隣の子はキーボードを抱えていました。 (ぽるしぃ)
しおりを挟む

隣の人

初めましての方は初めまして。
そうじゃない方はしばし私の妄想にお付き合いください。
この度小説という名の黒歴史に手を染めたぽるしぃです。
りんりんが好きすぎて勢いで小説書きます。
よろしくお願いします。

※この小説は視点が変わることがあります。その際は「☆」で表します。
※ストーリー上、原作ゲーム「バンドリ」内での「Roselia バンドストーリー」の概要を頭に入れてから読むことをおすすめします。
※いろいろご都合主義です。設定が合わない可能性がありますがご了承ください。


俺「ふぅ…これで全部かな」

 

ようやく荷物を運び終え、俺は独り呟いた。

さあ、新しい生活の始まりだ。

一人暮らしだから少し不安だけど、ワクワクもしてる。

 

…おっと、紹介が遅れた。

 

俺は風間 漣(かざま れん)。今年の春で高校2年生になる。

春休みを利用して、ここに引っ越した…というより、戻ってきた。

俺の父さんは仕事柄日本中を飛び回っていたので母さんに「安心して漣を育てられるように」とこの家を買ってあげたのだが、父さんは交通事故、母さんは病気で亡くしたので俺だけここに戻ってきたという訳だ。悲しいことだが、もう高2だ。いつまでもウジウジ言ってたってしょうがないし、気持ちを切り替えねば。

 

俺「あ、そうだ。ご近所さんに挨拶しないと…

たしかここに…」

 

俺は手作りクッキーの小袋を持ち、ご近所さんに挨拶しに行った。

 

表札には「白金」と書いてあった。「しろかね」なのか「しろがね」なのか分からなかったが、その問題は下の方に「SHIROKANE」とあったことで解決した。

 

ピンポーン。

 

ガチャ。

 

???「はーい。どちら様?」

 

ドアを開けたのは20〜30代だろうか、若々しく長い黒髪の美人だった。

 

俺「あ、突然すみません。今日隣に越してきた風間です。

あとこれ、つまらないものですが…」

 

女性「あらあら、わざわざクッキーなんて、ありがとうね。

ところで、あなた大学生?随分背が高いようだけど」

 

俺「…よく間違われるんですが、高2になります」

 

女性「それは失礼したわ。それはそうと私の娘も高2になるのよ。今は出掛けてていないんだけど、もし会ったりしたら今後娘ともどもよろしくお願いね。」

 

俺「ええ、分かりました。では俺はこれで」

 

パタン。

 

どうやらご近所さんは優しい人らしい、よかった。

にしても俺と同学年の娘さんかぁ…どんな人なんだろ。

今後顔を合わせることも少なからずあるだろうし、印象よくしとかないとな…

ま、でも今は引っ越したばかりで色々バタバタして忙しいし、挨拶とかは後でいいかな…

父さんたちの遺産はあるから金にそんなに困らないとはいえ、やはりバイトはする必要があるだろう。

スマホでバイト募集の検索をかける。

俺「お、見つかった。 なになに…ライブハウスのバイトか、楽しそうだな。条件とか環境も良さそうだ。」

しかしまずはそこに行かないことには何も始まらないので、俺はそのライブハウスに向かうことにした。

 

新しい生活は順調に進むような、そんな予感を胸に俺はライブハウスに向かった。




初回ということで主人公のスペック

風間 漣(かざま れん)

高校2年生
趣味:料理(特にお菓子が得意)
将来の夢:デザイナー
身長:183cm
体重:72kg

とりあえず今はこれ。
後々追加予定です。

ちなみにこのタイトル、「燐子」と「隣(の)子」をかけてたりします。


目次 感想へのリンク しおりを挟む




評価する
一言
0文字 ~500文字
※目安 0:10の真逆 5:普通 10:(このサイトで)これ以上素晴らしい作品とは出会えない。
※評価値0,10は一言の入力が必須です。また、それぞれ11個以上は投票できません。
評価する前に
評価する際のガイドライン
に違反していないか確認して下さい。