土浦女子が共学だったら (シデンカイ)
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第1話

今回は長く書きたいなって思ってます


俺の名前は守東(かみあずま)祐介で土浦女子の男子で1年だ。

 

 

なぜ男子が?って言われているが今年から土浦女子が共学になったんだけど何でも女子の方が圧倒的に入学が多くて男子は俺だけしか入学しなかったからだ。しかも周りは当たり前だが俺だけしか男子いないから居心地が悪いの何ので結構きついけどな。えっ?ハーレムで羨ましい?んな訳あるか!男が俺だけしかいないから毎日注目されるし朝から放課後まで毎日のように見られているので何かをするにしても俺は気を使うから出来るだけ目立たないように行動している。さすがにトイレに行く時は無いが教室は無理だった。常に誰かに見られてる感覚がするからだ。元女子校だから仕方ないけどコレはキツイぞ。

 

 

 

しかもストレスが結構たまるし・・・今になって後悔してきた。家から近いから高校は土浦女子にしたのに、こんな事なら別の県の別の学校に行けば良かったなっと俺は今更ながら思っていた。

 

そうすれば少なくても同じ共学でもここまで大変な思いをしなくて良かったんじゃないだろうかっと考えてしまうからな

 

 

 

 

けど自分で決めちゃったから仕方ないけど・・・放課後になって帰る前に俺は部室に行った。実は俺が麻雀部に所属しているからだ。俺は小1から麻雀をしていた。俺の両親も麻雀をやっていたから俺も麻雀をやるようになったらしいと両親が言っていた。

 

 

けど確かに俺は麻雀部に所属しているが部員は俺の他に女子が数人しかいないので教室よりマシだった。教室は常に見られているからか居心地が悪いし教室にいたくないからだ。動物園にいる動物の気持ちが少しわかったような気がした。

 

 

俺は部室にいる女子達にあいさつをすると俺は自分の荷物を置いてネット麻雀をやり始めた。4人いるなら出来るけど男子は俺だけしかいないし部室に女子いても一緒にやりたいとは思わないから。

 

なんで部室の女子と麻雀をしたくないのか?それは教室の時も、そうだけど俺が教室に入る時も今みたいに部室に入る時も見られているから正直に言って嫌だった。今年から共学と言っても俺の他に男子は数人いるだろう?っと思って確認すると男子は誰も、いないとかさ・・・転校しようかな?

けど土浦女子は、メリットあるんだよな

 

 

それは部費が好きに使えるって事だ。女子の方は今は数人いるけど今から5年ぐらい前に団体戦と個人戦にも出て優勝した事あるみたいだ。今から10年前なら小鍜治プロが団体戦に出て優勝したのは知ってるが・・・今年から共学になって男子で麻雀部に入ったのは俺だけだから今年の個人戦の成績次第では来年とか再来年に入ってくる男子の人数も増えてくるだろうから俺としては嬉しいから俺は本気で頑張ろうと誓った。

 

けどこんな事なら違う学校に行けば良かったって本気で思ってしまう。中学校と高校は3年間しか通えないから1回ぐらいは俺も団体戦には出てみたいんだけどな。ネット麻雀を終わらせた後は、今いる人達に、あいさつをして家に帰ろうとしたが今日は近くのスーパーで安売りしてるから家に帰る前に買い物をしてから家に帰ろうと決めた。

 

スーパーに行って買い物をしてから家に着いたが今の時間を携帯で見たら夜の6時30分になりそうだった。今から夕飯の準備をして食べた後はネット麻雀をまたしようかな?っと思っていたが見たいテレビあったのでネット麻雀は止めてテレビを見る事にした。




少しずつ書いていくのでよろしくお願いします。


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第2話

毎日1日1話を目指して書ければいいなって思ってます。


次の日の朝になって俺は学校に行く準備は前の日に終わらせていたから朝ごはんを作って食べた。

 

 

ごはんと味噌汁と納豆と目玉焼き(半熟)と言う朝ごはんだ。

 

 

 

朝ごはんが食べ終わったら洗って家の戸締まりをして家に鍵をしてから学校に行った。俺の家から学校までは歩いて20分ぐらいだ。だから学校に行く時は最低でも30分ぐらいは時間に余裕を持ってないと危ないからな。

 

 

 

俺は気づいたら学校に付いたので教室に向かっていた。教室に着くと俺の他に誰も、いなかったので俺は学校の図書室にあった本を見る事にした。学校の図書室の本なら仮に誰かに見つかっても返す日を守れば誰にも文句は言われないからな

 

 

俺が本を読んでいる時に教室に誰かが入ってきた。俺は見てみるとクラスメイトの人で人数は3人だった。俺は3人に、おはようって言うと向こうも、おはようと言ってきた。それからしばらく時間が経って教室に全員が揃った。

 

 

先生も入ってきて授業が始まった。お昼ご飯は自分で作った弁当を1人で食べていた。午後の授業が終わって放課後になったので俺は部室に行った。だけど今日は2年生の先輩が1人いた。俺が先輩にあいさつすると先輩もあいさつしてきた。荷物を置いてネット麻雀をしようと思った時に先輩に話しかけられた。

 

 

「どうして守東君はネット麻雀してるの?私達は5人いるから私達と一緒に麻雀をすればいいのにさ」

「俺は嫌なんですよ。学校で麻雀をするのが」

 

 

 

「学校で麻雀が嫌って・・・・・麻雀部なのに?」

 

 

 

「先輩も知ってると思いますが土浦女子の男子は俺だけなのは知ってますよね?」

 

 

「もちろん知ってるよ」

 

 

「俺が土浦女子を選んだのは家から近いからって理由で選びました。今年から土浦女子が共学になって俺は嬉しかったんですよ。共学じゃなかったら俺は他の県の学校に行ってましたからね。でも元々は女子校だから女子の方が多いの俺は知ってました。けど共学になったのなら少なくても俺の他に数人は男子いるだろうっと思ってたんですよ。しかし入学してみると男子は俺だけでした。朝の通学時間の時の視線と教室にいる時のクラスメイトの視線と部活が終わった後の視線・・・まるで動物園にいる動物になったみたいで俺は嫌なんですよ。部活の時も視線を感じますが教室よりかは少ないので我慢が出来ますよ。だから俺は麻雀部でも先輩達5人とは麻雀をしたくないです。」「確かに、その話を聞くと常に見られているのは嫌だね。それこそ本当にストレスが、たまりそうで・・・けど守東君は麻雀部に所属してるけど私達と麻雀しないのならネット麻雀をしたい為に麻雀部に入ったの?」

 

 

「違います。俺は先輩達みたいに団体戦と個人戦の両方が出たかったんですけど団体戦は人数の関係で出られないのは仕方ないです。けど個人戦は違います。個人戦は俺だけしか男子いなくても出られますからね。だから俺は個人戦だけに出たいから所属しているんです。」

 

「転校とかは考えなかったの?」

 

 

「考えてました。けどそれをすると他の学校に転校する前に住む所を見つけなくちゃならないんですよ。俺は別に名声とか、いらないんですし強豪校じゃなくてもいいですし無名校でも構わないんですよ。麻雀が出来ればね。そりゃあ団体戦にも出たいですよ?でも団体戦に必要な人数は5人で俺の他に誰もいません。あと4人も足りないのに今から集めてからじゃ間に合わないですからね。強くなったとしても今年は無理で来年行きでしょう。だからこそ俺は個人戦で優勝しなければならないんですよ。県予選で俺が優勝すれば学校側も俺の言葉を聞いてくれるかも知れないですからね。」

「じゃあ守東君が仮に県予選の個人戦を優勝したとして何を学校側に頼むのかな?」

 

 

「そんなの決まってるじゃないですか?俺の他に男子を入れてくださいって言うんですよ」

 




もし毎日1日1話が出来なかったらスイマセンね


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第3話

まさか今日1日で2話も書けるとは思わなかった。


「守東君の言いたい事わかったわ。確かに県予選を、優勝すれば話ぐらいは聞いてくれると思うよ」

 

 

「ちなみに県予選っていつですか?」

 

 

「今から3日後よ。」

 

 

「3日後ですか・・・わかりました。なら俺は個人戦に出ます。」

 

 

「なら私の方から顧問に話を通しておくから」

 

 

「ありがとうございます。先輩」

 

 

それから数時間後に部活が終わったので家に帰った。そして3日後の今日だけど俺は県予選で優勝した。

 

 

土浦女子が共学になった後で初の男子麻雀部の県予選の男子個人戦を優勝した事で俺は校長先生に呼び出されていた。

 

「麻雀で県予選の男子個人戦の優勝おめでとう」

 

 

「ありがとうございます」

 

「県予選の個人戦を優勝した事で全国行きが決まったみたいで嬉しいよ。」

 

 

「運が良かっただけですよ。」

 

 

「運も実力の内とも言うぞ。さて優勝したからには何か1つ頼んでいいぞ。何か言いたい事あるかな?」

 

 

「それなら1つだけあります」

 

 

「何かな?」

 

 

「俺は土浦女子で麻雀部に入ってます。けど俺の他に男子いません。団体戦に出るには5人必要ですが俺の他に男子が後4人いれば団体戦にも出られたのですが人数の関係で団体戦には出られませんでした。そこで出来れば校長先生には俺の他に男子を4人麻雀に入れてもらえませんか?」

 

 

「いいでしょう。優勝って結果を出しましたからね。時間かかるけど大丈夫かな?」

 

 

 

 

「それで構いません」

 

 

「なら男子を後4人増やす事を約束しよう。また何かあったら伝えるから今日はもう帰りなさい」

 

 

「わかりました。それでは失礼します」

 

 

俺は校長先生の話が終わったので職員室から出るとタイミングが良かったのか俺が数日前に話していた2年生が目の前を歩いてきた。

 

 

「どうだった?」

 

 

「増やしてくれると約束をしてくれました。コレで俺も安心できますよ。」

 

 

今から部室に来れる??ちょっと話したい事あるんだけど」

 

 

「大丈夫ですよ。行きましょう」

 

 

俺は2年生の先輩と一緒に部室に行って中に入るとクラッカーの音がした。

 

 

「優勝おめでとう守東君」

 

「ありがとうございます。先輩達に言われるとは思ってなかったので驚きました。」

 

 

「あたし達は数日前に君が部長と話してた後に部長から言われたんだよね。」

 

「確かにあの話を聞くと逆の立場になった時に私も嫌だなって思ったんだよね」

 

 

「だから私は守東君の話を聞いてみようとしたんだけど守東君は私達を避けていたよね?」

 

 

「事実ですから否定しませんよ。」

 

 

「同じ麻雀部なのに全然お互い話しかけないで過ごすのも何かなって思ってね」

 

 

「それに今度は私達が優勝する番だから見に来てね。守東君」

 

 

「わかりました。その時は行きますね」

 




主人公が1番最初に話してた人は部長にします。


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第4話

原作キャラまだ出ませんよ。


俺が校長先生に頼んだ日から1週間後また俺は朝だけど校長先生に呼ばれたので職員室に来ていた。他の先生達は、まだ来てなかったからか誰もいないけどね。

 

 

「失礼します。おはようございます」

 

 

「おはよう。いい時に来たね。それでは君に教えるけど、この子達は前の学校から転校してきた男子4人だ。私が4人に話をした所どうやら麻雀部に入ってくれると言ってくれてね」

 

 

「そうなんですか?」

 

 

「今日は転校してきたばかりだから手続きとかで色々と時間を使ってしまうから無理だが明日からこの4人を入部させよう」

 

 

「ありがとうございます。」

 

 

「それでは朝から悪かったね。」

 

「頼んだのは俺の方ですから、それでは失礼します。」

 

 

俺は職員室から出て教室に向かって歩いていた。

 

放課後は珍しいと言われるかも知れないが部長達と麻雀をする事になった。

 

半荘2回やる事になった。結果は2回とも俺が1位で勝った。部長達は全員の表情が死んでいた。

 

「大丈夫ですか?」

 

 

俺が部長達に話しかけてみるが誰も動かなかった。

 

 

「返事が無い。ただのしかばねのようだ。」

 

 

「生きてるよ!まあ魂が飛んでたけど」

 

「もう平気なんですか?」

 

 

 

「大丈夫よ。けど私わからないわ。ここまで強いのになんで守東君は私達と対局しなかったのか?」

 

 

「教室の事とか色々ありましたから高校で麻雀したくなかったんですよ。でも俺は小3からしてますが中学校を卒業するまでは毎日麻雀してましたよ。」

 

 

「今度から私達と毎日やらない?」

 

 

「別にいいですよ。」

 

「じゃあ今日はコレで終わりにしましょう。みんな帰るわよ」

 

 

俺は部長が4人に話しかけるのを見てから帰る準備を始めた。

 

 

「あっ!守東君それと明日から男子が4人増えるのよね?」

 

「そうですね。確か転校して来たとかで」

 

 

「なら守東君は4人が入ったら君は主将になりなさい」

 

 

「俺がですが?」

 

 

「守東君の実力的さっき私達4人が知ったからね。守東君は土浦女子で初めての男子なんだから名乗りなさい。守東君は明日から土浦女子男子麻雀部1年主将ってね」

 

 

「土浦女子男子麻雀部1年主将・・・・・長い肩書きですね。なら明日からそう名乗らせて貰いますね」

 

 

「それじゃあ今日は話す事は無いから明日また会おうね」

 

 

「そうですね。それでは、さよなら部長」

 

「さよなら守東君」

 

明日から男子が4人も増えるのは俺も嬉しいが出来れば早めに増えてほしかったな・・・・・そうすれば団体戦にも出られたのに本当に残念だ。しかし来年と再来年は団体戦に出られるから良しとしなければな

 




次回は男子が5人になります。


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第5話

やっと男子が5人になります。


今日は放課後になって部室に行くと部長達が5人いた。俺は部長達にあいさつをすると向こうもあいさつをしてきた。それから10分後に顧問が来たので全員が注目した。

 

「今日から男子麻雀部に入る4人だ。みんな経験者みたいだから仲良くしてやってくれ」

 

 

それだけ言って顧問は部室から出ていてしまった。俺は人数やっと揃ったので自己紹介しないといけないなっと思って自己紹介をした。

 

 

「初めまして土浦女子男子麻雀部1年主将の守東祐介です。よろしくな」

 

 

「じゃあ俺達も自己紹介をしないといけませんね。俺達は・・・・・」

 

 

男子と女子の全員が自己紹介が終わると部長が4人の実力を知りたいって事で半荘2回やる事になった。結果は半荘2回とも俺が1位だった。転校してきた4人は女子と同じように心が折れて動かなくなっていた。

俺は半荘2回やって思ったが4人の実力を言えば県予選は大丈夫だけど全国は無理って所だな。これなら部長達5人の方が強いからだ。部長達5人は1人1人がオカルトに頼らないで自分自身の力だけで対局しているので強い所だ。部長達は全国で上位に確実に入る実力だった。たぶん10位以内には入るなっと俺は思っていた。

 

 

「部長達は何でこんなに強いんですか?」

 

 

俺は転校した来た4人の内1人が聞いてきたので俺は話を聞いていた。

 

 

「それは去年いた部長が私達に言ってたのよ。1年は自分自身を強くする為にもオカルト無しで雀荘に毎日行くようにってね」

 

「けど毎日雀荘に行ったら結構お金かかりますよね?」

 

「そこは大丈夫よ。無料で出来る雀荘あるから毎日その雀荘で自分自身を強くする為に行ってたのよ。」

 

 

「それを毎日ですか?」

 

 

「部活が終わった後にね。それから数日後に合宿を始めて底上げをしてた感じだね。」

 

 

「まあ世間では俺達男子よりも女子の方が強いですからね。男子で本当に強い人は裏に行きますし」

 

 

「去年の今いる私達2年生5人全員は去年の大会には出て無かったけど自分自身を鍛えていたから今年の団体戦は楽だったな」

 

「そうなんですか?」

 

 

「部長が先鋒なんだが部長が団体戦を1人で終わらせたんだよ。今年の県予選をな」

 

「部長1人で・・・・・」

 

「次鋒まで来なかったんだよ。だから部長から後ろにいる4人は何もしないで優勝したって感じだな」

 

「ただ者じゃないですね」

 

「部長達5人全員に勝てるようになれば全国で団体戦だろうが個人戦だろうが勝てるさ。」

 

 

「じゃあ勝てなければ厳しいって事ですか?」

 

 

「県予選は大丈夫だが全国は無理って話だな」

 

 

「そうですか」

 

 

「なら勝てるようになる為には?強くなるには、どうすればいい?」

 

 

「去年の部長達みたいに雀荘で麻雀して自分自身を強くする事ですか?」

 

「確かにそれなら1人1人は強くなるかも知れないがメンタルまで強化しないと意味が無いな」

 

 

「そうですね」

 

 

「俺は県予選の個人戦に出たが優勝したぞ」

 

 

「マジっすか!」

 

 

「だからこそ今お前らが、土浦女子にいるんだがな」

 

 

「どういう事ですか?」

 

 

「俺は校長先生に頼んで男子を増やしてほしいって頼んだのさ。そしてその後に来た転校生っていうのが・・・・・」

 

 

「俺達なんですね」

 

 

「そういう事だ。今年は無理だが来年と再来年は団体戦と個人戦に出るから覚悟しておけよ」

 

「はい」

 




土浦女子の女子の強さは先鋒の部長が(臨海の辻垣戸)


次鋒(龍門斑の天江)


中堅(姫松の愛宕の姉)


副将(千里山のセーラ)


大将(去年の個人戦2位の荒川)


っとなってます。個人の強さでオカルト無しの状態です。


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第6話

「ここが、おかしくなった感じの1ページ」


なあドラを切れない雀士はどうすればいい?


貴様能力者か!


どうした?ツモらないのか?相手は学生だぞ?それとも気付いたか?やっていいのは・・・・・やられる覚悟のあるヤツだけだ!


「私から全員に伝えたい事あるから良く聞いてね。」

 

 

俺達は部長が何かを話そうとしているので俺達は静かにして部長の話を聞こうとしていた。

 

 

「実は来週から私達の全国大会が始まるまで狂化合宿をします」

 

 

「字が違いますよ!それに何だか怖いです。」

 

 

「大丈夫よ。ちょっと守東君に魔改造してもらうだけだから☆」

 

 

「なんで今はやりんを出したんですか!」

 

 

「主将いいんですか?」

 

 

「いいんだよ。それに・・・・誰だって負けたくないだろ?勝ちたいだろ?」

 

「まあ確かに」

 

 

「否定はしない」

 

 

「そっすね」

 

 

「違いない」

 

 

「そりゃそうだ」

 

 

「さて全国まで時間あまり無いが無いなら無いで今回の合宿で全員の底上げするぞ。男子は全員俺に付いてこい」

 

 

「女子の方は男子と一緒に狂化合宿しながら全員で、強くなろうね☆」

 

 

「だから何で、はやりん何ですか?しかも字が怖いですからね?狂化じゃなくて強化でしょう」

 

それから3日後

 

 

今日から全国が始まるまでは狂化合宿をする事になったので俺達は今その合宿の場所に来ていた。

 

「さてと全員に伝えるけど荷物を置いたら今いる場所に集合するようにね」

 

 

「はい」

 

 

俺達男子は荷物を部屋に置いたら俺達は集合する場所に移動した。

 

「それじゃあ全員集まった事だし今からお昼まで半荘をやるわよ」

 

 

「はい」

 

 

俺達は半荘やり続けて気づいたら俺は大丈夫だったが他の全員が心が折れて動かなかった。

 

 

それから20分後

 

 

「・・・・・はっ!俺は確か対局をしてて」

 

 

「・・・・・これが現実か」

 

 

「わかっていたけど・・・・・わかっていたけど」

 

 

「魂が飛んでいってしまったな」

 

 

「やっぱり守東君は強いね」

 

 

みんなが復活してきたので俺は全員を見たが諦めていなかった。

 

普通は自分よりも圧倒的な強さを持つ人が現れたり存在したら尊敬とか憧れとか出て来るがソレとは反対に恐怖とか恐れとかが出て自分と相手が何かで、ぶつかってしまった時に最悪の場合は完全に辞めてしまい2度とやらなかったりするが部長達は折れてしまったけど諦めていなかったので正直に言って良かった。

 

 

 

 

メンタルについては男子と女子も少し強化されたけど実力的は女子は問題ないけど転校生4人が部長達と比べて弱いので部長達の全国までには転校生4人を強くしたいなっと思っている。

 

 

「気づいたらお昼ご飯の時間だから止めて食べ終わったらまたやりましょう。」

 

 

「はい」

 

 

何だかんだで1時間後

 

 

「それじゃあ今から夕飯まで対局します」

 

 

「もうやめるんだ!傷ついてる人がいるんだ。」

 

 

「今度は負けないよ」

 

 

「やってやる、やってやるぞ」

 

 

「まだだ。まだ終わらんよ」

 

 

部長が夕飯まで対局すると言った瞬間に何だかカオスになったなっと思いつつも対局していた。

 

 

「オーラスになったから今から男子の中堅と副将の2人を飛ばすね」

 

 

「それでも・・・・・守りたい点棒があるんだ」

 

 

「やらせはせん。やらせはせんぞ」

 

 

結果は部長の勝ちだったけど2人とも残念でした。

 

 

 




千里山のトキって先鋒戦が終わった時に倒れたけど宮永照を押さえようとする為に、すばらと一緒に協力したけど病院に運ばれてたからまさに命懸けだよな


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第7話

主人公は勝ち続けます。


俺達は合宿初日の日から3日が経った。転校生4人とも強くなったし俺としては嬉しいから良かった。俺の強さ?これ以上は強くならないよ。

 

 

「そういえば守東君に聞きたいのだけどいいかな?」

 

「何ですか?」

 

 

「守東君はオカルトあるの?」

 

 

「ありますよ。けど使いませんけどね」

 

 

「どうして?」

 

 

「俺のオカルトは強いんですよ。使った場合さらに相手の心が折れますから使わないと勝てないとか俺よりも強い雀士の人とかじゃないと使わないようにしてるんですよ。」

 

 

「そうなんだ?あのさ悪いんだけど・・・・・」

 

 

「使いませんよ?」

 

 

「どうしても?」

 

 

「どうしてもです。」

 

 

「使ってる所を見たいからお願い」

 

 

「・・・・・じゃあ条件が1つあります。」

 

 

「何かな?」

 

 

「今から俺と半荘1回やって半荘が終わった時に俺を1位にさせなかったら俺のオカルトを見せますよ。」

 

 

「つまり私達3人が守東君を2位3位4位に落とせばいいんだね。」

 

 

「そういう事です。けどノーテンとテンパイで順位が変わったのは無しですよ。」

 

「じゃあ半荘やろうか?」

 

「そうですね」

 

 

俺は部長達と半荘1回やったがオーラスの時に俺がツモした事で俺が逆転1位になって終了した。

 

「また守東君に勝てなかったか」

 

 

「もしかして勝てるかも知れないって思ってたんだけどな」

 

 

「けど勝ちは勝ちですからね。俺の勝ちなので残念ですがオカルトは見せませんよ。けど部長達は強いから良いかも知れないですけど転校生4人は今回の合宿で強くしないと来年と再来年はヤバイかも知れないですね」

 

 

 

 

「でも4人とも経験者なんでしょう?」

 

 

「初心者じゃないのは確かですよ?けど県予選は大丈夫ですが全国は無理です。仮に全国に行けても初戦で敗退するでしょう」

 

「なら仕方ないね」

 

 

「少なくても部長達ぐらいには強くならないと全国では厳しいですよ。個人戦なら自分だけですから何とかなるかも知れませんが団体戦は1人だけ強くても残りの4人が弱かったら敗退してしまいますからね。そうならない為には、どうすればいいか?練習して1人1人が強くなって自分達のチームが優勝できるように頑張るしかないんですよ。」

 

「まあ確かに1人だけ強くても残りの4人が弱かったら負けちゃうかも知れないよね」

 

 

「そりゃあ誰だって勝ちたいですし負けたくないですよ。けど優勝できるのは1人もしくは1チームだけですからね。負けて泣くよりも優勝して泣く方が嬉しいでしょう?」

 

 

「そうだね。確かに負けて泣くよりも優勝して泣く方が嬉しいね」

 

 

「部長達は団体戦で優勝できる力ありますから大丈夫ですが俺は個人戦だけしか出られませんが部長達の応援しますよ」

 

「問題あるとしたら私達の土浦女子はドコの学校と対局するかで勝敗が決まっちゃうからね。」

 

 

「白糸台は宮永照と大星淡の2人に気を付ければ何とかなります。」

 

 

「千里山は先鋒と中堅と大将の人達が強いですし」

 

 

「阿知賀女子は先鋒がドラを切れないから、わかりやすいですし」

 

 

「ちょっと待て!そのデータいつ調べたんだ。」

 

 

「時間ある時に調べましたよ。この人達は女子ですから勝てば部長達と対局しますからね」




転校生4人どこまで強くなるでしょうか?


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第8話

今回は部員だけで話してるだけです。


「なあ・・・・・他の学校のデータあるか?」

 

 

「ありますよ?白糸台と千里山と阿知賀の他にも気になる学校を言ってくれれば出しますよ。」

 

「それじゃあ清澄と有珠山と姫松と臨海と永水のデータある?」

 

 

「ありますよ。臨海と永水と姫松は量が多いので部活が終わるまでには出しときますよ。清澄は初出場だからデータは少ないですが5分ぐらいで出せますよ。有珠山もすぐに出せますし」

 

 

「なら最初の2校のデータ頼む」

 

 

「わかりました・・・・・はいどうぞ」

 

 

「ありがとう」

 

 

「私さ今このデータを見て思ったけど清澄と有珠山の大将すごいね」

 

 

「清澄と有珠山の2校は大将が強いですよ。」

 

「主将は注目してる人いますか?」

 

 

「いるぞ。俺が注目してんのは清澄の大将だ」

 

 

「清澄の大将ですか?」

 

 

「清澄の大将は嶺上開花を何回も出してるだろ?」

 

 

「確かに言われてみるとそうですね。」

 

 

「それだけじゃない・・・・・しかも県予選の清澄の大将の個人戦のデータを見てみろ。プラマイゼロだ」

 

 

「あっ!」

 

 

「つまりな最初は個人戦で勝つ事なんて考えてなかったんだよ。じゃなきゃプラマイゼロにする訳ないだろ」

 

 

「そりゃあそうですね」

 

 

「けど最終的には生き残った・・・・・コレで清澄の大将はオカルトありで決定だ」

 

 

「先鋒については?」

 

 

「東場はスゴイが東場が終わったら勢い無くなるからどうでもいいが全国の時に、その勢いが無くならなければ強くなった方だな」

 

 

「中堅は牌を打ち上げた後に叩きつけてるしこの人はマナー悪いな」

 

 

「雀荘でコレやったら確実に出禁だね」

 

 

「中堅と言えば姫松だろ?」

 

 

「姫松は中堅でエースの愛宕の姉が強いですが残り4人は微妙ですね」

 

 

「永水は神代小蒔が強いな永水は副将で稼いで大将が守りきる方法で来てたからな」

 

 

「臨海については?」

 

 

「臨海は今年から外国人を先鋒に出すのはダメな事になったから臨海の先鋒は個人戦で出て来た辻垣戸さんが出て来ると思うな」

 

 

「他の4人も強いけど臨海は大将が特に強い感じかな?」

 

 

「まあ世界ランカーとかを入れるぐらいですからね」

 

「臨海じゃない他の学校はエースのポジションは違うが、その学校のエースの出番が終わったら残りの4人で臨海の4人と相手しなくちゃいけないから厳しくなるし」

 

 

「1人が強くても残りの4人が弱かったら敗退するからですね」

 

 

「そういう事だ。そう考えると宮永照の先鋒戦が終わったら臨海が有利だな」

 

「けど良くそこまで調べられたね。相手の学校のポジションまで」

 

 

「そりゃあ部長達がメインで俺達は団体戦に出られませんからね。俺達男子で出られるのは主将の個人戦だけです」

 

 

「けど今年は無理でも来年と再来年を目指そう」

 

 

「その頃には今よりかは強くなってるはずだからな」

 

「私達女子は全員2年生で男子は全員1年生だからチャンスは後2回あるからね」

 

 

「部長達は来年で卒業だろ?それに来年で最後だから特に悔いは残したく無いはずだしさ」




次回で合宿を終わらせようかな?っと思ってます


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第9話

1週間も休んですいませんでした。体調を崩してました。


「今日で合宿が終わりだから最後に全員で半荘2回やりましょう」

 

 

「はい」

 

 

 

 

長かった合宿も今日で終わって最初とは違い全員が強くなりコレだったら大丈夫だなって俺は思っていた。

 

「それじゃあ明日から全国だけど守東君は個人戦だけに出るんだよね?」

 

 

「もちろん出ますよ。けど男子の個人戦は女子の団体戦が終わった後の話なんで少し時間ありますけどね」

 

 

 

 

「俺達男子の基本は転校生4人で部長達の調整に軽く付き合うぐらいですよ。」

 

 

「転校生4人は?その時に守東君は何してるの?」

 

 

「俺は会わなきゃいけない人と会う約束あるんで抜ける事になっちゃいました。」

 

 

「応援してくれるんじゃないの?」

 

 

「すいませんが途中から合流してから応援する事になりました。」

 

 

「どの辺りから来てくれるの?」

 

 

「そうですね・・・・・準決勝までには間に合うようには行きますよ」

 

 

「わかったわ」

 

 

「部長!いいんですか!」

 

「本来ならダメって言わなきゃならない所だけど守東君は無敗で今いるメンバーで1番強いし何よりも県予選で結果を出しているからね。」

 

 

「けど守東君に聞きたいんだけどいいかな?」

 

 

「何ですか?」

 

 

「その人は誰なのか教えてくれない?」

 

 

「無理です。どうしても言えないです。」

 

 

「わかった。ならいいわ」

 

「主将・・・・・実は俺も気になるんだが」

 

 

「無理だし言えないな。どうしても気になるなら部長達5人を全員倒したら教えてやるよ」

 

 

「あっ・・・・・やめとく」

 

 

 

 

「部長達なら決勝まで残れますから心配してないですよ。」

 

「そうだといいんだけどね。油断大敵って言葉あるから気を付けないといけないし」

 

 

「否定しませんよ。優勝する前に負けたら悔しいですからね」

 

 

「守東君は私達が勝てると思ってるの?」

 

 

「思ってますよ?少なくても決勝までは大丈夫でしょう」

 

 

「なら決勝の場合わからないって事?」

 

 

「そういう事です。万が一の事を考えて決勝まではオカルトを使うのは禁止にしましょう。使わなければ対策されませんし」

 

 

「それもそうね。」

 

 

「あと考える事は副将までは他校と組んでも構わないって事です」

 

 

「副将までは?」

 

 

「そうです。副将まではチャンスありますが次の大将については後が無いですからね。例えば宮永照が先鋒なら残りの3校が手を組んで協力しようとするでしょう」

 

 

「確かにね。相手はチャンピオンなんだから1人で無理なら2人とか3人で協力するだろうね」

 

 

「俺達も副将戦までは組む事にしますが大将戦は無理です。どこだって優勝したいですし負けたくないでしょうから大将戦で他校と組む確率は低いでしょう。優勝するのは1チームのみ、もしくは1人だけなのですから」

 

 

「4校全部が優勝扱いなら誰も悔しがらないのにな」

 

「そんな事したら1位の意味が無いぞ。」

 

 

「そりゃそうだ」

 

 

「誰だって勝ちたいし負けたくないさ」

 

 

「だけど勝てるのは1人と1チームのみ」

 

 

「それにコレはスポーツや勉強にも共通するし誰だって思うが・・・・・誰だって金メダルは欲しいだろう?誰だって1位になりたいだろう?それと一緒だよ」

 

 

「2位の銀メダルは負けた人に贈られる物だからか」

 

「3位にしたってそうさ」

 

 

「テレビで見ればわかるが負けて泣く代表の選手を見てみろよ。あの人は負けたから泣いているんだぞ?1位になって優勝した人が笑っているのは何でだ?優勝して泣いているのは何でだ?嬉しいからだよ」

 

 

「勉強は自分自身との勝負だがスポーツは違う・・・・・一部のスポーツはチームに入ってやるしか無いものだって存在する」

 

「例えばどんなだよ」

 

 

「サッカーと野球とバレーボールとバスケとかだよ」

 

「あっ!確かに1人では出来ないスポーツばかりだ」

 

「だろう?このように団体でするスポーツと俺みたいに1人で優勝した場合どっちが嬉しいと思う?」

 

「団体・・・・・だろうな」

 

 

「団体で優勝すればチームの全員と一緒に嬉しいって思えるだろ」

 

 

「違いない」

 

 

 




主人公は誰と会うのでしょうね?


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第10話

お待たせしました。続きをどうぞ


俺は今ある人の実家に来ていた。

 

 

俺は家のチャイムのボタンを押すとピンポーンと音がしたので家の中から返事が聞こえた。

 

 

玄関のドアが開いて中から女の人が出て来た。

 

 

「さあ家の中に入って今日は来てくれてありがとう」

 

この人は俺が会う約束していた人で名前は小鍛治健夜さん

 

 

国内無敗で女性雀士の中では最強の人だ。テレビで瑞原プロとか三尋木プロを見るけどその人達よりも強いけど今日みたいなプライベートでは頼りない所あって色々と心配になる時あるが麻雀で対局する時は別人のように頼れる人で俺と同じ無敗で誰にも負けてないから俺は健夜さんに興味あった。それに加えて共通点もあるからだ。それは高校が一緒で無敗って所も一緒だから俺は健夜さんと良く話をする事もあった。いつ俺が健夜さんと知り合いになったのか?それは今から数年前の俺の話だけど俺が小学生の時は今と違って麻雀が嫌いだった。なぜなら俺が負けないで勝ち続けるから他の人も俺とは誰も対局してくれなかった。そして俺と対局した人は心が折れて2度と牌を持たなくなった人を腐るほど見てきたからだ。対局しても辞める人いるのなら誰も俺と対局してくれないのなら俺も麻雀を辞めようと考えていたりもした。けどそんな時に俺は小鍛治健夜さんに会った。健夜さんに今の事を話したら健夜さんは真剣な表情で俺の話を聞いてくれていた。俺の話が終わると健夜さんが俺に話しかけてきた。

 

「私も負けないで勝ち続けてきて何回も何回も優勝してきたから牌を置く人を何人も何人も見てきたけど私は麻雀しか出来ないから私は私の麻雀と真剣に向き合っているんだよ」

 

 

っと言っていたので俺は驚いているが嬉しくもあった。

 

 

俺の他にも無敗の人がいたからって話もそうだけど俺と同じ気持ちの人がいたのも俺と同じ高校も一緒だと話を聞いた時は思わなかったからだ。

 

 

健夜さんは高校3年生の時に麻雀を始めたけど、部員と対局する時も勝ち続けてきたからか他の部員と関係が悪くなり健夜さんは麻雀を辞めようとした時もあったけどそんな時に健夜さんは、ある人と会って話をした事で悩みは解決したみたいでそれからはメンバーに選ばれて先鋒ってポジションになった。

 

その時の先鋒戦で健夜さんが一緒に対局した人が朝酌女子高校の瑞原はやりさん

 

 

新道寺の野依理沙さん

 

 

阿知賀女子学院の赤土晴絵さんだった。

 

 

瑞原はやりさんは牌のお姉さんと知られている。

 

野依理沙さんは実況で見る時あるけど普段は見かけない

 

 

赤土晴絵さんは実業団に入ったらしいけど色々あって今では自分の母校の阿知賀女子学院で監督をしているらしい

 

さて今日は何で俺が健夜さんの家に来ているのか?それは今から数日前に部活が終わった後に健夜さんから連絡あったので俺は今日だけど健夜さんの家に来た訳です。

 

 

俺は健夜さんと一緒に健夜さんの部屋に入った。人の部屋をジロジロ見るのは良くないので俺は出来るだけ見ないようにした。

 

 

 

 

「実は祐介君に頼みたい事あるの」

 

 

「頼みたい事ですか?」

 

 

「実は明日の話なんだけど私は仕事で東京に行くんだけどその時に祐介君にも付いて来てほしいの」

 

 

「俺が健夜さんと一緒にですか?」

 

 

「その時に恒子ちゃんもいるんだけどね」

 

 

「福与アナウンサーですか・・・・・俺あの人が苦手なんだよな」

 

 

「やっぱり」

 

 

「いつもテンション高いし何を言ってくるか、わからない所とかテレビ見てて正直ついていけません」

 

「確かに恒子ちゃんはテンション高いから」

 

 

「けど健夜さんに付いていく話は大丈夫ですよ。」

 

 

「学校は大丈夫なの?」

 

 

「大丈夫ですよ」

 

 

「じゃあ明日よろしくね」

 

「はい、わかりました」




気づいたらUAが2000を越えてて驚きました。それだけ読んでくれた人いるって事なので嬉しいです。ありがとうございます


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第11話

やっと続きが書けた。


俺は健夜さんからの話を聞いた後に健夜さんの家を出た。その後は他の場所に出掛けたりして数時間後も経つと外が夜になったので自分の家に帰って来た。明日の準備をしてたら誰かから連絡があったので俺は確認してみた。

 

 

俺は誰だろう?っと思って見てみると健夜さんからだった。俺は気になったので健夜さんに連絡する事にした。

 

 

「もしもし健夜さんですか?」

 

 

「はいそうだけど祐介君どうしたの?」

 

 

「さっき健夜さんから俺の携帯に着信あったので何だろう?っと思って連絡してみたんですが・・・・・」

 

 

「そうそう実は言い忘れたんだけど明日は東京に行くって言ったよね?」

 

 

「確かに健夜さんは言いましたね」

 

 

「明日は私と会う前に買い物をして来てもらいたいんだけどいいかな?」

 

 

「別にいいですよ。何を買ってくればいいんですか?」

 

 

「買ってきてほしい物は後でメールで知らせるから確認してね。」

 

 

「わかりました。では確認しますが明日は健夜さんに会う前に健夜さんから頼まれた物を買ってきてから健夜さんと会うんでいいんですか?」

 

 

「それで大丈夫だよ。レシートは取っておいてくれる?後で私がレシートを見てお金を返すから」

 

 

「わかりました。それじゃあ後は他に言う事ありますか?」

 

 

「後は駅に着いたら私に連絡してくれる?そしたら私も合流するから」

 

 

「わかりました。それじゃあ健夜さんおやすみなさい」

 

 

「おやすみなさい祐介君」

 

それから10分後に健夜さんからメールが届いたので俺は見てみると健夜さんが俺に必要な物を書いた内容のメールを確認するとコレなら俺でも買いに行けるなっと思って少し多目にお金をサイフに入れた。そして明日の出掛ける準備が出来たので俺は、お風呂に入った後は自分の部屋に戻ってから、もう1度だけ荷物を確認してから寝る事にした。

 

 

こぼれ響く音がリズムになって 夢咲かせようと

 

フィールドを歌うわ so futuristic player

 

 

 

重なる想い 次の笑顔へ

 

そう、確かな勝利へ

エールになるように 指を絡めるの

辿りついて Over future

 

 

俺は携帯の目覚ましを止めた後に学校の制服に着替えてから朝ごはんを食べて家の戸締まりをしっかり確認してから玄関に鍵をして家を出た。

 

 

その後に俺は昨日の夜に健夜さんに頼まれた物を買いに行く為に出掛けて行った。頼まれた物を全部買い終わったらレシートをサイフの中に入れた。俺は健夜さんに言われた場所に着いたので健夜さんにメールで送った。

 

「今つきましたよ」

 

 

それから5分後にメールの返事が届いた。

 

 

「私も後ちょっとで着くから」

 

 

どうやら近くに健夜さんがいるみたいだから良かったなっと思っていると健夜さんが俺に近付いてきた。

 

 

「ゴメン待った?」

 

 

「いいえ今、来た所」

 

 

「なんか会話がデートしているみたいだね」

 

 

「そうですね。あっ!それと頼まれた物を買ってきました。コレがレシートです。頼まれた物の確認おねがいします」

 

 

「・・・・・うん全部そろっているね。ありがとう」

「今ならばそのぐらい大丈夫ですよ。まだ少しは全国まで時間ありますから」

 

 

「そういえばそろそろ祐介君達は全国が始まるんだよね」

 

 

「女子は団体戦がメインで俺は個人戦だけしか出られませんけどね」

 

 

「あれ?確か男子は5人に揃ったんじゃなかったっけ?」

 

 

「確かに男子は5人やっと揃いましたが揃ったのが県予選が終わった後の話なんで・・・・・」

 

 

「じゃあ男子は団体戦には出られないんだね」

 

 

「はい、男子の方は俺の個人戦だけですが全力で頑張りますから個人戦が始まったら見ててくださいね」

 

 

「もちろん私も見てるから油断しないで頑張ってね」

 

 

「わかりました。」

 

 

健夜さんと話ながら歩いていると向こうから誰かが近付いて来たので俺は誰が来たのか見てみた。




まだ部長達は出ませんよ


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第12話

部長達は、いつ出すか迷ってます。


そこにいたのは正直に言うと俺が苦手な福与恒子アナウンサーだった。

 

 

 

 

「すこやんおはよう」

 

 

「おはよう恒子ちゃん」

 

 

「おはようございます福与アナ」

 

 

「あれ?祐介君もいるんだね」

 

 

「俺の事を知っているんですか?」

 

 

「祐介君が個人戦に出て優勝したのを見ていたからね」

 

 

「そうなんですか?」

 

 

「けど何で個人戦しか出てないの?団体戦にも出れば良かったのに」

 

 

「それなんですが俺が今いる土浦女子は最初の頃は男子が俺だけしか、いなかったんですよ。そして県予選の個人戦を優勝した事で先生に頼んでみたら俺の他に男子を4人も入れてくれたんですよ。しかもこの4人は全員が転校生で全員男子麻雀部に入りました」

 

 

「そうなんだ。じゃあ今年は団体戦には出られないけど来年は出るのかな?」

 

「そうですね。今の所は来年の団体戦は出ようと考えてます。ポジションは先鋒か大将かな?っと思います」

 

 

「本当は、もっとゆっくり聞きたいけどデートのジャマしたくないしね」

 

 

「デートじゃないよ!」

 

 

「俺は健夜さんに頼まれた物を渡してたんですよ。その後は健夜さんと一緒にお手伝いをしようと思ってますが」

 

 

「祐介君は、すこやんと付き合ってるの?」

 

 

「付き合っては無いですが良く話をしてますね。」

 

「じゃあ付き人?」

 

 

「でも無いですよ。それに俺は高校生ですから普段は学校に行かないといけないので付き人は卒業しないと無理ですね」

 

 

「まあ確かに、そうだよね。でも今日は平日で学校ある日だよね?」

 

 

「実は強化合宿が終わったので今は大丈夫なんですよそれに男子の個人戦は女子の団体戦が終わったらなので俺は全国の準決勝ぐらいで合流する予定なんですよ」

 

 

「そういう事なら何となくわかった気するよ」

 

「じゃあ祐介君は準決勝までは何をしている予定だったの?」

 

 

「その間は女子のメンバーの為に他の学校のメンバーを分析したりアドバイスをする為の勉強しようとしてましたね」

 

「じゃあ祐介君は気になる人いる?」

 

 

「そうですね・・・・・永水女子の神代さんとか同じく永水の大将の岩戸さんとか白糸台のチャンピオンですね」

 

 

「チャンピオンに関しては今の女子高校生の中で1番強いからね」

 

 

「けどチャンピオンは最初に様子見してから動いて来ますけどツモ・ロンなどをさせなければ大丈夫ですよ」

 

 

「どうして大丈夫なの?」

 

「チャンピオンは小さい点数から少しずつ大きく点数が上がってきますからチャンピオンの他にツモ・ロンする人いたら最初からやり直しなのでそこを気を付けなければなりませんから」

 

「つまり誰かに差し込んだりして流れを変えればいいんだね」

 

 

「そういう事です。後はチャンピオン以外の3人が組んで協力しながらやれば大丈夫かと思いますよ。協力するか、どうかは人にもよりますがチャンピオンが相手なら他の3校は組むでしょう」

 

「確かに自分よりもチャンピオンの方が強くて困っていればそうなるよね」

 

 

「それに先鋒戦で終わりじゃありませんからね。大将戦までありますからその時に点数も増えてたり減っていたりしていますからね」

 




次回は、まだまだ健夜さんと一緒に行動しています


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第13話

前より書くペースが落ちてきたな


「それじゃあ今から電車に乗ろうか」

 

 

「そうだね。そうしようか祐介君」

 

 

「はい、わかりました」

 

「所で駅に来たのは別にいいんですが今からドコに行くんですか?」

 

「そういえば言ってなかったね。今から電車に乗ってその後は少しだけ歩きで近くの場所で試合あるんだ」

 

 

「そうなんですか?ちなみに相手は誰なんですか?」

 

「はやりちゃんと三尋木プロと戒能プロだよ」

 

 

「メンバーが豪華ですね。」

 

 

「普段みんなと会う事って無いから久しぶりなんだけどね。そこで今日の祐介君は私の手伝いをしてほしいんだけどいいかな?」

 

 

「別にいいですよ。全国の個人戦までは時間ありますから俺の出来る範囲ならやりますよ」

 

 

「ありがとう祐介君」

 

 

そして俺達は電車に乗った後は少しだけ歩いて目的地に着いた。

 

 

「ここで試合するんですか?」

 

 

「そうだよ。じゃあ私に付いてきてね」

 

 

俺は小鍜治プロと一緒に歩いていると警備員の人が話かけてきた。

 

 

「お名前を教えてもらえますか?」

 

 

「小鍜治健夜です」

 

 

「小鍜治プロですね・・・・・はい確認しました。それでは小鍜治プロの控え室は101号室になります。今いる場所まっすぐ歩いて右に行くとありますのですぐにわかると思います」

 

 

「わかりました。それでは行こうか」

 

 

「はい」

 

 

俺はこのまま健夜さんに付いて行こうとしたら警備員の人に止められた。

 

「君は未成年だよね?学校あるんじゃないのかな?」

 

「その子は私のお手伝いさんで今日は私が頼んで来てもらったんですよ」

 

 

「本来ならば関係者だけしか通しては行けないが小鍜治プロが、そういうのであれば見逃しましょう」

 

「ありがとうございます。それでは失礼します」

 

 

 

「健夜さん」

 

 

「どうしたの?祐介君」

 

 

「俺は健夜さんに頼まれた事を手伝えばいいんですか?」

 

 

「そうだね。私が祐介君に何かを頼む時は手伝ってくれると嬉しいな」

 

 

「なら健夜さん次に聞きますが誰かが今いる控え室に来た場合どうすればいいのですか?」

 

 

「その時は控え室から出ないでくれると嬉しいな」

 

 

「わかりました。色々と聞いてスイマセンね」

 

 

「聞かないと何かあった時にどうすればいいか、わからないからね」

 

 

コンコン

 

 

誰かが健夜さんが今いる控え室をノックした。

 

「健夜さん俺が行った方がいいですか?」

 

 

「大丈夫だよ。私が行くから」

 

 

健夜さんがドアを開けると誰かが健夜さんの控え室に入ってきた。俺は誰が健夜さんの入ってきたのか確認すると入ってきた人は瑞原プロと三尋木プロの2人だった。

 

「ひさしぶりだね。はやりちゃん」

 

 

「ひさしぶりだよね健夜ちゃん」

 

 

「咏ちゃんもひさしぶりだね」

 

 

「ひさしぶりだね小鍜治プロ」

 

 

「あれ健夜ちゃん?誰か今いるの?」

 

 

「何でそう思ったの?」

 

 

「はやり達3人の他に靴があったから気になってね」

 

「いるよ。ちょっと待ってて」

 

 

俺は誰かからメールが来たので見ると健夜さんだった。メールを見ると来てほしいと書いてあったので俺は健夜さんが今いるテーブルに移動した。




早くアニメの咲の全国編の続きが見たいな


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第14話

1週間に1回のペースに落ちるとはな


俺は健夜さんに呼ばれたので移動すると健夜さんの近くに瑞原プロと三尋木プロの2人が座っていた。

 

 

「初めまして」

 

 

「初めまして」

 

 

「初めまして土浦女子男子麻雀部1年主将の守東祐介です。よろしくお願いします」

 

 

「土浦女子って事は、確か健夜ちゃんと同じ学校だね☆」

 

 

「はいそうです。実は高校どこに行こうか迷っていたんですが土浦女子は家から近かったので土浦女子を、選びました。」

 

 

「はやりは君の事を知ってるよ。健夜ちゃんと同じで男子で無敗だけど個人戦だけしか出てなかったよね?」

 

 

「その話なんですが実は俺が県予選の個人戦に出た時は男子は俺だけしかいなかったんです。」

 

 

「そうなの?」

 

 

「だけど俺が県予選の個人戦を優勝したので俺は男子を増やしてほしいって言ったら増やしてくれたんです。」

 

 

「じゃあ今いる男子は最初いなかったんだね?」

 

 

「そうです。俺が個人戦を優勝した後は転校生の男子4人が男子麻雀部に入ってくれたので来年は団体戦に出ようと思っています」

 

 

「でもそこまで強いなら対局してみたいね」

 

 

「ダメだよ!私は今から仕事だし祐介君は今日コレから私のお手伝いをしてくれるように頼んだんだから」

「えっ?君は健夜ちゃんと付き合ってるの?」

 

 

「小鍜治プロ・・・・・いくらなんでも一回り下の子に手を出すのは・・・・・さすがアラフォーだねぇ」

 

 

「アラサーだよ!付き合っても無いし手も出してないよ。」

 

 

「俺は別に対局しても大丈夫ですよ?半荘1回だけで健夜さんが許可してくれればですが・・・・・」

 

 

「健夜ちゃん・・・・・はやりは対局してみたいな☆」

 

 

「一緒に半荘1回だけでもいいからしようじゃないか小鍜治プロ」

 

 

「もう2人して・・・・・じゃあ時間も無いから急いでやろうか?」

 

 

 

「ええ!本当にやるんですか?あと1時間30分で、始まるんですけれど」

 

 

「2人とも今やる気になっているみたいだしコレで今やらなかったら後で何か言ってきそうだからさ」

 

 

「わかりました。けど俺がトッププロ3人と対局する日が来るなんて・・・・・」

 

 

「ゴメンね。祐介君」

 

 

「大丈夫ですよ。健夜さん。そりゃあ驚きましたけど俺はトッププロと対局が出来る今が嬉しいのですから」

 

 

「それじゃあ始めましょうか」

 

 

「そうだね」

 

 

「よろしくお願いします」

 

「よろしくお願いします」

 

 

「よろしくお願いします」

「よろしくお願いします」

 

 

 

俺は健夜さんの手伝いで一緒にいるけど偶然にも瑞原プロと三尋木プロの2人にも会ってそこから半荘1回が始まるとは思わなかったので俺は、まさかの急展開に、ついていけなかった。しかし俺としては今このチャンスを逃す訳には、いかなかった。このチャンスを逃がしたら今度いつ今いるこのトッププロ3人と対局が出来るか、わからないからだ。なら俺は今コレから始まる対局を全力で楽しまなくちゃ損してしまう。けどトッププロ相手に勝てるかな?学生だったら負けないが相手はトッププロ3人で学生じゃないし健夜さんは国内無敗だから日本では誰にも負けてないって事だ。しかも俺の勝てる確率は健夜さんが今いるから少ないかも知れないが全力で俺は今やってやるしかないなっと思っていた。

 




本当は1日1回で書ければ良かったけどな


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第15話

まさかの1日に2話も出せるとは思わなかった


対局シーンはカットしますが俺達は半荘1回やりましたが俺が1位で勝ちました。今回の半荘で俺が勝った事で健夜さんの無敗記録が無くなったが勝てて良かったと思っていた。

 

 

「まさか小鍜治プロが負けるなんて思わなかったよ」

 

 

「はやりも健夜ちゃんが負けるなんて思わなかった」

 

 

「俺も勝てるとは思ってなかったんですよ。健夜さんいるし相手はトップだからコレは俺の最下位で負けが決定だなって思ってたんで」

 

 

 

「でも祐介君は勝ったじゃん」

 

 

 

「たったの1000点ですけどね」

 

 

 

「俺は健夜さんに点棒もっと取られたからコレはヤバイと思ってたんですが・・・・・いやはやコレはビックリしたな」

 

 

 

「さすが男子無敗だねぇ・・・・・こんなに強いとは思わなかったから知らんけどーー」

 

 

 

「そんな事ないですよ。あのまま俺がツモらなかったら俺の完全に負けでした。負けたくは無いけど勝ちたいって気持ちなら俺ありましたから」

 

 

 

「負けちゃったね。健夜ちゃん」

 

 

 

「けど俺は楽しかったです。放課後に部活の人達と一緒に麻雀するよりも今やった半荘1回の方が楽しかったです。」

 

 

「またこのメンバーで一緒に麻雀やりたいね」

 

 

「そうですね。ぜひその時は俺を呼んでください」

 

 

「今度は負けないからね☆」

 

 

「今度は勝たせてもらうよ」

 

 

「短い間でしたがありがとうございました。コレは俺のアドレスと電話番号です。」

 

 

「はやりも教えとくね☆」

 

 

「私も教えておこうかね」

 

 

「2人に連絡先を教えていいの?祐介君」

 

 

「大丈夫ですよ。連絡先を教えておけば今日みたいに対局が出来る日が来るかも知れませんからね。今回は非公式の場でしたが今度は公式の場で対局したいですよ。」

 

 

「そうだね。その時は今やった4人でまた対局したいね」

 

 

「その時は祐介君はプロになってたりね」

 

 

「だといいんですけどね。俺は確かにプロは目指してますが俺をスカウトする場所あるかどうか」

 

 

「私は、つくばだけど恵比寿とつくばを紹介してあげるよ」

 

 

「はやりは大宮だけど大宮に来てくれたら嬉しいな」

 

 

「私は横浜だけど横浜に所属したら寮に住む事になるよ」

 

 

「えーと・・・・・まだ先の話なんで今この場でハッキリと伝えられないですね」

 

 

「それもそうだよね」

 

 

「けど俺はスカウトしに来たチームが1つしかない場合は、そのチームに入りますよ」

 

 

「じゃあ1チームだけじゃなく2チームとか3チームとか複数でスカウトの話が来たらどうするの?」

 

 

 

「その時は自分でじっくりと考えてから決めようと思ってます」

 

 

「せっかくスカウトしに来てくれたんですからちゃんと考えて決めたいので」

 

 

「確かにそうだよね」

 

 

「でも俺は1年生ですからまだ無理ですが3年生になってから決めたいなって思ってます。さすがに3年生だったら運が良ければスカウトされるでしょうから」




ついさっきの話ですが気づいたらUAが4000以上あったので、えっ!っと思いました。


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第16話

実写の咲を見たけどアニメと違って、つまらないなと俺は思った瞬間だった


「俺の将来はプロになる事ですが、まずは強くならないといけませんから」

 

 

「祐介君は充分強いと思うけど?」

 

 

「でも俺は健夜さんに勝ちましたが、たったの1000点差ですよ?1000点なんてあって無いようなものですよ。どうせならもっと稼ぎたかったって話ですが」

 

 

「はやりとしては健夜ちゃんが勝つと思ってたんだけどな」

 

 

「瑞原プロが言った事は間違ってないですよ?」

 

 

「そうなの?」

 

 

「正直に言って俺は負けるなっと思ってましたが勝てるとは思ってなかったので」

 

 

「あっ!そろそろ時間になっちゃったから私は行くね」

 

 

「はやりも行こうかな」

 

 

「けど楽しかったからまたやりたいねぇ」

 

 

「その時は今日みたいな非公式じゃなく公式でやりませんか?しかも今やったメンバーで」

 

 

「それもいいかもねぇ」

 

 

「じゃあ今度また対局する時は連絡しようね」

 

 

「わかりました。忙しい時に対局してくれてありがとうございます」

 

 

「それじゃあまたね」

 

 

「はい、ありがとうございました。」

 

 

「行っちゃったね」

 

 

「健夜さんは、そろそろ時間ですよね?」

 

 

「そうだね」

 

 

「健夜さん・・・・・気を付けて頑張ってくださいね」

 

 

「ありがとうね。いってきます」

 

 

俺は健夜さんが控え室から出て行く姿を確認すると俺は、さっきの対局について思い出していた。瑞原プロも三尋木プロも強かったな・・・・・しかも負けそうになったから本当にヤバかった。

 

 

「手加減していたのかも知れないけど俺は楽しかったな」

 

 

また今やったメンバーで対局が出来れば嬉しいなっと思っていた。その後に俺は健夜さんの控え室で部活の皆の為に他校の選手を調べていた。なんでそんな事をしているかと言うと土浦女子の麻雀部には監督とかコーチがいないからだ。長野の風越とか大阪の千里山とか姫松だったら監督とかコーチは、いるかも知れないが・・・・・けど部長達は2年生で俺達の男子は全員が1年だから来年とか再来年もチャンスあるからまだいい方だが3年生は違う・・・・・もう3年生には後が無いからだ。その内の何人が麻雀を続けるのかは知らないが運が良ければスカウトされて麻雀を続ける人もいれば麻雀は高校もしくは大学までって言う人もいるかも知れないから何ともわからないけど

 

 

俺の目標はプロになる事だから麻雀を続けたいなと思っている。その為にも今よりも強くなって勝ち続けていければいいなっと考えている。今回はギリギリだったが次回は余裕で勝ってみたいけどな

 

 

その前に俺は個人戦をまずは優勝しなければならないけど優勝したら何を言ってみようかな?また人数を増やしてもらう?それとも別のにするか?今の俺達に足りないものは何だろうな

 

 

その時になったら考えて決めようっと、まずは全国の個人戦で俺が優勝しなければならないからな

 

 

男子は女子と違って弱いけど男子は団体戦と個人戦に参加する参加人数だけだったら女子より多いんだよな

 

 

その為に女子よりも男子は対局する時の時間が、かかるし女子よりも対局する数が多いから困ったものだ。

 

 

今から30年ぐらい前は男子しか麻雀をしてなかったらしく女子は今と違って麻雀をしてなかったみたいだけど麻雀をする男子の人数が毎年減っているらしくこのままでは人数不足で男子の団体戦が出来なくなる寸前まで追い込まれた事があるみたいだ。なんで俺が知っているのか?それは図書館に行って調べたからだ。家の近くに図書館あるから当時の事を知っている人が実は何人か、いたので聞いてみた。そして最後に出した結論は女子にも麻雀やらせてみようって話になったとかで、それ以降は女子の麻雀が人気が出たけど男子の人数は減ってしまった。本当に強い人は今の男子の大会では満足が出来ないらしくそういった人達は裏に行ってしまったから男子の人数は減ってしまい今の男子(今年)は当時(30年ぐらい前)よりも少ないと言われた。




実写化する作品が多くなってきたな


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第17話

また1週間も待たせてしまったな


俺は気になる学校の事を調べていた。俺が気にしているのは長野の清澄と東京の臨海女子と同じく東京の白糸台と奈良の阿知賀女子学院と福岡の新道寺と島根の朝酌女子高校と大阪の千里山と同じく大阪の姫松と鹿児島の永水女子と岩手の宮守女子と北海道の有珠山高校だった。

 

 

 

その中で俺は細かく相手の事を全員に教える為に書いて全員にメールを送った

 

 

 

「俺が注目してるのは清澄の大将と永水の先鋒と大将と宮守の大将と有珠山の大将と姫松の中堅と千里山の先鋒と白糸台の先鋒と大将と臨海の先鋒と阿知賀女子の大将です。注目選手は特に見ておくようにしてください。団体戦には出てなくて個人戦だけしか出てない人も中には、いますが個人戦だけの相手の事も調べましたので送ります」

 

 

 

俺が女子全員にメールを送ってから10分後に返事が送られてきた。

 

 

 

「こんなに沢山あるの!」

 

 

 

「覚えきれるか不安なんだけど」

 

 

 

「もう少し少なく出来ない?」

 

 

 

「まだ全国大会が始まってないのに良くここまで調べたね」

 

 

 

「個人戦だけしか出てない人は、ともかく頑張らないと」

 

 

 

そんな感じで色々な反応あったが自分達が対局する相手の事だから全員が真剣になる。

 

 

 

「これでも少ない方ですよ。相手チームの1人1人を細かく書いて教えたら全てを覚えるのに1週間は旅館もしくはホテルに缶詰め状態になりますよ?」

 

 

 

「それは嫌だな」

 

 

「確かに出来れば観光もしたいしね」

 

 

 

「観光も良いですが本来の目的を忘れないでくださいね」

 

 

 

「わかってるって」

 

 

「女子の団体戦が終われば今度は俺の個人戦が始まりますからね」

 

 

 

「じゃあ個人戦の時は応援してあげるね」

 

 

「ありがとうございます。けど俺は部長達が優勝するのを楽しみにしているんですよ」

 

 

「私達は優勝が出来るって思ってるの?」

 

 

「思ってますよ?慢心、油断、傲慢しなければね」

 

 

「それが無ければ勝てるの?」

 

 

「勝てるの?じゃなくて勝つんですよ。誰だって勝ちたいから負けたくないんですよ。個人戦は自分自身の戦いですが団体戦は他のスポーツみたいにチームの全員と一緒に麻雀しますからね。自分達の点棒を守りながら相手の点棒をどうやって奪うのか?考えたり、やるからには勝ちましょう」

 

 

「そうだね」

 

 

 

「ちなみに部長達は決勝まで勝ち続けますから安心してください」

 

 

「なら決勝は、わからないって事?」

 

 

「そうですよ。優勝する確率は高いですけどね」

 

 

「麻雀は1発逆転あるからね」

 

 

「そう考えると何とも言えないか」

 

 

「俺は女子じゃなく男子ですが俺も部長達が優勝する為にも応援してますから」

 

 

「ありがとう」




すごい眠かったから間違ってたらスイマセンね


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第18話

タイトルを間違えたので変えました。


俺が部長達にメールを送って、30分後に健夜さんが控え室に戻ってきた。

 

 

「ただいまー祐介君」

 

 

「おかえりなさい健夜さん」

 

 

俺は健夜さんが控え室に、入って来たのを確認したのでお茶を健夜さんに渡した。

 

 

「ありがとう」

 

 

「でもすぐに対局の続きが始まりますよね?」

 

 

「そうだね。長くは話せないけどね」

 

 

「あの3人の人達ですが点数が点数なだけに3人が組んでくる確率が高いです。少なくともオーラスまでは」

 

 

「なるほどね」

 

 

「その為に健夜さんは振り込まないように気を付けてください」

 

 

「振り込んで逆転されるのって良くあるパターンだからね」

 

 

 

「1発逆転も、ある以上は注意しといた方がいいと思います」

 

 

「わかった。教えてくれてありがとうね。それと、お茶ありがとう」

 

 

「どういたしまして、後半も気を付けてください」

 

 

 

俺は自分で気付いた事を健夜さんに伝えた後に健夜さんは後半の続きを開始した。

 

 

 

結果は健夜さんが1位で健夜さん以外の3人の人達を健夜さんが全員飛ばして対局が終わった。控え室のドアが開いたので俺は見ると健夜さんが中に入ってきたので飲み物を渡した。

 

 

 

「お疲れさまでした。健夜さん」

 

 

「今日だけで麻雀を2回したから疲れちゃったな」

 

 

「この後は何か予定あるんですか?」

 

 

「特に無いよ。後は家に帰るだけだよ」

 

 

「じゃあ俺は、どうしたらいいですかね?」

 

 

「そうだね・・・・・ならこの後どこか一緒に食べに行かない?」

 

 

「いいんですか?」

 

 

「私は大丈夫だけど祐介君は大丈夫?」

 

 

「親に食べに行くって連絡していいですか?」

 

 

「うんいいよ」

 

 

俺は健夜さんと一緒に食べに行く事を親に伝えた後に健夜さんに話しかけた。

 

 

 

「親に伝えたので大丈夫です」

 

 

「じゃあどこに行こうか?」

 

 

「そうですね・・・・・そういえば最近の話ですがこの辺りでオープンしたばかりの店あるみたいなのでそこに行きませんか?」

 

 

 

「何のお店なの?」

 

 

「イタリアンの店みたいでピザとかスパゲティとか種類が、いくつかあるみたいですよ。」

 

 

 

「じゃあ今からそのお店に行こうか」

 

 

「はい、あっ!健夜さんの荷物は俺が持ちますね」

 

 

俺は健夜さんの荷物を持った後に健夜さんに話しかけた。

 

 

「健夜さん、控え室を出る前に忘れ物ありませんか?」

 

 

「忘れ物は・・・・・・・・・・無いね」

 

 

「荷物の確認もしてください。」

 

 

 

「・・・・・うん大丈夫」

 

 

「それじゃあ行きましょうか」

 

 

俺は健夜さんと一緒に控え室を出て食べに行った。

 

 

 

俺達は歩いて5分ぐらいの場所にあるオープンしたばかりのお店に着いたので中に入った。

 

 

 

「いらっしゃいませ、お客様は2名様ですか?」

 

 

「はい、そうです」

 

 

「禁煙と喫煙どちらの席に致しますか?」

 

 

「禁煙で」

 

 

「2名様を禁煙席に案内しまーす」




昨日の夜に何年か振りに幼馴染みと会ったので嬉しかったです。


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第19話

今回は主人公じゃなく別の人が話します


私の名前は小鍜治健夜です。私は祐介君と一緒に食事をする為に来ていた。祐介君は近くにオープンしたばかりの店が出来たと言っていたので歩いてみたら5分で着いた場所だった。そして中に入ると 店員さんが私達に話しかけて来たので人数などを伝えると案内をしてくれた。店員さんが案内してくれた場所はテーブル席で4人は座れる場所だった。お店の中は見た感じはオシャレな感じだった。

 

 

「ここが新しく出来た場所なんですが俺まだ来た事が無かったんで健夜さんと一緒に行けて良かったです」

 

 

「そう?それなら良かった」

 

 

私は誰かと食事に行くなんて最近は無かったから今度はやりちゃんと一緒に食べに行こうかな?

 

 

「値段も思ってたより高くないんだね」

 

 

「そうみたいですね。俺はオープンして出来たばかりだってのは知ってましたが値段までは知らなかったな」

 

 

「問題は味だよね」

 

 

「こればかりは頼んで食べてみないとわかりませんからね」

 

 

「色々あって迷うね」

 

 

「確かに迷いますね」

 

 

「こうしない?お互いに別の料理を頼んで2人で食べ比べるって言うのは」

 

 

「それいいですね」

 

 

「じゃあそうしようか」

 

 

「健夜さんは決まりましたか?俺は決まりましたが」

 

 

「決まったよ。じゃあボタンを押すからね」

 

 

私がボタンを押すと店員が来てくれた

 

 

「ご注文は、お決まりでしょうか?」

 

 

「ナポリタンをサラダセットで1つとミックスピザを1つで」

 

 

 

「サラダセットのお客様は今日の日替わりスープか飲み物がコーヒーと紅茶とジュースを選べますけど何にしますか?」

 

 

「それじゃあスープで」

 

 

「ナポリタンをサラダセットでミックスピザを1つですね」

 

 

 

「俺はカルボナーラとシーザーサラダで」

 

 

 

「ご注文を確認します。ナポリタンをサラダセットで1つとミックスピザを1つとカルボナーラを1つとシーザーサラダを1つ以上でよろしいですか?」

 

 

「はい」

 

 

「それではメニューを下げてもよろしいでしょうか?」

 

 

「はい」

 

 

「それでは失礼します」

 

 

店員さんが、いなくなると祐介君が私に話かけてきた

 

 

「俺としては禁煙席あって良かったですよ」

 

 

「祐介君は、たばこ嫌いなの?」

 

 

「俺は、たばこ嫌いです。服に、たばこの臭いが付きますから誰かと話す時に、たばこを吸った?って言われますから」

 

 

「確かに言われるよね」

 

 

「お疲れさまでした。健夜さん」

 

 

「ありがとう」

 

 

「俺は楽しかったです。3人の人達と対局が出来ましたから」

 

 

「今回は運が良かったんだよ。2人とも近くで仕事あるみたいだったからね」

 

 

「健夜さんは良くあの2人と対局するんですか?」

 

 

「どっちか片方だけってのなら良くあるよ」

 

 

「そうなんですか?」

 

 

「けど今日みたいに3人で集まって麻雀するのは全然ないね」

 

 

「健夜さんは高校3年生から麻雀を始めたんですよね」

 

 

「そうだよ。だから他の人達より麻雀を始めた時間は少ないんだよね」

 

 

「早い人は小学生で麻雀を始める人いますからね」

 

 

「祐介君いつから麻雀を始めたの?」

 

 

「俺は小学校1年生の時から始めましたよ」

 

 

「って事は5歳か6歳の時だね」

 

 

「俺は家族麻雀が初めてでその後に親戚の人達とかと対局したりしましたね」

 

 

「じゃあ長いね」

 

 

「けど俺は団体戦には出た事ないんで出たいんですけどね」

 

 

「そういえば祐介君を団体戦で見た事が無いね」

 

 

「男子は女子と違って人数だけなら多いんですが俺が行った小学校と中学校は女子が団体戦と個人戦には出てましたが男子は人数不足で個人戦だけしか出られ無かったので」




次回から部長達を出そうと思います


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第20話

やっと部長達を出してみました。


「祐介君はドコの小学校と中学校に通ってたの?」

 

 

「俺は小学校は北堀小学校で中学校は永水中学校ですよ」

 

 

「永水って確か神代さんが今いる高校だから知ってるけど北堀小学校って聞いた事が無いな」

 

 

「健夜さんなら知ってると思いますが北堀小学校は今の牌のお姉さんで名前が知られている瑞原プロが昔いた小学校です」

 

 

「えっ!はやりちゃんが昔いた小学校なんだ・・・それじゃあ祐介君は」

 

 

「元々は島根に住んでいたんですが親の仕事の都合で引っ越したんですよ。そして中学校ですが中学校は永水中だったんです。だけど中学の時は男子が俺だけしかいなかったので男子の方は人数不足で個人戦だけしか俺は出られませんでした」

 

 

 

「確かに個人戦には出てたよね」

 

 

「本来だったら俺はエスカレーター式で、そのまま永水女子高校に行く予定だったんですが、また親の仕事の都合で引っ越したんです」

 

 

「そうだったんだね」

 

 

「中にはスカウトに来た学校もありましたよ」

 

 

 

「ドコの学校がスカウトに来たの?」

 

 

 

「まずは大阪の姫松と千里山と奈良の晩成と東京の臨海と白糸台と長野の風越と龍門渕と福岡の新道寺ですね」

 

 

「その8校からスカウトの話あったんだね」

 

 

「はい」

 

 

「じゃあ何で土浦女子にしたの?土浦女子じゃなくても近くに高校あったよね?」

 

 

「あるには、ありましたが共学じゃなかったんですよ」

 

 

「じゃあ無理だね」

 

 

「それなんで俺は引っ越した先で選んだ高校は土浦女子だけしか無かったんです」

 

 

「でもスカウトの話は断ったんだよね」

 

 

「断りましたが長野の龍門渕が良い条件付きを出してくれたんで迷ったんですけどね」

 

 

 

「どんな条件を言われたの?」

 

 

 

「龍門渕に来れば寮には入って貰うけど特待生扱いで学費は免除で設備は完璧で制服が無いので好きな服で登校しても大丈夫で対局は自由に出来るって話だったんです」

 

 

 

「確かに話を聞いてみれば良い条件付きだよね」

 

 

 

「もし引っ越した場所が長野だったら俺はスカウトされた龍門渕に行ってましたね」

 

 

「長野で本当に麻雀やりたいなら風越か龍門渕だからね」

 

 

 

 

「けど長野で普通に考えれば風越が有利なんですけどね」

 

 

 

「どうしてそう言えるの?」

 

 

「風越は去年の時に龍門渕に負けてしまいましたが、その時の龍門渕は全員が1年生で今年は2年生ですけど後1年あります」

 

 

 

「そうだね」

 

 

 

「今年の長野は龍門渕じゃなくて無名校の清澄高校ですけど俺は清澄を調べましたが今の清澄は3年が1人いますから今年で最後になるかも知れません」

 

 

 

「3年生が抜けたら4人になって団体戦には出られないからね」

 

 

 

「それに対して龍門渕は今の5人が強いから龍門渕の方は来年だったら大丈夫かも知れませんが、そこから先は保証が出来ませんが風越は人数が多く設備も大丈夫ですし強豪校ですから団体戦に出られないって言う事には、なりません」

 

 

 

「確かに風越は長野では強豪校だね」

 

 

 

「しかし俺は女子ではなく男子なんで行ける学校には限りが出て来ます」

 

 

 

「女子だったら行ける所は多いのにね」

 

 

 

「そんな訳で俺は土浦女子で団体戦には出られませんでしたが県予選の個人戦で優勝しましたから学校側に対して何かを頼みたいなって思っていたので」

 

 

 

「そして県予選で優勝したから男子の人数が増えて来年は団体戦にも出られるんだね」

 

 

「出られますよ。来年は今よりも俺も部長達も転校生4人組も強くなってますよ。」

 

 

そんな感じで俺が健夜さんと話をしていると店員さんが頼んでいた注文を持って来てくれた。

 

 

「お待たせしました。ナポリタンでサラダセットのお客様」

 

 

「はい」

 

 

「こちらはカルボナーラのお客様」

 

 

「はい」

 

 

「ミックスピザとシーザーサラダです。他に注文ありますか?」

 

 

「無いです」

 

 

「それでは、ごゆっくりどうぞ」

 

 

店員が離れて話も終わったので食べる事にする

 

 

「それじゃあ食べましょうか健夜さん」

 

 

「そうだね。いただきます」

 

「いただきます」

 

 

まず俺はサラダを食べた後にスパゲティを食べて最後にピザを食べたけど全部おいしかった。

 

 

「おっ!コレは美味しいな」

 

「私の方も美味しかったよ。食べてみる?」

 

 

「そうします。健夜さんもサラダとスパゲティ食べてみてください」

 

 

お互いに自分達が頼んだ物を食べ比べてみた。

 

 

「コッチも美味しいね」

 

 

「そうですね。俺は最初に見た時に結構しつこいかな?っと思ったんですけど食べてそんな事なかったんで良かったです」

 

 

30分ぐらい経って俺達は食べ終わったので俺達は、また話を始めた

 

 

「祐介君はコレからどうするの?」

 

 

「俺は部長達のサポートをしようと思います」

 

 

「男子は女子が終わったらだったよね?」

 

 

「そうですね。男子は女子が終わったら始まりますから」

 

 

「それじゃあ行こうか」

 

 

「はい」

 

 

俺達はレジで支払いをしてから外に出た。

 

 

「美味しかったですね。」

 

 

「そうだね。今度はやりちゃんと一緒に来てみようかな」

 

 

 

「また何かあったら連絡してください。そしたら俺は手伝いに行きますから」

 

 

「そうするね。それじゃあね」

 

 

「健夜さんも気を付けて帰ってくださいね」

 

 

俺は健夜さんと別れてから家に帰っていった。

 

 

それから数日後

 

 

やはり部長達は準決勝まで進んでいた。

 

 

 

相手の高校は朝酌女子高校と新道寺と阿知賀女子学院だった。俺は今この組み合わせを見て驚いた。

 

 

「えっ!コレって10年前と同じ高校じゃん」

 

 

俺は健夜さんと瑞原プロにメールで知らせた。俺達と違って忙しいし電話しても気づかないかも知れないからメールにしてみた。メールだったら伝えたい事も、伝えられるし電話と違って消さない限りは残っているからいつでも確認が出来るからな

 

 

「さてと今から部長達と合流しないとな」

 

 

俺は部長達が今いる場所に着いたので歩いていた。そしたら部長の後ろ姿を見つけたので俺は話しかけた。

 

「部長」

 

 

「守東君か」

 

 

「久しぶりですね」

 

 

「そうだね。でも今から対局が始まるから、あまり話も出来ないけどね」

 

 

「試合は始まってないんですよね」

 

 

「まだ先鋒戦も始まってないからね」

 

 

「部長・・・・・もしかして緊張してるんですか?」

 

「そうだね。緊張してるし勝てば勝つほど不安なんだ。この試合に勝てるのかな?って」

 

 

「それじゃあ俺が部長の不安と緊張を消してあげますよ。」

 

 

「どうやって?」

 

 

「視線を絶対に外さないで10秒だけ俺を見ててください」

 

 

「それでいいの?」

 

 

「はい・・・いきますよ」

 

 

俺は部長の不安と緊張を消す為に今の俺のオーラを出した。その瞬間に会場が揺れた気がした。

 

 

「何だコレは・・・一体誰の」

 

 

「どうやら今とんでもない化け物が会場にいるみたいっすね」

 

 

「キャプテン!」

 

 

「私は大丈夫よ」

 

 

「トーカ!」

 

 

「いったい誰が!」

 

 

「衣!」

 

 

「これほどの力の持ち主は・・・・・」

 

 

「うっ!」

 

 

「どうかしたんですか?咲さん」

 

 

「咲ちゃんが、おかしいじぇ」

 

 

「照・・・」

 

 

「わかってる」

 

 

 

「これは・・・・・」

 

 

「なにコレ!チョー怖いよ」

 

 

「小蒔ちゃん・・・・・」

 

 

「お久しぶりですね・・・・・祐介様」

 

 

「あの時にすれ違った宮永咲と同じ・・・・・それ以上だ」

 

 

「主将!」

 

 

「やるやないか・・・・・ドコの誰や」

 

 

「サトハは気づきましたか?」

 

 

「もしかしたら・・・・・」

 

 

「怜!大丈夫!」

 

 

「竜華・・・・・対局する前に倒れそうや」

 

 

「すばらです」

 

 

そして俺が言った10秒が終わったので俺は解除した。

 

 

「もう大丈夫ですよね?部長」

 

 

「大丈夫だよ。ちなみに今の本気だったの?」

 

 

「いいえ・・・100%中の30%です」

 

 

「半分も出してないんだね。それじゃあ行ってきます」

 

 

「気を付けてくださいね。部長」

 

「そうだね。気を付けて頑張るよ」




色々と間違っている所あるかも知れません


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第21話

今ドラクエ11やってるので書くスピードが遅くなってます


俺は部長と話をした後に部長が対局する為に別れた後に俺は1人で考えた。

 

 

さっき俺は部長の不安と緊張を無くす為にオーラを出したけど永水女子の人達にはバレただろうな・・・鋭い人は俺のオーラで気付いただろうし・・・・・けど俺は男子だから他の人達と対局は出来ないのが少し残念だと思っているからだ。もし今年の全国大会が男女でも大丈夫って話だったら俺も団体戦のメンバーの1人に入っていただろうけど今年の団体戦のメンバーに俺が入った場合は誰かが外れただろうから何とも言えないだろうな

 

 

「さてといつまでもこんな所にいないで俺も移動しないとな」

 

 

そう言いながら俺は歩いて自分の学校の名前が書いてある控え室を探していた。すぐに土浦女子の控え室が見つかったので俺は少し安心した。

 

 

「みんな久しぶりだね」

 

 

 

 

「ひさしぶりだね」

 

 

「主将ひさしぶりです」

 

 

 

 

「守東君が来たって事は・・・」

 

 

「控え室に来る前に部長と会いましたよ」

 

 

「すごいオーラを感じたんだけど?」

 

 

「部長が今から始まる試合で不安と緊張あったので俺が部長の不安と緊張を消す為に出しました」

 

 

「会場全体が揺れたみたいに感じたぞ」

 

 

「鋭い人は俺だって気付くでしょうね。少なくても永水女子は気づきましたよ」

 

 

「だろうな」

 

 

「主将は今まで何をしてたんですか?」

 

 

「俺か?俺は、ある人の手伝いだよ。」

 

 

「その人は強いの?」

 

 

「強いです。俺その人と対局しましたが1000点差で勝ちました。」

 

 

「ギリギリじゃない」

 

 

「正直に言うと負けるなって思ってたんです。こんなに強い人いませんからね」

 

 

「でも勝つには勝ったんだよね」

 

 

「1000点差での話ですけどね」

 

 

「なら私達と今から対局しない?」

 

 

「いいですけど試合が終わってからにしてください」

 

「それなら大丈夫?」

 

 

「いいですよ。やる時は言ってください」

 

 

「なら主将!ひさしぶりに俺達も混ぜてくださいよ」

 

「慌てるなよ。女子が先だ」

 

 

「まあ女子は全国で試合ありますからね」

 

 

「それに転校生4人組は何をしてたんだ?俺いない時は」

 

 

「4人で交代しながら女子と一緒に対局してましたよ」

 

 

「なるほどな」

 

 

「女子は勝てるのでしょうか?」

 

 

「勝てるのじゃなくて勝つんだよ。そう心配しなさんな」

 

 

「主将は俺達が勝つって思ってるんですか?」

 

 

「思ってるよ。そして最後に勝つのは俺達だ」

 

 

 

 

「自信あるんだね」

 

 

「ありますよ。負ける事なんて無いです」

 

 

「じゃあ安心かな?勝てるなら」

 

 

「油断と慢心と傲慢が無ければ勝てるさ」

 

 

「結構むずかしいな」

 

 

「なら俺が全員に言いたい事を言ってやるよ」

 

 

「どんな言葉?」

 

 

「表情を出さずに頭と心は冷静に」

 

 

「それは何?」

 

 

「対局する時に自分の他に3人は誰かしらは、いるよな?その内の誰かが直撃を当たったりすると表情が出て焦ったり少しでも点棒を稼ごうと今お急ぎだったりと進み具合が、わかるのさ」

 

 

「なるほど」

 

 

「だから誰かから役満とか満貫とかで直撃されても絶対に表情に出すなって意味で言ったのさ」

 

 

「けど急に言っても出来ないよね」

 

 

「確かに急には無理です。けど今回は無理でも来年もチャンスありますから焦らず頑張りましょう」




後は仕事ある時じゃないと今は書けなくなってきてるんで、そう考えるとやっぱり遅くなってきましたね


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第22話

3週間も最新を出してなくてスイマセン


「おっ!今から部長の対局が始まるな」

 

 

「どうなりますかね」

 

 

「気になるね」

 

 

「けど大丈夫だよ」

 

 

そして部長の・・・いいや俺達の準決勝が始まった。

 

 

俺達は準決勝の先鋒戦が始まった後に部員達と話をしながら他校のデータの確認をしていた。

 

 

「決勝戦まで行けるよな?」

 

 

「わからないぞ?どんなに強くても強い人が1人だけで他の4人が弱ければ勝機は、ある」

 

 

「まずは部長の様子を見なければならないからな」

 

 

最初に部長は全体の様子を見る為に動かなかったが途中から部長がツモとかロンで点数を稼いだ。気付けばオーラスになって最後は部長がロン宣言をして終わらせた。

 

 

 

「お疲れさまでした」

 

 

 

「お疲れさまでした」

 

 

 

「どうでしたか?準決勝は?」

 

 

 

「なかなか厳しいね。点棒を取られないように気を付けていたからね」

 

 

 

「次は私の番だね」

 

 

 

「がんばってください」

 

 

 

「先輩がんばってください」

 

 

「それじゃあ行ってくるね」

 

「あっ!それと先輩」

 

 

「どうしたの?」

 

 

「どこでもいいので飛ばしてきてもらえますか?」

 

 

 

「わかった」

 

 

 

先鋒戦が終わって次に出る先輩が中堅戦まで、いかないで他校を飛ばした為に俺達の結果は部長達が1位で勝って決勝戦に出られるようになった。決勝戦は土浦女子と清澄と阿知賀女子学院と白糸台の4校に決まった。

 

 

 

決勝戦は明日なので俺は部長達に他校の1人1人のクセや対策などを考えながら言っていたが気づいたら今は夜の6時になったので俺達は泊まる場所に移動して全員で夕飯を食べた後に明日の決勝戦についてを話す事にした。

 

 

 

「明日は決勝戦ですね」

 

 

「そうだね」

 

 

「明日の決勝戦で部長達が勝てば優勝だ」

 

 

「しかし残り3校も勝ちに来るだろうから気を引き締めないとね」

 

 

「勝って兜の緒を締めよってな」

 

 

「どいつもコイツも勝ったら気を緩むからな」

 

 

 

「部長達は明日に備えて早めに寝てください」

 

 

「そうしようかな」

 

 

「そうだね」

 

 

「それじゃあそうしようか」

 

 

「じゃあ俺達も部屋に戻るとしようか」

 

 

「ああ」

 

 

「それでは、おやすみなさい」

 

 

「おやすみ」

 

 

俺達は部長達と別れた後に4人と話をした。

 

 

「みんなも寝るようにな」

 

 

「まだ眠くないけどな」

 

 

「時間を良く見てみろよ」

 

 

「時間・・・・・えっ!1時!」

 

 

「やっと気付いたか」

 

 

「もう遅い時間だしな」

 

 

「じゃあ各自で寝るようにな」

 

 

「おやすみ」

 

 

「おやすみ」

 

 

みんなと別れた俺は自分の部屋に戻って寝る事にした。次の日の朝になって今日は決勝戦って事で他の人達が不安になっていた。

 

 

 

「とうとうここまで来たんだね」

 

 

「あと1回勝てば優勝だね」

 

「それでは全員集まってください」

 

 

俺は部長達に各校の1人1人のクセとか弱点を教えた後に全員に話しかけた。

 

 

「今日の決勝戦に勝てば優勝が決まりますが他の学校の人達も負けずに優勝しようとしてきますから油断しないで勝ちにいきましょう」

 

 

「先鋒戦はチャンピオンいますけど今回の部長は速度重視でお願いします。高めじゃなくていいです。安くて構いませんので、とにかく点棒を少しでも稼いできてください」

 

 

「そうじゃないとチャンピオンのターンが始まっちゃうからね」

 

 

「チャンピオンが稼ぎに来た時は他校に差し込んだりしてもいいですし最悪の場合は他校と組んでも構いませんからチャンピオンの行動には気を付けてください」




やっとドラクエ11が終わったのでコレからは書き始めようと思います。それとPS4と3DSの他にスイッチでもドラクエ11を出せばもっと売れたんじゃ


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第23話

次回は全国が終わった後の話をします。


「この決勝戦は絶対に勝つぞ!」

 

 

「土浦ーーーファイ!」

 

 

「オー!!」

 

 

「じゃあ気合も入れたし行ってくるよ」

 

 

「部長!頑張ってください」

 

 

俺達は全員で部長の姿を見送った。けど俺達は知らなかったな・・・・・まさかあんな事になるだなんてこの時は思ってなかったのだから

 

 

「それじゃあ俺達も試合を見るぞ」

 

 

「そうだな」

 

 

そして試合が始まった。最初は動かなかったが途中から白糸台のチャンピオンが動き出して清澄の先鋒が飛ばされる寸前までに追い込まれた。

 

 

「このままだと俺達は負けちまうよ」

 

 

「だから部長は次に清澄に差し込むと思うぞ」

 

 

「何でだよ?」

 

 

「清澄が飛ばされたら試合が終わってしまうだろ?」

 

「確かにな」

 

 

「部長は相手が相手だから仕方ないさ」

 

 

「なら部長は無理でも他の人が部長の代わりに点棒を稼いでくればいいのさ」

 

 

「大将戦まで対局あるんだから大将戦までに何とかすればな」

 

 

 

「そうだよね」

 

 

「それに決勝戦ですから本気を出しても構いませんよ」

 

 

「ならそうしようかな?」

 

「あっ!先鋒戦のオーラスだ」

 

 

決勝戦の先鋒戦の最後のオーラスは部長がツモを言って終わらせた。

 

 

「俺は部長と会ってくるから他の人達は話の続きをしてていいぞ」

 

 

 

 

「わかった」

 

 

俺は部長と会う為に歩いていると部長は俺が来たのに気づいて近づいてきた。

 

 

「どうでしたか?決勝戦の先鋒戦は?」

 

 

「チャンピオンが強くて何も出来なかったよ」

 

 

「でもコレで終わりじゃ無いですし部長の後には他の人達が部長の分まで点棒を稼いで来ますから安心して見ててください」

 

 

「そうするよ」

 

 

「だけど部長お疲れさまでした」

 

 

「ありがとう」

 

 

俺は部長が控え室の中に入るのを見てさきほどの先鋒戦について考えていた。先鋒戦が終わった時に思ったけど結構危なかった場面が、いくつかあった。けど今の所は俺達が優勝する為には点棒を沢山取らないといけないので何とも言えなかった。それから少し時間が過ぎて今は大将戦になった。

 

 

「泣いても笑ってもコレが最後ですが先輩がんばってください」

 

 

「わかったわ」

 

 

そして、大将戦が始まって大将として出た先輩がロンとツモを宣言して次のオーラスは白糸台と1000点差の所までになっていた。

 

「大丈夫かな?」

 

 

「大丈夫だよ」

 

 

「きっと先輩なら勝つさ」

 

「ここが正念場だな」

 

 

どのチームも後1回でもツモ・ロンをすれば逆転が出来る所で今はオーラスになった。それから少し時間が経つと白糸台の大将がウーワンを出したので、それを大将の先輩が・・・

 

 

「ロン12000」

 

 

ロンと宣言して言った。順位が今ひっくり返って結果は・・・・・

 

 

 

俺達の優勝が決定した。

 

 




主人公の個人戦いつ書こうかな?


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第24話

次回は主人公の話です。


俺は今、学校に来ていた。部長が俺に放課後の時に部室に来てほしいっと言っていたからだ。

 

 

全国で優勝してから1週間が経って今度は俺が全国で対局する事になった。

 

 

「さてと今度は俺の番だな」

 

 

「明後日からだけどな」

 

 

「けど俺は油断と慢心と傲慢には、ならないようにしないとな」

 

 

「まあそうですね」

 

 

「そう言っときながら負けたヤツを俺は腐るほど見てきたからな」

 

 

「そうなんですか?」

 

 

「龍門渕の大将とか風越の大将とか白糸台の部長とか清澄の先鋒と副将とかな」

 

 

「あー・・・・・確かに」

 

 

「言われてみると何人か心当たりが・・・・・」

 

 

「しかも表情に出すタイプの雀士いるから余計にわかりやすいしな」

 

 

「まあ・・・そうだな」

 

 

「否定はしない」

 

 

「間違っては、いないね」

 

 

「そっすね」

 

 

「来年もしかしたら一緒に団体戦に出られるかも知れないからな」

 

 

「そうですね」

 

 

「けど主将なら勝てるだろ?何しろグランドマスターと同じで男子で国内無敗なんだし」

 

 

「負けるつもりは無いが勝ち続けるつもりだ」

 

 

「ちなみに主将の通り名あるみたいですよ?」

 

 

「なに!そうなん」

 

 

「はい」

 

 

「主将の通り名は小鍜治健夜の後継者とか小鍜治2世とか」

 

 

「男子無敗の百戦百勝とか」

 

 

「・・・・・俺の高校の公式戦は県予選の個人戦だけだが?」

 

 

「その前に小学校と中学校で成績ありますから」

 

 

「そこからか・・・」

 

 

「・・・・・ちなみに俺が小鍜治健夜の後継者って呼ばれた理由は?」

 

 

「小鍜治プロと同じ無敗で小鍜治プロと同じ高校が土浦女子だからって理由みたいですよ?」

 

 

「なんで疑問系なんだ」

 

 

「しかし無敗って言う肩書きは魅力的だな」

 

 

「だが、いつまで無敗でいられるかは、わからないもんだぞ」

 

 

「ちょっ!そんな事を言っていいんすか」

 

 

「構わないよ。確かに俺が、いつまで無敗かわからないが少なくても学生で今いられる間は負けるつもりは無いしコレからも勝ち続ける」

 

 

「強気な発言ですね」

 

 

「他の人が今のを聞けば、ふざけてると言われてもおかしくないが成績を残してるから周りもどうこう言いませんし」

 

 

「コレで負け続けているって言うんならば所詮は口先だけのヤツだったとか言われるんだろうがな」

 

 

「そうね」

 

 

「部長!いつから」

 

 

「通り名あるって辺りからよ」

 

 

「所で部長?俺を呼んだのは?」

 

 

「それなんだけど・・・・・守東君の他に人いると話せないんだよね」

 

 

「しばらく席を外しましょうか?」

 

 

「お願い」

 

 

「わかりました。ほら行くぞ」

 

 

みんなが部室から出て行くと部室には俺と部長の2人になった




部長は何を言いたいのだろうか?


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第25話

眠いけど何とか書きました。間違ってたらスイマセン


俺は部室で部長と2人っきりになった。部長は俺に何かを言いたいみたいだけど他の人達には聞かれたくない内容だからか部室から出て行くように言ったとは言っても何を言うのだろうか?

 

 

「実は守東君に伝えないといけない事あるんだ」

 

 

「何でしょうか?」

 

 

「私達女子麻雀部は3年生が、いなくて私達2年生しかいないのは知ってるよね?」

 

 

「はい、知ってます」

 

 

「私達は来年3年生になって守東君達は2年生になるよね?」

 

 

「なりますね?」

 

 

「本来だったら私が今みたいに3年になっても部長を続けなきゃいけないんだけど3年生は進路を決めたり何だりで忙しくなって来るし3年で今みたいに部長をしてたら、いずれは後輩に引き継ぎもしなくちゃいけないから今の内に決めておきたいんだよね」

 

 

「確かに3年生になると人によっては大学や就職する人とかでバラバラになりますからね」

 

 

「そこで!私は考えたのよ」

 

 

「何をですか?」

 

 

「次の部長は守東君を指名したいってね」

 

 

「ちょっと待ってください」

 

 

「どうかしたの?」

 

 

「他の女子の人達には聞かなくていいんですか?」

 

 

「4人には前もって聞いたよ。そしたら守東君なら構わないって話になったよ」

 

 

「いつのまに!」

 

 

「ちなみに男子の方も女子と同じで主将なら構わないって話をしてたから」

 

 

「いつ答えてたんだアイツらは!」

 

 

「そんな訳で後は守東君の返事を待つだけなんだよね」

 

 

「・・・確認しますが男子と女子は次の部長は俺で、いいって話なんですよね?」

 

 

「うん」

 

 

「2つ目ですが俺がその話を受けた時に俺いつから部長なんですか?」

 

 

「来年の4月から」

 

 

「3つ目ですが部長達は来年も出るんですか?」

 

 

「私達は来年になったら団体戦と個人戦の両方に出る予定だけど?この話については4人と話ながら決めた事だから」

 

 

「部長達は麻雀を続けますか?」

 

 

「私は続けるけど後の4人には麻雀を続けるのか?って話は聞いてないから私は知らない」

 

 

「そうですか」

 

 

「まだ聞きたい事あるのなら私のわかる範囲で答えるけど?」

 

 

「・・・部長達は進路どうするんですか?」

 

 

「私達は今の所は全員で同じ大学に行く予定だけど?」

 

 

「色々と教えてくれてありがとうございます」

 

 

「もう無いの?」

 

 

「無いです」

 

 

「なら来年までは、よろしくね」

 

 

「卒業まではって言う所じゃないですか」

 

 

「そうだったね」

 

 

「でもいいんですか?来年だけど2年になった俺が部長なんて」

 

 

「私だけの判断なら無理だけど私と守東君以外の全ての部員からの確認と承認してもらったから今更だけど反対意見は出ないって」

 

 

「それならいいんですが」

 

「守東君はコレから個人戦あるから頑張ってね」

 

 

「はい!頑張ります」

 




次回は主人公の個人戦の話をやろうかな?と思います。


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第26話

今回は主人公の話です。


今日は男子個人戦の全国大会が始まる日で俺は会場の中に入って自分の学校の控え室に入って行った。最初は俺1人で来る予定だったけど部長達5人と男子転校生4人組が俺の応援に来ていた。

 

 

「守東君がんばってね」

 

 

「主将がんばってください」

 

 

「ああ!それじゃあ行ってくるよ」

 

 

今回は女子の大会では無くて男子の大会なので応援に来ている女子は少ないだろうなっと思っているので俺は少しオーラを出してみた。

 

 

「くっ!」

 

 

「なっ!」

 

 

「!?」

 

 

「この感じ!?」

 

 

「女子の大会の時に少しの間だけ感じたこの感覚・・・」

 

 

「間違いなくこの会場にいる!」

 

 

「この圧倒的な威圧感は!」

 

 

「へぇ・・・・・この会場にいるんか」

 

 

「これほどの実力の持ち主は・・・」

 

 

「コイツと試合してみたいな」

 

 

俺は対局室に入ると中には俺の他に他校の選手が3人いた。どうやら俺が最後だったらしいけど勝負は勝負だから手加減はしない

 

 

「よろしくお願いします」

 

 

「よろしくお願いします」

 

 

「よろしくお願いします」

 

 

「よろしくお願いします」

 

 

そして俺の個人戦が今から始まった。それから3時間後・・・・・俺は個人戦で優勝してインタビューをされた

 

 

「おめでとうございます。守東選手」

 

 

「ありがとうございます」

 

 

「守東選手は個人戦のみの出場でしたが何故団体戦には出なかったのでしょうか?」

 

 

「男子は俺1人だけしかいなかったので団体戦には人数の関係で出られ無かったんです。その為に今回は個人戦のみ出る事にしました」

 

 

「今回の個人戦で優勝した事で今後は誰かと対局したい人とかいますか?」

 

 

「はい、います」

 

 

「それは誰でしょうか?」

 

 

「小鍜治プロと瑞原プロと三尋木プロの3人ですね。」

 

 

「トッププロ3人ですね」

 

 

「1回だけでもいいので俺は公式でこの3人の人達と麻雀をしてみたいですね」

 

 

「本日はインタビューを受けてくれてありがとうございました。」

 

 

「こちらこそありがとうございました。それでは失礼します」

 

 

俺は自分のインタビューが終わって控え室に戻ると部長達が来てくれた。

 

 

「おめでとう守東君」

 

 

「ありがとうございます」

 

 

「やっぱり主将は強いですね」

 

 

「俺は負ける気なんて最初から無いんでな」

 

 

俺は部長達と話をしている時に実は気になっていた事が1つあった。

 

 

「??どうかしたの?」

 

 

「実は、ですね。俺が控え室から出て行った後に少しオーラを出したのに部長達は気づきましたよね?」

 

 

「もちろん気付いたよ。全員ね」

 

 

「実は他の人にも、また気付かれたみたいで」

 

 

「けど守東君だとは気づかれてないんだよね?」

 

 

「正直に言うとわかりませんね。俺は今回の大会で優勝しましたから警戒されたかも知れません」

 

 

 

「けど男子は女子と対局する事が普段は無いから別にいいんじゃないんすか?」

 

 

「そりゃあそうだけど・・・・・」

 

 

「まあ何にせよ気を付けた方がいいかもね」

 

 

「そうします」

 

 

優勝したにも関わらず嫌な雰囲気を感じたまま会場を後にした。俺が個人戦で優勝してから3日後

 

 

「えっ?合宿」

 

 

「そうそう」

 

 

「いいじゃないですか!どことですか?」

 

 

「今回の全国大会で出て来た学校全部よ!」

 

 

「じゃあ、かなりの数ですね」

 

 

「けど残念な事が1つあるんだよね」

 

 

「何でしょうか?」

 

 

「全校が守東君を指名してきたのよ」

 

 

「えっ!」

 

 

「おい!」

 

 

「まさか!」

 

 

「今回の全国大会で出て来た全校は合宿するのは構わないが守東君を連れて来る事が条件って言われてね。」

 

 

「じゃあ俺が行かなかった場合は・・・・・」

 

 

「この話は無かった事にさせてもらうって訳よ」

 

 

「けど何で主将を?」

 

 

「今回の個人戦で優勝した事が関係してるんじゃないかな?それに女子の全国大会で私の為に少しオーラを出してくれたし守東君の男子の個人戦の時も出したでしょ?」

 

 

「あー・・・・・出しましたね」

 

 

「その中でも特に永水女子は守東君の事を言ってたわよ?」

 

 

「・・・・・・・・」

 

 

「正直に聞くけど守東君は永水女子と、どういう関係なの?」

 

 

「ノーコメントで、けど合宿については言わせて貰いますが全校に行きますっと伝えてもらえますか?」

 

 

「わかったわ。それじゃあ連絡してくるから、しばらく待っててね」




次回は合宿の話をしようかと思います。


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第27話

台風が近づいているから外に出たくないな


俺は今日から3日間だけど合宿する場所に来ていた。他の学校は、まだ来てない人達いるので全員は揃ってなかった。俺達は中に入って指定された場所に荷物を置いてから麻雀卓は、この泊まる場所に結構あるので女子は先鋒から大将までの全員が麻雀をいつでも出来る予定だ。

 

 

「麻雀卓が沢山ありますね」

 

 

「これなら対局が終わっても交代しないで、そのまま続けて麻雀が出来そうで良かった」

 

 

「部長!全校が揃いましたよ」

 

 

「そう・・・わかったわ」

 

 

「それじゃあ部長そろそろ行きましょうか」

 

 

「そうしよっか」

 

 

俺は部長と一緒に部長の横を歩きながら集まっている人達が今いる場所まで歩いて行った。そして着いたら他校の人達が全員そろっていたので部長はマイクを持って話を始めた。

 

 

「この度は私の提案で合宿する事になりましたが今回は3日間っていう短い時間の中ですが、ここにいる他校の人達と交流を深めながら楽しく麻雀が出来ればいいなっと私は思っています。今回は全国大会と違って公式戦では無いので楽しくやりましょう。私からの挨拶はコレで終わりますが次は今ここにいる皆さんが言っていた男子を紹介します。それでは前に出てきてください」

 

 

 

俺は部長に言われて他校の人達全員が見える位置まで歩いて部長からマイクを貸してもらって話しかけた。

 

 

「皆さん初めまして、俺は土浦女子男子麻雀部1年主将の守東祐介です。俺は女子では無く男子なので他校の人達とこうやって麻雀をする機会が無いので楽しみです。俺は男子の団体戦には出られませんでしたが個人戦には出ました。部長も言ってましたが3日間って言う短い時間ですが、よろしくお願いします。」

 

 

俺は部長にマイクを返すと部長は話しを始めた。

 

 

「さて、それでは今から自由時間とします。他校の人達と交流するのもいいですし今から麻雀するのもいいですし好きに初めてください。麻雀する人達はあそこに歩くと麻雀卓ありますので対局が終わったら交代しないで大丈夫です。この場所は麻雀が沢山ありますので先鋒から大将の人達まで全員が出来ますので待たないで麻雀をしたい人達は麻雀をしててください。それでは今日からよろしくお願いします」

 

 

他校の人達全員に挨拶をすると他校の人達は麻雀する人と別の高校の人達と話をしている人達も結構いた。

 

 

「祐介様」

 

 

俺の事を様で言う人は1人しかいないので俺は、すぐにわかった。

 

 

「ひさしぶりだな小蒔」

 

 

「はい、おひさしぶりですね」

 

 

「小蒔ちゃんが嬉しそうね」

 

 

「おひさしぶりです。霞さん」

 

 

「祐介様・・・個人戦を見ていました。」

 

 

「えっ!そうなの?」

 

 

「私達は全員で見ていたわよ。」

 

 

「そうなんですか!」

 

 

「でも、せっかく会ったのだから、ひさしぶりに麻雀をやりましょう」

 

 

「そうですね。そうしましょう」

 

 

「ルールは何にしましょうか?」

 

 

「全国大会ルールで今回やりましょう」

 

 

「1週間前までやってたから覚えますよね?」

 

 

「はい、大丈夫です」

 

 

「よろしくお願いします」

 

 

「よろしくお願いします」

 

 

「よろしくお願いします」

 

 

「よろしくお願いします」

 




台風の時に仕事が休みで良かったよ


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第28話

今回の合宿で主人公は誰と会って話をするんでしょうか?


俺は永水女子の人達と、ひさしぶりに麻雀をしたけど楽しかった。途中で小蒔に負けそうになったけど何とか勝ったので結果は俺は1位で2位が小蒔で3位が霞さんで4位は土浦中堅の先輩でした。

 

 

「ありがとうございました」

 

 

「ありがとうございました」

 

 

「ありがとうございました」

 

 

「ありがとうございました」

 

 

半荘が終わって少し休んでいると話しかけてきた。

 

 

「祐介様は強いですね」

 

 

「何を言ってるんだ?小蒔も強いじゃないか」

 

 

「確かに小蒔ちゃんは強いわね」

 

 

「途中からだけど俺は負けそうになったし正直ヒヤヒヤしたぞ」

 

 

「本当は勝ちたかったから」

 

 

「誰だって勝ちたいですけど勝者は1人だけですから仕方ありませんよ」

 

 

「まあそうよね」

 

 

「けど勝ちは勝ちですから少し安心が出来ましたけどね」

 

 

「祐介様は、この後は何をするんですか?」

 

 

「他校の人達と一緒に話をしようかと思っているよ」

 

 

「なら後で永水の3人に会ってくれないかしら?他の3人も会いたがっていたから」

 

 

「わかりました。永水の所に行きますね」

 

 

俺は小蒔達と別れると一度トイレに行く為に対局室から出ていった。トイレに行くと土浦女子に、いない金髪の男子が、いたので俺は話しかけてみた。

 

 

「アレ?見ない顔だな?どこの高校だ」

 

 

「あっ!さっき挨拶をしてた人ですよね?俺は清澄の1年で須賀京太郎です。」

 

 

「清澄・・・長野か」

 

 

「そっすよ」

 

 

「俺の事は祐介でいいよ。同じ1年なんだから遠慮すんじゃねぇよ」

 

 

「じゃあそうします。」

 

 

「お前って麻雀が出来るのか?」

 

 

「俺は高校に入ってから麻雀を始めたんで初心者なんすよ。それで、やっと役を覚えたぐらいっすね」

 

 

「まあ初心者なら覚える事は沢山あるから仕方ない事だ」

 

 

「俺は清澄ですが男子は俺だけしかいないので団体戦には出られませんでしたし県予選の個人戦には出ましたが初戦で負けちゃいました」

 

 

「それは、お前が初心者なんだから負けたって仕方ないだろ」

 

 

「でも正直に言うと勝ちたかったな」

 

 

「負けて悔しかったか?」

 

 

「悔しかったです」

 

 

「勝ちたかったか?」

 

 

「勝ちたかったです」

 

 

「なら俺がお前を鍛えてやるよ」

 

 

「えっ!いいんすか!」

 

 

「ここにいる男子は俺を入れて6人しかいないんだ。女子と違って男子は多くないし部屋も一緒だからな」

 

 

「なら俺は・・・」

 

 

「だがその前に言う事がある」

 

 

「なんすか?」

 

 

「お前を鍛えてやるのは別に構わないが絶対に泣き言は言うなよ」

 

 

「わかりました」

 

 

「絶対にもう辞めたい、もう嫌だって言うなよ」

 

 

「言いません」

 

 

「心が折れても絶対に麻雀を続けるって言えるか?」

 

 

「言えます」

 

 

「なら良いぜ・・・お前は今日から俺の弟子だ」

 

 

「ありがとうございます」

 

 

「最低でも白糸台のチャンピオン程度には鍛えてやるから安心しろ」

 

 

「祐介の最低が白糸台のチャンピオンなのか?」

 

 

「当たり前だろう?上には上が実際いるんだよ」

 

 

「誰っすか?それ」

 

 

「ヒントは国内無敗のグランドマスターだよ」

 

 

「小鍜治プロですか」

 

 

「小鍜治プロは国内無敗って言われているけどさ・・・国内無敗って事は勝ち続けているって事だろ?」

 

 

「まあそっすね」

 

 

「つまり誰にも負けて無くて勝ち続けているってどれだけ難しい事か・・・お前わかるか?」

 

 

「わかりません」

 

 

「まあそうだろうな・・・けど国内無敗が実際いるんだから国内無敗のグランドマスターと白糸台のチャンピオン・・・この2人の内どちらが強いですか?って、そこら辺を歩いている人達100人に聞けばすぐに、わかるぞ」

 

 

「それは・・・確かに」

 

 

「国内無敗と負けてしまった雀士・・・・・本当に強いのは、どちらかな?」

 

 

「・・・・・国内無敗ですね」

 

 

「だろ?しかも、ちゃんと結果を残しているし世界と戦った事もある人だ。その無敗と白糸台のチャンピオンを比べたら最強なんて言うまでもないし比べるまでもないだろ?」

 

 

「そうだな」

 

 

「お前の所にいる副将いるだろ?」

 

 

「いますね」

 

 

「アイツなんて中学ではインターミドルのチャンピオンだったらしいが高校に入ってから特に成績を残してないだろ?」

 

 

「・・・・・・・・」

 

 

「中学ではインターミドルのチャンピオンだったし強かったかも知れないが高校ではハッキリ言って強くないぞ」

 

 

「まあ・・・・・確かに」

 

 

「正直に言って俺から見たら、お前の所にいる大将の方が全然強いぞ」

 

 

「咲の事か?」

 

 

「そうだ・・・・・それに嶺上開花って0.28%の確率で本来ならば出にくいのに清澄の嶺上使いは最低でも1回は嶺上開花を出しているだろ?」

 

 

「言われてみると確かに」

 

 

「だからか清澄の嶺上使いはオカルトありってのは誰がどう見てもわかるがアレだけ嶺上開花を出すと0.28%だなんて思わなくなるし出て当たり前だろ?出ない方が、おかしいって感覚になりかねないしな」

 

 

「まあ何が言いたいのかって言うとだな・・・オカルトに頼るなって事だ」

 

 

「オカルトに頼るな?」

 

 

「オカルトは確かに強い・・・そこは俺も否定しないがオカルトに頼ってばっかだと自分のオカルトが相手に通用しなかったら最終的には自分の実力だけで勝たなくちゃいけないだろ?」

 

 

「そうだな」

 

 

「特に、わかりやすいのが白糸台・千里山・新道寺・阿知賀の先鋒戦だ。白糸台の先鋒はチャンピオンだったから千里山と白糸台と阿知賀の3校が手を組んでいたろう?それは自分達では勝てないってわかっているから他校との人達と協力してチャンピオンを相手にしていたんだからな」

 

 

 

「普通にやったら勝てないっすからね」

 

 

「特に千里山の先鋒はチャンピオンが相手だからかなり無茶をしたはずだ。まあ途中で新道寺の先鋒と千里山が協力しながら相手をしてたけど阿知賀は何も出来なかったろ?」

 

 

「確かに」

 

 

「だから、あの卓で本当に頑張ったのは千里山の先鋒の人だって事さ」

 

 

「そっすね」

 

 

「お前は今日から3日間の間に鍛えてやるから安心しろ」

 

 

「ありがとうございます」

 

 

「夕飯が終わったら部屋に来いよ」

 

 

「わかりました」

 

 

「俺のいる所は101号室だからな」




今回は京太郎を主人公の弟子にしました。


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第29話

次回で最終回です


俺は京太郎と話をした後に永水女子の部屋に行ってきた。中に入ると5人いたので2時間ぐらい話をしていた。永水の全員と話をした後は対局室の中に入った。対局室の中に入ると誰もいなかったので俺は奥の方にある麻雀卓の席に座った。誰も来ないので俺は小説を読んでいたら誰かが対局室に入って来たので見ると向こうは俺の事を知らないだろうけど俺は知っていた。

 

 

「ここ座ってもいい?」

 

 

俺は小説を閉じてから顔を上げると白糸台のチャンピオンが俺に話しかけてきた。

 

 

「大丈夫ですよ。俺の他に誰も人いませんから」

 

 

「そう」

 

 

「半荘する?」

 

 

「あと10分ぐらい待って残りの2人が来たらやりますよ」

 

 

「来なかったら?」

 

 

「席を立って他の所に移動しますよ。いつ麻雀するか?とかは決まってませんし他校の人達と交流を深めるのもアリですからね」

 

 

 

それから10分ほど待っても誰も来なかったので俺は席を立とうとしたら誰か中に入ってきた。

 

 

「テルー」

 

 

「なに」

 

 

「一緒に麻雀やろう」

 

 

「あと1人、誰か来たらね」

 

 

「アンタは確か・・・・・」

 

 

「俺は最初の時に挨拶したと思うが土浦女子男子麻雀部1年の主将だよ」

 

 

「強いの?」

 

 

「俺以外の部員が言うには強いぞ」

 

 

「なら楽しみにしてる」

 

 

「ねぇ・・・ここに座ってもいいかしら?」

 

 

「確か清澄の・・・・・」

 

 

「清澄高校3年で中堅の竹井久よ」

 

 

「じゃあ4人やっと揃ったから対局をしようか」

 

 

俺達は4人になったので対局する事になった。最初はチャンピオンが様子見をしてたけど、その内にチャンピオンが動き出して俺とチャンピオン以外の2人は点棒かなり削られていた。俺は部長達の対局で見てたから最初から手を抜かなかった。

 

 

「リーチ」

 

 

チャンピオンが、リーチをしたが

 

 

「だが、させねぇよ!ツモ・32000」

 

 

俺はチャンピオンから32000を貰った後に思っていなかったのが来た。

 

 

「ツモ!」

 

 

 

「天和で16000オールだ!コレで白糸台の大将と清澄の中堅が飛んだな」

 

 

最後は俺にとって嬉しい終わり方だった。

 

 

「ありがとうございました」

 

 

「ありがとうございました」

 

 

「ありがとうございました」

 

 

「ありがとうございました」

 

 

「さすが小鍜治健夜の後継者って言われるだけの強さね」

 

 

「うん」

 

 

「負けたくなかった」

 

 

「誰が俺の事を何と言っても勝ちは勝ちですからね。俺はコレからも勝ち続けるだけですよ。さてとそれじゃあ俺は休ませて貰いますよ。」

 

 

「またやろう」

 

 

「いいですよ。他の人に誘われてなければね」

 

 

そう言った後に俺は3人から離れて自分達が泊まる部屋に来ていた。

 

 

「さてと・・・・・少し休んでからまた移動しようか?」

 

 

部屋に入ると俺は1時間ぐらい休んだ。1時間が経ったので今から部屋からを出ようとすると誰かがノックの音が聞こえてきた。

 

 

「誰だ?」

 

 

「清澄の京太郎です」

 

 

「ああ・・・・・カギしてないから入ってきな」

 

 

俺は京太郎を中に入れると京太郎はイスに座った。

 

 

「それじゃあ今から京太郎に麻雀を教えてやるよ。本当なら最低でも半年ぐらい時間が欲しかったが仕方ないから3日で底上げをしてやるよ。」

 

 

「わかりました」

 

 

「始めに言っとくが手加減しないし全力でするから覚悟しておけ」

 

 

「はい」

 

 

「今日から3日間で白糸台のチャンピオン程度には、仕上げてやるよ」

 

 

今日の俺の1日目の夜は京太郎に麻雀を教えていた。2時間後には京太郎が初心者から抜け出していた。

 

 

「良かったな。初心者から中級になったよ」

 

 

「おっしゃあ」

 

 

「だが油断するなよ。まだまだ教えなきゃならない事あるんだからな」

 

 

そんな感じで俺は深夜3時まで京太郎の相手をした。

 

 

「さすがに眠くなってきたから部屋に戻れよ。夜の10時になったら俺の部屋に来い」

 

 

「わかりました」

 

 

俺は京太郎に伝えると布団に入って眠った。次は誰が話しかけてくるだろうか?俺は楽しみだった。




最終回を書いたら外伝を書いてそしたら本当に終わりです。


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第30話

本当は30話で終わらせるつもりでしたけど長くなったので別々にしました。


2日目の朝になって俺は7時に起きたけどやっぱ寝たのが遅かったからか、まだ眠かった。

 

 

「おはようございます。祐介様」

 

 

「おはよう・・・・・小蒔」

 

 

「何だか眠そうね」

 

 

「昨日の夜中の3時まで起きてたんで」

 

 

「それで何時に起きたの?」

 

 

「7時です。朝ごはんが8時までだから食べないといけないし」

 

 

「だから眠いのですよ」

 

 

俺は永水女子の5人と一緒に朝ごはんを食べながら話をしていた。それでもまだ眠いけどな

 

 

「私達は部屋に戻るけど祐介君も一緒に来る?」

 

 

「・・・・・行きます」

 

 

「部屋に入る前に寝ないでくださいよ」

 

 

俺は永水女子の5人と一緒に永水女子の5人がいる部屋に入って行った。

 

 

「お邪魔します」

 

 

「はいどうぞ」

 

 

「布団は使わなくていい?」

 

 

「大丈夫」

 

 

「それじゃあ俺は寝ますね。」

 

 

「わかったわ」

 

 

「おやすみなさい」

 

 

俺は京太郎と深夜まで一緒だったからか今は眠くて仕方なかったので永水女子の部屋で寝る事にした。あまり長い時間を寝てるのも永水の全員に迷惑だから1時間ぐらい寝ようと思い目を閉じて横になった。そしたらすぐに眠気が訪れ俺は眠った。

 

 

 

「・・・・・・・・・・うーん良く寝た」

 

 

「おはようございます。祐介様」

 

 

「今は何時?」

 

 

「2時よ」

 

 

「えっ!・・・・・・・・2時!」

 

 

「2時なのですよ」

 

 

「って事は・・・・・6時間も寝てたのか」

 

 

「お昼の時間になった時に私達は起こそうとしたんだけど起きなかったの」

 

 

「そっか・・・・・ありがとう」

 

 

「いいえ」

 

 

「それとごめんなさい・・・・・ここで長い時間を、寝ちゃって」

 

 

「まだ私達だったから良かったけど他校の人達だったら騒ぎになっていたわよ」

 

 

「そうですね」

 

 

「今日も深夜まで起きてるんですか?」

 

 

「ああ・・・・・・弟子が強くなりたいって言ってるんでな」

 

 

「誰を弟子にしたんですか?」

 

 

「清澄の男子を知ってるか?金髪で身長が高くて見た目がチャラそうに見える男だ。」

 

 

「ああ・・・・・・見た事あるわ」

 

 

「何でも高校に入ってから麻雀を始めたって言ってた初心者で役とルールやっと覚えた所だって話を聞いたんでな・・・・・そこから俺が弟子にして強くしてやるよって言って夜中まで一緒に麻雀してたんだよ。だからスゴイ眠くて仕方なかったんだ」

 

 

「そうなのね」

 

 

「だから今は、まだ弱いが心が折れなければコレからが注目だな」

 

 

「清澄の男子は強くなって目の前に立つほどの強者になるでしょうか?」

 

 

「なるじゃなくて、なって貰うんだよ」

 

 

「なって貰うですか?」

 

 

「最低でも白糸台のチャンピオン程度には、なって貰わないと俺が困るんでな」

 

「そこまで言わせるですね」

 

「近い内にアイツは俺と対局するステージに上がって来るよ」

 

 

「・・・・・・・・」

 

 

 

「最低がチャンピオンなら最高は誰なのかしら?」

 

 

「国内無敗のグランドマスターだ」

 

 

「小鍜治プロですか」

 

 

「でも確か祐介様は小鍜治プロに勝ちましたよね」

 

 

「勝つには勝ったが、あの時は非公式で、あって公式じゃないんでな・・・・・世間では無敗だよ。」

 

 

「そうなのね」

 

 

「俺は非公式で上からトップ3と一緒に対局して勝ったと言っても、たったの1000点差で俺の勝ちだったんだ。あの時は俺は負けると思っていたんだよ」

 

 

 

「俺は瑞原プロと三尋木プロとは30000点以上も点数あってこの2人の人達は大丈夫だったが小鍜治プロは無理だった。1000点から3000点までの間しか差が付けられなかったんだ」

 

 

「1000点から3000点だったらテンパイもしくは、ちょっとした事で抜かれるわね」

 

 

「そうだろう?だから俺と小鍜治プロは、いつ抜くか抜かれるかの勝負をしてたんだ。」

 

 

「また小鍜治プロと対局するんですか?」

 

 

「するよ。今度は非公式じゃなく公式戦で小鍜治プロに勝つ為にもな」

 

 

「いつするんですか?」

 

 

「最低でも2年後で早くて1年後だな」

 

 

「決まったら教えてね」

 

 

「私達は応援に行くから」

 

 

「ありがとうございます。その時は永水の全員に連絡しますね」

 

 

その後しばらく俺は永水の全員と話をしてからお礼を言った後に部屋を出ていった。今日は合宿2日目だが俺が1時間ぐらい寝てる予定が、まさかの6時間も寝てたのに驚いたので俺は、食堂でお昼ごはんを軽く食べる事にした。

 

 

「あのー・・・

 

 

「君は確か清澄の大将の・・・・・」

 

 

「宮永咲です」

 

 

 

「清澄の嶺上使いか・・・・・っで、その清澄の大将が何で俺の所に?」

 

 

「昨日お姉ちゃんと麻雀しましたよね?」

 

 

「確かにしたな」

 

 

「勝ちましたよね?」

 

 

「勝ったな」

 

 

「私と麻雀しませんか?」

 

 

「俺は別に構わないが2人誰か来てくれたらな」

 

 

 

「宮永さん」

 

 

「原村さん」

 

 

「私も入れて欲しい」

 

 

「確か・・・・阿知賀女子学院の・・・・・」

 

 

「鷺森 灼よ」

 

 

 

「部長!いつのまに」

 

 

「さっきよ。ちなみに、その子は今の阿知賀女子の監督をしている赤土監督の後継者よ」

 

 

「阿知賀のレジェンドか!」

 

 

「今回は代理戦争ならぬ代理対局ね」

 

 

「なぜ代理?」

 

 

「小鍜治プロ(守東君)と阿知賀の監督(鷺森さん)だからよ」

 

 

「なるほど、けどその場合は鷺森さんが監督って感じに聞こえませんか?」

 

 

「気のせいよ。けどよろしくね」

 

 

「わかりました。まあ勝ちますけど」

 

 

「まだやっても無いのに勝つなんて言わない方が良いですよ」

 

 

「大丈夫だよ。」

 

 

俺は3人の人達と半荘1回やって清澄の副将を飛ばして終わらせた。ちなみに阿知賀の副将は飛ばなかったけど卓に倒れこんでしまった。1位は俺で2位は宮永さんで3位は鷺森さんで4位は清澄の副将だった。

 

 

 

「ありがとうございました。」

 

 

「ありがとうございました。」

 

 

「ありがとうございました。」

 

 

「ありがとうございました。」

 

 

「さっき手加減してましたよね?」

 

 

「・・・・・何の事だ」

 

 

「飛ばそうと思えばもっと早く出来たのに何で、しなかったんですか?」

 

 

「それについてはノーコメントだ」

 

 

「本気を出してください」

 

 

「嫌だ」

 

 

「出してください」

 

 

「嫌だ」

 

 

「それだけの実力ありながらなぜ出さないんですか!」

 

 

「清澄の副将・・・・・・アンタは人が嫌がってる事をさせたい訳?」

 

 

「そっそれは・・・・・」

 

 

「じゃあ俺が清澄の副将に対してだけど、こうしろ、ああしろって言ったらアンタは嫌じゃないのか?」

 

 

「嫌ですね」

 

 

「自分がされて嫌だと思う事を・・・・・人が嫌がる事をさせるんじゃねぇよ。人が嫌がる事を言うんじゃねぇよ」

 

 

「・・・・・・・・・・」

 

 

「原村さん」

 

 

「そんな事も、わからないほど子供じゃねぇだろう?それに俺は間違った事を、言ったつもりは無いから謝らないぜ。俺が悪い事をした訳じゃないしな・・・・・それじゃあ俺は行かせてもらうから」

 

 

「守東さん」

 

 

「何だ?清澄の大将」

 

 

「明日の最終日また一緒に麻雀やりませんか?」

 

 

「俺は別に良いぞ・・・・・他の誰にも誘われなかったらな」

 

 

その後の俺は部長達と会って話し合いをしていた。夜の7時になったので全員で夕飯を食べた後に俺は部屋に戻ろうとしていた。

 

 

 

「あの!」

 

 

俺は誰かに呼ばれたので振り返ると阿知賀女子の先鋒がいた。

 

 

「さっきまで何をしてたの?」

 

 

「さっきまで他校の人達と麻雀していましたけど?」

 

「なら一緒に麻雀やらない?」

 

 

「いいですよ。じゃあ対局室に行きましょうか」

 

 

俺は引き返してまた対局室の中に入っていった。中に入ると奥に人いたけど俺達から見て背中を見せているので顔までは、わからなかったので近付いてみた。

 

 

 

「あれ?誰かが対局室に来ましたね?」

 

 

「アレは・・・・・」

 

 

「こんにちは!新道寺さんと千里山さん」

 

 

「土浦の無敗男子が、どうしてここに?」

 

 

「阿知賀女子の先鋒さんに誘われましてね」

 

 

「なら私と一緒に対局しましょう」




スゴイ眠いですが何とか書きました。


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第31話

コレが最終話です。


「いいですよ。じゃあ対局室に行きましょうか」

 

 

俺は引き返してまた対局室の中に入っていった。中に入ると奥に人いたけど俺達から見て背中を見せているので顔までは、わからなかったので近付いてみた。

 

 

 

「あれ?誰かが対局室に来ましたね?」

 

 

「アレは・・・・・」

 

 

「こんにちは!新道寺さんと千里山さん」

 

 

「土浦の無敗男子が、どうしてここに?」

 

 

「阿知賀女子の先鋒さんに誘われましてね」

 

 

「なら私と一緒に対局しましょう」

 

 

 

「わかりました。ならルールは全国大会ルールで大丈夫ですか?」

 

 

「大丈夫」

 

 

「大丈夫ですよ」

 

 

「大丈夫」

 

 

俺は奥にいた新道寺さんと千里山さんと一緒に対局する事になった。対局は多少はまで来ていた。

 

 

 

(コレは宮永さんの時以上にキツイですねー)

 

 

(私・・・・・・また何も出来てない)

 

 

(みんながくれた1巡先・・・・今回あの時以上に、ムチャするわ)

 

 

 

俺は試合を見てたから知っているが白糸台のチャンピオン以上に暴れまくったから残りの3校が飛びはしてないが点棒が少なくなって飛びそうになっていた。

 

 

(園城寺さんが宮永さんの時みたいにムチャをしなければいいですが・・・・・)

 

 

(園城寺さん・・・・・)

 

 

(未来を見るオカルトを使ってきたか・・・・千里山さんの体では、かなり負担あるのにな・・・・・しかも、使う度に命を削るって言うデメリットあるからか本当は使わない方が、いいんだけど・・・・・しかし!それでも俺は負ける気は無い!けど千里山と新道寺と阿知賀の3校が、組んできたか・・・・・試合では阿知賀が最後に決めてきたしな・・・・・警戒しとかないとな)

 

 

 

俺は少し考えていたけれど俺は最後に何とか宣言が、出来た。

 

 

「ロン・12000」

 

 

俺は阿知賀を飛ばして終わらせた。そして席を立とうとした瞬間に千里山さんが倒れた。

 

 

 

「園城寺さん!」

 

 

「園城寺さん!」

 

 

「千里山さん!」

 

 

「そんな顔しなくても大丈夫や」

 

 

「そんなに顔色が悪いのに説得力が無いですよ。このまま医務室に連れていきますね」

 

 

「何か悪いな」

 

 

「俺が原因で、そうなってしまいましたからね。新道寺さん・阿知賀さん・・・・・またやりましょう」

 

 

「そうですね」

 

 

「そうしましょう」

 

 

「それでは失礼します」

 

 

俺は千里山さんを医務室に連れて行って医務室の中に入ってベッドに寝かせた。

 

「ありがとう」

 

 

「こちらこそスイマセン」

 

 

「チャンピオンよりも強いからか使わないとダメだと思ったんや」

 

 

「けど千里山さんの体に負担かかりますよ。」

 

 

「それでも負けたくなかったしな・・・・・そろそろ眠くなってきたから寝るわ」

 

 

 

「・・・・・そうですね。それでは、ゆっくり休んでください」

 

 

俺は医務室を後にすると新道寺の先鋒さんと阿知賀の先鋒さんが目の前にいて俺は驚いてしまった。

 

 

「園城寺さんは?」

 

 

「今は寝ていますので静かにしてくださいね」

 

 

「わかりました」

 

 

「それでは失礼します」

 

 

さすがに俺も疲れたので、部屋に戻って少し休む事にした。ちなみに休んだ後は夜中に京太郎を呼んで修行させた。

 

 

 

最終日の3日目は朝ごはんが終わった後に、しばらくしてから団体戦をやる事になった。

 

 

「団体戦ですか?」

 

 

「今日は最終日で終わりでしょ?なら全国大会ルールでもう1度やりましょう」

 

 

「そうしましょう」

 

 

どうやら反対する人いなかったので最終日は団体戦をする事に決まった。

 

 

「なら俺は永水女子に行きますね」

 

 

「えっ!何で」

 

 

「部長・・・忘れたんですか?俺は本来ならば向こう(永水女子)側の人間ですよ」

 

 

「あっ!忘れてた」

 

 

「だと思いました。」

 

 

どうやら周りの人達も俺が永水女子で対局する事に反対しなかったので俺は今回は永水女子で対局する事になった訳だが1つ問題が出てきた。それは・・・・・

 

 

「誰が外れるかよね?」

 

 

「じゃあ俺が先鋒に入りますよ」

 

 

「ポジションは・・・・・」

 

 

先鋒 守東祐介

次鋒 神代小蒔

中堅 滝見春

副将 薄墨初美

大将 石戸霞

 

 

「コレで決まりね。」

 

 

「じゃあ決まったことだし対局しましょう」

 

 

俺は団体戦で永水の先鋒になって対局を始めたけどオーラスでチャンピオンを飛ばした為に対局が終わってしまった。

 

 

「・・・・・・・・・・」

 

「やっぱり強い」

 

 

「チャンピオンを倒すなんて」

 

 

「ちょー凄いよ」

 

 

「お姉ちゃんが飛ばされた・・・・・」

 

 

「すごいですね」

 

 

「じゃあ次は個人戦やりましょう。誰と麻雀するかは自由です。」

 

 

 

「守東さん」

 

 

「清澄の大将か・・・・・昨日の話していたし一緒に麻雀やろうか」

 

 

「私も入る」

 

 

「お姉ちゃん!」

 

 

「チャンピオン」

 

 

「さっき負けたから今度は勝つ」

 

 

「うわぁ・・・・・あの卓に行きたくないな」

 

 

「なら私が・・・・・」

 

 

「ここ座ってもいい?」

 

 

「いいですよ。宮守女子の大将さん」

 

 

「ありがとう」

 

 

今回は4人揃ったのが早かったので半荘を始めた。ルールは全国大会と同じにしといた。まだ全国大会が終わってそんなに経ってないので忘れてないだろうって思ったからだ。

 

 

「ぼっちじゃないよー・・・・・お友だちが来たよー」

 

 

(裸単騎・・・)

 

 

(けどまだ大丈夫)

 

 

(っと思ってるだろうが俺は油断せずに最後まで頑張ろう)

 

 

最後のオーラスになったけど俺はチャンピオンにツモで32000を直撃させて俺は勝った。1位は俺で2位はチャンピオンで3位は清澄の大将で4位は宮守の大将だった。

 

 

「楽しかった対局だった」

 

「まだ続きをしたいけど」

 

「無理だよね」

 

 

「地元の人達は良くても他の県から来た人達は帰らないと行けませんからね」

 

「今回は団体戦と個人戦で負けたけど今度は勝つ」

 

 

「またやりましょう」

 

 

「やりましょう・・・・・何度でも何度でも」

 

 

そして俺達以外の人達は全員が帰って行った。

 

 

「また会えるよね?」

 

 

「会えるさ」

 

 

(京太郎も強くなったしコレで安心だな)

 

 

「じゃあ全員で帰りましょう。」




次回は外伝を書きます。ああ・・・・・早く寝なければ


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外伝1

次で終わりです


「それでは男子個人戦の選手を紹介します」

 

 

「土浦女子男子麻雀部2年主将の守東祐介選手!守東選手は小鍜治プロと一緒の高校で小鍜治プロと同じ無敗の事から小鍜治健夜の後継者とか小鍜治2世と言われていて2年生にも関わらず既に複数のチームからスカウトの話をされたそうです。」

 

 

 

「守東選手は他の選手を寄せ付けないぐらい圧倒的な実力で勝ち続けた選手です。しかも守東選手はオカルトを使わずに自分自信の力で勝ってきたからか他の選手は、まず警戒するでしょうね」

 

 

「もし守東選手が小鍜治プロと対局した場合は小鍜治プロは勝てますか?」

 

 

「正直に言うとわかりませんね。もしどこかのチームに入って私と対局した場合どっちが勝つのか?って聞かれると何とも言えないですね」

 

 

「続きましては清澄高校2年の須賀京太郎選手」

 

 

「須賀選手は去年の長野男子個人戦の県予選で初戦敗退したそうですが今年は全国の決勝戦まで上がって来たダークホースみたいな存在です」

 

 

「須賀選手は高校に入ってから麻雀を始めたそうで去年までは初心者だったと私の知り合いから聞きましたから相当な修行をしたと思います」

 

 

「小鍜治プロは須賀選手が守東選手に勝てると思いますか?」

 

 

「どうでしょうね・・・・・圧倒的に不利なのは須賀選手ですが、もしかすると驚く結果が、あるかも知れませんね」

 

 

「続きましては・・・・・」

 

 

「良くここまで耐えて来たな京太郎」

 

 

「辛かったしキツかった事もあったけど、やっと俺はここまで来たぞ」

 

 

去年の全国合宿から1年後・・・京太郎が長野男子個人戦で優勝した事で全国行きを決めた。そして今は全国の個人戦の決勝戦の卓に来ていた。

 

 

 

「去年は俺が初心者だったし悔しい思いをしたが今では咲達に勝てるようになったから楽しくなってきたぜ」

 

 

 

「それは京太郎が頑張って耐え抜いた結果だ。あの全国合宿の時お前が心を折れていれば所詮その程度の男だったって話だったんだからな」

 

 

「けど今日は全国の決勝戦・・・俺は勝ちにいきますよ」

 

 

「全国合宿が終わって1年後・・・あれからどうなったか見せてもらうぞ」

 

 

「それでは全ての選手が揃いましたので試合開始です!」

 

 

そして俺達の麻雀が始まった。

 

 

 

「去年と違って今年は勝てると思ったのにな」

 

 

「俺は負けるつもりは無いんでな」

 

 

「来年は俺が勝って優勝してみせる」

 

 

「なら来年も県予選を優勝しないとな・・・・・だが待っているぞ。それじゃあ俺は行かせてもらう」

 

 

俺は京太郎と別れた後に優勝したのでインタビューをされた。今年の土浦女子男子麻雀部は去年の転校生4人と一緒に団体戦で優勝した。その後に今回の個人戦だったのだが、やはりインタビューは苦手だなって感じる俺だった。

 

 

「守東選手!男子個人戦の優勝おめでとうございます。」

 

 

「ありがとうございます」

 

 

「去年は個人戦だけでしたが今年は男子団体戦でも優勝でしたね」

 

 

 

「そうですね。去年は男子が俺だけしか最初いませんでしたからね。仕方ないって言えば仕方なかったですけどね」

 

 

「守東選手は今回の団体戦と個人戦の両方を優勝した事で2年生にも関わらず複数のチームからスカウトの話をされたそうですね。それについては、どう考えますか?」

 

 

「確かに複数のチームからスカウトされましたが俺は2年生ですしまだ来年もあるので考えさせてくださいと伝えました」

 

 

「どこのチームに入るかは決まっていますか?」

 

 

「それについては、じっくりと考えようと思っています。先程も言いましたが俺は2年生ですし来年もありますから今それを決める訳には、いきませんので」

 

 

「それではインタビューを終了させてもらいます。お疲れ様でした」

 

 

「ありがとうございました」

 

 

インタビューが終わって俺は帰る準備を始めていると誰かから電話が掛かって来たので俺は相手の名前を見て確認した後に電話に出た。

 

 

「もしもし祐介君」

 

 

「こんにちは健夜さん」

 

 

「こんにちは祐介君」

 

 

「健夜さんが俺に電話するなんてめずらしいですね」

 

 

「それなんだけどね。実は上の人達が以前の祐介君のインタビューを見てくれたみたいでね」

 

 

「それって・・・・・もしかして」

 

 

「私達と公式で対局したいってインタビューしたでしょ?それを見た人達は許可を出したんだよね」

 

 

「そうなんですか?」

 

 

「後は本人達の意思に任せるって話なんだけど・・・・・どうする?」

 

 

「わかりました。やらせてください」

 

 

「じゃあ決まりね。決まったら連絡するからね」

 

 

「わかりました。ありがとうございます。」

 

 

「話は、それだけだから帰る時は気を付けてね」

 




眠い中を書いたので間違ってたら、ごめんなさい


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外伝2

外伝1の時に次で終わりと書きましたが終わりきらなかったので追加します。


俺は誰かからメールが送られてきたので俺は携帯を見るとと健夜さんからメールが送られてきたので俺はメールの内容を確認した。詳しく言うと健夜さんと瑞原プロと三尋木プロに聞いて許可を貰ったので今度は非公式では無く公式戦で健夜さん達3人と対局が出来ると決まったので俺は今から楽しみだった。今から1週間後の日曜日でお昼過ぎから始めるそうなので俺は今の内に連絡が出来る人に連絡をしようと決めた。

 

 

「まずは・・・・やっぱり永水の人達に連絡しないとな」

 

 

永水の人達にメールで送った後は健夜さんに連絡して詳しい事を聞いてから家に帰って行った。

 

 

そして1週間後・・・・・今日は待ちに待った運命の日で俺は今から健夜さんと瑞原プロと三尋木プロの3人の人達と対局する事になった。半荘は2回だがしかも相手が相手だからか会場には満席状態で埋め尽くされていた。

 

 

俺は警備員の人に挨拶をして名前を言った後に控え室のカギを受け取ってから控え室に入っていった。中に入ると誰もいなかったからちょうど良かったので俺は集中力を高めようとオーラを出した。その瞬間に会場全体が揺れているような感覚になった。

 

 

「祐介君・・・・・コレは私も本気でやる必要が出てきちゃったな」

 

 

「へぇ・・・・・やるもんだねぇ」

 

 

「コレは本気を出さなきゃ負けちゃうかもね」

 

 

「祐介様・・・・・」

 

 

「本気で、やるみたいなのですよー」

 

 

「大丈夫でしょうか?」

 

 

「相手がトッププロだからわからないわね」

 

 

「けど私達は応援しましょう」

 

 

集中力を高め終わった後は時間になったので俺は対局室に向かって歩いていた。

 

 

「さあ今回は以前の時に土浦女子の守東選手がインタビューで1回だけでもいいから公式で小鍜治プロと瑞原プロと三尋木プロと対局したいって言ってましたが今回は何と!その願いが叶いまして今回の対局は公式戦で対局する事になりました。守東選手がトッププロ3人に勝つのか!それとも守東選手の無敗が消えてしまうのか!それが気になる人はテレビに注目だ。それでは選手の紹介をします。1人目は土浦女子男子麻雀部2年主将の守東祐介選手です。」

 

 

「学生でトッププロ3人と公式戦とはな」

 

 

「藤田プロは、どう見ますか?」

 

 

「学生では無敗で勝ってても相手はプロだ。しかも小鍜治プロも、いる以上は厳しい対局になるだろうな」

 

 

「続いて2人目を紹介します。2人目は小鍜治プロです。小鍜治プロは国内無敗のグランドマスターで勝ち続けている最強の雀子です」

 

 

「小鍜治プロに関しては言う事は無いが小鍜治プロが負けるとは思わないな」

 

 

「続いて3人目は牌のお姉さんで瑞原プロです」

 

 

「瑞原プロは牌のお姉さんの他にも雀士の課題もクリアしているからプロの中では1番忙しい人だな」

 

 

「続いて4人目は三尋木

プロです」

 

 

「三尋木プロは日本代表の先鋒で勢いが強いからそのまま削られてしまう可能性も出て来てしまうぞ」

 

 

「よろしくお願いします」

 

 

「よろしくお願いします」

 

 

「よろしくお願いします」

 

 

「よろしくお願いします」

 

 

「それでは4人の人達が全員集まりましたので試合開始です」

 

 

最初の牌は悪くなかったので俺は牌を出していた。

 

 

「ツモ・8000です」

 

 

「最初は瑞原プロがツモを言ってきたー」

 

 

俺は瑞原プロに8000の点棒を渡した。

 

 

(いきなり8000か・・・・・コレは痛いな)

 

 

それをキッカケに健夜さん達に勢いが出てきた。

 

 

「ロン・12000」

 

 

「ツモ・24000」

 

 

「2回連続で小鍜治プロが言ってきた」

 

 

「12000を守東に24000を三尋木に当てて、来たか・・・だが今この中で1番厳しいのは守東だな」

 

 

(以前やった時と違う・・・・・健夜さんは最初から本気で来てるのか?いいやトッププロ3人が今回は最初から本気なんだろうな・・・・・けど負けられない!)

 

 

そして気づいたら半荘1回目のオーラスになっていた。

 

 

「ロン・12000」

 

 

「三尋木プロが瑞原プロに当ててきたか」

 

 

「半荘1回目が終了です。やはり小鍜治プロは強い!圧倒的だ!」

 

 

「小鍜治プロは無敗で勝ち続けている人だからな」

 

 

「それに対して守東選手は最下位で半荘1回目が終わってしまいました。やはりトップの壁は厚かったのか!」

 

 

 

「このままでは何も出来ずに終わってしまうな・・・・・やはり今回のトッププロ達の対局は早すぎたんじゃないのか?」

 

 

「・・・・・・・・・・控え室に戻ります」

 

 

俺は3人の人達と審判の人に伝えて対局場から出て行った。

 

 

「小鍜治さん・・・・・やりすぎたんじゃないの?」

 

「そんな事ないよ!」

 

 

「けど対局してわかったけど前よりも調子が悪そうだよ」

 

 

「やっぱり・・・・・まだ本調子じゃないのかな?」

 

 

(今の俺は次に大きいのが来たら確実に飛ばされてしまうからな)

 

 

考え事をしながら俺は自分の控え室に入ろうとしたら人の気配が5人も感じたので気になりながらも中に入った。

 

 

「祐介様」

 

 

 

「小蒔・・・・・それに永水のみんな!ゴメン・・・・・最初から、やられちゃった。」

 

 

「大丈夫よ。これからだから」

 

 

「絶対に勝つですよー」

 

 

「大丈夫」

 

 

「私達が見守ってますから」

 

俺は気合を入れる為に両手で自分の頬を叩いた。

 

 

「どうやら俺は前に勝ったからって油断と慢心と傲慢が、あったみたいだ。次も勝てるって保証も無いのな・・・・・まだまだ俺も未熟みたいだな」

 

 

「もう大丈夫そうね」

 

 

「ああ」

 

 

「祐介様がんばってください」

 

 

「それじゃあ行ってくるよ」

 

俺は控え室を出て対局場に戻ると3人の人達が俺の方を見ていた。

 

 

(さっきとは雰囲気が違う・・・・・)

 

 

(要約だねぇ)

 

 

(どう来るのかな?)

 

 

「お待たせしてすいません」

 

 

「大丈夫だよ」

 

 

「前回の時は俺が勝ったからって油断・慢心・傲慢になってました。俺だって負けたくないし勝ちたいので今から本気を出します!」

 

 

そう3人の人達に宣言した後に俺は本気のオーラを出した。それを出した途端に3人の人達が警戒するかのように見てきた。

 

 

「それでは半荘2回目開始です!」

 

 

今の俺に後は無いので今回は最初よりも、いい牌府が来てくれた。

 

 

「ロン・8000」

 

 

「ロン・12000」

 

 

「ロン・24000」

 

 

「3連続!最初と比べて段違いだ。藤田プロは今のを見てどう思いますか?」

 

 

「小鍜治プロに3回連続か・・・アイツやるじゃないか・・・・・私もアイツに興味が出てきたよ」

 

 

「ちょっと調子に乗りすぎだよ。ロン・12000」

 

「今度は小鍜治プロが守東選手に当ててきた!」

 

 

「やったら、やりかえされるからな・・・・・当然だな」

 

 

今度は小鍜治プロがイーピンを出してきたので俺は宣言した。「ツモ!・清一色・対々・三暗刻・三槓子・赤1・嶺上開花・・・・・32000」

 

 

「決めてきた!スゴイのが出ましたね!藤田プロ」

 

 

「長野県予選・決勝戦のオーラスで清澄の大将が今と同じのを出したが・・・・・まさかまた出るとは」

 

 

俺は小鍜治プロから点棒を貰ってから雀卓のサイコロが回って牌が上がって来たので確認すると声と表情には出さなかったが驚いてしまった。

 

 

「ツモ!」

 

 

「えっ!」

 

 

「えっ!」

 

 

「まさか!」

 

 

 

「天和 16000オールだ!」

 

 

「きっ・・・・・決まったーーー!天和で16000オールでトッププロの3人を飛ばすやり方!コレは驚きました」

 

 

俺は勝ったので席を立ってから嬉しくて涙が出てしまったが、そんなのを関係無しに泣きながら叫んだ。

 

 

「よっしゃあーーーーー!」

 

 

「守東選手が号泣!そして叫んだー」

 

 

「最後に天和でトッププロ3人に対して16000オールか・・・・・コレには私もさすがに驚いたぞ」

 

 

「それと同時に小鍜治プロの無敗伝説が無くなりました!」

 

 

「瑞原プロと三尋木プロが無理でも小鍜治プロならば勝つだろうと思っていたんだが・・・・・まさか高校2年生が勝つとはな」

 

 

「おめでとう祐介君」

 

 

「ありがっ・・・・とう・・・・ございます。」

 

 

 




終わらせられなくて、すいません


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外伝3

一気に出させてもらいます。


「まさか、また小鍜治プロに勝つなんてねぇ」

 

 

「悔しいけど負けは負けだからね」

 

 

「勝ったのは君なのに負けた訳じゃないんだから泣いてちゃダメだよ。勝ったんだから笑っていないと」

 

 

「・・・・・はい」

 

 

「けど私達は楽しかったよ。」

 

 

「そうだねぇ」

 

 

「はやりも楽しかったよ」

 

「こちらこそ・・・・・楽しかったです。・・・・・今回は俺のワガママに付き合ってくれてありがとうございます。」

 

 

「そんな事は無いよ。私達は楽しかったと同時に私達は、またやる事が出来たからね」

 

 

「・・・・・やる事ですか?」

 

 

「それは祐介君にリベンジする事だよ」

 

 

「・・・・・俺が負けて言うならともかく健夜さん達が俺にですか?」

 

 

「負けて悔しくない人は、いないんだよ。」

 

 

「わかっかんねぇ!全てがわっかんねぇ」

 

 

「今度は負けないからね」

 

 

「ありがとう・・・・・ございました!」

 

 

「ありがとうございました」

 

 

「ありがとうございました」

 

 

「ありがとうございました」

 

 

「会場からはスゴイ拍手が!」

 

 

「それだけ今回の公式戦はスゴかったって話だ。男子は女子と違って弱いってイメージあるが今回の対局で覆し男子でも女子に勝てる!って姿を見せたのだからな・・・・・久し振りにいいのを見させて貰ったよ。」

 

 

俺は対局室から出て控え室に戻ろうとしたらインタビューをされた。

 

 

 

「守東選手!おめでとうございます」

 

 

「・・・・・ありがとう・・・・・ございます」

 

 

「最後は決めて席を立ってから泣いた場面ありましたが大丈夫ですか?」

 

 

「はい・・・・・大丈夫です」

 

 

「今回の公式戦は守東選手が以前に言ってましたが今回の公式戦どうでしたか?」

 

 

「・・・・・楽しかったですけど・・・・・最初は・・・何も出来なかったけど・・・・・後半は前半で何も出来なかったので・・・・・頑張って勝とうと思いやりました」

 

 

「今回の公式戦で小鍜治プロの無敗伝説を破りましたが、それについては?」

 

 

「・・・・・小鍜治プロは無敗で誰もが知ってる最強の雀子です。・・・・・正直に言うと今回の対局で俺は負けるなって思いました。」

 

 

「けどそれを覆して勝ちましたね」

 

 

「まだ俺自身が驚いています。・・・・・本当に勝ったのかと?」

 

 

「また今回の公式戦の時みたいに小鍜治プロ達に誘われた場合は対局したいですか?」

 

 

「はい・・・・・やらせてください・・・・・お願いします」

 

 

「それではインタビューを終了します。ありがとうございました」

 

 

「ありがとうございました」

 

 

俺は歩いて控え室に戻ると永水の5人が待っていた。

 

 

「祐介様おめでとうございます」

 

 

「おめでとう」

 

 

「おめでとう」

 

 

「おめでとう」

 

 

「おめでとう」

 

 

「みんな・・・・・ありがとう」

 

 

俺は、また泣いてしまって小蒔に抱かれた。

 

 

「私達は最後まで見てましたよ」

 

 

「最後は天和で3人を飛ばすとかスゴイです」

 

 

「歴史に残るわね」

 

 

「最初は何も出来なかったから俺は負けるって思ってた」

 

 

「・・・・・」

 

 

「けど最後は勝てて嬉しかった」

 

 

「そうね」

 

 

「今日は来てくれてありがとう」

 

 

「どういたしまして」

 

 

「それじゃあ帰りましょう」

 

 

「ああ・・・・・そうだな」

 

あのトッププロ3人達の公式戦から1ヶ月後・・・・・

 

 

「今回は小鍜治プロの頼みで実現したトッププロ3人の守東選手に対してのリベンジ戦です。藤田プロは、どう思いますか?」

 

 

「まさか学生が勝つなんて思わなかったからな・・・・・あの公式戦の後に全てのチームから誘われたらしいが卒業まで後1年あるから待ってくださいって言ってたぞ」

 

 

「藤田プロは守東選手に会ったのですか?」

 

 

「ああ・・・・・会って話をしたんだよ。あれから1ヶ月が経ったが今回は、どうなるかな?」

 

 

「今回は負けないよ」

 

 

「勝たせてもらうよ」

 

 

「はやりも負けないからね」

 

 

「今回も勝たせてもらいますよ!」

 

 

そしてリベンジ戦が始まった。




今日中に終わらせられるかな?


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外伝4

この外伝で土浦女子は終わりです。もう追加も書きませんので安心してください


あのトッププロ3人達の公式戦から数年後・・・・・今の俺は世界ランキング1位になっていた。

 

 

 

「あれから3年か・・・・・早いな」

 

 

「あっという間でしたね」

 

 

俺は久し振りに永水の5人と会って話をしていた。

 

 

「学生の時と違って会う時間が減りましたからね」

 

 

「それは仕方ないわよ」

 

 

「今は俺もプロになって世界で1位になったから特に忙しくなったしな」

 

 

「今回いつまでここにいるの?」

 

 

「明日までだ」

 

 

「すぐに行くのですね」

 

 

「けどまた来るって少なくても年の終わりまでにはな」

 

 

「ならその時を待っていますね」

 

 

「俺の他にもプロになった人達もいるし・・・・・気が抜けないから」

 

 

「それもそうね」

 

 

「俺が引退したら霧島に住むよ。老後は俺ここで過ごしたいからな」

 

 

「でも50年以上は先ね」

 

 

「今が忙しいからな・・・・・仕方ないっちゃ仕方ないさ」

 

 

 

「そうですか」

 

 

「他に行く予定あるんですか?」

 

 

「土浦女子の部長達に会ったり清澄の男子に会う予定だな」

 

 

「そうなんですか?」

 

 

「部長達は大学に行って活躍してるし清澄の男子はプロになったしな」

 

 

「それぞれの道に行ったのね」

 

 

「けど部長達の事だから大学を卒業したらプロになるかも知れないな」

 

 

「そしたら会って話しやすくなりますね」

 

 

「それがいつの話かは、わからないがな」

 

 

「小蒔ちゃんにも話は来てたわね」

 

 

「けど私達は家の事情でプロには、なれませんから」

 

 

「けど俺達の中でプロになった人達は確かに何人かいるから、いずれ会うかも知れないな」

 

 

「高校を卒業すると人によっては、もう会わない人とかいますからね」

 

 

「高校を卒業しても会える方が少ないからな」

 

 

「高校じゃないにしても、卒業してから、それっきり会わない方が多いですからね」

 

 

「出会いがあれば別れもあるって言うが別れの人数の方が多いような感じするけどな」

 

 

「そういえば祐介様」

 

 

「どうしたんだ?小蒔」

 

 

「数年前の公式戦が終わってからもプロの人達と連絡してるんですか?」

 

 

「してるよ?一緒に、ごはん食べに行く事あるしな」

 

 

「他には何かありますか?」

 

 

「他?他は無いな」

 

 

「そうですか」

 

 

「何か気になる事でもあったのか?」

 

 

「祐介様がプロになって変わった事あったのかな?っと思いまして」

 

 

「食事には良く誘われるな・・・・・後は無いな」

 

 

「けど今日は泊まるのよね?」

 

 

「泊まりますよ。ただ明日は朝ごはんを食べたらすぐに行きますから、ゆっくりは出来ないですけどね」

 

 

 

「じゃあ私達は夕飯の準備をしてくるわね」

 

 

「はい、わかりました」

 

 

「祐介様」

 

 

「どうした?」

 

 

「私達は、いつでも待っていますから来てくださいね」

 

 

「そうするよ」

 

 

次の日の朝になって・・・・・

 

 

「朝ごはんありがとうございました」

 

 

「もう行くの?」

 

 

「行きますよ。本来ならば全員に挨拶したかったんですけどね」

 

 

「それじゃあ気を付けて、いってらっしゃい」

 

 

「いってきます」




最後は普通に終わりましたが楽しんで貰えたでしょうか?


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