世界を旅する神 Ⅱ (天龍神)
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第一章~ 戦姫絶唱
新たな世界へ


並行世界のISの世界での白騎士事件を解決し通りすがりの仮面ライダーの男、門矢士とその一行と出会った天夏達は、まさか、一緒に並行世界のISの世界の弥生である篠ノ之箒が同行することになったのであった。

 

それから、三日が経ったある日、

 

「え~天夏と一緒にいけないの(゚Д゚)ノ<そんな~‼」

 

「ごめんね。訳は着いたらわかるから」

 

どうやら今回もまた異世界への長期の仕事を言い渡されたのは、前回の別次元のISの世界で次元武偵の仕事を終えて日が経っていない装甲機竜「ドラゴニック・オーバーロード」の所有者にして世界の破壊者と評される「仮面ライダーディケイド」の変身者の大和撫子と言わんばかりの雰囲気にそれに似つかないわがままボディを持っているがこれでも列記とした、第二茶熊学園一年生である生前の名前は「篠ノ之箒」今の名は「ヤヨイ・アサミヤ」こと「朝宮弥生」は将来の義姉にあるであろう生前の名は「織斑一夏」こと「天河天夏」の姉「天河虎徹」から仕事の内容を聞いて最愛の天夏を連れて行けないと言われて、ショックを受けていたのだが、虎徹が天下を連れて行けない理由は行けばわかると言ったので、渋々、仕事の仕度をしに戦艦「フラクシナス」の自分の部屋に戻って旅支度をするのであった。

 

「弥生。すまん」

 

「仕方ないよ。だけど」

 

「あいつが待ってる。弥生、オレはどこに居ようとおまえの「希望」だ」

 

「うん」

 

旅支度を終えて転送ルームに向かう道中で、最愛の人物である天夏に遭遇したので、天夏は一緒に行けないことを謝罪したのであった。

 

天夏は一緒に行けない理由は行き先にあるようで、敢てそれを弥生に言わず、キスを交わして、弥生は同行者が待つ転送ルームに向かったのであった。

 

「お待たせ」

 

「今日はボクと詠歌と」

 

「わたしと一緒だ」

 

「なんだろうね、女の子だけで行く世界って」

 

「もうISの並行世界は勘弁してほしいが」

 

「行ってみたらのお楽しみだ‼」

 

転送ルームに到着した弥生を待っていたのは親友にして天夏の同い年の妹「天河天馬」、もう一人が織斑千冬のクローンだったが今は天馬のクローンつまり同い年の旧名「織斑マドカ」こと「天河瑛夏」そして何より、もう一人の自分にしてISの天災「篠ノ之束」から脱却した旧名「篠ノ之箒」現在の名前は、

 

「行くよ‼ 紗季‼」

 

「楽しみだ」

 

無理を承知で弥生が実姉「朝宮睦月」と一緒と話し合った結果、箒を養子に入れることになり、箒は名を変えることを決めて、皐月と名乗るところを敢て、「さつき」の「つ」を取って「紗季」と名乗ることに決めたのであった。

 

こうして、弥生をはじめとする次元美偵達が巻き込まれる物語が始まったのであった。




紗季の元ネタは弥生(箒)の中の人が同じのロウきゅーぶの永塚紗季というキャラから付けました


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私立リディアン音楽院

装甲機竜「ドラゴニック・オーバーロード」の搭乗者にして「世界の破壊者」という異名を持つ仮面ライダーディケイドの二人目の変身者の朝宮弥生は最愛の恋人であり装甲機竜「レアル」の搭乗者にして指輪の魔法使いと言う異名を持っている仮面ライダーウィザードの変身者「天河天夏」とキスを交わして、天夏の妹「天馬」と「瑛夏」そして、並行世界のISの世界との因縁を終わらせたもう一人の自分である戸籍上双子になっている「紗季」との四人でまた異世界へ次元武偵として送られたのであった。

 

今回やってきた世界は、

 

「久しぶりに女子制服着たよ」

 

「確かに、茶熊学園って改造制服が認められてるからね」

 

「え~と、私立リディアン音楽院?」

 

「まさか、ボク達、この世界のその学校に通いながら仕事しろってことΣ(゚Д゚)‼」

 

相変わらず転送中に強制的に私服から着替えさせられているようで、到着してお互いの着ていた服を見て、黒に赤いラインが入った上着に赤いネクタイに白いカッターシャツに薄紫色のチェック柄のミニスカートと言う服装になっており、男装が基本な天馬は第二茶熊学園に転入する前に着ていた野井原高校の女子制服以来だったので中学まで一緒だった弥生は驚かなかったが、他二人は驚いていたが、天馬はポケットに入っていた生徒手帳に「私立リディアン音楽院」と書かれていたので、今回の仕事は私立リディアン音楽院の一生徒として仕事を行うということになったのであった。

 

「何組?」

 

「四人とも一緒」

 

「行こう」

 

「ISがないだけましだな」

 

「そうだな」

 

四人はお互いの生徒手帳に記されたクラスが一緒だったのでそれぞれ思っていたことを言って教室に向かったのであった。

 

「そういえば、紗季って音楽できる?」

 

「ギターとかなら」

 

「歌もうまいだろ」

 

「良かった‼」

 

どうやら転入生と言うことではなく初めから生徒として認識されているようで、教室に入った生徒から普通に何も思われず挨拶を交わして席に着いたのであった。

 

弥生と天馬は、ここにはいないが装甲ユニット「パシフィカ」の搭乗者にして天馬の幼馴染みにしてよき理解者である海道セドナと一緒にバンドを組み、二人ともポジションがギター&ヴォーカルなので、問題ないが、瑛夏と紗季の二人も趣味としてギターなどを演奏することができるので問題なかったのである。

 

歌唱力はヴォーカルを務める弥生と天馬が優秀な部類である。

 

「弥生。そのカード?」

 

「うん。今回の目的らしいね」

 

「仮面ライダーのカードじゃない」

 

ホームルームが始まるまで時間があったので弥生がライドブッカーから四枚のカードを出して見つめていたのであった。

 

普通ならば仮面ライダーに関する内容なのだが、カードは仮面ライダーとは違う物を表していたのであった。

 

それをライドブッカーにしまって、ホームルームが始まるまで待っていると、

 

「ねぇ? 四人てどういう関係?」

 

「二組の姉妹だ」

 

「響(´・ω・`)普通に気づくと思うけど」

 

「えぇっぇぇ(゚Д゚)ノ‼」

 

「そろそろ、戻れ。ホームルームが始まる」

 

栗色の髪の少女が黒髪のショートカットの少女と一緒に声をかけられて、関係を聞かれたので、瑛夏が癖になっているのか男性口調で二組の双子だと答えると黒髪ショートカットの少女が呆れており、その横で響と呼ばれた少女は驚いていたのだが、瑛夏に席に着くように言われて二人とも自分の席に着いたのであった。

 

この出会いが騒動の幕開けとは弥生達は知る由もなかった。

 

 




ディケイドライバー

言わずと知れた仮面ライダーディケイドの変身ベルトにして輝石「トリックスター」のおかげで本来ならば適合者にしか変身できないライダーに変身できる万能な変身ベルトで、似たような物でジョーカーラウザーがある。

弥生が女であるためか、仮面ライダーキバよりも先に仮面ライダーキバーラのライダーカードを手に入れたことも踏まえて女性専用の仮面ライダーに変身可能であり、ショッカー製ではなく、ヴェスタWSCの協力の元超神次元ゲイムギョウ界の技術力で作られたので、なのは達のバリアジャケットなどを纏うことが一応可能だが、流石にほかのメンバーのISや装甲機竜には乗れない。

※この小説での設定です

天馬と瑛夏の二人もライダーに変身させるかは考えています


こんな説明でいいかな?


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ノイズ

私立リディアン音楽院の生徒として送られた弥生達は学院生とともに授業を受けていたのであった。

 

ISと言った物がない世界がこんなにも素晴らしいと紗季は感じていたのである。

 

自分の世界で日本政府に否応なしに連れ回されて強姦未遂なこともされた紗季にとってリディアン音楽院は楽しいのだ。

 

セシリア達とは時間があれば次元武偵になった際に支給された専用端末で次元を超えて連絡しているらしく、朝宮家に養子になったことも明かしたところ、応援していると言われたのであった。

 

「ISの授業より、楽しいね‼」

 

「そうだな。こっちは音楽が主流の学校だしな」

 

「そうだよね(≧▽≦)」

 

「瑛夏。無理するな」

 

「・・・・」

 

午前中の授業が終わったので、弥生達は学院の食堂で、私立リディアン音楽院の授業がIS学園より楽しいことを話していたのであった。

 

瑛夏は天馬に合わそうと無理に合わせ出したので、紗季に注意されたのであった。

 

私立リディアン音楽院はIS学園と同じく全寮制の完全な女子高なので、ISに乗れる男が現れようが関係ない学校なのである。

 

「女子高だし、天夏が一緒に来れない理由はわかったし」

 

「IS学園のようにはならんだろう」

 

「お昼食べたし、午後からの授業の場所に行こうか?」

 

「そうしよう」

 

お昼を食べ終えた弥生達は返却口に食器を返して午後からの授業へ向かうのであった。

 

それから午後からの授業を終えた弥生達は一旦寮に戻って、

 

「外出届けを出さなくていいとは」

 

「IS学園が鎖国していた証拠だ」

 

「この世界に・・・」

 

放課後なので門限まで弥生達は今いる世界の街を見るために学院の外に出ていたのであった。

 

弥生はこの世界のことについて話そうとした時だった。

 

「きゃぁぁっぁ‼」

 

「もう‼」

 

【弥生様‼ ディケイドに】

 

「行くよ‼ 紗季‼」

 

「勿論‼」

 

「ボク達も」

 

「天馬と瑛夏も(゚Д゚)ノ‼」

 

悲鳴が聞こえてきたので弥生は咄嗟にアイテムパックからディケイドライバーを取り出して腰にベルトが巻かれてライドブッカーからディケイドのカードを取り出し、紗季はいつも通りに右腕を下に伸ばして引き腰に賢者の石が嵌め込まれた今はまだ黄色になっているベルト「オルタリング」を呼び出して腰に巻いたのであった。

 

天馬と瑛夏は仮面ライダーになる必要はないので、インテリジェントデバイスを掲げて、

 

天馬&瑛夏「セットアップ‼」

 

弥生&紗季「変身‼」

 

《KAMEN RIDE ディケイド‼》

 

天馬&瑛夏が陣羽織のようなバリアジャケットを纏い、弥生&紗季が、仮面ライダーディケイドと仮面ライダーアギトグランドフォームに変身して、自動的に二人のライダーマシン「マシンディケイダー」と「マシントルネイダー」の二台のバイクが出現してそれで悲鳴が聞こえてきた現場に向かったのであった。

 

天馬&瑛夏はバリアジャケットなのでそのまま空を飛んで行くことにしたのであった。

 

私立リディアン音楽院はどう言うわけかバイクの免許は取得してもいいらしく、弥生と紗季は次元武偵特殊免許で運転可能なので問題なかったのであった。

 

「これが、ノイズ?」

 

「うぇ~ン(T_T)/~~~」

 

「はっぁぁぁあ‼」

 

「もう大丈夫だよ」

 

「え?うん、ありがとう」

 

現場はバイクで走って数分で到着して、そこには異形な存在が群れを成していたのであった。

 

一体が幼い女の子に襲い掛かろうとしたので、仮面ライダーディケイドに変身している弥生が蹴り倒して、女の子を助けたのであった。

 

助けられた女の子は泣き止んで弥生にお礼を言ったのであった。

 

「さてと」

 

「片付けちゃいますか」

 

「ああ」

 

女の子を助け出したがまだノイズと呼ばれる魔物はいるのでバリアジャケットを纏った天馬&瑛夏も空から合流して女の子を護衛しながら「ノイズ」と戦うのであった。

 

 

 

 




天馬&瑛夏のバリアジャケットはロングコート型で長ズボンを履いた物だと思ってください


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シンフォギアの奏者

ノイズに襲われていた幼い女の子を助けた弥生達はこのまま護衛しながらノイズを倒すことにしたのであった。

 

「手始めに」

 

《KAMEN RIDE KK KUGA》

 

「かっこいい」

 

「ならば、わたしも」

 

弥生はディケイドのまま戦うこともできるが、折角なのでライドブッカーから「クウガ」のカードを取り出してディケイドライバーに入れてサイドレバーを押してアギトに似ているが装甲が全体的に赤いクワガタディケイドクウガマイティフォームに変身したのであった。

 

それを見た助け出した女の子はかっこいいと言っていたのであった。

 

紗季も得意の剣術を用いるためベルトの右側のボタンを叩いてアギトフレイムフォームになって、賢者の石から一振りの刀を呼び出して構えたのであった。

 

「一気に行くよ‼」

 

「弥生。タイタンフォームにならなくていいのか?」

 

「そのために紗季たちがいるんじゃない‼」

 

「うん‼」

 

「へまするなよ」

 

弥生はディケイドクウガマイティフォームのまま素手による格闘術で戦い出したので、アギトフレイムフォームの紗季に剣術が出来るタイタンフォームにならなくていいのかと言うと、とりあえずクウガマイティフォームのままどこまで行けるかやってみたいという理由らしく、護衛を天馬&瑛夏に任せたのであった。

 

天馬&瑛夏はと言うと、

 

「カチッ‼」

 

「大方片付いただろう」

 

「おねえちゃん達、お侍さん?」

 

「合ってるけど」

 

持ち前の天然理心流の剣技であっという間に周囲にいたノイズを切り捨て終わったのであった。

 

「天馬&瑛夏の方が終わっちゃったみたいだし、終わらせますか」

 

《FINAL ATTACK RIDE KKK KUGA‼》

 

弥生&紗季「はぁっぁぁぁ‼」

 

「しゅ~」

 

「なんか、ファイズで決めたみたいだね」

 

「ノイズの特性だからな」

 

朝宮姉妹もケリをつけるために、弥生はディケイドライバーに《FINAL ATTACK》のカードを入れてライダーキックを、紗季はフレイムセイバーと呼ばれる刀の鍔が開いてそのまま薙ぎ払いノイズを倒したのだが、ノイズは倒されるとオルフェノクのように灰化して息絶えるので、まるでディケイドファイズで止めを刺した感じのなっていたのであった。

 

弥生&紗季が変身を解こうとしたところに、

 

「おい。そこの四人?」

 

「はい(なんだろう? 初めて会った感じがしない)」

 

「わたしは、天羽々斬の奏者の風鳴翼だ」

 

「翼さん。二人はクラスメイトですけど」

 

「立花。それは早く言ってくれ」

 

「おい。変身解けよ‼」

 

弥生&紗季「そうだ(ね)な」

 

青い髪をポニーテールに束ねたISスーツのような姿で日本刀を持った人物がやって来て、弥生達は声だけは聞き覚えがあったが、別人なので、素直に返事をして、もう一人がまさかのクラスメイトである、立花響だったので、弥生&紗季は銀髪の少女に言われたまま変身を解除したのであった。

 

「ええええΣ(゚Д゚)‼ 弥生と紗季‼」

 

「立花。もしかしてと思うが・・・」

 

「はい。クラスメイトです(´・ω・`)」

 

「仕方ない。詳しい話を聞きたいからついて来い‼」

 

「はい‼」

 

まさか、クラスメイトが仮面ライダードライブとは思わなかったので、シンフォギアを纏っていた立花響は弥生と紗季だったので驚いてしまい、それを見た風鳴翼は呆れてしまい、弥生達はそのままついて来てほしいと言うのでバイクを押してついて行くことになったのであった。

 

 

 



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思ってもいなかった仲間

風鳴翼とクラスメイトの立花響がシンフォギアと呼ばれる物を纏って弥生達に遭遇してついてくるように言われたのでそのままついて来たのであった。

 

助けた女の子は無事に帰って行ったのであった。

 

「戻ったか? ん?」

 

「すいません。クラスメイトなんですが・・・」

 

「さっき、モニター画面でノイズと戦う姿が映ってたからな。と、オレは風鳴弦十郎だ。翼の叔父だ。ここ、特異災害対策機動部二課の司令官だ。 よろしくな」

 

「はい。朝宮弥生です。こっちが」

 

「妹の紗季です」

 

「親友の天河天馬です」

 

「妹の瑛夏です」

 

連れてこられて場所は次元武偵達が集う戦艦「フラクシナス」に匹敵する管制室だったのであった。

 

そこで風鳴翼の叔父であり天馬&瑛夏の従姉である「鳴流神龍姫」と面識がある男性「風鳴弦十郎」がラフな格好でやって来て弥生達の戦いぶりを見ていたと言って、握手を求められたので、弥生達は自己紹介をして握手を交わしたのであった。

 

だが、この世界に弥生達以外の人物が送られてきたようで、

 

「弥生‼」

 

「星也‼ それに、クリス‼」

 

「おい‼ 名前被ってるぞ‼」

 

「そうだよ❢ ここではカノンノでいいよ。イアもパスカはいないんだし」

 

「そうだね」

 

「なんだ、知り合いか」

 

なんとアドリビトム組からも星也とカノンノ・クリスタルが送られてきたようで、二人とも私立リディアン音楽院の生徒だが別のクラスの生徒としての潜入していたのであった。

 

いつもの癖で弥生が「クリス」と呼んでしまったので銀髪の少女「雪音クリス」は名前が被ると言ったので、この世界にいる間はカノンノ・クリスタルなので「カノンノ」と呼ぶように決めたのであった。

 

「所属が違うんですが、友達です」

 

「所属が違う?」

 

「はい」

 

「あの~一つ聞いていい? 変身解除した時に、弥生だけ、腰から取ってなかった?」

 

「これの事?」

 

所属先は敢て伏せて違うことを言うと弦十郎は追及しないでくれたので響達もそれ以上は何も言わなかったのであった。

 

響は弥生が変身解除した瞬間に持っていたディケイドライバーについて教えて欲しいというので、弥生はアイテムパックから自分のディケイドライバーを見せたのである。

 

「あれ?ライドブッカーのカードが増えてる‼」

 

「なんだそれ?」

 

「ボクもだ」

 

「だから‼」

 

「雪音‼ 話を聞くより、やってみてくれた方がいいのではないか?」

 

「そうだな」

 

「あんまり戦闘以外で変身したくないんだけど」

 

「わたしもだ」

 

「紗季の腰にベルトが(゚Д゚)ノ‼」

 

弥生&紗季&星也「変身」

 

《KAMEN RIDE DDD ディケイド‼》

 

そして弥生と星也のライドブッカーから九枚のカードが飛び出してきて絵柄が浮き上がったのであった。

 

それが目の前にいる三人のシンフォギアだったのであった。

 

雪音クリスはしびれを切らしていたので、翼が説明するよりやって見せてくれと言ってきたので、戦闘以外であまり変身したくない弥生達だったが、帰らしてもらえなさそうなので、天馬&瑛夏とカノンノ以外が変身することになったのであった。

 

紗季の腰にどこからともなくオルタリングが巻かれたのでシンフォギア奏者たちは驚いていたのであった。

 

そして一斉に変身したのであった。

 

「おい‼ 嘘だろ‼」

 

「あれ? 姿が違う?」

 

「あ‼ それはカードを使ったんだ」

 

「なるほど。そこに入っているカードをそこに入れれば別の姿に変わるのか?」

 

「はい。もう変身解いていいですか?」

 

「もういいぞ。済まないが、協力してくれないか?」

 

「司令‼」

 

「はい‼ 喜んで‼」

 

弥生と星也はディケイドに変身して、紗季がアギトグランドフォームに変身したのであった。

 

紗季のアギトは納得したようで、弥生と星也がディケイドに変身したので、響は弥生がクウガマイティフォームに変身していたので違和感を覚えていたのであった。

 

弥生がライドブッカーからクウガマイティフォームのカードを見せて納得させて変身解除して、弦十郎直々に協力してくれと言われたので弥生達は協力することにしたのであった。

 




一応、テイルオブシリーズも絡ませてもらいます


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仲間との合流を経て

同じ世界にアドリビトム組からディケイドだが「ディセンダー」という使命を持った同い年の少女「神桜星也」という男らしい名前だがれっきとした女の子とカノンノ四天王の一人、カノンノ・クリスタルも一緒に来ていたのであった。

 

言っておくが星也とカノンノ・クリスタルは龍姫達と同じ都立来禅高校なのだが、どうやら別のクラスで第二茶熊学園の生徒として在籍していたので、弥生達も気がつかなかったのであった。

 

それで今に至るというのであった。

 

閑話休題

 

特異災害対策機動部に招かれた弥生達は特務協力者として立花響達「シンフォギア奏者」の助っ人として協力することになったのであった。

 

「弥生達はこれ知ってるよね?」

 

「え、それってカイザギア(゚Д゚)ノ」

 

「うん。これ翼さんの知り合いの人に無理矢理装備させられてさっき言ってた仮面ライダーに変身させられたことがあったんだけど」

 

「(うわ~あの人だな)どうだったの、初めての仮面ライダーとして戦った感想は?」

 

「なんか、シンフォギアと違った感覚だったよ」

 

「強化服だしね。また明日」

 

「うん」

 

弥生達が協力者となり今日は解散となったので寮に戻ることにしたのであった。

 

その道中で、ガングニールの奏者であるクラスメイトの響はいつの間にか持っていたアタッシュケースを開けて中に入っているカイザギアを見せたのであった。

 

弥生はそれがヴェスタWSCが作ったライダーシステムであると気づいたので、響にそれを貰った人を訪ねたら、翼の知り合いだと言うので、弥生達の中で、風鳴家に面識があるのは、鳴流神家に通じる者しか思い当たらないのであった。

 

響はシンフォギアと違った感覚で戦ったと感想を述べてアタッシュケースを閉じたのであった。

 

「それにしても、私立リディアン音楽院ってバイクの免許が許されてるなんてね」

 

「翼さんが乗ってるから、いいはずだけど? 乗せてもらってから言っても説得力はないよね」

 

「そうだね」

 

特異対策災害機動部からバイクで私立リディアン音楽院の寮へ戻ることになった弥生達は、響が弥生が運転するマシンディケイダーに乗せて帰路を走っていたのであった。

 

響にIS学園の事を話すと驚くだろうと考えながら寮に到着したのであった。

 

前もって外出することは寮長さんに言ってあるので問題なかったのである。

 

「ありがとう。乗せてもらって」

 

「どうせ、寮に戻るだけだしな」

 

「響!」

 

「ごめん、未来が呼んでるから」

 

「さてと」

 

「どうやら、まだカードが残ってるみたいだな」

 

「うん、もう一つの「ガングニール」だね」

 

バイクを停めて響にお礼を言われて同じくクラスメイトの未来が響を呼びに来て別れた弥生はライドブッカーからまだこの世界で手に入れないといけないカードがあったことに気が付いたのであった。

 

 

 



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友からの助言

私立リディアン音楽院に飛ばされた弥生達の始めての仕事がおわったのであった。

 

「ファイナルフォームライドは使わなかったな?」

 

「あれはわたしも困る‼」

 

弥生と紗季は同室になったようでディケイドのカードのファイナルフォームライド通称「FFR」のカードがあるのだが、一回だけここに来る前の仕事で仮面ライダーアギトに変身中の紗季に対して使ったことがあるので、紗季は専用ライダーマシンの「マシントルネイダー」に変形して、ディケイド弥生と仮面ライダーウィザードの天夏がサーフィン乗りして、ダブルライダーキックを繰り出して魔物を倒すという功績を上げたのだが、紗季が怒ったのであった。

 

閑話休題

 

「もう。いいじゃない‼」

 

「朱音にもやったけど」

 

「もう気にしてない。さてと、向こうのみんなはどうしてるんだ?」

 

「そうだね。多分こっちと同じ時間の流れだし」

 

FFRの一件は済んだようで、紗季は自分がいた世界の仲間達はちゃんとやっているか気になったので連絡してみることにしたのであった。

 

紗季は朝宮家に養子に入ってからもこうやって定期的に向こうの両親たちに連絡を取り合っているのである。

 

仮面ライダーアギトであることは血縁者には内緒だが。

 

「箒さんに、弥生さん‼」

 

「元気そうだな。わたしは箒じゃなくて、紗季だ。そっちはどうなってる?」

 

「鈴さん達は相変わらず元気に暴れまわってますわ」

 

「表現が可笑しいが・・・」

 

向こうの世界と通信が繋がって空中にスクリーンが現れて、スミレと従姉関係を結んだセシリアが出たので、紗季がそっちの世界はどうなっていると聞くと、セシリア曰く、鈴が元気が良すぎると言いたかったのだろう、暴れまわっていると表現してしまったので、流石の弥生も呆然としてしまったのであった。

 

「誰が‼ 暴れまわってるって‼ セシリア‼ アンタね‼ いい加減に、比喩を覚えなさい‼ ごめんなさいね‼」

 

「いや別に、そっちの様子が気になっただけだ。鈴、おまえ、少し全体的に成長したのか?」

 

「アタシだけじゃないわよ。簪も、鳴流神先生が残した資料のおかげで喜んでたけど。そうだわ‼ 一夏は相変わらずに元気になったわ、それと、紗季達に言っておかないと」

 

「ボク達に言っておかないといけないことって?」

 

どうやらセシリアの間違った表現を聞いていたようで、鈴が飛んできたので、紗季は鈴が少し心身ともに成長したことに気が付いて褒めたのであった。

 

鈴は紗季達に伝えたいことがあるのであった。

 

「臨海学校が終わってすぐに、へんな奴が現れたのよ」

 

「へんな奴って」

 

「それが中性的な男性でしたわ」

 

「それで?」

 

「教師達がIS部隊を編成して、攻撃しちゃったんだけど、その人無傷だった上に、右腕を伸ばしてきて、ISに触れずにコアを抜き取ったのよ。そしてコアをどこかに飛ばしたのよ」

 

「なるほど、その様子だと、セシリア達のISは無事らしいな」

 

「問題なかったですわ」

 

「わかった。こっちでも調べてみるよ」

 

「お願いするわ。偶には帰ってきなさいよ、それに可愛いわよ。その制服」

 

「そうか。今回の仕事は完全な女子高潜入らしい」

 

「では、この辺で」

 

「アンノウンかな?」

 

「多分そうだろ。さてと、わたし達も明日の準備をしないとな」

 

どうやら、弥生達が去って臨海学校が終わった頃に突然、中性的な男性がどっからともなくIS学園のアリーナに現れたので、IS部隊が攻撃したが全く傷一つ付かないで、ISのコアを抜き取り、そして、ISを完全に鉄屑と化した後、コアをどこかに飛ばしたというのだ。

 

それを聞いた弥生達は思い当たるのはアンノウンの類でしかないと考えていたのであった。

 

そして、私立リディアン音楽院の制服を褒められてセシリア達との通信を切って明日に備えることにしたのであった。

 

 

 



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私立リディアン音楽院 二日目

紗季の世界のセシリア達からISのコアを抜き取ってISを停止させる存在の事を教えられた弥生達はそのまま就寝したのであった。

 

そして、翌日の朝を迎えたのであった。

 

「おはよう‼」

 

「響、いつの間に仲良くなったの?」

 

「響のことだし、もしかして、弥生達って「シンフォギア奏者」で一緒に戦ったって所じゃないかな?」

 

「弥生達は少し違うけど」

 

「済まないが、わたし達のシンフォギアは少し違うのでな」

 

弥生達はクラスメイトの立花響と小日向未来達と仲良くしていたのであった。

 

響が弥生達と仲良くしていたので、他のメンバー全員、もしかして、弥生達もシンフォギア奏者ではという話題で話をし始めたのであった。

 

この世界では、ライダーシステムも聖遺物と同じ扱いなのだろう。確かに、小野寺ユウスケが変身する仮面ライダークウガの「アークル」や花陽が使っている物はヴェスタWSCが作ったライダーシステムだが元は「アークル」と同じく古代の王のベルトである「オーズドライバー」や、どこぞの「古の魔法使い」と呼ばれる仮面ライダービーストの変身する「ビーストドライバー」もそれに該当するので、強ち間違ってはいないので仕方ないのであった。

 

紗季の場合は元はと言えば、パラレルワールドの自分である弥生が「篠ノ之箒」だった頃に持っていたエルロードの一柱「プロメス」と呼ばれる火のエルと言う存在が残した「光の力」が弥生が一度死んでしまったことでそれが紗季に移ってしまったと言うのが本当の理由なのだが、欲しがられると困るので、紗季はシンフォギアと軽く誤魔化したのであった。

 

天馬&瑛夏はインテリジェントデバイスと言うアクセサリーに擬態しているので問題なかったのである。

 

そんな感じで教室に到着したのであった。

 

そして、お昼休みになったのであった。

 

「弥生達も料理上手だよね」

 

「そうかな?」

 

「まぁ、スミレが初めて料理した時は酷かったけど」

 

「スミレって誰だ?」

 

「別の学校に通ってるボク達の友達だよ」

 

「そうなの。どんな料理を作ったの?」

 

「あれは、ノイズですら食べれない物体を作り上げたんだよ・・・」

 

「ウゲ(゚Д゚)ノ‼ 想像しただけで、食いもんじゃねえ(゚Д゚)ノ‼」

 

「本人も気にしてたらしくて、ボク達が和洋折衷の料理の作り方を教えて上げたんだよ。それで今ではちゃんとした料理が作れるようになったんだよ」

 

「会ってみたいな。スミレ」

 

「近いうちに会えるだろ」

 

お昼休みになったので弥生達は響達に招かれて一緒に弁当持参で集まって食べることにしたのであった。

 

弥生達のお弁当は好評だったようで、響だけではなくクリスにも好評だったのであった。

 

弥生はスミレが「セシリア・オルコット」だった頃に作った料理らしき物体を見たことを思い出して、言ってしまったので、クリスがスミレは誰だと言うので天馬が友達だと言って、料理を教えたことを話したのであった。

 



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弥生とマリアとデス

私立リディアン音楽院へ飛ばされて二日目を過ぎ、弥生達はすぐに響達と仲良くなったのであった。

 

弥生&紗季は雪音クリスとはよく胸について話をしているらしく、クリスは全くそういったことには無関心らしく、戦いに身を置く以上は気にしていないというのである。

 

それは弥生達にも当てはまるのだが。

 

「キ~ン‼」

 

「紗季?」

 

「済まない(この世界にはアンノウンも、アンデッドもいないはず。伊坂は別か)」

 

紗季は仮面ライダーアギトに覚醒してから相川始や剣崎一真のようなジョーカーアンデッドに似た能力が覚醒してしまったので、何処に居ようが、アンノウンなどが出現した場合などに紗季の脳内にイメージとして焼き付くのである。

 

それに気付いた天馬だったが紗季が問題ないと言うのでさほど気にしなかったが、紗季は、この世界の脅威とされている「ノイズ」にも反応するのかと考えていたのである。

 

こうして私立リディアン音楽院二日目は終わろうとしていたのであった。

 

「マリアさん‼」

 

「響、それにみんな元気にしてたみたいね」

 

「そこの連中は誰デス?」

 

「人に名前を聞く時は、まず、自分から」

 

「暁切歌デス」

 

「朝宮弥生。こっちが」

 

「朝宮紗季だ」

 

「天河天馬だよ」

 

「天河瑛夏」

 

今日も特異災害対策機動部に招かれた弥生達はそこである人物達に出会ったのであった。

 

そう、弥生が確立した人格元になった人物でピンクの長い髪に碧眼の女性、マリア・カデンツァヴナ・イヴがそこに居たのであった。

 

以前は響達と敵対関係だったらしいが今では協力関係になっているのであった。

 

金髪の髪にエメラルドグリーンの瞳の少女にいきなり人差し指を刺された星也とカノンノ・クリスタルは、ギルド仲間のロイド・アーヴィング直伝の決め台詞を言って、暁切歌と自己紹介をさせて、弥生達も自己紹介をしたのであった。

 

もちろんのことながら、

 

「もしかして、そこの四人て」

 

「二組の双子の姉妹ですが?」

 

「いや。普通、名前聞いたら気づくだろ(゚Д゚)ノ‼」

 

マリア達は弥生達が二組の双子の姉妹だということに驚いてしまったようで、しばらく何も言えなかったのであった。

 

それから数分後

 

「え(;゚Д゚)‼ 龍姫の従姉妹なの(゚Д゚)ノ‼」

 

「知ってるんですか?」

 

「何を言ってるデス。知ってるも何も、鳴流神龍姫のシンフォギアに何度も助けてもらいましたデス」

 

「シンフォギアじゃないから(゚Д゚)ノ‼」

 

どうやらマリアも紗季同様にコミュニケーションが苦手だったようで、カノンノが喋り出すまで何も言えなかったが、もうすっかり話せるようになったのであった。

 

敵対した際に連行されたのだが、龍姫が自分より年上であるが、事情を隅々まで調べ上げたことで、龍姫の次元武偵の仕事で稼いだお金で保釈金が払われて、龍姫達の監視下に置かれている以外行動は自由になったことを話してくれたのであった。

 

言っておくが、龍姫達のは「シンフォギア」ではなく「バリアジャケット」である。

 

 

龍姫からすれば全く持って赤の他人かもしれないが兄達から聞いたことがあるのだろう、若しくは、義妹「真龍婭」と同じ名を持つからかは、天界のみぞ知るのであった。

 

 



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ただ優しい聖母の名を持つ女と神聖という名を持つ一輪のViola(スミレ)

弥生達はマリア・カデンツァヴナ・イヴと暁切歌と月読調と出会ったのであった。

 

弥生からすれば自分の人格崩壊の際に産まれてしまった弥生曰く「優しさ」を現した人格元が目の前にいるのだから顔には出さないが複雑な気持ちを抱えていたのであった。

 

それでも今は頼れる親友に愛する恋人そして家族がいるのだから弥生は問題なかったと言えるのであった。

 

このまま一日を終えさせてもらえないのもまた運命かなのだろうか、

 

「ノイズです‼」

 

「行くよ‼」

 

「弥生‼」

 

サイレンが鳴り、オペレーションルームのオペレーターの一人がノイズが出現したことを述べたので、弥生達は急いで現場に急行するべく外へ走ったのであった。

 

それを見たマリア・カデンツァヴナ・イヴはまるで弥生達と誰かを重ね合わせてしまったのであった。

 

「行かないのですか?」

 

「おまえ誰? 月読調」

 

「弥生達の友達と言えばいいかしら? マリア・カデンツァヴナ・イヴさん。これを」

 

「これは?」

 

「まさか‼」

 

「説明するより、やって見せた方が早いでしょう」

 

「鏡?」

 

マリア・カデンツァヴナ・イヴは出遅れてしまったのであった。

 

そこに金髪のロングヘアーで自分と同じ碧眼でスタイル抜群で弥生達の親友の一人である少女で、生前の名は「セシリア・オルコット」いまはセイグリッド公爵家次女「スミレ・セイグリッド」が動きやすい紺色のジーパンに水色のジャケットを着て現れたのであった。

 

スミレはあくまでも弥生達の助太刀が役目の為で私立リディアン音楽院の生徒として潜入することではなかったのであった。

 

スミレは手慣れた動作で黒い長方形の板状に真ん中に金色で蝙蝠を模ったマークのあるものを手渡したのであった。

 

マリア・カデンツァヴナ・イヴはそれを受け取った瞬間、何かを思い出したかのような反応を示したのであった。

 

スミレは口で言うより、やって見せた方がいいと言って、アイテムパックから紙製の鏡を取り出したのであった。

 

「すいません、これを持っててもらいませんか?」

 

「こうかな?」

 

「OKです。では」

 

「ベルトが巻かれたデェス(゚Д゚)ノ‼」

 

「聞いていた通りだな。鏡の世界を行ったり来たりすることができるライダーシステムが存在すると」

 

スミレは取り出した紙で出来た鏡を風鳴弦十郎に持ってもらい、自分も同じ黒色の長方形の金色の蝙蝠のマークの板状の物を自分の姿が映っていることを確認して、左手に持って、映した瞬間、鏡に映っているスミレの腰に銀色のベルトが巻かれて、左側から持っている物を入れるようになっているそれが現実世界のスミレの腰にも巻かれたのであった。

 

それを見た切歌は驚いてしまったのであった。

 

風鳴弦十郎は、それに聞き覚えがあったのであった。




マリア・カデンツァヴナ・イヴの戦い方を見て仮面ライダーナイトか仮面ライダーダークキバを思い出したので、こういう話にしました


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二人の騎士(ナイト)

弥生達はノイズが発生したので、シンフォギア奏者の響達と共に現場に向かっていたのであった。

 

「変身‼」

 

「バイクが変わった(゚Д゚)ノ‼」

 

「しっかり捕まってろ‼」

 

「うん‼」

 

「ボクと瑛夏は一足先に行くね」

 

「ふん」

 

「あいつらのが、「バリアジャケット」って奴か?」

 

「この前、話したはずだぞ」

 

弥生と紗季は専用のバイクを運転しながら、紗季の後ろにクリスが搭乗しているが、紗季は自らの意志でオルタリングを呼び出して赤くなっているのでフレイムフォームに変身したと同時にマシントルネイダーに変形したので、弥生が運転しているマシンディケイダーに乗っている響は驚いていたのであった。

 

いきなりなんも変哲もないスクーター型のバイクがいきなり形を変えたら誰でも驚くなと言うのが無理なのだ。

 

バリアジャケットで飛行している天馬&瑛夏は一足先に現場に向かうと言って先行していったのであった。

 

弥生はディケイドライバーにカードを入れる都合、両手が離せないので変身しないで運転に集中したのであった。

 

クリスは天馬&瑛夏のバリアジャケットを物珍しそうに見ていたのであった。

 

ところ変わって、特異災害対策機動部にいるマリア・カデンツァヴナ・イヴ達は、弥生達の親友の一人であるスミレが紙製の鏡に黒色長方形を映した瞬間に鏡に映ったスミレと同じ銀色のベルトが腰に巻かれたのであった。

 

それを見た切歌達は驚いてしまったのであった。

 

「わかったわ」

 

「マリアの腰にも同じベルトが(゚Д゚)ノ‼」

 

「これでどうすればいいの(゜.゜)?」

 

「全くわかってなかったんデェス(゚Д゚)ノ‼」

 

「これを此処に入れながら、変身‼」

 

マリア・カデンツァヴナ・イヴもスミレと同じく左手にスミレから渡された黒色の蝙蝠のマークの箱を映して自分の腰に同じ色のベルトが巻かれたのだが、まだ、スミレが説明していないのにも関わらず、どうすればいいのか取り乱したのであった。

 

スミレは冷静にいつものように持っていた黒色の長方形の蝙蝠のマークの箱を巻かれたベルトに入れたのであった。

 

すると赤いランプが点灯して、

 

「え(;゚Д゚)‼」

 

「かっこいい」

 

「変身‼」

 

いくつもの虚像がスミレに重なり、銀と黒のライダー、ジャンヌダルクなどの西洋風な装甲をイギリス人であるスミレが纏うので様になっている仮面ライダーナイトに変身したのであった。

 

マリア・カデンツァヴナ・イヴも見様見真似で巻かれたベルトに持っていたカードデッキを入れたのであった。

 

そして、スミレと同じく、

 

「これがわたしなのね」

 

「さぁ、行きましょうか」

 

「待つデス‼」

 

仮面ライダーナイトに変身したのであった。

 

スミレに導かれるように弥生達の元へ急いだのであった。




マリア・カデンツァヴナ・イヴの変身ポーズ解説、

ベルトが巻かれるまでは一緒で、人差し指で指しながら変身と言って、Vバックルにカードデッキを入れる


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555と913

マリア・カデンツァヴナ・イヴもスミレからプロトタイプとはいえ仮面ライダーナイトのカードデッキで変身したのであった。

 

変身したまでは良かったのだが、

 

「まさか、免許持ってなかったんですね(´・ω・`)」

 

「ごめん・・・」

 

「変身したのにカッコ悪い・・・」

 

どうやら運転免許を取得してなかったらしく、結局、スミレのバイクに相乗りの形で弥生達の元へ急ぐことになったのであった。

 

それを調にカッコ悪いと言われてしまったのであった。

 

一方、

 

「さてと、変身‼」

 

《KAMEN RIDE DDD ディケイド‼》

 

「変なデザインだな」

 

「そうなんだけど、さてと、これで行こう」

 

《KAMEN RIDE FFF FAIZ‼》

 

「響、おまえも変身すれば?」

 

「いいんですか?」

 

「なんで聞くんだ‼」

 

現場に到着した弥生達は発生したノイズの群れに遭遇したのであった。

 

流石に決め台詞は言う必要ないので、弥生と星也はディケイドライバーを取り出して、ベルトが巻かれたのを確認して、ライドブッカーからディケイドのカードを取り出して、ディケイドライバーに入れてサイドレバーを押して、10を意味する、「十」と「X」のラインが入った頭部がバーコードのような緑の複眼のマゼンタ色の仮面ライダーディケイドに変身したのだが、クリスが変なデザインだなと言ったのであった。

 

もちろん、このまま戦うはずもなく、すぐさま、ファイズのカードを入れて、サイドレバーを押し、赤いフォトンストリームが立ち昇り、弥生はディケイドファイズに変身したのであった。

 

クリスはそれを見て、カイザギアを持っている響にも仮面ライダーに変身したらどうだと勧めたのだが、響はなぜか変身して良いのかと許可を貰おうとしていたのであった。

 

「お待たせ‼」

 

「その声は、スミレか‼」

 

「スミレ、このシンフォギアの使い方は?」

 

「シンフォギアじゃないですけど、取り敢えず、カードデッキからカードを引いてください」

 

「これね」

 

「早くしろ‼」

 

「この剣に、こうして」

 

《SWORD VENT》

 

「槍が‼ こうね」

 

《SWORD VENT》

 

遅れてスミレとマリア・カデンツァヴナ・イヴも到着したのであった。

 

仮面ライダーに変身して戦うのが今回が初めてなのでマリア・カデンツァヴナ・イヴは戦闘中にスミレに戦い方を教わることになったのであった。

 

どっちがお姉さんなのかわからない状態になったが、スミレは戦場を舞いながらバックル部分のカードデッキからカードを一枚引いて、剣型バイザーに読み取らせて、槍を呼び寄せたのであった。

 

マリア・カデンツァヴナ・イヴもそれを真似て槍を呼び出したのであった。

 

「ん?」

 

「やるしかない」

 

《standing by》

 

「変身‼」

 

《COMPLETE》

 

弥生と星也のライドブッカーからまたもカードが飛び出してきて絵柄が浮き上がったのであった。

 

響も仮面ライダーに変身するためカイザギアを腰に巻いて、変身コード「913」と慣れた手付きで早押しして、バックル部分に嵌めて横に倒して黄色のフォトンストリームが立ち昇り、黒のスーツに黄色のラインが入ったギリシャ文字「Χ」を現した複眼の仮面ライダーカイザに変身したのであった。

 

そして、

 

《FINAL ATTACK RIDE FFF FAIZ》

 

「はぁぁぁぁ‼」

 

「これね」

 

《FINAL VENT》

 

「これ、使えばいいんだよね?」

 

《ready EHCEED CHARGE》

 

紗季はフレイムセイバーの鍔が開きノイズを貫いて切り裂いて、弥生と星也はファイズのカードを入れて、「クリムゾンスマッシュ」ことライダーキックを繰り出して、響も同じようにカイザポインターにミッションメモリーをセットして右足首にセットして飛びあがって、マリア・カデンツァヴナ・イヴもFINAL VENTのカードをバイザーに入れて、マントを纏い飛びあがったのであった。

 

「よっしゃ‼」

 

「そういえば、聞いてなかったわね。本当は何者?」

 

弥生&星也「通りすがりの仮面ライダーです‼」

 

ノイズを倒し終えて変身を解除してマリア・カデンツァヴナ・イヴから本当に何者かと聞かれた弥生と星也はあの決め台詞を言ったのであった。

 

 

 



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二人の「聖母」

マリア・カデンツァヴナ・イヴは仮面ライダーナイトとして初めてのノイズ相手に弥生達のサポートをしながら戦い抜いたのであった。

 

「ねぇ、弥生達はなんで仮面ライダーになったの?」

 

「簡単に言えば、響達と一緒だよ」

 

「それに、わたしの場合は、産まれた時点で無自覚に仮面ライダーになっていたらしい」

 

「そうなのか?」

 

「だから、さっき、的確に反応して戦っていたのね」

 

特異災害対策機動部に帰還した弥生達は響達からあれこれ仮面ライダーに成った経緯を話していたのであった。

 

響の場合は龍美が面白半分で響の腰にカイザギアを巻きそのままカイザフォンに変身コード「913」を早業で入力しバックル部分に差し込んで横に倒して無理矢理変身させられたという経緯なので、弥生達が仮面ライダーになった経緯が気になったのであった。

 

弥生達の場合は人助けで、紗季は産まれた時点で仮面ライダーだったことを話したのであった。

 

もちろん嘘は言っていないのである。

 

こうして、楽しい一時は終えたのであった。

 

そして、

 

「えぇぇっぇ(゚Д゚)ノ‼」

 

「行っちゃうの(゚Д゚)ノ‼」

 

「ごめんね。卒業までいてあげたいのは山々なんだけど」

 

「悪いな」

 

「そう、これ」

 

「差し上げますよ」

 

翌日の朝を迎えた弥生達は次の仕事のために私立リディアン音楽院を出ることになったのであった。

 

それを慌てながら響と愉快なメンバー全員がやって来て弥生達を見送りに来たのであった。

 

確かに弥生達も卒業まで居てあげたいのは山々なのだが、まだ見ぬ異世界をまたにかける次元武偵である上に、茶熊学園系列ではない私立リディアン音楽院に在籍しながらは両立は出来ないのだ。

 

マリア・カデンツァヴナ・イヴも見送りに駆けつけてナイトのカードデッキを返そうとしたが、天馬がそれはもう既にマリア・カデンツァヴナ・イヴの物であると言って差し上げたのであった。

 

「‼」

 

「マリアさん(゚Д゚)ノ‼」

 

「あなたに会えて、良かったわ。まるで、あの時、助けられなかった。妹と一緒に戦えた気分でした」

 

「うふ。そうだったんですね」

 

「‼」

 

「弥生(゚Д゚)ノ‼」

 

「すいません。これも「朝宮弥生」ですから。では、そう、遠くない日に会えると信じて」

 

「弥生がマリアさんになった・・・(゚Д゚)ノ」

 

マリア・カデンツァヴナ・イヴはどうやら昨日から弥生と紗季のどちらかに六年前事故で無くなった実妹「セレナ」を重ね合わせていたようで、思わず弥生に抱きついてしまったのであった。

 

弥生は「凰沢美兎」の人格からもう一人の人格であり目の前にいる人物でもある「マリア・カデンツァヴナ・イヴ」に瓜二つの姿になって見せたのであった。

 

余りの変化ぶりに開いた口が塞がらなかった響達を尻目に、弥生はマリア・カデンツァヴナ・イヴと同じ口調でウィンクしながら、どうやって被ったのだと言いたいが、猫耳ヘアーになっているピンク色の髪をうまく整えてヘルメットを被って紗季と共にバイクで走り去っていったのであった。

 

「次の世界は天夏を連れて行くわよ‼」

 

「いい加減に、「美兎」か「コウ」に戻れないの(゚Д゚)ノ‼」

 

今度こそ次の世界には最愛の恋人にして天馬&瑛夏の兄で幼馴染みである天夏を連れて行きたいと「マリア・カデンツァヴナ・イヴ」の姿と人格のままバイクを運転しながらしゃべったので、後でヘルメットを被って乗っている天馬に「凰沢美兎」か「八神コウ」の人格に戻れないのかと言われてしまったのであった。

 

さて、弥生の異世界見聞録は始まったばかりなのだから。

 




弥生&紗季(箒)はマリア・カデンツァヴナ・イヴと同じですからね(´・ω・`)


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第二章~魔装学園
アンデッド出現


弥生達は絶唱世界での仕事を終えて仮拠点にしているラタトクスの戦艦「フラクシナス」に帰還したのであった。

 

「天夏‼ 会いたかったわ‼」

 

「弥生、なんでその姿なんだ?」

 

「ウェ(゚Д゚)ノ? 弥生ちゃんなのか(゚Д゚)ノ」

 

「そうですね。この人格で会うのは初めてですね。剣崎一真さん。山田先生から聞いているはずですが?」

 

「いや。多重人格って聞いてたから、いくらなんでも姿まで変わるなんて聞いてない」

 

弥生は経った二日間だけとはいえ最愛の人である天夏と離れていたのが心細かったらしく、真っ直ぐ天夏の元へやってきたのである。

 

天夏はちょうど艦内のロビーにいたのだが、天夏は「マリア・カデンツァヴナ・イヴ」の人格になっている弥生を見て呆れていたのであった。

 

そこには、仮面ライダーブレイドで天夏達の先輩になるバトルファイトで勝利者になると世界を破壊すると言われるジョーカーアンデッドである剣崎一真がいたが、目の前にいるピンク色の髪を猫耳ヘアーにしている少女が自分が知っている大和撫子の雰囲気の弥生であることに驚いていたのであった。

 

それに気付いた弥生は今の姿で会うのが初めてだったことを思い出して剣崎一真に自分が朝宮弥生であると明かしたのであった。

 

「やっぱり・・・この姿の方がいいですか?」

 

「うん(´・ω・`)」

 

弥生はマリア・カデンツァヴナ・イヴの姿のままでいたらまずいと感じたらしく、美しい黒髪のポニーテールの少女の姿にして人格「凰沢美兎」に切り替えたのであった。

 

剣崎一真はほっとしたのであった。

 

だが、それも束の間、

 

「アンデッドの反応を感知‼ 至急、現場に向かえる人員は向かってください」

 

「ここって、オレの世界(゜.゜)」

 

「行くぞ‼」

 

艦内に緊急事態を知らせるアラームが鳴ったのでオペレーションルームからインカムを装備した神崎兄妹の末っ子「神崎美緒」がスクリーンに映し出され、アンデッドが出現したことを知らされた場所が剣崎一真の世界だったのであった。

 

だが剣崎一真は未だに自分の世界に帰るのを躊躇していたのであった。

 

元は人間だったが、世界と親友を助けるためにジョーカーアンデッドになったのだから。

 

剣崎一真は残ることになり、弥生と天夏と紗季の三人で現場に飛んだのであった。

 

「弥生‼ 天夏‼ あっちの方角だ‼」

 

「だいたいわかった‼」

 

【弥生様(゚Д゚)ノ‼】

 

現場である剣崎一真の世界に飛んだのは良いがどうやら白井虎太郎の実家付近に飛ばされたようで、本当のアンデッドの出現場所ではなかったが、紗季の「光の力」の力でアンデッドの居場所が分かったので三人は愛用のバイクに跨って走って行ったのであった。

 

「あの子達が、天音が言ってた仮面ライダーなのか(゚Д゚)ノ‼」

 

白井虎太郎は天夏達が仮面ライダーということを姪っ子の栗原天音から聞いていたようで、小説の取材のために追いかけて行ったのであった。

 

 

 




今回はブレイドの本編の世界へ行ってもらいました。

次は別世界に行くと思います


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一旦、アンデッド退治へ

剣崎一真の世界でアンデッドが出現したという報告を受けた天夏達は紗季の「光の力」即ち仮面ライダーアギトの能力でアンデッドの出現場所へ向かうことになったのであった。

 

現在三人は、バイクを運転しながら現場に向かっている道中なのである。

 

「変身‼」

 

「(やっぱり、天音が言ってた通りだった‼)」

 

紗季はオルタリングの水晶を青にして左側だけボタンを叩いて左腕を中心に青い装甲を纏ったアギトストームフォームに変身して、運転しているバイクがマシントルネイダーに変形したのであった。

 

天夏も弥生と同じく両手が塞がっているので、ウィザードドライバーを操作できないのでそのまま、マシンウィンガーを運転しながらアンデッドの出現場所である天文台に向かったのであった。

 

白井虎太郎が追いかけていることに敢て気づいていない振りをした天夏達だったのである。

 

「此処か?」

 

「そうだ‼ 折角だし、新しいカード使おう‼ 変身‼」

 

「へぇ、新しいカード手に入れたのか。オレも」

 

《ドライバーオン! プリーズ!》

 

「変身‼」

 

《シャバドゥビタッチヘンシ~ン!フレイム!プリーズ!ヒーヒーヒーヒーヒー! 》

 

「しゃっぁぁぁ‼」

 

「やらせるか‼」

 

《symphogear RIDE GGG Gungnir》

 

アンデッドの出現場所である海が見えてそよ風が心地よい丘に建てられた天文台に到着したので、一足先に仮面ライダーアギトストームフォームに変身していた紗季に見張りを頼んで、天夏と弥生も変身することになったのであった。

 

弥生は早速手に入れたばかりのカードをライドブッカーから取り出してディケイドライバーに入れてサイドレバーを押して音声が流れて、各部位に立花響バージョンのシンフォギア「ガングニール」の武装が装着されている間にツタのような物が飛んできたので紗季が無意識にオルタリングの賢者の石からストームハルバードと言う両端に折り畳み式になっている薙刀の金色の刃が付いた青い柄が特徴の棒状の武器を呼びだして飛んできたツタを切り払ったのであった。

 

天夏もウィザードフレイムスタイルに変身し終えたのであった。

 

「BOARDのライダーシステムじゃない‼」

 

「♥7か」

 

「それが新しいカードの力か?」

 

「そうみたい、ライドブッカーあるから何とかなるかなと言いつつ、天夏一気に決めるよ‼」

 

「わたしも援護しよう」

 

弥生はシンフォギア「ガングニール」を纏ったのだが、基本装備が両手足の装甲だけという格闘前提の装備だったがライドブッカーソードを持って、天夏とコンビネーションアタックを繰り出し、紗季はストームハルバードで援護に回ったのであった。

 

「ぞくぞおぞぞz‼」

 

「そろそろ止めを刺すぞ‼」

 

「このアンデットはバトルファイトより完全に襲うことが目的らしいな」

 

♥のカテゴリー7「プラントアンデット」は右腕のツタを使いながら攻撃を繰り出してきてるのだが、完全に殺す気満々と言ったオーラをさらけ出していたのであった。

 

幸いにも今いる場所には天夏達しかいないので今のうちに倒すことにしたのであった。

 

下級アンデットとはいえ、天夏達にとっては♦のカテゴリーJ「ピーコックアンデッド」に出くわして以来のアンデッド戦なので油断はできないのである。

 

「さてと、これだ‼」

 

《symphonygear RIDE AMANOHABAKIRI》

 

「本領発揮って所だな」

 

《チョーイイネ‼ キックストライク サイコー‼》

 

「はあっぁっぁぁ‼」

 

「飛ばして行きますか‼」

 

流石に長引かせる気はないので、弥生はシンフォギア「天羽々斬」のカードをディケイドライバーに入れてシンフォギア「天羽々斬」を纏って日本刀を取り出してオーバーリミッツLv3を発動させたのであった。

 

それに合わせる形で、紗季はストームハルバードを構えて、天夏もキックストライクウィザードリングをベルトにかざして魔法陣を展開させて体操選手のような動きで♥のカテゴリー7「プラントアンデット」を翻弄して、

 

「驟雨双破斬‼」

 

「(あの子、本当に仮面ライダーなのかな?)」

 

「お終いにしようか? 閃け‼ 鮮烈なる刃‼ 無辺の闇を鋭く切り裂き‼ 仇名す者を微塵に砕く‼ 決まった‼ 漸毅狼影陣‼」

 

「ぐぉおおおおお‼」

 

「どか~ん‼」

 

「ブランクカードないけど・・・」

 

「問題ないだろ」

 

「カードになった」

 

天夏はストライクウィザードと言う所詮ライダーキックを浴びせて、紗季はストームハルバードに風を纏わせて切り裂き、弥生はユーリ直伝の秘奥義、敵を軸にして縦横無尽に斬りつける「漸毅狼影陣」を叩き込んで♥のカテゴリー7「プラントアンデット」を倒したのであった。

 

しばらくして、天夏達が倒したことでゲイムギョウ界のように水色の立方体が現れて触れてみるとラウズカードになった♥7が現れたので、天夏達が回収したのであった。

 

回収し終わったので三人は変身を解除してバイクで戻ろうとしたのだが、

 

「ねぇ‼ キミ達も仮面ライダーなんだよね‼ ボクは白井虎太郎って言うんだ。話聞かせてくれるかな?」

 

「どうする?」

 

「まだ、次の仕事には時間があるし、それにスミレ達が言ってた、喫茶店に行ってみたいしな」

 

「そうするか」

 

「いいですよ‼ ボクは朝宮弥生です」

 

「同じく、朝宮紗季です」

 

「天河天夏です」

 

剣崎一真の友人で仮面ライダーについての小説を書いている栗原天音の叔父にである白井虎太郎に捕まってしまったのだが、まだ、次の仕事を言い渡されるまで時間はあったのと、以前、スミレ達が話してくれた喫茶店に行ってみたいということもあって、天夏達は白井虎太郎と一緒に喫茶店「ハカランダ」に向かうことになったのであった。

 

 



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次の世界へのアドバイス

♥のカテゴリー7「プラントアンデット」を倒してラウズカードにして回収した天夏達だったがその直後に剣崎一真の友人の白井虎太郎に出くわして、一路、バイクで喫茶店「ハカランダ」にやってきたのである。

 

その理由は、

 

「ありがとう。なるべく、キミ達の意見を優先に使わせてもらうね」

 

「どういたしまして」

 

「もう‼ 虎太郎ったら‼」

 

「いいじゃない。この前、外国の女の子の仮面ライダーに出会いそびれたんだし」

 

「もしかして、金髪碧眼でわたし達と同い年くらいのでしたか?」

 

「そうそう! もしかして、お知り合いなの?」

 

「はい。同じ学校に通っている同窓生です」

 

白井虎太郎に仮面ライダーを題材にした小説を書くための取材を受けてるためで、天夏達が本名を伏せて欲しいという条件で小説を書くことを条件に取材を受けたのであった。

 

白井虎太郎は天夏達の取材を終えて満足していたのであった。

 

その理由は、以前、スミレ達が来た際に取材しこそねたと言うことだったのである。

 

紗季がその人物の特徴を聞いて完全にスミレ達の事だとわかり同窓生だと答えたのであった。

 

もちろん、

 

「そうだったの(゚Д゚)ノ‼ あ‼ 剣崎君の事、何か知ってるかな?」

 

「あれ?相川さん達に何も聞いてないんですか?」

 

「うん」

 

「虎太郎。なんで、そんな肝心なことは始さん達に聞いてないの?」

 

「うう」

 

「これだけは言えますけど、剣崎さんは元気にしてますよ」

 

「良かった。剣崎君、ボク以外で親しい人いないから心配してたんだよ」

 

「では、これで失礼します」

 

「ありがとうございました‼」

 

スミレ達と同窓生で友人関係だということである天夏達驚いたのは言うまでもなかったのであった。

 

それに栗原天音は叔父である白井虎太郎になんで相川始達に聞いていないのかと呆れられてしまったのであった。

 

剣崎一真の事を聞かれたが敢て居場所をぼかして元気にしていると質問に応じて天夏達はお会計を済ましてフラクシナスへ戻って行ったのであった。

 

「お帰りなさい」

 

「天夏、みんな元気にしてたか?」

 

「はい。白井さんに会いましたよ。剣崎さんの事、心配してましたし」

 

「そうか」

 

「はい」

 

フラクシナスへ戻ってきた天夏達は剣崎一真に白井虎太郎に会ったことを話していたのであった。

 

そして、

 

「お話し中だった?」

 

「珍しいな、龍姫姉がオレ達に仕事を回してくれるって」

 

「いいじゃない。さてと、今度の仕事は天夏も同行できるよ」

 

「やった‼」

 

「参加するメンバーは自由だけど、4~5人程度で行った方がいいかな?」

 

「わかった‼ メンバーはこっちで決めるよ。ありがとな、龍姫姉」

 

「そういたしまして。それじゃあ、次のお仕事も頑張って‼」

 

艶やかな腰まで伸びた黒髪をポニーテールに束ねて、白い十字キーの髪飾りを付けた天夏達の一学年上の都立来禅高校二年生で天夏の従姉になる神姫「タギツヒメ」こと「鳴流神龍姫」が白と紫色のパーカーワンピ姿で現れたのであった。

 

天夏達に仕事を持ってきたらしく、天夏も龍姫を信用しているので、弥生達は何も言わなかったので、天夏達は龍姫が持ってきた仕事内容は出撃メンバーは自由だが四~五人で行動した方がいいとアドバイスを言われたので、天夏達はメンバーはこっちで決めると言ったのであった。



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出撃メンバードラフト

次の世界へのヒントを龍姫からもらった天夏達はチームメイトを集めてその世界へ行くメンバーを決めることにしたのであった。

 

「出発は明日なのね。良かった」

 

「朱音はさっき帰って来たばかりだしね」

 

「次はわたしが行きたい」

 

「カンちゃん‼」

 

「紗季が強制メンバーということも考えて、二人は行けるから」

 

「いつの間に、わたしが強制メンバーになっているんだ(゚Д゚)ノ‼」

 

「約束忘れたの?「わたしをいろんな世界へ連れ行ってほしいって」言ってたじゃない」

 

「確かにそう言ったが」

 

「行くメンバー枠は、一つか」

 

朱音が先ほど並行世界のISの世界のコア抜き出し事件の調査から戻ってきて報告書を書き終えて来ていたので疲れていたのである。

 

なので出発は明日にしたのであった。

 

天夏と弥生が行くのはもちろんで、紗季は天夏達との約束で異世界探訪をすると言うことになっているので、出撃する五枠の内三枠が埋まっている所に、簪が立候補したのであった。

 

実の姉であり龍姫の友人である楯無こと刀奈と付き人の布仏本音は驚いていたのであった。

 

これも次元武偵になったことによるものだろうか、簪も自分なりに考えての事なのだろうと、刀奈は龍姫から言われたことを思い出して何も言わなかったのであった。

 

最後に残った一枠をどうやって決めるか考えることにした「無限の世界」のメンバー達は話し合うことにしたのであった。

 

攻守遠近両用に置いて対応できるが飛行能力がない龍騎に変身できる朱音と龍騎より攻撃力は落ちるが飛行能力があるナイトに変身できるスミレと女性専用のファムに変身できる刀奈と「ドライブ」「ファイズ」「カイザ」「デルタ」「サイガ」「オーガ」に変身でき尚且つ元軍人であるなぎさと眼魂の力を用意て戦うゴーストとなぎさと共有しているがファイズシリーズに変身できる星奈と同じくウィザードに変身できる祐姫とダークディケイドに変身できる一刀と「オーメダル」の組み合わせで臨機応変に対応できるオーズに変身できる花陽が最後の一枠を話し合って決めることになったのである。

 

全員がバリアジャケットを装備できるインテリジェントデバイスを持っているのでいざとなればそれを使えばいいのだ。

 

しばらくして、出した答えは、

 

「なぎさ。あなたが付いて行ってくれるかしら」

 

「え? いいの」

 

「辺境の地に言った場合を考えたら、経験不足の簪をフォローすることになると考えたら、元ドイツ軍兵士のなぎさが妥当なのよ」

 

「いいよ‼」

 

《スミレ。キミは賢明な判断ができるようだな》

 

「そうでしょうか?」

 

「わかったよ‼ 明日、ここに集合だね‼」

 

元ドイツ軍兵士のなぎさに同行してもらうことになったのである。

 

簪のことを考えるとなぎさなら問題ないと実質的な参謀になっているスミレが判断したのであった。

 

こうして天夏達はまた新たな世界へ赴くのであった。



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戦場?

天夏達は出撃メンバーをドラフト会議をして無事に決まったのであった。

 

そして、出発の日を迎えたのであった。

 

「シャル。行ってくるね」

 

「うん。ボクも一緒に行ける時まで、待ってるからね」

 

「今度、「シャルロットカルテット」と一緒に行きたいな」

 

「そんじゃあ‼ 次の世界へ行ってきます‼」

 

戦艦「フラクシナス」の転送ルームに異世界へ出撃するメンバーを見送るためにシャルロットも駆けつけており、一緒に行きたいと約束して天夏達は転送ルームからまだ見ぬ世界へ転移したのであった。

 

時同じくして、

 

「今度の世界は変わってるな」

 

「士。どんな世界だろうな?」

 

「まぁ。行ってみるか?」

 

光写真館の面々もどうやら天夏達と同じ世界へ転移したらしくスクリーンの絵が「瓦礫に夕焼けをバックに佇む少女」という絵になったのであった。

 

以前に天夏達が仮面ライダーだということを知っているので、またこの世界にも仮面ライダーがいるのか、若しくは、以前に立ち寄ったシンケンジャーの世界や並行世界のISの世界同様に仮面ライダーが誕生するのだろうかという期待を抱いて門矢士達は写真館を出たのであった。

 

一方で、

 

「転移されたのはいいけど、なんで廃墟なの(゚Д゚)ノ‼」

 

「どうやら、あれと、誰か戦ってるらしいな」

 

《ドライバーオン!》

 

「ベルトさん‼」

 

《逃げろと言っても。聞かないだろうな‼》

 

「そうだな」

 

「そう言うことだから‼」

 

天夏達も転移してきたのだが、ついていきなりの戦場で巨大な機械生命体と戦闘している少女達を見つけたのである。

 

もちろん天夏達もモーションスリットのような服装になっていたのだが、戦闘中に転移されてしまったのでそんなことを気にするほどの状況ではなかったので、天夏達は一斉に変身する構えを取ったのであった。

 

そして、

 

天夏達「変身‼」

 

《KAMEN RIDE DECADE‼》

《フレイム・プリーズ ヒーヒーヒー‼》

 

《start your Engine‼ type‼ speed‼》

 

「あの子達‼」

 

「ユウスケ‼ 行くぞ‼」

 

「ああ‼」

 

士&ユウスケ「変身‼」

 

「もう‼ キバーラどこ(゚Д゚)ノ‼」

 

一斉に変身したのであった。

 

変身完了と同時に全員の専用マシンが転移されたのであった。

 

丁度そこに光写真館御一行が到着したのだが、天夏達が仮面ライダーに変身したのを見て助太刀するべく、仮面ライダーに変身したのだが、光夏海はキバーラがいないことに気付き、変身できなかったのであった。

 

「お~い‼ 弥生ちゃん達‼」

 

「小野寺さん」

 

「助っ人に来たよ‼」

 

「ありがとうございます」

 

こうして天夏達は先輩ライダー達と共闘を繰り広げることになったのであった。

 



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なんでそうなるの‼

いきなり巨大機械生命体との戦闘に転移してしまった天夏達は仮面ライダーに変身して応戦している所に門矢士と小野寺ユウスケが助っ人に駆けつけてくれたのであった。

 

「ねぇ‼ ねぇ! 気を失ってる」

 

《なぎさ。取り敢えず安全な場所へ移そう。彼女をトライドロンに乗せたまえ》

 

「うん」

 

仮面ライダードライブタイプスピードでいたなぎさは仮面ライダーファムに変身している簪とバディを組んで負傷者を救助するべく天夏達と離れて行動していたのであった。

 

もちろん、ドライブの専用マシンであるトライドロンをなぎさが運転しながらである。

 

すると、目の前に一人の銀色の髪の胸元が空いている露出がある服を着たなぎさ達と同い年くらいの少女が倒れていたので、容体をなぎさが確認したところ、目立ったが遺書はないが、元ドイツ軍の経験と先輩次元武偵で医者である龍美からの助言を元になぎさはトライドロンに乗せて安全な場所へ運ぶことにしたのであった。

 

本来ならば動かさないのが普通だが、今のように戦争のような戦場では二次災害に巻き込まれかねないので、なぎさがとベルトさんが決断した答えは正しいのであった。

 

少女をトライドロンの後部座席に乗せて簪を連れて移動することにしたのであった。

 

「なぎさ。通信が入った」

 

『15歳前後らしき女性を搬送中。目立った外傷は見たらりませんが、内出血の恐れあり』

 

なぎさと簪はなぎさの運転しているトライドロンの後部座席で運び入れた銀髪の少女を介抱しているとトライドロンに搭載されている無線に通信が入ったので簪がそれを言うと、まるで刑事ドラマようになぎさが通信しながら運転をしていたのであった。

 

すると、向こう側から、

 

『おい‼ おまえらは誰だ‼』

 

『誰だと言われても、取り敢えず、そちらにお伺いした方がいいですか?』

 

『その必要はない。ただ、そいつの』

 

何となくデジャブを感じる雰囲気の声が聞こえてきたので、いつものように応答したのであった。

 

なぎさは通信先へ向かった方がいいかと質問すると、その必要はないと言ったのであった。

 

なぎさと簪とベルトさんは次の通信先の発言に耳を疑ったのであった。

 

『胸を揉め』

 

『え』

 

『え』

 

なぎさ&簪&ベルト「なんでそうなる(の)(のだ)(゚Д゚)ノ‼」

 

完全に通信先の人物は天災とブリュンヒルデ(笑)と同じ類の存在だったのであった。

 

流石に人工AIとはいえ、男性であるベルトさんはドライブドライバーで恥ずかしいという表情を表していたのは言うまでもなかったのであった。

 

「なぎさ。叔母さん呼んで」

 

《いや。そのまま大龍の元へ転送しよう》

 

「うん」

 

仮面ライダーに変身しているとはいえマスクの下は完全に顔が引きつってしまいシリアスな笑いに耐えながら、簪はなぎさの叔母にである大龍を呼んでほしいと言ったが、ベルトさんはそのまま今搬送している少女を転送した方がいいと提案したのであった。

 

「此処なら、安全だね」

 

『マスター認証。救助者を転送します』

 

「さて、天夏達に加勢しに行きますか‼」

 

「うん」

 

安全な場所を見つけたなぎさ達は救助した銀髪の少女を龍美の診療所に転送して、

 

「ベルトさん。簪。ひとっ走り付き合って‼」

 

「うん」

 

『そうしよう‼』

 

天夏達に加勢するべくいつものように気合を入れてトライドロンに乗り込んで天夏達に加勢しに向かったのであった。

 

 



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タイヤコウカ~ン

無事に少女を救出したなぎさと簪だったが、通信先からいきなりの無茶ぶりにその場にいたベルトさんを含むメンバー全員が総ツッコミを入れて通信を思わず切ってしまったのであった。

 

そして、安全な場所を見つけたので、テレパイプを起動させて、フラクシナスの医務室に転送して、天夏達の元へトライドロンに乗り込んで急いだのであった。

 

「来たよ~」

 

「え‼ って‼」

 

「ユウスケ‼ 後にしろ‼」

 

「これならどう‼」

 

《KAMEN RIDE KABUTO》

 

「さてと」

 

《FOAM RIDE KABUTO‼》

 

「そっちはお願いします‼」

 

《ATTACK RIDE KABUTO》

 

「うん‼ それじゃあ」

 

「大体、わかった」

 

トライドロンを見事なハンドルさばきで運転して助太刀にやってきた仮面ライダードライブに変身中のなぎさが降りてきたので仮面ライダークウガに変身した小野寺ユウスケがツッコミを入れようとしたのだが、門矢士に制止されて、戦闘を続行したのであった。

 

弥生は、「仮面ライダーカブト」のカードをディケイドライバーに入れてベルト以外が仮面ライダーカブトのマスクドフォームに変身して、頃合だろうと、フォームライドのカードをディケイドライバーに入れてキャストオフしてライダーフォームに切り替えて、カブト特有の「クロックアップ」のカードをディケイドライバーに入れて巨大な機械生物にライドブッカーソードを持って向かって行ったのであった。

 

「さてと、こっちも、フィナーレだ‼」

 

《キャモナスラッシュシェイクハンズ‼ ウォータースラッシュ‼ ストライク‼ スイースイースイー‼》

 

「これにしよう‼」

 

《タイヤコウカ~ン‼》

 

「ええええΣ(゚Д゚)‼」

 

「なるほど、タイヤを交換しながら戦うライダーか」

 

仮面ライダーウィザードウォータースタイルにいつの間にかスタイルチェンジしていた天夏は工場などで使われるウォーターカッターの要領で水の斬撃を放って巨大な機械生命体を一体倒して、残り二体をなぎさ達に任せたのであった。

 

なぎさは今回は使い慣れたタイプスピードからミッドナイトシャドーのシフトカーをシフトブレスにセットしてトライドロンからミッドナイトシャドーのタイヤである手裏剣型のタイヤがたすき掛けに装着されたのであった。

 

それを見た士とユウスケはなるほどと頷いていたのであった。

 

そして、

 

「みんな‼ 行くよ」

 

紗季&簪「ああ(うん)」

 

《ヒッサ~ツ‼ ミッドナイトシャドー! フルスロット~ル!》

 

「ユウスケ。オレ達も行くぞ‼」

 

《FINAL ATTACK RIDE ディケイド!》

 

ドライブドライバーから必殺技を知らせる音声が鳴り一斉に「アギト」「ファム」「ドライブ」の三人による総攻撃が行われたので、それに勝手に参加することにした門矢士と小野寺ユウスケであった。

 

アギトストームフォームのストームハルバードが斬り刻み、ファムによるウイングスラッシャーでの攻撃に加えて、ドライブミッドナイトシャドーのハンドル剣改めドライブセイバーでの手裏剣攻撃にクウガのマイティキックとディケイドのディメンションキックの怒涛の攻撃を繰り出して巨大な機械生命体を倒したのであった。

 

 

 



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見てはいけない人

天夏達が巨大な機械兵器を次々に倒している頃、弥生もディケイドカブトに変身してクロックアップして持っているライドブッカーソードで、

 

「爆炎剣‼ 雷神剣‼ 風雷神剣‼」

 

「PPPPP‼」

 

「終わり!」

 

《clock over》

 

「どか~ん‼」

 

炎を纏った刀身で爆風を起したり、雷を落としたり、鎌鼬で攻撃したりと機械兵器の方が可哀そうになりそうになってしまうクロックアップ状態での連撃を受けた機械兵器は弥生が爆発に巻き込まれない距離に移動してディケイドライバーからクロックオーバーの音声と共に爆発したのであった。

 

「弥生‼」

 

「みんな~」

 

「弥生ちゃんは無事みたいだね」

 

「しかし、今度のオレの役割は研究員らしい」

 

「ここに居ても、仕方ないな」

 

丁度天夏達と門矢士一行が合流してお互いの服装を確認したのであった。

 

弥生達は現役の学生であるのでどこかの制服を着用しており、一方で門矢士だけが白衣を着ていたのであった。

 

「アタラクシア高等部?」

 

「オレはそこの研究員だ」

 

「ベルトさん。しばらく、大人しくしてね」

 

《ああ。どうやら今回の仕事は厄介なことだということはわかった》

 

天夏達が徐に歩きながら来ていた制服のポケットに手を入れると中にまたも生徒手帳が入っておりそこにはアタラクシア高等部と記載されていたのであった。

 

今回も目的はベルトさん曰く厄介な案件だと述べて、なぎさはベルトさんに大人しくしてもらったのであった。

 

取り敢えず、天夏達は専用マシンを運転しながらその生徒手帳に記されている「アタラクシア高等部」へ向かったのであった。

 

しばらくして、

 

「そこのあなた方‼ 停まりなさい‼」

 

「ん? (゚Д゚)ノ‼」

 

「なんで、下着なんだ? 夏みかんはちゃんと服着るぞ‼」

 

「士。前言った世界も似たような服着た女の子だらけだったよな?」

 

「そういえば、途中から一緒でしたね」

 

空から声聞こえてきたので、一旦専用マシンの運転を止めてふと空を見上げると、スミレと同じく金髪碧眼の少女がこれでも言わんばかりに露出しておりご立派な物が丸見え同然と言う格好で登場したので、門矢士を含む男性陣は視界に入れないように服を着るように注意したのであった。

 

小野寺ユウスケは以前、天夏達が並行世界のISの世界で一緒に戦ったことを思い出してISスーツの方がマシだと思ったのであった。

 

この場にいるメンバー全員がなんで「ライダーシステム」を使わないのかという疑問を抱いたのは言うまでもなかったのであった。

 

一方で、

 

「ん~」

 

「あ。気が付いたみたいだね」

 

「此処は?」

 

「病院だよ。キミは意識を失って運ばれて来たんだよ」

 

「?」

 

「ごめんね。ボクはキミを診察したお医者さんの鳴流神龍美。さてと、これは何かな?」

 

「‼ 返して‼」

 

なぎさと簪が救出した銀髪の少女は病院のベットで目を覚ましたのであった。

 

龍美が白衣を着て立っていたが、驚く様子もなく、今いる場所を聞いて来たので、龍美が病院で意識を失って搬送されたことを告げて、龍美はある物を見せたのであった。

 

それが天夏達が関わる事件に重要な役割を果たす物だったのであった。

 

 



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病院にて

なぎさが保護して病院に転送した銀髪の少女は龍美が持っていた物を返して欲しいと言って来たのであった。

 

「返すかどうかは、キミが質問に答えてくれるかどうかで判断するよ(これがお母さんが言ってた物だよね)」

 

「それは、ハート・ハイブリッド・ギア。わたしのパワードスーツ」

 

「ありがとう。やっぱりしばらく、キミには返せない。そういえば名前聞いてなかったね」

 

千鳥ヶ淵愛音(ちどりがふちあいね)。どうして?」

 

「そうだね、簡単に言えば、これを体内に入れたまま戦っていたら、愛音は死んでいたんだよ」

 

「でも、それがないと‼」

 

龍美が持っている「それ」はなんと目の前にいる銀髪の少女の体内に埋め込まれていた物だったのであった。

 

それが龍美は一目でこのままでは命に係わると察して蒐集魔法で少女が目を覚ますまでに取り出したのである。

 

その正体は強化服のコアらしきものでそれを体内に埋め込むという下手すれば命を落とす危険がある物が体の中に入っているのだから、そうですかと返すわけにいかないのだ。

 

龍美は名前を聞くのを忘れていたので訊ねると、「千鳥ヶ淵愛音」という覚えにくい名前の少女はどうしてそれを返してくれないかと龍美に訴えたのであった。

 

「いい加減にしろ‼ ボクは医者である限り、命を救うのは当然、見す見す、死に行かせるようなことはさせない。これはボクの知り合いの人が言ったんだけど「死ぬ気でやれることはいくらでもある。何もかも許さなくてもちゃいけないとも思わない。どんなにつらくても・・・後ろばかり見てたらダメなんじゃないかな」ってね」

 

「だけど・・・」

 

「今日は一日、ゆっくり休んで、明日の検査次第で退院できるよ」

 

「うん」

 

いつもは温厚でお人好しな龍美がドスが効いた男口調で怒鳴ったのであった。

 

医者である龍美から言わせれば見殺しにする気は当然ないのだ。

 

龍美は元の口調に戻って、アドリビトム組のロイド・アーヴィング直伝の格言を言ってのけたのであった。

 

そして、龍美は病室を後にしたのであった。

 

「龍美ちゃん」

 

「言い過ぎたかな?」

 

「それを決めるのはあの子次第だ。実は、ダークカブトのゼクターが反応して、追いかけて来たら」

 

龍美が愛音の病室から出て来ると幼馴染達が待っていてくれたようで、言葉を交わしたのであった。

 

恋龍が自分が設計しヴェスタWSCが開発した「マスクドライダーシステム」の一つで理輝が資格者になっているカブトゼクターと言われる赤いカブトムシの形をした物である。

 

理輝が使うのは機攻殻剣「クロノジェット」の人格が搭載されているので当たり前なのだ。

 

それの原型つまりプロトタイプである黒いダークカブトゼクターが管理下を離れて飛んで行ったと報告されたので、その反応を追って恋龍達がやってきたのが今いる天界の病院というわけだったのである。

 

そして、

 

「ブ~ン」

 

「え? わたし」

 

「ぶ~ん」

 

「どうやら、あの子が資格者になったか」

 

ダークカブトゼクターは愛音の手元に降り立ち愛音を資格者に選んだのであった。

 

 



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アタラクシア高等部

また新しいライダーが誕生していた頃、天夏達は完全に場違いな存在に出くわしてしまったのであった。

 

言っておこう、天夏を入れて男性は合計で四人いるのにも拘らず空中で飛行している金髪碧眼の少女の際どい格好をまともに見れないのであった。

 

「うふふ(>_<) わたくし、ユリシア・ファランドールと申します」

 

「朝宮弥生と」

 

「双子の妹の紗季です」

 

「御子神なぎさです」

 

「更識簪」

 

「門矢士だ。おまえはいつもそんな格好なのか?」

 

空から降りてきた金髪碧眼の少女は「ユリシア・ファランドール」というらしく、未だに本人は武装のつもりだろうが完全にそれで大丈夫のかと言いたいと思うほどの格好をしていたので弥生達が前に出て、男性陣は後ろに下げられたのであった。

 

門矢士はユリシア・ファランドールに普段もそんな格好で戦っているのかと質問したのであった。

 

「そうですわよ」

 

『この世界に「仮面ライダー」という概念はないみたい。どうして?』

 

『今回も厄介な案件に遭遇したんじゃないかな?』

 

【そうですね。後で本部に駆け寄ってみます】

 

【その方がいいだろ】

 

ユリシア・ファランドールは笑顔で未だに武装(?)を解除しないで笑顔で答えたので、顔が引きつったのは言うまでもなく、弥生達は念話で会話して今回の目的を模索することにしたのであった。

 

「そうですわ。ご案内しましょうか?」

 

「いいんですか?」

 

「行こう・・・・(; ・`д・´)」

 

「簪。完全に拗ねちゃった(´・ω・`)」

 

「仕方ないだろう(´・ω・`)」

 

ユリシア・ファランドールが案内役を買って出てくれたので一行はアタラクシア高等部へ向かうことになったのであった。

 

「ユリシア。愛音は一緒じゃなかったのか? そっちの連中は誰だ?」

 

「人に名前を聞く時はまず、自分からですよ」

 

「オレは、アタラクシア高等部二年の飛騨傷無だ」

 

「どうやら、ここの研究員の門矢士だ」

 

「天河天夏です」

 

「よろしく。で、愛音って子知らないか?」

 

無事にユリシア・ファランドールの案内でアタラクシア高等部の校舎に辿り着いた天夏達御一行を黒髪の青年が出迎えてくれたのであった。

 

お互い自己紹介を終えて、傷無と言う人物から、愛音と言う子を知らないかと聞かれたので、なぎさが、

 

「それでしたら、気を失っていたんで、こっちで保護してます」

 

「はい?」

 

「そう言うことだ」

 

「明日には帰って来る」

 

「そうか」

 

保護したことを明かしたのであった。

 

分け合って天界の病院で検査入院しているとは言えないので誤魔化したのであった。

 

こうして、天夏達はこの世界の闇に係わることになったのであった。

 



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アタラクシア高等部での出会い

アタラクシア高等部に生徒して潜入することになった天夏達は今回の仕事が組織の裏側の調査だと予想して、天夏達は生徒として紛れ込むことにしたのであった。

 

「おまえら全員、バイクの免許持ってるのか? 一人車って」

 

「そうですけど」

 

「それがどうかしました?」

 

「いや。かっこいいなって」

 

飛騨傷無は一学年上の二年生らしく天夏達は慣れているとはいえ流石に年上には敬語で話すことにしたのであった。

 

傷無は天夏達がバイクなどを乗り回せることを羨ましがっていたのであった。

 

なぎさはトライドロンと言う乗用車を運転していたが、どうやらこの学校は問題にはならないどころか、学生が戦闘員と言う認識になっているのである。

 

確かに、ミッドチルダは満9歳から時空管理局に所属することができるが、それを悪用した者が存在し、それを公にしようとした者達はすべて口封じに遭い命を落としてしまっていたが、それを龍姫達が改名して全異世界に証拠をばら撒いて、今の次元武偵を確立したのである。

 

閑話休題

 

「傷無。ちょうどいいところに、ん?」

 

「どうかしたのか?」

 

『この人、先輩の』

 

『お姉さんだね(´・ω・`)』

 

『なんか、織斑千冬を思い出す』

 

天夏達は傷無に連れられて廊下を歩いていたら前から20代前半位の女性が歩いて来て傷無を呼び止めたのであった。

 

どうやら傷無は目の前にいる女性の弟らしいことに天夏達は気づいたのであった。

 

「わたしは飛騨怜悧。アタラクシア高等部と中等部の校長先生をしている。では」

 

『校長先生!』

 

『織斑千冬より気が利きそうだな』

 

『そうだね。本当は弟さんを戦いに巻き込みたくないじゃないかな?』

 

【そうだと思います。先ほどの態度は、校長先生と言う立場を考慮して尚且つ、今の現状にうんざりしていると言った感じですね】

 

【若しくは、自分の目の前で命を落としてしまった仲間の事を未だに自分なりに解決しようといった感じか】

 

天夏達の読み通り傷無の実の姉で、名は怜悧と言うらしく、表情には出ていないかったが、オーバーロード達には内心で弟とを失いたくないと、わずかな時間でレアルが読み取った飛騨怜悧の記憶で仲間を失った経験から来るものだと分かったのであった。

 

天夏達は織斑千冬と比べていたのであった。

 

【弥生様‼ 紗季様‼ 本部からとんでもない報告が来ました】

 

『どんな?』

 

天夏達にオーバーロードが以前言っていた次元武偵本部に調べて欲しいと言っていたことが書かれたデータが送られてきたのだ。

 

それが今回の仕事を進めるための鍵になるものだった。




変な点がございましたら報告待ってます


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天災を凌駕する天才

アタラクシア高等部に天夏達が侵入した頃、門矢士は単身で研究員としての役割を自分なりに演じていたのであった。

 

門矢士は行く先々で服装を強制的に変えさせられられているようで、小野寺ユウスケのクウガの世界では制服警官でまたある時はバイオリニストなどと言った専門職の服装に変えさせられていたのであった。

 

今回は白衣だったので、アタラクシアの研究員としての役割を与えられたのであった。

 

道中で小野寺ユウスケと居候先の光写真館の孫娘の光夏海とはいつも通りに二手に別れて行動することになったのである。

 

「しかし、この世界には仮面ライダーはいないが、どうして?」

 

「それはボクも気になっていたよ」

 

「海東‼ 今度は何を盗む気だ?」

 

「ハート・ハイブリッド・ギアの資料なんだけど。どうもひっかかるんだよね」

 

「珍しいな」

 

門矢士はいつものように単独行動をしているとそこに仮面ライダーディエンドの変身者で異世界を渡り歩いては珍しいお宝を盗んでいる男にして共闘することもある海東大樹が現れたのであった。

 

彼もこの世界に「仮面ライダー」という存在が異世界組しかいないことに違和感を感じていたのであった。

 

以前にも似て様な経験をしたが、それでも仮面ライダーとは関わっているのだ。

 

お互いその点に関しては同意していたのであった。

 

「オレが知る限り、開発したやつは他人の命すら弄ぶ奴なんだろうな」

 

「そうか。ではまた会おう」

 

「ああ」

 

門矢士は以前、剣崎一真の世界ではない仮面ライダーブレイドの世界で遭遇した事件で自らの研究を完成させるために人の命を弄んで自らジョーカーアンデッドになって口封じに適合者を殺そうとしたBOARD社長たちのことを思い出したのであった。

 

その時はまだ海東の事は知らなかったのだ。

 

そんなことはさえて置き、二人は怪しまれると困るので別れたのであった。

 

「夏みかん達が何か掴んでくれればいいんだが?」

 

と言いながら研究室に戻って行ったのであった。

 

一方で、

 

「ウソだろ・・・」

 

「最終学歴が・・・」

 

「小学三年生・・・」

 

「篠ノ之束より」

 

「狂ってる」

 

傷無の案内で無事に今回の仕事で潜入する教室にやってきた天夏達は全員が同じクラスだったのであった。

 

教室に着くなり天夏達は先ほどの次元武偵所本部からのデータを見て驚きを隠せないでいたのであった。

 

そう、飛騨姉弟の母である、飛騨那由多の最終学歴が小学三年生と言うあり得ない学歴で、就職するには最低でも中学卒業が義務付けられている世界で育った天夏達に取ってはミッドチルダ以外でありえないと思っていたのであった。

 

自分達が知っている飛び級で医者になった龍美達にジュードなどはわかるのだが、いかに飛騨那由多がとんでもない人物だということに驚くしかなかったのであった。

 

「失踪ってなってるけど」

 

「この世界ではってことだ」

 

「門矢さん達ように移動してる」

 

「そう考えた方が辻褄が合う」

 

飛騨那由多が今いる世界で失踪していることになっているようで、その所在が現在も調査中というのだから、何か報告があるまでは生徒として動くことにしたのであった。

 

 



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魔装大戦

超神次元ゲイムギョウ界のプラネテューヌ次元武偵本部から送られたデータを見て唖然となったのであった。

 

飛騨那由多が小学三年生の時点でありえないスペックの持ち主であるという事実に驚いたのだから。

 

「どんな授業が行われるんだろ?」

 

「ハート・ハイブリッド・ギアについてだろうな?」

 

飛騨那由多の事は本部の連絡次第で動くことにして、天夏達はこの世界に来て初めての授業に臨むことになったのであった。

 

天夏達が落ち着いて授業が行われるはずがなく、

 

「なんだ?」

 

『緊急警報‼ 直ちに戦闘配備!』

 

「行くよ‼」

 

「うん‼」

 

「ああ‼」

 

席に着いた瞬間にサイレンが鳴り響いて教室内に居た生徒達は急いでどこかへ向かって行ったのであった。

 

それを追うように天夏達が教室を出たのであった。

 

「おい‼ どこ行くんだ‼」

 

「ごめんなさい‼」

 

教室を出た天夏達はそのままの勢いで外に出たのは良かったのだが、出た瞬間に完全に機械兵器に囲まれていおり、先ほどの教室から出て行った生徒達はすべて銃器を構えていたのであった。

 

天夏達はそのまま、すぐに前線に出れる場所に到着したのであった。

 

「変身‼」

 

《KAMEN RIDE ディケイド!》

 

《ドライバーオン‼ シャバドゥビタッチヘンシ~ン‼》

 

「変身‼」

 

《ハリケーン プリーズ‼ フーフーフー》

 

「変身‼」

 

《start your Engine drive type speed》

 

「ひとっ走り付き合ってね(>_<)‼」

 

「なんだ!」

 

「変身‼」

 

前線目前では機械兵器との空中戦などで交戦状態のハート・ハイブリッド・ギア装着者達が戦っていたのであった。

 

天夏達は迷わず自分達のベルト並びにシフトブレスで変身することにしたのであった。

 

《なぎさ。わたし達は地上の敵を相手にしよう》

 

「うん‼ 紗季‼」

 

「ああ‼」

 

飛行能力を持たない仮面ライダードライブと仮面ライダーアギトに変身しているなぎさと紗季は地上の機械兵器の敵を倒すことにしてお互いのマシンに乗り込んで向かって行ったのであった。

 

「良し‼」

 

《君のバイクはどうなっているのだね?》

 

「よくわからない。だが、今はそれを考えることではない」

 

仮面ライダーグランドフォームに変身している紗季は運転しているマシントルネイダーをスライダーモードにしてサーフィンのように乗りこなして機械兵器にライダーブレイクをお見舞いしたのであった。

 

それを見たトライドロンのハンドルを捌きながら仮面ライダードライブに変身しているなぎさの腰に巻かれているドライブドライバーことベルトさんはバイクが変形するところを初めて見たので驚いていたのであった。

 

「空を飛ぶのこっちの専売特許だよ‼」

 

《KAMEN RIDE BBB BLADE》

 

「え? 姿が変わった‼」

 

「これじゃあ、飛べないから」

 

《FOAM RIDE JACK‼》

 

「そんじゃあ、行ってきます‼」

 

ISなどで飛行ことに抵抗がない天夏と弥生と簪はすぐさま飛行して空中戦に持ち込んで、弥生はディケイドライバーにブレイドのライダーカードを入れてオリハルコンエレメントを潜り抜けて、ディケイドブレイドに変身して素早く、ジャックフォームに変身して空中戦へ向かったのであった。

 



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止めの段

空中と地上の二手に別れて行動することになったが、無線による元ドイツ軍黒兎部隊隊長であるなぎさの経験による的確な指示があるので、撃墜されずに問題なく片付けて行ったのであった。

 

「あいつらどこのクラスの連中だよ‼」

 

「ウソだろ? 全身装甲のハート・ハイブリッド・ギアだと(゚Д゚)ノ‼」

 

初めて仮面ライダー達の戦いを見ることになったほかの生徒達は珍しそうに見ながら戦っていたのであった。

 

ディケイドブレイドに変身しているが武器はライドブッカーソードモードのままで空中を自由自在に飛び回りながら機械兵器を切り捨てている弥生と複眼が三角形のエメラルドになっているウィザードハリケーンスタイルでウィザードソードーガンを逆手に持ちながら剣と銃を切り替えながら華麗に空を舞い、白鳥モチーフの仮面ライダーファムに変身している簪はウイングスラッシャーで斬り刻んでいったのであった。

 

「キリがないから、一気に決めていい?」

 

「うん」

 

「ああ。問題ない‼」

 

「それじゃあ」

 

《FINAL VENT》

 

「白鳥(゚Д゚)ノ‼」

 

飛行型機械兵器と空中戦を繰り広げていた天夏達は数が多かったのでキリがないと判断して、複数の相手に有効な必殺技を使える仮面ライダーファムに変身している簪がナイトと同じ型の剣型バイザー羽召剣「ブランバイザー」の柄を展開して、ファムのシンボルマークの絵柄のカード入れたことでFINAL VENTの音声が流れてどこからともなく巨大な白鳥が現れて、天夏と弥生は攻撃範囲から離脱したのであった。

 

「ぴぁぁぁぁ‼」

 

「はぁあぁっぁぁっぁぁ‼」

 

「なんだよ‼ あいつは‼」

 

巨大な白鳥のプロトミラーモンスター「ブランウイング」が翼で起こした突風で機械兵器がいとも簡単に簪の居る方向に飛んできて来るのを薙刀「ウイングスラッシャー」で飛んでくる機械兵器を片っ端から斬り捨てるという技を繰り出して、空中の機械兵器部隊を壊滅寸前に追い込んだのであった。

 

「こいつがこの部隊の隊長らしい」

 

「そうだね。紗季。準備できてる?」

 

「ああ。いつでもいける」

 

地上で戦っている仮面ライダードライブに変身しているなぎさと仮面ライダーアギトグランドフォームに変身している紗季は今回の襲撃の隊長格である四足歩行の機械兵器と対面していたのであった。

 

お互いいつでも決めることを確認して、なぎさが左手首のシフトブレスのレバーを操作してトライドロンが旋回し始めたと同時に機械兵器の周りにタイヤ状のエネルギーで拘束した後、二人とも旋回中のトライドロンを壁にし、更には、マシントルネイダースライダーモードも踏み台にしながら、

 

「行くよ‼ 紗季‼」

 

「任せろ‼ なぎさ‼」

 

なぎさ&紗季「せーの‼」

 

「なんだ車が勝手に‼」

 

本来ならば一人が地に足を付けて連撃を叩き込み、もう一人が縦横無尽にクロックアップのように攻撃するのだが、今回は二人とも縦横無尽にお互いの専用マシンを踏み台にライダーキックの猛打を浴びせるという敵の方が可哀そうになって来る「スピードロップ」という技をアレンジして完成させた秘奥義が、

 

「これで決める‼」

 

「行くよ‼」

 

「麟‼」

 

「凰」

 

なぎさ&紗季「天翔駆‼」

 

「ドカ~ン‼」

 

最後の一撃が二人同時に鳳凰型の炎を纏って止めを刺すという「麟凰天翔駆」

をお見舞いして、機械兵器を破壊したのであった。

 

もちろんアギトのクロスホーンは展開していたのであった。



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母について

機械兵器の部隊を一掃した天夏達はゆっくりと戻ってきたのであった。

 

「オレが出るまでもなかったか?」

 

と一人白衣を着て自分が出る幕ではなかったことを察した門矢士だったのである。

 

もちろん戻ってきた天夏達に、

 

「なんだよ‼ おまえらのハート・ハイブリッド・ギアは‼」

 

「そんな、ハート・ハイブリッド・ギアは聞いたことなですよ‼」

 

と言った感じに物珍しさと嫉妬が入り混じりながら出迎えられていたのであった。

 

それを管制室で見ていた飛騨怜悧は、

 

「(あのメンバーなら、わたしのことを話せるかもしれない)」

 

とモニター画面を見ながら仮面ライダーに変身して見せた天夏達なら自分が抱えていることを話せるかもしれないという思いを内に秘めて顔には出さないでいたのであった。

 

「至急‼ あいつらを此処に呼べ‼」

 

「え~と?」

 

「あのへんなハート・ハイブリッド・ギアを纏っている奴ら全員だ‼」

 

天夏達仮面ライダー達を呼ぶようにオペレーター全員に指示を出したのであった。

 

もちろん門矢士にも出したのは言うまでもない。

 

『至急‼ 未確認のハート・ハイブリッド・ギアを装着している者は速やかに飛騨校長の元へ来なさい‼ 繰り返す‼』

 

「お説教だね(゜.゜)」

 

『仕方ないだろうね』

 

「仮面ライダーに変身しちゃったしね」

 

校内放送で天夏達は呼び出しを喰らってしまったので素直に飛騨怜悧の元へ向かったのであった。

 

数分後

 

「呼び出してすまない」

 

「士さんも一緒なんですね」

 

「そうらしい」

 

「なんだ知り合いか、取り敢えず、おまえ達のハート・ハイブリッド・ギアについて教えてもらう」

 

「勿論、此方の条件も承諾してもらうということでいいですか?」

 

「勿論だ」

 

飛騨怜悧のいる部屋に先輩ライダーである門矢士も同席の元、天夏達は自分達の事は門外不出ということを条件に話すことにしたのであった。

 

「なるほど、ライダーシステムというのはいろんな種類があるんだな」

 

「わかってもらえましたか?」

 

「ああ。それとこちらも話すとしよう、わたしと傷無の母にしてハート・ハイブリッド・ギアの産みの親について」

 

「(夏みかんより情報収集が終わりそうだ)」

 

天夏達は仮面ライダーであることと異世界人にしてバリアジャケット装着者でもあり、逮捕権を有している次元武偵ということを明かしたのであった。

 

それを聞いて飛騨怜悧は実の母にして軽蔑している飛騨那由多のことを話すことにしたのであった。

 

同席していた門矢士は二手に別れて情報を集めてもらっている夏海達より早く情報が集まることに一安心していたのであった。



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母について 2

天夏達は魔装学園の世界での仕事のきっかけになる話をアタラクシア高等部の校長である飛騨怜悧の口から語られることになったのであった。

 

天夏達はまだ学生ということもあって、保護者としてもう一人の仮面ライダーディケイドである門矢士も同席していたのであった。

 

「なるほどな。だいたいわかった‼(海東が言っていたのはこういうことだったのか)」

 

「校長。ボク達にそれ話して良かったんですか?」

 

「ああ。もうあの女の娘として生きるのは疲れた。だから、異世界から来たであろう、おまえ達に話すことにした」

 

「この世界は異世界と繋がってるらしい」

 

「さっきのロボットの事」

 

「明日には愛音さんが戻って来るから」

 

「そうか。気を見計らって弟と一緒に出ることにしよう。茶熊学園か」

 

天夏達は事前に次元武偵本部から魔装学園の世界についての資料を貰っていたので大方は理解していたが改めて飛騨那由多の存在に驚くしかなかったのであった。

 

門矢士も異世界を渡り歩いて仮面ライダー達と共闘あるいは仮面ライダー達とのライダーバトルなどを戦い抜いた経歴を持っているが流石に意気消沈していつものセリフを述べたのであった。

 

 

弥生は自分達に飛騨那由多のことを話してしまったが問題なかったのかと問いかけると飛騨怜悧は問題ないと答えたのであった。

 

幸いにも魔装学園の世界は異世界との繋がりがるためか異世界人である天夏達を見ても気にしなかったのであった。

 

 

飛騨怜悧はそんな母の娘として生きていることと弟の傷無に命令を下すことに対する自分の立場に苦しんだのだ。

 

そしてそれを天夏達に話してすっきりしたのか、茶熊学園へ行ってみたいと述べたのであった。

 

だが、流石に今はその時ではないと、気を見計らって一緒に天夏達に同行することで手を打ったのであった。

 

話が終わったので天夏達は部屋を後にしたのであった。

 

 

それから翌日、

 

「ただいま」

 

「愛音。大丈夫そうで」

 

「うん」

 

千鳥ヶ淵愛音が戻ってきたので、傷無達が出迎えていたのであった。

 

傷無達は愛音が元気そうだったのでほっとしていたのであった。

 

天夏達はその様子を見ていたのであった。

 

だが、そんな喜ばしい出来事を楽しんでいる時間が終わりを迎えるのはそう掛からなかった。

 

「う~‼ う~‼」

 

「どうやら、敵襲らしいな」

 

「行くぞ‼」

 

敵襲を知らせるサイレンが鳴り響き、天夏達とアタラクシア高等部のメンバー全員が出撃することになったのであった。

 

この時、この世界に仮面ライダーとしての資格を得たものが側にいたことに天夏達以外が気づくのはまだ先の話であった。

 

 



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黒いカブト

敵襲を知らせるサイレンが鳴り響いたので天夏達は急いでほかの生徒と一緒に戦場へ向かったのであった。

 

「今回は地上戦か」

 

「それでもやることは変わらないだろ」

 

「うん‼」

 

「そのようだ‼」

 

「え(;゚Д゚)‼ 門矢さん‼」

 

「今はそんなことをしている場合じゃない‼」

 

天夏達「「変身‼」」

 

今度は地上戦が主な戦場らしく仮面ライダーは基本的に地上での戦いを得意としている者が多く、最初っから飛行できる仮面ライダーは限られていることが多いのだ。

 

そんなことを言っている暇はなく今回は門矢士も乱入しての地上戦を行うことになったのであった。

 

簪が近くにあった鉄板に姿が映っていることを確認してファムのカードデッキを取り出して鉄板に移して腰に銀色のVバックルが巻かれたのを確認して自分で編み出した変身ポーズを取ってVバックルにカードデッキ入れて仮面ライダーファムに変身したのであった。

 

すると、

 

「ブ~ン」

 

「あれってカブトゼクター(゚Д゚)ノ」

 

「けど黒い」

 

「変身」

 

「愛音‼」

 

「HENNSHIN‼」

 

黒いカブトゼクターが次元の壁を突き破って飛んできたので、飛んで行った方向を向くと愛音が手を伸ばして黒いカブトゼクターを掴んでいたのであった。

 

そしてカブトゼクターを掴んだ瞬間に腰にライダーベルトが巻かれて変身と呟いてコンバイン音が鳴り、仮面ライダーダークカブトマスクドフォームに変身したのであった。

 

マスク部分は本来の仮面ライダーカブトと違い黄色をしているがほかは大差がなく銀色の装甲を纏っているのである。

 

「愛音なのか?」

 

「傷無。うん」

 

「そんじゃあ‼ これで行こうかな?」

 

『KAMEN RIDE FAIZ‼』

 

傷無はまさかあの愛音が仮面ライダーに変身してしまうとは思ってなかったので思わず訪ねてしまったのである。

 

聞かれた愛音はそうだと頷き弥生はディケイドライバーに「カブト」ではなくクロックアップより劣るが高速移動が可能な「555」のカードを入れてサイドレバーを押して赤いフォトンストリームが立ち昇ってディケイドファイズに変身したのである。

 

「それじゃあ‼」

 

『ATTACK RIDE AUTO VAJIN‼』

 

【弥生様。いかがなさいましょう?】

 

「みんなの援護に回って、取り敢えず、これはいるから」

 

「えええバイクが喋って変形した(゚Д゚)ノ‼」

 

ディケイドファイズに変身した弥生は戦力を補うためにディケイドライバーにカードを入れてマシンディケイダーをオートバジンに変形させてファイズエッジを抜き、ドラゴニック・オーバーロードに人命救助へ向かわせたのであった。



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十秒間の

仕事が立て込んでいたので久しぶりの更新です


ディケイドファイズにカメンライドした弥生はマシンディケイダーをオートバジンに変形させてドラゴニック・オーバーロードの人格が宿っているので弥生はファイズエッジを抜き戦えない者の救助へ向かわせたのであった。

 

愛音はダークカブトゼクターの資格者となり仮面ライダーダークカブトマスクドフォームで、搭載されていた「斧」「苦無」「銃」に変形可能なカブトクナイガンを右手に持って、

 

「待ってください‼」

 

「あなたは、確か?」

 

「今は、この状況を打破するのが先決です‼」

 

【ゆっくり後で話すとしよう】

 

仮面ライダーダークカブトに変身した愛音の元に弥生達が合流して共闘を持ち抱えたのだが、愛音がまだ弥生達に名乗ってなかったことを思い出して名乗ろうとしたが、現在戦いの真っ最中なので、今の状況を打破してから話すことをなぎさとベルトさんが提案して、共闘することになったのであった。

 

「キャストオフはしないんですか?」

 

「初めて変身したから、このまま戦う」

 

「無理しないでくださいね」

 

共闘することになった仮面ライダードライブ「タイプスピード」のなぎさはキャストオフを使用しない愛音に質問したところ初めての仮面ライダーとして戦うのでマスクドフォームのまま戦ってみると答えたのであった。

 

確かにいきなりの仮面ライダーとして戦うことになったのだから無理はないのであった。

 

マスクドフォームは素早さに難があるが、攻撃と防御があるので戦えない問うわけではないのである。

 

ただし、目玉である「クロックアップ」はマスクドフォームでは使えないという条件下に置かれるので、速さを武器にしてくる敵には不利になることがあるが、それは変身者の経験でなんとか出来るのである。

 

理輝が初めて仮面ライダーカブトに変身した戦闘では態とマスクドフォームのままで速さを武器にしてきた相手に対して、待ち伏せ戦法でカブトクナイガンを突き刺して倒した功績があるので変身者の能力次第とか言わない。

 

「さてと、十秒で片付けますか」

 

《FOAM RIDE FFFAIZ Accelerator‼》

 

「そっちは頼んだ」

 

弥生はディケイドライバーに「ファイズアクセル」のカードを入れてディケイドファイズアクセルフォームに変身して、左手首の腕時計型の装置を操作して、十秒間だけの高速移動を開始したのであった。

 

クロックアップには劣るがそれでも十秒間だけとはいえ高速移動が可能なのと、弥生の戦闘経験がそれを補っているので、

 

《FINAL ATTACK RIDE FFFAIZ‼》

 

「うぇ~い‼」

 

「なんだ‼ あの速さの攻撃は‼」

 

弥生は一瞬でディケイドライバーにカードを入れて、アクセルクリムゾンスマッシュを周りに居た機械兵器に向かってポインターが放たれて十秒間ですべて破壊してしまったのであった。

 



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戦場の仮面ライダー

ディケイドファイズアクセルフォームの高速移動で放ったアクセルクリムゾンスマッシュと言うライダーキックで見事殲滅された機械兵器が灰になって行くのを見届けた弥生達はまだ気が抜けないのであった。

 

「すげえ」

 

「オーバーロード、今の状況は?」

 

【この周辺は問題ないようですね。‼ 弥生様‼ 此処から数メートルで交戦している部隊が】

 

「わかった」

 

「これは?」

 

『行くなと言っても、無駄だな。救援に行け‼』

 

「ハイ‼」

 

「オレも乗せてくれ‼」

 

弥生は変身を解かないで相棒のドラゴニック・オーバーロードに戦況を尋ねると今いる所は問題ないが別部隊が攻撃を受けていると言ったので、弥生達は自分達のライダーマシンを呼び出して、愛音もカブトエクステンダーが自動的に転送されてきたので、それで救援に向かうことにしたのであった。

 

もちろん、傷無もついて来たので、天夏のマシンウィンガーで二人乗りで現場に向かうことにしたのであった。

 

なぎさが運転するトライドロンに乗ればいいのだが。

 

そんなこんなで現場に急行していったのであった。

 

「なにこれ・・・」

 

【どうやら、ここは被害がすごいようだ】

 

【至急。救助活動を始めましょう】

 

ドラゴニック・オーバーロードが察知した現場に到着した天夏達が見た者はまるで何事もなかったかような瓦礫の風景で至る所で戦闘不能者がおりすぐさま救助活動を行うことにしたのであった。

 

「大丈夫?」

 

【完全に骨折してますね、すぐに転送しましょう】

 

弥生と天夏の二人でバディを組むことになって救助者を探しているとうつぶせで気を失っている黒髪の同窓生らしき少女に遭遇したが両足の骨と左腕が骨折しているらしく、すぐに天界の病院へ緊急搬送したのであった。

 

「おい‼」

 

「え~と」

 

「‼」

 

「きゃ‼ 何するんですか(゚Д゚)ノ‼」

 

「ほう? わたしの攻撃を避けるとは」

 

天夏と弥生は場所を移動しようとしたところに褐色の肌に白っぽい髪の女に呼び止められて弥生がその方向に向くといきなり殴りかかって来たので素早く躱したのであった。

 

女はまさか自分の拳が躱させるとは思ってなかったのか、それとも、良い相手を見つけたのか薄らと笑みを浮かべていたのであった。

 

「天夏~(>_<)‼」

 

「アンタと戦う理由はないんだが?」

 

「ふん‼」

 

「もう‼ こうなったら」

 

《KAMEN RIDE AGITO》

 

「何?(゚Д゚)ノ‼ ハート・ハイブリッド・ギアが変化した‼」

 

もう完全に男の天夏が眼中に無く仮面ライダーディケイドに変身していた弥生をターゲティングして始めたので弥生は天夏にどうにかしてほしいと助けを求めたが天夏の説得もむなしく、女は攻撃を止めなかったので、弥生はディケイドライバーに「AGITO」のカードを入れて仮面ライダーアギトグランドフォームにカメンライドしたのであった。



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ハート・ハイブリッド・ギアの女の襲撃

いきなりハート・ハイブリッド・ギアを纏った女からの攻撃をかわした弥生はディケイドアギトグランドフォームにカメンライドして敢てライドブッカーソードモードを使わないで相手の女と同じく徒手空拳で戦うことにしたのであった。

 

「そこのおまえも一緒でもいいんだがな?」

 

「生憎、女に戦う理由がないのに加勢する気はない。それは弥生も同じだ」

 

「そうですよ~」

 

「それがどうした。わたしは前らのようなハート・ハイブリッド・ギアと戦いたいんだがな」

 

天夏&弥生「うん、この人戦闘バカだ(゜.゜)」

 

ハート・ハイブリッド・ギアを装着した女は仮面ライダーウィザードフレイムスタイルに変身している天夏も加勢しろと言い出したが天夏も弥生同様に戦う理由がないと返すと女が戦闘バカだと判明したのであった。

 

頑なに攻撃を捌いているディケイドアギトの弥生は勘弁してほしいと思ったのは言うまでもなかったのであった。

 

『おまえら‼ 何をやってる‼』

 

「はい‼」

 

「ちっ‼ 興が削がれた。また戦える日を」

 

「お断りしたいです(>_<)」

 

なんと運が良かったのか本部からの通信が入って興が削がれてくれたのか女は気を悪くしてまた会いたいと言い出して去っていったのだが天夏と弥生はもう会いたくないとため息交じりで呟いたのであった。

 

そしてお互いの専用マシンで校舎に戻って行ったのであった。

 

「おまえら二人はとんだ災難に遭ったらしいな。どうせ、おまえらのあれを見て興味本位で襲ってきたってとこだな」

 

「はい」

 

「大体わかった」

 

「本当にわかってるのか? 確か、門矢だったな」

 

「どうやらこの世界でオレが戦うことはないかもしれない」

 

「次はお願いですから‼」

 

「今日はいいから、おまえらはさっさと帰れ。また頼むからな、そう言えば、あのカブトムシは何処へ行った?」

 

校舎に戻って管制室で天夏達は報告書などを提出していたのであった。

 

そこで仮面ライダーについていろいろと話して、飛騨怜悧は天夏達に戻ってくれてもいいと言った矢先にダークカブトゼクターが愛音が変身解除した瞬間にどこかへ飛んで行ったと言うので不思議がっていたのであった。

 

「それは元の管理している場所がある世界に戻って行っただけです。愛音先輩の意志に反応して飛んでくるので」

 

「便利だな。それはゼクターの資格者に選ばれないといけないという条件で成り立つライダーシステム」

 

「そうですけど。もういいですか?」

 

「あ。済まない(わたしはとんでもない奴らに出会ってしまったのか)」

 

飛騨怜悧は自分がとんでもない存在に出会ってしまった自身の運を喜んでいたのであった。



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束の間のお昼

戦闘が好きな女に襲われて翌日、天夏達は一夜にして注目の的になっていたのであった。

 

同学年の生徒は内に嫉妬心を隠しながら近づいて来る者などがいたが、天夏達はそう言った者達の扱いは慣れているので軽くあしらったっりとアタラクシア高等部の生徒として仕事を行っていたのであった。

 

「天夏達。オレ達と一緒に行かないか?」

 

「珍しいですね、飛騨先輩」

 

「(実はライダーシステムに興味あるからなんだが)」

 

『傷無。キミはライダーシステムが気になってるんじゃないか?』

 

「(ギク‼ ばれた? って‼ どこから‼)」

 

お昼を取るために天夏達は食堂を目指していたが、その道中で仮面ライダーダークカブトの資格者の愛音と傷無がやって来て一緒にお昼にしようと誘ってきたのであった。

 

傷無はライダーシステムに興味が出たために近づいて来たという魂胆がベルトさん出なくても見抜かれてしまったのであった。

 

何処から声がするのか気づいていなかった傷無はベルトさんの存在に驚いていたのであった。

 

愛音はベルトさんこと「ドライブドライバー」の存在には気づいていたので驚く様子はなかったのであった。

 

天夏達は取り敢えず一緒にお昼を取ることになったのであった。

 

「天河達は、どうしてあんなハート・ハイブリッド・ギアを持ってるんだ?」

 

「教えないといけませんか?」

 

「そりゃ、後輩があんなハート・ハイブリッド・ギアを装着して戦ってるなんて」

 

『どうやら、この世界には仮面ライダーがいないのか?』

 

「その仮面ライダーがいないな」

 

無事に食堂に辿り着いた天夏達は傷無から質問に対応していたのであった。

 

天夏達が食事に専念するために変わりにベルトさんが傷無の質問にできる限り答えていたのである。

 

どうやら今いる世界には天夏達と門矢御一行以外で仮面ライダーがいないらしく、愛音がこの世界で初めての仮面ライダーになったのであった。

 

そんな話をしていると、

 

「ご一緒してもいいですか?」

 

「別に構いません」

 

「ありがとう。この前のあなた達の活躍はどこのメディアも取り上げてるわ。けど、気よ付けなさい。中にはあのハート・ハイブリッド・ギアを造ろうと近づいて来る人がいるってこと」

 

「はい。それでしたら、さっきから対応してましたので」

 

『ユリシアっと言ったかな。キミは露出した格好をどうにか出来ないか?』

 

「そうですわね。わたくしに仮面ライダーになる素質があればいいのですが」

 

「試しに、なぎさのライダーギアで試してみる。後はカードデッキとかかな」

 

「いいのんですのΣ(゚Д゚)‼ ぜひ‼ お願いしますわ‼」

 

金髪碧眼で龍姫に匹敵するぐらいのスタイルのユリシアがお盆を持ってやって来て同席をしていいかと言うので、紗季が構わないと敬語で返したのであった。

 

どうやらこの前の活躍を聞いて先輩として心配していたらしいく、天夏達の様子を見てほっとしていたのであった。

 

流石にベルトさんでもあの露出して戦っているハート・ハイブリッド・ギアには目のやり場がないと答えたので、ユリシアは思い出して、顔を赤くしていたのであった。

 

そして、自分にも仮面ライダーになることはできるかと天夏達に質問してきたので、弥生がなぎさの持っているライダーギアシリーズで試してみることになったのであった。

 



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二度目の仮面ライダーの出撃

食堂でライダーシステムで話せる範囲で話していた天夏達はユリシアからのライダーシステムの志願者に立候補したのであった。

 

天夏達にとって喜ばしいのだが、仮面ライダーは元々はなりたいからなるのではなくなってしまったが本当の理由で、特に本来は仮面ライダーアギトになるはずだった弥生から紗季が仮面ライダーアギトとして覚醒してしまったと言うのが本当の理由なのだ。

 

体内に光の力が宿っているのだ。

 

そんな話をしながらお昼を楽しんで午後からの授業を受けるために移動しようとした矢先、

 

『ううううう~♫』

 

「ゆっくりできないね」

 

「うん」

 

「では、今日はわたくしもご一緒させていただきますわ」

 

『また、あの格好か(´・ω・`)』

 

校内にサイレンが鳴り響き職員と生徒達が一斉に戦闘準備をし始めて戦場へ向かい出したので、天夏達もそれに従うことにしたのであった。

 

一方で、

 

「どこへ行く‼」

 

「行って来い‼」

 

「ああ」

 

「どうしてですか‼」

 

「見てればわかる‼」

 

管制室から天夏達の助太刀に向かうために管制室から出ようとした門矢士をほかの職員たちが制止したが、責任者の飛騨怜悧によって天夏達のもとへ向かうことが可能になったので、いつもの態度で返して管制室を出て行ったのであった。

 

「良し」

 

『ドライバー‼ ON‼』

 

天夏達「変身‼」

 

『HENNSHIN』

 

戦場に到着した天夏達は各々でベルトを巻き一斉に変身したのであった。

 

愛音は次元空間を突破してきたダークカブトゼクターを掴んだ瞬間に腰に巻かれたベルトにダークカブトゼクターをセットして仮面ライダーダークカブトマスクドフォームに変身したのであった。

 

「アンタ誰だよ‼」

 

「通りすがりの仮面ライダーだ‼ 覚えて置け‼ 変身‼」

 

『KAMEN RIDE ディケイド』

 

「あれ? あいつと同じだ‼」

 

「さてと、手始めに」

 

『KAMEN RIDE KUGA‼』

 

「オレの出番‼ 変身‼」

 

遅れること数分、白衣姿の門矢士がやって来て明らか場違いな白衣姿などで、戦闘員に問い詰められたが、弥生と同じくディケイドライバーを腰に当ててベルトが巻かれて、ディケイドのカードを入れてサイドレバーを押して弥生と同じ仮面ライダーディケイドに変身して、ライドブッカーから仮面ライダークウガマイティフォームのカードを取り出してドライバーに入れてサイドレバーを押してディケイドクウガに変身したのだが、そこに仮面ライダークウガの変身者の小野寺ユウスケが到着してしまったが、そのままクウガのベルトを出現させて仮面ライダークウガに変身したのであった。

 

 



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俺、参上‼

天夏達と門矢士もと小野寺ユウスケも変身完了して戦場へ救助活動に向かったのであった。

 

もちろん襲ってきている機械兵器の破壊も忘れずに行っているのである。

 

「オレも‼ 仮面ライダーに変身できればいいのに‼」

 

傷無は自分がまだ仮面ライダーに変身できないことを悔しがっていたのである。

 

ゼクターもまだ資格者としてどのゼクターも認めていなかったので、未だ超神次元ゲイムギョウのヴェスタWSCに待機中だったのであった。

 

それとファイズシリーズのライダーズギアも適合者じゃなかったので、後はイクサシステムかライダーデッキかマッハドライバーか戦極ドライバーぐらいしか残されていなかったのだが、それが手元にないので、傷無はサポートに回っていたのであった。

 

だが、傷無は自分に起点が舞い込んできることに気が付いていなかったのであった。

 

それは、

 

「ん?‼」

 

「どうしたの? 傷無‼」

 

光のような物が傷無の中に入って行き足元に砂が撒かれて、それに気付いた出るとこは出てしまっているとこは締まっている本人は胸がないことを気にしているらしいがそれでも大きい方である、柳葉刀のような刀を手にしている中国拳法のようなハート・ハイブリッド・ギアを身に纏っている少女「姫川ハユル」が気が付いたのだが、時すでに遅しだったことに気づいていなかったのであった。

 

「さーて 行くぜ‼ 変身‼」

 

『SWORD FOAM』

 

「ちょっと‼ どうしたの‼」

 

「俺、参上‼ 行くぜ行くぜ‼」

 

「あの~どうやらイマジンのモモタロスが憑りついたみたいです」

 

「イマジン?」

 

どうやらどうやって紛れ込んだのか知らないが前髪に赤いメッシュが入り逆立ち、そのままどこからともなく手には定期券のようなパスケースを持っており、そして傷無の腰にベルトが巻かれて赤いボタンを押して持っているパスケースをバックル部分にタッチした瞬間、駅に電車が来たメロディーが流れて線路のような物が現れて赤い桃が仮面になって二つに割れて赤い装甲を身にまとった仮面ライダー電王ソードフォームに変身してしまったのであった。

 

そのまま勢いよく戦場真っ只中に突っ込んでいったのであった。

 

そこに仮面ライダーファムにいつの間にか変身していた簪がモモタロスと言うイマジンに憑りつかれたことを話したが、ハユルはぽか~んとした表情で固まっていたのであった。

 

 

傷無は念願の憑依されているが仮面ライダーとして戦うことになったのであった。

 

ハユルには仮面ライダー龍騎が一番似合うだろうと、思った簪であった。

 



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傷無の受難 1

仮面ライダー電王ソードフォームにいきなり変身させられた傷無は桃太郎の赤鬼がモチーフのイマジン「モモタロス」に憑依されてしまって特異点ではないのか、モモタロスに操れて戦場真っ只中に突撃していたのであった。

 

『たたた助けてくれ~( ゚Д゚)‼』

 

「おいおい、あれで戦うってのか? 男で言うなら、パンツ一丁で戦う見てえなもんだろ( ゚Д゚)‼」

 

「お~い‼」

 

「おう‼ って‼ なんでディケイドが二人いんだよ( ゚Д゚)‼」

 

「話は後で」

 

『KAMEN RIDE KABUTO‼』

 

「おう‼」

 

戦場真っ只中に特攻したまで良かったが、モモタロスがハート・ハイブリッド・ギアを見て「そんな装備で大丈夫か?」と思ってしまってそこに、弥生と士がディケイド状態で合流したのだが、ディケイドが二人もいたのでモモタロスが驚いたが、声を聞いて納得して、弥生がディケイドカブトライダーフォームに変身して納得して後で話すことにして、別れたのであった。

 

「ようは、あのデカ物壊せばいいんだな?」

 

「それで合ってる」

 

「おまえは~‼」

 

「おう、元気にしてたか?」

 

「戦闘中・・」

 

「カメが居たら大喜びしそうだな‼」

 

『呑気に戦場を楽しむな‼』

 

傷無の肉体を操って仮面ライダー電王ソードフォームに変身しているモモタロスが機械兵器を指さして破壊すればいいのかと言うので士はそうだと言うとそこに仮面ライダーダークカブトマスクドフォームの愛音と道中で一緒だったのだろう仮面ライダークウガマイティフォームに変身しているユウスケがやってきたが、以前、モモタロスの必殺技に巻き込まれてとんでもない目に遭っていい思い出がないので嫌そうな態度でいたら愛音に注意されて傷無に至っては泣きそうになっていたのであった。

 

『おい‼ 弟は無事か?』

 

「ああ‼ 大丈夫だ‼」

 

『なら良い(仮面ライダーとはいろいろな奴がいるんだな)』

 

『お~い‼ 姉さ~ん』

 

管制室から通信が飛んできたので、モモタロスが返答すると傷無の姉の怜悧からだったので、傷無は無事だと答えるとそこで通信が切れたので弟の傷無はツッコミを入れたのであった。

 

モモタロスは仲間のイマジン「ウラタロス」がここに居たら片っ端から女子達を口説きまくると思っていたのであった。

 

どうやらモモタロスは良太郎が都合が悪かったらしくどうにかして自分が戦えるか考えてた結果いつも通りに近くにいた傷無に憑依して電王ソードフォームに変身したというのが今の状況なのであった。

 

いつもと違う相手に興奮するモモタロスであった。



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戦場のCLOCK UP ‼

仮面ライダー電王ソードフォームに変身させられた傷無は憑依されているイマジンのモモタロスの思うままにされていたのであった。

 

「おりゃ‼ この世界はこんな奴ばっかりか?」

 

『おかしいだろ。ハート・ハイブリッド・ギアですら倒すのが手間取るのにってのに』

 

「次行くぞ‼」

 

戦い慣れているだけあってデンガッシャーを組み立ててソードモードにして次々と地上型の機械兵器を破壊していったのを見ていた傷無は目が点になっていたのであった。

 

まさか、飛行能力がないのにも関わらずハート・ハイブリッド・ギアよりも武装がデンガッシャーしかない電王で片っ端から機械兵器を破壊しているのだから無理はないのであろう。

 

母の那由他は絶対に仮面ライダーと言う存在がいることを認められないであろと思っていた傷無だったのであった。

 

仮面ライダーだけではなく、伝説の戦士として評させれるのが「プリキュア」と呼ばれる存在もいるが平均して中学生の女子が多いのだが、基本的に異世界からの派遣要請による選定でなる者達もいるのだ。

 

この世界にはそう言った存在が訪れたのが天夏達と門矢士達光写真館の面々なのであった。

 

《FULL CHARGE》

 

「オレの必殺技・・・パートⅡ‼」

 

『刀身が飛んで行った( ゚Д゚)‼』

 

「ドカ~ン‼」

 

仮面ライダー電王ソードフォームに変身している傷無ことモモタロスはライダーパスをベルトのバックルにかざしてチャージ完了の音声が鳴ったと同時にデンガッシャーソードモードの赤い刀身が柄から離れて機械兵器目掛けて振り回して次々と破壊していったのであった。

 

そんなこんなで、電王ソードフォームは周りに居た機械兵器を破壊し尽くしたのであった。

 

一方で、

 

「さてと、ボクは一気に片付けようと」

 

【そうですね】

 

《ATTACK RIDE CLOCK UP‼》

 

ディケイドカブトライダーフォームにカメンライドしている弥生はディケイドドライバーに「CLOCK UP」のカードを入れてサイドレバーを押して弥生はタキオン粒子と呼ばれる物が体が駆け巡って時間流を自在に動けるようになる能力を発動して外から見ると高速移動に見えるが今の弥生から見ると周りがゆっくりとしか動いていない状態での行動になるのである。

 

完全に「CLOCK UP」はどの世界でも強力な仮面ライダーの能力であり、相手がクロックアップできないとなれば独壇場なのであった。

 

「なに?‼ いつの間に」

 

《FINAL ATTACK RIDE KAKAKA KABUTO‼》

 

「ライダーキック‼」

 

「また、おまえか? 今度は虫か?」

 

「完全にこの人と戦う羽目になるんだね( ˘•ω•˘ )」

 

どうやらあの時襲ってきた褐色の女性にがクロックアップ空間に居たようでクロックアップを発動したディケイドカブトである弥生が機械兵器を破壊していき、最後の一機をスタイリッシュな右ハイキックのライダーキックを決めてクロックアップの効果が切れた所で一触即発の状態になってしまったのであった。

 

 



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暴走する炎

以前に襲撃された褐色の肌のハート・ハイブリッド・ギアを纏った女に再度出くわしてしまったディケイドカブトに変身している弥生は一触即発状態に陥ってしまったのであった。

 

一方で、

 

【なぎさ。シフトカーをチェンジだ‼】

 

「わかった‼」

 

《GO‼ GO‼ GO‼ GOGO‼ WA・WA・WA・WILD‼ don't stop your Beat‼ タイプ‼ ワイルド‼》

 

仮面ライダードライブに変身してトライドロンから降りたなぎさはシフトブレスにシフトカー「ワイルド」という黒いシフトカーをセットしてシフトレバーを操作して、見た目が4WDをモチーフにして黒い装甲に右肩に車のタイヤが装着された姿にフォームチェンジしたのであった。

 

「なぎさ‼」

 

「簪。いこう‼」

 

【気をつけて行こう‼】

 

仮面ライダードライブタイプワイルドにフォームチェンジしたところに仮面ライダーファムに変身した簪が合流して二人は救助活動を優先したのであった。

 

一方では、

 

「やはり、この力を使うか?」

 

【その力はまだ制御はできていないのだろ?】

 

「だからと言って諦めるほどわたしはできてないからな」

 

【そうだな。おまえには自分の意志で行動しろ】

 

「ああ」

 

紗季は天夏とペアを組んでいたが途中で分担されてしまったようで仮面ライダーアギトで一番扱いにくい右にフレイムセイバーに、左にストームハルバードと言う仮面ライダーアギトトリニティーフォームで戦っていたのだが、長さが違う得物を片腕で振るわなければならないので、幾ら武術の心得がある紗季でも体力が持たないので、一か八かで今フォームチェンジできる中で一番攻撃力があるが未だに制御できていないフォームにチェンジしようとしたので、ロードクリムゾンが念話で忠告したがもう紗季は自分の意志でここに居るのだと決めていたので、ロードクリムゾンは止めるわけには行かなかったのであった。

 

そして、武器を空間にしまうとそのまま両腕をクロスするように構えると、ベルトのバックルの部分が紫に変化して三角形の装飾が施されて両腰のボタンを叩いたのであった。

 

「あぁぁぁっぁあ‼」

 

「ぎぃいぃぃぃ‼」

 

仮面ライダーアギトトリニティーフォームから溶岩のような黒ずんだ赤い筋骨隆々な装甲に変化し、クロスホーンも金色から赤に変化した燃え盛る炎のような仮面ライダーアギトバーニングフォームにフォームチェンジしたのであった。

 

やはり紗季は暴走していたが幸いにも周りに機械兵器しかいなかったので、そのまま拳だけで破壊していったのであった。



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思ったことを

紗季がバーニングフォームからフレイムフォームに戻ってフレイムセイバーを構え直したのであった。

 

一方、

 

「チッ‼」

 

「なんで戦わないといけないんですか‼?」

 

「理由は簡単なことだな。おまえのようなハート・ハイブリッド・ギアを纏った奴に会ったことがわたしの興味を奮い立たせたからだ‼」

 

「こっちは困ります‼ しょうがない」

 

褐色の戦闘好きのハート・ハイブリッド・ギアを纏った女性と戦う羽目になったディケイドカブトに変身している弥生はカウンター主体の徒手空拳で戦っていたのであった。

 

何故戦わなければいけないのかという問いを弥生が述べると、女性は興味をそそるからという完全に戦いと言う物に生きがいを見出してしまっていたのであった。

 

弥生からすればたまったもんじゃないということであった。

 

なので弥生はライドブッカーからカードを取り出してディケイドドライバーに入れてレバーを押して、

 

《ATTACK RIDE CLOCK UP‼》

 

「どこだ‼」

 

「これに懲りてくれますね」

 

「なんだ・・・と」

 

「さてと、天夏達のとこに行かないと」

 

もう一度「CLOCK UP」のカードを使い連撃を繰り出して女性はいつの間に自分がやられたのかわからないと言ったようであったが、弥生はそんな彼女を尻目に天夏達と合流を果たすべくディケイドに戻ってマシンディケイダーを呼び寄せて天夏達の元へ急いだのであった。

 

「傷無。どうしちゃったの?」

 

「オレは至って普通だ‼ なんだ、パンツ一丁同然の格好はよ‼」

 

『助けてくれ~』

 

「このスケベ‼」

 

「おっと‼ 見たこと言っただけだろが‼ ったく‼ どいつもこいつも‼」

 

モモタロスに憑依されて仮面ライダー電王ソードフォームに変身している傷無に姫川ハユルがハート・ハイブリッド・ギアを纏った状態でやってきたのだが、モモタロスが直視できないらしく、目が泳ぎながら恥ずかしくないかという意味なのだろう、デリカシーのない疑問をぶつけてきたモモタロスに姫川ハユルは持っていた剣で顔を赤くしながら斬りかかったので、咄嗟にデンガッシャーソードモードで受け止めたのであった。

 

モモタロスは内心でいつもお仕置きしてくる「ハナ」の事を思い出していたのであった。

 

「これって?」

 

【電王のカードですね。先ほど、本部から傷無さんがモモタロスさんが憑依したと】

 

「どっかにデンライナーがあるのかな?」

 

天夏達と合流を果たした弥生はライドブッカーから絵柄がまだ黒いままの電王のカードを徐に取り出すと光り出し絵柄が浮き出したのであった。

 

弥生は電王がこの世界に来たことを知ったのであった。

 

そして、

 

「こっちだね‼」

 

「電王ってことは?」

 

「あいつしかいないな」

 

「うん」

 

天夏達と一緒に電王の変身者の元へ向かったのであった。

 

 

 



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イマジン

天夏達と合流した仮面ライダーディケイドに変身していている弥生はメンバー全員で傷無を迎えに行くことにしたのであった。

 

傷無と言うより、イマジンのモモタロスを迎えに行くのが本当の理由なのだが、イマジンどころか仮面ライダーすら知らない世界なのだから。

 

「あ、おーい!」

 

「ん? なんでディケイドがもう一人いんだよ(゚д゚)!‼」

 

「どういうこと(゚д゚)!?」

 

「帰るぞ‼」

 

「おう‼」

 

「待ちなさい‼ 傷無に名にしたの‼」

 

「帰ってから教えてやるよ‼」

 

無事に仮面ライダー電王ソードフォームに変身しているイマジンのモモタロスに憑依されている傷無を回収した一行だったが仮面ライダーと言う物を全く知らない姫川ハユルは問い詰めてきたが、帰ってから話すと一行がそう言うと、姫川ハユルは納得いかない顔をしていたが渋々拠点である校舎へ戻ったのであった。

 

数分後

 

「プリンは出ねぇのか?」

 

「面白いですわね‼」

 

「最近のガキは良いもん食ってるようだな」

 

「単刀直入に聞く、おまえは誰だ?」

 

「弟さんですよ」

 

とある一室に呼ばれた天夏達と一緒にイマジンのモモタロスに憑依されている前髪が赤いメッシュが入り逆立って、両目の瞳が赤く変色している傷無を見た傷無の姉の怜悧は物応じないようで、ユリシアに至っては初めて見るイマジンを面白がっており、愛音は事前に聞いていたのかモモタロスに憑依されている傷無に動じてなかったが、姫川ハユルは状況を把握してなかったのであった。

 

傷無に憑依しているモモタロスは相変わらずの態度で大好物のプリンを要求していたのであった。

 

「モモタロス<`ヘ´>‼」

 

「げ‼ ハナクソ女‼」

 

「すいません‼」

 

「迎えに来たよ」

 

「そうか」

 

「誰ですか?」

 

しばらくすると突如ドアが開きそこから物凄い剣幕でモモタロスが憑依されている傷無に一撃を喰らわせた少女がやってきたのであった。

 

その後ろから本来の契約者であろう青年が現れたのであった。

 

いきなりの出来事に追い着いていない姫川ハユルは慌てていたのであった。

 

「ボクはモモタロスの契約者の野上良太郎です」

 

「同行者のハナです。帰るわよ」

 

「またな‼」

 

「ちょっと‼」

 

「イマジンか・・・仮面ライダーと言うのは面白い奴らが多いな」

 

「う~ん」

 

その青年こそ、仮面ライダー電王として戦う特異点の存在、野上良太郎だったのであった。

 

付き添いでいたのはいつもモモタロスにお仕置きしてる良太郎と同じく特異点の「ハナ」という少女は何事もなかったかのようにしていたが、天夏達と愛音以外は驚いていたのであった。

 

その理由は、

 

「言っておくが、この姿は、良太郎の所為だからな‼ ってことで帰るぞ‼ 電王についてはそいつらに聞いてくれ‼」

 

「失礼しました‼」

 

「助かった~」

 

「よかったな。仮面ライダーに変身して戦えたんだからな」

 

「あれも、仮面ライダーなのか?」

 

「電王って言うのが、仮面ライダーとしての名前なんですか?」

 

「はい。説明しますと」

 

日本昔話の桃太郎に出て来る赤鬼の外見をしていたのだから無理もないのであった。

 

憑依されていた傷無は疲れ切ったのかそのまま力尽きてしまったのであった。

 

イマジンと電王ついての説明をしたいのは山々だったがハナに怒られるので、電王についての説明を天夏達に任せて部屋を出て行ったのであった。

 

 

 



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さらば‼ 魔装学園

いきなりのイマジンのモモタロスの表敬訪問というイベントが起きたが天夏達はモモタロスに変わって仮面ライダーについて話すことにしたのであった。

 

「なるほど。おまえら二人はそのカードに描かれている仮面ライダーに変身できるシステムということなのか?」

 

「大体あってる」

 

「それにしても、元はショッカーが改造した人間とは驚きました‼」

 

「この世界には仮面ライダーはいないからな」

 

「どうするんだ。もうそろそろおまえ達はこの世界から自分達の世界へ帰るんだろ」

 

「なんでそれを‼」

 

「わかるさ。ハート・ハイブリッド・ギアを使わない武装を見せつけられたんだ。愛音、おまえもわたし達と一緒にこいつらの世界へ行かないか?」

 

「え?」

 

「決めるのは、愛音先輩です」

 

天夏のウィザードライバーやなぎさのドライブドライバーやライダーズギア、紗季のアギトの力などを先輩ライダーであるもう一人の仮面ライダーディケイドの門矢士の解説を交えての説明会が行われたのであった。

 

特に、ディケイドライバーという完全にほかの仮面ライダーに変身できるというライダーシステムには度肝を抜かれて居たようであった。

 

仮面ライダーが元がバッタ怪人の改造人間だということも知ったユリシアと姫川ハユルは何も言えないと言った感じだったのであった。

 

飛騨怜悧はどうやら初見で仮面ライダーに変身した天夏達を見て天夏達が自分達の世界の住民ではないことに気付いていたのであった。

 

そして、怜悧は自ら弟を連れて天夏達が暮らす世界へ暮らすことを決めたのだが、一緒に来ないかと、仮面ライダーダークカブトの資格者でもある愛音に持ち掛けたのである。

 

決めるのは愛音だと弥生が述べたのであった。

 

そして、愛音が出した答えは、

 

「わたしも行きます」

 

「いいえ。そこは、わたし達です‼」

 

「え?」

 

「いいじゃない。わたしもハート・ハイブリッド・ギアより、被っちゃうけど、龍騎が気に入ったから」

 

「さてと、明日出発だ‼」

 

「ハイ‼」

 

「ボク達のこの世界での役目は終わったのかな?」

 

「ああ。後はこの世界がどうするかはこの世界の奴ら次第だろうな」

 

もちろん、一緒に行くことを決意したらしく、それに動じてユリシア達も一緒について来ることになったのであった。

 

弥生は自分達はこの世界で貢献できたのかということを思っていたが、天夏から後はこの世界の人々がなんとかするであろうと言って弥生は明日に備えて寮に戻ったのであった。

 

そして、

 

「え~‼」

 

「昨日、説明しただろ‼」

 

「傷無ったら‼」

 

「~♪」

 

「さて、行きましょうか」

 

明日の朝を迎えた天夏達が出発の仕度を終えて現場に到着して、そこに傷無達が合流したのであった。

 

傷無はまさか異世界へ行くとは聞いていなかったらしく、愛音達から注意されていたのであった。

 

こうして、天夏達は次の世界へと向かうのであった。

 



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新たな仲間と次の世界へ

魔装学園の世界での役目を終えて帰還した天夏達は光写真館一行とはまた会うであろうと分かれて拠点の戦艦フラクシナスで次の世界の事を考えていたのであった。

 

「今日から別のパーティーだけど、同じ次元武偵の飛騨傷無だ。学年は一つ上の高校二年生だ。よろしくな‼ オレもライダーシステム希望だ‼」

 

「わたしは、千鳥ヶ淵愛音改め、天道愛音よろしく」

 

「いつの間に、改名してたんだ( ゚Д゚)‼」

 

「戸籍を新たに作らないといけないから、折角だし、千鳥ヶ淵だと覚えてもらえないし、書くの大変だから、門矢さんに仮面ライダーカブトの本来の変身者の名字を教えてもらって、気に入った」

 

「大丈夫なのか?」

 

「良いんじゃない? あ、わたしは姫川ハユルよ。歳は傷無と同じで高校二年生。ライダーシステムは、龍騎を希望してるわ」

 

「わたしは、ユリシア・ファランドールと言います。歳は傷無さんと同い年で傷無さんと同じチームに所属しますが、気軽のお声をかけて下されば合流します」

 

「わたしは傷無の姉の飛騨怜悧だ。本日付でライダーシステムの研究員に就いた」

 

インフィニット・ワールド一同「よろしくお願いいたします」

 

 

フラクシナス内に設けられた会議室では新しく仲間になった傷無達と顔合わせを行っていたのであった。

 

特に愛音が「千鳥ヶ淵」から仮面ライダーカブトの変身者の一人である天の道を行き総てを司る男と同じ「天道」という名字を勝手に拝借して名乗ったので、怜悧以外の傷無達は突っ込んだのであった。

 

確かにダークとはついているが列記とした仮面ライダーには違わない上にマスクドライダーカブトのプロトタイプのダークカブトゼクターの資格者に選ばれた愛音はそれを生きがいにしたいという意味で名字を改名したのであった。

 

教えたのは言うまでもないが。

 

「龍騎なんですか‼ あたしも龍騎ですから‼」

 

「それが龍騎のライダーシステムか? ベルトはどこだ?」

 

「これは鏡などの、自分が映る前でこれを翳すと指導的に所有者の腰回りに合わせてバルトが巻かれて、そこにこれを入れるんです。簪もスミレ達も同じシステムで別のライダーに変身できるんです」

 

仮面ライダー龍騎の変身である朱音は姫川ハユルが仮面ライダー龍騎のライダーシステムを希望しているので同じ龍騎の変身者としての交流をし始めたのであった。

 

こうして、天夏達は新しい仲間との仲を深めていたのであった。

 

「次の仕事の現場が決まったわ‼ どう言うわけか、この世界なのよ」

 

「早速、姫川と天道と傷無が出撃する時が来たようだな」

 

「次はどんな世界がボク達を待ってるんだろ」

 

小泉花陽の元の体に憑依している水棲のグリード「メズール」が仕事を持ってきたので、天夏達は早速だが、弥生と紗季を強制メンバーに入れた、ハユルと愛音と傷無、そして、花陽に朱音も入れたメンバーでその世界へと向かったのであった。

 

 



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撃龍の世界
あけぼの町


新章です


水棲系のグリード「メズール」が持ってきた仕事で天夏達は新しく仲間になった愛音とハユルと傷無を入れて、そこに、仮面ライダーオーズの変身者でもある花陽と仮面ライダー龍騎の変身者である朱音共にその世界へと飛んだのであった。

 

「此処って、確か、いつもの仮面ライダーの世界よね?」

 

「そうなの?」

 

「けど」

 

「場所はあけぼの町って所だね」

 

どうやら今回の世界はいつもの仮面ライダーの世界らしいなのだが、あけぼの町という庶民的な風景が広がる街の噴水広場に到着したのであった。

 

天夏達は馴染みのある、風都や聖都や久瑠間運転免許所やBOARDなどは行ったことがあるのだが、今回は一筋縄では行かないようであった。

 

すると、

 

「来るぞ‼」

 

「キャ~( ゚Д゚)‼」

 

「ギシャ‼ ギシャ‼」

 

「今回はこいつらと戦わないといけないみたい。行くよ‼」

 

「ドライバーオン‼ シャバドゥビタッチヘンシ~ン!」

 

「ハユルさん、こっちです」

 

「って、オレはどうすればいいんだよ( ゚Д゚)‼」

 

「これ使って‼」

 

「え?」

 

紫色の全身タイツに黄色のラインに頭に蝙蝠のような翼が生えている一つ目のショッカー戦闘員のような集団が出現して暴れ出したので、天夏達は一斉に自分達のドライバーを用意して変身の準備を整えたのだが、傷無はライダーシステムが自分の物が用意されていなかったので、おどおどし始めたので、念のために花陽が用意していたバースドライバーと返信用の銀色のセルメダルを渡したのであった。

 

ハユルは事前に朱音からもう一つの龍騎のカードデッキを受け取っており、朱音が近くに近くにあった金属製のモニュメントに自分が映っていることを確認して二人はカードデッキをかざし、腰に銀色のVバックルが巻かれたのであった。

 

愛音は右手でダークカブトゼクターを掴んだのであった。

 

紗季もゆっくりと右腕を伸ばしていくと腰で光が回転してオルタリングが出現したのであった。

 

そして、

 

天夏達「変身‼」

 

「KAMEN RIDE ディケイド‼」

 

「フレイム‼ プリーズ‼ ヒーヒーヒー‼」

 

「タカ‼ トラ‼ バッタ‼ タ・ト・バッ・タトバ・タ・ト・バッ!!!!」

 

「お~い‼ 使い方わかんねぇ( ゚Д゚)‼」

 

「HENSHIN」

 

一斉に天夏達は仮面ライダーへの変身を行ったが、傷無はバースドライバーを持ったままおろおろし始めたのであった。

 

ハユルは朱音と同じ右腕を斜め上にあげる一号ようなポーズを取ってVバックルに見様見真似でカードデッキを入れて仮面ライダー龍騎に変身したのであった。

 

この騒動に巻き込まれた天夏達はこれがとんでもないことに遭遇するとは知る由もなかったのであった。

 

 

 



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遭遇‼ 龍の戦士

あけぼの町でショッカー戦闘員のような変わった戦闘員に襲撃された天夏達は一斉に仮面ライダーに変身したのだが、約一名はバースドライバーの使い方が分からないまま逃げ回っていたのであった。

 

「助けてくれ~( ゚Д゚)‼」

 

「シャギー‼」

 

一方で、

 

「今度はウィザードの世界か?」

 

「なんとなく違うんじゃないか?」

 

光写真館のスクリーンには三匹の東洋の龍が空を飛んでいる絵が降りてきたのであった。

 

これを見たもう一人の仮面ライダーディケイドこと門矢士はウィザードの世界と勘違いしていたのであった。

 

こういった光景は日常茶判事なのでしょうがなかったりするのだ。

 

一方で、

 

「さてと。行きますか」

 

「真耶も仮面ライダーディエンドになれるけど、無茶しないでよ‼」

 

「はい‼」

 

「なんかあったら私を呼べ‼」

 

「オータム先生ったら」

 

第二茶熊学園では部活動に入っている生徒達などがいるので教師達は緊急事態に備えて勤務しているのであった。

 

その中でも、あらゆる仮面ライダーのダミーデータの実体を召喚できる特殊な仮面ライダーディエンドの変身者に選ばれた山田真耶は元亡国企業の面々から一目置かれる存在になっていたのであった。

 

仮面ライダーブレイドもといジョーカーアンデッドでもある剣崎一真との仲は一応は生徒と教師の関係だが、周りからの応援もあって良好なのであった。

 

オータムはライダーシステムの資格者でその中でも特にカブトなどで知られる「マスクドライダーシステム」に興味津々らしく、その中からオータムを選んだゼクターは、

 

「ピョンピョン‼」

 

「来たか、相棒」

 

ホッパーゼクターと呼ばれるショウリョウバッタをモチーフにしたゼクターで、このゼクターだけで、二種類の仮面ライダーに変身できる優れものである。

 

 

ところ変わって天夏達はというと、

 

「分散して戦うことになったが、まぁ、なんとかなる」

 

どうやら人命救助優先で分散して戦うことになったようであった。

 

現在、仮面ライダーアギトグランドフォームに変身している紗季は愛用のバイクを変身したと同時にマシントルネイダーにしている物で商店街付近で戦っていたのであった。

 

「なんだ? メズール言う、オトシブミヤミーか? ウヴぁはいないはず」

 

マシントルネイダーから降りて戦っていた紗季は目の前に突如巨大なムカデのような怪物が現れたのであった。

 

紗季はグランドフォームのまま、クロスホーンが展開して龍の頭部のようになり地面に紋章が浮かび右足に集まり、そのまま、

 

「ウェーイ‼」

 

「ドカ~ン‼」

 

「ありがとう」

 

「あんな子どもまで襲うとは ‼」

 

「ほう、避けたか? おまえは何者だ」

 

「(見たことない仮面ライダーのようだ)」

 

どうやら紗季も気に入ったのか剣崎一真と同じ掛け声で跳躍して残心をしながら倒して、襲われていた人達から感謝されながら逃がしたのだが、そこに龍騎とウィザードフレイムスタイルを足した感じの戦士がいきなり持っている龍を模った銃を発砲してきたのであった。

 

 

 

 

 

 

 

 



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蒼き龍の戦士

オトシブミヤミー並みの怪物をライダーキックの一撃で倒して戦えない一般市民を逃がした仮面ライダーアギトグランドフォームに変身している紗季に向かって赤いが仮面ライダー龍騎のような鉄仮面ではなく仮面ライダーウィザードのような複眼がない龍を模った銃を持った仮面ライダーのような人物にいきなり威嚇射撃とは言え発砲されたのであった。

 

「見慣れないな」

 

【もしかすると、例の都市伝説の戦士かもしれない】

 

「例の都市伝説か? 確か、仮面ライダーとか言う」

 

【そうだ】

 

「くぉ~ん」

 

赤い龍の戦士は武器と会話をし始めたのを見た紗季は密かに左側のスイッチを押してストームフォームへフォームチェンジして手にストームハルバードを装備して構えていたのであった。

 

その時、光の力のおかげで備わった察知能力のおかげなのか、紗季は何かの気配に気が付いたのであった。

 

「貴様は感が良いな。仮面ライダー」

 

「助かった」

 

【こんなジャマンガは見たことない】

 

「悪いが、ここで失礼する‼」

 

「‼(来い‼ マシントルネイダー‼)」

 

「待ってくれ‼」

 

なんと騒動のどさくさに紛れて赤い龍の戦士の背後から両手に持っている二又に分かれた刃の双剣で斬りかかって来たのを仮面ライダーアギトストームフォームになっている紗季はストームハルバードで弾いて赤い龍の戦士を助けたのである。

 

紗季は一目見た瞬間、こいつが♦のカテゴリーK「ギラファアンデッド」であり、人間体は金居と呼ばれる男に化けているのだが、困ったことに♣のカテゴリーJ「エレファントアンデット」同様に自分が優位な情報を入手しないと戦わないというずる賢い性格なのであり、剣崎一真をもう一体の「ジョーカーアンデッド」にした存在でもある。

 

そんなことはさて置き、予想外だったようで、仮面ライダーアギトストームフォームの紗季の妨害で暗殺に失敗したギラファアンデッドは一目散に逃走したので、後を追うべく、変身中だけ自分の意思で自動走行できるように改造された愛車のマシントルネイダーを呼び出して、飛び乗ってギラファアンデッドの後を追ったのであった。

 

赤い龍の戦士は待ってほしいと言ったが紗季はそのままマシントルネイダーで走り去ってしまったのであった。

 

一方で、

 

「シャギ~‼」

 

「シャギシャギ、うるさい‼ これ使ってみるか‼」

 

《KAMEN RIDE DEN-O》

 

「最初っからクライマックスだ‼」

 

仮面ライダーディケイドのままライドブッカーソードで片っ端から攻撃していた弥生は埒が明かないと思いディケイドドライバーに「電王」のカードを入れてディケイド電王ソードフォームに変身したのであった。

 

そして、

 

《ATTACK RIDE MACH》

 

「シャギ~‼」

 

「完了」

 

【いいえ。弥生様】

 

「出たな‼ ジャマンガ‼」

 

「カキ~ン‼」

 

「ウソダドンドコドーン( ゚Д゚)‼」

 

電王のカードではなくなぜかブレイドのMACHのカードを使い素早く斬りつけて、戦闘員を倒した所に、今度は龍と仮面ライダーブレイドを足したような龍の戦士に、龍の顔が付いている剣で攻撃されたを受け止めたのであった。

 

完全に敵と勘違いされてしまったのであった。

 



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仮面ライダーを知らないの段

あけぼの町で紫色の全身タイツの戦闘員を倒したのも束の間に青い龍の戦士にジャマンガと間違われてしまったディケイド電王ソードフォームに変身している弥生はそのままデンガッシャーソードモードで戦っていたのであった。

 

「こんにゃろ‼」

 

「ボクは‼」

 

「おまえのような奴は見たことない‼」

 

【覚悟しろ‼】

 

「もう‼ こうなったら‼」

 

《KAMEN RIDE KUGA TITAN》

 

どうやら、完全にやるしかない様で、人の言葉を話す剣も同じような性格だったので、弥生はクウガマイティを通り越して、クウガタイタンフォームのカードを入れて、

 

「何‼ こいつ、化けた( ゚Д゚)‼ 喰らえ‼」

 

「これもらった‼」

 

ディエンドクウガタイタンフォームになったのを見た青い龍の戦士は驚いたようだったが、そのまま斬りかかって来たのだ。

 

言っておくがクウガタイタンフォームは俊敏性を捨てる代わりに攻撃と防御に優れているフォームなので、斬りつけられた剣をそのまま受け止めしまったのであった。

 

そして、

 

「返せ‼ 撃龍剣‼」

 

「シャキーン‼」

 

「ウソだろ( ゚Д゚)‼ 剣が‼」

 

「あの~。いい加減に降参してくれますか?」

 

「返せ~‼」

 

受け止めた剣をそのまま奪い取って両刃剣タイタンソードに変形させて見せたのであった。

 

青い龍の戦士はまさか自分の剣が奪われて変形したのを目の当たりにして驚いたのであった。

 

「なんだ、おまえが片付けてくれたのか?」

 

「士さん」

 

「仲間か‼」

 

「そうだけど?」

 

「あ~。剣取られて、クウガの剣にされたのか・・・ここは負けを認めた方がいい」

 

「ってことで‼」

 

【助かった・・・】

 

そこにもう一人の仮面ライダーディケイドの変身者である門矢士御一行が到着して状況を把握したようで、青い龍の戦士は仲間かと問いかけてきたので、小野寺ユウスケが答えると、士がいつもの大体わかったという顔をして、タイタンソードにされて敗北をしているおとに気付き、龍の戦士に負けを認めるように諭して、弥生はタイタンソードを地面に突き刺して、そのままマシンディケイダーに乗り込んで仲間の元へ急いで行ったのであった。

 

「あいつは誰なんだ‼」

 

「なんだ、仮面ライダーを知らないのか?」

 

「仮面ライダー? ってなんだ‼」

 

【そんな存在は聞いたことはないぞ‼】

 

青い龍の戦士は光写真館一行に弥生が仮面ライダーディケイドである事が分からない様で、士が仮面ライダーを知らないのかと聞くと、知らないと即答で帰って来たのであった。

 

一方で、

 

《スキャニングチャージ!》

 

「セイヤ~!」

 

仮面ライダーオーズタトバコンボのまま紫色の全身タイツの戦闘員を片付けた花陽はライドベンダーに乗って、合流を開始したのであった。

 

 

 



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ジャマンガというらしい

青い龍の戦士は仮面ライダーを知らないらしく、門矢士一行の発言をわからないのであった。

 

都市伝説として今いる世界では知られているはずなのだが、それを知らないと言うのは物凄いのである。

 

「仮面ライダーを知らないんですか?」

 

「そうだ‼ さっきのが」

 

「そうだよ。さっきの連中を片付けたのが仮面ライダーだ」

 

「あいつがいるってことは、他の奴らもどこかで戦ってるらしい」

 

「おい‼ 勝手に話しを進めるな‼」

 

「あ、名乗ってなかった、オレは小野寺ユウスケこっちが門矢士」

 

「光夏海です」

 

もう一度光夏海が質問すると、青い龍の戦士が変身を解除して、知らないと返してきたのであった。

 

数分前先ほど戦っていたのが仮面ライダーであると知らない言ったので仕方ないと思い、士は天夏達と合流をするべく動くことにしたが、青年に制止されてしまったのであった。

 

もう一人の仮面ライダークウガの変身者でもある小野寺ユウスケは自己紹介をしたので、他のメンバーも自己紹介をしたのであった。

 

「オレはあけぼの署の刑事、鳴神剣二だ」

 

「大体わかった。それじゃあな」

 

「照井さんと泊さん達によろしくね」

 

青い龍の戦士の変身者はどうやら仮面ライダードライブの本来の変身者である泊進ノ介と仮面ライダーアクセルの変身者である照井竜と同じく警察関係者だったが、士がいつものセリフを述べて移動するべく、小野寺ユウスケが泊達によろしくといって立ち去ろうとした瞬間、

 

「泊? 照井? って誰だ?」

 

「なぁ、このパターンって」

 

「ああ、ややこしい」

 

どうやら二人を知らなかったらしく、光写真館一行は足早に立ち去ったのであった。

 

一方で、

 

「キックストライク‼ サイコー‼」

 

「ふ~」

 

ジャマンガ戦闘員達を炎を纏ったライダーキックで片付けていた仮面ライダーウィザードフレイムスタイルに変身している天夏は一呼吸をして変身を解除したのであった。

 

そこに、

 

「天夏~‼」

 

「弥生、そっちも終わったみたいだな」

 

「うん。さっき、変な人に敵と間違えられて大変だったよ‼」

 

「変な人?」

 

「多分、このカードの絵柄だよ‼ ジャマンガって言うらしいね。この怪人」

 

「ジャマンガか、橘さん達は知ってるのか?」

 

「あの数だし、向こうでも」

 

「朱音達が向かってるはずだし、大丈夫だろ」

 

変身を解除した弥生がマシンディケイダーを運転しながら合流して、あおい青い龍の戦士に敵と間違えられたことを述べたのであった。

 

その青い龍の戦士はジャマンガと言っていたことを天夏に話したのであった。

 

 

 

 

 



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岩石の怪人(笑)

ジャマンガとの戦いを終えて天夏と合流した弥生はそのまま変身を解いて待つことにしたのであった。

 

「シャギ~‼」

 

「手始めにこれよ‼」

 

《SWORD VENT》

 

「なるほど」

 

《SWORD VENT》

 

仮面ライダー龍騎として再スタートすることになったハユルは年下だが一足先に仮面ライダー龍騎として戦っている朱音の戦い方を見ながらバックルからカードを引き、バイザーに入れてドラグセイバーを装備して、シャギーの部隊を倒して行ったのであった。

 

「面白い奴らがいるようだな」

 

「なに?」

 

「あの数のシャギーをたった二人だけで片付けてしまうとは、流石だ、魔弾戦士‼」

 

「魔弾戦士?」

 

シャギーと呼ばれた戦闘員を片っ端からドラグセイバーなり、殴ったり蹴ったりして倒し終えたと思った矢先に岩石の怪人が現れたのだが、どうやら仮面ライダー龍騎を魔弾戦士と勘違いしているらしく、二人は呆れてしまったのであった。

 

「行くぞ‼」

 

「あんたに構ってるほど、暇はないの‼」

 

《ADVENT》

 

「なんだ‼ この龍は(゚д゚)!」

 

岩石の怪人はそのまま二人に襲い掛かってきたので、朱音が呆れながらバックルからアドベントのカードをバイザーに入れて読み取らせて、無双龍ドラグレッダーを呼び出して岩石の怪人を攻撃させたのであった。

 

岩石の怪人もまさか近くの金属のモニュメントから龍が現れるとは思ってなかったので怯んで攻撃を受けていたのであった。

 

「あんた如きに使いたくないけど」

 

《FINAL VENT》

 

「おりゃあっぁぁっぁぁぁ‼」

 

「なんでだ‼」

 

「さてと、天夏と合流しに来ましょう‼」

 

「そうね(あれが龍騎のFINAL VENT、確か、ライダーキックって言うんだっけ? 仮面ライダーはほとんどがライダーキックが出来るって言うからなんだけど)」

 

さっさと片付けてしまいたい朱音はバイザーに「FINAL VENT」のドラグレッダーの絵柄のカードを入れて読み込ませて、腕を大きく振るい、飛び上がり、ひねりを加えながら回転して、飛び蹴りの体勢に入り、ドラグレッダーの吐いた火炎弾と共に岩石の怪人目掛けてドラゴンライダーキックを決めて、岩石の怪人を倒して、ミラーワールドではないので、小野寺ユウスケが愛用している片方のハンドルが起動キー並びに警棒として使えるビートチェイサー2000に跨りそのまま天夏達と合流するために変身したまま合流地点に向かったのであった。

 

ハユルはまだバイクの訓練を受けていないので免許がないので免許を持っている朱音の後ろに乗って向かうことになったのであった。

 

 

 



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合流地点

岩石の怪人を名も聞く気もないので仮面ライダー龍騎に変身した朱音が威力を落としている「ドラゴンライダーキック」をお見舞いして天夏達の元へビートチェイサー2000で合流地点である喫茶店「ハカランダ」へ新規参入であるが歳が上である姫川ハユルを乗せて向かっていたのであった。

 

「お待たせ‼」

 

「朱音、ハユルさん、大丈夫みたいですね」

 

「ハート・ハイブリッド・ギアより、こっちの方がいいわね。そういえば、相川さんは?」

 

「橘さんに呼ばれてBOARDへ行ってるわ。ゆっくりして言ってね」

 

「はい」

 

道中で人気がないことを確認して変身解除した赤色のフルフェイスのヘルメットを被った状態で無事に合流地点に到着したので近くの相川始がいつもバイクを停めている場所にはもうメンバーのバイクが止めてあったので、そこに停めて中に入って行ったのであった。

 

中に入ると、栗原親子が出迎えてくれたのであった。

 

ハユルは先輩ライダーである相川始に挨拶をしようとしたが、どうやら出かけているということだったのであった。

 

「えええ‼」

 

「ユウスケ、うるさいぞ」

 

「あ、士さん」

 

「天夏君達もここに来てたんですか」

 

「そうですけど」

 

お茶をしていると先輩ライダーでありもう一人の仮面ライダーディケイドでもある門矢士ともう一人の仮面ライダー空気ではなくクウガの小野寺ユウスケと光夏海がやってきたのであった。

 

外に止めてあるのが自分の愛車のビートチェイサー2000と同じだったので驚いていたが、士に注意されていたのであった。

 

「さっきの奴はまさか、「仮面ライダー」を知らなかったのは驚いたな」

 

「ウソですよね?」

 

「都市伝説になっているし、虎太郎が小説にもしているのに」

 

「余程の潜りだろう」

 

「そうですね・・・( ˘•ω•˘ )(目の前にいるのがその敵と間違えられて戦ってたなんて言えないよ)」

 

折角来たので門矢士一行もコーヒーを注文し、後輩達との交流をすることにしたのであった。

 

弥生もまさか自分の事が話題になるとは思ってなかったので、栗原親子には自分が仮面ライダーであることは知らせているが、他のお客がいるので、正体を明かすわけには行かなかった弥生はたぶらかしたのであった。

 

今いる世界はいろいろな仮面ライダーの都市伝説があり、それをネタに白井虎太郎が仮面ライダーの小説を書いているので、一般市民でも仮面ライダーの事は知っているのだが、あけぼの町では仮面ライダーの都市伝説は届いていないのであった。

 



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黄金

喫茶店「ハカランダ」でお茶をすることになった天夏達は先ほどの龍の戦士について話していたのであった。

 

「士さん、このカード、どう思いますか?」

 

「なるほど、大体わかった、つまり、おまえの役割がそいつと一緒に戦えということだろう」

 

「やっぱりですよね( ˘•ω•˘ )」

 

「頑張るしかないよ」

 

弥生はまだ白いままの先ほどの龍の戦士であろうカードを先輩ライダーの門矢士に見せたところそれは龍の戦士と一緒に戦えということだろうと話したのであった。

 

弥生はやるしかないと思い、勘定を済ませて、

 

「また、来てください」

 

「うん」

 

【弥生様、あけぼの町に戻りましょう】

 

「そうだね」

 

また来ることを告げてもう一度先ほどのあけぼの町にマシンディケイダーに跨りフルフェイスヘルメットを被って向かったのであった。

 

一方、

 

「あいつは誰なんだ?」

 

「まさか、おまえが仮面ライダーの都市伝説を知らないとは思ってなかったな」

 

「だから、仮面ライダーって何ですか?」

 

とある秘密の拠点で先ほどの龍の戦士の変身者達が集まっていたのだが、約一名が仮面ライダーの都市伝説を知らなかったという事態に陥っていたのであった。

 

「剣二、おまえが戦ったのはどんな仮面ライダーだった?」

 

「いきなり、桃仮面からクワガタになって」

 

「撃龍剣を奪われたと」

 

「なるほど、そいつは仮面ライダーディケイドだ」

 

「カメンライダーディケイド?」

 

「ライダーのカードさえあれば、そのライダーに変身できる能力が使える仮面ライダーだ」

 

「そんなのありかよ‼」

 

仲間の内の一人がどんな仮面ライダーだと聞いて来たので、桃仮面からクワガタへと、つまりディケイド電王ソードフォームからディケイドクウガタイタンフォームに変身したことを説明して、仮面ライダーディケイドだと説明を受けたのであった。

 

そんな時だった、

 

「ジャマンガが現れました‼」

 

「行くぞ‼」

 

「オレも貸しが出来ちまったしな、仮面ライダーに」

 

「同じく」

 

緊急のサイレンが鳴り響きジャマンガが現れたと言うので龍の戦士の変身者達は一斉に現場へ向かったのであった。

 

「シャギ~‼」

 

「シャギー達、やっちゃいなさい~」

 

「撃龍変身‼」

 

「また、現れたわね、魔弾戦士」

 

今度は女幹部が戦闘員を引き連れて現れたのであった。

 

そして龍の戦士の変身者達は一斉に変身したのであった。

 

で、

 

「登場を盛り上がってる所悪いけど」

 

「何やってるんだ、逃げろ‼」

 

「あんた達何者?」

 

門矢士&朝宮弥生「通りすがりの仮面ライダーだ‼ 覚えて置け‼ 変身‼」

 

《KAMEN RIDE DECADE》

 

ここで二人の仮面ライダーディケイドが参上したのであった。

 

 

 



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黒いカブト

ジャマンガが部隊を編成してあけぼの町を襲撃してきたところに、堂々とした感じで、先輩ライダーである門矢士と一緒に仮面ライダーディケイドに変身した弥生を見た魔弾戦士と呼ばれた者達は、

 

「あいつら、兄妹だったのかよ‼」

 

門矢士&朝宮弥生「違う‼」

 

「どう見たら、兄妹に見えるんだ、おまえは」

 

「敵ながら呆れてしまうわ‼ さっさと終わらせましょう‼」

 

特に先ほど弥生が変身したディケイドに剣を取られてしまった青い龍の戦士は兄妹と思い込んでしまったのであった。

 

もちろん二人はツッコミを入れたのであった。

 

黄金女王レディゴールドは呆れてしまい、短期決戦に待ちこみ出したのであった。

 

「うフフフ、わたしの動きについて来れます? アハハハは( ^ω^ )」

 

「うわぁっぁぁ‼」

 

「しゃぎ~‼」

 

「今度は、黒いカブトムシ?」

 

「あたし達もいるのよ‼」

 

「君達は逃げて‼」

 

「ある尊敬する人は言った、「人のまねをするのも悪くない…“本当の自分”を見つけるためには」と」

 

「お~い、これどうやって使うんだよ‼」

 

全員「変身‼」

 

《タカ‼ トラ‼ バッタ‼ タ・ト・バ タ・ト・バ‼》

 

《HENSHIN》

 

ディケイド二人をほったらかして、レディゴールドは魔弾戦士達にクロックアップとはいかないが高速移動で翻弄していたのであった。

 

痺れを切らしたディケイド二人はライドブッカーから「カブト」のカードを取り出した瞬間、ダークカブトゼクターが戦闘員を次々と攻撃して、高らかと右手の人差し指で空を指しながら愛音がどこで聞いて聞いたのか語録を述べながらダークカブトゼクターを掴んで、みんなを連れて合流したのであった。

 

相変わらず、バースドライバーとセルメダルを手に持った傷無は完全に取り残されて、敵も味方にも相手にされずに、一斉に仲間達は変身したのであった。

 

「しゃぎ~‼」

 

「カチャ‼」

 

「やるのね」

 

「‼」

 

「そんなことしても」

 

「キャスト・・オフ!」

 

《CAST OFF》

 

愛音はライダーベルトのダークカブトゼクターのホーンを上げてマスクドフォームの装甲が浮き上がり、周りで戦っているメンバーもそれに気が付いて、マスクドフォームの装甲が四方八方に飛んで行ったのであった。

 

《Change BEETLE‼》

 

「かかかカブトムシ(゚д゚)!」

 

「それじゃあ、ボクも」

 

「だな」

 

《KAMEN RIDE KABUTO》

 

赤黒い装甲に基盤のようなラインが入り、ゆっくりとカブトホーンが上がり、仮面ライダーダークカブトライダーフォームに切り替えたので、士と弥生もディケイドライバーに「カブト」のカードを入れたのであった。

 



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まさかのFFR

仮面ライダーダークカブトライダーフォームにフォームチェンジし、二人のディケイドもカブトライダーフォームに直接変身したのであった。

 

「虫如きに、わたしが負けると思っているの?」

 

「CLOCK UP」

 

《ATTACK RIDE CLOCK UP》

 

「さてと、オレ達は雑魚退治と」

 

「ガタキリバコンボしてみたいけど、人数いるから、これで‼」

 

《ライオン‼ トラ‼ チーター‼ ラタラタ・ラトラァ~タ~‼》

 

「しゃぎ~((((oノ´3`)ノ‼」

 

レディーゴールドは自身の高速移動に慢心していたところで、無言でベルトのボタンを押してクロックアップを発動して、周りの時間がゆっくりとなり、その間、戦闘員を蹴散らすため、仮面ライダーオーズタトバコンボでもいいのだがせっかくなので花陽はメダルチェンジを行い、ラトラーターコンボに変身して、ポ○ケ○ンの「フラッシュ」よろしくに発光して戦闘員を目くらましにして見せたのであった。

 

そのまま、面目躍如と言わんばかりにトラクローで乱れひっかきを繰り出しながら高速移動し始めて、そのあとを追うように、仮面ライダーウィザードフレイムスタイルの天夏はウィザードソードガンで切り裂いていたのであった。

 

もちろん、龍騎の二人も、

 

《STRIKE VENT》

 

「おりゃあっぁぁぁぁ‼」

 

「なんだろう、俺達、変身したのに、全く」

 

「それ以上言うな‼」

 

STRIKE VENTでどう見ても顔なのだが突っ込んだら負けと言うドラグクローを嵌めて、気を溜めて火炎弾を放って戦闘員たちを蹴散らしたので、魔弾戦士は何のためにいるのかわからなかったのである。

 

「う‼ 嘘でしょ‼」

 

「このカード、すいません、少し我慢してください‼」

 

《FINAL FOAM RIDE RYUKENDOU》

 

「何すんだ~(゚д゚)!‼」

 

「剣になった」

 

クロックアップで翻弄してクロックオーバーしてしまった弥生ディケイドだったが、ライドブッカーのカードが三枚増えて、リュウケンドーに変身可能になったのであった。

 

そして、FFRことファイナルフォームライドのカードを入れて、リュウケンドーの背後に回り込み触れると、ブレイドのFFR「ブレイドブレード」と同じく「リュウケンドーソード」と言う巨大な剣に変形したのであった。

 

レディーゴールドは先ほどのクロックオーバー前の猛攻で高速移動できない状態でいたので、

 

「決めるよ‼」

 

《FINAL ATTACK RIDE RRRR RYUKENDOU》

 

「きゃぁぁぁぁlっぁ( ˘•ω•˘ )!」

 

「なんでオレは・・・」

 

「やるか?」

 

「また、借りが出来た。礼を言う」

 

弥生はリュウケンドーソードを手に持ってディケイドライバーにFINAL ATTACK RIDEのカードを入れてレバーを操作して、止めの一撃を放ってレディゴールドは爆参したのであった。



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神の男

弥生が変身したディケイドによるリュウケンドーソードでレディゴールドは敗れ去り、また平和を取り戻したのであった。

 

弥生は新たなカードを手に入れたのだが、

 

「おまえ‼ いきなり なんだよ‼」

 

「すいませんでした‼」

 

「今回は逃がさないからな~ って‼」

 

「助けてもらって、それはないだろ、また、一緒に戦うことがあるだろうな」

 

「はい‼」

 

「またな」

 

「オレは納得いくかあっぁぁぁl‼」

 

「弥生ちゃん、大丈夫?」

 

「はい、なんとか」

 

【弥生様に言いがかりをつけるとは】

 

リュウケンドーと呼ばれた青い魔弾戦士に怒られてしまったが、仲間の人達が助けてくれてまた一緒に戦うことを誓い別れることにしたのであった。

 

ドラゴニック・オーバーロードも呆れていたのは言うまでもなかった。

 

「また、おまえ達の保護者扱いが続くのか?」

 

「士、こんな後輩たちが頑張ってくれてるんだし」

 

【いい加減に、慣れてくれ】

 

相変わらず天夏達に出くわしては騒動に巻き込まれるので士も呆れてしまったが、仮面ライダークウガに変身していたユウスケは大喜びだったのであった。

 

そう言いながらも先輩ライダーと一旦別れて、拠点に帰ることになったのであった。

 

すると、

 

「うぉ~‼ 宇宙戦艦ヤマトに乗ってる( ^ω^ )‼」

 

「紘汰‼」

 

「まさか、葛葉紘汰さんなんですか? ボクは、朝宮弥生です」

 

「よろしく、弥生、それに、オレは、さっき弥生が言ってた通り、葛葉紘汰だ」

 

「はい‼」

 

戦艦フラクシナスに大はしゃぎしている銀色の甲冑を纏っている男性が居たので、弥生はその男に見覚えがあったのであった。

 

そう何を隠そう、仮面ライダー鎧武の変身者にして神になった男「葛葉紘汰」が偶然にも戦艦フラクシナスにやって来てしまったらしく、はしゃいでいたのであった。

 

弥生も偶然とは言え仮面ライダー鎧武の変身者である葛葉紘汰とお互い自己紹介をしたのであった。

 

「そういえば、向こうで呼んでたけど」

 

「では、失礼します‼」

 

【弥生様、鎧武カードが入手したようです】

 

『士さんとは違うみたいだね』

 

【あれはショッカー製ですし】

 

葛葉紘汰に仲間達が呼んでいると言ったので弥生は軽く頭を下げて、先に行っていた天夏達の元へ向かったのであった。

 

そして、葛葉紘汰に出会ったことで弥生のライドブッカーに鎧武のカードが装填されたのであった。

 

どうやら弥生のはヴェスタWSCが独自の技術で開発した物であるためか、持っていないライダーのカードはその変身者にさえ会えば自動的にアップグレードされる仕組みになっていたのであった。

 

弥生は今度の世界はどこへ行くのか楽しみで仕方ないのであった。

 

 

 

 

 

 

 



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真耶ディエンド

今回はやまやの加勢開始です

やっと仕事が一段落した感じです


仮面ライダー鎧武こと葛葉紘汰に出会えたことで弥生は鎧武のカードを手に入れたのであった。

 

そして、天夏達ことチーム「インフィニットワールド」は次の世界へと向かうのであった。

 

「今度はシャルがカイザギアとサイドバッシャーを使うんだ」

 

「うん。星奈が別件で付いていけないから」

 

「次はどんな世界なのかしらね、朱音が続投で行くし」

 

「ハユル先輩はもう大丈夫だし」

 

「わたしも一緒について行くわ」

 

「わたしは一緒だけど途中までだし」

 

今度は並行世界の星奈であるシャルが複数開発されて問題なく変身できるように改良したカイザギアとサイドバッシャーを贈呈されて一緒に同行することになり、もちろんなぎさもだが、異世界で何を言われるかわからないので、ベルトさんことドライブドライバーはお留守番のようで、ファイズシリーズベルトをアイテムパックに入れてクジキリコンゴウの人格を転写してあるオートバイ「オートバジン」で同行することになったのであった。

 

ミラーワールドへ行き来できるメンバーとして朱音が続投し、それにスミレが行くことになったが、一緒にアンナも一緒に来ると聞かなかったので一緒に行くことになったのだのであった。

 

「ボクと勝美も行くよ」

 

「頼もしいな」

 

「あたしも行くわよ‼」

 

丁度そこに、別のチームだが、仮面ライダーカブトの変身者の五十嵐理輝と同じく仮面ライダー剣の変身者でもある剣崎勝美も同行することになったと思ったら、同じく仮面ライダーダークディケイドの正変身者の黒髪一刀と仮面ライダーウィザードである神崎祐姫もメンバー入りしての次の世界へ向かうのであった。

 

一方で、

 

「待て‼ アギョンワダ(相手はオレだ‼)」

 

「うぉおおお‼」

 

先輩ライダーである仮面ライダー剣こと剣崎一真は現在♠のカテゴリー3「ライオンアンデッド」を変身して追いかけていたのであった。

 

なぜか、第一茶熊学園の校庭で

 

「一真‼ 手伝うぞ‼」

 

「ありがとう‼」

 

「さてと、変身‼」

 

《KAMEN RIDE DIEND》

 

「ダリナンダアンタイッタイ(誰なんだ一体?(0w0)」

 

ライオンアンデッドを封印するべく追いかけていると偶然通りかかったオウガがいつもの学ラン姿で素手のまま助っ人参戦してくれたのが、それでも手こずっていると、その様子を見かねた、山田真耶がベルトではなく甲千十として使えるディエンドドライバーにディエンドのカードをグリップからではなく銃身の側面から入れてポンプアクションで伸ばして真上に向けて引き金を引いて仮面ライダーディエンドに変身したのであった。

 

もちろんそのままの背丈ではまずいので自動的に神姫化時と同じ身長になるようにヴェスタWSCの開発チームが山田真耶専用にプログラミングしておいたのであった。

 

そのまま助っ人に加勢したのだが、剣崎一真は初めて仮面ライダーカリスこと相川始に出会った時に言った言葉を思わず言ってしまったのであった。

 

確かに剣崎一真は海東大樹が変身している仮面ライダーディエンドに会っているので、いきなりの女が変身ているとは思ってなかったのであった。

 



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ネコ科対決

現在第一茶熊学園の敷地内及びグランドで♠のカテゴリー3「ライオンアンデッド」をオウガ達と一緒に追いかけ回していたのであった。

 

もちろんバイパーも仮面ライダー王蛇に変身していた状態であった。

 

流石に校内でのバイクの運転は禁止されているので徒歩による追跡を行っていたのであった。

 

そこに黒い縦線に青の仮面ライダーディエンドが現れたのであった。

 

「ライオンさんには、ネコ科のみなさんだね‼ いってらっしゃい‼」

 

《KAMEN RIDE BEAST TIGER》

 

「‼」

 

「なんだ?」

 

「英雄になるんだ‼」

 

「ランチタイムだ‼」

 

「ぐぉおおお~」

 

「なるほど、これがディエンドの能力か」

 

「感心している場合か(0w0)/‼」

 

聞き覚えがある声だったのだが、仮面ライダーブレイドに変身している剣崎一真と仮面ライダー王蛇に変身しているバイパーは突然現れた仮面ライダーディエンドがディエンドライバーにライオンアンデッドと同じくネコ科の白虎がモチーフの「仮面ライダータイガ」と金色のライオンの仮面ライダー「仮面ライダービースト」の分身を呼び出したのであった。

 

「ぐぉおおお‼」

 

《ADVENT》

 

「キしゃぁっぁァァ‼」

 

「ガリガリ~」

 

「オレも‼」

 

《ゴーッ!ファッ!ファッ!ファッ!ファルコ! 》

 

「マントが付いた‼ ミラーモンスターだ‼」

 

ライオンアンデッドは標的を召喚された二人のライダーに絞り襲撃したが、仮面ライダータイガが白召斧「デストバイザー」にADVENTのカードを読み取り、二足歩行の白虎型のミラーモンスター「デストワイルダー」が現れライオンアンデッドを押さえつけてそのまま引きずり回したのであった。

 

そして、仮面ライダービーストは指輪でファルコンマントを身につけたのであった。

 

「オレもやるか」

 

《ADVENT》

 

「バイパー‼」

 

《FINAL VENT》

 

「え」

 

「ガリガリ~」

 

「グサッ‼」

 

「オレの飯が‼」

 

バイパーも調子に乗ってコブラを模った牙召杖「ベノバイザー」にADVENTカードを入れて、ベノスネーカーを呼び出して、ディエンドが召還した仮面ライダータイガが一足先バイザーにFINALVENTカードを入れてデストワイルダーが再びライオンアンデッドを押し倒して引きずりそのままいつの間にかSTRIKEVENTであるデストクローを装着してそのまま引きずってきたライオンアンデッドをデストクローで突き刺してバックルが壊れてしまったのであった。

 

倒したのを見届けた分身はどこかへ消え去ってしまったのであった。

 

 

 



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真耶の実戦経験を

第一茶熊学園で♠のカテゴリー3「ライオンアンデッド」を追いかけ回していた剣崎一真達御一行は、いきなり現れた、仮面ライダーディエンドが呼び出した仮面ライダータイガと仮面ライダービーストの分身がライオンアンデッドを倒してしまったのであった。

 

「おい、封印は良いのか?」

 

「そうだった!」

 

二人のライダーの分身が去っていったのを見届けていたので瀕死に陥っているライオンアンデッドを野放しにするわけにはいかないので、剣崎一真はブレイラウザーからブランクカードを取り出して手裏剣のように放ちライオンアンデッドを封印したのであった。

 

「なぁ、仲間なんだよな、一緒に戦ってくれるんだよな?」

 

「当たり前ですよ」

 

「まさか・・・」

 

「山田か?」

 

「ウェ~イ(0w0)<‼ ウソダドンドコドーン‼」

 

「一真、おまえの嫁さんかよ( ˘•ω•˘ )」

 

「なんでそうなるんだ‼ まだ結婚してない‼」

 

以前、初めて仮面ライダーカリスこと親友の相川始に遭遇して殴られたことがあったのにも拘らず、そんなことを忘れて、仮面ライダーディケイドに近づいて行ったので、仮面ライダーディエンドが変身を解くと、まさか、恋人にして第二茶熊学園で天夏達のクラス担任である山田真耶立ったので、いつも通りに大声を出しながら変身したまま土下座した状態になってしまったのであった。

 

それを見たいつの間にか変身を解いていたバイパーは無自覚の天然ぶりを発揮して、剣崎一真はツッコミを入れたが、山田真耶は顔を赤くしたのであった。

 

「嫌ですよ( *´艸`) バイパーさんたら‼」

 

「一真は変身は解かなくていいのか?」

 

「うん・・・」

 

「あれが、龍美達が教えてくれた、仮面ライダーディエンドの能力か?」

 

「仮面ライダーディケイドがほかのライダーに変身できるなら、仮面ライダーディエンドがほかのライダーを召喚するってことだな」

 

「そういえば、免許は持ってるのか?」

 

「一応普通ミッション車の免許は修得済みですよ」

 

「ドライブか‼」

 

「なんでこっちに?」

 

「実戦経験を積みに‼」

 

バイパーにまんざらでもない態度で返して、肉体派のオウガが仮面ライダーディエンドの能力を思い出していたのであった。

 

そんなことを横目に、ゲオルグが剣崎一真に変身を解かなくてもいいのかと言うと、剣崎一真は変身を解いたのであった。

 

バイパーは同じ仮面ライダーの仲間が増えたことに喜んでいたのであった。

 

剣崎一真は山田真耶になんでこっちの世界に来たのかと問うと笑顔で実戦経験を積みと消されたのであった。

 

もう何も言えないのであった。

 

一方で、

 

「次の世界はどこかな?」

 

「なんでオレ達はランダムなんだ?」

 

「旅は道連れ世は情けって言うじゃない‼」

 

天夏達はまた異世界へ転移するべくフラクシナスの転送ルームで転移したのであった。

 

 

 

 



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神喰い編
神喰い


この話から新章です


第一茶熊学園のグランドで♠のカテゴリー3「ライオンアンデッド」を仮面ライダーディエンドに変身した山田真耶が仮面ライダータイガと仮面ライダービーストの実像を召喚して封印が完了したのであった。

 

一方で次元空間内を通過している天夏達は途中までは一緒だったのだが、目的地に到着して天夏達のチームは周りを見渡すと、

 

「本当にボク達しかいないね」

 

「そうね、この世界って確か」

 

「間違いないかも」

 

その場所は高層ビルなどが崩落しているのが見える場所で今いるのは拓けた何もない場所だったのであった。

 

服装の変化はなく、いつも通りの格好だったのだが、

 

「きしゃやややや‼」

 

「やるしかないようだ」

 

《ドライバーオン‼ プリーズ‼》

 

「standing By」

 

いきなり草食恐竜のような小型の異形の存在に出くわしてしまった天夏達は完全に囲まれてしまったので、一斉にベルトを呼び出したり装着して、シャルも手慣れた様子であの打ちにくいと言われているカイザの変身コード「913」を手元を見ないでばいたフライナイフのような仕組みになっているカイザフォンを早打ちして閉じて、左の首筋まで待って行き、予めバックル部分を斜めにセッティングしておいて、

 

「「「「変身‼」」」」

 

《COMPLETE》

 

天夏は一斉に仮面ライダーに変身したのであった。

 

変身したと同時に愛車のバイクが転送されてきて、仮面ライダーファイズに変身しているなぎさのバイク「オートバジン」はクジキリコンゴウの人格が転写されているので、

 

【ただのバイクと思うなよ】

 

「それより、これ貰うね」

 

《ready》

 

自立変形してロボットになって、なぎさはバックルからミッションメモリーを取り外して右ハンドルに嵌めて誘導棒に見えるがこれもれっきとした武器であるバスターソードと言う大剣を使うなぎさでも問題なく使いやすい剣型武装「ファイズエッジ」を抜刀して、

 

「きしゃきゅあぁぁぁおあぁおあぉ」

 

「おりゃ‼」

 

「ボクも‼」

 

《ready》

 

「おりゃ‼」

 

次々と襲ってくる魔物を斬っていったのであった。

 

それを見様見真似でファイズよりは攻撃力はあるが機動力が低い仮面ライダーカイザに変身しているシャルはカイザブレイガンにバックルからミッションメモリーを取り外して付けてファイズエッジの黄色バージョンの刀身が現れてそのまま逆手のまま斬り捨てて行ったのであった。

 

「おまえら‼ 何者だ‼」

 

「ギル‼」

 

「ギルさん、この人たちはけして、怪しい人たちでは」

 

「ナナさんに、シエルさんってことは、ここは」

 

「その声は、弥生‼」

 

天夏達が戦っている所に槍型の神機を持った青年がやってきたのであった。

 

 



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荒ぶる神

天夏達は異形の存在に囲まれたが変身して、倒していると、そこに紫色のジャケットに同じ色の帽子を被った槍型の神機を持った青年に呼びかけられたが、そこに、顔見知りである、香月ナナとシエル・アランソンが居たことで天夏達が今まで戦っていたことに二人が気づいてくれたのであった。

 

そのわけは遡る事、数分前、

 

「至急‼ アラガミ出現エリアへ、出撃してください‼ もう、何者かが戦闘中で、次々とアラガミを撃破しています‼」

 

「行くぞ‼」

 

「うん‼」

 

「了解です‼」

 

フェンリル極致化技術開発局「フライア」に荒ぶる混沌ではなく荒ぶる神略して、「アラガミ」と呼ばれる生命体が出現したサイレンが鳴り響く中でオペレーターから天夏達のことを示すであろう「何者かによるアラガミ撃破」を知らされたらしく、急いで天夏達が戦っている場所へ向かったというのだが、

 

「ねぇ、バイクって、機神兵になるの?」

 

「ナナさん、あれは違うと思いますよ」

 

「しかし、なんだ、あれは神機でもねぇのに、それに、あの二人が攻撃した瞬間、灰のようなもんになってるぞ‼」

 

「ギル。もしかすると、わたし達の知り合いかも!」

 

「そんなことは後で聞く‼」

 

と言った感じでやってきたというのであった。

 

そんなことはさて置き

 

【弥生様、大型のアラガミが接近してきます。シユウの様です‼】

 

『わかった、流石に鎧武じゃ飛べないし』

 

「どうやら、お出ましの様だな‼」

 

「逃げろ‼」

 

「逆です‼ 空を飛ぶなら、これだ‼」

 

《KAMEN RIDE OOO TAJYDORU》

 

《タカ‼ クジャク‼ コンドル‼ タ~ジャ~ドルゥ‼》

 

「変な歌が流れてるが、ダイジョブか?」

 

「気にしないでください‼ そうだ、ついでに」

 

《FINAL FOAM RIDE AAAA AGITΩ》

 

「行くよ‼」

 

「だから‼ なんで、わたしは問答無用なんだ‼」

 

「姉妹だからいいじゃない‼ って言いながら」

 

「変形した(゚д゚)!‼」

 

「朱音も行くよ‼」

 

《FINAL FOAM RIDE RRR RYUKI》

 

「ありゃま~」

 

「もう何なんだよ‼ 一体‼」

 

弥生は飛行能力を持つ仮面ライダーの中から選んだのは珍しく仮面ライダーオーズタジャドルコンボを選択して、ディケイドオーズタジャドルコンボに変身したまでは良かったのだが、そのままの勢いで、仮面ライダーアギトグランドフォームに変身していた紗季の背後に回り込んでディケイドライバーにFFRのカードを入れて、背中をなぞって、アギトトルネイダーに変形させて、仮面ライダー龍騎に変身していた朱音をリュウキドラグレッダーに変形させてしまったので、それを初めて見るゴッドイーターのメンバーは呆然としていたのであった。



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十秒間

選挙は無事に終わってほっとしています。

中々、書けない上に駄文ですが、頑張ります


基本種の大型のアラガミ「シユウ」と言う、大きな翼に大きな両腕による強力な攻撃を持ち味にしているアラガミの出現に至って冷静に弥生は仮面ライダーオーズタジャドルコンボにカメンライドして、そのままの勢いで、仮面ライダーアギトに変身している紗季の背後に回り込んでの、FFR「アギトトルネイダー」にして、その勢いで、仮面ライダー龍騎に変身している朱音も同じくFFR「リュウキドラグレッター」にカードで変形させて自身はそのままディケイドオーズタジャドルコンボで飛行したのであった。

 

「きぇっぇぇぇえl‼」

 

「シエルちゃん‼ 行くよ‼」

 

「了解しました‼」

 

「おい‼」

 

もちろん、仮面ライダーナイトに変身していたスミレもバイザーにカードを読み取らせていたのでマントで飛行していたのであった。

 

FFRで変形したアギトトルネイダーに香月ナナはシエルに合図を送り、神機を抱えて飛び乗って飛行しているシユウと言うアラガミを追いかけていたのであった。

 

その光景にギルバードことギルは呆然としてしまったのであった。

 

もちろん、アギトトルネイダーの操縦は変身者である紗季がおこなっているのである。

 

「ガルルルル‼」

 

「こんな時に‼」

 

【うろたえるな‼ お主も戦士ならば、戦場で見いだせ‼】

 

「さてと、付き合ってあげるかな? けど、10秒だけど‼」

 

「逃げろって言ったんだろ‼」

 

《COMPLETE》

 

地上部隊としてシャルとなぎさが残っている所に、ゴッドイーターが恐れていた事態が舞い込んでしまったのであった。

 

なんと、電撃攻撃を得意としている上に、俊敏性もある大型のトラ型のヴァジュラが出現したのであった。

 

元ドイツ軍部隊長の経験があるなぎさは臆することなく、ミッションメモリーを取り外して腕時計型装置のミッションメモリーを取り外して、それをベルトに嵌めると装甲が開き両肩に移動して、複眼が黄色から赤に変化したのであった。

 

ゴッドイーターでの経験が長いギルから逃げろ言ったが、

 

「もう、遅いですよ」

 

《START UP》

 

「きき 消えた(゚д゚)!‼」

 

もう既に腕時計型の「ファイズアクセル」を操作してしまい、そのままクロックアップには及ばないが、自身の速さを1000倍になり、そのまま、ヴァジュラ目掛けて特攻していったのであった。

 

「観測できません‼」

 

「どこの誰が勝手なことをしてるんだ‼」

 

フライアの管制室では天夏達、仮面ライダー達の戦いを見ていたのだが、特に、アクセルフォームにフォームチェンジしたなぎさを観測しようとしたが、速すぎて観測できなかったようだった。

 

「ぐぉおおおお~‼」

 

「はあっぁぁっぁぁぁl‼」

 

「なんだと(゚д゚)!」

 

ヴァジュラはこの世界ではかなりの強敵らしいのだが、速さはそんなにもなかったようで、仮面ライダーファイズアクセルフォームになったなぎさは慣れた動作で右足にポインターを取り付けてヴァジュラを囲むように円錐状のマーカーが現れて、その数だけ、ライダーキックを叩き込む「アクセルクリムゾンスマッシュ」を繰り出して、着地してノーマルフォームに戻ったのであった。

 

そして、

 

「ザー‼」

 

「ウソだろ・・・・(゚д゚)!」

 

ヴァジュラが灰になったのを見届けたのであった。

 

 

 

 




仮面ライダービルドも視野に入れている所です


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ゴッドイーターの拠点へ

トラ型のアラガミのヴァジュラを仮面ライダーファイズに変身しているなぎさがアクセルフォームになって、圧倒言う間に一人で倒してしまった頃、上空では、

 

「きぇぇぇぇっぇ‼」

 

「もう‼」

 

「やはり、飛べないわたし達では分が悪かったようです」

 

「きしゃぁぁぁぁぁ‼」

 

「ナイス‼ それじゃあ‼」

 

「終わらせてあげるわ‼」

 

「フィナーレだ‼」

 

《FINALVENT》

 

《FINAL ATTACK RIDE OOOO OOO》

 

《キックストライク‼ サイコー‼》

 

「はぁぁぁぁ‼」

 

「セイヤ~‼」

 

巨大な手が生えている翼に巨大な両腕を持ったアラガミ「シユウ」と交戦していた天夏達とゴッドイーターの二人であった。

 

ゴッドイーターの二人は飛行能力がないので仮面ライダーアギトに変身している紗季が変形させられてる「アギトトルネイダー」から落ちないように神機を射撃形態にしてシユウに攻撃していたのであった。

 

そこに仮面ライダー龍騎に変身した朱音が変形させられたリュウキドラグレッターが尻尾でシユウを攻撃して弱ったので、スミレとディケイドオーズタジャドルコンボにカメンライドしている弥生と天夏とスミレは必殺技を繰り出すための動作を行って、スミレは槍をシユウ目掛けて構えるとマントがドリル状なり、天夏は目の前の緑の魔法陣を通過して片足のライダーキックで、弥生は背中の翼を展開して、ドロップキックではなく、両足の脛の部分の装甲が開いてまるで鳥の足のような炎の爪が現れ、そのままシユウ目掛けて、斜め下に向かって、止めを刺しに突撃して、

 

「出現した、アラガミの反応はすべてロストしました‼」

 

「さてと、おまえらも一緒に来てくれるよな?」

 

「勿論です‼ バイクも一緒ですか?」

 

「はい。一緒でお願いします」

 

「その前に、その」

 

【我の事は気にするな】

 

「木に知る名が無理だよ‼」

 

どうやら、これで全てのアラガミを倒したようで、ギルバードに一緒に来るように言われた天夏達は何が起きるかわからないので変身したままで愛車のバイクを運転してフライアに向かったのであった。

 

その道中で話題になったのはファイズの専用バイクの「オートバジン」とカイザの専用マシン「サイドバッシャー」がバトルモードで自動変形して二足歩行ロボットでマシンガンなどで一緒に戦ってくれることが気になってしまったようで、未だ興奮が治まらない香月ナナだったというのであった。

 

そんなこんなで、天夏達はこの「世界」でのお仕事を終えてその瞳に何をみるのであろう



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乱れる音色

某サイトでインフィニット・ストラトスのゲームアプリが出たので衝動に駆られて書いちゃったものです


天夏達が並行世界で活動をしている頃、台湾である一人の少女がテレビに釘付けになっていたのであった。

 

「うそでしょ・・間違いない‼ 鈴姉よ‼ 待ってて鈴姉」

 

「どうやって、日本へ行くつもりだ?」

 

「誰よ‼ アタシが鳳乱音って知っての」

 

「乱音か、ボクは鳴流神美龍飛、こっちが」

 

「獅子神龍華(ルカ)だ。IS委員会は崩壊して今は第二茶熊学園になってるがな、そうだ、これをおまえにだ」

 

「これは・・‼ 入学許可書‼」

 

「行くかどうかは、おまえが決めろ」

 

「行くに決まってるじゃない‼」

 

「よろしくね、乱ちゃん‼」

 

そう、この少女は明神朱音こと鳳鈴音の従妹の乱音と言う少女で、見た目も朱音が鳳鈴音時代と瓜二つで性格も似ているのだが、そう、ネルガル襲撃事件で命を落としてしまった従姉、鳳鈴音を目標にISことインフィニット・ストラトスの代表を台湾から行くつもりだったが、突如のIS委員会崩壊のニュースで白紙になってしまっていたところで、同い年の薄紫色で長い髪を風に靡かせている美龍飛と漆黒の長い髪をつーツーサイドアップに纏めている龍華動きやすそうなジャケット姿で茶熊学園への入学許可の書類を届けにやってきたのであった。

 

もちろん二人ともフラクシナスから堂々と転移していたのであった。

 

フラクシナスに協力しているメンバー全員が単独で多国籍の資格を得ているので問題ないのである。

 

「乱ちゃんって、いいわ よろしくね美龍飛‼ 龍華」

 

「なるほど、キミは、自分の容姿にコンプレックスを持ってるみたいだな」

 

「アンタ達は良いわよね‼ (´Д⊂グスン」

 

「泣かないで(;゚Д゚)‼」

 

「仕方ない」

 

「何するのよ(; ・`д・´)‼ アタシに何したの‼」

 

「気にするな、変なことはしてないよ」

 

「アンタ達も茶熊学園なの」

 

「違うよ、ボクと龍華ちゃんは、都立来禅中学だよ」

 

「用は、アンタ達は茶熊学園のお偉いさんから頼まれたって感じなのね」

 

美龍飛は早速乱ちゃんと呼んだので乱音は顔を赤くして恥ずかしそうにしていたのであった。

 

乱音もどうやら恵まれたスタイルを持っている美龍飛達に劣等感を抱いていたことを以前の自分と重なって見えた龍華が美龍飛にアイコンタクトで合図を送ると美龍飛は自らの魔力を乱音に分け与えて死んでしまった場合、神姫としての呪印を目には見えないように施したのであった。

 

乱音は自分に何をしたと抗議してきたが大丈夫と笑顔で返したのであった。

 

「身支度しないと」

 

「それじゃあ、三日後に迎えに来るから」

 

「うん」

 

第二茶熊学園へ向かうために身支度をするため邪魔になると思い美龍飛と龍華はお暇して三日後に来ると告げて日本へ帰って行ったのであった。

 



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後方警備です

美龍飛と龍華の二人に死んだ場合に自動発動する神姫呪印を施している頃、理世はある症状を患っていたのであった。

 

「う‼ なんで急に頭が‼」

 

「理世‼」

 

急に頭痛を訴えてしまったのだ。

 

バイトが休みの理世はそのままフラクシナスのソファー付近で頭痛で蹲ってしまったのだが幸いにも医者である親友の龍美が近くに居たので症状を診ることにしたのだが、

 

「ゲーム病‼ 取り敢えず‼ 沖田‼」

 

「どうなされました? って‼ 理世様‼」

 

「あう‼」

 

なんとそれはバグスターウイルスに感染して発症する「ゲーム病」と呼ばれる病気だったのであった。

 

こんなことでは驚かないのは流石医者にして神姫なのだろうと感心させられるのだがこのままでは理世がバグスターによって消滅しかねないので龍美は召喚したというよりバグスターウイルスとして現界させた新選組の分け合って女性の「沖田総司」を呼び出したのであった。

 

「これで「変身」して‼ 手伝って」

 

「何ですか‼ これは‼ っ変身て言いました(゚Д゚)ノ‼」

 

「行くよ‼」

 

龍美&沖田「変身‼」

 

≪ガシャット‼ サムライ‼ ズバッと‼ レッツゲーム‼ メッチャゲーム‼ ムッチャゲーム‼ ワッチャネーム‼アイム ア カメンライダー‼≫

 

龍美はどっからともなく黄緑とピンクのレバーが付いたバックル「ゲーマドライバー」とヴェスタWSCゲーム部門で開発されたのであろう「サムライガシャット」を取り出してゲーマドライバーを腰に巻き、沖田は人間型バグスターウイルスなのでガチャコンバグヴァイザーと自分と同じガシャットを渡して、龍美はいつものように回転納刀の要領でゲーマドライバーのスロットに差し込んで、沖田はガチャコンバグヴァイザーを腰に巻き差し込み口にガシャットを差し込んで仮面ライダー共通の掛け声で仮面ライダーブレイドのようなオリハルコンエレメントに似た龍美達は畳と呼んでいるゲートを通過したのであった。

 

そして変身したのだが、

 

「マスター‼ なんですか‼ そのゆるきゃらは‼」

 

「これで変身したらまず この姿に変身するんだよ~‼」

 

沖田は至って両目がある鉢金がデザインされた刀を装備したスーツのライダーゲージが表示された仮面ライダーに変身したのだが、龍美はゲーマドライバーでレバーを操作しなかったので二頭身のずんくりむっくりの姿で現したのであった。

 

「うふふふ、悪いですが、置き引き取りしてもらいましょうか?」

 

「あれ? 痛みが無くなりました? って誰ですか(゚Д゚)ノ‼?」

 

「嘘でしょうΣ(゚Д゚)‼」

 

「ボクも不老不死とはいえ」

 

「申し遅れました。わたくしは清姫と申します‼」

 

理世から粒子が出てきたと思ったらすぐにどう言うわけか怪人の姿ではなく水色の長い髪に白と水色の着に白い角のような物が頭にある龍音達と同年代くらいの少女が姿を現したことで理世のゲーム病の症状が収まったのであった。



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神喰い達と新世界へ

どうも久しぶりの更新ですがなんとかモチベーションを保っています。

仮面ライダーゼロワンが放送中ですが此処ではビルドと絡んでいきたいと思っているのでビルドの新世界の話を少しだけ入れさせてもらいました


天夏達はどうやらゴッドイーター達が活躍する世界にやって来たようで、またも仮面ライダーの世界ではないが、これも仕事の内だと決意して、フェンリル極致化技術開発局「フライア」に連れてこられた天夏達は周りの安全が保障できると確信したのであった。

 

「では、ギルさんとは初対面ですから、改めて、ボクは、朝宮弥生です、こっちが双子の妹の」

 

「紗季です」

 

「同じく、明神朱音です」

 

「スミレ・セイグリッドです」

 

「御子神なぎさです」

 

「獅子神シャルです」

 

「オレはブラッドのギルバード、ギルでいい おまえらのあれは何なんだ?」

 

「教えたいのは山々なんですが、これも上を通してくださらないと」

 

出撃場所する入り口前で一斉に変身を解除してギルバードと自己紹介をした天夏達にギルは仮面ライダーに変身してアラガミを倒してしまったことについて聞いて来たのだが、そこは元ドイツ軍黒兎部隊隊長「ラウラ・ボーデヴィッヒ」でもあるなぎさが臆することなく上司に申請してくれと丁寧に返したのであった。

 

「わかったよ。後で話してもらうからな‼」

 

「はい。一つ、質問いいですか?」

 

「なんだ?」

 

ギルもそれを言われては下がるしかなかったので応じて後で必ず話してもらうことになり、通路を進んでいると、なぎさがギルに質問をぶつけてみたのであった。

 

その質問と言うのが、

 

「この世界では、何歳から普通車は運転して良いんですか?」

 

「おまえ、まぁいいか、」

 

「ありがとうございました‼(後でトライドロンを転送してもらおう‼)」

 

「(ベルトさん見たら驚くよ‼)」

 

と言う15歳であるなぎさならではの質問内容だったのだが、ゴッドイーター世界では普通に天夏達の年齢でも大型車を運転して良いということをギルがぶっきら棒だが簡単に答えてくれたので、なぎさはベルトさんとトライドロンを転送してもらう手筈を行うことにしたのであった。

 

一方その頃別行動を取っていたセドナ達はとある異世界にやって来ていたのであった。

 

「まさか、龍姫さんと星龍さんも一緒に来てくれるんなんて思ってなかった」

 

「まぁ、この世界に興味があったからね、一人の天才が生み出した「新世界」とやらに、それに天界もそれについて調査するようにとの事だしね」

 

「さてと、会いに行きますか、仮面ライダービルドに‼」

 

天界も仮面ライダーエボルことエボルトのことを知っていたらしいのだが対処する間もなくある一人の人物によって作られた世界が誕生したことがきっかけでエボルトの反応が無くなったのと新世界の調査に行って来いという天界からの依頼で仮面ライダービルドに会うことになったのだが、この時、既にとんでもない出来事に出くわすことになろうとは思ってもいなかったのは言うまでもなかった。

 

 

 



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二度目のアラガミ

ゴッドイーターの世界にやってきた天夏達はフライヤと呼ばれる場所でゴッドイーター達共に協力して現在アラガミが出現した地点へ各自のマシンで向かっているのであった。

 

もちろん、目的地に到着する前に、

 

天夏達「変身‼」

 

《b》《KAMEN RIDE ディケイド‼≫《/b

 

《START YOUR Engine‼》

 

各自変身が完了したのであった。

 

流石にスミレと朱音はバイクの運転に集中することに専念したのであった。

 

「ったく、おまえら、どうなってるんだ?」

 

【ギル、これは強化スーツだ‼ 簡単に言えば、仮面ライダー専用の防護服と思えばいい、詳しく話すと長くなるからな】

 

「説明は後だ‼」

 

仮面ライダーの専用のマシンはどの世界でもかなりのハイスペックなためかゴッドイーター達の目が輝いていたのと、ギルバートからは仮面ライダーはどうなっているのかという疑問を抱いていたがベルトさんが簡単に説明して仮面ライダーの歴史について話すのは後にしようと通信を行っていると目的の地点に到着したのであった。

 

「ゴリラのアラガミか?」

 

「ぐぉ~」

 

「ゴンゴウって呼ばれてるらしい、わたし達は周りのオウガテイルなどの駆除だ‼」

 

天夏達「おう‼」

 

「いいんですか? 天夏達にオウガテイルなどを任せても?」

 

「問題ない、お手並み拝見と行こうか‼」

 

目的地点は何と自分達が暮らしている日本家屋や神社らしき建物が建ち並ぶが既にゴッドイーターの世界では廃墟同然となっている場所でそこに現れた「コンゴウ」と呼ばれる猿人型アラガミそれも4体だけならしも小型のアラガミ「オウガテイル」などもわんさか出没している場所へ到着した天夏達はオウガテイルなどの小型のアラガミを任されることになって、大型のアラガミはゴッドイーター達が引き受けることになったのであった。

 

目的地に到着したので、

 

スミレ&朱音「変身‼」

 

「キミ達もなのか‼?」

 

「はい」

 

素早くカードデッキを乗ってきたバイクのミラーに移してVバックルを腰に巻いてカードデッキを装着して変身完了したスミレと朱音を見たほかのゴッドイーター達は驚いていたのは言うまでもなかった。

 

二人ともカードデッキから一枚のカードを引いてそれを専用のバイザーに入れて読み込ませたのだ。

 

《SWORD VENT》

 

「ええ‼ どっから出てきたんだ‼?」

 

「気にしないで、戦闘に集中してください‼」

 

《GUARD VENT》

 

やっぱりゴッドイーター達はどっからともなく出てきた剣と槍を見て驚き、それを見た仮面ライダーナイトに変身中のスミレが注意し冷静にもう一枚カードを引きバイザーに読み込んでマントを装着して飛翔したのであった。

 

 

 



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アラガミの世界のクワガタの戦士

ゴッドイーターの世界にてギルバートが率いる部隊の手伝いで天夏達はオウガテイルなどの小型のアラガミを倒して行ったのであった。

 

「こういうのは、リーダーを倒した方がいいんだけど」

 

「あまり、ゴッドイーターの仕事の邪魔にならない程度なら良いんじゃないかしら」

 

「おりゃ‼」

 

「あの子達、本当に一般の協力者なんですか?」

 

「上が言うならそうだろう」

 

天夏達は現在変身して各々の手持ちでやれる範囲でオウガテイルなどの小型のアラガミの群れを捌いていたのだが、一緒にいたゴッドイーター達は自分と違いアラガミ細胞を持っていないのにも関わらずアラガミに対抗していく天夏達は本当に人間なのかと思ってしまっていたのであった。

 

天夏達は全員が刀剣や槍などが主な武装になるが、ウィザードソードガンやライドブッカーなどは神機同様に可変式で銃と剣にできるので天夏と弥生が起点になってチームを引っ張っているのであった。

 

「うわああっぁ‼」

 

「ぐあっぁぁぁががが‼」

 

「何?‼ コンゴウが‼」

 

「これだ‼」

 

《KAMEN RIDE KUGA》《blink:5》《/blink

 

ゴッドイーター達「え‼ 変わった‼」

 

ギルバート率いる本隊が今回の討伐対象であるコンゴウの四体の内の一体が天夏達の居る場所までやって来て近くにいたゴッドイーター達に襲い掛かってきたので、弥生がライドブッカーから適当に平成最初の仮面ライダーであるクワガタモチーフのクウガのカードを取り出しディケイドドライバーのバックル部分に入れて左右のレバーを押し込んで読み込み完了の音声が鳴ってベルトがディケイドドライバーのディケイドクウガに変身したので近くにいたゴッドイーターの隊員が驚いたのであった。

 

最初はマイティフォームなので、

 

「おりゃ‼」

 

「何?‼ あのコンゴウを一発でぶっ飛ばした‼」

 

「サルぽいなら、こっちは龍だ‼」

 

《FOAM RIDE KUGA DRAGON》

 

「これちょうどいいよ」

 

「サンキュー‼」

 

「干支じゃねぇんだから」

 

軽くパンチ一発をお見舞いした瞬間コンゴウは地面を転がりながら吹っ飛んで行きゴッドイーター隊員を驚かせながら弥生はゴンゴウをサル扱いし始めて「邪悪な者ならば、その技を無に帰し流水の如くじゃ悪を薙ぎ払う戦士あり」と評されるクウガドラゴンフォームのカードを使い、別名「青のクウガ」と呼ばれるクウガドラゴンフォームにチェンジし仮面ライダードライブタイプスピードに変身しているなぎさが近くに落ちていたのであろう片手で持てる角材を放り投げて弥生がキャッチしてドラゴンロッドに変形させたのであった。

 

天夏は干支じゃないと突っ込んだ



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