全能神と正義のヒーローが幻想入り (荘助)
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第1章 幻想入り
第一話 全能神の幻想入り


第一話で出て来るオリキャラ紹介
名前…土方荘助
髪型…黒髪で前髪の真ん中に赤色の髪があり赤いの髪を二つに分けるように白い髪がはえている髪は全体的に短め
服装…白のシャツに黒のスーツ
性格…他の人なとにあまり興味を持たない
ロリコン
気分屋でめんどくさがり
基本声に出すのがめんどくさいので声に出さず頭の中だけで考える


荘助「暑いなぁ〜」

 

それもそのはず、今の季節は猛暑日が続く夏であるからだ

荘助は今、昼食を買って家に帰るところである。

彼は有名なアニメを1人で作っているため、普段は外に出られないぐらい忙しい

 

荘助(着いた)

 

家のドアを開けようとする

 

荘助(誰か家の中にいる)

 

家には荘助しか住んでないため、警戒を強める

 

荘助(嫌な予感がする)

 

?「あら、家の中に入らないの?」

 

荘助は家から離れようとするが、突然目の前に金髪の女性が現れる

 

荘助「はぁ…、入ればいいんでしょ、入れば(やっぱり紫だった)

 

小さくため息をついた

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

<家の中>

 

荘助「で、なぜここに来た?」

 

荘助は女性に尋ねる

 

?「私の名前は八雲紫よ、貴方を幻想郷に招待するために来たのよ」

 

荘助「(うん、知ってる、だろうと思っただけ)だが断る」

 

紫「ゑ?」

 

紫は即答で断られると思わなかったのか、すっとんきょうな声を出す

 

荘助「断るって言ってるんだよ、さっさと帰れ」

 

紫「お客に向かってその態度はひどくないかしら?」

 

荘助「ひどくない」

 

紫「あぁんまりだぁぁぁ…」

 

紫が涙目になり、荘助の顔が真顔になった

 

紫「何で行きたくないのかしら」

 

荘助「興味がない」

 

東方はストーリーは面白いし、曲も好きだが、幻想郷に行きたいとは思ってない

 

紫「私は貴方に興味があるの」

 

荘助「(話そらしやがった)僕の力の事か?」

 

紫「あら、何で分かったの?」

 

荘助「教えましぇ〜ん」

 

紫「教えなさい」

 

荘助「しょうがない教えてあげるよ、僕の力を使って、調べる事が出来ないようにしたからだよ」

 

紫「そう、じゃあ、その力について教えてくれないかしら」

 

荘助「悪いけど、教えられない理由があるから教えられない」

 

紫「そう、分かった、無理に聞こうとして悪いかったわ」

 

と言って、紫はため息をついた。荘助を調べる手間が省けると思っていたからである

 

紫「貴方の力が必要なのよ」

 

荘助「興味がない」

 

紫「本当に駄目なの?」

 

荘助「駄目って言ったら?」

 

紫「力づくでも連れてく」

 

荘助「(この話している意味無いじゃん)分かった、行けばいいんでしょ、行けば」

 

紫「そうよ」

 

荘助「用意するから待ってて」

 

紫「分かったわ、でも早くしてね」

 

荘助は自分の部屋に向かった

 

 

〜少年準備中〜

 

 

荘助「お待たせ」

 

紫「あら、思ったより早いじゃない。何を持っていくの?」

 

荘助「前からもしもの時のために用意してあったんだよ。荷物は…

 

 

衣服×10

 

パジャマ

 

お金8億

 

カメラ

 

スマホ

 

パソコン

Wi-Fi通信機

 

食料1カ月分

 

その他

 

くらいかな」

 

紫「荷物とてつもないほど多いわね」

 

荘助「必要な物をまとめたらこうなった」

 

紫「じゃあ、スキマを開けるから入って」

 

フォン

スキマが開いた

 

荘助「(スキマの中目がいっぱいあって気持ち悪い)じゃあ、行ってくる」

 

荘助はスキマの中に入った

フォン

スキマが閉じた

 

紫「言い忘れてた事があったわね、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ようこそ、幻想郷に」




第一話入りました
もう一人の主人公は紫と藍の会話ではすぐに出て来る感じになってますが、しばらくの間出て来ません。


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第二話 博麗神社と巫女

第2話始まります。
スキマの送り先はサブタイトルで分かるとおり、博麗神社です。
今回は書きたい事があって長めです。


フォン

スキマが開いた

 

荘助(着いたのはいいけど、博麗神社の階段の下はないだろう。階段登るのめんどくさいなぁ、飛んで行くか)

 

荘助は空を飛んだ

 

荘助(着いた、まぁ飛んでたの10秒ぐらいだけど。賽銭箱はあそこか)

 

賽銭箱の前に移動した

 

荘助(1万ぐらいでいいか)

 

1万円を賽銭箱に入れた

 

?「賽銭したの誰?」

 

神社から脇を出した赤と白の巫女服を着た巫女が出て来た

 

荘助「(霊夢だ)僕が賽銭したよ、貧乏巫女さん」

 

?「貧乏は余計よ❗️ま、賽銭に関しては、ありがとうね、感謝するわ。いくら入れたの?」

 

荘助「1万円」

 

?「そんなに賽銭してくれたの⁉️ありがとう。あっ、私は博麗霊夢、博麗神社の巫女よ」

 

荘助「(うん、知ってた)僕は土方荘助、ただの人間だ」

 

霊夢「そうなの、貴方外来人ね」

 

荘助「正解だ、ちなみに来たのは数分前だ」

 

霊夢「じゃあ、住むとこないでしょ、ここにしばらくの間住めば」

 

荘助「分かった、ありがとう」

 

霊夢「お礼はいいわよ、1万円も賽銭してくれたんだから。そうと決まれば、買い物に行かないとね」

 

荘助「何でだ?」

 

霊夢「何でって、布団とか買わないといけないでしょ?」

 

荘助「必要最低限の荷物は外の世界から持って来たぞ」

 

霊夢「何で布団まで持ってるのよ」

 

荘助「別の世界に行くのにこれぐらい持って行くのは普通だろ」

 

霊夢「貴方が普通じゃないのよ」

 

呆れた声でそう言い、ため息をついた

 

荘助「とりあえず神社の中に入るか」

 

そう言って神社の中に入る

 

霊夢「あっ❗️ちょっと待ってよ」

 

霊夢も神社の中に入る

 

 

 

 

 

 

 

 

霊夢「ここが貴方の部屋よ」

 

荘助「貧乏なのに部屋は少し広いな」

 

霊夢「だから、貧乏は余計だって言ってるでしょう」

 

荘助「ハーイ、ワカリマシタ(棒読み)

 

霊夢「掃除は明日からでいいから、その多い荷物をまとめておいて」

 

荘助「ゑっ?掃除しないといけないの?」

 

突然言われた事に驚く荘助

 

霊夢「当たり前でしょう」

 

自然と答える霊夢

 

荘助(絶対めんどくさい)

 

霊夢「返事は?」

 

荘助「分かった、やるよ、やる」

 

霊夢「最初からそう言えばいいのよ」

 

と言って部屋から出ていく、荘助はそれを見送った後ため息をついた

 

 

〜少年整理中〜

 

荘助「霊夢〜どこ〜整理終わったよ〜」

 

霊夢「待ってて、今部屋に向かっているから」

 

 

 

霊夢「入るわ」

 

荘助「終わったんだよ、凄いでしょ、褒めてもいいんだよ」

 

霊夢「いや、それ普通だから褒めないわよ」

 

荘助「そーなのかー」

 

霊夢「(何なのこの人、なんか調子が狂うというか分からないけど絶対この人普通じゃない)あっそういえば、貴方料理作れるの?」

 

荘助「作れるよ」

 

霊夢「じゃあ、夕飯用意して」

 

荘助「うん、いいよ〜」

 

霊夢「台所はあそこにあるわ」

 

荘助「分かったー」

 

台所に移動する

 

荘助(着いたっと、食い物は…ここだ、あれ幾ら何でもこの量は少なくない?どうやって生きてるんだ?不死身かあいつは)

 

ため息をついた

 

荘助(ため息つくの多くない?まぁそれはいいとして、僕の持って来た食い物を使うか)

 

〜少年料理中〜

 

荘助「料理出来たぞ〜」

 

霊夢「今行く〜」

 

 

霊夢「あら、料理上手なのね」

 

荘助「1人暮らししてるからな」

 

全員「「いただきます」」

 

〜少年・少女食事中〜

 

全員「ごちそうさま」

 

荘助(風呂に入ろうかな)

 

荘助は風呂に向かう

 

荘助(良かった、風呂沸いてるから入れる)

 

風呂に入った

 

〜数分後〜

 

風呂に誰かが入って来た

 

荘助(霊夢だ、リボン付けてないところ初めて見たな)

 

呑気な事を考えている荘助

 

霊夢「荘助は一体何者なのかしら?」

 

荘助に気づかずに独り言を言っている霊夢

 

荘助「1人で考えても霊夢じゃ分からないと思うよ、まぁ聞かれても教えないけど」

 

霊夢「あら、そうなの…てっ何でここに居るのよ」

 

顔を赤く染めている

 

荘助「僕はずっといたよ」

 

霊夢「どうでもいいから、早く出て行って」

 

荘助「霊夢が勝手に入って来たのに酷いよ〜、あっ安心して、霊夢の裸には興味ないから」

 

霊夢「とにかく出て行け〜」

 

荘助「分かった」

 

風呂から出て行く

 

霊夢「はぁー、やっと落ち着ける」

 

〜少女入浴中〜

 

霊夢「(さてそろそろ寝るけどその前に)紫居るんでしょう」

 

フォン

 

紫「呼ばれて出て来てジャジャジャーン❗️」

 

紫がスキマから出てくる

 

霊夢「はぁー、貴方普通に出てこれないの?」

 

紫「それより、荘助の事がきになるんでしょ、一緒にお風呂にまで入っちゃうぐらい」

 

紫の発言に霊夢は顔を赤める

 

霊夢「あれは事故なの、それより何者なのあの人」

 

紫「分からないわ」

 

霊夢「どういう事?」

 

紫「彼の事を調べようととしても、有名人になってからしか分からないの」

 

霊夢「有名人?」

 

紫「えぇ、彼の作ったアニメが人気になったの、それで作者である彼はたくさんのテレビ番組に出たわ」

 

霊夢「そうなの。でっ、彼は何者なの?」

 

紫「ロリコンの気分屋よ」

 

霊夢「ロリコンの気分屋って」

 

霊夢が呆れた声で言う

 

紫「でも、それくらいしか分からないの」

 

霊夢「はっ?」

 

紫「彼が有名になる前が一切分からないの。

彼がどこで生まれたのか、家族構成とかね。」

 

霊夢「あの人、1万円賽銭してくれたんだけど」

 

紫「あら、良かったじゃない」

 

霊夢「お金が全部1円札だったのよ」

 

紫「っ⁉️」

 

霊夢「外の世界では使われてないお金なのよ」

 

紫「たまたま持ってきたんじゃないのかしら」

 

霊夢「持ってきたとしても、どんなお金を使うか分からないはずなのよ」

 

紫「それは不思議ね」

 

霊夢「多分、あの人の力と何か関係がありそうな気がするのよね」

 

紫「あら、気づいてたのね」

 

紫が関心したように言う

 

霊夢「当たり前よ、だって普通の人間が魔力・霊力・妖力・神力全部持っているはずがないもの」

 

紫「ちなみに言っておくけど彼の精神世界に能力を使って入ろうとしたけど入れなかったわ」

 

霊夢「えっ、何でなの」

 

霊夢は驚きを隠せなかった。紫の能力は「境界を操る程度の能力」である。境界を操ることによって精神に入れる、しかも大妖怪であるため妖力が大きく、行けない場所など無いはずだからである

 

紫「結界が張ってあったのよ、それも私が干渉出来ないぐらい強い結界が」

 

霊夢「嘘っでしょ」

 

紫「しかも問題なのは、その結界は博麗の巫女のお札を使って張っているの」

 

霊夢「えっ、それは流石に嘘でしょう」

 

霊夢信じなかった。紫でも干渉出来ない結界でも、信じ難いのに博麗のお札を使っている事がさらに信じ難いのであった。外の世界に博麗の巫女は居ないから使うには、幻想郷に行かなければならないが紫がいないと行けないので紫にばれずに博麗のお札を手に入れるのは不可能である

 

紫「私も嘘だと信じたいけど本当よ」

 

言った本人でも信じ難い事だった、何者なのかは分からないが、大妖怪でも干渉出来ない結界がある事、それが博麗のお札で作られた結界であった事が予想外だったのてある。霊夢はその言葉を聞き言葉を失ってしまった

 

紫「彼の能力と関係がありそうだけど、能力が分からないのよね」

 

霊夢「だからあの人に興味を持ったのね」

 

紫「そうよ」

 

霊夢「私の勘だと、あの人かなり危険よ」

 

紫「分かってるわよ」

 

霊夢「だといいけど、私もう寝るから帰って」

 

紫「呼んでおいて帰れては酷くないかしら?」

 

霊夢「早く帰らないと藍に言いつけるわよ」

 

紫「分かった、分かったから藍には言いつけないで」

 

フォン

スキマが開いた

 

紫「じゃあね」

 

フォンスキマが閉じた

 

霊夢「(紫でも分からないなんて何者なの荘助?)まぁ、私が考えても無駄か、寝よう」




第2話終わりました。
主人公である荘助は謎が多いですね、もしよろしかったら荘助の能力を予想して感想のところに理由と一緒に書いてください、答えである能力名は終盤に出てきます。
後、顔文字は使った方がいいのかも教えてください。
夏休みが近づいて、やる気が上がってきているので投稿ペースが速くなると思います。


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第三話 普通の魔法使い

第三話始まります、もう一人の主人公を出したいけど、出す前に後四話ぐらい書きたいことがあるので出せません。なので、もう一人の主人公はもうしばらく待ってください。


 

次の日の朝

 

霊夢「ふぁ〜あ…」

 

目を擦っている、まだ寝ぼけている

パシャ

 

?「あやや〜.ずいぶん楽しい夜を過ごした様ですね、あっ、おはようございます」

 

霊夢の布団の枕元に黒髪の女性がカメラを持って立っていた

 

霊夢「文屋何でここに、っていうか楽しい夜ってどう、いう、こ、と、?」

 

霊夢は女性の向いている方を見て驚いた、別の部屋で寝ているはずの荘助が隣りで寝ているからである顔がニマニマ笑っている

 

霊夢「…」

 

霊夢は全てを察した

顔が赤くなった、そして

 

霊夢「起きろ〜❗️」

 

叫んだ、しかし

 

荘助「霊夢うるさ〜い」

 

抱きついてきた

 

?「いや〜、まさか霊夢さんがこういう事するとはね〜」

 

霊夢「ちょっと、勘違いしてるようだけど。私そんなことやってないからね」

 

?「あっ、大丈夫ですよ、多分みんな祝ってくれると思いますよ」

 

もはや聞く耳を持ってない

 

荘助「(文だ、話の口調で分かってだけど)あれっ、どうしたの?」

 

ニマニマした顔で聞く

 

?「(この顔は話を聞いてた顔ですね)私は射命丸 文と申します。霊夢さんと楽しい夜を過ごしてどうでしたか?」

 

荘助「(まあっ、聞かなくても名前知ってるんだけどね)いや〜、あの時の霊夢は可愛いかっt「作り話するな〜❗️」ガフッ」

 

霊夢は作り話を話し始めた荘助を殴った

 

霊夢「とにかくそれはデマだから、新聞に載せないで」

 

文「無理に決まってるじやないですか、いいネタを見つけましたから新聞を作るために帰らないと行けないので、では、さよなら」

 

荘助「じゃあ〜ね〜」

 

呑気に別れの挨拶をする荘助

 

霊夢「まて〜ゴラ〜」

 

慌てて追いかける霊夢

 

荘助「あっ、行っちゃった、霊夢じゃ文に追いつけないのに。朝食でも作って待ってるか」

 

〜少年料理中〜

 

荘助「料理出来たけど、霊夢帰って来ないな〜」

 

〜数分後〜

 

霊夢「ただいま〜」

 

荘助「おかえり霊夢、朝食出来たよ」

 

霊夢「おかえりじゃないわよ、貴方のせいで変な噂が広まったじゃない」

 

荘助「噂を広めたのは文だよ」

 

霊夢「貴方も噂を広めるのに協力してたよね」

 

荘助「イヤー、ボクソンナコトシタキオクナイナ(棒読み)」

 

霊夢「してたでしょ」

 

霊夢は荘助のことを睨むが

 

荘助「アー、コノゴハンオイシイナー(棒読み)」

 

荘助は適当にはぶらかしている

 

霊夢「ハ〜、怒るきにもなれなくなる、ご飯食べよう、いただきます」

 

霊夢は怒りを通り越して呆れていた

 

〜少年・少女食事中〜

 

荘助「んじゃ、掃除しに行ってくる」

 

霊夢「あー、頑張ってー」

 

荘助は箒を持って外に出る

 

荘助(広いな、時間がかかりそうだし、魔理沙が来て荒らされたらもっと時間がかかるから面倒だけどちょくちょくゴミを拾っていくか)

 

〜数分後〜

 

荘助(あれっ?すぐ来ると思ってたけど来ないな、この世界に魔理沙がいないのか、ただ来てないだけか、どっちだ?」

 

〜数十分後〜

 

空の上で箒に乗って白と黒の服を着た女性が飛んでいた

 

?「あ〜あいつが新聞に載ってた霊夢の彼氏か、どんなものなのか私が試してやるんだぜ」

 

 

 

荘助「(あー、やっと来た)誰」

 

?「私の名前は霧雨 魔理沙、お前文々。新聞に載ってた霊夢の彼氏の土方 荘助だろ?お前がどんなものなのか私が試してやるんだぜ」

 

荘助(もう、広まったのか速いな)

 

魔理沙「お前がなにもしないなら、私からいかせて貰うぜ❗️

スペルカード発動、恋符『マスタースパーク』」

 

虹色の光が荘助を襲うが、荘助は慌てる事は無かった、荘助は

 

荘助「スペルカード発動、防符『ミラー』」

 

を唱え、荘助の前に巨大な鏡が現れ、光をはじき返した

 

魔理沙「えっ、ぎゃああぁぁ〜…」

 

魔理沙は光にのみこまれ気絶した

 

荘助「あっ、ガレキどうしよう」

 

霊夢「さっきの音は何なの?あー、魔理沙ね、とりあえずこいつを神社の中に入れて、後はガレキを片付けて」

 

荘助「はーい」

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

魔理沙「う、う〜ん」

 

荘助「あっ、起きた」

 

魔理沙「ここは?」

 

霊夢「神社よ」

 

魔理沙「そうだったな」

 

霊夢「じゃあ、何で庭でマスタースパークを撃ったのか聞かせて貰えないかしら」

 

魔理沙「それはだな…(やべぇ、霊夢の奴怒っていやがる」

 

霊夢「早く教えなさい❗️」

 

魔理沙「文々。新聞に霊夢の彼氏の事が載ってたからどんなものかと試してやろうと思ってやったんだぜ」

 

霊夢「付き合ってないわ❗️」

 

霊夢は即座に否定する

 

魔理沙「じゃあ、何であんな事したんだ?」

 

霊夢「してないわよ」

 

魔理沙「一緒の布団で寝てたのはなんでなんだぜ?」

 

霊夢「それは荘助に聞いてよ」

 

霊夢と魔理沙が荘助の方に顔を向ける

 

魔理沙「何で一緒に寝てたんだ?」

 

荘助「それはね…」

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

〜昨日の夜〜

 

荘助「霊夢〜遊びに来たよ〜、って、寝てる」

 

荘助は寝てる霊夢の顔を見る

 

荘助「ん〜、どうしようかな」

 

 

 

荘助「よし❗️霊夢の布団で寝るか」

 

荘助は霊夢の布団の中に入った

 

荘助「おやすみ〜」

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

荘助「という事があったんだよ」

 

荘助が説明するが霊夢と魔理沙は黙ったままだった

 

荘助「あれっ、どうしたの?」

 

魔理沙「お前まじで言ってんのか?」

 

ようやく口を開いた魔理沙が呆れた声で言う

 

荘助「もっちろんさ」

 

当たり前の様に答える

 

魔理沙「霊夢、こいつどう思う?」

 

霊夢「今すぐにでも追い出したいけど、約束しちゃったからね…」

 

魔理沙「どんまい、頑張れなんだぜ」

 

霊夢「はぁ…」

 

霊夢はこの後の事を考えてため息をついた

 

魔理沙「それより、すげぇなお前、何なんだあのスペルカード、私のマスタースパークを跳ね返してたぞ」

 

荘助「あの時使ったスペルカードは、魔法を威力を増やして相手に跳ね返すスペルカードだよ」

 

魔理沙「まじかよ」

 

霊夢(スペルカード何ていつ作ってたのかしら、まぁどうせ紫が鞄の中に入れておいたのでしょう、あ〜、私が説明する手間が省けて良かった」

 

魔理沙「それと、お前の能力何なんだ、ちなみに私の能力は【魔法を使う程度の能力】なんだぜ」

 

荘助「僕の能力はね…企業秘密で〜す」

 

魔理沙「なっ⁉️教えてくれもいいだろ」

 

荘助「だめで〜す、霊夢〜人里に行って来る〜」

 

霊夢「はいはい、騒ぎを起こさないでね…ってもう行っちゃったか」

 

荘助は霊夢の話しを聞かずに空を飛んだ

 

魔理沙「へ〜、あいつ空飛べるんだ。霊夢たまにはいい事するじゃねぇか、スペルカードの事教えたり、空の飛び方教えたりよ」

 

魔理沙は感心した様に言う

 

霊夢「私は教えてないわよ」

 

魔理沙「なーんだ、紫か、つまんねーの」

 

霊夢「そんな事言われても…「はーい、紫が来たわよ」黙れ」

 

紫がスキマから出て来た

 

紫「私の扱い酷くない?せっかく霊夢がスペルカードを荘助に説明した事を褒めようとしたのに」

 

霊夢「私は教えてないわよ、貴方が教えたんじゃないの?」

 

紫「私は教えてないわ」

 

魔理沙「じゃあ、何で荘助はスペルカードの事知ってるんだ」

 

霊夢「それより、スペルカードを持ってる事が不思議よ」

 

紫「彼に聞かないといけない事が増えたわね…」




第三話終わりましたが、文字数多かったですね、第一話の文字数が何だったんだというぐらいです。荘助がネタにつまっていて書くのが面白いです。
感想や評価をお願いします。低くてもいいです。


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第四話 人里にて

第四話始まります。前書き書く事が思い浮かびません。


荘助(人里はどこだ、……あそこか)

 

荘助は博麗神社から出て数分程空を飛んでいた

 

荘助(人里は外の世界の大きめの村ぐらいの大きさか、とりあえず慧音を探すか)

 

荘助は人里の少し手前で空を飛ぶのをやめて、歩いて人里に向かった

 

荘助「(ここに来てすぐに慧音の名前を出すのは怪しまれるか)すいません、人里について聞きたいけど、誰に聞いたらいいかわかりますか?」

 

男「それなら、慧音さんに聞いた方がいいよ」

 

荘助「その人は、どこにいるかわかりますか?」

 

男「この時間なら、寺子屋かな、あっ、寺子屋はまっすぐ進んだ左の建物だよ」

 

荘助「分かった、ありがとう」

 

 

〜少年移動中〜

 

 

荘助「(ここで良かったよね、休み時間だから話かけても良さそうだな)失礼します、最近幻想入りした土方 荘助ですが、慧音さんですか?」

 

荘助はめったに使わない敬語を使ってはなした

 

慧音「あぁ、確かに私が慧音だが、要件は何だ?」

 

荘助「人里の近くで住みたいけ…のですが、何かいい家を知ってますか」

 

慧音「別に、無理に敬語で話さなくてもいいんだぞ。家はそうだな、要望に応じて空き家を紹介するよ」

 

荘助「じゃあ、八百屋とか食べ物を買えれる店の近くがいいです」

 

慧音「他に要望は無いのか?」

 

荘助「無いです」

 

慧音「んー、少し家賃が高いがいいか?」

 

慧音は考えるそぶりを見せてそう言った

 

荘助「いいですよ」

 

慧音「なら、いい家がある」

 

荘助「じゃあ、そこにします」

 

慧音「えっ、家を見ないで良いのか?」

 

慧音は家を見ずにすぐに決めた荘助に驚き、心配そうに聞く

 

荘助「気に入らなかったら、自分で建て替えますよ」

 

慧音「家の建て替えって、難し「僕はやったことあるので大丈夫です」そうかなら良いが」

 

?「先生〜、誰何だこの人?」

 

青い服の女の子が慧音に話しかけて来た

 

慧音「土方 荘助という外来人だそうだ」

 

?「そうか、あたいはチルノ。最強の妖精さ」

 

荘助「ソーナノ、チルノチャンスゴイナ」

 

チルノ「あたいは凄いからね」

 

慧音(チルノ気づけ、あきらかにあれは棒読みだ)

 

慧音が心の中でそう言ってる事をチルノは気づかず

 

チルノ「荘助、あたいと弾幕勝負しなさい」

 

と言った

 

慧音「おいっ❗️荘助は幻想郷に来たばかりなんだぞ、いきなり弾幕勝負が出来るわけないだろ」

 

と慧音はチルノを止めようとするが

 

荘助「弾幕勝負?いいよ」

 

慧音「えっ?」

 

チルノ「じゃあ、あそこの場所で集合だからね」

 

と言ってチルノはとんでいった

 

荘助「あそこってどこ、…まぁ追いかければ大丈夫か」

 

荘助はチルノを追いかけた

 

慧音「初対面の人にあそこじゃあ分からないだろ、だから⑨って言われるんだ」

 

?「慧音先生、チルノちゃんが言う場所は危険ですよね、あの人は大丈夫なんですか?」

 

緑色の服を着た女の子が慧音に尋ねる

 

慧音「あっ、そうだった大妖精、早く追いかけるぞ」

 

慧音と大妖精と呼ばれている女の子が追いかける

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

荘助「ここでやるの?」

 

チルノ「そうだぞ」

 

今チルノと荘助は霧の湖にいる

 

荘助「じゃあやるけど、スペルカード何枚でやる?」

 

チルノ「3枚でお前を倒す❗️」

 

荘助「じゃあ、始め「チルノちゃ〜ん」…慧音達も着いたか」

 

慧音「荘助、体大丈夫なのか」

 

荘助「んっ?あぁ大丈夫だ、森のキノコには負けないよ」

 

慧音「それなら良いが。おいっチルノ、もし荘助がキノコの胞子に耐えられなかったらどうしてたんだ」

 

チルノ「それは…、ちょっと待ってよ慧音。謝るから頭突きだけは…」

 

チルノは慧音に頭突きをされて気絶してした

 

?「あのっ、私大妖精と言います。チルノちゃんが迷惑をかけてすみませんでした」

 

と荘助に会ってはいきなり謝った

 

荘助「大丈夫だよ、それよりそろそろ始めようか」

 

チルノ「あたいから先にいかせてもらうよ、

氷符『アイシクルフォール』」

 

チルノがスペルカードを唱えると弾幕がとんできた

 

荘助「(このスペルカードはチルノの前にいれば避けれるけど驚かせたいからね)防符『ミラー』」

 

荘助の前に鏡が現れ弾幕をはじき返す

 

チルノ「何それ⁉️」

 

チルノは驚きながらも避け、かする程度で終わった

 

荘助「まだいくよ」

 

腰にかけておいた2ふりの刀を持ち上に飛ぶ

 

荘助「斬符『斬雨』」

 

上から無数の斬撃を飛ばす

 

チルノ「えっ?ぎゃー」

 

斬撃をまともにくらったチルノは気絶した

 

大妖精「チルノちゃーん」

 

荘助「切れない斬撃を放ったから気絶してるだけだよ」

 

大妖精「そうですか、チルノちゃんと弾幕勝負をしてくれてありがとうございます」

 

荘助「とりあえず人里に戻るか」

 

慧音(相手がチルノとはいえ、幻想郷に来たばかりなのに弾幕勝負で勝つとは。何者なんだ荘助という外来人は)

 

荘助「気絶しているチルノは僕が送るよ」

 

と言うのだが

 

慧音「何だその持ち方は」

 

チルノを抱えるように持ちチルノの頭に顎をのせていたから慧音に突っ込まれた

 

荘助「なんかおかしいところでもある?」

 

慧音「いや、おかしいのだが。…お前手どこに置いてんだよ」

 

荘助「どこだと思う?」

 

慧音「人に下ネタ言わそうとするな」

 

荘助「チルノちゃんのズボンって言えば良かったのに、何を想像したのでしょうかね」

 

慧音「…後で覚えとけ」

 

〜少年・少女移動中〜

 

荘助「着いた」

 

慧音「後はチルノは私に任せてくれ」

 

荘助「チルノちゃんは僕がお持ち帰りしても良いんだよ。というかしたい❗️」

 

慧音「ロリコン発言するな…」

 

そういう話をしていると人里に妖怪が現れ、暴れ始めた

 

慧音「私の目の前で暴れるとはいい度胸してるじゃないか(でかい3メートルは超えてるぞ)」

 

その妖怪は全身が黒く、人の形をしているが3メートルは超えていた

 

荘助「僕がすぐに退治してあげるよ」

 

慧音「お、おい、待てお前じゃ危険だぞ」

 

慧音が荘助を止めようとするが荘助は止まらない

 

妖怪は荘助に気付くと体から黒いモヤが出てきて、オノを作り荘助に向かって振りかざした。荘助は最小限の動きで避け、相手の懐に入り込みジャンプして首を掴んだ。その勢いで妖怪を地面に叩きつけた

 

鈍い音がして、妖怪の首は潰れ、地面には2メートル程のクレーターが出来た

 

荘助「…」

 

荘助は無言のまま辺りを見回している

 

慧音「(妖怪を…倒した、だと?何だあの力は人間技じゃないぞ、…何で見回している?人里の人間の反応が知りたいのか?それよりも)ありがとな妖怪を退治してくれて」

 

その言葉を聞いた荘助が安心したように慧音を見て

 

荘助「どういたしまして」

 

と言った

 

慧音(やはり、他の人の反応を気にしてたのか)

 

霊夢「あら、荘助が妖怪を退治したのね(上から退治するところを見てたけどやっぱりただ者じゃないわね」

 

荘助「あっ、霊夢来てたんだ」

 

霊夢「(気づいてた癖に)それより聞きたい事があるの」

 

荘助「聞きたい事って?」

 

霊夢「単刀直入に聞くわ、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

貴方は何者なの?」




第四話終わりました。次の話は真面目な話です。流石に荘助のネタはぶっこんできません。
面白かったらお気に入り登録してください。後、感想と評価もお願いします。


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第五話 霊夢VS荘助

第五話始まります。
今回は霊夢と荘助の弾幕勝負です。
この弾幕勝負で少し荘助のヒントが出ます。


霊夢「単刀直入に聞くわ、貴方は何者なの?」

 

荘助「…何者って言われても、ただの人間だよ?」

 

霊夢「嘘ね、ただの人間が妖怪を殺せるはずがないもの」

 

荘助「…」

 

霊夢「それに、神力を持ってるのもおかしいからね」

 

荘助「…」

 

霊夢「何も言わないのね」

 

荘助「霊夢は知らなくてもいいでしょ」

霊夢「いいえ、私はこれでもいちよう博麗の巫女なのよ、貴方が幻想郷の脅威になるかどうか知らないといけないなのよ」

 

荘助「じゃあ、教えられないよ」

 

霊夢「何故?」

 

荘助「それも、教えられないよ。…どうしても知りたいならこれでしょ」

 

荘助はスペルカードを取り出す

 

霊夢「(やっぱり弾幕勝負の事も知ってるのか)そうね、勝ったら教えてもらうからね」

 

荘助「いいよ、勝ったらだけどね」

 

霊夢「博麗の巫女を舐めないで、絶対に勝って教えてもらうからね」

 

慧音「弾幕勝負をするんだったら、私が取り締まり役をやろう」

 

慧音が話に参加した

 

荘助「いいけど、そういえばチルノは?」

 

荘助が慧音に尋ねる

 

慧音「チルノはもう起きて遊び回っているよ」

 

荘助「へー、ありがとう」

 

慧音「感謝したいのはこちらの方だよ、チルノの無茶振りに付き合ってくれて、こちらが感謝を言うべきだよ、ありがとな」

 

荘助「チルノの笑顔が見れたからいいよ」

 

慧音「そうか」

 

霊夢「呑気にはなしてないでさっさと始めるわよ」

 

慧音と荘助が話をしているのを見て霊夢は早く始めるようにせかした

 

荘助「始めるけど、ここじゃ出来ないでしょ」

 

霊夢「分かってるわよ」

 

荘助「とりあえず移動するか、文と魔理沙も隠れてないで出て来な」

 

建物の影に隠れていた文と魔理沙が出て来る

 

文「あやや〜、ばれてましたか」

 

魔理沙「やっぱり、こそこそ隠れて見るのは私には合わないんだよ」

 

霊夢「魔理沙付いてきてたのね」

 

魔理沙「当たり前だろ、荘助の強さが気になるのは私も同じだぜ」

 

文「私はネタを…「文には聞いてない」そうですか」

 

荘助「とりあえずいくよ」

 

 

〜少年・少女移動中〜

 

 

霊夢「スペルカードは何枚使うの?」

 

荘助「2枚でお願い」

 

霊夢「分かった」

 

文「では始まりますよ」

 

辺りが静かになる

 

文「弾幕勝負…開始」

 

霊夢「私からいかせてもらうわ、霊符『夢想封印』

 

荘助に虹色の弾幕が襲うが荘助は慌てる事もなく全て避ける

 

霊夢(えっ?夢想封印を避けたの?普通の人は避けれない筈なのに)

 

霊夢は霊力弾を撃ちながら荘助の行動を観察する

 

荘助「この程度ではやられないよ、次は僕の番だね。まぁ僕の番で終わりだけどね、いくよ、結界『二重結界』」

 

霊夢の周りに結界が張られる

 

霊夢「この程度の結界「破壊出来るよね」っ?」

 

荘助の言葉で霊夢は動揺し、動きが止まった

 

荘助「これでトドメだ、恋符…」

 

霊夢の周りに魔法陣が浮かびあがる

 

霊夢(いつの間に?これだけの魔法陣を作ったの?)

 

荘助「マスタースパーク」

 

大量の魔法陣からマスタースパークが放たれ霊夢に直撃し、荘助の勝ちで終わった

 

文「荘助の勝ち」

 

魔理沙(マスタースパーク1発でも魔力の消費が激しいのにそれを何発も同時に撃つだと)

 

慧音(まさか、霊夢にまで勝つとは何者何だあの男は)

 

荘助「僕の勝ちだね、先に博麗神社に戻ってるよ」

 

荘助は空を飛んで行った

 

文「まさか霊夢さんが負けるとは思いませんでしたよ」

 

魔理沙「いやー、今回は荘助の作戦勝ちだったな、どうしたんだぜ霊夢?」

 

霊夢が考えている仕草をしてるので気になった魔理沙が尋ねる

 

霊夢「いやー、ちょっとね考え事を。それより紫いるんでしょ」

 

フォン

スキマが開き紫が出て来る

 

紫「えぇ、勿論いるわよ。霊夢、あの結界気づいてるわよね」

 

霊夢「勿論よ」

 

魔理沙「気づいてるって何がだ?」

 

霊夢「あの結界、博麗の巫女しか使えない筈のお札で作られていたのよ」

 

魔理沙「嘘だよな」

 

霊夢「本当よ」

 

魔理沙「何であいつが博麗のお札を使えるんだ?」

 

霊夢「知らないわよ」

 

文「どっちにしてもいいネタを見つけました」

 

霊夢「文じゃ荘助の事を調べるのは無理よ、紫でも出来なかったのだから」

 

魔理沙・文「「紫でも荘助の事を調べられなかったのか(ですか)」」

 

紫「そうよ、もし調べることが出来たとしても殺されるかもしれないわよ」

 

文「そ、そうなのですか。ならやめておきます」

 

魔理沙(荘助は一体何者何だ?)

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

〜ある森の中〜

 

ある森の中で荘助は妖怪の群れに囲まれている

 

荘助「いやぁ、霊夢は運が良いよ。もしかしたら霊夢死んでたかもしれないからね」

 

妖怪「お前この状況わかってんのか?」

 

荘助「うん、わかってるよ」

 

妖怪「なら、死ね」

 

荘助「いや、死ぬのはお前らだよ、スペルカード発動 滅符『忍び寄る死』」

 

荘助が唱えると荘助から黒い波紋が広がり、妖怪達を飲み込む

 

妖怪「何にも起きねぇじゃ、ねぇ…」

 

黒い波紋に飲み込まれてた妖怪が次々と死んでいく

 

荘助「この程度かお前らは?」

 

妖怪「いけぇ〜お前ら❗️」

 

荘助「さぁ、僕を楽しまたくれよ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

次の日の新聞に「妖怪が大量に殺される事件」として大きく載っていたのであった

 

 




第五話終わりました。今回は会話を重視してたので会話が多いです。
ヒントは出したつもりなんですけど。まだ能力は分からないですよね。荘助に関してでも良いので、感想をお願いします。


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第六話 荘助の引越し

第六話始まります。今回は引越しの話で短いです。


〜博麗神社〜

 

霊夢と荘助の弾幕勝負の次の日荘助は引越しの用意をしていた

 

霊夢「引越しの用意終わった?」

 

荘助「(用意と言っても、あまり荷物鞄から出してないからすぐ終わるけどね)もうすぐ終わる」

 

霊夢「慧音が呆れてたわよ、家を見ずに決めたんだから」

 

荘助「まぁ、良いのでしょ。こんな感じかな」

 

霊夢「朝食出来てるわよ」

 

荘助「よしっ、食べるか」

 

〜少年・少女移動中〜

 

全員「「いただきます」」

 

〜少年・少女食事中〜

 

荘助「そろそろ行くか」

 

霊夢「あら、もういくの?」

 

荘助「うん、行くよ」

 

霊夢「行ってらっしゃい、騒ぎとか起こさないでよ」

 

荘助「あぁ、分かった」

 

霊夢「偶になら博麗神社に来ていいわよ」

 

荘助「賽銭目当てだろ」

 

霊夢「勿論よ」

 

荘助「当たり前か」

 

荘助が博麗神社を出て人里に向かう

 

霊夢「行っちゃったわね、本当にあの人、何者なのかしら」

 

 

〜少年移動中〜

 

荘助「人里に着いた、慧音〜おはよう〜」

 

慧音「荘助か、思ったより早く来たな」

 

荘助「えっ、だめだった?」

 

荘助は早く来すぎたと思い慧音にだめだったか尋ねたが

 

慧音「いや、朝早くに起きている事に驚いただけだ」

 

荘助「あっ、そうなの」

 

慧音「今から、家に行くのだが…」

 

慧音は気まずそうな顔で黙り始めた

 

荘助「どうしたの?」

 

慧音「いや、その、本当に家を見ずに決めて良かったのか?」

 

荘助「それなら大丈夫だよ」

 

慧音「そうなのか?」

 

慧音の顔からまだ不安の表情が残っている

 

荘助「それよりそろそろ行こう」

 

慧音「あぁ、そうだな」

 

 

〜少年・少女移動中〜

 

 

荘助「寺子屋からも近いんだ」

 

慧音「家についての感想はどうだ」

 

家は和風の建築物で壁は木で作られていて、屋根は瓦屋根で昔懐かしい家である

 

荘助「良いよ、こういう家も」

 

慧音「そうか、良かった」

 

ここでようやく安心した表情になった

 

荘助「中に入ってみるか」

 

家の中に入る

 

荘助「外から見てわかってたけどひろいな」

 

部屋は風呂やキッチンなどを除いて五つあり、一つあたりの広さが20畳ある

 

荘助「幾らなんでもでかくない?」

 

慧音「ここには昔金持ちが住んでてな、その人が死んだんだが家賃が高いから誰も住むことが出来なかったんだ」

 

荘助「だろうな、住めないよな普通」

 

慧音「その家に住めるお前が言ってもな…」

 

慧音は呆れた口調で言った

 

荘助「僕は外の世界から八億持って来たからね」

 

慧音「こっちの世界の一円は外では一万円で八億だから、こっちの世界では八兆円持ってる事になるのか」

 

荘助「うん、そうだよ」

 

慧音「どうやって稼いだんだ?」

 

荘助「適当にアニメを作っただけだよ」

 

慧音「適当って」

 

慧音は呆れた口調で言った

 

荘助「そういえば、慧音は寺子屋で先生やってるんだっけ?」

 

慧音「そうだが」

 

荘助「寺子屋の様子見に言ってもいい?」

 

慧音「良いぞ、(今いいって言ったけど、何か嫌な予感がする、大丈夫なのか)」

 

荘助「わかった、明日行くよ」

 

慧音「わかったじゃあな」

 

荘助「さよなら」

 

慧音「さよなら」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

文「あやや、荘助さんが寺子屋にいくのですか、これはいいネタになりそうです」

 




第六話終わりました。本当に今回は短めで1222文字です。次回は寺子屋での話ですが勿論騒ぎもおきます。


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第七話 寺子屋の手伝い

第七話始まります。
今回は荘助が寺子屋で慧音の手伝いをする話です。文の取材もあります。


荘助が博麗神社から人里に引越しした、次の日、荘助は寺子屋にいた

 

慧音「悪いな、寺子屋の授業を手伝ってもらって」

 

荘助「大丈夫だよ、僕は子供の面倒を見るの好きだから」

 

慧音「そうか、ありがとうな(騒ぎが起こりそうだな)」

 

慧音は霊夢と荘助が弾幕勝負をしてから荘助が何者なのか気になっていて、荘助の事を知ろうとして手伝いを頼んだのだが不安があるようだ

 

荘助「もうすぐ、生徒達が来る時間だね」

 

慧音「あぁ、そうだな」

 

〜数十分後〜

 

生徒が集まり授業が始まる

 

慧音「おはようございます」

 

生徒達「「「「「おはようございます」」」」」

 

慧音「これから授業を始めるのだが、その前に紹介したい人がいるんだ。今日の授業を手伝ってくれる土方 荘助だ」

 

荘助「よろしく」

 

生徒「先生と荘助さんは付き合ってるんですか」

 

慧音「ち、違う付き合ってないぞ」

 

荘助「うん、付き合ってないよ」

 

慧音は生徒の言った事を慌てて否定するが荘助は冷静に答えた

 

文「荘助さんは二股をしていたとは最低ですね」

 

荘助「ちょっと待て、何でお前がいる?」

 

荘助は文の頭を強く掴む

 

文「いだだだだ、い、痛いですからは、離してくださいよ」

 

荘助「何でお前がいる?」

 

文「話しますから手を離してください」

 

文の頭から手を離した

 

文「痛いじゃないですか「さっさと話せ」わかりました、昨日の話を聞いたんですよ」

 

文は頭を手でおさえながら言う

 

慧音「そういうことか、二股ってどいうことだ?」

 

文「それはもちろん慧音さんと霊夢さんの二股の話ですよ」

 

慧音「付き合ってないぞ、って霊夢と付き合ってるのは本当だったのか」

 

慧音は顔を赤くしながらも、荘助に尋ねる

 

荘助「それはもちろん嘘だよ、なんとなく霊夢が寝てる布団で寝ただけ」

 

文「あの時みたいにのってくれても良いじゃないですか」

 

慧音「やはり嘘だったのか」

 

荘助「そうだけど、授業始めないの?」

 

慧音「あぁそうだったな、授業を始めるぞ」

 

 

《一時間目 算数》

 

 

慧音「今日は昨日の割り算の復習をするぞ」

 

荘助「僕は何をやればいい?」

 

慧音「すまんがチルノのところに行って教えてあげてくれないか?」

 

荘助「わかった」

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

荘助「チルノ、割り算はこうやるんだよ」

 

今荘助はチルノに割り算を教えている

 

チルノ「解き方忘れたからもう一度教えて」

 

荘助「えーとね、4÷2か、2が何個あれば4になる?」

 

チルノ「えーと…、2個❗️」

 

荘助「正解、凄いよチルノちゃん」

 

チルノ「あたいにかかれば楽勝さ」

 

生徒達「「「「「すげぇあの先生、あの⑨が問題を解けるように教えるなんて」」」」」

 

慧音(怒らないで、褒めながら教えるのか。私とは違う教え方で私は真似出来ないが良い教え方だな)

 

荘助「次の問題は分かる?」

 

チルノ「9÷3?9は3がえーと、3個あれば9になるから答えは3❗️」

 

荘助「正解❗️」

 

荘助とチルノ以外「「「「「チルノが一人で問題をといた❗️」」」」」

 

チルノが一人で問題をといた事に寺子屋にいた人達が驚いた

 

荘助とチルノ以外「「「「「荘助さん凄すぎる」」」」」

 

荘助「あっ、そろそろ授業が終わる時間だな」

 

 

《休み時間》

 

 

慧音「心配は不要だったか、それにしてもよく怒ったりせずに褒めてられたな…この調子だったらこの後の授業も大丈夫だろう」

 

生徒「先生〜大変だ〜ルーミアが…」

 

生徒が顔を青ざめて慧音のいる部屋に入る

 

慧音「分かったすぐ行く(ルーミアが荘助を食べてしまったのか)」

 

慧音と生徒が教室に慌てて入る

 

慧音「ルーミア❗️…荘助一体どういう事だ?」

 

荘助がルーミアの頭をくわえて、他の生徒がルーミアを助けようとしている

 

ルーミア「食べられたのかー?」

 

荘助「あぐあぐ…」

 

慧音「何があったらこうなった…」

 

文「えーと…」

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

荘助「休み時間だ〜」

 

荘助は床に寝転ぶ

 

ルーミア「お前は食べられる人間なのかー」

 

荘助「そうなのかー?」

 

ルーミア「食べられるのかー、いただきまーす」

 

文「ちょっルーミア、荘助さんを食べちゃ、駄目、で、す…」

 

文がルーミアを止めようとしたが言葉は最後まで言えなかった、荘助を食べようとしたルーミアが逆に荘助に頭をかじられてた事に驚いたからである

 

ルーミア「食べられたのかー?」

 

文「……、荘助さん、ルーミアをかじらないでくださいよ」

 

文は荘助をルーミアから離そうとするが荘助は抵抗する

 

生徒「俺、先生呼んで来る」

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

文「という事があったんですよ」

 

慧音「そういう事か…とりあえずルーミアを離せ」

 

慧音は荘助に頭突きをした。鈍い音がして荘助はルーミアを離して頭を手でおさえながら

 

荘助「うー」

 

と言った

 

文「幻想郷にまともなん人はいないのでしょうか」

 

慧音「お前が言うな、荘助はもしかしなくてもロリコンか?」

 

文「どっからどう見てもそうですよね」

 

慧音「今日は一日手伝いを頼んでしまったから帰れとは言えないからな…、授業は午前中だけだし大丈夫だと信じよう」

 

慧音と文はため息をついた

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

《放課後》

その後も荘助は授業中は真面目に勉強を教えて、休み時間にルーミアを食べようとしたり騒ぎを起こしてルーミアやチルノが頭に怪我をしたりと騒ぎが起こったが、その日の授業が終わり教室には慧音 文 荘助の三人が残り話をしている

 

慧音「授業中は勉強を生徒に教えてくれたのはありがたいが、休み時間の騒ぎがなければなぁ〜」

 

文「まさか荘助さんがロリコンだったなんて」

 

荘助「違う、僕は元気のあるかわいい女の子が好きなだけだ」

 

文が言った事を荘助は否定した

 

文「今日の授業を見てロリコンじゃないと思わない人はいないと思うのですが…、まぁそれはさておき私の取材に付き合ってもらいますよ」

 

荘助「分かった」

 

文「ではまず、貴方の能力はなんですか?」

 

荘助「教えられない」

 

文「簡単には教えてくれないですか、なら、なぜ教えてくれないのですか?」

 

荘助がはっきりと教えないと言われてショックをうけながらも取材を続ける

 

荘助「強すぎるから」

 

文・慧音「「強すぎる?」」

 

文と慧音は荘助の言った言葉に疑問を抱く

 

荘助「うん、そうだよ」

 

慧音「博麗のお札を使えるのと関係はあるのか?」

 

荘助「あるとだけ言っておくよ」

 

文「そうですか、次の質問は幻想郷は好きですか」

 

荘助「嫌いだ」

 

文・慧音「えっ…?」

 

荘助が言った言葉に文と慧音は言葉を失った

 

文「…なんで嫌いなんですか?」

 

荘助「言う必要が無い」

 

慧音「なら何で幻想郷に来た?」

 

荘助「紫に頼まれたから」

 

慧音「一体何があったんだ?」

 

荘助「……」

 

荘助が黙り込み辺りが静かになる

 

文「と、とりあえず次の質問をしますね、えーと外の世界で何をしてましたか?」

 

荘助「アニメを作ってた」

 

文「紫さんは外の世界では有名人だと言ってましたが」

 

荘助「僕の作ったアニメが有名になって、テレビとかに出るようになったんだ」

 

慧音「それは凄いな」

 

荘助「そうでも無いよ、あっ、そろそろ家に帰らないと…取材はまた今度にしてくれない?」

 

文「わかりました、取材に協力していただきありがとうございます」

 

荘助「じゃあね」

 

文・慧音「さようなら」

 

荘助は寺子屋を出て家に帰った

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

紫「やっぱり文が取材してもだめなのね」

 

紫はスキマを使って取材の様子を見ていた

 

紫「荘助は私がスキマから覗いてるのに気づいてたわね」

 

紫は気づかれないように覗いていたのだが、時々荘助の視線を感じた

 

紫「気にしすぎてたのかもしれないわね、それよりそろそろあの人を幻想入りさせようかしら、何が起こるのか楽しみね」

 




第七話終わりました。
次の話で主人公がそろいます、多分無理だと思うけど次の話で第1章を終わらせたいと思います。


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第八話 正義のヒーローの幻想入り①

第八話始まります。
今回はもう一人の主人公が幻想入りします。
オリキャラ紹介
名前…佐藤 正義(さとう まさよし)
髪型…髪は黄色のネープレス
服装…特に決まった服は着ない、運動しやすい服であれば特にこだわりはない
性格…真面目
正義感が強い


?「はぁ、ここはどこだ?」

 

とある少年が竹林の中をさまよっていた、その少年の名前は斉藤 正義である、正義は友達と遊びに出かけ帰る途中で突然地面に穴が開きそのまま落ちてしまったのだ

 

正義「急に開いた穴に落ちたと思ったら変な森にいた…とりあえずこの森から出たいけど出れない」

 

そしてしばらく歩いていると竹林の奥から声が聞こえてくる

 

正義「誰かいるのか…、とにかく行ってみよう」

 

正義は声のするところへ走った

 

しかし声がしたのは人間が発したのではなく顔が人間で体が蜘蛛の化け物だった

 

正義「な、なんだこいつ?」

 

化け物は奇声を発しながら襲いかかってくるが小さいため、簡単に逃げることが出来た

 

正義「はぁ、はぁ、…よし、さっきの化け物からは逃げれたけど今度はでかくないか?」

 

先程の蜘蛛は子犬ぐらいの大きさだったのだが、今、正義の目の前にいる化け物は人の3倍はある大きさだ

 

正義「逃げたいけど、もう走れないよ…」

 

蜘蛛から逃げる時、全速力で走ったので体力が限界である、しかし、蜘蛛は休ませる時間など与える訳も無く正義に近づいてきている

 

正義「もう、だめか…」

 

蜘蛛が足で正義を逃げないように捕まえる、蜘蛛の口から出ただ液が体にたれ、体中に生暖かい感触が広がる

 

そして死を感じて正義は目を閉じる

 

?「諦めるな…」

 

突然声が頭の中に響いた

 

正義「えっ…?」

 

正義はもう一度声を聞こうとしたが聞こえる事は無かった

 

正義「諦めるな…か」

 

正義の体が光りはじめる

 

正義「諦めてたまるかあああ〜❗️」

 

正義の周りに風が吹き荒れる。その風で蜘蛛が吹き飛ばされる

 

正義「…力が溢れ出てきてるのか?すごい…」

 

光を身に纏った正義が呟いた

 

正義「これなら勝てる」

 

吹き飛ばされた蜘蛛が正義に襲いかかる

 

正義「おぉらああぁぁ‼️」

 

蜘蛛にパンチを繰り出して、倒した

 

正義「はぁ、はぁ、…倒せた、けど、…疲れた」

 

体に光を身に纏って戦い、蜘蛛を倒したが走った後に慣れてない力を使った事で体力を使い果たしてしまった

 

?「こっちの方からすごい風が吹いてきたんだけど…おい、大丈夫か?」

 

白髪の女の子が正義に話かける

 

正義「大丈夫です、少し疲れてるのでしばらくは動けませんが、それより貴方は?」

 

?「私は藤原 妹紅だ」

 

正義「佐藤 正義です、あの…ここはどこですか?」

 

妹紅「外来人か、ここは幻想郷の迷いの竹林だ」

 

正義「えっ…?」

 

正義は知らない単語がいきなりでてきたので戸惑う

 

妹紅「まぁ、いきなり訳の分からない事を言われても無理があるよな、…説明してあげるから大人しくきいてろよ」

 

正義「分かりました」

 

 

〜少女説明中〜

 

 

妹紅「分かったか?」

 

正義「分かりました…」

 

正義は返事をするが元気は無かった

 

妹紅「どうしたんだ?」

 

正義「妖怪を殺さないといけないのですか?」

 

外の世界で殺したことが無いため躊躇う気持ちが出てくる

 

妹紅「殺しなんて一度も無い人が妖怪を殺すのは躊躇うもんな…、…そこは慣れろとしか言えないんだよなー」

 

正義「そう、ですか…」

 

妹紅「そろそろ歩けるか?」

 

正義「…はい、歩けます」

 

妹紅「人里に行くぞ」

 

正義「分かりました…」

 

妹紅(正義に妖怪退治をさせるのは厳しいか…)

 

 

〜少年・少女移動中〜

 

 

妹紅「着いたぞ、ここが人里だ」

 

正義「ここが人里か…、思ったより小さいですね」

 

妹紅「た、確かに外の世界と比べたら小さいな」

 

正義の言葉に妹紅は苦笑した

 

妹紅「ちょっと紹介したい人がいるんだ」

 

正義「紹介したい人?」

 

妹紅「あぁ、上白沢 慧音という名前の人なんだがその人は人里を妖怪から守る番人?をやってるんだ」

 

正義「へー凄いですね」

 

妹紅「慧音は…あそこにいた」

 

慧音は文と荘助の三人で話をしていた、妹紅と正義は慧音のところまで走る

 

慧音「妹紅か、…その隣にいる男は誰だ?」

 

慧音は妹紅の隣にいる正義について尋ねる

 

正義「佐藤 正義です」

 

慧音「正義か、私は上白沢 慧音だ、慧音と呼んでくれ」

 

正義「分かりました慧音さん、…あの、もしかして荘助さんですか?」

 

慧音「あぁ、そうだが知ってたのか」

 

慧音は正義が荘助の事を知ってたことに驚く

 

正義「当たり前ですよ、荘助さんは外の世界では有名ですから」

 

妹紅「荘助って誰だ?」

 

慧音「妹紅は会ってないから知らないか、荘助は数日前に幻想入りした人間だ」

 

妹紅「そうか、私は藤原 妹紅だ、よろしくな」

 

荘助「(生のもこたんINしたおを見たい)僕は土方 荘助です」

 

荘助は真面目に挨拶するも頭の中では余計な事を考えていた

 

文「荘助さんの事教えてください」

 

正義「本人に直接聞けばいいじゃないですか、後あなたは誰ですか?」

 

文「あっ、すいませんでした、私は射命丸 文です。文々。新聞を書いてます、荘助さんに聞いても中々教えてくれないんですよ」

 

文は自己紹介しながら、荘助にたいする不満を言った

 

正義「何で教えないんだ?…何で僕の顔を見てるのですか?」

 

荘助が正義の顔をずっと見てたので理由を尋ねた

 

荘助「いやぁ、面白い能力を待っているな、と思ってね」

 

正義「能力、俺も持っているですか?」

 

能力を持っていないと思っていたため驚いていた

 

荘助「うん、二つ持ってるよ一つは【正義を力に変える程度の能力】、もう一つは【受けたダメージを力に変える程度の能力】だね」

 

慧音「よく能力が分かったな」

 

荘助「僕の能力の都合上分かるようになってるんだよ」

 

文「さらっとヒントを与えてますけどいいのですか?」

 

荘助「大丈夫、その程度じゃ僕の能力を当てることは出来ないからね」

 

正義「【正義を力に変える程度の能力」ってどういう能力なの?」

 

正義が自分の能力について荘助に尋ねた

 

荘助「正義心を力に変える能力じゃない」

 

正義「正義か…」

 

荘助「正義が何かを分かれば強くなれるんじゃない?」

 

正義「正義か…正義って何だと思う?」

 

文「私には分かりません」

 

慧音「正義とは守るものだと思う」

 

荘助「可愛いと勝者こそが正義だ」

 

正義「微妙だな…」

 

正義について聞いてみたがまだよく分からないようで浮かない表情をしていた

 

文「慧音さんは何となく分かるのですけど、荘助さんの勝者こそが正義がよく分からないですね」

 

荘助「簡単に言うと絶対的な正義はないということだよ」

 

正義「じゃあ、正義は何のためにあるの?」

 

荘助「それは自分で探さないと意味がないよ」

 

正義は荘助が言った事に納得が出来てない

 

慧音「他人の力ばかり頼っては駄目だという事だ」

 

正義「分かりました…」

 

慧音の発言で納得し、問い詰めるのをやめた

 

荘助「住むところないでしょ、住むところ紹介してあげるよ」

 

正義「ありがとうございます」

 

慧音「まさか自分の家に住ませるつもりか?」

 

荘助「違うよ、博麗神社を紹介するつもり」

 

慧音「お前が他人任せしてるじゃねえか」

 

慧音は呆れた口調で言った

 

妹紅「あの、そろそろ私も話に参加していいか」

 

慧音「何か言いたい事でもあったのか」

 

妹紅「いや、私の存在が忘れられてそうだったから話かけただけだ」

 

文「私の事も忘れてませんか?」

 

慧音「すまん妹紅、存在を忘れてた」

 

文「私にたいしては何も言わないのですか?」

 

正義「文さんは時々話に参加してたので覚えてましたよ」

 

文「うっ、そうでしたか」

 

妹紅「それより、正義の住むところはどうすんだ?」

 

妹紅が話に加わろうと話をかえる

 

荘助「とりあえず霊夢にお願いして、駄目だったらこの手紙を渡して」

 

正義「いつ手紙を書いたのですか?」

 

荘助「昨日だよ、多分明日誰か幻想入りするんだろうなと思ったからね」

 

正義「もし、来なかったらどうしていたんですか?」

 

荘助「大丈夫だ、問題ない」

 

荘助はドヤ顔で答え、他の人はため息をついた

 

荘助「まぁ、それでも駄目だったら妹紅か慧音、文とかに泊めてもらえばいいじゃん」

 

荘助以外「「「「はあああ〜⁉️」」」」

 

文「わ、私は無理ですよ、私の住んでるところ人間が入っちゃいけないので」

 

妹紅「わ、私より慧音の家の方がいいと思うぞ」

 

慧音「妹紅は料理が上手いから妹紅の方がいいぞ」

 

三人は顔を赤くして断っている

 

荘助「もしもの時だから大丈夫だよ」

 

妹紅・慧音・文「「「大丈夫じゃありません(ない)」」」

 

荘助「僕は用事があるからいくね」

 

荘助以外「「「「待てええええ‼️」」」」

 

荘助を捕まえようとするが、荘助は突然消える

 

文「荘助さん消えちゃいましたね」

 

妹紅「後で燃やしてやる」

 

慧音「今回は霊夢に頼るしかないか」

 

文「この話は置いておいて、正義さん」

 

文が正義に話かける

 

正義「何かありましたか?」

 

文「荘助さんについて分かることを教えてください」

 

正義「分からない事の方が多いと思うのですがいいですか?」

 

文「大丈夫です」

 

正義「じゃあ、荘助さんについて知っていることを教えます」




第八話終わりました。
一話で正義の幻想入りの話を終わらせたかったのですが、終わらせられませんでした。
第一章は次の話で終わりです。


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第九話 正義のヒーローの幻想入り②

第九話始まります。
この話で第一章を終わらせたいです。


正義「外の世界では、荘助さんは不思議な人として扱われていました」

 

文「不思議な人?」

 

正義「口調や性格がよく変わっているからです」

 

文「性格が変わる?」

 

妹紅「性格ってころころ変わるものなのか?」

 

慧音「いや、あり得ないだろ」

 

三人は正義の言っている事が理解出来なかった

 

正義「自分自身の事が分からなくて探してるというか、なんというか、分からないんです」

 

文「そうですか、…他に分かる事はありますか?」

 

正義「…、荘助さんは人が死ぬ事に興味がないんです」

 

正義以外「「「えっ?」」」

 

三人は驚きの声を出すしか出来なかった

 

正義「実際に殺した事があるそうですし、本当だと思います」

 

文「…、何で人を殺したか知ってますか?」

 

正義「何も言ってませんでしたが、テレビで会見を見たのですが、悲しそうな表情でした」

 

慧音「理由が分からないのか、本人に聞いても教えてくれないだろうな」

 

正義「荘助さんは有名になる前何をしてたのかが謎という事でも有名でしたね、荘助さんは一体何者かがSNSとかで話題になった程です」

 

文「その、えすえぬえす?では荘助さんは何者だと言われてますか?」

 

正義「荘助さんは宇宙人だとか、未来から来ただとか、色々出ていますが、全部違うそうです」

 

文「そうですか…」

 

慧音「荘助が嘘をついているかもしれないだろ」

 

文「それもあり得ますよね」

 

文は落ち込み気味だが、慧音の一言で立ち直った

 

正義「暗所恐怖症だとも言ってました」

 

妹紅「それは何かの病気か何かか?」

 

正義「暗いところが極端に苦手な人のことです、とは言っても荘助さんの場合は暗くて狭いところがだめなんですけど」

 

文「もし、そういうところに閉じこめたらどうなるのですか?」

 

正義「最初は発狂して、近くにいた人を襲います、前にテレビ番組のコーナーでやった事があったんですよ…」

 

文「それでどうなったのですか?」

 

正義「最初は楽しい感じの雰囲気だったのですが、荘助が近くの人を襲い始めてからパニック状態でした」

 

文「そ、そうですか」

 

正義「結果、遠くに いた人以外は死にました」

 

正義以外「「「…」」」

 

正義の言葉で三人は失ってなにも言えなかった

 

正義「その時は、テレビ会社に責任があったから裁判で有罪にはなりませんでした」

 

しばらくの間、風の音だけで辺りは静かになる

 

正義「じゃあ、僕博麗神社に行ってきます」

 

文「あっ、取材に協力していただきありがとうございます」

 

正義「そういえば、博麗神社ってどこ?」

 

文「私が案内します」

 

正義「ありがとうございます」

 

文「空飛びますので手を掴んでください」

 

文は手を差し出した

 

正義「えっ?あっ、分かりました」

 

正義は戸惑いながらも、文の手を握った

 

文「じゃあ、行きますよ」

 

文は空を飛んだ

 

 

 

慧音「暗所恐怖症か、いい情報が手に入ったが、まだ分からないな」

 

妹紅「そうだな、それに加えて荘助は人を殺した事があったのか、分からない事だらけだな」

 

妹紅「考えて分からないんだから、考えても無駄か」

 

妹紅は考えるのをやめた

 

慧音「もう少しは頑張れよ、…まぁ私も考えるのをやめるか」

 

慧音は妹紅に呆れながらも考えるのをやめた

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

文「着きました、ここが博麗神社です」

 

正義「博麗神社か、大きいですね」

 

文「お賽銭をしてくださいよ、あと、お賽銭のお金は出来る限りたくさん賽銭箱に入れてください、では私はこれで」

 

正義「何で?」

 

正義の問いに答えず飛んで行ってしまった

 

文「泊めてくれる確率が高くなるからです」

 

正義「嘘ですよね」

 

正義は信じてないものの、出来る限りのお金を賽銭箱に入れた

 

霊夢「お賽銭の音❗️」

 

神社から、霊夢が出てくる

 

正義「こんにちは、俺は正義です」

 

霊夢「そう、私は博麗霊夢よ、ここに来た用事は?」

 

正義「住むところを探していたら、荘助さんに博麗神社に泊まれと言われたのでお願いしに来ました」

 

霊夢「断る」

 

正義「ですよね…」

 

正義は見ず知らずの人を自分の家に泊めてくれないのは分かっていた

 

正義「荘助さんから霊夢さんに手紙を渡してと言われました」

 

手紙を霊夢に渡す

 

霊夢「分かったわよ、泊めてあげればいいのでしょう」

 

手紙を読み終えた霊夢が言いすてるように言った

 

正義「ありがとうございます」

 

霊夢「そのかわり、家事とか手伝って貰うからね」

 

正義「分かりました」

 

霊夢「とりあえず、神社に入って」

 

正義「あの、手紙に何が書いてあったのですか?」

 

霊夢「内緒よ」

 

正義は手紙の内容を教えてくれない事で、残念そうな顔をしていた

 

霊夢「何で面倒くさい事ばかり起きるのかしら」

 

霊夢はため息をついた

 

 

 

手紙の内容

 

霊夢へ

 

正義が幻想入りしたんだけど博麗神社に泊め

 

てあげてくれない?

 

泊めてくれれば定期的に賽銭とかしてあげる

 

し、外の料理とか作ってあげるよ。じゃ、期待してるよ

 




第九話終わりました。
無理やりな感じですが、第一章はこれでおわりです。
次の章は紅霧異変です。


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第二章 解決紅霧異変
第十話 異変解決開始前日


第十話始まります。
この話かは第二章に入ります。


正義「はぁ、はぁ、…ちょっと休ませて」

 

正義が幻想入りしてから、二週間がたった。正義は霊夢に修行をつけさせてもらっている

 

正義はまだ妖怪を殺すことを躊躇っているが、彼の能力の『正義を力に変える程度の能力』を自由に使えるようになった。

 

霊夢「分かったわ、少し休憩しましょ」

 

霊夢は神社に入っていく

 

正義「この能力強いのかなぁ、霊力とかで代用が出来ない、正義が何か考え直せば強くなれるとは荘助さんは言ってましたけど…分からない」

 

正義の能力で作られる力は霊力などで代用が出来ない、そのためその力にも名前をつけることになり、魔理沙の考えた正義力になった

 

正義「とりあえず、今は休憩して、修行に集中しよう」

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

荘助「ドッチボールでボールを速く投げたい時はこう投げるんだよ」

 

荘助は寺子屋でドッチボールを教えていた。荘助は寺子屋の授業に体育を入れたらと慧音に提案し、荘助が校庭を作るのと体育の先生をするという条件で慧音は許可した

 

チルノ「分かった、ボールを凍らせて投げればいいのね」

 

大妖精「駄目だよチルノちゃん、ちゃんとボールをてに持って投げるんだよ」

 

チルノが言ったことにたいして大妖精がツッコミをした

 

荘助「次は投げてきたボールをキャッチする方法なんだけと、妹紅手伝って」

 

妹紅「分かった」

 

近くで様子を見てた妹紅が荘助のところまで近寄る

 

荘助「ちょっとボールを投げてくれない?全力で投げていいから」

 

妹紅「了解」

 

妹紅は荘助から離れボールを投げる構えになった

 

妹紅「全力でいくぞ、

即席スペルカード発動炎符『ファイヤーボール』」

 

ボールを炎で覆い不死鳥とかしたボールが荘助を襲う

 

荘助「これボールじゃないよね、まぁ面白いか

らいいか

防符『ミラー』」

 

妹紅「うお、あぶね」

 

妹紅の攻撃を跳ね返すが妹紅は間一髪のところで避ける

 

妹紅「中々やるな、でもこれで…慧音どうしたんだ?」

 

妹紅の目の前に慧音が現れた

 

慧音「お前ら何遊んでいるんだ?」

 

妹紅「慧音、こ、これはだな…ドッチボールを教えていたんだ」

 

慧音「だったら何故スペルカードを使う?」

 

荘助「僕が妹紅にボールを投げてと言ったらスペルカードを使ってた」

 

妹紅「ちょっと、荘助何言ってるんだ…慧音落ち着こう笑顔が大事だ「私は前から笑顔なんだが」目が笑ってねええええぇぇぇ❗️…」

 

慧音に頭突きをされ妹紅は気絶した

 

荘助「じゃ今度は慧音に投げて貰うか」

 

慧音「ボールを投げるって燃えてないか」

 

ボールは荘助が作ったもので一つしかなく、そのボールも妹紅の炎で燃えている

 

荘助「大丈夫、頑丈なボールだからね鬼でも壊せないよ」

 

荘助が水をかけて炎をけす

 

慧音「頑丈なのは分かったが、さすがに鬼だと壊せるだろ」

 

慧音微笑した

 

荘助「とりあえず、投げて」

 

慧音「分かった」

 

慧音はボールを投げ、荘助がキャッチした。生徒達から歓声が上がる

 

荘助「まぁ、ボールをキャッチする時のやり方は色々あるけどどれも同じなのは飛んでくるボールを恐れないこと、相手を良く見ることかな」

 

生徒「「「「「はーい」」」」」

 

荘助「よし、実際に練習してみるか、二人一組になって、周りと離れた場所にいって…じゃ始めていいけどおもいっきり投げて怪我はさせないようにね」

 

生徒「「「「「はーい」」」」」

 

生徒達がボールを投げ始める、嬉しそうな声が出て賑やかになる

 

慧音「これを見てると体育も必要だったと感じるよ」

 

荘助「良かったでしょ、校庭を作るのは大変だったしここ一様僕が買った土地だからね」

 

慧音「知っているよ、お金持ちだからいいだろそのぐらい」

 

今、校庭として使っているところは元々ほかの人の土地で荘助がお願いして買った土地である

 

慧音「そういえばプールはあとどれくらいで出来るんだ?」

 

荘助「プール自体はできてるけど親が危ないから駄目だって言うんだよ」

 

荘助はプールが完成してから寺子屋の生徒の親にプールの話をしたところ、反対された、その子以外をプールに入れるのはかわいそうなのでプールの授業はしていない

 

慧音「なら、私が説得しに行くよ」

 

荘助「ありがとう」

 

文「ふふふ、ここにいましたか荘助さん」

 

二人が話をしていると文が来た

 

荘助「んぁ?文か異変なら霊夢が動くまで何もしないぞ」

 

文「そうですか、早く解決してくださいよ」

 

荘助「分かった」

 

何日か前から紅い霧が空を覆っているが、荘助は霊夢が何もしない限り動くつもりはなかった

 

文「そういえば、プールの授業はしないのですか?」

 

慧音「親が駄目だって言うからプールの授業が出来ないんだ」

 

文「そうですか、それは残念でしたね、特に荘助さんが」

 

荘助「本当、酷いよね、おかげでチルノちゃんの水着姿が見れないじゃん」

 

慧音・文「「やっぱりそれが目的か(ですか)ロリコン」」

 

慧音と文は冷たい目で荘助を見た

 

荘助「別に僕はロリコンじゃないつて…そろそろ練習はおわりだよ」

 

文「話をそらしましたよね」

 

荘助「じゃあ、今度は二チームに別れて試合をやるか」

 

荘助が話をそらした事で不満を言うが荘助は無視する

 

荘助「試合を始めるよ、

試合…開始」

 

試合が始まる前は緊張からか静かだが始まるとすぐに賑やかになった

 

チーム編成

【チームチルノ】

チルノ

大妖精

ルーミア

(人里の子供)*名前のみ

英一(えいいち) 外野スタート

俊介(しゅんすけ)

高広(たかひろ)

義和(よしかず) 外野スタート

雅之(まさゆき)

明美(あけみ) 外野スタート

咲(さき)

 

【チームリーグル】

リーグル

ミスティア 外野スタート

てゐ 外野スタート

(人里の子供)*名前のみ

徹(とおる)

晴人(はると)

秀雄(ひでお)

優馬(ゆうま)

涼成(りょうせい) 外野スタート

秀美(ひでみ)

 

結構勝者チームチルノ

 

互いの力は同じぐらいだったが、学習能力のある大妖精がチームチルノを勝利へと導いた勝ったチルノが負けたチームを馬鹿にして、喧嘩が起きたが慧音がチルノを頭突きしてその場を納めた

 

 

 

荘助「これで今日の体育の授業はおわりだけど、ドッチボールはたのしかった?」

 

生徒達「「「「「楽しかった」」」」」

 

生徒達は他のスポーツもやりたいと言っていたが荘助はまた後でもいった

 

荘助「じゃあ、僕は帰るよ」

 

生徒達「「「「「さようなら」」」」」

 

荘助「さようなら」

 

荘助が寺子屋を出ると外で妹紅がいることに気づいた

 

荘助「どうしたの妹紅?」

 

妹紅「し、荘助❗️あ、…えと、あの、その…私の家に来ないか?」

 

妹紅は顔を赤くして言った

 

荘助「いいけど、どおしたの?」

 

妹紅「え、あ、いや、外の世界の話を聞きたいなと思ってさ」

 

荘助「ふーん、じゃ、行こ」

 

妹紅「あ、あぁ」

 

 

〜少年・少女移動中〜

 

 

妹紅「ここが私の家だ」

 

荘助「失礼します」

 

妹紅「ちょっ、待て、そこで待っててくれ」

 

妹紅が慌てて家に入ろうとする荘助を止め、家に入った

 

 

〜十数分後〜

 

 

妹紅「すまない、待たせたな」

 

荘助「うん、待った」

 

荘助は妹紅の家に入った

 

妹紅の家の中は荘助が外で待っている時間の間に掃除したのだろうか綺麗である

 

妹紅「そこに座ってくれ、お茶を用意しておいた」

 

荘助「ありがとう」

 

妹紅「あの、外の世界の話を聞かせてくれないか?」

 

荘助「いいよ、まずなにからはなそうかな…」

 

 

〜少年説明中〜

 

 

荘助「これでいいかな」

 

荘助はアニメやゲームを中心として外の世界の技術や出来事をはなした

 

妹紅「お前の作ったアニメ?を見てみたいな」

 

妹紅が呟くと

 

荘助「見せてあげようか?」

 

と荘助が言った

 

妹紅「いや、流石にむ「出来ますが?」ゑっ?」

 

荘助が突然現れたスキマに手を伸ばしDVDとテレビ、DVDプレーヤーを取り出した

 

荘助「スキマでコンセントを繋げて…これで見れるはずだよ」

 

妹紅「……」

 

妹紅は口を開けて驚いていた

 

荘助「暫くの間貸してあげるから見ていいよ」

 

妹紅「あ、…ありがとうな」

 

暫くしてから喋る事が出来た

 

妹紅「お前、スキマ操れるのか?」

 

荘助「よし、夕飯でも作るか」

 

妹紅「ありがとう、…えっ?」

 

荘助「どうした?」

 

妹紅「もしかして、泊まるつもりは無いよな?」

 

妹紅は顔を赤くして言った

 

荘助「泊まるに決まってるじゃん」

 

妹紅「はああぁぁ⁉️」

 

荘助の発言に驚き思わず叫んだ

 

妹紅「えっ、それって、あの「料理作ってくる」ちょっと待てええええぇぇぇ‼️」

 

妹紅が叫ぶのを無視して荘助は台所に行く

 

 

〜少年料理中〜

 

 

荘助「出来たよ」

 

荘助は料理を机に置く

 

妹紅「へー、これが外の世界の料理か、意外に料理出来るんだな」

 

荘助「一人暮らししてるからね」

 

妹紅「一人暮らししてる人のレベルの料理じゃないよ」

 

荘助が作った料理は結構こった料理が多く一人暮らしでは作らないような料理ばかりだった

 

荘助・妹紅「「いただきます」」

 

 

〜少年・少女食事中〜

 

荘助「食ったから風呂でも入るか」

 

妹紅「えっ、本当に泊まるのか?」

 

荘助「当たり前だろ」

 

妹紅「まじで?」

 

荘助「まじで、風呂入ってくる」

 

荘助は風呂にはいりにいった

 

妹紅「霊夢の大変さが分かったよ」

 

妹紅はため息をついた




第十話終わりました。
質問を感想にかけば出来る限り答えます。


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第十一話 紅霧異変開始

第十一話始まります。
紅霧異変始まりました、戦闘シーンは多分(絶対?)下手です。



霊夢「そろそろ行くわよ」

 

霊夢は博麗神社で異変解決のための準備をしていた

 

正義「あの…荘助さんを待っていた方がいいのではないでしょ「遅れて来るのが悪い」はぁ…(荘助さんかわいそう、異変解決するの楽しみにしてたそうだし)

 

魔理沙「おし、そろそろ行くぜ」

 

霊夢・魔理沙・正義は博麗神社を出た

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

妹紅「待てええええぇぇぇ‼️」

 

文「待ちませんよ、って、荘助さんいつのまn「文、つっかまえた♪」ぎゃああああぁぁぁぁ…」

 

一方その頃、荘助は妹紅と一緒に文を捕まえていた

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

霊夢「多分、この辺じゃないかしら」

 

魔理沙「なぁ、本当にここに犯人がいるのか?」

 

霊夢「私の勘がそう言ってる「はずれてたら罰ゲーな」嫌に決まってるでしょ」

 

霊夢・魔理沙・正義は霧の湖にいる

 

正義「それにしても、凄いところに来た「普通でしょ?」ソウデスカ、さて、どうs「誰だお前達❗️」何で人の言う事を邪魔するんだあああぁぁぁぁ‼️」

 

チルノ「あたいはチルノ、お前らあたいと弾幕勝負をs「霊符『夢想封印』」えっ?ぎゃああああぁぁぁぁ」

 

霊夢は弾幕勝負を申し込んで来たチルノに夢想封印を叩き込んだ

 

魔理沙・正義「「悪魔だ…」」

 

霊夢「何よ、文句あるの?」

 

魔理沙・正義「「流石にかわいそう」」

 

霊夢「はもってまで言わなくてもいいでしょ「チルノちゃーん」何よ今度は」

 

奥から緑髮の妖精、大妖精がとんでくる

 

大妖精「チルノちゃーん、大丈夫?」

 

チルノ「お星様が飛んでる…」

 

大妖精「チルノちゃんがご迷惑をお掛けし「謝るんだったら賽銭して」えっ?」

 

霊夢「嘘よ、そういえば今回の異変の犯人ってわかる?」

 

大妖精「多分、この先の紅い館の住人だと思います」

 

霊夢「そう、分かったわ「お前やっぱりはずれてたじゃねぇか」夢想封印やるわよ」

 

霊夢は魔理沙に向かってお札を取り出した

 

魔理沙「冗談だよ、ほ、ほらさっさと行こうぜ」

 

霊夢・魔理沙・正義は霧の湖から飛び出す

 

大妖精「チルノちゃん大丈夫?「綺麗な川が見えるよ」三途の川見えてる、チルノちゃん起きて〜‼️」

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

霊夢「ここね」

 

正義「門番が寝てるけどいい「駄目だろうけどこっちの方が楽でいいのよ」だから人の言う事を「うるさい」はい…」

 

大妖精の言う通りにきたが、門番が寝ているため正義が起こしそうになったが、霊夢が止めた

 

魔理沙「とりあえず入るか」

 

霊夢・魔理沙・正義は館に入った

 

 

 

霊夢「結構中も紅いのね」

 

正義「そうですね、目に悪いよ」

 

霊夢「そういえば魔理沙は?」

 

正義「そういえばどこだ?」

 

紅い館に入ると突然魔理沙が消えた

 

霊夢「どっか勝手に行ったのかしら」

 

正義「だといいけど「ここから先には行かせない」誰だ」

 

銀色の髪で、メイド服を着た人が突然現れた

 

?「私は十六夜 咲夜、紅魔館のメイドをやっている、お嬢様には会わせない」

 

霊夢「とりあえずこのメイドは私が相手をするから貴方は先に行って」

 

正義「分かった、「させるか」なっ?」

 

正義の目の前に突然現れた

 

咲夜「死ね「させないわよ」ぐっ」

 

霊夢は咲夜に向かってお札を投げ、咲夜にあてた。正義は咲夜が怯んでる間に全力で走り犯人を探し始めた

 

咲夜「くっ、人間ごときに「貴方も人間よね」黙れ、とにかくお前を倒してあの男のところに行く」

 

霊夢「はぁ、何で私に勝つ前提なのよ」

 

霊夢はため息をついた

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

魔理沙「ここは、おおぉぉーすげー、何だこの量の本は」

 

魔理沙は紅魔館に入ったと思ったら巨大な図書館にいた

 

魔理沙「何でこんなところにいるんだ?まぁいいか、本を何冊か頂いてくか」

 

?「私がここに来るようにしたのだから当たり前でしょ、後ここにある本はあげないわよ」

 

紫色の女の子が魔理沙に話しかけた

 

魔理沙「誰なんだぜお前は」

 

?「人に名前を尋ねる時は自分から名乗るのが常識でしょ、私はパチュリー・ノーレッジ、魔法使いよ」

 

魔理沙「私は霧雨 魔理沙、普通の魔法使いだぜ」

 

パチュリー「私が貴方をここに来させたのは、格の違いを教えるためよ」

 

パチュリーは無表情でいった

 

魔理沙「そんな事は「あるわよ、人間と魔法使いの差がね」だったら弾幕勝負で分からせてやるぜ」

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

正義「ここはどこだ」

 

正義は犯人を探そうとするが紅魔館がとてつもない程広いため道に迷っていた

 

正義「犯人はどこにいるんだ」

 

正義がある部屋のドアを開けた

 

?「あら、思ったより遅かったじゃない」

 

正義「お前は誰だ」

 

正義が入ったのは他より広い部屋だった、辺りは紅いのは変わらないが部屋の上には大きな窓があり、窓の外には紅い月が見える、その窓の前に銀髪の少女がいた

 

?「私の名前はレミリア・スカーレット、紅魔館の主で、この異変の犯人よ」

 

正義「そうか、なら、この異変を、終わらせてください」

 

レミリア「貴方が弾幕勝負に勝てたら終わらせてあげるわよ」

 

正義「なら始めましょうか」

 

レミリア「こんなにも月が紅いから、本気で殺しに行くわ」

 

正義「あの、弾幕勝負で殺しては駄目ですよ」

 

レミリア「分かってるわよ、決め台詞を言っただけ、雰囲気を壊さないでくれる?」

 

正義「ごめんなさい」

 

レミリアはため息をついた

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

荘助「はぁ?もう皆異変解決に行っちゃてるの?」

 

荘助は妹紅と文のトラブルをやり抜けた後博麗神社に行ったが、皆異変解決に行ってしまったため誰もいない

 

荘助「ちっくしょうめえええぇぇぇ〜〜‼️」

 

荘助の叫び声はただ虚しく辺りに響くだけだった




第十一話終わりました。
前書きでも言いましたが戦闘シーンは下手(多分戦闘シーン以外もそもそも下手)ですのでご了承ください。
あと、評価、お気に入り登録、感想を書いてくれてありがとうございます。非ログインユーザーでも感想、質問を書けます。これからも頑張りますので感想、質問などをばんばん書いてください。お願いします。


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第十二話 異変解決者VS紅魔館

第十二話始まります。
この話で結構話が進むと思います。


咲夜「はぁ、はぁ、…流石、博麗の巫女ねここまでやるなんて」

 

霊夢「当たり前でしょ、貴方の能力も分かったんだから勝負はもうついているのよ」

 

霊夢は最初咲夜の能力が分からず逃げる事に精一杯だったが、咲夜の能力が時を止める能力だと分かってから形成が少しづつ霊夢の方に傾いてきた

 

咲夜「くそっ、

奇術『ミスディレクション』」

 

霊夢を弾幕やいつの間にか投げられていたナイフが襲うがお祓い棒で防ぐなどして、全てよける

 

咲夜「なら、

メイド秘技『殺人ドール』」

 

また先程と同じように、弾幕とナイフが霊夢を襲うが霊夢は避けずに

 

霊夢「霊符『封魔陣』」

 

霊夢の周りに結界を張った、その結界は大きくなり、逃げきれなかった咲夜を叩き落とした

 

咲夜「くそっ、

幻世『ザ・ワールド』」

 

 

 

 

 

 

 

 

咲夜「これで終わりよ博麗の巫女」

 

咲夜は時を止めて、ナイフを霊夢の周りに投げると霊夢に当たらず僅か数センチのところで止まった

 

咲夜「そして時は動きだす…」

 

時が動きだし、止まっていたナイフが霊夢に向かってまた動きだし、全て霊夢に当たった

 

咲夜「これで終わりね…なっ⁉︎」

 

ナイフで死んだと思ったハズの霊夢が突如お札になり咲夜を襲った

 

咲夜「だが、まだだ」

 

咲夜は時を止めて避けた

 

咲夜「な、何だこれは」

 

しかし避けたところの足元にお札があり、咲夜の足を縛りつけた

 

霊夢「やっと引っかかってくれた」

 

霊夢は咲夜の前まで歩いて近づいた

 

咲夜「なぜ生きてる?確かに私が殺したはず」

 

霊夢「さっきのは私がお札で作った分身よ」

 

咲夜「なっ?…」

 

霊夢「これで終わりよ」

 

霊夢は霊力を込めた掌底打ちを咲夜に決めて咲夜を気絶させた

 

霊夢「早く正義のところに行こう」

 

霊夢は正義を探しに走ってその場を離れた

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

魔理沙「くそっ、これでどうだ

恋符『マスタースパーク』」

 

パチュリー「無駄よ」

 

魔理沙はマスタースパークを撃つがパチュリーは簡単によける

 

パチュリー「これが人間と魔法使いの差よ、諦めなさい「諦めてたまるか❗️」はぁ、仕方がないわね、

火水木金土符『賢者の石』」

 

五つの本から弾を出して魔理沙に当てようとする

 

魔理沙「えっ、あっ、って、うわああぁぁ…」

 

魔理沙は避けきる事が出来ずに当たってしまう

 

パチュリー「そろそろ諦めた方がいいんじゃない?」

 

魔理沙「くそっ、どうすれば…んっ?何だこれ…魔道書か…そうだ‼️これであいつを倒せるけど、出来るのか…いや、やれるはずだ」

 

パチュリー「何がしたいのか分からないけど、無駄よ「いや、絶対に勝てる」じゃやってみなさいよ」

 

魔理沙「後悔しても遅いからな」

 

魔理沙は魔道書を開き、その後に白紙のスペルカードを取り出した

 

魔理沙「えーと、これをこうして…出来た、よし行くぜ、私の新しいスペルカードを見せてやるぜ

スペルカード発動 結界『魔力結界』」

 

パチュリー「へー、魔力で結界ね、でもこの程度すぐこ「壊せるだろうな」っ⁉︎」

 

驚いたパチュリーは魔理沙の方を見るが、魔理沙は八卦炉を構えていた

 

魔理沙「これで終わりだぜ

魔砲『ファイナルマスタースパーク』」

 

マスタースパークの時よりも大きい閃光がパチュリーを襲った

 

パチュリー「むきゅう…」

 

パチュリーは気絶した

 

魔理沙「はぁ、はぁ、…よし、勝ったぜ」

 

魔理沙は自分の帽子を被り直した

 

魔理沙「霊夢と荘助の弾幕勝負を見ておいてよかった、おかげでかてたからな」

 

霊夢と荘助の弾幕勝負での荘助の作戦を思い出し実行した

 

魔理沙「いやー、まさか私が魔力で結界作れるとは思わなかったぜ」

 

魔道書に偶然、魔力で結界を作る方法が載っていたため試してみたのである

 

魔理沙「早く霊夢達のところに行かないと…そうだこいつ連れてこう、起きたら道を教えて貰えるからな」

 

魔理沙はパチュリーを連れて図書館を出た

 

?「パチュリー様〜待ってください〜」

 

赤い髪のショートヘアーで黒い翼の生えた女の子が魔理沙を追いかけてた

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

正義「おらあぁ、

正義『正義の鉄拳』」

 

レミリア「ふん、正義力もこの程度か」

 

正義は全力で殴ろうとしたがレミリアは簡単に受け止めた、正義の鉄拳は妖怪でも一撃で倒せる力だが相手は吸血鬼、簡単に受け止めた

 

レミリア「これで終わり「まだまだだ」くっ、やるわね」

 

レミリアが反撃しようとした時にゼロ距離の弾幕を撃ったことでレミリアを怯ませ、その間にレミリアとの距離をとった

 

レミリア「次はこっちの番よ

神槍『スピア・ザ・グングニル』」

 

正義「うわっ、危ない」

 

レミリアは槍を正義に向かって投げたが正義は避けた

 

レミリア「へぇ、これも避けるのね、ならこれはどうかしら?

紅符『スカーレットシュート』」

 

レミリアは容赦なく弾幕を撃ち続ける

 

正義「ぐはっ」

 

何発か正義に当たった

 

レミリア「これで終わりよ「霊符『夢想封印』ちっ、よく来たわね博麗の巫女」

 

霊夢「正義大丈夫?」

 

正義「少し体が痛いけど大丈夫です」

 

霊夢「なら良かった」

 

正義「レミリアさんは強いです」

 

霊夢「レミリアって言うの?」

 

霊夢はレミリアの方へ顔をむけた

 

正義「そうです、紅魔館の主で吸血鬼です」

 

霊夢「吸血鬼だろうと関係ないわよ」

 

霊夢はレミリアの方をむき、お祓い棒をレミリアにむけてもった

 

霊夢「私が退治する」

 

正義「俺も手伝う」

 

霊夢「足を引っ張らないでよ」

 

正義「分かりました」

 

霊夢と正義は無意識のうちに笑顔になっていた

 

レミリア「いちゃいちゃしてないでくれる?「「してないわ‼️」」じゃあ、再開するわよ」

 

霊夢・正義「「いくぞ(わよ)、正義(霊夢)」」

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

荘助「この建物に用事があるから入りたいんだけど美鈴?」

 

美鈴「入りたければ私を倒してから入ってください(この人強い)」

 

荘助は紅魔館の前で美鈴という門番に足止めされてた

 

荘助「分かりました」

 

美鈴「では、いきます、はぁ❗️」

 

美鈴は正拳突きを荘助に向けて放った、しかし

 

美鈴「がはっ…」

 

倒れたのは美鈴だった

 

荘助「通っていいよな?」

 

美鈴「は、はい、いいですよ、ごほっ、がはっ…(普通は避けれないはずなのに正拳突きを避けた、だと、しかも、いつ殴られた?気がついたら私の横にいて殴られていた、全く分からない)

 

荘助は紅魔館の中に入った




第十二話終わりました。
誤字報告を見つけ次第教えてください、お願いします。


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第十三話 レミリアVS霊夢・正義

第十三話始まります。



霊夢「霊符『夢想封印』」

 

正義「正義『正義の光線』」

 

『正義の光線』は体に纏っている光を光線にして相手に当てダメージを与えるスペルカードである

霊夢は虹色の弾幕を放ち、弾幕を避けたレミリアをさらに光線が襲うが

 

レミリア「少しは追い込めた様だけどまだまだよ」

 

レミリアは光線を間一髪のところでかわした

 

レミリア「紅符『スカーレットマイスタ』」

 

正義「ぐはっ…」

 

正義は避けきれず弾が当たり地面に落ちた

 

霊夢「正義❗️ってきゃあ」

 

今度は霊夢が正義を心配して意識が正義にむいてとんでくる弾幕に気づかず当たってしまった

 

レミリア「あら、貴方達の実力はこの程度なのかしら?」

 

レミリアは挑発するそぶりで言った、顔には余裕の笑みさえ浮かべている

 

霊夢「まだ弾幕勝負は始まったばかりでしょ」

 

霊夢は直ぐに立ち上がったが

 

正義「うぅ…力を使い過ぎてしまいました」

 

正義は直ぐに立てなかった

 

レミリア「あそこの人は満身創痍の状態だけど、大丈夫なのかしら?」

 

霊夢「こらー、さっさと起きろ❗️」

 

正義「ぐふ?ちょっと霊夢さん?がはっ、待ってください❗️ぐは、痛いです「お前が、起きるまで、殴るのを、やめない‼️」霊夢さんがジ⚪︎ジョみたいなことを言った?「誰がジョジ⚪︎だ❗️」ごふっ、ごめんなさい〜「さっさと起きろ❗️」起きました、起きましたから、うがっ、殴るのを辞めてください、…はぁ、やっと終わった」

 

レミリア「霊夢…貴方、悪魔?「違うわ❗️」あら、そうなの(ジョジ⚪︎って誰?というかそもそもこの人達異変解決する気あるのかしら?)私の目の前でいちゃいちゃしてないでくれる「「してない‼️」」息ぴったりじゃない、付き合ったら?「嫌に決まってるじゃない」とりあえず茶番は置いといて「茶番じゃないわよ」…十分茶番よ、早く弾幕勝負の続きをしない?」

 

霊夢「そうだった、どっかの馬鹿のせいで忘れてた」

 

正義「酷くないd「酷くない」そ、そうですか」

 

霊夢と正義はレミリアと同じくらいの高さまで飛ぶ

 

レミリア「せいぜい私を楽しませてよね?」

 

霊夢「絶対退治してあげるから覚悟してよね」

 

正義「よし、行きますよ霊夢さん」

 

霊夢「行くよ」

 

レミリア「ふっ、かかってきなさい、返り討ちにしてあげるわ」

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

紅魔館のとある地下室

 

?「いいなぁ〜お姉様達だけ楽しんでずるいよ、私も遊びたい❗️そうだ、地下室から出よう、楽しみだなぁ、キャハハハハハ…」

 

赤い服を着た金髪の少女の笑い声は地下室に響いた

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

魔理沙「ここでいいのか?」

 

咲夜「えぇ、そうよここでお嬢様が弾幕勝負をされているはずよ」

 

魔理沙とパチュリー、咲夜はレミリアと霊夢・正義が弾幕勝負をしている部屋に通じる廊下にいた

 

パチュリー「私はもう大丈夫だから降ろして」

 

魔理沙「分かったぜ、…ふぅ、疲れた」

 

魔理沙はパチュリーを図書館からおんぶしていた

 

咲夜「入るわよ」

 

魔理沙「分かったんだぜ」

 

三人は弾幕勝負をしている部屋に入った

 

魔理沙「おぉ、霊夢と正義頑張ってるな」

 

咲夜「お嬢様はあの人間達には負けませんよ」

 

魔理沙「何で言い切れ「運命だからよ」運命?」

 

咲夜「お嬢様の能力は【運命を操る程度の能力】で運命を見たからよ」

 

魔理沙「はっ?チートだろその能力❗️」

 

魔理沙は霊夢達が弾幕勝負している敵の能力を聞いて驚愕する

 

咲夜「そしてある男が異変を解決するという運命を見たそうです」

 

魔理沙「荘助か?」

 

咲夜「その男が誰かは知らないけど、赤い髪で黒服の背の低い男よ」

 

魔理沙「そんな奴、幻想郷にいないぞ❗️」

 

咲夜「嘘でしょ、お嬢様の能力は間違えない筈だから」

 

魔理沙は黒服で背の低い男は当てはまる人はいるのだが、赤髪ではなかった

 

魔理沙(もしかして、紫がまた幻想入りさせたのか?)

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

レミリア「神槍『スピア・ザ・グングニル』」

 

レミリアは紅い槍を出した

 

正義「また、投げてっ⁉️」

 

レミリアは投げずに一瞬で正義の前まで移動した

 

レミリア「貴方はこれでお終いよ」

 

レミリアは正義を槍で薙ぎ払うように攻撃をした

 

正義「ぐっ、ぐぁ❗️」

 

正義は壁に叩きつけられた

 

霊夢「正義❗️「余所見したらだめでしょ」なっ、くそっ」

 

レミリアは次に霊夢を狙ったが霊夢は間一髪のところで避けた

 

レミリア「あら、これを避けれるのね、でも次は無理じゃない?」

 

レミリアは霊夢に向かって槍を投げた、霊夢の周りには弾幕があり逃げれなかった

 

霊夢は思わず目を瞑った

 

 

 

しかし、暫くたってもなにも起きなかった

 

霊夢(何で?何があった?)

 

霊夢は目を開けた

 

霊夢「えっ、…」

 

目の前には正義がいた、正義の体にはレミリアの槍が刺さっていて血が出ている

 

正義「よかった、無事、で、本当に、よかった、です」

 

正義は霊夢を守るために自分自身を盾にして霊夢を守ったのである

 

正義は地面に落ちていく

 

霊夢「嘘、正義、が…レミリア❗️」

 

霊夢はレミリアを睨みつけた

 

レミリア「え、あ、…」

 

レミリアも混乱していた、まさか弾幕勝負で死人が出るとは思わなかったからである

 

魔理沙「正義❗️」

 

正義が落ちる前に助けようとしたが

 

魔理沙「あれ、正義は?「こっちよ」咲夜かありがとうな」

 

咲夜が時を止めて先に助けた

 

パチュリー「とりあえず魔法で応急処置するから」

 

咲夜が正義を寝かせると地面に魔法陣が現れ正義の怪我を治していく

 

パチュリー「これはあくまで応急処置だから助かるか分からないわ」

 

正義(俺死ぬんだ…)

 

今までの会話を虚ろながらに聞いていた正義はそう思った

 

?(助けてやるよ)

 

正義(誰ですか?)

 

突如頭に響いた声に誰か聞くが

 

?(誰でもいいだろ、体借りるぞ)

 

答えなかった

 

正義(待ってくださ、い、…)

 

正義の意識は消えた

 

正義?「うぅ、体が痛いな」

 

正義は立ち上がった

 

魔理沙「お、おい無理するなよ」

 

正義?「大丈夫、体は結構タフに出来ているから」

 

魔理沙「お前、本当に正義か?」

 

正義?「ん?あぁ、俺は正義じゃないぞ、双子の兄の義正(よしまさ)だ、正義なら安心しろ少し休んで貰っているだけだ、復活したら体を戻す」

 

正義の髪が突如赤くなった

 

魔理沙「うぉ❗️髪が赤くなった」

 

咲夜「それが、貴方の本来の姿なの?」

 

義正「そうだ」

 

魔理沙「似てるにも程があるだろ」

 

義正「そうか、それよりレミリア」

 

義正はレミリアをみた

 

義正「さっきの続きをやろうぜ」

 

義正に赤い光に覆われる

 

レミリア「さっきとは強さが違うわね」

 

義正「俺の能力で、受けたダメージが大きければ大きいほど強くなる能力だ、怪我をしないと発動できないけどな」

 

レミリア「嫌よ」

 

義正「ゑっ?」

 

レミリア「嫌に決まってるじゃない、弾幕勝負を続けたとしても貴方の体の傷を見て本気を出すのを躊躇っちゃうのよ」

 

レミリアは義正の怪我を見て言った

 

義正「分かった、安静にしとけばいいんだろ」

 

ふて腐れたように言った

 

義正「回復『超再生』」

 

義正の怪我が治った

 

レミリア「怪我、治せたの?」

 

義正「能力を使うのにある程度攻撃を受けないといけないからな、戦った後回復するためのスペルカードが必要なんだよ」

 

魔理沙「正義はつけないんだな」

 

義正「名前が思いつかなかった」

 

パチュリー「それにしても、そのスペルカード凄いわね、あの怪我を治すなんて」

 

義正「力を結構使うけどな、大抵の怪我は治せるぞ、そろそろ体戻すぞ」

 

髪の毛が黄色くなった

 

正義「はぁ、元に戻った」

 

レミリア「ごめんなさいね、貴方に大きな怪我をおわせて」

 

正義「大丈夫ですよ」

 

レミリアは謝罪するが、正義は直ぐに許した

 

魔理沙「これで、運命通りなのか?」

 

レミリア「いや、フランを止めてたから…そうよ❗️フランが暴れるんだった」

 

レミリアの一言で紅魔館組は顔を青ざめた

 

魔理沙「ど、どうした?」

 

レミリア「フランという私の妹がいるんだけど…」

 

魔理沙「妹が?」

 

レミリア「もうすぐ、…暴れるの」

 

魔理沙「え?嘘だろ」

 

レミリア「本当よ…来たわね」

 

部屋の壁が壊れ、赤い服を着た金髪の少女が入ってきた

 

フラン「ネェ、オネエサマワタシトアソビマショウ」

 

魔理沙「あれがフランか、何かおかしいぞ、「魔理沙❗️」あぁ、わかってるぜ」

 

レミリア「しかも、狂気の状態で出てくるなんて…」

 

魔理沙「狂気ってなんだ?」

 

レミリア「とにかく危険ということよ」

 

霊夢「あいつをどうにか出来ないの?」

 

霊夢が魔理沙達のところまで飛んできた

 

レミリア「弾幕勝負でどうにかするしかないの…えっ?」

 

突然フランが吹き飛ばされたように壁に激突した

 

霊夢「荘助❗️」

 

先程までフランがいたところには荘助がいた

 

荘助「霊夢…」

 

霊夢「貴方を置いて先に行ったことなら謝らないわよ」

 

荘助「あの子可愛い」

 

荘助以外「「「「「この状況で何言ってるんだ(ですか)あああぁぁぁ‼️」」」」」

 

荘助「あの子を止めて家に連れてか…暴走を止めればいいよね」

 

他の人のつっこみを無視して話を切り替えた

 

レミリア「あの人に任せてはいけないような気がする」

 

霊夢「私もよ」

 

フラン「オニイサンツヨイネ、ネェワタシトアソビマショウ」

 

荘助「……」

 

フラン「ドウシタノ?」

 

フランが話しかけても荘助は黙ったままだった

 

霊夢「ど、どうしたのよ?」

 

荘助「霊夢…」

 

霊夢「どうしたの?」

 

荘助「あの子にお兄さんって言ってもらえた」

 

荘助以外「「「「「…はっ?」」」」」

 

荘助「可愛い子にお兄さんって呼ばれる日が来るなんて」

 

荘助以外(((((駄目だこの人)))))

 

荘助以外の人達が、冷ややかな目で荘助を見る

 

レミリア「ねぇ、本当に大丈夫よね」

 

魔理沙「おい、大丈夫なのか?」

 

霊夢「貴方が心配してどうするのよ、私も不安だけど(拉致しないか)」

 

荘助「とりあえず弾幕勝負始めようよ」

 

フラン「ソ、ソウネハジメマショウ」

 

荘助とフランがある程度の距離まで離れる

 

荘助・フラン「「始めようか、楽しい遊びを」」




第十三話終わります。
話を考えるのに、結構時間がかかりました。
正義の兄の説明は後の話でします。


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第十四話 紅霧異変解決

第十四話始まります。
今回で紅霧異変は終わりです。


フラン「禁忌『恋の迷路』」

 

荘助「うん、いい感じ」

 

荘助は回っているフランにあわせて飛び、弾幕を避けている

 

フラン「凄いね、これを避けるなんて」

 

荘助「凄いでしょ」

 

フラン「じゃ、これは?

禁忌『フォーブアカインド』」

 

スペルカードを唱えるとフランが四人に増えた

 

フラン(本体)「ふふふ、驚いたでしょ?」

 

荘助「天使が四人に増えた」

 

フラン(全員)「……」

 

荘助「どうしたの?」

 

フラン(本体)「頭大丈夫?」

 

フランの目線が冷たくなった

 

荘助「狂気の状態だったフランちゃんよりまし」

 

フラン「えっ、あっ、本当だ」

 

フランは狂気の状態じゃないことに気づいた

 

荘助「とりあえずさっきの続きをしよう」

 

フラン「そうだね」

 

四人のフランが同時にスペルカードを上に掲げ、

 

フラン(本体)「禁忌『レーヴァテイン』」

 

フラン(分身①)「禁忌『禁じられた遊び』」

フラン(分身②)「禁忌『カゴメカゴメ』」

 

フラン(分身③)「禁忌『スターボウブレイク」

 

スペルカードを唱えた

 

荘助「これはちょっと危険だね

暴風『風神の社』」

 

荘助を中心に大きい竜巻が現れ、とんでくる弾幕を防いだ

 

フラン(全員)「「「「おぉ…‼️」」」」

 

荘助「それで終わりじゃないよ」

 

竜巻に飛んで行った弾幕は竜巻の風にまきこまれ荘助のまわりを飛んでいたが、突然竜巻が消え弾幕が四方八方に飛んで行った

 

フラン(分身①)「えっ…?」

 

フラン(分身②)「はっ?…」

 

フランの分身の二人は反応に遅れ弾幕が当たり消えた

 

フラン(分身③)「くそっ、油断した…「油断は駄目だよ」えっ?」

 

もう一人の分身は弾幕を避けきれたものの近づいてきた荘助に気付かず弾幕を当てられ消えた

 

フラン「なっ?…」

 

フランは焦りだした、まさか自分のスペルカードを逆手に使われるとは思わなかったからだ

 

荘助「さぁ、そろそろ終わりにするよ」

 

荘助は一瞬でフランところまで近づいてフランを外に放り投げた

 

フラン「ぐぅ…」

 

さらに荘助は一瞬でフランのところまで近づき今度は上にまで飛ばした

 

フラン「はぁ、はぁ、…」

 

フランは体制を整えようとしたが

 

荘助「ゲームオーバーだ、フラン」

 

フランの周りに大量のお札が一列で飛んでいた

 

荘助「霊符『夢想封印』‼️」

 

荘助が唱えるとお札が光だし一つの陰陽玉になった

 

フラン「あっ…」

 

陰陽玉は紅魔館の2倍はある大きさでフランは避けれずに陰陽玉に呑み込まれ気絶した

 

荘助「はい、これでお終い」

 

荘助の一撃によって上空にある霧が消え、満月が霧の間から顔をだした

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

レミリア「フラン‼️」

 

レミリアは落ちてくるフランを助けようとした

 

咲夜「大丈夫です、お嬢様。妹様は気を失っているだけです」

 

レミリアの目の前に気絶したフランを抱えた咲夜が現れた

 

レミリア「そう、よかったわ」

 

レミリアは安堵の息をついた

 

荘助「あー、楽しかった」

 

今度は荘助がレミリアの前に現れた

 

レミリア「そう、楽しめたならよかったけど、フランが…」

 

荘助「大丈夫、フランを床に寝かして」

 

レミリア「変なこと、しないわよね」

 

レミリアは荘助のことを睨んで言った

 

荘助「大丈夫、大丈夫」

 

レミリア「はぁ、分かったわ…咲夜、フランを寝かせて」

 

咲夜「わ…わかりました」

 

レミリアはため息をつきながらも了承し、咲夜は荘助を睨みながらフランをそっとおろした

 

荘助「超回復魔法『リザレクション』」

 

フランが寝ている地面に魔法陣が浮かび上がるとフランの傷がみるみるうちに治っていった

 

フラン「う…ん」

 

レミリア「フラン❗️」

 

フラン「お姉様、…私…負けちゃった」

 

レミリア「良いわよそんな事、よかった無事で…」

 

レミリアの目に涙が浮かんでいた

 

魔理沙「おー、終わったみたいだな」

 

荘助「あ、霧消してもらわないと」

 

レミリア「分かったわ」

 

レミリアは霧を消した

 

荘助「よし、これで終わりだ、どうした霊夢?」

 

霊夢「それよりさっきの技はn「いやー異変解決お疲れ様です」烏は黙れ」

 

文「酷くないですか、それより見ましたよ。霊夢さんさっきの技が夢想転生ですよね」

 

霊夢「違うわよ、荘助がやったのよ」

 

文「えっ?本当ですか?」

 

文は荘助の方を見た

 

荘助「さっきのは僕の夢想封印だ」

 

文「嘘ですよね」

 

文の顔が青くなった

 

荘助「夢想封印や夢想転生は人によって違うんだ、僕の夢想封印は一撃必殺のタイプなだけだ」

 

文「どちらにしても強すぎますよ」

 

荘助「そうだな…あっ」

 

荘助はフランに近寄った

 

荘助「楽しかった?フラン」

 

フラン「は、はい…」

 

荘助が話かけるがフランは下を向いていた

 

荘助「どうしたの?」

 

フラン「だって狂気が暴走したら…」

 

荘助「(あ、そうだったね495年閉じ込められてたんだっけ)大丈夫だよフラン」

 

フラン「えっ…?」

 

フランは顔を上げて荘助を見た

 

荘助「フランは狂気の状態でも怖くないし…」

 

荘助の髪が全部赤くなった

 

荘助「僕の狂気の方が怖いからね」

 

荘助の威圧が格段に上がり、辺りが静かになる

 

レミリア(こ、これは運命で見たのと同じ⁉️)

 

レミリアは運命通りになった事に安心しながらも戦闘の構えをとった

 

フラン「あ、ああ…」

 

フランは荘助を見て震えていた

 

荘助「大丈夫、何もしないから」

 

荘助の髪が赤から黒に戻り、威圧が消えた

 

荘助「だから、フランは怖くないんだよ」

 

フラン「あ、…」

 

フランの震えはおさまらなかった

 

荘助「安心して、敵はいないから」

 

荘助はフランを抱きしめた

 

フラン「…もう、大丈夫なの?」

 

荘助「うん、そうだよ、地下室にいる必要は無いんだよ」

 

フラン「私、部屋の外に出ていいの?」

 

荘助「いいんだよ、ね、いいでしょレミリア?」

 

レミリア「え、えぇ、いいわよ」

 

レミリアは急に話をふられた事に驚きながらも返事をした

 

荘助「だってよ」

 

フラン「ありがとう‼️」

 

荘助「(か、可愛い)じゃあさ…」

 

フラン「じゃあ?」

 

荘助「一緒にお風呂にはいr「何言ってんだあああぁぁぁ‼️」うるさいな」

 

レミリア「最後の最後に何言ってのよ貴方は、せっかくのいい話が台無しになったじゃない」

 

荘助「レミリアは無視して、フラン一緒にはいる?「はいる❗️」という訳だじゃあな」

 

レミリア「な、ちっくしょうめえええぇぇぇ‼️」

 

レミリアの叫び声は紅魔館に響いた

 

 

 

魔理沙「荘助の変態発言を除けばいい話だったな」

 

霊夢「えぇ、そうね荘助がロリコンじゃなければ」

 

正義「でも凄かったですよね」

 

パチュリー「……」

 

三人は感想を言ったがパチュリーは考え事をしているそぶりで黙っていた

 

霊夢「どうしたのよ?」

 

パチュリー「荘助って途中から来たのよね?」

 

霊夢「えぇ、そうよ」

 

パチュリー「荘助が現れてから名前言って無くて知らない筈の名前をなぜ知ってるのかしら?」

 

霊夢「…実は隠れて見てたんじゃない?」

 

霊夢は口でそう言いながらも違うと思っていた、荘助はそういう事をしない筈と思っているからである

 

パチュリー「だといいけど…多分違うわね」

 

霊夢「だったら何よ、前から知ってたとでもいうの?」

 

文「なんかあり得そうですね」

 

パチュリー「あの人の能力は知らないの?」

 

霊夢「知ってたら苦労はしないわよ」

 

パチュリー「そ、そうよね」

 

パチュリーは苦笑した

 

霊夢「あ、今晩宴会やると思うから来てね」

 

パチュリー「分かったわ、レミリアに伝えておくわ」

 

霊夢「それじゃ帰るわ」

 

魔理沙「じゃあななんだぜ」

 

正義「さようなら」

 

文「私もこれで帰ります」

 

四人は紅魔館を後にした

 

 

 

荘助「お風呂気持ちよかった」

 

フラン「うん、気持ちよかったね」

 

レミリア「ねぇ、そこの変態、霊夢達帰ったわよ」

 

荘助「なっ、仕方ない…」

 

レミリア「そうよ、さっさと帰りなさい」

 

荘助「フランと遊ぶしかないな」

 

レミリア「何でそうなるのよおおおぉぉぉ❗️」

 

レミリアの叫び声は紅魔館に響いた




第十四話終わりました。
紅霧異変は終わりです。
紅霧異変が終わってもまだこの章は続きます。
次の話は宴会です。
ツイッター始めました
名前は小説名でやっています。
ツイッターでも情報を載せますのでみてください


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第十五話 異変後の宴会①

第十五話始まります。
今回は異変後の宴会の話です。
正義の過去の話もでます。


魔理沙「よーし、皆準備はいいか

乾杯‼️」

 

全員「「「「「乾杯‼️」」」」」

 

博麗神社で異変後の宴会が始まった、博麗神社には宴会をやると聞いたたくさんの妖怪が集まって酒を飲んでいる

 

レミリア「賑やかね」

 

魔理沙「当たり前だろ、宴会は賑やかじゃないと駄目なんだよ」

 

レミリア「そうなのかしら?」

 

魔理沙「フランはもう馴染んでるぞ」

 

レミリア「えっ?」

 

レミリアはフランを探した

 

レミリア「確かに馴染ん、で…」

 

レミリアは他の妖怪達と仲良くしているのを、見て嬉しいのだが

 

レミリア「私のフランから離れろおおおぉぉぉ荘助えええぇぇぇ‼️」

 

荘助がフランを抱きしめた瞬間に叫んだ

 

荘助「フラン…レミリアが虐めてくる」

 

フラン「お姉様、お兄ちゃんを虐めたら私お姉様のことを嫌いになるよ」

 

レミリア「ぐっ…(あいつ、フランを使って文句を言わせないだと…あいつの勝ち誇った顔がうざいし、というかどこ触っているのよ❗️)」

 

レミリアの心の中で不満の声を叫んだ

 

 

 

正義「皆お酒結構飲みますね」

 

霊夢「まだ始まったばかりだからこれからもっと飲むわよ」

 

正義「す、凄いですね」

 

文「正義さーん」

 

霊夢と正義が話をしていると文が来た

 

正義「どうしたのですか?」

 

文「そういえば正義さんに取材をしてなかったのを思い出しまして」

 

正義「そうでしたね、いいですよ」

 

文「では、これから取材をさせていただきます」

 

文はペンとメモを取り言った

 

文「えーと、まずは確認で

名前は佐藤 正義

能力は【正義を力に変える程度の能力】

【受けたダメージを力に変える程度の能力】であってますよね」

 

正義「はい、そうです」

 

文「正義さんは外の世界では何をしてましたか?」

 

正義「高校生をやってました」

 

文「高校生?」

 

文は言葉の意味がわからず首を傾げた

 

正義「幻想郷でいう寺子屋ですよ」

 

文「そこで何を勉強していたのですか?」

 

正義「理系を中心に勉強してました」

 

文「将来の夢はなんでしたか?」

 

正義「警察官になりたいと思ってました」

 

文「おぉー、さすが名前に正義と付けているだけあってやりますね」

 

文は感心した感じに言った

 

正義「いや、名前は関係ないと思います」

 

文「そ、そうですよね、

兄の義正さんはどんな人ですか?」

 

正義「それは、…」

 

言葉につまり、俯いた

 

文「す、すいませんでした。話たく無ければ話さなくてもいいですよ」

 

文は慌ててさっきの質問を取り消そうとした

 

正義「いいですよ、俺の過去と一緒に教えます」

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

10年程前の外の世界

 

正義「お兄ちゃん、待って❗️」

 

義正「あはは、嫌だよ」

 

正義と義正は家で鬼ごっこをしていた

 

母「こら、駄目でしょ、家の中で走り回っちゃ」

 

正義・義正「「はーい」」

 

二人のお母さんが注意をし、二人は返事をするが未だに走り回っている

 

母「走り回っちゃ駄目よ、ほら、お父さんも何か言いなさいよ」

 

コーヒーを飲みながらテレビを見ている父に話をふった

 

父「今日はこの子達の誕生日なんだから偶にはいいだろ?」

 

母「誕生日じゃなくても走り回ってるじゃない」

 

今日は正義と義正の誕生日である

 

父「アー、コーヒーハオイシイナ」

 

母「お父さんが止めなさい」

 

父「分かりました、おーいそろそろ走り回るのをやめろー」

 

母「そんなんでやめる訳無いでしょ」

 

母はため息をついた

 

父「お母さんが美味しいおやつ作ってくれるってよー」

 

母「はぁっ⁉️」

 

正義・義正「「やった〜‼️」」

 

母「何で勝手に変な約束してるのよ」

 

父「走り回るのを止めろと言われただけだ、どんな手段でも止めれればいいんだろ」

 

お父さんはドヤ顔で言った

 

母「はぁ、まったく、頼まなければ良かった」

 

正義「お母さん、おやつは?」

 

義正「おやつはまだ?」

 

正義と義正はお母さんに近寄っておやつをねだっていた

 

母「しょうがないわね、買い物行くからついてきて」

 

正義・義正「「やった〜‼️」」

 

父「頑張ってねー「あっ、貴方のお小遣い減らすから」酷い」

 

 

 

 

母「ホットケーキ出来たわよ」

 

正義・義正「「はーい」」

 

 

〜少年食事中〜

 

 

正義・義正「「ごちそうさまでした」」

 

父「いやー、正義と義正も今年で6歳になるのか、将来の夢は決まってるのか?」

 

パンケーキを食べ終えた二人に話かけた

 

正義「警察官になりたい❗️」

 

義正「僕も❗️」

 

大きい声で答えた

 

父「そうか、頑張れよな」

 

正義「絶対になる❗️」

 

義正「僕も❗️」

 

父「正義は優しさがあるし、義正も正義感があるから絶対になれるよ」

 

正義・義正「「やったー❗️」」

 

正義と義正は叫びながら走り回り始めた

 

父「あっ、また走り始めた…まぁ、いいか」

 

お父さんは背伸びをしながら言った

 

父「こういう毎日も好きだし「続くと良いですよね」誰だ⁉️」

 

リビングに突然、黒いローブを羽織った男が現れた

 

?「えーと、境界の管理人とでも言っておきましょうか、あっ、管理人って呼んでも良いですよ」

 

父「お前の名前はどうでもいいが、どうやって家に入った?」

 

管理人「それは企業秘密ということで、…言っても無駄だと思うけどね」

 

父「何を言って「貴方はここで死ぬからね」がはっ」

 

管理人は一瞬で父の体を腕で貫き殺した

 

母「どうしたの?えっ…」

 

次にリビングに入ってきた母の頭を潰して殺した

 

管理人「さて、次は…いた」

 

管理人は正義と義正を見た

 

義正「お、お前早く逃げろ」

 

正義「お兄ちゃんこそ逃げてよ」

 

二人は震えながらもお互いに逃げろと言っていた

 

管理人「ふふふ、いい兄弟ですね」

 

正義「お兄ちゃん❗️」

 

義正は管理人に体を貫かれ死んだ

 

正義「う、うわあああぁぁぁ‼️」

 

正義の意識は途絶えた

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

正義「その後、病院で目が覚めて、医者に俺以外の人が死んだことを言われました」

 

魔理沙「そ、そうだったのか」

 

文「うぅ、何かすいませんでした」

 

正義「だ、大丈夫ですよ文さん」

 

文「で、でも…」

 

魔理沙「正義が気にするなって言ってんだから気にするな」

 

文「わ、分かりました」

 

俯向きながら文は返事をした

 

魔理沙「そういえば、何で死んだ義正が正義の体?の中に入っているんだ?」

 

正義「そ、それは分かりません」

 

魔理沙「義正は分かるのか?」

 

正義「聞いてみます」

 

義正(俺が正義の体にいることだろ?知らないよ)

 

正義(本当ですか?)

 

義正(本当だ)

 

正義「(そうですか)すいません、分からないそうです」

 

魔理沙「そうか、何でなんだろうな」

 

魔理沙は残念そうに言った

 

文「荘助さんなら分かるかもしれない「知ってるよ」えっ、荘助さん居たんですか?」

 

荘助「正義が話始めた時からいたよ」

 

魔理沙「そ、そうなのか。で、なんでなんだ?」

 

荘助「知らない方がいいと思うよ」

 

荘助は酒を飲みながら答えた

 

魔理沙「はぁ、何でだよ」

 

荘助「いやぁ、事情があってね、話せないんだ」

 

魔理沙「じゃあ、正義の事についてどこまで知ってるんだ?」

 

荘助「管理人の正体とか?」

 

魔理沙「なっ、お前知ってて何とも思わなかったのか?」

 

荘助「うん、何もね」

 

魔理沙「お前、家族が目の前で殺される事の辛さが分からないとでもいうのか⁉️」

 

荘助「分からないよ、あっ、僕はフランのところに行ってくる」

 

魔理沙「おい❗️…ちっ、いなくなった、絶対に反省させてやる」

 

消えた荘助を探して魔理沙はどこかに行った

 

文「大丈夫ですか?」

 

正義「大丈夫、です」

 

 

 

魔理沙「フランー❗️」

 

フラン「どうしたの魔理沙?」

 

魔理沙「荘助がどこにいるか知らないか?」

 

フラン「えっ?知らないけど」

 

魔理沙「えっ、フランのところに行くって言ってたのに」

 

フラン「何かあったの?」

 

フランは心配そうに尋ねる

 

魔理沙「ちょっとな、荘助の霊力をたどるか」

 

魔理沙は心配そうにしているフランを置いて荘助を探して歩き始めた

 

 

 

魔理沙「あっ、荘助だ、何やってるんだあいつ」

 

荘助は縁側に座って月を見ていた

 

紫「はーい、紫が来たわよ」

 

スキマが開き、紫が出て来た

 

荘助「どうした?」

 

紫「優しい私が慰めてあげようと思ってね」

 

紫は笑顔で答えた

 

荘助「必要無いよ」

 

紫「そう、すぐにでも泣きそうなぐらい笑顔が歪んでるわよ」

 

荘助「僕は人前では泣かないって決めてるからね」

 

紫「一人にしてくれってこと?」

 

荘助「そういうこと」

 

紫「分かったわ、この奥の部屋に入ったら、私が誰も入らせないようにするから」

 

荘助「ありがとう」

 

荘助は部屋の中に入った

 

 

 

魔理沙(泣きそう?どういうことなんだ?人に泣いてるところを見られたくない?全く訳が分からない)

 

頭で考えながら荘助が入った部屋に近づいた

 

紫「あら、こんなところに何のようかしら?」

 

部屋に入ろうとした魔理沙を紫がとめた

 

魔理沙「いやー、荘助を探していてな」

 

紫「荘助はここにはいないわよ」

 

魔理沙「嘘だな、ここの部屋に入るのを私は見たからな」

 

紫「まぁ、どちらにしても入らせないけどね」

 

魔理沙が部屋に入ろうとするが紫が扇子で魔理沙の手を叩き止めた

 

魔理沙「何で止めるんだ」

 

紫「彼に会ったとしても、貴方には何が出来るの?」

 

魔理沙「それは…」

 

魔理沙は言葉に詰まって言えなかった

 

紫「今は彼を一人にしておいて、笑顔で戻って来るのを待つべきじゃない?」

 

魔理沙「分かったんだぜ」

 

魔理沙は宴会をしている部屋にまで歩いていった

 

 

 

文「魔理沙さん荘助さんを連れて来るの失敗したんですか?」

 

魔理沙「あぁ…」

 

文「魔理沙さんどうしたのですか?元気が無い様ですが」

 

魔理沙の声は元気が無く顔は俯いていた

 

文「私が連れて来ましょうか?」

 

魔理沙「いや、しなくていい」

 

文「どうしたのですか?」

 

魔理沙「荘助が笑顔で戻って来るまで待とうぜ」

 

文「 ?分かりました」

 

文は納得していなかったが問い詰めるのをやめた

 

魔理沙(何があったんだ荘助?私達の事を信用してくれて無いのか?くそっ、どうすればいいんだ)

 

魔理沙の




第十五話終わりました。
主人公のイメージの絵をツイッターに載せたいんですが、中々書けません、ですが今週中には載せます。


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第十六話 異変後の宴会②

第十六話始まります。
宴会はこの話で終わりです。


荘助「フランはどこ?」

 

宴会をしているフランに戻った荘助はフランを探して紅魔館組のところに行った

 

レミリア「フランはカラオケ大会に参加しているわよ」

 

荘助「カラオケ大会?」

 

レミリア「あら、知らないの?」

 

荘助「まだ幻想郷に来てから一カ月もたって無いからな」

 

レミリア「ふっ、優しいこの私が教えてあげても「他の人に聞くからいいよ」ちょっと、私が教えてあげるって言ってるのだから話を聞きなさい❗️」

 

荘助「えー、しょうがないな」

 

レミリア「そ、そうよ、ちゃんと話を聞きなさい(あれ、何か荘助が聞いてあげてる感じになってない?)」

 

レミリアは立場が変わった事に疑問を持ちながらも説明を始める

 

レミリア「いい?宴会では毎回カラオケ大会をやっていて、誰が一番得点が高いかを競っているらしいの」

 

荘助「誰でも参加していいの?」

 

レミリア「参加してもいいらしいわy「参加するぞー」人の話を最後まで聞けえええぇぇぇ❗️」

 

レミリアはカラオケ大会に参加しに行こうとする荘助を止めようとするが消えた

 

レミリア「えっ、荘助が消えた?」

 

 

 

文「えー、なんとこのカラオケ大会に荘助さんが参加するそうです❗️」

 

妖怪「「「「「うおおおぉぉぉ‼️」」」」」

 

文の声に反応してたくさんの妖怪が叫んだ

 

文「では、荘助さん、来てください」

 

荘助「来たぞ」

 

司会をしている文の隣に荘助が現れた

 

文「歌うのは荘助さんのアニメの歌ですよね「無いよ」えっ?「作る時間が無い」えっ、でも歌を作るのはは他の人に任せても良かったのでは?」

 

荘助「最初はユーチューブっていう、動画投稿サイトに投稿していたんだけど、その時既にあった曲を使っていたんだ、その後テレビで放送されるようになったんだけど面倒くさくて変えなかった」

 

文「そ、そうなんですか」

 

残念そうに言った

 

荘助「大丈夫、お気に入りの曲歌ってあげるから曲は『月には叢雲華には風』かな」

 

 

〜少年熱唱中〜

 

 

文「結果は…98.36点⁉️嘘…でしょ、」

 

妖怪「「「「「歌の神が現れたぞ」」」」」

 

荘助の点数に妖怪達が驚愕した

 

文「えーと、次は「あー、声の調子が」しょうがないですねその次は「あー、お酒飲み過ぎて」じゃ、じゃあ次は「あー、俺も声の調子が」誰か歌う人はいますか❗️」

 

歌が上手い荘助の後に歌いたく無い妖怪がほとんどで誰も歌おうとしなかった

 

文「荘助さん、もう一度歌ってください❗️」

 

荘助「いいよ、次は『幻想のサテライト』だね」

 

 

〜少年熱唱中〜

 

 

文「荘助さんはあんな声を出せるんですね」

 

荘助「声真似は得意だからね」

 

文「あの、声真似を披露していただけませんか?」

 

荘助「いいよ」

 

 

 

文?「椛の尻尾をもふもふしたくなってきました、いや、それだけではなく、椛であんなことやこんなことを…」

 

文「あ、あの荘助さん⁉️な、何をしているんですか⁉️」

 

荘助「えっ、まだ声真似してないよ?」

 

笑顔で答えた

 

文「いやっ、荘助さんの声真似でしたよね⁉️」

 

?「文様〜❗️」

 

文「あ〜❗️椛が来た〜❗️」

 

椛「文様、人前で何を言っているのですか⁉️」

 

椛と呼ばれた天狗は顔を赤くしながら言った

 

文「ねぇ、椛、さっきのは私じゃなくて荘助が言ったの「問答無用です、後で説教します」話を聞いて‼️」

 

荘助「自業自得だね♪」

 

妖怪「「「「「悪魔だ…」」」」」

 

荘助「知らんな❗️」

 

妖怪達のツッコミを荘助は軽く受け流した

 

 

 

椛「…分かりましたか?」

 

文「はい…(後で説教じゃなかった?今説教しているじゃん)」

 

荘助「椛、説教お疲れ様」

 

椛「貴方は「土方 荘助だよ」…荘助さん」

 

荘助「どうした?」

 

椛「貴方は強いそうですね」

 

荘助「そうだよ」

 

椛「…私と一対一の勝負をしてください」

 

椛は大きく息を吸ってから言った

 

荘助「いいよ」

 

椛「ありがとうございます」

 

二人は外に出た

 

 

 

文「二人共用意はいいですか?

それでは勝負…開始」

 

椛「いきます」

 

椛は一瞬で荘助のところまで移動し、剣を荘助に向けて振り下ろしたが

 

荘助「中々速いじゃん」

 

荘助は最小限の動きで簡単に避けた

 

荘助「だけど、まだ修行が足りてないね」

 

荘助は椛の腹を殴り数メートル先まで吹っ飛ばした

 

椛「ぐっ、まだだ」

 

荘助「恋符『マスタースパーク』」

 

真正面からくる椛に向けてマスタースパークを放った

 

椛「天狗の速さをなめるな❗️」

 

荘助「なめてないよ」

 

椛「なっ⁉️」

 

避けた椛のまわりにナイフが椛に向けて浮いていた

 

荘助「これはどうする?」

 

荘助が言い終えるとナイフが椛に向かって飛んでいった

 

椛「ぐっ…」

 

飛んできたナイフを剣や盾で防ごうとするが防ぎきれず体中に切り傷ができた

 

椛「はぁ、はぁ…」

 

荘助「そろそろ終わりにするよ

暴風『風神の舞』」

 

フランとの弾幕勝負のときよりは小さい竜巻が大量に現れた

 

椛「なっ⁉️」

 

椛は次々と襲ってくる竜巻に避けるのに必死で近づいてくる荘助に気づかなかった

 

荘助「斬符『連続斬り』」

 

荘助はさっきまで持ってなかった、二振りの刀を使い、椛を連続で斬った

 

荘助「はい、僕の勝ち」

 

椛は気絶した

 

文「えー、荘助対椛の勝負は荘助の勝ち❗️」

 

妖怪「「「「「化け物かよ」」」」」

 

妖怪達は荘助の強さに驚愕するしか無かった

 

荘助「宴会に戻るか」

 

荘助は神社の中に入った

 

妖怪「荘助という人間強すぎる」

 

妖怪「本当に人間か?」

 

妖怪「人間だったらおかしいだろ、あの強さ」

 

宴会の後、【博麗の巫女も危険だが、荘助という化け物に気をつけろ】という言葉が妖怪の山中に広まった

 

 

 

荘助「じゃあ、最後に一曲だけ歌ってあげるよ」

 

文「歌ってくれるんですか?」

 

荘助「うん、宴会の最後にね」

 

文「えっ…?」

 

荘助はマイクを持ち直した

 

荘助「最後は『ドタバタ紅魔館』だよ」

 

文「その曲って「想像通りだよ」どんな曲ですか?」

 

荘助「(僕にとって)面白いよ」

 

文「面白い曲?(嫌な予感しかしない)」

 

荘助「聞いてみればわかるよ」

 

 

〜少年熱唱中〜

 

 

荘助「どうだった?」

 

文「確かに面白いですが…」

 

文がある方向を指差した

 

文「紅魔館組はどうするんですか?」

 

文が指差したところでフラン・レミリアが暴れていた

 

荘助「言ったでしょ、僕が面白い曲だって」

 

文「そういう風に言ってませんでしたよ❗️」

 

荘助「あっれー、おっかしいぞー」

 

荘助はニヤニヤした顔で言った

 

文「はぁ、だめだこの人」

 

文はため息をついた

 

 

 

妖怪「おい、誰か吸血鬼のけんかを止めろ❗️」

 

妖怪が叫んだ

 

妖怪「無理だよ、止められる奴はいないよ❗️」

 

妖怪「お、おい荘助、止めてくれ‼️」

 

妖怪達が荘助を見るが

 

妖怪「「「「「あの顔は止めてくれないな」」」」」

 

荘助のニヤニヤした顔を見て妖怪達は言った

 

 

 

霊夢「あー、私の神社が…」

 

フランとレミリアのけんかによって壊れていく神社を見て言った

 

魔理沙「うぅ、強いんだぜ」

 

正義「荘助さんのあの様子だと止めてくれなさそうですし」

 

三人はけんかを止めようとしたが返り討ちにあった

 

霊夢「後で荘助を絶対にぶっ飛ばす」

 

そう心に決めた霊夢だった

 

 

 

荘助「フランとレミリアのけんかで宴会と博麗神社はぶっ壊れたのであった」

 

荘助以外「「「「「元凶が最後をしめるな」」」」」




第十六話終わりました。
荘助は宴会を普通に終わらせる事はあるんでしょうか、書いていて疑問を持ちました。
宴会のカラオケ大会で荘助が歌う曲は自分が好きな東方曲がメインで、余り好きではない曲は出てきません。


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第十七話 異変後の紅魔館

第十七話始まります。
投稿が遅くなり、すみませんでした。
オリキャラのイメージ画が書けなくて、やる気が起きませんでした。
こんな感じになる時がありますが、許して下さい。


荘助「あー、暇だ…」

 

パチュリー「何故ここに来るのよ」

 

荘助は紅魔館の地下にある図書館にいた

 

荘助「暇だから?」

 

パチュリー「暇だからって来ないでよ」

 

荘助「知らんな」

 

パチュリー「何言っても無駄そうね」

 

パチュリーはため息をついた

 

荘助「パチュリーってさ…」

 

パチュリー「なによ…」

 

荘助「抱き枕になれる?」

 

パチュリー「はあ?」

 

パチュリーは荘助の言ったことの意味が分からなかった

 

荘助「眠たいから、抱き枕になってくれないかな〜と思って…」

 

パチュリー「なる訳無いでしょ」

 

荘助「えぇ〜…」

 

残念そうに言った

 

パチュリー「そういえば、何で異変の時、教えてないのに私達の名前を知ってたの?」

 

パチュリーは思い出したように言った

 

荘助「能力のおかげ?」

 

パチュリー「フランの過去を知ってるのも能力のおかげだというの?」

 

荘助「そうだよ(嘘だけどね、過去は…間違ってもないか)」

 

パチュリー「へー、そうなの、能力を教えてくれたら「教えないよ」そうよね」

 

荘助とパチュリーが話しているとドアを開ける大きな音が図書館中に響いた

 

魔理沙「よー、パチュリー、本借りに来たぜ」

 

パチュリー「返してくれないんだから、貸すわけ無いでしょ」

 

魔理沙「えー、それは酷いぜ」

 

魔理沙は不満を漏らした

 

パチュリー「ねぇ、荘助も何か言ってよ」

 

荘助「パチュリーに勝った回数×5冊までならいいと思うよ」

 

パチュリー「はぁ❗️なに言ってるのよ」

 

パチュリーは驚いて叫んだ

 

魔理沙「荘助は私の味方か」

 

パチュリー「でも、既に5冊以上借りて?たわよね」

 

荘助「じゃ、駄目だな」

 

魔理沙「おい、私の味方じゃ「味方だっていつ言った?」まじかよ」

 

パチュリー「分かったらさっさと「あ〜❗️そういえば」何よ」

 

魔理沙「荘助❗️私に修行をつけてくれよ❗️」

 

魔理沙は頭をさげてお願いした

 

荘助「いいけど…」

 

魔理沙「どうしたんだ?」

 

荘助「最初の修行は根気と根気と根気と根気が必要なんだよね」

 

魔理沙「大丈夫だぜ、それが私の取り柄だからな」

 

魔理沙は自信に満ち溢れた表情で言った

 

荘助「一週間、睡眠や食事の時間が無いどころか、休憩の時間が一切無くても?」

 

魔理沙「そ、それは分からないんだぜ」

 

魔理沙の顔が青ざめた

 

パチュリー「まさか、あれをやらせるつもりなの?」

 

荘助「もちろん‼️」

 

笑顔で答えた

 

パチュリー「あれは本物の魔法使いでも成功する確率が低いのよ」

 

魔理沙「お、おい、一体何をするんだ?」

 

パチュリー「詳しいことは荘助に聞いてほしいんだけど、【魔力解放】の修行で、

魔力は単に修行して増やすだけでは限界があるの、それを魔法で無理矢理魔力の限界を突破させるのが【魔力解放】なの」

 

パチュリーは簡単に説明をした

 

魔理沙「そ、そうなのか」

 

荘助「それには、魔法陣をかかないといけないんだけど、難しいうえにかなりの精度じゃないと駄目なんだ」

 

魔理沙「まじかよ」

 

荘助「その魔法陣にすぐに自分の魔力をそそがないとすぐ壊れて、しかも魔法陣に魔力が全然溜まっていかないから凄い時間がかかるんだ」

 

魔理沙「それで一週間もかかるのか…」

 

パチュリー「あら、さっきまでの自信はどうしたのかしら?」

 

パチュリーは魔理沙を馬鹿にするように笑いながら言った

 

魔理沙「だ、大丈夫だぜ❗️…多分な」

 

魔理沙は大きい声で返事をしたが、先程までの自信は消えていた

 

荘助「明後日から始めるから「明日は人里で祭りがあるからか?」そうだよ、最後の祭りを楽しんでね❗️」

 

魔理沙「私が失敗する前提かよ❗️」

 

パチュリー「ねぇ…」

 

叫んだ魔理沙にパチュリーが話しかけた

 

パチュリー「荘助はもういないわよ」

 

魔理沙「はあああぁぁぁ‼️」

 

この時魔理沙は、修行が終わったら荘助にマスパを撃つと決めたのであった

 

 

 

荘助「よう、レミリア、元気?」

 

レミリア「貴方が来る前まではね」

 

レミリアはいらついた声で返事をした

 

荘助「酷くない?」

 

荘助は笑いながら言った

 

レミリア「こっちは貴方のせいで紅魔館のイメージが悪くなって、大変なのよ」

 

荘助「罠符(トラップカード)発動「カリスマ終了のお知らせ」

 

レミリア「神槍『スピア・ザ・グングニル』」

 

レミリアは怒りに身を任せて紅い槍を荘助に投げた

 

荘助「おっと、危ない」

 

荘助は当たる寸前のところで槍を片手で止めた

 

レミリア「ちっ…」

 

レミリアは舌打ちをした

 

荘助「ねぇ、今の気分はどう?」

 

ニヤニヤした顔で荘助は聞いた

 

レミリア「今凄い機嫌が悪いわよ、貴方のせいでね」

 

荘助「うん、知って「死ねえええぇぇぇ❗️」逃げるんだよおおおぉぉぉ‼️」

 

レミリアは荘助を半殺しにしようとしたが荘助は逃げた

 

レミリア「逃げたか…絶対に殺してやる」

 

 

 

霊夢「…でここに来たと」

 

レミリアから逃げた荘助は博麗神社に行った

 

荘助「そうだy「帰れ」酷い」

 

正義「お茶です」

 

正義はお茶を持ってきた

 

荘助「あー、お茶ありがとね〜、霊夢も正義に見習って「あら、何か言ったかしら?」何も言ってません❗️」

 

正義「そ、それで荘助さんがここに来た用事は何ですか?(霊夢さんの殺気が凄い)」

 

霊夢の殺気を感じた正義は慌てて話を変えた

 

荘助「暇だから「帰れ」分かった、これ以上いたら霊夢に何をされるか分からないからね」

 

荘助は逃げるように飛んで行った

 

霊夢(これで、正義と二人きりになれるわね、あれ、何でこんな事考えたのだろう?)

 

正義「そろそろ夕飯作らないと」

 

霊夢「(考えるのやめよ)今日は私がつくるわ」

 

霊夢は台所に向かった正義を止めた

 

正義「?分かりました」

 

霊夢「明後日からまた修行をするから体を休めておいてよ」

 

という言葉を残して台所に行った

 

正義(最近霊夢さんの様子が変わった?)

 

台所に行く霊夢をみて正義はそうおもった




第十七話終わりました。
他の小説を読んでいて、次回予告とか後書きにオリキャラが乱入(主に荘助が)させてみたいな、と思い始めました。


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第十八話 夏祭り①

第十八話始まります。


幻想郷の人里で夏祭りが行われている、祭りの名前は龍神祭、その祭りは元々、龍神を信仰を強く信仰している人達が信仰を広めるために始めた祭りだが、今はそれをする人はいないため、ただの大きい祭りになってしまった

 

荘助「焼きそばちょうだい」

 

男「2銭ね…まいどあり❗️」

 

荘助は焼きそばを受け取り、その場で食べ始めた

 

男「あの…別のところで食べて「これ捨てといて」ゑっ?…あっ、はい」

 

この店の焼きそばは量と安さが売りの店だが、荘助は焼きそばを一瞬で食べ、店の人を驚かせた

 

荘助「早食いは得意だからね」

 

男「早食いというレベルの問題じゃないだろ…」

 

笑顔でいう荘助に対して店の人は呆れた声で言った

 

慧音「おぉ、荘助じゃないか」

 

生徒「「「「「荘助先生だ‼️」」」」」

 

荘助と店の人が話をしていると慧音が寺子屋の生徒を連れてやって来た

 

荘助「慧音〜」

 

慧音「どうした?」

 

荘助「チルノちゃんとルーミアちゃんをちょうだい」

 

慧音「な、何言ってるんだ?」

 

荘助の発言に慧音は引きつった笑みを浮かべた

 

荘助「あっ、僕のだったっけ」

 

荘助は何を勘違いしたのかそう言った

 

慧音「いや、私のでなければお前のでもないからな…一応言っておくが」

 

慧音は呆れた声で言った

 

荘助「そうなのかー、…そういえば妹紅は?」

 

慧音「妹紅なら、屋台で焼き鳥を焼いてるぞ」

 

荘助「行ってくる」

 

と言って、人混みの中に消えてしまった

 

慧音「一緒に店を回ろうと誘おうと思ったんだが…」

 

生徒「「「「「先生どんまい…」」」」」

 

 

 

妹紅「ふぅー、今日は客が多いな」

 

妹紅は袖で汗を拭きながら言った

 

荘助「もーこーうー❗️」

 

妹紅「ゔっ…」

 

荘助は妹紅に抱きついたが妹紅は抱きついてきた荘助を受け止める事が出来ずに吹き飛び気絶してしまった

 

荘助「あれ、妹紅?」

 

荘助は妹紅の頰をつつきながら呼びかけるが妹紅は気絶しているので返事はない

 

荘助「返事はない、唯の屍のようだ」

 

荘助はそう言ってつつくのをやめた

 

男「妹紅の焼き鳥食べられないのかよ」

 

客の一人が不満そうに言った

 

荘助「んじゃ、かわりに僕が作るよ」

 

男「はぁ、お前が妹紅よ「食べてから文句をいえ」…わかったよ」

 

荘助「よし、作るか」

 

 

 

 

妹紅「うっ、…えと…あっ❗️焼き鳥を焼かないと」

 

荘助「大丈夫だよ」

 

妹紅が目覚めると荘助がいた

 

妹紅「えーと、それってどういうことだ?」

 

荘助「妹紅が気絶してから、僕がかわりに焼いて、焼き鳥は売り切れたよ」

 

妹紅「えっ…」

 

妹紅の思考が停止した

 

荘助「他の所に行ってくるー」

 

荘助はどこかに消えた

 

 

妹紅「…はっ❗️あー、荘助が焼き鳥を焼いたのか、食べたかったな…」

 

荘助がどこかに行ってから妹紅は呟くように言った

 

妹紅「それと…気絶した私を家の中で寝かしてくれたら良かったたのに」

 

荘助は気絶した妹紅を家に入れずに焼き鳥を焼いていたのであった

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

正義「へー、結構賑わってますね」

 

霊夢「当たり前でしょ、元々、龍神の祭りなんだから」

 

霊夢と正義は屋台を歩きまわっていた

 

霊夢「荘助の賽銭のおかげで色んなものが買えるから好きなもの買っていいわよ」

 

正義(荘助さんがいなかったら、見て回るだけだったってこと?)

 

霊夢「当たり前じゃない」

 

正義(心を読んだ⁉️)

 

霊夢「荘助屋台出したんだ」

 

屋台で焼き鳥を焼いている荘助に気づき言った

 

正義「人気ですね、行列の最後尾が分からないですよ」

 

霊夢「あそこに行きましょ」

 

正義「分かりました」

 

 

 

荘助「ん?霊夢とどこぞのヒーローさんか」

 

霊夢「へー、貴方屋台出してたのね」

 

正義「あの、名前で呼んでくれませんか?」

 

霊夢と正義は行列を無視して焼き鳥を買っている

 

荘助「出してないよ」

 

霊夢「えっ、じゃあその焼き鳥屋は?」

 

荘助「これは、あそこで気絶している妹紅の

焼き鳥屋だよ」

 

正義「もしかして、荘助が…気絶させたんですか?」

 

少し躊躇いながら訪ねた

 

荘助「妹紅に抱きついたら、妹紅が吹っ飛んで気絶した」

 

霊夢「あんた馬鹿でしょ」

 

呆れた声で言った

 

荘助「事故だからね、しょうがないよ」

 

二人が言ってる事を気にしてないのか笑っていた

 

正義「そういえばカラオケ大会に参加しないんですか?」

 

荘助「僕は最後に歌うことになってるんだ」

 

霊夢・正義「「あっ…そういうことね(ですか)」」

 

紅霧異変後の宴会でやったカラオケ大会の事を思い出し納得した

 

霊夢「そういえば正義は歌わないの?(歌ってるところ見たい)」

 

正義「い、いえ、遠慮しときます」

 

荘助「かっこいいところ霊夢に見せればいいじゃん」

 

ニヤニヤした顔で言った

 

正義「な、何を言ってるんですか⁉️」

 

正義は顔を赤くして言った

 

荘助「いやー、霊夢が歌ってるところ見たそうだったからね、歌わないのかなーって思ってね」

 

霊夢「何で私が正義が歌ってるところ見たいと思わないといけないのよ❗️」

 

霊夢は赤い顔で必死に反論した

 

荘助「…」

 

霊夢「な、何よ…急に黙り込んで」

 

荘助「ツンデレもいわゆる一つの

萌え要素」

 

霊夢「死ね」

 

霊夢は荘助に食べ終えた焼き鳥の串を投げたが

 

荘助「危ないもの投げないでくださ〜い」

 

荘助は平然と避けた

 

荘助「あと、後ろの客が待ってるからどっか行って」

 

荘助は後ろに並んでいる客を指差しながら言った

 

霊夢「ちっ、後で殺ってあげるから覚えておきなさいよ「アー、ナンノコトダッケワスレチャッタ」…今殺す❗️」

 

正義「ちょっ、霊夢さん❗️暴れないでください❗️」

 

お札を構えた霊夢を正義は慌てて止めた

 

霊夢「ちょっと離しなさいよ」

 

正義「失礼しました❗️」

 

暴れる霊夢を無理矢理抑え込んで、人混みに消えた

 

荘助「はーい、次のお客さんどーぞ」

 

客から不満の声が上がったが荘助は無視して焼き鳥を焼き始めた

 




第十八話終わりました。
投稿遅くなってすみませんでした。

荘助「遅すぎだろ」

………

荘助「ちゃんと謝れよ」

いや、その前に何故後書きに出てきた?

荘助「お前が乱入がどうとか言ってたから来てあげた、後、喋り方変わっちゃってるよ」

お前に対してなら大丈夫だ、そして帰れ

荘助「断る❗️」

元々読んでいる人が少ないのに更に減ったらどうすんだ

荘助「元々少ないから大丈夫❗️」

大丈夫じゃねぇよ❗️

荘助「そういえば僕と正義の絵はどうするの?」

冬休み中に描く

荘助「ちゃんと理由あるよね」

①平日は学校がある

②親に内緒で小説を書いていて、しかも親は勉強しろってうるさくて、描けない

③絵を練習する時間が欲しい

荘助「小説を読む人減るよ」

強・制・退・室❗️

荘助「さらだばー」

…申し訳ございません


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第十九話 夏祭り②

荘助「第十九話始まるよ」

当たり前の様に居るなよ

荘助「気にするな❗️」

普通は気にするだろ

正義「今回は中編なんですよね」

…何で正義までいる?

正義「…荘助さんに捕まって…」

ご愁傷様

荘助「とにかく始まるよ」

本編始まります


妹紅「何処にいく?」

 

荘助と妹紅は屋台をまわっていた

 

妹紅「慧音でも探すか?」

 

荘助「慧音ならいるよ」

 

妹紅「えっ、本当か?」

 

妹紅は周りを見回すが慧音の姿は無かった

 

妹紅「居ないじゃん」

 

妹紅は不満そうに言った

 

荘助「ほら、いるじゃん」

 

荘助が指を鳴らすとスキマが開き、中から慧音や寺子屋の生徒が出てきた

 

妹紅「無茶しすぎだ‼️」

 

荘助「気にするな❗️」

 

妹紅のツッコミに対して荘助はドヤ顔で答えた

 

慧音「な、何が起きたんだ、…お、お前達大丈夫か⁉️」

 

チルノ「あ、あたいは大丈夫…最強、だから、ね…」

 

大妖精「チルノちゃーん‼️」

 

スキマから落とされた人達はパニック状態で騒いでいた

 

妹紅「慧音、落ち着け❗️」

 

慧音「妹紅……はぁ、すまない」

妹紅に気づいた慧音は落ち着きを取り戻した

 

慧音「それより、何が起きたか分かるか?」

 

慧音達は歩いていたら急に穴が地面に穴があいて落ちてしまい、今の場所にいるという認識だった

 

妹紅「それは荘助がスキマで慧音達を無理矢理連れて来たからだよ」

 

慧音「荘助?」

 

慧音は今荘助の存在に気づいたのか荘助のほうを向いた

 

荘助「ついさっきぶりだね」

 

慧音「荘助❗️生徒が怪我をしたらどうしてたんだ‼️」

 

荘助「大丈夫だ問題n「ふんっ❗️」がっ」

 

慧音は荘助に頭突きをした

 

荘助「い、った〜…」

 

荘助は頭を抑えてうずくまった

 

慧音「で、ここに呼んだ用事は何だ?」

 

荘助「妹紅が慧音を探そうって言ったから探してあげただけ」

 

妹紅「はぁ❗️私のせいにするなよ❗️」

 

慧音「頭突きするぞ」

 

荘助・妹紅「「すいませんでした‼️」」

 

荘助と妹紅は慧音が言い終わると同時に頭を下げて謝った

 

慧音「まぁ、それはいいとして、どうするんだ?」

 

妹紅「え、えーとだな…「考えて無かったんだな」…はい」

 

荘助「チルノちゃんをいただきに来ました」

 

妹紅・慧音「「お前は黙ってろ‼️」」

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

魔理沙「霊夢〜❗️」

 

霊夢「はぁ、面倒くさいのが来た」

 

魔理沙「面倒くさいのって酷いじゃねぇか」

 

魔理沙は不満そうに言った

 

正義「魔理沙さん、こんばんは」

 

魔理沙「霊夢、正義を見習えよ、正義は私に対してちゃんと挨拶してくれたぞ」

 

魔理沙は正義を指差して言った

 

霊夢「正義、あいつには挨拶とかしなくていいから」

 

魔理沙「なっ、そりゃねえだろ霊夢」

 

霊夢「私がしなくていいって言うのだからしなくていいのよ」

 

魔理沙「なっ、何処のガキ大将だ❗️」

 

霊夢「貴方に言われたく無いわよ❗️」

 

正義「あの、二人とも落ち着いてください」

 

正義は二人の口喧嘩を止めようとするが

 

霊夢・魔理沙「「貴方(正義)は黙ってなさい(ろ)‼️」

 

止められなかった

 

魔理沙「お前が悪いって認めたら(荘助が)賽銭してやってもいいぜ❗️」

 

霊夢「貴方はそう言っておいて絶対に賽銭しないし、何で貴方が悪いのに私が悪いって認めないといけないの❗️」

 

魔理沙「今度はちゃんと賽銭をしてやるぜ(荘助が)❗️」

 

霊夢(どうせ、荘助に代わりに賽銭してもらおうと考えてるのでしょうね)

 

霊夢はため息をついた

 

魔理沙「ため息をついたってことはお前が悪いことを認めたってことでいいんだよな」

 

霊夢「えぇ、それでいいわよ、正義、行くわよ」

 

霊夢は正義の手を引いて何処かに行ってしまった

 

魔理沙「あぁ❗️待てよ霊夢❗️」

 

魔理沙は霊夢を追いかけて人混みに消えた

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

荘助「次は何が食べたいルーミア?」

 

ルーミア「人間の肉ー」

 

ルーミアはよだれを垂らしながら言った

 

慧音「いや、駄目だからな」

 

荘助・ルーミア「「そーなのかー」」

 

慧音「荘助、お前、人間の肉を食べようと思ってたのか?」

 

荘助「あっ、安心して冗談だかr「冗談でも言うな❗️」がっ」

 

慧音は荘助に頭突きをした

 

妹紅「あのさ一つ気になったことがあるんだけど」

 

慧音「あぁ、私も気になってたんだ」

 

荘助「それなら僕も」

 

文「気になることって何ですか?」

 

三人「「「何でお前がいるんだ‼️」」」

 

三人はいつのまにかいた文を見て言った

 

文「あっ、私は新聞の取材に来ました」

 

文は笑顔で言った

 

三人「「「帰れ‼️」」」

 

文「それは酷くないですか❗️」

 

慧音「お前、カラオケ大会の司会はどうしたんだ?」

 

文「それは私の部下の椛に任せて来ました」

 

文は笑顔で答えた

 

慧音「人の仕事を他人に押し付けるとは…お前の部下は可哀想だな」

 

慧音は呆れた声で言った

 

文「いや、そこまで仕事押し付けたりはしてませんよ❗️」

 

荘助「文と椛は上司と部下の関係を超えた仲だからね大丈夫だよ」

 

荘助はニヤニヤした顔言った

 

文「何を言ってるんですか❗️」

 

慧音「へー、そうだったんだ」

 

慧音の顔がニヤニヤした顔になった

 

妹紅「自分と部下の関係を新聞に載せればいいじゃん」

 

文「載せませんし、そもそも違います❗️」

 

慧音「大丈夫だ、安心しろ、人の好みは人それぞれだからな、気にする必要は無いぞ」

 

文「だから、違いますって❗️」

 

妹紅「他の人も認めてくれるわ」

 

文「認めてくれなくていいです❗️」

 

荘助「ねぇ文、隣を見て」

 

文「隣って…」

 

文の隣には文の部下であり、白狼天狗の椛がいた

 

椛「文様、何の話をしてましたか教えてくれませんか?」

 

文「ちょっと待って❗️私は悪くないの❗️この人達が勝手に話を進めて「私は何の話をしてましたかと聞いただけですけど」…」

 

椛「取り敢えず、オ ハ ナ シ をしましょうか」

 

椛は自分の剣を文の首元に突きつけて言った

 

文「オ ワ タ …」

 

荘助「逝ってらっしゃい」

 

文「漢字がおかしいですよ❗️」

 

慧音「自業自得だ」

 

文「貴方達のせいですからね❗️」

 

椛「文様そろそろ行きましょうか」

 

文「ちょっと待ってえええぇぇぇ❗️…」

 

椛は文の服の襟を掴んで何処に飛んで行った

 

荘助「文、君のことは忘れ…るかも」

 

慧音「世の中はノリというのが大事な時もある、許してくれ」

 

妹紅「今日の祭りで一番素晴らしいものを見たよ」

 

三人は笑顔で文が連れていかれた方向を向いて言った

 




荘助「投稿ペース遅い❗️」

すいませんでした

正義「荘助さん(×2)今回はこの話に関わる問題の話をするのでは無かったのですか❗️」

荘助「忘れてた」

正義「忘れてたって…」

問題は三つで

easy 《荘助の能力》

hard 《正義の体に義正がいる理由》

lunatic 《荘助の過去》

です

正義「一つ目は前から言ってましたよね」

難易度を付け加えて改めて書きました

正義「easyから難しくて分かりません」

ありきたりな能力だからすぐにわかるよ

正義「hardのヒントは」

紅霧異変後の宴会で出た正義の回想シーンがヒントです

正義「最後のlunaticのヒントは」

荘助の全ての言動がヒントとしか言えません

正義「それぐらい難しいのですか?」

完璧に当てられたら発狂するレベルです

正義「…」

荘助「はい次回も楽しみに」

…次回も楽しみにしてください


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第二十話 夏祭り③

荘助「投稿遅い❗️」

投稿ペース遅くてすみませんでした、これからはすくなくとも週一で投稿しようと思います

荘助「僕にちゃんと謝れ」

喋っている人の名前を書かなくしました

荘助「前書きは名前ついてるよ」

前書きと後書きは名前を書きます

荘助「そーなのかー、本文始まるよ」


(次は何処に行こうかな…)

 

荘助は適当に店をまわりながら考えていた

 

「お兄様〜❗️」

 

「うおっ❗️」

 

荘助の背中に誰かが抱きつき衝撃を受けきれなかった荘助は倒れてしまった

 

「え〜と…フランちゃん❗️」

 

「えへへ、お兄様、久しぶり❗️」

 

フランと呼ばれた少女は笑顔で言った

 

「(可愛すぎる)えーと、レミリアは?」

 

「ここにいるわよ」

 

荘助がフランにレミリアの居場所を聞こうとすると、頭の上から声が聞こえた

 

「レミリアのー今日のパンつはーs「人のスカートの中を覗くな❗️」うぅ、痛い」

 

レミリアは顔を赤くして荘助の顔を思いっきり踏みつけた

 

「お姉様、お兄様を踏みつけたら駄目よ❗️」

 

フランは少し怒った様に言った

 

「スカートの中を覗いた人が悪いのよ」

 

レミリアは不機嫌そうに言った

 

「あー、痛い」

 

「お兄様大丈夫?」

 

フランは手で顔を覆っている荘助を心配そうに眺めた

 

「あっ、大丈夫だよ」

 

「お姉様、お兄様に謝って❗️」

 

「何でスカートの中を覗いた人に謝らないといけないのよ❗️」

 

「あ や ま り な さ い❗️」

 

「分かったわよ、踏みつけた事は謝るわよ、ごめんなさいね」

 

レミリアは吐き捨てるように言った

 

「お兄様大丈夫?」

 

「大丈夫、それより何か欲しい物はない?」

 

「綿あめ食べたい❗️」

 

「んじゃ、行くか」

 

荘助はフランを肩の上に乗せて綿あめを売っている店に向かった

 

「ちょっとフラン、待ちなさいよ」

 

レミリアはフランを肩車している荘助を追いかけた

 

(私の存在忘れられてないかしら)

 

咲夜はそう感じながらレミリアの後ろをついていった

 

 

 

「すいませーん綿あめ一つくださーい」

 

「はいよー、ちょっと待っててな」

 

店の人が綿あめを作った

 

「えーと、 一銭になります」

 

「これで」

 

荘助が財布からお金を取り出し店の人に渡した

 

「はい、ちょうどですね、毎度ありがとうございましたー」

 

「フランちゃん、綿あめだよ」

 

荘助はフランに綿あめをあげた

 

「ありがとう❗️」

 

そう言ってフランは綿あめを食べ始めた

 

「フランと二人だけの時間を楽しんでるんだけど何か用?文」

 

荘助は少し後ろを向いて言った

 

「あのー、もうすぐカラオケ大会で歌う時間なんですけど…」

 

「…あぁ、そうだったね」

 

荘助は思い出したように言った

 

「忘れてたんですか⁉️」

 

「イヤーソンナコトガアルワケナイデショー」

 

「完全なる棒読みですよ❗️」

 

「お兄様カラオケ大会で歌うの?」

 

フランが話に参加した

 

「烏が時間だからって無理矢理連れていこうとするだよ」

 

「いや、そんな事無いですからね❗️」

 

「本当なの?」

 

フランはスペルカードを手に持って聞いた

 

「違いますから、そのスペルカードをしまってください❗️」

 

「フラン、スペルカードしまって」

 

「……」

 

フランは無言で荘助を見た後少し不満そうな表情でスペルカードをしまった

 

「んじゃ、歌いに行くか」

 

「早くお兄様の歌を聞きたい」

 

三人はカラオケ大会の会場に向かった

 

 

 

「皆さまお待たせしました、荘助さんの登場です‼️」

 

カラオケ大会の会場の櫓の上で文がマイクを使って言った

 

荘助が櫓の上に上がると、歓声が沸き起こった

 

「凄い歓声ですね…荘助さん?」

 

荘助は観客を黙って見ていた

 

「ん?…あぁ、凄いね」

 

「そ、そうですね、えーと早速歌を歌ってもらうんですけど、何を歌うのですか?」

 

「んー、Bad Appleかな」

 

「はい、では歌っていただきます、バットアップルです」

 

 

〜少年歌唱中〜

 

 

「はい、ありがとうございました、結果は…何と九十八点❗️優勝者は荘助さんになりました❗️」

 

文が言い終わる前に歓声が沸き起こった

 

「優勝した荘助さんにもう一度歌ってもらいます❗️」

 

「次は、月まで届け、不死の煙だね」

 

「はい、では歌ってそれでは歌っていただきます」

 

 

〜少年歌唱中〜

 

 

「はい、ありがとうございます❗️これでカラオケ大会は終了となります❗️カラオケ大会に参加してくれた皆様お疲れ様でした❗️」

 

荘助が櫓を降りると、まわりにいた観客達も少しずつ櫓から離れていった

 

(終わった、フランちゃんのところに行こう、フランちゃんはどこにいるかな)

 

櫓を降りた荘助はフランを探しに行こうと考えるが、櫓の下から一歩も動かなかった

 

「僕に用事があるんでしょ、妹紅」

 

荘助が後ろを振り向くと妹紅がいた、妹紅は急いでここに来たのか、手を膝の上に乗せて息を切らしていた

 

「はぁ、はぁ、…お前、私が 蓬莱の薬を飲んで 不老不死になった事を 知ってただろ」

 

息が切れていて、途中つまりながらも言った

 

「さぁ、どうだろうね」

 

「知ってただろ❗️じゃなきゃ歌ってる時ずっと私の事を見ている訳ないだろ❗️」

 

「妹紅…」

 

「何だよ❗️」

 

「正義なら妹紅が不老不死だろうとすぐに受け入れてくれるよ」

 

「……」

 

「妹紅が蓬莱の薬を飲んで不老不死になったばっかりの時は、周りの人に化け物呼ばわりされてたかもしれない、だけど正義は不老不死も人間だって認めてくれるよ、正義は妖怪を殺したくないぐらい優しい人だからね」

 

「……」

 

妹紅は黙って荘助の話を聞いている

 

「それに、どんなに他の人より強くても、生きてはいけない事にはならない、妹紅だって蓬莱の薬を飲む前は唯の人間だったんだから、妹紅はどこまでいこうと人間なんだよ」

 

「…正義は私が不老不死だと知っても、友達だと認めてくれると思うのか?」

 

「当たり前でしょ」

 

「悪い、少し用事が出来た」

 

「いってらっしゃい」

 

妹紅は走って人混みの中に入った

 

「お兄様、誰と何の話をしてたの?」

 

妹紅がいなくなった後、フランが荘助の元に来て話しかけた

 

「ちょっと友達に勇気を出す手伝いをしたたかな」

 

「…?」

 

荘助の言ったことが分からなかったのかフランは首をかしげた

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

「あー、やっぱり荘助が優勝したのね」

 

「荘助さんは歌が凄い上手いのですからね」

 

「正義ー❗️」

 

正義と霊夢の元に妹紅が走って来た

 

「妹紅さん、どうしました?」

 

「はぁ、はぁ、正義、少し話がしたいんだが」

 

「?いいですけど」

 

「話ならはやく終わらせてよね」

 

霊夢が苛ついた声で言った

 

「あぁ、分かった…正義、蓬莱の薬って知ってるか?」

 

「知らないです、霊夢さんは知ってますか?」

 

「知らないわよ」

 

「蓬莱の薬はな簡単に言うと不老不死の薬だ」

 

「本当ですか❗️」

 

「へー、そうなの」

 

正義は驚いていたが、霊夢は興味がないのか、あまり反応はしなかった

 

「本当だ」

 

「それで、何が言いたいの」

 

霊夢が苛ついた口調で言った

 

「実は、その薬を私は千年以上前に飲んだんだ」

 

「不老不死の薬を飲んだということは…」

 

「あぁ、…私は不老不死の人間なんだ」

 

妹紅は少し躊躇って言った

 

「凄い人という事ですよね?」

 

「はっ?…」

 

「だって、不老不死という事はずっと若いままでいられて、死ぬ事も無いということですよね、羨ましいですよ」

 

「羨ましいか…悪く思ったりとかしないのか?」

 

「悪く思ったりとは?」

 

「いや、あの…化け物だ、とか私に対してそういう事を思わないのかって…」

 

「思いませんよ、友達ですから」

 

「本当にか…」

 

「はい、妹紅さんは蓬莱の薬を飲んでも人間で、友達ですから」

 

「(荘助と同じことを言ったよ、慧音以来かな、自分から自分の事を他の人に話すのは)

ありがとな、おかげですっきりできたよ」

 

「どういたしまして」

 

「さぁ、神社に帰るわよ」

 

「あっ、ちょっと待ってください❗️」

 

霊夢が正義の手を引いて博麗神社に向かった

 

「ははは、じゃあな」

 

「あっ妹紅さんさようなら」




荘助「今回のスペシャルゲスト(無理矢理連れて来た)は妹紅だよ」

妹紅「ど、どうも妹紅です?」

今回の被害者は妹紅か…

妹紅「憐れむような目で見ないで、何かよく分からないけど悲しく感じるから❗️」

荘助「今回は何をするの?」

妹紅「何も考えて無いのかよ」

荘助「もちろんさ」

何も考えて無いなら終わりにするよ

荘助「いいよ」

妹紅「私が無理矢理連れて来られた意味は…」

荘助「無かったね」

妹紅「はぁ…」

荘助「次回も楽しみに」


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第二十一話 修行①

荘助「今回は早く投稿出来たー」

まだ、遅いですけど

荘助「今回は修行編だよー」

はい、そしてさらに登場人物もふえます

荘助「本文始まるよー」


「この魔方陣は全部重要なんだけど、特に真ん中がこの魔方陣の心臓みたいなもので、これが出来るか出来ないかで、後で大きな差が出るんだよ」

 

そう言って荘助は床に魔方陣を書き始めた、魔方陣に次々と小さな字を書いていった

 

「おいおい、これをやらないといけないのかよ」

 

荘助が魔方陣を書き始めてから数十分後、魔方陣を書くのをやめた、魔方陣は直径50センチ程だが細かな字がびっしりと書き込まれていて、何を書いているのか読み取ることが出来ない

 

「これが出来ないと絶対に成功しないから、乱雑に書くことが出来ないんだよね」

 

「真ん中だけでこんなに時間がかかるのかよ」

 

「あれ、諦めちゃうの?」

 

「な、諦めるわけないだろう」

 

少し弱い声で言った

 

「んじゃ、頑張ってね」

 

「笑うなよ」

 

「うるさいから別のところでやってくれる?」

 

魔理沙の修行は紅魔館の図書館でやっているため、パチュリーが迷惑そうに言った

 

「僕がいっつも修行を見てあげられる訳じゃないから、その時はパチュリーに見て「嫌よ、面倒くさい」いいじゃん、そんぐらい」

 

「嫌よ、何であの子の面倒を見ないといけないのよ」

 

「もしかして魔理沙に先を越されるのが嫌なのか」

 

「違うわよ」

 

「ならいいでしょ」

 

「駄目よ」

 

「うーん、しょうがない、禁忌『フォーブアカインド』」

 

荘助がスペルカードを唱えると、荘助が四人に増えた

 

「えっ、それってフランのスペルじゃ」

 

「おっしゃー、これでいいか、僕はここに残って、お前は寺子屋、お前はフラン、お前は妹紅のところに行け」

 

「「「分かった」」」

 

そう言って、荘助×三は図書館を出ていった

 

「それじゃ、再開するよ」

 

「さっきのことはスルーでいいんだ」

 

「気にするな❗️」

 

「「気になるよ(わよ)」」

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

「攻撃をしたら、ちゃんと追い討ちしなさい」

 

「は、はい分かりました❗️」

 

霊夢は正義の修行の相手をしていた

 

「はあっ❗️」

 

正義は霊夢に大量の光る弾幕を放った

 

「ちっ」

 

霊夢は目を手で覆い、舌打ちをした

 

「そこだ❗️」

 

正義は霊夢が目を手で覆っている間に霊夢に近づき脇腹を蹴った

 

霊夢「ぐっ」

 

霊夢は蹴り飛ばされ近くの木に激突した

 

「(霊力を纏ってダメージを減らされた)まだだ❗️」

 

正義は霊夢にむかって矢の形をした弾幕を撃った

 

弾幕は弧を描きながら霊夢にむかって飛んでいく

 

「…」

 

しかし、霊夢は何もせずに全ての弾幕を受けた

 

「やったか」

 

正義は霊夢を見ていると、霊夢の体が少し光りお札となって正義を襲った

 

「なっ⁉︎」

 

正義は突然の出来事に驚くも、上に飛んで躱した

 

「霊夢さんは…「ここよ」なっ…」

 

正義は上に飛んだが霊夢がすぐそばにいた

 

「油断大敵よ」

 

そして霊夢がゼロ距離で弾幕を放ち、正義は気絶した

 

「あっ、少しやり過ぎたわね…」

 

霊夢は気絶した正義を神社の中に運んだ

 

 

 

「…うーん…あっ、…負けたのか…」

 

布団の上で正義はそう呟いた

 

「あら、起きたのね」

 

近くでお茶を飲んでた霊夢が話しかけた

 

「はい、…あの、あの時確かに霊夢さんに弾幕を当てた筈なのに…」

 

「あー、あれはね、お札で作った分身よ」

 

「いつ分身を作ったのですか?」

 

「貴方が光る弾幕を撃った時、貴方も私のこと見えて無いでしょ、その時に分身を作って、自分は結界で姿を見えないようにしてたの」

 

霊夢は正義に説明をした

 

「まぁ、つまり霊夢の作戦勝ちということじゃな」

 

霊夢の隣でお茶を飲んでいる黒髪の少女が言った

 

「えっと…貴方は「貴方は誰なのよ❗️」霊夢さん知らないのですか」

 

「知らないわよ、そもそもついさっきまでいたことに気づいて無かったんだし」

 

「あぁ、そうじゃったの、妾は龍神じゃ」

 

「はぁっ⁉️嘘でしょ❗️」

 

「あの、霊夢さん龍神って誰ですか?」

 

少女がそう言うと霊夢は驚いた表情を見せて、正義は知らないのか首を傾げていた

 

「龍神はこの世界を作った最高神なの」

 

「そんなに凄い神様がここに来られたのですか」

 

「敬語は使わなくていい、何ならたっちゃんと呼んでいいぞ」

 

「それで、龍神様は何でここに来たの」

 

「たっちゃんって呼んで欲しいのじゃが、…まぁ、用事はな…荘助の事についてじゃ」

 

「荘助について何か知ってるの⁉️」

 

龍神が荘助の話をもちだすと霊夢が反応し、立ち上がった

 

「いや、すまんが詳しくは聞いておらんからの」

 

「聞いて無いって…」

 

「あぁ、荘助以外にも荘助の過去を知っている者はいるのじゃ、例えば神様とかの」

 

「それでどれくらい知ってるの」

 

霊夢は落ち着いて座った

 

「いや、全然知らない」

 

「ぶっ…」

 

龍神の発言で霊夢が飲んでいたお茶を吹き出してしまった

 

「知らないのに何で来たのよ」

 

霊夢が袖で口を拭きながら言った

 

「妾がきたのは、忠告をしに来たんじゃ」

 

「忠告?」

 

「荘助の過去に関わるな」

 

笑顔で話していた龍神の表情が消え、少し威圧がかかった声で言った

 

「ちょっと、何でよ❗️」

 

納得してないのか霊夢が大声で言った

 

「荘助は自分の過去を他の人に知られるのを恐れているんじゃ」

 

「恐れている?」

 

「あぁ、だから、知った人が誰であろうとも消せる程にな」

 

「…」

 

「さらに、強さは妾より上じゃ、だから、妾も荘助の過去を知ることは出来ないんじゃ」

 

話が終わっても二人は黙ったままだった

 

「黙って無いで何か言わんか」

 

「龍神が言ってた神様は何で消されて無いの?」

 

「…それはの、荘助が初めて会った神で何か思い入れがあるのかもしれないが、よく分からないそうじゃ」

 

「…龍神が調べるなというなら、しないわ、正義、修行を再開するわよ」

 

「はい❗️分かりました❗️」

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

「炎を操る修行⁉️」

 

竹林の中でで妹紅は叫んだ

 

「そうだよ」

 

「何で今更やるんだよ」

 

「そんな事を言わないで、見てて」

 

荘助が手のひらを上に向け、炎をだした

 

「それぐらい出来るよ」

 

妹紅が不満そうに言った

 

「見ててって言ったでしょ」

 

すると、炎が小さくなり丸い物体になった、丸い物体はビー玉のようになっていて、中は炎の光りで輝いていた

 

「どうやったんだ?」

 

「炎を圧縮したんだ」

 

「炎を圧縮?」

 

「炎の力を維持した状態で小さくしていくんだよ」

 

「…」

 

妹紅は荘助がやった事と同じことをしようとするが

 

「炎が弱くなってるよ」

 

炎の力を維持出来無かった

 

「思ったより難しいでしょ」

 

「あぁ、難しいな」

 

「でも、これを出来るようになると」

 

荘助は丸い炎の物体を作った

 

「中に閉じ込めた、エネルギーを解放させる事で、物凄い威力の攻撃が出来るんだ」

 

荘助が物体を握り壊すと、高熱の暴風と炎が辺り一面を襲った

 

「があああぁぁぁ」

 

妹紅は暴風に耐えれずに少し飛ばされてしまった

 

「分かった?使いどきによってはかなりいい技になるよ」

 

「はぁ、はぁ、よく分かったよ、周りの状況だけでもな」

 

荘助が立っている半径十数メートルが焼け野原になった

 

「(あの程度の炎であそこまで威力があるとはな)絶対に扱えるようにしてやるぜ」

 

「そうそう、それが大事だよ」




龍神「ここが後書きか」

龍神様何故こちらに?

龍神「いや、荘助がここに来ない?と誘われたからの、来たという訳じゃ」

あいつか

龍神「ここでは何をするんじゃ?」

荘助「メタ話とか色々だよ」

しませんし、させません

荘助「作者がここで会話させようとしたけど、会話の内容が思い浮かばなかったけど、一様書いてるコーナーだよ」

龍神「つまり、あっても無くてもよいコーナーという訳か」

そういう事です(早く終わらせたい)

荘助「早く終わらせたいって上↑に書いてあるから終わらせるね」

最後の最後でメタイ

荘助「次回も楽しみに❗️」

龍神「次の話も読むんじゃぞ」


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第二十二話 修行②

第二十二話で第二章が終わりです

荘助「次の章はあれか」

正義「あれって何ですか?」

荘助「見てのお楽しみだよ」

正義「分かりました?」

荘助「本編始まるよ」


魔理沙が魔法陣を書き始めて五日後

 

「ふぅ…あと、ここを書けば「一旦休憩にしようか」えっ?」

 

「疲れたでしょ」

 

「まぁ、疲れてるけど…大丈夫なのか?」

 

「大丈夫って?」

 

魔理沙は不安そうにきくが、荘助は首を傾げていた

 

「魔法陣がすぐに壊れちゃうとか言ってただろ」

 

「魔法陣を書き終えたらね、書き終えなければ魔方陣として成り立たないから壊れないんだよ」

 

「そ、それなら早く言ってくれよ」

 

魔理沙は緊張がとけて地面に座り込んだ

 

「いや、それでも良かったんだけど、こっちの方が修行になるかなと思ったんだよ」

 

「まぁ、修行にはなったけどさ…」

 

「それに、魔理沙が頑張っているところ見るの好きだよ」

 

「な、何を言ってるんだよ❗️」

 

魔理沙は顔を赤くして言った

 

「だって、結構集中力が必要で、疲れてるのに笑顔でいたでしょ」

 

「そ、そうだったのか?」

 

「笑顔が魔理沙のいいところだよ」

 

「そうなのか?あ、ありがとうなんだぜ」

 

魔理沙は帽子を深くかぶって顔を隠した

 

「取り敢えず寝たら?五日も寝ないでいたんだから」

 

「五日もたってたのか⁉️」

 

「そうだよ」

 

「なぜ五日も生きれたんだ?」

 

魔理沙は自分の体を手で触って確認しながらいった

 

「それは、僕とパチュリーが死なないように魔法で疲れとか取ってたんだよ」

 

「そうだったのか⁉️」

 

魔理沙は驚いてパチュリーを見た

 

「ここで死なれても困るからよ」

 

「ありがとうな❗️」

 

「別にお礼なんかいらないわよ」

 

パチュリーは少し顔をそむけた

「よし、しっかり休んで魔法陣を完成させるぞ❗️」

 

そう言って魔理沙は床に倒れて寝てしまった

 

「ねぇ、魔理沙はどうするの?まさかそのままにしておくわけないよね、邪魔よ」

 

パチュリーは荘助に不満を言った

 

「それは、大丈夫だよ」

 

荘助が指を鳴らすとスキマが開いた

 

「ここの中なら邪魔じゃないでしょ」

 

「それならいいけど…それと、何で嘘をついたの?」

 

「何が?」

 

「ほら、魔法陣を書いてから、魔力を注ぎ終わるまで一週間かかるって言ってたでしょ」

 

「それが?」

 

「一週間で終わるのは魔法陣を書くところまでよ、早くてもね、だから貴方が言った事はあり得ないのよ」

 

「それぐらいがいいんだよ」

 

「どういう事?」

 

パチュリーの声が少し苛ついた声になった

 

「魔理沙は負けず嫌いだからね、他の人が出来ない事だったとしても出来るよって言えば、負けたくないから頑張ることが出来る」

 

「…」

 

パチュリーは黙って聞いている

 

「さっきの事から分かると思うけど、魔理沙は才能があるんだよ、ただ、それが引き出せないだけ、だったら僕たちが引き出せばいいでしょ」

 

「私は面倒くさいからいやよ」

 

「でも、今回は協力してくれたでしょ」

 

「今回は、ね」

 

パチュリーは少し赤くなった顔を本で隠した

 

「協力してくれるのが今回だけだったとしても、協力してくれたっていう事は、魔理沙のこと気に入ってるんでしょ」

 

「ち、違うわよ❗️」

 

パチュリーの声が少し大きくなった

 

「慌てて反論するって事は気にしてたからでしょ」

 

「嫌いではないけど、気に入ってはいないわよ」

 

「うん、そういう事にしといてあげるよ❗️」

 

「ちょっと、それはどういう事よ❗️」

 

パチュリーは読んでいる本を置き、立ち上がって言った

 

「僕も休もう」

 

荘助はスキマに入り、スキマを閉じた

 

「はぁ、疲れた」

 

パチュリーは呟くように言った

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

「…」

 

妹紅は無言で手に炎をだした

 

「これで…」

 

手の炎は少しずつ小さくなっていく

 

「あと少し…」

 

しかし、炎が急に大きくなり、光と共に暴風が吹いて、妹紅が飛ばされてしまった

 

「はぁ、はぁ、…あー、全然出来ない❗️」

 

妹紅は倒れて悔しそうに言った

 

「良く出来てる方だと思うよ」

 

「それ前に何回も聞いた」

 

「…後少しだと思うよ?」

 

「何だよその間は❗️そして何故疑問形⁉️」

 

妹紅は起き上がり、叫んだ

 

「気にしたら負けだ❗️」

 

荘助はドヤ顔で言った

 

「はぁ、どうすれば出来るんだ…あっ、いい事思いついた❗️」

 

妹紅はため息をついた後、嬉しそうな顔で叫んだ

 

「へー、どうするの?」

 

「今残ってる力を全部使うんだ❗️」

 

「阿保なの?」

 

「よっしゃー、やるぞ❗️」

 

「まぁ、いいか」

 

妹紅が手に炎を出した、炎は今までより大きく、激しく燃えていた

 

「いや、やっぱりやめて」

 

「おおおらあああぁぁぁ‼️」

 

激しく燃えている炎が小さくなっている

 

「はあああぁぁぁ‼️」

 

(無意識のうちに炎を出す力とおさえこむ力を五分の状態を保ってる、まぁ、どちらも全力でやたってるから当たり前か)

 

「はあ、はあ、…出来た❗️」

 

妹紅の手のひらの上には赤い球体があった

 

「す、すごいじゃん(駄目だ、終わった、あれ一つで辺り一面吹き飛ぶ威力あるだろ)」

 

「ん?どうしたんだ?」

 

「それ、どうするんだ?」

 

荘助が冷や汗を流して聞いた

 

「どうするって、慧音に自慢するつもりだぞ」

 

「人里を消す気か❗️」

 

「違うよ、…あれ、ヒビが入った?」

 

赤い球体のヒビは少しずつ大きくなっていく

 

「ちっ(あれを解放するか)

スペルカード発動防符『ミラー』

簡易結界百層❗️」

 

荘助が結界を張り終えた瞬間赤い球体が壊れ、荘助のお手本とは比べ物にならほどの轟音と光、炎、暴風が辺りを襲った

 

(やばい、目と耳がやられた…結界は…もたないな)

 

光によって目が潰れ、轟音によって鼓膜が破れた

 

(いつまで続くんだ…」

 

爆発は十数秒間続いたが、荘助は一年に近い程の時間だった

 

「あぁ、びっくりした、一回死んじゃったよ」

 

妹紅が呟いた

 

「あれ、思ったより、被害が少ないな」

 

先程の爆発は荘助の結界によって殆ど被害が無かった

 

「ふぅー、終わった…」

 

「荘助❗️大丈夫か❗️」

 

「大丈夫…じゃない」

 

荘助は咳き込むと口から血を吐き出した

 

「そこまで傷は無いのに、どうしてだ?

 

「音…だよ」

 

「音?…っておい❗️話すな、死んじまうぞ❗️」

 

「大丈夫」

 

「大丈夫?」

 

妹紅は首を傾げていた

 

「再生能力は高いからね」

 

「そ、そうなのか」

 

「多分もうすぐ…終わった」

 

荘助はジャンプをしたりして元気だという事を妹紅に見せた

 

「大丈夫ならいいけど、音の話は?」

 

「あっ、忘れてた、音が原因で、内臓が潰れたんだ」

 

「音でそんな事があるのか⁉️」

 

「強い音だと、物を壊すことが出来るんだよ」

 

「でも、体は…」

 

「体は頑丈だけど、内臓は柔らからね、音が体の中を伝わって、内臓を破壊したんだ」

 

「そうだったのか、…すまん❗️」

 

妹紅が頭を下げて謝った

 

「何で謝るの?」

 

「何でって、お前が止めようとしたのに辞めなかったから「それならいいよ」えっ?」

 

「だって、友達でしょ」

 

「そ、そうなのか、ありがとうな」

 

妹紅は少し照れて言った

 

「そういえば、何で成功したんだ?」

 

「それはね、炎を出す力と押さえ込もうとする力が同じぐらいだったからだよ」

 

「あぁ、どちらも全力でやってたからな…っていう事はまだ操れて無いのかよ…」

 

「頑張れ❗️」

 

「お前勿論付き合うよな❗️」

 

「えっ、いやだよ」

 

「よろしくな師匠」

 

「うっわ〜、面倒くさい」

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

「よし、休憩終わったし、再開するか❗️」

 

「あー、うん頑張ってね」

 

「おいおい何だよその返事は」

 

「飽きた」

 

「飽きた⁉️」

 

「とりあえずやって」

 

「分かったよ」

 

魔理沙は魔法陣を完成させた

 

「光った「早く魔力を」分かった❗️」

 

魔力を魔法陣に注ぎ始めた

 

「えーと、どれくらいかかるんだ?」

 

「五日かな?」

 

「はっ?」

 

「頑張ってね❗️」

 

「嫌だあああぁぁぁ❗️」

 

 

〜五日後〜

 

 

「やっと…終わった」

 

「お疲れ様」

 

「お疲れ様じゃねえよ❗️」

 

魔理沙は息を切らしながらも叫んだ

 

「少し待ってね」

 

魔理沙の足元に魔法陣が浮かぶと、魔理沙の顔から疲労が消えていき始めた

 

「おっしゃー❗️ふ っ か つ❗️」

 

元気になった魔理沙が両手を上に上げて叫んだ

 

「あれ?」

 

魔理沙は何かに気づいたのか近くの本棚に近づいた

 

「やっぱり」

 

魔理沙は片手で10冊程の本を持った、それらの本は全部分厚く、普通は片手で持てない程の大きさだった

 

「身体能力が上がってる…」

 

「凄いでしょ、魔力だけじゃなくて、身体能力も上がるんだよ」

 

「そうか…」

 

魔理沙は両手でミニ八卦色を荘助に構えた

 

「魔法がどれくらい強くなっているのか確認しないとな」

 

「えっ?まっt「マスタースパーク❗️」…」

 

ミニ八卦色から出た閃光が荘助を襲い、近くにある本棚が巻き込み壊れ、辺りに煙が充満していた

 

「ちょっと、ここで撃たないでくれる❗️」

 

「大丈夫だぜ、…それにしても、凄い威力だな、ファイナルマスタースパークに近い威力だったぞ」

 

「うん、そうだね、びっくりしたよ」

 

煙が消えると荘助が立っているのが見えるようになった、荘助は無傷で笑顔で立っていた

 

「強くなったけど、荘助に怪我すら与えられてないじゃねぇか」

 

「まぁ、そこは気にしたら負けだよ…あっ、僕は帰るからね」

 

「えっ、あっ待てよ❗️…行っちゃったか、お礼を言おうと思ったのに」

 

魔理沙はついさっきまでいた荘助の場所を見てつぶや




荘助「一週間に一話投稿するって言って二話目で出来てない」

魔理沙「最後適当過ぎる」

ごめんなさい

荘助・魔理沙「「許さない‼️ダブルマスタースパーク‼️」」

ギャアアアァァァ(ピチューン)

荘助・魔理沙「「次回も見てね(ろよ)」


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第三章 春雪異変
第二十三話 春雪異変


第三章始まります

荘助「やっと、春雪異変だー」

ちゃんと、敵(オリキャラ)も出て来るようになります

荘助「話が進んで行くのかー」

本編始まります


「ここは、どこ?」

 

フランは暗い部屋の中で立っていた、部屋に明かりをつけるようなものは無い

 

「地下室…ではなさそうだけど…」

 

夜、紅魔館の部屋で寝て、目が覚めると知らない場所にいた

 

「とりあえずここから出ないと…」

 

フランは少しだけ見えていた出口に向かって歩いた

 

カチャ

 

フランの足に何かが当たって、小さい音が鳴った

 

「これは、鎖?」

 

錆びれた鎖が置いてある、鎖は途中で千切れている

 

「鎖に血が付いてる」

 

鎖には大量のの血が付いている、血は殆ど乾いて固まっているが、まだ乾いていない血もあった

 

「他に誰かいたのかな…」

 

周りの反応がないので、出口に向かった

 

出口は鉄でできた扉だが上の部分が破壊されていて、扉の前の階段にあった

 

「あれ、…」

 

フランは何かに気づいたのかしゃがんで残った扉を開けようとした

 

ガッ

 

少しだけ開けたところで階段に引っかかりそれ以上開ける事は出来なかった

 

「これだったら、ドアを開けられないね」

 

そう言って、フランは壊れた扉の上をこえて進んだ

 

「このまま上に行けばいいんだよね」

 

フランは階段を上った

 

「ここから外に…あっ」

 

階段を上ると壊れた家の中だった、しかし、家は崩壊していて、家と呼べる様な状態では無かった

 

「あの雲、妖力が強い」

 

空には厚くて黒い雲が覆われていふ

 

「何があったんだろ…っ❗️」

 

フランが家の敷地から出て通りを見ると、たくさんの人の死体があった

 

「酷い…誰がこんな事を」

 

まだ生き残っている人がいるのか声が聞こえる

 

「あそこ…かな」

 

しかし、叫び声の後声は聞こえなくなった

 

「妹様❗️」

 

後ろから聞き慣れた声が聞こえ、フランが振り向くと咲夜がいた

 

「咲夜❗️」

 

咲夜は全身傷だらけで立っているのがやっとの状態だった

 

「妹様…逃げて…くだ、さい」

 

そう言って咲夜は倒れた

 

「ねえ❗️死なないでよ咲夜❗️」

 

フランは咲夜を助けようとするが、何も出来ずにいた

 

「妹様…気をつけて、ください…あいつ、は…ば…け…も、の」

 

「咲夜❗️」

 

フランは死んでしまった咲夜を抱いて泣きはじめた

 

「誰❗️…荘助?」

 

フランの目の前に荘助が立っていた、荘助は普段フランの前では笑顔だが、この時の笑顔には優しさが無く狂気が滲み出ていた

 

「あっ、あ…」

 

フランは咲夜を殺したのは荘助だと悟ってしまった、そして、自分もすぐに殺されてしまうことも

 

「…」

 

荘助はフランの首を左手で掴み持ち上げ、右手を後ろに向けた

 

「や、やめて…」

 

しかし、荘助は手を振りかざし、フランの頭が消えた

 

 

 

「はぁ、はぁ…夢?」

 

気がつくと元々寝ていたベッドの上にいた、フランの呼吸は乱れていて、汗も大量にかいていたそして、

 

「涙?」

 

フランは目から涙が流れていた

 

「何で…だろ、夢…の筈なのに、夢で終わらせちゃいけない様な気がする」

 

フランは自分の胸に手を置いて言った

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

「おい、霊夢、絶対に異変だって❗️」

 

魔理沙が襖を開けると同時に叫んだ、魔理沙の右手にはチルノを掴んでいた

 

「ちょっと、寒いから閉めてくれない「あっ、チルノちゃんだ」貴方は黙ってなさい❗️」

 

「だって、五月になっても雪が降ってるなんておかしいだろ❗️」

 

「それぐらいあるでしょう」

 

「じゃあ言ってみろよ」

 

「…」

 

霊夢は無言でお茶を飲んだ

 

「ほら、言えねぇじゃねぇか❗️」

 

「まぁ、まぁ、落ち着いて下さい魔理沙さん、確かにおかしいですね」

 

霊夢に飛びかかろうとする魔理沙を正義が慌てて止めた

 

「なぁ、何か知らないか、荘助」

 

「(白玉楼の幽々子)知らないよ」

 

荘助はスキマを開いて言った

 

「何をしてるんだ?」

 

「犯人探し」

 

「紫みたいな事をするんだな」

 

「みたい、じゃなくて同じだよ」

 

「同じ?」

 

「僕が合わせてるからね」

 

「言ってる事が分からないんだぜ」

 

魔理沙が首を傾げた

 

「まぁ、知らなくていいよ」

 

「それで、見つけたの?」

 

「うーんと、…あった」

 

「見つけたのか❗️」

 

「うん、空に怪しい穴が開いてる」

 

「よっし、行くぞ霊夢❗️」

 

「分かったから少し待ってて」

 

 

〜十分後〜

 

 

「正義、行くわよ」

 

「分かりました」

 

「異変解決するぞ❗️」

 

「行くぞー(良かった、今回は置いてかれなかった)」

 

荘助がスキマを開き、それぞれがスキマに入った

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

「確かに怪しそうだな」

 

魔理沙が空にあいている穴を見て言った

 

「ねぇ、何でこの穴の先にスキマを開いてくれなかったの?」

 

「幻想郷とは別の所だから、面倒だった」

 

「私が余計に飛ばないと行けなくなるのよ❗️」

 

「こっちの方が面白いだろ❗️」

 

魔理沙が笑いながら言った

 

「面白く無いわよ」

 

そう言って霊夢はため息をついた

 

(…多分だけど、今回の異変…大変だな)

 

「どうしたの険しい顔して」

 

荘助が険しい顔になっているのを見て霊夢が聞いた

 

「え?…あぁ、大丈夫だよ」

 

荘助は笑顔で答えたがすぐに険しい顔に戻った

 

「(荘助があんな顔するなんて、…今回の異変無事に終わらなさそうね)行くわよ」

 

「よっし、異変解決してやるぜ❗️」

 

「皆さんの足を引っ張らないように頑張ります」

 

「行くぞー」

 

四人は穴に入った

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

「あれが最凶最悪の人間かい、私にはそうは見えないけど、龍」

 

「気をつけろよ、あいつは存在が危険なんだからな、あと管理者だ、死神」

 

「はいはい分かった分かった」

 

「絶対に分かってないだろ…やっぱり気づいてるか」

 

「ははは、そんな事はどうでもいい、俺が全て燃やしてやるよ❗️」

 

「貴方はうるさいから黙ってて欲しいよ…さて、どんなものか見せてもらうよ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

荘助」

 

 

 




アリス「私達の出番は?」

無いよ

アリス「えっ…」


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第二十四話 白玉楼の剣士

あけましておめでとうございます

荘助「投稿遅い死ね」

酷いです

荘助「話す内容無いから本編始まるよ」


「いくらなんでもこの階段長いわよ❗️」

 

霊夢・魔理沙・正義・荘助の四人はとてつもないほど長い階段を上っていた

 

「まぁ、あと少しだから頑張ろうよ」

 

「嫌よ❗️」

 

「しょうがないじゃん、スキマの調子が悪いんだから(嘘)」

 

「魔理沙も何か言ってよ」

 

「私は修行のお陰で平気だぜ❗️」

 

「空を飛ぶのはどうですか」

 

「そうするわ」

 

正義が提案すると霊夢が空に浮いた

 

「行くわよ」

 

 

〜数分後〜

 

 

「やっと着いたぜ」

 

「桜綺麗ですね」

 

階段を上り終えた先の道を挟むように沢山の桜の木が並んでいた、桜はどれも満開で綺麗な光景を生み出していた

 

「はぁ、よりにもよって冥界か…」

 

霊夢は綺麗な景色に見とれずにため息をついた

 

「冥界って、もしかして」

 

「死んだ後に魂が行くところよ」

 

「えっ、僕たち死んだ「死んでないから安心して」…分かりました」

 

「へー、ここが冥界か…誰かいるぞ」

 

道の真ん中に白髪の少女が立っている、両手を腰にかけてある剣の柄に置いて、霊夢達を見ていた

 

「貴方邪魔だからどいてくれない?」

 

「ここから先は通すわけにはいかないのでお断りします」

 

「だったら無理矢理通らせて貰うぜ❗️」

 

「主のために貴方を倒します❗️」

 

「さぁ、魔法使いと剣士の戦いが幕を開けようとしている❗️、一方は異変解決のため、もう一方は主のため、さて一体どちらが勝つんでしょうか❗️「「貴方(お前)も戦ってください(え)」」

 

魔理沙と白髪の少女が睨み合っていると荘助が実況をし始めた

 

「えー、やだ」

 

「なっ、何を言ってるんですか❗️」

 

「それと名前は言わなくていいの?(知ってるけど)」

 

「あっ、申し遅れました、魂魄 妖夢(こんぱく ようむ)と申します」

 

妖夢は剣の柄にかけていた手を下ろし、頭を下げて言った

 

「霊夢よ」

 

「霧雨 魔理沙だぜ」

 

「佐藤 正義です」

 

「土方 荘助だぞー」

 

それぞれが自己紹介をした

 

「それより、何で私と戦わないのですか」

 

妖夢が顔を上げて言った

 

「僕が戦ってもいいけど、この人達の修行の相手になって欲しいからね、戦わないよ」

 

「言っておくけど、こいつに何を言っても無駄よ」

 

「(荘助さんの強さの底が分からないぐらい強い)…分かりました、だけど、あの人達に勝てたら私と戦ってくださいよ」

 

「いいよ」

 

「そうですか、分かりました」

 

妖夢は剣を両手に持って構えた、右手に長剣、左手には短剣を持っている

 

「相手もやる気のようだな、よし、やるぞ霊夢❗️」

 

「分かったわよ…」

 

魔理沙、霊夢はそれぞれ箒、お祓い棒とお札を持って構えた

 

「行きます❗️」

 

妖夢は右足を少し後ろに下げてから、地面を蹴り、魔理沙の目の前まで、移動し、そのまま構えていた長剣で切りかかった

 

「うおっ、危なっ」

 

魔理沙は寸前のところで魔力で強化した箒で防いだ

 

「まだだ❗️」

 

妖夢は短剣で追い討ちをしかけたが

 

「霊符『夢想封印』」

 

「ちっ」

 

「危ねっ」

 

霊夢が止めた

 

「大丈夫?」

 

「なぁ、私がいるんだからもうちょっと加減しろよ」

 

「大丈夫そうね」

 

「無視するなよ❗️」

 

「(一人に気を取りすぎた、敵は後二人いるのを忘れてた)まだまだいきます❗️」

 

妖夢は構え直して、魔理沙に今度は二十発程の斬撃を放った

 

「この程度余裕だぜ❗️」

 

魔理沙は余裕の表情で弾幕を使い、斬撃を相殺させた

 

砂埃を含んだ煙が漂っている

 

「この煙うっとうしい「転生剣『円心流転斬』」なっ❗️」

 

妖夢が煙の中から飛び出し、魔理沙に向かって高速斬りを放った

 

「がはっ❗️」

 

魔理沙はとっさに体に纏う魔力を強くしたが、間に合わず数回斬られてしまった

 

「トドメだ❗️」

 

「くそっ、

魔符『スターダストレヴァリエ』」

 

妖夢は魔力が弱まっているところを見つけ、横薙ぎに払い抜けようとしたが魔理沙がスペルカードを使った

 

(避けられない…なら、無理矢理押し切る」

 

妖夢は避ける事が出来ないと判断し、体中に霊力を纏い魔理沙に向かって横薙ぎの一閃を放った

 

「ぐはっ❗️」

 

腹を斬られて魔理沙は口から血を吐いた

 

「ぐっ」

 

妖夢は零距離で大量の弾幕を受けたため、吹き飛ばされ二メートル先の桜の木に激突した

 

「「魔理沙(さん)‼️」」

 

重傷を負ってしまった魔理沙の元に正義と霊夢が慌てて近づいた

 

「正義❗️」

 

「分かりました

超回復『スーパーリカバリー』」

 

正義がスペルカードを唱えると魔理沙の怪我が見る見るうちに治っていった

 

「ありがとうな、正義、おっと」

 

怪我が治った魔理沙は直ぐに立ち上がろうとするが、立ち上がることが出来なかった

 

「少し休んでください、魔理沙さん」

 

「お前らが戦っているのに一緒に戦わないなんてそんなの無理に決まってるだろ❗️」

 

「正義の言う通りにしなさい、今の貴方じゃ何も出来ないわよ」

 

「くそっ❗️」

 

魔理沙は言い返すことが出来ず、悔しそうに叫んだ

 

「いくわよ、正義」

 

「はい、分かりました」

 

「後二人で…って、荘助はどこに行った❗️」

 

「えっ、荘助なら普通に歩いて奥に行ったけど」

 

妖夢がいつのまにかいなくなった荘助を探していると霊夢がそう言った

 

「い、いつのまに❗️」

 

「そうなのですか❗️」

 

「そうだったのか❗️」

 

魔理沙や正義も気づいていなかったのか妖夢と同じく驚いていた

 

「あら、貴方達気づいてなかったの?」

 

「あぁ、全く」

 

「まぁ、とにかくこの人の言う主とやらはあいつが倒してくれそうね」

 

「は、早くこの人達を倒して助けに行かないと」

 

妖夢が少し焦った様子でいった

 

「無理よ、貴方はここで私達に負けるからね」

 

「絶対に勝ってみせます❗️」

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

荘助は庭園の中を歩いている

 

「桜って綺麗だと思わない?」

 

荘助は空に浮かんでいるピンク色の髪の女性に話しかけた

 

「えぇ、私もそう思うわよ」

 

「でもさ、あの桜の木の花を咲かせるのは良くないと思うよ」

 

荘助は少し遠くにたっている桜の木を指差して言った

 

その桜の木は他の桜の木より十倍近く大きい

 

「この桜は西行妖って言って普段は封印されていて、花が咲くことが無い桜なのよ」

 

「(危険だからね)そうなんだ」

 

「それとこの桜の下には何かが眠っているんだけと、私はそれが何か気になるのよ」

 

「(自分の身体がなんだけどね)やめた方がいいと思うよ」

 

「何故かしら?」

 

「その何かを確認するためには、桜の封印を解くんでしょ」

 

「そうよ」

 

「桜の封印を解かれたくないからね、止めさせてもらうよ」

 

荘助の髪が赤い色に変わり、威圧感が増した

 

「それだったら、私を倒さないとね」

 

幽々子は荘助の威圧に対して余裕の笑みを浮かべた

 

「(あいつらが仕掛けて来る前に倒さないと)いくぞ❗️」

 

両手に剣を構えて叫んだ

 

「幽々子よ」

 

「えっ?」

 

「私の名前は西行寺 幽々子よ、幽々子って呼んで」

 

「あー、うん、分かった…いくぞ幽々子❗️」

 

「楽しい時間になりそうね」




荘助「今回のゲストは幽々子❗️」

幽々子「あれ、作者はどうしたのかしら?」

荘助「そいつなら僕が殺った」

チーン

幽々子「そう、でここで何をしてるのかしら?」

荘助「少しだけ雑談をしてるよ」

幽々子「そうなの」

荘助「まぁ、普段はこのぐらいで終わらせてるけどね」

幽々子「えー、まだ話足りないわよ」

妖夢「幽々子様〜ご飯出来ました❗️」

幽々子「今行くわ、そういうことで、さよなら」

荘助「じゃあね、次回もよろしく」


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第二十五話 元死神と業火

第二十五話始まります

荘助「シリアスっぽい回、略してシリアス回だね」

勘違いされる略し方だ

荘助「ようやく話がちゃんと進むんだね」

進みます

荘助「良かった…あっ、本編始まるよ」


「霊符『夢想封印』❗️」

 

「正義『メテオシャイン』❗️」

 

妖夢の目の前から虹色の弾幕が襲うと同時に空が光り巨大な弾幕が流星のように降ってきた

 

「断霊剣『成仏得脱斬』❗️」

 

妖夢は両手に構えている剣を交差させ、上空に向けて剣気の柱を作り、上空と目の前からおそって弾幕を防いだ

 

「正義『正義の鉄拳』」

 

「人符『現世斬』」

 

正義の拳と妖夢の剣がぶつかり合った

 

「おらあぁぁぁ❗️」

 

「ぐっ」

 

正義は相手の剣を逸らした後、前に回転し、その勢いのまま妖夢にかかと落としを決めた

 

「霊符『夢想封印・集』」

 

地面に叩き落とされた妖夢は霊夢の攻撃を避けることが出来ずに全弾くらってしまい気絶した

 

「あら、これで終わりかしら」

 

霊夢は気絶した妖夢に近づいた

 

「それにしても不思議ね、この魂」

 

霊夢は妖夢の周りをフヨフヨと浮いている魂を見て言った

 

「さて、荘助のところにでも…❗️」

 

妖夢の魂が人の形になったと思うと、妖夢になり、突然霊夢に襲いかかった

 

「恋符『マスタースパーク』」

 

妖夢の剣が霊夢に届く前に光が妖夢を飲み込んだ

 

「別に助けてって言ってないわよ」

 

倒れながらもミニ八卦色を構えている魔理沙に向かって言った

 

「これでさっきの借りは返したんたぜ」

 

魔理沙はよろめきながらも立ち上がり霊夢に近づいた

 

「まだ倒れてていいわよ、また戦うかもしれないし」

 

霊夢は魔理沙を見ずに言った

 

「どういう事なんだぜ」

 

「多分、この人の周りに浮いてる魂はこの人の魂なのよ」

 

「それがどうしたんだ?」

 

「本体が気絶してるのに、どうやって魂に攻撃の指示をしたのよ」

 

「…まさか」

 

「そうよ、敵は別にいるのよ…この異変を犯した犯人とは別にね」

 

「どんな敵か分かるか?」

 

「ふーん、そうね…」

 

霊夢は考えるそぶりをして、考えはじめた

 

「少なくとも…正義…とは、関係ありそうね」

 

「そうなんですか❗️」

 

近くで話を聞いていた正義が反応した

 

「更に言うと…荘助にも関係がありそうなのよ」

 

「何故なんだ?」

 

「ここに着く前に荘助が険しい表情していたのよ」

 

「そうだったのか❗️」

 

「そうよ、だから何か関係があると思ったのよ」

 

「そうか❗️そいつらをぶっ倒せば、荘助の過去も分かるってことか❗️」

 

「それが出来れば…の話なんだけどね」

 

三人は荘助に追いつくために先に進んだ

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

「危なっ」

 

迫り来る弾幕を荘助は紙一重で避けた

 

「ほらほら、まだいくわよ」

 

幽々子は余裕の笑みで荘助に向けて弾幕を撃っている

 

「炎符『ファイヤーボム』」

 

荘助は手のひらの上に丸い玉を作り幽々子に向けて投げた

 

「これが何か気になるけど…危なそうね」

 

幽々子は今まで撃った弾幕より大きい弾を撃った

 

玉と弾がぶつかると同時に炎と風が辺り一面を襲った

 

「あらら、あんな小さい玉で凄い威力なのね…蝶も効かないみたいだし、どうしようかしら」

 

「それだったら、もう終わらせるね」

 

「何をするつもりなの?」

 

幽々子が言い終えた瞬間、幽々子の周りを大量のお札が飛び交い始めた

 

「油断しちゃった」

 

幽々子はお札を見て呟いた

 

「霊符『夢想封印』」

 

荘助の持っているお札が光ると、巨大な陰陽玉が現れ幽々子を飲み込んだ

 

「はい、終了」

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

「ここはどこなんだ?」

 

「分かりません」

 

魔理沙と正義は暗い道を歩いていた

 

「あそこに誰かいるぞ」

 

「待ってください魔理沙さん❗️」

 

魔理沙は誰かがいるのに気づき、走り出した

 

「さて、誰が「激しく燃えろ❗️」はっ?」

 

男の人が魔理沙に向かって急に叫んだ、男は筋肉質のある身体で髪は赤色で逆立っていて、黒いズボンを履いているが、上は何も着ていなくて、上半身裸であった

 

「俺の名は豪炎寺 焔(ごうえんじ ほむら)❗️、灼熱地獄で働いていたぜ❗️」

 

「な、何か名前からして炎を操る人って分かるんだが」

 

「違う❗️ただの炎じゃねえ、地獄の業火だ❗️」

 

「そ、そうなのか」

 

(ま、魔理沙さんが口論?でこんなに負けているところ見るの初めてかも)

 

「俺はな❗️あいつからここに来た奴を殺せって言われてるんだ❗️殺させて貰うぜ❗️」

 

「結局そういうことか」

 

魔理沙は少し笑顔になりながら言った

 

「ようはお前を倒せばいい話なんだろ」

 

「俺がお前らを殺すんだよ❗️」

 

「いくぞ、正義❗️」

 

「わ、分かりました❗️」

 

「どっからでもかかって来い❗️」

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

「相変わらず凄い威力ね、貴方の夢想封印」

 

「凄いでしょ…早く桜を封印しないと」

 

「そうだったわね…あれは、敵でいいのよね」

 

霊夢と荘助は巨大な桜の方を向くと、近くに誰かがいるのに気づいた

 

「あそこにいるってことはね」

 

荘助と霊夢がずっと見ていると、気づいたのか二人に近づいて来た

 

「やっと終わったのかい?遅くて待ちくたびれたよ」

 

話しかけたのは長袖でロングスカートの和服を着た赤髪の女性で、右手に大鎌を持ち肩の上に乗せている

 

「ちなみに言っておくけど、西行妖の封印は解いてあるよ」

 

「そうなんだ」

 

「あれ、あまり反応が無いな」

 

赤髪の女性は思ったより荘助の反応が薄いかったのか残念そうに言った

 

「あ、そうそう、私は小野塚 莉絵(おのづか りえ)、元死神さ」

 

「それで、元死神が何でここにいるのよ」

 

「さっき言ったろ、あの桜の封印を解きに来たのさ」

 

「それ閻魔にバレたら怒られる、じゃ済まないと思うよ」

 

「安心しな上司の閻魔様は…殺したから」

 

「えっ…」

 

元死神の発言に霊夢は流石に驚き言葉を失った

 

「いやー、能力が強いからね、ある人に頼まれたんだよ」

 

「誰よ、ある人って」

 

「荘助は多分分かっている筈だよ」

 

霊夢は咄嗟に荘助を見たが荘助はただ莉絵を見ていた

 

「ねぇ、知ってるの?」

 

「知らないよ」

 

「知ってる筈だよ…いや、覚えて無いかもしれないね、あいつと会った時は暴走状態だったし」

 

「とりあえず、そんなことはどうでもいいけど、…お前を消す」

 

「いや、ここでは無理だよ」

 

荘助の殺気を受けても莉絵は平気な様子だった

 

「白玉楼って魂が沢山いるでしょ」

 

「それがどうしたのよ」

 

「私の能力は【死者を操る程度の能力】なんだよ」

 

「まさか…」

 

「まぁ、今更遅いけどね」

 

そこら辺を浮かんでいた魂が人の形になり、襲いかかった

 

「無駄だ」

 

荘助が手を開き、そして閉じると人の形をした魂が弾け飛んだ

 

「何が起きてるのよ」

 

「遅いわよ紫、西行妖の封印が解かれたのよ」

 

「不味いわね…完全に解かれてる」

 

紫は西行妖を見ていった、額には冷や汗が出ていた

 

「どうするのよ一体?」

 

「もう一度封印を「する必要は無いよ」えっ?」

 

「どうするのよ」

 

紫と霊夢は無表情のまま立っている荘助を見た、荘助の髪は元の髪に戻っている

 

「どうするって決まってるでしょ、僕が

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

西行妖を消すんだよ」




荘助「何これ」

どうした

荘助「豪炎寺って…」

この作品のオリキャラの八割近くがフェアリーテイルを参考に作ってるからね

荘助「もしかして僕も」

もっちろんさー

荘助「でも、他のアレもパクってない?」

サーソノヨウナコトシタキオクナイナ

荘助「とりあえず死ね」


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第二十六話 荘助vs西行妖

第二十六話始まります

荘助「今回は僕が全力で戦うよ」

幽々子「楽しみよねー」

い、いつのまに幽々子まで

幽々子「いいじゃない、別に」

荘助「そうだそうだ」

いいけど….

幽々子「いいけど?」

そろそろ本編始めたいです

幽々子「じゃあ、あれいくのね」

あれ?

幽々子・荘助「「本編始まるよ」」


「戦う前に言っておくけど、ここから離れた方がいいよ」

 

「何を言ってるのよ、私も戦うわよ」

 

「霊夢、言うことを聞きなさい」

 

紫がスキマを開きその中に入るように促した

 

「…分かったわよ」

 

霊夢は納得のいかない顔をするがスキマの中に入った

 

「分かってると思うけど、西行妖は強いわよ」

 

「じゃあ、僕からも言っておくけど、僕が負ける事なんて絶対に無いよ」

 

「そう、ならいいわ」

 

紫はスキマに入り、スキマを閉じた

 

「負けないよ、闇に落ちた全能神は」

 

荘助は誰も聞こえないような声で呟いた

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

「ねぇ、ちゃんと説明して」

 

紫がスキマに入ると霊夢が目の前に立って聞いた

 

「西行妖はどんな桜かは知ってるわよね」

 

「えぇ、知ってるわよ」

 

「前は何とか私と幽々子、妖忌で封印したんだけど、幽々子を封印の器にした事で幽々子は死んだしまったのよ」

 

「それをしなければならない程強いのね」

 

「えぇ、そうよ…だから、貴方が戦行いに参加したところで足手まといになるのよ…私もね」

 

「荘助が戦うところ見せてくれるわよね」

 

「勿論よ」

 

紫はスキマを開いた

 

「それと…」

 

「何かしら」

 

「幽々子、外で見ようとしてるわよ」

 

「ゑっ…」

 

紫は慌ててまだスキマに入ってない幽々子をスキマに入れた

 

「酷いじゃない、紫、私は近くで見たいのよ」

 

「危ないから、慌ててスキマに入れたのよ❗」

 

「えー」

 

(何でだろう幽々子が荘助に似てる気がする)

 

「ねぇ、一つ聞いていいかしら」

 

不満を言いながらもスキマから荘助を見ていた幽々子が何かに気づいた

 

「いいわよ」

 

「荘助ってあんなの着てたかしら」

 

「えっ、いつもと変わらないわよ」

 

霊夢は目を凝らして見るがいつもと変わらないように見えた

 

「ほら、透明の羽衣着てるじゃない」

 

「本当に?」

 

「本当よ」

 

霊夢は再び荘助を見つめた

 

「…言われてみれば少しだけど、光の反射で見えるわね」

 

「そうでしょ」

 

「荘助の事に関しては分からない事だらけだけどこれは本当に分からないわね」

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

「ちっ、雑魚が鬱陶しいな」

 

襲ってくる魂を適当に消しながら西行妖にダメージを与えていっている

 

「風纏い『風神斬り』」

 

剣の周りに風が集まり、荘助が風と一緒に斬撃を放つ事で風を纏った斬撃になった

 

風を纏った斬撃は魂を一瞬で消し去り、勢いを衰えずに西行妖を襲った

 

西行妖は木の幹程の太さの枝を使って防ごうとするが全て斬られ西行妖の幹に五メートル程の切れ込みが出来た

 

「威力が足りないか」

 

五メートル程の切れ込みだが西行妖からすればかすり傷程度にしかならずすぐに直してしまった

 

「禁忌『ファーブアカインド』」

 

荘助がスペルカードを唱えると荘助が四人に増えた

 

「滅符『破壊ノ雷』」

 

「水神『激流ノ竜巻」

 

「風神『カマイタチ』」

 

「滅符『運命 〜消滅ノ序章〜」

 

西行妖の上に雷雲が作られ、大量の雷が落ち、雷によって地面にヒビが入り轟音音と共に地面が割れていき、龍の形をした水柱が辺りを動き回り、割れた地面を巻き込んでいったため綺麗な水色だったのが茶色になり、岩石を辺りに飛ばし、桜の木をなぎ倒していき、目に見える程圧縮された空気の刃が次々と西行妖を襲い傷つけいった、また、西行妖の周りを闇が覆うと西行妖の動きが遅くなり、また、枝が枯れていき、そして西行妖が生えている地面は乾燥していき砂漠のようになっていった

 

「*****❗」

 

西行妖が苦しんでるのか凄まじい音を出した

 

「滅符『ザ・サン』」

 

「闇符『ブラックホール』」

 

「神槍『スピア・ザ・グングニル』」

 

「禁忌『レーヴァテイン』」

 

西行妖の幹の中で太陽とブラックホールが作られ、太陽によって消滅し、また、ブラックホールに吸い込まれ消滅してしまった

 

西行妖は必死に直そうとするが、二つによって少しづつ消えていった

 

「「はああぁぁぁ‼」」

 

一人の荘助が槍を投げ、もう一人が巨大な炎の剣で斬った

 

槍によって半径二十メートル程の穴が開き、炎の剣によって焼き斬られ半分より上が崩れ落ちた

 

西行妖は必死に抵抗しようと枝を伸ばした

 

「「「「無駄だ 斬符『斬雨』」」」」

 

荘助が上から大量の斬撃を放ち西行妖をバラバラにした

 

「これで終わりだ」

 

荘助はスキマで西行妖を一箇所にまとめた

 

「滅符『全てのものは無に還る』」

 

荘助がスペルカードを唱えた後しばらく何も起きてないように見えた、しかし、西行妖が少しづつ消えていき、そして西行妖の姿は跡形も無くなってしまった

 

「はい、お終い」

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

「流石…と言うべきなのかしら」

 

「えぇ、とても強いなんてレベルじゃないわね」

 

「明らかに西行妖を圧倒していたね」

 

それぞれが荘助の戦いを見た感想を言った

 

「彼が何の能力なのか気になるのよね」

 

「ある程度は予想出来てるわ」

 

「そうなの❗」

 

幽々子が紫に対して嬉しそうに叫んだ

 

「でも、この能力だと、説明が出来ないのもあるのよ」

 

「紫でも分からないのもあるのね…」

 

幽々子は意外そうに言った

 

「まぁ、でも一つ言えるのは敵に回しちゃ駄目ってことね」

 

「そ、それはそうなんだけど…」

 

「幻想郷を管理する人としてちゃんと知ってないといけないのよ」

 

「そうなの…大変そうね、頑張って❗」

 

「そんな呑気に言えることでは無いのだけど…まぁ、いいわ、そういえば正義と魔理沙は?」

 

「あぁ、忘れてた」

 

「忘れてたって…霊夢らしいわね」

 

紫は呆れながらもスキマで魔理沙と正義を探し始めた

 

「えーと、何だっかしら」

 

「どうしたのよ幽々子」

 

幽々子は首を傾げて考えていた

 

「荘助って誰と戦ってたかしら…」

 

「何を言ってるの…あれ、何だったかしら」

 

紫が答えようとしたが忘れてしまったようだ

 

「西行妖でしょ」

 

「「西行妖?」」

 

霊夢が呆れながら言うと紫と幽々子が聞き返しした

 

「(もしかして私以外西行妖のことを忘れたのかしら、だとすると…原因は荘助の最後の技ね)忘れたのならそれでいいわよ」

 

「えー、それを言われると気になるじゃない」

 

幽々子が不満そうに言った

 

「それより、魔理沙と正義が大変なことになってるわよ」

 

紫がスキマを操る手を止めて言った

 

「早く助けなさいよ」

 

「分かってるわよ」

 

紫がスキマに手を突っ込み中から魔理沙と正義を引っ張り出した

 

「あー、助かった」

 

「ありがとうございます、紫さん」

 

「どういたしまして」

 

魔理沙と正義はボロボロの状態だった

 

「何があったのか説明して」

 

「それがよ、ものすごく強い敵が現れたんだよ」

 

魔理沙が興奮状態で話している

 

「どんな敵だったの?」

 

「とにかく熱苦しいやつだったぜ」

 

「そ、そうなの」

 

「それで異変はどうなったんだ?」

 

「荘助が解決したわよ」

 

「あー、私が解決したかったのになー」

 

魔理沙は悔しそうな表情をして寝転んだ

 

「ねぇ、異変が終わった後は宴会やるんでしょ」

 

幽々子が目を輝かせて言った

 

「そ、そうだけど「じゃあ早く始めましょうよ」準備があるから無理よ」

 

「えー」

 

「ここで花見をするってのはどうだ❗️」

 

「ここって、荘助が暴れたから…元に戻ってる⁉️」

 

荘助の戦いで折れた筈の桜の木や割れた地面が元に何事も無かったかのように戻っていた

 

(荘助が唯直したくて全部直したのか、無かったことにしようとしたのか、どっちなんでしょうね)

 

「よーし、今回の異変解決の宴会場所は

ここだ❗️」

 

「ここなら、博麗神社が壊れることは無いわね」

 

「あぁ、前回派手に壊れたからな」

 

魔理沙は前回の宴会を思い出して言った

 

「それじゃ、用意は私達に任せて」

 

「いや、用意するのは妖夢にさせるのでしょ」

 

「当たり前じゃない」

 

「それじゃ、私達は帰るわよ」

 

「分かったわ」

 

スキマが開き、魔理沙と霊夢、正義が入った

 

「あれ、霊夢は?」

 

スキマを閉じた後、荘助が現れた

 

「霊夢達なら帰ったわよ」

 

「何で僕は置いてからなきゃいけないだろう…」

 

「ふふふ、どんまい」




幽々子「改めて思うけど、荘助の強さチートすぎない?」

強さはかなり抑えた方です、強すぎるくらいじゃないといけない設定なので

荘助「抑えたほうだぞー」

抑えた理由は抑えないと荘助に完全に勝てないからです

幽々子「そうなの?」

そうです

幽々子「まぁ、面白いからいいけどね」

荘助「今回はここまで、次回も楽しみに」


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