イナズマイレブンの世界に天帝の目貰って転生しました (パンナコッタ吹雪)
しおりを挟む

フットボールフロンティア前
転生?!そして雷門中入学まで


初投稿です。よろしくお願いします。


俺、原田謙志は学校に登校してる途中トラックに突っ込まれた。

体が宙に浮かび地面に叩きつけられた時、俺は死んだ。

 

 

 

 

目を覚ますと見たことのないおじさんがいた。おじさんは、

「すまんかった。」

と突然言った。

「何がですか?」

と俺は訊ねた。

「死神の手違いでお主を死なせてしまった事じゃ。」

「ハァアァァァ!?」

「いや~、本当にすまん。」

「すまんじゃないですよ。」

「まぁまぁ落ち着け。」

「落ち着けません!」

「仕方ないからお主を転生させようと思っておる!!」

「転生?」

「そうじゃ。」

「どこに?」

「聞いて驚くなよ。イナズマイレブンの世界じゃ!!!」

「・・・」

「どうした?」

「ふざけんじゃねえーー!」

「どうしてじゃ?」

「だってあの超次元サッカーの世界でしょ。俺死んじゃうよ。」

「そんなこと考えておるわい。」

(考えていたんだ。)

「じゃあどうしろと?」

「お主に特典を与えてやる。」

「何の?」

「まず、トラックに衝突されても耐えられる強靱な肉体じゃ。」

「確かに強いけどさ、それでイナズマイレブンの世界でやっていけるの?」

「まだあるぞ。それは驚異的なサッカーセンスじゃ。」

「どういうこと?」

「1度見たことのある技なら理論が分かれば再現できる感じじゃ。」

「マジで?」

「マジ。じゃが、驚くのは早いぞ。」

「他にもあるの?」

「うむ。後2つじゃ。1つ目は天才的な頭脳じゃ。」

「もうチートじゃね…」

「最後に黒子のバスケは知っておるか?」

「ああ、知ってる。」

「じゃあ話は早い。」

「天帝の目《エンペラーアイ》じゃ。」

「あ、はい。チートですね。手っ取り早く転生させて下さい。」

「よかろう。記憶は3歳で取り戻すぞ。では行ってこい!!」

そうして俺は光に包まれた。

 

 

 

俺は記憶が覚醒してから、サッカーをやり始めた。幼稚園のサッカークラブに入ったものの、特典のせいか、周りとレベルが違かった。そんなこんなで俺は、小学生になった。そこでもクラブチームに入り、俺はチームのエースになっていた。それからは、毎年全国大会に出場し、毎年ベスト4には入る強豪クラブになっていた。俺が小学校を卒業する頃には俺は"皇帝"と言う二つ名が付いていた。

 

 

 

それから、俺は雷門中に入学した。原作通りに円堂がサッカー部を作ったので、俺はサッカー部に入部した。これで俺は「円堂とサッカーが出来るぜ」と内心喜んでいたのは内緒だ。

 

 

 

それから俺達はしばらく鉄塔広場でサッカーの練習をやっていた。そんなある日、サッカーボールが降ってきて、ボールが光った時には俺と円堂はフットボールフロンティアスタジアムにいた。そして目の前に立っている赤髪の男が、

「円堂守、原田謙志、お前達のインタラプトを開始する。」

と言ってきた。その時空中に穴が開きバスが出てきた。そしてバスの中から松風天馬が出てきた。

「円堂さん、謙志さんサッカーを守るために俺達と戦ってください。」

円堂は、「もちろんだ」と答えたので俺も当然のように参加することにした。

「さて"皇帝"の力見せてやるよ。」




第1話なので短めです。
次回はプロトコルオメガ戦です。


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

"皇帝"の実力!

第2話です。出来れば誤字脱字などの報告などよろしくお願いします。また、感想も待っております。


「さあー、テンマーズ対プロトコルオメガの試合、焼きそばのヒラをマイクに持ち替えて実況します。」

と、可哀想に突然呼ばれたおじさんはマインドコントロールをされて強制的に実況を開始した。ちなみに、円堂はGK、俺はCBだ。

「さあー試合開始だー!!」

そして試合が始まった。キックオフと同時に赤髪の少年アルファだったかがドリブルで攻めあがってきた。アルファは軽く天馬を躱して俺の方へとドリブルしてくる。アルファはボディフェイントを交ぜて俺を抜こうとした。しかし俺は"天帝の目"を発動して、俺はボールを奪った。アルファは驚いてたが俺はそのまま天馬にパスをした。天馬は「やっぱり凄いや謙志さんは。」

と言いながらパスを受け取り、ディフェンスにきた相手を

「アグレッシブビート!!」

という必殺技で相手を抜いた。俺はそれをよく観察した。そのまま天馬はフェイにパスをした。そのままフェイは、ダイレクトでシュートを撃ったが、キーパーによって簡単に止められた。そのままキーパーは仲間にパスをして、ドリブルで攻めあがってきた。しかし天馬が

「ワンダートラップ!!」

と叫び、簡単にボールを奪った。そのまま

「マッハウィンド!!」

とシュートを撃った。相手キーパーが

「キーパーコマンド03!!」

を使ったが、それを容易く打ち破った。

「ゴール!!!先制点はテンマーズだー!」

と1対0になった。

「やったな。天馬。」

「はい。ありがとうございます。」

「次は俺の番だな。」

《side天馬》

謙志さんは

「次は俺の番だな。」

と言い、ディフェンスラインへと戻っていった。ちょうどその時キックオフで試合が再開された。アルファはその場で

「シュートコマンド01!!」

とシュートを撃ってきた。そのシュートは物凄い威力で円堂さんが

「ゴットハンド!!」

を使ったが止められずにそのままゴールへと向かったが、そこに謙志さんが現れて、

「偽・マッハウィンド!!」

と叫びながら俺と同じ「マッハウィンド」を放った。いや、同じではない。俺の「マッハウィンド」とは違い、威力が桁違いなほど高かった。相手キーパーは必殺技も出せずに、ボールに吹き飛ばされた。

「ゴール!!!アルファの物凄いシュートを謙志が跳ね返してそのままゴールを決めたーー!!テンマーズ追加点だ!」

試合のスコアが2対0になった。

「謙志さん、今のは?」

「ああ、天馬の技をパクったんだ。」

「なんか謙志さんは化物ですね。」

「言っていいことと悪いことがあるぞ。」

「すいません。」

《sideout》

天馬と会話を済ませた後、

「謙志ありがとな。」

と円堂がお礼を言ってきた。

「別に大した事はしてないぞ。」

「ハハハ。充分凄いことだよ。」

「そうか?」

「ああ。後ナイスシュートだったぜ。」

「サンキュー!」

と会話をした。その後また、アルファがドリブルで攻めてきたので、"天帝の目"で来る場所を見て、アルファが来た時に、

「偽・ワンダートラップ!!」

とまた、天馬の技を真似した。そのまま他のプレイヤー3人を一気に「偽・アグレッシブビート!!」

で抜き去った。そして俺は普通にシュートを撃ったが、それはアルファの「シュートコマンド01」程の威力で、相手キーパーに止められる訳もなく、本日2得点目を上げた。その瞬間、前半が終了した。

 

 

 

《side???》

「流石だな。円堂さん、謙志さん。助っ人に来たつもりだが俺がいなくても余裕かな。まあ目的はもう一つあるけどね。」

と1人の少年が独り言を呟いていた。




謙志の無双回でした。次回は例のあの人が登場しますよ。
後、フェイが空気でフェイファンの皆様申しわけございません。
お気に入り登録お願いします。


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

円堂&謙志覚醒!!

第3話です。
今回は、前半が剣城優一が活躍して、後半は謙志が無双します。では楽しんでください。


《side天馬》

ハーフタイム中、観客席から、天馬達に

「俺も交ぜてくれませんか?」

と言って近づいてくる少年がいた。

「剣城?」

と、天馬はかつて一緒にサッカーしてた友の名前を呼んでいた。彼の登場はプロトコルオメガをも驚愕させていた。

「いや、君の知ってる剣城は京介の方だろ。」

「何者か判明。剣城京介のインタラプトのエラーだ。」

「エラーなら正すまで。」

とプロトコルオメガ側から聞こえてくる。

「京介の兄の優一です。」

と優一さんは言った。

《sideout》

優一と名乗った男はフォワードに入った。キックオフと同時に優一は周りに黒いオーラを出して、

「魔戦士ペンドラゴン!!アームド!!!」

と優一はいきなり化身アームドをした。

「優一さんが化身アームド?!」

「天馬くん、君にもできるさ。やるんだ。」

「はい。オォォー、魔神ペガサスアーク!!!アームド!!!」

「凄い、これがパラレルワールドの共鳴現象か。」

「行くぞ天馬くん。」

「はい、優一さん。」

「「オォォォ!!ファイアートルネードDD!!!」」

「キーパーコマンド03!!」

しかし「ファイアートルネードDD」は一瞬で「キーパーコマンド03」を打ち破り1点を追加した。そしてプロトコルオメガのキックオフと同時にアルファが化身アームドをしてドリブルしてきた。フェイが

「やばい」

と言ったが、俺は"天帝の目"を発動してアルファにタックルをした。普通なら俺は吹き飛ばされてただろうが、生憎俺の体はチート性能なため、アルファの化身アームド状態と互角にボールを蹴りあっている。

「ありえない、普通の人間が化身アームドに対抗出来るなど。」

「いいぞー、謙志ー!!」

「凄いや、謙志さんは。」

「これが"皇帝"原田謙志の力か。」

上から、アルファ、円堂、天馬、フェイが順に言葉を発した。

「悪いな、俺の体はチート製だからな。」

と言い、俺はアルファからボールを奪った。そして、

「おぉぉぉぉ、熾天使セラフィム!!!」

「これが謙志さんの化身!!凄いや。」

「行っけぇぇぇ!」

とシュートを撃ったが、威力の調節が出来ず、外してしまった。そのままボールは、壁にめり込んでしまった。

「謙志さん、やっぱり化物ですね。」

「うるせえよ。」

そして、俺が下がらないままゴールキックになり、アルファへとボールが渡った。

「シュートコマンド01!!」

とアルファがシュートを撃ち、ボールはゴールへと向かっていった。その時、円堂の背後から黒いオーラが出てきて、

「魔神グレイト!!!」

「グレイト・ザ・ハンド!!!!」

と円堂は化身の出して、アルファのシュートを止めた。

「円堂さんが化身を?!」

「これもパラレルワールドの共鳴現象だ。」

そして、円堂は俺にボールを渡してきた。

「謙志、決めろー!!」

「任せとけ!熾天使セラフィム!!!」

と化身を出して、

「フレイムスプレッド!!」

と撃ったシュートは炎を纏っており進むにつれて炎が拡大していった。そのシュートをプロトコルオメガのキーパーが止めれるはずも無く、俺はハットトリックを達成した!

「決まったぁぁ!5対0になったー。そしてここで試合終了!」

それと同時にプロトコルオメガは未来へと帰っていった。その後、天馬の事情や優一の事情を聞いて俺達はそれぞれがやるべき事をやるために別れた。




今回で、VSプロトコルオメガは終わりです。
次回は帝国学園戦です。
豪炎寺をどのように仲間にするかを迷ってますが、頑張って書いていきます。
誤字脱字などの報告、また、お気に入り登録や評価お願いします。


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

豪炎寺を誘え!!更に、帝国戦開幕だ!!

第4話です。
気づけば通算UA数が1000を超えてました。
嬉しいかぎりです。
これからもより1層良い小説を書けるように努力いたします。
それでは、楽しんでいってください。


プロトコルオメガとの試合から約1年が経過した。俺、円堂、染岡、半田の4人で毎日練習を重ねて、円堂はゴットハンド、俺は偽の系統の技をマスターした。しかし化身は出せる確率が円堂は20回に1回、俺は5回に1回と、マスターするには程遠かった。余談だが、染岡はドラゴンクラッシュを半年程でマスターした。俺の知ってる歴史とは大分違うが、まあ俺が存在してる時点でおかしいので大丈夫だろう。その後は1年生が入学してきて、原作通りのキャラが入部してきた。しかし人数が足りないので、グランドで練習出来ずに俺達は鉄塔広場での練習がメインだった。ここでも原作とは違い、みんなが練習に取り組んだ。そんな日が続いていると、円堂と俺は校長室に呼び出された。まあ、俺は何の用かは知っていたので、軽い気持ちで向かった。校長室での話は原作通りに帝国学園との練習試合についてだった。そういう訳でメンバー集めになり、原作通りのメンバーが集まった。目金は豪炎寺フラグのためにしっかりと誘ったよ。そして、豪炎寺の事を誘いにいったら、原作とは違うことがあった。まあ俺のせいなんだよなあ。それは俺と豪炎寺との1対1だった。放課後鉄塔広場で行なうことになり、俺はその場を離れた。

 

 

場所は変わって鉄塔広場。そこで俺と豪炎寺の1対1が行われていた。ちなみに豪炎寺がオフェンスで、俺がディフェンスの勝負だ。3回勝負ということになり、俺が勝ったら豪炎寺が入部し、負けたら豪炎寺は入部しないという条件もあった。豪炎寺と相対した時、俺は豪炎寺から物凄いオーラを感じた。その瞬間、豪炎寺はシザースからのルーレットをして俺のことを簡単に抜いた。確かに、"天帝の目"は使わなかったが、それでも俺をあんなに簡単に抜く事ができるなんて信じられなかった。

「謙志が抜かれた?!」

「俺でも1度も抜く事ができてないのに。」

と、円堂と染岡が驚いている。他のみんなも一緒だ。ただ、目金だけは、「僕にもできるさ。」と言っていた。黙っとけナルシスト!!2回目は、俺は"天帝の目"を使って応戦した。豪炎寺がたくさんのフェイントをかけてくるがすべてが意味を成さずに俺がボールを奪った。これで一勝一敗だ。次で全てが決まる。そうして3回目が始まった。

豪炎寺はフェイントをかけてくるがやはり俺には効果がない。ボールを奪おうとした時、

「ラウンドスパーク!!」

と豪炎寺はドリブル技を使ってきた。それに反応できずに俺は抜かれてしまい、豪炎寺の勝利でこの勝負は終わった。

 

 

 

それから3日後の土曜日、俺達雷門中は帝国学園が来るのをグランドで待っていた。校門の前に巨大な車が止まり、中から鬼道を先頭に帝国学園のメンバーが出てきた。ちなみにメンバーは、GK円堂、DF右から栗松、壁山、俺、風丸、MFが、右からマックス、宍戸、少林、半田、FWが、染岡と目金だ。帝国側は、原作通りと言いたいが、FWの寺門の位置に大貫という選手がいた。雷門のキックオフで試合開始だった。俺はDFだったが、キックオフの時にセンターサークル内でキックオフされたボールを思いっきりシュートした。それは弧を描くようにゴールの右上へと向かったが、源田の「パワーシールド!!」により、防がれた。まあ、宣戦布告出来たし良しとするか。そのまま帝国のパス回しに、練習したとはいえ、他のメンバーは、ついていけて無かった。そして、佐久間にボールが渡り3人で

「デスゾーン!!!」

を撃ってきた。これは原作通りになら、点が決められてるだろうが、生憎今の円堂はプロトコルオメガのお陰で原作より遥かに上にいる。

「ゴットハンド!!!」

と円堂は叫び「デスゾーン」を止めた。帝国のメンバーは皆驚いていた。そして、俺に円堂がボールをパスしてきて、トラップした時、俺の五感が失われた。




謙志も円堂も物凄く強くなってますねw
後、染岡が既にドラゴンクラッシュを覚えてるというのが、以上ですww
原作改変しすぎましたねww
最後に謙志を襲った現象は何なのか次回明らかになるので楽しみに待っててください。
後、お気に入り登録、評価をお願いします。


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

雷門VS帝国①

第5話です。
今回、メンマさんからのご指摘により、文章の構成を変えてみました。
他の構成も考えているので、出来れば今回の方が前回より読みやすいなど、コメントお願いします。
では、楽しんでいってください。


俺が、五感を失ったせいで大貫にボールを奪われ、大貫はそのままシュートを撃った。普通ならば円堂が止めてくれるシュートだったが、円堂は動けなかった。

 

「ゴール!!先制点は帝国学園だぁーぁぁ!」

と、実況の角馬が言った。

 

「円堂どうしたんだ?」

 

「謙志こそ、どうしたんだよ?」

 

「急に全ての感覚が無くなった。」

 

「俺もだ。」

 

「クククク、ハハハハハ!」

 

「「?!」」

 

「馬鹿だな。お前らは。」

と、大貫は言ってきた。更に、俺に近づいてきて、

 

「俺がお前らの五感を奪ったんだよ。」

と、言ってきた。

 

「何?」

 

「お前と一緒の転生者なんだよ、俺は。」

その言葉は衝撃的だった。まさか、俺以外にも転生者がいるとは思ってなかったからだ。

 

「俺の特典は"五感剥奪"だよ。お前のような肉体だけの転生者と一緒にするなよ。」

と、大貫は言ってからポジションについた。まあ勝手に勘違いされて助かったのは内緒だ。

 

「謙志、何言われた?」

 

「大した事じゃねえよ。」

とは言ったものの、"天帝の目"が"五感剥奪"に対抗できるかが分からない。だから、恐ろしさを感じていた。

 

 

試合が再開して染岡が、少林にパスをしたが佐久間にボールを奪われた。ボールはそのまま鬼道へと渡り、鬼道がシュート体制に入った。

 

「皇帝ペンギン2号!!!」

と、イナイレファンなら、誰もが知ってる必殺技を撃ってきた。円堂は

 

「ゴットハンド!!!」

を使ったが、案の定「ゴットハンド」は破られた。

 

「ゴール!!!帝国学園追加点だァァァ!」

 

やばい。「デスゾーン」ならともかく、「皇帝ペンギン2号」を使ってくるとは思わなかった。今の円堂に「皇帝ペンギン2号」は止められない。俺がカバーに入るべきか迷ったが

 

「謙志、次は絶対止めるから!!お前はお前のやるべきことに集中しろ!!」

と円堂が言ったため、俺はとりあえず、大貫に対抗する策を考えていることにした。

 

 

試合再開と同時に、帝国側は俺達を潰しにきた。原作通りに帝国学園は染岡達をボールで蹴り飛ばしていった。俺にもボールがきたが、"天帝の目"を発動して、ボールを止めた。

 

「何?!」

と、帝国側は驚いていたが、俺は更に、

「偽・マッハウィンド!!!」

と必殺技を撃った。更にそのシュートを染岡が、

 

「ドラゴンクラッシュ!!」

と、シュートチェインをした。その威力は物凄く、源田は何も反応できなかった。

 

「ゴール!!雷門前半終了間際で一矢報いたァァ!2対1で帝国学園リードです。」

 

キックオフで試合が再開した時、帝国は染岡の事をボールで蹴り飛ばしはじめた。そのまま前半は終了したが、染岡は、両足を捻挫してしまい、目金は敵前逃亡をした。原作とは遥かに違うので早めに豪炎寺に来てほしいところだ。




次回はいよいよ帝国戦後半です。
皆様楽しみに待っていてください。
誤字脱字報告、お気に入り登録、感想など、びしびし送ってください。


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

雷門VS帝国②

第6話です。
帝国との後半戦です。
楽しんでいってください。


「さあ、雷門対帝国の後半まもなくキックオフです。染岡に代わり、影野が入りましたが、目金が試合放棄したため、1人少ない雷門中がこの後、どのように展開してくかが楽しみです。」

と角馬が、実況してる。ちなみに半田をフォワードに上げて、5-3-1のポジションについた。

 

「さあー、後半開始です。」

と、同時に、佐久間は鬼道にパスをして、いきなり、

 

「皇帝ペンギン2号!!!」

を撃ってきた。俺はそれを止めようとしたが、

 

「謙志、大丈夫だ!!」

と円堂に言われたため、止めないでスルーした。

 

「ゴットハンド!!」

しかし、「皇帝ペンギン2号」の方が強い。「ゴットハンド」が、破られそうになった時、円堂は左手も出した。

 

「ゴットハンドW!!!」

と、円堂が叫んだ時、既に出ていた「ゴットハンド」が、巨大になった。そして、「皇帝ペンギン2号」ごと握りつぶした。その光景を見て、鬼道達は驚いていた。

 

その後、雷門中は攻める事ができずに、帝国にシュートを撃たれまくったが、円堂の「ゴットハンドW」によって、得点を許さなかった。

まあ、こうなると、チーターである俺の力を使うべきなんだが、大貫にマークされてるため、俺は攻撃にも、ディフェンスにも参加できなかった。

 

そんな時、大貫にボールが回ってきた。俺はすぐに"天帝の目"を使い、大貫の来る方向を予測、一気にボールを奪いにいった。その時、また、俺の五感は失われた。五感が戻った時には右側へとあっさり抜かれた後だった。そのまま大貫がシュートを撃ち、ゴールを決められた。

 

「ゴール!!突き放したー!!3対1で帝国リードです。」

点を取られてしまったが、俺は次、大貫を止めれると確信した。

 

 

キックオフと同時に、半田が、俺にボールをパスしてきた。そして、俺は"天帝の目"を使いながら帝国選手をごぼう抜きした。そして、

 

「おぉぉぉ」

と、背中から黒いオーラを出して、

 

「熾天使セラフィム!!!」

と化身をだした。鬼道達は当然、大貫も驚いていた。

 

「フレイムスプレッド!!!」

と、プロトコルオメガ戦で撃ったシュートを撃った。

 

「ゴールはやらせん。パワーシールド!!」

 

ボールを拮抗しあうことなくゴールへと突き刺さった。

 

「ゴール!!原田が決めました!シュート前までのドリブルも見事でした。」

 

「やったな。謙志。」

 

「おう。」

と会話をかわして、キックオフで試合が再開された。その直後、大貫が、ドリブルで攻めあがってきた。俺は"天帝の目"を発動した。

 

《side大貫》

俺はドリブルで攻めあがっていた。既に3人を抜き去っており、残りは原田だけだった。俺は"五感剥奪"を発動して、原田を抜いた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

と思ってた。俺はボールを奪われてた。最初は能力の不発だと思ってたが、原田は五感を失ってる。何故奪われたのか分からなかった。

 

《sideout》

俺は大貫からボールを奪った。何故奪えたのか、それは五感を奪われたが、"天帝の目"の世界に入り込み、自分と大貫の未来を見てたからだ。これを俺は、"天帝の世界《エンペラーワールド》"と呼ぶことにする。まあ、これのおかげでボールを奪えた訳だ。俺はそのまま、

 

「偽・アグレッシブビート!!」

を使って、帝国ディフェンスを突破した。そして、

 

「偽・マッハウィンド!!」

を撃った。そのままシュートはゴールへと向かったが、源田が、

 

「フルパワーシールド!!」

を使い、俺のシュートを止めた。その後、ボールは鬼道に渡り、

 

「皇帝ペンギン2号!!!」

を撃ってきた。これなら円堂でも止めれるので、大丈夫だと、思った。しかし、大貫が、

 

「終焉の龍ニーズヘッグ!!!」

と、叫び化身を出して、

 

「ブラックロアー!!!」

と、化身技でのシュートチェインをした。それは物凄い威力で「ゴットハンドW」を簡単に打ち砕いた。

 

「ゴール!!帝国学園突き放したァァ!4対2です。」

俺は大貫が化身を使えないと勝手に思い込んでだ事を後悔した。

 

キックオフで試合が再開したが、雷門イレブンは意気込みがない。まあ、当然か。相手が化身を使ったんだし。マックスがボールを奪われて、大貫へとボールが渡った。

 

「終焉の龍ニーズヘッグ!!ブラックロアー!!!」

と必殺シュートを撃ってきた。俺は、化身を出そうとしたが、出せなかった。なので、

 

「偽・マッハウィンド!!!」

を使って対抗したが、何もできずに吹き飛ばされた。

 

「謙志がシュートを弱めてくれたんだ。絶対に止めてやる!魔神グレイトォォ!!!」

と円堂は化身を出した。

 

「何?」

と大貫は驚いていた。

 

「グレイト・ザ・ハンド!!!」

お互いの必殺技は、拮抗しあっている。そして、ボールは、枠の上へと、それていった。コーナーキックとなり、ボールを鬼道が蹴った。ボールはそのまま大貫へと渡り、

 

「終焉の龍ニーズヘッグ!!!」

を出した。俺は

 

「熾天使セラフィム!!!」

を出して、

 

「ブラックロアー!!!」「フレイムスプレッド!!!」

と、お互い本気の必殺技を使った。その衝撃はお互いを吹き飛ばして、ボールはピッチ外へと出ていった。そして、俺と大貫は足を負傷してしまい、退場した。

 

《side???》

俺は試合開始からずっと試合を見ている。今、謙志が退場したので、恐らく雷門には勝ち目がないだろう。だが、円堂は諦めてない。それは誰の目から見ても分かるだろう。目の前には10番のユニホームがある。

 

「夕香・・・今回だけ・・・お兄ちゃんを許してくれ。」

 

と言い、俺はユニホームに手をかけた。




次回は遂にあの男の登場です。
果たしてどんな活躍を見せてくれるのか。
楽しみに待っててください。
誤字脱字報告、お気に入り登録、感想などお待ちしております。


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

豪炎寺降臨&入部します

気づいたら通算UAが、2000を超えてました。
これも読者の皆様のお陰です。
それでは第7話です。
今回は、豪炎寺が、大活躍します。
それでは楽しんでいってください。


《side円堂》

ボールを何とかクリアして、帝国の波状攻撃を防いだ。

 

 

 

 

 

その時だ。校舎側の観客がいる場所から、雷門のユニホームを着ている男が歩いて来たのは。雷門エースストライカーである背番号10を着て。目金ではない。あの男は豪炎寺だ!!

 

 

「君は内のサッカー部ではないでしょ。」

と冬海先生が、言った。しかし、

 

「いいですよ、こちらは。」

と鬼道が言ったため、豪炎寺はフォワードに入った。

「豪炎寺!遅いんだよ。」

 

「円堂、この試合勝つぞ!」

 

「当たり前だ!!」

 

そして、試合が再開された。ボールは鬼道に渡り、

 

「皇帝ペンギン2号V2」

を撃ってきた。この土壇場で技を進化させたのだ。それを見て豪炎寺は前線へと走っていった。

 

「おぉっと、豪炎寺、目金同じく敵前逃亡か?」

 

いや違う。豪炎寺は俺が絶対シュートを止めると信じてるんだ。止めてみせる。だけど、今の俺に化身を出す体力はない。だったら、

 

「真・ゴットハンドW!!」

俺は「ゴットハンドW」を進化させた。そして、俺は「皇帝ペンギン2号」を止めた。

 

「行っけぇぇ!!」

思いっきりボールを投げた。それを豪炎寺はトラップして、

 

「ファイアトルネード!!!」

と、シュートを撃った。そのシュートに源田は反応できずにゴールが決まった。

 

「ゴール!!4対3です。雷門あと1点で同点だぁぁ!!」

 

そして、キックオフと同時に、豪炎寺は帝国選手からボールを奪い、

 

「爆熱ストーム!!!」

を撃ち、ゴールを決めた。

 

「ゴール!!追いついたぁぁ!たて続けにゴールを決めました。豪炎寺修也2得点目です。」

ちょうどその時、帝国側が降参した事でこの試合は俺達の勝ちになった。

《sideout》

俺が負傷退場してから、数分後、豪炎寺が、試合に出た。その後、2得点を上げて、帝国学園の降参で試合は幕を閉じた。しかし、豪炎寺が、ここまで強くなってるとは予想できなかった。

 

 

 

 

それから、数日後、練習に豪炎寺の事を誘ったが、「今回は特別だ。」の一点張りで、サッカー部には入らないと言うことらしい。だが、そんな事は円堂には通用せず、

 

「サッカーやろうぜ。」

と毎日、豪炎寺は円堂に誘われていた。少し可哀想だった。

 

 

 

 

 

 

 

それから、数日後円堂と、夏未の説得により、豪炎寺はサッカー部に入部した。最初は染岡の反発もあったが、何とか説得して豪炎寺は完全に雷門イレブンの一員になった。それから、数日後は尾刈斗中との練習試合なのだが、俺は怪我明けなので、後半のみ出ることにした。

 

 

 

 

そして、いよいよ尾刈斗中との練習試合の日がやって来た。




今回は、短くてすみません。
誤字脱字報告、お気に入り登録、感想などお待ちしております。
また、今後のオリキャラについて、募集しますので、感想に書いて送ってください。
次回は尾刈斗中戦です。
お楽しみに。


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

VS尾刈斗

遅くなってすみません。
リアルで忙しく投稿する時間がありませんでした。
それでは尾刈斗中戦です。
楽しんでいってください。


「さあー、いよいよ待ちに待った尾刈斗中との試合の日がやって来ました。前回、帝国と引き分けた雷門は、どのような戦いを見せてくれるのでしょうか?!期待で胸がいっぱいです。」

と、角馬が実況している。まあ、それは置いといて、

 

「じゃあ、今日の戦術の確認するよ。まず豪炎寺が、囮役で染岡が本命ね。」

 

「ああ。」

 

「よっしゃー!絶対点を決めてやるぜ!」

 

「うん。次に風丸は隙があったら攻撃にも参加してくれ。お前の足なら攻守の切り替えははやいだろうから。後、壁山は、常に強気でいてくれ。お前は体がでかいから威圧にはなる。」

 

「分かった。」

 

「ういっす。」

 

「最後にポジションの確認だが、

GK円堂

DF栗松 壁山 影野 風丸

MFマックス 少林 宍戸 半田

FW染岡 豪炎寺

だ。後半からは宍戸に変わって俺が入るから。ポジションが、5-3-2になる。分かったか?」

 

「「「おう!!!」」」

《side円堂》

ミーティングを終えて、グランド内で整列してると、尾刈斗中の監督が話しかけてきた。

 

「雷門中の皆さん、本日は宜しくお願いします。」

 

「「お願いします!!」」

 

「あっ、ですが、円堂君と、豪炎寺君と、原田君以外には期待していないので、大丈夫です。」

それに染岡が、反感した。

 

「俺らには期待してないのかよ!」

 

「当然ですよ。円堂君は、帝国相手に好セーブの連発、豪炎寺君は、試合に出てから数分で2得点、原田君は、1得点、1アシストに、帝国オフェンスを何度も止めてましたし。それに比べて、染岡君は、原田君のおこぼれじゃないですか。」

 

「あまり俺らのことを舐めんじゃねえぞ!!」

 

「まあ、少しは期待しといてあげますよ。」

 

そして、試合が始まった。

 

 

キックオフから数分が経ち、尾刈斗中の幽谷が、ボールを持ったとき、俺達は動けなくなった。その間に幽谷に、1点を奪われた。

 

《sideout》

1点を奪われた後、染岡が、「ドラゴンクラッシュ」を使い、1点を取り返して、試合を振り出しに戻した。その後は「ゴーストロック」を打ち破り前半が終了した。

 

「豪炎寺、何故シュートを撃たない!!」

と、染岡が、言った。

 

「・・・」

 

「もういい!俺が点を取る!!!」

と2人に亀裂が入ったが、原作通りにどうにかなるだろう。

 

そして、後半が始まった。

 

後半が始まってからなかなか点が取れなくて、染岡はイラついていた。

 

 

《side染岡》

後半開始以降雷門は、攻めきれないでいた。謙志が攻めてくればどうにかなるだろうが、そしたら、俺らFWは、いらなくなる。そのためにもどうしてもゴールを奪わなければならない。俺にボールが、回ってきて、

 

「ドラゴンクラッシュ!!!」

を撃ったが何故かゴールからそれていった。それから、再び俺の所にボールがきた。俺が「ドラゴンクラッシュ」を撃とうとすると、

 

「相手のキーパーを見るな!!」

と豪炎寺が、言ってきた。

 

「はあ?」

思わず疑問形になってしまった。

 

「相手のキーパーも催眠術を使ってるぞ。」

そう言われ、俺は豪炎寺が、凄いと思った。それに比べて、俺は「エースストライカー」の称号にこだわり、雷門を勝たせることを忘れていた。何て愚かなんだ。そう思った。

 

「ドラゴンクラッシュ!!豪炎寺受け取れェェ!!」

俺の「ドラゴンクラッシュ」は上へと飛んでいった。そこに、

 

「ファイアトルネード!!!」

と、豪炎寺がシュートを撃った。

 

「ゴール!!染岡と豪炎寺の見事な連携プレーが尾刈斗のゴールネットを揺らしたァァ!!雷門追加点だァァァ!」

余談だが、そのシュートは「ドラゴントルネード」と名付けられた。

 

《sideout》

染岡と豪炎寺の「ドラゴントルネード」が決まり、俺も攻めることにした。ボールを受け取り、"天帝の目"を発動、相手ディフェンスを軽々と抜いた。そして、

 

「染岡、一緒に撃つぞ!!」

 

「あれだな。分かった。」

 

「「Wドラゴンクラッシュ!!!」」

を撃った。2頭の龍が、飛び出て、尾刈斗ゴールへと向かった。尾刈斗キーパーは、何もできずに追加点をあげた。

 

「ゴール!!たて続けに雷門ゴールを決めました。原田と染岡のコンビシュート、見事でした。そして、ここで後半終了!!雷門3対1で勝ちました。」

 

そうして尾刈斗中戦が、終わった。俺の足も回復しており、これならフットボールフロンティアにも出れる確認もとれ、染岡、豪炎寺の絆も深まり、最高の練習試合だった。




今回は、染岡の成長回でした。
次回からはフットボールフロンティア編です。
楽しみに待っててください。
テストが近いため投稿が、遅くなりますが、皆様に楽しんで頂けるように頑張って書いていきます。
誤字脱字報告、お気に入り登録、感想などお待ちしております。


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

フットボールフロンティア編
フットボールフロンティア1回戦開幕VS野生中①


久しぶりです。
投稿が、遅くてすみません。
テスト勉強中なので、終わったらバシバシ投稿します。
では楽しんでいってください。


尾刈斗中との試合が終わってから、数日が、経過した。今は、壁山と、豪炎寺が「イナズマ落とし」を覚えるために特訓をしている。

 

そんな時、夏未がきて、

 

「フットボールフロンティア1回戦の相手が決まったわ。」

と、言ってきた。

 

「どこになったんだ?」

 

「野生中よ。」

 

「どこだよそこ?」

 

「なんか、ものすごい田舎の中学校みたい。」

 

うん、野生中ね。あの「ターザンキック」の中学校ね。まあ、あそこに勝つためには、「イナズマ落とし」が、必要だな。ということで、俺達は秘伝書に書いてある、技を覚えるのを中心に練習を再開した。

 

そんな中、2日がすぎ、サッカー部に土門が、入部することになった。

土門の「キラースライド」は、正直凄かった。俺は普通に1対1をやって取られ、最終的に"天帝の目"を発動して、躱した。土門の入部は、雷門サッカー部には、いいニュースだが、俺は土門がまだ帝国側なので油断はできないと思った。

 

 

 

それから、試合の日になり、俺達は野生中へと、向かった。野生中に着くと、野生中の人達が珍しそうに夏未の車を見ていた。俺達は練習を終えて、ミーティングをし始めた。

 

「まず、今日のフォーメンションは3-1-3-3だ。ポジションは、

GK 円堂

DF 土門 栗松 風丸

DMF 俺

OMF 半田 マックス 少林

FW 豪炎寺 染岡 壁山

だ。」

 

「「「えっーー?!」」」

と、チームメイト全員が、大声で驚いていた。

 

「謙志、お前バカだろ。」

 

「円堂、お前には言われたくない。対戦校の名前も分からなかったのに。」

 

「昔のことだろ。それより、何で壁山が、フォワードなんだよ」

 

「「イナズマ落とし」を撃つためだ。」

 

「別にディフェンスでもいいじゃないか。後、お前もディフェンシブミッドフィールダーなんてやるなよ。」

 

「円堂、お前全国のディフェンシブミッドフィールダーやってる人達全員敵にまわしたぞ。後、俺がディフェンシブミッドフィールダーをやるのは、攻撃に参加するためだよ。壁山は、攻撃に専念させるため。異論は認めん。」

 

 

まあ、そんなこともあったが、いよいよ試合開始だ。染岡は、怪我させないぞ。

 

 

 

キックオフで、野生中の五利が、突撃してきた。うん。突撃だよ。ボールはとれたけど、めっちゃ怖かった。俺はそのまま、豪炎寺にパスをだした。

 

「ファイアト」

とまで、言った時、大鷲が、豪炎寺から、ボールを奪った。その後は、雷門のシュートは、撃つ前にとられて、野生の攻撃は、俺の"天帝の目"によってすぐにシャットダウンしていた。

 

そんな中、再び五利にボールが渡り、

 

「ターザンキック!!!」

と、シュートを撃ってきた。うん、何で蔦が降ってくるの?と思ってると、「ターザンキック」に円堂が、

 

「ゴットハンド!!」

を使って止めた。そして、

 

「壁山!!」

と、円堂は、パスをだして、豪炎寺と壁山により、

 

「「イナズマ落とし!!!」」

を使って、野生ゴールへと突き刺さった。




短くてすみません。
原作とは違い、早くも「イナズマ落とし」で、雷門が、1点リードです。
誤字脱字報告、お気に入り登録、感想などお待ちしております。


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

VS野生中②(タイトル詐欺です。)

遅くなりました。
最近情報を見てなかったら、通算UAが、6000を超えてました。
ありがとうございます。
では、楽しんでいってください。


「イナズマ落とし」が、野生中からゴールを奪ってから、前半のみで、3点を奪った。原作とは遥かに違うが、まあいいだろう。ハーフタイム中は、特に話すこともなく、後半が始まった。

 

 

後半からは、雷門の怒涛の攻撃ラッシュにより、4点を追加した。一度、裏に抜けだされて、「ターザンキック」を撃たれてヒヤッとしたが、円堂が、「ゴットハンド」で、止めて無失点だった。しかし、3バックでは、ディフェンス力が足りないと実感した。

 

試合後は皆で雷雷軒へと、行き打上げをした。

 

 

その次の日は、練習で、俺、豪炎寺や染岡は、シュート練習で、円堂は、それを止めていた。その他の人は1対1の練習をしていた時だった。道端に1台の車が、とまり、中から御影専農の杉森が出てきた。

 

「誰だ?お前?」

と、円堂が、言った。

 

「私は、御影専農の杉森だ。」

と、杉森は答えた。

 

「何しに来たんだ?」

 

「貴様らの練習を観察しにきた。さあ、練習を続けろ。」

 

「敵に観察されているのに、練習なんて出来るかよ!」

 

「我々としては、円堂守、原田謙志、お前らの謎のオーラの研究もしたいのだ。」

と、杉森は観察をやめないと、言った。

 

「まあ、いいや。みんな、練習しようぜ。」

と、円堂が、言ったため、杉森を無視して俺達は練習を再開した。

 

その間、杉森が、練習を観察していたため、皆練習に集中しきれてなかった。

 

次の日も杉森は観察にきていて、集中できない練習が続いた。

 

次の日は、杉森が来なかったので、皆が集中出来ていた。

 

「行くぞ、円堂!!」

 

「来い、謙志!!」

 

「偽・マッハウィンド!!」

 

「ゴットハンド!!」

と、シュート練習をしていた。円堂は、「偽・マッハウィンド」を止めた。その後、俺と染岡で、

 

「「Wドラゴンクラッシュ!!!」」

を撃ち、

 

「ゴットハンドW!!」

を円堂は、使った。「Wドラゴンクラッシュ」は、「ゴットハンドW」を簡単に打ち砕いた。

 

「凄いな。謙志、染岡。」

 

「まあな。」

 

「円堂だって、前よりパワーアップしてるだろ。」

 

「ああ。」

と、その後もシュート練習を続けた。おかげで、俺は新技を得ることができた。

 

 

そして、試合の日がやってきた。練習も終わり、ミーティングへと、移った。

 

「今日の試合は、俺と豪炎寺は、出ない。」

 

「「「はぁぁぁぁ?!」」」

 

「何でだよ?」

 

「御影専農は、俺達のデータを得て、完璧なサッカーをしてくるはずだ。だから、皆のレベルアップには丁度いいだろ。」

 

「確かにそうだが、俺たちで勝てるのか?」

 

「染岡、自分を信じろよ。」

 

「分かった。」

 

「じゃあ、ポジションを言う。

GK 円堂

DF 土門 栗松 壁山 影野 風丸

MF 半田 少林 マックス 宍戸

FW 染岡

ね。」

 

「5-4-1で、やるのか?」

 

「前半はね。後半は影野に変わって、目金が、入って4-4-2になるから。じゃあ、今日も勝ちに行こう。」

 

「「「おう!!!」」」

 

そして、御影専農中戦が始まった。

 




御影専農中戦は、主人公と、豪炎寺を出しません。
豪炎寺ファンの方はごめんなさい。
誤字脱字報告お願いします。
また、お気に入り登録、感想を頂くと、作者のやる気に繋がるので、お願いします。


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

VS御影専農①

お待たせしました。
少しブランク気味になってました。
タイトル通り御影専農戦です。
楽しんでいってください。


《side円堂》

「さあぁぁ、フットボールフロンティア予選第2回戦、雷門中対御影専農中。実況は、小生角馬圭太が、お送りします。まもなくキックオフです。」

 

そして、試合が始まった。御影専農は、下鶴を中心に攻めてきた。ボールは藤丸に渡り、藤丸はそのまま右サイドを突破してきた。そして、センタリングを上げて、ボールは再び下鶴へと、渡った。下鶴は、

 

「ファイアトルネード!!」

を撃ってきた。咄嗟に

 

「熱血パンチ!!」

を使ったが止められず1点を許してしまった。

 

「やはり害虫だな。」

と、杉森は言った。

 

雷門からのキックオフで試合は再開した。染岡と半田がワンツーをしながら御影専農のディフェンスを突破した。

 

「おぉぉぉ、ドラゴンクラッシュ!!」

 

「シュートポケット!!」

により、ドラゴンクラッシュは止められた。

 

杉森はそのまま、下鶴にパスをだし、下鶴が再び

 

「ファイアトルネード!!」

を撃ってきた。

 

「真・ゴットハンド!!」

を使って止めた。そのまま、半田にパスをだして、半田が、

 

「ローリングキック!!」

を撃った。更に染岡が、

 

「ドラゴンクラッシュ!!」

を使ってシュートチェインをした。杉森は

 

「シュートポケット!!」

を使ったが、ボールはそのままゴールへと突き刺さった。

 

「ゴールゥゥ!!雷門、1点を取り返して試合を振り出しに戻したァァ!!このまま波に乗っていって欲しいです。」

その後、大部がドリブルで突破してきたが、壁山が、

 

「ザ・ウォール!!」

を使い止めた。壁山はそのまま染岡にパスをだした。染岡はワンタッチで、

 

「ドラゴンクラッシュ!!」

を撃った。しかし、杉森が、

 

「ロケットこぶし!!」

を使い止めた。御影専農は、そのままパスを回して、攻めあがってきた。そして、下鶴にボールが渡り、

 

「ファイアトルネード!!」

を撃ってきたが、

 

「真・ゴットハンド!!」

を使って止めた。

 

 

それからは、お互いが攻めきれずに前半は残り5分をきった。下鶴がドリブル突破を仕掛けてきたが、影野が

 

「コイルターン!!」

を使い、下鶴からボールを奪った。そして、染岡にパスをして、染岡が

 

「ドラゴンクラッシュ!!」

を撃った。しかし、杉森の「ロケットこぶし」に止められてしまい、ボールはそのまま、大部に渡った。大部は、下鶴と

 

「「ドラゴントルネード!!」」

を撃ってきた。

 

「真・ゴットハンド」

を使ったが、止められずに追加点を与えてしまった。

 

「ゴールゥゥ!!御影専農1点を奪いリードを取り返したァァ。2対1です。おっーと、ここで前半終了!!後半雷門がどのように試合を組み立てていくかが注目です。」

 

《sideout》

前半が2対1で終了した。皆の士気が下がってる。当然だろう。前半終了ギリギリに失点したんだから。

 

「ゴメンみんな。」

円堂が言った。

 

「キャプテン...」

 

「円堂...」

壁山と、風丸が言った。

 

「大丈夫だ。円堂。俺が必ず点をとってやるから。」

と染岡。

 

「染岡、ありがとうな。」

 

「おう。」

 

「えっと〜、ミーティング始めていい?」

 

「いいぞ、謙志。」

 

「じゃあ早速だけど、皆戦えてるよ。御影専農の奴らも驚いてると思う。」

 

「でも、負けてるんでヤンスよ。」

 

「こっちにはまだ、奥の手がある。そうだろ目金。」

 

「当然です。前半で相手の動きやクセは全て覚えました。僕が出れば確実に点をとれるでしょう。」

 

「「「マジかよ!?」」」

 

「まあ、そういう訳で影野交代な。」

 

「分かった。」

 

「コイルターン良かったぜ。」

 

「うん。」

 

「じゃあ、後半の作戦だけど、目金中心にパス回しで。以上。」

 

「それだけかよ。」

 

「あ、もう一つ。御影専農の奴らにサッカーの楽しさを教えてこい!!」

 

「おう!」

と円堂が言った。それに続けて、

 

「「「「「おう!!」」」」」

と、皆が言った。

 

後半が始まる前に俺は染岡に、あることを伝えた。

 




今回はこれで終わりです。
活動報告にて、オリキャラ募集を開始しました。
期限は7月いっぱいです。
ぜひご応募ください。
誤字脱字報告、お気に入り登録、感想お待ちしております。


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

VS御影専農②

皆さん投稿が遅れて申し訳ありませんでした。
作者は誠に反省しておりますのでお許し頂けると幸いです。
では、12話楽しんでいってください。


《side円堂》

 

「さあぁぁ、いよいよ後半戦開始です。雷門イレブンは、影野に変わり、目金が入ります。この判断がこの試合にどのように影響するでしょうか。」

 

目金がボールを少林に落として、ダイレクトで半田へとパスした。半田はそのままドリブルを開始し、御影専農のディフェンダーをマックスとのワンツーで、抜いた。そして、

 

「ローリングキック!!」

を撃った。

 

「ロケットこぶし!!」

を杉森が使い、ボールを弾き飛ばした。

 

「今です。先ほど指示した位置に移動してください。」

 

「「「おう!!」」」

 

目金は、後半が始まる前に「ロケットこぶし」によって跳ね返るボールがどの位置に落ちるかを皆に伝えていたのだ。その結果、雷門イレブンは「ロケットこぶし」によって跳ね返ってきたボールを簡単に取れた。そのまま、宍戸がシュートを撃った。

 

「ロケットこぶし!!」

により止められたが、跳ね返ってきたボールを今度は染岡が取った。花岡がディフェンスに来たが、目金から聞いておいた相手の弱点をつき、突破した。

 

「行くぜ!!ドラゴンクラッシュV2!!!」

 

「くっ、ロケットこぶし!!」

ボールは拮抗し合うことなく、ゴールへと突き刺さった。

 

「ゴールぅぅぅぅ!!雷門追いついたぁぁぁ!!2対2です。」

 

「よっしゃぁぁ!!」

 

「ナイスシュートだ。染岡。次も頼むぞ!」

 

「おう!」

 

キックオフと同時に大部と下鶴が

 

「「ドラゴントルネード!!」」

を撃ってきた。

 

「真・ゴットハンドW!!」

を使い止めた。

 

「何だと?!」

 

「染岡ァァ!決めろォォ!!」

と、俺はボールを染岡にパスした。染岡は、ボールを受け取ると、物凄いキレのあるドリブルで御影専農ディフェンスをごぼう抜きした。

 

「ドラゴンクラッシュV2!!」

「我々が害虫に負けるわけにはいかない!ロケットこぶしィィ!!」

しかし、進化した「ドラゴンクラッシュ」は、気迫だけで止められるものではなく、ボールはゴールネットに突き刺さった。

 

「ゴールゥゥ!!突き放したァァァ!!雷門3対2でリードしました。」

 

「監督との通信リンクが切断された!?」

御影専農の選手達に動揺が見えた。

 

「敗北...

 

嫌だ。我々は負けられないんだ!!山岸、大部例の技を使え!!」

 

「「分かりました。」」

そして、山岸と大部が攻めあがってきて、雷門ディフェンスを軽く突破した。

 

「「おぉぉぉ、Wドラゴンクラッシュ!!!」」

 

「何!?俺と謙志の技まで」

 

「絶対に止める。おぉぉぉ真・ゴットハンドW!!!」

しかし、俺はシュートを止めることができなかった。

 

「ゴールゥゥ!!御影専農後半終了間際に追いついたァァ!!このまま延長戦か、それともどちらかが残り時間で、ゴールを奪うのか!全く予想がつきません。」

 

再びキックオフから試合が再開した。染岡、半田、マックスの3人を中心にパスを回して、どうにか御影専農のディフェンスを崩そうとするが、御影専農もそのパス回しに必死に食らいついてきた。

 

そこに風丸が

 

「パスを出せ!」

と、パスを貰いに行った。更に花岡を

 

「疾風ダッシュ!!」

で、抜き去った。そのまま染岡にパスをして、そのまま染岡はボールをキープした。

 

「円堂!!来い!!」

 

「おう。」

 

「「イナズマ1号!!!」」

 

「何だこのパワーは!?」

 

「「行っっけぇぇ!!」」

 

「止めてやる。おぉぉぉぉぉぉ、ロケットこぶし!!!」

 

ボールは少し拮抗したが「イナズマ1号」は、「ロケットこぶし」を打ち破った。

 

「ゴールゥゥゥゥ!!雷門突き放したァァァ!!4対3で雷門リードです。残り時間3分です。」

 

キックオフから下鶴、大部、山岸の3人を中心に御影専農は、パスを回して、雷門ディフェンスを突破してきた。山岸と、大部が

 

「「おぉぉぉぉぉ、Wドラゴンクラッシュ!!!」」

を撃ってきた。

 

「絶対に止めてみせる!おぉぉぉぉぉぉぉぉ、魔神グレイトォォォ!!」

 

「なに!?」

 

「グレイト・ザ・ハンド!!!」

を使って俺はシュートを止めた。

 

「円堂、見事に止めました。ここで試合終了!!4対3、激戦を勝ち抜いたのは雷門中だァァ!!」

 

試合終了後、杉森が

 

「円堂守、君達を害虫呼ばわりしたことを謝罪する。すまなかった。」

 

「別にいいって。」

と、謝りにきた。

 

《sideout》

雷門中は、俺と豪炎寺抜きで御影専農に勝った。これはとても嬉しい事だ。皆が原作よりも強くなってきている。これも嬉しい事だ。しかし、こうなってくると、影山が何をするか分からない。そう考えながら、帰ってる時、俺は何かに吹き飛ばされた。そして、意識を失った。




突然技解説のコーナー

偽系統の技はオリジナルの1.5倍の威力なので解説は致しません。


【フレイムスプレッド】
シュート
属性・火
KP・80
威力は撃った直後はエクスカリバーの2倍。距離が伸びるほど威力が上がるロングシュート技。

主人公の化身シュート技。ボールが炎を纏い、距離が伸びるほど炎が大きくなる。


【Wドラゴンクラッシュ】
シュート
属性・林
TP・40
威力はドラゴントルネードの1.5倍ほど

主人公と、染岡の合体技。2匹の龍が敵ごと噛み砕く。


楽しんで頂けたでしょうか?
主人公の身に何が起こったかは次回明らかになります。
活動報告からFFに登場させるオリキャラ募集を行ってますので、ぜひご応募ください。
誤字脱字報告、お気に入り登録、感想などお待ちしております。


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

事故った!!秋葉名戸はダイジェストで

通算UA9000突破しました。
読者の皆様ありがとうございます。
今回の話は相当時間が飛ばされています。
では、楽しんでいってください。


俺は気がつくと白い空間にいた。

 

「ここどこだ?」

 

「転生の間じゃ。」

 

「お、爺さん。」

 

「トホホ、爺さんとは...」

 

「何?俺また死んだの?」

 

「いや、死んでおらんぞ。」

 

「じゃあ、何でここにいる訳?」

 

「トラックに轢かれたから。」

 

「はあ!?」

 

「いや、だからトラックに「それは聞いた。」じゃあ、何じゃ?」

 

「俺ってトラックに突っ込まれても傷つかないんだろ。それなのに何でここにいる訳?」

 

「あ〜、それは気絶したからじゃ。」

 

「気絶で、ここに呼ばれたのかよ。」

 

「だって、計画的犯行だったんじゃよ。」

 

「そんな訳、いや可能性あるわ。ちなみに誰の?」

 

「か、か、壁山じゃ。」

 

「影山だろうが!!壁山仲間だし。後輩だし。」

 

「すまん。間違えた。影山じゃ。」

 

「間違えるな!!」

 

「分かった分かった。」

 

「それだけ?」

 

「ああ、ちなみに今日、地区大会の準決勝の日だから。」

 

「マジ?」

 

「マジマジ。」

 

「さっさと戻せェェェ!!」

 

「ほれ。」

 

俺の意識は飛ばされた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

目が覚めると、

 

「知らない天井だ。」

 

と呟いた。

 

「目が覚めたかね。」

 

と、白衣を着たオッサン(医者だと思う)が言ってきた。

 

「見たら分かりませんか?」

 

「分かるぞ。」

 

「今、何時ですか?」

 

「朝の7時半だよ。」

 

「今日、サッカーの試合なんですけど、行っていいですか?」

 

「ダメだよと、言いたいけど怪我もしてなくて、何回検査しても以上がないし明日なら退院していいよ。」

 

「今日は?」

 

「流石にダメだよ。」

 

「分かりました。」

 

「うん。家族に連絡するね。」

 

「はい。」

 

仕方がない。まあ、今日の相手は秋葉名戸だし、俺抜きでも勝てるかと思った。

 

 

 

《side円堂》

「皆。さっき謙志のお母さんから連絡があって、謙志が無事に目を覚ましたらしい。」

 

「良かったす。」

 

「ああ。それで謙志からの伝言が絶対勝てよだってさ。」

 

「よっしゃぁぁ!やってやるぜ!」

 

「ああ、俺はこの試合で罪を償う。」

 

「土門...」

 

「本当に土門さんは帝国側だったんすか?」

 

「ああ、けど俺は影山との縁を断ち切った。あんなことをする奴は人間じゃない。」

 

「よく言った土門。」

 

「響木監督。」

 

「土門はまだいいけどよ、冬海のやったことは許せないぜ。バスのブレーキを効かなくするなんて。」

 

「まあ、それも土門が教えてくれたんだけどな。だから土門この試合勝って、謙志に謝りに行こうぜ。」

 

「円堂.....

 

分かったよ。今日の試合絶対に勝つ。」

 

「よし、その話は終わりだ。ポジションだが、

FW 目金 豪炎寺 染岡

MF 半田 少林 マックス

DF 風丸 壁山 影野 栗松

GK 円堂

だ。勝ってこい!!」

 

「「「おう!!」」」

 

それから試合が始まり、秋葉名戸の漫画から豪炎寺がボールを奪いそのままドリブルでごぼう抜きした。そして、

 

「ファイアトルネード!!」

を撃った。しかし、秋葉名戸のディフェンス陣の「五里霧中」を使われシュートはゴールに入らなかった。その後は、秋葉名戸は攻めてきても、雷門ディフェンス陣により、攻撃を遮断され全く攻めきれずに、一方雷門もシュートが全て外れていた。そして、

 

「ドラゴンクラッシュ!!」

 

「五里霧中!!」

 

「メガネクラッシュ!!」

の様に流れるプレーで1点を奪った。その時、秋葉名戸のキーパーがゴールをずらしてたのが発覚して退場となり、控えのキーパーが出てきた。その後は豪炎寺が4点、染岡が3点、半田が1点をとり、最終的に9対0で勝利した。

 

 

 

 




はい、圧倒的なまでの原作改変しました。
すみません。


オリキャラ募集を活動報告にて、行っております。
期限は7月いっぱいなので是非ご応募ください。

誤字脱字報告、お気に入り登録、感想お待ちしております。


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

帝国戦開幕前!!

パンナコッタ吹雪です。
待たせてごめんなさい。
14話楽しんでいってください。


秋葉名戸に勝利した報告を円堂たちがしに来て、土門が帝国のスパイだったのを俺が事故った次の日に自白したのを聞いた。あれ?原作変わりすぎじゃね?更に、響木さんが監督になったそうだ。うん、原作変わりすぎてる。とりあえず明日退院なのを伝えた。明日退院だし、家帰ったらイナビカリ修練場に行こう。そう思って俺は寝た。

 

次の日検査を終えてから、無事に退院して、一度家に帰ってから雷門中へと向かった。俺はイナビカリ修練場に入り、機械を使ってトレーニングをし始めた。それから5時間ほどトレーニングをしたため、家へと帰った。

 

 

次の日は、最初から練習に参加できた。

 

「謙志先輩。大丈夫っスカ?」

 

「ああ、平気だよ。」

 

「試合とかは出れるんっスカ?」

 

「うん。」

 

「良かったっス。」

 

と、壁山と話しながら壁山のディフェンス練習に付き合った後は皆でシュート練習をした。

 

「偽・マッハウィンドV2!!」

 

「ゴットハンド!!」

 

俺のシュートはゴールへと突き刺さった。

 

「ドラゴンクラッシュV2!!」

 

「ゴットハンドW!!」

 

「円堂、次は決めてやる!」

 

「次も止めるさ!」

とシュート練習をして、イナビカリ修練場に向かった。イナビカリ修練場では、6時間に及ぶトレーニングをした結果、俺を含め雷門イレブンの皆は円堂以外倒れた。

 

少し時間が経ってから、俺達は帰路に着いた。

 

「円堂、新必殺技を覚えないか?」

 

「どうしてだ?」

 

「帝国は前戦った時よりも強くなってるはずだ。そのシュートを止めるためにマジン・ザ・ハンドを覚えないか?」

 

「マジン・ザ・ハンドぉぉぉ!?何で知ってるんだよ?」

 

「いや、昔の雷門中について調べてたら会ったんだよ。円堂の爺さんの必殺技って。」

 

「そうか。分かった。謙志が言うならやってみるぜ!!」

 

「頼むぞ!円堂!!」

 

「おう!」

 

それから、帝国戦の日まで円堂と「マジン・ザ・ハンド」の特訓に付き合ったが、完成には至らなかった。

 

帝国のグランドでウォーミングアップをしていると、突然壁山が倒れた。

 

「どうした壁山?」

 

「いや、こんな大きいところで試合なんて初めてなんで緊張しちゃったッス。」

 

「分かるぜ。俺も同じだ。」

 

「いや、皆リラックスしようぜ。なあ、円堂?」

 

と俺が言うと、円堂は真剣な顔で考え事をしていた。

 

「円堂、何考えてんだ?」

 

「・・・」

 

「お〜い?」

 

「・・・」

 

「起きろ!!」

 

と、拳骨をかました。

 

「いってぇぇ〜、何だよ謙志?」

 

「お前が無視するからだろ。何考えてたんだ?」

 

「いや、マジン・ザ・ハンドについて。」

 

「急いで完成されなくてもいいんだぞ。」

 

「いや、でも「完成はさせて欲しいが、試合中にまでそんなこと考えられるとシュートを見逃すかもしれないだろ。」分かった。」

 

「だから、試合に集中しろ。そうすればきっと完成させることができる。」

 

「ああ。そうだな。」

 

試合が始まる直前、鬼道が俺と円堂に、

 

「ホイッスルがなったら全員ハーフラインよりずっと後ろに下がっていてくれ。」

 

俺と円堂はその言葉を全員に伝えて納得させた。

 

試合開始と同時に雷門側に鉄骨が降り注いだ。




次回から帝国戦です。
活動報告にて、オリキャラ募集を行っております。
是非ご応募ください。
誤字脱字報告、お気に入り登録、感想お待ちしております。


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

VS帝国 帝国の力!!

どうも、パンナコッタ吹雪です。
サブタイに悩みました...
15話です。
楽しんでいってください。


グランドに鉄骨が降り注いだが、鬼道の忠告通りにゴール近くに皆いたため無事だった。その後、影山のところに行き、影山は刑事さんに連れていかれた。鬼道達は帝国の負けでいいと言っていたが、俺達が不戦勝を拒んだため、帝国が別のグランドを用意し試合をすることになった。

 

「行くぞ!生まれ変わった帝国の力見せてやるんだ!!」

 

「「「おう!!」」」

 

帝国はやる気充分みたいだ。

 

「行くぞ!全力をぶつけるんだ!!俺達の雷門魂見せてやれ!!!」

 

「「「おう!!」」」

 

響木監督が

 

「今回のポジションは

FW 豪炎寺 染岡

OMF 半田 少林 マックス

DMF 原田

DF 栗松 風丸 壁山 土門

GK 円堂

だ。勝ってこい!!」

 

「「「おう!!!」」」

 

試合は雷門のキックオフから始まった。染岡が少林にパスをして、少林はマックスにダイレクトでパスをした。マックスは咲山を抜いたがカバーに入っていた大貫にボールを奪われた。大貫はそのまま俺に向かってドリブルをしてきた。"天帝の目"を発動して止めようとしたが、俺の五感が急速に消えていった。そのまま俺は抜かれてしまった。

 

「鬼道、行くぞ!!」

 

「ああ。」

 

「「ツインブースト!!」」

 

「絶対止める!ゴットハンド!!!」

 

を円堂が使い止めた。円堂は俺にパスをしてきた。

 

「行っけェェェ!」

 

俺は"天帝の目"を発動して辺見、五条、大野を抜いた。

 

「偽・ファイアトルネード!!」

 

と、俺は最近覚えた技を撃った。

 

「パワーシールドV2!!」

 

と進化したパワーシールドに止められてしまった。しかし、俺はパワーシールドの弱点に気づいたので

 

「豪炎寺、次俺か染岡がシュートを撃ったら」

 

「分かってる。」

 

「ハハ、流石だな。」

 

ボールは鬼道へと渡った。鬼道は半田を抜いて寺門、佐久間と

 

「デスゾーンV2!!」

 

を撃ってきた。

 

「真・ゴットハンド!!!」

 

を円堂は使いデスゾーンを止めた。そのまま染岡にパスをして、

 

「ドラゴンクラッシュV2!!」

 

を撃った。

 

「パワーシールドV2!!」

 

と、ボールが拮抗してるところに豪炎寺が、

 

「ファイアトルネード!!」

 

を使ってパワーシールドを打ち破った。

 

「ゴールゥゥゥ!!前半5分雷門先制です!!1対0です!!このまま波に乗れるのかぁ〜!?」

 

試合再開と同時に大貫が攻めあがってきた。俺との1対1で"五感剥奪"を使わずにドリブルしてきた。"天帝の目"を使い奪おうとしたが、"天帝の目"には突っ込んでくる大貫の姿しか映らなかった。

 

「おぉぉぉぉぉぉ、終焉の龍ニーズヘック!!」

 

と化身をだして、俺に突っ込んできたのだ。俺はそのまま吹き飛ばされてしまった。大貫はそのまま化身を解除して、

 

「デスドロップ!!!」

 

を撃ってきた。円堂が

 

「ゴットハンドW!!」

 

を使って止めようとしたが、止めることができずボールはゴールに突き刺さった。

 

「ゴールゥゥゥ!!雷門の先制点からわずか1分で大貫がシュートを決めたァァァ!!1対1の同点で振り出しに戻ったァァァ!!」

 

くそ、大貫の野郎前戦った時よりも強くなってやがる。予定よりは、早いがあの技を使うか。

 

染岡が少林にパスをして、少林は俺にパスをしてきた。俺は"天帝の目"を発動して佐久間を抜いた。更に、

 

「偽・アグレッシブビート!!」

 

を使い鬼道も抜いて、

「行くぞ、染岡!!」

 

「おう!謙志!!」

 

「「Wドラゴンクラッシュ!!」」

 

「ゴールはやらせん!フルパワーシールドV2!!」

 

シュートはフルパワーシールドによって止められてしまったが、跳ね返ったボールを豪炎寺が奪った。俺は豪炎寺に目線を送った。豪炎寺は俺の意図を理解したようで

 

「ファイアトルネード!!」

 

を撃った。それはシュートではなく、俺のところに向かってきた。

 

「おぉぉぉぉ、偽・ツインブースト!!」

 

を撃った。鬼道達は驚いていた。しかし

 

「フルパワーシールドV2!!」

 

によって止められてしまった。源田はそのままボールを前線にいた鬼道にパスをだした。鬼道は

 

「行くぞ、佐久間、寺門!」

 

「「おう!!」」

 

「皇帝ペンギン2号V3!!!」

 

を撃った。予想はしてたが皇帝ペンギンは進化していた。円堂は

 

「真・ゴットハンドW!!」

 

を使ったがゴットハンドWはそのまま破壊されてしまい、ゴールを許してしまった。

 

「ゴールゥゥゥ!!帝国、追加点だァァァ!!前半10分、2対1で帝国王者のプライドを見せつけたァァァ!!」

 

キックオフから染岡がそのまま俺にパスをしてきた。ボールを受け取り、ディフェンスにきた佐久間を"天帝の目"を使って抜いた。こうなってくると、俺の奥の手を使うしかない。こんなに早く使うと体力が心配だが、試合の勝敗には変えられないので仕方ない。

 

 

 

 

その時俺の世界が一変した。




白熱してると幸いです。
次回は試合が更にヒートアップします。
楽しみに待っててください。

また、活動報告にて、オリキャラ募集を行っております。
是非ご応募ください。

誤字脱字報告、お気に入り登録、感想お待ちしております。


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

VS帝国 ゾーン!!

どうも、パンナコッタ吹雪です。
通算UAが遂に10000を突破しました。
これも読者の皆様のおかげです。
ありがとうございます。

それでは16話です。
主人公が無双します。
楽しんでいってください。


俺の世界が一変して、俺の体からは今までにない力が溢れている。寺門がボールを奪いにきたが、俺は難なく寺門を躱した。そのままドリブルをしてると、鬼道がディフェンスにきたが、

 

「原田ァ、小学校時代の戦績は俺の方が強かった。止めてやる!」

 

「今の俺をあの時と同じと思わない方がいいぜ。」

 

と俺は超スピードで右、左に動き鬼道を抜いた。まあ、バスケで言う所のアンクルブレイクだ。鬼道は俺の動きに着いてこれず倒れた。

 

「なんて緩急だ。」

 

俺はそのままスピードを緩めず、大野を躱した。そこに五条が

 

「キラースライド!!」

 

を使って俺を止めにきたが、俺はキラースライドをジャンプで回避し、ゴール前までボールを運んだ。

 

「おぉぉぉぉ」

 

と足に炎を纏ったので

 

「ファイアトルネードか?」

 

と源田が言った。

 

「違うさ。ファイアウィンド!!!」

 

と、右足に炎を纏ったままマッハウィンドを撃った。これがファイアウィンドだ。これならWドラゴンクラッシュよりも遥かに強いシュートだろう。

 

「どんな技だろうが止めるまでだ!フルパワーシールドV2!!」

 

ファイアウィンドは、フルパワーシールドを打ち破りゴールへと突き刺さった。

 

「ゴールゥゥゥ!!前半15分、雷門追いついたァァ!!決めたのはこの男、"皇帝"原田謙志だァァ!!2対2の同点です。」

 

「原田、何をしたんだ?その圧倒的な強さは?」

 

「教えてやるよ。俺は

 

 

 

ゾーンに入ったのさ。」

 

「ゾーンだと!?」

 

「ああ。」

 

「だが、ゾーンは入ろうと思って入れるものじゃないぞ!」

 

「そうだな。だが、俺はその常識を打ち破った。それだけだ。」

 

帝国のキックオフから試合が再開した。ボールは佐久間、寺門、鬼道、大貫へと渡った。大貫は"五感剥奪"を使ってきたが、ゾーン状態の俺の"皇帝の世界"には通用しない。俺は大貫からボールを奪い、豪炎寺にパスをした。豪炎寺はダイレクトで染岡にパスをした。

 

「「行くぞ!ドラゴントルネードォォ!!」」

 

「止める!!フルパワーシールドV3!!」

 

フルパワーシールドにより、ドラゴントルネードは止められてしまった。源田は、鬼道にパスをして、鬼道はドリブルをしてきた。

 

「見せてやろう、イリュージョンボール!!」

 

を使って半田を抜いた。そのまま俺のところにきて、

 

「イリュージョンボール!!」

 

を使ってきたが、"天帝の目"を発動してボールが一つになる場所を読んで、ボールを奪った。俺はその時、ゾーンを解いた。理由は体力の消耗を抑えるためだ。そして、"天帝の目"を発動したままドリブルで攻めあがった。万丈を抜いた後、染岡と

 

「「Wドラゴンクラッシュ!!」」

 

を撃った。しかし、

 

「フルパワーシールドV3!!」

 

によって止められてしまった。ボールは大貫へと渡った。

 

「キラースライド!!」

 

と土門がディフェンスをしにいったが、大貫に抜かれてしまった。大貫は

 

「デスドロップ!!」

 

を撃ってきた。そこに壁山が、

 

「ザ・ウォール!!」

 

を使いシュートブロックをしたが止められず、ボールはゴールへと向かった。円堂は

 

「マジン・ザ・ハンド」

 

と、右手を心臓のある胸に当ててパワーを伝えて繰り出したが、俺の知っているような魔神は出てこなかった。しかし、パワーだけでも何とかデスドロップを無効化して弾いた。

 

帝国のコーナーキックから試合が再開されボールは鬼道へと渡った。

 

「皇帝ペンギン2号V3!!」

 

「マジン・ザ・ハンド」

 

と円堂はマジン・ザ・ハンドを失敗したが、何とか止めていた。てか、失敗しても止めれるのってマジン・ザ・ハンドどんだけ強いんだよ!!鬼道達は驚いていた。

 

ボールを風丸にパスして、風丸がドリブルで攻めあがる。成神がディフェンスにきたが、

 

「疾風ダッシュ!!」

 

で抜いた。そのまま豪炎寺にパスを出して豪炎寺は

 

「爆熱ストーム!!」

 

撃った。

 

「フルパワーシールドV3!!」

 

を源田は使ったが、爆熱ストームはフルパワーシールドを打ち破りゴールへと向かった。しかし、大貫がゴールへと飛び込んできて、

 

「終焉の龍ニーズヘック!!ブラックロアー!!」

 

により、跳ね返された。ブラックロアーは物凄い威力で壁山がザ・ウォールで、シュートブロックをしたが止められず、俺もファイアウィンドでシュートブロックしたが逆に俺が吹き飛ばされた。しかし、威力は充分弱めることが出来た。

 

「真・ゴットハンドW!!」

 

を円堂が使いシュートを止めた。それを見ていた鬼道が

 

「こうなったら、帝国の集大成を見せるしかないな。」

 

と言っていた。




技解説
【ファイアウィンド】
シュート
属性・火
TP・46
威力は爆熱ストームと同じくらい。

マッハウィンドとファイアトルネードを1人で合体させた技。炎の風が相手を焼き尽くす。



いかがでしたか?
楽しんで頂けたなら幸いです。
次回は鬼道が何かをやります。
楽しみにしててください。

活動報告にて、オリキャラ募集を行っております。
是非ご応募お願いします。

誤字脱字報告、お気に入り登録、感想お待ちしております。


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

VS帝国 天才の戦術

どうも、パンナコッタ吹雪です。
通算UAが11000を超えてて驚きです。
読者の皆様ありがとうございます。
これからも応援よろしくお願いします。


それでは第17話です。
楽しんでいってください。


円堂が大貫のシュートを止めて土門へとパスをした。土門は逆サイドに開いていた半田にパスをして、半田はフリーのままドリブルで攻めあがった。そこに五条が

 

「キラースライド!!」

 

でディフェンスしにきて、ボールを奪われた。五条はそのまま鬼道へとボールを渡し、鬼道は少林を

 

「イリュージョンボール」

 

を使って抜いた。鬼道はボールを寺門へと渡した。更に、ボールは大貫、佐久間、咲山、成神へと渡っていった。帝国はパスサッカーへと切り替えたのだ。そのパススピードは物凄く早く簡単に奪えるものでもなかった。壁山などを筆頭にディフェンス陣は頑張ったが遂に陣形が崩された。寺門がフリーのままボールを受け取り、

 

「百裂ショット!!」

 

を撃ってきた。円堂は

 

「ゴットハンド!!」

 

を使い止めた。カウンターによる速攻をしたが、俺や豪炎寺にはマークが厳しくてボールが入ってこない。半田が

 

「ローリングキック!!」

 

を使いパスをした。それを染岡が

 

「ドラゴンクラッシュV2!!」

 

を使ってシュートチェインした。ちょうど御影専農戦の時と同じ形だ。違うのは染岡のドラゴンクラッシュの威力だろう。しかし、そこは王者帝国、源田が

 

「フルパワーシールドV3!!」

 

を使いいとも容易く止めてしまった。源田は洞面へとパスをして再びパスサッカーが始まった。俺はボールを奪おうと思えば奪えるが、大貫にマンマークをされているため奪いにいけなかった。そのまま帝国のパス回しは続き雷門のメンバーは疲れさせられるだけの試合展開が続いた。鬼道がフリーになり、佐久間、洞面と

 

「皇帝ペンギン2号V3!!」

 

を撃ってきた。壁山がシュートブロックに入ったが、技を出す暇もなく、壁山は吹き飛ばされた。だが、今のでシュートの威力は少しは削れただろう。円堂が

 

「真・ゴットハンドW!!」

 

を使い止めた。円堂は風丸にボールをパスして、風丸は寺門を

 

「疾風ダッシュ!!」

 

を使い抜いた。更に加速して、成神を抜き去った。左サイドから中へと切り込んでいき、豪炎寺をマークしてた万丈が風丸にディフェンスしにきた。そのタイミングを待ってたかのように風丸は豪炎寺へとパスをだした。ボールは豪炎寺へと渡った。豪炎寺は

 

「爆熱ス「撃たせねえよ!」くそ!!」

 

と大貫がシュートを撃つことを許さなかった。豪炎寺は俺にボールをパスしてきた。

 

「決めてやる!ファイアウィンド!!」

 

を撃ったが、大貫の

 

「デスドロップ!!」

 

によるシュートブロックによってボールはエリア外へと飛んでいった。

 

スローインは半田から染岡へとボールが渡ったが五条の

 

「キラースライド!!」

 

によって染岡はボールを奪われた。五条は鬼道へとボールを繋ぎ、佐久間、洞面、寺門へとパスを回し始めた。ボールは大貫に渡って

 

「デスドロップ!!!」

 

を撃ってきた。誰もシュートブロックに行けず、円堂が

 

「マジン・ザ・ハンド」

 

を使ったが、失敗作のため、シュートを弾くのが精一杯だった。それからも帝国の波状攻撃は続き、シュートを防ぐのに、俺達は精一杯だった。洞面から何とかボールを奪い、豪炎寺へとパスをした。豪炎寺はマークにつかれてるためかダイレクトで染岡にパスをした。染岡は

大野のことを抜くと

 

「ドラゴンクラッシュV2!!」

 

を撃った。しかし、源田に

 

「フルパワーシールドV3!!」

 

を使われ止められてしまった。源田はボールを鬼道にパスし、鬼道から寺門へとボールが渡った。

 

「行くぞ!デスゾーンV2!!」

 

を撃ってきた。更に、鬼道がデスゾーンを

 

「ツインブースト!!」

 

を使いシュートチェインしてきた。シュートは物凄い威力だった。壁山が

 

「ザ・ウォール!!」

 

でシュートブロックしたが止められず、円堂は未完成の

 

「マジン・ザ・ハンド」

 

を使い止められなかった。しかし、そこは円堂、すぐに

 

「熱血パンチ!!」

 

を使い何とか弾いた。

 

「くそ、完成してないマジン・ザ・ハンドじゃ止められないのか...」

 

「いや、円堂。止められなくても、ゴールに入れなければいいんだ。」

 

「止められなくても、ゴールに入れなければいい?」

 

「ああ。」

 

「分かった。謙志。俺やって見るよ。」

 

「頼むぜ、キャプテン!!」

 

「おう!!」

 

帝国のコーナーキックから試合が再開されボールは大貫へと渡った。

 

「デスドロップ!!」

 

とシュートが迫る。

 

《side円堂》

 

謙志に「止められなければ、ゴールに入れなければいい」と言われて悩んでた。大貫の撃った、デスドロップが迫ってくる。どうする。どうすればいい。と考えていると、源田のフルパワーシールドが思い浮かんだ。自ら止めるのでなく衝撃波として技を使う。しかし、衝撃波では簡単に破られてしまう。そう思った時、「止められなければ、ゴールに入れなければいい」という謙志の言葉を思い出した。やっと分かった。そして、俺はゴットハンドの構えをとった。

 

「ゴットハンドじゃ無理っす。」

 

と壁山の声が聞こえる。知ってるさ。だから、俺は拳を地面に叩きつけた。すると、黄金に輝く光の球体が俺を包み込み、デスドロップをゴールバー上へと逸らしていった。

 

《sideout》

 

円堂のやろう、まさかゴットハンドをあんな使い方するなんて。イジゲン・ザ・ハンドとは違う。ただゴットハンドのエネルギーを地面に叩きつけるだけ。名付けるなら、

 

「名付けるなら、ゴットキューブです。」

 

とベンチで目金が言っている。そうだな。それがいい。

 

 

鬼道達も驚いている。ゴールキックから試合が再開しボールは豪炎寺へと渡った。

 

「円堂が止めたこのボール絶対決める!爆熱ストームゥゥゥ!!」

 

「フルパワーシールドV3!!何!?」

 

と爆熱ストームはフルパワーシールドを撃ち破った。そのままゴールかと思ったら源田が

 

「まだだ。パワーシールドV2!!」

 

を使い爆熱ストームを止めた。

 

「何!?」

 

「良くやったぞ、源田!!」

 

「当然だ。帝国のゴールは割らせん!!」

 

源田は鬼道にパスをし、パスサッカーにより、ディフェンスラインが崩された。

 

「行くぞ!」

 

「「おう!!」」

 

「皇帝ペンギン2号V3!!」

 

「ゴットキューブ!!」

 

により、円堂は皇帝ペンギン2号を逸らした。

 

「これでも無理か!?」

 

ボールは栗松、半田、染岡に渡り、染岡と豪炎寺が

 

「「ドラゴントルネード!!」」

 

を撃ったが、源田の

 

「フルパワーシールドV3!!」

 

に止められてしまった。ボールは五条に渡り、五条がマックスを抜いた後、鬼道へとパスをだした。

 

「この技は足の怪我もあるため使いたく無かったのだが仕方ない。行くぞ!円堂!!エクステンドゾーン!!!」

 

おい待て鬼道!!何で影山の甥の影山輝の技使えるんだよ!!という俺の思いは届かず、シュートが円堂へと襲いかかった。

 

「ゴットキューブ!!」

 

を円堂は使ったが破られてしまった。

 

「ゴールゥゥゥ!!帝国追加点だァァァ!!そして、ここで前半終了!!3対2で帝国リードでハーフタイムに入ります。」

 




必殺技解説
【ゴットキューブ】
キャッチ
属性・山
TP・45
威力はマジン・ザ・ハンドより少し下。

ゴットハンドを地面に叩きつけてイジゲン・ザ・ハンドの様な球体を作ってシュートを逸らす。イジゲン・ザ・ハンドの様にジャンプせずただゴットハンドのエネルギーを叩きつけて出す技。



いかがでしたか?
楽しんで頂けたなら幸いです。
ゴットキューブは正直ネーミングセンスの欠片も無いような技です。


活動報告にて、オリキャラ募集を行っております。
期間は7月一杯なので是非ご応募ください。

次回は帝国戦後半スタートです。
楽しみに待っててください。
誤字脱字報告、お気に入り登録、感想お待ちしております。


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

VS帝国 究極のパス

どうも、パンナコッタ吹雪です。
第18話です。
楽しんでいってください。


「すまないみんな。」

 

とハーフタイム中のミーティングは円堂の謝罪から始まった。

 

「いや、円堂のせいじゃない。」

 

「そうだ。点を取れない俺達フォワード陣にも責任はある。」

 

「悔しいが豪炎寺の言う通りだ。」

 

「まあ、結論円堂だけのせいじゃないということで。」

 

と上から、風丸、豪炎寺、染岡、俺の順だ。

 

「でも、俺が止められないから。」

 

「実際、デスドロップや皇帝ペンギン2号を止めたじゃないか。」

 

「でも、鬼道のエクステンドゾーンは...」

 

「円堂、あれはゴットキューブでは無理だ。あれは今雷門撃てるシュート技の最高峰である爆熱ストームと同じくらいの威力がある。」

 

「じゃあどうすればいいんだ?」

 

「マジン・ザ・ハンドを後半中に完成させるしかないだろ!」

 

「分かった、謙志、皆。俺、マジン・ザ・ハンドを完成させるよ。いや、させてみせる!」

 

「その意気だ。円堂。」

 

「だが、あのパス回しはどうやって止めるんだ?あれを止めないとフォワードにボールを回せないぞ。」

 

「簡単だ。パス回しをさせなければいい。」

 

「どうやって?」

 

「徹底的なマンマークだ。自分のマークにボールがきたら本気で奪いにいけ。」

 

「分かった。」

 

「後、あるタイミングで俺達が練習してたアレをやるぞ。」

 

「分かった。」

 

「おう。」

 

「分かったッス。」

 

「じゃあ、後半はりきって行こう!!」

 

「「「おう!!」」」

 

グランドに戻る前、円堂がバックを漁っていた。

 

「何してんだ?」

 

「じいちゃんのグローブにグローブを変えるんだ。」

 

「そうか。きっと円堂のじいちゃんも力を貸してくれるよ。」

 

「ああ!」

 

そして、後半が始まった。寺門が鬼道へとパスをして、パスを回し始めた。

 

「今だ。1人1人を徹底的にマークしろ!!」

 

と風丸が指示をだした。すると、雷門ディフェンス陣は帝国のオフェンス陣1人1人にマークした。

 

「ほーう、対策を練ってきたか。だが、帝国は個の力も強いぞ。寺門!!」

 

と鬼道が言うと、寺門が風丸に1対1を仕掛けた。寺門は風丸を抜こうとするが、逆に風丸が寺門からボールを奪った。

 

「何!?」

 

「鬼道、残念だが雷門は帝国と比べても遜色のないチームだぞ。」

 

「クッ...」

 

風丸はボールを持って攻めあがった。ディフェンスに来た大野を

 

「疾風ダッシュ!!」

 

を使い抜いた後、ボールを俺に預けてきた。

 

「頼むぞ、謙志!!」

 

「任せとけ!!おぉぉぉぉぉ、ファイアウィンド!!」

 

「絶対止める!!何!?」

 

俺のファイアウィンドは空高く飛んでいった。

 

「シュートではなく、パスだと!?」

 

そこに豪炎寺が

 

「受け取ったぞ謙志!おぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ、爆熱ストームゥゥゥゥゥゥゥ!!!」

 

「止める!フルパワーシールドV3!!」

 

ボールは拮抗しあうことなく、ゴールへと突き刺さった。

 

「ゴールゥゥゥ!!雷門追いついたァァァァァ!3対3です!!」

 

帝国ボールから試合は再開し、鬼道が少林を

 

「イリュージョンボール!!」

 

で抜き、大貫へとパスをだした。そこに土門がディフェンスにいき

 

「キラースライド!!」

 

を使ったが、簡単に抜かれた。

 

「このシュートは決めてやる!デスドロップ・・・G2!!」

 

進化しただと。進化したデスドロップは円堂に襲いかかった。

 

「止めてみせる!マジン・ザ・ハンド」

 

と、失敗作のマジン・ザ・ハンドを円堂はだしたが、破られてしまった。

 

「まだだ!熱血パンチ!!」

 

を使ったが、止められなかった。しかし、俺がゴールに飛び込み、デスドロップを蹴り返した。俺は吹き飛ばされたが、ボールは何とか跳ね返せた。

 

「大丈夫か、謙志?」

 

「俺の心配はいい。集中しろ!」

 

「分かった。」

 

フィールドを見るとボールは栗松が持ってたが、鬼道に奪われてしまった。

 

「これで突き放す。エクステンドゾーン!!!」

 

を撃ってきた。

 

《side円堂》

 

どうすれば止められる。そう思った時、円堂は左手に違和感を感じた。左手を見るとグローブが焦げていた。そこに鬼道がエクステンドゾーンを撃ってきた。俺は左回転に体を捻った。

 

 

(じいちゃんはマジン・ザ・ハンドを左手で出していたんだ!それはパワーを集め、それを手に伝える心臓が身体の左側にあるから!なら、そのパワーを右手に100%伝えるにはこうすりゃあ良いんだ!)

 

《sideout》

 

円堂がボールに背を向けて体を捻った。体の捻りを戻して右手を掲げると、円堂の背中から魔神が出てきた。

 

「これが俺のォォ、マジン・ザ・ハンドだァァァァァ!!」

 

マジン・ザ・ハンドはエクステンドゾーンを止めた。

 

「何!?」

 

と、鬼道だけでなく帝国の選手全員が驚いていた。

 

「やったな円堂!」

 

「ああ。これでゴールは俺に任せとけ!!得点は頼むぞ。」

 

「もちろんだ!!」

 

円堂は俺にボールを渡してきた。

 

「皆、必殺タクティクス行くぞ!!!」

 

「「「おう!!」」」

 

俺は少林にパスをだした。少林はディフェンスにきた成神を簡単に抜いた。

 

「戻せ!」

 

「謙志先輩!」

 

と少林は俺にボールを戻してきた。俺はそのまま染岡にパスをした。染岡は五条と大野を二人抜きして、俺にボールを戻してきた。俺はそのまま豪炎寺にパスをだした。豪炎寺も、万丈を軽く抜いた。豪炎寺はその後、染岡にパスをだした。そのまま2人で

 

「ドラゴントルネードォォ!!」

 

を撃った。源田は

 

「止める。フルパワーシールドV3!!何だこのパワーは先程より、遥かにパワーアップしてるだと!?」

 

そのままボールはフルパワーシールドを破り、ゴールへと突き刺さった。

 

「ゴールゥゥゥ!!4対3、4対3です!!雷門逆転しました!!」

 

「原田、何をしたんだ?先程よりも雷門のメンバーの動きが良くなってるぞ!」

 

「俺はただ"究極のパス"をだしただけさ。」

 

「究極のパスだと?」

 

「ああ。このパスを受けた者は擬似的ゾーンに入れる。」

 

「何!?しかし、それは諸刃の剣じゃ。」

 

「だから、使うタイミングは重要だ。しかし、これが出来れば大きな力になる。再開だ。本気でこい鬼道!!」

 

「フッ、勝つのは我々帝国だ。」

 

試合再開と同時に鬼道はロングで

 

「エクステンドゾーン!!」

 

を撃ってきた。それを大貫が、

 

「デスドロップG2!!」

 

を使ってシュートチェインをした。そのシュートは物凄い威力だ。化身シュートとはいかないが、それと同レベルの力を感じる。

 

「おぉぉぉ、マジン・ザ・ハンドォォォ!!」

 

を円堂は使った。

 

「グググ、」

 

と円堂は押されてる。そこに壁山と栗松が助けに入った。トリプルディフェンスのマジン・ザ・ハンド版だ。それにより、何とかシュートを止めた。

 

「何!?」

 

鬼道は驚いていた。帝国最強のシュート同士をシュートチェインしたシュートを止められたからである。(化身ぬきだが。)

 

円堂はそのまま染岡にパスをだした。しかし、染岡は五条、大野、万丈の3人のディフェンスにより、ボールを奪われてしまった。

 

《side???》

その光景をサポーター席で見守っている謎の人物がいた。その人物は、鬼道を見て、ニヤリと笑った。




どうでしたか?
楽しんで頂けたなら幸いです。
サポーター席で試合を見守っている人物は誰なのか?
次回で帝国戦は終わりの予定です。(変更無ければ)
楽しみに待っててください。
誤字脱字報告、お気に入り登録、感想お待ちしております。
出来れば評価して頂くと、作者の励みになるのでお願いします。


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

VS帝国 激闘を制す者

どうも、パンナコッタ吹雪です。
遅れて申し訳ございません。
通算UAが12000を超えて作者は感無量です。
それでは19話楽しんでいってください。


《side???》

私は鬼道のことを見ていた。試合はお互いが攻めきれずに膠着状態に入った。私が思うにこの膠着状態を破れるのは転生者だけだろう。しかし、私の力を使えば違う。語りかけるか。問題を抱えし者に。

 

《sideout》

 

《side鬼道》

 

『やあ、鬼道有人君。』

 

「誰だ?どこにいる?」

 

『君の心に直接語りかけているんだ。名前はルシフェルだ。』

 

「ほーう、そのルシフェル様が何の用だ?」

 

『貴様はこの試合、負けると妹と暮らせなくなるのだろう?』

 

「何故それを!?」

 

『私に忠誠を誓え。そうすれば力を与えてやる。圧倒的な力を。』

 

「...」

 

『どうした?答えろ。』

 

「いらない。そんな力はいらない。」

 

『残念だ。まあ、貴様に拒否権は無かったのだがな。』

 

「何!?やめろォォォ!!」

 

《sideout》

 

鬼道が突然叫び倒れた。しばらく経つと立ち上がり、審判に

 

「大丈夫です。」

 

と言ったので試合が再開された。スローインから寺門、佐久間、鬼道へとボールが渡った。鬼道はボールを受け取ると笑った。

 

「雷門、潰す。」

 

といい、近くにいたマックスにドリブルで突っ込みマックスを吹き飛ばした。更に、俺の方へと向かってくる。"天帝の目"を使い、鬼道からボールを奪おうとしたが、奪えない。仕方ないので抜かれないことを意識してると

 

「おい、転生者!お前ら邪魔なんだよ。」

 

と鬼道が言ってきた。俺は何故鬼道がその事を知ってることに驚いた。しかし、本当に驚かされるのはこれからだった。

 

「お前に見せてやるよ。俺の力を。喰種化!!」

 

と鬼道が叫んだ。東京喰種の喰種のように赫子は出てないのだが、一目で鬼道がパワーアップしてる事に気づいた。喰種化した鬼道に俺は吹き飛ばされた。鬼道はそのまま駆け上がり、ゴール前まできた。

 

「エクステンドゾーン!!」

 

を撃ってきた。しかも喰種化により、化身シュートほどではないが、威力も跳ね上がっている。円堂が

 

「マジン・ザ・ハンドォォ!!」

 

を使ったが、止めることができずボールはポストに当たって跳ね返った。それを鬼道が拾い、もう一度

 

「エクステンドゾーン!!」

 

を撃ってきた。円堂は立ち上がったがボールとともにゴールに突き刺さった。

 

「円堂、平気か?」

 

「ああ、それにしても鬼道のヤツあんな凄い技を隠してるなんて。」

 

「円堂、次は化身を使え。」

 

「えっ、でも体力が」

 

「そしたら俺達がカバーする。」

 

「分かった。」

 

『おい、神。何で鬼道が喰種化を使えるんだ?まさか転生だけでなく憑依とかさせてんのか?』

 

『違うぞ。そんなことはしておらん。じゃが、不味いことになったのう。』

 

『何がだ?』

 

『鬼道とヤラにルシフェルが干渉しておる。』

 

『何だそいつ?』

 

『ワシら神に逆らった天使じゃ。まさかイナズマイレブンの世界に逃げておるとわ。』

 

『で、それと、これがどういう関係なんだ?』

 

『ルシフェルが鬼道を洗脳しておる。』

 

『どうすれば洗脳を解けるんだ?』

 

『洗脳の解き方は洗脳されてる者の記憶を覚醒させない限り洗脳は解けないのじゃ。じゃが、記憶を覚醒させるのは難しいぞ。』

 

『やってやるよ。だからそこで見てな!』

 

雷門のキックオフで試合が再開し、ボールは少林に渡った。少林はディフェンスにきた寺門を

 

「竜巻旋風!!」

 

を使って抜いた。少林は豪炎寺へとパスをだしたが、喰種の力を宿した鬼道にパスカットされてしまった。鬼道はそのままドリブルで突っ込んできた。俺は"天帝の目"を発動して、鬼道の来るルートに待ち構えたが、鬼道に吹き飛ばされてしまった。鬼道はそのまま壁山、風丸を抜き

 

「エクステンドゾーン!!」

 

を撃ってきた。円堂は

 

「おぉぉぉぉぉ、魔神グレイトォォォ!!」

 

を使い

 

「グレイト・ザ・ハンドォォォォ!!」

 

を使った。グレイト・ザ・ハンドはエクステンドゾーンを止めた。円堂は俺にパスをだしてきた。俺は"天帝の目"を発動し、ディフェンスにきた洞面、大野を抜いた。しかし、鬼道が俺の前に立ち塞がった。鬼道が俺のボールを奪おうとしてきたが、俺は"天帝の目"を使ってるため、ボールは奪われなかった。

 

「おっーと、ゴール前で原田と鬼道が激しいボールの奪い合いをしているぞぉぉ!この勝負、どちらに軍配が上がるのか?」

 

と、実況が言っている。まあ、それはいい。俺は

 

「偽・アグレッシブビート!!」

 

を使い、鬼道を抜いた。そのまま

 

「おぉぉぉ、熾天使セラフィム!!フレイムスプレッド!!」

 

と化身シュートを撃った。源田が

 

「フルパワーシールドV3!!」

 

を使って対抗してきたが、フレイムスプレッドはフルパワーシールドを打ち破り、ゴールへと突き刺さった。

 

「ゴールゥゥゥ!!雷門再び突き放したァァ!!5対4です!!」

 

その後帝国のキックオフで試合が再開した。

 

《sideルシフェル》

 

転生者にゴールを奪われた。このままでは負けてしまう。円堂も化身を使い、鬼道のシュートを止めてくるし。プロトコルオメガめ。余計なことをしやがって。この時代でやることをやったら、未来に行き、滅ぼしてやる。まあ、今は転生者をどうにかしないとな。帝国にいる転生者を使うか。

 

《sideout》

 

帝国はキックオフと同時に鬼道が攻めあがってきた。鬼道は染岡、少林、俺、壁山をドリブルで吹き飛ばし、大貫にパスをだした。

 

「決めろ!大貫!!」

 

「ハァァァ、終焉の龍ニーズヘッグ!!ブラックロアー!!」

 

と大貫はブラックロアーを撃ってきた。円堂は

 

「魔神グレイトォォォ!!グレイト・ザ・ハンドォォォ!!」

 

を使ったが、そこに鬼道が

 

「エクステンドゾーン!!」

 

を使ってきて、グレイト・ザ・ハンドは破られてしまった。

 

「ゴールゥゥゥ!!5対5です。円堂、ブラックロアーを止めかけましたが、鬼道のシュートチェインにより、点を許してしまったァァ。残り時間は後5分。果たしてこの試合どちらが勝つのか?」

 

試合が再開しボールが俺に回ってきた。俺は佐久間を"天帝の目"を発動して抜いた。そこに鬼道がディフェンスにきた。

 

「おい、鬼道。いつまでも操られてんじゃねえ。」

 

「黙れ転生者。」

 

(クソ。今の俺じゃ鬼道を洗脳から解放出来ないのか...

 

 

いや、出来る。そのための原作知識だ。)

 

「鬼道、お前はそんなサッカーをしてまで妹を、いや、音無と暮らしたいのか?」

 

「そうだ。いや、違う。春奈は俺がこんなサッカーをしてまで一緒に暮らそうとは思わないはずだ。出ていけ!ルシフェル!!」

 

『何!?』

 

と、鬼道から黒いモヤが飛び出し消えていった。

 

「ありがとう、原田。」

 

「いや、当然のことをしたまでだ。」

 

「だが、試合の勝敗は別だぞ。」

 

「分かってるよ。」

 

と、俺と鬼道は1対1を再開した。俺は"天帝の目"を発動して、更に、ゾーンに入った。鬼道に右、左と強烈な緩急でフェイントを仕掛けたが、鬼道は体制を崩さなかった。

 

「俺に同じ手が通用すると思うなよ!」

 

「さすが天才ゲームメイカーだな。」

 

鬼道はそのまま俺からボールを奪おうとしたが、俺は右足のインサイドでもち、左足の後ろを通してターンした。俗に言うクライフターンだ。それにより鬼道のことを抜いた。そのまま

 

「おぉぉぉぉぉ、熾天使セラフィム!!フレイムスプレッド!!」

 

を撃ったが、そこに大貫が

 

「おぉぉぉぉぉ、終焉の龍ニーズヘッグ!!ブラックロアー!!」

 

を使いシュートブロックをしてきた。フレイムスプレッドはブラックロアーを辛うじで破ったが威力はなくなり源田に止められてしまった。源田はそのまま鬼道にパスをした。鬼道はディフェンスにきた少林を

 

「イリュージョンボール!!」

 

を使って抜いた。更に、大貫とワンツーをしながら壁山、風丸、栗松を抜き去り、そのまま

 

「「ジョーカーレインズ!!!」」

 

を撃ってきた。あれ、それって神童と剣城の2人技じゃないですか?ここで使っちゃダメでしょ。ああ、真・帝国が可愛そうだ。

 

 

そのままジョーカーレインズはゴールへと向かう。円堂は

 

「おぉぉぉぉぉ、マジン・ザ・ハンドォォ!!」

 

を使った。二つの技のぶつかり合いにより、物凄い突風がグランドを駆け巡った。だんだん円堂が押されてきている。やばい。と思った時、マジン・ザ・ハンドが一瞬強烈な光を放ち、視界が光に覆われた。

 

 

目が見えるようになると、円堂はボールを止めていた。そして、円堂はボールを俺にパスしてきた。俺はそのまま駆け上がり、豪炎寺へとボールをパスした。

 

「豪炎寺、今の俺とお前ならアレができるはずだ。」

 

「やってみるか。」

 

「「おぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ、ファイアトルネードDD!!!」」

 

「ゴールやらん。フルパワーシールドV3!!」

 

を源田は使ってきた。しかし、ファイアトルネードDDはフルパワーシールドを簡単に突き破った。そこに鬼道と大貫がシュートブロックにきたが、ファイアトルネードDDに吹き飛ばされた。

 

「ゴールゥゥゥゥゥ!!そして、ここでホイッスルゥゥゥ!!雷門6対5で帝国に勝ちました。雷門全国大会出場決定です!!」

 

「俺達の勝ち?」

 

「ああ、帝国に勝ったんだ。」

 

「やったッスー!!」

 

と雷門イレブンは心から勝利を喜んだ。そこに

 

「負けたよ。ひとまずおめでとう。」

 

「俺達、帝国の分も全国で戦って優勝してくるからな。」

 

と円堂が言うと鬼道は不思議そうな顔をした。

 

「おい、バカ円堂。帝国は去年のフットボールフロンティア優勝校だから全国大会に出れるぞ。」

 

「「「えっ〜!!」」」

 

と豪炎寺以外の叫び声が響いた。

 

「皆知らなかったのかよ。」

 

「アハハ、じゃあ、鬼道。次は全国で戦おうぜ!!」

 

「当然だ!!次は勝つからな!」

 

となり、俺達は帝国学園から雷門中へと帰った。雷門中に着くと、円堂が

 

「打ち上げだァァ!!」

 

と言い、雷雷軒へと向かった。




どうでしたか?
楽しんで頂けたなら幸いです。
次回からしばらく日常回なので短い予定です。
オリキャラ募集が終わり次第フットボールフロンティア本戦に入っていきます。

上記の通りオリキャラ募集を活動報告にて行っております。
期限は7月一杯なので是非ご応募ください。

誤字脱字報告、お気に入り登録、感想お待ちしております。
出来れば評価して頂くと、作者の励みになるので評価のほどお願いします。


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

後日談

どうも、パンナコッタ吹雪です。
今回短めです。
それでは20話楽しんでいってください。




雷門が帝国に勝って地区予選に優勝してから1週間が経った。その間に、打ち上げを行ったりなど色々とした。そして、今は練習をしている最中だ。

 

「ファイアウィンド!!」

 

と俺がシュートを撃つと、円堂が

 

「マジン・ザ・ハンド!!」

 

を使い、俺のファイアウィンドを止めた。

 

「やるな、円堂。」

 

「謙志こそいいシュートだったぜ。」

 

「じゃあ、これは止められるかな?行くぞ、豪炎寺!!」

 

「ああ。」

 

「「ファイアトルネードDD!!」」

 

「マジン・ザ・ハンド!!」

 

を円堂はだしたが、今回はファイアトルネードDDがマジン・ザ・ハンドを打ち破った。

 

「いや〜、強いシュートだな。豪炎寺、謙志。」

 

「当たり前だ。」

 

「俺が思うに、雷門の最強シュートだと思うよ。」

 

とこんな感じでシュート練習が終わり、練習は終わった。

 

 

 

家に帰ってから、俺はいつものようにランニングコースを"天帝の目"を使って、走っていた。なぜなら"天帝の目"使用時に体力の消費が通常より、多いからだ。全国のことを考えると"天帝の目"には慣れとくべきだと思い、このようなことをしている。そんな時、駄菓子屋の前に来ると、鬼道と大貫に会った。

 

「よう、鬼道、大貫。俺ランニング中だからじゃあな。」

 

と自然に挨拶をしたら、鬼道が

 

「止まれ!」

 

と命令口調で言ってきた。

 

「何だよ?」

 

「この前の件についてだ。」

 

「何のことかな?」

 

「あ〜、原田君だっけ?俺も神さんにルシフェルのこと聞いたから。」

 

「で、原田。お前は転生者でいいんだな?」

 

「一応は。」

 

「じゃあ、質問だ。ルシフェルは何者なんだ?大貫は俺にその事を何も言わないからな。」

 

「いや、鬼道。原田君も揃ってからって言ったじゃん。俺はあまり詳しく神さんに言われて無いし。」

 

「そうだな。だから原田教えてくれ。」

 

「俺も知ってること僅かだよ。それでいい?」

 

「ああ。」

 

それから、俺の知ってることを全て説明した。俺や大貫の特典について以外だ。すると

 

「あ〜、俺は転生者達でルシフェル捕まえろって神さんに言われたよ。」

 

「何、サラッと重大発言してんだよ!!」

 

と俺はツッコんだ。

 

「いや〜、原田君も神さんに言われてると思ってたから。」

 

「まあ、いいや。それで鬼道、分かってくれた?」

 

「一応な。普通なら信じられんが、俺は1度身をもって経験してるからな。信じるしかないさ。」

 

「お〜、鬼道が信じるなんて以外だな。」

 

「お前は俺をそこまで信用してなかったのか。大貫。」

 

「怒らないでよ〜。次の試合、鬼道がいないけど勝つからさ。」

 

「えっ!?鬼道、次の試合出ないの?」

 

「ああ。喰種化だったか?アレのせいで足に痛みが出てきてな。まあ、大貫や佐久間、それに源田や寺門もいるし平気だろう。」

 

「だといいな。それで鬼道、アレから喰種化はできるのか?」

 

「いや、できない。まあ、その方がいいがな。」

 

「そうだな。」

 

と俺は表面上は肯定したが、実際はどうなるか不安だ。その後、鬼道は医者に行くようで先に帰った。

 

「なあ、大貫。世宇子に勝てると思うか?」

 

「原田君、俺の能力忘れた?」

 

「いや、"五感剥奪"だろ。」

 

「そうだよ。だから勝てるさ。」

 

「油断するなよ。ルシフェルが世宇子の連中に鬼道みたく、能力を与えたり、洗脳してるかもしれないからな。勿論、転生者もいるかもしれないし。」

 

「分かってるよ。じゃあ、もう日が沈みそうだしじゃあね。」

 

「ああ。」

 

その後、俺はランニングを済ませて家に帰った。

 

 

その週の土曜日、俺達、雷門イレブンは響木監督率いる「伝説のイナズマイレブン」との試合があると次の日の練習終わりに聞いた。まあ、勝てると思うけど。

 




どうでしたか?
楽しんで頂けたなら幸いです。

次回は「伝説のイナズマイレブン」との試合です。

活動報告にて、オリキャラ募集を行っております。
是非ご応募ください。

また、祝20話を記念して、7月一杯と期間は短いですが、活動報告にて、オリ技募集も行います。
オリ技はフットボールフロンティアに出てくる中学校のキャラに使わせたいと思います。
勿論雷門中も可能です。
こちらも是非ご応募ください。

誤字脱字報告、お気に入り登録、感想などお待ちしております。



目次 感想へのリンク しおりを挟む




評価する
※目安 0:10の真逆 5:普通 10:(このサイトで)これ以上素晴らしい作品とは出会えない。
※評価値0,10についてはそれぞれ11個以上は投票できません。
評価する前に
評価する際のガイドライン
に違反していないか確認して下さい。