急上昇させ、その熱が穂乃果にダメージを与える。だがその熱上昇はほんの一瞬だけだ。

 

 

穂乃果「さらに私のターン中なら、ドロップから五角1枚をノーコストでコールできる。 私はドロップから〈五角大帝王竜 エンペラー・ジード〉をレフトにコール!」

 

 

五角大帝王竜 エンペラー・ジード

ドラゴンW

武装騎竜/竜牙

サイズ3/攻8000/防5000/打撃3

◼️【コールコスト】君の場のカード名に「五角」を含むモンスター1枚までの上に重ねて、ゲージ2払う。

◼️君のターン中、このカードの能力は無効化されない。

◼️【起動】君のドロップからカードを1枚、このカードのソウルに入れて、このカードの攻撃力+4000!

◼️君がダメージを受けた時、そのターンのファイナルフェイズ開始時に次の2つから1つ選んで使える。この能力は1ターンに1回だけ使える。

・このカードをスタンドする。このカードはファイナルフェイズ中にも攻撃できる。

・君のデッキの上からカードを2枚ゲージに置く。

【貫通】【ソウルガード】ソウル1

 

 

穂乃果の場に、青白い西洋風の鎧を着て、頭には青白い仮面のようなヘルムを被り、手と腕には巨大な爪を模したガントレットを装備した群青色の人竜が現れた。

 

 

ジード『やっと復活できたぜ。』

 

穂乃果「さらに超角王フォースの能力、私がダメージを受けた時に3つの能力を使える!」

 

ツバサ「3つの能力………?」

 

穂乃果「1つ目、インペリアルドラム、エンペラージード、超角王フォースの攻撃力+5000!」

 

 

インペリアルドラム

攻10000→15000

 

エンペラージード

攻8000→13000

 

超角王フォース

攻8000→13000

 

 

穂乃果「2つ目、1チャージ、1ドロー!」

◼️手札2→3/ゲージ0→1

 

穂乃果「3つ目、私のライフ+4!」LP2→6

 

ツバサ「たった1度のダメージでここまでアドバンテージを得るなんて、さすがだわ。」

 

 

穂乃果の超角王フォースは1度のダメージで、全てのカードの攻撃力バンプアップ、1チャージ、1ドロー、ライフの増加、そして自分のターンのみドロップからのモンスターのコール、この4つの能力を1度に発動させた。 これはかなりのアドバンテージになる。

 

 

穂乃果「さらにインペリアルドラムの能力、デッキトップから1枚をソウルに入れて、攻撃力+3000!」

 

 

インペリアルドラム

攻15000→18000/ソウル1→2

 

 

穂乃果「エンペラージードの起動能力、ドロップから1枚をソウルに入れて、攻撃力+4000!」

 

 

エンペラージード

攻13000→17000/ソウル0→1

 

 

穂乃果「キャスト〈ドラゴウィズダム 五角の知恵〉ダメージ1を受けて、1チャージ、1ドロー!」LP6→5

◼️手札3→4/ゲージ1→2

 

 

穂乃果「ドラゴウィズダムのコストでダメージを受けた事で、さらにインペリアルトラムの能力、デッキトップから1枚をソウルに入れて、攻撃力+3000!」

 

 

インペリアルトラム

攻18000→21000/ソウル2→3

 

 

穂乃果「さらに私がダメージを受けた時にキャスト!〈ドラゴ・インデュア〉3チャージ!」

◼️手札4→3/ゲージ2→5

 

穂乃果「いくよ!ドラム、ジード! アタックフェイズ!」

 

ツバサ「アジダハーカをセンターに移動!」

 

 

アジダハーカ

ライト→センター

 

 

穂乃果「エンペラージードでアジダハーカを攻撃!」

 

 

エンペラージードは巨大な爪のようなガントレットでアジダハーカを斬り裂く。

 

 

エンペラージード

攻17000

 

アジダハーカ

防10000

 

アジダハーカ ディスペアーオーバーロード 撃破!

 

 

穂乃果「貫通、打撃3!」

 

ツバサ「くぅぅっ!」LP14→11

 

ツバサ「アジダハーカの破壊時能力、インペリアルドラムを破壊!」LP15→17

 

穂乃果「ソウルガード!」

 

 

アジダハーカの亡霊は自身を破壊したジードに目もくれずドラムに襲いかかる。

 

 

ドラム『ぐぁぁぁ!!』

 

 

インペリアルドラム 破壊!

【ソウルガード】ソウル3→2

 

 

ジード『チッ………、俺を無視して、あくまでドラム狙いかよ!』

 

 

インペリアルドラムには穂乃果のライフを0にしても、ライフ5で復活させる能力がある。だがそれはインペリアルドラムのソウルがあってこその能力、インペリアルドラムを破壊しきれずとも、ソウルさえ完全に無くしてしまえば、"強固なる絆"は発動できなくなる。 ツバサの狙いはそこにあるが、できる事ならインペリアルドラムを完全に破壊してしまいたい。

 

 

ツバサ「さらに私の能力で、アジダハーカをソウルイン!ライフ+3!」LP11→14

 

ツバサ「さらに、手札を1枚捨ててツバサの能力!"我が深淵の底より魔竜を呼ぶ"! ソウルから復活せよ〈終焉絶超魔竜 アジ・ダハーカ ディスペアー・オーバーロード〉」

◼️手札3→2

 

 

終焉絶超魔竜 アジ・ダハーカ ディスペアー・オーバーロード

サイズ4/攻50000/防10000/打撃3/【3回攻撃】【移動】【ソウルガード】ソウル0

 

 

ドラム『また復活しやがった………』

 

穂乃果「関係ないよ。復活したならまた倒す!」

 

ドラム『だな!』

 

穂乃果「超角王フォースでアジダハーカに攻撃!」

 

 

穂乃果の腰あたりから赤みの強い橙色の光りの翼が展開し、飛翔する。 そして左手の太刀で横薙ぎの斬撃、右手の太刀で縦薙ぎの斬撃を飛ばして、アジダハーカの身体を十字に斬り裂く。

 

 

アジダハーカ ディスペアーオーバーロード 撃破!

 

 

穂乃果「貫通! 打撃2!」

 

 

アジダハーカを斬り裂いた十字形の斬撃は、そのままツバサにも直撃する。

 

 

ツバサ「うぅぅ………!」LP14→12

 

ツバサ「アジダハーカの破壊時能力、インペリアルドラムを破壊!」

 

穂乃果「ソウルガード!」

 

 

インペリアルドラム 破壊!

【ソウルガード】ソウル1→0

 

 

ツバサ「そして、アジダハーカを私のソウルに入れて、ライフ+3!」LP12→15

 

ドラム『チッ! 貫通で減らしたライフもすぐに元もおりになっちまうな………』

 

穂乃果「うん。でもこれで気兼ねなく攻撃できるよ!」

 

 

ツバサの持つ能力、"我が深淵の底より魔竜を呼ぶ"の能力はお互いのターンに1回ずつしか発動できない。ソウルから出てきたアジダハーカさえ倒してしまえば、このターンはアジダハーカの復活もなく、ライフは増えるとしても、ツバサの場はがら空きになり、好きなだけ攻撃を通す事ができる。

 

 

穂乃果「こっから巻き返すよ! 超角王フォースは後2回攻撃できるけど………、インペリアルドラムでツバサさんに攻撃!打撃2!」

 

 

ドラムはツバサに向かって行き、一刀二刃の太刀をツバサに振り下ろす。瞬間、ガィーーン!と言う甲高い音を立てて、ツバサは鎧の腕で太刀を受け止める。だが衝撃はツバサの腕に痺れを与える。

 

 

ツバサ「くっ………!」LP15→13

 

 

ツバサは痺れに耐えながら、強引にドラムの太刀を弾き返す。

 

 

穂乃果「インペリアルドラムで3回攻撃!打撃2!」

 

 

ドラムは弾かれた反動で後退するが、ドラムは再び太刀を構えてツバサに斬りかかる。ドラムの太刀はツバサの肩から斜め下に鎧を斬りつける。だがツバサの鎧に傷はつかない。

 

 

ツバサ「うぅ………!!」LP13→11

 

穂乃果「超角王フォースでツバサさんに攻撃! 打撃2!」

 

 

超角王フォース"五角の戦姫 焔華"

攻13000

 

終焉魔竜覇王女 ツバサ

防8000

 

 

穂乃果は腰あたりから翼をはためかせて飛翔し、左手の太刀を振り上げてツバサに斬りかかる。だがツバサも背中の鎧の翼を広げて躱すように飛び上がる。穂乃果もすかさずツバサを追うように飛び、右手の太刀を前方に突き出してツバサの腹部を突く。ツバサの鎧に傷はつかないが、突き上げた衝撃がツバサを勢いよく突き飛ばす。

 

 

ツバサ「ぐぅぅ!!」LP11→9

 

 

ツバサが吹っ飛んだ先には壁があるが、ツバサは羽根に力を入れて、なんとか壁にぶつかる前に、空中に飛びとどまる。

 

 

穂乃果「超角王フォースでツバサさんに3回目の攻撃!」

 

 

穂乃果は攻撃の宣言と同時にすかさず双刃を構えてツバサに斬りかかる。だがツバサは鎧の腕で穂乃果の太刀をガードする。右の振り下ろしを右腕で受け止め、左の太刀の斬り下ろしも左腕で受け止め、穂乃果は間髪入れずに右の太刀でツバサの胸あたりに突きを入れようとするが、ツバサはさらに右腕で太刀を上に弾いて軌道をずらして突きを躱す。 穂乃果は右の太刀を弾くために大きく開いた隙間を見逃さず、右足でツバサの腹部を思いっきり蹴り飛ばす。 蹴り飛ばされたツバサは勢いよく壁に叩きつけられ、壁にヒビが入って大きく凹み、濃い粉塵が立ち込める。 

 

だがツバサは羽根を広げて粉塵を払い去り、天高く飛翔する。ツバサは穂乃果を見下ろしながら自身の腕に黒紫の魔力を集中して纏わせる。そして高密度の魔力を纏った拳を構えて、穂乃果に向かって一気に急降下し、穂乃果にむけて魔力を纏った拳を突き出す。穂乃果は咄嗟に太刀をクロスに組み、ツバサの拳をガードするが、拳が太刀に触れた瞬間に拳に纏った魔力が弾丸のように射出され、ガードごと穂乃果を自陣の壁際まで押し飛ばす。

 

穂乃果は背中から壁に衝突し、そして魔力の弾丸は轟音を響かせて爆発する。

 

 

ドラム『穂乃果⁉︎』

 

ツバサ「ふふふ………」

 

 

魔力の爆発で壁には大きな凹みができ、粉塵と爆煙が立ち込める。 会場を包む沈黙の中、突然、爆煙から橙色のX字型の斬撃がツバサ目掛けて飛んでくる。

 

ツバサは不意を突かれたように両腕でその斬撃を受け止める。受け止めた斬撃は4秒ほどで消滅するが、瞬間、ツバサは背後に気配を感じて即座に振り向く。そこにはいつの間にか穂乃果は左手の太刀を振り上げてツバサに斬りかかって来ていた。 その時の穂乃果の蒼々とギラギラした眼がツバサを威圧する。

 

 

ツバサ「くっ………!」

 

 

ツバサが振り向いたと同時に穂乃果は振り上げた左手の太刀を振り下ろし、ツバサの右肩からまっすぐ一線に斬る。だがツバサの纏う鎧は堅く傷がつく事はない。そんな事はお構いなしに穂乃果はすかさず右手の太刀でツバサの左肩から斜め左下にツバサの鎧を斬りつける。さらに今振り下ろした右手の太刀を横薙ぎにツバサの腹から胸までを斬りつけ、その隙に振り上げた左手の太刀でツバサの右肩から斜め左下に斬り下ろし、素早く右手の太刀でツバサの鎧に刃を入れる。 その一連の動きを連続で繰り返しながら、穂乃果はツバサを下へ下へと追い詰めて行く。

 

上下逆転。穂乃果の激しく、素早く、重い斬撃を受け、ツバサは完全に抵抗する隙を無くしていた。ツバサは穂乃果の力任せの刃撃を受けながら天から地へと引きずり落とされていく。 そして最後、会場の床が数百メートルに差しかかったところで、穂乃果は右手の太刀に闘気を込めて、右手に持つ太刀は赤みの強い闘気の光りを纏い、穂乃果はその切っ先ををツバサの胸に向けて構え、そして思いっきりツバサの胸を突き、刃先を押し込む。 その瞬間の衝撃波が会場に強い突風を起こす。

 

 

ツバサ「ぐぅぅぅ………!がはぁ!!」LP9→7

 

 

強い闘気を纏う刃先がツバサの胸から全身に強い衝撃を与え、ツバサはもの凄い勢いで自陣の足場だった地面に叩き込まれ、会場に強い振動と轟音が響く。 ツバサが押し込まれた床は酷くビビ割れ、陥没し、激しい粉塵を巻き上げる。 

 

攻撃を終えた穂乃果は腰の翼をはためかせ、自陣に戻る。穂乃果も「はぁ………、はぁ………」と荒い息をはく。

 

 

ツバサは全身に走った衝撃と痺れを残しつつも、上体を起こして立ち上がる。 闘気がこもった強力な突きを受けた胸部の鎧はビビ割れ、ほんの少し砕けている。

 

 

ツバサ「ぐっ………、ふふふ………! やるわね、穂乃果さん」

 

穂乃果「はぁ、はぁ、はぁ………、ファイナルフェイズ!!」

 

ツバサ「っ⁉︎」

 

穂乃果「エンペラージードの能力で、私がダメージを受けたターン中なら、エンペラージードをスタンド! そしてファイナルフェイズ中にも攻撃できる! エンペラージードでツバサさんに攻撃!打撃3!」

 

 

エンペラージード

攻17000

 

終焉魔竜覇王女ツバサ

防8000

 

 

エンペラージードは巨大な爪のガントレットでツバサを切り裂く。

 

 

ツバサ「キャスト!〈ドラゴンシールド 青竜の盾〉攻撃を無効化して、1チャージ!」

◼️手札2→1/ゲージ1→2

 

 

耐えた。このターン、ツバサは膨大なライフを持って穂乃果のあらゆる攻撃に耐える事ができた。しかも自分にはまだライフが7残っている。このターンが終われば次は自分のターン。 次のそのターンで、このファイトに終止符を打てる。 ツバサはそう思っていた。

 

穂乃果が見せた鋭くギラついた眼を、そして強い意志を宿した笑みを見るまでは………!

 

 

穂乃果「私のライフが5以下で、私の場にサイズ2以上の「五角」モンスターが居て、アイテムを装備していて、お互いのセンターにモンスターがいないなら………キャスト!〈五角超竜奥義 大刃撃!ギガインペリアル・パニッシャー‼︎〉」

◼️手札3→2/ゲージ5→1

 

 

五角超竜奥義 大刃撃!ギガインペリアル・パニッシャー‼︎

ドラゴンW

ドラゴン/武装騎竜

必殺技

◼️君の場のカード名に「五角」を含むモンスターのサイズの合計が2以上で、君がカード名に「五角」を含むアイテムを装備していて、お互いのセンターにモンスターが居ないなら使える。

◼️【使用コスト】ゲージ4払う。

◼️君の場のカード名に「五角」を含むカード全ての打撃力を合計した数値分、相手にダメージ!! さらに、君の場にモンスターがいないなら、このカードの効果で相手に与えるダメージ+2!!

◼️このカードの効果は無効化されず、ダメージは2より減らない。

 

 

穂乃果の両手の双刃が穂乃果の身の丈以上もある1本の大太刀になり、穂乃果はそれを両手で持ち上げる。そして穂乃果の上空にも穂乃果の持つ大太刀よりもさらに20倍はあろうかと言うほどの超巨大な一刀三刃の大太刀が現れる。

 

 

穂乃果「この必殺技は、私の場の「五角」のカード全ての打撃力の合計を相手に与える!」

 

ツバサ「なんですって⁉︎」

 

 

ドラムとジードはオーラを放ち、そのオーラがその大太刀に吸い込まれるようにして大太刀に力を与える。

 

 

超角王フォースの打撃力2、インペリアルトラムの打撃力2、エンペラージードの打撃力3の合計7ダメージとなる。しかも効果を無効化されず、ダメージも2より減らない必殺技。

 

 

穂乃果「合計ダメージ7の! 五角超竜奥義 大刃撃!ギガインペリアル・パニッシャーーーーーー!!!!!!」

 

 

そして穂乃果が大太刀を振り下ろす動作と同時に、超巨大な一刀三刃の大太刀がツバサ目掛けて振り下ろされる!

 

振り下ろされた一刀三刃の超巨大な大太刀の斬撃はツバサの全身を飲み込み、今まで滅多な事では傷一つ付かなかった終焉魔龍覇王女の漆黒の鎧を完全に粉砕し、そして巨大な爆発を起こした。

 

 

ツバサ「くっ………!ぐっ、うああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁああ!!!!」LP7→0

 

 

負けた………。私が………? だがなぜだろう、不思議と悔しさはなかった。むしろ全力を出し切った末の敗北だからこそ、逆に清々しい感情がツバサを満たす。そして放つ一言は………

 

 

ツバサ「見事だわ。穂乃果さん………」

 

 

ツバサは大の字に倒れたまま青い空を仰ぐ。ファイトが始まる前に会場の天井は解放され、2人は青い空の下で戦っていた。

 

 

穂乃果「ツバサさん。」

 

ツバサ「私はとうとう、あなたには勝てなかったわね。まだまだ真の日本一は遠いみたい。」

 

穂乃果「そんな事ないです。私も何度も負けを覚悟しました。食らいついていくのに必死でしたよ。」

 

ツバサ「ふふふ………。食らいつくどころか、逆に噛み砕かれた気分よ。 でも負けは負け、この結果はすなおに受け入れるわ。」

 

 

ツバサは傍で自分を見下ろしている穂乃果に優しく微笑む。本当の本当に、お互いに死力と全力を尽くした素晴らしいファイトだった。そして負けたとはいえ、不謹慎なくらい、清々しくも晴々とした気分は、きっと純粋に今のファイトが最高に楽しかったから。

 

穂乃果が差し伸べた手をとり、ツバサは立ち上がる。 

 

 

ツバサ「私の負けよ。やっぱり強いわね穂乃果さん。」

 

 

自分の敗北を認め、ツバサは勝者である穂乃果に満面の笑みを見せる。そして………

 

 

 

 

英玲奈『ツバサ杯、日本一決定戦!勝者は………、新日本チャンピオン"高坂 穂乃果"!!!!!!』

 

 

 

 

英玲奈の力強い勝者宣言に会場は今までで1番大きく、激しい声援にドッと包まれる。 その声援は会場全体を震わるくらいだ。

 

 

それからツバサ杯の閉会式が行われ、チャンピオンへ送られるトロフィーと賞金が元日本一のツバサから穂乃果に送られる。

 

 

ツバサ「新日本チャンピオンへの昇格、おめでとう。穂乃果さん」

 

穂乃果「ありがとうございます。ツバサさん!」

 

 

穂乃果とツバサは硬く握手する。

 

そして新日本チャンピオン穂乃果の優勝によってツバサ杯は幕を下ろしたのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それから数日後………

 

 

穂乃果は、海未、ことりと共に静岡県、内浦にある千歌の実家である旅館『十千万』に来ていた。なんでも、新日本チャンピオンになった穂乃果を祝ってくれるらしい。

 

 

千歌「いらっしゃいませ!ようこそお越しくださいました。穂乃果さん、海未さん、ことりさん!」

 

 

穂乃果達が旅館の入り口に入ると、待っていましたとばかりに千歌と、千歌の姉の志満が正座でお辞儀して出迎える。だが今回は千歌だけ旅館の正装ではないようだ。

 

 

海未「これはこれは、丁寧なお出迎え、ありがとうございます。」

 

穂乃果「久しぶり、千歌ちゃん」

 

ことり「おじゃまします。」

 

 

千歌は「ささ、荷物は私がお持ちしますから!」と、3人を旅館内へと促す。

 

 

海未「ありがとうございます。 しかし、よろしいのですか?穂乃果を祝うために旅館を使っても、他のお客様も居るのでは?」

 

志満「ご心配いりません。今回は特別に穂乃果様御一行の貸し切りでございます。 どうぞ気兼ねなくお過ごしください。」

 

 

志満の丁寧な対応と「今回は特別に皆様の貸し切り」と言う言葉に海未は逆に恐縮至極の思いになる。だがせっかくの好意を無下にはできないと思い、今回はお言葉に甘えようと思う。

 

 

千歌「もう皆んな来てますよ。さあ行きましょう!」

 

 

穂乃果達は千歌に案内されて宴会用の部屋に通される。その部屋の戸が開くと同時に、一斉にパーンパーンと小さな破裂音が響き、紙吹雪や紙の帯が穂乃果達を迎える。 そして「穂乃果さん。新日本チャンピオンおめでとう!」と大人数の声が響く。

 

宴会の場にはAqoursのみんなと、元μ'sのみんながすでに揃っていた。

 

みんなの盛大な歓迎に3人は一瞬驚きポカーンとする。けどすぐに我にかえり穂乃果は「みんな、ありがとう。」と感謝を述べる。

 

 

にこ「何ボーっとしてるのよ。ほら主役なんだから早くソコに座りなさい。」

 

希「はい。穂乃果ちゃんの為の特別席や」

 

 

にこと希に促されて、穂乃果は自分の為に用意された席、というか椅子に座らされる。その椅子は革のソファで、マッサージ機能付きのそれなりに良いソファだった。

 

 

穂乃果やみんなが集まる長テーブルには、沼津や内浦で獲れた新鮮な魚やカニ、エビの料理や肉料理が大量に置かれている。 穂乃果達が来るまで誰一人として料理には手を付けていない様子だ。

 

 

千歌「それじゃあ穂乃果さん達も来た事だし、新日本チャンピオンの穂乃果さんを祝う会を開催します! では穂乃果さんに乾杯の音頭を!」

 

穂乃果「えぇ⁉︎ わ、私⁉︎」

 

 

千歌の突然の指名に穂乃果はたじろぐ。当然だ。音頭をとるなんて聞かされてもいない。

 

 

梨子「ちょっ!千歌ちゃん、無茶振りが過ぎるよ!」

 

ダイヤ「そうです!打ち合わせも無しにいきなり失礼ではないですか! すみません穂乃果さん、お気になさらず………」

 

 

いきなりの穂乃果への音頭の無茶振りを梨子とダイヤに咎められて少しシュンとする千歌を見て、穂乃果は微笑んで「ううん、良いよ。」と優しく承諾する。

 

 

穂乃果「えーと、ごほん! みんな、今日は私の為にこんな凄いお祝いをしてくれてありがとう。 ほんとはね、私、チャンピオンになった自覚って言うのかな?実感がまだあまり湧いてないんだ。 みんながお祝いしてくれるから夢じゃないんだろうけど………。」

 

 

穂乃果は少し顔をふせて、目に潤いが溜まるのを堪える。

 

 

穂乃果「私、みんなにいっぱい感謝してる。今日まで私はみんなに支えてもらってこの場に居るんだ。 みんなの応援のおかげで、諦めずに日本一になれた、子供の頃からの夢を叶える事ができた。みんな本当にありがとう。」

 

 

穂乃果の感謝の思いがこもったスピーチに、海未やことり、絵里、何人かは目に涙を浮かべる

 

 

穂乃果「私、ツバサさんとのファイトで分かった事があるんだ。ツバサさんは本当に強かった。紛れもなく日本一のままでも良かったくらいに………でも………」

 

 

 

 

 

ーーー回想ーーー

 

 

 

 

 

ツバサ杯の閉会式の後、穂乃果はツバサと少し話していた事があった。それは、ツバサが穂乃果に勝って真の日本一になった後に予定してた事だった。

 

 

穂乃果の控室………

 

 

穂乃果「日本一になった後………ですか?」

 

ツバサ「ええ。 今日のお昼に言ったわよね?私がずっと海外に居たって事。」

 

穂乃果「………はい。」

 

ツバサ「私は、あなたに勝つ為に、そして日本一になる為に海外で色んな人達ファイトしてきたわ。だけど海外でのファイトは私が勝利した数よりも、負けた数のほうが圧倒的に多かった。もちろん、海外のファイターを甘く見ていた訳でも、手加減していたわけでもない。」

 

 

ツバサは苦虫を噛んだような、険しい表情になる。

 

 

ツバサ「ただ純粋に強かったわ。笑っちゃうくらいに実力の差があり過ぎた。 日本でのランクは1位でも、世界から見ればまだまだ河原に転がっている小石程度に過ぎない。」

 

 

今、世界のバディファイト人口は100億を超えている。そう見ても、日本ランクで1位をとったくらいでは世界ランクのトップにはまだまだ届かないだろう。

 

 

穂乃果「こんな事聞いちゃうのは野暮だと思いますけど、ツバサさんは世界で何位なんですか………?」

 

 

穂乃果のその質問にツバサは顔を上げて、開き直ったように口を開く。

 

 

ツバサ「自分にも分からない。世界は広い、もしかしたら数字を見ただけで心が折れそうになってしまうくらい。でも私は諦めないわ。必ずあなたにリベンジを果たして、日本一の座を取り戻す。そして………」

 

 

 

 

ーーー回想 了ーーー

 

 

 

 

穂乃果はさっきまでとは打って変わって強い眼差しになる。そしてファイトでよく見せる笑みを浮かべて、声を張る。

 

 

 

穂乃果「私ね、新しい夢ができたんだ。 私はもっと強くなる!そして、今度は………。世界を目指してみたい!!」

 

 

穂乃果の決意にも似たその発言に、その場の皆が沈黙する。 今のツバサの話しを穂乃果から聞いて、"世界を目指してみたい"なんて夢物語としか思えない。 とても遥か遠い、茨の道なのかもしれない。けど、この場にいるみんなは、いや、少なくともたった1人、穂乃果の決意に目に涙を浮かべながらも、目を輝かせる人物がいた。

 

 

千歌「私、応援します。穂乃果さんの新しい夢を!」

 

 

千歌のその一言に周りのみんなも同意するように笑顔で頷く。そんな皆んなの表情に穂乃果の目に溜まっていた涙が一筋、頬をつたう。

 

 

千歌「よーーし! 穂乃果さんが新日本チャンピオンになったお祝いと、新しい夢、世界への挑戦を祝って………乾杯!!」

 

 

『かんぱーーーい!!』

 

 

千歌の乾杯の音頭にみんながより一層の盛り上がりで乾杯をする。

 

 

梨子「ってあれ?結局、千歌ちゃんが乾杯を言っちゃうんだ………」

 

曜「あははは………、千歌ちゃんらしいね。」

 

 

その日、十千万からは終始笑いが絶えず、祝いの席は続いた。

 

 

穂乃果「成し遂げてみせるよ。最後まで………!」

 

 

穂乃果の夢はまだまだ終わらない。次に目指すのは世界のトップだ。

 

 

 

 

 

高坂 穂乃果伝 ~夢へのラストロード~ 完。

 




今回も感想を是非‼︎


(短いようで)長かった………。
今回は自身の小説の最多文字数なんと 3万0210文字!!!

ちゅかれた………。マジ疲れた………。

今回はこの章の最終話と言う事で長めに書きましたが………
まぁ、バディファイトが好きな人なら体感何千文字程度にしか感じないでしょう。

後、この章の最終話と言う事で、できれば感想を書いていただきたく思います。 次の活力につながる可能性があります。


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グランドバディカップ 編(冬のラブライブ!)
朗報


正月を過ぎた1月のある日、Aqoursのリーダーである高海千歌のスマホに、ピロンと間抜けな音が鳴り、千歌はスマホを手に取る。

 

スマホには1件のLINEが届いていた。千歌は送信者の名前を呟く「善子ちゃん?」 LINEの送信者はAqoursの仲間である津島善子からだった。内容は簡潔に言うと"今から部室に集合"と言う事だった。

 

今は正月明けでしかもまだ冬休みである。けど暇を持て余した文化部なんかは部室を集合の場として活用する為、冬休み中でも学校に活動申請さえすれば自由に出入りができる。

 

バディ部も文化部に含まれる為、普段は部室に集まってダラダラしてる事が多いのだ。もちろん、暇ならとりあえず部室に行く。と言う頭なので、来るメンバーは毎日バラバラだったりする。昨日も千歌は部室に行ったが、少なくとも千歌を入れて4人くらいしか部室に居なかった。

 

だが今回は善子からの急な呼び出しだ。千歌だけではなくAqoursのメンバー全員が集まるかもしれない。そう思うと千歌は急いで制服に着替え、防寒コートを着て学校へ向かった。

 

途中で同じく善子からLINEをもらった曜と梨子とバス停で合流し、共に学校へと向かった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

浦ノ星女学園:バディ部室

 

 

千歌「おっはよー!」

 

曜「おはヨーソロー!」

 

梨子「おはよう。みんな」

 

 

っと千歌、曜、梨子は部室に入る。 部室にはすでに千歌達以外に6人、Aqoursのメンバー全員が揃っていた。

 

 

ダイヤ「おはようございます。皆さん」

 

果南「おはよう。千歌は今日も元気だね。」

 

鞠莉「グッモーニン! 千歌、曜、梨子!」

 

花丸「おはようズラ」

 

ルビィ「おはよう!」

 

 

みんな一同に挨拶を終える。 そして、みんなを呼び出した等の本人は挨拶をするでもなく、部室のパソコンに向かっている。

 

 

花丸「みんな来たよ。善子ちゃん」

 

 

自分の名前を善子と呼ぶ花丸に善子は「ヨハネよ!」と見慣れたお決まりのやりとりをする。もはや恒例のノルマとなっている。 そして善子はコホンとわざとらしい咳払いをする。

 

 

善子「みんな揃ったわね。」

 

千歌「急に呼び出してどうしたの?善子ちゃん」

 

善子「ヨハネだってば! まぁいいわ。今日はみんなにとんでもない重要な情報を持って来たのよ。」

 

梨子「とんでもない重要な情報?いったい何なの?」

 

善子「昨日ね、なんか面白い情報が無いかとネットサーフィンをしてたの。 そしたら偶然見つけたのよ。」

 

ルビィ「見つけたって何を?」

 

 

善子は実際に部室のノートパソコンで見つけた情報を検索する。そしてあるサイトを開いて皆んなに見せる。

 

 

善子「なんと! 近々、バディファイトの大きな大会が開かれるみたいよ! その名も………"超バディファイター対抗 グランドバディカップ"!」

 

 

そのサイトには"超バディファイター対抗 グランドバディカップ"とデカデカと目立つ豪勢な金色のロゴが映っていた。

 

 

ダイヤ「超バディファイター対抗………?」

 

鞠莉「グランドバディカップ⁉︎」

 

果南「なんか名前からして凄そうな大会だね。」

 

善子「"凄そう"じゃなくて、ほんとに"凄い"大会らしいのよ。」

 

曜「どんな大会なの?」

 

 

曜の問いかけに、善子はカーソルを動かしてサイトに書いてある事をかいつまんで説明する。

 

 

善子「名前の通り、だいぶ大きな大会みたいよ。」

 

 

 

"超バディファイター対抗 グランドバディカップ"この大会には2つの形式で開催される。

 

まず1つは、チーム対抗バディファイトカップ。

名前の通り、バディチームで競うトーナメント戦である。

 

そしてバディチームによるトーナメント大会が終わった後は、バディファイター同士の個人戦によるトーナメント大会が行われるのだ。

 

大会の開催日時は1月20日から。場所はツバサ杯でも使われた会場、第4バディファイト専用ドーム。正式名称:フェザードーム穂ノ華(ほのか) 開催時間は朝10時より開始する。

 

 

 

善子「らしいわ。それと、この大会にはもう一つの呼び名があるのよ。」

 

梨子「もう一つの呼び名?」

 

善子「ええ、この大会のもう一つの呼び名、それは………"冬のラブライブ!バディ杯"よ!」

 

 

"冬のラブライブ!"そう聞いた瞬間、全員の反応が変わる。

 

 

果南「冬のラブライブ!か、へ〜〜、燃えて来るじゃん。」

 

鞠莉「イェス! ラブライブ!なんて聞いたら黙ってなんていられないわ!」

 

ダイヤ「ええ、ラブライブ!と言えばスクールバディチームの祭典。出場しないわけには行きませんわね。 何より、チーム戦の後に個人戦が開かれるとは、なかなか面白そうではありませんか。」

 

千歌「うん。出よう!グランドバディカップ! "冬のラブライブ!"に!」

 

 

みんなの腹は決まった。いや、最初からAqoursは参加する気満々だった。多分、この大会はかなり大きな大会になる。Aqoursにとっても久しぶりのバディファイトの大会である。 だからこそ、みんな内心燃えているのだ。

 

 

果南「とにかく、今後の目標は決まったね。」

 

曜「そうだね。じゃあ、どうする?千歌ちゃん」

 

千歌「よーし!じゃあ今からバディファイトの特訓だぁ!!」

 

 

千歌の号令にみんなが『おーーー!』って応える。だが………

 

 

千歌「特訓って何するんだっけ………?」

 

 

そんな千歌の大ボケにみんなも「やっぱりか………」と目を細める。自分で指揮を上げておいて何も考えてないってのはよくある事だ。それが千歌ならなおさら。

 

 

ダイヤ「まずは特訓内容を考えますか。」

 

鞠莉「だったら久しぶりに、あそこ行かない?」

 

 

鞠莉の言う"あそこ"とは、2〜3ヶ月前に沼津にできたバディファイト専用施設「バディファイト・アミューズ」だ。 

 

「バディファイトアミューズ」は3回建の大きなショップ施設であり、リアルバディファイトヴィジョン内蔵の特設ファイトステージが4ヶ所、デッキ編成やテーブルファイトができる長テーブルが数ヶ所、様々なバディファイトのグッズやカードショップが設置されている。因みに、ゲームセンターや服、雑貨屋、食堂(フードコート)も完備されている。

 

以前の魔星龍との戦いでも、曜と梨子のドラゴンフォースの修行にも使われた施設でもある。

 

 

梨子「たしかに、バディファイトアミューズなら、特訓に使えそうな機能は揃ってるかもね。」

 

千歌「よし!じゃあ今からバディファイトアミューズへ行こう!」

 

 

 

 

 

 

 

 

鞠莉の提案で、バディファイトアミューズにやって来たAqoursだが、ここでどんな特訓をするかはまだ決めてはいなかった。

 

 

梨子「とりあえず来てはみたけど、いったいどんな特訓をするの?」

 

曜「うーん………、とりあえずガンガンファイトする。とか?」

 

善子「それしか無いわよね。」

 

 

たしかに、バディファイトの特訓っと言っても対して特別にやる事は無い。ただひたすらファイトしてお互いのデッキの弱点を確認しあったり、戦略の再確認をするくらいだ。

 

 

鞠莉「せっかく来たんだし、とりあえずファイトしましょう!」

 

ダイヤ「ならばここは、ランダム戦にしましょうか。」

 

ルビィ「ランダム戦?」

 

ダイヤ「はい。簡単に言えば、くじ引きで対戦相手を決めるんです。」

 

 

Aqoursメンバーの名前を書いた紙を折り畳んで箱に入れてシャッフル。箱から2枚を引き、紙に書かれているメンバー同士でファイトする。といった形式だ。

 

 

花丸「それは面白そうずら!」

 

果南「対戦相手が誰になるか分からない、ね〜。たしかに今までの大会でも対戦カードはランダムに決めてたもんね。」

 

梨子「たしかに。」

 

ダイヤ「では、やりましょうか。」

 

 

みんな紙に自分の名前を書く。箱は持ってないため、誰かの鞄を空にし、紙を入れてシェイクする。 紙を引くのはダイヤだ。

 

 

ダイヤ「では、引きます。」

 

 

ダイヤは目を瞑り、紙をランダムに2枚引く。そして折り畳んだ紙を開いてファイトする2人の名を呼ぶ。

 

 

ダイヤ「では1戦目は、鞠莉さんvs千歌さんです!」

 

 

 

 

 

 

 

 

函館の市街地にあるとある和風喫茶店に、着物のような和風ウェイトレスの服を着ている2人の姉妹がいた。 その和風喫茶店はその姉妹の実家でもある。

 

ポニーテールの姉の鹿角聖良と、ツインテールの妹の鹿角理亞である。彼女たちはスクールバディチーム"Saint Snow"を姉妹2人だけで組んでいる。

 

今、喫茶店には常連のおじさんやおばさんが談笑して過ごしている。それ以外は客足が少なく、2人はただ暇を持て余していた。

 

 

理亞「………………」

 

聖良「理亞、仮にも今はまだ営業中ですよ。スマホをいじるのはやめなさい。」

 

理亞「分かってます。姉さま」

 

 

理亞は暇が講じてスマホをいじっていた。しかもまだ営業中にも関わらず、カウンター席に座って。 そんな理亞を聖良はため息混じりに注意する。

 

すると「姉さま! これ!!」と理亞が身を乗り出して聖良にスマホの画面を向ける。 突然の理亞の大声に談笑していたお客も驚いた様子で2人を見る。

 

 

聖良「あ、すみません。理亞も謝ってください!」

 

理亞「す、すみませんでした………。」

 

聖良「ちょっと来てください。」

 

 

聖良は理亞の手を引っ張って店の奥へ連れ出す。

 

 

聖良「いきなり大声なんて出して、いったいどうしたんです?」

 

理亞「すみません。姉さま………、でもこれ!見てください!」

 

 

理亞は若干興奮気味に再び聖良にスマホの画面を見せる。 画面には金色のロゴでデカデカと"超バディファイター対抗!グランドバディカップ"と書かれた画面が映っていた。

 

 

聖良「グランドバディカップ………? 理亞、これはまさか……」

 

理亞「はい。久しぶりの大規模なバディファイトの大会らしいですよ!」

 

 

聖良は理亞のスマホの画面をスライドして内容を確認する。

 

 

聖良「なるほど、1つの大会でチーム戦と個人戦が両方行われると。 なかなか面白そうな大会ですね。」

 

理亞「ですよね!」

 

聖良「それにもし、この大会で優勝できたら、商店街も人足が増えるかもしれませんし、家もお客さんが増えるかもですね。」

 

理亞「じゃあ、参加するんですね!」

 

聖良「もちろんです。それに、こんな大規模な大会なら、彼女達も出てくるでしょう。」

 

 

聖良達にとって、このグランドバディカップ開催は朗報であり吉報だった。地元の商店街を盛り上げる目的もあるが、それは二の次に過ぎない。聖良にとってこの大会に参加する目的はただ一つ、現最強のスクールバディチーム"Aqours"そのリーダーである高海千歌とのファイト、それに勝った上での優勝………

 

 

理亞「Aqours………出るかな?」

 

聖良「出場しますよ。彼女達は、必ずね。」

 

理亞「そうですね。」

 

 

聖良と理亞、Saint Snowの2人は、グランドバディカップへの参加を決意する。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

とある県にある、とある女子校………

 

聖・ヴァルキレート女子学院。日本の中でも大きく優書あるこの女学院にも、バディ部室が存在する。そしてこの部室にはかつてラブライブ!バディカップの予選決勝でAqoursとファイトした事でも知られる名のあるバディチーム「エスカトロジー」が所属している。

 

今、その学園のバディ部室のドアが勢いよく開けられる。

 

部室のドアを勢いよく開けたのは、"エスカトロジー"のメンバーであり、濃い緑髪のショートヘアで両側の髪がピョンっと跳ねている少女、浅加レムだった。

 

 

レム「琴奈!」

 

 

ドアを勢いよく開けて入ってきたレムに驚いて「ひゃうっ!」と普段は出さないような声を出したのは、白みの強い灰髪で端整な顔立ち、キリリとした目が印象的な美少女、"エスカトロジー"のリーダーでもある彩條 琴奈だ。 普段は清楚でクールな感じの彼女だが、今は驚いて目を大きく見開いている。

 

そんな琴奈の不意に出た声に「可愛い」と少しときめいたレムだった。

 

 

琴奈「ど、どうしたのレム………、そんなに取り乱して」

 

レム「あ、悪い。驚かせてしまって………」

 

 

「あははは!琴奈ちゃん今の声かわいい〜〜!!」と普段出さない琴奈の声に爆笑しているのはエスカトロジーのメンバーであり、小柄で明るい黄色の髪で腰あたりまであるロングツインテールの少女、東坂ユノだ。

 

 

琴奈「ユノ!恥ずかしいからそんなに笑わないで!」

 

ユノ「あははは………!ごめん琴奈ちゃん!」

 

琴奈「もう………、それで?何かあったの、レム。」

 

レム「あ、ああ。 実は朗報がありまして」

 

ユノ「ろーほう?」

 

レム「実は近々、東京で大規模なバディファイトの大会が開かれるらしいんだ。」

 

ユノ「バディファイトの大会⁉︎ ほんとーーー!」

 

 

バディファイトの大会と聞いてユノは目を輝かせる。 エスカトロジーはラブライブ!での敗戦後も、いくつか中名程度の大会に参加したりして一応は名をあげている。 だが依然としてラブライブ!バディカップのような大きな大会は開かれていない為、ちょっとした物足りなさも感じていた。 その矢先に舞い込んだ今回の話しだ。

 

 

琴奈「それで、その大会はどれだけの規模で開催されるの?」

 

レム「ああ。家の者が関係者から聞いたところ、開催期間は1月20日から長くて3週間は開催されるそうだ。予選は街中を舞台にし、行動範囲はまだあまり定まってはいないが、それなりに広いようだ。」

 

 

琴奈「3週間………結構長いわね。」

 

レム「大会は2つの形式で行われ、最初はチーム対抗トーナメント戦、それが終われば、バディファイター同士の個人戦だ。」

 

ユノ「へ〜〜!面白そう!」

 

琴奈「チーム戦の後に個人戦をね………。なるほど、たしかにそれなら、参加人数によっては3週間はかかりそうね。 それに、チーム戦があるって事は"Aqours"や"Saint Snow"のみなさんもこの大会に参加する可能性もあるわね。」

 

ユノ「あははは! それだったらユノは、ルビィちゃんとまたファイトしたいな〜〜!あと、花丸ちゃんとか善子ちゃん、理亞ちゃんともファイトしてみたい!」

 

レム「私も、渡辺 曜にもう一度挑んでみたいな。それと黒澤ダイヤ、彼女の日本刀の腕前もなかなかのモノ。そして琴奈を破った高海千歌ともカードを交えたいものだ。」

 

琴奈「そうね。私も、もう一度千歌さんとファイトしてみたいわ。それと、聖良さんともね。」

 

 

ラブライブ!の敗者復活戦で、琴奈はSaint Snowの鹿角聖良と本戦をかけてファイトするはずだった。その時は邪魔が入ってファイトするどころか共闘する羽目になったが、悪い思い出ではない。

 

今度こそは聖良とのファイトを実現させたいと思っている。

 

 

琴奈「とにかく、私達の目標は決まったわ。」

 

レム「Aqoursへのリベンジ、そしてグランドバディカップの優勝だな。」

 

ユノ「楽しみだね〜〜!早く開催日にならないかな〜〜!!」

 

 

エスカトロジーも"グランドバディカップ"への参加を決めた。

 

 

 

 

 

 

 

 

東京・お台場に「逆三角形」というか、正確に言うと底面が四角形なので"四角錐"が4つ逆さまになって刺さっている形の巨大な建造物があった。その名も"虹ヶ咲学園"自由な校風と専攻の多様さで人気のこの学校にも出来てまだ間もないバディ部が存在する。

 

その名も"虹ヶ咲学園スクールバディファイト同好会"である。

 

 

「ねえ!みんな聞いて!大ニュースだよーー!」

 

 

と、なかば興奮気味に同好会に飛び込んで来たのは、黒髪のツインテールで髪先が薄い緑色に染まっている少女、高咲 侑だ。

 

廊下を走って来たのか、侑は「はぁ………はぁ………」と息を切らしている。

 

 

「ど、どうしたの?侑ちゃん、そんなに慌てて」

 

 

と、驚きつつも若干慣れた感じの反応をしたのは、薄紅色の髪で右側のお団子が印象的な少女、上原 歩夢だ。

 

 

「先輩!大丈夫ですか⁉︎お水飲みます?」

 

侑「あ、ありがとう………しずくちゃん、はぁ………はぁ………」

 

「良かったら、可愛いかすみんのコッペパンもどうぞ!」

 

 

侑に優しくお水をくれたのは、明るい黒茶色の長髪で後ろ髪を赤いリボンでまとめている少女、桜坂しずく、そしてコッペパンをくれたのは、薄クリーム色の髪でアシンメトリーカットのショートボブの少女、中須かすみだ。

 

 

「ふぁ〜〜あ………、んふふふ〜〜今日も賑やかだね〜〜」

 

「あ、彼方ちゃん起きた? ふふふ………そうだね〜〜」

 

「ほんと、見てて飽きないわよね。あの子たち」

 

 

たった今目を覚まして眠そうにあくびをしているのは、オレンジブラウンの明るい髪色でロングヘアーの少し幼さの残る少女、近江彼方。 

 

そして、ソファに座って彼方を膝枕してしていた赤茶色の髪で三つ編みおさげ、鼻の上に薄く目立たないそばかすがある少女、エマ・ヴェルデ。

 

エマに近い位置に椅子を置いて座り、微笑ましくみんなを見ているのは、青みがかかった黒髪のウルフカットが特徴で、大人びた印象の少女、朝香 果林だ。

 

 

侑「んぐ……んぐ……んぐ………ぷはぁぁ〜〜! 生き返る〜〜」

 

歩夢「落ち着いた?」

 

侑「うん。」

 

「ところで侑さん、大ニュースとはなんですか?」

 

 

水を飲んで侑が少し落ち着いたところで慌てて部室に入ってきた理由を聞いたのは、艶やかな黒髪のロングヘアーで右側の髪を羽や薔薇の髪飾りで纏めている。小柄に合わずスタイルがいい少女、優木せつ菜だ。

 

 

侑「あ、そうだ! みんな大ニュースがあるんだよ!」

 

歩夢「大ニュース?」

 

侑「うん! それは、今月の20日ごろに"超バディファイター対抗 グランドバディカップ"って大規模な大会が開かれるらしいんだよ!」

 

かすみ「超バディファイター対抗………?」

 

しずく「グランドバディカップ?」

 

侑「うん!」

 

「えっ!何それ、凄い豪華な名前じゃん!」

 

「うん。凄そう………璃奈ちゃんボード『ワクワク』」

 

 

"グランドバディカップ"と聞いて、テンション高めに反応したのは、金髪のポニーテールで、キリッとした顔つきの少女、宮下 愛と、無表情ながらも今の気持ちを表す表情を描いたスケッチブックを顔にかざしている少女、天王寺 璃奈だ。

 

 

果南「大層な名前ね。どんな大会なの?」

 

侑「うん。この大会の会場は第4バディファイト専用ドームの"フェザードーム 穂ノ華"ってところらしいよ。」

 

せつ菜「そこは確か、先日に日本一決定戦が開催された会場ではないですか! ツバサさんと穂乃果さんのファイトは凄く熱い戦いでしたね! 逆転に次ぐ逆転! 減らすほどに増えるライフ! ぶつかり合うモンスター達! アイテム同士の肉弾戦! 一瞬も目を離せないほど手に汗握る………………」

 

かすみ「せつ菜先輩そこまでです! お話しは後で聞きますから、今は侑先輩の話しを聞きましょう!」

 

 

先日開かれた"ツバサ杯日本一決定戦"穂乃果とツバサのファイトを思い出してその時のファイトの様子を熱く語ろうとするせつ菜をかすみが静止する。 せつ菜は好きなアニメ、漫画、ラノベ、バディファイトの事になると周りが見えなくなるほど熱く語る事がよくあるのだ。

 

 

せつ菜「あ、すみません!私ったらまた………」

 

侑「大丈夫だよ。せつ菜ちゃんがバディファイトが大好きなのはみんな分かってるから。」

 

せつ菜「ありがとうございます。侑さん」

 

侑「それで大会の概要なんだけど、この大会は二つの形式で行われるみたいなんだ。」

 

歩夢「二つの形式?」

 

侑「うん。まず一つはバディチーム対抗による"チームカップ"それと、バディファイター同士の個人戦による"バディファイターカップ"この二つだよ。」

 

果林「チーム戦と個人戦、一つの大会でどっちもやるのね。」

 

愛「へ〜〜!面白そう!」

 

エマ「そうだね。でもそうなると、1日じゃ終わらない大会になるね。」

 

侑「そうなんだよ。期間はまだ未定なんだけど、1日だけじゃ絶対に終わらない大きな大会になるんだと思う!」

 

しずく「それで大規模な大会って事なんですね。」

 

侑「ねえ皆んな、この大会に参加してみない⁉︎」

 

 

侑はひと通り大会について説明した後に皆んなに参加を持ちかける。 虹ヶ咲学園スクールバディファイト同好会はできてまだ10ヶ月も行かない新しい同好会だ。 しかも他とは違い、1人1人の目指すものはバラバラで、チームとしてはやや不安定なところもある。

 

だからチームで動くと言うより、個人個人で動く方が楽なのだ。同好会のみんなは親友と呼んでもいいくらい仲良しで仲間だ。けどお互いをライバルとも思っている。"仲間でライバル、ライバルだけど仲間"が彼女達のコンセプトなのだ。

 

 

侑「チーム戦で出なくても、個人戦だけ出場することもできるよ。」

 

果林「私達、チームとしてはてんでバラバラで、あまり纏まりが無いのよね。私は個人戦だけの出場でいいと思うわ。」

 

かすみん「かすみんは、チームでの参加も良いと思います!」

 

しずく「私もチームで出場したいところはありますが、やはり私達の個性にあっているのは個人戦だと思います。」

 

愛「愛さんはどっちでもいいよ!」

 

璃奈「私はチームがいいかな、璃奈ちゃんボード『うずうず』」

 

エマ「私もみんなと一緒に戦いたいな。」

 

彼方「彼方ちゃんは〜〜〜チームでもいいがなぁ〜〜」

 

せつ菜「私はやはり、この大きな舞台で是非皆さんと手合わせしてみたいと思っています。私は個人戦での参加を希望します!」

 

歩夢「侑ちゃんはどう思う?」

 

侑「うーーん、私は………」

 

 

みんなの意見はバラバラではあるが、チームで出たいと希望する声が多く感じる。たしかにチームで活躍する同好会を見てみたい気もするが、やはり、彼女達のコンセプトは大事にしたいところだ。

 

 

侑「じゃあこうしよう! チーム戦はチームで出たい子達で組んで出る。そして個人戦はみんなで出る。」

 

 

今同好会はチーム戦で出たい子達と個人戦だけ出たい子達で分かれている。ならば、個人戦は全員参加するのは当然として、チームで戦いたい子達をチームにしてチーム戦に参加させるのだ。

 

そうなると

 

チーム戦に出たい

・中須 かすみ

・エマ・ヴェルデ

・近江 彼方

・天王寺 璃奈

 

この4人で組む事になる。

 

 

「これでいいかな?」と侑の提案にみんな頷く。

 

 

侑「よし、じゃあこれで行こう! グランドバディカップ、目指すは優勝だよ! みんな頑張って行こう!」

 

 

侑の気合いが入った号令に『おーーーーー!!』とみんなの指揮が上がる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こうして、4つのチームが、それぞれの思いを胸に"グランドバディカップ"への参加を決めた。だが後に、この4つのチームが、この"グランドバディカップ"に大きな旋風を巻き起こす事になるなど、誰も知るよしはない。

 




今回も感想を是非‼︎

今回から新章『グランドバディカップ 編』突入!

一応、この章で
「バディファイトLoveLive!サンシャイン‼︎」の最終章(仮)になります。あくまで(仮)です。


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グランドバディカップに向けて。特訓!千歌vs鞠莉

前回の「バディファイトLoveLive!サンシャイン‼︎」

 

正月が明けだ1月4日、善子によってAqoursは部室に集められた。そんな彼女達にある一報が舞い込む。

 

「超バディファイター対抗 グランドバディカップ」

別名"冬のラブライブ!"

 

1つの大会で2つの形式のトーナメントが行われる大規模な大会の開催決定にAqoursは強い同士を燃やす。

 

そしてその一報はSaint Snow、エスカトロジー、そして新たに誕生したスクールバディファイト同好会、もそれぞれの決意、目標、優勝を掲げて参加を決める。

 

 

 

そしてAqoursは特訓の為に、メンバー内でのランダム戦を開始するのだった。

 

 

 

 

 

ダイヤ「では1戦目は、鞠莉さんvs千歌さんです!」

 

 

ダイヤによってランダムで選ばれた千歌と鞠莉はファイトステージに移動する。

 

 

 

 

 

 

 

ファイトステージ

 

 

千歌「鞠莉ちゃんとファイトするの久々だね。」

 

鞠莉「そうね。テーブルファイトは何回かしてるけど、RBFVを使ってファイトするのは結構久しぶりかも。」

 

千歌「手加減しないよ、鞠莉ちゃん!」

 

 

今の千歌はリーダーたり得るほどの強いファイターに急成長している。それは今までのファイトを見て来たAqoursだからこそ分かっている事だ。

 

 

鞠莉「もちろんよ! 私も手は抜かないからね!」

 

 

 

施設内のファイトステージで、RBFV:リアルバディファイトヴィジョンを使用したファイトが始まる事を知って、周りにいたギャラリーがファイトステージに集まったり、ファイトステージと連動して映るモニターの前に集合してファイトを観覧する。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

千歌「全てを照らす煌めき、世界に降り注ぐ無限の極光! ルミナイズ!〈極光の超太陽〉」

 

鞠莉「天星に導かれし星々の瞬きよ、集え! ルミナイズ!〈天星の煌神〉」

 

 

オープンTHEフラッグ

 

 

千歌「ドラゴンワールド」

◼️手札6/ゲージ2/LP10

 

鞠莉「レジェンドワールド」

◼️手札6/ゲージ2/LP10

 

 

 

千歌「私から行くよ!ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札6→7/ゲージ2→3

 

千歌「ライトに〈忠竜 フレアファング・ドラゴン〉をコール」

◼️手札7→6

 

 

忠竜 フレアファング・ドラゴン

太陽竜

サイズ1/攻3000/防1000/打撃1

 

 

千歌「デッキトップから1枚ソウルに入れて、ゲージ1払い、レフトに〈輝く太陽の竜 バルドラゴン〉をコール」

◼️手札6→5/ゲージ3→2

 

 

輝く太陽の竜 バルドラゴン

太陽竜

サイズ2/攻3000/防3000/打撃2/【ソウルガード】ソウル1

 

 

千歌「忠竜フレアファングの能力で、場にサイズ2以上の太陽竜が登場した時、1チャージ、1ドロー!」

◼️手札5→6/ゲージ2→3

 

千歌「アタックフェイズ! 輝く太陽の竜 バルドラゴンで攻撃!打撃2!」

 

 

バルドラゴンは腹部から突き出てい柄を握り、剣を引き抜く。そして鞠莉に斬りかかる。

 

 

鞠莉「うぅ!」LP10→8

 

千歌「先攻は一度しか攻撃できない。ファイナルフェイズ、輝く太陽の竜バルドラゴンの能力で1チャージ!」

◼️ゲージ3→4

 

千歌「ターンエンド!」

◼️手札6/ゲージ4/LP10

 

 

鞠莉「私の番ネ! ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札6→7/ゲージ2→3

 

鞠莉「ライトに〈人馬の星守り サジターリオ〉をコール!」

◼️手札7→6

 

 

人馬の星守り サジターリオ

サイズ1/攻4000/防4000/打撃2

 

 

鞠莉「サジターリオの起動能力、手札を1枚捨てて、2チャージでーす!」

◼️手札6→5/ゲージ3→5

 

鞠莉「さらに手札から捨てられた〈紐魚の星守り ペイシス〉の能力で自身をレフトにコール!」

 

 

紐魚の星守り ペイシス

サイズ0/攻3000/防1000/打撃1

 

 

鞠莉「センターに〈獅子の星守り レアオン〉をコール!」

◼️手札5→4

 

 

獅子の星守り レアオン

サイズ1→0/攻4000/防1000/打撃1

 

 

鞠莉「そしてゲージ3払い、場の星のモンスター3枚をソウルに入れて、ライトにバディコール! 天より、星々を束ねて導く光の守護星〈天星霊導煌王 アスタリディオン〉」

◼️手札4→3/ゲージ5→2

 

 

天星霊導煌王 アスタリディオン

レジェンドW

星/星騎士

サイズ3/攻10000/防6000/打撃2

◼️【コールコスト】君の場の〈星〉か〈星騎士〉のモンスター1枚以上、全てソウルに入れて、ゲージ3払う。

◼️このカードはセンターにコールできず、相手の効果で手札に戻せず、能力は無効化されない。

◼️【起動】"星霊王の導き"君の手札を2枚捨てる。君のデッキの上からカードを2枚このカードのソウルに入れて、君のライフ+2!さらに次の2つから1つ選んで使える。"星霊王の導き"は1ターンに1回だけ使える。

・デッキからカードを2枚引く。

・君のデッキからカードを1枚選んで君の手札に加えるか、ドロップに置く。デッキを見たらシャッフルする。

◼️君の場にいる他の〈星〉と〈星騎士〉のモンスター全ては、サイズが2減り、攻撃力+5000、防御力+5000して【2回攻撃】を得る。

【2回攻撃】【ソウルガード】

 

 

鞠莉の場に、白金の輝きを放ち、金色の長髪で、白いベールを被り、ドレスのような鎧を着て、周りには美しく輝く羽衣を纏っていて、右手にはアストライオスの形を模した装飾の杖を手にした人型の女性が現れる。その女性はスラッと美しい体型で、顔立ちも美しく、対戦相手の千歌にも優しく微笑む。

 

 

アスタリディオン『初めまして。私はアスタリディオン、鞠莉お嬢様の新たなバディでございます。』

 

鞠莉「もう、お嬢様はつけなくていいのよ。」

 

アスタリディオン『そうですか?検討だけはしておきます。』

 

千歌「綺麗なモンスターだね。」

 

鞠莉「んふふ〜〜、そうでしょう! でもアスタリディオンはただ綺麗なだけのモンスターじゃないのよ! アスタリディオンの起動能力発動、"星霊王の導き"手札を2枚捨て、デッキトップから2枚をソウルイン、ライフ+2、そして3つの能力から1つ選んで使える。私は"デッキからカード1枚を手札に加える"能力を使うわ!」LP8→10

◼️手札3→1→2

 

 

 

アスタリディオン ソウル3→5

 

 

鞠莉「さらにドロップより起動能力!〈星霊騎 水瓶のアクエリ〉をレフトにコール!」

 

 

星霊騎 水瓶のアクエリ

レジェンドW

星/星騎士

サイズ1/攻2000/防1000/打撃1

◼️【起動】"星霊光"このカードをドロップからコールできる。「星霊騎 水瓶のアクエリ」は1ターンに1回だけコールできる。

◼️このカードが相手のモンスターを破壊した時、君のライフ+1!

 

 

鞠莉のレフトに、片手に水瓶を持った美女が現れる。

 

 

鞠莉「さらに手札から捨てられた〈星霊騎 白羊のカプリーコ〉の起動能力で、自身をセンターにコール!」

 

 

星霊騎 白羊のエリーアス

レジェンドW

星/星騎士

サイズ1/攻2000/防4000/打撃1

◼️【起動】"星霊光"このカードをドロップからコールできる。「星霊騎 白羊の アリエース」は1ターンに1回だけコールできる。

◼️このカードがドロップから登場した時、君のデッキの上からカードを1枚、このカードのソウルに入れる。

◼️お互いのアタックフェイズ開始時、君の場の〈星〉と〈星騎士〉のモンスター全ての防御力+2000!

【ソウルガード】

 

 

鞠莉のセンターに、白山羊の背に乗った少女が現れる。

 

 

鞠莉「ドロップからの登場時能力で、デッキトップから1枚をカプリーコにソウルイン!」

 

 

白羊のカプリーコ ソウル0→1

 

 

鞠莉「アスタリディオンの能力で、自身以外の星と星騎士のモンスター全てのサイズ -1/攻撃力、防御力+5000/【2回攻撃】を持続して与えるわ。」

 

 

水瓶のアクエリ

サイズ1→0/攻2000→7000/防1000→6000/【2回攻撃】

 

白羊のアリエース

サイズ1→0/攻2000→7000/防4000→9000/【2回攻撃】

 

 

鞠莉「そして、アスタリディオンの能力で手札に加えたこのカードを使うわ。 ライフ2払い、ゲージ1払って装備!〈天星煌騎弓 アストロードアーチャー〉」

◼️手札2→1/ゲージ2→1/LP10→8

 

 

天星煌騎弓 アストロードアーチャー

レジェンドW

星/星騎士

アイテム:攻1000/打撃1

◼️【装備コスト】ライフ2払い、ゲージ1払う。

◼️このカードは君のセンターにモンスターがいても攻撃できる。

◼️このカードは相手の効果で破壊されず、能力は無効化されない。

◼️【起動】"天星の煌弾"君の手札を1枚捨ててよい。捨てたら、君の場の〈星〉と〈星騎士〉のモンスターの枚数分、このカードの攻撃力+3000して、【X回攻撃】(君の場の〈星〉と〈星騎士〉のモンスターの枚数分)を得る。この能力は1ターンに1回だけ使える。

【貫通】

 

 

鞠莉の手に、天使の翼を模したような豪華な装飾がされた、3つの細い銃砲口がある機械的な弓が装備される。

 

 

「天星煌騎弓 アストロードアーチャー」は、レジェンドワールドの帝、リディナから受け取ったカードだ。鞠莉は装備した弓を構えて1人思い出す。

 

 

 

 

◆回想◆

 

 

 

 

魔星竜との決戦が終わった後、リディナはレジェンドワールドに戻る前に鞠莉と少し話しをしていた。

 

 

リディナ『大変な戦だったな。鞠莉』

 

鞠莉「ありがとう。リディナさん、私達の街を守ってくれて」

 

リディナ『何を言う。この街を守ったのは君達自身だ。私達は完全に出遅れたようなもの………』

 

鞠莉「そんな事ないわ。リディナさん達が来てくれなかったら、あんな大群の魔星竜を相手にできなかった。」

 

 

魔星竜の長、ガノンは消滅する寸前に巨大な魔彗星を、無数の魔星竜の亡霊に変え街を襲わせた。だがその時に各ワールドの帝達が救援に現れ、なんとか事態を収縮できたのだ。決して"遅すぎる救援"と言うわけではない。

 

 

リディナ『鞠莉………ありがとう。』

 

鞠莉「お礼を言うのは私達よ。」

 

 

リディナは少し申し訳なさそうな表情で鞠莉に改めてお礼を言う。それに対しても鞠莉は気さくにリディナに笑みを向ける。

 

しばらくすると各ワールドのゲートが開き、レジェンドワールドに帰る時間が来る。リディナは一緒に救援に来た騎士達を先にレジェンドワールドに返す。リディナはゲートに入る前に鞠莉に向き直る。

 

 

リディナ『鞠莉、これを。』

 

 

リディナは鞠莉に1枚のカードを渡す。

 

 

鞠莉「このカードは?」

 

リディナ『我が帝都に伝わる"アーティファクト"の内の1枚だ。君に授けよう。』

 

鞠莉「え⁉︎ そんな大切なカードを私に⁉︎」

 

リディナ『ああ。そもそも私の王国は剣の国だ。"臨聖剣"以外はあまり使わない。ゆえに、弓のアーティファクトを使う事は全く無いのだ。 私達の手にあってはただの宝の持腐れになってしまう。鞠莉、君のデッキでこそ、このカードは生きるはずだ。どうか受け取ってくれ。』

 

 

リディナは優しく笑む。鞠莉はそんなリディナの笑みに応え、「そこまで言われたら、貰わなければ無作法と言うものよね。」と言い、そのカードを受け取った。

 

 

鞠莉「ありがとう、リディナさん。大切に使わせてもらうわ。」

 

リディナ『ああ。ではまたな。今度会う時があればファイトしよう。』

 

 

そう言って、リディナ達"帝"はそれぞれのワールドに帰って行った。

 

 

 

 

 

◆回想 了◆

 

 

 

 

 

鞠莉「このカードをリディナさんから貰ってから、私のデッキは進化を遂げたわ! アストロードアーチャーの起動能力、"天星の煌弾"手札を1枚捨て、アストロードアーチャーの攻撃力を場の星と星騎士のモンスターの枚数分+3000!」

◼️手札1→0

 

 

アストロードアーチャー

攻1000→4000→7000→10000

 

 

鞠莉「アタックフェイズ! 水瓶のアクエリで輝く太陽の竜バルドラゴンを攻撃!」

 

 

アクエリは、水瓶をバルドラゴンに向けて水を放つ。

 

 

水瓶のアクエリ

攻7000

 

輝く太陽の竜バルドラゴン

防3000

 

輝く太陽の竜バルドラゴン 撃破!

 

 

鞠莉「水瓶のアクエリの能力、この攻撃でモンスターを破壊したら、ライフ+1!」LP8→9

 

 

鞠莉の場の〈星〉と〈星騎士〉のモンスターは【2回攻撃】を得ている。

 

 

鞠莉「水瓶のアクエリで忠竜フレアファングに攻撃!」

 

 

水瓶のアクエリ

攻7000

 

忠竜フレアファングドラゴン

防1000

 

忠竜フレアファングドラゴン 撃破!

 

 

鞠莉「アクエリの能力でライフ+1よ」LP9→10

 

千歌「白羊のアリエースで千歌っちに攻撃!打撃1!」

 

 

白山羊に乗った少女、アリエースは白羊に指示を出して、千歌に突撃する。

 

 

千歌「うっ………」LP10→9

 

鞠莉「アリエースで千歌っちに2回攻撃!打撃1!」

 

 

山羊に乗った少女は手から光りの音波のようなものを出して、千歌を攻撃する。

 

 

千歌「うぅ!」LP9→8

 

鞠莉「アスタリディオンで千歌っちに攻撃!打撃2!」

 

 

アスタリディオンは持っていた杖にエネルギーを集め、そしてエネルギーの弾丸を千歌に撃ちだす。

 

 

千歌「うぁぁ!」LP8→6

 

鞠莉「アスタリディオンの2回攻撃!打撃2!」

 

 

アスタリディオンの杖に付いているアストライオスの形をした装飾が杖と分離し、回転しながら千歌を斬り裂く。

 

 

千歌「くぅぅ………!!」LP6→4

 

鞠莉「まだ終わらないわよ!アストロードアーチャーで千歌っちに攻撃!打撃1!」

 

 

アストロードアーチャーには矢が存在しない。だが、持ち手のグリップ部分の上に引き金が付いており、その引き金を引っ張る事でアストロードアーチャーの銃口に光りのエネルギーが集約される。そして鞠莉が引き金を離すと、銃口から光りのエネルギーが細いビームとなって千歌に撃ち出される。

 

 

千歌「うぁぁ!」LP4→3

 

鞠莉「アストロードアーチャーは、私の場の星と星騎士の枚数分の攻撃ができる。つまり今の攻撃に加えてあと2回攻撃できるわ。よって2回目の攻撃よ!打撃1!」

 

千歌「キャスト!〈ドラゴンシールド 太陽の盾〉攻撃を無効化して、1チャージ、ライフ+1!」LP3→4

◼️ゲージ4→5

 

 

再び撃ち出された光りのビームをバルドラゴンの顔を模した盾が阻む。

 

 

鞠莉「アストロードアーチャーで3回攻撃!打撃1!」

 

 

鞠莉は再び引き金を引き、そして光りのエネルギー弾を撃ちだす。

 

 

千歌「ぐっ………!」LP4→3

 

 

鞠莉の一連の攻撃は打撃力が1ってだけあって痛みは少ない。だが連続して受ければ、多少は感じる痛みも大きくなる。だが立てないほどじゃない。

 

 

鞠莉「ターンエンドよ。そしてターン終了後、ドロップの〈星霊騎 白鳥のスワング〉を手札に戻すわ。」

◼️手札0→1/ゲージ2/LP10

 

 

星霊騎 白鳥のスワング

レジェンドW

サイズ1/攻1000/防1000/打撃0

◼️このカードはコールできない。

◼️"白鳥の光"このカードが他のカードの能力で手札から捨てられたターンの終了後、ドロップのこのカードを手札に戻してよい。"白鳥の光"は1ターンに1回だけ使える。

◼️【対抗】"白鳥の光翼"君の場の〈星〉か〈星騎士〉のモンスターを1枚選んで、手札のこのカードを捨ててよい。捨てたら、次に破壊される選んだモンスターを場に残して、君のライフ+1!!"白鳥の光翼"は1ターンに1回だけ使える。

 

 

 

 

 

 

 

ルビィ「凄い連続攻撃!」

 

善子「今のターンだけで9回は攻撃したわよ⁉︎」

 

花丸「鞠莉ちゃん凄いずらーー!」

 

 

鞠莉の使う〈星〉〈星騎士〉のカードはどのワールドと比べても攻撃力、防御力、打撃力は1番低いカードばかり。だが、それを補うような、豊富なサポート能力や、連続的な攻撃性能は各ワールドトップと言っても過言ではない。

 

 

果南「鞠莉は強くなってるよ。冥府龍や魔星竜の時以上に。」

 

ダイヤ「ええ。 今回開かれる大会でも、その実力を遺憾なく発揮してくれるでしょう。」

 

 

 

 

 

 

 

千歌「私のターン!ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札6→7/ゲージ5→6

 

千歌「レフトに〈神速のバルドラゴン〉をコール!」

◼️手札7→6

 

 

神速のバルドラゴン

太陽竜

サイズ2/攻6000/防3000/打撃2

 

 

千歌「そしてゲージ2払い、バルドラゴンを進化!〈超太陽光竜 バルソレイユ・ソル〉」

◼️手札6→5/ゲージ6→4

 

 

超太陽光竜 バルソレイユ・ソル

ドラゴンW/スタードラゴンW/ダークネスドラゴンW

太陽竜

サイズ3/攻7000/防7000/打撃3

◼️【コールコスト】君の場のモンスター1枚に重ねて、ゲージ2払う。

◼️このカードがアイテムと連携攻撃した時、相手のモンスター1枚を破壊するか、ソウル1枚をドロップする。

◼️【対抗】"太陽の絆"このカードのソウル1枚をドロップに置く、置いたら、君は次のダメージを受けない。この能力は1ターンに1回だけ使える。

【2回攻撃】【ソウルガード】/ソウル1

 

 

バルソレイユは、白とオレンジを基調とした鎧を纏い、クリアブルーの刃のついた仮面を被る。そして背後に浮く6本のソードビットが爪のようなガントレットになり、バルソレイユの両腕に装備される。

 

 

千歌「私の場にバルソレイユがいて、ライフが6以下なら………〈真・ドラゴンフォース"紅天超太陽の型"〉解放!!」

◼️手札5→4/ゲージ4→1

 

 

真・ドラゴンフォース"紅天超太陽の型"

ドラゴンW

太陽竜

アイテム:攻7000/打撃2

『解放条件‼︎』(君のライフ6以下で、場にカード名に「バルドラゴン」か「バルソレイユ」を含むサイズ2以上のモンスターがいる。)

◼️【装備コスト】ゲージ3払い、君のデッキから〈太陽竜〉2枚までをソウルに入れる。

◼️このカードは相手の効果で破壊されず、手札とデッキに戻せず、能力は無効化されない。

◼️君はサイズの合計5まで〈太陽竜〉のモンスターを場に置ける。

◼️ このカードが他の〈太陽竜〉と連携攻撃した時、このカードをスタンドして、君のライフが13以下なら、君のライフ+2!さらに君のライフが10以上ならこのカードと連携攻撃したサイズ2以下の〈太陽竜〉1枚は【2回攻撃】を得る。

◼️ 【紅天召喚:太陽竜】(お互いのターン中に使える。)

このカードのソウルから〈太陽竜〉のモンスター1枚をコールする。その後、君の場のモンスターを好きな枚数そのカードのソウルに入れてもよい。【紅天召喚:太陽竜】は1ターンに1回だけ使える。

ソウル2

 

 

千歌は金色に縁取られた紅いオーラを纏い、紅い両翼が生え、赤と黒のノースリーブの着物ドレス、着物袖のアームカバー、アシンメトリーで片側が長い和風なミニスカート、千歌の胸を強調するような胸鎧、赤色の指出し手袋、腰には小さい竜の羽を模した装飾が施してある。さらに千歌の髪は全体的に伸び、後ろ髪は腰あたりまで伸びる、そして、千歌が少し動くたびに紅と金の粒子が舞い散っている。

 

 

鞠莉は強いプレッシャーを感じつつも「いつ見ても綺麗なドラゴンフォースね。」と目を見開いて、金に縁取られた紅いオーラに見惚れる。

 

 

千歌「真ドラゴンフォースの能力で、サイズの合計5までの太陽竜を場に出せる。 ライフ1払い、ライトに〈必殺の型 バルドラゴン〉をコール!」

◼️手札4→3/LP3→2

 

 

必殺の型 バルドラゴン

太陽竜

サイズ2/攻6000/防3000/打撃2

 

 

千歌「登場時能力"バルドラゴンフォース"3チャージ!」

◼️ゲージ1→4

 

千歌「アタックフェイズ!」

 

鞠莉「アリエースの能力で、私の場の星と星騎士の防御力+2000よ!」

 

 

白羊のアリエース

防9000→11000

 

水瓶のアクエリ

防6000→8000

 

アスタリディオン

防6000→8000

 

 

千歌「真ドラゴンフォースとバルソレイユソルで白羊のアリエースに連携攻撃! 真ドラゴンフォースをスタンド、ライフ13以下なら、ライフ+2! バルソレイユソルの能力、連携攻撃した時、白羊のカプリーコを破壊!」LP2→4

 

鞠莉「ソウルガードよ!」

 

 

バルソレイユソルはクリアブルーの3つの爪のガントレットから3つの斬撃を飛ばし、カプリーコを斬り裂く。

 

 

白羊のアリエース 破壊!

【ソウルガード】ソウル1→0

 

 

攻撃対象のモンスターを効果で破壊してなお、そのモンスターが場に残っている場合、そのまま攻撃は続行される。

 

 

鞠莉「手札から〈星霊騎 白鳥のスワング〉の能力"白鳥の光翼" このカードを手札から捨てる事で、アリエースを場に残すわ!」

◼️手札1→0

 

 

真ドラゴンフォース+バルソレイユソル

連携攻14000

 

白羊のアリエース

防11000

 

 

千歌「真ドラゴンフォースとバルソレイユソルでアスタリディオンに連携攻撃! 真ドラゴンフォースはスタンド、ライフ+2! バルソレイユソルの連携時能力で白羊のアリエースを破壊!」LP4→6

 

 

バルソレイユソルのガントレットに付いていた3本のクリアブルーの刃が自立して発射され、白山羊と乗っていた少女を斬り裂く。その後、発射された刃がガントレットに再び装着される。

 

 

白羊のアリエース 破壊!

 

 

鞠莉「アスタリディオンのソウルガード!」

 

 

アスタリディオンは自信のソウルを杖に付いているアストライオスを模した装飾に付与し、杖を短く持って自身の盾にする。

 

バルソレイユはその盾に傷をつけてヒビを入れ、千歌は拳でビビ割れた箇所を殴って盾を破壊した。 破壊された盾は光りとなって再び、杖の装飾に戻る。

 

 

真ドラゴンフォース+バルソレイユソル

連携攻14000

 

アスタリディオン

防6000

 

アスタリディオン 撃破!

【ソウルガード】ソウル5→4

 

 

千歌「真ドラゴンフォースと必殺の型バルドラゴンで鞠莉ちゃんに連携攻撃! 真ドラゴンフォースをスタンド、ライフ+2! 連携打撃4!」LP6→8

 

鞠莉「きゃぁぁぁ!」LP LP10→6

 

千歌「まだだよ!真ドラゴンフォースの能力、【紅天召喚】真ドラゴンフォースからコール!〈超太陽紅天竜 バルソレイユ・スカーレイ〉」

 

 

超太陽紅天竜 バルソレイユ・スカーレイ

ドラゴンW/スタードラゴンW/ダークネスドラゴンW

太陽竜/ネオドラゴン/黒竜

サイズ3/攻7000/防7000/打撃2

◼️【コールコスト】君のデッキの上からカードを2枚ソウルに入れて、ゲージ3払う。

◼️ 【対抗】【起動】"スカーレイ・フォール"相手の場のカード1枚を破壊して、相手にダメージ2!さらに君のライフ+5!"スカーレイ・フォール"は1ターンに1回だけ使える。

◼️ソウルの無いこのカードが破壊される場合、君のデッキの上からカード1枚を君の場のカード1枚のソウルに入れる。この能力は1ターンに1回だけ使える。

【2回攻撃】【ソウルガード】

 

 

バルソレイユソルは、胸に紅玉が付いた紅い鎧を纏い、バルソレイユ自身の身の丈より少し大きい大剣を持ったバルソレイユへと変化する。

 

 

効果によってモンスターをコールする場合、テキストに【コールコスト】を払うか、払わないかの表記が無い時は、コストを払う必要はない。

 

 

鞠莉「全ての攻撃が終わったと思ったら、追加で新たなバルソレイユをコールする………、全く常識外れの能力ね。」

 

千歌「バルソレイユスカーレイの起動能力発動!"スカーレイ・フォール" アスタリディオンを破壊して、鞠莉ちゃんにダメージ2!」

 

鞠莉「ソウルガード!」

 

 

バルソレイユスカーレイは握っている大剣の剣先をアスタリディオンに構え、そして勢いよくダッシュして突き刺す。

 

 

アスタリディオン 破壊!

【ソウルガード】ソウル4→3

 

 

アスタリディオンが受けた痛みが鞠莉にも伝わる。

 

 

鞠莉「くぅぅ!」LP6→4

 

千歌「真ドラゴンフォースとバルソレイユスカーレイで鞠莉ちゃんに連携攻撃! 真ドラゴンフォースをスタンド、ライフ+2! 打撃4!」LP8→10

 

 

バルソレイユは大剣を構えて鞠莉に斬りかかるが、鞠莉は高くジャンプしてそれを躱す。だがジャンプした高さには翼を広げた千歌が拳を構えていた。そして千歌は鞠莉めがけて拳に力を込めて突き出す。その拳は鞠莉の腹部を捉えて赤い小爆発を起こして、鞠莉は自陣に吹き飛ばされた。

 

今の鞠莉には手札が無い。

 

 

鞠莉「オーマイガーーーーー!!」LP4→0

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

鞠莉「ふぅー、完敗だわ。さすが千歌っちね。」

 

千歌「鞠莉ちゃんも凄い連続攻撃だったよ。」

 

鞠莉「ふふっ、ありがと。」

 

 

 

ファイトを終えて、ファイトステージから出てきた千歌と鞠莉を、観戦していた人々から拍手と歓声が上がる。それに千歌と鞠莉は驚きつつも手を振って応えた。

 

 

 

ダイヤ「では次に行きますか。」

 

 

ダイヤは鞄を振って、眼を瞑って2枚の紙を選び取る。次にファイトをする2人は………

 

 

ダイヤ「花丸さんと果南さんですわ!」

 




今回も感想などを是非‼︎



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グランドバディカップに向けて。特訓!花丸vs果南

前回までの『バディファイトLoveLive!サンシャイン‼︎』

 

 

ネットを介して全てのファイター達に伝わった"グランドバディカップ"開催の朗報に、Aqoursをはじめ、日本は盛り上がっていた。

 

そしてこの大会に参加することを決めたAqoursは特訓と称してランダムに決めた対戦カードでファイトを始める。

 

最初のファイトは千歌vs鞠莉。

 

鞠莉は新たな進化を遂げた〈星〉/〈星騎士〉のカードを披露したが、敢えなく、千歌に敗北したのだった。

 

 

 

 

 

 

千歌と鞠莉のファイトが終わり、2人はいつの間にか集まっていたギャラリーから称賛の拍手を送られていた。

 

そしてダイヤは次にファイトする2人を鞄に入れた紙くじでランダムに選ぶ。

 

 

ダイヤ「では次のファイトは、花丸さんと果南さんですわ!」

 

果南「お、花丸ちゃんとのファイトか〜〜、何かと初めてファイトするよね。」

 

花丸「うん。」

 

果南「これはあくまでも特訓だけど、楽しくやろ!」

 

花丸「お手柔らかに、ずら!」

 

 

ダイヤに選ばれた2人はファイトステージへと移動する。

 

観戦するギャラリーは減る事はなく、次のAqoursメンバー同士のファイトを楽しみに待っている。

 

 

 

 

 

 

ファイトステージ

 

 

果南「さあ、始めよう!」

 

花丸「いくずら!」

 

 

お互いにデッキケースを左腕に当てる。するとデッキケースからバンドが巻かれ、腕に固定される。

 

 

花丸「魔境より呼ばれし影の契約者よ、まると影の契約を結ぶずら!ルミナイズ!〈魔境影の契約者〉」

 

果南「起こせ渦潮、大津波!海の王者の叫びと共に! ルミナイズ!〈大海王の共鳴〉」

 

 

オープンTHEフラッグ

 

 

花丸「マジックワールドずら」

◼️手札6/ゲージ2/LP10

 

果南「エンシェントワールド」

◼️手札6/ゲージ2/LP10

 

 

花丸「まるから先攻ずら! ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札6→7/ゲージ2→3

 

花丸「手札から〈魔境路(まきょうろ)の契約書〉を【設置】ずら」

◼️手札7→6/LP10→8

 

 

魔境路の契約書

マジックW

魔法

契約書/魔境影

◼️【使用コスト】ライフ2払う。

◼️【設置】

◼️このカードを【設置】した時、君のデッキから〈魔境影〉のカード3枚をドロップに置く。デッキを見たらシャッフルする。さらに君のデッキの上からカードを1枚ゲージに置いて、カードを1枚引く。

◼️このカードがドロップに置かれた時、君のドロップから〈魔境影〉のモンスター1枚までを【コールコスト】を払ってコールする。

◼️「魔境路の契約書」は君の場に1枚だけ【設置】できる。

 

 

花丸「魔境路の契約書を設置した時、デッキから魔境影のカード3枚をドロップに置くずら! そしてデッキをシャッフルした後に1チャージ、1ドロー!」

◼️手札6→7/ゲージ3→4

 

 

ドロップに置いたカード

・魔境影の使徒 シャドー・ウルル

・魔境影の使徒 シャドー・ウギル

・魔境影の使徒 シャドー・ウドル

 

 

花丸「ライトに〈魔境の使徒 シャドー・ウギル〉をコール!」

◼️手札7→6

 

 

魔境の使徒 シャドー・ウギル

マジックW

魔境影/シャドウシェイド

サイズ1/攻2000/防2000/打撃1

◼️このカードが登場した時、君の場の〈魔境影〉のモンスター1枚か、カード名に〈契約書)の魔法カード1枚までのソウルに入れる。

◼️このカードがソウルからドロップに置かれた時、君のライフが7以下なら、君のライフ+1!

 

 

花丸「シャドーウギルの登場時能力で、このカードを魔境路の契約書にソウルインずら!」

 

 

魔境路の契約書 ソウル0→1

 

 

花丸「さらにレフトに〈魔境影の使徒 シャドー・ウグス〉をコール!」

◼️手札6→5/ゲージ4→3

 

 

魔境影の使徒 シャドー・ウグス

マジックW

魔境影/シャドウシェイド

サイズ2/攻6000/防2000/打撃2

◼️【コールコスト】ゲージ1払う。

◼️このカードが登場した時、君のドロップの〈魔境影〉のモンスター1枚までを、このカードのソウルに入れる。

◼️このカードのソウルにモンスターがあるなら、このカードは相手の効果で破壊されない。

【貫通】【ソウルガード】/ソウル1

 

 

花丸のレフトに、影のような真っ黒い姿をした槍使いが現れる。

 

 

花丸「シャドウグスの登場時にドロップから魔境影1枚をソウルに入れるずら。ソウルに入れるのは〈魔境影 シャドー・ウルル〉ずら。」

 

 

魔境影の使徒 シャドー・ウルル

マジックW

魔境影/シャドウシェイド

サイズ1/攻2000/防2000/打撃1

◼️このカードがソウルにある〈魔境影〉のモンスターが攻撃した時、君のライフ+1!

◼️このカードがソウルにある〈契約書〉の魔法が場を離れる時、君のライフ+2!

 

 

花丸「アタックフェイズ! シャドーウグスで果南ちゃんを攻撃ずら!打撃2! ソウルのシャドーウルルの能力でライフ+1ずら」LP8→9

 

 

影のように真っ黒い槍使いが果南の胸部を突き刺す。

 

 

果南「くっ!」LP10→8

 

花丸「ターンエンドずら!」

◼️手札5/ゲージ3/LP9

 

 

果南「私のターン、ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札6→7/ゲージ2→3

 

果南「魔境影か。知らないカードだけど負けないよ! キャスト〈竜貴神速〉デッキトップから2枚破棄して、1チャージ!」

◼️手札7→6/ゲージ3→4

 

果南「ドロップから2枚をソウルに入れてゲージ2払い、センターにバディコール!〈武神番長 デュエルイェーガー〉」LP8→9

◼️手札6→5/ゲージ4→1

 

 

武神番長 デュエルイェーガー

竜王番長

サイズ3/攻10000/防5000/打撃2/【ソウルガード】ソウル2

 

 

果南「さらに手札から起動能力、〈癒しの番長 ヒーリング・燐〉を手札から捨てて、1チャージ、ライフ+1、デッキトップから1枚をデュエルイェーガーのソウルに入れる。」LP9→10

◼️手札5→4/ゲージ1→2

 

 

デュエルイェーガー ソウル2→3

 

 

果南「行くよ、アタックフェイズ! デュエルイェーガーで花丸ちゃんに攻撃! 攻撃時、ソウルにある〈舎弟 バッテリー・電〉の能力発動、1チャージ!」

◼️ゲージ2→3

 

 

デュエルイェーガーは鎖付きの錨を投げつけて花丸を攻撃する。

 

 

花丸「うわぁぁ!」LP9→7

 

果南「私はターンエンド」

◼️手札4/ゲージ3/LP10

 

 

 

 

梨子「2人とも最初は静かな立ち上がりね。」

 

曜「うん。果南ちゃんは大型のモンスターを呼ぶためにゲージを増やしながら攻めてる。」

 

善子「ずら丸も、何を考えてるか分からないけど、果南のデュエルイェーガーを倒す算段はついてるのかしら?」

 

 

 

 

 

花丸「まるのターン、ドロー、チャージ&ドローずら!」

◼️手札5→6/ゲージ3→4

 

花丸「〈影踏みの契約書〉を設置ずら!」

◼️手札6→5

 

 

影踏みの契約書

マジックW

契約書/魔境影

◼️【設置】

◼️【起動】このカードをレストして、君の場の〈魔境影〉のモンスター1枚の【ソウルガード】を無効化して破壊してよい。破壊したら、そのカードよりサイズが1つ上の〈魔境影〉のカード1枚を手札に加える。デッキは見たらシャッフルする。

◼️このカードがドロップに置かれた時、このカードを君の場の〈魔境影〉のモンスター1枚のソウルに入れる。

 

 

 

花丸「影踏みの契約書をレストして能力発動、シャドーウグスのソウルガードを無効化して破壊!」

 

 

シャドーウグス 破壊!

 

 

果南「自分で自分のモンスターを破壊した⁉︎」

 

花丸「そして、破壊したモンスターよりサイズが1つ高い魔境影のモンスター1枚を手札に入れるずら!」

◼️手札5→6

 

 

魔境影の使徒 シャドーウグスのサイズは2、よって花丸はそれよりサイズが1つ高い、サイズ3のモンスターを手札に加えた。

 

 

花丸「ゲージ1払い、〈ナイスワン!(最高だぜ)〉ゲージ1払い、2ドローずら!」

◼️手札6→5→7/ゲージ4→3

 

花丸「まるもバディコールするずら!〈魔境影導主 シャドー・ヴァレンス〉をレフトにコール!」

◼️手札7→6/ゲージ3→0

 

 

魔境影導主 シャドー・ヴァレンス

マジックW

魔境影/契約者/シャドウシェイド

サイズ3/攻6000/防3000/打撃2

◼️【コールコスト】君の場かドロップの魔法1枚までをソウルに入れて、ゲージ3払う。

◼️【起動】"魔境主の影術"君のアタックフェイズ開始時、君の場かドロップの魔法か〈魔境影〉のモンスター2枚までをソウルに入れて、君のライフ+2!さらに次の能力を全て使える。

・このカードのソウルが3枚以上なら、このカードの攻撃力+5000、防御力+5000!

・このカードのソウルが6枚以上なら、相手の場のモンスター1枚を破壊する!

◼️〈締結〉(君のアタックフェズ開始時、君の場の〈契約書〉の魔法1枚をドロップに置く。〈締結〉は1ターンに1回だけ使える。)

このターン中、このカードは【3回攻撃】を得る。

【ソウルガード】ソウル1

 

 

花丸のレフトに黒い影が現れ、そして何者かが実体化する。実体化した人物は、黒よりの灰色のコートスーツを着て、黒いスーツズボン、つばが広い円形の黒い帽子を被り、銀髪の長い髪、赤い眼の若い男性のモンスターだった。

 

 

ヴァレンス『初めましてだな、主人よ。実体化して会うのは』

 

花丸「うん。初めましてずら」

 

ヴァレンス『シャルディー様から賜りしこの使命、主人とともに歩みを進めよう。』

 

 

魔境影導主 シャドー・ヴァレンスもまた、マジックワールドの"帝"から、花丸の為に渡されたカードなのだ。

 

 

花丸「キャスト〈ザ・シェイド〉1チャージ、1ドロー! そしてこのカードをヴァレンスのソウルに入れるずら。」

◼️手札6→7/ゲージ0→1

 

 

シャドーヴァレンス ソウル1→2

 

 

花丸「さらに〈トリック・オア・トリック〉ドロップから魔法1枚をヴァレンスのソウルへ、そしてこのカードもソウルふ入れるずら!」

◼️手札7→6

 

 

シャドーヴァレンス ソウル2→3→4

 

 

花丸「手札から〈魔境影の使徒 シャドー・ウズル〉の能力、このカードをヴァレンスのソウルに入れるずら!」

◼️手札6→5

 

 

魔境影の使徒 シャドー・ウルズ

マジックW

魔境影

サイズ2/攻5000/防4000/打撃1

◼️【コールコスト】ゲージ1払う。

◼️【起動】手札のこのカードを君の場の〈魔境影〉のモンスター1枚のソウルに入れる。

◼️このカードがソウルにある〈魔境影〉のモンスターが相手のモンスターに攻撃した時、バトルしている相手のモンスターの防御力ー3000!

 

 

シャドーヴァレンス ソウル4→5

 

 

花丸「キャスト〈黒命の契約書〉を設置ずら!」

◼️手札5→4/ゲージ1→0

 

 

黒命の契約書

マジックW

契約書

◼️【使用コスト】ゲージ1払う。

◼️【設置】

◼️【対抗】【起動】このカードをレストしてよい。レストしたら、君のドロップのカード1枚までを君の場の〈魔境影〉のモンスター1枚のソウルに入れる。この能力は1ターンに1回だけ使える。

◼️君のターン終了後、このカードをスタンドする。「黒命の契約書」場に1枚だけ【設置】できる。

 

 

花丸「黒命の契約書の能力、このカードをレストして、ドロップから1枚をシャドーヴァレンスのソウルに入れる。」

 

 

シャドーヴァレンス ソウル5→6

 

 

果南「ソウルがどんどん溜まってく………」

 

花丸「ソウルはまだ増えるずらよ。アタックフェズ! シャドーヴァレンスの能力!"魔境主の影術"ドロップから2枚をソウルに入れて、ライフ+2!」LP7→9

 

 

シャドーヴァレンス ソウル5→7

 

 

花丸「さらに追加で能力を使うずら!シャドーヴァレンスのソウルが3枚以上なら、自身の攻撃力と防御力+5000!」

 

 

シャドーヴァレンス

攻6000→11000/防3000→8000

 

 

花丸「もう一つの追加能力、ソウルが6枚以上なら、相手のモンスター1枚を破壊! デュエルイェーガーを破壊するずら!」

 

果南「そんな………! ソウルガード!」

 

 

シャドーヴァレンスは自身の影から剣を取り出し、デュエルイェーガーを斬り裂く。

 

 

デュエルイェーガー 破壊!

【ソウルガード】ソウル3→2

 

 

果南「なるほどね。デュエルイェーガーを破壊する能力を使う為に、ソウルを増やし続けていたわけか。やるね花丸ちゃん!」

 

花丸「まだシャドーヴァレンスの能力は残ってるずら。まるのアタックフェズ開始時、〈締結〉発動ずら!」

 

果南「締結………?」

 

花丸「場の〈契約書〉1枚をドロップに置くずら。まるは影踏みの契約書を破棄。シャドーヴァレンスは【3回攻撃】を得るずら! そしてドロップに置かれる影踏みの契約書の能力で、シャドーヴァレンスのソウルに入る。」

 

 

シャドーヴァレンスは花丸の場にある契約書を取り、自身の影から取り出したペンで契約書にサインをする。

 

 

ヴァレンス『これで契約完了です。』

 

 

シャドーヴァレンス ソウル7→8

【3回攻撃】

 

 

花丸「いくずら!シャドーヴァレンスでデュエルイェーガーに攻撃!」

 

果南「ソウルガード!」

 

花丸「ヴァレンスのソウルにあるシャドーウルズの能力で、このバトル中だけデュエルイェーガーの防御力を3000減らすよ!」

 

 

デュエルイェーガーの影から鎖が現れてデュエルイェーガーの脚を拘束する。そしてシャドーヴァレンスは影から取り出した剣を構えてデュエルイェーガーを斬る。

 

 

シャドーヴァレンス

攻11000

 

デュエルイェーガー

防5000→2000

 

デュエルイェーガー 撃破!

【ソウルガード】ソウル2→1

 

 

花丸「シャドーヴァレンスでデュエルイェーガーに2回攻撃ずら! デュエルイェーガーの防御力ー3000!」

 

果南「ソウルガード!」

 

 

デュエルイェーガー 撃破!

【ソウルガード】ソウル1→0

 

 

花丸「シャドーヴァレンスでデュエルイェーガーに3回目の攻撃ずら!」

 

果南「甘いよ!デュエルイェーガーの能力、手札から〈竜王番長〉を1枚捨てて、防御力+10000!」

◼️手札4→3

 

 

ヴァレンスは影の剣で三度斬りかかるが、デュエルイェーガーは波飛沫のようなオーラを放ち、拳でその攻撃を弾く。

 

 

シャドーヴァレンス

攻11000

 

デュエルイェーガー

防5000→2000→12000

 

 

果南「残念だったね。花丸ちゃん」

 

花丸「ターンエンドずら。」

◼️手札4/ゲージ0/LP9

 

 

 

 

 

ルビィ「あー!惜しい!」

 

善子「ギリギリ攻撃力が1000足りなかったわね。」

 

鞠莉「けど、デュエルイェーガーのソウルは全て取っ払ったわ。」

 

ダイヤ「ええ、ですが………」

 

 

たしかに、シャドーヴァレンスの効果と攻撃でデュエルイェーガーのソウルは0まで減らした。だがそれが逆にまずい事でもある。果南のバディの進化形「剛腕無双番長 デュエルイェーガー"リボルデット"」はソウルが無いデュエルイェーガーに重ねてコールすることが条件だったりする。

 

 

 

 

 

果南「私のターン、ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札4→5/ゲージ3→4

 

果南「………」

 

 

花丸には悪いが、まさかマジックワールドのカード相手に、デュエルイェーガーのソウルが全て剥がされるとは思いもしなかった。

 

花丸は着実に強くなっている。あの冥府龍や魔星竜の時よりずっと。花丸だけじゃない、さっきの鞠莉のファイトもそうだ。負けはしたが、あの千歌のライフをギリギリまで追い詰めるほどに、デッキはパワーアップしていた。 

 

自信喪失になるほどの厳しい敗北を乗り越えてAqoursの実力はさらに研磨されていく。あの時よりも、今よりも強くありたいと。

 

果南は花丸や鞠莉、そしてみんなの成長を思いながら笑う。そして今ドローした1枚に力を込める。

 

 

果南「ライフ2払って〈竜枯盛衰〉ゲージ+4!」LP10→8

◼️手札5→4/ゲージ4→8

 

 

さっきのチャージ&ドローで手に入れたカードは白紙のカード。これもまたガンズァスから貰ったカードだ。魔星竜とのファイトの後、果南はガンズァスから白紙のカードを渡され、そしてガンズァスは言った。

 

「このカードは未知の力を宿している。それは人の意思の強さ、思い、覚悟から生み出させる力。果南よ、このカードをどのような形に導くかは、己次第だ。」と。

 

その白紙のカードは水緑の光を放つ。

 

 

果南「使わせてもらうよガンズァスさん!〈海王ノ竜光 渦波〉」

◼️手札4→3/ゲージ8→6

 

 

海王ノ竜光 渦波

エンシェントW

竜王番長

アイテム:攻10000/打撃2

◼️【装備コスト】ゲージ2払う。

◼️このカードは相手の効果で破壊されず、能力を無効化されず、君のセンターにモンスターがいても攻撃できる。

◼️【起動】君のデッキの上からカードを3枚ドロップに置く。置いたら、君のドロップからカードを2枚まで、君の場の〈竜王番長〉1枚のソウルに入れて、君のライフ+3!この能力は1ターンに1回だけ使える。

◼️君の場の〈竜王番長〉のソウルの合計が6枚以上あるなら、このカードは【貫通】を得て、ソウルの合計が16枚以上あるなら、このカードの攻撃力+3000して、打撃力+2!!

【2回攻撃】

 

 

果南はエメラルドグリーンのオーラを放ち、胸を強調したノースリーブの和服、着物袖のアームカバー、ミニスカート風の袴、半透明の緑色の羽衣を纏い、帯を腰の後ろで大きな蝶結びにしている。そして手には三又の槍を持っている。

 

 

 

 

 

ダイヤ「あの姿は………⁉︎」

 

曜「ドラゴンフォースに少し似てるけど………」

 

梨子「でも全く違う感じのアイテムだね。」

 

 

 

 

果南「キャスト!〈海王の呼び笛〉デッキから10枚破棄して、ドロップから〈竜王番長〉1枚を手札に加える。」

◼️手札3→2→3

 

 

海王の呼び笛

エンシェントW

竜王番長/ゲット

◼️君のデッキの上からカードを10枚ドロップゾーンに置く。その中から〈竜王番長〉のカード1枚を選び手札に加える。このカードは1ターンに1枚だけ使える。

 

 

果南「ゲージ3払い、デュエルイェーガーを進化!〈超竜海帝番長 デュエルイェーガー"アトランティス・リボル"〉」

◼️手札3→2/ゲージ6→3

 

 

超竜海帝番長 デュエルイェーガー"アトランティス・リボル"

エンシェントW

サイズ3/攻20000/防6000/打撃2

◼️【コールコスト】ゲージ3払い、君の場のソウルが1枚以下のカード名に「デュエルイェーガー」を含むモンスター1枚の上に重ねる。

◼️このカードの登場時、君のドロップの〈竜王番長〉9枚をこのカードのソウルに入れる。

◼️このカードがセンターにいるなら、君は相手の効果でダメージを受けない。

◼️【対抗】【起動】このカードのバトル中、君の手札の〈竜王番長〉1枚をこのカードのソウルに入れてよい。入れたら、次の2つから1つ選んで使える。

・このターン中、このカードは【貫通】を得て、打撃力+1!

・このターン中、このカードは【反撃】を得る。

【3回攻撃】【ソウルガード】【ライフリンク6】ソウル1

 

 

デュエルイェーガーはさらに一回り大きくなり、身体中の金の角に緑色のラインが入り、群青色の法被のような鎧を着て、背中の天輪には剣や槍のような装飾がされていて、腕が4本になる。そして一本の手には大剣を握られている。

 

 

デュエルイェーガー『グウォォォォォォォ!!』

 

 

デュエルイェーガーの叫びにファイトステージは揺れ、ファイトステージのガラスが振動する。

 

 

果南「デュエルイェーガーアトランティスリボルの登場時、ドロップから〈竜王番長〉9枚をソウルイン!」

 

 

デュエルイェーガーアトランティスリボル ソウル1→10

 

 

花丸「ソウル10枚ずら⁉︎」

 

果南「驚くのはまだまだ早いよ。海王ノ竜光 渦波の起動能力、デッキトップから3枚を破棄、そしてドロップから2枚をデュエルイェーガーにソウルイン! そして私のライフ+3」LP8→11

 

 

デュエルイェーガーアトランティスリボル ソウル10→12

 

 

花丸「ソウル12枚………」

 

果南「アタックフェイズ! デュエルイェーガーで花丸ちゃんに攻撃!デュエルイェーガーの能力発動! 手札の〈竜王番長〉1枚をソウルに入れることでこのターン中、貫通を得て、打撃力+1!」

◼️手札2→1

 

 

デュエルイェーガーアトランティスリボル ソウル12→13

打撃2→3/【貫通】

 

 

デュエルイェーガーの持つ槍の先が錨のような形状に変化し、花丸にその槍を振り下ろす。

 

 

花丸「うわぁぁ!」LP9→6

 

果南「デュエルイェーガーで2回攻撃!打撃3!」

 

 

デュエルイェーガーは再び槍を振り上げて、横薙ぎに花丸を攻撃する。

 

 

花丸「うぁぁぁ!」LP6→3

 

果南「デュエルイェーガーは3回の攻撃ができる。デュエルイェーガーで花丸ちゃんに3回攻撃!打撃3!」

 

花丸「キャスト!〈ソロモンの盾〉攻撃を無効化して、ライフ+1!」LP3→4

◼️手札4→3

 

 

デュエルイェーガーは三度槍を振り下ろすが、花丸の前に現れた魔法陣に攻撃を阻まれる。

 

 

 

花丸「うぁぁぁ!」LP6→3

 

果南「デュエルイェーガーは3回の攻撃ができる。デュエルイェーガーで花丸ちゃんに3回攻撃!打撃3!」

 

花丸「キャスト!〈ソロモンの盾〉攻撃を無効化して、ライフ+1!」LP3→4

◼️手札4→3

 

 

デュエルイェーガーは三度槍を振り下ろすが、花丸の前に現れた魔法陣に攻撃を阻まれる。

 

 

果南「よく耐えたね。でも………、海王ノ竜光 渦波で花丸ちゃんに攻撃!打撃2!」

 

 

果南は高くジャンプして、三又の槍の切っ先を花丸に向けて、急降下する。 花丸は抵抗もできず、果南の槍に貫かれる。

 

 

花丸「うわぁぁ!」LP4→2

 

果南「渦波で2回攻撃!打撃2!」

 

 

果南はもう一度高く飛び、槍を振り上げて槍に渦を巻いた水のようなオーラを纏わせる。そして水のオーラを花丸に放射する。

 

 

花丸「ずらぁぁぁぁぁ!!」LP2→0

 

 

 

 

 

花丸「うぅ、手も足も出す暇なく負けたずら〜………」

 

果南「ごめんね。これは特訓だし、ファイトする以上は手加減は無しだから。」

 

花丸「ううん、まるもまだまだずら。」

 

 

果南と花丸はファイトステージを出ると、2人のファイトを見ていたギャラリーから拍手が送られる。

 




今回も感想を是非!!


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グランドバディカップに向けて。特訓!ルビィ vs ダイヤ

前回の『バディファイトLoveLive!サンシャイン‼︎』

 

 

"グランドバディカップ"の開催に備えて、バディファイト専門ショップで特訓するAqours。ダイヤの提案によりメンバー同士でランダムにファイトすることになった。

 

2戦目は花丸vs果南。

 

花丸は新たな属性〈魔境影〉のデッキを使い、巧みに魔法カードとソウルを操るが、果南の新アイテム「海王ノ竜光 渦波」と、新たなデュエルイェーガーの進化系の圧倒的なパワーに成す術なく敗北してしまった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ダイヤ「では次々と行きましょう。」

 

千歌「待ってダイヤさん!」

 

 

ダイヤはまたカバンを振って紙を引こうとする。すると千歌が声をかける。

 

 

ダイヤ「千歌さん?どうしました?」

 

千歌「次、私に引かせてください!」

 

ダイヤ「ええ、良いですわよ。」

 

 

ダイヤは千歌にあっさりとクジを引く役を譲る。千歌には特に考えている事も狙いもない。ただ単純に自分が引きたいという好奇心だけである。

 

 

千歌「じゃあ引くね。よ!」

 

 

千歌は勢いよくランダムに紙を2枚引く。そして次に特訓ファイトする2人の名を告げる。

 

 

千歌「次のファイトは、ダイヤさんとルビィちゃん!」

 

ルビィ「えぇ⁉︎ ル、ルビィ⁉︎」

 

ダイヤ「私とルビィですか。」

 

果南「お、姉妹対決だ。」

 

鞠莉「これは見ものね!」

 

花丸「ルビィちゃん、頑張るずら!」

 

ルビィ「うゅ………、お姉ちゃんが相手か〜………」

 

善子「嫌なの?」

 

ルビィ「ううん、嫌………じゃないけど。」

 

 

ランダムで決まったとはいえ、ダイヤとファイトすることになるとは、ルビィは思ってもいなかった。

 

ルビィとダイヤはファイトステージに移動する。

 

 

 

 

ファイトステージ

 

 

 

ダイヤ「ルビィ、これは特訓ですから。手加減無しで来てくださいね。」

 

ルビィ「うん。」

 

ダイヤ「では始めますわよ!」

 

 

お互いにデッキケースを左腕に当てる。するとデッキケースからバンドが巻かれ、腕に固定される。

 

 

ルビィ「勇者と魔王、相反する2つの血と魂が今交わる!ルミナイズ!〈勇魔魂血の絆〉」

 

ダイヤ「黒と白、交わりし2つの色が舜身烈風の鬼神と成す。ルミナイズ!〈鬼神、夜叉ノ舞〉」

 

 

オープンTHEフラッグ

 

 

ルビィ「ダンジョンワールド」

◼️手札6/ゲージ2/LP10

 

ダイヤ「カタナワールド」

◼️手札6/ゲージ2/LP10

 

 

ルビィ「ルビィの先攻、ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札6→7/ゲージ2→3

 

ルビィ「ゲージ1払い、〈勇者の蒼剣 ブレイヴレード〉と、ライフ1払い、〈魔王の剣 ハーデンブレード〉を装備!」

◼️手札7→6→5/ゲージ3→2/LP10→9

 

 

勇者の蒼剣 ブレイヴレード

ダンジョンW

冒険者/騎士/武器

アイテム:攻5000/打撃1

◼️【装備コスト】ゲージ1払う。

◼️君はこのカードを装備したまま、カード名に「魔王」を含むアイテム1枚を装備できる。

◼️このカードが他の〈冒険者〉か〈魔王〉のカードと連携攻撃した時、このカードは【2回攻撃】を得て、君のライフ+1する。

◼️君が他の〈魔王〉のアイテムを装備してる時、君が受ける3以上のダメージを1減らす。

 

 

魔王の玄剣 ハーデンブレード

ダンジョンW

魔王/Dエネミー/武器

アイテム:攻5000/打撃2

◼️【装備コスト】ライフ1払う。

◼️君はこのカードを装備したまま、カード名に「勇者」を含むアイテム1枚を装備できる。

◼️このカードが他の〈魔王〉か〈冒険者〉のカードと連携攻撃した時、このカードは【貫通】を得て、君のデッキの上から1枚ゲージに置く。

◼️このカードが攻撃したバトル終了時、君の場のカードが2枚以上レストしていれば、このカードをスタンドする。この能力は1ターンに1回だけ使える。

 

 

ルビィは左手に蒼い細剣を持ち、右手に黒い大剣を持つ。

 

 

ルビィは〈冒険者〉と〈魔王〉2つの属性のカードを駆使し、2枚のアイテムを装備して戦う。冒険者と魔王は敵対し、お互いを忌み嫌いあう存在だが、ルビィのデッキとバディはそんな境界を覆すデッキなのだ。

 

 

ルビィ「アタックフェイズ! ハーデンブレードでお姉ちゃんに攻撃!打撃2!」

 

 

ルビィは右手の大剣を振り上げてダイヤに斬りかかる。

 

 

ダイヤ「くっ!」LP10→8

 

ルビィ「ターンエンド!」

◼️手札5/ゲージ2/LP9

 

 

 

ダイヤ「私のターン、ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札6→7/ゲージ2→3

 

ダイヤ「ゲージ2払い、〈名刀 黄金千鳥〉を装備!」

◼️手札7→6/ゲージ3→1

 

 

名刀 黄金千鳥

雷帝軍/日本刀/武器

攻5000/打撃2

 

 

ダイヤ「ライトに〈白夜"もうど白夜叉"〉、レフトに〈月影"もうど黒夜叉"〉をコール!」

◼️手札6→5→4

 

 

白夜"もうど白夜叉"

忍者

サイズ1/攻5000/防1000/打撃1

 

 

月影"もうど黒夜叉"

忍者

サイズ1/攻5000/防1000/打撃2

 

 

ダイヤのライトに忍者モチーフの白い機人、レフトに忍者モチーフの黒い機人が現れる。

 

 

ダイヤ「キャスト〈明鏡止水〉3チャージです。」

◼️手札4→3/ゲージ1→4

 

ダイヤ「私が魔法を使用したことで、黄金千鳥は【2回攻撃】を得て、1チャージ。」

◼️ゲージ4→5

 

 

黄金千鳥

【2回攻撃】

 

 

ダイヤ「アタックフェイズです。 月影でルビィを攻撃!打撃2!」

 

 

月影は素早い動きでルビィの懐に移動し、短刀でルビィを斬る。

 

 

ルビィ「うぁぁ!」LP9→7

 

ダイヤ「白夜も行きなさい!打撃1!」

 

 

白夜も目にも止まらぬ速さでルビィの背後に回り込み、短刀でルビィの背中を斬る。

 

 

ルビィ「うわぁぁ!」LP7→6

 

ダイヤ「白夜の能力、バトル終了後に場に月影がいれば、2回攻撃ができます!」

 

ルビィ「え!」

 

ダイヤ「白夜で再攻撃!打撃1!」

 

ルビィ「うぅ………!」LP6→5

 

ダイヤ「黄金千鳥でルビィを攻撃!打撃2!」

 

 

ダイヤが持つ刀に、黄色い雷が走り黄金に輝く。そして黄金の雷刀でルビィに斬り込む。

 

 

ルビィ「うわぁぁ!」LP5→3

 

ダイヤ「黄金千鳥の2回攻撃です!」

 

ルビィ「キャスト!〈ディフレクション〉攻撃を無効化する!」

◼️手札5→4

 

 

ダイヤは再び刀を振り上げて、ルビィを縦一閃に斬ろうとする。だがルビィは右手に持っていた剣でその攻撃を止める。

 

 

ルビィ「そして私が装備しているアイテム2枚分をゲージに置く、2チャージ!」

◼️ゲージ2→4

 

ダイヤ「私の攻撃を防いだだけではなく、次のターンに必要な準備もちゃんと用意する。見事ですわ、ルビィ。 ターンエンド」

◼️手札3/ゲージ5/LP8

 

 

ルビィ「私のターン、ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札4→5/ゲージ4→5

 

ルビィ「レフトにバディコール!勇者と魔王、2つの血統を今1つに!〈勇魔帝王 イグザルド〉」LP3→4

◼️手札5→4/ゲージ5→2

 

 

勇魔帝王 イグザルド

ダンジョンW

冒険者/魔王/騎士/Dエネミー

サイズ2/攻7000/防6000/打撃2

◼️【コールコスト】君のデッキの上からカードを2枚ソウルに入れて、ゲージ3払う。

◼️【対抗】【起動】"勇魔招来陣"お互いのアタックフェイズ開始時、ライフ1払う。払ったら、君の手札かドロップから〈冒険者〉か〈魔王〉か〈騎士〉か〈Dエネミー〉のモンスター1枚までを【コールコスト】を払ってコールする。そのカードは場を離れるまでサイズ1になる。"勇魔招来陣"は1ターンに1回だけ使える。

◼️【対抗】【起動】君のターン中、場かドロップの〈ダンジョンワールド〉のモンスター1枚を能力を無効化してこのカードのソウルに入れる。入れたら、君のライフ+3!さらに、このターン中、このカードの攻撃力+5000して、打撃力+1!この能力は1ターンに1回だけ使える。

 

【2回攻撃】【ソウルガード】/ソウル2

 

 

ルビィのレフトに現れたのは、黒と白がバランスよく配色された鎧を纏い、紫の長髪、赤い二本角の装飾がある鼻の上半分を隠すような仮面を被り、手には黒と白が半々で配色された大剣を持っているモンスターだった。その姿はまさに勇者とも魔王とも取れる若い男性の姿をしている。

 

 

ダイヤ「そのモンスターは………?」

 

ルビィ「イクシアが進化した、ルビィの新しいバディだよ。」

 

イグザルド『私は、イグラス殿の力の影響によって進化した。 この姿、この力で、私は必ずルビィを勝利へ導こう。』

 

 

先の魔星龍との戦いで、ルビィはダンジョンワールドを守る為に、ダンジョンワールドの"帝"である「勇魔帝イグラス」をデッキに加えてファイトした事がある。それによって勇魔帝イグラスのエネルギーがルビィのデッキに流れ込み、とても緩やかなスピードでルビィのデッキと、バディのイクシアを進化させて行ったのだ。

 

もちろん花丸も同じで、鞠莉はリディナから貰ったアイテムのエネルギーがバディとデッキを進化させた。 

 

 

ルビィ「アタックフェイズ! イグザルドの能力、"勇魔招来陣"! ライフ1払って、手札から〈螺旋魔王 ドラム〉をライトにコール!」LP4→3

◼️手札4→3

 

 

螺旋魔王 ドラム

魔王

サイズ3/攻6000/防5000/打撃3/【貫通】【ソウルガード】【ライフリンク2】

 

 

ルビィ「イグザルドの能力で登場したモンスターのサイズは1になるよ!」

 

 

螺旋魔王ドラム サイズ3→1

 

 

ルビィ「螺旋魔王ドラムの能力発動!このカードがライトにいるなら、相手のレフトとライトのモンスターを全て破壊する!」

 

ダイヤ「何と………⁉︎」

 

 

ドラムは自分の武器であるドリルを空に上げて、最大出力で回転させる。するとドリルを包むように巨大な紫の竜巻が起こり、ドラムをそれを右から左へと横薙ぎに振り回す。

 

ライトとレフトの月影と白夜はその竜巻に吹き飛ばされて破壊された。

 

 

月影"もうど黒夜叉" 破壊!

 

白夜"もうど白夜叉" 破壊!

 

 

ダイヤ「月影の能力!ゲージ1払い、月影を場に残します!」

◼️ゲージ5→4

 

 

吹き飛ばされて散った月影は、変わり身の術と言わんばかりに素早くダイヤの場に戻ってくる。

 

 

ルビィ「螺旋魔王ドラムでお姉ちゃんを攻撃! 打撃3!」

 

 

ドラムはドリルを回転させてダイヤに突撃する。

 

 

ダイヤ「ぐぅぅ!」LP8→5

 

ルビィ「イグザルドの2つ目の起動能力発動! 場の螺旋魔王ドラムをソウルに入れて、ライフ+3! さらにイグザルドの攻撃力+5000/打撃+1!」LP3→6

 

 

イグザルド

ソウル2→3

攻7000→12000/打撃2→3

 

 

螺旋魔王ドラムには【ライフリンク2】の能力がある。本来なら螺旋魔王ドラムが場を離れた場合、ライフリンクに書かれた数値分のダメージを受けるのだが、イグザルドの能力で、ソウルに入れる際にライフリンクの能力は無効化されたのだ。

 

 

ルビィ「イグザルドでお姉ちゃんに攻撃!打撃3!」

 

 

イグザルドは持っていた剣に魔力を込めて、紫色の斬撃をダイヤに飛ばす。

 

 

ダイヤ「くうぅぅ!」LP5→2

 

ルビィ「イグザルドでお姉ちゃんに2回攻撃!打撃3!」

 

ダイヤ「キャスト!〈うつせみの術〉攻撃を無効化します。」

◼️手札3→2

 

 

イグザルドは再び斬撃を飛ばすが、攻撃を受けたダイヤは煙のように消え、本体は膝を付いて伏せていた。

 

 

ルビィ「ターンエンド」

◼️手札3/ゲージ2/LP6

 

 

ダイヤ「私のターン、ドロー!チャージ&ドロー」

◼️手札2→3/ゲージ5→6

 

ダイヤ「強くなりましたね。ルビィ。まさかこれほど押されてしまうとは………」

 

ルビィ「そうかな………」

 

ダイヤ「ええ。」

 

 

ダイヤはルビィが強くなった事を素直に、感心するように認める。だがルビィはまだ自信なさげに返してしまう。ルビィがそんな様子でも構わずダイヤはルビィの強さを肯定して優しく微笑む。

 

最近は〈冥府龍〉や〈魔星龍〉など大変な戦いが多くあった。その戦いの中では苦しく、痛みを伴うファイトを経験してきた。時に敗北し、時に勝利して今回までに至る。だが、その経験によって2人は強くなった。まさしく研磨された宝石のように。強い光を放つダイヤとルビィのように………。

 

 

ダイヤ「"帝"の力を得て進化したデッキとバディですか………、ですがそれを得たのは私も同じです。」

 

ルビィ「………………」

 

 

"帝"の力でデッキが進化しているのはダイヤも同じ。それはルビィも勘づいていた事である。

 

 

ダイヤ「ライフ1払い〈飛迅月白 白夜〉をコール!」

◼️手札3→2/LP2→1

 

 

飛迅月白 白夜

忍者

サイズ1/攻5000/防1000/打撃1

 

 

ダイヤ「センターに〈ナノマシン忍者 残月〉をコール!」

◼️手札2→1

 

 

ナノマシン忍者 残月

忍者

サイズ1/攻2000/防1000/打撃2

 

 

ダイヤ「残月の登場時能力"ナノマシン共鳴" 私の場に月影がいれば、1ドロー!白夜がいれば1チャージ、ライフ+1します!」LP2→3

◼️手札1→2/ゲージ6→7

 

ダイヤ「そして場の月影と白夜をソウルに入れ、ゲージ3払い………"超・鬼神合体"!〈鬼神忍将 剛刃丸〉」

◼️手札2→1/ゲージ7→4

 

 

鬼神忍将 剛刃丸

カタナW

サイズ3/攻8000/防8000/打撃2

◼️【コールコスト】"超・鬼神合体"君の場のカード名に〈月影〉を含むモンスターと〈白夜〉を含むモンスターと〈残月〉を含むモンスター1枚以上全てをソウルに入れて、ゲージ3払う。

◼️"見参乱舞"このカードが登場した時、次の能力を全て使える。"見参乱舞"は1ターンに1回だけ使える。

・このカードのソウルにカード名に〈月影〉を含むカードがあるなら、相手の場のモンスター1枚のソウル2枚までを相手のドロップに置く。

・このカードのソウルにカード名に〈白夜〉を含むカードがあるなら、君のライフ+3!

・このカードのソウルにカード名に〈残月〉を含むカードがあるなら、君のデッキの上からカードを1枚ゲージに置いて、カードを1枚引く。

◼️このカードのソウル1枚につき、このカードの攻撃力+1000、防御力+1000!!

【3回攻撃】【ソウルガード】/ソウル3

 

 

月影、白夜、残月が光りを放って一つに合体する。そして光りの中から現れたのは、和風の鎧のような機体、巨大な大袖、頭には三日月を模した装飾がされた兜を被り、背中には赤いマントを羽織り、両腰には鞘がさしてあり、月影達より一回り大きい機人が現れた。

 

 

 

ダイヤ「剛刃丸の登場時能力"見参乱舞"! ソウルに月影があるなら、イグザルドのソウル2枚を破壊します!」

 

ルビィ「ええっ!」

 

 

イグザルドから半透明な光りに包まれた2枚のカードが現れる。剛刃丸は一瞬でイグザルドの前に移動し、1本の太刀でイグザルドから現れた2枚のカードを両断する。

 

 

イグザルド

ソウル3→1

 

 

ダイヤ「さらに、ソウルに白夜があれば私のライフ+3! 残月があれば、1チャージ、1ドロー!」LP1→4

◼️手札1→2/ゲージ4→5

 

ルビィ「す、凄い………」

 

ダイヤ「剛刃丸は自身のソウルの枚数分、攻撃力、防御力+1000されます。」

 

 

剛刃丸のソウルは3枚。よって攻撃力+3000/防御力+3000される。

 

 

剛刃丸

攻8000→11000/防8000→11000

 

 

ダイヤ「行きます。アタックフェイズ!」

 

ルビィ「お姉ちゃんのアタックフェイズ開始時にもイグザルドの能力発動!"勇魔招来神"ライフ1払って、手札から〈伝説の救世主 タスク〉をセンターにコール!」LP6→5

◼️手札3→2

 

 

伝説の救世主 タスク

冒険者/勇者/ドラゴン

サイズ1/攻5000/防1000/打撃2

 

 

ルビィ「タスクの登場時能力で、1チャージ、ライフ+1!」LP5→6

◼️ゲージ2→3

 

ダイヤ「剛刃丸で伝説の救世主タスクを攻撃!」

 

 

剛刃丸

攻11000

 

伝説の救世主タスク

防1000

 

伝説の救世主タスク 撃破!

 

 

ダイヤ「剛刃丸でルビィを攻撃! 打撃2!」

 

 

剛刃丸はルビィに手の平を向ける。そして手の中心から光りのクナイガード放たれる。

 

 

ルビィ「うわぁぁ!」LP6→4

 

ダイヤ「剛刃丸でルビィに3回目の攻撃です! 打撃2!」

 

 

剛刃丸は両腰に刺した刀でルビィを斬りつける。

 

 

ルビィ「うぅ………!」LP4→2

 

ダイヤ「キャスト〈明鏡止水〉3チャージ!」

◼️手札2→1/ゲージ5→8

 

 

ダイヤが魔法を使った事で、ダイヤの持つ黄金千鳥が光りを放つ。

 

 

ダイヤ「魔法を使用した事で、黄金千鳥の能力で1チャージ、さらに黄金千鳥は【2回攻撃】を得ますわ!」

◼️ゲージ8→9

 

 

黄金千鳥

【2回攻撃】

 

 

ダイヤ「黄金千鳥でルビィを攻撃! 打撃2!」

 

ルビィ「キャスト!〈ディフレクション〉攻撃を無効化して、ルビィが装備してるアイテム2枚分、ゲージを増やす!」

◼️手札2→1/ゲージ2→4

 

 

ダイヤは光りを放つ黄金千鳥を構えてルビィへと疾駆し、太刀を振り下ろす。だがルビィの前に現れた魔法陣がその攻撃を止める。

 

 

ダイヤ「黄金千鳥の2回攻撃です!」

 

 

ダイヤは再び黄金千鳥を振り上げてルビィの前までダッシュする。そして、黄金千鳥を思い切り振り下ろす。

 

 

ルビィ「うわぁぁぁぁぁ!!」LP2→0

 

 

 

 

 

 

ルビィ「はぁ………また負けちゃった。けど楽しかったよ」

 

ダイヤ「私も楽しかったですわ。ルビィは確実に強くなっています。」

 

ルビィ「うん。でもお姉ちゃんの方がまだまだ強いよ。それに、お姉ちゃんはまだ本気を見せてなかったよね。」

 

ダイヤ「ルビィこそ。あれくらいで終わるほど、本気ではなかったですわね。」

 

 

ルビィとダイヤはたしかに強くなった。成長しただろう。だが、その本領を発揮するべきは今ではない。数日後に開催されるグランドバディカップで遺憾無く発揮してくれることだろう。

 

 

 

ルビィとダイヤがファイトステージを出ると、2人のファイトを観戦していたギャラリーから拍手が送られた。




今回も感想を是非!

なんか最近、"グランドバディカップ 篇"が始まってから文字数が減った感じします。いや、実際に減ってる。前章までは8000〜12000文字くらいまで書いていたのが、前回・今回と7500文字以下になってますから。 

まあ、これくらいの文字数が自分も読者もちょうどいいのかも?

後、今更ですけど、前回の『バディファイトLoveLive!サンシャイン‼︎』はもう必要なくてもいいかしら? 序盤の文字数の大半はこれが稼いでいるので。


次回も特訓回です。


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グランドバディカップに向けて。特訓!梨子vs善子

前回の『バディファイトLoveLive!サンシャイン‼︎』

 

"グランドバディカップ"へ向けてバディファイト専門ショップで特訓するAqours。ダイヤの提案によりメンバー同士でランダムにファイトすることになった。

 

 

3戦目は ルビィvsダイヤの姉妹ファイトとなった。

 

 

姉妹として、お互いの成長を見極めながらファイトする2人、結果はダイヤが勝利したが、まだまだ本領を発揮していないとお互いに気付きながらも、お互いの成長を感じ合っていたのだった。

 

 

 

 

 

 

 

曜「じゃあ次のファイトに行こうか。千歌ちゃん」

 

千歌「うん!じゃあいくよ〜〜!」

 

 

千歌はカバンの中に手を入れゴソゴソと2枚の紙を選ぶ。残ったメンバーは渡辺 曜、桜内 梨子、津島 善子の3人のみ。千歌は適当に選んだ紙2枚を取り出し、次に対戦する2人を呼ぶ。

 

 

千歌「あ、梨子ちゃんと善子ちゃんだ!」

 

梨子「次は私か〜〜」

 

善子「善子じゃなくてヨハネ! ついにこのヨハネの出番ね。」

 

 

指名された梨子と善子はファイトステージへと移動する。

 

 

 

 

 

ファイトステージ………

 

 

梨子「善子ちゃんとファイトするの久しぶりね。」

 

善子「ヨハネ! テーブルファイトはよくやってるけど、たしかにファイトステージに上がってファイトするのは久しぶりかもね。」

 

梨子「特訓だからって負けないからね。」

 

善子「ふっふっふっ………、この堕天使ヨハネのファイトで、リリー、あなたに真の闇の力を見せてやるわ!」

 

 

 

お互いにデッキケースを左腕に当てる。するとデッキケースからバンドが巻かれ、腕に固定される。

 

 

 

梨子「未来へ導く煌めき、星々の閃光! 輝きのルミナイズ!〈スターライトニング・ノヴァ〉」

 

善子「深黒の光りを放ち、漆黒の翼を広げよ!ルミナイズ!〈堕天使の鎮魂歌(レクイエム)〉」

 

 

オープンTHEフラッグ

 

 

梨子「スタードラゴンワールド」

◼️手札6/ゲージ2/LP10

 

善子「デンジャーワールド」

◼️手札6/ゲージ2/LP10

 

 

善子「私の先攻よ。ドロー!チャージ&ドロー!」

◼️手札6→7/ゲージ2→3

 

善子「まずは設置魔法よ。ライフ1払って〈堕天使の涙〉を設置」

◼️手札7→6/LP10→9

 

 

堕天使の涙

デンジャーW/レジェンドW

堕天使/タイラント

◼️【設置】

◼️【使用コスト】ライフ1払う。

◼️君の場に〈堕天使〉のモンスターが登場した時、君のデッキの上からカードを1枚ゲージに置く。この能力は1ターンに1回だけ使える。

◼️君の場の〈堕天使〉のモンスターが破壊された時、君のライフ+1!この能力は1ターンに1回だけ使える。

 

 

善子の背後に祈るように手を握り合わせて目を閉じた美女の巨影が現れる。

 

 

善子「ライトに〈堕天使 サラリス〉をコール!」

◼️手札6→5

 

 

堕天使 サラリス

デンジャーW/レジェンドW

堕天使/タイラント

サイズ1/攻5000/防1000/打撃2

◼️このカードが攻撃した時、君のライフ+1!

【移動】

 

 

善子のライトに、黒髪ロングの黒い羽の生えた少女が現れる。

 

 

善子「レフトに〈堕天使 サナレス〉をコール!」

◼️手札5→4

 

 

堕天使 サナレス

デンジャーW/レジェンドW

堕天使/タイラント

サイズ1/攻4000/防1000/打撃2

◼️このカードが破壊された時、君のライフ+1!

【移動】

 

 

善子のレフトに、青髪のツインテールで黒い羽の生えた少女が現れる。

 

 

善子「さらにゲージ3払い、2体の堕天使をコストにして、バディ【堕天身化】! 漆黒と純白、2対(につい)四翼(しよく)をはためかせ、光りと闇を導く堕天使の女王!〈超聖・堕天使女王 ヨハネ〉」

◼️手札4→3/ゲージ4→1

 

 

超聖・堕天使女王 ヨハネ

デンジャーW/レジェンドW

堕天使/タイラント

サイズ3/攻10000/防5000/打撃2

◼️このカードはコールできず、相手の効果で破壊されず、手札に戻せず、能力は無効化されない。

◼️君がこのカードに【堕天身化】した時、君のライフ+5!

◼️"堕天使の呼び声"君のアタックフェイズ開始時、手札を1枚捨てて良い。捨てたら、君のドロップから〈堕天使〉のモンスター1枚までを【コールコスト】を払ってコールする。そのモンスターは場を離れるまで、攻撃力+3000、防御力+3000して、【2回攻撃】を得る。"堕天使の呼び声"は1ターンに1回だけ使える。

◼️【対抗】相手のターン中、君の場の〈堕天使〉のモンスター1枚を選んで破壊する。破壊したら、このカードの防御力+3000して、君のライフ+4!この能力は1ターンに1回だけ使える。

【3回攻撃】【堕天身化】(君の場の〈堕天使〉のモンスター2枚をドロップに置いて、ゲージ3払う。)

 

 

善子は黒と白の光りに包まれる。光りの中から現れたのは、数センチほど背が伸び、すらっとした美脚、胸は一回りくらい大きくなり、全体的に大人びた体格や顔つきになる。そして身に纏うのは、黒い翼の装飾がされたへそ出しの短すぎる黒いタンクトップ、黒いミニスカートを履き、爪にも赤いネイルが施される。その姿はまるで後5〜6年くらい経ったら実現できるであろう美しい美女の姿だ。そして背中には黒い翼と白い翼が交互に生えている。

 

 

ヨハネ『ふふふ………』

 

梨子「あ、あぁ、あぁぁあ………!」

 

 

そんな善子の変わり果てた姿を見て、梨子は顔を赤くしてあわあわと体を震わせる。そんな梨子の様子に善子………いやヨハネはイタズラっぽい笑みを見せる。

 

 

ヨハネ『あら、どうしたのかしら?リリー?』

 

梨子「よ………!よよ、よ、善子ちゃん!な、なんて格好してるのよ!! は、早く服を着なさい!」

 

ヨハネ『何を言ってるのリリー。私は善子じゃないわ。これが私、ヨハネのモンスターとしての姿よ。ほら、ちゃんと羽も生えてるでしょ?』

 

 

たしかに見た目は約5〜6年経てば実現するだろう善子の成長した姿ではあるが、その姿こそ、モンスターとしての堕天使女王ヨハネの姿である。それは梨子も分かってはいる事だが、その格好はあまりにも刺激が強すぎる。ぶっちゃけて言ってしまえば………結構エロい姿だ。

 

そのヨハネの姿に、ギャラリーにもざわめきやどよめきが見られる。もちろんAqoursのメンバーにも。

 

 

 

ルビィ「よよ………、よ、善子ちゃん⁉︎」

 

花丸「アレは梨子ちゃんの反応も頷けるずらね。」

 

鞠莉「oh!最高にダイナマイトセクスィーなボディフォームねーー!!」

 

ダイヤ「な、な、な何がダイナマイトセクスィーですか⁉︎ あんな格好………は、は、破廉恥(はれんち)ですわ!!」

 

 

 

 

 

ヨハネ『ふふふ…。どうやら、このヨハネの美貌に周りは阿鼻叫喚してるみたいね。無理もないけど』

 

梨子「気取ってないで服を着なさい!」

 

ヨハネ『別に気取ってないわよ! ターンを進めるわ。超聖堕天使女王ヨハネに堕天身化した時、私のライフ+5!』LP9→14

 

 

梨子の戦法は〈ネオドラゴン〉であるジャックナイフを中心に、〈竜装機〉などで強化し、一気にカタをつける短期決戦のデッキだ。1ターンで打撃力6や7で攻めてくる事もざらではない。対して善子の使う堕天使やタイラントのデッキは、高い攻撃力で攻めつつライフを回復して耐える。耐久力にとんだデッキだ。梨子を相手にするのにこれほど有利なデッキはない。

 

 

ヨハネ『アタックフェイズ。ヨハネの能力発動"堕天使の呼び声" 手札を1枚捨てて、私のドロップから〈堕天使 セイラス〉をライトにコール!』

◼️手札3→2

 

 

堕天使 セイラス

デンジャーW/レジェンドW

堕天使/タイラント

サイズ2/攻4000/防3000/打撃2

◼️君のライフが8以上なら、このカードの打撃力+1!

◼️このカードが破壊された時、君のライフ+1!

 

 

善子のライトに、緑髪のサイドテールで黒い翼が生え、大鎌を持った少女が現れる。

 

 

ヨハネ『私の能力で登場した堕天使の攻撃力、防御力は+3000され、【2回攻撃】を得るわ。さらにせセイラスは私のライフが8以上なら打撃力+1よ!』

 

 

堕天使 セイラス

攻4000→7000/防3000→6000/打撃2→3

【2回攻撃】

 

 

梨子「っ⁉︎」

 

ヨハネ『堕天使セイラスで梨子に攻撃!打撃3!』

 

 

セイラスは大鎌で梨子を斬り裂く。

 

 

梨子「うぅ………!」LP10→8

 

ヨハネ『先攻の攻撃は1度しかできない。ターンエンドよ。』

◼️手札2/ゲージ1/LP14

 

 

梨子「私のターン。ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札6→7/ゲージ2→3

 

梨子「ライトに〈竜装機 スロウィング〉をコール!」

◼️手札7→6

 

 

竜装機 スロウィング

竜装機

サイズ1/攻3000/防1000/打撃2

 

 

梨子「キャスト!ライフ2払い〈スターライト・ジャックフォール〉」

◼️手札7→6/LP8→6

 

 

スターライト・ジャックフォール

星/召喚

◼️【使用コスト】ライフ2払う。

◼️君のデッキからカード名に「ジャックナイフ」を含むモンスター1枚を【コールコスト】を払ってコールする。デッキを見たらシャッフルする。「スターライト・ジャック・フォール」はファイト中に1枚だけ使える。

 

 

梨子「私のデッキから【コールコスト】を払って「ジャックナイフ」をコールする。ゲージ2払い、スロウィングに重ねて、ライトにコール!〈閃光星竜(ライトニング・ドラグナー) ジャックナイフ〉」

◼️ゲージ3→1

 

 

閃光星竜(ライトニング・ドラグナー) ジャックナイフ

スタードラゴンW

ネオドラゴン

サイズ2/攻7000/防6000/打撃2

◼️【コールコスト】君の場のモンスター1枚までの上に重ねて、ゲージ2払う。

◼️【起動】君の手札かドロップから〈竜装機〉1枚までをこのカードのソウルに入れる。さらに君のライフ+2!この能力は1ターンに1回だけ使える。

◼️お互いのアタックフェイズ開始時、このカードのソウルが3枚以上なら以下の能力を全て得る。

・"閃光の鎧"そのターン中、君のカード全ての攻撃力+3000し、このカードの防御力+4000、打撃力+1!この能力は1ターンに1回だけ使える。

・"閃光の翼"このカードが攻撃した時、ライフ1払ってよい。払ったら、このターン中、このカードのソウルの枚数分、相手の場のカード全ての防御力-1000!この能力は1ターンに1回だけ使える。

【2回攻撃】【ソウルガード 】/ソウル1

 

 

ジャックナイフは胸元の中心に青い球体のようなものが埋め込まれている青いラインの入った白いアーマーを纏う。さらに胸元の球体を中心に、X字にアーマーのラインからは常に青い光が放出されていて、胸の中心の球体には光が収束しているような動きがループしている。

 

 

梨子「レフトに〈星光竜装機(スターライトアームズ) SJ(スタージャック)・キャバルリー〉をコール!」

◼️手札6→5

 

 

星光竜装機(スターライトアームズ) SJ(スタージャック)・キャバルリー

スタードラゴンW

竜装機

サイズ1/攻2000/防2000/打撃2

◼️このカードは、カード名に「ジャックナイフ」を含むカードのソウルにしか入れられず、「星光竜装機 SJ・キャバルリー」はソウルに1枚しか入れられない。

◼️このカードがソウルにある〈ネオドラゴン〉は【貫通】を得て、攻撃力+2000!!

◼️このカードがソウルにあるモンスターのバトル終了後、君が『解放条件』を持つアイテムを装備しているなら、君のデッキの上からカードを1枚ゲージに置く。この能力は1ターンに1回だけ使える。

【星合体】

 

 

梨子「JSキャバルリーをジャックナイフに星合体!」

 

 

JSキャバルリーは槍のような形に変形し、ジャックナイフはそれを手に持つ。

 

 

ジャックナイフ ソウル1→2

攻7000→9000

◼️竜装機スロウィング

(攻撃時に1チャージ)

◼️星光竜装機SJ・キャバルリー

(攻+2000/【貫通】)

 

 

梨子「再びレフトに〈星光竜装機 SJ・シューティン〉をコール!」

◼️手札5→4

 

 

星光竜装機 SJ・シューティン

スタードラゴンW

竜装機

サイズ1/攻2000/防2000/打撃1

◼️このカードは、カード名に「ジャックナイフ」を含むカードのソウルにしか入れられず、「星光竜装機 SJ・シューティン」はソウルに1枚しか入れられない。

◼️君のアタックフェイズ開始時、このカードが〈ネオドラゴン〉のソウルにあるなら、相手にダメージ1!この能力は1ターンに1回だけ使える。

◼️このカードがソウルにある〈ネオドラゴン〉のバトル終了後、君が『解放条件』を持つアイテムを装備しているなら、君のライフ+1!この能力は1ターンに1回だけ使える。

 

 

梨子「JSシューティンをジャックナイフに星合体!」

 

 

JSシューティンは巨大な銃に変形し、ジャックナイフに装備される。

 

 

ジャックナイフ ソウル2→3

◼️竜装機スロウィング

(攻撃時に1チャージ)

◼️星光竜装機SJ・キャバルリー

(攻+2000/【貫通】)

◼️星光竜装機 SJ・シューティン

(攻撃時にダメージ1!ターンに1回)

 

 

梨子「キャスト〈エレクトリック・ソース〉デッキトップから1チャージ、さらにソウル2枚以上のカードがあれば、さらに2チャージ!」

◼️手札4→3/ゲージ1→2→4

 

梨子「そして、私のライフ6以下で、場のジャックナイフにソウルが3枚あるなら、ゲージ2払い………〈超・ドラゴンフォース〉解放‼︎」

◼️手札3→2/ゲージ4→2

 

 

超・ドラゴンフォース

スタードラゴンW

ネオドラゴン/喜び/愛

攻7000/打撃2

『解放条件‼︎』(君のライフ6以下で、君の場のカード名に「ジャックナイフ」を含むモンスターのソウルが3枚以上ある。)

◼️【装備コスト】ゲージ2払う。

◼️このカードは破壊されず、手札に戻せず、能力は無効化されない。

◼️【対抗】【起動】お互いのアタックフェイズ開始時、君の手札かドロップから〈竜装機〉1枚を君の場の〈ネオドラゴン〉1枚のソウルに入れる。さらに君のライフ+3!この能力は1ターンに1回だけ使える。

◼️君の場のカード名に「ジャックナイフ」を含むカードのソウルが3枚以上あるなら、このカードは次の能力を全て得る。

・君の場のカードのソウル全ては相手の効果で捨てられず、君の場のカード全ては相手の効果でレストされず、君が相手の効果で3以上受けるダメージを2減らす。

・【対抗】相手のターン中、君のライフが4以下ならゲージ1払い、このバトル中、このカードとバトルしている相手のカード1枚の打撃力を2減らす。この能力は1ターンに1回だけ使える。

【2回攻撃】【貫通】

 

 

今までとは違い、サクラピンクのオーラが梨子の全身を包み、梨子の髪色も淡いサクラピンクに染まり、梨子の後ろ髪を留めていたバレッタが少し大きい「✶ (キラ星マーク)」の形になる。さらに梨子の胸を強調するようなピンクのラインの入った蒼いスーツに胸部の鎧、ピンクの腰鎧、機械的なレッグアーマーを纏い、両手には機械的な指抜きガントレットが装着される。そしてジャックナイフの翼を模したような機械的な小型の機翼が装備されてクリアブルーの光りが放出されて光の翼になる。その姿はまさに、全ての機竜を統べる美しき騎士姫と言った感じだ。 そして梨子が少し動くたびにサクラピンクの粒子が舞う。

 

 

ヨハネ『このドラゴンフォースは………!』

 

梨子「実際のファイトじゃ初めて見せるわね。これが新たに進化した私のドラゴンフォースよ。」

 

 

進化した梨子の超ドラゴンフォースはとても明るく美しい。そして梨子のドラゴンフォースが放つピンクの粒子は、まるで舞い散る桜の花びらのようにも感じられる。その美しい様にヨハネも思わず見惚れるほどだ。

 

 

梨子「行くわよ!超ドラゴンフォースの能力!ドロップから〈大竜装機 トリプル・バスター〉をジャックナイフに星合体!そして私のライフ+3!」LP6→9

 

 

ジャックナイフ ソウル3→4

攻7000→9000→12000/打撃2→3

◼️竜装機スロウィング

(攻撃時に1チャージ)

◼️星光竜装機SJ・キャバルリー

(攻+2000/【貫通】)

◼️星光竜装機 SJ・シューティン

(攻撃時にダメージ1!ターンに1回)

◼️大竜装機 トリプル・バスター

(攻+3000/打撃+1/【貫通】)

 

 

梨子「アタックフェイズ!自身のソウルが3枚以上ならジャックナイフの能力発動!"閃光の鎧"私の場のカード全ての攻撃力+3000! そしてジャックナイフの防御力+4000/打撃+1!」

 

 

ジャックナイフのX字のアーマーから放出されている青い粒子が緑色の粒子に変わる。そして機翼から放出されている青い光りも緑色になる。

 

 

ジャックナイフ

攻12000→15000/防6000→10000/打撃3→4

 

超ドラゴンフォース

攻7000→10000

 

 

梨子「ジャックナイフで善子ちゃんを攻撃!ソウルのSJシューティンの能力で、攻撃時にダメージ1!」

 

 

ジャックナイフは機翼から光りの翼を広げてヨハネに接近する。そして装備していた巨銃でヨハネを撃つ。

 

 

ヨハネ『ぐっ!』LP14→13

 

梨子「ジャックナイフのもう一つの能力!"閃光の翼"攻撃時にライフ1払い、このバトル中、ヨハネの防御力をこのカードのソウルの枚数分×1000下げる!」

◼️ライフ9→8

 

 

アーマーと機翼から放出される緑色の粒子が電磁フィールドとなり、全体に広がって包み込む。そして微弱な電磁波がヨハネの身体を痺れさせる。

 

 

ヨハネ『くぅ………、身体が痺れる………⁉︎』

 

 

ヨハネ

防6000→3000

 

 

梨子「打撃4!」

 

ヨハネ『そうは行かないわ!超聖堕天使女王ヨハネの能力発動! ごめんね。力を貰うわサラリス………。』

 

 

サラリスはヨハネに振り向いて頷く。

 

 

ヨハネ『堕天使サラリスを破壊して、私の防御力+3000!ライフ+4!』LP13→17

 

 

ヨハネ

防3000→7000

 

 

ヨハネ『さらに堕天使の涙の能力で、〈堕天使〉が破壊された時にライフ+1!』LP17→18

 

梨子「それでも、ジャックナイフの攻撃力には届かない!」

 

ヨハネ『分かっているわ!キャスト!〈堕天使の鎧 フォーリン・メイル〉』

◼️手札2→1

 

 

堕天使の鎧 フォーリン・メイル

デンジャーW/レジェンドW

堕天使/強化

◼️相手のターンの攻撃中、君の場のカード名に「ヨハネ」を含むカードが攻撃されているバトル中に使える。

◼️【対抗】君のライフが6以上なら、バトルしている〈堕天使〉1枚の防御力+5000!さらに君のライフが12以上なら、代わりに防御力+10000!!「堕天使の鎧 フォーリン・メイル」は1ターンに1回だけつかえる。

 

 

ヨハネ『私のライフが12以上なら、防御力+10000よ!!』

 

梨子「はぁ⁉︎」

 

 

ジャックナイフは装備した槍でヨハネを攻撃するが、ヨハネは身体からオーラを放ち、そのオーラが鎧のようにヨハネの身体を包み込む。そしてジャックナイフの槍の攻撃を弾く。

 

 

ジャックナイフ

攻15000

 

ヨハネ

防7000→17000

 

 

ジャックナイフ『くっ………!』

 

ヨハネ『ふふふ………』

 

梨子「このバトル終了後、ソウルのSJキャバルリーの能力で1チャージ!さらにSJシューティンの能力でライフ+1!」LP8→9

◼️ゲージ2→3

 

梨子「ジャックナイフの2回攻撃!打撃4!」

 

 

ジャックナイフは今度は装備していた巨銃でヨハネにエネルギー弾を放つ。

 

 

ヨハネ『うあぁぁ!』LP18→14

 

梨子「超ドラゴンフォースで善子ちゃんに攻撃!」

 

 

梨子はドラゴンフォースの翼を広げて飛ぶ。そしてどこからか転送されてきた梨子より2回り巨大な銃砲を構えて、青いエネルギー弾を善子に向けて撃つ。

 

 

ヨハネ『ぐっ………うぅ!』LP14→12

 

梨子「超ドラゴンフォースの2回攻撃! 打撃2!」

 

 

次に梨子は巨大な銃砲を手放し、どこからか転送されてきた梨子より二回り大きな大剣を両手で持ち、ヨハネを斬る。

 

 

ヨハネ『うぁぁ!!』LP12→10

 

梨子「ターンエンド。」

◼️手札2/ゲージ3/LP9

 

 

ヨハネ『私のターン。ドロー、チャージ&ドロー!』

◼️手札1→2/ゲージ1→2

 

ヨハネ『さすが私の上級リトルデーモン リリーね。』

 

梨子「別にリトルデーモンになったつもりはないんだけど………」

 

ヨハネ『ふふふ………面白くなってきたわ。』

 

梨子「私も楽しいわ。」

 

ヨハネ『キャスト!〈闘気暴走〉ライフ3払い、3チャージ!』

◼️手札2→1/ゲージ2→5/LP10→7

 

ヨハネ『ライフ2払い、キャスト〈堕天使の宝札〉』

◼️手札1→0/LP7→5

 

 

堕天使の宝珠

デンジャーW/レジェンドW

堕天使/ドロー

◼️【使用コスト】ライフ2払う。

◼️君の手札を全て捨てる。君のデッキからカードを2枚引く。さらに君が【堕天身化】していれば、さらにカードを1枚引く。「堕天使の宝珠」は1ターンに1枚だけ使える。

 

 

ヨハネ『捨てる手札は無いけど、私が堕天身化していれば、3ドロー!』

◼️手札0→3

 

ヨハネ『ゲージ3払い、ドロップからライトにコール!〈堕天使長 ファリアゼル〉』

◼️手札3→2/ゲージ6→3

 

 

堕天使長 ファリアゼル

デンジャーW/レジェンドW

サイズ2/攻7000/防5000/打撃2

◼️【コールコスト】ゲージ3払う。

◼️このカードが登場した時、君のライフが4以下なら、君のデッキの上からカードを4枚ソウルに入れて、君のライフ+3!

◼️このカードは相手の効果で選ばれず、攻撃の対象に選ばれない。

◼️ 【対抗】【起動】"聖なる黒明"このカードのバトル終了後、このカードを破壊する。破壊したら、相手の場のモンスター1枚を破壊して、君のライフ+3!"聖なる黒明"は1ターンに1回だけ使える。

【2回攻撃】【ソウルガード】

 

 

善子のライトに灰色の髪でポニーテール、背中の右側にのみ黒い翼の生えた女性が現れる。

 

 

ヨハネ『さらに超聖堕天使女王ヨハネの能力、"堕天使の呼び声"手札を1枚捨て、ドロップから〈堕天使長 イレイゼル〉をレフトにコール!』

◼️手札2→1/ゲージ3→1

 

 

堕天使長 イレイゼル

デンジャーW/レジェンドW

堕天使/タイラント

サイズ2/攻6000/防4000/打撃2

◼️【コールコスト】ゲージ2払う。

◼️このカードが登場した時、君のデッキの上からカードを2枚ソウルに入れる。

◼️君が【堕天身化】して歩夢るなら、このカードのサイズを1減らす。

◼️君の場の〈堕天使〉全ての攻撃力+3000!!

【貫通】【ソウルガード】

 

 

善子のレフトに、茶髪のロングヘアーで、眼鏡をかけ、背中の左側のみ翼の生えた女性が現れる。

 

 

ヨハネの能力で登場したイレイゼルは攻撃力+3000/防御力+3000され、【2回攻撃】を得る。

 

 

イレイゼル

攻6000→9000/防4000→7000

【2回攻撃】

 

 

ヨハネ『さらにイレイゼルが居る限り、堕天使達の攻撃力はさらに+3000されるわ!』

 

 

ヨハネ

攻10000→13000

 

ファリアゼル

攻7000→10000

 

イレイゼル

攻9000→12000

 

 

梨子「一気にパワーを上げた………⁉︎」

 

ヨハネ『アタックフェイズ!』

 

梨子「この時、超ドラゴンフォースの能力!ドロップから〈大竜装機 フォトンランサー〉を星合体!さらにライフ+3!」LP9→12

 

 

ジャックナイフ ソウル4→5

防6000→8000

◼️大竜装機 フォトンランサー

(防+2000/【移動】)

 

 

 

ヨハネ『堕天使長イレイゼルで梨子に攻撃!打撃2!』

 

 

イレイゼルは魔力で大鎌を創り、梨子に斬りかかる。

 

 

梨子「きゃぁ!」LP12→10

 

ヨハネ『イレイゼルの2回攻撃よ!』

 

梨子「キャスト!〈マーズバリア〉攻撃を無効化して、ライフ+1!」LP10→11

◼️手札2→1

 

 

イレイゼルは再び大鎌を構えて斬りかかるが、梨子の前に現れた半円型の赤い盾に弾かれる。

 

 

ヨハネ『ファリアゼルも梨子に攻撃よ!打撃2!』

 

 

ファリアゼルは魔力で大剣を創り出し、梨子を斬る。

 

 

梨子「くぅぅ!」LP11→9

 

ヨハネ『ファリアゼルのバトル終了後に能力発動! ファリアゼルを破壊して、ジャックナイフを破壊!さらに私のライフ+3よ!』LP5→8

 

梨子「ソウルガード!」

 

 

ファリアゼルは、自身の大鎌で自らの腹部を刺す。そして刺し傷から黒いオーラが溢れ出し、そのオーラがジャックナイフを包み込み、ジャックナイフを破壊する。

 

 

ジャックナイフ 破壊!

【ソウルガード】ソウル5→4(竜装機 スロウィング)

 

 

ヨハネ『ファリアゼルもソウルガードで場に残すわ。』

 

 

ファリアゼル

【ソウルガード】ソウル4→3

 

 

ヨハネ『さらに設置している堕天使の涙の能力、〈堕天使〉が破壊された時にライフ+1!』LP8→9

 

 

ヨハネの背後にいる女性の巨影が涙を流し、その涙が落ちる瞬間に光りの粒となってヨハネに降り注ぐ。

 

 

ヨハネ『ファリアゼルで2回攻撃!』

 

梨子「うぅぅ………!」LP9→7

 

ヨハネ『やっと私の攻撃よ。超聖堕天使女王 ヨハネで攻撃!打撃2!』

 

梨子「キャスト!〈プロトバリア〉攻撃を無効化して1チャージ!」

◼️手札1→0/ゲージ3→4

 

 

ヨハネの手に魔力が集中し長爪のガントレットが装備される。そしてヨハネは翼を広げて飛び立ち、長爪を構えて斬りかかる。だが、三角型の黒い盾がその攻撃を弾く。

 

 

ヨハネ『ヨハネで2回攻撃!打撃2!』

 

梨子「きゃぁぁ!」LP7→5

 

ヨハネ『ヨハネで3回目の攻撃よ!打撃2!』

 

 

ヨハネは再び、長爪のガントレットを構えて梨子に斬りかかる。

 

 

梨子「くぅぅ………!!」LP5→3

 

ヨハネ「ターンエンドよ」

◼️手札1/ゲージ1/LP9

 

 

梨子「私のターン、ドロー!チャージ&ドロー!」

◼️手札0→1/ゲージ4→5

 

梨子「このターンで決める。ジャックナイフの能力発動!ドロップから〈剣星機 J・イグナイター〉を星合体!ライフ+2!」LP3→5

 

 

ジャックナイフ ソウル4→5

 

 

梨子「アタックフェイズ! 超ドラゴンフォースの能力で、ドロップから〈竜装機 シルトファイター〉を星合体!ライフ+3!」LP5→8

 

 

ジャックナイフ ソウル5→6

攻7000→9000→12000/防6000→8000/打撃2→3→4

◼️星光竜装機SJ・キャバルリー

(攻+2000/【貫通】)

◼️星光竜装機 SJ・シューティン

(攻撃時にダメージ1!ターンに1回)

◼️大竜装機 トリプル・バスター

(攻+3000/打撃+1/【貫通】)

◼️大竜装機 フォトンランサー

(防+2000/【移動】)

◼️剣星機 J・イグナイター

(打撃+1!)

◼️竜装機 シルトファイター

 

 

梨子「さらにジャックナイフの能力、"閃光の鎧" 私の場のカード全ての攻撃力+3000!ジャックナイフの防御力+4000/打撃+1!」

 

 

ジャックナイフのX字のアーマーから放出されている青い粒子が緑色の粒子に変わる。そして機翼から放出されている青い光りも緑色になる。

 

 

ジャックナイフ

攻12000→15000/8000→12000/打撃4→5

 

 

梨子「ジャックナイフでヨハネに攻撃! この時、さらにジャックナイフの能力"閃光の翼"! ライフ1払い、ジャックナイフのソウルの枚数分、ヨハネの防御力を1000下げる!」LP8→7

 

 

 

アーマーと機翼から放出される緑色の粒子が電磁フィールドとなり、全体に広がって包み込む。そして微弱な電磁波がヨハネの身体を痺れさせる。

 

ジャックナイフのソウルは6枚。よって超聖堕天使女王ヨハネの防御力は6000下がる。

 

 

超聖堕天使女王ヨハネ

防5000→0

 

 

ヨハネ『くっ………!それでも、ヨハネの能力!イレイゼルを破壊して、私の防御力+4000!さらにライフ+4!』LP9→13

 

 

堕天使長 イレイゼル 破壊!

【ソウルガード】ソウル2→1

 

 

ヨハネ

防0→4000

 

 

ヨハネ『さらに堕天使の涙の能力でライフ+1!』LP13→14

 

梨子「行け、ジャックナイフ! 打撃5!」

 

 

ジャックナイフは自身のソウルにある竜装機達の幻影と共にヨハネに突撃する!

 

 

ジャックナイフ

攻15000

 

ヨハネ

防4000

 

 

ヨハネ『きゃぁぁ!!』LP14→9

 

梨子「ジャックナイフで、ヨハネに2回攻撃! 打撃5!」

 

ヨハネ『キャスト!ゲージ1払い〈堕天使の命歌〉』

◼️手札1→0/ゲージ1→0

 

 

堕天使の命歌

デンジャーW/レジェンドW

堕天使/回復

◼️相手のターン中、君が【堕天身化】しているなら使える。

◼️【使用コスト】ゲージ1払う。

◼️【対抗】次の2つから1つを選んで使える。「堕天使の命歌」は1ターンに1回だけ使える。

・君のライフ+2!

・次に破壊される〈堕天使〉1枚を場に残す。

 

 

ヨハネ『私のライフ+2よ!』LP9→11

 

梨子「攻撃は続いてるわ!」

 

 

ジャックナイフは再び竜装機の幻影を生み出し、そして全ての竜装機から、ヨハネに向けてエネルギーレーザーを一斉掃射する。その攻撃を受けたヨハネは背中から倒れる。

 

 

ヨハネ『きゃぁぁ!!』LP11→6

 

 

ヨハネはよろよろと立ち上がって考える。梨子にはまだ2回攻撃ができる超ドラゴンフォースの攻撃がある。だがその打撃力は2、自分のライフは6、このターンはなんとか生き延びれる。次のターンで自分の攻撃が決まれば梨子に勝てる。そしてAqours内で初めてドラゴンフォースに勝つ事ができる。

 

だがそんなヨハネの考えを他所に、梨子は1枚のカードを提示して微笑む。

 

 

梨子「キャスト!〈ドラゴンフォース・スター・ユニオン〉」

◼️手札1→0/ゲージ5→4

 

 

ドラゴンフォース・スター・ユニオン

スタードラゴンW

強化/ドラゴン

◼️【使用コスト】ゲージ1払う。

◼️【対抗】君がカード名に「ドラゴンフォース」を含むカードを装備しているなら、次の2つから1つ選んで使える。「ドラゴンフォース・スター・ユニオン」は1ターンに1回だけ使える。

・君の場の〈ネオドラゴン〉のモンスターのソウルにある〈竜装機〉1枚を、君の場のカード名に「ドラゴンフォース」を含むカード1枚のソウルに入れる。

・君のカード名に「ドラゴンフォース」を含むカードのソウル1枚を、君の場の〈ネタドラゴン〉のモンスター1枚のソウルに入れる。

 

 

 

梨子「ジャックナイフのソウルにある〈大竜装機 トリプルバスター〉を、超ドラゴンフォースに星合体!」

 

 

ジャックナイフのソウルから超ドラゴンフォースのソウルに大竜装機トリプルバスターが入った時、梨子の左手に長い銃砲が装備され、右手には長い機械的なブレードが装備される。

 

 

梨子「ソウルのトリプルバスターの能力で、超ドラゴンフォースの攻撃力+3000/打撃+1/【貫通】を得る!」

 

 

ジャックナイフ ソウル6→5

攻15000→12000/打撃5→4

 

 

超ドラゴンフォース

攻7000→10000/打撃2→3

【貫通】

 

 

ヨハネ『ドラゴンフォースに星合体⁉︎そんなの聞いたことないわ!』

 

梨子「これが私の超ドラゴンフォースのさらなる可能性よ。 超ドラゴンフォースでヨハネに攻撃!打撃3!」

 

 

梨子は超ドラゴンフォースの光りの翼で飛び上がり、左手に装備した銃砲からエネルギー弾を撃つ。

 

 

ヨハネ『うわぁぁ!』LP6→3

 

梨子「超ドラゴンフォースの2回攻撃! 打撃3!!」

 

 

梨子は高速でヨハネに接近し、右手に持つ機械的なブレードでヨハネを斬る。

 

 

ヨハネ『きゃぁぁぁぁぁぁぁ!!』LP3→0

 

 

 

 

 

善子「負けたわ………。さすがねリリー」

 

梨子「リリーじゃないわ。善子ちゃん」

 

 

そう言って梨子は善子に手を伸ばす。善子はその手をとって立ち上がる。そして少し不服そうに言い返す。

 

 

善子「善子じゃなくてヨハネよ!」

 

 

 

 

梨子と善子がファイトステージを出た時、2人のファイトを観戦していたギャラリーから歓声と拍手を浴びた。

 




今回も感想を是非!!

今回は久しぶりに12000字を超えました。やはり推し同士のファイトは力が入りますね!

さて、1人残った曜ちゃんはどうするか、特訓………次回からもう予選に入っちゃおうかな〜〜? うーむ、思いつかぬ。


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黒き挑戦者、再び

前回の『バディファイトLoveLive!サンシャイン‼︎』

 

 

"グランドバディカップ"に向けて特訓をするAqours。ダイヤの提案でランダムに対戦カードを決めてメンバー同士でファイトをする。

 

ランダムで選ばれた梨子と善子のファイト。超ドラゴンフォース解放しても善子の圧倒的なライフの回復力に苦戦する梨子、だが最後に見出した超ドラゴンフォースと〈竜装機〉の新たな戦略によって梨子はなんとか善子を下したのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

梨子と善子のファイトが終わり、Aqoursメンバー8人のファイトは終わった。だがあと1人、曜が残っている。

 

 

曜「私、ファイトする相手居ないよね。」

 

千歌「あ………」

 

 

Aqoursは全員で9人、最初にダイヤがランダムに対戦カードを決めてファイトしようと言ったあたりから、1人だけ余る事はみんな分かっていた事だ。もちろん曜自身も………

 

 

千歌「ど、どうしよっか?」

 

果南「なら、曜ちゃんとファイトする人をランダムに決める?」

 

ダイヤ「そうですね。」

 

 

そう言って、またメンバーの名前が書かれた紙をカバンに戻そうとした時、「その必要はない!」と男性の声が響く。その声の先を見ると、黒髪の短髪で眉間の鼻上まで前髪が伸びていて紫のグラデーションがかかっていて、革製の黒いジャケットを羽織り、黒いジーパンを履いている。そして目はキリッと鋭く、見る人によってはイケメンの部類に入る少年がいた。

 

 

曜「君は………?」

 

「やあ、久しぶりだな。我が永遠のアイドルにして、最強のダークネスドラゴンワールド使い、渡辺 曜ちゃん!」

 

曜「えっと〜〜………」

 

 

曜の少し戸惑った様子に謎の少年は察する。そう、曜は彼ねなことを微妙に覚えていないみたいだ。

 

曜も少年の反応を見て会った事はあるんだなとは思うがあまりはっきりとは覚えていない。

 

 

「ま、まさか俺のこと忘れてる?覚えてない⁉︎」

 

曜「あ、あはは………ごめんなさい。」

 

「ま、まあ覚えてないなら改めて名乗ろう。きっと名前を聞けば思い出してくれるはず………。俺は黒羽田 亮司くろはた りょうじ、渡辺曜ちゃん、君の1番のファンであり、最強のダークネスドラゴンワールド使いを目指す者だ。」

 

曜「黒羽田………亮司くん………。ごめん、思い出せないです。」

 

 

曜は一度でも印象的なファイトした相手はほぼ忘れる事は無いのだが、彼に関してはなぜかモヤがかかったかのように彼の姿を思い出せない。

 

 

亮司「そ、そうか………仕方ない。ならば俺とファイトだ、曜ちゃん!」

 

曜「え⁉︎」

 

亮司「言葉で思い出せないのならば、バディファイトで思い出してもらう! ちょうど特訓相手にも困っていたんだろ? また俺が特訓の相手になってあげるよ。」

 

 

たしかに曜はまだ特訓のファイトをしていない。だがAqoursのみんなが居るから別に特訓相手には困ってはいないが………。

 

 

曜「うん。良いよ、ファイトしよう!」

 

梨子「曜ちゃん、良いの?」

 

曜「うん。特訓相手に困ってたのは事実だし、それにこれだけ言ってくるって事は本当に一度くらいは会ってるはずだから。いつまでも思い出せないのも失礼だし、私もスッキリしないし。」

 

 

半ば同情しつつも亮司のファイトの誘いを受けようとする曜。それに"また俺が特訓相手になってあげる"と言う言葉からして、彼とはファイトした事もあるようだ。ならばまたファイトをすれば彼を思い出せるかもしれない。

 

 

亮司「ファイトを受けてくれるのか!嬉しいよ、また曜ちゃんとファイトできる!」

 

 

 

 

 

曜と亮司はファイトステージへと移動する。そしてお互いにデッキケースを腕に当て、デッキケースからバンドが巻かれて腕に固定される。

 

 

 

亮司「さあ、楽しいファイトにしよう。」

 

曜「うん。」

 

 

 

曜「紫炎の揺らめき、紫紺の輝きよ、悲しみを力に、後悔を覚悟にして、黒き光を導け! 輝きのルミナイズ!〈ダークネス・オーバーレイ〉」

 

亮司「ダークネスドラゴンの真髄、その極地を目指し、俺は最強のダークネスドラゴン使いになる!ルミナイズ!〈真・暗黒竜魔斬無双〉」

 

 

オープンTHEフラッグ

 

 

曜「ダークネスドラゴンワールド」

◼️手札6/ゲージ2/LP10

 

亮司「ダークネスドラゴンワールド」

◼️手札6/ゲージ2/LP10

 

 

曜「私から先攻、ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札6→7/ゲージ2→3

 

曜「〈デスゲージタイマー〉を設置! 設定時にデッキの上から5枚をソウルに。」

◼️手札7→6

 

 

デスゲージタイマー ソウル5

 

 

曜「センターに〈逆襲の黒死竜 アビゲール〉を、レフトに〈死を運ぶ黒死竜 アビゲール〉を、ライトに〈束の間の安息 アビゲール〉をコール!」

◼️手札6→5→4→3/ゲージ3→2→1

 

 

逆襲の黒死竜 アビゲール

黒竜

サイズ1/攻6000/防1000/打撃2

 

 

死を運ぶ黒死竜 アビゲール

黒竜

サイズ1/攻7000/防1000/打撃1

 

 

束の間の安息 アビゲール

黒竜

サイズ1/攻5000/防1000/打撃1

 

 

曜「安息アビゲールの登場時、1チャージ! さらに〈黒竜〉のカードが設定されていればもう1枚チャージ!」

◼️ゲージ1→2→3

 

曜「アタックフェイズ! デスゲージタイマーの能力でソウルからカード1枚をチャージ。」

◼️ゲージ3→4

 

 

デスゲージタイマー ソウル5→4

 

 

曜「死を運ぶアビゲールで亮司くんに攻撃!打撃1!」

 

 

アビゲールは翼を広げ、亮司に向けて翼をはためかせて強風を起こして攻撃する。

 

 

亮司「ぐっ………」LP10→9

 

曜「死を運ぶアビゲールの能力!相手にダメージを与えた時、相手のデッキ3枚を破棄して、さらにダメージ1!」

 

亮司「うぅ………!」LP9→8

◼️デッキ破棄合計3

 

曜「先攻は1度しか攻撃できない。ターンエンド」

◼️手札3/ゲージ4/LP10

 

 

亮司「さすが曜ちゃん、あの時よりカード捌きが格段に上がっている。さあ今後は俺のカード捌きを見せてやる! 俺のターン、ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札6→4/ゲージ2→3

 

亮司「ライトに〈魔剣竜 キラグ〉をコール!」

◼️手札7→6/ゲージ3→2

 

 

魔剣竜 キラグ

ダークネスドラゴンW

黒竜/魔剣

サイズ2/攻6000/防1000/打撃2

◼️【コールコスト】君のデッキの上からカードを1枚ソウルに入れて、ゲージ1払う。

◼️"魔斬"このカードの攻撃で相手のモンスターを破壊した時、相手のサイズ1以下のモンスター1枚を破壊する。この能力は1ターンに1回だけ使える。

【ソウルガード】

 

 

亮司「レフトに〈魔斬竜 プグス〉をコール!」

◼️手札6→5

 

 

魔剣竜 プグス

ダークネスドラゴンW

黒竜/魔斬

サイズ1/攻5000/防2000/打撃1

◼️このカードが登場した時、君のデッキの上からカードを1枚ゲージに置く。

◼️"魔斬"このカードが相手のモンスターを破壊した時、君のライフ+1!

 

 

亮司「アタックフェイズだ!」

 

曜「デスゲージタイマーの能力で、ソウルから1枚チャージ」

◼️ゲージ4→5

 

 

デスゲージタイマー ソウル4→3

 

 

亮司「魔剣竜キラグで死を運ぶアビゲールに攻撃!」

 

 

魔剣竜 キラグ

攻6000

 

死を運ぶアビゲール

防1000

 

死を運ぶ黒死竜 アビゲール 撃破!

 

 

亮司「キラグの能力、"魔斬"相手のモンスターを破壊した時、相手のサイズ1以下のモンスター1枚を破壊する! 安息のアビゲールを破壊!」

 

 

束の間の安息 アビゲール 破壊!

 

 

曜「一度の攻撃で2体も………!」

 

亮司「まだだ!魔剣竜 プグスで逆襲のアビゲールを攻撃!」

 

 

魔剣竜 プグス

攻5000

 

逆襲のアビゲール

防1000

 

 

逆襲の黒死竜 アビゲール 撃破!

 

 

曜「逆襲のアビゲールの破壊時能力、亮司くんのデッキから3枚破棄! さらに私は1枚ドロー!」

◼️手札3→4

 

亮司「プグスの"魔斬"能力で、相手のモンスターを破壊したらライフ+1!」LP8→9

◼️デッキ破棄合計3→6

 

亮司「ターンエンドだ。」

◼️手札5/ゲージ2/LP9

 

 

 

曜「私のターン、ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札4→5/ゲージ5→6

 

曜「キャスト〈紫紺の世界"黒嵐(くろあらし)の荒野"〉を設置!」

◼️手札5→4/ゲージ6→5/LP10→9

 

 

紫紺の世界"黒嵐(くろあらし)の荒野"

ダークネスドラゴンW

黒竜

◼️【使用コスト】ゲージ1払い、ライフ1払う。

◼️【設置】

◼️【起動】君の場にモンスターがいないなら、君のドロップからカード名に「アビゲール」を含むモンスター1枚を【コールコスト】を払ってコールする。この能力は1ターンに1回だけ使える。

◼️【対抗】君の場のカード名に「アビゲール」を含むモンスター1枚を選んでライフ1払う。払ったら選んだカードが次に破壊される場合、そのカードを場に残す。この能力は1ターンに1回だけ使える。

◼️「紫紺の世界"黒嵐の荒野"」は場に1枚だけ【設置】できる。

 

 

フィールド全体が荒れ果てたような荒野に変わる。

 

 

曜「さらにキャスト〈紫紺の世界"黒霧の樹木"〉」

◼️手札4→3

 

 

紫紺の世界"黒霧の樹木"

ダークネスドラゴンW

黒竜

◼️【設置】

◼️君の場に〈黒竜〉のモンスターが登場した時、君のデッキの上からカードを1枚ゲージに置く。さらにカード名に「アビゲール」を含むカードが登場した時、カードを1枚引く。この能力は1ターンに1回だけ使える。

◼️「紫紺の世界"黒霧の樹木"」は場に1枚だけ【設置】できる。

 

 

曜の背後に、黒い霧を纏った長く太い巨大な木が現れる。

 

 

曜「紫紺の世界"黒嵐の荒野"の能力!ドロップから、ゲージ1払って〈覚醒の黒死竜 アビゲール〉をライトにコール!」

◼️ゲージ5→4

 

 

覚醒の黒死竜 アビゲール

黒竜

サイズ1/攻6000/防1000/打撃2

 

 

曜「覚醒のアビゲールの登場時能力!魔剣竜 キラグを破壊!さらに亮司くんのデッキを2枚破棄!」

 

亮司「ソウルガード!」

◼️デッキ破棄合計6→8

 

 

アビゲールの分離している上半身と下半身の間にエネルギーが集約させて、キラグ目掛けてエネルギー弾を放つ。

 

 

魔剣竜 キラグ 破壊!

【ソウルガード】ソウル1→0

 

 

曜「紫紺の世界"黒霧の樹木"の能力!私の場に〈黒竜〉が登場した時、1チャージ、さらに登場したのが「アビゲール」モンスターなら、1ドロー!」

◼️手札3→4/ゲージ4→5

 

曜「ドロップのカード1枚をソウルに入れて、レフトに〈紫煌の黒死王 アビゲール〉をコール!」

◼️手札4→3/ゲージ5→4/LP9→8

 

 

紫煌の黒死王 アビゲール

ダークネスドラゴンW

黒竜

サイズ2/攻7000/防3000/打撃2

◼️【コールコスト】君のドロップゾーンの《黒竜》1枚までをこのカードのソウルに入れて、ゲージ1払い、ライフ1払う。

◼️このカードが相手のモンスターに攻撃した時、そのカードを破壊する。破壊したら、そのカードのサイズ分相手のデッキの上からカードを相手のドロップゾーンに置いて、このカードをスタンドする。この能力は1ターンに1回だけ使える。

◼️このカード以外の《黒竜》が攻撃した時、君のライフ+1!

【移動】【ソウルガード】/ソウル1

 

 

曜のレフトに、上半身と下半身が分かれた黒い翼竜が現れる。その翼竜の翼には黒と黄の配色がされ、全身から紫の粒子が舞っている。

 

 

亮司「このアビゲールは………、あの時、俺を倒したあのアビゲールだな。」

 

 

亮司の言葉にモワッとだが曜はデジャヴじみたものを感じる。だが完全に思い出したわけではない。

 

 

曜「アタックフェイズ! デスゲージタイマーのソウル1枚をゲージにチャージ!」

◼️ゲージ4→5

 

 

デスゲージタイマー ソウル3→2

 

 

曜「紫煌のアビゲールで魔剣竜キラグを攻撃!アビゲールの能力発動!攻撃対象にした魔剣竜キラグを破壊! 破壊したキラグのサイズ分デッキを破棄して、紫煌のアビゲールをスタンド!」

 

 

アビゲールは紫のオーラを纏って上半身のみでキラグに突進する。そしてキラグが破壊された時の爆風が亮司のデッキを、キラグのサイズ分、つまり2枚を吹き飛ばす。

 

 

亮司

◼️デッキ破棄合計8→10

 

 

曜「紫煌のアビゲールで亮司くんに攻撃!打撃2!」

 

 

アビゲールは、亮司に向けて翼を強くはためかせる。そして風に含まれた紫煌の粒子が亮司の身体に打撃を与える。

 

 

亮司「ぐうぅ………!!」LP9→7

 

曜「覚醒のアビゲールで亮司くんに攻撃!打撃2!」

 

亮司「うぅぅ!」LP7→5

 

曜「ターンエンド!」

◼️手札3/ゲージ5/LP8

 

 

 

亮司「やるな………! さすが俺が認める最強のダークネスドラゴン使いだ。 俺のターン、ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札5→6/ゲージ2→3

 

亮司「そろそろ俺の事も思い出してもらわないとな。ゲージ3払い、ライトにバディコール!〈大豪魔剣竜王 カノスガイザー・ヴリンド〉」LP5→6

◼️手札6→5/ゲージ3→0

 

 

 

大豪魔剣竜王 カノスガイザー・ヴリンド

ダークネスドラゴンW

黒竜/魔剣

サイズ3/攻10000/防6000/打撃1

◼️【コールコスト】ゲージ3払い、君のドロップからカードを3枚ソウルに入れる。

◼️このカードの能力は無効化されない。

◼️"魔斬"このカードの攻撃で相手のモンスターを破壊した時、相手のライフを2減らし、君のライフ++1!

◼️【起動】君の手札にある、能力に"魔斬"を持つサイズ1以下のモンスター1枚を相手に見せてよい。見せたら、このターン中、そのカードのサイズを1減らす。この能力は1ターンに1回だけ使える。

【3回攻撃】【ソウルガード】/ソウル3

 

 

亮司のライトに、黒い鎧を纏った、限りなく人の体型に近い竜人が現れる。そしてその竜人は背中に巨大な剣を装備している。

 

 

亮司「カノスガイザーヴリンドの起動能力、手札にある"魔斬"の能力を持つカードを相手に見せる。」

 

 

亮司は手札を1枚、迷いなく選んで曜に見せる。見せたカードは〈魔剣竜 グルズ〉というカードだ。曜は確認した後に頷いて知らせる。

 

 

亮司「そして見せたカードのサイズは1減る。今見せた〈魔剣竜 グルズ〉はサイズ1から0になる。そしてコールだ!」

◼️手札5→4

 

 

魔剣竜 グルズ

ダークネスドラゴンW

黒竜/魔剣

サイズ1→0/攻5000/防1000/打撃2

◼️"魔斬"このカードの攻撃で相手のモンスターを破壊した時、このターン中、君の場の他の〈魔剣〉のモンスター1枚の打撃力+1!この能力は1ターンに1回だけ使える。

◼️「魔剣竜 グルズ」は君の場に1枚までしかコールできない。

 

 

亮司「さらにライフ2払い〈豪魔剣 カノス・ガノーザ〉を装備!」

◼️手札4→3/LP6→4

 

 

豪魔剣 カノス・ガノーザ

ダークネスドラゴンW

魔剣/武器

アイテム:攻3000/打撃2

◼️【装備コスト】ライフ2払う。

◼️君の場の〈魔剣〉のカード全ての攻撃力+3000!

◼️"魔斬"このカードの攻撃で相手のモンスターを破壊した時、相手にダメージ2!この能力は1ターンに1回だけ使える。

 

 

亮司は自分の身の丈より少し大きい大剣を装備する。

 

 

亮司「カノスガノーザの能力で、俺の〈魔剣〉全ての攻撃力+3000だ!」

 

 

カノスガノーザ

攻3000→6000

 

カノスガイザーヴリンド

攻10000→13000

 

グルズ

攻5000→8000

 

 

 

亮司「行くぞ、アタックフェイズ!」

 

曜「デスゲージタイマーの能力、ソウルから1チャージ!」

◼️ゲージ5→6

 

 

デスゲージタイマー ソウル2→1

 

 

亮司「魔剣竜グルズで紫煌のアビゲールを攻撃!」

 

曜「ソウルガード!」

 

 

魔剣竜グルズ

攻5000

 

紫煌のアビゲール

防3000

 

紫煌のアビゲール 撃破!

【ソウルガード】ソウル1→0

 

 

亮司「魔剣竜グルズの"魔斬"発動!相手のモンスターを破壊した事で、大豪魔剣竜王カノスガイザーヴリンドの打撃力を+1する!」

 

 

大豪魔剣竜カノスガイザーヴリンド

打撃1→2

 

 

カノスガイザーヴリンドは黒と紫のオーラを纏う。

 

 

亮司「カノスガノーザで覚醒のアビゲールを攻撃!」

 

 

亮司は大剣を構えてダッシュし、覚醒のアビゲールを両断する。

 

 

カノスガノーザ

攻6000

 

覚醒のアビゲール

防1000

 

覚醒のアビゲール 撃破!

 

 

亮司「カノスガノーザに"魔斬"発動!相手のモンスターを破壊した時、曜ちゃんにダメージ2!」

 

 

亮司は大剣に魔力を溜め、曜に斬撃を飛ばす。

 

 

曜「くっ!」LP8→6

 

亮司「カノスガイザーヴリンドで曜ちゃんを攻撃!打撃2!」

 

 

カノスガイザーヴリンドは背中の大剣を構えて、曜に斬りかかる。

 

 

曜「くうぅぅ!」LP6→4

 

亮司「ガノスガイザーヴリンドで曜ちゃんに2回攻撃だ! 打撃2!」

 

 

カノスガイザーヴリンドは再び大剣を構えて再び曜に斬りかかる。カノスガイザーヴリンドの大剣が曜に迫る時、曜の手札にある1枚のカードが光りを放つ。そして曜はそのカードを発動させる!

 

 

曜「私のライフが4以下で、場かドロップに「アビゲール」が合計3枚以上あれば、ゲージ2払い………〈超・ドラゴンフォース〉解放!!」

◼️手札3→2/ゲージ5→3

 

 

超・ドラゴンフォース

ダークネスドラゴンW

黒竜/悲しみ/後悔

攻8000/打撃2

『解放条件‼︎』(君のライフ4以下で、君の場かドロップにカード名に「アビゲール」を含むカードが合計3枚以上ある。)

◼️【装備コスト】ゲージ2払う。

◼️このカードは破壊されず、手札に戻せず、能力を無効化されない。

◼️【対抗】相手のターン中、手札のこのカードを【装備コスト】を払って装備して、そのターン中、君はダメージを受けない。

◼️【起動】君の手札かドロップからカード名の違う「アビゲール」のカードを合計3枚まで【コールコスト】を払わずにコールしてよい。この能力は1ターンに1回だけ使える。

◼️君の場の〈黒竜〉が攻撃した時、君のライフ+1!

【2回攻撃】【黒渦】(相手のデッキの上からドロップに置かれるカードは全て裏向きで置かれる。)

 

 

ライトブルーのオーラが曜の全身を包み、曜の髪が腰辺りまで伸びてロングヘアーになり、髪先が淡い紫色に染まる。さらに曜の胸を強調するようなライトブルーのラインの入ったミニドレス型のスーツに胸部の鎧と紫の腰鎧とレッグアーマーを纏い、アビゲールの翼を模したようなライトブルーの鎧の翼が生える。そして腕には紫の光の鎖が巻き付いた指抜きのガントレットが装着される。まさに黒竜を従える女戦士と言った感じだ。そして曜が少し動くたびにライトブルーの粒子が舞う。

 

 

超ドラゴンフォースの光りがカノスガイザーヴリンドの大剣を弾く。

 

 

曜「超ドラゴンフォースを解放したターンのみ、私はダメージを受けない!」

 

亮司「やるな、さすが曜ちゃんだ! だけどこのターンの俺は止められないぜ!」

 

 

このターン中、曜がダメージを受けない事を知りつつも、亮司の自信は揺るがない。

 

 

亮司「カノスガイザーヴリンドは3回目の攻撃ができる。紫煌のアビゲールに攻撃!」

 

 

カノスガイザーヴリンドは大剣にオーラを纏わせて、紫煌のアビゲールを縦一閃に斬る。

 

 

カノスガイザーヴリンド

攻13000

 

紫煌のアビゲール

防3000

 

紫煌の黒死王 アビゲール 撃破!

 

 

亮司「カノスガイザーヴリンドの"魔斬"発動!相手のモンスターを破壊した時、曜ちゃんのライフを2減らす!」

 

 

アビゲールを斬り伏せたカノスガイザーヴリンドの大剣が纏う紫色のオーラがさらに強くなり、曜の体からも同じように紫色のオーラが放たれるが、痛みや衝撃などは感じない。そして曜のライフカウントが2減らされた。

 

 

曜「な………⁉︎」LP3→1

 

亮司「そして俺のライフ+1だ。」LP4→5

 

曜「なんで?超ドラゴンフォースの能力で、私はダメージを受けないのに………」

 

亮司「悪いけど、カノスガイザーヴリンドの能力はダメージを与える効果じゃなくと、ライフを減らす効果だ。」

 

 

超ドラゴンフォースの能力は装備したターンのみダメージを受けない効果だが、カノスガイザーヴリンドの能力はあくまでもライフを"減らす"能力。ライフを減らすだけでダメージを与える訳てわはないので「ダメージを受けない」「ダメージを受けた時」などの能力も発動しないのだ。

 

 

曜「この能力………超ドラゴンフォースのブロックをすり抜けるんだ………。こんな事、初めてだよ。」

 

 

とそう言った時、曜の記憶の奥底にあるモヤのかかった記憶が徐々に蘇ってくる。

 

自分は一度だけ同じ能力を受けた事がある。そして今ファイトしている眼前の少年の姿がモヤが晴れてはっきりと見えて来た。黒羽田 亮司。そうだ、自分は彼とたしかにファイトした事がある。今はっきりとその事を思い出した。

 

 

曜「私、なんで忘れてたんだろ。」

 

亮司「やっと思い出してくれたか曜ちゃん。」

 

曜「うん。なんかごめんね。」

 

亮司「いや、ずっとそうだった。俺はカノスヴリンドの呪いのせいで、一度ファイトした相手からは覚えてもらえないんだよ。」

 

曜「え?」

 

亮司「俺とファイトした相手は数日後には俺とファイトした事を覚えていない。俺と会った事すらも………。それがカノスヴリンドの呪い。カノスヴリンドとバディを組んだ代償だ。」

 

曜「どうして、そんな………」

 

 

曜が躊躇い気味に聞こうとすると、ずっと黙っていたカノスガイザーヴリンドが声を発する。

 

 

カノスヴリンド『亮司の中に強い力への渇望を見たからだ。私は亮司とバディを組み亮司に力を与えた。だが代わりに亮司はファイトした相手からの認知が薄くなる。 強者とは常に孤独であるものだ。』

 

曜「だからって!」

 

亮司「心配には及ばない。俺は強くなる。そして最強のダークネスドラゴンワールド使いとして頂点に立ち、世界中の誰もが俺の顔も名前も、永遠に忘れる事ができなくなるくらいに認知度を上げるだけだ。 カノスヴリンドの呪いなんて関係なくなるくらいにな。」

 

 

亮司は自ら望みカノスヴリンドとバディを組み、その呪いを受けた。だが亮司にとってはそんな呪いはデメリットにはならない。誰も二度と自分を忘れられなくなるくらい、世界中に自分の存在を認めさせれば良いだけだ。

 

 

亮司「だけど、俺とファイトして、俺の事を思い出してくれたのは君が初めてだ。ターンエンド」

◼️手札3/ゲージ0/LP5

 

 

 

曜「私のターン、ドロー!チャージ&ドロー!」

◼️手札2→3/ゲージ3→4

 

 

曜のライフは残り1。このターンで決着ヲつけなければ曜の敗北は確実だ。

 

 

曜「超ドラゴンフォースの能力発動!ドロップから〈覚醒の黒死竜 アビゲール〉〈光芒の黒死竜 アビゲール〉〈束の間の黒死竜 アビゲール〉をコール!」

 

 

覚醒の黒死竜 アビゲール

サイズ1/攻6000/防1000/打撃2

 

光芒の黒死竜 アビゲール

サイズ1/攻6000/防1000/打撃2

 

束の間の黒死竜 アビゲール

サイズ1/攻4000/防1000/打撃1

 

 

曜の場に、基本的な見た目は同じだが、所々違う見た目のアビゲールが3体現れる。

 

 

曜「束の間のアビゲールの能力で2チャージ!」

◼️ゲージ4→6

 

曜「覚醒のアビゲールの登場時の能力で、カノスガイザーヴリンドを破壊!亮司くんのデッキトップから2枚破棄!」

 

亮司「ソウルガードだ!」

 

 

覚醒のアビゲールの起こす強い風が風圧弾となってカノスガイザーヴリンド目掛けて勢いよく発射される。

 

 

カノスガイザーヴリンド 破壊!

【ソウルガード】ソウル3→2

 

 

さらに風圧弾の余韻が亮司のデッキを2枚吹き飛ばすが、亮司のドロップには黒い渦が渦巻いており、カードが裏向きで吸収された。

 

 

亮司「破棄されたカードが裏向きに⁉︎」

◼️破棄合計 10→12/裏向きのカード2

 

曜「超ドラゴンフォースの能力【黒渦】だよ。相手のデッキからドロップに置かれるカードは裏向きになる。」

 

亮司「なるほど………」

 

曜「さらに紫紺の世界"黒霧の樹木"の能力で、アビゲールが登場した時に1チャージ、1ドロー!」

◼️手札3→4/ゲージ6→7

 

 

曜「さらにゲージ3払い、場のアビゲール3体をソウルに入れてライトにコール!〈大黒死竜王 アビゲール〉」

◼️手札4→3/ゲージ7→4

 

 

 

大黒死竜王 アビゲール

ダークネスドラゴンW

黒竜

サイズ2/攻7000/防5000/打撃2

◼️【コールコスト】君の場のカード名に「アビゲール」を含むカード3枚をソウルに入れて、ゲージ3払う。

◼️相手のターン中、このカードは相手の効果で破壊されない。

◼️【起動】ゲージ1払う。払ったら、相手のデッキの上からカードを2枚ドロップに置いて、君のライフ+2!この能力は1ターンに1回だけ使える。

◼️"黒刃ノ風"君のアタックフェイズ開始時、相手のドロップの裏向きのカード3枚を表向きにしてよい。表向きにしたら、相手の場のカード1枚を破壊して、相手にダメージ1!"黒刃ノ風"は1ターンに1回だけ使える。

【2回攻撃】【ソウルガード】/ソウル3

 

 

曜のライトに、普段のアビゲールより一回り大きく、黒紫の鎧を着て、紫の翼に先端が黄色くグラデーションされており、翼角から小剣が突き出ていて、上半身と下半身に分かれた翼竜が現れる。

 

 

亮司「おお!また新しいアビゲールが!」

 

曜「大黒死竜王アビゲールの起動能力!ゲージ1払い、亮司くんのデッキトップから2枚破棄!超ドラゴンフォースが持つ【黒渦】の能力で、ドロップに置かれるカードは裏向きになる!」

◼️ゲージ4→3

 

 

アビゲールは翼を強く羽ばたかせて、強力な突風を起こす。そして亮司のデッキを2枚吹き飛ばす。

 

 

亮司「破棄したカードを裏向きにしてどうするんだ?」

◼️破棄合計12→14/裏向きのカード2→4

 

曜「今に分かるよ。設置魔法、紫紺の世界"黒風の荒野"の能力発動!ドロップからアビゲール1枚をコストを払ってコールする。 ゲージ1払い、レフトに〈死を運ぶ黒竜 アビゲール〉をコール!」

 

 

死を運ぶ黒竜 アビゲール

サイズ1/攻7000/防1000/打撃1

 

 

曜「アタックフェイズ! 大黒死竜王アビゲールの能力"黒刃ノ風"亮司くんのドロップの裏向きのカード3枚を表向きにする!そしてカノスガイザーヴリンドを破壊して、ダメージ1!」

 

亮司「ソウルガード!」

◼️裏向きのカード4→1

 

 

アビゲールの翼角にある小剣に魔力が集まり、黒い風圧弾となる。そしてアビゲールはその風圧弾をカノスガイザーヴリンドに放つ。

 

放たれた風圧弾はカノスガイザーヴリンドに直撃し、風圧弾に触れた瞬間にカノスガイザーヴリンドは黒い暴風に包まれて風圧弾に仕組まれていた斬撃に身体を斬り刻まれた。

 

 

カノスガイザーヴリンド 破壊!

【ソウルガード】ソウル2→1

 

 

さらに風圧弾の余韻が亮司を襲う。

 

 

亮司「くっ!」LP5→4

 

曜「死を運ぶアビゲールで亮司くんに攻撃!打撃1!」

 

亮司「ぐっ………!」LP4→3

 

曜「死を運ぶアビゲールの能力発動!亮司くんのデッキトップあら3枚破棄して、ダメージ1!」

 

 

さらに超ドラゴンフォースの【黒渦】の能力でデッキから破棄されたカードは裏向きになる。

 

 

亮司「うぐっ………」LP3→2

◼️破棄合計14→17/裏向きのカード1→4

 

曜「大黒死竜王アビゲールで亮司くんを攻撃!打撃2!」

 

亮司「キャスト!〈ドラゴンシールド 黒竜の盾〉受けるダメージを0に減らして、ライフ+1!」LP2→3

◼️手札3→2

 

 

アビゲールの翼角についた小剣に魔力が集まり、紫光(しこう)の長剣になる。そして亮司に突撃する。だが黒い竜の顔を模した盾が亮司の前に現れ、アビゲールの攻撃を弾く。

 

 

曜「大黒死竜王アビゲールで2回攻撃!打撃2!」

 

亮司「もう1枚ある!キャスト〈ドラゴンシールド 黒竜の盾〉ダメージを0に減らして、ライフ+1!」LP3→4

◼️手札2→1

 

 

アビゲールは再び翼を広げ、今度は高速回転しながら黒い竜巻のように亮司めがけて突撃する。だが再び黒い竜の顔を模した盾がアビゲールの攻撃を阻む。

 

 

曜「やっぱり普通には通してくれないね。 超ドラゴンフォースで亮司くんに攻撃! 打撃2!」

 

 

曜はドラゴンフォースの翼ははためかせて飛び、腕に絡み付いた紫の光りの鎖が解ける。そしてその鎖が両手持ちの長鎌に変化し、亮司に斬りかかる。

 

 

亮司「くっ………!!」LP4→2

 

曜「超ドラゴンフォースの2回攻撃! 打撃2!」

 

 

曜は再び光りの鎖の形状を変化させて、両手持ちの大斧を造りだす。そして亮司に向けて縦一閃に振り下ろす。

 

 

亮司「うわぁぁぁぁぁああ!!」LP2→0

 

 

 

 

 

 

ファイトが終わり、曜と亮司はファイトステージから出る。

 

 

 

亮司「今回も負けたか。さすが俺が認める最強のダークネスドラゴンワールド使い、曜ちゃんだ。」

 

曜「最強だなんて………。ありがとう。」

 

 

少し照れたようにお礼を言い曜に亮司は笑って返す。そして筒型のバッグを肩にかけて、Aqoursに背を向ける。

 

 

亮司「今度開催される"グランドバディカップ"アレには俺も参加する。その大会でもう一度ケリをつけよう。じゃあな」

 

 

そう言い残して、亮司は去って行った。

 

 

曜「グランドバディカップ………亮司くんも出るんだね。」

 

 

 

今亮司が去り際に言った「その大会でもう一度ケリをつけよう。」その言葉に、今ファイトしたばかりではあるが、曜はまた胸の昂りを感じる。そして去って行く亮司の背中に拳を突き出して「もちろん!」と小さく呟いた。

 

 




今回も感想を是非!!


次回からいい加減に大会予選に入りたいな〜〜〜。


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グランドバディカップへの闘志

前回の『バディファイトLoveLive!サンシャイン‼︎』

 

 

グランドバディカップに向けて特訓を始めたAqours。ランダムに決めたメンバー同士のファイトはひと通り終わり、曜だけがファイトする事なく終わると思われたが、そこに最強のダークネスドラゴンワールド使いを志す男、黒羽田 亮司が現れる。 カノスヴリンドの呪いによって曜は亮司の事を忘れていたが、曜の特訓をかねて彼と再びファイトし、超ドラゴンフォースの力によって亮司の事を思い出したのだった。

 

 

そして亮司もグランドバディカップに出場すると宣言し、再び曜とあいまみえる事を誓った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

グランドバディカップへ向けてのAqoursの特訓は数日続き、そして大会当日までまで残り1日を切っていた。その日もAqoursは「バディファイトア・ミューズ」と言うショッピングモールにて特訓を終えた。

 

そして、その日の夕方5時ごろ、果南とダイヤは鞠莉に呼ばれて淡島ホテルにある鞠莉の部屋に集まっていた。いくらか暖房が強いのか、1月にも関わらず薄着でも快適なほど、鞠莉の部屋は暖かい。

 

 

ダイヤ「こんな時間に私達を呼び出して、いったいどうなさったのですか?鞠莉さん。」

 

果南「ほんとだよ。まあ特にやる事もなかったけど。」

 

鞠莉「ごめんね2人とも。今回呼んだのは、2人に話しがあるからよ。」

 

 

鞠莉はいつものおちゃらけたような声色ではあるが、少し感じが違う。長い付き合いである2人だからこそ、鞠莉の微妙な感じの違いが分かってしまう。

 

 

果南「珍しく真面目そうな話し………みたいだね。」

 

ダイヤ「何かあったのですか?鞠莉さん。」

 

鞠莉「実はね………」

 

 

と、鞠莉は2人に1枚の手紙を渡す。直通で来たエアメールのようだ。差出人は鞠莉の父親。2人はそのメールの中身を見る。

 

一読したところでダイヤと果南は同時に目を見開き、顔を見合わせる。2人とも、とても驚いたような表情だ。

 

 

ダイヤ「これは………⁉︎」

 

果南「鞠莉、これって………」

 

鞠莉「ええ。パパから、"バディファイトの海外遠征合宿"の誘いよ。」

 

 

"バディファイトの海外遠征合宿"とは、全国で大きな大会などで実績を残したファイターを集めて行われる。国も言語も違う同年代の学生達を集めて何ヶ月かの合宿をするのだ。対象年齢は16歳〜19歳までの青少年男子・女子が対象となり、性別に分かれて別々の場所で合宿をする事になる。実施されるのは4月初旬から。遠征合宿が終わるのがいつかは決まっていない。

 

この遠征合宿によって世界のプロファイターになる者も少なくない。

 

"そんな遠征合宿に参加してみないか?"と鞠莉の父親から3人への招待がかかったのだ。

 

 

鞠莉「もちろん。私達には参加するかどうかを選ぶ権利はあるわ。」

 

果南「鞠莉は………どうなの?この誘いを受けるつもりなの?」

 

 

果南の問いに、鞠莉は少し困ったように答える。

 

 

鞠莉「正直、まだ迷ってるわ。だから2人に話してみてから決めようと思ったの。」

 

ダイヤ「そうですか。」

 

鞠莉「2人はどう?この話しに乗る?」

 

ダイヤ「いきなり言われましても………」

 

果南「うん。私達も話しが急すぎて、頭が追いつかないっていうか………」

 

鞠莉「そうよね………」

 

 

3人の間にしばらくの沈黙が流れる。無理もない、果南の言う通り、急な誘いで3人とも戸惑い、そしてを判断しかねている。

 

その沈黙に耐えかねて鞠莉は「パンッ」と手を叩く。

 

 

鞠莉「急いで決める必要はないわ。4月まではまだ時間はあるんだし、ゆっくり考えましょ。」

 

ダイヤ「そうですね。」

 

果南「みんなには、この事を伝える?」

 

 

これは三年生である3人だけの問題ではあるが、仲間であるAqoursにとっても大切な話しになるはずだ。だが数日後には"グランドバディカップ"という大きな大会が控えている。

 

 

ダイヤ「この事はまだ内緒にしましょう。今は目の前の大会に集中するべきですから。」

 

鞠莉「そうね。私達の問題で皆んなに迷惑はかけられないわ。」

 

果南「うん。ちゃんと私達で決めてから、みんなに話そう。」

 

 

"グランドバディカップ"は3人にとって、Aqoursとして最後の大会になる。絶対に悔いは残したくない。だからこそ、今は大会に集中し、Aqoursというチームとしてグランドバディカップを制したい。

 

 

鞠莉「ごめんね2人とも、今日は家で夕ご飯を食べていって!」

 

ダイヤ「この暗い時間に帰るのもアレですから、今日は泊まらせていただきましょう。」

 

果南「そうだね。一応、家にも言ってあるし、良いよね、鞠莉。」

 

鞠莉「もっちろんよ!じゃあ今日はご馳走にしましょう!」

 

 

明日にはグランドバディカップがある。この大会中に決意が決まるかは分からないが、卒業を控えた3年生の3人にとって、そしてAqoursにとっても絶対に負けられない大会になるだろう。

 

 

 

 

 

 

 

 

「十千万」千歌の部屋………

 

 

 

千歌は部屋にて、時刻はPM:10時あたり、翌日のグランドバディカップに向けてデッキの最終調整をしていた。すると千歌のスマホが鳴る。千歌はスマホの画面を確認する。電話の主は『鹿角 聖良』からだった。

 

 

千歌「はい。もしもし?」

 

聖良『もしもし、千歌さん。すみません夜遅くに』

 

千歌「いえいえ、良いですよ。どうかしたんですか?」

 

聖良『はい。少しお話ししたいなと思いまして。迷惑ではなかったでしょうか?』

 

 

電話の向こうで申し訳なさそうに話す聖良に千歌は「大丈夫ですよ」と応える。実は千歌も息抜きがてらに誰かと話をしたいと思っていたところだった。

 

 

千歌「何のお話しですか?」

 

聖良『大した事ではないんです。ただ少しデッキ調整の息抜きにお話ししたいなと思ったので………』

 

千歌「そうなんですね。実は私も今デッキの調整をしてました。」

 

聖良『あ、そうなんですか?本当にご迷惑では?』

 

千歌「はい。私も休憩しようと思ってましたから。」

 

聖良『そうですか。』

 

 

お互いの気の使い合いに2人はしばらく苦笑する。千歌と聖良、電話ではあるがこうして話しをするのはしばらくなかった。仲が良いと言えば良いのかもしれないが、2人の住んでる所はまったく正反対の方角であり、そしてチームとしてもファイターとしてもライバルだ。

 

 

聖良『明日はいよいよグランドバディカップですね。聞くまでもない事ですが、参加しますよね?』

 

千歌「はい、参加しますよ。」

 

聖良『そうですか、よかったです。 千歌さんは、このグランドバディカップで果たしたい目的などはありますか?』

 

千歌「え?」

 

 

聖良の予想外の質問に千歌は少し驚いたように聞き返す。

 

 

聖良『もちろん優勝する事は最終目標ではありますが。 優勝する以外にこの大会で果たしたい事は?』

 

千歌「えっと………」

 

聖良『すみません、いきなり。 ですが私には………いえ、私達Saint Snowにはあります、優勝以外に果たすべき目的が。もしかしたら、優勝する以上に大事な事かもしれません。』

 

千歌「優勝するより………?」

 

聖良『はい。 私達はこの大会で必ず千歌さんに、そしてAqoursにリベンジを果たしたいです。 リベンジを果たした上で優勝したい。』

 

千歌「………………!」

 

 

電話の向こうの聖良は少し真面目に、でも声音は変えずに言い放つ。ただ優勝するだけではない。バディチームSaint Snowとして、そして1人のバディファイターとして、Aqoursに、千歌に勝ちたい。リベンジしたい。その意思が電話の向こうからでも伝わってくるのを千歌は感じる。

 

 

聖良『もしかしたら一度も対戦できずに終わってしまうかもしれない。それでも私達は、この目標を胸にグランドバディカップへ参加します。』

 

 

聖良と理亞、バディチームSaint Snowは千歌達Aqoursと何度か大会でファイトした事がある。千歌達がAqoursを結成し、初めてSaint Snowとファイトした時はAqoursは敗北した。だがその後に開催された大会で2度目のファイトをした時、千歌は聖良に勝ち、AqoursはSaintSnowに勝利した。 それから、色々な大会で度々顔を合わせ、何度もぶつかるも、最初の勝利以来それからSaint SnowがAqoursに勝つ事は無かった。チームとして、そして1人のファイターとして聖良と理亞はずっと悔しい思いをした。そして何度もリベンジをする事を決意していた。

 

 

聖良『すみません。なんか宣戦布告みたいになってしまいましたね。』

 

千歌「あ、いえ………」

 

聖良『そんなつもりは無かったのですが………。でも私達の思いは変わりません。私達は必ずあなた達Aqoursに勝ちます。』

 

 

聖良は自分に言い聞かせるように、再度自分達の大会にかける思いを口にする。その強い思いを秘めた聖良の言葉に千歌は唾を呑む。そして知らぬうちに口元は吊り上がる。

 

 

千歌「楽しみにしてます。聖良さん。」

 

 

思わずそう言っていた。やはり何度も戦ったファイター同士、電話越しでもお互いの意思と闘気を感じる。

 

 

聖良『私も今から楽しみです。 一方的に話してしまってすみません。そろそろ電話を切りますね。』

 

千歌「あ、はい。」

 

聖良『あまり悩む必要はありません。モヤモヤさせる事を聞いてしまってすみませんでした。グランドバディカップはお互いに頑張りましょう。』

 

千歌「はい!」

 

聖良『では、おやすみなさい。また明日、大会の会場で会いましょう。』

 

千歌「おやすみなさい。」

 

 

そして電話が切れた。スマホを机に置いて、今聖良が話した事を思い出す。「Aqoursにリベンジを果たしたい。」その言葉にはたしかな覇気が感じられた。そうしてもう一つ、「グランドバディカップで果たしたい目的がありますか?」まさかそんな質問が来るとは思わなかった。正直言って、千歌はただ大会に参加して優勝できれば良いと思っていた。

 

優勝以外の目的なんていざ考えてみると何も思い浮かばなかった。

 

 

千歌「私達の果たしたい事………か。」

 

 

机の上に並べられたカードを眺め、調整が終わったデッキをまとめて、その日は眠りについた。明日はいよいよグランドバディカップの当日である。

 

 

 

 

 

 

 

 

翌日、Aqoursはグランドバディカップが開催される会場「フェザードーム穂ノ華(ほのか) 」に来ていた。大会の開始時間は10時からを予定されている。Aqoursはすでにグランドバディカップへの参加登録を済ませていた。

 

 

千歌「着いたね。グランドバディカップの会場!」

 

曜「うん!」

 

ダイヤ「この会場は先日、穂乃果さんとツバサさんがバディチャンピオンを決める為に戦った場所です。まさかこんなに早く、栄誉あるこの会場でファイトできるなんて今でも信じられませんわ。」

 

果南「ほんとだね。今からわくわくしてきたよ!」

 

善子「ふっふっふっ………、この会場もまたヨハネの闇の力で侵略してやるわ。」

 

花丸「侵略はダメずらよ。」

 

梨子「それにしても凄い人の数よね。これみんな大会の参加者や観客なのよね?」

 

 

梨子は周りを見渡して改めてこの大会の規模の大きさを理解する。大会参加者は受け付けで配られる専用のワッペンを目立つ場所に貼りつけており、参加者と観客が識別できるようになっている。

 

会場の周りには屋台や出店などが立ち並び、いい匂いが会場外を充満している。

 

 

花丸「ん〜〜、美味しそうな匂いがいっぱいすら〜〜!」

 

千歌「ほんとだ〜〜!何か買ってきていい?」

 

善子「千歌はともかく、ずら丸は電車の中でパンとか3個くらい食べてたでしょ。少しは我慢しなさいよ」

 

 

花丸は見た目によらずの大食いな子である。今日は電車内で駅弁を1個、のっぽパンを3個くらい食べていた。それなのに花丸自身は太りにくい体質なのがまたずるい。

 

花丸と千歌と鞠莉が屋台を眺めていると会場からアナウンスが入る。

 

 

『まもなく、グランドバディカップ開会式が開始されます。参加するバディチームは参加登録をお済ましの上、メイン会場内にご入場ください。繰り返します………………』

 

 

曜「そろそろ始まるみたいだね。」

 

千歌「うん。じゃあ行こう!」

 

 

リーダーである千歌の号令に皆んなは勢いよく返事をし、気合いを入れてメイン会場へと踏み出した。

 

 

会場に入ると溢れんばかりの観客達が今か今か今かと観客席で大会の開始を待ち、広大なメインフィールドでは、グランドバディカップに参加するであろう、さまざまなバディチーム、バディファイター達が集まって、ざわざわとしながらも大会の開始を待っていた。

 

そして、メインフィールドにAqoursが入場した時、彼女達の姿をが現れた瞬間。

 

 

「ねえ見て、Aqoursよ。」

 

「凄い!本物だ〜〜」

 

「Aqoursだ。」

 

「Aqours………」

 

「Aqours………」

 

 

周りの空気が変わるようにメインフィールドに集まっていたバディチーム達の視線が一気にAqoursに集中する。そしてさっきとはまた違ったざわめきが会場全体を包む。

 

 

ルビィ「な、なんだろう………皆んなルビィ達の事見てるよ?」

 

梨子「そうね。なんか居ずらい感じがするわ。」

 

鞠莉「無理もないわ。一応私達は現スクールバディチームのトップですもの。」

 

 

鞠莉の言うとおり、Aqoursは去年開催された"ラブライブ!バディカップ"にて優勝し、それ以前、以降もさまざまな大会などでも優勝し実績を積み上げて来た。そんな彼女達の活躍や実力に周りのバディチームは憧れ、越えるべき目標として、Aqoursをリスペクトするチームが増えていく。今やAqoursは、現スクールバディ最強チームとなり、周りからの注目を集めているのだ。

 

 

ダイヤ「自覚してないわけではありませんが、こうも周りから見られていると落ち着きませんわね。」

 

果南「うん。良い意味で緊張するね。」

 

 

周りのチームの視線は気になるが、決して悪い視線ではない。Aqoursに憧れるチームからはキラキラとした尊奉の眼差し、目標とするチームからはギラギラとした信念を込めた眼差し、リスペクトするチームからはその両方を込めた熱い眼差しを向けられている。

 

嫌な気分ではないが、Aqoursにとってはちょっとしたプレッシャーになりかねない。

 

 

「お久しぶりです。Aqoursの皆さん。」

 

 

と、多少のプレッシャーの中でも気さくにAqoursに話しかけて来た2人組の少女がいた。バディチーム"Saint Snow"の鹿角 聖良と鹿角 理亞だ。

 

 

千歌「聖良さん、理亞ちゃん!お久しぶりです。」

 

聖良「凄く注目されてますね。」

 

曜「ははは………おかげさまで。」

 

理亞「周りから注目されてるからって、あまり調子に乗らないでよね。 あんた達Aqoursは、私達Saint Snowが絶対に倒すから!」

 

聖良「理亞!」

 

理亞「ふん。」

 

 

Aqoursに強気に食ってかかる理亞に聖良は少し強めに静止する。理亞は仕方ないとばかりに鼻を鳴らした。

 

 

善子「何よ、あいかわらず可愛くないわね。」

 

ルビィ「あはは………」

 

聖良「すみません。私達もこんな大きな大会は久しぶりですから、理亞も少し緊張しているんですよ。」

 

理亞「わ、私は別に緊張なんか………!」

 

聖良「ふふふ………。ですが理亞が言った通り、私達Saint Snowは必ずAqoursに勝ってみせます。」

 

 

聖良の言葉に、千歌は昨晩に聖良から電話で宣戦布告された事を思い出す。電話で言われるのとはやはり違う、直接的な意思の強さが感じられる。

 

 

「Aqours打倒を目指しているのはSaint Snowだけではなくてよ。」

 

 

と、再びAqoursに声をかけて来たチームがいた。チーム"エスカトロジー"かつて、ラブライブ!バディカップの予選決勝でAqoursをギリギリまで追い詰めた唯一のチームだ。声をかけて来たのはエスカトロジーのリーダー、彩條 琴奈。その後ろにはチームメンバーの浅加レム、東坂ユノもいた。

 

 

ルビィ「ユノちゃん!」

 

ユノ「やっほー!ルビィちゃん!」

 

レム「渡辺 曜。久しぶりだな」

 

曜「レムさん!」

 

千歌「琴奈さん!」

 

琴奈「久しぶりね、千歌さん。 それと、鹿角聖良さん、鹿角理亞さんも久しぶりね。」

 

聖良「はい。お久しぶりです。」

 

理亞「………………」

 

 

エスカトロジーとSaint Snowもラブライブ!バディカップで会った事がある。本当なら敗者復活戦でファイトするはずだったが、ある事情でファイトする事なく終わった2チームである。

 

 

琴奈「Aqours打倒はもちろんだけど、私はあなた達Saint Snowともファイトしたいわね。あの時は結局ファイトできなかったし。」

 

聖良「そうですね。私も、エスカトロジーのあなたとはファイトしてみたいです。」

 

 

聖良と琴奈はファイトした事はないが、お互いのチームの強さは重々承知している。認め合っているからこそ、なおさらファイトしたいと思っている。

 

 

琴奈「それはそれとして、果たすべきはAqoursへのリベンジよ。私達だけではない。この大会に参加する者達の多くは打倒Aqoursを掲げている。それだけ、あなた達は世間から注目され、倒すべき壁、越えるべき象徴となっているのよ。 そう、あのμ’sのように………!」

 

千歌「μ’s………、私達が………?」

 

梨子「なんだか、大袈裟じゃない?」

 

曜「うん。私達は………」

 

聖良「大袈裟なんて事はないですよ。あなた達の実力は日本のスクールバディチームの中でもトップクラス。実際に、あなた達がこの会場に現れた瞬間にこの場の空気は一変した。誰もがあなた達に注目し、そして参加者達の士気を高めている。」

 

琴奈「そう。今この場にいるほとんどのチームは、あなた達Aqoursへの対抗心を持っている。紛れもなく、あなた達Aqoursは皆から追われるべき立場にあるのよ。」

 

千歌「追われるべき立場………」

 

 

"追われるべき立場"千歌も最初はそうだった。千歌はμ'sに憧れてバディチームを作り、スクールバディファイターとなった。「μ'sのようになりたい。」「μ'sのように輝きたい」と、μ'sの背中を追いかけながらここまで来た。「μ'sを追う立場」だった自分達が、今度は「皆から追いかけられる」立場に立っているとは思いもしてなかった。

 

 

聖良「私達Saint Snowもそうです。あなた達Aqoursにリベンジを果たし、そしてこの大会を優勝してみせます。」

 

琴奈「あら、Aqoursを倒すのは私達エスカトロジーよ。Aqours打倒は誰にも譲らないわ。」

 

 

聖良と琴奈は静かにお互いの信念をぶつける。Saint Snowとエスカトロジー、この2つのチームの闘志を大きくしているのは明らかにAqoursという存在だ。彼女達だけではない、この大会に参加するほとんどのチームもAqoursへの闘志を向けている。今この大会の嵐の中心となっているのは明らかにAqoursだ。

 

Saint Snow、エスカトロジーの同時の戦線布告に、心なしか千歌は身が引き締まる思いになる。千歌だけではない、Aqoursのみんなが改めてこのグランドバディカップへの覚悟が決まったようだ。

 

 

ダイヤ「お2人からここまで言われて、黙ってなんていられませんわね。」

 

果南「うん。いい具合に背中を叩かれた感じするよ。」

 

鞠莉「2人の気合いに私達も当てられちゃったわね!」

 

梨子「私達も負けていられないね。千歌ちゃん、曜ちゃん!」

 

千歌「うん!」

 

曜「やる気充分であります!」

 

 

千歌は闘志を燃やして向き合う聖良と琴奈の前に立つ。そして2人に負けないくらいの闘気を込めた目を向ける。

 

 

千歌「私も、2人に勝ちを譲る気はありません! Saint Snowもエスカトロジーも倒して、私達Aqoursが絶対に優勝します!!」

 

 

強い闘気に溢れた千歌の言葉に、聖良と琴奈は強い気迫を感じる。

 

 

琴奈「そうこなくてはね。ふふふ………」

 

聖良「はい。私達も楽しみです。Aqours、エスカトロジー、あなた達とのファイトする時が。」

 

千歌「はい!」

 

 

千歌、聖良、琴奈、それぞれの覚悟や思いを確認し合い、そして必ず勝利することを誓いあった。

 

 

 

 

 

 

 

 

『レディース&ジェントルマン! これより、"全バディファイター対抗! グランドバディカップ"を開催いたします!!』

 

 

 

AM:10時30分、グランドバディカップ開始の宣言に歓声が上がり、会場は大いに盛り上がる。

 

 

ついに、グランドバディカップの幕が上がる。

 




今回も感想を是非!

今回もちょい短めでお送りしました。次回からグランドバディカップの予選が開始されます。


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グランドバディカップ予選開催!

前回の『バディファイトLoveLive!サンシャイン‼︎』

 

 

ついにグランドバディカップ開催当日を迎えたAqours。会場には多くの参加者や観客達が押し寄せていた。 Aqoursが会場に入った瞬間、周りの目がAqoursに注目する。

 

そして、Saint Snow、エスカトロジーと再開し、お互いにこの大会にかける覚悟と意志を誓いあった。

 

そしてついに、グランドバディカップの開催が宣言された。

 

 

 

   ◆

 

 

 

『レディース&ジェントルマ〜〜〜ン!!』

 

 

突然スピーカーから聞こえた高らかな声に参加者のファイターや観客達が一斉に注目する。

 

 

『大変長らくお待たせいたしました。これより、グランドバディカップの開催を宣言いたします!!』

 

 

そしてグランドバディカップの開催宣言に「待ってました」とばかりに歓声が上がり、会場のは大いに盛り上がる。

 

 

『私、この大会の司会を務めさせていただきます、サニオン田澤と申します。』

 

 

サニオン田澤、日本人とイタリア人のハーフであるが、基本は日本在住の男性だ。テレビにはコメンテーターやバラエティの司会でごくたまに出ている。 基本は今回のようにバディファイトの大会の司会を務める事が主になっている。

 

 

サニオン田澤『では、このグランドバディカップの詳細をお伝えします。公式サイトの事前説明にもあったとおり、このグランドバディカップは2つの形態に分かれて開催されます。第一部は"グランドバディカップ:バディチームトーナメント"! 学生のみに限られますが、この大会では"冬のラブライブ!"に因んで最強のスクールバディチームを決めるトーナメント戦を開催します。 その次に第二部"グランドバディカップ:最強バディファイター決定戦"!つまりバディファイター同士の個人戦トーナメントを開催いたします。個人戦トーナメントにつきましては、その時になってから説明いたします。』

 

 

司会のサニオン田澤の説明したとおり、このグランドバディカップは2つの形態に分かれて開催される。大会が開催される本日から、第一部のグランドバディカップ:バディチームトーナメントが先に開催される。その次に個人戦トーナメント。この大会はまさに、チームとしても、バディファイター個人としても最強を決める大規模な大会となるのだ。

 

 

サニオン田澤『前置きはこれくらいで、では今ここに"冬のラブライブ!グランドバディカップ:スクールバディチームトーナメント"を開催いたします!!』

 

 

ついに始まるグランドバディカップの開催宣言に会場内は今一度歓声が巻き起こる。

 

 

サニオン田澤『ではさっそく、スクールバディチームトーナメントの予選の説明をします!』

 

 

今回このスクールバディチームトーナメントへの参加チームは約130組を超えている。だが大会側としてもこの参加数は想定内だ。

 

 

サニオン田澤が説明を始めると同時に会場のルールが巨大モニターに映し出される。

 

 

サニオン田澤『まず、皆さんが付けているワッペン。そのワッペンに注目していただきたい。』

 

 

大会に参加するバディチームには受け付けで長方形のワッペンを渡される。そのワッペンには星形のバッジが空いていた。

 

 

サニオン田澤『皆さんにはこのワッペンに付いている星を奪い合ってもらいます。そしてこの星を合計30個以上集めたチームはこの会場に戻って来てください。そのチームのメンバー全員には本戦出場チームの証である金のワッペンを配ります。さらに!』

 

 

サニオン田澤の説明に合わせてモニターの画像が切り替わり、トーナメント表が表示される。

 

 

サニオン田澤『このトーナメント表のランダムな枠にそのチーム名が表示されます!そしてこのトーナメント表の空き枠は20!つまり、この予選を突破し、本戦に進めるのは限定20組のチームのみとなります!』

 

 

 

 

千歌「20組………⁉︎たったの⁉︎」

 

聖良「この130組以上いる中から、僅か20組しか本戦には入れないのですか。」

 

琴奈「なかなかシビアですわね。これは厳しい競争になりそうです。」

 

 

 

サニオン田澤の説明に合わせて、さらに詳しいルールや、注意事項などがまとめて表示される。

 

 

サニオン田澤『予選に参加できるのは1つのチームから3人まで可能です。1日にファイトできる人数に制限は無し、時間制限もありません。とにかく1つのチームで合計30個以上の星を集めて会場に戻って来てください。』

 

 

 

グランドバディカップ:スクールバディチームトーナメントの詳しいルールと注意事項。

 

 

1.予選参加人数は1チームにつき3人まで選んで参加となる。

 

2.1つのチームで星を合計30個以上集めた、限定20組のチームのみが本戦に出場できる。

 

3.予選参加するチームの3人は最初から星が1つずつだが、メンバーが2人しかいないチームには予選開始から星を合計10個所持した状態で始められる。

 

4.1度のファイトでかけられる星の数は最大3個まで、それをお互いに同意した場合にファイトできる。(もし同意無しにファイトを強行した場合は8と同等の行為とみなす。)

 

5.1度ファイトした相手と2回続けてファイトを挑む事はできない。必ず他のファイター2名とファイトした後なら挑戦可能。

 

6.電車や車を使った移動は失格となる。

 

7.予選許容範囲は本会場から半径約100Km圏内、それ以上離れた場合は星を何個持っていても失格となる。

 

8.バディファイト以外での星形の譲渡、受け渡しは禁止。(恐喝や横領、金銭的取引などを発見した場合はそれに関わったチームを失格とする。)

 

 

 

サニオン田澤『詳しいルールと注意事項はモニターのとおりです! 予選開始は今から30分後、それまでに会場の外、街中に散ってください。では解散!!』

 

 

サニオン田澤の「解散」の掛け声に人数が4人以上いるチームは、予選に出る3人を選んで街中に出る。Aqoursも誰が予選に出るか話し合っている。

 

 

曜「予選に出られるのは3人だけか〜〜。どうする?」

 

善子「この予選で星を30個以上集めないと本戦の20組には残れないのよね?」

 

ダイヤ「はい。この予選には確かな勝率はもちろん、なるべくスピーディーなファイトが求められますわね。」

 

果南「勝率が高くてスピーディーかぁ〜〜………。やっぱり千歌は確定かな?」

 

鞠莉「たしかに、千歌っちならカードパワーも高いし、ファイトの速度も申し分ないかも。」

 

曜「じゃあ千歌ちゃんは決定だね。」

 

千歌「うん!」

 

鞠莉「次は誰がいいかしら?」

 

善子「カードパワーの高さなら梨子が良いんじゃない?」

 

梨子「え!私⁉︎」

 

 

たしかに、梨子のデッキはジャックナイフを中心に竜装機などで強化していき、テクニックによっては高い攻撃力と打撃力で相手に大ダメージを与えられる。さらに最近では超ドラゴンフォースの新たな可能性も見えている。この予選ではうってつけかもしれない。

 

 

ダイヤ「出てもらえますか?梨子さん」

 

梨子「わ、わかりました。出ます」

 

果南「これで千歌と梨子が決まったね。次は誰にする?」

 

ダイヤ「そうですね………。」

 

果南「もう1人はじゃんけんで決める?」

 

鞠莉「それがいいわね。みんなもそれでいい?」

 

ルビィ「ルビィはそれでいいよ。」

 

花丸「まるもそれでいいずら」

 

善子「私も問題ないわ」

 

曜「じゃあいくよ、じゃーんけーーん………」

 

 

「ぽん!」と7人一斉に手を出す。何度かあいこを繰り返し、そして予選に参加する残り1人が決まった。

 

予選に参加するのは千歌、梨子、鞠莉の3人に決まった。

 

 

千歌「よし!頑張ろうね、梨子ちゃん!鞠莉ちゃん!」

 

梨子「うん!」

 

鞠莉「イェーース!最速トップで本戦に進みましょ!」

 

ダイヤ「最速を目指すのは良いですが、皆さんくれぐれも慎重に!ですわよ。」

 

曜「頑張ってね、千歌ちゃん、梨子ちゃん。」

 

千歌「うん!」

 

梨子「任せて!」

 

果南「鞠莉もあんまり油断しないようにね。」

 

鞠莉「ええ!」

 

 

各々、予選に参加する3人を鼓舞していると大会の係員の人達が声をかける。

 

 

係員「予選に参加する選手は決まりましたか?」

 

ダイヤ「はい。」

 

係員「では、残りのメンバーは特別視聴ドームにて予選をご覧ください。案内します。」

 

 

特別視聴ドーム。このグランドバディカップの為に、本会場の隣りに繋げるように新たに増設されたドーム型の場所である。中には総勢1000人ほどが収容できるようになっている。特別視聴室内には巨大なメインモニターの他に、幾つかモニターが設置されており、予選の様子をいろんな角度から視聴する事ができる。さらに室内にはジュースやお菓子、惣菜などの自販機も設置されており、結構快適に予選を観賞することができる。

 

 

果南「凄い………!」

 

曜「とってもリッチな映画館って感じだね。」

 

花丸「ジュースはもちろん、お菓子やパン、ラーメンやおにぎり、唐揚げ、ホットドッグの自販機が〜〜〜!とっても未来ずら〜〜〜!!」

 

善子「たしかに、結構充実した場所ね。予選に出る梨子達には少し申し訳ないわ。」

 

ルビィ「あははは………たしかに」

 

 

 

幾つかのモニターには予選前の各チームの様子や、街の様子が映し出されている。モニターに映される映像は上空からドローンを用いたり、街中を歩いて見回りをする運営係の小型カメラを通して写されている。

 

 

 

ダイヤ「まずは適当な席を見つけて座りましょうか」

 

果南「そうだね。なるべく見やすい席に行こう。」

 

善子「なら、あそこが良いんじゃない?高くも低くもない。ちょうど真ん中あたりだし。」

 

曜「うん。じゃああそこに座ろうか。」

 

 

Aqoursが適当な席に座ると、一段下の席から何やら騒がしい声が聞こえて来た。

 

 

かすみ「もーーー!なんでかすみんだけ予選に出れないんですかーーー!!」

 

果林「仕方ないでしょ。じゃんけんで決まった事なんだもの。」

 

かすみ「だからって〜〜、なんでじゃんけんでかすみんだけチョキでみんなグーを出すんですか〜〜!絶対に意図的だと思います!!」

 

せつ菜「大丈夫ですよ、かすみさん!運も実力の内ですから!4人の中で唯一かすみさんだけチョキを出すなんて逆に凄い事ですよ!」

 

かすみ「うわぁぁぁぁぁ〜〜〜ん!! せつ菜先輩、全然フォローになってないです〜〜!!」

 

しずく「よしよし、かすみさん。残念だったね。」

 

かすみん「うわぁぁぁぁあん!しず子〜〜〜!!」

 

 

どうやら、かすみと呼ばれた薄クリーム色の髪でアシンメトリーカットのショートボブの少女1人だけが運悪くジャンケンに負けて悔しがってるようだ。それを他のメンバーが宥めている。

 

すると後方の席に座っているチームに気づいたのか、薄紅色の髪で右側のお団子が印象的な少女、上原 歩夢が振り向いて頭を下げて謝罪する。

 

 

歩夢「あ、す、すみません!騒がしくしてしまって………」

 

ダイヤ「いえ、別によろしいですが………」

 

果南「えっと、何かあったの?」

 

歩夢「あ、別に大した事じゃないんです。」

 

 

と歩夢が弁明しようとした時、「あーーーー!!」っと急に2人の少女が驚いたように声をあげた。2人とも黒髪だが、1人はツインテールで髪先が緑のグラデーションが入った少女、高咲 侑と、もう1人は黒髪ストレートヘアーの少女、優木せつ菜だ。

 

 

花丸「ずらっ⁉︎」

 

善子「な、何よ。急に大声出して」

 

ルビィ「び、びっくりしたぁ………」

 

 

2人は目を輝かせて後方の席に座る6人を見つめている。

 

 

せつ菜「も、もしかしてあなた方は、Aqoursの皆さんですか⁉︎」

 

曜「う、うん。そうだけど………」

 

侑「うわぁ〜〜Aqoursだぁ〜〜、Aqoursだよ歩夢!」

 

歩夢「Aqoursって、あの?」

 

侑「うん!幾つもの大会や去年のラブライブ!バディカップで優勝した現最強のスクールバディチームの、あのAqoursだよ! 本物だ〜〜トキメイちゃう!!」

 

善子「トキメイ………何?」

 

 

侑とせつ菜の勢いにさすがの6人も驚いてしまう。

 

 

侑「あ、いきなりごめんなさい、私は高咲 侑です。」

 

せつ菜「優木せつ菜と申します。」

 

 

侑とせつ菜に続いて虹ヶ咲のスクールバディ同好会の他のメンバーも挨拶をしていく。 それに返してAqoursも挨拶をする。

 

 

侑「私達は虹ヶ咲学園スクールバディ同好会です!」

 

曜「虹ヶ咲学園?」

 

せつ菜「はい!」

 

果南「ごめんね。ちょっと聞いた事ないや。」

 

かすみ「え〜〜〜!私達のこと知らないんですかーーー!」

 

しずく「仕方ないよかすみさん。私達、チームとしてはあまり目立った活動してないでしょ。」

 

かすみ「うっ、たしかに………」

 

 

虹ヶ咲学園のバディ部はチームではあるが、基本は主にソロファイターとして活動している。だからチームで参加する大会よりも、一般的な個人トーナメントで出場することが多い。今回は同好会としての新たな試みとして、珍しくチームトーナメント型の大会に参加した。もちろんチームトーナメント後の個人トーナメントにも出る予定だ。

 

 

果南「へ〜〜、チームなのに基本ソロなんだ。」

 

ダイヤ「それは大して珍しくはないですが、チームとして大会に出る事が少ないと言うのが驚きですわ。」

 

果林「みんなそう思うわよね。」

 

愛「でも、チーム同士で競い合うってなんか楽しくない?」

 

曜「私達も個人大会でファイトしたりしてるけど、たしかに楽しいよね。」

 

愛「でしょー!たしかに普段は部室で何度もファイトしてるけど、大会とかそういう本場でファイトするのっていつもと違った感じで堪らないんだよね〜〜!」

 

善子「まあ、分からなくもないわね。」

 

 

と、Aqoursと同好会が話しをしていると、『後10分後に予選が開始されます!』と予選開始のアナウンスが入る。

 

 

ダイヤ「そろそろ、始まるみたいですわね。」

 

果南「頑張ってよ千歌、梨子ちゃん、鞠莉………!」

 

 

 

 

   ◆

 

 

 

会場外………

 

 

予選に参加する千歌、梨子、鞠莉は予選の開始を待っていた。他のチームメンバー達も、街中に散り散りに移動し、そわそわしながらも予選の開始をまだかまだかと待っている。

 

 

梨子「予選開始まで後10分、ちょっと緊張して来ちゃった………」

 

千歌「大丈夫?梨子ちゃん」

 

梨子「だ、大丈夫………大丈夫。」

 

鞠莉「ふふふ………。肩の力を抜いて、リラックスよ、リラックス!」

 

千歌「そうだよ。今はファイトを楽しむ事を考えよう。」

 

梨子「千歌ちゃん、鞠莉ちゃん、ありがとう。少し楽になったわ。」

 

 

梨子にとって、このような大きな大会の予選で代表を任されるのは初めての事で、若干のプレッシャーと緊張を感じている。だが千歌と鞠莉に励まされ、予選に出るのは自分1人だけじゃない事を再認識する。

 

 

鞠莉「さて、そろそろ予選が始まる訳だけど………。どうする?3人まとまって行動するか、1人ずつバラけて行動するか。」

 

梨子「そうね………。千歌ちゃんはどうしたい?」

 

千歌「私はバラけて行動する方が良いと思う。」

 

 

この予選では大会で決められた範囲の街中を歩き回り、他チームのファイターと出会ったらファイトして星を奪い合うサバイバル系の方式がとられている。ひとまとまりで行動するのも良いが、効率を考えるなら千歌の言うとおり、バラけて行動し1人1人他のチームのファイターとファイトして星を集めた方が確実に早く予選を突破できる可能性が高い。いや、この予選ではこれが1番確実だ。

 

 

鞠莉「OK!じゃあそうしましょう。」

 

梨子「うん。」

 

千歌「じゃあ1人につき星10個以上集めて、会場前で落ち合おう!」

 

 

そしてついに………。

 

 

サニオン田澤『時間になりました!では、グランドバディカップ:チームトーナメント予選、スタートォォ!!』

 

 

サニオン田澤の『スタート』の掛け声で、鞠莉と梨子はお互いに別方向へと走り出した。

 

 

千歌「よし、じゃあ私も」

 

 

と、千歌が歩き出そうとした時、正面から1人の男子に呼びてめられた。

 

 

「あの、すみません。Aqoursの高海千歌さんですか?」

 

千歌「え、あ、そうですけど。」

 

「はじめまして、僕はチームクラッシュの北葉(きたば)です。よければ星を1つ賭けてバディファイトをお願いします。」

 

 

千歌に挑戦してきたのは、チーム:クラッシュの北葉(きたば)四郎。黒灰色の短髪でぺたんと潰れた髪型で、眼鏡をかけている。細身でどこにでも居そうな感じの男子だ。

 

そんな彼の挑戦を千歌は快よく受ける。

 

 

さっそくバディファイトが始まると知って、会場に入れなかったギャラリーも千歌と北葉の周りに集まって来くる。

 

 

 

   ◆

 

 

 

特別視聴ドームでは騒めきが起こっていた。予選開始からわずか5〜6秒程度しか経っていないのだが、まさか予選が始まって1番最初のファイトが高海千歌からと言うのはまさかの事だった。

 

 

曜「さっそく千歌ちゃんのファイト⁉︎」

 

果南「さすが、運が良いのかどうなのか………」

 

ルビィ「頑張って、千歌ちゃん!」

 

侑「さっそくAqoursのリーダー高海千歌ちゃんのファイトが見れるんだ!」

 

歩夢「楽しみだね。」

 

侑「うん!」

 

 

他のモニターにもちらほらとファイトを始める選手たちが映るが、1番注目されているのはやはり千歌のファイトである。

 

 

 

   ◆

 

 

 

北葉「では、よろしくお願いします。」

 

千歌「はい!」

 

 

2人は適当な距離に離れ、デッキケースを自身の腕に当て、デッキケースに内蔵されたバンドが腕に巻かれる。

 

 

千歌「全てを照らす煌めき、世界に降り注ぐ無限の極光! ルミナイズ!〈極光の超太陽〉」

 

北葉「行きます。ルミナイズ!」

 

 

オープンTHEフラッグ

 

 

千歌「ドラゴンワールド」

◼️手札6/ゲージ2/LP10

 

北葉「デンジャーワールド」

◼️手札6/ゲージ2/LP10

 

 

 

北葉「僕の先攻、ドロー!チャージ&ドロー!」

◼️手札6→7/ゲージ2→3

 

北葉「ライフ2払って〈激砕斧 カギツノ斬魔〉を装備!」

◼️手札7→6/LP10→8

 

 

激砕斧 カギツノ斬魔

ダンジョンW

斬魔

アイテム:攻6000/打撃3

◼️【装備コスト】ライフ2払う。

◼️君はセンターにモンスターを置けない。

【ソウルガード】

 

 

北葉は黒く長い持ち手に、歪な形をした赤い刃のついた斧を装備する。

 

 

北葉「ライトに〈アーマナイト・カーリー〉をコール!」

◼️手札6→5

 

 

アーマナイト・カーリー

サイズ1/攻2000/防2000/打撃2

 

 

北葉「アーマナイトカーリーの登場時能力、"修羅降臨の儀"手札にある〈アーマナイト・ケルベロス"A"〉をカギツノ斬魔にソウルイン!」

◼️手札5→4

 

 

カギツノ斬魔のソウルにカードが入った時、北葉の背後に半透明なアーマナイトケルベロス"A"の幻影が現れる。

 

 

北葉「アーマナイトケルベロスAがソウルにあるアイテムの打撃力+2!!」

 

 

カギツノ斬魔 打撃3→5

 

 

千歌「打撃力5………!」

 

北葉「さらにキャスト!〈闘気暴走〉ライフを7払い、7チャージ!」LP8→1

◼️手札4→3/ゲージ3→10

 

北葉「キャスト〈餓狼深気功〉ライフ+2、さらに相手とのライフ差が4以上あるなら、さらにライフ+6!」LP1→3

◼️手札3→2

 

 

北葉のライフは3、千歌のライフは10、その差は7もある。

 

 

北葉「よって僕のライフ+6。」LP3→9

 

 

 

   ◆

 

 

善子「ライフを削ってアドバンテージを得て、さらにその倍のライフを回復する。しかもアイテムの超強化まで………。あの人は生粋のデンジャーワールド使いね。」

 

花丸「善子ちゃんがそこまで褒めるなんて、あの人相当強いずらね。」

 

善子「ヨハネよ。けどまあ、強いと思うわ、あの人。」

 

 

善子はAqoursの中でもデンジャーワールドの使い手だ。今のデッキタイプと属性は違うが、以前はタイラント属性のカードを使っていたため、ライフ管理や、アイテムを使ったデンジャーワールドの定石通りの戦略は理解している。そんな善子から見ても北葉は強いと思わされる。

 

 

   ◆

 

 

北葉「アイテムのソウルにあるアーマナイトケルベロスAの起動能力!"ガルチャージ"! ゲージ3払い、カギツノ斬魔の打撃力+3!」

◼️ゲージ10→7

 

 

カギツノ斬魔は赤いオーラを放つ。

 

 

カギツノ斬魔 打撃5→8

 

 

千歌「打撃力8⁉︎」

 

北葉「アタックフェイズ!カギツノ斬魔で高海千歌さんに攻撃!打撃8!!」

 

 

カギツノ斬魔の赤いオーラが斧の刃に吸収され、カギツノ斬魔の刃赤くなり、一回り大きくなる。そして北葉は高く飛び上がり、千歌へと赤い刃を振り下ろす。

 

 

千歌「うわぁぁぁぁ!!」LP10→2

 

 

強い衝撃と波動で千歌は転がるように倒れる。

 

 

北葉「ターンエンドです。」

◼️手札2/ゲージ7/LP9

 

 

千歌「私のターン、ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札6→7/ゲージ2→3

 

千歌「ライフ1払い、ライトに〈必殺の型 バルドラゴン〉をコール!」

◼️手札7→6/ライフ2→1

 

 

必殺の型 バルドラゴン

サイズ2/攻6000/防4000/打撃2

 

 

千歌「登場時能力"バルドラゴンフォース"3チャージ!」

◼️ゲージ3→6

 

千歌「レフトに〈誕生!バルドラゴン〉をコール!」

◼️手札6→5

 

 

誕生!バルドラゴン

サイズ0/攻4000/防1000/打撃1

 

 

千歌「ゲージ2払い、バルドラゴン2体をソウルに入れて、ライトにコール!〈超太陽輝竜 バルソレイユ・レイ〉!」

◼️手札5→4/ゲージ6→4

 

 

太陽輝竜 バルソレイユ・レイ

ドラゴンW/スタードラゴンW/ダークネスドラゴンW

太陽竜/ネオドラゴン/黒竜

サイズ3/攻7000→10000/防7000/打撃2→3

◼️【コールコスト】君の場のモンスター2枚までの上に重ねて、君のドロップからカードを1枚このカードのソウルに入れて、ゲージ2払う。

◼️このカードにソウルがあるなら、このカードの攻撃力+3000、打撃力+1!

◼️このカードが連携攻撃した時、相手の場のモンスター1枚を破壊するか、相手の場のソウル1枚をドロップに置く。

◼️"太陽の瞬き"【対抗】相手のターン中、君のライフ+5!!"太陽の瞬き"は1ターンに1回だけ使える。

【2回攻撃】【ソウルガード】/ソウル3

 

 

千歌のレフトに現れたのは、赤と白の配色がされた鎧を装着し、仮面のようなヘルムを被り、そして8刀のソードビットが背中に円形のように浮遊し、そして胸の鎧には太陽のマークが刻印されているバルソレイユだ。

 

 

千歌「そして私のライフが6以下で、場にバルソレイユがいるなら………〈真・ドラゴンフォース"紅天超太陽の型"〉解放‼︎」

◼️手札4→3/ゲージ4→1

 

 

真・ドラゴンフォース"紅天超太陽の型"

ドラゴンW

太陽竜

アイテム:攻7000/打撃2

『解放条件‼︎』(君のライフ6以下で、場にカード名に「バルドラゴン」か「バルソレイユ」を含むサイズ2以上のモンスターがいる。)

◼️【装備コスト】ゲージ3払い、君のデッキから〈太陽竜〉2枚までをソウルに入れる。

◼️このカードは相手の効果で破壊されず、手札とデッキに戻せず、能力は無効化されない。

◼️君はサイズの合計5まで〈太陽竜〉のモンスターを場に置ける。

◼️ このカードが他の〈太陽竜〉と連携攻撃した時、このカードをスタンドして、君のライフが13以下なら、君のライフ+2!さらに君のライフが10以上ならこのカードと連携攻撃したサイズ2以下の〈太陽竜〉1枚は【2回攻撃】を得る。

◼️ 【紅天召喚:太陽竜】(お互いのターン中に使える。)

ライフ1払い、このカードのソウルから〈太陽竜〉のモンスター1枚をコールする。その後、君の場のモンスターを好きな枚数そのカードのソウルに入れてもよい。【紅天召喚:太陽竜】は1ターンに1回だけ使える。

ソウル2

 

 

 

千歌は金色に縁取られた紅いオーラを纏い、紅い両翼が生え、赤と黒のノースリーブの着物ドレス、着物袖のアームカバー、アシンメトリーで片側が長い和風なミニスカート、千歌の胸を強調するような胸鎧、赤色の指出し手袋、腰には小さい竜の羽を模した装飾が施してある。さらに千歌の髪は全体的に伸び、後ろ髪は腰あたりまで伸びる、そして、千歌が少し動くたびに紅と金の粒子が舞い散っている。

 

 

力強く、紅金のオーラを纏い、紅金の粒子が舞う様にファイトを見ているギャラリーは魅力される。

 

 

千歌「アタックフェイズ! 真ドラゴンフォースとバルソレイユレイで連携攻撃! 真ドラゴンフォースをスタンド、私のライフ13以下なら、ライフ+2! バルソレイユレイの連携攻撃時の能力で、アーマナイトカーリーを破壊! 連携打撃5!」LP1→3

 

 

バルソレイユレイの背後で浮遊しているブレードビットの1本がアーマナイトカーリーを突き刺して破壊する。

 

千歌は翼を広げて北葉に向かって疾駆する。その援護をするようにバルソレイユレイは背後のブレードビット8本全てを北葉に飛ばす。北葉はカギツノ斬魔の刀身でガードするが、その上からぶつかる千歌の拳の衝撃で後ろに足を引きずる。

 

 

北葉「くっ、うぅ………」LP9→4

 

千歌「真ドラゴンフォースとバルソレイユレイで2回連携攻撃! 真ドラゴンフォースをスタンド、ライフ+2! 打撃5!」LP3→5

 

北葉「キャスト!〈闘気四方陣〉攻撃を無効化します!」

◼️手札2→1

 

 

北葉の前に魔法陣の盾が現れ、バルソレイユレイのブレードビットと千歌の拳を弾く。

 

 

千歌「真ドラゴンフォースの能力発動!【紅天召喚】ライフ1払い、真ドラゴンフォースのソウルから〈大場の竜 バルドラゴン〉をレフトにコール!」

◼️LP5→4

 

 

真ドラゴンフォース ソウル2→1

 

 

太陽の竜バルドラゴン

サイズ2/攻5000/防3000/打撃2

 

 

真ドラゴンフォースの能力により、千歌はサイズの合計5までの〈太陽竜〉のカードをコールできる。よってサイズ3のバルソレイユと、サイズ2のバルドラゴンが同じ場に集うという奇跡の盤面になるのだ。

 

 

千歌「真ドラゴンフォースとバルドラゴンで連携攻撃! 真ドラゴンフォースをスタンド、そしてライフ+2! 打撃2!」LP4→6

 

北葉「キャスト!〈斬魔四方陣〉ダメージを0に減らし、さらにライフ+1!」LP4→5

◼️手札1→0/ゲージ7→6

 

千歌「真ドラゴンフォースで攻撃!打撃2!」

 

北葉「ぐっ………!」LP5→3

 

千歌「ターンエンド!」

◼️手札3/ゲージ1/LP6

 

 

北葉「なんとか耐えた………。さすがAqoursのリーダー、高海千歌さんです。僕のターン、ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札0→1/ゲージ6→7

 

北葉「レフトにバディコール!〈アーマナイト・ゴーレム"A"〉」LP3→4

◼️手札1→0/ゲージ7→5

 

 

アーマナイト・ゴーレム"A"

デンジャーW

アーマナイト

サイズ2/攻8000/防8000/打撃1

◼️【コールコスト】ゲージ2払う。

◼️【起動】君のライフが5以下の時、場のこのカードを君の〈武器〉のソウルに入れてよい。

◼️このカードがソウルにある〈武器〉の攻撃力+3000して、【2回攻撃】を得る。

 

 

北葉のレフトに、金色の鎧を着た銃火器をいくつも装備していて、右手に槍を持っている巨兵が現れる。

 

 

北葉「アーマナイトゴーレムAの起動能力!カギツノ斬魔にソウルイン! アーマナイトゴーレムAがソウルにあるアイテムは攻撃力+3000/【2回攻撃】を得る。」

 

 

アーマナイトゴーレムAがソウルに入り、北葉の背後にアーマナイトゴーレムAの幻影が現れる。そしてカギツノ斬魔の赤いオーラが赤黒く変化し、そして赤い雷を纏う。

 

 

カギツノ斬魔 ソウル1→2

攻6000→9000/【2回攻撃】

 

 

北葉にはもう手札がは無い。このターンで決めきれなければ、もはや次の自分のターンは訪れない。

 

 

北葉「ソウルにあるアーマナイトケルベロスAの能力、"ガルチャージ"! ゲージ3払い、カギツノ斬魔の打撃力+3!」

 

 

カギツノ斬魔

打撃5→8

 

 

北葉「これでカギツノ斬魔は攻撃力9000/打撃力8/【2回攻撃】を持つ最強の武器となった!」

 

千歌「………………」

 

 

 

   ◆

 

 

果南「千歌、ちょっとやばくない?」

 

ダイヤ「なんと恐ろしいスペックの武器なんでしょうか………、このままでは、初戦から千歌さんは敗北してしまうかもしれません!」

 

曜「負けないよ!千歌ちゃんは絶対に負けない………!」

 

 

   ◆

 

 

 

北葉「アタックフェイズ! カギツノ斬魔で千歌さんに攻撃!打撃8!」

 

千歌「キャスト!〈ドラゴンシールド 緑竜の盾〉攻撃を無効化して、ライフ+1!」LP6→7

◼️手札3→2

 

 

北葉はカギツノ斬魔を構えて千歌に向けて疾駆する。そして横薙ぎで千歌を斬ろうとするが、千歌の前に現れた緑色の竜の顔を模した盾に弾かれる。

 

 

北葉「くっ………!だけど、次の一撃で終わりです!カギツノ斬魔で千歌さんに2回目の攻撃! 打撃8!」

 

千歌「バルソレイユレイの能力発動!"太陽の瞬き"私のライフ+5!」LP7→12

 

北葉「な、何⁉︎ だけど攻撃は続いています!」

 

 

北葉は再び大斧の振り上げて、盾一閃に千歌を斬る。

 

 

千歌「くぅぅ!」LP12→4

 

北葉「決められなかったか………ターンエンドです」

◼️手札0/ゲージ5/LP3

 

 

千歌「私のターン、ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札2→3/ゲージ1→2

 

千歌「メインは何もしない、アタックフェイズ! 真ドラゴンフォースと、バルソレイユレイで連携攻撃! 真ドラゴンフォースをスタンド、ライフ+2! 連携打撃5!」LP4→6

 

北葉「僕の手札は………0!」

 

 

バルソレイユレイはブレードビットを北葉に飛ばす。北葉はカギツノ斬魔でブレードビットを弾くが、何本かは北葉の腕や脚を斬るつける。そして追い討ちとばかりに千歌は北葉を殴り、紅い爆発が起こる。

 

 

北葉「ぐわぁぁぁぁぁぉぁぁああ!!」LP3→0

 

 

 

   ◆

 

 

 

千歌は倒れた北葉に手を差し伸べる。

 

 

千歌「楽しいファイトでした。」

 

北葉「ありがとうございました。僕も楽しかったです。あ、負けたので星1つ渡さないとですね。」

 

 

北葉は差し伸べた千歌の手を取って立ち上がり、そして賭けていた星1つを千歌に渡す。これで北葉の所持星は0となった。

 

この予選では所持している星が0になっても失格にはならない。とにかく沢山ファイトして、1チームで星30個以上貯めれば良い。負けてもまだまだ勝ち上がるチャンスはあるのだ。

 

 

北葉「次会う時は負けません。必ずまたあなたの前に立ちます。ではこれで………。」

 

 

と、一礼して北葉は会場の前から去って行った。 周りのギャラリーは千歌の勝利を讃えて拍手を送っている。

 

 

 

高海千歌 ★1→2個

 

 

 




今回も感想を是非!!

次回のファイトの組み合わせどうしよう………


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滅刃の英剣王

前回の『バディファイトLoveLive!サンシャイン‼︎』は………

 

 

ついにグランドバディカップ:チームトーナメント予選が開催された。予選は街を徘徊し、星のバッジを奪い合うサバイバル形式で行われる。

 

予選に参加した千歌、梨子、鞠莉は別れて行動する。そして予選が開始されて最初のファイトは千歌と、チーム:クラッシュのメンバー北葉だった。

 

北葉にくり出すデンジャーワールドの斬魔と"A"の強力なコンボに苦戦しつつも、予選最初のファイトは千歌が制したのだった。

 

 

 

   ◆

 

 

 

予選が開始されてから約40分ほどが経過した。Aqoursの千歌、梨子や鞠莉、他のチームの選手は次々とファイトを始めては星のバッジを奪い合っている。星のバッジが5個以上集めているファイターもちらほらと見えてきた。

 

 

 

梨子「ジャックナイフで相手に攻撃!」

 

「ぐぁぁぁ!!」LP4→0

 

梨子「よし、これで星のバッジ4つ!」

 

 

梨子はチーム予選のメンバーに選ばれた見立て通り、ジャックナイフを高いスペックまで押し上げて、短期決戦向けの高いカードパワーで次々とバッジを集めていた。

 

 

 

   ◆

 

 

 

予選に参加しないチームメンバーは、本会場と隣接して作られた特別視聴ドームにて予選の様子を見ていた。

 

 

果南「千歌も梨子ちゃんも鞠莉も、順調に勝ち進んでるみたいだね。」

 

ダイヤ「ええ。とてもいいペースですわ。」

 

 

と、果南とダイヤが話しをしていると、一つ二つ隣からいい匂いがしてきた。どうやら花丸が惣菜自販機からホットドッグや唐揚げ、おにぎりなどを多く購入して食べているようだ。

 

 

花丸「ん〜〜!自動販売機のお惣菜も美味しいずら〜〜!」

 

善子「あんた、さっきからおとなしいと思ったら、食べ物買いに行ってたの?」

 

花丸「うん!善子ちゃんも食べる?」

 

善子「ヨハネよ! 私はまだ要らないわ。」

 

花丸「そうずら?結構美味しいずらよ」

 

ルビィ「この串焼き、ほんとに美味しいね!」

 

善子「って、ルビィも食べてるし………ん?てか自販機に串焼きとかもあるの?」

 

花丸「ううん、さっき売り子の人が来てたずら。」

 

 

特別視聴ドームには自販機の他に、数時間おきに外の屋台から売り子が来るようだ。

 

 

善子「くっ………2人を見てたら急にお腹空いてきたわ………」

 

ダイヤ「お昼も近いですし、私達も何か食べ物を買いましょう。」

 

曜「そうだね。自販機からなんか買ってこよう!」

 

果南「ますます、千歌達には申し訳ないかも………」

 

善子「ほんとよね。」

 

 

 

   ◆

 

 

 

梨子「ふぅ………疲れた。」

 

 

梨子は連続してファイトをしていた為、近くのベンチに座って休んでいた。他にもちらほらとベンチに座って休憩しているファイター達も見えるし、ファイトを始める選手達もいる。

 

梨子がベンチでくつろいでいると「ずいぶん疲れているようだな。」と声をかけられる。声をかけて来たのは………

 

 

梨子「え?あ、あなたはエスカトロジーの、浅加レムさん!」

 

レム「隣り、いいか?」

 

梨子「はい。どうぞ」

 

レム「ありがとう。 ジュースいるか?」

 

梨子「え?」

 

 

よく見るとレムはペットボトルのジュースを2本持っていた。多分、近くの自販機で買ったのだろう。

 

 

レム「実は琴奈に差し入れようと思ったのだが、近くを探しても居なくてね。ぬるくなっても勿体ないから、お前にやる。 コーラとファンタ、どっちを飲む?」

 

梨子「じゃあ、ファンタで。」

 

レム「うむ。」

 

 

梨子はレムからファンタを受け取る。まだまだ冷えていて冷たい。東京は沼津と違って、一月でも結構な日照りで暖かく感じる。かつて東京で暮らしていた梨子だが、沼津の冬の寒さに触れて初めて、冬でも暖かい東京の気温の高さを身に染みて感じていた。

 

 

梨子「ありがとうございます。」

 

 

梨子はペットボトルのふたを開けて一口飲む。口の中で弾ける炭酸の刺激と、ぶどうの風味が鼻から抜けてちょうどいい甘さと清涼感を感じる。

 

 

梨子「ふぅ、美味しい。」

 

レム「ああ。」

 

 

2人は隣同士に座って少しずつジュースを身体に流し込む。

 

 

レム「桜内梨子。」

 

梨子「あ、はい。」

 

レム「渡辺曜は、あの時より強くなっているか?」

 

 

レムの言う「あの時」とは、ラブライブ!バディカップの時である。レムは予選決勝で曜とファイトして敗北している。

 

 

梨子「はい。強くなってますよ。」

 

レム「そうか。再び戦うのが楽しみだ。」

 

 

2人はジュースをゆっくり飲みながら会話するが、どことなく話しが続かない。2人は顔を合わせた事はあっても話しをした事がない。だからなんと言うか、気まずい。

 

2人は黙々とジュースを飲み干す。

 

 

レム「………ところで桜内梨子、星は何個ある?」

 

梨子「私はまだ4個です。 レムさんは?」

 

レム「さすがだな。私は5個だ。」

 

梨子「5個………、たった40分くらいで⁉︎」

 

レム「4個も5個も変わらんさ。 私がファイトしたファイター達は頑なに星を1つずつしか賭けようとしなかったからな。」

 

 

この予選では星を奪い合う方式が取られている。一回のファイトに賭けられる星は最大3個までだ。勝てば星が多く手に入るが、その分、負けた時の損失は大きい。3個の星を賭けて負け、チームの足を引っ張らない為にも、序盤から星を2個以上賭けてファイトする者はあまり多くはない。

 

 

レム「どうだ桜内梨子、私とファイトしないか?もちろん星を3個賭けて。」

 

梨子「え⁉︎」

 

 

突然のレムからの挑戦に梨子は驚く。

 

 

レム「高海千歌、渡辺 曜に続いてドラゴンフォースというカードを使う、Aqours3本柱の1人、桜内梨子。今この予選で出会ったのも何かの縁だ。私はお前ともファイトしてみたい。」

 

 

レムは真っ直ぐに梨子を見て強い気持ちを伝える。梨子は今この場でファイトを断る事もできるが、もしこのファイトに勝てば星を3個得て千歌や鞠莉の負担を減らすこともできる。だが負ければ星3個を失い、ふりだしの星1個になってしまう。だが梨子は決断する。

 

 

梨子「わかりました。受けます、そのファイト。」

 

レム「ありがとう。ではさっそく始めようか。」

 

 

梨子とレムは適当な距離離れて向き合う。そしてリアルバディシステムが作動する。梨子とレムがファイトする事を知ったギャラリーが集まる。

 

 

 

   ◆

 

 

 

リアルバディシステムを始動させた事で、メイン会場と特別視聴ドームのモニターに梨子とレムが映る。

 

 

ルビィ「あ!梨子ちゃんだぁ!」

 

果南「どうやらファイトを始めるみたいだね。」

 

曜「対戦相手は、浅加レムさんだ!」

 

かすみ「あさか?果林先輩の親戚とかですか?」

 

果林「違うわよ。私の苗字と漢字が違うでしょ。」

 

 

果林の苗字は「朝香」レムの苗字は「浅加」だ。読み方は同じでも漢字は違う。こういった苗字被り、名前被りの選手はいくらか居る。

 

 

愛「あの浅加レムって人、強いの?」

 

曜「うん、強いよ。」

 

 

 

   ◆

 

 

 

梨子「未来へ導く煌めき、星々の閃光! 輝きのルミナイズ!〈スターライトニング・ノヴァ〉」

 

レム「破壊の後に再生は無し、光と闇と善も悪も全てを斬り裂く滅びの剣………ルミナイズ!〈滅王の英剣〉」

 

 

オープンTHEフラッグ

 

 

梨子「スタードラゴンワールド」

◼️手札6/ゲージ2/LP10

 

レム「レジェンドワールド」

◼️手札6/ゲージ2/LP10

 

 

梨子「先攻をもらいます。ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札6→7/ゲージ2→3

 

梨子「ライトに〈剣星機 J・イグナイター〉をコール!」

◼️手札7→6

 

 

剣星機 J・イグナイター

サイズ1/攻3000/防2000/打撃2

 

 

梨子「レフトに〈星光竜装機 SJ・アストブレード〉をコール!」

◼️手札6→5/ゲージ3→2

 

 

星光竜装機 SJ・アストブレード

スタードラゴンW

竜装機/星光機

サイズ2/攻3000/防1000/打撃1

◼️【コールコスト】ゲージ1払う。

◼️ このカードは、カード名に「ジャックナイフ」か「ドラゴンフォース」を含むカードのソウルにしか入れられず、「星光竜装機 SJ・アストブレード」は場のカード1枚のソウルにしか入れられない。

◼️このカードがソウルにある〈ネオドラゴン〉の打撃力+2!

 

 

梨子「SJシザードをソウルに入れてゲージ2払い、レフトにバディコール!〈閃光星竜 ジャックナイフ〉」LP10→11

◼️手札5→4/ゲージ2→0

 

 

閃光星竜 ジャックナイフ

スタードラゴンW

ネオドラゴン

サイズ2/攻7000/防6000/打撃2

◼️【コールコスト】君の場のモンスター1枚までの上に重ねて、ゲージ2払う。

◼️【起動】君の手札かドロップから〈竜装機〉1枚までをこのカードのソウルに入れる。さらに君のライフ+2!この能力は1ターンに1回だけ使える。

◼️お互いのアタックフェイズ開始時、このカードのソウルが3枚以上なら以下の能力を全て得る。

・"閃光の鎧"そのターン中、君のカード全ての攻撃力+3000し、このカードの防御力+4000、打撃力+1!この能力は1ターンに1回だけ使える。

・"閃光の翼"このカードが攻撃した時、ライフ1払ってよい。払ったら、このターン中、このカードのソウルの枚数分、相手の場のカード全ての防御力-1000!この能力は1ターンに1回だけ使える。

【2回攻撃】【ソウルガード 】/ソウル1

 

 

ジャックナイフは胸元の中心に青い球体のようなものが埋め込まれている青いラインの入った白いアーマーを纏う。さらに胸元の球体を中心に、X字のアーマーのラインからは常に青い光が放出されていて、胸の中心の球体には光が収束しているような動きがループしている。

 

 

梨子「さらに、ライトのJイグナイターをジャックナイフに星合体!」

 

 

ジャックナイフ ソウル1→2

 

 

梨子「ジャックナイフの起動能力!手札から〈竜装機 シルトファイター〉を星合体!」

 

 

ジャックナイフ ソウル2→3

 

 

梨子「アタックフェイズ! ジャックナイフの能力、"閃光の鎧"ソウル3枚以上あるなら、私の場のカード全ての攻撃力+3000、ジャックナイフの防御力+4000/打撃+1!」

 

 

 

ジャックナイフ ソウル3

攻7000→10000/防6000→10000/打撃2→4→5→6

◼️星光竜装機 SJ・アストブレード

(打撃力+2)

◼️剣星機 J・イグナイター

(打撃力+1)

◼️竜装機 シルトファイター

(ソウルから捨てて、ダメージを0に減らす。)

 

 

 

梨子「行きます!ジャックナイフでレムさんを攻撃!打撃6!」

 

 

ジャックナイフはソウルから転送されたアストブレードの剣でレムを斬る。

 

 

レム「ぐぅっ………!!」LP10→4

 

梨子「ターンエンドです。」

◼️手札4/ゲージ0/LP11

 

 

 

   ◆

 

 

 

最初のターンからの怒涛の攻めに、会場中は驚愕し、そして歓声が上がる。

 

 

愛「初手から打撃6って、えっぐいわ〜〜! エッグだけに!」

 

 

愛は食べていたたまごサンドを見せてにこにこしている。

 

 

善子「た、ダジャレ………?」

 

花丸「なかなかレベルの高いダジャレずらね………」

 

 

愛のダジャレにちょっとした寒気を感じる。

 

 

歩夢「あの子、凄く強いね。えっと〜………」

 

侑「桜内梨子ちゃんだよ!歩夢」

 

 

 

 

   ◆

 

 

 

 

レム「ぐっ………、やるな。私のターン、ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札6→7/ゲージ2→3

 

 

桜内梨子、ジャックナイフを中心に竜装機などでジャックナイフを強化して重く高い打撃で殴る速攻性の高いデッキを使う。たしかにこの早い者勝ちの予選では有効なデッキと言える。

 

 

レム「ならば私も、最初から速攻で攻めていこう。 キャスト〈滅王の英剣旗〉を設置」

◼️手札7→6/LP4→2

 

 

滅王の英剣旗

レジェンドW

英雄/英剣

◼️【設置】

◼️【使用コスト】ライフ2払う。

◼️【起動】君の手札を1枚捨ててよい。捨てたら、君のデッキの上からカードを2枚ゲージに置く。さらに、この効果で〈英雄〉のカードを捨てていれば、君のデッキから〈英剣〉1枚を手札に加える。デッキヲ見たらシャッフルする。。この能力は1ターンに1回だけ使える。

◼️「滅王の英剣旗」は場に1枚だけ【設置】できる。

 

 

レムの背後に騎士の旗が幾つもついた砦が現れる。

 

 

レム「滅王の英剣旗の能力、手札を1枚捨て、2チャージ。さらに〈英雄〉のカードを捨てていればデッキから〈英剣〉1枚を手札に加える。」

◼️手札6→5/ゲージ3→5

 

 

レムが捨てたカードは「戦乙女 全知のアルヴィドル」英雄のカードだ。

 

 

レム「デッキから〈滅刃の英剣王 ギルガメッシュ〉を手札に加える。」

◼️手札5→6

 

レム「そして手札から捨てたアルヴィドルの効果発動。1チャージ、1ドロー!」

◼️手札6→7/ゲージ5→6

 

 

レム「ゲージ3払い、ライトにバディコール!〈滅刃の英剣王 ギルガメッシュ〉」LP2→3

◼️手札7→6/ゲージ6→3

 

 

滅刃の英剣王 ギルガメッシュ

レジェンドW

英剣/英雄

サイズ3/攻7000/防7000/打撃2

◼️【コールコスト】ゲージ3払う。

◼️"滅刃剣王の使命"君のライフを3払う。払ったら、君のデッキの上からカードを6枚見て、2枚をゲージに置いて、2枚を手札に加える。残ったカードはドロップに置く。"滅刃剣王の使命"はファイト中に1回だけ使える。

◼️このカードが破壊された時、君のデッキ、手札からカード名に「ギルガメッシュ」を含むアイテム1枚までを【装備コスト】を払って装備する。この能力は1ターンに1回だけつかえる。

【2回攻撃】

 

 

レムの場に、金の鎧を着て、厳つく鋭い目つき、金髪の長髪で右側の額から1本の角が生え、大剣を持った男性のモンスターが現れる。そのモンスターは禍々しいオーラを纏っている。

 

 

レム「〈名剣 フルティング〉を装備。」

◼️手札6→5

 

 

名剣 フルティング

英雄

アイテム/攻1000/打撃3

 

 

レム「キャスト〈知将の閃き〉フルティングをドロップに置き、ライフ+4だ。」LP3→7

◼️手札5→4

 

レム「滅刃の英剣王ギルガメッシュの能力、"滅刃剣王の使命"ライフ3払い、デッキトップから6枚確認する。そして2枚をチャージ、さらに2枚を手札に加え、残り2枚を破棄する。」

◼️手札4→6/ゲージ3→5/LP7→4

 

梨子「手札を整えてる………?」

 

レム「レフトに〈英剣の騎士 カルダナ〉をコール。」

◼️手札6→5

 

 

 

英剣の騎士 カルダナ

レジェンドW

英雄

サイズ1/攻5000/防2000/打撃2

◼️君の場にサイズ3の〈英雄〉のモンスターがいるなら、このカードのサイズを1減らす。

◼️このカードが攻撃したバトル終了後、このカードを破壊する。破壊したら、君のライフ+1!

 

 

 

レム「アタックフェイズだ。」

 

梨子「ジャックナイフの能力発動!"閃光の鎧"ジャックのソウル画面3枚以上なら、攻撃力+3000/防御力+4000/打撃+1!」

 

 

ジャックナイフ

攻7000→10000/防6000→10000/打撃5→6

 

 

 

レム「ギルガメッシュとカルダナでジャックナイフに連携攻撃だ!」

 

梨子「ソウルガード!」

 

 

カルダナは自ら囮となってジャックナイフの気を引き、ギルガメッシュは自身の剣に魔力を溜め、そして斬撃を放つ。

 

 

ギルガメッシュ+カルダナ

連携攻12000

 

ジャックナイフ

防10000

 

ジャックナイフ 撃破!

【ソウルガード】ソウル3→2

(剣星機 J・イグナイター)

 

 

ジャックナイフ

攻10000→7000/防10000/打撃6→5→4

 

 

ソウルのJイグナイターが無くなった事でジャックナイフの打撃力は下がる。それだけではなく、ジャックナイフのソウルが3枚以下になった事で、ジャックナイフの攻撃力、防御力、打撃力が上昇する能力も解除された。"閃光の鎧"はジャックナイフのソウルが3枚以上でなければ発動はしない。

 

 

ジャックナイフ『くっ………!』

 

レム「バトル終了後、カルダナの能力で自身を破壊して、私のライフ+1!」LP4→5

 

レム「ギルガメッシュで2回攻撃だ。ジャックナイフを攻撃!」

 

梨子「ソウルガードよ!」

 

 

ギルガメッシュは再び剣に魔力を溜め、斬撃として放つ。

 

 

ジャックナイフ 撃破!

【ソウルガード】ソウル2→1

(竜装機 シルトファイター)

 

 

レム「ターンエンドだ。」

◼️手札5/ゲージ5/LP5

 

 

 

梨子「私のターン、ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札4→5/ゲージ0→1

 

梨子「ライトに〈竜装機 スロウィング〉をコール!そしてジャックに星合体」

◼️手札5→4

 

 

ジャックナイフ ソウル1→2

 

 

梨子「〈竜装機 ラビリントス〉をコール!そして星合体!」

◼️手札4→3

 

 

ジャックナイフ ソウル2→3

 

 

梨子「さらに〈スタージャック・リペア〉1チャージ、さらにドロップから〈大竜装機 トリプルバスター〉を星合体!」

◼️手札3→2/ゲージ1→2

 

 

ジャックナイフ ソウル3→4

 

 

梨子「ジャックナイフの起動能力、ドロップから〈星光竜装機 SJ・クリアグリーン・ツウィンガー〉を星合体!」

 

 

星光竜装機 SJ・クリアグリーン・ツウィンガー

スタードラゴンW

竜装機

サイズ3/攻6000/防6000/打撃2

◼️【コールコスト】ゲージ2払う。

◼️ このカードは、カード名に「ジャックナイフ」か「ドラゴンフォース」を含むカードのソウルにしか入れられず、「星光竜装機 SJ・クリアグリーン・ツインウィンガー」は場のカード1枚のソウルにしか入れられない。

◼️このカードがソウルにある〈ネオドラゴン〉は【2回攻撃】を得る。

 

 

 

ジャックナイフ ソウル3→4

 

 

梨子「アタックフェイズ! ジャックナイフのソウルが3枚以上なら、能力発動!"閃光の鎧"攻撃力+3000/防御力+4000/打撃+1!」

 

 

ジャックナイフ ソウル4

攻7000→10000→13000/防6000→10000/打撃2→4→5→6

◼️星光竜装機 SJ・アストブレード

(打撃力+2)

◼️竜装機 スロウィング

(攻撃時に1チャージ。ターンに1回)

◼️大竜装機 トリプルバスター

(攻+3000/打撃+1/【貫通】)

◼️星光竜装機 SJ・クリアグリーン・ツウィンガー

(【2回攻撃】)

 

 

ジャックナイフの打撃力は6、対して今のレムのライフは5。このターン、攻撃がレムに一回でもヒットすれば梨子は勝利できる。だが相手はあのチームエスカトロジーの浅加レムだ。このターンの攻撃を凌ぐ手段は用意しているはずだ。

 

それでも、勝てるチャンスがあるならば………

 

 

梨子「ジャックナイフで、レムさんに攻撃!ソウルのスロウィングの能力で1チャージ。打撃6!」

◼️ゲージ2→3

 

レム「ふっ、キャスト!〈英剣王の眼光〉」

◼️手札5→4

 

 

英剣王の眼光

レジェンドW

英剣

◼️君の場にカード名に「ギルガメッシュ」を含むモンスターがいて、君が相手に攻撃されているなら使える。

◼️【対抗】その攻撃の対象を君の場のカードめに「ギルガメッシュ」を含むモンスター1枚に変更する。「英剣王の眼光」は、1ターンに1回だけ使える。

 

 

レム「ジャックナイフの攻撃の対象をギルガメッシュに移す。」

 

梨子「え⁉︎」

 

 

ジャックナイフは機翼を広げて飛び上がり、星合体で装備した剣でレムに斬りかかるが、目の前にギルガメッシュが立ちはだかり、お互いの剣をぶつけ合う。だが攻撃力と防御力の差は歴然、ギルガメッシュの剣はあっさり砕かれて、そのままギルガメッシュは破壊される。

 

 

ジャックナイフ

攻13000

 

ギルガメッシュ

防7000

 

滅刃の英剣王 ギルガメッシュ 撃破!

 

 

ギルガメッシュ『滅刃の剣よ………、我が名を冠し、新たなる英剣の王に偉大なる力を与えん………! さぁ、その手に我が剣を取れ! マイバディ………レムよ。』

 

 

そう良い残し、ギルガメッシュは光りの粒子となる。だがギルガメッシュが持っていた剣だけが場に残り、フィールドに突き刺さる。そして破壊されたギルガメッシュの粒子が残された剣に集約され、雷が走る。

 

 

レム「ギルガメッシュの能力発動!このカードの破壊時、デッキからカード名に「ギルガメッシュ」を含むカードを1枚を装備できる。」

 

 

レムのデッキの中から1枚のカードが場に残ったギルガメッシュの剣に吸収される。そしてレムはその剣を手にとり思いきり引き抜く。

 

 

レム「英剣の王が残した滅刃の剣よ。私が新たなる主人だ。その力の全てを解放せよ!ゲージ3払い、装備!〈滅刃英雄王剣 ギルガメッシュ〉」

◼️ゲージ5→2

 

 

滅刃英雄王剣 ギルガメッシュ

レジェンドW

英剣/英雄/滅刃

アイテム:攻10000/打撃2

◼️ このカードは、カード名に「ギルガメッシュ」を含むモンスターの能力でした装備できない。

◼️【装備コスト】ゲージ3払う。

◼️このカードは相手の効果で能力は無効化されない。

◼️【起動】君の手札にある〈英雄〉のカードを好きな枚数、このカードのソウルに入れる。この能力はファイト中に1回だけ使える。

◼️"滅刃斬王剣撃"このカードは【X回攻撃】(このカードのソウルにある〈英雄〉の枚数分)を得る。

【2回攻撃】【貫通】【ソウルガード】

 

 

レムがその剣を引き抜いた時、剣を通じてレムは黄赤いオーラを纏い、梨子に強いプレッシャーを与える。その気合いに梨子は思わず一歩後ずさってしまう。

 

 

梨子「あの時とは違う、禍々しい感じ………」

 

レム「まだお前のターン中だぞ?どうする。」

 

梨子「ジャックナイフで、レムさんをもう一度攻撃!打撃6!」

 

レム「キャスト!〈英剣王の聖杯〉」

◼️手札4→3

 

 

英剣王の聖杯

レジェンドW

英雄/英剣

◼️相手のターンの攻撃中に使える。

◼️【対抗】その攻撃を無効化する。さらに、君の場にカード名に「ギルガメッシュ」を含むモンスターがいるなら、カードを1枚ゲージに置いて、カード名に「ギルガメッシュ」を含むアイテムを装備してるなら、カードを1枚引く。「英剣王の聖杯」は1ターンに1枚だけ使える。

 

 

レム「ジャックナイフの攻撃を無効化する。」

 

 

ジャックナイフはソウルから現れた機械剣を装備して、レムに斬りかかるが、ジャックナイフとレムの前に気赤いオーラを纏う聖杯が現れ、機械剣を破壊する。

 

 

ジャックナイフ『ぐぬぅ………!』

 

レム「さらに私がギルガメッシュのアイテムを装備している事で、1ドロー!」

◼️手札3→4

 

梨子「ターンエンド」

◼️手札2/ゲージ3/LP11

 

 

 

レム「私のターン、ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札4→5/ゲージ2→3

 

レム「私のライフが6以下なら、ゲージ1払い、キャスト〈スンベル・ガルド〉2ドローだ。」

◼️手札5→4→6/ゲージ3→2

 

レム「さらに手札を1枚捨て、〈イング・ガルド〉2ドロー。」

◼️手札6→5→4→6

 

レム「手札から捨てられた〈戦乙女 全知のアルヴィドル〉の能力で、1チャージ、1ドロー!」

◼️手札6→7/ゲージ2→3

 

梨子「また手札を整えてる………、ギルガメッシュの為ね。」

 

レム「分かるか。だが、このギルガメッシュはあの時とは違うぞ。滅刃英雄王剣ギルガメッシュの起動能力発動!私の手札にある〈英雄〉のカードを好きなだけソウルに入れる事ができる。私は手札の〈英雄〉7枚全てをギルガメッシュにソウルイン!」

◼️手札7→0

 

梨子「7枚全部⁉︎」

 

レム「さらに能力"滅刃斬王剣撃"ギルガメッシュのソウルにある〈英雄〉の枚数の攻撃回数を得る。」

 

 

滅刃英雄王剣 ギルガメッシュ ソウル0→7

【7回攻撃】

 

 

梨子「7回………攻撃⁉︎」

 

レム「行くぞ、アタックフェイズ。ギルガメッシュでジャックナイフを攻撃する!」

 

 

レムは腰を低く落とし、剣先を腰の後ろに刺すように構える。そして右足を強く踏み込んで一瞬でジャックナイフの間合いに詰めて、下斜め上に斬る。

 

 

ギルガメッシュ

攻10000

 

ジャックナイフ

防6000

 

 

ジャックナイフは一瞬のことに反応できずに破壊される。

 

 

梨子「ソウルガード!」

 

 

ジャックナイフ 撃破!

【ソウルガード】ソウル4→3

 

 

レム「ギルガメッシュで2回攻撃だ。」

 

梨子「ソウルガード!」

 

 

レムは移動せず、ギルガメッシュをさらに斜め上から下へと振り下ろす。

 

 

ジャックナイフ 撃破!

【ソウルガード】ソウル3→2

 

 

レム「3回攻撃だ。ジャックナイフをさらに斬る!」

 

梨子「ソウルガード」

 

 

振り下げた剣を今度は横一閃に薙ぐ。

 

 

ジャックナイフ 撃破!

【ソウルガード】ソウル2→1

 

 

レム「ジャックナイフに4回めの攻撃!」

 

梨子「ソウルガード!」

 

 

レムは横に薙いだ剣先の重みを利用し、それ勢いで一周回り、そのまま回し斬りで斜め上にジャックナイフを斬る。

 

 

ジャックナイフ 撃破!

【ソウルガード】ソウル1→0

 

 

レム「5回攻撃だ。」

 

梨子「ジャックナイフ、ごめんね。ソウルガード………!」

 

 

レムは剣先をジャックナイフに突きつけて、思い切り刺しこむ。貫かれた機械的な鎧は火花を散らして熱を帯び、そしてジャックナイフは爆発した。

 

 

ジャックナイフ 完全撃破!

 

 

レム「桜内梨子に6回めの攻撃!打撃2!」

 

 

レムは狙いを梨子に定めて、ギルガメッシュを構えて斬りかかる。

 

 

梨子「くっ!」LP11→9

 

レム「7回攻撃だ!打撃2!」

 

梨子「うぅ………!」LP9→7

 

レム「ギルガメッシュのソウルにある〈滅刃騎士 トリシューラス〉の能力発動!」

 

 

滅刃騎士 トリシューラス

レジェンドW

英雄/英剣

サイズ1/攻3000/防2000/打撃1

◼️【起動】"英剣の再刃"このカードがソウルにあるカード名に「ギルガメッシュ」を含むアイテムが3回以上攻撃したバトル終了後、このカードをドロップに置いてよい。置いたら、そのアイテムをスタンドする。"英剣の再刃"は1ターンに1回だけ使える。

 

 

 

レム「"英剣の再刃"ソウルにあるトリシューラスをドロップに置き、ギルガメッシュをスタンドする。 そして8回目の攻撃!」

 

梨子「うわぁぁ!」LP7→5

 

レム「ターンエンドだ。」

◼️手札0/ゲージ2/LP5

 

 

 

 

 

   ◆

 

 

 

 

曜「分かっていた事だけど、レムさんラブライブ!の時よりかなり強くなってるね。」

 

ルビィ「うん。あの新しいギルガメッシュ………凄い。」

 

 

曜とルビィはラブライブ!の予選決勝でレムとファイトした事がある。今までのギルガメッシュは、手札にある〈英雄〉を好きな捨てる事で、捨てた枚数分まで攻撃回数を増やしていたが、今回の滅刃英雄王剣ギルガメッシュは、手札の〈英雄〉をソウルに入れる事で攻撃回数を増やす。つまり、今までの"手札を捨てる"という一発的な性能から、"ソウルにカードが残り続ける限り"という継続的な複数回攻撃ができるカードになっているのだ。

 

 

 

 

   ◆

 

 

 

 

梨子「私のターン、ドロー!チャージ&ドロー!」

◼️手札2→3/ゲージ3→4

 

梨子「ライトに〈竜装機 エッジシューター〉をコール!」

◼️手札3→2

 

 

竜装機 エッジシューター

サイズ1/攻3000/防1000/打撃1

 

 

梨子「ライフ2払い、キャスト!〈スターライト・ジャックフォール〉」LP5→3

◼️手札2→1

 

 

スターライト・ジャックフォール

スタードラゴンW

星/召喚

◼️【使用コスト】ライフ2払う。

◼️君のデッキからカード名に「ジャックナイフ」を含むモンスター1枚を【コールコスト】を払ってコールする。デッキを見たらシャッフルする。「スターライト・ジャックフォール」はファイト中に1枚だけ使える。

 

 

梨子「このカード効果で、デッキからジャックナイフをコストを払ってコールできる。私はデッキから、ゲージ2払い、エッジシューターに重ねてコール!〈超星閃光竜(スターライトニング・ドラグナー) ジャックナイフ〉!」

◼️ゲージ4→2

 

 

 

超星閃光竜(スターライトニング・ドラグナー) ジャックナイフ

スタードラゴンW

ネオドラゴン

サイズ2/攻6000/防5000/打撃2

◼️【コールコスト】ゲージ2払い、このカードを君の場のモンスター1枚までの上に重ねる。

◼️【対抗】【起動】君の手札、ドロップ、場の〈ネオドラゴン〉1枚のソウルから〈竜装機〉1枚までを、君の場の〈ネオドラゴン〉1枚のソウルに入れる。この能力はメインフェイズとアタックフェイズに1回ずつ使える。

◼️【起動】"超閃光の翼"君のアタックフェイズ開始時、君の場のカード全てのソウルの合計が3枚以上なら、君の場のカード全ての攻撃力+3000して、相手の場のカード全ての防御力-3000!さらに君がカード名に「ドラゴンフォース」を含むカードを装備してるなら、君のライフ+2!"超閃光の翼"は1ターンに1回だけ使える。

【ソウルガード】/ソウル1

 

 

梨子の場に新たに現れたジャックナイフは、白と青がバランスよく配色されたアーマーを纏い、頭部のヘルム、肩鎧、肘鎧、膝鎧からクリアブルーの刃が突き出ている。さらに鎧の中心には青い球体が埋め込まれ、その球体を中心にエックス字に青い光のラインが走っている。背中の機翼にもクリアブルーの光りのラインが走っている。

 

 

梨子「キャスト!〈スタージャック・リペア〉1チャージ、さらにドロップから〈星光竜装機 SJ・アストブレード〉を星合体!」

◼️手札3→2/ゲージ2→3

 

 

ジャックナイフ ソウル1→2

 

 

梨子「ジャックナイフの能力発動!手札かドロップから〈竜装機〉1枚をソウルに入れる。私はドロップから〈星光竜装機 SJ・クリアグリーン・ツウィンガー〉を星合体!」

 

 

ジャックナイフ ソウル2→3

 

 

梨子「そして私のライフが6以下で、場のジャックナイフのソウルが3枚以上なら………〈超・ドラゴンフォース〉を解放‼︎」

◼️手札2→1/ゲージ4→2

 

 

超・ドラゴンフォース

スタードラゴンW

ネオドラゴン/喜び/愛

攻7000/打撃2

『解放条件‼︎』(君のライフ6以下で、君の場のカード名に「ジャックナイフ」を含むモンスターのソウルが3枚以上ある。)

◼️【装備コスト】ゲージ2払う。

◼️このカードは破壊されず、手札に戻せず、能力は無効化されない。

◼️【対抗】【起動】お互いのアタックフェイズ開始時、君の手札かドロップから〈竜装機〉1枚を君の場の〈ネオドラゴン〉1枚のソウルに入れる。さらに君のライフ+3!この能力は1ターンに1回だけ使える。

◼️君の場のカード名に「ジャックナイフ」を含むカードのソウルが3枚以上あるなら、このカードは次の能力を全て得る。

・君の場のカードのソウル全ては相手の効果で捨てられず、君の場のカード全ては相手の効果でレストされず、君が相手の効果で3以上受けるダメージを2減らす。

・【対抗】相手のターン中、君のライフが4以下ならゲージ1払い、このバトル中、このカードとバトルしている相手のカード1枚の打撃力を2減らす。この能力は1ターンに1回だけ使える。

【2回攻撃】【貫通】

 

 

今までとは違い、サクラピンクのオーラが梨子の全身を包み、梨子の髪色も淡いサクラピンクに染まり、梨子の後ろ髪を留めていたバレッタが少し大きい「✶ (キラ星マーク)」の形になる。さらに梨子の胸を強調するような蒼のラインの入ったピンクのスーツに胸部の鎧、ピンクのミニマントがついた腰鎧、機械的なレッグアーマーを纏い、両手には機械的な指抜きガントレットが装着される。そしてジャックナイフの翼を模したような機械的な小型の機翼が装備されてクリアブルーの光りが放出されて光の翼になる。その姿はまさに、全ての機竜を統べる美しき騎士姫と言った感じだ。 そして梨子が少し動くたびにサクラピンクの粒子が舞う。

 

 

 

レム「なんと美しい………」

 

 

梨子の超ドラゴンフォースから発せられるサクラピンクの粒子の美しさに、普段クールを装っているレムも魅入ってしまう。それほど美しいドラゴンフォースなのだ。

 

 

梨子「いきます。アタックフェイズ!フェイズ開始時に超ドラゴンフォースの能力発動、ドロップから〈竜装機 エルガーカノン〉を星合体!そしてライフ+3!」LP3→6

 

 

ジャックナイフ ソウル3→4

 

 

梨子「さらにジャックナイフの能力も発動!"超閃光の翼"私の場のソウルが3枚以上あるなら、私の場のカード全ての攻撃力+3000!」

 

 

ジャックナイフのアーマーの真ん中にある球体を中心に、アーマーがエックス字に展開され、全身を走る青い光りのラインが緑色に変色する。そして機翼から緑色の光りの粒子を放出して、強力な磁場を発生させ、味方の機体性能を向上させる。

 

 

ジャックナイフ ソウル4

攻6000→10000→12000/打撃2→4→5

◼️竜装機 エッジシューター

(攻撃時、相手にダメージ1!ターンに1回)

◼️星光竜装機 アストブレード

(打撃+2)

◼️星光竜装機 SJ・クリアグリーン・ツウィンガー

(【2回攻撃】)

◼️竜装機 エルガーカノン

(攻撃力+2000/打撃+1)

 

 

梨子「そして私が超ドラゴンフォースを解放していれば、ライフ+2よ。」LP6→8

 

レム「ライフを一気に逆転させたか。」

 

梨子「アタックフェイズ! 超星閃光竜ジャックナイフでレムさんを攻撃!打撃5!!」

 

 

ジャックナイフは緑色の光りの粒子を放出し続ける機翼を広げて飛び上がる。そして自身を緑光のエネルギーを纏わせ、ソウルから現れた機械剣を手に取り、レムへと突撃する。

 

 

レム「ギルガメッシュの試し斬りもここまでだな………。」

 

 

レムは剣を構えてジャックナイフの剣を受けとめるが、ジャックナイフが纏う緑光の磁場のエネルギー波がレムに衝撃を与え、そして緑の爆発を起こす。

 

 

レム「ぐわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁああ!!」LP5→0

 

 

 

 

   ◆

 

 

 

 

レム「私の負けだな………、約束の星3つだ。受け取ってくれ」

 

梨子「はい。」

 

 

レムは負けたにも関わらず、どこか清々しい表情をしている。そして梨子は差し出された星3つを受けとる。

 

 

梨子「いいファイトでした。」

 

レム「そうだな。今は負けたが、もし今度ファイトする時は負けない。」

 

 

レムは「星を集め直さないとな。」と言って口元をほんの少しつり上げる。梨子はレムが微笑むのを初めて見る。

 

 

レム「今度は本戦の会場で会おう。」

 

梨子「はい。」

 

 

そしてレムは去って行った。

 

 

 

 

桜内梨子 星4→7

 

浅加レム 星5→2

 




今回も感想を是非!!

いや〜〜思った以上に投稿が遅れてしまい………ほんとに…………………………。 すまないと思っている。

自分は農家民なので、この時期は、田植えや草刈りなどいろいろあって執筆してる暇がありませんでした。すみません。


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眠る羊

前回の『バディファイトLoveLive!サンシャイン‼︎』

 

 

グランドバディカップ"チームトーナメント"の予選が始まって、はや30〜40分くらいが過ぎていた。 梨子はチーム、エスカトロジーのメンバーである浅加レムと遭遇し、そしてファイトした。

 

レムの新たな「滅刃の英剣 ギルガメッシュ」に苦戦しつつも、梨子も新たに進化した「超星閃光竜スターライトニング・ドラグナー ジャックナイフ」を用いてなんとか勝利を収めた。そして梨子は、レムから星3つを受け取った。 これで梨子は星を7個所持することになった。

 

 

 

 

   ◆

 

 

 

 

グランドバディカップ"チームトーナメント"予選。 梨子がレムとファイトしていた同刻、鞠莉もファイトの相手を探して街を歩いていた。予選が開始されてから、鞠莉も何人かのファイターとファイトして現在の星の所持数は5個である。残り5個集めれば、1人10個のノルマ達成にもなる為、鞠莉は積極的にファイターに声をかけてはファイトをする考えだ。

 

自ら声をかけに行く鞠莉もなかなか社交的である。

 

 

鞠莉「誰かーー!マリィーとファイトしませんかーーー!!」

 

 

と自ら声をあげてファイトを呼びかけていると、ビルの木陰にあるベンチが目についた。ベンチというよりも"ベンチの下にある何か"に気がつく。あれは………人?誰かがベンチの下で倒れている?そう思い、鞠莉は早足で木陰のベンチへ向かう。

 

 

鞠莉「ヘイ!あなた大丈夫⁉︎」

 

 

と、倒れている人物に近づく鞠莉。それはオレンジブラウンの明るい髪色をした長髪の少女だった。鞠莉はしゃがみ込んで様子を見るが、その少女は「んん〜〜はるかちゃ〜〜ん〜」と呟いて寝息を立てていた。

 

 

鞠莉「ね、寝てるの………?」

 

 

どうやらその少女はただ寝ているだけだった。焦って近寄っただけに、鞠莉も「よかった〜〜」と安心して少し気が抜ける。

 

 

鞠莉「しかし気持ち良さそうに寝てるわね。なんだかマリーまで眠くなっちゃいそうデース。ん?」

 

 

鞠莉が少女をよく見ていると、胸元に星がついたワッペンをつけている事に気がつく。どうやら彼女も大会の参加者みたいだ。彼女のワッペンには星が4つある。

 

 

鞠莉「起こした方がいいかしら」

 

 

鞠莉は彼女を起こすかどうか迷う。別に彼女の安眠を邪魔しようとは思っていない。ただもし、こんなところに寝ていて、彼女が寝ている間にファイトせず星を取っていく輩がいるかもしれない。それに彼女がこのままずっと寝てたら、彼女のチームも困るだろうし。

 

鞠莉は優しく彼女の肩を揺する。

 

 

鞠莉「ヘーイ!起きなさーい。」

 

 

彼女は起きない。こんどは少し強く肩を揺する。

 

 

鞠莉「起きなさーい。こんなところで寝てたら風邪をひくわよーー」

 

 

彼女はまだ起きない。だいぶ深い眠りに落ちてるようだ。

 

 

鞠莉「困ったわね。かと言って放っておけないし。」

 

 

千歌と梨子にも連絡してみようかとスマホを取り出すと、傍らから「うう〜〜っん………」と寝ていた少女が寝返りをうつ。

 

 

「あれ〜〜?ここは………?」

 

鞠莉「あら、目が覚めた?」

 

「ん〜〜あはは〜〜彼方ちゃん寝ちゃってたか〜〜」

 

 

と、自分を彼方と呼んだ少女は目を擦りながらゆっくりと上体を起こした。

 

 

彼方「えぇと〜〜、あなたは?」

 

鞠莉「私は小原鞠莉よ。あなたは?」

 

彼方「私、近江彼方。」

 

鞠莉「ずいぶん気持ち良さそうに寝てたわね。最初見つけた時、倒れてるんじゃないかって心配したのよ。」

 

彼方「あ〜〜すみません。太陽がポカポカで風もほどよく吹いてたから気持ちよくて寝ちゃってました〜〜」

 

 

たしかに今は冬の季節にも関わらず、東京は結構暖かく今日は雲一つ無い快晴だ。居眠りをするにはちょうどいい環境だろう。街中でなければだが。

 

 

彼方「えっと〜〜小原さん?」

 

鞠莉「鞠莉でいいわよ。彼方」

 

彼方「うん。鞠莉ちゃん」

 

鞠莉「ところでそのワッペン、あなたも大会参加者よね?」

 

彼方「うん。鞠莉ちゃんも大会参加者なんだね〜〜」

 

鞠莉「ええ。」

 

彼方「だったら〜〜、彼方ちゃんとファイトしよ〜!」

 

 

この予選では、ファイター同士が出会ったらファイトするルールだ。もちろん拒否する事もできるが、基本は星を奪い合うためにファイトする必要がある。

 

 

鞠莉「OK。ファイトしましょう!」

 

彼方「彼方ちゃん、今、寝て起きたから体力充分! 負けないよ〜〜!」

 

鞠莉「私だって負けないわ! 星は何個かける?」

 

 

鞠莉は彼方に星の賭け数を聞く。この予選ルールでは、両者の合意があれば最大3個まで星をかけてファイトできる。

 

 

彼方「じゃあ〜〜星2つ。」

 

鞠莉「2つ………、OK!いい数だわ。」

 

 

鞠莉が持っている星は5つ、彼方が持つ星は4つ、両者とも星2つを失ってもまだまだ余裕が残る数だ。そして得た後の数にも申し分ない。星が集まりきらない序盤ならば、なかなかいい賭け数だと感じる。

 

 

鞠莉と彼方はデッキケースを腕に当てる。するとデッキケースからバンドが腕に巻かれ、そしてリアルバディファイトシステムが起動する。

 

リアルバディファイトシステムを使ったファイトが始まると知り、周りのギャラリーが2人を取り囲み、大会のメイン会場と会場に隣接されている特別視聴ドームの巨大モニターに2人のファイトが映る。

 

 

 

   ◆

 

 

 

かすみ「あ!彼方先輩です!」

 

ダイヤ「鞠莉さんとファイトするみたいですね。」

 

侑「虹ヶ咲と浦ノ星の初ファイトが彼方さんと鞠莉さんか〜〜!すごい楽しみ!」

 

歩夢「そうだね。」

 

 

 

 

   ◆

 

 

 

 

鞠莉「天星に導かれし星々の瞬きよ、集え! ルミナイズ!〈天星の煌神〉」

 

彼方「覚める事なき夢の世界へごあんな〜〜い! ルミナイズ〈夢幻寝話〉」

 

 

オープンTHEフラッグ

 

 

鞠莉「レジェンドワールド」

◼️手札6/ゲージ2/LP10

 

彼方「ダンジョンワールド〜〜」

◼️手札6/ゲージ2/LP10

 

 

鞠莉「私の先攻ね。ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札6→7/ゲージ2→3

 

鞠莉「ライトに〈人馬の星守り サジターリオ〉をコール!」

◼️手札7→6

 

 

人馬の星守り サジターリオ

サイズ2/攻4000/防4000/打撃2

 

 

鞠莉「起動能力、手札を1枚捨てて、2チャージ!」

◼️手札6→5/ゲージ3→5

 

鞠莉「そして手札から捨てたカードの起動能力"星霊光"発動、ドロップから【コールコスト】を払い、レフトにコール〈星霊騎 甲蟹のキャンサー〉」

◼️ゲージ5→4

 

 

星霊騎 甲蟹のキャンサー

レジェンドW

星/星騎士

サイズ2→1/攻3000/防3000/打撃1

◼️【コールコスト】ゲージ1払う。

◼️【起動】"星霊光"ドロップにあるこのカードを【コールコスト】を払ってコールする。「星霊騎 甲蟹のキャンサー」は1ターンに1回だけコールできる。

◼️このカードがドロップから登場した時、このカードは場を離れるまでサイズを1減らす。

【2回攻撃】

 

 

鞠莉のレフトに、蟹のような硬い甲羅の鎧を着た、片手だけハサミのようなガントレットを装備し、背中からは蟹の脚のような8本の角が飛び出た男性のモンスターが現れる。

 

 

鞠莉「キャンサーはドロップからの登場時にサイズ1になる。さらにゲージ3払い、全ての星騎士をソウルに入れて、ライトにバディコール! 〈天星霊導煌王 アスタリディオン〉」LP10→11

◼️手札5→4/ゲージ4→1

 

 

天星霊導煌王 アスタリディオン

レジェンドW

星/星騎士

サイズ3/攻10000/防6000/打撃2

◼️【コールコスト】君の場の〈星〉か〈星騎士〉のモンスター1枚以上、全てをソウルに入れて、ゲージ3払う。

◼️このカードはセンターにコールできず、相手の効果で手札に戻せず、能力は無効化されない。

◼️【起動】"星霊王の導き"君の手札を2枚捨てる。君のデッキの上からカードを2枚このカードのソウルに入れて、君のライフ+2!さらに次の2つから1つ選んで使える。"星霊王の導き"は1ターンに1回だけ使える。

・デッキからカードを2枚引く。

・君のデッキからカードを1枚選んで君の手札に加えるか、ドロップに置く。デッキを見たらシャッフルする。

◼️君の場にいる他の〈星〉と〈星騎士〉のモンスター全ては、サイズが2減り、攻撃力+5000、防御力+5000して【2回攻撃】を得る。

【2回攻撃】【ソウルガード】/ソウル2

 

 

鞠莉の場に、白金の輝きを放ち、金色の長髪で、白いベールを被り、ドレスのような鎧を着て、周りには美しく輝く羽衣を纏っていて、右手にはアストライオスの形を模した装飾の杖を手にした人型の女性が現れる。その女性はスラッと美しい体型で、顔立ちも美しく、対戦相手の彼方にも優しく微笑む。

 

 

鞠莉「アスタリディオンの起動能力を発動!手札を2枚捨て、デッキトップから2枚をアスタリディオンにソウルイン、さらにライフ+2、そして選べる2つの能力から、デッキからカードを1枚手札かドロップに置く能力を使うわ。私はカードを1枚ドロップへ。」LP11→13

◼️手札4→2

 

 

アスタリディオン ソウル2→4

 

 

鞠莉「さらにドロップから"星霊光"を発揮、レフトに〈星霊騎 毒蠍のスコルピオス〉をコール!」

 

 

星霊騎 毒蠍のスコルピオス

レジェンドW

星/星騎士

サイズ2/攻3000/防2000/打撃2

◼️【起動】"星霊光"ドロップにあるこのカードを【コールコスト】を払ってコールする。「星霊騎 毒蠍のスコルピオ」は1ターンに1枚だけコールできる。

◼️"毒蠍の鞭"君のアタックフェイズ開始時、相手のモンスター1枚を選んでゲージ1払う。払ったら、選んだモンスターの防御力-4000!"毒蠍の鞭"は1ターンに1回だけ使える。

 

 

鞠莉の場に、紫の鎧を着た騎士が現れる。その騎士の右腕には先端が蠍の尻尾のような形をした鞭が巻きつけられている。

 

 

鞠莉「さらにアスタリディオンの能力、私の場の〈星〉と〈星騎士〉のモンスターは全て、サイズが2減り、攻撃力+5000/防御力+5000/【2回攻撃】を得るわ。」

 

 

毒蠍のスコルピオス

サイズ2→0/攻3000→8000/防2000→7000/【2回攻撃】

 

 

鞠莉「さらに"星霊光"発動、ドロップから〈星霊騎 白羊のエリーアス〉をセンターにコール!」

 

 

星霊騎 白羊のエリーアス

レジェンドW

星/星騎士

サイズ1/攻2000/防4000/打撃1

◼️【起動】"星霊光"このカードをドロップからコールできる。「星霊騎 白羊の アリエース」は1ターンに1回だけコールできる。

◼️このカードがドロップから登場した時、君のデッキの上からカードを1枚、このカードのソウルに入れる。

◼️お互いのアタックフェイズ開始時、君の場の〈星〉と〈星騎士〉のモンスター全ての防御力+2000!

【ソウルガード】

 

 

鞠莉「この子もアスタリディオンの能力を受けるわ。」

 

 

白羊のエリーアス

サイズ1→0/攻2000→7000/防4000→9000/【2回攻撃】

 

 

鞠莉「よし、アタックフェ………あら?」

 

 

鞠莉がアタックフェイズを宣言しようとしたが、思わず漠然としてしまった。なぜなら………

 

 

彼方「………すぴー………」

 

 

対戦相手である彼方が立ったまま寝ていたのだ。

 

 

鞠莉「あー………えっと………」

 

 

だが彼方は前のめりにガクッと体制を崩そうとしたところで目を覚まして、体制を立て直す。

 

 

彼方「わふっ………あ、ごめんごめん、鞠莉ちゃんのターンがちょっと長かったから半分寝ちゃってたよ〜〜。ごめんね〜〜」

 

鞠莉「え、あー………こっちこそsorry。アタックフェイズに入ってもいいかしら?」

 

彼方「どうぞどうぞ。」

 

鞠莉「じゃあ、アタックフェイズよ! アスタリディオンで彼方にアタック!打撃2!」

 

 

アスタリディオンは持っていた杖を横薙ぎに振るう。すると杖の先端にあるアストライオスの形をした装飾が外れて、彼方目掛けて飛んでいく。

 

 

彼方「うぅ………!!」LP10→8

 

鞠莉「ターンエンドよ。」

◼️手札2/ゲージ1/LP13

 

 

彼方「次は彼方ちゃんのターン、ドロー、チャージ&ドロー〜〜」

◼️手札6→7/ゲージ2→3

 

彼方「まずはキャスト〈眠姫の夢幻城〉を設置だよ」

◼️手札7→6/ライフ8→6

 

 

眠姫の夢幻城

ダンジョンW

幻夢

◼️【設置】

◼️【使用コスト】ライフ2払う。

◼️このカードを【設置】した時、君のデッキから〈夢幻〉のカード1枚までを手札に加える。デッキを見たらシャッフルする。

◼️【対抗】【起動】場のこのカードをレストしてよい。レストしたら、君の手札1枚を、君の場のレストしている〈夢幻〉のモンスター1枚のソウルに入れる。この能力は1ターンに1回だけ使える。

◼️「眠姫の夢幻城」は場に1枚だけ【設置】できる。

 

 

彼方「夢幻城の設置時の能力で、デッキから〈夢幻〉のカードを1枚、手札に加えるよ〜。」

◼️手札6→7

 

彼方「ライトに〈寝精霊 プニール〉を、レフトに〈寝精霊 サラーラ〉をコール〜〜」

◼️手札7→6→5

 

 

寝精霊 プニール

ダンジョンW

夢幻/寝精

サイズ0/攻2000/防1000/打撃0

◼️【起動】このカードをレストしてよい。レストしたら、君のライフ+2!この能力は1ターンに1回だけ使える。

 

 

 

寝精霊 サラーラ

ダンジョンW

夢幻/寝精

サイズ0/攻2000/防1000/打撃0

◼️【起動】このカードをレストしてよい。レストしたら、君のデッキの上からカードを1枚ゲージに置く。この能力は1ターンに1回だけ使える。

 

 

彼方「さらにゲージ2払ってセンターにバディコール〜〜!〈寝獣しんじゅう シュラーフェン・シャーフ〉」LP6→7

◼️手札5→4/ゲージ3→1

 

 

寝獣しんじゅう シュラーフェン・シャーフ

ダンジョンW

幻夢/寝獣

サイズ3/攻3000/防7000/打撃1

◼️【コールコスト】ゲージ2払い、君のデッキの上からカードを3枚ソウルに入れる。

◼️このカードはレストで登場し、スタンドできない。

◼️【対抗】"夢幻送り"相手のターン中、相手の場のモンスター1枚を選んで、ゲージ1払う。払ったら、選んだカードをレストする。"夢幻送り"は1ターンに1回だけ使える。

◼️〈夢幻寝域〉(お互いの場にレストしているカードが合計3枚以上ある。)

【起動】ライフ1払い、このカードの打撃力+1!さらに、手札を1枚捨ててよい。捨てたら、次の能力を得る。

・このカードはレストしたまま攻撃でき、相手のセンターにモンスターがいても相手を攻撃できる。この能力は1ターンに3回だけ使える。

【ソウルガード】【ライフリンク3】/ソウル3

 

 

彼方のセンターに、凛々しい顔つきで、顳顬から光沢のある黄色の丸まったような角が生え、身体には羊の毛を模したような真っ白い鎧を着た羊型のモンスターが現れた。羊毛をイメージした鎧は微弱に白く発光し、その姿は美しく、どこか気品を感じる。

 

 

彼方「シュラーフェンシャーフはレスト状態で登場して、スタンドはできない。」

 

 

レストしたシュラーフェンシャーフは後ろ脚を折り曲げて座る。そして全身を覆う羊毛を模した鎧から2つの主砲が現れる。

 

 

彼方「キャスト〈シュラーフェン・レスト〉」

◼️手札4→3/ゲージ1→0/LP7→6

 

 

シュラーフェン・レスト

ダンジョンW

夢幻

◼️君の場にサイズ2以上の〈夢幻〉のモンスターがいるなら使える。

◼️【使用コスト】ゲージ1払い、ライフ1払う。

◼️【対抗】相手の場のカード1枚をレストする。さらにカード名に「シャーフ」を含むモンスターがいるなら、このカードをそのモンスターのソウルに入れる。「シュラーフェン・レスト」は1ターンに1回だけ使える。

 

 

彼方「白羊のエリーアスをレストさせる〜。そして彼方ちゃんの場にシャーフちゃんがいるから、このカードをシャーフちゃんにソウルイン」

 

 

白羊のエリーアス レスト

 

 

シュラーフェンシャーフ ソウル3→4

 

 

鞠莉「自分のターンに私のモンスターをレスト?」

 

 

今使ったような"レストさせる"能力は、本来なら対抗で相手のターンに使うのが定石な使い方だ。相手のターンなどに使う事で相手の攻撃回数を減らすのはもちろん、相手の不意をつく一手になりうるカードである。それを敢えて自負のターン中に使うなど予想もしていない。これは彼女の戦略なのか、それともただのプレイミスか………。

 

 

鞠莉(どっちにしろ用心に越したことはないわね。)

 

彼方「寝精霊プニールの能力発動〜!プニールちゃんをレストさせて、ライフ+2だよ〜」LP6→8

 

彼方「行くよ〜〜アタックフェイズ〜〜! さあさあ皆さんを、楽しい夢の世界へごあんな〜〜い!」

 

鞠莉「な、なに?」

 

 

彼方「お互いのカードが3枚以上レストしているなら〈夢幻寝域〉発動〜〜!」

 

 

シュラーフェンシャーフが咆哮し、シャーフを中心に半透明な結界が、ファイトを見ていたギャラリーごと広範囲を包む。その結界の内部では、まるで子供の落書きのような月や、ダイヤモンド、エメラルド、トパーズ、ルビーといった様々な宝石を散りばめたような星々の絵が瞬き、太陽や花や木々など様々な絵が入り混じる、いい意味で混沌とした景色が広がっていた。

 

 

鞠莉「な、何?この空間!」

 

彼方「ふふふ〜〜、これこそシャーフちゃんが創りあげた夢幻の寝世界だよ〜〜」

 

鞠莉「なるほど、この能力を使うために、私のモンスターをレストさせたのね?」

 

彼方「ご名答〜〜!〈夢幻寝域〉の能力でライフ1払って、シャーフちゃんの打撃力+1〜!」

◼️LP8→7

 

 

シュラーフェンシャーフ

打撃1→2

 

 

彼方「さらに手札を1枚捨てるね〜〜。そしてシャーフちゃんはレスト状態でも攻撃できる〜〜。」

◼️手札3→2

 

鞠莉「レスト状態で攻撃⁉︎」

 

彼方「しかも相手のセンターにモンスターが居ても相手を攻撃できるよ! シャーフちゃんで鞠莉ちゃんに攻撃〜!打撃2だよ〜〜」

 

 

シュラーフェンシャーフは鎧から突き出した主砲を微量に動かして鞠莉に狙いを定める。そして鞠莉に向けてエネルギー弾を撃ち出す。

 

 

鞠莉「うぅ………!」LP13→11

 

彼方「まだまだ〜〜。シャーフちゃんのレスト攻撃は3回まで発動できるんだよ〜!」

 

鞠莉「え⁉︎」

 

 

シュラーフェンシャーフのレスト状態での攻撃は自身の能力によって可能となっている。このレスト状態で攻撃できる能力は1ターンに3回まで発動可能なのだ。つまり今の攻撃に加えて、さらに2回攻撃する事ができる。

 

 

彼方「シャーフちゃんで2回目の攻撃〜〜!打撃2!」

 

 

シュラーフェンシャーフは右側の主砲を休ませている間、今度は左側の主砲にエネルギーを集め、そしてエネルギー弾を鞠莉に撃ち出す。

 

 

鞠莉「くぅっ!」LP11→9

 

彼方「シャーフちゃんで3回目の攻撃!打撃2!」

 

 

シュラーフェンシャーフは再び右側の主砲にエネルギーを溜め、そして鞠莉へとエネルギー弾を撃ち出す。

 

 

鞠莉「うぅ!」LP9→7

 

彼方「彼方ちゃんのターンは終わり〜〜」

◼️手札2/ゲージ1/LP7

 

 

 

鞠莉「私のターンね。ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札2→3/ゲージ1→2

 

鞠莉「アスタリディオンの起動能力!手札を2枚捨てて、デッキトップから2枚をアスタリディオンにソウルイン、私のライフ+2、そして2ドロー!」LP7→9

◼️手札3→1→3

 

 

アスタリディオン ソウル4→6

 

 

鞠莉「キャスト〈星を守りし者達〉2チャージ、手札を1枚捨てて、ライフ+2よ。」LP9→11

◼️手札3→2→1/ゲージ2→4

 

鞠莉「ドロップから起動能力!"星霊光"ゲージ2払ってライフ1払い、さらに2体の〈星騎士〉をソウルに入れて、ドロップからレフトにコール!〈星霊騎 牙獅子きばじしのガレイオン〉」

◼️ゲージ4→2/LP11→10

 

 

星霊騎 牙獅子きばじしのガレイオン

レジェンドW

星/星騎士

サイズ3/攻5000/防2000/打撃2

◼️【コールコスト】君の場の〈星騎士〉2枚までをソウルに入れて、ゲージ2払い、ライフ1払う。

◼️【起動】"星霊光"ドロップにあるこのカードを【コールコスト】を払ってコールする。「星霊騎 牙獅子きばじしのガレイオン」は1ターンに1回だけコールできる。

◼️このカードがドロップから登場した時、このカードのサイズを1減らす。さらに君のデッキからカードを1枚ドロップに置く。デッキを見たらシャッフルする。この能力は1ターンに1回だけ使える。

◼️このカードが攻撃した時、君の場にサイズ3の〈星騎士〉がいるなら、このカードの打撃力+1!

【貫通】

 

 

鞠莉の場に、銀の鎧を着た、獅子の仮面を被ったモンスターが現れる。そのモンスターの肩鎧には獅子の立髪を模した装飾があり、右腕には獣の牙や爪を模したガントレットを装備している。

 

 

彼方「シュラーフェンシャーフの能力発動〜!"夢幻送り"ゲージ1払って、アスタリディオンをレストさせる〜〜!」

 

 

シュラーフェンシャーフの角が光を放つ。するとアスタリディオンの周りに光りの輪が現れて、アスタリディオンを縛りつける。そしてアスタリディオンは膝をついて、眠りに落ちる。

 

 

鞠莉「アスタリディオン………!ね、寝てるの………?」

 

彼方「ふふふ〜〜アスタリディオンには夢の世界に落ちてもらったよ〜〜」

 

鞠莉「そ、それでもアスタリディオンの能力でガレイオンは強化されるわ。」

 

 

牙獅子のガレイオン

サイズ3→1→0/光5000→10000/防2000→7000

【2回攻撃】

 

 

鞠莉「ドロップからさらに"星霊光"発動!センターに〈星霊騎 大鷲のアクイラス〉」

 

 

星霊騎 大鷲のアクイラス

レジェンドW

星騎士/星

サイズ2/攻3000/防1000/打撃1

◼️【起動】"星霊光"ドロップにあるこのカードを【コールコスト】を払ってコールする。「星騎士 大鷲のアクイラス」は1ターンに1回だけコールできる。

◼️このカードがドロップから登場した時、君はカードを1枚引く。

【貫通】【移動】

 

 

 

鞠莉「アクイラスの登場時、ドロップからの登場で1ドローよ」

◼️手札1→2

 

 

アクイラスもアスタリディオンの能力で強化される。

 

アクイラス

サイズ2→0/攻3000→8000/防1000→6000

【2回攻撃】

 

 

鞠莉「さらに、ライフ2とゲージ1払って装備!〈天星煌騎弓 アストロードアーチャー〉」

◼️手札2→1/ゲージ2→1/LP10→8

 

 

天星煌騎弓 アストロードアーチャー

レジェンドW

星/星騎士

アイテム:攻1000/打撃1

◼️【装備コスト】ライフ2払い、ゲージ1払う。

◼️このカードは君のセンターにモンスターがいても攻撃できる。

◼️このカードは相手の効果で破壊されず、能力は無効化されない。

◼️【起動】"天星の煌弾"君の手札を1枚捨ててよい。捨てたら、君の場の〈星〉と〈星騎士〉のモンスターの枚数分、このカードの攻撃力+3000して、【X回攻撃】(君の場の〈星〉と〈星騎士〉のモンスターの枚数分)を得る。この能力は1ターンに1回だけ使える。

【貫通】

 

 

鞠莉の手に、天使の翼を模したような豪華な装飾がされた、3つの細い銃砲口がある機械的な弓が装備される。

 

 

鞠莉「アストロードアーチャーの起動能力!"天星の煌弾" 手札を1枚捨てて、場の星騎士と星のモンスターの枚数分、攻撃力+3000よ!そしてその枚数分の攻撃回数を得る!」

◼️手札1→0

 

 

鞠莉の場に〈星〉と〈星騎士〉のモンスターは3枚ある。よってアストロードアーチャーの攻撃力は+9000され【3回攻撃】を得る。

 

 

アストロードアーチャー

攻1000→10000

【3回攻撃】

 

 

鞠莉「アタックフェイズ! まずはアストロードアーチャーでシュラーフェンシャーフに攻撃!」

 

彼方「ソウルガード〜〜」

 

 

鞠莉は矢を引くように引き金を引っ張る。するとアストロードアーチャーの銃口にエネルギーが集まる。そして矢を放つように引き金を放すことで、集約されたエネルギー弾が撃ち出され、見事にシュラーフェンシャーフを撃ち抜いた。

 

 

アストロードアーチャー

攻10000

 

シュラーフェンシャーフ

防7000

 

シュラーフェンシャーフ 撃破!

【ソウルガード】ソウル3→2

 

 

鞠莉「アストロードアーチャーでシュラーフェンシャーフに2回攻撃よ!」

 

彼方「ソウルガード〜〜」

 

 

鞠莉は再び引き金を引き、手を離す。そして光りのエネルギー弾がシュラーフェンシャーフを貫く。

 

 

シュラーフェンシャーフ 撃破!

【ソウルガード】ソウル2→1

 

 

鞠莉「まだよ!アストロードアーチャーでシュラーフェンシャーフに3回目の攻撃!」

 

彼方「ソウルガード〜〜」

 

 

シュラーフェンシャーフ 撃破!

【ソウルガード】ソウル1→0

 

 

鞠莉「大鷲のアクイラスでシュラーフェンシャーフに攻撃!」

 

彼方「そうはいかないよ〜。キャスト〈夢幻寝術 ドリーム・コート〉」

◼️手札2→1

 

 

夢幻寝術 ドリーム・コート

ダンジョンW

夢幻/強化

◼️【対抗】バトルしている〈夢幻〉1枚選び、このバトル中、選んだカードの攻撃力+3000、防御力+4000し、さらに【反撃】を得る。

 

 

彼方「バトルしているシャーフちゃんの防御力+3000〜〜!さらに反撃の能力を得るよ〜〜!」

 

 

シュラーフェンシャーフの体毛のような鎧が黄色く発光し、シュラーフェンシャーフはオーラを纏う。そして、翼を刃物のように振り下ろすアクイラスの攻撃を弾き返した。

 

 

大鷲のアクイラス

攻8000

 

シュラーフェンシャーフ

防7000→10000

 

 

彼方「さらに反撃の能力で、アクイラスを破壊する〜!」

 

 

【反撃】相手モンスターから攻撃されたモンスターが場に残った時、そのモンスターの攻撃力が、攻撃してきた相手のモンスターの防御力を超えていれば、そのまま攻撃してきたモンスターを破壊できる。まさに反撃カウンターする能力だ。

 

 

攻撃を弾かれたアクイラスは一瞬動きが止まり、その隙にシュラーフェンシャーフの鎧から突き出た主砲がエネルギー弾を放ち、アクイラスに直撃する。

 

 

大鷲のアクイラス 破壊!

 

 

夢幻寝術ドリーム・コートの能力は発動したバトル中のみ。そのバトルが終わればドリーム・コートの能力は失われて、シュラーフェンシャーフは元の数値に戻る。

 

 

鞠莉「牙獅子のガレイオンでシュラーフェンシャーフを攻撃よ!そしてガレイオンの能力、攻撃時、私の場にサイズ3の星騎士がいるなら打撃力+1!」

 

 

鞠莉の場にはサイズ3の〈星騎士〉アスタリディオンが居る。

 

 

牙獅子のガレイオン

打撃2→3

 

 

彼方「なら彼方ちゃんは、設置魔法、眠り姫の夢幻城の能力発動〜!このカードをレストして、デッキトップから1枚をシャーフちゃんにソウルイン〜〜!」

 

 

シュラーフェンシャーフ ソウル0→1

 

 

鞠莉「ソウルが増えた⁉︎」

 

彼方「まだまだ〜〜!キャスト〈夢幻寝術 ドリーム・コート〉シャーフちゃんの防御力+3000、そして反撃を得る〜〜。」

 

 

だが、防御力を上げてもシュラーフェンシャーフの防御力は10000。ガレイオンもアスタリディオンの能力で攻撃力が10000になっている為、攻撃力と防御力を比べても同じ数値同士なら攻撃しているガレイオンの方がバトルに勝利し、攻撃されているシュラーフェンシャーフは撃破される。

 

 

彼方「ソウルガード〜〜」

 

 

シュラーフェンシャーフは再び黄色いオーラを纏うが、ガレイオンは渾身の力でシュラーフェンシャーフの鎧ごと本体を斬り裂く。

 

 

牙獅子のガレイオン

攻10000

 

シュラーフェンシャーフ

防7000→10000

 

シュラーフェンシャーフ 撃破!

【ソウルガード】ソウル1→0

 

 

彼方「反撃の能力発動〜〜! ガレイオンを破壊するよ〜〜」

 

 

破壊されてもソウルガードで生き残ったシュラーフェンシャーフは主砲にエネルギーを溜め、攻撃を終えたガレイオンめがけてエネルギー弾が放たれる。そしてガレイオンは破壊された。

 

 

牙獅子のガレイオン 破壊!

 

 

鞠莉「なっ………!」

 

鞠莉(おっとりぽわぽわしてる子だけど………この子、強い!)

 

鞠莉「ターンエンドよ。」

◼️手札0/ゲージ1/LP8

 

 

彼方「彼方ちゃんのターン、ドロー、チャージ&ドロ〜〜!」

◼️手札0→1/ゲージ1→2

 

 

彼方「さらに寝精霊サラーラちゃんの能力〜、サラーラちゃんをレストして、1チャージ〜! 」

◼️ゲージ2→3

 

 

寝精霊 サラーラ

レスト

 

 

彼方「寝精霊プニールちゃんの能力、プニールちゃんをレストして彼方ちゃんのライフ+2。」LP4→6

 

 

寝精霊 プニール

レスト

 

 

彼方「私のライフが6以下なら、キャスト〜〜〈金の宝箱〉」

◼️手札1→0

 

彼方「デッキトップから1枚を破棄するよ〜〜。そのカードがモンスターなら、そのカードのサイズ分ドローできる。」

 

 

彼方はデッキトップからカード1枚をドロップに置く。そのカードは〈寝精霊 シルフォイル〉サイズ2のモンスターだ。

 

 

彼方「シルフォイルちゃんのサイズは2だから、2ドロ〜〜!」

◼️手札0→2

 

彼方「キャスト〜〜〈夢幻寝術 ドリーム・ストライク〉」

◼️手札2→1

 

 

夢幻寝術 ドリーム・ストライク

ダンジョンW

夢幻/強化

◼️君の場にレストしてるカードが3枚以上ある。

◼️【使用コスト】ゲージ2払う。

◼️【対抗】次の2つから1つ選んで使える。「夢幻寝術 ドリーム・ストライク」は1ターンに1回だけ使える。

・君の場のレストしているモンスター1枚を選んで、攻撃力+4000して、打撃力+1!

・君の場のレストしているモンスター1枚を選んで、防御力+4000して、君のデッキの上からカードを1枚、選んだモンスター1枚のソウルに入れる。

 

 

彼方「このカードの2つの能力から1つ選んで使える。私はシャーフちゃんの攻撃力+4000/打撃+1するよ〜〜」

 

 

シュラーフェンシャーフ

攻3000→7000/打撃1→2

 

 

彼方「そしてシャーフちゃんの〈夢幻寝域〉ライフ1払い、シャーフちゃんの打撃力+1〜〜!さらに手札を1枚捨てて追加能力、シャーフちゃんはこのターン中、レスト状態で攻撃できて、相手のセンターを無視して攻撃できる〜〜。」

 

 

シュラーフェンシャーフは再び咆哮し、先程と同じように、辺りいったいが子供の落書きのようなさまざまな宝石の星や、花や木々が広がる空間に包まれる。

 

 

シュラーフェンシャーフ

打撃2→3

 

 

彼方「アタックフェイズ〜〜! シャーフちゃんで鞠莉ちゃんに攻撃。打撃3だよ〜〜!」

 

 

シュラーフェンシャーフは先のターンと同じように右側の主砲にエネルギーを溜める。だがさっきより打撃力が上がっている為か、さっきのターンとは違いエネルギー弾は少々大きくなって撃ち出される。

 

 

鞠莉「くぅぅ!!」LP8→5

 

彼方「シャーフちゃんのレスト攻撃はあと2回できる〜〜。シャーフちゃんで鞠莉ちゃんに2回目の攻撃〜!打撃3!」

 

 

シュラーフェンシャーフは左側の主砲にエネルギーを溜めて撃ちだす。

 

 

鞠莉「うあぁぁぁ!!」LP5→2

 

彼方「これで決めるよ〜〜!シャーフちゃんで3回目のレスト攻撃! 打撃3!」

 

 

シュラーフェンシャーフは両側の主砲にエネルギーを溜め、そして鞠莉めがけて一斉に撃ち出す。

 

今の鞠莉には手札が無く、この攻撃を防ぐ手段は無い。鞠莉は静かに目を瞑り「これまでね。」と敗北を悟る。そしてシュラーフェンシャーフが放った2発のエネルギー弾が着弾した。

 

 

鞠莉「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁああ!!」LP2→0

 

 

 

 

 

 

 

 

果南「鞠莉が、負けた………?」

 

ダイヤ「まさか、このような手練れがいるとは。」

 

 

鞠莉のまさかの敗北に、果南とダイヤ、そしてルビィ、花丸、善子、曜も開いた口が塞がらない。

 

 

かすみ「さすが彼方先輩です!」

 

果林「普段から眠そうにしてるけど、ファイトとなったら意外と侮れないのよね。」

 

侑「彼方さんも鞠莉さんも良いファイトだったよ!」

 

 

 

 

 

 

 

鞠莉「負けたわ。やるわね彼方。」

 

彼方「いやいや、鞠莉ちゃんも凄く強かったよ〜〜。ちょっとヒヤヒヤしちゃった。」

 

鞠莉「ふふふっ、はいこれ、星2つよ。」

 

 

鞠莉はワッペンから星を2つ手に取り彼方に差し出す。

 

 

彼方「では遠慮なく。」

 

鞠莉「もし次にファイトする時は、私が勝つわ。じゃあまたね。」

 

彼方「うん。じゃあね〜〜!」

 

 

鞠莉は彼方に手を振ってその場を去る。次また彼方と当たる時は必ず勝つ。と強く思いながら。

 

 

 

 

 

鞠莉:星5→3

 

彼方:星4→6

 




今回も感想を是非!!

だいぶ遅れてしまいすみません。
この時期は農業が忙しくていけねーや。

次回のファイトの組み合わせが思いつかん………


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紫魂龍騎団の凱旋

能力のエラッタ

【龍蘇生】(君のメインフェイズ、君の手札を1枚捨てて、ドロップゾーンのこのカードを【コールコスト】を払ってコールできる。)

↓↓

【龍蘇生】(君のメインフェイズ、ドロップゾーンのこのカードを【コールコスト】を払ってコールできる。)


に変更します。


前回の『バディファイトLoveLive!サンシャイン‼︎』

 

 

ファイトの相手を探していた鞠莉は、街のベンチで寝ていた虹ヶ咲学園の3年生の1人、近江彼方と出会い、星2つを賭けてファイトする。彼方のおっとりぽわぽわした印象とは裏腹な強力なバディ、シュラーフェンシャーフを中心とした強力なコンボを受けて鞠莉はあえなく敗北してしまった。

 

 

 

 

   ◆

 

 

 

 

 

グランドバディカップの予選が開始されてから1時間が経とうとしていた。まだ本戦に出場できるチームは会場に現れていない。

 

街中ではグランドバディカップの参加者達が次々とファイトして星の奪い合いをしている。そんな街の中を青い髪色で前髪に紫のグラデーションが入っている短髪の少年、藤木 真柴は周りのファイトを見ながら歩いていた。

 

 

真柴「うぉ………、いろんな人達がファイトしてるな〜。見てるだけでも楽しいな。グリス」

 

グリス『うむ。これぞ戦場………!俺の血が騒ぐぞ』

 

 

真柴のバディ、「不死龍王 ヴァイオレット・グリス」も実体化して真柴の隣りを歩いていた。街中から発せられるファイター達の闘気や熱気にグリスも熱いものを感じている。

 

現在の真柴が所持している星は6つ。真柴はまだ負け無しだった。

 

 

真柴は同じクラスの友人達とチームを組み、このグランドバディカップに参加している。だがチームを組んで2ヶ月も経っていない為、チームで大会に参加するのもこれが初めての事だ。そんな初参加の大会に出ると言い出したのは他でもない真柴からだった。

 

 

 

 

   ◆

 

 

 

 

駿河第3高校………

 

 

ある日の放課後、真柴とチームメンバーである短髪黒髪の男子生徒「永橋 浩太」と、橙色の長髪を高い位置でポニーテールにしている女子生徒「春川 朝雨(あさめ)」は、空き教室に集まっていた。正式な部活動という訳ではないが、担任の笹木先生からは許可をもらっている。

 

 

浩太/朝雨「グランドバディカップーーー⁉︎」

 

真柴「ああ。俺達3人でこの大会に出たいと思ってる。」

 

浩太「なんだよそれ!面白そうじゃん!」

 

真柴「だろ!」

 

朝雨「ちょっ、ちょっと待って!」

 

 

真柴の"グランドバディカップ"参加表明に浩太は面白そうだとノリノリになるが、朝雨はそこに待ったをかける。

 

 

浩太「なんだよ、春川。」

 

朝雨「なんだじゃないわよ。このグランドバディカップってかなり大きな大会じゃないの?」

 

 

グランドバディカップは総勢チーム120組以上が参加する過去最大級の参加組数、そして参加人数が出場する大規模な大会だ。

 

 

浩太「それがどうしたよ?」

 

朝雨「どうしたもこうしたもないわよ。私達まだチームを組んで2〜3ヵ月ちょっとしか経ってないのよ?」

 

 

真柴達はチームを組んでまだ日が浅い。しかも小さなチーム戦の大会に参加した事も無ければ、チーム名だってまだ決めていない。完全に実績の無い新参チームである。

 

 

朝雨「そんな私達がいきなりこんな大会に出るなんて………」

 

 

たしかに朝雨の言うとおり、真柴達はチームでの大会参加経験は1度として無く、いきなりグランドバディカップという大規模な大会に参加するのはハードルが高すぎる。大規模な大会ならば強力なチームも多数参加するであろう事を思うとなおさらだ。朝雨が不安になるのも無理はない。

 

 

浩太「た、たしかに………、でも出たいには出たいしなぁ〜〜……」

 

 

チームを組んで一度も大会に出た事がないにもかかわらず、真柴がグランドバディカップに参加しようと言い出したのは、浩太と朝雨のファイトの実力を十分に認めているからだ。

 

冥府龍やAqoursの強さに及ぶほどではないが、チームを組んでから2〜3ヶ月の間、真柴の使う不死龍とのファイトを繰り返していく内に浩太と朝雨は自然と結構鍛えられてきている。最近では稀に2人に負ける時もある。そんな2人の実力を見て、真柴はいきなり大きな大会に出ても行けるとこまでは行けるかもしれないと感じたのだ。

 

 

真柴「大丈夫だよ。チーム戦って言ってもファイトするのは1人ずつなんだ。チームと自分を信じてファイトするだけさ。」

 

浩太「そ、そうだぜ!不安がる事はねーって、お互いを信じて、うりゃぁぁーー!って参加しようぜ!」

 

朝雨「なんか軽いわね………。」

 

真柴「心配するなよ朝雨。俺達がチームとしてどこまで行けるか試してみようぜ。負けてもいい、優勝までは考えなくて良いんだ。とにかく出るだけ出てみよう。」

 

朝雨「ま、真柴君がそこまで言うなら………。わかったわよ、私も参加するわよ。」

 

 

「優勝までは考えなくていい。」真柴のその言葉に朝雨は少しだけ気が楽になった気がする。若干 根負けしたように朝雨はグランドバディカップへの参加を承諾することにした。

 

 

朝雨「それと、"負けてもいい"って言うのはちょっとだけ気に入らないわ。あ、因みにだけど。優勝すると何かあるの?」

 

真柴「ん、ちょっと待てよ。」

 

 

朝雨の質問に真柴はスマホを動かしてグランドバディカップのサイトを開く。

 

 

真柴「優勝すると〜〜。賞金900万だって。」

 

朝雨「きゅ………900万円⁉︎」

 

浩太「ま、まじかよ⁉︎」

 

 

グランドバディカップの優勝賞金の額に浩太と朝雨は驚きを隠せないでいた。あたりまえだ、バディファイトの大会で900万円なんて金額は滅多に拝めるものではない。しかも真柴、浩太、朝雨の3人で分割しても1人300万円が手に入る。学生には身に余る金額とも言える。

 

 

朝雨「………するわよ………。」

 

浩太「え?なんて?」

 

朝雨「優勝するわよ………!グランドバディカップ!そして目指すは900万円よ!!」

 

 

さっきまでの朝雨の不安はどこへやら。グランドバディカップの賞金が900万円と聞いて、朝雨は一変したように目が燃えている。まあ真柴と浩太にとっては結果オーライではある。

 

 

浩太「な、なんだよ、朝雨ってこんなに金にがめつかったのか?」

 

朝雨「誰ががめついよ!」

 

真柴「よし。一応、参加は決まったな。じゃあ俺達のチーム名を考えようか。」

 

 

 

 

 

 

 

 

そしてグランドバディカップに参加した。だが案の定、このグランドバディカップには、AqoursやSaint Snow、エスカトロジーなど名の知れた強力なチームが参加している。会場に着いた時、浩太と朝雨は少し緊張していたが真柴は少しワクワクしていた。「大丈夫。気軽に楽しんでファイトしよう。」そうお互いに励ましあってこの予選に挑んだ。

 

 

「あの、すみません。」

 

真柴「ん?」

 

 

真柴が街を歩いていると、後ろから声をかけられた。声をかけて来たのは黒髪で短髪の男子だ。

 

 

「君は大会の参加者ですか?」

 

真柴「そうですけど。」

 

「良ければ俺とファイトしませんか? 俺はチーム:"曇りなき涙"の右崎です。」

 

真柴「俺は藤木真柴。チーム:"グロウヴァイオレット"のリーダーだ。」

 

 

真柴達のチーム名「グロウヴァイオレット」、意味は"柔らかな輝きを放つスミレ色"と言う意味だ。ヴァイオレットは真柴のバディである「ヴァイオレット・グリス」から取ったものだ。チームの証として真柴、浩太、朝雨の手首にはスミレ色のバンドを巻いている。

 

 

右崎「藤木君ですね。じゃあファイトを始めよう。」

 

真柴「そんな畏まらなくていい。同じ学生なんだから楽にしてくれ。星は何個賭ける?」

 

右崎「じゃあ3つで。」

 

真柴「わかった。」

 

 

真柴と右崎はデッキケースを腕に当てる。するとデッキケースからバンドが腕に巻かれ、そしてリアルバディファイトシステムが起動する。

 

リアルバディファイトシステムを使ったファイトが始まると知り、周りのギャラリーが2人を取り囲み、大会のメイン会場と会場に隣接されている特別視聴ドームの巨大モニターに2人のファイトが映る。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

果南「あれって、真柴君⁉︎」

 

曜「ほんとだ。真柴君が出てる!」

 

ダイヤ「彼もまた、チームを組んで参加していたのですね。」

 

 

真柴とはかつて、不死龍vs冥府龍の戦いにおいてAqoursと協力して戦い、そして冥府龍達を退けた。それだけではなく、梨子と曜のドラゴンフォースの修行や、先日の魔星龍との戦争においても尽力してくれた仲間だ。

 

 

かすみ「お知り合いなんですか?」

 

善子「まぁ、ちょっとね。」

 

 

 

 

 

 

 

 

真柴「不死なる亡者の叫びに応え、紫炎の龍は蘇る!ルミナイズ!〈紫魂龍騎団〉」

 

右崎「ルミナイズ!」

 

 

オープンTHEフラッグ

 

 

真柴「ダークネスドラゴンワールド」

◼️手札6/ゲージ2/LP10

 

右崎「ドラゴンワールド」

◼️手札6/ゲージ2/LP10

 

 

右崎「俺からいくよ。ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札6→7/ゲージ2→3

 

右崎「ライトに〈ブレイズガントレット・ドラゴン〉をコール!」

◼️手札7→6

 

 

ブレイズガントレット・ドラゴン

サイズ2/攻4000/防5000/打撃3

 

 

右崎「アタックフェイズ! ブレイズガントレットドラゴンでファイターに攻撃!打撃3!」

 

真柴「うあぁぁ!」LP10→7

 

右崎「ターンエンド。」

◼️手札6/ゲージ3/LP10

 

 

真柴「俺のターン、ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札6→7/ゲージ2→3

 

真柴(いくぞグリス、俺達の新しい不死龍を見せてやろうぜ。)

 

グリス⦅ああ。⦆

 

 

真柴とグリスは声を出さなくても意思疎通ができる。これは真柴やグリスに限った事ではない。2人の絆が繋がり、お互いを真のバディ認識しているからこそできる事なのだ。

 

 

真柴「レフトに〈紫魂龍騎団 ヘルベード〉を、ライトに〈柴魂龍騎団 ヘルギルク〉をコール!」

◼️手札7→6→5/ゲージ3→2

 

 

紫魂龍騎団 ヘルベード

ダークネスドラゴンW

不死龍

サイズ1/攻4000/防2000/打撃1

◼️このカードが手札から登場した時、君のデッキの上からカードを1枚ドロップに置く。

◼️"不死の方札"このカードがドロップから登場した時、カードを1枚引く。"不死の方札"は1ターンに1回だけ使える。

【龍蘇生】(君のメインフェイズ中、ドロップのこのカードを【コールコスト】を払ってコールできる。)

 

 

紫魂龍騎団 ヘルギルク

ダークネスドラゴンW

不死龍

サイズ2/攻6000/防3000/打撃2

◼️【コールコスト】ゲージ1払う。

◼️君の場にカード名に「グリス」を含むモンスターがいるなら、このカードのサイズを1減らす。

◼️このカードが登場した時、君のデッキの上からカードを1枚、このカードのソウルに入れる。ドロップから登場した時、かわりにカード2枚をソウルに入れる。

【龍蘇生】【ソウルガード】

 

 

真柴「ヘルベードの登場時、デッキトップから1枚をドロップに置く。さらにヘルギルクの能力、登場時にデッキトップから1枚をソウルイン!」

 

 

紫魂龍騎団 ヘルギルク

ソウル0→1

 

 

真柴「アタックフェイズ! ヘルギルクでブレイズガントレットドラゴンを攻撃!」

 

 

ヘルギルク

攻6000

 

ブレイズガントレットドラゴン

防5000

 

ブレイズガントレットドラゴン 撃破!

 

 

真柴「ヘルベードでファイターに攻撃!打撃1!」

 

右崎「うっ!」LP10→9

 

真柴「ターンエンド」

◼️手札5/ゲージ2/LP7

 

 

右崎「俺のターン、ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札6→7/ゲージ2→3

 

右崎「ライトとレフトに〈サイキックナイフ・ドラゴン〉をコール!」

◼️手札7→6→5

 

 

サイキックナイフ・ドラゴン

サイズ1/攻3000/防4000/打撃2

 

 

右崎のライトとレフトに無数のナイフを浮遊させている白いドラゴンが現れる。

 

 

右崎「ライトのサイキックナイフドラゴンの起動能力"サイコダガー"!このカードをレストさせて、防御力4000以下の相手モンスター1枚を破壊する。俺は紫魂龍騎団ヘルギルクを破壊!」

 

真柴「ソウルガード!」

 

 

サイキックナイフドラゴンは浮遊する無数のナイフを操ってヘルギルクを撹乱させ、その隙に隠し持っていたナイフを飛ばしてヘルギルクを破壊した。

 

 

ヘルギルク 破壊!

【ソウルガード】ソウル1→0

 

 

右崎「レフトのサイキックナイフドラゴンの起動能力も発動!"サイコダガー"によって、このカードをレストし、もう一度ヘルギルクを破壊!」

 

 

紫魂龍騎団 ヘルギルク 破壊!

 

 

真柴「くっ!やるな。」

 

右崎「さらにセンターに〈サウザントレイピア・ドラゴン〉をコール!」

◼️手札5→4

 

 

サウザントレイピア・ドラゴン

サイズ1/攻5000/防1000/打撃2

 

 

右崎「ゲージ3払い、モンスター3枚をソウルに入れてセンターにバディコール!〈超越武装騎竜 クアトロ・両刃剣・ドラゴン"エボル"〉」LP9→10

◼️手札4→3/ゲージ3→0

 

 

超越武装騎竜 クアトロ・両刃剣・ドラゴン"エボル"

ドラゴンW

武装騎竜

サイズ3/攻12000/防6000/打撃2

◼️【コールコスト】君の場の〈武装騎竜〉3枚をソウルに入れて、ゲージ3払う。

◼️【起動】君の手札1枚をこのカードのソウルに入れる。この能力は1ターンに1回だけ使える。

◼️"両刃4連剣舞"このカードが攻撃した時、次の能力を全て使える。

・相手の場のモンスター1枚を破壊する。

・相手にダメージ1!

・このカードは【貫通】を得る。

・君のライフ+1!

【4回攻撃】【ソウルガード】【ライフリンク6】/ソウル3

 

 

右崎の場に、灰色の鎧を纏った四本腕のドラゴンが現れる。そのドラゴンは四本の手で柄の両端に太い刃のある両刃の剣を握っていた。

 

 

右崎「クアトロ両刃剣ドラゴンの起動能力、手札を1枚ソウルに入れる。」

◼️手札3→2

 

 

クアトロ両刃剣ドラゴンエボル

ソウル3→4

 

右崎「アタックフェイズ! クアトロ両刃剣ドラゴンでファイターに攻撃!攻撃時能力"両刃4連剣舞"相手のモンスター1枚を破壊して、相手にダメージ1!」

 

 

クアトロ両刃剣ドラゴンは両刃剣の一歩を振り回して投げ飛ばす。投げられた両刃剣は回転しながら横薙ぎに飛び、ヘルベードを斬り裂く。

 

 

紫魂龍騎団 ヘルベード 破壊!

 

 

そして、そのまま真柴をも斬り裂いてクアトロ両刃剣ドラゴンの手に戻る。

 

 

真柴「うぁぁ!」LP7→6

 

右崎「そして俺のライフ+1! クアトロ両刃剣ドラゴンのメイン攻撃!打撃2!」LP10→11

 

 

クアトロ両刃剣ドラゴンはさらにもう1本の両刃剣で真柴を斬る。

 

 

真柴「ぐぅぅ………!」LP6→4

 

右崎「クアトロ両刃剣ドラゴンで2回目の攻撃! 攻撃時にファイターにダメージ1! 俺のライフ+1!そしてメイン攻撃で打撃2!」LP11→12

 

 

クアトロ両刃剣ドラゴンは再び1本の両刃剣を真柴に投げ飛ばし、さらにもう1本の両刃剣で真柴に斬りかかる。

 

 

真柴「くぅ………! 攻撃を受けるわけにはいかないな、キャスト〈ドラゴンシールド 黒竜の盾〉ダメージを0に減らしてライフ+1!」LP4→3→4

◼️手札5→4

 

 

真柴は投げられた両刃剣の攻撃は受けるが、斬りかかってきたクアトロ両刃剣ドラゴンの攻撃を黒い竜の顔を模した盾で防ぐ。

 

 

右崎「まだ終わらない! クアトロ両刃剣ドラゴンの3回攻撃! 攻撃時にダメージ1! 俺のライフ+1! そして打撃2!」LP12→13

 

真柴「くぅ………! キャスト!〈ミッドナイトシャドウ〉攻撃を無効化する!」LP4→3

◼️手札4→3

 

 

真柴は効果ダメージを受けるが、攻撃を無効化してメイン攻撃を防ぐ。

 

 

右崎「4回攻撃、クアトロ両刃剣ドラゴンでファイターに攻撃!効果でダメージ1! ライフ+1! メイン攻撃で打撃2! これで勝った!!」LP13→14

 

 

クアトロ両刃剣ドラゴンは真柴に向けて斬撃を飛ばす。

 

 

真柴「ぐぁぁ………!」LP3→2

 

 

そしてメイン攻撃で真柴に近づき四本の両刃剣で真柴を滅多斬りにしようとする。

 

 

真柴「キャスト!〈ドラゴンシールド 黒竜の盾〉攻撃を無効化し、ダメージを0に減らし、ライフ+1!」LP2→3

◼️手札3→2

 

右崎「4回攻撃を凌がれた………! ターンエンド」

◼️手札2/ゲージ0/ライフ14

 

 

真柴「俺のターン、ドロー!チャージ&ドロー!」

◼️手札2→3/ゲージ2→3

 

グリス『だいぶライフを削られたな。逆転できるか?』

 

真柴「大丈夫だ。俺達なら巻き返せる。」

 

グリス『うむ。』

 

 

〈不死龍〉にはドロップからコールできる【龍蘇生】という専用能力がある。たとえ手札にモンスターが無くとも、状況を覆すチャンスはあるのだ。

 

 

真柴「ドロップから【龍蘇生】発動! ドロップにある〈紫魂龍騎団 ヘルベード〉をライトに再コール!さらにゲージ1払い〈紫魂龍騎団 ヘルギルク〉をレフトに再コール!」

◼️ゲージ3→2

 

 

紫魂龍騎団 ヘルベード

ダークネスドラゴンW

不死龍

サイズ1/攻4000/防2000/打撃1

◼️このカードが手札から登場した時、君のデッキの上からカードを1枚ドロップに置く。

◼️このカードがドロップから登場した時、カードを1枚引く。この能力は1ターンに1回だけ使える。

【龍蘇生】(君のメインフェイズ、ドロップゾーンのこのカードを【コールコスト】を払ってコールできる。)

 

 

紫魂龍騎団 ヘルギルク

ダークネスドラゴンW

不死龍

サイズ2/攻6000/防3000/打撃2

◼️【コールコスト】ゲージ1払う。

◼️君の場にカード名に「グリス」を含むモンスターがいるなら、このカードのサイズを1減らす。

◼️このカードが登場した時、君のデッキの上からカードを1枚、このカードのソウルに入れる。ドロップから登場した時、かわりにカード2枚をソウルに入れる。

【龍蘇生】【ソウルガード】

 

 

真柴「ヘルベードの能力、ドロップからの登場で1枚ドロー!さらにヘルギルクの能力、ドロップからの登場で、デッキトップから2枚をソウルイン!」

◼️手札3→4

 

 

ヘルギルク ソウル0→2

 

 

真柴「キャスト〈ヴァイオレット・チャージ!〉」

◼️手札4→3

 

 

ヴァイオレット・チャージ!

ダークネスドラゴンW

不死龍/チャージ

◼️君の場の〈不死龍〉のモンスター1枚を破壊する。破壊したら君のデッキの上から2枚ゲージに置く。さらに、カード名に「グリス」を含むカードを破壊したら、ゲージ+2!「ヴァイオレット・チャージ!」は1ターンに1枚だけ使える。

 

 

真柴「ヘルギルクを破壊して2チャージだ。」

◼️ゲージ2→4

 

真柴「ヘルギルクはソウルガードで場に残る。」

 

 

ヘルギルク ソウル2→1

 

 

真柴「2枚の不死龍をソウルに入れてゲージ2払い、レフトにバディコール!〈紫魂龍騎団団長 ヴァイオレット・グリス〉」

◼️手札3→2/ゲージ4→2

 

 

紫魂龍騎団団長 ヴァイオレット・グリス

ダークネスドラゴンW

不死龍

サイズ2/攻7000/防5000/打撃2

◼️【コールコスト】君の場の〈不死龍〉2枚をソウルに入れて、ゲージ2払う。

◼️このカードが登場した時、君のライフ+2!さらに、ドロップから登場しているなら、このカードが場を離れるまで、このカードの攻撃力+2000、防御力+2000!

◼️【対抗】〈不死転生〉(君のターン中、ゲージ2払うか、ライフ2払う。)

君の場のモンスター2枚までをソウルに入れて、ドロップから、このカードを【コールコスト】を払わずにコールする。〈不死転生〉は1ターンに1回だけ使える。

【2回攻撃】【ソウルガード】/ソウル2

 

 

真柴のレフトに、紫色の鎧を来た龍人が現れる。グリスの鎧には青いラインが走り、両腕のアームアーマー、レッグアーマーから微量の紫の炎が燃えて吹き出ている。そして右手には剣、左の腕のアーマーには盾が付いている。

 

 

真柴「ヴァイオレットグリスの登場時、俺のライフ+2!さらにドロップからコールされていれば、場にいる限り、攻撃力+2000/防御力+2000だ!」LP3→5

 

 

ヴァイオレットグリス

攻7000→9000/防5000→7000

 

 

真柴「さらに紫炎を纏う!俺の場にカード名に「グリス」を含む、サイズ2以上のモンスターがいるなら………ゲージ2払って〈フシリュウフォース"紫魂炎鎖の型"〉解放‼︎」

◼️手札2→1/ゲージ2→0

 

 

フシリュウフォース"紫魂炎鎖の型"

ダークネスドラゴンW

不死龍

アイテム/攻7000/打撃2

『解放条件』(君のライフが相手より3以上少なくて、場にカード名に「グリス」を含むサイズ2以上のモンスターがいる。)

◼️【装備コスト】ゲージ2払う。

◼️ このカードは破壊されず、手札に戻らず、能力は無効化されない。

◼️ 【紫魂鎖炎撃】君のドロップから〈不死龍〉が登場した時、次の3つから2つまで選んで使える。【紫魂鎖炎撃】は1ターンに1回だけ使える。

・相手にダメージ1!

・相手の場のカード1枚を選んで破壊するか、ソウル1枚をドロップに置く。

・君の場の〈不死龍〉のモンスター全ての打撃力+1!

【2回攻撃】

 

 

真柴は紫のオーラに包まれ、グリスと同じ紫の鎧を纏う。その鎧には緑色のラインが走り、所々に鎖の装飾がされている。両腕のアームアーマーには紫の鎖が巻き付き、右手には剣を持ち、左の腕のアーマーには盾が付いている。

 

 

 

 

 

 

 

 

曜「凄い!グリスもパワーアップしてるし、フシリュウフォースも進化してる!」

 

ダイヤ「画面越しからでも伝わるこのプレッシャー………、彼も成長しているのですね。」

 

果南「強力なライバル登場だね。」

 

 

Aqoursのみんなは真柴の強さを理解している。だからこそ、ヴァイオレットグリスとフシリュウフォースの進化に若干の恐ろしさと期待が高鳴る。

 

 

 

 

 

 

 

 

真柴「ドロップから【龍蘇生】発動!ライフ1払い、ライトに蘇れ〈紫魂龍騎団 ヘルブレースト〉」

◼️ライフ5→4

 

 

紫魂龍騎団 ヘルブレースト

ダークネスドラゴンW

不死龍

サイズ3/攻6000/防1000/打撃1

◼️【コールコスト】ライフ1払う。

◼️君の場にカード名に「グリス」を含むモンスターがいるなら、このカードのサイズを2減らす。

◼️このカードが登場した時、君のデッキの上からカードを1枚ゲージに置く。さらにドロップから登場していたら、このカードと、カード名に「グリス」を含むカードは場を離れるまで【貫通】を得る。

【龍蘇生】

 

 

真柴「ヘルブレーストは場にグリスが居ればサイズが2減る。」

 

 

ヘルブレースト

サイズ3→1

 

 

真柴「さらにフシリュウフォースの能力発動!"紫魂鎖炎撃"3つの能力から2つ選んで使用できる。」

 

 

フシリュウフォースの"紫魂鎖炎撃"で選べる能力は

・相手にダメージ1!

・相手の場のカード1枚を選んで破壊するか、ソウル1枚をドロップに置く。

・君の場の〈不死龍〉のモンスター全ての打撃力+1!

というこの3つだ。

 

 

真柴「まずはクアトロ両刃剣ドラゴンを1度破壊する!」

 

右崎「なに!くっ、ソウルガードだ!」

 

 

真柴は高くジャンプし、右腕に腕に巻きついた紫炎の鎖でクアトロ両刃剣ドラゴンを殴りつける。

 

 

 

クアトロ両刃剣ドラゴン 破壊!

【ソウルガード】ソウル4→3

 

 

真柴「さらにもう1つの能力!場の不死龍のモンスター全ての打撃力+1!」

 

 

ヴァイオレットグリス

打撃2→3

 

ヘルブレースト

打撃1→2

 

 

真柴「そしてヘルブレーストの登場時能力、1チャージ、さらにドロップから登場したなら、ヘルブレーストとグリスは場にいる限り【貫通】を得る!」

 

右崎「なにぃ⁉︎」

 

真柴「アタックフェイズ! ヘルブレーストで、クアトロ両刃剣ドラゴンを攻撃!」

 

右崎「キャスト!〈ドラゴエナジー〉クアトロ両刃剣ドラゴンの防御力+3000!【反撃】を与える!」

◼️手札2→1

 

 

ヘルブレースト

攻6000

 

クアトロ両刃剣ドラゴン

防6000→9000

 

 

ドラゴエナジーの効果でクアトロ両刃剣ドラゴンが攻撃されても場に残っていた時、反撃! ヘルブレーストを破壊だ!」

 

 

ヘルブレースト 破壊!

 

 

真柴「ヴァイオレットグリスでクアトロ両刃剣ドラゴンに攻撃だ!」

 

右崎「もう1枚キャスト!〈ドラゴエナジー〉防御力+3000/【反撃】を与える!」

◼️手札1→0

 

 

グリスは剣を構えてクアトロ両刃剣ドラゴンに突撃する。だがクアトロ両刃剣ドラゴンは炎のような赤オレンジのオーラを纏い、右手の片方の両刃剣でグリスの剣をいなし、もう一本の右手に握られている両刃剣でグリスを叩く。だがグリスの鎧は固く、両刃剣が弾かれた瞬間を逃さず、グリスはクアトロ両刃剣ドラゴンを剣で突き刺した。

 

 

ヴァイオレットグリス

攻9000

 

クアトロ両刃剣ドラゴン

防6000→9000

 

クアトロ両刃剣ドラゴン 撃破!

【ソウルガード】ソウル3→2

 

 

真柴「ヘルブレーストの効果でグリスも場を離れるまで貫通を得ている。打撃3!」

 

右崎「ぐぅぅ!」LP14→11

 

右崎「けど、ドラゴエナジーの効果でクアトロ両刃剣ドラゴンが攻撃されても場に残っていた時、反撃! ヴァイオレットグリスを破壊だ!」

 

真柴「ソウルガードだ!」

 

 

剣で刺されながらも、クアトロ両刃剣ドラゴンはグリスの腕を掴み、口から炎を吐いてグリスを焼いて破壊した。

 

 

ヴァイオレットグリス 破壊!

【ソウルガード】2→1

 

 

真柴「グリスの2回攻撃! クアトロ両刃剣ドラゴンに再攻撃だ!」

 

右崎「ソウルガード!」

 

 

グリスは再び剣を振り上げてクアトロ両刃剣ドラゴンに斬りかかる。クアトロ両刃剣ドラゴンはグリスの攻撃に合わせて剣を突き出すが、左腕の盾でその剣を弾き、剣を振り下ろして斬る。

 

 

ヴァイオレットグリス

攻9000

 

クアトロ両刃剣ドラゴン

防6000

 

クアトロ両刃剣ドラゴン 撃破!

【ソウルガード】ソウル1→0

 

 

真柴「貫通!打撃3!」

 

右崎「うあぁぁ!」LP11→8

 

真柴「フシリュウフォースで攻撃!」

 

右崎「ソウルガード………!」

 

 

真柴は腕に巻き付いている鎖を投げて、クアトロ両刃剣ドラゴンの片腕に巻きつける。そして紫の炎のようなオーラを鎖に這わせて、クアトロ両刃剣ドラゴンの全身を紫の炎で焼いた。

 

 

フシリュウフォース

攻7000

 

クアトロ両刃剣ドラゴン

防6000

 

クアトロ両刃剣ドラゴン 撃破!

【ソウルガード】1→0

 

 

真柴「フシリュウフォースで2回攻撃!」

 

右崎「ソウルガード!!」

 

 

真柴は巻きつけた鎖を収縮させる勢いを利用してクアトロ両刃剣ドラゴンに急接近し、紫の炎を纏わせた剣でクアトロ両刃剣ドラゴンを斬り裂く。

 

 

クアトロ両刃剣ドラゴン 完全撃破!

【ライフリンク6】

 

 

右崎「ぐぁぁぁあ!!」LP8→2

 

真柴「フシリュウフォースで2回攻撃だ!」

 

 

真柴は右崎に歩いて近づき、剣を振り上げる。そして縦一閃に右崎を斬る。

 

 

右崎「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁああ!!」LP2→0

 

 

 

 

 

 

ファイトが終わり、リアルバディヴィジョンも閉じる。

 

 

右崎「いやーー負けたよ。こんなに強い相手は予選に出て初めてだ。」

 

真柴「俺も同じだったよ。正直冷や汗をかいた。」

 

右崎「ははははは………。じゃあ約束の星3つだ。」

 

真柴「ありがとう。」

 

 

真柴は差し出された星3つを手にとる。そして右崎は「またファイトできたらやろう。」と言い残して真柴の前を去って行った。

 

 

 

真柴:星6→9




今回も感想をぜひ!!


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森然竜 vs 壊星神竜

前回の「バディファイトLoveLive!サンシャイン‼︎」

 

 

冥府龍との戦いの後、藤木 真柴は、いつもの日常に戻り、そしてクラスメートと共にチーム「ヴァイオレット・グロウ」を結成し、グランドバディカップに参加していた。

 

真柴は右崎とファイトする。右崎の強力なモンスターに真柴は追い詰められるが、新たな〈不死龍〉のデッキテーマ「紫魂龍騎団」を駆使して勝利を手にした。

 

 

 

 

   ◆

 

 

 

 

グランドバディカップの予選が開始されて3時間ほどが過ぎた。幾つかのチームはスターを合計30個を達成して会場の本戦出場の欄を記入する。現在の本戦出場枠は全20枠中、残り15枠だ。

 

 

2人組のバディチームSaint Snowのリーダー、鹿角聖良は公園の広場にて何人かとファイトしていた。

 

 

聖良「ゾディアック、ファイターに攻撃!」

 

「うわぁぁぁぁぁぁああ!!」LP0

 

 

聖良はゾディアックの攻撃で吹き飛ばされて倒れた相手に手を差し伸べる。

 

 

聖良「大丈夫ですか?」

 

「あ、はい。」

 

聖良「いいファイトでした。」

 

「こちらこそ。聖良さんとファイトできて良かったです。あ、賭けていた星3つです。」

 

聖良「ありがとうございます。」

 

 

聖良は差し出された星3つを受け取り礼を言う。相手の女性ファイターは聖良に憧れているのか少し赤面して「こちらこそありがとうございました。では!」と言って急ぎ早に聖良の前を去った。

 

これで聖良の持つ星は16個となった。2人チームのSaint Snowは最初から1人に星10個ずつ、2人で20個持っている。1人ずつ15個以上集めれば、Saint Snowは本戦に出場枠を得ることができるのだ。つまり聖良は一応、自身のノルマ数の星を獲得した事になる。

 

 

聖良「理亞は大丈夫でしょうか………」

 

 

聖良は妹の理亞の事を気にかける。信じていないわけでも、心配しているわけでもない。ただ純粋に"気にかけている"それだけだ。

 

 

予選が始まってからあまり休んでいない聖良は、自動販売機でジュースを買い、屋根のある公園のベンチでひと息入れていた。聖良は1人15個以上のノルマを達成している為、しばらく休んだら会場に向かうつもりでいる。

 

 

聖良「少し疲れました………。」

 

 

屋根が太陽の光りを遮り、ちょうどよく風が吹いて気持ちいい。北海道民である聖良からすれば、冬なのにこの暖かさは不思議な感じがする。聖良は目をつむり、風の心地よさを堪能する。すると「あの、隣りいいですか?」と声をかけられる。聖良は目を開いて前を見る。そこには赤茶色で2つ結びのおさげにしていて、顔には薄いそばかすのついた女性がジュースを片手に笑顔で立っていた。

 

 

聖良「あ、はい。構いませんよ」

 

 

と聖良は了承し、その女性は「ありがとう。」と隣りに座った。聖良は「なぜ私の隣りに?」と聞き、彼女は少し困ったように「屋根がついてるベンチここだけだったから………あ、もしかして迷惑だったかな?」と申し訳なさそうに言う。

 

 

聖良「いいえ、そんな事は無いですよ。ちゃんと許可しましたし。」

 

「ありがとう。私はエマ。 エマ・ヴェルデです」

 

聖良「私は鹿角 聖良です。もしかして外国人の方ですか?」

 

エマ「うん、スイスから来たんだ〜〜」

 

聖良「スイスから?それはまた遠路はるばるですね。」

 

エマ「うん。」

 

 

エマはジュースを飲みながら、一切笑みを絶やさず聖良との会話を楽しむ。その様子から聖良も自然と笑みになる。聖良がふと胸あたりに目を向けると、星のついたワッペンが付いている。

 

 

聖良「もしかして、エマさんも大会参加者ですか?」

 

 

聖良の問いにエマは笑みのまま「うん、そうだよ〜。」とあっさり答える。

 

 

エマ「聖良ちゃんも参加者なんだね。」

 

聖良「はい。まあそろそろ会場に向かおうと思うのですが。」

 

 

聖良の所持している星は16個、エマは星を8つほど獲得していた。その数を見るに、エマはなかなか予選を勝ち抜いている感じがする。

 

 

エマ「ねぇ、聖良ちゃん。」

 

聖良「なんですか?」

 

エマ「私とファイトしてくれない?」

 

 

「来た。」聖良は予想していたエマの挑戦を受けようか少し悩む。聖良は一応、ノルマ数16個を所持している。本来ならもう、誰からのファイトを受ける必要はない。だがこの予選のルールでは星が少ない相手からのファイトの申し出を断る事はできない。今回は星の数が聖良より少ないエマの挑戦は断れず聖良はそのファイト受ける他ない。だが聖良自身、バディファイターとしてエマ実力を見てみたいとも思う。

 

 

聖良「分かりました。では星はいくつ賭けますか?」

 

エマ「じゃあ〜〜、2つでどうかな?」

 

 

星2つ………。もしこのファイトで聖良が負ければ星は16個から14個に減り、ノルマは1つ少なくなってしまい、逆にエマが勝てば、エマの所持星は10個になり、エマのノルマが達成される。なかなか良い数を賭けて来たと聖良はその条件を了承する。

 

 

聖良「わかりました。そのファイトを受けます。」

 

エマ「じゃあ始めよっか。」

 

 

聖良とエマはジュースを一気に飲み干して、公園の広場に移動する。そして適当な距離に離れて向かい合う。

 

リアルバディファイトヴィジョンを使ったファイトが始まると感づいて、ギャラリーが2人の周りに集まり、メイン会場、特別視聴ドームのモニターに2人の姿が映し出された。

 

 

 

 

   ◆

 

 

 

 

ダイヤ「聖良さんのファイトが始まるみたいですわね。」

 

ルビィ「相手の人は………?」

 

果林「うちのチームのメンバーのエマ・ヴェルデよ。」

 

 

果林は少し得意げにエマを紹介する。エマは果林にとって初めての親友であり、同じ寮で暮らしている。エマと果林は強い絆で結ばれているのだ。

 

 

 

 

 

   ◆

 

 

 

 

 

エマ「優々の風、雄大なる自然の木漏れ日………ルミナイズ!〈ネイチャーズ・フォレスト〉」

 

聖良「銀河を照らす破滅の威光!ルミナイズ〈スタールイン・ガイダー〉」

 

 

オープンTHEフラッグ

 

 

エマ「エンシェントワールド」

◼️手札6/ゲージ2/LP10

 

聖良「スタードラゴンワールド」

◼️手札6/ゲージ2/LP10

 

 

エマ「私からだね。ドロー、チャージ&ドロー」

◼️手札6→7/ゲージ2→3

 

エマ「ゲージ2とライフ2払ってキャスト〈森聖なる草原〉を【設置】するよ。」

◼️手札7→6/ゲージ3→1/LP10→8

 

 

森聖なる草原

エンシェントW/レジェンドW

魔法

◼️【設置】

◼️【使用コスト】ゲージ2払い、ライフ2払う。

◼️このカードを【設置】した時、君のデッキからサイズ3の〈ネイキッドドラゴン〉か〈ネイチャーズ〉のカード1枚を手札に加える。デッキを見たらシャッフルする。

◼️君の手札から〈ネイキッドドラゴン〉か〈ネイチャーズ〉が捨てられた時、君のデッキの上からカードを1枚ゲージに置いて、カードを1枚引く。この能力は1ターンに1回だけ使える。

◼️「森聖なる草原」は場に1枚だけ【設置】できる。

 

 

「森聖なる草原」を設置した時、ドーム状に結界が広がる。そしてエマと聖良の足場が大草原に変わり、空には青空、そして爽やかな風が優しく吹いている。今いる場所が東京である事など忘れてしまうくらい美しく、まるでアルプスにでも居るような自然のど真ん中だ。

 

 

聖良「なんて綺麗な景色でしょう………」

 

エマ「うふふ………。森聖なる草原の設置時の能力で、私はデッキから〈森然竜 ヴァルドゥング・ドラゴン〉を手札に加えるよ。」

◼️手札6→7

 

エマ「キャスト〈竜王伝〉1チャージ、ライフ+1、1ドロー」LP8→9

◼️手札7→6→7/ゲージ1→2

 

エマ「ライフ2払って、キャスト〈竜枯盛衰〉4チャージ!」LP9→7

◼️手札7→6/ゲージ2→6

 

エマ「ゲージ3払ってセンターにバディコール!〈森然竜 ヴァルドゥング・ドラゴン〉!」LP7→8

◼️手札6→5/ゲージ6→3

 

 

森然竜(しんねんりゅう) ヴァルドゥング・ドラゴン

エンシェントW/レジェンドW

ネイキッドドラゴン/ネイチャーズ

サイズ3/攻9000/防5000/打撃3

◼️【コールコスト】君のデッキの上からカードを2枚ソウルに入れて、ゲージ3払う。

◼️【起動】【対抗】"風化"相手の場のモンスターを1枚選んで、このバトル中、君の手札の〈ネイキッドドラゴン〉か〈ネイチャーズ〉1枚捨ててよい。捨てたら、このターン中、選んだカードの攻撃力と防御力と打撃力を捨てたカードに書かれているそれらの数値分減らす。この能力で攻撃力と防御力と打撃力が0になったモンスターを破壊する。"風化"は1ターンに1回だけ使える。

◼️ 【起動】君の手札を1枚捨ててよい。捨てたら、君のライフ+2!この能力は1ターンに1回だけ使える。

【2回攻撃】【貫通】【ソウルガード】【ライフリンク4】

 

 

エマの場に、広大な翼と胴だけの首長の緑竜が現れる。翼は巨大な葉っぱのような形をしており、身体や長い尾は太い木の蔦やつる、根っこが絡まったように形成されている。そして身体の中心には黄色く発光する核のようなものがあり、身体の隙間からもその光りが薄く漏れ出している。

 

 

エマ「ヴァルドゥングドラゴンの起動能力、手札を1枚捨てて、ライフ+2!」LP8→10

◼️手札5→4

 

 

エマが手札から捨てたのは「自然竜 エアリオス」だ。

 

 

自然竜 エアリオス

エンシェントW/レジェンドW

ネイキッドドラゴン/ネイチャーズ

サイズ1/攻4000/防3000/打撃1

◼️このカードが手札から捨てられた時、このカードを〈ネイキッドドラゴン〉か〈ネイチャーズ〉のソウルに入れる。

【ライフリンク1】

 

 

エマ「手札から捨てた〈自然竜エアリオス〉をヴァルドゥングドラゴンのソウルに入れるよ。」

 

エマ「さらに森聖なる草原の能力で、手札からネイキッドドラゴンとネイチャーズが捨てられた時、1チャージ、1ドロー!」

◼️手札4→5/ゲージ3→4

 

 

ヴァルドゥングドラゴン ソウル2→3

 

 

エマ「アタックフェイズだよ! ヴァルドゥングドラゴンで聖良ちゃんを攻撃!打撃3!」

 

 

ヴァルドゥングドラゴンの翼にエネルギーが集まり、何度か翼をはためかせる事でエネルギーを纏った強い風を生み出し、聖良に攻撃する。

 

 

聖良「くぅっ………!」LP10→7

 

エマ「ターンエンドだよ。」

◼️手札5/ゲージ4/LP10

 

 

聖良「私のターンです。ドロー、チャージ&ドロー」

◼️手札6→7/ゲージ2→3

 

聖良「ライフ2払い、〈レッグブレード サモード〉を装備!」

◼️手札7→6/LP7→5

 

 

レッグブレード サモード

スタードラゴンW

アイテム:攻3000/打撃1

◼️【装備コスト】ライフ2払う。

◼️【起動】このカードのバトル後、君の場にサイズ3以上の〈ネオドラゴン〉がいないなら、このカードをドロップに置いてよい。置いたら、君のデッキからカード名に〈ゾディアック〉を含むカード1枚を【コールコスト】を払ってコールする。デッキを見たらシャッフルする。

 

 

聖良の脚に黄色い塗装に青いラインの入ったレッグアーマーが装着される。

 

 

聖良「キャスト〈ドラグアームズ・ファクトリー〉手札の〈竜装機〉を1枚捨て、2ドローです!」

◼️手札6→5→4→6

 

 

ドラグアームズファクトリーでドロップに置いたカードは「流星機 ネブローサ」だ。聖良はドローした2枚のカードを確認するが、目当てのカードはまだ来なかった。

 

 

聖良「アタックフェイズです。レッグブレードサモードでヴァルドゥングドラゴンに攻撃!」

 

 

レッグアーマーの脚先から青い光りの刃が突き出し、聖良は脚を下から上に振り上げる。すると青い光りの刃がヴァルドゥングドラゴンに向かって射出される。だがヴァルドゥングドラゴンの身体には傷ひとつつかず、光りの刃は弾き消される。

 

 

エマ「倒せないのにどうして?」

 

聖良「レッグブレードサモードの効果発動!このカードをドロップにおき、コールコストを払ってデッキから〈壊星神竜 ゾディアック"デストロイスター"〉をライトにコール!」LP7→6

◼️ゲージ3→0

 

 

壊星神竜 ゾディアック"デストロイスター"

スタードラゴンW/レジェンドW

ネオドラゴン/星

サイズ3/攻7000/防5000/打撃2

◼️【コールコスト】ゲージ3払う。その後、君のドロップのカード2枚までをソウルに入れる。

◼️【起動】ライフ1払う。君のドロップからカード1枚をこのカードのソウルに入れる。さらに君のフラッグが「レジェンドワールド」なら、君のデッキの上からカードを2枚ゲージに置く。「スタードラゴンワールド」ならこのターンの間、このカードの攻撃力+3000!この能力は1ターンに1回だけ使える。

◼️【対抗】【起動】"グラビティレスト"相手のモンスターが登場した時、手札を2枚捨ててよい。捨てたら、そのモンスターを選んでレストして、相手にダメージ1!"グラビティレスト"は1ターンに1回だけ使える。

【ソウルガード】

 

 

聖良の場に、黒銀の鎧を纏い、緑色の長い立髪を靡かせる美しくも禍々しい首長の竜が現れる。その竜は機械的な仮面を被り、目からはピンクの雷光のような光りが放出され、剣のように鋭い赤い角が二本突出し、背中には黄色い細剣のような羽根が6本が電流で繋がっている。

 

 

聖良「コールコストにより、ドロップから2枚をソウルイン!」

 

 

ゾディアックデストロイスター ソウル0→2

 

 

ゾディアック ソウル2

攻7000→10000/打撃2→3

◼️流星機 ネブローサ

(バトル後【2回攻撃】を得る。)

◼️大竜装機 トリプルバスター

(攻+3000/打撃+1/【貫通】)

 

 

聖良「ゾディアックデストロイスターでヴァルドゥングドラゴンに攻撃です。打撃3!」

 

 

ゾディアックは高く飛び上がり、剣のような角にエネルギーを溜めて、エネルギー弾を作る。そしてそれをヴァルドゥングドラゴンに構えた時、ヴァルドゥングドラゴンが淡い緑色のオーラを纏う。

 

 

エマ「ヴァルドゥングドラゴンの能力発動!"風化"ゾディアックを指定して、手札の〈ネイキッドドラゴン〉か〈ネイチャーズ〉1枚を捨てるよ〜。私は手札の〈自然竜 エアーティ〉を捨てるね。」

◼️手札5→4

 

 

自然竜 エアーティ

エンシェントW/レジェンドW

ネイキッドドラゴン/ネイチャーズ

サイズ1/攻5000/防2000/打撃1

◼️このカードが手札から捨てられた時、このカードを君の場のサイズ3の〈ネイキッドドラゴン〉か〈ネイチャーズ〉のソウルに入れる。

◼️このカードがソウルにある〈ネイキッドドラゴン〉か〈ネイチャーズ〉が攻撃した時、君のデッキの上からカードを1枚ゲージに置く。

【ライフリンク1】

 

 

エマ「今のこのターン中だけ、手札から捨てた〈自然竜 エアーティ〉の攻撃力、防御力、打撃力の数値分、ゾディアックの攻撃力、防御力、打撃力を減らすよ!」

 

聖良「なんですって⁉︎」

 

 

ヴァルドゥングドラゴンは翼を勢いよく羽ばたかせ、緑色の特殊な粒子を含む風をゾディアックに浴びせる。それを浴びたゾディアックは身体の所々が錆びれ、まるで何百、何千年もの時間が経ったかのような老朽化した感覚の見た目になる。ゾディアックは力の半分以上を失う。

 

 

ゾディアックデストロイスター

攻10000→5000/防5000→3000/打撃3→2

 

 

エマ「さらに手札から捨てた〈自然竜 エアーティ〉の能力で、ヴァルドゥングドラゴンにソウルイン!」

 

 

ヴァルドゥングドラゴン ソウル3→4

 

 

聖良「ゾディアックの攻撃は続いています!」

 

エマ「ソウルガード!」

 

 

ゾディアックが溜めたエネルギー弾はヴァルドゥングドラゴンの能力でパラメータが減少した分小さくなったが、ゾディアックは改めてエネルギー弾をヴァルドゥングドラゴンに向けて撃ち出す。

 

 

ゾディアックデストロイスター

攻5000

 

ヴァルドゥングドラゴン

防5000

 

ヴァルドゥングドラゴン 撃破!

【ソウルガード】ソウル4→3

 

 

聖良「貫通!打撃2!」

 

 

ヴァルドゥングドラゴンに直撃したエネルギー弾の余波が、エマにも襲いかかり、エマの身体に痺れが走る。

 

 

エマ「うぅぅ………!」LP10→8

 

聖良「まだです! ソウルのネブローサの能力で、バトル後にゾディアックデストロイスターは【2回攻撃】を得ます。ゾディアックでヴァルドゥングドラゴンに再攻撃!」

 

 

ゾディアックは細剣のような6本の羽根をヴァルドゥングドラゴンに向けて飛ばして攻撃する。細剣の羽根はバラバラに動いて行動し、ヴァルドゥングドラゴンの強靭な樹体を斬り刻む。

 

 

エマ「ソウルガード!」

 

 

ゾディアックデストロイスター

攻5000

 

ヴァルドゥングドラゴン

防5000

 

ヴァルドゥングドラゴン 撃破!

【ソウルガード】ソウル3→2

 

 

聖良「貫通です!打撃2!」

 

 

ヴァルドゥングドラゴンを破壊した細剣の何本かが標的を変えるかのようにエマに迫り、そしてエマの身体を斬り裂き、その内の1本がエマの腹部を突き刺す。

 

 

エマ「きゃぁぁ!!」LP8→6

 

 

ゾディアックの羽根のような細剣が腹部に突き刺さる。普通ならば大惨事になりファイトを続けてはいられないようなものだが、このリアルバディファイトヴィジョンシステムにより、その攻撃はホログラムヴィジョンになっており実際の怪我は無く、攻撃の威力も多少は押さえられている。だがファイターに与えられるダメージの衝撃などは主にカードのサイズや、攻撃力、打撃力の数値の大きさによって決定する。ゾディアックはサイズ3/攻撃力13000/打撃力3の為、怪我はせずともエマには強い衝撃が与えられる。

 

 

聖良「ターンエンドです。」

◼️手札6/ゲージ0/LP6

 

 

今のターンが終わった後、錆びれて老朽化したゾディアックの身体は元の姿に戻る。

 

 

ゾディアック

攻8000→10000/防3000→5000/打撃2→3

 

 

エマ「私のターン、ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札4→5/ゲージ4→5

 

エマ「ライトに〈自然竜 エアファン〉をコール」

◼️手札5→4/ゲージ5→4

 

 

自然竜 エアファン

エンシェントW/レジェンドW

ネイキッドドラゴン/ネイチャーズ

サイズ0/攻3000/防2000/打撃2

◼️【コールコスト】ゲージ1払う。

◼️このカードが手札から捨てられた時、このカードを君の場の〈ネイキッドドラゴン〉と〈ネイチャーズ〉のソウルに入れる。

◼️【対抗】このカードを君の場の〈ネイキッドドラゴン〉と〈ネイチャーズ〉のソウルに入れて、そのカードの攻撃力+2000、防御力+2000!

【ライフリンク1】

 

 

エマ「さらにレフトに〈自然竜 エアララス〉をコール」

◼️手札4→3

 

 

自然竜 エアララス

エンシェントW/レジェンドW

ネイキッドドラゴン/ネイチャーズ

サイズ0/攻3000/防2000/打撃2

◼️このカードが手札から捨てられた時、このカードを君の場の〈ネイキッドドラゴン〉と〈ネイチャーズ〉のソウルに入れる。

◼️このカードが登場した時、君の場にサイズ3の〈ネイキッドドラゴン〉と〈ネイチャーズ〉のモンスターがいるなら、このカードの攻撃力+2000!

【ライフリンク1】

 

 

エマが2体のモンスターをコールし準備はできたと思った瞬間、聖良は「ふっ………」とわずかに口元を吊り上げる。

 

 

聖良「相手のモンスターが登場した時、ゾディアックの能力発動!"グラビティレスト"! 手札を2枚捨て、自然竜エアララスをレスト、そしてエマさんにダメージ1です!」

◼️手札6→4

 

 

ゾディアックが咆哮すると、エアララスの頭上に魔法陣が現れ、重力が倍以上に重くなり、エアララスは地に伏せる。そしてエマも同じように重力が重くなり膝をつく。

 

 

エマ「うぅ………」LP6→5

 

 

 

 

 

 

 

歩夢「あのエマさんが、一方的に………⁉︎」

 

かすみ「あの人めちゃ強いじゃないですか!」

 

ダイヤ「聖良さんもさらに力をつけていますわね。」

 

果南「うん。」

 

果林「けど、まだエマのターン中よ。エマなら必ず逆転してくれるはずだわ。」

 

侑「うん。エマさんを信じよう!」

 

 

 

 

 

 

 

聖良「ソウルから捨てられた〈流星機 グラヴァダージ〉の能力で、自身をゾディアックにソウルイン!」 

 

 

ゾディアック ソウル2→3

 

 

エマ「ヴァルドゥングドラゴンの起動能力!手札を1枚捨てて、ライフ+2だよ!さらに手札から捨てられた〈自然竜 エアギシラ〉の能力で、ヴァルドゥングドラゴンにソウルイン!」LP4→6

◼️手札3→2

 

 

自然竜 エアギシラ

エンシェントW/レジェンドW

ネイキッドドラゴン/ネイチャーズ

サイズ2/攻6000/防5000/打撃3

◼️【コールコスト】ゲージ2払う。

◼️このカードが手札から捨てられた時、このカードを君の場の〈ネイキッドドラゴン〉と〈ネイチャーズ〉1枚のソウルに入れる。

◼️このカードがソウルにある〈ネイキッドドラゴン〉と〈ネイチャーズ〉の攻撃力+2000して、打撃力+1!

【ライフリンク2】

 

 

ヴァルドゥングドラゴン ソウル2→3

攻9000→11000/打撃3→4

 

 

エマ「森聖なる草原の能力で、手札からカードを捨てた時、1チャージ、1ドロー!」

◼️手札2→3/ゲージ4→5

 

エマ「アタックフェイズ! ヴァルドゥングドラゴンの能力発動!"風化"! 手札から〈レインボウドラゴン アルカンシェル〉を捨てて、そのカードのパラメーター分、ゾディアックのパラメーターを下げるよ!」

◼️手札3→2

 

 

ヴァルドゥングドラゴンは再び緑色の粒子を含む風をゾディアックに浴びせる。そしてゾディアックはさっきよりも錆が広がって、さっきよりも動きが鈍くなる。

 

 

レインボウドラゴン アルカンシェル

ネイキッドドラゴン

サイズ3/攻7000/防6000/打撃2

 

 

ゾディアック"デストロイスター"

攻13000→6000/防5000→0/打撃2→0

 

 

聖良「ゾディアック………!!」

 

エマ「自然竜エアファンでゾディアックに攻撃!」

 

聖良「ソウルガード!」

 

 

自然竜エアファン

攻3000

 

ゾディアックデストロイスター

防0

 

ゾディアックデストロイスター 撃破!

【ソウルガード】ソウル3→2(流星機 グラヴィダージ)

攻6000→3000

 

 

聖良「バカな………⁉︎攻撃力3000でしかもサイズ0のモンスターにゾディアックが破壊された………⁉︎」

 

エマ「ヴァルドゥングドラゴンでゾディアックに攻撃!」

 

聖良「ソウルガード!」

 

 

ヴァルドゥングドラゴンは竜口にエネルギーを溜め、そしてゾディアックに向けて一気に吐き出すように放出する。

 

 

ヴァルドゥングドラゴン

攻11000

 

ゾディアックデストロイスター

防0

 

ゾディアックデストロイスター 撃破!

【ソウルガード】ソウル2→1(流星機ネブローサ)

 

 

エマ「さらにキャスト!〈森聖術 ストームウィップ〉」

◼️手札2→1/ゲージ5→3

 

 

森聖術 ストームウィップ

エンシェントW/レジェンドW

魔法

◼️君の場にサイズ3の属性に〈ネイキッドドラゴン〉と〈ネイチャーズ〉両方を持つモンスターがいれば使える。

◼️【使用コスト】ゲージ2払う。

◼️【対抗】相手の場の防御力が最初の数値より低いモンスター1枚を破壊する。「森聖術 ストームウィップ」は1ターンに1枚だけ使える。

 

 

エマ「このカードの能力で、最初の数値より低い防御力のモンスターを破壊するよ。」

 

聖良「まさか………⁉︎」

 

エマ「ゾディアックデストロイスターを破壊!」

 

 

ヴァルドゥングドラゴンの羽根に緑色の風のエネルギーが集まる。そして鞭のように幾つもの風の鞭がゾディアックを破壊する。

 

 

聖良「ソウルガードです!」

 

 

ゾディアックデストロイスター 破壊!

【ソウルガード】ソウル1→0(大竜装機 トリプルバスター)

攻3000→0/打撃2→3

 

 

エマ「ヴァルドゥングドラゴンでゾディアックに攻撃!」

 

 

ヴァルドゥングドラゴンは羽根に緑色の風のエネルギーを溜めて、そして風のレーザーのようにゾディアックに撃ち出す。

 

 

聖良「キャスト!〈ディヴァイン・ガイダンス〉攻撃を無効化します!そして1チャージ、ライフ+1!」LP6→7

◼️手札4→3/ゲージ0→1

 

 

ゾディアックの眼前に白い魔法陣が現れて、ヴァルドゥングドラゴンの風のレーザーを受け止めた。

 

 

エマ「防がれた………。ターンエンド」

◼️手札1/ゲージ3/LP6

 

 

 

聖良「私のターンです。ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札3→4/ゲージ1→2

 

聖良「ゾディアックデストロイスター起動能力発動!ライフ1払い、ドロップから〈滅流星機 Z・ガイラスター〉をソウルイン!」

◼️LP7→6

 

 

滅流星機 Z・ガイラスター

スタードラゴンW/レジェンドW

竜装機/星

サイズ3/攻3000/防3000/打撃1

滅星(ほろぼし)』(このカードが「ゾディアック」のソウルからドロップに置かれた時、相手のモンスター1枚の攻撃力-1000!)

◼️【コールコスト】ゲージ2払う。

◼️【起動】手札のこのカードを君の場のカード名に「ゾディアック」を含むカード1枚のソウルに入れる。

◼️このカードがカード名に「ゾディアック」を含むカードのソウルにあるなら、そのカードの攻撃力+4000して、【2回攻撃】を得る。

【星合体】

 

 

ゾディアックデストロイスター ソウル0→1

 

 

聖良「ゾディアックのさらなる能力で、私のフラッグがスタードラゴンワールドなら、ゾディアックの攻撃力+3000!」

 

 

ゾディアックデストロイスター

攻7000→10000

 

 

聖良「さらにライフ2払い装備!〈ネオレッグブレード ゾディーガ〉」

◼️手札4→3/LP6→4

 

 

ネオレッグブレード ゾディーガ

スタードラゴンW

星/武器

アイテム:攻7000/打撃2

◼️このカードは君の場にカード名に「ゾディアック」を含むモンスターがいなければ装備できない。

◼️【装備コスト】ライフ2払う。

◼️【起動】君の手札かドロップから、〈竜装機〉1枚をサイズ3の〈ネオドラゴン〉1枚のソウルに入れる。この能力でカード名に「ゾディアック」を含むモンスターにソウルが入った時、このカードは【2回攻撃】を得る。この能力は1ターンに1回だけ使える。

【貫通】

 

 

聖良の両脚に、機械的で黒灰色の黄色いラインが走っており、ドラゴンの爪のような形状をしたライトイエローの光りの刃が生えたレッグアーマーが装備される。

 

 

聖良「ネオレッグブレードゾディーガの起動能力、ドロップから〈大竜装機 トリプルバスター〉をゾディアックに星合体!」

 

 

ゾディアックデストロイスター ソウル1→2

 

 

聖良「この能力でゾディアックのソウルが増えた時、ゾディーガは2回攻撃を得ます。」

 

 

ネオレッグブレード ゾディーガ

【2回攻撃】

 

 

聖良「アタックフェイズです。」

 

 

ゾディアックデストロイスター ソウル2

攻10000→14000→17000/打撃2→3

◼️滅流星機 Z・ガイラスター

(攻撃力+4000/【2回攻撃】)

◼️大竜装機 トリプルバスター

(攻撃力+3000/打撃力+1/【貫通】)

 

 

聖良「ゾディアックデストロイスターでヴァルドゥングドラゴンに攻撃!」

 

エマ「………………」

 

 

エマは手札を見る。できる事ならヴァルドゥングドラゴンの"風化"の能力でゾディアックのパラメーターを下げたいところだが、今のエマの手札はたったの1枚。しかも魔法カードだ。これでは"風化"の能力は使えない。

 

 

エマ「諦めないよ。キャスト!〈森聖術 ネイチュラルバインド〉」

◼️手札1→0/ゲージ3→1

 

 

森聖術 ネイチュラルバインド

エンシェントW/レジェンドW

魔法

◼️相手のターン中、君の場に属性に〈ネイキッドドラゴン〉と〈ネイチャーズ〉両方を持つモンスターがいれば使える。

◼️【使用コスト】ゲージ2払う。

◼️【対抗】相手の場のモンスター1枚を選ぶ。選んだモンスターはこのターン中、スタンドできない。「森聖術 ネイチュラルバインド」は1ターンに1回だけ使える。

 

 

エマ「ゾディアックを指定、このターン中、ゾディアックはスタンドできないよ!」

 

エマ「ソウルガード!」

 

 

ゾディアックは細剣の羽根をヴァルドゥングドラゴンに向けて射出する。だがヴァルドゥングドラゴンは翼をはためかせ、それによって発生した強風に細剣は吹き飛ばされるが、吹き飛んだ細剣はバラバラの位置から一斉に細い光りのレーザーを放ち、ヴァルドゥングドラゴンを撃ち抜いた。

 

 

ゾディアックデストロイスター

攻17000

 

ヴァルドゥングドラゴン

防5000

 

ヴァルドゥングドラゴン 撃破!

【ソウルガード】ソウル3→2

 

 

聖良「貫通、打撃3!」

 

 

ヴァルドゥングドラゴンを貫いた細いレーザーの1本がエマを貫く。

 

 

エマ「くうぅぅ………!!」LP6→3

 

エマ「けど、ネイチュラルバインドでゾディアックはスタンドしないよ。」

 

 

攻撃を終えたゾディアックが2回攻撃の為に立ちあがろうとするが、足下の魔法陣から木の蔦やつるがゾディアックに絡まり、ゾディアックは地に伏せる。

 

 

聖良「やりますね………。 ネオレッグブレードゾディーガでヴァルドゥングドラゴンに攻撃します!」

 

エマ「ソウルガード!」

 

 

聖良は高くジャンプし足を振り上げる。そして、落下しながらドラゴンの爪のような光りの刃を振り下ろしてヴァルドゥングドラゴンを斬る。

 

 

ネオレッグブレードゾディーガ

攻7000

 

ヴァルドゥングドラゴン

防5000

 

ヴァルドゥングドラゴン 撃破!

【ソウルガード】ソウル2→1

 

 

聖良「貫通!打撃2!」

 

エマ「うぁぁぁ!!」LP3→1

 

聖良「ゾディーガで2回攻撃!」

 

エマ「ソウルガード!」

 

 

聖良はゾディーガのスラスターからエネルギーを放出し、加速してヴァルドゥングドラゴンに高速接近し、脚を横薙ぎに払って光りの刃でヴァルドゥングドラゴンを斬る。

 

 

ヴァルドゥングドラゴン 撃破!

【ソウルガード】ソウル1→0

 

 

聖良「これでとどめです。貫通!」

 

 

ヴァルドゥングドラゴンを斬った3爪の斬撃は勢いを落とさずエマにも直撃し、エマをも斬る。

 

 

エマ「きゃぁぁぁぁぁぁああ!!」LP1→0

 

 

 

 

エマ「あーあ、負けちゃった〜〜! でも楽しかったよ〜〜」

 

 

負けたにもかかわらず、エマはいつもの調子を崩さず、笑顔で負けを受け入れる。その潔さに聖良は少し拍子抜けするが、エマの笑顔を見ると聖良の中にも暖かい気持ちが込み上げてくる。

 

 

聖良「私も楽しかったです。エマさんとのファイト」

 

エマ「ふふっ、良かった〜〜!あ、これ、約束の星2個だよ」

 

 

エマは自分のワッペンから星2個を外して聖良に渡す。

 

 

聖良「いいんですか?エマさんも後2つで10個でしょう。私はもう目標数はあるので受け取らなくてもいいのですが。」

 

エマ「うん。でもルールだから」

 

 

エマは強い。勝ちはしたが実際にファイトした聖良は思う。エマの実力なら2個くらいは余裕で取り返せるだろうとは思うが、目標数を達成している聖良は少し遠慮がちになってしまう。だがエマの目は"ただ負けたから"と言う思いで星を差し出してはいな事を思わせる。エマからしては「楽しいファイトができたお礼」との思いもある。その意をくんで聖良は星2個を受けとった。

 

 

聖良「では、いただきます。」

 

エマ「うん。じゃあ私はもう行くね!楽しいファイトをありがとう!」

 

 

そう告げてエマは公園の外へ去っていった。

 

 

聖良「これで私の星は18個ですか。先に会場の前で理亞を待ちますか。」

 

 

聖良は会場に向かって歩き出した。

 

 

 

聖良:星16→18

 

エマ:星8→6

 

 




今回も感想を是非!!

そろそろ予選終わらせようかな〜〜
次は誰と誰をファイトさせようか………


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千歌 vs 理亞

前回の「バディファイトLoveLive!サンシャイン‼︎」

 

予選が始まって約3時間が過ぎ、自身のノルマ数の星を達成した聖良は公園で休憩していた。すると、虹ヶ咲学園の3年生でスイスから来た少女、エマ・ヴェルデと出会い、星2つを賭けてファイトを始めた。

 

エマのバディ、ヴァルドゥングドラゴンの"風化"という能力に苦しめられながらも、聖良も新たなゾディアックの能力を駆使し、エマはあと一歩が劣ってしまい、結果は聖良の勝利でファイトは終わった。

 

そしてエマから得た星2つを加えて、聖良の所持する星は18個となった。

 

 

 

   ◆

 

 

 

予選が始まってから4〜5時間超が過ぎた。目標の星30個以上を集めた各チームは、メイン会場に集まり本戦出場枠に名を連ねていく。本戦に出場できるチームはわずか20組だけ。

 

現在、本戦出場枠には約17組のチームがすでにチーム名を並べている。残る本戦出場枠はたった3組だけとなった。

 

 

 

チームのAqoursのリーダー、高海千歌は順調に勝ち進み、千歌のワッペンには星が12個くらい付いていた。その事を千歌はスマホのグループチャットの梨子と鞠莉に報告していた。

 

 

千歌[私は星10個以上集めたよ。梨子ちゃんと鞠莉ちゃんは?]

 

 

伝文を送って3秒経たない間に千歌の伝文に既読がつく。そして続けて梨子と鞠莉から返信が届く。

 

 

鞠莉[さすが千歌っちね!]

 

梨子[さすが千歌ちゃんね。]

 

 

偶然だろうが、鞠莉と梨子から似たような文面の返信に千歌は「ふふふっ!」少し吹き出す。

 

 

千歌[2人とも同じ事言ってるwww]

 

梨子[あ、ほんとだね。]

 

鞠莉[oh!これが以心伝心ってやつねーー!]

 

千歌[それより、2人は星何個くらい集めた?]

 

梨子[私は今8個よ。あと2つね]

 

鞠莉[マリーも8個くらいでーす!]

 

千歌[分かった。じゃあ私は本戦会場の前に先に行って待ってるね。]

 

梨子[了解。私も星10個集めしだい会場に向かうから]

 

鞠莉「OK!じゃあまた会場前で待ち合わせね!」

 

 

鞠莉の返信に千歌と梨子はそれぞれ「了解」のスタンプを使って応えてスマホを閉じた。そして「よし、じゃあ行こうかな。」と、千歌は会場に向かった。

 

 

 

 

   ◆

 

 

 

 

"グランドバディカップ"メイン会場前。

 

 

千歌「うわぁ〜〜、もうこんなに人が集まってるのーー⁉︎」

 

 

メイン会場の前には、すでに数十人以上のファイターが集まっていた。

千歌同様、先に星を10個以上集めてチームメンバーを待つファイター達や、もう本戦入りし、予選が終わるまで暇を持て余したチーム達が休憩したりと、それぞれ自由に過ごしていた。

 

 

千歌は驚きつつも、梨子と鞠莉の到着を待ちながらベンチに座っていると「高海千歌!」と声をかけられる。その声に気づき、顔を向けると、そこに見覚えのあるツインテールでやや吊り目の少女が立っていた。

 

 

千歌「あ、理亞ちゃん!」

 

 

千歌に声をかけたのは、Saint Snowの1人で、鹿角 聖良の妹でもある鹿角 理亞だった。理亞は仁王立ちで千歌の前に立っていた。そしてデッキケースを突き出す。

 

 

理亞「高海千歌、私とファイトよ。」

 

千歌「え?」

 

 

理亞は少し眉を上げ、若干睨むように千歌にファイトを挑む。普段から少し仏頂気な顔をしているが、今回はさらに決意を固めたような眼差しをしている。なぜそのような目で自分を見ているか分からないが、千歌は「いいよ。」といきなり持ちかけられたファイトを引き受けた。

 

千歌はベンチから立ち上がり理亞同様、デッキケースを自分の左腕に当てる。するとデッキケースに収納されていたバンドが自動で巻かれて腕に固定される。

 

 

千歌「理亞ちゃんも星を集め終わって来たんだね。」

 

理亞「ええ。私は星を15個集めた。今は姉様を待っているわ。」

 

千歌「そうなんだ。私も星を12個集めて、梨子ちゃんと鞠莉ちゃんを待ってるんだ。」

 

理亞「そう。」

 

 

 

理亞は星を15個集めた後、会場に向かう途中で公園で千歌がスマホをいじっているのを見た。そして千歌のワッペンに星が12個ある事を確認した上で、会場前に先回りした。つまり千歌を待ち伏せしていたのだ。

 

 

予選が始まる前のインターバルで理亞は聖良に言われていた事があった。それは"予選中は、街中でAqoursに出会ってもファイトを挑まない事。"

 

なぜそのような事を言ったのか………理亞には分かっている。聖良は優勝より何より、まずはAqoursへのリベンジを果たしたいと思っている。それには、必ず予選をクリアして本戦に進む。そして、大勢の観客の前で、大きなバディファイトのステージで最高の舞台で戦い、そして勝つ。それこそが聖良が目指すAqoursと、そして高海千歌へのリベンジになる。そう考えている。

 

聖良の考えている事は理亞も理解している。しているが、やはりどこか納得できなかった。自分達"Saint Snow"は何のためにグランドバディカップに参加しているのか、なぜチームを組んでいるのか。それは全て、地元である北海道の函館の商店街を盛り上げる為だ。それが第一だった。だがいつの間にか、聖良は千歌との決着を最優先に考えるようになっている。理亞はそう思うようになっていた。

 

 

理亞(最近の姉様は、バディファイトの大会やバディチームの話しになると、後半はAqoursや高海千歌の話しがほとんど………。姉様がなぜそこまで高海千歌に注目するのか、なぜこんなにも高海千歌とのファイトにこだわるのか………高海千歌とのファイトに姉様がこだわる程の価値があるのか、このファイトで見極める!!)

 

理亞「始めるわよ。」

 

千歌「うん。」

 

 

千歌と理亞は適当な距離に離れて向かい合う。リアルバディファイトヴィジョンを使ったファイトが始まると気づいて、会場前にいた選手やギャラリーが2人の周りに集まり、メイン会場、特別視聴ドームのモニターに2人の姿が映し出される。

 

 

 

千歌「全てを照らす煌めき、世界に降り注ぐ無限の極光! ルミナイズ!〈極光の超太陽〉」

 

理亞「伝説より語られし、星を統べる明星の竜!ルミナイズ!〈スターレイ・レジェンダ〉」

 

 

オープンTHEフラッグ

 

 

千歌「ドラゴンワールド」

◼️手札6/ゲージ2/LP10

 

理亞「レジェンドワールド」

◼️手札6/ゲージ2/LP10

 

 

理亞「先攻は私から、ドロー、チャージ&ドロー」

◼️手札6→7/ゲージ2→3

 

理亞「ゲージ1払い、ライフ2払って装備!〈明星剣 エストール・ガディン〉」

◼️手札7→6/ゲージ3→2/LP10→8

 

 

明星剣 エストール・ガディン

レジェンドW/スタードラゴンW

星/武器

アイテム:攻3000/打撃2

◼️【コールコスト】ゲージ1払い、ライフ2払う。

◼️"星呼びの剣"このカードを装備した時、君のデッキからサイズ2以上の〈星〉か〈ネオドラゴン〉を1枚選んで手札に加える。デッキを見たらシャッフルする。"星呼びの剣"は1ターンに1回だけ使える。

◼️君の場にサイズ3の〈星〉のモンスターがいるなら、このカードは君のセンターにモンスターがいても攻撃できる。

【貫通】

 

 

理亞の手に、近未来的で刀身からクリアピンクの光りの刃が生えた片手剣が装備される。

 

 

理亞「エストールガディンを装備した時の能力、"星呼びの剣"デッキからサイズ2以上の〈星〉か〈ネオドラゴン〉1枚を手札に加える。私はデッキから、サイズ3の〈星明神竜 ゾディアック"ブライトスター"〉を手札に加えるわ。」

◼️手札6→7

 

理亞「キャスト〈星を守りし者たち〉2チャージ、さらに手札を1枚捨てて、ライフ+2!」LP8→10

◼️手札7→6→5/ゲージ2→4

 

理亞「さらに手札から捨てられた〈戦乙女 全知のアルヴィドル〉の能力発動! 1チャージ、1ドロー!」

◼️手札5→6/ゲージ4→5

 

理亞「そして、ゲージ3払い、センターにバディコール!〈星明神竜 ゾディアック"ブライトスター"〉!」

◼️手札6→5/ゲージ5→2

 

 

星明神竜 ゾディアック"ブライトスター"

レジェンドW/スタードラゴンW

星/ネオドラゴン

サイズ3/攻7000/防5000/打撃2

◼️【コールコスト】ゲージ3払う。その後、君のドロップからカードを2枚までソウルに入れる。

◼️【対抗】【起動】ライフ1払い、君の手札を1枚捨てる。君のドロップからカードを1枚このカードのソウルに入れる。さらに君のフラッグが〈レジェンドワールド〉なら、このカードの攻撃力+3000、防御力+3000!!〈スタードラゴンワールド〉なら、相手にダメージ1!!

◼️"グラビティレスト"相手の場にモンスターが登場した時、君の手札を1枚捨ててよい。捨てたら、そのモンスターをレストする。さらに君のライフ+2!"グラビティレスト"は1ターンに1回だけ使える。

【貫通】【ソウルガード】

 

 

理亞の場に、白銀の鎧を纏い、緑色の長い立髪を靡かせる美しくも禍々しい首長の竜が現れる。その竜は星を模したような仮面を被り、目からはピンクの雷光のような光りが放出され、剣のような鋭い赤い角が二本突出し、背には2つの円輪が浮いており、その円輪から精霊のような光りの翼が生えている。

 

 

理亞「ゾディアックブライトスターのコールコストにより、ドロップから2枚をソウルイン!」

 

 

ゾディアックブライトスター ソウル0→2

 

 

コールコストでソウルに入ったカードは〈流星機 グラヴィダージ〉と、適当な魔法カード1枚だ。

 

 

理亞「ゾディアックブライトスターの起動能力発動!ライフ1払い、手札から1枚を捨てる。ドロップから〈明流星機 Z・キライザー〉を星合体!」

◼️手札5→4/LP10→9

 

 

明流星機 Z・キライザー

レジェンドW/スタードラゴンW

竜装機/星

サイズ1/攻2000/防2000/打撃1

明星(あけぼし)』(このカードが「ゾディアック」のソウルからドロップに置かれた時、君のライフ+1!)

◼️【起動】手札のこのカードを君の場のカード名に「ゾディアック」を含むカード1枚のソウルに入れる。

◼️このカードがソウルにあるカード名に「ゾディアック」を含むモンスターは相手の効果で破壊されない。

【星合体】

 

 

ゾディアックブライトスター ソウル2→3

 

 

理亞「さらに手札から捨てられた〈明流星機 Z・キラギレイダー〉の能力で星合体!」

 

 

明流星機 Z・キラギレイダー

レジェンドワールド/スタードラゴンワールド

星/竜装機

サイズ3/攻4000/防0/打撃0

明星(あけぼし)』(このカードが「ゾディアック」のソウルからドロップに置かれた時、君のライフ+1!)

◼️このカードが手札から捨てられた時、このカードをカード名に「ゾディアック」を含むカードのソウルに入れる。

◼️【起動】手札のこのカードを、君の場のカード名に「ゾディアック」を含むカード1枚のソウルに入れる。

◼️このカードがカード名に「ゾディアック」を含むモンスターのソウルにあるなら、そのカードは攻撃力+4000して、【2回攻撃】を得る。

【星合体】

 

 

ゾディアックブライトスター ソウル3→4

 

 

理亞「アタックフェイズ。」

 

 

ゾディアックブライトスター ソウル4

攻7000→10000→14000

◼️流星機 グラヴィダージ

(攻+3000)

◼️プロトバリア

◼️明流星機 Z・キライザー

(相手の効果で破壊されない。)

◼️明流星機 Z・キラギレイダー

(攻+4000/【2回攻撃】)

 

 

理亞「ゾディアックで高海千歌に攻撃!打撃2!」

 

 

ゾディアックは背の円輪の1つにエネルギーを集約させ、溜めたエネルギーをビームとして千歌に撃ち出す。

 

 

千歌「うあぁ………!」LP10→8

 

理亞「先攻は1回しか攻撃できない。ターンエンド」

◼️手札4/ゲージ2/LP9

 

 

千歌「私のターン!ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札6→7/ゲージ2→3

 

千歌「ライトに〈太陽神の欠片 バルドラゴン〉をコール!」

◼️手札7→6

 

 

太陽神の欠片 バルドラゴン

太陽竜

サイズ2/攻5000/防3000/打撃2

 

 

千歌「バルドラゴンの登場時能力、ライフ1払って、デッキから〈超太陽竜 バルソレイユ〉を手札に加える。」

◼️手札6→7/LP10→9

 

千歌「ゲージ2払い、バルドラゴンに重ねてコール!〈超太陽竜 バルソレイユ〉!」

◼️手札7→6/ゲージ3→1

 

 

超太陽竜 バルソレイユ

太陽竜

サイズ3/攻7000/防7000/打撃2/【2回攻撃】【ソウルガード】

 

 

千歌「さらにキャスト!〈太陽の恵み〉1チャージ、場に太陽竜がいれば、さらに2チャージ!」

◼️手札6→5/1→2→4

 

理亞(来た。バルソレイユ………)

 

理亞「ゾディアックブライトスターの能力!"グラビティレスト"手札を1枚捨て、今登場したバルソレイユをレストする!」

◼️手札4→3

 

 

ゾディアックはオーラを纏い、精霊のような光りの羽根をはためかせる。するとバルソレイユの周りの重力が重くなり、バルソレイユは膝をつく。

 

 

理亞「さらに私のライフ+2よ。」LP9→11

 

 

バルソレイユをレストさせたからと言って油断はできない。バルソレイユにはゲージを1払う事で相手のセンターにいるモンスター1枚を破壊する能力がある。この能力には回数制限が無く、ゲージが続く限り何度でも使えるのが特徴だ。

 

聖良は千歌へのリベンジを果たす為に録画した千歌のファイトを何度も見返しては対策を考えている。理亞も何回か一緒に千歌のファイトを見る事がある。だからこそ、ある程度は千歌のファイトスタイルを理解している。もちろん超太陽竜バルソレイユの能力も理解している。

 

 

理亞「ゾディアックのソウルにあるキライザーの能力で、ゾディアックは相手の効果では破壊されない。」

 

千歌「………やるね。でも甘いよ!ゲージ2払い、バルソレイユに重ねて進化コール!〈超太陽輝竜 バルソレイユ・レイ〉」

◼️手札5→4/ゲージ4→2

 

 

超太陽輝竜 バルソレイユ・レイ

ドラゴンW/スタードラゴンW/ダークネスドラゴンW

太陽竜/ネオドラゴン/黒竜

サイズ3/攻7000→10000/防7000/打撃2→3

◼️【コールコスト】君の場のモンスター2枚までの上に重ねて、君のドロップからカードを1枚このカードのソウルに入れて、ゲージ2払う。

◼️このカードにソウルがあるなら、このカードの攻撃力+3000、打撃力+1!

◼️このカードが連携攻撃した時、相手の場のモンスター1枚を破壊するか、相手の場のソウル1枚をドロップに置く。

◼️"太陽の瞬き"【対抗】相手のターン中、君のライフ+5!!!"太陽の瞬き"は1ターンに1回だけ使える。

【2回攻撃】【ソウルガード】

 

 

バルソレイユは赤と白の配色がされた鎧を装着し、仮面のようなヘルムを被る。そして8刀のソードビットが背中に円形のように浮遊する。そして胸の鎧には太陽のマークが刻印されている。

 

 

千歌「さらにゲージ2払い、〈超太陽聖剣 バルフォーサー〉を装備!」

◼️手札4→3/ゲージ2→0/

 

 

超太陽聖剣 バルフォーサー

ドラゴンW

太陽竜/武器

アイテム:攻6000/打撃1

◼️【装備コスト】ゲージ2払う。

◼️このカードは能力を無効化されず、相手の効果で破壊されない。

◼️このカードが攻撃した時、君のデッキの上からカードを2枚ゲージに置く。さらに連携攻撃しているならライフ+2!この能力は1ターンに1回だけ使える。

◼️"竜撃の刃"君のライフが5以下の時、このカードをドロップに置いてよい。置いたら、君のデッキからカード名に〈ドラゴンフォース〉を含むアイテム1枚を手札に加える。デッキを見たらシャッフルする。"竜撃の刃"はファイト中に1回だけ使える。

【2回攻撃】

 

 

その剣は、燃えるような紅いオーラを放ち、中に白いラインの入った真っ赤な刀身、千歌の腕には鎖が巻かれたガントレットが装備される。

 

 

千歌「アタックフェイズ! バルフォーサーとバルソレイユレイで連携攻撃! バルフォーサーの攻撃時に2チャージ、さらに連携攻撃してるならライフ+2!」LP8→10

◼️ゲージ0→2

 

千歌「バルソレイユレイの連携攻撃時、ゾディアックを破壊する!」

 

理亞「話しを聴いてなかったの?ゾディアックはソウルのキライザーの能力でバルソレイユレイの能力じゃ破壊されない!」

 

千歌「まだだよ!バルソレイユレイの連携時能力は破壊するか、場のソウル1枚をドロップに置ける。よってゾディアックのソウル1枚をドロップに置くよ!」

 

理亞「な………っ⁉︎」

 

 

ゾディアックの体内から薄白い光りに包まれた1枚のカードが現れ、バルソレイユレイは8本のソードビットの内の1本を手に取り、そのカードを斬り裂く。

 

 

ゾディアックブライトスター ソウル4→3

◼️プロトバリア

 

 

千歌「メイン攻撃は続いてるよ!」

 

理亞「ソウルガード!」

 

 

バルソレイユレイは続けて7本のソードビットをゾディアックに飛ばして攻撃するが、精霊の翼でゾディアックは飛び、7本のソードビットを躱していく。そしてゾディアックはバルソレイユレイに反撃しようと突進するが、バルソレイユは手に握った1本で受け止め、千歌は深紅の剣でゾディアックの懐から一閃して斬る。

 

 

ゾディアックブライトスター 撃破!

 

ゾディアックブライトスター

【ソウルガード】ソウル3→2

攻14000→11000

◼️流星機グラヴィダージ

 

 

千歌「ソウルにある〈太陽神の欠片バルドラゴン〉の能力で、バルソレイユレイは【貫通】が使える。貫通!打撃3!」

 

 

バルソレイユレイのソードビットの1本が理亞を貫く。

 

 

理亞「くぅ………!」LP11→8

 

千歌「もう一度、バルフォーサーとバルソレイユレイで2回連携攻撃! バルソレイユレイの能力でゾディアックのソウル1枚をドロップに置くよ!」

 

 

再びゾディアックの体内から薄白い光りに包まれたカードが現れ、バルソレイユレイはエネルギー弾を撃ち出して、そのカードを破壊する。

 

 

ゾディアックブライトスター ソウル2→1

◼️明流星機 Z・キライザー

 

 

理亞「ゾディアックのソウルからドロップに置かれたキライザーの能力『明星』で私のライフ+1!」LP8→9

 

 

バルソレイユレイと千歌は同時にゾディアックに斬りかかる。

 

 

理亞「キャスト!〈ディヴァイン・ガイダンス〉攻撃を無効化し、1チャージ、ライフ+1!」LP9→10

◼️手札4→3/ゲージ2→3

 

 

ゾディアックは強い光りを放ち、千歌とバルソレイユレイの攻撃を弾く。

 

 

千歌「ターンエンド」

◼️手札3/ゲージ2/LP10

 

 

 

理亞「私のターン、ドロー、チャージ&ドロー」

◼️手札3→4/ゲージ3→4

 

理亞「ゾディアックブライトスターの能力、ライフ1払い、手札を1枚捨てる。ドロップから〈明流星機 Z・キライザー〉をソウルに入れる。」LP10→9

◼️手札4→3

 

 

ゾディアックブライトスター ソウル1→2

 

 

理亞「さらに手札から捨てた〈戦乙女 全知のアルヴィドル〉の能力で、1チャージ、1ドロー」

◼️手札3→4/ゲージ4→5

 

理亞「ライトに〈サンダーブレイド・ジョーカー〉をコール」

◼️手札4→3

 

 

サンダーブレイド・ジョーカー

レジェンドW/ダンジョンW

サイズ0/攻2000/防1000/打撃1

 

 

理亞「サンダーブレイドジョーカーの能力で、センターにいるゾディアックの打撃力+1よ。」

 

 

ゾディアックブライトスター

打撃2→3

 

 

理亞「星明剣 エストール・ガディンをドロップに置き、ゲージ3払って新たに装備〈明星竜剣 エストール・グラウディン〉」

◼️手札3→2/ゲージ5→3

 

 

明星竜剣 エストール・グラウディン

レジェンドW/スタードラゴンW

星/武器

アイテム:攻3000/打撃2

◼️【装備コスト】ゲージ2払う。

◼️このカードは君のセンターにカード名に「ゾディアック」を含むモンスターがいても攻撃できる。

◼️君のセンターにカード名に「ゾディアック」を含むモンスターがいるなら、このカードは相手の効果で破壊されず、能力は無効化されず、このカードの攻撃力+5000!!

◼️【起動】君の手札を1枚捨てる。捨てたら、ドロップから『明星』を持つ〈竜装機〉1枚を、君の場のカード名に「ゾディアック」を含むモンスター1枚のソウルに入れる。この能力は1ターンに1回だけ使える。

【貫通】【2回攻撃】

 

 

理亞の手に、近未来的でありながら聖性しさを感じるような綺麗な剣が持たされる。

 

 

理亞「私のセンターにゾディアックがいる限り、エストールグラウディンは相手の効果で破壊されず、能力も無効化されない。そして攻撃力+5000よ。」

 

 

エストールグラウディン

攻3000→8000

 

 

エストールグラウディンの剣身がピンクのオーラを纏い、クリアピンクの刃になる。

 

 

理亞「起動能力。手札を1枚捨て、ドロップから『明星』の能力を持つ竜装機1枚をゾディアックのソウルに入れる。私はドロップから〈明星流星機 Z・キラドレーサー〉を星合体!」

◼️手札2→1

 

 

明星流星機 Z・キラドレーサー

レジェンドW/スタードラゴンW

竜装機/星

サイズ3/攻2000/防2000/打撃3

『明星』

◼️【コールコスト】ゲージ3払う。

◼️ このカードが手札から捨てられた時、このカードをカード名に「ゾディアック」を含むカードのソウルに入れる。

◼️【起動】手札のこのカードを、君の場のカード名に「ゾディアック」を含むカード1枚のソウルに入れる。

◼️このカードが、カード名に「ゾディアック」を含むモンスターのソウルにあるなら、そのカードは【貫通】を得て、打撃力+1!

 

 

ゾディアック ソウル2→3

打撃3→4/【貫通】

 

 

理亞「手札から捨てた〈解き放たれたヴィエルジェン〉の能力、ドロップからカード1枚を〈星〉のカード1枚のソウルに入れる。ドロップから〈明流星機 Z・キラキリア〉をゾディアックのソウルに入れる。」

 

 

明流星機 Z・キラキリア

レジェンドW/スタードラゴンW

サイズ2/攻4000/防1000/打撃1

『明星』

◼️【起動】手札のこのカードを、君の場のカード名に「ゾディアック」を含むモンスター1枚のソウルに入れる。

◼️"キリアレイザー"このカードがソウルにあるカード名に「ゾディアック」を含むモンスターが攻撃した時、レストしている相手のモンスター1枚を選んで破壊する。"キリアレイザー"は1ターンに1回だけ使える。

 

 

ゾディアック ソウル3→4

 

 

理亞「アタックフェイズ!」

 

 

ゾディアック ソウル4

攻7000→11000/打撃3→4

◼️明流星機 Z・キラギレイダー

(攻+4000/【2回攻撃】)

◼️明流星機 Z・キライザー

(相手の効果で破壊されない。)

◼️明流星機 Z・ドレーサー

(【貫通】/打撃力+1)

◼️明流星機 Z・キラキリア

(レストしている相手のモンスター1枚を破壊する。ターン1回)

 

 

理亞「エストールグラウディンは、センターにゾディアックが居ても攻撃できる。まずはエストールグラウディンでバルソレイユレイに攻撃!」

 

千歌「ソウルガード!」

 

 

理亞はエストールグラウディンを振り上げ、地面をひと蹴りでバルソレイユレイに迫り、そして縦にグラウディンを振り下ろす。

 

 

エストールグラウディン

攻8000

 

バルソレイユレイ

防7000

 

バルソレイユレイ 撃破!

【ソウルガード】ソウル2→1

 

 

理亞「エストールグラウディンでバルソレイユに2回目の攻撃!」

 

千歌「ソウルガード!」

 

 

理亞はさらに強く剣を握り、斜め下から上に身体ごと斬り上げる。

 

 

バルソレイユレイ 撃破!

【ソウルガード】ソウル1→0

 

 

理亞「ゾディアックで高海千歌に攻撃!ゾディアックのソウルにあるキラキリアの能力発動、"キリアレイザー"レストしている相手のモンスター1枚を破壊する。バルソレイユレイを破壊!」

 

 

ゾディアックの背後から半透明な巨大な銃砲が現れ、バルソレイユレイに向けて高出力のレーザービームを放つ。

 

 

バルソレイユレイ 破壊!

 

 

理亞「ゾディアックのメイン攻撃!打撃4!」

 

 

さらにゾディアックは背中の円輪の1つにエネルギーを溜め、そのエネルギービームを千歌に撃ち出す。

 

 

千歌「うわぁぁぁ!!」LP10→6

 

理亞「ゾディアックで高海千歌に2回目の攻撃!打撃4!」

 

 

ゾディアックは高く飛び上がり、今度は背後の2つの円輪にエネルギーを溜め、そのエネルギーを拡散するように無数の細いレーザービームとして撃ち出す。そして雨のように千歌へと降り注ぐ。

 

 

千歌「うあぁぁぁぁああ!!」LP6→2

 

千歌「くっ………!凄い攻撃………」

 

 

細いレーザービームの1発1発の威力は低く痛みもちまちまだが、無数で受けるとさすがに結構痛みは大きく感じる。だが立てないほどではない。

 

 

理亞「まだ攻撃は終わってない。サンダーブレイドジョーカーで攻撃!」

 

 

サンダーブレイドジョーカーは、腕のブレードに雷を纏わせて千歌に攻撃する。攻撃力も低く、打撃力が1の一撃に痛みはほとんど無いが、ブレードに纏わせた電撃が千歌を痺れさせる。

 

 

千歌「くっ!」LP2→1

 

 

千歌のライフはギリギリ1残った。最初にバルソレイユレイを破壊しなくとも、全ての攻撃を千歌に一点集中すれば勝てたかもしれない。だが相手はあの高海千歌だ。もしバルソレイユレイを残したまま、何らかの方法でこのターンを凌がれたら次のターンがさらに面倒になるかもしれない。とどめには一歩及ばなかったが、バルソレイユレイを破壊した判断を間違えているとは理亞本人は思っていない。

 

 

理亞「ターンエンド。」

◼️手札1/ゲージ3/LP9

 

 

ライフ1まで追いつめられてしまった千歌だが、身体にまとわりつく痺れが多少弱くなってからゆっくりと立ち上がる。そして面を上げた千歌は口元を吊り上げ、鋭いながらも無邪気さを孕んだ笑顔を理亞に向けていた。

 

千歌のその笑みに理亞はちょっとした不快感を覚える。

 

 

理亞「なに………笑ってるのよ?」

 

千歌「ごめんね。でも楽しくてつい。」

 

理亞「たの、しい………?」

 

千歌「うん。」

 

 

理亞には理解できなかった。ライフは残り1、そしてエースのバルソレイユレイは倒した。さらには理亞と千歌には8ものライフ差がある。それなのに、この状況で楽しいとか笑ってる千歌を、理亞は心良く思えない。

 

 

理亞「ふざけないで………! 私は真面目にファイトしてるの………。楽しいとか、遊びでファイトしてるんじゃない!!」

 

千歌「理亞ちゃん………」

 

理亞「私と姉様には大会で勝たなければならない理由がある!負けられない理由があるのに、それなのに………何で姉様は、あんたみたいなふざけたファイターに固執するのよ………!!」

 

 

理亞は隠していた感情を強く訴える。目に涙を浮かべ、憤りを声に乗せて………。

 

 

千歌「理亞ちゃん………。私とのファイト、楽しくない?」

 

理亞「あたりまえでしょ………! 楽しいとか面白いとか、私達のファイトにそんなものは要らない! 言ったでしょ、お遊びでファイトしてるんじゃないのよ!!」

 

千歌「じゃあもし、次の私のターンで、今のこの状況が覆ったら面白くない?」

 

理亞「はぁ?」

 

 

理亞には千歌の言ってる意味が分からない。"次のターンでこの状況を覆す?"指一本で小突けば負けてしまう程度のライフしか無いこの状況を覆すなど無理だ。絶望的なこの戦況差を見たら普通はファイトを諦める他ないはずなのに。

 

なのに、千歌の目はまだ死んでいない。むしろ輝きが増して見える。理亞には絶望的なこの状況でいっそう目の光りが強くなる千歌の感情を理解できない。

 

 

理亞「何バカな事を………ここから逆転なんてできるわけない!!」

 

千歌「でももし、形勢逆転できたら………面白いと思わない?」

 

 

千歌の目はまだ光りを放っている。理亞が逆転を否定すればするほど、千歌の目にやどる闘志は逆に強くなっていく。そんな千歌の闘志に、理亞は恐ろしさと同時に何故か引き込まれていく感覚に陥る。

 

なぜそんな強い目を向けていられる? なぜその目の光りは弱くならない? なぜ自信満々に逆転できるなんて言える? なぜその笑みを崩さない? 見てみたい。本当にこんな戦況差を逆転できると言うのか……。根拠を持たないその自信の先にあるものを見てみたい。ほんの少しでも芽生えた好奇心に理亞の感情は追いついていけない。

 

 

千歌「私のターン! ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札3→4/ゲージ2→3

 

千歌「ライトに〈忠竜 フレアファング・ドラゴン〉をコール。」

◼️手札4→3

 

 

忠竜 フレアファング・ドラゴン

サイズ1/攻3000/防1000/打撃1

 

 

千歌「レフトに〈神速のバルドラゴン〉をコール!」

◼️手札3→2

 

 

神速のバルドラゴン

サイズ2/攻6000/防3000/打撃2/【移動】

 

 

千歌「忠竜フレアファングの能力!サイズ2以上の太陽竜が登場した時、1チャージ、1ドロー!」

◼️手札2→3/ゲージ3→4

 

 

千歌はフレアファングの能力で引いた1枚を見て「来た!」とわずかに口角を上げる。今このカードを引けた事が千歌に逆転の希望をくれる。

 

 

千歌「私は今引いたカードをキャスト〈太陽の恵み〉まずは1チャージ、さらに場に太陽竜がいれば、追加で2チャージ!」

◼️手札3→2/ゲージ4→5→7

 

千歌「超太陽聖剣 バルフォーサーの能力発動!"竜撃の刃" 私のライフが5以下なら、バルフォーサーをドロップに置いて、デッキから〈真ドラゴンフォース"紅天超太陽の型"〉を手札に加えるよ。」

◼️手札2→3

 

理亞「ドラゴンフォース………!」

 

 

何度も千歌のファイトを見直していたから分かる。千歌の使うカードで最も注意と警戒をすべきカードが〈ドラゴンフォース〉のカードだ。

 

 

千歌「私のライフが6以下で、場にバルドラゴンがいるならゲージ3払い、デッキから〈太陽竜〉2枚をソウルに入れて………〈真・ドラゴンフォース"紅天超太陽の型"〉解放!!」

◼️手札3→2/ゲージ7→4

 

 

真・ドラゴンフォース"紅天超太陽の型"

ドラゴンW

太陽竜

アイテム:攻7000/打撃2

『解放条件‼︎』(君のライフ6以下で、場にカード名に「バルドラゴン」か「バルソレイユ」を含むサイズ2以上のモンスターがいる。)

◼️【装備コスト】ゲージ3払い、君のデッキから〈太陽竜〉2枚までをソウルに入れる。

◼️このカードは相手の効果で破壊されず、手札とデッキに戻せず、能力は無効化されない。

◼️君はサイズの合計5まで〈太陽竜〉のモンスターを場に置ける。

◼️ このカードが他の〈太陽竜〉と連携攻撃した時、このカードをスタンドして、君のライフが13以下なら、君のライフ+2!さらに君のライフが10以上ならこのカードと連携攻撃したサイズ2以下の〈太陽竜〉1枚は【2回攻撃】を得る。

◼️ 【紅天召喚:太陽竜】(お互いのターン中に使える。【紅天召喚:太陽竜】は1ターンに1回だけ使える。)

ライフ1払い、このカードのソウルから〈太陽竜〉のモンスター1枚をコールする。その後、君の場のモンスターを好きな枚数そのカードのソウルに入れてもよい。

ソウル2

 

 

千歌は金色に縁取られた紅いオーラを纏い、紅い両翼が生え、赤と黒のノースリーブの着物ドレス、着物袖のアームカバー、アシンメトリーで片側が長い和風なミニスカート、千歌の胸を強調するような胸鎧、赤色の指出し手袋、腰には小さい竜の羽を模した装飾が施してある。さらに千歌の髪は全体的に伸びて後ろの髪は腰あたりまで伸びる。そして、千歌が少し動くたびに紅と金の粒子が舞い散っている。

 

 

千歌「真ドラゴンフォースの能力で、私はサイズ合計5までの太陽竜をコールできる。フレアファングに重ねてコール〈〉」

 

千歌「アタックフェイズ! 真ドラゴンフォースと忠竜フレアファングでゾディアックに連携攻撃! 真ドラゴンフォースの能力、太陽竜と連携攻撃した時、ライフ+2!そして私はスタンドする!」LP1→3

 

理亞「ゾディアックのソウルガード!」

 

 

真ドラゴンフォース+忠竜フレアファング

連携攻10000

 

ゾディアックブライトスター

防5000

 

ゾディアックブライトスター 撃破!

【ソウルガード】ソウル4→3

明流星機 Z・キラキリア

 

 

理亞「ゾディアックのソウルからドロップに置かれたZキラキリアの『明星』発動、私のライフ+1!」LP9→10

 

千歌「真ドラゴンフォースと神速のバルドラゴンでゾディアックを連携攻撃!真ドラゴンフォースをスタンド、私のライフ+2!」LP3→5

 

理亞「ソウルガード!」

 

 

真ドラゴンフォースとの連携攻撃によって、バルドラゴンもドラゴンフォースと同じオーラを纏い、ゾディアックに突撃する。だがゾディアックは高く飛び上がり、バルドラゴンの突攻を回避するが、同じくドラゴンフォースの翼で高く飛んでいた千歌の上空からの攻撃は避けきれずに千歌に殴り倒される。

 

 

真ドラゴンフォース+神速のバルドラゴン

連携攻 13000

 

ゾディアック

防5000

 

ゾディアックブライトスター 撃破!

【ソウルガード】ソウル3→2

明流星機 Z・ドレーサー

 

 

理亞「Zドレーサーの『明星』でライフ+1!」LP10→11

 

理亞「ふん、何が"逆転する"よ。私のライフを1も削れないどころか、明星の能力で私のライフはさらに増えた。ゾディアックもソウルは2枚剥がされたけど健在。やっぱり、姉様はあんたを過剰に買い被ってるだけよ!」

 

千歌「私のアタックフェイズはまだ終わってないよ。」

 

理亞「は?」

 

 

千歌は目に宿す光りを弱めず、その笑みをまだ崩さない。そしてドラゴンフォースの紅い光りはさらに強く光りを増す。

 

 

千歌「ライフ1払い、真ドラゴンフォースの能力発動!【紅天召喚】ソウルから〈超太陽光竜 バルソレイユ・ソル〉をノーコストコール!」LP5→4

 

 

真ドラゴンフォース ソウル2→1

 

 

超太陽光竜 バルソレイユ・ソル

ドラゴンW/スタードラゴンW/ダークネスドラゴンW

太陽竜

サイズ3/攻7000/防7000/打撃3

◼️【コールコスト】君の場のモンスター1枚に重ねて、ゲージ2払う。

◼️このカードがアイテムと連携攻撃した時、相手のモンスター1枚を破壊するか、ソウル1枚をドロップする。

◼️【対抗】"太陽の絆"このカードのソウル1枚をドロップに置く、置いたら、君は次のダメージを受けない。この能力は1ターンに1回だけ使える。

【2回攻撃】【ソウルガード】

 

 

バルソレイユは、白とオレンジを基調とした鎧を纏い、クリアブルーの刃のついた仮面を被る。そして背後に浮く6本のソードビットが3本ずつ爪のようなガントレットになり、バルソレイユの両腕に装備される。

 

 

 

千歌「バルドラゴンとフレアファングをバルソレイユソルにソウルイン!」

 

 

バルソレイユソル ソウル0→2

 

 

理亞「このタイミングで新たなバルソレイユを………⁉︎」

 

千歌「行くよ。真ドラゴンフォースとバルソレイユソルで連携攻撃! 真ドラゴンフォースの能力でスタンド、ライフ+2! バルソレイユソルの連携攻撃時の能力でゾディアックのソウル1枚をドロップに置く!」LP4→6

 

 

ゾディアックから半透明な光りに包まれたカードが現れ、バルソレイユソルは爪のようなガントレットから3つの斬撃を飛ばして、そのカードを斬りさいた。

 

 

ゾディアックブライトスター ソウル2→1

◼️明流星機 Z・キラギレイダー

 

 

理亞「『明星』でライフ+1!」LP11→12

 

千歌「メインの攻撃!」

 

理亞「ソウルガード!」

 

 

バルソレイユソルはガントレットに付いているクリアブルーのブレードクロウでゾディアックに斬りかかる。ゾディアックは飛んでそれを回避するが、それを読んでいたとばかりに千歌は上空で待ち構えていた。そして千歌は拳にエネルギーを集中させてゾディアックを殴る。

 

 

真ドラゴンフォース+バルソレイユソル

連携攻 14000

 

ゾディアック

防5000

 

ゾディアックブライトスター 撃破!

【ソウルガード】ソウル1→0

◼️明流星機 Z・キライザー

 

 

理亞「明星でライフ回復!」LP12→13

 

千歌「真ドラゴンフォースとバルソレイユソルでゾディアックに連携攻撃! ドラゴンフォースをスタンド、ライフ+2! バルソレイユソルの連携時能力でゾディアックを破壊!」LP6→8

 

 

バルソレイユソルは単身ゾディアックに迫り、ブレードクロウでゾディアックを斬り裂く。ゾディアックを高い声で悲鳴をあげて場から消滅する。

 

 

ゾディアックブライトスター 完全撃破!

 

 

理亞「そんな………ゾディアック!」

 

 

攻撃対象にしたゾディアックがバトル前に場から消えた事で、今のこの攻撃は通らず、空振りに終わる。

 

 

千歌「真ドラゴンフォースで理亞ちゃんに攻撃!打撃2!」

 

 

千歌は右の手のひらに赤いエネルギーを集め、それを理亞に撃ち出す。そのエネルギー弾は理亞に着弾後、爆発を起こす。

 

 

理亞「うあぁ!!」LP13→11

 

 

今度こそこのターンは終わりか。理亞そう思ったのも束の間、千歌は高らかに次のフェイズを宣言する。

 

 

千歌「ファイナルフェイズ!!」

 

理亞「っ⁉︎」

 

千歌「私がドラゴンフォースを装備していて、このターン中に私のカードが3回以上攻撃していたなら、ゲージ4払って、必殺コール!! 〈超太陽必殺撃一式 バルソレイユ"バルソーラーレイ・ギガスラッシャー!!"〉」

◼️手札1→0/ゲージ4→0

 

 

超太陽必殺撃一式 バルソレイユ"バルソーラーレイ・ギガスラッシャー!!"

ドラゴンW/スタードラゴンW/ダークネスドラゴンW

必殺モンスター

太陽竜/ネオドラゴン/黒竜

サイズ3/攻12000/防7000/打撃2

◼️君がカード名に「ドラゴンフォース」を含むアイテムを装備していて、このターン中に君のカードが3回以上攻撃しているなら使える。

◼️【コールコスト】君の場の〈太陽竜〉3枚までの上に重ねて、ゲージ4払う。

◼️このカードの登場時、君の場の〈太陽竜〉のアイテム1枚までをスタンドする。さらに君のアイテムはファイナルフェイズ中にも攻撃できる。

◼️このカードがカード名に「ドラゴンフォース」を含むアイテムと連携攻撃した時、そのアイテムは【貫通】を得て、お互いにライフを回復できず、この攻撃のダメージは2より減らない。

【4回攻撃】【貫通】【ソウルガード】

 

 

バルソレイユは纏っていた鎧を脱ぎ捨て、ソードビットが合体して1本の大剣になる。バルソレイユはそれを握り、赤いオーラを纏う。そして背には赤い光りの翼が生える。さらに千歌の前にもバルソレイユと同じ大剣が現れ、千歌はそれを握った。

 

 

千歌「行くよ。真ドラゴンフォースと必殺モンスターで連携攻撃!真ドラゴンフォースはスタンド! 必殺モンスターの連携時能力でお互いにライフは回復できない。 連携打撃4!!」

 

 

バルソレイユは理亞に突撃して斬りかかる。理亞はエストールグラウディンで受け止めるが、バルソレイユの突撃の勢いも重なって、簡単に押し負けてしまった。

 

 

理亞「くぅぅ!!」LP11→7

 

千歌「真ドラゴンフォースと必殺モンスターで2回目の連携攻撃! 真ドラゴンフォースをスタンド!必殺モンスターの能力でお互いにライフを回復できない! 打撃4!」

 

 

千歌は大剣を振り上げて高く飛び上がり落下の勢いをつけて縦一閃に理亞を斬る。

 

 

理亞「うあぁぁ!!」LP7→3

 

千歌「真ドラゴンフォースと必殺モンスターで3回連携攻撃!真ドラゴンフォースをスタンド! 打撃4!」

 

 

千歌とバルソレイユは大剣を構えて同時に斬りかかる。理亞はエストールグラウディンで千歌の剣を受け止め、そのまま身体をそらして千歌の剣を受け流す。だがそれが精一杯だった。千歌の後を追ってバルソレイユも剣を構え、横薙ぎに斬りかかる。そして攻撃を流された千歌めますぐに大勢を整えて、振り向きざまに身体全体を捻って横薙ぎに理亞に斬りかかる。理亞にはもう2人の剣を防ぐ隙も躱す暇もない。そして理亞は前後から同時に来る斬撃を受けた。

 

千歌「"バルソーラーレイ・ギガスラッシャー!!"」

 

理亞「うああぁぁぁぁぁぁぁぁああ!!」LP3→0

 

 

 

 

 

 

ファイトに負け、理亞は片膝をついて今のファイトについて考える。自分はたしかに優勢だった。姉、聖良が1番注目している相手、高海千歌を相手に、たしかにライフ1まで追い詰めたのに………、千歌のあらゆる戦法を封じ、裏の裏まで封じたのに………、それなのに先のターン、宣言通りに千歌はこの1ターンで逆転し、自分に勝ってしまった。いったいどうして、何がこのファイトの命運を分けたのか、千歌の引きの強さか、常人ならざる強運か………。いくら考えても答えは出ない。ただ、ひとつ分かった事は………。

 

 

「理亞」

 

理亞「………っ!」

 

 

考える理亞の耳に、いつもの聞き馴染みのある優しい声が聞こえた。いつでも自分を優しく包み込んでくれる最愛の姉の声。

 

 

理亞「姉様………」

 

 

顔を上げた先には、自分に手を差し伸べて優しく笑う聖良がいた。理亞は目に涙を浮かべて、姉の手をとって立ち上がる。そして姉の言った事に背いてしまった事をただ謝る。

 

 

理亞「ごめんなさい姉様、私、Aqoursの誰と鉢合わせてもファイトするなと言われてたのに………、それを無視した挙句に負けてしまった………、う、うぅ………」

 

聖良「良いんですよ、理亞。」

 

 

聖良はすすり泣く理亞の頭を撫でて笑って許す。言った事に背いた理亞に対しては怒りは全くない。むしろ理亞は自分の言った事に納得はしていないだろうと薄々思っていた。

 

 

聖良「理亞、千歌さんとファイトしてみてどうでしたか?」

 

 

千歌に負けた事はたしかに悔しい。だが、悔しさよりも強い感情が理亞には芽生えていた。千歌のファイト中に見せる笑みは、なぜかファイトの相手でもある自分まで熱くなってしまう。千歌の次の一手一手を心のどこかで期待してしまう。千歌の次の一手はどう来るのか、千歌の次の一手をどう封じるのか、千歌は自分の戦略をどう崩すのか、とてもワクワクした。

 

なぜ聖良が千歌との再戦にこだわるのか、その理由がなんとなく分かった気がする。

 

 

理亞「とても、楽しかったです。」

 

 

理亞の答えに聖良はさらに笑みを見せる。

 

 

聖良「それは良かったです。」

 

理亞「あ、でも、ファイトに負けたから星3つはまた失ってしまいました。」

 

 

理亞はさっきまで星を15個持っていたが、千歌に負けた事で賭けていた星3つを千歌に渡す事になっている。これで理亞の持ち星は12個だけとなってしまった。だが落ち込む理亞に聖良は自分の持ち星を見せる。

 

 

聖良「大丈夫ですよ理亞、私は星を18個持っていますから、あなたのと合計してちょうど30個ですよ。」

 

理亞「さすが姉様です。」

 

 

聖良が星を18個持っていた事で、本戦に出場できる条件の星30個をなんとか達成している。

 

 

千歌「聖良さん。」

 

聖良「千歌さん。理亞の相手をしてくださりありがとうございました。」

 

千歌「あ、いえ。私も理亞ちゃんとのファイトは楽しかったですし。理亞ちゃん、凄く強かったです。」

 

理亞「………高海千歌、これ。私、負けちゃったし」

 

 

理亞は約束どおり千歌に星3つを差し出す。千歌は「ありがとう」と言って星を受け取った。

 

 

聖良「私達は先に会場入りしてますね。」

 

千歌「はい。私も梨子ちゃんと鞠莉ちゃんと合流してから会場に入ります。」

 

聖良「待っていますよ。」

 

 

そう言って聖良と理亞は会場へと去って行った。

 




今回も感想をぜひぜひ!!

更新遅れてごめんなさい。


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グランドバディカップ チームトーナメント予選終了!!

前回の『バディファイトLoveLive!サンシャイン‼︎』

 

星を10個以上集めた千歌は会場の前で梨子と鞠莉の到着を待っていた。だが、すでに星を集め終わっていた鹿角理亞に突然ファイトを挑まれ、千歌はそのファイトを承諾する。

 

聖良がなぜ千歌とのファイトに拘るのか、真相を知りたい理亞は自分の思いを声に乗せ、ライフ1まで千歌を追い詰めるも、千歌の逆転のドローと、真ドラゴンフォースの解放、そして新たな必殺モンスターの怒涛の攻撃によって敗北した。

 

そして、千歌と全力のファイトをした事によって理亞は、千歌とのファイトで聖良が感じていたであろう答えを見つける。聖良がなぜ千歌とのファイトに拘るのか。それは"千歌とのファイトが楽しい"と言う事だった。

 

 

 

   ◆

 

 

 

理亞とのファイトを終え、Saint Snowの2人が会場に向かってから数十分後、しばらくして到着した梨子と鞠莉と合流した千歌はグランドバディカップの会場に入り、なんとか本戦の出場枠表に「Aqours」の名を記入することができた。残るは後1枠だ。

 

しばらく経って、残り1枠のチームが満を持して会場に到着した。

 

 

「ふ〜〜っ、間に合ったね。」

 

「彼方ちゃん、もうヘトヘトだよ〜〜」

 

「記入は私がする。」

 

「うん。ありがとう璃奈ちゃん。」

 

 

本戦出場の最後の枠に入ったのは、虹ヶ咲学園スクールバディ同好会から派生した「チーム:QU4RTZ」だった。

 

 

鞠莉「あら?彼方じゃない!」

 

彼方「ん〜〜?あ、鞠莉ちゃんだ〜〜!」

 

 

たまたま近くにいた鞠莉は聞き覚えのある声と名前に気づいて声をかける。

 

 

千歌「鞠莉ちゃん知り合いなの?」

 

鞠莉「ええ、彼方とはこの予選でさっきファイトしたのよ。結果は私の負けだったけどね。」

 

梨子「ええ⁉︎ 鞠莉ちゃんが負けたの………⁉︎」

 

彼方「あはは〜〜、実は結構ギリギリだったんだよね〜〜」

 

 

ギリギリだった。とは言ってるが、彼方のバディはかなり防御面で強く、鞠莉は思い通りに彼方への攻撃ができなかった。この大会中、彼方は鞠莉にとって最大のライバルになったと言える。

 

 

鞠莉「もし本戦で当たる事があったら、今度は負けないわ。」

 

彼方「彼方ちゃんも、また勝つからね〜!」

 

「そうだ!じゃあ私達の自己紹介を改めてしない?」

 

「うん。彼方さんの知り合いなら私達も名前を教えといた方が良い。」

 

 

赤茶色でおさげな少女の提案に、ピンク髪でなぜかスケッチブックに書いた顔をあてがっている少女は同意する。

 

 

「私はエマ・ヴェルデ。よろしくね!」

 

「私は天王寺 璃奈です。」

 

千歌「私は高海 千歌だよ!よろしく、エマちゃん、璃奈ちゃん、

彼方ちゃんも!」

 

梨子「私は桜内 梨子よ。よろしくね。」

 

 

と、お互いに挨拶をしていると、メイン会場ステージの照明が消えた。

 

 

『Hay!ガールズ&メーンズ!』

 

 

そしてテンションの高い声と共に、レーザーライトに照らされて司会のサニオン田澤がマイクを持って現れた。

 

 

サニオン田澤『遂に、本戦出場枠表に全20組のチーム名が揃いました。よって現時刻を持ちましてグランドバディカップチーム大会の予選を終了とします! 見事に予選を通過したチーム、悔しくも本戦出場枠表に名を記入できなかったチームの代表も、皆、お疲れ様でした!!』

 

 

サニオン田澤の予選終了の告知と予選に参加した全チームの代表への労いの言葉に会場は大きな声援に包まれる。観客席から声援に紛れて称賛の言葉などが会場内のチーム代表達に浴びせられる。

 

 

サニオン田澤『どのチームも、予選とは思えないほどの熱いファイトに、私も手に汗握り、とても熱くなりました! 素晴らしいファイトを勝ち残り、本戦出場を決めた20組のチームに改めて、称賛の言葉を送ります。おめでとう!!』

 

 

ワーー!っと観客達が歓声と拍手が沸き上がる。

 

 

サニオン田澤『では改めて、本戦出場が決定した20組を紹介しましょう!』

 

 

サニオン田澤がそう言うと、メイン会場の巨大モニターに前20組のチーム名が記入順に表示された。

 

 

グランドバディカップチーム大会 出場決定チーム

 

1.チーム:クリスタルベアー

2.チーム:風の行方

3.チーム:アリーシャ

4.チーム:クルージス

5.チーム:最高Jan

6.チーム:フラッシュマン

7.チーム:鉄の夢

8.チーム:いちごミルク

9.チーム:トライアル

10.チーム:エスカトロジー

11.チーム:シレーヌ

12.チーム:グロウヴァイオレット

13.チーム:ハバネロチリソース

14.チーム:虎の牙

15.チーム:ヴィジット

16.チーム:鬼舞羅

17.チーム:レイセーン

18.チーム:Saint Snow

19.チーム:Aqours

20.チーム:QU4RTZ

 

 

サニオン田澤『以上20組が本戦に出場するチームとなります。本戦開始は明日の朝9時30分からです! 参加チームの皆様、そして観客席の皆様、今日はお疲れ様でした。参加チームの皆様はこちらで用意したホテルにてお休みください。では解散!!』

 

 

サニオン田澤の解散の号令で、観客も他のチームの選手達も会場を後にする。千歌達もその流れに乗って会場を出た。

 

会場の外に出ると特別視聴ドームからちょうど出てきたメンバーと合流できた。

 

 

千歌「曜ちゃん!みんなーーー!」

 

曜「千歌ちゃん!梨子ちゃん!」

 

ダイヤ「3人とも、予選お疲れ様でした。」

 

果南「勝っても負けても、すごくいいファイトだったよ。」

 

梨子「ありがとう。みんな」

 

鞠莉「今日はもう疲れたわ。早くホテルに行きたいでぇーす!」

 

 

と皆んなで話していると「すみません。Aqoursの方々ですね?」と黒いスーツを着た女性に声私かけられた。

 

 

千歌「はい。私達がAqoursですけど………」

 

黒服女性「失礼ながら、ホテルの準備ができましたので、ご案内いたします。」

 

 

どうやら大会の関係者みたいだ。千歌達は黒服女性に案内されて指定されたホテルへと向かう。大会の会場からホテルまでは結構近く、徒歩で約10分程度で到着する。案内されたホテルは約50階ほどもある大きなホテルで、立派すぎて思わず入るのを躊躇うほどだった。

 

ホテルの名は「グランドバディホテル"ヴァルカシア"」だ。

 

 

黒服女性「私が案内できるのはここまでです。ホテルの受け付けにこの紹介状をご提示ください。ては、私はこれで。」

 

ダイヤ「はい、ありがとうございました。」

 

 

黒服女性一礼してホテルの入り口前でAqoursと別れた。

 

 

ルビィ「おっきなホテルだね〜〜」

 

花丸「ずら〜〜!まる達、ほんとに入っていいずらか?」

 

善子「当然でしょ。大会側から紹介されたホテルなんだから。」

 

果南「そうだね。さあ、中に入ろう。」

 

 

少し動揺しながらも、Aqourはホテルの中に入って行く。ホテルのエントランスはかなり広く、天井には華やかなシャンデリアが光りを放っている。エントランスの広間やロビーでは、他の大会参加者達がくつろいでいた。

 

ダイヤはAqoursを代表して、ホテルの受け付けに向かった。

 

 

ダイヤ「すみません。私達、紹介されて来ました。」

 

 

ダイヤは黒服女性から受け取った紹介状を受け付けのホテルマンに渡す。ホテルマンは招待状を確認すると「Aqoursの皆様ですね。チェックインはすでに承っております。」と丁寧に対応してくれた。そしてカウンターの奥から2本の鍵を出す。

 

 

ホテルマン「Aqours様のお部屋は48回になります。」

 

ダイヤ「はい。ありがとうございます」

 

 

と、ダイヤは頭を下げて部屋の鍵を受け取った。宿泊費は大会側がすでに負担していたようで、参加者は全員無償で泊まる事ができる。そしてこのホテルは必要事項を直記さえすれば自由に外出可能になっている。

 

千歌達はエレベーターで48まで登り、エレベーターからまっすぐ両側のドアを5つ過ぎると、皆んなが泊まる事になる48-6と48-7の部屋が隣り合っている。 48-6は4人部屋であり、48-7は5人部屋である。

 

 

千歌「みんなどっちの部屋にする?」

 

曜「私はどっちでも良いよ。千歌ちゃんと一緒なら」

 

ルビィ「る、ルビィもお姉ちゃんと一緒のお部屋がいいな〜〜」

 

善子「部屋割りをかけてファイトでもする?」

 

梨子「いや、さすがに今日は私も疲れたわ………。無難にじゃんけんにしましょう。」

 

 

梨子の提案どおり、みんなはじゃんけんをする。そして決まった部屋割りが………

 

48-6室

千歌、曜、梨子、善子

 

48-7室

ダイヤ、果南、鞠莉、ルビィ、花丸

 

となった。

 

 

ダイヤ「では、荷物を置いたらエントランスに集合しましょう。」

 

8人「はーーい!」

 

 

48-6室。千歌達が部屋に入ると大きな窓から東京の夜景が広がっていた。光りを放つビルや家々、光りの河のように移動する車のライトが、日落ちの早い冬の青暗い街の空を彩っていた。

 

 

千歌「うわぁーー!」

 

梨子「凄く綺麗ね。」

 

曜「うん。そうだね」

 

善子「ふっふっふっ、堕天使をも魅了する東京の夜景が魔法陣を形成しているのね。」

 

梨子「してないから。」

 

千歌「ふふ、じゃあ荷物を置いてエントランスに行こっか。」

 

曜「ヨーソロー!了解であります!」

 

 

部屋を出て1階のエントランスに向かうと、他の5人はもう集まっていて、ソファや椅子に座っていた。

 

 

曜「しっかし、改めて見ると超広ーいエントランスだよね〜〜」

 

千歌「うん。家の旅館とは大違い。」

 

梨子「あら、私は千歌ちゃん家の大広間も好きよ。」

 

果南「私も、あれぐらいこじんまりとした方が落ち着くし。」

 

千歌「もう、こじんまりとか言わないでよ〜〜!事実だけど………」

 

果南「あははは、ごめんごめん。それで、みんなこれからどうする?」

 

 

エントランスの所々にはホテルの地図が置いてあり、果南達はそれをつテーブルに広げて見ていた。地図を見る限り、このホテルはかなり広く、さまざまな施設が用意されているようだ。

 

 

花丸「まるはお腹が空いたからご飯を食べたいずら!」

 

鞠莉「私はお風呂で今日の疲れを癒したいわ。」

 

梨子「あ、私もお風呂に入りたい!善子ちゃんも行こ。」

 

善子「え? 私もぉ⁉︎」

 

曜「あ、ホテルの地下にファイトステージがあるみたい!いっしょに行ってみようよ千歌ちゃん!」

 

千歌「うん!」

 

 

千歌が返事をした時「グゥーーッ」と低い音がお腹から響いた。

 

 

千歌「あははは………、ファイトステージに行く前にご飯食べよう?」

 

曜「うん、わかった。」

 

ダイヤ「では、それぞれ自由行動としましょう。」

 

 

ダイヤは腕時計で時間を確認する。今の時間は6時38分。

 

 

ダイヤ「約10時あたりには部屋に戻るようにしましょう。では解散です。」

 

 

ダイヤの解散にメンバーはそれぞれ行きたい所へと移動する。千歌、曜、花丸、果南は食堂へ、梨子、鞠莉、善子は浴場へと向かった。

 

 

ルビィ「お姉ちゃんは何かする?」

 

ダイヤ「そうですわね〜〜」

 

 

ダイヤはエントランスの周りを見渡す。すると掲示板のようなものが目につき、そこに貼ってある広告やポスターを見る。

 

 

ダイヤ「あら、これから演劇をやるみたいですね。見に行きますか?ルビィ」

 

ルビィ「うん!」

 

ダイヤ「じゃあ向かいましょう。」

 

 

 

   ◆

 

 

 

千歌達はホテル内の食堂レストラン"ノコサーズ・クイヤガーレ"世界中から選りすぐりの腕の立つシェフや板前、パティシエなど料理のプロを集めた当ホテル自慢のフード施設である。

 

 

花丸「うわぁ〜〜!バイキングずらぁ〜〜!」

 

 

レストランに入ると、長テーブルには、和洋中、さまざまな料理が並べられていた。お客達は自由に食べたい料理を皿にとり、それぞれのテーブルについている。

 

花丸達はそれぞれ食べたいものを食べたいだけ皿にとり、テーブルにつく。千歌と曜と果南は人並みの量しか取っていないが、花丸は3人の倍以上の皿に山盛りに料理を盛っていた。

 

 

果南「花丸ちゃん、その量は食べ切れるの?」

 

花丸「大丈夫ずら、このぐらいなら普通に食べ切れるよ。」

 

曜「さすが鋼の胃袋だね。」

 

「あら、千歌さん。」

 

 

千歌達が食事をしていると、後ろから声をかけられる。振り向くとそこにはチーム:エスカトロジーの3人がいた。

 

 

千歌「琴奈さん!」

 

曜「レムちゃんにユノちゃんも!久しぶりだね」

 

ユノ「うん!久しぶりだね!」

 

レム「ああ。」

 

琴奈「お隣いいかしら?」

 

千歌「はい、どうぞ」

 

 

琴奈達は千歌の了承を得て隣の椅子に座る。このレストランのテーブルは円形で、しかも結構広い。余裕で10人以上で囲めるくらいだ。

 

 

琴奈「今日の予選はお疲れ様でした。千歌さん。」

 

千歌「エスカトロジーの皆さんも、お疲れ様でした。」

 

曜「そういやレムちゃん、梨子ちゃんとファイトしてたよね?」

 

レム「ああ。結果は私の負けだったが、いいファイトだった。 これで私は曜と梨子の2人に負けた事になるな。」

 

 

曜と梨子は「ドラゴンフォース」のカードを持っている。レムはそんな2人とファイトして良いところまで追い詰めた。だが結果は敗北している。

 

 

レム「今度は高海千歌、君とファイトしてみたいな。私が挑むドラゴンフォースを使う3人目のファイターとして。」

 

 

レムはほぼ真顔だったが、千歌とのファイトを口にした時に一瞬鋭い目を見せる。結果はどうあれ千歌とファイトすれば、初めて「ドラゴンフォース」を使う3人全員とファイトした栄誉を得られる。

 

 

琴奈「だったら、食事の後に2人でファイトなんてどうかしら?」

 

千歌「え?」

 

レム「琴奈⁉︎ いや私は冗談のつもりで言ったのだが………」

 

琴奈「ちょうど地下にファイトステージがあるみたいだし。」

 

ユノ「ユノも2人のファイト見てみたーーい!」

 

 

琴奈のまさかの提案にレムはたじろぐが、どうやら琴奈とユノは冗談で言ってるわけではないようだ。レムは若干困ったように千歌に目をやるが、千歌はなぜかキラキラした目でレムを見ている。千歌はすっかりその気になってるみたいだ。予選の疲れはどこへやらとレムはツッコミたくなる。

 

だが冗談とは言え千歌をその気にさせてしまったのは事実、この責任はあまんじて果たさねばなるまい。

 

 

レム「わかった。食事の後にファイトしよう。」

 

千歌「やった!!」

 

 

 

   ◆

 

 

 

ホテルの地下にはファイトステージが完備されている。1階のエントランスに迷惑がかからないように、超防音対策がされており、地下1階に下がるまでに2分はかかるくらい地下に存在する。ファイトステージは全4つ備えられており、ちゃんとリアルバディファイトヴィジョンシステムにも対応しており、ホテルの各エリアのモニターにも連動している。

 

レストランでの食事を終えて、千歌達は地下ファイトステージに来ていた。これから、Aqoursの高海千歌とエスカトロジーの浅加レムがファイトをするのだ。

 

 

琴奈「いい?レム、私があなたに千歌さんとのファイトを振ったのは、あなたに千歌さんの今の実力の全てを引き出してもらう為よ。」

 

レム「今の実力を引き出す?」

 

琴奈「ええ。私は本戦で必ず千歌さんとファイトする。その為にも今の千歌さんの全力を見ておかなければならない。対抗策の研究の為にもね。」

 

レム「なるほどな。わかった、琴奈がそう言うなら従おう。だが、もし私が勝っても文句は言わないでくださいよ。」

 

琴奈「ふふふっ、文句なんて言わないわよ。」

 

ユノ「レムちゃん!がんばれーー!」

 

 

レムは琴奈とユノに送り出されてファイトステージに立つ。

 

 

曜「千歌ちゃん、大丈夫?予選疲れとれてないでしょ?」

 

千歌「大丈夫。むしろ、レムさんとのファイトが楽しみだよ。」

 

果南「琴奈さんは多分、レムちゃんとのファイトで千歌の実力を測ろうとしてるはずだよ。慎重に行きなよ。」

 

千歌「うん。でも私はいつも通りに楽しんでファイトするだけだから」

 

果南「ふふふ、まったくぶれないね。」

 

千歌「へへへ、じゃあ行ってくるよ。」

 

 

千歌はレムとは反対側に立ってレムと向き合う。

 

 

レム「じゃあ始めよう。」

 

千歌「はい!」

 

 

千歌とレムはデッキケースを腕にあてがう。するとデッキケースに収納されていたバンドが腕に巻きついてデッキケースを固定する。そしてバディファイトヴィジョンシステムが起動する。

 

リアルバディファイトヴィジョンを使ったファイトが始まると気づいて、ファイトステージを観覧していたギャラリーが集まり、連動するホテルのモニターに千歌とレムの姿が映し出される。

 

 

千歌「全てを照らす煌めき、世界に降り注ぐ無限の極光! ルミナイズ!〈極光の超太陽〉」

 

レム「破壊の後に再生は無し、光と闇と善も悪も全てを斬り裂く滅びの剣………ルミナイズ!〈滅王の英剣〉」

 

 

オープンTHEフラッグ

 

 

千歌「ドラゴンワールド」

◼️手札6/ゲージ2/LP10

 

レム「レジェンドワールド」

◼️手札6/ゲージ2/LP10

 

 

レム「私の先攻から行くぞ。ドロー、チャージ&ドロー」

◼️手札6→7/ゲージ2→3

 

 

琴奈は"千歌の全力を引き出せ"と命じた。だが千歌の強さを考えればそれは容易な事ではない。彼女の全力を引き出すにはまず、レムから先に全力を見せなければならない。

 

 

レム(最初から本気で行かせてもらう!)

 

レム「ライフ2払い。〈英剣王招来の儀〉をキャスト!」LP10→8

◼️手札7→6

 

 

英剣王招来の儀

レジェンドW

召喚

◼️君の場にカード名に「ギルガメッシュ」を含むカードが無いなら使える。

◼️【使用コスト】ライフ2払う。

◼️君のデッキから、カード名に「ギルガメッシュ」を含むモンスター1枚を【コールコスト】を払ってコールする。「英剣王招来の儀」は1ターンに1回だけ使える。

 

 

レム「このカード効果で、私はゲージ3払って、デッキからセンターへバディコール!〈滅刃の英剣王 ギルガメッシュ〉」LP8→9

◼️ゲージ3→0

 

 

滅刃の英剣王 ギルガメッシュ

レジェンドW

英剣/英雄

サイズ3/攻7000/防7000/打撃2

◼️【コールコスト】ゲージ3払う。

◼️"滅刃剣王の使命"君のライフを3払う。払ったら、君のデッキの上からカードを5枚見て、3枚をゲージに置いて、2枚を手札に加える。"滅刃剣王の使命"はファイト中に1回だけ使える。

◼️このカードが破壊された時、君のデッキ、手札からカード名に「ギルガメッシュ」を含むアイテム1枚までを【装備コスト】を払って装備する。この能力は1ターンに1回だけつかえる。

【2回攻撃】

 

 

レムの場に、金の鎧を着て、厳つく鋭い目つき、金髪の長髪で右側の額から1本の角が生え、大剣を持った若い男性のモンスターが現れる。そのモンスターは禍々しいオーラを纏っている。

 

 

レム「ギルガメッシュの能力発動"滅刃剣王の使命" ライフ3払い、デッキトップから5枚確認する。そして内から2チャージ、手札に2枚加える。残り2枚はドロップゾーンに置く。」LP9→6

◼️手札6→8/ゲージ0→3

 

レム「ライフ1払い、キャスト〈剣王のイカズチ〉」LP6→5

◼️手札8→7

 

 

剣王のイカヅチ

魔法

◼️【使用コスト】ライフ1払う。

◼️次の2つの能力から1つ選んで使える。「剣王のイカズチ」は1ターンに1回だけ使える。

・.君の場のモンスター1枚を破壊する。破壊したら、君のデッキからカードを1枚引く。

・相手の場のモンスター1枚を破壊する。破壊したら、君にダメージ1!

 

 

レム「剣王のイカズチの能力で、私はギルガメッシュを破壊する。そして1ドロー。」

◼️手札7→8

 

 

ギルガメッシュの上空に雷雲が現れ、そして雷が落とされる。

 

 

ギルガメッシュ『滅刃の剣よ………、我が名を冠し、新たなる英剣の王に偉大なる力を与えん………! さぁ、その手に我が剣を取れ! マイバディ………レムよ。』

 

 

ギルガメッシュはそう言い残し、自らの剣をカードに戻してレムに投げ渡す。そしてゆっくりと散って行った。

 

 

滅刃の英剣王ギルガメッシュ 破壊!

 

 

レム「破壊したギルガメッシュの能力によりデッキからゲージ3払い〈滅刃英雄王剣 ギルガメッシュ〉を装備する。」

◼️ゲージ3→0

 

 

滅刃英雄王剣 ギルガメッシュ

レジェンドW

英剣/英雄/滅刃

アイテム:攻10000/打撃2

◼️ このカードは、カード名に「ギルガメッシュ」を含むモンスターの能力でした装備できない。

◼️【装備コスト】ゲージ3払う。

◼️このカードは相手の効果で能力は無効化されない。

◼️【起動】君の手札にある〈英雄〉のカードを好きな枚数、このカードのソウルに入れる。この能力はファイト中に1回だけ使える。

◼️"滅刃斬王剣撃"このカードは【X回攻撃】(このカードのソウルにある〈英雄〉の枚数分)を得る。

【2回攻撃】【貫通】【ソウルガード】

 

 

レムはギルガメッシュより渡された剣を具現化させる。その剣は西洋風の金の鍔、そして銀の刃の真ん中に薄黄色のイカズチ模様の刃文が入っている。その剣を通じてレムは黄赤いオーラを纏う。

 

 

レム「ギルガメッシュの起動能力。手札の〈英雄〉を全てソウルに入れる。私の手札にある7枚の英雄をギルガメッシュにソウルイン!」

◼️手札8→1

 

 

ギルガメッシュ ソウル0→7

 

 

レム「これにより、ギルガメッシュはソウルの枚数分の攻撃ができる。つまり【7回攻撃】だ。」

 

千歌「7回………⁉︎」

 

レム「まだ終わらないぞ。さらに私は〈英剣王の国城 ギルダム〉を【設置】!」

◼️手札1→0

 

 

英剣王の国城 ギルダム

レジェンドW

魔法

英雄/英剣/城

◼️君がカード名に「ギルガメッシュ」を含むアイテムを装備しているなら、このカードの【使用コスト】に書かれている払うゲージの数を3減らす。

◼️【設置】

◼️【使用コスト】ゲージ3払う。

◼️【対抗】【起動】お互いのアタックフェイズ開始時、君が装備しているカード名に「ギルガメッシュ」を含むアイテムのソウルにある〈英雄〉の枚数分、君のライフ+1!この能力は1ターンに1回だけ使える。

◼️「英剣王の国城 ギルダム」は、場に1枚しか【設置】できない。

 

 

レム「アタックフェイズだ。英剣王の国城ギルダムの能力で、ギルガメッシュのソウルの〈英雄〉の枚数分のライフを回復する。ギルガメッシュのソウルに英雄は7枚。よってライフ+7だ。」LP5→12

 

千歌「ライフが増えた⁉︎」

 

レム「まだだぞ。さらにギルガメッシュのソウルにある〈英剣王の騎士 オールデン〉の能力発動!」

 

 

英剣王の騎士 オールディン

レジェンドW

英雄/騎士

サイズ3/攻6000/防1000/打撃2

◼️【コールコスト】ゲージ2払う。

◼️君の場にカード名に「ギルガメッシュ」を含むモンスターがいるなら、このカードのサイズを3減らす。

◼️"滅刃雷斬"このカードがカード名に「ギルガメッシュ」を含むアイテムのソウルにあるなら、君のアタックフェイズ開始時に相手にダメージ1!"滅刃雷斬"は1ターンに1回だけ使える。

【2回攻撃】

 

 

レム「"滅刃雷斬"アタックフェイズ開始時に高海千歌にダメージ1!」

 

 

レムはギルガメッシュから雷を纏う斬撃を千歌に飛ばした。

 

 

千歌「うぅ………!」LP10→9

 

レム「さらにギルガメッシュのソウルにある〈英剣王の騎士 アルバイン〉の能力発動!」

 

 

英剣王の騎士 アルバイン

レジェンドW

英雄/騎士

サイズ2/攻4000/防4000/打撃1

◼️君の場にカード名に「ギルガメッシュ」を含むモンスターがいるなら、このカードのサイズを2減らす。

◼️"滅刃明命"このカードがカード名に「ギルガメッシュ」を含むアイテムのソウルにあるなら、君のアタックフェイズ開始時に君のライフ+1!"滅刃明命"は1ターンに1回だけ使える。

【貫通】

 

 

レム「"滅刃明命"アタックフェイズ開始時、ライフ+1!」LP12→13

 

レム「ギルガメッシュで高海千歌を攻撃!打撃2!」

 

 

レムはギルガメッシュの刃を腰まで低く構えて千歌へと高速で接近する。そして下から斜め一閃に千歌を斬る。

 

 

千歌「うぅ………!」LP9→7

 

レム「ターンエンドだ。」

◼️手札0/ゲージ0/LP12

 

 

千歌「私のターン、ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札6→7/ゲージ2→3

 

千歌「ライフ1払い、ライトに〈必殺の型 バルドラゴン〉をコール!」LP7→6

◼️手札7→6

 

 

必殺の型 バルドラゴン

太陽竜

サイズ2/攻6000/防4000/打撃2

 

 

千歌「バルドラゴンの登場時能力、"バルドラゴンフォース"3チャージ!」

◼️ゲージ3→6

 

 

千歌は手札の1枚を手に取って口角を少し上げる。それを見てレムは「来るか………」と少し身構える。

 

 

千歌「私のライフが6以下で、場にバルドラゴンがいるなら、ゲージ3払い、デッキから〈太陽竜〉2枚をソウルに入れて、〈真・ドラゴンフォース"紅天超太陽の型"〉解放!」

◼️手札6→5/ゲージ6→3

 

 

真・ドラゴンフォース"紅天超太陽の型"

ドラゴンW

太陽竜

アイテム:攻7000/打撃2

『解放条件‼︎』(君のライフ6以下で、場にカード名に「バルドラゴン」か「バルソレイユ」を含むサイズ2以上のモンスターがいる。)

◼️【装備コスト】ゲージ3払い、君のデッキから〈太陽竜〉2枚までをソウルに入れる。

◼️このカードは相手の効果で破壊されず、手札とデッキに戻せず、能力は無効化されない。

◼️君はサイズの合計5まで〈太陽竜〉のモンスターを場に置ける。

◼️ このカードが他の〈太陽竜〉と連携攻撃した時、このカードをスタンドして、君のライフが13以下なら、君のライフ+2!さらに君のライフが10以上ならこのカードと連携攻撃したサイズ2以下の〈太陽竜〉1枚は【2回攻撃】を得る。

◼️ 【紅天召喚:太陽竜】(お互いのターン中に使える。)

ライフ1払い、このカードのソウルから〈太陽竜〉のモンスター1枚をコールする。その後、君の場のモンスターを好きな枚数そのカードのソウルに入れてもよい。【紅天召喚:太陽竜】は1ターンに1回だけ使える。

ソウル2

 

 

 

千歌は金色に縁取られた紅いオーラを纏い、紅い両翼が生え、赤と黒のノースリーブの着物ドレス、着物袖のアームカバー、アシンメトリーで片側が長い和風なミニスカート、千歌の胸を強調するような胸鎧、赤色の指出し手袋、腰には小さい竜の羽を模した装飾が施してある。さらに千歌の髪は全体的に伸び、後ろ髪は腰あたりまで伸びる、そして、千歌が少し動くたびに紅と金の粒子が舞い散っている。

 

 

千歌「レフトに〈フレアファング・ドラゴン〉をコール!」

◼️手札6→5

 

 

フレアファング・ドラゴン

太陽竜

サイズ1/攻3000/防1000/打撃1

 

 

千歌「フレアファングの登場時能力、1チャージ、1ドロー!」

◼️手札5→6/ゲージ3→4

 

千歌「ゲージ2払い、バルドラゴンとフレアファングをソウルに入れてコール!〈超太陽輝竜 バルソレイユ・レイ〉」

◼️手札6→5/ゲージ4→2

 

 

超太陽輝竜 バルソレイユ・レイ

ドラゴンW/スタードラゴンW/ダークネスドラゴンW

太陽竜/ネオドラゴン/黒竜

サイズ3/攻7000→10000/防7000/打撃2→3

◼️【コールコスト】君の場のモンスター2枚までの上に重ねて、君のドロップからカードを1枚このカードのソウルに入れて、ゲージ2払う。

◼️このカードにソウルがあるなら、このカードの攻撃力+3000、打撃力+1!

◼️このカードが連携攻撃した時、相手の場のモンスター1枚を破壊するか、相手の場のソウル1枚をドロップに置く。

◼️"太陽の瞬き"【対抗】相手のターン中、君のライフ+5!!"太陽の瞬き"は1ターンに1回だけ使える。

【2回攻撃】【ソウルガード】

 

 

千歌のレフトに現れたのは、赤と白の配色がされた鎧を装着し、仮面のようなヘルムを被り、そして8刀のソードビットが背中に円形のように浮遊し、そして胸の鎧には太陽のマークが刻印されているバルソレイユだ。

 

 

千歌「アタックフェイズ!」

 

レム「この時、英剣王の国城ギルダムの能力で、ギルガメッシュのソウルの枚数分ライフを増やす。ライフ+7だ。」LP12→19

 

千歌「ライフ19………⁉︎」

 

レム「さあ来い!」

 

千歌「行きます! 真ドラゴンフォースとバルソレイユレイで連携攻撃! 真ドラゴンフォースをスタンド、ライフ+2! 」LP7→9

 

 

千歌は拳を突き出してレムに赤い衝撃波を飛ばす。レムは高くジャンプして衝撃波を躱すが、上空に待ち構えていたバルソレイユレイはソードビットの一本を持ってレムへと斬りかかる。

 

 

千歌「連撃打撃5!」

 

レム「ぐう………!」LP19→14

 

千歌「真ドラゴンフォースとバルソレイユレイで2回目の連携攻撃! ライフ+2!真ドラゴンフォースをスタンド! 連携打撃5!」LP9→11

 

 

バルソレイユは浮遊するソードビットをレムめがけて飛ばす。レムはギルガメッシュの剣でソードビットを弾き落とすが、千歌は速攻でレムの懐に入り、レムを殴る。

 

 

レム「うぐっぅぅ!!」LP14→9

 

千歌「真ドラゴンフォースでレムさんに攻撃!打撃2!」

 

 

千歌は再びレムへと疾駆し、レムの顔目掛けて拳を振るう。レムはギルガメッシュの平面を盾にして、千歌の拳を受け止めた。

 

 

レム「くぅぅ………!!」LP9→7

 

千歌「ターンエンド!」

◼️手札5/ゲージ2/LP9

 




今回も感想をぜひ!!


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新たなる覚醒 千歌 vs 琴奈を超える実力者 レム

前回の『バディファイトLoveLive!サンシャイン!!』

 

 

グランドバディカップの予選が終わり、本戦出場権を手にしたAqoursは、大会側から用意されたホテルに到着する。それからそれぞれ分かれて行動することになる。食事をする為に食堂へと立ち寄った千歌、曜、花丸、果南達は偶然にも同じホテルで食事しているチーム:エスカトロジーと再会し、話しの流れから千歌とレムでファイトすることになってしまった。

 

 

 

 

   ◆

 

 

 

 

浴場………

 

 

梨子、善子、鞠莉はホテルの大浴場に来ていた。梨子と鞠莉は同じ湯船に入り、くつろいでいた。

 

 

鞠莉「ふ〜〜、気持ちいいわね。梨子〜〜」

 

梨子「うん。今日の疲れが洗い流されるようだわ。」

 

 

梨子と鞠莉は大会の予選に参加して1日で数々のファイトをしていた。だからこそ疲れが溜まり、湯船に浸かりながらグデ〜〜っと脱力感に身を任せている。すると「梨子ーー!鞠莉ーー!」と自分達を呼ぶ声が聞こえる。2人が声方を向くと慌てた様子で走って来る善子が見えた。

 

 

梨子「こらっ!善子ちゃん浴場を走らないの!危ないでしょ!あと周りの迷惑になるんだから大声で叫ばない!!」

 

善子「あ、ごめん………てか善子じゃなくてヨハネ!」

 

鞠莉「oh!善子、そんなに慌ててどうしたの?」

 

善子「そ、そうよ!ファ、ファイトしてるのよ!」

 

鞠莉「ファイトって誰が?」

 

善子「千歌よ!」

 

梨子「千歌ちゃんが?きっと曜ちゃん達とでしょ。」

 

 

千歌と曜ならファイトステージがあればどっちかがバディファイトに誘ってファイトする事は梨子の目には容易に想像できる。予選の疲れに温泉の効能が効いてるのか、善子の慌てぶりをまったく気にしてない。

 

 

善子「違うわよ!千歌が、浅加レムとファイトしてるのよ!」

 

梨子「あーー、やっぱり………ってレムさんと千歌ちゃんが⁉︎なんで?」

 

善子「知らないわよ!今浴場のモニターにファイトが映ってるわ。」

 

鞠莉「それは注目の一戦ね。見に行きましょ。」

 

 

善子と鞠莉に続いて梨子もモニターが設置されている浴室に移動する。このホテルには温泉に浸かりながらファイトを観戦できる特別な浴室がある。因みにファイト観戦中にのぼせないようにお湯はぬるま湯になっており、網戸も少しだけ開けられている。観戦モニターの前には何人かギャラリーが集まっていたが、モニターが高い位置に設置されている為、梨子達も見ることができた。たしかにモニターには千歌とレムが向き合っている様子が映っている。

 

 

梨子「千歌ちゃん………!」

 

 

 

   ◆

 

 

 

千歌

◼️手札5/ゲージ2/ライフ9

レフト:超太陽輝竜 バルソレイユ・レイ(ソウル2)

ライト:無し

センター:無し

アイテム:真・ドラゴンフォース"紅天超太陽の型"

 

 

レム

◼️手札0/ゲージ0/LP7

レフト:無し

ライト:無し

センター:無し

アイテム:滅刃英雄王剣 ギルガメッシュ(ソウル7/【7回攻撃】)

設置:英剣王の国城 ギルダム

 

 

 

現在、千歌のターンが終わり、レムのターンが開始される。

 

 

レム「私のターン、ドロー、チャージ&ドロー」

◼️手札0→1/ゲージ0→1

 

レム「メインフェイズは何もしない、アタックフェイズだ。英剣王の国城ギルダムの能力発動!」

 

 

英剣王の国城 ギルダム

レジェンドW

魔法

英雄/英剣/城

◼️君がカード名に「ギルガメッシュ」を含むアイテムを装備しているなら、このカードの【使用コスト】に書かれている払うゲージの数を3減らす。

◼️【設置】

◼️【使用コスト】ゲージ3払う。

◼️【対抗】【起動】お互いのアタックフェイズ開始時、君のライフが15以下なら、君が装備しているカード名に「ギルガメッシュ」を含むアイテムのソウルにある〈英雄〉の枚数分、君のライフ+1!この能力は1ターンに1回だけ使える。

◼️「英剣王の国城 ギルダム」は、場に1枚しか【設置】できない。

 

 

レム「ギルガメッシュのソウルの〈英雄〉の枚数分、ライフを回復する。ギルガメッシュのソウルには〈英雄〉が7枚ある。よってライフ+7だ。」LP7→14

 

 

ギルダムが放つオーラがギルガメッシュに呼応してレムに癒しの光りが注ぎ込まれる。

 

 

レム「さらにギルガメッシュのソウルにある〈英剣王の騎士 オールディン〉の能力発動!」

 

 

英剣王の騎士 オールディン

レジェンドW

英雄/騎士

サイズ3/攻6000/防1000/打撃2

◼️【コールコスト】ゲージ2払う。

◼️君の場にカード名に「ギルガメッシュ」を含むモンスターがいるなら、このカードのサイズを3減らす。

◼️"滅刃雷斬"このカードがカード名に「ギルガメッシュ」を含むアイテムのソウルにあるなら、君のアタックフェイズ開始時に相手にダメージ1!"滅刃雷斬"は1ターンに1回だけ使える。

【2回攻撃】

 

 

レム「"滅刃雷斬"アタックフェイズ開始時に、高海千歌にダメージ1!」

 

 

ギルガメッシュの刃に雷が走り、それを斬撃として千歌へと飛ばす。

 

 

千歌「くぅ!」LP9→8

 

レム「同じく。ギルガメッシュのソウルにある〈英雄王の騎士 アルバイン〉の能力、"滅刃明命"アタックフェイズ開始時に私のライフ+1だ。」LP14→15

 

 

英剣王の騎士 アルバイン

レジェンドW

英雄/騎士

サイズ2/攻4000/防4000/打撃1

◼️君の場にカード名に「ギルガメッシュ」を含むモンスターがいるなら、このカードのサイズを2減らす。

◼️"滅刃明命"このカードがカード名に「ギルガメッシュ」を含むアイテムのソウルにあるなら、君のアタックフェイズ開始時に君のライフ+1!"滅刃明命"は1ターンに1回だけ使える。

【貫通】

 

 

 

 

   ◆

 

 

 

 

花丸「せっかく追い詰めたライフが元に戻っていくずら………」

 

果南「少し手厳しいね、これは」

 

曜「レムさん、本当に凄く強くなってる。 下手をしたら琴奈さんより強いんじゃ………」

 

 

曜はそこまで言いかけて「あっ……」と口を紡ぐ、そして気まずそうに隣りに立つ琴奈にチラッと目線を移す。琴奈は曜の視線に気づいたのか、優しく笑いかけた。

 

 

琴奈「別にいいのよ。曜さんの言う通り、レム本人は否定してはいるけど、正直に言って、本気でファイトすれば私よりレムの方が完全に実力は上よ。」

 

果南「簡単に認めちゃうんだね。」

 

花丸「ちょっと意外ずら」

 

琴奈「ふふふっ。私とレムは小さい頃からの親友だからね。曜さんや千歌さんと同じ幼馴染みでもあるから、レムの事はある程度は知ってるつもりよ。」

 

曜「そうなんですか?」

 

琴奈「ええ。けどあの子、家柄や立場の事もあって、私より自分が勝っている事を全て認めようとしないの。」

 

 

レムは代々から彩條家に支つかえる執事の家系に産まれた。浅加家の歴史は古く大正の時代より彩條家の元に支つかえ続けてきた家柄である。浅加家では産まれた子供が女子であろうと執事としての教育を受けさせ、彩條家のために尽くすように教え込まれる。だがレムの場合は少し違った。琴奈とレムの父はレムと琴奈が同じ年、同じ月に産まれたとして執事としてだけではなく、琴奈の良き友人、幼馴染みとして振る舞う事を許している。ある程度の事は上下関係を気にせず接して良いと言われていた。普段レムが琴奈にタメ口なのはその為だ。

 

 

琴奈「けどレムは、小さい頃からバディファイトで私に勝った事は一度だってなかったのよ。」

 

曜「そうなんですか?」

 

琴奈「ええ。親友として接していいと言われても、やはり自分と私の立場や家の関係を気にして"自分は私より勝ってはいけない"と言う意識が働いているのかもしれないわね。」

 

 

レム自身は手を抜いているつもりは全くない。だがやはり代々より受け継がれる血が主人の前での抑止力になっているのかもしれない。と琴奈は思っている。

 

 

琴奈「私はレムに知ってほしいの。たとえ家系間での主従の関係だとしても、バディファイトにおいては自分の力に素直でいて良いと。 今一度言っておくわ。レムの実力は完全に私の上を行っている。主人の私が言うんだから、これは確かな事実よ。」

 

 

琴奈は強く断言する。主従云々など全く関係無く、本心からレムの実力を素直に認めている。

 

 

 

 

   ◆

 

 

 

 

レム「滅刃英雄王剣ギルガメッシュでバルソレイユレイを攻撃!」 

 

千歌「バルソレイユレイのソウルガード!」

 

 

レムはギルガメッシュより伝わる黄赤いオーラを纏い、人間の速度とは思えないスピードでバルソレイユレイへと斬り込む。そして一瞬反応が遅れたバルソレイユレイに構わずその刃で対象の身体を斬る。

 

 

ギルガメッシュ

攻10000

 

バルソレイユレイ

防7000

 

バルソレイユレイ 撃破!

【ソウルガード】ソウル2→1

 

 

レム「ギルガメッシュで2回目の攻撃、この攻撃もバルソレイユレイにだ!」

 

千歌「ソウルガード!」

 

 

レムは再び人間とは思えない高速でバルソレイユレイに接近するが、バルソレイユレイは高く浮遊して回避する。だがレムはさらに地を蹴って、これまた人間技とは思えないほど高くジャンプしてギリギリ、ギルガメッシュの刃をバルソレイユレイの腹部へと突き刺した。

 

 

バルソレイユレイ 撃破!

【ソウルガード】ソウル1→0

 

 

レム「バルソレイユレイに3回目の攻撃だ!」

 

 

レムは攻撃しようと三度ギルガメッシュを構える。その間にバルソレイユレイは首だけ千歌に振り向く。バルソレイユレイの意図が伝わったのか、千歌は「うん」と頷く。

 

 

千歌「バルソレイユレイの能力!"太陽の絆"私のライフ+5!」LP8→13

 

 

今このタイミングでライフを回復してもバルソレイユレイが破壊される事実は変わらない。だが何もせず破壊されるくらいなら、バルソレイユレイの能力でライフを回復して、次のレムの攻撃に耐えるようにするのがバルソレイユレイの考えだ。

 

 

レムは構わずバルソレイユレイへと疾駆し、縦一閃にバルソレイユレイを斬る。

 

 

バルソレイユレイ 完全撃破!

 

 

レム「次は高海千歌に攻撃する。ギルガメッシュで4回目の攻撃!打撃2!」

 

 

レムはバルソレイユレイを破壊した後に続けて千歌のいるファイターエリアにダッシュする。そしてギルガメッシュを振り下ろす。だが千歌は、ドラゴンフォースのオーラに守られた腕を頭上でクロスさせてその刃を受け止めた。

 

 

千歌「ぐぅぅ………!」LP13→11

 

レム「ギルガメッシュで、高海千歌に5回攻撃!」

 

 

レムが攻撃しようと三度ギルガメッシュを構える。その間にバルソレイユレイは首だけ千歌に振り向く。バルソレイユレイの意図が伝わったのか、千歌は「うん」と頷く。

 

 

千歌「バルソレイユレイの能力!"太陽の絆"私のライフ+5!」LP8→13

 

 

今このタイミングでライフを回復してもバルソレイユレイが破壊される事実は変わらない。だが何もせず破壊されるくらいなら、バルソレイユレイの能力でライフを回復して、次のレムの攻撃に耐えるようにするのがバルソレイユレイの考えだ。

 

 

レムは構わずバルソレイユレイへと疾駆し、縦一閃にバルソレイユレイを斬る。

 

 

バルソレイユレイ 完全撃破!

 

 

レム「次は高海千歌に攻撃する。ギルガメッシュで4回目の攻撃!打撃2!」

 

 

レムはバルソレイユレイを破壊した後に続けて千歌のいるファイターエリアにダッシュする。そしてギルガメッシュを振り下ろす。だが千歌は、ドラゴンフォースのオーラに守られた腕を頭上でクロスさせてその刃を受け止めた。

 

 

千歌「ぐぅぅ………!」LP13→11

 

レム「ギルガメッシュで高海千歌に5回目の攻撃!打撃2!」

 

千歌「うわぁぁ!」LP11→9

 

レム「6回目の攻撃!」

 

千歌「うぅ………!」LP9→7

 

レム「7回攻撃!打撃2だ!」

 

千歌「うぁぁぁーー!」LP7→5

 

 

レムは間髪入れずギルガメッシュで連斬する。千歌はただ腕をクロスさせてその連斬に耐えるのみだ。

 

 

レム「ターンエンドだ。」

◼️手札1/ゲージ1/LP15

 

 

千歌「私のターン、ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札5→6/ゲージ2→3

 

千歌「ゲージ1払って、ライトに〈輝く太陽の竜 バルドラゴン〉をコール! さらにレフトに〈神速のバルドラゴン〉をコール!」

◼️手札6→5→4/ゲージ3→2

 

 

輝く太陽の竜 バルドラゴン

太陽竜

サイズ2/攻3000/防3000/打撃2

 

 

神速のバルドラゴン

太陽竜

サイズ2/攻6000/防3000/打撃2

 

 

本来、場に出せるサイズの合計は3までだが、真ドラゴンフォースの能力で、〈太陽竜〉のカードはサイズの合計5までコールできるようになっている。よってサイズ2のバルドラゴンを2体まで並べる事が可能なのだ。

 

 

千歌「アタックフェイズ! 真ドラゴンフォースと神速のバルドラゴンで連携攻撃!真ドラゴンフォースはスタンド、ライフ+2! さらに神速のバルドラゴンの能力、相手のセンターが空いていればライフ+1! 連携打撃4!」LP5→7→8

 

 

バルドラゴンは手脚の鉄甲から炎を噴出させてもの凄い速さでレムに殴りかかる。それに続いて千歌もドラゴンフォースの翼で追い討ちをかける。レムは膝に踏ん張りを効かせて神速のバルドラゴンの拳をギルガメッシュで防ぐもスピードとパワーの衝撃で後ろに引きずられるように後退し、ガードが下がる。その後に来た千歌の拳がレムに直撃する。

 

 

レム「ぐぅぅ………!!」LP15→11

 

千歌「真ドラゴンフォースと輝く太陽の竜バルドラゴンで連携攻撃!ドラゴンフォースをスタンド、ライフ+2! 連携打撃4!」LP8→10

 

 

輝く太陽の竜バルドラゴンは胸から突き出ている突起物を手に取って引き抜く。それは金に縁取られた黒金色の剣。バルドラゴンはその剣を構えて千歌と共にレムに突撃する。レムはギルガメッシュでバルドラゴンの剣を受け流す。が、千歌は拳を振り上げて再びレムに拳を当てた。

 

 

レム「ぐぁぁぁ………!!」LP11→7

 

千歌「まだまだ!真ドラゴンフォースの能力発動!【紅天召喚】ライフ1払って、ドラゴンフォースのソウルからコール!〈超太陽光竜 バルソレイユ・ソル〉!!」

 

 

千歌の場に、白とオレンジを基調とした鎧を纏い、クリアブルーの刃のついた口元までの仮面を被り、背後に浮く6本のソードビットが3本ずつ爪のようなガントレットになって手脚に装備されたバルソレイユが登場する。

 

 

レム「それを待っていた。キャスト!〈向かい大嵐〉」

◼️手札1→0/ライフ15→13

 

 

向かい大嵐

ジェネリック

魔法

◼️【使用コスト】ライフ2払う。

◼️【対抗】相手の場のモンスター1枚を選ぶ。選んだカードを相手のデッキに戻す。「向かい大嵐」はファイト中に1回だけ使える。

 

 

レム「バルソレイユソルを千歌のデッキに戻す!」

 

 

提示したカードから強烈な風が吹き出し、竜巻きのように強風がバルソレイユソルを包み込む。そして竜巻きが収束した時、バルソレイユソルの姿はもうなかった。

 

 

千歌「そんなぁ⁉︎」

 

レム「他にやる事はあるか?」

 

千歌「真ドラゴンフォースでレムさんに攻撃!打撃2!」

 

 

千歌は高く飛び、左の掌に紅いエネルギーを溜め、その紅いエネルギーの弾丸ヲレムへと撃ち込む。

 

 

レム「ぐぅっ!」LP7→5

 

千歌「ターンエンド!」

◼️手札4/ゲージ2/LP10

 

 

レム「私のターン。ドロー、チャージ&ドロー」

◼️手札0→1/ゲージ1→2

 

レム「私のライフが6以下ならばキャスト〈スンベル・ガルド〉2枚ドロー!」

◼️手札1→0→2/ゲージ2→1

 

レム「ゲージ1払い、ライトにコール〈英剣騎皇 ギルガメッシュ〉」

◼️手札2→1/ゲージ1→0

 

 

英剣騎皇 ギルガメッシュ

レジェンドW

英剣/英雄

サイズ1/攻5000/防2000/打撃1

◼️【コールコスト】ゲージ1払う。

◼️このカードが登場した時、このカードを破壊してよい。破壊したら、デッキからカード名に「ギルガメッシュ」を含む打撃力1以下のアイテム1枚を選んで、【装備コスト】を払って装備する。「英剣騎皇 ギルガメッシュ」の能力はファイト中に1回だけ使える。

 

 

レム「ギルガメッシュの登場時能力を発動。自身を破壊して、デッキから打撃力1以下の「ギルガメッシュ」カードを装備する。」

 

千歌「もう1枚アイテムを………⁉︎」

 

 

 

 

曜「しかもデッキから⁉︎」

 

果南「けど、アイテムは場に1枚しか装備できない。最初に装備したギルガメッシュは破棄されるはずだよ。」

 

 

果南の言うとおりバディファイトのルール上、例外はあるがアイテムは1枚までしか装備できない。新たなギルガメッシュを装備するには最初からあるギルガメッシュを捨てる必要がある。だがそんな事などレムにはなんの問題もない。

 

 

 

 

レム「私はデッキから、ゲージ1とライフ2払い〈滅刃の短剣 ギルガメッシュ・ダガー〉を装備だ。」LP5→3

◼️ゲージ1→0

 

 

滅刃の短剣 ギルガメッシュ・ダガー

レジェンドW

英剣/英雄

アイテム:攻2000/打撃1

◼️このカードは、サイズ2以下のカード名に「ギルガメッシュ」を含むモンスターの効果でしか装備できず、君がカード名に「ギルガメッシュ」を含むアイテムを装備していても、このカードを装備できる。

◼️【装備コスト】ゲージ1払い、ライフ2払う。

◼️君のアタックフェイズ開始時、君の場の〈英剣〉のカードの枚数分、このカードの打撃力+1!

 

 

レムの左手に稲妻のような刃紋が入った短剣が握られる。その短剣はバチバチと雷を纏っている。

 

 

千歌「ギルガメッシュの短剣………⁉︎」

 

レム「行くぞ。アタックフェイズ! 英剣王の国城ギルダムの能力により、ライフ+7。さらにギルガメッシュのソウルにあるアルバインの能力でライフ+1。オールディンの能力で千歌にダメージ1だ。」LP3→10→11

 

 

レムは今までのように、ギルガメッシュを振るって斬撃を飛ばす。

 

 

千歌「くっ!」LP10→9

 

レム「さらにギルガメッシュダガーの能力、私の場にある〈英剣〉のカードの枚数分、打撃力を上げる。私の場にはギルガメッシュ、英剣王の国城ギルダム、そしてギルガメッシュダガーの3枚。よってギルガメッシュダガーの打撃力+3!」

 

 

ギルガメッシュダガー

打撃1→4

 

 

千歌「打撃力4⁉︎」

 

レム「まずはギルガメッシュで1回目の攻撃!打撃2!」

 

 

レムは素早くフィールドを駆け抜けて千歌へと接近する。そして横薙ぎに千歌を斬る。

 

 

千歌「うわぁぁあ!」LP9→7

 

レム「2回目の攻撃!打撃2!」

 

 

レムは千歌を斬った位置から動くことなく、横薙ぎに振り切った刃を斜め下から上へと千歌を斬る。千歌は斬られた勢いで足が後ろへて引きずられる。

 

 

千歌「うぅぅ………!」LP7→5

 

レム「3回目の攻撃だ!」

 

 

レムは三度 剣を振り上げる。だが千歌も黙って斬られっぱなしじゃあない。

 

 

千歌「キャスト!〈ドラゴンシールド 太陽竜の盾〉攻撃を無効化して1チャージ、ライフ+1!」LP5→6

◼️手札4→3/ゲージ2→3

 

 

刃を振り下ろす瞬間に現れたバルドラゴンの顔を模した盾にギルガメッシュの刃が強くぶつかる。盾が自分を守ってくれてる間に千歌は数本後退する。

 

 

レム「私の攻撃はまだまだ続くぞ。5回目の攻撃!」

 

 

ドラゴンシールドが消えた瞬間にレムはすぐに距離を詰めてくる。だが千歌は腕をクロスして固め、ギルガメッシュの一撃を受ける。

 

 

千歌「うぐっ………!」LP6→4

 

レム「6回攻撃!」

 

 

千歌はガードを崩さず腕をクロスしたまま次の一撃も耐える。

 

 

千歌「ううぅぅ………!」LP4→2

 

レム「7回目の攻撃だ!」

 

千歌「キャスト!〈ドラゴニックヒール"プラス"〉私のライフ+2! さらにライフが5以下なら追加でライフ+3!」LP LP2→4→7

◼️手札3→2

 

 

ドラゴンフォースの光りの上からさらに翡翠色の粒子が千歌の全身を包む。だがギルガメッシュの刃はそれをいとも容易く千歌の身体ごと斬り裂いた。

 

 

千歌「うわぁぁぁ!」LP7→5

 

レム「ギルガメッシュダガーで千歌を攻撃!打撃4!」

 

 

ギルガメッシュダガーが放つ雷が刃を形成してリーチが伸びる。そしてその雷の刃で千歌を斬る。

 

 

千歌「うわぁぁぁぁあああ!!!」LP5→1

 

 

強い電流が千歌の全身を駆け巡り、激しい痺れが千歌を襲う。千歌は片膝をついて荒い息をあげる。

 

 

レム「耐えたか。ターンエンドだ」

◼️手札1/ゲージ0/LP11

 

 

千歌「ぐっ………!」

 

 

ファイトを続ける為に千歌は立ちあがろうとするが、身体中の痺れが激しく上手く身体に力が入らない。

 

 

レム「どうした高海千歌、お前はまだまだこんなものではないはずだ。お前の全力をもっと見せてみろ。」

 

 

レムの激昂に応えようと千歌は脚に踏ん張りを入れるが、少しでも身体を動かそうと力を入れる度に全身を電流が駆け回る。だが千歌はそれに抗いながら無理やり立ち上がった。

 

 

千歌「私のターン………!」

 

 

そう宣言した時だった。突然、千歌が纏う紅いオーラが強くなり。巨大な羽根を広げた紅い竜の巨影が咆哮をあげる。そして千歌の身体に吸収されるように消えてしまった。

 

 

レム「いったい、なんだったんだ………⁉︎」

 

 

 

 

 

果南「今のは?」

 

曜「わからない。だけどなんだか私のドラゴンフォースのカードも反応してた。」

 

花丸「不思議ずらね。」

 

 

千歌のドラゴンフォースに起こった今の現象の中で、曜のドラゴンフォースも淡い光りを放っていた。まるでその竜の巨影に呼応するかのように。曜の中にも熱い何かが込み上げて来るようなそんな感覚。

 

曜だけではなく。浴場に居た梨子にも同じような感覚があったのは当然の事だ。

 

その竜の巨影が消えてから千歌の全身を巡っていた電流は吹き飛ぶように消え、千歌はいつもの調子でターンを続行する。

 

 

千歌「ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札2→3/ゲージ3→4

 

 

今ドローしたカードを見て千歌はいつもの笑みを浮かべる。その様子にレムは「何か引いたか」と身構える。

 

 

千歌「キャスト〈超太陽神の巨影〉」

◼️手札3→2

 

 

超太陽神の巨影

ドラゴンW

太陽竜/ゲット

◼️君のライフが5以下の時か、君がカード名に「ドラゴンフォース」を含むカードを装備していれば、このカードの【コールコスト】を払わずに使用できる。

◼️【使用コスト】ライフ2払う。

◼️君のデッキから、サイズ2以上のカード名に「バルドラゴン」か「バルソレイユ」を含むカード1枚を手札に加える。デッキを見たらシャッフルする。さらにデッキの上からカードを2枚ゲージに置く。「超太陽神の巨影」は2ターンに1回だけ使える。

 

 

千歌「デッキから〈バルソレイユ〉を手札に加える。そして2チャージ!」

◼️手札2→3/ゲージ3→5

 

千歌「〈神速のバルドラゴン〉をライトにコール!」

◼️手札3→2

 

 

神速のバルドラゴン

サイズ2/攻6000/防3000/打撃2

 

 

千歌「ゲージ2払い、バルドラゴンを進化!〈超越太陽竜 バルソレイユ・サンライト〉」

◼️手札2→1/ゲージ5→3

 

 

超越太陽竜 バルソレイユ・サンライト

ドラゴンW/スタードラゴンW/ダークネスドラゴンW

太陽竜/ネオドラゴン/黒竜

サイズ3/攻7000/防7000/打撃2

◼️【コールコスト】君の場のサイズ2以上の〈太陽竜〉1枚以上、好きな枚数をソウルに入れて、ゲージ2払う。

◼️【起動】このカードのソウルが2枚以下なら、君のデッキの上からカードを1枚までこのカードのソウルに入れて、君のライフ+2!この能力は1ターンに1回だけ使える。

◼️君のライフが回復した時、このターン中、君のライフが7以上ならこのカードの攻撃力+3000!ライフが12以上なら代わりに、このカードの攻撃力+6000して【貫通】を得る。

◼️このカードが他の〈太陽竜〉と連携攻撃した時、このカードの攻撃力以下の攻撃力を持つ相手のモンスター1枚を破壊するか、ソウル1枚をドロップに置く。

【3回攻撃】【ソウルガード】/ソウル1

 

 

バルドラゴンは強い光りに包まれる。そして光りを斬り裂いて現れたのは、白い体躯を中心にクリアブルーの刃がついた3本ずつ付いた橙色の肩鎧、クリアブルーの角刃がついた橙色のヘルムを被り、橙色の脚鎧、腕鎧を装着したバルソレイユだった。

 

 

千歌「さらに、私のライフ6以下で、場にバルソレイユがいるなら………ゲージ3払って〈真・ドラゴンフォース"超越太陽光の型"〉解放!!」

◼️手札2→1/ゲージ3→0

 

 

真・ドラゴンフォース"超越太陽光の型"

ドラゴンW

太陽竜

アイテム:攻7000/打撃2

『解放条件』(君のライフが6以下で、場にカード名に「バルドラゴン」か「バルソレイユ」を含むサイズ2以上のモンスターがいる。)

◼️【コールコスト】ゲージ3払う。

◼️このカードは相手の効果で破壊されず、手札とデッキに戻らず、裏向きにならず、能力を無効化されない。

◼️このカードが他の〈太陽竜〉と連携攻撃した時、このカードをスタンドする。さらにこのカードの攻撃で相手のレフトかライトのモンスターを破壊した時、相手にダメージ1!

◼️【対抗】"超越する太陽光"お互いのアタックフェイズ開始時、君のライフ+6!さらにこのターン中、君のライフが7以上ならこのカードの打撃力+1!君のライフが13以上なら代わりに【貫通】を得て、打撃力+2!!"超越する太陽光"は1ターンに1回だけ使える。

 

FT『生命ある限り、太陽の光りは強く眩く輝きを放つ。』

 

 

千歌のドラゴンフォースの紅と金の光りが1つに交わり、黄金のように煌めくオレンジ色のオーラに変わる。そして千歌は長髪になったまま竜の羽根を模した髪飾りでハーフアップで纏め、赤い法被のような和服の上に洋風な胸鎧と腕鎧、アシンメトリーな赤いスカートアーマー、洋風なレッグアーマーを履き、レースのような赤い腰マントを履く。さらに腰辺りからは竜のようなオーラの羽根が生える。

 

 

レム「まさかこのタイミングで進化したと言うのか………」

 

 

 

果南「新しいバルソレイユにドラゴンフォース⁉︎」

 

花丸「しかも色がいつもと違うずら!」

 

曜「うん。でもあれが千歌ちゃんの本来の色なんだよ。とても明るい太陽のようなオレンジ色のドラゴンフォース………!」

 

琴奈(さすがだわレム。千歌さんの全力を引き出すどころか、新たな力を覚醒させてしまった。やはり最高だわ、2人とも)

 

 

レムはもちろん、今このファイトで千歌のドラゴンフォースが進化するなど、この場にいる皆んなが予期していたはずもない。千歌が放つプレッシャーは完全にこの場を支配している。

 

 

千歌「アタックフェイズ!」

 

レム「英剣王の国城ギルダムの能力でライフ+7だ。」LP11→18

 

千歌「ならこっちも、真ドラゴンフォースの能力"超越する太陽光"ライフ+6!」LP1→7

 

レム「ほぉ。それだけか?」

 

千歌「まだまだ、私のライフが7以上なら真ドラゴンフォースの打撃力+1!」

 

 

真ドラゴンフォース

打撃2→3

 

 

レム「なにっ………⁉︎」

 

千歌「さらにバルソレイユサンライトの能力、ライフが7以上なら、自身の攻撃力+3000!」

 

 

バルソレイユサンライト

攻7000→10000

 

 

千歌「行きます! バルソレイユサンライトと真ドラゴンフォースで連携攻撃!真ドラゴンは他の〈太陽竜〉と連携した時にスタンド! 打撃5!」

 

 

バルソレイユは肩鎧に装備されているクリアブルーの刃が浮遊して、レムをめがけて飛んでいく。レムはギルガメッシュでダガービットを弾いて躱す。だが千歌はドラゴンフォースの翼をはためかせて一瞬で懐に入り込み、レムの腹部に拳を入れた。

 

 

レム「ぐぅぅぅ………!!」LP18→13

 

千歌「バルソレイユサンライトと真ドラゴンフォースで2回目の連携攻撃! 真ドラゴンフォースはスタンド! 打撃5!」

 

 

弾かれたダガービットは再びレムに照準を合わせて四方八方から投擲される。レムはその刃に切り刻まれ、その間に空へ飛んだ千歌は手に溜めたエネルギー弾を放つ。

 

 

レム「うぐっ………!!」LP13→8

 

千歌「バルソレイユサンライトと真ドラゴンフォースで3回目の連携攻撃! 真ドラゴンフォースはスタンド!打撃5!」

 

 

バルソレイユは腕鎧からクリアブルーの光りの刃を展開し、レムへと斬り込む。レムはギルガメッシュでその攻撃を受け止めるが、バルソレイユは力ずくでギルガメッシュを斬り払い、レムのガードを崩す。千歌もまたドラゴンフォースのオーラから光りの刀を創り出してレムを斬る。

 

 

レム「ぐぁぁぁ!!」LP8→3

 

 

レムの戦法はギルガメッシュに手札の〈英雄〉のカードを入れ、その枚数分で攻撃回数が変わり、連続攻撃で速攻を決めていくものだ。だがその代わりに手札は常にジリ貧。防御手段はほとんど無く、相手の攻撃はノーガードで受けやすくなる。それを補う為に「英雄王の国城ギルダム」のライフ回復効果が重要になって来る。お互いの毎ターンにギルガメッシュのソウルの枚数分のライフを回復するからこそ、ノーガードでもファイトを続けていられる。千歌の高打力の連携攻撃ですら何ターンも耐え切ったのだ。普通のファイターが相手ならまず問題無くレムが負ける事は無い。

 

千歌はドラゴンフォースの羽根をはためかせて高く飛び、光りの刀の形状を槍のように変える。

 

 

千歌「真ドラゴンフォースで攻撃!打撃3!!」

 

 

千歌はレムめがけて光りの槍を投擲する。レムはギルガメッシュを盾にして防御するが、投げた槍がギルガメッシュに触れた瞬間に赤い大爆発を起こした。

 

 

レム「ぐわぁぁぁぁぁぁぁぁああ!!!!」LP3→0

 

 

 

   ◆

 

 

 

千歌とレムはファイトを終えてファイトステージから降りる。

 

 

レム「高海千歌。いいファイトだった。」

 

 

レムはそう言って手を前に差し出す。千歌はその手を握り、握手をする。

 

 

千歌「はい。私も楽しかったです。」

 

レム「楽しかったか………、私も楽しめたよ。」

 

 

握手を交わした後、お互いはチームメンバーの元へと戻った。

 

 

レム「すまないレム。本気を引き出すどころか、彼女をさらに成長させてしまった。」

 

琴奈「謝る事は無いわ。新しい力を覚醒させたと言う事は、私の要望通りに本気を引き出したのと一緒よ。」

 

ユノ「すっごいファイトだったよ!お疲れ様、レムちゃん!」

 

レム「ああ。」

 

 

 

曜/花丸「千歌ちゃん!」

 

果南「千歌!」

 

千歌「曜ちゃん、花丸ちゃん、果南ちゃん!」

 

曜「やったね!新しいドラゴンフォース」

 

果南「うん。凄いファイトだったよ。」

 

千歌「ありがとう。皆んな」

 

 

と、千歌が例を言ったところで「ぐぅ〜〜〜!」と千歌のお腹から音が鳴った。千歌は恥ずかしそうにお腹を押さえて「あはは、ファイトしたらなんかまたお腹空いちゃった〜〜」と笑う。多分、新しいドラゴンフォースを解放した事でエネルギーを大分消費したようだ。

 

だがこのファイトで千歌のドラゴンフォースが進化したのはAqoursにとってかなりの戦力アップに繋がったはずだ。後日のグランドバディカップ本戦、新たな波乱が起きる事は間違い無しだ。

 




今回も感想をください。


明らかに投稿ペースが落ちてますね。
申し訳ないです。


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グランドバディカップ本戦開始!! Aqours vs クリスタルベアー

前回の『バディファイトLoveLive!サンシャイン‼︎』

 

 

グランドバディカップの予選を終えて、大会側から提供された大ホテルに入ったAqours。それぞれグループに分かれてホテルで過ごしていた。レストランで食事をしていた千歌達はチーム:エスカトロジーと出会い、ひょんなことから千歌とレムはファイトすることに。

 

琴奈の実力を完全に超えているだろうレムの猛攻に千歌はギリギリまで追い詰められていくが、突如進化した〈超越太陽竜 バルソレイユ・サンライト〉と、新たに覚醒した〈真・ドラゴンフォース"超越太陽光の型"〉の力によって、千歌はなんとか勝利した。

 

 

 

 

 

   ◆

 

 

 

 

 

ダイヤ「まったく、あなたは何を考えているのですか⁉︎」

 

 

と、ダイヤの声がホテルの一室に響く。その叱咤の矛先はベッドに正座している千歌へと向けられていた。その部屋にはAqoursのメンバー全員が揃っている。

 

 

果南「ダイヤ、少し声を抑えて。」

 

 

ダイヤの声が少し大きかったのか果南がダイヤに声を抑えるように嗜めた。ダイヤは「ゴホンッ」と1つ咳払いをして先程より声を抑えて、句を繋ぐ。

 

 

ダイヤ「あなたには予選の疲れがあるはずでしょう。しっかり休まないといけないと言うのに………。何をファイトしてるのですか?」

 

千歌「うぅ〜〜、だって………」

 

ダイヤ「だって、じゃありません。明日は本戦なのですよ!あなたは私達Aqoursのリーダーなのです。そんなあなたが、この大会中に疲労で倒れてしまったらどうするのですか⁉︎」

 

千歌「うっ………、ごめんなさい。」

 

 

ダイヤの叱咤に千歌は深々と謝罪する。そんな様子を見かねたのか、果南が仲裁に入った。

 

 

果南「まぁまぁダイヤ。今回はファイトを止めなかった私達にも非がある事だし、それに、レムさんとのファイトで千歌のドラゴンフォースも進化したんだから、結果オーライって事で今回は大目に見てあげてよ。」

 

花丸「まるからもお願いするずら。」

 

曜「私からも、千歌ちゃんを許してあげてください。」

 

 

果南、花丸、曜も揃ってダイヤに頭を下げて千歌への許しを乞う。ダイヤは「はぁ………」と小さくため息をついて「わかりました。」と根負けしたように言う。

 

 

ダイヤ「千歌さん。さっきも言ったとおり、あなたは私達Aqoursのリーダーです。あなたはリーダーとして自分の身体の事も心配せねばなりません。」

 

千歌「はい」

 

ダイヤ「私も少し言い過ぎました。今回は許しますわ。」

 

千歌「はい。ありがとうございます」

 

 

ダイヤの許しに千歌は正座のまま頭を深く下げた。

 

 

ダイヤ「さて、では明日の本戦の話しをしますが、明日の第1回戦と2回戦は、千歌さんには控えていただきます。」

 

千歌「えぇーー⁉︎」

 

 

ダイヤの「控えていただきます。」の言葉に千歌は思わずベッドから立ち上がる。そして素早くダイヤの前に行って「なんで⁉︎ 私の事を許してくれたんじゃないの⁉︎」と迫る。

 

 

ダイヤ「もちろん許しましたわ。少し落ち着いてください。」

 

 

ダイヤは目の前でショックを受けている千歌を嗜めてベッドに座らせる。

 

 

ダイヤ「千歌さんの新しいドラゴンフォースですか。これは私達にとって大きな切り札になるはずです。」

 

千歌「え?」

 

 

グランドバディカップに参加しているチームはこのホテル以外にも他のホテルや宿屋に宿泊している。つまり千歌達とエスカトロジー、そして今のファイトを見ていたホテルのお客さん達以外の大会参加者はこの事を知らないのだ。

 

 

ダイヤ「せっかくの新しい切り札です。明日の本戦で早々に披露してしまってはあまりにも花がありません。ですから、明日の第1回戦と第2回戦は千歌さん、曜さん、梨子さん。Aqoursの三本柱には控えてもらって、まずは私達6人に任せていただきます。」

 

 

ドラゴンフォースは強力な力を持ったカードだ。幾つもの戦いを助け、Aqoursを勝利へと導いて来た力。つまりAqoursにとっての文字通り希望であり切り札。それゆえに他のチームはドラゴンフォースを使う千歌、曜、梨子を1番に警戒し、そして対策を考じて来るはずだ。

 

千歌と梨子は今回の予選に参加し、数多くのファイトでドラゴンフォースを使用して勝って来た。2人のドラゴンフォースの能力などは大会参加者のほとんどに知られている。だが予想外の事にレムとのファイトで千歌のドラゴンフォースは進化し、まったく新しい可能性を秘めている。この新しい力を安易と公表するのは得策ではないのだ。そんなダイヤの考えに皆が納得した。

 

 

善子「つまり、千歌の新しいドラゴンフォースは、決勝に近づくまでの間は温存する、って事ね。」

 

ダイヤ「その通りです。」

 

果南「ダイヤも粋な事考えるね。」

 

鞠莉「oh!千歌っち達は私達のファイナルウェポンでーすネ!!」

 

ルビィ「ルビィ達だけで………、大丈夫かなぁ?」

 

花丸「大丈夫ずらよ。3年生の皆んなもついてるずら。」

 

ダイヤ「では、時間も遅くなりますし今日は解散しましょう。明日に備えてゆっくり寝てください。」

 

『はーーーい!』

 

 

ダイヤ、果南、鞠莉、ルビィ、花丸の5人は千歌達の部屋を後にして隣の部屋へと戻る。それを見送った千歌はデッキケースからデッキを取り出して新しいドラゴンフォースを眺める。

 

 

千歌「新しいドラゴンフォースかぁ〜〜」

 

梨子「どうしたの?千歌ちゃん」

 

千歌「ううん。どうして今のタイミングで進化したのかわからなくて………」

 

 

ドラゴンフォースは千歌達の心や思いや感情によってその姿を変え、強力なカードへと進化して来た。それは負けられない戦いの時や、一世一代の激しいファイトに限っての事。今回のような手合わせ程度のファイトで進化する事は初めてのことだ。

 

 

曜「もしかしたら、経験値が溜まってたんじゃない?レムさんとのファイトで上限に達して進化したとか。」

 

善子「そんなゲームみたいな………」

 

 

以前ドラゴンワールドの帝、エンデュミアスも言っていた。ドラゴンフォースには経験値や練度があると。ドラゴンフォースを使って戦い続ける事で進化がより近くなると。そういう事なのかな?と千歌は思い、カードをデッキに戻した。

 

 

梨子「じゃあ、そろそろ寝ましょうか。明日も早いし」

 

善子「そうね。」

 

 

梨子はスイッチをOFFにして電気を消す。4人はベッドに横になって眠りにつく。それから何十分が経った頃か、善子のすぅすぅと寝息が聞こえる。 曜は「ねえ梨子ちゃん。まだ起きてる?」と問いかける。

 

 

梨子「………どうしたの?曜ちゃん。」

 

曜「うん。千歌ちゃんの新しいドラゴンフォースの事なんだけどね」

 

梨子「ん?」

 

曜「私、心配なんだ。また、あの時みたいに千歌ちゃんが倒れちゃわないかって………」

 

 

魔星龍との戦いの時、千歌はエンデュミアスの元でドラゴンフォースを成長させた。だがその反動で進化に足りない分のエネルギーをドラゴンフォースに吸収されて一日中眠ったままになった事がある。あの時はドラゴンフォースにエネルギーを吸われ続ける事でずっと目が覚めないか、死に至るとまで言われていた。結果的には曜と梨子の頑張りで千歌は救われた。

 

 

曜「もしまた今回進化したドラゴンフォースによって、千歌ちゃんが目を覚さないかもしれないと思ったら、凄く不安なんだ………」

 

梨子「曜ちゃん………」

 

 

それは梨子も同じ思いだった。曜も梨子も千歌を大親友だと思っている。一生共に居ても良いと思えるくらい。だからこそ、曜の不安は梨子にも手にとるように理解できていた。なんとか曜の不安を和らげようと梨子が口を開こうとした時、「大丈夫だよ。」と千歌の声が優しく聞こえた。

 

 

千歌「大丈夫。たしかに今のドラゴンフォースを使うとお腹が凄く空くけど、でも体力までは奪われないよ。分かるんだ。今回のドラゴンフォースは優しいから………。私はもう、絶対に倒れたりしないよ。安心して、曜ちゃん、梨子ちゃん。」

 

梨子「千歌ちゃん………」

 

千歌「今まで、心配かけてごめんね。」

 

曜「千歌ちゃん………、ううん。私こそごめんね。もう不安になんてならないから。」

 

千歌「うん。もう寝よ。明日起きれなかったらまたダイヤさんに怒られちゃう。」

 

梨子「ふふふっ、そうね。」

 

千歌「じゃあ、おやすみなさい」

 

曜/梨子「おやすみなさい。」

 

 

改めて3人は眠りについた。

 

 

 

   ◆

 

 

 

翌日、千歌達Aqoursはホテルを出てグランドバディカップの会場に来ていた。中では昨日の予選を勝ち抜いた出場チーム達がまだかまだかと本戦の開始を待っている。 しばらくすると会場の窓という窓に黒いカーテンが降り、場内の照明が暗点し、カラフルなカラーのレーザーライトが縦横無尽に駆け巡り、そして会場の真ん中一点に集中した。そこにはいつ現れたのか、司会のサニオン田澤がいた。

 

 

サニオン田澤『レディース&ジェントルマン! 遂に、この時がやってきた!昨日の予選会を勝ち上がってきたバディチームの皆様、改めて本戦出場おめでとうございます!! 本日午前9時30分をもちまして………。グランドバディカップ本戦大会を開始いたします!!』

 

 

サニオン田澤の本戦開始宣言を受けて、会場中の客席から「ワー!ワー!」と歓声が上がる。そして会場に設置されている巨大モニターに、本戦に出場するチーム一覧が表示された。

 

 

1.チーム:クリスタルベアー

2.チーム:風の行方

3.チーム:アリーシャ

4.チーム:クルージス

5.チーム:最高Jan

6.チーム:フラッシュマン

7.チーム:鉄の夢

8.チーム:いちごミルク

9.チーム:トライアル

10.チーム:エスカトロジー

11.チーム:シレーヌ

12.チーム:グロウヴァイオレット

13.チーム:ハバネロチリソース

14.チーム:虎の牙

15.チーム:ヴィジット

16.チーム:鬼舞羅

17.チーム:レイセーン

18.チーム:Saint Snow

19.チーム:Aqours

20.チーム:QU4RTZ

 

 

サニオン田澤『昨日の予選を勝ち上がり、本戦に出場するチームはこの20組! さぁこの20組の中から、優勝を勝ち取るチームはどこになるのか!予想はできませんが今から楽しみです!! ではさっそく、グランドバディカップ本戦の第1回戦トーナメント表を発表しましょう!』

 

 

第1回戦の対戦カードがシャッフルされ、ランダムな並び順で巨大モニターに映し出される。

 

 

第1回戦

 

1戦目:Aqours vs クリスタルベアー

2戦目:グロウヴァイオレット vs ハバネロチリソース

3戦目:トライアル vs 最高Jan

4戦目:風の行方 vs エスカトロジー

5戦目:アリーシャ vs フラッシュマン

6戦目:いちごミルク vs 鬼舞羅(キマイラ)

7戦目:虎の牙 vs Saint Snow

8戦目:QU4RTZ vs シレーヌ

9戦目:ヴィジット vs 鉄の夢

10戦目:クルージス vs レイセーン

 

 

サニオン田澤『グランドバディカップ本戦、記念すべき第1回戦、1戦目はぁーー!チーム:Aqours vs チーム:クリスタルベアー だぁーーー!!』

 

 

テンションの高いサニオン田澤の発表に会場がさらに熱く盛り上がる。だがそれだけではない。本戦の最初のファイトが、今をときめく最強のスクールバディファイトチームのAqoursから始まるという事で、会場は最初から大盛り上がりだ。

 

 

 

グランドバディカップ チームトーナメント

ルール

3 vs 3のポイント先取制、先に2勝したチームが次の試合に行ける。もし両チームが2ポイントずつになった場合はサドンデスとなり、チームの代表同士がファイトする事になる。

 

 

 

Aqours側

 

千歌「最初から私達からかぁ。」

 

果南「初戦のクリスタルベアーってどんなチームなんだろ?」

 

鞠莉「クリスタルな熊さんだから皆んなキラキラしてたり?」

 

善子「そのまんまだし、意味がわからないわよ」

 

ダイヤ「夕べも言いました通り、千歌さん達2年生は私達の最終兵器としてしばらくは温存します。いいですね?」

 

千歌/曜/梨子『はい。』

 

果南「じゃあ、最初は誰が行く?」

 

ルビィ「る、ルビィが行く!」

 

 

最初のファイトに申し出たのは意外にもルビィだった。特に理由は無い。ただルビィもこの大会に意気揚々としている。それだけだ。

 

 

ダイヤ「ルビィ。行けますの?」

 

ルビィ「うん。」

 

ダイヤ「わかりました。先鋒戦はルビィに任せましたわ。」

 

 

積極的にファイトを申し出るルビィに成長を感じたダイヤは優しくルビィをファイトステージに送り出した。

 

 

 

クリスタルベアー側

 

 

チーム:クリスタルベアー。メンバーは、熊谷 由美季くまがや ゆみきをリーダーに、伊宅 真千子いたく まちこ、川田 九真子かわだ くまこの3人からなるチーム。チーム名の由来は3人とも名前に「くま」を含んでいるからである。クリスタルはオシャレを意識してつけた。

 

 

九真子「最初からAqoursさんか〜〜」

 

真千子「なんかもったいないよね。せめて2回戦とか3回戦とか、もう少し上の方で戦いたかったな〜〜」

 

由美季「仕方ないわよ。真千子、私達はただ自分達の全力を見せるだけ。せっかく憧れのAqoursさんとファイトできるんだもの、楽しんでいきましょ!」

 

『はい!』

 

 

両チームの先鋒選手がステージに上がる。そしてお互いに向き合って、デッキケースを腕に当てがう。するとデッキケースに内蔵されているバンドが巻かれる。そして、会場全体に設置された巨大バディファイトシステムが起動した。

 

 

第1回戦:Aqours vs クリスタルベアー

 

先鋒戦:ルビィ vs 真千子

 

 

ルビィ「勇者と魔王、相反する2つの血と魂が今交わる!ルミナイズ!〈勇魔魂血の絆〉」

 

真千子「ルビィちゃんが相手なんて、マジで感謝〜〜!ルミナイズ!」

 

 

オープンTHEフラッグ

 

 

ルビィ「ダンジョンワールド」

◼️手札6/ゲージ2/LP10

 

真千子「ダンジョンワールド」

◼️手札6/ゲージ2/LP10

 

 

先攻はルビィからだ。

 

 

ルビィ「私のターン、ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札6→7/ゲージ2→3

 

ルビィ「ライフ2払い、ゲージ2払って装備!〈超勇魔王剣 ジーオ・フリーゼア〉を装備!」

◼️手札7→6/ゲージ3→1/LP10→8

 

 

超勇魔王剣 ジーオ・フリーゼア

ダンジョンW

勇者/魔王

アイテム:攻7000/打撃2

◼️【コールコスト】ライフ2払い、ゲージ2払う。

◼️"魔王血気"君の場に〈魔王〉か〈Dエネミー〉か〈冒険者〉か〈騎士〉がいるなら、このカードは【貫通】を得てる。

◼️"勇者血気"このカードが他の〈魔王〉か〈Dエネミー〉か〈冒険者〉か〈騎士〉と連携攻撃した時、君のライフ+2して、このカードは【2回攻撃】を得る。"勇者血気"は1ターンに1回だけ使える。

 

 

ルビィの右手に、両面が白と黒に分かれた青い波紋のついた大剣が握られる。その大剣は禍々しくも煌びやかな輝きを放っていた。

 

 

ルビィ「キャスト〈リセットボタン〉私のゲージを全てデッキに戻してシャッフル。そして4チャージ!」

◼️手札6→5/ゲージ1→0→4

 

ルビィ「デッキトップから2枚をソウルに入れて、ゲージ3払い、レフトにバディコール!〈勇魔帝王 イグザルド〉」LP10→11

◼️手札5→4/ゲージ3→1

 

 

勇魔帝王 イグザルド

ダンジョンW

冒険者/魔王/騎士/Dエネミー

サイズ2/攻7000/防6000/打撃2

◼️【コールコスト】君のデッキの上からカードを2枚ソウルに入れて、ゲージ3払う。

◼️【起動】"勇魔招来陣"ライフ1払ってよい。払ったら、君の手札かドロップから〈冒険者〉か〈魔王〉か〈騎士〉か〈Dエネミー〉のモンスター1枚までを【コールコスト】を払わずにコールする。そのカードは場を離れるまでサイズ1になる。"勇魔招来陣"は1ターンに1回だけ使える。

◼️【対抗】【起動】君のターン中、君の場の〈ダンジョンワールド〉のモンスター1枚を能力を無効にしてこのカードのソウルに入れる。入れたら、君のライフ+3!さらに、このターン中、このカードをスタンドし、攻撃力+5000して、打撃力+1!この能力は1ターンに1回だけ使える。

【ソウルガード】/ソウル2

 

 

ルビィのレフトに現れたのは、黒と白がバランスよく配色された鎧を纏い、紫の長髪、赤い二本角の装飾がある鼻の上半分を隠すような仮面を被り、手には黒と白が半々で配色された大剣を持っているモンスターだった。その姿はまさに勇者とも魔王とも取れる若い男性の姿をしている。

 

 

ルビィ「イグザルドの能力、"勇魔招来陣"ライフ1払って、手札から〈竜魔王 アークドーラ〉をライトにノーコストコール! さらにそのモンスターはサイズ1になる。」LP11→10

◼️手札4→3

 

 

竜魔王 アークドーラ

魔王

サイズ3→1/攻8000/防6000/打撃3

【貫通】【ライフリンク2】

 

 

ルビィ「アタックフェイズ!竜魔王のアークドーラで攻撃!打撃3! 」

 

 

アークドーラの背後にいる竜が真千子に向けて炎弾を放つ。

 

 

真千子「うぅっ!!」LP10→7

 

ルビィ「最初のターンは1回しか攻撃できない。ターンエンドです」

◼️手札3/ゲージ1/LP10

 

 

真千子「私のターン、ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札6→7/ゲージ2→3

 

真千子「ゲージ3払って、ライトにバディコール!〈戦獣魔王 爪拳のベアード〉」LP7→8

◼️手札7→6/ゲージ3→0

 

 

戦獣魔王 爪拳のベアード

ダンジョンW

魔王/Dエネミー

サイズ3/攻8000/防8000/打撃3

◼️【コールコスト】君のデッキの上からカードを3枚ソウルに入れて、ゲージ3払う。

◼️【起動】"戦獣総集"君のデッキからカード名に「戦獣魔兵」を含むモンスター1枚までを【コールコスト】を払ってコールする。この効果で登場したモンスターは、場を離れるまでサイズは0になる。"戦獣総集"は1ターンに2回まで使える。

◼️君のアタックフェイズ開始時、君の場のカード名に「戦獣魔兵」を含むモンスター全ての攻撃力+3000、防御力+3000!!

【貫通】【移動】【ソウルガード】【ライフリンク3】/ソウル3

 

 

真千子のライトに、黒いバトルスーツに青い鎧を装着し、両手には長い爪付きのガントレットを装備した、クマのモンスターが現れた。

 

 

真千子「ベアードの能力発動!"戦獣総集"デッキからレフトに〈戦獣魔兵 槍持ちタイガー〉をコール、さらにこの能力はもう一度使える、センターに〈戦獣魔兵 剣持ちウルフ〉をコール!」

 

 

戦獣魔兵 槍持ちタイガー

ダンジョンW

Dエネミー

サイズ1→0/攻3000/防2000/打撃1

◼️君のアタックフェイズ開始時、君の場のカード名に「戦獣魔兵」を含むモンスター全ての打撃力+1!

◼️このカードが破壊された時、このカードを君のゲージに置く。

 

 

戦獣魔兵 剣持ちウルフ

ダンジョンW

Dエネミー

サイズ1→0/攻3000/防2000/打撃2

◼️君のアタックフェイズ開始時、君の場のカード名に「戦獣魔兵」を含むモンスター全ての攻撃力+4000!

◼️このカードが破壊された時、このカードを君のゲージに置く。

 

 

真千子「この効果で登場したモンスターのサイズは0になるよ。さらにキャスト〈戦獣魔兵の心構え〉」

◼️手札6→5

 

 

戦獣魔兵の心構え

ダンジョンW

回復

◼️君の場にカード名に「戦獣魔兵」を含むモンスターか、カード名に「戦獣魔王」を含むモンスターが2枚以上あるなら、このカードの【使用コスト】を払わずに使ってよい。

◼️【使用コスト】ゲージ2払う。

◼️君の場のカード名に「戦獣魔兵」を含むカードと、カード名に「戦獣魔王」を含むモンスターが攻撃した時、君のライフ+1!「戦獣魔兵の心構え」は1ターンに1回だけ使える。

 

 

真千子「このカード効果で私のモンスターが攻撃するたびにライフを回復できる!」

 

ルビィ「えぇ⁉︎」

 

真千子「アタックフェイズ! 戦獣魔兵 槍持ちタイガーの能力で、戦獣魔兵のモンスター全ての打撃力+1! 同じく剣持ちウルフの能力で、戦獣魔兵の全ての攻撃力+4000よ!」

 

 

槍持ちタイガー

攻3000→7000/打撃1→2

 

剣持ちウルフ

攻3000→7000/打撃2→3

 

 

真千子「さらに爪拳のベアードの効果で戦獣魔兵のモンスターはさらに攻撃力+3000、防御力+3000!」

 

 

槍持ちタイガー

攻7000→10000/防2000→5000

 

剣持ちウルフ

攻7000→10000/防2000→5000

 

 

真千子「槍持ちタイガーでルビィちゃんに攻撃!打撃2! さらに戦獣魔兵の心構えの能力でライフ+1!」LP8→9

 

 

タイガーは慣れた手つきで槍を回し、ルビィの胸を突く。

 

 

ルビィ「うぅぅっ!」LP10→8

 

真千子「剣持ちウルフで攻撃! 打撃3! 戦獣魔兵の心構えでライフ+1!」LP9→10

 

 

ウルフは剣を構えて高くジャンプし、縦一閃にルビィを斬る。

 

 

ルビィ「うぐぅぅ!!」LP8→5

 

真千子「爪拳のベアードでルビィちゃんに攻撃!打撃3!戦獣魔兵の心構えの能力でライフ+1だよ!」LP10→11

 

ルビィ「キャスト!〈カシアードの静寂〉爪拳のベアードからのダメージを3減らす!」

◼️手札3→2

 

 

爪のついたガントレットを振り上げて向かってくるベアードに青いオーラが纏わりつき、ガントレットの爪が短くなり、ルビィの目の前で空を裂く。

 

 

真千子「ターンエンド」

◼️手札5/ゲージ0/LP11

 

 

ルビィ「ルビィのターン、ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札2→3/ゲージ1→2

 

 

ルビィ「行くよイグザルド。勇魔フォーメーション!」

 

イグザルド「承知した。マスター」

 

 

力のこもったルビィの指示にイグザルドは静かに答える。

 

 

ルビィ「アタックフェイズ!イグザルドの能力発動"勇魔招来陣"ライフ1払って、デッキから〈剛雷大魔王 バッツ〉をセンターにノーコストでコール!サイズは1になる!」LP8→7

 

 

剛雷大魔王 バッツ

魔王/雷帝軍

サイズ3→1/攻7000/防7000/打撃2

【2回攻撃】【ライフリンク2】

 

 

バッツをコールした時点で場に出せるサイズが超過した為、先に場にいたカード1枚をドロップに置かねばならない。ルビィがドロップに置いたのは〈竜魔王アーク・ドーラ〉だ。

 

場を離れたアークドーラのライフリンク2の能力でルビィはダメージ2を受ける。

 

 

ルビィ「うぐっ………」LP7→5

 

 

真千子「アイテムがあるのにセンターにコール?」

 

ルビィ「バッツの起動能力発動!バッツがセンターにいるなら、手札を1枚捨てて、デッキから〈螺旋魔王 ドラム〉をゲージ1払い、デッキの上から1枚ソウルに入れてライトにコール!ドラムのサイズは0になる。」

◼️手札3→2/ゲージ2→1

 

 

螺旋魔王 ドラム

魔王/武装騎竜

サイズ3→0/攻6000/防5000/打撃3

【貫通】【ソウルガード】【ライフリンク2】

 

 

 

 

   ◆

 

 

 

 

果南「凄い、ルビィちゃんの場に超大型モンスターが3体揃った!」

 

花丸「ルビィちゃん。昨日寝る前にまると何度も練習した形ずら。あの3体とアイテムが揃うと凄いずらよ。」

 

鞠莉「ふふふっ。ダイヤに早く寝なさい!って何度言われても練習続けてたわよね。」

 

 

花丸と鞠莉が言うとおり、ルビィは夜遅くまで花丸と勇魔フォーメーションのシミュレーションをしていた。納得いくまで起きていた時間は長かった。案の定、今朝のルビィと花丸はなかなか起きる事はできなかった。

 

 

ダイヤ「まったく。勉強熱心は良い事ですが、起きられなかったら本末転倒ですわ。」

 

 

ダイヤは呆れたように言っているが、ルビィの努力は誰よりもわかってている。

 

 

 

 

   ◆

 

 

 

 

 

ルビィの場に揃った3体の魔王に会場からは驚きと感銘が入り混じった歓声が上がる。このような盤面は史上まれにも見ない光景だ。

 

ルビィが編み出した勇魔フォーメーションは勇魔帝王イグザルドが居て初めて実現できるフォーメーションである。ただしモンスターを出す順番を間違えたらこれは完成できない。バディファイトのルール上、場に出せるモンスターのサイズの上限は3だ。イグザルドのサイズは2、そしてイグザルドの能力でコールされた剛雷大魔王バッツはサイズが1になる。さらにバッツはセンターに居る事で自身の起動能力でデッキから〈魔王〉を1枚サイズ0にしてコールできる。

 

つまり、サイズ2のイグザルド、サイズ1のバッツ、サイズ0のドラムを場に揃える事が可能となる。さらにルビィが装備しているアイテム、ジーオンフリーゼアも勇魔フォーメーションのに欠かせないパーツでもある。

 

 

ルビィ「アタックフェイズ!まずは螺旋魔王ドラムの能力発動!このカードがライトにいるなら、相手のレフトとライトのモンスターを破壊する!」

 

真千子「爪拳のベアードのソウルガード!」

 

 

ドラムは勢いよくエンジンを蒸して2本のドリルを回す。そしてドリルに風が纏わりついき、2つの竜巻きを発生させて横薙ぎに振り切る。真千子のレフトにいるモンスター2体は吹き飛ばされるように破壊された。

 

 

槍持ちタイガー 破壊!

 

爪拳のベアード 破壊!

【ソウルガード】ソウル3→2

 

 

ルビィ「螺旋魔王ドラムで剣持ちウルフに攻撃!」

 

 

ドラムは再びエンジンを蒸してドリルに風を纏わせる。そして剣持ちウルフに向かって突貫する。

 

 

螺旋魔王ドラム

攻6000

 

剣持ちウルフ

防2000

 

剣持ちウルフ 撃破!

 

 

ルビィ「貫通!打撃3!」

 

 

剣持ちウルフを貫いた竜巻きが真千子をも巻き込む。

 

 

真千子「くうぅぅ!!」LP11→8

 

ルビィ「剛雷大魔王バッツでファイターに攻撃!打撃2!」

 

 

バッツは雷を纏う剣を振り上げて真千子を勢いよく斬る。

 

 

真千子「うわぁぁあ!!」LP8→6

 

ルビィ「バッツで2回攻撃!打撃2!」

 

 

バッツは振り下ろした剣を床に突き刺し、真千子の周りに雷を発生させて攻撃する。雷が真千子の身体を駆け抜けていく。

 

 

真千子「きゃぁぁあ!!」LP6→4

 

ルビィ「イグザルドの能力発動!」

 

ルビィ「イグザルドもファイターに攻撃!打撃2!」

 

 

イグザルドは剣に黒と白の炎を纏わせて真千子めがけて炎斬撃を飛ばす。

 

 

真千子「キャスト〈カシアードの静寂〉ダメージを3減らす! よって私へのダメージは0よ!」

◼️手札5→4

 

 

真千子はさきほどルビィが使ったのと同じカードでイグザルドの炎の斬撃を打ち消した。

 

ルビィのモンスターは全ての攻撃を終えた。だがルビィにはまだアイテムがある。しかし、センターには剛雷大魔王バッツが陣取っておりアイテムでの攻撃はできない。凄まじい攻打撃のフォーメーションではあるが、センターが空いてない以上、ここでルビィの攻撃は終わる事になる。だがそんな事はルビィも理解している。それを解消しての勇魔フォーメーションなのだ。

 

 

ルビィ「イグザルドの起動能力発動!センターの剛雷大魔王バッツを能力を無効化してソウルに入れる!そしてライフ+3!さらにイグザルドをスタンドして、攻撃力+5000/打撃力+1!」LP5→8

 

 

イグザルドの魔術によってバッツは光りとなりイグザルドに吸収される。

 

 

勇魔帝王イグザルド ソウル2→3

攻7000→12000/打撃2→3

 

 

真千子「えぇ⁉︎」

 

 

まだ終わりじゃない。イグザルドの能力でセンターにいたバッツが消えた事でルビィはアイテムでの攻撃が可能となっている。

 

 

ルビィ「超勇魔王剣ジーオフリーゼアの能力、"魔王血気"私の場に魔王がいる事で、ジーオフリーゼアは【貫通】を得てる。」

 

 

ジーオフリーゼア

【貫通】

 

 

ルビィ「今スタンドしたイグザルドとジーオフリーゼアで連携攻撃!合計打撃5! ジーオフリーゼアの更なる能力"勇者血気"私のライフ+2!さらにジーオフリーゼアは2回攻撃を得る!」LP8→10

 

 

イグザルドは黒白の炎を纏わせた剣を振るい、真千子へと直接剣を振り下ろした。

 

 

真千子「もう1枚、〈カシアードの静寂〉をキャスト!ダメージを3減らす!」

 

 

イグザルドの剣に纏わりつく炎が剣の刃ごと消えて攻撃が空振りに終わる。だがルビィはその隙をついてジーオフリーゼアで横薙ぎに真千子を斬る。

 

 

ルビィ「それでも減らしきれなかったダメージ2は受けてもらいます!」

 

真千子「きゃぁぁあ!!」LP4→2

 

ルビィ「ジーオフリーゼアで2回攻撃!打撃2!」

 

 

ルビィは再び光り放つ禍々しくも煌めく剣を真千子へと振り下ろす!

 

 

真千子「きゃぁぁああ!!」LP2→0

 

 

 

   ◆

 

 

 

グランドバディカップ本戦

第1回戦:Aqours vs クリスタルベアー

 

先鋒戦 勝者:黒澤ルビィ

 

Aqours 1勝先取

 




今回も感想をぜひ!!


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グランドバディカップ第1回戦 Aqours vs クリスタルベアー (2)

前回の「バディファイトLoveLive!サンシャイン‼︎」

 

ついにグランドバディカップの本戦が開始された。第1回戦はAqours vs クリスタルベアー。そして先鋒戦はルビィが手を挙げる。最初のファイトはルビィが新たに編み出した「勇魔フォーメーション」による連続攻撃により、先鋒戦はルビィが勝利したのだった。

 

 

 

 

   ◆

 

 

 

グランドバディカップ初戦。ルビィの勝利に会場中が大きく歓声をあげた。ルビィはどこか誇らしげにファイトステージを降りる。

 

 

花丸「やったずらぁーー!!ルビィちゃんが勝った!!」

 

善子「なかなか凄いファイトするじゃない!」

 

梨子「うん!」

 

ダイヤ「よくやりましたわね〜〜ルビィ!さすが私の妹ですわ〜〜!」

 

 

勝利してきたルビィをダイヤは頭を撫でて褒めまくる。ルビィも「えへへ〜〜」と嬉しそうに姉に抱きついた。

 

 

曜「次は誰が出る?」

 

 

先鋒、中堅、大将戦とは言ってるが、本戦のルールでは先に2勝したチームが次の試合へと歩を進める。Aqoursは今のルビィの勝利で1勝を取っているので、次のファイトに勝てば次の第2回戦に進む事ができるのだ。

 

 

果南「じゃあ私が行こうかな。」

 

鞠莉「oh!果南が出るの⁉︎」

 

ダイヤ「では、お願いします。勝ってくださいね。」

 

果南「うん。このまま2連勝でさっさと次に行こう。」

 

 

そう言って果南はファイトステージに向かった。

 

 

クリスタルベアー側………

 

 

真千子「ごめん、負けちゃった。」

 

由美季「なーに、大丈夫だよ。問題ない問題ない。」

 

九真子「そうそう。相手はあのAqoursだよ? 負けは想定内だよね」

 

由美季「うんうん!」

 

 

ルビィに敗北した真千子は少し肩をすくませて申し訳なさそうにチームのベンチへ戻る。だがチームメイトの2人は咎める事はない。2人の普段通りの言葉に真千子は少しホッとして元気を取り戻す。

 

 

真千子「ありがとう2人とも。」

 

九真子「でも、次のファイトに負けたらここで終わりだよ。どうする?」

 

由美季「そうだね。よし、ここはリーダーの私が行こうかな!」

 

九真子「そうこなくちゃ!」

 

真千子「頼んだよ。リーダー」

 

由美季「任せて。ビシッと勝って、九真子に繋ぐからさ。」

 

 

クリスタルベアーのリーダーである由美季がファイトステージへと上がる。対面側にはAqoursのメンバーの松浦果南が威風堂々と立っていた。

 

 

由美季「よろしくお願いします。果南さん」

 

果南「こっちこそよろしく。えーと………」

 

由美季「熊谷 由美季です。」

 

果南「由美季ちゃんだね。楽しいファイトにしよう。」

 

 

2人は軽く挨拶を交わし、デッキケースを腕に当てがう。デッキケースに収納されていたバンドが巻き付いて、腕とデッキケースが固定され、会場に設置されているバディファイトシステムが起動する。

 

 

Aqours vs クリスタルベアー

中堅戦:松浦 果南 vs 熊谷 由美季

 

 

果南「起こせ渦潮、荒れろ大津波!海の王者の叫びと共に! ルミナイズ!〈大海王の共鳴〉」

 

由美季「果南さん相手でも、私は勝つ!ルミナイズ!」

 

 

オープンTHEフラッグ

 

 

果南「エンシェントワールド」

◼️手札6/ゲージ2/LP10

 

由美季「レジェンドワールド」

◼️手札6/ゲージ2/LP10

 

 

由美季「私の専攻、ドロー、チャージ&ドロー」

◼️手札6→7/ゲージ2→3

 

由美季「ライトに〈第18幻界ダルダムロの大戦獣 グリズリーガ〉をバディコール!」LP10→11

◼️手札7→6/ゲージ3→0

 

 

第18幻界ダルダムロの大戦獣 グリズリーガ

レジェンドW

異界獣/ワイダーサカー

サイズ3/攻8000/防2000/打撃3

◼️【コールコスト】ゲージ3払う。

◼️レフトかライトにいるこのカードは破壊されず、手札とデッキに戻せない。

◼️このカード以外のカード名に「ダルダムロ」を含むサイズ1以下のモンスターのサイズは0になる。

◼️このカードの攻撃で相手のモンスターを破壊した時、破壊したカードのサイズの数値にこのカードの打撃力を加えた数値分、相手にダメージ!!この能力は1ターンに1回だけ使える。

【2回攻撃】

 

 

由美季のライトに、黒い鎧を装着し、大爪を構えた巨大な熊のモンスターが現れた。

 

 

由美季「レフトに〈ダルダムロの戦獣 ガゼルーザ〉を、センターに〈ダルダムロの戦獣 サイーザ〉コール!」

◼️手札6→5→4

 

 

ダルダムロの戦獣 ガゼルーザ

レジェンドW

異界獣/ワイダーサカー

サイズ1/攻4000/防1000/打撃1

◼️君のアタックフェイズ開始時、君の場のカード名に「ダルダムロ」を含むモンスター全ての攻撃力+2000!

【貫通】

 

 

ダルダムロの戦獣 サイーザ

レジェンドW

異界獣/ワイダーサカー

サイズ1/攻4000/防4000/打撃1

◼️このカードの攻撃で相手のモンスターを破壊した時、君のライフ+1!さらに、このカードのサイズの数値分、相手にダメージ!

◼️このカードがセンターにいるなら、このカードは相手のセンターにモンスターがいても相手を攻撃できる。

 

 

グリズリーガには自分のカード名に「ダルダロム」を含むサイズ1以下のモンスターのサイズを0にする効果がある。これによってガゼルーザとサイーザのサイズは0となった。

 

 

由美季「アタックフェイズ!グリズリーガで果南さんに攻撃!打撃2!」

 

 

グリズリーガは獰猛な大爪を振るい、果南の身体を引っ掻く。

 

 

果南「うぅ………!」LP10→8

 

由美季「先攻は1回しか攻撃できない。ターンエンド」

◼️手札4/ゲージ0/LP11

 

 

果南「私のターンだね。ドロー、チャージ&ドロー」

◼️手札6→7/ゲージ2→3

 

果南「私はライフ2払って、設置魔法〈海王の竜城〉を【設置】」

◼️手札7→6/LP8→6

 

 

海王の竜城

エンシェントW

竜王番長

◼️【設置】

◼️君がカード名に「デュエルイェーガー」を含むカードをコールする時、そのカードの【コールコスト】でドロップからカードをソウルに入れる時、代わりにデッキの上からもソウルに入れる事ができる。

◼️【対抗】君の場のカード名に「デュエルイェーガー」を含むモンスターが攻撃された時、そのカードを選んで、このカードを破壊してよい。破壊したら、選んだカードの防御力+10000!!

 

 

果南の背後に竜宮城を模したような大きな城が現れる。

 

 

果南「さらにゲージ2払い、センターにバディコール!〈武神番長 デュエルイェーガー〉!」LP6→7

◼️手札6→5/ゲージ3→1

 

 

武神番長 デュエルイェーガー

竜王番長

サイズ3/攻10000/防5000/打撃2

【ソウルガード】

 

 

果南「コールコストでドロップから2枚までをソウルに入れられるけど、海王の竜城の能力で、デッキトップからもソウルに入れられるよ。」

 

 

本来、デュエルイェーガーはコールコストでドロップゾーンから2枚までソウルに入れられる。だがソウルを入れる事もコストに含むため、同じくコストで払ったゲージをソウルにする事はできない。"2枚まで"なので、別にソウルを入れなくてもコール自体は成立する。だがソウルが0の状態でコールすることになり、デュエルイェーガーはソウルを持たない状態での登場となってしまうのだ。だが今回は「海王の竜城」の能力でドロップの代わりにデッキの上からでもソウルを2枚入れられる為、デュエルイェーガーはソウルを持った状態で登場できた。因みにデッキからデュエルイェーガーのソウルに入ったカードは「舎弟 バッテリー・電」と「舎弟見習い ゴーゴー・剛」だ。

 

 

デュエルイェーガー ソウル2

 

 

果南「ライフ2払ってキャスト〈竜枯盛衰〉4チャージ」LP7→5

◼️手札5→4/ゲージ1→5

 

果南「アタックフェイズ! デュエルイェーガーでセンターのダルダロムの戦獣サイーザに攻撃! ソウルにあるバッテリー電の能力で1チャージ!」

◼️ゲージ5→6

 

 

デュエルイェーガーは巨大な錨を振り下ろしてサイーザを叩き潰した。

 

 

デュエルイェーガー

攻10000

 

ダルダロムの戦獣サイーザ

防4000

 

ダルダロムの戦獣サイーザ 撃破!

 

 

果南「ターンエンド」

手札4/ゲージ6/LP5

 

 

由美季「私のターン、ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札4→5/ゲージ0→1

 

由美季「ライフ2を払い、キャスト〈第18幻界 ダルダロムの大自然〉を【設置】するわ。」LP11→9

◼️手札5→4

 

 

第18幻界 ダルダロムの大自然

レジェンドW

異界/自然

◼️【設置】

◼️【使用コスト】ライフ2払う。

◼️君の場のカード名に「ダルダロム」を含むモンスターは全て【2回攻撃】と【ソウルガード】を得る。

◼️君のアタックフェイズ開始時、君のデッキの上からカードを1枚ずつ、カード名に「ダルダロム」含むモンスター全てのソウルに入れる。この効果は1ターンに1回だけ使える。

 

 

由美季や果南の足元が芝生に変わり、フィールド内に木々が生い茂る。空は青く白い雲が浮かんでいる。そこはまるで異世界の大自然のようだ。そのリアリティのある景色にファイトを観戦していた人々は驚きの声を上げる。バディビジョンのシステムもここまで鮮明になったか。

 

 

果南「凄い………!」

 

由美季「本当ね………」

 

 

質の高いバディビジョンが作った景色に設置魔法を使用した由美季本人も驚きを隠せない。今2人のフィールドは大自然に立つ深海の居城が立つ幻想的なフィールドになっている。

 

 

由美季「ダルダロムの大自然の能力で、ダルダロムモンスター全ては【2回攻撃】と【ソウルガード】を得るよ。」

 

 

グリズリーガ

【2回攻撃】【ソウルガード】

 

ガゼルーザ

【2回攻撃】【ソウルガード】

 

 

由美季「アタックフェイズ! ガゼルーザの能力で『ダルダロム』モンスター全ての攻撃力+2000!」

 

 

グリズリーガ

攻8000→10000

 

ガゼルーザ

攻4000→6000

 

 

由美季「グリズリーガでデュエルイェーガーに攻撃!さらにダルダロムの大自然の能力でデッキトップからカードを1枚、グリズリーガとガゼルーザのソウルに入れる!」

 

 

グリズリーガ ソウル0→1

 

ガゼルーザ ソウル0→1

 

 

果南「ソウルガード!」

 

 

グリズリーガは見た目とは裏腹な俊敏な動きでデュエルイェーガーの巨体を駆け上がり、デュエルイェーガーの顔面を鋭い大爪で切り付けた。

 

 

グリズリーガ

攻8000

 

デュエルイェーガー

防5000

 

デュエルイェーガー 撃破!

【ソウルガード】ソウル2→1

 

 

由美季「グリズリーガの能力!攻撃で破壊したデュエルイェーガーのサイズに、グリズリーガの打撃力を足した分だけ果南さんにダメージを与える!」

 

 

デュエルイェーガーのサイズは2、そこにグリズリーガの打撃力3をプラスして、合計5ダメージになる。そして果南の今のLPは5………

 

 

由美季「果南さんに5ダメージ!」

 

 

果南の身体に激しい電流が疾る。

 

 

果南「うわぁぁぁ!!」LP5→

 

由美季「勝った!!」

 

 

襲いかかる強い電撃に果南は膝を付く。だが果南の表情は変わらず、闘志もまだ消えてない。それを証明するかのように、果南のLPはまだ1残っていた。

 

 

果南「はぁ、はぁ………」LP1

 

由美季「え?なんで、どうして⁉︎」

 

 

果南には確かに、果南のLPと同じ数値のジャスト5のダメージを与えた。なのになぜLPが1残っているのか、由美季は理解が追いついていない。果南は口元を少し上げて1枚のカードを開示する。

 

 

果南「危なかったよ、手札にこのカードがあってよかった。私の場にデュエルイェーガーが居て、私のライフが0になる時に、ライフ1残してコールできる! 〈絶対防御無双番長 デュエルイェーガー "プロテクション・リボル"〉」

◼️手札4→3/ゲージ6→3

 

 

絶対防御無双番長 デュエルイェーガー"プロテクション・リボル"

エンシェントW

竜王番長

サイズ3/攻5000/防10000/打撃2

◼️【コールコスト】相手のターン中、君のライフが0になるなら、君のライフを1残して、君の場のカード名に「デュエルイェーガー」を含むモンスター1枚の【ライフリンク】を無効化して重ね、ゲージ3払う。

◼️このカードが登場した時、君のデッキの上からカードを5枚、このカードのソウルに入れる。

◼️このカードがセンターにいるなら、君は相手の効果でダメージを受けない。

◼️このカードが連携攻撃された時、このカードのソウルを2枚ドロップに置いてよい。置いたら、このカードの防御力+10000!!

【2回攻撃】【反撃】【ソウルガード】【ライフリンク3】

 

 

果南の場に、右手に巨大な錨を持ち、左手には盾のついたガントレットを装備し、西洋風な青い鎧をちゃん着たデュエルイェーガーが現れる。

 

 

果南「デュエルイェーガーの登場時、デッキトップから5枚をソウルイン!」

 

 

デュエルイェーガープロテクションリボル

ソウル1→6

 

 

由美季「防御力10000………⁉︎ だけど、グリズリーガとガゼルーザで連携攻撃! 連携攻撃力16000!!」

 

果南「プロテクションリボルの能力発動!ソウル2枚をドロップに置いて、防御力+10000だよ!」

 

 

グリズリーガ+ガゼルーザ

連携攻撃力16000

 

デュエルイェーガープロテクションリボル ソウル6→4

防御力10000→20000

 

 

由美季「防御力20000⁉︎」

 

果南「さらに【反撃】の能力でグリズリーガを返り討ちだ!」

 

 

ガゼルーザとグリズリーガは再びデュエルイェーガーの巨体を駆け上がり、デュエルイェーガーの眼前まで到達するが、デュエルイェーガーは盾のついたガントレットで2体の攻撃を防ぎ、右手に持っていた巨大な錨でグリズリーガを殴りつけた。

 

 

由美季「グリズリーガのソウルガード!」

 

 

グリズリーガ 破壊!

【ソウルガード】ソウル1→0

 

 

ダルダロムの大自然の能力で、ガゼルーザも【2回攻撃】を得ているが、ガゼルーザ単体の攻撃力はデュエルイェーガーには遠く及ばない。攻撃するだけ意味はないのだ。よって由美季がとるべき選択は一つだけ。

 

 

由美季「ターンエンド」

◼️手札4/ゲージ1/LP9

 

 

果南「私のターン、ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札3→4/ゲージ3→4

 

果南「いくよ。ゲージ2払って装備!〈海王ノ竜光 渦波〉」

◼️手札4→3/ゲージ4→2

 

 

海王ノ竜光 渦波

エンシェントW

竜王番長

アイテム:攻10000/打撃2

◼️【装備コスト】ゲージ2払う。

◼️このカードは相手の効果で破壊されず、能力を無効化されず、君のセンターにモンスターがいても攻撃できる。

◼️【起動】君のデッキの上からカードを3枚ドロップに置く。置いたら、君のドロップからカードを2枚まで、君の場の〈竜王番長〉1枚のソウルに入れて、君のライフ+3!この能力は1ターンに1回だけ使える。

◼️君の場の〈竜王番長〉のソウルの合計が6枚以上あるなら、このカードは【貫通】を得て、ソウルの合計が16枚以上あるなら、このカードの攻撃力+3000して、打撃力+2!!

【2回攻撃】

 

 

果南はエメラルドグリーンのオーラを放ち、胸を強調したノースリーブの和服、着物袖のアームカバー、ミニスカート風の袴、半透明の緑色の羽衣を纏い、帯を腰の後ろで大きな蝶結びにしている。そして手には三又の槍を持っている。

 

光りを纏う果南の姿はまさに竜宮に住まう天女の如く、会場の皆が魅了され、ワァっと歓声が沸く。その様子に果南は少し驚きながらも今は目の前のファイトに集中しようと気をとり持つ。

 

 

果南「キャスト〈海王の呼び笛〉」

◼️手札3→2

 

 

海王の呼び笛

エンシェントW

竜王番長/ゲット

◼️君のデッキの上からカードを10枚ドロップゾーンに置く。その中から〈竜王番長〉のカード1枚までを選んで手札に加える。「海王の呼び笛」は1ターンに1枚だけ使える。

 

 

果南「デッキトップから10枚を捨てる。その中から1枚を選んで手札に加えるよ。」

◼️手札2→3

 

果南「キャスト〈一念竜起〉2チャージ、ライフ+2!」

◼️手札3→2/ゲージ2→4/LP1→3

 

由美季「ここでゲージを増やしたね………」

 

果南「ゲージ3払い、デュエルイェーガーの【ライフリンク】を無効にして重ねてコール! 蒼海を統べる海の神名を持つ海王!〈超竜海帝番長 デュエルイェーガー"アトランティス・リボル"〉」

◼️手札2→1/ゲージ3→0

 

 

超竜海帝番長 デュエルイェーガー"アトランティス・リボル"

エンシェントW

サイズ3/攻20000/防6000/打撃2

◼️【コールコスト】ゲージ3払い、君の場のソウルが1枚以下のカード名に「デュエルイェーガー」を含むモンスター1枚の【ライフリンク】を無効にして重ねる。

◼️このカードの登場時、君のドロップの〈竜王番長〉9枚をこのカードのソウルに入れる。

◼️このカードがセンターにいるなら、君は相手の効果でダメージを受けない。

◼️【対抗】【起動】このカードのバトル中、君の手札の〈竜王番長〉1枚をこのカードのソウルに入れてよい。入れたら、次の2つから1つ選んで使える。

・このターン中、このカードは【貫通】を得て、打撃力+1!

・このターン中、このカードは【反撃】を得る。

【3回攻撃】【ソウルガード】【ライフリンク6】

 

 

デュエルイェーガーはさらに一回り大きくなり、身体中の金の角に緑色のラインが入り、群青色の法被のような鎧を着て、背中の天輪には剣や槍のような装飾がされていて、腕が4本になる。そして一本の手には大剣が握られている。

 

果南の場に現れた会場には収まりきらないほど巨大なデュエルイェーガーに会場はさらに盛り上がる。ヴィジョンシステムの都合上、デュエルイェーガーの下半身は投映されず、上半身だけが現れる。それでも会場いっぱいの大きさには変わりない。

 

 

果南「デュエルイェーガーの登場時能力、ドロップから〈竜王番長〉9枚をソウルイン!」

 

 

デュエルイェーガーアトランティスリボル ソウル1→10

 

 

由美季「ソウル10⁉︎」

 

果南「さらに渦波の起動能力、デッキトップから3枚を破棄して、ドロップから2枚をデュエルイェーガーにソウルイン。私のライフを+3するよ。」LP4→7

 

 

デュエルイェーガーアトランティスリボル ソウル10→12

 

 

果南「海王ノ竜光 渦波の能力、私の場の〈竜王番長〉のソウルが6枚以上なら、渦波は【貫通】を得る!」

 

 

海王ノ竜光 渦波

【貫通】

 

 

果南「アタックフェイズ! デュエルイェーガーでファイターに攻撃!さらに起動能力発動、手札を1枚デュエルイェーガーのソウルに入れる。そしてデュエルイェーガーの打撃力+1!」

 

 

デュエルイェーガー ソウル12→13

打撃2→3

 

 

果南「行け、デュエルイェーガー! 打撃3!」

 

 

デュエルイェーガーは右下腕に持つ剣を由美季に向けて振り下ろす。その刃は巨大で避けきる事はできない。

 

 

由美季「うわぁぁあ!」LP9→6

 

果南「もう一度、デュエルイェーガーでファイターを攻撃!」

 

由美季「キャスト!〈アキレウスの盾〉ダメージを2減らす!」

◼️手札4→3

 

 

デュエルイェーガーは左下腕の拳を由美季を攻撃するが、突然現れた中世の丸い盾がその拳を防ぐも、まるで濡れたビスケットでも砕くように簡単に破壊してしまう。

 

 

由美季「ぐぅぅぅ!!」LP6→5

 

果南「デュエルイェーガーでファイターに3回目の攻撃!打撃3!」

 

由美季「うわぁぁああ!!」LP5→2

 

果南「これで決める! 海王ノ竜光 渦波でファイターに攻撃!打撃2!」

 

 

果南は高く浮き上がる。そして三叉の槍を構えて由美季を目掛けて思いきり投げつけた。投げられた槍はエメラルドグリーンの光りを纏いながら高速で由美季の身体を貫いた。

 

 

由美季「きゃぁぁぁああ!!」LP2→0

 

 

 

サニオン田澤『決まったぁぁぁぁあ!! グランドバディカップ第1回戦を勝ち抜いたのは、チーム:Aqoursだぁぁぁぁ!!』

 

 

サニオン田澤の威勢のいい勝利宣言に会場は歓声に沸く。まだ第1回戦を勝ち抜いただけだが、まるで大きな試合を終えたかのような歓声が降る。

 

 

由美季「負けちゃったわね。ごめんなさい」

 

真千子「謝るなら私もよ。2人ともファイトに負けちゃったんだから。」

 

久真子「まあまあ、2人ともいいファイトだったよ!今はAqoursの勝利を祝福しようよ」

 

 

悔しくはあるが久真子の言う通り、今は自分達に勝利したAqoursに向けて拍手をする。反省会は控え室に戻ってからだ。

 

 

果南「ふー勝った勝った!」

 

鞠莉「お疲れ様、果南!」

 

ダイヤ「とても良いファイトでしたよ。」

 

果南「ありがとう、2人とも。ルビィちゃんもお疲れ様」

 

ルビィ「うん!」

 

 

 

 

 

グランドバディカップ

Aqours、第1回戦突破。第2回戦へ進出!

 

 




今回も感想をぜひ!

皆さんすみません。正直言って超サボってました。
本当にすみませんでした。でもマイペースって大事だよね!!


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グロウヴァイオレット vs ハバネロチリソース

前回の『バディファイトLoveLive!サンシャイン!!』

 

 

ついにグランドバディカップの本戦が開始された。第1回戦はAqours vs クリスタルベアー。

 

このファイトではルビィと果南がファイトに挑み、2人とも苦戦しながらも負ける事なく勝利し、Aqoursは本戦第2回戦へと歩を進めた。

 

 

 

 

   ◆

 

 

 

 

グロウヴァイオレット控え室………

 

藤木真柴、永橋浩太、春川朝雨は控え室にモニターでAqoursとクリスタルベアーの試合を観戦していた。本当は会場に行って直接見ていたかったが、第1回戦の2戦目、つまりAqoursのファイトが終わった後すぐに自分達のファイトがあるのでデッキの調整をしたかったのだ。

 

『決まったぁぁぁぁあ!! グランドバディカップ第1回戦を勝ち抜いたのは、チーム:Aqoursだぁぁぁぁ!!』と、モニターから聴こえてきた司会者の言葉と会場の歓声に真柴達は反応する。

 

 

真柴「Aqoursが勝ったか。」

 

浩太「さすが大目玉優勝候補のAqoursだな!」

 

朝雨「うん。凄いファイトだった!」

 

 

Aqoursの勝利は真柴にはわかっていた事だ。ライフでこそピンチではあったが、いっさいの焦りも無く迅速に戦況を覆すルビィと果南のファイトには迷いが無かった。一緒に戦っていた時より確実に1人1人が強くなっているのを感じた。

 

「チーム:グロウヴァイオレットさん、そろそろ会場に移動お願いします。」とスタッフのアナウンスが入る。真柴は広げていたデッキを纏めてデッキケースに入れ、椅子から立ち上がる。もしこの第1回戦に勝利できれば、次に戦う相手はAqoursになる。真柴の闘志に少し熱が入る。「よし、行くか!」と真柴達は控え室を出た。

 

 

 

 

 

   ◆

 

 

 

 

グランドバディカップ メイン会場………

 

 

サニオン田澤『お待たせしました皆々様!第1回戦、1戦目が終わって間も無く、2戦目の試合を始めるぜ! さっそく入場して貰おう。チーム:グロウヴァイオレット! 』

 

 

サニオン田澤の入場のコールと共に真柴達が会場入りすると会場から「わぁぁあ!」と歓声が上がる。こんなに大勢からの歓声を浴びた事がない真柴達に少し緊張が走る。浩太や朝雨は動きが少しガチガチになっていた。

 

 

浩太「な、なんかすげーな……一気に有名人になった気分だ……」

 

朝雨「こんな空気の中で、私達、戦えるのかな………?」

 

 

会場の大きな歓声によって2人は完全に緊張の波に揉まれているようだ。真柴も緊張していないと言えば嘘になる。だがしかし、今は目の前の試合に勝つのみだと己を奮わせる。

 

 

サニオン田澤『続けて入場!チーム:ババネロチリソース!』

 

 

サニオン田澤のコールに真柴達とはまた違った大きな歓声が上がる。そして入場と同時にギュイィィィーーンッ!とギターを弾く音が響く。入場口から現れたのは明らかにチャラい見た目でギターを弾きながら入場する5人の男女グループが現れた。

 

男女達は会場に入るやいなやギターやベースで激しい音色を奏で、歌い、まるでライブホールにでもいるかのようなビートを刻む。そして数分の演奏を終えて「ありがとうーーーーーーーー!!」と大きな賛辞を観客に投げかける。それに応えるように更なる歓声が彼らに浴びせられた。

 

その様子に真柴は呆気にとられていた。

 

 

真柴「な、なんだ………?」

 

浩太「ババネロチリソース、聞いたことある名前だと思ったけどやっぱりだ!」

 

真柴「知ってるのか?浩太」

 

浩太「知ってるさ………。だってあの人達は最近になって売れ始めた人気バンドグループなんだ!」

 

朝雨「そーなんだぁ〜〜」

 

 

ババネロチリソース。同じ高校の同級生ら5人で組んだバンドグループだ。彼らは高校1年の頃にバンドを結成。路上ライブや学校の文化祭などで演奏を披露して名前が知られ、高校2年生になってから10ヶ月くらい経ってメジャーデビュー、1stアルバムは約40万枚を売り上げ、テレビ番組でも取り上げられた、現在5人は大学2年生で今の若者達のブームとも呼ばれる人気バンドグループだ。

 

 

朝雨「そんな凄い人達なんだ〜〜」

 

浩太「おうよ!まさかバディファイトの大会に参加して来るなんて思いもしなかったぜ」

 

朝雨「あの人達って強いの?」

 

浩太「正直言ってわからん。あの人達がファイトしてるところなんて見た事ねーからなーー。俺も今驚いてるし」

 

真柴「誰が相手でも構わないさ、俺達はこの試合に勝つ。そしてAqoursとファイトするんだ。」

 

 

今の真柴の目にはババネロチリソースはあまり映ってはいない。この試合に勝てば次に戦うのはAqoursだ。この大舞台でAqoursと戦う。真柴達にとって優勝の次に大切な目的だ。と、ババネロチリソースのメンバーの1人が真柴達に近づいてくる。青い髪で長身、耳にはピアスをしていて、首には黒いチョーカーが巻かれている。サングラスをかけていて少し強面だ。

 

 

「おい。お前今なんて言った?"相手が誰でも構わない?この試合に勝つ?"ナメてんのか、あぁ?」

 

 

男は真柴に近づいて静かな怒声を放つ。サングラスから覗く目は明らかに真柴を威嚇していた。急な事に浩太と朝雨は数歩後ずさりする。すると男の後ろから「こらっ!」と女性の声が響く。

 

 

音木(おとぎ)くん、相手を怖がらせるんじゃないの!」

 

音木「弥恵子(やえこ)……、チッ、対戦相手に甘くすんなよな。」

 

 

音木は悪びれながらも自分のチームの方へ戻っていった。それと入れ違いに女性は真柴達に近寄ってくる。そして両手を顔前で合わせて「ごめんね?」と謝罪をした。

 

 

弥恵子「音木くん、普段はいい奴なんだけど……勝負事になるとライバル心剥き出しで威嚇しちゃう奴だから。後ろの2人も怖がらせちゃってごめんなさい。」

 

朝雨「い、いえ……別に」

 

浩太「お、俺も怖がってなんか……半分しかねーっす。」

 

朝雨「半分は怖がってたんかい!」

 

 

朝雨の鋭いツッコミに弥恵子はクスりと笑う。

 

 

弥恵子「君は?怖がってなかったように見えたけど?」

 

真柴「いや少しは………。けど、この先に戦いたい相手がいるので、俺達は勝ちます。」

 

弥恵子「そっか、でも私達も負けられないのよ。あなた達がこの先に行きたいって言うなら、全力で高い壁になってあげるわ」

 

 

弥恵子は背を向けて自分のチームへと戻って行く、振り向きざまにウィンクを飛ばして。皮肉にも、彼女達のおかげで少しは浩太や朝雨の緊張が解けた気がした。

 

 

真柴「浩太、朝雨、勝つぞ!」

 

浩太「おーよ!」

 

朝雨「うん!」

 

 

そしてサニオン田澤が第1回戦、2戦目の先鋒戦開始のアナウンスをする。チーム:ババネロチリソースの先鋒はさっき真柴達を威嚇してきた青い髪の男性、音木だ。対するチーム:グロウヴァイオレットの先鋒選手は、黒い髪をオールバックにしている男子、永橋浩太だ。2人はファイトステージに上がり向かい合う。

 

 

音木「なんだ、さっきの紫髪のガキじゃねーのか。挑発に乗って来ると思ったが、びびって出てこなかったか?」

 

 

音木は真柴が出て来なかった事に対してバカにするように笑う。とても不快で嫌な気分だ。浩太はババネロチリソースの音楽が好きだった。中でも、力強いギターを弾く音木に憧れまであった。だがさっきや今のこの態度を見て憧れは幻滅に変わった。自分が憧れていたギターリストがこんな男だとは思わなかった。今は親友の真柴を笑うこの男が憎らしく感じる。

 

 

浩太「真柴はそんな奴じゃねーよ。それに、あんた相手にウチのリーダーが前に立つまでもねーー!」

 

音木「言ってくれるな………。まぁいいさそんくらいの気迫がねーと潰しがいいがねぇからな!」

 

 

真柴と音木はバチバチに睨み合う。そしてデッキケースを腕に当てがい、デッキケースに収納されているバンドが腕に巻かれて、会場内のバディシステムが起動する。

 

 

浩太「砕けない心のドリルで無限の螺旋を描き出す!ルミナイズ〈螺旋竜 降誕!〉」

 

音木「俺のビートが立ちはだかる全てをぶち壊す!ルミナイズ!」

 

 

オープンTHEフラッグ

 

 

浩太「ドラゴンワールド」

◼️手札6/ゲージ2/LP10

 

音木「ドラゴンワールド!」

◼️手札6/ゲージ2/LP10

 

 

音木「俺の先攻、ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札6→7/ゲージ2→3

 

音木「〈蒼音竜 アンプス・ドラゴン〉をライトとレフトにコール!」

◼️手札7→6→5/LP10→9→8

 

 

音木のレフトとライトに、蒼白の鎧を着て、肩には円形のスピーカーのようなものが装備された青い竜が現れる。

 

 

蒼音竜 アンプス・ドラゴン

ドラゴンW

武装騎竜

サイズ1/攻3000/防2000/打撃1

◼️【コールコスト】ライフ1払う。

◼️君のセンターにカード名に「蒼音」を含むサイズ2以上のモンスターがいるなら、このカードのサイズは0になる。

◼️君の場のサイズ2以上のカード名に「蒼音」を含むモンスターの攻撃力+3000、打撃力+1!

 

 

音木「キャスト〈ドラゴニックチャージ〉デッキトップから2枚をゲージに置く。」

◼️手札5→4/ゲージ3→5

 

音木「ゲージ3払いセンターにバディコール!〈蒼音騎竜 ギタービート・ドラゴン〉!バディコールした事でライフ+1!」LP8→9

◼️手札4→3/ゲージ5→2

 

 

蒼音騎竜 ギタービート・ドラゴン

ドラゴンW

武装騎竜

サイズ3/攻7000/防4000/打撃2

◼️【コールコスト】君のデッキの上からカードを2枚ソウルに入れて、ゲージ3払う。

◼️【起動】"キャノンビート"ゲージ1払ってよい。払ったら、相手のモンスター1枚のソウル1枚をドロップに置いて、相手にダメージ1!"キャノンビート"は1ターンに1回だけ使える。

【貫通】【ソウルガード】/ソウル2

 

 

音木のセンターに、青白い鎧を纏い、厳つい装飾がされたギター型の剣を持った青い竜人が現れた。

 

 

音木「ギタービートドラゴンは、アンプスドラゴンの効果で、攻撃力+3000/打撃力+1ずつ上がるぜ!」

 

 

音木の場にアンプスドラゴンは2体存在する。つまり合計攻撃力+6000/打撃力+2される。

 

 

ギタービートドラゴン

攻7000→13000/打撃2→4

 

 

浩太「何ぃ⁉︎」

 

音木「アタックフェイズだ。ギタービートドラゴンでファイターに攻撃! 打撃4だ!」

 

 

ギタービートドラゴンのギター型の剣に、アンプスドラゴンの肩に装備されたスピーカーからケーブルが繋がれる。そしてギター剣の弦を弾いて激しい演奏を始めた。その音はアンプスのスピーカーを通じて会場全体に轟く。そして爆音から生まれる波動が浩太にダメージを与える。

 

 

浩太「うわぁぁ!うるせーーーーー!!」LP10→6

 

音木「先攻の攻撃は1度しかできねー。ターンエンドだ」

◼️手札3/ゲージ2/LP9

 

 

浩太「くそぅ………、うるさい上にいきなり4ダメージかよ」

 

音木「ふん、怖気付いたか?」

 

浩太「誰が! 俺のターン、ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札6→7/ゲージ2→3

 

浩太「こっちもバディコールだぜ!ライトに〈螺旋突竜 スパイラル・ドニル〉」LP6→7

◼️手札7→6/ゲージ3→1

 

 

螺旋突竜 スパイラル・ドニル

螺旋竜/武装騎竜

サイズ2/攻6000/防5000/打撃2

◼️【コールコスト】君のデッキの上から1枚をこのカードのソウルに入れて、ゲージ2払う。

◼️このカードが攻撃した時、ゲージ1払い、相手の場のモンスター1枚を破壊して、相手にダメージ1!

【貫通】【ソウルガード】

FT『俺たちドニル族のドリルだって、ドラム族には負けないぜ!』

 

 

浩太のライトに、自身の半身ほどもあるでかいドリルを背負い、青い立髪に、機械的な鎧を着た人型の青い竜が現れる。

 

 

ドニル『おし来たぁ!』

 

音木「お前も青い竜かよ」

 

浩太「ああ。レフトに〈螺旋竜 スパイラルレイピア・ドラゴン〉をコール!」

◼️手札6→5

 

 

螺旋竜 スパイラルレイピア・ドラゴン

ドラゴンW

螺旋竜/武装騎竜

サイズ1/攻4000/防1000/打撃2

◼️君の場の〈螺旋竜〉と〈武装騎竜〉のモンスター全ての攻撃力+2000!

◼️このカードが破壊された時、君のデッキの上からカードを1枚ゲージに置く。

 

 

浩太「ライフ1払って装備!〈螺旋剣 スパイラルソード〉」

◼️手札5→4/LP7→6

 

 

螺旋剣 スパイラルソード

ドラゴンW

武器

アイテム/攻3000/打撃2

◼️【コールコスト】ライフ1払う。

◼️君の場に〈螺旋竜〉か〈武装騎竜〉のカードが2枚以上あるなら、このカードの攻撃力+3000!

◼️君の場の〈螺旋竜〉か〈武装騎竜〉が破壊された時、君のライフ+1!この能力は1ターンに1回だけ発動する。

 

 

浩太の手に青い刃の剣が握られる。

 

 

浩太「スパイラルレイピアの能力で自身とドニルの攻撃力+2000!さらにスパイラルソードも自身の能力で攻撃力+3000だ!」

 

 

スパイラルドニル

攻6000→8000

 

スパイラルレイピアドラゴン

攻4000→6000

 

スパイラルソード

攻3000→6000

 

 

浩太「アタックフェイズだ! スパイラルレイピアでライトのアンプスドラゴンを攻撃!」

 

 

スパイラルレイピアのレイピアに螺旋状に渦巻く光りが纏わりつき、アンプスドラゴンを貫く。

 

 

スパイラルレイピア

攻6000

 

アンプスドラゴン

防2000

 

アンプスドラゴン 撃破!

 

 

アンプスドラゴンが1体場から消えた事により、ギタービートドラゴンの攻撃力と打撃力が減少する。

 

 

ギタービートドラゴン

攻13000→10000/打撃4→3

 

 

浩太「スパイラルドニルでギタービートドラゴンを攻撃!スパイラルドニルの能力発動!ゲージ1払い、レフトのアンプスドラゴンも破壊!そしてダメージ1だ!」

◼️ゲージ1→0

 

 

ドニルは右手に持つドリルを高速回転させ、周囲の空気を風に変える。そしてアンプスドラゴンめがけて竜巻を放つ。

 

 

アンプスドラゴン 破壊!

 

 

音木「うぐっ………!」LP9→8

 

 

エンジンを蒸し、ドニルは本来の攻撃対象であるギタービートドラゴンに向かってドリルを構えて攻撃する。

 

 

音木「ソウルガード!」

 

 

スパイラルドニル

攻8000

 

ギタービートドラゴン

防4000

 

ギタービートドラゴン 撃破!

【ソウルガード】ソウル2→1

 

 

浩太「貫通だ!打撃2!」

 

音木「ぐぁぁ!」LP8→6

 

浩太「スパイラルソードでギタービートドラゴンに攻撃するぜ!」

 

音木「ソウルガードだ!」

 

 

浩太の持つ剣に緑色の光りが螺旋状に纏わり、浩太はそのままギタービートドラゴンに突きを放つ。

 

 

スパイラルソード

攻6000

 

ギタービートドラゴン

防4000

 

ギタービートドラゴン 撃破!

【ソウルガード】ソウル1→0

 

 

浩太「ターンエンド」

◼️手札4/ゲージ0/LP6

 

 

 

音木「俺のターン、ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札3→4/ゲージ2→3

 

音木「ゲージ3払い、ギタービートドラゴンに重ねてコール!〈爆蒼音竜 ギタービート・ドラゴン"バスターク"〉」

◼️手札4→3/ゲージ3→0

 

 

爆蒼音騎竜 ギタービート・ドラゴン"バスターク"

ドラゴンW

武装騎竜

サイズ3/攻9000/防6000/打撃2

◼️【コールコスト】ゲージ3払い、君の場のカード名に「ギタービート・ドラゴン」を含むモンスター1枚に重ねる。

◼️このカードが登場した時、君のデッキの上からカードを2枚、このカードのソウルに入れる。

◼️【起動】"キャノンビート・バースト!"ゲージ1払い、ライフ1払ってよい。払ったら、相手の場のモンスターを全て破壊して、このカードは【貫通】を得る。"キャノンビート・バースト"は1ターンに1回だけ使える。

【2回攻撃】【ソウルガード】/ソウル1

 

 

ギタービートドラゴンは光りに包まれ、現れたのは青と白の配色がなされた鎧を纏い、腕が4本になり、両手に大剣型のギターを2本持った青い竜が現れる。

 

 

音木「キャスト!〈ドラゴニックチャージ〉デッキトップから2チャージだ!」

◼️手札3→2/ゲージ0→2

 

音木「さらにキャスト!〈ポジションコントロール〉」

◼️手札2→1

 

 

ポジションコントロール

ジェネリック

◼️次の2つから1つ選んで使える。「ポジションコントロール」は、ファイト中、1回だけ使える。

・君の場のモンスターを好きな枚数選んでよい。その後、選んだモンスターの位置を入れ替えてよい。

・相手の場のモンスターを好きな枚数選んでよい。その後、選んだモンスターの位置を入れ替えてよい。

 

 

音木「スパイラルドニルを選択、センターに置くぜ!」

 

 

音木はレフトに居るスパイラルドニルを指差しで指定する。指名されたスパイラルドニルは抵抗する間もなくセンターへとワープされた。

 

 

音木「ギタービートドラゴンバスタークの起動能力、"キャノンビート・バースト!"ゲージ1とライフ1払って、相手のモンスターを全て破壊する!」

◼️ゲージ2→1/LP6→5

 

浩太「何ぃ!」

 

 

ギタービートドラゴンは両手で持つギターをそれぞれの上腕の手で弦を激しく引いてビートを刻む。それはさっきと同じくらいのめちゃくちゃの騒音であり、また身体が痺れるような感覚が走る。数秒ギターを弾いた後、2つのギターに溜まったエネルギーが拡散するようにスパイラルドニルとスパイラルレイピアに発射される。

 

 

浩太「ドニルのソウルガード!」

 

 

スパイラルレイピアドラゴン 破壊!

 

スパイラルドニル 破壊!

【ソウルガード】ソウル1→0

 

 

浩太「なんて能力だよ………! スパイラルレイピアドラゴンが破壊された時、1チャージ!」

◼️ゲージ0→1

 

音木「ははあっ!それだけじゃねーぞ、この能力の発動によってギタービートドラゴンバスタークは【貫通】を得る!」

 

浩太「なんだって⁉︎」

 

 

ギタービートドラゴンのギターは2本とも今の能力で蓄積されたエネルギーの影響で、青い光りを纏っている。

 

ポジションコントロールの能力でドニルをセンターに移動させた狙いはこれだったのかと浩太は察する。

 

 

音木「アタックフェイズだ!ギタービートドラゴンバスタークで、スパイラルドニルを攻撃!」

 

 

ギタービートドラゴンは切先が鋭いギターの剣で縦一閃にドニルを斬る。

 

 

ギタービートドラゴンバスターク

攻9000

 

スパイラルドニル

防5000

 

スパイラルドニル 撃破!

 

 

音木「貫通!打撃2!」

 

浩太「ぐぅぅ!!」LP6→4

 

音木「ギタービートドラゴンバスタークの2回攻撃で、ファイターに攻撃だ!」

 

 

ギタービートはもう1本のギターソードで浩太を横に斬る。

 

 

浩太「うわぁぁ!!」LP4→2

 

音木「ターンエンドだぜ」

◼️手札1/ゲージ1/LP5

 

 

浩太「俺のターン、ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札4→5/ゲージ0→1

 

 

音木の攻撃に浩太は少しヨロヨロと身体のバランスを崩さないようにカードを引く。

 

 

朝雨「ねえ、真柴くん………浩太、負けたりしないよね?」

 

真柴「ああ、大丈夫。浩太はここぞって時が引きが強いんだ。俺達は信じていよう。」

 

朝雨「うん。」

 

 

真柴は信じている。このファイトは浩太が勝ってくれると。

 

 

 

浩太「キャスト〈ドラゴニック・チャージ"プラス"〉デッキトップから2チャージ、さらに俺のライフが5以下なら、追加で3チャージだ」

◼️手札5→4/ゲージ1→3→6

 

浩太「もう一回出すぜ。ゲージ2払って〈螺旋突竜 スパイラル・ドニル〉をライトにコール!」

◼️手札4→3/ゲージ6→4

 

 

螺旋突竜 スパイラル・ドニル

螺旋竜/武装騎竜

サイズ2/攻6000/防5000/打撃2

◼️【コールコスト】君のデッキの上から1枚をこのカードのソウルに入れて、ゲージ2払う。

◼️このカードが攻撃した時、ゲージ1払い、相手の場のモンスター1枚を破壊して、相手にダメージ1!

【貫通】【ソウルガード】/ソウル1

 

 

浩太の場に再び、自身の半身ほどもあるでかいドリルを背負い、青い立髪に、機械的な鎧を着た人型の青い竜が現れる。ドニルはもうやられまいと言った感じにドリルのエンジンを蒸す。

 

 

浩太「アタックフェイズだ! スパイラルドニルでギタービートドラゴンバスタークに攻撃!」

 

音木「ソウルガードだ!」

 

 

ドニルはドリルのエンジンを蒸し『おっしゃ!』とドリルの回転数を増す。そしてドリルに光りの風が纏わりつき、ギタービートドラゴンへと突撃する。

 

 

スパイラルドニル

攻6000

 

ギタービートドラゴンバスターク

防6000

 

ギタービートドラゴンバスターク 撃破!

【ソウルガード】ソウル1→0

 

 

浩太「貫通、打撃2!」

 

音木「うぐっ………!」LP5→3

 

 

このままスパイラルソードで攻撃したいところだが、浩太の場に〈螺旋竜〉か〈武装騎竜〉のモンスターはスパイラルドニル1体しか存在しない。それによってスパイラルソードは自身の効果でパワーアップできず、攻撃力は3000のままだ。これでは防御力6000のギタービートドラゴンバスタークを突破できない。だが浩太の手札にはまだ希望がある。

 

 

浩太「ファイナルフェイズ! 俺の場に〈螺旋竜〉か〈武装騎竜〉が1体以上居て、アイテムを装備しているなら使える必殺技〈螺旋突破砲 スパイラル・ドリルキャノン!!〉」

◼️手札3→2/ゲージ4→0

 

 

螺旋突破砲 スパイラル・ドリルキャノン

ドラゴンW

必殺技

◼️君のライフが4以下で、君の場に〈螺旋竜〉か〈武装騎竜〉のカードが1枚以上あり、君がアイテムを装備しているなら使える。

◼️【使用コスト】ゲージ4払う。

◼️相手の場のモンスターを2枚まで選んで破壊する。さらに君が装備しているアイテム1枚を破壊してよい。破壊したら相手にダメージ4!!

 

 

浩太の上空に巨大なドリルがついた砲台が現れ、スパイラルドニルはその砲台に飛び乗る。

 

 

浩太「相手のモンスターを2枚まで選んで破壊する!俺はギタービートドラゴンバスタードを選択して破壊する!」

 

音木「なんだと⁉︎」

 

 

ドニルが乗った砲台のドリルが高速で回転し、青い光りの風がエネルギーとなって蓄積される。ドニルが砲台の引き金を引くと回転した光りのエネルギーがギタービートドラゴンへと放たれた。

 

 

ギタービートドラゴンバスタード 破壊!

 

 

音木「くそぉ………!」

 

浩太「まだだ!さらに俺のアイテムを破壊して、相手にダメージ4! スパイラル・ドリルキャノン!!」

 

 

砲台のドリルに纏わる光りの風のエネルギーが赤色に変わり、再び光りのエネルギーが音木へと放たれる。避ける暇もなく音木は赤い光りの風を受け勢いよく吹き飛ばさた。

 

 

音木「ぐわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぉぁぁああ!!」LP3→0

 

 

 

音木のライフが0になった時、ファイト終了のブザーが鳴り、バディファイトヴィジョンが解除される。

 

 

音木「ああ………負けちまったか。」

 

 

音木はゆっくり立ち上がり浩太の元へと歩く。さっきまでの事もあり、浩太は少し身構えた。けどそれとは反対に音木はさっきまでのピリピリした感じとは違った。

 

 

音木「いいファイトだったぜ。悪かったな、さっきは」

 

浩太「えっ………?」

 

音木「勝負事になっちまうと少し感じ悪くなっちまってよ。しかもバディファイトの大きな大会に出るのは初めてで緊張しちまってよ。ついキツい言い方しちまった。すまなかったな。」

 

 

浩太は少し面食らった。まさか普通に謝ってくるとは思わなかった。しかもさっきまでファイトしてた時の雰囲気の悪さも感じない。

 

 

浩太「いや、俺もなんだか失礼な言い方してすんませんでした。」

 

音木「いいんだよ、気にすんな。また縁があったらファイトしような。んじゃ」

 

 

そう言って音木は自分のチームのベンチへと戻って行った。

 

 

 

 

グランドバディカップ本戦

チーム:グロウヴァイオレット vs ハバネロチリソース

先鋒戦 勝者:永橋 浩太

 

 




今回も感想などをぜひ!


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グロウヴァイオレット vs ハバネロチリソース(2)

前回の『バディファイトLoveLive!サンシャイン‼︎』

 

グランドバディカップの第1回戦 2戦目

真柴率いるチーム:グロウヴァイオレットのファイトが始まった。相手は人気バンドグループのチーム:ハバネロチリソース。お互いにバディファイトの大きな大会に出るのが初めてと言う事で気合いと緊張が入り混じっていた。先鋒戦は永橋浩太vsギタリスト音木。音木の繰り出すギタービートドラゴンの高威力の攻撃に翻弄されながらも、浩太は引けを取らずに戦い、見事に浩太が勝利したのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

チーム:グロウヴァイオレット ベンチ

 

 

真柴「浩太、おつかれ」

 

朝雨「いいファイトだったよ!」

 

 

先鋒戦を終えてメインスタンドに戻って来た浩太に真柴と朝雨は賞賛の声をかける。浩太は少し頬を赤らめながらも「まあ、俺にかかればこんなもんよ!」と照れを隠すように威張って見せた。そんな浩太に朝雨は「すぐ調子に乗るんだから」と若干呆れが混じったように言葉を返しす。

 

 

真柴「次は誰が行く?」

 

朝雨「はいはい!私が行く!」

 

浩太「大丈夫か?」

 

 

挙手で志願した朝目に不安の目を向けた浩太に対して「何よ、私じゃ不安なわけ〜〜?」と少しジト目で浩太に向く。「いやいや、そんなことは………」と浩太は慌てて自分の言葉を取り消した。

 

 

真柴「わかった。じゃあ頼むよ朝雨」

 

朝雨「うん。行ってくる」

 

 

そう言って朝雨はファイトステージに上がる。相手のファイターエリアには先ほど真柴と話しをしていた女性、弥恵子が上がって来た。

 

 

弥恵子「あら、あの男の子が相手じゃないのね。」

 

朝雨「悪いですが私が相手です。次の試合まで真柴くんには力を温存しもらっていますから。」

 

弥恵子「そう。一応、私もハバネロチリソースのリーダーなのだけど………いいわ、ならあなたを倒してあのリーダーくんを引きずり出すまでよ。」

 

 

朝雨と弥恵子はデッキケースを腕に当てがう。するとデッキケースに内蔵されているバンドが巻かれ、会場全体に設置された巨大バディファイトシステムが起動した。

 

 

朝雨「この刃、朝霧に降る雨の如く。ルミナイズ!〈朝霧刀刃記〉」

 

弥恵子「私の歌でこの世の全てを震撼させるわ!ルミナイズ〈ソングオブショック〉」

 

 

オープンTHEフラッグ

 

 

朝雨「カタナワールド」

◼️手札6/ゲージ2/LP10

 

弥恵子「ドラゴンワールド」

◼️手札6/ゲージ2/LP10

 

 

弥恵子「私の先攻、ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札6→7/ゲージ2→3

 

弥恵子「キャスト〈ドラゴニック・チャージ〉デッキトップから2枚をゲージに置く。」

◼️手札7→6/ゲージ3→5

 

弥恵子「ゲージ2払って装備!〈竜装 ドラグレッドアーマー〉」

◼️手札6→5/ゲージ5→3

 

 

竜装 ドラグレッドアーマー

ドラゴンW

鎧/武器

アイテム/攻5000/打撃2

◼️【装備コスト】ゲージ2払う。

◼️このカードが攻撃したターンのエンドフェイズ時、君のライフ+1!

 

 

弥恵子は全身に赤い鎧を纏い、竜の顔を模したヘルムを装着する。

 

 

弥恵子「ライトに〈サウザンドレイピア・ドラゴン〉をコール、レフトに〈ベアトラップファング・ドラゴン〉をコール!」

◼️手札5→4→3

 

 

サウザンドレイピアドラゴン

サイズ1/攻5000/防1000/打撃2

 

ベアトラップファングドラゴン

サイズ1/攻4000/防2000/打撃2

 

 

弥恵子「ゲージ3払い、場のモンスター2枚とデッキトップから1枚をソウルに入れて、ライトにバディコール!〈超武装騎竜 クアトロバスターキャノン・ドラゴン〉」LP10→11

◼️手札3→2/ゲージ3→0

 

 

超武装騎竜 クアトロバスターキャノン・ドラゴン

ドラゴンW

サイズ3/攻12000/防7000/打撃2

◼️このカードはセンターにコールできない。

◼️【コールコスト】ゲージ3払い、君の場のモンスター2枚までをこのカードのソウルに入れて、君のデッキの上からカードを1枚ソウルに入れる。

◼️このカードの攻撃は無効化されず、相手の効果で能力を無効化されない。

【4回攻撃】【ソウルガード】/ソウル3

 

 

弥恵子の場に、全身に白い鎧を着用し、両肩に砲台が2つずつ装備された青竜が現れた。その竜は猛々しく咆哮する。

 

 

弥恵子「バトルよ。竜装ドラグレッドアーマーでファイターを攻撃!打撃2よ!」

 

 

弥恵子は右の拳に力を溜める。溜めた力はエネルギー弾となり、拳を前に突き出すと同時に朝雨を目掛けて放たれる。

 

 

朝雨「うぁぁ!」LP10→8

 

弥恵子「先攻は一度しか攻撃できない、ターンエンド。同時にドラグレッドアーマーの能力、このカードがバトルしたターン終了時にライフ+1よ。」LP11→12

◼️手札2/ゲージ0

 

 

朝雨「私のターン、ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札6→7/ゲージ2→3

 

朝雨「キャスト〈朝霧竜法 ドラゴ召集笛〉」

◼️手札7→6

 

 

朝霧竜法 ドラゴ召集笛

カタナW/ドラゴンW

忍竜法

◼️君のデッキの上からカードを3枚見てよい。見たら、その中の〈忍竜〉1枚か、カード名に「ドラマサ」を含むカード1枚を手札に入れる。残りのカードはドロップに置く。「朝霧竜法 ドラゴ召集笛」は1ターンに1枚だけ使える。

 

 

朝雨「デッキトップから3枚を確認、その中から〈朝霧ノ竜士長 ドラマサ〉を手札に加える。」

◼️手札6→7

 

朝雨「そしてライトにバディコール!〈朝霧ノ竜士長 ドラマサ〉」LP8→9

◼️手札6→5

 

 

朝霧ノ竜士長 ドラマサ

カタナW/ドラゴンW

忍竜/緑竜

サイズ1/攻4000/防2000/打撃1

◼️【起動】"忍竜変進"君のアタックフェイズ中、君の手札からカード名に「ドラマサ」を含むサイズ2以上のカード1枚を【コールコスト】を払って、このカードに重ねてコールする。"忍竜変進"は1ターンに1回だけ使える。

【貫通】

 

 

朝雨のライトに現れたのは和装の鎧を着て、首に赤いマフラーを巻いて、腰には鞘を挿している緑竜人だった。

 

 

朝雨「さらにレフトに〈朝霧ノ竜士 ドライチ〉をコール!」

◼️手札5→4

 

 

朝霧ノ竜士 ドライチ

カタナW/ドラゴンW

忍竜/緑竜

サイズ1/攻5000/防1000/打撃2

◼️このカードが登場した時、君のデッキの上からカードを1枚ゲージに置く。この能力は1ターンに1回だけ使える。

 

 

朝雨「ドライチの登場時能力で1チャージ。」

◼️ゲージ3→4

 

朝雨「ゲージ2払って〈朝霧ノ太刀 ドラマサムネ〉を装備!」

◼️手札4→3/ゲージ4→2

 

 

朝霧ノ太刀 ドラマサムネ

カタナW/ドラゴンW

武器/刀

アイテム/攻3000/打撃2

◼️【装備コスト】ゲージ2払う。

◼️お互いのアタックフェイズ中に、君の場にモンスターが登場した時、このカードの攻撃力+3000!!

 

 

朝雨の右手に籠手と、青みのある刃紋が特徴的な太刀が握られる。

 

 

朝雨「アタックフェイズ、まずはドライチでファイターに攻撃!打撃2!」

 

弥恵子「くぅ!」LP12→10

 

朝雨「ドラマサムネでファイターに攻撃!打撃2!」

 

 

朝雨は素早い動きで弥恵子の前まで移動し、太刀を振り下ろす。だがその彼女の攻撃を突然現れた竜の顔を模した盾に防がれてしまった。

 

 

弥恵子「キャスト〈ドラゴンシールド 緑竜の盾〉攻撃を無効化して、ライフ+1よ。」LP10→11

◼️手札2→1

 

朝雨「止められたか………。でも、頼むよ!ドラマサでファイターに攻撃!」

 

 

「承知!」と応え、ドラマサは短刀を構えて疾駆する。そして素早い腕前で弥恵子を斬る。

 

 

弥恵子「うぐぅっ!」LP11→9

 

朝雨「まだまだ私の攻撃は終わりません!」

 

弥恵子「どういう事?」

 

朝雨「いくよドラマサ!"忍竜変進" ゲージ2払って〈朝霧ノ竜士長 ドラマサ"風牙"〉をコール!」

◼️手札3→2/ゲージ2→0

 

 

朝霧ノ竜士長 ドラマサ"風牙"

カタナW/ドラゴンW

忍竜/緑竜

サイズ2/攻6000/防4000/打撃2

◼️このカードは"忍竜変進"の能力でもコールできる。

◼️【コールコスト】ゲージ2払う。

◼️このカードが登場した時、君のデッキの上からカードを1枚ゲージに置いて、君のライフ+1!さらに"忍竜変進"で登場した時、デッキの上からカードを1枚引く。

◼️【起動】"忍竜変進"君のアタックフェイズ中、君の手札からカード名に「ドラマサ」を含むサイズ2以上のカード1枚を【コールコスト】を払って、このカードに重ねてコールする。"忍竜変進"は1ターンに1回だけ使える。

【2回攻撃】【ソウルガード】/ソウル1

 

 

"忍竜変進"の号令でドラマサの身体が青白く光りを放つ。そして光りから現れたのは、緑色のマフラーを巻き、緑がかった色の和風の甲冑を纏い、手には刀の代わりに爪のついたガントレッドを装着したドラマサだった。

 

 

弥恵子「アタックフェイズ中に、モンスターが進化したですって⁉︎」

 

 

弥生子が驚愕するのも無理はない。本来アタックフェイズ中にモンスターが進化することなどあり得ない。だが今目の前で起きた事に、弥恵子の理解が追いついていかない。

 

 

朝雨「ドラマサは"忍竜変進"の能力で、アタックフェイズ中にも新たな姿になる事ができる。ドラマサ風牙の登場時能力、1チャージ、ライフ+1!さらに"忍竜変進"で登場しているなら、1ドロー!」

◼️手札2→3/ゲージ0→1/LP9→10

 

朝雨「ドラマサ風牙でファイターに攻撃!」

 

弥恵子「くっ、キャスト!〈ドラゴンシールド 青竜の盾〉攻撃を無効化して、1チャージ!」

◼️手札1→0/ゲージ0→1

 

 

ドラマサは緑色の風に乗って弥恵子に斬りかかるが、青い竜の顔を模した盾に攻撃を阻まれる。

 

 

朝雨「ドラマサ風牙の2回攻撃!もう一度ファイターに攻撃!打撃2!」

 

弥恵子「ぐぅぅ!」LP9→7

 

朝雨「ターンエンド」

◼️手札3/ゲージ1/LP10

 

 

弥恵子「私のターン。ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札0→1/ゲージ1→2

 

弥恵子「アタックフェイズ中に進化するモンスターね、面白いわ。これは倒しがいがありそう!メインフェイズは何もせず、アタックフェイズ!」

 

弥恵子「クアトロバスターキャノンドラゴンでファイターを攻撃!」

 

 

四つの砲台を構えた青竜は自らの肉眼で朝雨に照準を定め、四つの砲台の内の1つからエネルギー弾を放つ。着弾したエネルギー弾は轟音を鳴らして爆発を起こす。

 

 

朝雨「きゃぁぁ!!」LP10→8

 

弥恵子「クアトロバスター、2回攻撃!打撃2!」

 

 

クアトロバスターキャノンドラゴンはさっき撃った砲台とは別の砲台にエネルギーを溜め、それを放つ。

 

 

朝雨「うぁぁぁ!!」LP8→6

 

弥恵子「クアトロバスターで3回攻撃!打撃2!」

 

朝雨「ぐぅぅぅ!」LP6→4

 

弥恵子「クアトロバスターで4回目の攻撃!」

 

朝雨「キャスト!〈朝霧竜法 ドラゴ躱し身~火~〉」

◼️手札3→2

 

 

朝霧竜法 ドラゴ躱し身~火~

カタナW/ドラゴンW

忍竜法

◼️相手のターンの攻撃中に使える。

◼️【対抗】その攻撃を無効化し、相手にダメージ1!「朝霧竜法 ドラゴ躱し身~火~」は1ターンに1枚だけ使える。

 

 

朝雨は高くジャンプしてクアトロバスタードラゴンの主砲から放たれるエネルギー弾を躱す。

 

 

朝雨「攻撃を無効化して、ファイターにダメージ1!」

 

 

そして手に炎弾を作りそれを弥恵子に放つ。その炎弾は着弾と同時に爆発を起こす。

 

 

弥恵子「くっ………!」LP7→6

 

弥恵子「やるわね。でも残念だけど、クアトロバスターの攻撃は無効化されないわ。そのまま攻撃続行!」

 

 

クアトロバスターは口にエネルギーを集めて、そのエネルギー弾を放つ。空中にいる朝雨は避ける間もなく攻撃を受ける。

 

 

朝雨「きゃぁぁ!」LP4→2

 

弥恵子「やるわね、ターンエンド」

◼️手札1/ゲージ2/LP6

 

 

朝雨「私のターン、ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札3→4/ゲージ1→2

 

朝雨「私もメインフェイズは何もしない、アタックフェイズ!」

 

朝雨「朝霧ノ竜士ドライチでファイターに攻撃!打撃2!」

 

 

ドライチは短剣を構えて弥恵子に向けて突撃する。だがそれを遮るように目の前にクアトロバスタードラゴンが阻んだ。

 

 

弥恵子「キャスト〈ドラゴニック・フォーメーション〉ライトのクアトロバスタードラゴンをセンターに移動させ、攻撃対象を移すわ」

 

 

クアトロバスタードラゴンの防御力は7000、朝霧ノ竜士ドライチの攻撃力は5000、ドライチの攻撃は完全に通らない。

 

 

朝雨「なら、ドラマサ風牙でクアトロバスタードラゴンに攻撃!」

 

弥恵子「攻撃力6000では、クアトロバスターには勝てないわよ?」

 

朝雨「わかってます!キャスト〈朝霧竜法 ドラゴ炎刃〉」

 

 

朝霧竜法 ドラゴ炎刃

カタナW/ドラゴンW

魔法

◼️【対抗】君の場の〈忍竜〉1枚を選ぶ、選んだモンスターの攻撃力+2000して【貫通】を得る。

◼️〈朝霧竜法 ドラゴ炎刃〉は1ターンに1枚だけ使える。

 

 

朝雨「ドラマサ風牙の攻撃力+2000!さらに【貫通】を得ます!!」

 

弥恵子「ソウルガード!」

 

 

ドラマサ風牙

攻6000→8000

 

クアトロバスタードラゴン

防7000

 

クアトロバスタードラゴン 撃破!

【ソウルガード】ソウル3→2

 

 

朝雨「貫通、打撃2!」

 

弥恵子「くっ………」LP6→4

 

 

朝雨「ドラマサ風牙で2回目の攻撃!」

 

弥恵子「ソウルガードよ!」

 

 

クアトロバスタードラゴン 撃破!

【ソウルガード】ソウル2→1

 

 

朝雨「貫通!」

 

弥恵子「くぅぅ!」LP4→2

 

 

本来ならこの時点で攻撃できるカードは無くバトルフェイズを終了することになる。だが朝雨のバトルフェイズはまだ終了していない。

 

 

朝雨「まだまだ、ドラマサ風牙の"忍竜変進"!手札から、ゲージ2払ってコール!〈朝霧ノ竜士長 ドラマサ"雷槍"〉をコール!」

◼️手札4→3/ゲージ2→0

 

 

朝霧ノ竜士長 ドラマサ"雷槍"

カタナW/ドラゴンW

忍竜/緑竜

サイズ2/攻5000/防1000/打撃3

◼️【コールコスト】ゲージ2払う。

◼️このカードが登場した時、このターン中、このカードの攻撃力+3000!さらに"忍竜変進"で登場した時、このターン中、このカードの打撃力+1して、【貫通】を得る。

◼️【起動】"忍竜変進"君のアタックフェイズ中、君の手札からカード名に「ドラマサ」を含むサイズ2以上のカード1枚を【コールコスト】を払って、このカードに重ねてコールする。"忍竜変進"は1ターンに1回だけ使える。

【ソウルガード】

 

 

ドラマサは強い光りに包まれる。そして光りから現れたのは、格好こそ変わらないが、鎧の配色が緑から黄色くなり、手には雷を纏う一刃の槍を持っていた。

 

 

朝雨「ドラマサ雷槍の登場時、このターン中だけ攻撃力+3000、さらに"忍竜変進"で登場していれば、このターン中、打撃力+1/【貫通】を得る!」

 

 

ドラマサ雷槍

攻5000→8000/打撃3→4/【貫通】

 

 

弥恵子「なんですって!?」

 

朝雨「行け!ドラマサ雷槍でクアトロバスタードラゴンに攻撃!!」

 

 

ドラマサは雷を纏う槍をまっすぐに構え、疾風迅雷の如く疾駆する。ドラマサのあまりの速さにクアトロバスターは防御の構えを取る事なく腹部に風穴が空く。

 

 

ドラマサ雷槍

攻8000

 

クアトロバスタードラゴン

防7000

 

 

朝雨「貫通!打撃4!!」

 

 

ドラマサはクアトロバスターの腹部を貫いた勢いのまま弥恵子に槍の一撃を振るった。

 

 

弥恵子「きゃぁぁぁぁあ!!」LP2→0

 

 

 

 

弥生子のライフが0になった瞬間、ファイト終了のブザーがなり、会場のモニターに『春川朝雨WIN』の文字の後に『チーム:グロウヴァイオレット2回戦進出』の文字が出る。そして観客から熱い声援が送られた。

 

 

弥恵子「負けちゃったわね。残念だわ」

 

音木「まぁ気を落とすなよ。負けたけどいいファイトしてたぜ」

 

弥恵子「ありがとう。あんたにしちゃ優しいじゃない」

 

音木「るっせーよ!"にしては"は余計だわ」

 

 

「まあでも」と音木は喜びに満ちているグロウヴァイオレットの3人を見て呟く。

 

 

音木「あの喜びようを見てると、初めてライブのステージが成功した時の俺達を見てるようでよ………」

 

弥恵子「そうね。今は素直に彼らの勝利に賛辞を送っておきましょ」

 

 

そしてチーム:ハバネロチリソースは会場を去って行った。

 

 

メイン会場の特別観覧席、名のあるVIPや本大会の参加者しか座れない特別席に千歌、曜、梨子が座っていた。そこに冷たい飲み物を持ったダイヤ達三年生の3人と一年生達が合流する。

 

 

ダイヤ「どうやら真柴さん達は勝ったみたいですね。どうでしたか?彼らのファイトは」

 

千歌「うん。凄かったよ」

 

曜「真柴君はファイトしてないけど、でもチームメイトの2人も結構強かったよね」

 

梨子「うん。2回戦が楽しみになってきたわ」

 

 

真柴達グロウヴァイオレットが勝った事で、2回戦のAqoursの相手はグロウヴァイオレットに決定している。真柴とは冥府龍や魔星龍の件で共に闘った中だ。実力も分かっているが、こんな大舞台でチーム戦で闘うのは初めての事、千歌と曜と梨子は次の試合が楽しみで仕方ない様子だ。

 

 

ダイヤ「忘れてはいませんね?千歌さん。あなたは3回戦までファイトは禁止ですよ」

 

千歌「わ、分かってますよ〜〜!ダイヤさん〜〜!!」

 

 

 

 

   ◆

 

 

 

それから、第1回戦は着々と進んでいく。

3戦目、チーム:トライアル vs チーム:最高Jan

チーム:トライアルが勝利

4戦目、チーム:風の行方 vs チーム・: エスカトロジー

チーム:エスカトロジーが勝利

5戦目、チーム:アリーシャ vs チーム:フラッシュマン

チーム:アリーシャが勝利

6戦目:チーム:いちごミルク vs チーム:鬼舞羅(キマイラ)

チーム:鬼舞羅が勝利

7戦目、チーム:虎の牙 vs チーム:Saint Snow

チーム:Saint Snowが勝利

8戦目、チーム:QU4RTZ vs シレーヌ

チーム:QU4RTZが勝利

9戦目:チーム:ヴィジット vs チーム:鉄の夢

チーム:鉄の夢が勝利

10戦目、チーム:クルージス vs チーム:セイレーン

チーム:セイレーンが勝利

 

 

この結果に会場は大きく湧き立ち、勝利チームに大きな声援が浴びせられた。グランドバディカップ第1回戦トーナメントが全て終わり、次は第2回戦トーナメントへと続く。

 

 

 




今回も感想を是非!!

サボりにサボりを重ねたらもう半年以上更新してませんでした。すみませんでした。今のペースだといちいち第1回戦トーナメントの試合を書いていたら後何年かかるかわかりませんので、雑ではありますが第1回戦は端折らせていただきました。

次回からは第2回戦トーナメント開始になります。


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