八幡の兄貴とヤンデレな陽乃(凍結) (鍵穴 光)
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プロローグ

鍵穴「初投稿です!」
大路「投稿の仕方が分からなくて何時間かけてんだお前」
鍵穴「2日と5時間です!」
大路「答えるのかよ……」
鍵穴「仕方ない、事実だ」
大路「うるさい」
鍵穴「(´・ω・`)」
大路「顔ウザイから。まぁ作主が頑張った初投稿見ていってくれ」


俺、比企谷 大路《ひきがや おおじ》は現在、飛行機に乗って日本に帰国している。俺は今年度で高校3年生になる。

 

なぜ俺が飛行機に乗っているかというと、高校2年生の一年間はロシアに留学していたからである。訳がわからないよね!学校で主席入学で学校のテストで1位キープしているからと言ってロシアに留学しろなんて馬鹿げてるよね!うちの学校の校長おかしいと思う!馬鹿!阿呆!校長!………校長は罵倒の言葉じゃないね……。なんだかんだで留学したけど、今振り返ると………うん、普通じゃないと思う。だっておかしいでしょ、男に腕掴まれて嫌がっている女性のために男を退治してあげたら、その女性が裕福な家庭で育てられた同い年のお嬢様でご家族感謝されて、なんでか知らんがその流れでお嬢様の執事をやることになったし、外国人の考えてる事がわからない!

 

 

……………まぁこんなこと思ってるけどバイトとして頑張って執事やっていた俺がいるんだけどね…………。

 

 

まぁ充実した毎日だったと思う………リア充じゃないけどな。

 

 

 

さて話は戻って我が故郷、日本に帰国だ。これ程嬉しいことはない。なんせ、あの校長のせいで愛する家族と離ればなれになったからな!ふざけんなよ!校長!お前校長か!?

 

 

 

…………本当に校長かな?…………………

 

 

 

 

まぁいいや、帰国したら愛しい家族が待っているんだ。因みに親父は嫌いだ。まぁ親父、大嫌いよりかはマシだと思え。あとは…………雪ノ下家だろうな、昔あんなことあったしな。家族全員でなくても、雪ノ下さんは来るだろ絶対。俺が留学することになったときは断固反対して、校長に文句言いに行こうとしてたくらいだからな、絶対来るだろ。因みに反対の理由は、俺に会えなくなるから。うん、わからん。取り敢えず雪ノ下さんには会わないようにしないと俺の命が危うい。そこからは、普段通りに過ごせばいいよね。

 

 

それにしても、八幡と小町元気かな~?特に八幡が心配だ。あいつは俺に似ていて自分を犠牲にしかねないからな、本当に心配だ。どうせなら、これまでも八幡はぼっちでいて欲しいな………自分の弟にぼっちでいて欲しいなんてどんだけ最低なんだよ俺…………。

 

そうやって自分の家族のことや、雪ノ下家のこと、さらには根に持っている校長のことを考えながら………校長ネタはいらないやどうでもいいし…………まぁ着きました、日本。不安なことや家族のこと(弟と妹だけ)を思いながら飛行機から降りる。

 

 

さてとあいつらに会うのが楽しみだ!

 

 

 

 

 

 

 

 

そうして比企谷 大路は日本の地に足を踏み入れた。

 

 

 




鍵穴「どうでしたでしょうか?」
大路「いきなりネタがないの?」
鍵穴「違う、普通に書いたら1000文字いかなくて焦っただけだ」
大路「最悪じゃねぇか」
鍵穴「し、仕方ないだろ!」
大路「でも事実」
鍵穴「il||li_| ̄|○ il||li」
大路「そういえば投稿ペースどうするんだ?」
鍵穴「高校に入学して早々で部活に入ったので…」
大路「え、お前高一なの?」
鍵穴「悪いかよ!まぁ1週間に一回、よくて4日に一回ですかね」
大路「亀投稿かよ」
鍵穴「うるさい、タグにも付けてるだろ」
大路「まぁ仕方ないな」
鍵穴「という訳で!」
大路「【やはり俺の兄が不幸なのは間違っていない】」
鍵穴「をよろしくお願いします!」
大路「よろしく頼む」


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愛おしい弟と妹の再会

鍵穴「ついに物語が動きます」
大路「分かったから八幡と小町に会わせろ」
鍵穴「どんだけブラコンとシスコンなんだよ………」
大路「俺にとって八幡と小町は俺の全てだ」
鍵穴「まぁそうだろうな」
大路「知ってるんだろ?」
鍵穴「まぁな」
大路「だったらいいだろ」
鍵穴「分かったよ」
大路「そんな訳で物語が始まるぞ」
鍵穴「ゆっくりしていってね」
大路「ゆっくり実況じゃねぇぞ」


到着してから色々なことを済ませて、自由になった。いや、本当にパスとか持ち物検査とかめんどくさい。無くなれよ。

 

俺は家族が待っている所に足を進めた。

 

しばらくして、俺の愛おしい弟と妹が見えてきた。相変わらず八幡の目は腐ってるな~。すると2人とも俺に気づいて、こっちに近ずいてきた。

 

「おかえり、大路兄!」

 

「おかえり、兄貴」

 

と、2人はアホ毛を揺らしながら言ってきた。2人とも可愛いな~と思いながら俺は言葉を返す。

 

『ただいま、八幡、小町、久しぶりだね』(ロシア語)

 

「「?」」

 

2人は頭の上に?を浮かべながら頭を傾けている。八幡なんて我を忘れている感じだ。それにしても、なにそれ、2人とも可愛いい、流行らせようぜそれ、すごくいいと思う。だがなぜだろう、返事が返ってこない。聞いてみよう。

 

『どうしたんだ2人とも?』

 

「え、えっと………」

 

小町が言葉を繋げようとしているが、できずにあたふたしている。すると八幡が我に返り、落ち着いて、

 

「兄貴、日本語日本語、ロシア語で喋ってるぞ」

 

と冷静に答えた。

 

 

 

…………マジかつい癖で言ってしまった、気をつけなければ。心の中で反省し、ちゃんと日本語で喋る。

 

「んん……悪い悪い。ただいま八幡、小町。久しぶりだね」

 

なるべく笑顔で言った。

 

すると小町が落ち着いて、

 

「もう大路兄、しっかりしてね。小町びっくりしちゃったんだからね!」

 

と怒っているような仕草をしながら言った。あざと可愛いなぁ………

 

「ごめんごめん、気をつけるよ」

 

と俺は謝罪を述べた。謝罪は大事だよ、うん。

 

「うんうん。ちゃんと謝るのは、小町的にポイント高いよ♪」

 

と、小町は満足そうだった。

 

「こいつ……」

 

と八幡は小町に悪態をついていた。相変わらず八幡は捻くれてるなぁ………でもお兄ちゃんそういうところが好きだぞ!あ、今の俺的にポイント高い♪………気持ち悪………。

 

「そういえば、お出迎えは2人だけか?」

 

と疑問を2人に言ってみる。すると小町が、

 

「ううん、陽乃さんと雪乃さん、夏樹も来てるよ」

 

「そうか、雪ノ下と夏樹には悪いが先に帰るぞ」

 

早く帰ろう、あの人に会う前に帰らないと俺が死ぬ!

 

 

そう思いすぐさま行動に移そうとしたが、背中に痛みが走った。誰が後ろから抱きついたようだ。

 

 

 

……………恐らく誰かが間違えて抱きついたのだろう。そうだ、そうに違いない。頼む、そうであってくれ!

 

 

そんなことを思っていると、俺の前にいた八幡が俺の内心を察したらしく憐れみの目を向ける。やめてくれ八幡、俺はまだ死にたくない!

 

「兄貴、残念だが、これは現実だ」

 

と、八幡が俺に声をかける。八幡、酷いよ…………。

 

 

俺は意を決して後ろに振り返った。

 

 

 

 

 

「おかえり、大路♪」

 

 

 

 

 

 

 

 

…………雪ノ下家の長女、雪ノ下さんが仮面の笑顔で俺を出迎えた。

 

 

 




大路「八幡と小町に会えたのは良かったがまさかな………」
鍵穴「いいだろ別に」
大路「おい」
鍵穴「ということで来てもらいました八幡と小町ちゃんです!」
小町「よろしくです!」
八幡「めんどくせぇ……」
鍵穴「コラそこ面倒くさがらない!」
八幡「はいはい」
小町「もー、ごみぃちゃんたら!」
八幡「やめて小町ちゃん、お兄ちゃんのガラスのハートが粉砕するから」
鍵穴「はいはい、イチャイチャしない」
八幡 小町「「?」」
鍵穴「自覚無しかよ……」
大路「そろそろ切ろうぜ」
鍵穴「そうだな、それでは比企谷三兄妹、シメよろしく」
大路「それでは次回も」
小町「【やはり俺の兄が不幸なのは間違っていない】を!」
八幡「………よろしくお願いします」


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雪ノ下家3姉弟との再会

鍵穴「GW真っ只中ですね」
大路「お前はGWなにしてるんだ?」
鍵穴「部活と部活と部活と部活と部活………」
大路「部活だけじゃねえか」
鍵穴「色々大変なんだよ」
大路「まぁ、頑張れ」
鍵穴「話は変わりまして、今回はGWということで長めです」
大路「他の投稿者さんにとっては普通だけどな」
鍵穴「痛いとこ付くなよ……」
大路「それではどうぞ」


『………どちら様ですか?』

 

最後に抵抗だけはしたかったので、別人を装い、わざとロシア語で話した。さぁどうしますか、雪ノ下さん!

 

『それは流石に酷いんじゃないかな、大路?』

 

『………は?』

 

危ない危ない、一瞬思考が停止してしまった。今、雪ノ下さんロシア語で話しましたよね?マジかよ、帰国子女特有の外国語で罵倒出来ないじゃないか、最悪だ。取り敢えず返事しないと、さっきから考え込んでて、雪ノ下さんの機嫌が悪くなっている。

 

「………お久しぶりです、雪ノ下さん。というかロシア語、喋れるんですね。どうしてですか?」

 

これを聞いた雪ノ下さんは満足そうにしていた。うぜぇ………

 

「うん、大路が帰国したらどうせロシア語マスターしてるだろうし、ロシア語で差をつけられるのが嫌だったから覚えた」

 

「それだけですか?」

 

「うん」

 

「…………」

 

それだけの理由でかよ。本当に雪ノ下さんの考え方が分からねぇ………

 

「そうですか……」

 

「うん!」

 

…………一瞬見惚れてしまった。仮面を付けていない、とても幸せそうな笑顔でいたから。くそ、可愛すぎだろ、魔王から一転、女神だろ。

 

「仲良いね、大路兄と陽乃さん」

 

「んなわけねぇよ。先輩と後輩っていう関係なだけだ、それ以上でもそれ以下でもねぇよ」

 

は、小町は少し観察眼が衰えているな、俺と雪ノ下さんの仲がいい?有り得ないし、そんな権利、俺にはない。

 

「むー」

 

「なんですか………」

 

雪ノ下さんを見たら何故か拗ねていました。え、俺なにかしました?

 

「何でもないよ、この鈍感」

 

「?」

 

なんでか知んないけど怒られました。なんで?

 

「姉さん、いきなり走らないで頂戴。公衆の場なのだから」

 

「そうだよ陽乃姉さん。困るのは雪乃姉さんと僕なんだから」

 

雪ノ下さんの後ろから聞こえてきた声は、俺もよく知る声だった。

 

「お久しぶりね、兄さん」

 

「お久しぶりです、大路兄さん」

 

「おー、久しぶりだな、雪ノ下、夏樹。あと俺はお前らのお兄さんじゃない」

 

何故か俺のことを兄と呼ぶ、雪ノ下家の次女、雪ノ下雪乃と長男の夏樹だ。

 

「いいじゃない兄さん、昔からお兄さん的存在だったし、未来で本当の私たちの義兄さんになるんだから」

 

「僕も同意見だよ、大路兄さん」

 

「昔はお前らにそう見られてたならいいとして、何故未来で本当の兄さんになるんだよ。あと雪ノ下、お前の発言の中に違う漢字が入ってなかったか?」

 

「気のせいよ」

 

「うんうん」

 

俺の疑問に気のせいと切り捨てた雪ノ下と夏樹。この2人、いつも俺の疑問をすらりとかわすからな、たまにイラッとくる。まぁ表には出さないけどね。

 

「そうか。そういえばこの6人で集まるのも久しぶりだな」

 

「そうだね」

 

「そうね」

 

「そうですね」

 

「そうだね、大路兄」

 

「………まぁ、そうだな」

 

俺が唐突に言った言葉に同調して、頷いてくれた。

 

………珍しいな八幡が肯定するなんて、滅多にないな。

 

「あら、居たのね空気谷君」

 

「いたよ、お前らが来る前から、喋る必要性がないから喋らなかっただけだ」

 

「あら、喋れないのではなくて、口無し谷君?」

 

「いや、今現在進行形で喋ってるから。ていうかさっきから人の苗字を変えないでくれませんかね?それだと俺の家族もdisられるんですけど」

 

「なら貴方の名前ならいいのかしら?」

 

「ぐ………」

 

あー、雪ノ下から始まった雪ノ下と八幡の口論は雪ノ下の勝ちみたいだな。雪ノ下はもう勝ち微笑んでるし、八幡は腐ってしまった目を更に腐らせてるなー。もうこれお決まりだよね。下手したら夫婦の痴話喧嘩だよなこれ。

 

「もう2人共仲良しだね、夫婦みたい」

 

「違うから」「違いますから」

 

「おー、息ぴったり♪」

 

息ぴったりだなおい。というか、雪ノ下さんと同じことを考えていたことに恐怖を感じています。やばい、寒気が止まらない。

 

 

ふと、小町と夏樹を見てみると、小町はニヤニヤしながら見ていて、夏樹は雪ノ下と八幡を見て優しく微笑んでいた。

 

 

 

 

 

 

………お前らもお前らで仲良いな………。

 

 

取り敢えずここら辺で切るとするかな。

 

「そろそろ帰ろう。八幡、小町、行くぞ。雪ノ下さんたちもお出迎えありがとうございました、それではまた」

 

そう言って、180度回転して帰ろうとする俺。

 

比企谷大路はクールに去るぜぇ………

 

「待って」

 

と雪ノ下さんは俺の右腕を掴んで止めた。なんですかもぉー。

 

「ごめんね大路兄、今日は陽乃さん達の家でおかえりパーティーをすることになっているんだ」

 

「なにそれ俺知らない」

 

「俺が知らなくてもいいとして、なんで八幡が知らないんだよ………」

 

「だってお兄ちゃんに言ったら、家から出てこないと思うから」

 

「なるほど」

 

「おい」

 

なるほど、なんで八幡が今後の予定を知らなかったのかと思って言葉にしたが、小町の理由で納得した。でも嫌だ、日本に帰ってきたら自分の家でくつろぎたいと思ってたし、それに雪ノ下家に行けば、雪ノ下家の両親になにされるか分からない。絶対に阻止しなければ。

 

「雪ノ下さん、お気持ちは嬉しいですが、遠慮させてもらいます」

 

「……なんで?」

 

おっと、雪ノ下さんの目のハイライトが消えました。ハイライトさんちゃんと仕事して!

 

「えっと、雪ノ下さんの家にも迷惑ですし、俺は日本に帰ってきたら最初は家に帰ってくつろぎたいと思うんですよ」

 

少し声を弱くしてしまった。

少し雪ノ下さんに怯んでしまった。

 

すると雪ノ下さんは掴んでいた俺の右腕を自分のもとに手繰り寄せて、そして俺の右手を自分の頬に当てた。

 

 

 

 

 

 

………俺の親指舐めてるの気のせいだよね!?

 

 

「ダメだよ、君は私と一緒にいないといけないし、これからも一生一緒にいるんだよ?」

 

超怖いんですけど、八幡と小町助けて!

 

2人に助けてくれというメッセージを目で送るが、

 

「ごめんね大路兄、流石に大路兄の帰りをみんなで喜びたかったから………」

 

……小町はこういう所が健気だな………

 

「はぁ……分かったよ、行きますよ、雪ノ下さん」

 

「うん、行こっか♪」

 

目のハイライトが機能し始めた雪ノ下さんは満足そうにしていた。なんだったんださっきの。

 

「それじゃあ、車を待たせてるから乗りましょう」

 

雪ノ下がそう言うといかにも高級そうな黒い車があった。

 

 

 

 

 

ふと疑問が浮かんだ。

 

「八幡と小町はここにどうやって来たんだ?」

 

「陽乃さん達と一緒にあの黒い高級車で来たよ」

 

「そうかよ………」

 

 

 

 

 

 

 

断っても断らなくても、雪ノ下家に連行される運命じゃねぇかよ………

 

 

 

心の中で毒つきながら、雪ノ下家の車に乗った。

 

 

 

まぁ、一年前のことで雪ノ下家の両親とは話があったから別にいいんだけどな。

 

 

 

 

 

 

 

 

そうして大路たちは雪ノ下家に行く

 

 

 




鍵穴「早速来てもらいました、夏樹君です!」
夏樹「よろしくお願いします」
大路「いきなり過ぎるだろ……」
夏樹「いいじゃん大路兄さん」
鍵穴「そうだそうだ」
大路「なに便乗してんだよお前……」
夏樹「あれ、そういえば姉さん達は?」
鍵穴「ギグ!」
大路「そういえばそうだな」
鍵穴「え、えっと、今日はおやすみということで……」
陽乃「ちゃんとした理由を教えなさい」
鍵穴「ひ!陽乃さん!」
陽乃「みんな、ひゃっはろー」
大路「こんにちは、雪ノ下さん」
陽乃「つれないなー、大路は」
鍵穴「今の内に………」
雪乃「何処に行くのかしら、作主さん?」
鍵穴「雪乃さん!」
陽乃「さぁ、理由を答えなさい」
鍵穴「え、えっと………」
陽乃「答えられないのね、じゃあ、ちょっとオハナシしようか、作主さん♪」(ガシ
鍵穴「い、嫌だ!」
雪乃「私も行くわ、姉さん」
鍵穴「助けてくれ、大路!夏樹!」
大路 夏樹「「(-人-)」」
鍵穴「そ、そんな!誰か!誰か助けてくれーーーー!!!」
大路「逝ったな」
夏樹「そうですね」
大路「あれ、こんな所にメモ用紙が……」
夏樹「なになに、次回はオリキャラ紹介です」
大路「そういう事なので次回はあまり期待しないでお待ち下さい」
夏樹「それでは次回もよろしくお願いします」


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オリキャラ紹介(茶番もあるよ)



どうも作主です。今回は茶番も含むので前書きと後書きは茶番無しにさせていただきます。ご了承ください。それではどうぞ。


鍵穴「はーい、今回はオリキャラの紹介をしまーす!」

 

大路「その割には投稿遅いな」

 

鍵穴「気にするな!」

 

大路「消えろ」

 

鍵穴「辛辣過ぎる!」

 

大路「取り敢えず、誰から紹介するんだ?」

 

鍵穴「それは勿論主人公の大路君でしょ」

 

大路「嫌だな」

 

鍵穴「いいじゃん、それではどうぞ!」

 

 

 

比企谷 大路 《ひきがや おおじ》

 

身長 180cm 体重 75kg 血液型 A型

黒髪(アホ毛あり) 青い瞳 誕生日 3月 7日 17歳

 

眉目秀麗でスポーツ万能、成績優秀の総武高校の3年生。奉仕部の2代目部長。学校全体に「開校以来、雪ノ下陽乃に続く、2人目の天才」と言われているが、本人はそう思っていない。学校での立場は、生徒会の助っ人、学校のお兄さん。スペックは陽乃よりも上。小6のときに当時中2の陽乃さんを助けるために意識不明の重体を負った。また、中2のときに誘拐されて行方不明になるが1年後に帰ってくる。でも、その時の出来事は本人しか知らない。そして人格が変わった様な気がすると周りから言われている。また、高2では校長に無理矢理ロシアに留学させられる。その時ロシアで名家のお嬢さまを助けて、そのご両親に感謝され、何故かそのお嬢さまの執事になってしまった。最初は渋々やっていたが、段々打ち解けて心を許す。人間関係では、陽乃に歪んでいるほど愛されているが、本人は気づいていない。よく夏樹の相談相手をしている。

 

 

 

鍵穴「こんな感じですね」

 

大路「ネタバレ多くね」

 

鍵穴「瀬戸際ですね……」

 

大路「瀬戸際じゃねぇよ」

 

鍵穴「(´・ω・`)」

 

大路「次は誰だ」

 

鍵穴「次は夏樹君です」

 

 

 

雪ノ下 夏樹 《ゆきのした なつき》

 

身長 167cm 体重 56kg 血液型 B型

黒髪 オレンジの瞳 誕生日 8月 15日 14歳

 

眉目秀麗で成績優秀。でもスポーツは上の下くらい。雪ノ下家の長男で、ブラコンの姉の陽乃と雪乃に弄られる。大路の事を兄さんとして慕っており、よく相談事にのってもらう。小町とは同じ中学校でクラスメイト。小町と一緒にいることが多く、周りから付き合ってると言われているが、それを全否定する。だか、その事に小町は悲しくなっている。志望校は総武高校にしている。

 

 

 

鍵穴「まぁ、小町の彼氏候補ですね」

 

大路「八幡は認めていないが、俺はいいと思うぞ」

 

鍵穴「認めないかと思った」

 

大路「夏樹なら小町のことを幸せにできると思うからな」

 

鍵穴「お兄さんの鏡だな」

 

大路「うるさい」

 

鍵穴「次は名家のお嬢さまです」

 

 

 

ロシアのお嬢さま (名前は不公表、後々わかります)

 

身長 168cm 体重 ?kg 血液型 AB型

金髪 青い瞳 誕生日 2月 14日 17歳

 

大路と同い年のお嬢さま。大路に助けてもらい、それから一緒に過ごすに連れて、大路に恋し、そして愛している。大路が日本に帰ってしまい、いつまで経ってもいられない状態になり、行動を起こそうとしている。

 

 

 

 

大路「お嬢さまにもう1度会ってみたいものです」

 

鍵穴「執事モードキタコレ!」

 

大路「うるさい」

 

鍵穴「どんどんいきますよ!」

 

 

 

 

名家のお嬢さまのご両親 (名前は不公表、後々分かります)

 

お嬢さまの両親。名家ではあるが、そこまで厳しくはなく、かなり優しい。大路のことを認めており、お嬢さまのお婿に来て欲しいと思っている。

 

 

 

 

大路「当主様は本当にお優しい方でございます」

 

鍵穴「次はまだ出ていませんがもう1人ご紹介します!」

 

 

 

 

七里ヶ浜 海奈 《しちりがはま うみな》

 

身長 172cm 体重 ?kg 血液型 O型

黒髪 茶色の瞳 誕生日 10月 7日 26歳 (独身)

 

雪ノ下家に仕える使用人。八幡を轢いてしまった張本人。まだ独り身で、大路に気があるらしい。

 

 

 

 

大路「ネタバレだな」

 

鍵穴「まぁ、最初はこんな感じですね」

 

大路「無視かよ……」

 

鍵穴「次回はストーリーを進めて行きます!」

 

大路「はぁ………次回もよろしくお願いします」

 




ここで報告させてもらいます。学校の体育祭や中間テストで投稿がこれよりも更に遅れる可能性があります。ご了承お願いします。


それでは次回もよろしくお願いします。


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パーティーとお話したいこと


鍵穴「投稿が遅れてしまい、大変申し訳ありません!」
大路「作主として最低な事をしたなお前は」
鍵穴「この分を巻き返す為、次回はいつもより早く投稿しますので許して下さい!」
大路「それでも許されんぞ」
鍵穴「はい……」
大路「まぁ、この通り作主も反省してるからお許しください」
鍵穴「それではどうぞ!」


 

雪ノ下家に着いた俺たちは、使用人として働いている人達に、

 

「お帰りなさいませ、陽乃様、雪乃様、夏樹様、若旦那様、八幡様、小町様」

 

と言われた。というかなんで俺若旦那と呼ばれているんだが。何故かと雪ノ下さんに聞いても顔を真っ赤にして聞いてくれなかった。?

 

取り敢えず一同は広間に向かい、扉を開くと垂れ幕に、

 

 

『若旦那様、お帰りなさい』

 

と書いてあり、更に謎が深まるばかりで頭を抱えた。因みに雪ノ下さんは頭から湯気が出てきそうな程、顔を真っ赤にしていた。それを見ていた雪ノ下と夏樹はニコニコとしていた。お前らがやったのか………

 

席に着いて、一応元に戻った雪ノ下さんが指揮をとる。

 

「それでは、大路のおかえりパーティーをします。音頭は大路にとってもらいます。それじゃあ大路よろしく」

 

「え」

 

いきなり音頭を任されてしまった俺。やめて下さいよ雪ノ下さんマジて無理。………頑張るしかないか………

 

「えー皆さん、今回は私のためにわざわざ企画、準備をして下さりありがとうございます。お礼と言っては何ですが、土産話はできる限り話そうと思います。それでは、自分のことではありますが、私、比企谷大路の帰省を祝し、また皆さんのこれからの人生の幸運を願って、乾杯!」

 

「「「「「「「「「かんぱーい!」」」」」」」」」

 

俺の弟と妹、雪ノ下家の両親と3姉弟と使用人が乾杯し、それぞれ手に持っていた飲み物を飲んだ。飲み終えたらコップを置き、俺に向かって拍手をしてくれた。それに対して俺は全体を見て、頭を下げた。すると拍手はやみ、話し始める。俺は息を吐き、こう思う。

 

 

 

……分かるんだよなー俺はこの後雪ノ下さんの両親に声をかけられるのが………

 

「お久しぶりだね、大路君」

「お久しぶりね、大路君」

「……お久しぶりです、春樹さん、冬乃さん」

 

はい、予想的中ー。

あの3姉弟の両親、雪ノ下春樹さんと冬乃さんだ。

 

「先ほどの音頭は素晴らしかったよ」

 

良くもないのに俺を称えるところが嫌だ。何か裏があるのではと思う、というかそれしかない。

 

「そんなことはありません」

 

「謙遜はしなくていいよ、それでどうだった、留学した感想は?」

 

「それはまあ初めての事が多くて大変でしたよ」

 

特に執事がな!

 

「まぁ、元気でなによりだよ」

 

……さてと、社交辞令はここまでにして、一年前のことに関して色々お話しないといけないかな。あの事についてどう思うのか、そしてこれからどうするのかを。

 

「……あの、俺がロシアに行ってから八幡が交通事故にあったらしいですか、その事について、お話していただけないでしょか?」

 

「「!!」」

 

俺はなるべく笑顔で言った。たとえ八幡が犬を助けようとして車道に飛び出したものの、車に轢かれてしまったからな。しかもその車が雪ノ下家の車だからねぇー。理不尽だが、正直、キレてる。

 

「………」

 

春樹さんと冬乃さんの顔が青ざめている。どうしたんですか?

 

「どうかしました?」

 

「い、いやなんでもない。そうだね、少し場所を変えて話そうか」

 

「分かりました」

 

 

 

 

 

 

そうして俺は、春樹さんと冬乃さんについて行った。

 




鍵穴「キレましたね、大路」
大路「それはそうだろ、八幡が轢かれたんだからな」
鍵穴「この後はどうなるんでしょうか?」
大路「それは次回分かるな」
鍵穴「そうですね」
大路「……次回はいつ出す?」
鍵穴「……最低でも月曜日までは……」
大路「言ったな?」
鍵穴「言いました!」
大路「という事なので月曜日までお待ち下さい」
鍵穴「それでは次回もよろしくお願いします!」


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大路の兄妹愛と殺意


鍵穴「お待たせしました」
大路「宣言通りだな、ギリギリだけど」
鍵穴「そこは気にしない!」
大路「気にするわ……」
鍵穴「今回は大路の秘密が垣間見える?」
大路「何故疑問形……」
鍵穴「それではどうぞ!」


 

春樹さんと冬乃さんについて行って、着いたのは春樹さんの書斎らしき部屋だった。入ってお互いに椅子に座ると、

 

「あの件に関しては本当に申し訳なかった、この通りお詫びするよ」

 

と春樹さんと冬乃さんは頭を下げた。取り敢えず、頭を上げて貰おう。

 

「頭を上げてください。もう1年も経った事ですし、もう気にしません。ですか、またこのような件が続かないようにお願いします。お互いに大切な人を失うのは、辛いですから」

 

春樹さんと冬乃さんは頭を上げて、

 

「そうさせて貰っている」

 

「勿論よ」

 

俺はこの言葉を聞けて満足だった。でも、

 

 

 

「もし、またこのような事が弟か妹に起きたときには………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

死んで詫びろ」

 

取り敢えず、忠告はさせてもらう。すると春樹さんは無表情で、

 

「自殺しろと?」

 

と聞いてくるので内容を言う。

 

「どうですかね?自殺してもらうか、俺が痛い思いをさせて殺すか、それとも…………俺があなた方の娘さんか息子さんの首をナイフで切るか……ですかね」

 

俺の言葉で場の空気が凍る。春樹さんと冬乃さんは俺に殺意を込めて睨みつけてくる。

 

「……君が人を殺せると思っているのか?」

 

はぁ、簡単な答えだ。

 

「できるに決まってるじゃないですか、だったらこんな提案、出しませんよ?」

 

「「!!」」

 

敢えて、袖と腰裏に仕込んでいたナイフと拳銃を出して答えた。

 

 

………したくはなかったが仕方ない。

 

俺を見た春樹さんと冬乃さんは驚いていた。

 

「何故君がそんなものを持っているんだ!」

 

「さぁ、何故でしょうね?」

 

理由は言いたくもないし、思い出したくもない。

 

「……まぁ、君が本気なのはわかった、そうならない様に努力する。あと、君のそれに対しては、探索はしない」

 

「ありがとうございます。僕もあまりこういう事はしたくありませんから」

 

俺はそう言い、ナイフと拳銃を隠す。

 

それを見ていた冬乃さんが唐突に、

 

「暗い話しはここまでにして、別の話しにしましょう」

 

そう言うが、まだ冬乃さんは顔が青ざめて、引き攣っている。

 

「大路君は陽乃とはどんな感じかな?」

 

とすかさず春樹さんがフォローに入る。でも、またこの話題だよ、飽きないねー。うーん雪ノ下さんとはどんな感じと言われてもなぁ………取り敢えず、思ったことを言おう。

 

「ゆき……陽乃さんとは先輩と後輩という関係です、陽乃さんは本当に素晴らしい先輩です」

 

嘘ですけどね。

 

すると春樹さんは苦い顔をする。

 

「そんな事は聞いてはいないんだがな……異性としてはどう思うのかな?」

 

「どうも思いません、全く」

 

いや無理無理。まず恋愛対象として見れないし、相手の雪ノ下さんは俺のことどうも思ってないし、まず俺に他人と深く関わる権利なんてない。

 

俺の言葉を聞いた春樹さんと冬乃さんは落ち込んでいた。?

 

「どうかしましたか?」

 

「いやなんでもない……陽乃も苦労しそうだ」

 

「そうね」

 

「?」

 

春樹さんと冬乃さんの言っている意味が分からなかった。

 

 

 

 

コンコン………

 

ふと、ドアにノックの音が鳴った。

 

「誰だ?」

 

春樹さんは低い声でノックの音に答える。こう見るとやっぱり雪ノ下家の当主って感じがする。

 

「七里ヶ浜です」

 

「わかった、入れ」

 

「失礼します」

 

 

 

 

 

そしてドアが開いた。

 

 

 





鍵穴「どうでしたでしょうか?」
大路「相変わらずの文才の無さだな」
鍵穴「やめて!ガラスのハートが粉砕するから!」
大路「してしまえ」
鍵穴「(´;ω;`)」
大路「で、何か言いたい事があるんじゃないのか?」
鍵穴「そうでした!えー、いつも見てくださっている皆様にお願いがあります。私は今の作品が皆様にどう印象なのかを知りたいため、評価とコメントが欲しい所存であります。特に全体的にどうなのか投票して欲しいです。お手数掛けますがよろしくお願いします。」
大路「それでは次回もよろしく」


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張本人とS


鍵穴「遅れてすみません!」
大路「何やってんの?」
鍵穴「体育祭とか色々あって……」
大路「ならよし」
鍵穴「さて、本題に入りますがSとは一体何でしょうね〜」
大路「どうせ碌でもない事だな」
鍵穴「決めつけ良くない」
大路「それではどうぞ」
鍵穴「あ、今回は2つまとめて出してます。あと、タグちょっと変えました」
大路「言うのが遅い」
鍵穴「サーセン」


 

「失礼します」

 

入って来た人は、まぁ、簡単に言うと美女だ。女性の割には高い背で、整った顔、夜空の様に輝く黒い瞳と雪ノ下にも劣らないセミロングの黒い髪、容姿は……男の俺にとっては言いづらいがまぁ、ボン キュ ボンだな。歳は………見た感じ平塚先生と同じくらいかな。

 

まぁ、そんな人が入ってきました。

 

「何か様かね……まぁ、代々予想はつくよ」

 

「私も予想はつきます」

 

俺もなんとなくよりか確信だと思う。話の流れで。

 

「当主様とお母様の思っている事で合っていると思います……宜しいでしょうか?」

 

「それは私たちに聞くものではないでしょう」

 

「ありがとうございます。では早速」

 

七里ヶ浜さんという人はさっきまで空気だった俺の方に顔を向けた。

 

……最初は自己紹介かな。

 

「初めまして、若旦那様。私は七里ヶ浜海奈と申します。陽乃様、雪乃様、夏樹様のお世話係をしております、以後お見知りおきを」

 

まぁ、自己紹介されたらこちらも自己紹介しないとな。

 

「初めまして、七里ヶ浜さん、陽乃さんの後輩の比企谷大路です。このような場を作ってくださり、ありがとうございます。後、若旦那様ってなんですか?やめて下さい」

 

ここに来てから一番思うのは、俺が若旦那様って呼ばれる事なんだけど、本当に謎。あと、役所的に考えると同じだな、この人と。

 

「この度は申し訳ありませんでした。八幡様を轢いてしまったのはこの私です、本当に申し訳ありませんでした」

 

と頭を下げてきた。さっきの質問はスルーですね、分かります。……本題に戻って、予想通りだな、でも七里ヶ浜さんが八幡も轢いたのか………。

 

「頭を上げて下さい。その件に付きましては今さっき春樹さんと冬乃さんとお話したので気にしないで下さい。でも、次はないようにしてくださいね」

 

七里ヶ浜さん見た感じしつこそうだからなー引いてくれるかな。

 

「分かりました。ですが、これでは気がすみません!何か罰をしてください!なんでもしますから!」

 

「だから………」

 

「お願いします!」

 

やっぱりこういうタイプの人だったかー、あと七里ヶ浜さん、なんでもいいはだめですよ、普通の人だったら悪用されますから。ダメ、絶対。

 

何かしないといけないなーどうしよー……よし。

 

「じゃあ、目を閉じてください」

 

「はい」

 

と言って目を閉じた。顔を赤らめてるな、なにか変な事されると思ってるんだろうな。

 

「じゃあ、いきますよ」

 

「は、はい!」

 

赤くなってますね〜、まぁ俺がアクションを起こしたら更に真っ赤になるだろうな〜、別の意味でね!

 

俺は七里ヶ浜さんに段々近づく。

 

 

 

 

 

ピシ

 

 

 

 

「痛」

 

七里ヶ浜さんは痛みがきたおでこを抑えていた。

 

 

 

察していた人はご名答!デコピンです!

 

 

………誰に言ったんだ俺………。

 

「これで罰は終わりです」

 

「こんなのでいいのですか!?」

 

七里ヶ浜さんの反応が面白くて、ちょっと弄りたくなってきた。

 

「顔が赤いですけど、どうかしました?」(デコピタ

 

「へぇや!!な、何でもないですよ!」

 

やばい、超楽しい。

 

「まさか、何か変な事考えてたり?」

 

「か、かかか考えてませんよ!!」

 

年上揶揄うの超楽しい。

 

「そこまでにしなさい、2人とも」

 

冬乃さんにストップを掛けられてしまった。

 

「すみません冬乃さん、余りにも七里ヶ浜さんの反応が面白くてつい………」

 

「も、申し訳ありません!ってえ!?」

 

ちゃんと俺の発言に驚く七里ヶ浜さん、最高です。完全に弄り対象ですね。

 

「まぁ、いいわ。それにしても珍しいわね、七里ヶ浜が取り乱すなんて」

 

「申し訳ありません……」

 

「相手を考えなさい、陽乃になにされても知らないわよ」

 

「はい……」

 

「いやなんで陽乃さん出てくるんですか…」

 

いやマジで、なんで雪ノ下さんが出てくるんだよ、教えて誰か?

 

「自分で考えなさい」

 

「あっはい」

 

冬乃さんに一瞥されて、頷くしかない俺。

 

「あと、大路君今日は此処に泊まるが、何処がいい?」

 

「はい?」

 

泊まる?何それ聞いてない。

 

俺の疑問に春樹さんが答える。

 

「その様子だと聞いていなかったか、君の弟くんと妹さんは泊まるんだが……」

 

多分八幡はこの事聞いてないだろな〜。

 

「お言葉に甘えます。部屋は何処でも良いですよ」

 

流石に疲れたので抵抗はせずに泊まる事にした。

 

「分かった、では陽乃の部屋の右どなりだ」

 

「………分かりました」

 

マジかよ、もう終わった、明日起きれるかな?

 

「取り敢えず、僕は戻ります」

 

すると七里ヶ浜さんが、

 

「ご案内します」

 

「ありがとうございます。それでは春樹さん、冬乃さん、失礼しました」

 

「残り少ない夜を楽しんでくれ」

 

「この後はゆっくり休みなさい」

 

春樹さんと冬乃さんにそれぞれ声を掛けられた。

 

「分かりました、ありがとうございます」

 

部屋を出て、みんながいる方に向かった。

 

戻るといきなり雪ノ下さんに抱きつかれた。おm……痛いです。

 

今日は泊まると話すと、八幡の腐った目が更に腐った。八幡に同情し、みんなと別れて風呂に入り、色々済ませて、指定された部屋に入り、布団に潜り、夢のない虚空の世界に入った。

 

 





鍵穴「どうでしたでしょうか?」
大路「取り敢えずもう寝る」
鍵穴「早くない!?」
大路「うるさい、お休み」
鍵穴「お、お休み〜」
鍵穴「………」
鍵穴「出てきて良いですよ陽乃さん」
陽乃「大路寝た?」
鍵穴「寝ましたよ」
陽乃「ありがとー、じゃあ行こうかな」
鍵穴「……行くって何処に?」
陽乃「勿論大路の部屋に、それじゃね〜」
鍵穴「……次回嫌な予感しかしない」
鍵穴「次回も宜しくお願いします!」


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陽乃の強欲


鍵穴「テスト勉強の休憩として出しました!」
陽乃「テスト大丈夫なのー?」
鍵穴「だ、大丈夫だ、問題ない」
陽乃「問題ありだね」
鍵穴「シーラナイ」
陽乃「で、今回の内容は?」
鍵穴「分かってて言ってますよね?陽乃さん?」
陽乃「ん?分からないよ♪」
鍵穴「……今回の内容は書いてて恥ずかしかったです///」
陽乃「宜しい♪、それではどうぞ♪」



 

ー陽乃視点ー

 

「大路、寝たかな……」

 

私、雪ノ下陽乃は今も大路のことを考えながらベッドに横たわっていた。

 

私の愛する比企谷大路との出会いは最悪だった。

 

出会った時は私が中学2年生で大路は小学6年生だった。

 

私は雪ノ下家のライバルの名家から亡き者にするために、歩いていた私を車で轢こうとしていたのをそれを見ていた大路は私を庇い、意識不明の重体になった。

 

勿論、ライバルの名家は私の両親によって潰れた。

 

こうなってしまったことに私は罪悪感が大きく、毎日大路のお見舞いに行った。毎日来ているだけあって、大路の家族に顔を合わせていた。毎日比企谷君と小町ちゃんが来ていて、たまに大路の両親が来る感じだった。

 

お見舞いに行ったときは、大路に話しかけても返ってこない、そんな会話をしていた。いつも大路の顔を見る。整った顔で、兄妹揃ってアホ毛がある。でも彼の目を見たことは無かった。だから大路を見る度に、どんな目の形なんだろう、比企谷君みたいに細い目つきをしているのか、それとも小町ちゃんみたいにパチくりしたような目つきなのか。目の色はどうなんだろう。まぁ、黒だとは思うが、比企谷君みたいに腐っているのか、それとも小町ちゃんの様に輝いているのか。そんなことを考えながら大路が目を覚ますのを待っていた。

 

 

 

あの事故から一ヶ月が経ち、大路が目を覚ました。そのときは、私が眠ってしまい、目を覚ますと窓から見える夕焼けを上体を起こして眺める大路の姿があった。そのときの私はそれを見て泣きそうだった。

 

私が起きた事に気づいた大路は、私に顔を向けてくれた。

 

 

 

 

そのとき私は息をする事を忘れた。こちらに向けてきてくれた顔の目は2人とは全く違った。

 

優しい目つきで、日本人なのかと疑うほどの青い目をしていた。その青い目は、外国人でも有り得ない青い目だった。

 

綺麗な青い海でもなく、青空のスカイブルーでもない、まるで宝石のサファイアの様に輝き、透き通った青い目だった。その目に私は見惚れていた。

 

 

それから大路にどういう経緯でこうなったのかを話した。小学6年生とは思えない理解力と頭のキレだった。それから彼が退院するまでいつも通り私は大路のお見舞いに行った。

 

大路が目を覚まして、3日ぐらいで私の演技はバレた。そのときの大路の言葉は、

 

「なんでそんな嘘の仮面付けたような演技してるんですか?」

 

だ。確かに大路と2人きりでいるときは本当の自分でいれたが、他人がいると嘘の自分になる。そのせいで大路にバレた。身内以外でバレたのは初めてだった。

 

 

……でも、悪い気はしなかった。むしろ大路ならいいと思った。

 

なぜなら大路は雪ノ下家の長女ではなく、本当の雪ノ下陽乃を見てくれる。それが嬉しかった。

 

 

それからも毎日お見舞いに行った。

 

大路と話すのが楽しかった。

 

 

 

大路が目を覚ましてから3週間が経ち、大路は退院となった。

 

退院したのは良かったが、このまま大路と一緒にいれないのかと不安と寂しさが膨らんでいたが、何ヶ月後には、こんなものは無くなった。なぜなら大路が私が通っている中学校に入学したからだ。最初は凄く嬉しかったが段々苛立ちを覚えた。大路が入学して早々、有名人になった。眉目秀麗で成績優秀、スポーツ万能の文武両道、その事に威張ることもなく、とても謙虚、性格は温厚篤実、正しく天衣無縫が似合う男だった。だから大路の周りに女が集まる………それが嫌だった。誰にも大路を渡したくない。このときに私は大路に恋している事が分かった。思ったが吉日、そこから大路との接触を増やした。元々私も完璧美女と言われた有名人だった。だから大路と接触するだけでも、かなり効果はあった。そして学校全体に大路が誰のものなのかを知らしめた。でも、こんなにも好意を表しても大路は気づいてくれなかった。

 

 

 

中学を卒業して総武高校に入学。大路といる時間が少なくなのが嫌だったが耐えた。暫く経つと大路が行方不明になったことを知った。警察が言うには誘拐された可能性が高いと言われた。必死で探したが見つからなかった。絶望した。そしてこのときに自分の中でどれ程大路という存在が大きかったのかを痛感した。この空いた大きな穴を埋めることが出来ずに1年を過ごした。1年が経つと大路が戻ってきたと連絡が来た。私は直ぐに大路の家に向かった。神様が奇跡を起こしてくれた!こんな事を思っていて、浮かれていた。

 

 

 

 

………でも、現実は残酷だった。

 

 

確かに大路は戻ってきた。それに皆が喜んでいる。でも、私は大路を見た瞬間、言葉を失った。目の前にいる大路は別人の様に変わってしまった。1年経って体格が変わったのはあたりまえだか、それを抜いても別人の様に変わった。目つきは鋭くなり、サファイアのような輝きはなかった。光はあるものの汚れていた。

 

それを見た私はある覚悟をした。大路に救われたこの命を大路の為に使おう。汚れてしまった大路を癒してあげようと思った。

 

 

 

 

 

 

このとき、私の『恋』は『愛』に変わった。

 

 

 

 

 

それから現在になる。今も大路の汚れは取れていない。それに加えてあの1年に何があったのかを知らない。知りたいけど聞けない。

 

 

時が経つにつれ、大路に対する『愛』は更に大きくなり、深くなった。

 

 

早く、早く私を大路のものにして欲しい。もう、大路のものになる準備は出来ているのに………そして私のものにしたいのに………。

 

「大路……貴方が欲しいよ……」

 

 

大路の前では本当の自分でいたいのに、今では嘘の自分で接してしまっている。

 

 

大路をもとに戻したい、あの目を、もう一回、いや、ずっと見ていたい。でも、大路はそれを見透かしている。本人は気づいていないにしても、本能が気づいて、無意識に抵抗している。

 

 

 

覚悟してから4年、その中でも大路の留学で1年会えなくて、大路に対する欲求が強くなっている。

 

 

「………」

 

上体を起こす。今の時間は0時半、日付が変わった。

 

 

部屋を出て、大路が寝ているに行く。

 

 

 

 

 

「………」

 

部屋に入り、大路が寝ているかどうを確認し大路に跨る。

 

大路の匂いを嗅いだり、体を舐めたり、大路の手を取って自分の体の所々にあてる。欲求は少しずつ、満たされていく。

 

 

 

でも、足りない

 

 

 

 

 

大路の唇に自分の唇を近づけていく

 

 

 

あと20cm

 

 

あと15cm

 

 

あと10cm

 

 

あと5cm

 

 

 

 

 

 

 

あと……3cm…………

 

 

 

 

 

 

「………リリー……………」

 

「!」

 

……今、リリーって言った?…………

 

 

留学のときに交流していた人なのかな、名前からして女だよね。

 

 

 

……ふーん、大路のことを誑かす女がいたんだ。でも大路、安心してね。その女はここには居ないし、今は私がいるから。

 

「ふふ………」

 

大路の顔に手を当てて微笑む。

 

「…今夜は楽しかったよ、大路」

 

……この続きは2人が結ばれてからだね………

 

私は大路から降りて、部屋を出た。

 

 

……人影が見える…………

 

 





鍵穴「今回はどうでしたでしょうか?」
陽乃「私にとっては良かったかなー♪」
鍵穴「……聞くまでもありませんがどういった所で?」
陽乃「大路を感じられたこと♪」
鍵穴「ですよねー……」
陽乃「作主さん、何か言う事あるんじゃないの?」
鍵穴「そうでした、今週は月曜から金曜まで、テストなので投稿は土曜以降になります。宜しくお願いします」
陽乃「それでは♪」
鍵穴「次回も!」
陽乃「【やはり俺の兄が不幸なのはまちがっていない】を宜しくお願いします♪」


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幸せを手に入れたい者と幸せを守りたい者

鍵穴「いや〜皆さんお久しb」(ガシ
大路「よ〜クソ作主、少しO☆HA☆NA☆SHIがあるんだがいいよな?」
陽乃「私もあるんだ〜^^」
鍵穴「……話をしよう」
大路 陽乃「「だが断る」」
鍵穴「まて!嫌だーーー!!!」(ズルズル



〜しばらくお待ちください〜




鍵穴「大変申し訳ございませんでした…」(ボロボロ
大路「何故投稿が遅れたか言え」
鍵穴「はい、テスト期間が終わり少しだらけてました」
陽乃「駄目駄目だね」
鍵穴「面目ないです……」
大路「このクソ作主が」
陽乃「一回お陀仏しちゃえばいいのに」
鍵穴「」(チーン
大路「投稿が遅れてしまいすいませんでした」
陽乃「またこの作品を見てくれると幸いです」
大路 陽乃「「それではどうぞ!」」




 

……人影が見える。

 

「どうしたのかな比企谷君、こんな時間に?」

 

その人影は比企谷君だった。

 

「それはこっちのセリフですよ雪ノ下さん……兄貴が寝ている部屋でなにしてたんですか?」

 

あらら、やっぱり見られてたか、運がいいのか悪いのやら…。

 

取り敢えず質問に答える。

 

「ん〜夜這い?」

 

これを聞いた比企谷君は少し意気込んでいた。

 

「……一応聞きますが、兄貴をどうするつもりですか、雪ノ下さん」

 

そんなの決まっている。

 

「愛する大路を私の夫にして、大路を私だけのものにして、大路と一緒にこの上ない幸せを手に入れる事だよ」

 

私の言ったことを聞いた比企谷君は、まるで私を敵として見るような鋭く、腐った目を向けてきた。

 

 

 

……ほんと、その目は私を楽しませてくれるけど………気に入らない。

 

 

「……兄貴と雪ノ下さんが結ばれても、兄貴は幸せになれない」

 

 

 

……へぇ…………面白い冗談を言うね…………

 

 

「そんなこと無いわ、それに私の家族と君の両親と妹も幸せになれると言ってるよ?」

 

比企谷君は深呼吸をして、更に私を睨んできた。

 

「それは雪ノ下さんに騙されているだけ、俺は騙されない」

 

 

……その鋭い観察眼は大路にそっくりだね。

 

 

 

 

 

 

でも、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

大路よりかは劣る。

 

 

仕返ししたくなったので、少し馬鹿にする。

 

「君は小町ちゃん以外はどうでもいいと思ってるシスコンさんかと思ってたけど、実は兄貴のことを想っているブラコンさんでもあるのかな?」

 

「別にそれでもいいですよ、兄貴は俺が不幸にならないようにしてくれた、俺だって兄貴に助けられてばかりじゃ恩を返せない、だから兄貴が不幸にならないように助ける」

 

 

 

……流石にイラッときたな。

 

「何?比企谷君は私が大路といると、大路が不幸になるって言うの?」

 

返答次第ではタダでは済まさない……

 

「……はい、だから兄貴から離れてください、兄貴を自由にして下さい」

 

「巫山戯るのも大概にしようか、比企谷君」

 

君に何がわかるというの?唯一、私という『雪ノ下 陽乃』を見てくれた人を、私に優しさと言う愛を、私を抱きしめて温めてくれるその安らぎをくれるあの人から離れてほしい?嫌だね、彼は私の命を助けてくれた、私の嫌なことを受け止めてくれた、寂しい時に癒してくれた、私にいつも笑顔をくれた、そんな彼を私は愛している。世界中の誰よりも、彼のことを想い、愛している。そんな彼が私の前からいなくなる、考えたくもない。嫌だ、彼は私の全て、彼を失くした私は生きる意味なんてない。

 

 

 

だから、私は憤る、私から大路を引き離そうとしている彼を。

 

「………」

 

比企谷君はあれから黙っている。

 

 

 

 

……黙ったけどどうしてくれようか、私と大路を離そうとする奴は叩き潰すのみ。例え、私の身内でも、大路の身内でも。

 

「なにやってるんですか、雪ノ下さん、八幡」

 

「「!?」」

 

私の後ろから聞こえた声の主は愛しの大路だった。

 

「さっきから声が聞こえるなと思って出てみたら……何してたんですか?」

 

その質問に対して、私はすぐに答える。

 

「何でもないよ、大路♪」

 

少し大路の顔が神妙になる。可愛い♪

 

「……どうなんだ八幡?」

 

大路は比企谷君にも確認をとる。もぉ、そんなに私が信じられないの?

 

「……なんでもねぇよ」

 

比企谷君はぶっきらぼうに答える。

 

「そうか、なら八幡はもう寝ろ」

 

そう言われてちゃん従う比企谷君。さっすがー♪

 

「分かったよ、おやすみなさい雪ノ下さん、おやすみ、兄貴」

 

それに対してちゃんと答える。

 

「おやすみー」

 

「おやすみ、あ八幡ちょっと」

 

「ん?なんだよ?」

 

大路は比企谷君に近づきなにやら耳打ちしている。

 

「……分かったか?」

 

「……あぁ」

 

比企谷君はなにやら動揺していたが、大路は普通だった。

 

その後比企谷君か見えなくなるまでそのまま無言だった。

 

「じゃあ、戻りますね。あ、雪ノ下さん」

 

「ん?なにかな?」

 

「……俺の身内に手ぇ出したら殺しますから」

 

「!」

 

……まさか聞いていた?大路は部屋に戻ったが、私は大路のいったことが頭に過ぎっていた。

 

 

 

あと、あの異常な殺気と言葉は何?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

……そうして長い夜は終わった……




鍵穴「……如何でしたでしょうか?」
大路「くたばれ」
鍵穴「ごめんなさい!」
陽乃「それより作主さんこれからどうするの〜」
鍵穴「えーと」
大路「なんだよ早く言え」
鍵穴「ごめんなさい、ここ最近スランプで筆が止まりつつあります」
大路 陽乃「「駄目作主」」
鍵穴「すいません!」
大路「で、どうすんだ?」
鍵穴「……前よりも投稿ペースが遅れます」
陽乃「投稿ペース上げる気ないの?」
鍵穴「あります!」
陽乃「でも?」
鍵穴「……すいません今は無理です」
大路「ということなので、この駄目作主の作品を見てくだされば幸いです」
陽乃「これからも宜しくね」
鍵穴「それでは次回も宜しくお願いします!」


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懐かしい母校と恩師

鍵穴「当然ですが、タイトル名変えました!」
大路「急だなおい」
鍵穴「いいじゃないですか〜」
鍵穴「あと設定も変えさせて頂きましたこれからも面白い小説を書こうと思います」
大路「それではどうぞ!」



あれから夜が明けて自宅に戻り、猫のカマクラと戯れて、戻ってきた我が家を満喫していた。自宅に帰ってきて変わったことは、家事などを全てやることになった事。何故ならロシアで執事をしていたのでやらないと気持ちが落ち着かなくて気が気でなくなったから。完全に仕事中毒である。

 

料理は昔から定評があったが、格段に美味しくなったらしい。素直に嬉しかったが、気難しく食べるお母さんと小町を見て、ちょっと複雑な心境です。

 

他の家事もロシアでもやっていた事なので、難なくこなせた。ここでもお母さんと小町は「負けた……」とずっと呟いており、何故か謝罪したい気持ちでいっぱいになった。

 

 

 

……本当にすいませんでした………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

学校の手続きも済ませて、遂に始業式。

 

1年ぶりに着る制服に身を踊らせながら校門に着いた。

 

 

 

…さっきから周りが騒がしいんですが。どうしたの君たち?

 

「おーい比企谷ー」

 

この声は平塚先生か。

 

「お久しぶりです、平塚先生。結婚できました?」

 

「ふん!」

 

「よっと」

 

「!?」

 

平塚先生のおもーい拳(笑)をマト〇リックスの様に交わした。まだまだですねー。それにしてもこのやり取りは懐かしい。

 

「ふぅ…」

 

「相変わらず凄いなお前は」

 

「俺より凄い奴なんて沢山いますよ」

 

「それはないと思うがな……」

 

えー酷くないですか先生。まあこれは置いといて。

 

「で、平塚先生は僕に何か用でもあるのですか?」

 

「ああ、そうだったな、実は校長せn」

 

「お断りします」

 

「まだ言ってないぞ…」

 

いやだって校長が関わってる瞬間嫌な仕事だって分かるよ」

 

「声に出てるぞ比企谷」

 

「おっといけないいけない」

 

「わざとだろ……」

 

何言ってるの先生、ワザトジャナイヨ。

 

「取り敢えず、お前は始業式で留学した身として、何か話せと言うことだ」

 

「それ当日に伝えるものですかそれ」

 

「私も同感だ……」

 

平塚先生はすまなさそうにしている。……お疲れ様です。

 

「大変ですね、若手の教師は」

 

「そうだ!そうなんだよ私は若手だからなー」

 

「先生いつも若手の言葉を強調しますよね、自覚ありますよね?」

 

「そ、そんな分けないだろ!」

 

「嘘乙w」

 

「比企谷ー」

 

「それで平塚先生もやれと言うのですか?」

 

「いいや、そうは思わん。と言うより私は校長に憤りを持っているよ」

 

 

 

……やっぱりこの人男前だいい人過ぎる。なんで結婚出来ないんだろうと不思議に思う。

 

「だが、上からの命令ならば仕方ないんだ、やっやってくれないか?」

 

……恩師のお願いだ、やらねば男が廃る。

 

「いいですよ、恩師の平塚先生のお願いなら喜んで」

 

すると平塚先生は驚いた顔をする。だか、すぐに優しく微笑む。

 

「……君のような生徒に恩師と言われて光栄だよ。教師をやっていて良かったと改めて思う」

 

「やめてくださいよ」

 

「やめないね」

 

顔を見合わせ、お互いに笑う。本当にいい先生だ。頭が上がらないよ。

 

「それでは比企谷、楽しみにしているぞ」

 

「了解です、平塚先生」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

俺は平塚先生と別れ、自分の教室に向かう。

 




大路「如何でしたでしょうか?」
鍵穴「見返して思った、原作にまだ入れてない」
大路「今更かよ」
鍵穴「しょうがないだろ!」
大路「評価、コメント宜しくお願いします」
鍵穴「え、ちょおm」
大路「次回も宜しくお願いします!」
鍵穴「無視かよおい!」


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