昨日までの日常 (ぽかんむ)
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昨日までの日常

ネットの利用はほどほどに


「ssを書いてみようかな」

 

 

彼の名は荘司、高校生。彼は毎日とあるネット掲示板を覗いているが、そこではssと呼ばれる小説のようなものを書くことが流行っていた。

そこで彼も何となくやってみることにしたのだ。

 

 

「コテハンは......マンションで良いかな」

 

 

1 マンション 16/07/29 23:58:16 ID:I02hU5Qc(2) 名前× ID× 報

SSは初めてです。どうか暖かい目でみていただけると幸いです。

 

 

「こんなもんかな? ssとか書いたことないから緊張するな。まあやるか!」

 

 

2 16/07/29 23:59:35 ID:PTWMDCL4(5) 名前× ID× 報

前置きのあるssは糞はっきりわかんだね

 

 

「なにこれ...書き始める前からこの言われよう...まあこいつら見返してやるわ!」

 

「もう話は考えてるからすぐ書けるんだよな。放置なんて俺はしないぜ! 必ず完結させてやる」

 

 

しばらく経って......

 

 

(打つのだるいな......正直舐めてたわss。マジで辛い)

 

(おかしい! 普通支援とかくるんじゃないの? 若干王道気味とは思うが決して面白くなくはないと思うんだけど......)

 

「読んでるやついるんかな? 聞いてみよ」

 

 

24 16/07/30 00:04:35 ID:I02hU5Qc(2) 名前× ID× 報

誰か見てますか?

↓返信

 

25 16/07/30 00:05:59 ID:kSN0BWh.(21) 名前× ID× 報

黙って書いてろよ。ゴミ

↓返信

 

26 16/07/30 00:06:22 ID:nEyzoXfU 名前× ID× m 報

つまんね

↓返信

 

27 16/07/30 00:06:51 ID:kSN0BWh.(21) 名前× ID× 報

小学生はもう寝なさい

↓返信

 

 

「久々にコメが来てると思ったら......もういい。やる気失せたし適当なところで締めるか......」

 

 

その後彼は結局途中で行き詰まり放置してしまい、スレッドはそのまま過去ログへ行った。

コメントも27以来来ることはなかった。

 

 

「2度とやるか......」

 

「ポケモンやるか......ここだと駅までいかないとポケモンが出てこないからポケモンgoじゃなくて本家だけどな。こいつらが本当にいれば少しは楽しくなるんだろうな......」

 

 

この時期はちょうどスマホアプリ・ポケモンGOが一大ブームとなった時だ。

多数の人々がスマホ片手にポケモンを探索していた。

 

 

 

数日後

 

 

「もう一度ss書いてみようかな! なんかこれなら行ける気がする!」

 

「コメやっぱこないか...ダメだこりゃ...」

 

 

13 16/08/06 00:15:25 ID:kSN0BWh.(21) 名前× ID× 報

支援

↓返信

 

 

「キターー(゚∀゚)ーー!!」

 

「たったの2文字にここまで心踊らせるのも変な話だが俺は嬉しい! よっしゃ! 頑張るぞ!」

 

 

15 16/08/06 00:17:33 ID:kSN0BWh.(21) 名前× ID× 報

糞スレ下げ

↓返信

 

16 16/08/06 00:18:23 ID:kSN0BWh.(21) 名前× ID× 報

どんなに面白くないssでも面白くないといってはいけない風潮ww

↓返信

 

 

「上げて、落とす! かよ......」

 

「人それぞれの価値観ってのがあるし万人受けは難しいよな......」

 

 

しばらく書き進めた末に、彼は今日書く分をすべて仕上げたのでスマホの電源を落とした。

 

 

「明日完結させるとして今日はポケモンやるか」

 

 

レートに潜り......

 

 

「何であそこで大文字はずすんだよ!? 威張るふざけんなよ! 氷なんて要らんわあれ! 何でこんな長ったらしくやらなあかんの? じゃんけんでいいやん! 礫のppはいちにしろよそれ何年言われてると思ってんだよ!?」

 

「レート1480まで落ちた......パーティ変えるか......」

 

「ちくしょう! アロー抜いた途端に何でガモスがくるんだよ! あ!!! 積まれてもうた!!」

 

「めざ氷でメガマンダがぁぁ!!」

 

 

レート1396

 

 

俺「もう俺は潜らない......」

 

 

翌日高校にて

 

 

(休み時間で書き終わらせるか。前回はえっと......ポケモンgoから現実にgoしたポケモン達によって壊滅まっしぐら!ってとこだったか)

 

「あいついっつも一人でスマホ弄ってるよなww」

 

「マジキモいんだけどww友達いるのかなww」

 

「おいやめろよwwあんまりwwいじめんなよww」

 

 

堂々と影口を行っていくクラスのパリピ達。

彼は内心では快く思ってはいないが、気にせず執筆を続けた。

 

 

(えっとどうしようかな......もっとしっくり来るのが浮かんできたからそっちに変えようか、でも矛盾が生じるかもしれんな......)

 

「なんだ!?」

 

「おい! ちょっま......」

 

「どうゆうこと!?」

 

「そんな......」

 

 

突然鬼気として騒ぎ始めたパリピ達。しかし彼がその原因を知るのに長くはかからなかった。

 

 

「突然スマホが煙のように消えていった......」

 

 

 

 

私のスマホ!  俺のもないぞ... あんたもなくなってるのか!? どういうことなんだ!? マジあり得ない......信じられない

 

 

ニュースキャスター「本日午後1時頃スマートフォン及びタブレット端末などの携帯情報端末が各地で一斉に消え去ると言う不可解な事件が発生しました。原因は今のところ明らかになっておりません。調べがつき次第追っ手報告します」

 

 

自宅

 

 

「今日は日課の帰りの電車の中でのポケモンgoができなかったな......」

 

「いや......そんなのんきに考えてる場合じゃないか。ゲームができなくなったくらいならまだましだけど、スマホはゲーム機じゃないしな......」

 

「嫌な予感がする」

 

 

パソコンカタカタ

 

 

「まあ俺にはこいつがあるからネットにはつなげられるが」

 

 

彼が普段使っていた掲示板にパソコンで入った荘司。

そこには予想通り今日の事件についてのスレが乱立していた。

 

 

ポケモンgo終了のお知らせ ここだけスマホがある世界 妖怪ウォッチの陰謀か

 

 

「まあそれについてのスレしかないわな......」

 

 

「今日はもう寝るか......SSは......今書き終わっても誰も見ないだろうしいっか」

 

「ふぇ......夢落ち何てことはないか。ん? これは......」

 

 

彼が布団から起き上がるとそこには見覚えのある生物がいた。

 

 

「あの黄色いボディにしまりのない顔......」

 

「コダックか! でもなんでいるんだ?」

 

「って......えぇぇぇぇぇぇぇぇ!?」

 

「水鉄砲撃ってきた......まあ恐れることはなi...」

 

「ファ!? 壁にきれいな丸い穴が出来上がった......」

 

「あんなん喰らったら一瞬でお陀仏じゃん......こうなったら!」

 

「俺の体当たり!」

 

「コッダ?」

 

「効いてない......コダックに殺されるとか末代の恥だろ......」

 

 

迫り来るコダックの水鉄砲。絶体絶命のそのとき、何かがその身を呈して彼を守った。

 

    

「ダネフシャ!」

 

「フシギダネ!?」

 

「コ~ダ~」

 

「あ! コダックが逃げた!」

 

「ダネダネ?」

 

「お前ポケモンgoで一番最初にゲットしたあいつか?」

 

「ダネ!」

 

「ってことは他のやつらもいるのか? 俺はあんまりやってないから弱いけど他に戦力になりそうなのは......」

 

「ナッシー、ドククラゲ、ドードリオ、カイロス、ラッタくらいかな」

 

「えっと......あいつらは....?」

 

「ダネ!」

 

「あっ! モンスターボールだ! もしかして......出てこい!」

 

 

ポン! ポン! ポン! ポン! ポン!

 

 

ナッシー「ナッシー!」

 

ドククラゲ「シュルシュル!」

 

ドードリオ「ドォ!!」

 

カイロス「カイロス!」

 

ラッタ「ラッッッタ!!」

 

「これで野生ポケモンとエンカウントしても大丈夫!」

 

「いい忘れてたけど今日は休日なんだよな。じゃあちょっくら散歩してくるわ。新しいポケモンは捕まえることはできないけどね」

 

       

家を出た荘司。するとそこにはカイリューと、太った男の姿があった。

 

 

「拙者が最強でござるwwコポッwwあそこに弱そうなガキが一人ww」

 

「なんやこの厨パ!!」

 

「17年前からの夢がようやく叶うでござるww」

 

「17年前...金銀...まさか...」

 

「カイリューはかいこうせん!!」

 

「ギャアーーー!!」

 

「ww」

 

「いってぇな! このやろう!」

 

「逃げるなでござるww」

 

「こいつらに敵うわけない。逃げろ!」

 

 

しばし逃げたあと。

 

 

「もう大丈夫か?」

 

 

キャタピーが草むらから姿を見せた。

 

 

「ギャアーーー!! リアルで見るとキッモー!」

 

「ゆけ! ドードリオ、ドリルくちばし!」

 

「ドォ!!」ツキサシ

 

「やった......」

 

 

その後荘司は変わってしまった町を一通り見回り、帰宅した。

 

「いったい何が起こっていると言うんだ!? 街には凶暴なポケモンと強力なポケモンを持ち完全に狂っている廃人トレーナーがひしめき合っている......」

 

 

掲示板 クリック

 

 

【悲報】 ポケモンによる死傷者数十万人突破

 

【速報】 ポケモン実在キターー(゚∀゚)ーー!!

 

 

「まあ原因はわからないか」

 

 

「あれ? 今の状況って俺のSSと同じじゃないか?」

 

「もしもこの事件が俺の書いているssに沿っているとしたら......」

 

「いやまあ、そんなことあり得ないけどね?」

 

 

このスレを今すぐ見ろ

 

 

「はっ!?」

 

「今はこんなネタを見る暇はない。だけどわざわざ立てるメリットもないじゃないか......」クリック

 

 

1 ミュウツー 16/08/10 14:41:30 ID:T1fEkexM(54) 名前× ID× 報

誰が産めと頼んだ?誰が作ってくれと願った?私は私を生んだすべてを恨むだからこれは攻撃でもなく宣戦布告でもなく私を生んだお前たちへの逆襲だ

↓返信

 

2 16/08/10 14:42:22 ID:T1fEkexM(54) 名前× ID× 報

ワロタww

↓返信

 

3 16/08/10 14:42:52 ID:T1fEkexM(54) 名前× ID× 報

改稿しろよww

↓返信

 

4 16/08/10 14:43:18 ID:T1fEkexM(54) 名前× ID× 報

ミュウツー気取りかよww

↓返信

 

5 ミュウツー  16/08/10 14:45:04 ID:T1fEkexM(54) 名前× ID× 報

証明のため翌日正午に天高き深紅の塔を破壊する

↓返信

 

6 16/08/10 14:45:33 ID:T1fEkexM(54) 名前× ID× 報

wwやれよ?ww

↓返信

 

 

「なんだこれ......」

 

「まだ時間はあるな」

 

「映画と違いここではミュウツーを含めたすべてのポケモンが作られた存在......まあネタやろ」

 

 

─────────────────────────

 

 

「まあまさか本当に破壊されるわk...」

 

ニュースキャスター「速報です。突如東京タワーが消滅しました。スマホ消滅事件との関係性は今のところわかっておりません」

 

「ファッ!? マジかよ」

 

 

42 ミュウツー  16/08/11 12:00:06 ID:T1fEkexM(54) 名前× ID× 報

これが私の力だ。

↓返信

 

43 16/08/11 12:00:52 ID:T1fEkexM(54) 名前× ID× 報

はっ?

↓返信

 

44 16/08/11 12:01:15 ID:T1fEkexM(54) 名前× ID× 報

【悲報】人類滅亡

↓返信

 

45 16/08/11 12:01:41 ID:T1fEkexM(54) 名前× ID× 報

マジだった

↓返信

 

46 16/08/11 12:02:03 ID:T1fEkexM(54) 名前× ID× 報

ヤバイ(確信)

↓返信

 

 

「本当にミュウツーの仕業なのかはさておき、これはヤバイぞ。だけど負けてたまるか!」

 

「ssで鍛えられた文章力で皆を説得してやる! 中級SS書きの底力見せてやるぜ!」

 

 

64 マンション 16/08/11 12:05:27 ID:T1fEkexM(54) 名前× ID× 報

立ち上がれ、ポケモントレーナー達よ!

突如ポケモンBBSに現れその後宣言どうり深紅の塔...東京タワーを消滅させたミュウツーを倒すのに協力してくれ

↓返信

 

65 マンション 16/08/11 12:06:32 ID:T1fEkexM(54) 名前× ID× 報

ポケモンを今までやって来た人たちにとって努力値、性格、個体値すべてが適当なミュウツー一体倒すなんてわけないことだ。

↓返信

 

66 16/08/11 12:07:37 ID:T1fEkexM(54) 名前× ID× 報

なら一人でやれよww

↓返信

 

67 16/08/11 12:08:07 ID:T1fEkexM(54) 名前× ID× 報

本気で信じてんのww

↓返信

 

68 マンション 16/08/11 12:08:47 ID:T1fEkexM(54) 名前× ID× 報

現実にポケモンが現れ、実際に被害も多数報告されている。これ以上現実から目を背けるのはやめないか?

↓返信

 

69 16/08/11 12:09:12 ID:T1fEkexM(54) 名前× ID× 報

俺は賛同する。スマホが無くなったのもミュウツーのせいかも知らないしな

↓返信

 

70 16/08/11 12:10:17 ID:T1fEkexM(54) 名前× ID× 報

でもそいつの居場所がわからないんじゃ倒すもなにもできないんじゃ?

↓返信

 

71 16/08/11 12:11:37 ID:T1fEkexM(54) 名前× ID× 報

俺の知り合いに頼べば特定するのは容易いからちょっと待っててくれ

↓返信

 

72 16/08/11 12:12:57 ID:T1fEkexM(54) 名前× ID× 報

問題はどう倒すかだよな......一瞬で俺らも消滅させられるかもしれないし

↓返信

 

73 マンション 16/08/11 12:13:05 ID:T1fEkexM(54) 名前× ID× 報

ありがとう......本当にありがとう......それから頼むぜみんな!

 

 

「だがどう戦うか。ある程度勝算がなければ誰も実際には来てくれないだろうし

 

 

74 16/08/11 12:13:51 ID:T1fEkexM(54) 名前× ID× 報

特定した

↓返信

 

75 16/08/11 12:14:32 ID:T1fEkexM(54) 名前× ID× 報

Sugeeeeeeeeeeeee!!!

↓返信

 

76 16/08/11 12:14:53 ID:T1fEkexM(54) 名前× ID× 報

神降臨!!

↓返信

 

77 16/08/11 12:15:15 ID:T1fEkexM(54) 名前× ID× 報

場所は○○県××市の△の□

↓返信

 

78 16/08/11 12:15:18 ID:T1fEkexM(54) 名前× ID× 報

頼む管理人! このスレだけはロックしないでくれ!!

↓返信

 

 

「マジ!? 俺の家の近くじゃん!」

 

「でも多分来なそうだし俺だけじゃ勝てるわけないしなぁ......」

 

「ダネ! ダネ! ダネ!」

 

「ん!? なんだ? はっ! そうか!」

 

 

87 マンション 16/08/11 12:18:23 ID:T1fEkexM(54) 名前× ID× 報

俺その辺に住んでんだけどさこの辺にウインディいたんだよな。

↓返信

 

88 16/08/11 12:18:50 ID:T1fEkexM(54) 名前× ID× 報

は!?嘘乙ww

↓返信

 

89 16/08/11 12:19:22 ID:T1fEkexM(54) 名前× ID× 報

スマホないんだからどっちにしろ無理やろww

↓返信

 

 

「あ! そーーーーだったーー!!!!」

 

「どうする? こうなったらもうこれしかない!」

 

 

90 マンション 16/08/11 12:20:56 ID:T1fEkexM(54) 名前× ID× 報

来てくれた人には理想色カロマ付き準伝配布するわ。

↓返信

 

91 マンション 16/08/11 12:21:09 ID:T1fEkexM(54) 名前× ID× 報

マジ!?

↓返信

 

92 マンション 16/08/11 12:21:35 ID:T1fEkexM(54) 名前× ID× 報

もし配布しなかったらちソこ晒せよ?

↓返信

 

93 マンション 16/08/11 12:21:44 ID:T1fEkexM(54) 名前× ID× 報

ちゃんと全員に配れよ?

↓返信

 

94 マンション 16/08/11 12:22:03 ID:T1fEkexM(54) 名前× ID× 報

もし約束を破ったらチソコハサミで切ってそれを晒すわww

↓返信

 

95 ミュウツー 16/08/11 12:22:28 ID:T1fEkexM(54) 名前× ID× 報

何人で束になってかかってきても私を倒すことなどできん

↓返信

 

96 16/08/11 12:22:47 ID:T1fEkexM(54) 名前× ID× 報

本人キターー(゚∀゚)ーー!!

 

 

「遂に来やがったな!こっちは既に準備万端だぜ!」

 

 

97 マンション 16/08/11 12:23:05 ID:T1fEkexM(54) 名前× ID× 報

ミュウツー今から外に出ろ!倒してやる!

↓返信

 

98 ミュウツー 16/08/11 12:23:18 ID:T1fEkexM(54) 名前× ID× 報

いいだろう

↓返信

 

 

玄関から飛び出す。

 

 

「何処だ!?」

 

「出てこい!」

 

 

辺りを見回す荘司。

 

 

「貴様か、他のやつがくるまで待てばよかったものを。まあ無駄だがな」

 

「あっ......ミュウツー! そんなことは関係ない! なんのためにこんなことを!」

 

「なるほど時間稼ぎか。まあいい付き合ってやる」

 

(ばれてる...)

 

「私は記憶にないこの世界をいつも夢見ていた」

 

「太陽の光を反射する月は、夜でなければ輝けぬ。太陽の輝く世界はこの星で生まれた本物の生き物の世界だ。我々ポケモンは彼らの影であり、影のように生きるしか、生きる場所はなかった」

 

「私たちは誰だ? 私たちは少なくともこの星に生きていい生き物だ!」

 

「次元の壁を越える際、スマートフォンとやらを出口とした。そしてこの世界にやって来た。」

 

「貴様! 許さん! スマホはな! この世界のかけがえのない宝なんだ!」

 

「いくぞ!」

 

 

荘司はモンスターボールからポケモンを出した。ポケモン達はミュウツーを威嚇している

 

 

ミュウツー「裏切り者が!」

 

 

荘司はこれまで培ってきたポケモントレーナーとしての実力を如何無く発揮し、ミュウツーと戦う。

 

 

ミュウツー「その程度か」

 

 

しかしそれでもスペック差を埋めることは難しく、一匹、また一匹と倒れていく。

 

 

 

128 16/08/11 12:30:35 ID:I02hU5Qc(2) 名前× ID× 報

俺八千代に住んでるんだけど白いの見たわ

↓返信

 

129 16/08/11 12:30:49 ID:T1fEkexM(54) 名前× ID× 報

ただのおっさんだろwwそれか自演か?

↓返信

 

129 16/08/11 12:31:09 ID:T1fEkexM(54) 名前× ID× 報

マンションとか言うコテが威勢のいいこと言ってたけどまさかガチなの?

↓返信

 

130 16/08/11 12:31:25 ID:T1fEkexM(54) 名前× ID× 報

そうなんじゃね? 仮にそうだとしても俺は参加しないけど

↓返信

 

131 16/08/11 12:31:46 ID:T1fEkexM(54) 名前× ID× 報

さっき「俺行くわ」みたいなこと言ってたの何人かいたけどどうなの?

↓返信

 

132 16/07/31 12:32:02 ID:T1fEkexM(54) 名前× ID× 報

>>131

もし本当に行ってたら報告のしようがないだろww

↓返信

 

133 16/08/11 12:32:18 ID:T1fEkexM(54) 名前× ID× 報

>>131

行くわけないだろww

↓返信

 

134 16/08/11 12:32:36 ID:T1fEkexM(54) 名前× ID× 報

八千代にいること特定したとか言ったけどあれまったくのデタラメだからなww釣られた奴おるん?

↓返信

 

135 16/08/11 12:32:59 ID:T1fEkexM(54) 名前× ID× 報

>>134

そんなん一瞬でわかるだろ。しらけること言うなよ

↓返信

 

136 16/08/11 12:33:05 ID:T1fEkexM(54) 名前× ID× 報

マンションって調べたらこいつss書きみたいだな

↓返信

 

 

「所詮人間は人間。どれだけ抗っても勝ちなどない」

 

「そんなこと......」

 

 

気がつけば荘司のポケモンはすべて戦闘不能になっていた。盛り上がるスレとは裏腹に荘司は絶体絶命のピンチに陥っていた。

 

 

「!? な......何が起こっている......体が熱い......」

 

「何が起こった!?」

 

「ミュウツーはスマホと引き換えに出てきたと言っていたでござろう?ww」

 

「お前! この前のデブか!」

 

「今は黙って話を聞くでござるよwwスマホは長時間稼働していると熱を帯びてくるwwポケモンgoならばなおさらwwその熱がやつを苦しめているのであろうww」

 

「なるほどな......それにしても何であんたがここに?」

 

「貴殿の書き込みを見たからでござるよwwどうせ暇だし近所だったので釣りを覚悟で覗いてみたら、この有り様でござったよww」

 

「釣り? 俺が嘘をついたとして俺には何のメリットもないじゃないか」

 

「それがネット民の中には他人を騙すことに幸せを感じる物がいるんでござるよww」

 

「酷い奴もいるもんだな」

 

「さあww決めるでござるかwwカイリュー、はかいこうせん!」

 

 

熱にうなされているミュウツーはこれに耐えられるはずもなく消滅した。

すべてのポケモンを連れてきた元凶が倒されたことで荘司のポケモンや、カイリューも煙のように消える。

 

 

「あれ? ポケットに重みが?」

 

「帰ってきたのでござろうww」

 

「ほんとだ」

 

「さあ理想色カロマ準伝を!ww」

 

「そうだったな......」

 

 

二人は荘司の自宅に行くと、ポケモンを交換した。

用が済んだためデブは何処かへと帰っていった。

 

 

「ふー。そんじゃあ報告するか」

 

 

308 16/08/11 12:41:03 ID:T1fEkexM(54) 名前× ID× 報

なんか知んないけどポケモンが消えて、スマホが戻ってきてる。怖っ......

↓返信

 

309 16/08/11 12:41:14 ID:T1fEkexM(54) 名前× ID× 報

結局なんだったんだ?

↓返信

 

310 マンション 16/08/11 12:41:29 ID:T1fEkexM(54) 名前× ID× 報

ミュウツー倒したぜ!

↓返信

 

311 16/08/11 12:41:35 ID:T1fEkexM(54) 名前× ID× 報

糞コテ帰ってきた......もう飽きた

↓返信

 

312 16/08/11 12:41:52 ID:T1fEkexM(54) 名前× ID× 報

ガキがここに来るなよ

↓返信

 

313 16/08/11 12:42:08 ID:T1fEkexM(54) 名前× ID× 報

よかったでちゅね

↓返信

 

 

「......」

 

「もう掲示板使うのやめよ」

 

 

おしまい




今回は「なぜ?」ではなく「もしそうなったときどうするか」を書いてみました。
実際にはまず最初に警察が出動すると思いますが。
なぜこうなったのか、それは誰にもわかりません。


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