ブレイブソウルプリキュア 短編シナリオ (MIXEVOL)
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超プリキュア対戦編 超プリキュア対戦への誘い

覇王龍さんのオリキュアオールスターズ2の玲央達の参戦前のお話です。


世界に災いをもたらし、人々に恐怖をもたらす闇の軍勢、魔王ギルディア軍。そんな軍勢に立ち向かう7人のプリキュアが居た。そのプリキュアの名はブレイブソウルプリキュア。星川玲央ことキュアカイザーをリーダーとするプリキュアチームである。そんなある日、防衛組織グランガードから呼び出しがかかる。そして玲央達はグランガードのミーティングルームで待機していた。

 

玲央「香川司令から呼び出しが来るなんて、何があるんだろう?」

 

玲央は香川の呼び出しに対し疑問を抱いていた。そして、その香川が姿を現す。

 

香川「玲央、陽奈、葵、まどか、佳子、かなみ、ほむら。すまんな休日中に呼び出しをしてしまって」

 

まどか「何を考えているのですか!おかげで断りの電話を入れる羽目になりましたわ!」

 

かなみ「怒らないでまどかちゃん。それより何で呼び出しをしたのですか?」

 

香川「ああ、実はな玲央達に招待状が来たんだ」

 

玲央「僕達に招待状ですか?」

 

香川「ああ、その招待状にはこう書いてある」

 

香川は玲央達に招待状を見せた。その内容は

 

「星川玲央、天野陽奈、高杉葵、旋風寺まどか、友永佳子、原島かなみ、大道寺ほむら。貴女方は、超プリキュア対戦の出場者に選ばれました。プリキュア対戦は、5人組の全16チームがトーナメント方式で戦い合い、このゲームで優勝したチームが『美少女戦隊ゴプリキュア』になれると言うサバイバルゲームです。あなた方の活躍を期待してますよ。出来たら優勝を狙ってください。 ○○○コンポネーション社長 天ヶ崎 恋より」

 

佳子「内容からして所謂格闘トーナメントの招待状ですね」

 

玲央「つまり、僕達はその主催者から超プリキュア対戦に出場するよう招待状を送られてだね」

 

香川「その通りだ。玲央達に限らずこの世界のプリキュアは何れも実力者揃いだ。そんなお前達を放置するはずが無いからな」

 

陽奈「玲央ちゃん達も実力があるからね………」

 

それは超プリキュア対戦というイベントの参加状である。

 

葵「どういう経緯か知りませんが招待状を書いた人はどうやって私達の事を知ったのでしょうか?」

 

かなみ「プリキュアは色んな世界に居るのよ。何かの理由で私達の噂くらいは聞いてると思うわ」

 

陽奈「その天ヶ瀬という人、只者いやただの人間じゃないかも知れないよ」

 

まどか「陽奈さん、当たってるかも知れませんわ。けどまだ推測よ。安易に決めつけちゃだめよ」

 

陽奈「そうだね」

 

ほむら「細かい事を気にするなよ。ようはその超プリキュア対戦というトーナメントに勝ち抜いて、優勝をすればいいって訳だな。面白いじゃねえか!」

 

葵「ほむらさんってこう言うの好きですね」

 

ほむら「まあな、俺プロレス観戦が好きなんでな///」

 

葵「さすがはアウトドア派ね………」

 

ほむらの意外な趣味を知った葵

 

香川「言われてみたら、まあ大体は合っている。だがな、こう言うのはな、罠が隠している」

 

陽奈「罠ですか?それは」

 

陽奈が言うその時冴島がやって来る。

 

冴島「こう言うのはな、敗者はカードにされるようなペナルティがある。そして、このトーナメントには、裏がある。おそらく本命はよからぬ企みが隠している」

 

まどか「良からぬ企みね………」

 

冴島「そうだ。そして、そのトーナメントの選手には、必ず邪悪な輩もエントリーしている。そう言う連中にも気を付けておけ」

 

玲央「解りました」

 

冴島「それと、このトーナメントには色んなプリキュアもエントリーしているだろう。その出会いは、色んな意味でお前達に影響するだろう」

 

玲央「はい、色んなプリキュアが居ることは、様々な理由で戦っている人が居るのですね」

 

香川「そうだ、人の数だけ様々な境遇を持つものがいる。だが、お前達はお前達の信じるものの為に戦ってくれ。そして」

 

香川が言おうとするその時

 

玲央「必ず、生きて帰る。それが僕達のする事ですね」

 

香川「ははははは、その通りだ。だから、全員必ず勝って、そして生きて帰ってこい」

 

玲央「はい!」

 

玲央達が言うと全員ミーティングルームから退出した。そしてミーティングルームには香川と冴島が残った。

 

香川「玲央達ならこのイベントも切り抜けるだろうな」

 

冴島「主催者が不正でもしない限りは大丈夫だろうな」

 

???「いや不正はありますよ」

 

香川「その声、松田か!?どうしたんだ?」

 

冴島がいい終えたその時、松田と言う人物がミーティングルームに入ってきた。

 

松田「香川司令に冴島補佐官。その不正があるかも知れんぞ。あの悪名高い仮面ライダークロニクルはバグスターを攻略するのではなく、人類を駆逐するデスゲームで人類には完全に不利でバグスターは圧倒的有利という酷いゲームですよ。そして、それに似たガシャットが存在するんですよ」

 

そこにはあの仮面ライダークロニクルに似たガシャットを持つ松田が来ていた。

 

香川「そのガシャットはなんだ?」

 

松田「ああこれですか。これはプリキュアクロニクルと言うガシャットで仮面ライダークロニクルを参考にしたやつです」

 

松田はプリキュアクロニクルの事を説明した。

 

松田「そして曰く付きの危ないやつだ」

 

冴島「危ない?どういう意味だ?」

 

松田「ある世界にて、そのプリキュアクロニクルをきっかけに巨大な化け物が出現し、その世界が壊滅される事態が起きたんです。その怪物は、プリキュアによって倒されましたが、その話には続きがあるんです」

 

香川「それはなんだ?」

 

松田「その化け物が浄化されて消えた時に、化け物の体から10以上の小さな光が飛び出したんです。だがそれを見たものは居なかった」

 

香川「どういう意味だ?」

 

松田「あまりにも小さい光のせいで、見たものが居なかったんです。そして、数ヵ月後にはその光だったものは様々な怪人になり、そして○○○コンポネーションに出入りしてます」

 

冴島「その○○○コンポネーションに何が居るんだ?」

 

松田「恐らく、その化け物の仲間が居るかも知れません。しかし、まだ証拠が掴んでません。そこで俺は、そのプリキュアクロニクルガシャットを使って潜入任務をします。もしかすると玲央達もやられかねませんので」

 

松田はその○○○コンポネーションに潜入する任務を提案する。

 

香川「潜入任務か………良いだろう。ただし条件がある」

 

松田「条件とは」

 

冴島「そのプリキュアクロニクルガシャットを改造してもらう。普通に変身したらゲーム病にかかる。それにキュアプレイヤーの性能が低すぎるのでな。余程の戦闘能力が無ければ使い物にならん」

 

松田「そうだな。じゃあ、その条件をのむぞ」

 

香川「ゲーム病は国枝、性能改造は香坂が何とかしておく。一日で済ませておくぞ!」

 

松田「それじゃあ頼みますよ」

 

グランガードは若しものために次の手を打つ!!

 

 

 

 

 

 

 




この松田と言う男が勝利の鍵だ!


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チームブレイブvs太陽戦姫プリキュア(詳細込み版)その1

覇王龍さんのオリキュアドリームスターズ2のチームブレイブの戦いの詳細版です。
名乗り編


超プリキュア対戦にエントリーした玲央達は試合会場の楽屋に居た。

 

玲央「五人制とはいえ、居ないと寂しいな」

 

陽奈「ほむらさんと佳子さんは、別のチームにエントリーしたならね」

 

超プリキュア対戦のルールでは、1チームに五人がエントリーする。だが、玲央達ブレイブソウルプリキュアは現時点では7人、二人はハブられてしまうのだ。

 

葵「幸い、そのチームメイトも実力は高いわ」

 

まどか「チームメイトはキュアレオンにキュアタリウス、キュアレグルスの3人。なかなかの実力者よ」

 

かなみ「会ったときが楽しみね」

 

まどかはほむらのいるチームのメンバーを説明した。その話を聞いてかなみはもし会ったときに期待をするが

 

玲央「けど、もし会うことはほむらさんと佳子と戦わなければならないんだね」

 

陽奈「仲間同士争うのは辛いよね」

 

葵「わかっては居ますが」

 

不安を抱く葵達。そこへ

 

まどか「その時はその時よ。まずは初戦を勝ち抜けないと!出なければ超プリキュア対戦に潜む敵の企みは止められないわ」

 

かなみ「そうよ。今は勝つことに専念しなさい。先の事は後でいいわ!!」

 

玲央「そうだね」

 

そして、丁度試合終了の連絡が来る

 

「チームゲンム、ストレート勝ち!!流石はチームカオスの対抗馬だ!!」

 

アナウンスが流れ終えると、玲央達も立ち上がる。

 

玲央「となると、次が僕達の出番だ。行くよみんな!!」

 

陽奈、葵、まどか、かなみ「「「「ええ!!」」」」

 

そして、変身アイテム、ブレイブモバイルを取りだし、変身コードを言う。

 

玲央、陽奈、葵、まどか、かなみ「「「「「プリキュア・ブレイブコンバイン!!」」」」」

 

そして、玲央達が光に包み、その光が消えると玲央達はプリキュアになった。

 

カイザー「みんな、これがチームブレイブのデビュー戦よ。私達が超プリキュア対戦に嵐を呼んでやるわ!!」

 

エクスプレス「カイザー、ここは私が言うべき台詞ね………」

 

カイザー「そうだね。ごめんねエクスプレス///」

 

エクスプレスの突っ込みに赤面するカイザー。そう今姿を現したプリキュアこそ、ブレイブソウルプリキュアのメンバーである。玲央が変身したプリキュアはキュアカイザー、陽奈が変身したプリキュアはキュアフィーニクス、葵が変身したプリキュアはキュアアース、まどかが変身したプリキュアはキュアエクスプレス、そしてかなみが変身したプリキュアはキュアゴルディである。そのキュアカイザーがリーダー格だ。

 

因みに玲央はプリキュアに変身すると、雰囲気がボーイッシュからガーリッシュ風に雰囲気が変わり、口調も女らしくなる。そして一人称が僕から私に変わるのだ。そのプロポーションはグラビアアイドル並みのプロポーションになるのだ。その胸の大きさはGカップの爆乳である。そこの人、肉って言わないで下さい。イメージCVが確かにあの某せもぽぬめとは言え、そう言う突っ込みは自重して下さい。

 

カイザー「ナレーション、要らない突っ込みは良いわ。先に進ませて!!」

 

カイザーが言うと、全員試合会場へ向かった。果たして、その相手は?

 

────

 

 

 

試合会場についたカイザー達は、違うゲートから来たプリキュアに視線を向けた。

 

カイザー「相手は動物関連系の戦隊をモチーフみたいね」

 

カイザーの強みは、高い観察力と洞察力である。それによって短期間でかなりの戦果を挙げているのだ。

 

エクスプレス「それって、鷲、鮫、ライオン、象、虎かしら?」

 

アース「それは動物戦隊」

フィーニクス「じゃあ、ライオン、鷲、鮫、牛、虎かな?」

 

アース「それは百獣戦隊………」

 

ゴルディ「じゃあ、ライオン、隼、ゴリラ、狼、猫なの」

 

アース「それは星獣戦隊、あと猫じゃなくて山猫よ」

 

カイザー「じゃあ、隼とライオンとイルカと犀と牛かしら?」

 

アース「カイザー、それは超獣戦隊よ。と言うよりマニアック過ぎだよ。特撮が好きなのはわかるけど」

 

カイザー「あはははは、ごめんなさいね」

 

カイザー達は悉くボケをやり、アースはそれに突っ込んだ。それを見て、相手チームのリーダーがカイザー達に向けて言う。

 

???「私達のモチーフは鷲、鮫、豹の戦隊よ。あと、黒鳥と羊は私達のチームメイトよ。それにしても、美少女の癖に、特撮が好きね」

 

カイザー「私、特撮などのヒーローものが好きなのよ///。それより、あなた達は?」

 

???「私達か?良いわ。教えて挙げる」

 

そう言うと相手チームは名乗りを言う。イーグル「キュアイーグル!」

 

赤いプリキュア、キュアイーグルは鷲を模したポーズを取る。

 

シャーク「キュアシャーク!」

 

青いプリキュア、キュアシャークは鮫を模したポーズを取る。

 

パンサー「キュアパンサー!」

 

黄色のプリキュア、キュアパンサーは豹を模したポーズを取る。

 

レイヴン「キュアレイヴン!」

 

黒のプリキュア、キュアレイヴンはイーグルとほぼ似ている黒鳥を模したポーズを取る。

 

シープ「キュアシープ!」

白いプリキュア、キュアジープは羊を模したポーズを取る。そして

 

イーグル「輝く乙女」

 

5人「太陽戦姫プリキュア!」

 

イーグルがいい終えた後、五人は全員で決めポーズを取る。その相手チームは太陽戦姫プリキュアである。ちなみに背後に爆発が起きているが、これは仕様である。

 

カイザー「太陽戦姫プリキュアか、私達の初戦にふさわしい相手ね」

 

イーグル「チームブレイブ、なかなかの実力者が多いわね」

 

カイザー「お互い、正々堂々勝負よ、キュアイーグル!」

 

イーグル「こちらもよキュアカイザー!」

 

そして、チームブレイブvs太陽戦姫プリキュアの戦いが始まる。




次回、先鋒、次峰戦の詳細、理由は察してください………


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チームブレイブvs太陽戦姫プリキュア(詳細込み版)その2

太陽戦姫プリキュア戦 先鋒戦と次峰戦の詳細です


先鋒 キュアエクスプレスvsキュアシープ

 

エクスプレス「参ります!」

 

エクスプレスが言うと、ステージに降り立つ。そして

 

エクスプレス「動輪の勇者戦士、キュアエクスプレス!定刻通りに只今到着!」

 

某勇者特急リスペクトの決め台詞を言う。

 

エクスプレス(決まったわ。ヒーローはこう名乗らないと)

 

突っ込みついでに言おう。お前はヒーローじゃなくてヒロインだ!

 

エクスプレス「まあ、ボケはほどほどにして行くわよ」

 

そう言うとエクスプレスはシープに視線を向ける。

 

エクスプレス「相手は羊ね。羊の毛皮が防御の役目を果たしてるわね(この羊の毛皮、セーターの生地に使えないかな、って今は春でしょ!後、キュアシープって声がフィーニクスに似てるわね)」

 

エクスプレスはキュアシープの姿を観察した。しかし、シープは何もしてこない。

 

エクスプレス「何もしないのね。ならば牽制よ」

 

そう言うとエクスプレスの手には緑の光の円盤が生成する。

 

エクスプレス「プリキュア・ライナースライサー!」

 

その円盤で、シープに向けて投擲し、シープに当てた。しかし、命中はしたが、威力はいまいちである。

 

エクスプレス「羊は毛皮は伊達じゃないわね。ならば、今度は直接、毛皮を刈る!」

 

そう言うとエクスプレスは次の技を放とうとするが、その時

 

シープ「うええええええええん!!」

 

突如シープは大泣きした。

 

エクスプレス「えっ、何で!?」

 

エクスプレスは何故か動揺した。それを見ていたカイザーは

 

カイザー「あのキュアシープ、実力はそれなりだけど、この戦いだと足手まといよ」

 

フィーニクス「どうしてなのカイザー?」

 

カイザー「あのキュアシープは寂しがり屋だよ。一人でいるのが駄目なタイプでこの一対一だと、全く役に立たないよ」

 

アース「プリキュアは時には一対一での戦いを強いらせる時もあるけどこれじゃあ駄目ね」

 

ゴルディ「太陽戦姫、チームメイトの選択ミスしてるわ」

 

カイザーはシープの評価を見ていた。それを見たイーグルは

 

イーグル「カイザー、手痛いわね………」

 

レイヴン「本当ね………けど、これはランダムで選ばれた結果よ。違うのなら、評価は変わってたわ………」

 

イーグルはカイザーの指摘に痛い所を突かれた。レイヴンは、これはランダムで選ばれただけだと言う。そして、エクスプレスは

 

シープ「うええええええん!!」

 

エクスプレス「めんどくさいわね………何もせずに大泣きするなんて………これじゃあ観戦してる人に失礼よ」

 

そう言うとエクスプレスは、変身アイテムのブレイブモバイルを出し、剣のアイコンに触れる。

 

エクスプレス「コール・ブレイブソード!」

 

するとエクスプレスの手に緑の宝石の装飾を持つ剣、ブレイブソードがモバイルから召喚される。その剣を手にし、頭上に掲げた後剣に風のエネルギーを装填する。

 

エクスプレス「はっ!!」

 

そしてエネルギーを装填した剣を手にし、超高空に飛翔する。それを見たシープは今さら泣くのを止めたが、既に手遅れ。既にのけ反られていた。

 

エクスプレス「プリキュア・ストームフィニッシュ!」

 

そして、降下を利用して風のエネルギーを込めた剣でシープを一刀両断する。

 

シープ「何も出来ずにごめんなさーい!」

 

ストームフィニッシュをくらい、緑の浄化エネルギーを爆発した。そして、爆風が消えると、地面にブレイブソードを刺したエクスプレスが姿を現す。そして、地面に刺したブレイブソードを引き抜き、エクスプレスは納刀する。そしてシープは一枚のカードになっていた。

 

『シープ GAME OVER』

 

そして、GAME OVERのアナウンスが流れる。

 

エクスプレス「……寂しくなると死ぬって、ウサギだよね……」

 

エクスプレスがシープの行動に呆れていた。

 

━━━━

 

次峰戦 キュアアースvsキュアシャーク

 

アース「落ち着いてやれば、何とかなる」

 

アースは試合会場に降り立つ。そして、シャークに視線を向ける。

 

アース「相手は地上でも戦えるけど、真価は水中戦ね」

 

アースはプリキュアにしては珍しい超能力持ちである。アースは読心能力でシャークを分析した。

 

シャーク(あの、プリキュア。私の心が読めるのか………なら)

 

シャークはアースの読心術に気づいた。そして

 

シャーク「アースが動く前に先制攻撃だ!」

 

シャークは鮫を模した技で、アースを奇襲した。

 

アース「キュアシャーク、何で私の行動が解るの?」

 

アースはシャークの奇襲を受けた。これが奏してか、アースは防戦一方に追い詰められる。

 

シャーク「どうしたの?戦わないの?」

 

アース(なかなか隙が見つからない………鮫のスピードが早いことと攻撃が読みにくい………)

 

シャークの機動力と鮫を模した攻撃の前に苦戦していた。

 

シャーク(けど、いずれ対処されそう。なら、あれで動揺してみよう)

 

シャークはある事を試みる。それは

 

シャーク「もしかして……友達居なかったりする?」

 

シャークはアースにさりげない言葉で話しかけた。だが、それはシャークにとっては地雷を踏んだも同然である。

 

アース「」←ブチッ!!

 

アースは何かを切れた。それを見たカイザー達は

 

カイザー「アースに禁句言っちゃダメだよ」

 

フィーニクス「私達に会うまでのアースは確かに居なかったけど」

 

カイザー「今のアースには居るよ。私達が」

 

エクスプレス「それをアースに言うのは立派な禁句よ」

 

ゴルディ「命知らずね………」

 

カイザーはアースに言ってはいけない事を言ってしまったシャークにある事を言う。

 

カイザー「今すぐアースに謝りなさい。出ないと死ぬわよ」

 

シャーク「なに言ってるの?友達が居ないって言ったら私が死ぬとでも言う…あっ!?」

 

カイザーの言葉を聞いたにも関わらず、シャークはまたもやアースに禁句を言う。するとシャークは突如何かに捕まる。

 

シャーク「何だ、何かに捕まった!?」

 

シャークの目の前にはアースの手があり、頭を掴んだのだ

 

アース「誰が友達が居ないんですか?」

 

そう、アースはシャークの頭を掴んだのだ。

 

シャーク「まさか………禁句ですか?」

 

アース「ええ、こう見えても気にしてるのよ」

 

シャークの質問にアースは答える。顔は笑っているが、実際は

 

アース「だから、いっぺんしばかせてもらうわ!!」

 

かなりのぶちギレである。しかも頭に青筋が浮かんでており、声にドスが入ってる。まさに笑顔の状態で怒るタイプである。それを見たイーグルは

 

イーグル「これってシャーク終了のお知らせか?」

 

レイヴン「そのようね………」

 

シャークはアースにこてんぱんにされると言うオチが見えてしまった。

 

シャーク「どういう風にしばく、ってうわぁぁぁぁぁ!!」

 

シャークがいい終える前に投げ飛ばされた。シャークが投げ飛ばされたのを見て、アースはと言うと

 

アース「こうするのよ!!」

 

そう言うとアースは超能力の一つ、テレポートを使った。そして、シャークが飛んだ先にテレポートをした。

 

シャーク「テレポートで先回りかよ」

 

アース「はぁ!!」

 

ベキィ!!

 

シャーク「のわぁぁぁぁぁ!!」

 

アースはシャークを蹴飛ばした。そしてまたテレポートを使ってはまた先回りし、殴ったり、蹴飛ばしたり、更には光線が放って撃つ。

 

シャーク「いい加減に終われよ!!」

 

シャークはアースに攻撃を終わらせてくれと懇願する。

 

アース「良いわ。ただし、やるのはきつい一発よ」

 

するとアースの右手に青い光が集まる。

 

アース「プリキュア・アースインパクト!!」

 

そして、シャークに青い光を当てる。するとその衝撃でシャークは吹き飛ばされ、地面に叩き込んだ。其を見たアースは

 

アース「成敗……」

 

空を飛んだ状態で踵を返した。そし地面に叩きつけられたシャークは

 

シャーク「びゃあ゛ぁ゛うまひぃ゛ぃぃ゛ぃ゛」

 

あの某国民アニメのヒロイン夫が言った迷言を言うと青い浄化光による爆発が起きる。そして爆発が止むとシャークはカードになった。そして

 

「シャーク GAME OVER」

 

ゲームオーバーのアナウンスが流れた。

 

アース「何でやられ台詞が、例の迷言なの………(駄目、笑っちゃう)」

 

やられ台詞が例の迷言なのを呆れていた。(因みに心の中では笑いを堪えていた)

 

 




次回 太陽戦姫プリキュア戦 中堅戦の詳細(予定)


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超プリキュア対戦 玲央アフター

覇王龍さんのオリキュアドリームスターズ2の玲央視点の後日談です。


超プリキュア対戦、その裏ではキュアオルタナティブこと香川英理がプリキュアに復讐するために仕組まれた戦いであった。そして玲央達もそれに巻き込まれたが、様々なプリキュア達の協力によって切り抜けられた。そして、超プリキュア対戦が終結した次の日、玲央達はグランガードのミーティングルームにいた。今回は応援に来たリオンも一緒である。

 

香川「玲央、陽奈、葵、まどか、佳子、かなみ、ほむら全員生きて帰ってきたな」

 

玲央「はい。今回は僕達の力だけでは解決出来ない戦いでした。それにリオンさんが応援に来て、しかも松田さんが僕達をフォローしてくれました」

 

陽奈「様々なプリキュア達が居たからこそ戦えました。対戦の方は最後はぶち壊しになりましたが………」

 

玲央達は超プリキュア対戦での戦いの事を話した。

 

香川「成る程。様々なプリキュアが居たのか」

 

玲央「はい、僕達が参加した超プリキュア対戦の参加者で最も際立ったのはキュアカオスです」

 

陽奈「他にも、キュアオーブやキュアマイティ、キュアゲンムのチームも実力者が揃ってます」

 

葵「対戦相手がヤバい相手であったせいで実力は発揮しませんでしたが、キュアジャグラーも相当の実力者で、メンバーもまた実力はかなりありました」

 

ほむら「俺もそのチームにはひどい目に遭ったよ。あのダークスターズはヤバい連中の集まりで下手したら俺達もあの世行きになる所だった」

 

佳子「その時のほむらの相手であるマガオーブは相当の実力を持ち、しかも準決勝までは力を温存してました。ほんと恐ろしい相手です」

 

まどか「折角強運持ちのメンバーが居たのに散々だったね」

 

佳子「まどか、返す言葉も無いわ………。それに玲央達は何ですか?みんな揃って偽物に騙されるなんて情けないではありませんか!!」

 

佳子の指摘に玲央達は動揺する。

 

玲央「だってその時はほむらさんと佳子さんが死んだと思ってしまい冷静さを欠いてしまった。僕も情けないよ、その事をカオスに指摘されたから………」

 

陽奈「私もショコラに危うく落ちそうになったよ。玲央ちゃん命なのに、もし本物だったら私も落ちちゃう所だったよ///」

 

まどか「偽物とはいえ、フェリーチェの浄化技を食らったときは、本当に浄化されそうになったわ。それが偽物だったときは本当に怒ったわ。感動イベント返せと言いたいくらいよ!!」

 

葵「私もビューティが私の心の事を察して心配しれくれましたが、それが偽物だった時は怒りましたよ!!」

 

かなみ「トゥインクルには怒ってると肌荒れするよと言われたわ。なんで肌荒れと言う発想が出てくるの!?私は未成年よ!!」

 

リオン「それはかなみはメンバーじゃ一番のオカンだからよ。声もそう言う感じだし」

 

かなみ「声は関係ないでしょ!!」

 

冴島「リオン、からかうのもほどほどにしろ。それに誰であろうとも、大切な人が死ねば冷静さを無くすのは仕方ないことだ。玲央、今回のは反省すべきだぞ」

 

玲央「すいません」

 

冴島の指摘に謝る玲央。

 

リオン「冴島補佐官、玲央達を苛めちゃ駄目よ」

 

冴島「それは解ってる。だが、時には叱らないと気づかないこともあるぞ。間違いを犯してしまったらそれこそまずい事になるからな。それはリオン、お前も知ってるだろ」

 

リオン「そうですね(私もそのせいで暫くは戦えなくなったからね………)」

 

香川「まあ、話はこのくらいにしよう。それより玲央。今回の騒ぎの黒幕についてはどう思った?」

 

香川の質問に対し、玲央は答える。

 

玲央「はっきり言うと可哀想な人でした」

 

香川「可哀想?どういう意味だ?」

 

玲央「その英理は、一人ぼっちだと思いました。過去に誰かに裏切られ、人を信じる事を辞めたように見えました。それに?」

 

香川「それに?」

 

玲央「彼女は、そのダークスターズのリーダーであったマガオーブを躊躇いも無く殺したんです。同じチームなのに………」

 

ほむら「それなら俺も同意だな。俺が相対したときは嫌な奴だったけど、あいつはカオスのお陰で心が開いてくれてわかり会えるかと思ったが、本当に酷いな」

 

佳子「自分以外は駒としか見ないなんて最悪ですわ!!」

 

佳子が苛立つと松田がある事を言う。

 

松田「まあ、佳子ちゃんが苛立つのも解るよ。そのおもって香川英理の情報を用意しておきました」

 

そう言うと松田は香川英理の情報が載ったファイルを出した。そのファイルをミーティングルームに居る人達に渡した。

 

香川「成る程、香川はプリキュア同士が殺しあう世界の人間だったからか」

 

冴島「戦争は人を歪ますと言ってたがこれは酷いな」

 

松田「実際、彼女は自分の親友の仇を討つために、戦いに投じましたが結果は酷いものでしたよ。なにせ協力者が実は親友を殺した相手で、ソイツに殺されかけたんですよ。そのせいで彼女は人を信じるのを辞めてしまったんです」

 

冴島「なるほど、此では同情せざるを得ない」

 

松田の話を聞いて、うつ向く玲央

 

陽奈「玲央ちゃん、本当は英理を救いたかったのね」

 

玲央「うん、マガオーブだって最後はカオスとわかりあえたんだ。英理だって出来た筈なのに………」

 

まどか「その気持ちは解るけど、彼女だってある意味被害者よ」

 

葵「そうですよ。もし英理にもわかり会えるのが居てくれたらきっと変わったかも知れませんから」

 

かなみ「戦争さえなければ彼女もまた私達と共存だって出来た。玲央ちゃん、許せないのはそんな人間を歪ませ、悲劇を生み出す存在よ!!」

 

佳子「そうですわ。憎むべきは他人を踏みつけ、他人を弄ぶ輩です!!そんな奴の好きにだけはしてはいけません!!」

 

玲央「そうだね」

 

ほむら「同感だな。ならせめて共存出来たかもしれないマガオーブの分まで戦い、そして英理のような腐れ外道を二度と生み出させないようにしないとな!!」

 

玲央「違うよほむらさん。それを言うなら英理のような不幸な人間をうみ出さないだよ」

 

ほむら「そうだな………」

 

玲央達の様子を見たのか、リオンはある事を言う。

 

リオン「みんなもいろいろあったんでしょ。」

 

玲央「うん。確かに陰謀もあったけど、それと同時に悲しみもあったから」

 

リオン「そうね。じゃあ今日はみんな休みなさい」

 

陽奈「休むって、私達戦えるけど」

 

リオン「違うわよ。今の状態じゃ何かを仕出かすわ」

 

葵「仕出かすって」

 

玲央達は休むように言われたことに戸惑っていた。

 

冴島「今回の事で何処か不安を抱いているだろう。そんな事では怪我をしかねんぞ」

 

香川「戦いたいのは分かるが、何処か欠けてる状態では失敗するぞ。今日は1日休養をとれ、休むのもまた重要だ」

 

まどか「そうですね」

 

松田「それにこの世界のプリキュアは玲央達だけじゃない、なぎさたちだって居るだろ。今回は他の人に任せておけ。そして、休養が開けたらまた戦えばいい。解ったな」

 

佳子「仕方ありませんね。今日は大人しく休養を取りましょう」

 

ほむら「そうだな。たまには休むのもいいか」

 

玲央「そして、休養が開けたらまた戦いに参加し、悪の勢力に立ち向かわないと」

 

そう言うと玲央達はミーティングルームから退出した。

 

リオン「それでいいのよ。あなたたちだって人間よ。時には何処かで崩れるかも知れないわ」

 

松田「其を止める為に俺たちが居る」

 

冴島「プリキュアだけではなく様々なヒーローが気兼ねなく戦える為に私達が居る」

 

香川「それが俺達の居る理由だ。世界を悪意ある物から守るためにな」

 

────

 

某所

 

???「さて、新たなゲームを始めるとしよう」

 

その人物の手にはあるガシャットが握られていた。それが新たな騒動に繋がるのをまだ知らない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



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太陽戦姫編 太陽戦姫プリキュアVSブレイブソウルプリキュア ブレイブサイド その1

のうちさんの太陽戦姫プリキュアのコラボの話です。
今回はブラックマグマ遭遇の話です。


超プリキュア対戦が終わってから数日たったある日、とある奇妙な事件が起きた。

 

カイザー「確かこの辺りに次元の歪みがあったけど」

 

アース「私の超能力でも何の反応が無いわ」

 

カイザー達は勇城市のある場所で次元の揺らぎを関知したと言う連絡を受け、その発生場所へ向かっていた。

 

エクスプレス「おかしいわね。確かに妙な反応があったけどどうなっているのかしら?」

 

カイザー達はその場所を調べる。

 

────

 

グランガード 司令室

 

司令室では

 

香川「何か異常は無いか」

 

菅沼「確かにこのエリアに異常はあったのは間違いありません。ただ」

香川「ただ?」

 

菅沼「何故あのタイミングで、次元の歪みが発生したのか、原因が解らないのです」

 

香川「原因か………もしかしたら誘っているな」

 

冴島「誘い?どう言うことだ?」

 

冴島の疑問に香川は答える。

 

香川「ああ、次元の歪みを発生すればほとんどのヒーローは確実に調べに行くだろう。そして」

 

冴島「そして?」

 

香川「調べに行こうとしたヒーローを何処かに飛ばすなり、不意討ちに敵を強襲するなりの手段をとるだろう」

 

冴島「不意討ちに強襲か………まともな敵だったら、対処は出来るが………もし、相手が狡猾なら」

 

香川「まずいことになるな。菅沼、カイザーに警戒を呼び掛けろ。それと時村」

時村「はい」

 

香川「次元の歪みが起きているフィールドを分析しろ!もしかしたら、相手はこの世界のとは別の住人である可能性がある」

 

時村「了解しました」

 

時村はフィールドの分析にとりかかる。

 

香川(今回の騒動、あいつが居るな。超プリキュア対戦の黒幕、キュアオルタナティブ………だが、オルタナティブはカオスに倒された筈………何かの方法で生き延びたのか………)

 

香川は思った。倒された相手が生きているのではないかと言うことを

 

────

現場

 

菅沼(通信)「皆さん、今回の騒動は別の世界の住人が関わってます。警戒をしてください」

 

カイザー「解ったわ」

 

菅沼を介して香川から警戒をするように言われたカイザー達は周りを見回した。そんな時、エクスプレスはあるものを目撃する。

 

エクスプレス「あのプリキュア………まさか」

 

カイザー「エクスプレス、どうしたの?」

 

エクスプレス「カイザー、何であいつが居るの?」

 

カイザー「あいつって?」

 

カイザーはエクスプレスが見た先に視線を向けた。それは

 

カイザー「あれは、キュアオルタナティブ!?何で」

 

カイザーが動揺するなか、フィーニクス達がやって来る。

 

フィーニクス「どうしたのカイザー!?」

 

カイザー「私達の前に、キュアオルタナティブが居る」

 

コマンド「オルタナティブ!?確かカオスが倒しただろ」

 

ポリス「最大攻撃を受けて生き延びる筈がありません」

 

そう、超プリキュア対戦の黒幕、キュアオルタナティブはカオスを初めとするプリキュアに倒されたのだ。そのオルタナティブが生きてる筈がない。

 

ゴルディ「急いで追いましょう。それと連絡もして」

アース「わかってますゴルディ。幸い、オルタナティブは近くに居てまだ遠くには行ってません!」

 

カイザー「じゃあ、急いで追おう。ほっとけば大変な事態が起きる!」

 

 

カイザーが言うと、急ぎオルタナティブを追跡する。

 

────

 

グランガード司令室

 

司令室では、フィールドの解析が終了した。

 

時村「フィールドの解析が終わりました」

 

香川「何か解ったか」

 

時村「あのフィールドですが、あれは太陽戦姫の世界の敵、ブラックマグマの技術が使われてます」

 

冴島「ブラックマグマと言えば、サンバルカンが倒した敵組織だ。何故太陽戦姫の世界にも出てくる?」

 

香川「理由は簡単だ。太陽戦姫の世界で相対してるのが太陽戦姫プリキュアだ」

 

冴島「そうか、超プリキュア対戦の初戦で玲央達が相対したプリキュアチームか」

 

香川「そうだ。だが本来は太陽戦姫の世界と俺達の世界は別次元の筈だ。なのに何故……」

 

香川が言おうとしたその時

 

菅沼「香川司令、カイザーより連絡です」

 

香川「カイザーより連絡?何があった?」

 

菅沼「次元の歪みが起きている場所にオルタナティブを目撃したとの事です」

 

香川「オルタナティブだと!?あいつはカオス達が倒したのを玲央達が見ている。何があったんだ」

 

菅沼「すいません。まだ推測なので、後でまた連絡をするそうです」

 

香川「オルタナティブか……あいつはどうやって生き延びたんだ……」

 

香川は超プリキュア対戦の黒幕、キュアオルタナティブが生きていたことに疑問を抱いた

 

────

 

カイザー達は、オルタナティブを追い付いた。

 

カイザー「オルタナティブ、何故貴女が居るの!?カオスが倒したのに何故此処に居るの!?」

 

カイザーはオルタナティブを追い付き、何故此処に居るのかを問おうとした。だが

 

ポリス「カイザー、上に敵です!」

 

カイザー「こんな時に敵!?何が来るの!?」

 

カイザーは頭上から、敵が来るのを見ていた。それは

 

カイザー「あれは、ブラックマグマの怪人!?確かサンバルカンが倒したと聞いてるよ」

 

それは、ブラックマグマのモンガー軍団である

 

コマンド「くっ、何でこんなタイミングに敵が来んだよ!?」

 

ゴルディ「明らかに私達を足止めするために呼んだのよ」

 

アース「けどブラックマグマはオルタナティブと無関係じゃ?」

 

エクスプレス「アース、そうじゃないわ。あのブラックマグマは恐らく、イーグル達に関係があるわ」

 

アース「じゃあ、あのブラックマグマはイーグル達の居る世界のブラックマグマって事なの!?」

 

エクスプレス「その可能性はあるわ」

 

フィーニクス「だったらますます放置出来ないわ。オルタナティブがやった行為を考えたら大変な事になるわ」

 

カイザー「オルタナティブにブラックマグマ。どっちも捨て置けない。まずはブラックマグマの怪人を蹴散らそう」

 

カイザーが言うと、ブラックマグマの怪人達に視線を向ける。

 

カイザー「敵が多いね。ここは範囲系の技で蹴散らそう」

 

フィーニクス「そうね」

 

フィーニクスが言うと全員でブラックマグマの怪人を広範囲系の技で蹴散らす。

 

カイザー「プリキュア・カイザーファイヤー!」

 

フィーニクス「プリキュア・ソーラーミサイル!」

 

アース「プリキュア・アーススプラッシャー!」

 

エクスプレス「プリキュア・シグナルブラスター!」

ポリス「プリキュア・シャインスプレッド!」

 

ゴルディ「プリキュア・ゴールドストーム!」

 

コマンド「プリキュア・コマンドファイヤーストーム!」

 

カイザー達の広範囲技でブラックマグマの怪人は駆逐された。だが、怪人のせいでオルタナティブを見失ってしまう。

 

エクスプレス「逃げられてしまったようね……」

 

カイザー「怪人の数が多いせいで時間がかかったからね」

 

アース「幸い、私の超能力で記憶しておいたわ。次は必ず捕まえましょう」

 

カイザー「そうね。じゃあ一度帰投しましょう」

 

フィーニクス「そうだね。報告もしないと」

 

ポリス「どうせなら、ブラックマグマの怪人の残骸も回収しましょう。何らかの手がかりになるかも知れません」

 

カイザー「そうね。幸い残骸はあちこちにある。できる限り回収しましょ」

 

カイザーの指示で、ブラックマグマの怪人の残骸を回収し、その後カイザー達はグランガード基地に帰投する。

 

だか、これは新たな戦いの引き金になるのを知らない。



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太陽戦姫プリキュアVSブレイブソウルプリキュア ブレイブサイド EX1

太陽戦姫プリキュアVSブレイブソウルプリキュア 題八話の裏で起きてる話です。


バルカンベース陥落と玲央以外のプリキュアが囚われた。だが、グランガードが黙るはずが無かった。

 

松田「レオナちゃん。有用な情報をくれてありがとうな」

 

松田は、有用な情報をくれた赤間レオナと他の仲間と話をしていた。実はレオナは、ルカを助けたプリキュア、キュアアトランティスであり、他の四人もレオナと同じプリキュアである。彼女達は暗黒科学帝国デスダークに立ち向かうプリキュアチーム、プリキュアグレイトフォースである。

 

レオナ「いえ松田さん。私は気づいてました。香川英理が何の理由も無く、プリキュアを嵌める筈が無いと」

 

松田「実際に会って感じたのだな」

 

レオナ「はい」

 

歩「それと、街中にある妙な施設を壊した最中に見つけたんです」

 

歩は、冴島と松田にある物を見せた。

 

冴島「バックアップのデータか」

 

歩「はい。あなた方が交戦したオルタナティブは、自身が消滅した時に備えてバックアップデータを作ってました」

 

松田「それで龍璃ちゃんの技で消滅したにも関わらず生き残ったのはそのせいか」

 

歩「そうです。それに気づいた英理は、悪の英理を倒すために演技をしたのです」

 

香川英理が何故プリキュアを裏切ったのか、その本当の理由を教えた。

 

冴島「敵を欺くには味方と言う言葉があるが、こう言う手は、間違うと信用をなくすぞ」

 

松田「だが、これをしなければ勝てないと判断したからな。それにしても俺達にひどい目に遭ったにも関わらず、懲りずに悪さをするとは、情けない奴だな」

 

レオナ「実際に聞くと本当に酷いわ」

 

歩「あなた達の居るプリキュアからも酷い事を言われましたね」

 

一華「本当、性根が腐りすぎです」

 

鞠江「同感です。同じプリキュアとして恥ずかしいです!」

 

莉緒「ほっとけば、また録な事をしませんよ」

 

レオナ「そうね」

 

レオナ達の話を聞いて冴島がある事を言う。

 

冴島「そうか、お前達も悪の香川英理が放置出来んか。ならば赤間レオナ、黒田歩、青山一華、黄島鞠恵、桃園莉緒。お前たちに頼みがある」

 

レオナ「何でしょうか?」

冴島「今、玲央達はバルカンベースへ向かっている連絡がこちらに来ている。だが敵は他に良からぬ事を考えている。そこで、お前達は玲央達の援護に向かってくれ。もちろんお前たちだけでは危ないだろう。そこで応援を出す」

 

レオナ「応援とは?」

 

松田「ブレイブソウルプリキュアは7人だけじゃない」

 

松田が言うと、二人の女性が入る。一方は黒髪の大人の女性で、もう一人は紫髪の中学生である

 

リオン「天海リオンよ。グランガード機動隊長兼ブレイブソウルプリキュアの一員よ」

 

龍奈「芹沢龍奈です。本来の姿はドラゴンに似た姿であり、私もブレイブソウルプリキュアのメンバーです」

 

レオナ「貴方達もプリキュアですか?」

 

リオン「そうよ。実力はあるから安心してね」

 

レオナ「では頼りにします」

 

龍奈「じゃあ急ぎましょう。玲央達が待ってますから」

 

龍奈が言うと、急ぎ部屋に出る。そこへ

 

香川「玲央達を救いに行くのだな」

 

香川が姿を現す。

 

リオン「ええ、もちろんです」

 

香川「そうか。ならこれを持っていけ」

 

リオン「これは?」

 

香川はリオンに箱を渡した。それは

 

香川「スパロボ系のガシャットだ。元になったプリキュアクロニクルガシャットを解析した事で完成したやつだ。香坂整備班長のお手製だ。決戦に役立つだろう」

 

リオン「ありがとうございます香川司令。必ず玲央達を助けます」

 

冴島「そしてリオン。言うまでもないが」

 

リオン「必ず生きて帰るんですね」

 

冴島「その通りだ。必ず生きて帰って玲央達にいい思い出を作ってやれ」

 

リオン「はい」

 

リオン達はガシャットが入った箱を手にし、バルカンベースへ向かった。

 

香川「悪の香川英理とブラックマグマよ。お前達はグランガードを嘗めすぎた。そしてお前達はブレイブソウルプリキュアと太陽戦姫プリキュアの本当の恐ろしさを身を持って知るのだ!!」

 




なお、実はプリキュアクロニクルにも関係あり?


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プリキュアクロニクル編 LEZARのプリキュアとの出会い

プリキュアクロニクルの玲央視点の前日談です


超プリキュア対戦の騒動より数日がたったある日、日本中にあるニュースが飛び込む。

 

『幻夢コーポレーションの最新ゲーム、プリキュアクロニクル。本日発売!!』

 

それは、幻夢コーポレーションが発売する新作ゲーム、プリキュアクロニクルが発売すると言うニュースである。そして、その話題は玲央達のいる街ににも伝わっていた。そして、玲央達はそのプリキュアクロニクルが行っている街にやって来る。

 

玲央「たった一日でここまで盛り上がるなんて凄いな」

 

まどか「一時は発売中止になるかと言う騒ぎがあったのよ」

 

陽奈「その騒ぎって何が起きたの?」

 

まどか「幻夢コーポレーションの社長、檀黎斗がお亡くなりになったの。その葬儀では、かなりの人が集まったわ。彼の行為を許さない人も居たけど、それでも親しまれた人も居たし、身内も悲しんだわ」

 

かなみ「その中には檀黎斗の娘も居たのね?」

 

まどか「ええ、檀黎斗の娘の檀黎乃も居たわ」

 

玲央「確かにその檀黎斗と言う人は、酷いことをしていた。けどこの人だって良心もあった。その為のアイテムを残したのだから」

 

葵「玲央さん、その檀黎斗社長に会ってないのに、どうして解るのでしょうか?」

 

陽奈「玲央ちゃんは、観察力や洞察力に長けてるのよ葵さん」

 

葵「そう言えば、玲央さんは戦闘してる時も人を見てますね」

 

葵が言うとある女性が姿を現す。

 

???「あなた達がグランガードに所属するプリキュアね」

 

玲央「貴女は?」

 

玲央が言うとその女性は名前を言う

 

???「アタシは九条貴利菜。檀黎乃の仲間であり、キュアレーザーよ」

 

かなみ「キュアレーザー?貴女はマガモータスの時に協力したプリキュアね。その時はありがとう。貴女が居なかったら苦戦をしてたわ」

 

貴利菜「大したことは無いわ。それに貴女達の事は黎乃から聞いてるわ。超プリキュア対戦で準決勝で相対した龍璃達のチームの相手であり、超プリキュア対戦での騒ぎを収めてくれたプリキュアチームだと」

 

ほむら「俺も居るけどな………」

 

佳子「仕方ありませんよ。その時の相手が悪すぎましたから………」

 

貴利菜「えっ、あなた達もグランガードに所属するプリキュアなの?」

 

陽奈「そうだよ。その時は別のチームに居たから」

 

貴利菜「そうなんだ。じゃあ、あなた達のチームは7人も居るの?」

 

玲央「いえ、もう一人居ますよ。今は8人ですから」

 

貴利菜「八人もいるんだ(下手したら11人も居たりして………)」

 

貴利菜は他にもプリキュアが居るんじゃないかと不安を抱いた。それを見た玲央は声をかける。

 

玲央「あの、大丈夫ですか?」

 

貴利菜「はっ!?だ、大丈夫よ………」

 

玲央の言葉を聞いて我に帰る貴利菜

 

玲央「それより、何しに僕達と接触したのですか?」

 

貴利菜「ああ、今説明する」

 

貴利菜はプリキュアクロニクルなどの話について説明する。

 

玲央「プリキュアクロニクルの事で、何か不穏な事があるんだね」

 

貴利菜「ええ、無事にプレイをしてくれたら社長もきっと喜んでいるだろうなと思って」

 

ほむら「そのわりには何か不安を抱いているな」

 

佳子「まあ、こう言う物にはイレギュラーが混ざってもおかしくありませんからね」

 

佳子の指摘に貴利菜は答える

 

貴利菜「そのイレギュラーが、そのプリキュアクロニクルに居るらしいんだ」

 

葵「居るのですか!?ちゃんとチェックしたのですか!?」

 

貴利菜「したわ。黎乃も自らチェックをしたくらいよ」

 

まどか「じゃあ、何らかのエクストラプレイヤーが、プリキュアクロニクルに参加でもしてるの!?」

 

貴利菜「その話は聞いた事は無いわ。ただ」

 

まどか「ただ?」

 

貴利菜「プリキュアクロニクルの発売の前に妙な事が起きてるの」

 

まどか「妙な事?」

 

貴利菜「ひとつは黎斗社長に変わって就任した陰照社長と巨災副社長の事よ。この二人については、幻夢コーポレーションですらも知らなかったの」

 

葵「もう一つは?」

 

貴利菜「プリキュアクロニクルの発売前に、一部のプリキュアが神隠しにあったらしいの?」

 

葵「神隠しですか?」

 

貴利菜「ええ、中には超プリキュア対戦で黎乃達のチームに相対したチーム鎧武のリーダー、葛葉実も居たわ。彼女、黎乃に負けたのが悔しいか、黎乃に勝つための特訓をしてたわ。その時に神隠しにあったと思うわ」

 

陽奈「超プリキュア対戦、プリキュアはいろんな意味で有名になったからね」

 

貴利菜「ええ、幻夢コーポレーションの方にもある程度の宣伝効果を得たからね」

 

玲央「知らない内にまた騒動が起きそうだね。貴利菜さん、黎乃さんが居る場所へ案内してくれませんか?」

 

玲央はまた騒動が起きるのを感じていた。

 

貴利菜「いいわ。黎乃達は確かCRに居たわ」

 

玲央「CR?」

 

貴利菜「電脳救命センターの事よ。場所は聖都大学附属病院の地下よ。他にも呼んできたプリキュアも来てるし、それに仮面ライダーも居るわ。ついてきて」

 

貴利菜が言うと玲央達は貴利菜の案内で聖都大学附属病院へ向かう。その玲央の様子を見ていた人物は居た。

 

ニコ「あれって大河の関係者ね。確か九条貴利也の血縁者だったね。それと茶髪の男の子と他の6人の女の子は一体?」

 

その少女の名は西馬ニコ。そう仮面ライダークロニクルでバグスターを倒したあのライドブレイヤーニコの変身者である。彼女もまたプリキュアクロニクルの騒動に巻き込まれることになるをまだ知らない。後一つ言っておく、あれは茶髪の男の子じゃなくてあれも女の子だ!!

 

 



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再会のBrotherDragon

ブレイブソウルプリキュアのマスコット枠、カルージャの話です。
覇王龍さんのプリキュアクロニクルのソルトの妹の話にも接点があります。


再会のBrotherDragon

 

貴利菜と一緒に玲央達はCRへ向かっていた。その途上で

 

陽奈「そう言えば、玲央ちゃん。カルージャはどうしたの?」

 

玲央「ある人を迎えに行ったよ」

 

陽奈「ある人って?」

 

玲央「何か龍漓さんに関係がある人だって」

 

葵「龍漓さんの関係者ですか。誰の事でしょうか?」

 

まどか「そう言えばカルージャって人間態になれたの?」

 

かなみ「なれたわ。後、知らなかったけど、妖精学校を首席で卒業をしたのよ。そして、プリキュアにもなれるわ」

 

佳子「会ったら驚きますね。妖精が実は私達と同じブレイブソウルプリキュアだと」

 

まどか「そうね………(まあ、カルージャも色々辛い目に遭ってるわ。自分の故郷が、敵に侵略されたからね)」

 

玲央(じゃあ、もしカルージャの故郷を取り戻したら、その関係者に会いに行こうか)

 

まどか(そうね)

 

まどか達の話を聞いて、貴利菜が近寄る。

 

貴利菜「なんの話をしてるの?アタシにも説明してよ!」

 

玲央「僕達にプリキュアの力を与えた妖精の話だよ」

 

貴利菜「妖精?居るのか?」

 

ほむら「その妖精の名はカルージャで、さっき言ったが別行動してるんだ」

 

そのカルージャはと言うと

 

────

 

龍奈「玲央の話では、この時間に来ると言いましたね」

 

そのカルージャは人間態にあたる荒汐龍奈(ちなみに玲央の世界では芹澤龍奈)と言う少女の姿をとっていた。そして公園で待ち合わせていた。そんな時

 

男「お嬢ちゃん、待ち人でも居るのか?」

 

龍奈の近くには複数の男が来ていた。

 

龍奈「えっと…あの…人を…待っているんです」

 

男「待っててもつまらんぜ。それより、俺等と遊びにいこうぜ〜。いいとこあるからよ〜」

 

男「待たせる奴なんてほっとけよ。俺達の方がもっと楽しい遊びを知ってるぜ。何なら、俺のオススメスポットに案内してやるぜ」

 

龍奈「これってナンパですか…」

 

龍奈は複数の男に絡まれてしまった。だが、その男達の背後にある男が来る。

 

男「そこまでにしろ。嫌がってるだろ!」

 

男「あん?なんだ兄ちゃん?」

 

男「いいから去れ!!」

 

男はナンパ男達を睨み付けた。睨まれた男達は

 

男「すっ、すいませんでした〜〜〜」

 

殺気に気づき、退散した。

 

男「大丈夫か!?」

 

龍奈「いえ、大丈夫です。それより貴方は?」

 

龍奈の質問に男は答える。

 

男→剃人「俺か?俺は荒汐剃人って言うんだ。...キミは?」

 

龍奈「剃人?もしかして」

 

剃人の名を聞いて反応する龍奈。

 

剃人「俺の名を聞いて、何か反応したな」

 

龍奈「もしかして……ソルト……お兄ちゃん?」

 

剃人(やはりか……まさか彼女は………)

 

龍奈「まあ、この姿じゃわからないか」

 

そう言うと龍奈は煙で姿を変える。その姿は小型の青いドラゴンである。そのドラゴンこそカルージャの本来の姿である。因みにカルージャには本名がある。

 

カルージャ「私だよ……ルーナだよ!……ルナドレイク・カルージャ!」

 

カルージャの姿を見た剃人は

 

剃人「ルーナ……はっ!!思い出したぁぁぁぁぁぁ!!」

 

大声で叫んだ。それもその筈、まさか妹がここに居たからだ。そう、お気づきだろうか。荒汐剃人の本名がソルドレイク・カルージャである。そこで大声を叫べばどうなるか?その答えは

 

カルージャ「人集まってるよ」

 

大声に反応して、人が集まっているのだ。

 

剃人「はっ………」

 

人が集まってきたのを見た剃人は

 

剃人「しっ、失礼しました~」

 

カルージャの手を掴み、足早にこの場から去った。

 

────

 

ラーメン屋龍砕 

 

ラーメン屋龍砕。此処は剃人が開店したラーメン屋である。そのカウンターには剃人とカルージャが居た。

 

剃人「流石にドラゴンだと目立つな。人間態になってくれ」

 

カルージャ「うん」

 

カルージャは煙に包まれ、龍奈の姿になった。

 

剃人「それにしても立派になったな。妖精学校を首席で卒業しただけのことはあるな」

 

 

龍奈「そうでもないよ。お兄ちゃんが迷惑をかけたせいで白眼視するのも居たよ。それに私も卒業して時間がたった後に、故郷が悪い連中に占領されて、故郷のみんなと離ればなれになって逃げてきたよ」

 

剃人「ああ、何者かが俺を陥れ、親友殺しの濡れ衣を着せられたせいで、ルーナの家族にも迷惑をかけてしまった。ごめんな、俺のせいで………(ルーナ、お前も辛い目に遭ってたとは)」

 

龍奈「……お兄ちゃんは悪くないよ。悪いのは、お兄ちゃんを初め、私達を陥れようとした連中だよ。それに、私達の故郷のみんなもお兄ちゃんの無罪を信じている心ある人だって居るよ。だから気にしないで」

 

龍奈の笑顔を見て涙する剃人

 

剃人「ルーナ、こんな俺でも許してくれるのか」

 

龍奈「当たり前だよ」

 

剃人「ありがとう」

 

感動の再会をする中、新しい人物が入ってくる。

 

剃人「客か?悪い、まだ準備………って、二人ともどうした?」

 

 

そこには黒いオーラをまとった二人の少女が居た。そう彼女達こそ覇波龍漓と影宮レイナである。

 

龍漓「剃人、この娘は誰なの?」

 

レイナ「返答次第では抹殺する…」

 

剃人「おま、怖いこと言うなよ!とりあえず二人とも、まずは落ち着け!」

 

剃人は龍漓とレイナを説得するが聞く耳は持たない。

 

龍漓「もう一度聞くわ。この娘は誰なの?」

 

龍漓の気迫に負けた剃人は正直に言う。

 

剃人「俺の妹だ(正直に言ったんだ。落ち着いてくれ)」

 

剃人の告白を聞き、龍漓は落ち着いた。しかし龍漓は何故か無言で剃人の頭にシールを貼る。

 

剃人「龍漓?」

 

そして

 

龍漓「...違反チケットスパーキングッ!」

 

龍漓が言った途端、剃人は

 

剃人「ぶべらっ!?」

 

香港映画の俳優みたく派手にぶっ飛ばされて、カウンターに激突。このまま気絶した。その様子を見た龍奈は龍漓に話しかける

 

龍奈「もしかしてお兄ちゃんのパートナーですか?」

 

龍奈に気づいた龍漓は返事をする。

 

龍漓「うん!私、覇波龍漓!宜しくね!」

 

龍漓の返事を聞いた龍奈はあることを言う。

 

龍奈「龍漓さん……キュアカオスですね」

 

龍漓「えっ、何で解るの!?」

 

龍奈が自分の事を知ってることに動揺する龍漓。

 

龍奈「玲央から聞きました。超プリキュア大戦で大活躍した話」

 

龍漓「超プリキュア対戦、夢じゃなかったんだ」

 

龍奈「はい、事実超プリキュア対戦の事を知ってますから」

 

龍奈の話を聞いてレイナが近寄る。

 

レイナ「超プリキュア対戦って言ったよね」

 

龍奈「はい、どうかしましたか?」

 

するとレイナは龍奈に頭を下げる。

 

レイナ「ごめんなさい。まさか、その時の相手に貴方の仲間が居て、カードがあったとは言え、抹殺をし貴方達の仲間を怒らせてしまって」

 

龍奈「どうして謝るのですか?悪いのは悪い方の香川英理と言う人ですよ」

 

龍漓「オルタナティブ、まだ懲りなかったの?」

 

龍漓「はい、何らかの手段で生き延び、復讐のために悪いことをしました。ですが、玲央達のおかげで今度こそ消滅しましたが、プリキュアに憎悪する心を捨てない限り、また現れるかも知れません」

 

レイナ「そうだったの………あんな悪い奴に加担した私が恥ずかしい……」

 

龍漓「心を開き改心したマガちゃんを殺し、私達を拒絶した悪い方の香川英理。もし改心しなかったら、また現れるかも知れない」

 

レイナ「そう言えば、何で私達の所に来たの?」

 

レイナの質問に龍奈が答える。

 

龍奈「実は………」

 

龍奈は龍漓達にプリキュアクロニクル等の話した。

 

龍漓「そのプリキュアクロニクル以外にもとんでもないことが起きているのね」

 

龍奈「はい。中でも超プリキュア対戦に関わったプリキュアの何人かが、行方不明になると言う事態が起きて、しかもその犯人がプリキュアクロニクルに関係があるのです」

 

龍漓「なんか大事になって来たわね………」

 

龍奈「はい、このままでは大事になると判断したグランガードは、CRに玲央達を派遣し、私は龍漓さんのサポートにここに来たのです」

 

龍漓「サポートって?」

 

龍奈「この先、キュアプレイヤーでは絶対に勝てない相手が出てきます。その為のサポートです。もちろん、私もプリキュアになれます」

 

龍漓(あのキュアパラドクスがそれね………)

「貴方もプリキュアになれるなら助かるわ。サポートの方、お願いね」

 

龍奈「はい」

 

かくして龍奈は龍漓達の協力を得た。

 

龍奈「ちなみにお兄ちゃんはどうなります?」

 

龍漓「大丈夫、手加減したから時間が立てば起きるわ」

 

龍奈「そうですか………」



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毛利小五郎?のEncounter

ブレイブソウル組が毛利小五郎もといアクゥーニンに出会う話です。中の人ネタが多いです。そして、近日でるあのライダーのネタも………


龍璃と龍奈が共闘をしてる頃、玲央達ブレイブソウル組は、クロニクルのステージを調査していた。

 

ゴルディ「ここも怪しいのは無さそうねカイザー。けどどうしてステージを調査するの?」

 

カイザー「気になるのよ」

 

ゴルディ「気になるって?」

 

カイザー「どうもこのゲームにはエクストラプレイヤーが居るのは解ってる。けど其れ丈じゃないわ」

 

フィーニクス「其だけって、どういう意味なのカイザー?」

 

フィーニクスの質問にカイザーは答える。

 

カイザー「このプリキュアクロニクルには、知らない秘密が隠されている気がするの」

 

フィーニクス「隠されてる?何があるの?」

 

カイザー「そうねフィーニクス。例えば、このゲームには、ある条件が揃う時に現れるプリキュアが居るらしいよ」

 

フィーニクス「そう言うの居るの?」

 

エクスプレス「可能性はあるわ。例えばゲームをクリアすると、隠し要素が解放するのよ」

 

コマンド「新キャラとか、ボスキャラが使える。隠しボスと戦える事や敵サイドのストーリーが解放されるとか」

 

ポリス「他にも難易度上限解放やレベル制限解除、二週目や真のエンディングに至るストーリーだってあります」

 

エクスプレス達の説明に納得するフィーニクス

 

フィーニクス「そう言うのあるんだ。けど私はあんまりゲームはやらない方だよ」

 

エクスプレス「そう言う問題じゃないわ!!けど、プリキュアクロニクルもゲームである以上何かあるのは事実よ」

 

アース「だからカイザーは龍璃さん達を手助けするために、調査をしてるのです。それは黎乃さん達や光さん、詩織さんや英里さんにも役立つ事でもあります」

 

カイザー「ゲームをクリアするには協力しなければ出来ない物よ。やりこみ派は別だけどね………」

 

ゴルディ「低レベルクリア、一人でラスボス撃破、一時間以内クリアと言う廃人プレイをするプレイヤーも居るからね………」

 

ポリス「それやるのは相当の暇人ですわ………」

 

エキスプレス「無駄口は駄目よ。取り敢えずこのエリア全体を見回さないと」

 

エキスプレスの言うとおり、カイザー達はエリアの調査を続けた。その数分後

 

アース「はっ!?」

 

フィーニクス「どうしたのアース?」

 

アース「気をつけて下さい!!近くに敵が居ます」

 

フィーニクス「敵!?何処に居るの!?」

 

フィーニクスが言うとちょうど敵が姿を現す。

 

???「街に出掛けたら、妙な連中が来てるな」

 

それは大物の悪魔である。

 

カイザー「あの悪魔は一体!?」

 

悪魔を見て身構えるカイザー達

 

???「ほう、この俺を見て驚いているな。まあ特別に教えてやろう。俺の名は」

 

その悪魔が言おうとした時

 

エクスプレス「眠りの毛利小五郎さん」

 

???「そう、私が名探偵の毛利小五郎って違うわ!!」

 

エクスプレスのボケで誤って毛利小五郎と言ってしまった悪魔。

 

???「眠りの毛利小五郎じゃねえ!!俺の名は」

 

カイザー「ドレスローザのリク王の親友のキュロスさん?」

 

???「違う!!」

 

フィーニクス「じゃあ、ジャック・パウアーさん?」

 

???「違う!!」

 

アース「じゃあ百井兼三さん」

 

???「違うわ。この山神ルーシー(略)!!」

 

ポリス「では、霞のジョーさん?」

 

???「誰が霞のジョーだ。この白井黒子!!」

 

コマンド「じゃあ、流星のデレプタ?もしくは武神鎧武?はたまたパラドックス・ロイミュードか?」

 

???「それも違うわ!ってか声優ネタから離れろ!!」

 

ゴルディ「ほんとすいませんねヤマト隊長」

 

???「おいおい、隊長って柄って、何どさくさにボケかましてんだ!!揃いも揃って俺を虚仮にして!?」

 

カイザー達のボケにキレる悪魔。

 

エクスプレス「その様子からして大物ね。何者なの?」

 

???「そうだな。教えてやろう。俺の名はアクゥーニンだ」

 

アクゥーニンは自分の名を名乗った。

 

カイザー「うわっ、分かりやすい」

 

アクゥーニン「その方が色々やり易いからな。何せプリキュアを拉致するのに丁度良いからな」

 

その言葉を聞いてカイザーは有ることに気づく。

 

カイザー「あなた、神隠しの黒幕ね。とんで火に入る夏の毛利小五郎とはまさにこれね」

 

そうアクゥーニンこそ神隠しの黒幕である。

 

アクゥーニン「何でバレた!?ってかそれを言うならとんで火に入る夏の虫だろ、この肉!!」

 

カイザー「決まってるでしょ。貴方がツッコミをしてる間も観察してたから。と言うわけで毛利小五郎の顔、頂きました。もちろん、貴方の顔もカメラに撮影済みよ」

 

ゴルディ「あらあらカイザーもボケをしたいお年頃ね」

 

カイザーがボケをかましたのを見るゴルディ。

 

アクゥーニン「お前ら、大人をからかうな!!ならば俺の力を見せてやる!!」

 

キレたアクゥーニンは、カイザーに攻撃をするが、アクゥーニンは有るものを見てしまう。

 

アクゥーニン(建物に時計?まさか………)

 

アクゥーニンは建物にある時計を見て蒼白する。

 

カイザー「どうしたの?かかってこないの?」

 

アクゥーニン「此処で潰したいが、下手したらまずいフラグが立つ………場を改めて来るからな!!覚えてろ!!」

 

アクゥーニンは時計を見て何かを見たのか、直ぐに撤退した。

 

フィーニクス「どうして逃げたんだろう?」

 

アース「何か時計とか言いましたが………」

 

アクゥーニンの撤退に疑問を抱くアース

 

ポリス「もしかしたら、時計が鍵かも知れませんね」

 

ゴルディ「その可能性はあるわ。それにアクゥーニンって言ったけど、実力はかなりありそうね」

 

コマンド「そうだな。大物のオーラを纏ってるからな」

 

カイザー「そのアクゥーニンの顔を撮影したし、みんな戻ろう。長居してるときっとペナルティ執行の相手が来かねんから」

 

エクスプレス「主催者からすれば、招かざる相手。放置は出来ないからね」

 

エクスプレスが言うと、カイザー達は全員時計がある建物から離れた。そしてCRにてアクゥーニンの事を教えるのであった。

 

────

 

建物の屋上

 

???「相変わらずだねアクゥーニン。どうせなら僕を誘ってくれれば良いのに」

 

その屋上にはアンモナイトの悪魔系の少女が先程の様子を見ていた。それがプリキュアクロニクルで更なる事態を引き起こすことを知らない。

 




時を操る相手はある意味強敵です。


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クロニクルに潜むSHADOW

龍璃救出作戦が実行してる頃、CRは何をしていたかの話です。最後にネタバレあります。


調査任務中、毛利小五郎もといアクゥーニンに遭遇した玲央達。交戦する筈が有るものを見て逃走したアクゥーニンを見て玲央はクロニクルに潜むあるプリキュアが居るのではないかと考える。そして玲央達はCRへ帰還する。そのCRの一室にはCR所属のライダー達とプリキュアが集まっていた。なお葵と龍奈は龍璃の救助に行ってるため、今は居ない。

 

永夢「プリキュアクロニクルに、あるプリキュアが居るのですか?」

 

玲央「居るよ。その証拠に毛利小五郎は時計を見て逃げたよ」

 

永夢「時計を見て逃げた?どういう意味ですか?」

 

玲央「その反応からして毛利小五郎は時を操る存在を恐れてるんだ」

 

飛彩「時を操るか………仮面ライダークロニクルにも居たなその使い手。それとその毛利小五郎って何だ?」

 

まどか「アクゥーニンの事よ。アイツの声が毛利小五郎に似てるのよ」

 

佳子「小五郎呼ばわりされたら、キレてあたし達の中の人ネタをしでかしたんですよ。あたしの事を白井黒子呼ばわりされたんですよ」

 

佳子は中の人ネタの事で怒っていた。

 

明日菜「カイザー達の中の人、何れも有名だな。コマンドは妖精役もやってたな」

 

ほむら「言うな!!恥ずかしい///」

 

騎羅「脱線してるよあなたたち。それより貴方達が集めた情報を見せてくれないかしら?」

 

陽奈「ファイルに纏めてあります。どうぞ見てください」

 

陽奈達は永夢達に集めた情報を纏めたファイルを渡した。それを見た永夢達は

 

永夢「バグスター以外にも敵が居るなんて」

 

飛彩「悪魔と言う連中まで居るのか………」

 

大河「それに俺達が知らないバグスターも居るのか」

 

かなみ「ええ、悪魔はアクゥーニン以外にも何人か居るわ。そして、調査任務中にアンモナイトの怪人が毛利小五郎と合流したと言う情報まであるわ」

 

貴理菜「エクストラプレイヤーはゲームを盛り上がるのに必要だけど、流石にゲームをおかしくする行為は勘弁してもらいたいわ」

 

まどか「おかしくするで思い出したけど、妙なプリキュアも気になるわ」

 

明日菜「妙なプリキュア?」

 

明日菜はまどかの話に対し疑問を抱く。

 

まどか「ええ。悪魔もそうだけど、プリキュアクロニクルの騒ぎを利用して良からぬ企みをするプリキュアが居るの?」

 

陽奈「そのプリキュアは、密かに悪魔の連中に加担してらしいわ。しかも」

 

永夢「しかも?」

 

陽奈「一部のプリキュアを敵の手駒に変えて、クロニクルに参加しているプレイヤーに攻撃をしてるわ」

 

飛彩「そんな連中まで居るのか!!」

 

陽奈「居るわ。それとキュアプレイヤーにもバグスターにもつかないプリキュアも居るわ。その実力はチートクラスよ。出来ればそのプリキュアとの交戦はしない方がいいわ」

 

大河「話を聞いてみるとその相手はLVマックスのエグゼイドすら効かない相手だな」

 

玲央「そうだよ。それにバグスターの初級のほとんどが全滅した以上、上級クラスが本格的に動くよ。既に上級クラスのラブリカやパラドクスまで動いている。それにグラファイトまで同時に動くとまずいし、ペナルティ担当のポッピーだっている」

 

騎羅「ポッピーか………そう言えば今まで動かないくらいが不思議だったな」

 

かなみ「今までルール違反をしたプレイヤーを倒してるのよ。それに忙しくて来なかっただけよ」

 

飛彩「だが、バグスター側からすればせっかくのプレイヤーが倒されるのは此方にとっては都合が悪い。バグスターから見ればプレイヤーは寧ろバグスターの方だからな」

 

大河「そろそろ、こちらにも敵が来てもおかしくないな」

 

永夢「玲央達が集めた情報をプレイヤーに伝わればクロニクルのクリアが確実になる。それを止めに行くかも知れない」

 

玲央「確実に来るよ。それに僕達は時を操る戦士の情報を持っている。時の戦士がプリキュアクロニクルのクリアの鍵。それを出させなくする為に、ここに来るよ。今、葵さんと龍奈は龍璃さんの救助に向かって直ぐには来れない。ある意味葵さんの超能力は僕達にとっても有用。それを毛利小五郎辺りが放置するはずがない」

 

陽奈「葵さんの超能力は敵にとっては都合が悪い。だったら、一度外へ出て、見に行きましょう。今なら病院の近くに敵が居ると思うわ」

 

永夢「陽奈ちゃんの言う通りだな。行ってみよう」

 

陽奈が言うと玲央達と永夢達は外の様子を見にCRから出た。

 

────

 

病院から出た玲央達は、病院の周りに現れたバグスターを目撃する。そこにはマガグラファイトとキュアパラドクスが居た。

 

玲央「いずれ来ると思ってたよ」

 

マガグラファイト「お前達だな。プリキュアクロニクルでキュアプレイヤーの救助をしてる輩は」

 

キュアパラドクス「キュアプレイヤールリ以外に厄介なプリキュアがここにも居るとは、しかもリーダーが少年とは」

 

玲央「僕は女だよ!わざわざ女になって参加して、ここに現れるなんて」

 

キュアパラドクス「郷に入っては郷に従えと言う言葉がある。プリキュアクロニクルをプレイするためにわざわざプリキュア用のパラドクスを用意しておいた。当然、永夢との戦闘用にゲーマドライバーとデュアルガシャットも用意済みだ」

 

永夢「ずいぶん自信があるようだな!」

 

玲央「だったら、パラドクスの流儀に従って戦うよ!」

 

そう言うと永夢達はゲーマドライバーを装着し、玲央達はブレイブモバイルを出す。

 

「マキシマムマイティX!!」

 

「タドルファンタジー!!」

 

「バンバンシミュレーションズ!!」

 

そしてガシャットをゲーマドライバーのスロットに挿す。

 

「マキシマムガシャット(ガシャット)!!」

 

永夢「マックス大変身!!」

 

飛彩「術式レベル50!!」

 

大河「第伍拾戦術!!」

 

「ガチャーン!!レベルマックス!!(レベルアップ!!)」

 

「最大級のパワフルボディ!ダリラガン!ダゴズバン!マキシマムパワーX!!」

 

「ダドルメグルRPG!タドルファンタジー!」

 

「スクランブルだ!出撃発進!バンバンシミュレーションズ!発進!」

 

永夢達はライダー、それも現時点での最大レベルに変身した。

 

エグゼイドMP「ノーコンティニューでクリアしてやるぜ!」

 

ブレイブTP「これよりバグスター切除手術を始める!」

 

スナイプBS「ミッション開始!」

 

セリフと同時にパラドクスに向かうエグゼイド達

クエスト「これが兄さん達の現時点の最高戦力ね」

 

スナイプ「私達も行きましょ」

 

レーザー「相手はかなり居るわ。チームで乗り越えましょ!」

 

変身を済ましたクエスト達もバグスターに向かっていく。

 

そして玲央達は変身アイテム、ブレイブモバイルにあるアイコンに触れた後、変身コードを言う。

 

玲央、陽奈、まどか、佳子、かなみ、ほむら「プリキュア・ブレイブコンバイン!」

 

変身コードを言うと玲央達は光に包まれていき、光が消えるとプリキュアとしての衣装を纏った。

 

カイザー「原初の勇者戦士、キュアカイザー!!」

 

フィーニクス「太陽の勇者戦士、キュアフィーニクス!!」

 

エクスプレス「動輪の勇者戦士、キュアエクスプレス!!」

 

ポリス「警察の勇者戦士、キュアポリス!!」

 

ゴルディ「金色の勇者戦士、キュアゴルディ!!」

 

コマンド「特命の勇者戦士、キュアコマンド!!」

 

カイザー「勇気を胸に闇を払う!!」

 

「ブレイブソウルプリキュア!!」

 

カイザー達も名乗りを言う。

 

カイザー「バグスター、貴方達の悪事もここまでよ!!」

カイザー達もバグスター達に向けて駆けていく。

 

パラドクス「キュアカオスと同じくらいにアタシの心を滾らせてくれよ、ブレイブソウルプリキュア!!」

 

キュアパラドクスはブレイブソウルプリキュアを迎え撃つために構える。だがパラドクスは何故かカイザーに対し目を背けた。

 

キュアパラドクス(キュアカイザー、なんて美しい美少女なんだ。訂正する、ボーイッシュな少女がグラビアアイドル並みのプロポーションになるとはな、普通の人間ならカイザーに魅了されるな………)

 

パラドクスはカイザーに魅了されるのを我慢してるようだ………

 

────

 

聖都大学附属病院近辺

 

そこには玲央達が集めた情報が書いたファイルを読む男が居た。

 

???「私が居ない間にプリキュアクロニクルをおかしくしていたとは………。全くゲームマスターである私を除け者にするのは気に入らんな。だが、あえて死んだ事でもしなければ私は好き勝手動けんだろう。グランガードのおかげで私の負担を減らしてくれた事は感謝している。さて陰照社長に巨災副社長。ゲームマスターの居ぬ間にプリキュアクロニクルをおかしくした事を必ず後悔してやろう(それと、もし黎乃達や永夢達に会ったら、事情を言わんとな。確かこういうのを嫌うのが居るからな)」

 

そう言うと男の手には黒いガシャットと白いガシャットが握っていた。

 

???「コンティニューをしてでもクリアしてもらうぞ。プリキュアクロニクル!」

 

彼の登場はまだ先だが、もし現れたら、その時はクリア直前になるだろう。そう檀黎斗こと仮面ライダーゲンム。この男がおとなしくする筈が無い!!




次回、パラドクスとグラファイト率いるバグスター軍団と激突!


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発動!SuperRobotPower!前編

グラファイト、パラドクス戦前編。のうちさんのオリジナルガシャットが出ます。


発動!SuperRobotPower!

 

パラドクスと交戦しようとするカイザー達。そこでカイザーはクエスト達にあるものを投げた。

 

カイザー「クエスト、スナイプ、レーザー。これを渡すわ」

 

クエスト達はカイザーが投げたガシャットを渡した。

 

クエスト「カイザー、これはなんだ?」

 

カイザー「スーパーロボット大戦シリーズに出るロボットの力を宿したガシャットよ。相性次第では、LV50からLVMAX相当の力を発揮するよ」

 

レーザー「乗りがいのあるガシャットね。使わせてもらうよ」

 

カイザー「このガシャットはどんなプリキュアでも使える。貴方だけの相性のいいガシャットは必ず一つ あるわ」

スナイプ「なら、使いこなしてみせます」

 

スナイプが言うとカイザーはパラドクスに視線を向ける。

 

カイザー「始めるわよパラドクス」

 

そう言うとカイザーはプレイブソードを出す。それに対し、パラドクスはガシャコンパラブレイガンアックスモードを手にする。

 

パラドクス「楽しんでくれよキュアカイザー!!」

 

カイザーのブレイブソードとパラドクスのパラブレイガンアックスモードがぶつかり合う。何合斬り合うほどの攻撃を繰り広げる。

 

カイザー「パワーあるようね」

 

パラドクス「あたしのLVは99相当。カイザー達は推定30前後ね。レベルマックス相手に戦えるかな」

 

パラドクスの発言に対しカイザーは返答する。

 

カイザー「なら、低レベルでも勝つ方法をとるわ。ラスボスを低レベルでクリアするのもあるから」

 

パラドクス「面白いな。どうやるんだ」

 

パラドクスが言うと

 

コマンド「お喋りはしない方が良いぞ!」

 

コマンドが炎の拳でパラドクスを殴り付ける。しかし、パラドクスは回避する。

 

パラドクス「そうだね。お前はパワーが一番強いな」

 

コマンド「俺のはパワーが高いんだ。ついでにスピードは」

 

フィーニクス「私が最速よ!!」

 

フィーニクスはソーラーロッドでパラドクスに攻撃するが、パラブレイガンアックスモードで受け止める。

 

パラドクス「こっちはスピードタイプだな」

 

フィーニクス「どうして解るのかしら」

 

パラドクス「あたしはゲームは楽しむ主義さ。その為ならなんだってやる…つっ!?」

 

パラドクスがしゃべっている間に弾丸が撃たれる。撃ったのは

 

ポリス「パラドクス、レベルが高くても相手が多くては傷はつきますよ」

 

ポリスのブレイブマグナムによる攻撃だ。更に

 

ゴルディ「例え強くても相手は6人。6人に囲まれてはやりにくいでしょ」

 

ゴルディのブレイブセイバーでパラドクスに切り傷がつく。更に烈風をくらい、パラドクスは壁に激突する。

 

エクスプレス「例え高レベルでも対処次第ではやられることが有ることを覚えておきなさい」

 

ダメージを受け、壁によりかかるパラドクス。

 

フィーニクス「プリキュア・ソーラーミサイル!」

 

コマンド「プリキュア・コマンドファイヤーストーム!」

 

カイザー「プリキュア・カイザーサンダー!」

 

更に太陽の力を持ったミサイル、火炎竜巻、雷撃がパラドクスに襲いかかる。しかし高レベルのためか軽傷で済んでいる

 

パラドクス「忠告ありがとうな。色んなタイプのチームは対処が難しいからな。ならこれで対処してやる」

 

そう言うとパラドクスは鋼鉄化とマッスル化と高速化のエナジーアイテムを回収し組み合わせた。

 

パラドクス「レベルダウン対策のオールアップだ!!此ならマキシマム相手でも倒せる。但し、時間制限付きだ。更に」

 

パラドクスは分身を取り、六人に増やした。

 

パラドクス「此で人数の不利は解消した。行くぞ!!」

 

ゴルディ「さっきとは違うわ!注意して!!」

 

パラドクスの分身でカイザー達は窮地に立つ。

 

カイザー「分身による半減を能力強化で相殺するなんてやるようね」

 

パラドクス「全体攻撃だと数が多くなると威力が落ちるので、強化で低下を相殺したのよ」

 

カイザー「よく考えてるね。けどあなたは想像出来ないかしら?」

 

パラドクス「何が言いたいの?」

 

パラドクスの疑問にカイザーは答える。

 

カイザー「プリキュアの力とガシャット、組み合わせたらどうなるかを」

 

パラドクス「面白い事を言うね。言って見なさい」

 

カイザー「慌てる必要は無いわ。直ぐに見せるから、フィーニクス、エクスプレス、ポリス、ゴルディ、コマンド。バグスターに目にものを見せてやるわ」

 

カイザーは手にガシャットを取り出す。

 

「スーパーロボット大戦J!!」

 

「魔装機神F!!」

 

「スーパーロボット大戦A!!」

 

「第二次スーパーロボット大戦α!!」

 

電子音が鳴った後、カイザー達は構えを取る

 

パラドクス「お前たちもガシャットで強化するのだな」

 

カイザー「その通りよ(英理さん、スーパーロボット大戦ガシャットの力使いこなせて見せます)」

 

そしてカイザー達は叫ぶ。

 

カイザー「二代目継承!!」

 

フィーニクス「大転生!!」

 

エクスプレス「第二駆動!!」

 

ポリス「第二次警戒体制!!」

 

ゴルディ「品質グレード2!!」

 

コマンド「特命ミッション2!!」

 

そしてカイザーの腰に追加したスロットにガシャットをセットするとカイザー達はそのスーパーロボットのアーマーを纏う。

 

『駆けよ、アウルン、汝と我と命燃え尽きるまで戦い抜く!』

 

『ラ・ギアスの守護神、風の魔神、サイバスター!』

 

『乙女の怒り!、うけてみなさい、決めろ必殺サイコブラスター』

 

『人機一体、剣の達人、それが侍!、ダイゼンガー!』

 

『darkknight、灰色の救世主、最強ガンマン、アシュセイバー!』

 

『絆のファイター!、ぶちかませ!必殺の拳!』

 

パラドクス「この形態は何だ?」

 

カイザー「教えてやるわ。これが私達の新たな形態よ。私のはキュアカイザー・ラフトクランズ・アウルンゲーマーよ」

 

フィーニクス「私のはキュアフィーニクス・サイバスターゲーマーよ」

 

エクスプレス「私のはキュアエクスプレス・ヴァルシオーネRゲーマー」

 

ポリス「あたしのはキュアポリス・アシュセイヴァーゲーマー」

 

ゴルディ「私のはキュアゴルディ・ダイゼンガーゲーマーよ」

 

コマンド「俺のはキュアコマンド・ソウルゲインゲーマーだ!!」

 

パラドクス「レベル上がったが実際は倍になってるな。面白い、アタシをたぎらせてくれよ!後文句が有るとすれば、名前が長い!!」

 

カイザー「良いわ。LV2でも嘗めないで」

 

そう言うとカイザー達は手持ち武器を手にパラドクスに攻撃する。その攻撃を食らったパラドクスは

 

パラドクス「此でLV2?おかしいだろ!?」

 

パラドクスは大ダメージを受ける。

 

カイザー「LV2でも嘗めないでって言ったでしょ」

 

パラドクス「やれやれだな。だったら君達が本気を出す前に此方も決め技を使おう」

 

嘗めてかかったことでダメージを受けたパラドクスは決め技を放つ。

 

「ウラワザ!パーフェクトノックアウト!クリティカルボンバー!!」

 

パラドクスは分身と同時に必殺技を放つ。しかし

 

カイザー「慌てすぎたねパラドクス。此方だって必殺技あるのよ」

 

カイザーも必殺技を放つ。

 

「キメワザ!!ラフトクランズアウルン「サイバスター」「ヴァルシオーネR」「アシュセイヴァー」「ダイゼンガー」「ソウルゲイン」クリティカルフィニッシュ!!」

 

カイザー「プリキュア・オルゴナイトバスカーソード!!」

 

フィーニクス「プリキュア・コスモノヴァ!!」

 

エクスプレス「プリキュア・ディバインブレード!!円月殺法!!」

 

ポリス「プリキュア・ソードブレイカー!!」

 

ゴルディ「プリキュア・斬艦刀!!雷光斬り!!」

 

コマンド「プリキュア・舞朱雀!!」

 

カイザー達の技を食らったパラドクスは大ダメージを受けた。更に分身も消えた。

 

パラドクス「何て強烈な技なんだ………これじゃあ永無とは遊べんな」

 

パラドクスは想定外のダメージを受けてしまった。

 

カイザー「これでしばらくパラドクスは動けないわ」

 

カイザー達の新形態によってパラドクスは沈黙した。

 




次回 エグゼイドサイド


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発動!SuperRobotPower!後編

グラファイト、パラドクス戦後編です。最後にエグゼイドの展開を連想する台詞と毛利小五郎と謎のバグスターが……


キュアパラドクスと交戦する頃、エグゼイド達はと言うと

 

スナイプBS「どうなっている?グラファイトはそこまで強かったのか!?」

 

ブレイブTP「わからん。本来なら研修医しか止められない訳が無い!!それどころか」

 

スナイプBS「俺達三人で止めれる筈だろ」

 

エグゼイド達はマガダークグラファイト相手に苦戦していた。本来は一度は破っており、エグゼイド達もこの時より強くなっている以上、マガダークグラファイトに苦戦する筈がないのだ。

 

ブレイブTP「そうだ。それを可能にしてるのはマガ化による強化のせいだ!!そのせいで今のダークグラファイトは別物だ!!」

 

スナイプBS「だったら、エグゼイドのリプログラミングで無力化すれば良いだろ」

 

ブレイブ「それなら、もうやってる」

 

ブレイブの言う通り、エグゼイドMMはマガグラファイトに攻撃をしている。しかし

 

エグゼイドMM「マガ化のせいでいつもより強い!!しかも、リプログラミングの効果が薄い!!」

 

強化されたマガダークグラファイトの防御力に苦戦していた。

 

マガダークグラファイト「今の俺はマガ化補正でLV99相当だ!!今までのとは違うぞエグゼイド!!」

 

そう言うとマガダークグラファイトはグラファイトファングでエグゼイドを斬りつけるが、エグゼイドは後ろに下がって避けた。

 

エグゼイドMM「あぶねえな!!協力して倒したいがどうすればいいか………」

 

エグゼイドはマガダークグラファイトに効果的なダメージが与えれないことで焦っていた。それを見ていたクエスト達は

 

クエスト「なら、私達の攻撃を当てたらどうだ?」

 

スナイプ「プリキュアの技ならマガ化補正を消せそうだな」

 

レーザー「やってみますか」

 

レーザーが言うと、全員でマガダークグラファイトに向けて必殺技を放つ。

 

クエスト「プリキュア・タドルクリティカルフィニッシュ!」

 

スナイプ「プリキュア・バンバンクリティカルフィニッシュ!」

 

レーザー「プリキュア・爆走クリティカルフィニッシュ!」

 

ブレイブはバイク形態に変形したレーザーに騎乗し、すれ違い様に炎の剣で斬りつけ、さらにマフラーから放つ火炎を食らわせる。さらに

 

スナイプ「心臓部を狙えばいくらLVマックスでも致命傷を与えれる!!」

 

ガシャコンマグナムから放たれるエネルギー弾で心臓部に当たった。

 

クエスト「決まったか!」

 

クエストはマガダークグラファイトに致命傷を与えたかと思った。だが

 

マガダークグラファイト「いい攻撃だったな。だが、力不足だ」

 

LVマックスの防御力に阻まれて、ダメージが軽微しか受けていない。

 

マガダークグラファイト「今度は俺の攻撃を受けてもらうぞ」

 

マガダークグラファイトはグラファイトファングを取りだし、必殺技を放つ。

 

マガダークグラファイト「奥義、ドドド黒龍剣!!」

 

グラファイトファングから黒い残撃が放たれた。それを食らったクエスト達は

 

クエスト「うわぁぁぁぁぁ!!」

 

ダメージを受けて、瀕死になるクエスト達。倒れたクエスト達を見てマガダークグラファイトが言う。

 

マガダークグラファイト「それなりに楽しかったぞ。だから最後はひと思いで決めてやる」

 

マガダークグラファイトは最終奥義を放つ。

 

マガダークグラファイト「最終奥義!ドドドド黒龍剣!!」

 

さっきの技を越える残撃が襲う。それを見たブレイブは

 

ブレイブTP「クエストには手を出さん!!」

 

スナイプBS「止めてやるぞ。グラファイト!!」

 

ブレイブとスナイプは同時に技を放つ。

 

「タドルクリティカルスラッシュ!!」

 

「バンバンクリティカルファイア!!」

 

ブレイブはガシャコンソードから黒い残撃を、スナイプは巨大なエネルギー弾を放ちドドドド黒龍剣を止めにいく。しかし、LV差に押されていく。

 

レーザー「これじゃ、二人共乗りきれないよ」

 

スナイプ「エグゼイドも決定打が与えれない」

 

クエスト「何か策は無いのか」

 

クエストは打開する方法は無いのかを悩む。だがクエストはある物に気づいた。

 

クエスト「そうだ!カイザーが渡したガシャットならなんとかなる!!」

 

カイザーが渡したガシャットを思い出したのだ。クエスト「二人とも、このガシャットで打破するよ」

 

そう言うとクエストはカイザーから貰ったガシャットを取り出す。

 

「スーパーロボット大戦A」

 

「スーパーロボット大戦J」

 

「第三次スーパーロボット大戦α」

 

クエスト「術式レベル2」

 

スナイプ「第弐戦術!」

 

レーザー「二速!」

 

クエスト達はゲーマドライバーのスロットにガシャットを挿した。

 

「ガチャーン!!レベルアップ」

 

するとクエスト達の頭上からロボット系のゲーマーが降り立ち、ゲーマーはクエスト達のアーマーに変化する。

 

『五つの奥義、それを繰り出す五大剣!、それが黒騎士ヴァイサーガ!』

 

『試される!2人のコンビネーション、それがベルゼルート!』

 

『人馬一体!、人から馬への超変化!黒い相棒アウセンザイダー!』

 

クエスト達は新たな形態、クエストヴァイサーガゲーマー、スナイプベルゼルートゲーマー、レーザーアウセンザイターゲーマーに変身した。

 

ダークグラファイト「新しいゲーマーとは面白いな。だが、ブレイブとスナイプの攻撃はもうすぐ破り、二人はゲームオーバーになるのだ!!」

 

そう言うとクエスト達は新たな形態の技で対抗する。

 

クエストVS「ゲームオーバーなどさせないわ!!プリキュア・地斬疾空刀!!」

 

スナイプBL「プリキュア・オルゴンライフルBモード!!」

 

レーザーAS「プリキュア・ランツェカノーネ!!」

 

クエストの地走り、スナイプのビーム、レーザーの弾丸が放たれ、ブレイブとスナイプの技に当てる。すると

 

ブレイブ「威力が上がってる!?」

 

スナイプ「スナイプ達の技が加わったお陰か!!」

 

ブレイブとスナイプのクリティカル技の威力が増していた。そして

 

マガダークグラファイト「俺のドドドド黒龍剣が破れるのか!?」

 

ドドドド黒龍剣が破られ吹き飛ばされるマガダークグラファイト。そのお陰でマガ化の効果が消えた。

 

エグゼイド「マガ化の効果が消えた。これなら行ける!!」

 

エグゼイドは決め技を放つ。

 

「キメワザ!マキシマムクリティカルブレイク!!」

 

エグゼイドの拳が地面に叩きつける。その反動でマガダークグラファイトは空に浮かされる。その隙にブレイブのクリティカルスラッシュとスナイプのクリティカルファイアの合体攻撃が襲いかかる。

 

レーザー「あたしらも乗るよ!!」

 

クエスト達も決め技を放つ。

 

「キメワザ!!ヴァイサーガ(ベルゼルート)(アウセンザイター)クリティカルフィニッシュ!!」

 

クエストVS「プリキュア・光刃閃!!」

 

スナイプBL「プリキュア・オルゴンライフル・Aモード!!」

 

レーザーAS「プリキュア・シュツルムアングリフ!!」

 

スナイプとブレイブの攻撃を受けたマガダークグラファイトにレーザーのランツェカノーネの乱射とクエストの五大剣の連続斬りが襲いかかり、レーザーとクエストの攻撃が終わると、スナイプの結晶の弾丸が放たれて、マガダークグラファイトに命中し最後に

 

エグゼイドMM「これで決まりだ!!」

 

エグゼイドのライダーキックがマガダークグラファイトに襲いかかる。此を見たマガジダークグラファイトは

 

グラファイト「此を失う訳にはいかん!!」

 

グラファイトは自身の持つガシャコンバグヴァイザーを手放し、負傷したパラドクスに向けて投げた。リプログラミングで自身の能力を書き換えなくするためだ。

 

グラファイト「後でコンティニューしてくれパラド」

 

グラファイトが言うとエグゼイドのクリティカルフィニッシュが直撃。これによってグラファイトは爆発した。

 

「カイシンノイッパツ!!」

 

エグゼイド「これでグラファイトは倒した」

 

エグゼイドはグラファイトは倒したと確信した。だが

 

カイザーLC「油断はしないで永夢。グラファイトはコンティニュー可能のバグスターよ。今度はLVマックスで現れるわ。それにパラドクスは瀕死とはいえ健在よ」

 

カイザーは油断しないでと永夢達に言う。

 

ブレイブTP「カイザーの言う通りだ。敵はまだ本命が出ていない」

 

スナイプBS「そうだ。毛利小五郎を初めとする敵がたくさんいるぞ」

 

エグゼイドMM「そうだな。プリキュアクロニクルはまだ終わってないんだ」

 

カイザーの言葉で気を引き締める永夢達。それを見てカイザーは有ることを言う。

 

カイザーLC「そう。それでいいわ。それと三人に言いたいことがあるわ」

 

エグゼイドMM「何だ?」

 

カイザーLC「いいチーム治療よ三人共」

 

エグゼイドMM「カイザーに褒められたな」

 

ブレイブTP「いや、今回はクエスト達にも感謝すべきだな」

 

スナイプBS「そうだな。運が悪ければ俺達もゲームオーバーになる所だったな」

 

カイザーCL「その通りよ。此で当面はパラドクスとグラファイトは出てこないわ。みんな戻りましょう。それなりに怪我をしてるし」

 

エグゼイドMM「そうだな。みんな一度戻ろう」

 

エグゼイドが言うと全員変身を解除し、CRへ帰還する。その中で騎羅達はカイザーの言葉に引っ掛かりを覚える。

 

騎羅「兄さん達を誉めるとはこれがカイザーの魅力だろうか?」

 

貴利菜「そうね。そうでなければブレイブソウルプリキュアのリーダーは務まらんだろう」

 

騎羅「なら私達も玲央達と同じように強くならんとな」

 

明日菜「ええ」

 

騎羅達もCRへ帰還した。その様子をアロハシャツを着た男が見ていた。

 

???「俺が居ない間、強くなったな。貴利菜、俺も近いうちにCRへ戻ってくるからな」

 

そう言うと男はこの場から去った。

 

CR帰還後、葵と龍奈が帰還した。葵からは龍璃の救助は成功し、ラブリカ、チャーリー、カイデン、モータス、アグレスは撃破した。更に龍璃を苦しめたキュアタイラントはハートとキラーガによって味方になり、ゴルドドライブはバンノを倒した事で浄化され、ゴルディムと言う妖精に戻った。龍奈曰く、座学では優秀だったが、ひねくれものなせいで首席を取れなかった心の隙を付かれ、バンノに操られた事が判明された。

 

龍奈「初級バグスターはほとんど全滅したわ」

 

葵「ラブリカも倒され、パラドクスとグラファイトは暫く出れません。此なら一気にクリア出来るかも知れませんね」

 

────

 

カイザーとエグゼイドに敗れたパラドはフラフラになりながらもグラファイトのガシャコンバグヴァイザーを手に幻夢コーポレーションへの帰途に向かっていた。

 

パラド「キュアカイザー、アイツも永夢と同じタイプだったな。今回は俺の敗けだが、次はそうはいかん。必ず借りを返すぞ。そしてグラファイト、お前には新たな力を得て復讐する機会を与えてやるからな」

 

パラドは何とか幻夢コーポレーションへ帰還した。その様子を毛利小五郎もといアクゥーニン見ていた。

 

アクゥーニン「パラドクスは暫く出撃出来んか………仕方ない次は俺が何とかせんとな。それと俺ばかり働かせないであいつらも行動しろってんだ」

 

アクゥーニンは言うと隣に居る皇帝のような男に視線を向ける。

 

アクゥーニン「これ以上せもぽぬめ共をのさばらせるわけにはいかん。あいつらを何とかしてくれ武田信玄」

 

武田信玄?「誰が武田信玄だ!!この阿呆官!!」

 

武田信玄?にどつかれるアクゥーニン。

 

アクゥーニン「間違えたわ。兎に角だ。お前にはせもぽぬめ共を何とかしてもらいたい。あいつらは闇堕ちは無理そうだし、精神攻撃も通じなさそうなんだ。何とかしてくれグ・ランゾンバグスター」

 

グ・ランドン「グ・ランドンだこの馬鹿者が!!」

 

アクゥーニンが呼んだグ・ランドンバグスターと言う人物は、ブレイブソウルプリキュアを止める為に暗躍する。

 

アクゥーニン「その間に次の手を使うか」

 




ちまみに武田信玄?呼ばわりされたのはスパロボJに出たラスボスです


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襲撃のKnights前編

パラドクス、グラファイト撃退の翌日、合同訓練をしてる最中に謎のバグスターが襲来する。のうちさんの話にも繋がりがあります。


襲撃のKnight

 

パラドクス、グラファイト襲撃の翌日、カイザー達はクエスト達の合同訓練に励んでいた。

 

カイザー「プリキュア・オルゴンライフル・バスカーモード!!」

 

カイザーはオルゴンライフルから放つビームを連射をしていた。

 

クエスト「防いでやる!!」

 

クエストは盾で防ごうとするが………

 

スナイプ「クエスト、必殺技は盾じゃあ防げんぞ」

 

クエスト「そうだった!!」

 

クエストは盾で防ぐものの連射を食らってしまい、さらに巨大なビームをくらい、水晶に閉じ込められた。閉じ込められたのを見たカイザーは、オルゴン・クラフトでテレポートした後、オルゴンソードを接続し、巨大なビームを水晶に向けて放った。

 

カイザーLC「クエスト、こう言うのは避けなきゃ駄目よ」

 

巨大なビームが水晶内を貫通、水晶が落下すると亀裂が走り、そこから爆発が発生する。爆発をくらい、クエストは地面に倒れる。

 

クエスト「油断したわ。それにしてもカイザーのラフトクランズゲーマーはアウルン以外にもあるとは」

 

カイザーCL「元々ラフトクランズは原典のJでは主人公の隠し機体よ。主人公と一緒に乗るサブパイロット次第で(技が変わるのですねカイザー)」

 

カイザーが説明してる最中に話が割り込まれた。それは

 

カイザーLC「その通り……ってアース!何してんの!?」

 

アースAG「すいません。ラフトクランズの話でつい」

 

アースが話に割り込んだのだ。ついでにアースが使ってるゲーマーはアンジェルグで、スパロボAの女主人公の乗機である。

 

カイザーLC(そう言えばアースの中の人も出たんだったな………)

 

スナイプ「何か話がおかしくなってたが?」

 

カイザーLC「気にしないで………話の続きだけど、ラフトクランズはムーンデュエラーズでは一般機に加え、三つの専用機が出てるの。私がよく使うのがアウルンで、アル=ヴァン・ランクスの乗機を模していて、近接白兵戦向きの形態よ」

 

レーザー「じゃあ、クエストが受けたラフトクランズゲーマーは何だ?」

 

カイザーLC「あれはラフトクランズ・ファウネアゲーマーと言って砲撃戦タイプの形態よ。原典のJの敵組織に所属する女騎士、フー=ルー・ムールーの乗機を模しているの」

 

スナイプ「なるほど、近接に砲撃があるとは状況次第で使い分けるな」

 

カイザーLC「その通りよ。そしてラフトクランズにはもうひとつの形態があるわ」

 

レーザー「近接、砲撃と来れば、電子戦か?」

 

レーザーの質問に対しカイザーは

 

カイザーLC「電子戦は合ってるけど、もうひとつあるわよ」

 

レーザー「それは?」

 

カイザーLC「暗殺に向いた形態、カロクアラよ。所謂暗部向きの部隊に配属されそうな機体よ」

 

レーザー「こう言う形態もあるとはね」

 

カイザーLC「ええ、元はスパロボJの隠し機体だからね、それから発展してきたの。もちろん、一般………」

 

カイザーが言おうとしたその時

 

ピッピッピ!!

 

カイザーLC「通信?誰なんだろう?」

 

カイザーは自身の変身アイテム、ブレイブモバイルを出し、通話に出る。なお、ブレイブキャリーがあるため、ブレイブモバイルを出しても変身は解除されない。

 

カイザーLC「もしもし」

 

永夢(電話)「玲央さん、すいませんが、今すぐCRへ来てくれませんか?」

 

カイザーLC「どうかしたの?」

 

永夢(電話)「英里さんがまた、倒れました。今、CRのベッドへ運んでいるところです。すぐに来てくれませんか」

 

永夢の連絡を聞いてカイザーはため息をつく。

 

カイザーLC「英里さん、またですか………」

 

クエスト「また、やらかしたのですか?」

 

カイザーLC「私達がパラドクスとグラファイトと交戦した次の日、英理さんは新手のバグスターと交戦したんです。そのバグスターと交戦した後、VRでそのバグスターとの訓練をしてたの。その時に無茶な特訓をしたせいでまた倒れたみたいよ。体の方はもう気にしなくてもいいけど、無茶し過ぎよ」

 

クエスト「ようするに叱りに行くのね?」

 

カイザーLC「まあ、そうなるわ………みんな、私ちょっとCRへ行ってくるよ」

 

フィーニクスCB「行ってきてねカイザー。こう言うときにまた敵が来るかも知れないから早めに戻ってきてね」

 

カイザーLC「できる限りそうするわ。それとクエスト達にこれを渡すわ」

 

カイザーは新しいガシャットを渡す。今回は二つありそれぞれ赤と緑のメカが書いてあった。

 

レーザー「このガシャットは?」

 

カイザーLC「エクサランスガシャットよ。LV2はガンストライカーでLV3は機体色で変わるの。赤はライトニング、緑はエターナルになるわ。もし時止めの敵が来たときに役立つから持っててね」

 

スナイプ「時止め対策か………ありがたく使うよ」

 

カイザーLC「それじゃあ、行ってくるよ。留守番お願いね」

 

カイザーが言うとCRに向けて移動した。

 

────

 

CR 治療室

 

CRに来たカイザーは変身を解除した後、病院へ入り、CRの治療室に来た。ここにはVRの過剰な特訓で倒れた英里が居た。

 

玲央「永夢さんの連絡で来たら、また英里さん無茶な特訓をしてましたね…」

 

玲央は治療室のベッドに寝ている英里を見ていた。そして英里はベッドから目覚める。

 

英里「玲央くん、その顔を見る限り、大分お怒りの様だな」

 

英里の目の前には怒りの表情を浮かべる玲央が居た。

 

玲央「英里さん、僕、今すごく怒ってます、なんでかわかりますか」

 

怒りの表情を浮かべる玲央に対し、英里は惚けた表情で言う。

 

英里「いやぁー、何のことだかわからんなぁ。」

 

玲央「ふざけないでください。」

 

すると玲央は脇から何かを取り出す。

 

英里「そっ!、それは!」

 

英里はそれを見て動揺した。それは

 

玲央「そうです。サヤさんから譲り受けたハリセンです」

 

英里の親友のサヤの形見であるハリセンである。

 

英里「わかった!、わかったから、私が悪かった!だから、それはしまってください。お願いします」

 

玲央「ふんっ!」

 

玲央は英里に強烈な一発を当てる。

 

英里「いったぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」

 

玲央「これに懲りたらもう二度と過度な特訓は禁止です。いいですね」

 

英里「ちなみに徹夜は?」

 

玲央「これ以上、僕を怒らせたいんですか。」

 

英里「わかった。もうやめます!」

 

玲央の気迫にたじろんだ英里は反省をする。しかし、玲央は英里の事を良く見ていた。そう

 

玲央「仮に反省しても何らかの理由で無茶な特訓をするんでしょ。それに身体は大丈夫ですがもう少し労ってください!!」

 

玲央は英里が無茶をする理由を察してるからだ。

 

英里「玲央には敵わないな………」

 

玲央「こうしなければいけない理由があるんでしょ。話してくれませんか」

 

英里「(鋭いな………)解った。話すよ」

 

英里は無茶な特訓をした理由を玲央に話した。

 

玲央「新手のバグスターに会ったのですか?」

 

英里「ああ、私が会ったのはマガアサキムと言うやつだ」

 

玲央「確かシュロウガのパイロットを務める黒衣の放浪者、アサキム・ドーウィンを模したバグスターでしたね」

 

英里「そうだ。私はそのマガアサキムに遭遇し、交戦した。私も苦戦するほどの実力を持っていたが、最後は私の最大攻撃をわざと食らった後、消滅した」

 

玲央「英里さんが苦戦するほどの相手が居るなんて」

 

英里「その様子からして玲央達も会ってるな」

 

玲央「はい、昨日はパラドクスとグラファイトが現れました。ですが、永夢さんたちの協力で退け、パラドクスはしばらく戦闘不能になり、グラファイトは撃破に成功しました。英里さんのガシャットのお陰です。ありがとうございました」

 

玲央は英里に礼を言う。

 

英里(玲央達がここまでガシャットの力を引き出すとは、龍璃と互角だけはあるな。これなら、あのガシャットも………)

 

英里は玲央達がガシャットの力を相当引き出した事に感心した。

 

玲央「英里さん?」

 

英里「いや、何でもない。寧ろガシャットの力を使いこなす事に驚いてな………それより、ひとつ頼みを聞いてくれないか?」

 

玲央「頼みですか?」

 

英里「ああ、まどかを借りたいのだが」

 

玲央「理由あるのですか?」

 

英里「あるよ。マガアサキムのような輩がまた出てくる可能性があるのでな、戦力強化のために借りたいんだ」

 

英里は玲央にまどかの協力をお願いする。

 

玲央「解りました。後で伝えます」

 

玲央は英里の頼みを了承する。

 

玲央「それとラボにガシャット置きっぱなしですよ。盗んだら大変な事になりますよ」

 

英里「置きっぱなし?すまなかった、特訓をしてる最中にそれを忘れてたな」

 

玲央「データが無いのが幸いですが、敵に盗られたら大変な事になりますよ」

 

英里「気をつけてるよ」

 

玲央「とにかく今日は1日は安静してください。身体壊したら、戦えなくなりますよ。くれぐれも無茶はせず、僕達や永夢さん達を頼ってください」

 

玲央の言い分にたじたじする英里

 

英里「解った。今日は大人しくしておく」

 

玲央「解ったなら、今日は大人しくしてください」

 

玲央が言うと、治療室から出るがその際に

 

玲央「それと英里さん」

 

英里「なんだ?」

 

玲央「確かアサキムの機体には強化形態がありましたよ。強化形態が来たら負ける可能性があります。そこで」

 

英里「そこで」

 

玲央「このガシャットを渡します」

 

そういうと玲央は英里にガシャットを渡す。

 

英里「このガシャットは?」

 

玲央「ジェニオンのデータが入ったガシャットです。性能は保証できます」

 

英里「そう言えば、グランガードにも頼れる開発者が居たな。解った、貰っておこう」

 

玲央「では、僕は陽奈ちゃん達の所へ戻ります。特訓するのは良いですけど無茶はしないで下さい。それと仲間を頼ってください」

 

玲央が言うと、玲央は治療室から出た。治療室のベッドに居る英里は

 

英里「仲間か………なら、みんなの力を借りるか……」

 

英里はある決意をする。それは、英里に関わりのあるメンバーを呼ぶことである。

 

────

 

病院内 廊下

 

玲央「話長くなったね。急いで戻らないと………ってあれは」

 

玲央は何かに気づいた。それは

 

???「あんなソフトでバグスターを倒せるのか」

 

ガシャットを手にする禿頭の男が居た。

 

玲央「そこの貴方、誰なの!?」

 

???「何だ、坊やか?」

 

玲央「僕は女だよ!!それより誰なの!?毛利小五郎の手下なの!?」

 

???「毛利小五郎?ああ、私を雇った奴か。すっかり大物どころかギャグキャラ扱いにされたな………まあいいだろ。お前の質問に答えよう。私はスパロボMDのバグスター、カロ=ランバグスターと言うものだ」

 

玲央「スパロボのバグスターが此処にも現れるなんて」

 

カロ=ラン「お前の実力はかのバラドを退けたと聞いている。お前たちが居てはあの計画の妨げになりかねない。よって死んで貰う!!」

 

カロ=ランバグスターはラフトクランズ・カロクアラを模した怪人態に姿を変える。

 

玲央「やはり、怪人態で来たんだ。なら此方も、プリキュア・ブレイブコンバイン!!」

 

玲央はキュアカイザーに変身する。さらに

 

カイザー「二代目継承!!」

 

ラフトクランズガシャットをセットして変身する。

 

「ガチャーン!!レベルアップ!!抉れ!削げ!!剥ぎ取れ!!細断するはカロクアラの黒き爪!!」

 

カロクアラバグスター「ほう、私と同じ形態で来るか。面白い、カロクアラなら私の方が一枚上手であるのを教えてやろう」

 

カイザーLC「それは此方の台詞よ!!」

 

カイザーはカロクアラバグスターと対峙する。

 

━━━━

 

カイザーがカロクアラバグスターと遭遇している頃、フィーニクス達は

 

フィーニクスCB「私達の所にも来たようね!!」

 

アースAG「この前の行動が余程気にくわないと見えますね」

 

無数の従士型バグスターウィルスに包囲されてた。そのバグスターウィルスの列に一人の男が出てくる。

 

???「そうですよ。毛利小五郎のプライドをズタズタにした貴女達の行動は目障りなんですよ!!」

 

ポリスAS「一度しか会ってませんけど………」

 

???「黙りなさい。貴女達は此処で始末してもらいますよ。このソ=デス・ズォーバグスターがね」

 

其処にはソ=デス・ズォーを模したバグスター、ソ=デスバグスターが居た。

 

ゴルディDG「威勢は良いけど、貴方は実力が足りなさそうね」

 

コマンドSG「そうだな。何処かで幹部が三人が隠れてるだろ。手前を倒して幹部クラスを引きずりだしてやるぜ!!」

 

ソ=デス「馬鹿にしてますね。なら相応の力でお相手しましょう」

 

ソ=デスバグスターはラフトクランズバグスターに変化した。

 

エクスプレスVG「カイザーが居ない時に来るとは余程カイザーにプライドをズタズタにされたと思ってるようね。けど好きにはさせないわ!!相手はカイザーが来る前にケリをつけようと目論んでるけど、そうはさせない。逆に返り討ちにしてやるわ!!みんな行くわよ!!」

 

エクスプレスの号令で武器を構え、ラフトクランズバグスターとその軍団に対峙する。

 

ラフトクランズバグスター「威勢がいいな。けどお前たちには勝てない。此があればお前達は終わるのだ」

 

ラフトクランズバグスターの手には白い光の物質が握っていた。

 




次回 バグスターとの戦闘が始まります。

今回の敵

カロ=ランバグスター

スパロボMDに登場するフューリーの暗部、諜士を纏める諜士長、カロ=ラン・ヴィを模したバグスター。ラフトクランズ・カロクアラを模した怪人態に変身する。

ソ=デスバグスター

スパロボMDに登場するフューリーの一員、ソ=デス・ズォーを模したバグスター。黒いラフトクランズを模した怪人態に変身する。

時止めに当たる技を所有している。


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襲撃のKnights中編

カイザー達に襲いかかる刺客の前にどう戦うか?
そして、時止めの恐怖を思い知らされる事に………


カイザー達の前に突如現れた謎のバグスターの前にカイザー達はどう切り抜けるか?

 

CR 廊下

 

廊下ではカイザーとカロクアラバグスターが居た。互いにクローを構えている。

 

カイザーLC(ここで剣や銃を使えば病院に被害を与えてしまう。まずは、カロクアラバグスターを外に追い出さないと)

 

カロクアラバグスター(相手は周りを巻き込まないために、私と同じカロクアラで来たのか。あの女、状況を良く見ているな)

 

そして、互いに接近する。

 

カイザーLC「はああああ!!」

 

まず、カイザーのクローがカロクアラに襲いかかる。

 

カロクアラバグスター「鋭い攻撃だな。だが、受けるわけにはいかん!!」

 

カロクアラバグスターもクローで応戦する。

 

カイザーLC「さすがはカロクアラのパイロットを務めるだけの事はあるわ」

 

カロクアラバグスター「そう言うお前こそ、このカロクアラの力をここまで使いこなすとはな」

 

カイザーとカロクアラバグスターの戦闘は互角と言えるほどの激しい戦いになっていた。そして、カイザーはうって出る。

 

カイザーLC「これ以上やると病院に迷惑がかかる。場所を移してやるわ!!」

 

カイザーはカロクアラバグスターをオルゴンクローで捕まえ、病院の玄関まで投げ飛ばす。

 

カロクアラバグスター「ここで投げ飛ばすとはな、だが私もこのままでは済まさん」

 

投げ飛ばされたカロクアラバグスターは自身のクローでカイザーを捕まえる。

 

カイザーLC「ただでは済まさないようね」

 

カロクアラバグスター「当然だ、貴様を地面に引きずり回してやる!!」

 

カイザーを捕まえたカロクアラバグスターはスラスターで体勢を立て直した後、カイザーを地面に押し付け、引きずりまわす。だがこのまま引きずり回されるカイザーではない。

 

カイザーLC「痛いわね、止まりなさいよ!」

 

カイザーはカロクアラの二つのクローで引きずり回しを止めた。

 

カロクアラバグスター「なんと言う力技だ!」

 

カイザーLC「もう、痛いじゃない!?1Km以上も引きずり回して」

 

カロクアラバグスター「これで立ち上がるとは、恐ろしい奴だ。ならば」

 

カロクアラバグスターはカイザーがあまりダメージを与えなかったのを見て、カロクアラバグスターは手に白い結晶を取り出す。それは

 

カイザーLC「何をする気?」

 

カロクアラバグスター「貴様を動けなくし、一撃で始末してやろう!ラースエイレム、発動!」

 

カロクアラバグスターは白い結晶に力を込めた。すると、カロクアラバグスターの周りは時間が止まったかのような現象が起きる。そして

 

カイザーLC「しまった」

 

カイザーは停止してしまった。

 

カロクアラバグスター「どんな相手も時が止まれば、呆気ないものだな。さて、この爪で心臓を貫いてやろう(その前にでかい胸が邪魔だな………)」

 

カロクアラバグスターは、カイザーを一撃で始末しようと目論む。だが、カロクアラバグスターは失敗する。何故なら、カイザーは観察力に長けており、戦いでも常に相手を見ているのだ。当然、カイザーは時止めに備え、別のガシャットを用意していた。そう

 

「ジャッジメント、グランティード!!」

 

グランティードガシャットを用意していた事を

 

────

 

カロクアラと交戦してる頃、フィーニクスはと言うと

 

フィーニクスCB「これだけの戦力を用意するなんて」

 

アースAG「パラドクスとの戦いで私達は敵に目をつけられましたから」

 

周りには従士型のバグスターウィルスに包囲していた。

 

エクスプレスVC「数は確かに敵の方が有利よ」

 

ゴルディDG「けど、質はこっちは有利。数の不利は質でひっくり返してあげるわ!!」

 

コマンドSG「そうだな。相手はカイザーさえ居なければ対した事は無いと思ってるしな」

 

ポリスAS「では、これだけの大軍、全部やっつけてあげましょう!!」

 

ポリスが全員、武器を構えて大量のバグスターウィルスに対峙する。

 

クエスト「これだけの大軍、おそらくクロニクルの決戦の時と同じになりそうね」

 

スナイプ「そうだな。ならカイザーから受け取ったエクサランスガシャット、使ってみるか」

 

レーザー「時止めに役立つかやってみる価値はある」

 

スナイプ「私は緑の方を使うからレーザーは赤いの使って!!」

 

レーザー「わかったわ」

 

クエスト「私はどうするの?」

 

スナイプ「ベルゼルートガシャットを貸してやる。これも時止め対策があるはずだ」

 

クエスト「解ったわ。スナイプ、ベルゼルートガシャット借りるよ!」

 

クエストが言うと新しいガシャットを挿入する。

 

クエスト「術式レベル2!」

 

スナイプ「第弐戦術!!」

 

レーザー「二速!!」

 

「ガチャーン!!レベルアップ!!」

 

「over the worldwallエクサランス!!」

 

「試される!2人のコンビネーション、それがベルゼルート!」

 

電子音と同時にクエストはベルゼルートゲーマー、スナイプとレーザーはエクサランスゲーマーにレベルアップする。

 

クエストBL「これよりバグスター切除手術を行う!!」

 

スナイプER「ミッション開始!!」

 

レーザーER「ウイニングラン、決めて見せる!!」

 

クエスト達は手持ち武器を構えて、従士型バグスターウィルスの大軍に突っ込む。

 

ラフトクランズバグスター「毛利小五郎が聞いたのとは違いますが、これもゲーマーですか………ですが、私の取って置きが来たら貴方達は終わりますよ。バグスターウィルス、時間稼ぎ頼みますよ」

 

ラフトクランズバグスターの指示で従士型バグスターウィルスはクエスト達に襲いかかる。

 

クエストBL「お前達の攻撃パターンは兄さんが戦っているのと同じだ!!」

 

レーザーER「慌てずにやれば対した事は無い」

 

スナイプER「そういうことだ。お前達には新たなガシャットの実験台にしてもらう」

 

クエストはオルゴンライフルBモード、ブレードモードでバグスターウィルスを切りつける。スナイプはガトリング砲を、レーザーはヒートナイフでバグスターウィルスを蹴散らす。

 

ラフトクランズバグスター「バグスターウィルスを蹴散らすとは………だが、数はこっちが優勢ですよ!!」

 

バグスターウィルスの数は多く、物量で倒そうとする。だが

 

フィーニクスCB「固まったら、広範囲技の餌食よ!!」

 

エクスプレスVC「これで吹き飛ばしてやるわ」

 

そう言うとフィーニクスとエクスプレスは広範囲技を放つ。

 

フィーニクスCB「プリキュア・サイフラッシュ!!」

 

エクスプレスVC「プリキュア・サイコブラスター!!」

 

フィーニクスとエクスプレスの広範囲技で倒されるバグスターウィルス。

 

ラフトクランズバグスター「だが、撃ち漏らしがあるぞ」

 

バグスターウィルスの撃ち漏らしが、クエスト達を襲う。だが

 

ポリスAS「撃ち漏らしでも体力はありませんよ。プリキュア・ファイアダガー!!」

 

アースAG「プリキュア・シャドウランサー!!」

 

ポリスのミサイルとアースのエネルギー弾で撃ち漏らしたバグスターウィルスが蹴散らされる。

 

ラフトクランズバグスター「このままでは全滅する」

 

バグスターウィルスが駆逐されるのを見て、ラフトクランズバグスターに焦りが見える。そんなラフトクランズバグスターに更なる攻撃が襲う。

 

コマンドSG「此で終わると思うな!!プリキュア・玄武金剛弾!!」

 

ゴルディDG「その通りよ!!プリキュア・ダイナミックナックル!!」

 

ラフトクランズバグスターの前に二つの鉄拳型のエネルギー弾が襲いかかる。

 

ラフトクランズバグスター「本当に容赦が有りませんね!!」

 

ラフトクランズバグスターはコマンドとゴルディの攻撃を避けまくる。

 

コマンドSG「ちょこまかと避けるな!!」

 

ゴルディDG「焦っちゃ駄目よコマンド。それに相手はただ避けてるわけでもないわ」

 

コマンドSG「何か企んでるのか?」

 

ゴルディDG「ええ、出なければわざわざ私達の所に来る理由がないわ!!」

 

攻撃が当たらずに苛立つコマンドをゴルディが諌める。

 

コマンドSG「そうだな。落ち着いて様子を見るか」

 

ゴルディの話を聞いて落ち着くコマンド。

 

ラフトクランズバグスター「建て直しも早いですね………ですが、時間は十分稼ぎました」

 

ラフトクランズバグスターは手にある白い結晶を光らせた。

 

ラフトクランズバグスター「ラースエイレム、起動です!!」

 

光に気づいたフィーニクスは

 

フィーニクスCB「この光は一体!?」

 

ガードして防ごうとする。しかし

 

ラフトクランズバグスター「この光は防げませんよ。何故なら!!」

 

その光が収まると、ラフトクランズバグスター以外のキャラは全員固まってしまった。そう、時間が停止したかのように………

 

ラフトクランズバグスター「此を食らえばどんな存在も動きが停止されるのです。さて、後はこの剣で一撃で葬ってあげますよ」

 

ラフトクランズバグスターはオルゴンソードを出した状態で、動けなくなったフィーニクスに向けてゆっくり歩き出す。

 

ラフトクランズバグスター「此でクロニクルを阻む要因はこれで終わる」

 

だが、ラフトクランズバグスターは気づいていなかった。

 

スナイプER(時が止まったにも関わらず、何も起きてないな)

 

レーザーER(エクサランスガシャットの能力のお陰かもしれない)

 

クエストBL(カイザーはこう言う事態を読んでたのよ。けど、敵に気づかせるわけにはいかない。二人とも今は動けない振りをしてね)

 

そう、クエスト達が持つガシャットには時止め無効の機能があることを。

 

────

 

フィーニクス達がラースエイレムを受けた頃、カイザーはと言うと

 

カロクアラバグスター「カイザーを早く倒さなければ、此方が不利になる!!」

 

カロクアラバグスターは腕のクローを展開し、ゆっくり近づいていた。

 

カロクアラバグスター「キュアカイザー、貴様はここで終わりだ」

 

だがカロクアラバグスターは気づいていなかった。背中に回したカイザーの右手にグランティードガシャットを握っていることと、動かないはずのカイザーの目が僅かに動いていることを………

 

 




時止めを食らったカイザー達が簡単には終わらせない!!


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襲撃のKnights後編

ラースエイレムを受けたカイザー達の反撃が始まる。今回は長いです。


ラースエイレムでカイザー達の動きを封じたバグスターは、カイザー達を一撃で仕留めようと目論む。

 

カロクアラバグスター「気のせいか、カイザーの目が僅かに動いたが、私の気のせいか………まあいい、これで仕留めてやる!!」

 

カロクアラバグスターはクローでカイザーの心臓に向けて突き刺そうと目論む。だが

 

カイザーLC「私が何の策も無く、大人しくしてると思う?」

 

カロクアラバグスター「なっ!?何故喋れる!?」

 

カロクアラバグスターは動けない筈のカイザーが喋った事に動揺した。

 

カイザーLC「所謂こんなことがあろうか的なアイテムがあるのを忘れたようね」

 

カイザーは右手に隠していたガシャットをカロクアラに見せる。

 

カロクアラバグスター「このガシャットは、まさか………」

 

カイザー「そのまさかよ」

 

カイザーはラフトクランズガシャットを抜き、そのガシャットを挿した。それは

 

カイザー「玉座機の力を受けなさい。三代目継承!」

 

「ガチャーン!!レベルアップ!!」

 

『裁定の番人、力の守護騎士、断罪せよ、ジャッジメント!』

 

カロクアラバグスター「この姿は!?」

 

カイザーGT「これがグランティードゲーマーよ!!」

 

カロクアラバグスター「グランティードだと!?あのエセルダとその子息が搭乗した玉座機が私の前に現れるとは………」

 

カイザーGT「惜しいわね、これは模した形態よ。それより貴方、焦ってるよね、せっかくの時止めが通じなかったから?」

 

カロクアラバグスター「はっ!?そう言えばグランティードは時止め対策の機能があったか………」

 

カイザーGT「どうするの?せっかくの切り札使えなくなった以上どうする気かしら♪」

 

カイザーはカロクアラバグスターを挑発する。

 

カロクアラバグスター「小細工は通じんか………しかも挑発ついでに私を落とす気か?かくなる上は………力ずくしかないな」

 

カイザーGT「やっぱり力ずくで行くのね」

 

カイザーは身構える。

 

カロクアラバグスター「そうするしかないようだ。キュアカイザー、貴様の余裕ぶった態度、へし折ってやろう!バスカーモード!」

 

カロクアラバグスターは高機動形態、バスカーモードを発動する。そしてオルゴンキャノンを連射する。

 

カイザーGT「牽制攻撃ね。これで撃ち落とすわ。プリキュア・オルゴンブラスター」

 

カイザーは頭の宝石から光線を放つ。

 

カロクアラバグスター「こんな光線、避けてやる!!」

 

カロクアラバグスターはカイザーのオルゴンブラスターを回避し、さらにカイザーにクローを当てる。

 

カロクアラバグスター「当たったな。ここからは私のターンだ」

 

カロクアラバグスターはクローでカイザーを投げ飛ばした後、両手の盾を展開する。

 

カイザーGT「やるわね。けど、これで終わると思わないで」

 

カイザーはクラッシュソーサーを投擲するか、カロクアラはすぐに避けた。

 

カロクアラ「その程度で私を止めると思うな」

 

そして、カイザーに連続攻撃を食らわす。

 

カロクアラバグスター「貴様を抉り!削ぎ!!剥ぎ取り!!細断してくれるわ!!」

 

カロクアラの攻撃でダメージを受けるカイザー

 

カイザー「簡単に細断出来ると思う?」

 

カロクアラバグスター「出来るさ。これで終わらせてやろう。オルゴン・マテリアライゼーション!!」

 

カロクアラバグスターの右手にある爪が青い水晶状にコーティングされる。そして

 

カロクアラバグスター「これで決まりだ!!」

 

爪から青い衝撃波が襲いかかろうとしていた。だが

 

カイザーGT「そうは問屋は卸さないよ」

 

すると回避したクラッシュソーサーがカロクアラバグスターの腰に命中する。

 

カロクアラバグスター「なっ!?ここで回避したクラッシュソーサーが来るか」

 

クラッシュソーサーに当たり、体勢が崩れるカロクアラバグスター

 

カイザーGT「言ったでしょ。そうは問屋は卸さないと。さて、私も決め技使うよ」

 

カイザーは決め技スロットにグランティードガシャットをセットする。そして

 

「決め技!!グランティードクリティカルストライク!!」

 

カイザーGT「プリキュア・オルゴナイトバスター!!」

 

カイザーは落下するカロクアラに対し、胸に形成した水晶のドリルを展開する。そして落下したカロクアラを掴み、水晶のドリルを当てる

 

カイザーGT「貫きなさい!!」

 

カロクアラバグスター「此処でドリルとは想定してなかった!!」

 

カイザーの水晶のドリルでカロクアラバグスターは致命傷を受け、怪人態を解除される。

 

カロ=ランバグスター「この私を瀕死に追い込むとは………貴様なら、アル=ヴァンやフー=ルーすらも互角に戦えるだろうな」

 

カイザーGT「そうかしら。私だって弱い点だってあるのよ」

 

カロ=ランバグスター「これだけの強さをもってなお謙遜するとは、毛利小五郎のプライドがズタズタにされたのも良く解る」

 

カロ=ランバグスターはカイザーの強さに対し、恐れを抱いた。そしてカイザーは次の行動に移った。

 

カイザーGT「それと」

 

カイザーはカロ=ランバグスターにあるものを奪い返した。

 

カロ=ランバグスター「何をする」

 

カイザーGT「クストウェルガシャットは返して貰うわ。これ大事なものだから。それと私が気にくわないなら何度でも来なさい!相手にしてやるから!」

 

カイザーの宣告にカロ=ランバグスターは

 

カロ=ランバグスター「やむを得んな。今日の所は退いてやろう」

 

カロ=ランバグスターは撤退した。

 

カイザーGT「足止めされちゃったようね。早くフィーニクス達に合流しないと」

 

カイザーはフィーニクスの元に向かおうとするが

 

カイザーGT「はっ!?」

 

カイザーは何かの視線に気づいていた。だが

 

カイザーGT「誰か居た見たいだけと気のせいかしら?」

 

カイザーは気のせいだと判断し、すぐにフィーニクス達の元に向かった。だが、カイザーを見ていた者はすぐ近くに居た。

 

────

 

カイザーが交戦した場所の近くには、謎の白いアンドロイドが居た。

 

???「この戦闘のデータの収集を確認。更に」

 

アンドロイドの手には、先ほどカイザーが取り返したクストウェルガシャットが手元にあった。

 

???「プリキュアを強化する道具の再現を確認。一時撤収する」

 

ガシャットの再現を見届けると、アンドロイドはすぐさまこの場を去った。

 

────

 

カイザーがカロクアラと交戦している頃、フィーニクス達は

 

ラフトクランズバグスター「さすがはラースエイレム。どんな物も停止する。後は剣で首を斬れば、気づかれぬままあの世に逝きます」

 

ラフトクランズバグスターはフィーニクスの近くに来た。

 

ラフトクランズバグスター「さあ、これで決まりです」

 

ラフトクランズバグスターはオルゴンソードでフィーニクスの首を狙う。ところが

 

ラフトクランズバグスター「ぐはっ!?何だ!?」

 

ラフトクランズバグスターの背後にビームが命中する。

 

ラフトクランズバグスター「今の攻撃はいったい!?」

 

ラフトクランズバグスターは後ろに振り向いた。そこには

 

スナイプER「油断したな」

 

レーザーER「貴方の企みを乗らないのが居た事に気づかなかったようね」

 

クエストBL「流石はカイザーね。こういう事態を想定してエクサランスガシャットを渡すとは」

 

ラースエイレムにやられた筈のクエスト達が居た。

 

ラフトクランズバグスター「しまった!!確かベルゼルートは時止め対策が、エクサランスには対ラースエイレム対策の時流エンジンが積んでたか!!」

 

動揺するラフトクランズバグスター。更に

 

フィーニクスCB「クエスト、スナイプ、レーザー。助かったわ」

 

フィーニクス達も時止めから解放されたのだ。

 

ラフトクランズバグスター「しまった!!さっきの攻撃でラースエイレムが解除してしまった!!」

 

アースAG「私達を停止してその隙に私達を始末する。騎士として恥ずかしくないのですか!?」

 

エクスプレスVC「さて、好き勝手やった分、たっぷり返して貰うわ!」

 

フィーニクス達はラフトクランズバグスターにゆっくり近づく。

 

ラフトクランズバグスター「くっ、カイザーさえ倒せばなんとかなると思ったがが、他のメンバーも強い!!」

 

焦るラフトクランズバグスター。そこに

 

???「あいつらに小細工は通じない事くらい解るだろう」

 

???「そうね。きっとこんな事があろうかと思って手を打ちますから?」

 

コマンドSG「今の声って、司令と補佐官の人じゃない?」

 

ゴルディDG「言うと思ったわコマンド………で、どちら様かしら?」

 

そこに現れたのは二人の騎士である。

 

ポリスAS「あの二人は、アル=ヴァン・ランクスとフー=ルー・ムールー!!フューリーの行動隊長ですわ」

 

アースAG「正確には二人を模したバグスターね」

 

アル=ヴァンバグスター「私のことを知ってるとはな」

 

フー=ルーバグスター「前もってラースエイレムを破る手を用意したキュアカイザーの手腕、見事ですわ。ですが、そこまでです。今度は」

 

二人はアウルンバグスターとファウネアバグスターに姿を変える。

 

ファウネアバグスター「私達が相手になります。覚悟しなさい」

 

ファウネアバグスターはオルゴンソードをフィーニクス達に向ける。エクスプレスVC「此処からが本番ね」

 

ゴルディDG「ええ、バグスターウィルスも心なしか動きが良くなってるわ」

 

コマンドSG「アウルンとファウネアが来たせいだな。だが、どんな状況でも乗りきってやるぜ!!」

 

コマンドが言うとアウルンとファウネアが率いるバグスターウィルスに向けて移動する。それを見ていたラフトクランズバグスターは苛立つ。

 

ラフトクランズバグスター「忌々しい………私など眼中に無しですか………」

 

そんなラフトクランズバグスターに攻撃が来る。

 

クエストBL「よそ見してる場合か!!」

 

クエストのショートランチャーの弾丸がラフトクランズバグスターにあたる。

 

ラフトクランズバグスター「くっ、こいつらも居ましたか!!せめてあいつらだけでも」

 

ラフトクランズバグスターはクエストに向けて攻撃するが

 

レーザーER「あんたを乗せないよ!プリキュア・クラッシャーアーム!」

 

レーザーが装備したクラッシャーアームでラフトクランズバグスターを仰け反らす。

 

ラフトクランズバグスター「鬱陶しい奴め!!」

 

スナイプER「次はこれだ。プリキュア・プラズマカノン!!」

 

ラフトクランズバグスターにプラズマ光線を当てる。

 

ラフトクランズバグスター「なんて威力だ!!」

 

クエストBL「さて、最後は協力して倒すぞ」

 

クエストの号令で必殺技を放つ。

 

「決め技!!ベルゼルート(エクサランス)クリティカルフィニッシュ!」

 

クエストBL「プリキュア・オルゴンライフルアブソリュート!!」

 

スナイプER・レーザーER「プリキュア・ギガントクラッシャーアーム!!」

 

スナイプとレーザーに付いているバックパックを移動砲台にして、砲撃を食らわせ、更にクラッシャーアームで追撃する。そして仰け反ったラフトクランズバグスターにアブソリュートの弾丸を当て、最後にクラッシャーアームで破砕する。

 

ラフトクランズバグスター「これじゃ、ジュア=ムにすら負けるのか、ぐあぁぁぁぁぁ!!」

 

ラフトクランズバグスターはクエスト達の攻撃で爆散した。

 

「会心の一発!!」

 

クエストBL「上手くいったな」

 

スナイプER「後はフィーニクス達だな」

 

そのフィーニクス達はアウルンバグスターとファウネアバグスターと交戦していた。

 

ゴルディDG「流石はアウルンを模してるだけあって剣が強いわね」

 

アウルンバグスター「そういうお前こそかなりの剣の腕があるな」

 

ゴルディDG「それはどうも」

 

フィーニクスCB「けどよそ見は駄目よ」

 

フィーニクスは背後からアウルンを狙うが

 

アウルンバグスター「その通りだな。オルゴナイトミラージュ!!」

 

アウルンは分身で迎撃する。

 

フィーニクスCB「分身とはやるわね」

 

コマンドCB「だったら分身はこれで消してやる!!プリキュア・青龍燐!!」

 

コマンドはエネルギー弾で分身を壊す。

 

コマンドSG「今のうちに行けフィーニクス!!」

 

フィーニクスCB「解ったわ」

 

フィーニクスは必殺技を放つ。

 

フィーニクスCB「プリキュア・アカシックバスター!!」

 

フィーニクスは不死鳥のエネルギー弾をアウルンに当てにいく。しかし

 

ファウネアバグスター「させませんわ!!」

 

ファウネアのオルゴンライフルでアカシックバスターを打ち消した。

 

フィーニクス「私の技をビームで消すなんて!?」

 

ファウネアバグスター「カイザー不在でもこの実力、一人では確実ににやられてた。私が来て正解だったな。今のうちに反撃を」

 

ファウネアのフォローで助かるアウルン

 

アウルンバグスター「感謝するファウネア。今度は私の奥義を受けてもらおう」

 

アウルンバグスターのオルゴンソードが展開、所謂巨大剣に変形する。

 

アウルンバグスター「受けろ!オルゴナイトバスカーソード!!」

 

巨大剣の攻撃がフィーニクスに襲いかかるが

 

エクスプレスVC「止めてやるわ!プリキュア・クロスマッシャー!!」

 

ポリスAS「狙うはオルゴナイトソード!!プリキュア・ハルバードランチャー!!」

 

エクスプレスとポリスは赤と青が交差した光線と長銃から放つ光線でソードを狙う。

 

アウルンバグスター「くっ、刀身を狙うことで勢いを弱らすか!!」

 

ファウネアバグスター「速度を落とせば被害が減る。いい戦術ね。ですが、そうはさせません」

 

ファウネアバグスターはソードライフル形態にしたオルゴンライフルを接続し、巨大な光線を放つ。

 

フィーニクスCB「巨大な光線が来るわ!!どうすれば!?」

 

アースAG「一人では駄目です。二人で防ぎましょうフィーニクス」

 

フィーニクスCB「分かったわアース!!」

 

フィーニクスとアースは決め技を放つ。

 

「決め技!!サイバスター(アンジェルグ)クリティカルフィニッシュ!!」

 

フィーニクスCB「プリキュア・コスモノヴァ!!」

 

アースAG「プリキュア・ファントムフェニックス!!」

 

フィーニクスの光弾とアースの不死鳥のエネルギー弾がファウネアの光線に激突する。

 

ファウネアバグスター「さっきのお返しですねフィーニクス!!」

 

そして互いの攻撃が相殺された事でフィーニクスとアース、ファウネアは吹き飛ばされた。

 

フィーニクスCB「互いの攻撃が衝突したことで吹き飛ばされるなんて」

 

アースAG「幹部クラスだけの事はありますね」

 

ファウネア「最大攻撃を相殺されるとは………」

 

ファウネアの攻撃が相殺された事で状況はフィーニクスに有利になろうとしていた。

 

アウルンバグスター「状況が悪いな。強行突破で行く!!」

 

アウルンバグスターはエクスプレスとポリスを受けてる状態にも関わらず攻撃をする。

 

コマンドSG「決めてたまるか」

 

ゴルディDG「決めれば此方が不利になる!」

 

コマンドとゴルディはブレードでバスカーソードを受け止める。

 

アウルンバグスター「我が剣、止めることは出来ん!!」

 

ゴルディDG「なら、私達が初めて止めて見せます!!」

 

コマンドSG「エクスプレスとポリスの攻撃、無駄ではない事を見せてやる!!」

 

ゴルディとコマンドはバスターソードを受け止めるが、バスカーソードの重量には勝てず、二人は吹き飛ばされる。

 

アウルンバグスター「私の奥義を止めた事は誉めよう。だが、ダメージは受けたようだな」

 

ゴルディDG「なんて気迫かしら、エクスプレスとポリスの攻撃がなければこっちがやられたわ」

 

コマンドSG「状況が悪いな」

 

コマンドの言う通り、状況は悪くなってた。

 

アウルンバグスター「恨みは無いがそろそろ決めてもらう」

 

ファウネアバグスター「毛利小五郎の名誉回復の為、貴女達を終わらせます」

 

アウルンバグスターとファウネアバグスターが攻撃を放つその時

 

カイザーGT「其処までよ」

 

カイザーが漸く合流した。

 

ポリスAS「カイザー、いいタイミングで来てくれて良かった」

 

カイザーGT「来たのは良いけど時間かかったわ。あのカロクアラが強いせいで苦戦したから」

 

カイザーの話を聞いて動揺するアウルンバグスター

 

アウルンバグスター「カロクアラを退いたのか!?」

 

ファウネアバグスター「そして、カイザーが合流をした時点で負けは確定ですね」

 

カイザーの合流を許した時点でバグスターは敗北したのだ。

 

カイザーGT「どうするの!?」

 

ファウネアバグスター「やむを得ませんね。今日の所は退きます」

 

そう言うとバグスター達は撤退した。

 

クエストBL「助かったわカイザー。来なかったら全滅してたわ」

 

カイザーGT「こっちこそ私が不在の間よく戦ってくれてありがとう。最も今回は流石の私も苦戦したわ」

 

フィーニクスCB「無理もないわ。新手のバグスターが来たのよ。どう見ても毛利小五郎の差し金よ」

 

カイザーGT「また毛利小五郎ね。余程私が気に入らないのね………」

 

ゴルディDG「そろそろクロノスが現れそうね。それに合わせての行動だと思うわ」

 

ポリスAS「有り得ますね。既に永夢達にも伝わってますからね」

 

エクスプレスVC「今回の事もCRにも伝えておきましょ」

 

コマンドSG「龍璃達にも伝えた方が良いな」

 

カイザーGT「そうだね。伝えておこう。それと英里さんから伝言があるわ」

 

フィーニクスCB「伝言?」

 

カイザーGT「ええ、私達の強化に関することよ」

 

フィーニクスCB「私達の強化か…………何だろう」

 

フィーニクスは伝言の事が気になっていた。ただ一人だけは違った。

 

コマンドSG「どうしたアース?何か気になることあるのか」

 

アースAG「さっきから私達に視線を向けたのが居た筈ですが」

 

ゴルディDG「戦闘中に視線?あったのかしら?」

 

エクスプレスVC「戦いに集中しててそこまで気が回らなかったけど」

 

ポリスAS「気のせいでは無いのですか?」

 

アースAG「そうですね………いくらなんでも都合よく視線が目立つ筈が有りませんよね……」

 

アースは妙な視線を感じた気がしたが、気のせいだと思っていた。

 

────

 

だが、その視線の主は居た。それは白いアンドロイドである。

 

???「戦闘中のデータの収集を確認した」

 

???「この調子なら我らの目的も達成する」

 

???「次の所へ向かうぞ」

 

そういうとアンドロイドは戦場から立ち去った。

 




謎のアンドロイドのモチーフはスパロボVに出たあれです。

今回の敵

アル=ヴァンバグスター

スパロボJの敵組織、フューリーの行動隊長、アル=ヴァン・ランクスをモチーフとしたバグスター。ラフトクランズアウルンを模した怪人態に変化する。

フー=ルーバグスター

スパロボJの敵組織、フューリーの首魁、グ・ランドンの右腕格、フー=ルー・ムールーを模したバグスター。ラフトクランズファウネアを模した怪人態に変化する。

余談だが、アル=ヴァンとフー=ルーの中の人がグランガードの司令と補佐官のイメージCVでもある。


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threeの新たなるもの

本編で剃人がクロノスを得る話や玲央達が恭子に会う話です。そして、新手のバグスターが


threeの新たなるもの

 

フューリーを模したバグスター軍団を撃退した玲央達はCRの一室に居た。

 

陽奈「玲央ちゃん、話って何?」

 

玲央「僕達を強化する為の話だよ」

 

葵「私達の強化形態ですか?」

 

玲央「うん。英里さんはそれを開発してるんだ。その為かまた徹夜してるんだ」

 

佳子「また徹夜してるのですか………」

 

玲央「今日は大丈夫だよ。1日安静するように言って起きましたから」

 

陽奈「それなら大丈夫ね」

 

玲央「まあ、また無茶するならこれでしばいておきますから」

 

玲央はサヤの形見であるハリセンを取り出した。

 

ほむら「玲央、いつも持ち歩いてるのか?」

 

玲央「サヤさんの形見です。その生きた証は大切にしないといけませんから」

 

かなみ「そうね。それに強化形態か………私達もその形態が要るかも知れないわね」

 

玲央「それについてですが、英里さんから伝言があります」

 

陽奈「伝言?」

 

玲央は陽奈達に英里の伝言を伝える。

 

玲央「まどかさんを借りたいんです」

 

まどか「なんで私なの玲央?」

 

玲央「まどかさんのガシャットが完成したからです。後は実戦で試すだけなんです」

 

まどか「性能テストに付き合って欲しい訳ね」

 

玲央「はい」

 

まどか「どんな形態が気になるわね………解ったわ。英里さんの頼み引き受けるわ」

 

玲央「ありがとうございます」

 

玲央の頼みに了承するまどかであった。

 

────

 

CR 病室

 

同時刻、CRにとある来訪者が来ていた。それは

 

剃人「ここに仮面ライダーガシャットが二つ来てたのか」

 

剃人である。彼はある人物が仮面ライダークロニクルガシャットがCRに来た事を聞き、ここへ来たのだ。

 

永夢「はい、クロニクルクリアの為に置いたらしいんです」

 

剃人「誰が持ってきたんだ?」

 

永夢「それについては解りませんでした。英里さんなら確実に仮面ライダークロニクルガシャットを持ってきた人物の事を知ってますが、今は安静につき話はできません」

 

剃人「そうか」

 

永夢「それより、仮面ライダークロノスの力は知っていますか?」

 

剃人「知っている。時を操る力を持つが、力を得るには自らバグスターウィルスに感染しなければならないんだったな」

 

永夢「はい、あらゆるバグスターウィルスの抗体を得る必要があります。剃人さん、全ての抗体を得る事は、バグスターウィルスに苦しむと同じになります。下手すればゲーム病で死に至る可能性もあります。抗体を受ける覚悟はありますか?」

 

永夢の問いに剃人は答える。

 

剃人「覚悟は出来ている。それに仮面ライダークロニクルガシャットは龍璃の新たな力を得るのに必要なんだ」

 

剃人の返答を聞いた永夢は

 

永夢「わかりました。では、今すぐ抗体獲得の手術をします」

 

バグスターウィルスの抗体獲得の手術を取りかかろうとするが

 

飛彩「待て研修医!お前一人にはやらせんぞ」

 

永夢「飛彩さん、どうしてここに?」

 

飛彩「今回の手術はかなり難易度が高い。一人では失敗するだろう。よってバグスターウィルスの抗体獲得手術はチーム手術で行く」

 

永夢「つまり、飛彩さんと協力しての手術ですか?」

 

永夢の質問に対し飛彩は

 

飛彩「違う。今回は俺でも足りない」

 

永夢「飛彩さんでも足りないってまさか」

 

永夢が言うとCRに新たな人物が入る。それは

 

大我「エグゼイド、ブレイブ。俺も協力するぞ。本来は俺はここには入れないが緊急事態になるため、特別に入ることが許された」

 

永夢「大我さんも協力ですか?」

 

大我「俺もそうだが、他にも居る」

 

さらにCRに人が来る。

 

明日菜「私も補佐に加わるわ」

 

ニコ「大河には迷惑がかかるけど、私も出来ることをするよ」

 

明日菜とニコもやってくる。更に

 

灰馬「今回はかなりの長丁場になるだろう」

 

CRの責任者にして飛彩の父の灰馬も来た。

 

永夢「病院長」

 

飛彩「父さん………」

 

灰馬「それを知ってか、グランガードから抗体手術の補助プログラムが届いてきた。此をも活用して手術を成功してくれとの事だ。やってくれるか」

 

飛彩「もちろんです」

 

灰馬「今回は特例と言うことで大我、お前も協力してもらうぞ」

 

大我「形振り構っていられんと言うことか?」

 

灰馬「そうなるな。この手術を成功し、必ずプリキュアクロニクルのクリアをしてくれ」

 

永夢「はい」

 

永夢が了承すると、直ぐ様手術の準備に取りかかる。そして灰馬は剃人に話しかける。

 

灰馬「今回の適合手術は、かなりの長丁場になる。成功するにはお前の意思に掛かっている。頼むぞ」

 

剃人「勿論だ」

 

そして、バグスターウィルス抗体獲得手術が始まる。

 

────

 

次の日 玲央達はある場所へ向かっていた。

 

陽奈「英里さん、昨日の疲れが嘘のようだね」

 

玲央「1日安静するように言っておきましたから」

 

玲央の話からして英里の体力は完全回復をしたようだ。

 

佳子「英里さんは無理をし過ぎる傾向がありますからね」

 

かなみ「私達のように仲間が居れば良いのに」

 

かなみの発言に対し玲央が有ることを言う。

 

玲央「かなみさん、その事ですが今から向かう場所でその英里さんの仲間が来るんです」

 

葵「この先の店で待ち合わせをしてるって言ってたわ」

 

ほむら「英里の仲間か………気になるな………」

 

ほむらが言うと一行はその店に向かった。その玲央達の様子を見ていた3人の人物がいた。

 

???「あれがプリキュアクロニクルのイレギュラーの一角、ブレイブソウルプリキュアか」

 

???「あいつらはかの毛利小五郎をズタボロにした。特にキュアカイザーはキュアカオスやキュアオーブに匹敵すると言われている」

 

???「放置すれば、あの方の復活が阻止されるだろう。急いで幻夢コーポレーションに報告するぞ」

 

そう言うと三人はこの場から去った。

 

────

 

英里が待ち合わせをしている店にやって来た玲央達はその店内に入る。

 

英里「みんな、よく来たな」

 

 

 

 

 

 

玲央「英里さん、全員で来ました」

 

英里「玲央くんは待ち合わせ場所が食べ放題の店であるのを知ってか昼食は摂ってなかったな」

 

玲央「はい///」

 

英里「そう言うと思ったわ。じゃあ今日はどんどん食べてくれたまえ」

 

まどか「いいんですか、こんなに」

 

英里「あぁ、昨日は君達に迷惑をかけたからね。今日は私の奢りだ」

 

ほむら「それじゃあ好意に甘えてもらうか」

 

玲央達は昼食をとった。そんな中陽奈はある質問をする。

 

陽奈「前から思ってたんですけど、英里さんの財源はどこから出て来るんですか、世界平和守備機構の給料だけじゃ、ガシャットの制作とか賄いきれない量だと思うんですけど」

 

英里「それはあれだ。高校時代、嵌ってた株で儲けてた。たのが未だに使いきれないくらい大量にあってな。預金通帳が五冊くらいはゼロで一杯の額は入っているのだよ」

 

葵「さすがというか、何というか、この人のあらゆる無理をしない以外での才能って恐ろしいわね」

 

まどか「そうよね………(私もかなりの資産持ちだけど………)」

 

かなみ(私達もグランガードからの給料は貰ってるけど、家族からは臨時収入と言うことで銀行に預かっているけど………)

 

英里の資産の多さに絶句する玲央達。そんな時に一人の少女がやって来る

 

???「んっ、英里!、英里じゃない!、久々だね」

 

それは黒髪の少女である。

 

英里「んっ、おぉ!、君は恭子くん!、久しぶりいやぁーこうして会うのは高校のとき以来か」

 

恭子「あぁ、そうだな」

 

佳子「あの英里さん、その人は一体?」

 

英里は玲央達に恭子を紹介する。

 

英里「彼女は陣内恭子、学生の頃はレーサー志望でレースチームに入っていた。今は自動車会社でテストドライバーしてる」

 

恭子「よろしく!」

 

一同(英里以外)「よろしくお願いします」

 

互いに挨拶をしたその時、

恭子「これは!」

 

英里「まさか!」

 

互いのアイテムのブザーが鳴り響いた。そして恭子は店を飛び出し、英里も諭吉を5枚テーブルに置いて店を出た。

 

玲央「何か敵が来たんだ。僕達も行こう」

 

陽奈「お金は英里さんが払ってあるわ。いきましょう」

 

玲央達も英里達の後を追った。

 

────

 

そんな玲央達を追う者が居た。

 

???「戦闘データ収集を開始する」

 

それは、昨日玲央達を襲ったバグスターの戦いの様子を見ていた白いアンドロイドである。果たして目的は?




次回、英里達を追う玲央達の前に、憎しみの男が迫る!?

今回の登場キャラ

キュアアクセル/ 変身者陣内恭子
モチーフはレッドレーサー

父、陣内恭介よりクルマジックパワーを受け継ぎ、クルマジックパワーの力とアクセルチェンジャーを使い、カーレンジャーになるつもりがプリキュアに変身してしまいそれいこう、キュアアクセルとして活動し、英里達と出会い、プリキュアチーム、プリキュアオッレー!を結成する。

変身前の容姿は高坂ほのかの髪を黒くして陣内恭介のゴーカイジャー登場時の衣装を着ている。

変身後は髪の毛は赤くなりレッドレーサーを意識した衣装になる。

必殺技プリキュアツインカムクラッシュ!



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迫るPoisonMaster

英里と恭子に加勢しようとする玲央達の前に怨嗟の魔蠍の男の悪意が襲う


 

英里達を追う玲央達、そこには一人の男が居た。

 

???「貴女ですか。スフィアを積んだ機体を再現する開発者は?」

 

英里「貴様だったのか。アイムライアード!、貴様までバクスターになっているとは!」

 

英里の前に現れたのはアイム・ライアード。正確にはアイム・ライアードを模したバグスター、マガアイムである。

 

マガアイム「ふ〜んその様子だと、私を知っているようですが、私の目的は貴女のガシャットです。香川英里」

 

英里「ここでもスフィアを狙うか」

 

するとマガアイムはアリエティスバグスターに変化し、アリエティスを三体に分身し、本体のアリエティスは消えた。その様子を見ていた玲央達は

 

玲央「あのバグスター、かなりの強敵だよ」

 

陽奈「加勢しましょう玲央ちゃん!」

 

玲央「うん。みんな行くよ」

 

陽奈「ええ!」

 

玲央達は変身アイテム、ブレイブモバイルを出す。

 

玲央、陽奈、葵、まどか、佳子、かなみ、ほむら「プリキュア・ブレイブコンバイン!!」

 

玲央達はプリキュアに変身する。

 

カイザー「原初の勇者戦士、キュアカイザー!」

 

フィーニクス「太陽の勇者戦士、キュアフィーニクス!」

 

アース「地球の勇者戦士、キュアアース!」

 

エクスプレス「動輪の勇者戦士、キュアエクスプレス!」

 

ゴルティ「金色の勇者、キュアゴルティ!」

 

ポリス「警察の勇者戦士、キュアポリス!」

 

コマンド「特命の勇者戦士、キュアコマンド!」

 

カイザー「勇気を胸に闇を払う!」

 

『ブレイブソウルプリキュア!』

 

変身し、加勢しに行くカイザー達、ところが

 

アース「待ってカイザー!後ろを見て!」

 

カイザー「後ろ?」

 

カイザーは後ろを振り向いた。

 

カイザー「何あのバグスターウィルスは?」

 

コマンド「何かゾンビ見たく呻いているぞ」

 

ゴルディ「何か毒物でも飲まされたんじゃないの?」

 

そこには、呻き声をあげているバグスターウィルスが居た。

 

エクスプレス「これってバイオハザード?」

 

アース「惜しいけど違うと思うわ………」

 

フィーニクス「何かやばそうね。英里さんに近寄らせるわけにはいかなそうね」

 

カイザー「そうだね。まずは広範囲技で蹴散らすよ」

 

カイザー達は妙なバグスターウィルスを広範囲技で駆逐する。だが、数分後

 

バン!!

 

カイザー「危なっ!」

 

カイザーは突如来た銃弾を回避した。

 

フィーニクス「カイザー大丈夫?」

 

カイザー「大丈夫よ。それにしても今のは何なのよ!?」

 

カイザーは今の銃弾を撃った犯人を探した。するとその犯人を見つけた。それはスナイプの武器、ガシャコンマグナム(廉価版)を持つ人物である。

 

キュアプレイヤー「俺達を差し置いて目立ちやがって」

 

キュアプレイヤー「初級バグスターをほとんど蹴散らしたキュアプレイヤールリの支援者め!!」

 

キュアプレイヤー「いい気になるな!!やられ役扱いされる恨みを思いしれ!!」

 

そこにはキュアプレイヤーがカイザー達の周りを囲んでいた。

 

ポリス「このようなタイミングでキュアプレイヤー!?どうなっているのですか!?」

 

コマンド「そいつを呼んだ犯人、相当性格が悪いと見るべきだな」

 

ゴルディ「それにキュアプレイヤーの目をよく見なさい」

 

コマンド「目?どういう意味だ?」

 

コマンドはキュアプレイヤーの目を観察した。それは

 

コマンド「目が赤い!?」

 

アース「まるで洗脳時の仮面ライダーポッピーと同じよ!!」

 

そう、キュアプレイヤーの目が赤く光っていた。そして

 

キュアプレイヤー「やっちまえ!!」

 

キュアプレイヤーがカイザー達に襲いかかる。

 

ゴルディ「やっぱり襲って来たわね。カイザーどうする?」

 

カイザー「あの様子からして何かに操られているか、何かを飲まされた可能性があるわ」

 

エクスプレス「薬を飲まされた可能性があるのね」

 

カイザー「ええ、だからここは相手を傷つけずに押さえるよ。私はカイザーグラビトンで押さえるわ」

 

カイザーはキュアプレイヤー達を押さえるように指示する。

 

ポリス「でしたらここは麻酔弾で止めましょう」

 

アース「私の超能力で動きを止めます」

 

エクスプレス「この場合はシグナルブラスターで止めましょ」

 

フィーニクス「じゃあ、私はコマンドとゴルディと一緒に押さえるわ」

 

フィーニクス達はゴルディ、コマンドと一緒にキュアプレイヤーを撹乱する。その隙に

 

ポリス「ブレイブショット!」

 

アース「止めなさい!」

 

エクスプレス「プリキュア・シグナルブラスター!」

 

カイザー「プリキュア・カイザーグラビトン!」

 

ポリスはショットガンからの麻酔弾、アースは金縛り、エクスプレスは頭部から束縛効果を持つ赤い光線、カイザーは自分を中心にした重力波を放った。

 

キュアプレイヤー「動けない!」

 

フィーニクス「全員大人しくしなさい!」

 

ゴルディ「いい年した大人が暴れるんじゃない」

 

コマンド「イライラしたからといって八つ当たりすんじゃない!」

 

ゴスッ!!

 

そして、フィーニクスはソーラーロッド、ゴルディはブレイブセイバーの峰打ち、コマンドは拳でキュアプレイヤーを気絶した。

 

カイザー「ほんと、悪趣味ね。一体誰の仕業なの!?」

 

苛立つカイザーの前に一人の男が現れた。

 

???「僕のおもてなし気に入ったかい?」

 

それに対しカイザーは不機嫌そうに言う。

 

カイザー「不愉快よ。それより誰かしら?声は子上に似ているけど」

 

???「声の事は言うんじゃねえ!!そう言う貴様こそ、元姫に似てるが随分とドSで突っ込みが鋭いな」

 

カイザー「私がドS?どういう意味よ?」

 

???「自覚ないぶん質が悪いなお前は………」

 

カイザー「ほっといて、それより誰かしら貴方は?」

 

???「ならば教えてやろう。僕の名は、スーパーロボット大戦Zのバグスター、マガバルビエルだ」

 

そう、狂暴なバグスターウィルスやキュアプレイヤーをカイザー達に仕向けた犯人はマガバルビエルの仕業である。

 

フィーニクス「マガバルビエル、貴方の仕業だったのね!」

 

マガバルビエル「だったらどうするんだい?」

 

フィーニクス「決まってるわ。貴方を倒してやるわ」

 

マガバルビエル「良いだろう、と言いたいが今日は無理だな?」

 

アース「どういう意味ですか」

 

するとカイザー達の背後で爆発が起きた。それは

 

マガバルビエル「どうやら、こっちの方は終わったようだ。さすがに多数を相手にするほど僕は愚かではないのでな、次に会ったら相手にしてやる。それとキュアカイザー」

 

カイザー「何よ!?」

 

マガバルビエル「君は僕にとっては嫌いなタイプだ。だから、君には酷い手で殺してやるからな」

 

カイザー「私も貴方のようなストーカーは嫌いよ!!」

 

カイザーの一言にキレるマガバルビエル

 

マガバルビエル「ほんと、君は僕の苛立ちを高めてくれるよ。次に会うのを楽しみにしてるよ」

 

そう言うとマガバルビエルは立ち去った。

 

カイザー「ほんと、嫌な相手ね。それより、今の爆発からして、英里さんの方は済んだようね。行きましょ」

 

そう言うとカイザー達は英里達の元へ向かう。だがその前に

 

カイザー「念のためよ」

 

フィーニクス「カイザー、何をするの?」

 

カイザー「マガバルビエルのナノマシンを受けた人達の血液とバグスターウィルスの血液を採取するよ」

 

ポリス「カイザーって、ほんと念入りにやるよね」

 

カイザー「クリアするには確実にやらないとね。それにバグスターウィルスの血液から血清を作れば、バグスターウィルスに感染しているキュアプレイヤーの救助やゲーム病の治療だって役立つし、キュアプレイヤーの感染者からの血液から血清を作れば、マガバルビエルのナノマシン対策にもなるわ」

 

エクスプレス「それに剃人さんのバグスターウィルス抗体獲得手術にも役立つわね」

 

 

カイザー「そう言うことよ。それじゃ血液を採取するよ」

 

カイザーはブレイブモバイルから血液採取に使われる注射器を出し、バグスターウィルスやマガバルビエルのナノマシンの感染者の血液を採取した。採取作業を終わらすとカイザー達は英里達の元へ向かった。

 

────

 

カイザー達がマガバルビエルを撃退した頃、英里と恭子は、キュアスター・オルタナティブとキュアアクセルに変身し、アリエティスバグスターを合体技、激走マーブルスクリュー・フルスピードで撃破し、マガアイムが出てきた。

 

マガアイム「やりますね、今回は小手調べです、それではさらば!」

 

そう言うとマガアイムは消えた。そして、カイザー達も合流し、変身を解除した。

 

一同「英里さん!あれは一体なんですか」

 

変身を解いた英里が答える

 

英里「彼女は私を入れた5人の仲間の1人、戦う交通安全を自称するキュアアクセルこと陣内恭子だ」

 

恭子「よろしく、後輩ちゃん!」

 

玲央「この人が英里さんの仲間の恭子さんか………こちらこそよろしく」

 

英里「玲央くんも恭子の事が気に入ったみたいだな。ところで玲央くんが持ってる箱は何だ?」

 

玲央「英里さんに加勢しようとした時に襲撃してきたバグスターウィルスの血液とキュアプレイヤーの血液です。何らかの役にたたないかと思って、採取しました」

 

英里「私が見てないところでまた妙な敵にあったか………、いやまてよ。もしかしたら………」

 

すると英里が突然声を上げる

 

英里「思いついた!」

 

玲央「どうしたんですか。英里さん!」

 

英里「思いついたんだよ。アサキムや他に出て来るであろうスーパーロボット大戦のバクスターへの対抗策が!」

 

恭子「それってまさか」

 

英里「そうだ。恭子くん、いや恭子あと3人、あいつらを集めるぞ」

 

恭子「わかった。英里のやることなら協力するよ。私はあの子を訪ねてみるから、英里はタツミの方を当たってみて」

 

英里「了解だ」

 

英里が了承したのを見てまどかも

 

まどか「それじゃあ、英里さん。約束通り同行するわ」

 

英里「解ったわ。それじゃあ頼むわよまどか」

 

まどか「ええ。それじゃあ私は英里さんと一緒に行くから玲央達は先に戻ってね」

 

玲央「解りました。まどかさんも気を付けてください」

 

まどか「ええ」

 

まどかが言うとまどかは英里と同行し、玲央達はCRへ戻ることにした。

 

────

 

???「戦闘データ収集を完了した。次はCRへ向かう」

 

またもや現れた白いアンドロイドは先ほどの戦いの戦闘データを収集した。そして、また立ち去った。

 

───

 

撤退したマガバルビエルはある人物に会っていた。

 

???「バルビエル、あっさり去るなんて情けないわね」

 

マガバルビエル「あのキュアカイザーって奴が、僕の行動を先読みしやがったんだ。お陰でせっかくの駒が呆気なく倒された。ほんと不愉快だよ」

 

???「キュアカイザーか、何か気になるわね」

 

マガバルビエル「どうする気だ?」

 

???「次はあたしがキュアカイザーの所に行くわ。CRにはあいつを行かせておくから。それとあいつは」

 

マガバルビエル「あいつは自由を愛するあのエーデル・ベルナルの同一存在だぞ。気にしても無駄だ。それより、お前も気になるようだな」

 

???「まあね。出来たらダーリン見たいな人物が相手になれば良いけどね」

 

マガバルビエルと話した人物、そいつの正体は?

 

 




今回の登場キャラ

マガバルビエル

第三次スーパーロボット大戦Zに登場した怨嗟の魔蠍のスフィアを持つサイデリアル幹部、バルビエル・ザ・ニードルを模したバグスター。アン・アーレスを模した怪人態に変化する。原典同様質の悪いストーカーぶりを見せる。

次回

エクスプレスの新たな力を見せる裏で、戦闘狂の毛利蘭もといあの牛の女頭領バグスターが玲央を襲う。


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二つのGreatBattle前編

まどかと英里が新たな仲間に出会う裏で玲央達に新たな敵が襲う


 

英里と同行しているまどかは大貝町へやって来た。

 

まどか「こんな形で大貝町へ来るなんて、英里さんここに英里さんの仲間がいるんですか?」

 

英里「あぁ、19の若さで消防隊の隊長に成るんだから、私達の中では1番の出世した奴かな」

 

まどか「どんな人か気になるわね」

 

そして消防所の中のある部屋の前につく、部屋の表札には所長室と書かれていた。

 

まどか「ここに居るのね」

 

英里「ええ、丁度所長室に居るわ」

 

コンコン!

 

???「どうぞ!」

 

英里「失礼するよ。」

 

タツミ「なんだ、いきなり面会の電話が来たから何かと思ったら英里か、どうしたんだ」

 

英里「実はな・・・・・」

 

と英里は今回の事件のこと、それの解決の為に高校時代の仲間を集めている事を話した。

 

タツミ「そうか、そんなことが、悪いけど断らせて貰うわ」

 

英里「何故だ?」

 

タツミ「私も協力してあげたいのは山々なんだけど、プリキュアクロニクルの被害の所為で各地で火災の発生が激増してるの、だから英里達の援護にまで手が回らないの」

 

二人のやり取りを聞いてまどかは

 

まどか「火災があちこちで発生?もしかしてバグスターが絡んでるの?」

 

タツミ「ええって、貴方もしかして?」

 

タツミはまどかを見て何かに気づく。

 

まどか「どうかしたの?」

 

タツミ「もしかして旋風寺コネクションの令嬢でグランガード所属のプリキュア、キュアエクスプレスの変身者の旋風寺まどかさんなの?」

 

まどか「そうだけど」

 

タツミ「やっぱり、じゃああのプリキュアクロニクルの事も知ってるのね」

 

まどか「ええ」

 

タツミ「もしそうなら、私が居なくても大丈夫そうね」

 

タツミはまどかが居れば大丈夫だろうと確信した。そのやり取りを見ていた英里は

 

英里「済まなかったなタツミ。こちらこそ、無理を言って悪かったな」

 

タツミ「また何かあったらいつでもいらっしゃい」

 

とその時所長室のスピーカーから緊急通報が伝達される。

 

『バグスター並びに、近隣に火災発生。』

 

タツミ「お茶でも出してあげたい所だけど、ごめんね」

 

とタツミは下の階へと棒を使って滑り落ちる。

 

英里「まどか、行くぞ」

 

まどか「はい!」

 

と駐車場に停めてある英里のバイクに乗る、そしてバグスターの出現した現場まで飛ばして行った。

 

────

 

現場に向かう途中、英里とまどかは恭子に会った時に出会った敵の事を話した。

 

英里「そう言えば、玲央達が会った妙な敵だが、どういう人物なんだ?」

 

まどか「一言で言うなら憎しみに支配された人間で、罪の無いキュアプレイヤーを、その力で狂暴に変えるの」

 

英里「憎しみか………もしかしてマガアイムと同じバグスターなのか?」

 

まどか「その通りよ。その人物の名はマガバルビエルと言う人物よ」

 

英里「マガバルビエルか………まさか、マガバルビエル以外にも同じスフィア持ちのバグスターが居るのか!?」

 

まどか「居る可能性はあるわ。出なきゃわざわざ私達に喧嘩を売りに来ないわ」

 

英里「だとしたらまずいわね」

 

まどか「英里さん、どうします?」

 

英里「一応CRに私の仲間が向かっているから大丈夫だと思うが………」

 

まどか「そうよね、それに玲央達はスフィア持ちのバグスター相手でも負けないわ。今は早く火災現場に向かいましょう」

 

英里「そうだな。タツミなら大丈夫だが油断は出来ない。急ぐよ」

 

英里のバイクは火災現場に向かう。

 

────

 

タツミが居る火災現場にはちょうど、火災を起こしたバグスターに遭遇していた。

 

タツミ「あなたが火災の原因のバグスターね」

 

それは、ジ・エーデル・ベルナルを模したバグスター、マガエーデルである。

 

マガエーデル「マガエーデルだ」

 

タツミ「あなたが放った火のせいで人1人がなくなるところだったのよ。人の命は地球の未来なのよ」

 

そして、英里とまどかも現場に到着する。

 

まどか「あれは、ジ・エーデル・ベルナルを模したバグスターね。何か○市ねと言いたくなる声ね」

 

英里「タツミ!」

 

タツミ「英里!」

 

英里「事情は見て理解した。蘇っていたかマガエーデル!、まどか、タツミ、行くぞ!」

 

タツミ・まどか「えぇ!」「はい!」

 

英里達は変身アイテムを取りだし、変身コードを言う。

 

まどか「プリキュアブレイブコンバイン!」

 

タツミ「着装!」

 

英里「超力転身・オルタナティブ!」

 

エクスプレス「動輪の勇者戦士、キュアエクスプレス!」

 

レスキュー「人の命は地球の未来!」

 

スター・O「燃えるレスキュー魂!」

 

スター・O「2人はプリキュア、オッレー!」

 

変身したスター達を見るマガエーデル。

 

マガエーデル「なるほど、これが僕の相手になるプリキュアだな」

 

エクスプレス「私達をただのプリキュアだと思わないで!」

 

そして、名乗りをあげる三人。そして

 

スター・O「エクスプレス、これを!」

 

スター・Oはエクスプレスにガシャットを投げ渡す。

 

エクスプレス「これは!」

 

エクスプレスの手にはある勇者のイラストが書いてあるガシャットが握られていた。

 

スター・O「それは勇者特急マイトガインガシャットだ。君の動輪のモデルになった勇者の力だ。君なら存分に使いきれるはずだ」

 

エクスプレス「ありがとうございます。使ってみます」

 

そう言うとエクスプレスは勇者特急マイトガインガシャットのスイッチを入れる。

 

『勇者特急!、マイトガイン!』

 

エクスプレス「最強駆動!」

 

『勇者で特急マイトガイン、回せ駆動が尽きるまで、最大全速マイトガイン!』

 

その電子音がなるとエクスプレスの体にグレートマイトガインをベースにしたアーマーが装着する。そして、マガエーデルの前に現す。

 

マガエーデル「もしかして、僕にまさか、グレートマイトガインと言うロボットではあるまいな的な台詞でも言うのか!?」

 

マガエーデルの質問に対し、エクスプレスは返答する。

 

エクスプレス「惜しいけど違うわ。と言うわけで教えるわ」

 

そう言うとエクスプレスは名乗りを言う。ちなみにスポットライトと桜吹雪はセット済みである。

 

エクスプレス「正義の翼に望みを乗せて、灯せ平和の青信号、キュアエクスプレス!グランドマックス、定刻通りにただいま参上!」

 

そう、これがキュアエクスプレスの新たな形態、キュアエクスプレス・グランドマックスである。

 

────

 

英里達がマガエーデルと交戦する数時間前、玲央達はと言うと

 

玲央「周りには誰も居ないね」

 

玲央達は辺りを見回していた。その理由は

 

陽奈「私達がCRに向かうのを邪魔しようとする連中が居そうだけど、誰もいないみたいね」

 

葵「さすがに、こんな所にまで出てくるのは無さそうですね」

 

玲央「そうだね。確かに僕達の手元にはバグスターウィルスの血液やマガバルビエルのナノマシンが入った血液がある。だからと言って都合よく襲撃は起きないと思うよ」

 

かなみ「そうね、けど油断はしないで、案外すぐに敵が出てくると思うわ」

 

佳子「この前のフューリー系のバグスターの件もありますからね」

 

ほむら「そうだな。とにかく、今はCRに戻ることに集中しよう」

 

ほむらが言うと玲央達はCRへ向かう。だが病院の近くへ来た時

 

玲央「あれ?何でこんな所に軍人が居るの?」

 

玲央の前に軍人の集団が居た。

 

陽奈「私達、病院に用があります。通してくれませんか」

 

陽奈は軍人達に先を通すよう言うが

 

???「悪いな姉ちゃん。おたくらを此処から通すわけには行かないんだ」

 

陽奈「どう言う意味なの!?」

 

陽奈の質問に対し軍人は答える。

 

???「あの方の命令だ。おたくらを、特にキュアカイザーを足止めしろってな」

 

そう言うと軍人達はバグスターウィルスに変化した。

 

玲央「僕達を足止めする?余程攻略されるのが嫌なんだね………でも、そうはさせないよ!みんな行くよ!」

 

陽奈「解ってるわ玲央ちゃん!」

 

玲央達は変身アイテムを取り出し、変身コードを言う。

 

玲央、陽奈、葵、佳子、かなみ、ほむら「プリキュア・ブレイブコンバイン!!」

 

玲央達はプリキュアに変身する。

 

カイザー「原初の勇者戦士、キュアカイザー!」

 

フィーニクス「太陽の勇者戦士、キュアフィーニクス!」

 

アース「地球の勇者戦士、キュアアース!」

 

ゴルティ「金色の勇者、キュアゴルティ!」

 

ポリス「警察の勇者戦士、キュアポリス!」

 

コマンド「特命の勇者戦士、キュアコマンド!」

 

カイザー「勇気を胸に闇を払う!」

 

『ブレイブソウルプリキュア!』

 

決め台詞を言ったカイザーは軍人型のバグスターウィルスに視線を向ける。

 

カイザー「狂戦士化したバグスターウィルスの次は軍人型のバグスターウィルスか………何か今日の私って、妙な敵にやたら会うわね……」

 

カイザーはまた現れた妙な敵を見てため息を言う。

 

アース「カイザーって、やたらモテますね」

 

カイザー「まあ、妙な敵にモテるのは勘弁したいわ」

 

フィーニクス「そうだね。もしカイザーを奪うなら私が返り討ちにしてやるわ!だって、カイザーの嫁は私が相応しいもん!!」

 

フィーニクスの発言にカイザーの顔は赤くなる。

 

カイザー「ちょっとフィーニクス!!恥ずかしい台詞は自重して////」

 

ゴルディ「さすがのカイザーもフィーニクスには敵わないわね」

 

コマンド「ゴルディ、あんまりカイザーを弄るなよ」

 

ポリス「そうですよ!!周りには敵が居るんですよ」

 

ゴルディ「あっ、そう言えばそうね。カイザー、フィーニクス、戦いに集中してね」

 

ゴルディの問いかけにカイザーとフィーニクスは冷静さを取り戻す。

 

カイザー「そうね。まずは妙な軍人型のバグスターウィルスを蹴散らすよ!!」

 

フィーニクス「そうね。じゃあ、さっさと片付けましょ!!」

 

カイザー達は軍人型のバグスターウィルスの集団に向けて移動する。

 

軍人型バグスターウィルス「それじゃあ、パーティーの始まりだ!!行くぜ!!」

 

軍人型バグスターウィルスもカイザー達に向けて突撃する。

 

コマンド「何だよあいつら!?いつものバグスターウィルスとは違うぞ!!」

 

ポリス「この様子からして今回のバグスターウィルスを率いるボスは恐らく戦闘好きだと思われますわ」

 

ゴルディ「通りでいつものバグスターウィルスとは違ってテンションが高い訳ね」

 

アース「士気が高ければ戦況はこっちが不利になるわ!!私の透視を見ても明らかに異常が過ぎるわ」

 

フィーニクス「それでも、バグスターウィルスは駆逐しないといけないんだねカイザー」

 

カイザー「そうよ、まずはバグスターウィルスを蹴散らしてボスを引きずりだすんだ!!」

 

コマンド「そうだな。それじゃあ、いつも通り暴れてやるぜ!!」

 

カイザーは士気の高さに怯まずにバグスターウィルスを蹴散らした。すると、バグスターウィルスの群れの奥から金色の牛を模した全身鎧の戦士が姿を現す。

 

カイザー「あれが、今回のバグスターウィルスのボスのようね」

 

アース「どうしますか?」

 

カイザー「あのボスは私一人で何とかするわ。明らかにバグスターウィルスより強いわ」

 

フィーニクス「だったら私達も加勢しないと」

 

フィーニクスは加勢しようとするがカイザーに止められる。

 

カイザー「ダメよフィーニクス、ある程度蹴散らしたとは言えバグスターウィルスはかなり居るわ!!それに」

 

フィーニクス「それに?」

 

カイザー「あの全身鎧の戦士の正体があれだったら、タイマンを邪魔するのを望んでいないから」

 

ゴルディ「じゃあ、あの全身鎧の戦士の正体は?」

 

カイザー「恐らくさっき会ったマガバルビエルと同じバグスターだと思うわ。ぞれに」

 

フィーニクス「それに?」

 

カイザー「下手したら私と同じタイプかも知れない」

 

ポリス「つまり、カイザーと同じ分析力や観察力に長けた人物って事ですか!?」

 

カイザー「可能性はある。なら時間など与えるわけにはいかない!!」

 

アース「それって、つまり?」

 

カイザー「時間をかける前に、一撃必殺の攻撃を放つ!!」

 

そう言うとカイザーは自身の武器、ブレイブソードを取り出す。その様子を見てるコマンドは

 

コマンド「カイザー、あんまり焦るなよ………」

 

コマンドはカイザーを心配する。

 

カイザー「大丈夫よコマンド。私は焦ってないわ。決めてやるわ………抜剣!!」

 

カイザーの掛け声でブレイブソードの刀身にピンクの雷が纏う。

 

カイザー「この一撃で沈め!!プリキュア・サンダーインパルス!!」

 

そして、ブレイブソードからピンクの雷で出来た衝撃波が放つ。そして、衝撃波は全身鎧の戦士に当たり、直撃を受ける。

 

フィーニクス「よし、直撃よ!!」

 

アース「フィーニクス、それは相手が無傷フラグよ」

 

ポリス「やったかは、高確率で無傷になりますよ」

 

フィーニクス「あ、そうだね」

 

ゴルディ「攻撃は完璧に決まったわ」

 

コマンド「まあ、必殺技クラスの技を食らったんだ。無事にいら「れてるよコマンド」………」

 

コマンドが言おうとしたその時、カイザーはあることを言った。

 

コマンド「カイザー、どういう意味だ!」

 

カイザー「みんな、全身鎧の戦士がいる方向を見て」

 

フィーニクス「何か居るの?」

 

カイザー「居るわ」

 

そして、カイザーが交戦した場所が晴れていくと、全身鎧の戦士が姿を現す。だが、それは

 

アース「ひびが入ってる!?」

 

ゴルディ「カイザーの攻撃に耐えるなんて………」

 

そして

 

???「あはははは、さすがはキュアカイザー、噂通りいい攻撃を出してくれたわね」

 

全身鎧の戦士は喋った。

 

フィーニクス「喋った!!」

 

ポリス「まさか、あの全身鎧の戦士の正体は………」

 

そして、全身鎧が壊れていく。するとそこには

 

フィーニクス「何よあれ!!カイザー並みにプロポーション良すぎじゃない!!」

 

アース「バッファローと思ったら、まさかのホルスタインなんて………」

 

ポリス「何か、西部劇に居そうですね………あれってカウガール?」

 

そう、そこには西部劇に出そうなガンマン系の美女が居た。

 

カイザー「もしかして、毛利小五郎さんの娘の毛利蘭さん?」

 

カイザーの質問に謎の人物が答える。

 

???「言うと思ったわ。まあ、あたしの中の人は有名な役を持ってるからね」

 

コマンド「まさか、あいつの正体は………」

 

カイザー「コマンド、あいつの正体は、サイデリアル幹部の一人にして、総司令官。さらに戦闘集団ハイアデスのリーダー、エルーナルーナ・パーンストラウスを模したバグスター、マガエルーナルーナよ!!」

 

そう今回のバグスターウィルスのボスの正体はマガエルーナルーナである。

 

マガエルーナルーナ「ありゃ、あたしの事を知ってるんだ」

 

ゴルディ「なるほど、それならバグスターウィルスが妙にテンションが高いのも解るわ。あいつは根っからの戦闘マニアよ」

 

ポリス「じゃあ、あいつもマガバルビエルの仲間って事なの!?」

 

マガバルビエルの事を聞いて反応するマガエルーナルーナ。

 

マガエルーナルーナ「あら、マガバルビエルに会ったんだ」

 

アース「やっぱり。じゃあ貴女はマガバルビエルの仲間なの!?」

 

マガエルーナルーナ「ええ、同じスフィアリアクターの仲間よ」

 

ポリス「だとしたら、尚更放置は出来ませんね」

 

コマンド「そうだな。クロニクルクリアを邪魔するなら容赦はしないぜ!!」

 

カイザー達は身構える。だがマガエルーナルーナは動じていなかった。それどころか

 

マガエルーナルーナ「カイザーに限らず、みんなやる気ね。そうで無くては面白くないわ。さあ、ここからは本番よ。ド派手に行っちゃいなさい!!」

 

マガエルーナルーナが現れた事で、更に士気が上がるバグスター達。

 

カイザー「みんな、ここからは本番よ。気合いを入れるよ………って、フィーニクスどうしたの?」

 

フィーニクス「何でもないわ(なによこの牛乳、このプロポーションでカイザーを落とすなんて許さないわ)」

 

フィーニクスはマガエルーナルーナのプロポーションを見て怒っているのだ。

 

カイザー「まあいいわ。今はそのマガエルーナルーナを撃破しないと」

 

カイザー達はマガエルーナルーナ率いるバグスター軍団に対峙する。

 

 

 

 




今回の登場キャラ

キュアレスキュー/変身者 纏タツミ
モチーフはゴーレッド
容姿ははがないの夜空の短髪バージョン
変身後の姿はゴーレッドの格好に消防士をプラスした姿になる。
プリキュアオッレーのメンバーの1人で、世界平和守備機構防災研究所所長纏モンドを父に持つ、実家も火消しの家系である。
現在は世界平和守備機構、防災部隊の士長で消防隊の隊長を兼任しているがプリキュアクロニクルの事件を機にバルカンベースに所属が変更され、英里と再びオッレーを再結成する
必殺技プリキュアビクトリープロミネンス

マガエルーナルーナ

第三次スーパーロボット大戦Zに登場したサイデリアル幹部、エルーナルーナ・パーンストラウスを模したバグスター。怪人態では最大クラスのでかさを持つプレイアデス・タウラを模している。陽奈からは玲央を奪う泥棒猫として毛嫌いしている。

次回、二つの戦い勃発。最後にあるライダーも?


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二つのGreatBattle中編

カイザーVSマガエルーナルーナ

最後に新たなライダーとスパロボZの重要キャラがチョイ役で登場


マガエルーナルーナ率いるバグスター軍団に包囲されるカイザー達

 

カイザー「統率力、戦闘力、どれも隙が無い」

 

カイザーはバグスターに隙が無い事に焦っていた

 

マガエルーナルーナ「カイザー言えどもあたし相手では勝てないと思ってるわね。まあ、かのゼロと言う仮面の軍師すらも出し抜いたから仕方ないか」

 

マガエルーナルーナはカイザーが焦っている様子を見ていた。

 

アース「カイザー、相手は恐らくキュアパラドクスに匹敵するわ」

 

ポリス「なら、こちらもスパロボ系のガシャットで対抗しましょう」

 

ゴルディ「幸い、マガエルーナルーナはZ系列のロボットしか戦ってないわ」

 

カイザー「そうね。けどマガエルーナルーナ相手だと、今使っているガシャットは通じない可能性があるわ」

 

ポリス「戦闘狂に見えて、知将の一面を持つエルーナルーナ相手には半端なやり方は危険です!!」

 

コマンド「だが、エルーナルーナは他の系列は戦ってない。チャンスはある!」

 

カイザー「そうだね。なら、新しいガシャットでマガエルーナルーナを倒すよ」

 

カイザー達はガシャットを取り出す。

 

「スーパーロボット大戦J!」

 

「スーパーロボット大戦OG外伝!」

 

「スーパーロボット大戦NEO!」

 

「スーパーロボット大戦A!」

 

「第三次スーパーロボット大戦α!」

 

「スーパーロボット大戦MX!」

 

電子音が鳴った後、カイザー達は構えを取る

 

カイザー「十代目継承!!」

 

フィーニクス「特大転生!!」

 

アース「第十進化!!」

 

ポリス「第十警戒体制!!」

 

ゴルディ「品質グレード10!!」

 

コマンド「特命ミッション10!!」

 

そして、カイザー達はガシャットを挿す。

 

「4人の騎士、拳の騎士クストウェル!」

 

「異世界の赤い機神!、コンパチブルカイザー!」

 

「シグバム、シグヴァン、シグカバリー、力の源、アームドファントマ」

 

「スパロボ随一、ピーキーランチャー!全て実弾、ビーム無し、使いこなせば君はランチャー!」

 

「私は忍者!、無敵の忍者、伝説の忍者、雷鳳!」

 

「戦い方はまさに猛獣、先手必勝スピードファイターガルムレイド!」

 

カイザー達は新しいゲーマーに変身する。

 

カイザーCW「エルーナルーナ、さすがの貴女も想定できなかったようね」

 

カイザーの問いにマガエルーナルーナは新たなゲーマーを見て驚いていた。

 

マガエルーナルーナ「いや〜ほんと面白いわね。ダーリン以来よ」

 

マガエルーナルーナの発言にフィーニクスが割り込む。

 

フィーニクスCK「こら、カイザーのダーリンに相応しいのは私よ!引っ込んでなさいよ!」

 

マガエルーナルーナ「全く、カイザーといいフィーニクスといい、随分面白い事を言うわね」

 

マガエルーナルーナに対し、今度はゴルディが言う。

 

ゴルディ「さっきからダーリンって言ってるけど、そのダーリンって誰なの?」

 

マガエルーナルーナ「あっ、解らないか。じゃあ言うわ。私にとってのダーリンは、ランド・トラビスと言う男よ」

 

コマンド「ランド・トラビスって誰だ?」

 

アース「Zシリーズの主人公の一人で傷だらけの獅子のスフィアリアクターよ」

 

ポリス「ザ・ヒート、またはザ・クラッシャーと言うあだ名を持つ男性で、ガンレオンの操縦者ですわ」

 

コマンド「経歴からして、相当年上だな。で、あんたはそのランドと言う男が気に入ってるんだな」

 

マガエルーナルーナ「その通りよ。ダーリンとの戦いは本当に興奮するくらいよ。だから、あんた達もそれくらいの事をしてみなさい」

 

マガエルーナルーナの発言にコマンドは

 

コマンド「良いぜ。ただし、こっちは6人だ。半端にやっちゃ怪我するぜ!」

 

マガエルーナルーナ「良いわね。その闘争心、素敵だわ。なら、こっちもそれ相応のやつを見せてあげるわ!!」

 

マガエルーナルーナは戦闘形態に変化した。だが、その戦闘形態はとんでもないものであった。

 

フィーニクス「何よこれ!?でかすぎじゃない!!」

 

アース「戦艦?それにしては大きすぎます!!」

 

プレイアデス・タウラ「まあ、仕方ないわね。このプレイアデス・タウラはスフィア搭載機では最大クラスの大きさよ!」

 

ゴルディ「けど、でかいと小回りが効かないんじゃない?」

 

ポリス「ゴルディ、相手はそれを解ってます。その証拠にあれが来てます」

 

ゴルディ「あれって?」

 

ゴルディはプレイアデス・タウラに視線を向けた。そこには

 

ゴルディ「艦載機が居るのね」

 

コマンド「人型もいるが、戦艦も混ざってるか………」

 

カイザー「確か、ハイアデス製の戦艦は操縦方法が変わっているわ」

 

コマンド「どんな風にだ?」

 

カイザー「一言で言うなら、人艦一体になることで一人でも操縦できるの。そうすることで戦艦でありながら、まるで機動兵器見たいな動きが出来るの」

 

コマンド「戦艦でありながら機動兵器みたいな動きをするって、普通は無いだろ!」

 

アース「そう普通はあり得ない。だからこそ、原典であるハイアデスは銀河に轟く程の実力を持つのよ」

 

カイザー「相手は連携も長けている。こっちも連携で行くよ!」

 

カイザー達はプレイアデス・タウラ率いる軍団に対し、連携で立ち向かった。しかし、状況は五分五分とも言える状態である。

 

軍人型バグスターウィルス「俺達についていくとはやるな!だが連携ならこっちも負けてないぜ!!」

 

カイザー「ハイアデスの名は伊達じゃないわね」

 

数分後、軍人型バグスターウィルス達を蹴散らしたカイザーは照準をプレイアデス・タウラに向ける。

 

プレイアデス・タウラ「ハイアデスを退くとはやるわね。なら、こっちも相応の攻撃を放ってもらうわ!!」

 

プレイアデス・タウラの全砲門が開く。

 

プレイアデス・タウラ「受けなさい!!フル・ボンバードメント!!」

 

プレイアデス・タウラから魚雷や光線が放たれる。

 

カイザーCW「回避は許せないわ。全部撃ち落とすよ」

 

フィーニクスCK「ええ!!」

 

カイザー達はフル・ボンバードメントを相殺すべく一斉攻撃をする。

 

カイザーCW「プリキュア・ブラキウムショット!」

 

フィーニクスCK「プリキュア・カイザーバースト!」

 

アースCZ「プリキュア・ジグ・ガルバリー!」

 

ポリスRA「プリキュア・マトリクスミサイル!」

 

ゴルディLO「プリキュア・プラズマスパイラルダイブ!」

 

コマンドGR「プリキュア・ターミナスブラスター!」

 

カイザーの一斉攻撃でフル・ボンバードメントを相殺した。

 

プレイアデス・タウラ「フル・ボンバードメントを相殺するなんて、ダーリンでも無理なのに………それを可能にするのはカイザーの存在ね………」

 

一斉攻撃を相殺した後、プレイアデス・タウラの前にはカイザー達は居なかった。

 

プレイアデス・タウラ「あら、カイザー達は何処に行ったのかしら?」

 

そのプレイアデス・タウラに衝撃が来る。

 

プレイアデス・タウラ「くっ!!今の攻撃は?」

 

プレイアデス・タウラの装甲に蹴りの衝撃が襲う。

 

ゴルディLO「私達は此処よ!!まずは私からよ!」

 

そう、今の攻撃がゴルディの蹴りである。そして、ゴルディはまず最初の攻撃を放つ。

 

「決め技!!雷鳳クリティカルフィニッシュ!!」

 

ゴルディLO「プリキュア・ライジングメテオ・インフェルノ!!」

 

ゴルディの連続攻撃を当てた後、プレイアデス・タウラを投げ飛ばし、強烈な一発を当てる。

 

コマンドGR「お次は俺だ!!」

 

ライジングメテオを食らったプレイアデス・タウラを炎を纏ったコマンドが追う。

 

「決め技!!ガルムレイドクリティカルフィニッシュ!!」

 

コマンドGR「プリキュア・エグゼキューションレイド!!」

 

炎を纏った連続攻撃をし、ロウガクラッシャーで飛ばした後、プレイアデス・タウラを掴んだ後、ターミナスブラスターを浴びせる。さらに

 

ポリスRA「下からも行きますよ!!」

 

ポリスは右腕から粒子砲を取り出し、ガイドレーザーを当てる。

 

「決め技!!ラーズアングリフクリティカルフィニッシュ!!」

 

ポリスRA「プリキュア・ガッティングプラズマキャノン!!」

 

砲身からプラズマ光線が放たれ、プレイアデス・タウラの艦底に命中する。

 

プレイアデス・タウラ「上下からの挟み撃ちとはやってくれるわね!!」

 

挟み撃ちを受けてるプレイアデス・タウラの上に光の刃が襲う。

 

アースSZ「まだ終わりではありません!!」

 

「決め技!!シグザリアスクリティカルフィニッシュ!!」

 

アースSZ「プリキュア・シグ・ラスヴァン!!」

 

光の刃がプレイアデス・タウラに命中する。そして背後からフィーニクスが来る。

 

フィーニクスCK「さっきので大破寸前の筈、行くわよ!!」

 

「決め技!!コンパチブルカイザークリティカルフィニッシュ!!」

 

フィーニクスCK「プリキュア・オーバーカイザーソード!!カイザークラッシュ!!」

 

そして、カイザーは前方から来る。

 

カイザーCW「此で決める!!」

 

「決め技!!クストウェルクリティカルフィニッシュ!!」

 

カイザーCW「プリキュア・オルゴンブラキウムフィニッシュ!!」

 

カイザーの爪とフィーニクスの剣でプレイアデス・タウラは致命傷を負った。

 

カイザーCW「エルーナルーナ、これが私達の取って置きよ!!」

 

プレイアデス・タウラ「まさに最大の攻撃ね」

 

カイザーCW「マガエルーナルーナ、貴方の戦闘形態は後少しで撃沈します。撤退を奨めます」

 

カイザーはマガエルーナルーナに降伏宣告を言う。

 

プレイアデス・タウラ「降伏ね………けどこちらはまだ戦えるわ」

 

カイザーCW「まだ戦う気ですね。ならこっちも容赦しないわ」

 

カイザーはマガエルーナルーナが降伏しないと見ると再度攻撃をしようとする。だがマガエルーナルーナはある事を言う。

 

マガエルーナルーナ「まだやる気なのは解ったわ。でもカイザー、あんたらはもう反撃できないわ」

 

カイザーCW「馬鹿言わないで。これでもエネルギーは(ビー、ビー、ビー!!)」

 

カイザーが言おうとしたその時、ブレイブモバイルから警告音が鳴る。

 

カイザーCW「何で警告音?」

 

カイザーはブレイブモバイルを出してみた。それを見てカイザーは絶句する。

 

カイザーCW「嘘!!エネルギー残量が0!?どうして!?」

 

エネルギー切れになった事に驚くカイザー達。それを見てプレイアデス・タウラ

 

プレイアデス・タウラ「悪いね。いい忘れた事があったわ」

 

フィーニクスCK「どういう意味なの!?」

 

プレイアデス・タウラ「欲深な金牛のスフィアアクトの事よ」

 

アースSZ「それと私達のエネルギー切れとは何の関係があるの!?」

 

プレイアデス・タウラ「欲深な金牛のスフィアアクトは、他者の力を奪うこと。それを発動すれば機動兵器のエネルギーが急激に減少するのよ。とは言え、エネルギー切れを追い込むのに此だけの時間が掛かるなんて驚いたわ」

 

ゴルディLO「道理でエネルギーが無くなる訳ね」

 

ポリスRA「エネルギー減少とは厄介ですね」

 

コマンド「普通のプリキュアなら素手でも戦えるが、アラモード系だと、文字通り反撃不可能になりかねんぞ。アラモード系はクリームエネルギーが無ければ敵にダメージを与えれんからな」

 

欲深な金牛のスフィアアクトのせいでエネルギー切れにされたカイザー達。そして

 

プレイアデス・タウラ「そう言う事よ。今回は楽しめたから退くけど、こっちも一発やらないと気がすまないわ」

 

カイザーCW「それって?」

 

プレイアデス・タウラ「帰る前にあたしの最大攻撃を受けてもらうわ」

 

そう言うとカイザーの回りに空間の歪みが起きる。そして

 

カイザーCW「動けない!!次元震に捕まった!!」

 

カイザー達は次元震に捕まった。

 

プレイアデス・タウラ「それじゃあ、あたしの最大攻撃、行くわよ!!」

 

そして、プレイアデス・タウラは最大戦速でカイザー達に突っ込む。

 

プレイアデス・タウラ「パッションスピード・ハイアデス!!此がハイアデスの魂よ!!」

 

そして、プレイアデス・タウラの突撃をくらうカイザー達

 

「うわああああああああああああああああああ!!」

 

プレイアデス・タウラの突撃で吹き飛ばされ、地面に叩きつけられるカイザー達。

 

カイザーCW「戦艦自らの突撃とは…………痛いわね………」

 

カイザー達は瀕死になりながらも立ち上がる。それを見たプレイアデス・タウラは

 

プレイアデス・タウラ「パッションスピード・ハイアデスを食らってもなお立つとは、驚いたわ。まあ、あたしも沈没寸前まで追い込んだせいで威力が落ちたけどね」

 

最大攻撃を受けてなお、立つカイザー達に驚いた。そしてダメージに耐えきれなくなったプレイアデス・タウラは元のマガエルーナルーナの姿に戻る。

 

マガエルーナルーナ「痛たたた、初めて会ったにも関わらず此処まで追い詰められるとはね………まあいいわ。今日はこの辺で退くわ。キュアカイザー、また何処かで会いましょ」

 

マガエルーナルーナは潔く撤退した。

 

カイザーCW「今回ので思い知ったよ。私達も強化形態が要る事を………」

 

そしてカイザー達は倒れ、変身も解除された。そして気を失った。

 

────

 

カイザー達が交戦した場所の近く。其処にはある人物が居た。

 

???「天才外科医の名で知られる鏡飛彩が手こずる手術があるとは、しかもチーム手術でか………それで俺も手術の手伝いをするよう、病院長直々から要請が来たか………この手術には麻酔医が必要だな。直ぐに行くぜ」

 

そう言うとその人物はCRへ向かった。そして、バイクの荷物にはある物が入っていた。それはエグゼイドが変身するアイテムのゲーマドライバーとライダーガシャットが入っていた。そのガシャットにはあるゲームタイトルが書いてあった。

 

「グロウズモンスター」

 

────

 

マガエルーナルーナと交戦し、気を失った玲央達。そんな玲央達の近くには一人の狐のお面を持った女性とロボットが居た。

 

???「まさか、エルーナルーナがバグスターになって復活するとは驚きましたよ」

 

???「AG、それだけじゃないわ。エルーナルーナだけじゃなく、バルビエルや尸空、更にはアサキムやアイム、そしてジ・エーデルまでバグスターになってこの世界に現れているわ」

 

AG「スフィアリアクターの敵がバグスターになって現れるとは………しかも、ジ・エーデルをもバグスターに変えるとは迷惑にも程がありますよ!!」

 

???「其れ丈じゃないわ。フューリー系は毛利小五郎に雇われてると聞くわ」

 

AG「ガイオウが居たら一触即発になりかねませんよトライア博士」

 

トライア「そうね。さらにガーディム系のバグスターも来てるらしいわ」

 

AG「あの連中は真徒と同類ですよ。まあ、グーリーは違ってますが………」

 

トライア「そうね、あの二人もそうよ」

 

AG「ドクトリンとテンプティの事ですね。あの二人、確かアドヴェントに吸収されたと聞きますが」

 

トライア「あいつらも何らかの形でバグスターとして復活したらしいわ。あいつらが出たら、折角クリアする筈のクロニクルがクリア不可能になりかねないわ」

 

AG「仮面ライダークロニクルや別の世界の香川英里が居た世界と同じになりかねませんね」

 

トライア「ええ、クロウ達が倒し、そしてこの世界で混乱を目論む御使い。あいつらの企みは必ず止めなければ」

 

AG「そうですね………おや?」

 

AGは玲央達に気づく。

 

トライア「どうしたの?」

 

AG「何か少女達が倒れてますね」

 

トライア「どうやらプリキュアクロニクルに関係あるようね」

 

AG「どうしますか?」

 

トライア「取り敢えず、その少女達は近くの場所に送るよ」

 

AG「了解です」

 

トライア「ただし、あいつらに気づくわけにはいかないわ。彼女達を送ったら直ぐ様離れるよ」

 

そういうとトライアとAGは玲央達を病院へ移送した。そして、玲央達が病院へ運ぶと一人と一体はこの場から離れた。その存在はプリキュアクロニクルの最後の戦いでのキーマンになることを知らない。

 

 

 

 




次回グランドマックス大暴れ。更に英里の仲間も登場。

今回の新キャラ

トライアバグスター

スパロボZの重要キャラにしてソーラリアンの艦長を務めたトライア・スコートを模したバグスター。バガモン同様善性バグスターに当たる。

AGバグスター

スパロボZの重要キャラAGを模したバグスター。マガエーデルに関係がある他にあるキャラに関わりを持つ。バガモン同様善性バグスターに当たる。

一人と一体はプリキュアクロニクルに置けるラスボスに関わりを持つ。


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二つのGreatBattle後編

グランドマックス登場。さらに増井登場。
最後に新たな敵が顔見せ登場


マガエーデルに遭遇したスターとレスキューとエクスプレス。そんな中、エクスプレスはスターからマイトガインガシャットを貰い、最強形態、キュアエクスプレス・グランドマックスに変身し、マガエーデルの前に立つ。

 

マガエーデル「気にくわないね。だったら」

 

マガエーデルはカオス・レムルースに変化した。

 

カオス・レムルース「騙して悪いけど君には最大攻撃で葬ってあげるよ」

 

カオス・レムルースの杖から最大攻撃、天獄が放たれた。だが、エクスプレスは避けようとしない。

 

カオス・レムルース「避けないのかい?じゃあ、今すぐ天獄へ行きたまえ」

 

カオス・レムルースの最大攻撃、天獄がキュアエクスプレスに直撃した。

 

カオス・レムルース「ははははは、文字通り天獄へ行ったみたいだな。ワハハハハハ………あれ?」

 

カオス・レムルースは最大攻撃である天獄をエクスプレスに命中した。だがエクスプレスは

 

エクスプレス・GM「これは!今の攻撃すらも無傷で済むなんて。しかも、すごい力が溢れてくる」

 

マイトガインガシャットの力によってエクスプレスは今までのとは段違いのパワーを発揮していた。しかも最大攻撃、天獄を食らったにも関わらず無傷である。

 

カオス・レムルース「ちょっと!何で無傷なのよ!?普通なら瀕死確定なのに!」

 

カオス・レムルースは最大攻撃が当たったのに、無傷になったエクスプレスに対し、憤慨を抱いた。

 

キュアエクスプレス・GM「答えは簡単よ」

 

カオス・レムルース「言ってくれ」

 

キュアエクスプレス・GM「それは」

 

カオス・レムルース「それは?」

 

キュアエクスプレス・GM「初登場のお約束だから」

 

カオス・レムルース「お約束……ふざけているのかい。僕を虚仮にして!!」

 

エクスプレスの返答を聞いて苛立つカオス・レムルース。そしてスターはグランドマックスに視線を向ける。

 

スター・O「何とか相性だけで持っていけたな。」

 

スターの発言に驚くエクスプレス

 

エクスプレス・GM「えっ!、そんなに危ないガシャットだったんですか!?」

 

スター・O「うん、相性100パーセントじゃないと確実に暴走する」

 

エクスプレス・GM「それを不確実なのに渡したんですか」

 

スター・O「君なら出来るとわかっていたからさ。それに前もって試作品も作っておいて、性能テストもしておいた」

 

エクスプレス・GM「嘘くさいですがまぁ、いいでしょう。まあ、カイザーならそれを知ってても信じるけどね………では、最大攻撃行きます!!プリキュアパーフェクトキャノン!」

 

肩の砲塔が開きマガエーデルとその周りのバグスターを焼き払い、そして爆発が起きる。

 

キュアエクスプレス・GM「その力、まさにパーフェクトね」

 

爆発が収まるとマガエーデルは復活する。だがしかし、残りの残機が10と書かれていた。

 

マガエーデル「なんと、さっきの攻撃で残機ごと、焼き払われたというのか!波動砲を食らったらこうなるのか!!」

 

スター・O「そうか、貴様の復活の謎は他のバグスターと同様にコンティニュー、しかしそのコンテニューを使い切るごとに、黒のカリスマすなわち、並行世界の自分の姿で残機がリセットされた状態で復活するというわけか」

 

スターはエクスプレスの最大攻撃をくらい全滅した後、復活したのを見てマガエーデルの秘密を暴いたのだ。

 

マガエーデル「ふん、私の秘密を暴いた褒美だ。今回は引きさがろう」

 

そして、マガエーデルはその場から消える。

 

キュアエクスプレス・GM「あっさり退いたわね。さてと」

 

三人は変身を解除した。

 

英里「やぁ、ぶっつけ本番でうまくいって良かった」

 

そんな英里に対し

 

スパーンッ!

 

強烈なハリセンの一発によって叩かれた。

 

英里「痛い!」

 

そして後ろをみるとそこにはハリセンを持って怒りの表情をみせるまどかとタツミでいた。

 

まどか「こう言うのは先に言うものよ!!」

 

そして英里はまどかとタツミに追いかけ回されそしていわゆる行き止まりに追い詰められる。

 

英里「玲央くんもそうだが、まどかもまた危ないか……天然だから誤魔化せると思ったが………」

 

追い詰められた英里。すると英里の中で何かが弾けた。

 

英里「こうなったら」

 

英里はポケットの中にあった笛を吹く。

 

ピィ〜ッ!

 

まどか「英里さん、何で笛を?」

 

するとタツミとまどかのもつハリセンがクナイで手から落とされた。

 

???「私の主人に手を出す不逞の輩は貴女達ですか!」

 

まどか「えっ?何なの!?」

 

まどかは突如現れた忍者を見て動揺した。だが、タツミはその忍者を知っているようだ

 

タツミ「メリル!」

 

その忍者はメリルという名前のようだ。

 

メリル「やっと呼んでくれましたね、英里様、ロングタイムノーシー!」

 

英里「私としてはあまり呼びたくなかったんだがな」

 

メリル「何を言いますか、英里様。ノープロブレムすでにそちらの事情は存じております」

 

メリルのやりとりを見て呆けるまどか。

 

まどか「彼女も英里さんの仲間かしら?」

 

そんな時、まどかのブレイブモバイルから着信音が鳴る。

 

まどか「こんな時に電話?」

 

まどかはモバイルの通信機能で電話をする。

 

まどか「どうしたの?」

 

龍奈(電話)「まどかさん、大変です」

 

電話の主は龍奈である。彼女は兄の剃人がバグスターウィルスの抗体手術を受けているのを聞き病院に行っていたのだ。

 

まどか「何があったの?」

 

龍奈(電話)「玲央達が戦闘不能になったの」

 

まどか「馬鹿言わないで、玲央達がやられる訳が無いわ!!」

 

まどかは玲央達がやられる筈が無いと思っていた

 

龍奈(電話)「解っているわ。詳しいことはCRへ来て。今、栞も騎羅達を会いに向かってるから」

 

まどか「何か大変な事が起きたみたいね」

 

龍奈の会話を聞いたまどかは、玲央達の事を話した。ちなみにまどかが電話のやり取りをしている隙に英里は、タツミの転属命令の工作をしていた。ある意味悪知恵に長けている英里。おそらく敵では無くてよかったと思う人はかなり居るだろう。

 

まどか「すいません英里さん。私CRへ一旦戻ります」

 

英里「この様子からして玲央くん達に何かあったようだな」

 

まどか「はい。すいませんタツミさんにメリルさん、もう少し話をしたいのですが」

 

メリル「この様子からして何か大変な事が起きてますね」

 

タツミ「そうね。なら行って、まどかさん。私達も後で来ますから」

 

まどか「感謝します」

 

まどかはCRへ向かった。

 

英里「マガエーデルとの戦いの裏で玲央くん達は新手の敵にあったようだな………ん?」

 

英里はスマートフォンに出ているニュース記事を見た。それは

 

英里「勇城市にて銀色のバグスターが出現。しかし、グランガードの活躍で撃退に成功する」

 

グランガードの活躍でバグスターを撃退したニュース記事である。

 

英里「勇城市、確か玲央くん達が住む街だったな。相手は不運だな。其処にはリオンが居るのを知らなかったな。そして、銀色のバグスターか………まさか、あいつか………」

 

英里は不安を抱いた。新手のスフィアバグスターが来ていることを

 

────

 

CR 治療室

 

ここには灰馬の他にある人物が居た。

 

灰馬「まさか増井、君が来てくれるとは」

 

増井「病院長直々の要請で来ました。何故俺を呼んだのですか」

 

灰馬「実はな………」

 

灰馬は今永夢達がやっている手術の事を話した。

 

増井「バグスターウィルスの抗体手術をしてるのか」

 

灰馬「ああ、今回はクロニクルクリアの鍵であるクロノスの力を得るのに必要な事なんだ。だが、実際は苦戦をしている」

 

増井「病院長の子息の飛彩さんでも苦戦をしてるのですか?」

 

灰馬「そうだ、特にドラゴナイトハンターZの抗体が手こずっている。データが無いせいもあるだろう」

 

増井「飛彩さんすらも苦戦をしてるのか。それで俺も手術の協力の要請をしたのか………」

 

灰馬「すまんな、こういう時期に呼んでしまって」

 

増井「気にしないでください病院長。それに直々の要請を受けたのでしたら、俺も手術の協力をします」

 

灰馬「確か増井は麻酔科医だったな。頼む、クロニクルクリアの為、協力してくれ」

 

灰馬は頭を下げる。

 

増井「解りました。手術着に着替えたらすぐに入ります」

 

増井もバグスターウィルスの抗体手術の手伝いをする。

 

────

 

CR 休憩室

 

気を失った玲央達は休憩室のベッドから目覚める

 

玲央「うっ、僕達は確かマガエルーナルーナと交戦してたが………どうして休憩室に?」

 

玲央の前に龍奈が現れる。

 

龍奈「玲央、大丈夫?」

 

玲央「龍奈、どうして此処に?」

 

龍奈「お兄ちゃんがバグスターウィルスの抗体手術を受けてると聞いてここに来たの?」

 

玲央「そうか、今日は剃人さんがバグスターウィルスの抗体手術をしてる日だったんだ」

 

龍奈「そう言う玲央達はどうして此処に居るの?」

 

龍奈は玲央達に話を聞く。

 

玲央「今日は英里さんの仲間を会いに行ってたんだ。その時に新手のバグスターと交戦したんだ。その際に何故か凶暴化したバグスターウィルスに襲われたけど、撃退したんだ。その際に血液を回収してCRに戻ろうとした時にまた新手のバグスターに襲われたけど撃退したんだ。でも」

 

龍奈「でも?」

 

玲央「そのバグスターを撃退した後、気を失って気がつけば、休憩室のベッドに寝てたんだ」

 

龍奈「誰かに連れていかれたの?」

 

玲央「多分…………」

 

龍奈「誰が連れてきたんだろう?」

 

龍奈は誰が玲央達を連れてきた事に疑問を抱いた。

 

────

 

アメリカ ニューヨーク

 

ニューヨークにあるビル。その社長室ではある二人の人物が居た

 

???「日本で話題になっているプリキュアクロニクル、随分売れているな」

 

???「発売してるのがかの幻夢コンポネーションと言う企業です。その黎斗社長はかなり優秀であり、その娘もプリキュアとして有名です。ですが、発売前に自殺をしたと言われてますが」

 

???「あの黎斗社長がか?あの男が大人しく死ぬタマか?」

 

???「そうですね。きっと只では死なないと思われますが」

 

???「今は黎斗社長など放置しておけ、それよりリリスよ」

 

リリス「何でしょうかアベル社長?」

 

アベル「今のクロニクルの状況はどうなってる?」

 

今話にでたリリスはそのアベルと言う男にに仕える秘書である。そしてアベルはある企業の社長である。

 

リリス「現在、初級バグスターはほぼ全滅してます」

 

アベル「何だと!?初級バグスターを短期間で討伐したキュアプレイヤーでもいると言うのか!?」

 

リリス「はい、確か日本にはゲーマーMと言う有名プレイヤーが居ます。その関係者もまたプリキュアが居るようです」

 

アベル「プリキュアか………そう言えばあの連中も居るのか」

 

リリス「あの連中?」

 

アベル「グランガードという連中だ!!恐らく今回の件も絡んでいる。あの超プリキュア対戦を終結した要因として知られ、特にグランガードに所属するキュアカイザーはトップレベルの強さを持つと言われている。そいつらも居るのか」

 

アベルの質問にリリスは答える。

 

リリス「確実に居ます。私達が造ったエージェントバグスターの報告によると既に出てます」

 

アベル「そうか(陰照に巨災め。なにをしてるんだ。此では私の目的が達成出来ないではないか!!)」

 

アベルは陰照達の不甲斐なさに苛立ちを抱いていた。

 

リリス「どうしますか社長?」

 

アベル「リリス、次の手を打て!!既にロボル達は幻夢コンポネーションに入っているがまだ足りん」

 

リリス「次の手とは」

 

アベル「キュア風魔の協力を取り付けるのだ!!」

 

リリス「キュア風魔ですか?」

 

アベル「うむ、クロニクルクリアは何としても阻止せねばならん!!」

 

リリス「クリアすればプリキュアクロニクルはこの時点で売れなくなりますからね」

 

アベル「その通りだ。だが、私が出るのはまだ先だ。今はデータ収集に専念しておけ」

 

リリス「はい」

 

アベル「幸い上級バグスターは初級とは比べ物にならんほどの実力を持つのだからな。時間は稼げるだろう」

 

リリス「そうですね」

 

アベル「わかったならリリス、お前の任務を果たしておけ。いいな」

 

リリス「はい」

 

そう言うとリリスは社長室から出た。そして一人残ったアベルは社長室の机にある引き出しを出した。

 

アベル「もし、陰照と巨災がしくじったなら私も出るとしよう。無論、私が出ればあれを出すまでなく終わるがな」

 

その机の中にはあるガシャットがあった。それは星間戦争で活躍する兵士が書いた絵のガシャットである。その名は

 

「コンクエストウォーズ」

 

 

 





今回の新キャラ

増井辰真(ますいたつま)

麻酔科医。全身管理を司る麻酔のプロ。常に落ち着いている。見た目は短髪で長身。観察眼に優れている好青年。一人称は「俺」。剃人のバグスターウィルス抗体獲得手術に貢献した。

口癖は「落ち着いて!」「じっくり育てるよ」等。

生き物が好きで様々な生き物を飼っている。獣医になりたかったそうだが、挫折したらしい。

仮面ライダーグロウズ

モンスターを育成し、戦わせるゲーム、『グロウズモンスター』をモチーフにした深緑色の戦士。変身前に『育成開始!』と言って変身する。


レベル1はずんぐりしているが、スマートな戦いを得意とする。

レベル2はスマートな姿。野生のパワーを発揮し、ワイルドな戦いを得意とする。チェンジ時は『進化!』と言う。音声は『育つ!戦う!グロウズモンスター!』

レベル3はドラゴナイトハンターを使用したような姿となる。チェンジ時は『メガシンカ!』と言う。なお、グロウズのレベル3は開閉をもう一度行う。

他のガジャットを使うときはレベル4か、4以上となる。セリフは『メガシンカ』のまま。

アイテムは『ガシャコンクロー』。

『ザ・クーン!』と言う音声でクローモード、

『ド・スーン!』と言う音声でランスモードになる。

クリティカルフィニッシュは 分身してクローモードで切り裂き、真上からランスモードで突き刺す。

その後、「おやすみ。永遠に。」

と一言言う。


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死を呼ぶCancer

仮面ライダークロノスの適合手術は増井の協力によって成功した。だが、その裏で新たな刺客が迫る。


死を呼ぶCancer

 

マガエルーナルーナと交戦した玲央達は戦闘後、気を失い、気がつけばCRのベッドに寝ていた。何故自分達がここに居るのかは、玲央達も解らなかった。そして龍奈は剃人が受けている手術室の前にある待合室に居た。

 

龍奈「お兄ちゃんも戦ってるんだね。バグスターウィルスに耐えるために………私も玲央達と一緒に戦っているわ。でも、今は私は何も出来ずにいる。どうか手術が成功して………私はもう失いたくない。エステルを初めとする私の故郷の人達、ギルディア軍に奪われた私の故郷、そしてようやく会えた私のお兄ちゃん………神様、どうか私の大事なものを無くさないで下さい」

 

龍奈は剃人の手術が上手くいってほしいことを祈った。

 

そして、手術中のランプが消えた。

 

龍奈「手術中のランプが消えた?じゃあ手術は終わったの?」

 

龍奈は手術は終わったが果たして無事なのか不安を抱いていた。そして、手術室から永夢が姿を現す。

 

龍奈「永夢さん、お兄ちゃんはどうなりました?」

 

龍奈は永夢に話しかける。すると

 

永夢「龍奈さん、剃人さんは………」

 

龍奈「どうなりました?」

 

永夢「無事にバグスターウィルスの抗体手術に耐え、成功しました」

 

永夢は剃人の手術は成功したと龍奈に伝える。それを聞いた龍奈は涙を流す。

 

龍奈「良かった、お兄ちゃんの手術が成功してくれて」

 

永夢「僕も一時は手術は失敗すると思ったが、ある人物が来たお陰で成功したんだ」

 

龍奈「ある人物?」

 

永夢「その人なら今CRの待合室に居る。会いに行く?」

 

龍奈「勿論です」

 

永夢「剃人さんは手術が終わってる為、今は寝ていますが明日菜とニコが見てくれてます」

 

龍奈「そうですか。お兄ちゃんも手術ので疲れてますからね」

 

龍奈と永夢はその人物に会いに行く。

 

────

 

CR 待合室

 

待合室には、先ほどやっていた手術にて、成功させた功労者が居た。

 

飛彩「まさか、親父が呼んだ人物があの増井だったとはな」

 

大我「有名なのかブレイブ」

 

飛彩「ああ、全身麻酔のプロで知られている増井辰真。彼が来たお陰でほとんど失敗するはずの抗体手術が成功されたんだ。どうやって出来た?」

 

飛彩の質問に増井は答える。

 

増井「俺は様々な動物が好きでね、それで動物に関われる獣医を目指していたが、訳あって挫折したんだ。そのお陰でバグスターウィルスの対処もすぐに出来た」

 

大我「なるほど、元は獣医を志望していたのか。だが、それだけではCRに来る理由が足りないな」

 

飛彩「どういう意味だ?」

 

飛彩の疑問を大我は答える。

 

大我「増井の技量の高さは認めよう。だが其れ丈ではないな。増井と言ったな。お前は何者だ?まさか、俺と同じライダーか?」

 

大我の質問に増井は答える。

 

増井「その通りだ。元CR所属の花家大我。そう俺も仮面ライダーだ。その証拠を見せてやろう」

 

増井は大我に増井が持つ仮面ライダーの証拠を見せた。

 

大我「ゲーマドライバーにガシャットもあるか。だがこのガシャットは始めてみるな」

 

増井「ああ、このガシャットはグロウズモンスター。所謂育成ゲームだ」

 

飛彩「育成ゲームのガシャットだと?」

 

増井「そうだ。そして、此をゲーマドライバーにセットする事で、仮面ライダーグロウズに変身する」

 

大我「仮面ライダーグロウズ。それがお前が変身するライダーか」

 

増井「そうだ。後でそれを見せよう」

 

飛彩「そうだな。ちょうど人が来てる」

 

飛彩の言うとおり、ちょうど永夢と龍奈が来た。

 

永夢「ここにその医者が居るんだ」

 

龍奈「お兄ちゃんの手術を成功した人が居るのね。誰なんだろう?」

 

待合室に入る二人。そして、龍奈は増井に視線を向ける

 

龍奈「この人がお兄ちゃんの手術を成功させた功労者?」

 

龍奈に気づいた増井。

 

増井「もしかして、剃人の関係者かい?」

 

龍奈「そうです。私はお兄ちゃんの妹です」

 

増井「そして、プリキュアクロニクルのクリアを支援しているブレイブソウルプリキュアの一人だね」

 

龍奈「どうして解るのですか?」

 

龍奈は増井が何故自分の素性を知っているのか、疑問を抱いた。

 

増井「プリキュアクロニクルの前に起きた超プリキュア対戦や太陽戦姫プリキュアの共闘の記事を見て知ったんだ」

 

増井はプリキュアクロニクルが起きる前に起きた事件の記事を見て知ったのだ。

 

龍奈「私達、有名になりましたね………」

 

増井「それに、バグスターウィルスの入った血液やナノマシンが入った血液があって助かったよ」

 

永夢「まさか、バグスターウィルスの血液も用意してたなんて」

 

龍奈「それは玲央が戦った相手に毒を使う相手が居て、その時にやられた人から採取したんです」

 

そう、マガバルビエル戦の後に採取した血液も剃人の抗体獲得にも役立ったのだ。

 

増井「なるほどな。その玲央って奴はいいアシスト役だな」

 

龍奈「そうでしょうか?」

 

永夢「実際に玲央は、もしものための手を用意してくれるからな」

 

永夢が言ってる最中にまた人が来る。

 

まどか「龍奈、玲央達は無事なの!?」

 

栞「剃人さんは無事なの!?」

 

まどかと栞が入ってきた。

 

龍奈「まどかさんに栞さん。みんな無事です」

 

まどか「良かった。玲央達がやられたと聞いて焦ったわ」

 

栞「剃人さんが手術を受けると聞いて駆けつけました」

 

増井「栞?もしかしてゲーマーSの異名を持つ飯島栞かい?」

 

栞「私の事も知ってるのですか?」

 

増井「ああ、ゲーマーMと並ぶ有名人だからな」

 

増井を見てまどかは

 

まどか「増井と言う人、ただ者では無いのはわかってたけど、侮れないわね………はっ、そう言えば龍奈、玲央達はどうしてたの?」

 

龍奈「はい、今玲央さん達は安静してます。ただ、連れてきた人が」

 

龍奈が言おうとしたその時

 

増井「その連れてきた人物なら知ってる」

 

まどか「えっ?玲央達を運んだ人を見たのですか?」

 

増井「見たよ。ただ、急な事があったか、すれ違いになった」

 

まどか「名前は聞けれなかったの?」

増井「何か、大事な用があったか聞けれなかった。ただ容姿は覚えている」

 

まどか「どんな人なの?」

 

まどかの質問に増井は答える。

 

増井「一人は狐面の女性、もう一人はオレンジのロボットだ」

 

まどか「女性にロボット?」

 

龍奈「変わった組み合わせね」

 

まどかと龍奈は増井が会った二人が気になった。いずれどこかに会うと考えたからだ。

 

大我「増井と言ったが、抗体手術が済んだ後もCRに居るのか?」

 

増井「勿論だ。それに医者は複数居た方が良い」

 

飛彩「言われてみればそうだな。それに初級バグスターは全滅したな」

 

大我「ベーサーもバガモンの時と同時期で倒したと聞く」

 

永夢「そして、ドラムスはソレイユが倒したと聞きます」

 

飛彩「ドラムスを倒したソレイユか………気になるな」

 

栞「ソレイユって?」

 

龍奈「キュアソレイユこと日向恵の事よ」

 

栞「じゃあ恵ちゃんもこの戦いに参加してるの!?」

 

まどか「ええ、鷹奈は既に救出し、残る仲間を救うために参加してるの。けど肝心の仲間の捜索は進んでないわ。ごめんなさい、私達もいろいろ忙しくて」

 

栞「気にしないで下さい。クロニクルをクリアしたいのは私だってわかります」

 

まどか「栞さん………」

 

栞「それにまどかさん達は、様々なアイテムで強化したり、特殊武器を用意して対処してますね。さっき、飛彩さんの妹である騎羅さんを見ましたが、初めて会った時に比べるとかなり強くなってますね」

 

まどか「玲央達の教え方が上手いのよ。私達の戦闘技術の師もかなり強いわよ」

 

まどかの説明を聞いた栞

 

栞「通りで龍璃ちゃんと互角なんだ。羨ましいな………」

 

龍奈「そんな筈は無いよ。栞さんにだって玲央や龍璃には無いものがあるじゃないですか」

 

栞「私しかない才能ですか」

 

龍奈「そうだよ、一人一人が持ってる自分だけの才能があるはずよ」

 

栞「私だけの才能か………」

 

栞を見て増井はあるものを出した。

 

増井「なら、栞向きのガシャットがある」

 

栞「私向きのガシャットですか?」

 

すると増井は栞にあるガシャットを出した。それは

 

栞「これってポケットモンスターのガシャット!?」

 

増井「その通りだ。だがそれだけではない」

 

よくみるとポケットモンスターガシャットの種類が多い。

 

増井「初代にあたるR以降のポケットモンスターのガシャットだ。しかも最新に当たるサン・ムーンまで網羅している」

 

栞「最新作のサン・ムーンまであるなんて」

 

増井「さすがにサン・ムーンの次のは出てないが………」

 

まどか「時間が立てば出るわ」

 

増井「そうだな。それじゃ栞ちゃん。このガシャットを全部やる。使ってみてくれ」

 

栞「解りました」

 

────

 

増井からポケットモンスターシリーズのガシャットを受け取った頃、病院の近くには新たな刺客が迫っていた。

 

 




次回、マガシクウとマガジュア=ムを相手にどうする!?
そして、マイティの新たな力も披露する。

今回の新規キャラ

マジシクウ

第三次スーパーロボット大戦Zに登場するサイデリアル幹部、尸空を模したバグスター。原典同様、暗殺を担当する。怪人態は尸逝天をモチーフとする。

マジジュア=ムバグスター

スーパーロボット大戦MDに登場するフューリーに所属するジュア=ム・ダルービを模したバグスター。赤いラフトクランズを模した怪人態に変化する。なお、あるアンドロイドからあるガシャットを貰っている。


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IndustrialPlantを潜入せよ前編

リオンはプリキュアクロニクルで何をしていたのかの話です。トゥルーに関連するキャラも居ます。


IndustrialPlantsを潜入せよ!!

 

アメリカ アリゾナ州

 

アリゾナ州にある砂漠地帯。其処には本来は存在しない物があった。

 

リオン「あれがウォーゼス社の傘下企業、マウザー社の工場プラントね」

 

そう、其処には巨大な工場プラントがあった。リオンはある任務でアリゾナへ来ていた。

 

リオン「ウォーゼス社がプリキュアクロニクルの騒ぎを利用して良からぬ事を目論んでると聞いてるけど、この傘下企業に何か有るのかしら?」

 

リオンはマウザー社のプラントの様子を見ていた。

 

リオン「正面から入るのはきつそうね。どう入ろうか?」

 

するとリオンの視線には、マウザー社の社員がプラントに入る様子が映っていた。

 

リオン「社員が居るわね。こっそりついていくわ」

 

リオンは社員に気づかないよう、ゆっくり近寄る。

 

社員「一体何を作っ………」

 

ゴスッ!!

 

社員「てっるんだ……」

 

社員はリオンの当て身で気絶した。

 

リオン「松田さん直伝の当て身よ。しばらくは起きないわ」

 

リオンは気絶した社員を倉庫に運んだ。そして、社員の服を奪って変装する。

 

リオン「ベタだけど、潜入任務には変装が有効よ」

 

リオンはマウザー社の社員に化けて、工場プラントに入った。

 

────

 

マウザー社 訓練所

 

マウザー社の施設の一つ、訓練所では教官の怒号が響いていた。

 

教官「貴様ら、こんな様では、実戦では生き残れんぞ!!」

 

兵士「解ってます!!」

 

教官「いいか!このマウザー社の商品をウォーゼス社に納品しなければならん!これは、プリキュアクロニクルの大ヒットを見越しての投資である!貴様らもまた、ウォーゼス社の計画には不可欠の存在である!30分後にシディウス教官かやって来る。無様な真似をせんよう訓練に励め!」

 

兵士「はっ!!」

 

教官の命令で訓練に励む兵士達。そこに見知らぬ男が現れた。

 

???「ほう、こんな所に訓練所があるとは、バグスターとして生き返った俺の体のウォーミングアップにはちょうどいいな」

 

その見知らぬ男を見て教官は怒号を言う。

 

教官「何だ貴様は?ここは関係者以外は立入禁止だ」

 

???「お前が、訓練所の責任者か?」

 

教官「だったらどうする?」

 

???「言うまでもない。このマガアウストリウスのウォーミングアップに付き合って貰うぞ」

 

教官「ウォーミングアップだと!ふざけているのか!?」

 

教官は突如現れた男、マガアウストリウスと言う男の申し出に怒っていた。

 

兵士「ですが、実戦を試すチャンスではありませんか!!」

 

教官「確かにそうだが………」

 

兵士「ならば、今まで訓練の成果を試すべきです」

 

教官「そうだな、このマガアウストリウスと言う男を倒せば、シディウス教官も満足出来るな………良いだろう!やってみるがいい」

 

教官の許可を得た兵士はマガアウストリウスに視線を向ける。

 

兵士「行くぞ!」

 

兵士達はマガアウストリウスに向けて一斉にかかる。その兵士の攻撃をマガアウストリウスは回避する。

 

マガアウストリウス「なるほど、厳しい訓練を受けているだけの事はある。だが、この程度では俺は止まらん!」

 

回避したマガアウストリウスはカウンターで兵士達を蹴散らす。途中で立ち上がる者も居たがそれすらも退ける。

 

マガアウストリウス「15分もかかるとは、俺の本調子なら5分で片付けられたが………」

 

教官「手塩に育てた兵士達が全滅だと………」

 

マガアウストリウス一人に兵士達が蹴散らされた事に愕然とする教官。

 

教官「ならば、わし自ら相手になってやる!!」

 

「コンクエストウォーズ」

 

教官はコンクエストウォーズのガシャットでバトルリーダーバグスターに変身した。

 

バトルリーダーバグスター「此なら生身の貴様など敵ではない!!」

 

マガアウストリウス「次元獣と同じやり方か。それでは話にならん」

 

マガアウストリウスは戦闘形態であマガヴィルダークに変身した。

 

マガヴィルダーク「力の差を知るがいい!!」

 

バトルリーダーバグスター「ふざけるな」

 

バトルリーダーバグスターはアサルトライフルでマガヴィルダークに攻撃する。

 

だが、その攻撃は避けられた。

 

マガヴィルダーク「そんな攻撃では俺を当てることは出来ん。そして、何よりも」

 

マガヴィルダークは、バトルリーダーバグスターが反応できない速度で接近し

 

マガヴィルダーク「次元獣と同じやり方の強化では、止めることは出来ん!」

 

ゴスッ!!

 

バトルリーダーバグスター「グハッ!」

 

カウンターでバトルリーダーバグスターの腹部にマガヴィルダークの強烈な拳が襲う。

 

マガヴィルダーク「そして、攻撃とはどういうものか、思い知ってもらう!」

 

するとマガヴィルダークは掌から、無数の流星が放たれる。バトルリーダーバグスターは流星をすべて受ける。

 

バトルリーダーバグスター「なんと言う流星の数だ!」

 

流星を食らったバトルリーダーバグスターは更に、マガヴィルダークの突撃を受け、目に見えない速さの連続攻撃を受け、そして

 

マガヴィルダーク「俺の力の糧になるがいい!」

 

空間をも砕くドロップキックをくらい

 

バトルリーダーバグスター「馬鹿な。バグスターの力を使っても勝てんのかぁぁぁぁぁ!」

 

バトルリーダーバグスターは消滅した。

 

マガヴィルダーク「バトルリーダーバグスターよ。貴様の力もまた、俺の手で使わせてもらうぞ」

 

マガヴィルダークは、訓練所に居る兵士達を倒すと姿を消した。奇しくもシディウスがくる3分前である。

 

────

 

その3分後

 

シディウス「馬鹿な!キュアベイダーの修行相手である兵士達が纏めて倒されるとは………これでは、キュアベイダーの修行にもならんか………」

 

黒いフードを被った老齢の男、マスターシディウスは、マウザー社の訓練所の惨状に愕然とした。

 

シディウス「一体誰がやったんだ………」

 

唖然とするシディウスの前に一人の少女が現れる。

 

キュアベイダー「どうしました、マスター」

 

シディウス「すまん、何者かがお主の訓練相手を倒したようだ」

 

キュアベイダー「倒されたのですか………仕方ありませんね。別の日に来ましょう」

 

マスターシディウス「そうじゃな、今日は日が悪い事で引き上げよう」

 

そう言うとマスターシディウスとキュアベイダーは、訓練所を後にした。そのマスターシディウスは後に神官の配下に加わり、キュアベイダーはウォーゼス社の秘書、リリスにスカウトされ、プリティメット4の一員になるのであった。

 

────

 

マウザー社 工場プラント内

 

リオン「こんな兵器やガシャットを開発しているとは………」

 

リオンは工場プラントの中を見ていた。そこには、様々な軍事兵器やガシャットを製造している様子が映っていた。

 

リオン「これは、プリキュアクロニクルにおいて重要な事になりそうね」

 

そう言うとリオンはブレイブモバイルの撮影機能で、軍事兵器やガシャットの製造の様子を撮った。

 

リオン「幸い、何故か他の社員が来てないようね………次行きましょう」

 

リオンは次の場所へ移動する。そのリオンを見た人物が居た。

 

ビル「おや、マウザー社の工場プラントを見に来るとは………いや、待てよ。あの女は一体?」

 

その男はビル・マイスターズと言う人物である。

 

ビル「まさか、グランガードの者が居るのか!?だとしたら放置は出来んな!」

 

ビルはリオンの後を追う。

 

────

 

リオンは所謂生体プラントのセクションに居た。そして、社員に気づかないよう、こっそり部屋に近づいた。すると

 

リオン「まさか、こんな物まで創っているなんて!!」

 

リオンが見たのは見たことの無いバグスターを製造している光景である。其処にはリオレウスとリオレイアを模したバグスター、オルゴデミーラやダークドレアムを模したバグスターが製造されていた。

 

リオン「こんな物が出来たら、世界中が大変な事になる!!証拠を撮らなければ」

 

ブレイブモバイルの撮影機能で、バグスターの製造光景を撮った。

 

リオン「長居は無用ね。出るわよ」

 

リオンは直ぐ様、生体プラントセクションから離脱した。その途中

 

リオン「おかしいわね。何故兵士が現れないのかしら?」

 

リオンはマウザー社のプラントの廊下で何故敵が出ないのかを疑問に思っていた。その疑問はリオンの視線の先に居た。

 

リオン「あの女性は?」

 

其処には、眼鏡を掛けた長髪の女性が居た。其を見てリオンは気づいた。

 

リオン「あの女性は、確かジ・エーデル・ベルナルの平行存在の一人、西条鈴音。其を模した善性のバグスターね」

 

そう、リオンの前に居たのは西条鈴音を模したバグスターである。

 

リオン「あなた、大丈夫なの!?」

 

リオンはその鈴音に話しかけた。良く見ると、身体中に傷が目立っていた。

 

鈴音「大丈夫じゃないわ。ヒビキ君たちの犠牲で逃げてきたけど、こんな傷ではもう持たないわ」

 

リオン「諦めないで、近くに医療施設があるわ」

 

鈴音「こんな私でも、救おうとするのが居るなんて、でも私の体はもう持たないわ。だから、貴方に託すものがあるわ」

 

鈴音はリオンにあるガシャットを渡す。そのガシャットのタイトルは絶望と希望、ジェミニオン・レイである。

 

鈴音「この力はいずれ世界を救う力になるわ。これでヒビキ君達の無念を晴らしてあげて………」

 

リオン「解ったわ」

 

鈴音「それともうひとつ、すぐ近くにアウストリウスか居るわ。ソイツが来る前に早く脱出して」

 

リオン「アウストリウス、確かサイデリアルの支配者にして、立ち上がる射手のリアクターね」

 

鈴音「そうよ」

 

リオン「解った。長居はいられん以上、此処に居るのは得策ではないな。此処は出よう。そして、最後に言いたいのはあるか?」

 

鈴音「出来ることなら、何とか私達と同じ人間と再会したかったわ……」

 

そう言うと、鈴音は消滅した。それを見たリオンは

 

リオン「西条鈴音、あなた達の無念、必ず晴らしてやるわ」

 

リオンは消滅した鈴音に代わり、彼女達の無念を晴らすと誓った。そしてリオンは外に出る。

 

──── 

 

マウザー社 外

 

リオン「此処から出ればって、簡単には許さないのね……」

 

外に出たリオンの前に居たのはマウザー社の社員達ともう一人

 

ビル「わしらの企みを見たようだな」

 

ビルが待ち構えていた。

 

マウザー社社員「我らの企みを知ったなら生かして返さん!!」

 

マウザー社社員「貴様は此処で始末してくれる」

 

マウザー社社員「倉庫内で放置された恨みを知るがいい」

 

マウザー社社員は全員バグスターに変身した。

 

ビル「ワシも全力でお主を始末してくれよう」

 

ビルは手にあるガシャットのスイッチを押す。

 

「俺タワー!!」

 

そして、工事現場の親方を模したビルドマスターバグスターとして牙を剥く。

 

ビルドマスターバグスター「お主を解体してくれよう」

 

だが、リオンは動じなかった。

 

リオン「その程度で怯むと思うのかしら?」

 

するとリオンはブレイブモバイルを取り出す。

 

リオン「解体するのは貴方の方よ!!」

 

そして、ブレイブモバイルのアイコンに触れて、変身コードを言う。

 

リオン「プリキュア・ブレイブコンバイン!」

 

咆哮と共に液晶画面が輝き、リオンの回りに包み込む。リオンの体には緑の電磁竜巻が纏われる。そして、緑の電磁竜巻の勢いが増すと、リオンが着ているライダースーツは下のインナーごと弾け飛び、一糸纏わぬ姿になる。なお、顔より下は黒の透過光に包まれている。リオンの体に緑の電磁竜巻が纏い、その緑の電磁竜巻は衣装に変化する。まず、胴体には赤ずきんチャチャのマジカルプリンセスをベースにしたワンピースにスカートの中にスパッツが形成される。(衣装の下には黒のインナーがある)次に脚に膝まで覆う黒いブーツが形成し、腕には肘まで覆う黒いアームカバーが形成される。そして、胸部には獅子を模したブレストアーマーを装備し、肩にガオガイガーの肩を模したショルダーアーマーを装着する。腰にはスマートフォンを入れるキャリーが形成し、スマートフォンを格納する。そして、頭にガオガイガーの頭飾りを模したサークレットが装着すると黒のショートヘアはオレンジに染まり髪が獅子の鬣みたくロングヘアーに変わる。最後に胸に宝石が装着すると、リオンの回りにあった緑の電磁竜巻は消え、リオンは地面に降り立つ。

 

リオン→レーヴェ「獅子の勇者戦士、キュアレーヴェ!」

 

リオンはプリキュアとしての姿であるキュアレーヴェに変身した。そして

 

レーヴェ「勇気を胸に、闇を討つ!」

 

決め台詞と同時にビルドマスターバグスターに向けて指を指す。

 

ビルドマスターバグスター「面白い。ワシを討てると思うな!!」

 

レーヴェはビルドマスターバグスターとその軍団に相対する。

 

 




次回 レーヴェ対ビルドマスターバグスター。ヴィルダーク襲来警報発令!!


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トゥルーエンディング編 新たな騒動のStart

覇王龍さんのトゥルーエンディングに繋がりのある話です


プリキュアクロニクルは龍璃達の活躍で終結した。玲央達は今回の騒動の事をグランガードに報告した。だが、クロニクルはこれで終わりでは無かった。何故なら、新たな騒動が発生したからだ。その場所は

 

カイザー「酷い………」

 

フィーニクス「罪のない人達がどうして………」

 

カイザー達は新宿駅の地下でバイオテロが起きたと言う連絡を受け、新宿駅へやって来た。

 

エクスプレス「クロニクルが終わってやっと平和になったのに」

 

ポリス「まったく誰なんですか?こんな騒ぎを起こした馬鹿は」

 

ゴルディ「誰かしら?こんな酷いことをするのは」

 

カイザー達の前にはバイオテロを受けて苦しむ人達が居た。

 

コマンド「一体誰だ!こんな汚い真似をする奴は!?」

 

コマンドは人々を巻き込む非道な行為に苛ついていた。

 

ドラグーン「コマンド、苛立つのは解るよ」

 

リヴァイブ「気にいらねえんだよ。そうやって手を汚さずに目的を達成しようとするやり方は!!」

 

アース「苛立つのは解るよ。けど今はバイオテロの被害を受けた人を助けないと」

 

カイザー「アースの言う通りよ。まずはバイオテロの被害を受けた人達を助けないと」

 

カイザー達はまず人々の救助をする。その際にカイザーは

 

カイザー「みんな、ゲームスコープを使って」

 

独自のルートで作ったゲームスコープを出した。

 

フィーニクス「どうしてゲームスコープを使うの?」

 

カイザー「もしかしたらゲーム病に感染してる可能性があるの」

 

カイザーはバイオテロを受けた際にゲーム病にかかった可能性があると考えていた。そしてカイザーの言う通り、ゲームスコープで診察した。すると患者の体内にはゲーム病が感染されていた。

 

カイザー「やっぱり、ゲーム病のウィルスが体内に感染してある」

 

エクスプレス「でもゲーム病はこの前のクロニクルのときに消滅した筈よ」

 

ポリス「その通りです。それにパラドとグラファイトはそれぞれ人間と妖精に生まれ変わったためバグスターウィルスは作れない筈」

 

エクスプレスとポリスはゲーム病のウィルスはもう作れない筈だと考えていた。

 

ゴルディ「にも関わらずゲーム病のウィルスが出てるって事は?」

 

カイザー「考えられるのは、幻夢コンポネーションを乗っ取った陰照と巨災とは別の人物がゲーム病のウィルスを作ったと思うわ」

 

フィーニクス「ウィルスを作った?何のために?」

 

カイザー「恐らく「全ては会社の利益の為」って誰!?」

 

カイザーが言おうとしたその時、突如人の声がした。カイザーはその声の主に視線を向けた。其処には

 

カイザー「そこの女性、何者なの?」

 

その女性は答える。

 

リリス「私はリリス・キュレイン。ある会社の秘書を務めてます」

 

カイザー「その秘書が何故こんな事をするの?」

 

リリス「それは言えませんよ。何故なら」

 

するとリリスはバグスターウィルスを呼び出した。

 

リリス「あなた達は私が止めるのですから、バグスターウィルス!感染してない人を襲いなさい!」

 

リリスの指示でバグスターウィルスは、感染してない人に襲いかかる。

 

カイザー「関係の無い人間を襲うなんて、そうはさせない!」

 

カイザー達はバグスターウィルスを迎撃する。カイザー達が相手ではバグスターウィルスなど呆気なく撃退される。

 

リリス「ほんと、対処が早すぎる!だったら!!」

 

リリスは次の手に新手のバグスターを呼んだ。それは

 

リヴァイブ「数が多すぎる?」

 

ドラグーン「あれはガンダムモチーフのバグスターよ」

 

リリス「そうです。バルバドスバグスター軍団!!カイザーを足止めしなさい!!」

 

それはガンダムバルバドスをモチーフとしたバグスターである。そのバルバドスバグスターがカイザー達を襲う。

 

カイザー「その程度で私は止まらないよ!!こんな奴は愛の力で切り抜ける!!」

 

フィーニクス「カイザー、私情入ってるよ………」

 

そのバルバドスバグスターはカイザー達の攻撃によって鎮圧した。だが

 

エクスプレス「鎮圧したけど、逃げられたわね」

 

コマンド「あの女、バグスターに任せて逃げやがって!!」

 

ポリス「一体何が目的何でしょうか?」

 

考えるエクスプレス達。

 

アース「今は解りませんね。とりあえずバイオテロの被害を受けた人達を保護しましょう」

 

ドラグーン「一応CRにも連絡したわ。これで大丈夫だけど」

 

ゴルディ「そうね。あのバグスターも気になるし」

 

フィーニクス「きっと、私達の知らない相手が暗躍してるわ」

 

リヴァイブ「その証拠にご丁寧に手がかりらしきものを残したしな」

 

リヴァイブはバルバドスバグスターの元になったガンダムトライエイジガシャットを回収した。

 

カイザー「そうだね。みんな、一度戻ろう。それに………」

 

リヴァイブ「恋人が気になるでしょ」

 

カイザー「ブフっ!!」

 

リヴァイブの発言に動揺するカイザー。

 

カイザー「リヴァイブ!!ふざけないでよ」

 

リヴァイブ「ごめんごめん」

 

カイザーにふざけたことをした事に謝るリヴァイブ。リヴァイブはカイザーには恋人が居るのを知っててからかったのだ。それを見たフィーニクスは

 

フィーニクス「そうよ。ふざけるなら」

 

むにゅ♪

 

フィーニクス「こうしないと」

 

フィーニクスは突如カイザーの胸を揉んだ。キュアカイザーの胸はGカップの爆乳である。すると

 

カイザー「きゃあああああああああ!!」

 

カイザーがカウンターでフィーニクスにビンタをする。

 

カイザー「こら、セクハラするな!!」

 

フィーニクス「いたたた、いつものカイザーだね。あの骸骨のカイザーにやられて意気消沈してたと思ったけど、此くらいなら大丈夫ね」

 

カイザー「だからってセクハラするな////」

 

カイザーは赤面しながら言う。

 

エクスプレス「この位なら大丈夫そうね」

 

カイザー「皆もからかわないでよ!!兎に角帰るよ。ここに居るとまた妙なバグスターに目をつけられるよ」

 

そして、カイザー達は帰還した。だが数時間後、玲央達にある連絡がくる。それは

 

「覇波龍璃、誘拐される」

 




今回の敵

バルバドスバグスター

ガンダムバルバドスをモチーフとしたバグスター。オリジナルと違って等身大サイズの上に複数現れている。
使用ガシャットはガンダムトライエイジ


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ブレイブソウル、Eastへ

ブレイブソウルプリキュアがニューヨークへ出立するまえの話。ネタバレ率高し


ブレイブソウル、Eastへ

 

グランガード日本支部 一室

 

新宿のバイオテロの報告に来た玲央達。

 

玲央「香川司令、これが新宿で起きたバイオテロの報告書です」

 

玲央は香川にバイオテロの報告書を見せた。

 

香川「酷いな。バイオテロにしては随分エグい事をしてるようだな」

 

玲央「はい、中でもテロを受けた被害者は、既に根絶した筈のゲーム病にかかってました」

 

冴島「ゲーム病?確かパラドとグラファイトがそれぞれ人間と妖精に生まれ変わった事で、バグスターウィルスは二度と生成できなくなったな」

 

玲央「そうです。そして、龍璃達と仲良くやってます」

 

陽奈「ですが、私達が現場に行った時に、ある女性がバグスターウィルスとバグスターを放って来て、バイオテロの被害者を襲ってきました」

 

佳子「この様子からして、あの女は何らかの方法で、バグスターウィルスを持ってる可能性があります」

 

香川「その女の正体は解るか?」

 

葵「その女の顔は見ています。すいませんがカメラを持って来てくれませんか」

 

香川「カメラか?使い捨てなら持っているが」

 

葵はカメラを持ってくるように言う。その目的は

 

葵「その女性の正体を私の念写で確かめます」

 

葵は自身の超能力の一つである念写で、正体を暴こうとした。そして、念写を使い、写真を出した。すると

 

まどか「あの女、もしかして?」

 

冴島「まどか、何か心当たりがあるのか?」

 

まどか「あるわ。あの女性、私の会社の主催パーティーで見た事があるわ!」

 

まどかはその女性の正体に気づいた。

 

まどか「あの女性はリリス・キュレイン。確かニューヨークに拠点を置く企業、ウォーゼス社社長、アデル・キャップスの秘書を務めてるわ!」

 

冴島「ウォーゼス社か、確かプリキュアクロニクルの時、幻夢コンポネーションに接近しようとしたな」

 

リオン「ええ、玲央達と別行動してる時に、ウォーゼス社の傘下企業の調査の時に知ったわ」

 

陽奈「リオンさんは、クロニクルの時は別行動をしてたの?」

 

リオン「そうよ。プリキュアクロニクルが盛り上がってるなかで、その利益を得ようとした組織がいると考えて調査をしてたの」

 

かなみ「それで、ウォーゼス社の傘下企業の中で何か見たの?」

 

かなみはリオンにウォーゼス社の傘下企業の調査で何を見たのかを聞いてみた。

 

リオン「私が見たのは、プリキュアクロニクルの時にいなかったバグスターの製造やガシャットを製造する工場プラントがあったわ。さらに軍事兵器を製造もしていたわ」

 

まどか「バグスターやガシャットの生産や軍事兵器の開発、まさに死の商人がやる事じゃない!」

 

リオン「そう、ウォーゼス社はクロニクルの騒動を利用して利益を得ようとしたのよ」

 

かなみ「つまり、プリキュアクロニクルを世界展開する他に、クロニクルの騒動の隙に戦争を起こそうと目論んでるのね」

 

リオン「ええ、クロニクルの混乱が長引けば、それを口実に戦争を起こすことも可能よ。もし、指導者の親族の誰かがクロニクルをプレイして犠牲者が出たらそれこそ大事になるわ」

 

玲央「クロニクルのせいで指導者の子息が亡くなるとすれば、それが原因で戦争の引き金になる。過去の歴史がそう証明してるからね」

 

葵「第一次世界大戦が起きたのもその指導者の子息が暗殺したことが引き金になった。その事態も起きかねないわ」

 

佳子「なるほど、ウォーゼス社は裏では戦争を起こそうとするための兵器を作ってるのですね」

 

リオン「そうよ。プリキュアクロニクルが世界展開をすれば、それだけの犠牲者が生まれる。そして、その犠牲者を救うためにウォーゼス社の兵器を導入し、一方では、幻夢コンポネーションに新たなバグスターを参加させて、プレイヤー達を利用して、プリキュアクロニクルの利益を得るのがウォーゼス社の企みだったの」

 

陽奈「けど、その企みは龍璃ちゃんを初めとしたプリキュアと永夢さんたち仮面ライダーの活躍で阻止されたわ」

 

まどか「そして、クロニクルはクリアして、これでハッピーエンドになったけど、そのウォーゼス社はそれを許してないようね」

 

リオン「まあ、クリアされたら、その時点で終わりでしょ」

 

冴島「そして、続編でも出ない限り、再度関与できるチャンスを失うからな。それに同じ事を考えている輩は他にも居る」

 

かなみ「同じ事を考えている輩が居るの!?」

 

香川「それが居るんだ。お前達はマキナビジョンの事を知ってるか?」

 

香川は玲央達にマキナビジョンの事を知ってるのか質問をした。

 

玲央「初めて聞く組織ですね」

 

香川「無理もないさ。マキナビジョンは、クロニクルの時では関与してなかった。だが、最近になってその名前が注目されるようになった」

 

玲央「どういう意味ですか?」

 

香川「マキナビジョンばいわゆるVRに関係がある外資系の企業だ。そしてその幹部の娘がウォーゼス社と繋がっているらしい」

 

玲央「ここにもウォーゼス社の名前が出てくるなんて」

 

まどか「本当、どこまで暗躍し続けるのかしら」

 

陽奈「ちょうど、英里さんがプリキュアバトルの件で離れてる時に起こってるわ。よほど英里さんが来ると困るのね」

 

葵「さらに、他のプリキュアが別行動してる時にも悪いことをしてるわ」

 

佳子「帰還している途中でメールを見ましたが、他の所でもバイオテロが起きたと言う情報まで来ました。そちらは他のプリキュアの活躍で阻止されましたが」

 

ほむら「あの女、逃げたのは他の所でバイオテロを起こすためか!!」

 

翼「だから、あたし達を足止めする為にわざわざ規模のでかい所でバイオテロを起こしたのか!!」

 

龍奈「ほんと、陰湿だよ」

 

陽奈達はリリスのやり方に苛立ちを抱いていた。その様子を見て冴島はある事を言う。

 

冴島「お前達の苛立ちは解った。このままでは他のプリキュアにも影響を与えかねないな」

 

陽奈「じゃあ、どうすればいいの?」

 

陽奈の質問に冴島が言う。

 

冴島「ならば、玲央達はニューヨークへ向かってくれ」

 

玲央「何故ニューヨークですか?」

 

冴島「答えは簡単だ。ウォーゼス社の本社はニューヨークにある。当然、ニューヨークは玲央達にとっては初めての場所になるだろう」

 

かなみ「まどかはともかく、私達は海外に行くのは初めてね」

 

佳子「何か迷子フラグが来そうで怖いですね」

 

佳子の不安に対し香川はある事を言う。

 

香川「そういうだろうと思って、既にグランガードニューヨーク支部の支部長に連絡しておいた」

 

玲央「ニューヨークにもグランガードがあるのですか?」

 

香川「もちろんある。敵は日本だけでは無く、世界各地にある。その為にグランガード支部があり、それに所属するプリキュアも居る」

 

陽奈「私達以外のプリキュアか……」

 

葵「気になりますね」

 

陽奈は自分以外のプリキュアが気になっていた。

 

香川「ニューヨークには、キュアエレクトラこと伊達裕奈とキュアサイバーこと陣マリナが居る。そして、ニューヨーク支部の支部長はディック・クルーガー。元アメリカ軍の兵士だ。ニューヨークについたら、ディック支部長の指揮に入ってくれ」

 

玲央「わかりました」

 

リオン「けど、私達が居ない間、誰が日本を守るの?」

 

リオンの質問に香川が答える。

 

香川「日本には、キュアブラックを初めとするプリキュアに任すが、今回の報告を考えると不安が残る」

 

冴島「間が悪い事に、プリキュアバトルの事が重なったか一部のプリキュアが来れないからだ」

 

まどか「一部のプリキュアが不在なんて………じゃあ、何か手は無いの?」

 

冴島「安心しろ。こちらも手はある」

 

かなみ「どういう意味なの?」

 

冴島はその為の手を打ってあるといい、その人物を教える。

 

冴島「明日、応援にアースガードプリキュアがやって来る」

 

翼「アースガードプリキュア?」

 

龍奈「私達と同じ日本に居るプリキュアチームの一つでキュアヴォルトをリーダーとする四人組のチームよ」

 

翼「ハートキャッチとか、スイートと同じ人数のチームか」

 

玲央「実力は僕達と同じだよ。宛に出来るよ」

 

龍奈「玲央が言うとどうやら頼りになりそうね」

 

玲央「ええ、そう言う事よ」

 

香川「アースガードプリキュアが到着する都合上、出立は明日になる。それまでは自由行動をしてくれ」

 

玲央「了解しました!!」

 

玲央達が言うと全員部屋に出る。そして部屋に残った香川と冴島は

 

香川「今の話、誰も聞いてないな」

 

冴島「心配はない。この部屋は盗聴対策か施している」

 

香川「それも彼からの情報のお陰だな。出ても良いぞ」

 

香川が言うとちょうど隠れ部屋から一人のイケメンが出てきた。

 

???「助かりました。あの陰湿女に見つからずに済んで」

 

香川「気にするな。お陰でこちらの作戦にも支障が起きずに済んだ。夢川ショウゴ、協力感謝する」

 

そのイケメンの正体はアイドルタイムプリパラの登場人物、夢川ショウゴである。

 

ショウゴ「いや、俺は対したことはしてませんよ。それより愕然としましたよ。まさか、地獄ミミ子があのバイオテロに加担してたとは………」

 

冴島「地獄ミミ子はショウゴの世界の人間なのか」

 

ショウゴ「はい、ミミ子はプリパラが解禁され、ミミ子の味方が居なくなった後、俺達の前から姿を消したんです。その時にオレンジのロボットと狐面のお姉さんからミミ子が、別の世界に居ると聞き、この世界に来たんです」

 

香川「そして、迷ってるところを俺たちに保護されて今に至ってるのだな」

 

ショウゴ「そうです。見たことの無い場所は多いせいで迷いました。差し出がましい事で悪いのですが、そのミミ子をどうか、生け捕りにするようお願い出来ませんか?」

 

冴島「それについては心配ない」

 

ショウゴ「何故ですか?」

 

冴島「その地獄ミミ子は、必ず捕まえる。だから安心してくれ」

 

ショウゴ「わかりました。どうか、俺を初めとするアイドルタイムプリパラの世界に代わりどうかミミ子を止めてください」

 

香川「解った。必ず止めてやろう」

 

ショウゴはグランガードにミミ子を止めるようお願いした。当然グランガードは了承した。

 

────

 

ニューヨーク ウォーゼス社社長室

 

社長室にはアデルとリリスが居た。

 

アデル「リリス、作戦は上手くいってるか?」

 

リリス「アデル様、バイオテロの方はプリキュアによる妨害がありましたがある程度の結果は残してます。最低限の人間をゲーム病に感染し、その人間の魂をVR空間に閉じ込めました」

 

アデル「うむ、ご苦労だったなリリス」

 

リリス「はい、それとマキナビジョンの協力の取り付け、成功しました。南雲もアデル様の企みに賛同してます」

 

アデル「協力の取り付けご苦労であったな」

 

アデルが話をする最中、ドアを叩く音がする。

 

アデル「客人か?入れ」

 

ドアを開くと、複数の人物がやって来た。そして、一人の男がやって来る。

 

マックス「アデル社長、協力者連れてきました」

 

アデル「マックス、かなり人を連れてきたな」

 

マックス「はい。まあ、俺の信条は、仕事はスピード重視なんです。そして、アデル社長の計画の賛同者はこれだけ居ます」

 

マックスの背後にはアデル社長の計画の賛同者が居た。

 

アデル「これだけの人数を呼ぶとは、さすがはマックスだ」

 

マックス「いえ、対したことはありませんよアデル社長」

 

アデル「謙遜するで無いぞマックス。さて、お前達が来たのは何故か解るか?」

 

アデルの質問に賛同者達は答える。

 

カイン「社長の計画、世界規模の戦争を起こすためですね」

 

アデル「その通りだ。その為の準備は整ってある。兵器も兵士も既に用意済みだ」

 

エドワード「ほう、それじゃあバグスターは大量に生産済みだな」

 

アデル「当然だ、傘下企業がグランガードに潰されたが、それをフォローするのがあったお陰で確保が出来た」

 

ビル「それが、エージェントバグスターだな」

 

そう、エージェントバグスターはウォーゼス社製のバグスターだ。

 

アデル「うむ、お陰である程度の戦闘データは収集出来た。クロニクルに協力した毛利小五郎達の働きに感謝してるぞ」

 

エドワード「すまんが、そう言う話題は勘弁してくれないか。その毛利小五郎で俺がネタにされちまう」

 

アデル「すまんな。さて、敵は明日、確実に此処に来る。グランガードでの盗聴は失敗したが、それ以外の盗聴は成功済みだ」

 

アイナ「既に敵の行動はバレバレですね」

 

サラ「ええ、後は迎撃体勢を整えるのみですね」

 

アデル「その通りだ。では明日に備えて英気を養ってくれ。明日は我が計画を執行するためにな」

 

マックス「了解です。明日は速攻で計画を進めてやりましょう」

 

マックス達賛同者達はアデルの計画を成功すべく暗躍をする。その賛同者には異質なのが居た。

 

ライナス「アデル、あの方の期待を裏切らないで下さいよ」

 

一人目はライナス・ケルミナス。グロウズモンスターのバグスター、モンスタードクターバグスターの変身者であり、実はあのお方の関係者。

 

エリス「この計画を成功すれば世界は平和になるはず。けど正しい事なのか?」

 

二人目はエリス・キャロライン。シューティングガールのバグスター、ガンスリンガーバグスターの変身者であり、後にある陣営の仲間になる。

 

刺玄毒「リリスに雇われた以上、仕事はやり遂げないと………」

 

三人目は刺玄毒。とある人物が追ってる相手である。そしてある人物の関係者である。

 

異質なる三人の存在がさらなる大事になるのをアデル達は知らない。

 




次回 ニューヨーク到着後の話(予定)


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ドリームスターズDX編 エリス、来日

トゥルーに出たエリスの話。さらに名前だけ出たアースガードプリキュアのメンバーが来ます。


アメリカで起きたプリキュアクロニクルXの騒動が終わって数日がたった。そんな時に一人のアメリカ人がやって来た。

 

エリス「ディック支部長の司法取引の手続きに時間がかかったか。………龍璃達は元気かな」

 

そのアメリカ人はエリス・キャロライン。先のプリキュアクロニクルXの騒動でウォーゼス社に加担していた人物の一人であった。彼女はウォーゼス社のやり方に疑問を抱いていたが、アナゴさんもといオルドには冷遇され、チャンシェの兄、ヘイドゥが使った禁術、アンタレスによって狂暴化されたが、龍璃の活躍で救われ、その後は治療を受けた後、グランガードから変身アイテムを受領し、キュアヴィレッタとしてウォーゼス社に反旗を翻した。ウォーゼス社壊滅後はアメリカ政府より処罰を待つ身だったが、九条貴利矢や秘密結社鷹の爪の行動やグランガードの活躍で処罰は受けずに済んだ。なお、ウォーゼス社に加担していたフリード姉妹とキュアディーヴァこと唐繰マキナもまた処罰は受けずに済んだ。エリスはその後、自分が居たブルックリンの住人に対し、ウォーゼス社の悪事に対し謝罪した。そのお陰で来日が遅れたのだ。

 

エリス「龍璃達には借りが出来ちまったからな………。犯した罪は簡単には消えないんだ。だから、此からの行動で見せてあげないと」

 

そしてエリスはパパラ宿の近くまで来たその時、有ることを思い出した。

 

エリス「そう言えば、今は玲央達は今は居ないんだったな。確か香川英理と舞亜と一緒にある用事に出掛けるって言ったな」

 

そう、玲央達は今日本に帰国してすぐ、冥王ゆかりんに遭遇し、その時にあるガシャットの力が奪われたのだ。その力を取り戻す為に今は居ないのだ。

 

エリス「玲央達の不在が、不穏に繋がらなければ良いけど………」

 

エリスは玲央達の不在の隙に良からぬ事が起きるのではないかと不安を抱いた。そして、それは的中する。

 

市民「誘拐犯だ!誘拐犯が逃亡している!」

 

 

エリス「誘拐犯だと!!お約束にも程があるだろ!」

 

そう言うとエリスは変身アイテム、キュアドライヴDuoと雪音クリスのキャラチップを取り出す。

 

エリス「止めてやるぜ!キャラチップ、ready!」

 

キュアドライヴDuoに雪音クリスのチップを挿入した。

 

『タッチ、タッチ、タッチ』

 

エリスは凹みの部分に指をおいた。

 

『うぃただきました。』

 

『プリキュアライズ!キュアヴィレッタ!』

 

エリスは頭にバイザーを装備し、セブンスドラゴン、スチューデントスタイルをイメージした白い衣装を纏う。

ヴィレッタ「運命を穿つ銃弾!キュアヴィレッタ!」

 

エリスはキュアヴィレッタに変身した。そして、自身の武器である拳銃を取り出した。

 

ヴィレッタ「さて、大人しくしてもらう」

 

ヴィレッタは頭にあるバイザーを下ろした。そして、そのバイザーのガラス部分に弾道の軌道が映す。

 

ヴィレッタ「軌道計算、完了!」

 

軌道計算が終わると、ヴィレッタは拳銃を撃つ。

 

ヴィレッタ「逃がさないぞ!プリキュア・サーチバイパー!」

 

その弾丸はまるであらかじめ決められた軌道で動き、一般市民に当たらずに誘拐犯のみを狙った!

 

誘拐犯「ギョイサー!」

 

弾丸を食らった誘拐犯は奇声と同時に吹き飛ばす。同時に誘拐犯が持っていた袋を手放した。

 

ヴィレッタ「おかしな奇声を発するな」

 

ヴィレッタは誘拐犯に近寄った。

 

誘拐犯「ギョイ〜〜〜」

 

ヴィレッタ「ギョイ?ってまさか、インダベーか!?」

 

そう、誘拐犯の正体は、キュウレンジャーの敵、宇宙幕府ジャークマターの戦闘員である。ちなみにヴィレッタがジャークマターを知ってるのは、玲央達に会うために立ち寄ったヒーローに関する施設のデータベースで知ったからだ。

 

ヴィレッタ「だが、あいつらは戦闘員。指揮官は別に居るな。取り敢えず、インダベーを捕獲して、誘拐されたものを保護するか」

 

 

ヴィレッタはインダベー達を捕獲した後、浚われたアイドル達を警察に保護するよう連絡をした。

 

ヴィレッタ「後は指揮官だな」

 

 

そして、ヴィレッタは誘拐の主犯を捜索する。

 

────

 

パパラ宿 路地裏

 

???「あいつら遅いな〜〜〜分散して移動したからと言って寄り道でもしてるのか」

 

パパラ宿にある路地裏。そこにはある連中を待つ怪人が居た。

 

 

スゴインダベー「セットウ様、ヘンタ様の好みである少女をさらえと言う命令を受けてるんですよ」

 

セットウ・インダベー「何て無理難題な任務を受けてんだあいつらは!?」

 

スゴインダベーに話しかけられたのはセットウ・インダベーと言う怪人である。

 

 

インダベー「無理難題って?」

 

セットウ・インダベー「幼女を拐って何のメリットがある!拐うならそうだな………アイドルとかそのへんを拐えよ!あのバグスターの強化に使えるしよ」

 

インダベー「そりゃ、そうですが………」

 

セットウ・インダベー「今はキュアカイザーらブレイブソウルの連中は、別世界の用で今居ないんだ!あいつらの居ぬ間に、できる限り「悪事を働くのですね」……誰だ!人のセリフを割り込むのは!」

 

セットウが言ってる所を別の人物が割り込んできた。それによって苛立つセットウ。

 

???「玲央達の居ぬ間に良からぬ企みを考えてますね」

 

そこには茶髪の少女がセットウの前に現れた。

 

セットウ「おい、何だあいつは?」

 

インダベー「あれってエリーチカ?」

 

???「中の人ネタは自重してください!」

 

インダベー「すいません」

 

セットウ「ふざけるのも大概にしろ。それより貴様は何者だ!」

 

セットウの質問に少女は答える。

 

しのぶ「私は霧隠しのぶ、あなたたち悪党の企みを止めるものです」

 

 

セットウ「企みを止める?ただの小娘ごときに何が出来る」

 

セットウの質問に対ししのぶは

 

しのぶ「出来ます」

 

腕にあるブレスレットを出した。

 

セットウ「ブレスレット?まさか、お前プリキュアじゃないだろうな」

 

しのぶ「そのまさかです。プリキュア・ガードアクティブ!」

 

しのぶはブレスレットをかざし、変身コードを言う。そして、光に包まれる。

 

セットウ「一体どんなのが出るんだ?」

 

そして、光が消えると一人のプリキュアが姿を現す。

セットウ「変わったプリキュアだな。あんた誰だ?」

そのプリキュアは答える。

 

エナジー「元気の守護戦士!!キュアエナジー!!」

 

セットウ「キュアエナジーだと」

 

エナジー「ついでに言うと私達もグランガード所属です」

 

エナジーの返事を聞いたセットウは

 

セットウ「あいえええ!!プリキュア!!何で何で!!て言うか何で調がプリキュアに!切歌やクリスに続いてか!!」

 

セットウはニンジャスレイヤーに遭遇した悪人みたく狼狽する。

 

エナジー「何で中の人ネタをやるんですか………まあ、それは置いといて、貴方達の企み、阻止してもらいます!!」

 

エナジーは片刃の剣のガードサーベルを出して構える。

 

───

 

ヴィレッタ「何か、悲鳴があがったな。指揮官は近くに居るんじゃ」

 

ヴィレッタは悲鳴があがった場所に近づく。そして新たな出会いが待つ。

 

 




次回、エナジーとヴィレッタが共闘。

今回の敵

セットウ・インダベー

モチーフはキングゲイナーのジンバ
ステルス能力を持つ腕が特徴で名前の通り、盗みを得意とする。プリパラだけでなく、アイカツやラブライブの歌姫を誘拐した張本人


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プリキュア、見っけ!!って嫌なフラグだぁぁぁぁぁ!!byセットウ・インダベー

ヴィレッタとエナジーが共闘します。


 

セットウ・インダベーの前に現れたキュアエナジー。そのエナジーを倒すべく、インダベー軍団に攻撃を指示する。

 

セットウ・インダベー「お前ら、妙なプリキュアをやっつけろ!!」

 

インダベー「ギョイサー!」

 

インダベーはエナジーに向かって突進する。其を見たエナジーはガードサーベルを構える。

 

エナジー「数で私を倒すなど甘いですよ」

 

すると、エナジーはガードサーベルを手にインダベーを斬りつけた。エナジーの攻撃に次々と倒されるインダベー。

 

セットウ・インダベー「相手はたった一人だぞ。こうなったら!!」

 

セットウ・インダベーはエナジーに向けて攻撃する。

 

エナジー「この攻撃、見えない!?」

 

エナジーはセットウの攻撃に戸惑っていた。

 

セットウ・インダベー「俺の腕はステルス効果を持つ。簡単には見切れまい」

 

ステルス効果のある腕に翻弄されるエナジー。そして

 

エナジー「しまった!?」

 

エナジーはセットウ・インダベーに捕まってしまった。

 

セットウ・インダベー「呆気なく捕まったな。これで刺してやる!!」

 

セットウは手にナイフを持ち、エナジーを刺そうとする。

 

セットウ「一息で葬ってやる!!」

 

セットウはエナジーの腹部を刺した。

 

セットウ「呆気ないものだな………あれ、何かおかしい?」

 

セットウはエナジーの腹部を刺したが、刺したにも関わらず違和感を感じた。セットウはエナジーを見た。すると

 

セットウ「いつの間に丸太になってる!!」

 

そう、セットウが刺したエナジーは何故か丸太になっていた。そしてセットウの背後には

 

エナジー「プリキュア忍法、身代わりの術」

 

さっきナイフを刺した筈のエナジーが居た。

 

セットウ・インダベー「身代わりだと!」

 

エナジー「私はこう見えても忍者ですから」

 

セットウ・インダベー「小賢しい真似を」

 

セットウはエナジーの身代わりの術にやられたのだ。

 

エナジー「小賢しいついでに、私の術を見せましょう!」

 

するとエナジーは手に印を結ぶ。

 

セットウ・インダベー「何をする気だ?」

 

エナジー「プリキュア忍法、多重影分身の術!」

 

セットウ・インダベー「多重影分身?もしかしてうずまきナルトが使うあれか?そんなご都合主義など」

 

そう言っている間にエナジーは分身を増やしている。

 

エナジー「これでご都合主義と言えますか?」

 

セットウ・インダベー「当たり前………ってうわぁぁぁぁぁ!!」

 

気がつけば、セットウの周りには、エナジーが分身していた。

 

エナジー「どうですか?」

 

セットウ・インダベー「貴様、これが正義の味方のやる事か!」

 

エナジー「それなら、正義の味方なのに卑怯な手を使ったりする人はどうなりますか?」

 

セットウ・インダベー「いちいち気にしてたら、悪役などやってられんわ!」

 

セットウは逆ギレして、ステルス効果のある腕を振り回した。

 

エナジー「返り討ちして上げます」

 

それに対しエナジーは分身と共にセットウ・インダベーを攻撃する。

 

────

 

ヴィレッタ「この辺に、誰かの悲鳴が聞こえていたけど」

 

ヴィレッタは指揮官を探しに来ていた。探しているその時

 

セットウ・インダベー「助けてくれぇぇぇぇ!!」

 

ヴィレッタの前にセットウ・インダベーが現れた。何かに追われているようだ。

 

ヴィレッタ「あんた、何に追われてるんだ?」

 

セットウ・インダベー「ちょうど良かった。すまんが、匿ってくれ」

 

ヴィレッタ「何でだ?」

 

セットウ・インダベー「妙なプリキュアに追われているんだ!」

 

ヴィレッタ「どんな奴だ?」

 

セットウ・インダベー「黄色の忍者のプリキュアだ!あいつ、人拐いとかなんだか知らんが、俺を襲おうとしたんだ」

 

セットウは自分が追われている理由をヴィレッタに話す。

 

ヴィレッタ「誰を拐おうとしたんだ?」

 

セットウ・インダベー「アイドルに決まってるだろ!アイドルはプリパラだけじゃないだろ!アイカツとかラブライブとかアイマスとか………兎に角だ。早く俺を安全な所に匿ってくれ!頼む!!」

 

セットウ・インダベーはヴィレッタに匿ってくれと嘆願する。だが

 

ヴィレッタ「もしかして、あんた誘拐の主犯?」

 

セットウ・インダベー「ギクッ!」

 

ヴィレッタはセットウに疑いの目を向ける。

 

セットウ・インダベー「何の事やら………」

 

ヴィレッタ「あんた、何で私の目を逸らすの?余程やましい事でもあるの?」

 

セットウ・インダベー「そんな筈は無いぞ。私はある人物の指示に動いただけだ。少なくとも、ヘンタの無理難題に付き合った訳じゃないぞ(頼むから、疑わないでくれ)」

 

セットウの顔に冷や汗が出まくる。

 

ヴィレッタ「そっか。ところであんたが働いてる組織ってどういうの?」

 

セットウ・インダベー「俺が働いてるのは、宇宙幕府ジャークマターだ」

 

ヴィレッタ「ジャークマター?」

 

セットウ・インダベー「そう、銀河を支配する偉大な帝国だ。だが、この地球は、様々な英雄に阻まれて征服出来ずに居るんだ」

 

ヴィレッタ「それで、あんたがやろうとしてるのは?」

 

セットウ・インダベー「決まってるだろ!!難攻不落の星、地球を完全に征服するのだ!!」

 

だが、それがセットウにとって致命的な失敗を犯してしまった。何故ならば

 

ヴィレッタ「そう言うわけね………なら、放置など出来ない。何故なら」

 

セットウ・インダベー「何故なら?」

 

ヴィレッタ「その企みはあたし達に潰されるんだよ!あんた、この世界のプリキュアを嘗めたでしょ」

 

セットウ・インダベー「まさか、お前もプリキュアか!!」

 

セットウの質問にヴィレッタが答える。

 

ヴィレッタ「当たりよ。この大間抜け!!」

 

セットウ・インダベー「ここにもプリキュアかぁぁぁぁぁ!?一体何人居るんだぁぁぁぁぁ!!」

 

エナジー「少なくとも50人は居ますよ」

 

セットウが狼狽してる隙にエナジーがやって来る。

 

セットウ・インダベー「50人以上もかよ!!」

 

エナジー「その通りです。そこのキネクリ先輩」

 

ヴィレッタ「その名前で言うな!」

 

エナジー「すいません。それより、そこのインダベー退治の協力お願いできませんか?」

 

ヴィレッタ「勿論よ」

 

エナジー「では、行きますよ」

 

エナジーはガードサーベルを、ヴィレッタはキュアリボルバーを手に構える。其を見たセットウは

 

セットウ「やられてたまるか!!」

 

ステルス効果を持つ腕を振り回す。しかし

 

エナジー「同じ攻撃は通じません!!」

 

エナジーはセットウの攻撃を避けまくる。

 

 

 

 

 

 

セットウ・インダベー「あいつは完全に俺の攻撃が通じない!ならば!」

 

セットウは攻撃対象をヴィレッタに変えて、攻撃を仕掛ける。

 

セットウ・インダベー「そっちは、俺の攻撃は初めてだな。これでぶっ飛ばしてやる!」

 

セットウはヴィレッタに向けて、ステルス効果のある腕を振り回した。だが

 

ヴィレッタ「馬鹿の一つ覚えだな」

 

ヴィレッタはセットウに向けてある弾丸を撃った。その弾丸を受けたセットウは

 

セットウ・インダベー「そんな攻撃で俺を止めれるか!」

 

ヴィレッタ「止めれるさ。ついでにこれであんたはあたしに触れることは出来ない」

 

セットウ・インダベー「馬鹿な事があるか!」

 

セットウはヴィレッタを攻撃するが、当たることが出来ない。

 

セットウ・インダベー「どうなってるんだ?」

 

ヴィレッタ「あんた、自分が撃たれた腕を見なさい」

 

セットウ・インダベー「どういう意味だ?」

 

 

セットウは自分の腕を見てみた。すると

 

 

セットウ・インダベー「俺の腕にペンキだと!?」

 

ヴィレッタ「あんたが受けたのはペイント弾よ。お陰であたしでも見切れるよ」

 

セットウ・インダベー「こんな手で見破るとは………」

 

ヴィレッタ「次はこっちの攻撃を受けて貰うぞ!」

 

ヴィレッタは拳に力を込める。そして

 

ヴィレッタ「プリキュア・リボルバーキャノン!」

 

ヴィレッタの拳から弾丸状のエネルギー弾を放った。そしてセットウ・インダベーの腹部を貫いた。

 

セットウ・インダベー「まさに一撃必殺か………」

 

腹部を貫き、よろめくセットウ・インダベー。

 

エナジー「ついでに私の決め技を受けていただきます!」

 

エナジーは光の盾を召喚し、盾から光の刃を放った。光の刃を受けたセットウは

 

セットウ・インダベー「動けん………」

 

光の刃を受けて動かなくなった。

 

エナジー「お次はこれです!」

 

エナジーは盾を地面に設置すると地面から二つの地割れが発生した。

エナジー「よいしょっと」

 

その二つの地割れからできた岩を掴むと、その岩から光の炎を持った剣が出てくる。

 

セットウ・インダベー「嫌な予感がする……」

 

光の炎を持った剣を手にエナジーはセットウに接近する。

 

エナジー「プリキュア・エナジーストライク!!」

 

エナジーは光の炎を持った剣でセットウを両断した。そして

 

セットウ・インダベー「オチはこうなるんかーい!!」

セットウ・インダベーは爆発し、空の彼方へ吹き飛ばした。

 

エナジー「元気爆発!!大勝利!!」

 

エナジーは勝ち名乗りを挙げた。

 

ヴィレッタ「わざわざ勝ち名乗りを入れるとは………」

 

 




次回、アースガード全員登場!


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アースガードプリキュア見参

グランガードに所属するプリキュアチーム、アースガードプリキュア登場


セットウを撃退したエナジーとヴィレッタは変身を解除する。

 

エリス「へえ、それがあんたの変身前の姿か。小柄だな」

 

しのぶ「小柄ですか、まあ自覚はしてますよ。それにプリキュアの中には幼児………もとい小学生も居ます」

 

エリス「自覚してるんだ………それに幼児もとい小学生ってどういう意味?」

 

しのぶ「プリキュアの中には小学生が居ます。そう言う意味での発言です。ただ、中には中学生なのに外見が幼児しか見えないのが居るんです」

 

エリス「ああ、そう言う意味なんだ………あっ、そう言えば名前名乗ってなかったな。あたしはエリス・キャロライン。あんたは」

 

しのぶ「そう言えば名前言ってませんね。私は霧隠しのぶ。アースガードプリキュアのメンバーです」

 

しのぶはエリスに自分の名前を教えた。

 

エリス「アースガードプリキュア。もしかして、ゲムデウスXを退けたプリキュアか?」

 

しのぶ「はい、その時は永夢さん達や黎乃さん達の協力で倒しました。南雲は逮捕され、ジョニー・マキシマは倒されました。後、仮面ライダービルドが現れ、私達のピンチを救ってくれました」

 

エリス「日本じゃこう言う事があったんだな」

 

しのぶ「はい。こちらもウォーゼス社製の兵器も来ましたが、他のプリキュアの協力で助かりました」

 

エリス「アメリカだけではなく、日本にも兵器を派遣していたとはな………」

 

しのぶ「それも、マキナビジョンの支援があっての事です。そのマキナビジョンもジョニー・マキシマ社長は死亡、南雲は警察に逮捕され、事実上倒産になりました」

 

エリス「なるほど、ところでお前達の仲間は今何処に?」

 

エリスの質問にしのぶは答える。

 

しのぶ「他のみんなもジャークマターの悪事を止めるためパパラ宿へ向かってます。私もちょうどパパラ宿へ向かうところです。ついていきますか?」

 

しのぶの申し出にエリスは

 

エリス「そうだな、確か龍璃達もパパラ宿に行ったと聞くな………わかった一緒に行くよ」

 

しのぶ「ありがとうございます。では急ぎ………」

 

しのぶが言おうとしたその時

 

ドカーン!!

 

エリス「何で爆発が起きるんだ!?」

 

しのぶ「パパラ宿で戦闘が起きたようです。規模からして、巨大ヨウカイが暴れています。急いで行きましょう」

 

エリス「そうだな」

 

しのぶとエリスは急ぎパパラ宿へ向かった

 

────

 

パパラ宿

 

パパラ宿、そこには先程まで巨大ヨウカイ、ヌエが暴れていたが、キュアカオスの活躍で撃退された。だが、突如現れた男、キエーロによってキュアカオスの仲間は次々と消されてしまい、窮地に立たされていた。

 

カオス「そんな、剃人と龍奈まで消されるなんて!」

 

キュアカオスは自身の相棒である剃人とブレイブソウルプリキュアの一人であり、剃人の妹である龍奈までキエーロと言う男の攻撃であっさり消された事に動揺していた。

 

キエーロ「動揺している所で悪いが、キュアカオス。お前も消してもらう。やれ、ロストアイドル!!」

 

キエーロはロストアイドルと言う人物に命令をする。

 

カオス「私を消すってどう言う………」

 

カオスが言おうとしたその時、カオスの背後にクナイが刺さった。クナイを刺されたカオスは

 

カオス「……なん………で………」

 

クナイを投げた人物に視線を向けるも、意識を失ってしまい消えてしまった。

 

キエーロ「これで、あの方の障害は消えた。引き上げるぞ」

 

カオスが消えたのを見届けるとキエーロとロストアイドルは姿を消した。だが、キエーロは一つミスを犯した。そう、まさか自分の武器を拾う奴が近くに居たことを

 

────

 

数分後 パパラ宿

 

そこには先程まで戦闘が起きていたが既に終わっていた。

 

しのぶ「一足遅かったですね」

 

エリス「間に合わなかったか、くっ!?」

 

エリスは戦闘に間に合わなかった事を後悔していた。

 

しのぶ「余程玲央さん達の存在を恐れてますね」

 

エリス「そんなに敵は玲央達が怖いのか?」

 

しのぶ「ある意味当たってますね。玲央達はある意味名アシスト役ですから」

 

エリス「そうだな。あたし達を治療しただけではなく、変身アイテムを与えてくれるしな」

 

しのぶ「だからこそ、仕掛けたんです。相手は玲央達さん達の不在を狙って来ました」

 

エリス「もし、居たら絶対敗北フラグがへし折ってしまうか」

 

しのぶ「はい。それに敵は玲央達が居なければ何とかなると思っています。ですが、敵は既に失敗してます」

 

エリス「負けたのに敵が失敗している?どういう意味だ」

 

エリスの質問にしのぶは答える。するとしのぶの指先はあるものを指す。

 

しのぶ「第一のミスは、わざわざ手がかりを残した事です」

 

それは、キエーロが使ったクナイが地面に落ちていた。

 

エリス「手がかりを残す真似をしてまぬけじゃないか?普通は証拠を残さんよう回収するんだろ」

 

しのぶ「そうですね。私なら念のため回収をします。それをなぜやらなかったのでしょうか?」

 

エリス「まあ、こう言うのは本人に聞かんと解んないしな。で、もう一つは何だ?」

 

しのぶ「私達の仲間が居ることです」

 

エリス「仲間って?」

 

しのぶ「ちょうど来てます」

 

するとエリスの前に三人の少女が姿を現す。

 

???「遅くなってごめんなさい。ジャークマターの怪人にてこずったわ」

 

???「全く、あの連中はヨウカイやらバッドエンド融合獣まで持ち込んでくるなんて」

 

???「ジャークマターは壊滅したウォーゼス社の兵器を密かに回収したんです。中にはあのバグスターのガシャットまでありますよ」

 

そこには青いミドルヘアの少女と赤いショートヘアの少女とピンクのサイドテールの少女が姿を現した。

 

しのぶ「皆さんもジャークマターの怪人と交戦したのですね」

 

???「ええ」

 

エリス「なあ、あの三人は誰だ?」

 

しのぶ「彼女達こそ、アースガードプリキュアのメンバーです」

 

エリス「此処にもプリキュアが居るとは………」

 

???「まあ、私達に会うのは初めてだから仕方ないわ」

 

エリスは他にもプリキュアが居たことに驚いていた。

 

エリス「まあな、それよりあんたらは一体何者だ?」

エリスの質問に対し、三人は自己紹介する。

 

 

???「自己紹介がまだだったね。私は日向ライカ、アースガードプリキュアのまとめ役よ」

 

???「あたしは峯崎萌佳。アースガードプリキュアの切り込み隊長を努めてる」

 

???「大桃姫乃です。メンバーでは若輩者ですが、アースガードプリキュアのリーダーを務めてます」

 

エリス「この三人もアースガードプリキュアのメンバーか」

 

しのぶ「その通りです。実力は玲央達と同等で頼りになります」

 

アースガードプリキュアのメンバーに会ったエリスもまた自己紹介する

 

エリス「確かにな。そう言えばこっちも自己紹介がまだだったな。あたしはエリス・キャロライン。新しくプリキュアになったんだ。よろしくな」

 

エリスは手を前に出す。

 

ライカ「貴方もまた、プリキュアになれたのね。こちらこそ宜しくね」

 

ライカも手を差し出し、握手をする。

 

エリス「ライカ、あんたも何か玲央みたいなタイプじゃない?」

 

ライカ「そうかしら?私は姫乃が玲央に近いんじゃない?」

 

姫乃「そんな筈ありませんよ。私はメンバーでは弱いし」

 

萌佳「そうかしら、弱いって事は将来的に強くなると思うわ」

 

ライカ「萌佳の言う通りよ、いい、ヒーローってのは弱さをも受け入れて、強くなる物よ。私のような万能タイプは、意外な弱点を持つものよ」

 

姫乃「そうですけど………」

 

ライカ達のやり取りを見てエリスはあることを言う。

 

エリス「アースガードプリキュアのメンバーもまた変わった考えを持つな」

 

しのぶ「そうでしょうか?そういうのは人それぞれだと思いますよ」

 

しのぶが言うその時、変身アイテムから通信音が入って来た。

 

ライカ「何か連絡があった見たいね」

 

ライカは通信機能を使った。

 

ライカ「どうかしたの?」

その通信の主は

 

松田(通信)「その声、ライカちゃんかい?」

 

超プリキュア対戦で活躍したグランガードの諜報員の松田である。

 

ライカ「何かありました?」

 

松田(通信)「俺の部下が怪しい施設を見つけた」

 

ライカ「怪しい施設?」

 

松田(通信)「そうだ。その時に誘拐されたアイドルを抱えたインダベーを目撃した。近くにジャークマターの施設がある可能性がある」

 

ライカ「そこに拐われたアイドルが居るって事なの?」

 

松田(通信)「間違いないだろう。萌佳が交戦したヨウカイや姫乃が見たウォーゼス社製の兵器を運んだ様子を目撃している。すぐに来てくれ。場所は既に送信済みだ。急いでくれ」

 

ライカ「解ったわ」

 

ライカが言うと、通信を切った。そして

 

ライカ「エリスさん、貴方も一緒に行かない?」

 

ライカはエリスに同行を要請するように言った。返答は当然

 

エリス「いくわ!!一緒に行けば、龍璃に会えるかも知れないしな」

 

了承した。

 

ライカ「それじゃあ行きましょう。ジャークマターの邪な企みを止めるために」

ライカが言うと、一行はジャークマターの重要施設へ向かった。其処にはある人物との出会いが待っている事を

 

 




今回の新キャラ

日向ライカ/キュアヴォルト 15 

玲央達の居る街とは別の街、綱ヶ里市出身の少女でアースガードプリキュアの纏め役(リーダーは姫乃)
フランス人の血を引き、王国の騎士の家系の生まれ。社交的で交友関係は広い。学校では生徒会長を務めている。冷静な性格で剣の使い手。精神的に強く、怪しい技には耐性を持つ。行動派タイプの萌佳とはライバル意識があるらしく、張り合う事も。

イメージCV・吉田小南美 

キュアヴォルト

ライカが変身するプリキュア。モチーフはライジンオー。
バランスタイプのプリキュアで雷撃技を得意とする。衣装はおとぎ銃士赤ずきんの衣装をベースに騎士をイメージした意匠が入ってる。

名乗りは無敵の守護戦士、キュアヴォルト


霧隠しのぶ/キュアエナジー 14

玲央の居る街とは別の街、綱ヶ里市出身の少女でアースガードプリキュアのメンバー。
戦国時代より続く忍者、霧隠流忍者の伝承者でメンバーでは参謀を担当する。
大人しい外見をしてるが、実際は運動神経も高く頭脳明晰で手先が器用。しかし案外年相応の反応をすることがある。
幼い頃から忍者の修行をしたためかずれてる所がある。メンバーでは一番背が低い。メンバーでは仲裁役だが、大胆な行動をとることもある。部活では女子ソフトボール部に入っており、ポジションはピッチャー(所謂技巧派で変化球を得意とする)

イメージCV・南条愛乃

キュアエナジー

しのぶが変身するプリキュア。モチーフはガンバルガー。
しのぶの忍術を合わせたスピード系のプリキュア。衣装はおとぎ銃士赤ずきんのプリンセスモードをベースに忍者の意匠が入っている。

名乗りは「元気の守護戦士、キュアエナジー!」


峯崎萌佳/キュアフェーヴェント 15

玲央達の居る街とは別の街、綱ヶ里市出身の少女でアースガードプリキュアのメンバー。チームの切り込み隊長でもある。
運動神経抜群の少女でメンバーでは一番の長身。両親が自衛隊出身。見かけによらず、怪力な為、脳筋に思われがちだが、成績は平均的をとっており、以外にも秀才。言いたいことは言わないと気がすまない男勝りの熱血少女。ローラースケートを持ち歩いている。
ちなみに怒ると怖く、人の心を踏みにじる行為をする人が嫌い。
知性派タイプのライカとはライバル意識があるらしく、張り合う事も。

イメージCV・椎名へきる 

キュアフェーヴェント

萌佳が変身するプリキュア。モチーフはゴウザウラー。
パワータイプのプリキュアで火炎系の技を得意とする。衣装はおとぎ銃士赤ずきんの衣装をベースに軍人をイメージした意匠が入ってる。

名乗りは熱血の守護戦士、キュアフェーヴェント

大桃姫乃/キュアウィナー 14

玲央達の居る街とは別の街、綱ヶ里市出身の少女でアースガードプリキュアのリーダー。
明るく素直で純粋な性格の持ち主で、その際にライカからアースガードプリキュアのリーダーに任命されている。なお、本人は弱いと言ってるが、ライカ曰く弱さを知ってるからこそリーダーに任命した。運動やテストは平均的だが、発想力に優れ、自身が強くなる為の努力は惜しまない。

イメージCV・村川梨衣 

キュアウィナー

姫乃が変身するプリキュア。モチーフはダイテイオー。
バランスタイプのプリキュアで光系の技を得意とする。衣装はおとぎ銃士赤ずきんの衣装をベースにおとぎ話のヒロインをイメージした意匠が入ってる。

名乗りは勝利の守護戦士、キュアウィナー


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RORD TO RURI編 チグハグ世界のブレイブソウルプリキュア

チグハグ世界に置けるブレイブソウルプリキュアはどういうキャラなのかを説明する回です。


世界の数だけ、物語がある。それは、不変の事実である。そんな世界の一つに覇波龍璃がいつもの世界とはポジションがチグハグした世界にやって来てキュアドラゴンに変身し、その世界の敵に立ち向かっていた。そして、その世界にも彼女達が居た。その人物はとある建物の近くに居た。

 

???「此処に、グランガードに連れていかれたプリキュアが収容されているのか………」

 

???「世界を護る戦士、プリキュアを誘拐し、侵略者の手先に変えて、世界征服を目論むグランガード。あいつらのやり方を許すわけにはいかないわカイザー」

 

カイザー「その通りよフィーニクス。私達も幻影帝国との戦いで活躍したからこそ、私達をスカウトしグランガードに入られた。だが、その実態は酷かった。その様子の事を知ってるでしょフィーニクス」

 

そこに居たのは、二人のプリキュア、キュアカイザーとキュアフィーニクス。そう、この世界に置けるブレイブソウルプリキュアのメンバーである。そして、そのメンバーもいつもとは違っていた。

 

フィーニクス「ええ、プリキュアがやってはいけない行為を強要されたからね、けど、カイザー達はそんなやり方を嫌ったのね」

 

カイザー「当然だ、プリキュアの力はこんな事の為にあるのではない!!」

 

フィーニクス「そうね。なら私達の手でグランガードを止めるわよ」

 

カイザー「ああ、グランガードから逃げてきた私達を保護してくれた防衛組織鷹の爪。彼らの恩に報いるため、まずはマガ化されたプリキュア達を助けるぞ」

 

フィーニクス「ええ」

 

カイザー達は、その収容施設に突入しようとしていた。そんなカイザーに通信が入る。

アース(通信)「カイザー、準備すみました!」

 

通信の主は、ブレイブソウルプリキュアのメンバーである。

 

エクスプレス(通信)「敵はまだ気づいてない。突入するなら今よ!」

 

ポリス(通信)「レーヴェが前もって通信妨害をしておきました」

 

ゴルディ(通信)「後は、私達が収容施設に入るだけよ。ここでたっぷり遊んであげましょう♪」

 

コマンド(通信)「ゴルディ、遊びに行くのではありませんわ」

 

リヴァイブ(通信)「そうよ、プリキュアを助けるための大事な戦いよ。あいつらにこれ以上、敵の手駒にしないための重要な戦いよ」

カイザー「みんな、よく解ってるようね」

 

ブレード(通信)「当然よ。みんな、プリキュアを救いたいのは一緒なのよ」

 

カイザー「そうね、けどあいつが居ないのは痛いわね」

 

レーヴェ(通信)「龍奈の事ね。あいつ、彼女と仲が良かったからね」

 

カイザー「そうね、ジャグラー達の応援とかで、探す暇が無かったからね。戦いが終わったら、みんなで龍奈を探しましょ」

 

アース(通信)「そうですよ。みんな、龍奈が心配です。戦いが済んだら、みんなで探しましょう」

 

カイザー「そうね、それじゃあ、みんな。プリキュア解放作戦開始よ!」

 

カイザーが言うと、通信を切り、全員で収容施設に突入する。

 

────

 

収容施設 中枢部

 

プリキュアを収容する施設の中枢部。其処には翼と尻尾が生えたあるプリキュアが居た。

 

???「プリキュアでありながらプリキュアと対立する道を選んだ愚かなブレイブソウルプリキュア。お前達こそ知るがいい。この世界はあの方の手にあることをな」

 

そこに居るのは、キュアパルフェ。だが、その容姿は違っていた。ベースはキュアパルフェだが、ドレスカラーが黒系になっており、髪が灰色で瞳の色が赤くなっておりまるでノワールによって闇堕ちされた姿をし、ジュリオ同様、仮面を被っていた。さしづめノワールパルフェとでも呼んだ方が良いだろう。だが彼女はシエル本人では無かった。その証拠にパルフェにはあるパーツが付いていた。それはかつてウルトラ兄弟に倒された怪獣のパーツが身体中につけている事を

 

 




チグハグ世界のブレイブソウルプリキュアについて

キュアカイザー

リーダーシップのあるところや観察力の高さは本来の世界と同じ、違いは変身前が心優しい少女で変身後が戦闘のプロフェッショナルでシンフォギアの風鳴翼を連想する性格になっている。

キュアフィーニクス

玲央が好きなのは変わらないが、違いは行動派で積極的な性格だが、意外と嫉妬深い。

キュアアース

超能力が使える事や参謀キャラであるのは本来の世界とは一緒、違いは楽天的で口調が弾けている。

キュアエクスプレス

何でも出来る万能型なのは本来の世界とは一緒、違いは意外と苦労性な一面を持つ事とマシンの操縦が上手い事

キュアポリス

銃の使い手なのは本来の世界と同じ、違いはかなりのボケキャラで物真似が得意。

キュアゴルディ

刀の使い手である事とオカンキャラは本来の世界と同じ、違いは黄キャラらしく、意外と子供っぽくイタズラ好きな性格。

キュアコマンド

格闘能力が高い熱血タイプのは本来の世界と同じ、違いは一人称が私で口調がお嬢様キャラ

キュアレーヴェ

メンバーで大人びている事や戦闘力が高いのは、本来の世界と同じ、違いは発明家ポジション。グランガードに働いていたが、悪の組織になった事に心を痛めてる。

キュアリヴァイブ

心優しい妹キャラで兄が生きている。メンバーでは最年少枠

キュアブレード

堅物な所や刀を使うのは本来の世界と一緒、違いは実家が神社では無く教会。

今回の敵

バッドエンド融合獣タイラントパルフェ

黒系の衣装を着たキュアパルフェに暴君怪獣タイラントのパーツが装着している。ダークネスファイブに選ばれた怪獣だけあってかなり強い。なお、髪色と瞳が闇堕ちしたシエルとにている。



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プリキュア解放作戦・前編

ブレイブソウルプリキュアが収容所で何をしていたのかの話です。


グランガード 収容施設

 

収容施設の外では兵士達が話をしていた。

 

兵士「こんな所に、敵が来ると思うのか?」

 

兵士「いくらなんでも無いだろ。もしあったら騒ぎの一つくらいは起きてるだろ」

 

兵士が呟くその時、上空から10人のプリキュアが降り立つ。

 

???「もう居るわ!!」

 

其処にはキュアカイザーらブレイブソウルプリキュアが兵士達の前に現れた。それを見た兵士は混乱する。

 

兵士「お前らはブレイブソウルプリキュア!?何故ここに!?」

 

カイザー「言うまでもないわ。グランガードの悪事を止める為よ」

 

フィーニクス「バッドエンド融合獣の素材にされたプリキュアを全員解放させて貰うわ!!」

 

カイザーとフィーニクスに言われた兵士は戦闘体勢を取る。

 

兵士「それだけはさせん!!止めるぞ!!」

 

兵士たちはカイザーに向けて突撃をする。しかし

 

リヴァイブ「間抜けね。プリキュア相手に無謀だぞ」

 

ブレード「止めたいなら超人でも呼ぶのだな」

 

カイザー達は武器を構えた。そして

 

兵士「ぐあぁぁぁぁぁ!!」

 

兵士達を次々と蹴散らす。

 

ポリス「その程度では満たされませんよ。どんどん呼んだらどうです?」

 

兵士「おのれ、急ぎ兵器やマシンを出せ!!」

 

兵士の指示で、所謂戦車や移動砲台などの兵器を出撃した。

 

エクスプレス「虎の子である軍事兵器を出すとは、余程私達が怖いようね」

 

ゴルディ「知らない所で、兵器を購入したでしょ。元々グランガードは企業だからね」

 

エクスプレス「言われてみればそうね」

 

ポリス「それじゃあ、全部纏めて潰しましょう!!」

 

ポリス達の攻撃で兵器は次々と破壊され、兵士達も次々と倒されていった。

 

カイザー「兵士達や兵器の数もかなり減ったようね。エクスプレス、アース、ブレード、ゴルディ、リヴァイブは施設内に入って、収容施設に囚われたプリキュア達の救助に行って!!」

 

コマンド「カイザーはどうするのですか!?」

 

カイザー「私は引き続き、此処で収容施設に居る敵を倒す!敵を此方に引き付ければ、その分、救助に専念できるわ」

 

アース「そう言う事ですね。じゃあ、敵の引き付け、お願いします!」

 

アースが言うと一部のメンバーは収容施設に囚われているプリキュア達の救助に向かった。それを見てレーヴェは有ることに気づく。

 

レーヴェ「カイザー、敵を引き付けるのは良いけど、他に強い敵でも居るの?」

 

レーヴェの質問にカイザーは答える。

 

カイザー「居るわ。これだけ暴れれば強力な敵がでてもおかしくないわ」

 

ポリス「此だけの規模の施設なら、それなりの強さの相手が出てきそうですね」

 

ポリスが言うと、その敵はちょうど現れた。その姿はキュアパルフェにかのウルトラ怪獣で最強クラスに入るウルトラ怪獣、タイラントの意匠を入れたプリキュア、タイラントパルフェである。

 

タイラントパルフェ「好き勝手やるのも其処までです!!」

 

カイザー「来ると思ったわ」

 

タイラントパルフェ「貴女達は何の目的で此処に来たのですか?」

 

パルフェの質問に対し、カイザーは返答する。

 

カイザー「答えは簡単よ、プリキュア狩りに遭い、収容施設に入れられたプリキュアを救う事とグランガードの悪事を止めることよ!」

 

タイラントパルフェ「プリキュアを救う?残念ですが不可能ですわ」

 

フィーニクス「不可能?決めつけるのはまだ早いわ」

 

レーヴェ「不可能かどうかは、今から貴女と戦うことで、証明してやるわ!」

 

カイザー達は、タイラントパルフェに向かって突進する。

 

タイラントパルフェ「無駄な足掻きを」

 

タイラントパルフェは腕に付いているハンマーと鉄球でカイザーに襲いかかる。しかし

 

カイザー「格闘戦がほとんど出来ないアラモード系に、強力なウルトラ怪獣タイラントの力と融合した事で、格闘戦の不利を解消したようね。でも、その組み合わせはベストマッチではなくミスマッチよ!」

 

タイラントパルフェ「どういう意味ですか?」

 

タイラントパルフェの疑問に対し、カイザーは説明する。

 

カイザー「まず、パルフェを初めとするアラモード系は、格闘戦はあまりやらない!ジェラートはそうでもないけど」

 

タイラントパルフェ「それと関係あるのですか!?」

 

カイザー「アラモード系はクリームエネルギーを込めた攻撃で無ければダメージを与えれない。そして使うにはチャージする時間やアイテムを出さないといけない。つまり、せっかくのタイラントが持つ鉄球やハンマーもアラモード系のプリキュアでは、宝の持ち腐れよ!!」

 

タイラントパルフェ「そんな筈は無い!!」

 

カイザー「なら、実際に攻撃してみなさい!!」

 

タイラントパルフェ「その余裕ぶった態度をへし折らせて貰います!!」

 

カイザーの挑発に乗ったタイラントパルフェはその鉄球をカイザーに向けて殴りつけた。その鉄球はカイザーの腕に当たった。

 

タイラントパルフェ「どうですか!?この攻撃を受けて無事ですむはずがありません!!」

 

カイザー「そうね。これがマックスハート系なら私にダメージを与えれたでしょうね。けど、あなたの攻撃は私には大したダメージを与えれなかったようね」

 

タイラントパルフェの攻撃はカイザーには効かなかった。いや、正確には

 

カイザー「クリームエネルギーを込めなければ、ダメージにならないようね」

 

クリームエネルギーを込めなかったせいでダメージが与えれなかった。

 

コマンド「なるほど、ミスマッチってそう言う訳ね」

 

フィーニクス「タイラントが強いのは高い防御力と鉄球やハンマーなどの強力な武器を持ってる上に、格闘攻撃も強いからね」

 

レーヴェ「ですが、アラモード系のプリキュアを素材にしたのは失敗ですね。アラモード系はクリームエネルギーを込めないとダメージを与えれませんからね」

 

せっかくの攻撃が失敗したのを見たタイラントパルフェは距離をとり、遠距離攻撃を仕掛ける。

 

タイラントパルフェ「近接が駄目なら、遠距離はどうです!!」

 

タイラントパルフェは口から火炎を放った。

 

タイラントパルフェ「火炎攻撃で焼きつくしなさい!!」

 

しかし、その攻撃は相殺される。

 

コマンド「その程度の火炎では通じませんわ。プリキュア・コマンドファイヤーストーム!!」

 

コマンドの火炎竜巻でタイラントパルフェの火炎は相殺された。

 

タイラントパルフェ「火炎技を持つプリキュアが居るなんて」

 

フィーニクス「火炎ならこれもあるわ!!プリキュア・ソーラーキャノン!!」

 

フィーニクスの頭部から太陽の炎を持った光球を放つ。それを食らったタイラントパルフェは仰け反った。

 

フィーニクス「仰け反っただけか」

 

タイラントパルフェ「タイラントパルフェの防御力を嘗めてましたね。この防御力ならあなたたちの攻撃は通じませんわ」

 

タイラントパルフェは自身の高い防御力のお陰で軽症で済んだ。しかし、フィーニクスは余裕を抱いていた。

 

フィーニクス「普通のプリキュアだったら、高い防御力の前には苦戦するでしょうね。けど、私達相手だとそれは通じないわ」

 

タイラントパルフェ「どういう意味ですか!?」

 

タイラントパルフェの疑問に対し、レーヴェが答える。

 

レーヴェ「それは、能力低下系の技を持ってることよ!!普通のプリキュアは能力低下系の技はあんまり持ってないのよ!!食らいなさい!!プリキュア・レオンハウリング!!」

 

レーヴェは腕に装備したブレイブガントレットから放つ音波を放った。それを食らったタイラントパルフェはのけ反る。

 

タイラントパルフェ「超音波で私にダメージを与えれるのですか!?」

 

レーヴェ「与えれるわ。実際に食らいなさい」

 

レーヴェはタイラントパルフェに向けて突進する。そして技を放つ。

 

レーヴェ「プリキュア・レオンクラッシャー!!」

 

レーヴェの膝からドリル状のエネルギーが発生。そのドリルをタイラントパルフェの腹部に当てる。

 

タイラントパルフェ「ガハッ!?どうしてなの?音波を食らうだけで大ダメージを受けて仕舞うなんて!?」

 

レオンクラッシャーを食らったタイラントパルフェは施設の壁に激突した。

 

レーヴェ「レオンハウリングはあらゆる特殊防御を解除する技よ!!タイラントの高い防御力も此を食らえば呆気なく解除されるわ」

 

タイラントパルフェ「このような手で無力化するなんて。ですが、まだ機動力が残ってます!」

 

タイラントパルフェは一度離脱を試みる。しかし

 

ポリス「甘いわ!!」

 

ポリスはブレイブリボルバーの銃弾でパルフェの脚を撃った。

 

タイラントパルフェ「脚を狙ったか。けど翼があれば………って、しまった。よく考えたら翼がタイラントのパーツに干渉して出せれない!!」

 

タイラントパルフェは翼で逃げようとしたが、タイラントのパーツのせいで出せなかった。

 

コマンド「タイラントは飛行出来ない怪獣よ。それを忘れるなんて」

 

フィーニクス「それにタイラントの強みである吸収能力もレーヴェのレオンクラッシャーで、その元になった腹部を損傷した事でもう使えないわ!!それじゃコマンド、ポリス、遠距離技を放つよ!!」

 

フィーニクスの指示で一斉攻撃を放つ。

 

コマンド「ええ、此を食らわせていただきますわ!プリキュア・コマンドファイヤーミサイル!!」

 

ポリス「では、私は此です。プリキュア・ジャスティスシュート!!」

 

フィーニクス「そして私は此です!!プリキュア・ソーラーバースト!!」

 

コマンドは掌から無数の火炎弾を、ポリスはブレイブライフルから高エネルギー弾を、フィーニクスは、ソーラーキャノン、ソーラーショット、ソーラーミサイルによる一斉攻撃を放つ。

 

タイラントパルフェ「どう見てもオーバーキルでしょう!!」

 

タイラントパルフェはフィーニクス達の攻撃をまともにくらい、ふらふらになる。そして

 

カイザー「最後は私が決める!!」

 

カイザーは手にブレイブソードを手にする。そして、剣に雷を纏う。

 

カイザー「プリキュア・サンダーフィニッシュ!!」

 

剣から、雷の刃を降り下ろし、タイラントパルフェに当てた。

 

タイラントパルフェ「容赦無さすぎです………」

 

サンダーフィニッシュを食らったタイラントパルフェは気絶、元のきら星シエルに戻った。

 

カイザー「此でシエルの奪還は完了ね。急ぎ、エクスプレスの所へ行くわよ」

 

カイザーはシエルを抱え、エクスプレスの所へ向かった。

 

 

 




次回 ブレイブソウルプリキュアが撤退せざるを得ない敵が出現。そしてある指輪を拾う?


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プリキュア解放作戦・後編

ブレイブソウルプリキュアがプリキュア解放作戦が失敗し撤退せざるを得なかった話です。


キュアカイザーがタイラントパルフェと交戦してる頃、エクスプレス達はプリキュアが収監してる地下へ移動していた。その途中の部屋にて

 

エクスプレス「これだけの道具が保管しているなんて」

 

ブレード「さしずめ倉庫だな」

 

ゴルディ「これを元に様々なバッドエンド融合獣を作って来たのね」

 

リヴァイブ「どうせなら此を持ち帰って対グランガード用の道具に活用できないか?」

 

アース「名案ですね!じゃあ、その指輪回収しましょう!」

 

エクスプレス達はその指輪を回収した。その指輪を見たエクスプレスは

 

エクスプレス「獅子座の紋様か………」

 

ゴルディ「気になるの?」

 

エクスプレス「ええ、もしかしたら、12闘士の指輪かも知れないわ。けど、どうして収容施設の部屋にあるのかしら?」

 

リヴァイブ「元々グランガードは企業だろ。その時に買い取ったかも知れんだろ」

 

エクスプレス「買い取りか………まあ、変わった紋様をした指輪を見たら、買いたくなるのも無理ないわ」

 

ブレード「そうね。帰ったら、指輪の事聞いておきましょう。長く居ると敵が戻ってくるわ」

 

ブレードが言うと、エクスプレス達は倉庫部屋を出た。指輪を回収してからである。

 

────

 

収容施設 廊下

 

エクスプレス達は、プリキュアが囚われている部屋に向けて走っていた。その最中、アースは何かに気づく。

 

アース「敵が来ませんね。カイザー達は上手く誘き寄せに成功しましたね」

 

エクスプレス「そうね、お陰で快調に進んでいるわ(その割には上手く行き過ぎてるわ………違和感でもあるのかしら?)」

 

エクスプレス達はカイザー達が敵の誘引に成功した事を感じていた。だが、同時に違和感を感じていた。そして

 

リヴァイブ「ここを抜ければ、プリキュアが囚われている部屋に通じるゲートに着くよ」

 

リヴァイブはプリキュアが囚われている部屋に通じるゲートの近くに来ている事を感じていた。そのゲートに来るその時

 

リヴァイブ「何か居る!?」

 

リヴァイブはある物を目撃した。それは

 

エクスプレス「何が居るの?」

 

リヴァイブ「一つ目のスライムみたいな奴がいる!?」

 

そこには一つ目のスライムのような物体がゲートの前に居た。

 

ブレード「所謂門番か」

 

エクスプレス「こいつを倒せば、プリキュアが囚われている部屋に行けるはず!」

 

エクスプレス達は一つ目のスライムを前に武器を構える。

 

エクスプレス「そこを退きなさい!!」

 

エクスプレスの号令で、一つ目のスライムに攻撃を仕掛けた。だが、アースは一つ目のスライムを見て何かに気づいた。

 

アース「マズイです!あの怪物、私達の攻撃が通じないかも知れないです!」

 

ゴルディ「あの怪物、何が解るの」

 

アース「恐らく、セルリアンと言う生物かも知れないです!」

 

リヴァイブ「セルリアンって、けものフレンズに出た生き物の事かアース!?」

 

アース「そうです。ですが、本来はこの世界には居ない筈です!?」

 

ブレード「グランガードが敵に乗っ取られたときに、誰かが呼んだかも知れないわ」

 

エクスプレス「あり得そうね。出なければわざわざ門番として呼ぶはずがないわ。それに時間をかければ此方が不利になりそうね」

 

リヴァイブ「だったら、速攻かつ飽和するほどの攻撃で倒してやる!!」

 

そして、一斉に攻撃をする。だが、それは無意味に終わった。何故なら

 

アース「やっぱり、ダメージが与えれません!!」

 

ゴルディ「斬撃食らってもびくともしないなんて………」

 

ブレード「打撃食らっても効果が無い………」

 

リヴァイブ「銃弾を食らったのに何の効果が無いなんて………」

 

エクスプレス「普通なら5回は死んでるレベルよ。どうなってるの!?」

 

普通なら5回は死んでるレベルの攻撃をセルリアンは耐えきったのだ。

 

アース「セルリアンにはそのけものフレンズでないと倒せないかも知れません」

 

エクスプレス「つまり、けものフレンズでなければ、ダメージを与えられないって事ね」

 

アース「そうなります。でなければこんな所に配備するはずがありません!!」

 

そして、エクスプレス達はセルリアンにはダメージを与えられないことを思いしってしまう。しかもセルリアンの体の色は黒くなっていた。

 

リヴァイブ「ダメージを与えられないのは痛いな」

 

ゴルディ「しかも体の色が何故か黒くなってる」

 

アース「さっきの戦闘の影響かも知れません!!」

 

ブレード「私達だけでは威力が足りないかもしれんな」

 

エクスプレス達は自分達だけではセルリアンは倒せないのではないかと考える。そんな時

 

カイザー「足止めされてるようね。何かあったの!?」

 

カイザー達もエクスプレス達の所に合流した。

 

エクスプレス「カイザー、こっちも終わったようね」

 

カイザー「ええ、その内シエルの救助も成功したわ」

 

フィーニクス「収容施設の兵士や兵器も殆ど再起不能にしたわ」

 

アース「こっちは無事に済みましたが此方は困った事態になってます」

 

カイザー「どういう意味なの?」

 

アースはカイザー達にプリキュアが収容されている部屋に通じる通路を立ち塞がる門番、セルリアンの事を話した。

 

カイザー「私達の攻撃が通じない敵が居るなんて」

 

フィーニクス「どうするのカイザー?」

 

カイザー「まだ試してない攻撃があるわ。それで攻撃しましょ。それが駄目なら」

 

フィーニクス「駄目なら?」

 

カイザー「一旦撤退して、出直すよ」

 

ポリス「そうするしかありませんね。もし通じないなら、撤退も視野を入れないと」

 

コマンド「けど、他のプリキュアは放置するの?」

 

カイザー「放置する気はないわ。生きていればチャンスはあるから」

 

レーヴェ「カイザーの言う通りね。ただ帰るのは面白くないわ。駄目ならせめて一矢を報わないとね」

 

アース「そうですね。もし駄目なら私のテレポートで退散です!!それでいきましょうよ」

 

アースの話を聞いたカイザーは作戦を言う。

 

カイザー「解ったわ。まずはセルリアンに向けて攻撃。成功ならそのままプリキュアの居る部屋へ突撃!!失敗なら無理せず撤退するよ。それでいいね」

 

カイザーの提案に対し、フィーニクスは答える。

 

フィーニクス「良いわ」

 

カイザー「それじゃあ攻撃開始!!」

 

カイザーの一声でセルリアンに向けて一斉に攻撃をした。そして結果は

 

レーヴェ「やっぱり駄目ね。ステータスダウン攻撃が通じないわ」

 

ポリス「特殊弾でも効果がありません」

 

コマンド「完全にけものフレンズの攻撃しか効きませんね」

 

フィーニクス「余程、私達の存在を恐れてるようね」

 

カイザー「そうみたいね。これ以上は此方が不利になるわ。全員撤退よ」

 

カイザーの指示でシエルを連れて離脱を試みる。しかし、セルリアンは簡単には逃がさなかった。

 

ブレード「簡単には逃げれんか」

 

エクスプレス「そうね。目眩ましなどの動きを止める技で止めるよ」

 

セルリアンは触手でカイザーに襲いかかる。だが、簡単にはやられはしなかった。

 

カイザー「プリキュア・カイザーグラビトン!」

 

フィーニクス「プリキュア・ソーラーフラッシュ!」

 

エクスプレス「プリキュア・ライナーディスチャージャー!」

 

レーヴェ「プリキュア・スピニングドライバー!」

 

カイザー達は動きを封じる技でセルリアンの触手の動きを封じた。その隙に

 

アース「全員、私の周りに触れて下さい!テレポートで逃げます!」

 

カイザー達は、アースの周りに接触した後、セルリアンのいるエリアから脱出した。脱出した後にはセルリアンしか居なかった。

 

━━━━

 

収容施設 外

 

カイザー達はアースのテレポートで脱出した。

 

カイザー「今回はセルリアンのせいで失敗ね」

 

フィーニクス「結局救助したのはシエルだけだね」

 

レーヴェ「悔しいわね」

 

コマンド「目的地を前に、撤退する。屈辱ね」

 

ポリス「このままでは終わらせませんわ」

 

エクスプレス「そうね。けど戦果はそれなりにあったわ」

 

ゴルディ「収容施設の戦力の殆どの鎮圧」

 

リヴァイブ「戦利品の回収と収容施設の地理を知った事」

 

ブレード「これだけの被害を与えれば、完全回復に時間がかかるわ」

 

アース「そうですよ。次こそプリキュア達を助けましょうよ」

 

カイザー「そうね。みんな一旦鷹の爪に戻って小泉さんに報告しましょう。もしかしたらけものフレンズがいるかも知れないわ」

 

フィーニクス「そうね。次こそリベンジしましょ」

 

フィーニクスが言うと、カイザー達は鷹の爪に帰還した。そして公約通り、けものフレンズを連れてリベンジを果たすことになる。

 

 

 

 



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ROAD toSanctuary編 キュアアリエス玲央活動記録①

ROAD toRURI外伝ROAD toSanctuaryに置ける玲央の活動記録。玲央とリオンが12闘士になってからのブレイブソウルプリキュアの話も出ます。


ソルキュベイダーの戦いにて12闘士に選ばれた星川玲央と天海リオン。二人は12闘士のプリキュアとして活動していた。二人が聖域に来たのは瑠璃達が来る数ヶ月前であり、すでに教皇に就任した英理やキュアアテナとはすでに謁見済みである。その一人、星川玲央はある街にて、誰かと連絡していた。

 

陽奈(電話)「玲央ちゃん、電話するの久しぶりね。元気にしてた?」

 

電話の主は、玲央とリオンが所属していたブレイブソウルプリキュアのメンバーキュアフィーニクスにして玲央の幼馴染み、天野陽奈である。

 

玲央「私は元気よ」

 

陽奈(電話)「なら良かったわ。鷹の爪のみんなは玲央ちゃんやリオンさんが居なくなって寂しい思いをしてたわ」

 

玲央「ごめんなさいね。私も聖域の仕事に忙しかったから」

 

陽奈(電話)「それでも、仕事はちゃんとやって、時折私達に連絡をしてるでしょ」

 

玲央「まあ、陽奈ちゃんには私とリオンが居なくなって寂しい思いをしたからね。その時はごめんなさいね」

 

陽奈(電話)「そんなの気にしてないよ。それより、私達も玲央ちゃんやリオンさんの助けにならないか、色々考えたよ」

 

玲央「どう言うのを考えたの?」

 

陽奈(電話)「私達も、かつて起きた聖戦の事を独自に調べたの。その聖戦が起きる度に何人か死者が出てることが解ったの」

 

陽奈は玲央とリオンの助けにならないかと思い、独自に聖戦等の事を調べたのだ。

 

玲央「確か中には先々代の12闘士も居たと聞くわね」

 

陽奈(電話)「ええ、もし聖戦で大量の死者がでたら聖域が持たない程の人材不足が起きかねないの?そこで私達は鷹の爪の他に、ある企業に協力を頼んだの」

 

玲央「その企業の名は?」

 

陽奈(電話)「グラード財団よ。まどかさんの旋風寺カンパニーと提携を結んだ大企業よ」

 

玲央「グラード財団は確か人工プリキュアの一つ、メタルプリキュアを開発した所ね」

 

陽奈(電話)「ええ、更にグラード財団から三人のメタルプリキュアを聖域に派遣するよ。聖域と他の組織の連絡員として来るわ。後、キュアアテナの護衛として、キュアベアーこと大熊司の娘の大熊美空が派遣するわ。ただ、これはソルキュベイダーのような敵に気づかないよう極秘で進んだから、教皇にも気づいてないわ。だから玲央ちゃん、その事伝えといてね」

 

玲央「解ったわ。私も一度聖域に戻るから、そのついでに言うわ。陽奈ちゃん、何かあったら連絡お願いね」

 

陽奈(電話)「解ったわ。それと早くキュアカイザーの継承者見つけてね。カイザーが居ないとブレイブソウルプリキュアが物足りないわ」

 

玲央「なんとかするわ」

 

玲央が言うと、携帯電話を切った。そして、一度聖域に帰還するのであった。だが、玲央のキャラの性格上、またトラブルに巻き込まれてしまう。

 

────

 

 

とある街

 

市民「助けてくれぇぇぇ!!」

 

市民「うわぁぁぁ!!」

 

市民は何者かに襲われていた。

 

???「キュアマルス様に逆らうものに死を!!」

 

それは、昆虫を模した鎧を来た兵士が暴れていた。

 

???「マンティス様、この辺には、聖域にいるプリキュアが居ません」

 

マンティス「そうだな、幸い12闘士はここに来ていない。ま、都合よく現れる訳が無いがな」

 

キュアマルス兵「そうですな」

 

マンティス「ならば、今の内に、暴れてこい!!」

 

キュアマンティス率いる謎の兵士は、街を蹂躙していた。だが、彼らの蹂躙は呆気なく終わった。何故なら

 

玲央「何をしてるの!?」

 

聖域に戻ろうとしている玲央が来ていた。

 

マンティス「何だお前は!?」

 

玲央「罪の無い人を襲うなんて、なんて酷いことを!!何が目的なの!?」

 

玲央の疑問にマンティスが答える。

 

マンティス「お前に話す事は無い!やっちまえ!!」

 

マンティスの号令で玲央を襲う。だが、

 

玲央「喧嘩を売る相手間違えたわね」

 

玲央は牡羊座の指輪を手に敵に視線を向ける。

 

玲央「プリキュア・クロスアップ!アリエス!!」

 

玲央が言うと、玲央の周りから強い光が放たれ、兵士達を吹き飛ばした。その光が収まると、玲央の姿は緑のドレスに羊の角が付いた金色の鎧を纏い、ピンクの長髪に、金色のサークレットが付いた姿になった。

 

マンティス「この姿、まさか12闘士か!?」

 

マンティスは後退りする。そして玲央は名乗りをあげる。

 

玲央→アリエス「そう、その通りよ!そして我が名は極星の金羊、キュアアリエス!アテナに仇なす悪党共!あんたらの悪事もそこまでよ!」

 

アリエスは敵に向けて指先をマンティスの方に指した。

 

マンティス「何て事だ。よりにもよって相手は暗躍担当のアリエスか!」

 

アリエス「暗躍担当って何なの………私ってそう言う扱いか………」

 

アリエスは自身がヤバい仕事担当扱いされた事に呆れていた。だが、アリエスは冷静に立て直す。

 

アリエス「とは言え、あんたらの悪事を放置する訳にはいかないわ。全員倒して、企み全部吐かせてもらう!」

 

アリエスは戦闘体勢に入る。

 

 




今回の用語

メタルプリキュア

グラード財団が造り上げた人工プリキュア。カノンの反乱の時期にもあったが、当時の試験者がメタルプリキュアの力に耐えきれず、戦線離脱した為、一時は姿を消したが、旧グランガードや鷹の爪の技術者によって技術力が進化した事で再び日の目に当たる事になる。モチーフは聖闘士星矢Ωの鋼鉄聖闘士

大熊美空/キュアウルサミノル。

キュアベアーこと、大熊司の娘に当たる少女。力もあるが母とは異なり、身の軽さを生かした戦いをする。キュアアテナの護衛要員として聖域に来る予定。
モチーフはベアー激、ウルサミノル鈴、コグマスカイブルー

キュアマンティス

所謂不良系のプリキュアでカマキリのデザインが入った鎧を纏う。キュアポセイドンやキュアオーディンとは違う勢力、キュアマルスの配下のプリキュアである。



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キュアアリエス玲央活動記録2

キュアアリエス、キュアマルスの尖兵と戦う。


陽奈との定時連絡を済まし、聖域に帰還する玲央。その途中にて、キュアマンティスと名乗るプリキュアが率いる一団が、街を襲撃する様子を目撃した。キュアマンティス率いる謎の一団は何者なのか?そして、玲央はキュアアリエスに変身して、謎の一団と交戦する。

 

アリエス「さて、始めようか」

 

アリエスは戦闘体勢に入る。

 

キュアマルス兵「相手は一人だ!!全員でかかれば何とかなる!」

 

兵士達はアリエスに向けて突撃する。だが、アリエスは冷静に見ていた。

 

アリエス「浅はかね」

 

そして、アリエスはキュアマルス兵を次々と撃退する。

 

アリエス「あんたらの気配がバレバレよ」

 

アリエスの能力、気配探知で、相手の動きを読んでいたのだ。ついでに言うと玲央が、超能力が使えるのは聖域に出立する前に、かつての仲間、キュアアースこと高杉葵から超能力の使い方を教わったからだ。

 

キュアマルス兵「くそっ!?全員でかかってこの有り様か」

 

キュアマルス兵「ならば別の手だ!」

 

兵士達は剣を取り出す。

 

キュアマルス兵「相手は丸腰だ!武器を持てば勝てる筈だ!」

 

兵士達は剣でアリエスを襲う。

 

アリエス「武器を持てば勝てると思っているようだけど、戦いはそう甘くないわ」

 

アリエスは兵士に向けて、ある技を放つ。

 

アリエス「プリキュア・クリスタルウォール!!」

 

アリエスの目の前に水晶の壁が現れた。そしてキュアマルス兵の剣が壁に当たった。すると

 

キュアマルス兵「剣が抜けない!」

 

水晶の壁に刺さって身動きが取れなくなる。

 

アリエス「私の技はこれで終わりではない。私のオリジナル技を受けてもらうよ!」

 

キュアマルス兵「オリジナル技だと!?」

 

するとクリスタルウォールが破裂し、破裂した水晶の破片が、キュアマルス兵に襲いかかり

 

キュアマルス兵「ぐあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

 

兵士達を吹き飛ばした。

 

アリエス「私のオリジナル技、クリスタルウォールカウンターよ。私をなめたからこうなるのよ」

 

アリエスによって倒されたキュアマンティスは苛立つ。

 

キュアマンティス「おのれ、キュアマルス様から預かった兵士をよくも!」

 

アリエス「キュアマルス?それがあんたの大将ね?」

アリエスはキュアマンティスが、自身の総大将キュアマンティスと言う言葉をきく。

 

キュアマンティス「だったらどうする?」

 

アリエス「簡単よ、あんたを倒して、キュアマルスの事を吐かせてもらうわ!!」

キュアマンティス「出来ることならやってみろ!」

 

マンティスは自身の腕からブレードを展開する。

 

キュアマンティス「斬り刻んでやる!」

 

マンティスは自身のブレードでアリエスを斬り刻もうとするが

 

アリエス「斬り刻まれるのはあんたの方よ。プリキュア・クリスタルアームズ!ハンドブレード!」

 

アリエスも腕から水晶のブレードを展開する。

 

キュアマンティス「こんなのありかよ!」

 

アリエス「ありよ!」

 

そして、互いのブレードで斬り合いを演じる。最初は互角だったがやがて

 

キュアマンティス「私のブレードが押されている!?」

マンティスが劣勢に追い込まれる。

 

アリエス「言ったはずよ。私をなめたからこうなると」

 

そして、アリエスの拳でマンティスを吹き飛ばす。

 

キュアマンティス「これが、12闘士の実力か!」

 

アリエス「これでもまだ途上よ。そして受けなさい。私の奥義を!」

 

アリエスはある技の構えをする。

 

アリエス「キュアアリエス、最大奥義の一つ!プリキュアスターダストレヴォリューション!!」

 

アリエスの掌から、無数の光が放たれ、キュアマンティスに襲いかかる。

 

キュアマンティス「避けきれない!」

 

マンティスはアリエスの奥義をまともに食らうと思った。だか、その時

 

アリエス「あの弾丸は」

 

アリエスはマンティスに向かってくる弾丸に気づく。そして、弾丸が光に当たった時

 

アリエス「くっ、閃光弾か!?」

 

眩い光が放たれた。そして、光が収まると倒されたキュアマルス兵とキュアマンティスの姿は消えていた。

アリエス「目眩ましで逃げたか………」

 

アリエスは、さっきの閃光弾でキュアマンティス率いる一団が消えたことを悟った。

 

アリエス「それにしても、キュアマルスと言う言葉、気になるわね。帰ったら真っ先に教皇に伝えるか」

 

アリエスが言うと、変身を解いた後、キュアマンティス率いるキュアマルス軍に襲われた街の復興作業をし、そして聖域に帰還した。

 

────

 

郊外

 

街の外には先ほど暴れていたキュアマンティスが居た。そして、隣には先ほど閃光弾を放った蜂を模した鎧に、仮面を被ったプリキュアが居た。

 

マンティス「くそっ!?折角暴れられると思ったら、12闘士、それもアリエスが居やがった!お陰で散々だ」

 

???「あいつは、聖域では有名な暗躍担当だ。そして、12闘士になる前は、防衛組織鷹の爪に所属していたブレイブソウルプリキュアのリーダー、キュアカイザーの変身者だぞ!」

 

マンティス「何だよそれ!?その事を、何で教えなかった、ホーネット!」

 

マンティスはホーネットと名乗る女に食って掛かる。そう、仮面のプリキュアがキュアホーネットである。

 

ホーネット「それは私も聞きたいくらいだ!マルス様はその事すら知らなかったぞ!」

 

マンティス「そうか、確かキュアマルス様が動き出したのはソルキュベイダーの戦いから半年後だったな。済まなかったなホーネット」

 

落ち度に気づいたマンティスはホーネットに謝罪する。

 

ホーネット「それは、私も同じだ。聖域の情報能力を嘗めすぎた」

 

マンティス「そうか。それよりどうするんだ?聖域にアスガルドのプリキュアが来たらしい。このままでは聖域とアスガルドは手を組むぞ。次の手は無いか?」

ホーネット「一つ気になるのがいる」

 

ホーネットはある写真を見せた。それは

 

マンティス「あのプリキュアは何だ?」

 

ホーネット「あのプリキュアはキュアヒドラ。聖域のプリキュアだ。彼女は他のプリキュアに比べ、コンプレックスを抱いている。それを利用すれば」

 

マンティス「聖域が混乱するのだな」

 

ホーネット「そうだ。だがマンティス、お前はアリエスにやられている。今回は休め」

 

マンティス「解ったよホーネット。変わりに誰が行くんだ」

 

ホーネット「シケイダを派遣する」

 

マンティス「催眠音波の使い手、キュアシケイダか。あいつなら何とかなるな」

ホーネット「ああ、後の任務はシケイダに引き継いでマンティスは帰還しろ」

 

マンティス「解ったぜ。次に会ったら聖域のプリキュア等捻り潰してやるぜ!」

 

そして、マンティスとホーネットは郊外から姿を消した。テレポートアイテムを持っているようだ。

 

 




今回の用語

キュアホーネット

キュアマルス軍の指揮官に当たるプリキュアの一人。蜂を模した鎧を惑い、顔には仮面が被っている。キュアマルスとは何らかの血縁があるらしい。

キュアヒドラ

聖域に所属するプリキュアの一人。海蛇を模した鎧を持つ毒の使い手。かなりのコンプレックス持ち。
モチーフはヒドラ市。


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キュアアリエス玲央活動記録3

のうちさんのROADtoRURI外伝三話とリンクする話です。キュアリブラ、キュアアクエリアスの変身者が先行登場


聖域

 

聖域、此処はキュアアテナを守護する12闘士とプリキュアが居る領域である。その聖域の地に玲央は戻ってきた。

 

玲央「ここに来るのも久しぶりね。数日前に瑠璃達も到着したとリオンが言ってたようね。瑠璃達に会うのはソルキュベイダーの戦い以来ね。さて、瑠璃達に会う前に先ずは報告しないと」

 

玲央はまず教皇の間へ向かおうとするが、その時。爆発音がなった。

 

玲央「聖域に爆発!?戦闘でも起きてるの!?」

 

玲央はその爆発が起きた場所へ向かう。

 

────

 

その爆発が起きていた場所では

 

スルト「ドラゴン英理!アンドロメダサヤ!復帰したてとは思えんな!」

 

ドラゴン(英理)「以前はキュアリブラとして活動しておってな。キュアドラゴンになるのは久しぶりなんじゃ」

 

アンドロメダ「それは私も同じです。私も以前は12闘士の一人、キュアアリエスです!その戦闘経験は健在ですよ!!」

 

キュアスルトと言う人物が、キュアドラゴンとキュアアンドロメダと交戦をしていた。そう、英理はキュアリブラになる前は神を降したプリキュアの一人、キュアドラゴン、サヤはキュアアリエスなる前は、神を降したプリキュアの一人、キュアアンドロメダでもある。そして

 

スルト「戦いの年季には勝てんなドラゴン」

 

キュアスルトとの戦いはお互いの実力が離れすぎていてあっけなく終わってしまった。そして、玲央もその現場に到着した。

 

玲央「流石は教皇、いい暴れぶりね」

 

玲央は変身を解いた英理とサヤの背後から話しかける。それを気づいたサヤが振り向く。

 

サヤ「玲央さん、いつから帰ったのですか!?」

 

玲央「今さっきよ、って何で疑うの?」

 

玲央は返答するがサヤは更に疑いの目を向ける。

 

サヤ「玲央さんが帰る時、また私達の知らない所で厄介ごとに遭遇してるでしょ!?」

 

玲央「何で解るの?」

 

サヤ「玲央さんが普通に聖域へ帰った事が一度もありません!何かあったなら説明してください!」

 

サヤの剣幕にたじたじする玲央。

 

玲央「慌てなくても言うから!」

 

玲央は英理とサヤに説明する。

 

英理「聖域の為の仕事はよくやっているのは解る。聖戦に備えて元同僚と一緒に色々準備してるのも良く解る。だが、お主の場合はどうもおかしなトラブルに巻き込まれている。今回はどんなトラブルに巻き込まれたか話をしてくれ」

 

玲央「解りました」

 

玲央はキュアマルスと言う存在を話した。玲央は何時ものように陽奈達に定時連絡をしていた。聖戦に備えるために様々な活動をしていたのだ。そして、定時連絡を済ませ、聖域へ戻る帰り道にキュアマルスと言う軍勢の一団と交戦をした事を話した。

 

英理「なるほどのう、しかし話は変わるが、何故今頃なってアスガルドの連中が私の前に現れた。アルベリアお主、私に何かようがあるのではないか」

 

それを聞いたスルトは変身を解除する。

 

アルベリア「さすがは我が先祖を倒しただけのことはある、これを」

 

するとアルベリアはある書状を取り出す。

 

英里「これは?」

 

アルベリア「先日、アスガルドにおいてキュアロキの反乱が起こったその時、今代の新たなキュアオーディン様となられたリフィア様がこれに対抗すべく、エインヘリヤルとして復活した6人の先代12闘士には世話になった。そこでだキュアアテナ軍とこの数年のうちに始まるやもしれぬ、侵略者との聖戦に向けて休戦協定を結びたい。」

 

英里「侵略者というのはおそらく玲央の言っておったキュアマルスとみて間違いないじゃろ。」

 

サヤ「えぇ、おそらくは」

 

英里「サヤは私とアルベリアとともに一旦アスガルドへテレポートしてくれ、それと玲央」

 

玲央「はい」

 

英理は玲央に愛車スカイハーレーの鍵を渡した。

 

英里「スカイハーレーを車庫に戻しておいてくれ、そしてそろそろはやてと雛子が帰ってきておるはずじゃ、2人には今回の任務の報告は書類にまとめ、マヤに渡すように伝えておいてくれ。」

 

玲央「解りました。それに脱走をしたいほど教皇も時には休みたいのも解ります」

 

英理「脱走って酷くないか………」

 

玲央「すいません。教皇の仕事は多忙で休みが取れないと言われてます。そこで」

 

英理「そこで?」

 

玲央「グラード財団より聖域への人材が派遣されます。明日になれば到着しますので、こう言う真似は自重しておいて下さい」

 

英理「人材派遣か。玲央はわしらの見てない所で色々やってるとはな………出来たら優秀なのを頼む」

 

玲央「安心してください。宛は出来ます。では、バイクを倉庫へ置きに行きますので」

 

玲央はスカイハーレーに乗り、聖域の倉庫へ向かった。そして残されたサヤ達はと言うと

 

サヤ「キュアアリエスは嘗て教皇をした経歴を持ちます。そして玲央はブレイブソウルプリキュアのリーダーとしての才能を発揮してました。其によって星川玲央はキュアアリエスの変身者に選ばれたかも知れませんね」

 

英里「そうじゃな。じゃが、同時に玲央はキュアカイザーとしての活動に制限をかけられ、同僚達と別れざるを得なくなった。リオン同様辛い運命を与えたかも知れんな」

 

サヤ「そうですね」

 

英理「しみったれたのはその辺にしよう。ではサヤ、頼む。」

 

英理はサヤにテレポートを頼むように言うとサヤはアリベリアと英里の肩に手を置く。

 

サヤ「二人とも行きます。転移!」

 

英理とサヤとアリベリアはアスガルドへ転移した。

 

────

 

教皇の間 通路

 

教皇の間に通じる通路では、玲央と同じ12闘士、キュアアクエリアスの神はやてとキュアリブラの朱雀雛子が居た。

 

雛子「はやて、あなたの仕事ぶり、容赦無いわね」

 

はやて「まあな。プリキュア候補生になったのに悪さをする馬鹿をしばくのが私の性根に合ってるからな。まあ、優等生の玲央には向かないからな」

 

雛子「仕方ないでしょ。玲央ははやてみたいに容赦しない戦いはしないのよ」

 

はやて「全く、防衛組織に居たんだから私みたく思いっきりやれば良いのに」

 

そんなはやての前に玲央がやって来る。

 

玲央「はやて、私は必要以上に殺す趣味は無いのよ」

 

はやて「玲央!!何時から来たんだ!!」

 

玲央「ついさっきよ」

 

雛子「その割には、来るのが遅いね。またトラブルに巻き込まれたでしょ」

 

玲央「ええ、私は雛子見たく、普通に帰れる事が出来ないみたいね。さっきも教皇とサヤがアスガルドのアリベリアと戦ってたのを見たから」

 

はやて「何だよ玲央!それを何で教えなかった!?」

 

玲央「来た時にはとっくに終わったのよ!」

 

雛子「無理も無いわ。教皇は嘗て神を降したプリキュア、キュアドラゴンの変身者よ!!あっさり終わるに決まってるでしょ」

 

はやて「そうだった………」

 

玲央「二人とも、脱線してるよ」

 

雛子「玲央さんも人の事言えないわ」

 

雛子の指摘に玲央は反省する。

 

玲央「そうね。じゃあ言うわ」

 

玲央は教皇から今回の任務の事を書類に纏め、マヤに渡すように伝えた。

 

はやて「報告書の提出だな」

 

玲央「そうよ」

 

雛子「はやては聖域から脱走したプリキュア候補生の退治、玲央は聖域以外の協力組織の取り付け、そして私は秘薬の原料の薬草の採取って所ね」

 

玲央「そうね。それと二人とも良いかしら?」

 

はやて「なんだ?」

 

雛子「言いたい事あるの?」

 

玲央「ええ、これは聖戦に関わる事態よ」

 

玲央は二人にキュアマルスの事を言う。

 

雛子「キュアマルス?初めて聞く名ね」

 

玲央「ええ、私も初めて聞く名前よ。それにその軍団と交戦したのは今の所は私だけよ」

 

はやて「そいつは強いのか?」

 

玲央「実際に見てないから解らないわ。けど、何れ私達の前に現れるわ」

 

はやて「キュアマルスか………思いっきりぶちのめせそうな相手だな」

 

雛子「玲央、その事は、教皇に言ったの?」

 

玲央「既に言ったわ」

 

雛子「真っ先に教皇に伝えないといけないほどヤバい相手のようね」

 

玲央「ええ、書類をマヤさんに渡したら、他の12闘士にも伝えるわ」

 

はやて「そうか。じゃあ玲央、お前にも言うぞ」

 

玲央「何かしら?」

 

はやて「カノンが新しいプリキュアの候補生をここに来るらしい。だがな」

 

玲央「だが?」

 

はやて「何やらプリキュアの候補生に時任貞美が居やがる」

 

玲央「時任貞美?」

 

はやて「あいつはどうもヤバい奴だ。私が馬鹿を仕出かしていた頃やカミナの弟子だった頃に見たことがある」

 

雛子「もしかして、はやてと関係があるの?」

 

はやて「ああ、あいつは私が馬鹿を仕出かした学校の生徒だ!!どす黒い考えを抱いてやがる。きっと私達の敵になるかも知れん。気を付けろよ」

 

玲央「覚えとくわ」

 

雛子「話は済んだようね。じゃあマヤさんに報告書渡しに行くよ」

 

雛子達はマヤに今回の任務の事が書いた書類を渡した。その後、玲央は他の12闘士にキュアマルスの事を伝えたのは言うまでもない。

 




今回の用語

時任貞美/キュアホロロギウム

神はやてが嘗て通っていたお嬢様学校の生徒である目的でプリキュアになろうとしている。
後にキュアアテナの敵になる。プリキュア時は時空間を操る技を使う。ある出来事にて、光、瑠璃、玲央、リオン、恵、いちご、シオンを異世界に飛ばす行為をする。
モチーフは時計座の時貞


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再会の勇者達

紫と真白がショウ達に再会したその日の夜、玲央は久々にブレイブソウルプリキュアのメンバーに会う。


日本 グラード財団施設

 

紫と真白がショウ、エル、ソウナを迎えに行くための日本へやって来た。そのショウ達が居たグラード財団の施設に紫と真白は玲央とリオンの元同僚である陽奈達ブレイブソウルプリキュアに出会った。その後、マルス軍が襲来したが、ショウ達の活躍で撃退。別動隊がグラード財団の施設を襲おうとしたが、玲央の配下のプリキュア、エクレウス、ドルフィン、ウルサミノル、クラウン、カシオペアによって別動隊は壊滅した。その夜、陽奈達は玲央の配下プリキュアであるエクレウス達と親交を深めるためにグラード財団の施設にあるテラスに集まっていた。

 

陽奈「あなた達が玲央ちゃんの弟子達ね。さっきの戦いでは助けてくれて」

 

翔子「気にしなくても良いわ。あなた達の事は局長から聞いてるから」

 

まどか「玲央さんから私達の事を聞いたのですね。ですが、今は見ての通りプリキュアは休業状態よ」

 

まどかは自身の制服の長袖から包帯を見せた。その包帯の下には殆どのプリキュアを苦しめる魔傷があった。

 

ルイ「皆さん、魔傷に苦しめられているのね」

 

まどか「ええ、お陰で私達はプリキュアとして戦えずにいるわ。玲央さんとリオンさんが12闘士として戦っているのに、何も出来なくて………」

 

静「こんな時に支えたいのに、一緒に戦えないのはある意味辛いわ」

 

龍奈「私達は玲央とリオンを支えると決めたのに」

 

翼「あたし達が足を引っ張ってたら玲央もリオンも思いっきり戦えないのに………」

 

美空「皆さん、辛いのですね………」

 

魔傷のせいで共に戦えないと言う苦しみを吐いた陽奈達を見て、美空は辛い表情で見ていた。それを

 

美空「ですが、それは今のうちです」

 

ほむら「何故ですか?」

 

美空「今雛子さんが、魔傷を抑える薬を作ってます」

 

佳子「本当なんですか!?」

 

美空「はい、既にその薬のレシピは作っており、急ピッチで作っています」

 

かなみ「確か現教皇である香川英理の弟子にキュアリブラである朱雀雛子が居たわね」

 

美空「はい、彼女は12闘士では、ソルキュベイダーの戦いの前、そう覇波龍璃さんが来訪する前で唯一、完全に目覚めたプリキュアで、キュアリブラの技や薬剤の調合の技術を継承し、さらに局長同様先代の技を昇華した技を持つ天才とも言えます」

 

ほむら「これだけの才能を持っているとは、味方であって良かったわ」

 

ルイ「ええ、雛子の存在は今や12闘士では無くてはならない存在です。ですが、今は重症を負っている光や恵、シオンやユウキ達を除くと、今戦えるのは、現在は今パライストラに居る雛子さんと、スペインに居る瑠璃さんと、聖域奪還の為の兵を集めているリオンさん、そして局長を含めて4人しか居ません」

 

エルナ「その局長も今はパライストラの防衛の要になっているせいで、動けずに居ます」

 

陽奈「玲央ちゃんも辛いのね」

 

エルナ「はい、だからこそ局長の助けになれないかと思い、私達は局長の部下になりました」

 

ルイ「すべては局長を初めとする皆さんを助けるためです」

 

葵「玲央さんはこうなる事態が起きると思って、人材派遣等をしたのですね」

 

まどか「そうね。それにリオンも生きている。希望は無くなっては居ないようね」

 

エルナ「はい、ですが局長がやった事を無に帰したマルス軍の行為は許しません」

 

陽奈「そうね、私達のやった事を台無しにしたのはある意味許さないわ!」

 

陽奈が言うと突如、人の声がした。

 

???「陽奈ちゃん、悔しいのは私も同じよ」

 

葵「その声、もしかして」

 

葵が言うと其処には

 

玲央「みんな、久しぶりね」

 

玲央が姿を現した。

 

陽奈、葵、まどか、佳子、かなみ、ほむら、龍奈、翼、静「玲央(さん、ちゃん)!?」

 

翔子、美衣奈、美空、ルイ、エルナ「局長!!」

 

玲央が現れたのを見て、陽奈は玲央の元へ駆け寄る。

 

陽奈「玲央ちゃん、何時から来たの?」

 

玲央「マルス軍がグラード財団の施設を襲撃をすると言う連絡を受けて此処に来たけど、どうやらマルス軍は撃退したようね」

 

まどか「ええ、翔子達が私達を助けに来たので」

 

玲央「そうだったの。良かったわ、陽奈ちゃん達が無事でいてくれて、ありがとう、私とリオンが居ない間、日本を守ってくれて。それに翔子、美衣奈、美空、ルイ、エルナ、私が動かない時、よくやってくれて」

 

翔子「当然ですよ。私達は局長ってあいた!!」

 

玲央「局長じゃなくて師匠でしょ!」

 

翔子「痛いですよ〜」

 

翔子が言おうとした時玲央はチョップで突っ込みを入れる。チョップを食らった翔子は痛みで頭を抱える。

 

かなみ「師匠の威厳はあるのに何で局長かしら玲央ちゃん?」

 

玲央「まあ、みんなは私の活動が、どちらかと言うと暗躍とか言われてるのよ………」

 

龍奈「玲央も苦労してるよね………」

 

玲央「苦労は人其々よ………。それより、アテナ軍とマルス軍の初戦が終わった後、今の状況はどうなってるの?」

 

玲央が今の状況の事を聞こうとする。すると

 

ルイ「其でしたら、私の捜査で調べたファイルがあります。読んでください」

 

玲央「ルイ、助かるわ」

 

玲央はルイが作成したファイルを読んだ。すると

 

玲央「マルス軍、いろんな所で暗躍してるようね」

 

エルナ「はい、中東のクルシスタンで起きたテロに、日本で頻発している少女の誘拐が起きてます」

 

ルイ「なかにはかのヘブンズプリキュアのリーダーの明空詩織さんや紅光の幼馴染みである神楽謡、私の諜報局時代の同期、流星サクヤさんもマルス軍に誘拐されたようです」

 

玲央「手当たり次第に誘拐とは………マルス軍、やりたい放題ね、ってあれ?何で謡も誘拐されてるの?」

 

静「謡がどうかしたのか?」

 

玲央「謡は光の幼なじみなのは知ってるけど、彼女プリキュアの資質は無いわ」

 

静「そう言えば謡は光が12闘士であるのは知ってるし、彼女もまた光の帰る場所を守ってると聞くわ」

 

玲央「けど謡は戦うのではなく見守る事で光の帰る場所を守ろうとしてるのよ」

 

かなみ「私達のように戦う力を持たないからね」

 

佳子「それに光の家族に謡の事を聞きましたが、謡は無事だといってました。とは言え光の事は心配してるみたいで、以前明日香が此処に来たときは光はどうなったのって言うくらい問い詰めたと言ってました」

 

ほむら「心配なんですね。にも関わらず何故謡が拉致されたと言う話になるのでしょうか?」

 

玲央「推測だけど、もしかしたら拉致された方の謡は、以前私の前に現れた別の世界の私が居た世界の人間では無いのか?」

 

葵「別の世界の謡ですか?四年前に来た別の世界の龍璃さんや龍奈さん、マナさん達のケースを考えるとありえそうです」

 

玲央「別の世界の人間までも手出しするとは………マルス軍、好き勝手やってるみたいね」

 

ルイ「そのようですね。若干脱線してますが、まあ局長の癖ですので仕方ありませんが。そして、私の捜査で重要な事が解りました」

 

玲央「何かあったの?」

 

ルイ「はい、それは」

 

玲央「それは?」

 

ルイ「聖域の内通に関与した人物です。私は時任貞美単独の犯行だと思いましたが、実は他にも居ました」

 

玲央「それって、共犯者が居るって事なの!?」

 

ルイの話を聞いて玲央が驚く。そう、マルス軍の侵攻を許した犯人が他にも居ることを

 

ルイ「そうです」

 

陽奈「犯人は誰なの!?」

 

ルイ「共犯者の名はラドス・リバーサ。プリキュア候補生の一人ですが、貞美同様キュアアテナを嫌ってます」

 

佳子「成る程、だから聖域は呆気なく陥落されたのですね」

 

静「だが、此だけで聖域は陥落出来るのですか?」

 

佳子「どういう意味ですか?」

 

静「聖域を全部把握出来る人材は、滅多に居ない筈よ」

 

ルイ「そうです。其くらいの人材居るとすれば、教皇か、それに準ずる地位の人間でなければ無理です」

 

静「そう言う人材は居るの?」

 

美衣奈「確かに居ます、ですが、マヤ様や局長の師匠のサヤ様、カノン様やアイロス様はそんな事はやりません!!」

 

ほむら「何故言い切れるんですか?」

 

玲央「美衣奈はイルカ座のプリキュア、キュアドルフィンであると同時に教皇の秘書であり、キュアアテナ様の世話をするメイド長を担当してたの。それと同時に聖域での活動もある程度は把握してるわ」

 

ほむら「成る程、じゃあ他に犯人は居るのですか?」

 

美衣奈「犯人ですか………はっ、そう言えば!?」

 

玲央「美衣奈、何か思い当たるのあるの?」

 

美衣奈「はい、そう言えば聖域で時々入る男性が居ましたが、何か有るものを探しに行ってました」

 

玲央「探し物?」

 

美衣奈「はい、その時は本人は答える様子は有りませんでしたが、今思えば、その男性はキュアマルスが封印した場所を探す事と聖域を侵攻をするための下見に行ったと思います」

 

翼「それじゃあ、キュアマルスが復活したのは………」

 

美衣奈「恐らく共犯者であるラドスと貞美と共謀した男性の仕業だと思います」

 

龍奈「その男が、聖域陥落の首謀者ね」

 

美衣奈「そのとおりです。ですが、その首謀者は神出鬼没、そして教皇か、それに準ずる立場の人間に間違いないでしょう」

 

葵「となりますと、マルス軍が行動すれば」

 

美空「必ず姿を現します」

 

玲央「なるほど、お陰でこれからやるべき事が見つかったわ」

 

翔子「やる事って?」

 

玲央「これから私達がとるべき行動よ」

 

陽奈「具体的に何をするの?」

 

玲央は陽奈達にこれからすべき事を言う。

 

玲央「まず、陽奈ちゃん達は日本に居るプリキュア達を護ってやって。先程言ったけど、魔傷を抑える薬が出来れば時間制限付きだけど戦えるようになるわ。日本は陽奈ちゃん達に任すわ」

 

陽奈「わかったわ玲央ちゃん!」

 

翔子「私達はどうしますか?」

 

玲央「翔子達はマルス軍の方を任すわ。もちろん、マルス軍の情報収集や、瑠璃とリオンの連絡をお願いね」

 

翔子「解りました。では、局長はどうします?」

 

玲央「私はパライストラへ戻るわ。パライストラに居る12闘士は雛子しか居ないし、教皇や師匠が心配よ」

 

玲央はパライストラへ戻ろうとするが

 

美衣奈「いけません局長!」

 

玲央「どうしてなの美衣奈?」

 

美衣奈に呼び止められる。

 

美衣奈「局長は教皇と違って働きすぎです。少しは休むべきです!」

 

玲央「私が働きすぎ?」

 

美空「確かに局長は防衛任務にアイテムの修復もやってます。最近来たヘレンさんのお陰で負担は減りましたがそれでも働きすぎてます!」

 

エルナ「今は戦えない他のみんなの分まで頑張ってるのは、私達も知ってます」

 

ルイ「ですが、過労で倒れたら、それだけ他の皆さんにも迷惑がかかります!」

 

翔子「みんなの言う通りよ。局長、私達の事を信じてよ。確かに私達は局長に比べると実力はまだまだよ!けど、私達は局長の力になりたいの!だから、私達を当てにしてよ!」

 

翔子が言うと陽奈も言う。

 

陽奈「玲央ちゃん、私はみんなの為に頑張ってるのは知っているわ。でも無理はしないで!」

 

葵「陽奈だけではなく私達だって居ます!」

 

まどか「私達は玲央とリオンを支えると決めたの。だから、無理はしないで!」

 

玲央「みんな、私の事を心配してくれて」

 

佳子「今さら何言ってるのですか?私達はブレイブソウルプリキュアにいた頃からの付き合いですよ」

 

かなみ「その通りよ。玲央ちゃんは無理をし過ぎよ」

 

ほむら「そうです。私達も変身出来なくても出来ることをやってます」

 

玲央「そうだね。好意にあわせてたまには休むわ。所で空いてる日はあるの?」

 

美衣奈「局長、2日間は空いてます。先程教皇にも聞きましたが、休暇の許可は得ました」

 

玲央「教皇も、私の事を見てるのね」

 

龍奈「余程、玲央の仕事振りが評価してるって事よ」

 

翼「そうよ。たまには久々に家族との団欒も楽しみなよ」

 

静「そうよ。たまには親の顔を見に行け。行くだけでも安心するぞ」

 

玲央「解ったわ。好意に甘えて………」

 

玲央は休暇を得ることになったが、その前にある気配を感じた。

 

陽奈「玲央ちゃん、どうしたの?」

 

玲央「休暇前に、仕事が来たわ」

 

玲央は何やらよくない気配を感じた。

 

美空「まさか、マルス軍ですか!?」

 

美衣奈「マルス軍はさっきの戦いで追い払いましたが………」

 

エルナ「マルス軍の幹部は、カマキリ女や蜂女以外にも居たと聞いてるわ」

 

ルイ「この様子からして、別の幹部が暴れていますね。どうしますか局長?」

 

ルイの質問に玲央が答える。

 

玲央「言うまでも無いよ。休暇前の仕事を片付けるよ!」

 

玲央は、今起きたトラブルを片付けに行く。そんな時に翔子は玲央に言う。

 

翔子「行くなら私も連れていってください」

 

玲央「理由あるの?」

 

翔子「あります。確かこの近くの街に大神ハルナが来てます。局長が来る前に街へ寄ってました」

 

玲央「大神ハルナ?もしかして先代キュアウルフの大神ヨシノの妹で、そのヨシノは瑠璃の弟子の一人、ガルナの相棒だったよね」

 

翔子「はい。ヨシノは、局長が聖域に着任した一年後に、貞美に殺されました。その時のガルナはヨシノが殺された事に相当泣いてました。余程親交があったでしょう」

 

玲央「となると、狙いはハルナね。なら急がないと」

 

玲央が言うと急ぎバイクを二台用意した。

 

玲央「翔子、案内お願いね」

 

翔子「任せてください」

 

翔子が言うと二人はバイクに乗る。バイクに乗った二人を見て陽奈は玲央に声をかける。

 

陽奈「玲央ちゃん、ちゃんと帰ってきてね」

 

玲央「解ってるわ。行ってくるよ」

 

そして、玲央と翔子はハルナが居る街へ向かった。

 

────

 

グラード財団近辺の街

 

玲央と翔子が向かっている街。そこには、マルス軍が向かっており、その一団の中に一人のプリキュアが居た。

 

???「こんな所にプリキュア候補が居るのか?」

 

マルス兵「はい、ラドス様によるとこの街に居るようですセンチビート様」

 

マルス兵が話したのはマルス軍幹部、キュアセンチビートである。

 

センチビート「そうか、なら早く片付けるぞ」

 

マルス兵「何故ですか?」

 

センチビート「解らんのか?アテナ軍にはマルス軍に辛酸をなめた忌々しい暗躍羊が居る。しかも、手下も居ると言うおまけ付きだ」

 

マルス兵「そう言えば、マンティス様はその暗躍羊にひどい目に遭わされましたね」

 

センチビート「そうだ、暗躍羊に会ったら最後、マルス軍はかなりの損害が発生する。そうなる前に早く片付けるぞ」

 

センチビートは急ぎ、今回の任務を遂行する。だが、センチビートは、その暗躍羊にやられることになる。

 




今回のキーワード

キュアアリエスの部下(玲央の弟子枠)

キュアアリエスこと星川玲央の弟子に当たるメンバー。玲央曰くキュアアテナの護衛を担当するが、同時に玲央が動けない代わりにプリキュアの活動を担当する。何れもグラード財団に所属した経歴を持つ。メンバーからは玲央の事を局長と呼ぶが、玲央から師匠だろと突っ込まれている。(玲央の活動をみればそうなってしまうようだ)

諸星翔子/キュアエクレウス

プリキュアでは複数居る仔馬座のプリキュアの一人。カラーは白系(複数いる星座のプリキュアとしておおかみ座のプリキュア、キュアルプスとキュアウルフが居る)。活発的な性格で、天馬翔の家族とは親交があった。実家が空手道場であるためか、戦闘センスが高い。また、キュアカイザーの継承者でもあり、玲央の身にもしもの時があったら受け継ぐ予定。
モチーフはセインティア翔のエクレウス翔。姉もプリキュアだったが、キュアマルスとは別の勢力、キュアエリス軍首魁、キュアエリスの依り代にされており、姉を救う為に玲央の部下になった。

岬美衣奈/キュアドルフィン

イルカ座のプリキュア。名家の令嬢であり、聖域に置ける秘書として活動している。メイドとしての才があり、サーシャの世話に慣れていない一部の12闘士に指導を教えている。英理がよく脱走する癖を玲央から知っており、脱走をせずゆっくり休ませるように英理のスケジュールを管理をしている(が、英理本人もわりとフリーダムな為、気苦労が絶えない)。玲央の部下のまとめ役を担当する。
モチーフはセインティア翔のいるか座の美衣

大熊美空/キュアウルサミノル

キュアベアーこと大熊司の娘で、メンバーでは最年少。小柄だが母親同様、怪力の持ち主でさらに素早さにも長けている。聖域では一足先に着いており、その際に龍璃の弟子に会っており、その縁で龍璃の弟子達と親交を持つ。
モチーフは小熊座のシャオリンとキュウレンジャーのコグマスカイブルー

冠ルイ/キュアクラウン

冠座のプリキュアで、メンバーでは諜報任務を担当している。元は諜報機関に働いており、以前カイザー時代の玲央と一緒に戦った経歴を持つ。玲央の命で聖域に潜む裏切り者の捜査をしている。キュアダイヤモンドやキュアビューティに並ぶ氷技の使い手。
モチーフは冠座のカティア

海城エルナ/キュアカシオペア

カシオペア座のプリキュア。強気な性格で、数少ないユニコーンに挑んだ経歴を持つ。メンバーに置けるドライバーで、英理が持つバイクの一台を持っている。聖域とそれ以外の組織の連絡要員として活躍している。キュアサニーやキュアルージュに匹敵する炎技のプロフェッショナル。
モチーフはカシオペア座のエルダ。


大神ヨシノ/先代キュアウルフ

狼座の力を持つもう一人のプリキュア。プリキュアにしては珍しい忍術を使う。ガルナと親交があり、拳で語り合う相棒的存在。ガルナからは姐さんと呼ばれている。貞美の脱走が起きた時に、追撃者として追ったが、貞美によって殺害された。

大神ハルナ/二代目キュアウルフ

姉のヨシノからキュアウルフの力を受け継いだ少女。ロックバンドのヴォーカルを務めていたが、ある時に的に襲われるが、その時に持っていた狼座の指輪によってプリキュアに覚醒した。歌唱力が高く、戦闘中に歌うこともしばしある。

モチーフはヨシノは星矢Ωのウルフ芳臣で、ハルナはウルフ栄斗

ヨシノは一期のウルフ栄斗の技をハルナは二期のウルフ栄斗の技を模した技を使う。
共通技は、狼の咆哮のごとき衝撃波を放つプリキュア・デッドハウリングで、ヨシノは狼牙咆哮と言う技で放つ。

ハルナは玲央の部下の一人として加わり、玲央に変わってショウ一行に同行する。

次回、もう一人のオオカミ座のプリキュア登場。


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北欧の英雄、新たなる狼のプリキュア

キュアヴォルフ登場。さらにアスガルドのプリキュアのリーダー登場


玲央と翔子は、大神ハルナを保護する為、街へ向かっていた。そのハルナはと言うと、あるコンサート会場の控え室にいた。

 

ハルナ「この街にもいつ、マルス軍が来てもおかしくない。日本には様々なプリキュアが居るけど、みんな魔傷を受けて戦えずにいる。それは12闘士も例外じゃない」

 

ハルナはいつ自分がマルス軍の魔の手にやられるのか、不安を抱いていた。そんな彼女に来訪者が来る。

 

???「ハルナ、不安を抱いてはいけないよ」

 

ハルナ「フロディアさん、どうして此処に?」

 

フロディア「リフィア様の要請で、マルス軍に狙われているプリキュアやプリキュアの資格を持つ少女を保護するよう、此処へ来ました」

 

ハルナ「私を守るためですか?」

 

フロディア「はい、外には私の兵士が会場の警備をやってます。余程の事が無い限りは大丈夫でしょう」

 

ハルナ「本当ですか?」

 

フロディア「はい。では行きましょうか」

 

ハルナ「行くって?」

 

フロディア「貴方を待ってるファンが居ます。ステージに行きましょう」

 

ハルナはフロディアを連れて、ステージへ向かった。

 

────

 

ステージへやって来たフロディアとハルナ。だが、二人が見たのは

 

センチビート「お前が大神ハルナだな」

 

ハルナ「誰なの?」

 

センチビート「私はキュアマルス軍幹部が一柱、キュアセンチビート!!」

 

其処にはセンチビート率いるキュアマルス軍の軍勢が来ていた。

 

フロディア「あなたの狙いはハルナね」

 

センチビート「その通りだ………って、おやお前はキュアオーディンの配下、神闘士のリーダー、キュアグリンブルスティだな」

 

フロディア「私のことも知ってるな」

 

センチビート「ああ、アテナ軍と同盟したアスガルドのプリキュアだな」

 

フロディア「そうだ。アスガルドを荒らしたキュアマルス軍の配下がこんな所に現れるとはな。ちょうどいい、先の戦いの借り、返させてもらう!!」

 

そう言うと、フロディアは剣を取りだす。

 

フロディア「ハルナ、隠れなさい!!」

 

ハルナ「はい!!」

 

ハルナはフロディアの指示で安全な場所へ隠れた。そして、フロディアは変身コードを言う。

 

フロディア「プリキュア・クロスアップ!」

 

するとフロディアの姿は白い鎧を纏った姿になる。そう現在のアスガルドを統べるプリキュアのリーダー、キュアグリンブルスティがフロディアが変身するプリキュアである。

 

グリンブルスティ「我が名はキュアグリンブルスティ!キュアオーディンに支えしプリキュアなり!!。参るぞマルス軍!!」

 

するとグリンブルスティは剣を構える。

 

マルス軍兵士「まだ、戦えるプリキュアが居るとは……って、やってしまえ!!」

 

マルス軍兵士はグリンブルスティに攻撃するが

 

グリンブルスティ「愚かだな」

 

自身の剣、ジークシュベルトの刀身を飛ばし

 

マルス軍兵士「ぐああああああああ!!」

 

マルス軍兵士を蹴散らした。そして刀身がグリンブルスティの手に戻る。

 

グリンブルスティ「兵士など私の敵ではない。次はお前だセンチビート!!」

 

グリンブルスティは剣を構え、センチビートに向けて突進する。

 

センチビート「良いだろう!貴様は相当の地位の持ち主だ。お前を倒せば何れくらいの戦功になるか楽しみだな」

 

センチビートも槍を構える。

 

グリンブルスティ「はっ!」

 

グリンブルスティはジークシュベルトでセンチビートを斬りつける。センチビートは回避する。

 

センチビート「流石はアスガルドのプリキュアのリーダーだな」

 

センチビートも槍で応戦する。

 

グリンブルスティ「幹部だけの実力はあるようだな」

 

互いの武器が激突する。だが、センチビートはある手を使う。

 

センチビート「お前の実力は解った。だが、これはどうだ!!」

 

するとセンチビートは自身の鎧の棘を伸ばした。

 

グリンブルスティ「何をする気だ?」

 

センチビート「私の能力でお前を止めてやろう」

 

そして、センチビートの棘はある人物に向けて放った。そして

 

アスガルド兵「ぐああああああ」

 

グリンブルスティ「私の兵士を狙うとは、何をする気だ!?」

 

センチビート「こう言うことだ!!」

 

センチビートの棘を刺した兵士は、突如、グリンブルスティに向けて攻撃する。

 

グリンブルスティ「お前たち、止めるんだ!!」

 

グリンブルスティは、センチビートの棘を受けたアスガルド兵士に足止めされる。

 

センチビート「グリンブルスティ、お前は暫く大人しくしていろ」

 

グリンブルスティ「ぐっ、このままでは?」

 

グリンブルスティは操られた兵士に足止めされる。そしてセンチビートはハルナが隠れている場所へ来た。

 

ハルナ「そんな、フロディアさん、止めれなかったの!?」

 

ハルナはセンチビートを見て怯えていた。

 

センチビート「大神ハルナ、我らマルス軍へ来い」

 

ハルナ「嫌よ。皆を苦しめる連中の元には行きたくない!!」

 

ハルナは抵抗するが、相手はプリキュアでは話にならない。

 

センチビート「嫌がるなら仕方ないな………なら力づくで」

 

センチビートは鎧の刺でハルナを動けなくしようと目論む。そして、棘が襲いかかる。

 

ハルナ「お願い、誰か助けて………」

 

ハルナは祈った。

 

センチビート「殆どのプリキュアは魔傷で動くことは出来ん、諦めろ!!」

 

センチビートの棘がハルナに当たろうとする。だが、その時

 

ブシャ!!

 

センチビート「私の棘が!?」

 

センチビートの棘が何者かに斬られた。更に

 

???「其処までだ!!マルス軍!!」

 

センチビートの前に二台のバイクが来る。そして

 

センチビート「ぐあああああああああ!!」

 

センチビートはバイクに激突されて吹き飛ばされた。

 

???「間一髪ですね局長」

 

???「どうやら私達以外のプリキュアが居たようだな」

 

センチビート「いたたたた、何で私が、バイクで吹き飛ばされなければならんのだ」

 

センチビートはふらつきながらも立ち上がる。

 

センチビート「このマルス軍幹部の私を引き殺そうとしたバカは一体だれ………なっ!?」

 

センチビートがそのバイクを乗った人物を見た途端、蒼白した。

 

センチビート「何でお前が此処に居るんだ!?」

 

センチビートが見たのは緑のドレスと金色の鎧を纏ったプリキュアが居た。何よりも、鎧には金色の羊の角を模したパーツがついていた。そう、羊の角のパーツがつくプリキュアと言えば彼女しか居ない。

 

センチビート「聖域の暗躍担当のキュアアリエス!!」

 

そう、センチビートの前に居たのはキュアアリエスである。

 

アリエス「誰が暗躍担当だ!それよりマルス軍がこんな所にも現れるとはな」

 

センチビート「嘘だ!?アリエスが此処に現れるなんて聞いてないぞ!!」

 

センチビートはアリエスを見て後ずさりをする。

 

アリエス「私の存在をすっかり忘れたようねマルス軍」

 

エクレウス「さすがは局長、現れるだけで敵を後ずさりさせるとは」

 

エクレウスはアリエスを見て後退りさせたセンチビートを見て言う。そのセンチビートはアリエスを見て怒りだす。

 

センチビート「アリエス、お前にはマルス軍に大損害を与えた恨みがある。私をマンティスと同じだと思うな!!」

 

アリエス「お前はマンティスやワスプの同僚だったか。ちょうどいい。お前を戦闘不能にすれば、それだけマルス軍の勢いが削がれる。アテナ軍の勝利のため、此処で全滅してもらうぞ!!」

 

アリエスは自身の武器、クリスタルブレードを召喚する。

 

センチビート「剣で私を止めると思うな!!」

 

センチビートも槍を構える。そしてアリエスは指示をする。

 

アリエス「エクレウス、貴方はハルナ達を助けに行って」

 

エクレウス「局長、ハルナは解りますが、他に誰か居るのですか」

 

アリエス「恐らく聖域以外の味方は居るわ。キュアマルスにやられたのはアテナ軍だけでは無いわ。きっと他にも居る」

 

アリエスは他の味方が居ると感じていた。それを見たエクレウスは

 

エクレウス「解りました。ハルナだけでは無く他のプリキュアを助けに行きます」

 

アリエス「頼むぞエクレウス!!」

 

エクレウスはハルナを助けに行く。

 

────

 

その頃、ハルナは操られた兵士のせいで戦えないグリンブルスティのを様子を見ていた。

 

ハルナ「私は、何も出来ないの?折角アテナ軍のプリキュアが来てくれたのに………」

 

ハルナは自分の無力さを感じていた。そんな時、ハルナのバッグの中から、光が放っていた。

 

ハルナ「何があるの?」

 

ハルナは自分のバッグの中を覗いた。すると

 

ハルナ「あれは、姉さんと姉さんの相棒のガルナさんが持ってたおおかみ座の指輪!?」

 

光っているのは、おおかみ座の指輪である。

 

ハルナ「私に此をはめろと言うのね」

 

ハルナはおおかみ座の指輪をはめる。それを見たマルス軍兵士がハルナに襲いかかる。

 

マルス軍兵士「覚醒などさせるか!!」

 

ハルナ「お願い、私に力を………プリキュア・クロスアップ!ウルフ!!」

 

ハルナは言うとハルナの周りに光が放たれた。そして

 

マルス軍兵士「ぐあああああああああああ!!」

 

ハルナを襲ったマルス軍兵士は光に弾かれた。そしてハルナの周りにあった光が収まると、ハルナの姿は、黒い鎧に緑のドレスを纏い、その意匠は狼を連想したプリキュアの姿になった。

 

マルス軍兵士「新手のプリキュアだと…………何者だ!?」

 

ハルナ→ヴォルフ「私の名は………変幻の黒狼!!キュアヴォルフ!!」

 

ハルナはこの世界におけるもう一人のおおかみ座のプリキュア、キュアヴォルフに変身した。それを見たグリンブルスティは

グリンブルスティ「ハルナ、貴方もプリキュアになるなんて」

 

ハルナがプリキュアになった事に驚いていた。そしてエクレウスもヴォルフの元へ到着する。

 

エクレウス「無事かハルナ!!ってこの姿は?」

 

ヴォルフ「その声、翔子なの!?」

 

エクレウス「ええ、けどこの姿ではキュアエクレウスよ。プリキュアになってるときはエクレウスで呼んでハルナ」

 

ヴォルフ「そうね。そう言えばプリキュアに変身するとプリキュアとしての名前で呼んでる事が多いね」

 

エクレウス「ええ、大体そうよ。でハルナ、この姿の名は何だ?」

 

ヴォルフ「この姿ではキュアヴォルフよエクレウス」

 

エクレウス「キュアヴォルフか。いい名前じゃない。それじゃヴォルフ」

 

ヴォルフ「何をするのエクレウス?」

 

エクレウス「先ずはマルス軍を蹴散らし、更に局長が言ってた味方を助けるよ。初めて戦うけど大丈夫かしら?」

 

ヴォルフ「大丈夫よエクレウス。どうやら、キュアヴォルフの戦闘の記憶が私の頭に入ってるみたいよ。戦えるわ」

 

エクレウス「そうか。それじゃあ切り抜けるよヴォルフ!!早く周りに居るマルス軍を倒して、味方を助け、局長を助けるよ!!」

 

ヴォルフ「ねえ、局長って誰なの!?」

 

エクレウス「私の局長、キュアアリエス。そして変身者は星川玲央よ!!」

 

ヴォルフ「12闘士も来てるのね。そして星川玲央ってもしかしてブレイブソウルプリキュアのリーダー、キュアカイザーなの!?」

 

エクレウス「そうよ。今はアリエスとしての活動がメインだけど、キュアカイザーとして活動する事があるよ」

 

ヴォルフ「星川玲央か………気になるね」

 

エクレウス「気になるなら先ずはこの戦い、勝っておかないと行くよ!!」

 

ヴォルフ「ええ!!」

 

エクレウスとヴォルフはマルス軍を前に戦闘態勢をとる。

 




今回のキーワード

キュアセンチビート

キュアマルス軍幹部
青い百足の意匠を入れた鎧を纏うダークプリキュア。鎧から生える棘を刺して、相手を操る能力を持つ。
百足を模した槍、センチビートスピアを武器とする。必殺技はセンチビートスピアを相手に刺し、高圧電流を体内に流すプリキュア・センチビートスパーク。
モチーフはビーファイターカブトのムカデリンガー

キュアグリンブルスティ/フロディア

アスガルドに居るプリキュア、神闘士の現リーダー。ジークシュベルトと言う剣を所持する。キュアレオことアイリスに関わりがあり、リオンとはある出来事で戦友になっている。
モチーフは黄金魂にでたグリンブルスティのフロディ


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獅子座と牡羊座、共同戦線

アリエスの相棒、キュアレオーネ登場


ハルナを保護するために、ライブ会場に来た玲央と翔子。そこで見たのはマルス軍幹部、キュアセンチビート率いる軍勢とハルナを保護するために日本に来たアスガルドのプリキュアのリーダー、キュアグリンブルスティと新たなプリキュア、キュアヴォルフに変身したハルナであった。

 

────

 

エクレウス「相手は兵士だけだが、数は居るぞ油断はするなよヴォルフ」

 

ヴォルフ「解ってるわエクレウス!」

 

エクレウスとヴォルフはマルス軍の兵士に向けて突撃する。

 

エクレウス「はああああ!」

 

ドスッ!

 

マルス軍兵士「ぐああああああ!」

 

エクレウスは自身の拳でマルス軍兵士を吹き飛ばした。エクレウスは実家が空手道場である為か、パンチ力に優れているのだ。キック力では、ドルフィンが優れている。

 

ヴォルフ「一回の攻撃で、これだけの相手を吹き飛ばすなんて………」

 

エクレウス「プリキュアならこれくらいは朝飯前よ。まあ、私は空手やってからね」

 

ヴォルフ「凄いねエクレウス」

 

エクレウス「そうでもないよ。局長をはじめとする12闘士はもっと凄いよ。ヴォルフも鍛えれば12闘士に並べるかも知れないよ」

 

ヴォルフ「そうだね」

 

エクレウスと会話をしている隙にヴォルフの背後にマルス軍兵士が襲う。

 

マルス軍兵士「隙だらけだ!」

 

マルス軍兵士の剣がヴォルフを襲う。それを見たエクレウスはヴォルフに声をかける。

 

エクレウス「避けろヴォルフ!!」

 

ヴォルフ「はっ!?」

 

ヴォルフは間一髪で回避した。

 

ヴォルフ「危なかった。プリキュアじゃなかったらやられてた………」

 

エクレウス「プリキュアになれば身体能力が上がるんだ。それより、きりがないから必殺技で片付けるぞ!」

 

ヴォルフ「必殺技?」

 

エクレウス「プリキュアが持つ必殺技だ。必ず1つは持っているんだ。広範囲や補助、バリアなどいろんな系統があるんだ。まずは見本を見せてあげる」

 

エクレウスはマルス軍兵士に向けて、構える。

 

エクレウス「くらいなさい!!プリキュアエクレウス流星拳!!」

 

エクレウスは流星を連想する高速拳でマルス軍兵士を蹴散らした。

 

ヴォルフ「すごいね!」

 

エクレウス「威力も段違いよ。次はヴォルフの番よ」

 

ヴォルフ「技といっても何があるんだろう?」

 

ヴォルフは自身の技は何か、それを考えた。すると、ヴォルフの頭の中に、何か浮かんだ。

 

ヴォルフ「これは、歴代のオオカミ座のプリキュアが使う技ね!」

 

ヴォルフは必殺技の構えをとり、必殺技を放った。それは

 

ヴォルフ「プリキュア・デッドハウリング!!」

 

ヴォルフは狼の咆哮のごとき衝撃波を放った。そして

 

マルス軍兵士「まさに狼の咆哮か………」

 

マルス軍兵士は次々と倒れていく。

 

エクレウス「やればできるじゃない!」

 

ヴォルフ「これが、プリキュアの力なんだ」

 

だが、ヴォルフの攻撃に耐えたマルス軍隊長がエクレウス達に迫る。

 

マルス軍隊長「調子にのるな小娘共!」

 

だが、隊長の攻撃は阻止された。

 

グリンブルスティ「調子にのっているのはお前だ!!」

 

兵士が減った事で自由になったグリンブルスティが来たのだ。ついでに言うと操られたアスガルド兵士は、ヴォルフのデッドハウリングで鎮圧された。そして

 

グリンブルスティ「はっ!」

 

マルス軍隊長「ぐはっ!!」

 

マルス軍隊長は、グリンブルスティの剣で倒された。そして、グリンブルスティはエクレウスとヴォルフに視線を向ける。

 

グリンブルスティ「君達か、私を助けに来たのは?」

 

グリンブルスティを見てエクレウスは気づく。

 

エクレウス「その声、もしかしてアスガルドのプリキュアのリーダーのキュアグリンブルスティですか?」

 

グリンブルスティ「私の事を知っているのか?」

 

エクレウス「はい、話は局長から聞いてますが」

 

グリンブルスティ「局長?もしかして君はキュアアリエスの弟子か?」

 

エクレウス「そうですが。それより、何故知っているのですか?」

 

グリンブルスティ「話はレオーネから聞いている」

 

エクレウス「レオーネ!?もしかしてレオーネの知り合いですか!?」

 

ヴォルフ「レオーネ?誰なの?」

 

エクレウス「局長と同じプリキュアチーム、ブレイブソウルプリキュアのメンバー、キュアレーヴェこと、天海リオンの事よ。そして、現在はキュアレオーネの変身者よ!!」

 

グリンブルスティ「その通りだ。レオーネは北欧での任務で知り合ったんだ」

 

エクレウス「こんな形で局長の関係者に会えるなんて。じゃあ、レオーネは今来てるのですか?」

 

グリンブルスティ「今日本に来ている。最も今はマルス軍幹部の一人、キュアビートルと戦っているが、そろそろ決着がつき、こちらへ向かう頃だろう」

 

エクレウス「キュアレオーネか。久々に会えそうね」

 

グリンブルスティ「ええ、でも戦いは続いているわ。今はマルス軍を倒すことに集中しなさい」

 

エクレウス、ヴォルフ「「はい!」」

 

エクレウスとヴォルフはグリンブルスティの協力を得てマルス軍の軍勢を蹴散らす。一方のアリエスはと言うと

 

────

 

センチビート「此だけの兵士がアリエス一人にやられるとは………」

 

センチビートは自身の兵士達がアリエス一人に壊滅した事に驚愕していた。

 

アリエス「どうしたセンチビート!お前はやられたマンティスの仇を取るのではないのか?」

 

センチビート「マンティスは生きてるわ!だが、アリエスの実力がこれ程とは………」

 

アリエス「私に会った敵は大体こう言うわね。アリエスさえ居なければ、此処までやられなかったのにと。そして、お前の攻撃パターンや行動パターンは全て読んだ!無駄な抵抗はやめるのだな」

 

センチビート「私の行動パターンが読まれただと………そんな筈は無い!まだ、外には私の兵士が居る筈だ!それにキュアビートルも来ている。あいつらが来れば、まだ戦える!」

 

センチビートはセンチビートスピアを手にアリエスを刺そうとするが

 

アリエス「無駄よ!」

 

アリエスはセンチビートの攻撃を避けた。

 

センチビート「何故当たらないんだ!?」

 

アリエス「言った筈だ。お前の行動パターンは全て読んでいると」

 

センチビート「まさか、お前は私と戦う前から観察していたのか?」

 

アリエス「そうよ。それに私には超能力があることもな!?」

 

センチビート「ふざけるな!」

 

センチビートは槍でアリエスを刺そうとするが、その前にアリエスはセンチビートの目の前に現れた。

 

アリエス「遅いわ!はっ!!」

 

そして、アリエスはセンチビートにアッパーを当てて吹き飛ばした。

 

センチビート「がはっ!?何て威力だ。私でなければ顎が砕かれるところだった」

 

センチビートはふらつきながらも立つ。

 

センチビート「それにしても、外の兵士は何をしているんだ?私の危機に駆けつけても良いのに」

 

センチビートはいつまでも来ない外に居るマルス軍兵士が気になっていた。そんなセンチビートに更なる絶望が襲う。それは

 

ドルフィン「局長!外に居るマルス軍兵士は全員倒しました」

 

ウルサミノル「コンサート会場に居た観客の避難完了しました」

 

センチビート「馬鹿な!アリエスの仲間は他にも居るのか!?」

 

クラウン「私達は局長と共に戦う仲間よ」

 

カシオペア「すでに増援は壊滅した。観念しろマルス軍!」

 

センチビートは遅れてきたアリエスの弟子達の登場に愕然とした。

 

センチビート「私の兵士達が壊滅するなんて………」

 

更にエクレウス、ヴォルフ、グリンブルスティがアリエスに合流する。

 

グリンブルスティ「センチビート、随分好き勝手やったようね」

 

エクレウス「残るはセンチビート、お前だけだ!」

 

ヴォルフ「今まで好き勝手やった代償、払わせてもらいます!」

 

アリエス達はセンチビートを包囲する。

 

センチビート「簡単には終わらさん!かくなる上は」

 

センチビートの手に宝石みたいな物を出し、地面に落とした。すると

 

センチビート「巨人どもに潰されるがいい!」

 

センチビートの前に石の巨人が現れる。

 

アリエス「聖域に置いていた巨人の像を持ってきたか!」

 

センチビート「これで8人纏めて、叩きのめしてやる!やれ!」

 

センチビートの命令で、巨人はアリエスに襲いかかる。だが、その時

 

???「パーティーに間に合ったようね」

 

一人の女性が現れた。

 

センチビート「何だ、お前は!?こっちは忙しいんだ!引っ込んでいろ!!」

 

センチビートは巨人に女性を攻撃するように言う。だが、女性は怯まなかった。何故なら

 

???「それはできない!何故ならば」

 

その女性の手には獅子座の指輪がはめていた。そう

 

???「此処にも12闘士が居るのよ!プリキュアクロスアップ・レオ!!」

 

指輪を女性は光に包まれた。その光が収まると、その女性は金色の鎧に青緑のドレスを纏い、頭部には獅子を模したサークレットを装備し、その髪はライオンのごときオレンジのロングヘアーになっていた。そして、巨人の攻撃を片手で受け止めた。そう、彼女こそ

 

センチビート「お前はキュアレオーネ!何故ここに?」

 

レオーネ「ビートルと言うプリキュアを片付けた後、別のマルス軍が暴れていたのを目撃して此処に来たのよ。そうしたら、アリエスが居るとはね」

 

アリエス「あら、レオーネも日本に来てたのね」

 

レオーネ「ええ、色々と用事を済ませて、戻ってきた所よ。それより陽奈達は元気かしら?」

 

アリエス「元気よレオーネ。そして私の弟子どうかしら?」

 

レオーネ「頼りになるわね。私もそういう弟子が欲しいわ」

 

アリエスとレオーネの会話を聞いて、センチビートは気づく。

 

センチビート「まさか………お前はアリエスの仲間か!」

 

センチビートの質問にレオーネは答える。

 

レオーネ「気づくの遅すぎよ。そう、私こそ12闘士一のアタッカー!剛烈の獅子皇、キュアレオーネよ!!」

 

アリエス「ついでにレオーネは12闘士になる前からの付き合いよ。そう、ブレイブソウルプリキュアのメンバーでもあるのよ」

 

アリエスの言葉を聞いてセンチビートは焦る。

 

センチビート「何てことだ。アリエスに加え、レオーネが来るなんて、私は何処まで不運なのだ!!」

 

センチビートはアリエスに会ったせいでひどい目に遭ってる上にレオーネまで来てしまった事を嘆いていた。それを余所にグリンブルスティはレオーネに声をかける。

 

グリンブルスティ「レオーネ、久しぶりね」

 

レオーネ「あら、グリンブルスティ。こんな所に会うなんて」

 

アリエス「レオーネ、貴女の知り合いなの?」

 

レオーネ「ええ、北欧での任務で一緒に行動した時にね。そう言えばアリエス」

 

アリエス「何かしら?」

 

レオーネ「アスガルドには、はやてが療養してるわ」

 

レオーネはキュアアクエリアスこと神はやてがアスガルドで療養してることをアリエスに教えた。

 

アリエス「はやて、貴方も無事だったのね」

 

レオーネ「ええ、もし機会が会ったら会いに行ってね」

 

アリエス「解ってるわ。けど、その前に」

 

アリエスは目の前に居る巨人に視線を向ける。

 

アリエス「この巨人どもを蹴散らすわ!」

 

アリエスは巨人達を壊滅すると言い出す。だが、センチビートは

 

センチビート「この巨人、簡単には倒せんぞ」

 

巨人は倒せないとアリエス達に言う。だが、アリエスは怯まなかった。

 

アリエス「倒せるわ。そして、貴女の切り札は私達が破壊してやるわ!!」

 

センチビート「やれるものならやってみろ!」

 

センチビートは巨人達など倒せるはずがないと思い込んでいた。だが、アリエス達は巨人達をあっさり倒す。そう

 

アリエス「プリキュア・スターダストレヴォリューション!!」

 

レオーネ「プリキュア・ライトニングプラズマ・ディスチャージ!!」

 

グリンブルスティ「プリキュア・ヴィルトシュヴァイン!!」

 

エクレウス「プリキュア・スーパーノヴァエクスプロージョン!!」

 

ドルフィン「プリキュア・エンジェルライジングウェーブ!!」

 

ウルサミノル「プリキュア・極天千烈破!!」

 

クラウン「プリキュア・セイクリッドフローズン!!」

 

カシオペア「プリキュア・メルトクロース!!」

 

ヴォルフ「プリキュア・ローリングストーン!」

 

アリエスの技によって還付なきまで巨人達は破壊された。巨人が破壊されたのを見てセンチビートは

 

センチビート「私の取って置きが、呆気なくやられるとは………」

 

自分の取って置きが破壊されたことに愕然とした。

だが、センチビートは終わらなかった。

 

センチビート「だが、このままでは終わらん!」

 

センチビートは闇の小宇宙をセンチビートスピアに込める。すると、槍に黒い雷が纏う。

 

センチビート「黒雷の一撃を受けろ!プリキュア・ダークネスシュート!」

 

センチビートは黒い雷を持ったセンチビートスピアを投擲した。だか、レオーネは避けなかった。

 

レオーネ「最後の悪足掻きね。けど、それは無駄になる!」

 

すると、レオーネの手に雷が纏う。そして、雷撃が放つ。

 

レオーネ「受けなさい!プリキュア・ライトニングボルトガングニール!!」

 

集束した雷撃が、センチビートスピアに激突する。

 

センチビート「私の奥義だ。簡単には破らんぞ!」

 

レオーネ「ならば、センチビート。その奥義を破ってやるわ」

 

センチビート「やれるものなら、やってみろ!」

 

センチビートとレオーネは互いの小宇宙を高める。最初は互角だったが、やがて、センチビートが押されていく。

 

センチビート「何故、押されていく!?レオーネの小宇宙はどれだけあるのだ!?」

 

レオーネ「歴代獅子座のプリキュアが受け継いだ力をなめるな!!」

 

そして、レオーネの小宇宙が高まった事で、センチビートスピアはライトニングボルトガングニールによって砕かれ、ガングニールはセンチビートに命中する。

 

センチビート「なんと言う衝撃だ………生身なら腹部貫通は避けられんか………」

 

センチビートは腹部を押さえた状態で片膝をつく。そして、レオーネは決め技を放つ。

 

レオーネ「終わりにするわセンチビート!!轟け!!私の小宇宙!!」

 

レオーネの小宇宙は高まる。そして、レオーネの手には特殊なグローブが装着する。そして、両手を組む。

 

レオーネ「プリキュア・レオーネブレイク!」

 

両手を組んだ状態でレオーネは突撃する。そのレオーネには、獅子の闘気を纏っていた。

 

レオーネ「砕け散れ!!」

 

そして、センチビートはレオーネのレオーネブレイクをくらって吹き飛ばす。

 

センチビート「がはっ!?これが、12闘士の力か!!」

 

アリエス「センチビート。これで終わりではない。輝け!!私の小宇宙!!」

 

吹き飛ばされたセンチビートにアリエスが追撃をする。その手には水晶の弓矢を手にしていた。

 

アリエス「プリキュア・スターダストアロー!!」

 

アリエスは水晶の矢に自身の小宇宙を込めて矢を放った。そして、センチビートに命中する。

 

センチビート「マルス軍幹部の私がこんな所に散るとは………アリエスに関わった時点で私の運命は決まったのか………」

 

アリエス「そうね。貴女に送る言葉があるなら、これでしょうね。私に会った不幸を呪いなさい。それが貴女に相応しい言葉よ」

 

センチビート「まさにその通りだ………」

 

センチビートが言うとセンチビートは光になって消滅した。マルス軍幹部の一柱、キュアセンチビートは、アリエスやレオーネを初めとするプリキュアに倒されたのだ。

 

────

 

センチビートが倒された事でマルス軍は撤収した。そのマルス軍はアリエス達によって壊滅相当のダメージを受けた。これによってマルス軍の勢いはかなり削いだ事になる。そして、アリエス達は変身を解除した。

 

翔子「ハルナ、初めてにしては良くやったわ」

 

ハルナ「翔子こそ、ここまで強くなるなんて驚いたわ」

 

翔子とハルナは互いに戦う事が出来た事を話した。

 

翔子「まあ、局長の教育のおかげか、っあいた!!」

 

玲央「翔子、ここは師匠でしょ」

 

翔子「痛いですよ〜〜」

 

玲央の突っ込みに頭を抱える翔子。ハルナは玲央に話しかける。

 

ハルナ「貴女がキュアアリエスですか?」

 

玲央「そうよ。キュアアリエスの変身者は私よ。そう言えば自己紹介はまだだったね。私は星川玲央よ。以前はプリキュアチーム、ブレイブソウルプリキュアのリーダー、キュアカイザーとして活躍したのよ。よろしくねハルナ」

 

リオン「私は天海リオン。玲央と同じブレイブソウルプリキュアのメンバー、キュアレーヴェで、現在はキュアレオーネの変身者よ」

ハルナ「二人ともあのブレイブソウルプリキュアのメンバーですね」

 

リオン「ええ、それにグラード財団には私達の仲間が居るわ」

 

玲央「後で紹介するわ」

 

ハルナ「気になるわ。その玲央さんとリオンさんの仲間が」

 

リオン「そして、ハルナの護衛に来たのが、フロディア。アスガルド出身のプリキュアで、現在は神闘士のリーダー、キュアグリンブルスティよ」

 

フロディア「私がキュアグリンブルスティの変身者、フロディアよ。改めて宜しくね」

 

ハルナ「はい」

 

玲央「そして、私の弟子にあたるプリキュアよ。ハルナの姉弟子にもなるわ。自己紹介しなさい」

 

玲央は、自分の弟子達に自己紹介をする。

 

翔子「私は諸星翔子、キュアエクレウスよ。局長、いや師匠の一番弟子よ」

 

美衣奈「岬美衣奈、キュアドルフィンよ。メンバーのまとめ役をやってるわ」

 

美空「私は大熊美空。母はキュアベアーこと、大熊司です。ハルナ、宜しくね」

 

ルイ「メンバーの諜報担当、冠ルイよ。キュアクラウンに変身するわ」

 

エルナ「メンバーの運転担当、海城エルナ。キュアカシオペアです」

 

ハルナ「みんな個性的ですね」

 

玲央「ええ、みんなの実力はかなりあるわ。なかには12闘士に近いのも居るわ。それより、ハルナ。貴女はどうするの?」

 

ハルナ「私ですか?」

 

玲央「ええ?今は一人でも戦力が欲しいの。今回のでセンチビートを倒した事で、プリキュアの素質を持った少女の誘拐は起きないわ。だから、私と一緒に来ないかしら?」

 

玲央の申し出にハルナは

 

ハルナ「解りました。一緒に行きます。翔子も戦っている以上、私だけ安全な所に居るなんて出来ません。姉さんの意思と共にキュアヴォルフとして戦います」

 

玲央「解ったわ。ついてきなさい」

 

玲央はハルナの申し出を受け入れた。そして、玲央達は、マルス軍の襲撃で滅茶苦茶にされたコンサート会場を片付けた後、グラード財団の施設へ帰還した。

 

フロディア「玲央って、生真面目だな。わざわざ片付けを手伝うなんて」

 

リオン「まあ、戦闘が終わったからって、戦闘が起きた場所が、元通りになるとは限らないのよ。だから、アフターケアも大事よ」

 

フロディア「そうなんだ………」

 

今回の戦いでセンチビートが倒れ、プリキュアの素質を持った少女の誘拐は起きなくなった。だか、そのプリキュアの素質を持った少女の一部は、後に12闘士に匹敵する闇のプリキュアとして牙を剥くことを玲央達は知らない。




次回、玲央とリオン、ショウ一行と対面。また、新キャラ登場予定。


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不穏なる予知

キュアフェニックス伝説始まるぜ!の前日談。後に本編に起きる出来事があります。一部に覇王龍さんのエボルブとのうちさんの話が言及されています。


大神ハルナを保護し、マルス軍幹部キュアセンチビートを倒したアリエスとレオーネ。そして、ハルナに玲央達の仲間を紹介した。その次の日、日本を離れ、キュアフェニックスが居ると思われるデスクイン島へ向かうショウ達を玲央とリオン、フロディアが見送りに来た。

 

────

 

グラード財団 施設

 

玲央「お久しぶりねショウ、エル、ソウナ、紫」

 

ショウ「玲央さん。見送りに来たのですか?」

 

玲央「ええ、ショウ達に会う前に出会った真白を見にね」

 

玲央はショウ、エル、ソウナ、紫、そして真白を見に来たのだ。その玲央に気付き、真白が話しかける。

 

真白「貴女が、12闘士の一人、キュアアリエスの星川玲央さんですね」

 

玲央「そうよ。そして貴女がキュアキグナスの変身者、氷河真白ね」

 

真白「はい、ショウ達一行では、新入りかもしれませんがよろしくお願いします」

 

玲央「礼儀正しいわね。それに歴代キグナス同様クールな雰囲気を持つようね」

 

真白「それほどでも無いですよ」

 

フロディア「無理も無いわ。先代キュアキグナスもまたクールで有りながら情を流しやすいと言われてるからね。けど、彼女もまた神を降したプリキュアの一人よ。神を降した伝説のプリキュアの称号にプレッシャーを感じるかも知れないけど、そう言うのは気にしないで」

 

真白「解ってます。師匠からも言われてますし。所で貴方は誰ですか?」

 

フロディア「私か?私はフロディア、アスガルドの神闘士のリーダー、キュアグリンブルスティで、キュアレオーネこと天海リオンとは、北欧の任務に出会ってからの付き合いよ」

 

真白「アスガルドの人まで来ているなんて、以外ですね。そう言えばリオンさんから聞きましたが、アスガルドには師匠が療養していると聞きましたが、どういう意味ですか?」

 

リオン「それなら私が答えるわ」

 

真白の質問に対しリオンが答える。それを聞いた真白は

 

真白「師匠が、最も魔傷の影響を受けたのですか!?」

 

リオン「ええ、12闘士の中で一番魔傷の影響を受けたのははやてよ」

 

真白「どうしてこんな事に!?」

 

リオン「マルス軍の最初の戦いの時にあるプリキュアが居ると聞いて自ら志願して前線に出たの。そいつはマルス軍の最初の戦いの、少なくとも半年前に聖域を脱走したプリキュアよ」

 

真白「そのプリキュアの名は?」

 

リオン「彼女の名は、時任貞美。はやてがかつていた学校の生徒で、かつては時計座のプリキュア、キュアホロロギウムで、現在は闇の12闘士の一人、キュアアクエリアよ」

 

玲央「彼女にはさまざまな悪事をしたわ。キュアマルスの封印を解かせ、教皇とカノン様を別の世界に跳ばしたり、マルス軍の最初の戦いの前では、ある任務で、私やリオン、恵や瑠璃、いちごとシオン、そして光を別の世界に跳ばしたり、大神ハルナの姉であり、瑠璃の弟子のガルナの相棒である大神ヨシノを殺す等の悪事を働いたわ」

 

真白「酷いです。プリキュアでありながら何てこんな事が出来るのですか!?」

 

真白は貞美の悪事を聞いた事に怒りを抱いた。

 

リオン「普通のプリキュアはそんな事はしないわ。でもたまに居るのよ。プリキュアの力を私的に使って悪事を働く輩がね」

 

玲央「それは、聖域にも居たわ。過去の聖戦にも、そう言う輩、暗黒プリキュア軍団が居たけど、マヤ様が現役の頃に壊滅したわ」

 

真白「そうなんですか。玲央さんはいろいろ知ってますね」

 

玲央「まあね。それに陽奈ちゃん達も、独自に調べてるからね」

 

リオン「玲央、話が脱線してるわ。話を脱線するのが玲央の悪い癖よ」

 

玲央が話を脱線したのを見てリオンは注意する。

 

玲央「ごめんなさい」

 

話を脱線したことに謝る玲央、そしてリオンは話を続ける。

 

リオン「話を続けるわ。貞美を見つけたはやては、貞美を倒すために突っ込んだけど、貞美の時間拳の餌食になった所をキュアマルスの攻撃をまともにくらい、瀕死になったわ。このままでは死ぬかと思われたけど」

 

フロディア「近くに私が居たお陰ではやては救助し、急いで教皇の所へ保護したわ。その後は、アスガルドへ連れていって、今はリフィア様の所で安静してるわ。アスガルドは寒冷地にある地よ。冷気を使うはやてのリハビリにはちょうどいいと思って私が連れていったの」

 

真白「そうだったんですか」

 

リオン「はやても何とか戦線復帰出来るよう魔傷と戦っているわ。真白、貴方もまた希望よ。必ず頑張りなさい」

 

真白「はい、師匠に恥じないよう頑張ります」

 

そう言うと真白は、グラード財団の所有する車に乗った。そして、玲央は、ショウ達に話しかける。

 

玲央「ショウ、エル、ソウナ、紫。見ない内に強くなったようね」

 

紫「私は、パライストラに出るときに、一度話してますが、師匠の指導の賜物で強くなってますよ。それよりもです。ショウ達は、冴島さんの指導でかなり強くなってますよ」

 

玲央「まあ、あんな身体能力を持つプリキュアに指導すればこうなるわね………」

 

エル「玲央さん。何で冷や汗を?」

 

玲央「以前、その冴島さんのトレーニングに付き合ったけど、その時は12闘士を相手にしてるにも関わらず、私達がズタボロにされたわ」

 

玲央が冷や汗するのも無理は無かった。玲央達も以前、冴島にしごかれた事があったからだ。

 

リオン「昔の話だけど、別の世界の玲央と教皇もやられたわ………」

 

玲央「私もその時は混乱したわ。私の偽物でも出たと思って攻撃したから」

 

エル「玲央さんも苦労してますね………」

 

玲央「ええ、私の場合、何故か厄介事によく遭遇するんだ。一体、私が何か悪いことでもしたのかと思うくらいだ」

 

リオン「玲央は、聖域での仕事は真面目にやってるし、失敗も余程の限りはしないわ」

 

エル「そうですね。玲央の仕事ぶりは私達でも知ってますわ」

 

玲央「ありがとうエル。そう、私は聖戦に備え色々やったわ。けどマルス軍の方が一枚上手だったわ」

 

紫「そうですね。聖域を占領することは今まで有りませんでした」

 

ソウナ「其を成功させるのが居るなんて」

 

玲央「その通りよ。相当準備をしなければ出来ないくらいよ」

 

リオン「玲央がやった活動を殆ど台無しにしたくらいよ。とは言え、玲央の活動は無かったら、状況は更に悪くなったかも知れないわ。その様子からして、マルス軍には相当の知恵者が居るわ」

 

紫「知恵者ですか………何か気になりますね」

 

エル「恐らく、マルス軍の快進撃を支えてる張本人だと思われるわ」

 

ショウ「そして、今のアテナ軍に居るプリキュアを苦しめ、光お姉ちゃんを行方不明にし、アテナ様を誘拐したマルス軍。あいつらだけは………」

ショウはマルス軍のやり方に憤りを感じていた。それを見たソウナはショウに声をかける。

 

ソウナ「苛立つのは解るぞショウ。けどな憎しみに溺れるのはいけないよ。私もプリキュア候補生として選ばれた頃にも言われたから」

 

ショウ「ソウナ」

 

ソウナ「私とお前は、プリキュア候補生として選ばれた頃の縁だ。もし、ショウが暴走したら私が止めるわ」

 

エル「ソウナだけじゃない。私や紫、真白だっているわ。ショウ、一人では戦わずに私を当てにしてね」

 

ショウ「ありがとう、みんな」

 

ショウはソウナ達に励まされた。

 

玲央「これなら大丈夫そう………」

 

ショウ達の様子を見て玲央が安心したその時

 

玲央「うっ!?」

 

突如、玲央は頭を抱える。其を見たリオンは声をかける。

 

リオン「玲央、どうしたの!?」

 

頭を抱える玲央。その時玲央の脳裏にあるビジョンが浮かぶ。

 

━━━━

 

一つ目は

 

ペガサス「オシリス、あんたはぁぁぁぁ!?」

 

オシリス「ペガサス、貴方はそうやってすぐに人を信じすぎる癖がある!!」

 

ペガサスの友達であるオシリスが裏切り、その背後にマルス軍の軍勢が現れると言うビジョンを

 

━━━━

 

二つ目は

 

ライオネット「止めろペガサス!!正気に戻れ!!」

 

パイシーズ「無駄だよ。ペガサスはマルス様の下僕になったよ。キャハハハハハハハ」

 

ライオネットの声が届かず、ペガサスはマルス軍の一員になった事をパイシーズが嘲笑いながらライオネット達に言うビジョンを

 

━━━━

 

三つ目は

 

ジェミニ?「12闘士よ。お前たちは終わりだ」

 

サジタリアス「何故貴女が此処に居るの!?貴女は200年前のサナの乱の時にサナと共に浄化した筈よ!!」

 

12闘士がキュアジェミニ一人に壊滅状態に追い込まれたビジョンと

 

ヴァルゴ「目を醒まして双葉!!私達の声が聞こえないの!!」

 

ジェミニ?「無駄だ、ヴァルゴ。親友であるお前でも双葉を目覚める事は出来ん!!ジェミニは完全に私のものになったのだ!!」

 

ヴァルゴの説得を空しく、ジェミニ?が冷酷な言葉を告げるビジョンが映っていた

 

━━━━

 

リオン「玲央、大丈夫なの!?」

 

玲央「何とかね………」

 

玲央は顔が蒼白になりかがらも立ち上がる。

 

リオン「無理しないで、顔が真っ青じゃない!?まさか玲央、貴女は見たの!?」

 

玲央「何を?」

 

リオン「絶望予知を見たでしょ!」

 

玲央「私が絶望予知を見た!?」

 

リオンは玲央が絶望予知を見た事を言った。

 

リオン「ええ、玲央はアリエスの力をこなすのに必要な超能力を鍛える為に葵に教わったでしょ」

 

玲央「ええ、その時に予知能力やサイキネシス、透視やテレパシーを教わったわ。アリエスに変身すれば超能力は使えるけど、普段でも必要になると思ってね。けど、時折私の脳裏に絶望予知を見せられる事はあるわ」

 

リオン「何で玲央が絶望予知を見せられるの?」

 

玲央「絶望予知か………そう言えば、師匠から聞いたことがあるわ。歴代の牡羊座のプリキュアは、必ず超能力を持ち、牡羊座の力を受け継ぐと必ず超能力に目覚め、他の人に継承しても超能力が残るの。そのなかには予知能力も含まれていると」

リオン「それで、葵に教わった超能力を数ヶ月で習得したのね」

 

玲央「ええ。それと同時に私は最近、助けを求める声が聞こえたり、今見たビジョンと同じような夢を見るようになったわ」

 

リオン「所謂テレパシーや予知夢ね………何か良くないことが起きそうね。玲央、大事になる前に休んだ方がいいわ」

 

玲央「でも、ショウ達をちゃんと見送らないと」

 

そんな玲央を見て紫が声をかける。

 

紫「玲央さん、大丈夫です。ショウは私達が見ておきますから安心してください」

 

玲央「解った紫、ショウの事は任せるわ」

 

紫「任せてください」

 

紫が言うと、ちょうどグラード財団の車が来た。そして、ショウ達を乗せて、空港へ向かった。

 

玲央「紫、エル、ソウナ、真白。ショウを頼むわ」

 

リオン「玲央、大丈夫?」

 

玲央「私は大丈夫よ」

 

フロディア「これなら大丈夫そうね」

 

玲央「痛みも収まったから平気よ」

 

玲央の頭痛が収まった事に安心するリオンとフロディア。

 

玲央「それより、リオンとフロディアはこれからどうするの?」

 

玲央はリオンとフロディアにこれからどうするかを聞く。

 

リオン「そうね、私は日本に居るわ。これから魔傷を受けていない無事なプリキュアに会いに行って協力を頼みにいってくる」

 

フロディア「私はアスガルドへ帰り、マルス軍との決戦に備えて鍛練するわ。後、はやての様子を見に行くわ」

 

リオンは魔傷を受けていないプリキュアに協力を頼みに行き、フロディアは一度アスガルドへ戻り、マルス軍との決戦に備える為に鍛練すると言う。

 

リオン「玲央はどうするの?」

 

玲央「私は久々に休暇を取るわ。せっかく休暇を得る機会を得たしな、取り敢えず両親にあって報告したり、日本に療養しているユウキとシオンの見舞いでも行ってくるわ。それともう一つ」

 

リオン「もう一つ?」

 

玲央「私の出生を知りに行くわ。いずれ私は本来の自分を知らなければ行けないから」

 

リオン「そうね。(玲央は気づいているね。自分はこの時代に生まれたのではなく、ある理由でこの時代に来た事を、そして、20年前に赤子であった玲央を拾って育ててくれたコウタとコトミに自分は誰なのかを………。その事は私の父の凱と母の命から聞いてるから………)それじゃ、せっかく得た休暇を楽しんで来てね玲央」

 

玲央「ええ、リオンもたまには両親の顔を見に行ってね」

 

リオン「解ったわ」

 

そういうと3人は別れて、それぞれのやることをする為に行動するのであった。

たが、玲央の休暇は無事で過ごせるだろうか。

 

玲央「不吉な事言わないで!!」

 

────

 

グラード財団 訓練室

 

そこには一人で訓練しているメタルプリキュアがいた。

 

???「私は何時になったら戦えるんだ。早く出て暴れたいわ」

 

その少女の名は時宮七華。後にショウ達に関わるようになるが、その時が来るのはまだ先である。

 

 




次回、玲央の休日。無事ですむのか?


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玲央の休日前編

玲央の両親と再会する玲央は自身の過去の半分を知る。


ショウ達を見送りに来た玲央とフロディアとリオン。そんな時玲央は絶望予知を見てしまう。一つはペガサスが闇に堕ちる予知、もう一つはジェミニが敵になり、12闘士が全員倒されると言う予知である。その絶望予知による頭痛が収まった玲央は久しぶりに自分の家に戻ってきた。

 

コウタ「玲央、お帰りなさい」

 

コトミ「待ってたわ玲央」

 

玲央「只今、お父さん、お母さん」

 

そこには玲央の父の星川コウタと玲央の母の星川コトミが出迎えていた。そして、今まで起きていた事を話していた。何故、玲央の両親が玲央の行動を知ってるのは、玲央からの定期連絡によるものである。

 

コウタ「マルス軍の幹部の一人、センチビートを倒したんだね」

 

玲央「ああ、此でプリキュアの素質を持った少女の誘拐は止められるだろう」

 

コトミ「そうね。もう少女達はマルス軍に誘拐されずに済むわ」

 

玲央「だが、誘拐されたプリキュアやプリキュアの素質を持った少女達は見つかってないんだ。私達の弟子達も捜索を任せているが、それでも見つからずにいるんだ」

 

玲央はセンチビートによる誘拐は阻止したが、以前誘拐されたプリキュア等は見つからずにいた。

 

コトミ「そう言えば、何人かの少女は見つかってないんだね」

 

玲央「ああ、聖域に居た毒島巳沙やヘブンズプリキュアのリーダー、キュアレボルブこと明空詩織も消息不明なんだ。他にも有能な少女も何人かが行方不明になっているわ。マルス軍は一体何の目的で誘拐をするんだ?」

 

何故、少女を誘拐する必要があるのか悩む玲央。それを見たコトミは玲央に話しかける。

 

コトミ「玲央、真面目なのは解るけど、根をつめすぎだよ」

 

コウタ「折角得た休暇だから、今日だけはゆっくりして」

 

コウタとコトミは玲央に根を詰めすぎている事を言う。それを聞いた玲央は

 

玲央「解った。じゃあ今日は甘えてもらうわ」

 

両親の説得に応じた。

 

コトミ「それで良いわ。けど、玲央はただ私達の顔を見に来ただけじゃないようね」

 

玲央「そうだ、だから教えてほしい。私は何故この時代に来たのかを」

 

玲央は両親に自分は何者なのか?その事を質問する。

 

コウタ「気づいていたの玲央?玲央は僕達の娘じゃないと?」

 

玲央「おそらく、私がキュアカイザーだった頃から、妙な感覚に襲われていた。そして、4年前グランガードに囚われたプリキュアを救う際に、牡羊座の指輪を見つけ、キュアアリエスになってからは、それが顕著になった」

 

コトミ「例えば?」

 

玲央「私の周りには、教皇や師匠、マヤ様やアリオス様の他に先代12闘士が居たわ。でも、教皇や師匠達に関わったのか最近に関わらず、私はずっと一緒に居た感覚があるわ」

 

コトミ「関わったのが最近に関わらず、ずっと、一緒に居る?もしかして、玲央は過去の世界からこの世界に来たんじゃない?」

 

玲央「私が過去の世界から来た?」

 

コトミは玲央は過去の世界から来たのでは無いかと言う。

 

コトミ「そうだよ。でなければ、そんな感覚を受けない筈よ。それに玲央は本来は高貴な立場だと思うわ」

 

玲央「私が高貴な立場?想像できないな」

 

玲央は自分が高貴な立場では無いかと思うが自覚が無かった。それを見てコウタは

 

コウタ「玲央、自覚がないじゃなくて、何らかの理由で記憶を無くしたんだと思う。だから、あるものを持ってくるよ」

 

コウタはあるものを持ってきた。それは

 

玲央「これは?」

 

コウタ「20年前、当時赤子であった玲央の首につけていたペンダントだよ」

 

玲央「私が赤子の頃からつけていたペンダントか?」

 

コウタ「そう、そしてそこに玲央が高貴な立場だと言う証拠があるんだ。ペンダントのカバーを開けてみて」

 

コウタの言う通り、玲央はペンダントのカバーを開けた。するとある写真が入っていた。それは

 

玲央「これは、私か?」

 

そこには、ドレスを着ていた玲央の写真が写っていた。

 

コウタ「そうだよ。そして、写真をよく見て」

 

玲央は写真をよく見た。そこには

 

玲央「私とほぼ同じ容姿をした少女に、両親らしき人物が居る?それって」

 

コトミ「そう、これが玲央の本当の親だと思うわ」

 

玲央「これが私を産んでくれた両親なのか?」

 

コトミ「そうだと思う。そして、隣の少女はおそらく、玲央の妹だと思うわ」

 

玲央「これが、私の本当の両親なのか?いや、何かおかしい?」

 

玲央は写真を見て何かに気づいた。それは

 

玲央「あの写真には私なのはわかるが、明らかにおかしい」

 

コトミ「それって?」

 

玲央「そのペンダントがあったのが20年前からあるにも関わらず、容姿が変わっていないんだ!そして、何よりも何故当時は赤子だった私の首に掛けていたのだ?」

 

玲央は20年前から容姿が変わっていない写真だけではなく、そのペンダントが赤子の頃である自分の首に掛かっているのかに疑問を抱いていた。それについてコウタはある推測を言う。

 

コウタ「推測だけど、玲央は何らかの理由で一度赤子に若返らされたんだと思う」

 

玲央「私が一度赤子に若返らされた?」

 

コウタ「うん。そして、玲央が若返らせた時もずっとペンダントを掛けていたんだ。そして、写真に変化が無かったのはペンダント自体が特別な物だと思うんだ」

 

玲央「つまり、このペンダント自体が、何らかの特別なアイテムと言うことなのか?」

 

コウタ「そうだと思うよ。そして、玲央を護ってくれた大事な物だと思うよ。でも、それだけでは解らない事があるんだ」

 

玲央「解らない事?」

 

玲央の疑問に対し、コトミが答える。

 

コトミ「玲央がいつの時点で若返ったのか。そして、玲央が本来いた時代は何時なのか、私達では解らないの。おそらく、長く生きていた人に聞かないと解らないと思うの」

 

玲央「長く生きていた人か………はっ!?」

 

玲央は長く生きた人は居ないのか考えていた。其処に浮かんだのは

 

玲央「教皇や師匠、マヤ様やアリオス様なら、知ってるかも知れない」

 

コトミ「玲央が知ってる長く生きた人はすぐに思い付いたみたいね。けど、玲央の近くに長く生きた人も居るよ」

 

玲央「私の身近な所に生きた人?もしかして!?」

 

コウタは玲央に身近な所に長く生きた人を教えた。それは

 

コウタ「玲央、二人居るよ。龍奈と翼だよ!二人とも妖精で、長命だ。確か、龍奈は当時の教皇に関わっていて、そして翼は龍奈と共に行動していた筈だよ」

 

そう、龍奈と翼の事である。二人は妖精であり、人間態になれたのだ。

 

玲央「龍奈と翼が長く生きた?私は知らなかったが?」

 

コトミ「それがきっと玲央の過去を解く鍵かも知れないわ!ごめんなさい玲央、力になれなくて」

 

コトミは玲央に謝るが玲央は気にしなかった。

 

玲央「そんなはずは無いわ。お陰で私が何者なのかの謎の半分が解ったから」

 

コトミ「玲央、気にしてないの?」

 

玲央「いえ、最初は気にしてたわ。けど、お陰で私の知らなかった事の半分を知る事が出来たから」

 

コウタ「じゃあ、残る半分は?」

 

玲央「いずれ解る時が来ると思う。それに私が何者であっても私は星川コウタと星川コトミの娘であることは変えられないわ。例え血が繋がらなくても私の事を大切にして育ててくれたのだから」

 

コウタ「玲央、僕もだよ。玲央が居てくれて感謝してるから」

 

玲央「ありがとう、お父さん、お母さん」

 

玲央は自分を育ててくれたから両親に感謝するのであった。

 

────

 

玲央が家族と過ごしている頃、ビルの屋上には一人のプリキュアがいた。

 

???「エレオノーラ姉さま、無事に居てくれて良かった。ずっと離ればなれになったと思ったら、身近な所に居てくれて良かった」

 

そのプリキュアは、エレオノーラと言う人物が生きていることに安堵していた。とそこにもう一人のプリキュアが来る。

 

???「自分の身内が見つかって嬉しいみたいね」

 

???「はい、それは貴女も同じですよ。貴女がマルス軍を潰す為に敢えてマルス軍に入り、パライストラに有用な情報を与えてくれて感謝してます」

 

???「それは貴女も同じでしょ」

 

???「はい、そして数日後に闇の12闘士が全て揃い、そしてロストナンバーである蛇使い座のプリキュアを手にする為に、行動を始めるのですね」

 

???「はい、当然私も初戦から出る事になるわ」

 

???「そうなりますね。ですが私は前線ではなく後方支援を任せる為、出る機会はあまり無いでしょう」

 

???「そうだな。それにマルス軍はアリエスに対し相当のトラウマを刻んだから、出たらろくな目に遭わんと思うだろうな。ましてやお前はその闇の牡羊座、キュアエアリーズの適合者だからな」

 

???「それは貴女も同じですよ、そう闇の天秤座、キュアジュゴスの適合者ですから」

 

???「そうだな。今はマルス軍に従いつつ、アテナ軍に反撃する為の準備を整ってやりましょヘレン」

 

ヘレン「そうですね、嘗ては教皇の弟子であった桜花さん」

 

桜花「今は元だけどね…………」

 

ヘレンと桜花と言う少女。彼女達はそれぞれの理由でマルス軍に与していたが、実際は違っていた、彼女もまたキュアアテナ側の人間であることを、そしてヘレンと言う少女は玲央の過去を明かす鍵であると言うことを

 




次回、玲央はユウキとシオンに見舞いへ


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玲央の休日中編

玲央がユウキの所に見舞いにいく話です。


久しぶりに自分の家に帰った玲央は両親に自分の過去の事を聞いた。しかし、それはまだ半分しかなかった。その理由は、玲央は過去の世界の生まれであり、何時の時代の人間なのか、解らなかったからだ。だが、玲央はそれでも知らなかった事を知る事が出来た事に感謝した。そして、休暇の初日を家族との団欒で過ごした。なお、その時の玲央は、家事を全てこなしていた。本人は独り暮らしが出来るよう、聖域で家事の事を学んでいた。別の世界では高い教養スキルが必要とする聖闘士、否、聖闘少女という存在が居たからだ。そして次の日、玲央はある場所へ出かける。

 

────

 

玲央「さて、見舞いへ行くか」

 

玲央のバイクには、病院の見舞いの品が乗っている。そして、玲央はある場所へ向かった。

 

玲央「此処にユウキが居るのね。確かユウキは今リハビリをしていると聞いてるしな」

 

そう、玲央は12闘士のプリキュアの一人、如月ユウキが入院していた病院へやって来たのだ。玲央はそのユウキを見舞いに来たのだ。

 

玲央「さて、様子を見に行くか」

 

玲央は病院に入り、ユウキが入院している部屋へ向かった。ユウキが入院している部屋へ向かうと

 

玲央「あら?すれ違ったのかしら?」

 

部屋で寝ている筈のユウキが居なかった。

 

玲央「何処に居るかしら?」

 

ユウキが何処へ行ったか、考え込む玲央。其処に

 

ユウキ「あれ?何で玲央が此処に!?」

 

玲央「ユウキ、あんたもう動けるの?」

 

そのユウキが、ちょうど部屋に来たのだ。先ほどまでリハビリをしていたが、日常生活には影響が無いまで回復していた。

 

ユウキ「一ヶ月前からリハビリをしててな。明日になれば退院出来るって病院長が言ってたよ。まあ、私は魔傷のせいであんまり長く戦えないんだか………」

 

だが、魔傷の影響があって長くは戦えずに居る。だが、玲央はそれに対しある事を言う。

 

玲央「長く戦えないか………その事なら心配するな。先ほどパライストラから連絡が来てな、魔傷の影響が緩和する薬が完成したんだ」

 

ユウキ「ほんとか玲央!?」

 

玲央「本当だ!これで制限があるものの戦えるようになるわ」

 

ユウキ「良かった。これで私も戦える!済まなかった!私が入院したせいでみんなに迷惑をかけてしまって!」

 

玲央「気にしなくてもいいわ。それに制限があるとは言え、また一緒に戦えて嬉しいわ」

 

ユウキ「玲央。それはこっちもだよ。今まで迷惑をかけた分は、これからの戦いで取り返すから!」

 

玲央「頼りにしてるわ。ユウキのような人物は必要だからね。けど、あんたは病み上がりよ。無理はしないで。それに明日には私はパライストラへ戻るけど、変わりに雛子がこっちに来るわ」

 

ユウキ「雛子がこっちに来るのか?」

 

玲央「ええ、今日で休暇が終わる都合で長くはいれないのでな、変わりに手が空いた雛子が此処に来るんだ。まあ、病み上がりであるユウキ達が無茶をしないための派遣だけどね………」

 

ユウキ「そうか………まあ、マルス軍の初戦で何人かの私の友達は負傷、なかには死者まで出てきた。友達を傷つける行為に怒ったせいで、私は魔傷を受けちまった。ほんと情けないわ」

 

玲央「大事なものを傷つければ、冷静さを欠くのは仕方ないわ。それは私も同じだ。だが、こっちはリオンに止められたからな」

ユウキ「そうか………こっちは玲央の相棒であるリオンが居たな。まあ、玲央には、仲間である陽奈達を傷つけさせたマルス軍に怒りを抱いたのは知ってるからな?それを顔に出さないのは、私達を心配させたくないためだからな」

 

玲央「仕方ないわ。私まで出ていたら聖域にかなりの損失が出てしまうから」

 

ユウキ「そうだな。玲央の貢献度は、12闘士の中じゃあ、上位クラスだからな………そして、初戦で活躍しなかった分は、任務に出てる時に暴れているマルス軍と交戦してはマルス軍に大ダメージを与えまくったな。そして、2日前じゃ、マルス軍幹部の一人、キュアセンチビートを倒したそうだな」

 

玲央「まあ、マルス軍に先に接触したのは私だからな。お陰でマルス軍からは相当恨みを抱いてるようだ」

 

ユウキ「まあ、敵が玲央に会う事自体がある意味死亡フラグだからな」

 

玲央「死亡フラグって………私を何だと思ってるんだ………」

 

玲央は自分を何だと思っているんだといい凹んでしまう。それを見てユウキがフォローする。

 

ユウキ「気にするな玲央。とは言え、玲央は光や双葉、恵や雛子に比べてやや劣るが実力は上位クラスで、下手したら光と同等かも知れんしな。もしかしたら今までの牡羊座では、最強かも知れんな」

 

玲央「あれは、歴代の双子座と天秤座、射手座と乙女座が最強クラスだからだろ。特に双子座は必ず当代のプリキュアでは最強と言われてるからな。それに私が歴代の牡羊座では最強とは言え、足りないものがあるわ」

 

ユウキ「確かに、これだけの才能があるプリキュアは滅多に居ないからな」

 

玲央「居るとすれば、そうだな、マナ達ドキドキ組が良い例だな」

 

ユウキ「確か、四年前に別の世界のドキドキ組が来たのは知ってるが、やっぱり強いな」

 

玲央「そうだな。私もその時のドキドキ組を見てるからな」

 

そして、玲央は話題を変える。

 

玲央「さてユウキ。お前は今まで入院していたか、最近の情報が入って無いようね」

 

ユウキ「そうだな。リハビリが始まる1ヶ月より前はずっとベッドで寝たきりだったからな。確か、玲央の弟子の一人に冠ルイが居たな」

 

玲央「居たけど、どうかしたのか?」

 

ユウキ「私の親友が、ルイの情報局時代の同期でな、その親友が私が任務をしてる時に接触した後、私がマルス軍の初戦で魔傷を受けて、入院した直後に行方不明になったんだ。あいつ、無事なんだろうか?」

 

玲央「それって流星サクヤの事か?」

 

ユウキ「知ってるのか?」

 

玲央「知っているも何も、マルス軍に誘拐された少女の一人だと聞いてるからな。それに、サクヤは無事だろう。だが」

 

ユウキ「だが?」

 

玲央「私の勘だが、ユウキが退院し、そのサクヤに会った時、彼女はユウキの敵になってるかも知れないわ」

 

玲央はユウキの親友が、マルス軍の一員になっている可能性を言及するような言葉を告げる。

 

ユウキ「おいおい玲央。サクヤが私の敵になる?冗談言うなよ」

 

玲央「そうだな。普通なら冗談として聞き流したいが、それが出来ない理由があるんだ?」

 

ユウキ「理由?」

 

玲央「ユウキ、あんたは闇の12闘士の指輪を知っているかしら?」

 

ユウキ「闇の12闘士の指輪?」

 

玲央「ええ、私と陽奈達が独自に調べたけど、これは嘗てサナの乱が起きた頃に作られた12闘士と同等の力を持った指輪よ」

 

ユウキ「12闘士と同等の力を持った指輪!?そんなものがあるのか?」

 

玲央「あるわ。最もサナの乱の時は適合者が見つからなかったお陰で、闇の12闘士の指輪は封印された。だから、私達でも知らなかった。だが」

 

ユウキ「その指輪が、マルス軍の初戦で、聖域が留守にした隙にマルス軍に持ち出されたのだな」

 

玲央「そうよ。闇の12闘士は、キュアエアリーズ、キュアトーラス、キュアジェミナス、キュアカンケル、キュアリーオー、キュアビルゴ、キュアジュゴス、キュアスコーピオ、キュアトクソテス、キュアトラゴス、キュアアクエリア、キュアパイシーズ、そしてキュアサーペントの13個で、既にキュアアクエリアの適合者は既に居て、教皇とカノン様を一時は別世界に跳ばしたわ」

 

ユウキ「こんなプリキュアが居るとは………あれ玲央、12闘士なのに一つ多いぞ」

 

玲央「無理もないわ。そのサーペントはキュアオフィーカスやキュアカオスに対応するプリキュアで、いわゆるロストナンバーよ。そして」

 

ユウキ「そして?」

 

玲央「キュアカオスをも越え、最凶とも言えるキュアアスクレピオスと言う形態を持つの。でもこれだけは、適合条件がかなり厳しく、その強大さ故に、聖域で、それも最も厳重に封印された場所にあり、教皇でも決して入れない場所にあるわ」

 

ユウキ「だが、それすらもマルス軍に奪われたのか」

 

玲央「ええ、相当下見をしてたわ」

 

ユウキ「だがよ、そのキュアサーペントを適合する奴って都合よく居るのか?」

ユウキは都合よくキュアサーペントの適合者が現れるのか疑問を抱いた。だが玲央はその疑問に答える。

 

玲央「ユウキ、候補なら瑠璃の所に居るわ」

 

ユウキ「瑠璃の所?それってまさか!?」

 

玲央はキュアサーペントの適合者候補は瑠璃の弟子の一人、エキドナ・レイの事を言及する。

 

玲央「マルス軍は瑠璃の弟子の一人、エキドナ・レイを狙うわ!そして、マルス軍は明空詩織を利用する気よ!」

 

ユウキ「そう言えば、今のキュアオフィーカスの力を持つのは、エキドナだ!確か、キュアオフィーカスは感情に影響を持つ力を持っていた!」

 

玲央「その通りよ。だからこそ、瑠璃はエキドナにオフィーカスの力を託したのよ。オフィーカスの力の恐ろしさは瑠璃が一番知ってるからこそよ」

 

ユウキ「確かに、オフィーカスの恐ろしさは、4年前の戦いでたっぷり知ったな。そして、玲央?何で明空詩織の名が出てきたんだ?」

 

玲央「私も最近知ったけど、明空詩織は瑠璃が松田家に居た頃からの幼馴染みで、ヘヴンズプリキュアのリーダー、キュアレボルブよ」

 

ユウキ「キュアレボルブって、玲央とリオンが居たブレイブソウルプリキュアと並ぶプリキュアチーム、ヘヴンズプリキュアのリーダーじゃないか!?」

 

玲央「そうよ。けどマルス軍の初戦で、陽奈達と同じく魔傷を受けて壊滅状態になったわ」

 

ユウキ「壊滅って、じゃあ詩織もやられたのか!?」

 

玲央「そうよ。その事は陽奈ちゃんから聞いたわ。そして、詩織は魔傷のせいでプリキュアとして戦えずに居る。それをマルス軍ならどうすると思う?」

ユウキ「もし、マルス軍なら………まさか!?」

 

玲央「もしかしたら、詩織をキュアトラゴスの適合者にして、瑠璃抹殺とエキドナ拉致の刺客にする気よ!」

 

ユウキ「そうか!私達に関わりのある人間をマルス軍のプリキュアにして、抹殺するつもりね!」

 

玲央「ええ、詩織もまた瑠璃の帰る場所を護るために戦ってきた。それが戦えなくなれば、自身の無力さを思い知らされ、その無力さをマルス軍に利用されて、手駒に変えかねないわ!」

 

そう、玲央はマルス軍が、自身の無力さを思い知らされているプリキュアを利用してマルス軍に入れるよう仕向けると言う企みを使うと考えたのだ。

 

ユウキ「だとしたらヤバイぞ!そう言えば個人的な付き合いだが、私のダチの一人にルル・キングスレイと言う少女もいた筈だ。あいつはキュアマリアの所に下宿していると聞いている」

 

玲央「そのルルって子も標的になるの?」

 

ユウキ「あり得るよ。確かルルは妙な力を使うと聞くよ。確か瑠璃はプリキュライズと言う技を持っている。それに対抗出来る為にルルを狙うかも知れないわ!」

 

玲央「ルルは、さすがの私もノーマークだったな。彼女の名前も覚えておくわ」

 

その後、ユウキと玲央は情報交換のついでに様々な話をした。そして、気づけば面会時間は終わりになっていた。

 

ユウキ「玲央、行くのか?」

 

玲央「面会時間は過ぎてる以上、これ以上居たら迷惑でしょ」

 

ユウキ「そうだな」

 

玲央「もし退院し、万全の状態になったらパライストラへ来てねユウキ。今の私はパライストラを拠点にしてるから」

 

ユウキ「分かったわ。万全の状態になったら駆けつけるからな」

 

玲央「待ってるわユウキ」

 

そういうと、玲央は病室に出た。だがその前に

 

玲央「ユウキ、見舞いの品置いてくわ」

 

玲央はユウキの見舞いの品を置いた。そして、玲央は次の目的地へ向かうのであった。ちなみに見舞いの品の一つを見てユウキは心の中で突っ込んだ

 

ユウキ(なんで、パンダのぬいぐるみにロケットなんだ………)

 

突っ込んだのはロケットを持ったパンダのぬいぐるみである。

 

────

 

玲央がユウキが入院している病院からでて、次の目的地へ向かおうとしている頃、その目的地に一人の少女が居た。

 

???「ここに12闘士の一人が療養してる場所ね。今回は視察が目的だけど、警戒しないと」

 

そして、その少女の手には、ある紋様の指輪をしていた。それは

 

???「まさか、私が光の持つ射手座の力を得るとはね。残念なのは光が会えない事ね。早く会いたいわ」

それは、紅光が持つ射手座の指輪である。だが、その指輪には闇の力を持っていた。光と同じ射手座の指輪を持つ少女の正体は果たして、そして彼女もまた、会ってはいけない少女に会うことを知らない。

 

 




次回、シオンの見舞いへ。だが、玲央の前に新たな敵が!その敵の名は闇の射手座!


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玲央の休日後編

玲央がシオンの居る聖域の日本支部へやって来る話です。


ユウキの見舞いに来た玲央は、ユウキに様々な話をした。それは、一ヶ月前リハビリを始める前はベッドで寝たきり状態になっており、そのせいで新しい情報を手に入れなかったからだ。そして、ユウキに闇の12闘士の事や、ルルやエキドナの事を伝えると、玲央は次の目的地である富士山麓にある聖域の日本支部へ向かった。

 

────

 

聖域 日本支部近辺

 

玲央「此処ね。シオンが療養している聖域の日本支部は」

 

玲央は聖域の日本支部へやって来た。目的はキュアキャンサーこと東堂シオンの見舞いである。

 

玲央「ここは静かな場所ね。シオンの療養にはまさにピッタリね」

 

そして、玲央は日本支部にある場所へ来た。

 

玲央「確かここは教皇が以前住んでた場所ね。取り敢えず鳴らすわ」

 

玲央は建物のインターフォンを鳴らす。

 

玲央「ごめんくださーい!!」

 

すると建物の玄関からシオンが出てきた。

 

シオン「お客さんがこんな所にって、玲央!?」

 

玲央「私が来るの珍しいのかしら?」

 

シオン「いえ、想像しなかったわ。此処は滅多に来ない場所だから。ところで何しに来たの?」

 

玲央「シオンの見舞いよ」

 

シオン「見舞いね。けど其れ丈じゃ無さそうね」

 

玲央「ええ、折角だし入るわ」

 

玲央はシオンがいる建物に入った。

 

━━━━

 

建物に入った二人は居間で今までのマルス軍での戦いと言った事を話した。

 

シオン「マルス軍幹部のセンチビート撃破にアスガルドのプリキュア、キュアブリングルスティが来たんだね」

 

玲央「其れ丈ではないわ。2日前には紫と真白も日本に来たわ。今はショウとエル、ソウナと一緒にデスクイン島へ向かってるわ」

 

シオン「デスクイン島、もしかしてキュアフェニックスを迎えに言ったのですか?」

 

玲央「そうよ。その事はシオンも知ってるようね」

 

シオン「うん、私は魔傷の影響が少なかったお陰で日常生活に支障が起きないレベルですんだ。お陰で新しい情報を得ることも出来たよ」

 

玲央「はやてやユウキに比べて軽症であったのは幸いね」

 

シオンははやてやユウキに比べ、軽症で済んだのが幸いである。

 

シオン「其だったらいちごもですよ。彼女もまた軽症で済んだから

 

そしていちごもまた軽症で済んだ。

 

玲央「魚座プリキュア特有の体質、毒血のお陰ね」

 

シオン「はい、ですが無理は出来ないので今は戦闘に影響しない任務をやってます。確か今は野生のデモンローズの採取の任務に就いてます」

 

玲央「いちごも何とか戦える状態にはなってるようね」

 

シオン「はい。お陰で少しずつですがアテナ軍の勢いも戻りつつあります。ですが、今万全に戦える12闘士が雛子さんと玲央、リオンと瑠璃しか居ないのが辛いです」

 

玲央「確かに、今戦える12闘士が私達だけなのはキツいわね。それより他の皆はどうしてるの?」

 

玲央の質問にシオンが答える。

 

シオン「他の皆ですが、光は依然行方不明で明日香が何とか探しに行ってます。恵は聖域の近くにある乙女座のプリキュアしか入る事が許されない聖堂で療養しており未だ動けずに居ます。そして双葉はマルス軍の初戦で魔傷を受けた直後、原因不明の呪いを受けてしまい何処へ行ったのか解らずに居ます」

 

玲央「シオン、貴女も双葉の事を心配してるのね」

 

シオン「はい、同じ12闘士のプリキュアである以上、心配するのは当然です。それに玲央は双葉の居場所が解るのですか?」

 

シオンは双葉の事を言うが

 

玲央「解るけど、私でも手を出せない場所に居るわ」

 

シオン「玲央でも手出し出来ない場所?」

 

玲央「ええ今の双葉は私の超能力を使っても手出し出来ない場所にいるわ。例え恵でも今の双葉に手を出すことが出来ないわ」

 

シオン「玲央や恵でも手出し出来ない場所?」

 

玲央は自分でも手出し出来ない場所に居る事をシオンに告げる。

 

玲央「ええ、皮肉にも此処はマルス軍ですらも手出し出来ない場所よ」

 

シオン「それって?」

 

玲央はシオンにある場所を言う。それは

 

玲央「そう、嘗てカノン様が幽閉されたスニオン岬の岩牢よ。そこはマルス軍の本拠地になっている聖域の近くにあるわ。けど此処は今マルス軍の影響下にある為、私でも行けれないわ。もし行けば、マルス軍が総出で私を襲いに行くから」

 

そこは嘗てカノンが幽閉されていたスニオン岬の岩牢である。

 

シオン「確かにスニオン岬の岩牢は神言えども打ち破れない場所。そして神に近いキュアヴァルゴこと恵でも破るのは不可能とも言える。その場所に何故双葉が居るのかしら?」

 

玲央「それは私でも解らないわ。私が双葉に最後に会ったのが、皮肉にもマルス軍の初戦の前よ」

 

シオン「やっぱり、原因不明の呪いが原因かしら?」

 

玲央「そうだと思うわ。悪いわねシオン、話を脱線してしまって」

 

シオン「気にしなくても良いわ玲央。私の話が役立ってくれたのが嬉しいから」

 

玲央「ありがとうシオン。そして、魔傷に苦しみ、我慢するのは明日迄よ」

 

シオン「明日まで?どういう意味ですか玲央?」

 

玲央「それはね」

 

玲央はシオンに有ることを言う。それは

 

シオン「魔傷の効果を抑える薬が出来たのですか!?」

 

玲央「そうよ。此なら時間制限付きだが戦えるようになるわ」

 

シオン「時間制限つきとは言え戦えるのは嬉しいわね」

 

玲央「ええ、此で私達は本格的に反撃出来るようになるわ」

 

玲央はシオンに魔傷を抑える薬が出来た事を伝える。

 

玲央「明日、雛子がこっちに来るときにその薬が来るわ。その時に受け取りなさい」

 

シオン「解ったわ。ところで玲央はまだ居るの?」

 

玲央「今日は休暇日だからまだ居るわ。明日になったらパライストラへ戻らないと行けないから。それに」

 

シオン「玲央は、何らかのトラブルに巻き込まれそうね」

 

玲央「いくらなんでもそれは無いでしょ。ご都合主義じゃあるまいし………取り敢えず、昼食でも作ろうか」

 

シオン「えっ、玲央って家事出来るの?」

 

玲央「聖域じゃ、基本的に独り暮らししたでしょ?」

 

シオン「言われてみればそうだね」

 

そう言うと玲央とシオンは台所へ向かった。

 

────

 

台所で昼食を作った玲央とシオンは昼食を居間の机に置いた。

 

玲央「シオン、貴女は何でカレーうどんなの?」

 

シオン「何だか知らないけど、そのカレーうどんが気になったから?それより、玲央のは天ぷらそばだね」

 

シオンが作ったのはカレーうどんで玲央が作ったのは天ぷらそばである。

 

玲央「まあ、そばのようにコシのあるように粘り強くと言う縁担ぎかな」

 

シオン「玲央、コシがあるのはうどんだよ………」

 

シオンの突っ込みに動揺する玲央

 

玲央「うっ!?」

 

シオン「玲央は生真面目でクールだけど、ある意味純粋だね。20代になっても妖怪の事を信じてて、騒ぎを起こした事もあったし」

 

玲央「言うなシオン!私もまさか別の世界の私に遭遇したからな。偽物だと思ったからな///」

 

玲央は聖域に居た頃に別の世界の玲央に会っていた事を思い出していた。玲央にとっては恥ずかしい思い出でもあるのだ。

 

玲央「そう言うシオンももし別の世界の自分に会ったらどうする?」

 

シオン「もし別の世界の私に会ったらどうするか?まあ、玲央のように騒ぎは起こさないと思うよ」

 

シオンはもし別の世界の自分に会ったら、例え会っても騒ぎは起こさないと答える。

 

玲央「それは実際に会ってないから言えるのよ。だから、これだけは言っておくわ。別の世界の自分に会うと騒動になることをね」

 

シオン「覚えておくわ」

 

玲央「話が長くなったわね。早く食べるぞ。麺がのびるからな」

 

シオン「そうだね」

 

玲央とシオンは昼食を食べた。ちなみに料理の腕で一番高いのは明日香である。彼女は身分を隠して食堂で料理を振る舞っているからだ。

 

────

 

昼食を食べ終えたシオンと玲央。そこでシオンは自室の部屋からあるものを持ってきた。

 

玲央「シオン、この本はなんだ?」

 

シオン「これはアイドル雑誌よ」

 

玲央「アイドル雑誌?何でそれがシオンの部屋に?」

 

シオン「それは聖域に来る一年前にあるアイドルに出会ったの?」

 

シオンは聖域に来る1年前、あるアイドルに会っていた。

 

玲央「そのアイドルは誰なんだ?」

 

シオン「彼女の名は真中らぁら。私が当時会ってた時は小学生では有名なアイドルよ」

 

玲央「真中らぁら?」

 

シオンは玲央に真中らぁらの事を言う。

 

シオン「そう。もし生きていたら、中学生でも有名になるほどの人気アイドルになってたわ。けど、半年前に」

 

玲央「中東にあるクルシスタンの空港にてテロに遭って行方不明になったと聞くわ」

 

シオン「知ってるのですか?」

 

玲央「ええ、私の弟子の一人のルイから聞いたわ。マルス軍がプリキュアやプリキュアの資質を持った少女を拉致しようとした事をね。その時に真中らぁらもマルス軍に拉致されたと聞いてるわ」

 

シオン「確か、ヘブンズプリキュアの明空詩織さんやユウキさんの親友である流星サクヤさんもマルス軍に拉致されたのですね」

 

玲央「知ってるわね」

 

シオン「はい、私も軽症で済んだお陰で外に出ても支障がありませんでした。その時に知りました。しかし、何故そんな事をするのでしょうか?」

 

シオンの疑問に玲央が答える。

 

玲央「理由は簡単よ。マルス軍はすでに何人かの幹部が倒されている。このままでは良くないと考え、新たな戦力を調達しようとしているのよ」

 

シオン「そして、マルス軍はその新しい戦力に、らぁらさんを入れる気ですね」

 

玲央「そう、その可能性はあるわ」

 

シオン「そして玲央は、その戦力の名を知っているのですね」

 

玲央「もちろんよ。ところでシオン、その戦力の名は解るの?」

 

玲央はシオンにマルス軍の新戦力の名は解るのかと質問する。

 

シオン「はい、その戦力の名は闇の12闘士。私の場合は師匠から聞いてます」

 

玲央「マヤ様もまたサナの乱に関わったプリキュアの一人。その闇の12闘士の指輪の事は知ってるようね」

 

シオンもまた闇の12闘士の事は知っていた。シオンの師匠、マヤから聞いているのだ。

 

シオン「そうです。そして闇の12闘士の力は12闘士と同等。更にオフューカスに対応するプリキュアも居ます。新しい戦力を用意するなら闇の12闘士以外あり得ないと思います」

 

玲央「そうね。今回のセンチビート撃破でマルス軍は慌てている。早く闇の12闘士を投入したいと考えているわ」

 

玲央はマルス軍は次の手に闇の12闘士を戦線に投入すると考えているのだ。

 

シオン「マルス軍は余程玲央が怖いと見てますね。となると」

 

玲央「こういう場合は、私が居ない内に偵察でもやってるわ」

 

シオン「こんな所に出てくるのでしょうか?」

 

玲央「まあこんな所まで………」

 

玲央が言おうとしたその時

 

玲央「はっ!?」

 

シオン「玲央、どうしました?」

 

玲央「空気を読まない馬鹿が近くに居るようだ」

 

玲央は近くに敵が居るのを感じたようだ。

 

玲央「こんな所にマルス軍の手下が居るとは………空気の読まない連中ね………仕方ない、折角の私の休みを壊す馬鹿をしばきに行くわ」

 

玲央はその敵の方へ向かおうとする。

 

シオン「でしたら私も」

 

シオンも同行を申したいが

 

玲央「ダメよシオン。貴女は万全じゃないわ。ここは私に任せてくれ」

 

シオンの体調を考えて玲央が止める。

 

シオン「玲央………」

 

玲央「慌てなくてもいいわ。明日になればシオンも時間制限付きだが戦えるようになる。その時にやればいいわ」

 

玲央の説得でシオンは思い止まる。

 

シオン「解った。玲央、無理はしないで」

 

玲央「ああ、行ってくるわ」

 

玲央は近くに居る敵を探しに外へ出る。

 

────

 

外に出た玲央はまず建物の周りを見渡す。

 

玲央「この辺は、山麓にある為か段差がある。敵は高いところに居そうね」

 

玲央は高いところに視線を向けた。すると

 

玲央「危なっ!?」

 

玲央の前に突如矢が飛来した。しかし、玲央は矢を避けた。

 

玲央「いきなり、矢で来るとは………佳子やかなみの飛び道具の対処を受けなかったら射られたわ」

 

玲央は佳子やかなみに飛び道具の対処を受けた為、無事でいられた。

 

玲央「だが、射った場所は解った。後は矢を避けつつ、その場所へ向かおう」

 

玲央は、矢を避けつつ少しづつ高いところに接近する。

 

────

 

聖域日本支部 丘

 

聖域日本支部を見渡せる丘には一人の少女が弓を持って、日本支部の様子を見ていた。

 

???「やはり、此処に療養している12闘士が居るみたいね。そして、聖域日本支部の地形はだいたい解ったわ。後はディヴァイン様に報告する為、ここを離脱しよう」

 

謎の少女は、偵察を済ますと、帰還の準備をしようとしていた。ところが

 

玲央「覗き見とは感心しないわ」

 

???「いつの間に!?私の矢を潜り抜けて此処まで接近するなんて!?」

 

謎の少女は知らぬ間に玲央が来た事に動揺していた。

 

玲央「その程度の攻撃など、私には通じないわ。それより私達を覗いていた人物の顔を見せてもらうぞ!」

 

???「何なのよ一体?誰が来ているの?」

 

謎の少女は、玲央に視線を向けた。すると玲央はその少女の顔を見て驚く。それは

 

玲央「お前は、神楽謡か!?」

 

謡「私の顔を見て驚いてるわね」

 

紅光の幼なじみ、神楽謡である。

 

玲央「ああ、お前は紅光の幼馴染みだと聞いている?だが、謡は光の家族に保護されて無事だ。其なのに何故この聖域の日本支部に居る!?」

 

謡「光?貴女、光の事を知っているようね!?貴女は光の何なの!?」

 

謡の質問に玲央が答える。

 

玲央「光は私達キュアアテナに仕える12闘士の一人で、12闘士最強の戦士、キュアサジタリアスの資格者よ!!それがどうしたの!?」

 

玲央の返答を聞いて謡は憤っていた。何故なら

 

謡「光が突然居なくなったと思ったら、まさか12闘士の一人に選ばれたとは………いや、違う。私の知る光は、8年前に私の前に姿を消したんだ!!」

 

玲央「馬鹿を言うな!!光は、1年前はちゃんと居たわ!?光も中々休みが取れないけど、休みの時は謡の様子を見に行っている。それに今は一時的に行方不明になってるだけだ!!それに私の知ってる謡は、光が12闘士であることを知っている!!」

 

玲央は謡に説明をするが

 

謡「そんなものはどうでもいい!!」

 

玲央「なっ!?」

 

謡は聞く耳を持たない。

 

謡「それより、12闘士が療養している場所に、まさかマルス軍が恐れを抱く、悪名高き聖域の暗躍担当のキュアアリエスが居るとは!!偵察だけで済むと思ったらとんでもないのが居たとはね!!ちょうどいいわ。貴女を倒して、光の居場所を吐かせてもらうわ!」

 

玲央「まったく、あの謡があんな事を言うなんておかしいわ。お陰でいらないトバッチリを受けているじゃない。光、もし戻ったら後でみんなに説明しなさいよ!!それよりどうやって吐かせるの?」

 

玲央の疑問に謡はある物を出す。

 

謡「答えは言うまでもなく力ずくよ!そして、見せてやるわ。お前達、12闘士に匹敵する闇の12闘士の力を!プリキュア・ダークアップ!」

 

謡が光に包まれる。そして、光が収まると謡はプリキュアとしての姿を見せる。すると其処には

 

玲央「キュアサジタリアスに似てるわね」

 

サジタリアス?「サジタリアス?それは違うわ。この姿は闇の射手座のプリキュア、キュアトクソテス!そして、私はディヴァイン様によって闇の射手座の適合者になったのだ!」

 

キュアサジタリアスに似た闇の戦士、キュアトクソテスが居た。そうキュアトクソテスこそ謡が変身したプリキュアである。

 

玲央「なるほど、お前はディヴァインから闇の12闘士を受け取ったのか。ならば、こっちはお前を倒し、ディヴァインと言う男の事を吐かせてもらう!!プリキュア・クロスアップ!アリエス!」

 

玲央もキュアアリエスに変身する。

 

アリエス「キュアトクソテス、お前を倒し、ディヴァインの事を吐いてもらうぞ!」

 

トクソテス「そっちこそ私に倒されて、光の居場所を吐かせて貰うわ!」

 

聖域日本支部の外で、闇の12闘士に会った玲央。12闘士同士の戦いの初戦が今始まる。




次回、光の牡羊座VS闇の射手座!!


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激突!光の牡羊座VS闇の射手座

アリエスVSトクソテス。そしてディヴァインが姿を現す。


聖域の日本支部に療養しているシオンの見舞いに来た玲央。そんな時、玲央は日本支部の近くに敵の存在に気づく。そして、玲央はアリエスに変身するが、その敵を見て動揺する。何故なら

 

アリエス「馬鹿な!?何故謡が此処にいる!?彼女は光の家族に保護された筈だ!?」

 

そう、神楽謡に会ったからだ。だが謡はプリキュアの資質を持たない一般人である。それにも関わらず謡は闇の12闘士の一人、キュアトクソテスに変身したのだ。

 

トクソテス「何か変ね。私の顔を見て動揺なんて」

 

アリエス「当たり前だ!私の知っている謡はプリキュアの資質を持たない一般人だ!なのに何故!?」

 

トクソテス「貴女、私をこの世界の私と同じだと見ているみたいね」

 

アリエス「どういう意味だ?」

 

トクソテス「そう言えば、貴女の顔を見たけど、貴女は別の世界の星川玲央ね」

 

アリエス「別の世界の私を知ってるとは………まさか、お前は4年前にこの世界にやって来た別の世界の龍璃や龍奈、マナと同じ世界の人間なのか!?」

 

トクソテス「まあ、ある意味当たりよ。けど、私の知っている玲央は、ボーイッシュの僕っ子で、変身すると巨乳美女になるプリキュアよ。おまけに以外にも恋人持ちとはね」

 

アリエス「なっ!?」

 

アリエスは動揺した。そう、何故トクソテスは別の世界の自分を知ってることかを

 

アリエス「何故だ!?別の世界の私に会ってる事を知ってるのは私を除くと当事者である教皇と師匠と冴島さんだけだ!!」

 

トクソテス「冴島?まさかのこの世界ではプリキュアになってるなんて………そしてさっきの答えは言った筈よ。私は貴女とは別の世界の人間よ。その時に私はディヴァイン様に出会い、この世界へやって来た。そして闇の12闘士での最強格の一人、キュアトクソテスの適合者になった。話は終わりよ。まずは貴女を倒し、光の居場所を吐かせて貰うよ」

 

アリエス「そうはいかないわ。そっちこそ私に倒されてディヴァインという男の事を吐かせてもらうぞ!!」

 

そう言うとアリエスは自身の武器であるクリスタルソードを出す。それに対し

 

トクソテス「簡単にはいかないわよ」

 

トクソテスは所謂クロスボウ型の武器を2つ召喚する。

 

トクソテス「先ずは此で射ぬいてあげるわ!!」

 

クロスボウの矢でアリエスに攻撃する。

 

アリエス「その攻撃、既に見切ってるわ!!」

 

しかし、アリエスはその矢を回避する。

 

アリエス「切り裂け!!」

 

アリエスはカウンターでクリスタルソードを斬りつける。

 

トクソテス「危ないわね」

 

トクソテスもアリエスの攻撃を避ける。そして互いに剣とクロスボウで応戦するが

 

アリエス「12闘士と同等は伊達ではないな!!」

 

トクソテス「オリジナルだけの事はあるようね!!」

 

互いに見切りあってるせいで決定打を与えずに居た。

 

アリエス「ならば、これで!!」

 

アリエスは剣を納め、拳を握ってトクソテスに攻撃する。

 

トクソテス「この攻撃を食らえばアリエスのペースになる。させないわ」

 

トクソテスもクロスボウを納め、回し蹴りを放つ。

 

トクソテス「この一撃で、流れを私に!!」

 

同時に攻撃をするが

 

アリエス「ぐっ!?」

 

トクソテス「かはっ!?」

 

同時にくらい、吹き飛ばされる。

 

アリエス「何て威力かしら、直撃ならペースはトクソテスの方へ流れる所だった」

 

トクソテス「あの拳、マトモに食らったらアリエスが有利になるところだった」

 

アリエスとトクソテスは格闘もまた互角だと感じていた。

 

アリエス「サジタリアスと互角は伊達ではないか。このままでは千日戦争に陥りかねない」

 

トクソテス「12闘士では上位クラスのアリエス。彼女に苦戦してるようじゃサジタリアスには勝てない」

 

素手での戦闘でも互角であるアリエスとトクソテス。

 

トクソテス「ならば、今度はこの技で!!プリキュア・ケイローンズダークインパルス!!」

 

トクソテスは自身の拳から放つ漆黒の風の拳圧を放った。

 

アリエス「歴代射手座のプリキュアの技の一つ、ケイローンズライトインパルスを使うか。ならばこれで防ぐ!!プリキュア・クリスタルウォール!!」

 

アリエスはクリスタルウォールで風の拳圧を防ぐ。

 

トクソテス「私の攻撃を防ぐか」

 

アリエス「私の技は此で終わりではない!!クリスタルウォールカウンター!!」

 

今度はクリスタルウォールを自ら破砕して、水晶をトクソテスに向けて放つ。

 

トクソテス「カウンターか!!けどそうはさせない!!」

 

トクソテスは次なる技を放つ。

 

トクソテス「受けなさい!プリキュア・アトミックサンダーボルト!!」

 

トクソテスは弓を構えたポーズをした後、無数の光速の拳を放つ。

 

アリエス「そう言えばアトミックサンダーボルトはライトニングボルトと同系列!!ならば対処方法は!!」

 

トクソテスのアトミックサンダーボルトでクリスタルウォールカウンターの結晶を撃ち落とし、さらにアリエスに攻撃をする。それに対し、アリエスはテレポートでアトミックサンダーボルトを回避する。

 

トクソテス「避けた!?違う!?アリエスは超能力の使い手。なら次に来るのは!!」

 

トクソテスは振り向いた。すると

 

トクソテス「予想通り背後から来る気ね!?させないわ!!」

 

するとトクソテスの背後にアリエスが姿を現す。

 

トクソテス「離れるがいい!!プリキュア・ケイローンズヴィエラ!!」

 

トクソテスは鎧にある翼を使い、強烈な風でアリエスを吹き飛ばす。

 

アリエス「私の行動を読むとはやるようね」

 

トクソテス「それはこっちもよ。このレベルで本気を出してないなんておかしくない?」

 

アリエス「それはお前もだろ。偵察で終わると思って本気を出すとおもってないからな」

 

トクソテス「お互い、本気を出してないか………だったら」

 

トクソテスは自身の手に弓を出す。

 

トクソテス「私の出せる奥義を受けてもらうわ」

 

トクソテスは弓を構え、アリエスに矢を向ける。

 

アリエス「ならば此方も今出せる最大攻撃をくれてやろう」

 

アリエスも最大攻撃を出す構えをする。そして互いの必殺技を放つ。

 

トクソテス「プリキュア・トクソテスカタストロフェ!」

 

アリエス「プリキュア・ギャラクシーレボリューション!」

 

トクソテスはマイナスエネルギーを込めた矢を相手の上空に放ち、無数の矢になってアリエスに襲いかかる。それに対しアリエスは掌に収束した小宇宙を無数の光弾にして放ち、トクソテスの矢を撃ち落とす。

 

トクソテス「最大攻撃すらも互角か!?」

 

アリエス「どっちも無事でいる保証は無さそうね!!」

 

互いの技がぶつかり合い、此のままでは同時にやられてしまう二人。だが、それは以外な人物が阻止される。

 

???「其処までにしろトクソテス!!だれが其処までやれと言った!!」

 

トクソテス「その声は!?ディヴァイン様!?」

 

アリエス「ディヴァイン様?あの男がそうか!!」

 

トクソテスとアリエスの前にディヴァインと言う男が現れたのだ。

 

ディヴァイン「トクソテス、いきなり手の内晒しちゃ駄目だろ」

 

トクソテス「申し訳ありません。アリエスは本気でやらなければ、此方がやられてましたので」

 

ディヴァイン「仕方ないさ。アリエスはジェミニやリブラ、ヴァルゴやサジタリアスに劣るがそれでもかなりの上位クラスだ。最もアリエスはまだ全力ではないよ」

 

トクソテス「此で全力ではない!?じゃあアリエスの強さは一体何処まであるんだ?」

 

ディヴァイン「細かいことは後で考えておけ。それより不始末を片付けないとな」

 

するとディヴァインと言う男は、自身が放った魔力弾を互いの技が衝突する場所に向けて放った。すると

 

アリエス「消滅した!?」

 

エネルギーが衝突した場所は跡形もなく消滅したのだ。

 

ディヴァイン「此でも聖なる魔術師の肩書きを持ってるんだ。此のくらいは造作もない」

 

そしてディヴァインはアリエスに向けて視線を向ける。

 

ディヴァイン「さて、今度は私が相手にしてやるっと言いたい所だが」

 

アリエス「言いたい所だが?」

 

ディヴァイン「今回は何時までも帰ってこないトクソテスを迎えに来ただけだ。まだお前たちと戦うには時期向早だ!!」

 

アリエス「どういう意味だ!?」

 

ディヴァイン「此方は闇の12闘士がまだ集まってないんだよ。最も明日になれば闇の12闘士は披露出来る。私に戦いを挑みたいなら、その闇の12闘士を全員破って見ろ。そうしたら相手にしてやる」

 

そう言うとディヴァインはトクソテスの近くに来る。そして、ある事を言う。

 

ディヴァイン「最も光でも闇でもない悪しき双子座に破れなければの話だがな。また会おうキュアアテナのプリキュアよ。そして、マルス様と同じ時代に生まれた教皇の娘よ」

 

そしてトクソテスとディヴァインは姿を消した。残されたアリエスは

 

アリエス「これがディヴァインと言う男か。あの男がマルス軍の快進撃を支えてるのか………そして闇の12闘士と言うプリキュアと悪しき双子座、どういう奴ら何だろうか?」

 

アリエスはディヴァインの言う悪しき双子座の言葉が引っ掛かった。

 

アリエス「そして、私の事を教皇の娘と言った。どういう意味だろうか?」

 

そして、教皇の娘と言う言葉も玲央の心に引っ掛かりを覚えるのであった。そしてアリエスは変身を解除する。するとシオンが玲央のところまで来る。

 

シオン「玲央、大丈夫か?」

 

玲央「私は大丈夫だ」

 

シオン「良かった玲央」

 

シオンは玲央が無事にすんで良かったと喜んだ。そして

 

シオン「所で玲央、相手はどういう連中だったの?」

 

玲央「相手は………」

 

玲央は先ほど戦った相手の事を説明した。

 

シオン「謡がまさか、敵になるなんて」

 

玲央「違うわシオン。あの謡は私達の知る謡じゃないわ。あれは別の世界の謡よ」

 

シオン「別の世界?もしかして、4年前に来た龍璃やマナ達と同じ世界の人間なの?」

 

玲央「ええ、彼女は何故か別の世界の私の事を知ってたわ」

 

シオン「確かに謡は光にとっては幼なじみだったけど、この世界の謡はただの一般人。これでは光を倒す刺客には使えない。其処で別の世界の謡をマルス軍の一員にするとは………」

 

玲央「私も想定しなかったわ。そして、マルス軍の快進撃を支えた人物も来たわ」

 

シオン「もしかして」

 

玲央「この人物の名は聖なる魔術師、ディヴァイン。あいつこそ聖域陥落の黒幕よ」

 

シオン「それがマルス軍の快進撃を支え、聖域陥落を起こす原因でもあるのね」

 

玲央「ええ、けどディヴァインは言ったわ。自分に戦いを挑みたいなら、闇の12闘士を倒してみろ、そうすれば相手にしてやると言ったわ」

 

シオン「闇の12闘士、ディヴァインの話からして相当強いようね」

 

玲央「ええ、そいつは偵察任務のつもりで来たか全力を出してなかったわ」

 

シオン「手加減とは言え、玲央を苦戦するくらいは有るみたいね」

 

玲央「そう、本気を出せば私も破れるかも知れなかったわ。そしてその闇の12闘士は明日、全員出ると言ったわ」

 

シオン「闇の12闘士の戦線投入、それがアテナ軍にとっての正念場になりそうね」

 

玲央「そうなっても良いくらいよ。そしてディヴァインは最後に気になることを言ったわ」

 

シオン「気になること?」

 

玲央「一つは、私の事を教皇の娘と言ったこと、もう一つは悪しき双子座と言う言葉よ」

 

シオン「教皇の娘?もしかして玲央って実は?」

 

シオンは玲央に教皇の娘の意味を聞こうとするが

 

玲央「今は言わないでシオン。いずれ私もその正体を知るから」

 

玲央が口止めをする。

 

シオン「そうですね。けど玲央が何者であっても貴女は私達と同じ12闘士のプリキュアです。それを忘れないで下さい」

 

玲央「解ったわ。そして悪しき双子座の言葉だけど、恐らくは双葉に関係があると思うわ」

 

シオン「双葉が悪しき双子座?どういう意味でしょうか?」

 

玲央「今は解らないわ。けど、いずれ皆が知ることになるわ」

 

シオン「そうですね」

 

玲央「さて、敵も去ったし、戻ろうか。夕方まではまだ此処に居るわ」

 

玲央が敵が完全に居なくなったのを見て玲央とシオンは日本支部の建物に帰還する。

 

シオン「其でしたら玲央、囲碁やってみませんか」

 

玲央「シオン、ここは将棋では無いのか?」

 

シオン「すいません、囲碁が気になったので気づけばはまったので」

 

玲央「そうか、じゃあ夕方まではつきあってあげるわ」

 

シオン「ありがとうございます」

 

そして、建物に戻った玲央とシオンはその囲碁のをやるのであった。玲央も囲碁の奥深さに填まるのであった。そして夕方になると

 

玲央「それじゃあ、シオン。私はこの辺で失礼するわ。明日になれば雛子が来るから」

 

シオン「うん、玲央。私も万全になったらパライストラへ駆けつけるから」

 

玲央「ありがとう。けど明日は油断しないで、ディヴァインの言葉が確かなら闇の12闘士が来るわ。気を抜かないでね。それじゃあ」

 

そう言うと玲央はバイクに乗って東京へ帰るのであった。

 

シオン「玲央って意外とはまるタイプかな………」

 

翌日玲央はパライストラへ帰り、入れ替わりに雛子がやって来る。そしてディヴァインの言う通り、シオンはユウキと雛子と共に闇の12闘士と相対することになる。




次回 玲央の残す過去が明かされる。


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翔子達の報告、美空達の遭遇

帰還した玲央は翔子達の報告を聞く。
一方の美空達はスペインで瑠璃の弟子に会う。


玲央の休暇は無事に終わった。だが、その休暇中に玲央は突如現れた闇の12闘士の一人、キュアトクソテスと交戦する。その時のトクソテスの資格者は、神楽謡であったが、その謡は玲央達の知る謡では無く、4年前にチグハグ世界に来た龍璃や龍奈、マナ達と同じ別の世界の謡であった。更にマルス軍の快進撃を支え、聖域陥落の原因である聖なる魔術師ディヴァインと遭遇する。トクソテスを何とか退けた玲央は、パライストラへ帰還し、英里達に闇の12闘士とディヴァインの事を報告した。そして、玲央はパライストラに居るプリキュア達の指輪の修復をしつつ、翔子達の報告を聞いていた。

 

────

 

パライストラ 玲央の部屋

 

玲央「みんな、あれからマルス軍の動きはどうなっているの」

 

玲央は自身の部屋にあるモニターで翔子達の様子を見ていた。

 

翔子(通信)「局長、予想通り闇の12闘士が現れてます。しかし、ほとんどは聖域からは動いてないようです」

 

玲央「ほとんどは聖域からは動いていない?どういう意味なの?」

 

美衣奈(通信)「私たちはてっきり、闇の12闘士全員が動いてくると思いましたが、実際動いたのは、メンバーの中では4人前後でした」

 

ユイ(通信)「局長が闇の12闘士と交戦したので、てっきりパライストラにも来るかと思いましたが拍子抜けでした」

 

翔子(通信)「局長が会ったディヴァインの言った事は嘘でしょうか?」

 

玲央「それは無いわ。あの男は言った事は実行するわ。にも関わらず、それができなかったのは闇の12闘士のメンバーに問題があったのでは?」

 

翔子(通信)「メンバーに問題?どう言う意味ですか?」

 

玲央「私達も人の事を言えないが、12闘士も個性的でしょ」

 

翔子(通信)「言われてみれはそうですね」

 

玲央「そして、ディヴァインも闇の12闘士の資格者も様々なタイプのメンバーで揃わせ、そのメンバーで私達を潰そうとした。だが、ディヴァインはそのメンバーを把握していない可能性があるわ」

 

ルイ(通信)「言われてみれば、闇の12闘士の適合者が現れたのは最近ですね。ディヴァインは適合者を集めることを重視して、適合者本人の事を軽視してるかも知れませんね」

 

翔子達は闇の12闘士が全員で来なかったのは適合者達に原因があるのでは無いかと推測する。

 

玲央「その通りよ。ディヴァインは出来たらディヴァインに忠実なメンバーで揃いたかったが」

 

美衣奈(通信)「私達の活躍でマルス軍に大打撃をもたらした事で時間が取れなかったのでは無いでしょうか?」

 

玲央「あり得るわ。闇の12闘士を鍛える時間が取れなかった事が、今の闇の12闘士の出撃状況だと思うわ。それに闇の12闘士は恐らく一枚岩になってないわ。適合者を集めることに気をとられて、適合者本人の性格を把握してないわ」

 

美衣奈(通信)「一枚岩になってないのですか。おかげで私達でも対処出来たのですね」

 

玲央「そうよ。万全だったら此方が危なかったわ」

 

ルイ(通信)「出撃メンバーが少なかったのですが、強さは本物なのは間違いありませんね」

 

玲央「ええ、実際に戦っているからね」

 

翔子(通信)「局長が言うと説得力がありますね」

 

玲央「まあね、それよりショウ達はどうしているの?」

 

美衣奈(通信)「ショウ達はデスクイン島から出た後、道中でマルス軍と交戦してました」

 

翔子(通信)「連戦らしく、私達が様子を見に来たときは、装備がボロボロになってました」

 

玲央「装備がボロボロに?まさか、ショウ達も幹部クラスと交戦してたの?」

 

ルイ(通信)「はい、その時にマルス軍の統括幹部、キュアホーネットと交戦したのを目撃し、加勢しました」

 

玲央「そして、何とか退けたようね」

 

ルイ(通信)「はい、さすがはマルス軍の統括幹部だけあって苦戦はしました」

 

玲央「そうだったのね。じゃあ翔子、美衣奈、ルイは一度帰還し、その事を教皇に報告してね。その時に翔子達の装備を修復しておくわ」

 

美衣奈(通信)「ありがとうございます。ところで美空とエルナ、ハルナはどうしてます」

 

美衣奈の質問に玲央は答える。

 

玲央「美空達にはスペインへ向かわせているわ。瑠璃に闇の12闘士の事を伝えるためにね」

 

美衣奈(通信)「スペインに派遣したのですか?ですが、それだけでは無さそうですね」

 

玲央「ええ、闇の12闘士は間違いなく瑠璃の居る磨羯宮に現れるわ。そして」

 

ルイ(通信)「マルス軍はエキドナを狙うのですね」

 

玲央「そうよ。瑠璃もその事は知っているわ。瑠璃は弟子達と一緒にエキドナをパライストラに保護するように言うわ。それに瑠璃の弟子達は翔子達と同等の実力者よ」

 

翔子(通信)「知ってますよ局長。彼女達の実力は知ってますし、個人的にはキュアアクィラこと鳳ユナが気になりますね」

 

玲央「私もよ。私の勘だけど、ユナはハルナとは仲良くやってくれそうな気がするわ。後、ガルナもよ」

 

翔子(通信)「そうですね。ガルナさんからはハルナさんを見て驚きそうですね」

 

玲央「そうね。けど、それだけでハルナ達をスペインに派遣した訳ではないわ。他にも理由があるの」

 

翔子(通信)「もう一つの理由?」

 

玲央はハルナ達をスペインに派遣したもう一つの理由を言う。

 

玲央「ルル・キングスレイの事を探して欲しいの。もしかしたら、ルルもマルス軍の駒になるかも知れないから」

 

美衣奈(通信)「ルル・キングスレイですか?初めて聞く名前ですね」

 

玲央「そうよ。ルルの事はユウキから聞いたから。彼女はメリルの所に関係があるわ。幸いセシリアはルルと親交があったわ」

 

美衣奈(通信)「フランスでは有名なプリキュア、キュアマリアことメリルさんの所に居たのですか」

 

玲央「そうよ。出来たらルルは無事に居て欲しいわ」

 

ルイ(通信)「どうしてですか?」

 

ルイの疑問に玲央は答える。

 

玲央「ルルはかのヴリタニア王家の血を引く少女で、ヴリタニア王家に伝わる絶対厳守の力、ギアスの力が使えるの。その使い手が敵の手に渡ればどうなると思う?」

 

玲央の返答にルイは冷静に答える。

 

ルイ(通信)「答えは言うまでも有りません。そうなればアテナ軍どころか、人類に対する脅威になってしまいます。絶対厳守は術者の目を見た人間に命令を下し、絶対に実行させる能力です。一度しか絶対厳守の効果を与えれませんが、それでも危険な能力に変わりがありません」

 

玲央「その通りよ。力は使い方次第よ。使い方を誤れば取り返しのつかない事態にもなりかねない。だから、一刻も早く、ルルを見つけなければならない」

 

翔子(通信)「ルルを保護すれば、それだけアテナ軍への脅威が減りますね」

 

玲央「そうよ。けど、私はそれが出来ないわ。今はパライストラから動くことが出来ないのよ」

 

翔子(通信)「それって、パライストラに居るマルス軍の手下が気になるのですか?」

 

玲央「そうよ。パライストラに居るマルス軍の間者が気になるわ」

 

翔子(通信)「確かキュアワスプと言う変身能力を持つプリキュアが居ましたね」

 

玲央「それもあるけど、私は他にマルス軍に関わりのある人物がパライストラに居る気がするわ」

 

美衣奈(通信)「もしかして局長はその人物が居ると思ってるのですか?」

 

玲央「思うわ。私の予知に、その人物が居るわ」

 

美衣奈(通信)「局長が言うと本当に居そうね」

 

玲央「嫌なことに私の予知は当たる可能性がある。それに備えて、一度戻って欲しいの」

 

玲央の話を聞いて翔子達は

 

翔子(通信)「解りました、一度帰還します」

 

美衣奈(通信)「ですがルルはどうしますか?」

 

玲央「ルルは、ハルナ達に任せるしかないわ。出来たら、既に誘拐されたのは勘弁したいわ」

 

ルイ(通信)「そうですね。其れ丈は避けたいですね」

 

玲央「出来たらそうしたいわ。此で通信は切るわ。何かあったら連絡してね」

 

翔子(通信)「了解しました」

 

そう言うと通信を切った。そして

 

玲央「ルルはハルナ達に任すしか無いわね。どうか良くない事態にならなければいいけど」

 

玲央はルルが無事であるのを祈るしかなかった。そんな時

 

玲央「この気配、ショウ達が戻って来たようね」

 

玲央はショウ達がパライストラに戻ってきたことを気配で感じた。そして玲央はショウ達を迎えに行くのであった。

 

────

 

玲央が翔子達の報告を聞いた頃、美空、エルナ、ハルナはスペインに来ていた。ルルはスペインではなくフランスに拠点を持つメリルの所に居る。にも関わらずスペインに居るのは

 

美空「確か、バルセロナ近辺の通りでルルは消息不明になりましたね」

 

エルナ「そう言えば、ルルはよくスペインにある磨羯宮(仮)へ良く出入りしてたな」

 

そう、ルルが最後に見たのが、依りにもよって瑠璃の拠点である磨羯宮(仮)の近くの街、バルセロナであることを市民から聞いたのだ。だがその事を知ったのは最近であり、其までは何故か市民達も知らなかったのだ。

 

美空「瑠璃さんはルルさんの能力を見て何か思い出したのでは無いでしょうか?」

 

ハルナ「確か瑠璃さんは、以前オヒューカスの指輪とカオスの力に呑み込まれた過去がありましたね」

 

エルナ「そう、瑠璃はギアスの力が、オヒューカスの力と同じものだと思ってるかも知れないよ。そのせいか瑠璃は弟子が自分の二の舞にならないようにあまり優しすぎず、厳しすぎないよう気をつかってるわ」

 

美空「局長のとは育成方針が違いますね」

 

エルナ「局長のはどちらかと言うと組織系の方針ですからね………」

 

瑠璃の話が気になったハルナはエルナと美空に話しかける。

 

ハルナ「瑠璃さんは過去に辛い事があったのですね」

 

美空「局長の話だと瑠璃は4年前に現れたソルキュベイダーのせいで人生を狂わされたんです。ソルキュベイダーのせいで自分の生まれた松田家は没落し、一時は引き取ってくれた覇波家に対する憎悪に呑まれてましたが、別の世界の龍璃の説得で改心しました」

 

ハルナ「瑠璃さんは辛い目に遭ってたのですね」

 

エルナ「はい、12闘士は色々な経歴を持ってます。そして瑠璃さんはルルさんに対し、何か思った事があったと思います」

 

ハルナ「どういう意味ですか?」

 

ハルナの質問に美空が答える。

 

美空「そのルルさんは、かのブリタニア王家の末裔です。ですが瑠璃さんはルルさんを見て何か不安を抱いてました」

 

ハルナ「不安?」

 

美空「はい、瑠璃さんはルルさんが現れなくなってから、何か心配するような表情をする事があるんです。ルルさんは、妹のリナさんと一緒にフランスに来て、マリアさんの所でプリキュアになる為の修行をしてました。そんな時、リナさんは何者かに誘拐されました。そのリナさんを助けるために、メリルさんを残して行きましたが、ルルさんも囚われました。そう、瑠璃さんが居る磨羯宮(仮)の近くにあるバルセロナで、ルルさんは囚われたのです。その時の瑠璃さんも弟子達と一緒に現場に行きましたが、既に誘拐行為は終わってました。その現場を見て瑠璃さんは何か嫌な予感を感じたのです」

 

ハルナ「何故ですか?」

 

美空「瑠璃さんは、ルルさんが嘗ての自分になるのではないかと思ってるんです。実は瑠璃さんはルルさんの事を調べてましたが、ある人物を見て不安を抱いているんです」

 

ハルナ「その人物は?」

 

美空「その人物は、シャルルと言う人物で、ルルとは違うギアス、記憶改竄と言う能力を持ちます。彼もまた、ブリタニア王家の関係者で、ルルさんはシャルルによってブリタニアに連れ戻されたのでは無いかと思ってます。その時の瑠璃さん、相当顔に出てませんが、焦りや不安を抱いてました」

 

ハルナ「美空さん、瑠璃さんの事に詳しいのですね」

 

エルナ「美空は私達の中では最初に聖域に来たメンバーで、その時に瑠璃の弟子達と親交があるんです」

 

ハルナ「それで瑠璃さんの事を知ってるんですね」

 

エルナ「そうだよ」

 

美空「そして、ルルさんがシャルルによって連れ出された後、消息が解らなくなりました。まるで、ルルさんが最初から居なくなったみたいに」

 

ハルナ「もしかして、シャルルはマルス軍に繋がっているのですか?」

 

エルナ「ええ、繋がっていたとルイの調査で判明したよ」

 

ハルナ「そのシャルルは?」

 

エルナ「そのシャルルは、最近になって何者かに殺害されたんだ。ルルに何かをし終わったのを見届けた後、用済みとして殺害されたと思う。ブリタニア再興を人一倍望んだシャルルは呆気ない死を迎えるなんて………」

 

ハルナ「もしかして、シャルルは最初からマルス軍に利用させられて死んだのでは?」

 

美空「あり得そうですね」

 

エルナ「此方が行動しようとしたときは既に終わっているとは、相当繋がりがあってそうね」

 

美空「そうですね。どうせならそのブリタニア王国の事を調べて………、どうしたの?」

 

美空が言おうとした時、ハルナは何かに気づいた。

 

ハルナ「美空さん、エルナさん、誰かが此方へ向かってます」

 

美空「その誰かって?あ、あれは!?」

 

ハルナは美空にその何かを指した。それは

 

美空「あれは、瑠璃さんの弟子達!?どうして此方に!?」

 

エルナ「何か逃げてる見たいね。助けに行こうよ!!」

 

美空「そうですね」

 

━━━━

 

その弟子たちはと言うとエキドナを連れて逃げていた。

 

ガルナ「やられた!!まさか、師匠の幼馴染みの詩織が闇の12闘士になるとはせんないな事になったわ!!」

 

スパーナ「しかも、雰囲気まで変わってしまうとは、どういうレシピでやればこうなるんだ!」

 

メイ「マジでヤバイよ!?もし、エキドナがマルス軍に連れてかれたらマズイ事になるよ」

 

ユナ「だからこそ師匠は、パライストラへ向かうように言ったのよ!此処なら教皇が居るから手出し出来ないよ」

 

エキドナ「教皇も健在だな」

 

ガルナ「ああ、だから安心せいエキドナ。もしマルス軍が出たらなら逆に返り討ちにしちゃる!!」

 

エキドナ「頼りにしている、ガルナ」

 

サーバル「けど、その先に、敵が来たらまずいよ。マルス軍は以前日本で壊滅相当の損害を出したけど、ヨーロッパは聖域を掌握してる分、兵力はあるよ」

 

スパーナ「けど、所謂魚料理や肉料理相当に当たる幹部は何人かは倒されている。そのお陰で脅威は減ってるよ」

 

メイ「そして、運よく、応援が来ればって、MTにもう来ちゃった!!」

 

ユナ「それって、あっ!?あれは、玲央の弟子じゃない!!」

 

ユナは玲央の弟子たちが此方に来てるのを見たのだ。鷹の目を名乗るだけあって直ぐに気づいた。

 

メイ「神対応にも程があるよ!!」

 

そして、玲央の弟子である美空、エルナ、ハルナが合流する。

 

美空「まさか、ガルナさんたちが此処に来るとは想定できませんでした」

 

ガルナ「いや、寧ろいいタイミングで来た美空達こそが、想定外だ………むっ!?あの少女は」

 

ガルナはハルナに視線を向ける。するとハルナもガルナに気づく。

 

ハルナ「もしかして、姉さんの相棒のガルナさんですか?」

 

ガルナ「まさか、姐さんの妹か!?」

 

ハルナ「はい、ヨシノの妹の大神ハルナで、師匠は星川玲央で、姉弟子が諸星翔子です」

 

ユナ「玲央の新しい弟子とは、玲央もまた新しい伝説を作ったわね」

 

スパーナ「玲央の場合、どちらかと言うと敵が恐れる伝説ばかり作ってて、まともな伝説が寧ろ少ないよ」

 

エルナ「恐れる伝説って、あの、あんまり局長の痛い所突かないで下さい。局長は普通に聖域の仕事をやってるだけですけど………」

 

メイ「その仕事だけで此だけ戦果をあがるなんて普通はありえんてぃよ………」

 

美空「局長の場合、任務先でよく厄介事に巻き込まれるんです。局長曰く、私は悪いことでもやってるのかと言うくらいですよ」

 

スパーナ「確かに玲央のCalamita(Calamitaはイタリア語で災難)の遭遇率は異常だね」

 

エルナ「その局長の災難は大体の確率で聖域で重大な事に繋がる事になるのよ」

 

サーバル「けど、そのお陰でマルス軍の事も知ったのも事実だね」

 

美空「それ言うと局長が苦笑いしますよ」

 

サーバル「ごめんなさい」

 

ハルナ「話を変えますけど、その瑠璃さんはどうしてますか?」

 

ハルナは瑠璃の事を聞く。するとサーバルは返答する。

 

サーバル「師匠は、エキドナを安全な所まで逃がす為の時間を稼ぐ為に磨羯宮(仮)に残ってます」

 

エルナ「そのエキドナって、重要なの?」

 

ユナ「ええ、マルス軍はエキドナだけは生け捕りにしたいと考えてるわ。エキドナは現在の蛇遣い座のプリキュア、キュアオフューカスの変身者よ。マルス軍はキュアオフューカスを自分のものにするために磨羯宮(仮)まで来てるわ。しかも指揮官が」

 

美空「闇の12闘士ですね」

 

ユナ「ええ、その磨羯宮に来てるのがキュアトラゴス。闇の山羊座のプリキュアよ」

 

エルナ「既に知ってますね」

 

ガルナ「ああ、昨日玲央から師匠を通してその闇の12闘士の事は知っちょるが、そのキュアトラゴスがその師匠の幼なじみの詩織なのは予想外だった!!」

 

メイ「師匠を知ってる詩織が相手じゃマジでやられるよ!!」

 

美空「だとしたら瑠璃さん言えどもやられかねません!!助けに行きましょう」

 

サーバル「うん、師匠を助けてやって」

 

美空「はい、ですがエキドナさんの護衛もやらなければいけません!!救助は少ないメンバーで行きます!!」

 

スパーナ「なら、誰が行くんだ?」

 

スパーナは誰が磨羯宮(仮)へ向かうのかと言う。

 

美空「そうですね。私は磨羯宮(仮)に何度か行ってますので私は行きます」

 

ユナ「そうね。ここは時間との勝負だから、機動力の高いメンバーで行きましょう」

 

美空「ユナさんは鷲座のプリキュア、スピードはありますね」

 

ガルナ「スピードなら俺もある。それに師匠は俺がいつか越えるべき目標だ。マルス軍なんかに殺されるわけにはおえん!!」

 

ハルナ「そうですね。瑠璃さんは必要な人間です。でしたら私も行きます。私も玲央さんの弟子ですから!!」

 

磨羯宮(仮)でマルス軍と戦ってる瑠璃を助けるのはユナ、美空、ガルナ、ハルナが行き、残るはエキドナの護衛にまわる。

 

エルナ「エキドナさんは私達が護ります!!瑠璃を頼むぞ!!」

 

サーバル「師匠を助けてやって!!」

 

美空「はい、必ず助けます!!」

 

美空達は瑠璃を救うため、磨羯宮(仮)へ向かう。

 

────

 

美空達が磨羯宮(仮)へ向かう頃、建物の屋上にはフードを被った人物が居た。

 

???「やはりアリエスの仲間が派遣してたか。アリエスやアリエスの関係者が来たらマルス軍にとっては失敗フラグだな。だが、私ならひっくり返せる。其を思いしってもらうぞ」

 

そして、その人物はフードを取る。フードを取ると一人の少女が居た。

 

ルル「マルス様の配下、ルル・キングスレイがエキドナを奪うとな!!」

 

そう、その少女こそ、玲央が保護すべき人物、ルル・キングスレイである。だが、そのルルは既にマルス軍の一員になっていた。そして、12闘士に牙を剥く事になる。

 

 

 




次回、瑠璃救出!!


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カプリコーン救助作戦

瑠璃を救うため、ガルナ達は磨羯宮(仮)へ
そして、カプリコーンVSトラゴスとの戦い


パライストラで翔子達の報告を聞いた玲央。その頃スペイン第二の都市バルセロナへやって来た美空達はルルの捜索にやって来るが、その最中に12闘士の一人である覇波瑠璃の弟子達を目撃する。瑠璃の弟子達に合流した美空は、マルス軍がエキドナを狙いに瑠璃の拠点、磨羯宮(仮)に襲撃し、しかも瑠璃は闇の12闘士の一人キュアトラゴスに苦戦している事を知る。瑠璃を救助すべく、ユナ、ガルナ、美空、ハルナは磨羯宮(仮)へ向かう。

 

━━━━

 

磨羯宮(仮) 外

 

マルス軍兵士「トラゴス様がいるお陰で、こっちのやることがなくて暇だな」

 

マルス軍兵士「まあ、これだけの兵士達が居るんだ。カプリコーンの弟子は運良く脱出したが、これだけの包囲網を敷けば、さすがの12闘士も出れんだろうな」

 

マルス軍兵士はこれだけの兵士に囲まれては脱出出来ないと思っていた。だが

 

???「たかがくくり過ぎよ」

 

マルス軍兵士「人の声だと!?何処からだ!?」

 

マルス軍兵士は突如響いた声を聞き、辺りを見渡した。そして視線を建物の上に向けた。

 

???「ここよ!!」

 

すると鷲の意匠を持つ鎧を持つプリキュアが建物の上に居た。

 

マルス軍兵士「キュアアクィラだと!?何故、此処に居るんだ!?確か磨羯宮から脱出したのは知ってるが」

 

そう、瑠璃の弟子の一人、キュアアクィラがマルス軍の前に現れたのだ。

 

アクィラ「助っ人が来たので、反転して師匠を助けに来たのよ」

 

マルス軍兵士「カプリコーンを救いに戻るとはな。だが、失敗したな。救いに戻ると言うことは、オフューカスが居るのだな!ならば、オフューカスを渡してもらうぞ」

 

マルス軍はオフューカスがここに居ると思い、アクィラに攻撃しようとする。だが、そこにルプスも合流する。

 

ルプス「それは無理だな。オフューカスのかには、アリエスのかの弟子の一人が護衛しちょる。諦めろ!」

 

マルス軍兵士「何!?アリエスの仲間が来てるだと!?」

 

ルプス「ああ、既に来ちょるぞ!(アリエスの名が出るだけで敵が怯むとは、アリエスは凄いな。だが、師匠も負けてないぞ)」

 

するとマルス軍兵士の前に助っ人であるウルサミノルが現れた。

 

ウルサミノル「マルス軍、あなた達がわざわざ磨羯宮(仮)にやって来て、オフューカスの拉致とカプリコーンを始末に来たのですが、私達が来た時点でそれは不可能になりました!覚悟はいいですか!」

 

そして専用武器であるポラリススピアを構える。

 

マルス軍兵士「おのれ!!アリエスが居なければ何とかなると思ったが、アリエスの手先が来るなんて聞いてないぞ!」

 

ウルサミノル「マルス軍、私だけで来たと思いました?」

 

マルス軍兵士「どういう意味だ!?」

 

すると、ヴォルフが姿を現す。

 

ヴォルフ「アリエスの弟子の一人、キュアヴォルフ!マルス軍の企み、私が止めて見せます!!」

 

そして、アクィラ達はマルス軍の兵士達に向けて視線を向ける。

 

アクィラ「マルス軍、貴方達には、絶望に等しき伝説を刻んでもらうわ!!」

 

ルプス「キュアアテナ軍は12闘士だけだと思うな!!おれ達キュアアテナと共に戦うプリキュアが居ることを思い知らせちゃる!」

 

そして、マルス軍の兵士達はアクィラ達に向けて突撃する。

 

アクィラ「マルス軍、貴方達には私の伝説の礎になってもらうわ!!」

 

するとアクィラは剣を取りだす。そして

 

アクィラ「吹き飛びなさい!!」

 

剣から烈風を放ち、相手を怯ませる。

 

マルス軍兵士「何て風だ!!」

 

アクィラ「さて、行くわよ!!プリキュア・ストームトルネード!!」

 

その隙にアクィラはマルス軍兵士の集団の集まりに居た。そこから自身を中心に竜巻を起こす。

 

マルス軍兵士「うわあああああああああああ!!」

 

竜巻に巻き込まれたマルス軍兵士は上空へ飛ばされる。

 

ルプス「いい攻撃だなアクィラ!!次はおれだ!!」

 

するとルプスはアクィラの竜巻の気流を利用して上空へ飛ぶ。

 

ルプス「狼の一撃、受けてみんさい!!」

 

するとルプスの脚に青い小宇宙が込められる。そして

 

ルプス「プリキュア・ルプスインパルス!!」

 

青い小宇宙を持った蹴りでマルス軍兵士に当てる。当て終わると、瞬時に高速移動しながら相手を蹴り飛ばした。

 

ルプス「師匠の高速移動を参考にした技じゃ。まあ、師匠には通じなかったが悪くない技だと誉めてくれたんじゃ」

 

ウルサミノル「ルプス、貴方は知らないところで努力してますね。もし、カプリコーンを受け継ぐならルプス、貴方かも知れませんね」

 

ルプス「ありがとうなウルサミノル」

 

ウルサミノルのお墨付きを得たルプスは照れながら言う。それを見てみてアクィラは

 

アクィラ「ウルサミノル、それなら私も継承するかも知れませんよ。お見せしますわ」

 

アクィラも技を繰り出す。

 

アクィラ「プリキュアシャイニングブレイカー!!」

 

アクィラは剣から大鷲のエネルギーを持った衝撃波を放つ。そしてそれを食らったマルス軍兵士は

 

マルス軍兵士「ぐああああああああああああ!!」

 

大鷲のエネルギーを食らい、吹き飛ばされた。その様子を見ていたウルサミノルは

 

ウルサミノル「皆さんも知らないところで強くなってますね。瑠璃さんの指導があっての事ですね」

 

ヴォルフ「そうですねウルサミノル」

 

ウルサミノル「それでは私達も行きましょうヴォルフ。局長の期待に答えるために」

 

ヴォルフ「はい!!」

 

ウルサミノルとヴォルフも技を構える。其を見たマルス軍兵士はウルサミノルとヴォルフを止めにいく。

 

マルス軍兵士「ウルサミノルは兎も角、ヴォルフは確か戦闘経験が少ない筈だ!!」

 

しかし、ウルサミノルはマルス軍を見ても落ち着いていた。

 

ウルサミノル「敵を甘く見てるのは、敗北フラグです!!プリキュア・ポラリススウィング!!」

 

ウルサミノルはポラリススピアからの横凪ぎの青い衝撃波放って吹き飛ばす。

 

マルス軍兵士「グハッ!!」

 

ポラリススウィングをくらい、地面に倒れたマルス軍兵士。更に

 

ウルサミノル「更に、プリキュア・極天北辰光!!」

 

ウルサミノルの手か光が放ち、上空に放った後、無数の光が降り注ぐ。

 

マルス軍兵士「ぐあああああああああ!!」

 

無数の光を食らったマルス軍兵士は次々と倒れる。

 

ヴォルフ「ウルサミノル、見かけに依らずやりますね。今度は私が行きます!プリキュア・ヴォルフミラージュ」

 

ヴォルフは分身を作り出す。それを見てルプスは何かに気づく。

 

ルプス「あれは、姐さんの分身の術か!!そう言えばメイも姐さんの忍術に興味があったのは知ってるが」

 

ヴォルフ「私の姉さんは忍術の使い手何です。ルプス、此が私のオリジナル技です」

 

すると、分身をしてるヴォルフの手に小宇宙が集まり、其処から技が放たれる。

 

ヴォルフ「プリキュア・ウルフガング・バイククロー!!」

 

それは狼型の巨大な波動である。その狼型の巨大な波動にマルス軍兵士は次々と倒される。

 

ルプス「こんな、巨大な狼型の波動を出すとは………」

 

アクィラ「この戦闘スタイルは師匠の影響があるようね………」

 

ルプス「攻撃力もあるが、オレ達をフォロー出来る技が多いな」

 

そして、マルス軍は壊滅状態になった。

 

ウルサミノル「此だけやれば、マルス軍はしばらく立ち直れんでしょう」

 

アクィラ「少なくとも、ヨーロッパの戦闘にはいい影響が出そうね」

 

ルプス「別行動をしているエキドナ達も大丈夫じゃろう」

 

ウルサミノル「はい、ではマルス軍が壊滅状態になってる隙に瑠璃さんを助けに行きましょう」

 

ウルサミノル達は磨羯宮(仮)へ移動する。

 

────

 

アクィラ、ルプス、ウルサミノル、ヴォルフによってマルス軍に大ダメージを与えた頃、カプリコーンはトラゴスと交戦していた。トラゴスはカプリコーンと同等だけあって互角の戦いを繰り広げている。

 

カプリコーン「闇の12闘士の強さは本物、カプリコーンのスピードまで同じとは、それに私のプリキュライズに対抗してヨウカイの力を使うとは、マルス軍、私を知ってる人間を刺客にして倒しに行くとは、余程12闘士が怖いようね………玲央から闇の12闘士の事を聞いていなかったら苦戦していたわ(幸い、トラゴスはマガスネイクテイルの事は気づいてないようね)」

 

トラゴス「また、玲央か。相変わらず、アシストやフォローが上手いのね」

 

カプリコーン「ええ、玲央はアシストやフォローの上手さに定評があるのよ!!」

 

トラゴス「そのフォローぶりのせいでマルス軍はアリエスが出ると酷い目に遭ってるのよ!!」

 

カプリコーン「それで玲央が動けない隙に、この磨羯宮(仮)に襲撃したわけね!!」

 

トラゴス「そうよ!!アリエスが来てはエキドナをマルス軍に連れて行くことが出来ない!!だから、アリエスが来る前に瑠璃、貴方を倒す。そして、エキドナを除く瑠璃の弟子達を倒せば、エキドナの奪取は出来るわ」

 

カプリコーン「私を倒すね。けど、私達の弟子をなめないで貰うわ!!それに詩織、貴方は何か忘れてないかしら?」

 

トラゴス「何を?」

 

カプリコーン「玲央にも弟子が居ることをね!!」

 

カプリコーンが言うと、磨羯宮(仮)の外で騒ぎが起きていた。

 

トラゴス「この騒ぎは?」

 

カプリコーン「予想通り、玲央の弟子が来てる見たいね」

 

トラゴス「まさか、玲央の弟子が来てるのか!?なら、時間をかけれないわね」

 

カプリコーン(玲央が来ると思って焦ってるみたいね。なら、新しいプリキュアライズを前持って出しておくわ)

 

カプリコーンの手にはカードのような物があった。

 

カプリコーン(エネルギーを吸収することで特殊能力を与えるマガエリシオカード。応用力の高さが特徴よ)

 

そのカードをカプリコーンの手元に隠す。一方、玲央の弟子が来るかも知れない不安を抱いたトラゴスが手にある物を出す。それは一冊の辞典のような物を持っていた。

 

トラゴス「カプリコーン、貴方の知らない私のオリジナル技を見せてあげるわ!!」

 

カプリコーン「トラゴスのオリジナル技?」

 

トラゴス「そう、歴代山羊座の知らない私独自の技よ。名付けてプリキュア・ドミネーションラングウェッジ!!」

 

そして、その辞典を開いた。

 

カプリコーン「こう言うのは発動する前に叩き落とす!!プリキュランス!!マガムカーディアウィップ!!」

 

辞典を開けばまずいことになると気づいたカプリコーンは、マガムカーディアウィップで辞典を落とそうとする。しかし

 

トラゴス「発動前に止める気ね。けど甘いわ。見せてあげるわ、ドミネーションラングウェッジの恐ろしさを」

 

そしてトラゴスがある言葉を言う。

 

トラゴス「止まれ!」

 

カプリコーン「え!?」

 

トラゴスが言った途端、ウィップに異変が起きる。それは

 

カプリコーン「ウィップの動きが止まる!?」

 

そう、ウィップの動きが止まった。

 

カプリコーン「まずい!!」

 

カプリコーンはウィップを持ち続ければ自分にも影響が起きると考え、咄嗟にウィップを手放した。そして、カプリコーンは手放したウィップを触った。すると

 

カプリコーン「ウィップが固まっている!?何が起きたの!?」

 

マガムカーディアウィッブは固まってたのだ。

 

カプリコーン「今のドミネーション・ラングヴェッジが原因ね。けと、それだけで固まるなんて出来ない……なら、次の手よ!」

 

カプリコーンは次のプリキュライズを出す。

 

カプリコーン「今度は辞書ではなく、辞書を持つ手を狙う!!プリキュライズ!マガイルクーボランチャー!」

 

今度はカプリコーンはマガイルクーボランチャーと言う銃を出し、光弾を放つ。

 

カプリコーン「小宇宙込みの弾丸よ。避けられないわ!」

 

マガイルクーボランチャーの弾丸が、トラゴスを狙う。

 

トラゴス「飛び道具を使って止める気ね、けど無意味よ」

 

トラゴスは別の言葉を言う。

 

トラゴス「戻れ」

 

すると、トラゴスに放った光弾がカプリコーンの方へ戻ってくる。

 

カプリコーン「弾丸が戻ってくる!?まずい!」

 

カプリコーンは光弾を回避した。

 

カプリコーン「マガイルクーボランチャーの弾丸が、こっちに戻るなんて……なら、直接攻撃よ!」

 

弾丸を避けたカプリコーンは、腕にマガウルフルンクローを装備してトラゴスを攻撃する。

 

カプリコーン「はっ!?」

 

トラゴス「12闘士1のスピード持ちは伊達じゃないようね。でも、私には触れることが出来ない」

 

カプリコーン「詩織、光速に等しい私の攻撃に対して、どうやって避けるの?」

 

トラゴス「こうすれば良いのよ。離れて」

 

すると、カプリコーンとトラゴスの距離が離れる。

 

カプリコーン「勝手に距離が離れるなんて!?まさか、詩織。プリキュア・ドミネーションラングヴェッジの技の正体は!?」

 

トラゴス「そう、この辞書を展開する事で、相手を私の言葉どうりの行動をさせるのよ。落とせと言えば勝手に自分が落ち、止まれと言えば自分が止まり、自分を殴れと言えば自分の攻撃に殴られる。ねじ曲がれと言えば、自分の体がねじ曲がるのだ!」

 

カプリコーン「つまり、言葉を使った技ね」

 

トラゴス「その通りよ。そして、応用すれば相手を操る事も出来る!そしてカプリコーン、貴方に言うわ。この場に立ってなさい!」

 

トラゴスが言うとカプリコーンに異変が

 

カプリコーン「動かない!!」

 

そう、カプリコーンはこの場から動かなくなってしまった。

 

トラゴス「12闘士1のスピードスター、キュアカプリコーンも私のドミネーションラングヴェッジからは逃げられなかったみたいね。この技なら12闘士1のタフネス持ちのスコーピオンも、12闘士1のパワーを持つタウラスも、12闘士1の火力持ちのレオーネも、12闘士1の策士のアリエスも、12闘士で神に近いヴァルゴも敵ではない!」

 

そして、トラゴスの右手に闇の小宇宙が纏う。

 

トラゴス「カプリコーン、いや瑠璃、最後はこの手刀で一思いに両断してもらうわ」

 

トラゴスの手刀がカプリコーンに襲いかかる。だが、その時

 

トラゴス「うっ!?何だ!」

 

トラゴスの腹部の隙間に鋭いものが刺さっていた。

 

カプリコーン「トラゴス、選んだ言葉を間違えたみたいね。動くなと言えば、トラゴスの勝ちになったけど、その場に止まれと言ったのは失敗よ!」

 

トラゴス「まさか!?」

 

カプリコーン「隠しておいたのよ」

 

すると、カプリコーンの背部にはマガスネイクテイルが装備していた。

 

カプリコーン「ハミリオンの迷彩を忘れたようね」

 

トラゴス「しまった!カプリコーンの弟子の一人、キュアハミリオンは姿を消す能力を持つ忍者系のプリキュアだ!」

 

カプリコーン「そうよ。そして、その能力を、このカードで使ったのよ!」

 

すると、カプリコーンの手元からカードが取り出す。

 

カプリコーン「マガエリシオカードを使ってね!!」

 

そう、カプリコーンは密かに作ったプリキュライズ、マガエリシオカードを用意していたのだ。

 

カプリコーン「そして、トラゴス。確かにドミネーションラングヴェッジは強力よ。でも、対処すれば怖く無い!見てなさい!」

 

すると、カプリコーンが持つカードにエネルギーが吸収された。

 

カプリコーン「これで、ドミネーションラングヴェッジのエネルギーば吸いとったわ」

 

トラゴス「エネルギーを吸いとったくらいで、私のドミネーションラングヴェッジを無力化が出来ると思っているの!?」

 

カプリコーン「なら試してみなさい」

 

トラゴス「ならば、やってやるわ!止まれ!!」

 

トラゴスはカプリコーンに止まれと言うが効果がなかった。何故なら

 

トラゴス「何故止まらない!?」

 

カプリコーン「マガエリシオカードでドミネーションラングウェッジの力を吸収し、効果を無力化したよ」

 

マガエリシオカードにドミネーションラングウェッジの力を吸収し、それを防御に使う事でトラゴスの言葉を無効にしたのだ。そして

 

カプリコーン「此処から反撃よ」

 

カプリコーンはトラゴスの頭上を取る。

 

カプリコーン「先ずは始動技!!」

 

するとカプリコーンは両足をトラゴスの脇に挟み込む。

 

カプリコーン「プリキュア・ジャンピングストーン!」

 

そこからジャンプしてトラゴスを蹴り飛ばす。

 

トラゴス「くっ!?対応出来ない!!」

 

トラゴスが空中に放り投げられ身動きが取れない。

カプリコーン「トラゴス、そしてこれが私の最大攻撃の一つ!!」

 

カプリコーンはジャンプをし、脚に雷を纏わせる。

 

カプリコーン「プリキュア・ボルテックインパクト!!」

 

そして、雷を纏った蹴りがトラゴスに襲いかかり、その蹴りを食らったトラゴスは地面に叩きつけられる。

 

トラゴス「何て威力なの!カプリコーンはスピードや雷に頼りきっているのでは無いのか!?」

 

カプリコーン「確かに私は、カプリコーンが持つスピードや雷に頼りすぎてる。けと、私にはそれ以外にも様々な武器がある」

 

すると、カプリコーンの両手に小宇宙が込められる。

カプリコーン「その一つである歴代山羊座プリキュアに伝わる技を受けてみなさい!!プリキュア・ダブルエクスカリバー!!」

 

そして、カプリコーンの両手から二つの金色の斬撃が放たれ、地面に倒れているトラゴスに命中させる。そして

 

トラゴス「キャアアアアア!」

 

トラゴスはダブルエクスカリバーをくらい、地面に倒れる。そして、カプリコーンは地面に降り立つ。

 

カプリコーン「詩織、勝負ありよ。これ以上の抵抗はやめなさい」

 

トラゴス「まだよ。まだ倒れるわけにはいかない。私はまだデヴァイン様の期待に応えてない!」

 

トラゴスは重傷を負うも何とか立ち上がる。

 

カプリコーン「そこまでして、デヴァインを信じるの?」

 

トラゴス「言った筈よ。デヴァイン様は魔傷を受けて戦えなくなった私に力をくれたのよ」

 

カプリコーン「詩織………貴女も苦しんでいるのね」

 

トラゴス「どういう意味よ!」

 

カプリコーン「貴方は、魔傷を受けて戦えずにいる凜花達の分まで戦おうとした。けど、詩織は魔傷を受けてしまい戦えない事に対し、無力さを覚えているようね」

 

トラゴス「それが、どうしたの?」

 

カプリコーン「玲央やリオンの仲間たちを見なさい!陽奈達も魔傷を受けて苦しんでいるけど、詩織と同じように無力感に襲われていないわ!!陽奈達は玲央やリオンが12闘士になって離ればなれになっても、支えようとしている。そして魔傷を受けてなお、自分達が出来る事をやっている!それに比べて詩織、貴女は何をやっているの!」

 

トラゴス「それは………」

カプリコーン「自分の無力さから逃れるために、敵に降るなんて詩織らしくないわ。凜花達もそんな詩織なんて見たくないわ。だから、戻ってきて。詩織はこんな所に居てはいけない!!」

 

カプリコーンの説得に対しトラゴスは

 

トラゴス「逃げてるか………けど、私はデヴァイン様に救われた事実かある。私にはその恩を返さなければならない!」

カプリコーン「詩織………」

 

トラゴス「瑠璃、私はまだ終わってないわ。戦いなさい!」

 

トラゴスは何とか立ち上がるが、カプリコーンの攻撃が予想以上の威力があり、フラフラになっていた。

 

ルプス「そこまでにしろ!」

 

トラゴス「お前達は」

 

トラゴスの背後にはルプスとアクィラが来た。

 

ルプス「お前が師匠の幼馴染みの明空詩織だな」

 

トラゴス「お前達は、瑠璃の弟子達か!!」

 

ルプス「ああ。お前がキュアトラゴスとはな………詩織の仲間である凜花達が見たら嘆くぞ!」

 

アクィラ「貴女の事は師匠から聞いてるわ。ヘヴンズプリキュアのリーダー、キュアレボルブである貴女がマルス軍に降るなんて」

 

トラゴス「貴女達が来ると言うことは、エキドナも居るのでしょ」

 

ルプス「いや、エキドナは居ないぞ。とっくに安全な場所へ逃げきったぞ」

 

トラゴス「逃げきった?どういう意味よ」

 

トラゴスの疑問に対し、遅れてウルサミノルとヴォルフもやって来る。

 

ウルサミノル「貴女の狙いであるエキドナは、私達が来たことで保護されました」

 

ヴォルフ「エキドナにはカシオペアが護衛についてます。私達が来ては手出ししづらいでしょう」

 

ウルサミノルとヴォルフはエキドナは自分の仲間のカシオペアによって護っている事をトラゴスに告げた

 

トラゴス「全く、アリエスの対応の良さには参るわ」

 

ウルサミノル「ルルを探しにバルセロナに来たら、マルス軍が暴れていたとは。さて、トラゴスいや詩織さん。吐いてもらいますよ。ルルは何処に居ますか」

 

ウルサミノルはルルの事を聞こうとする。

 

トラゴス「ルルか………余程保護しないとまずい存在みたいね」

 

ウルサミノル「ええ、ルルはプリタニア王家に伝わるギアスの使い手ですから」

 

トラゴス「そう、なら私を追い詰めた礼に一つだけ教えるわ。そのルルなら、すぐに会えるわ。けど、その時は貴女達が守るべきエキドナは居なくなるわ」

 

カプリコーン「エキドナが居なくなる!?どういう意味よ!」

 

トラゴス「そのルルのギアスがエキドナを奪うからよ。今回は瑠璃、貴女に勝ちを譲るわ。けど、次はそうはいかないわ。必ず貴女を倒すから」

 

トラゴスが言うと、テレポートアイテムを出して、離脱した。

 

カプリコーン「詩織………」

 

トラゴスが居なくなると緊張が解いたか、倒れようとしていたが、ルプスとアクィラが受け止める。

 

アクィラ「師匠!大丈夫ですか!!」

 

カプリコーン「大丈夫よ」

 

ルプス「師匠を此処まで追い詰めたトラゴス。恐ろしい相手じゃな」

 

カプリコーン「ええ、ヘヴンズプリキュアのリーダーは伊達じゃないようね詩織」

 

カプリコーンとトラゴスとの戦闘はカプリコーンの勝利に終わった。その後、エキドナを護衛していたメンバーから連絡が来て、エキドナは無事であり、今はスパーナの母国のイタリアの首都、ローマにいることを瑠璃たちに伝えた。更に日本に現れたカンケル、スコーピオ、ジュゴスの3人の闇の12闘士を退いたと言う連絡も来た。

 

瑠璃「日本に来ていた闇の12闘士も撃退したようね」

 

ユナ「シオン達がやったみたいね」

 

美空「はい、雛子さんが調合した魔傷を抑制する薬ができたお陰です」

 

瑠璃「これで、少しずつだけど私達も反撃の準備が出来つつあるね」

 

ガルナ「そうだな。だが、オレ達のやる事は終わってない!!」

 

瑠璃「そうね、私達がやるべき事はエキドナを無事にパライストラへ送り、保護することね」

 

ハルナ「そうですね。エキドナを最後まで守りきるのが私達にとっての勝利条件ですね」

 

美空「なら、急いで追い付きましょう………って、磨羯宮(仮)からローマまで一気にいく方法はあるのですか?」

 

美空はこの磨羯宮(仮)から一気にローマへいく方法はないのかと聞く。

 

瑠璃「それなら良いものがあるわ。プリキュライズ!!マガグレイブモービル!!」

 

すると、瑠璃の前に巨大な車が召喚した。

 

ガルナ「でかい車じゃないか!!」

 

瑠璃「マガグレイブモービル。空中も海上も走れる特殊車両よ。玲央が良くバイクに乗ってくるから、私も移動手段として用意したの。武器も積んでるから安心して」

 

ハルナ「車両を呼び出すとは、さすがに玲央さんは出来ませんね」

 

瑠璃「呆けるのは後よ。みんな乗るよ」

 

瑠璃達はプリキュライズ、マガグレイブモービルに乗り込み、ローマへ移動した。

 

────

 

バルセロナ 建物

 

ルル「トラゴスを退け、エキドナを安全な場所へ移動することに成功したようだな。だが、この先お前達は私に止められる!そう、お前達は知らないのだ。日本に教皇が自ら現れた事を。教皇がパライストラに居ない時こそ好機!!必ずエキドナは我らマルス軍に加わる事をな!!」

 

 




今回のキーアイテム

マガグレイブモービル

グレイブが所有する車に似た車を召喚するプリキュアライズ。相手にダメージを与えるクラクションの音を放つ。また、自動で道路を作るの能力を持つ。

マガエリシオカード

特殊なカードを出すプリキュアライズ。攻撃の他に、相手を刺すことでマーカーの役割を与えたり、弱体化した相手を封印すると言った効果を与える。エネルギーをカードに吸収し、そのエネルギーを持ったカードを作ってアイテムてして活用する。応用力がかなりあり、エキドナ救出においても重要な役割を果たす。

次回、瑠璃達にルルの魔の手。そして、エキドナが………


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策略の胎動、悪夢の再会

パライストラ襲撃の前兆イベント
そして、ルルが姿を現す。


磨羯宮(仮)に襲撃したマルス軍はルプス、アクィラ、ウルサミノル、ヴォルフの活躍で撃退し、磨羯宮(仮)の襲撃を指揮したキュアトラゴスはカプリコーンによって撃退に成功した。そして、ローマでエキドナ達と合流した瑠璃達は一路パライストラへ向かう。だがそのパライストラではある不穏な動きがあった。

 

────

 

パライストラ 

 

パライストラのある個室では、ある人物との交信をしていた。

 

マルス軍兵士(通信)「姫様申し訳ありません。磨羯宮(仮)の襲撃及び聖域の日本支部の襲撃は失敗されました」

 

???「無理もないわ。日本支部の偵察に来た時、謡からアリエスに会ったのが原因よ」

 

マルス軍兵士(通信)「また、アリエスか!?何でこう言う時に限って居やがる!!」

 

???「そのアリエスだけど、今は居ないわ」

 

マルス軍兵士(通信)「どういう意味ですか?」

 

???「アリエスはある遺跡に行ってて此処には居ないわ。それに教皇も今は日本に行ってて、パライストラには居ないわ」

 

マルス軍兵士(通信)「アリエスと教皇が居ないとは………いい機会です。ここでマルス軍をパライストラへ進軍しましょう」

 

マルス軍兵士は、玲央と教皇の不在の隙にパライストラへ進軍するよう言うが

 

???「それは無理よ。アリエスはこう言う事態に備えて何か手を打っている。それに闇の12闘士を撃退したことでまずい事が起きるわ」

 

マルス軍兵士(通信)「その手とは?」

 

???「アリエスには弟子が居る。きっとこう言う事態に備えてパライストラへ戻っているわ。下手にやれば気づかれるわ」

 

マルス軍兵士(通信)「そう言えば、磨羯宮(仮)の襲撃を任せたマルス軍はそのアリエスの弟子が来たせいで壊滅し、キュアカプリコーンの救出を許してしまったか」

 

???「そうよ。そして、そのカプリコーンとその弟子達がパライストラへ移動している。しかもアリエスの弟子の護衛迄ある。もし、カプリコーン達がパライストラへ着けば、入る余地が無くなるわ」

 

マルス軍兵士(通信)「確かにカプリコーンがパライストラへ着いたらまずいことになりますね」

 

???「なら、手は有るのかしら?」

 

マルス軍兵士(仮)「手ですか………いや、カプリコーン達のパライストラ行きを止める役が一人居ます」

 

???「誰なの?」

 

マルス軍兵士(通信)「ルル様です。ブリタニア王家に伝わるギアスの使い手です。彼女でしたら、カプリコーン達の足止めだけだはなく、エキドナの奪取が出来ます。ルル様はマルス様に忠誠を誓ってるので裏切る事はありません」

 

???「そのルルは頼りになりそうね。ところで何故エキドナなの?」

 

マルス軍兵士(通信)「デヴァイン様の話によりますと、彼女は現在のキュアオヒューカスの変身者です。彼女は、闇の12闘士のロストナンバー、キュアサーペントの資格を得るかも知れません」

 

???「それで、磨羯宮(仮)を襲撃したのね」

 

マルス軍兵士(通信)「はい、ですがその襲撃部隊は壊滅し、トラゴスは重傷を負ってます。ですが、デヴァイン様にかかれば3日以内で復帰できます」

 

???「3日で復帰とは、余程トラゴスの適合率が高いようね」

 

マルス軍兵士(通信)「はい、デヴァイン様にスカウトされただけのことはあります」

 

???「そうか。闇の12闘士も相当強いのが揃ってるようね」

 

マルス軍兵士(通信)「はい、12闘士と同等だけの事はあります」

 

???「そうか。では、貴方達も出来る限りパライストラに来て潜伏しなさい。既にワスプが潜入済みよ。そして三日後に行動を移すわ。頼むわよ」

 

マルス軍兵士(通信)「解りました」

 

そう言うとマルス軍兵士の通信を切った。するとドアを叩く音がした。

 

???「その声は………ショウね」

 

ショウ(外)「アレク、入ってもいい?」

 

アレク「ごめんなさい。少し待って」

 

その部屋に居たのはアレクと言う少女で、オリオン座の力を持つもう一人のプリキュア、キュアオシリスの変身者で、ショウにとっては親友とも言える存在である。そして、片付けるとドアを開けた。

 

アレク「ショウ、ちょっと部屋の掃除をしてたの」

 

ショウ「そうか。アレク、お前もアテナに仕えるプリキュアだよ。だから裏切るような真似はしないで」

 

アレク「解ってるわ」

 

そして、ショウはアレクの部屋に入り、部屋で話をした。だが、ショウは知らない。アレクがキュアマルスの関係者で有ることを

 

────

 

アレクがマルス軍への通信をした頃、パライストラ近辺の都市へやって来た瑠璃達はと言うと

 

 

瑠璃「無事に着いたみたいね」

 

ガルナ「さすがのマルス軍も此処までは追ってこないだろ」

 

スパーナ「磨羯宮(仮)の戦闘に勝ったのが大きいね。暫くは補充に専念せざるを得なくなるよ」

 

美空「はい、それに此処はパライストラに近い街です。それに時間が立てばパライストラからの迎えの車が来ます」

 

パライストラの近くの街へ到着した。

 

ユナ「てっきり、待ち伏せとか、追撃が来るかと思ったけど、何も起きなかったね」

 

エルナ「そうだな。だが、此が何か不気味だな」

 

ユナ「不気味?どういう意味なの?」

 

エルナ「何か上手くいきすぎてないか?」

 

ユナ「上手くいきすぎてる?どうしてなの?」

 

エルナ「だって、後はパライストラから来た車に乗って、パライストラに着けばエキドナは保護できるじゃないか?なのに、マルス軍が居ないのが気になるじゃないか」

 

ユナ「確かに、後はパライストラに着けば、エキドナは保護されたも当然ね。にも、関わらずマルス軍が大人しいのはかえって不気味ね」

 

エルナ「その通りよ。だから、最後までは気を抜かないで。普通の敵は兎も角、局長が会ったデヴァインが来たらまずい事になるぞ」

 

ユナ「そうね」

 

ユナがいうとちょうどパライストラからの車がやって来る。

 

瑠璃「送迎車まで用意するなんて」

 

メイ「しかも、時間ぴったしじゃない」

 

サーバル「後は車に乗って、パライストラへ行くんだね。そう言えばパライストラに居るプリキュア達は元気かな?」

 

スパーナ「元気にしてるよ。此処にはアリオス様が居るから、今のプリキュアはのっているよ」

 

サーバル「つまり、パライストラに居るプリキュアは立派になってるんだね」

 

スパーナ「そう、熟成を重ねているよ」

 

メイ「二人とも、ふざけてないで乗るよ」

 

スパーナ「わかった」

 

スパーナ達は車に乗る。そんな中、エキドナはと言うと

 

エキドナ「何か嫌な気配がする」

 

ガルナ「エキドナ、どうしたんじゃ?」

 

エキドナ「ここは、パライストラ近辺、なのに近くに敵が居る気がする」

 

エキドナは、パライストラ近辺に来てるにも関わらず、敵が居る気配を感じていた。

 

ガルナ「そう言えば、詩織が撤退する際に言ったな。近い内にルルに出会うと。それに関係があるのか?」

 

エキドナ「可能性はあるかも知れん」

 

ガルナ「そう言えば、美空達はルルを探しにバルセロナに来たな」

 

美空「はい、局長からルルを保護するように言われてここに来ました。ですが、バルセロナに来てもルルは居ませんでした。そして、私達は最悪の事態を想定、いえ現実になろうとしています」

 

ガルナ「それは、ルルがオレ達の敵になるって事だな」

 

美空「そうです。それともう一つ良くない存在が居ます」

 

ガルナ「良くない存在、詩織を闇の12闘士に変えたデヴァインの事か!!」

 

美空「はい、このまま行けば、エキドナはパライストラに保護されて手出しできなくなります。にも関わらず動きが無いのが不気味です」

 

ガルナ「そうか………となると、そろそろデヴァインが来てもおかしくないか」

 

美空「はい、最後の最後に阻むのは間違いありません。気を引き締めてエキドナさんを守りましょう」

 

ガルナ「そうだな」

 

美空とガルナの会話を見てエキドナはある不安を言う。

 

エキドナ(私はこのまま護られるだけで良いだろうか。このままでは師匠やガルナ達に不安を抱いてしまう。どうすればいいか………)

 

エキドナは自分の無力さを感じていた。そして何よりも

 

エキドナ(何よりも私には力が足りない………師匠やガルナ達を守れる力と感情が欲しい)

 

力と感情があれば、無力さを感じずに済んだと言う。そんな時

 

瑠璃「エキドナ、どうしたの?」

 

エキドナ「師匠!」

 

瑠璃がエキドナに話しかける。

 

瑠璃「何か悩みでもあるの?」

 

エキドナ「いえ、何でもありません」

 

瑠璃「そう、けどあんまり一人で抱えないで」

 

エキドナ「師匠……」

 

瑠璃「私も一度は間違いを犯した事があるの」

 

エキドナ「それは、師匠がキュアカオスとして牙を剥いたあの時ですか」

 

瑠璃「ええ」

 

瑠璃はエキドナに自分の過ちの事を話した。

 

エキドナ「その事はすでに知ってます。にも関わらず、何故この話を?」

 

瑠璃「エキドナ、何故貴方にキュアオヒューカスの指輪を託したのか知ってる?」

 

エキドナ「それは、私ならオヒューカスの力を使いこなせるからですか?」

 

瑠璃「それもあるけど、オヒューカスには感情を支配する力があるからよ。その力の恐ろしさは私がよく知ってるわ。エキドナ、貴女が感情を学びたいのは私も知ってる。けど、その感情がもし負の感情だったら、オヒューカスは更なる形態、キュアアスクレピオスに進化する危険があるわ」

 

エキドナ「キュアアスクレピオス、かつてキュアアテナに牙を剥いたと言われる抹消された12闘士ですか?」

 

瑠璃「そうよ、キュアアスクレピオスを倒した後、アスクレピオスの力を発現しないよう、リミッターをかけ、キュアオヒューカスとして、他の人が使っても制御できるようにパワーダウンさせたの。でも、先代のオヒューカスも………」

 

エキドナ「落命したんだね」

 

瑠璃「ええ、パワーダウンしたとは言え、それでも強大よ。何よりも感情に作用されるのがオフューカスが制御しづらくしているの」

 

エキドナ「だがら、私にオフューカスの力を託したんだね」

 

瑠璃「ええ。でも、エキドナは感情を学びたいと考えている。なら、それでも感情を得たいなら、一つアドバイスを言うわ」

 

エキドナ「アドバイス?」

 

瑠璃はエキドナにアドバイスを言った。それは

 

瑠璃「一人よりも二人!二人よりも三人! 三人よりも四人! 仲間の力が一つになるとき…真の力と誠の勇気が生まれる!!。4年前のソルキュベイダーの決戦の時に言った言葉よ。もし、オフューカスの力に呑まれてしまったら、その言葉を思い出してね。そして、玲央が良く言う台詞だけど、仲間を頼ってね。例えひとりぼっちになっても必ず助けるから」

 

エキドナ「ありがとう。師匠」

 

瑠璃「どういたしまして。さて、パライストラはもうすぐだけど、最後まで気を抜かないで」

 

エキドナ「わかった」

 

そして、サーバルが声をかける。

 

サーバル「師匠、そろそろ車が動くよ」

 

瑠璃「わかったわ。今行く」

 

瑠璃とエキドナはパライストラ行きの車に乗る。

 

────

 

瑠璃達が車に乗り、後はパライストラに向かうだけである。だが、マルス軍は既に動いていた。

 

運転手「何だ?近くに少女が居るのか?」

 

運転手は窓を開け、その少女を見に来た。だが、それこそ、マルス軍の策略の引き金になる。そう

 

ルル「私の姿が気になったか。だが、それが命とりだ!!」

 

そう。運転手はルルの姿を見たのだ。そして、ルルの右目がひかりだす。

 

ルル「ルル・キングスレイに命ずる!私の命令に従え!!」

 

運転手「この光は………うわぁぁぁぁ!!」

 

運転手はルルの放った光、そうギアスを受けたのだ。ギアスを受けた運転手は動かなくなった。

 

ルル「無名なら、一発で効くが、ネームドキャラは簡単には効かんだろうな………まあいい。さて、そこの運転手」

 

運転手「はい………」

 

ルル「お前にやってもらいたいことがある。この車を所定の場所へ移動させてくれ」

 

運転手「了解しました」

 

運転手が言うと、瑠璃達が乗る車の運転席へ戻り、車を動かした。

 

ルル「まずは第一段階」

 

ルルは車がいなくなるのを見届けると、テレポートアイテムでその場を離れた。

 

────

 

瑠璃達はパライストラ行きの車に乗った。だが、運転手はルルのギアスを受けていた。それを瑠璃達は知らなかった。

 

瑠璃「これで後はパライストラに着くだけね」

 

ガルナ「これでエキドナを保護すれば、もう大丈夫だろう」

 

サーバル「そうだね。それより、パライストラに居るプリキュアがどうなってるか気になるね」

 

そんな瑠璃達だが、その車にはおかしな事をしていた。それは

 

メイ「ねえ、この車ってパライストラへインするじゃないの?」

 

スパーナ「どうかしたのメイちゃん?」

 

メイ「この車、パライストラへ向かってないよ。何か違う所へ行ってるよ!!」

 

それは、パライストラに向かう筈の車が別の所へ向かっていたのだ。さらに

 

美空「そんな、パライストラへの連絡が出来ない」

 

ユナ「どうしたの?」

 

美空「通信が出来ない。しかもパライストラの近くなのに」

 

突如、通信が出来なくなったのだ。

 

ユナ「通信が出来ない?まさか、この辺に妨害電波が発生してるの!?」

 

エルナ「そうみたいだ。しかもご丁寧に局長への連絡が出来なくなってる」

 

ユナ「それじゃあ、玲央への連絡が出来ないの!?」

 

エルナ「ああ、マルス軍は余程局長を呼びたくないみたいだ」

 

美空「それは、つまり私達はマルス軍の手の内に入ったようです」

 

瑠璃「車のおかしな移動に通信障害………マルス軍が今まで何もしなかったのは………まさか」

 

瑠璃は車のバックミラーに映る運転手に視線を向けた。それを見て瑠璃は気づく。

 

瑠璃「やられた!!まさか、運転手にギアスをかけるなんて!!」

 

そう、運転手はルルのギアスを受けたのだ。

 

ガルナ「あの車はどこへ行くん……うわっ!!勝手に止まるな!!」

 

そして急ブレーキをかけ、車は停止する。

 

ハルナ「車が止まった?一体何が?」

 

ガルナ「目的地に着いたが、何か嫌な予感が起きるな」

 

エルナ「どうやら、マルス軍が待ち構えて居る場所に着いたみたいよ」

 

サーバル「つまり、敵が既に居るって事なの!?」

 

スパーナ「今回のマルス軍は、一番やばいUnatrappola(Unatrappolaはイタリア語で罠)を用意したようだ」

 

美空「となりますと、この中に居るのはよくありません。皆さん、外へ出ましょう」

 

ユナ「それって、車に爆薬でも積んでる可能性もあるの!?」

 

瑠璃「可能性はあるわ。きっと目撃者ごと始末すると言う行為もしかねないわ」

 

メイ「それって、マルス軍なら安定の始末行為って事なの?」

 

瑠璃「そうなるわ。マルス軍が来る前に、脱出よ」

 

瑠璃達は、車から脱出する。そして、車から離れると時間差で落雷が落ち、車は爆発した。

 

エキドナ「直ぐに出なければこうなるのか。なんて酷い事を」

 

瑠璃「相手を平気に切る捨てるなんて、今の落雷を落とした相手は相当の人でなしみたいね」

 

瑠璃達は落雷で車を爆破させた行為をした人物に怒りを覚える。そして、瑠璃達は、その周りを見てみた。すると

 

ガルナ「ありゃぁーパライストラか?建物の位置もえーたいのかと同じか?」

 

メイ「けど、パライストラに着くには確か30分後の筈よね」

 

ユナ「確かに、ここからパライストラに着くには30分はかかる。けど、出てからはたった10分しかたってないわ!!」

 

スパーナ「となると、ここはパライストラを再現した場所になるな。料理を模倣するのはよく聞くけど、街を模倣するのは普通はやらないよ」

 

サーバル「じゃあ、此処に居るのは………もしかして」

 

エキドナ「どうやら、元凶が既に居る。噴水を見るんだ」

 

サーバル「噴水って、あっ!?誰か居る」

 

サーバルは噴水の前にいる人物を見た。それは

 

デヴァイン「どうだい、私が再現したパライストラの広場は」

 

デヴァインが瑠璃の前に現れたのだ。

 

瑠璃「貴方が、詩織を闇の12闘士に変えたデヴァインね!!」

 

デヴァイン「その通り、私こそ聖なる魔術師デヴァイン。マルス軍を支えし副官だ」

 

瑠璃「つまり、キュアマルスを除くと事実上のトップって事ね」

 

デヴァイン「そうだ。キュアトラゴスを退けるとはやるようだな。だが私が来たら、お前達は終わりだ。大人しくエキドナを渡すがいい」

 

瑠璃「渡さないよ。貴方のような人でなしには!!」

 

普段は怒りを抱かない瑠璃もデヴァインに対しては相当の怒りを抱いてた。詩織を利用されたからだ

 

デヴァイン「やれやれ、嫌われてるな。だが、ソイツを前に冷静でいれるかな」

 

瑠璃「デヴァイン、貴方まさか!?」

 

デヴァイン「そう、お前達が保護しないと困る相手が来てるのだ!!」

 

すると、瑠璃達の前にあの少女が現れたのだ。そう

 

デヴァイン「ルル・キングスレイがな!!」

 

ルルが姿を現したのだ。

 

美空「ルルさん、まさかマルス軍に居るなんて………」

 

ルル「ほう、私の事を知ってるようだな」

 

瑠璃「ルル、貴方の事を心配してるのが居るのよ!!」

 

ルル「私を心配してる?なんのことだ?」

 

瑠璃「何言ってるのルル?」

 

ルルの反応に戸惑う瑠璃達

 

サーバル「そうだよ。師匠の居る磨羯宮(仮)で遊びに来てるのを忘れたの?」

 

ルル「そんな記憶は無いぞ」

 

エルナ「ふざけるな!!あんたはメリルさんの所に下宿してるのを忘れたのか!!」

 

美空「セシリアさんも心配してますよ」

 

ルル「それがどうした?私は生まれてからずっとブリタニアに育ってた。父上とずっとな」

 

ユナ「違うわルル。貴方の父はどんな人間なのか解っていってるの?」

 

ルル「分かってるさ。父はブリタニアの復興を最も望んだ男。そして私はブリタニアを継ぐ皇女だ!!」

 

ガルナ「ルル、おどれは妹のルナの事も忘れたのか!!」

 

メイ「妹のルナはそのシャルルって人に拐われ、ルナを救うためにルルはブリタニアへ行ったでしょ!!」

 

ルル「そのルナはブリタニアの王族が保護している。それを何故拐われたという話になる?」

 

エキドナ「まるで話になってない?これは?」

 

スパーナ「恐らくルルは記憶を改竄している。だから私達の話を聞かないんだ」

 

そう、ルルは記憶を改竄されているのだ。

 

ルル「話はこれで終わりか、キュアアテナに支えしプリキュアよ。お前たちの選ぶ道は2つに一つだ。エキドナを私達マルス軍に引き渡すか、それともマルス軍に倒されるかだ」

 

デヴァイン「此方が本気を出せばお前達など敵ではない!!さあ、選ぶがいい」

 

デヴァインの通告に対し瑠璃達は

 

瑠璃「お断りよ!!エキドナも渡さないし、マルス軍に屈する訳にもいかない。何よりもルルをマルス軍の手先にしたり、詩織を利用するデヴァイン、あんただけは許さない!!」

 

ガルナ「師匠がここまで怒るとは、デヴァインは相当とぎに酷い事をしちょるか」

 

瑠璃「みんな、デヴァイン達マルス軍を退かせ、エキドナを守り、そしてルルを取り戻すよ!!」

 

そして、瑠璃は指輪を出す。

 

瑠璃「プリキュア・クロスアップ!カプリコーン!」

 

瑠璃達はプリキュアに変身し、マルス軍に対峙する。

 

カプリコーン「マルス軍、あなたたちの好きにはさせないわ!!」

 

デヴァイン「好きにはさせないか。果たしてこの状況を切り抜けるかな?」

 

ルル「私が考えた手はたくさんある。全て捌ききれるかな。謀略の満漢全席をな!!」

 

カプリコーンはデヴァイン率いるマルス軍とルル相手にどう立ち向かうか

 

 

 




デヴァインの猛威、ルルの企み。2つの脅威にエキドナが………


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奪われた蛇遣い

牙を剥くルルの策、そしてエキドナはマルス軍の手に堕ちる………


パライストラ近辺まで着いた瑠璃達はパライストラ行きの車に乗る。だが、車の運転手は、ルルのギアスに操られ、瑠璃達はデヴァイン率いるマルス軍が待ち構えていたパライストラに似た場所へ連れていかれる。そして、瑠璃達の前にマルス軍の一員になったルルが姿を現す。瑠璃達はエキドナをマルス軍から護れるのか!?

 

────

 

デヴァイン「さて、お前達は、これだけの戦力を対処できるかな」

 

デヴァインが指を鳴らすと四方からマルス軍の兵士が現れる。

 

カプリコーン「数が多いようね。でも、それだけでは勝てないわ」

 

カプリコーンはまずマガシャーキンスファンを出す。

 

カプリコーン「まずは、遠距離技で敵の戦力を削る!」

 

マガシャーキンスファンの突風でマルス軍兵士を吹き飛ばす。

 

トラド「まずは、近寄る前にできる限り減らそう」

 

トラドは光の包丁状のエネルギー弾でマルス軍兵士を撃退する。各自の遠距離技でまずはマルス軍兵士を撃退する。それを凌ぐと

 

カプリコーン「突風で怯まない敵が混ざっているみたいね」

 

アクィラ「師匠、重装兵が混ざってますわ」

 

アクィラはマルス軍兵士の中に重装の鎧を纏った兵士が現れたのに気づいた。

 

アクィラ「重装してる事は防御が堅い分、動きが鈍いようね」

 

リンクス「それなら私に任せて」

 

カプリコーン「それなら、私も」

 

リンクス「師匠はまだ動かないで。敵が何をしでかすかわからないよ」

 

ルプス「そうだな、ルルがどう動くか解らんからな。頼むリンクス!!その機動力で、重装兵を対処してくれ!!」

 

リンクス「任せて。じゃあ行くよ!」

 

リンクスは重装兵に向けて突撃し、その機動力で撹乱した。さらに

 

リンクス「うみゃみゃみゃー!」

 

リンクスが装備する爪で重装兵を切り裂いた。

 

重装兵「おのれ、ちょこまかと!!」

 

重装兵は戦鎚でリンクスを殴ろうとする。しかし、

 

リンクス「ひょいっと」

 

リンクスは戦鎚を回避し、その際に同じ兵士を殴ってしまう。

 

マルス軍兵士「ぐあっ!!何をやってる!!」

 

重装兵「すまん、あのプリキュアはちょこまかと動くんで」

 

リンクス「うまくいってるね」

 

リンクスは撹乱に成功する。だが

 

ルル「お前は調子に乗ってるな。激突して吹っ飛ぶがいい」

 

そんなリンクスに、ルルの指示を受けた騎兵が来る。

 

リンクス「何で馬に乗った兵が居るの!?」

 

リンクスは慌てて、騎兵の突撃を避ける。

 

ウルサミノル「リンクス、悪い癖が出てますね。助けに行きます」

 

それを見てウルサミノルがリンクスを助けに行く。

 

ウルサミノル「リンクス、離れてください」

 

リンクス「うん」

 

そう言うとリンクスはしゃがむ。そして、ウルサミノルは技を放つ。

 

ウルサミノル「プリキュア・ポラリススウィング!!」

 

ウルサミノルが放った衝撃波は騎兵が乗る騎馬の脚に当たり、転倒される。

 

リンクス「ドミノ倒しで倒れちゃった」

 

ウルサミノル「騎兵は騎馬と言う機動力と騎兵槍による突撃力が武器です。その騎馬の機動力を潰せば、騎兵は倒れ、倒れた騎兵に阻まれて、マルス軍の進軍は阻害できます。それを利用して、マルス軍の騎兵を優先的に狙いましょう」

 

リンクス「解った。今度は慎重に行くよ」

 

リンクスとウルサミノルは騎兵を優先的に攻撃する。それを見てカプリコーンは

 

カプリコーン「あの騎兵の突進力は厄介ね………そう言えば、マルス軍に騎兵とか重装兵を戦力にいれたのかしら」

 

カシオペア「いえ、私達が交戦したマルス軍にはそんな戦力を入れた様子はありません」

 

カプリコーン「という事は………まさか」

 

カプリコーンは気づいた。

 

エキドナ「師匠、何か気づいたのか?」

 

カプリコーン「間違いない。磨羯宮(仮)の近くでルルを誘拐した時にも、重装兵や騎兵が居たわ」

 

ルプス「つまり、あいつらはデヴァインの私兵か?」

 

カプリコーン「いえ、ただの私兵じゃない!あれは、ブリタニア共和国の兵士よ!!」

 

アクィラ「何ですって!?」

 

カプリコーン「それなら、聖域が呆気なく陥落したのも解るわ!!」

 

カシオペア「ブリタニアがマルス軍と協力していたとは………」

 

カプリコーン達は何故聖域が呆気なく陥落した理由を知った。そうブリタニア軍の戦力を借りたからだ。

 

ルル「ブリタニア軍はマルス軍の支援国家さ。ならば協力をするのは当然の事だ」

 

ヴォルフ「他の国と協力を要請するとは、マルス軍は相当切羽詰まってますね」

 

デヴァイン「その通りだ。アリエスもそうだが、他のキュアアテナ軍のプリキュアが此処まで強くなるとは、私も想定しなかったよ。折角の初戦で12闘士の半数近くを戦闘不能にしたのにな」

 

ルル「だが、ブリタニアの戦力は他にもある!まだまだいってもらうぞ!!」

 

ルルの指示で更なる戦力を投下した。

 

━━━━

 

デヴァインとルルの攻撃から数時間が立っていた。マルス軍の戦力を撃退するが、流石に疲労は溜まろうとしていた。

 

アクィラ「あれから数時間は経ってる気がするわ」

 

ルプス「そうだな。兵士だけだと思ったら怪物やら巨人やら色々出してきちょる。オフューカスの能力でも対処仕切れんぞ」

 

オフューカス「相手を操ってなお、此だけの数を出すなんて」

 

ヴォルフ「日本に現れた石像をこれだけ出すとは、聖なる魔術師の名は伊達ではありませんね」

 

ウルサミノル「召喚数もセンチビートの時とは違ってかなり居ますね」

 

ハミリオン「ガチめだからって容赦なさすぎ。これじゃ休めないよ~~~」

 

トラド「いやハミリオン。寧ろ敵の狙いは此かも知れないよ」

 

ハミリオン「え?じゃあ、あの容赦ない攻めの目的は?」

 

リンクス「私達をスタミナ切れにするため!?じゃあ、今回のマルス軍の狙いって」

 

カシオペア「私達を体力切れに追い詰めるためだ!!スタミナ切れになったところでルルは何かを仕掛ける気だ!!」

 

ルプス「体力切れにして俺達を動けなくする気か?だが、甘いわ!!プリキュアの継戦能力をなめるな!!」

 

アクイラ「そうよ。プリキュアは3日は変身が保てるわ」

 

ルル「知ってるさ。だが休まない状態でいつまで持つかな?」

 

カプリコーン「休まない状態………そう言う訳ね。ルル、貴方は私達が疲労で倒れるのを待ってるようね」

 

そう、マルス軍はカプリコーン達を疲労状態にし、そこからエキドナを奪おうと目論んでいたのだ。

 

ルル「ふっ、気づいたなカプリコーン。だが、私の策は他にもある。私やデヴァイン様ばかり見ていると、意外な手にやられるぞ」

 

カプリコーン「どういう意味なの?」

 

すると上空になにかが落下しようとしていた。

 

デヴァイン「流石のお前たちも隕石には気づかんようだな」

 

カプリコーン「隕石?まさか!!」

 

そう、隕石がカプリコーンの上空に落とそうとしていた。

 

アクィラ「此処で巨大隕石!?気づかないなんて!!」

 

トラド「此だけの戦力に対処してる隙に隕石を落とすとは」

 

ルプス「おおけー隕石じゃ。あがいなもんは壊さんとまずいぞ!!」

 

ハミリオン「避けたら、きっとルルの策にやられてしまいだよ!!」

 

カシオペア「避ければ、分散し、その隙にエキドナを奪う気だな」

 

ウルサミノル「なら、其を止める為に迎撃しましょう」

 

カプリコーン「隕石を使って、私達を分散し、そこから各個撃破を狙う気ね!!そんな手は通じないよ!!そんな大きい隕石は、壊してやるわ!!」

 

カプリコーン達は、隕石に向けて攻撃を仕掛ける。

 

カプリコーン「プリキュア・ライトニングゲイザー!」

 

ルプス「プリキュア・ルプスインパクト!」

 

トラド「プリキュア・トラドインパクト!」

 

ハミリオン「プリキュア・ハミリオンインパクト!」

 

アクイラ「プリキュア・シャイングブレイカー!」

 

リンクス「プリキュア・裂爪疾走!」

 

ウルサミノル「プリキュア・ポラリスインパクト!」

 

カシオペア「プリキュア・グレイテストイラプション!」

 

ヴォルフ「プリキュア・ウルフズファングストライク!」

 

カプリコーン達の一斉攻撃で、隕石は砕かれていく。それを見たデヴァインは

 

デヴァイン「賢しい真似をするな!!」

 

火の球で攻撃するが

 

オフューカス「師匠達の攻撃などさせない!!」

 

オフューカスの超能力でデヴァインに当てる。

 

デヴァイン「勝手に動くなって、グワッ!!」

 

デヴァインは体を操られ、逆に自分の攻撃で自滅した。それを見たルルは

 

ルル「かかったな。これでオフューカスを奪う条件は揃った!!」

 

するとルルは何故か隕石の方に視線を向けた。

 

オフューカス「何故、隕石に向けて視線を………まさか」

 

オフューカスはルルの企みに気づいた。

 

オフューカス「師匠、この隕石は罠だ!!」

 

カプリコーン「オフューカス、どういう意味なの!?」

 

すると隕石は砕かれるとなんと水晶の塊が出てきた。

 

カプリコーン「隕石の中に水晶!?」

 

ルル「そう、この水晶がエキドナを奪う必勝の策だ」

 

するとルルの右目が光った。

 

カプリコーン「いけない。みんな、水晶から離れて!!」

 

ルル「もう遅い!!お前達は私のギアスから逃げられん!!」

 

そしてルルは有ることを言う。

 

ルル「ルル・キングスレイが命ずる!!オフューカスを除くプリキュアよ。私が居なくなるまで動いてはならん!!」

 

そして、カプリコーン達はルルのギアスを受けてしまう。

 

カプリコーン「動けない………」

 

ルル「こうなっては流石のアテナ軍のプリキュアも動けなくなるだろう」

 

カプリコーン「まさか、今までの猛攻は、私達にギアスをかける為なの?」

 

ルル「そう、全てはこの為だ!!さて、エキドナよ。君の悩みを吐いて貰うぞ」

 

ルルはオフューカスにギアスをかけた。

 

ルル「ルル・キングスレイが命ずる。エキドナ・レイ。君の悩みを吐くがいい」

 

するとオフューカスは動かなくなった。さらにオフューカスは変身を解除される。

 

エキドナ「私の悩み………それは………」

 

エキドナは自信の悩みを吐いた。

 

エキドナ「私は感情が欲しい。感情が手に入ったら師匠が喜ぶ……」

 

ルル「ほう、君は感情が欲しいのだな。ならばマルス軍に来るがいい。そうすれば君の望みは叶えられる」

 

エキドナ「本当?」

 

ルル「ああ、本当だ。来るがいい」

 

エキドナはルルの言う通りにマルス軍の方へ移動される。それを見たルプスは

 

ルプス「戻ってこい、エキドナ!!マルス軍の方へ行くな!!」

 

ルプスはエキドナを引き留めるように言う。それに気づいたエキドナは動きが止まる。

 

エキドナ「はっ!?ルプス!!」

 

ルプス「エキドナ?自分の意思で動けるのか?」

 

エキドナ「動けるみたいだ」

 

なんとエキドナは自分の意思で踏みとどまった。それをさっき自滅した筈のデヴァインが立ち上がる。

 

デヴァイン「ルル、お前のギアスはこの程度なのか?お前なら直ぐにエキドナを捉えれるのに?」

 

デヴァインはルルのギアスは妙に弱いことに気づいていた。

 

デヴァイン「まさか、ルル。お前は記憶操作が解けてるのか?ならばまずいな。こうなったら!!」

 

デヴァインはルルの記憶操作が解けているのではないかと疑った。そこでデヴァインはなんとエキドナに向けてある魔法をかける。

 

エキドナ「うわああああああああああ!!」

 

エキドナはデヴァインにある魔法をかけられた。

 

デヴァイン「出来れば無傷で手に入れたかったがやむを得ない。本来は自分からマルス軍に加わる筈だったが、出来ないようだ。ならば私の魔力で直接負の感情を注ぐしかない!!」

 

そう、デヴァインはエキドナに直接負のエネルギーを注いだのだ。すると、エキドナに負のオーラが纏う。

 

ルプス「エキドナ、どうしたんじゃ!?」

 

ハミリオン「何か、MY事態がおこるんじゃ?」

 

そしてエキドナは突如笑いだす

 

エキドナ「アハハハハハハハハハハハハ!!」

 

するとエキドナはオフューカスに変身するが、その姿は別物になっていた。

 

ウルサミノル「あれは……キュアアスクレピオス!?こんな形で姿を現すなんて………」

 

カシオペア「エキドナのオフューカスの適合率は高かったがこんな形でアスクレピオスに進化するなんて!!」

 

それは、キュアアスクレピオスと言うプリキュアになったエキドナの姿である。

 

ヴォルフ「此方は身動きが取れない。どうすれば」

 

ヴォルフ達は動けないかと思われていた。だが、ヴォルフ達の脳内にある言葉が響く。

 

「小宇宙を燃やしなさい、そうすればギアスは破れる!!」

 

それはカプリコーンにも響いた。

 

カプリコーン「小宇宙を燃やせば、ギアスが破れる?そう言えば体が動かないのが幸いしたか、体力が回復している。もしかしたらルル、貴方は洗脳が解けかかってる?」

 

リンクス「ルルの洗脳が解けてる?」

 

カプリコーン「多分ね。動かないのが幸いしたか、体力が回復している筈よ。みんな、小宇宙を燃やして!!」

 

アクイラ「師匠が言うならやってみるわ!!」

 

そして、カプリコーン達は小宇宙を燃やす事でギアスの呪縛を解いた。

 

ルル「まさか、ギアスを破るとは、やはりあのセリフは言うべきでなかったか」

 

デヴァイン「想定外にも程が有るだろ!やむを得んな。アスクレピオス、攻撃しろ!!」

 

アスクレピオス「解った」

 

するとアスクレピオスは胸にある蛇の瞳から光線が放たれる。

 

カプリコーン「来るわよみんな!!」

 

アスクレピオス「アハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ!!」

 

光線がカプリコーンに襲いかかるが

 

ルプス「させるか!!」

 

ルプスが庇い、アスクレピオスの光線を受け止める。

 

カプリコーン「ルプス!!」

 

ルプス「師匠、大丈夫じゃ!!エキドナ、お前の攻撃全部受け止めちゃる!!」

 

アスクレピオス「何故防ぐ?」

 

ルプス「エキドナ、お前の力はこんな事に使うんじゃねえ!!」

 

それを聞いたヴォルフも前に出る。

 

ヴォルフ「エキドナさん、貴方はこんな事をするためにプリキュアになったわけではありません!!負のエネルギーに負けないで下さい!!」

 

アスクレピオス「煩い!!ホントは私の事を馬鹿にしてるでしょ!!」

 

ウルサミノル「そんな事は有りません!!何故そう言う発想になるのですか!?」

 

カシオペア「エキドナ、ルプスを見なさい。彼女は貴女を助けようとしてるのよ!!」

 

アスクレピオス「私を助ける?」

 

リンクス「そうだよエキドナ」

 

トラド「エキドナを馬鹿にする人間は誰も居ない。そう、料理にクレームを言わないようにね」

 

ハミリオン「私達はガチめでエキドナを心配してるよ!!帰ってきて」

 

ルプス「聞こえるかエキドナ!!此を聞いてもなお、俺達を攻撃するのか!!」

 

アスクレピオス「ぐっ、私は………」

 

カプリコーンの説得を受けてか苦しむアスクレピオス。それをみたデヴァインは

 

デヴァイン「ちっ、このままでは奪い返されるか」

 

アスクレピオスに気絶効果を持つ魔法をあて、気絶させた。それを見たカプリコーンは

 

カプリコーン「そう簡単には返してくれないようね。なら!!」

 

カプリコーンは気絶したアスクレピオスに向けてマガエリシオカードを投擲した。そして、アスクレピオスのドレスに当てた。

 

カプリコーン「此で一先ず、仕込みは完了ね……」

 

デヴァイン「何をしたんだい?」

 

カプリコーン「今は言えないわ。けど、一つだけ言えるわ」

 

デヴァイン「なんだそれは?」

 

カプリコーン「マルス軍に囚われても私達は必ずエキドナを取り戻すわ!!」

 

デヴァイン「出来るかな!?」

 

カプリコーン「出来るわ!!」

 

デヴァイン「仕方ない、今回は色々誤算が出まくったな。帰るぞルル」

 

ルル「解りました」

 

デヴァインとルルは気絶したエキドナを連れて撤収した。そして、デヴァインが作ったエリアは消滅し、元のパライストラ近辺の街へ戻った。

 

美空「エキドナを奪われてしまうなんて」

 

エルナ「デヴァインにやられちまったな」

 

瑠璃「確かに、今回はデヴァインもそうだけど、ルルの策にもやられたわ」

 

スパーナ「念入りに策の為のレシピを随分用意したみたいね」

 

メイ「常にAIモードになったんじゃ歯が立たないよね」

 

サーバル「けど、そのルルは何故か、時折鈍るよね」

 

ユナ「もしかしたら、ルルは洗脳が解けてるんじゃない?」

 

ガルナ「あり得るな。出なきゃ、ギアスを受けたエキドナが自分の意思で踏みとどまらんじゃろ」

 

瑠璃「もし、そうならエキドナは取り戻せるわ」

 

ユナ「師匠………」

 

瑠璃「大丈夫、大丈夫よ」

 

ガルナ「どういう意味じゃ?」

 

瑠璃「デヴァイン達が逃げる際にある仕込みをしておいたわ」

 

ハルナ「それって」

 

瑠璃「ええ、エキドナにマガエリシオカードを仕込んでおいたわ」

 

ハルナ「此がエキドナを救う秘策ですか」

 

瑠璃「そうよ。それにいずれ聖域を奪還する際に、みんなの力を借りる時が来るわ」

 

ガルナ「そのときにはオレ達も聖域へ来る時だな」

 

瑠璃「そうよ。だからみんな、エキドナを絶対に取り戻すよ!!」

 

ガルナ「言うまでも無いじゃろ!!」

 

美空「はい、私達はこのまま終わりません!!」

 

瑠璃「その通りよ。今度はみんなと一緒に取り戻しに行くわ」

 

ハルナ「はい、それとさっき翔子さん達から教皇と玲央さんもパライストラへ帰還したという連絡が来ました」

 

瑠璃「教皇と玲央が戻ったのね。みんな、今回のエキドナが奪われた屈辱は次のマルス軍の戦いで晴らすよ!!」

 

瑠璃は決意する。今度こそマルス軍に奪われたエキドナを取り戻すために。

 




次回 玲央の残されし過去が判明する。過去が判明するとき、玲央は真の12闘士へ目覚める


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明かされる玲央の正体 前編

遂に明かされる玲央の正体。


デヴァインとルルの襲撃を凌いだ瑠璃達。だが、その戦いにて瑠璃の弟子のエキドナがマルス軍の手に落ちてしまった。エキドナを取り戻し、ルルを正気に戻すと決意する瑠璃達。そして、パライストラに入った瑠璃達は、帰還した教皇に報告した。その際にブリタニア共和国の戦力がマルス軍に協力した事が判明した。そして、瑠璃は玲央に会っていた。が、その玲央は何か雰囲気がおかしかった。

 

────

 

瑠璃「貴女、玲央なの?」

 

玲央「何を言ってるの瑠璃。私は本物だぞ」

 

瑠璃「本物なのは私だって解るわ。けど、雰囲気が変わってない?何かあったの?」

 

瑠璃はいつもの玲央とは思えない雰囲気を持つ玲央を見ていた。

 

玲央「ああ、ある遺跡で私の過去を知ったのよ」

 

瑠璃「玲央の過去?確か玲央って星川夫婦の娘で、ブレイブソウルプリキュアのキュアカイザーなんでしょ?」

 

玲央「そうよ。でも、私はこの世界の人間じゃないのよ」

 

瑠璃「どう言う意味なの?」

 

玲央が瑠璃にある事を言う。その時

 

ガルナ「あれは、玲央か?何を話しているんだ?」

 

スパーナ「気になるね。行ってみよう」

 

ガルナ達が玲央と瑠璃を目撃し、その様子を見に行く。そして玲央は瑠璃にある事を言う。

 

玲央「正直に言うわ瑠璃。私は星川玲央であるのは間違いないわ。けど、それ以前の名前があるわ」

 

瑠璃「それ以前の名前?」

 

玲央「驚かないで瑠璃。私は前聖戦時代に置ける教皇ワイズマンの娘、エレオノーラよ」

 

そう、玲央は自らの素性を明かした。それを聞いた瑠璃は

 

瑠璃「玲央が教皇ワイズマンの娘のエレオノーラ?.....えっと...つまりどう言うことだってばよ!?」

 

動揺するあまり、口調がナルト風になってしまう瑠璃。

 

ガルナ「なっ!動揺のあまり、師匠が某7代目火影になったってばさ!?」

 

スパーナ「そういうガルナも、ボルト口調になってるよ」

 

メイ「もしエキドナが居たら、びっくりだって.....ばねってクシナの言う語尾を入れた台詞を言ってるよ」

 

玲央の告白で瑠璃とガルナはキャラ崩壊しかねない程の衝撃を受けてしまう。それを見て玲央は

 

玲央「ごめんなさい、まさかここまで動揺するなんて」

 

瑠璃「玲央は只者じゃないのは、聖域に来た頃、いやソルキュベイダーの戦いが終わった後から知ってたけど………まさか、教皇の娘なんて………」

 

ガルナ「何で今まで隠してたんだ………」

 

玲央「まあ、こっちも訳ありだったのよ。なら、みんなを呼んで説明するわ」

 

瑠璃「良いけど、少し待ってくれない………正直言って受け入れるの時間かかるから」

 

玲央「解ったわ。一時間後に、教室に来てね。こんな状態じゃ、また動揺しかねないから」

 

瑠璃「うん(他のみんなは玲央の素性知ってたの?いや、リオンや恵なら知ってそうだけど……)」

 

────

 

玲央の告白で動揺してしまった瑠璃達を配慮し、一時間後、教皇等の上層部メンバーを除くメンバー達は教室に集まった。

 

玲央「みんな、集まったね」

 

紫「集まりましたが、ただ一人だけ居ないみたいです」

 

玲央「それって、アレクの事ね」

 

紫「はい、ドラゴンとペガサスの指輪の修理が終わった直後にちょうどマルス軍がパライストラ周辺に現れて撃退をしました」

 

ショウ「ヘレンの修復のおかげでいつもより調子がよかったよ」

 

玲央「ヘレンがやってくれたようね(けど、ヘレンの真実を知ったらまた動揺しそうね)」

 

翔子「局長、どうしました?」

 

玲央「いえ、何でもないわ。それより、マルス軍の襲撃の時に何でアレクが居なかったの?」

 

玲央は何故アレクが居なかったのかを問う。

 

ソウナ「それが、解んないんだよ。この前のパライストラに襲撃したマルス軍との戦闘でも、居なかったんだよ。ちょうど………」

 

瑠璃「私達がデヴァインとルルと交戦し、エキドナが洗脳されてマルス軍に連れていかれた戦いと同じタイミングで襲撃が起きたでしょ?」

 

ソウナ「そうだけど………えっ、エキドナが浚われた!!」

 

瑠璃「ええ、ルルのギアスとデヴァインの魔力で、エキドナはキュアアスクレピオスになり、マルス軍と一緒に連れていかれたわ」

 

エル「まさか、パライストラの近くに瑠璃達が来て、その時に戦闘が起きているとは」

 

エルナ「そう言えば、デヴァインとルルとの戦いの時に何故か局長との連絡がつかなくなりましたが、まさか局長もマルス軍と交戦したのか!?」

 

玲央「ええ、私もマルス軍の襲撃を受けたわ。その時の指揮官は、キュアマンティスよ」

 

実は玲央もまたマルス軍の襲撃を受けていた。

 

美空「局長との連絡がつかなかったのは、デヴァインとルルとの戦いと同じタイミングで、局長もマルス軍の襲撃を受けたせいなんですね」

 

玲央「ああ、マンティスは私にひどい目あったか相当の怒りを抱いてたわ」

 

ユナ「どおりで玲央が来なかった訳ね」

 

玲央「よほど、デヴァインは私がエキドナを救助しにいくのを恐れているようね。だから、私達の前に大軍を差し向けたのか。しかも、今までの恨みを込めてる程の士気があったわ」

 

ガルナ「そうだな。玲央が来たら、確実にエキドナは保護されたな」

 

スパーナ「それどころか、マルス軍は相当の大ダメージを受けたな………」

 

メイ「寧ろ、どうすれば敵の恨みをここまで買えるのかが不思議だよ………」

 

サーバル「何か悪いことしてない?」

 

玲央「してないわ!!普通に任務をこなしてるだけよ!!」

 

玲央は普通に任務をこなしてるだけだと言うが

 

翔子「いや、寧ろ敵が局長に会ったから、災難に逢うんじゃ………」

 

玲央「そうなのよ。大体任務が終わって帰還しようとしたら、高確率で敵とばったり遭うのよ」

 

瑠璃「敵とばったり会うって………」

 

ガルナ「大体解った。敵が帰ろうとしている玲央にたまたま会ったせいでひどい目に遭わされたから、敵の恨みを買ってるんだ………」

 

ユナ「例えるなら、某探偵見たく行く先々で事件にあう体質なの?」

 

玲央「ええ………何故か帰るときに限って厄介事に巻き込まれるのよ。教皇や師匠からも真っ直ぐ帰った事が無いって言われたから」

 

スパーナ「なるほど、だから敵が玲央を恐れるんだ。一度会ったら最後、全部食い荒らされるか的な災難に遭うからか」

 

メイ「だからちょっせー手を使ってでも、エキドナの救助を阻止するために玲央に大軍を差し向けたんだ………」

 

玲央「ええ、けど今の私にはその程度の相手など大したレベルじゃないわ」

 

美衣奈「それって、今の局長の状態に関係ありますか?」

 

玲央「あるわ。その時の事を含めて、私の正体についても話すわ」

 

翔子「お願いします」

 

玲央はその時の事を話す。

 

玲央「時期で言うなら、ちょうど闇の12闘士が襲撃した頃ね」

 

────

 

数日前 パライストラ近辺

 

玲央「翔子、美衣奈、ルイ。留守番頼むわ」

 

翔子「行くのですか局長」

 

玲央「ええ、すでに師匠やマヤ様、さらに教皇も気づいたわ」

 

ルイ「まさか、局長が、前聖戦に置ける教皇の娘だったとは驚きましたよ」

 

玲央「まあね。私も呼び出された時はえっ?どういう事なのと戸惑ったわ」

 

美衣奈「まあ、私達も局長がただ者では無いのは知ってましたが」

 

玲央「悪かったわ。大事な事を話さなくて」

 

翔子「いえ、いいんです。局長もそれを知ったのは最近ですから。それより、何故出掛けるのですか」

 

翔子の質問に玲央は

 

玲央「私も両親から過去の事は知ったけど、それでも納得してないのがあるのよ」

 

翔子「それって?」

 

玲央「その過去が真実かを確かめたいのよ。もしかしたら実際のとは違う可能性だってあるわ」

 

ルイ「実際は違う役目があるかも知れないのですね」

 

玲央「そうよ」

 

美衣奈「ですが、局長一人で行かすのは何かまずいですね。最低でも護衛は欲しいのですが」

 

玲央「気持ちは解るけど、そうはいかない事情が有るのを知ってるでしょ」

 

玲央は翔子達を連れていけない理由を言う。

 

美衣奈「それは、パライストラに侵入されているマルス軍の存在があるからですか?」

 

玲央「ええ、翔子にはそれに備えてパライストラに待機して欲しいの。幸いショウ達も居るし、すでに教皇達にも言っておいたわ」

 

翔子「そっか、ショウ達の指輪も修理し終えてるし、仮にマルス軍がパライストラに襲撃しても迎撃出来ますね」

 

玲央「そうよ。翔子達なら、その程度の相手は対処出来るでしょ。だからパライストラの方は任せるわ」

 

翔子「解りました」

 

玲央「それに護衛は既に呼んでいるわ」

 

すると、上空からドラゴンとフェニックスのような生物が飛来し、着地すると人の姿に変化した。

 

龍奈「玲央、待たせたわ」

 

翼「護衛ならあたしたちに任せて」

 

翔子「龍奈さんに翼さん!?どうして此処に?」

 

其処に現れたのは龍奈と翼である。ついでに言うとすでに雛子から魔傷を抑制する薬を貰っている。

 

龍奈「玲央を護衛するために来たの。日本なら陽奈達に任せたわ。すでに魔傷を抑制する薬を貰ってるから大丈夫よ」

 

翼「あたしと龍奈は、聖戦の頃から生きてて、その際に玲央に会ったことがあるの」

 

美衣奈「どういう意味ですか?」

 

龍奈「私と翼は、人間態になれる妖精よ。それに」

 

翼「あたしと龍奈は、前聖戦の時代の頃から生きてるんだ。まあ、当時は子供だけどね」

 

ルイ「前聖戦の頃から生きてる人物が護衛とは、頼りになりますね」

 

玲央「ええ、それに龍奈と翼はブレイブソウルプリキュアの一員よ。宛に出来るわ」

 

翔子「同じプリキュアとして頼りになりますね。局長の護衛、お願いしますね」

 

龍奈「勿論よ。玲央の事は任せて」

 

玲央「それじゃ、行ってくるわ」

 

そう言うと玲央は龍奈と翼と共にある場所へ向かう。

 

────

 

玲央達はある場所へ着く

 

玲央「此処は?」

 

龍奈「確かキュアアテナ軍に関わる遺跡の一つよ」

 

玲央達は聖域の遺跡に着いた。

 

翼「後は玲央だけで行って」

 

玲央「自らの目で確かめなさいって事ね」

 

龍奈「うん、その間は私達が玲央を護るわ」

 

玲央「解ったわ。龍奈、翼。ここは任せるわ」

 

龍奈「うん」

 

玲央は遺跡の中に入る。残った龍奈と翼は

 

龍奈「翼、備えるよ」

 

翼「ああ、玲央に来る火の粉はあたしたちが払うわ」

 

マルス軍に備え、警戒をする。

 

────

 

その龍奈と翼の居る場所の近くにはそのマルス軍が居た。その指揮官には、玲央のせいでひどい目に遭ったマンティスが居た。

 

マンティス「アリエスがここに居るか………あいつを倒すためにデヴァインから力を貰った。この力でアリエス、手前を倒してやる!!」

 

マンティスはデヴァインから力を貰い、パワーアップしていたのだ。そして

 

マンティス「行くぞ!!マルス様に歯向かう聖域軍を潰しに行くぞ!!」

 

マルス軍兵士「はっ!!」

 

マンティスの命令で龍奈と翼の居る場所へ向かうマルス軍であった。

 

────

 

遺跡 最奥部

 

玲央「此処が、遺跡の最奥部ね」

 

遺跡の最奥部へ来た玲央。そして

 

玲央「教えて、私の正体を!!私は何者かを」

 

玲央は自分の正体を教えたいと言う。すると

 

玲央「うっ!?この光は!?」

 

玲央は強烈な光を受ける。すると玲央は意識を失い、倒れた。

 

────

 

???

 

玲央?「うっ、此処は?」

 

意識を失った玲央は、目を覚ます。そして、自分の手を見る。

 

玲央?「あれ?何だろう。この格好は」

 

それはドレスを着た自分の姿である。

 

玲央?「あれは………そうだ。私のペンダントに写った写真の自分の姿じゃないか?何故こんな姿に?」

 

戸惑う中、玲央?の部屋にある人物が入ってくる。

 

???「エレオノーラ姉様、入りますよ」

 

玲央?「エレオノーラ姉様?」

 

そこには玲央に似た少女が居た。

 

???「どうしましたの?」

 

エレオノーラ「私がエレオノーラってどういう意味なの?」

 

???「何を言ってるのですか?姉様はヘレンの事を忘れたのですか?」

 

エレオノーラ「え?ヘレンって?」

 

ヘレン「そう、私はエレオノーラ姉様の双子の妹ですわ」

 

エレオノーラ「ヘレンが私の妹?」

 

ヘレン「そうですわ」

 

そう、ヘレンと言う少女はエレオノーラの妹と名乗ったのだ。

 

エレオノーラ「ごめんなさい、つい戸惑ってしまって(それにまさか、こんな所でヘレンの事を知るなんて)」

 

ヘレン「姉様が戸惑うなんて珍しいですね」

 

エレオノーラ「ええ、それより此処は何処なの?」

 

ヘレン「何を言ってるのですか?ここは聖域よ。それより、母様が呼んでますわ」

 

エレオノーラ「母様って?」

 

ヘレン「今の牡羊座のプリキュア、キュアアリエスのでハーマルすわ。そして父様はワイズマン、教皇イリス様の参謀長を任せてるわ」

 

エレオノーラ「ハーマルとワイズマン?それが私の両親なの」

 

ヘレン「そうですわ。戸惑うなら実際に会いに行きましょう」

 

ヘレンにつれてかれるエレオノーラ。そしてエレオノーラは何故、星川玲央になったのかを知ることになる。

 




次回 過去の世界でエレオノーラは何故星川玲央へなったのか?


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明かされる玲央の過去 中編(サナ編)

ネタバレ注意。

玲央がエレオノーラだったころに起きたサナの乱の一部の話です。


自らの正体を知るため、キュアアテナに関わる遺跡へやって来た玲央達。最奥部にて、玲央は光を浴びて気を失う。そして、目を覚ますと玲央はエレオノーラという人物になっていた。そして、自分の妹と名乗るヘレンにある場所へ連れていかれた。

 

────

 

聖域 教皇の間(過去)

 

エレオノーラ「ここは、教皇の間か?何故ここへ?」

 

ヘレン「教皇からある事を告げる為よ」

 

エレオノーラ「ある事って」

 

ヘレン「理由はこれよ」

 

ヘレンはある一団を指した。そこには

 

エレオノーラ「12闘士が全員揃ってるみたいね」

 

ヘレン「ええ、其処には母様も居るわ」

 

よく見ると、12闘士の一団の中にエレオノーラとヘレンの母の姿もあった。

 

エレオノーラ「私の母様も12闘士の一人だったんだ(だから、私はキュアアリエスの資格者になったのか)」

 

ヘレン「ええ、母様は教皇の候補でもあるのよ」

 

エレオノーラ「候補?じゃあ、他にも居るのか?」

 

ヘレン「居るわ。もう一人は彼女よ」

 

ヘレンはその人物を指した。其処には

 

エレオノーラ「キュアジェミニか?」

 

ヘレン「ええ、キュアジェミニの変身者のサナよ」

 

エレオノーラ「サナも教皇の候補者か(けど、彼女はサナの乱の首謀者よ。なのに何故?)」

 

ヘレン「ええ、次代教皇に近いのはサナよ」

 

エレオノーラ「理由はなんなの?」

 

ヘレン「サナは神の様に清らかな人物であり、キュアサジタリアスのジーナからは知勇兼備のプリキュアと言われています。ただ」

 

エレオノーラ「ただ?」

 

ヘレン「サナの妹のカノンはそう思っていません。彼女はサナを邪悪な心を持った人間だと言うのです」

 

エレオノーラ「カノンはそれが解るのか?少なくともそうは見えないが?」

 

ヘレン「双子だからこそ解るんです。そして、双子座のプリキュアには呪われた運命があるのです」

 

エレオノーラ「呪われた運命?」

 

ヘレン「それは、双子座のプリキュアは、必ず双子として生まれ、一方は悪の心を、もう一方は善の心に苦しめられるのです。そのせいで今まで双子座のプリキュアが教皇になったのは一度もありません。ですが、サナはきっと呪われた運命を越えれる筈です」

 

エレオノーラ「呪われた運命か………因みにその呪われた運命を乗り越えれなかったらどうなるんだ?」

 

エレオノーラの質問にヘレンが答える。

 

ヘレン「そのプリキュアは、必ず非業の死を迎えるでしょう」

 

エレオノーラ「非業の死………(まさか、双葉もまた非業の死を迎えると言うのか………彼女はまだ成人にもなってないのに………)」

 

ヘレン「まあ、さすがにその様な事は起きませんよ」

 

エレオノーラ「そうね」

 

そして、教皇イリアわ姿を現す。その横には一人の男が居た。

 

エレオノーラ「あの女性は?」

 

ヘレン「あれは教皇イリア、先代のキュアリブラであり、今のキュアリブラの師匠です」

 

エレオノーラ「この人が当代の教皇か………その隣に居るのは?」

 

ヘレン「彼はワイズマン参謀長。教皇の補佐にして」

 

エレオノーラ「補佐にして」

 

ヘレン「私とエレオノーラの父様です」

 

エレオノーラ「あれが、私の父様………(お父さんの言う通り、私は高貴な立場だったんだ………)」

 

そしてイリアがある事を告げる。

 

イリア「キュアアリエスハーマル、キュアジェミニサナ、私の前に来るがいい」

 

イリアに呼ばれたハーマルとサナがイリアの前に立つ。

 

サナ「教皇イリア様、どういう用件でしょうか?」

 

イリア「皆に告げることがある」

 

ハーマル「告げること?」

 

イリア「心して聞くがいい。次の教皇は………」

 

イリアは自身の教皇の後継者を言う。それは

 

イリア「ハーマルを次代の教皇とする」

 

ハーマルを次代の教皇に指名した。それを聞いたハーマルは

 

ハーマル「教皇様、何故私を指名したのですか。才覚ならサナが優れてます。だからこそサナが相応しいのです」

 

サナが教皇として選ぶべきだと言う。

 

サナ「ハーマルの言う通りです。私が教皇として選ぶべきです。なのに何故ですか?」

 

サナは何故自分を選ばなかったのかに憤りを感じた。そこへワイズマンが理由を言う。

 

ワイズマン「確かにハーマルの言う通り、サナが選ぶべきだろう。だが、サナよ。君は最近何かに苦しんでいないのか」

 

サナ「私が苦しんでいるのですか?」

 

ワイズマン「そうだ。君はカノンに何か言われてないのか」

 

サナ「カノンにですか………確か私の事を邪悪の化身とか言われてますが、私にはそう言う自覚がありません」

 

ワイズマン「なるほど、邪悪の化身か………もしそれが事実なら、教皇と言う責任で、自分の精神が押し潰されかねない。ましてや、カノンの言う邪悪な一面が事実なら、聖域に悪影響をもたらしかねんだろう」

 

サナ「つまり、私は精神的苦痛を受けてると思って指名しなかったのですか」

 

ワイズマン「まあ、そうなるな。だが、君の精神面が安定すればその心配は無くなるだろう」

 

サナ「私の精神がまともになれば教皇になれるのですか」

 

ワイズマン「その通りだ。だからサナ、君はカノンの言う邪悪な一面を払拭し、真の意味での双子座のプリキュアになってくれ」

 

サナ「解りました」

 

そう言うとサナは下がる。其を見てイリアはワイズマンに話かける。

 

イリア「ワイズマン、お前は気づいてるのか」

 

ワイズマン「はい、サナの心には神の様な神聖な精神と同時に悪魔の様な邪悪な精神が宿ってます。カノンに言われてますが、すでにサナは悪の心に苦しんでます。もし、その様な状態でサナを教皇に就任すれば、聖域はおろか、地上全てが暗黒に包みかねないでしょう。ましてや、キュアアテナが降臨したとはいえ、アテナを信用しない勢力も居ます」

 

イリア「確かに。だが私はサナの善なる心を信じたい」

 

ワイズマン「そうですね。サナなら双子座の呪われた運命を変えると信じたいですね。さて」

 

ワイズマンはハーマルに視線を向ける。

 

ワイズマン「ハーマル、君の才覚は確かにサナに劣るところもある。だが、君には不思議なカリスマ性がある。教皇としてもそれが発揮するだろう。だから君は自信を持ってくれ」

 

ハーマル「解りました。ですが、何時かはサナにももう一度チャンスを与えてください」

 

ワイズマン「考えておこう。では、ハーマルも下がりたまえ」

 

ハーマル「はい」

 

ハーマルも教皇の前から下がった。

 

エレオノーラ(私の母様も教皇の後継者だったんだ。だが、私は何処から玲央になったんだ?そして、何だろうこの不安は………)

 

エレオノーラはある不安を感じた。

 

────

 

その不安は数日後に的中する。部屋に居るエレオノーラは不穏な空気を感じた。

 

エレオノーラ「聖域に不穏な空気が流れているか………不安だし様子を見に行こう」

 

エレオノーラは部屋の外へ出た。そして

 

エレオノーラ「聖域の兵士か。どう、何か不穏な動きは起きてないの?」

 

エレオノーラは兵士に話しかけた。ところが

 

聖域兵士「エレオノーラ様、いやエレオノーラ」

 

エレオノーラ「何よ?」

 

兵士は何故かエレオノーラに剣を向ける。

 

聖域兵士「教皇の命令により、お前の命をいただく!」

 

エレオノーラ「私の命をいただく!?どういう意味よ!!」

 

聖域兵士「答えは簡単だ。貴様らハーマルやワイズマン、そしてハーマルの娘のエレオノーラとヘレン、そして」

 

エレオノーラ「そして?」

 

聖域兵士「キュアアテナに目覚めるあの小娘を殺せば、聖域は教皇サナ様のものになるのだ!!」

 

エレオノーラ「教皇サナ?まさか!?」

 

教皇サナの言葉を聞いて何かに気づいたエレオノーラ。

 

聖域兵士「気づくの早いな。そうだ、教皇イリアはサナが殺した!!そして、教皇はサナ様になり、聖域のプリキュアは殆どサナ様の元に降った。だが、ハーマルをはじめとする反逆者達は、サナ様に反旗を翻すのは解っている!!よって、事を起こす前に始末してもらう!!」

 

そう言うと、聖域の兵士達はエレオノーラに襲いかかる。そんな時

 

???「プリキュア・廬山龍飛翔!」

 

龍の闘気が聖域兵士に襲いかかり、兵士達を気絶した。

 

エレオノーラ「今の攻撃は、まさか!?」

 

エレオノーラは今の攻撃を見て何かに気づいた。それは

 

ドラゴン「大丈夫ですかエレオノーラ様」

 

エレオノーラ「ドラゴン、いや英里、何のつもりですか!?」

 

そう、ドラゴンがエレオノーラを助けたのだ。

 

ドラゴン「そのままの意味です。貴女達を助けに来ました」

 

エレオノーラ「何のためですか?」

 

ドラゴン「答えは簡単です。キュアアテナを始末しようと目論むサナの魔の手から護るためです。そして」

 

エレオノーラ「そして?」

 

ドラゴン「貴女達の家族を安全な場所へ避難するためです。貴女達は聖域を、さらに近い内に起こる聖戦に必要な人材です。此処で死なせてはいけません」

 

ドラゴンはエレオノーラに助けに来た理由を言った。それを聞いたエレオノーラは

 

エレオノーラ「ドラゴン、貴女は嘘をつくような人物ではありませんね。なら、私はどうすれば良いのですか?」

 

ドラゴン「エレオノーラ様は、私の修行の地、五老峰へ避難してください。そこなら、教皇も手出しできないでしょう」

 

エレオノーラ「五老峰、確かリブラの師匠もこの出身だったわね」

 

ドラゴン「はい、此処なら安全です。今ジーナ様がアテナを保護し、リブラが用意した馬車に乗ってます。既にワイズマン様とハーマル様とヘレン様は馬車に乗ってます。後はエレオノーラ様だけです。早く来てください」

 

ドラゴンの話を聞いたエレオノーラは

 

エレオノーラ「解りました。案内してください」

 

ドラゴンの言う通り、リブラが用意した馬車に向かい、聖域を脱出した。

 

────

 

五老峰に避難した私達はリブラに保護された。そして教皇サナの息がかかった兵士達が反逆者であるドラゴン達を討伐するために五老峰へやって来るが、あのプリキュアによって私達は無事で済んだ。そう

 

聖域兵士「何故此処にいる!?ユニコーンは居るなんて聞いてないぞ」

 

ユニコーン(先代)「アテナに害する者よ。私がいる間は手出しなど出来んと思え!!」

 

キュアアテナを守護するプリキュア、キュアユニコーンのお陰でエレオノーラ達は無事でいられたのだ。

 

エレオノーラ「ごめんなさい。私達のせいで迷惑をかけてしまって」

 

勇子「お前達は悪くない。悪いのは悪の心に屈したサナだ。私はサナなら乗り越えられると信じてるからな」

 

そう、エレオノーラ達を護ったキュアユニコーンの変身者は冴島優子。そう、冴島聖奈の曾祖母である。そして

 

英里「予想よりサナに従わない者が居るとはな」

 

サヤ「其ほど英里さんの人たらしぶりが効を奏してるとは」

 

星華「そう言う意味では羨ましいな英里」

 

英里達はサナに支配された聖域を取り戻すため、聖域へ向かった。そして英里達の活躍でサナは倒れ、そしてその戦いにてキュアアテナは目覚め、サナは最後に善なる心を取り戻した後、浄化されて散っていった。

 

サナ「済まないカノン、済まない教皇イリア様、済まないキュアアテナ様………」

 

だが、その代償は重く、殆どの12闘士はサナの乱の戦いで殆どが散ってしまった。聖域が崩壊するかと思われていたが実際は

 

アイリス「レグリナお母様。あなた達の無念は私とアイロス姉さんが晴らします」

 

ワイズマン「済まない。私達がサナの悪の心に気づけばこうならなかった………」

 

ワイズマンの手腕で予め新たな戦力をスカウトしたからだ。それが奏してか

 

タリア「ワイズマン一家には罪は無い」

 

ミリア「英里達を赦して貰いたい」

 

ワイズマン一家と英里達は罪を問わなかった。だが

 

ワイズマン「私は12闘士の殆どを散らす原因になった。その責任として私は罰を受けなければならない」

 

それでもサナの乱を起こした責任を取らなければならないと言う意味で罰を受けようとした。それでも

 

アテナ「あなた方が罰を受ける必要はありません」

 

ハーマル「アテナ様………」

 

キュアアテナはワイズマン一家と英里達を赦した。そして

 

ハーマル「サナ、貴方の代わりに聖域は私達が護るわ。その様子を天国で見ててね」

 

ハーマルは教皇に就任する。その際に

 

ハーマル「サヤ、貴方には12闘士のキュアアリエスとしてキュアアテナ様を支えなさい」

 

ハーマルはキュアアリエスをサヤに継承し

 

ハーマル「ワイズマン、貴方はこれからはフリックと言う名に戻り、娘達や私を支えなさい」

 

ワイズマン「では、ワイズマンの名は」

 

ハーマル「この名前は私が継承するわ」

 

ハーマルはワイズマンの名を継ぎ、教皇ワイズマンとして聖域を再建するのであった。

 

───

 

サナの乱が終結した数日後。聖域の様子を見る一人の少女が居た。

 

シュナ「サナの乱による聖域のダメージは思ったより大きいですね。しかしワイズマン一家の手腕で短期間で立ち直らせるとは………これなら聖戦を、いや聖戦の先に起きる大いなる災厄をも越えるでしょう」

 

そのシュナと言う少女、後に彼女はキュアアテナ軍に関わることになる。

 

────

 

???

 

???「サナの乱と言う内乱をも乗り越えるとは………」

 

???「プリキュアを嘗めすぎましたね」

 

???「仕方なかろう。だが、次はそうはいかんだろう。既にキュアポセイドンは復活し、今アスガルドで暗躍をしている。今の聖域など恐れるに足らんだろうな。仮に乗り越えても今度はキュアハーデス軍の戦いが待っている。キュアハーデス軍の戦力はかなりある。そいつらの前にはキュアアテナ軍など一息で吹き飛ばすだろうな」

 

???「そうですね。ではそのハーデス軍の戦いが来るまでは大人しくしておきましょう」

 

???「そうだな。その時は頼むぞ」

 

???はある人物にある頼みを言う。そう

 

???「デヴァインにエルスよ!!」

 

デヴァイン「お任せください、キュアタルタロス様。障害になるキュアアテナ軍を初めとするプリキュアの勢力をも必ず排除してやりましょう」

 

デヴァインとエルスの姿があった。因みにデヴァインとエルスは兄妹である。

 

タルタロス「その通りだ。この地上はこのキュアタルタロス様にひれ伏すのだ!!」

 

キュアタルタロスと名乗るプリキュアは自身の配下であるデヴァインとエルスに良からぬ命令を受けさせる。そして、エレオノーラが玲央に至る時がすぐ其処に来る事になると




今回のキーワード

キュアタルタロス

キュアアテナを初めとするプリキュア勢力の排除し、全てを支配しようと目論む邪悪なプリキュア。

キュアユニコーン(先代)/冴島優子

キュアアテナを護衛したプリキュアで冴島聖奈の曾祖母。

光河星華/初代キュアペガサス

キュアアテナと共に居た天馬の力を持つプリキュア。神殺しの天馬として名を馳せた伝説のプリキュア。英里と並ぶ過去組のリーダー格。実はショウの転生前の姿である。



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明かされる玲央の過去 中編(聖戦編)

聖戦におけるエレオノーラとその家族に何が起きたのか?


サナの乱を乗り越えた聖域。その後はアスガルドで起きた、キュアジークフリートを筆頭とする神闘士、そしてキュアオーディンに選ばれたヒルデガルトとの戦い、さらにアスガルドの争乱の黒幕、キュアポセイドン率いる海皇軍との戦いを繰り広げていた。そして、キュアアテナ軍にとっての重要な戦い、キュアハーデス率いる冥界軍との聖戦の時が近づこうとしていた。

 

────

 

教皇の間

 

教皇の間には、教皇として活動をしているワイズマンことハーマルとサジタリアスことアイロスが居た。

 

サジタリアス「教皇様、地上に負の力が漂っています」

 

ワイズマン「地上に負の力か………あいつらが動こうとしてるのか?」

 

サジタリアス「あいつらとは?」

 

ワイズマン「戦いと争いを司る邪悪なるプリキュア、キュアエリス率いるエリスの軍勢よ」

 

サジタリアス「エリスの軍勢?」

 

ワイズマン「前聖戦においても、アテナ軍とハーデス軍の戦いでも暗躍した軍勢よ。当時のキュアアテナによってキュアエリスは黄金の林檎に封印されたと聞いてるわ」

 

サジタリアス「それが、今になって何故?」

 

ワイズマン「恐らく、ポセイドン率いる海皇軍の戦いが終わった後に地上から、隕石が落下したのよ。アリエス達にその調査を依頼したけど、その隕石は何故か消失したわ」

 

サジタリアス「その隕石の名は?」

 

ワイズマン「彗星レパルス。その頃から地上に負の力が漂い始めているわ」

 

サジタリアス「そして、それと同時に黒い魔獣や魔物を模した鎧を纏ったプリキュアが目撃してます。これは一体?」

 

サジタリアスの疑問にワイズマンは答える。

 

ワイズマン「答えは簡単よ。ハーデス軍のプリキュアが現れているのよ」

 

サジタリアス「と言うことは?」

 

ワイズマン「いよいよ来たわ。聖戦の時よ。サジタリアス、ハーデス軍がいつ来ても良いよう聖域に居るプリキュア達に伝えなさい。そして、紫達に聖域に来るよう伝えに行きなさい」

 

サジタリアス「解りました。直ぐに伝えます」

 

聖域からの使者の通達により、紫達も聖域にやって来る

 

紫「聖域に緊張感が漂っている」

 

星華「いよいよ来るのね。聖戦が」

 

そして、聖域に集結したプリキュア達は広場に集まる。

 

ワイズマン「遂に訪れた聖戦の時。この為に聖域は現在まで存在してきた。痛み分けで終わった前聖戦とは違い、今の聖域の戦力はかなりある。これなら冥界軍にも負けないだろう」

 

アテナ「その通りです。この戦いにはわたくし、キュアアテナも出ます。この聖戦、必ず勝利して、地上に平和をもたらすことを宣言します!!」

 

聖域所属プリキュア「おーーー!」

 

キュアアテナの宣誓に士気を上げる聖域のプリキュア達。その様子を

 

デヴァイン「さすがは神の称号を持つプリキュアだな」

 

エルス「それでこそ潰しがいがありますねデヴァイン兄さん」

 

デヴァイン「ああ、見せてもらうぞ。キュアアテナ軍の実力をな」

 

デヴァインとエルスが聖域の民の中に混ざって宣誓の様子を見ていた。宣誓が終わるとデヴァインとエルスは姿を消した。

 

────

 

キュアアテナ率いる聖域軍とキュアハーデス率いる冥界軍の戦いは始まった。冥界軍もまた、最大戦力を惜しみ無く投下したためか、かなりの激戦になっていた。

 

教皇の間

 

エレオノーラ「母様、戦況は膠着状態になってますね」

 

ワイズマン「こちらの最大戦力にあたる12闘士もかなりの実力はある。けど、冥界軍もまた、最大戦力が投入してるせいで、なかなか倒せないわ」

 

ヘレン「冥界軍の最大戦力、冥界三巨頭のキュアワイバーン、キュアガルーダ、キュアグリフォン自ら前線に出てるせいね」

 

ワイズマン「ええ、三巨頭配下のプリキュアもまた、実力者が何人かも居るわ」

 

エレオノーラ「けど、こちらには紫達が居るのでしょ?」

 

ワイズマン「ええ、紫達は12闘士の血によって強化した指輪を持ち、さらにキュアアテナ様の血を受けたことで、最大戦力である12闘士に匹敵する力を得たわ」

 

だが、ワイズマンにはある不安があった。それは

 

ワイズマン(その裏では、聖域軍と冥界軍の両者を攻撃する邪悪なプリキュア達が居る。そいつらを排除しないと大変な事になる)

 

聖戦の裏で暗躍する敵の存在に不安を抱いていた。

 

────

 

聖戦が始まってから半年、その間に聖域軍は方舟の修復、宝珠の作成をするなど、冥界軍に対する決戦の準備をしていた。そんな時

 

ワイズマン「あう!?」

 

フリック「どうしたんだ教皇!」

 

ワイズマンは突如頭を抱えた。それを見たフリックはワイズマンに駆け寄った。その時、ワイズマンは

 

ワイズマン「貴方、不穏なビジョンを見たわ」

 

フリック「まさか、牡羊座のプリキュア特有の予知か!?」

 

ワイズマン「ええ」

 

ワイズマンは夫のフリックにその不穏なビジョンの事を話した。

 

フリック「200年後に大いなる災厄が現れるだと………」

 

ワイズマン「ええ、その悪意はこの戦いの裏で動いているわ」

 

フリック「その悪意の名は?」

 

ワイズマン「史上最悪のプリキュア、キュアタルタロスよ。そして、奈落に封印されているティターン神族に、争いの神のプリキュア、キュアエリス。そして、抹消された聖域のプリキュア、キュアアスクレピオスも200年後に現れるわ。けど、私達の代では止められないわ」

 

フリック「ならば、どうすればいい」

 

ワイズマン「貴方、今すぐエレオノーラとヘレンを呼んできなさい!」

 

フリック「解った。すぐに呼んでくる」

 

フリックはエレオノーラとヘレンを教皇の間に呼んだ。

 

ヘレン「父様に母様?何故私達を此処に呼んだのですか?」

 

ワイズマン「重要な話があるの。聞いてくれない?」

 

エレオノーラ「解りました(もしかしたら、私がエレオノーラから玲央になった理由が解るのでは?」

 

エレオノーラとヘレンはワイズマンの話を聞いた。

 

エレオノーラ「200年後に大きな災厄が起きる。どういう意味ですか!?」

 

ワイズマン「その大きな災厄は、私の絶望予知で見たわ」

 

ヘレン「どう言うのですか?」

 

ワイズマン「それは、史上最悪のプリキュア、キュアタルタロスが現れるの」

 

エレオノーラ「キュアタルタロス………どう言う存在なの?」

 

ワイズマン「キュアタルタロスは、冥界よりも深き地、奈落に封印されているプリキュアよ。その奈落には、地上に災厄をもたらした存在達が封印されているの。かの抹消された聖域のプリキュア、キュアアスクレピオスや争いの神のプリキュア、キュアエリス、そしてティターン神族も奈落に封印されているわ。そして、周期的に起きる聖域軍と冥界軍の戦いには必ず、奈落の封印から解かれ、地上に混乱を起こそうとするキュアタルタロスの下僕達も居るわ」

 

エレオノーラ「そんな存在が居るなんて………母様、何とかならないのですか?」

 

ワイズマン「残念だけど、私の代では無理よ」

 

エレオノーラ「どう言う意味ですか?」

 

ワイズマン「それは」

 

ワイズマンはある事を言った。それは

 

ヘレン「母様がこの戦いで命を落とすのですか!?」

 

ワイズマン「ええ。私の予知にはこの戦いに勝利しても12闘士はほとんど重傷を負って、長い眠りをつき、聖域のプリキュアのほとんどは落命するというビジョンが映ったわ。そして」

 

ヘレン「そして?」

 

ワイズマン「私だけではなく、夫のフリックも命を落とされる?そしてエレオノーラとヘレンには命を落とされるか、キュアタルタロスの下僕に命を狙われるわ」

 

ヘレン「何故私達が命を狙われるのですか!?」

 

ワイズマン「それは、キュアタルタロスにとって貴女達が生きていれば、何れキュアタルタロスを倒す存在になると思ってるからよ。二人にはそれくらいの可能性があるのよ!!」

 

ヘレン「私達にはそれくらいの可能性があるのですか」

 

ワイズマン「あるわ。貴方たちの才は聖域の人間でも際立っている。それを敵が放置するはずがない」

 

エレオノーラ「では、私達はどうすればいいのですか?」

 

エレオノーラはそのキュアタルタロスに対しどうすればいいのかを言う。

 

フリック「ならば、エレオノーラ、ヘレン。二人には200年後の未来へ行って、大いなる災厄を止めにいくんだ。さすがのタルタロスも未来に送って来るなど想定しないだろう」

 

エレオノーラ「未来に飛ぶのですか。私達にはそう言うのは出来るのでしょうか?」

 

ワイズマン「私の超能力の一つに時の門を開ける術があるわ」

 

エレオノーラ「時の門を開く術、そう言うのあるのですか?」

 

ワイズマン「私の前の代のキュアアリエスに、その術を使える者が居たらしく、その術は私にも使えるの。けど、その術はあまり使用しないわ。それを使う機会がないからよ」

 

ヘレン「使うとすれば聖域が崩壊される時ですね。でも、それが起きる事は余程の事がない限り起きませんね」

 

エレオノーラ「後、悪用される危険があるのですね」

 

ワイズマン「そうよ。だから、ここは敵に気づかないようにやらなければならないわ」

 

フリック「その事は聖域のメンバーやキュアアテナ様にも伝えてある。後は実行をする機会を待つだけだ。機会が来たら、必ず教皇の間に来てくれ」

 

エレオノーラ「解りました」

 

そう言うとエレオノーラとヘレンは場を離れる。そして、残されたワイズマンとフリックは

 

ワイズマン「子は何れ親の元から旅立つ。それがこのような時になるなんて」

 

フリック「ワイズマン、いやハーマルはエレオノーラとヘレンとはもっと一緒に居たかったのか?」

 

ワイズマン「ええ。正直に言うなら私は、エレオノーラとヘレンと一緒に居させたかったわ」

 

ワイズマンは自分の娘を最悪の未来を止める為に別離をしなければならないと言う残酷な運命を嘆いた。

 

────

 

そして、冥界軍との最終決戦の準備をする聖域軍。そんな時ワイズマンは英里を呼び出した。

 

英里「教皇、なぜ私を呼んだのですか」

 

ワイズマン「香川英里、貴女に言わなければならない事があります」

 

ワイズマンは英里にある事を告げる。

 

英里「私を教皇に任命するのですか?」

 

ワイズマン「ええ、貴女には私が死んだ後、教皇として聖域を護ってもらいたいの」

 

そう、ワイズマンは英里に教皇として就任してほしいと言う伝言である。

 

英里「何故ですか?何故、私にそう言う事を言うのですか!?」

 

ワイズマン「それは………」

 

ワイズマンは英里にある事を告げた。

 

英里「教皇が、命を落とすのですか!?」

 

そう、ワイズマンは聖戦で命を落とすと告げたのだ。

 

ワイズマン「はい、私の予知にて私は聖戦で命を落とします。そして、英里。貴女を初めとする12闘士は聖戦にて落命されるキュアアテナのかけた呪いによって一年の老いが一日の老いになります」

 

英里「アテナ様も命を落とすのですか………」

 

ワイズマン「ええ。そしてこの聖戦も聖域軍の勝利に終わるでしょう。紫や星華達がここまでの力を発揮するなんて想像してませんでした」

 

英里「紫達もまた、さまざまな戦いを駆け抜けましたから」

 

ワイズマン「はい、12闘士では無いのに、これほどの実力を得たのは想定外で、冥界軍も紫達に大ダメージを受け、ハーデスすらも瀕死にまで追い詰めました。しかし、キュアハーデスはなかなか倒れませんね」

 

英里「彼女もまた神のプリキュアだ、やすやすとやられんよ」

 

ワイズマン「そうですね」

 

英里「じゃが、教皇を任命するならアイロスが向いてるでは無いか。私でやる必要があるのか?」

 

ワイズマン「あります。アイロスは自分は教皇には向かないと言ってます。それに比べ英里、貴女は聖域のプリキュアの殆どに慕われている人たらしです。それ故にサナの乱においては聖域に反逆者と言う烙印を押されたにも関わらず、英里を助けようと聖域にいた貴女の弟子たちは教皇サナのやり方に従わず、英里を味方しました。だからこそ、アイロスは英里を教皇になってほしいと推薦しました。其れ丈では不満ですか?」

 

ワイズマンの説明を聞いた英里は

 

英里「参ったな、そこまで私の事を買ってるとはな………」

 

ワイズマン「其くらい貴女の存在が大きいのですよ。まあ、あなたが教皇につかないと思って、サヤにはある伝言を言ってますよ」

 

英里「それは何じゃ?」

 

ワイズマン「サヤに英里が教皇に就任するまではその教皇の座はサヤに預けるとね」

 

英里「どっちにしても私が教皇に就任するのは規定路線か……」

 

ワイズマン「ええ、私は英里こそ私の後継者に相応しいのですから。まあ、私はアイロスに指名したかったけどアイロスは、自分ではなく教皇は英里にしてくれと言われましたから」

 

英里「解った。後で考えておく」

 

英里はとりあえず教皇になることを決意する。だが、実際に就任するのは200年前近く待つことになる。

 

────

 

遂に冥界軍との決着に向かう頃、教皇の間では

 

ワイズマン「これで、準備は済んだようね」

 

ワイズマンは時空の扉を開けた。

 

エレオノーラ「父様、母様、こんな形で別れてしまうなんて寂しいわ」

 

ヘレン「私達はもっと父様と母様と一緒に居たかったわ」

 

フリック「済まない、エレオノーラ、ヘレン。それは私も同じだ」

 

ワイズマン「確かに200年後には貴女達を知る人はあまり居ないと思うわ。でも、大丈夫よ」

 

エレオノーラ「どう言う意味ですか?」

 

ワイズマン「この時には、聖戦で深い傷を負い、深い眠りについた12闘士は目覚める。そして、私の後継者である英里もいるわ」

 

ヘレン「つまり、その頃には母様も居ないのですね」

 

ワイズマン「ええ、私の死はすでに決まっている。けど、私が死んでも私は貴女達の中で生き続ける。だから、寂しい思いはしないで」

 

そう言うとワイズマンはエレオノーラとヘレンにペンダントを渡す。エレオノーラ「これは?」

 

ワイズマン「キュアアテナ様が作ったペンダントよ」

 

ヘレン「ペンダントですか?」

 

ワイズマン「ええ、例え貴女達が離ればなれになっても、必ず会える加護をかけたペンダントよ。二人とも、これを持っていきなさい」

 

エレオノーラとヘレンは首にペンダントをかける。

 

フリック「さあ、後は時空の扉に入るだけだ。エレオノーラ、ヘレン。済まないな。こんな残酷な運命を背負わされてしまって」

 

エレオノーラ「いいんです父様。父様もまた、この戦いに落命するのは母様から聞いてます。それでも、私達の為に出来ることをするのですね」

 

フリック「ああ、私もこの戦いで落命する。だが、簡単には受け入れないよ。私ももしもの為に出来ることをしておいたから」

 

ヘレン「父様、貴方もまた出来ることをしたのですね」

 

フリック「そうだ。これで私の役目は終わるだろう。だが、エレオノーラ、ヘレン。お前達は私と妻の意思を継いで大いなる災厄を止めてくれ」

 

エレオノーラ「解りました。ですが、さよならは言いません。人はいつか死ぬ時が来ます。ですから、行ってきます父様、母様。最悪の未来を変えるために」

 

ヘレン「はい、行きましょうエレオノーラ姉様」

 

二人は時空の扉に入ろうとした。だが、そうは問屋は降ろさなかった。

 

???「行かせるかよ!」

 

???「あの方の企みを阻止するなどさせないわ」

 

エレオノーラ「人の声!?」

 

ヘレン「誰なの!?教皇の間に侵入したのは」

 

そこには、邪悪なオーラを纏った五人のプリキュアが現れた。

 

ワイズマン「貴方達は、プリキュアの元候補生達ね」

 

ガイストオリオン「そうだ。俺はガイストオリオン!キュアオリオンの候補生だ」

 

ガイストサジッタ「ガイストサジッタ。元はキュアサジッタの候補生」

 

ガイストスキュータム「ガイストスキュータム。キュアスキュータムの候補生」

 

ガイストサザンクロス「ガイストサザンクロス。キュアサザンクロスの候補生」

 

ガイストライラ「ガイストライラ。キュアライラの候補生よ」

 

フリック「お前達はプリキュア候補生でありながら、悪事を働き、罪の無い人間を殺害しまくった連中だな」

 

ガイストオリオン「そうだ。プリキュアの力を奪われ、惨めな扱いを受けたプリキュアのなれの果てだ!!」

 

ワイズマン「何が目的なの!?」

 

ガイストオリオン「決まってるだろ。聖域を滅茶苦茶にするためだ!!」

 

ワイズマン「私を討つ気ね。簡単には討てると思わないで!!」

 

ワイズマンは戦闘体勢にはいる。

 

ガイストサジッタ「ほう、教皇自ら私たちを倒す気か!?」

 

ワイズマン「当たり前よ!!貴方達のような邪悪な輩の好きにはさせないから!!」

 

ガイストサジッタ「ほざけ!!」

 

ガイストサジッタの号令でワイズマンに襲いかかる。だが、相手は教皇。プリキュア候補生如きに勝てる筈が無かった。

 

ガイストサザンクロス「なんて攻撃だ!!」

 

ガイストスキュータム「私の護りが呆気なく貫通するなんて」

 

ワイズマン「教皇の名は伊達ではないわ!」

 

ガイストオリオン達の攻撃を凌いだワイズマンとフリック。

 

フリック「どうする?お前達に勝つ要素は無いぞ」

 

フリックもガイストオリオンが放った兵士達を蹴散らした。

 

ガイストオリオン「かくなる上は、一斉攻撃だ!!」

 

ガイストオリオン達は自身達の技を放った。しかし、

 

ワイズマン「自棄になって一斉攻撃をしても無意味よ!」

 

そう言うとワイズマンの手に光が放つ。

 

ワイズマン「光の彼方に消えなさい!プリキュア・スターライトエクスティンクション!」

 

すると、ガイストオリオン達の背後に光の空間が開かれた。そして

 

ガイストオリオン「俺達が呆気なく退場するなんて!!認めるか!!」

 

ガイストオリオン達は光の空間に吸い込まれた。そして、空間が閉じるとガイストオリオン達は消滅された。

 

ワイズマン「邪魔者は居なくなったようね」

 

フリック「その様だな。後は娘達を見送らな………」

 

フリックが言おうとしたその時

 

グサッ!

 

フリック「グッ!!」

 

ワイズマン「貴方!!」

 

フリックの腹部に何かが貫いた。

 

フリック「まだ、敵が居るのか………」

 

フリックが言おうとしたその時

 

???「その通りだ!!」

 

ワイズマン「何者なの!?」

 

一人の男が現れた。彼こそ

 

デヴァイン「私の名は聖なる魔術師、デヴァイン」

 

そう、聖なる魔術師、デヴァインである。そのデヴァインの隣には

 

エルス「そして、私はデヴァイン兄さんの妹、エルス・フォーマルハウトよ」

 

ワイズマン「貴方達の目的は何なの!?」

 

エルス「答えは簡単だよ。あの方の障害である教皇ワイズマンの始末よ。ついでに言うなら、ワイズマンの親族も抹殺だよ」

 

ワイズマン「私達を皆殺しにする?随分ふざけたことを言うようね!!」

 

デヴァイン「ふざけている?いや、こっちは真面目だよ。何せ君達はあの方の障害になる存在だ。よって君たちを排除して貰うぞ!!」

 

そう言うとデヴァインは魔獣や兵士達を呼び出した。

 

ワイズマン「魔獣や兵士を呼んだようね。でも、教皇である私を簡単に倒せると思うな!!」

 

フリック「その通りだ!!お前達に、私の希望である娘達を抹殺させる訳にはいかん!!」

 

ワイズマンとフリックは戦闘体勢にはいる。

 

デヴァイン「抵抗する気だな。ならば、私の魔術の力を思う存分味わうがいい!!」

 

デヴァインとエルスもまた、戦闘体勢に入り、そして戦闘が始まる。

 

────

 

ワイズマン、フリックvsデヴァイン、エルスとの戦いは激しい戦いになっていた。

 

デヴァイン「流石は教皇ワイズマン、恐るべき存在だ」

 

ワイズマン「そっちこそ、聖なる魔術師に恥じない実力を持っているようね」

 

フリック「聖なる魔術師の妹だけあっての実力はあるようだな」

 

エルス「当たり前だよ。でなければ、デヴァイン兄さんの役にはたたないから」

 

互いの戦いは膠着状態に陥っていた。

 

エレオノーラ「父様と母様と互角なんて………」

 

ヘレン「そうでなければ、これだけの実力者を派遣しないわ」

 

エレオノーラ「でも、互角と言うことは相手も解っている。ならヘレン」

 

ヘレン「はい」

 

エレオノーラ「父様と母様がデヴァインとエルスを押さえている内に私達は、時空の扉に飛び込むよ!!」

 

ヘレン「では」

 

エレオノーラ「ヘレン、父様と母様と別れるのは辛いわ。けど、父様と母様は私達を希望と言ってくれた。だから、私達は父様と母様の言う最悪の未来を変えるために未来へ行くのよ!!」

 

ヘレン「エレオノーラ姉様、そうですね」

 

そして、エレオノーラとヘレンは時空の扉に飛び込んだ。だが、簡単にはいかなかった。

 

デヴァイン「そうはさせるか!!」

 

デヴァインはエレオノーラとヘレンに向けてマジックミサイルを放った。それを見たワイズマンは

 

ワイズマン「娘達には手を出さない!!」

 

エレオノーラとヘレンを護るために、壁になってワイズマンの攻撃を受けた。しかし、一部のミサイルがエレオノーラに向けて放たれた。

 

ヘレン「マジックミサイルが私達にも襲ってくるなんて」

 

ヘレンはマジックミサイルを見て、自分は攻撃を受けると思った。だが、

 

エレオノーラ「ヘレンには手を出さないわ!!」

 

ヘレンの前にエレオノーラが現れ、デヴァインのマジックミサイルを受けた。

 

ヘレン「エレオノーラ姉様!!」

 

エレオノーラ「ヘレン、例え一人になっても嘆かないで」

 

ヘレン「なぜ私を庇ったのですか!?」

 

エレオノーラ「貴女は私の大事な妹よ!!そんなヘレンを、つまらない事で命を落とさせる訳にはいかないわ」

 

そう言うと、エレオノーラは倒れながらも、時空の扉に入っていく。

 

エレオノーラ「ヘレン、本来は私達も命を落とさせる筈だった。けど、貴女は生き残った。だから、私達の分まで生きて」

 

そう言うとエレオノーラは時空の扉の中に消えていった。

 

ヘレン「そんな、エレオノーラ姉様!!」

 

ヘレンは自身の半身とも言えるエレオノーラを失ったと思い、悲しんだ。それを見たフリックは

 

フリック「ヘレン、嘆くな!」

 

ヘレン「父様!?」

 

フリック「エレオノーラはこのくらいで消える程弱いと思っているのか!?」

 

ヘレン「どう言う意味ですか!?」

 

フリック「エレオノーラ、ヘレン。お前に渡したペンダントは、ただのペンダントでは無いのは知ってる筈だ!!」

 

ヘレン「ただのペンダントではない?では、エレオノーラ姉様は?」

 

フリック「おそらく何処かで生きているだろう。だから、ヘレン。私達が敵を抑えている内に行ってくれ!!」

 

フリックはエレオノーラは簡単には死なないと考えていた。それを知ったヘレンは

 

ヘレン「解りました。私は必ずエレオノーラ姉様を見つけてやります。父様、母様、行ってきます」

 

そう言うとヘレンも時空の扉に飛び込んだ。そして、時空の扉は閉じた。

 

デヴァイン「おのれ、せっかく子娘どもを始末できたのに!!」

 

フリック「いったはずだ。私の娘達は、この世界を救う希望だ!!簡単には消させんよ!!」

 

エルス「だったら、デヴァイン兄さん!せめて、教皇だけでも始末しよう!」

 

デヴァイン「そうだな。せめて、それだけはやらんとな!!」

 

デヴァインとエルスは、先程のマジックミサイルを受けたワイズマンに視線を向けた。しかし、ワイズマンは

 

ワイズマン「小僧ども!簡単には倒させんぞ!!」

 

戦う意思は無くなっておらず、それどころか小宇宙が高まっていく。

 

ワイズマン「受けなさい。我が奥義、プリキュア・フォースソア!!」

 

ワイズマンは自ら溜め込んだ小宇宙の一撃を放つ。そして

 

デヴァイン「命を捨ててまで放つ技は恐ろしいものだな」

 

デヴァインとエルスはワイズマンの奥義をくらい、瀕死になる。

 

エルス「教皇を瀕死にしただけでも充分だよデヴァイン兄さん」

 

デヴァイン「そうだな。聖域の戦士の実力を甘く見すぎたな………引き上げるぞ」

 

エルスとデヴァインは撤退する。

 

デヴァイン「長寿であっても死にかねんな」

 

そう、デヴァインとエルスは実は長寿だが、それでも人間であるのは変わらない。

 

────

 

デヴァインとエルスを撃退し、エレオノーラとヘレンを無事に未来へ送ることが出来たワイズマンとフリック。

 

フリック「此で済んだなワイズマン」

 

ワイズマン「後は英里に任せましょう………」

 

やることが済んだのを見届けると、ワイズマンとフリックは目を閉じた。そして二度と目覚めなかった。そう、ワイズマンとフリックはこの戦いで命を落とされたのだ。そして、ワイズマンから聖域の指揮を受け継いだ英里の指揮の元、聖域軍は冥界軍を破り、冥界軍を冥界へ送り返した。そして、紫達は神を降したプリキュアとして伝説を残すことになった。

 

────

 

エレオノーラ「意識が暗い………私はどうなるのか………」

 

時空の扉の中に落ちたエレオノーラ。そして

 

エレオノーラ「この光は一体………」

 

強い光を受けたエレオノーラは意識を失った。そして………

 

 

 

 




次回 エレオノーラは星川玲央へ………


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明かされる玲央の過去 後編(現代編)

未来へ飛んだエレオノーラが玲央に至る話


サナの乱、アスガルドの戦い、海皇軍の戦いを乗り越えた聖域は、因縁の相手冥界軍との聖戦に挑んだ。そんな中、エレオノーラとヘレンは未来に起きる最悪の事態を止めるため、未来へ跳んだ。だが、その代償として、エレオノーラとヘレンの両親であるワイズマンとフリックは命を落とした。ワイズマンから聖域の指揮を受け継いだ英里達12闘士、12闘士に匹敵する実力者になった紫達、そしてキュアアテナの活躍により、聖域軍は冥界軍に勝利した。だが、代償は重く、12闘士の殆どは重傷を負い、長きに渡る眠りにつき、キュアアテナも聖戦終結後の数年後に亡くなり、紫達は歴史の表舞台から姿を消し、そして聖域はしばらくの間、歴史の表舞台から消し、再び表舞台から出るのはソルキュベイダーの戦いが訪れる5年前まで待つことになる。そしてエレオノーラは………

 

────

 

20年前 星川家

 

星川家には一組の男女が居た。男は星川コウタ、女は星川コトミである。二人は結婚をしたばかりである。

 

コトミ「結婚したけど、あれから子供出来ないね」

 

コウタ「そうでもないよ。コトミちゃんはまだ若いから子供を産む機会はあるよ」

 

コトミ「けど、お隣さんのハルカさんや高杉星史の妻のひかるさんはもうすぐ子供が生まれるって言ってたよ。私達も自分の子供が欲しいわ。去年は炎と真理亜さんの間に娘が生まれたと聞いてるし」

 

コウタ「慌てなくてもいいよ。いつかは必ず生まれ………」

 

コウタが言おうとしたその時

 

徳田「コウタ、電話だ」

 

徳田と言う人物が現れた。

 

コウタ「どうかしました?」

 

徳田「リオンの父の凱から電話が来ている。来てくれないか?」

 

コウタ「解りました」

 

コウタは徳田が持ってきた電話の受話器を取った。すると

 

コウタ「もしもし、星川ですが」

 

凱(電話)「コウタ、済まないが命とリオンが居る神社に来てくれないか?」

 

電話の主は獅子王凱、そうチグハグ世界に置けるリオンの父である。

 

コウタ「何があったのですか?」

 

凱(電話)「神社の境内に赤ちゃんが居るんだ」

 

コウタ「赤ちゃんが境内に居るのですか!?」

 

凱(電話)「そうだ、コトミと一緒に来てくれ」

 

凱は妻の命と娘のリオンが近くの神社通った時に赤ちゃんの鳴き声が聞こえたのを聞いたのだ。そして、近くに居た星川家に電話したのだ。それを聞いたコウタは

 

コウタ「解りました。すぐに行きます」

 

コウタは凱が言った赤ちゃんの鳴き声が聞こえた神社に行こうとするが

 

コトミ「まってコウタ、私も行くわ」

 

コトミが引き留めた。

 

コウタ「コトミちゃん」

 

コトミ「もしかしたら、その赤ちゃん、私が引き取るかも知れないの。だから一緒に連れてって」

 

コトミもコウタと一緒に同行すると言い出す。それを聞いたコウタは

 

コウタ「解った。一緒に行こう」

 

コトミを同行する事を許した。そして、コウタとコトミは神社に向かう。

 

────

 

神社

 

神社の敷地内には、凱と妻の命と娘のリオンが居た。

 

凱「此処に赤ちゃんの鳴き声が聞こえたな」

 

リオン「どうして、神社の境内に赤ちゃんの鳴き声が聞こえたんだろう?」

 

凱「それは俺も解らないんだ。だが、気になるんだ」

 

命「凱、神社の宮司から、境内に入る許可を得たよ」

 

凱「解った。入ろう」

 

そして、境内に入った凱達。そこに見たのは

 

リオン「女の子の赤ちゃんだよ」

 

命「なんで、神社の中に居るのかしら?」

 

そこには金色のペンダントをかけた茶髪の赤ちゃんが居た。

 

────

 

???(うっ、私はどうなったんだ。どれくらいの時間がたったんだ………)

 

そして、赤ちゃんは目を開く。そこには

 

???(あれは………リオンの父の獅子王凱?隣には妻の獅子王命で確か旧姓は卯津木だったな。そして、小さい子は、幼い頃のリオンか………)

 

そう、幼いリオンと両親の凱と命が映っていた。

 

???(どうなっているんだ!?一体ここは、どこなんだ。いや、そもそも私はなんでここに居るんだ)

 

赤ちゃんは言おうとするが、言うのは

 

赤ちゃん「おぎゃあ、おぎゃあ」

 

赤ちゃん特有の鳴き声である。

 

???(そうか、そういうことか。私は時空の扉に飛び込む前に、デヴァインの攻撃を受けたからだ。そのせいで私は本来来るはずだった時代に行けずに、しかも赤ちゃんまで若返ってしまったんだ!!)

 

そして、赤ちゃんの目には見覚えのある顔が映った。

 

コウタ「此処に居るのですか?」

 

コトミ「此処に赤ちゃんの鳴き声が聞こえたと聞いて」

 

玲央の育ての親であるコウタとコトミがやって来た。

 

凱「ああ、どうやらここに赤ちゃんが居たんだ」

 

凱はコウタとコトミに赤ちゃんの事を教えた。

 

コウタ「こんな所に赤ちゃんが居るなんて」

 

コトミ「何があって此処に居たのかしら?」

 

リオン「もしかして、親に捨てられたのかしら?」

 

命「それは無いわ。最近神社の境内に入った人は居ないと宮司が言ったわ」

 

凱「だが、こんな所に放置する訳にはいかない」

 

凱は赤ちゃんをこのまま放置するのはよくないと考えた。そこへ

 

コウタ「それだったら、凱さん」

 

凱「なんだコウタ」

 

コウタ「その赤ちゃんを引き取りたいけど良いかな」

 

命「赤ちゃんを引き取るのコウタ?」

 

コウタ「うん、このまま放置するなんて良くないよ。それに」

 

命「それに?」

 

コウタ「こんな形で子供を授かる事になって娘を手に入れる事になっちゃって」

 

コトミ「過程が色々省かれちゃったけど、私に娘を授かる事になったから」

 

命「コトミさん………」

 

コトミ「それに、もし子供を授かったら、付ける名前が決めてあるの」

 

命「その名前は」

 

コトミ「れおと言う名前だよ。男でも女でも、そういう名前を付けると決めたから」

 

命「れおか………もしかして、獅子をイメージしたやつなの?」

 

コウタ「うん、獅子のように誇り高い人になって欲しいと言う意味で考えたんだ」

 

そして、コウタはその赤ちゃんを抱いた。

 

コウタ「君に名前を付けるよ。君の名前は玲央。星川玲央。僕とコトミの娘だよ」

 

コトミ「どういう理由で此処に来たのかは今は言わないわ。でも、これだけは言うわ。私達は、産みの親と同じくらいに愛情を与えてあげるわ」

 

それを聞いてか赤ちゃんは安心して眠った。

 

────

 

玲央(そうだったんだ。私はその境内に居た私に玲央の名前を与えたんだ。その時から、私はエレオノーラから玲央になったんだ)

 

玲央は解ったのだ。自分が赤ちゃんに若返った時に育ての親であるコウタとコトミに拾われ、その時に玲央の名前を与えられた事を

 

────

 

エレオノーラが星川玲央になった後、玲央はコウタとコトミの愛情を受けて成長し、そしてブレイブソウルプリキュアのメンバーである天野陽奈、高杉葵、旋風寺まどか、友永佳子、原島かなみ、大道寺ほむら、剣名静、そして、12闘士でも共に戦うことになる天海リオンに出会う。そして、玲央が中学生になったある日

 

玲央「幻影帝国、罪のない人を苦しめるなんて」

 

玲央は当時世界に暴れていた幻影帝国の侵略に怒りを抱いていた。そして

 

ルナドレイク「この力なら、幻影帝国のような邪悪な連中に立ち向かえるよ」

 

セレニア「貴女にはプリキュアの素質があるわ。これをあげるわ」

 

玲央「この力なら幻影帝国に対抗出来るんだね(何だろう、あの妖精、何処かで会った気がする………)」

 

妖精であり、ブレイブソウルプリキュアの一員、ルナドレイク・カルージャこと芹澤龍奈とセレニア・エステルこと坂上翼からブレイブモバイルを受け取り

 

玲央「プリキュア・ブレイブコンバイン!!」

 

玲央はブレイブモバイルを使ってプリキュアに変身する。

 

カイザー「原初の勇者戦士、キュアカイザー!!」

 

ブレイブソウルプリキュアのリーダー、キュアカイザーとして、仲間であるキュアフィーニクス、キュアアース、キュアエクスプレス、キュアポリス、キュアゴルディ、キュアコマンド、キュアレーヴェ、キュアドラグーン、キュアリヴァイブ、キュアブレードと共に幻影帝国から人々を護る為に戦った。その実力は高く、それをソルキュベイダーの傀儡になっていたグランガードに入れさせられ、ソルキュベイダーの手駒にされたが、グランガードと対立していた防衛組織鷹の爪に助けられ、鷹の爪のエースとして活躍した。そして、別の世界の龍璃がやって来て、ソルキュベイダーとの戦いが起きていた頃、グランガードに囚われたプリキュアを救うべく活動していた時

 

カイザー「何だ?この指輪は?」

 

カイザーは二つの星座の紋様が刻んだ指輪を見つけた。それを見たカイザーは

 

フィーニクス「どうしたのカイザー?」

 

カイザー「あの指輪を見てると何か思い出せそうだ」

 

カイザーは何かを思い出せるような予感がしていた。そして

 

カイザー「うわぁぁぁぁぁ!!」

 

ソルキュベイダーとの決戦でカイザー達ブレイブソウルプリキュアは大ダメージを受けてしまう。

 

カイザー「あの怪物にはキュアカイザーの力が通じないのか………」

 

カイザーはなんとか立ち上がるもののふらついていた。

 

レーヴェ「何か有効な手は無いの!?」

 

カイザーとレーヴェは何かソルキュベイダーに有効な手は無いのか悩んでいた。そんな時

 

カイザー「あれは、グランガードの施設で見つけた指輪!」

 

カイザーはグランガードの施設にて見つけた二つの星座の紋様が刻んだ指輪を見ていた。それを見たカイザーは

 

カイザー「レーヴェ、指輪を使ってみよう」

 

レーヴェ「そうね、幸い私とカイザーは体力に余裕があるわ!」

 

そして、カイザーとレーヴェは変身を解除した後、その星座の紋様が刻んだ指輪を手にし、変身コードを言う。

 

玲央、リオン「プリキュア・クロスアップ!!」

 

玲央「アリエス!!」

 

リオン「レオ!」

 

そして、玲央とリオンは金色の鎧を纏ったプリキュアに変身した。

 

玲央「すごい、この力ならソルキュベイダーにも通用でき………うっ!!」

 

玲央は金色の鎧を纏ったプリキュアに変身した時、忘却していたビジョンを見た

 

玲央(このビジョンは………そうか、私が忘れた過去そのものか!?)

 

玲央はそのビジョンを見て何かに気づいた。

 

玲央(そうか、私はあの最悪の未来を変えるためにこの時代に来たんだ。そして、私がキュアアリエスに選ばれたのかを)

………)

 

そして

 

アリエス「極星の金羊、キュアアリエス!!」

 

レオーネ「剛烈の獅子皇、キュアレオーネ!!(勝手に名前を変えてごめんなさいね)」

 

アリエスとレオーネは他の12闘士と共にソルキュベイダーを倒した。そして

 

────

 

ソルキュベイダーの戦いが終わった後、正式に教皇に就任した英里により、聖域へ来るように言われた新たな12闘士。それぞれのすべき事を済ませてから聖域へ向かおうとした。そして、玲央とリオンは、それぞれ高校と大学を卒業した後、自らの力を使いこなすために陽奈達からの特訓を半年間受けた。そして半年後、玲央とリオンは聖域へ向かうべくアテネ行きの飛行機に乗るべく空港にいた。

 

陽奈「玲央ちゃん、無理はしないでよ」

 

葵「陽奈さんを心配するような事はしないでくださいよ玲央さん」

 

玲央「解ってるわ」

 

かなみ「リオンちゃん、玲央ちゃんを見ていてね。それに二人が居なくなるのは少し寂しいわ」

 

リオン「解ってるわかなみ」

 

まどか「二人とも、聖域についてもちゃんとカイザーとレーヴェの資格者を見つけて、育成をしておきなさい。その間は私がブレイブソウルプリキュアのリーダーを担当するから」

 

玲央「解りました。そしてまどかさんに苦労を増やすはめになってしまって」

 

佳子「まどかの苦労性は生まれつきですよ玲央」

 

まどか「佳子、どういう意味よ!?」

 

ほむら「落ち着いてください二人とも」

 

静「なんだかんだと言って、居なくなるのは寂しいものだな」

 

玲央「みんな、二度と会えない訳じゃないよ」

 

リオン「時間が空いたら時折、此処に来るから安心しなさい」

 

佳子「そうですね」

 

そして、アテネ行きの飛行機が発進する時刻が来た。

 

玲央「行ってくるわみんな。私とリオンがいない間は日本は任せるわ」

 

陽奈「行ってらっしゃい玲央ちゃん、リオンさん」

 

葵「もし二人がピンチになったら駆けつけますよ」

 

まどか「そう、世界の何処までも今すぐ駆けつけるわ!!」

 

佳子「聖域には色んな人が居ますよ。緊張なんてしないでくださいよ」

 

玲央「ええ」

 

リオン「みんな、行ってくるわ」

 

かなみ「行ってらっしゃい玲央ちゃん、リオンちゃん」

 

ほむら「例え、離れても私達はブレイブソウルプリキュアです。思いっきり戦ってください」

 

龍奈「半年後には瑠璃達も聖域に来るわ。その時には色々教えてあげてね」

 

翼「聖域には、先に着いた12闘士が居るよ。色々学んできてね」

 

静「12闘士は色々苦労するから、弟子は見つけておきなさい」

 

リオン「解ったわ。それじゃ行ってくるわ」

 

そして、玲央とリオンはアテネ行きの飛行機に乗り、聖域へ向かった。そして、キュアアテナと面会した。

 

玲央(これが、今のキュアアテナか………初めて会ったのに懐かしく感じるな)

 

サーシャ「どうかしたの?」

 

玲央「何でもありません」

 

サーシャ「それは私も同じです。何処かで会った気がします」

 

玲央「他人の空似だと思いますよ………」

 

玲央とサーシャは何処かで会ったような感じをしていた。それを見ていたのは

 

マヤ「あの雰囲気、あれはエレオノーラ様でしょうか………」

 

マヤは感じていた。エレオノーラが聖域へ戻ってきたと言う感じを抱いていた。そして指輪をヘレンに修理させてる頃、玲央は遂に正体が明らかになる。

 

サヤ「玲央さん、失礼を承知でお伺いしますが、エレオノーラ様、貴女は前聖戦時の教皇、ワイズマンの娘、エレオノーラ様ですね」

 

自身にとっては三人目の母とも言えるサヤから自身の正体を聞かされる。

 

玲央「何を行ってるんですか、師匠、私は星川玲央です」

 

マヤ「隠さないでください。我々も貴女の存在に気付くことができなかった」

 

玲央「あの、何でそう言うのを言うのですか?」

 

戸惑う玲央を見て英里は二人を制する。

 

英里「サヤ、マヤ。やめんか、すまんな玲央。わたしはお前がエレオノーラ様であろうと星川玲央であろうとどうでも良いのだ。お前さんが誰であれ、エレオノーラも玲央もどちらもお前さんのこの世に2つとないお前さんの名前じゃ。だがお前さんは何故私達旧12闘士がキュアアテナの秘術ミソペサメノスを受けて現代まで生き続けていたと思うておる、全てはワイズマンが未来へ送った娘たちと共に200年後の災厄を払うためなのだ」

 

マヤ「まあ、教皇もこう言っていることですしね。とりあえずはこれからも玲央さんは玲央さんということでよろしいのではないでしょうか」

 

サヤ「そうですね」

 

二人の話を聞いて玲央は漸く自身の正体の謎に気づいた。

 

玲央(漸く解った。此が私の正体なんだ………)

 

────

 

そして玲央は目覚める。

 

玲央「うっ、私は何れだけの時間を過ごしたんだろうか………そうか、私はあの光を浴びた事で自身の過去を知ったんだ」

 

玲央は遺跡で見た自身の過去を見た事を感じた。

 

玲央「思い出しました父様、母様。私は最悪の未来を変える為にこの世界へ来たと言うことを………」

 

そんな時

 

ドコーン!!

 

玲央「爆発音!?やはりマルス軍が現れたか!!」

 

外で爆発音が聞こえた。それを聞いて玲央は外へ出る。

 

────

 

遺跡 外

 

遺跡の外ではドラグーンの究極形態であるグレートキュアドラグーンがキュアマンティスと交戦していた。しかし、ドラグーンは劣勢を強いらされていた。

 

Gドラグーン(翼)「何だよ、今日のキュアマンティス!!今までとは違う位の強さを待ってるなんて!!」

 

Gドラグーン(龍奈)「余程、玲央が許さないのね!!その執念がいつもより力が発揮するなんて」

 

マンティス「マルス様がくれた精鋭部隊を二人で撃退するとはやるな。だが、今の本気になった私の前では勝てんようだな」

 

Gドラグーン(龍奈)「くっ、此方もそろそろ時間切れが来てしまう」

 

マンティスは腕の剣をドラグーンに向ける。

 

マンティス「だが、ブレイブソウルプリキュアの名は伊達ではなかったな。一度は私を倒すくらいまで追い詰めたからな。だから、最後は一撃で切り裂いてやる!!」

 

マンティスは自身の剣に闇の小宇宙を込める。

 

マンティス「この一太刀で地獄へ行け!!プリキュア・キラーブレード!」

 

そして、闇の小宇宙の刃が襲いかかる。Gドラグーンは避けようとするが

 

Gドラグーン(龍奈)「うっ!?時間切れか!!」

 

魔傷のダメージで動けなくなってしまう。

 

Gドラグーン(翼)「駄目!?避けられない!!」

 

動けなくなったドラグーンに闇の小宇宙の刃が来る。だが

 

???「させないわ!!」

 

その刃は、突如現れた刃によって相殺された。それを見たマンティスは?

 

マンティス「私の攻撃を相殺するとは………何者だ!?」

 

マンティスはその攻撃を放った人物に視線を向けた。すると

 

アリエス「ボケたわねマンティス」

 

遺跡の入口からアリエスが姿を現す。

 

マンティス「漸く現れたかアリエス………って、何か雰囲気が違う!?」

 

そのアリエスは今までとは違う雰囲気を持っていた。

 

アリエス「当然だ。昨日までのアリエスだと思うな!!」

 

マンティス「ひっ!?」

 

アリエスを見て、怯むマンティス

 

マンティス「何だよ。此があのキュアアリエスなのか!?」

 

アリエス「何を言ってる?私はキュアアリエス本人だぞ。いや、少し訂正しないといけないか」

 

マンティス「訂正?」

 

アリエス「ならば、聞くがいい!!」

 

そう言うとアリエスは名乗りを言う。

 

アリエス「我が名はブレイブソウルプリキュアのリーダーキュアカイザーこと星川玲央にして、キュアアテナに仕える12闘士キュアアリエス、そして………聖戦を指揮した教皇ワイズマンが娘、エレオノーラ!!」

 

そして、アリエスは自身の武器、クリスタルソードを出して構える。

 

アリエス「その名前、冥界へ行っても忘れなくしてあげるわ!!」

 

アリエスの名乗りを聞いてドラグーンは有ることを確信した。

 

Gドラグーン(龍奈)「玲央、全て思い出したようね」

 

アリエス「ええ、私は全てを思い出したわ。けど、私はエレオノーラでもあり、星川玲央でもある。だからエレオノーラも星川玲央もどっちも私よ。そして、見ていなさい。此がアリエスの真の力をね」

 




次回 真の力を発揮したアリエスの前にマルス軍はまた壊滅相当の災難に遭う。


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明かされる玲央の過去 後編(戦闘編)

キュアアリエスの真の力の前にマルス軍は絶望する


キュアアテナの遺跡にて自身の過去を思い出した玲央。すべてを思い出した玲央の前に、玲央のせいでひどい目に遭わされたキュアマンティスが現れる。今までとは違い、玲央を護るために戦った龍奈と翼を窮地に立たされるほどの実力を持っていた。

 

マンティス「エレオノーラ!?まさか、マルス様と同じ時代に生まれた人間が居たとは」

 

アリエス「マンティス、その反応からしてキュアマルスはかつての聖域が起きた時代の人間のようだな」

 

マンティス「何故知ってる!?」

 

アリエス「平和な頃にマルスに一度会った事があるからだ。最も私が知っているのは今のように悪事を働くような人間では無かった。お前達はキュアマルスを悪に変えたのか?」

 

マンティス「馬鹿な事を言うな!私は、マルス様が立ち上がった頃からの付き合いだ。決してマルス様を悪に変える真似はしてない!」

 

マンティスはアリエスに対し、自分はキュアマルスを悪に落とした覚えは無いと言う。

 

アリエス「そうか、マルスは生まれつきの悪人では無いのか」

 

マンティス「当たり前だ!!マルス様には二人の娘がおり、娘達を大切に育てた。そんなマルス様を人でなしと言うのか!?」

 

アリエス「なるほど、お前にとってはキュアマルスは大事な存在だな」

 

マンティス「その通りだ!!マルス様の為、キュアアテナに関わる者は全て倒す!!」

 

アリエス「貴女の言いたい事は解った。だが、私にも大事な物がある!!来るがいいマンティス!!その執念もろとも叩きのめしてやるわ!!」

 

マンティス「それはこっちのセリフだ!!キュアアリエス!!今日でお前を倒し、私の受難の日々を終わらせてやる!!」

 

マンティスも武器を構える。そしてアリエスはドラグーンに声をかける。

 

アリエス「龍奈、翼、私が遺跡に居る間、マルス軍から護ってくれてありがとう」

 

Gドラグーン(龍奈)「当たり前よ。私達だってブレイブソウルプリキュアのメンバーよ!!簡単には倒れないわ」

 

Gドラグーン(翼)「玲央を護るためにたった二人でマルス軍の大軍を抑えたよ。けど、魔傷の影響とマンティスの想定外の強さは誤算だったわ」

 

アリエス「そうか、なら後は私に任せて下がりなさい」

 

Gドラグーン(龍奈)「大丈夫なのアリエス。今のマンティスは今までのとは違うわ」

 

アリエス「解ってるわ」

 

Gドラグーン(翼)「じゃあ、何で自信を持って言えるの!?」

 

アリエス「今の私なら、アリエスの力をフルに出せるからよ。だから、ここは私一人で何とかするわ」

 

Gドラグーン(龍奈)「アリエス………解ったわ。ここは任せるわ」

 

Gドラグーン(翼)「良いのか龍奈」

 

Gドラグーン(龍奈)「大丈夫よ。アリエスを信じて」

 

Gドラグーン(翼)「解った。アリエス、無理はしないでよ」

 

そういうとドラグーンは遺跡の入り口へ撤退する。そして

 

アリエス「待たせたわマンティス。今こそ私の本気を見せてあげるわ」

 

アリエスは自身の武器であるクリスタルソードを構える。

 

マンティス「やる気か!?だが、簡単にはやらせんよ!!」

 

そういうとマンティスはアリエスの周りにマルス兵達を呼んだ。

 

マンティス「精鋭1000人を相手に何処まで戦えるかな。さあ、攻撃を開始せよ!!」

 

マンティスの号令でマルス軍兵士はアリエスに向けて突撃する。だが、アリエス

 

アリエス「愚かな」

 

そう言うとマルス軍兵士の一団を通りすぎた。すると

 

マルス軍兵士「な、何が起きた………」

 

マルス軍兵士はアリエスのクリスタルソードで一瞬で斬り捨てられた。

 

アリエス「今の私に兵士をぶつけても無駄だぞ」

 

マンティス「マルス軍の精鋭50人を一瞬で斬り捨てられただと………」

 

アリエス「その程度かマンティス。話にならんぞ」

 

マンティス「まぐれだ!!まぐれに決まってる!!様子見は止めだ!!一斉に攻撃しろ!!」

 

マンティスの命令でマルス軍兵士はアリエスに向けて突っ込んだ。今度は本気で行くが

 

アリエス「無駄な足掻きだ。私の本気、恐怖と共に刻んでもらうぞ!!」

 

そしてアリエスは全力で精鋭達を攻撃した。あるときは

 

アリエス「撃ち抜け!!」

 

マルス軍兵士「ぐわぁぁぁぁぁ!!」

 

アリエスが自ら作った水晶の拳銃で撃ち抜き。ある時は

 

アリエス「切り刻め!!」

 

マルス軍兵士「ぎゃあぁぁぁぁぁ!」

 

水晶の円盤で切り裂き、ある時は

 

アリエス「お前達の命、借りとる!!」

 

マルス軍兵士「がはっ!!」

 

水晶の鎌で切り裂かれ、またある時は

 

アリエス「叩きのめしてやる!!」

 

マルス軍兵士「うわぁぁぁぁぁ!!」

 

水晶のハンマーで叩きのめし、さらには

 

アリエス「吹き飛べ!!プリキュア・クラスターテンペスト!!」

 

マルス軍兵士「ぎゃあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

 

アリエスの必殺技で吹き飛ばされた。そして

 

マンティス「ば、馬鹿な!?私は、悪夢をみてるのか!?」

 

マンティスが放った精鋭1000人はアリエス一人によって壊滅した。

 

アリエス「本気に慣れるためのウォーミングアップだったけど呆気なかったわね」

 

マンティス「キュアアリエス!!暗躍だけだと思ったが、実力までも際立っていたとは………」

 

アリエス「私に会った時点でマンティス、お前に勝利は無い。センチビートに続いてお前も冥界に逝くがいい!」

 

マンティス「ふざけるな!!私をセンチビートと一緒にするな!!」

 

するとマンティスは両肩にある鎌型の剣を出した。

 

マンティス「キュアアリエスを始末するために特別に造った剣だ!!ダイヤモンドすらも切り裂く切れ味を味わうがいい!!」

 

剣を手にアリエスを切り裂こうとするが

 

アリエス「無意味な事を、テレポートなくとも避けられる」

 

アリエスは、移動して避けた。

 

マンティス「なんだ!?アリエスの動きは光速で動くように見える」

 

マンティスはアリエスを切り裂こうとするが、当てる事が出来ない。

 

アリエス「どうした?私を切り裂くのでは無いのか?」

 

マンティス「おのれ、ちょこまかと!!」

 

苛立つマンティス。その時、アリエスに隙が出来る。

 

マンティス「動きに隙が出来た!!此で切り裂いてやる!!」

 

マンティスはアリエスに向けて全力で斬ろうとした。だが、それは失敗に終わった。

 

アリエス「折角の攻撃、無意味に終わったようね」

 

マンティス「馬鹿な!!」

 

なんとマンティスの剣が日本の指で挟んで止められたのだ。

 

アリエス「二本の指で止められたことにショックを受けたようね」

 

マンティス「私の剣が止められるとは………」

 

アリエス「序でにお前の心をへし折らせるものを見せてやる」

 

するとアリエスはなんと二本の指でマンティスの剣の刀身をへし折った。

 

マンティス「私の剣が折れるとは………だが、私の剣はもう一本ある!!」

 

剣を折られたのを見て愕然とするマンティス。しかし、もう一本の剣は残っていた。そして

 

マンティス「この私の奥義で始末してくれる!!」

 

マンティスは闇の小宇宙を剣に込める。

 

マンティス「この一撃で逝くがいい!!プリキュア・デッドエンドスラッシュ!!」

 

マンティスは闇の小宇宙を込めたエネルギーの剣でアリエスを切り裂こうとする。

 

マンティス「この最大奥義で死ぬがいい!!」

 

アリエスは回避をする様子はなくマンティスの攻撃を食らう。そして爆発が起きる。

 

マンティス「フハハハハハハハハハ!どうだ!!」

 

マンティスは勝ちを確信していた。だが、爆発した場所からアリエスの声が響いた。

 

アリエス「これがお前の最大攻撃か。並みの相手なら沈むだろうな。だが、残念だったな」

 

そして爆発が収まると、アリエスが姿を現すが、そのアリエスは無傷であった。

 

マンティス「なっ、私の最大攻撃を耐えるだと!!」

 

アリエス「マンティス、お約束には勝てないわ」

 

マンティス「なんだお約束とは!?」

 

アリエス「初登場の形態に攻撃を当てても絶対にダメージは与えれないのよ」

 

そう言うとアリエスはクリスタルソードに自身の小宇宙を込める。それを見たマンティスは

 

マンティス「そんなお約束は却下だ!!」

 

再度デッドエンドスラッシュを放つ。だが、アリエスは余裕であった。

 

アリエス「マンティス、それともうひとつ忘れてるぞ」

 

マンティス「何だ?」

 

アリエス「12闘士に限らず、プリキュアに同じ攻撃は通じないわよ。プリキュア・スターライトファイヤー!!」

 

そう言うとクリスタルソードから聖なる炎が放たれる。その炎でデッドエンドスラッシュの刃が消されて、さらに炎をくらい、マンティスは吹き飛ばされた。

 

マンティス「私の最大攻撃が、通じないのか………」

 

アリエス「マンティス、この一太刀で終わらせてやる」

 

そして、クリスタルソードに光の小宇宙が込められる。

 

アリエス「受けるがいい。キュアアリエス最大奥義の一つ!!プリキュア・スターライトフィニッシュ!!」

 

クリスタルソードから放たれた光と共に金色の光に包まれ、守護星座である金色の羊の闘気と共に突撃する。マンティスは止めにいこうとするが

 

マンティス「う、動けない!?何故だ!?」

 

アリエス「マンティス、貴女は恐怖に屈したようね」

 

マンティスはアリエスの恐怖にやられて動かなかった。そして

 

アリエス「此で終わりよ!!はっ!!」

 

ブシャリ!!

 

マンティス「ぐああああああああ!!馬鹿な!!マルス軍の幹部が一柱、キュアマンティスがこんな所で終わるとは………」

 

マンティスはアリエスの剣で一刀両断した。

 

アリエス「マンティス、貴方にとっての不幸は、一つは私に喧嘩を売ったこと。そしてもうひとつは」

 

マンティス「もうひとつは?」

 

アリエス「貴女のキュアマルスへの忠誠心は立派よ。けど、貴女は知らなかった。キュアマルスもまた、不幸になっていることを、そう人でなしに利用されたのを知らぬまま退場されることよ」

 

マンティス「マルス様が不幸だと………まさか、マルス様の夫が死んだ事で歪んでしまった事にあるのか………」

 

アリエス「残念だけど、私は其処までは知らないわ。けど、案外意外な所で知ってるのが居るかもしれないわ」

 

マンティス「まさか、マルス様の今の夫であるデヴァインがマルス様を不幸にしたと言うのか」

 

アリエス「ええ、貴女はマルス様の為に私達を倒すために、デヴァインに力を得た。けど、貴女もまたデヴァインに利用されたのを知らないまま退場されるわ」

 

マンティス「何故解る!?」

 

アリエス「私は戦ってる間もマンティスを見ていた。そして、貴女がどういう人間かを見ていたわ。マンティス、貴女はマルスに最も忠誠心のある人のようね。そして、相手に利用されたのを知らないまま退場される可哀想な人だと」

 

アリエスは戦ってる間もマンティスを見ていたのだ。

 

マンティス「そうか、私も退場されるのか………デヴァインに利用されたのを知らないまま………」

 

そう言うとマンティスは光になって消滅された。そして、マンティスを倒したアリエスは呟く。

 

アリエス「貴女は、ある意味不幸な人ね………知ってはいけないことを知ったことで消されたことを………」

 

戦いが終わったのを見てか、変身を解除する玲央。そして龍奈と翼が姿を現す。

 

龍奈「終わったようね玲央」

 

玲央「ええ、私も此処までの力を出したのは想定外だったわ」

 

翼「そうね。此だけやればマルス軍も相当追い詰められたも同然だね」

 

玲央「ええ(そしてマルス軍、あなたたちはデヴァインに利用されたのを知らないまま崩壊するようね)」

 

玲央は感じていた。いずれマルス軍は壊滅すると

 

────

 

聖域 

 

デヴァイン「マンティス、哀れな女だ………私とマルスの関わりを知ったことを承知で私の力を受けた。だが、これは都合の悪いことを伝えなくするために始末するために過ぎないことをな………」

 

デヴァインがマンティスに力を与えたのは、デヴァインにとって都合の悪いことを聖域に伝えなくするための企みに過ぎなかった。そのデヴァインの近くにはスコルピオが居た。

 

スコルピオ「デヴァイン、お前はマルス軍を何だと思ってる!!」

 

スコルピオはデヴァインの様子を見て怒りを抱いていた。

 

デヴァイン「まあいい、次はいよいよパライストラを陥落するための作戦を実行しよう。頼むぞ我が娘、アレクよ」

 

デヴァインはマンティスが倒されたのを知ってなお、冷酷に言うのであった。彼にとってはマルス軍の連中すらも駒に過ぎないことを

 




次回、玲央の過去を知ったプリキュアはどうなるか?


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パライストラ襲撃前夜

マルス軍の決戦の一つパライストラ襲撃の前夜に当たる話です。


全てを思い出した玲央。そして遺跡の外にてマンティスを指揮官とするマルス軍が待ち構えていた。だが、全てを思い出した玲央にとってはマルス軍など敵ではなく、マルス軍幹部のマンティスもアリエスによって敗れさった。

 

───

 

パライストラ 教室

 

玲央「これが、私の過去よ」

 

玲央はキュアアテナの遺跡の中で見た自身の過去の事を全て話終えた。それを聞いた紫達は

 

紫「まさか、ひいお祖母ちゃんがプリキュアとして活躍していた時代の人間だったとは驚きました」

 

瑠璃「玲央の話全て聞いたけど、何故敵が玲央を恐れる理由が解ったわ」

 

エル「玲央さんは、教皇の娘である事から来てる高いカリスマ性に、キュアカイザーとしての戦闘経験、そして戦っている間でも相手を観察する洞察力が高いからですね」

 

玲央「その通りよ。まあ、さすがに今度は驚くのは………」

 

玲央が言おうとしたその時

 

ハルナ「玲央さん、固まってるのが居ますけど」

 

玲央「固まっているって………」

 

玲央は視線を向けると

 

玲央「案外、ほとんど呆然とすると思ったが、そうでもなかったね。けど、一人だけ呆然してるね」

 

それは

 

ソウナ「玲央が先代教皇の娘………信じられない………」

 

ソウナが呆然としていた。

 

ショウ「ソウナの場合、前聖戦時代の12闘士の接点が無かったからな………」

 

エル「私の場合はサヤさん、真白は恐らくはやての師匠のカミナ様、紫は教皇、ショウはアリオス様が関わってますからね」

 

玲央「逆に言えば、前聖戦時代の12闘士に関わりを持たなければ、呆然するって事ね………」

 

瑠璃「うん、私も一応関わりがあるけど、実際に関わりが深いのは龍璃の方ね。過去を知って呆然とする失態を見せてしまって情けないわ………」

 

玲央「まあね………まあ、前聖戦の12闘士に関わりを持たなくても、常に落ち着いている恵やいちごなら大丈夫の筈よ」

 

瑠璃「いちごや恵は大丈夫ね…………いちごは性格的に大丈夫だけど、恵はそうは言い切れないわ」

 

ユナ「師匠、どういう意味ですか?」

 

瑠璃「一見、恵は確かに冷静よ。けど、それは外見ではそう見えるけど実際は少し口が悪いだけよ。それに、今の玲央の話、恵もこっそり聞いている筈よ」

 

玲央「そうね。恵も大人しくするようなタイプじゃないのは解っている。今頃、私の話だけではなく、行方不明になった光を見つけた明日香の話を聞いてる筈よ」

 

────

 

その恵はと言うと

 

恵「情けない………ここまで心が乱れるとは………」

 

乙女座のプリキュアにしか入れない聖堂で、自身の身体を療養しており、時折外界の情報を得るために超能力を使い、情報を集めていた。その時、玲央の告白を聞いた際に取り乱していた。

 

恵「玲央、冗談にも程がある………」

 

冷静なイメージを持つ恵だが、案外動揺するタイプかも知れない。

 

────

 

玲央「恵が、動揺するタイプか………そう見えるのかしら………」

 

玲央が言うその時

 

雛子「玲央さん、それは戦っている時のイメージが強いせいだと思いますわ。乙女座のプリキュアは神に近い存在、そのイメージが壊れるのを恐れてますね」

 

玲央「まあ、乙女座のプリキュアもまた最強格の一人だから………って雛子!?」

 

教室に雛子がやって来る。

 

紫「雛子さん、パライストラへいつ戻って来たのですか?」

 

雛子「今戻って来たところよ」

 

ショウ「戻って来たと言うことは、日本はもう大丈夫ですか?」

 

雛子「ええ、日本は私が作った魔傷を抑える薬で戦えるようになったプリキュアが何とかなった。お陰で余裕が出来たわ」

 

真白「プリキュアも戦線復帰する者が増えてますね」

 

雛子「ええ、更に一部のプリキュアは魔傷を受けていないのも居たわ。今彼女達は、リオンと一緒に世界各地に居るプリキュアの所に行ってるわ」

 

エル「これでマルス軍に対する反撃の準備も整えて来ますね」

 

雛子「はい、そしてパライストラに来たのは私だけではありません」

 

するとユウキとシオンも姿を現す。

 

シオン「臥薪嘗胆の時に耐え、キュアキャンサーこと東堂シオン、堂々と帰還!」

 

ユウキ「待たせたな玲央、瑠璃。如月ユウキ、今日より制限付きだが、戦線復帰だ!!」

 

瑠璃「久しぶりだね、二人とも。...魔傷、治ったんだ」

 

ユウキ「ああ。リハビリにも耐え、雛子が貰った薬のお陰で魔傷の方は取りあえずは治ったよ」

 

瑠璃「雛子の薬のお陰で魔傷は治ったけど、あまり無理しちゃだめだよ二人とも?」

 

シオン「解ってる。私も暫く戦えない状態が続いてたから」

 

玲央「二人とも、パライストラに来てくれて良かったわ」

 

シオン「はい、それにしても雰囲気が変わりましたね。何かあったのですか?」

 

瑠璃「さっき、玲央が自分の過去の事を話したの」

 

ユウキ「玲央の過去?」

 

玲央「ええ、話が長くなると思い、用意しておいたわ」

 

玲央はユウキとシオンに自分の過去の事を録音したテープを用意した。

 

シオン「このテープの中に玲央の過去の会話が録音してあるのですね」

 

玲央「話が長くなりすぎて寝てしまうと思って用意したわ」

 

瑠璃「玲央、全てを思い出しても、いつもと変わらなくて良かったわ。それなら、私の会話が録音しておいたテープも渡しておくわ」

 

玲央「このテープの内容も長いのか?」

 

瑠璃「ええ、ルルの事や、エキドナが浚われた事や、デヴァインの言った支援国のブリタニアの事も入ってるわ」

 

ユウキ「瑠璃の話も気になるな。まあ、此方もサクヤの事を話さないといけないしな」

 

シオン「それでしたら、私の場合はらぁらさんの話ですね」

 

雛子「それでしたら、私は桜花姉さまの事を話しておきましょう」

 

玲央「そうね。せっかくの再会だし、色々情報交換をしましょう」

 

瑠璃「良いけど、その前に休憩をとりましょ」

 

玲央「そうね。時間がまた長くなりそうね。一度休憩をとるわ」

 

玲央の言う通り、一度休憩をとった。そして、瑠璃はルルの事やエキドナが浚われた事、ブリタニアの事を話し、雛子は自身の元姉弟子の桜花の事を、ユウキは親友であるサクヤの事を、シオンはらぁらの事を話すのであった。その話を聞き終えたショウ達は廊下に居た。

 

ショウ「内容が多すぎて、追い付かねえ」

 

紫「とは言え、重要な事がありますね」

 

ハルナ「何れ闇の12闘士との戦いは避けられませんね」

 

真白「そう言う意味では相手の事を知っておいて正解ですね」

 

ユナ「相手の事を知っておけば戦いにも有利になるわ」

 

その時、ショウの横に一人の職員が通りすぎた。

 

ショウ「何だろう今のは?」

 

────

 

職員は何故かアレクの部屋の前に来ていた。

 

職員「姫様、入ります」

 

するとアレクが姿を現す。

 

アレク「母上の手の者か?」

 

そう、職員はマルス軍兵士が化けていたのだ。

 

職員(マルス軍兵士)「そうです。デヴァイン様の伝言です。明日、パライストラの襲撃を行います」

 

アレク「父上の命令ですか?」

 

職員(マルス軍兵士)「はい、既にワスプ様がパライストラに潜入してます。更に襲撃メンバーにはトラゴス、カンケル、スコーピオを派遣します。後は姫様が行動を起こすのみです」

 

マルス軍兵士はアレクに明日、マルス軍がパライストラ襲撃をすることを伝えた。其を聞いたアレクは

 

アレク「解りました。明日、闘技場でかなりのプリキュアが来ます。私の合図で闘技場への襲撃を」

 

職員(マルス軍兵士)「了解しました」

 

アレクは了承した。そして、マルス軍兵士は姿を消すとアレクは呟く。

 

アレク(父様の命で私はパライストラに入った。そしてその日々は今日で終わる。だが、私は此で良いだろうか………私はショウ達を裏切ってまで父上の期待に答えるべきだろうか………)

 

アレクは悩んでいた。ショウ達を裏切ることが正しいことかを

 

────

 

ニューヨーク 

 

アメリカの大都市、ニューヨーク。此処には最近まで行方不明になっていた光を見つけた明日香が居た。

 

明日香「光、貴女が漸く見つかって良かったわ。みんな心配してたよ」

 

光「ごめんなさい明日香。12闘士の筆頭格である私が居なくなったせいでみんなに迷惑をかけてしまって。私が行方不明になると言う失態が無ければ、聖域の陥落を許すことになってしまって」

 

明日香「いいんです。その間は瑠璃さんや玲央さん、リオンさんや雛子さんが持ちこたえてくれましたから」

 

光「私を初めとする12闘士の半数が行動不能になってる中で雛子達がマルス軍を抑えてくれたんだね」

 

明日香「其れ丈ではありません。ショウ達が予想より早く成長したのも大きいようです」

 

光「あのショウが、此処まで成長するなんて、何か複雑だね………」

 

明日香「まあ、ショウは光やアリオス様を慕ってましたからね」

 

光はショウが成長したことに対して複雑な思いを抱いていた。

 

光「そうだね。それより明日香。今まで私は行方不明になってたせいか、今の状況がどうなってるか解らないんだ。今戦況はどうなってるんだ?」

 

明日香「今の状況ですか?」

 

明日香は今の状況を光に話した。現在はマルス軍が押されており、聖域軍が優勢になってた。

 

光「聖域は建て直しに成功したんだね」

 

明日香「はい。マルス軍の勢いは、聖域陥落直後の半数まで落ちており、マルス軍幹部のうち、ビートル、センチビート、マンティスが倒され、残る幹部は統括幹部のホーネットとスコルピオとワスプだけです。しかし、マルス軍には新たに闇の12闘士と言う戦力が加わっています。何れも12闘士に匹敵すると言われています」

 

光「闇の12闘士か………」

 

明日香「はい、既に瑠璃さんや雛子さん、ユウキさんやシオンさん、玲央さんやいちごさんも交戦してます。そして玲央さんが交戦したのは、光の幼なじみである神楽謠ですが、実際は別の世界の謠でした」

 

光「謠が別の世界とは言え、プリキュアになるなんて複雑だな………もし、戦う事になったらどうなるか」

 

明日香「それは私も同じだと思います」

 

光「どういう意味なの?」

 

光の質問に明日香が答える。

 

明日香「実はニューヨークには嘗て私がキュアサウンドとして活動していた頃にある少女に会ったのです」

 

光「その少女の名は?」

 

明日香「彼女の名は桐矢カケル。彼女は以前教皇に弟子入りをしようとしましたが、カケルの拳は血塗られていると言う理由で断られた経歴を持ちます」

 

光「そのカケルはどうしたんだ?」

 

明日香「噂では、マルス軍にスカウトされたらしいんです。もしかしたら、カケルを私の刺客にしようと考えているでしょう」

 

光「刺客か………」

 

明日香「はい、玲央さんから聞きましたが、ユウキさんにはユウキの親友であるサクヤさん、瑠璃さんには幼なじみの詩織さん、シオンさんにはらぁらさん、いちごさんにはその後輩であるあかりさん、そして雛子さんには元姉弟子の桜花さんが闇の12闘士として牙を剥きました。何れも12闘士を苦戦させるほどの実力を持ってます」

 

明日香は光に闇の12闘士の事を話した。

 

光「成る程、闇の12闘士は相当の実力持ちだね。なら明日香少し付き合いたいことあるけどいいかな」

 

明日香「何でしょうか?」

 

光「私の新しい技の開発を手伝ってほしいの。鍛練もそうだけど、私も此れからの戦いに勝ち抜くために新たな力を得たいのよ。良いかしら?」

 

明日香「勿論よ。私もマルス軍との決戦に備えて鍛える必要があるわ」

 

光「じゃあ、後で私の部屋に来て。既にプランは考えてあるから」

 

明日香「解ったわ。後、ニューヨークにも聖域支部がある。ニューヨークの聖域支部の施設を借りて鍛練をするよ」

 

光「解った。後でその施設で鍛えに行きましょう」

 

光と明日香はその部屋にて、光の新たな力の事を話すのであった。余談だが、光と明日香がパライストラに行かなかったのは、ニューヨークの聖域支部の施設にて鍛練をし、そして光の新たな技、コンセプトフュージョンを完成するためであったからだ。

 

────

 

聖域近辺 乙女座の聖堂

 

恵「聖域は建て直しに成功し、マルス軍の幹部もかなり倒したか」

 

恵は今までの情報で聖域軍は建て直しに成功し、マルス軍はかなりの損害を出した事を知ったのだ。

 

恵「さて、私もマルス軍の決戦に備えに………」

 

恵は瞑想をしようとしたその時

 

双葉(みんな苦しい………誰か助けて………)

 

恵「その声は双葉?何故助けを求めてるんだ?」

 

恵はその超能力で双葉の気配を探した。

 

恵「双葉、居ないと思ったらまさかスニオン岬の岩牢にいたとは………道理で見つからないわけだ。それにしても何故双葉が………」

 

恵が考えるその時

 

恵「なんだ、この邪悪な小宇宙は!?」

 

恵は邪悪な小宇宙を感じた。それは

 

恵「あれは………確かおばあちゃんから聞いた事がある。200年前、聖域で起きたサナの乱を引き起こした先々代のキュアジェミニのサナの悪しき人格の小宇宙か………悪しき人格はサナと共に消滅したが………」

 

そう、恵は嘗てサナの乱を起こしたサナの悪しき人格の気配を感じたのだ。だが

 

恵「だが、今の私、いや私達ではサナを止めるのは無理かもしれん」

 

恵は今の自分たちではサナを止めるのは無理だと考えていた。

 

恵「だから、今は万全の状態で出れるようにしないと、幸い私は魔傷を克服する方法が見つかりつつある。双葉は………」

 

恵はさらにある気配を感じた。それは

 

恵「サナに関わりを持った者に任せるしか無さそうね」

 

恵はサナに関わりを持つもの、そうマルスにやられたはずのカノンに双葉を託すと祈るのであった。

 

────

 

次の日

 

パライストラの外にはマルス軍が集結していた。

 

カンケル「いよいよ総力戦ね」

 

スコーピオ「ああ、悪の総本山、聖域を壊滅するための一大決戦だ!!」

 

トラゴス「磨羯宮(仮)での敗北を糧に私は戻ってきた。この戦いでケリをつけるわ瑠璃!!」

 

其処にはマルス軍の指揮官格のカンケル、スコーピオ、トラゴスも来ていた。

 

カンケル「どうせならもう少し戦力を出して欲しかったわ」

 

トラゴス「無理を言わないで。パイシーズは既に倒され、今は本来の適合者の手にあって直ぐには出せないし、おまけにデヴァイン様はエアリーズやジュゴス、リーオーに不信感を抱いてるわ」

 

スコーピオ「何をいってるんだ。エアリーズと言えばマルス軍の参謀だぞ。不信を抱くなんて可笑しいじゃないか」

 

トラゴス「そうね。けど彼女達も闇の12闘士の同士よ不信感を抱いてどうするの?」

 

カンケル「そんな事はどうでもいいわ。今は目の前の事を考えないと」

 

スコーピオ「そうだな。まずは今の聖域の総本山、パライストラを壊滅する事を考えないとな」

 

そしてマルス軍は整列する。そして

 

スコーピオ「今日が悪の総本山、パライストラを壊滅するための聖戦である。マルス軍の諸君、全戦力をもって聖域軍を全て倒すのだ!!」

 

マルス軍兵士「おおおおおおおおおおおお!!」

 

カンケル「パライストラ内部には既にワスプ様の部隊が侵入済みだ。そして内応者であるアレク様の行動開始を持って作戦を開始する!!」

 

カンケルの号令でマルス軍は進撃する。だが、その戦いでマルス軍は致命傷レベルの損害を受けることになる

 




パライストラに進軍するマルス軍に対し、アテナ軍が立ち向かう。だが、その前にある戦いがあった。次回、激突する双魚。その少女は以外な再会を果たす!!


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激突する双魚前編

キュアピスケスこといちごが、自分の居た世界の人物との再会を果たす話


聖域軍の本拠地、パライストラへ進軍するマルス軍。だが、その前にマルス軍と聖域軍のある戦いがあった。

 

────

 

パライストラ 闘技場

 

パライストラの闘技場では、訓練の一環として、トーナメント方式の模擬戦を行っており、玲央と雛子は模擬戦の様子を観客席から観戦していた。

 

雛子「模擬戦の様子を見ましたが、今期のプリキュアは高水準ですね」

 

玲央「ええ、これはアリオス様の指導のお陰ね。特にショウ達は、グラード財団に居た時より強くなってるわ」

 

雛子「ショウ達は、パライストラに着くまでにマルス軍と交戦を繰り返しましたね」

 

玲央「鎧がボロボロになるくらいの激戦をしたと言うくらいよ。お陰で今のショウ達は、12闘士のレベルまで近寄りつつあるわ」

 

雛子「そうですね。そして、ショウ達と同じくらいの実力を持つのが玲央さんの弟子達と瑠璃さんの弟子達ですね」

 

玲央「ええ、特にガルナはエキドナを取り戻すために、相当の鍛練をしているわ。ユナもまた強くなってるわ」

 

雛子「そして、玲央さんの一番弟子にあたる翔子さんとハルナさんも実力的に目立ってますね」

 

玲央「ええ、けどそれに追い付いていないのも居るわ」

 

雛子「それって?」

 

玲央「キュアヒドラこと毒島巳沙よ。彼女は聖域に来た頃は、今のショウ達の世代では劣等生と言われ、リオンの訓練場に襲撃してきたキュアシケイダの戦いではシケイダの催眠音波をくらい、プリキュア候補生に襲いかかった事があったわ」

 

雛子「巳沙さんですか、そう言えば彼女は無事でしょうか?」

 

玲央「無事だと思うわ。彼女もプリキュアよ。マルス軍に遅れはとらないわ」

 

雛子「そうですね。巳沙さんはショウさんがプリキュア候補生の頃から関わった人物です。出来たら、ショウさんを悲しむような再会は起きないで貰いたいですね」

 

玲央「そうね」

 

そして、闘技場にオシリスが姿を現す。

 

雛子「あれが、今の世代に置ける最強格の一人、キュアオシリスですか?」

 

玲央「そうよ。オリオン座のプリキュアの一人で、パライストラが出来てから台頭して来た天才よ」

 

雛子「確かに、小宇宙を見ても高い実力を持ちますね」

 

玲央「そうよ。そしてアイツが私の予知に出た人物よ」

 

雛子「オシリスが玲央さんの予知に関わりがあるのですか?」

 

玲央「あるわ。そしてオシリスは、仕掛けるわ。だから、私達も闘技場に降りるよ」

 

雛子「闘技場に降りる。もしかして?」

 

玲央「マルス軍がここに現れるわ。だから、変身して、闘技場に出てくるマルスの迎撃に向かうよ」

 

雛子「解りました。私もマルス軍の迎撃に行きます」

 

そう言うと玲央と雛子は観客席からでて、闘技場に降りるのであった。

 

────

 

パライストラ 待合室

 

パライストラにある待合室。其処には瑠璃だけでは無く、昨日デモンローズの採集任務を済ませてパライストラへ戻ってきたいちごが居た。

 

瑠璃「昨日戻ってきたのは知ってたけど、その割には怪我もしたようね。何かあったの?」

 

いちご「私も闇の12闘士の襲撃を受けたの」

 

瑠璃「いちごもマルス軍の襲撃を受けていたとは………相手はどんな奴だったの?」

 

いちご「私の相手はキュアパイシーズ。変身者は私の元居た世界の人物で、後輩の大空あかりよ」

 

瑠璃「マナ達や別の世界の私以外に別の世界の人間が来ていたとは………その時の事、話してくれない?」

 

いちご「いいよ」

 

いちごはその時の事を話した。

 

────

 

スウェーデン 山中

 

闇の12闘士がキュアアテナに関連する場所へ襲撃をしている頃、いちごはデモンローズを採集するためにスウェーデンにやって来た。話によると先代キュアピスケスが密かに育てていたデモンローズがある場所のことを教えられたからだ。そして、山中にてデモンローズの繁殖場所へ辿り着いた。

 

いちご「うわ〜〜〜、此だけのデモンローズが咲いているなんて凄いな〜〜〜。このデモンローズでお茶を作ったらどんな味になるかな?」

 

いちごはデモンローズを採取した。そして、数分後

 

いちご「これだけあれば大丈夫ね。それじゃあ、帰ろう」

 

いちごはデモンローズを採集し、帰ろうとする。ところが

 

???「寒い場所に薔薇の花園があるとは驚いたね」

 

いちご「人の声!?」

 

いちごは突如響いた声に驚いていた。

 

いちご「誰なの!?」

 

???「誰って、忘れたのですか先輩?」

 

いちご「私の事を先輩呼ばわり!?まさか………」

 

???「そのまさかですよ〜〜〜」

 

するといちごの前に一人の少女が姿を現した。その人物はいちごの事を知っていた。

 

あかり「久しぶりですね。いちご先輩」

 

いちご「貴女は、あかりちゃん!?」

 

あかり「そうですよ、いきなり私の前から姿を消してしまうなんて心配しましたよ」

 

その人物の正体は、なんと星宮いちごの後輩の大空あかりである。

 

いちご「まさか、貴女も4年前のソルキュベイダーの戦いの時にこの世界に来たの?」

 

あかり「はい、いきなりいちご先輩が消えてしまったと思い、追いかけたらこの世界に来たのです」

 

いちご「私を追って、この世界に来るなんて………なら、パライストラに来てくれない。私の友達を紹介するから」

 

いちごはあかりにパライストラに来るように言うがあかりは以外な事を言う。

 

あかり「ごめんなさい先輩。私はそのパライストラに行ける立場ではありません」

 

いちご「どう言う意味なの?まさか、あかりはマルス軍の一員になったの!?」

 

あかり「半分は正解で半分は違います。その理由を教えます」

 

するとあかりの手には、黒い魚座の紋様が刻んだ指輪があった。そして、変身コードを言う。

 

あかり「プリキュア・ダークアップ!」

 

あかりが光に包まれると、なんとキュアピスケスと同じ衣装のプリキュアになった。

 

パイシーズ「闇の魚座プリキュア、キュアパイシーズ。これが今の私です」

 

いちご「まさか、私を倒すためにマルス軍に洗脳されてるの!?」

 

パイシーズ「いいえ、私は正気です。そして自分の意思で此処に居ます。先輩、貴女も変身してください!!」

 

自分の後輩であるあかりが闇の12闘士の一人、キュアパイシーズに変身した事に動揺したいちご。

 

いちご(あかりちゃんが、私の敵になる筈がない。きっと事情があるはず。だったら)

 

そのいちごも冷静に取り戻すと自身の指輪を取り出す。

 

いちご「良いわ。なら私の実力を見て後悔しないであかりちゃん!!」

 

そして、いちごは変身コードを言う。

 

いちご「プリキュア・クロスアップピスケス!!」

 

いちごも変身する。そして変身したいちごを見てパイシーズは

 

パイシーズ「さすがは先輩。プリキュアも様になってるね」

 

プリキュアになってもかっこいいと褒めた。

 

ピスケス「誉めてもなにもでないわよパイシーズ」

 

パイシーズ「そうですね。では始めましょうピスケス!!」

 

パイシーズは戦闘体勢に入った。そしてピスケスも戦闘体勢に入る。

 

ピスケス(あかりちゃん、まさかこんな形で再会するなんて、予想しなかったわ)

 

パイシーズ(それは私も同じですいちご先輩。ですがこれは戦いです。手を抜かないでくださいよ)

 

自分の後輩であるあかりに対しまさかの再会を果たしたいちご。そして、魚座プリキュアの対決が始まる。

 

 




次回、ピスケスvsパイシーズ


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激突する双魚後編

ピスケスVSパイシーズ


スウェーデンの山中にあるデモンローズの繁殖場所へ来たいちご。そして、採集を済まし、帰ろうとしたときマルス軍に襲撃される。そして、その指揮を取ったのは何と、そのいちごの後輩である大空あかりであった。まさかの再会に驚くいちごに対し、あかりは何と闇の12闘士の一人、キュアパイシーズに変身した。いちごもまたピスケスに変身する。

そして、魚座のプリキュア同士の戦いが始まろうとしていた。

 

ピスケス(玲央から聞いたけど、確か闇の12闘士は、私達と同等と聞いてる。先ずは様子を見ないと)

 

ピスケスはパイシーズの様子を見る。

 

パイシーズ「様子を見てるね。けど、その暇を与えると思わないで!!」

 

パイシーズはピスケスに向けて突進する。

 

パイシーズ「はっ!!」

 

パイシーズは拳でピスケスを殴りにいく。其を見て

 

ピスケス「危ない!」

 

ピスケスはガードする。

 

パイシーズ「今の攻撃、ガードしますか。まあ、12闘士なら当然でしょ」

 

そう言うとさらにパイシーズはラッシュをかける。

 

ピスケス「パイシーズ、貴方の攻撃、プリキュアにしては初めてじゃないみたいね」

 

パイシーズ「ピスケス、貴方の戦いをTVで見てましたよ。流石は美を司るプリキュアだけあって美しいですね」

 

ピスケス「私の戦いを見て、戦い方を知ったのね?」

 

パイシーズ「その通りです。それより、いつまで防戦にまわるのですか先輩」

 

ピスケス「そうね。パイシーズ、貴方はプリキュアになる前から相当の努力を重ねているのね。けど、私だって12闘士に選ばれた人間よ!!」

 

そう言うとピスケスは回し蹴りをする。

 

ピスケス「あんまりなめないで!!」

 

パイシーズ「危なっ!!」

 

パイシーズはピスケスの攻撃をかわした。

 

パイシーズ「危なかった。流石は12闘士に選ばれただけのことはあるね」

 

ピスケス「そう言うパイシーズも初めてにしては適合率が高いね」

 

パイシーズ「それはどうも」

 

ピスケスとパイシーズは互いの攻撃を繰り出すが、同じ魚座のプリキュアか攻撃が避けたり、ガードするなど決め手が欠けていた。

 

ピスケス「格闘はお互い互角だね」

 

パイシーズ「同じ魚座だから当然でしょうね」

 

ピスケス「だったら、今度は私の技を見せてあげるわ!!」

 

そう言うとピスケスのポケットから薔薇を取り出す。

 

ピスケス「まずは、魚座プリキュアの代名詞、プリキュア・ロイヤルデモンローズ」

 

ピスケスは赤い薔薇をだし、赤い薔薇の花びらの嵐を起こし、パイシーズに放つ。

 

パイシーズ「赤い薔薇とは、魚座プリキュアは美しさを持ちますね。けど、こっちもピスケスに負けない技がありますよ!」

 

そういうとパイシーズは闇の小宇宙を掌に集める。

 

パイシーズ「その薔薇止めます!!プリキュア・サイレントウォーター!!」

 

パイシーズは目の前に水の壁を張った。ピスケス「何で水の壁が出てくるの?」

 

ロイヤルデモンローズが水の壁によって防がれてしまう。

 

パイシーズ「これが、歴代魚座プリキュアすらも知らない技の一つよ。次は此方からいきますよ」

 

するとパイシーズは掌に黒い小宇宙の光が集まる。

 

パイシーズ「受けなさい!プリキュア・ブラッディカノン!!」

 

パイシーズの掌から、無数の闇の刃が放たれる。さらに

 

パイシーズ「念のためです!!プリキュア・アレステッドジャッジメント!!」

 

ピスケスの周辺に黒い棒が降り注ぐ。

 

ピスケス「黒い棒に闇の刃、こんな技は見たことないわ!?」

 

パイシーズ「当然です。これはキュアパイシーズオリジナルの技ですから。それより先輩、此だけの攻撃避けられますか?」

 

黒い棒と闇の刃がピスケスに襲いかかる。ピスケスは攻撃を避けまくる。

 

ピスケス「当たればまずい攻撃がある見たいね。だったらこっちはこの技で迎撃よ!!」

 

そういうとピスケスは、ポケットから、黒い薔薇を出す。

 

ピスケス「プリキュア・ピラニアンローズ!!」

 

ピスケスは黒い薔薇を放って黒い棒と黒い刃を相殺した。

 

パイシーズ「やりますね。私のブラッディカノンとアレステッドジャッジメントを黒い薔薇でかき消すとは」

 

ピスケス「そういうパイシーズだって、面白い技を使うんだね」

 

パイシーズ「私の場合は闇や、重力をメインにします」

 

ピスケス「重力?」

 

パイシーズ「はい、その重力技、受けていただきます!!」

 

そういうとパイシーズの手に黒い指揮棒が現れる。

 

パイシーズ「受けてみなさい!プリキュア・グラビティコンチェルト!!」

 

するとピスケスは何故か浮いていた。

 

ピスケス「何で浮くの?」

 

パイシーズ「この技は重力を操る技です。では、痛い目遭わせていただきます!」

 

ピスケス「重力って、まさかスカート捲る気!?」

 

パイシーズ「やりませんよ。大体スパッツとかショートパンツを履いてるのが殆どなので無意味です。では、重力に踊りなさい!!」

 

そういうとパイシーズは黒い指揮棒を振るう。すると

 

ピスケス「うわっ!?変な風に移動している!?」

 

ピスケスはいろんな方向へ移動しては地面に叩きつけたり、山に激突される。そして、地面に倒れる。

 

ピスケス「重力技はさすがに初めてだね」

 

パイシーズ「先輩、グラビティコンチェルトを食らってなお、立ち上がりますね」

 

ピスケス「私だって、12闘士の一人だよ!負けるわけにはいかない」

 

ダメージを受けてなお立ち上がるピスケス。

 

パイシーズ「諦めが悪いですね。しかし、先輩は決め手が欠けてますよ。私にはバリアに当たるサイレントウォーターがあり、ブラッディカノンやアレステッドジャッジメント等の攻撃技があり、近接にはブラッディワルツ、そして重力を操るグラビティコンチェルトがあります。どうやって私にダメージを与えるのですか?」

 

ピスケス「確かに、ピラニアンローズやロイヤルデモンローズと言う技があるけと、決め手がかけるね。けど、それは先代キュアピスケスが相手になってる場合でしょ!!」

 

パイシーズ「ええ、ピスケスは先代キュアピスケスの技を受け継いでますね。しかし、この先の戦いを生き残るなら、オリジナル技でも出さないと勝てませんよ」

 

ピスケス「オリジナル技ね………なら、一つ閃いたわ」

 

そう言うとピスケスは青い薔薇を取り出した。

 

パイシーズ「青い薔薇で何をするのですか?」

 

ピスケス「パイシーズ、貴女の技を聞いて、新技を閃いたわ。見てなさい!!」

 

すると、ピスケスは青い薔薇に小宇宙を込めた。そして、青い薔薇を投げた。

 

パイシーズ「またロイヤルデモンローズを放つ気ですね。しかし、通じませんよ!」

 

ピスケス「パイシーズ、悪いけどこの技はロイヤルデモンローズじゃないわ」

 

すると、青い薔薇に水流が纏う。

 

ピスケス「これが、私のオリジナル技!名付けて!」

 

そして、青い薔薇の花びらを取り入れた水の竜巻が放つ。

 

ピスケス「プリキュア・オーシャンローズ!!」

 

パイシーズ「オーシャンローズ!?」

 

パイシーズはピスケスのオーシャンローズをまともに食らった。

 

パイシーズ「うわぁぁぁぁぁ!!」

 

パイシーズは壁に激突した後、地面に倒れる。

 

ピスケス「即興で考えた割には強力ね。これな………うっ!?」

 

ピスケスが言おうとすると、激痛を受けて膝をつく

 

ピスケス「魔傷の事を忘れてた………」

 

ピスケスは魔傷による激痛を受けていた。

 

ピスケス「軽度とは言え油断は出来ないね」

 

そのピスケスに対し、パイシーズが立ち上がる。

 

パイシーズ「流石は先輩。今のはいい攻撃ですね」

 

ピスケス「有難う。けどお互い、次を食らえば倒れそうね」

 

パイシーズ「はい、私は先程のオーシャンローズのダメージ。先輩は魔傷によるダメージを受けてますからね。なら、最後はお互いの最強技でケリをつけましょうか」

 

ピスケス「そうね。パイシーズ、私の最強技でケリをつけるわ!」

 

パイシーズ「それは此方の台詞ですよ」

 

するとパイシーズの手に闇の光が集まる。そしてピスケスは白い薔薇を出した。

 

ピスケス「見てなさいパイシーズ、いやあかりちゃん。此が魚座プリキュア最大の技」

 

ピスケスの白い薔薇に小宇宙が込められる。

 

ピスケス「プリキュア・ブラッディローズ!!」

 

ピスケスは白い薔薇をパイシーズの胸に向けて放った。それに対しパイシーズは

 

パイシーズ「白い薔薇で倒す気ね。ならば此方は」

 

手から黒いエネルギー弾を放つ。

 

パイシーズ「プリキュア・ブラッディバレット!!」

 

その黒いエネルギー弾と白薔薇が衝突する。最大攻撃だけあってエネルギーはかなりあった。

 

パイシーズ「最大攻撃だけあって強力ね。気を抜けば此方がやられるわ」

 

ピスケス「互いの攻撃は放った。後はどっちの小宇宙が勝つか」

 

そう言うと二人は小宇宙を高める。

 

ピスケス「体力は限界ね。けど負けるわけにはいかない!!」

 

パイシーズ「負けないのは此方も同じですよ!!」

 

そして限界まで高めたブラッディローズとブラッディバレット。やがて

 

ピスケス「小宇宙が爆発する!?」

 

互いの技による衝突が限界を迎え、小宇宙による大爆発が起きる。

 

ピスケス、パイシーズ「「きゃあああああああああああ!!」」

 

爆発に巻き込まれたピスケスとパイシーズは吹き飛ばされ、地面に倒れた。

 

パイシーズ「最大攻撃だけあって強力過ぎたか………」

 

ピスケス「闇の12闘士は伊達では無かったね」

 

倒れた二人は何とか立ち上がる。先に立ち上がったのはパイシーズである。

 

パイシーズ「先に立ち上がったわ。この勝負、私の………」

 

しかし、パイシーズは片膝をついた。

 

ピスケス「先にたったからといって勝ったとは限らないわ」

 

ピスケスも何とか立ち上がる。

 

パイシーズ「そっか、先に片膝をついたのが負けたと思ったら、先に片膝をついた方が勝つというお約束があるんですね………」

 

そう言うとパイシーズは地面に倒れ、変身が解除された。

 

ピスケス「パイシーズ、いやあかりちゃんがここまでの強さを持っているのは想定出来なかったわ」

 

ピスケスはふらつきながらも立ち上がった。そして変身を解除する。

 

いちご「さて、あかりちゃん。後で何でマルス軍に協力していたのか説明してもらうよ」

 

そう言うといちごは倒れたあかりを抱える。その時

 

いちご「この光は!?」

 

あかりの指に填まった闇の魚座の指輪が光になって飛んでいったのだ。

 

いちご「闇の魚座の指輪が飛んでいったんだ。と言うことは他にも適合者が居るかも知れないね。けど、こんな怪我じゃ追えないか………今は街へ向かわないと………」

 

そして、いちごはあかりを連れて街に連れていき、あかりを病院へ運んだ。魚座プリキュアとの戦いはピスケスの勝利に終わった。

 

────

 

聖域

 

マルス軍の拠点になっている聖域にある教皇の間には、デヴァインが水晶でパイシーズの戦いを見ていた。

 

デヴァイン「パイシーズ、ピスケスに敗れたか………」

 

そして、デヴァインの元に闇の魚座の指輪が戻ってきた。

 

デヴァイン「そして、闇の魚座の指輪が戻ってきたか。この様子からして資格を失ったか………」

 

デヴァインが呟くとエルスがやって来る。

 

エルス「だったらその闇の魚座の指輪、私に使わせてくれない?」

 

デヴァイン「エルスか?君は闇の12闘士の力を使いこなせるのか?」

 

エルス「大丈夫だよ。私はデヴァイン兄さんの妹だよ。其くらいの力など使いこなして見せるわ」

 

デヴァイン「そうか、なら頼りにしているぞ」

 

エルス「任せなさい。ところでデヴァイン兄さんはどうするの?」

 

デヴァイン「私はこれから、本来の適合者を鍛えに行く。その序でにエキドナを完全な意味で私の仲間にしておくよ」

 

エルス「じゃあ、パライストラの侵攻には参加しないのね」

 

デヴァイン「パライストラはカンケル、トラゴス、スコーピオに任せるよ」

 

エルス「どうせならエアリーズやジュゴスも出せば良いのに」

 

デヴァイン「駄目だ。あのエアリーズとジュゴスはどうやら私の事を信用してない。監視しなければきっと私に不利な情報をアテナ軍へ送る恐れがある。見張らなければ駄目だ」

 

エルス「そうか、エアリーズはマルス様にとっては有用な人材なのに勿体ないな」

 

デヴァイン「当たり前だろ、エアリーズはあの忌まわしきアリエスの関係者だぞ。出せばきっと裏切るに決まってる。それにマルス軍の悪影響もあるぞ。だから、エアリーズだけは絶対に出すな!!」

 

そう言うとデヴァインは、教皇の間から出た。

 

エルス「怯えすぎだよデヴァイン兄さん。それより、私は闇の魚座の力を使いこなさないと」

 

そして、エルスも教皇の間から出るのであった。




次回、パライストラとの戦い勃発


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決戦!パライストラ①

本編のパライストラ襲撃とリンクする話です


スウェーデンの地で、闇の12闘士の一人、キュアパイシーズを退けたいちご。そのパイシーズの正体は、自分の居た元居た世界の後輩、大空あかりだった。そしていちごはあかりを連れてパライストラに連れていった。

 

────

 

パライストラ 待合室

 

いちご「瑠璃さん、これが私が闇の12闘士と交戦した時の話だよ」

 

瑠璃「まさか、4年前に来た別の世界の私と同じ別の世界の人間が来ているなんて」

 

いちご「うん、あかりちゃん、私を追ってこの世界に来たんだって」

 

瑠璃「そのあかりはどうしたの?」

 

いちご「今は聖域の関連施設の医務機関に入院してるよ。私との戦いでかなり怪我をしてたから」

 

瑠璃「私の時といい、闇の12闘士の資格者はどれも12闘士に関わりのある人ばかりね」

 

いちご「どう言う意味なの?」

 

瑠璃「説明するわ」

 

瑠璃はいちごに闇の12闘士の事を説明した。

 

いちご「闇の12闘士の資格者がこんな経歴が多いんだ」

 

瑠璃「うん、私が相対したトラゴスは、私の幼馴染みの明空詩織。カンケルはシオンに関わりのある真中らぁら。スコーピオはユウキの親友で、捜査官の流星サクヤ、ジュゴスは雛子の姉弟子で教皇の関係者だった玄武桜花、トクソテスは、光の幼馴染みの神楽謡、と言ってもその謡は別の世界の謡よ」

 

いちご「トクソテスって」

 

瑠璃「闇の12闘士の筆頭に当たる闇の射手座のプリキュアよ」

 

いちご「じゃあ、闇の射手座に交戦したのは光なの?」

 

瑠璃「違うわ。トクソテスに交戦したのは玲央よ」

 

いちご「玲央が交戦したの?」

 

瑠璃「そうよ。お陰で私達は闇の12闘士が相手でも、冷静に対処できたわ。とは言え、実力は本物よ」

 

いちご「そうなんだ。ところでその玲央はどうしてるの?」

 

瑠璃「その玲央は、闘技場に居るわ。それと今の玲央は、雰囲気が変わっているわ」

 

いちご「玲央の雰囲気が変わっている?どう言う意味なの?」

 

いちごと瑠璃が会話をしていると

 

英里「おや、瑠璃だけではなく、いちごも帰ってきてたのか」

 

瑠璃「教皇!?どうしてここに?」

 

教皇が待合室に来たのだ。

英里「わしの面会を望んでいると思い、様子を見に来たのだ。そしたら瑠璃の他にいちごも居るとは。いちご、お前さんは確か、野生のデモンローズの群生地に行くとか言ったったはずじゃが」

 

いちご「はい、実際にそのデモンローズの群生地へ行ってきました。そこで闇の12闘士、キュアパイシーズに遭遇して、なんとか倒したんですが、指輪を回収しようとしたんですが、指輪がひとりでに変身者を離れて何処かに飛んで行ってしまったんです。その変身者が私のもといた世界の後輩の大空あかりでした。そして今は聖域の関連施設の医務室で入院をしてます」

 

英里「明らかにこの前雛子達が遭遇した12闘士といい明らかに、こちらの関係者を狙ってきておるな」

 

瑠璃「はい、そのようです。ただし、トクソテスは違いますが。そして、今回は私の弟子のエキドナがマルス軍に拐われました。磨羯宮(仮)ではトラゴスが来ましたが玲央の弟子に助けられました。しかし、パライストラにつく直前にデヴァインによって拐われました。その時にはルルも居ました」

 

英里「なんと、オヒューカスの指輪がマルス軍にそれはまずいかもしれんな。瑠璃お前さんも一度あれを使っとるからわかっとると思うがのあれは感情を支配される、だからこそあれをエキドナに渡した。だがエキドナが感情を手にし、その感情が憎しみなどの負の感情だった場合、あれはさらに強くなる、私は四年前のソルキュベレイターとの戦いの後、聖域の書物でオヒューカスについて書かれていた文献を見つけたあれにはもう1つ上がある負の感情を吸収してキュアアスクレピオスという形態になるらしいのじゃ、その文献を聖域を占拠しておるマルス軍が発見したという可能性が高いじゃろうな」

 

瑠璃「そんなことがあるなんて………いや、デヴァインならやると思うわ」

瑠璃がいおうとした時

 

アリオス「教皇、入ります」

 

アリオスが待合室に入ってきたのだ。

 

英里「アリオス、お前さんに今はひょっこ達の審判をしとったはずじゃが」

 

アリオス「いえ、実は先程、マルス軍の配下と思われるプリキュアが進入しました」

 

アリオスは、パライストラ内にマルス軍の配下が入ってきた事を英里に伝えてきたのだ。

 

だが入ってきたアリオスの後ろから聞き慣れた声が聞こえてきた

 

???「奥義!アトミックサンダーボルト!」

 

とその技を放ったのはもう一人のアリオスだった。アリオスはモロに攻撃を受けて吹っ飛んだ。

 

アリオス「教皇、そのものの言葉を信じてはなりません。そのものこそ、このパライストラに侵入した。マルス軍のプリキュアの頭目なのです」

 

英里「どう言う意味じゃ?」

 

アリオス「奴等はパライストラを内部から崩すためにパライストラの職員に化けていました」

 

英里「変装して潜伏とは、想定しなかったわ」

 

アリオスの話を聞いたアリオス?は正体がバレた事を悟った。

 

アリオス?「ふっふっふっ!、バレては仕方がない」

 

するとアリオス?は自分の皮を剥ぎ取った。するとそこにいたのはマルス軍幹部、キュアワスプである。

 

英里「お主はキュアワスプ!」

 

ワスプ「久しぶりね。私に気付かないなんてしばらく会わないうちに耄碌したわね。香川英里、それに私に気付かないなんて今代の12闘士もたいしたことないわね」

 

アリオス「私の前で大恩ある教皇を侮辱するとは許さんぞ!」

 

ワスプの言葉に怒るアリオスは怒りに震えた。

 

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ニューヨーク 聖域支部

 

ニューヨークの聖域支部では、光と明日香は、光を万全にすべく組手をしていた。

 

明日香「光、これで万全になったわね。手合わせしても解るくらいよ」

 

光「ありがとう明日香。魔傷を抑える薬の効果のお陰よ。さて、一度休憩をとりましょう」

 

明日香「そうね」

 

その時、