構想雨biru (Vairocana )
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構想雨biru

とある都市に住む女子高校生の三阪は普通に学校に通いながら両親と生活していた。

 

その都市は今より25年先の街である。三阪は生まれ育ち共に都会であり特に不便なく育った。ただ寂しさだけは心の何処にある。

 

夜19時にもなるといつものように辺りが暗くなり数時間前まで出ていた夕焼け空は窓から見えなくなった。

 

母親と買い物に行き帰ってからは軽食を軽く済ませ

学校がある日は宿題等をやってから就寝するけれど

明日は祝日だったのだ。

 

中学生の頃からこのマンションに暮らしているが少しだけなら以前と何かがズレている気がする。今この思春期の時期を3人で一緒に暮らしている。父親が帰れば疲れですぐ眠ってしまうのだ。

 

私はオシャレには興味はあったもののそんな父親とは会話が減った。両親は中学生になり生活に余裕がなくなってから共働きだ。

 

自分自身も学校登校がいつまで続けられるか分からない為、学校側と相談をし普通の生徒より通う日数が少ない。

 

明日は母親が夜勤であるから私がいつものように1人で寝ることになる。高校1年になっても慣れない事はただあり不器用ながらずっと堪えて来たものだ。

 

小さい頃から一緒にお買い物に行くのが好きで、いつもお互い忙しいから夜の方が多かった。

 

私の住んでる都市は今も昔も変わらない。マンションの近くには木が並んでいて狭い道を通れば大橋がある。

 

いつもそこを渡って近くの買い物に行く。

 

木々の隙間から見える月は とても綺麗で星も沢山見えた。群青色“蒼黒”とも言える澄み渡る真っ青な夜空は

絵の具のようだった。

 

小学生の頃から少しだけ変わってて晴れの日より雨の日が好きだったし夜は動きやすいし好きだった。

 

 

自分は都会でありマンション住みだったので遅くまで寝れない時は電気を消しながら起きていた。

 

私はそんな事を思いながら目の前にあったペンとノートを持ってページを開いた。

 

幼少期の少女のようにペンを握って広々な床に座り

大きな窓をバックに紙に絵を描き出した。

 

 

すると世界が変わった事は窓を見ずとも分かった。

自分以外の空間を取り除くかのように世界が変わった。

 

残っているのは私の座っていた場所とペンとノートだけ。

 

今の街より近未来的な夜景の街が広がる。

 

私の髪は漆黒の青に染まりネオンが靡く髪に塗り込むように浸透する。

 

ゆっくり立ち上がれば別の世界。でも私は慣れている。 高校1年の時から異世界に入り込み自分で創り出した世界に一時的に存在出来るし存在を許された未来世界。

 

この街には夜明け朝は来ないのだ。でも真っ暗でない世界はネオン街や高層ビル車のライトで優しく儚くも輝かしく照らされているので三阪の心や性格を表している。

 

 

歌姫が夜のライブを華やかなステージで開始していた。私を含む観客達正しくは幻影達も盛り上がっているようだ。

 

美しく凛々しい歌姫は私を見て気軽に声を掛けてくれた。

 

「また来てくれたのね!私はずっと歌手になりたかった。それを叶えてくれたあなたには本当に感謝しているわ!」

 

唐突に嬉しそうに笑うと私の手を握る。 私は不器用ながら口を開いた。

 

「あ、ありがとう。本当に良かった。いつ聴いても綺麗で素晴らしい歌声です。」

 

愛想笑いを浮かべる私。でも本当

彼女の歌声は透き通っていて綺麗で聴きやすくて

でも可愛らしさもある。

 

なのに、私は表情を落とした。

 

 

彼女は私が創り出したステージ“世界”の住人で歌姫。

現実の世界で出会った彼女は私と同じ年齢の少女で

愛嬌があり皆に優しい子だった。

 

 

学校が別だったけどある日転入して来て仲良くなった。彼女の夢は歌手になること。

 

専門学校にも通っていて個別レッスンも受けていた。

 

ある日夢に向かって頑張る優しい彼女は他校の女子生徒に妬まれ

 

嫌がらせは私の学校にも広まり とうとう笑顔だった彼女は突然学校を欠席した。

 

私は泣いて目が腫れている彼女を大橋で見つけた。

夜遅くまで寒いのに家にも帰らずそこにいたのだろうか。服装は制服のままだ。

 

そんな彼女に声をかけた。

 

「大丈夫……?」と……

 

すると彼女は「大丈夫だよ……ちょっと帰りたくないだけ。」

 

驚いた表情を見せると急いで涙を拭いて向こう側の世界を見た。

 

三阪

「もう遅いしお母さんも心配するんじゃないかな……

私で良ければ相談に乗るよ...?」

 

「......私歌手になるのが夢って言ったでしょ?

小学生の頃ふとしたきっかけで親友の提案で皆の前で歌を歌うことになったの。

 

凄く不安だった。でも上手いって言ってくれて凄く嬉しかったの覚えてるんだ。」

 

昔にしたるように思いに老ける。

 

「でも...もう私自信がないのっ……分からなくなっちゃって...。」

 

さっきまでネオンを見つめていた漆黒の瞳は

下を俯いて光を消していた。

 

流れる透明な涙に私は胸が痛んだ。

 

毎日彼女はいやがらせにイヤな顔や仕返しを望まず

両親の事もあり登校をしていた。

 

私にこんなに親切にしてくれた彼女がなぜ苦しんで今こんな夜遅くに家にも帰らずに泣いているのか……。

 

神様って分からないなぁって。

 

三阪

「歌は凄く誰も文句言えない程上手いのに。本当に優しいし頭も良いし羨ましいよ。あんなのは多分嫉妬だよ。皆だって上手いって言ってたじゃん。だからさ...」

 

私は彼女を励ますつもりで軽く言葉をかけ、肩に触れた。

 

「...うるさい……」

 

三阪

「え?」

 

私の手を勢い良く払って今まで見たことないような

顔で私の顔を見た。

 

「何なの!?さっきから黙って聞いていれば自分の都合の良いことばっかり言っちゃうし私の事なんか何も分からない癖に分かったような事言わないでよ!」

 

 

三阪

「ご……めん...」

 

彼女は泣き腫らした瞳を大きく見開くと

はっとし両手で顔を覆った。

 

力なく謝って鞄を手に持ち帰ろうとする。

 

そんな彼女の後ろ姿を見る私は唖然としてしまって暫く足と口が動かなかった。

 

数日後彼女は何事もなかったように晴れやかな顔で

通学した。

 

私もいつも通り彼女と接した。

 

三阪

「明日私の誕生日で、でもお母さん仕事だから...

良かったら遊ばない?」

 

寂しかったと思う。だからそう言ったら彼女は微笑んでプレゼントも持ってくね。って言ってくれた。

 

 

約束の時間になると可愛らしい服装で彼女が来てくれたので歓迎した。

 

片手には手作りのケーキそれとプレゼントが入った紙袋。

三阪

「ありがとう!」

 

2人で過ごした時間は楽しかった。私は最後に彼女が

レッスンの課題としている歌を聴かせてほしいと

無理を言うと恥ずかしがりながらも

 

自信満ちた顔で承諾してくれたのだった。

 

彼女と別れを告げると数日後また空席が目立った。

 

スマホのメールにある連絡が入っていたので昼休みに確認してみると、『 変な男性に付きまとわれて困っている。家の前で待ってる』と書いてあった。

 

唐突な連絡に冷や汗を垂らしたが私は懸命にアドバイスをしてスマホを落とす。

 

読んでくれてそして無事でいてくれますように。

何事もありませんように。

 

 

だけど叶わなかった。不幸にも彼女は 大怪我をして

入院をしてしまったらしい。

 

暫く身体の全身が動かない、声も以前のようには出せないのだそう。

 

私は不幸に見舞われ続ける彼女を本当に可哀想だと思っている。

 

 

それが彼女との出会いと造作世界での今。

 

現実では彼女はまだ入院しているだろう。前よりも良くなってるか何て分からない。

 

私はこのまま会い続けるのが怖くて存在は消せなかったものの逃げたんだろう。

 

自分は彼女より幸せで恵まれてしまっている。彼女がそんな私を見ても恨んだり憎んだりする訳ない心の持ち主なのを知っていて……

 

本当にごめん。

 

でも彼女の顔を見てほっとしている私がいる。

なぜなら輝いた顔をしているし夢も叶っている。

幸せそうに見えたから。

 

 

そんな彼女を見届けてネオンの光が薄まる路上に入ろうとすると、いつものように住人である少年

レガロがいた。

 

REGAROは名前が無かった彼に私が付けた名前。

 

この少年はこのネオン世界でも相変わらず薄汚れたままの服を着てかつての生活通りジャンク品を売っていた。

 

三阪

「ねぇレガロ。さっきお店で貰って来たの。美味しそうでしょう?」

 

真っ赤なドロドロと溶け光るりんごのような小ぶりなデザートを差し出す。

 

レガロは無言でそれを口にした。ポタポタと地面に赤い汁が垂れる。

 

一方で歌姫がコンサートを再開したようだ。

 

美しい透き通る歌声が路地裏まで響く。

 

彼女を歌声を聞くだけで優しく明るく楽しい気持ちになれるんだ。レガロや私みたいに悩んだ黒く染まった人間の希望であり

 

もし黒く染まりそうになったら彼女の歌姫が優しい女神の眼差しのような誰もに平和や幸せを与える光へと導いて救ってくれる。

 

レガロもそれは実感しているようで若干落ち着いた表情を見せるのだ。でも他人特に大人には警戒心を解かないし決して

 

人前に出ようとしない。

 

そして最後に青年の燈鹿兄さんの元に行く。

 

三阪

「燈鹿兄さん。こんばんは。」

 

私が声をかけると、爽やかに答えてくれた。

 

彼は私より歳上で真面目で面倒見がいい気弱な青年で

お兄さんが欲しかった私に気軽に声をかけてくれた。

 

それから兄のように慕った。

 

燈鹿

「この後サーカスが始まるみたいだね。前までなかった筈だから最近君の記憶が作り出したステージみたいだけど?」

 

三阪

「燈鹿兄さんは本当に賢くて爽やか。何でも分かっちゃう」

 

私がくすくすと笑うと兄さんは私の頭を撫でて笑った。

 

夜景の遊園地の方を向き観覧車の時間を目にする。

 

じゃあ兄さん。そろそろ帰るね。

 

別れの言葉を言って帰った。

 

皆は家に帰ると思うだろうけど。

 

私は2時間たった現実で開いたままのノートを閉じた。

 

2時間ずっと無言で絵を描いていた。 本能のままに。

だから母親は何も不思議に思わない。

 

明日は……1人の夜か。。

 

 

予想通り私は深夜寝れず窓を見て星星と優しい月光を見ては涙を流した。

 

星も月も生きた生命だ。

 

ノートのページを開いた。 この世界が存在する前までは夜空の子守唄に包まれて涙を流し微笑み眠っただろう。

 

母親の帰り朝を待って。

 

 

私はいつものように構造世界にやって来た。そして

朝まで満喫するつもりだった。

 

が深夜4時辺りの暗闇がやや明るくなる。

 

そう。完璧なように見えるこの世界は現在一つだけ欠点がある。

 

朝や昼等は訪れないものの、夜明けが訪れてしまう。

何らかの支障が影響しているらしいが分からないまま。

 

夜明け。朝になりきれないが若干晴れ渡り月も星も雲に飲み込まれる。短い時間だ。

 

人々は夜明けを希望の時間とした。

 

私はこれには因縁があり気に食わない。夜がいつか明け何時ものように朝と昼が訪れると思うからだ。

 

ついに今日システム室に入り世界コンピュータをいじった。

 

苦虫を噛み潰した顔をしながらもシステムの支障バグは次回から直りそうだ。

 

暫くバグも修正され私は大人になっても二次世界をあちこちと移動した。

 

しかし仕事が忙しくなるにつれ体力は尽きる。

 

友達との付き合いや彼氏との日常に忙しかった。

 

いつしか世界に顔を出さなくなっていた。

 

私は充実した仕事で久しぶりに嫌な事があり童心に帰った。

 

でも……そこは一年前とは少し違っていて

夜明けが何度も訪れる。

 

異常な頻度に皆も不思議に思っている。

 

私がシステム室に行き、いじっても直せない程に

エラーが多発する。

 

私は拳を握った。

 

この都市にはクイーンがいて私を守ってくれる。

 

クイーン

「このままではこの街もいずれ破壊してしまいますわ

こうなったのは何か原因がある。そうあなたの何かが。」

 

クイーンは聡明で歌姫とは真逆で凛とした顔と性格。

でもその言葉に悪意や戸惑いは無く

 

私をただただ救ってくれる。

 

自分と他人にも凛と接するがその才に溺れる事も無い。まさにこの世界の創造主は私だが祀っている女神

聖母のような尊重。

 

クイーンの愛人ヴァーチェが天から現れた。

 

ヴァーチェ

「最近はこの街にも顔を出さない。完久(記録係・dataMAN)に記録を取らせていたから確かなのだ。」

 

三阪

「本当にごめんなさい。わたし、私の責任よね。

多分私は変わったんだわ。」

 

クイーン

「変わった?変わったんだ。そう。」

 

切羽詰まった私の頬を撫でると肩に手をかけた。

 

夜明けが訪れれば朝になる。私の造った世界は

朝が訪れるのだろうか。

 

ちょっとした好奇心が生まれ動揺した。

そんな私を見てクイーンは後から抱きつくように手をさらに伸ばして

 

耳元近くでこう話す。

 

クイーン

「私は嬉しいの。でも残念なの。わかる?

 

クイーンはハリボテな顔に涙を流すと私の目を隠した。

 

開いた時には何かが流れ込んできた。

 

ステージで輝く女の子、花園で微笑む女の子、

雨が降り倒れた少年の横に銃が落ちている光景、

オフィスなような場所で男性が謝って作業を続けている。

 

クイーン

「私たちは 閉じ込められたこの世界で生きるしかないのでしょうか。長年創り出した世界を壊せば

真っ暗な未来が待っている。」

 

私は逃げたかった。

 

クイーンと美しき愛人は天に帰っていった。

 

後は私が決めること。。

 

そんな時地面が揺れて歪んだ。

 

 

三阪

「なっ何!?」

 

私は暫くその場から動けなかった。システム室窓から外を見ると人々が戸惑い逃げようとするが次の瞬間一瞬で消えた。

 

「お前は間違いを犯したようだ」

 

男の声がして振り向くと白いフードを被った男が近くに立っていた。

 

全く知らない別人の時空への侵入。私は焦って

ノートを探り出した。

 

時空と繋がったプロファイルノートならあいつに関する情報があると思った。

 

男は私の首元を締めるように腕を回し、左手に透明な小型ナイフを手にした。

 

三阪

「何がしたいの?あなたは誰なの?!」

 

「私は神だ。お前は寂しくてどうしようもない子供だ。無駄な想像力だけは評価しようか。

 

ノートとペンを渡せ。」

 

三阪

「ぐっ……いや……殺したければ殺せばいいわ。

ここで死ねるなら…」

 

「卑怯者のお前らしくはない強がりはやめて...

 

いっそう腕に力が入る。私は空間が真っ暗になり

ネオン街が消えるのを見ると力が抜けた。

 

目が覚めた時には真っ暗な世界だった。

 

私は母親のお腹の中に眠り続ける胎児のようになった。

 

何も見えなくて目を開けても真っ暗で。

 

ここがどこか分からない。

 

自分がいた場所でも創造した世界よりも冷たく暗く

恐い場所。

 

でも恐いと感じているのは心であり、空間ではなかった。

 

何時間こうしていたのだろうか。

 

目を開けたまま誰かが助けてくれる、明かりが差すのをじっくりと待っていた。

 

重い身体を動かして何も無い道をとぼとぼと歩いた。時間が長く感じた。

 

暫くすると微かな光が漏れる。雨で濡れた道に

ノートとペンがあった。

 

私は暫く考えると広っていた。

 

何かを彷徨って探すような目で一軒の大きな家を見つけた。

 

道路を渡って

 

窓から光が漏れるその家に向かった。

 

一生懸命だった。ドアの前に立つとゆっくりと開いた。

 

そしたら凄く眩しい光が私を照らした。

 

すると夫婦が目の前にいて先には小さな子供が遊んでいた。

 

私はおどおどした瞳で大人の目を見た。

 

助けを求めようと口を開こうとしたら誰かに突き飛ばされたかのように凄まじい勢いで尻餅を付いた。

 

夫婦の表情は確認出来ない。

 

 

三阪

「痛...」

 

道路沿いに投げ出された私はただすぐ立ち上がって

先に進んだ。

 

 

さらに進めばボロボロになった私の前に美しくも

自然の力に溢れた湖に着いた。

 

心も身体も今までないくらいにボロボロになって傷付いた私はもう意識が朦朧としていた。

 

そこで虚ろな目は湖に反射して色を宿すが暫く力なく座るだけ。

 

空を見上げてノートの中身を開いた。真っ白なノートにペンを動かした。

 

するとインクが蛍光色に光っていた。私は描き続けてみた。

 

 

真っ白なノートのページが輝きそして目を開いたら目の前に光が作り出した扉への空間があった。

 

私は頭が正常に動かないので純粋に悪いことも良いことも何も考えないで入った。

 

25年前の世界に戻れたのだ。

 

いや自分が選んだ。

 

私と言う私は時空を越えるように色々な造作をした。

世界や人を自分中心に造った。

楽しかった。

 

だからまだ続けたいみたいです。

 

結局私は変われない。

 

ありもしない造作世界の方から私に近寄って来て

逃げる場所を与えてくれるのだから。

 

暫くまた眠りそうです。

 

25年前の自分が過去作り出したもうひとつの世界に

 

 

・最後に・

 

この世界を描くまでの設定。

 

・夜明けがあの世界の終わりである。

 

主人公が殻に閉じこもらないで日の光を浴びて社会に溶け込む生活をすることで夜明けは訪れると

記されている。

 

 

架空世界の人々は本体と繋がっているようでいなく、

別人格を持っている。

 

また、あの街では死者や思い入れ“感情”が強い人物や物や建物を取り入れる事が可能だが、

 

そこで生活するには未来人間になる事であり創造主が作った世界に染まる事を強いられるので創造主に都合がいい住人が出来る。

 

 

・ノートとペン

 

何故ペンと紙なのか。主人公が幼少期からの話で

1人ぼっちの時間さえあれば

 

寂しさや現実そして時を忘れられる“架空世界に入る描く”絵を趣味としていた。

 

 

主人公が苦手なのは夜明けの恐怖よりも夕焼け。

悪魔の時間と名付けた。理由は小学生の頃

嫌な思いをして自宅に帰って来た頃には

すっかり夕焼け空だったから。

 

 

・キャラクター紹介・設定

 

遠声三阪“トオゴエミサカ”

 

ごく普通の女子高生だが家庭では両親共働きであり

寂しさを紛らわして生きてきた。ズボラっ子な所がある。

 

天美湖奈“テンミレイナ”

 

歌手になるのが幼少期からの夢で容姿は可愛らしく性格は健気で前向きな優しい女子高生。

 

晃達燈鹿“テルタチトウマ”

 

20くらいの176cmの会社員の若い男性。 爽やかで面倒見がいい一方で気弱。

 

レガロ“REGARO”

 

戦争孤児。荒れた街でジャンク商売をして何とか生活をしていた。

 

白フードの男

 

自身を神と名乗り造作した世界をコンピューターシステムを通じて侵入。はっきりとは分からないものの

容姿は創り者のように端麗で19歳くらいの若い男。

 

完久“カンジ”

 

あの世界の記録係。ネットコンピューターで出来た男であり人間のような存在なんて無いに等しい。

 

クイーン&ヴァーチェ

 

美しい神の夫婦。愛の尊重である。世界を造り上げた創造主の次に偉く存在しない物として拝められる人物。




操作に不慣れだった為にまとめてしまいました。
二次小説ばかりだったので久し振りに書いた。
絵柄がないので寂しいですが、時間と機材がない為中断を選びました。


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