私が比企谷くん相手に苦戦するなんてまちがっている。 (ぱぶぃーる)
しおりを挟む

第1話 私は「彼」に会いに行く。

初投稿でございます。
はるのんが好きなので書きました。
自信が無いので、しょぼいと思います。
それでもいいという方は、どうぞ。
早く12巻出ないかなーとか思いながら書いています。

ではでは、どうぞー♪


ひとつ深呼吸をして呼吸を整える。私はこれから大好きな「彼」に会いに行くのだ。

 

 

「ひゃっはろー」

 

と元気よく挨拶をして総武高校の奉仕部の部室にはいっていく。総武高校は私の母校であり、妹であるゆきのちゃんが今通っている。すると中にいた3人から返事がかえってくる。

 

「姉さん、何かしら。帰って頂戴。」

 

「げっ」

 

「あはは、、、どうもー」

 

冷たいなー3人。特にゆきのちゃん

 

「3人とも冷たくない!?もしかして私歓迎されてない? お姉さん泣いちゃうぞ?」

 

「雪ノ下さん、軽口はいいですから。なんか用すか?」

 

比企谷くんに会えて嬉しくてにやけそうなのをこらえ、可愛らしく泣き真似をして軽口をたたく。すると比企谷くんが目的をたずねてくる。流石、鋭い。

 

「いやぁー比企谷に会いたくてね〜 ゆきのちゃん、ガハマちゃん、比企谷くんをかりていくよー?」

 

本当の事を少しだけ言ってみる。比企谷くんは顔を赤らめて帰ろうとする。でもここで逃がすわけにはいかない。やっぱり照れてる。かわいぃ。

 

「いや、俺今日アレがアレなんで、、、。」

 

「よし、暇だね。」

 

「2人ともー、借りていいよね?」

 

「比企谷くんは私の所有物ではないわ。なぜ私に聞くのかしら。それと早く帰って頂戴。」

 

怖い。ゆきのちゃんこわい。まあ、ゆきのちゃんも比企谷くんのことが好きなんだもんね。負ける気はないけど。

 

「まぁ、いいですけど。」

 

ガハマちゃんは嫉妬かな?ほっぺを膨らましている。かわいいな、天然恐るべし。

 

「俺に拒否権無いんですか? はぁー、まあいいですけど。んで、どこ行くんですか。」

 

気だるそうにしながら素直にきいてくれる。

私はそんな彼が大好きだ。

 

「まぁまぁ、急かさない急かさないー♪」

 

そして私達二人は奉仕部を後にした。

 

「で、何するんですか?帰りますか?」

 

彼の軽口にも少し触れながらゆきのちゃんたちの前では言いにくい今日の目的を伝える。

 

「ナチュラルに帰宅を提案してくるところ、凄いよね(笑)そんなことより比企谷くん。今から私とデートしよっか。」

 

「は?」

 

「こんな美女とデートに行くのが嫌かな?」

 

「いやっ、べっ別に嫌じゃない?ですけど、、。」

 

「じゃあきまりだねぇー」

 

すかさず私は彼の腕に抱きつく。

 

「っ、ちょっ、雪ノ下さん!ここ学校ですよ? 近いです離れてください。」

 

「照れてるー、可愛いなぁ」

 

 

「うぐっ、///// こういう事されると勘違いしちゃいますよ?」

 

「勘違いじゃないかもねぇ?」

 

「ははは、ぼっちの俺にそんな事言うのは酷ですよ。勘違いして告白して振られるまであるので。、、あれ?振られちゃうのかよ。」

 

むっ、勘違いじゃないから告白してきてくれてもいいけどなぁー

しかしここで感ずかれて避けられてもこまる。

 

「何言ってんの?やっぱり君は面白いなー」

 

必死に誤魔化しながら、周りから見ればリア充爆発しろよって思われそうな会話をしながら学校をあとにした。

 

これから私達の放課後デートがはじまる。

 

 

 

 

 

 

 




いかがでしょうか。
のんびり更新していく予定です。
誤字脱字は指摘して頂けると幸いです。
評価お願いします。(酷評されると潰れます)←材木座かよ。
高評価していただけるとモチベupに繋がるので、お願いします。
まだ八幡がふつうで、次回から割と男らしくしていく予定です。
それではまた次回。


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第2話 私は「彼」とデートする。

どうも。ぱぶぃーるでございます。
僕はコマチエルと同じ中3受験生です。←勉強しろよ
今回はデート編と言うことで非リアの僕には書きずらい。なんせデートでどんなこと言うかとか分かんないもん。(切実)


中学生の低文章力で書いておりますので、クオリティは低いです。
それでもおけよという方はどうぞ。


ではではー♪


突然目の前が真っ暗になり、唇に柔らかい感覚がある。

彼が私にキスをしていると気づくまでにさほど時間はかからなかった。

 

 

 

 

 

 

* * * * * * * * *

 

「あの、早く行きましょうよ。周りからの視線が痛いです。」

 

彼にそんなこと言われると楽しみで早く行きたいといってるのではないかと勘違いしてしまいそうだ。

 

「そうだね。とりあえず行こうか。そこの喫茶店とかどうかな?」

 

「ん、まあいんじゃないですか?」

 

「じゃあ決まりだねー」

 

\いらっしゃいませー!二名様でしょうか?/

 

「そうですー」

 

\あちらの席へどうぞー/

 

窓際の奥へ座る。

 

しばらくメニューを眺めていると彼が

 

「俺はカフェオレにしますけど雪ノ下さんはどうします?」

 

と訪ねてくる。

 

「私も同じのでいいよー」

 

「注文いいですかー?カフェオレ2つお願いします。」

 

\かしこまりましたー/

 

彼はちゃっちゃとすましてしまう。しかし、相変わらず私のことは『雪ノ下さん』って呼ぶんだよなー。 よし、ここで攻めてみよう。

 

「ねぇ、比企谷くん」

 

「なんすか?」

 

「私のことは『陽乃』ってよんでよ」

 

「何ですか急に?恥ずかしいから嫌です。」

 

むっ、強情な。適当に理由をくっつけてみるか。

 

「だってさぁー?ゆきのちゃんと間違えちゃいそうじゃない?」

 

「いや、さん付けるかどうかで分かるでしょ。」

 

くっ、しぶとい。最終手段だ。

 

「八幡♡」

 

私は全力の甘え声、上目遣いで呼んでみる。

 

「私に言わせといて、自分は言わないなんてことはないよね?」

 

更に私は上目遣い+涙目+甘え声の三連コンボでせめる。

 

「んなっ、、何いってんですか雪ノs『陽乃』さん!?」

 

「まぁ、試しに呼んでみてよ?」

 

「うぅ、1回だけですよ?」

 

やってくれるんだー。やっぱり優しいんだなぁ。ここはニヤけそうなのを抑えなければ。

 

「陽乃/////......さん」

 

「さんはよけいだなぁー?まあ呼んでくれたから今回は許してあげる。」

 

「今回も次回もないですから。もう無いですからね?」

 

「ぶー、けち」

 

まじでリア充爆発しろよ。って感じの会話をしてたらカフェオレがなくなる。

 

「無くなったし、行こうか。」

 

「そっすね。」

 

「いくらだっけ?」

 

私は財布をカバンから出す。

 

「いや、いっすよ。俺が払います。」

 

やさしい。

誰にでも彼が優しいのは知っている。でもそれが私だけだったらいいな。と思ってしまう。

 

「やさしぃなぁー、そういう所好きだよ。」

 

「はいはい。ありがとうございます。」

 

んなっ、本気で言ってるのに取り合ってくれない。まあそれはこれからのデートで挽回してもらおう。

 

ーーーーーーーーーーーーーー

 

喫茶店をあとにして、服屋で服を彼に見てもらう。

 

「この白いやつと黒いやつどっちがいいかな?」

 

「雪ノ下s『陽乃』、、、陽乃さんならどっちも似合いますよ。知りませんけど。」

 

一言よけいだなぁー。結局陽乃って呼んでくれるのは意外だった。

 

彼に褒められてしまったから両方買ってしまった(笑)色違いを買うなんて。

 

店を後にする。

 

「もう時間も時間ですけど、帰ります?」

 

「そうだねー、もっと一緒にいたいけどボソッ」

 

「ん?なんか言いましたか?」

 

聞こえてない。よかったぁー

 

「ううん、何でもない。送ってってよ」

 

「分かりました。」

 

ーーーーーーーーーーーーーー

 

他愛もない会話をしながら2人で歩く。

家の近所に公園がある。そこによってお礼を言っておこう。

 

「比企谷くん。喉が渇いたなぁ?」

 

「そこの公園の自販で買います?」

 

よかった、早く帰って家で飲めばいいとか言われなかった。

 

「うん。」

 

彼は私の分のミルクティーを自分のMAXコーヒーと一緒に買ってきた。その激甘コーヒーは体に悪くないのかな?

 

「どうぞ。」

 

「ありがとー♪」

 

「今日はありがとう♪比企谷くん!」

 

「へっ?あぁ、ありがとうございました。」

 

何で驚いているのかはさておき私は彼に引っ付く。

 

「ちょっと、陽乃さん、離れてくださいよ。/////勘違いちゃいますってば。」

 

「勘違いじゃないよ?」

 

こうしていると、自分が本当に彼のことが好きなんだとわかる。

素直に思いを伝える。さっきみたいに相手にされないんだろうか?少し悲しくなってしまう。

こうなったら実力行使で攻めていくしかない。

決意を決めて彼のMAXコーヒーを手からとって飲む。間接キス、、しちゃったσ(//ω//)テヘ

 

「ちょっと!?陽乃さん!?」

 

「やっぱり可愛いなぁー、比企谷くんは。よし、帰ろうか。」

 

「えっ?や、はい。そっすね。じゃあ。」

 

「ばいばーい」

 

私は彼に手を振ってその場を後にする。

すると

 

「陽乃さん」

 

呼び止められた。なんだろ?

 

「ん?なぁに? 」

 

振り向くと目の前が真っ暗になる。唇に柔らかい感覚がある。え?え、ぇぇぇえええええ!?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私、キスされたの!?ファーストキスだよ?

 

 

 

 

 

 

 

「............勘違いしたのは陽乃さんのせいですからね?」

 

「比企谷くん、、、、」

 

「そんじゃ、帰ります。」

 

「うっ、うん!じゃっ、じゃあねー」

 

こうして私たちのデートは終わった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




言っておきます。僕は別にリア充を目の敵にしてる訳ではありません。リア充爆発しろよ。が多いのは気のせいです。パブィールウソツカナイ
今回はどうでしたでしょうか。
勉強しながら頑張って投稿していく(予定)です。
今回も評価を頂けると励みになるので、幸いです。
それでは、また次回ー


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第3話「彼」は眠れない。

どうもー。ぱぶぃーるです。
今回は八幡視点で、デートのあとについて書いてみました。
むずい。八幡むずい。
はるのんはあんまり出てきません。
低文章力です。苦手な方はブラウザバック推奨です。


ではでは、どうぞー♪


side八幡

 

 

 

家に帰って来た。正直どうやって帰ってきたか覚えていない。玄関を開けるも電気が消えており誰もいないようだ。俺はリビングの電気を付けてソファーに倒れ込む。

 

「うわぁぁぁぉぁぁぁぁぁあ!!!死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい!!何が陽乃さんのせいですからね?だよ!バーカバーカバーカ!」

 

クッションに顔を埋めてそう叫ぶ。カマクラにヤバイものを見る目で見られたが気にしてる余裕はない。

そう、俺、比企谷八幡は勢いで雪ノ下雪乃の姉である陽乃さんにキスをしたのである。

間接キスとかされて勘違いしちゃったんだからしょうがないよね?しょうがなくないわ。もう会えねぇじゃん。っべーわー。あれ?ショックすぎてとべってるわー。

 

俺は最初陽乃さんのことは怖い人だと思っていた。

だが、彼女が雪ノ下に厳しく、酷い接し方をしているのには訳があるのを知ってしまった。仮面の中の姿を自分には見せてくれる彼女に次第に惹かれていた。

もちろん叶わぬ恋なことくらい分かっていた。

彼女は大学生。しかもあんなにも美人で、仮面とはいえ人当たりがよく可愛らしい。彼氏くらいいてもおかしくない。

それなのに、諦められなかった。本屋に行く時も無意識に彼女がいないか探したりしていた。

そんな時に彼女は奉仕部に現れ、デートに行こうと言い出した。恥ずかしいから最初は嫌がる素振りをしてみたが、やはり彼女は強引だった。まあ、うれしいからいいんだけどね。

腕に抱きつかれ、ファーストネームで呼べと言われる。自分が褒めた服を両方買ってきたり、間接キスなんかれたら理性のバケモノこと、この俺も勘違いしてしまった。しかも勘違いじゃないよ?とか言われたらキスしちゃうでしょ?いやしちゃわないか?

 

そんなことを考えてると突然声をかけられる。

 

「どったの?ごみぃちゃん」

 

「お?小町か。おかえり。」

 

「ただいまー。で、どったの?」

 

「いや、まぁアレがアレでちょっとな、、。」

 

小町に知られると何言われるか分からん。

男らしくなったねと、褒められるのか、それはキモイと罵倒されるのか。陽乃さんだけじゃなく、マイエンジェル小町にも嫌われたら多分ショックで死ぬ。

 

つまり、ここは誤魔化すのが正解。

 

 

 

 

.........だったはず。

 

だが、

 

こうかはいまひとつのようだ!

 

「はーん、お兄ちゃん、雪乃さんのお姉さんとのデートで何かあったんでしょ?まぁー?ごみぃちゃんだしね?」

 

「ん?小町ちゃん?何でそんなこと知ってるの?」

 

「甘いなごみぃちゃん。結衣さんと雪乃さんからメールが来てるよ。」

 

なぬっ!?あいつら余計なことを、、、、

 

「まぁいいや、小町は今からご飯作るから食べる時に話してよ。」

 

「おっ、おう。」

 

小町から出るちゃんと言えよ?オーラを感じてふと思う。俺は部活だけじゃなく家でも拒否権は無いのね。帰ってこーい俺の人権ー。

 

 

 

 

 

 

この後洗いざらい話させられました。まる

 

「いやぁーごみぃちゃん。いきなりキスはやばいって。」

 

「やっぱりそうだよな。もう会えねぇわ。」

 

「いや、そうじゃなくて、その陽乃さん?はきっとお兄ちゃんのことが好きだよ。いきなりキスなんかされたら、卒倒しちゃうよ。」

 

「は?」

 

何言ってるの?この子。

 

「はぁ、、これだからごみいちゃんは。いいですか?女の子は嫌いな男の子をデートに誘ったりしません。あと、関節キスとか腕に抱きつくとか、有り得ない。なんで気づかないかなぁ?はぁ、全くごみいちゃんは。」

 

ん?今これだからごみいちゃんは。的なこと2回言われたよね?大事だから2回言ったの?そうなの?小町ちゃん?お兄ちゃん泣いちゃうよ?

が、しかし、小町が言っていることが本当ならば、それほど嬉しいことは無い。

 

「そうならいんだけどな。とりあえず今日は疲れた。風呂入ってねるわ。ちょっと話して気が楽になったわ。ありがとな」

 

小町は受験生。流石にこれ以上時間を割くわけには行かない。ここで会話を切っておくことにした。

 

「いえいえー。」

 

ーーーーーーーーーーーーーー

 

風呂上がり。俺の暇つぶし機能付き目覚まし時計こと、スマホが点滅している事に気づく。

自室に入りベットの上でメールボックスを開いてみる。新着メール3件。陽乃さんと雪ノ下と、、、ん?最後のスパムかな?

 

 

..............あ、由比ヶ浜でした。

 

雪ノ下陽乃

ーーーーーー

今日はありがとう!楽しかったよ♡

また行こうね、八幡!

ーENDー

 

雪ノ下雪乃

ーーーーーー

部活をすっぽかして姉さんとデートとはいい度胸ね。明日は覚悟して登校してきなさい。

ーENDー

 

☆★ゆい★☆

ーーーーーー

ゆきのんと私をほったらかしてデートとかずるいし!ヽ(`Д´)ノ

今度私ともデートしてよね!

ーENDー

 

 

とりあえず陽乃さん嫌がって無いことには安心したが、唇に残った感覚のせいで眠れず、気づけば次の日の朝を迎えていた。

 

 

 

 

 

 

 




あれ?はるのんがでてきてないよ?
はい。今回は八幡視点でしたがいかがでしたでしょうか。
むずかったです。
さて、三日連投しましたが、明日はおそらく出来ません。
土曜にはできるかな?
やはり低評価されるとなかなか凹みますねw
評価バーを赤くできるように頑張りますw
それではまた次回ー


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第4話 私は「彼」のせいで眠れない。

どうも。ぱぶぃーるです。
今回は短めです。
塾の模試の勉強をしなければ。したくねぇなぁーてすとやだなぁー
とりあえずはるのんは天使です。
そして作者は思いました。はるのん苦戦してねぇじゃんかwww
低文章力です。苦手な方はブラウザバック推奨です。


それでもいいという方はご覧下さい。
ではでは、どうぞー♪


陽乃side

 

先程公園で彼にキスをされた。衝撃的すぎてじゃあねとあいさつしてから30分くらいずっと公園のベンチでぼーっとしていた。

流石に遅すぎると母に何を言われるか分からないのでとりあえず帰ることにした。

 

 

ガチャ「ただいまー」

 

「おかえり。陽乃。遅かったわね。」

 

「うん、まぁちょっとねー」

 

「そう、お風呂わいてるわよ。」

 

「わかった。入ってくるね。」

 

ーーーーーーーーーーーーーー

 

お風呂から上がった私はずっと部屋のベットの上で悶えている。顔が熱い気がするの長風呂したせいだよね?うん。そうに決まってる。......と言いたいところだけど、彼のせいだ!突然キスとか!卒倒する所だったじゃない!

心の準備とかあるんだからね!?嬉しかったけど。

 

「こういう時ってお礼のメールとかした方がいいのかなぁー?」

 

私は一人つぶやく。

とりあえず送ることにしよう。

なんて送ろうかなぁ、、、

ーーーーーー

比企谷くん!

責任、とってね♡

 

うん。ちょっと引かれそうだからやめとこう。

 

ーーーーーー

比企谷くん♡

また行こうね(≧▽≦)

 

お礼になってないじゃん。却下。

 

くぁぁぁぁあ!!なんて打てばいいんだァ!!

普段ならメールごときでこんなに迷うことなんてないのに!

突然キスなんかするから!

 

.........恥ずかしくなってきた。

 

ーーーーーー

今日はありがとう!楽しかったよ♡

また行こうね、比企谷くん!

 

これでいいや。

えぇい!送信

 

よし、おっけぃ

♡とか重かったかなぁ?

引かれたらどうしよう。、、、彼に拒絶されたらショックで死ぬかも。悲しくなってきそう。考えるのやめよう。

 

ピロリン

 

ん?メール?もしかして彼から!?早くない?

 

ドキドキしながら通知を確認する。

 

ゆきのちゃん

ーーーーーー

姉さん、うちの部員を勝手に連れ去らないでくれるかしら。

 

 

ん?ゆきのちゃん確か借りてくねって言った時いいって言ったよね?

勝手じゃないよね、、、。

とりあえず返信しなくちゃ。

 

ーーーーーー

ゆきのちゃん確かいいよっていったよね?

もしかして私が比企谷くんとデートしたことに対して嫉妬してるのー?

 

よし。送信

 

ゆきのちゃん

ーーーーーー

姉さん、冗談は辞めてちょうだい。私があの男相手に嫉妬なんてする訳がないじゃない。

というか、デートしたのね。

ケダモノに何かされなかったのかしら?

気をつけることね。

 

あ、デートとか余計なことを言っちゃったかもなー。ていうか比企谷くんはケダモノなんかじゃないし。

 

ーーーーーー

何も無かったし比企谷は優しかったよー

それじゃ、おやすみ。

 

何も無かったと言えば嘘になるが、ここでキスしたなんて言ったら比企谷君がどうなる事やら、、

 

 

ゆきのちゃん

ーーーーーー

おやすみなさい。

 

 

さて、寝ようかなー

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

........寝れない。目をつぶる度に彼の優しい口付けを思い出してしまう。どうしよう。

一人ベットの上で照れていると朝になっていた。

そのせいか、その日の講義は半分くらいは寝て、半分はぼーっとしていた。

 

 

 

早く彼に会いたい。

私は気づけば四六時中彼のことを考えている。

私がこんなになったのは彼のせいだ。

私は1人でそんな事を考えながら再び総武高校への道を歩いていた。




ありがとうございました。
次回は奉仕部員たちに尋問される八幡でも書きましょうかね(笑)
がはまさん出したいですし。ちなみに一押しはいろはすです。
八色書きたい。むずい。まぁまずはこっちの作品からですね!
思いのほかお気に入り登録数が多く喜んでおりますw
登録してくださった方々、本当にありがとうのざいます。頑張ります。
毎度毎度ですが、高評価していただけるとモチベupになりますので、して頂けると嬉しいです。
それでは、また次回お会いしましょう。


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第5話 私は「彼」との関係に1歩踏み出す。

どうも。ぱぶぃーるです。
11,042UAありがとう!お気に入り100超えました!ありがとう!
という勢いでかきました。まる
皆さん本当にありがとうございます。評価バーも黄色くなっております。目指せ赤色。
低文章力です。苦手な方はブラウザバック推奨です。

ではでは、どうぞー♪


八幡side

 

ふぁぁ、ねみぃ。

眠れなかったせいで眠い。

いつもは寝た振りなのだが、今日は違う。割とガチでねている。

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

 

 

「........まん」

 

「.......ちまん」

 

「はちまん!」

 

ん?天使の声が聞こえる。

そうか学校か、ここ。

おおぉ、近い近い!

 

「おぉ、マイエンジェル、どーした。」

 

「エ、エンジェル?」

 

おっといけねぇ、口が滑っちゃったぜ。

 

「いや、なんでもない。で、どーした。」

 

「あっ、そうそう、もうお昼だよ?はちまんずっと寝てたから、ね。」

 

お?そうなのか。購買にでも行ってくるかな。

 

「戸塚は部活ないの?」

 

「いや、今から行くんだー」

 

なんだよ。せっかくマイエンジェル戸塚とランチタイムを過ごそうと思ったのに。

 

「そうか。じゃあ、頑張れよ。」

 

「うんっ、ありがとう!」

 

戸塚に手を振って教室を後にする。

さて、購買行くか。

購買で焼きそばパンを買い、自販機でソウルドリンク、MAXコーヒーを買う。

MAXコーヒーを見ると恥ずかしくなってくるのは気のせいだ。多分。

ベストプライスで昼食をとり、うとうとしているうちにまた眠りにつく。

 

 

 

 

ーーーーーー

 

ふぅ、よく寝たぜ。五限目が現国だった気がするけどまあいいや。もう放課後じゃん。

部活行きたくねぇなぁー。

怖いもん。雪ノ下。

 

 

「よっ、よぉ。」

 

「あら、来たのね。クズガヤくん。」

 

「ひっきーきたんだ、、、。」

 

はいー。しょっぱなから御褒美頂きました。はい。

 

「さて、どういうことかしら?」

 

「ちゃんと説明してよ、ひっきー」

 

いや、怖いから。由比ヶ浜さん?あなた目の光が消えてヤンデレみないになってるよ?

 

「昨日はまぁ、な、いや。何も無かった。」

 

正直にキスをしました!とか言ったら多分やばいよね。

 

「まず、デート行ったというのは本当かしら?」

 

これに関してはもうバレている。誤魔化すと余計ひどいことになりそうなので認めておこう。

 

「あぁ、そうだ。」

 

「そう。貴方は姉さんの事が好きなのかしら?」

 

うっわ、そんなにストレートに聞いちゃいます?

どうすべきなのだろうか、、。うーん。

陽乃さーんどうしましょう、っべーわー。

 

 

「...........」

 

「ヒッキー、どうなの?」

 

俺が陽乃さんの事が好きなのは紛れもない事実だ。

ここで隠したところで、いずれバレるのだろう。

俺は覚悟を決めた。

 

「そうだ。俺は陽乃さんが好きだ。」

 

割と大きい声だった気がする。

ここで本心を言うなんてがらにもないな。

これでこいつらとの関係も終わりか、、、。

俺は1人で少し悲しんでいた。

教室の外で俺の発言を聞き、悶えている人がいるとも知らずに。

 

 

ーーーーーーーーーーーーーー

陽乃side

 

「俺は陽乃さんが好きだ。」

 

彼に会いに奉仕部に来たところで彼の発言に顔がみるみる赤くなっていく気がする。

 

好き!?はるのさん!?わたし?

えっちょっとどーしてそんなのゆきのちゃんたちの前で言っちゃうの?

やばい恥ずかしい。ていうか彼カッコよすぎでしょ!「俺は陽乃さんが好きだ。」とか惚れてまうやろ! あ、もう惚れてました。

 

ものすごーく恥ずかしいけど、ゆきのちゃんたちの反応が気になるのでもう1度聞き耳を立てる。

 

「そう、本気なのね?」

 

「ああ。」

 

「ならいいわ。姉さんをよろしくね、義兄さん。」

 

ふぇぇえ!?義兄さん!?気が早いよ!

ゆきのちゃん!私と比企谷くんがけっ、結婚なんて!

 

「気がはぇーよ。」

 

「ふふっ、そうね。」

 

「ヒッキー、本気、なんだ、、。

 

 

 

......私ね、入学式の時にサブレを助けてもらった時からヒッキーのことが好きだよ。だから凄く悔しいけど、私はヒッキーが幸せならそれでいいの。頑張ってねヒッキー。」

 

「由比ヶ浜、、、、。すまん。ありがとう。」

 

ガハマちゃん、、、私が比企谷くんを幸せにします!

 

そんな事を考えていると後ろから突然声をかけられる。

 

「陽乃?何をしているんだ?」

 

室内からも

「姉さん?」とか「陽乃さん?」とか聞こえてくる。

 

やばい。ばれた。

室内の会話に聞き耳を立てていて背後の気配に気づかなかった。静ちゃん?あなたはジンですか?

 

「しっ、静ちゃんかぁー、びっくりしたー

みんな、ひゃっ、ひゃっはろー」

 

「姉(陽乃)さん、いつから聞いていたのかしら(んすか?)?」

 

「俺は好きだ。当たりくらいから、、、。」

 

みるみる彼の顔が赤くなる。かわいい。

その一方静ちゃんの頭の上にはハテナマークが浮いている。

 

「好き?比企谷、何のことだ?」

 

「先生(静ちゃん)には関係ないです。(ありません)(ないよ。)(ないっすよ。)」

 

4人にそう言われ静ちゃんは少ししゅんとしていた。

 

「そう言えば今日は会議があった気がするなー

、。私はここで失礼するよ。」

 

静ちゃんは気まずくなったのか職員室に帰っていく。

 

しかしそんなことを気にしている場合ではない。

 

「ゆきのちゃん、ガハマちゃん、いいの?」

 

「構わないわ。」

 

「ヒッキーが幸せなら私はそれでいいんです。」

 

「2人とも優しいんだね。私は頑張るよ。」

 

「陽乃さん!?それって、その、えっと......そういう意味ですか?」

 

ここで告白することになるとは思わなかったけど、こんなシュチュエーション滅多にないもんね?不可抗力。

 

「うん。そうだよ。私も比企谷くんが好き。」

 

「陽乃さん、、、、。俺も陽乃さんが好きです。付き合ってください。」

 

私はそっとキスをした。ゆきのちゃんたちが一瞬驚いたような顔をしていたが、すぐに微笑んでいた。

長い口付け。私はこんな時間がずっと続けばいいのにと思い、名残惜しいのを我慢して口を離す。

 

「よろこんで!こちらこそよろしくね!」

 

 

 

 

 

 

 

 

こうして私達は晴れて恋人同士となった。

 




ありがとうございました。
またちょくちょく間は開くと思いますが、頑張ります!
評価、コメント、お待ちしております。
ゆきのんの毒舌は難しい。
と言うことでなんかゆきのんやさしいです。
次回も是非読んでみてください。
それでは、また次回。


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第6話 私は「彼」の看病をする。

遅くなってしまい、すみません。
ぱぶぃーるです。
いろはSSに手を出していました。ごめんなさい。





低文章力です。苦手な方はブラウザバック推奨です。



ではでは、どうぞー♪


八幡side

 

 

陽乃さんと付き合い初めて早くも1週間。

色々なことがありました。

デートしたりデートしたりデートしたり。

あれ?デートしてばっかじゃない?まあいいや。

 

 

 

 

そして俺は今風邪を引いております。

朝起きて学校へ行こうとしたものの、玄関でぶっ倒れて家で寝ております。

 

 

 

 

 

 

「........暇だ。」

 

 

 

暇ですよ。何もすることない。薬飲んだけど熱下がんないからゲームする気力もない。1日中寝てる。まあそれもありかな。

もう一眠りするか。

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーー

 

起きたら18時。割といい時間。そろそろ小町が帰ってくるかな?

小町か陽乃さんみたら風邪とか1発で治りそう。誰ですかシスコンとか言った人は。出てきなさい。

 

「ただいまー」

 

「おぅ、小町、おかえり。」

 

「どったの?目がいつも以上に腐ってるし。風邪?」

 

小町は今日、先に行っていたので俺がぶっ倒れたことは知らない。

 

「まあな。」

 

「なら寝てなよ。小町、今から友達と勉強会しようと思ってたんだけど、断っとくね。」

 

「いや、いいぞ、心配すんな。行ってこいよ。」

 

小町に迷惑はかけたくない。

 

「ありがとうーお兄ちゃん!愛してるよ!

あっ、今の小町的にポイント高い!」

 

「へいへい。」

 

最後のが無ければなぁー

 

「じゃあ、いってきまーす。」

 

 

小町が家を出てまた静かになる。

うん、暇だ。

 

ピーンポーン

 

小町か?忘れ物かな?

 

ガチャ

「小町ー、鍵なら空いてるぞ。って、え?」

 

「えへへ、来ちゃった♡風邪引いたんでしょ?」

 

扉を開けると予想外の人物、陽乃さんがいた。

 

「陽乃さんにうつしちゃいますよ?」

 

「いいのいいのー。私、比企谷くんのだったらうつされてもいいよー」

 

なんかゾクッとした。何かに目覚めそうでした。まる。

 

「と言うか何で知ってたんですか?」

 

「あー、小町ちゃんにさっき聞いたの。そしたらごみいちゃんをよろしくです!義姉さん!って言われたから来たの。」

 

義姉さんってまだ気が早いよ。小町ちゃん。

 

「そうですか、すいませんね。」

 

「いいのよー、それじゃ、イチャイチャしよっか♪じゃなかった、ご飯作るから寝ててよ。」

 

「うぃっす。」

 

 

ーーーーーーーーーーーーーー

 

コトっ卵がゆが置かれる。超いい匂い。ご飯もだけど陽乃さんも。

 

「はい、どーぞ。」

 

「いただきます。」

 

スプーンを持とうとした手を止められる。

 

「はい、あーん♡」

 

「ちょっと!陽乃さん!」

 

「いやなの?」

 

ウルウル上目遣い+甘え声。くぁーずるい。

 

「嫌なわけ無いでしょ。」

 

うっめぇー!!!!

何これ、やばい。店のよりうまいんじゃね?

 

「うまいです!流石っすね。」

 

「いやー、よかったぁー」

 

ーーーーーーーーーーーーーー

 

すぐに完食してしまう。

飯食ったら眠くなってきた。

 

「眠い?」

 

「え?ぁ、まあ。」

 

「そっか。はいどーぞ」

 

そう言うと陽乃さんは自分の膝の上に俺の頭を乗せる。

 

柔らかい。あったかい。いい匂い。

すごく、安心できる香りだった。

そこから俺が寝るまでにそんなに時間はかからなかった。

 

 

 

「可愛いな、比企谷くん。」

 

 

 

 

そして夜は更けていく。

 

 




ありがとうございました。
いろはすの方も読んでみてください。
がんばってます。

こっちの更新も、間か開かないようにします。

これからも読んでみてください。

では、また次回


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第6.5話 私は「彼」の看病をする。続

どうも。ぼっちです。
テストに入るので更新遅くなります。








ではでは、どうぞー♪


八幡side

 

 

 

 

 

「ただいまー!」

 

元気の良い小町の声で目が覚める。

もう全然だるくない。もう元気!はちまんげんき!

 

 

 

 

 

.......あれ?陽乃さんが俺に抱きついて寝てるんだけど?あれ?確か、えっと、、、。

 

そうでした。膝枕してもらって寝てたんでした。いつの間にか陽乃さんも寝てしまったらしい。

 

 

おいおい、色々当たっててやばいし。ってかやばくね?小町帰ってきたよ?ふぇぇ、どうしよう。

 

 

と思った時にはもう遅い。

 

 

 

「はぁぁ!?」

 

 

「ちょっ、ちょっ、ごみいちゃん!なんで寝てる陽乃さんと抱き合ってるの!?

 

 

..........小町、お兄ちゃんは流石に犯罪は犯さないと思ってたよ。」

 

すんげぇ悲しそうな顔して携帯を取り出す小町。

 

「おい、まてまて、お兄ちゃん犯罪は犯してないぞ。とりあえず携帯をしまえ。」

 

小町、半泣きじゃん。俺のダメージが大きいから辞めてね。それ。

 

「陽乃さん、起きてください。」

 

「んくぅ、ん?比企谷くん、おはよう。」

 

「もうだいぶこんばんはですけどね。」

 

「陽乃さん!ごみぃちゃんになにかされませんでしたか!?」

 

「ううん、何もされてないよ?ちょっと期待してたけどやっぱり比企谷くんはチキンだねぇー?」

 

さらっとからかう陽乃さん。

なんせ理性の化け物ですからね!

 

「理性の化け物なだけです。」

 

「ふふっ、そうだね。」

 

「そうですか、ごみいちゃんが犯罪を犯さないで良かったです。」

 

「それでは、義姉ちゃん、ごみいちゃん、ごゆっくりー。小町は部屋で勉強をします。」

 

「うん。ありがとう、小町ちゃん。」

 

「じゃあ、比企谷くん。君の部屋で続きをしようか?」

 

「なんですか続きって。そういうのはまた今度にしましょうよ。小町いますし。親も帰ってきますよ?」

 

「あーそれはそうだね。じゃあ、イチャイチャしようか。」

 

「まあそんくらいなら。」

 

「素直じゃないなぁー?」

 

ぐっ、近い。可愛い。

 

おりゃっ。

 

 

 

 

ちょっとキスをしてみる。可愛いなホントに。

 

「んっ、。ぷはぁ。」

 

かぁぁーって音が聞こえそうなくらい陽乃さんが赤くなる。

 

「急にキスしてくるなんて!どうしたの?」

 

「理性の化物も天使には敵いませんでした。」

 

「きゃっ、天使って!!もう。」

 

可愛いですよ。ホントに。

 

「比企谷くん、今日は泊まっていいかな?」

 

「何言ってんですか?親が帰ってきますよ?」

 

「いいじゃない。ご挨拶しとくよー?小町ちゃんがもう言ってくれてるみたいだし?」

 

まじか小町。ナイス。

よくやった。

っておい、なんて言ったんだよ。

 

「そうですか。なら風呂入っちゃってくださいよ。」

 

「比企谷くん、一緒に入ろ♡」

 

「流石にそれはまずいっすよ。」

 

「もう1回ちゅーしてくれるなら許したげる。」

 

「はぁー。」

 

陽乃さんの唇にキスをする。

 

「よし、じゃあ、お先にー。」

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

「お先ー」

 

陽乃さんが出てくる。着替えを持ってきている時点でもう泊まる気満々だということがわかる。

先に言っておこう。この人すっぴんもマジで綺麗だわ。

そこらのモデルとかとは比べ物にならんレベル。

 

よく女子の濡れた髪に萌える男子っているじゃん?

俺ぼっちだからよく分かんなかったけどさ、今わかったわ。

濡れた髪のかわいい女の子は神。

つまり濡れ髪はるのんは神。

 

「はい。俺入ってくるんで、そこらでくつろいどいてください。」

 

そう言って風呂場に向かう。

 

「比企谷くんが私が入ったあとの残り湯で何をやろうと、私は嫌いにはならないよ!」

 

「俺のことなんだと思ってるんですかね?そこまで変態じゃないです。」

 

ちょっと悲しかったので思いっきりむすっとしてみる。

 

「もうっ、冗談だよー」

 

ーーーーーーーーーーーーーー

 

「ぷはぁーうめぇ、風呂上がりのマッ缶は格別だぜ!」

 

「うぇぇ、甘い。」

 

「こんなの糖尿病になっちゃうよ?」

 

「もう遅いですよ」

 

もうマッ缶飲み始めてだいぶたつし、今更な気がする。

 

「さて、そろそろ遅いので寝ましょうか。俺はソファーで寝るので適当に俺のベット使ってください。」

 

「は?」

 

怖いよ。こわいよはるのん。は?って声が凍てついてるもん。なんかまずいこと言った?

 

「怖いですよ?なんですかは?って。」

 

「いやいや、普通一緒に寝るでしょ?」

 

「普通?ですか。なんせプロのぼっちですからリア充の普通はよく分かりません。」

 

「とにかく一緒に寝るの!それとも私と寝るのがいや?」

 

「別に嫌じゃないですけど、、、。」

 

「なら決まりねー。」

 

「さっきもう既に寝ちゃってますけどね。」

 

「尚更いいじゃない?こんな可愛いお姉さんと寝れるなんて比企谷くんだけだよー?」

 

男は『だけだよ?』っという言葉に弱い。自覚がある。

もちろん俺にも効くよ!

 

「さいですか。さっさと寝ましょ。」

 

「うん!大好き!」

 

その後結局色々当たってたりしてあんまり眠れませんでした。

風邪で1日中寝てたから元気なんだけどね。

特に八幡の八幡とかね。うん。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

 

 

 

 

 

 

朝親からの質問攻めが辛かったのはまた別の話。

 




ありがとうございました。
感想、評価はモチベーションupに繋がるのでよろしくです。
良ければいろはの方も読んでやってください。


それではこの辺で。また次回お会いしましょう。


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第7話 「彼」は魔王を攻略しに行く。前編

どうも。おひさしぶりでございますです。はい。
テスト終わりました。
死にました。盛大に。


低文章力です。苦手な方はブラウザバック推奨です。





ではでは、どうぞー


「ねぇ比企谷くん。」

 

「なんすか?」

 

「私はこの前比企谷くんの親御さんに挨拶したよね?」

 

「え?あ、そうですね。」

 

そうなのである。この人は俺が風邪ひいて寝込んでるところにお世話しに来てくれて、流れで泊まることになっちゃってですね、、、。

泊まったからには親とも顔合わせしてる訳である。早速「比企谷くんの嫁の」とか爆弾落とすし、、、。まあ親には気に入られてたみたいだからよかったよ。俺がめっちゃ質問されたけどね。まる。

 

「それがどうかしましたか?」

 

「でね、比企谷くん。私が君のお家に行ったわけだからね、家の母親にも会って欲しいの。」

 

「はぁぁ!?怖いですよ。」

 

「........そっか。そうだよね。」

 

すげぇ悲しそうな顔してんな。

 

「わかりましたよ!行きますよ。」

 

そう言うとすぐににこぱーっと笑顔になる陽乃さん。(可愛い)

っても怖ぇな。こんなの腐り目が行って大丈夫なのん?」

 

「大丈夫だよ。多分。きっと。」

 

おっと、声に出しちまったぜ。

 

「全然大丈夫じゃ無さそうな返事ですね.....」

 

「まあいいですけど。」

 

「よし、じゃあ行こうか。」

 

「え?今からですか!?」

 

「え?」

 

逆になんで今じゃないの?的な視線を向けられる。心の準備がァ......

 

ーーーーーーーーーーーーーー

 

結局グイグイ引っ張られて雪ノ下宅玄関前。

デカイ。もうでかいよ家が。イェェェェガァァァー!!!!

怖すぎて駆逐するところだったぜ。って、何をだよ。

 

一人でノリツッコミして気分を落ち着かせる。

 

 

 

 

 

 

 

.........はずだった。全然効果ないし。

 

「どしたの比企谷くん?」

 

どしたのじゃないですよ、やばいですよ。特に家から出るオーラ的なの。

 

「いや、デケェ家だなーと。」

 

「ふふ、そうかもね。よし、入ろっか。」

 

おいおい、まてまてまて、まだ心の準備ができt...

 

「だだいまー、旦那連れてきたよー!」

 

ぐっはぁ!!吐血するわ!

家に来た時と言いなに?はるのん俺との関係に爆弾おとしまくってね!?

 

「おかえりなさい、陽乃。で、.......旦那?」

 

「どうも。陽乃さんとお付き合いをさせて頂いています。比企谷八幡と申します。」

 

「へぇ、あなたが比企谷さんね。」

 

ゴゴゴゴゴゴゴってオーラが出てる。ままのんやばい。笑ってんだけど目が笑ってない。

こいつが?的なこと考えてそう。

 

「そうそう、雪乃ちゃんの事いろいろ助けてくれたりした子だよー。雪乃ちゃんが告白しないから先に貰っちゃった、、。」

 

「どうも。どちらの娘さんにもお世話になっております。」

 

さっきからお世話になっております。ばっか言ってる気がする。

 

「そう。まあいいわ、あがってちょうだい。リビングはこっちよ。」

 

「はい。お邪魔します。それにしてもすごく広いお家ですね。」

 

「『割と』広いのかしらね。」

 

おぉ、これが割となのかよ。すげぇな金持ち。

 

にしてもさっきから怖いよ。

絶対嫌われてんじゃん。

修羅場の予感がする。

寿命が縮まるわ。マジで。

 




ガハマさんの誕生日だったね。
お絵かきしたけど間に合わず、結果今日完成するという。
余談でした。
もっと更新がんばります。


ではでは、また次回お会いしましょう。


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第8話 「彼」は魔王を攻略しに行く。後編

どうも。ぱぶぃーるです。
魔王攻略後編です。

低文章力です。苦手な方はブラウザバック推奨です。

ではでは、どうぞー♪


手汗ヤバイ。汗もやばい。帰りたい。家具がすごい。家がでかい。ままのん怖い。

 

そうです。俺は陽乃さんの提案で雪ノ下家に来ております。さっき来たばっかりだけどさ、絶対ままのん俺のこと嫌いだよね?やだ怖い。八幡死んじゃうぅ!

 

「さて、比企谷さん。座ってちょうだい。」

 

「ひゃっ、はい。」

 

噛んだあァァァアア!!!!うわぁぁあ!

死にたい死にたい死にたいぃー!!

バーカバーカ八幡!八幡!

 

「まずね、事故のことを謝りたいの。すみませんでした。」

 

おおぅ、テンパって完全に自分の名前を悪口として使ってたじゃないか!

だっせー。

 

「そんな、とんでもない。あれは飛び込んだ俺が悪いですよ。」

 

「犬の命のために自らを犠牲にするなんて普通にはできないことだわ。あなたがしたことはもっと誇りを持ってもいいことよ?」

 

「はは、犬を助けた以前にこんな人間なので。こんなゾンビみたいなのが自分に自信持ってたら気持ち悪いですよ。」

 

「ふふ、面白い人ね。」

 

お?全然怖くねぇな。

 

「......で、旦那とはどういう事かしら?」

 

と思った俺が間違いでした。

やっぱ怖い。ほんとに怖い。

氷の女王ことゆきのんを最終強化した時みたいな感じかな。視線が突き刺さってくる。

 

「あはは、お母さん。比企谷くんまだ高校生だよ?流石に旦那は冗談だって。まあ私は比企谷くんと結婚したいけど。ボソッ」

 

最後の方がよく聞こえなかったけど、陽乃さんもフォローしてくれる。

 

「そう。にしてもよ。彼氏?そんなはずないわ。陽乃にはお見合いの相手が山ほどいるのよ?」

 

「......なにそれ?初耳。でも私は比企谷くんが好きだから。断っといてよ。」

 

「何を言っているの?あなたは雪ノ下家の長女なのよ?」

 

なんかどっちもイライラしてらっしゃる。

 

「.......それ以前に私は1人の人間だよ?」

 

「そんな事は分かってるわよ。私はあなたの幸せを願って.......」

 

「.......本気で言ってるの?好きな相手と別れて興味もないただの金持ちの息子と結婚するのが本当に私の幸せだと思ってるの?」

 

「ええ。そうよ。」

 

「そう。もういいよ。」

 

そう言って陽乃さんは泣きながら走って部屋を出ていく。

 

「あの、すみません。俺は陽乃さんを追いかけます。」

 

「..........あんな事を言った相手によく話しかけられるわね。陽乃が怒るのは当然だわ。追いかけてちょうだい。でもね、比企谷さん。私はあなたとは別れてお見合いで決めた相手と結婚する方が陽乃の幸せだと思っているわ。」

 

「そうですか。お邪魔しました。」

 

 

ーーーーーーーーーーーーーー

 

 

そう言って俺は陽乃さんを追いかける。

最初に俺がキスをした公園で陽乃さんを見つけた。

 

「陽乃さん。」

 

「比企谷くん。」

 

「ごめんね。あんな所を見せちゃって。」

 

「いえいえ、大丈夫ですよ。」

 

「そう。」

 

「私さ、最近、何で雪ノ下家に生まれたんだろって思っちゃうんだ。」

 

「俺も思いますよ。こんなのが兄なんて、小町が可哀想だな。とか。」

 

「ふふ、君はやっぱりシスコンだね。」

 

ちゃんと笑ってくれた。よかった。

 

「当たり前です。」

 

「そうなのかなー?」

 

 

「ええ。

 

 

........俺は陽乃さんが幸せになれるなら俺と別れるのもありだと思いますよ。」

 

「何でそんなこと言うの?」

 

「俺だってこんなこと言いたくありません。陽乃さんが大好きです。けど、お母さんの言うことも分かるんです。」

 

「私は、、、私は、比企谷くんとずっと一緒にいたいの!別れるなんて嫌だよ......」

 

「そうですか。僕もですよ。」

 

そう言って陽乃さんを抱きしめる。

 

「もう1度、話つけに行きましょう。」

 

「うん。」

 

「まず、俺が少し話したいので、行ってきていいですか?」

 

「....?いいよ。」

 

ーーーーーーーーーーーーーー

 

「あら比企谷さん。どうかしたのかしら?」

 

「いえ、少しお話しませんか?」

 

「ええ。構わないわ。」

 

緊張するけど、これは陽乃さんのためであり、自分ため。

頑張れ、比企谷八幡!!

 

「雪ノ下さん、まず言っておきたいことがあります。俺は陽乃さんが好きです。世界中の誰よりも彼女を愛しています。どうか、お願いします。陽乃さんを泣かせないでください。俺は、、俺は彼女の隣にいたいです。」

 

柄にもないセリフだな。くせぇわ。

でも本心だからなー。

 

「そう。私はね、親の決めた相手と結婚したの。それでも、幸せだったし、今も幸せよ。あの人はいい人だし、娘2人も立派になった。私は誰かを本気で好きになったことがなかった。だから文句も言わずに結婚したんだと思うわ。

.....でもね、泣いている陽乃を見て気づいたわ。本当の幸せは自分の好きな相手と結ばれることだって。あなた達2人を引き裂くつもりなんてないわ。お見合いも断りましょう。

後であの人に言っておくわ。」

 

「いいんですか?そんな簡単に。」

 

「いいのよ。いつだっかしらね、陽乃がすごく機嫌よく帰ってきたことがあったの。気になったから別の日に少し陽乃を付けてみたらあなたと2人で楽しそうに歩いているのを見つけたわ。

あんな陽乃の笑顔は初めて見たわ。いつもの仮面ではない、本心からの笑顔。陽乃は大層幸せでしょうね。」

 

「え、、、?見てたんですか?」

 

「ふふ、キスをしたのも見たわよ。」

 

「.....あの、、俺、消されたりしませんよね?」

 

「当たり前じゃない!もう、、。ふふ。」

 

そう言ってままのんはとても柔らかく微笑んでいた。

 

その時俺は、この人の笑顔を美しいと感じた。娘を思う母親の笑顔を。

 

「陽乃はどこにいるのかしら?謝っておきたいの。」

 

「今から連れてきます。」

 

「そう。ありがとう。」

 

ーーーーーーーーーーーーーー

 

俺は陽乃さんを連れて雪ノ下家に戻ってきた。

 

「陽乃.....さっきはごめんなさいね。お見合いは断っておくわ。」

 

「私こそごめんなさい。でも、いいの?」

 

「ええ。私はあなたが幸せなのが一番よ。あなたは比企谷さんといる時が一番幸せそうだから、それが正解だと思うわ。」

 

「ありがとう。お母さん。」

 

陽乃さんは涙を流しながらそういった。

 

「あなたは私の娘なんだから、自信を持ちなさい。」

 

「はい!お母さん。」

 

「それと比企谷さん。陽乃をよろしくお願いしますね。と言ってもまだ高校生だからこれからも仲良くしてやってくださいね。」

 

「ええ、もちろん。こちらこそお願いします。」

 

ーーーーーーーーーーーーーー

 

「今日は突然押しかけてすみませんでした。」

 

「いいのよ、陽乃と話をするきっかけにもなったし。泊まっていけばいいのに。」

 

「はは、それはまたの機会に。」

 

「そうね。」

 

「お邪魔しました。」

 

「ばいばーい!比企谷くん!」

 

「また会いましょうね、比企谷さん。」

 

ーーーーーーーーーーーーーー

 

 

結局ままのんはいいひとだった。

 

 

ままのんというデケェ壁を超えた安心と疲れから遅めの足取りで家路についた。

 

これからも陽乃さんとはいちゃいちゃできるようだ。

 

 




今回はなんかいちゃいちゃしてませんね。
攻略しましたね。
それではまた次回お会いしましょう。
ではではー。


目次 感想へのリンク しおりを挟む




評価する
※目安 0:10の真逆 5:普通 10:(このサイトで)これ以上素晴らしい作品とは出会えない。
※評価値0,10についてはそれぞれ11個以上は投票できません。
評価する前に
評価する際のガイドライン
に違反していないか確認して下さい。