頼んだ英霊は全員女性だった件について (悠埜)
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所謂プロローグってやつだ

この小説は主人公最強です。それをあまり好ましくないと思っている人は
読まないでください。つたない文章ですがどうぞよろしくお願いします。
意見感想文句etcなんでもお待ちしております。



 

 

  

 

  「死ね、この駄神が!!」

 

  「すみませんでした。」俺の目の前で土下座する爺さん。

 

   ど〜も〜西城 拓海で〜す。

 

  ただいま目の前にいる爺を蹴る事に全力を注いでいます。

 

  今、何でこんな事になっているかと言うと、例によって

 

  例のごとくテンプレってやつだ。

 

  道路交通法ナニソレおいしいの。な感じの140km/時ぐらい出していた

 

  トラックの前に子供が来る。→子供を助けて俺が死ぬ。→爺さんが間違えて俺を殺した。

 

  →俺が爺さんにきれる。←{今ここ}

 

  「で、俺はいったいどうなるわけDESUか?」

 

  「いわゆる転生ってやつになる。これは決まりでの〜願いは三つだけじゃ。」

 

  「少ないな。」「安心しろ。基本的には絶対原作に関わることができるから。

   ついでに言えば性別はそのままじゃ。容姿は悪いようにはせん。」

 

  「なら、転生者のいない世界がいい。」「それはもともとからそういう決まりじゃ」

 

  「ラッキ〜。なぁ。今、唐突に思ったんだが。俺は何の世界に行くんだ?」

 

  「本当に唐突じゃのいわゆる魔砲少女リリカルなのはというやつじゃ。」

 

  「まさかの魔王様がいる世界かよ。」{魔王様じゃないなの。}

 

  「ぶっ。さすが魔王様。マジパね〜〜。」

 

  「それじゃあ気おとりなおして、どんなものでも治せる程度の能力をくれ。」「OKじゃ」

 

  「二つ目は俺をSSSランクの魔導師にしろ。」「ありふれたものじゃの〜。OKじゃ。」

 

  「サーヴァント頂戴[ハート]」「分かったわい。じゃがアンリマユ等の神様はむりじゃぞ。それで良   いならOKじゃ。」

  

  「神様じゃなければ良いんだよな。」「まあな、{言い方に不穏な気配を感じるのう}」

  −−−−−−−−−−−−−−−−−−−二十分後 −−−−−−−−−−−−−−

   「ふむなら送るぞ。」「爺殺す。」「はい?」

 

  「こういうのは基本的に穴に落ちるのが基本だから予め行っておこうと思ってな。」

 

  「そんなことはせん。扉をくぐってもらうだけだ。」「さいでっか。」

 

  「それでは良い人生を。」「ありがとよ〜〜。爺さん〜」ルパンふ風に

 

  「ありがとう、か。初めてじゃの。最初の態度はいただけなっかたが。まあ

   一寸だけサービスするかの。」「ついでにアレもあいつの好みに変えとくかの。」

 

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

 「オギャアアアアア」

 

 「お前の名前は大和。高天原 大和だ!!。」無駄にイケメンなひとが言っている。

 

 「あらあら。いい名前ね。」やたらと美人なお母さんらしき人が言っている。

 





すいません、変更させていただきました。
どんな傷でも治せる→どんなものでも治せる
魔道師ランクをEX→SSS
そして少々伏線を…。
感想などお待ちしております
それでは次回もサービスサービス


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Set up

「はっはっは~。疲れた~。」

 

 「王よ、そんなので疲れていてどうするのですか。

 

 それでは次の大会で優勝など夢のまた夢ですよ。」

 

 「当たり前じゃ。何処に神代の英雄とやりあって疲れない5歳児がいる。」

 

 今俺をしごいているのは神代の英雄アーサー王伝説に出てくる円卓最強の騎士

 

 <ランスロット卿>だでもなぜか女性なのだ。

 

 この問題を追求するには4歳の誕生日にさかのぼる。

 

 俺の父さんと母さんは現役バリバリの執務官と捜査官だ。なのでとても忙しいのだが

 

 わざわざ俺の誕生日と言うこともあって

  

 休暇をとってくれたので今日ささやかの誕生会をしているわけだ。

 

 

父「今日はお前にすばらしい誕生日プレゼントがある」

 

俺「本当ですか、父さん」

 

母「ええ。大和これはあなたが絶対喜ぶと思いますよ。」

 

母「さあ包みを解いてみなさい。」

 

そこにあったのは真ん中にサファイヤのような緑色の宝石がはまった

 

銀色の十字架だった。

 

「これは?」

 

父「お前の欲しがっていたデバイスだ。お前は魔力量がとても大きいからな。正確に測ったことは無い

けどかなりの量だろう。だからそれに絶えうる強度のデバイスを作るのに時間がかかった、という訳

だ。」

 

俺「有難う父さん母さん。」

 

母「早速セットアップしてみて。」

 

俺「わかった。名称登録。正式名称ダーゲスアンブルッフ

 

愛称はダルフ マスターは高天原 大和 術式はミッド式

 

いくぞダルフセット・アップ」

 

光に包まれた後の自分の姿は一言で言うならFFⅩⅢのライトニングの男版の姿みたいだ。

 

武器やはりライトニングの使っていたガンブレードそれも二つ両方腰につるしてあった。

 

「父さんも母さんもよくこんな武器知っていたね。

 

「いやこれはほとんど主人の思い描いた感じで出来るようになっているからそれがお前の思い描く

 

魔導師という訳だ。

 

「なるほど」

 

「さあ今日は遅い、もう寝なさい。」「ハーイ」

 

 

 

次の日

 

機能は本当に最高だったな。と上機嫌に起き上がろうとして手に力を入れると

 

「アンッ」

 

と言うとても艶めいた声が聞こえた。

 

「ムニュムニュ」 「アンッ。王よだめですこんな朝早くに\\\\\\。」

 

「え?」

 

揉む。艶声が聞こえる=女性の胸を揉んでいる?

 

目をこっすてよく見るとやたらと扇情的な格好をしたお姉さんが俺の横で寝ていた。

 

「わああああああああああ」

 

ついつい大声を上げてしまったぼくは絶対に悪くないと思う。

 

「大和。どうした。」父さんと母さんが俺の部屋に入ってきた。

 

「えっと、大和。」固まる両親。

 

 動き出すなり「避妊はしっかりしろよ。」と言って出て行った。

 

「王よおはようございます。」「うん。君誰?」

 

 「これを神様から預かってきています。」といきなり手紙を渡してきた。

 

「やっほう。どうじゃ、いきなり朝起きたら美人が横で寝ている。

 

 素晴らしい展開じゃろ。おぬしの横にいるのはワシがおぬしに送った英霊じゃ。名はランスロット

 

 おぬしも聞いたことぐらいはあるじゃろ。本当はサービスということで後4人ほど送りたかった

 

 のじゃがおぬしが誰を必要としているか分からんかったのでな。なのでおぬしが必要となったなら

 

 呪文をそらんじた後、必要な英霊の名を言え。そしたら召喚されるじゃろ。

 

 後おまけ付きで宝具とユニゾンできるようにしといた。

 

 忠誠心も折り紙つきじゃ。夜の相手もいけるぞ。それでは達者でな。」

 

「という訳です。王よわが身とわが剣は生涯、王の矛となり盾となることを誓います。

 

 それでは末長くよろしくお願いします。」「それと、可愛がってくださいね\\\\。」

 

 「最後のですべて台無しだよ。」

 

 どうやら俺の人生は平穏無事とは行かないわけかよ。

 

追伸

 英霊はお主の子を孕むこともできるぞ。やったね。

 

 ビリッよし俺は何も見なかったぞ。




加筆、修正しました。今度から本格的に関わっていきたいかなと思っています。感想、意見お待ちしております。ぜひともよろしくお願いします。


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二度目の小学生Orz

どうもこんにちわ。悠埜です。
最近、学校のテストがあったので少々、休ませてもらっていました。
結果は聞かないでください。それでは第三話どうぞ。


「ふぁ~」

 

 たった今、私立聖祥大付属小学校の入学式だ。

 

 校長の話が退屈すぎてついつい寝てしまった。反省はしているでも後悔はしていない。

 

 一つの白い花柄のハンカチが風によって飛んできた。

 

 「すいませ~ん。それとっていただけませんか~」

 

 ハンカチをとって渡そうと思ったらなんと高町なのはだった。

 

 「ありがとうございます。これ入学祝にお姉ちゃんが作ってくれたんです。」

 

 「それは良かったね。ならなおさら大事にしないと」

 

 「はい。ところで名前を伺ってもいいですか?私は高町なのはです。」

 

 「ああ、僕の名前は高天原大和。高天原だと仰々しいから大和でいいよ。」

 

 「わかったの、これからよろしくね、大和君。」

 

翌日

 「えーっと。俺の席はここかな。」

 

 まだ先生が来るまで時間があるので本を読んでいるといきなり背中をたたかれた。

 

 「誰?」

 

 「私だよ、高町なのは。クラス同じだったんだね。」

 

 「というか、席僕の後ろだったんだ。」

 

 「うん。改めてこれからよろしく。」

 

 「それじゃ~、授業始めるから静かにしてね~」

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「ただいま~」

 

 「王よ、お帰りなさい。どうかしたのですか。楽しいそうな顔をしていますね」

 

 「ああ、昨日たまたま知り合ったやつとおんなじクラスで席が前後だってな。」

 

 「それは良かったですね。それでは稽古を始めますか。」

 

 「はいはい。わかりました」

 

 学校からかえったら稽古これが普段の僕の日課だ。




少々中途半端なところで終わってしまってすいません。
次回も出来るだけ早くに投稿したいなと思っています。
ご意見ご感想。どんどんお待ちしております。
これからもどうぞよろしくお願いします。


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第4話 原作一歩手前

こんにちは
更新遅れてすいません。最近いろいろありまして。
もうすぐ夏休みに入るので更新スピードも上がると思います。
それでは第4話そうぞ


 「大和君、大和君、新しいクラスはどうだったの?」

 

 「ああ、俺もなのはもすずかもアリサも同じクラスだ。初めてじゃないのか、この4人が同じクラスに  なるの。」

 

 「そうなの、昨年は大和君が違うクラスだったから寂しかったんだよ。」

 

 「それはすまなかったな、だけど文句なら先生に言ってくれよ。」

 

 「言いに行こうとしたら大和君が止めたの。」

 

 だって仕方が無いじゃないか、あの時なのはは先生にOHANASHIしてくるの。とか笑顔で言いながら  職員室に向かっていったんだぜ。先生たちがかわいそう過ぎるだろ、いくらなんでも。

 

 

 「大和、クラスわけどうだったのよ。」

 

 「今年は俺ら4人とも同じクラスだぜ。今、なのはと同じような事はなしてたんだ。」

 

 「やったね大和君。」

 

 「まあな」

 

 これで小学3年生、もうすぐ原作が始まる。さて、この話をハッピーエンドに導けるかね、いや違う弱 気になって如何するんだ。英雄は必ずハッピーエンドにしないといけないんだ。

 

 「どうしたの大和君?すごい怖い顔になっていたよ、なんか悩みでもあるの?」

 

 鈴鹿が心配そうに顔を覗き込んでくる。

 

 「いやちょっと考え事をしていただけだから気にしなくていいよ。」

 

 

 「「お帰りなさい主」」

 

 「ありがとうランスロットと

 

         アザゼル」

 

 

 「いいえ」

 

 そう俺が話しているのアザゼル知っている人なら知っているかなり有名な奴だ。

 

 アザゼル、『旧約聖書』や『第一エノク書』に出てくる堕天使で名は「神の如き強者」という意味の ヘブライ語に由来し、「神が力を与える者」の意味であるとも言われている

 

 俺が小学校1年生になって少ししてランスロットから次の英霊を召喚して言いと許可を貰い誰にするか 考えていた時、ちょっと複雑ないきさつがあり強大な力を求めた。そして行き着いた先が神格級の召 喚だ。だが神に念を押されていたように神様は召喚できなかった、ならばどうすればいいか。迷った あげくに俺が出した結論は2つだ。

 

 一つ「ディスクが1枚で足りないなら2枚にすればいい」。

 それと 「神レベルの強さを持ちながら神様 じゃないものを召喚する」そしてこれを実行した。

 

 最初候補に出てきた時「堕天使アザゼル」か「天使長ミカエル」にしようか迷ったのだが汚い道を歩 いていくかもしれないので天使はなしということでアザゼルを召喚した。

 結論から言うと成功はしたがディスクは3枚必要で神様じきじきにこの方法はもう使えないとお話を貰 った。アザゼルは近接戦闘もとても強いが何よりも魔法が凄い。容姿も黒髪に170センチほどの身長 で出るところは出ていて引っ込むべきところは引っ込んでおり10人中10人は振り向くような容姿だ。

 

 修行はとてつもなくスパルタだけど…。

 

 「どうしたのですか大和」

 

 「いやアザゼルの償還のときのことを少々思い出していたんだ。さて稽古をしようか。」

 

 「「ええ、わが主よ」」




こんばんわ次回から原作に入っていこうと思います。
こんな駄文ですがぜひともよろしくお願いします。


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第5話 原作開始

どうも、こんにちは
昨日二次ファン閉鎖の話を聞いてとても驚いています。
詳しくは活動報告に書いていますがこの小説とカンピオーネのほうは移転したいなと思っています。
それとぎりぎりまでこの小説も更新続けたいと思いますので皆さんのご協力お願いします。


 「ねえ、大和君は将来の夢はなんなの?」

 

 「ああ、授業の話の続きか…。さあな、でも自分がやりたいと思っている事を見つけてやりたい    な。」

 

 「あんた、そんなんで大丈夫なの?」

 

 「そういうアリサちゃんは?」

 

 「私はパパの会社を継ぐことよ。すずかはどうなの?」

 

 「私は工学系かな?なのはちゃんは」

 

 「まだわかんないなの。」

 

 「まあ、なのはは喫茶翠屋の2代目と言う道もあるしな。」

 

 「う~ん、それでも…。」

 

 「まあ、時間は有限だが悩む時間はまだまだある。存分に悩めばいいさ。」

 

 「あんた、たまに本当に同年代かと疑うようなせりふを言うわね…。」

 

 「早熟と、言ってくれたまえ」

 

 「あはははは、おかしいの」

 

 

 

 

 「こっちが近道だからこっちを通ろうよ。」

 

  ここがなのはが原作と関わる分岐点か

  だけど俺には止める権利なんて無いな。精一杯なのはフォローしていくしかないか…。

 

・・・・・・・・助k・・・・・助けt・・・・・助けて・・dさい・・・・助けてください・・・・

 

 なのはが辺りを見まわす。

 

 「すずかちゃん、ありさちゃん、大和君なんか今聞こえなかった?」

 

 「何言ってんの、私は何も聞こえてないわよ。」

 

 「私も何も聞こえてないよ、なのはちゃん。」

 

 「俺は何かかすかに聞こえた気がするけれども…。」

 

・・・・・・・・助けて・・・・・助けてください・・・・・・・・・・・・

 

 「やっぱり聞こえるの。聞こえなかった」

 

 「だから聞こえてないって言ってんでしょうが」

 

 「やぱっり聞こえないよ」

 

 「俺も聞こえなかった」

 

 「こっちから聞こえたの」

 

 なのはが駆け出したあいつ体育系の科目苦手じゃなっかたっけ…。えらく速いな。

 

 「ここらへんからなの」

 

 そういってなのはがそこらへんの茂みをかき回すので俺たちもそれに参加した。

 

 「いたよ」

 

 どうやらなのはは見つけたみたいだな。これで歯車は回りだした、か…。

 

 「すごい怪我しているじゃない」

 

 「病院速く連れて行かないと。」

 

 「鮫島。ここから一番ちかい獣医はどこよ、それと早く車を回して。」

 

 ユーノは原作同様血まみれの姿で転がっていた。

 

 

 

 「ただいま」

 

 「おかえりなさい、我が主。」

 

 「原作が始まった。」

 

 「そうですか…。」

 

 アザゼルとランスロットにはもう俺が転生者だということは話している、まあ話す事になった理由も 大分訳ありなんだけどな、この話は別の回に。

 

 「そういえば、アザゼルはどこにいるの?」

 

 アザゼルはいつもランスロットと一緒に出迎えてくれるんだけどな、俺なんか嫌われるようなことし  ちゃったかな?

 

 「どうも上空からなのは達を見ているようですね。護衛というのが適切でしょうね。」

 

 「そうか、今夜動くから準備しといて。」

 

 「御意、我が主(イエス・マイロード)

 

 さてと、それではご飯を食べて英気を養いますか、俺が手を出さないに越した事はないんだけど    な…。

 

 「ただいま戻りました。」

 

 アザゼルが帰ってきたみたいだ。

 

 「どうだった、なのは達の様子は?」

 

 「それぞれ家に帰りましたよ。それとジュエルシードですが封印前のものを2個ほど見つけることが出  来ました。」

 

 「ありがとう、それはとっても助かったよ。それとアザゼル。」

 

 「今夜、動くのですね。どちらとユニゾンされるのですか?」

 

 今のところ俺は2人ともユニゾンできるようになっている。といいてもアザゼルはまだちょっと心配な レベルなんだけどな…。

 

 「ランスロットにする、市街地の陸上戦闘だしもしかしたら近接格闘するかもしれないからね。それ  とユニゾンの時の僕の名前は「侵略皇帝(ナポレオン)」と呼んでくれ。」

 

 「「御意、我が主(イエス・マイロード)」」

 

 

 「Accel Shuter」

 

 「やぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」

 

 なのはが大声を上げて桃色の砲撃を打ち込んだ

 どうやら無事2つとも封印に成功したようだな…、ちょっと待て本来ならジュエルシードは3個のはずで は?辺りを急いで見回すとなのはの後ろにうごめく影が!

 

 「ふう」

 

 なのはは気を抜いてしまったのだろう、後ろの敵に気づいてない

     

     ヤバイ

 

 「ボーゲンモード」

 

  Bowgen mode

 

 「中てれますか?」

 

 ランスロットが挑発的に聞いてくるので言葉ではなく行動で返す。

 

 「当たれ」

 

 ドスッ

 

 ドカンッ

 

 当たって破裂した

 

 「腕を上げましたね、我が主」

 

 「まあね」

  

 内心では冷や汗モノだったけどね。

 うん、どうやらなのはとユーノがこちらの存在に気づいたようだ。

 といっても、フルプレート(全身装甲)の鎧を装着しているし夜だから背格好ぐらいは分かるとしても 顔は分からないだろうけども…。

 

 さてね、そろそろ潮時だな

  帰ろっか

 

 




後書き次回の更新も出来るだけ早めたいと思います。


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第6話 閃光との邂逅

こんにちは悠埜です。
未だに決心がつきません。一応TINAMIさんにアカウントは持っているんですけどね…、どうも悩んでしまいます。7/20までに無印は完結させたいと思います。
A'sは確約できません、すいません。辛気臭い話はここぐらいまでにしてそれでは第6話どうぞ。



 「すまないアザゼル、学校に欠席連絡をしといてくれないか」

 

 「ずる休みはいけませんよ、主」

 

 「頼むよ、ジュエルシードを探したいんだ。そろそろフェイトも出てくると思うから今のうちにちょ っとでもいいからアドバンテージが欲しいんだ。」

 

 「主の父上と母上が言っておられたではありませんか、事件に関わるのはいいが自分の行動には責任  を持てとそして学業は疎かにしてはいけないと。」

 

 じつはジュエルシードの事については事件があったその日のうちに父さんと母さんに話しておいたん だ。そしたらさっきの有難いお言葉うぃ頂いた。ジュエルシードについては向こうでも調べておいて くれるらしい。といっても忙しいからあんまり期待するな、とのことらしい。

 

 「大丈夫だって、ちゃんとテストの点数も維持するしさ。」

 

 「いいのではないですか、アザゼル。」

 

 「ランスロット、あなたまで。本来我らは主をいさめる立場なのですよ。」

 

 「確かにこの行為が私利私欲のためというのなら私も止めるが、主は私利私欲のためというわけでも なさそうだしな。それに心配なら貴方が主のそばにいて監視すればいいのではないか。」

 

 「頼むよアザゼル」

 

 「はぁ、これではマルデ私が悪者ではありませんか…、いいでしょう分かりました。学校のほうには

 私から連絡しておきます、しかし主そのかわり私かランスロットのどちらかを連れて行ってくださ  い。」

 

 「了解、それじゃあ午前はランスロット午後はアザゼルがお願い。空いているほうは空てるほうでジ ュエルシードを探しておいてくれないか。」

 

 「「了解しました、我が主(イエス・マイロード)」」

 

 

 「そろそろ日も暮れてきたからやめにしますかね…。」

 

  ピキン

 

 「主、魔力反応です。」

 

 アザゼルから念話が届く。

 

 急行するとそこには巨大な猫がいた。

 

 おいおい、あの猫って原作ではなのはとフェイトの1番始めての出会いの場所だろ。

 

 さて、どうしますかね、まあいいや。姿を隠したまま探りを入れる感じで問題ないだろ。

 

 ドンッ

 

 鈍い音がする。

 

 振り向くと猫が倒れており、煙が上がっている。

 

 フェイトが出現したという事か。

 

 そして、なのはとフェイトが戦い始めた。やはり経験の差というべきか勝負は一瞬でそれもフェイト の勝ちで決まった。

 

 そしてフェイトがなのはに止めを刺そうとするときに間に割り込む。

 

 バシッ

 

 真剣白刃取り成功。

 

 フェイトもなのはもどうやらかなり驚いている。

 ま、自慢の必殺の一撃を正体不明の何者かに止められたりその正体不明の奴に助けられたらそりゃ誰 でも驚くわな。

 

 「喧嘩両成敗と言いたいところだけれども仏の顔も3度までというし今回は無罪放免だ。」

 

 「だっ誰?」

 

 なのはがかなりうろたえた口調で俺に聞いてくる

 

 「俗に言うこの土地の管理人だ。君達の戦闘で土地が荒れ果ててしまわないように止めさせてもらっ

 た。」

 

 「貴方の名前は、そして何故魔法が使えるのですか?」

 

 ユーノが念話で俺に問いただしてくる。

 

 「そうだな名前は侵略皇帝(ナポレポン)ということにしといてくれ。そして魔法だったか?これは 生まれた時から使える力だが…、まぁ、お前達に話すような事ではないな。」

 

 「ジュエルシードを渡してください。」

 

 ここで始めてフェイトが会話に参加してきた。

 

 「なに言っているんだ。それはとても危険のものなんだ。」

 

 「俺抜きで話すな、両者にどういう事情があるかは知らないがこの町を荒らすと言うのなら俺は黙っ  ているつもりは無いぞ。」

 

 「フェイト、撤退するよ」

 

 アルフの念話の直後俺となのはに向かって魔力弾が飛んでくる。

 

 Protection

 

 ドッカン

 

 ちっ

 

 防いだつもりが掠ったみたいだな

 

 そしてやけに新鮮な空気が鼻を衝く

 

 どうやらフェイス部分が掠った衝撃で壊れたみたいだ

 

 あっ

 

 こちらを振り返って見たフェイトと目が合う

 

 バッ

 

 急いで顔を隠したのでなのはには見られなかったが確実にフェイトには顔を覚えられただろう。

 

 ハァァァァ

 

 つい口からため息が出てきた、幸先が思いやられることで。

 



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第7話 そして主人公は決意する

すいません
7/14の夜に投稿する予定だったんですけどボタンを押し間違えちゃってデーターが飛んで書き直すのに時間がかかりました。主に作者のやる気的な意味合いで…、それでは第7話どうぞ


 

 まずったな~と心の中で思いながら夕方の商店街を歩く。

 

 ランスロットとかアザゼル辺りに言ったら絶対に

 

 「「主の未熟故です」」

 

 って答えが返ってくるな…、はぁ

 

 自然とため息が出てしまう。フェイト達に会う前にもう少しジュエルシードを確保しておきたかった

 んだけど、もうその目論見は潰えた。さらにはフェイトに顔もばれてしまった。俺の当初の予定とは 大分違うな、さてここから如何しますかね。おっとその前に頼まれていた食材の買い足しを済ませな いと。

 

 

 

 牛肉も買ったししょうゆも買った、後は玉ねぎだけだな、そう思いながら食材コーナーへと足を向け ると誰かとぶつかった。

 

 どんっ

 

 「あっ。すいません、あっ」

 

 「いえ、こちらこそすいません…、って」

 

 「ナポレオン!!」「フェイト!!」

 

 俺達は同時に名前をとんだ。まっ、俺の場合は思いっきり偽名だけど。

 

 ダッ

 

 パシッ

 

 フェイトが急いで逃げようとするので腕を掴む。

 

 「ここであったのも何かの縁だ、話さないか」

 

 駄目もとで提案してみる

 

 「う~ん」

 

 唸り声を上げている。とどうやら悩んでいるようだ。

 

 いったいフェイトが何を買いに来たのか気になりかごに目を向けると其処には大量の固形食品が入っ

 ていた。

 

 「おい、フェイトお前まさか普段からこんなもの食べているんじゃナイダロウナ。」

 

 俺が驚愕と最後のほうは少々怒りも混ざった声で聞くと

 

 「そうだよ、カロ〇ーメイトもソ〇ジョイも美味しいよ。」

 

 俺の中でふつふつと怒りがたぎってくるのが分かる。

 

 「どうしたの、すごい顔しているよ」

 

 フェイトが驚いたように俺の顔を覗き込んでくるが俺にとってはそれどころじゃない。

 

 俺は生前親がかなりの美食家と言う事もあって結構、自分でも料理を作ったりとする。だから俺は固

 形食品あまり好きではない。よってフェイトが固形食品を美味しいといたことに対して怒りが湧いて きた。それに何処からどう見てもフェイトは同年代の女子と比べたら細すぎる。あきらかな栄養失調

 だ、それに気がついていないフェイトの保護者(アルフ)にも怒りが湧いてくる。

 

 「おいフェイト、今すぐお前の家に俺を案内しろ、とても大切な(料理を作るという)用事だ。」

 

 「わっ、わかった」

 

 どうやらフェイトは俺に気おされたようで、俺の言葉に従って俺を家に案内する。

 

 

 

 「お帰り、フェイト」

 

 フェイトの姿を見て上機嫌になるもの、俺の姿を見た瞬間に臨戦態勢になったアルフ。

 

 「フェイト、何であんたこんな奴と一緒にいるんだよ、そしてあんたも。」

 

 「俺の答えは簡単だぞ。飯を作りに来た、唯それだけだ。」

 

 「あんた、ふざけているのかい」

 

 アルフが俺の回答に激昂したようだが

 

 「俺はふざけていない、それどころか今猛烈に怒っているんだ。」

 

 「アルフとかいったな。貴様はふざけているのか。フェイトにあんなもの食わせておいて栄養失調に なったらどうするんだ。貴様はフェイトのは保護者代わりじゃないのか。一人の魔道師以前に一人の 人間として俺は怒っているんだ。」

 

 どうやらフェイトもアルフもどうして俺が怒っているのかの理由が分かったみたいだ。

 

 「それは…、私もフェイトも料理は出来ないし…。」

 

 「それでも食おうと思ったならもっとましなもの食えただろうが。」

 

 「今日は俺がご飯を作る、異論は認めん。」

 

 「ちょっ、ちょっと、どうしてそういうことになるんだい。」

 

 アルフがそれでも俺にくって掛かるので、

 

 「うまいものを作ってやるんだ、感謝はされども怒られる筋合いは無いぞ。それに貴様は彼女の使い

 魔だろ、彼女をこのままの状態にしていたらいつかぶっ倒れるぞ。」

 

 「もう争うのはやめてよ、二人とも。」

 

 「御免、フェイト」「すまない、こちらも熱くなりすぎた。」

 

「わかったから、ご飯作るだけだ。そこで待っていろ」

 

 本当は栄養価の高いものを作ろうとしたんだけど、やめだ。

 

 ここは俺の一番の自信作でいってやろう。それで少しでも料理のすばらしさについて教えてやるか。

 

 

 

 「おまたせ」

 

 二人の目の前に丼を置く。そこからは湯気が出ており一瞬にして部屋中に食欲が湧いてくる匂いが充

 満する。

 

 グ~~

 

 フェイトのお腹からかわいらしい音が聞こえる。

 

 「う~」

 

 かなり恥ずかしかったのだろう。頬を赤らめてこっちを睨んでくるがぜんぜん怖くない、いやむしろ

 可愛いぐらいだ。

 

 「ほら、食べろよ。お前らのために作ったんだから食べてくれないと反対に悲しいんだが…。」

 

 そういうとようやく丼に箸をつける。最初はおずおずと言う感じだったが一口食べると夢中になって

 書き込むように食べた。作った側としては美味しそうに食べてもらえて何よりだ。フェイトもアルフ も一心不乱に口の中にかきこんでいる。

 

 <<マスター、ランスロット殿とアザゼル殿に連絡をしなくてよろしいのですか?>>

 

 その言葉を聴いたとたん体中の血の気が引いた。たぶん今俺の顔を見たらすごい事になっているだろ うなと自分でも分かるぐらいだ。

 

 「すまない、急用が入った。」

 

 その言葉を聴いたとたんフェイトとアルフの顔が凍りつく。

 

 「いや、別にもう2度とか無いと言うわけじゃないから。、そんな顔をするな、また今度美味しいご飯  作ってやるから。」

 

 「本当に?」

 

 フェイトが潤んだ目で問いかけてくる

 

 「ああ、前が望むなら、な。」

 

 「ついでに、俺達の時だけは高天原 大和って読んでくれ。こっちが本名だ」

 

 そういってフェイト達のマンションを後にする。

 

 

 やはり、プレシアさんとは1度話し合う必要があるな。フェイトのやせ細り具合は異常だ。それに腕を かばっていた節もある。やはり悲しい事に其処も原作と一緒と言う事か。俺の能力でアリシアを治せ るのか…、

 だがフェイトだけは幸せにして見せるさ。

 そう心に誓いながら…。



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