黄金週間はレールを渡って殺意の旅   乗り鉄探偵南 達仁短編俊作集パート2 (新庄雄太郎)
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信濃の死 強盗殺人犯を追え

 珍しく、黄金週間で休みになったが、母は、九州の知り合いの方に遊びに行ってしまっている。穂乃果たちは部活である。

 音ノ木坂学院の達仁は、1人で乗り鉄を楽しんだ。行く先は信州へ行くことにした。ここは上野駅、東北や信州と越後と北海道へ行く人の始発駅である、達仁は温泉も好きだが、それ以上に、信州そばや野沢菜が食べたかったからである。そこへホームでコナン君と光彦君と歩美ちゃんが上野駅の特急列車の写真を撮りに来ていたのです。

「あっ、高校生探偵だ。」

「ああっ、工藤新一の2番目ッての。」

「そうだよ!列車に乗って事件を解決するんだからね。」

「そうさ、俺はこのL特急あさまに乗って信州へ行くんだよ。」

と、達仁は言った。

 上野発7時丁の直江津行のL特急「あさま1号」に乗り込む。

 黄金週間は観光客や登山客で信州の特急に乗る人もたくさんいるのです。

「まもなく15番乗り場に特急あさま1号直江津行が発車します、ドアが閉まりますご注意ください。」

座席を座り込むと可愛い女子高生に出会った、達仁が窓側に座ると、横に1人の女子高生に出会った。

「あなたも、あさまに乗るんですか、私も信州の旅をするんですよ。」

「そうなんですか、私は高海千歌です。」

「私は、南 達仁。」

「そして、私の友達の梨子ちゃん。」

「桜内梨子です、よろしくお願いします。」

「はじめまして、おら国木田花丸です、こっちは黒澤ルビィ、まろの友達」

と俺たちはあさまに乗って、信州の旅が始まりました。

 

L特急あさまには、直江津行の他、長野、妙高高原行のもある。

車両は189系直流電車で運転されている、

「達仁は、よく列車で旅をするの。」

「そうだよ。」

「へぇーっ、横川から軽井沢までは機関車で引っ張って行くんだ。」

達仁と千歌と梨子は、電気機関車の連結を写真を撮った。

「横川では、峠の釜めしも美味しいだって。」

会話をしたり、お菓子を食べたりしていると、達仁は長野駅で降りた。

ホームで、飯山線を待っていた、10時25分発の普通列車に乗って、飯山線の旅に出た。

達仁の信州旅行は、飯山線の旅、飯山線は千曲川に沿って走るローカル線である。

11時29分、戸狩野沢温泉駅に着いた。そこへ花丸とルビィに会った。

旅館に着くと、達仁は、温泉に入れてもらった。真新しい檜風呂である。

達仁は、のんびりと、温泉に浸ることが出来た。夕食に野沢菜を食べた。

 

一方、千歌と梨子は、長野へ観光していた。川中島古戦場や善光寺を巡った。

ところが、千歌達が事件に巻き込まれることは、誰の知らなかった。

「梨子ちゃん、あれ、人が倒れてるよ。」

「本当だ。」

2人は、男の他殺死体を目撃したのだ。

「死んでる。」

2人は、悲鳴を上げた。

まもなく長野県警捜査一課のパトカーが、現場へ着いた。

「被害者は、篠原三郎さん、37歳です。」

「うーむ、仲間割れか。」

長野県警捜査一課長の黒田兵衛警視は、

「竹村、真壁は周辺の聞き込み。」

「了解。」

林刑事は、千歌と梨子に事件の状況を話した。

「なるほど、すると死体を見つけたときは、不審者はいなかったんだね。」

「はいっ、私たちが見たときは、何もみなかったので。」

長野県警は、松本で強盗殺人事件の関連と見て捜査した。

 

次の日、達仁は、花丸とルビィと一緒に長野駅へ向かった。

「千曲川、きれいだな。」

「ルビィちゃん、嬉しそう。」

長野駅に着いた、達仁と花丸とルビィは、千歌たちを待っていた。

そこへ、1人の男が達仁達に声をかけたる

「どうも、長野県警の竹村です、こちらは真壁部長刑事。」

「どうも、真壁です。」

「あっ、あなたは信濃のコロンボって呼ばれてる刑事ですか。」

「おっ、あなたは有名な高校生探偵の南 達仁ですか、ああうわさは聞いています。」

「いったい、何の事件の捜査をしてるんですか。」

「実は今、松本で強盗殺人事件の捜査していまして。」

「殺人事件、松本で。」

「はいっ、おとといの午前10時37分ごろ、メロン銀行松本支店で拳銃を持った男2人が、現金8億円を奪って、警備員1人を射殺し逃走した、凶器は拳銃、弾丸から、2か月前に警官から奪ったもの判明しています。」

「そうか、あの時、ルビィちゃんが道案内した人だ。」

「えっ、その人を知っているのか。」

「私が、その列車の番ホームを教えてあげたんです、お金のバックを持った人に。」

「はっ、犯人は新潟へ逃げるつもりです。」

達仁と花丸とルビィは、直江津行のL特急あさま1号に乗って直江津へ向かった。

直江津に着いたのは、11時27分。

「ふっ、この金と一緒に。」

と笑う犯人。

「おじさん、そのバックのお金は何ですか。」

「あっ、ああこれはね、会社に払うお金だよ。」

「じゃあ、それ、松本の銀行から奪った金だな。」

「きっ、お前は一体何者だ。」

「南 達仁、探偵だ。」

「あっ、ああ、くっ、俺の負けだ。」

「お前を、強盗殺人の容疑で逮捕する。」

こうして、達仁と花丸とルビィちゃんの活躍で、松本の強盗殺人事件を解決した。

 

2日目 新潟 直江津

達仁と千歌と梨子と花丸とルビィは、佐渡へ向かった。

「うわーっ、きれい。」

佐渡の名所を回って、新潟の見物して2日目を過ごしました

 

 

3日目 軽井沢

千歌と梨子はテニスをやっていた

「やるな、千歌ちゃんも。」

「梨子も頑張れーッ。」

「アハハハ、いい旅行になったな。」

達仁達は、そば打ち体験もしたり、軽井沢を観光した

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




あさま14号
「達仁、甲信越旅行楽しかったね。」
「うん、また旅行に誘うか。」
「いいね。」
「ルビィちゃんと花丸ちゃんは長野の駅弁食べてるよ。」
「そうだな、あさまといえば駅弁の旅さ。」
やっぱり、あさまの旅を楽しんだのは達仁と千歌と梨子でした。




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北海道連続殺人旅行

夜の上野駅、達仁と穂乃果とことりと花陽と一緒に、北海道へ旅行するのだ、そこへ、4人の女の子が達仁達に近づいてきた、

「あっ、香澄ちゃんたちだ。」

「あっ、達仁君だ、白浜以来だね。」

「うん。」

「沙綾ちゃん、その人は誰なの。」

「りみちゃん、達仁君だよ、特急くろしおで会ったじゃない。」

「そうか。」

「この3人は、初めてだよね。」

「私、高坂穂乃果。」

「私は、南 ことり。」

「私は、小泉花陽です。」

「そして、こちらが花園たえちゃん。」

「こんな、黄金週間で旅行するのは楽しいよね。」

「うん。」

「俺達もどんどん鉄道旅行が楽しくなってきたよ。」

「オーッ。」

そう言いながら、俺たちは北海道へ旅立った。

達仁と穂乃果と香澄達は、上野から常磐線周りの寝台特急ゆうづる1号青森行に乗った。

達仁達は、寝る支度をしていた、穂乃果とことりと花陽達は「おやすみ」といってベットにもぐりこんだ。

 

そして、八戸で朝を迎えました、列車の車内放送が流れた。

「皆様、お支度の準備はお出来でしょうか、後10分ほどで、終点の青森です。」

「さぁ、そろそろ降りるぞ、もうすぐ青森だ、青森からは青函連絡船に乗るんだぜ。」

「うん。」

「私、北海道の列車、初めてなんだ。」

「そうか。」

あおもりー、あおもりー、終点青森です、お疲れ様でした。

達仁達は、青森駅に下車した、若い観光客や里帰りの人で、ほぼ満員の列車から吐き出された乗客は、青函連絡船に乗るために、長いホームを小走りに、歩いて行く。

 跨線橋に上がると、窓から、連絡船の特微のある煙突が見えた。それが、手に取る近さに見えて、香澄は、思わず、

「船だわ」

と、叫んでいた。

 

達仁達は、青函連絡船八甲田丸に乗った。

ことりと穂乃果は潮風にあたりながら、津軽海峡を眺めた。

ブーッと八甲田丸の汽笛が鳴った。

3時間50分を八甲田丸の旅を終えた達仁と穂乃果とことりと花陽と香澄と沙綾とりみとたえ、いよいよ北海道へ

出発点は、北海道の玄関、函館駅、達仁達は、函館から根室本線経由の特急おおぞら3号に乗って、釧路へ、

午前9時40分釧路行の特急おおぞら3号に乗った、私がおおぞら3号に乗るのは3回目です。

函館を発車し、長万部、洞爺、東室蘭、登別と、停車していく。

「うふふふっ、うわーっ。」

達仁達は、会話をしながらお菓子を食べたり、車窓を楽しんだ。

特急おおぞら3号は、石勝線に入った。

「いよいよ、釧路ね。」

「うん、釧路はいいよ、湿原が見頃だよ。」

終着の釧路に着いたのは、19時15分、午後7時15分だった。

達仁は釧路湿原へ見に行くとここで下車。

 

午後7時半、見回りに来た車掌は、お客を起こそうとした、その時。

「お客さん、お客さん、終点釧路ですよ、起きて下さい。」

とその人は、すでにナイフで刺されて死んでいたのだ。

「うわわーっ。」

と車掌は、慌てて走り出した。

 

次の日、達仁と穂乃果と香澄達は釧路湿原へ。

「じゃあ、撮るよ。」

りみは、達仁達と記念撮影しました。

釧網本線に乗った達仁と穂乃果と香澄達は摩周湖へ。

 

摩周湖

「わおっ、眺めがいいね。」

達仁と穂乃果とことりと花陽は、香澄に写真を撮ってもらった。

りみは、人が浮いてるを見た。

「人魚かな。」

花陽とりみは、驚いた。それは男の水死体だった、花陽とりみは悲鳴を上げだ。

25分後頃、北海道警察の橘警部が現場に到着した。

「警部、被害者は中島弘さん17歳です。」

「あなたが発見者ですね。」

「はいっ。」

「えーと、牛込りみさんと小泉花陽さんですね。」

「花陽ちゃん、大丈夫なのか。」

「うーむ、さはり昨日、釧路駅で起きた事件とは手口が違いますね」

「たぶん、溺死だと思います。」

「溺死か。」

達仁達は、現場を後にし、次の旅路に出た。

 

富良野

ファーム富田に来た香澄と穂乃果達は、花畑を回ったりしていました。

一方、穂乃果とことりははじゃがバターやゆでアスパラ等を食べていた。

達仁と香澄と花陽は、ラベンダーラムネを飲んだ、

「うーん、ラベンダーの香りがする。」

「本当だ。」

「ねぇ、達仁君、摩周湖で起きた、殺人だけど犯人は誰なのかな。」

「そうだな、摩周湖の事件は絞殺して溺死した。」

「そうか、犯人はこの中にいる、絶対に。」

 

小樽

次の日、達仁達は小樽運河と鉄道記念館へ

「うわーっ、いろんな列車がいっぱいだ。」

達仁は、カメラを持って穂乃果とことりと花陽と香澄とりみと沙綾とたえと記念撮影した、これで楽しい北海道の旅行の思い出になりました。

達仁は、りみと花陽と推理をした、犯人は小樽で見つけた。

「あなたが、連続殺人の犯人だったな。」

「あっ、くくっ、お前は一体。」

「南 達仁、探偵さ。」

犯人は、ナイフで花陽を人質を取った。

「動くなっ!こいつがどうなってもいいのか。」

「誰が助けて—ッ。」

達仁は、犯人を倒した。

こうして、犯人は橘警部に逮捕され、俺たちの北海道旅行はサスペンスな旅行になった。

 

帰りは17時出航の青函連絡船大雪丸で青森へ向かった。

穂乃果とことり達はは北海道に別れを告げだ。

「さよならーっ、またいつか来るからねーっ。」

香澄達は、ドキドキした旅行だった。

そして達仁達は青森駅で21時10分発のゆうづる6号で東京へ帰った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



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愛と殺意の能登半島

千里浜なぎさドライブウェイ
星史と卓也と一樹は、紺青のX60系チェイサーに乗って遊んでいた。
「卓也、いい車だね。」
「うん、いい車だろ。」
「ん、卓也後ろからZが来たぜ。」
「やろーっ、俺と勝負したいんだな。」
「あんな車に、負けんなよ。」
「よしっ、抜いたーっ。」
七尾
「おいっ卓也、ここ七尾港たぜ。」
「やれっ。」
「くらえっ。」
Zはチェイサーに体当たり。そして60チェイサーは海に転落した。
バッシャーン
Zは、そのまま逃げた。
それを見てた、漁師と釣り人は。
「おいっ、事故だ。」
「誰か、警察をよべっ。」
「よしっ、わしゃ漁師も呼んでくる。」
「よしっ、助けてやれ。2人が溺れてるぞ。」
「よしっ、飛び込んでこい。」
「おうっ。」
「大丈夫か、しっかりしろ、すぐ救急車が来るからな。」
「どうした、居眠り運転か。大丈夫か」
「あれ、あれあれ、あれ。」
「どうしたの。」
「友達が、友達がいるの車の中に。」
「えぇーっ、」
「何っ!、まだ車の中に入るのか。」










京都駅

達仁は、真姫とにこと一緒に、石川旅行に出かけた、達仁たちは、東海道新幹線で京都駅にやってきた。

達仁と真姫とにこは、京都から北陸本線経由のL特急雷鳥5号金沢行に乗った。

「ねぇ達仁、これで石川へ行くの?。」

「そうだよ。」

「にこ、能登半島行って見たいの。」

「L特急雷鳥に乗って、湖西線を通って、近江今津から北陸本線に入るんだ、もうそこは福井県だよ。」

「そうなんだ。」

「この雷鳥は、金沢まで走ってるんだよ。」

「おっ、そろそろ雷鳥が来るよ。」

達仁とにこと真姫は雷鳥に乗って、金沢へ目指した。

雷鳥の車窓を楽しむ、達仁とにこと真姫は、琵琶湖を眺めた。

「いいね、雷鳥の旅は。」

「ホント。」

「真姫、能登の後は何処へ行こうと思ってるの。」

「金沢も行って見たいなと。」

「能登と金沢ね、それ楽しいかも。」

「さて、俺は腹減ったから、食堂車へ行ってくるぜ。」

「気を付けてよ。」

達仁は、雷鳥の食堂車へ行った。

「いらっしゃいませ。」

「お1人様です。」

「ご注文は、何をしますか。」

「ハンバーグ定食を1つ。」

「かしこまりました。」

達仁は、雷鳥の食堂車で昼食として、ハンバーグ定食を食べました。

「穂乃果とことりも海未も乗りたがっていたかな?。」

新疋田と敦賀では、ループ線のある線路です、ループ線は上りに使用されます。

「達仁、昼食を食べに行ってたの。」

「私は、とっくに駅弁を食べてるよ。」

「お、敦賀の鯛寿司か。」

「達仁は食堂車で昼食食べてたんでしょ。」

「そうだよ、北陸特急に乗ったら、食堂車で食べたいじゃん。」

「まったく、食堂車もいいけど、北陸本線の駅弁も美味しいんだから。」

「そうかな。」

「あらっ、達仁の分もあるよ、はいっ、お茶と鯛寿司。」

「にこ、ありがとう。」

ガタン、ガタン、ガタン、ファーンピィーッ、と雷鳥は警笛を鳴らした。

達仁達が乗った雷鳥5号は、福井、小松を得て、金沢に着いた。

金沢から、急行能登路に乗った。

「えーと、能登恋路海岸でしょ、私にとっては能登の花嫁になりたいにこ。」

「そうだ達仁、能登へ行くわけ教えて。」

「実はな、この記事読んだんだ、七尾で起きた、車の転落事故なんだ。」

「俺の友人、星史からの依頼が来たんだ、俺の友人を死の真相を突き止めてくれって、星史の友人、卓也が事故死したんだ、星史は俺の友人は誰かに殺されたんだ、と言ってるだ。」

達仁とにこと真姫は、この能登旅行が殺人事件になるとは、だれも予想しなかった

俺達が泊まる温泉は、和倉温泉である、和倉温泉は北陸の観光名所である、達仁とにこと真姫が泊まるのは、加賀屋である。和倉温泉の他、輪島温泉や加賀温泉も北陸の観光名所である、達仁達は、和倉温泉駅で下車する。

和倉温泉駅では、高杉星史に会った。

「達仁、待ってたぜ。」

「星史。」

達仁と星史は小学生の時からの友人である、中学の時に石川へ転校したのです。

 

次の日、達仁とにこと真姫と星史は和倉温泉加賀屋で1泊して、能登観光をした。

輪島市

朝市の活気がみえる。

「うわっ、海の臭いがするね。」

「ホントだ。」

海産物の試食をする達仁。

「えっ、塩辛ッ。」

「アハハ、にこは辛い物は苦手なんだよな。」

 

曹洞宗大本山總持寺祖院

「写真撮るぞ。」

「いつでもいいよ。」

「撮るぞ。」

「にっこにっこにー。」

と3人で撮影。

 

恋路海岸

「ここが、恋路海岸ね。にこを撮ってよ。」

「わかってるよ、にこ笑って。」

「にっこにっこにー。」

と写真を撮る。

「ねぇ達仁、あれ見て。」

「真姫、人が死んでる。」

「やだ、ナニコレ。」

「あっ、ひかる、ひかるーっ。」

まもなく、石川県警捜査一課のパトカーが到着した。

「亡くなったのは、高坂ひかるさん17歳です。」

「うん、しかし随分、速く身元が割れたな。」

「いや、それが丁度友人と旅行していたら、高校生といっしょに。」

「やはり、溺死ですか。」

「どなたですか、あんたは。」

「東京の音ノ木坂学院の南 達仁と言います。」

「南って、あの高校生探偵の。」

「ええ。」

「ああっ、うわさは聞いています、私は七尾署の佐須田と言います。」

「根本です。」

「石川県警の小沢です。」

「ご存じなのか、この女性と。」

「ええ、星史の幼馴染です。」

「実は、俺の友人が七尾埠頭で車の転落事故と関係あるんじゃないかと。」

「えっ、その可能性もあるな。」

「俺、ハッキリ覚えています、乗っていたのは男2人で、1人目は茶髪とサングラスの男で20代後半で、

もう一人は、18歳か23歳の男で、犯人は暴走族風の人で、車はZ31フェアレディZで、色はライトブルーで

ナンバーは、石川55 なの11-26です、俺の友人が言ってた。」

「わかった、さっそくその車を手配しましょう。」

「星史、必ず犯人を見つけてやる、俺達は乗り鉄探偵だからさ。」

 

「さて、今日も走りまくるか、なぁ、タカ。」

「ああっ、俺のZは負けないからな。」

真姫は、2人の男を見つけた。

「何だい、俺たちに用って。」

「すいません、その車の傷はどうしたんですか。」

「あっ、これ、金沢で当て逃げに会ってね、いつかは修理に出そうと思ってね。」

「じゃあ、警察が来ても、それ見せれるよね。」

「えっ、警察。」

「てめっ、誰なんだ。」

「南 達仁、探偵さ。」

「たっ、探偵。」

「おろらく、その傷は、七尾の事故の時のだな。」

「星史が言ってるのよ、もう観念したほうがいいね。」

「何だと、俺にケンカ売ってんのか。」

「俺の友人に手を出さないでくれる。」

「あっ、くっ、くそーっ。」

そして、数分後、小沢警部と佐須田刑事と根本刑事が駆けつけ、二宮大輔と渡辺孝之を逮捕した。

二宮と渡辺はZ31で暴走行為やドリフト族に入って、高坂ひかるを殺害も自供した。

こうして、能登半島の事件は解決した。

 



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田沢湖殺人事件

達仁と穂乃果と海未とことりとにこと花陽は、大宮から上越新幹線に乗った。

上越新幹線は、昭和57年に開業され、上野からの特急を盛岡と新潟止まりやひばりとやまびこが廃止された。

同時は、200系で運転され、大宮駅が始発でした。

 

新潟駅

「秋田行きか、これに乗るんだな。」

「達仁、いなほはどこまで行くの。」

「いなほはね、秋田の他に青森まで走るのもあるんだよ。」

いなほでは、会話をしたり、駅弁を食べたりした。

やがて、達仁達が乗ったいなほは秋田駅に着いた。

 

秋田駅

達仁達は、秋田から田沢湖線に乗った。

「達仁、田沢湖へ行って、何するの。」

「羽越本線と田沢湖線の旅をしたいんだよ。」

「うーん、達仁って列車に乗って旅をするんだね。」

「そうさ。」

「達仁が言っていた、事件の捜査もしてるんでしょ。」

「ああ、例の殺人事件でしょ。」

「犯人は、26歳の男で、1件目は浜名湖、2件目はサロマ湖で殺しが相次いだんだ。」

「あれっ、穂乃果は。」

「そういえば、にこと花陽とことりと一緒だけど。」

「キャーッ!。」

穂乃果の悲鳴を上げた。

「穂乃果、どうしたんです。」

「どうした、何だこれは。」

それは、50代の男の死体だった。

数分後、秋田県警のパトカーがやって来た。

「秋田県警の徳永です、あなたが遺体の発見者ですね、あなたの名前は。」

「私は、南 達仁です。」

「おっ、あの高校生探偵の。」

「身元は、特定できましたか。」

「ええ、被害者は会社主任の黒木孝明さん53歳です。」

「そうですか。」

「死因は、ロープによる絞殺だな。」

「あなた、あなた、あなたーっ、」

と妻の泣き叫びが聞こえた。

 達仁は、一連の事件と関係してるんじゃないかと睨んでいる。

犯人は一体、誰なのか、俺は犯人を見つけるのだ。

 

田沢湖

「ことりちゃん、あの人、事件の犯人に似てない。」

「うん、そうだ、達仁に知らせよう。」

「おいっ、見つけたぞ。」

「はっ、何なのあなたは。」

「俺か、3人を殺した、立川裕介さ。」

「たっ、立川裕介。」

「うわうわ、ことりちゃん。」

「何するんですか、やめて下さい。」

「誰か助けて—ッ。」

「見つけたぞ、殺人事件の真犯人は。」

「誰だ、てめーっ。」

「南 達仁、探偵だ。」

「た、たたた探偵。」

「このやろーっ、なめんじゃねぇ。」

海未と穂乃果は犯人にパンチする。

「大丈夫、花陽ちゃん、ことりちゃん。」

「穂乃果ちゃん。」

「そうか、やっぱり、あの人が犯人だったのね。」

「そうさ、去年会社が倒産し、恨みのあるやつを殺すつもりだ。」

その後、徳永警部が駆けつけ、立川は逮捕された。

 

 




奥羽本線 L特急つばさ
「へぇっ、その立川って人、前の会社の社員だったんだ。」
「ああっ、1連の事件も自供したって、徳永警部が言ってたよ。」
「そうなの。」
「でも、達仁君、田沢湖で犯人もわかっちゃうんなんて。」
「やっぱり、達仁君は、名探偵だね。」
「そうさ、俺は乗り鉄探偵だからさ。」
みんなは、そう言いながら、笑っていた。


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特急はまかぜ 倉吉殺人ルート

達仁は、1人で播但線経由のキハ181系特急はまかぜ乗って、倉吉へやって来た、穂乃果達は、ミューズの活動の為、達仁だけで倉吉へ、俺はある人に会った。

「あんたが、高校生探偵の達仁か。」

「そうだけど、あなたは、」

「俺は、名探偵の毛利小五郎っていうんだけど。」

「毛利探偵は、何の事件を追ってるのですか。」

「実は、目暮警部殿からある殺人事件の捜査を追ってるんだ。」

「どんな殺人事件。」

「3週間前だ、中光製薬東京本社で研究員2人と警備員1人を殺傷された、凶器は拳銃、弾丸と現場から落ちていた薬きょうからSWモデル59と判明したんだ。」

「負傷した研究員の話だと、コートとサングラスの男と言っていた。」

「なるほど、その男を追っているってことか、それで俺に協力してくれって呼んだのか。」

「そうだ。」

「よしっ、俺は乗り鉄探偵だ。」

「じゃ、倉吉見物をするか

 

倉吉淀屋

  旧牧田家住宅

 

 1760年 建築の現存する 最古の町屋 建物。 

 

 倉吉淀屋 の屋号をもつ 牧田家は、 倉吉を代表する商家です。

 

 中に 入ると 京都の 長屋という感じで

 

 表玄関から 裏の出口まで 繋がっていて

 

 趣きが あります。

 

 淀屋橋で有名な大阪の豪商「淀屋」と 密接な関係を持っていたと

 

 いわれています。

 

旧牧田家住宅(きゅうまきたけじゅうたく)は、鳥取県倉吉市、

 

 打吹玉川重伝地区にある 歴史的建造物

 

 歴史的経緯から、倉吉淀屋と言われているそうです。

「ほう、なるほど。」

「うん、勉強になるな。」

倉吉を回った後は、温泉で1泊した。

 

次の日、打吹山に登った。

「いいね、自然の旅も。」

「そうだな。」

「おいっ、人が死んでるぞ。」

「何っ。」

「おいっ、その人、東京の事件と関係あるのかな。」

数分後、倉吉署のパトカーが到着した。

「毛利さん、あなたが発見者でしたか。」

「知ってる人。」

「昔、合同捜査で組んだことがあるんだ。」

「そうか、毛利探偵は警視庁の刑事だったんだ。」

現場に来たのは、倉吉署の捜査主任の山根刑事と岡本刑事である。

まもなく、鳥取県警捜査一課も到着した。

「鳥取県警の佐川です。」

と、そこへ来たのは鳥取県警捜査一課の佐川警部である。

「警視庁で起きた、製薬会社殺傷事件を追ってるんだな。」

「被害者は、中山将司さん42歳です。」

「えーと、住所は東京都渋谷区ですな。」

「あっ、切符だ。」

「佐川警部、犯人は、列車で逃げるんじゃないかと、おそらく別の人じゃないのかな。」

「はっ、」

「えっ。」

「おっ。」

「じゃあ、犯人は。」

「恐らく、倉吉駅にいるかも。」

達仁と小五郎と佐川警部たちはパトカーで倉吉駅へ向かった。

 

倉吉駅

「ふん、これで倉吉とはおさらばだ。」

「そこまでだ、小早川薫。」

「やべっ、デカだ。」

「はっ、」

「もう逃げられないよ、完全に包囲されてるんだから。」

「誰だ、誰だお前は。」

「南 達仁、探偵だ。」

「た、たたた探偵。」

こうして、小早川薫は、鳥取県警に逮捕された、有名な名探偵と組むのは初めてだった

 



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L特急「あずさ1号」殺意の白馬

達仁と穂乃果と海未とことりは、新宿駅で特急を待っていた。

「達仁、白馬まではどうやっていくのですか?。」

「特急あずさに乘って行くんだよ。」

「あずさか、海未ちゃん、私たちは達仁と一緒に小海線に乗ったんだよ。」

「小海線か。」

「結構楽しかったよ。」

「そうなんだ。」

 L特急「あずさ」は、春・秋は行楽客が、夏には登山客が、冬にはスキー、スケート客がたくさん利用する観光特急です。

 朝7時0分、東京の新宿駅を出発した「あずさ1号」は、甲府盆地、松本盆地をぬけ、北アルプス白馬岳のふもと信州(長野県)の白馬駅へ向かいます、L特急あずさは、この梓川から名付けられました。

「ねぇねぇ、達仁は長野は行ったことあるの?。」

「あるよ、野沢温泉と軽井沢だけどね。」

「へぇー、いいな軽井沢か。」

「うん、空気もとってもおいしいんだよね。」

ガタン、ガタン、ガタン、プァーン

あずさ1号の車窓を楽しむ穂乃果とことり。

「ことりちゃん、スナック菓子食べる。」

「うん。」

「あっ、私も分けて。」

「いいよ。」

「ねぇ、穂乃果、達仁、白馬で何かイベントでもあるのる」

「塩の道祭りだって。」

「にこは、凛と花陽と奥野君で長野へ行くんだって、しなのとあさまに乗るんだって。」

「えっ、にこも。」

「にこ達は、上杉謙信と武田信玄の歴史を調べるんだって。」

「うーん、私も分けてもいい。」

「いいよ。」

 

白馬駅

「やっと来たぞ、白馬へ。」

「えーと、飯森神社と白馬グリーンスポーツ公園へ行くか。」

 

飯森神社

達仁と穂乃果とことりと海未は、神社でお参りした。

「写真撮るぞ。」パシャッと記念撮影。

 

白馬グリーンスポーツ公園

達仁達は、森林浴をしました、他にもクラフトづくりもしました。

 

塩の道祭

「たくさんの人たちが歩いてるね、みんな塩の道を歩いたんだよ。」

達仁達は、白馬を観光したので白馬姫川温泉で泊まった。

 

次の日、達仁達は青木湖へ

「達仁あれ、何かな。」

「あれっ、死体じゃない。」

「へ、何だって。」

「海未ちゃん、あたしたち事件に巻き込まれたんじゃない。」

しばらくして、警察が到着した。

「長野県警の竹村です。」

「同じく、林です。」

「竹村警部、死因は溺死ですか。」

「ええ、多分事故でしょう。」

「いいえ、事故ではありません。」

「本当か、事故ではなく殺人か。」

「はい。」

「竹村警部、身元が割れました、ニコニコ生命の保険調査員、住田良平さん28歳です。」

「保険調査員か、保険金詐欺を調査していたのか。」

「竹村警部、何かのメモがあるよ。」

「犯人は、大糸線で糸魚川へ。」

「そうか、犯人は大糸線に乗るってことか。」

「よしっ、すぐに新潟県警にも連絡だ。」

達仁は、竹村警部と林刑事と共に犯人を追った。

 

糸魚川駅

「イヒッ、これで大儲けだぜ。」

「そこまでだ、伊沢唯一。」

「誰だお前は。」

「南 達仁、探偵だ。」

「探偵だと。」

「そこまでだ、観念しろ。」

白馬の殺人事件の犯人の名前は伊沢唯一、交通事故による恐喝や保険金詐欺グループの一味だった

伊沢は、住田調査員を殺害し、詐欺一味と見つからないようにと殺害した。

 




「達仁君凄いは、保険金詐欺グループの一員が殺人事件の犯人を捕まえるなんて。」
「ホントですわ。」
「ねぇねぇ、達仁、竹村警部が知り合いだったのには、驚いたよ。」
「そりゃそうさ、俺は乗り鉄探偵だからな。」


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