ポケモンスクール生活 (メルネコ)
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ユウはアローラへと飛び立つ
あるある日の朝…
俺は寝ていたところをニンフィアに起こされて渋々起きると、エルフーンが、手紙を一通持って俺が起きるのを待っていた。
エルフーンが持ってきているということは送り主は8割がた母さんだ。
俺はエルフーンから手紙を受取り、ニンフィアと共に読み始める
「ユウへ
元気ですか?私やあなたが送ってきたポケモン達は元気です。
でも最近そっちではフレア団が暴れてて大変らしいねー。まぁがんばれ!
あぁそれと今回手紙送ったのはあるミッションを出すためです。
それは…アローラ地方に行って彼女をつくることです!猶予は母さんがアローラに行く2ヶ月後までです。あ、ポケモンスクールへの転入は済ませてあるから〜。ポケモンは必要だったら送るから言ってね✧あ、ポケモンの調査もついでに宜しく。
カリーナ博士もとい母より」
とりあえずあの母親…1回リザードンのかえんほうしゃで焼かなければ…
てか研究はついでかよ。あくまで息子の彼女が見たいと…
とそんなことを考えているとニンフィアが心配そうな顔で見ていたので、とりあえず頭を撫でる。
まぁ考えていても仕方ないので、母さんからポケモンとモンスターボールを送ってもらうことにした。
最初はニンフィアだけでいい気がしたが、フルバトルになると困る。正直
メガシンカも欲しいとこだ。
なので母さんから送ってもらうのは6体
リザードン
メガニウム
サーナイト
ミミロップ
アグノム
デンリュウ
この六体だ。アグノムはまぁ懐いてゲットしたからボールないんだけど。
ほかのポケモンが必要なら向こうで捕まえればいい。
ニンフィアは肩に乗ってるからボール要らないし
母さんからポケモンと回復アイテム、
捕獲用のモンスターボールを転送してもらい、バックに詰める。ちょっとミアレ湾の港に来るらしいサントマリアンヌ号のチケットを握り、ニンフィアを方に乗せ家を出る。
このチケット福引で当てたものなんだけどまさかこんなことで使うとは…
あとなんか母さんが作ったどんな機会とでも通信できるポケフォンXにセレナとナツメさんから通信来てたけどまぁ無視するとするか
だって全員うるさいんだもん。唯一静かだったのはメイちゃんとブルーさんだな。
出会った中で一番まともで静かだったわ。
そんなことを考えつつ、家を後にする。…って言っても俺がカロスチャンピオンになった時に買った家だから売るつもりないけどね。カルネさんとかプラターヌ博士当たりに言っとけば守ってくれるだろ。
なんならサナに結婚の条件付きで入ってもらってもいい。
まぁ最後のは冗談だが…
とりあえず家の目の前に港があるから、そこに行ってサンとマリアンヌの
乗組員にチケットを見せ、中に入る。
「久しぶりに乗ったが相変わらず豪華だな。」
この船に乗ったのはカントーからジョウトに移る時以来だ。
しかし、やることがなく暇なのでバトルの相手を探すことにした。この船には、バトルフィールドもあったはずだ。
ちょうどニンフィアを育てたかったので
バトルが出来るならちょうどいいと思ったのだ。
とは言ってもそう簡単には相手は見つからない。見つけたとしてもみんな逃げてしまうのだ。
まぁカントー、ジョウト、ホウエン
シンオウ、イッシュ、カロスの6リーグのチャンピオンにニンフィア1体で勝つ奴なんて怖いだけだし、まぁ仕方ないけど…
でも今更スクール通う必要あんのかな…
てなこと考えてたら着いちゃったよアローラ地方。
とりあえず自分の家を探そうかな
俺はポケフォンXを取り出し、MAPアプリを開いて地形をアローラに設定する。
初めてじゃない気がするのは、何なんだろうか。
あ〜実家に帰りたくなってきたわ
彼女探しなんて意味無いし帰って良くね?そもそも6回もスクール通う必要ないし…
って帰ろうとした矢先母さんからのメール。
あの人タイミング良すぎだろ…
「彼女連れづに帰ってきたらコロス」
これは帰れませんね…
「とりあえず家行って寝よ」
母さんが手配した家に着いたが一人暮らしにはデカすぎだろ…
まさか作った彼女と同棲しろとか言わないよな…いや言いそうだな…
あの母親ならやりかねないわ…
なんならその子を無理矢理うちの戸籍にいれるとかやりそう…
まぁそんな怖い母親は置いといて、
家を一通り見て、満足したのでポケモンスクールに足を運ぶことにした。
ここには、あのジジイの親戚がいるらしい。まぁヒトカゲ貰った礼を伝えて貰うにはちょうどいいか。
でも俺、人と話せないわ。どーしよ…
てなことを考えてたら緑髪の女の子が
話しかけてきた。
「ねぇあなた。見ない顔だけど転入生?早速だけどバトルしない?」
チャレンジャーだなー曲がりなりにも俺6冠のチャンピオンなんだけど。アローラでは知られてないのか〜
「ほんとにやるの?泣いても知らないよ?見たところ手持ちは1体みたいだしもう少し手持ちを増やしてからでもいいんじゃない?」
少し挑発的だけど諦めてくれるだろって思ってたんだけど…
「いいね!強気で!確かに1体だけど負けないよ!1対1のシングルでどうかな?」
この人ポジティブ過ぎ…まぁいっか
「相手してやるよ。勝負だ。アンタ名前は?」
「あたしはマオ。あなたは?」
「俺はユウだ。審判は誰がやるんだ?」
「それはあたしの友達がやってくれるから、さぁバトルフィールドへ行こうよ。」
マオに引っ張られて、バトルフィールドへ
審判はスイレンっていう子がやってくれるらしい。
「今からマオ対ユウ君のポケモンバトルを始めます!使用ポケモンは1体 。どちらか戦闘不能で終わりです。
「絶対あたしが勝つからね!」
この人バカなのかポジティブなのかわかんないけど、とりあえず勝つのは俺だし大丈夫か。
「バトル開始!」
「行け!アマカジ!」
相手は…見たことないポケモンだな
見る限り草タイプかな。
リザードンでもいいけど、それじゃつまんないか。サントマリアンヌ号でバトルできてないニンフィアで行きますかね。
「出番だ。ニンフィア」
「フィア!」
「最初から飛ばしていくぜ!」
「どんとこい!」
「ニンフィア。ターンからの真上にムーンフォースそしてはかいこうせん」
「ッ!?アマカジ躱して!」
マオはとっさに指示を出すが遅かったようでアマカジは目を回している。
「ア、アマカジ戦闘不能!!ニンフィアの勝ち。よって勝者ユウ君!!」
「うそ…」
マオは本気で勝つつもりだったみたいで落ち込んでいた。落ち込みすぎのような気もするけどな
その後ニンフィアの毛繕いをしているとこちらをじっと見ている少女と目が合った。
少女は、綺麗な白髪で透き通ったエメラルドグリーンの瞳をしていた。
でもどこかで見たことあるような…
友達に似てるような…そうだあいつだ!
「…グラジオに似てるな…」
あ、つい口に出ちゃったけどまぁ聞こえてないでしょ…って思ったらしっかり聞こえてたみたいで
「お兄様を知っているんですか!?お兄様は今どこに!?」
…まさかとは思ったがアイツの妹かよ…
誤字脱字とかは甘めに見てくれると嬉しいです。
初投稿です。これから頑張ります。
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