戦姫絶唱シンフォギア PROJECT G XV (ダラケー)
しおりを挟む

ガウの設定(投稿用) 挿し絵あり

ガウくんの一通りの設定です!

挿し絵は友達が描いてくれました!


怪獣王 ゴジラ/ガウ

 

怪獣時(封印時):身長 100M/体重 60000t

 

怪獣時(本来):身長 100M/体重 55000t

 

人間時: 120cm/体重 25kg

 

年齢:身長体重から7歳くらい

 

特技:1回の息継ぎで10時間近くは潜れる

 

好きなもの:響、奏、未来、魚、お好み焼き

 

嫌いなもの:お化け

 

 

【挿絵表示】

↑全体図

 

 

【挿絵表示】

↑喜怒哀楽プラスα

 

大戸島の伝説の怪獣―『ゴジラ』に変身する少年。

 

黒い髪に、日焼けした黒い肌、紅い目をして、背中から尾骨辺りから生えた尻尾の先まで段々と小さくなっているステゴサウルスに似た背鰭を持っているのが特徴で大戸島の森林の奥深くにある泉がある場所に一人で暮らしていた。

 

響と出会った当初は全裸だったことに驚いていることが分からなかった。

 

奏とも面識があり、大戸島がノイズに襲われた時、ゴジラとなり奏とその家族、そして島民を救ったことがある。

 

言葉は『がう』としか喋れないためコミュニケーションはまだとれない。

 

そのため響たちからは『ガウ』と呼ばれており、本人も気に入ってる様子。

 

現代社会にまだ慣れておらず服を着たり、シャワーを浴びるにしろ響たちの助けが必要である。

 

好物は魚だが最近は『お好み焼きふらわー』のお好み焼きも好きになった。

 

本来はラゴス島で平和に暮らしていた恐竜の最後の生き残り『ゴジラザウルス』であった。

 

後の帝洋グループ会長『新堂 靖明』率いる旧日本軍ラゴス守備隊と米軍のラゴス島攻防戦にて親兄弟に新堂たちの危機を知らせ米軍ラゴス島攻略部隊を全滅させた。

 

しかし新堂たちが本土の日本に帰った数年後、米国のビキニ環礁核実験により親兄弟、居場所、そして己の姿を失い核実験で眠りから覚めた怪獣たちの頂点として君臨し、人類を地球から根絶やしにしようとした。

 

ゴジラザウルスの時から強力な生命力と回復力を有しておりノイズやアルカ・ノイズの分解能力すら受け付けない。

 

しかし途中からパヴァリア光明結社に狙いを変えて戦うがパヴァリア光明結社統制局長 アダム・ヴァイスハウプトにより記憶と力の一部を封印されてしまったが風鳴機関本部を襲撃したアダムの黄金錬成により全てを思い出し、怪獣島と化した多々良島にて怪獣たちを率いパヴァリア光明結社ごと人類を根絶やしにしようとした。

 

だが怪獣島にきた響の思いを聞きもう一度、人類を信じることにした。

 

神の力具現を達成しようとしたアダムによって『ディバインモンスター・カイザーギドラ』と化してしまうが響たちに協力したサンジェルマン、そして生きていたカリオストロ、プレラーティの3人が歌った『死灯~エイヴィヒカイト~』で神の力から解放されてシンフォギアと共に傷ついた体でアダムの最終決戦に参加。

 

しかしアダムを倒した矢先、米国が発射した反応兵器を止めるために死ぬことを承知で最後の力を振り絞って赤い放射火炎『インフィニット熱線』で蒸発させた。

 

そして最期は響にあとを託して響の腕の中で光となって消滅した。

 

戦闘力などはシンフォギア装者を始め怪獣たちから群を抜いて強力、だが未熟児な上に末っ子だったこともあり、何もない日には響や未来に甘えたりする一面を持つ。



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

ノイズ怪獣&デーボモンスター・ノイズ集

ノイズ怪獣およびデーボモンスター・ノイズの設定です!!


デーボモンスター・ノイズ

サンジェルマンたちパヴァリア光明結社が並行世界の悪の軍団デーボス軍と手を組んで生まれた新生アルカ・ノイズ。

かつて倒されたデーボナガレボーシ、デーボウイルスン、デーボヒョウガッキー、デーボタイリョーン、魔剣神官 マッドトリンがノイズの力を加えられて復活した。

 

ナガレボーシ・ノイズ

身長 209cm/体重 170kg

ノイズ化して蘇ったデーボモンスター・ノイズの一人。

 

ヒョウガッキー・ノイズ

身長 199cm/体重 169kg

ノイズ化して蘇ったデーボモンスター・ノイズの一人。

 

ウイルスン・ノイズ

身長 202cm/体重 164kg

ノイズ化して蘇ったデーボモンスター・ノイズの一人。

 

タイリョーン・ノイズ

身長 213cm/体重 184kg

ノイズ化して蘇ったデーボモンスター・ノイズの一人。

 

マッドトリン・ノイズ

身長 204cm/体重 174kg

ノイズ化して蘇ったデーボモンスター・ノイズの一人。

 

シュラガイン

身長 2M/体重 220kg

並行世界にて生命を滅ぼそうとする悪の軍団―『デーボス軍』の首領『暗黒種 デーボス』が生み出した対ゴジラザウルス用怪獣兵器の生まれ変わり。

復活した当初は完全ではなかったために時間制限があったがガウを圧倒する力を持っていた。

完全復活後はパヴァリア光明結社の協力でアルカ・ノイズと融合して生まれた『デーボモンスター・ノイズ』から響たちを守ろうとしたガウを圧倒し、捕らえることに成功する。

だが最終決戦時にデーボス軍と戦うブレイブな戦士たち『獣電戦隊 キョウリュウジャー』の『キョウリュウレッド』の『獣電池』により奇跡のアームド・オンをしたガウの一撃により撃破された。

 

ノイズ怪獣

パヴァリア光明結社が怪獣のデータを元にして生み出した巨大アルカ・ノイズ。

一部を除き、全ての怪獣にアルカ・ノイズの発光器官がある。

元となった怪獣の能力だけでなくアルカ・ノイズの分解能力を有している。

 

分解怪鳥 ノイズリドリアス

身長 48M/体重 58000t

並行世界に生息していた『友好怪鳥 リドリアス』がパヴァリア光明結社と手を組んだ『宇宙狩人 ノワール星人・ビシェル』によりテレポートジェムを埋め込まれてノイズ怪獣化されてしまった。

飛行してゴジラを圧倒するが救援に駆け付けた『慈愛の勇者 ウルトラマンコスモス』の参戦に地上戦になり、さらにフルムーンレクトでノイズと分離されて元に戻った。

 

暴君分解怪獣 ノイズタイラント

身長 62M/体重 57000t

暴君怪獣 タイラントを元にしているノイズ怪獣。

ゴジラと『伝説魔獣 シャザック』を相手に互角に戦った。

 

EXノイズタイラント

身長 100M/全長 170M/体重 100000t

倒されたノイズタイラントが強化されたノイズ怪獣。

攻撃・防御のすべてにおいて最強クラス。

ゴジラの放射火炎を吸収している時にシャザックに攻撃されて吸収を中断してしまった隙に放射火炎を喰らい倒された。

 

双子分解怪獣 ノイズレッドギラス/双子分解怪獣 ノイズブラックギラス

身長 55M/体重 39000t     身長 56M/体重 40000t

日本の空港に出現した双子のノイズ怪獣。

最大の技は2体が最も得意としている合体技『ギラススピン』である。

ギラススピンでゴジラの放射火炎を弾き返す威力を誇る。

 

双頭合成分解怪獣 ノイズネオパンドン

身長 60M/体重 64000t

パヴァリア光明結社と手を組んだペダン星人が繰り出したノイズ怪獣。

キングジョーとタッグでゴジラを圧倒して善戦していたがミラクルマンこと『ウルトラセブン』の加入により形成を逆転されてしまい倒された。

 

ノイズギャラクトロン

身長 61M/体重 61000t

アダムがゴジラ抹殺のために繰り出したノイズ怪獣の一体。

 

ノイズメカゴジラ

身長 50M/体重 40000t

ギャラクトロンと同じくゴジラ抹殺のためにアダムが繰り出したの怪獣の一体。

 

超合成分解獣人 ノイズゼルガノイド

身長 57M/体重 49000t

サンジェルマンが繰り出したノイズ怪獣でノイズギャラクトロンとノイズメカゴジラの前に苦戦するゴジラに協力した。

 

バイオ分解怪獣 ノイズビオランテ

身長 120M/体重 200000t

ノイズゼルガノイドと同じくサンジェルマンが繰り出したノイズ怪獣の一体。

ノイズギャラクトロンとノイズメカゴジラの前に苦戦するゴジラに協力した。

 

 

 

破滅分解魔虫 ノイズカイザードビシ(世界各国)

身長 62M/体重 68000t

世界各国に出現したノイズ怪獣でノイズドビシの集合体。

ノイズゾイガーと共に各国首都を襲撃した。

 

破滅分解魔虫 ノイズドビシ(世界各国)

体長 62cm/体重 6.8kg

イナゴの如く出現したノイズ怪獣。

小さいながらも無限に涌き出て地球全体を覆い尽くした。

ノイズゾイガーとノイズシビトゾイガーとともに各国軍を壊滅させ、中国・朝鮮全土を滅ぼした。

 

破城怪獣 ブレードヘッド

体長 90M/体重 2630t

『ムタヴォア』、『シドニー』とも言われている怪獣で口から汚染物質を含んだ『KAIJU BLUE』を噴射する。

怪獣ではなく『KAIJU』の一体。

ゴジラとKAIJU BLUEを使い互角に戦う。

しかし体重が軽い事が災いして形成を逆転されてしまう。

 

金属分解生命体 ノイズミーモス

身長 52.5M/体重 52500

全身が金属で出来た巨人型のノイズ怪獣。

出現当初は『大地の光 ウルトラマンガイア』に化けていたが放射火炎を喰らってその正体を現して全身の金属片をブーメランで攻撃したり、さすまたに変形させた金属片でゴジラを地面に磔にするといった成果を見せるが力技でさすまたを引き抜いたゴジラに形成を逆転されて倒された。

 

超古代尖兵分解怪獣 ノイズゾイガー(世界各国)

身長 55M/体重 48000t

ノイズドビシとともにイナゴの如く出現したノイズ怪獣。

圧倒的なパワーとスピードで破壊の限りを尽くした。

 

超古代怨霊分解翼獣 ノイズシビトゾイガー(世界各国)

体長 222cm/体重 111kg

ノイズドビシ、ノイズゾイガーとともにイナゴの如く出現したノイズ怪獣。

人を食らう。

 

サイボーグ分解怪獣 ノイズ・ガイガン

身長 120M/体重 60000t

かつてデーボスが生み出した対ゴジラザウルス用怪獣兵器だったガイガンがアルカ・ノイズと超増殖細胞とカオスの魔力を注ぎ込まれた巨大なジェム『デーボスジェム』によりノイズ怪獣化したガイガン。

長さ45Mはあるチェーンソー『ブラッディ・チェーンソー』やモノアイから放つアルカ・ノイズの分解能力を有した『ギガリューム・クラスター』を武器にキョウリュウジャーのパートナー『獣電竜』たちが合体した『獣電巨人』を分解させつつ、ゴジラと響、クリス、翼のシンフォギアを圧倒する力を見せつけた。

だが地球のメロディを聞いて『超古代のメロディ』を歌った響たちと響たちの歌で完全復活した獣電巨人とゴジラたちの合体技で倒された。

 

ディバインモンスター・カイザーギドラ

身長140Mメートル

体長150M(尻尾を除く)

体重100000t

アダムが重症を負ったガウを神の力の依り代にさせて生まれた怪獣。

ガウの意識は無くアダムの意のままに操ることのできる傀儡になっている。

三つ首の首から繰り出される反重力光線『デストロイカイザー』は命中せずともその余波で大ダメージを追ってしまう。

止めようとするシンフォギアを寄せ付けずデストロイカイザーで圧倒する。

しかしシンフォギアと共闘したサンジェルマンと救援に駆け付けたカリオストロとプレラーティの『死灯~エイヴィヒカイト~』とラピスの輝きにより神の力は浄化され消滅した。

 

宇宙人勢力

バルタンバトラー・バジェス

身長 2.5M/体重 120kg

多々良島にて緒川と戦っていた宇宙忍者 バルタン星人の本当の姿。

分身、変わり身、手裏剣などの忍者としての技や武器を使用する。

傭兵を生業としており数多くの宇宙人を暗殺してきた。

だが緒川を含む二人にしかその姿を見せておらず、大半はバルタン星人の姿で暗殺を遂行していた。

雇い主である宇宙人たちが死んだために緒川との戦いを途中で放棄して姿を眩ましたが緒川たちの再戦を言い残して……。



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

色々な設定集

宇宙化け猫 ミー

 

年齢:16~17

 

性別:女の子

 

ゴジラことガウと同じく人間になれる怪獣、人間体だと腰まで伸びた長い黒髪、左目が前髪で隠れていて頭には猫の耳と腰に猫の尻尾を持っているのが特徴の少女である。

 

普段はしっかりとしているがガウのことになるとダメになってしまう。

 

彼女のいる部屋にはいつ撮ったのかガウの写真がずらりとある。

 

一時はガウを攫おうと画策したこともある。

 

興奮すると尻尾がピーンと立ち、怒ると体中の毛が逆立つ。

 

 

 

アブレラ・ノイズ

 

身長 240cm/体重 130kg

 

『特捜戦隊 デカレンジャー』に倒された死の商人 エージェント・アブレラがノイズ化したデーボモンスター・ノイズ。

 

 

 

ダラマス・ノイズ

 

身長 205cm/体重 169kg

 

『海賊戦隊 ゴーカイジャー』に倒された『宇宙帝国ザンギャック』の幹部、参謀長 ダマラスがノイズ化したデーボモンスター・ノイズ。

 

 

 

グリフォーザー・ノイズ

 

身長 207cm/体重 171kg

 

『恐竜戦隊 ジュウレンジャー』に封印された『バンドーラ一味』の幹部、獣人戦士 グリフォーザーがノイズ化したデーボモンスター・ノイズ。

 

 

 

ガイルトン・ノイズ

 

身長 210cm/体重 140kg

 

『爆竜戦隊 アバレンジャー』に倒された『邪命体 エヴォリアン』の幹部、暗黒の使徒 ガイルトンがノイズ化したデーボモンスター・ノイズ。

 

 

 

カルマデーボモンスター

 

カルマノイズとデーボモンスターが融合して出来た新型のデーボモンスター・ノイズことカルマデーボモンスター。

 

存在が確認されているのは今のところ『カルマアースレバン』のみである。

 

 

 

カルマノイズ怪獣

 

カルマノイズが並行世界にて怪獣の形をした怪獣型巨大カルマノイズ。

 

その姿になるのは様々でデータから吸収したり、他の生物を吸収・同化してなったり、自身の生命に危機を感じた時に変形する。

 

 

 

呪術戦騎 カルマアースレバン

 

身長 203cm/体重 173kg

 

『後悔の戦騎 アースレバン』がカルマノイズを吸収して生まれた新たなるデーボモンスター・ノイズことカルマデーボモンスター。

 

そのパワーは凄まじく等身大のままでゴジラに大ダメージを与えれる。

 

防御面でも優れておりゴジラの放射火炎を簡単には分解して無力化する。

 

響、切歌、調、未来のシンフォギアたちとダイたち新生キョウリュウジャーを追い込むがアースレバンの時に開けた時空の穴から駆けつけた『アカレッド』を始め初代スーパー戦隊『秘密戦隊 ゴレンジャー』~『宇宙戦隊 キュウレンジャー』、『動物戦隊 ゴーバスターズ』、そしてダイたちの曾祖父であるダイゴたち『獣電戦隊 キョウリュウジャー』たちとダイたち新生キョウリュウジャーと響たちシンフォギア、そしてゴジラの力が込められた武器『スーパーヒーローバズーカ』により消滅した。

 

 

 

擬似怪獣 カルマゴジラ

 

身長 100M/体重 60000t

 

カルマノイズがゴジラの姿となって現れたニセゴジラことカルマノイズ怪獣。

 

ゴジラの能力を全てコピーしており、放射火炎も繰り出せる。

 

最初はゴジラに成りすまして破壊活動を行っていたが後から現れた本物のゴジラと戦闘になり一時撤退した。

 

 

 

超闘士分解神 カルマツイフォン

 

身長 120M/体重 60000t

 

カルマノイズが怪彗星こと『彗星戦神 ツイフォン』の亡骸を吸収して誕生したカルマノイズ怪獣。

 

放射火炎も打ち返す拳や蹴りを武器にしている。

 

一時は並行世界の響、クリス、翼、切歌、調、セレナとを戦闘不能に、その世界に迷い込んだマリアとゴジラを瀕死の状態にまで追い込むが救援に駆けつけた響、クリス、翼、調、切歌たちの総勢7人の装者の絶唱で出来たS2CA・ヘキサゴンバージョンを受けて復活したゴジラに圧倒され、最期は7人の装者のギアが合体して出来た2つのGlorious Breakが十字にクロスしてから放たれる『Supeshiumu Ultra-light wave』を喰らい宇宙空間まで飛ばされ本体のカルマノイズごと塵となった。

 

 

 

超大地ドラゴン怪獣 ガイアギドラ

 

身長 120M/翼長 160M/体重 100000t

 

倒された宇宙超ドラゴン怪獣 キングギドラがタイムスリップしたゴジラに過去の自身であるヤングギドラが倒される直前に自切した尻尾から1億3000万年の永い時を経て地球の龍脈のエネルギーを吸収して復活した宇宙怪獣でもあり地球怪獣でもある超ドラゴン怪獣。

 

キングギドラと違い黄金の体色も少し黒み掛かって、顔も少し顔が凶悪になっている。

 

引力光線トリプルトルネードや反重力光線などで事後処理に訪れていた自衛隊を攻撃、さらに救援に駆けつけた響たちシンフォギア全員の攻撃をものともしない耐久力を見せつけ追い詰めた。

 

 

 

超怪獣王 ゴジラ

 

身長 100M/体重 55000t

 

ヤングギドラを倒した後、1億3000万年の永い時を地球の核の近くで眠りながら地球の放射線や龍脈のエネルギーを吸収して蓄え続けてパワーアップしたゴジラ。

 

富士山を噴火させながら出現、ガイアギドラとなったギドラと交戦した。

 

パワーアップしただけあってガイアギドラの引力光線を吸収して上乗せした放射火炎を放つ。

 

さらに顎や尻尾の筋力だけでガイアギドラを持ち上げて見せた。




えー、今日は設定集だけです…

すいません。

あ、活動報告にアンケート出しましたので見てください!

それではまたの更新をお楽しみに!

ガウ「がうー!」


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

色々な設定集2

ウルトラマンジードオリジナルフュージョンライズとオキシジェントゴジラ、そしてダークエルフたちの設定です!

本編は1時間後の19時に更新します!


ウルトラマンジード シャイニングダークネス

 

身長 52M

 

体重 53000t

 

ゴジラ(ガウ)の中にあったウルトラカプセル―『ザージスカプセル』、『インフェルカプセル』、『オメガカプセル』の3つをトリプルフュージョンライズして誕生したジードの新たな形態。

 

赤、青、黒の3色の体色で、右手にはブレスレットを嵌め、頭部には鶏冠と側部にはウルトラホーンが伸び、両手の甲にはΩの形をした印がある姿である。

 

どんな運命が来ても己の信念を貫き通す力を持っている。

 

光と闇の2つの力を使用でき、右甲から光の聖剣『シャイニングブレード』、左甲から闇の聖剣『ダークネスブレード』を展開できる。

 

対象の精神内に人を送り込む『シャイニングダークネス・スピリッツ』や両手の甲から光と闇の光刃『シャイニングダークネススライサー』を繰り出せる。

 

必殺技は光と闇のエネルギーを左右の腕にそれぞれチャージしてL字に両腕を組んで放つ金と黒の光線『シャイニングイリュージョンダークネス』。

 

 

 

ベリアル融合獣 オキシジェンゴジラ

 

全長 120M

 

翼長 210M

 

体重 200000t

 

怪獣カプセルにされたゴジラと元から怪獣カプセルだったデストロイア・完全体をフュージョンライズしたベリアル融合獣。

 

ゴジラの体をベースに額にはデストロイアの角と首には襟巻き、背中にはゴジラの背鰭の他にもデストロイアの巨翼、脚はデストロイアの巨脚、尻尾はデストロイアの先が鋏状になっている尻尾、胸の中央には紫色の光球が付いている。

 

口から白と蒼の入り交じった色をした火炎―『オキシジェン火炎』、角からは放たれる斬撃―『ヴァリアブル火炎斬』を繰り出す。

 

ジードとゼロと交戦した時、オキシジェン火炎とヴァリアブル火炎斬で追い詰めた。

 

さらに接近戦では両肩から細い甲殻類の脚または触手を伸ばして相手を斬り裂く。

 

翼は前にやり防御用の盾にできる。

 

 

 

ウァラ

 

身長 154cm

 

体重 48kg

 

腰まで伸びた金色の髪で目の色は蒼色、ガウより少し幼い風貌をしているが年齢は14歳。

 

異世界から来たダークエルフの少女で元々は種族の存続のために確実に種を残せそうな力のある異性を連れ去るために来たがガウの優しい心に触れて本当に慕うようになっている。

 

名前はソロモン72柱の『ウァラク』から。

 

 

 

リモーレ

 

身長 159cm

 

体重 言えるわけないでしょ!!

 

凛とした顔立ちをした髪の色は金で、ショートヘアーで目の色は蒼色をしたダークエルフの女性。

 

ウァラの姉であり、砂の魔術師とも言われている。

 

嫌がるガウと無理矢理添い遂げようとしたが嫉妬MAXの響にぶっ飛ばされた。

 

名前はソロモン72柱の『グレモリー』から。

 

 

 

ジェラレ

 

身長 149cm

 

体重 いや、言えないからな…

 

銀のセミロングに、翡翠の色をした目をしているダークエルフの女性。

 

体は小さいが鉄壁の守りでリモーレや仲間たちを守る心を持っているが嫉妬MAXの響にぶっ飛ばされた。

 

4人の中で背が1番小さいが年齢はリモーレと同い年。

 

リモーレとは幼馴染。

 

名前はソロモン72柱の『レラジェ』から。

 

 

 

マルバ

 

身長 156cm

 

体重 い、言えませんよ~!

 

銀のボーイッシュで、翡翠の色をした目のダークエルフの女性。

 

ジェラレの双子の妹で、少し気弱で、いつも姉の影に隠れがち。

 

緊張したりして心が高ぶると耳がピンとたってしまう。

 

みんなを癒す癒し手である。

 

嫉妬MAXの響の威圧に怯えて気絶してしまった。

 

名前はソロモン72柱の『マルバス』から。



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

色々な設定集3

紹介してなかったのと少々ネタバレ入りの設定集です!

ではどうぞ!

本編は1時間後の19時に更新します!


シンフォギア獣電池

 

スーパーヒーローバズーカに込められた力の1つで、トリンがシンフォギアの力を込めている。

 

 

 

ゴジラ獣電池

 

別名『ゴジラザウルス獣電池』。

 

スーパーヒーローバズーカに込められた力の1つで、トリンがゴジラの力を込めている。

 

 

 

スーパー戦隊獣電池

 

スーパーヒーローバズーカに込められた力の1つで、トリンが全てのスーパー戦隊の力を込めている。

 

 

 

スーパーヒーローバズーカ

 

ゴレンジャーからキュウレンジャーまで総勢217人41組(+1組で42組)のスーパー戦隊の力を集結させて生まれた必殺武器。

 

歴代のスーパー戦隊と異世界の戦士であるシンフォギアとゴジラの力を込められて発射できる。

 

 

 

ウルティメイト・インフィニット熱線

 

最強の宇宙怪獣であるマザーレギオンを倒すためにゴジラが使用した最強の放射火炎。

 

地球の生命エネルギーであるマナを大量に消費する引き換えに放つことができる奥の手である。

 

しかしこれが後に新たな脅威を生み出すことをまだ響たち人類は知らないのである。

 

 

 

猪の亡霊 ダーラム

 

身長 62M

 

体重 68000t

 

異世界の旧日本軍の陸軍大臣―『京極 慶吾』が生み出した猪の札から現れた闇の三巨人の1人『剛力戦士 ダーラム』の亡霊。

 

 

 

鹿の亡霊 ヒュドラ

 

身長 57メートル

 

体重 5万2千トン

 

ダーラムと同じく京極により鹿の札から現れた闇の三巨人の1人『俊敏戦士 ヒュドラ』の亡霊。

 

 

 

蝶の亡霊 カミーラ

 

身長 49M

 

体重 39000t

 

ダーラム、ヒュドラと同じく京極により蝶の札から現れた闇の三巨人の1人『愛憎戦士 カミーラ』の亡霊。

 

 

 

合の亡霊 超合体怪獣 グランドキング

 

身長 70M

 

体重 215000t

 

ダーラム、ヒュドラ、カミーラと同じく京極により合の札から現れた『超合体怪獣 グランドキング』の亡霊。

 

 

 

血の亡霊 血祭ドウコク

 

身長 207cm

 

体重 109kg

 

ダーラム、ヒュドラ、カミーラ、グランドキングと同じく京極により血の札から現れた『血祭ドウコク』の亡霊。

 

 

 

融合超合体怪獣 スーパーグランドキング・(きわみ)

 

身長 78M

 

体重 215000t

 

京極がアンギラスとゴジラが倒したグランドキングの亡骸と一体となって復活・強化した合体怪獣。

 

名前は多少なりとダサいがグランドキングに備わっていたグランレーザーの強化版『スーパーグランレーザー』やグランドキング時より変化・巨大化したペンチやショベルの腕を使いゴジラ、アンギラス、響たちシンフォギア、異世界の戦士である帝国華撃団『大神 一郎』、『米田 一基』、『真宮寺 直哉』が変身したウルトラマンタロウ、ウルトラセブン、ウルトラマンティガを追い込んだ。

 

 

 

トライセラ・ドーパント

 

身長 232cm

 

体重 222kg

 

『怪獣娘のいる世界』で暗躍していたパヴァリア光明結社の残党錬金術師の前にWと共に現れた怪人。

 

錬金術を発動しようとした残党錬金術師を手のひらから発射した光弾で牽制した。

 

 

 

超合成獣 ネオヤナカーギー

 

身長 58M

 

体重 60000t

 

『宇宙恐竜 ヤナカーギー』に残党錬金術師が『宇宙球体 スフィア』を融合させて誕生させた『スフィア合成獣』。

 

ヤナカーギーの時にはなかった火炎放射を放てるようになった。

 

それに加えてヤナカーギーの時に備わっていた怪力が強化されており、ゴジラを投げ飛ばすほどである。

 

残党錬金術師に操られていたが仮面ライダーWに残党錬金術師を倒されたために動けなくなり動けなくなったとこを放射火炎の餌食になった。

 

 

 

超合成カオス怪獣 カオスネオヤナカーギー

 

身長 60M

 

体重 65000t

 

ゴジラに倒されたネオヤナカーギーが『光のウイルス カオスヘッダー』により強化・凶暴化した『カオス怪獣』。

 

角と上顎から伸びた2本の牙、そして赤い目が特徴の怪獣になっている。

 

ネオヤナカーギーにあった火炎放射が強力になったほか、角から強力な光線を発射できるようになった。

 

さらに牙を首に突き立ててゴジラのエネルギーを吸収した。

 

最期は響とアギラの2人がガウの勝利を信じて起きた奇跡で現れた『ウルトラセブン』、『ウルトラマンゼロ』、『ウルトラマンオーブ(エメリウムスラッガー)』の必殺技とゴジラの放射火炎により倒された。

 

 

 

宇宙超魔獣 デスギドラ

 

全長 100M

 

体高 50M

 

体重 75000トン

 

X星人・ザグレスが連れてきた宇宙怪獣。

 

口から吐く火砕流をエネルギーにした光線『火砕流撃弾』や灼熱の火炎『火龍重撃波』、さらに三ツ首から火砕流撃弾を一斉に放ち回転、増幅させて打ち出す『三重渦撃砲』を武器にダンスグロビンによって踊ってしまうゴジラたちを助けようとした響たちを攻撃した。

 

さらにシンフォギアですら溶かしてしまう黒い煙を吐いて響たちを撤退させた。



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

色々な設定集4

ベビーやリトル、さらにオリジナル設定があります!

さらに一部身長・体重が分かんなかったのがありますが気にしないでください!

本編は19時に投稿です!


ベビーゴジラ

 

体長 164cm

 

全長 3563cm

 

体重 420kg

 

ベーリング海のアドノア島にあったゴジラザウルスの卵から孵った赤ん坊。

 

刷り込みで響を母親と思い懐いている。

 

ガウとは違い純粋なゴジラザウルスであり、唯一無二の恐竜でガウの同族である。

 

 

 

ゴジラザウルス変異種 リトルゴジラ/リル

 

体長(怪獣時) 30M

 

体重(怪獣時) 8000t

 

身長(人間時) 116.1cm

 

体重(人間時) 21.6kg

 

ベビーゴジラがゴジラの放射線を浴び続けてゴジラ化した小さな怪獣。

 

小さく可愛らしい姿はゴジラに似ても似つかず、怪獣島の怪獣や響たちからも可愛がられている。

 

人間時は白いガウことリルになることが出来るが父であるガウと同じく小さい背鰭と短い尻尾が人間時でも残っている。

 

 

 

宇宙昆虫 ソルジャーレギオン

 

体長 1~2M

 

体重 不明

 

隕石に乗って飛来した昆虫型の宇宙怪獣。

 

地下鉄にはゴジラを覆うほどの数が潜んでいた。

 

大多数で攻めかかる集団攻撃を得意としている。

 

性格は凶暴で電磁波を可視化でき、自分たちとことなる電磁波を敵と見なし襲う習性がある。

 

 

 

宇宙昆虫 マザーレギオン

 

体長 160M

 

体重 100000t

 

隕石に乗って飛来した昆虫型の宇宙怪獣。

 

住みか兼巣別れの為の巨大な草体―レギオンプラントを守護するために仙台市に出現。

 

レギオンプラントを破壊しようとしたゴジラと霞目飛行場にて戦闘した。

 

放射火炎を無力化する干渉波クローやゴジラの皮膚すら易々破壊するマイクロ波シェルなど様々な武器を使いゴジラを一時死へと追いやった。

 

その後、新たな繁殖地に東京へ向かうが自衛隊とゴジラの代わりに地球を守ろうとするアンギラス、ゴルザ、ゴモラと戦闘するが易々と蹴散らした。

 

しかしアンギラスたちの奮戦中に生きていた元パヴァリア光明結社の幹部サンジェルマン、プレラーティ、カリオストロの協力で甦って仙台市から翔んできたゴジラと再戦。

 

多彩な武器を駆使して戦うも自衛隊とアンギラスたちの援護攻撃により全ての武器を失い一度は倒されるが、なおも立ち上がり最後の武器であるレギオン・ビュートを使用した。

 

だが最期はゴジラのウルティメイト・インフィニット熱線を喰らい蒸発した。

 

 

 

臨獣センチピード拳 カデム

 

臨獣拳の拳士の1人。

 

高速突きが得意。

 

 

 

臨獣ゲッコー拳 モリヤ

 

カデムと同じく臨獣拳の拳士の1人。

 

壁を地面と同じように動ける。

 

 

 

臨獣スネーク拳 ブラコ

 

カデム、モリヤと同じく臨獣拳の拳士の1人。

 

妖蛇刀から放つ斬撃が得意。

 

さらに小さな蛇を放って相手に毒を撃ち込むことができる。

 

これによりガウを一時戦闘不能にした。

 

 

 

守護神 ガメラ

 

体長 80M

 

体重 120t

 

地球がギャオスに対抗するために生み出した亀型の怪獣。

 

ジェット噴射してジェット機より速く、回転しながら円盤のように翔ぶことができる。

 

地球の指示でマザーレギオンを倒すためとは言え勝手に地球の生命エネルギーであるマナを使用したゴジラを宇宙の彼方へ追放した。

 

京都上空でギャオスの変異種であるイリスとの戦うが、ギャオスの強化体―ギャオス・ハイパーを追って東京・渋谷に出現した際に周辺地域に甚大な被害を与えてしまったことで日本政府から第一級の危険生物指定を受けて空自の戦闘機から攻撃を受け墜落、京都でイリスと戦う。

 

しかし完全体のイリスに苦戦を強いられ、重症を負うが宇宙の放射線を吸収してパワーアップして自力で帰還したゴジラこと超ゴジラと共闘して撃破した。

 

その後、日本へ向かっていたギャオス・ハイパーの大群をゴジラと他の地球怪獣、そして危険生物指定をガメラからギャオス・ハイパーへと変えた陸・海・空の自衛隊とS.O.N.G.と共に戦い姿を消した。

 

 

 

邪神 イリス

 

体長 3~99M

 

体重 不明

 

翼長(展開時) 199.9M

 

触手最大到達距離 1999M

 

最高飛行速度 マッハ9

 

とある村に封印されていたギャオスの変異種。

 

地球のマナが消費して弱まった所に復活を果たした。

 

復活を果たしたが幼体であったために近くの村で村人から体液を奪い村を全滅させたあと山に潜伏し動物たちを片っ端から襲い成長していた。

 

たまたま調査に来ていた響、マリア、クリス、翼の中で自身の波長と合う響を取り込み融合して完全体となった。

 

京都上空で空自の戦闘機を襲っていた所をガメラに妨害され狙いをガメラに変えて戦闘になる。

 

最初は空中戦で苦戦したがガメラを危険生物として認識していた空自の戦闘機の援護の形に助けられ京都で地上戦に移行し優位に立つ。

 

あと一歩の所まで追い込むが自力で宇宙から帰還したゴジラこと超ゴジラにより響を奪還された挙げ句超ゴジラの熱線とガメラの火球―プラズマ火球を喰らい爆死した。

 

 

 

超怪獣王 超ゴジラ

 

体長 150M

 

体重 100000t

 

ガメラにより宇宙へ追放されたゴジラが宇宙の放射線を吸収してパワーアップした超怪獣の王。

 

体格が一回り巨漢になっており肩も幅広になり、腹部は緑色になっていて額には短いが角を持っている。

 

ガメラの甲羅を貫くほどの強度があるイリスの槍状の触手や超音波メスを弾く皮膚になっている。

 

武器は稲妻が加わった放射火炎―『超放射火炎』。

 

イリスの戦い後は元のゴジラとなった。

 

 

 

廃棄物13号/オルガ

 

身長 3M~60M

 

体重 200kg~40000t

 

東都生物工学研究所とアメリカ合衆国陸軍が南極で発見された未知のアミノ酸―『ニシワキ・セル』を研究して創り上げた人工生命体。

 

しかしその正体は『ミレニアン』と呼ばれる宇宙人が姿を変化させた者で、前の所長である『西脇 順一』はそれに気付いたが打ち明けられる前に廃棄物5号により殺害された。

 

その後は11号、12号と経て13号にてエビラの細胞を吸収、水中用レイバーのメンテナンスプラントにて警視庁警備部特車二課第二小隊のレイバー『イングラム1号機』こと『アルフォンス』の37mmリボルバーカノンにより頭半分を吹き飛ばされてしまい一時は海中へ逃げるがゴジラと遭遇戦を繰り広げる。

 

体半分失いながらも逃げ出すがゴジラの体内にある自己再生能力を司る物質―『オルガナイザーG1』を吸収して再生・進化した。

 

オルガナイザーG1が自身を進化させると理解するとオルガナイザーG1の塊であるゴジラを狙い上陸しようとした。

 

上陸成功後は現着した第1小隊のレイバーであるパイソン2機とラドン、バードン、メルバを退かした。

 

後から来た第2小隊とゴジラ、アンギラス、ゴルザ、レッドキング、ゴモラ、S.O.N.G.と戦うが下手に攻撃出来ない第2小隊とS.O.N.G.を尻目にアンギラス、ゴルザ、レッドキング、ゴモラを蹴散らしてゴジラを飲み込んでオルガナイザーG1を吸収しようとする。

 

しかし西脇 順一の娘である西脇 冴子が持ってきた唯一効く物質が込められた弾丸を第2小隊のレイバー―イングラム1号機ことアルフォンスにより撃ち込まれ苦しんでいる所をゴジラの放射火炎を受けて頭を吹き飛ばされ再生出来ず倒された。



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

プロローグ

いやぁ、シンフォギアXDとAXZ楽しみで書いた新作です

急がしい中、新作増やすって……

たまに更新しますんで長い目でお楽しみください

ではどうぞ!


なんで…なんでみんなきらうの?

 

ぼくが…ぼくがなにをしたの?

 

なんで…なんでいたいことするの?

 

おしえてよ…ぼくは…なんでうまれたの?

 

 

 

―森林―

 

大戸島の森林にて猟銃を持った男二人がいた。

 

「おい、本当にいるんだろうな?」

 

「間違いねぇって、この奥の泉にオオサンショウオがいるんだよ」

 

そう話ながら二人は足場の悪い山道を歩いていく。

 

険しい山道を歩くこと2時間後、二人は森林の拓けた場所に出た。

 

そこは三方を山で囲まれて透き通るように綺麗な水である泉があった。

 

「間違いねぇ、ここだ!地元の連中も滅多に来られない秘境の泉だ!!」

 

地図を見ながら叫ぶ。

 

「よし、さっそく罠を仕掛けようぜ!」

 

「あぁ、キインイロパンダトカゲを捕まえれば…」

 

「俺たちは億万長者だ!」

 

互いの顔を見てニヤけながら言う二人は網を出して泉に入った。

 

「ん?」

 

「どうした?」

 

「今なんか聞こえなかったか?」

 

「はぁ?耳鳴りだろ?」

 

「そうだ…」

 

なにか聞こえて聞くが耳鳴りだろうと言われて納得しかけた時だった…

 

?「ゴガアァァァァァァァァァァァァァァ!!」

 

「「!?」」

 

辺り一帯に響き渡る巨声。

 

同時に聞こえる巨大な足音。

 

「ま、まさか…あの言い伝えはマジだったのか?」

 

「言い伝え?」

 

「大昔、ここに山ぐらいにデカい化け物がいるんだ…名前は確か『呉爾羅』…!!」

 

一人がそう言った瞬間、一方の山から黒く巨大な何かが顔を覗かせていた。

 

「「で、出たぁーっ!!」」

 

?「グルルルル…ゴガアァァァァァァァァァァァァァァ!!」

 

二人の声が聞こえて気づいた黒い何かは咆哮を上げる。

 

「ぎゃあぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

 

「あ、待ってくれよぉー!!」

 

咆哮を聞いて二人は慌てて逃げて行った。

 

?「グルルルル……」

 

何かは二人の姿が森林の中に消えたのを確認するなり、体を光らせて小さくなっていった。

 

?「………」

 

何かの姿が完全に消えると何かがいた方向の森林から一人の少年が現れた。

 

黒い髪に、日焼けした黒い肌、紅い目をして、背中から尾骨辺りから生えた尻尾の先まで段々と小さくなっているステゴサウルスに似た背鰭を持った全裸の少年だった。

 

少年は二人の男性がいないことを確かめて何ごとも無かったように泉に入って泳ぎ始めた。

 

たまに潜っては泉にいる魚を捕まえては肉食動物のように骨ごと魚を噛み砕いて食べていた。

 

1、2時間ほど泳ぎながら魚を食べ終えた少年は泉から上がるなり、体に付いた水滴を払うように体を揺らしたあと森林の中に消えて行った。




見ながらなんちゅー始まりかただよ…

ではまた次回にてお会いしましょう!

いつになるやらか不明ですが…


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第1話 出会う戦姫と少年

はい、第1話です!

ときたま更新しますんでよろしくです!


―森林―

 

国連直轄機動超常災害対策機動タスクフォース『S.O.N.G.』の装者である『立花 響』は大戸島の森林を歩いていた。

 

響「ふぅ…だいぶ歩いたけど、泉なんてどこにもないじゃ~ん」

 

立ち止まって辺りをキョロキョロする響。

 

すると響のポケットから声が聞こえた。

 

弦十郎『こちら弦十郎。誰か何か泉に関する手掛かりは見つかったか?』

 

響が無線機のようなのを取り出したのと同時に彼女の師でありS.O.N.G.の司令官『風鳴 弦十郎』が聞いてきた。

 

今、響の他に『風鳴 翼』、『雪音 クリス』、『暁 切歌』、『月読 調』、『マリア・カデンツァヴナ・イヴ』の合計6人による森林調査が進められていた。

 

理由は最近、この辺りの森林にて巨大生物が目撃されることが増加していて新たな未知なる驚異かもしれないので国連はS.O.N.G.に調査を命じたのだ。

 

響「こちら響です。泉どころか水一滴見当たりません」

 

翼『こちら翼。こっちも似た状況です。』

 

クリス『こちらクリス。川はあったんで辿ったんだが…泉じゃなくて湧水だった』

 

それぞれの報告が全員に伝わるようになっているからみんなの聞こえてきた。

 

因みに翼はマリアとクリスは切歌と調と共に行動している。

 

弦十郎『そうか…調査は一旦中止だ。引き上げてくれ』

 

響「はい」

 

翼『分かりました』

 

クリス『分かったよ』

 

中止のことを聞いたあと響は無線機をポケットに直した瞬間、遠くからボチャンと音がした。

 

響「何だろう?」

 

聞こえた音の方に行ってみる響。

 

森林にしては山道並みに険しい道を歩くこと数分後、三方を山で囲まれた透き通るほど綺麗な水がある泉がある拓けた場所に出た。

 

響「ここって…」

 

目的の場所かもしれないと思い響は急いでポケットから無線機を出そうとする。

 

その時、泉の中で何かが響に近づいていた。

 

響「!」

 

気配に気付いて警戒する響。

 

泉から飛び出してきたのは泉に住んでいる小魚だった。

 

響「なんだ、魚かぁ…」

 

安堵する響だがその小魚を追うように魚でないのが飛び出してきた。

 

黒い髪に、日焼けした黒い肌、紅い目をして、背中から尾骨辺りから生えた尻尾の先まで段々と小さくなっているステゴサウルスに似た背鰭を持った全裸の少年だった。

 

少年は小魚の尻尾を咥えて着地した。

 

響「え…えぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!?」

 

?「!?」

 

水中から現れた少年に驚いて声を上げた響に驚いた少年は体を一瞬だけビクッと振るわせた。

 

響「な、なんでこんな所に人が…」

 

混乱する響。

 

そんな響に少年は一気に接近するなり体を捻って尻尾を響の頭に叩き付けた。

 

響「かはっ…」

 

いきなり頭に尻尾を叩き付けられていた響は成す術べなく気絶させられた。




えー、また次回にてお会いしましょう!

後書きにて何も言うことが無い人


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第2話 呉璽羅

なんか思いの他、捗ったんで出します(予定より早い投稿です)。

ではどうぞ!


S.O.N.G.移動司令施設潜水艦の司令室に翼たちはいた。

 

翼「立花と連絡が取れない!?」

 

弦十郎「あぁ。何度か呼び掛けたんだが連絡がつかなくなった」

 

緒川「響さんに最後の呼び掛けをした時に無線機が壊される音がしたので…」

 

弦十郎の説明に補足するように『緒川 慎次』が言う。

 

クリス「マジかよ…」

 

マリア「まさか巨大生物に襲われたんじゃ…」

 

弦十郎「いや、それなら皆が引き上げる際に何か見たハズだ。見てないと言うことは…」

 

調「別の何かに巻き込まれた?」

 

弦十郎「だろうな。悪いが今から響くんの捜索を開始してくれ」

 

弦十郎がそう言った時だった。

 

?「ならん!!」

 

一人の老男性が一喝するように叫んだのだ。

 

切歌「誰デース?」

 

緒川「あの人はこの潜水艦を泊めてくれている漁村の村長さんだよ」

 

弦十郎「村長、なぜ捜索をさせてくれないんですか?」

 

村長「神聖な森林をお前らのような余所者にこれ以上荒らされて呉璽羅さまのお怒りを生まないためだ!」

 

翼「ゴジラ?」

 

マリア「GODZILLA?」

 

クリス「いや、なんで英語で言うんだよ?」

 

『呉璽羅』と聞いて首を傾げる面々。

 

緒川「呉璽羅とはこの大戸島に伝わる怪物です。言い伝えはこう書いてあります」

 

【太古の時、山よりも巨大な獣あり。

 

その獣、背中を光らせて蒼白い炎を吐いて全てを灰にせし。

 

1度怒れば獣は全てを灰にするまで止まらん。

 

唯一止められるは聖霊の声に選ばれし巫女の歌声のみ。】

 

切歌「意味が分からないデース…」

 

調「でもそのゴジラが恐ろしいのって言うのは伝わるよ」

 

村長「そうだろう。呉璽羅さまは少しでも自身の縄張りを荒らせれれば巫女の歌声以外では止められんのだ。分かったならその立花さんとやらの捜索は明日にしてくれ」

 

弦十郎「……分かりました」

 

クリス「ダンナ!?」

 

翼「司令!?」

 

村長に言われて了承した弦十郎にクリスたちは驚く。

 

弦十郎「我々が関わる捜索は明日にします」

 

村長「そうか、分かってくれたか」

 

弦十郎「はい。では途中まで送りましょう。あぁ、緒川」

 

緒川「はい」

 

弦十郎「今日のところは皆を陸上自衛の訓練をさせろよ?」

 

ニヤけながら緒川に言う弦十郎。

 

緒川「分かりました」

 

緒川も笑いながら言う。

 

弦十郎「さ、村長。参りましょう」

 

そう言って村長と共に司令室を出ていった。

 

翼「司令は何を考えている!?立花を見捨てると言うのか!?」

 

緒川「司令はそんなこと言ってませんよ。あおいさん」

 

怒る翼に緒川はそう言って『友里 あおい』に言う。

 

あおい「もう陸上自衛隊には依頼しましたよ。今日の夕方には捜索隊が着ます」

 

マリア「なるほど、そう言うことね」

 

緒川とあおい、そして弦十郎の言葉を理解したマリア。

 

切歌「どういうことデース?」

 

マリア「私たちは捜索はしないけど自衛隊が代わりに捜索するのよ」

 

クリス「それって大丈夫なのか?」

 

マリア「私たちは関わってないから大丈夫よ」

 

緒川「ですが村長さんを騙す形にはなりましたけどね」

 

この後の後処理をどうするか悩む緒川は言うのだった。




はい、名前だけ出ました!

次回は響と少年が出ますよー!

ではまた次回にてお会いしましょう!


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第3話 不思議な少年

はい、響と少年が出会います!

ではどうぞ!

って亀更新とか言っといてかなり早いな更新が…(自分なりに)


響「う…うーん…ここ、どこ?」

 

頬に水滴が当たり、響が目を覚ますと見知らぬ洞窟に寝かされていた。

 

響「確か泉を探してて、魚が出て…あ、人!全裸の子が…いったぁ~」

 

気を失う前のことを思い出した響は立ち上がるが洞窟の屋根に頭をぶつけてしまった。

 

するとペタペタと足音が聞こえてきた。

 

自身の目の前でその音が止まって同時に日焼けした裸足が見えた。

 

見上げると気を失わせた背鰭と尻尾が生えた全裸の少年だった。

 

響「うわあぁぁぁぁぁぁ!?」

 

あまり男の全裸などあまり見たことない響は驚いて声を上げ、後ろに下がった。

 

?「!?」

 

しかし少年の方も響の声に驚いて近くの岩陰に隠れてしまった。

 

響「ふえ?」

 

少年の行動に響は唖然としてしまった。

 

?「……」

 

そっと顔を陰から出して響を見る少年。

 

響(もしかして私が大声出したからビックリしたのかな?)

 

響「あ、あの…」

 

話そうとする響だが少年は直ぐに隠れてしまった。

 

響「だ、大丈夫だよ。さっきは大きな声出しちゃったけど私は怖くないよ」

 

少年が隠れている岩陰に近づいてそう言う響。

 

響「私は立花 響、響でいいよ。君は?」

 

?「?」

 

響の言葉が分からないのか少年は首を傾げる。

 

響(うーん、言葉が分かんないのかなぁ?でも私外国語話せないし…)

 

?「!」

 

悩む響を見た少年は何かを思い出したのかさっき歩いてきた方を歩き始めた。

 

響「あ、ちょっと待って!」

 

慌てて少年の後を追う響。

 

しかし直ぐに追い掛けるのを止めた。

 

何故なら今、少年は水の中に入っていったのだ。

 

どうやらこの洞窟は水の中にあるようで、果たしてどこまで続いているのか分からなかった。

 

響「ここでまごまごしてられないよね。よーし!」

 

意を決して水に入る響。

 

水中には真っ直ぐの一本道が続いていた。

 

響(真っ直ぐの一本道か…よし!)

 

これなら行けると思い泳ぐ響。

 

だがいくら泳いでも出口が見えない。

 

次第に息が苦しくなる響。

 

響(もう…だめ…)

 

響「ごぱっ!!」

 

苦しさが限界になって口を開けてしまった。

 

響(私…ここで…死ぬのかな…)

 

そう思った時、さっきの少年が近付いてきて響の唇に自身の唇を重ねた。

 

響「ん!?」

 

突然のことで驚く響だが直ぐに少年がただ単に自身に空気を分けていることに気付いた。

 

空気を分けた少年は響の手を掴むと来た道を引き返し始めた。

 

水の抵抗を全く感じないのか魚のように速いうえに響が離されないように手だけでなく尻尾を響の体に巻いて固定する。

 

ものの数十秒で道を抜けると水面に向かって上昇する。

 

響「ぷはっ!!」

 

水面に出て思いっきり息を吸う響。

 

響「ありがとう、助かったよ」

 

少年にお礼を言う響。

 

対して少年はお礼を言われて嬉しかったのか笑顔で響を見ていた。

 

そして響の手を引っ張って岸に連れていった。

 

岸に着くと響は水から上がった。

 

少年も水から上がると体を振るわせて水滴を払う。

 

響「ねぇ、君…なんて名前なの?」

 

?「がうが…」

 

響「『がうが』?」

 

初めて喋った少年の言葉に響は首を傾げる。

 

?「がう」

 

首を傾げる響に少年は何処からか皿の形をした石像を出して響に差し出した。

 

響「これは?」

 

?「がうがう」

 

頭を叩きながら何かをアピールする。

 

響「あ、もしかして気絶させちゃったお詫び?」

 

?「がう!」

 

頷いて言う少年。

 

響「ありがとう」

 

石像を受けとる響、するとどこからかヘリの音が聞こえた。

 

空を見ると陸上自衛隊と書かれたロゴのヘリが真上に来ていた。

 

『立花 響さんですね?自衛隊です、貴女を保護しに来ました』

 

スピーカーから聞こえた自衛隊員に手を振る響。

 

響「あれ?」

 

ふと視線を戻すと少年の姿が無くなっていた。

 

キョロキョロしているとちゃぽんと音が聞こえて泉を見ると小さな波紋が広がっていた。

 

響「うん、バイバイ」

 

そう言う響は微笑みながら言った。




では次回をお楽しみに!


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第3.5話 がう~!

ちょーっと番外編です。

ではどうぞ!

本当に早いな投稿するの…


響が自衛隊に保護されてヘリが飛び去り、誰もいなくなった泉に少年は顔を出して確認していた。

 

?「がう~…」

 

響がいなくなって寂しくなったのか悲しい顔をして水中に潜った。

 

水中を泳ぎながら少年は響の中で懐かしいのを感じていた。

 

いつぐらい前にか出会った少女のことを少年は思い出していた。

 

どういうわけかここに迷い混んだ少女…名前は忘れてしまったが羽のような形をした赤い髪をした少女の姿は忘れはしなかった。

 

水中にある住みかの洞窟に入った少年は水滴を払うと奥の寝床に向かった。

 

?「がう…」

 

寝床に着くと少年は横になって体を丸めて眠りについた。

 

まだ寝床には響の匂いが残っていた。

 

 

 

?「がう?」

 

尻尾の先に何やら違和感を感じた少年は目を覚ますと尻尾で手繰り寄せると1枚の白いハンカチが落ちていた。

 

?「がう~?……」スンスン

 

ハンカチを掴むと鼻まで持っていき匂いを嗅いだ。

 

?「がう!?」

 

嗅いだ匂いが響の匂いだと分かるなり少年は驚いて立ち上がった。

 

?「がう~…」

 

ハンカチを持って少年は困ってしまい頭を抱えて屈んでしまった。

 

何度かここに人は来るがその都度自分の姿を見て逃げてしまう。

 

またはもう1つの姿を見た瞬間、腰を抜かしたり気絶したりしてしまうからだ。

 

(まぁ、前者の場合だと少年自身も人の声を驚いて逃げたり、隠れたりてしまうが…)

 

?「がう!」

 

意を決したのか少年は響にハンカチを届けると決めたのか、立ち上がって入り口の方に向かった。

 

 

 

泉の水面に顔を出すとかなりの時間眠っていたのだろうか、外はすでに日は落ちて満月の月が昇って夜空を照らしていた。

 

?「がうぅぅぅーーーーーー!!」

 

陸に上がった少年は体を揺らして水滴を払うと体に力を入れ始めた。

 

体に力を入れると少年の体が光だして変化し始めた。

 

少年の体はどんどん巨大になり、姿は人ではなくなっていった。

 

恐竜のような容姿があり、背中から尻尾にかけてステゴサウルスに似た背鰭があり、両腕と両足には4本の指がある体長100Mはある黒い二足歩行の怪物になった。

 

?「ゴガアァァァァァァァァァァァァァ!!」

 

変化が終わると雄叫びを上げ、怪物は真っ直ぐに山を降りていき海に向かっていく。

 

海に着くと怪物は海に潜った。

 

海中に潜った怪物は直ぐに海底に行き着くとスレスレを泳ぎ始めた。

 

?「グルルルル……」

 

海中を泳いでいる時、何かを感じたのか方向転換して速度を上げて泳いだ。

 

怪物が方向転換して目指す先は『姫神島』であった。




はい、少年がなった怪物と怪物が向かっていった『姫神島』のことが分かるかたがいたら幸いです!

ではまた次回にてお会いしましょう!


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第4話 姫神島

今回はガメラシリーズの怪獣が出ます!

ではどうぞ!

だから早いなー…投稿…

まぁ、不定期だから仕方ないか…


―姫神島―

 

嵐吹き荒れる夜、長崎五島列島の1つ『姫神島』にて一人の警察官と二人の男性が慌てた様子でしきりに空を見たりしながら漁港を走っていた。

 

一隻の漁船に二人の男性は飛び乗って一人は中に入り無線機を動かし、もう一人はエンジンを始動させようとした。

 

警察官は流されないように固定する縄をほどこうとしていた。

 

「こ、ここ、こちら、姫神島!き、巨大な怪物が…巨大な鳥の怪物が現れて村の皆が食われた!誰か早く助けに来てくれ!」

 

無線が繋がるなりそう叫ぶように言う。

 

「ぎゃあぁぁぁぁぁぁぁぁぁ………」

 

「ああぁぁぁぁぁぁぁぁぁ………」

 

「!?」

 

外から警察官とエンジンを見ていた男性の悲鳴が聞こえた。

 

同時に何かが漁船の屋根に着地した。

 

ベキベキと音が立ったかと思いきや屋根が剥がれ、巨大は怪物が中を覗き込んだ。

 

?「ギャアオォォォォォォォォォォォォォォ!!」

 

怪物は男性を見つけるなり口を開いて近付いてきた。

 

「うわあぁぁぁぁぁぁぁぁ……」

 

男性の悲鳴が消えると辺りに血が飛び散った。

 

 

 

翌日、嵐が去った姫神島に自衛隊とS.O.N.G.が来ていた。

 

弦十郎「こいつは酷いな……」

 

姫神島の悲惨な状況に弦十郎は言葉を失っていた。

 

無惨に破壊された、土砂崩れに巻き込まれた家などがそこには広がっていた。

 

そんな中を弦十郎はあおいと共に自衛隊のテントに向かっていく。

 

笠原「陸上自衛隊第3師団第2中隊隊長『笠原 斐継』です」

 

弦十郎「国連直轄機動部隊S.O.N.G.司令官 風鳴 弦十郎です」

 

あおい「S.O.N.G.オペレーター 友里 あおいです」

 

互いに握手しながら自己紹介する。

 

笠原「今回、あなた方に来てもらったのは他でもなく。この姫神島の悲惨さです」

 

あおい「嵐で被災したのではないのですか?」

 

笠原「嵐ぐらいで漁船の屋根だけ吹き飛びますか?」

 

弦十郎「ん?」

 

笠原「まずはこれを聞いてください」

 

そう言って笠原はテープレコーダーを出して机に置くと再生させた。

 

『こ、ここ、こちら、姫神島!き、巨大な怪物が…巨大な鳥の怪物が現れて村の皆が食われた!誰か早く助けに来てくれ!』

 

?『ギャアオォォォォォォォォォォォォォォ!!』

 

『うあぁぁぁぁぁぁぁぁぁ……』

 

テープレコーダーが再生されると男性の声と怪物の鳴き声が録音されていた。

 

弦十郎「これは…」

 

笠原「屋根だけ破壊された漁船に残っていた無線機を解析したモノです。お聞きの通り、連絡を取ろうとしていた人が怪物に食われたと思われます」

 

弦十郎「なるほど…しかし村が丸々1つなくなるような巨大な怪物がいるんでしょうか?」

 

笠原「普段なら馬鹿げていましょう。しかしノイズなどの特異災害に見舞われているこのご時世です。何が起きるかは分かりません」

 

笠原がそう言った時、一人の自衛官が入ってきた。

 

「隊長、来て下さい。見てもらいたいものが…」

 

笠原「なんだ?」

 

自衛官に連れられてどこかへ向かう笠原、それの後を弦十郎たちが向かっていく。

 

「これです…」

 

笠原「こいつは……」

 

自衛官の案内で笠原と弦十郎たちは山の中腹にあったものを見て絶句した。

 

それは被災した家などではなく…無惨に食い殺された巨大な怪鳥の死骸だった。

 

体色は赤く、頭はやや平たく幅広く、眼は目立たない姿だが腹部を食い破られ、食べ掛けの内蔵が飛び出し、辺りの岩や木が血で汚されていた。

 

この光景にあおいは吐きそうになるのを抑える。

 

対して弦十郎は吐きそうにはならないが想像以上の怪物に言葉を失っていた。




はい、島の名前だけでもう何の怪獣かお分かりになったかと思います!

ではまた次回にてお会いしましょう!

つーか、なんか早いよな…投稿するの…


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第5話 人食い怪鳥

はい、まだ名前は出ませんがもう題名でわかったかと思います!

ではどうぞ!

だから早いな~…


響「あー、分かんなーい!!」

 

響の叫びが部屋に響く。

 

未来「はぁ…響、まだ始まめて5分も経ってないよ?」

 

叫ぶ響に黒髪ショートに、後頭部に大きな白いリボンを結んでいる少女―響の幼馴染にして親友の『小日向 未来』が言う。

 

響「だって古文の書いてることの意味なんて分かんないよー!!」

 

嘆く響。

 

未来「響…帰国子女のクリスだって古文の成績は私よりも良かったんだよ?」

 

響「クリスちゃんは口は悪いけど頭良いのは当たり前だよ」

 

クリス「おい、そりゃあどういう意味だ!!」

 

お盆にジュースを乗せて持ってきていたクリスが響に言った。

 

ここはクリスが借りているマンションで、今はクリスと未来による響、切歌、調たちの3人の勉強会が開かれていた。

 

切歌「頭がこんがらがってきたデェス…」

 

テーブルに倒れてしまう切歌。

 

調「きりちゃん、頑張って。私も頑張るから…」

 

切歌を励ます調だが調自身も苦手な教科に苦戦していた。

 

3人が勉強を終わらせるのにこの後2時間は掛かった。

 

 

 

―姫神島―

 

その頃、姫神島の森奥深くでは数人の自衛官たちが小銃―『89式5.56mm小銃』を発砲していた。

 

?「ギャオアァァァァァァァァァァァァ!!」

 

自衛官たちが相手をしているのは体色は赤く、頭はやや平たく幅広くなり、眼は目立たない巨大な怪鳥だった。

 

「こちら調査隊、巨大な鳥に遭遇!すでに4人が鳥に食われました!至急応援を!!」

 

通信担当の自衛官が叫ぶように言う。

 

?「ギャアオォォォォォォォォォォォォォォ!!」

 

?「ギャオアァァァァァァァァァァァァァァ!!」

 

自衛官たちの背後から2体の怪鳥が飛んで来た。

 

「うあぁぁぁぁぁぁぁぁぁ……」

 

「ぎゃあぁぁぁぁぁぁぁぁぁ……」

 

2体の怪鳥は低空飛行しながら口を開けると自衛官たちを食らい、減速すると地面に着地した。

 

『調査隊、どうした!?おい、返事をしろ!おい!』

 

血で汚れ残された無線機から声だけが聞こえていた。

 

?「ギャッギャッ!」

 

?「ギャオアァァァァァァァァァァァァ!!」

 

?「ギャアオォォォォォォォォォォォォォォ!!」

 

3体の巨大な怪鳥たちは喋るように鳴くと翼を広げて飛び立った。

 

 

 

「ダメです。調査隊からの連絡が完全に途絶えました!」

 

笠原「くそっ、何が起きてるんだ!?」

 

机を殴って歯軋りをする笠原。

 

あおい「司令、どう思われますか?」

 

弦十郎「ふむ…笠原中隊長、恐らくですが調査隊を襲ったのは姫神島(ここ)の村を襲撃した奴かもしれません。ここは一旦この島から脱出…」

 

?「ギャアオォォォォォォォォォォォォォォ!!」

 

「「「!?」」」

 

ついさっきまで聞いていた生物の鳴き声が聞こえてテントを飛び出すと上空を3体の巨大怪鳥が飛行していた。

 

?「ギャアオォォォォォォォォォォォォォォ!!」

 

3体の内1体が弦十郎たちに向かっていく。

 

弦十郎「まずい、伏せろぉ!!」

 

巨大怪鳥の接近に弦十郎はそう叫ぶと全員がその場に伏せるがあとからテントから出てきた自衛官3人が怪鳥に食われた。

 

弦十郎「どうやらやつらが犯人のようだな」

 

巨大怪鳥たちを見て言う弦十郎。

 

?「ギャアオォォォォォォォォォォォォォォ!!」

 

2体目が続けざまに弦十郎たちに向かっていく。

 

弦十郎「調子に乗るなよ…鳥こうがぁ!!」

 

叫ぶように弦十郎は地面を思いっきり踏むと地面が隆起させた。

 

?「ギャアオォォォォォォォォォォォォォォ!?」

 

隆起された地面に巨大怪鳥は慌てて高度を上げた。

 

しかし旋回して側面から襲いかかる。

 

弦十郎「何度来ようと同じことだ!!」

 

再び地面を思いっきり踏み、隆起させた。

 

その瞬間、隆起した地面を何かが弦十郎の太腿ごと貫いた。

 

弦十郎「ぐっ!?」

 

突然太腿を貫かれて痛みで膝をつく弦十郎。

 

あおい「司令!?」

 

笠原「風鳴司令!?」

 

弦十郎に駆け寄るあおいと笠原。

 

弦十郎「や、やろう…」

 

傷を押さえながら巨大怪鳥を睨む。

 

?「ギャアオォォォォォォォォォォォォォォ!!」

 

上昇した2体目に変わり、3体目がチャンスとばかりに接近してきた。

 

弦十郎「ぐっ…」

 

立とうとするがダメージが大きいのか直ぐに膝を着いてしまった。

 

ここまでかと思われた時だった。

 

?「ゴガアァァァァァァァァァァァァ!!」

 

巨大怪鳥とは別の鳴き声が聞こえたかと思いきや蒼白い炎が怪鳥に向かっていった。

 

?「ギャアオォォォォォォォォォォォォォォ………」

 

蒼白い炎は巨大怪鳥を貫いてその体を燃やし、爆散させた。

 

巨大怪鳥が爆散した時、『ズシン…ズシン…』となに巨大な足音と地響きが響き渡った。

 

弦十郎「な、なんだ…」

 

あおい「し、司令!あれを!!」

 

弦十郎「なっ!?」

 

あおいが指差した方を見るとそこには恐竜のような容姿があり、背中から尻尾にかけてステゴサウルスに似た背鰭があり、両腕と両足には4本の指がある体長100Mはある黒い二足歩行の怪物が接近していた。

 

弦十郎「まさか…あれが大戸島の伝説…呉璽羅か…」

 

黒い二足歩行の怪物が前に見せられた大戸島の言い伝えにあった絵に似ている―呉璽羅こと『ゴジラ』を見てその巨大さに驚いていた。

 

?「ギャアオォォォォォォォォォォォォォォ!!」

 

?「ギャオアァァァァァァァァァァァァァァ!!」

 

ゴジラを見た残った2体の巨大怪鳥は慌てて方向転換して逃げ始めた。

 

対してゴジラは背中の背鰭を蒼白く光らせると口から3体目の巨大怪鳥を倒した蒼白い炎を吐いた。

 

?「ギャオアァァァァァァァァァァァァ………」

 

炎は2体目の巨大怪鳥に命中、爆散させた。

 

?「ギャアオォォォォォォォォォォォォォォ!!」

 

最後の1体は2体目の亡骸の一部を加えてどこかへ逃げ去ってしまった。

 

ゴジラ「ゴガアァァァァァァァァァァァァァ!!」

 

最後の1体を追うようにゴジラは咆哮を上げるように歩き始めた。

 

そして海に入っていき、海中へとその姿を消した。

 

僅か数十分の出来事であったがその場にいた弦十郎たちにとっては数時間にも思われる出来事だった。




ゴジラ登・場!!

ではまた次回にてお会いしましょう!

あー、早く明後日にならないかなー…楽しみだなー、シンフォギアのアプリ♪


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第6話 その名はギャオス

はい…調子に乗って2話連続でっす!

響「作者さん、あんまりするとネタが直ぐになくなりますよ?」

分かってます。しばらく自重します。

ではどうぞ!


巨大怪鳥とゴジラとの戦闘があった日の翌日、響たちシンフォギア装者はS.O.N.G.の潜水艦の司令室に集められた。

 

弦十郎「全員集まったな」

 

響「師匠、どうしたんですかその怪我?」

 

太腿当たりに包帯をして杖を突きながら現れた弦十郎に一同は驚いた。

 

弦十郎「それも含めて今から説明する。あおいくん」

 

あおい「はい。先日、私たちは突如連絡が取れなくなった姫神島という島に自衛隊と共に調査に行きました。皆さんもニュースで知っての通り姫神島は2日前に嵐に見舞われました」

 

弦十郎「姫神島には人口250人の島民が住んでいたんだが生存者は発見されなかった」

 

翼「嵐で被災したのでは?」

 

弦十郎「それなら数人は生存者がいてもいいハズだ」

 

マリア「じゃあなんで?」

 

弦十郎「犯人はコイツだ」

 

そう弦十郎が言うと壁に嵌め込まれたモニターにあの巨大怪鳥の姿が映し出された。

 

クリス「なんだよ、コイツ!?」

 

調「鳥…かな?」

 

切歌「でも大きすぎるデース!」

 

怪鳥の巨大さに驚く面々。

 

今更ながら怪鳥の大きさは約20Mはあり、開翼長は120Mはある。

 

弦十郎「コイツらによって島民は全滅、自衛隊の中にも数十名の被害者が出た。現に俺たちもコイツらの餌食になりかけた」

 

響「じゃあその傷は…」

 

弦十郎「どうやったかは分からんがコイツらにやられた。だがこの程度で済んだのは彼のお陰だ」

 

次の写真がモニターに映し出された。

 

それはゴジラの姿だった。

 

翼「なんて大きさだ!?」

 

マリア「さっきの鳥とは比べ物にならないわ」

 

あおい「私たちの前に現れたこの黒い二足歩行の怪物は大戸島の伝説上の怪物、ゴジラよ」

 

弦十郎「体長 100M、体重は推定6万tはあると思われる」

 

クリス「ひ、100M!?」

 

翼「そのような生物がいるとは…」

 

弦十郎「俺たちも目を疑ったがな。実際にゴジラは俺たちに襲いかかっていたコイツらを口から出す蒼白い炎で2体を撃破、最後の1体を追って海の中に消えていった。今この2体は海自が捜索している」

 

響(あれ?ゴジラの背鰭と尻尾…あの子に似てる…まさかあの子が…)

 

ゴジラの写真を見て響は泉で出会ったあの少年のことが思い浮かんだ。

 

翼「どうした立花、ボーッとして」

 

響「へ!?いえ、何でもないです!」

 

翼に呼ばれて慌てて言い訳をする響。

 

クリス「おい、大丈夫か?お前直ぐ悩みごとを一人で抱え込むからちゃん私らに相談しろよ?」

 

響「う、うん、そうするよ。あ、そういえば鳥の方の怪物は名前とかあるんですか?」

 

露骨に話を変える響。

 

(((((((絶対何か隠してるな/デース)))))))

 

話を変えた響に全員がそう思った。

 

?『怪物の名前は『ギャオス』です』

 

モニターの画面が変わって一人の白衣を着た幼い少女―『魔法少女事変』を起こした錬金術師『キャロル・マールス・ディーンハイム』が造った自らのホムンクルスであった『エルフナイン』が写った。

 

調「ギャオス?」

 

弦十郎「実はゴジラが撃退したあと、調査隊の遺品を回収しているときに偶然見つけた洞窟に研究施設のようなものを発見してな。そこに置かれていたノートには謎の文字が書かれていてな。それをエルフナインに解析してもらったんだ」

 

エルフナイン『その結果、あの巨大怪鳥は『超遺伝子獣 ギャオス』と分かりました』

 

響「超…」

 

調「遺伝子獣…?」

 

切歌「デース?」

 

あまりピンとこないのか首を傾げる。

 

あおい「つまりギャオスは誰かが遺伝子操作して生み出した怪物…いえ、怪獣よ」

 

エルフナイン『それと回収された食い殺されたギャオスとゴジラに撃破されたギャオスの死骸ですが…』

 

弦十郎「なにか分かったのか?」

 

エルフナイン『はい、ギャオスは非常に成長が早いと思われます。回収された死骸は生まれてまだ2日しか経っていないようなので…それと…』

 

弦十郎「まだ何かあるのか?」

 

エルフナイン『それが回収されたギャオスなんですが…全部メスということが分かったんです』

 

響「え?じゃあどうやって子供を作ってるの?」

 

エルフナイン『まだ僕の仮説なのですがギャオスは単為生殖…つまり単独で産卵、繁殖することが可能なのではないかと…』

 

マリア「じゃあそれが本当なら…」

 

エルフナイン『はい、最後に生き残ってるギャオスが別の場所で産卵、繁殖している可能性があります』

 

エルフナインの仮説に全員が冷や汗をかいていた。




姫神島の人口はうろ覚えなんで気にしないでください!

ではまた次回にてお会いしましょう!


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第7話 巨大ギャオス

いよいよ来ましたね…『戦姫絶唱シンフォギアXD』配信日が!!※作者は午前0時以降は前に寝てしまいますのでこれはその前に書きました。

みんなぁ、課金の準備は良いかぁ!!

クリス「おい…」

クリスのレアを貰えるかぁ!!

クリス「おい…」

さぁ、やってやりやしょう!いざ、平行世界…

クリス「無視すんなぁ!!」

ぎゃあぁぁぁぁぁぁぁぁ………:チーン

クリス「あー…その…なんだ…アタシらは出ないけど小説の本編をどうぞ!!」


日本海上空を二機の戦闘機が飛行していた。

 

どちらも航空自衛隊に配属されている『F-2A』だ。

 

この二機は最近になって航空機が行方不明になる事故の調査に飛行してきた。

 

清春「こちらイーグル1。イーグル2と共に日本海上空を飛行中、特に変化なし」

 

無線で管制塔に連絡するイーグル1こと『山岸 清春』。

 

『了解、30分後に基地へ帰還せよ』

 

清春「了解」

 

雪『おい、キヨ。どうよ、調子は?』

 

プライベート通信に隣を飛ぶF-2Aのパイロット『瀬川 雪』が話しかけてきた。

 

清春「快調かな。なにも無いみたいだし」

 

雪『だな。平和な空だぜ…ん?』

 

清春「どうかした、セツ?」

 

雪『2時の方向、何かいるぞ!』

 

清春「なに!?」

 

雪『こっちに来る!』

 

清春「回避だ!」

 

清春に言われて操縦桿を動かして回避する。

 

二機の間を巨大な鳥―ギャオスが飛行した。

 

清春「なんだ今の!?」

 

雪『ギャオスじゃねーのか!』

 

清春「そうみたいだがデカすぎるだろ!?倍以上はあったぞ!」

 

二人が上…つまり上層部からはギャオスの体長は20M程度と聞いていたのとあまりにも巨大すぎるギャオスに驚く。

 

ギャオス「ギャアオォォォォォォォォォォォォォォ!!」

 

巨大ギャオスは旋回してF-2Aを追いかける。

 

雪『追いかけて来た!』

 

清春「チッ、こちらイーグル1!ギャオスとおぼしき巨大生物と遭遇!攻撃許可を!」

 

『こちら管制塔。こちらのレーダーでも確認した。攻撃を許可する』

 

清春「了解!」

 

雪『よっしゃあ!行くぜ!』

 

攻撃許可が下りるなり雪機は旋回しギャオスの側面に回った。

 

雪「食らいな鳥やろう!!」

 

固定武装の『JM61A1 20mmバルカン砲』を発射するがギャオスは巧みに翼を使って回避する。

 

清春「もらった!!」

 

雪機の相手をしている隙に清春機がギャオスの真上に回って20mmバルカン砲を発射する。

 

だがギャオスはこれまた巧みに翼を使って回避する。

 

雪「くそっ、なんて野郎だ!」

 

清春『もう一度、行くぞ!』

 

雪「お…なに!?」

 

もう一度攻撃しようとした矢先、ギャオスがF-2Aより早い速度で雪機の真横から来ていた。

 

ギャオス「ギャアオォォォォォォォォォォォォォォ!!」

 

ギャアオが口を開けた瞬間、黄色いレーザーのようなのが放たれて雪機をコックピット部分と胴体を切り裂いた。

 

切り裂かれたF-2Aは爆発し、バラバラと火を散らしながら海に落ちていく。

 

清春「セツーッ!!」

 

友人が殺られたのを見て清春機は反転した。

 

清春「野郎!くたばれ!!」

 

『短射程空対空ミサイル』のロックを外して射程内にギャオスが入るなり発射した。

 

ギャオス「ギャアオォォォォォォォォォォォォォォ!!」

 

対するギャオスは臆せずに口から雪機を破壊したレーザーのようなのを再び発射しミサイルを破壊した。

 

ギャオス「ギャアオォォォォォォォォォォォォォォ!!」

 

ミサイルを破壊して出た爆煙を隠れ蓑にギャオスが口を開けて迫っていた。

 

その時だった。

 

ギャオスの真下から蒼白い炎が強襲をかけた。

 

ギャオス「ギャアオォォォォォォォォォォォォォォ!?」

 

驚いたギャオスは清春機を食らうのを止めて上昇して回避した。

 

清春「いったいなにが…」

 

蒼白い炎が来た方を見る清春。

 

ゴジラ「ゴガアァァァァァァァァァァァァァ!!」

 

そこには雄叫びを上げて海中から浮上するゴジラがいた。

 

ギャオス「ギャアオォォォォォォォォォォォォォォ!!」

 

ゴジラの姿を確認するなりギャオスは慌ててどこかへ逃げてしまった。

 

ゴジラ「ゴガアァァァァァァァァァァァァァ!!」

 

対するゴジラはギャオスを追うように再び海中に消えてしまった。

 

清春「助かったのか…だがセツ…くっ…」

 

生き残った清春は安堵と同時に友人が殺された悲しみが交わっていた。




えー…先ほどは失礼しました。

いささか興奮しておりました。

誠にすいませんでした。

今回は響たちは出ませんでしたが次回は出します。

ではまた次回をお楽しみに……がふ……:チーン

クリス「力尽きんなよ…」


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第8話 襲来

XDやりまくりでーす!

あー、早くアニメ見ながらやりたーい!!

ではどうぞ!

だから早いな~…投稿が…

マリア「いい加減にしないと本当にネタが無くなるわよ」

はーい、お母さーん

マリア「誰がですかぁ!!」

やべっ!←ダッシュで逃走

マリア「待ちなさぁい!!」


あおい「司令、先程航空自衛隊より知らせが来ました」

 

司令室で書類を確認していた弦十郎のところにあおいが航空自衛隊の知らせを伝えに来た。

 

弦十郎「ギャオスに関することか?」

 

あおい「はい。ですが…」

 

弦十郎「どうした?」

 

あおい「ギャオスの大きさが我々から聞いていたのと違うと…確認されたギャオスは4倍の大きさはあったと」

 

弦十郎「なに?まさかエルフナインの予測が当たったのか?」

 

ギャオスの成長スピードは人間よりも早い…しかしまだ姫神島から飛び立って1週間しか経ってないなのに4倍…約80Mクラスになるのだから。

 

あおい「恐らく…」

 

弦十郎「産卵、繁殖している可能性もあるな…響くんたちにこのことを…って確か響くんたちは今日…」

 

あおい「はい。補習授業です」

 

苦笑いしながら言うあおい。

 

 

 

―私立リディアン音楽院―

 

響、クリス、調、切歌、未来が通う音楽学校『私立リディアン音楽院』にて響たちは補習授業を受けていたが…響は居眠りしていた。

 

「立花さぁん!!」

 

教室に女性教員の声が響いた。

 

響「むにゃむにゃ…」

 

大声にも関わらず響はまだ寝ていた。

 

クリス「いい加減に起きろ!!」

 

見かねたクリスが響の頭に向かってチョップを叩き込んだ。

 

この教室には響とクリスしか生徒はいない。

 

調と切歌は別クラス、未来はクラスメイトの『安藤 創世』、『寺島 詩織』、『板場 弓美』と一緒にショッピングしに行ってる。

 

本当は響とクリスたちも行く予定だったが大戸島へ出動していたので補習授業になっているのだ。

 

響「いったぁ~…クリスちゃん何するの?」

 

叩かれた頭を撫でながら起きる響。

 

クリス「何するの~?じゃねーよ、今授業中だろ!」

 

響「え?あ~、そうだったそうだった~。忘れてた~」

 

笑いながら言う響。

 

それをクリスは呆れていた。

 

クリス「そうかい。なら後ろにいる先生にちゃんといいわけしとけよ」

 

響「え?」

 

「たーちーばーなーさーん」

 

響「せ、先生…」

 

クリスのあとに聞こえた声に響は後ろを見ると笑顔で怒りオーラを出している先生がいた。

 

響「あ、あの…そのぉ~…」

 

必死にいいわけを考える響。

 

その時だった。

 

響の視界にある窓の空に黒い何かが接近していた。

 

響「先生、危ない!」

 

危険を感じて響は先生を押し倒す。

 

クリスも危険を感じて伏せる。

 

数秒遅れて教室の屋根が破壊された。

 

クリス「何だよ、今の!?」

 

響「何か鳥ぽかったけど…」

 

立ち上がって何かを捜すクリスと響。

 

調「二人とも大丈夫!?」

 

切歌「怪我とか無いデスか!?」

 

そこへ調と切歌がやって来た。

 

クリス「あぁ、何とかな。しかし奴は…」

 

響「クリスちゃん、あれ!」

 

クリス「なっ!?」

 

ギャオス「ギャアオォォォォォォォォォォォォォォ!!」

 

響が指差す方を見るとビルの屋上に着地する巨大な鳥―ギャオスが雄叫びを上げていた。

 

しかしクリスが驚いたのはそこではない。

 

ギャオスの大きさだ。

 

弦十郎たちから聞いていたのは20Mだがあれはどう見ても4倍…80Mはあろう巨大なギャオスだった。

 

切歌「で、デカ過ぎるデース…」

 

調「1週間でここまで…」

 

ギャオスの大きさに切歌と調も驚いていた。

 

するとギャオスは翼を広げてビルから飛び立ちショッピングモールの方に向かった。

 

響「あの方向は未来たちが買い物してる所だよ!!」

 

クリス「なに!?」

 

ギャオスは肉食で、人を好んで捕食するとエルフナインの調査で新たに分かっていた。

 

もしあの巨大なギャオスがショッピングモールを襲えば大惨事になる。

 

響「クリスちゃん、調ちゃん、切歌ちゃん」

 

クリス「皆まで言うなよ」

 

調「うん」

 

切歌「思いっきりやるデース!」

 

響の言いたいことが分かったのか言い終わる前に言う。

 

そして赤い首飾り―聖遺物と呼ばれる世界各地の伝説に登場する超古代の異端技術の欠片、ギアを出した。

 

響「Balwisyall Nescell gungnir tron…」

 

クリス「Killter Ichaival tron…」

 

切歌「Zeios igalima raizen tron…」

 

調「Various shul shagana tron…」

 

それぞれのギアの起動聖詠を言うと響は『ガングニール』、クリスは『イチイバル』、切歌は『イガリマ』、調は『シュルシャガナ』のギアを纏った。

 

響「待ってて未来、皆!」

 

一斉にギャオスのいる方向へ向かう。




次回は未来たち目線からになります(多分)

マリア「いた!!」

やべっ!?ではまた次回にてお会いしましょう!←超ダッシュで逃走

マリア「待ちなさぁい!!」


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第9話 ギャオスVS装者

調「今回は未来さんたち視点になります」

切歌「よろしくデース!…って調、ちょっと聞いていいデス?」

調「どうかしたの?」

切歌「作者はどこに行ったデース?」

調「作者さんなら、あそこ」

チーン…←真っ白になってパイプ椅子に座っている

切歌「どうしちゃったデース!?」

調「XDで11連したのに☆4以上が当たらなかったから落ち込んでるの」

切歌「それは運じゃないデス?」

どうせ俺は運無いよ!もういいから本編いけ!!

「「キレた!?」」


ショッピングモールではすでにギャオスが猛威を振るっていた。

 

ギャオス「ギャアオォォォォォォォォォォォォォォ!!」

 

「うあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

 

「きゃあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

 

低空飛行し、口を開けて次々に人を食らっていた。

 

ギャオス「ぐちゃ…ぐちゃ…ぐちゃ…べっ!!」

 

途中ビルの屋上に着地しては人を食らってはその人の衣服などを吐き出していた。

 

ギャオス「クルルルル………」

 

次なる獲物()を捜すためにギャオスは下を見た。

 

そして逃げている4人の少女たちに狙いを定めた。

 

ギャオスが狙いを定めた少女たち―未来たちだ。

 

ギャオス「ギャアオォォォォォォォォォォォォォォ!!」

 

一鳴きしてギャオスは飛び立ち未来たちに向かっていく。

 

創世「き、来た!!」

 

黒鉄色のショートカットが特徴的な少女―『安藤 創世』が振り向いて言う。

 

未来「みんな、こっち!!」

 

迫ってきたギャオスに未来は創世たちと建物の隙間に入った。

 

ギャオス「ギャオォォォギャアオォォォォォォォォォォォォォォ!!」

 

顔がつっかえて未来たちを捕食できず粘るが直ぐに引き上げた。

 

詩織「あれはいったい何でしょうか?」

 

長い金髪が特徴的な少女―『寺島 詩織』が聞く。

 

弓美「なんだかアニメの怪物みたいだよ…」

 

左右に髪を結った少女―『板場 弓美』が言う。

 

未来「分からない…でも…」

 

途中で言葉を切る未来。

 

数分前までいつもと変わらぬ平和なショッピングモールだったが巨大な鳴き声と同時に目の前で数人の人がギャオスの餌食になったのを目の当たりにしてしまい恐怖で言葉が出なかった。

 

ギャオス「ギャアオォォォォォォォォォォォォォォ!!」

 

ギャオスの鳴き声が聞こえたと思いきや隙間を作っていた建物が破壊された。

 

「「「「きゃあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?」」」」

 

建物が破壊されて未来たちは驚いて外に出た。

 

未来「な、なんで建物が…」

 

創世「ヒナ、危ない!」

 

未来「!?」

 

創世に言われて未来は振り向くとギャオスが低空飛行して口を開けて近づいていた。

 

ここまでと思った時だった。

 

?「どおぉっせぇぇぇぇい!!」

 

気合いの声と共にギャオスを殴り飛ばした。

 

ギャオス「ギャアオォォォォォォォォォォォォォォ!?」

 

殴り飛ばされたギャオスはふらつきながらも何とか飛翔した。

 

未来「ひ、響ー!!」

 

ギャオスを殴り飛ばした気合いの声の主―響の姿を見て未来は声を上げた。

 

響「未来、皆!大丈夫!?」

 

創世「ビッキー!」

 

詩織「ナイスタイミングでしたわ」

 

弓美「流石はヒーローだよ!」

 

響「大丈夫っぽいね」

 

心配して駆け寄ってみれば案外大丈夫そうで響は言う。

 

ギャオス「ギャアオォォォォォォォォォォォォォォ!!」

 

体勢を立て直したギャオスは響を敵と認知して狙いを定め、向かっていく。

 

?「ぼさっとすんじゃねーよ!!」

 

今度は弾丸の雨がギャオスを襲った。

 

再び邪魔されたギャオスは飛翔する。

 

響たちの前にクリス、調、切歌の3人が現れた。

 

未来「クリス、調、切歌!」

 

創世「きねクリ先輩!」

 

クリス「誰がきねクリ先輩だ!!」

 

創世に『きねクリ先輩』と呼ばれて怒るクリス。

 

響「ま、まぁまぁクリスちゃん…」

 

怒るクリスを落ち着かせる響。

 

調「皆、ここは私たちに任せて早くシェルターに!」

 

切歌「そうデス!ちゃちゃっと倒しちゃいますデスよー!!」

 

各々の武器を構える装者たち。

 

未来「絶対に生きて帰って来て、皆」

 

創世「がんばってね」

 

詩織「無茶はなさらないように」

 

弓美「きよつけてね」

 

それぞれ声援を贈って未来たちはシェルターの方に走っていった。

 

ギャオス「ギャアオォォォォォォォォォォォォォォ!!」

 

装者たちを完全に敵と見受けたギャオスは咆哮を上げて接近した。

 

クリス「行くぜぇ!!」

 

クリスが発砲を始めると響、調、切歌は散開し戦いの火蓋が切って落とされた。




はぁ~…←体操座りで落ち込む

調「後書きなのに…」

切歌「まだ元気がないデスね」

調「こういう時の音ってこれだよね」

作者ダラケー元気~、乗り換えて真っ白~

切歌「確かに合ってるデース」(笑)

テ~メ~ら~!!

「「ギクッ!?」」

人が落ち込んでるのに何言ってんだぁ!!

切歌「調、逃げるデェス!!」

調「そうだね!!」

全速力で逃げる

待てや…あ、それでは皆様、また次回にてお会いしましょう!待ちやがれゴラアァァァァァァァァァァァァァァ!!


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第10話 ギャオスVS装者2

さぁ、AXZ放送開始しますね!

まぁ、自分は夜が弱いんで放送時間は寝てますが…録画してあるんで大丈夫です!

さぁてAXZはどんなのが起きるかな~

奏「翼の奴、頑張ってるな~」

セレナ「マリア姉さんも頑張ってますよ」

なんだ…この二人が揃うと出る和みは…

では本編をどうぞ!


弦十郎「現場はどうなっている!!」

 

ギャオス襲来の知らせを聞いて発令室に弦十郎が慌てて入ってきた。

 

あおい「現在響さん、クリスさん、調さん、切歌さんの4人がギャオスと交戦中!」

 

弦十郎「自衛隊はどうした!?」

 

「陸自は市民の避難誘導で手一杯だそうで、空自は今戦闘ヘリがスクランブルしたそうです!」

 

弦十郎「くっ、それまで持ってくれるといいが…」

 

 

 

ギャオス「ギャアオォォォォォォォォォォォォォォ!!」

 

高速非行しながらギャオスはクリスの攻撃をかわし続けていた。

 

クリス「くっそ、なんて動きをしやがる!?」

 

ギャオスの機動力にクリスは苛立っていた。

 

響「はあぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

 

ギャオスの頭上から響が殴りかかる。

 

ギャオス「ギャアオォォォォォォォォォォォォォォ!!」

 

だがギャオスは翼を動かし、バックして下がった。

 

響「えぇ!?」

 

バックは予想していなかった響は驚く。

 

調「後ろが…」

 

切歌「がら空きデス!!」

 

ギャオスの後ろから調はヘッドギアにマウントされている鋸を展開し、切歌はステッキ状の小振りな鎌を変化させて強襲した。

 

だが金属同士がぶつかり合う音がしただけでギャオスの体には傷一つ付かず弾かれた。

 

調「うそっ!?」

 

切歌「デェス!?」

 

傷一つ付かず弾かれた自身たちの攻撃に驚く。

 

ギャオス「ギャアオォォォォォォォォォォォォォォ!!」

 

「「きゃあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」」

 

反転して両翼を羽ばたかせて二人を吹き飛ばした。

 

響「背中かがまだ…」

 

クリス「がら空きだぜ!!」

 

二人を吹き飛ばしたギャオスの後頭部に響の拳、背中にクリスの射撃が強襲した。

 

ギャオス「ギャアオォォォォォォォォォォォォォォ!!」

 

二人の攻撃が効いたのかギャオスは堪らず逃げに転じて飛び去った。

 

クリス「逃げたか…」

 

響「二人とも大丈夫?」

 

調「大丈夫です。きりちゃんも」

 

切歌「ギアのお陰で命拾いしたデス…」

 

二人ともギアが解けてしまっているが無事のようだった。

 

そこへ1台の装甲車が来た。

 

自衛隊の『軽装甲機動車』だ。

 

佐山「S.O.N.G.の方々ですね。陸上自衛隊第3小隊隊長佐山です」

 

軽装甲機動車から降りてきた佐山が響たちに敬礼した。

 

佐山「あなた方のお陰で被害は最小限に抑えることができました」

 

響「いえ、私たちは私たちのやるべきことをしただけですよ」

 

佐山「しかしあなた方があの巨大な怪物を追い払ったのには変わりありません。ではあとは我々が引き受けます」

 

佐山がそう言った時だった。

 

軽装甲機動車に備わっていた無線機から通信が入った。

 

『こちら避難誘導隊!避難シェルターが小型のギャオスの大群に襲われている、至急応援を!!』

 

ギャオス『ギャアオォォォォォォォォォォォォォォ!!』

 

『うわあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!』

 

ギャオスの鳴き声と共に通信が切れた。

 

響「い、今の通信は!?」

 

クリス「避難シェルターって真逆じゃねーか!?なんでそんな所に!?」

 

通信を聞いた響たちは混乱した。

 

さっき追い払ったギャオスは1体だった上に避難シェルターとは逆方向に逃げた。

 

しかし通信はギャオスの大群に襲われていると言っていたからだ。

 

響「急がないと未来と皆が!!」

 

響がそう思った矢先だった。

 

?「ゴガアァァァァァァァァァァァァ!!」

 

「「「「!?」」」」

 

ギャオスではない別の鳴き声が街に轟いた。




なんか…バトル描写短くてすいません。

奏「そういやぁ、DXでのね…」

わーわーわー!!言っちゃダメ!言ったら退場ですよ!!

奏「えー…」

セレナ「それでは次回をお楽しみに」

台詞盗られた!?


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第11話 出現

翼「作者…奏のカードが出ないんだ…力を貸してくれないか?」

はい、では本編をどうぞ!

また調子に乗って2話連続です!

翼「無視だと!?」

うるせー、黙ってろ(怒)


響たちが通信を聞く少し前、未来たちは避難シェルターに向かって走っていた。

 

創世「ビッキーたち大丈夫かな?」

 

弓美「大丈夫だよ。ヒーローはどんな時でも負けないから!」

 

詩織「そうですよ。それに一番皆さんを信じているのは未来さんですからね」

 

未来「もー、変な話ししないでよ!」

 

少し恥ずかしがりながらも否定はしない未来。

 

「君たち!」

 

後ろから呼ばれてみると自衛隊の車が後ろから走ってきていた。

 

4人は止まるとその前に車が止まった。

 

「逃げ遅れた子たちがまだいたとは…君たち早く乗りなさい。シェルターまで送るよ」

 

未来「ありがとうございます!」

 

自衛官に言われて車に乗り込む4人。

 

4人が乗り込んだを確認すると発進した。

 

ものの数分でシェルターの前に着いた。

 

シェルターの入り口にはまだ入りきれていない人々と誘導している自衛隊でごった返していた。

 

「第4シェルターはまだ余裕があるからそっちに行くといい」

 

未来「はい。ありがとうございます」

 

自衛官に礼を言った未来たちはシェルターの入り口に向かった。

 

ここのシェルターは地下に作られており数は5つ、1つに付き数百人は収容出きるスペースがある。

 

未来たちはその第4シェルターに並んだ。

 

創世「うわー、結構並んでるねー」

 

弓美「これ私たち入れるかな?」

 

詩織「大丈夫ですよ、きっと」

 

未来「それに響やクリスたちが頑張ってるから大丈夫だよ」

 

そう話す未来たち。

 

すると…

 

「おい、なんだよアレ」

 

誰がそう言って空を指差す。

 

大半の人々がそれに釣られて見た、もちろん未来たちも。

 

ギャオス『ギャアオォォォォォォォォォォォォォォ!!』

 

ギャオス『ギャオアァァァァァァァァァァァァァァ!!』

 

そこには空を覆い尽くさんばかりの数はいる小型のギャオスの大群だった。

 

「か、怪物の大群だぁ!!」

 

誰かがそう叫ぶと人々はパニックになり慌ててシェルターに入ろうと走り出した。

 

ギャオス「ギャアオォォォォォォォォォォォォォォ!!」

 

最初の1匹がシェルターに逃げる人々に向かって急降下した。

 

「うわあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

 

「いやあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

 

「助けてくれぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!」

 

ギャオスに食わえられた人々は悲鳴を上げたり助けを求めるが直ぐに噛み砕かれ、飲み込まれた。

 

ギャオス『ギャアオォォォォォォォォォォォォォォ!!』

 

ギャオス『ギャオアァァァァァァァァァァァァァァ!!』

 

最初の1匹に続こうと一斉にギャオスたちが襲いかかった。

 

「民間人を守るんだぁ!!」

 

人々を守ろうと自衛官たちが『89式5.56mm小銃』を発砲してギャオスたちの注意を反らさせようとするがギャオスたちは気にせずに人々を食らう。

 

「こちら避難誘導隊!避難シェルターがギャオスの大群に襲われている、至急応援を!!」

 

ギャオスに応戦しつつ無線機で応援を呼ぼうとする。

 

ギャオス「ギャアオォォォォォォォォォォォォォォ!!」

 

「うわあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

 

だが中には気に触る者もいたようで口からF-2Aを破壊したのと同じ黄色い光線のようなものを繰り出して自衛隊の車を切断して爆発させ自衛官たちを吹き飛ばした。

 

そんな中、未来は一人で人ごみの中を走っていたパニックになった人々に呑まれて創世たちとはぐれてしまったのだ。

 

未来「!」

 

人ごみの中、未来の目に座り込んでいる一人の子供の姿が写った。

 

「うわあぁぁぁぁぁん、ママー!どこー!」

 

未来「大丈夫?ママとはぐちゃった?」

 

子供に駆け寄って聞くと子供は泣きじゃくった顔で未来を見て頷いた。

 

未来「じゃあ、お姉ちゃんとシェルターに入ろう。きっとママもそこにいるよ」

 

「本当?」

 

未来「うん。だから泣かないで、ね?」

 

「うん」

 

未来に言われて子供は落ち着いてきて泣き止み頷いた。

 

未来「じゃあ、急ごうか」

 

そう言って未来は子供の手を握ってシェルターに走った。

 

ギャオス「クルルル…ギャアオォォォォォォォォォォォォォォ!!」

 

しかし直ぐ後ろからギャオスの1匹が迫ってきていた。

 

それでも未来は走った。

 

未来「きゃっ!!」

 

石に足が引っ掛かって倒れてしまった。

 

幸い咄嗟に手を離したので子供は倒れずにすんだ。

 

「お姉ちゃん!」

 

未来「私のことはいいから早く逃げて!!」

 

そう言った未来だがすでにギャオスが口を開いて目の前まで迫っていた。

 

ここまでかと思われたその時、丁度ギャオスの真下から蒼白い炎が火山の噴火の如く吹き上がってギャオスを吹き飛ばして爆散させた。

 

未来「え?」

 

何が起きたか分からない未来。

 

すると突如として地揺れが起き、蒼白い炎が吹き上がってきた場所の亀裂が増して、盛り上がって1匹の巨大な黒い怪物がその姿を現した。

 

ゴジラ「ゴガアァァァァァァァァァァァァ!!」

 

雄叫びを上げる怪物―ゴジラが現れたのだった。




ゴジラ、出現!

次回はゴジラVSギャオスになります!

ではまた次回にてお会いしましょう!

翼「絶唱して奏を…」

いや、どんだけ命かけてんの!?


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第12話 ゴジラVSギャオス

今回はゴジラの戦闘描写ばかりになります…

弦十郎「俺の出番…少ないんだが…」

いや、アンタは司令官だから現場行ったらあかんでしょ…

弦十郎「まぁ、確かにそうだな」

では…

弦十郎「『戦姫絶唱シンフォギアAXZ』、このあとすぐだ!!」

違うから!これシンフォギアだけどAXZじゃねーよ!?みなさん、違うのから!違いますからね!!


あおい「司令大変です!」

 

弦十郎「どうした!?」

 

あおい「陸上自衛隊の避難誘導隊から無数の小型ギャオスにシェルターが襲われているとのことです!」

 

弦十郎「なにっ!?ではショッピングモールで暴れていた奴は囮か!!」

 

響たちが相手をしていた巨大ギャオスが囮と分かると弦十郎は机を殴った。

 

「司令!」

 

弦十郎「今度は何だ!」

 

「それがシェルターの近くの地下からゴジラが現出、ギャオスたちと交戦を開始しました!!」

 

弦十郎「ゴジラが!?」

 

 

 

ギャオス『ギャアオォォォォォォォォォォォォォォ!!』

 

ギャオス『ギャオアァァァァァァァァァァァァァァ!!』

 

ゴジラの出現にギャオスたちは慌て始めた。

 

だがゴジラはその隙に背鰭を蒼白く光らせて口から蒼白い炎―『放射火炎』を繰り出した。

 

ギャオス『ギャアオォォォォォォォォォォォォォォ!!』

 

ギャオス『ギャオアァァァァァァァァァァァァァァ!!』

 

放射火炎は次々とギャオスたちを焼き、爆散させた。

 

未来「す、凄い…」

 

ギャオスたちを葬るゴジラの姿を見て未来は唖然とする。

 

創世「ヒナ~!!」

 

未来「皆!?」

 

声に反応して見ると創世たちが走ってきていた。

 

未来「なんで、シェルターに行ったんじゃ…」

 

詩織「一旦は行ったのですが未来さんがいないことに気付いて入り口まで戻って見たら…」

 

弓美「また別の怪物が出て来て」

 

丁度ギャオスたちを全滅させて放射火炎を止めたゴジラを見ながら言う。

 

「お姉ちゃんたち!」

 

子供が指差す方を見ると燃えているギャオスの肉片が落下してきていた。

 

このままだと全員押し潰されてしまう。

 

だが黒い何かが現れて肉片を止めた。

 

肉片を止めたのはゴジラの手であった。

 

ゴジラ「グルルルル……」

 

肉片を掴んだゴジラは誰もいない所に投げ捨てて未来たちを見ていた。

 

詩織「守って…くれた?」

 

弓美「みたい…だね…」

 

肉片を止めて投げ捨てたゴジラを見て言う。

 

響「未来ー!皆ー!」

 

声の方を見ると響、クリスがこちらに来ていた。

 

クリス「おい、皆無事か!?」

 

未来「うん。この子が助けてくれたの」

 

響「この子って…ゴジラァァ!?」

 

クリス「なんでゴジラが!?」

 

ゴジラを見て慌てる二人。

 

しかしゴジラは全く違う方向を凝視していた。

 

ギャオス「ギャアオォォォォォォォォォォォォォォ!!」

 

鳴き声に反応して見るとさっきまでいた小型ギャオスよりも巨大なギャオス…響たちと交戦して退いたハズのギャオスが上空からゴジラ目掛けて接近していた。

 

クリス「野郎、戻って来たのか!」

 

響「皆、早くシェルターに!」

 

響がそう言った時だった。

 

ゴジラ「ゴガアァァァァァァァァァァァァ!!」

 

雄叫びを上げてゴジラは真っ正面から受け止める構えをしていた。

 

ギャオスの頭突きをゴジラは受け止める。

 

ギャオス「ギャアオォォォォォォォォォォォォォォ!!」

 

だが受け止められたギャオスはゴジラの右肩に噛み付いた。

 

ゴジラ「グルルルル……ゴガアァァァァァァァァァァァァ!!」

 

痛みは感じていないのかゴジラはギャオスの首を掴んで振り回し始めた。

 

ゴジラ「ゴガアァァァァァァァァァァァァ!!」

 

5周くらい回したあと、ギャオスを投げ飛ばした。

 

投げ飛ばされたギャオスは地面に叩き付けられた。

 

ゴジラ「ゴガアァァァァァァァァァァァァ!!」

 

叩き付けたギャオスを追撃しようとゴジラは接近した。

 

ギャオス「ギャアオォォォォォォォォォォォォォォ!!」

 

首だけを上げてギャオスは口から黄色い光線―ギャオスの武器である『超音波メス』を繰り出した。

 

ゴジラ「ガアァァァァァッ!!」

 

超音波メスは首筋に当たってゴジラ驚いて少し後退りした。

 

超音波メスが当たった箇所から白い煙が出た。

 

ギャオス「ギャアオォォォォォォォォォォォォォォ!!」

 

ゴジラが後退りした隙にギャオスは飛翔した。

 

ゴジラ「グルルルル……ゴガアァァァァァァァァァァァァ!!」

 

飛翔したギャオスを見てゴジラは逃がすまいと放射火炎を繰り出した。

 

ギャオス「ギャアオォォォ!?」

 

放射火炎はギャオスの右翼腕を破壊、墜落させる。

 

ゴジラ「ゴガアァァァァァァァァァァァァ!!」

 

ギャオス「ギャアオォォォォォォォォォォォォォォ!!」

 

墜落してもがくギャオスをゴジラは持ち上げて口を開かせて直接放射火炎をぶち込んだ。

 

ギャオス「ギャアオォォォォォォォォ…………」

 

体内に放射火炎をぶち込まれてギャオスの体は膨らんでいき大爆発。

 

断末魔が辺りに響き渡った。

 

ゴジラ「ゴガアァァァァァァァァァァァァ!!」

 

ギャオスの断末魔を掻き消すようにゴジラは勝利の雄叫びを上げた。

 

クリス「す、すげぇ…」

 

響「私たちじゃビクともしなかったのに…!?」

 

ほぼ一方的にギャオスを撃破したゴジラを見ているとゴジラ自身が響たちの方に近付いてきた。

 

屈んで鼻を動かすゴジラに響とクリスは構える。

 

すると体勢を戻したゴジラの体が光だした。

 

?「がう~♪」

 

光だしたゴジラはだんだん小さくなりやがてあの少年の姿になって響にダイブした。

 

響「へ…えぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!?」

 

片や響は少年を受け止めるが突然過ぎてすっとんきょうな声を上げてしまった。




次回はゴジラシリーズのが出ますよー…まぁ、直ぐに分かるかもネタですが…

ではまた次回にてお会いしましょう!

弦十郎「AXZとPROJECT Gをよろしくな!」

だからAXZじゃないってば…

あ、良ければ活動報告に新しいのを入れましたので見てください!


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第13話 響、反省

いやー…AXZ、観ました!(まだ全部じゃないんですが)

いきなり響、ピンチとは(宿題によって)

響「うぅ…このままじゃ誕生日が~」

ふっ、お前より俺の方が虚しいわ…

響「え?」


?「がうがう~♪」

 

ギャオスを全滅させたあとゴジラは響に会えて嬉しいのか尻尾を振って喜んでいた。

 

響「君、ゴジラだったんだ…」

 

?「がう~?がう!がうがう、がう!」

 

何かを思い出したのか少年はどこからかハンカチを出して響に差し出した。

 

響「これ…私のハンカチ!?」

 

差し出されたハンカチを受け取って驚く響。

 

響「これを届けるために来たの?」

 

?「がう!」

 

頷く少年。

 

響「ありがとう…あれ?」

 

響がそうお礼を言うと少年は海の方に走っていった。

 

?「がうぅ~!」

 

手を振ってそう言うと少年は海にダイブした。

 

ゴジラ「ゴガアァァァァァァァァァァァァ!!」

 

そして海が光ったかと思いきやゴジラになって泳いで行ってしまった。

 

響「バイバイ」

 

ゴジラを見送る響。

 

クリス「おい、響…」

 

響「なに、クリスちゃ…ふえ!?」

 

呼ばれて振り向いた時、クリスが銃口を向けていた。

 

響「え、え~っと…クリスちゃん?」

 

クリス「いろいろ聞きたいことがあるんだが…まずは未来と一緒にダンナたちの所にいこうか?」

 

響「は、はい…」

 

 

 

だらだらと汗を流しながら椅子に座っている響。

 

周りにはクリス、未来、調、切歌、翼、マリア、弦十郎、あおい、緒川たちがいた。

 

クリス「もう一度聞くぞ…ゴジラとどういう関係だ?」

 

響「だ、だから…大戸島の時に出会ったんだってば…」

 

翼「ならばなぜそれを私たちに報告しなかった?」

 

響「だれも信じてくれそうになかったので…」

 

マリア「まぁ、そうだろうけど…」

 

調「一言くらい私たちに言って欲しかった」

 

切歌「そうデスよ!」

 

響「はい…すみませんでした…」

 

しょんぼりする響。

 

未来「響」

 

響「は、はい!」

 

未来「後でお仕置きね」

 

響「ひぃ!?」

 

弦十郎「まぁ、皆それぐらいで勘弁してやれ」

 

緒川「そうですよ。だいぶ反省したみたいですしね」

 

翼「それはそうですが…」

 

クリス「つーかあのゴジラはどこ行ったんだよ?」

 

海に入った少年はどこかへ行ってしまって後の調査を自衛隊に任せているのだ。

 

あおい「今のところゴジラの姿は確認されていません。今回のギャオス襲撃の後処理で人手が足りないのも原因なんですが…」

 

弦十郎「まぁ、ギャオスより今はゴジラだ。響くん、ゴジラの居場所はまだ覚えているか?」

 

響「あ、はい。とりあえずは…でも…」

 

未来「なにかあるの?」

 

響「こんなに大勢で行って驚かないかな~って」

 

マリア「確かにそうね」

 

弦十郎「なら行くのは装者のみにした方が良いかもな」

 

緒川「それが…無理です」

 

響「え?何でですか?」

 

緒川「実はマリアさんと翼さんの二人はバラエティ番組の収録があるので暫くは沖縄の方に行くことになってます」

 

マリア「そういえばそうだったわ」

 

響「因みに内容は?」

 

緒川「マリアさんは海ガメとの遊泳」

 

未来「へー、気持ち良さそうですね」

 

クリス「それで先輩は?」

 

緒川「えーっと、翼さんはマグロの一本釣りですね」

 

調「確かに翼さんにピッタリですね」

 

切歌「録画決定デース!」

 

翼「録画する意味がどこにある!?っと言うか私にピッタリだと!?」

 

響「いや、だって翼さん…」

 

「「「「「「防人だから」」」」」」

 

翼「関係無いだろ!!」

 

翼の虚しい声が響いたのだった。




さぁ、ゴジラシリーズで沖縄と言えばアイツらかぁ!って思ったあなた!

それ、もしかしたら間違いかもしれませんよ~

響「作者ー!宿題、手伝ってー!」

いや、自分でやれよ…

響「そんな~!」

学生だからやれ、つーかしなかったお前が悪い!

響「ケチケチ作者…」

誰がだぁ!!


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

番外編 奏でるその歌を(前編)

ちょーっと番外編です!

本編とはまだ繋がりませんのでご注意を!

しっかしこうも早く投稿しちゃうなんて…嫌な予感がする…ズズズ…←茶を飲む

サンジェルマン「出番はいつになる?」

そうですね~、まだ先ですかね~…ブーッ!?←茶を吹き出す

サンジェルマン「では本編をどうぞ」

げほっげほっ!?いきなり出て台詞強盗!?


?「あれ~?おっかしいなぁ…ここどこだ?」

 

ある日の大戸島に一人の少女が迷子になっていた。

 

羽のような形をした赤い髪をした少女だ。

 

?「お父さんもお母さんも薫もどこ行ったんだ?」

 

辺りをキョロキョロしながら家族を捜す少女。

 

すると近くからチャポンという水の音が聞こえた。

 

?「なんだ?」

 

音の方に行くとそこには三方を山で囲まれた透き通るほど綺麗な水がある泉がある拓けた場所に出た。

 

?「ここは…」

 

泉の方へと1匹の魚が水中から飛び出してきた。

 

?「へぇ~、魚がいるのか…」

 

魚を見て泉を覗こうとさらに近付いた時、また魚が飛び出してたが直ぐに魚ではない何かが猛スピードで泉から飛び出してきた。

 

飛び出してきた何かは魚に食らい付くと地面に着地した。

 

着地したのは黒い髪に、日焼けした黒い肌、紅い目をして、背中から尾骨辺りから生えた尻尾の先まで段々と小さくなっているステゴサウルスに似た背鰭を持った全裸の少年だった。

 

?「な、なんだぁ!?」

 

?「がう!?」

 

少年を見て驚いて声を出した少女と少女の声に驚く少年は互いに見あった。

 

?「君、ここの子?」

 

驚いていた少女は直ぐに落ち着いて少年に話しかけた。

 

?「がう~…」

 

しかし少年は少女を警戒するように数歩後退りした。

 

奏「大丈夫、私は敵じゃないよ。私は奏、『天羽 奏』って言うんだ。君は?」

 

『天羽 奏』と名乗る少女は少年に名前を聞いた。

 

?「がうが…」

 

奏「がうが?『がうが』って言うのか?」

 

?「がう…」

 

奏に名前を確かめられる少年は首を横に振った。

 

奏「違うのか?」

 

?「がう」

 

奏「じゃあ、何て言うんだ?」

 

?「がうが…がう…」

 

奏(この子…もしかして言葉が喋れないのか?)

 

奏「悪かったよ。名前はもう聞かないでおくよ」

 

?「がうがう?」

 

本当?っと聞くように首を傾げる。

 

奏「本当だよ。私を信用しな」

 

少年の頭を撫でようと手を近付けながら少女は言う。

 

?「がう~!」

 

怖がるように少年は泉に逃げていった。

 

?「がう…」

 

顔半分だけ水面から出して奏を見る。

 

奏「悪かったよ。もうしないから」

 

奏がそう言うと少年は岸近くまで寄ってきた。

 

「奏~!どこにいるんだ~?」

 

「奏~!」

 

「お姉ちゃ~ん!」

 

近くから奏を呼ぶ声が聞こえてきた。

 

奏「お母さんたちだ!」

 

家族の声と分かると奏は嬉しそうに笑った。

 

?「がう?」

 

行っちゃうのと聞くように奏を見る。

 

奏「うん。でも暫くはここにいるからまた会いに来るよ」

 

?「がう!」

 

奏の言葉を聞いて少年は嬉しそうに頷いた。




はい、子供奏さん登場デース…って何だこの赤いの…ん!?

翼「か…かな…奏…」←うつ伏せなのに血が…

えー…では次回をお楽しみに…おーい、誰か救急車呼べぇ!!


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第14話 啓示と逸話

カリオストロ「へぇ~、ここが前書きなんだ~」

プレラーティ「まだ出番は無いからここで稼ぐ」

こ…この…やろ~…←錬金術で縛られている

カリオストロ「それでは小説の本編を…」

プレラーティ「どうぞ」


マリアと翼は沖縄にて観光客などに混じり辺りを歩いていた。

 

二人はバラエティ番組の収録の為に沖縄に来ていたのだが沖縄に着くなり緒川が…。

 

緒川「収録本番は明日なので今日一日観光してきてください」

 

と言ったために折角だからとぶらついていたのだ。

 

しかし二人は有名人であるためサングラスなどを掛けたりとそれなりには変装はしていた。

 

マリア「沖縄はやっぱり暑いわね。とても日本とは思えないわ」

 

琉球王国時代にあったとされる『安豆味城跡』の広場にてマリアと翼はいた。

 

理由は伝統歌謡・仲里節を見るためだ。

 

翼「まぁ、日本より南に位置してるからな。無理はない」

 

マリア「そうね。あ、仲里節が始まるみたいよ」

 

安豆味城跡の奥から出てきた女性を見て言う。

 

鮮やかな服を着た少女―『琉球王国時代にあったアズミ王朝』の王族の末裔『国頭 那美(くにがみ なみ)』は仲里節を踊り、観客を魅了していた。

 

翼「綺麗な踊りだな」

 

マリア「そうね」

 

那美「きゃあぁー!!」

 

「「!?」」

 

突然悲鳴を上げて那美は倒れた。

 

「那美!那美!?」

 

後ろにいた老人が那美を抱き上げる。

 

那美「お爺様、怪獣が…怪獣が…」

 

「怪獣?」

 

那美「富士の噴火と共に怪獣が現れて…町を壊して人を殺していくのが見えたわ…」

 

青ざめて汗を流す那美はお爺様に言う。

 

マリア「何かしら?」

 

翼「さぁな。しかし怪獣とはいったい…」

 

那美の言葉に気なる二人だが有名人である二人はその場を離れた。

 

 

 

沖縄の建設現場で、壁画が描かれた洞穴が発見され調査のためにエルフナイン、藤尭 朔也、あおいの3人が来ていた。

 

朔也「かなり古い壁画ですね…」

 

エルフナイン「壁画の状態から言って琉球王国時代のものかと思われます」

 

壁画を見ながら二人は言う。

 

壁画は『空に黒い山』、『2つの太陽』、『よく分からない絵』、『2頭の怪獣』が描かれていた。

 

あおい「二人とも、こっちに来て」

 

洞窟内にて調査をしているとあおいに呼ばれて行ってみる。

 

朔也「これは?」

 

あおい「分からないわ。でも壁画に描かれている怪獣の1体に似ている気がするの」

 

エルフナイン「恐らくアズミ王朝の守り神、『キングシーサー』かと」

 

「「キングシーサー?」」

 

エルフナイン「アズミ王朝にはちょっとした逸話があってヤマトンチュ…つまり本土の人間たちがアズミ王朝を滅ぼそうとした時、1頭の朱銅色に輝く巨大な怪獣が現れてアズミ王朝を救った…その時の怪獣がキングシーサーと言われています」

 

朔也「とにかく壁画は写真に納めましたから戻ったら置物と並行して解読してみましょう」

 

あおい「そうね」

 

エルフナイン「はい」




あー…酷い目にあったー

腰がイテェ…

未来「では皆さん、次回をお楽しみに!」

あー、効く~←マッサージ機にてほぐし中


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第15話 歌姫コンビの珍道中

エルフナイン「えっと作者さんがいないので僕が変わりに…」

来たぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!

エルフナイン「え!?」

来た来た来た来たぁ!やっと☆5のシンフォギアが来たぁ!

エルフナイン「そ、それは良かったですね…」

でも防人だったか~…

翼「私では不満か?」

そりゃもう奏さんか悪くても響が…げっ…

翼「そうか…ならば…我が防人の力を示してやろう!」

ぎゃあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!←全力逃走

エルフナイン「それでは本編をどうぞ」


マリア「ここが玉泉洞ね」

 

二人は今、沖縄県南城市玉城字前川にある鍾乳洞である『玉泉洞』に来ていた。

 

翼「凄い広さだな」

 

マリア「まだ調査中の空間もあるみたいよ」

 

二人は案内図兼ガイドブックを見ながら奥へ行ってみる。

 

観光地でもある玉泉洞には観光客が多くいたが変装した二人にはまだ気付いてはいなかった。

 

マリア「しかし凄いわね。これほど大きく綺麗なのを人ではなく自然が作ったなんて」

 

翼「何百、何千と掛けて作る…それが自然の神秘なのかもしれないな…ん?」

 

キラッと何かが光ったのに気付いた翼は近付いた。

 

翼「石か?」

 

サングラスを取って光った何かを拾い上げる。

 

翼(いや、この感触…金属か?どうしてここに…しかもこの光沢は…)

 

それは不思議な光沢を放っている金属だった。

 

マリア「翼、どうしたの?」

 

翼「あぁ、変なのを拾ってな」

 

さっき拾ったのをマリアに見せる。

 

マリア「これって金属?」

 

サングラスを取って翼の手のひらにある金属を受け取って見る。

 

マリア「鉄パイプか梯子の欠片か何かじゃないの?」

 

翼「さぁな。だが見たことない光沢を放っているから気になってしまって…」

 

翼に言われてマリアはもう1度金属を見てみる。

 

マリア「そうね…言われてみればそうかもしれないわ。一応帰ったら緒川さんに頼んでエルフナインに見てもらいましょう」

 

金属を返しながらそう言うマリア。

 

翼「そうだな」

 

金属を見てそう話す二人。

 

(因みに今更ながら緒川は関係施設への連絡やらなんやらで奔走中である)

 

その時だった。

 

「あれ?あの人、風鳴 翼さんじゃね?」

 

「え?あ、本当だ!」

 

「じゃあ、隣にいるのはマリア・カデンツァヴナ・イヴか!?」

 

「うっそ、マジで!?本物じゃん!?」

 

サングラスを取って素顔を見せてしまったために観光客の誰かがそう言うと翼とマリアを見てワラワラと観光客たちが騒ぎながら二人を囲むように集まり始めた。

 

翼・マリア((ま、マズイ!?))

 

翼「マリア、逃げるぞ!」

 

マリア「え、ちょっと!?」

 

完全に囲まれる前に翼はマリアの手を取って観光客たちを払い除けて逃げ始めた。

 

「あ、逃げたぞ!」

 

「マリアさーん!サインくださいん!」

 

「翼さーん、握手してー!!」

 

しかしトップスターである歌姫コンビを観光客たちは諦める訳がなく、まるで草食動物を追いかける肉食動物が如く二人を追いかけるように走り始めたのだった。

 

この時、二人は同時に同じ事を思っていた。

 

翼・マリア((緒川さん、助けてぇー!!))




ぐっ…前に引き続きこうなるとは…

クリス「全部お前の自業自得だろ?」

はい、すいません。

では次回にてお会いしましょう!


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第16話 ゴジラ対シンフォギア(前編)

今回はゴジラの少年の時の名前が出ます!

調「私たちが考えたので気になさらないでください」

ではどうぞ!


響「師匠、あの子…ガウくんにはいつ会いに行くんですか?」

 

弦十郎「『ガウくん』?」

 

切歌「ゴジラの少年の時の名前デース」

 

調「名前があったら良いんですけど…」

 

クリス「無かったらそう呼ぼうっと思ってな」

 

未来「みんなで考えたんです」

 

弦十郎「そうか。だが遺跡と置物の調査が終わったらになると思うぞ」

 

響「そうですか~」

 

少し残念そうにする響。

 

すると中央の画面にエルフナインが写った。

 

弦十郎「解析が終わったのか?」

 

エルフナイン『あ、いえ置物はまだなんですけど…壁画の解読が終わりました』

 

響「どんな内容なの?」

 

エルフナイン『えーっと、大空に黒い山が現れる時、大いなる怪獣が現れ、この世を滅ぼさんとする。しかし赤い月が沈み、西から日が昇る時、2頭の怪獣が現れ人々を救う―と…』

 

未来「大空に黒い山?」

 

調「赤い月?」

 

クリス「西から日が昇る?」

 

切歌「デース?」

 

エルフナインが読み上げた解読文に全員が首を傾げた。

 

エルフナイン『意味はまだ分かりませんが…これから近い将来何かが起きる可能性があるという予言か何かなんじゃないかと…』

 

弦十郎「となると今までの事件と同格あるいはそれ以上の何かが起こるということか…」

 

怪訝そうに言う弦十郎。

 

クリス「安心しなダンナ。何が来ようとアタシらがぶっ倒してやるって」

 

響「そうですよ、私たちに任せてください!」

 

弦十郎「あぁ、そうだな」

 

あおい『司令!大変です!』

 

エルフナインと入れ替わるようにあおいが慌てたようで画面に写った。

 

弦十郎「どうした?」

 

あおい『空に…空に黒い山が!』

 

「「「「「黒い山!?」」」」」

 

弦十郎「直ぐに外部映像に切り替えろ!!」

 

あおいの言葉に驚いて画面を外に切り替えさせる。

 

画面には黒い山―正確には黒い山の形をした雲が浮かんでいた。

 

弦十郎「すでに予言は始まっているのか…」

 

黒い山の雲を見ながらそう言う弦十郎。

 

「司令、富士山麓にゴジラが出現して暴れていると報告が来ました!」

 

弦十郎「なに!?」

 

オペレーターの報告に弦十郎だけでなく響たちも驚いた。

 

弦十郎「とにかく、ゴジラのいる所に向かうぞ!」

 

富士山麓に出現したゴジラを迎撃するために向かい始めた。

 

エルフナイン「大空に黒い山が現れる時、大いなる怪獣が現れ、この世を滅ぼさんとする…まさかこうも予言が当たるなんて…」

 

次々に当たる予言にエルフナインは少し恐怖を覚えていた。

 

そんなエルフナインがいる部屋のドアを少し開けて覗く黒服の男性がいた。

 

男性の視線の先にはあのシーサーの置物があった。

 

 

「那美!那美!」

 

城跡にて老人が慌てた様子で那美を呼んでいた。

 

那美「どうしたのお祖父様」

 

「怪獣だ。お前が言った通りゴジラが現れた」

 

那美「え!?」

 

「ゴジラを倒せるのはキングシーサーだけじゃ。しかしその謎を解けるものはおらん。ゴジラよ、ワシの代わりにヤマトンチュの奴らをやっつけろ!!」

 

城跡に残されたシーサーの像に向かってそう言うのだった。




さて、次回をお楽しみに!

クリス「他に言うことねーのかよ」

そう言われても…


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

番外編 奏でるその歌を(中編)

はい、早めの番外編です。

ではどうぞ!

マリア「あの子、何歳なの?」

まだ秘密ですよ、お母さん

マリア「また!」

さいなら!←逃げる


―少年side―

 

?「がう…がう…」

 

その日、少年は住み処の穴にてうたた寝していた。

 

しかし突然住み処にまで響く爆発音と揺れが起きた。

 

?「がう!?」

 

爆発音と揺れに驚いて飛び起きた。

 

爆発音と揺れの原因が何なのか少年は外に通じる水の通路に向かった。

 

少年が泉の水面に顔を少し出すと辺りは火事になっており、火の中からオレンジ色の人形や青いカエル型などの怪物たちが現れて辺りを徘徊していた。

 

?「がう…」

 

あまりか変わりたくない相手と察知した少年はゆっくりと水中に戻ろうとした時、怪物たちが一斉に同じ方向に向かって行き始めた。

 

?「がう?」

 

怪物たちが向かった方向を見ると男性と女性、二人の少女の四人家族が逃げていた。

 

?「がう!?」

 

二人の少女の内の一人を見て少年は驚いた。

 

少女の一人が奏だったからだ。

 

?「がうぅーーーーーーーーーーー!!」

 

雄叫びを上げるように少年は体を光らせた。

 

ゴジラ「ゴガアァァァァァァァァァァァァァ!!」

 

恐竜のような容姿があり、背中から尻尾にかけてステゴサウルスに似た背鰭があり、両腕と両足には4本の指がある体長100Mはある黒い二足歩行の怪物―『ゴジラ』になって奏たちの方に歩き始めた。

 

そして奏たちが巻き込まれない位置に移動すると背鰭わ蒼白く光らせて怪物たちに向かって放射火炎を放った。

 

放射火炎に飲まれた怪物たちは人魂のように燃えて灰となった。

 

急に現れて怪物たちを倒したゴジラを見て奏たちは驚いていた。

 

ゴジラ「グルルルル…」

 

背鰭を再び蒼白く光らせて放射火炎を発射して別方向から来ていた怪物たちを凪ぎ払っていく。

 

その隙に奏たちはその場を離れていく。

 

ゴジラ「ゴガアァァァァァァァァァァァァァ!!」

 

奏たちがその場を離れてしばらくして怪物たちを全滅させたゴジラは勝利の雄叫びを上げる。

 

そして泉がある方に歩き、着くと体を光らせて少年に戻ると住み処の穴に向かって泉に入っていった。

 

 

 

―奏side―

 

奏「はぁ…はぁ…はぁ…はぁ…」

 

その日の奏は家族と共に走っていた。

 

スポーツなのではない。

 

後ろから迫り来る脅威から逃れるためだ。

 

奏たちの後ろからはオレンジ色の人形や青いカエル型の怪物たちが追いかけていた。

 

怪物たちは『ノイズ』と呼ばれている。

 

国連総会にて認定された特異災害の総称で形状に差異が見られ、 一部には兵器のような攻撃手段が備わっており、触れた相手を炭と化してしまう能力に加えて現代兵器の全てが効かない怪物なのだ。

 

奏「!」

 

山の方を見るとこちらに向かってくるノイズの大群が見えた。

 

それでも奏たちは走った。

 

だがカエル型のノイズ1体が跳躍して奏に触れようとしていた。

 

その時だった。

 

奏たちの前から蒼白い炎が飛んで来て奏に触れようとしていたカエル型のノイズを含めた全てのノイズを凪ぎ払った。

 

奏「な、何が…」

 

ゴジラ「ゴガアァァァァァァァァァァァァァ!!」

 

何が起きたか分からず前を見ると山よりも巨大な黒い何か―ゴジラが雄叫びを上げていた。

 

父「な、なんだ…あの怪物は…」

 

奏の父がゴジラを見てそう呟いた。

 

ゴジラは背鰭を蒼白く光らせると山側から迫っていたノイズたちを口から蒼白い炎―放射火炎で凪ぎ払っていく。

 

父「はっ、今の内に逃げるぞ!」

 

母「えぇ!奏、薫行くわよ」

 

父に言われて頷いた母に手を引かれて走り出した。

 

奏は後ろ目でゴジラの姿を見ていた。

 

奏(あの背鰭と尻尾…まさかアイツか?)

 

ゴジラの背鰭と尻尾を見て奏は少年のことを思い出した。




で、ではみなさん…また次回で会えたら…会いましょう…自分が生きてたら…

マリア「そうね、生きていれたらね?」

ひいやあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第17話 ゴジラ対シンフォギア(後編)

切歌「前に引き続き2話連続デース!」

マジで自重せんと他の作品が出来ないな…

切歌「それ気にしなくて良いんじゃないデスか?」

いや、気にするよ…あ、因みに原作と違う話になってます!

ではどうぞ!

切歌「デース!」


ゴジラ?「キシャアァァァァァァァァァァァァァ!!」

 

少し時間を遡り富士山麓では富士山が噴火して火口から吹き上がった巨大な岩が地面にぶつかったかと思いきやゴジラが出現して暴れていた。

 

ゴジラ?「キシャアァァァァァァァァァァァァァ!!」

 

ゴジラは口から黄色い放射火炎を吐き出して周りを火の海にして歩いていた。

 

そんなゴジラの後方から『S.O.N.G.』のロゴが入っているヘリが2機近付いていた。

 

響「どうしてこんな…」

 

ヘリのドアを開けて暴れるゴジラを見て響は驚愕していた。

 

クリス「とにかく今は奴を止めるぞ!」

 

クリスに言われて響は頷く。

 

響「Balwisyall Nescell gungnir tron…」

 

クリス「Killter Ichaival tron…」

 

ギアの起動聖詠を唄いギアを纏う二人。

 

ゴジラ?「キシャアァァァァァァァァァァァァァ!!」

 

二人の乗っているヘリに気付いたゴジラは黄色い放射火炎を繰り出した。

 

ヘリは左右に別れて放射火炎を回避した。

 

左右に回避した瞬間、二人はヘリから飛び降りて富士山麓のホテルの屋上に着地した。

 

着地したのと同時にクリスはゴジラに向かってアームドギアであるクロスボウで攻撃する。

 

しかしゴジラは通用しないのかホテルに向かっていく。

 

近付いてくるゴジラに響は少し戸惑いながらも跳躍してパイルバンカーの要領でゴジラに殴った。

 

ゴジラ?「キシャアァァァァァァァァァァァァァ!!」

 

響の攻撃すらゴジラには通用しないらしく響に向かって放射火炎を放とうとしていた。

 

クリス「んなことさせるかよ!!」

 

大型ミサイル2機を展開し発射する技―『MEGA DETH FUGA』を繰り出した。

 

ゴジラ?「キシャアァァァァァァァァァァァァァ!!」

 

ミサイルを喰らってゴジラは仰向けに倒れた。

 

クリス「少しは応えたか?」

 

響「クリスちゃん、少しやり過ぎ…」

 

クリス「これぐらいでもしなきゃ倒せねーだろ?」

 

響「それはそうだけど…」

 

ゴジラ?「キシャアァァァァァァァァァァァァァ!!」

 

「「!?」」

 

鳴き声を聞いて見るとゴジラが立ち上がっていた。

 

そのゴジラの右腕の一部が小さく剥がれ金属が露出していたが二人は全く気付いていなかった。

 

クリス「む、無傷だと!?」

 

剥がれた部分に気付いていないためクリスは驚く。

 

響「もうやめて!」

 

クリス「あ、バカ!」

 

響が両手を広げてゴジラの前に出た。

 

響「ガウくん!君はこんなことをする子じゃないって知ってるよ!そりゃあ、まだ会って日は浅いけど私のためにハンカチ届けてくれたり、ギャオスに襲われてた未来たちを助けてくれた!なのにどうして…!?」

 

響がそこまで言った時だった。

 

ゴジラはなんの戸惑いもなく放射火炎を放った。

 

響の姿がその場ごと爆発して爆煙に飲まれてしまった。

 

クリス「ひ、響ぃーーーーーーーーーー!!」

 

クリスの声が辺りに木霊した。




未来「作者さん?響に何してるのかな?」

いや、まだあの怪獣出せないから仕方ないじゃな…ごめんなさい!ごめんなさい!

未来「許さない!」←神獣鏡を纏う

ぎゃあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ……………

未来「では次回をお楽しみに」

ぐふ…な、何でもありだな…XD版だと…がふ……:チーン


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第18話 ゴジラ対ゴジラ

クリス「ったく修行に出るから前書き頼んだって…しかたねーなぁ。じゃあ、本編このあとすぐだ!」

響「クリスちゃん…それ、短すぎ…」

クリス「いいんだよこれで」


響「うーん…あれ?ここは…」

 

響が目を覚ますと見知った屋根が見えて、ベッドに寝かされていた。

 

未来「響、気が付いた!?」

 

声が聞こえて見るとクリス、未来、切歌、調たちが心配そうに見ていた。

 

響「皆…私…」

 

クリス「お前、ゴジラの野郎にやられたんだよ…幸いギアのお陰で無傷ですんだがしばらくは安静だ」

 

響「そうだ、ゴジラ…ガウくんは!?」

 

調「響さんを倒したあと地面に穴を掘って逃げて行きました」

 

切歌「それっきり姿が確認出来ないそうデス」

 

未来「今弦十郎さんたちが現場の被害状況を調べてるわ」

 

クリス「それによっちゃゴジラをアタシらが倒せって指令がくるかもな」

 

響「そんな…」

 

 

 

弦十郎「酷いな…」

 

あおい「辺りの被害は森林焼失がほとんどです」

 

朔也「あの辺りが民間とかの都市部だったら被害はかなりのものだったでしょうね」

 

モニターでゴジラが焼け野原にした富士山麓の森や破壊されたホテルを見ながら言う。

 

響「師匠!」

 

クリス「おい、安静だって言ったろ!」

 

そこへ響と響を引き止めようとしているクリスたちが入ってきた。

 

弦十郎「響くん!?もう体はいいのか!?」

 

響「はい。あの、ガウくんはどうなるんですか?」

 

弦十郎「まだ分からん。しかしゴジラを倒す指令が下る可能性が高い」

 

響「そんな…」

 

それを聞いて響はショックを受ける。

 

すると後から資料を持ったエルフナインが入ってきた。

 

エルフナイン「あ、取り込み中でしたか?」

 

弦十郎「いや、それで何か遺留物で何か気になるのは見つかったか?」

 

エルフナイン「はい。これです」

 

そう言ってエルフナインは持っていた資料を見せた。

 

弦十郎「スペースチタニウム?」

 

受け取った資料を読んで弦十郎は首を傾げた。

 

エルフナイン「別名は宇宙金属で、地球上には存在しないものです」

 

朔也「なんでそんなのが富士山麓に?」

 

エルフナイン「分かりませんが実は緒川さんから送られた玉泉洞で見つかった金属も同じスペースチタニウムと分かりました」

 

あおい「富士山麓と玉泉洞で見つかったスペースチタニウム…なんでそんなものが?」

 

エルフナイン「それを調査するために明日玉泉洞に行きたいのですが」

 

弦十郎「あぁ、構わんが置物の調査はどうなる?」

 

朔也「それは僕がしておきます。恩師が城北大学の考古学の権威・和倉博士だったので解読してみせます」

 

弦十郎「ほう、あの和倉博士の…」

 

そう話していると警報が鳴り響いた。

 

あおい「東京湾の石油コンビナートにゴジラ出現、熱線を吐いて暴れています!!」

 

朔也「火が石油に引火したら大変なことになりますよ!」

 

弦十郎「現場に急行だ!クリスくん、調くん、切歌くん悪いが出撃の準備をしててくれ」

 

「「「おう/はい/デース!」」」

 

響「あの、師匠…」

 

弦十郎「響くんはまだ休養しててくれ」

 

ゴジラと戦えない響にそう言う弦十郎。

 

 

 

ゴジラ?「キシャアァァァァァァァァァァァァァ!!」

 

その頃、ゴジラは東京湾の石油コンビナートに手当たり次第黄色い放射火炎を放って辺りを火の海にしていた。

 

ゴジラ?「キシャアァァァァァァァァァァァァァ!!」

 

とある工場の建物に狙いを定めたゴジラは近づく。

 

丁度そこへS.O.N.G.の潜水艦が浮上してきた。

 

朔也「うわぁ、これ凄い状況ですよ」

 

火の海と化した石油コンビナートを見てそう言う朔也。

 

クリス「じゃあダンナ、アタシらは行くぜ」

 

クリスがそう言った時だった。

 

エルフナイン「待ってください!アレを!」

 

エルフナインに引き止められて工場の建物に近付くゴジラを見るクリスたち。

 

ゴジラが工場の建物に放射火炎を放とうとした時、建物が蒼白く光だした。

 

ゴジラ「ゴガアァァァァァァァァァァァァァ!!」

 

蒼白く光ったかと思いきや建物の屋根を突き破ってもう1頭のゴジラが姿を現した。

 

ゴジラ?「キシャアァァァァァァァァァァァァァ!?」

 

現れたゴジラに驚いて最初のゴジラは放射火炎を放てなかった。

 

弦十郎「これは!?」

 

クリス「ゴジラが2頭!?」

 

調「どうなってるの!?」

 

切歌「デェス!?」

 

ゴジラが2頭になって驚く面々だった。




切歌「切歌デース!」

金剛「金剛デース!」

調「切ちゃん…」

比叡「お姉さま…」

「「その人/子、誰!?」」


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第19話 メカゴジラ登場

はい、ニセゴジラの正体が分かりますよー…って題名に書いてある~…(笑)

ではどうぞ!

キャロル「無かったことにしたな」

エルフナイン「なんでキャロルが!?」


石油コンビナートに現れた2頭のゴジラが対峙し合う。

 

ゴジラ?「キシャアァァァァァァァァァァァァァ!!」

 

現れたゴジラに最初のゴジラは黄色い放射火炎を出して攻撃した。

 

放たれた放射火炎をゴジラは右に飛んで回避した。

 

ゴジラ「ゴガアァァァァァァァァァァァァァ!!」

 

ゴジラ?「キシャアァァァァァァァァァァァァァ!!」

 

2頭のゴジラが咆哮を上げて睨み合う。

 

 

 

そんな様子をモニター越しに見ている人物たちがいた。

 

銀一色の服を着た人物たちで二人ほどがコントロール装置を動かしていた。

 

?「こうも早く本物のゴジラが現れるとわな。さぞ地球人たちも驚いているだろうな。ハハハハハハ!」

 

指揮官らしき男が葉巻を吸いながら笑う。

 

 

 

ゴジラ「ゴガアァァァァァァァァァァァァァ!!」

 

ゴジラ?「キシャアァァァァァァァァァァァァァ!!」

 

2頭のゴジラが同時に動いて取っ組み合いを始まった。

 

ゴジラ「ゴガアァァァァァァァァァァァァァ!!」

 

2頭目のゴジラが最初のゴジラの右腕に肘打ちをかました。

 

すると小さく剥がれていた部分がさらに剥がれて大きく金属部分が露出した。

 

エルフナイン「これで分かりました」

 

露出した金属部分を見たエルフナインが言う。

 

弦十郎「何がだ?エルフナインくん」

 

エルフナイン「富士山麓に現れたゴジラはサイボーグです」

 

朔也「サイボーグ?」

 

エルフナイン「はい。全身が宇宙金属で出来た…メカゴジラとでも呼称しましょう」

 

未来「そうか。だから響の言葉にも耳を貸さなかったのね!」

 

あおい「それなら2つの場所にスペースチタニウムがあったのね」

 

響の言葉に耳を貸さず攻撃し、富士山麓と玉泉洞の2ヵ所にスペースチタニウムがあったことに合点がいった。

 

ゴジラ「ゴガアァァァァァァァァァァァァァ!!」

 

2頭目のゴジラが蒼白い放射火炎を繰り出した。

 

蒼白い放射火炎を受けて最初のゴジラは火花が飛んで後退する。

 

ゴジラ「ゴガアァァァァァァァァァァァァァ!!」

 

続けて2発目を放った。

 

ゴジラ?「キシャアァァァァァァァァァァァァァ!!」

 

2発続けて放射火炎を受けて最初のゴジラはさらに後退した。

 

 

 

?「ゴジラめ、我々のメカゴジラがお前と同じ性能と思ったら大間違いだぞ」

 

モニターでゴジラを見て指揮官は目の前にあったコントロールパネルの装置のスイッチを押した。

 

 

 

スイッチが押された瞬間、最初のゴジラが白い炎に包まれた。

 

そして炎が消えると本来の姿を見せた。

 

豚鼻に似た鼻を持った顔、左腕に『MG』と入った銀色のゴジラ―『メカゴジラ』がその姿を現した。




はい、昭和の初代メカゴジラでした!

キャロル「ふん、あんなぶさいくなのに負けるとわな。やはりシンフォギア、怖るるに足りず」

いや、負けたあんたが言うなよ

キャロル「……」ビキッ←錬金術発動

へっ、なんで岩がぁぁーーーーー!?←下敷きになった

キャロル「では次回を楽しみにしておけ」


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第20話 ゴジラ対メカゴジラ

翼「作者め、どこへ行った?」

マリア「どうしたの、翼?」

翼「マリアか。実は作者がいなくなってな」

マリア「あぁ、修行に出るから前書きを私たち装者に任せるってアレね」

翼「そうだ。全く何をしているのか」

マリア「仕方ないわよ。今回は作者が気分がいいからと連続になったわ、じゃ本編をどうぞ」

翼「え!?もう始まっていたのか!?」


?「ようし。攻撃開始だ」

 

メカゴジラが本来の姿を見せ終わると指揮官がそう指示を出すとコントロール装置を動かしていた二人が頷いた。

 

 

 

メカゴジラ「キシャアァァァァァァァァァァァァァ!!」

 

両腕をゴジラに向けた瞬間、メカゴジラの両腕の指―『フィンガーミサイル』がゴジラに向かっていく。

 

ゴジラ「ゴガアァァァァァッ!?」

 

フィンガーミサイルをゴジラは避けることが出来ずに全弾受けて倒れてしまった。

 

メカゴジラ「キシャアァァァァァァァァァァァァァ!!」

 

フィンガーミサイルに加えてメカゴジラは目から放つ七色の光線―『スペースビーム』を同時に発射した。

 

ゴジラ「ゴガアァァァァァァァァァァァァァ!!」

 

フィンガーミサイルとスペースビームの二重攻撃の中、ゴジラは何とか立ち上がって反撃しようとするが中々出来ずにいた。

 

メカゴジラ「キシャアァァァァァァァァァァァァァ!!」

 

対してメカゴジラは連続攻撃でゴジラに反撃の隙を与えない。

 

ゴジラ「ゴガアァァァァァァァァァァァァァ!!」

 

メカゴジラの攻撃が僅かに止む一瞬の内にゴジラは放射火炎を放った。

 

メカゴジラ「キシャアァァァァァァァァァァァァァ!!」

 

メカゴジラはスペースビームを発射して放射火炎に対抗した。

 

光線と熱線が2頭の中央にてぶつかり合う。

 

やがて光線と熱線が誘爆し合い、辺りが大爆発を起こした。

 

ゴジラ「ゴガアァァァァァァァァァァァァァ!!」

 

メカゴジラ「キシャアァァァァァァァァァァァァァ!!」

 

爆風によりゴジラは海に、メカゴジラはコンビナートとそれぞれ吹き飛ぶ。

 

そしてゴジラが落ちた海には赤い液体が沸き上がっていた。

 

メカゴジラ「キシャシャシャ…キシャシャシャ…」

 

一方でメカゴジラは倒れてしまってなかなか起き上がれずにいた。

 

 

 

「司令、どうやらメカゴジラのヘッドコントロール装置が故障したようです!」

 

メカゴジラを動かしていた一人が言う。

 

?「やむを得まい、東京攻撃は一旦中止だ。メカゴジラを基地に帰投させて修理しろ」

 

「はっ!」

 

指揮官の指示を聞いてメカゴジラの操作に戻った。

 

 

 

メカゴジラ「キシャアァァァァァァァァァァァァァ!!」

 

何とか立ち上がったメカゴジラの足元が噴射して上空に向かって飛翔し姿を消した。

 

エルフナイン「風鳴司令、今からでも玉泉洞に向かっていいですか?メカゴジラは恐らくどこかの異星人が造ったものかと…スペースチナニウムがその証拠です」

 

弦十郎「あぁ、構わん。あおいくん、エルフナインくんの護衛を頼む」

 

あおい「はい!」

 

事態を重く見て弦十郎はあおいを護衛に付けてエルフナインの玉泉洞行きを許可した。




フェイト「なんか変な所に来ちゃったわ。早くなのはたちと合流しな…」

翼「全くマリアめ…始まっているなら言ってくれても…」

「「………」」←バッタリ

「「………」」←互いに見合いながらも離れる

フェイト(さっきの子…)

翼(さっきの人…)

翼・フェイト((何か似ている気がする…))


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第21話 傷付いた怪獣王

切歌「調、大変デース!今日は3話連続投稿デース!!」

調「これは天変地異の前触れ!?」

切歌「デェス!?」

クリス「お前ら…作者を何と思ってんだ?」


メカゴジラとゴジラの痛み分けの戦いから翌日、弦十郎たちは潜水艦から降りて自衛隊と共に被害状況を調べていた。

 

辺りからはまだ焼け焦げた臭いがしていた。

 

弦十郎「かなり酷い有り様だな」

 

朔也「コンビナート全体の約1/3が焼けましたからね…しかしゴジラが来なければコンビナートの全てが焼けて何も残っていませんでしたよ」

 

弦十郎「そうだな。だがゴジラはどうなって、メカゴジラはどこに飛び去ったんだろうな…」

 

朔也「メカゴジラは分かりませんが本物のゴジラは湾の一角を一時真っ赤にするほどの出血量では生きていることは難しいですね」

 

光線と熱線の誘爆で大爆発を起こし海に飛ばされて姿を消したゴジラは怪我をしたのか血で汚れるほど真っ赤になっていたのだ。

 

 

 

クリス「まるで空襲みたいだな」

 

調「死者がいなかったのが奇跡です」

 

切歌「これが人が大勢いる時だったら大変なことになってたデスよ」

 

弦十郎たちから少し離れた場所にてクリスたちは被害状況を見ていた。

 

響「ガウくん…」

 

海を見ながらゴジラことガウを心配していた。

 

未来「大丈夫だよ。響が信じてるガウくんならきっと大丈夫だよ」

 

響「未来…うん、そうだね」

 

未来に励まされて頷く響。

 

「おーい、子供が怪我をしているぞー!!」

 

近くの自衛官の声を聞いて響たちはそこに向かう。

 

響たちが着くと岸には自衛官たちが立ち往生していた。

 

ガウ「ガルルルル…」

 

喉を鳴らして自衛官たちを威嚇する黒い髪に、日焼けした黒い肌、紅い目をして、背中から尾骨辺りから生えた尻尾の先まで段々と小さくなっているステゴサウルスに似た背鰭を持った全裸の少年―ガウがいた。

 

右腕から血が流れているからメカゴジラと戦って傷付いた状態のようだ。

 

「だ、大丈夫だ。君の手当てがしたいだけだから」

 

そう言って自衛官が近付こうとすると…

 

ガウ「がうがぁぁーーーー!!」

 

尻尾を振り回しては追い払おうとしていた。

 

響「が、ガウくん!?」

 

クリス「じゃあ、アイツがゴジラか」

 

ガウ「がう…がうぅ…」

 

体力が限界になったのか膝を着いて倒れてしまった。

 

響「ガウくん!!」

 

倒れてしまったガウに駆け寄り抱き上げた。

 

ガウ「がう…」

 

僅かに目を開けて響を見る。

 

響「大丈夫!?しっりして!!」

 

ガウ「がうぅ~…」

 

笑いながら響を見ると目を閉じて気絶した。

 

響「ガウくん?ガウくん!」

 

未来「酷い傷、早く手当てしないと!」

 

響「あの、手当てが出来る場所はどこにありますか!?」

 

ガウを抱えて立ち上がった響は近くにいた自衛官に手当てが出来る場所を聞いてみた。




未来「響、大変だよ!作者さんがXDのギャラルホルンとAXZネタするって!」

響「えぇ!?」

未来「まずギャラルホルンでAXZに繋がるような話にするって!」

響「ってことはまた奏さんに会えるかも!」

未来「それが…作者は違うのを考えてるみたい…」

響「え?違うの?」

未来「答えは今制作中だって」

響「えぇ!?気になるじゃーん!!」

牙の勇者「いや、お前らなぁ…じゃ、次回を楽しみにな!」

「「誰!?」」


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第22話 置物を狙う者

クリス「今回はアタシの出番なしか…」

響「また次があるよ!」

未来「では本編をどうぞ!」


弦十郎「彼がゴジラ…いや、ガウくんか」

 

潜水艦の医務室にてガウの姿を見ていう弦十郎。

 

切歌「背鰭や尻尾があること以外見た目は普通の男の子デース」

 

弦十郎「まだ響くんたちより幼い…そんな子がゴジラとなってギャオスやメカゴジラと戦っていたのか」

 

響「あ、師匠」

 

そこへ響と未来の二人が入ってきた。

 

弦十郎「響くん、未来くん…なぜここに?」

 

未来「ガウくんの様子を見に来たんです」

 

調「そうか、未来さんたちはギャオス事件の時ガウくんに助けられてましたね」

 

未来「はい。私たちはガウくんが来なかったらギャオスに食べられてましたから」

 

弦十郎「そうか、なら俺たちは出ている。何かあったら連絡してくれ」

 

響「分かりました」

 

そう言って弦十郎と調、切歌は医務室から出ていった。

 

 

 

朔也「これが…こうで…この部分が…」

 

研究室にて置物の台部分に書かれた紋様を見ながら朔也は解読文を書いていた。

 

最初は見たことない紋様に少し手間取っていたが古代アズミ王朝時代に使われたの象形文字が変化したのと分かり、解読を進めていたのだ。

 

朔也「よし、出来た!」

 

全ての紋様の解読が終わって喜ぶ朔也。

 

するとドアが開いて銃を持った黒服の男性が入ってきた。

 

?「その置物を渡せ!!」

 

銃を朔也に向けながらジリジリと近付く。

 

詰め寄られる朔也は置物を抱えて後退する。

 

?「よこせ!!」

 

朔也に飛びかかり置物を奪おうとした。

 

置物を奪われないように抗う。

 

?「こいつ!」

 

朔也「あぐっ!」

 

なかなか置物を離さない朔也を殴るが朔也は置物を離さない。

 

そんな朔也に男性は銃を再び向けて引き金に指をかけた。

 

朔也「くっ…」

 

やられるかと思われた時だった。

 

弦十郎「何をしている!!」

 

そこへ弦十郎、切歌、調が入ってきた。

 

?「チッ!」

 

男性は舌打ちしてスプリンクラーに向かって発砲した。

 

弾丸で破壊されたスプリンクラーから水が雨のように振りだして辺りが白い霧に包まれた。

 

弦十郎「二人とも気をつけろ!!」

 

「「はい/デース!!」」

 

霧のどこから現れるか分からない男性に警戒する。

 

直ぐにスプリンクラーの水が無くなって止まり霧が晴れるとそこには誰もいなかった。

 

弦十郎「くっ、逃げられたか。侵入者だ!直ぐに非常線を張るんだ!」

 

辺りを見回して言うと通信機を出して指示を出した。

 

調「藤尭さん、大丈夫ですか?」

 

朔也「は、はい。何とか…置物も無事ですよ」

 

置物を見せながら言う朔也。

 

切歌「まさか侵入者がいるなんて驚きデスよ」

 

弦十郎「非常線を張るように指示を出した。見つかるのも時間の問題だ」

 

調「そうだといいんですが…」

 

切歌「でもどうして藤尭さんを襲ったんデス?」

 

朔也「たぶんこの置物の解読が終わったからじゃないかな」

 

弦十郎「解読が出来たのか?」

 

朔也「はい。なんとか」

 

笑いながらそう言う朔也だった。




エルフナイン「では次回をお楽しみに!」


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第23話 ブラックホール第三惑星人

弦十郎「ん?作者はどこに行った?」

緒川「作者さんなら修行に出ると言ってどこかに行きましたよ」

弦十郎「またか…では戦姫絶唱シンフォギアAXZ PROJECT Gはこのあとすぐだ!!」

緒川「司令、紛らわしいんで止めてください。まだAXZ編はしませんよ」


マリア「足元に気を付けて、エルフナイン」

 

エルフナイン「はい」

 

翼、マリア、エルフナイン、あおい、緒川の5人は玉泉洞にて調査をしていた。

 

あおい「しかし凄い所ね。玉泉洞って」

 

緒川「観光スポットにもなってますからね。しかしそんな場所になんでスペースチナニウムが…」

 

エルフナイン「分かりませんがここにメカゴジラを造った異星人の何かがあるかと…」

 

エルフナインがそこまで言った時、突然周りがライトで照らされた。

 

?「その通り!!」

 

「「「「「!?」」」」」

 

声の方を見ると銀一色の服を着た人物たちが銃を構えていた。

 

翼「マリア…」

 

マリア「えぇ…」

 

『天羽々斬』と『アガートラーム』を起動させようとした時だった。

 

マリアの後ろから銃声がして弾丸が肩を掠めた。

 

翼「マリア!!」

 

マリアに駆け寄る翼。

 

?「余計な真似はするな」

 

後ろから銃口から白い煙出ている銃を構えて銀一色の服を着た人物が現れて言った。

 

?「一緒に来てもらおうか」

 

今は従うしかないと全員が判断するしかなかった。

 

 

 

?「ようこそ。地球を守る歌姫たち…いや、シンフォギアとS.O.N.G.の皆様と言うべきかな?」

 

エルフナインたちは玉泉洞の奥に作られた基地のような場所に連れてこられてコントロール室に案内されて指揮官らしき人物が挨拶してきた。

 

翼とマリアのギア、あおいの銃、緒川の忍具などの武器は取られてしまっている。

 

エルフナイン「貴方は?」

 

司令官「ブラックホール第三惑星人の地球侵略司令官です」

 

指揮官らしき人物―『ブラックホール第三惑星人 地球侵略司令官』は名乗る。

 

あおい「何で私たちをここへ?」

 

あおいが聞くと司令官は指をパチンとならした。

 

それに反応するようにモニターが修理中のメカゴジラを映した。

 

エルフナイン「やっぱりあなた方がメカゴジラを造ったんですね」

 

司令官「その通り。我々の科学者が地球最強の怪獣であるゴジラのデータを元にして造った最新鋭のロボット怪獣だ。しかし先の戦いでメカゴジラのコントロールパネルが故障しましてね。貴女に直してもらいたいんですよ」

 

エルフナインを見ながら司令官はそう言った。

 

エルフナイン「嫌です。僕はあなた方のような侵略者の協力なんて絶対にしません!」

 

司令官「そう言うと思っていたよ」

 

司令官がそう言った時だった、周りの第三惑星人たちが翼、マリア、あおい、緒川をどこかへ連れていこうとした。

 

翼「この、離せ!」

 

マリア「変な所に触らないでよ!」

 

抗おうとするが第三惑星人たちは引きずるように連れていった。

 

エルフナイン「みなさん!」

 

司令官「エルフナイン」

 

連れていかれた翼たちを追おうとしたエルフナインを司令官が呼び止めた。

 

エルフナイン「みなさんをどこへ!?」

 

司令官「処刑室…とでも言っておこう。まぁ、今ならまだ間に合うけどね」

 

ニヤリと笑いながらエルフナインに言う司令官だった。




奏「うわぁ…翼たちピンチだな」

セレナ「マリア姉さん、大丈夫かしら?」

奏「じゃ、次回をお楽しみにな!」

セレナ「また次回、お会いしましょう」


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第24話 クリスVSR1号

調「今回はクリス先輩が活躍するよ」

切歌「ではどうぞデース…って作者はどこデス?」

調「なんかショッキングなことがあったから暫くは前書きと後書きには出ないんだって」

切歌「何があったんデスかね?」

調「さぁ?」


その日、響とクリスの二人は客船に乗っていた。

 

響の手元にはあの置物の入った箱があった。

 

響「いやー、まさかクリスちゃんと二人っきりで船旅が出来るなんてねー」

 

クリス「響…分かってると思うけどな、遊びじゃないんだぞ?」

 

響「分かってるよ。でも『フェリー さんふらわあ』からこの客船『クイーンコーラル』を乗り継ぐなんて作戦、敵も思ってないだろうしね」

 

クリス「その満身が油断になるんだろーが」

 

呆れるようにように言うクリス。

 

しかし彼女たちを後ろから見る見るサングラスを掛けている男性がいたのだが二人は気付いていなかった。

 

響「でもまさかこの置物自体がキングシーサー復活の鍵だなんてね」

 

クリス「確かにな」

 

二人がそう話す理由は朔也が襲撃されながらも解読した置物に書かれた象形文字である。

 

解読によると『西から日が昇る時、この置物を安豆味城の石のほこらの上に置け』と分かったので二人が沖縄まで持っていくことになったのだ。

 

因みに後追いで弦十郎たちが来るかたちになっている。

 

 

 

その日の夜…

 

響「むにゃむにゃ…みーくー…」

 

響は自室のベッドでぐっすり眠っていた。

 

?「……」

 

そこへ朔也を襲い置物を奪おうとした男性が入ってきた。

 

響「もう食べれないよ~…」

 

そうとういい夢を見ているのか全く起きる気配がなかった。

 

?「……」

 

それが分かった男性は響の横に置かれていた箱を取ると部屋を出た。

 

自身の部屋に戻った男性は箱を開けて中を見た。

 

中には確かに置物が入っていた。

 

R1号「こちらR1号。司令、シーサーの置物を奪い取りました」

 

男性―『R1号』は通信機を出してあの司令官と交信した。

 

司令官『よくやった。直ぐに置物を始末しろ』

 

R1号「はっ!」

 

司令官の指示を聞いてR1号は通信機を直して箱を持とうとした時だった。

 

クリス「Killter Ichaival tron…」

 

R1号「なに!?」

 

カーテン側から唄が聞こえたかと思いきや赤い矢が何本も飛んできて壁に刺さった。

 

クリス「わりぃがその置物は返してもらうぜ」

 

カーテンからボウガンを構えたクリスが現れて言った。

 

R1号「この!」

 

銃を出した瞬間、ボウガンの矢に射ぬかれて落とした。

 

クリス「変な真似はすんじゃねーよ」

 

そう言って警告するクリス。

 

R1号「ヌアァァァ!!」

 

近くにあったライトをハンマー代わりにしてクリスに殴りかかった。

 

クリス「おっと!」

 

ボウガンをハンドガンに変えてライトを破壊した。

 

R1号「ぐあっ!?」

 

破壊したライトの破片がR1号の左側の顔に刺さった。

 

傷付いた部分が変化してゴリラのような顔になった。

 

クリス「なに!?」

 

これにはクリスは驚いた。

 

R1号「ウギッ!ウギイィィィィ!!」

 

クリスが驚いている内にR1号は置物の入った箱を持って部屋を出た。

 

クリス「あ、待ちやがれ!!」

 

逃げたR1号を追ってクリスも外に出た。

 

 

 

クリス「くそっ、アイツどこに行きやがった?」

 

R1号を追ってクリスは誰もいないデッキに来たがR1号の姿を見失ってしまっていた。

 

辺りを警戒しながらクリスはR1号を捜す。

 

R1号「ウギイィィィィ!!」

 

クリス「なっ!?」

 

デッキの2階部からR1号が飛び蹴りを繰り出した。

 

クリス「ぐっ…」

 

飛び蹴りをまともに喰らってクリスは海に放り出される寸前で手刷りを掴んだ。

 

そこへR1号がやって来てクリスの足を蹴った。

 

クリス「くあっ!」

 

このままでは殺られると思った時だった、どこからか銃声がしてR1号の頭を撃ち抜いた。

 

R1号「ぎゃあぁぁぁぁぁぁ………」

 

頭を撃ち抜かれたR1号は置物と一緒にそのまま海に真っ逆さまに落ちた。

 

クリス「くそっ!」

 

置物がR1号と海に落ちてクリスは毒づいてよじ登った。

 

響「クリスちゃーん!!」

 

そこへ響が慌てた様子で走ってきていた。

 

響「大変だよー!置物が…置物が無くなっちゃったぁ!!」

 

クリス「それなら奪ったやつと一緒に海にドボンだよ」

 

響「えぇ!?」

 

クリス「にしても気になるな…あの撃ち方…」

 

響「ふえ?」

 

まるで自分を助けるようにR1号を殺した銃声にクリスは引っ掛かった。

 

?「やぁ、どうも」

 

「「!」」

 

そこへサングラスを掛けた男性がやって来た。

 

?「百合の恋ばなをするには最適の夜ですな」

 

茶化すようにそう言うと男性はどこかへ行ってしまった。

 

響「誰だろう、あの人」

 

クリス「さぁな…って誰が百合だぁ!!」

 

 

 

船長「こちらがお預かりになっていた置物です」

 

クリス「あぁ、ありがとな」

 

次の日の朝、沖縄に着いて降りるときクリスは船長から奪われて海に落ちたハズの置物を受け取っていた。

 

船長「大変大事なモノと聞き及んでましたから金庫に保管しておきました。では沖縄を楽しんでいってください」

 

クリスと響にそう言って船長は行ってしまった。

 

響「酷いよクリスちゃん!私にも黙ってたなんて!」

 

本物の置物が別の場所に保管していて自身が持っていて奪われてしまったのが偽物と分かって怒る響。

 

クリス「敵を欺くならまず味方からってな」

 

そう言いながら二人は合流場所のホテルに向かっていった。




キャロル「では次回を楽しみにしていろ」

エルフナイン「だからなんでキャロルがいるの!?」

ミカ「次回は早めに投稿するぞ!」

エルフナイン「ミカまで!?」


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第25話 復活の守護神

奏「今回はちょっと長めだ」

セレナ「なんでもAXZに間に合わせるために長めにしたそうです」

奏・セレナ「「それではどうぞ!」」


響「え!?帰ってきてない!?」

 

ホテルに着いた響とクリスはロビーにてエルフナインたちが帰ってきてないことを聞かされて驚いていた。

 

「はい。一条一日は帰れないと仰ってましたが2日経っても連絡がないので我々も心配しておりまして」

 

ロビーの従業員が言う。

 

響「クリスちゃん、玉泉洞に行ってみよう」

 

クリス「いや、アタシ一人で行く。お前はここで置物を見ていてくれ」

 

響「でも…」

 

クリス「安心しな。アタシがそう簡単にくたばるかよ」

 

そう言ってクリスは置物が入った箱を響に預けてホテルを出ていった。

 

 

 

その頃、エルフナインはメカゴジラの頭部内部にてコントロールパネルの修理をしていた。

 

エルフナイン「ふぅ…」

 

修理が終わったのかエルフナインは息を着く。

 

司令官『どうやら終わったようですね。降りてきてください』

 

司令官の声が聞こえてエルフナインはメカゴジラから降りていく。

 

後ろからは銃を持った第三惑星人がついて来ていた。

 

司令官「ではメカゴジラの復活を祝って乾杯しようではありませんか」

 

司令官はそう言って自身のコップにブランデー、エルフナインのコップにジュースを注いだ。

 

エルフナイン「それよりみなさんを早く釈放してください!」

 

司令官「あぁ、そうでしたね。直ぐに手配しましょう、ついてきてください」

 

エルフナインは司令官についていく。

 

 

 

司令官とエルフナインが行き着いたのはある部屋の扉だった。

 

扉の前には見張りの第三惑星人がいた。

 

司令官「扉を開けろ」

 

第三惑星人「はっ」

 

司令官に命令されて扉を開ける。

 

司令官「どうぞ」

 

入るようにエルフナインに言う。

 

エルフナインは少し警戒しながらも部屋に向かう。

 

入り口までエルフナインが行くと司令官が背中を押した。

 

エルフナイン「うわっ!」

 

押されてしまったエルフナインはバランスを崩して倒れてしまった。

 

その瞬間、扉が閉まり鍵を掛けられた。

 

マリア「エルフナイン!」

 

翼「無事だったか!」

 

背中を押されて倒れたエルフナインに駆け寄るマリアと翼。

 

エルフナイン「みなさんもご無事で…」

 

あおいと緒川もいる、互いに無事であることを確認した。

 

司令官「最期の夜を共に過ごしてください。ははははははは!!」

 

窓からエルフナインたちを見て司令官は戻っていった。

 

あおい「怪我は無いみたいね。でもそこに休ませましょう」

 

そう言ってエルフナインを近くの段差に座らせようとした時だった。

 

段差の穴から高熱の水蒸気が噴射した。

 

緒川「あつっ!」

 

エルフナイン「熱い!」

 

別の方の段差に行くがそこからも高熱の水蒸気が噴射された。

 

他の段差全てからも高熱の水蒸気が噴射された。

 

中央に避難するが屋根の電球から高温の熱により照らされる。

 

翼「私たちを蒸し殺す気か!!」

 

第三惑星人たちの意図に気付いて言う。

 

司令官「フフフフ…」

 

そんな姿を司令官は笑いながらブランデーを飲んでいた。

 

第三惑星人「司令、洞窟に侵入者です」

 

モニターの前にいた第三惑星人が司令官に報告した。

 

司令官「ん?」

 

報告を聞いた司令官はモニターを見ると玉泉洞内部の映像にクリスが映っていた。

 

司令官「始末しろ」

 

第三惑星人「はっ」

 

司令官の指示を聞いて席を立ってクリスの始末に向かった。

 

 

 

クリスは辺りを警戒しながらエルフナインたちを捜していた。

 

クリス「センパイたち、無事でいてくれよ」

 

そう呟きながら先に進むクリス。

 

その後ろからは銃を持った第三惑星人が近付いていた。

 

クリスはまだ気付いていない。

 

銃の引き金に指を掛けた。

 

玉泉洞に銃声が響いた。

 

クリス「!?」

 

第三惑星人「ぐあぁぁぁぁぁ…」

 

クリスが振り向くと気絶して倒れる第三惑星人がいた。

 

クリス「なにがどうなって…」

 

なにが起きたか分からないクリスは第三惑星人に近づくと第三惑星人の腕が猿人のような毛深いのに変わった。

 

すると玉泉洞の入り口側からサングラスを掛けている男性が現れた。

 

その手には黒光りした物―拳銃が握られていた。

 

?「またお会いしたね」

 

クリス「あんたはいったい…」

 

南原「これは申し遅れたインターポールの捜査官 南原です」

 

クリスに聞かれて男性はインターポール捜査官『南原』と名乗った。

 

クリス「アタシは…」

 

南原「君たちのことは有名だから知っている。国連直轄のタスクフォースS.O.N.G.所属でシンフォギアの雪音 クリスさんだね」

 

名乗ろうとしたクリスのことを知っているようで言った。

 

南原「我々は半年前からコイツらの不可解な行動に目をつけてマークしていたんです」

 

クリス「マジかよ…」

 

南原「マジだよ。おら、起きろ」

 

南原は気絶している第三惑星人を蹴って起こした。

 

第三惑星人「ぐっ、つぅ~…!?」

 

起き上がった第三惑星人は自身の前で銃を構えている南原に驚く。

 

南原「貴様らのアジトに案内してもらおうか」

 

銃を向ける南原に言われて第三惑星人はアジトまで二人を案内する。

 

とある一角の壁に着くと鍾乳石に偽造したスイッチを押して閉じられた入り口を露にした。

 

第三惑星人『アルファ!』

 

入り口の向こうから声が聞こえた。

 

第三惑星人「ケンタウルス!」

 

そう言うと入り口が開いて中から別の第三惑星人が出てきた。

 

南原「はっ!」

 

第三惑星人「ぐあっ!!」

 

第三惑星人「ぎゃっ!!」

 

入り口が開いて直ぐに南原は最初の第三惑星人を気絶させて、入り口から出てきた第三惑星人を撃ち殺した。

 

南原「よし、中に入るぞ!」

 

クリス「あぁ!」

 

中に侵入する二人。

 

侵入した二人はそのままある部屋の前にきた。

 

部屋にあった窓からクリスは中を見た。

 

そこには部屋の中央にいるエルフナインたちがいた。

 

クリス「センパイたち!?」

 

エルフナインたちの姿を確認するなりクリスは部屋の扉を開けようとするが鍵が掛かっていて開かなかった。

 

南原「どけっ!」

 

南原に言われてクリスは扉から離れた。

 

クリスが離れたのを確認した南原は扉の横にあった赤いボタンに向かって発砲し、破壊した。

 

赤いボタンが破壊されて扉が開いた。

 

クリス「センパイ、エルフナイン、マリア!!」

 

中には入ったクリスは翼とエルフナインに駆け寄る。

 

南原「大丈夫ですか!?」

 

南原もあおいと緒川に駆け寄る。

 

第三惑星人「動くな!!」

 

5人を連れ出そうとした時、銃を向ける第三惑星人二人がいた。

 

第三惑星人「銃を捨てろ!」

 

南原「ちっ…」

 

不利と判断した南原は銃を捨てる。

 

第三惑星人「両手を頭の上に上げろ!」

 

言われるがままに両手を上げるが南原は腰を経由した。

 

そして…

 

南原「伏せて!!」

 

南原が言いながら腰にあった新たに2丁の銃を出して発砲した。

 

第三惑星人『ぎゃあぁぁぁぁぁ……』

 

2丁の銃から放たれた弾丸は第三惑星人の首に当たり、血を吹き出して倒れ、ゴリラの顔に近い本性が露になった。

 

クリス「これで3度助けられたな」

 

南原「3度?」

 

クリス「洞窟と今、そして船の時も入れてだよ」

 

南原「分かってましたか。ですが今は出口に行きましょう!」

 

南原に言われて6人は外へ向かった。

 

 

 

7人が外に出ると辺りは暗くなっていた。

 

響「クリスちゃーん!!」

 

そこへ置物が入った箱を持った響が慌てて走ってきていた。

 

響「あ、翼さんたち無事だったんですね!」

 

翼「あぁ、雪音たちが間に合わなければ蒸し焼きになっていた」

 

クリス「響!お前、待ってろって言ったろ!!」

 

響「ご、ごめん。でも空に赤い月が…」

 

エルフナイン「え!?」

 

響が指差した方を見ると赤い月が沈みつつあった。

 

南原「こうも予言が当たるなんてな」

 

響「あ、貴方は?」

 

クリス「インターポールの捜査官だと」

 

響「えぇ!?」

 

南原「まぁね。私はもう一度奴らの基地に侵入するよ」

 

エルフナイン「なら僕も連れていってください!翼さんたちを救うためとは言え悪魔に協力してまったんです。責任を取らせてください!」

 

翼「それなら私たちも行こう」

 

マリア「取られたギアを取り戻さないといけないからね」

 

南原「分かりました。ではお二人はS.O.N.G.の司令官に事を伝えてください」

 

あおい・緒川「「分かりました」」

 

クリス「じゃあ、アタシと響は祠に行くぜ」

 

南原「なら急ぎましょう!」

 

8人はそれぞれの目的の場所へ向かっていった。

 

 

 

祠に向かったクリスと響。

 

月は沈み、空は明るくなりつつあった。

 

響「ここみたいだよクリスちゃん」

 

クリス「らしいな」

 

祠に近づいた時、祠の後ろから那美と那美の祖父を人質に取った第三惑星人が現れた。

 

第三惑星人「コイツらを殺されたくなければ置物を渡せ!!」

 

クリス「卑怯ものが!」

 

人質を取っている第三惑星人を睨みながら言うクリス。

 

「これもみんなアンタらのせいじゃ!アンタらが置物をそっとしといてくれればワシも那美もこんな目には遇わなかったんじゃ!」

 

響とクリスに向かってなじる。

 

第三惑星人「さぁ、どうする!!」

 

響「渡そう…クリスちゃん…」

 

クリス「くっそ!」

 

響が置物を地面に置いて離れた。

 

第三惑星人の二人は互いに顔を見合わせて頷くと祠前にあった階段を降りたその時、響とクリスの後ろから銃声がして第三惑星人二人の腕を負傷させ銃を落とさせた。

 

響・クリス((今だ!!))

 

響「Balwisyall Nescell gungnir tron…」

 

クリス「Killter Ichaival tron…」

 

好機と判断した二人は『ガングニール』と『イチイバル』の起動詠唱を唄う。

 

響「はあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

 

クリス「ぶっ飛びやがれ!!」

 

ギアを纏って響は殴り飛ばし、クリスはボウガンで攻撃した。

 

第三惑星人『ぐぎゃあぁぁぁぁぁぁぁぁ……』

 

響に殴り飛ばされた第三惑星人は祠の後ろにあった岩壁に叩きつけられ、クリスに攻撃された第三惑星人は矢が刺さって仰向けに倒れ、本来の姿を露にした。

 

響「それにしても今の銃声は…」

 

?「いやぁ、それがシンフォギアの力か」

 

声の方を見るとサングラスを掛けている白いスーツの男性が現れた。

 

その左手には拳銃を持っていた。

 

クリス「アンタは?」

 

田村「インターポール捜査官 田村です」

 

響「インターポール!?じゃあ南原さんとは…」

 

田村「はい、同僚です。それより早く置物を」

 

響「あ、はい!」

 

南原の同僚のインターポール捜査官『田村』に言われて響は箱を拾うと階段を登り、箱を開けて祠の上に置物を置いた。

 

そして日が登り始めた。

 

クリス「おい、太陽が西からも上がってきたぞ!」

 

クリスに言われて見ると東だけでなく西からも太陽が登り始めていた。

 

田村「いや、アレは蜃気楼だ」

 

響「そうか『太陽が西から登る』って蜃気楼だったんだ!」

 

響がそう言った時、蜃気楼の太陽の日が置物に当たった。

 

朝日は置物によって増幅され、万座岬の岩山を撃った。

 

万座岬は大爆発で岩肌が崩落し穴が開いた。

 

そしてその中から1匹のシーサーに似た怪獣―『キングシーサー』の姿があった。

 

響「アレがキングシーサー…」

 

クリス「でも動いてねーぞ?」

 

田村「まさかまだ深い眠りについたままか?」

 

 

 

「司令、キングシーサーが姿を現しました!」

 

司令官「ようし、復活したメカゴジラの餌食にしてやる。メカゴジラ、発進!!」

 

司令官がそう言うと格納庫の天井が開いてメカゴジラが足元のロケットを噴射させて出撃した。

 

丁度そこへエルフナインたちが来たがメカゴジラはすでに出撃して空の彼方だった。

 

南原「くそ、遅かったか」

 

エルフナイン「コントロール室に行って装置を破壊しましょう!」

 

エルフナインの提案を聞いて一同はコントロール室に向かった。

 

 

 

メカゴジラ「キシャアァァァァァァァァァァ!!」

 

基地を発進して僅か数分でメカゴジラは万座岬に着いて着地すると眠っているキングシーサーの元へ向かい始めた。

 

クリス「おい、やべーぞ!なんで起きねーんだよ!!」

 

メカゴジラが来ても起きないキングシーサーにクリスは苛立っていた。

 

メカゴジラとキングシーサーを交互に見ていた那美は意を決してどこかへ走り出した。

 

響「あ、危ないですよ!!」

 

止めに行こうとした響を那美の祖父が止めた。

 

「キングシーサーを目覚めさせる者は、安豆味王族の継承者、那美しかいない」

 

そう響たちに告げた。

 

そして那美は万座毛の浜辺に着くと座り込んで祈りをするような体勢になった。

 

那美「くらい夜の とばりが消える

 

朝が来たら ねむりから さめてほしいの

 

私のシーサー 星の浜辺で 待っているの

 

シーサー 力強く 青いコラールをこえて

 

ほほの涙を ふいておくれ 

 

私のむねで もえている もえている

 

シーサー シーサー シーサー

 

キング シーサー

 

 

 

くらい夜の とばりが消える  

 

朝が来たら ねむりから さめてほしいの

 

私のシーサー やしの葉かげで 待っているの

 

シーサー 力強く 赤いディゴをぬって

 

私の願い 聞いておくれ

 

私のむねで まっている まっている

 

シーサー シーサー シーサー

 

キングシーサー」

 

キングシーサー「グウォォォォォォォォォォォォォォォ!!」

 

那美が捧げた歌―『ミヤラビの祈り』を聞いてキングシーサーが目を覚まし、咆哮上げて穴から出てきたのだった。




響「次回でメカゴジラ編が最後になるよー!」

クリス「見逃すんじゃねーぞ!」


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第26話 二大怪獣VSメカゴジラ

響「メカゴジラ編、最後だよー!」

奏「前回に引き続き長いけど最後まで読んでくれよ?」

マリア「ではどうぞ」


司令官「くそ、目を覚ましたか。まぁいい、メカゴジラ!キングシーサーなど捻り潰してしまえ!!」

 

目を覚ましたキングシーサーを見て不機嫌になるが直ぐに切り替えて言う。

 

 

 

メカゴジラ「キシャアァァァァァァァァァァ!!」

 

キングシーサー「グウオォォォォォォォォォォォ!!」

 

メカゴジラとキングシーサーは互いに咆哮を上げる。

 

キングシーサー「グウオォォォォォォォォォォォ!!」

 

メカゴジラに向かってキングシーサーはタックルを繰り出した。

 

だがメカゴジラの鋼鉄の何倍もの強度を持ったスペースチタニウムで出来たボディーには効かず逆に弾かれてしまった。

 

メカゴジラ「キシャアァァァァァァァァァァ!!」

 

目からスペースビームを発射した。

 

キングシーサー「グウオォォォォォォォォォォォ!!」

 

発射されたスペースビームをキングシーサーは右目で吸収して左目から発射した。

 

メカゴジラ「キシャアァァァァァァァァァァ!?」

 

さらに威力も上がっているのか発射されたスペースビームを受けてメカゴジラは後退する。

 

キングシーサー「グウオォォォォォォォォォォォ!!」

 

後退したメカゴジラを追撃しようとキングシーサーはタックルを繰り出したがまた弾かれてしまった。

 

メカゴジラ「キシャアァァァァァァァァァァ!!」

 

弾いたキングシーサーにメカゴジラは再びスペースビームを発射したが右目で吸収されて威力を10倍に上げて発射する能力―『プリズムアイ』を使用してきた。

 

だがメカゴジラは発射されてスペースビームを易々とかわした。

 

 

 

司令官「メカゴジラ、キングシーサーをとっとと倒してしまえ!」

 

メカゴジラに指示を出す司令官。

 

するとコントロール室の扉が開いてエルフナインたちが入ってきたが入り口の屋根から赤い稲妻のようなのが4人を捕らえた。

 

司令官「まさか生きているとは思いもよりませんでしたよ」

 

席を立ってエルフナインたちを見る司令官。

 

 

 

メカゴジラ「キシャアァァァァァァァァァァ!!」

 

司令官の指示を聞いたメカゴジラは両手のフィンガーミサイルを発射した。

 

キングシーサー「グウオォォォォォォォォォォォ!?」

 

光線ではないフィンガーミサイルは反射出来ないのでキングシーサーは辺りを転げ回って回避するがそれでも数発は受けてしまった。

 

メカゴジラ「キシャアァァァァァァァァァァ!!」

 

追撃でフィンガーミサイルに加えて鼻から火焔放射―『デッドファイヤー』を繰り出した。

 

キングシーサー「グウオォォォォォォォォォォォ!!」

 

フィンガーミサイルとデッドファイヤーの前にキングシーサーは為す術なく辺りを転げ回った挙げ句岩陰に隠れた。

 

 

 

司令官「ふははははは!キングシーサーもメカゴジラの前に手も足も出ないぞ!!」

 

モニターから劣勢に強いられるキングシーサーを見て司令官は歓喜しながら後ろで拘束されているエルフナインたちを見る。

 

司令官「貴女のおかげですよ。メカゴジラは完璧なロボット怪獣になったのだからね」

 

エルフナイン「僕のせいでキングシーサーが…」

 

劣勢のキングシーサーを見てエルフナインは泣きそうになった。

 

 

 

メカゴジラ「キシャアァァァァァァァァァァ!!」

 

岩陰に隠れたキングシーサーに止めを刺そうとメカゴジラらフィンガーミサイルを向ける。

 

クリス「やべー、あのままだと殺られちまうぞ!」

 

響「待ってクリスちゃん、アレ!!」

 

キングシーサーの救援に行こうとしたクリスを響は止めてある方向を指差した。

 

ゴジラ「ゴガアァァァァァァァァァァァァ!!」

 

響が指差した方を見るとゴジラがメカゴジラに向かっていた。

 

メカゴジラ「キシャアァァァァァァァァァァ!?」

 

ゴジラの出現にメカゴジラは驚き攻撃を中止した。

 

ゴジラ「ゴガアァァァァァァァァァァァァ!!」

 

メカゴジラに放射火炎を放つゴジラ。

 

だがメカゴジラはかわして放射火炎はキングシーサーのいる岩陰を破壊した。

 

キングシーサー「グウオォォォォォォォォォォォ!!」

 

放射火炎に驚いてキングシーサーは飛び出してきた。

 

ゴジラ「ゴガアァァァァ……」

 

放射火炎を誤射したことにゴジラは謝るように鳴いた。

 

 

 

司令官「ゴジラめ、生きていたか…構わん、キングシーサーもろともゴジラを倒せ!!」

 

ゴジラの出現に司令官も驚いていたが直ぐに指示をメカゴジラに送る。

 

その隙に南原は針金で拘束を解こうとしていた。

 

南原「エルフナインさん。私が合図をしたら奴から翼さんたちのギアを奪い返してください」

 

小声でエルフナインに言う南原。

 

エルフナイン「え…でも…」

 

南原「大丈夫です」

 

不安がるエルフナインに針金を見せて言うとエルフナインは意図を察して頷いた。

 

 

 

ゴジラ「ゴガアァァァァァァァァァァァァ!!」

 

キングシーサー「グウオォォォォォォォォォォォ!!」

 

ゴジラとキングシーサーの2頭はメカゴジラを前後に挟むようにして咆哮を上げる。

 

ゴジラ「ゴガアァァァァァァァァァァァァ!!」

 

キングシーサー「グウオォォォォォォォォォォォ!!」

 

2頭が同時にタックルを繰り出した。

 

メカゴジラ「キシャアァァァァァァァァァァ!!」

 

だがメカゴジラは足元のロケットを噴射して空へ回避した。

 

メカゴジラに回避されて2頭はぶつかって転倒した。

 

メカゴジラ「キシャアァァァァァァァァァァ!!」

 

メカゴジラは着地すると岩に片足を置き、胸部分を開き、両手を構えた。

 

ゴジラとキングシーサーの2頭が立ち上がると目からのスペースビーム、両腕の指のフィンガーミサイル、、鼻からのデッドファイヤー、両足の指先と膝の『ホーミューショット』および『ハイプレッシャーホーミング』、胸からの『クロスアタックビーム』の全武装で攻撃を開始した。

 

ゴジラ「ゴガアァァァァァァァァァァァァ!!」

 

キングシーサー「グウオォォォォォォォォォォォ!!」

 

メカゴジラの攻撃が地面を抉り、爆発させながら二大怪獣を襲う。

 

クリス「全身武器の塊かよ、アイツは!?」

 

響「クリスちゃん!」

 

クリス「あぁ!!」

 

2対1で数は有利ながも武装で優位に立っているメカゴジラに二人は向かっていこうとした。

 

そこへ倒したハズの第三惑星人の一人が現れた。

 

その手には何やら赤く小さい光がある石があった。

 

第三惑星人「行けっ!!」

 

石をばら蒔く。

 

ばら蒔かれた石は砕けて中の赤い光が出ると地面に染み込むように入ると赤い魔法陣のようなものから人型、イモムシ型、パイプオルガン型、武士型、バナナ型などの怪異―かつてキャロル一派が造り出した新種のノイズ、『アルカ・ノイズ』が出現した。

 

響「なんで宇宙人がアルカ・ノイズを!?」

 

クリス「とにかくやるしかねぇだろ!!」

 

出現したアルカ・ノイズたちに向かっていく。

 

ゴジラ「ゴガアァァァァァァァァァァァァ!!」

 

尚も攻撃しているメカゴジラにゴジラはダメ元で放射火炎を放つ。

 

放射火炎はメカゴジラの胸に当たり、クロスアタックビームの発射装置を破壊した。

 

メカゴジラ「キシャアァァァァァァァァァァ!!」

 

思いもよらぬ反撃にメカゴジラは攻撃を中断した。

 

キングシーサー「グウオォォォォォォォォォォォ!!」

 

そんなメカゴジラにキングシーサーは迫る。

 

メカゴジラ「キシャアァァァァァァァァァァ!!」

 

メカゴジラは再びロケット噴射して空へ逃げようとする。

 

ゴジラ「ゴガアァァァァァァァァァァァァ!!」

 

空へ逃げようとするメカゴジラにゴジラは体に力を入れると電気を走らせ、磁力を帯びらせた。

 

メカゴジラ「キシャアァァァァァァァァァァ!?」

 

磁力を帯びたゴジラに引き寄せられてメカゴジラは飛行が困難になり着地したがゴジラの磁力に引き寄せられるには変わらず、遂に捕まった。

 

メカゴジラ「キシャアァァァァァァァァァァ!!」

 

三度、ロケット噴射するがゴジラに抱きつかれたままでは浮上出来なかった。

 

ゴジラ「ゴガアァァァァァァァァァァァァ!!」

 

キングシーサー「グウオォォォ、グウオォォォォォォォォォォォォォォ!!」

 

ゴジラに言われてキングシーサーは頷いて突進する。

 

ゴジラに抱きつかれたままメカゴジラは何も出来ずキングシーサーの突進を喰らう。

 

キングシーサー「グウオォォォォォォォォォォォ!!」

 

さらにキングシーサーは蹴りを叩き込んだ。

 

 

 

司令官「くそ、いつゴジラは体に磁力を宿したんだ!?」

 

一気に優劣を逆転されてしまい慌てる司令官。

 

コントロール装置を扱う第三惑星人も慌てている。

 

司令官「えぇいどけ!!」

 

業を煮やした司令官が装置を扱っていた第三惑星人を突き飛ばして自身が装置を扱いだした。

 

 

 

ゴジラ「ゴガアァァァァァァァァァァァァ!!」

 

メカゴジラの顔をゴジラは掴んで無理矢理回転させる。

 

メカゴジラ「キャシャシャシャシャ…………」

 

回転させられたメカゴジラの首はベキベキと音がした。

 

1周くらいしたところで首がバキンと折れてコントロールパネルが剥き出しになった。

 

ゴジラ「ゴガアァァァァァァァァァァァァ!!」

 

折れた衝撃で離れたゴジラは剥き出しになったコントロールパネルに放射火炎を叩き込んだ。

 

放射火炎を叩き込まれたメカゴジラはバチバチと火花を散らして大爆発した。

 

ゴジラ「ゴガアァァァァァァァァァァァァ!!」

 

キングシーサー「グウオォォォォォォォォォォォ!!」

 

メカゴジラを倒した二大怪獣は互いに勝利の雄叫びを上げた。

 

響「ガウくんたちが勝った!」

 

クリス「あぁ、ならこっちもこれで終わりだぁ!!」

 

ギア全体を固定砲台形式(ガトリング砲と小型ミサイルに加え、大型ミサイル4基)へと変形させ、広域砲撃を行う―『MEGA DETH QUARTET』を繰り出してアルカ・ノイズを一掃した。

 

クリス「行け、響!」

 

響「でえぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇい!!」

 

クリスの合図で響はアームドギアでもある腕のギアをドリルのように高速回転させて第三惑星人に突っ込んだ。

 

第三惑星人「ぎゃあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

 

響の攻撃を受けて第三惑星人は消滅した。

 

 

 

司令官「信じられん…我々の…我々の無敵のメカゴジラが…負けるなんて…」

 

メカゴジラが倒されて司令官は落胆した。

 

南原「今だ!!」

 

南原の合図でエルフナインが司令官の机にあったギアを掴んだ。

 

エルフナイン「翼さん!マリアさん!」

 

二人に投げ渡す。

 

翼「Imyuteus amenohabakiri tron…」

 

マリア「Seilien coffin airget-lamh tron…」

 

ギアを受け取った二人は起動詠唱を唄い、ギアを纏った。

 

翼・マリア「「はあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」」

 

翼とマリア、二人の刃から繰り出された斬撃がコントロール装置を切り裂き、破壊し爆発して数人の第三惑星人を巻き込んだ。

 

司令官「お、おのれぇ…」

 

爆発から逃れた司令官は懐から銃を取り出してエルフナインを射とうとした。

 

南原「させるか!!」

 

爆発に巻き込まれた第三惑星人の死体から銃を拾った南原が先に発砲、弾丸は司令官の脳天に命中した。

 

脳天を撃ち抜かれた司令官は正体を顕しながら崩れた。

 

エルフナイン「やりましたね。みなさん」

 

翼「あぁ。これで奴らの地球侵略は終わっただろう」

 

そう話していると基地全体を揺らす地震が起き、当たりから爆発音が聞こえた。

 

マリア「まさか自爆!?」

 

南原「早く脱出しましょう!!」

 

自爆する基地から脱出する4人。

 

4人が基地を出ると辺りが噴火のように大爆発が起きた。

 

響「翼さーん、マリアさーん、エルフナインちゃーん!!」

 

声の方を見ると響が手を振りながらクリス、田村、那美、那美の祖父と共に近づいてきていた。

 

エルフナイン「あ、キングシーサーが!」

 

響たちが合流するとエルフナインがキングシーサーの方を指差した。

 

キングシーサーは万座岬の穴に入ると再び眠りについた。

 

キングシーサーが眠りについたのを見計らったように岬が爆発して穴を塞いでしまった。

 

ゴジラ「グルルルル……」

 

キングシーサーが眠りについて穴が塞がれるのを見届けたゴジラは響たちに近付いてきていた。

 

そして全員の前に来るとゴジラは体を光らせて縮んでいく。

 

ガウ「がうぅ~♪」

 

マリア「きゃっ!?なになに!?」

 

ガウになって響の胸元にダイブした…ハズだったのだが間違えてマリアにダイブしてしまったようだ。

 

響「ガウくーん、私はこっちだよー」

 

ガウ「がう!?」

 

これにはガウ自身も驚いてしまった。

 

 

 

キングシーサーが穴の中にて眠りについて役目を終えた置物は祠に奉納されることになった。

 

因みに南原と田村は後処理のために先に戻った。

 

「これで御先祖さまも安らかに眠れます」

 

那美「全てはみなさんと…ゴジラ…いえ、貴方のお陰です」

 

ガウ「がう?」

 

響たちとガウに言うがガウは首を傾げるが誰も気にしなかった。

 

翼「しかし宇宙人がアルカノイズを使うとは…」

 

マリア「異端技術が宇宙にまで広がっているのかしら?」

 

クリス「さぁな。だが何が来ようとアタシらが倒してやろうぜ」

 

響「そうだね」

 

ガウ「がうがう~」

 

話しているとガウがテクテクと海の方に歩き始めた。

 

響「あ、ガウくん。もう帰るの?」

 

ガウ「がう」

 

響に聞かれて頷くガウ。

 

弦十郎「ほう、何事もなかったように帰る気か?」

 

ガウ「がう!?」

 

ギクッとしてガウが振り向くと服がところどころ焦げて髪の毛がチリチリ…っていうかアフロになっている弦十郎、未来、朔也、あおい、切歌、調がいた。

 

しかも何やら怒っている。

 

響「み、未来!?」

 

クリス「オッサンたちもどうしたんだ!?」

 

未来「あのね、ガウくんったらメカゴジラに対抗するために磁力を体から起こしてたでしょ?」

 

調「その元になった膨大な電力を本部の潜水艦から奪った挙げ句…」

 

切歌「蓄電池がスパークしてこの有り様デース…」

 

原因を言う未来たち。

 

朔也「お陰で艦内部の電子機器は全部故障、さらにスクリューも止まってしまいました…」

 

あおい「暫く修理のために近くの自衛隊基地のドッグ入りです」

 

弦十郎「なのでガウくんは暫くS.O.N.G.に居てもらいながら責任を取ってもらうぞ」

 

ガウ「がうーーーーーー!!」

 

響「おっと待ったぁ!!」

 

生物の危機回避本能か、それともただ嫌なのかガウは急いで海に向かおうとしたが響に捕まってしまった。

 

響「みんなに迷惑掛けたならちゃんと責任を取らないとダメだよ?」

 

ガウ「がうー…」

 

響に言われてガウはガックリとしてしまった。




クリス「本編は次回からXD編だ!」

切歌「私と調の活躍をたっぷり見せるデース!」

調「切ちゃん、クリス先輩たちや他の人たちのことも活躍すんだからそれも言わないと」

牙の勇者「とにかく、読者のみんな!俺たちのブレイブな活躍、楽しみにしててくれよ!!」

赤いティラノ「ギャアアァァァァオォォォォン!!」

「「「誰!?/デース!?」」」


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

番外編 奏でるその歌を(後編)

響「『奏でるその歌を』の後編だよー!」

マリア「それではどうぞ…って翼はどこ行ったの?」

響「さぁ?」

クリス「ったく、どこに行ったんだよ…なんだ?この赤いの?」


奏「おーいアタシだー、奏だぞー」

 

ノイズ襲撃から翌日、奏は泉に来ていた。

 

ガウ「がうがう~♪」

 

奏の声を聞いてガウが泉から顔を出した。

 

ガウ「がう~♪がうぅ~♪」

 

奏が来て嬉しいのかガウは尻尾を出して振っていた。

 

奏「なぁ、ちょっと聞いていいか?」

 

ガウ「がう?」

 

奏「昨日アタシたちをノイズから助けてくれたのってお前…うわっ!?」

 

何かを聞こうとした奏にガウは泉の水をかけた。

 

ガウ「がうぅ~」

 

水をかけたガウは笑っていた。

 

奏「コイツ、やつたな!」

 

水をかけられた奏は服を脱いだ。

 

奏が服を脱ぐと下はスクール水着だった。

 

奏「とう!!」

 

水着になった奏は泉に飛び込んだ。

 

奏「そぉら!!」

 

泉に入った奏はガウに水をかけた。

 

ガウ「がう!がうがう~♪」

 

水をかけられたガウはお返しとばかりに奏に水をかけた。

 

奏「このやろう~♪」

 

ガウ「がう~♪」

 

楽しそうに泉で遊ぶ二人。

 

遊びに夢中になりすぎて辺りはすっかり夕方になっていた。

 

奏「んじゃあ、アタシは帰るな」

 

体を拭きながらガウにそう言う奏。

 

すると町の方から爆発音がした。

 

奏「な、なんだ!?」

 

爆発音が聞こえて奏は行こうとした時、ノイズが大量に現れた。

 

奏「ノイズ!?」

 

ノイズの出現に奏は驚く。

 

ノイズたちは一斉に奏に襲いかかってきた。

 

ガウ「がうがあぁぁぁぁぁぁぁ!!」

 

そこへガウが乱入してきて尻尾を使いノイズを凪ぎ払った。

 

奏「お前…」

 

ガウ「がうぅーーーーーーーーーー!!」

 

雄叫びを上げて体を光らせた。

 

ゴジラ「ゴガアァァァァァァァァァァァァ!!」

 

ガウはゴジラになって奏を手に持つとノイズたちに放射火炎で攻撃した。

 

放射火炎を受けたノイズたちは人魂になって灰となり消滅した。

 

奏「す、スゲェ…」

 

ノイズを倒したゴジラの手のひらの上で見ていた奏は唖然としていた。

 

ゴジラ「ゴガアァァァァァァァァァァァァ!!」

 

辺りのノイズを一掃したゴジラは町に向かって歩き出した。

 

 

 

その頃、町ではノイズが猛威を振るっていた。

 

弦十郎「こんなに大量のノイズが一辺に現れるとは…」

 

自衛隊と共に調査に来ていた『特異災害対策機動部二課』(後のS.O.N.G.)の司令官である弦十郎が現れたノイズたちに驚く。

 

了子「まだシンフォギアシステムは完成していないのに…不味いわね」

 

眼鏡をかけた白衣の女性―『櫻井 了子』が言う。

 

弦十郎「ともかく島民の避難を急がせるんだ!」

 

島民の避難を急がせるように指示を出した時、フライング型のノイズたちが奇襲するように一斉に急降下してきた。

 

行き先は完全に逃げている島民たちだった。

 

弦十郎「不味い!!」

 

弦十郎がそう言った時、フライング型のノイズたちの後ろから蒼白い熱線―放射火炎が飛んで来てノイズを消滅させ、さらに角度を変えて地上にいたノイズたちを放射火炎は呑み込んで消滅させた。

 

弦十郎「ノイズが…消滅した!?」

 

了子「アレは…」

 

何を思ったのか了子はノートパソコンを出して調べた。

 

了子「どうやらあの熱線はシンフォギアシステムに近い能力があるようね」

 

弦十郎「では聖遺物を扱う者がいるのか?」

 

了子「それは分からないわ。まぁ、会って解析させてくれればいい…」

 

ゴジラ「ゴガアァァァァァァァァァァァァ!!」

 

爆煙で姿は見えないがゴジラの雄叫びが辺りに木霊した。

 

弦十郎「今のは何だ!?」

 

了子「どうやらここの守護神かもね」

 

笑いながら了子は言う。

 

 

 

雄叫びを上げたゴジラは奏を降ろしてガウに戻っていた。

 

奏「やっぱり…あの怪物はお前だったのか…」

 

ガウ「がう…」

 

奏に言われてションボリするガウ。

 

しかし奏はガウの頭を優しく撫でた。

 

奏「ありがとな。みんなお前のお陰でみんなが助かったよ」

 

ガウ「がう~♪」

 

嬉しそうにガウは尻尾を振っていた。

 

奏「あのさ、実はアタシ、明日別の場所に行くことになってんだ」

 

ガウ「がう!?」

 

奏の言葉を聞いてガウは驚いてしまった。

 

奏「そんな顔をするなよ…またいつか遊びに来てやるよ。約束だ」

 

ガウ「がう!」

 

約束だよっとガウは頷いた。

 

しかしこれが奏を見る最後になるとは思ってもいなかった。

 

 

 

数年後、ツヴァイウィングコンサート会場にて奏は翼と共にギア―ガングニールを纏ってノイズと戦っていたが次から次へと現れるノイズに奏はギアを維持する限界が近付いていた。

 

奏「今日はこんなにたくさんの…」

 

今だ現れる大量のノイズを見る奏。

 

奏「だからアタシも出し惜しみなしでいかなくちゃな…」

 

逃げ遅れた上に重症を負ってしまった響を救うために奏はアレを唄うことにした。

 

奏「Gatrandis babel ziggurat edenal

 

Emustolronzen fine el baral zizzl…」

 

翼「だ、ダメだ奏!今の状態でそれを唄えば奏は…」

 

奏が唄う歌を聞いて翼は止めようとするが間に合わなかった。

 

奏「Gatrandis babel ziggurat edenal

 

Emustolronzen fine el zizzl…」

 

翼「ダメーーーーー!!」

 

奏「忘れないでくれよな。アタシの歌はアタシの生きた証…例え燃え尽きる運命でも覚えてくれいる人がいれば怖くない――ありがとう、生きていてくれて…」

 

奏が唄い終わり、そう言った瞬間に奏を中心に巨大なエネルギーが会場を包み込み、同時にノイズを全て消滅させた。

 

翼「奏!」

 

慌てて翼が駆け寄ってきて奏を抱き上げる。

 

奏「…どこだ…翼…真っ暗で…お前の…顔すら…見えやしない…」

 

翼「ここだよ、そばにいるよ奏……」

 

奏「悪いな…もう…一緒には…歌えないみたいだ…」

 

翼「どうして?どうしてそんなことを言うの?奏は意地悪だ…」

 

奏「…だったら…翼は…泣き虫で…弱虫だ…」

 

翼「それでも構わない!だから…ずっと一緒に歌ってほしい!」

 

泣きながらそう言う翼に奏は笑っていた。

 

奏「知ってるか?翼…思いっきり歌うとな…すっげぇ…腹…減るみたい……だ…ぞ…………」

 

そう言った時、奏の体が消滅し始めた。

 

翼「か…奏ぇぇぇぇーーーーーーー!!」

 

消滅する奏を見て翼の哀しみの声が響いた。

 

奏(あぁ…アイツとの約束…果たせそうに…ないな…)

 

消滅し行く中、奏はガウのことを思い出していた。

 

奏(…アイツにも…アタシの歌…聞かせて…やりたかったなぁ…)

 

少し後悔染みたことを思う奏は完全に消滅してしまった。

 

 

 

ガウ「がう?」

 

泉で魚を捕っていたガウは何かを感じたのか泉から急いで出た。

 

ガウ「がう~…」

 

胸の辺りから哀しい気持ちが込み上げてきた。

 

ガウ「がう…がうぅ…」

 

気が付くとガウは目から大粒の涙を流していた。

 

ガウ本人に理由は分からなかったが涙は流れ続けたのだった。




翼「か…かな…奏の…すく…水…」←大量の鼻血を出してる

響「つ、翼さーん!!」

クリス「おい、誰か救急車呼べぇ!!」

マリア「お見苦しいところをお見せしてすいませんでした…ではまた次回にてお会いしましょう。翼ぁーー!しっかりしてー!!」

翼「か…かな…かな…かな、で…ガクッ………」


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第27話 XD編…でもその前に…

よしこ「XD編をやる前にプロローグ的なになりますよー!」

ガウ「がうがう~♪」

よしこ「おぉ!私の美貌に連れられて可愛い子が来たぁ!」

ガウ「がう!?」←声は同じだが違うことに気付く

よしこ「可愛いよ~♪」←撫で回す

ガウ「がう~がうぅ~」←嫌がる

阿久津「嫌がってるだろ!!」←よしこに空手チョップ

よしこ「があぁっ!?」←気絶

阿久津「すまない、同じ声の主人公に謝っててくれ」←よしこ、連行

ガウ「がう~…」←唖然

響「ガウくーん、始まるよー」

ガウ「がうがう~!」


ガウ「がうがう~♪」

 

その日のガウは潜水艦内を走り回っていた。

 

響「待ってよガウくーん!」

 

その後ろから響が追いかけていた。

 

響「お願いだから…服を着てぇぇぇぇぇぇーーーーー!!」

 

叫ぶ響の手には子供用の服が握られていた。

 

いくら背鰭や尻尾があるからと言って国連直轄のタスクフォースに全裸の子供がいたなどと言われれば有らぬ疑いや司令官である弦十郎の責任問題に繋がる可能性があるからだ。

 

……っと言うのは建前で実際は全裸のままいられると響たち女性陣が目の置き場に困ってしまうからだ。

 

ガウ「がうがう~♪」

 

だがガウはそんな事情を知ってか知らずか追いかけっこして遊んでくれていると思っていた。

 

クリス「おっとそこまでだ!」

 

調「もう逃げ場はない!」

 

切歌「覚悟するデース!」

 

ガウの前にクリス、調、切歌の3人が立ち塞がって襲いかかってきた。

 

ガウ「がーうー!!」

 

襲い来る3人を見てガウはなんと壁走りをして回避した。

 

「「「なにぃ!?/デェス!?」」」

 

まさかの行動に3人は床に倒れて驚いた。

 

クリス「野郎…うがっ!?」

 

立とうとしたクリスの背中を響が踏み台にして過ぎて行った。

 

クリス「響、テメェ!」

 

響「ごめん、クリスちゃーん!!」

 

クリス「あとで覚えてろーーーーーー!!」

 

 

 

響「はぁ…はぁ…はぁ…もう、どこに行っちゃったんだろう…」

 

ガウを見失ってしまい、辺りをキョロキョロしていた。

 

翼「ん?立花、何をしている?」

 

そこへ翼が歩いてきた。

 

響「あ、翼さん。実はガウくんに服を着せようとしたんですが…」

 

翼「逃げられた訳か」

 

響「はい…翼さんはなんでここに?」

 

翼「私はマリアと今後の仕事の話をな。そうだ、話が終わったら私とマリアも手伝おう」

 

響「良いんですか?」

 

翼「あぁ、構わない」

 

響「ありがとうございます!じゃあ、私は別の方を捜してきます」

 

そう言って響は走り去っていった。

 

翼「さて…私も行くか」

 

響を見送って翼はマリアのいる部屋に向かっていく。

 

 

 

ガウ「がう…がう…」

 

その頃、ガウはある部屋のベッドに寝ていた。

 

走って疲れてしまい近くにあったこの部屋に入ってベッドに乗るとそのまま寝てしまったのだ。

 

そんなガウに毛布を掛けている人物がいた―マリアだ。

 

マリアが部屋に来るとガウがベッドの上で眠っていた。

 

裸のまま寝て風邪を引いたら可哀想と思い毛布を掛けたのだ。

 

翼「マリア、いるか?」

 

そこへ翼が入ってきた。

 

マリア「いるわよ、翼」

 

翼「ん?なんだガウはここにいたのか」

 

マリア「えぇ。結構疲れてたみたいで私が来たときには寝てたわ」

 

翼「立花たちが捜していたが起こすのは流石に可哀想だな」

 

マリア「そうね」

 

気持ち良さそうに眠っているガウを見てそう話す二人だった。

 

 

 

サンジェルマン「時は来た。革命の準備を始める」

 

カリオストロ「ついに来たのね」

 

プレラーティ「邪魔をする奴らがいれば始末してしまえばいい訳だ」

 

とある場所にて男装の麗人―パヴァリア光明結社の幹部『サンジェルマン』、水色の髪をした女性―『カリオストロ』、眼鏡をかけてカエルの縫いぐるみを持った少女―『プレラーティ』の3人は言う。

 

カリオストロ「さて、最初はどんな世界かしらね」

 

プレラーティ「シンフォギアのような邪魔がいなければ都合という訳だ」

 

サンジェルマン「誰にも革命は止められない」

 

そう言った瞬間、3人の姿が消えた。

 

これがシンフォギアたちの新たな出会いと戦いの幕が上がることとなった。




おまけ

ガウ「がう~」

目を醒まして起き上がる。

マリア「あ、起きた?」

翼「かなり眠っていたな」

ガウに近付く二人。

ガウ「がうがう~」

まだ寝ぼけてるのかマリアの手を引っ張る。

マリア「え?きゃっ!?」

急に引っ張られて倒れるマリアは翼の手を咄嗟に掴んだ。

翼「な、引っ張るな!!」

急に掴まれて翼も倒れる。

響「翼さーん、マリアさーん、ガウくんいまし……」

そこへ響が来て唖然とした。

ガウの上に翼とマリアが乗っている形になっているが事情を知らない響から見れば翼とマリアがガウを無理矢理押し倒し変質な行為をしようとしているに見えた。

翼「た、立花…」

マリア「こ、これには事情が…」

響「し、失礼しました~」

無表情で引き下がる響、そして猛ダッシュした。

翼「いや立花、誤解だぁぁ!!」

マリア「勘違いしたまま行かないでぇぇ!!」

響を追い掛ける二人。

ガウ「がう…がう…がう…」

騒ぎの中心たるガウはまた眠ってしまった。

そして暫く翼とマリアはショタコンであるというのが流れたのだった。


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第28話 ギャラルホルン

響「XD編、始まるよー!!」

レッド「まだ俺たちは出ないがブレイブにスタートだぜ!!」


その日、艦内に警報音が鳴り響いていた。

 

響「師匠!何があったんですか!?」

 

響たちシンフォギア装者とガウが発令所に入ってきた。

 

弦十郎「あぁ。ギャラルホルンが起動した」

 

クリス「またかよ!?」

 

翼「なぜギャラルホルンが起動を?」

 

弦十郎「まだ分からん。直ぐに保管区に行くぞ」

 

調「あの…」

 

切歌「ちょっと待ってほしいデース」

 

保管区に行こうとした弦十郎たちを調と切歌が止めた。

 

マリア「どうしたの?二人とも」

 

調「話が進みすぎて…」

 

切歌「一人ついてこれてないデース」

 

ガウを見ながら言う二人。

 

話についていけずガウは混乱していた。

 

響「あ…」

 

弦十郎「そうだった…ガウくんにはまだ話していなかったな…」

 

クリス「忘れんなよ…」

 

マリア「じゃあ、話ながら行きましょう」

 

 

 

響たちに連れられてガウは保管区に来た。

 

保管区の中央には光っている何か―並行世界に繋げる力を持った完全聖遺物『ギャラルホルン』があった。

 

ガウ「がうがう?」

 

ギャラルホルンを見てガウはアレなの?っと聞くように指差した。

 

響「そうだよ。アレがギャラルホルンだよ」

 

翼「前は奏がいる世界だったが果たして今回はどんな世界と…」

 

マリア「分からないわ。それで今回は誰が行くんですか?」

 

弦十郎「今回は翼、クリスくん、響くんの3人に行ってもらうと思っている」

 

響「分かりました!」

 

クリス「んじゃ、とっとと行って帰ってこよーぜ」

 

翼「ではマリア、暁、月読、あとは頼んだぞ」

 

マリア「任せて」

 

調「クリス先輩たちも気を付けてください」

 

切歌「お土産、期待してるデース!」

 

そう話しているとガウがギャラルホルンに近付いた。

 

ガウ「がう…」

 

目を閉じて耳を傾けるとギャラルホルンから音楽が聞こえてきた。

 

心地好く…何億年も昔に聞いたことがあるような気がした。

 

響「あ、ガウくん!危ないから離れて!」

 

ガウ「がう」

 

響に言われてギャラルホルンから離れようとした時だった、ギャラルホルンが輝きだした。

 

ガウ「がう!?」

 

ガウの体が浮き上がり、引き寄せられた。

 

響「ガウくん!!」

 

ガウ「がう~!?」

 

伸ばした響の手をガウは掴むが響自身も引き寄せられてしまった。

 

響「うわわわ!?」

 

ガウ「がう~!?」

 

響とガウはギャラルホルンの光に吸い込まれてしまった。

 

クリス「響!?ガウ!?」

 

弦十郎「なんてことだ!二人とも直ぐに出撃する準備をしてくれ!!」

 

翼・クリス「「はい!/おう!」」

 

 

 

ガウ「……う!………が………うがう!!」

 

響「う…ん…ガウくん?」

 

声と共に揺すられて響は目を醒ますと心配そうに顔を覗き込むガウがいた。

 

ガウ「がう!」

 

響が目を醒ましてガウは喜んで尻尾を振った。

 

響「あ…そうか、私たちギャラルホルンに吸い込まれたんだっけ…」

 

ガウ「がう」

 

自身たちの身に起きたことを思い出して言うとガウは頷いた。

 

響「ってことはここは並行世界なんだ…」

 

辺りを見回して言う。

 

響とガウがいるのは自分達がいる世界と変わらない町の風景だったがギャラルホルンによって作られるハズの世界を繋ぐゲートがなかった。

 

響「とりあえずゲートを探そうか」

 

ガウ「がう~!」

 

ゲートを探そうと移動しかけた時だった。

 

?『ヌルヌル~~!!』

 

地面が黒み掛かった光が出ると全身にゾウリムシのような柄を持ち、トンファーを持った怪人が数十体現れた。

 

響「なにこれ!?」

 

ガウ「がう!?」

 

現れた怪人たちを見て驚く二人。

 

?『ヌルヌル~~!!』

 

そんな二人に怪人たちは襲いかかってきた。

 

響「うわわわわ!?」

 

怪人たちが急に襲いかかってきたために響は起動詠唱が唱えなかった。

 

ガウ「がうがあぁぁぁーーーーー!!」

 

そこへガウが尻尾を振り回して襲いかかってきた怪人たちを凪ぎ払った。

 

響「ガウくん!」

 

ガウ「がう!」

 

響「うん、分かった!」

 

ガウに言われて響はガングニールを出した。

 

響「Balwisyall Nescell gungnir tron…」

 

ガングニールを起動させて纏い、臨戦した。

 

響「行くよ、ガウくん!!」

 

ガウ「がうがう!!」




翼「まずい、早く我々も行かねば立花たちが危ない!」

クリス「でも何か来そうだぞ?」

翼「それはそうだが…」

クリス「じゃ、次回を…」

トリン「次回をブレイブに楽しみにしててくれ!」

「「誰!?」」


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第29話 来・た・ぜ!ブレイブチーム!!

恐竜、プラス人間!

億千年の時を超え、地球を守るために今、史上最強のブレイブチームが誕生したぁ!

聞いて驚けぇえええええ!


怪人たちと響とガウが戦い出した頃、星の病と称される全宇宙最悪の災厄が封印され心を凍りついた状態の城のようなもの―『氷結城』にて響とガウの戦闘を見ている者たちがいた。

 

ドゴルド「何だコイツら…嫌な歌を歌いながら戦いやがって、腹だ立たしい!!」

 

赤い雷神のような姿をしており、『血管を露わにして激怒する表情』のシンボルを持つ怪人―『怒りの戦騎 ドゴルド』が言う。

 

アイガロン「たーしかに俺様たちにとっては嫌な歌だな、染みるわ~」

 

西洋の鎧のような外観をしており、『大粒の涙で号泣する表情』のシンボルを持つ怪人―『哀しみの戦騎 アイガロン』が言う。

 

キャンデリラ「あん、あの子より私の方が上手く歌えるわよ~」

 

ハートを模した姿をしており、『何も考えずに大笑いする表情』のシンボルを持つ女怪人―『喜びの戦騎 キャンデリラ』が言う。

 

ラッキューロ「でも子供のほうは歌ってないぽいッスよ?尻尾や背鰭があるみたいですし人間じゃないみたいですし」

 

ぬいぐるみのような外観をしており、腹部にあるがま口型のぽんぽんポーチに『口笛を吹く楽しげな表情』のシンボルを持つ怪人―『楽しみの密偵 ラッキューロ』が言う。

 

カオス「奴らは異世界から来た我々の敵だ」

 

頭部に喜び、怒り、哀しみの三つの感情のシンボルを持ち、左腕に石版状のタブレット端末を持った祈祷師のような怪人―『百面神官 カオス』が現れて言った。

 

カオス「デーボス様のお告げで分かった。今迎撃にエンドルフが向かった」

 

 

 

響「でえぇぇぇぇぇぇぇぇい!!」

 

?「ヌルヌル~…」

 

ガウ「がうがあぁぁぁーーー!!」

 

?「ヌルヌル~…」

 

響の拳とガウの尻尾攻撃で最後の怪人が倒された。

 

響「ふぅ…アレで最後みたいだね」

 

ガウ「がうがう~」

 

最後の怪人を倒して一息つこうとした時だった。

 

二人の足元が爆発して吹き飛ばされた。

 

響「な、なに!?」

 

吹き飛ばされながらみながらも体勢を立て直して爆発した方を見るとそこにはさっきとは違う怪人がいた。

 

ローソクや燭台、燃え盛る炎等を模した禍々しい姿をし、『悔しそうに下唇を噛み締める表情』のシンボルを持ち、背中には翼らしきものを持っている怪人だった。

 

?「お前らがデーボス様が言っていた異世界の敵か…」

 

額を抑えながらそう言う。

 

ガウ「がるるるるる……」

 

喉を鳴らして怪人を威嚇するガウ。

 

エンドルフ「そう威嚇すんなよ。俺の名はエンドルフ、デーボス軍『怨みの戦騎 エンドルフ』。よろしくな」

 

デーボス軍『怨みの戦騎 エンドルフ』は名乗る。

 

響「で、デーボス軍?」

 

エンドルフ「簡単に言えばこの世界を滅ぼす悪の軍団だ」

 

響「え!?」

 

エンドルフ「話しはここまでだ。お前らはここで死ぬんだよ」

 

そう言ってエンドルフは鞘から剣…ではなく銃を引き抜くと発砲した。

 

響「うわっ!?」

 

ガウ「がう!?」

 

剣がくると思っていた二人は慌てて回避した。

 

エンドルフ「おらおら!!」

 

響に集中発砲するエンドルフ。

 

響「くっ!!」

 

エンドルフの集中発砲に響は下手に回避するより防御に回る。

 

ガウ「がうがあぁぁぁーーーーー!!」

 

自身に発砲せず響に集中発砲するエンドルフの背後からガウが攻撃する。

 

エンドルフ「そう簡単にいくかなんだよ」

 

ガウの方を向いたエンドルフは響に発砲を続けながら開いている手に仕込まれている鏡―『テカガミラー』から『報復ビーム』を発射した。

 

ガウ「がう!?」

 

報復ビームを喰らってガウはエンドルフの前に落下してしまった。

 

エンドルフ「おら!」

 

ガウ「がうがっ!!」

 

自身の前に落ちたガウをエンドルフ踏みつけた。

 

響「ガウくん!!」

 

エンドルフ「他人の心配してる暇があるのか?ウオラァッ!!」

 

発砲を止めて銃を鞘に戻すとエンドルフは両手のテカガミラーと胸についた鏡―『ムネカガミラー』から三重の報復ビームを発射した。

 

響「うわあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

 

三重の報復ビームを喰らって吹き飛ばされてしまう響。

 

エンドルフ「ふぅ、もう少し歯応えがあると思ったんだがな…あー、頭がイテェ」

 

響とガウを見て頭を抑えながらそう言うエンドルフ。

 

エンドルフ「さてと止めといくか…」

 

そう言ってエンドルフは鞘に手をかけると引き抜いた。

 

鞘から引き抜かられたのは銃ではなく剣であった。

 

引き抜いた剣をエンドルフは踏みつけているガウの首筋に剣を向ける。

 

エンドルフ「あばよ、ガキ」

 

剣を振り上げるエンドルフ。

 

響「だ、ダメぇぇぇぇーーーーーーー!!」

 

響が叫んだその時だった。

 

どこからか発砲音がしてエンドルフが攻撃された。

 

エンドルフ「ぐっ、今のは!!」

 

発砲音がした方を向いて見る。

 

?「そこまでだ、エンドルフ!!」

 

そこには6人の人間と青い鳥人がいた。

 

エンドルフ「来やがったか!キョウリュウジャー!!」

 

?「行くぞ、皆!」

 

「「「「「「おう!!」」」」」」

 

7人中6人は乾電池とともに恐竜の顔に似た銃を出す人物たち。

 

「「「「「「「ブレイブ・イン!!」」」」」」」

 

乾電池のスイッチを押すと中の絵柄が回転すると人物5人と鳥人は銃の口部分を開いて下の段に装填し閉じ、もう一人はプテラノドンに似た顔のブレスレットを開け乾電池を装填し閉じた。

 

ガブリンチョ!ガブティ~ラ!!

 

ガブリンチョ!パラ~サガン!!

 

ガブリンチョ!ステゴッチ!!

 

ガブリンチョ!ザクト~ル!!

 

ガブリンチョ!ドリケ~ラ!!

 

ガブリンチョ!プテラゴードン!!

 

ギガガブリンチョ!ブラ~ギガス!!

 

「「「「「「「キョウリュウチェンジ!!」」」」」」」

 

そう言って人物たちはシリンダー部分やブレスレットの後ろにあるレバーを引くとステップを踏んで1回転したあと頭上に向けた。

 

「「「「「「「ファイア!!」」」」」」」

 

そう言うと銃口からティラノサウスル、パラサウロロフス、ステゴサウルス、ラプトル、トリケラトプス、プテラノドン、ブラキオサウスルに似た顔の恐竜が現れて人物の体に噛み付くと姿を変えさせて、そして顔にも噛み付いて仮面になった。

 

レッド「牙の勇者!キョウリュウレッド!!」

 

ブラック「弾丸の勇者!キョウリュウブラック!!」

 

ブルー「鎧の勇者!キョウリュウブルー!!」

 

グリーン「斬撃の勇者!キョウリュウグリーン!!」

 

ピンク「角の勇者!キョウリュウピンク!!」

 

ゴールド「雷鳴の勇者!キョウリュウゴールド!!」

 

シルバー「閃光の勇者!キョウリュウシルバー!!」

 

「「「「「「「史上最強のブレイブ!!」」」」」」」

 

レッド「獣電戦隊!」

 

「「「「「「「キョウリュウジャー!!」」」」」」」

 

そう、彼らこそがこの世界を守るために億千年の時を超えて結集した史上最強のブレイブなヒーロー『獣電戦隊 キョウリュウジャー』なのだ。




史上最強の伝説が今、始まる…

出えぇぇぇぇたあぁぁぁぁぁぁ!

今度の戦隊は恐竜だあぁ!

人間も恐竜もサンバで変身!

メッチャムーチャ!

この強さ、見て、そして聞いて驚けえぇ!!

新番組 獣電戦隊 キョウリュウジャー!!

君も一緒にブレイブイン!!

奏・セレナ「「番組違うだろ!/でしょ!」」

奏「まぁ、みんなも気付いてると思うけど…」

セレナ「たまに出ていた牙の勇者さんはキョウリュウレッドさんです」

奏「それじゃあ、次回も…」

セレナ「ブレイブにお楽しみに!……うぅ、何で私が…」

奏「可愛いからいいぞ?」

マリア「ナイスよ、セレナ!」

セレナ「何でマリア姉さんが!?」


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第30話 獣電竜

調「XD編第2話目、スタートだよ切ちゃん」

切歌「張り切っていくデース!!」

マリア「それと活動報告に重大なお知らせがあるから見ときなさい」


エンドルフ「来たか、キョウリュウジャー!」

 

キョウリュウジャーを見て言うエンドルフ。

 

レッド「エンドルフ、子供相手に何してやがる!」

 

エンドルフ「別に。邪魔になるから先に始末しようとしただけだ…ぜ!!」

 

ガウを蹴り飛ばして言う。

 

響「ガウくん!」

 

蹴り飛ばされたガウに駆け寄る響。

 

ガウ「がうがう~!」

 

大丈夫と言わんばかりに鳴くガウ。

 

ブラック「Oh、My!子供相手に容赦無さすぎるだろ!」

 

エンドルフ「俺はどんなやつにも容赦しないんでな」

 

エンドルフが指パッチンすると地面が黒み掛かった緑色に光が出ると全身にゾウリムシのような柄を持ち、トンファーを持った怪人―デーボス軍の戦闘員『ゾーリ魔』が数十体現れた。

 

エンドルフ「行け!!」

 

ゾーリ魔『ヌルヌル~~!!』

 

エンドルフの指示で一斉にキョウリュウジャーに向かっていく。

 

レッド「よし、アミィとノッさんはあの子達を頼む!」

 

ブルー・ピンク「「分かった!/OK!」」

 

響「いえ、私たちも戦います!」

 

ガウ「がうがう!」

 

ゴールド「何を言っておられる、女子供は下がってお…」

 

響「でえぇぇぇぇぇぇぇぇい!!」

 

ゾーリ魔「ヌルヌル~!?」

 

ゴールドが説得しようとしている隙に響はゾーリ魔の1体を殴り飛ばした。

 

ガウ「がうがあぁぁぁーーーーー!!」

 

さらに響に続くようにガウが尻尾を振り回してゾーリ魔を数体、凪ぎ払った。

 

グリーン「す、凄い…」

 

ピンク「って言うかあの子たちキョウリュウジャーでもないのにゾーリ魔倒せてるわよ!?」

 

シルバー「いや…あの子たちからはブレイブに似た力を感じる」

 

レッド「何か分かんねーけど、戦えるんならいいや!俺たちも行くぜ!!」

 

響とガウに続くようにキョウリュウジャーもゾーリ魔に向かっていく。

 

レッド「鉄砕拳・激烈突破!!」

 

ゾーリ魔『ヌルヌル~~……』

 

拳を鉄球のように振り回して打ち放つ『鉄砕拳・激烈突破』を繰り出してゾーリ魔たちを粉砕するレッド。

 

ブラック「そらっ!!」

 

ゾーリ魔『ヌルヌル~~……』

 

ブラックは格闘戦をしながらさっき変身に使用した銃―『ガブリボルバー』を使い、ゾーリ魔たちを撃ち抜く。

 

ブルー「ほい!うーん、どっこいしょー!!」

 

ゾーリ魔『ヌルヌル~~……』

 

ブルーは向かってくるゾーリ魔たちを受け止めて怪力で投げ飛ばす。

 

グリーン「はあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

 

ゾーリ魔『ヌルヌル~~……』

 

グリーンは鍔が恐竜の頭部を模した形状となっているのが特徴の剣―『ガブリカリバー』でゾーリ魔たちを斬り捨てる。

 

ピンク「はっ!ワンツー!!」

 

ゾーリ魔『ヌルヌル~~……』

 

ピンク「bye!」

 

ピンクは足技でゾーリ魔を蹴り倒して行く。

 

ゴールド「せい!」

 

ゴールドは自身の専用の日本刀型の武器―『ザンダーサンダー』から雷の斬撃を繰り出してゾーリ魔たちを斬り捨てる。

 

シルバー「トリニティーストレイザー!!」

 

シルバーもゴールドと同じく専用の両刃剣―『フェザーエッジ』を使い、トライアングル状の斬撃を飛ばし、自らの翼で飛行して一閃を斬りつける―『トリニティストレイザー』を繰り出してゾーリ魔たちを斬り倒した。

 

エンドルフ「やっぱりゾーリ魔たちじゃ話しになんねーか…カンブリ魔」

 

カンブリ魔「「とりゃあっ!!」」

 

三葉虫などの古代生物が合成されたような姿をした怪人―ゾーリ魔の100倍強い……っと自称している『守護騎士 カンブリ魔』が2体現れた。

 

エンドルフ「あのガキ2匹を殺れ」

 

カンブリ魔A「分かりましたヌル!」

 

カンブリ魔B「お任せくださいヌル!」

 

カンブリ魔2体は専用武器の『鬼カン棒』を振り回して響とガウに向かっていく。

 

カンブリ魔A「ヌル!」

 

カンブリ魔Aは響に鬼カン棒で殴りかかった。

 

だが響は鬼カン棒を拳で砕いた。

 

カンブリ魔A「なに!?」

 

砕かれた武器にカンブリ魔Aは驚く。

 

響「でやあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

 

アームドギアのエネルギーを拳に乗せパイルバンカーの要領でカンブリ魔Aに叩き込んだ。

 

カンブリ魔A「ば、バカな…この…カンブリ魔が…ヌル~……」

 

アームドギアのエネルギーを叩き込まれたカンブリ魔Aは断末魔を上げて爆散した。

 

カンブリ魔B「ヌル!!」

 

鬼カン棒をガウに叩き付けようとするカンブリ魔B。

 

ガウ「がう!!」

 

ガウは跳躍してかわすと尻尾をカンブリ魔Bの首に巻き付けた。

 

ガウ「がうがあぁーーーーー!!」

 

空中で1回転して尻尾を回してカンブリ魔Bの首をへし折った。

 

カンブリ魔B「ヌルヌル~……」

 

首をへし折られてカンブリ魔Bも倒れて爆散した。

 

レッド「うお~!あの二人、スゲー強えーじゃん!」

 

ブラック「女の子の方は歌いながら戦ってるじゃねーか」

 

シルバー(うむ…あの二人…特にあの少年から感じられるブレイブに似た感じ…それにあの背鰭と尻尾…どこかで…)

 

ガウを見てシルバーはそう思っていた。

 

ゾーリ魔『ヌルヌル~!!』

 

残ったゾーリ魔たちが集まっていき巨大になっていく。

 

巨大ゾーリ魔「「ギャアオォォォォォォォォォォォ!!」」

 

1つになって巨大化してワニのような姿となゾーリ魔―『巨大ゾーリ魔』が2体現れた。

 

レッド「よし、キョウリュウジンで行くぜ!」

 

レッドがそう言った時だった。

 

ガウ「がうぅーーーーーーーーーー!!」

 

ガウが遠吠えを上げ、体を光らせて巨大化していく。

 

ゴジラ「ゴガアァァァァァァァァァァァァ!!」

 

巨大化してゴジラになったガウは雄叫びを上げる。

 

グリーン「こ、子供が恐竜に!?」

 

シルバー「あれは…ゴジラザウルス!?」

 

レッド「知ってるのか、トリン?」

 

シルバー「あぁ。だが話しは後だ、ガブティラたちを呼ぶぞ!」

 

レッド、ブルー、ピンクの3人はバックルから変身の時に使った乾電池―『獣電池』を出した。

 

「「「ブレイブ・イン!!」」」

 

獣電池にブレイブを籠めてスイッチを押すと中の絵柄が回転してレッドたちはどこかへ投げた。

 

投げられた獣電池は巨大化してそれぞれの恐竜―『獣電竜』たちのいる場所に行き、中に入った。

 

ガブティラ「ギャアァァァァオォォォォォン!!」

 

ステゴッチ「ガアァァァァァオォォォォォン!!」

 

ドリケラ「グアァァァァァオォォォォン!!」

 

赤いティラノサウスル―『ガブティラ』、青いステゴサウルス―『ステゴッチ』、ピンクのトリケラトプス―『ドリケラ』の3体が現れた。

 

響「うわっ、恐竜があんなに!?」

 

ガブティラたちに驚く響。

 

ガブティラ「ギャアァァァァァオォォォォン!!」

 

レッド「え!?」

 

ガブティラはレッドを見るなり何かを言うとレッドは驚く。

 

ピンク「キング、ガブティラは何て?」

 

レッド「いや、合体しないでこのままやりたいって…」

 

ブラック「なに?どういうことだ?」

 

シルバー(やはりガブティラたちも覚えていたのか…)

 

混乱するレッドたちに対して確信を持っているように思うシルバーだった。

 

 

 

カオス「アレはまさかゴジラザウルス!?」

 

ゴジラの姿を見てカオスは驚く。

 

ラッキューロ「知ってるんすか、カオス様?」

 

カオス「奴はかつてトリンと獣電竜たちに協力し、デーボス様を苦戦させた恐竜だ」

 

アイガロン「えぇ!?」

 

ドゴルド「獣電竜でもない恐竜でデーボス様を苦戦させていた!?」

 

キャンデリラ「うっそ~!?」

 

カオスの台詞を聞いて驚く3戦騎たち。

 

カオス「これはまずい…エンドルフ、一旦戻れ!」

 

エンドルフ『何でだ?』

 

カオス「良いから戻るのだ!!」

 

巨大ゾーリ魔2体をガブティラたちと共に圧倒するゴジラの姿にカオスは怪訝してエンドルフに言うのだった。

 

 

 

エンドルフ「はいはい、分かりましたよ。じゃあなキョウリュウジャー」

 

そう言ってエンドルフは消えてしまった。

 

レッド「あ、なんだったんだ?エンドルフのやつ…」

 

少し疑問に思いながら呟くレッドだった。

 

ゴジラ「ゴガアァァァァァァァァァァァァ!!」

 

放射火炎を巨大ゾーリ魔の1体に叩き込むゴジラ。

 

巨大ゾーリ魔A「ギャアオォォォォォォォォォォォ……」

 

ゴジラの放射火炎を受けて巨大ゾーリ魔Aは爆散した。

 

ゴジラ「ゴガアァァァァァァァァァァァァ!!」

 

休む間もなくゴジラは尻尾を振り回して巨大ゾーリ魔Bを攻撃した。

 

ガブティラ「ギャアァァァァァオォォォォン!!」

 

そこへガブティラの噛み付き攻撃が加えられた。

 

ステゴッチ「ガアァァァァァオォォォォォン!!」

 

さらにステゴッチが空中回転して斬撃を飛ばして攻撃を加える。

 

ドリケラ「グアァァァァァオォォォォン!!」

 

そしてドリケラの尻尾のドリルが巨大ゾーリ魔Bを貫いた。

 

巨大ゾーリ魔B「ギャアオォォォォォォォォォォォ……」

 

体を貫かれた巨大ゾーリ魔Bは仰向けに倒れながら爆散した。

 

ゴジラ「ゴガアァァァァァァァァァァァァ!!」

 

ガブティラ「ギャアァァァァァオォォォォン!!」

 

巨大ゾーリ魔2体を倒してゴジラとガブティラは共に勝利の雄叫びを上げた。

 

響「やったね、ガウくーん!」

 

ゴジラに手を振る響。

 

するとシルバーが近付いてきた。

 

シルバー「君、すまないが私たちと来てくれないか?聞きたいことがあるのだが」

 

響「あ、それなら私たちもあります」

 

シルバーに言われて響も言うのだった。




弦十郎「次回をブレイブにお楽しみに!」


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

番外編 ドキドキ!真夏の日!!

必死になって逃げる男性は後ろから来る奴が来てないかしきりに後ろを見ていた。

 

「ふぅ…」

 

奴が来ていない、逃げおおせたと思い足を止めて休憩する。

 

「はっ!?」

 

気配に気付いて振り向くとそこには…

 

「逃がさないわ」

 

悪霊の女性がいた。

 

「う…うぅ…うわあぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

 

 

 

ガウ「がぅ…」

 

男性が悪霊の女性に襲われるシーンを見てガウはビクッとした。

 

ここは響がリディアンでの寮の部屋で弦十郎からホラー映画を借りて観ていたのだ。

 

ガウ「がうぅ…」

 

また別のシーンでは持っていたクッションで顔を隠した。

 

ガウ「がうぅー」

 

また別のシーンでは耳を塞いでテレビとは別の方を向く。

 

そんなガウの姿を響はニヤリと見ていた。

 

響「ガウくん、もしかして怖いの?」

 

ガウ「が、がうがう!!」

 

訳:【そ、そんなことないよ!】っと言うように鳴くがどさくさ紛れにリモコンでテレビの電源を消していた。

 

響「そう言ってると本当に出るよ~、お化け~」

 

ガウ「がうぅ!がうが……」

 

訳:【お化けなんて怖くな…】っと言った時、ガウの肩を叩く者がいた。

 

未来だ。

 

未来「何を観ている…の?」

 

ホラー映画を観て直ぐに肩を叩かれてビックリしたガウは響の後ろにカタカタ震えながら隠れた。

 

 

 

その日の夜…

 

ガウ「が、がうー…」

 

ベッドに座ってガウは眠れなかった。

 

響『本当に出るよ~、お化け~』

 

隣で寝ている響を見ながら言葉を思い出すガウ。

 

すると『ザザー』っとノイズ音がした。

 

ガウ「がうー?」

 

テレビがあるところに行ってみるとそこにはノイズが走るテレビがあった。

 

ガウ「がうー…!?」

 

テレビかーっと思ったが直ぐに思い出した。

 

あのテレビは確か自分が消したハズだと…。

 

ガウ「がうー…」

 

訳:【き、きっと誰かが消し忘れたんだ~】っと思いながらテレビを消しに行こうとするガウだが手足が同時に出ているしぎこちなかった。

 

中くらいまで行った時だった、ガウの足がブニっとしたのを踏んでしまった。

 

ガウ「がうぅあぁぁーーーーーーーー!?」

 

訳:【ブニっていったぁぁぁぁぁぁぁぁ!?】

 

ビックリして慌てて引き返すガウ。

 

扉を開けた瞬間に首もとに何かがべチャリと当たりヌルンと通った。

 

ガウ「ぎゃうぅぅーーーーーーーーー!?」

 

訳:【ベチャって、ヌルンってぇぇぇぇぇぇ!?】

 

べチャリ、ヌルンと何かが当たりガウはさらに慌ててしまう。

 

慌てているガウは何かにぶつかった。

 

ガウ「がう?」

 

見るとそこには不気味な笑みを浮かべる翼の形をした髪の毛をした人影があった。

 

ガウ「ぎゃがうぅぅーーーーーーーー!?」

 

訳:【出たぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?】

 

悲鳴を上げてガウは寝室に戻った。

 

ガウ「がう~!がうがう~!!」

 

寝ている響を起こそうと体をさする。

 

響「どうしたの~?怖いものでも見た~?」

 

ガウ「がう、がう!!」

 

訳:【そうだよ~!!】っと鳴く。

 

響「もしかして見たのって…こんなのじゃなかった?」

 

振り向いた響の顔はのっぺらぼうで、さらに後ろには白い髪のフランケンシュタインと青い髪の落武者、13日の金曜日の仮面がいた。

 

ガウ「ぎゃあぁぁうぅぅーーーーーーーーーーーーーーー!!」

 

今日一番の悲鳴を上げるガウ。

 

そして電気が付くと響はのっぺらぼうのお面を外して『ドッキリ幽霊大作戦~!!』っと書かれた看板を出した。

 

響「ドッキリ大成功~!」

 

そう言う響だが…。

 

ガウ「きゅうぅ~……」

 

魂が抜けて泡を吹き出しながらガウはその場に倒れてしまった。

 

響「あぁ、ガウくーん!!?」

 

クリス「おい、泡吹いてんぞ!!」

 

翼「やり過ぎたのか?」

 

 

 

ガウ「……」ぶぅ~

 

目を覚ましたガウはブスくれていた。

 

その前には正座している今回のドッキリを仕込んだ装者6人プラス未来。

 

響「ごめんね、ガウくんがビックリしてるが可愛かったらつい…」

 

ガウ「がうがう…」

 

訳:【ついじゃないよ】。

 

マリア「ごめんね、ガウくん」

 

ガウ「がうがう…がうがうー」

 

訳:【もういいよ…それよりあの人影は誰なの?】。

 

ジェスチャーしながら人影のことを聞く。

 

調「え?人影は私たち、してないよ?」

 

響→お面

 

翼→落武者役

 

未来→13日の金曜日の仮面

 

クリス→フランケンシュタイン役

 

マリア→テレビON

 

調→こんにゃく

 

切歌→尻尾の玩具

 

ガウ「がう…が…がう…」

 

訳:【え…も…もしかして…】。

 

響「うーん…本物?」

 

ガウ「ぎゃあぁぁうぅぅーーーーーーーーーーーーーーー!!」

 

また悲鳴を上げるガウだった。




翌日

翼「なぁ、ガウが見たお化けとはか…」

ガウ「ぎゃあぁぁうぅぅーーーーーーーーーーーーーーー!!」←逃げる

マリア「昨日がそうとうトラウマだったみたいね」

翼「そんなにか…」


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第31話 ゴジラザウルス

切歌「今回はオリジナルの怪人が出るデース!」

調「それではどうぞ」


カオス「姿形は違うがやはり奴はゴジラザウルスか…」

 

ゴジラの姿を思い出してカオスは怪訝する。

 

ドゴルド「どーすんだよ旦那。あんな強力なのがキョウリュウジャーと手を組んだら厄介になりまっせ」

 

カオス「心配するな。こちらも強力なを甦らせるのだ」

 

そう言ってカオスはデーボス復活のために必要な人間の『怒り』、『哀しみ』、『喜び』の感情を集めるための柱に手を触れると柱から3つの感情が抽出されて1つになっていき、一人の人型になった。

 

?「ぬあ~…ここは…どこだ?」

 

鋭い爪のある5本指の両手の甲から鎌が伸び、胸部に丸ノコ、尾骨から伸びた尻尾の先端が刃が備わって、頭と左右の頬から角が伸びている怪人だった。

 

ドゴルド「こいつは?」

 

カオス「久しいなガイガン…いや、今はシュラガインよ」

 

現れた怪人―『シュラガイン』を見て言う。

 

シュラガイン「カオスか。久しいな、デーボス様は何処?」

 

カオス「デーボス様はお心を封印されている。今私と3戦騎たちが中心となって人間共の怒り、哀しみ、喜びの感情を集めている」

 

シュラガイン「ならばなぜ復活なさってない?」

 

カオス「とんだ邪魔者がいてな」

 

シュラガイン「ほぅ、何者だ?」

 

カオス「そいつらの名はキョウリュウジャーだ。だがキョウリュウジャーだけでなくゴジラザウルスも現れた」

 

シュラガイン「ゴジラザウルスだと!?」

 

カオス「覚えていたか」

 

シュラガイン「当たり前だ!俺様を倒した奴を忘れてなるものか!!」

 

カオス「ならば行ってくれるか?」

 

シュラガイン「任せておけ!億千年の因縁、晴らしてやる!!」

 

鎌同士を擦らせながら出撃するシュラガイン。

 

カオス「ドゴルドよ」

 

ドゴルド「なんですかい?」

 

カオス「シュラガインの手助けをしてやれ。彼は甦った間もない直ぐに限界が来よう」

 

ドゴルド「分かりやしたぜ、旦那」

 

そう言ってドゴルドもシュラガインの後を追うように出撃した。

 

 

 

キョウリュウジャーの秘密基地兼獣電竜の1体、ブラギガスの中にある獣電池チャージ用のベース『スピリットベース』にて響とガウから話しを聞いていた。

 

トリン「なるほど…君たちは異世界からこの世界の異変を防ぐために来た戦士と言うわけか」

 

響「はい、そうなります」

 

ガウ「がうがう」

 

キョウリュウシルバーでキョウリュウジャーの創設者―『トリン』が言う。

 

ダイゴ「異世界から来るなんてブレイブだな、お前ら」

 

キョウリュウレッドで『キング』という愛称で呼ばれている『桐生 ダイゴ』が言う。

 

イアン「しかも歌いながらその力を高めるシンフォギアっていうのを纏って戦ってるなんてな」

 

キョウリュウブラックで射撃の名手である考古学者でもある『イアン・ヨークランド』が言う。

 

ノブハル「しかもこの子に関しては恐竜みたいだったしね」

 

キョウリュウブルーで『ノッさん』の愛称で呼ばれている『有働 ノブハル』がガウを見ながら言う。

 

ソウジ「それでトリン、彼の姿…ゴジラを見てゴジラザウルスって言ってたけど…何なの?」

 

キョウリュウグリーンで剣術道場の家柄を持つ高校生『立風館 ソウジ』が聞く。

 

トリン「あぁ…ゴジラザウルスはかつてデーボスとの戦いで私と獣電竜たちと共に戦ってくれた恐竜だ」

 

アミィ「え?獣電竜でもないのにデーボスと戦ったの?」

 

キョウリュウピンクで日米ハーフの女子大生『アミィ結月』が聞き返した。

 

トリン「そうだ。恐竜時代、私は獣電竜たちと共にカオスとデーボスに戦いを挑んだ…」

 

 

 

だが強大なデーボスとカオスに私たちは苦戦を強いられた。

 

その時だった。

 

ゴジラザウルス「ゴガアァァァァァオォォォォォォォン!!」

 

大気を震わせるほどの雄叫びと共に1匹の黒い恐竜が群れを率いて現れたんだ、それがゴジラザウルスだ。

 

ゴジラザウルス「ゴガアァァァァァオォォォォォォォン!!」

 

元来大人しい恐竜だったハズのゴジラザウルスがその日、1匹の黒いゴジラザウルスに率いられてデーボスに襲い掛かったんだ。

 

最初私は無謀だと思っていたがゴジラザウルスたちはチームプレーでデーボスを翻弄し、ダメージを与えた。

 

 

 

空蝉丸「獣電竜でもないのにデーボスに痛手を負わせるとは中々の恐竜殿でござるな」

 

キョウリュウゴールドで『ウッチー』の愛称で呼ばれている戦国時代に剣豪と謳われた侍『空蝉丸』が言う。

 

トリン「あぁ。だがデーボスの生み出した『大地の魔神 ガドマ』と同等の力を持った『サイボーグ怪獣 ガイガン』によりゴジラザウルスのほとんどが殺されてしまった」

 

響「こっちの世界にも怪獣が出たんですか?」

 

トリン「その通り」

 

 

 

生み出されたガイガンはゴジラザウルスたちを次々と殺して行った。

 

だが群れのリーダーだった黒いゴジラザウルスがガイガンに戦いを挑んだ。

 

2体は激しくぶつかり合うなか我々はガドマを倒し、デーボスを封印することに成功した。

 

そしてデーボスにより生み出されたガイガンは力を失い弱っていったところを黒いゴジラザウルスがガイガンの首を噛み砕いた。

 

だが激しい戦いのなかで黒いゴジラザウルスはボロボロになり弱ってしまっていた。

 

トリン「すまない…今の私では君を助けることが出来ない…許してくれ…」

 

私がそう謝罪すると黒いゴジラザウルスは言った。

 

ゴジラザウルス『何を言っている…なぜお前が謝る?…お前は生みの親たるデーボスを裏切り…兄であるカオスを裏切り…我々の星のために戦ってくれた…そのような恩人に謝れては目覚めが悪い…』

 

 

 

ダイゴ「えぇ!?恐竜が喋ったのか!?」

 

トリン「喋ると言うより直接脳に語りかけるようだった」

 

イアン「つまりテレパシーか。しかし恐竜にそんな能力が…」

 

トリン「彼はゴジラザウルスの中でも特別だったんだ」

 

 

 

彼は自身がここで死ぬと思っていたが超古代の巫女の歌声で彼は回復したんだ。

 

元から強力な生命力と回復力を有したゴジラザウルスの力を超古代の巫女の歌声で活性化したんだ。

 

私たちは回復した黒いゴジラザウルスと生き残ったゴジラザウルスたちを故郷である島に送った。

 

その島の名は『ラゴス島』。

 

 

 

イアン「ちょっと待て、ラゴス島だと!?」

 

ダイゴ「何かあるのか?」

 

ソウジ「後に水爆核実験の実験場になった島さ」

 

 

 

そうだ。

 

私やガブティラたちは急いで向かったが時すでに遅く、辺りはもう生物の鼓動すら聞こえなかった。

 

だが私たちはゴジラザウルスたちを捜した。

 

もしかしたらまだ強力な生命力と回復力で生き残っているかもしれないと…だが…

 

 

 

アミィ「見つからなかったのね」

 

トリン「あぁ。だから君の姿を見た時には驚いたよ」

 

ガウ「がう~♪」

 

トリンに頭を撫でられて嬉しそうにするガウ。

 

するとトリンの髭がなびいた。

 

トリン「むっ、みんな!デーボス軍だ!」

 

響「え!?分かるんですか!?」

 

トリン「私の髭はデーボス軍が現れるとなびくんだ」

 

ガウ「がう~」

 

凄いね~って言うガウ。

 

ダイゴ「とりあえず行こうぜ!」

 

響「私たちも協力します!」

 

ガウ「がうがう~!」

 

トリン「それは心強い、ぜひ力を貸してくれ」

 

響「はい!」

 

ガウ「がう!」




ウルシェード「次回はぬぅあんと!2週間後に更新だぁ!!」

ダイゴ「結局スマホが調子が悪いから明日の2週間後に更新することになったんだ」

響「もし奇跡が起きたら来週の更新になりますけど待っててください!ではまた次回をブレイブにお楽しみに!」

ガウ「がうがう~!」


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第32話 シュラガイン

響「2週間振りの更新だから本編を今日から8月5日まで1話ずつ投稿するよー!」

クリス「久々過ぎて少し雑さが増してるから気を付けてな。因みにリクエスト回は作者のバカが製作をやり直しているからまだまだ時間がかかるからな」

翼「なので前書きと後書きは今日と8月5日投稿の以外には書かれていないから間違えるなよ」

響「それではどうぞ!」


シュラガイン「ウオラアァッ!!」

 

町にてシュラガインが両腕の鎌から斬撃を繰り出して破壊していた。

 

シュラガイン「脆い、脆い脆い脆過ぎるぞぉぉぉぉあぁぁぁぁぁ!!」

 

自身の斬撃に脆く破壊される町を見てシュラガインは苛立っていた。

 

シュラガイン「ん?」

 

苛立っていたシュラガインは視線を変えた。

 

その先には逃げ惑う人々がいた。

 

シュラガイン「あれが人間か。どれだけ脆いのか試してやる」

 

エネルギーを鎌に集中して斬撃を繰り出そうとしていた。

 

ダイゴ「そうは行くか!」

 

シュラガイン「ぐおっ!?」

 

ダイゴの声と共に真横から放たれた銃撃にシュラガインは斬撃を放てず怯んだ。

 

シュラガイン「ぬぅ…何奴だ!!」

 

銃撃された方を見るとダイゴたちがいた。

 

ダイゴ「そこまでだ、デーボモンスター!」

 

シュラガイン「デーボモンスター?あぁ、カオスや戦騎が産み出す雑魚か…俺をあんなのと一緒にすんじゃねぇ!!」

 

デーボモンスターと言われてシュラガインは怒ってダイゴたちに斬撃を繰り出した。

 

だが斬撃はダイゴたちから外れて隣に建っていた建物に直撃して破壊した。

 

シュラガイン「いい機会だから教えてやる!俺様はシュラガイン!デーボス様に生み出されたガイガンの生まれ変わりだ!!」

 

トリン「やはり感じたことのある気配だとは思ったがガイガンの生まれ変わりだったか!」

 

シュラガイン「そうだ、貴様らをここで切り刻んでやるよ!」

 

ダイゴ「そうは行くか!」

 

「「「「「「「ブレイブ・イン!!」」」」」」」

 

獣電池をブレイブ・インしてガブリボルバーに装填した。

 

「「「「「「「キョウリュウチェンジ!!」」」」」」」

 

ステップを踏んで1回転した。

 

「「「「「「「ファイア!!」」」」」」」

 

ガブリボルバーのトリガーを引いてキョウリュウチェンジした。

 

レッド「牙の勇者!キョウリュウレッド!!」

 

ブラック「弾丸の勇者!キョウリュウブラック!!」

 

ブルー「鎧の勇者!キョウリュウブルー!!」

 

グリーン「斬撃の勇者!キョウリュウグリーン!!」

 

ピンク「角の勇者!キョウリュウピンク!!」

 

ゴールド「雷鳴の勇者!キョウリュウゴールド!!」

 

シルバー「閃光の勇者!キョウリュウシルバー!!」

 

「「「「「「「史上最強のブレイブ!!」」」」」」」

 

レッド「獣電戦隊!」

 

「「「「「「「キョウリュウジャー!!」」」」」」」

 

響「Balwisyall Nescell gungnir tron…」

 

響はガングニールの起動詠唱を歌う。

 

シュラガイン「貴様らがキョウリュウジャーだったか、沸き上がれゾーリ魔、カンブリ魔共!!」

 

ゾーリ魔『ヌルヌル~!!』

 

カンブリ魔「「「ヌルヌル~~!!」」」

 

シュラガインに言われて数十体のゾーリ魔と3体のカンブリ魔が現れた。

 

シュラガイン「行けぇ!!」

 

シュラガインに言われてゾーリ魔とカンブリ魔たちが向かっていく。

 

レッド「行くぜ!」

 

レッドたちもゾーリ魔とカンブリ魔たちに向かっていく。

 

 

 

ドゴルド「さぁて、古代の怪物様の実力を見せてもらうぜ」

 

近くの建物の柱に隠れていたドゴルドがシュラガインを見ながら言う。

 

 

 

レッド「ウオラアァッ!!」

 

ブラック「ハアァッ!!」

 

ブルー「おいしょーっ!!」

 

グリーン「ハッ!!」

 

ピンク「セイッ!!」

 

ゴールド「セイヤッ!!」

 

シルバー「ハアァッ!デヤッ!!」

 

響「でやあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

 

ガウ「がうがあぁぁぁーーーーー!!」

 

ゾーリ魔『ヌルヌル~……』

 

レッドたちは順調にゾーリ魔たちを倒して行く。

 

シュラガイン「あのガキの背鰭と尻尾…間違いねぇ、形は少し違うが奴だ!!」

 

ガウがゴジラザウルスと同じと分かるとシュラガインは狙いを定めた。

 

シュラガイン「会いたかったぞ、ゴジラザウルスゥゥゥゥ!!」

 

跳躍してガウに斬りかかるシュラガイン。

 

ガウ「がう!!」

 

斬りかかられたガウはバク転して回避する。

 

シュラガイン「今こそ、あの時のカリを返してやるよぉ!!」

 

斬撃を繰り出してガウを攻撃する。

 

ガウ「がうがあぁぁぁーーーーー!!」

 

前転して斬撃をかわしたガウは尻尾を叩き込もうと振り回した。

 

シュラガイン「んなの効くかぁ!!」

 

ガウ「がう!?」

 

叩き込まれそうになった尻尾をシュラガインは片手で弾き、空いている片手でガウに斬撃を叩き込んで吹き飛ばした。

 

シュラガイン「まだまだだぜ!!」

 

吹き飛ぶガウの尻尾を掴み、ハンマー投げのように振り回し始めた。

 

シュラガイン「そおぉぉぉぉぉらぁぁぁぁぁ!!」

 

何周かしたあと、シュラガインはガウを投げ飛ばした。

 

ガウ「が…う…」

 

投げ飛ばされたガウは建物の壁に叩き付けられ、落下した。

 

響「ガウくん!?」

 

ガウが落下して響は側に駆け寄ろうとするがカンブリ魔3体が行く手を阻んだ。

 

シュラガイン「止めだ!滅生絶斬(めっせいぜつざん)!!」

 

両手の鎌にエネルギーを集中させて黒い斬撃―『滅生絶斬』を繰り出した。

 

ガウ「がう!?」

 

立とうとしたガウだがすでに滅生絶斬は目の前まで迫っていた。

 

そして爆発してガウの姿が爆煙に包まれてしまった。

 

レッド「しまった!!」

 

シルバー「あぁ!!」

 

響「ガウくーーーーん!!」

 

ガウの姿が爆煙に包まれたのを見て響の声が響き渡った。

 

シュラガイン「やったぜ!これで俺に勝てる奴なんざいねー…ん?」

 

ガウを倒したと思っていたシュラガインだが爆煙の中、人物の影が二人ほど見えた。

 

?「はあぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

 

?「オラオラオラァァァァァ!!」

 

シュラガイン「ぐおっ!?」

 

カンブリ魔「「「ヌルヌル~……」」」

 

爆煙を貫く蒼い斬撃と無数の弾丸がシュラガインとカンブリ魔を襲い、カンブリ魔は爆散した。

 

響「あ、アレは…」

 

斬撃と弾丸を見て響は思い当たる節があった。

 

翼「悪いがガウを殺らせはせん」

 

クリス「なんたってアタシらの可愛い弟分だからな」

 

ガウの前にギアを纏った翼とクリスがいた。

 

響「翼さん、クリスちゃん!!」

 

ピンク「WAO、あの子たち響ちゃんの友達?」

 

響「はい!先輩と友達です!」

 

クリス「アタシも先輩だ!!」

 

響→16歳

 

クリス→17歳

 

シュラガイン「貴様ら…よくも邪魔しやがったな…ぐおっ!?」

 

翼とクリスを攻撃しようとした矢先、シュラガインに火花が散り出して膝をついた。

 

シュラガイン「な、なん…だ!?」

 

ドゴルド「どうやら限界が来たみてーだな」

 

シュラガインの前にドゴルドが柱から出て近寄ってきた。

 

ゴールド「ドゴルド!?」

 

ドゴルド「よぉ、空蝉丸ちゃん」

 

ブラック「何しに来やがった、ドゴルド!」

 

ドゴルド「ふん、この古代の怪物様を迎えに来たんだよ。じゃあな!」

 

ドゴルドは自身の武器である『喧嘩上刀』に稲妻を溜めて地面に叩き付けた。

 

地面に叩き付けられた稲妻はドゴルドとシュラガインの姿を消した。

 

翼「逃げたか…」

 

クリス「何かヤバそうな連中だったな」

 

いなくなったドゴルドとシュラガインを言う二人。

 

すると二人の後ろにいたガウが倒れた。

 

響「ガウくん!!」

 

倒れたガウに響たちは駆け寄る。

 

シルバー「まずい、かなりダメージが蓄積している。早くスピリットベースに連れて行かなければ!」

 

響「はい!」

 

翼「お、おい立花!?」

 

クリス「コイツら何なんだよ!?」

 

響「えーっと、後で事情は話しますけど今はガウくんです!」

 

響に言われて二人は互いに顔を見合わせるのだった。

 

 

シュラガイン「ヌオアァァァァァァァァァァ!!アイツらぁ、アイツらぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

 

ゾーリ魔「「「「ヌルヌル~……」」」」

 

氷結城に引き上げたシュラガインはデーボスの力により調子を取り戻してゾーリ魔たちに八つ当たりしていた。

 

キャンデリラ「はわわわわわ…シュラガイン、スッゴい機嫌が悪いわ~」

 

アイガロン「とんでもない奴が復活したな~」

 

ラッキューロ「ドゴルド様より乱暴っすね~」

 

柱の影に隠れてシュラガインの八つ当たりを目の当たりにするキャンデリラ、アイガロン、ラッキューロたち。

 

カオス「落ち着けシュラガインよ」

 

そこへカオス、ドゴルド、エンドルフが現れた。

 

シュラガイン「んだとぉ!!」

 

カオス「君の肉体は復活したばかりだがもう少ししたら完全に復活する。それより…」

 

後ろを振り向き睨むカオス。

 

カオス「いい加減に出てきたらどうだ?」

 

サンジェルマン「どうやら、気付いていたようね」

 

カオスの睨む先からサンジェルマン、カリオストロ、プレラーティの3人が現れた。

 

ラッキューロ「うえ~!?なんで人間がここに!?」

 

カオス「奴らはただの人間ではない」

 

ドゴルド「カオスの旦那、奴らは?」

 

カオス「恐らくゴジラザウルスと同じく異世界から来た者たちだろう」

 

プレラーティ「こちらのことは何もかもお見通しという訳だ」

 

エンドルフ「んで、俺たちに何の用だ?」

 

カリオストロ「あなた方に協力しにきたの」

 

「「「「!?」」」」

 

カオス「ほぉう」

 

エンドルフ「なるほどな」

 

シュラガイン「ふん」

 

サンジェルマンの言葉に3戦騎たちとラッキューロは驚くがカオス、エンドルフ、シュラガインは興味深そうに言うのだった。



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第33話 出えぇたあぁ、デーボモンスター・ノイズ!!

シュラガイン「あぁ…おぉぉぉぉ…」

 

氷結城に全身が黒みがかかった緑色に光輝くシュラガインがいた。

 

シュラガイン「うおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!」

 

雄叫びを上げるとシュラガインの体が変化した。

 

背中に赤い膜のある翼が3枚生え、さらに鎌だった部分はチェーンソーのようなものに変化した。

 

カオス「どうやら完全復活したようだな。シュラガインよ」

 

シュラガイン「あぁ。これでやっと奴を…ゴジラザウルスを殺れるぜ!!」

 

チェーンソーの歯部分を回転させながら言うシュラガイン。

 

シュラガイン「今すぐ殺りに行ってくるぞ!」

 

カオス「ならば、これを持って行け」

 

ガウを倒しに行こうとするシュラガインに何かの入った袋を出して渡そうとした。

 

カオス「すでにドゴルゴたちには持たせいる」

 

シュラガイン「んなもんに頼らなくても、ゴジラザウルスだけじゃなくシンフォギアとキョウリュウジャーも抹殺してやるよ!」

 

自信満々にシュラガインは言うとその場から立ち去った。

 

カオス「そうか…それならいいのだが…」

 

立ち去るシュラガインの姿を見ながらニヤけるカオスだった。

 

 

 

シュラガインにより多大なダメージを受けてしまったガウはスピリットベースの一室にて恐竜たちのスピリットで治癒されていた。

 

元から恐竜であったガウの傷は癒えるのが早かった。

 

響「ガウくん…」

 

治癒のために眠っているガウの頭を撫でながら心配する響。

 

翼「立花、ちょっといいか?」

 

そこへ翼とクリスが入ってきた。

 

響「どうしたんですか?」

 

クリス「ガウの様子はどうだ?」

 

響「スピリットベースの恐竜スピリットのお陰でだいぶ顔色は良くなりましたけど…」

 

翼「蓄積したダメージはまだ回復しないのか」

 

響「はい」

 

クリス「ある程度ならトリンって鳥人間に聞いたが…」

 

翼「恐らくあのシュラガインはガウを狙ってまた現れるだろうな」

 

響「でも今度は私がガウくんの分まで戦います」

 

クリス「お前だけじゃなくてアタシらもいるだろ?」

 

翼「そうだぞ、立花」

 

響「そうでした」

 

トリン「大変だ、デーボス軍が出た!!」

 

「「「!!」」」

 

トリンの声を聞いて3人は広間に向かった。

 

ダイゴ「またシュラガインって奴か!?」

 

トリン「いや、感じからしてドゴルドたちもいるようだ。だが…」

 

空蝉丸「どうしたでござる?トリン」

 

トリン「よく分からないんだがドゴルドたちに混じる別の気配を感じる…」

 

響「とにかく、行ってみましょう!」

 

ダイゴ「響の言うとおりだ!みんな行くぜ!」

 

「「「「「「「「「はい!/おう!」」」」」」」」」

 

 

 

町ではシュラガイン、ドゴルゴ、アイガロン、キャンデリラ、エンドルフ、ラッキューロたちが暴れて人々に襲っていた。

 

シュラガイン「ぬるいぞ、やるなら徹底しろ!」

 

ドゴルゴ「そう言うなよ、これはキョウリュウジャーどもを誘き寄せるための作戦なんだからよ」

 

ダイゴ「待ちやがれデーボス軍!!」

 

アイガロン「来たみたいだな」

 

こちらに向かってくるダイゴたちを見て言うアイガロン。

 

キャンデリラ「キョウリュウジャー、シンフォギア、待っていたわ~」

 

響「うぇ!?なにあの怪人たち!?」

 

トリン「奴らはドゴルゴとエンドルフと同じデーボス軍幹部の哀しみの戦騎 アイガロン、喜びの戦騎 キャンデリラ、楽しみの密偵 ラッキューロだ」

 

翼「つまり敵は本腰を上げてきたわけか!」

 

クリス「へっ、ならここで幹部どもを一掃してやるぜ!!」

 

ダイゴ「みんな、変身だ!!」

 

ダイゴに言われて、イアン、ノブハル、ソウジ、アミィ、空蝉丸、トリンたちはキョウリュウジャーに変身する。

 

響「Balwisyall Nescell gungnir tron…」

 

翼「Imyuteus amenohabakiri tron…」

 

クリス「Killter Ichaival tron…」

 

響たちもそれぞれの起動詠唱を唄いギアを纏う。

 

ドゴルゴ「やっと変身したか」

 

キャンデリラ「ならあとは頼んだわよ~!」

 

アイガロン「たっぷりと怨みを晴らしちゃいなよ!」

 

ラッキューロ「行っちゃえ~!」

 

エンドルフ「行きやがれ!」

 

幹部全員がそう言った瞬間、彼らは懐から5つの石を出して見せた。

 

響「あれって!?」

 

クリス「アルカ・ノイズのテレポートジェムじゃねーか!?」

 

翼「なぜ貴様たちが持っている!?」

 

デーボス軍幹部全員が見せた石―アルカ・ノイズを呼び出す『テレポートジェム』を見て驚く響たち。

 

エンドルフ「そいつは言えねーな。約束なんでな」

 

そう言って一斉にテレポートジェムを投げた。

 

石部分が砕けて中身が地面に消えると魔方陣が現れたのと同時に隕石、冷気、緑色の液体、光線、赤黒い斬撃の顔が飛んで来た。

 

「「「「「「「「「「!?」」」」」」」」」」

 

慌てて回避する面々。

 

レッド「い、今の攻撃は!?」

 

心当たりのある攻撃に再度魔方陣を見ると5体の怪人たちがいた。

 

隕石や惑星をモチーフにしたような巨漢の怪人、口には上から伸びた二本の牙があり両手に氷柱のように鋭い爪を持った怪人、ガスマスクをしたような顔、背中から伸びた翼と持っている三ツ又の槍で悪魔を沸騰させる姿をした怪人、巨漢で両肩にカジキの姿があり、頭と顔には釣り針に似た角を持った漁師の怪人、そしてトリンと瓜二つの姿をした黒いトリンたちだった。

 

ブラック「あれはデーボ・ナガレボーシ!?」

 

ブルー「デーボ・ヒョウガッキー!?」

 

グリーン「デーボ・ウイルスン!?」

 

ピンク「デーボ・タイリョーン!?」

 

シルバー「魔剣神官 マッドトリン!?」

 

かつてキョウリュウジャーが苦戦しながらも倒したデーボス軍の首領『暗黒種 デーボス』とカオスの生み出した怪人たち『デーボ・ナガレボーシ』、『デーボ・ヒョウガッキー』、『デーボ・ウイルスン』、『デーボ・タイリョーン』、そしてカオスの弟『魔剣神官 マッドトリン』の姿を見て驚くキョウリュウジャーたち。

 

エンドルフ「違うな。コイツらは確かにデーボ・ナガレボーシたちだ」

 

ドゴルゴ「だがコイツらはただの甦りのモンスターじゃねー」

 

ゴールド「どういう意味だ!」

 

アイガロン「コイツらはデーボス様の超増殖細胞に加えて…」

 

キャンデリラ「シンフォギアの世界にいるアルカ・ノイズっていう怪物たちを融合させて新たに産み出された新生デーボモンスターなのよ~!」

 

ラッキューロ「またの名を『デーボモンスター・ノイズ』!」

 

響「で、デーボモンスター・ノイズ!?」

 

クリス「つまりアタシらの世界にある異端技術と…」

 

翼「貴様らの力が合わさった怪物たちか!」

 

ナガレボーシ「その通り!私はナガレボーシ・ノイズ!」

 

ヒョウガッキー「ヒョウガッキー・ノイズ!」

 

ウイルスン「ウイルスン・ノイズ!」

 

タイリョーン「タイリョーン・ノイズ!」

 

マッドトリン「マッドトリン・ノイズ!」

 

ナガレボーシ「デーボス様あるところ、デーボス軍あり!我ら、絶滅戦隊!」

 

「「「「ゼツメイジャー!!」」」」

 

ナガレボーシ、ヒョウガッキー、ウイルスン、タイリョーンはどっかの戦隊の決め台詞と決めポーズをするがマッドトリンはシラーっとしていた。

 

ナガレボーシ「って何故決めない、マッドトリン!」

 

マッドトリン「くだらん。そんなのをして何になる?」

 

ヒョウガッキー「何を言う!」

 

ウイルスン「俺たちゼツメイツが考えたものだぞ!!」

 

マッドトリン「ふん。タイリョーン、どう思う?」

 

タイリョーン「実は…自分は乗りでやっただけで…正直どうでも良いじゃけん」

 

「「「どうでも良いっていうなぁ!!」」」

 

クリス「な、なんだよアイツら…」

 

ブラック「雰囲気ぶち壊しだな」

 

いきなり喧嘩しだしたゼツメイジャーの面々に呆れていた。

 

ラッキューロ「あぁもう、なにやってるの!?」

 

ドゴルゴ「とっととキョウリュウジャーとシンフォギアども倒さんか!」

 

ナガレボーシ「おぉ、そうであった!」

 

ヒョウガッキー「行くぞ!!」

 

ラッキューロとドゴルゴに言われてゼツメイジャーはキョウリュウジャーとシンフォギアたちに向かっていく。



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第34話 ガウの決意

ガウ「が…がう…」

 

ガウは目を覚ますとスピリットベースの一室に寝かされていることに気付く。

 

ガウ「がう…がう~」

 

同時に響たちがいないことに気付きスピリットベース中を捜し始めた。

 

?「ギャアァァオォォォォォォォォ!!」

 

ガウ「がう?」

 

聞こえてきた恐竜の鳴き声に反応するガウ。

 

ブラギガス「ギャアァァオォォォォォォォォ!!」

 

鳴き声の主―獣電竜の中でも特に巨大な体格を持ち全獣電竜の要であるブラキオサウルスの獣電竜『ブラギガス』が何かを言うように鳴く。

 

ガウ「がう、がうがう!」

 

ブラギガスの言葉(鳴き声)を聞いてガウはお願いするように鳴いた。

 

ブラギガス「ギャアァァオォォォォォォォォ!!」

 

首を横に振って鳴くブラギガス。

 

ガウ「がうがう、がうー!がうがうー!!」

 

ブラギガスに断られてガウは必死になってお願いするように鳴く。

 

ブラギガス「ギャアァァオォォォォォォォォ!!」

 

再度首を横に振って鳴く。

 

ガブティラ「ギャアァァオォォォォォォォン!!」

 

そこへガブティラが鳴いて乱入してきた。

 

ガブティラ「ギャアァァオォォォォォォォン!!」

 

ブラギガスを説得しようとガブティラは鳴く。

 

ブラギガス「ギャアァァオォォォォォォォォ!!」

 

ガブティラの説得にブラギガスは答えようとしなかった。

 

パラサガン「ブオォォォォォォォォォォォン!!」

 

ステゴッチ「ガアァァァァァオォォォォォン!!」

 

ザクトル「ギャオォォォォォォォォォォォ!!」

 

ドリケラ「グアァァァァァオォォォォン!!」

 

プテラゴードン「ギャアアァァァァァァァァァン!!」

 

そこへガブティラに加えてパラサガン、ステゴッチ、ザクトル、ドリケラ、プテラゴードンの5体も加わってブラギガスを説得しようとした。

 

ブラギガス「グルルル……ギャオォォォォォォォォォォォ!!」

 

渋々承諾するようになくブラギガス。

 

ガウ「がうがうー!!」

 

ガブティラたちや渋々とはいえ承諾したブラギガスにお礼を言うように鳴くガウ。

 

 

 

ヒョウガッキー「ヌウゥゥゥゥ、ブリザード!!」

 

両腕からヒョウガッキーは猛烈な突風を伴う吹雪を繰り出した。

 

ブラック「うおっ!?」

 

クリス「くっ!?」

 

吹雪を喰らってブラックとクリスの下半身が凍ってしまい身動きを封じられてしまった。

 

ヒョウガッキー「喰らえ、ツララミサイル!!」

 

爪部分から氷柱を造り出すとブラックとクリスに向かって発射した。

 

ブラック「喰らうかよ!パラサショット!!」

 

ブラックはパラサショットからビームを、クリスはボウガンをバスターライフルに変化させて氷柱を破壊する。

 

ヒョウガッキー「かかったな?」

 

ブラック「なんだと?」

 

ヒョウガッキー「アイスソーン!!」

 

ヒョウガッキーが言うと破壊した氷柱から鞭のようにしなやかなのが現れたかと思いきや茨のような刺が延びてきた。

 

ブラック「うおあぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?」

 

クリス「くあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?」

 

延びてきた刺に攻撃されてブラックとクリスは吹き飛ばされる。

 

 

 

ウイルスン「ポイズンレーザー!!」

 

三ツ又の槍から毒々しい紫色をしたレーザー―『ポイズンレーザー』を発射した。

 

ブルー「ステゴッチシールド!!」

 

ステゴッチシールドでポイズンレーザーを弾くブルー。

 

ピンク「ドリケランス!!」

 

ブルーがステゴッチシールドでポイズンレーザーを弾いている内にピンクがドリケランスで攻撃する。

 

ウイルスン「ぐおぉぉぉぉぉぉぉぉ……」

 

ドリケランスがウイルスンの体を貫いたかと思われたが瞬間、ウイルスンの体が溶けてしまった。

 

溶けて液体になったウイルスンは2つに別れて姿を現した。

 

ウイルスン「「ウイルスン・ノイズ、再び参上!!」」

 

2体になってブルーとピンクの前に現れた。

 

ピンク「嘘、増えた!?」

 

ブルー「そんなバカな!?」

 

増えたウイルスンに驚く。

 

ウイルスン「「喰らえ、ツインウイルスンビーム!!」」

 

ブルー「うわあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

 

ピンク「きゃあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

 

目から繰り出された『ツインウイルスンビーム』を喰らってブルーとピンクは吹き飛ばされる。

 

 

 

マッドトリン「魔剣!マッドネスブレイブ!!」

 

シルバー「トリニティーストレイザー!!」

 

マッドトリンの『マッドネスブレイブ』とシルバーのトリニティーストレイザーがぶつかり合う。

 

シルバー「ぐっ…」

 

ぶつかり合っていたがマッドネスブレイブが圧し始めていた。

 

グリーン「まずい、二人とも!トリンに加勢だ!!」

 

ゴールド「承知した!」

 

翼「分かりました!」

 

グリーン「斬撃無双剣・トリニティーストレイザー!!」

 

ゴールド「雷電斬光!!」

 

翼「はあぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

 

圧され始めたシルバーにグリーンの『斬撃無双剣・トリニティーストレイザー』とゴールドの最大必殺剣である『雷電斬光』と翼の大型化させたアームドギアを振るい、巨大な青いエネルギー刃を放ち標的を両断する『蒼ノ一閃』がトリニティーストレイザーに合わさりマッドネスブレイブを相殺させた。

 

マッドトリン「ふん、相変わらず強力な剣撃だな。なら、これならどうだ?」

 

トライアングル状の斬撃を飛ばしてきた。

 

マッドトリン「マッドネスストレイザー!!」

 

シルバー「ぐあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

 

グリーン「うあぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

 

ゴールド「ぐあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

 

翼「うわあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

 

マッドトリンの『マッドネスストレイザー』を喰らいその場に倒れるシルバー、グリーン、ゴールド、翼は吹き飛ばされる。

 

 

 

ナガレボーシ「ギランギランだー!!」

 

タイリョーン「光線じゃけん!!」

 

ナガレボーシは腰にあった球―隕石を1個取って上へ投げると隕石は複数に分裂、さらに巨大化して落下してきて、タイリョーンは銛型の武器から光線を発射した。

 

レッド「んなもん、全部砕いてやるぜ!」

 

跳躍して光線をかわしたレッドと響は隕石に向かっていくが…

 

ナガレボーシ「いままでの技と同じと思ったら大間違いだ!!」

 

ナガレボーシがそう言った瞬間、隕石と光線が曲がって二人の側面及び背中に命中した。

 

レッド「うあぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

 

響「うわあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

 

隕石攻撃を喰らってレッドと響は墜落してしまった。

 

そこへ吹き飛ばされてしまっていたブルーたちと翼たちが転がってきた。

 

同時にレッドたちの変身が解けてしまった。

 

残った隕石は辺りのビルなどに衝突すると赤い塵へと崩れ果て、分解する。

 

ナガレボーシ「素晴らしいぞ、アルカ・ノイズの力!そしてゼツメイジャーよ!!」

 

拍手しながら言うナガレボーシ。

 

その周りにマッドトリンたちが集まる。

 

ダイゴ「アルカ・ノイズとか言うやつらの力でパワーアップしてやがるのか!?」

 

マッドトリン「その通り」

 

ヒョウガッキー「なかなか素晴らしい力だぞ」

 

タイリョーン「自分、気に入ったじゃけん!」

 

ウイルスン「他世界のウイルスみてーなが癪だが、なかなか良いぜ」

 

口々に言う。

 

ナガレボーシ「そろそろ止めだ!」

 

ダイゴたちキョウリュウジャーと響たちシンフォギア装者に止めを刺そうと近付くナガレボーシたち。

 

その時…

 

ブラギガス「ギャアァァオォォォォォォォ!!」

 

そこへブラギガスが現れて頭の冠を光らせてダイゴたちを回収し、代わりにガウがその場に現れた。

 

ガウ「がうがうー!」

 

ブラギガス「ギャアァァオォォォォォォォォ!!」

 

ガウとブラギガスは互いに何かを言い合う。

 

ブラギガス「ギャアァァオォォォォォォォォ!!」

 

話終わったブラギガスは反転してその場を離れ始めた。

 

ガウ「がうがう…」

 

ブラギガスの背中を見ながらガウは微笑むとナガレボーシたちの方を向くと睨み付けた。

 

しかしその相手はナガレボーシたちではなくただ一人だった。

 

シュラガイン「来たか…待っていたぞぉ!ゴジラザウルスゥゥゥゥーーーーーーーー!!」

 

ガウ「がうがあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

 

互いに因縁のある相手に一直線に向かっていった。



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第35話 敗北

シュラガイン「シェリャアァァァァァァァァァァ!!」

 

シュラガインはチェーンソーでガウに斬りかかる。

 

ガウ「がうがあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

 

跳躍して回避するガウは空中で1回転して尻尾をシュラガインの頭に叩き込もうとする。

 

シュラガイン「ふっ」

 

ガウ「がう!?」

 

シュラガインはガウの繰り出した尻尾攻撃を片手で掴んで受け止めた。

 

シュラガイン「甘いんだよ!!」

 

尻尾を掴んだままシュラガインはハンマー投げのように振り回すと投げ飛ばさず、地面に叩き付けた。

 

ガウを叩き付けると地面は砕かれてしまった。

 

ガウ「が…は……」

 

叩き付けたられたガウは吐血した。

 

シュラガイン「まだまだだぁぁぁぁーーーーー!!」

 

ガウを蹴り上げると自身は背中に生えた翼を広げて飛翔した。

 

シュラガイン「ウオラアァァァァァァーーーー!!」

 

空中に蹴り上げられたガウにシュラガインはチェーンソーの刃を回転させて高速で行き来しながら斬りつけた。

 

シュラガイン「ソラヨオォ!!」

 

最後はガウの背中を両腕で殴り、叩き落とした。

 

ガウ「が…がう………」

 

一方的に攻撃されて叩き落とされたガウは気絶してしまった。

 

シュラガイン「よっと…止めだ!」

 

着地したシュラガインは気絶してしまったガウに近付く。

 

エンドルフ「まぁ、待てよ。シュラガイン」

 

そこへエンドルフが止めに入った。

 

エンドルフ「コイツを殺すのはキョウリュウジャーとシンフォギア共々じゃねーとな」

 

シュラガイン「あぁん?」

 

不適に笑うエンドルフにシュラガインは睨み付けたが気にされなかった。

 

 

 

響「うっ…うーん…」

 

目を覚ました響の視界に見たことある石造りの屋根が映った。

 

響「ここ…スピリットベース?なんで…」

 

体を見ると包帯やガーゼなどで手当てされていた。

 

翼「どうやら目が覚めたようだな」

 

響「翼さん、クリスちゃん、それにダイゴさんたちも!」

 

声の方を見ると響と同じく頭や腕などに包帯やガーゼで手当てされていた。

 

響「なんで私たちスピリットベースに…」

 

ダイゴ「ギリギリでブラギガスが俺たちを助けてくれたんだ」

 

響「そうなんですか…ガウくん…ガウくんはどこにいるんですか?」

 

「「「「「「「「「………」」」」」」」」」

 

ガウの行方を響が聞くと全員が黙ってしまった。

 

響「ど、どうしたんですか?」

 

トリン「ガウは…我々をブラギガスに預け、たった一人で戦騎たちとデーボモンスター・ノイズに戦いを挑んでいる」

 

響「え!?」

 

トリンの言葉に響は驚いてしまった。

 

トリン「ガウは我々の危機をブラギガスから聞いたて助けに行こうと聞かなかった。ブラギガスは必死でガウを説得しようとしたがガブティラたちがガウの意を汲んで渋々承諾したらしい」

 

響「そんな…なら早く助けに…うっ!」

 

立とうとした響は痛みで膝をついてしまった。

 

クリス「今のアタシらじゃ逆に足手まといになっちまうのがオチだ」

 

翼「今はガウのゴジラザウルスとしての力を信じよう」

 

響「でも…」

 

クリスと翼に支えられながら説得されるが響はまだ納得してはいないようだった。

 

?「みなさん、大変です!!」

 

スピリットベースの入り口から一人のノートパソコンを抱えてメガネを掛けた女性が入ってきた。

 

イアン「あれ、弥生ちゃん。どうしたんだ?」

 

響「アミィさん、あの人は?」

 

アミィ「私たちキョウリュウジャーの仲間でキョウリュウバイオレットの『弥生ウルシェード』ちゃんよ」

 

入ってきたメガネを掛けた女性―『弥生ウルシェード』を簡潔に紹介するアミィ。

 

弥生「えっと、この子たちは?」

 

空蝉丸「異世界から来た戦士たちでござる」

 

響たちのことをかなり簡潔に紹介する空蝉丸。

 

弥生「い、異世界から!?」

 

異世界という単語に驚く。

 

ダイゴ「それより何があったんだ、弥生?」

 

弥生「あ、実はラボにエンドルフからの挑戦状が送られて来ました!」

 

トリン「なに!?」

 

机にノートパソコンを置いて開き起動させ、届いたメールを開く弥生。

 

開かれたメールには十字架に磔られたガウが映った。

 

響「ガウくん!?」

 

ガウの姿に驚く響だが直ぐに画面は変わりエンドルフが映った。

 

エンドルフ『キョウリュウジャー、そしてシンフォギアどもに継ぐ。コイツの命が惜しけりゃ、直ぐにこの場所に来るんだな。タイムリミットは明日の昼までだ、でないとコイツの命は消えることになるぜ』

 

そう言うとエンドルフの映像が消えて映像はそこで終わった。

 

ノブハル「酷い…」

 

ソウジ「散々痛め付けた挙げ句に俺たちを誘き寄せるための餌にするなんて…」

 

クリス「ふざけた連中だぜ!!」

 

アミィ「どうする?キング」

 

トリン「明らかに罠なのは見え透いている」

 

響「私は行きます。私はガウくんに危ないところを何度も助けてくれた…ガウくんが今ピンチなら今度は私が救う!」

 

翼「立花…そうだな」

 

クリス「ったくしょうがねーなぁ」

 

響に賛同するように翼とクリスは言う。

 

ダイゴ「良く言ったじゃねーか!皆、ガウを助けに行くぜ!!」

 

ダイゴに言われてイアンたちは頷く。

 

どうやらイアンたちも映像を見て最初から考えていたようだ。

 

トリン「決まったのならば我々だけではダメだ。弥生、ラミレスと鉄砕に連絡してくれ。10人のキョウリュウジャーの力を結集させるんだ」

 

弥生「はい!」

 

トリンに言われて弥生は頷いて言うのだった。

 

 

カオス「感謝するよパヴァリア光明結社諸君。君たちの協力のお陰で我々は新たなる戦力を得ることが出来た」

 

デーボモンスター・ノイズの力を見ていたカオスはサンジェルマンたちを見ながら言う。

 

サンジェルマン「気に入ってくれたのならそれでいいわ。それでこちらの要望には答えてくれるのかしら?」

 

カオス「君たちの世界で革命を起こすために生け贄を集める協力だったな。良かろう」

 

そう言ってカオスは怒り、哀しみ、喜びの柱に触れて感情を抽出し始めた。

 

そしてテレポートジェムを出して3つの感情を吸収させた。

 

全て吸収し終わるとテレポートジェムの色が変わった。

 

カオス「これが我々の誠意と受け取ってくれ」

 

そう言ってカオスは黒い色に赤い光がある色になったテレポートジェムをカオスはサンジェルマンに差し出した。

 

カリオストロ「なになに~?1個だけ~?」

 

カオス「安心したまえ。これは従来のと違い殺られても直ぐに再生し、使用可能になる」

 

プレラーティ「つまり無限に使えるワケダ」

 

カオス「その通りだ」

 

サンジェルマン「協力、感謝する」

 

ジェムを受けとるとサンジェルマンたちはジェムとは違う形の石を出すと足元に落とすと魔方陣が現れて姿を消した。



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第36話 荒ぶる永遠の戦士たちよ

一部、死んだキャラがいますが特別出演ってことで!
あと活動報告を見てくれると嬉しいです!


指定された場所にてシュラガイン、エンドルフ、ドゴルゴ、そしてデーボモンスター・ノイズたちがいた。

 

シュラガイン「おい、こんなことで奴らは来るのか?」

 

エンドルフ「来るさ。なんせここには奴らが絶対に手離せない奴がいるからな」

 

シュラガインの問いにエンドルフは磔にしているガウを見て言う。

 

ドゴルゴ「来たみたいだぜ」

 

ドゴルゴが指差した方を見るとこちらに向かってくるダイゴたちと響たちがいた。

 

ダイゴ「約束通り来てやったぞ、エンドルフ!」

 

エンドルフ「あぁ、約束はちゃんと守ると思っていたぜ」

 

感心するように言うエンドルフ。

 

エンドルフ「んじゃ、先に逝ってゴジラザウルスと会うんだな」

 

ローソクラッシャーを銃形態でダイゴたちと響たちに向けたその時…

 

ダイゴ「そう来ると思ってたぜ!」

 

エンドルフ「なに?うおっ!?」

 

モグモグー!!

 

ダイゴがそう言った時、地面の中からワニの上下の顎が両腕に備わったブラックとガングニールを纏った響が現れた。

 

ドゴルゴ「なんだと!?」

 

ブラック「今だ!」

 

響「はあぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

 

アームドギアを展開してブースターを吹かして一気にエンドルフの近付くと展開したアームドギアの叩き込む技―『我流・撃槍烈破』を繰り出した。

 

エンドルフ「ぬあぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?」

 

シュラガイン「ぐおぉぉぉぉぉぉぉぉ!?」

 

ドゴルゴ「うおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!?」

 

我流・撃槍烈破を喰らってエンドルフはドゴルゴとシュラガインを巻き込みながら吹き飛ばされる。

 

クリス「よし、作戦成功!」

 

クリスが言うとイアンと響の姿が消えた。

 

ナガレボーシ「おのれ、獣電竜の力か!」

 

ソウジ「その通りだ」

 

ブラック「獣電竜No.23、フタバインの力で俺と響をコピーしたんだ」

 

翼「そしてコピーが私たちと共に貴様らの所に行き、引き付けている間に…」

 

トリン「本物の二人が獣電竜12番ディノスクランダーの能力で地中から奇襲し、ガウを救出する作戦だ」

 

ヒョウガッキー「おのれ、小癪な真似を!!」

 

ヒョウガッキーが言っている間に磔にされていたガウを響とブラックは鎖を外して救出した。

 

響「ガウくん、しっかり!」

 

ガウ「がう~…」

 

僅かに目を開けて響を見て鳴くガウ。

 

ブラック「よし、キングたちのところまで跳ぶぞ!」

 

響「はい!」

 

そう言って二人はダイゴたちとクリスたちの場所まで跳んだ。

 

ダイゴ「ガウ、まだ戦えるか?」

 

ガウ「がう!!」

 

響から降りたガウは強く頷く。

 

ダイゴ「よし、皆!チェンジだ!」

 

「「「「「おう!」」」」」

 

獣電池を出し、ブレイブ・インしガブリボルバーに装填し、シリンダーとレバーを回してステップ踏んで1回転してトリガーを引き、レバーを離して変身した。

 

クリス「Killter Ichaival tron…」

 

翼「Imyuteus amenohabakiri tron…」

 

クリスと翼の二人もギアの起動詠唱を唄いギアを纏った。

 

エンドルフ「一杯食わされたがまだ俺たちの優位は変わらないぜ」

 

ドゴルゴ「今頃この近くの町は火の海だろうな」

 

?「残念だがお前たちの作戦は失敗している」

 

シュラガイン「なに!?」

 

声に反応すると光と共に弥生と2人の人物が現れた。

 

レッド「弥生!それにラミレスと鉄砕!!」

 

ラミレス「みなさーん、遅れてすいませーん」

 

鉄砕「こっちに来る途中、町でアイガロンたちが暴れていてな、少し遅れた」

 

『ラミレス』と『鉄砕』、古代ローマと1500年前に『獣電竜 アンキドン』と『獣電竜 ブンパッキー』と共にデーボス軍と戦った戦士たちだ。

 

ピンク「え!?もうやっつけて来たの?」

 

弥生「いえ、あの人たちが今頃相手をしています」

 

 

 

弥生たちが合流する少し前、町ではアイガロン、キャンデリラ、ラッキューロが数十体のゾーリ魔を率いて暴れていた。

 

アイガロン「キョウリュウジャーとシンフォギアをドゴルゴたちがおびき寄せてる間に町を攻撃するなんて作戦、沁みるわあぁ~!」

 

キャンデリラ「そうね~!」

 

ラッキューロ「でもなーんか上手くいきすぎてる気が…」

 

?「そこまでだ!デーボス軍!!」

 

?「俺たちが相手になりますよー!!」

 

声の方を見ると11人の人物たちが立ちはだかっていた。

 

アイガロン「ウソッ!?アイツらは!?」

 

人物たちを見て驚くアイガロンたち。

 

?「行くぞ!」

 

一人が言うと6人がベルトのバックルを取り出し胸の前に突き出した。

 

「「「「「「ダイノバックラー!!」」」」」」

 

上下反転させることでバックラーの中にはめ込まれているメダル―『守護獣 メダル』が輝き変身した。

 

「「「「「爆竜チェンジ!!」」」」」

 

5人の方はそれぞれのブレスの口部分を開いてボタンを押したりハーモニカ型の鍵を差し込んでからボタンを押すと、ブレスからエネルギー―『ダイノガッツ』が開放されてバトルスーツ―『アバレスーツ』を纏った。

 

ティラノレンジャー「ティラノレンジャー!ゲキ!!」

 

マンモスレンジャー「マンモスレンジャー!ゴウシ!!」

 

トリケラレンジャー「トリケラレンジャー!ダン!!」

 

タイガーレンジャー「タイガーレンジャー!ボーイ!!」

 

プテラレンジャー「プテラレンジャー!メイ!!」

 

ドラゴンレンジャー「ドラゴンレンジャー!ブライ!!」

 

ティラノレンジャー「恐竜戦隊!!」

 

「「「「「「ジュウレンジャー!!」」」」」」

 

アバレッド「元気莫大!アバレッド!!」

 

アバレブルー「本気爆発!アバレブルー!!」

 

アバレイエロー「勇気で驀進!アバレイエロー!!」

 

アバレブラック「無敵の竜人魂!アバレブラック!!」

 

アバレキラー「ときめきの白眉!アバレキラー!!」

 

アバレッド「荒ぶるダイノガッツ!!」

 

「「「「「爆竜戦隊!アバレンジャー!!」」」」」

 

そう彼らこそが初代と2代目の恐竜スーパー戦隊、『恐竜戦隊 ジュウレンジャー』と『爆竜戦隊 アバレンジャー』なのだ。

 

ラッキューロ「うえぇ!?なんでジュウレンジャーとアバレンジャーがここに!?」

 

キャンデリラ「きゃ~!どういうこと~!?」

 

ティラノレンジャー「悪が現れるならば、俺たちはどこへでも駆けつける!」

 

アバレッド「それが時を駆ける希望から生まれた恐竜スーパー戦隊だ!!」

 

ティラノレンジャー「行くぞ!!」

 

「「「げげえぇー!?/いーやーん!?/アンラッキュ~!?」」」

 

 

アイガロン、キャンデリラ、ラッキューロの悲鳴がその町には轟いた。

 

 

レッド「そうか。ジュウレンジャーにアバレンジャーが来てくれたのか!」

 

弥生「そうなんです!」

 

響「戦隊ってダイゴさんたちだけじゃなかったんですね」

 

ブラック「まぁな。きっとまだまだ出てくるハズだ」

 

シルバー「だが今はここで奴らを倒すんだ!」

 

レッド「そうだな。弥生、ラミレス、鉄砕!」

 

ラミレス「OK!」

 

鉄砕「言われずとも!」

 

弥生「はい!」

 

レッドに言われて3人は獣電池を出した。

 

「「「ブレイブ・イン!/BRAVELY IN!!」」」

 

アーンキドン!

 

ブンパッキー!

 

ガブリンチョ!プレーズオン!

 

ラミレス・鉄砕「「SPIRIT RANGER!/スピリット・レンジャー!!」」

 

弥生「キョウリュウチェンジ!!」

 

ラミレスと鉄砕は獣電池、弥生はブレイブ・インした獣電池をガブリボルバーに装填後、シリンダーを回してステップを踏むと上に向けて上げた。

 

「「「ファイア!/FIRE!」」」

 

獣電池とガブリボルバーからアンキロサウルス、パキケラファサウルス、プレシオサウルスの顔が現れると3人の体を通り、顔に噛みつくと仮面となり変身した。

 

レッド「よっしゃあ!全員まとめて聞いて驚けえぇ!!」

 

ハイテンションで言うレッド。

 

レッド「牙の勇者!キョウリュウレッド!!」

 

ブラック「弾丸の勇者!キョウリュウブラック・ディノスクランダー!!」

 

ブルー「鎧の勇者!キョウリュウブルー!!」

 

グリーン「斬撃の勇者!キョウリュウグリーン!!」

 

ピンク「角の勇者!キョウリュウピンク!!」

 

ゴールド「雷鳴の勇者!キョウリュウゴールド!!」

 

シアン「鋼の勇者!キョウリュウシアン!!」

 

グレー「激突の勇者!キョウリュウグレー!!」

 

バイオレット「海の勇者!キョウリュウバイオレット!!」

 

シルバー「閃光の勇者!キョウリュウシルバー!!」

 

「「「「「「「「「「史上最強のブレイブ!!」」」」」」」」」」

 

レッド「10人揃って!」

 

「「「「「「「「「「獣電戦隊 キョウリュウジャー!!」」」」」」」」」」

 

ゴールド「天怒りて悪を斬る!!」

 

レッド「うおぉ~!あ~れ~るぜ~!」

 

「「「「「「「「「「止めてみな!/みろ!/みなさい!」」」」」」」」」」

 

10人全員が揃って名乗りを上げるキョウリュウジャーたち。

 

ドゴルゴ「ちぃ、まさか奴らに1枚食わされるとは…腹立たしい!!」

 

エンドルフ「キョウリュウレッド…俺の怨みはさらに増したあぁ!!」

 

シュラガイン「ゴジラザウルスゥ…今度こそぶっ殺してやるぜぇ!!」

 

マッドトリン「この場で貴様らの息の根を止めてくれる!!」

 

タイリョーン「行くぞおぉ!!」

 

レッドたちとシンフォギアたちに向かっていくドゴルゴ、エンドルフ、シュラガイン、デーボモンスター・ノイズたち。

 

レッド「行くぜ、みんなぁ!!」

 

響「翼さん、クリスちゃん、ガウくん!私たちも行くよ!!」

 

「「「「「「「「「「「「あぁ!/おう!/がうがうー!!」」」」」」」」」」」」

 

レッドたちとシンフォギアたちもそれぞれの因縁ある相手に向かっていった。



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第37話 カーニバルと奇跡のアームド・オン!

ヒョウガッキー「喰らえ!ブリザー…」

 

ブラック「同じ手を喰うかよ!!」

 

ブリザードを繰り出そうとしたヒョウガッキーをブラックは両腕のディノスクランダーを合わせてドリルのように高速回転しながら突撃した。

 

ヒョウガッキー「ぐおぉぉぉぉぉぉぉぉ!?」

 

突撃したブラックに貫かれたヒョウガッキー。

 

ブラック「今だ、クリス!!」

 

クリス「おう!!」

 

アームドギアが変形した4門の3連ガトリング砲からの一斉掃射する技―『BILLION MAIDEN』を繰り出した。

 

ヒョウガッキー「ぐあぁぁぁぁぁぁぁぁ!?」

 

BILLION MAIDENを喰らいヒョウガッキーは後退する。

 

ブラック「止め行くぜ!」

 

クリス「あぁ!」

 

ブラック「ブレイブ・イン!!」

 

ガブリンチョ!パラ~サガン!

 

腰のバックルを開いて新たな獣電池を出してブレイブを入れてガブリボルバーに装填し、シリンダーを回した。

 

クリスはアームドギアを巨大なロングボウにした。

 

ブラック・クリス「「獣電ブレイブ・ARTHEMIS SPIRAL!!」」

 

バモラ・ムーチョ!!

 

『獣電ブレイブ・フィニッシュ』と『ARTHEMIS SPIRAL』の合体技が炸裂した。

 

ヒョウガッキー「ば、バカなあぁぁぁぁぁぁぁ!?ぐあぁぁぁぁぁぁぁぁ………」

 

合体技を喰らってヒョウガッキーは火花を散らしながら仰向けに倒れて爆散した。

 

 

 

ウイルスン「もう一度、分裂殺法で…」

 

分裂しようと液状化しようとしたウイルスンだが…

 

ピンク「そうはいかないんだから!ブレイブ・イン!!」

 

ガブリンチョ!カチコ~ックス!!

 

ピンク「えい!」

 

コチコチ~!!

 

カチコックスの獣電池をブレイブ・インしてガブリボルバーに装填し、放つとウイルスンの体が固まりだした。

 

ウイルスン「うおっ!?か、体が硬く~!?」

 

自身の体が硬くなっていくのを感じて驚く。

 

ブルー「ねぇ、アミィ…今の獣電池何なの?」

 

全然知らない獣電池を使ったピンクに聞くブルー。

 

ピンク「ん?前に韓国行った時に貰ったの」

 

ブルー「貰ったって…誰に?」

 

ピンク「う~ん…韓国版の私たち?」

 

ブルー「はぁ?」

 

ピンク「それよりチャンスだよ!」

 

ブルー「あ、そうだね。ブレイブ・イン!」

 

ピンク「ブレイブ・イン!」

 

ガブリンチョ!ステゴッチ!!

 

ガブリンチョ!ドリケ~ラ!!

 

ステゴッチとドリケラの獣電池をブレイブ・インしてガブリボルバーに装填した。

 

バモラ・ムーチョ!!

 

ブルー・ピンク「「獣電ブレイブ・ダブル・フィニッシュ!!」」

 

同時に獣電ブレイブフィニッシュを放った。

 

ウイルスン「ぐおぉぉぉぉぉぉぉぉ!!この俺が…まさかの…つーか…ヒョウガッキーより…活躍…して…な…い……」

 

メタっぽい発言をしたウイルスンはそのまま倒れて爆散した。

 

 

 

タイリョーン「フン!!」

 

銛型の武器から光線を発射してタイリョーンはシアン、グレー、バイオレットを攻撃する。

 

「「「はっ!!」」」

 

3人は跳躍して光線をかわす。

 

グレー「鉄砕拳・激烈突破!!」

 

タイリョーン「そんなもん、ワシには通じ…のおぉぉぉぉっ!?」

 

かつてグレーの攻撃を強靭な肉体で弾いた経験からタイリョーンは激烈突破を真っ向から受け止めようとするが逆に吹き飛ばされた。

 

タイリョーン「な、なんじゃと!?」

 

シアン「うおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!」

 

着地したタイリョーンの後ろからシアンが両手の拳を地面に叩き付けてタイリョーンの周りを衝撃で爆発させ、怯ませる。

 

シアン「今でーす!Ms.violet!!」

 

バイオレット「はい!」

 

シアンの合図でガブリボルバーとガブリカリバーを合体させた武器―『ガブルキャノン』を持ったバイオレットがタイリョーンに向かっていき、銃口をくっ付けた。

 

バイオレット「獣電ブレイブフィニーッシュ!!」

 

バモラ・ムーチョ!!

 

タイリョーン「ぐあぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

 

ゼロ距離のガブルキャノン版の獣電ブレイブフィニッシュによりタイリョーンの体を貫いた。

 

タイリョーン「な、なぜじゃ…前は…耐えれた…のに…」

 

グレー「我々は常日頃、体を鍛えてきた」

 

シアン「そのお陰であなたと前に戦った以上の力を発揮出来るのでーす!」

 

バイオレット「だから蘇っただけのあなたには決して負けません!」

 

タイリョーン「そう…だっ…た…のか……」

 

納得したタイリョーンは膝を着いて爆発した。

 

 

 

マッドトリン「シェリャアッ!!」

 

愛刀から黒い斬撃を繰り出した。

 

シルバー「シエェェェェアッ!!」

 

シルバーもフェザーエッジから斬撃を繰り出してマッドトリンの斬撃を相殺、爆煙が起こった。

 

グリーン・翼「「はあぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」」

 

マッドトリン「ぐあぁぁぁぁぁぁぁぁ!?」

 

爆煙を突き破ってグリーンと翼のガブリカリバーとアームドギアの刃がマッドトリンの左右を斬り裂いた。

 

シルバー「止めだ、マッドトリン・ノイズ!!」

 

シルバーがそう言うと3人が同時にトライアングルをマッドトリンに繰り出した。

 

「「「トリニティーストレイザー!!」」」

 

マッドトリン「ぐあぁぁぁぁぁぁぁぁ!?」

 

3人のトリニティーストレイザーを喰らいマッドトリンは膝を着いた。

 

マッドトリン「ま、まさか…また…不良品と…その仲間に…やぶ…れ……」

 

言葉途中でマッドトリンは爆散した。

 

 

 

ドゴルゴ「ウオラアァッ!!」

 

ゴールド「ムウゥゥンッ!!」

 

ドゴルゴの喧嘩上刀とゴールドのザンダーサンダーが激しくぶつかり合う。

 

数手ほど剣を交えた後、同時に後ろへ下がった。

 

ゴールド・ドゴルゴ「「奥義…」」

 

全く同じ動きで電気をお越し、頭上に上げる。

 

ゴールド・ドゴルゴ「「雷電残光ぉぉーーーーー!!」」

 

ザンダーサンダー!!

 

ゴールドとドゴルゴが繰り出したのは元はゴールドこと空蝉丸が編み出した剣術『雷電残光』である。

 

両者の繰り出した雷電残光は互いの中央にてぶつかり合うが直ぐに誘爆して爆発した。

 

ゴールド「ぐっ…」

 

ドゴルゴ「くぅ…なかなかやるじゃねーか。空蝉丸ちゃん、今日はここまでにしといてやるぜ!あばよ!!」

 

そう言い残して雷を放って姿を消すドゴルゴ。

 

ゴールド「逃げたか…だがいつかは必ずお主との因縁に決着を着ける!!」

 

 

 

ナガレボーシ「ギランギランだー!!」

 

エンドルフ「オラオラオラアァッ!!」

 

ナガレボーシは隕石攻撃で響を、エンドルフはローソクラッシャー銃形態で発砲してレッドをそれぞれ攻撃する。

 

レッド「うおっ!!」

 

響「うわわっ!!」

 

隕石と銃撃を右往左往しながらかわす。

 

レッド「やっぱ強いな…だったらこれだ!」

 

今までの獣電池とは明らかに違う獣電池を出すレッド。

 

レッド「ブレイブ・イン!来い、ミニティラ!!」

 

ガブリンチョ!オーバーチャアァァァァァジ!!

 

ミニティラ「ギャアァァァァァァァァァン!!」

 

獣電池を投げると巨大化してガブティラの口に入るとなんとガブティラが小さく―『ガブティラ オーバーチャージモード』こと『ミニティラ』なってレッドの手元に来た。

 

レッド「行くぜ、ミニティラ!」

 

クルリンチョ!

 

ミニティラを持つとレッドはミニティラの首を回して体をひっくり返して腰部からトリガーを出して銃―『ガブティラ・デ・カーニバル』にするとミニティラの口を動かした。

 

OH!マツリンチョ!カーニバル!!

 

軽快なステップを踏んでガブティラ・デ・カーニバルを変身の時と同じく高く上げた。

 

レッド「ファイアー!!」

 

ミニティラ「ギャアァァァァァァァァァ!ギャアァァァァァァァァァン!!」

 

ガブティラ・デ・カーニバルからミニティラのスピリットが現れてレッドに噛みつくとレッドの姿が変わった。

 

レッド「キョウリュウレッド・カアァァァァァァニバル!!」

 

頭部にはトサカ状パーツが、胸部にはガブティラヘッド状の装甲が追加され、上半身から足にかけて赤、白、黄色の牙のような装飾が施されている姿―ガブティラとレッドが一つとなったレッド強化形態『キョウリュウレッド・カーニバル』だ。

 

響「ふえ!?小さくなった獣電竜が銃になって、ダイゴさんがパワーアップしたあぁ!?」

 

いろいろありすぎて響は驚いてしまう。

 

エンドルフ「出たか、カーニバル!!」

 

ナガレボーシ「これは小娘より先に倒さなければ!」

 

カーニバルを見てエンドルフとナガレボーシはレッドに狙いを定める。

 

レッド「行くぜ、響!」

 

響「は、はい!」

 

エンドルフとナガレボーシに向かっていく二人。

 

レッド「ガブガブキイィーーーーーック!!」

 

響「どりゃあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

 

跳躍して横向きになって両足を上下に動かして噛み付くようなキック―『ガブガブキック』をエンドルフに、響はパイルバンカーよろしくの拳をナガレボーシに繰り出した。

 

エンドルフ「ぐおっ、この!!」

 

ナガレボーシ「おのれ!」

 

負けじとテカガミラーから報復ビームと隕石攻撃を発射する。

 

レッド「うおっと!」

 

響「ほっ!」

 

後ろに下がりながら報復ビームと光線をかわす。

 

レッド「へへっ、やっぱ簡単には行かねーか。ならカミツキチェンジだ!!」

 

アミーゴ!カーニバル!!

 

ガブティラ・デ・カーニバルの首部分にある灰色のボタンを押すとガブティラ、ステゴッチ、ドリケラの獣電池を出した。

 

ゴチゴチリンチョ!

 

ドリドリリンチョ!

 

ガブガブリンチョ!

 

ステゴッチ、ドリケラ、ガブティラの順にガブティラ・デ・カーニバルに入れては口を閉じるとステップを踏んだ。

 

レッド「ファイアー!!」

 

バラモ!カーニバル!オーラ!!

 

トリガーを引くとステゴッチとドリケラの顔のスピリットが現れてレッドの左右の腕にそれぞれ噛みついた。

 

レッド「キョウリュウレッド・サンバカーニバル!!」

 

右腕が青色で盾がある―『ステゴッチシールドアーム』、左腕がピンク色でドリルがある―『ドリケラドリルアーム』になった姿―『キョウリュウレッド・サンバカーニバル』だ。

 

響「な、なんか…凄すぎますよ…ダイゴさん」

 

またもや響は驚く。

 

レッド「響!俺の後に続けえぇ!!」

 

響「え!?あ、ちょっと!?」

 

エンドルフとナガレボーシに向かい出したレッドの後を追いかける響。

 

エンドルフ「ぬうあぁぁぁぁぁぁぁ!!」

 

ムネカガミラーから報復ビームを発射するエンドルフ。

 

レッド「ステゴッチシールド!!」

 

報復ビームをステゴッチシールドで弾く。

 

響「はっ、どりゃあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

 

エンドルフ「があぁぁぁぁぁぁぁぁ!?」

 

レッドの肩を踏み台に後ろから響が跳躍し、飛び蹴りを繰り出して命中するとエンドルフのムネカガミラーが割れ、吹きとばした。

 

エンドルフ「こ、小娘ぇぇぇ!」

 

ナガレボーシ「エンドルフ様、ここは私が!」

 

レッド「そうは行くか!カミツキチェンジ!!」

 

アミーゴ!カーニバル!!

 

再びガブティラ・デ・カーニバルの首部分にある灰色のボタンを押して今度はガブティラ、アンキドン、ブンパッキーの獣電池を出した。

 

ドゴドゴリンチョ!

 

ブンブンリンチョ!

 

ガブガブリンチョ!

 

アンキドン、ブンパッキ、ガブティラの順にガブティラ・デ・カーニバルに入れては口を閉じるとまた違うステップを踏んだ。

 

レッド「ファイアー!!」

 

バラモ・カーニバル!アチョチョチョチョー!!

 

トリガーを引くとアンキドンとブンパッキーのスピリットの顔が現れてレッドの左右の腕に噛み付いた。

 

レッド「キョウリュウレッド・カンフーカーニバル!!」

 

右腕が水色でハンマーのある『アンキドンハンマーアーム』、左腕が灰色で鉄球のある『ブンパッキーボールアーム』になった姿―『キョウリュウレッド・カンフーカーニバル』になった。

 

レッド「ブンパッキーボール!!」

 

ナガレボーシ「うおあぁぁぁぁぁぁぁ!!」

 

ブンパッキボールを発射してナガレボーシの攻撃を防ぐ。

 

レッド「止めを行くぜ、響!」

 

響「はい!」

 

レッドが言うと響はレッドの前に出ると軽くジャンプした。

 

レッド「アンキドンハンマー!!」

 

響の足裏目掛けてアンキドンハンマーを叩きつけるとその反動で猛スピードでエンドルフとナガレボーシに向かって翔んでいった。

 

響「はあぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

 

叩きつられたのと同時に響はアームドギアをドリルのように高速回転させる。

 

エンドルフ「チッ、オラヨ!!」

 

突っ込んで来る響を見てエンドルフはナガレボーシを掴むと自身と響の間に放り投げた。

 

ナガレボーシ「な、なんと!?ぐぎゃあぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

 

放り投げられたナガレボーシはかわすことも出来ずに響の拳をまともに喰らい、貫かれた。

 

ナガレボーシ「わ、私が…再び…敗れ…ようと…は……」

 

貫かれたナガレボーシはうつ伏せに倒れながら爆散した。

 

響「仲間を盾にするなんて…」

 

エンドルフの行動に響は驚きを隠せなかった。

 

レッド「エンドルフ、テメエ!」

 

エンドルフ「ふっ、所詮やつらはただの捨て石だ。どうてことはない」

 

響「そんな!?」

 

エンドルフ「キョウリュウレッド…シンフォギア、覚えていろ…この怨みは必ず晴らしてやるからな!」

 

そう言い残してエンドルフは炎を出して姿を眩ませた。

 

 

 

シュラガイン「セリャアッ!!」

 

ガウ「がうがう!!」

 

レッドたちと響たちの戦いが終わったころ、シュラガインとガウはいまだに戦い続けていた。

 

シュラガイン「喰らえ!!」

 

ノコギリ状のフリスビー―『ブラッディ・スライサー』を2枚、放った。

 

ガウ「がう!」

 

ブラッディ・スライサーを跳躍してかわすが…

 

ガウ「がう!?」

 

引き返してきたブラッディ・スライサーの1枚がガウの肩を掠り、もう1枚が背中に刺さった。

 

ガウ「がう~…」

 

肩に掠ったのは大したことはないが背中に刺さったのが効いたのか膝を着いてしまった。

 

シュラガイン「もらったぁ!!」

 

膝を着いてしまったガウにシュラガインは翼を広げて飛翔して高々度から攻撃してきた。

 

ガウ「がう!」

 

高々度から攻撃してきたシュラガインに対してガウは素早く立ち上がって構えた。

 

シュラガイン「死ねぇ!!」

 

シュラガインのチェーンソーがガウの体に突き立てられた。

 

響「が、ガウくん!?」

 

レッド「遅かったか!?」

 

シュラガインのチェーンソーがガウの体に突き立てられた姿を見て驚く響たちとレッドたち。

 

シュラガイン「勝った…」

 

ガウ「がうぅ~」

 

シュラガイン「なに!?」

 

勝ったと思いきや声に驚き見ると笑っているガウがいた。

 

しかもチェーンソーはガウの両手により機動を代えられ横腹を掠っただけになっていた。

 

ガウ「がうがあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

 

シュラガインのチェーンソーを掴んだガウは砲丸投げのように振り回して投げ飛ばした。

 

ガウ「がう…」

 

背中に刺さったブラッディ・スライサーによる痛みで膝を着いてしまうガウ。

 

響「ガウくん!」

 

響がガウに近付こうとした時、レッドのバックルにあったガブティラの獣電池の一本が輝いてガウの元へ飛んでいった。

 

ガウ「がう?」

 

メチャムーチャ!!

 

ガウの手に獣電池が来た瞬間、レッド専用武器である『ガブティラファング』が現れた。

 

ガウ「がう!?」

 

レッド「えっ、何でガブティラファングが!?」

 

これにはガウだけでなくレッドや他のキョウリュウジャーたちも驚く。

 

シルバー「恐らくガブティラはダイゴと共に戦いたいと想ってミニティラになったように友であるガウの力になりたいという想いが奇跡のアームド・オンを可能にしたんだ!」

 

ガウ「がう!」

 

ガブティラファングを構え、シュラガインに向かっていく。

 

シュラガイン「小癪なあぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

 

投げ飛ばされていたシュラガインは体勢を立て直し、今度は地面すれすれの低空飛行でガウに向かっていく。

 

ガウ「がうがあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

 

シュラガイン「シエリャアァァァァァァ!!」

 

気合いの声が響き渡り、交差した。

 

ガウ「がうぅ…」

 

ガウはガブティラファングが消えてしまい先に膝を着いてしまった。

 

シュラガイン「ククククク…ぐおっ!?」

 

振り向いてガウを見るシュラガインだが直ぐに体に火花が散りだした。

 

シュラガイン「ば、バカな…また…コイツに…まけ…る…の…か…バカなあぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?」

 

断末魔を上げながらシュラガインは倒れ、爆発した。

 

響「ガウくんが勝ったー!!」

 

レッド「いよっしゃあぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

 

歓喜の声を上げてレッドたちキョウリュウジャーと響たちシンフォギアがガウの元に集まった。

 

クリス「やったな、ガウ!」

 

ガウ「がう~!」

 

クリスに頭をワシャワシャされてガウは響の元に逃げる。

 

シルバー「これでまた一つ、大きな戦いが終わったな」

 

シアン「Yes」

 

グレー「だな」

 

シルバーたちがそう言った時だった。

 

?「それはどうかな?」

 

「「「「「「「「「「「「「「!?」」」」」」」」」」」」」」

 

声の方を見るとシュラガインの亡骸の前にカオスが立っていた。



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第38話 う・た・え!勝利の祈り歌!!

カオス「よくぞ、やってくれたな。キョウリュウジャー、シンフォギア、そしてゴジラザウルスよ」

 

シルバー「どういう意味だ、カオス!」

 

カオス「こういう事だよ」

 

そう言ってカオスはシュラガインが受け取らなかった袋を出すと中から手のひらサイズのテレポートジェムを取り出した。

 

翼「何だ、あの大きさのテレポートジェムは!?」

 

カオス「これはデーボス様の超増殖細胞と復元水、そして我が魔力により肥大化した『デーボスジェム』だ」

 

ピンク「デーボスジェム!?」

 

ゴールド「それをどうするつもりだ!」

 

カオス「こうするのだよ」

 

そう言ってカオスはデーボスジェムをシュラガインの亡骸の上に置いた。

 

するとデーボスジェムはシュラガインの中に入っていくと電気がバチバチ通りながらシュラガインは立ち上がり巨大化しながら姿を変えていった。

 

シュラガイン?「キシャアァァァァァァァァァァァン!!」

 

巨大化したシュラガインは赤いモノアイで、体の色は濃紺となり、両腕は二又のチェーンソーになって、腹部などのには銀色の鱗、翼の被膜は赤色になり、額には緑色の発光器官があり、全体的にスタイリッシュな姿をした怪獣になった。

 

カオス「見たかね?これがシュラガインの本当の姿、デーボス様により生み出された対ゴジラザウルス用の怪獣兵器…ガイガンだ。もっともアルカ・ノイズの力が加わりノイズガイガンとなっているがね。フハハハハハハハ!!」

 

自慢気にカオスは『サイボーグ分解怪獣 ノイズガイガン』のことを言うと姿を消してしまった。

 

ノイズガイガン「キシャアァァァァァァァァァァァン!!」

 

カオスがいなくなった瞬間、ノイズガイガンはモノアイから破壊光線―『ギガリューム・クラスター』をレッドたちと響たちに向かって発射する。

 

不意を突かれた形になったために全員が動けなかった、だが…

 

ガウ「がうぅぅぅーーーーーーーーーーーー!!」

 

ガウが雄叫びを上げて体を光らせ巨大化しながら姿を変えてゴジラになりギガリューム・クラスターを受け止めた。

 

ゴジラ「ゴガアァァァァァァァァァァァァ!!」

 

ノイズガイガン「キシャアァァァァァァァァァァァン!!」

 

ゴジラとノイズガイガン、2体の怪獣が同時に咆哮を上げる。

 

レッド「よし、今の内に獣電竜たちを呼ぶんだ!」

 

オロリンチョ!

 

ガブティラ「ギャアァァァァァァァァァン!!」

 

ガブティラ・デ・カーニバルをミニティラに戻し装填していた獣電池―『カーニバル獣電池』を引き抜くとミニティラはガブティラに、レッドはカーニバルから戻った。

 

ブラック「来い、パラサガン!」

 

ブルー「ステゴーッチ!!」

 

グリーン「ザクトル!」

 

ピンク「来て、ドリケラ!」

 

ゴールド「来たれ、プテラゴードン!」

 

バイオレット「プレズオン!」

 

シルバー「ブラギガス!」

 

ブラックたちも獣電池を投げて他の獣電竜たちを呼ぶ。

 

レッド「カミツキ合体!」

 

ゴールド「カミナリ変形!」

 

バイオレット「ロケット変形!」

 

シルバー「超カミツキ変形!」

 

ギガガブリンチョ!

 

ギ、ガントー!ギ、ガン、トー!

 

レッドたちがそれぞれ言うとガブティラが変形して胴体と両足で、右腕がステゴッチ、左腕がドリケラとそれぞれ人型になり、プテラゴードンは上下の半身が分離して縦に合体すると右腕にパラサガン、左腕にザクトルが合体した人型になり、プレズオンは分離してプレズオンの顔が右腕となって人型に変形して、ブラギガスもプレズオンと似たり寄ったりに分離してブラギガスが胴体を口のようにし13個の獣電地を『ギガガブリンチョ!』と噛みついて巨大な斧を持った人型に変形し、計4体の巨人になった。

 

キョーリュージン!

 

プテライデンオー ウエスタン!イーハー!

 

プレズオー!

 

ギガントブラギオー!

 

「「「完成、キョウリュウジン!」」」

 

「「「完成、プテライデンオー ウエスタン!」」」

 

バイオレット「完成、プレズオー!」

 

シルバー「完成、ギガントブラギオー!」

 

レッド、ブルー、ピンクが乗る『キョウリュウジン』、ゴールド、ブラック、グリーンが乗る『プテライデンオー ウエスタン』、バイオレットが乗る『プレズオー』、シルバーが乗る『ギガントブラギオー』―獣電竜が合体して誕生した『獣電巨人』がゴジラと共にガイガンの前に参上した。

 

響「す、凄い…凄すぎるよ!!」

 

クリス「合体や変形してロボットになりやがった…」

 

翼「これなら行けるか!?」

 

キョウリュウジンたち獣電巨人の登場に響たちは驚く。

 

レッド「行くぜ!」

 

キョウリュウジンを筆頭に4体の獣電巨人たちがガイガンに向かっていく。

 

ガイガン「キシャアァァァァァァァァァァァン!!」

 

向かってくる獣電巨人たちにノイズガイガンはギガリューム・クラスターを発射した。

 

ブラック「んなの喰らう…」

 

回避しようとした瞬間、ギガリューム・クラスターが四方八方に散らばって鏡で反射するか如く獣電巨人の側面や背中などに命中した。

 

「「「「「「「「うあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?」」」」」」」」

 

ギガリューム・クラスターを受けてコックピト内にいるレッドたちに火花が当たる。

 

すると獣電巨人の体となっている獣電竜たちの体のあちらこちらが赤い煙を出して少しずつ消滅…いや、分解されていた。

 

シルバー「まずい、このままでは獣電竜たちがアルカ・ノイズの能力で分解されてしまう!!」

 

レッド「なに!?」

 

分解されゆく獣電竜たちのことをシルバーが言うとレッドたちは驚く。

 

ゴジラ「ゴガアァァァァァァァァァァァァ!!」

 

そんな獣電巨人たちを見てゴジラが放射火炎を繰り出す。

 

ノイズガイガン「キシャアァァァァァァァァァァァン!!」

 

対してガイガンは一つに束ねたギガリューム・クラスターを発射する。

 

放射火炎とギガリューム・クラスターがぶつかり合った瞬間、ギガリューム・クラスターが放射火炎を分解しながら迫った。

 

ゴジラ「ゴガアァァァァァァァァァァァァ!?」

 

自慢の放射火炎が完全に分解されてしまいギガリューム・クラスターを喰らってしまう。

 

獣電巨人のようにゴジラ自身は分解の予兆はないがダメージが大きく倒れてしまった。

 

響「ガウくん!!」

 

クリス「くそ、アタシらもやるぞ!」

 

翼「あぁ、行くぞ!!」

 

「「「イグナイトモジュール・抜剣!!」」」

 

3人は胸元にあるマイクユニットの両サイドに装備された2つのレバーを押し込んで言うとマイクユニットが飛び出して針を伸ばすと元の位置に刺さった。

 

すると3人の纏っているギアが変わった。

 

黒を基調とした、それぞれのパーソナルカラーが入った邪悪な目のような紋様が特色で、ところどころ鋭く攻撃的になったアーマーを装備したようはギア―エルフナインによりシンフォギアには邪悪な呪いを持つ『魔剣 ダインスレフ』の欠片が組み込まれており、それを起動させると暴走状態となるが意志で制御することで莫大なエネルギーのみを引き出すことで強化されたシンフォギアの姿『イグナイトモジュール』だ。

 

イグナイトモジュールを発動させた3人はノイズガイガンに向かっていく。

 

響「どりゃあぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

 

響の拳がノイズガイガンに決まる。

 

響「うわあぁ!?」

 

だが効かないどころかノイズガイガンの堅牢な体に弾かれてしまった。

 

ノイズガイガン「キシャアァァァァァァァァァァァン!!」

 

響「がっ!!」

 

弾かれてしまった響をガイガンは腕のチェーンソー―『ブラッディ・チェーンソー』で殴り、叩き落とした。

 

ノイズガイガン「キシャアァァァァァァァァァァァン!!」

 

叩き落とした響を踏み潰そうと足を上げるノイズガイガン。

 

翼「させるかあぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

 

翼はアームドギアを巨大化させてそれを振り上げると勢いよく振り下ろす。

 

ノイズガイガン「キシャアァァァァァァァァァァァン!!」

 

だがノイズガイガンは上げていた足を響のいるところとは別の地面を踏むと翼の方に向き直り、片方のブラッディ・チェーンソーで受け止めると両肩からブラッディ・スライサーを発射した。

 

翼「うあぁぁぁぁぁぁ!!」

 

ブラッディ・スライサーを受けてしまい翼は落ちてしまった。

 

クリス「テメエェ、よくも先輩と響をおぉぉぉぉぉぉぉぉ!!」

 

ガトリングガンでノイズガイガンの顔を攻撃するクリス。

 

ノイズガイガンの顔が黒煙で見えなくなるほどまで撃ちまくる。

 

クリス「やったか?」

 

完全に見えなくなって撃つのを止めるクリス。

 

だが黒煙の中で赤く光るものがあった。

 

ノイズガイガン「キシャアァァァァァァァァァァァン!!」

 

黒煙を突き破るノイズガイガンの鳴き声とギガリューム・クラスターが迫る。

 

クリス「!?」

 

反応出来ずにクリスはギガリューム・クラスターをまともに喰らってしまった。

 

クリス「ば…化物が…」

 

ダメージが大きく倒れてしまった。

 

ノイズガイガン「キシャアァァァァァァァァァァァン!!」

 

勝利の雄叫びを上げるノイズガイガン。

 

ゴジラ「ゴガアァァァァァァァァァァァァ!!」

 

雄叫びを上げているノイズガイガンの後ろからゴジラが頭突きで転倒させた。

 

ゴジラ「ゴガアァァァァァァァァァァァァ!!」

 

ゴジラはレッドたちにさや響たちを奮い立たせるように鳴く。

 

響「ガウくん…そうだよね…まだ諦めちゃダメだよね…ここで私たちが諦めたら…」

 

レッド「みんな!ガウはまだ諦めてねぇ!ここで俺たちが諦めたら…」

 

「「守れるべきモノが守れなくなっちゃう!/なるぜ!」」

 

響とレッドが言うとブラックたちやクリスたちは頷くと獣電巨人たちは立ち上がり、クリスたちも立ち上がった。

 

すると響たちのそれぞれの足元から光が吹き上がった。

 

翼「な、なんだ!?」

 

光が吹き上がってきて驚く。

 

シルバー「あれは大地の光!!」

 

吹き上がった光―『大地の光』を見てシルバーは言う。

 

響「聞こえる…音楽が…」

 

クリス「あぁ…」

 

翼「なんて心地良い音楽だ…」

 

響「翼さん、クリスちゃん!」

 

クリス「やるか!」

 

翼「だな。行くぞ!」

 

光が消えて3人はノイズガイガンに再び向かう。

 

響「この手からすり落ちる!」

 

クリス「運命の砂を!」

 

翼「抱きとめて感じてる 永遠の繋がり!」

 

ノイズガイガン「キシャアァァァァァァァァァァァン!?」

 

響の拳、翼の斬撃、クリスの銃撃の威力が増してノイズガイガンはたじろいだ。

 

響「生命(いのち)の輪を鎖にして!」

 

クリス「祈り歌を届けよう!」

 

翼「強き竜の者たちよ その心に牙を!」

 

ピンク「この歌って…」

 

ブラック「間違いねぇ、祈り歌だ!」

 

ブルー「なんであの子たちが祈り歌を!?」

 

シルバー「おそらくゴジラと共に戦ってくれている彼女たちに大地の光…いや、地球が答えてくれたんだ!」

 

レッド「すげえー…力が体のそこから沸き上がってくるのを感じる!」

 

響たちの歌っている唄た―超古代の巫女が獣電竜に唄った歌、『祈り歌』を聞いていると獣電巨人たちの分解が止まり、完全に復活した。

 

シルバー「これならいける!ダイゴ!」

 

レッド「よし!超カミツキ合体!!」

 

ギガガブリンチョ!!

 

ギ、ガント!キョウリュウジン!

 

ギガントブラギオーが分離してそのパーツがキョウリュウジンの足や肩、背中などに合体し、さらにパラサガンが右肩に、ザクトルはギガントブラギオーの斧―『ブラギオアックス』と合体して『ブラギオザクトルアックス』となり、頭に冠のように『ギガントクラウン』が合体した。

 

ギガントキョーリュージン!!

 

「「「「「「完成!ギガントキョウリュウジン!!」」」」」」

 

ガブティラ、パラサガン、ステゴッチ、ザクトル、ドリケラ、ブラギガスが合体した最強のキョウリュウジン―『ギガントキョウリュウジン』になった。

 

ブラック「ギガントショット!!」

 

ノイズガイガン「キシャアァァァァァァァァァァァン!?」

 

砲台のようになったパラサガンから放たれる『ギガントショット』がノイズガイガンを強襲、怯ませる。

 

グリーン「ギガントクラッシャー!!」

 

ブラギオザクトルアタックアックスから放たれる斬撃、『ギガントクラッシャー』が追撃としてノイズガイガンを吹き飛ばした。

 

ゴールド「横一閃!!」

 

バイオレット「プレズキャノン!!」

 

プテライデンオーは体を回転させて両腕に装備されたカッターで斬り付け、離れたのと同時にプレズオーが右腕となっているプレズオンの顔からキャノン砲を放ちノイズガイガンに攻撃の隙を与えずにダメージを与える。

 

シルバー「ギガントクラウン!!」

 

ギガントキョウリュウジンの頭にあるギガントクラウンがさらにノイズガイガンにダメージを与える。

 

響「かぎりなく燃えるソウルで!」

 

クリス「奏でる明日(あす)のメロディ!」

 

翼「触れ合ったその時に 一瞬でわかる!」

 

?「ギャアァァァァァァァァァン!!」

 

響たちが歌い続けていると地面から紺色をしたスピノサウルスの獣電竜が現れた。

 

シアン「OH!あれはトバスピノ!」

 

スピノサウルスの獣電竜―最初の獣電竜にして獣電竜0番『トバスピノ』が現れたのだ。

 

トバスピノ「ギャアァァァァァァァァァン!!」

 

トバスピノはそのまま走っていきアンキドンとブンパッキーと合体した。

 

スピノダイオー!!

 

右腕にアンキドンハンマー、左腕にブンパッキーボールが合体し、ブーメラン型の武器―『スピノブーメラン』と背鰭型の『スピノディフェンサー』を持ったた獣電巨人―トバスピノを中心にアンキドンとブンパッキーが強制カミツキ合体した『スピノダイオー』になった。

 

スピノダイオーを見てシアンとグレーは乗り込んだ。

 

グレー「スピノダイオーは俺たちに任せろ!」

 

ノイズガイガン「キシャアァァァァァァァァァァァン!!」

 

スピノダイオーに向かってガイガンはギガリューム・クラスターを発射する。

 

シアン「スピノブーメラン!!」

 

対してスピノダイオーはスピノブーメランを放ちギガリューム・クラスターを両断する。

 

グレー「ブンパッキーボール!!」

 

ギガリューム・クラスターを両断した隙にブンパッキーボールを放ち追撃する。

 

響「胸の中隠された 永遠の魂!」

 

クリス「唇から唇へと!」

 

翼「(とき)を越えて伝えて!」

 

ゴジラ「ゴガアァァァァァァァァァァァァ!!」

 

響たちの唄を聞いてゴジラも復活し、ノイズガイガンに向かっていく。

 

ガイガン「キシャアァァァァァァァァァァァン!!」

 

迫ってくるゴジラにノイズガイガンは両腕のブラッディ・チェーンソーで斬りかかる。

 

しかしゴジラはそれを受け止めると足でノイズガイガンの体を蹴るとその勢いで引きちぎった。

 

ノイズガイガン「キシャアァァァァァァァァァァァン!?」

 

両腕を引きちぎられてノイズガイガンは大幅に後退する。

 

レッド「よし、止めだ!!」

 

「「「「「「ギガントフォーメーション!!」」」」」」

 

ギガントブラギオーの胴体がギガントキョウリュウジンの前に展開されるとガブティラ、パラサガン、ステゴッチ、ザクトル、ドリケラ、プテラゴードン、アンキドン、ブンパッキー、プレズオン、ブラギガスを守護するガーディアンズの獣電池が納められている部分が開いた。

 

それと同時に右肩にプテライデンオー、左肩にプレズオー、背中にスピノダイオーが手をやった。

 

「「「「「「超獣電オールギガントエクスプロージョン!!」」」」」」

 

聞いて驚けえぇ!ギガントアツマリンチョでガブリンチョ~!!

 

全ての獣電竜のパワーを集結させて放つ巨大ビーム砲―かつてはブラギガスの禁断の必殺技であるギガント砲の再現『超獣電オールギガントエクスプロージョン』が発射された。

 

響「熱い勇気ほとばしる 夢を掴むパワー!」

 

クリス「約束のその日のために 歌おう明日(あす)のメロディ!」

 

翼「この手からすり落ちる 運命の砂を!」

 

響たちは巨大化させた翼のアームドギアに3人の力を込めて巨大な斬撃を放った。

 

ゴジラ「ゴガアァァァァァァァァァァァァ!!」

 

ゴジラは残った力を放射火炎に溜めて発射する。

 

ノイズガイガン「キシャアァァァァァァァァァァァン!!」

 

両腕を引きちぎられながらもノイズガイガンはギガリューム・クラスターを発射するが超獣電オールギガントエクスプロージョンとシンフォギア3人分の斬撃、そしてゴジラの放射火炎が合体した攻撃の前にギガリューム・クラスターはあえなく四散、ノイズガイガン本体に命中した。

 

「「「抱きとめて感じてる 永遠の繋がり 永遠の繋がり !!」」」

 

ノイズガイガン「キシャアァァァ……」

 

響たちが歌い終わったのと同時にノイズガイガンは断末魔を上げて爆散した。

 

レッド「いっっっっっよっしゃあぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

 

響「やったあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

 

ゴジラ「ゴガアァァァァァァァァァァァァ!!」

 

ノイズガイガンを倒してキョウリュウジャー、シンフォギア、ゴジラはそれぞれの勝利の声を上げたのだった。



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第39話 さらば、ブレイブな戦友たち

戦いが終わり数日後、響たちとダイゴたちとの別れが近付いていた。

 

ダイゴ「へぇ、これが響たちの世界と繋がってるゲートかぁ」

 

ギャラルホルンが造り出したゲートを見ながら言うダイゴ。

 

アミィたちはそれぞれの用事(アミィ、ソウジは学業、イアンはデート、ノッさんは何でも屋の仕事で空蝉丸はその手伝い)があり、響たちの見送りはダイゴとトリンの二人だけだった。

 

トリン「ゴジラ…いや、ガウ、君に渡したいものがあるんだ」

 

ガウ「がう?」

 

トリンが差し出したのは日陰にやれば深いルビーの色をして日に当たれば綺麗な琥珀色になる石のペンダントで、中には何かの爪か牙のようなものが入っていた。

 

響「これって何ですか?」

 

トリン「これはブラギガスがガウのために作った超古代の秘石で、中にあるのはゴジラザウルスの体の一部だ。共に戦ってくれたお礼として受け取ってほしい」

 

クリス「へー、良かったなガウ」

 

ガウ「がう~!」

 

嬉しそうにペンダントを受け取ると首にかけた。

 

翼「3人とも、そろそろ時間だ」

 

翼に言われて見るとゲートが少しずつ小さくなっていた。

 

ダイゴ「もう時間か。早いもんだな」

 

響「そうですね。でも今回の事件はダイゴさんたちがいなかったら解決出来なかったと思います」

 

ダイゴ「なに言ってんだよ。俺たちだって最後の最後で響たちがあの歌を歌ってくれなきゃ負けてたからな」

 

トリン「そうだな」

 

響「そうですね」

 

ダイゴ「向こうに帰っても頑張れよ!」

 

響「はい!例え百万回倒れても、へいきへっちゃらで頑張ります!」

 

ガウ「がうがう~!」

 

トリン「うむ。まさに君たちはブレイブそのものだ!」

 

指パッチンしながら言うトリン。

 

そして響たちはギアを纏い、ガウは響に抱き着いてゲートに入った。

 

ダイゴ「じゃーなぁ、元気でやれよぉー!」

 

ダイゴの声がゲート内に響き渡った。

 

それを聞いて響たちはクスリと笑っていた。

 

そんなダイゴたちの姿を見ている人物―初代スーパー戦隊『秘密戦隊 ゴレンジャー』のリーダーにして『アカレンジャー』の『海城 剛』その人だった。

 

海城(恐らく、彼女たちの前に強大な敵が立ちはだかり苦しい戦いが続くだろう…だが己の力を信じ、仲間を信じれば必ず勝利を掴めるだろう。そう…いままでのスーパー戦隊がしてきたようにな…)

 

そう思いながら彼は背を向けて立ち去ったのだった。

 

こうして獣電戦隊 キョウリュウジャーとシンフォギアとの共闘は幕を閉じた。

 

だが新たな戦いの波は既に迫っていたが彼女たちはまだ知るよしもなかった…。




響「以上になりまーす!」

翼「XD編の1つが終わったな」

クリス「次回からは読者が楽しみにしてる…」

切歌「AXZ編デース!!」

調「幾つか作者のオリジナルが入るけど気にしないでね」

マリア「因みに最初は直接AXZ編と関わってくる話で前日談になるわ」

響「それではみなさん!」

「「「「「「戦姫絶唱 シンフォギアAXZ PROJECT Gをお楽しみに!/な!/デース!」」」」」」


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

番外編 ガウといろいろな人(マリア編)

調「今日の後書きに投票の結果発表~」

切歌「どのウルトラマンになったのか楽しみデース!」

翼「ではまず番外編をどうぞ」


語り:【私はマリア・カデンツァヴナ・イヴ。国連直轄のタスクフォース、S.O.N.G.のメンバーであり、シンフォギアの一つ『アガートラーム』の適合者である。そんな私に少し変わったことがある。それは…】

 

ガウ「がう~がうがう~♪」

 

マリアの前でコロコロ転がりながら甘えるガウ。

 

語り:【最近になってS.O.N.G.に所属(仮)になった大戸島の伝説の怪獣、呉爾羅ことゴジラの人間の姿であるガウくんが私に甘えてくるようになった。ここ最近の2週間、作者が事情で話が進まない間に何かがあったとは思うけど…】

 

ガウ「がうがう~」

 

構ってくれないからどこか具合が悪いのかとマリアの顔を覗き込むように見る。

 

語り:【正直…どう対処したらいいのか分からない。最初は立花 響に相談したが…】

 

響「そこまで甘えるなら私がいない間にガウくんのことをマリアさんに頼みました~」

 

語り:【…っと言われてしまい、半ば丸投げの形でガウくんの相手をすることになった】

 

ガウ「がうがう?がうぅ~?」

 

いまだに相手にしてくれないマリアを手を振りながら見る。

 

語り:【…とは言えガウくんは私たちの仲間であるから無下には扱えない】

 

そうは思いながらもとりあえずガウの頭を撫でるマリア。

 

ガウ「がう~!」

 

マリアに撫でられて嬉しいのか尻尾をブンブン振っていた。

 

語り:【背中と尻尾はゴツゴツしているけど…髪の毛はサラサラしていて絹のように触り心地がいい。あ、ちょっとこれはクセになりそうね】

 

ガウ「がうがうがう~」

 

撫で終わるとマリアに抱きついた。

 

語り:【まるで母親に甘える子供みたいね。】

 

そう思いながらマリアは抱きついたガウの頭をまた撫でる。

 

ガウ「がう…がう…がうぅ~……」

 

少し抱きついただけで心地が良いのか眠くなってしまい最終的にはマリアの膝を枕にして眠り始めてしまった。

 

語り:【こうして見ているとこの子があの人食い怪鳥のギャオスや異星人の侵略ロボット怪獣のメカゴジラと激しい戦いを繰り広げて地球を救ってきたゴジラだということがウソのように思えてしまうわね】

 

眠ってしまったガウの頭を撫でながらそう思うマリア。

 

ガウ「がう…がう…」

 

気持ちいいのか笑いながら寝息を立てる

 

語り:【…セレナ、貴女とこの子が会えたのならきっと良い友達になれたのかしらね】

 

今は亡き妹であり前のアガートラームの適合者であったセレナのことを思い出したマリアはガウと遊ぶ姿を想像して微笑みをこぼしながらガウの頭を撫でて寝顔を見るのだった。




「えー、戦姫絶唱シンフォギア PROJECT Gをご覧くださって誠にありがとうございます。本日はAXZへ繋がる前日談に出るウルトラマンの投票の結果を発表します!結果は……………………『ウルトラマンコスモス』に決定致しましたー!おめでとう、慈愛の勇者!」

コスモス「ありがとう。皆にも心から感謝するよ」

響「それで前日談はいつ始まるの?」

「…………………………………………………………………それでは前日談をお楽しみに!」

クリス「考えてねーのかよー!!」←BILLION MAIDENを繰り出す

「ごめんなさあぁぁぁぁぁぁぁぁい!!」←ぶっ飛びます


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

番外編 お好み焼き

響「今回は最後にあの人が登場するよー!」

未来「ヒントは…」

エステル「現代に生きる侍ですよ」

ユーリ「おい、エステル。それほぼ答えだからな?」

フレン「まぁ良いじゃないかユーリ」

「「誰!?」」


響「未来、ただいま~♪」

 

ガウ「がう~♪」

 

未来「響、お帰り。あれ、なんでガウくんが?」

 

響が一緒に帰って来たガウのことを響に聞く。

 

響「実はS.O.N.G.の潜水艦が月一のメンテナンスでドッグに入ったついでに部屋全部を掃除するって師匠が言ったんだけど…」

 

未来「ガウくんの行く場所がないから、ここで預かることになったんだ」

 

響「そうなんだよ…だめかな?」

 

未来「良いよ。ガウくんは命の恩人だしね」

 

ガウ「がう~♪」

 

尻尾を振りながら未来に近寄る。

 

未来「うん、よろしくね。ガウくん」

 

ガウ「がうがう~♪」

 

未来に頭を撫でられてガウは尻尾を思いっきり振っていた。

 

未来「じゃあ、今日の晩ごはんはふらわーにしよっか?」

 

響「それいいね!」

 

ガウ「がう?」

 

未来「行けば分かるよ」

 

首を傾げるガウに未来は言うのだった。

 

 

 

3人が来たのは響と未来が常連となっている『お好み焼き ふらわー』だった。

 

因みにガウは少し大きめのパーカーを着ていて背鰭と尻尾を隠していた。

 

響「こんばんわー!」

 

未来「こんばんわー」

 

扉を開けて店に入る。

 

店長「いらっしゃい。あら、そちらの子は?」

 

ガウを見て未来と響に聞く。

 

響「えっと、親戚の子で少しの間預かることになったんです」

 

咄嗟に誤魔化す響。

 

店長「そうなんだ。なら今日はサービスしとくよ」

 

響「やったーっ!」

 

未来「ありがとうございます」

 

店長にお礼を言って響たちは席に着いた。

 

店内の奥の端にはすでに男性客がいた。

 

響たちはカウンター側に響が右、ガウが中央、未来が左側の順に座った。

 

響「ガウくんは何がいい?」

 

メニュー表を見せながら言う響。

 

ガウ「がう?」

 

メニュー表の意味が分からないガウは首を傾げた。

 

未来「ここから食べたいのを選んでおばちゃんに頼むんだよ」

 

ガウ「がう…」

 

未来に言われてガウは頷いた。

 

響「あー、でもガウくん初めてだから私たちと同じの頼もうよ」

 

未来「それもそうだね」

 

響「ならさっそく…おばちゃーん、ふらわーお好み焼き3つ~♪」

 

店長「はいよ」

 

元気よく注文する響。

 

しばらくしてお好み焼きが出来上がった。

 

調理している途中で生地や肉などを焼く音にガウは驚いていた。

 

店長「はい、ふらわーお好み焼き3つね。熱いから気をつけて食べてね」

 

ガウ「がう~」

 

見たことのない料理―お好み焼きにガウは目を輝かせていた。

 

上に掛かったソースの匂いと生地と中身の具材の匂いが湯気と共に鼻をつく。

 

響「ガウくん、あーん」

 

ガウ「がーう」

 

箸がまだ持てないガウに響は自身の箸でガウの分を切り分けて食べさせた。

 

ガウ「がう~♪」

 

美味い…ただそれだけがガウの中にあった。

 

今まで生の魚を丸呑みあるいは骨ごと噛み砕いて食べる…ようは生しか食べたことないガウにとっては初めての味だったからだ。

 

あっという間に1枚を食べきってしまった。

 

ガウ「がうがう~♪」

 

お好み焼きが気に入ったようでガウは満足気だった。

 

響「あ、気に入ってくれたみたいだね」

 

響に言われてガウは頷いた。

 

店長「あら、それは嬉しいね。なら坊やの分はオマケにしとくよ」

 

未来「良いんですか?」

 

店長「いいよいいよ。うちのお好み焼きを気に入ってくれたんだからね」

 

響「ありがとうございます♪」

 

ガウ「がうがう~♪」

 

未来「すみません、いつも」

 

店長「構わないよ。それじゃあ、お会計は二人分ね」

 

ガウの分をオマケしてもらい会計を済ませて3人は外に出た。

 

響「おばちゃん、ごちそうさまでしたー!」

 

店長「また来てね」

 

未来「はい」

 

ガウ「がーう!」

 

見送りに来たおばちゃんにそう言って3人は帰路に着いた。

 

?「全く、若い子は元気があっていいね」

 

店長「あら、貴方がそれ言うのかい?」

 

店内におばちゃんが戻ると端に座っていた男性が言うとおばちゃんは笑いながら言う。

 

?「何か変かな?」

 

店長「とても『生きる伝説の男』が言うセリフとは思えなくてね」

 

?「はははははは!これは一本取られたね、はははははは!」

 

笑いながら言う男性。

 

店長「一杯飲むかい?本郷さん」

 

本郷「頂きましょう」

 

おばちゃんはどこからか熱燗を出して男性―生きる伝説の男こと『本郷 猛』と飲むのだった。




響「正解は本郷 猛さんでしたー!」

切歌「それでは本編では出来なかった変身をどうぞデース!」

本郷「ライダー、変身!とぅ!!」

1号「仮面ライダー1号!!」

2号「仮面ライダー2号!!」

V3「V3!!」

「「増えてるーっ!?」」


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第40話 コスモス

響「AXZ前日談だよ~♪」

翼「それと『予定していた登場怪獣は都合で持ち越しになり2体しかリクエストに答えれず、すみませんでした』っと作者が謝罪していた」

クリス「詳しくは活動報告ってのを見てくれ」

響「それでは『慈愛の勇者』を…どうぞ!!」


民間の科学総合研究機関『SRC』の精鋭たちで構成された、怪獣の捕獲と保護、超常現象の調査など幅広いフィールドで活躍するエキスパートチーム『Elite Young Expert Squadron』通称『EYES』の日本領海内にいる人工島の秘密基地『人工秘密基地 トレジャーベース』から2機の赤と青―EYESの保有する超高速戦闘機『テックサンダー1号』と怪獣保護、災害救助双方の装備が充実している中型機『テックサンダー2号』が出撃した。

 

理由は東京の都心に2体の怪獣が出現し、戦闘を行っているという報告を受けたからだ。

 

アヤノ『都心の避難誘導は完了しています』

 

オペレーターの『モリモト アヤノ』が通信で言う。

 

フブキ「怪獣同士の戦いのわりに避難が完了してるってどういうことだ?」

 

テックサンダー1号を操縦する『フブキ ケイスケ』が言う。

 

アヤノ『避難した人が言うには後から現れた方の怪獣が人を守るように戦っていたって情報が…』

 

ムサシ「怪獣が人を?」

 

テックサンダー1号に乗る『春野 ムサシ』が首を傾げる。

 

ミズキ「何にしてもこれ以上、怪獣同士が戦うのはマズイわ。急ぐわよ」

 

隣を飛行するEYES副隊長『ミズキ シノブ』が言う。

 

 

 

町には2体の怪獣が戦っていた。

 

レッドキング「ピギャアァァァァァァァァァ!!」

 

小さい頭に、逞しい四肢を持った怪獣『どくろ暴獣 レッドキング』。

 

ゴジラ「ゴガアァァァァァァァァァァァァ!!」

 

対する怪獣はゴジラだった。

 

レッドキング「グルルルル……」

 

ゴジラ「グルルルル……」

 

睨み合う2体。

 

そこへテックサンダー1号、2号が到着した。

 

ドイガキ「怪獣同士が戦っているのに町に被害がない!?」

 

2号に乗る『ドイガキ コウジ』が町の様子を見て言う。

 

フブキ「にしてもなんだ、あの黒い怪獣のデカさは!?」

 

体長100Mを誇るゴジラの姿に驚く。

 

ゴジラ「ゴガアァァァァァァァァァァァァ!!」

 

咆哮を上げて威嚇するゴジラ。

 

レッドキング「グルルルル…ピギャアァァァァァァァァァ!!」

 

一瞬たじろぐレッドキングだが直ぐに対抗するように咆哮を上げる。

 

レッドキング「ピギャアァァァァァァァァァ!!」

 

ゴジラに向かって突進するレッドキング。

 

対するゴジラは動こうとせずに両手を広げて受け止める姿勢を取るとレッドキングの首を掴み、止めた。

 

レッドキング「ピギャアァァァァァァァァァ!?」

 

止められたレッドキングは驚く。

 

ムサシ「凄い、レッドキングの攻撃を受け止めるなんて」

 

フブキ「あの怪獣、かなり強いぞ」

 

レッドキングの突進を受け止めたゴジラを見て言う。

 

ゴジラ「ゴガアァァァァァァァァァァァァ!!」

 

ゴジラは受け止めたレッドキングを持ち上げて逆さまにした。

 

レッドキングが逆さまになるとゴジラはそのまま地面に叩き付けた。

 

レッドキング「ピギャアァァァァァ………」

 

逆さまにされた挙げ句に頭を地面に叩き付けられたレッドキングは気絶してしまった。

 

ゴジラ「ゴガアァァァァァァァァァァァァ!!」

 

勝利の雄叫びを上げるゴジラ。

 

フブキ「スゲーな。レッドキングを倒しやがった」

 

ヒウラ『よし、コンディションレベルイエロー発令。レッドキングともう1体の怪獣を保護』

 

EYES隊長『ヒウラ ハルミツ』が『コンディションレベルイエロー』を発令する。

 

EYESはコンディションレベルと呼ばれる出撃態勢を取っている。

 

怪獣保護態勢の『イエロー』、保護と攻撃の両態勢を取る『オレンジ』、攻撃態勢の『レッド』の三つに分けられている。

 

今回はコンディションレベルイエローなので怪獣保護態勢となる。

 

ドイガキ「リーダー、レーザーネット準備完了!」

 

ミズキ「じゃあ、まずはあの黒い怪獣を捕獲するわ」

 

テックサンダー2号がゴジラを怪獣捕獲用の電磁ネット―『レーザーネット』で包んだ。

 

ゴジラ「グルルルル?」

 

自身を包んだレーザーネットが気になるのかゴジラは触れたりして遊び始めた。

 

ドイガキ「結構大人しい怪獣みたいですね」

 

ミズキ「顔の割りにはね」

 

そう話してゴジラを持ち上げる。

 

ゴジラ「ゴガアァァァァァァァァァァァァ!!」

 

急に持ち上げられて慌てるゴジラ。

 

ドイガキ「うわっ!?」

 

ミズキ「くっ…フブキ隊員!麻酔弾!!」

 

フブキ「了解!」

 

慌てて暴れるゴジラにテックサンダー1号が麻酔弾を発射するがゴジラの強靭な皮膚に弾かれてしまう。

 

ムサシ「あの怪獣の強度はゴルメデ以上です!」

 

フブキ「だったら口に直接叩き込む!」

 

麻酔弾が皮膚に弾かれてしまうと分かるなりフブキはテックサンダー1号をゴジラの正面に動かす。

 

ゴジラ「グルルルル?」

 

フブキ「喰らえ!」

 

ゴジラが口を開けた瞬間、フブキは引き金を引いて麻酔弾を発射する。

 

ゴジラ「ゴガアァァッ…ゴガ…アァァッ……」ゴクッ…

 

麻酔弾を飲み込んでゴジラは直ぐに眠ってしまった。

 

ミズキ「これより怪獣を鏑矢諸島・SRC怪獣保護センターに運びます」

 

 

 

鏑矢諸島・SRC怪獣保護センターはSRCが保護した怪獣達を管理する島で、緑豊かな大自然に覆われた『怪獣保護地区』が作られ怪獣達が放し飼いにされており、怪獣が逃げないよう島全体に電磁シールドが張り巡らされている。

 

ゴジラ「グルルルル…ゴガアァァァァァァ?」

 

目を覚ましたゴジラは見知らぬ場所に寝かされていることに気付いて辺りをキョロキョロする。

 

ゴジラは体を光らせて小さくなるとガウに戻った。

 

ガウ「がう?」

 

ガウに戻ると後ろからの気配に気付いて振り向く。

 

?「きゅい?」

 

茂みの中からユーモラスで愛らしい見た目をしま赤い小さな怪獣―『隕石小珍獣 ミーニン』が出てきた。

 

ミーニン「きゅいぃぃぃぃぃぃぃぃ!?」

 

ガウの姿を見てミーニンは慌ててしまう。

 

ガウ「がう…がう!」

 

慌てているミーニンの手をガウは掴んで近くまで引き寄せると頭をポンポンと優しく叩いて撫で始めた。

 

敵意はないというガウなりの表現だった。

 

ミーニン「きゅい?きゅいきゅい~♪」

 

ガウが敵ではないと分かりミーニンはピョンピョン跳ねて喜ぶ。

 

?「おーい、ミーニン!どこだ~?」

 

ミーニン「きゅい~、きゅい~」

 

声の方を見るとSRC所属で怪獣保護センターの管理官『イケヤマ』とムサシ、アヤノの3人が茂みから出てきた。

 

ムサシ「あれ?君は…」

 

アヤノ「なんで子供がここに!?」

 

ガウの姿を見て驚くムサシとアヤノ。

 

ガウ「がう?」

 

首を傾げながらムサシとアヤノを見る。

 

 

 

フブキ「怪獣少年?」

 

ムサシ『はい。3日前に保護した黒い怪獣の様子を見に来たら怪獣が少年になってまして…』

 

腕時計型通信機―『EYESペーサー』でトレジャーベースに通信しているムサシ。

 

ガウ『がう~?』

 

ムサシ『あ、ちょっ、勝手に弄らない!』

 

EYESぺーサーが気になるのか触れようとしているのをムサシは止める。

 

ヒウラ「それでムサシ。その少年が黒い怪獣だという証拠は?」

 

ムサシ『はい。怪獣の背鰭と尻尾が少年の体にもありました』

 

ドイガキ「にわかにしんじられないなぁ。怪獣が人間になるなんて…」

 

ミズキ「宇宙人という可能性は?」

 

ムサシ『まだ分かりません』

 

ヒウラ「そうか。ならムサシたちは引き続きその少年のことを調べてみてくれ」

 

ムサシ『了解』

 

通信が切れて画面が暗くなった。

 

フブキ「最近町に現れるようになった謎の怪人軍団に引き続いて怪獣少年か…」

 

ドイガキ「有機無機物問わず触れたものを全て赤い物質に変えてしまう怪人軍団。通常兵器で何とか倒せはしたけど町や一般人、防衛軍も被害はかなりありましたからね」

 

 

 

アヤノ「もう一回ね、私はアヤノ、あ・や・の」

 

ガウに自分の名前を呼ばせようとアヤノは言う。

 

ガウ「がうが?」

 

アヤノ「うーん、やっぱり話せないか~」

 

『がう』としか話せないと分かるとアヤノは諦める。

 

ムサシ「アヤノ、どうしたの?」

 

アヤノ「この子と話が出来ないかなって思ったんだけど全部『がう』としか言ってくれなくて…」

 

ムサシ「そうか…」

 

?「きゅい~!!」

 

どうやってガウとコミュニケーションをとるかムサシとアヤノが考えているとミーニンに似た怪獣が慌てた様子で近づいてきた。

 

ムサシ「ピグモン!」

 

ミーニンに似た怪獣―『友好珍獣 ピグモン』を見て言う。

 

ピグモン「きゅい、きゅい!きゅい~!」

 

何かを必死で伝えようとするピグモン。

 

しかしムサシとアヤノは首を傾げていた。

 

ガウ「がう?がうがう?」

 

ピグモンにガウが聞く。

 

ピグモン「きゅい…きゅい、きゅい~きゅい~」

 

ガウに言うとピグモンはピョンピョン跳ねながら進み始めた。

 

ガウ「がう…がうがう!がう~!」

 

アヤノ「え、ちょっと!?」

 

ムサシ「な、なになに!?」

 

ピグモンの言葉が分かったのかガウはムサシとアヤノの手を引っ張り、ピグモンの後を追いかけだした。

 

 

 

ピグモンとムサシとアヤノを連れたガウはある怪獣の巣に着いた。

 

ムサシ「ここはリドリアスの巣じゃないか」

 

アヤノ「この巣がどうかし…」

 

?「ギャオォォォォォォォォォォォォォン!!」

 

鳴き声に驚いて見ると上空から真っ黒に染まってしまっている二足歩行で、両手を持って、胸に緑色の発光器官がついた怪鳥―『友好怪鳥 リドリアス』らしき怪鳥がいた。

 

リドリアス?「ギャオォォォォォォォォォォォォォン!!」

 

リドリアスらしき怪鳥は着地すると咆哮を上げる。

 

アヤノ「あれって…リドリアス?姿が違うからカオスヘッダーに感染しているの?」

 

ムサシ「いや、カオスヘッダーならもっと姿が変化するハズ…でもアレは根本的に違う気がする」

 

?「その通りだ!」

 

別の方から声が聞こえて見るとそこには一人の宇宙人がいた。

 

ムサシ「お前はノワール星人!!」

 

かつて地球に『夢幻魔獣 インキュラス』、『催眠魔獣 ラグストーン』を送り込み、『地底怪獣 テールダス』と『岩石怪獣 ネルドラント』を改造しメカレーターとして使役し、『未来怪獣 アラドス』の子供を拐おうとした宇宙人―『宇宙狩人 ノワール星人』だった。

 

ビシェル「俺はノワール星人・ビシェル。貴様らに殺されたノワール星人の弟だ」

 

アヤノ「まさかあなたがリドリアスをメカレーター化したの!」

 

ビシェル「ふん、俺は兄貴たちとは違う。アレはとある異世界の組織から譲り受けたコイツを埋め込んだのさ」

 

そう言いながらビシェルは赤い光がある石を出して見せる。

 

ムサシ「それはなんだ?」

 

ビシェル「コイツはテレポートジェムとかいう代物でな。中には有機無機物問わず赤い物質に触れたものを全て変化する能力を有する怪人…アルカ・ノイズが詰まってるんだよ。つまり今のリドリアスはノイズリドリアスだ。そしてコイツらがアルカ・ノイズだ」

 

ビシェルは他のテレポートジェムを取り出してばら蒔いた。

 

ばら蒔かれたテレポートジェムから数十体のアルカ・ノイズが姿を現した。

 

ムサシ「コイツらは前に町に現れた…」

 

アヤノ「あなたが現してたのね!」

 

ビシェル「まぁな。少し真偽したかったんでな。さて話は終わりだ!アルカ・ノイズ、ノイズリドリアス、奴らを殺せ!!」

 

ビシェルの指示を聞いてアルカ・ノイズと『分解怪鳥 ノイズリドリアス』はムサシたちに襲い掛かった。

 

ガウ「がうがぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

 

そこへガウが尻尾でアルカ・ノイズを凪ぎ払った。

 

ガウ「がうぅぅーーーーーーーーーーーー!!」

 

アルカ・ノイズを凪ぎ払うとガウは雄叫びを上げて体を光らせて巨大化する。

 

ゴジラ「ゴガアァァァァァァァァァァァァ!!」

 

ゴジラになってノイズリドリアスを尻尾で地面に叩き付けた。

 

ビシェル「奴がゴジラか!」

 

ムサシ「ゴジラ…あの子が…」

 

 

 

ノイズリドリアス「ギャオォォォォォォォォォォォォォン!!」

 

地面に叩き付けられたノイズリドリアスは立ち上がってゴジラを威嚇する。

 

ゴジラ「ゴガアァァァァァァァァァァァァ!!」

 

ノイズリドリアス「ギャオォォォォォォォォォォォォォン!!」

 

2体が取っ組み合いを開始した。

 

ゴジラ「ゴガアァァァァァァァァァァァァ!!」

 

だが単純な力比べならばゴジラに勝る怪獣はそうそういない。

 

ノイズリドリアスを押しまくるゴジラ。

 

ノイズリドリアス「ギャオォォォォォォォォォォォォォン!!」

 

ゴジラ「ゴガアァァァァァァァァァァァァ!?」

 

押されていたノイズリドリアスは口から光線を発射してゴジラを後退させた。

 

ノイズリドリアス「ギャオォォォォォォォォォォォォォン!!」

 

ゴジラが後退してノイズリドリアスは翼を広げて飛翔する。

 

ゴジラ「ゴガアァァァァァァァァァァァァ!!」

 

飛翔するノイズリドリアスにゴジラは放射火炎を発射する。

 

ノイズリドリアス「ギャオォォォォォォォォォォォォォン!!」

 

対してノイズリドリアスは反転して口から光線―『分解破壊光線』を発射して放射火炎を分解、ゴジラにダメージを与えた。

 

ゴジラ「ゴガアァァァァァァァァァァァァ!?」

 

ノイズガイガンと同じく放射火炎を分解されてダメージを喰らってしまったことにゴジラは驚き、倒れてしまう。

 

 

 

ゴジラが倒れて防ぐのがなくなり、余った光線は地面に当たると分解、さらに分解された場所から複数のアルカ・ノイズが出現した。

 

ムサシ「この怪人たちは無限に生まれるのか!?」

 

アヤノ「ムサシ!」

 

ムサシ「分かってる!」

 

小型スーパーハンディショット―ラウンダーショットを出してガンユニットを装着させてアルカ・ノイズを攻撃する。

 

だが倒れてしまっているゴジラに追撃せんとノイズリドリアスは分解破壊光線を繰り出すのと同時に周りを分解しながらアルカ・ノイズの数を増やしていくために減るどころか増える一方であった。

 

ムサシ「このままじゃ…」

 

アヤノ「きゃっ!」

 

ムサシ「アヤノ!?」

 

声を聞くと転けてしまったアヤノがいた。

 

そんなアヤノに武士型とバナナ型、イモムシ型のアルカ・ノイズが刃を振り上げる。

 

ムサシ「アヤノーッ!!」

 

ムサシが叫んだその時だった。

 

マリア「Seilien coffin airget-lamh tron…」

 

切歌「Zeios igalima raizen tron…」

 

調「Various shul shagana tron…」

 

歌声が聞こえたかと思いきやギアを纏ったマリア、切歌、調が現れてアヤノに迫っていたアルカ・ノイズを殴り、切り刻んだ。

 

マリア「どうやら間に合ったようね!」

 

切歌「間に合ったついでにガウくんも発見デース!」

 

調「大丈夫ですか?」

 

アヤノ「あ、ありがとう…」

 

ムサシ「き、君たちは?」

 

マリア「細かいことは後で!今は私たちに任せて下さい!行くよ、調、切歌!」

 

調・切歌「「了解!/デース!」」

 

アルカ・ノイズに向かっていくマリア、調、切歌。

 

ビシェル「くっ、奴らがパヴァリア光明結社の言っていたシンフォギアか…」

 

アルカ・ノイズを次々に倒していくマリアたちを見て言うビシェル。

 

ムサシ「ここは彼女たちに任せられるね」

 

アヤノ「ムサシ!どこいくの!?」

 

どこかへ行こうとするムサシをアヤノは聞く。

 

ムサシ「リドリアスの所に、アヤノはここにいてキャップたちに連絡して!」

 

アヤノ「え、ちょっとムサシ!」

 

アヤノの制止を無視したムサシはリドリアスが見える場所に行き着いた。

 

ノイズ化し、理性を失ったリドリアスはゴジラを容赦なく踏みつける。

 

ムサシ「リドリアス…」

 

呟いたムサシはスティック状の変身アイテム『コスモプラック』を出した。

 

ムサシ「力を貸してくれ。リドリアスを救いたいんだ!」

 

そう言ってムサシはコスモプラックを天高く上げた。

 

ムサシ「コスモース!!」

 

ムサシがそう叫ぶと蕾が花開くように先端のパーツが三方向へと展開し、内部にある『輝石』が収められた棒状のパーツが伸び、そこから放たれた青と金の光に包まれた。

 

コスモス「シュアッ!!」

 

ムサシが包まれた光から現れたのは青い巨人…この世界を守る『慈愛の勇者 ウルトラマンコスモス』だ。

 

 

 

アヤノ「ウルトラマンコスモス!」

 

マリア「あれがこの世界を守る戦士…」

 

響たちからシンフォギアではなくその世界を守る戦士がいると聞いていたがコスモスを見て少し驚く。

 

ビシェル「ウルトラマンコスモス!?くそ、奴が来たのなら一時撤退だ、去らば!!」

 

コスモスを見てビシェルはどこかへ飛び去った。

 

切歌「に、逃げられたデース!」

 

調「でもアルカ・ノイズを放ってはおけない!」

 

マリア「二人とも、さっさと片付けるわよ!」

 

 

 

ノイズリドリアス「ギャオォォォォォォォォォォォォォン!!」

 

コスモスを見てノイズリドリアスは咆哮を上げ、分解破壊光線を発射する。

 

コスモス「シェアッ!!」

 

対するコスモスはバリアを展開し、分解破壊光線を防ぎつつバリアを前進させてノイズリドリアスにぶつけた。

 

コスモスが繰り出したのは『リバースパイク』だ。

 

ノイズリドリアス「ギャオォォォォォォォォォォォォォン!?」

 

リバースパイクを受けてノイズリドリアスは吹き飛び、ゴジラから離された。

 

ノイズリドリアスが離れてコスモスはゴジラに近寄る。

 

ゴジラ「ゴガアァァァァァァァァァァァァ!!」

 

ゴジラは立ち上がって無事なことを伝える。

 

コスモスはそんなゴジラを見て頷いた。

 

ノイズリドリアス「ギャオォォォォォォォォォォォォォン!!」

 

リバースパイクから立ち直ったノイズリドリアスは咆哮を上げる。

 

コスモス「シェアァァァァーーーーーーーッ!!」

 

立ち上がったノイズリドリアスにコスモスは右掌を前に突き出して放つ光線―『ルナエキストラクト』を発射する。

 

ノイズリドリアス「ギャオォォォォォォォォォォォォォン………」

 

ルナエキストラクトを受けてノイズリドリアスの背中からバルタン星人に似た巨大なアルカ・ノイズが現れた。

 

ルナエキストラクトは怪獣に取り憑いた邪悪を分離出来る力を持っているのだ。

 

リドリアス「キュアァァァァァァァァ……」

 

アルカ・ノイズが分離してノイズリドリアスは元のリドリアスに戻ったがその場に倒れた。

 

コスモス「シェアッ!」

 

巨大アルカ・ノイズが姿を現すとコスモスは『月の優しき光のごとき、慈しみの青い巨人』こと『ルナモード』から『太陽の燃ゆる炎のごとき、戦いの赤き巨人』こと『コロナモード』にチェンジした。

 

ゴジラ「ゴガアァァァァァァァァァァァァ!!」

 

コスモス「シェリャアァァァーーーーーーーーッ!!」

 

両腕に宇宙エネルギーを集め、L字型に組んで放つ、コロナモード最強の必殺光線『ネイバスター光線』をゴジラの放射火炎と同時に発射する。

 

コスモスのネイバスター光線とゴジラの放射火炎を受けてバルタン星人型のアルカ・ノイズは赤色の物質に分解しながら消滅した。

 

アルカ・ノイズを倒したコスモスは直ぐにリドリアスに近寄る。

 

リドリアス「キュアァァ…キュアァァァ…」

 

リドリアスは眠っているだけで何ともなかった。

 

コスモスはそんなリドリアスの見て頭を優しく撫でると空を見上げた。

 

コスモス「シュワッ!!」

 

空高く飛翔して飛び去っていった。

 

ゴジラ「グルルルル……」

 

コスモスが飛び去ってゴジラは体を光らせて小さくなっていった。

 

マリア「どうやら終わったようね」

 

ビシェルが放ったアルカ・ノイズを殲滅したマリアたちはコスモスとゴジラを見て言う。

 

調「一時はどうなるかと思った」

 

切歌「何にしてもガウくんが早く見つかって良かったデース」

 

マリア「そうね」

 

そう話しているとガウを背負ったムサシがやって来た。

 

ガウ「がう…がう…」

 

背負われているガウは寝息を立てていた。

 

ムサシ「まだ麻酔が効いているみたい」

 

眠っているガウの理由を言うムサシ。

 

ムサシ「それで君たちはいったい…」

 

ギアを解いたマリアたちを見ながら言う。

 

マリア「私たちは異世界から来た者よ」

 

アヤノ・ムサシ「「え!?」」

 

これにはアヤノとムサシは驚いてしまった。

 

 

 

ヒウラ「つまり君たちは異世界からこの世界の異変…宇宙人たちのアルカ・ノイズ使用を止めるために来た国連直轄のタスクフォースで、彼…ガウはその協力者っというわけか」

 

トレジャーベースの中央にあるコントロールタワーにあるTEAM EYESの司令室に案内されたマリアたちから事情を聞いたヒウラの確かめるように言う。

 

マリア「まぁ、大体はそうです」

 

フブキ「だがこっちに来る途中でガウだけ別の場所に転移していて…」

 

ミズキ「レッドキングと応戦することになって私たちに保護されたってわけか」

 

ガウ「がう」

 

フブキとミズキの補足にガウは頷いた。

 

調「ガウくんがいなかった時は凄く焦りましたけど…」

 

切歌「直ぐに見つかって運が良かったデース!」

 

ガウ「がう~♪」

 

切歌と調に抱きついて鳴く。

 

ムサシ「そうか、良かったね。ママとお姉ちゃんたちに会えて」

 

ガウの頭を撫でて言うムサシ。

 

ガウ「がう?」

 

首を傾げるガウ。

 

マリア「あの、私たちはガウの母親と姉弟ではないんですが…」

 

ムサシ「え!?あ、ごめん!」

 

ムサシの勘違いでトレジャーベースの司令室に笑いが出たのであった。

 

 

ビシェル「ちょ、ちょっと待て!話が違う、怪獣のデータをやる代わりに俺の復讐に協力してくれるんじゃねーのか!?」

 

とある場所にてビシェルはある人物に会っていた。

 

?「悪いね。実験は成功したから君にはもう用はないんだよ」

 

そう言って人物は空中に浮かび上がり、巨大な魔方陣を展開するのと同時に服が燃えて全裸になった。

 

?「じゃあね、ビシェルくん」

 

魔方陣が炎の玉になるとビシェルに向かって放つ。

 

ビシェル「だ、騙しやがったな、『パヴァリア光明結社統制局長 アダム・ヴァイスハウプト』!!」

 

人物―『アダム・ヴァイスハウプト』に言いながらビシェルの姿は辺りの地形と共に消滅してしまった。

 

アダム「びた一文か…儚いね、命というのは…くははははは!!」

 

手のひらにあった大1つと小1つの金を見ながらアダムは笑っていた。

 

アダム「はははは…さて、そろそろもとの世界に戻るとするか。怪獣のデータを元にノイズ怪獣を錬成すればサンジェルマンたちの任務もスムーズになるかな」




切歌「内容は一部変更してお届けしたデース!」

調「前日談はここまでですが次回からAXZ編になります!」

マリア「楽しみにね」


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第41話 バルベルデ軍VSゴジラ

響「AXZ編、スタート~♪」

ガウ「がうがう~♪」

翼「一部作者のオリジナルが含まれている」

クリス「あんま気にすんなよ」

未来「それではどうぞ!」


響「夏休みの出校日って…もっとこう…適当だったハズだよね…」

 

机に寝ながら夕焼けを見る響。

 

前の黒板には『夏休みの宿題 9月1日始業式 提出厳守!!』と書かれていた。

 

響「なのにこの疲労感…まさかお説教の祭りなんて…」

 

落ち込む響の額に缶ジュースが当てられた。

 

響「はへ~…気持ちいい~」

 

未来「全く、今日が締め切りの課題が終わってないんだから仕方ないでしょ」

 

買ってきた缶ジュースを響の隣に置いて未来は呆れるように言う。

 

響「なんとか提出日を始業式までに伸ばしてはもらえたけど…お願い未来!このままじゃ終わらない!間に合わない!!」

 

両手を合わせて未来にお願いする響。

 

未来「はぁ、しょうがないなぁ。確かにこのままだと響の誕生日までもつれ込みそうだもんね。良いよ、手伝ってあげる」

 

響「ありがとーう!やっぱり未来は心のアミーゴだよ~!!」

 

嬉しそうに言う響。

 

するとS.O.N.G.のロゴが入ったヘリが現れてドアが開いてクリス、調、切歌、ガウがいた。

 

クリス「続きは家でやれ!」

 

調「本部から緊急招集!」

 

響「ふえ!?何て言ってるの!?」

 

響に言うがヘリの音が邪魔で聞こえていなかった。

 

ガウ「がうがうがーう!」

 

切歌「デスデスデース!」

 

響「だから聞こえな…」

 

ガウ「がうがう~!?」

 

響「ぐぼっ!?」

 

未来「ひ、響~!?」

 

それでも聞こえなかったためにキレたクリスがガウを丸まらせと投げて響にぶつけた。

 

 

 

ヘリはリディアンのグラウンドに着陸していた。

 

響「じゃあ、行ってくるね未来。課題も任務もどっちも頑張る!」

 

未来「うん、頑張ってね。ガウくん、響をよろしくね」

 

ガウ「がう~!」

 

 

 

アマゾンのような大自然がある密林。

 

その密林に爆発が連続で起きた。

 

「隊長、急速に接近する車両を確認!」

 

バルベルデ軍の軍事施設にて通信兵が言うと後ろにいたサングラスを掛けた隊長と呼ばれた男性がニヤケた。

 

隊長「ふん、対空砲を避けて陸路を強行して来た訳か…だが通常兵装で我々に太刀打ち出来ると思っているものか」

 

 

 

地面に仕掛けられた地雷のようなのが起動して中からテレポートジェムがばら蒔かれて無数のアルカ・ノイズが出現した。

 

確かにこれらなら通常兵装の軍など太刀打ち出来ないだろう…そう通常兵装ならば…。

 

アルカ・ノイズが出現した場所に向かって走る車両…青い塗装がされたバイク。

 

それに乗るのはギアを纏った翼だった。

 

そしてアルカ・ノイズたちの地面から蒼白い炎が吹き上がりアルカ・ノイズを消滅させた。

 

ゴジラ「ゴガアァァァァァァァァァァァァ!!」

 

雄叫びを上げながら黒い100Mはある巨体を誇る怪獣―ゴジラが地面から出現した。

 

 

 

「敵をモニターで補足!」

 

隊長「こ、これは!?」

 

「敵は…シンフォギアとゴジラです!!」

 

これには隊長は予想外であったのか驚きを隠せなかった。

 

隊長「や、やつらを対空砲には近付けさせるな!!」

 

 

 

無線で隊長からの指示を聞いてアルカ・ノイズに混じって兵士や戦車が翼とゴジラに向かっていく。

 

翼「ガウ、手筈通りにな!」

 

ゴジラ「ゴガアァァァァァァァァァァァァ!!」

 

翼はそう言ってバイクでアルカ・ノイズに突撃、すれ違いざまに切り捨て、ゴジラはあちらこちらに設置された対空砲を踏み潰したり放射火炎を叩き込んだりして破壊する。

 

翼「緒川さん!」

 

あらかたゴジラが対空砲を破壊したのを見て翼が空を見て叫ぶと凧に乗った緒川、ギアを纏った響とクリスがいた。

 

緒川たちに気付いて対空砲の代わりに戦車の機銃で攻撃する。

 

だが緒川たちは凧から飛び降りる。

 

飛び降りながら緒川は煙玉を投げる。

 

煙玉に動きを止めたアルカ・ノイズに先に降り立ったクリスがアームドギアであるボウガンで撃ち抜いていく。

 

次に降り立った響が殴り飛ばしていく。

 

緒川「ふっ!」

 

「がっ!?」

 

「ぐはっ!?」

 

「なっ、あぐっ!?」

 

風呂敷でムササビ飛びしていた緒川は一気に降り立つと兵士たちの首を手刀で殴って意識を奪う。

 

アルカ・ノイズを斬り捨てて進んでいた翼の前に歩兵を伴った戦車が現れた。

 

戦車は翼に狙いを定めると砲撃する。

 

だが翼はアームドギアの刀で放たれた砲弾をなんなく斬り捨てて戦車との間合いを一気に詰めると砲身を両断した。

 

響の前にも戦車が来ていたが砲弾を全て弾く…と言うか殴って軌道をずらし、キャタピラを殴って破壊した。

 

砲弾を全て斬るわ、殴って弾くわ、砲身を両断するわ、キャタピラを殴って破壊する翼と響にビビって兵士たちは武器を捨てて逃げ始めた。

 

戦車はバックして逃げるが砲撃を続けるが響は難なく弾くと懐に入ってキャタピラを破壊、砲台部分を掴んで砲台と車体を分離させた。

 

車長「あ、あんまりだ!」

 

そう言って車長と運転手、砲手は戦車から降りて逃げ出した。

 

隣にいた2両目が砲台を回転させて響に向けるが…

 

響「はあぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

 

響はさっき分離させた砲台をハンマーのように振り回して2両目の砲身を曲げて使用不能にした。

 

「一斉射撃!!」

 

アルカ・ノイズの相手をしていたクリスに向かって銃による射撃と同時にロケットランチャーを発射する。

 

射撃に気付いたクリスは両腕をクロスさせてガードに入った。

 

弾丸からのロケットが命中して爆煙がクリスを包む。

 

「よし!」

 

クリスを倒したと思っていたが爆煙が晴れると無傷のクリスがおり、口から弾丸を1発吐き出すとボウガンを連射して兵士の手から武器を捨てさせる。

 

武器のみに命中させたクリスの腕にビビって兵士たちは尻尾巻いて逃げ出した。

 

ゴジラ「ゴガアァァァァァァァァァァァァ!!」

 

一方でゴジラは響たちが取りこぼしたアルカ・ノイズやキャタピラだけ破壊され無人になった戦車に放射火炎で一網打尽にしたり、踏み潰したりして完全破壊していた。

 

途中ゴジラへの砲撃があったがアルカ・ノイズの分解能力ですら分解出来ない体を持ち、尚且つ元から強靭な肉体と強力な再生能力を有しているゴジラの前には小雨程度にしか感じず、少し吠えただけで兵士は逃げていき難なく無人になった隙に破壊していた。

 

 

 

藤尭「敵の損耗44%!」

 

友里「昨晩に戦車対策で視聴した映画の効果テキメンですね」

 

S.O.N.G.司令部の潜水艦の発令所にて藤尭と友里が言う。

 

弦十郎「国連が到着するのは15分後だ。それまでに迎撃施設を無力化するんだ!」

 

藤尭「ガウくんが最後の陣地外の対空砲の破壊に成功!装者たちの援護に回ります!」

 

弦十郎「よし!」

 

 

 

一方で敵陣地の司令部では…

 

「全対空砲が破壊されました、防衛ラインが瓦解します!このままでは…」

 

隊長「くそっ!」

 

「隊長、どちらへ!?」

 

装者たちとゴジラの前に蜘蛛の子散らすように瓦解していく防衛ラインをモニタリングしていた兵士の報告を聞いて隊長はどこかへ行ってしまった。

 

 

 

翼「あらかた片付いたようだな」

 

クリス「一気に攻め落とすか!」

 

兵士たちを蹴散らし、アルカ・ノイズを全て撃破して陣地に向かおうとした時だった。

 

陣地から光が上空に放たれ、光が消えると上空から巨大な空中戦艦が姿を現した。

 

響「あんな巨大なのまで…」

 

クリス「本丸のお出ましって訳か!」

 

そう言っているとS.O.N.G.のロゴが入った3機のヘリが来た。

 

マリア『貴女たち、早く乗りなさい!追うわよ!』

 

内1機をマリアが操縦しており、そう言う。

 

 

 

空中戦艦内にて隊長はレーダーでヘリの接近に気づく。

 

隊長「ヘリか。ならば直上の攻撃は避けられまい!!」

 

そう言って艦底部にある爆弾を投下する。

 

爆弾はヘリ3機の前で爆発、爆煙が包み込んだ。

 

隊長「やったぜ!…ん!?」

 

ヘリを撃墜したかと思いきや爆煙から無傷のヘリ3機が現れた。

 

その上には1機ずつに響たちが立っていた。

 

隊長「シンフォギアで迎え撃っただと!?ならば非常識には非常識…うあっ!?」

 

ボタンを押そうとした時、船体がはげしく揺れた。

 

レーダーを見ると戦艦の真下にゴジラがいた。

 

隊長「ゴジラめ、シンフォギア諸とも始末してやる!!」

 

ボタンを押すと左右のハッチが開きミサイルが無数に放たれた。

 

半分は下に行きゴジラへ、もう半分はヘリに向かう。

 

 

 

向かってくるミサイルに対してクリスがガトリングガンで3機分を守り、ゴジラは放射火炎で対抗する。

 

翼「立花!殿は雪音に任せるんだ!」

 

翼はそう言うとヘリからミサイルに飛び乗って踏み台にして次々とミサイルに飛び乗り前へ進んで行った。

 

響「えぇ!?」

 

対して響は驚きながらも翼の真似をしてあとを追いかけるが途中でクリスとゴジラに破壊されたミサイルに誘爆されて連鎖式にミサイルが爆発した。

 

響「うわわわわわわ!?」

 

爆風に響は吹き飛ばされそうになるが何とか前に進んでいく。

 

クリス「ここはアタシとガウに任せて他の2機はさっさと戦線を離脱してくれ!!」

 

クリスに言われて響と翼が乗っていた2機は退避するがミサイルは追いかけてくる。

 

マリアは上手く操縦し回避するがもう1機の背後にミサイルが迫っていた。

 

シャフを打つが効果なしだった。

 

「ダメだ、間に合わない!!」

 

クリスの迎撃すら間に合わないと叫ぶ操縦士。

 

調「いくよ、切ちゃん!」

 

切歌「がってんデース!」

 

ミサイルが真横から迫ってきたのと同時にヘリに乗っていた調と切歌はドアを開くとミサイルはヘリをすり抜けた。

 

ヘリを通るとミサイルはクリスの射撃とゴジラの放射火炎で破壊された。

 

調「やれば出来る!」

 

切歌「私たちデース!」

 

互いに親指を立てて言う二人だった。

 

戦艦の前まで行った翼は大ジャンプした。

 

翼「初手より奥義にてつかまつる!!」

 

巨大化させたアームドギアを振り下ろし戦艦を真っ二つにする。

 

隊長「ひいぃ!?」

 

目の前まで刃が来てしかもサングラスが真っ二つに斬れた。

 

響「ほっ!」

 

隊長「うあぁ!?」

 

破壊された隙間から響が突入、右腕のアームドギアを高速回転させる。

 

隊長「ひやあぁぁ!?」

 

逃げようとする隊長だがブーストした響に襟首を掴まれてしまった。

 

響「はあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

 

隊長を捕まえた響は高速回転させた右腕のアームドギアで戦艦を貫いて脱出した。

 

響が脱出したのを見てクリスは左右に6基、計12基の大型ミサイルと無数の小型ミサイルを同時に発射する技―『MEGA DETH INFINITY』を繰り出し、ゴジラは最大出力の放射火炎を発射して戦艦を跡形もなく破壊した。

 

響「ぷはっ!」

 

川から顔を出す響。

 

隊長は気絶している。

 

翼「立花、怪我はないか?」

 

声の方を見ると水面を滑るように飛ぶ翼が来ていた。

 

響「はい。とりあえずは任務完了ですね」

 

翼「あぁ、あとは彼らに任せよう」

 

翼が言うと空にUNと書かれたヘリ―国連軍のヘリが複数来ていた。




おまけ

響「あれ?そう言えばガウくんは?」

いつの間にか姿を消したガウを捜して辺りをキョロキョロする響。

ガウ「がうがう~」

声の方を見ると岸にガウがいて手を振っていた。

響「ガウくん!」

隊長を引っ張りながらガウのいる岸に行く。

ガウ「がうがう~♪」

響が岸に来ると尻尾を振って近づいてきた。

ガウ「がう、がうがう~♪」

木の枝に刺さった肉を差し出すガウ。

響「私の分?」

ガウ「がう~♪」

響「ありがとう。じゃあ、さっそく…美味しい!」

一口食べて響は言う。

最近になってガウは火を起こすことを覚えて魚や肉を焼くようになったのだ。

響「これなんのお肉?」

ガウ「がう!」

響が聞くとそこには焚き火と一緒に見事に鱗を剥がされ、皮を剥かれた鰐がいた。

響「ふえ!?わ、ワニ!?」

これに響は驚いてしまった。

ガウ「がう、がうがう!がう~!」

驚く響にガウは自身の腕を見せる。

そこにはほとんど再生していたが鰐の歯形が見事に付いていた。

どうやら鰐に襲われてしまい返り討ちにしたから食べていたようだ。

響「あはははは…それは大変だったね…」

苦笑いしながら言う響だった。


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第42話 くそったれな思い出

響「あー、今回はクリスちゃんのシャワーシーンだね~」

翼「雪音のシャワーシーンなら録画せねばな」

クリス「おい!なに勝手なこと言ってんだ!つーかシャワーシーンは装者全員だろ!?」


解放された市街地にて国連軍が市街地に暮らしていた民間人に食料提供や治療などで対応していた。

 

響「良かった。国連軍の対応が早くて」

 

金網越しにそれを見る響たち。

 

翼「あっちも対応してくれてるからな」

 

翼の視線を見ると民間人の子供たちとボール遊びで遊ぶガウの姿があった。

 

両親が怪我して元気がなかった子供やはぐれてしまった子供たちにガウが遊び相手をして元気付けていたのだった。

 

クリス「くっ…」

 

だがクリスはそれは見えていないのか金網を強く握っていた。

 

響「クリスちゃん?」

 

クリス「なんだよ」

 

響「なにかあったの?」

 

クリス「なんでもねーよ」

 

クリスがそう言うと一台のトラックが来て止まった。

 

荷台には調と切歌が乗っていて運転手はマリアだった。

 

切歌「市街地の巡回、完了デース!」

 

マリア「乗って、本部へ戻るわよ」

 

響「分かりました。ガウくーん、行くよー」

 

ガウ「がーう!がう、がうがう~♪」

 

響の声を聞いてガウは持っていたボールを近くの子に渡して手を振りながら響たちの方に向かって荷台に乗り込んだ。

 

子供たち『バイバーイ!』

 

発進したトラックに乗ったガウに子供たちは手を振っていた。

 

ガウ「がうがーう!」

 

ガウも答えるように手を振って言うのだった。

 

 

 

市街地を出て一同を乗せたトラックは本部がある港に向かっていた。

 

因みにガウは前の戦闘からの子供たちとの遊びに疲れたのか響の膝を枕に眠っていた。

 

調「私たちを苦しめたアルカ・ノイズ…錬金術の断片が兵器として軍事政権に流れてたなんて…」

 

調がそう呟くように言う。

 

響「パヴァリア光明結社…」

 

 

 

先日の潜水艦内にてのことだった。

 

響「遅くなりました!」

 

発令室に入ると弦十郎たちが待っていた。

 

弦十郎「揃ったな。さっそくブリーフィングを始めるぞ」

 

弦十郎がそう言うとメインモニターにマリア、翼、緒川が映った。

 

クリス「先輩!」

 

調「マリア、そっちで何かあったの?」

 

マリア『翼のパパさんからの特命でね。S.O.N.G.のエージェントとして魔法少女事変のバックグラウンドを探っていたの』

 

翼『私も知らされていかったのでてっきり寂しくなったマリアが勝手に英国にまでついてきたとばかり…』

 

マリア『だからそんな訳ないでしょ!!』

 

緒川『マリアさんの捜査で1つの組織の名が浮上しました。それが『パヴァリア光明結社』』

 

エルフナイン「チフォージュ・シャトーの建設にあたりキャロルに支援していた組織だったようです。裏歴史に暗躍し、今の欧州を暗黒大陸と言わしめる要因とも囁かれいます」

 

響「それにダイゴさんたちの世界にいる敵…デーボス軍と…

 

調「ムサシさんたちの世界にいる宇宙人にアルカ・ノイズを渡して…」

 

マリア『そうね。さらに言えば怪獣にテレポートジェムを埋め込んで操ろうとした。そしてマムやドクターと通じてF.I.Sを武装放棄させた謎の組織…私たちにとって向き合い続けなければならない、闇の奥底だわ』

 

翼『フロンティア事変と魔法少女事変の双方と異世界や宇宙人たちに異端技術を流していた組織、パヴァリア光明結社…』

 

かつて『獣電戦隊 キョウリュウジャー』の世界に現れたアルカ・ノイズの力を持った怪人、『デーボモンスター・ノイズ』と『ウルトラマンコスモス』の世界にいた『宇宙狩人 ノワール星人』が操ったアルカ・ノイズやノイズ化した『分解怪鳥 ノイズリドリアス』こと『友好怪鳥 リドリアス』を思い出す響たち。

 

エルフナイン「これを機会に知られざる結社の実体に至ることが出来るかもしれません」

 

緒川『存在を伺えさせつつもなかなか尻尾を掴ませてはくれなかったのですが…マリアさんの情報を元に調査部でも動いてみたところ…』

 

そう言って緒川は画面にある写真を映し出した。

 

そこには破壊され町をあるくアルカ・ノイズの姿があった。

 

響「アルカ・ノイズ!?」

 

緒川『撮影されたのは政情不安な南米の軍事政権国家…』

 

クリス「バルベルデかよ!?」

 

次に映し出されたアルカ・ノイズが首相の肖像画がある破壊された町を歩く姿の写真を見てクリスは驚く。

 

そんなクリスを響は見ていた。

 

弦十郎「装者たちは現地合流後、作戦行動に移ってもらう、忙しくなるぞ。それと作戦にはガウも参加してもらう」

 

ガウ「がう!」

 

 

 

本部に着いたマリアたちはシャワーを浴びて汗を流していた。

 

マリア「S.O.N.G.がいくら国連直轄とは言え武力による加入は出来ないけど…」

 

翼「異端技術を行使するのならば見過ごすわけにはいかないからな」

 

クリス「アルカ・ノイズの軍事利用…」

 

調「リンカーの数さえ揃っていれば…」

 

切歌「ラスト一発の虎の子デス。そう簡単に使うわけには…デデデ!?」

 

そう言いながらシャワー室から出た切歌の手を手に取る響に切歌は驚く。

 

響「大丈夫だよ!何かをするのにリンカーやギアが必要な訳じゃなんだよ!さっきだってヘリを守ってくれた、ありがとう!」

 

そう真剣に言う響だが切歌は目のやりどころに困っていた。

 

切歌「そ、そう言われると照れ臭いデス…」

 

そう言う切歌は視線に気付いて見ると調がじーっと見ていた。

 

切歌「め、目のやり場に困っちゃうくらいデース…」

 

そう言う切歌だった。

 

『パパ、ママ!離してソーニャ!』

 

『ダメ!危ないわ!』

 

クリス「くっ…くそったれな思い出が領空侵犯して来やがる…」

 

響たちが話してる時にクリスはそう言う。

 

ガウ「がう~…」

 

クリス「ん?」

 

声に気付いて見ると目を瞑って頭が泡だらけのガウが来ていた。

 

どうやら響に頭を洗ってもらっていたが途中でいなくなって勘だけで捜しに来ていたようだ。

 

クリス「おい、響!ガウの頭をほったらかしにしてるんじゃねー!!」

 

響「あぁ!忘れてたぁ!!」

 

自身のシャワーでガウの頭を洗いながら響に怒鳴るクリスだった。

 

クリス(ったく、こんな調子だとくそったれな思い出に縛られてる自分がアホみたいだな…)

 

そう思ってしたうクリスだった。




おまけ2

ガウ「がう~♪」

体を振って水を弾くガウ。

マリア「こら、動物みたいなことしないの。ほらじっとして、拭いてあげるから」

ガウ「がう~」

マリアに髪や体を拭かれるガウ。

調「なんだが前にムサシさんに言われたこと、本当のような気がする…」

切歌「たやマはたやマでも『ただの優しいマリアママ』なのデス♪」

響「そうなるとお父さんは翼さんになるよね~」

クリス「あー、確かにそうだな」

マリア「ちょっと貴女たち、変なこと言わないの!!」

翼「っというかなぜ私が父親なのだ!?」

響「いや~、あの部屋を見たらねぇ…」

クリス「確かに…アレを見たらなぁ…」

調「とても女の人の部屋とは思えない…」

切歌「デース…」

翼のあの散らかった部屋を思い返しながら言う。

翼「うっ…」

なにも反論出来なかった防人 翼であった。

ガウ「がうっきし!」

そんな中、ガウは珍しくくしゃみをしたのは誰も気付かなかった。


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第43話 神の力&ノイズ怪獣VSゴジラ

響「さて、今回は私たちの出番ないんだよね~」

クリス「なら出来てない課題をさっさとしろよ…」

翼「まだ終わっていなかったのか…」

響「ギクッ!?」

クリス「一応言っとくが私と先輩は手伝わねーからな」

響「そんなー!?」


その日の夜、ガウは友里、藤尭とS.O.N.G.のエージェントたちと共にあるオペラハウスの客席の一番後ろの席に隠れていた。

 

理由は客席の一番前にいる人物たち―バルベルデ共和国の大統領とその側近たちだ。

 

「閣下。エスカロン空港にダミーの特別機を用意しました」

 

大統領「無用だ。亡命将校の遺産、ディー・シュピネの結界が起動している以上、この地が一番安全なのだ」

 

そう話す大統領たち。

 

?「つまり、本当に守るべきものはここに隠されている」

 

「何者だ!?」

 

声の方を見ると3つあるオペラハウスの窓に3人の女性『サンジェルマン』、『カリオストロ』、『プレラーティ』がそれぞれたっていた。

 

サンジェルマン「主だった軍事施設を探っても見つけられなかったけど…」

 

プレラーティ「S.O.N.G.を誘導し、秘密の花園を見つける作戦は上手くいったワケダ」

 

カリオストロ「ウフフフ…慌てふためいて自分たちで案内してくれるなんて可愛い大統領♪」

 

大統領「サンジェルマン、カリオストロ、プレラーティ!?」

 

プレラーティ「折角だから最後に一仕事してもらうワケダね」

 

プレラーティがそう言うとサンジェルマン、カリオストロ、プレラーティの順で歌を歌い始めた。

 

「閣下、あの者たちはいったい?」

 

大統領「パヴァリア光明結社が遣わした錬金術師たちだ」

 

「あれが異端技術の提供者たち…」

 

大統領「同盟の証をある者には手を貸す約定になっている!国連軍が直ぐそこまで迫っている、奴らを撃退してくれ!」

 

そう言う大統領だが3人は聞いていないのか、それともわざと無視したのか歌い続け、終わらせた。

 

「うあぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?」

 

歌が終わった瞬間、大統領の横にいた側近の一人の体が光の粒になり消えていった。

 

さっき側近だけでなく次々に側近たちも光の粒になって消えていった。

 

大統領「ひっ!?」

 

側近たちが消えると大統領の体も光だした。

 

大統領「痒い、痒い!でも、ちょっと気持ちいいぃぃぃぃぃぃ……」

 

何かを探るようにしていたが最終的には側近たち同様に光の粒になり消えていった。

 

光の粒はサンジェルマンの手に集まっていき玉となって彼女の手に収まった。

 

サンジェルマン「7万3788…」

 

玉を見てそう言うサンジェルマン。

 

藤尭(調査部からの報告通り、このオペラハウスを中心に衛星からの捕捉が不可能だ…この結界のようものは指向性の信号波形を妨害しているのか?)

 

ノートパソコンでオペラハウスに張り巡らされた『ディー・シュピネの結界』を調べる藤尭。

 

藤尭(プラント制圧を陽動に潜り込んでみたらとんだ拠点のようだ…)

 

実はオペラハウスに友里たちが潜入している間に響たちが軍事兵器を製造しているプラントを制圧という陽動を行っているのだ。

 

そうこうしている内にサンジェルマンたちはオペラハウスの床に隠されていた地下の階段を見つけて降りていく。

 

それを見た友里は合図を送り、エージェントたちと追いかける。

 

藤尭「ちょ、ちょっと!?」

 

 

 

地下には沢山の肖像画など貴重な骨董品があった。

 

しかしサンジェルマンたちはそれらには気に止めず一番奥で、布に覆われている物の方に向かった。

 

布を取っ払うとそこには巨大な琥珀に閉じ込められた人型の何かがあった。

 

そんなサンジェルマンたちを友里とエージェントたちは棚の端に隠れて、藤尭は階段に、ガウは万が一に備えて藤尭の隣にいる。

 

このまま無事に終わると思われた時だった。

 

突然、藤尭の持っていたノートパソコンがスキャン完了の音を盛大に出したのだ。

 

「「「「「「!?」」」」」」

 

これには全員が驚く。

 

友里「撤収準備!!」

 

仕方なく友里は他のエージェントと共に銃で牽制する。

 

牽制弾は全てサンジェルマンのシールドが弾く。

 

その隙に友里たちは上に逃げる。

 

カリオストロ「会って直ぐに逃げるなんて、せっかちな人たちね」

 

錬金術を発動しようとするカリオストロをサンジェルマンが制止した。

 

サンジェルマン「実験には丁度いい。それにゴジラがどれだけ記憶を取り戻しているかの確認とついでに大統領閣下の願いを叶えましょう」

 

そう言ってサンジェルマンは蛇に似た像の前に行くとさっきの光の玉を出した。

 

サンジェルマン「生け贄より抽出したエネルギーにアラミタマの概念を付与させる…」

 

玉から蛇のようなのが現れる。

 

 

 

外では友里たちが乗った車が3台、オペラハウスから離れるように走る。

 

すると後ろの地面から巨大な蛇の怪獣のような巨大な怪物が出現した。

 

蛇は自身の手前を走っていた車を咥えると噛み砕いた。

 

藤尭「本部、本部!応答してください、本部!!」

 

 

 

友里たちの車の反応を掴んでいる本部は慌ただしかった。

 

エルフナイン「藤尭さん、友里さん!」

 

弦十郎「装者たちは作戦行動中だ!死んでも振り切れ!!」

 

藤尭『死んだら振り切れませぇぇぇぇぇぇぇん!!』

 

そう言うとまた1台の車が蛇に食われたらしく反応がロストする。

 

弦十郎「ガウ、聞こえるか!」

 

ガウ『がう!』

 

弦十郎「藤尭と友里を守れ!!」

 

 

 

ガウ「がう!」

 

弦十郎の一言を聞いてガウは頷いて走っている中、ドアを開けて飛び出した。

 

飛び出して直ぐにガウは両手両足、そして尻尾を使い着地する。

 

ガウ「がうぅぅぅーーーーーー!!」

 

遠吠えを上げて体を光らせてゴジラになり蛇を迎え撃った。

 

ヨナルデパズトーリ「ガオォォォォォォォォォォォォォォォ!!」

 

ゴジラが現れて蛇―邪神にして蛇神、『ヨナルデパズトーリ』は威嚇の声を上げる。

 

ゴジラ「ゴガアァァァァァァァァァァァァ!!」

 

ゴジラも負けじと雄叫びを上げる。

 

カリオストロ「待ち人ならぬ待ち獣来たり…って姿違うくない?まだ記憶を取り戻してないのかしら?」

 

プレラーティ「畳み掛けるなら今と言うワケカ」

 

サンジェルマン「まだ分からないわ」

 

ゴジラの姿を見て言うサンジェルマンたち。

 

サンジェルマン「でも余計な者も始末しないと」

 

そう言ってサンジェルマンは2つのテレポートジェムを出した。

 

サンジェルマン「異世界で手に入れた怪獣のデータとアルカ・ノイズを融合させて造り出した新たなノイズ…ノイズ怪獣の力、試させてもらうわ」

 

取り出したテレポートジェムを友里と藤尭の乗っている車の方に投げた。

 

藤尭「なんだ…うわっ!?」

 

友里「きゃあぁぁぁっ!?」

 

テレポートジェムは車から少し前に落ち、巨大な魔方陣が展開されて、中から2匹の怪獣が現れて、うち1体に弾かれた。

 

ノイズゴルザ「ゴルシュオォォォォォォォォォォォ!!」

 

ノイズエレキング「キイィィィィィィィィィィン!!」

 

友里と藤尭の前に現れたのは体のいたる所にアルカ・ノイズの発光器官がある怪獣―『合成分解怪獣 ノイズゴルザ』、『合成分解怪獣 ノイズエレキング』の2体のノイズ怪獣だった。

 

弾かれてひっくり返った車から友里と藤尭の二人は抜け出す。

 

サンジェルマン「あなたたちで7万3794…その命、世界革命の礎として使わせていただきます」

 

藤尭「革命?」

 

ゴジラ「ゴガアァァァァァァァァァァァァ!!」

 

二人の危機に際してゴジラがUターンして来ていた。

 

ヨナルデパズトーリ「ガオォォォォォォォォォォォォォォォ!!」

 

だがそこへヨナルデパズトーリが迫ってきてゴジラの肩に噛みついて体に絡み付いて動きを封じた。

 

ゴジラ「ゴガアァァァァァァァァァァァァ!!」

 

絡み付いたヨナルデパズトーリを引き剥がそうとするゴジラ。

 

ノイズゴルザ「ゴルシュオォォォォォォォォォォォ!!」

 

ノイズエレキング「キイィィィィィィィィィィィ!!」

 

その隙にノイズゴルザとノイズエレキングは友里と藤尭を殺そうと接近する。

 

?「Seilien coffin airget-lamh tron…」

 

カリオストロ「歌!?」

 

サンジェルマン「どこから?」

 

聞こえてきた歌に3人はキョロキョロする。

 

するとノイズゴルザの足に向かって1台の車が突進してきて爆発した。

 

ノイズゴルザ「ゴルシュオォォォォォォォォォォォ!?」

 

ノイズエレキング「キイィィィィィィィィィィィィ!?」

 

車に突進されて爆発した衝撃でノイズゴルザはノイズエレキングを巻き込んで倒れた。

 

そして友里と藤尭の前にギアを纏ったマリア、切歌、調の3人が降り立った。

 

 

響たちがバルベルデ共和国軍と戦っている時の同刻の小笠原諸島。

 

マナ「ついに来てしまったのね。ヒオ」

 

ヒオ「そうね、マナ。ゴジラの失われた記憶を取り戻して彼らを倒さないと」

 

巨大な卵を背景にする身長30cmくらいで少女の小人たち―『小美人 ヒオとマナ』の二人が言う。

 

?「キュオォォォォォーーーーーーーーー!!」

 

空に向かってゴジラと同等或いはそれ以上の巨体を持った1匹の巨大な蛾が飛翔した。

 

ヒオ「お願い、モスラ…」

 

マナ「ゴジラとシンフォギアの手助けをして…」

 

祈るように手を合わせて飛翔した巨大な蛾―『巨大蛾獣 モスラ』に言う。




切歌「次回は私たちが活躍するデース!」

調「それとマリアのたやマっぷりもお楽しみに!」

マリア「そんな予定はありません!!」


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第44話 不可逆の摂理を覆す力

切歌「今回は私たちが活躍するデース!」

調「でもマリアのたやマっぷりはありません」

マリア「当たり前よ!ってそれより…今回はリクエストされた怪獣の1体がでるわ」


マリア「二人とも大丈夫?」

 

友里「えぇ!」

 

調「あとは私たちに…」

 

切歌「任せるデース!」

 

ノイズゴルザとノイズエレキングに構える。

 

サンジェルマン「出てきたわね、シンフォギア」

 

マリア「やっと会えたわね、パヴァリア光明結社!今度は何を企んでるの?」

 

サンジェルマン「革命よ、紡ぐべき人の歴史の奪還こそが積年の本懐!」

 

ノイズゴルザ「ゴルシュオォォォォォォォォォォォ!!」

 

ノイズエレキング「キイィィィィィィィィィィィィン!!」

 

3人に向かっていくノイズゴルザとノイズエレキング。

 

マリア「ガウ!怪獣は私たちに任せて貴方はその蛇を!」

 

2体に向かって行きながらゴジラに言うマリア。

 

ゴジラ「ゴガアァァァァァァァァァァァァ!!」

 

マリアの言葉を聞いてゴジラは自身ごと岩壁に絡み付いたヨナルデパズトーリを叩き付ける。

 

ヨナルデパズトーリ「ガオォォォォォォォォォォォォォォォ!!」

 

叩き付けられてヨナルデパズトーリはゴジラから離れる。

 

離れた瞬間、ゴジラがヨナルデパズトーリの顔に尻尾で殴る。

 

ゴジラ「ゴガアァァァァァァァァァァァァ!!」

 

さらに続けざまに放射火炎を叩き込む。

 

放射火炎が当たり、ヨナルデパズトーリの姿が爆煙に包まれた。

 

藤尭「やったか!?」

 

プレラーティ「などと思っているワケダ」

 

ヨナルデパズトーリ「ガオォォォォォォォォォォォォォォォ!!」

 

ゴジラ「ゴガアァァァァァァァァァァァァ!?」

 

爆煙を貫いて無傷のヨナルデパズトーリが現れてゴジラの首元に噛み付いた。

 

調「ガウくんの放射火炎が効かない!?」

 

切歌「どうなってるデース!?」

 

アルカ・ノイズを位相差障壁に阻まれることもなく倒すことが出来るゴジラの最大の武器たる放射火炎が効かないことに驚く。

 

ノイズゴルザ「ゴルシュオォォォォォォォォォォォ!!」

 

ノイズエレキング「キイィィィィィィィィィィィィン!!」

 

一方でノイズゴルザとノイズエレキングは超音波分解光線とエレキングノイズカッターを繰り出してマリアを攻撃するが全て回避されていた。

 

調と切歌も友里と藤尭の二人を抱えた状態でノイズゴルザとノイズエレキングの攻撃を回避する。

 

マリア「はあぁっ!!」

 

ノイズエレキング「キイィィィィィィィィィィィィン!?」

 

跳躍しノイズエレキングの右角を切断した。

 

ノイズゴルザ「ゴルシュオォォォォォォォォォォォ!!」

 

地面に降りていくマリアにノイズゴルザが超音波分解光線を発射しようとする。

 

マリア「はっ!!」

 

だがマリアは反転して左腕の篭手から引き抜いた小太刀を周辺に展開してノイズゴルザに放った。

 

ノイズゴルザ「ゴルシュオォォォォォォォォォォォ!?」

 

小太刀はノイズゴルザの目に刺さった。

 

角を切断され、目を刺されたノイズエレキングとノイズゴルザは倒れ込む。

 

カリオストロ「あ~ん、ちょこまかとしちゃって~」

 

プレラーティ「ならばこれで動きを封じるわけだ」

 

そう言ってプレラーティはテレポートジェムをばら蒔く。

 

テレポートジェムから複数のアルカ・ノイズがマリアたちを囲むように現れた。

 

ゴジラ「ゴガアァァァァァァァァァァァァ!!」

 

首元をヨナルデパズトーリに噛み付かれている状況にも関わらずゴジラは現れたばかりのアルカ・ノイズたちに放射火炎で一掃する。

 

マリアたちが最後のリンカーを使ってギアを纏っているのを知っているためだ。

 

サンジェルマン「ゴジラ…」

 

アルカ・ノイズを一掃するゴジラをサンジェルマンは見る。

 

サンジェルマン(前のやつなら人間を助けるような真似はしなかった…やはり記憶は一切戻ってないようね…プレラーティの言うとおり畳み掛けるなら今ね)

 

ノイズゴルザ「ゴルシュオォォォォォォォォォォォ!!」

 

ノイズエレキング「キイィィィィィィィィィィィィン!!」

 

サンジェルマンの意図を知ったかのように立ち上がったノイズゴルザとノイズエレキングの2体がゴジラに向かって行く。

 

マリア「まずい!!」

 

調「いくらガウくんでも3匹相手は…」

 

切歌「分が悪すぎるデース!!」

 

マリア「行くわよ、二人とも!」

 

「「うん!/デース!」」

 

3人が向かおうとしたその時だった。

 

モスラ「キュオォォォォォーーーーーーーーー!!」

 

夜の空からモスラが現れてノイズゴルザとノイズエレキングの2体に体当たりをかまして転倒させる。

 

サンジェルマン「あれは!?」

 

カリオストロ「うっそ~、なんでモスラが!?」

 

プレラーティ「奴らはまだ滅んではいなかったワケカ!?」

 

モスラの姿を見て驚くサンジェルマンたち。

 

すると地面が揺れて1匹の怪獣が出現した。

 

アンギラス「ガアァァァァァァァァァァァァァン!!」

 

背中全体が固い甲殻に覆われており、鋭い棘がびっしり生えていて、サウロペルタやエドモントニアなどのノドサウルス系統に似ている怪獣―『暴龍 アンギラス』だ。

 

藤尭「か、かかか、怪獣が2体も出てきた!?」

 

友里「どうなっているの!?」

 

モスラとアンギラスが現れたことに驚く。

 

ノイズゴルザ「ゴルシュオォォォォォォォォォォォ!!」

 

いち早く起き上がったノイズゴルザはモスラに向かって超音波分解光線を放とうとする。

 

アンギラス「ガアァァァァァァァァァァン!!」

 

だがそこへアンギラスが全身をボールのように丸めて突撃する『暴龍怪球烈弾(アンギラスボール)』を繰り出してノイズゴルザを押し潰した。

 

ノイズゴルザ「ゴルシュオォォォォォ……」

 

押し潰されたノイズゴルザは断末魔を上げて爆散した。

 

モスラ「キュオォォォォォーーーーーーーーー!!」

 

アンギラスに援護されたモスラはそのままゴジラに噛み付いているヨナルデパズトーリに向かって触覚から『超音波ビーム』を発射する。

 

ヨナルデパズトーリ「ガオォォォォォォォォォォォォォォォ!?」

 

超音波ビームを喰らいヨナルデパズトーリはゴジラから離れる。

 

ゴジラ「ゴガアァァァァァァァァァァァァ!!」

 

離れたヨナルデパズトーリの首部分を掴むと直接体内に放射火炎を叩き込んだ。

 

ヨナルデパズトーリ「ガオォォォォォォォォォ………」

 

体内に放射火炎を叩き込まれてヨナルデパズトーリは膨らんでいき爆散した。

 

調「やった!」

 

マリア「直接体内に放射火炎を叩き込まれれば無事ではすまない…!?」

 

そう言った瞬間、ヨナルデパズトーリの体が何層にも別れた魔方陣に別れたかと思いきや重なりあって無傷のヨナルデパズトーリになった。

 

友里「再生した!?」

 

藤尭「いや、あれは!?」

 

カリオストロ「無かったことになるダメージ♪」

 

プレラーティ「実験は成功したワケダ」

 

サンジェルマン「不可逆であるハズ摂理を覆す埒外の現象…ついに錬金術が人知の到達点、『神の力』を手に入れたわ」

 

ゴジラ「グルルル……」

 

自身の奥の手が通じないヨナルデパズトーリにゴジラは後退りする。

 

ノイズエレキング「キイィィィィィィィィィィィィン!!」

 

そこへノイズエレキングが尻尾をゴジラの首に巻き付け、電撃を放つ。

 

ゴジラ「ゴガアァァァァァァァァァァァァ!?」

 

電撃を喰らい倒れるゴジラ。

 

マリア「ガウ!」

 

ゴジラの危機にマリアは左腕から小刀を引き抜いて自身の周りに回転させるとそれを先頭にしてトルネードのようになって突撃する―『TORNADO†INPACT』を繰り出してノイズエレキングの胸部を貫いた。

 

ノイズエレキング「ギイィィィィィィ………」

 

胸部を貫かれたノイズエレキングは膝を着いてうつ伏せに倒れ爆散した。

 

ゴジラ「ゴガアァァァァァァ…ガアァァァァァァ……」

 

倒れたゴジラは光輝いてガウに戻った。

 

マリア「しっかりしなさい、ガウ!」

 

倒れていたガウをマリアは抱き上げて呼び掛ける。

 

ガウ「がう~…」

 

何とか目を開けるガウだが首や右腕から出血していた。

 

そんなガウをマリアは背中に背負って調たちのとこに飛ぶ。

 

調「マリア、ガウくんは?」

 

マリア「首と右腕から出血してる。ここは退くわよ!」

 

そう言ってマリアは再び小刀を出すとサンジェルマンたちに向かって放った。

 

カリオストロ「逃がさないんだから」

 

シールドを展開させて小刀を弾くが頬を掠めた。

 

カリオストロ「いった~い!顔に傷~、やだも~!!」

 

掠めた頬を抑えながら言うカリオストロ。

 

ヨナルデパズトーリ「ガオォォォォォォォォォォォォォォォ!!」

 

アンギラス「ガアァァァァァァァァァァァァァァン!!」

 

モスラ「キュオォォォーーーーーーーーーー!!」

 

マリアたちを追撃しようとするヨナルデパズトーリの前にアンギラスとモスラが立ちはだかった。

 

ヨナルデパズトーリ「ガオォォォォォォォォォォォォォォォ!!」

 

アンギラスとモスラに行く手を阻まれたヨナルデパズトーリは2体に向かっていく。

 

アンギラス「ガアァァァァァァァァァァァァァァン!!」

 

アンギラスは体を丸めて暴龍怪球烈弾を繰り出した。

 

ヨナルデパズトーリ「ガオォォォォォォォォォォォォォォォ!!」

 

暴龍怪球烈弾をヨナルデパズトーリは地中に潜ってかわした。

 

アンギラス「グルルル……」

 

技をかわされたアンギラスは辺りを見回す。

 

ヨナルデパズトーリ「ガオォォォォォォォォォォォォォォォ!!」

 

真下からヨナルデパズトーリが現れてアンギラスを空中に投げ飛ばされた。

 

モスラ「キュオォォォーーーーーーーーーー!!」

 

空中に投げ飛ばされたアンギラスをモスラは上手く空中でキャッチした。

 

サンジェルマン「これ以上奴らの相手は神の力にさせるわけにはいかないわね」

 

そう言ってサンジェルマンは新たなテレポートジェムを出してモスラたちの前に放った。

 

巨大な魔方陣と共に一体の怪獣が現れた。

 

クワガタのような巨大な顎をした昆虫型の怪獣―『分解磁力怪獣 ノイズアントラー』だ。

 

ノイズアントラー「キャアァァァゴオォォォォォォォォォォ!!」

 

咆哮を上げるノイズアントラーは同時に七色の光線―『磁力光線』を放った。

 

モスラ「キュオォォォーーーーーーーーーー!?」

 

アンギラス「ガアァァァァァァァァァァァァァァン!?」

 

磁力光線によりモスラとアンギラスは動きを封じられてしまった。

 

ヨナルデパズトーリ「ガオォォォォォォォォォォォォォォォ!!」

 

その隙にヨナルデパズトーリは地中に潜ってマリアたちを追撃しに向かった。

 

 

 

弦十郎『こちらが割り出した逃走経路は以上だ。やれるな?』

 

逃走していたマリアたちは弦十郎たちが割り出した逃走経路を聞いていた。

 

そしてその場所は断崖絶壁だった。

 

友里「やってみます!」

 

藤尭「無理だって!」

 

ヨナルデパズトーリ「ガオォォォォォォォォォォォォォォォ!!」

 

断崖絶壁に着いたのと同時に後ろの地面からヨナルデパズトーリが出現した。

 

調「蛇のようにしつこい!」

 

切歌「実際蛇みたいな怪物デース!」

 

ヨナルデパズトーリ「ガオォォォォォォォォォォォォォォォ!!」

 

マリアたちに襲い掛かるヨナルデパズトーリ。

 

エルフナイン『タイミング来ました!』

 

弦十郎『今だ、跳べぇぇぇぇぇぇーーーーーーーー!!』

 

エルフナインと弦十郎の合図で切歌と調は藤尭と友里をそれぞれ抱え、マリアはガウを抱えて断崖絶壁を跳び降りた。

 

断崖絶壁の中間より少し降りた時、線路が見えてトロッコ列車が通ってきた。

 

そして全員がトロッコ列車の荷台に着地した。

 

ヨナルデパズトーリ「ガオォォォォォォォォォォォォォォォ!!」

 

だがヨナルデパズトーリは諦めずに追撃してきた。

 

3人が臨戦したその時、ヨナルデパズトーリの姿が光輝いて粒となり消えた。

 

マリア「消えた?」

 

同時にノイズアントラーも消えていた。

 

ノイズアントラーが消えて警戒しつつもゴジラが逃げ切ったと思いアンギラスとモスラは引き上げた。

 

 

カリオストロ「な~に?ヨナルデパズトーリでけしかけちゃわないの?」

 

ヨナルデパズトーリを消したサンジェルマンに聞くカリオストロ。

 

サンジェルマン「神の力とノイズ怪獣の成功は確認した。まずはそれで十分」

 

プレラーティ「追跡は無用と言うワケだ」

 

サンジェルマン「それよりティキの回収が先よ」

 

そう言うサンジェルマンだった。




響「よーし、明日は私たちが活躍するよー!」

クリス「活躍…するのか?」

翼「下書きを見た限りでは手抜きのような気が…」

響「そ、それは…では次回をお楽しみに!」

クリス「話をそらすなよ…」


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第45話 再会と探偵

響「今回は私たち活躍…してないね…」

クリス「だから言っただろ!!」

翼「しかたないだろ、今回はスペシャル回だからな」

クリス「はぁ…折角アタシが活躍できると…」

フィリップ「大好きだった人の弟の足を吹っ飛ばしてかい?」

翔太郎「おい、フィリップ。言い過ぎだぞ」

クリス「うっ…ってだれだ!?」

翔太郎「コイツは失礼、俺は左 翔太郎。俺たちは…」

フィリップ「二人で一人の仮面ライダーさ」

響「でも出番ないですよね?」

「「………」」

翼「とにかく本編を見てくれ」


マリアたちがヨナルデパズトーリとノイズ怪獣たちと交戦しているとき、バルベルデ軍の軍事施設である化学兵器開発プラントの陽動襲撃作戦を展開していた響、翼、クリスの3人はプラントを制圧後、プラントから逃走した所長を追って無理やり村から連れて来られた少年―『ステファン・ヴィレーナ』の案内の元、所長が逃げた彼の村にいた。

 

だが響たちが村に着くとそこには村人の少女を捕らえ、他の村人をアルカ・ノイズで囲み人質としている所長がいた。

 

所長は人質を解放する条件に自身を見逃せ、でないと人質をアルカ・ノイズで分解すると追い詰められた悪人らしい台詞を吐いていた。

 

だが被害を出したくない響たちからすればこれほど不利な状況はない。

 

所長「さぁ、どうする!!」

 

アルカ・ノイズを操る器具を見せつけ尚且つ少女の首を絞める。

 

クリス「くっ、卑怯だろ…」

 

手出し出来ずにいるクリスは毒づく。

 

すると所長の頭に何かが当たり怯ませた。

 

サッカーボールだ。

 

所長の頭に当たり、飛んで行ったサッカーボールの先を見るとステファンがいた。

 

?「ステファン!」

 

クリス「!?」

 

ステファンの名を叫ぶ女性を見てクリスは驚く。

 

ステファン「こっち!」

 

ステファンは所長が怯んで解放された少女の手を握って走り出した。

 

翼「続くぞ、立花!雪音!」

 

響「はい!」

 

クリス「あ、あぁ!」

 

響「Balwisyall Nescell gungnir tron…」

 

翼「Imyuteus amenohabakiri tron…」

 

クリス「Killter Ichaival tron…」

 

ギアの起動詠唱を唄いギアを纏った3人は一斉に村人たちを囲んでいたアルカ・ノイズたちを一掃する。

 

所長「っつ…あんのガキィ!!」

 

ステファンに邪魔された所長は懐からテレポートジェムを複数取り出してステファンたちの方に投げた。

 

ステファン「しまった!?」

 

自身たちの前に現れたアルカ・ノイズに囲まれてしまい足を止めるステファン。

 

人型のアルカ・ノイズが手を帯状に変化させてステファンの右足に取りついた。

 

ステファン「うわあぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?」

 

赤く光り分解される自身の体にステファンは悲鳴を上げる。

 

クリス「くそったれがあぁぁぁぁぁぁぁ!!」

 

ボウガンを向けて一瞬自身のこれからする行動に躊躇ったクリスだが直ぐに頭を切り換えて引き金を引いた。

 

クリスの放った矢はステファンの右足を切断した。

 

?「いやあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

 

同時に女性の悲鳴が響いた。

 

 

 

翼「こちらはプラントの管理者を確保しました。ですが…民間人に負傷者を出してしまいました」

 

あのあとアルカ・ノイズを全て撃破し、所長を捕まえ、翼は弦十郎たちに連絡していた。

 

担架代わりの木の板に右足を失って苦しそうにしているステファンが寝かされていた。

 

?「ステファン、ステファン!どうしてこんことに…」

 

寝かされているステファンの前に女性は泣きながら言う。

 

クリス「ソーニャ…」

 

ソーニャ「!?」

 

名前をクリスに呼ばれて女性―『ソーニャ・ヴィレーナ』は驚く。

 

ソーニャ「クリス…貴女が弟の…ステファンの足を!!」

 

クリスだと分かるなり憎悪の目で見て言う。

 

クリス「あぁ…撃ったのは…アタシだ」

 

複雑な気持ちで言うクリス。

 

所長(くそっ…シンフォギアどもめ…こうなれば!)

 

縛られていた所長は服の袖から『I』と書かれたUSBメモリに似たのを取り出した。

 

ICE AGE

 

取り出したUSBメモリのようなもののスイッチを押すと『ICE AGE』と音声が流れると所長の手のひらに刺さり、入り込んだ。

 

所長?「うおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!」

 

メモリが体に入ると所長の体は変化し、ヤマアラシか雪男をモチーフにしたような怪人になり、縛り上げていた縄を引きちぎった。

 

翼「なに!?」

 

響「か、怪物になった!?」

 

所長が怪物になったことに驚く響たち。

 

?「うおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!」

 

怪物になると近くにいた村人を殴り飛ばす。

 

翼「立花、雪音、行くぞ!」

 

響「はい!」

 

クリス「あぁ!」

 

?「させるか!!」

 

ギアを纏おうとしたその時、怪人は両手から冷気を噴射してギアごと響たちの手を凍らせた。

 

クリス「しまった!?」

 

手ごとギアを凍らされてギアを纏えなくなった。

 

?「これでギアは纏えまい。さぁ、覚悟!」

 

ギアが纏えまくなった響たちに近付く怪人。

 

その時だった、響たちと怪人の間にオーロラのような灰色の壁が現れた。

 

そして壁が消えるとそこには一人の少女がいた。

 

長い赤い髪をして、女性用のスーツを着て白い帽子を被ってはいるが翼と響にとっては大切な存在である少女だった。

 

翼・響「「か、奏!?/さん!?」」

 

現れた少女―最初のガングニールの適合者で、ツヴァイウイングで翼の相棒だった『天羽 奏』であった。

 

奏「あれ?翼じゃないか。なんでここに?」

 

声に気付いて振り向いた奏は不思議そうに聞いてきた。

 

翼「奏こそ何で!?」

 

奏がいることに混乱する翼。

 

奏「あー、話は後でいいか?今は奴を…ドーパントを倒さねーとな」

 

そう言って奏は怪人―『アイスエイジ・ドーパント』に向き直った。

 

そしてアルファベットのLに似た形のバックルをしたベルトを巻くと骸骨の形をした『S』の文字が書かれたUSBメモリに似たものを出した。

 

SCULL

 

奏「変身!」

 

メモリのスイッチを押すと『SCULL』と音声が流れ、奏は帽子を同時に取るとメモリをスロットに差し込んで広げた。

 

SCULL

 

再び音声が流れると奏の姿が変わった。

 

骸骨を模した顔を備え、白い帽子とマフラーを身に着けている黒と銀色の戦士―『仮面ライダースカル』に変身すると再び帽子を被った。

 

スカル「さぁ、お前の罪を数えろ!!」

 

左手の人差し指でアイスエイジを指さしながら言う。

 

翼「か、奏!?」

 

響「奏さんが仮面のヒーローに変身したぁ~!?」

 

クリス「聞いてねーぞ、んなこと!?」

 

スカル「はあぁぁぁぁっ!!」

 

驚いている翼たちをよそにスカルはアイスエイジに向かって行った。

 

アイスエイジ「うおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!」

 

スカル「はあっ!!」

 

両手から冷気を噴射するアイスエイジに対してスカルは跳躍して回避すると後ろを取った。

 

スカル「はっ!!」

 

アイスエイジの後ろを取ったスカルは銃を取り出すと発砲、銃口からエネルギー弾が放たれる。

 

アイスエイジ「ぐおあっ!!」

 

エネルギー弾を喰らいアイスエイジは後退する。

 

アイスエイジ「ぬぅ、くあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

 

空気中の水分を凍らせて両手を刀を作るとエネルギー弾を弾きながらスカルに接近した。

 

アイスエイジ「うおらあぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

 

スカル「ほっ、よっ、はっ!!」

 

接近し、斬りかかったアイスエイジの斬撃をスカルは余裕でかわした。

 

スカル「はっ!!」

 

斬撃を全てかわしてアイスエイジの一瞬の隙を突いてエネルギー銃―スカル専用武器『スカルマグナム』の銃口をくっ付けてゼロ距離から発砲した。

 

アイスエイジ「ぐあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?」

 

ゼロ距離から発砲されてアイスエイジは吹き飛んだ。

 

アイスエイジ「き、貴様!いったい何者だ!?」

 

スカル「アタシか?アタシは奏、天羽 奏。探偵さ」

 

SCULL MAXIMUM DRIVE

 

ベルト―『ロストドライバー』に差し込んでいたメモリ―『スカルメモリ』を抜いて左腰のスロット―『マキシマムスロット』に差し込んだ。

 

すると胸から骸骨型のエネルギーを発生した。

 

スカル「ライダーキック!」

 

発生したエネルギーを跳び回し蹴りの要領でアイスエイジに向けて蹴り飛ばした。

 

アイスエイジ「ぐあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ……」

 

スカルのマキシマムドライブであるライダーキックを喰らいアイスエイジはその場に倒れて爆散した。

 

爆発が治まると気絶した所長がいた。

 

すると所長の手のひらからメモリ―『アイスエイジメモリ』が摘出されて粉々に砕かれた。

 

アイスエイジメモリが砕かれたのと同時に響たちの凍らされていた手が元に戻った。

 

奏「ふぅ、一丁あがり!」

 

アイスエイジ・ドーパントを倒して変身を解いた奏、するとあの壁が現れた。

 

奏「そうか…ここはアタシの知ってる世界じゃないのか」

 

壁を見て言う奏は壁に向かって歩きだした。

 

翼「奏!」

 

そんな奏を呼び止める翼。

 

翼「奏…私は…」

 

言葉が詰ってしまった。

 

奏「翼」

 

そんな翼を察したのか奏は振り向いた。

 

奏「強くなったな」

 

笑いながらそう言うと親指を立てると壁の向こうに消えて行った。

 

翼「あぁ」

 

奏に「強くなったな」と言われて翼は嬉しくて頷いた。

 

そんな翼を見て奏は頷いて壁の向こうに消えて行くと壁はタイミングを見計らったように消えてしまったのだった。




奏「いやー、仮面ライダーになったの初めてだったけどギアより良かったな」

セレナ「じゃあ、今度は私がマリア姉さんたちを助けるヒーローになるんですね!」

マリア「そうね、きっとそうなるわ!」

※ここだけの話、そんな予定まだ考えてません!プラス次回はいつ更新するか分かりませんのでご了承ください。


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第46話 因縁

ゼロ「よう、みんな!俺はウルトラマンゼロだ!今回はこの俺が悪い奴らをビシバシぶっ飛ばして…」

レイト「いや、ゼロさん。ここゼロさんの出番全くありませんよ?」

ゼロ「はぁ!?何でだよ!?」

レイト「何でって僕に言われても…ここ主役は怪獣ですから…」

ゼロ「怪獣なら俺たちウルトラマンが出ないのは変だろ!なぁ、リク!」

リク「ここで僕に振る!?」

ライハ「はいはい、下らない話はここまで。ペガ、リムあとお願いね」

リム『分かりました。ライハ』

ペガ「では戦姫絶唱シンフォギアAXZ PROJECT Gをどうぞ!」

ゼロ「俺を活躍させろ~!!」


無事にS.O.N.G.本部である潜水艦に帰還した友里、藤尭、マリア、切歌、調、ガウの6人。

 

因みに帰還した時にはガウの傷は完全に癒えていた。

 

友里「観測任務より帰還しました」

 

弦十郎「ご苦労だった」

 

藤尭「ふぅ、やっぱり本部が一番だ~。安心出来る~」

 

弦十郎「だが今夜は眠れそうにないぞ?」

 

藤尭「えぇ、死ぬ思いをして手に入れたデータのサンプルがありますからね。そのつもりです」

 

ガウ「がうがう…」

 

藤尭の台詞にガウは自分(藤尭)のボンミスで死ぬ思いをしたんじゃ…っと呟いたが「がう」としか話せないために誰も気にしなかった。

 

弦十郎「それにつけても無敵の怪物とノイズの力を有した怪獣の出現か…パヴァリア光明結社を表舞台に引き摺り出せたものの、一筋縄ではいかないようだな」

 

緒川「それとは別にマリアさんたちを…いえ、むしろガウくんを助けるかのように現れた2体の怪獣も気になりますね」

 

ヨナルデパズトーリとノイズ怪獣、そしてモスラとアンギラスのことを言う弦十郎と緒川。

 

調「心配ない」

 

切歌「そうデス。次があれば必ず…」

 

言いかけた時、マリアの目線で二人は最後のリンカーを使ったことに気付く。

 

エルフナイン「ごめんなさい。リンカーが揃っていれば次の機会なんていくらでも…」

 

切歌「い、いやいや、そういう訳じゃ…」

 

慌てて言い訳を考える二人。

 

エルフナイン「やっぱり僕にリンカーの解析は…」

 

そう言いかけているとエルフナインの頬をマリアは優しくふにふにした。

 

エルフナイン「な、なにをするんですか!?」

 

急にふにふにされてエルフナインは恥ずかしくなった。

 

マリア「ボロボロになって帰還してもまだ負けたとは思ってない。誰も悪くないのだからエルフナインが謝る必要はないわ」

 

調「そうね。私たちはまだ諦めてない」

 

切歌「ごめんなさいより応援が欲しいお年頃なのデス」

 

エルフナイン「ごめんなさいより欲しい…」

 

マリア「そう」

 

エルフナインの頭を撫でるマリア。

 

エルフナイン「……」

 

それでもエルフナインは自信がなかった。

 

 

 

同刻、サンジェルマンたちはティキと呼ばれる人形が入った石のあるオペラハウスの隠し地下室にいた。

 

サンジェルマン「遥か昔、フィーネが残した異端技術の断片を秀麗させ独自に錬金術を編み出した私たちパヴァリア光明結社。だからこそ異端技術を独占し優位を保とうとしたフィーネとは激突を避けられず…統制局長アダムは神の力を形とする計画を進めていたけれど要たるティキを失った光明結社は歴史の裏側からも追い立てられてしまう。さらに60年前にティキを捜していた私たちの前に現れたのが当時、無数の怪獣たちを率いていたゴジラだった。激しい戦いの中でゴジラは統制局長アダムにより力の一部と記憶を封印された、そして400年の時を経てフィーネは消滅した。米国政府失墜させた、私たちはついに回転の機会を繰り寄せた」

 

400年前のフィーネとの戦いと60年前のゴジラたちとの戦いを思い出しながら言うサンジェルマン。

 

プレラーティ「あとはこのお人形をお持ち帰りさえすれば目的達成ってワケだ」

 

カリオストロ「それはそれで面白くないわ」

 

絆創膏を貼った頬を撫でながら言うカリオストロ。

 

サンジェルマン「天体運行観測機であるティキの回収は結社の計画遂行には不可欠。なにより…」

 

プレラーティ「この星に正しく歴史をつぐむには必要なワケだ。そうだよね、サンジェルマン」

 

サンジェルマン「人は誰も支配されるべきじゃないわ」

 

カリオストロ「じゃ、ティキの回収はサンジェルマンにお任せするとして、あーしは頬っぺたのお礼参りにでもしゃれ込もうかしら」

 

サンジェルマン「ラピスの完成を前にしてシンフォギア装者とゴジラとの決着を求めるつもり?」

 

プレラーティ「勝手な行動をするワケだ」

 

カリオストロ「ヨナルデパズトーリとあーしのノイズ怪獣があれば造作もないことでしょ?今まで散々っぱら嘘をついてきたからね。せめてこれからは自分の心に嘘をつきたくないの」

 

そう言ってカリオストロはスタスタとどこかへ歩いて行ってしまった。

 

 

 

一方で響たちは翼の運転する軽トラックで負傷したステファンを都市部の病院に運んでいた。

 

荷台にはステファン、ソーニャ、クリス、響が乗っていたが重い空気がソーニャとクリスの間にあった。

 

クリス(ソーニャ・ヴィレーナ…歌で世界を平和にしたいと考えていたパパとママの参道者…小さなアタシにも優しくって大好きだったソーニャお姉ちゃん…だけどあの日、キャンプに持ち込まれた爆弾でパパとママはソーニャの不注意で……)

 

複雑な気持ちでクリスはソーニャを見る。

 

ソーニャ『貴女が私を許せないように、私も貴女を許せない!!』

 

クリス「!?」

 

クリスの頭に響くように前の会話が過った。

 

 

 

クリス『さっきはあーするしか…アルカ・ノイズの分解から救うには足を吹っ飛ばすしかなかった…仕方なかったんだ…』

 

ソーニャ『貴女の選択は正しかったのかもしれない、だけど…』

 

涙を流してクリスに言うソーニャ。

 

 

 

クリス(なんでこんなにモヤるんだ…何でアタシの選択はいつもいつも…)

 

響「クリスちゃん…」

 

ソーニャ「クリスとはあの混乱に話も出来ずにはぐれてしまった…だからこんな形で再会したくなかった…」

 

少し落ち着いたのか本音を言うソーニャ。

 

クリス「!」

 

そんなソーニャにクリスはモヤモヤした気持ちでいると苦しんでいるステファンがクリスの足に手をやっていた。

 

クリスはステファンの手を握ろうとしたが一瞬躊躇ったがそっとステファンの手に自身の手を乗せた。

 

すると無線に連絡が入った。

 

翼「翼です」

 

弦十郎『エスカロン空港にてアルカ・ノイズの反応を検知した。現場にはマリアくんたちを向かわせている』

 

エルフナイン『マリアさんたちはリンカーの効果時間内に決着をつけるつもりです』

 

弦十郎『一応、万が一のためにガウを同行させている』

 

翼「了解です。都市部の病院に負傷者を搬送後、私たちも救援に…」

 

翼がそう言った時だった。

 

?「フウオォォォォォォォォォォォォォォォォン!!」

 

何かの鳴き声が聞こえたかと思いきや近くの木々がなにもないのに薙ぎ倒されていく。

 

翼「!?」

 

クリス「なんだ!?」

 

響「なにもないのに木が薙ぎ倒されてる!?」

 

なにもないのに木々が薙ぎ倒されていくのを見て驚く。

 

ソーニャ「まさか…シャザック!?」

 

シャザック「フウオォォォォォォォォォォォォォォン!!」

 

ソーニャが名前を言うと一瞬だが姿を現した。

 

ハリネズミのように頭から尻尾の先まで細長い針を持った二足歩行の怪獣―『伝説魔獣 シャザック』はある方向に向かっていた。

 

その方向はエスカロン空港だった。




ベリアル「ふはははは!この後書きは俺様のものだ!」

スライ「流石はへい…」

(完)

グロッケン「まだ始まってねーのに『完』!?」

ヴィラニアス「おい、駄作者!陛下の活躍を真面目に書かんか!」

デスローグ「グオォォォォォォォ!グオォォォォォォォ!」(訳:そうだぞ、駄作者!)

(完)

「「「「だから終わらせるなぁ!!」」」」


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第47話 エスカロン空港戦(前編)

第8話視聴して…

ゼロ「すげー…地球人にもあんなのがいるのか…」

ペガ「これだとリクやライハでもに勝てないよ」

ライハ「いやいや、まずアレは人間かどうか疑わしいわよ!?」

リク「ミサイルを掴んで投げ返すって凄すぎでしょ…」

ゼロ「親父が師匠にした特訓より厳しいな」

レム『ジープで追いかけ回されるよりマシかと思われますが?』

レイト「どっちもどっちかと…」


バルベルデ共和国の空港、エスカロン空港は炎の海と化していた。

 

あちらこちらに現れた通常のアルカ・ノイズに加えて巨大アルカ・ノイズが無差別に破壊の限りを尽くしていた。

 

「こいつら味方じゃないのか!?」

 

「そんな見た目じゃない…うわあぁぁぁぁぁ……」

 

「ぎゃあぁぁぁぁぁぁ……」

 

バルベルデの兵士たちが応戦していたが通常兵器がそこまで効くわけがないアルカ・ノイズに一方的に殺されていた。

 

それを物見遊山にカリオストロは見ていた。

 

プレラーティ「派手に暴れて装者とゴジラを引き摺り出すワケだ」

 

そこへプレラーティが現れてカリオストロの意図を言う。

 

カリオストロ「あーら?手伝ってくれるの?」

 

プレラーティ「私は楽しいこと優先…ティキの回収はサンジェルマンに押し付けたワケだ…ん?」

 

ヘリの音を聞いて見るとS.O.N.G.のヘリが来ていた。

 

カリオストロ「待ち人&待ち獣来たり」

 

乗っているマリアたちを見て言うカリオストロ。

 

マリア「Seilien coffin airget-lamh tron…」

 

ヘリから飛び降りて起動詠唱を唄いギアを纏う3人。

 

降りながら調はヘッドギアの左右のホルダーから小型の丸ノコを連続で放つ『α式・百輪廻』を繰り出し、アルカ・ノイズの数を減らす。

 

ガウ「がうぅーーーーーーーーーーーー!!」

 

ゴジラ「ゴガアァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」

 

最後にガウが飛び降りて雄叫びを上げながらゴジラになり滑走路を破壊して(砕きながら)着地し、放射火炎で巨大アルカ・ノイズを消滅させる。

 

プレラーティ「のっけからおっぴろげなワケだ、ならばさっそく!!」

 

ヨナルデパズトーリを出そうとした時、切歌がワイヤーでプレラーティを捕らえた。

 

切歌「さっそく捕まえたデース!!」

 

カリオストロ「もう、何をしているよの!?」

 

文句を言うカリオストロにマリアが攻撃を仕掛ける。

 

 

 

藤尭「アガートラーム、シュルシャガナ、イガリマ、ゴジラ敵と交戦!」

 

友里「適合係数安定しています!」

 

エルフナイン「みなさん…」

 

マリアたちのことを心配しながら見るエルフナイン。

 

 

 

カリオストロ「今度はこっちで無敵のヨナルデパズトーリを…」

 

マリア「はあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

 

カリオストロ「がっ!?」

 

マリアの右拳がカリオストロの頬を捉えた。

 

マリア「攻撃の無効化、鉄壁の防御…でも貴女は無敵じゃない!!」

 

カリオストロ「あうっ!?」

 

思いっきり殴り飛ばす。

 

プレラーティは体を光らせてイガリマのワイヤーを破壊して自由になるが同時に調と切歌の攻撃がくる。

 

マリア(繰り出す手数であの怪物の召喚を抑えてしまえば勝機はある!)

 

繰り出す手数を増やしてヨナルデパズトーリを出す隙を与えないようにするマリア。

 

対してカリオストロはシールドを張って隙を伺う。

 

マリア「ぐっ!!」

 

シールドを破壊した時、マリアに痛みが走った。

 

調「うっ!!」

 

切歌「くっ!!」

 

プレラーティと交戦していた調と切歌も同様だった。

 

 

 

友里「適合係数低下、まもなくリンカーの効果時間を超過します!」

 

藤尭「司令!シュルシャガナとイガリマの交戦地点に滑走中の…」

 

弦十郎「航空機だと!?」

 

 

 

副機長「人が!割りと可愛い子達が…」

 

切歌たちを見て言う。

 

機長「止まるな!止まったらこっちが死ぬんだぞ!!」

 

航空機の後ろからは大量のアルカ・ノイズが追いかけていた。

 

切歌「調!」

 

調「切ちゃんの思うところはお見通し!」

 

マリア「行きなさい!あとは私とガウに任せて!」

 

ゴジラ「ゴガアァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」

 

切歌「了解デース!!」

 

マリアとゴジラに言われて切歌はプレラーティを撥ね飛ばして調と共に向かう。

 

プレラーティ「あの二人でどうにかなると思っているワケだ」

 

切歌に撥ね飛ばされた衝撃で落ちたカエルのぬいぐるみを拾い上げながら言う。

 

カリオストロ「でもこの二人とこれらをどうにかできるしら?」

 

そう言ってカリオストロは懐からテレポートジェムを出して投げた。

 

魔法陣が現れてアルカ・ノイズが現れたかと思いきやアルカ・ノイズではないのが現れた。

 

セミのような姿に両腕がハサミになっている宇宙人―『宇宙忍者 バルタン星人』が現れたのだ。

 

マリア「これは!?」

 

カリオストロ「ある世界にいる宇宙人をアルカ・ノイズの力を埋め込んで作ったものよ。さらにゴジラにこの子がお相手よ!」

 

さらにカリオストロは新たなテレポートジェムを出してゴジラに向かって投げた。

 

?「グワアァァァァァァァァァァァァァァン!!」

 

巨大な魔法陣が現れて中から一匹の怪獣が雄叫びを上げながら現れた。

 

右手が鎌、左手が鉄球、五角形の模様のある腹、長い尻尾、背中の左右にはトゲが伸び、逞しい足に、デカイ耳と角を持ち、身体中にアルカ・ノイズの発光器官を持った怪獣―『分解暴君怪獣 ノイズタイラント』だ。

 

ゴジラ「グルルルル…ゴガアァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」

 

咆哮を上げてノイズタイラントに構えるゴジラ。

 

カリオストロ「やっちゃいなさい、ノイズタイラント!」

 

ノイズタイラント「グワアァァァァァァァァァァァァァァン!!」

 

カリオストロの指示を聞いてノイズタイラントはゴジラに向かっていく。

 

ゴジラ「ゴガアァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」

 

ゴジラもノイズタイラントに向かっていく。

 

 

 

マリア(頼んだわよ、ガウ)

 

ノイズタイラントと戦うゴジラを見てマリアはバルタン、カリオストロ、プレラーティに斬りかかるがカリオストロとプレラーティは後ろに跳んだり、シールドを張って防いできた。

 

バルタン「フォッフォーフォッフォッフォッフォッフォッフォー!!」

 

バルタンはゾンビのようにマリアに接近する。

 

そんなバルタンをマリアは短剣で斬り捨てる。

 

斬られたバルタンは地面に倒れる、だが…

 

バルタン「フォッフォーフォッフォッフォッフォッフォッフォー!!」

 

マリア「!?」

 

再び立ち上がって襲い掛かってきた。

 

これにはマリアは驚く。

 

マリア「このっ!!」

 

カリオストロとプレラーティの相手をしつつバルタンを再び斬り捨てる。

 

バルタン「フォッフォーフォッフォッフォッフォッフォッフォー!!」

 

だがまた立ち上がって襲い掛かってきた。

 

マリア「どうなっているの!?」

 

何度倒しても復活するバルタンに驚く。

 

バルタン「フォッフォーフォッフォッフォッフォッフォッフォー!!」

 

驚いているマリアにバルタンは片方のハサミを開け、赤く光らせた。

 

マリア「か、体が!?」

 

体が動かなくなって驚くマリア。

 

これがバルタンの特殊能力の一つ―『赤色冷凍光線』だ。

 

バルタン「フォッフォーフォッフォッフォッフォッフォッフォー!!」

 

空いているもう片方のハサミも開けると白い光弾―『白色破壊光弾』を発射した。

 

マリア「きゃあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

 

白色破壊光弾を喰らってしまいマリアの姿は爆煙に包まれた。

 

カリオストロ「ヨナルデパズトーリを出すまでもなかったわね」

 

爆煙に消えたマリアを見て言う。

 

マリア「それはどうかしら?」

 

「「「!?」」」

 

爆煙を突き破るように放たれる―アームドギアを収納した左腕アーマーを砲身に変形させて放つ砲撃『HORIZON†CANNON』が3人を直撃した。

 

 

 

ノイズタイラント「グワアァァァァァァァァァァァァァァン!!」

 

ノイズタイラントは両耳から針のような光線―『アロー光線』を発射する。

 

ゴジラ「ゴガアァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」

 

対するゴジラは放射火炎でアロー光線を相殺する。

 

ノイズタイラント「グワアァァァァァァァァァァァァァァン!!」

 

アロー光線が相殺されてノイズタイラントは尻尾攻撃を繰り出す。

 

ゴジラ「ゴガアァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」

 

ゴジラも尻尾攻撃で対抗してきた。

 

絡み合う2体の尻尾。

 

ノイズタイラント「グワアァァァァァァァァァァァァァァン!!」

 

ゴジラ「ゴガアァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」

 

ノイズタイラントとゴジラの引っ張り合いが始まった。

 

ノイズタイラント「グワアァァァァァァァァァァァァァァン!!」

 

ゴジラ「ゴガアァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!?」

 

パワー勝負でゴジラはノイズタイラントに引っ張られてしまう。

 

ゴジラ「ゴガアァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」

 

それでもゴジラは負けじと引っ張る。

 

ノイズタイラント「グワアァァァァァァァァァァァァァァン!!」

 

そんなゴジラにノイズタイラントは首を振り向いて口から『爆炎放射』を繰り出した。

 

ゴジラ「ゴガアァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!?」

 

爆炎放射はゴジラの後頭部に直撃し倒れてしまった。

 

同時に絡まりも解けてノイズタイラントは体をゴジラに向けた。

 

ノイズタイラント「グワアァァァァァァァァァァァァァァン!!」

 

五角形の腹から冷凍ガスを繰り出した。

 

ゴジラ「ゴガアァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」

 

冷凍ガスは倒れているゴジラの下半身から尻尾を地面に固定させた。

 

ノイズタイラント「グワアァァァァァァァァァァァァァァン!!」

 

動けないゴジラにノイズタイラントは口からの爆炎放射と腹からの冷凍ガスを合わせた『ハイブリッドヘルサイクロン』を喰らわせようとする。

 

ゴジラ「ゴガアァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」

 

ノイズタイラントがハイブリッドヘルサイクロンを放とうとした瞬間、ゴジラは地面に向かって放射火炎を放ちその衝撃で体を起こし、勢いで下半身と尻尾を地面に固定していた氷を破壊した。

 

そしてノイズタイラントに向き直って放射火炎を発射する。

 

ハイブリッドヘルサイクロンと放射火炎が激突する。

 

ゴジラ「ゴガアァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」

 

威力を上げてハイブリッドヘルサイクロンを押し返した。

 

ノイズタイラント「グワアァァァァァァァァァァァァァァン!!」

 

放射火炎はハイブリッドヘルサイクロンを完全に押し返し、ノイズタイラントに命中し爆煙が姿を包んだ。




モア「はぁ~…なんで私、前の話の前書きで忘れられたのかな?」

ジャタール「はぁ…影薄いのかな~」

「「はぁ~…」」

ゼナ「おい、愛崎モア!そこの宇宙人を捕らえろ!ベリアルの部下だ!」

モア「やる気ないんで勝手にやってくださ~い…」

ジャタール「私も忘れられてるからやる気ないんで~…」

ゼナ「なんなんだ?この状況…」


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第48話 エスカロン空港戦(後編)

カリオストロ「まさか原作であーしがパヴァリア光明結社の最初の黒星だなんて…悔しい~!ん?あそこにいるのは…」

ザージス「なるほどな…あのアダムって人でなしは俺がぶっ飛ばしてやるか」

カリオストロ「誰かと思ったらサンジェルマンの弟ウルトラマンじゃない」

ザージス「うおっ!?ビクッた~…ってあんな奴の弟になった覚えはねーよ!」

カリオストロ「でも声は同じじゃない」

ザージス「がはっ!!」←心に2000のダメージ

カリオストロ「あら?あーしなんか悪いこと言ったかしら?」

ザージス「ぐっ…然り気無く言いやがって…」

カリオストロ「まぁ、良いじゃない。ではこっちの本編と洒落こもうかしらね」

ザージス「ではどうぞ!」

カリオストロ「あら?意外と復活が早いのね」

ザージス「うるせー」


マリア「はぁ…はぁ…はぁ…」

 

HORIZON†CANNONを放ってマリアは息を荒らしているとギアが強制的に解除された。

 

切歌と調も航空機を離陸させるのに全ギアのパワーを使ったために強制的に解除された。

 

マリア「やった?」

 

そう呟いた時、爆煙と瓦礫を撃ち抜き爆発すると無傷のカリオストロとプレラーティがいた。

 

切歌「まだ戦えるデスか!?」

 

調「こっちはもう…」

 

マリア「時限式ではここまでなの!?」

 

カリオストロ「うっふふふふ、お出でませ、無敵のヨナルデパズトーリ!」

 

悔しがるマリアたちに追い討ちをかけるようにカリオストロはヨナルデパズトーリを召喚した。

 

ヨナルデパズトーリ「グルルルル!!」

 

遂に姿を現したヨナルデパズトーリ、その時…

 

響「うおぉぉぉぉりゃあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

 

そこへブーストしながら空中を飛行する響がヨナルデパズトーリの首部分を殴った。

 

プレラーティ「効かぬワケダ」

 

ニヤリと笑いながら言うプレラーティ。

 

だがヨナルデパズトーリの殴られた部分がどんどん侵食し始めた。

 

調「それでも無理を通せば!」

 

切歌「道理になるデース!」

 

調と切歌が言うと響の拳がヨナルデパズトーリを貫いた。

 

ヨナルデパズトーリ「ガアァァァァァァァァァァ……」

 

貫かれたヨナルデパズトーリは断末魔を上げて消滅した。

 

プレラーティ「どういうワケダ!?」

 

カリオストロ「も~!無敵はどこいったのよ~!!」

 

ヨナルデパズトーリを倒されて驚き、文句を言うプレラーティとカリオストロ。

 

響「それでも私は…ここにいる!!」

 

着地した響はそう言うと翼とクリスが到着した。

 

翼「そこまでだ、パヴァリア光明結社!」

 

クリス「こっちとら虫の居所が悪いんでな、抵抗するなら容赦は出来ねーぜ!」

 

刀とボウガンを向けながら言う。

 

カリオストロ「生意気に~!ふんずけてやる!」

 

カリオストロがそう言うと二人の前に魔法陣が現れてサンジェルマンが姿を現した。

 

サンジェルマン「フィーネの残滓、シンフォギア。だけどその力では人類を解き放つことは出来ない」

 

マリア「フィーネを知っている!?それに人類を解き放つって…」

 

響「まるで了子さんと同じ…バラルの呪詛から解放するってこと!?」

 

翼「まさか、それがお前たちの目的なのか?」

 

サンジェルマン「カリオストロ、プレラーティ、ここは退くわよ」

 

翼の問いを無視してサンジェルマンは二人に言う。

 

カリオストロ「ヨナルデパズトーリが殺られちゃったものね」

 

プレラーティ「体勢を立て直すワケダ」

 

サンジェルマン「未来を人の手に取り戻すために私たちは時間も命も費やしてきた。この歩みは誰にも止めさせやしない」

 

そう言いながらサンジェルマンはテレポート用のジェムを出した瞬間だった。

 

シャザック「フウオォォォォォォォォォォォォォォォォン!!」

 

突然、空港の管制塔が破壊されたかと思いきやシャザックが現れた。

 

クリス「あの怪獣は!?」

 

シャザックが現れたのに驚く。

 

シャザック「フウオォォォォォォォォォォォォォォォォォン!!」

 

サンジェルマン、カリオストロ、プレラーティを確認したシャザックは口から『マグマ弾』を吐き出した。

 

3人は素早く後ろに跳びマグマ弾を回避する。

 

シャザック「フウオォォォォォォォォォォォォォォォォォン!!」

 

3人を追いかけるようにシャザックは動きながらマグマ弾を吐く。

 

サンジェルマン「お前たち怪獣にも邪魔はさせない。カリオストロ」

 

カリオストロ「はーいはい。ノイズタイラント!」

 

ノイズタイラント?「グワアァァァァァァァァァァァァァァン!!」

 

カリオストロが名前を呼ぶと地底からノイズタイラントが現れてシャザックを吹き飛ばした。

 

ゴジラ「ゴガアァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」

 

吹き飛ばされて落下するシャザックをゴジラはキャッチした。

 

ノイズタイラント?「グワアァァァァァァァァァァァァァァン!!」

 

完全に姿を現したノイズタイラントはさっきまでと違い新たに前後に伸びた胴体によりケンタウロスに似た姿、頭には羽飾り、さらに体や鎌や鉄球までもが巨大化し、縦だけでも2倍でゴジラとほぼ同じ大きさと化していた。

 

調「なにあれ!?」

 

切歌「さっきと大きさが違うデース!?」

 

現れた新たなノイズタイラントを見て驚く。

 

カリオストロ「ノイズタイラント改めてEXノイズタイラントよ」

 

EXノイズタイラント「グワアァァァァァァァァァァァァァァン!!」

 

ノイズタイラントが進化した姿―『EXノイズタイラント』は雄叫びを上げる。

 

サンジェルマン「あとは任せたわよ」

 

そう言ってサンジェルマンはジェムを地面に落とすと3人の足元に魔法陣が現れたかと思いきや3人の姿が一瞬の内に消えてしまった。

 

翼「逃げられたか…」

 

クリス「先輩、今はコイツを…!!」

 

EXノイズタイラント「グワアァァァァァァァァァァァァァァン!!」

 

巨大化した鎌を響たちに向かって振り下ろしてきた。

 

ギアのないマリアたちを抱えて響たちは回避する。

 

だがEXノイズタイラントは鉄球をクリスに向けるとボウガンのようなに鉄球が噴射されてきた。

 

調を抱えているクリスでは回避する手立てがない。

 

ゴジラ「ゴガアァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」

 

クリスに向かっていく鉄球をゴジラがキャッチして止めた。

 

EXノイズタイラント「グワアァァァァァァァァァァァァァァン!!」

 

ゴジラ「ゴガアァァァァァァ!?」

 

鉄球を掴まれたEXノイズタイラントは鉄球を引っ張りゴジラを勢い良く引き寄せた。

 

EXノイズタイラント「グワアァァァァァァァァァァァァァァン!!」

 

自身の近くに来たゴジラをEXノイズタイラントは同じく巨大化した鎌を振り上げ、振り下ろした。

 

ゴジラ「ギャアガアァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!?」

 

振り下された鎌はゴジラの首元に深々と刺さり、ゴジラは悲声を上げてた。

 

傷口からドクドクと血が流れ出ていた。

 

シャザック「フウオォォォォォォォォォォォォォォォォォン!!」

 

刺されたゴジラを助けようとシャザックはマグマ弾を発射する。

 

EXノイズタイラント「グワアァァァァァァァァァァァァァァン!!」

 

強化された爆炎放射を繰り出してシャザックのマグマ弾を吸収し、シャザックにダメージを与える。

 

切歌「滅茶苦茶強くなってるデース!」

 

調「このままだとガウくんだけじゃなくてあの怪獣も殺られちゃう!」

 

翼「行くぞ、立花、雪音!」

 

クリス「んなことたぁ、分かってる!」

 

響「はい!」

 

それぞれのアームドギアを構えてEXノイズタイラントを攻撃しようとした時だった。

 

EXノイズタイラント「グワアァァァァァァァァァァァァァァン!!」

 

頭を振って髪飾りを響たちに向かって飛ばした。

 

散開して回避するが飛ばされた羽は散開した響たちを追撃してきた。

 

翼「なに!?」

 

響「追ってきた!?」

 

クリス「どうなってやがるんだ!?」

 

これに響たちは驚いてしまう。

 

EXノイズタイラント「グワアァァァァァァァァァァァァァァン!!」

 

笑うようにEXノイズタイラントは鳴く。

 

ゴジラ「グルルルル…ゴガアァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」

 

そんなEXノイズタイラントの顔面目掛けてゴジラは放射火炎を発射する。

 

EXノイズタイラント「グワアァァァァァァァァァァァァァァン!?」

 

放射火炎によりEXノイズタイラントは右目と右耳、羽飾りの半分を失い後退する。

 

同時にゴジラを刺していた鎌が引き抜かれた。

 

ゴジラ「ゴガアァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」

 

鎌を引き抜かれて痛みがあるのにも関わらずゴジラは放射火炎を放ち続けた。

 

EXノイズタイラント「グワアァァァァァァァァァァァァァァン!!」

 

対するEXノイズタイラントは腹部にある口を開いて放射火炎を吸収する。

 

だがゴジラは放射火炎を放つのを止めなかった。

 

シャザック「フウオォォォォォォォォォォォォォォォォォン!!」

 

ダメージから立ち直ったシャザックがEXノイズタイラントの真横からマグマ弾を発射する。

 

EXノイズタイラント「グワアァァァァァァァァァァァァァァン!?」

 

予期せぬ攻撃にEXノイズタイラントは驚いて吸収するのを止めてしまい、放射火炎をまともに喰らってしまった。

 

EXノイズタイラント「グワアァァァァァァァ……」

 

放射火炎をまともに喰らってしまったEXノイズタイラントは断末魔を上げて上半身部分が爆散した。

 

残った4本足はフラフラになってはいたが直ぐに横たわった。

 

ゴジラ「グルルルル……」

 

EXノイズタイラントを倒したゴジラは倒れると体を光らせてガウに戻った。

 

響「ガウくん!」

 

EXノイズタイラントが殺られたために動かなくなった羽から解放された響は倒れているガウに駆け寄った。

 

修復が始まってはいるが刺された傷口からかなり出血していた。

 

響「早くガウくんの手当てしないと!」

 

マリア「今ヘリを呼んだわ。直ぐに来ると思うけど…」

 

出血しているガウを見て心配するマリア。

 

シャザック「フウオォォォォォォォォォォォォォォォォォン!!」

 

シャザックも心配そうに鳴いていたが…。

 

子供シャザック「フオン、フオン!」

 

後ろから小さく、針のかわりに薄紫いろの毛が生えているシャザック―子供シャザックが現れた。

 

シャザック「フウオォォォォォォォォォォォォォォォォォン!!」

 

子供が現れてシャザックは近寄る。

 

シャザック「フウオォォォォォォォォォォォォォォォォォン!!」

 

シャザックは大きく鳴くと子供を連れて森に帰り始めた。

 

翼「どうやらあの怪獣は子供を守るために現れたようだな」

 

透明になって消えたシャザックの親子を見て言う。

 

クリス「……」

 

クリスはシャザックの親子を見て昔の自分を思い出していた。

 

爆弾で死ぬ前に父と母の二人と歌ったことを…。




次回…ぬぅあぁぁぁぁぁんとあの史上最強のブレイブチーム、再び!?

六花「嘘予告ですからね。作者さんがこのあとの続きを書き忘れていたので次回の更新日は不明です」

アダム「おや?サンジェルマン、ここでなにしてるんだい?早く儀式の続きをしようじゃないか」

六花「誰ですか!?人違いです!私は菱川 六花です!」

ティキ「またまた冗談を~…って言うかサンジェルマン…何だか小さくなったね。胸の辺りとか」

六花「なに言ってるの!?」


マナ「六花、少し見ない内に大きくなったね」

サンジェルマン「………」

ありす「なんだか大人びましたね。六花ちゃん」

真琴「そうね」

サンジェルマン(誰かと勘違いされてるのかしら?)


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

番外編 ガウいろいろな人(未来編)

響「今回は番外編だよー!」

未来「私がXDに出る可能性があるから作者さんが無理して作ってくれました」

ガウ「がうがう~!」(それではどうぞ~!)


その日、ガウは未来と買い物をしていた。

 

因みに響は学校の夏休みの宿題が終わっていないので寮に残って処理している。

 

未来「さて…今日の晩御飯は何にしようか~?ガウくんは何がいい?」

 

近場の商店街にあるスーパーの中を歩きながら手を繋いでいるガウに聞く。

 

ガウ「がう…がう!」

 

ガウが指差したのはカレールーだった。

 

未来「カレーが食べたいの?」

 

ガウ「がう!」

 

未来「よし、じゃあ今晩はカレーだね」

 

ガウ「がう~♪」

 

リクエストが通って嬉しそうにするガウ。

 

 

 

30分後、両手いっぱいの食材が入った袋を持った未来と未来より少ないが食材を持ったガウがスーパーから出てきた。

 

未来「よかったガウくんがいてくれて。私一人じゃ持ち切れなかったよ」

 

ガウ「がうがう~」

 

おばちゃん「あら、未来ちゃんにガウくんじゃない」

 

ふらわーの前を通っていると店長のおばちゃんが出てきた。

 

未来「あ、おばちゃん。こんにちわ」

 

ガウ「がう~!」

 

おばちゃん「はい、こんにちわ。買い物帰りかい?」

 

未来「はい。ガウくんが手伝ってくれて大助かりです」

 

おばちゃん「そうかい。えらいね」

 

未来からそう聞くとおばちゃんはガウの頭を撫でた。

 

ガウ「がうがう~」

 

おばちゃんに撫でられてガウは嬉しそうに鳴いた。

 

おばちゃん「あ、そうだちょっと待ってて」

 

そう言っておばちゃんは店の中に入った。

 

すぐに出てくると手には何かが入った袋を持っていた。

 

おばちゃん「これ今日のお昼の残りのお好み焼き。よかったら食べて」

 

ガウ「がう~!」

 

未来「ありがとうございます。良かったね、ガウくん」

 

ガウ「がう~!」

 

嬉しそうにお好み焼きを受け取ったガウに未来は言う。

 

おばちゃん「ふふふ…貴女たち本当に姉弟みたいね」

 

未来「そ、そんな…ガウくんは響の親戚で…」

 

おばちゃん「なに言ってるんだい、ただ言ってみたかっただけだから。それじゃ、また3人でおいで」

 

そう言っておばちゃんは店に戻っていった。

 

 

 

未来「ただいまー」

 

ガウ「がう~」

 

響「み~く~!」

 

未来とガウが帰って来るなり響が猛ダッシュで来た。

 

未来「ど、どうしたの響!?」

 

響「宿題が終わらな~い」

 

未来「もう、今から晩御飯作るから食べた後に手伝ってあげる」

 

響「ありがとう、未来~!」

 

宿題のことが分からないガウは響と未来の会話を聞いてキョトンとしていた。

 

でもそんな彼でも分かるのは響と未来は大の仲良しであるということだ。

 

 

 

その日の夜。

 

ガウ「がう~…」

 

尿意を感じたガウは起き上がりトイレに行った。

 

因みにガウが寝てるのは響と未来の間である。

 

トイレを済ませて戻って戸を開けた時…。

 

未来「響響響響響響響響響響響響響響響響響響響響響響響響響響響響響響響響響響響響響響響響響響響響響……」

 

ガウ「………」

 

静かに戸を閉めるガウ。

 

そして彼はもう1つ学んだ…。

 

世の中(未来の響を好いている心に対しては)、見てはならないものがあるのだなっと…。




未来「響響響響響響響響響響響響響響響響響響響響響響響響響響響響響響響響響響響響………」

クリス「こえーから止めろ!!」

調「そんな中で寝られる響さんが凄い…」

切歌「デース」

翼「では次回の投稿は不明だが楽しみにしててくれ」


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第49話 ティキ

ティキ「やーっと私が出たー!」

カリオストロ「だらだら話を水増してたからねー」

プレラーティ「オリジナル話を入れているワケダ」

カリオストロ「なにはともあれ本編スタート~♪」


とあるリゾートホテルのような建物の一室にてサンジェルマンは琥珀の中に封じられた人形を出してベッドに寝かせ、手のひらに魔法陣を展開していた。

 

サンジェルマン(ティキは惑星の運航を星図として記録するために作られたオートスコアラー…機密保持のために休眠状態になっていたがアンティキティラの歯車により再起動し、今…ここに甦る…)

 

『オートスコアラー ティキ』の胸部が開き、ティキの寝かされているベッドの隣の机にあった岩のようなのが砕けて中から歯車―『アンティキティラの歯車』が現れるとティキの開いている胸部に嵌まると閉じた。

 

仮面の部分が光ると屋根に天体図が写し出された。

 

ティキ「ふぅ…」

 

天体図が消えるとティキは起き上がり、頭に被っていた仮面を外した。

 

サンジェルマン「久し振りね。ティキ」

 

ティキ「サンジェルマン?あぁ!400年近く経ってもサンジェルマンはサンジェルマンだね」

 

サンジェルマン「そうよ、時は移ろいても何も変わらないわ」

 

ティキ「つまり、今も人類を支配の軛から解き放つとかなんとか辛気くさいこと繰り返しているのね。良かった元気そうで!」

 

サンジェルマン「お前も変わりないようね。ティキ」

 

ティキ「ん?んん?ところでアダムは?」

 

辺りを見回して『アダム』と呼ばれる人物のことを聞く。

 

ティキ「大好きなアダムがいないと、アタシはアタシでいられないぃッ!」

 

そうティキが言うとベランダの柵の上にあった電話が鳴った。

 

サンジェルマン「局長…」

 

ティキ「え!?なにそれ!?もしかしてアダムと繋がってるの!?」

 

サンジェルマンが電話に出るとティキは受話器を受けとる。

 

ティキ「アダムー!いるのー?」

 

アダム『久し振りに聞いたよ…その声を…』

 

ティキ「やっぱりアダムだ!私だよ、アダムのためなら何でも出来るティキだよ!」

 

アダム『かしましいなぁ、相変わらず…だけど後にしようか?積もる話は…』

 

ティキ「アダムのいけず~!釣れないんだから~、でもそんなところも好きだけどね」

 

そう言ってティキは受話器をサンジェルマンに返した。

 

サンジェルマン「申し訳ありません、局長…神の力とノイズ怪獣の構成実験には成功しましたが神の力を維持に叶わず喪失してしまいました」

 

アダム『やっぱり忌々しいものだな。フィーネの忘れ形見、シンフォギア…それと人類が産み出した(・・・・・・・・)究極にして最悪の生命体、ゴジラ』

 

サンジェルマン「疑似神とも戒める不可逆を覆す一撃…そのメカニズムを解明するのに時間を割く必要が…」

 

アダム『無用だよ、理由の解明は…シンプルに壊せば解決さ、シンフォギアもゴジラもね。奴が完全に記憶と力を取り戻すといろいろ厄介だしにね』

 

サンジェルマン「ですが、モスラや他の怪獣たちはどうします?奴らがシンフォギアと手を組み、ゴジラの記憶と力を取り戻そうとする可能性が…」

 

アダム『それなら心配いらない。なにせ…彼らが我々よりも根絶やしにしたのはこの星の人類だからね』

 

サンジェルマン「了解です。カリオストロとプレラーティが先行して討伐作戦を展開しています。私も急ぎ合流します」

 

 

 

ガウ「がう…がう…」

 

特別機208便の客室にて元気になったガウは体を丸めて椅子に眠っていた。

 

眠っているガウの頭をマリアは撫でていた。

 

翼は外の景色を見ていたが座っている座席の横にはアタッシュケースがあった。

 

アタッシュケースの中にはバルベルデ共和国から回収した極秘資料が入っているのだ。

 

『当機はは間もなく着陸体勢に入ります。安全のため、シートベルトの着用をお願いしま…』

 

アナウンスが流れていると機体が激しく揺れた。

 

「「「!?」」」

 

機体が激しく揺れて驚く3人。

 

マリア「なに!?」

 

マリアが外を見るとフライング型のアルカ・ノイズが機体を取り囲んでいた。

 

翼「アルカ・ノイズ!?」

 

取り囲んでいるアルカ・ノイズを見て驚く。

 

 

 

カリオストロ「うっふふふ、命中、命中~♪さて攻撃の2段3段と行きましょうか♪」

 

プレラーティ「出迎えの花火は派手で大きいほど喜ばれるワケダな」

 

管制塔の上でカリオストロとプレラーティは言う。

 

 

 

「「うわあぁぁぁぁぁぁぁぁ……」」

 

コマのように回転したフライング型のノイズによりコックピットごと機長と副機長は殺された。

 

マリア「着陸寸前の無防備な瞬間を狙われるなんて…」

 

翼「日本まで追ってきたということか…」

 

パヴァリア光明結社が極秘資料を狙って日本まで追ってきたと思っている二人。

 

そう言っているとフライング型のノイズの1体がコマのように回転しながら機体の壁を破壊した。

 

翼「ケースが!」

 

破壊された裂け目からケースが落ちる

 

マリア「はあぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

 

ケースをキャッチするマリア。

 

「きゃあぁっ!!」

 

だがケースをキャッチするが外に投げ出されてしまった。

 

翼「Imyuteus amenohabakiri tron…」

 

起動詠唱を歌いギアを纏う翼。

 

同時に機体がフライング型のノイズの一斉攻撃により完全に破壊され、爆発した。

 

マリア「翼!ガウ!」

 

二人の名を叫ぶマリア。

 

だが爆煙を突き破ってギアを纏った翼と翼の背に掴まっているガウが出てきた。

 

同時にマリアに向かって行くアルカ・ノイズを大型化させたアームドギアを振るい、巨大な青いエネルギー刃を放つ『蒼ノ一閃』で撃破、その後近くにいたアルカ・ノイズを次々と撃破する。

 

 

 

藤尭「特別機206便、反応途絶!」

 

友里「翼さん、マリアさん、ガウくんの脱出を確認!ですが…」

 

緒川「このままでは海面に叩きつけられてしまいます!」

 

弦十郎「翼、マリアくんをキャッチしガウを海面に向かって投げろ!!」

 

翼『叔父様、今なんと!?』

 

弦十郎のとんでもない指示を聞いて驚く翼。

 

マリア『無茶なことを言わないでください!それだとガウが…』

 

弦十郎「いいからやれ!!」

 

 

 

プレラーティ「そうはさせないワケダ」

 

サンジェルマン「畳み掛けちゃうんだから~!」

 

 

 

プレラーティとカリオストロがそう言うとアルカ・ノイズたちが一斉にマリアに狙いを定める。

 

翼「頼んだぞ、ガウ!」

 

ガウ「がうがう!」

 

翼は弦十郎の指示通りにアームドギアにガウを乗せると海面に向かって投げた。

 

ガウ「がうぅぅぅーーーーーー!!」

 

ゴジラ「ゴガアァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」

 

海面に着水する刹那、ガウは雄叫びを上げてゴジラになりマリアと翼を手のひらに乗せる。

 

二人が乗ったのを確認すると放射火炎を発射し、残りのアルカ・ノイズを撃破した。

 

 

 

プレラーティ「流石にしぶといワケダ…」

 

カリオストロ「癪だけど続きはサンジェルマンが合流してからね」

 

プレラーティ「だがその前に…」

 

不適に笑うプレラーティ。

 

 

 

ゴジラ「グルルルル……」

 

翼「どうした?ガウ」

 

マリア「翼、アレ!」

 

空港の滑走路に上がったゴジラが何かを感じて威嚇の声を上げたのを翼が聞くとマリアがある方向を指差した。

 

?「ギャグオォォォォォォォォォォォォォォ!!」

 

?「グギャオォォォォォォォォォォォォォ!!」

 

マリアが指差した先には巨大な魔法陣があり、そこから2体の肉食恐竜のような姿をして、ぶつぶつの表皮を持って、頭と背に鋭利な刃物のような突起物を持った赤と黒のノイズ怪獣『双子分解怪獣 ノイズレッドギラス』と『双子分解怪獣 ノイズブラックギラス』が現れた。




響「次回は双子ノイズ怪獣VSガウくんだよ…」

翼「それでは次回を楽しみにしててくれ」

クリス「あれ!?私の台詞は!?つーかそこの響はXDの並行世界の奴じゃねーか!?」

響「あぁ?なんか言ったか?」

ガウ「が、がうがう~!」(また次回~!)


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第50話 空港怪獣戦

響「未来ー!イベント出演おめでとーう!」

未来「ありがとう響」

響「で、そのお祝いに作者さんからプレゼントがあるんだって!はい!」←ガラケーとベルトを渡す

未来「なにこれ?」

響「ファ〇ズベルトだって」

未来「…響、これ作者さんに返しといて」

響「なんで!?」


ノイズレッドギラス「ギャグオォォォォォォォォォォォォォ!!」

 

ノイズブラックギラス「グギャオォォォォォォォォォォォォォ!!」

 

咆哮を上げて上陸するノイズレッドギラスとノイズブラックギラス。

 

ゴジラ「ゴガアァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」

 

上陸したノイズレッドギラスとノイズブラックギラスにゴジラは向かっていく。

 

ノイズブラックギラス「グギャオォォォォォォォォォォォォォ!!」

 

最初にゴジラへ向かって行ったのはノイズブラックギラスで、角を向けて突進してきた。

 

ゴジラ「ゴガアァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」

 

突進してくるノイズブラックギラスに対してゴジラは尻尾を振り、攻撃するがノイズブラックギラスは重鈍なイメージとは対象的に身軽に跳躍してみせた。

 

マリア「身軽い!?」

 

翼「重鈍なイメージとは対象的だと!?」

 

これにはマリアと翼は驚く。

 

その間にノイズブラックギラスは宙返りしてゴジラに自身の尻尾を叩き込んだ。

 

頭に尻尾を叩き込まれてゴジラは数歩後退する。

 

ノイズレッドギラス「ギャグオォォォォォォォォォォォォォ!!」

 

そこへノイズレッドギラスが突進し、ゴジラを突飛ばした。

 

突飛ばされたゴジラは倒れてしまう。

 

ノイズレッドギラス「グギャオォォォォォォォォォォォォォ!!」

 

ノイズブラックギラス「ギャグオォォォォォォォォォォォォォ!!」

 

ゴジラ、恐れるに足りずと言わんばかりに鳴くノイズレッドギラスとノイズブラックギラスの双子怪獣。

 

ゴジラ「ゴガアァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」

 

そんな2体にゴジラは放射火炎で攻撃する。

 

だが2体は身軽に動いて回避した。

 

ゴジラ「ゴガアァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」

 

2体が着地したのと同時にゴジラは起き上がって放射火炎を放った。

 

ノイズレッドギラス「グギャオォォォォォォォォォォォォォ!!」

 

ノイズブラックギラス「ギャグオォォォォォォォォォォォォォ!!」

 

2体は互いに抱き合うと超高速回転した。

 

回転により放射火炎は跳ね返されゴジラに当たってしまう。

 

 

 

カリオストロ「ゴジラの熱線を跳ね返すなんてなかなか強いじゃない」

 

プレラーティ「ギラススピンは奴らの得意技だからな。どんなに強力な攻撃も跳ね返せるワケダ」

 

ノイズレッドギラスとノイズブラックギラスの合体必殺技―『ギラススピン』を見て言うプレラーティ。

 

 

 

ゴジラ「グルルルル……」

 

自身の放射火炎を跳ね返されてしまいゴジラは膝を着く。

 

ノイズレッドギラス「ギャグオォォォォォォォォォォォォォ!!」

 

ノイズブラックギラス「グギャオォォォォォォォォォォォォォ!!」

 

そんなゴジラにノイズレッドギラスとノイズブラックギラスはギラススピンで攻め立てた。

 

ゴジラ「ゴガアァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」

 

ギラススピンを喰らいゴジラは吹き飛び、空港を破壊しながら倒れてしまった。

 

ノイズレッドギラス「ギャグオォォォォォォォォォォォォォ!!」

 

ノイズブラックギラス「グギャオォォォォォォォォォォォォォ!!」

 

ギラススピンを止めてノイズレッドギラスとノイズブラックギラスはゴジラに迫る。

 

ゴジラ「ゴ、ゴガアァァァァァァ………」

 

立とうとするゴジラだがまだノイズタイラントとEXノイズタイラントによるダメージが残っているのか動けなかった。

 

翼「ガウ!」

 

動けないゴジラの危機に翼が動こうとしたその時だった。

 

?「ギイィィィシャアァァァァァァァァァァァァァァァ!!」

 

?「ピギャアァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」

 

鳴き声と共に滑走路から土柱が上がり、三日月型の巨大な角と鼻の上の角、太く長大な尻尾が特徴のオーソドックスな恐竜型の怪獣―『古代怪獣 ゴモラ』と蛇腹のような凹凸に覆われた体で足元から頭頂部への体形は細くなっている怪獣―『どくろ怪獣 レッドキング』が出現した。

 

 

藤尭「滑走路に新たに2体の怪獣出現!」

 

友里「アルカ・ノイズの反応ありません!」

 

ゴモラとレッドキングを観測して言う二人。

 

緒川「あの2体もバルベルデに出現した3体と同じくガウくんを助けに来たのでしょうか?」

 

弦十郎「恐らくな。だが日本にもガウとギャオス以外の怪獣がいたとわな」

 

 

 

プレラーティ「また邪魔者が来たワケダ」

 

カリオストロ「もう、モスラやアンギラスといい何で怪獣たちはこうも察しがいいのよ~!」

 

ゴモラとレッドキングが現れてそう言う二人。

 

 

 

ゴモラ「ギイィィィシャアァァァァァァァァァァァァァァァ!!」

 

レッドキング「ピギャアァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」

 

ゴモラとレッドキングは咆哮を上げてノイズレッドギラスとノイズブラックギラスにそれぞれ向かっていく。

 

ノイズレッドギラス「ギャグオォォォォォォォォォォォォォ!?」

 

ノイズブラックギラス「グギャオォォォォォォォォォォォォォ!?」

 

突然現れたゴモラとレッドキングに反応出来ずノイズレッドギラスとノイズブラックギラスは吹き飛ばされた。

 

ゴジラ「グルルルル……」

 

ゴモラ「ギイィィィシャアァァァァァァァァァァァァァァァ!!」

 

レッドキング「ピギャアァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」

 

倒れてしまっているゴジラを奮い立たせるように鳴く2体。

 

ゴジラ「ゴガアァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」

 

2体に奮い立たせられてゴジラは立ち上がった。

 

ノイズレッドギラス「ギャグオォォォォォォォォォォォォォ!!」

 

ノイズブラックギラス「グギャオォォォォォォォォォォォォォ!!」

 

立ち上がったゴジラを見てノイズレッドギラスとノイズブラックギラスは再びギラススピンを放とうとする。

 

ゴモラ「ギイィィィシャアァァァァァァァァァァァァァァァ!!」

 

ゴジラ「ゴガアァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」

 

だがそうはさせまいとゴモラは頭部の角から強力な振動波を発生させ放つ『超振動波』を、ゴジラは放射火炎を放って2体それぞれに命中させ、ギラススピンの要たる抱き合いを防いだ。

 

レッドキング「ピギャアァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」

 

超振動波と放射火炎を喰らい怯んだノイズレッドギラスとノイズブラックギラスにタックルをかます。

 

レッドキングのタックルを喰らい倒れる2体。

 

レッドキング「ピギャアァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」

 

倒れた2体の内、ノイズブラックギラスの尻尾をレッドキングは掴むと自慢の怪力で振り回し始めた。

 

レッドキング「ピギャアァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」

 

何周かしてレッドキングはノイズブラックギラスを空中へ投げ飛ばした。

 

ゴジラ「ゴガアァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」

 

投げ飛ばされたノイズブラックギラスにゴジラは放射火炎を発射した。

 

ノイズブラックギラス「グギャオォォォォォォォォォ………」

 

放射火炎を受けて断末魔を上げ、ノイズブラックギラスは空中で爆散した。

 

ノイズレッドギラス「ギャグオォォォォォォォォォォォォォ!!」

 

片割れが殺られて嘆くように鳴くノイズレッドギラス。

 

ゴモラ「ギイィィィシャアァァァァァァァァァァァァァァァ!!」

 

ノイズレッドギラス「ギャグオォォォォォォォッ!?」

 

そこへゴモラが突進してきて鼻先の角をノイズレッドギラスに突き刺した。

 

ゴモラ「ギイィィィシャアァァァァァァァァァァァァァァァ!!」

 

そしてそのままゼロ距離の超振動波を発射した。

 

ノイズレッドギラス「ギャグオォォォォォォォ……」

 

ゼロ距離の超振動波を喰らいノイズレッドギラスは爆散した。

 

ゴジラ「ゴガアァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」

 

ゴモラ「ギイィィィシャアァァァァァァァァァァァァァァァ!!」

 

レッドキング「ピギャアァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」

 

勝利の雄叫びを上げる3体の怪獣たち。

 

 

 

カリオストロ「あーあ。負けちゃったわね」

 

プレラーティ「やはり今回は引き上げた方がいいワケダ」

 

ノイズレッドギラスとノイズブラックギラスを倒されたの見届けたカリオストロとプレラーティはテレポート用のジェムを出して叩き割るとどこかへ消えてしまった。




レイ「ゴモラがついに出演か…同じゴモラを使うものとして嬉しいぞ」

ゴモたん「やったー、私が出たよー!」

レイ「ゴモラ!?」

ミクラ「よかったッスね」

レイ「ミクラス!?」

エレキ「いいわね。私は敵役だったのに…」

レイ「エレキーング!?」


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

番外編 ガウといろいろな人(切歌&調編)

響「はぁ…また前書き担当か…とっととやっちゃって」

翼「並行世界の立花は雪音みたいだな」

雪音「うっ…否定できねー…」


調「切ちゃん、朝だよ。起きて」

 

切歌「う~ん…あと5分デ~ス…」

 

朝になって調は切歌を起こそうとするが切歌はまだ眠たいらしくそう言う。

 

調「そう言ってもう30分も経ってるんだよ…仕方ないか…ガウくん」

 

ガウ「がう?」

 

調に呼ばれてガウが近寄って来た。

 

調「ちょっと丸くなって。あ、背鰭が表にしてね」

 

ガウ「がう」

 

調に言われてガウは丸くなった。

 

調「切ちゃーん」

 

切歌「だからあと5分…デデデ!?」

 

目を開けた切歌の目の前に尖ったもの―調が持ち上げたガウの背鰭があった。

 

調「早く起きないと刺さっちゃうよ~」

 

切歌「わ、分かりました、分かりました!起きるデスから刺さないで欲しいデース!!」

 

慌ててそう言う切歌だった。

 

 

 

調「全く、今日は響さんがいないからガウくんのお世話をするって話しだったでしょ?」

 

朝ごはんを食べながら言う調。

 

切歌「そうデスけど…あの起こしかたはどうかと思うデース」

 

今朝の起こし方を思い出して言う切歌。

 

ガウ「がう、がう」

 

フォークでガウはトマトを刺そうとしていたがなかなか刺さらずにいた。

 

調「ガウくん、ちょっと貸して」

 

ガウからフォークを借りると代わりにトマトを刺してあげた。

 

調「はい、どうぞ」

 

ガウ「がうがう~」

 

トマトを刺してもらったフォークを受けとるとガウは美味しそうに食べた。

 

 

 

調「さて今日は何しようか?」

 

朝食を済ませ、片付けも終わらせて調が聞く。

 

切歌「休日デスからね~…DVDでも見るデス?」

 

調「それいいね。丁度司令から借りてるのがあるんだ」

 

ガウ「がうがう?」

 

切歌「どんなのデス?」

 

調「これ」

 

そう言って調が出したのはアメリカの監督が作ったSF怪獣映画…『○○フ○ック・○○』だった。

 

切歌「調…それ、なんで借りたんデース?」

 

調「司令が今後ノイズ怪獣との対決に備えるようにだって」

 

切歌「その映画の怪獣は流石に参考にはならないと思うデース…」

 

調「そうかな?」

 

切歌「それに本物の怪獣のガウくんにそれはどうかと…ってガウくんはどこデース?」

 

いつの間にかいなくなっていたガウを捜していると…。

 

ガウ「がう~」

 

ガウは窓際に横になって日光浴していた。

 

調「気持ち良さそう…」

 

切歌「これが夏じゃなきゃ参加してたデスけどね」

 

そう、今だ8月の暑い日が続いているのに日光浴をしているガウを見て言う。

 

調「私も寝てみよ」

 

切歌「調、止めとくデース!汗がいっぱい出ちゃうデース!!」

 

制止しようと切歌が言うが調はすでにガウの隣で横になった。

 

調「あ…ガウくん、凄く冷たくて気持ち良い…」

 

切歌「本当デス!?」

 

調「うん。切ちゃんも来てみなよ」

 

切歌「ではちょっと失礼して…」

 

調に言われて切歌もガウの隣に横になった。

 

切歌「本当に冷たくて気持ち良いデース!」

 

調「これならクーラーが壊れても大丈夫だね」

 

切歌「そうデスね~」

 

そう話している二人だった。

 

調「ピーカンの空に シュワシュワな噴水のシャワー

 

いえーっす!ナウいワンピ…」

 

ガウ「がう がうがーう」

 

(訳:Go Goデス)

 

切歌「デスデスデェーーース!?」

 

いきなりガウの耳元で歌い始めた調とそれにテンポ良く乗ったガウに切歌は驚き、起き上がった。

 

調「どうしたの、切ちゃん」

 

切歌「どうしたもこうしたもないデース!!なにを歌ってるデス!?そして何でガウくんが知ってるデース!!」

 

調「それは昨日の晩に私がガウくんの耳元で歌ってたから」

 

どや顔で言う調。

 

切歌「なんですとぉーーーーーーーーーーーーーーーーー!!」

 

これには切歌は撃沈してしまった。

 

ガウ「がう~…」

 

この時ガウの中でこの二人もまた(響と未来とは違う意味で)中が良いと思ったが寝てる時や日光浴中は邪魔しないで欲しいとも思った。




切歌「調ー!ガウくんに何てことを教えてるデース!!」

調「切歌の反応が面白いからなんて言えない」

切歌「声に出てるデース」


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第51話 襲来

響「今回はリクエストされた宇宙人が登場~!」

クリス「答えは読めば分かるからな」

翼「では見てくれ」


クリス「先輩!」

 

調「マリア!」

 

響「ガウくん!」

 

本部の発令室にクリス、調、響、切歌が知らせを聞いて慌てた様子で入ってきた。

 

切歌「デスデスデーーース!!」

 

無事なマリアと翼を見て切歌は嬉しそうにマリアに抱きついた。

 

マリア「大騒ぎしなくて大丈夫。バルベルデ政府が保有してた資料はこの通りピンシャンしてるわよ」

 

アタッシュケースを見せながら言うマリア。

 

響「そうじゃなくて敵に襲われたんですよね!?本当に無事でよかった…」

 

翼「帰国早々心配かけて済まない。気遣ってくれてありがとう」

 

クリス「なぁ、それならガウはどこにいるんだ?」

 

緒川「ガウくんなら今メディカルルームにいますよ」

 

友里「バルベルデで戦ったノイズ怪獣との戦いのダメージが残っていた状態で空港でまた2体のノイズ怪獣と戦っていましたから」

 

藤尭「それでも帰って来た時には治ってましたけど念のためにメディカルチェックを受けてもらってるんですよ」

 

響「そうなんですか…良かった~」

 

ガウも無事だと聞いて安心する響は

 

弦十郎「だが安心してばかりいられないのが現状だ。これを見てほしい」

 

弦十郎がそう言うとモニターに友里たちが撮影したティキが映し出された。

 

響「これは?」

 

友里「私たちがバルベルデ政府の秘密施設に侵入した時に記録した人形よ」

 

響「まさか…オートスコアラー!?」

 

かつてキャロル・マールス・ディーンハイムが制作した4体の自動人形の総称で『終末の四騎士(ナイトクォーターズ)』とも呼ばれ、響たち装者を苦戦させたことがある。

 

弦十郎「前大戦時ドイツは化石燃料に代替するエネルギーとして多くの聖遺物を収集したという。そのいくつかは研究目的で当時の同盟国である日本にも持ち込まれたのだが…」

 

響「私の纏うガングニール…」

 

翼「それにネフシュタンの鎧や雪音のイチイバルもそうであったと」

 

クリス「……」

 

黒歴史に少し嫌だったのか髪を弄るクリス。

 

緒川「戦後に亡命したドイツ高官の手により南米にも多くの聖遺物が渡ったとされています」

 

エルフナイン「おそらくはこの人形もそうした経緯でバルベルデに辿り着いたものと思われます」

 

緒川「全てを明らかにするにはバルベルデ政府が保有していたこの機密資料を解析するしかありません」

 

アタッシュケースをマリアから受け取り言う。

 

弦十郎「翼とマリアくん、ガウが襲われたことからパヴァリア光明結社の錬金術師が日本に潜入しているのは明らかだ。くれぐれも注意を怠らないでほしい」

 

 

 

響「未来~、お待たせ~」

 

外で待たせていた未来に振りながら呼ぶ。

 

未来「翼さんたち大丈夫だった?」

 

響「うん、三人とも元気で安心したよ」

 

《次のニュースです。アメリカ合衆国の領海内で救出された遭難者がバルベルデ共和国から亡命を希望していることが明らかになりました》

 

 

 

未来「それで今朝の話の続きを聞かせて」

 

いつものファミレスで未来は今朝のこと聞く。

 

今朝の学校で響はバルベルデの出来事を未来に話していたのだ。

 

響「うん…バルベルデでのこと話したでしょ?クリスちゃんあれからずっと落ち込んでるみたいなんだ…なんとか元気付けてあげたいけど…」

 

クリス「大きなお世話だ」

 

響と未来の席の後ろからクリスが現れて言う。

 

響「うえぇ!?」

 

翼「その言いぐさはないだろ雪音。二人はお前を案じてるんだ」

 

ガウ「がう」

 

響「えぇ!?翼さんとガウくんもいる~!?ってガウくんはもう大丈夫なの?」

 

クリスだけでなく翼とガウもいることに驚く。

 

ガウ「がうがうがーう」

 

大丈夫と言わんばかりに言うガウ。

 

翼「まぁ、ガウは私たちより回復力はかなり高いからな。それより私たちだけでなくみんな、雪音のことを心配している」

 

クリス「分かってる、けどほっといてくれ。アタシなら大丈夫だ。ステファンのことはあーするしかなかったし、同じ状況になればアタシは何度だって同じ選択をする」

 

翼「それが雪音にとっての正義の選択と言うわけか」

 

クリス「あぁ…」

 

響「正義の…選択…」

 

クリス「そーいやお前、まだ夏休みの宿題を提出してないらしいな」

 

響「ぎょっ!?」

 

図星を言われて驚く響。

 

響「そうだったー!どうしよう、未来~!」

 

未来「頑張るしかないわね。誕生日までには終わらせないと」

 

翼「立花の誕生日は近いのか?」

 

未来「はい、13日です」

 

クリス「は~ん、あと2週間もないじゃねーか。このままだと誕生日も宿題に追われる…」

 

そう話していると響の通信端末が鳴り響いた。

 

響「はい、響です!」

 

弦十郎『アルカ・ノイズが現れた!市場台十区区域北西Aポイント、そこから近いハズだ急行してくれ!』

 

 

 

現場に行くと丁度アルカ・ノイズたちが現れていた。

 

響「Balwisyall Nescell gungnir tron…」

 

ギアの起動詠唱を歌いギアを纏った響たちはそれぞれのアームドギアでアルカ・ノイズたちを攻撃する。

 

ガウ「がうがあぁぁぁぁぁぁぁぁーーーーーーーーーー!!」

 

ガウも尻尾を使ってアルカ・ノイズたちを倒していく。

 

 

 

その様子を近くのビルの上からカリオストロとプレラーティは見ていた。

 

そこへサンジェルマンが現れた。

 

プレラーティ「ようやく到着と言うワケダ」

 

サンジェルマン「首尾は?」

 

カリオストロ「まだ誘い出したところよ」

 

カリオストロから状況を聞いたサンジェルマンは細い筒のようなものを出した。

 

サンジェルマン「試作に終わった機能特化型の使い時…その力、見せてもらいましょう」

 

筒の中には三つのテレポートジェムが入っていてその内の一つを取り出して投げた。

 

 

 

翼「あれはアルカ・ノイズか?」

 

クリス「新手のお出ましみてーだな」

 

身構える響きたち。

 

ガウ「ぎゃう!?」

 

突然、ガウの体が弾かれた。

 

響「が、ガウく…」

 

 

 

藤尭「大型のアルカ・ノイズを確認!」

 

藤尭が言い終わると真っ白になっていたモニターが元に戻るとそこにはガウ以外映っていなかった。

 

弦十郎「消えただと!?」

 

藤尭「ガウくん以外確認出来ません!」

 

友里「ギア搭載の集音機より辛うじて音声を拾えます!」

 

エルフナイン「空間を閉じてしまうアルカ・ノイズ…」

 

 

 

響「さっきまで街中だったのに…」

 

翼「!?」

 

響たちは宇宙空間のような所におり、翼はこちらに近付いてくるアルカ・ノイズの大群に気付いた。

 

翼「はっ!」

 

アームドギアで斬りつけるがなんと斬られたアルカ・ノイズは再生した。

 

翼「バカな!?」

 

響「攻撃が!?」

 

クリス「全部通らねーのか!?」

 

自身の攻撃が効かないことに響たちは驚く。

 

 

 

藤尭「まさかアンチリンカー!?でもいったい誰が!?」

 

友里「いえ、各装者の適合係数に低減は見られません!」

 

弦十郎「つまりこちらの攻撃力を下げることなく守りを固めてきているのだな?3人とも聞こえるか!」

 

クリス『オッサン、どうなってやがる!?』

 

弦十郎「そこはアルカ・ノイズの作り出した亜空間の檻の中と考えていい!」

 

翼『亜空間の檻…ですか?』

 

エルフナイン「そこではアルカ・ノイズの位相差障壁がフラクタルに変化しインパクトによる調律が阻害されています!」

 

緒川「ギアの出力が下がったように思えるのはそのためです!」

 

 

 

エルフナインたちの話を聞いて響たちはいったん集まる。

 

響「だったらドカンとパワーを底上げでぶち抜けば…」

 

クリス「呪いの剣、抜きどころだ!」

 

イグナイトを起動させようとした時だった。

 

?「そうはさせんぞ!!」

 

響たちの前に稲妻が当たって怯ませた。

 

翼「な、なんだ!?」

 

稲妻が来た方を見るとそこにはコウモリに似ている外見で甲冑やロボットを思わせるような非常にメカニカルでスタイリッシュな姿をした宇宙人とサイのような顔をして剣と盾を持った宇宙人がいた。

 

響「あ、あなたたちは?」

 

バット星人「我が名はバット星人」

 

ライノダブラー「そして俺は宇宙犯罪組織 マクーの一人 ライノダブラー。悪いがシンフォギア、貴様らはここで死んでもらうぞ!!」

 

『触覚宇宙人 バット星人』と異世界の宇宙を股に掛けて無法の限りを尽くす犯罪組織『宇宙犯罪組織 マクー』の残党の一人、『ダブルモンスター ライノダブラー』はそう宣言するように言うだった。

 

翼「パヴァリア光明結社と手を組んだ宇宙人か!?」

 

ライノダブラー「あぁ。だがこれから正式に手を組むのさ。貴様らの首を手土産にな!!」

 

そう言ってライノダブラーは目から稲妻を放った。

 

響たちは散開してかわす。

 

バット星人「今頃ゴジラも我々の仲間が操る怪獣の餌食になっているだろう」

 

不適にそういうバット星人だった。




調「……ブツブツ……」

マリア「調、どうし…」

調「切ちゃん切ちゃん切ちゃん切ちゃん切ちゃん切ちゃん切ちゃん切ちゃん……」

マリア「これは…小日向未来病!?」

クリス「いや、何だよその病名…」


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第52話 襲来2

響「さーて、今日はガウくんサイドからスタートー!」

未来「それではどうぞ」

ガウ「がうがう~!」


響たちがバット星人とライノダブラーとアルカ・ノイズの大群と亜空間の中で戦っている時、ガウはどうしたらいいのか分からず右往左往していた。

 

すると空がガラスのように割れて中から巨人が現れた。

 

右手のナイフを持ち、左手には大きな鉤爪になっていて胸に中央には細いダイヤのような光球を付けた巨人だった。

 

ガウ「がう?」

 

現れた巨人にガウは見上げる。

 

巨人はガウを見ると足を上げて踏みつぶしたかに思われたが…。

 

ゴジラ「ゴガアァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」

 

ゴジラになって巨大化し、巨人を転倒させた。

 

?『やっと現れたな、怪獣王 ゴジラ!!』

 

ゴジラ「グルルルル……」

 

辺りに響くように聞こえる声がしたかと思いきや立ち上がった巨人の隣の空が割れて一人の宇宙人がいた。

 

赤い体で悪魔のような顔に左腕が三日月状の鎌になってる宇宙人だった。

 

ヤプール『我が名は異次元人 ヤプール、ゴジラよ貴様はこのビクトリーキラーの餌食となるがいい!!』

 

『異次元人 ヤプール』が言うと『異次元超人 ビクトリーキラー』はゴジラに向かっていく。

 

 

 

藤尭「バット星人に、ライノダブラー、それにヤプール!?」

 

弦十郎「くっ、パヴァリア光明結社と手を組んだ宇宙人たちの罠だったか!」

 

友里「ガウくんが敵と交戦を開始、避難指定区域を拡大します!!」

 

 

 

ゴジラ「ゴガアァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」

 

放射火炎を放つゴジラ。

 

ヤプール『ビクトリーキラーよ、ウルトラ兄弟の力でゴジラの熱戦を弾き返せ!!』

 

ヤプールの指示を聞いてビクトリーキラーは上半身を捻り、戻ったのと同時にL字に両腕をクロスさせ、青・桃色・白の三色が生える光線-『メタリウム光線』を発射した。

 

ゴジラの熱戦とビクトリーキラの光線がぶつかり合って直ぐにメタリム光線が放射火炎を四散させ、ゴジラに命中した。

 

メタリウム光線を喰らって怯むゴジラ。

 

続けてビクトリーキラーは左手を地面に対して水平にし90度を保ったままにすると額のランプから細い光線-『エメリウム光線』を放とうとした。

 

ゴジラ「ゴガアァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」

 

二度も光線は喰らうまいとゴジラは尻尾を振ってビクトリーキラーの足をすくい上げエメリウム光線発射を防いだ。

 

すくい上げたビクトリーキラーにゴジラは放射火炎を発射し、ビクトリーキラーを突き離した。

 

ヤプール『なかなかやるではないか。ならばこれならどうだ!』

 

立ち上がったビクトリーキラーの右腕が変わった。

 

キラートランス EXレッドキング・ナックル!!

 

ビクトリーキラーの右腕が『EXレッドキング』の大型の腕になった。

 

ゴジラ「ゴガアァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!?」

 

EXレッドキングの腕になったビクトリーキラーに驚くゴジラ。

 

ヤプール『殺れぃ!ビクトリーキラー!!』

 

ヤプールの指示に従いビクトリーキラーはEXレッドキングの腕を地面に叩きつけると地割れが起き、マグマが吹き上がる。

 

マグマによってゴジラは数歩下がる。

 

ヤプール『まだまだだ!』

 

キラートランス キングジョー・ランチャー!!

 

今度は『宇宙ロボット キングジョー・カスタム』の銃になった。

 

銃になると精密射撃でゴジラにさらにダメージを与える。

 

 

 

カリオストロ「ちょっと、ちょっと~、なんなのよアイツら?いきなり現れて余計なことしちゃってさ」

 

バット星人、ライノダブラー、ヤプールを見て言うカリオストロ。

 

プレラーティ「ブラックホール第三惑星人から我々のことを聞いているワケダ」

 

サンジェルマン「ならば好都合よ。やつらがシンフォギアとゴジラを倒してくれるならね。でも万が一のために…」

 

新たなテレポートジェムを2つ出すサンジェルマン。

 

?「その役目…私にさせてはくれないか?」

 

「「「!?」」」

 

振り向くとそこには一人の男性がいた。

 

サンジェルマン「何者?」

 

ケイ「私は伏井出 ケイ。べリアル陛下に仕える者と覚えていただこう」

 

サンジェルマン「べリアル…」

 

カリオストロ「そのべリアルに仕える者があーしたちに何のよう?」

 

ケイ「我が主べリアル陛下は貴女方が保有するアルカ・ノイズと錬金術に非常にご興味を示されております。つきましては他の宇宙人ではなく我が主べリアル陛下と手を組んでいただきたいのです」

 

サンジェルマン「そのべリアルと組んで私たちに何の利益があるのかしら?」

 

ケイ「貴女方の邪魔と思われているのを消してさし上げましょう」

 

そう言うと『伏井出 ケイ』は小さなカプセルを取り出した。

 

ゴモラ!

 

専用の装填ナックルにカプセルを装填した。

 

レッドキング!

 

続けてもう一本を装填すると赤と黒のアイテムを出してナックルに装填したカプセルをリードした。

 

フュージョンライズ!!

 

ケイ「行け、スカルゴモラ!!」

 

ゴモラ!レッドキング!ウルトラマンべリアル!

 

スカルゴモラ!!

 

スカルゴモラ「ギイィィィギャアァァァァァァァァァァァァ!!」

 

背中側はレッドキング、腹側はゴモラと言った感じのゴジラ型の怪獣で、それに加えて曲がった赤い角が頭部、背中、ひじ、膝に生えており、全体的なシルエットはゴモラに近い物になっているが、見ようによってはそれが触手のようにも見え、非常に禍々しく、胸にはを血管の様な模様、及び紫色に光る光球がある怪獣―『べリアル融合獣 スカルゴモラ』だ。

 

ケイ「さらにもう一体…」

 

エレキング!

 

エースキラー!

 

ゴモラとレッドキングのカプセルをナックルから外し、次にエレキングとエースキラーのカプセルを装填し、リードした。

 

フュージョンライズ!!

 

ケイ「行け、サンダーキラー!」

 

エレキング!エースキラー!ウルトラマンべリアル!

 

サンダーキラー!!

 

サンダーキラー「ギィイィィィィィィィィィィィィィィン!!」

 

凶暴な姿になったエースキラーの鎧を着込んだエレキングといった外見が特徴で、そのエレキングの皮膚も死体やホルマリン漬けを思わせる青白い色をしていて、体の黒い模様に所々に赤い色が混じっており、胸部にはスカルゴモラ同様に紫色に光る光球が存在する怪獣―『べリアル融合獣 サンダーキラー』だ。

 

ケイ「そして最後はコイツだ」

 

キングジョー!

 

ギャラクトロン!

 

キングジョーとギャラクトロンのカプセルを装填しリードした。

 

ケイ「これでエンドマークだ」

 

フュージョンライズ!

 

キングジョー!ギャラクトロン!ウルトラマンべリアル!

 

キングギャラクトロン!!

 

キングギャラクトロン「グオワアァァァァァァァァァァァァァン!!」

 

頭部と左半身はギャラクトロン、胸部と右半身はキングジョーのパーツでできており全身に赤いラインがあるロボットの怪獣―『べリアル融合獣 キングギャラクトロン』だ。

 

 

 

ヤプール『ぬう!?あれはべリアル融合獣!?』

 

現れた3体のべリアル融合獣、スカルゴモラ、サンダーキラー、キングギャラクトロンを見て驚くヤプール。

 

サンダーキラー「ギィイィィィィィィィィィィィィィィン!!」

 

サンダーキラーは口から黒い三日月型カッターを放った。

 

黒い三日月型カッターを喰らいビクトリーキラーは怯む。

 

サンダーキラー「ギィイィィィィィィィィィィィィィィン!!」

 

さらに左手から電撃を放ちビクトリーキラーを切り裂いた。

 

切り裂かれたビクトリーキラーはバチバチ火花を散らしながら仰向けに倒れて爆散した。

 

ゴジラ「ゴガアァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」

 

ビクトリーキラーを倒した3体のべリアル融合獣にゴジラは放射火炎を放つ。

 

サンダーキラー「ギィイィィィィィィィィィィィィィィン!!」

 

他の2体の前にサンダーキラーが現れてゴジラの放射火炎を吸収し、打ち返した。

 

スカルゴモラ「ギイィィィギャアァァァァァァァァァァァァ!!」

 

キングギャラクトロン「グオワアァァァァァァァァァァァァァン!!」

 

サンダーキラーが放射火炎を打ち返したのと同時にスカルゴモラが『スカル振動波』を、キングギャラクトロンは『ペダニウムランチャー』を発射した。

 

ゴジラ「ゴガアァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!?」

 

3体の攻撃を受けてゴジラの巨体は吹き飛び地面に叩き付けられてしまった。

 

ゴジラ「ゴガアァァァァァァァァ………」

 

ダメージが大きかったのか立ち上がれなかった。

 

そんなゴジラにべリアル融合獣3体が接近してきていた。




リク「えーっ!?なんでケイさんがいるの!?」

ゼロ「これは俺たちが行かねーとな」

レイト「異世界か~、ルミナさんとマユにお土産買わないと…」

ライハ「ちょっと…そんな暇ないでしょ?ほらバイトと仕事に行く!」

「「はーい…」」


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第53話 ケイの狙い

響「今回も引き続きガウくんサイドで~す」

クリス「それとゴジラシリーズからあの怪獣がウルトラ怪獣と出てくるぜ」

翼「では見てくれ」


藤尭「新たに3体の怪獣出現!最初の怪獣を倒しましたがガウくんを攻撃しています!!」

 

マリア「3対1じゃ、いくらガウでも危ないわ!!」

 

切歌「しかもなんだかハデハデでゴデゴデな怪獣デース!!」

 

調「強そうだよ」

 

弦十郎「だが今はガウくんを信じるしかあるまい」

 

 

 

スカルゴモラ「ギイィィィギャアァァァァァァァァァァァァ!!」

 

サンダーキラー「ギィイィィィィィィィィィィィィィィン!!」

 

キングギャラクトロン「グオワアァァァァァァァァァァァァァン!!」

 

咆哮を上げて3体のべリアル融合獣はゴジラに接近する。

 

ゴジラ「ゴガアァァァァァァァァ…ゴガアァァァァァァァァ……」

 

片やゴジラはダメージが大きかったのか立ち上がれずもがいていた。

 

ヤプール『くっ、べリアルめ…横取りする気か…!?』

 

スカルゴモラ「ギイィィィギャアァァァァァァァァァァァァ!!」

 

異次元空間にいるヤプールにスカルゴモラはスカル振動波を放った。

 

ヤプール『な、なにいぃぃぃぃぃ!?』

 

スカル振動波によりヤプールは異次元空間ごと破壊されて爆散した。

 

キングギャラクトロン「グオワアァァァァァァァァァァァァァン!!」

 

ペダニウムランチャーをゴジラの頭に向けるキングギャラクトロン。

 

銃口からはエネルギーがチャージされていき徐に徐に光だしていく。

 

 

 

ケイ「これで終わりだ」

 

ペダニウムランチャーをゴジラの頭に向けたキングギャラクトロンを見てケイは笑っていた。

 

 

 

?「ゴルシュオォォォォォォォォォォォォォォォォォォ!!」

 

ゴジラに止めを刺そうとしたキングギャラクトロンの真下から雄叫びと共に一匹の怪獣が出現し、キングギャラクトロンのペダニウムランチャーの射線をゴジラから反らした。

 

頭部や顔の外側や喉元を覆う鎧の様な皮膚、体全体を血管のようなのが浮き上がっている怪獣―『超古代怪獣 ファイヤーゴルザ』だ。

 

ファイヤーゴルザ「ゴルシュオォォォォォォォォォォォォォォォォォォ!!」

 

キングギャラクトロン「グオワアァァァァァァァァァァァァァン!?」

 

ペダニウムランチャーを反らし、ファイヤーゴルザはキングギャラクトロンを持ち上げ投げ飛ばした。

 

スカルゴモラ「ギイィィィギャアァァァァァァァァァァァァ!!」

 

サンダーキラー「ギィイィィィィィィィィィィィィィィン!!」

 

キングギャラクトロンを投げ飛ばしたファイヤーゴルザにスカルゴモラとサンダーキラーはスカル振動波と黒い三日月カッターを放とうとした。

 

?「ピリュアァァァァァァァァァァァァァァ!!」

 

?「ギャオォォォォォォォォォォォォォォォォォン!!」

 

空から2体の怪獣がスカルゴモラとサンダーキラーの2体の後頭部を鋭い爪で引っ掻いてスカル振動波と黒い三日月カッターを放つのを防いだ。

 

両腕にハサミ、二足歩行で背中には翼があり、竜のような首をした怪獣―『超古代竜 メルバ』とプテラノドンのような姿をした怪獣―『ラドン』の2体だ。

 

 

 

藤尭「さらに3体の怪獣が出現!って内一体はバルベルデの!?」

 

ファイヤーゴルザを見てバルベルデのことを思い出す藤尭。

 

友里「アルカ・ノイズ反応は無いわ!」

 

エルフナイン「恐らくパヴァリア光明結社が造り出したノイズ怪獣ではなく純粋な怪獣たちです。たぶん他の怪獣たちと同じくガウくんの救援に来たのでしょう」

 

 

 

ケイ「何だ、あの怪獣どもは!?」

 

ファイヤーゴルザ、メルバ、ラドンの3体を見て驚くケイ。

 

サンジェルマン「どうやら勝敗は決まったようね」

 

ケイ「なにを言っている!?まだ奴らが出てきたばかりだ!」

 

カリオストロ「残念ながらこの世界の怪獣たちはあんたたちの世界の怪獣と違ってかなり強力よ~」

 

プレラーティ「ゴデゴデの派手な怪獣では勝ち目ないワケダ」

 

サンジェルマン「そういうわけで貴方たちとの手を組む話しは無しよ」

 

そう言ってサンジェルマンはテレポート用のジェムを出して叩き割り、消えた。

 

ケイ「ふん…バカな奴らだ」

 

サンジェルマンたちが消えたのを見てケイは右手を見た。

 

そこには十数個のテレポートジェムがあった。

 

 

 

メルバ「ピリュアァァァァァァァァァァァァァァ!!」

 

ラドン「ギャオォォォォォォォォォォォォォォォォォン!!」

 

ファイヤーゴルザ「ゴルシュオォォォォォォォォォォォォォォォォォォ!!」

 

ゴジラを守るようにファイヤーゴルザ、メルバ、ラドンの3体は雄叫びを上げる。

 

ゴジラ「ゴガアァァァァァァァ………」

 

ガウ「がうぅぅ…」

 

3体を見たゴジラはダメージが多すぎたのかガウに戻ってしまった。

 

ファイヤーゴルザ「ゴルルル……ゴルシュオォォォォォォォォォォォォォォォォォォ!!」

 

ガウに戻ったゴジラを見てファイヤーゴルザの号令と共にメルバ、ラドンが動く。

 

スカルゴモラ「ギイィィィギャアァァァァァァァァァァァァ!!」

 

対するスカルゴモラ、サンダーキラー、キングギャラクトロンの3体はスカルゴモラの号令と共に動き始めたのだった。

 

6体の怪獣が接触しかけた時、スカルゴモラ、サンダーキラー、キングギャラクトロンの3体が光の粒となって消えた。

 

 

マリア「消えた…」

 

切歌「どうなってるデス?」

 

調「分からないけど助かったみたいだね」

 

弦十郎「マリアくんたちは急いで救護班と共にガウくんを保護を頼む」

 

「「「はい/デース!」」」

 

弦十郎に言われて3人は発令室を出た。

 

 

光の粒となって消えたスカルゴモラ、サンダーキラー、キングギャラクトロンの3体はケイの持っているカプセル―『怪獣カプセル』にそれぞれ素材となった怪獣に別れて収まっていた。

 

ケイ「やはり単体だけでは3分が限界か…まだまだ改良の余地はあるな…」

 

カプセルをしまってケイはゴジラが消えた場所を見た。

 

ケイ「今回はこれぐらいですませてやる。次に会うときはこうはいかんがな。ま、お前がこちら側に来れたらな殺り合おう、ゴジラ」

 

そう言ってケイ自身も黒い光となって消えた。




ゼロ「なあ、これってゴジラが俺らの世界に来るフラグじゃね?」

リク「まずいよゼロ、そこはまだ作者さんが悩んでるところなんだから!」

ペガ「でもこれで来ないと詐欺だよ」

ライハ「そうねそうなるわね」

レイト「いくらなんでもそれは無いんじゃ…」

レム『作者詐欺をすることの方が確率的には上です』

クリス「あんたら、作者を何だと思ってんだよ…」


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第54話 参上!

ダイゴ「うおぉーっ!今日はあのヒーローが出るのか!」

ソウジ「僕たちは確かに一緒に戦ったけど最終決戦辺りだけだよね?」

イアン「まぁそうだが一緒に戦ったことには変わりねーだろ?」

アミィ「そうだよ。それにキョウリュウジンで一緒に悪の親玉を倒したじゃない」

トリン「では本編を読んでくれ」

ノッさん「あれ!?僕の出番は!?」


ファイヤーゴルザ、メルバ、ラドンたちが現れる少し前、響たちはイグナイトモジュールを抜剣出来ないままバット星人とライノダブラーとアルカ・ノイズたちと戦っていた。

 

バット星人「ぬあぁぁぁぁぁ!!」

 

翼「くっ、うあぁぁぁぁぁ!?」

 

バット星人が出した剣の斬撃を受け止める翼だが威力が予想以上にあったのか吹き飛ばされてしまった。

 

クリス「オラオラオラーーーーーーーー!!」

 

アームドギアをガトリングガンにしてライノダブラーを攻撃するクリス。

 

ライノダブラー「ふん、そんなもの効かぬわ」

 

ライノダブラーは剣や盾を使わず己の肉体のみで弾丸を受け止める。

 

クリス「嘘だろ!?」

 

剣や盾を使わず己の肉体のみで弾丸を受け止めるライノダブラーに驚くクリス。

 

ライノダブラー「喰らえ!!」

 

そんなクリスにライノダブラーは目から稲妻を発射した。

 

クリス「ぐあぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

 

放たれた稲妻を喰らえクリスは吹き飛ばされて壁に叩きつけられた。

 

響「翼さん、クリスちゃん!!」

 

ライノダブラー「余所見をしている暇があるのか!!」

 

響「しまっ…あぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

 

一瞬の隙を突いてライノダブラーが響に突進をかまし吹き飛ばした。

 

バット星人「ふはははははは!シンフォギア、恐るるに足りずだな!」

 

ライノダブラー「アルカ・ノイズども、奴らを始末しろ!」

 

ライノダブラーに言われてアルカ・ノイズたちが接近する。

 

響「こ、このままじゃ…」

 

攻撃が通じない相手ばかりいるこの場に響たちは少し諦めかけていた。

 

?「諦めるな!異世界の戦士たちよ!!」

 

ライノダブラー「こ、この声は!?」

 

聞こえてきた声に周りより一番驚いていたのはライノダブラーだった。

 

?「レーザーZビーム!!」

 

青いレーザービームが響たちの後ろから放たれてライノダブラー、バット星人、アルカ・ノイズを怯ませる。

 

レーザービームが来た方を見るとそこには一人の人物が壁の上に立っていた。

 

銀一色の鎧のようは姿をした人物だった。

 

?「とぅ!!」

 

壁から一気に飛び降りて響たちの前に着地した。

 

バット星人「き、貴様は!?」

 

飛び降りて着地した人物を見て驚く。

 

ギャバン「宇宙刑事 ギャバン!!」

 

現れた人物―そう、彼こそが銀河連邦警察の刑事にしてライノダブラーがいた宇宙犯罪組織 マクーを一人で壊滅させた『宇宙刑事 ギャバン』なのだ。

 

響「宇宙…」

 

翼「刑事…」

 

クリス「ギャバン?」

 

ギャバン「君たちがシンフォギアだな?」

 

響たちの方を向いて聞いてきた。

 

クリス「だったらどうなんだよ?」

 

ギャバン「いや、君たちのことはダイゴたちから聞いていたからな」

 

響「ダイゴさんってもしかしてキョウリュウジャーのですか?」

 

ギャバン「あぁ。ここは俺が時間を稼ぐから早く切り札を使うんだ!」

 

そう言ってギャバンは片手剣 レーザーブレードを出してバット星人とライノダブラー、アルカ・ノイズに向かっていく。

 

ライノダブラー「チィ、ギャバン!しつこいぞ!」

 

ギャバンに応戦しつつ言うライノダブラー。

 

ギャバン「生憎とマクーがいる限り俺はどこへでもあらわれるのさ!!」

 

剣劇しながらギャバンは言う。

 

翼「立花、雪音!今のうちだ!」

 

響「はい!」

 

クリス「分かってる!」

 

「「「イグナイトモジュール・抜剣!!」」」

 

イグナイトモジュールを起動させアルカ・ノイズに向かっていく。

 

イグナイトモジュールにより攻撃力が上がり、アルカ・ノイズを響は拳で、クリスはハンドガンからガトリングガンに切り替えながら、翼は両足首のギアを刃に変えて回転する『無恐三刃』で次々と倒していく。

 

翼(イグナイトの力でなら守りは抉じ開けられる…だが…)

 

クリス「コイツらに限りはあんのか!?」

 

倒せるようにはなったが次々と湧き水の如く現れるアルカ・ノイズたち。

 

 

 

マリア「抜剣した以上、カウントオーバーはギアの停止!立ち止まるな!!」

 

ガウを保護して戻って来たマリアが叫ぶ。

 

イグナイトモジュールは暴走状態となるが意志で制御することで莫大なエネルギーのみを引き出すことで強化されるが制限時間があり、999カウントの使用制限時間は第一抜剣状態である『ニグレド』から『アルベド』、『ルベド』と段階を進める毎に高速で消費されていき、カウントが0になると強制的にギアが解除される仕様となっているのだ。

 

調「なにもできないもどかしさ」

 

切歌「黙って見るばかりなのは嫌デスよ」

 

エルフナイン「僕がリンカーの研究に手間取っているから…でも」

 

エルフナイン(何か僕にもできるはず!位相差障壁を亜空間の檻にそして強固な鎧を使いこなす新型アルカ・ノイズ…出現した時のフィールドは半球…!!)

 

何かに気づくエルフナイン。

 

エルフナイン「みなさん!そこから空間の中心地点を探れますか!?」

 

 

 

エルフナイン『こちらで観測した空間の形状は半球!であれば制御機関は中心にあると思われます!!』

 

クリス「ウオラアァーーーー!!」

 

エルフナインの仮説を聞いてクリスは辺りに発砲した。

 

響「クリスちゃん、闇雲に撃っても…」

 

クリス「歌い続けろ!さっきばら蒔いたのはマイクユニットと連動するスピーカーだ、空間内で反響する歌声をギアで拾うんだ!!」

 

翼「そうか、ソナーの要領で私たちの位置と空間内の形状を把握出来れば…」

 

バット星人「そうは…」

 

ライノダブラー「させるか!!」

 

空間内の中心を探ろうとする響たちを阻止しようとバット星人とライノダブラーは動く。

 

ギャバン「おい、お前らの相手は俺だ!!」

 

そこへギャバンが立ち塞がった。

 

響「百万回倒れても平気へっちゃら~♪」

 

クリス「起き上がる訳がある大地を蹴り込み~♪」

 

響たちの歌がスピーカーにより反響され辺りに響く。

 

クリス「そこだあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

 

中心であるアルカ・ノイズの位置を見つけたクリスがMEGA DETH PARTYを発射した。

 

MEGA DETH PARTYを喰らい透明化していた巨大アルカ・ノイズが姿を現した。

 

翼「これがこの空間を作り出しているアルカ・ノイズ」

 

エルフナイン『それです!それを破壊してください!!』

 

翼「立花、乗れ!」

 

響「はい!」

 

翼に言われてアームドギアである刀に乗る響。

 

響が乗ると刀は巨大化しカタパルトにようになり、さらにクリスの大型のミサイルが加わった『TRINTY RESONANCE』になった。

 

翼「勝機一瞬!この一撃に全てをかけろ!!」

 

刀ごと発進する翼と響。

 

バット星人「させるかあぁぁぁぁぁ!!」

 

ギャバン「しまった!」

 

そこへバット星人がギャバンを押し退けて現れて両手から光弾を発射する。

 

光弾が当たり響たちの姿が爆煙に包まれた。

 

バット星人「はははははは!やったぞ!!」

 

響たちを倒したと思ったが…。

 

響「はあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!」

 

バット星人「何…ぐがあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?」

 

爆煙を突き破りカタパルトから射出された響の飛び蹴りを喰らい巨大アルカ・ノイズに叩き付けられ、貫かれた。

 

そして最後に翼のアームドギアが止めを刺した。

 

バット星人「ば、バカなあぁぁぁぁぁぁぁぁぁ………」

 

巨大アルカ・ノイズごと消滅するバット星人。

 

空間を作っていたアルカ・ノイズが消滅したため空間が崩れて元に戻った。

 

 

 

緒川「どうやら上手くいったみたいですね」

 

弦十郎「あぁ…」

 

 

 

ライノダブラー「おのれシンフォギア!」

 

怒りを露にするライノダブラー。

 

ギャバン「何度も言っているがお前の相手は俺だ!!」

 

ライノダブラー「!?」

 

ライノダブラーが振り向くとレーザーブレードにエネルギーを与え光の剣としたギャバンがいた。

 

ギャバン「ギャバン・ハイパーダイナミック!!」

 

十文字に斬撃を放つギャバン最大の必殺技―『ギャバン・ハイパーダイナミック』が炸裂した。

 

ライノダブラー「ぐっ、くぅ…ぐわあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

 

盾を使い防ごうとするが盾を破壊されてギャバン・ハイパーダイナミックを喰らうライノダブラー。

 

ライノダブラー「う、宇宙犯罪組織…マクーは…永遠に…不滅だあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ………」

 

最後にそう言ってライノダブラーは爆散した。

 

 

 

カリオストロ「あ~あ。あわよくばって思ったけど仕方ないわね。でも目的は果たせたわ」

 

がっかりしながら言うカリオストロ。

 

サンジェルマン「そうね。それにゴジラもあれではしばらく動けないでしょうね」

 

ティキ「え~?そんなに呑気で良いの?」

 

サンジェルマン「ティキ、アジトに残るように言ったハズよ」

 

ティキ「だって~、アダムに会えると思って~。でも怒らないで良いことが分かっちゃったの」

 

サンジェルマン「なに?」

 

ティキ「なんとここは私たちが神様に喧嘩を売るのに具合がよさそうなところよ、これ以上にないってくらいにね」

 

そう言うティキだった。




響「ギャバンさん、危ないところを助けていただいてありがとうございました」

ギャバン「礼なんてよしてくれ。俺たちは同じ正義の味方だろ?だったら助け合うのは当たり前じゃねーか」

クリス「確かにそうだな」

ギャバン「じゃ、俺はそろそろ行くぜ」

ギャバンがそう言うと上空に巨大な飛行物体が現れた。

ギャバンの移動拠点『超次元光速機 ドルギラン』だ。

ギャバン「じゃな、シンフォギア。またどこかで」

翼「はい。またどこかで」

互いに言うとギャバンはドルギランに転送され、遥か彼方の宇宙へ飛び去った。


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

番外編 ガウといろいろな人(クリス編)

クリス「今回はアタシがガウの世話をすんのか」

響「ガウくん、嫌だったら逃げていいからね」

クリス「変なこと言うな!!」


朝の日差しがカーテンの隙間から漏れる光とともにタイマーをセットした時計のタイマーが鳴っていた。

 

クリス「ん…もう朝…!?」

 

タイマーを止めて目を開けたクリスが見たのは裸で寝て股間辺りをクリスの顔に近づけていたガウだった。

 

クリス「きゃあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?」

 

驚いてクリスは人前では絶対に出さない声を上げて下がるがベッドから落ち頭を打ってしまった。

 

ガウ「がう…がう~」

 

クリスの声で目を覚ましたガウだがすぐにパタリと寝てしまった。

 

クリス「服着て寝ろぉーーーーー!!」

 

クリスの怒りの声が響き渡った。

 

 

 

ガウ「がう~…」

 

頭にたんこぶがあるガウは朝食のパンを食べていた。

 

あの後クリスの鉄拳が飛んで来て服を着て起きたのだ。

 

クリス「ったく、クーラーのタイマーで切れて暑くなって寝てる間に服脱ぐ奴があるかよ」

 

そう文句を言いながらクリスもパンにジャムを塗って食べる。

 

クリス「ん?ガウ、なんも付けないで食べてるのか?」

 

ガウ「がう?」

 

何も付けずにパンを食べているガウに聞くがクリスの言っている意味がわからないのかガウは首を傾げた。

 

クリス「ちょっと貸してみろ」

 

ガウ「がう」

 

クリスに言われてガウは食べていたパンを渡した。

 

パンを受け取ったクリスはジャムを塗った。

 

クリス「ほら食べてみろ」

 

ジャムを塗ったパンを渡して言う。

 

ガウ「がう…」

 

初めて見るジャムに少し警戒しながらガウは一口食べた。

 

ガウ「……」

 

一瞬の沈黙からの速攻で丸々一枚食べてしまった。

 

クリス「美味かったか?」

 

ガウ「がうがうー!!」

 

本当に嬉しかったのか尻尾を振って言うガウ。

 

クリス「そいつは良かった。ほら口にジャム付いてんぞ」

 

口に付いたジャムをティッシュで拭いてあげるクリス。

 

クリス「よし、綺麗になったな」

 

ガウ「がう~!」

 

拭いてもらったガウはお礼を言うように鳴いた。

 

ガウ「がう!がう~!」

 

クリスも口にジャムが付いているのに気づいたガウは椅子に立ってクリスの顔を掴んで直接舐めた。

 

クリス「わひゃ!?」

 

今回二度目になるクリスらしからぬ声を上げた。

 

クリス「お前な!」

 

ガウ「がう?」

 

怒られる理由が分からないガウは首を傾げた。

 

クリス「全く、お前は少し世話の焼ける弟だな」

 

まだまだ現代の一般常識が分からないガウをこれ以上怒っても仕方ないと判断したクリスはそう言ってガウの頭を撫でた。

 

ガウ「がうー」

 

ガウもクリスのことを最初は怖い女の人かと思っていたが意外と優しい一面を持っていることを知り、厳しくも優しいお姉さんと思っていた。

 

ただ…。

 

響「クリスちゃーん!!」

 

クリス「ひっつくなバカ!!」

 

ひっついてくる響を思いっきり殴るクリス。

 

響「いったー!?」

 

殴られた響は頭を抑えた。

 

ガウ「がう…」

 

この二人は仲が良いのか悪いのか、それだけが分からなかった。




翼「あれは仲がいい証拠だな」

ガウ「がう?」

マリア「まだガウには早い早いわよ。翼」


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第55話 KAIJU

切歌「怪獣じゃなくてKAIJYUデース?」

クリス「まさかあの映画の…」

調「それしかありませんよ、クリス先輩」

クリス「マジかよ…」


ティキ「はぁ~、退屈ったら退屈~。いい加減アダムが来てくれないと私、退屈に縊り殺されちゃうかも~!」

 

日本でのサンジェルマンたちの拠点にてティキは漫画―『快傑☆うたずきん』を読みながら言う。

 

プレラーティ「ふん…」

 

ただをこねるティキを見てプレラーティは無視してコーヒーを飲んだ。

 

カリオストロ「ねぇー、サンジェルマンは?」

 

プレラーティ「私たちのファウストローブの最終調整中なワケダ。踊るキャロルのおかげで随分捗らせてもらったワケダ。あと…」

 

そう話しているとカリオストロが横を通り過ぎた。

 

プレラーティ「どこに行こうとしているワケダ?」

 

ティキ「もしかしてもしかしたらまさかの抜け駆け?」

 

プレラーティ「ファウストローブ完成まで待機出来ないワケダ」

 

プレラーティが言うとカリオストロは振り向いた。

 

カリオストロ「ローブ越しってのがもどかしいのよね~、あの子たちは直接触れて組み敷きたいの」

 

そう言って歩き出した。

 

ティキ「直接触れたいって…まるで恋のような執心じゃなーい。私もアダムに触れてみたい!むしろさんざんっぱら触れ倒されてみたい~!」

 

 

 

その頃、響たちは松代に来ていた。

 

装甲車の中には響、クリス、翼、マリア、切歌、調たち装者を初めS.O.N.G.のメンバーはいたがガウの姿だけなかった。

 

弦十郎「先の大戦末期旧陸軍が大本営移設の為に選んだここ松代には特異災害対策機動部の前進となる非公開組織・風鳴機関の本部が置かれていた」

 

響「風鳴機関…」

 

『風鳴機関』と聞いて響とクリスは翼を見た。

 

弦十郎「資源や物資の乏しい日本の戦局を覆すべく早くから聖遺物の研究が行われて来たと聞いている」

 

翼「それが天羽々斬と同盟国・ドイツよりもたらされたネフシュタンの鎧やイチイバル、そしてガングニール」

 

緒川「バルベルデで入手した資料はかつてドイツ軍が採用した方式で暗号化されていました。そのためここに備わってる解読器にかける必要が出てきたのです」

 

今回、松代に来た理由を話す。

 

翼「暗号解読器の使用に当たり最高レベルの警備体制を周囲に敷くのは理解できます…ですが退去命令でこの地に暮らす人々に無理を強いるというのは…それにガウをここで軟禁するというのは…」

 

松代に暮らす人々は政府の退去命令で避難させられており、同時にガウは装甲車の一室にて自衛隊により軟禁されていたのだ。

 

弦十郎「守るべきは人ではなく国…」

 

響「人ではなく…」

 

弦十郎「少なくとも鎌倉の意志はそういうことらしい。だがガウを軟禁する理由は分からんがな」

 

 

 

バルベルデから持ち帰った機密書類を解読する解読機のある部屋に弦十郎たちは移動していた。

 

弦十郎「難度の高い複雑な暗号だ。その解析にはそれなりの時間を要するだろう…翼」

 

翼「ブリーフィング後、立花、雪音を伴って周辺地区に待機、警戒任務に当たります」

 

これからのことを弦十郎に言う翼。

 

調「あの…私たちは何をすれば…」

 

自分たちが何をするのかを聞く調。

 

 

 

調「9時方向異常無し」

 

切歌「12時方向異常…あ~!」

 

解読機がある施設の周辺に逃げ遅れた人がいないかを見回っていると切歌が何かを見つけて叫んだ。

 

切歌「あそこにいるデス!252!レッツラゴーデス!」

 

ダッシュで向かう切歌。

 

調「真似してみたいのは分かるけど切ちゃん、それ…」

 

止めようとした調だが時すでに遅かった。

 

切歌「早くここから離れて…って怖!人じゃないデスよ~!!」

 

かかしを見て言う。

 

調「はぁ…最近のかかしは良くできてるから…」

 

マリア「リンカーの補助の無い私たちの仕事はこのくらい…」

 

切歌「今は住民が残ってるかを全力で見回るのデス」

 

マリア「でも力み過ぎて空回りしてるわよ」

 

調「正直何かやってないと焦って体がわちゃわちゃするですよ…よし!任務再開するデス!」

 

マリア「あ!」

 

調「切ちゃん、後ろ…」

 

切歌「ふえー!?」

 

気合いを入れた切歌だったが畑から出てきたおばあちゃんにぶつかった。

 

マリア「大丈夫ですか!?」

 

切歌「ごめんなさいデス!」

 

おばあちゃん「いやいや、こっちこそすまないねぇ」

 

謝った切歌におばあちゃんは言う。

 

マリア「政府からの退去指示が出ています。急いでここを離れてください」

 

おばあちゃん「はいはいそうじゃね。でもトマトが最後の収穫時期を迎えていてね」

 

トマトを見せながら言うおばあちゃん。

 

切歌「美味しそうデース!」

 

おばあちゃん「美味しいよ。食べてごらん」

 

切歌と調におばあちゃんは採れたてのトマトを渡した。

 

切歌「あーむっ…ん~!おいしいデス!調も食べるデスよ!」

 

調「いただきます…」

 

切歌に言われて調も食べる。

 

調「ほんとだ!近所のスーパーのとは違う!」

 

おばあちゃん「そうじゃろ。丹精込めて作ったトマトじゃからな。それにアンタらで3人目だよ。今日食べてもらってくれたの」

 

マリア「あのね、お母さん…ってまだ誰かいるんですか?」

 

おばあちゃん「まぁね。この辺りじゃあまり見かけない坊やが手伝ってくれてるんよ。ほらちょうど出てきた」

 

おばあちゃんが指さした方から一人の見覚えのある背鰭と尻尾を持った少年が出てきた。

 

「「「ガウゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥ!?」」」

 

畑から出てきたガウに驚く。

 

ガウ「がう!?」

 

マリアたちを見てガウも驚いた。

 

切歌「なんでガウくんがいるデスか!?」

 

調「まさか抜け出して来たの!?」

 

ガウ「がう~」

 

頭を掻きながら言う。

 

おばあちゃん「おやおや、知り合いだったのかい?」

 

マリア「え、えぇまぁ…」

 

まさかの事態にマリアは言う。

 

カリオストロ「きゃっは~!」

 

「「「「!?」」」」

 

声が聞こえてみると少し離れたところにカリオストロがいた。

 

カリオストロ「みぃ~つけた」

 

マリアたちを見て言うカリオストロ。

 

カリオストロ「あらま、ゴジラはいたけどシンフォギアはじゃない方。いろいろ残念な三色団子ちゃん達か」

 

調「三…」

 

マリア「色…」

 

切歌「団子とはどういうことデスか!!」

 

三色団子と言われて怒る。

 

カリオストロ「見た感じよ。怒った?でもゴジラはともかく、がっかり三色団子三姉妹を相手にしてもねぇ。それともギアを纏えるのかしら?」

 

挑発するように言うカリオストロ。

 

調「そんなに言うのなら!」

 

切歌「目にもの見せてやるデスよ!!」

 

ギアを出して言う。

 

カリオストロ「うふ」

 

それを見てカリオストロは笑った。

 

マリア「挑発に乗らない!」

 

「「!!」」

 

マリア「今日は私達のできることを全力でやるんでしょ!」

 

マリアに言われて切歌と調は自分たちが何をすべきかを思い出す。

 

カリオストロ「やっぱりお薬を使い切って戦えないのね。それならそれで信号機が点滅する前に片付けてあげちゃう~!」

 

リンカーが無いことが分かりカリオストロはアルカ・ノイズを出現させた。

 

ガウ「がうぅぅぅぅぅ!!」

 

アルカ・ノイズが現れてガウはマリアたちの代わりに戦おうと臨戦する。

 

カリオストロ「おっと、ゴジラにはこの子がお相手よー!」

 

そう言ってカリオストロは新たなテレポートジェムを出して投げた。

 

?「グウゥゥゥゥオォォォォォォォォォォォォ!!」

 

雄叫びを上げてテレポートジェムから現れたのは頭部全体が半円形の鋭利な刃物となっており、6つの目は全て下顎についていて、背中からは鎌のような形をした突起が生えている他、長い1対の腕とその下に小さい1対の腕もカマキリの腕のようになっている怪獣―『ムタヴォア』、『シドニー』などと呼ばれている『破城怪獣 ブレードヘッド』が現れた。

 

カリオストロ「この特別な怪獣でね」

 

ブレードヘッドを見て言うカリオストロだった。




それはXDでイベントをしている時だった…。

「ぬぅあんだとおぉあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?」

響「な、なになに!?」

クリス「敵襲か!?」

翼「どうしたというんだ?いったい」

「ま、まさかの…」

調「どうしたの?」

「まさかのイベント最終日が俺の誕生日と被っとるうぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ!?」

切歌「それは本当デスか!?」

マリア「それなら前々から情報出てたわよ?」

※それが事前に出されていたのを知ったのは今日です。

「はいはい、どーせ俺は事前情報なんか見てませんよーだ」

マリア「なによ、その態度…」

「響と○○ン○ムのア○○と誕生日近かったのにびっくりしてるのさらにサプライズ的な…」

響「偶然が重なったね」

クリス「いや、必然だろ?」

「何を言う!これは偶然でも必然でもない!強いて言うなら…」

翼「強いて言うなら?」

「これだろ!」

カイガン!ベートーベン!曲名、運命!ジャジャジャジャーン!!

「的な!」

「「「「「「………」」」」」」

「え!?無反応!?」

調「正直、そう言われても…」

切歌「いまいちパッとしないデース」

マリア「っていうかそれアニメじゃないし」

「ぐっ…酷いよ…運命的なのと思ったって良いじゃねーか!」

クリス「そう思ってるのはお前だけだよ」

「ぐはあぁぁぁぁっ!!」←心に突き刺さりダメージを喰らう

響「そんなどうでもいい話より…それでは皆さん、また次回にお会いしましょう!」


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第56話 怪獣VSKAIJU

ゼロ「KAIJU?怪獣じゃねーのか?」

リク「なんでローマ字表記?」

レム『詳しくは『パシフィック・リム』を観てください』


藤尭「アルカ・ノイズとノイズ怪獣の反応を検知!」

 

弦十郎「くっ」

 

藤尭「出現ポイントS16!数はアルカ・ノイズがおよそ50、ノイズ怪獣は1!」

 

 

 

響「了解です!直ぐに向かいま…」

 

藤尭『待って下さい、ノイズ怪獣の前にガウくんが!』

 

響「えぇ!?」

 

翼『部屋で軟禁されていたのではないのですか!?』

 

弦十郎『今はその詮索よりアルカ・ノイズだ!』

 

クリス『アタシに任せな!』

 

 

 

クリス「こっちの方が近いからな!」

 

言いながらクリスは丘から大ジャンプしてギアを出した。

 

クリス「Killter Ichaival tron…」

 

起動詠唱を歌いギアを纏った。

 

そしてロケットに乗り、現場に向かった。

 

 

 

ゴジラ「ゴガアァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」

 

ブレードヘッド「グウゥゥゥゥゥゥオォォォォォォォォォォォォォォ!!」

 

クリスが現場に向かってくる時、ゴジラはブレードヘッドと対峙していた。

 

ゴジラ「ゴガアァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」

 

ブレードヘッド「グウゥゥゥゥゥゥオォォォォォォォォォォォォォォ!!」

 

二体は同時に咆哮を上げながら互いに向かっていく。

 

怪獣とKAIJUとの取っ組み合いが始まった。

 

ブレードヘッド「グウゥゥゥゥゥゥオォォォォォォォォォォォォォォ!!」

 

だがブレードヘッドはゴジラの腹部まで頭を下すと半円形の鋭利な刃物で突き刺そうと頭を上げる。

 

ゴジラ「ゴガアァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」

 

だがゴジラはそんなのはお見通しとばかりにブレードヘッド頭を掴み投げ飛ばした。

 

投げ飛ばされたブレードヘッドは空中で一回転して着地した。

 

ゴジラ「ゴガアァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」

 

ブレードヘッドが着地したのと同時にゴジラは放射火炎を放った。

 

ブレードヘッド「グウゥゥゥゥゥゥオォォォォォォォォォォォォォォ!!」

 

ゴジラが放射火炎を放ってきてブレードヘッドは口から青い液体―汚染物質怪獣ブルーを含んだ酸を噴射して対抗した。

 

熱線と汚染物質の液体が互いに蒸発させながらぶつかり合う。

 

ゴジラ「グルルルル……」

 

放射火炎を防がれたゴジラはブレードヘッドを睨む。

 

ブレードヘッド「グウゥゥゥゥゥゥオォォォォォォォォォォォォォォ!!」

 

睨んでいたゴジラにブレードヘッドは酸を噴射した。

 

ゴジラ「ゴガアァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!?」

 

酸を喰らってゴジラは後退する。

 

酸が掛かった個所から白い煙が出ていた。

 

ブレードヘッド「グウゥゥゥゥゥゥオォォォォォォォォォォォォォォ!!」

 

その隙にブレードヘッドは突進する。

 

ゴジラ「ゴガアァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!?」

 

ブレードヘッドの突進をまともに喰らってゴジラは倒れた。

 

ブレードヘッド「グウゥゥゥゥゥゥオォォォォォォォォォォォォォォ!!」

 

倒れたゴジラにブレードヘッドは馬乗りのように乗るとゴジラの顔面めがけて酸を噴射した。

 

ゴジラ「ギャガアオォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォ!!」

 

酸を顔面に喰らってゴジラは苦しむ。

 

ブレードヘッド「グウゥゥゥゥゥゥオォォォォォォォォォォォォォォ!!」

 

追い打ちを掛けるようにブレードヘッドは1対の長い腕でゴジラを殴る。

 

この時、ブレードヘッドは気づくべきだった…ゴジラが放たれた怪獣ブルーを吸収し、自身のエネルギーに変えていることに…。

 

ブレードヘッドが拳を振り上げた時だ。

 

待ってましたとばかりにゴジラはブレードヘッドの顔面めがけて怪獣ブルーを変換したエネルギーを上乗せした放射火炎を放った。

 

ブレードヘッド「!?」

 

目の前が真っ白になったブレードヘッドの顔は爆発し消滅した。

 

頭部を失ったブレードヘッドの体は横たわった。

 

ゴジラ「ゴガアァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」

 

自由になったゴジラは立ち上がってブレードヘッドの亡骸に向かって放射火炎を放った。

 

怪獣ブルーが汚染物質と知ったからだ。

 

放射火炎を喰らってブレードヘッドの亡骸は燃えていった。

 

ゴジラ「ゴガアァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」

 

燃え行くブレードヘッドの亡骸を見てゴジラは勝利と同時に敬意を込めた咆哮を上げた。

 

 

 

その頃、マリアはおばあちゃんを背負い切歌と調と共に走っていた。

 

切歌「マリア、もっと急ぐデス!」

 

調「こんな奴らに背中を見せるなんて!」

 

後ろから迫ってくるアルカ・ノイズたちを見ながら言う。

 

ガウはカリオストロの出したブレードヘッドを相手にするためにゴジラとなり戦っている。

 

するとアルカ・ノイズたちの頭上から光の矢が雨のように降って消滅させた。

 

「「「!!」」」

 

上を見るとロケットの上からボウガンで攻撃するクリスがいた。

 

切歌「助かったデス!憧れるデース!」

 

マリア「あとをお願い!行きましょう!」

 

あとの事をクリスに頼みマリアたちはおばあちゃんを連れて走る。

 

 

 

友里「クリスちゃん現着!」

 

藤尭「そのまま交戦状態に移行!!」

 

弦十郎「錬金術師は破格の脅威だ。まずは翼たちの到着を待って…」

 

クリス『そうも…』

 

 

 

クリス「言ってなられなさそうだ!!」

 

カリオストロの繰り出す光弾をロケットを巧みに動かして回避するクリス。

 

カリオストロ「会いたかったわ!あぁもう、巡る女性ホルモンが煮えたぎりそうよ!!」

 

光弾投げながら言うカリオストロ。

 

だがクリスはその全てを回避する。

 

それを見たカリオストロはロケットのエンジン部分を集中攻撃した。

 

案の定、エンジン部分を被弾してロケットは爆発、飛び降りて着地するクリス。

 

カリオストロ「やっと近くに来てくれたぁー!!」

 

自身の周囲に魔法陣を展開させてビームを一斉斉射する。

 

一斉斉射されたビームをクリスは後ろに跳びながら回避し、盛り上がっている土塁に隠れた。

 

カリオストロの一斉斉射が終わると爆煙からロングボウを構えたクリスがいた。

 

カリオストロ「焦って大技…その隙が命取りに、なのよね」

 

クリス「ああ。誘い水に乗って隙だらけだ」

 

カリオストロ「!?」

 

クリスが焦って大技を出すと思って接近したカリオストロだが後ろを見るとギアを纏った響がいた。

 

響「せやあぁぁっ!!」

 

隙だらけのカリオストロの腹部に響の容赦無い肘打ちが喰らわせ、吹き飛ばした。

 

響「内なる三合、外なる三合より勁を発す、これなる拳は六合大槍!映画は何でも教えてくれる!!」

 

決め台詞のように言う響。

 

カリオストロ「くっ…壁!?」

 

立ち上がったカリオストロは自身の目の前にある壁を見て驚く。

 

翼「壁呼ばわりとは不躾な。剣だ!」

 

壁…否、巨大化させたアームドギアの上にいる翼が言う。

 

カリオストロ「信号機どもがチカチカと…!」

 

響たちを見て言うカリオストロだが通信が入った。

 

サンジェルマン『私の指示を無視して遊ぶのもここまでよ』

 

カリオストロ「チッ」

 

サンジェルマンに言われて舌打ちしたカリオストロはテレポート用のジェムを地面に落とした。

 

カリオストロ「次の舞踏会は新調したおべべで参加するわ。楽しみにしてなさい、ば~い」

 

そう言い残して消えた。




響「クリスちゃんっていろいろ凄いことするよね。ロケットに乗ったり」

翼「G○ン○ムみたいな登場だったな」

クリス「しがみついてねーし、宇宙にいけるか!!」


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第57話 ガウ、反省

響「今日はガウくんが反省するにか」

クリス「お前が言える立場か?てか課題はどうした?」

響「ぎょっ!?」

調「まさかまだ終わってなかったなんて…」

響「だって今のイベント、未来が活躍するし、未来の歌とカードが欲しいんだもん!!」

クリス「そんなのは課題終わらせてからやれ!つーわけで携帯没収な」

響「そんな~!!」


松代第三小学校に逃げたマリアたちはおばあちゃんを降ろしていた。

 

おばあちゃん「ありがとね」

 

マリア「いえ」

 

切歌「お水貰ってくるデスよ」

 

調「待って切ちゃん、私も一緒に!」

 

水を貰ってこようと切歌と調は行ってしまう。

 

おばあちゃん「ふふ、元気じゃのう」

 

二人の姿を見ておばあちゃんは微笑んだ。

 

マリア「お母さん、お怪我はありませんか?」

 

おばあちゃん「大丈夫じゃよ。むしろアンタらでの方が疲れたじゃろうに…わしぐずぐずしていたせいで迷惑をかけてしまったねぇ」

 

マリア「いえ、私たちに守る力があればお母さんをこんな目には…」

 

おばあちゃん「そうじゃ。せっかくだからこのトマト、アンタも食べておくれ」

 

背負っていた篭を下ろして中に入っていたトマトを一つ取り出してマリアに渡す。

 

マリア「わ、私…トマトはあんまり…」

 

断ろうとしたマリアだが笑顔で渡してくるおばあちゃんにマリアは断れずトマトを受け取った。

 

マリア「ではちょっとだけいただきます。はむっ…甘い…フルーツみたい!」

 

一口食べて今までのトマトと違い青臭くなく、代わりに甘いということに驚く。

 

おばあちゃん「トマトを美味しくするコツは厳しい環境に置いてあげることギリギリまで水を与えずにいると自然と甘味を蓄えていくもんじゃよ」

 

マリア「厳しさに枯れたりしないのですか?」

 

おばあちゃん「むしろ甘やかし過ぎるとダメになってしまう。大いなる実りは厳しさを耐えた先にこそじゃよ」

 

マリア「厳しさを耐えた先にこそ…」

 

おばあちゃん「トマトも人間もきっと同じじゃ。あ、それとこれ。あの坊やに渡しておいてくれないかい?手伝ってくれたお礼にって」

 

新しいトマトをガウに渡すようにマリアに頼んで渡すおばあちゃん。

 

マリア「はい。必ず渡します」

 

 

 

弦十郎「このバカたれが!!」

 

ガウ「ぎゃう!!」

 

移動車両内で弦十郎の怒声とげんこつがガウの頭と耳を直撃した。

 

ガウ「きゃう~…」

 

殴られた頭を抑えながら泣きそうになるのを耐えるガウ。

 

弦十郎「床に大穴開けて勝手に抜け出してどれだけ迷惑が掛かっていると思ってるんだ!!」

 

ガウ「がうー…」

 

ガウが軟禁されていた部屋の床には巨大な大穴が開いていてそこから逃げ出したことが分かったのだ。

 

緒川「まあまあ、司令。結果的にはガウくんがいてくれたおかげで怪獣は倒せたんですから」

 

エルフナイン「そうですよ。なので今回は大目に見てください」

 

弦十郎「二人が言うなら仕方あるまい。だが今後こんなことをするようならげんこつじゃ済まないからな」

 

ガウ「が、がう~」

 

緒川とエルフナインの二人に言われて弦十郎はそう忠告した。

 

エルフナイン「それより極秘資料の解読は難航しているようですね」

 

極秘資料の解読が難航していることはエルフナインが言う。

 

友里「司令、鎌倉からの入電です」

 

弦十郎「直接来たか…ガウ、お前は隠れていろ」

 

ガウ「がう?…がう」

 

弦十郎に言われてガウはデスクの下に隠れた。

 

弦十郎「繋いでくれ」

 

友里「はい。出します」

 

ガウが隠れたのを確認した弦十郎は友里に言うと画面の中央に簾で全体を隠した老人が映った。

 

?『無様な。閉鎖区域の侵入だけでなく仕留め損なうとは…』

 

弦十郎「いずれもこちらの詰めの甘さ。申し開きできません」

 

?『機関本部の使用は国連へ貸しを作る特措だ。だがそのために国土安全保障の要を危険に晒すなど罷りならん』

 

弦十郎「無論です」

 

?『これ以上夷狄に八州を踏み荒らさせるな』

 

そう言うと通信を切った。

 

弦十郎「ふぅ…流石にお冠だったな」

 

緒川「それにしても司令、ここ松代まで追ってきた敵の狙いはいったい…」

 

弦十郎「狙いはバルベルデドキュメント…または装者との決着…或いは…」

 

パヴァリア光明結社の狙いが何なのか危惧する弦十郎。

 

老人と弦十郎の会話をガウは隠れていたデスクの下から見ていたが老人から嫌な感じが自身の心から感じていた。

 

 

 

ガウ「がう~…」

 

その日の夜は満月が昇っており、ガウは松代第三小学校の近くの建物に上り月を見ていた。

 

弦十郎により軟禁状態から解放されて月を見ていたのだ。

 

ガウ「がう…」

 

老人と弦十郎の会話を聞いて以来…いや、ブレードヘッドと戦って以来ガウは自身の様子が変化していることに気付いていた。

 

人を見るたびに何かが心の奥底から出ようとしているのを感じた。

 

響「あ、いたいた」

 

声に反応して振り向くと響が登ってきていた。

 

響「ほわあぁ~、月が綺麗に見えるんだね」

 

ガウ「がう~」

 

ガウの隣に座って響は言う。

 

響「師匠から聞いたよ。部屋の床に大穴開けて抜け出してげんこつ喰らったって?」

 

ガウ「が、がう~…」

 

弦十郎のげんこつを喰らったことを話されてガウの脳内にげんこつを喰らったことが横切って恐怖でビクビクした。

 

響「あははは…結構堪えたみたいだね…」

 

ビクビクしているガウを見て苦笑いする響。

 

響「まぁ、師匠のげんこつ受けてたんこぶできないだけ凄いよ」

 

ガウ「がうがう」

 

後ろ頭を掻きながら照れるガウ。

 

響「褒めてないからね」

 

ガウ「がう…」

 

しょげるガウ。

 

響「でも、マリアさんたちやおばあちゃんを助けてくれてありがとう」

 

ガウの体を自身に寄せて言う。

 

ガウ「がう…がう~」

 

寄せられたガウは尻尾を振って喜ぶ。

 

その時だった、響のポケットから通信機の呼び出し音がした。

 

響「はい、響です!」

 

弦十郎『アルカ・ノイズが現れた!場所は風鳴機関本部のバリケード前だ!すでにマリアくんたちが避難誘導をしている!』

 

響「分かりました。ガウくんと至急向かいます!行くよガウくん!」

 

ガウ「がう!」

 

アルカ・ノイズが現れて現場に向かう二人だった。

 

だが、これが響たち装者がガウと共に戦うのが最後であることをまだ彼女たちは知らない。




響「ぶつ…ぶつ…ぶつ…」

ガウ「がう?がうがーう」

響「未来未来未来未来未来未来未来未来未来未来………」

ガウ「……」


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第58話 アダム・ヴァイスハウプト

アダム「ようやく僕の出番か…案外遅かったね」

サンジェルマン「作者にも予定があるのだから仕方ないかと」

アダム「ま、そうだろうね。じゃ、本編をじっくり見てくれ」



ガウとギアを纏って現場に着いた響はクリスと翼の二人と合流した。

 

目の前には無数のアルカ・ノイズがいた。

 

響「これだけの数…」

 

クリス「先に行かせてたまるかよ」

 

翼「猶予はない、刹那に凪ぎ払うぞ!」

 

響・クリス「「了解!!」」

 

響「イグナイトモジュール!」

 

「「「抜剣!!」」」

 

一気に決めようと初手からイグナイトモジュールを起動させる。

 

イグナイトを纏いアルカ・ノイズを次々撃破する。

 

イグナイトの響たちに混じりガウも尻尾を使いアルカ・ノイズを撃破する。

 

カリオストロ「抜剣、待ってました」

 

プレラーティ「流石はイグナイト、凄いワケダ」

 

サンジェルマン「そうね。だからこそこの手には赤く輝く勝機がある」

 

近くの建物から見ていたサンジェルマンたちはイグナイトを見るとハートの石が嵌め込まれた銃、指輪、けん玉を出して輝かせた。

 

サンジェルマンたちに気付いた翼は両手に構えたアームドギアから火炎を放出、自身を青い火の鳥と化して突進する『炎鳥極翔斬』を繰り出す。

 

翼「押して参るは風鳴翼、この羽ばたきは何人たりとも止められまい!!」

 

炎鳥極翔斬が決まったかに見えたがサンジェルマンの結界により防がれていた。

 

だがこのまま押しきろうとした時、ギアが赤く輝き出した。

 

翼「ギアが!?ぐっ…くっ、あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

 

イグナイトが解除されて翼は吹き飛び地面に叩き付けられた。

 

響「翼さん!」

 

サンジェルマンたちを見るとそこにはギアににたものを纏ったサンジェルマンたちがいた。

 

響「まさか…ファウストローブ!?」

 

ファウストローブ…かつてキャロルが自身で身に纏った錬金術によって聖遺物をプロテクターに変換するシンフォギアに近しい存在であり、シンフォギアのように歌に頼らずともシンフォギア以上の出力を生み出すことが出来る代物だ。

 

クリス「よくも先輩をぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!」

 

翼が倒されたのを見たクリスはミサイルを放つ。

 

だがミサイルはプレラーティの巨大化させたけん玉型の武器により全て防がれた。

 

カリオストロ「はあぁぁぁぁ!」

 

そこへカリオストロが光線を放つ。

 

クリス「このくらい…!?」

 

バリアを張り防ぐがクリスもまたギアが赤く輝き出した。

 

クリス「ぐあぁぁぁぁぁぁぁ!?」

 

翼同様にイグナイトが解除されてクリスは吹き飛び壁に叩き付けられた。

 

クリス「イグ…ナイトが…」

 

響「クリスちゃん…!?」

 

あまりの出来事に響は銃を構えたサンジェルマンを見たとき動けなかった。

 

銃から放たれる光弾。

 

だが響には直撃せず響の後ろに停滞した。

 

響が振り向いた瞬間、光弾は激しく輝きだした。

 

響「え…」

 

光弾は大爆発をお越し響に爆発の衝撃が直撃した。

 

ガウ「がうがあぁぁぁぁぁぁぁ!!」

 

響たちがやられたのを目の当たりにしたガウはサンジェルマンに尻尾を叩き込もうとする。

 

サンジェルマン「ゴジラ…お前はコイツの相手をしていろ」

 

近づいてくるガウにサンジェルマンはあるジェムを取り出して投げた。

 

ジェムが割れて中の光が地面に入ると魔方陣が現れ、1体の巨大な怪人が現れた。

 

城壁、花瓶、棺桶のような外見をさせた巨大な怪人―この世界にいるハズのない怪人『大地の魔神 ガドマ』だ。

 

ガドマ「ゴオォォォォォォォォォォォォォォォン!!」

 

鐘の音に似た音を出しながらガドマは『墓射光線』を放つ。

 

ガウ「がうぅぅぅーーーーーー!!」

 

ゴジラ「ゴガアァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」

 

墓射光線をかわしてゴジラとなってガドマと対峙した。

 

 

 

響「はぁ…はぁ…はぁ…」

 

響もイグナイトを解除されて大の字になって倒れていた。

 

サンジェルマン「ラピス・フィロソフィカルのファウストローブ…錬金技術の秘奥・賢者の石と人の融」

 

プレラーティ「その錬成にはチフォージュ・シャトーにて解析した世界構造のデータを利用、もとい応用させてもらったわけだ」

 

自身たちが纏うファウストローブを解説するサンジェルマンとプレラーティ。

 

響「あなた達がその力で誰かを苦しめるというなら…私は…」

 

サンジェルマン「誰かを苦しめる?慮外な。積年の大願は人類の開放。支配の軛から解き放つことに他ならない」

 

響「だったらちゃんと理由を聞かせてよ…それが誰かの為ならば私達きっと手を取り合える…」

 

カリオストロ「サンジェルマン。さっさと…あの光!?」

 

カリオストロが止めを刺すように言おうとした矢先、夜空に輝く光を見て驚く。

 

 

 

ティキ「ドキドキがやって来る!!」

 

ホテルにいたティキは何かを感じ言う。

 

 

 

サンジェルマン「くっ…統制局長 アダム・ヴァイスハウプト!どうしてここに!」

 

光を持った男性―パヴァリア光明結社の統制局長『アダム・ヴァイスハウプト』に言うサンジェルマン。

 

すると光は炎となりアダムの服を燃やしたが炎が消えると全裸で火傷一つないアダムがいた。

 

プレラーティ「何を見せてくれるワケダ!!」

 

アダム「金を錬成するんだ。決まってるだろ。錬金術師だからね。僕達は!!」

 

そう言ってアダムの持つ炎が一気に巨大化した。

 

 

 

この事態に弦十郎たちのいるところは混乱していた。

 

エルフナイン「まさか錬金術を用いて常温下での核融合を!?」

 

藤尭「新たな敵生体に加え、イガリマ、シュルシャガナはアガートラームを確認!」

 

緒川「マリアさんたちだ!!」

 

マリアたちはリンカー無しでギアを纏い、さらにイグナイトを発動させてアルカ・ノイズを倒しながら響たちの救出に出たのだ。

 

友里「リンカーを介さずの運用です!このままでは負荷に体が引き裂かれます!」

 

 

 

サンジェルマン「二人とも!局長の黄金錬成に巻き込まれる前に!」

 

サンジェルマンたちはアダムの繰り出そうとしている黄金錬成から逃れるために急いでテレポート用のジェムを出してその場から逃れた。

 

 

 

藤尭「膨張し続けるエネルギーの推定破壊力10メガトン超!!」

 

弦十郎「ツングースカ級だとぉ!?」

 

ツングース…1908年6月30日にロシア帝国領中央シベリア、エニセイ川支流のポドカメンナヤ・ツングースカ川上流(ロシア連邦クラスノヤルスク地方にあたる地方)の上空で隕石によって起こった爆発である。

 

落下した隕石が大気中で爆発したために、強烈な空振が発生し半径約30~50kmにわたって森林が炎上し、約2150平方キロメートルの範囲の樹木がなぎ倒され、1000km離れた家の窓ガラスも割れ、爆発によって生じたキノコ雲は数百km離れた場所からも目撃され、イルクーツクでは衝撃による地震が観測され、爆発から数夜に渡ってアジアおよびヨーロッパにおいても夜空は明るく輝き、ロンドンでは真夜中に人工灯火なしに新聞を読めるほどであったのだ。

 

アダムが膨張させているエネルギーはそれに匹敵しているのだ。

 

 

 

サンジェルマンたちがいなくなってマリアたちは急いで響たちを背負う。

 

マリア「ガウ、あなたもそんな奴を相手にしないで逃げなさい!」

 

ガドマと戦っていたゴジラに叫び言う。

 

ゴジラ「ゴガアァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」

 

マリアの言葉を聞いてゴジラはガドマの顔面に放射火炎を叩き込んだ。

 

ガドマ「ゴオォォォォォォォォォォォ……」

 

放射火炎を喰らいガドマは顔面を失い倒れた。

 

その隙にゴジラは離れようとしたが…。

 

ゴジラ「グルルルル……」

 

足を止めてアダムを見た。

 

ゴジラの脳内にある二つの記憶が過った。

 

一つはかつて人類が起こした悪魔の光(・・・・・・・・・・・)、そしてもう一つはアダムたちパヴァリア光明結社たちとの激闘だった。

 

ゴジラ「ゴガアァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」

 

大きく吠えながら背鰭に力を集中させる。

 

アダム「ほう、周囲の放射能だけでなく僕の黄金錬成のエネルギーを吸っているのか。シンフォギアを守るためにかそれとも思い出したのかな?この僕を!!」

 

ツングースカ級のエネルギーを地上にある風鳴機関本部に向かって投げるアダム。

 

ゴジラ「ゴガアァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」

 

同時にゴジラもエネルギーを貯めた放射火炎を放つ。

 

膨大なエネルギー同士がぶつかり合う。

 

だがアダムの方が上らしく放射火炎ごとゴジラを包み込む。

 

マリア「たとえこの身が…砕けてもぉぉぉぉぉ!!」

 

叫ぶマリアと調、切歌の姿が光の中に消えた。

 

 

 

おばあちゃん「ひぃ!!」

 

目の前で起きた大爆発を見てマリアたちが助けたおばあちゃんは目を両手で覆っていた。

 

 

 

アダム「ほう…ビタイチか!安い物だな。命の価値は…ハハハハハハハ!!」

 

手に収まっていた金の玉を見てアダムはそう言って笑った。

 

その下には巨大なクレーターが出来ていた。




おまけ

ある世界のある王国では…

ジャーファル「シーン!あなたまた裸でウロウロして!」

シンドバット「いや、俺に似てるが俺じゃないぞ!?」

ジャーファル「あんな芸当はあなたしかできません!!」

シンドバット「だから誤解だーーーーーー!!」

ヤムライハ「な、なになに?どうしたの?」

ピスティ「うんとね、王様が全裸になって女の子を襲ったんだって」

ヤムライハ「うわぁ…最低ね」

ピスティ「ねぇ~」

シンドバット「だから誤解だぁぁぁぁぁーーーーーーー!!」


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第59話 甦る記憶

響「今回は戦闘シーン無しでほぼ原作通りになります!」

響(IF)「ま、原作知ってるからいいって人は見なくていいから」

未来「ひ、響が…響が二人!?」


クリス「なにが…いったい…どうなって…」

 

翼「風鳴機関本部が…跡形もなく…」

 

風鳴機関本部があった場所は完全に跡形もなく消滅していた。

 

響「マリアさんたちとガウくんは!?」

 

マリアたちとガウを探して辺りを見回すと後ろから岩を退かして切歌、その後ろにマリアと調がいた。

 

響「切歌ちゃん!」

 

切歌「しっかりするデスよ、マリア」

 

調「マリア」

 

マリア「生き…てる?」

 

ヘリのライトを見てマリアは生きているを不思議に思っていた。

 

クリス「あとはガウの奴だな」

 

クリスが言うと近くの地面から土柱を上げ、地下からゴジラが出てきた。

 

ゴジラ「グルルルル……」

 

フラフラな上に身体中傷付き、傷口から血が流れているほどのボロボロな状態だった。

 

ゴジラ「ゴガアァァァァァァァ………」

 

横に倒れてガウに戻った。

 

響「ガウくん!」

 

ガウ「がうぅぅ……」

 

倒れ、戻ったガウに響は駆け寄り抱き上げるとガウは僅かに目を開けたが直ぐに気を失った。

 

 

 

弦十郎「敗北だ。徹底的にして完膚なきまでに…」

 

指揮所にて弦十郎は言う。

 

緒川「ついに現れたパヴァリア光明結社統制局長 アダム・ヴァイスハウプト。そして…」

 

画面にアダムの姿とサンジェルマンたちが纏っていたファウストローブが中央のモニターに映しだされた。

 

クリス「錬金術師どものファウストローブ…」

 

翼「撃ち合った瞬間にイグナイトの力を無理矢理引き剥がされたような衝撃は…」

 

エルフナイン「ラピス・フィロソフィカス…賢者の石の力だと思います」

 

響「賢者の石…確かに言っていた」

 

サンジェルマンが言っていたのを思い出す響。

 

エルフナイン「完全を追い求める錬金思想の到達点にしてその結晶体。病を初めとする不浄を正し、焼き付くす作用を持って浄化する特性にイグナイトモジュールのコアとなるダインスレイフの魔力は成す術はありませんでした」

 

翼「とどのつまりはイグナイトの天敵…この身を引き裂かんばかりの衝撃は強制解除によるもの」

 

クリス「決戦仕様であるハズがこっちのなきどころになっちまうのか」

 

響「東京に搬送されたマリアさんたちとガウくんは大丈夫でしょうか?」

 

響は友里に東京の病院に運ばれたマリアたちとガウの容態を聞く。

 

友里「精密検査の結果次第だけどマリアさんたちは奇跡的に大きなダメージは受けていないそうよ。ただガウくんは…」

 

弦十郎「マリアくんたちを逃がすためにアダム・ヴァイスハウプトのツングースカ級を抑えようとしたが力及ばず、エネルギーをまともに受けてしまったからな」

 

響「そんな…」

 

エルフナイン「大丈夫ですよ。きっとガウくんも無事です」

 

響「うん。そうだね、大丈夫…絶対」

 

エルフナインに言われて響は信じる。

 

エルフナイン(リンカーを介さないギアの運用…ましてやイグナイトによる体への負荷…殺生のバックファイアを受けてもおかしくなかったハズ、なのに…)

 

大きなダメージがなかったマリアを見てエルフナインは不思議に思っていた。

 

弦十郎「風鳴機関本部は現時点で破棄が決まった。各自、撤収準備に入ってくれ」

 

藤尭「バルベルデドキュメントが解析出来ていれば状況打開の手懸かりがあったのかな…」

 

そう呟く藤尭。

 

緒川「!」

 

緒川の懐から着信が聞こえて取り出すと表示されているのを見て驚きながらも弦十郎に近づいた。

 

緒川「司令、鎌倉より招致が掛かりました」

 

弦十郎「絞られるどころじゃ済まなさそうだ」

 

翼「………」

 

緒川と弦十郎を見て何なのか察する翼。

 

 

 

ティキ「うにゃんうにゃん♪うにゃにゃにゃん♪うにゃんうにゃんうにゃにゃんうにゃ~ん♪」

 

サンジェルマンたちの潜伏先のホテルにてティキがアダムに猫みたいに甘えていた。

 

サンジェルマン「ラピスの輝きはイグナイトの闇を圧倒…勝利は約束されていた。それを…」

 

カリオストロ「下手こいちゃうとあーしたちこんがりさくっじゅわ~だったわよ」

 

プレラーティ「しかもその上、仕留め損なっていたというワケダ」

 

カエルから送られてきている映像を見ながら言う。

 

ティキ「みんな!折角アダムが来てくれたんだよ!ギスギスするよりキラキラしようよ!」

 

「「「………」」」

 

ティキ「みんな~!」

 

アダム「どうどうティキ。だけどもっともだね、サンジェルマンたちの言い分わ。良いとこ見せようと加勢したつもりだったんだ。出てきたついでにね。でもやっぱり君たちに任せるとしよう。シンフォギアどもとゴジラの相手は…」

 

そう言ってアダムはティキを連れてどこかへ行こうとした。

 

サンジェルマン「統制局長、どちらへ?」

 

アダム「教えてくれたんだ。星の巡りを読んだティキが。ね?」

 

ティキ「うん!」

 

アダム「成功したんだろ?実験は。なら次は本格的に行こうじゃないか。神の力の具現化を」

 

サンジェルマンの方を見ながらアダムはそう言う。

 

 

 

ガウ「がう?」

 

その日、ガウは目を覚ますと見知らぬ島にいた。

 

子供ゴジラザウルス「きゃう、きゃう~!」

 

ゴジラザウルス「ゴガアァァァァァオォォォォォォォン!!」

 

鳴き声を聞いて振り向くとそこにはティラノサウルスより頭や体が一回り小さい恐竜―『ゴジラザウルス』たちの群れがあった。

 

ゴジラザウルス「グルルルル……」

 

群れのリーダーらしきゴジラザウルスが子供のゴジラザウルスの遊び相手をしていた。

 

ガウ「がう…」

 

それを見てガウは懐かしさと安心感を感じてい。

 

だがそれは直ぐに終わりを告げた。

 

数百メートル離れた海上に爆発が起き、巨大なキノコ雲が上がったかと思いきや土石流のような猛スピードで熱と爆風が島を襲った。

 

ゴジラザウルス「ゴガアァァァァァオォォォォォォォン!?」

 

熱と爆風によりゴジラザウルスたちは吹き飛ばされてしまった。

 

ガウ「!?」

 

熱と爆風が収まると島があった場所はすっかりなくなり、生命の鼓動が感じられなかった。

 

ガウ「がう…がうぅ~…」

 

この惨劇にガウは恐怖と同時に怒りが込み上げてきた。

 

ガウ「がう!?」

 

次の瞬間、ガウの目の前が真っ白になった。

 

ガウ「がう…がう?」

 

光が消えて目を開けるとガウは島ではなく見知らぬ街に立っていた。

 

建物の感じからかなり古い建造のようだった。

 

?「ゴガアァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」

 

ガウ「がう!?」

 

遠くから聞こえてきた雄叫びにガウは驚いてその場所に向かった。

 

ガウ「がう!?」

 

雄叫びが聞こえた場所に着くとそこには破壊され瓦礫の山となり、燃え盛り夜空を赤く照らし出されている街だった。

 

街のあちこちにはアンギラス、ゴモラ、レッドキング、ゴルザ、メルバ、ラドンなどの怪獣たちが闊歩していた。

 

そしてその怪獣たちの中心にいるのは…。

 

ゴジラ「ゴガアァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」

 

体型は非常にスリムかつスタイリッシュな、頭部も背びれも割りと小さめになっているがあれはまさしく…ゴジラ(ガウ自身)だった。

 

ガウ「が、がう…」

 

信じられないという表情で自身を見るガウ。

 

そこへゴジラたちから逃げている親子がいた。

 

ゴジラ「ゴガアァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」

 

親子に気付いたゴジラは背鰭を蒼白く光らせた。

 

ガウ「がう!?がうがうーーーーーーーーー!!」

 

親子を助けようと飛び出すガウだが先にゴジラの放射火炎が放たれてしまった。

 

抉られていく地面は爆発し、親子ごとあたりは消滅してしまった。

 

ガウ「が、がう…がうがあぁーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!」

 

ゴジラ「ゴガアァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」

 

ガウの叫びとゴジラの咆哮が轟いた。

 

ガウ「………」

 

叫ぶのを止めたガウの頭は混乱していたが徐々に混乱が解けてある結論が出た。

 

今までのは自分の封印されていた記憶…あの爆発で親兄弟はみんな死に、生き残った幼き自分は姿形が変わっていた。

 

そして爆発を起こしたのは人間であり、あれは人間の兵器の実験だと分かった。

 

人が人を殺すためだけに作った兵器の実験に巻き込まれ自分は居場所を…家族を失った。

 

何もしていないのに何故殺されたのか?

 

そう考えただけで人間が憎くなった。

 

幸いにしてあの爆発以来、眠って怪獣たちが目を覚ましていた。

 

自分は全ての怪獣たちの頂点に立ち、率いた。

 

そして人間たちの住む場所を襲撃した。

 

あと少しで人間を全て殺せると思ったがそこに現れたのがアダムとサンジェルマンたちパヴァリア光明結社だった。

 

アダムたちから感じられる力が驚異になると思い自分たちは戦った。

 

激しい戦いの中、自分は記憶の一部と力を封印されてしまった。

 

だが今その封印が解かれた…今再び奴らに先の戦いでのカリを返す時が来たのだとガウは思うのだった。




奏「へー、あんたアタシより小さいのにしっかりしてるだな」

コナン「同じ声なのに…」

翼「これは奏が二人いるでいいのか?」

マリア「いや、ダメでしょ!!」


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第60話 別れ

響「はあ…未来とガウくんに会いたい…」

クリス「課題が終わるまで我慢しろ」

翼「まだ終わってなかったのか…」

響(IF)「並行世界のあたしって…」

未来「ごめんね。普段はいい子なんだよ」

ガウ「がうがう」


その日の切歌と調の前にフォログラムのアルカ・ノイズが大量に現れた。

 

切歌「Zeios igalima raizen tron…」

 

ギアの起動詠唱を歌いギアを纏う。

 

2本の巨大な鎌を合体させて繰り出す『対鎌・螺Pぅn痛ェる』でアルカ・ノイズを切り刻む。

 

調(シュルシャガナの刃は全てを切り開く無限軌道!目の前の障害も…明日も!!)

 

小さい丸ノコを大量に繰り出して切り口を開き、一気に近付きスカート部分が鋸に変形し、体を回転させながら周囲の敵を切り刻む『Δ式・艶殺アクセル』を繰り出した。

 

調「くっ!」

 

だが直ぐに体に痛みが走る。

 

切歌(絶対鋭利のイガリマはその気になったら幽霊だって、神様だって真っ二つデース!!)

 

次々とアームドギアで切り刻む。

 

切歌「くぅ!」

 

だが切歌もまた調と同じく痛みが走る。

 

 

 

マリア「あの子たち、無茶を重ねて!」

 

エルフナイン「マリアさーん!」

 

知らせを聞いたマリアは通路を走っていると呼ばれて振り向くとエルフナインとクリス、響がいた。

 

クリス「もういいのか!?そっちだって大変だったんだろ!」

 

そうクリスは言うがそのまま走り続けた。

 

 

 

切歌「うわあぁぁぁぁ!!」

 

最後の1体を攻撃していた切歌だったが限界がきてギアが強制解除された。

 

調「切ちゃん!!」

 

解除された切歌を見て調は戦闘わ、止めて近寄った。

 

切歌「うぅ…」

 

調「大丈夫?」

 

ギアを解いて聞く。

 

響「調ちゃん、切歌ちゃん!」

 

そこへマリアたちが来た。

 

マリア「リンカーもないのにどうして…」

 

調「私たちがリンカーに頼らなくても戦えていたら、たんな…」

 

マリア「……」

 

クリス「だからって!」

 

調「平気。それより訓練の続行を…」

 

切歌「リンカーに頼らなくても良いように適合係数を上昇させなきゃデス」

 

響「ダメだよ、こんな無茶。一歩間違えたら死んじゃうんだよ!?」

 

調「経緯もよく分からないままに十分に適合係数をものにした響さんには分からない!」

 

切歌「いつまでもみそっかす扱いは死ななくたって死ぬほどつらくて死にそうデス!それに私たちを庇って怪我をしたガウくんに申し訳がたたないのデス…」

 

アダムの黄金錬成から負傷し、集中治療室に眠っているガウを思い起こして切歌は言う。

 

マリア「やらせてあげて」

 

響「マリアさん!?」

 

マリア「二人がやり過ぎないように私も訓練に付き合うから」

 

クリス「適合係数じゃなくて子供のバカ率を上げてどーする!!」

 

マリア「いつかきっとリンカーは完成する…」

 

エルフナイン「!」

 

マリアの一言にエルフナインはうつむく。

 

マリア「だけど、そのいつかを待ち続けるほど私たちの盤面に余裕はないわ」

 

エルフナイン「方法はあります!」

 

マリア「え?」

 

エルフナイン「リンカー完成を手繰り寄せる最後のピースを埋めるかもしれない方法が」

 

調「最後のピース…」

 

切歌「本当デスか!?」

 

エルフナイン「ウェル博士に手渡されたリンカーのレシピで唯一解析できてない部分…それはリンカーがシンフォギアを奏者の脳のどの領域に接続し負荷を抑制しているか、です。フィーネやF.I.Sの支援があったとはいえ一からリンカーを作り上げたウェル博士は色々はともかく本当に素晴らしい生化学者だったといえます」

 

マリア「素晴らしい…ゾッとしない話ね」

 

マリアの一言に確かにと全員が納得した。

 

あの変態科学者で無類の英雄マニアでもあり、菓子類しか口にしない偏食家の奴が素晴らしいみたいな綺麗な言葉は似合わないからだ。

 

響「あ、あの~、難しい話は早送りにして最後のピースの所まで飛ばしてよ」

 

エルフナイン「鍵はマリアさんの纏うアガートラームです」

 

マリア「白銀の…私のギアに?」

 

エルフナイン「特性の一つにエネルギーベクトルの制御があります…あれは脳とシンフォギアを行き来する電気信号がアガートラームの特性、そればかりかギアからの負荷をも緩和したのではないかと僕は推論します。これまでずっと任務の合間に繰り返してきた訓練によってマリアさん達の適合係数は少しずつ上昇してきました。おそらくはその結果だと思われます」

 

調「マリアの適合係数は私たちの中で一番高い数値、それが…」

 

切歌「今までの頑張り、無駄ではなかったことデスか!?」

 

エルフナイン「ええ!マリアさんの脳内に残された電気信号の痕跡を辿って行けば…」

 

マリア「リンカーが作用している場所が解明される…だけどそんなのどうやって?」

 

クリス「それこそウェルの野郎に頭下げない限りは…」

 

エルフナイン「着いてきて下さい」

 

 

 

エルフナインに言われて着いていくとそこはエルフナインの研究室で、そこにはヘッドギアのようなシステムがあった。

 

マリア「これは?」

 

エルフナイン「ウェル博士の置き土産、ダイレクトフィードバックシステムを錬金技術を応用し再現してみました。対象の脳内に電気信号化した他者の意識を割り込ませることで観測を行います」

 

クリス「つまりそいつで頭の中を覗けるってことか?」

 

エルフナイン「理論上は…ですが人の脳内は意識が複雑に入り組んだ迷宮最悪の場合観測者ごと被験者の意識は溶け合い廃人となる恐れも…」

 

マリア「やるわ。ようやくリンカー完成の目途が立ちそうなのに見逃す理由はないでしょ」

 

調「でも危険すぎる!」

 

切歌「やけっぱちのマリアデス!」

 

マリア「あなた達がそれを言う!?観測者…つまりあなたにもその危険が及ぶのね」

 

エルフナイン「それが僕にできる戦いです。僕と一緒に戦って下さいマリアさん」

 

その時、激しい爆発音が響いた。

 

クリス「なんだ!?」

 

マリア「まさか敵襲!?」

 

爆発音を聞いて驚く。

 

ゴジラ?「ゴガアァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」

 

大気を揺るがすように轟くゴジラの咆哮。

 

響「今のはガウくん!?」

 

クリス「何かあったのか!?」

 

マリア「ガウのところに急ぎましょう!」

 

ガウがいる集中治療室に向かう響たち。

 

 

 

「「「「「「!?」」」」」」

 

響たちが集中治療室に着いた時、辺りは破壊尽くされガウを治療していたであろう医者や看護師が血を流して倒れていた。

 

響「いったい誰がこんなことを…」

 

破壊尽くされた部屋に入って言う。

 

すると響に向かって何かが飛んできた。

 

響「うわわっ!?」

 

飛んできた何かを見て響は慌てて回避した。

 

飛んできたのは薬品を入った瓶で壁に当たり割れた。

 

クリス「大丈夫かよ!?」

 

響「うん。なんとか…でもいったい誰が…!?」

 

瓶が飛んできた方向を見るとそこには血まみれでこちらを睨んでいるガウがいた。

 

ガウ「………」

 

響「が、ガウ…くん?」

 

自分たちを睨むガウを見る。

 

するとガウは息を思いっきり吸い…

 

ガウ「ゴガアァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」

 

ゴジラの時の咆哮を上げた。

 

咆哮により窓や集中治療室に張られたガラスが破壊された。

 

アンギラス「ガアァァァァァァァァァァァァァァン!!」

 

咆哮が轟いてアンギラスが地底から出現した。

 

ガウ「……」

 

アンギラスが現れたのを確認したガウは窓に向かって歩きだした。

 

響「ま、待って、ガウ…」

 

ガウを止めようと伸ばした手をガウは尻尾で弾いた。

 

ガウ「グルルルル……」

 

尻尾で弾かれたことを驚く響にガウは喉を鳴らして威嚇した。

 

そしてガウは響たちを一瞥すると窓からアンギラスの背に飛び乗った。

 

アンギラス「ガアァァァァァァァァァァァァァァン!!」

 

ガウが乗ったのを確認したアンギラスは地面を堀始め、地中に姿を消した。

 

響「ガウくん…なんで…」

 

今までのガウとは明らかに違うことに響は呆然としていた。

 

 

 

時間は少々遡り弦十郎と翼は翼の父親にして、風鳴弦十郎の兄でもある日本の安全保障を影から支える内閣情報官『風鳴 八紘』と共に鎌倉のある屋敷に来ていた。

 

弦十郎と八紘は広間のような場所にてある人物と面会し、翼は外の縁側にてその人物が出入りする襖を開けるために待機していた。

 

訃堂「…して夷狄により蹂躙を許したと?」

 

日本国家を裏から支える風鳴の一族の長にして、第二次大戦中の諜報機関である風鳴機関を前身とする特異災害対策機動部二課の初代司令官にして翼の祖父にして、八紘と弦十郎の父でもある『風鳴 訃堂』は松代のことを聞く。

 

八紘「結果松代の風鳴機関本部は壊滅。大戦時より所蔵してきた機密のほとんどを失うこととなりました」

 

弦十郎「外患の誘致で討ち退かすことかなわなかったのはこちらの落ち度に他ならず、全くもって申し開き…」

 

訃堂「聞くに堪えん!」

 

二人の話を最後まで聞かず訃堂は立ち上がった。

 

訃堂「わかっておろうな?」

 

八紘「国土防衛に関する例の法案の採決を急がせます」

 

訃堂「有事に手ぬるい!即時施行せい!それと例の兵器はどうなっておる?」

 

八紘「すでに完成していると聞き及んでおります」

 

訃堂「そうか。ならばわかっておろうな?」

 

八紘「………はい。次に怪獣が現れたら即時動けるようにします」

 

八紘が言うと訃堂の前の襖を翼が開けた。

 

訃堂「まるで不肖の防人よ。風鳴の血が流れておきながら嘆かわしい」

 

翼を見て言う訃堂。

 

翼「我らを防人たらしめるは血にあらず。その心意気だと信じております」

 

訃堂「フン…」

 

翼の言葉を聞いて訃堂はくだらないと言う風な反応をすると歩き始めた。

 

 

 

弦十郎「八紘兄貴、親父が言っていた例の兵器ってのは?」

 

八紘「いくら弦でも言えない。内閣及び防衛省の極秘事項だからな」

 

弦十郎「そうか」

 

訃堂が言っていた例の兵器とやらを聞こうとした弦十郎だが聞けず、引き下がった時だった弦十郎の通信端末から呼び出し音がした。

 

弦十郎「どうした?なに、ガウが!?分かった、直ぐに戻る!」

 

八紘「なにかあったのか?」

 

弦十郎「ちょっとしたトラブルだ。直ぐに戻らないといけなくなった。じゃあな八紘兄貴」

 

弦十郎はそう言って歩き始めた。

 

八紘「…………」

 

そんな弦十郎の後ろ姿を八紘はいろいろ思い詰めた顔をして見送るのだった。




未来「ひ、響ー!大変だよー!」

響「ど、どうしたの未来!?」

未来「作者が長編ネタやるって!」

響「ふえ!?それって本当!?」

未来「うん!」

響「いったいどんなの!?」

未来「まだ分かんない…」

響「あーん、それじゃあ気になっちゃって課題が…」

未来「課題は関係ないよね?」

響「は、はい…」


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第61話 進撃

響(IF)(この人…)

零(こいつ…)

((なんだか話せば気が合いそう…))


ガウがアンギラスと共にいなくなった翌日、響、クリス、切歌、調、未来は屋台のある場所に来ていた。

 

調「切ちゃん心配なのはわかるけど…」

 

切歌「わかってるです!すべてはわかった上での決断なのです!」

 

一つのクレープを前にして言う切歌は一口食べた。

 

辛味とチョコの甘味、さらにクリームの甘味が口にくる。

 

切歌「~~~~~!!?」

 

なんとも言えない味に切歌は悶絶する。

 

調「チョコ明太子味なんて大冒険するから…」

 

クリス「あたしの奢りを残すなよ常識人」

 

そう言いながらクリスも同じのを買っており食べた。

 

クリス「うまいじゃねぇか」

 

切歌とは対照的に評価するクリス。

 

調「これは願掛けなんデス!全部食べられたらマリアとエルフナインの挑戦はきっとうまくいくのデス!それに…ガウくんも帰ってくるデス!」

 

どういう願掛けなのかと正直ツッコミたいのだが切歌なりの願掛けだから誰も何も言わなかった。

 

マリアとエルフナインは今、あの変態科学者の置き土産であるダイレクトフィードバックシステムを使用してマリアの脳内に残された電気信号の痕跡を辿っているのだ。

 

響「……」

 

ボーっとしている響。

 

まだガウのことを気にしているようだ。

 

未来「響…ねぇ、響」

 

響「ふえ…何?」

 

未来に呼ばれて反応する響。

 

未来「アイス、溶けちゃってるよけど」

 

響「え?わ~!」

 

未来に言われて溶けているアイスを指摘されて響は慌てて溶けているところを舐めた。

 

未来「隣で話を聞いたり溶けたアイスを拭うぐらいはしてあげる。だから何かある時は頼ってよね」

 

少し響の頬に付いたアイスを拭う未来はそう言う。

 

響「ありがと未来。やっぱり未来は私のひだまりだ」

 

未来に言われて響は言う。

 

ふと大型モニターを見るとそこにはバルベルデで出会った少年、ステファンが映っていた。

 

どうやら最新式の義足を取り付ける手術のために来日したようだ。

 

響「よかったねあの子。またサッカーできるようになるんだね」

 

クリス「だといいんだけどな…」

 

ニュースを見て言った響にクリスは言う。

 

クリス「悩んで下した決断がいつも正しいわけじゃない。それどころか初めから正解がないなんてこともザラにある…」

 

自身がまだステファンの足を吹き飛ばしたことを気にしているように言う。

 

 

 

ガウ「グルルルル……ゴガアァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」

 

アンギラスと共に姿を消したガウはある島にて咆哮を上げた。

 

ラドン「ギャオォォォォォォォォォォォォォォォォォン!!」

 

?「ギイィィィィィィヤオォォォォォォォン!!」

 

?「グオォォォォウオォォォォォォォォォォォ!!」

 

すると上空から現れたラドンの他に岩壁が崩れて2匹の怪獣が姿を現した。

 

全身をマシュマロのような物体でおおわれている姿をした怪獣―『音波怪獣 シュガロン』と虎に近い姿をして鬣のような長い髪を持ち、銀色の目をした二足歩行の怪獣―『アルテスタイガー怪獣 イザク』だ。

 

ラドン「ギャオォォォォォォォォォォォォォォォォォン!!」

 

シュガロン「ギイィィィィィヤオォォォォォォォォォン!!」

 

イザク「グオォォォォウオォォォォォォォォォォォ!!」

 

ラドンは近くの岩山に着地し、岩壁から現れたシュガロンとイザクはガウの前まで歩み寄った。

 

ガウ「グルルルル……」

 

ラドンとシュガロンとイザクを見てガウは振り向きある方向を見た。

 

その方向は東京湾のある方角だった。

 

ガウ「ゴガアァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」

 

ゴジラ「ゴガアァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」

 

ゴジラとなって海に潜り進撃を開始した。

 

ラドン「ギャオォォォォォォォォォォォォォォォォォン!!」

 

シュガロン「ギイィィィィィヤオォォォォォォォォォン!!」

 

イザク「グオォォォォウオォォォォォォォォォォォ!!」

 

ラドンとシュガロンとイザクの3体も空を飛び、地中に潜りゴジラのあとに続いた。

 

 

 

ガウがラドンとシュガロンとイザクの3体を呼び出した時のS.O.N.G.本部では…。

 

藤尭「東京湾にアルカ・ノイズ反応!」

 

中央のモニターに東京湾上空に浮く八首の巨大なアルカ・ノイズが映った。

 

緒川「空間を切り取るタイプに続き、またしても新たな形状。しかもかなり巨大なタイプのようです」

 

モニターに映った八首のアルカ・ノイズを見て緒川は言う。

 

翼「罷り通らせるわけには…行きます!」

 

出撃する翼。

 

 

 

東京湾上空に浮く八首のアルカ・ノイズのさらに上空に透明化したバルベルデの時に響たちが落とした巨大戦艦がいた。

 

カリオストロ「オペラハウスにはティキ以外にも面白そうなのがゴロゴロ眠っていたのよね~」

 

プレラーティ「勿体ぶってなどいられないワケダ」

 

サンジェルマン「そう、我らパヴァリア光明結社は神の力を持ってして世の理をあるべき形に修正する」

 

響『それが誰かのためなら…私たち…きっと手を取り合える…』

 

サンジェルマン「大義は…いや、正義は我らにこそある。行く道を振り返るものか、例え一人で駆けたとしても…」

 

風鳴機関本部での響の言葉を思い出して言うサンジェルマン。

 

プレラーティ「一人じゃない…一人になんかさせないワケダ」

 

カリオストロ「サンジェルマンのおかげであーしたちはここにいる。どこだって3人でよ」

 

サンジェルマン「ふっ…」

 

二人に言われてサンジェルマンは頼もしく思い笑った。

 

 

 

響「分かりました!ヘリの降下地点に向かいます!」

 

クリス「モタモタは後回しだ!行くぞ!」

 

弦十郎たちからの知らせを聞いてクリスは向かう。

 

調「私たちは本部に!」

 

切歌「はむ。ふぁりあたひのようふがふぃになるレフ(マリアたちのようすが気になるデス)!」

 

チョコ明太子味を一気に食べて切歌と調は向かう。

 

響「未来も学校のシェルターに避難してて!」

 

響も未来にそう言ってヘリの降下地点に向かおうとする。

 

未来「響!」

 

未来に呼ばれて響は立ち止まった。

 

響「誰だって譲れない思いを抱えてる。だからって勝てない理由になんてならない」

 

未来「勝たなくてもいいよ。だけど絶対に負けないで」

 

未来に言われて響は目に涙を浮かべたが直ぐに拭った。

 

響「私の胸には歌がある!」

 

未来「うん」

 

元気になった響は駆けていく。




クリス「なんだよ、今回の前書き!?」

響「なんか作者さんの考えたキャラクターとIFの私の境遇が似てるって」

翼「確かに二人とも長い間立花のいう日だまりがなかったからな」

クリス「それはどうでもいいんだよ!」


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

番外編 ガウといろいろな人(翼編)

響「今回は翼さんですね!」

クリス「あの汚部屋にガウを預けて大丈夫か?」

翼「大丈夫だ。私を信用しろ」

マリア「とか言って3日も持たなかったのは誰かしら?」

翼「ぐっ…」


その日のガウは翼の家にてアルバムを見ていた。

 

ガウ「がう~!」

 

ちょうどツヴァイウィングのところでガウは奏がいることに反応していた。

 

奏は何十年も昔にあって以来だったからだ。

 

翼「今帰ったぞ…何を見ている?」

 

そこへ翼が帰って来てガウに聞いてきた。

 

ガウ「がう、がうがう~」

 

聞かれたガウは奏の写真を見せた。

 

翼「これは奏の…まさか奏とあったことがあるのか?」

 

ガウ「がう~♪」

 

頷くガウ。

 

翼「そうか…なあ、ガウ」

 

ガウ「がう?」

 

翼「少し私に付き合ってくれないか?」

 

ガウ「がう」

 

よく分からないままガウは翼とともに外へ出た。

 

 

 

ガウを連れて翼が来たのは墓地の一角であった。

 

翼「着いたぞ」

 

ガウ「がう?」

 

着いたと言われてガウが見たのは『天羽家之墓』と彫られた墓石だった。

 

ガウ「がう…がう」

 

字は読めないがこの墓が誰のなのか察したガウは翼を見た。

 

翼「あぁ。奏の墓だ」

 

ガウ「がうー…」

 

やっぱりという表情でガウは墓に近寄った。

 

ガウ「がう…」

 

屈んで両手を合わせるガウ。

 

翼「……」

 

翼もまたガウの隣に行き屈んで合掌した。

 

翼(奏…奏が前に話していたノイズに襲われた時に助けてくれた小さくて頼もしい少年というのはガウのことだったんだな。私たちもガウに助けられている…不思議だな、ガウは私たち装者と何かしらの運命の糸で繋がっているのかもしれないな…)

 

昔のことを思い出していた翼はそう思っていた。

 

翼「さ、そろそろ行くか」

 

ガウ「がう…がう、がうがう」

 

行こうといわれてガウは立ち上がるが翼を止めて着ているパーカーのポケットからデジタルカメラを出して差し出した。

 

翼「もしかして撮りたいのか?」

 

ガウ「がう!」

 

差し出されたデジタルカメラを見て聞いてきた翼にガウは頷いた。

 

翼「そうか。なら撮るか」

 

デジタルカメラを受け取った翼は起動させた。

 

翼「それじゃ撮る…て何している?」

 

ガウにデジタルカメラを向けるとガウは翼に引っ付いた。

 

ガウ「がう?」

 

まだ撮らないのと言う風な表情をするガウ。

 

翼「もしかして一緒に撮りたいのか?」

 

ガウ「がう~」

 

翼に言われてガウは頷いた。

 

翼「ならば…」

 

ガウの意図を察した翼はガウを抱き上げ、カメラを高く上げた。

 

翼「撮るぞ」

 

ガウ「がう」

 

シャッターをきる翼。

 

翼「さて行くか」

 

撮り終わってガウを下した翼は言う。

 

ガウ「がう」

 

翼に言われたガウは頷いて翼とともに歩き始めた。

 

奏『ありがとな、翼。ガウに会わせてくれて』

 

翼「奏!?」

 

奏の声が聞こえたと思い振り向く翼。

 

翼「気のせいか…!」

 

気のせいと思っていたがガウと一緒に撮ったカメラを見るとそこにはガウと自分、そして半透明であったが奏の姿が写っていた。

 

翼「奏…」

 

これを見て翼の目に涙が浮かび上がった。

 

ガウ「がう。がう~♪」

 

ガウも聞こえていたのか泣きそうになっていた翼に笑いかけた。

 

翼「そうだな。泣いていたら奏にまた泣き虫と言われてしまうな」

 

涙を拭って翼は言うのだった。

 

ガウも翼が奏を大切にしていることがよく分かったし、奏に出会ったことで翼や響たちに出会えた、こんな楽しく明るい日々が続くことを願っていた。




響「ってこれほとんど奏さんがメインじゃん!!」

クリス「どーなってんだよ!?」

エルフナイン「あの、作者さんから手紙が…」

翼の汚部屋話し書きたかったが思いつかなかった。メンゴby作者

翼「だからって私がサブみたいな扱い…」

マリア「仕方ないわよ…」


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第62話 本性

リオ「大変だよコロナ!異世界のゲームにゴライアスが…」

コロナ「え!?ゴライアスが!?どこに!?」

リオ「これ!」←XDに出ている『完全聖遺物 ゴライアス』を見せる

コロナ「リオ…これ…名前似てるけどみためゴ○ラだよ…」

リオ「えぇ!?」


サンジェルマン「人類がこの星の完全なる霊長となるためには支配される存在であってはならない。完全を希求する錬金の理念…シンフォギアなどに阻まれるわけにはいかない。もちろんゴジラたち怪獣たちにも」

 

大量の小型アルカ・ノイズたちを見て言うとS.O.N.G.のヘリが来た。

 

響「Balwisyall Nescell gungnir tron…」

 

ギアの起動詠唱を歌いギアを纏うとクリスのロケットに乗りアルカ・ノイズたちに向かっていく。

 

翼「気になるのは錬金術師たちの出方だ。抜剣を控え、イグナイト無しで迎え撃つぞ」

 

クリス「なんのつもりか知らねーが…!?」

 

クリスが口火を切ろうとした時だったアルカ・ノイズの真下から蒼白い火炎が吹き上がり空中型のアルカ・ノイズを一掃した。

 

響「い、今のは…」

 

蒼白い火炎を見て思い当たる部分がある響…いや、響だけでなく翼やクリス、モニターで現場を見ていた弦十郎たちも同じだった。

 

ゴジラ「ゴガアァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」

 

海面が盛り上がりゴジラがその姿を現した。

 

だがその姿は体型は非常にスリムかつスタイリッシュな体型になっていて、頭部も背びれも割りと小さめになっていた。

 

サンジェルマン「あの姿は!?」

 

カリオストロ「もしかして完全に記憶を取り戻したのかしら!?」

 

プレラーティ「アダムの攻撃がきっかけになったワケダ」

 

ゴジラの姿を見て驚く。

 

ゴジラ「グルルルル……」

 

空にいたアルカ・ノイズを全滅させたゴジラは地上にいるアルカ・ノイズを見た。

 

響「地上は私たちに…」

 

地上に向かおうとした時だった。

 

ゴジラ「ゴガアァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」

 

背鰭を蒼白く光らせたゴジラは放射火炎を放った。

 

放射火炎を受けてアルカ・ノイズは消滅した、だがゴジラの放った放射火炎は湾にあったバイパスや建造物をも破壊した。

 

翼・クリス「「なっ!?」」

 

響「え…」

 

これを見て響たちは驚く。

 

今までのゴジラなら町に被害がでないように最低限の威力に留めてくれていたハズが今のは完全にアルカ・ノイズごと建物を破壊したのだ。

 

ゴジラ「ゴガアァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」

 

雄叫びを上げるゴジラ。

 

響「なんで…なんで、ガウくん!!」

 

ゴジラ「グルルルル……」

 

響の声に反応し振り向くゴジラ。

 

そして背鰭を蒼白く光らせ、響たちに向かってゴジラは放射火炎を放った。

 

クリス「やべぇ!!」

 

慌てて回避する響たち。

 

ゴジラの放った放射火炎はそのまま八首アルカ・ノイズに命中した。

 

八首アルカ・ノイズ「ギャシャアァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」

 

ゴジラの放射火炎を受けて八首アルカ・ノイズは3つに別れて悲鳴に近い声を上げた。

 

だが傷部分から再生し、三つ首を持った2体と双頭を持った1体の計3体になった。

 

ゴジラ「ゴガアァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」

 

アルカ・ノイズが3体に分裂するとゴジラが雄叫びを上げる。

 

ラドン「ギャオォォォォォォォォォォォォォォォォォン!!」

 

シュガロン「ギイィィィィィヤオォォォォォォォォォン!!」

 

イザク「グオォォォォウオォォォォォォォォォォォ!!」

 

ゴジラの雄叫びを聞いて地底からシュガロン、イザクの2体、上空からラドンが姿を現し三方向に移動を開始したアルカ・ノイズを追い始めた。

 

 

 

藤尭「分裂した巨大アルカノイズ、個別に活動を開始しました!総数3!さらに新たに怪獣が3体出現、個別に移動しているアルカ・ノイズを追撃しています!!」

 

緒川「ガウくんがこんな戦い方をするなんて…」

 

地上にいたアルカ・ノイズごと建物を破壊したゴジラを見て言う。

 

弦十郎「何があったんだ。ガウ」

 

友里「司令!防衛省より入電!装者を現場から撤収させてほしいと」

 

弦十郎「なに!?どう言うことだ!?」

 

藤尭「無理だ!相手がアルカ・ノイズでは自衛隊の装備品じゃ足止めだってままならない…」

 

友里「それが新兵器を投入するとのことで…」

 

弦十郎「新兵器だと?……まさか!?」

 

新兵器と聞いて弦十郎の中にあることが過った。

 

 

 

カリオストロ「あらあら…完全に本性丸出しね」

 

プレラーティ「完全に記憶を取り戻したワケダ」

 

サンジェルマン「人類が悪魔の光で生み出した最凶にして生物の災厄、怪獣王 ゴジラ…」

 

『怪獣王』としてのゴジラを見て言うカリオストロ、プレラーティ、サンジェルマンたち。

 

 

 

響「ガウくん、なんでこんなことするの!?」

 

クリス「お前、こんな無茶苦茶な戦いかたしなかっただろ!!」

 

翼「一体何があったと言うんだ、ガウ!!」

 

それぞれガウに叫ぶ。

 

だがゴジラは3人のことなど意に返さず上陸した。

 

ゴジラ「ゴガアァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」

 

上陸するなりゴジラは放射火炎を放ち建物を破壊し始めた。

 

響「やめてガウくん!!」

 

叫ぶ響だがゴジラは無視して建物を破壊する。

 

クリス「やめろって言ってんだろうがっ!!」

 

大型ミサイル2機を展開し発射する『MEGA DETH FUGA』をゴジラに向かって放つ。

 

ゴジラ「グルルルル……ゴガアァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」

 

ミサイルを受けたゴジラは振り向いて雄叫びを上げると背中を蒼白く光らせ放射火炎をクリスに向かって放った。

 

クリス「な…」

 

放射火炎の熱線に飲み込まれるクリス。

 

熱線を受けてクリスの乗っていたロケットは爆発、クリスは海に落下してしまった。

 

翼「雪音!?」

 

響「クリスちゃん!?」

 

放射火炎の直撃を受けたクリスを呼ぶ二人。

 

ゴジラ「ゴガアァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」

 

クリスを倒したゴジラは向き直って進撃を再開しようとした時だった。

 

ゴジラの前に装軌式の牽引車で構成されたパラボラ型の照射装置を搭載する装輪式の車と車体に8輪駆動8輪操舵のタイヤを装備した完全自走式の装輪戦車で亀を思わせる外観の大きな砲塔上部にメーサー光線を照射するパラボラ型砲身を搭載している車―『66式メーサー殺獣光線車』と『92式メーサー戦車』のメーサー車が複数展開していた。




ヴィヴィオ「ゴライアスがゲームに登場ですか~」

アインハルト「コロナさん自身の出演もあるかもしれませんね」

コロナ「無いですよ!」


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第63話 MOGERA

調「今回はゴジラシリーズのロボットが出ますよ」

切歌「って調、もう題名で出てるデス」

調「……………………では本編をどうぞ」

切歌「まさかのスルーデスか!?」


響「あれはいったい…」

 

海に落ちたクリスを引き上げながら66式メーサー殺獣光線車と92式メーサー戦車を見る響と翼。

 

因みにクリスはギアのおかげでたいしたダメージや傷は無かった。

 

弦十郎『3人とも聞こえるか?』

 

そこへ弦十郎から連絡が入った。

 

弦十郎『お前たち3人はアルカ・ノイズを追え!』

 

響「で、でも師匠!ガウくんはどう…」

 

弦十郎『今は自衛隊に任せるんだ』

 

そう言って弦十郎は連絡を切った。

 

響「ガウくん……」

 

メーサー部隊に行く手を阻まれたゴジラを見る響だが直ぐにアルカ・ノイズの方に向かった。

 

 

 

「ゴジラ確認!」

 

「メーサー部隊、一斉攻撃!!」

 

一番後方にいた指揮車両からの指示を聞いてメーサー部隊が一斉に攻撃を開始した。

 

ゴジラ「ゴガアァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!?」

 

メーサー部隊の攻撃を受けてゴジラは後退する。

 

ゴジラ「グルルルル……」

 

背鰭を蒼白く光らせ放射火炎を放とうとエネルギーをチャージするゴジラ。

 

ゴジラ「ゴガアァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!?」

 

チャージし終わり放とうと踏み出した瞬間、ゴジラの足元が崩落した。

 

崩落が突然だったためにゴジラは転倒してしまい放射火炎は不発に終わった。

 

ゴジラが転倒して地面から1両のドリルを装備した戦車が現れた。

 

ゴジラ「ゴガアァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」

 

直ぐに立ち上がったゴジラは放射火炎を放とうとする。

 

だがそこへゴジラの後頭部に向かってエネルギー弾を当てる機体があった。

 

ジェット機にも似た機体で放射火炎を放つのを防ぐとゴジラの横を悠然と飛行した。

 

ジェット機がゴジラの横を過ぎたとき戦車が浮上した。

 

戦車とジェット機が同じ高さに一列になると合体した。

 

ジェット機は翼部分を収納し左右に分離して下半身に、戦車は中央のドリルを格納すると左右のドリルに似た部分が腕となって直立して着地して首部分からモグラに似た顔が出てきた。

 

2足歩行のモグラの怪獣に似たロボット『Mobile Operation Godzilla Expert Robot Aero-type』通称『MOGERA』の登場であった。

 

ゴジラ「ゴガアァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」

 

MOGERAの登場にゴジラはあまり驚きはせずに咆哮を上げて威嚇した。

 

威嚇するゴジラにMOGERAは頭部の目にあたる位置から発射されるレーザー『プラズマレーザーキャノン』を発射した。

 

同時にメーサー部隊も攻撃を加える。

 

ゴジラ「ゴガアァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」

 

プラズマレーザーキャノンとメーサー攻撃にゴジラは多少後ずさりするもすぐに背鰭を光らせて放射火炎を放った。

 

しかしMOGERAの装甲『合成ブルーダイヤコーティング装甲』により弾き返されてしまった。

 

ゴジラ「ゴガアァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」

 

放射火炎を弾かれてゴジラはついに東京湾の海に戻されてしまった。

 

 

 

藤尭「なんて兵器だ…」

 

MOGERAと66式メーサー殺獣光線車と92式メーサー戦車の威力に驚愕する。

 

緒川「このような兵器を製作していたなんて…」

 

弦十郎「あぁ。だがあの兵器はまるでガウ…いや、ゴジラと怪獣たちを倒す目的で作られているハズだ」

 

奥歯を噛みしめて鎌倉で聞いた八紘と訃堂の話の内容の意図を察する弦十郎。

 

藤尭「司令!大変です!地底と海底から東京湾に向かってくる新たな生命体反応を検知!」

 

弦十郎「なんだとぉ!?」

 

 

 

ゴジラ「ゴガアァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」

 

海に押し戻されたゴジラは海面に顔を出した。

 

ゴジラを上陸させまいとMOGERAとメーサー部隊が接近する。

 

その時だった。

 

メーサー部隊の真下から溶岩が噴出して部隊の半数を撃破した。

 

さらにゴジラの真横から青い光線が飛んできてMOGERAを直撃した。

 

光線を受けてMOGERAは後退する。

 

光線が当たった個所は凍り付いていた。

 

?「ゴルギシャアァァァオォォォォォォォォォォォォォォォォォ!!」

 

?「キイシャアァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」

 

溶岩が出た地面から鉱物の様な身体を持ち、背中にあるマグマコアを背負った竜にも似た外見をした4足歩行の怪獣―『溶岩怪獣 グランゴン』とゴジラの真横からは青白いごつごつした肌をしており、頭の左右の横に伸びた角で正面から見ればシュモクザメに似た外見をした二足歩行の怪獣―グランゴンと対極な存在である『冷凍怪獣 ラゴラス』だ。

 

グランゴン「ゴルギシャアァァァオォォォォォォォォォォォォォォォォォ!!」

 

ラゴラス「キイシャアァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」

 

グランゴンとラゴラスは咆哮を上げるとMOGERAに向かっていく。

 

機体腕部のドリルが上下に開き、中からミサイル『スパイラルグレネードミサイル』を発射しグランゴンとラゴラスの2体の接近を阻もうとする。

 

グランゴン「ゴルギシャアァァァオォォォォォォォォォォォォォォォォォ!!」

 

ラゴラス「キイシャアァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」

 

スパイラルグレネードミサイルに対抗するようにグランゴンは口から火炎弾、ラゴラスは口から冷凍光線を発射した。

 

火炎弾と冷凍光線はスパイラルグレネードミサイルを破壊してMOGERAの両腕が完全に破壊した。

 

両腕を喪い後退するMOGERA。

 

ゴジラ「ゴガアァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」

 

そこへ再上陸してゴジラが放射火炎を放った。

 

MOGERAは合成ブルーダイヤコーティング装甲があるから弾き返せると思い真っ向から受け止める姿勢に出るがゴジラの放った放射火炎を弾きかえせれず逆にボディを貫通した。

 

ゴジラが狙ったのはラゴラスの冷凍光線により脆くなったMOGERAの装甲だったのだ。

 

脆くなった装甲を貫かれてMOGERAはバチバチと火花を散らして動かなくなった。

 

ゴジラ「ゴガアァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」

 

動かなくなったMOGERAをゴジラは尻尾を振り回して当てて東京湾の海底に沈めた。

 

ゴジラ「ゴガアァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」

 

グランゴン「ゴルギシャアァァァオォォォォォォォォォォォォォォォォォ!!」

 

ラゴラス「キイシャアァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」

 

MOGERAを倒して咆哮を上げるゴジラ、グランゴン、ラゴラスの3体だった。




カリオストロ「あら?サンジェルマンはどこ?」

プレラーティ「異世界の弟に会いに行ったワケダ」

カリオストロ「異世界の弟?」


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第64話 怪獣VSアルカ・ノイズ

奏「そう言えばセレナはいつでるんだ?」

セレナ「それが作者さんかなり悩まれてるようで頭がパンクしています」

奏「そりゃあ、まずいな」

セレナ「はい…」


ヒオ「マナ!」

 

慌てた様子でヒオが来た。

 

マナ「どうしたの、ヒオ?」

 

ヒオ「ゴジラが…ゴジラが怪獣たちを率いて町を破壊してる!」

 

マナ「え!?」

 

ヒオの言葉にマナは驚く。

 

ヒオ「今ゴジラは怪獣たちを率いて東京湾を破壊しながらパヴァリア光明結社を探しているわ!」

 

マナ「ゴジラの記憶が戻ったの?」

 

ヒオ「可能性が高いわ」

 

マナ「でもモスラは…」

 

モスラを見るマナ。

 

モスラ「キュオォォォォォォォォォォォォォォ………」

 

モスラは鳴くがその動きは弱々しくなっていた。

 

ヒオ「モスラ…」

 

弱々しくなっているモスラを見てヒオは困り果てていた。

 

ヒオ「どうしよう…こうしている間にも人々が…」

 

マナ「………」

 

ゴジラにより命を奪われていく人々を思う二人だが弱っているモスラではどうしようもない。

 

すると…。

 

モスラ「キュオォォォォォーーーーーーーーーー!!」

 

モスラは大きく鳴いて羽を広げた。

 

マナ「モスラ!?」

 

ヒオ「まさか戦うつもりなの!?」

 

羽を広げて鳴いたモスラの意図を察してマナとヒオは驚く。

 

モスラ「キュオォォォォォーーーーーーーーーー!!」

 

羽を羽ばたかせて飛翔するモスラ。

 

ヒオ「ダメよモスラ!あなたはもう…」

 

モスラを制止しようとしたヒオをマナは止めた。

 

マナ「モスラの決意は固いわ」

 

飛翔するモスラを見て言うマナ。

 

マナ「たぶんこれがモスラの最期の戦いになるわ…」

 

ヒオ「じゃあモスラはあの子に全てを託したのね…」

 

飛び立ったモスラを見たマナとヒオはモスラがいた場所を見たそこには巨大な卵が1つあった。

 

 

 

イザク「グオォォォォウオォォォォォォォォォォォ!!」

 

双頭のアルカ・ノイズを追撃していたイザクは石油コンビナートにて追い付き口から火炎放射を放ってコンビナートを破壊しながらアルカ・ノイズを追いたてていた。

 

翼「なんてこと…」

 

コンビナートを破壊しながらアルカ・ノイズを追いたてるイザクを見て翼は言葉を失った。

 

イザクの火炎放射により引火した石油により辺りは火の海と化していた。

 

翼「これ以上は被害を出すわけにはいかない!!」

 

アームドギアを巨大化させて『蒼ノ一閃』をアルカ・ノイズに向かって繰り出す。

 

イザク「グルルルル……」

 

翼を見たイザクは動きを止めた。

 

蒼ノ一閃を喰らってアルカ・ノイズは縦に斬られるがすぐに再生した。

 

翼「やはりさらなる分裂!」

 

再生もとい分裂したアルカ・ノイズを見て言う。

 

 

 

ラドン「ギャオォォォォォォォォォォォォォォォォォン!!」

 

三又の1体を追撃していたラドンは高速道路の上空にて高速移動しながら突進を繰り返し喰らわせていた。

 

その都度起きたソニックブームで道路を破壊している。

 

クリス「ガウの奴といい、コイツといい…滅茶苦茶な戦いをすんじゃねーよ!!」

 

『MEGA DETH PARTY』を繰り出しすクリス。

 

ラドン「クルルルル……」

 

ラドンもイザク同様にクリスを見て上昇して空中を旋回した。

 

MEGA DETH PARTYにより三又の真ん中の首が消滅したのだが残りの首は傷口から体を再生…もとい分裂した。

 

クリス「やっぱし分裂するのかよ!!」

 

毒づくクリスだが残って2体に分裂したのが口からレーザーを発射した。

 

クリス「ちっ!」

 

走り出してレーザーを回避するが爆発と爆風に巻き込まれてしまった。

 

クリス「どこまで頑張らせるつもりだ…」

 

上に乗っかった看板を退かしながら言うクリス。

 

 

 

シュガロン「ギイィィィィィヤオォォォォォォォォォン!!」

 

もう1体の三又のアルカ・ノイズ追っていたシュガロンは空港にて戦おうとしていた。

 

足元には航空機から降りてきた人々がいた。

 

対して三又のアルカ・ノイズは口から薄い紫色のような液体を吐き出した。

 

水溜まりのように地面に広がった液体から小型のアルカ・ノイズが大量に現れた。

 

シュガロン「ギイィィィィィヤオォォォォォォォォォン!!」

 

大量に現れた小型のアルカ・ノイズを見たシュガロンは口から火炎弾を出してきた。

 

その射線上には逃げていない人々がいた。

 

「うわあぁぁぁぁぁぁぁ……」

 

「きゃあぁぁぁぁぁぁぁ……」

 

シュガロンの火炎弾はアルカ・ノイズを消滅させたが人々をも焼き払った。

 

響「これ以上みんなを巻き込むわけには…」

 

人々ごとアルカ・ノイズを消滅させるシュガロンを見て響は跳躍した。

 

シュガロン「ガルルルル……」

 

跳躍した響を見てシュガロンはその場から少し離れた。

 

響「はあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

 

跳躍した響はブーストして一気に三又のアルカ・ノイズに接近して真ん中の頭を殴った。

 

殴られた頭は消滅するが途中で自切して首だけで響を殴り、地面に叩きつけた。

 

響「くっ…」

 

地面に叩きつけた響だが直ぐに立ち上がった。

 

残った首は口から小型のアルカ・ノイズが現れた液体を吐き出して無数のアルカ・ノイズを出現させた。

 

響「キリがない!!」

 

無限に近く小型のアルカ・ノイズを出してきたアルカ・ノイズを見て言うのだった。




響「終わった~」

未来「やっと終わらせられたね」

響「本当に終わるなんて思わなかったよ~」

未来「そうだね」

クリス「やっと課題がおわ…」

「「XDのイベントクエスト全制覇、お疲れ~」」

クリス「そっちかよ!?」


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

特別篇 9月13日は響の日&全員集合!!

未来「響、お誕生日…」

 

「「「「「「「「「「「おめでとう!/ございます!/デース!/がうがう~!」」」」」」」」」」」

 

クラッカーの音ともにみんなで祝いの言葉を言う。

 

響「未来、師匠、みんな…ありがとう!」

 

未来「良かったね、夏休みの課題が誕生日前には終わらせられて」

 

響「あははは…なんとかね」

 

弦十郎「だが次からはちゃんと計画的にするんだぞ?」

 

響「は、はい…」

 

弦十郎に言われてしょげる響。

 

クリス「そー言えば今回は作者がなんかサプライズを用意してるって聞いたけど…なんなんだ?」

 

クリスがそう聞いた時だった。

 

ダイゴ「よう、響!祝いに来たぜ!」

 

響「だ、ダイゴさん!?」

 

いきなり現れた青年―かつて響たちがギャラルホルンで向かった世界を守る強き竜の者たち『獣電戦隊 キョウリュウジャー』の一人である『牙の勇者 キョウリュウレッド』にして『キング』と呼ばれている『桐生 ダイゴ』の登場に驚く。

 

?「俺たちもいるぜ」

 

声の方を見るとダイゴ以外にも8人の人物と鳥人間がいた。

 

響「イアンさんに、ノッさんさん、ソウジさん、アミィさん、空蝉丸さん、ラミレスさん、鉄砕さん、弥生さん、トリンさんも!?」

 

ダイゴと同じくキョウリュウジャーのメンバー『弾丸の勇者 キョウリュウブラック』こと『イアン・ヨークランド』、『鎧の勇者 キョウリュウブルー』で『ノッさん』と呼ばれている『有働 ノブハル』、『斬撃の勇者 キョウリュウグリーン』こと『立風館 ソウジ』、『角の勇者 キョウリュウピンク』こと『アミィ・結月』、『雷鳴の勇者 キョウリュウゴールド』で『ウッチー』と呼ばれている『空蝉丸』、『鋼の勇者 キョウリュウシアン』でかつてのキョウリュウジャーこと『スピリットレンジャー』の一人『ラミレス』、ラミレスと同じくスピリットレンジャーの一人にして『激突の勇者 キョウリュウグレー』こと『鉄砕』、『海の勇者 キョウリュウバイオレット』こと『弥生・ウルシェード』、そして獣電戦隊の創設者にして『閃光の勇者 キョウリュウシルバー』こと『トリン』がいることにさらに驚く。

 

ノッさん「なに、ノッさんさんって!?」

 

クリス「なんでアンタらがここにいるんだよ!?」

 

翼「ギャラルホルンのアラートはなっていないハズだが…」

 

ダイゴ「あー、それはな何か神とかいう人が俺たちの世界に来てな」

 

アミィ「今日は響ちゃんの誕生日だからみんなで祝ってほしいって言われて気がついたらここにいたの」

 

響「へ?みんな?」

 

イアン「あぁ。みんなでな」

 

?「ギャアアァァァァオォォォォン!!」

 

マリア「なに!?」

 

いきなり聞こえた獣の声に驚く。

 

クリス「ま、まさか…」

 

何かを察したのか響、クリス、翼、ガウの4人は外に向かった。

 

 

 

外に出るとそこには赤いティラノサウルス、黒いパラサウロロフス、青いステゴサウルス、緑色のヴェロキラプトル、ピンクのトリケラトプス、金色のプテラノドン、水色のアンキロサウルス、灰色のパキケラファサウルス、紫色のプレシオサウルス、銀色のブラキオサウルス、そして紺色のスピノサウルスの計11体の恐竜たちがいた。

 

ガウ「がうがう~♪」

 

恐竜たちを見て嬉しそうにガウは駆け寄るが響たちはやっぱりみたいな表情をしていた。

 

切歌「デデデ!?恐竜がいっぱいいるデース!!」

 

調「生きてる恐竜…初めて見た…」

 

藤尭「どこから湧いて出たんだ!?」

 

あとから来たマリアたちは恐竜たちを見て驚く。

 

ダイゴ「大丈夫だ。コイツらは俺たちの仲間だ」

 

藤尭「仲間って…恐竜が!?」

 

ソウジ「はい。みんな俺たちと一緒に戦ってくれているんだ」

 

ノブハル「そうそう」

 

そう話すダイゴたち。

 

この恐竜たちはダイゴたちキョウリュウジャーのパートナーにしてかつてのデーボス軍との戦いに志願し、賢神トリンにより機械の体を与えられブレイブに進化した恐竜で『獣電竜』呼ばれており、赤いティラノサウルスはダイゴのパートナー『ガブティラ』、黒いパラサウロロフスはイアンのパートナー『パラサガン』、青いステゴサウルスはノブハルのパートナー『ステゴッチ』、緑色のヴェロキラプトルはソウジのパートナー『ザクトル』、ピンクのトリケラトプスはアミィのパートナー『ドリケラ』、金色のプテラノドンは空蝉丸のパートナー『プテラゴードン』、水色のアンキロサウルスはラミレスのパートナー『アンキドン』、灰色のパキケラファサウルスは鉄砕のパートナー『ブンパッキ』、紫色のプレシオサウルスは弥生のパートナー『プレズオン』、銀色のブラキオサウルスはトリンのパートナー『ブラギガス』、そして紺色のスピノサウルスはパートナーはまだいないが一番最初の獣電竜『トバスピノ』だ。

 

エルフナイン「機械の体を得た恐竜たち…ですか」

 

ラミレス「その通りデース。今回は響さんのお祝いのために連れてきました~」

 

鉄砕「我々の世界を共に危機から救ってくれた友人を祝わないのは失礼だからな」

 

響「そんな、私たちは当然のことをしただけですから」

 

空蝉丸「そうご謙遜なさらないでくだされ。響殿たちの祈り歌がなければ我々はあの怪獣に勝てなかったでごさる」

 

弥生「そうですよ」

 

そう言う面々。

 

ダイゴ「そーいやぁ…あの神とかいう奴が他にもまだ面子が来るって言ってたな」

 

クリス「まだ来るのかよ!?」

 

ダイゴの一言に驚いているときだった。

 

?「それってアタシのことじゃねーか?」

 

声の方を見るとそこには羽のような形をした赤い髪をした少女がいた。

 

翼「か…かな…かなぶぇ!?」

 

ガウ「がうがう~!!」

 

少女の姿を見て翼は駆け寄って抱き着こうとしたとき、ガウが翼を地面に顔面から叩きつけて少女に抱き着いた。

 

ガウ「がう、がうがう~♪」

 

嬉しそうに尻尾を振るガウ。

 

?「お前…あの時の!へえ~、この世界にもいたんだな(・・・・・・・・・・・)

 

ガウを見て少女はそう言いながら頭を撫でた。

 

響「な、なんで奏さんがここに!?」

 

かつて響の纏うガングニールの前適合者でツヴァイウィングの片割れ『天羽 奏』がいることに驚く。

 

奏は3年前のツヴァイウィングのライブ中に現れたノイズとの戦いで逃げ遅れた響を守るために絶唱を歌い命を落としたのだから。

 

奏「あぁ。アタシはこの世界の奏じゃないからな」

 

マリア「もしかしてIF世界の天羽 奏!?」

 

奏「そうだ」

 

マリアの言葉に奏はそう言った。

 

翼「そうか…あの時の奏であったか…しかしどうやってこの世界に?」

 

クリス「いや、その前にあんたは顔を拭けよ…血まみれだぞ」

 

絶唱でもしたんですかみたいな血まみれの翼になっている翼に言うクリス。

 

奏「そこのキョウリュウジャーと同じさ。アタシの世界にも神って名乗る人が来てな。迷惑かけた響に挨拶を兼ねた祝いでもしてやれって言われちまってな」

 

響「そうなんですか」

 

?「へー、あんたらも俺と同じか」

 

また新たな声に反応して見ると黒い革ジャンを着た男性が花束を持ってこちらに来ていた。

 

緒川「失礼ですがあなたは?」

 

撃「この姿で会うのは初めてだったな。俺は銀河連邦警察の十文字 撃、またの名を宇宙刑事 ギャバンだ」

 

響「えぇ!?」

 

銀河連邦警察とは宇宙刑事たちが所属する警察組織で地球から5光年離れた太陽系にある惑星『バード星』に本拠地があるのだ。

 

そして宇宙刑事 ギャバンとは前に空間を切り取り、閉じてしまう巨大アルカ・ノイズの能力で亜空間に響、クリス、翼が閉じ込められたときに現れた『触覚宇宙人 バット星人』と『ダブルモンスター ライノダブラー』の2体に苦戦していたところを助けてくれたメタルヒーローである。

 

響「あなたがギャバンさんだったんですか」

 

撃「あぁ。よろしくな」

 

奏「俺と同じってあんたもか?」

 

撃「そうだ。神とかいうやつが銀河連邦警察本部に現れてな響の誕生日を祝ってほしんだと。で、この花束がその祝い品だ」

 

そう言って撃は響に花束を渡した。

 

響「ありがとうございます!」

 

花束を受け取って言う響。

 

弦十郎「よし、なら改めて…」

 

「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「響/さん/くん/ちゃん/立花、お誕生日、おめでとーう/がうがう~!!」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」

 

響「みんな…本当に、ありがとーう!!」

 

異世界からの訪問者たちを加えた全員から祝杯される響は涙が少し出ていたがすぐに拭って満面の笑みで言うのだった。

 

そんな響たちの姿を遠くから見ている人物たちがいた。

 

響(IF)「やっぱりあっちの私は私と違うのかな?」

 

未来(IF)「そんなことないよ。世界は違っても響は響だよ」

 

響(IF)「未来…ありがとう」

 

未来(IF)「どういたしまして。それと響もお誕生日、おめでとう」

 

響(IF)「うん!」




おまけ

?『勇者たちよ…』

響「ふえ!?な、何!?」

ダイゴ「この声、確か神か?」

神『今回は特別に全員で変身をしてはくれないだろうか?』

クリス「はぁ!?いきなり出てきて何言ってんだよ!?」

翼「まあ良いではないか」

マリア「そうね。今日だけの特別にやりましょう」

切歌「賛成デース!!」

調「うん」

響「ダイゴさんたちはどうですか?」

ダイゴ「俺たちはいいぜ」

奏「アタシもだ」

撃「俺も良いぞ」

響「じゃあ、さっそく…Balwisyall Nescell gungnir tron…」

クリス「Killter Ichaival tron…」

翼「Imyuteus amenohabakiri tron…」

マリア「Seilien coffin airget-lamh tron…」

切歌「Zeios igalima raizen tron…」

調「Various shul shagana tron…」

奏「Croitzal ronzell Gungnir zizzl…」

「「「「「「「「「「キョウリュウチェンジ、ファイア!!」」」」」」」」」」

撃「蒸着!!」

響「撃槍・ガングニール!」

クリス「魔弓・イチイバル!」

翼「絶刀・天羽々斬!」

マリア「銀腕・アガートラーム!」

切歌「獄鎌・イガリマ、デース!」

調「塵鋸・シュルシャガナ!」

奏「撃槍・ガングニール!」

レッド「よっしゃあ!全員まとめて聞いて驚けえぇ!!牙の勇者!キョウリュウレッド!!」

ブラック「弾丸の勇者!キョウリュウブラック・ディノスクランダー!!」

ブルー「鎧の勇者!キョウリュウブルー!!」

グリーン「斬撃の勇者!キョウリュウグリーン!!」

ピンク「角の勇者!キョウリュウピンク!!」

ゴールド「雷鳴の勇者!キョウリュウゴールド!!」

シアン「鋼の勇者!キョウリュウシアン!!」

グレー「激突の勇者!キョウリュウグレー!!」

バイオレット「海の勇者!キョウリュウバイオレット!!」

シルバー「閃光の勇者!キョウリュウシルバー!!」

「「「「「「「「「「史上最強のブレイブ!!」」」」」」」」」」

レッド「10人揃って!」

「「「「「「「「「「獣電戦隊 キョウリュウジャー!!」」」」」」」」」」

ギャバン「宇宙刑事 ギャバン!!」

「「「「「「「「「「「「「「「「「「我ら、スーパーヒーローズ!!」」」」」」」」」」」」」」」」」」

藤尭「いいのか…これ…」

友里「特別編だからいいのよ」

弦十郎「そうだな」

エルフナイン「そうなんですか?」

神『そうなんだよ』


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

番外編 ガウといろいろな人(EX編)

響「今回はリクエスト回になりますよ!」

ガウ「がうがう~」

切歌「他のリクエスト回はちゃんと執筆中デース!!」

調「ではどうぞ!」


その日、響とガウは公園で朝のジョギングをしていた。

 

普段ならまだ寝ているのだがパヴァリア光明結社やノイズ怪獣と戦うために修練している響にガウも付いて来たのだ。

 

?「やっと…見つけた…」

 

ガウ「がう?」

 

響「ん?」

 

後ろを振り向いて見るとそこにはフードを深く被っている一人の少女が立っていた。

 

?「やっと会えたよー!私の赤い糸~!!」

 

ガウ「がうがう!?がうがう~!?」

 

そう言ってガウに抱きつく少女。

 

これには流石のガウも驚いてしまい逃れようともがいた。

 

?「さぁ、私たちの愛の巣に帰りましょう~!」

 

響「ちょっとちょっと!いきなり現れて、抱きついて何勝手なことを言ってるんですか!?」

 

ガウを連れ去ろうとした少女の肩を掴んで響は止めた。

 

?「なによ、あんた?もしかしてこの子のストーカーか何か?」

 

響「それは貴女でしょ!?」

 

ストーカー呼ばわりされて響はツッコム。

 

?「いいから離してよ。警察呼ぶわよ!」

 

響「なんで!?普通なら逆だよね!?」

 

?「あぁもう、しつこいわね!私とこの子の関係は人間のあんたに関係ないでしょ!」

 

響「関係ないわけないよ!ガウくんだって嫌がってるでしょ!!」

 

少女の腕に捕らわれているガウを見て言う。

 

?「あ~ん!そんなところも可愛い~!」

 

ガウ「がう~!」

 

頬をすりすりされて迷惑そうにするガウ。

 

響「いいから離してください!」

 

?「嫌よ!そっちが離しなさいよ!!」

 

ガウの体を引っ張り合う。

 

ガウ「がうぎが~」

 

方やガウは体を引っ張られて苦しんでいた。

 

クリス「やめろバカ二人!!」

 

響「いたっ!?」

 

?「あたっ!?」

 

そこへクリスがハリセンを持って現れるなり響と少女の頭を叩いた。

 

響「クリスちゃん…いきなり殴るなんて酷いよ~」

 

クリス「上下からガウの体引っ張られてるお前らが酷いわ!!」

 

?「あたたた…私、人間みたいに頭頑丈じゃないんだけど…」

 

頭を擦りながら立ち上がった少女だが擦っている内にフードが取れて少女の素顔とあるものが飛び出た。

 

腰まで伸びた長い黒髪、左目が前髪で隠れていて頭には猫耳がついていた。

 

「「「!?」」」

 

少女の頭についた猫耳を見て3人は驚く。

 

?「なによ?人の顔をジロジロ見て…」

 

響「Balwisyall Nescell gungnir tron…」

 

クリス「Killter Ichaival tron…」

 

起動詠唱を歌いギアを纏う二人。

 

?「な、なになに!?」

 

ギアを纏った二人を見て少女は慌てる。

 

クリス「テメェ、いったい誰の回しもんだ?」

 

響「まさかブラックホール第三惑星人の仲間じゃ!」

 

?「んなわけないでしょうが!!」

 

興奮したのか少女はそう言うと尾骨辺りから猫の尻尾が出てきた。

 

ミー「私はミー!宇宙化け猫のミーよ!ブラックホール第三惑星人みたいな凶悪な宇宙人じゃなくてただの友好的な宇宙怪獣!!」

 

響・クリス「「宇宙怪獣~!?」」

 

ガウ「がうがう!?」

 

『宇宙化け猫 ミー』と名乗る少女に驚く二人。

 

ミー「そうよ。私みたいに地球人に変身してひっそりと暮らす宇宙人や宇宙怪獣が沢山いるのよ。もしかしたら隣にいる子もそうかもね」

 

響「ふえ!?クリスちゃんがそうなの!?」

 

クリス「んなわけあるか、バカ!!」

 

響「いたっ!!」

 

ミーの言葉に乗せられてしまった響の頭にクリスはチョップを叩き込む。

 

響「酷いよクリスちゃん」

 

クリス「口車に乗せられるな!ってそれよりなんでそんな宇宙怪獣がガウを拐おうとするんだよ!!」

 

ミー「ん?そりゃあ、あの人食い怪鳥に襲われたときに助けてくれたからよ」

 

クリス「人食い怪鳥…ギャオスか」

 

ミー「そっ、ほかの人間たちの巻き添えで死にそうになったとこを子が助けてくれたのよ、それで一目惚れしちゃったの~♪」

 

ガウの頬をスリスリしながら言うミー。

 

ミー「それでお礼にデートでもしようかなって」

 

クリス「はあ!?ふざけんな、ガウはまだ子供なんだぞ!」

 

そう言うクリスだが…。

 

響「まぁ、デートくらいいいんじゃん」

 

クリス「おい!」

 

響「ね、ガウくんもいいよね?」

 

ガウ「がう」

 

響に聞かれて頷くガウ。

 

ミー「本当に!?」

 

響「うん。本人も良いって言ってるからね」

 

ミー「ならさっそくデート開始ー!」

 

ガウ「がうー」

 

ミーのテンションに乗るガウ。

 

クリス「おい、本当に大丈夫なのか?」

 

響「大丈夫だよ。なにかあったら私たちが止めればいいしね」

 

クリス「全く…」

 

半ば呆れるクリスだった。

 

 

 

ミー「はい、あ~ん」

 

ガウ「が~う」

 

ミーが差し出したクリームの付いたプリンを食べさせてもらうガウ。

 

今、二人はオープンカフェにてプリンアラモードを食べていた。

 

響(なんだろう…あの子とガウが一緒にただプリンアラモードを食べているだけなのになんで…なんでこんなに力が入るんだろう…)

 

近くの電柱から見ていた響は電柱をバキバキと砕いていた。

 

クリス「お、おい、気持ちは分かるが電柱を壊すな!!」

 

少々恐怖しながらもクリスは言う。

 

このあとミーとガウがイチャイチャしているのを見るたびに響は近くのものを無意識に握りつぶしていくのだった。




響「何でこんなに力が入るんだろう…」

壁をビキビキ言わせながらイチャイチャする二人を見る。

クリス「だから気持ちは分かるが少しは落ち着けっての!!」

マリア「って、なんか今日大切な日じゃなかった?」

翼「そうだったか?」


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第65話 最低の最低

クリス「しっかし、よく毎日投稿できてるな。しかも久々の2話連続…」

切歌「でも投稿は夜中デース」

調「仕方ないよ。作者さんもその時間帯しか都合できないんだから」

クリス「まあ、そりゃそうだが…」

切歌「いつかネタ切れになるデース」


ゴジラ「ゴガアァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」

 

グランゴン「ゴルギシャアァァァオォォォォォォォォォォォォォォォォォ!!」

 

ラゴラス「キイシャアァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」

 

MOGERAを撃破したゴジラ、グランゴン、ラゴラスの3体は町を破壊しながらパヴァリア光明結社を探していた。

 

途中、後退しながら66式メーサー殺獣光線車と92式メーサー戦車が3体を攻撃するが効かずゴジラの放射火炎、グランゴンの火炎弾、ラゴラスの冷凍光線により破壊されてしまっていた。

 

「ゴジラと怪獣たちの侵攻が止まりません!至急救援を…うわあぁぁぁぁぁぁぁ!!」

 

救援を要請していた指揮車両を踏み潰すゴジラ。

 

ゴジラ「グルルルル……」

 

するとゴジラが歩みを止め、上空を見た。

 

モスラ「キュオォォォォォーーーーーーーーーー!!」

 

上空にはモスラがゴジラたちに接近していた。

 

ゴジラ「ゴガアァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」

 

接近してくるモスラにゴジラは放射火炎を放った。

 

放射火炎を回避したモスラはゴジラに突進する。

 

だが突進してきたモスラをゴジラは受け止めると投げ飛ばした。

 

グランゴン「ゴルギシャアァァァオォォォォォォォォォォォォォォォォォ!!」

 

ラゴラス「キイシャアァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」

 

投げ飛ばされ地面に叩き付けられたモスラにグランゴンとラゴラスの2体が火炎弾と冷凍光線で攻撃する。

 

モスラ「キュオォォォォォ………」

 

グランゴンとラゴラスの攻撃を受けてモスラは動けなくなっていた。

 

グランゴン「ゴルギシャアァァァオォォォォォォォォォォォォォォォォォ!!」

 

ラゴラス「キイシャアァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」

 

グランゴンとラゴラスは動けなくなっているモスラに接近する。

 

 

 

ヒオ「モスラ…」

 

マナ「ヒオ!」

 

マナに言われてヒオは頷いた。

 

二人は祈りを捧げる姿勢になった。

 

ヒオ・マナ「「モスラヤ モスラ

 

ドゥンガン カサクヤン インドゥムー

 

ルスト ウィラード ア

 

ハムバ ハムバームヤ

 

ランダ バンウンラダン

 

トゥンジュ カンラー

 

カサクヤーンム」」

 

ヒオとマナが歌うと巨大な卵に皹が入り中から巨大なイモムシ―モスラ(幼虫)が現れた。

 

モスラ(幼虫)「キュウゥゥゥゥゥーーーーーーーーーー!!」

 

卵から出たモスラ(幼虫)は卵から出ると海に向かって進み始めた。

 

マナ「フェアリー!」

 

フェアリー「きゅうー」

 

マナが呼ぶと30cmくらいの親モスラに似た小さなモスラ―モスラの眷属『フェアリー』が現れ二人の前に降り立った。

 

フェアリーが降り立つとヒオとマナはフェアリーの背に乗った。

 

フェアリー「きゅうー!」

 

二人が乗ったのを確認したフェアリーは飛翔し、モスラ(幼虫)を追いかけ始めた。

 

 

 

2体に分裂したアルカ・ノイズの伸ばしてきた羽の一部を翼は回避して乗ると滑る。

 

そんな翼にもう1体のアルカ・ノイズが接近してきた。

 

翼「勝機!!」

 

勝機を見た翼は跳躍して空間から大量の剣を具現化し、上空から落下させ広範囲を攻撃する『千ノ落涙』を繰り出した。

 

千ノ落涙をくらい2体のアルカ・ノイズは消滅するが完全に消滅する前に液体を吐き出して小型のアルカ・ノイズを置き土産のように出現させた。

 

翼「はぁ…はぁ…はぁ…消耗戦を仕掛けてくると踏んでいたが…なかなかどうして」

 

かなり体力を消耗しているが現れた置き土産の小型のアルカ・ノイズに構える。

 

 

 

クリス「全発全中…もってけ全部だーっ!!」

 

『MEGA DETH FUGA』をぶっぱなすクリス。

 

MEGA DETH FUGAを喰らい2体に分裂していたアルカ・ノイズは消滅した。

 

クリス「くっ…」

 

膝をつくクリス。

 

だが目の前には無数の小型のアルカ・ノイズがいた。

 

クリス「増殖元を絶ちさえすれば…」

 

なんとか立ち上がるクリス。

 

クリス「後は鴨を撃つばかりだっつーの…」

 

そう強がっているクリスだが頬からは汗が流れていた。

 

 

 

響は都庁に戦いの場を移していた。

 

響「分裂したって増殖したって…」

 

2体の内の1体のアルカ・ノイズの繰り出した羽を回避して登る響。

 

響「何度だって叩き潰す!!」

 

拳で2体のアルカ・ノイズの胴体を貫いた。

 

響「何度だって…」

 

そう言っているが翼とクリス同様に響もかなり消耗していた。

 

だが胴体を貫かれてた2体のアルカ・ノイズは鰻か○ケ○ンのミ○リュ○みたいな姿になりながらも分裂した。

 

分裂したアルカ・ノイズの1体が突進する。

 

響「何度分裂したって!」

 

突進してきたアルカ・ノイズを受け止めて地面に叩き付け跳躍した。

 

響「はあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

 

跳躍した響は両足で叩き付けたアルカ・ノイズの頭を踏みつけて粉砕、消滅させた。

 

その隙にもう1体のアルカ・ノイズは逃亡した。

 

響「今逃げた奴を追いかけなきゃ…!?」

 

逃亡した最後の1体を追いかけようとした時、辺りが暗くなって見上げるとそこにはバルベルデの空中戦艦が姿を露にしていた。

 

響「あれは、バルベルデで落とした!?」

 

露にした空中戦艦に響は驚いた。

 

カリオストロ「いくらシンフォギアが堅固でも…」

 

プレラーティ「装者の心は容易く折れるワケダ」

 

響たちが消耗しているの見計らいそう言うカリオストロとプレラーティ。

 

サンジェルマン「総力戦を仕掛ける!」

 

サンジェルマンがそう言うと戦艦の艦底から2体のプロペラが付いた巨大なブタのような形をしたアルカ・ノイズが出現した。

 

 

 

ゴジラ「グルルルル……ゴガアァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」

 

空中戦艦と共に出現した巨大アルカ・ノイズを確認したゴジラは咆哮を上げて向かっていく。

 

モスラ「キュオォォォォォーーーーーーーーーー!!」

 

グランゴン「ゴルギシャアァァァオォォォォォォォォォォォォォォォォォ!!」

 

ラゴラス「キイシャアァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」

 

都庁に向かっていくゴジラを止めようとモスラは飛翔しようとするがグランゴンとラゴラスが邪魔をするように立ちはだかった。

 

 

 

友里『アルカ・ノイズ第19区域方面へ進行!さらにゴジラが都庁に向かって進行中!!』

 

響「それってリディアンの方じゃ…それにガウがこっちに向かってる!?」

 

逃亡したアルカ・ノイズの行き先が第19区域方面ことリディアンであることとゴジラが接近しているのを聞いて響は驚く。

 

クリス『ボサっとしてねぇでリディアンに向かえ!空のデカブツとガウはあたしと先輩でなんとかする!!』

 

響「クリスちゃん!?でもそれじゃ…」

 

クリス『あたし達に抱えられるもんなんざたかが知れてる!』

 

クリスに言われて響の中に未来の姿が過った。

 

クリス『お前はお前の正義を信じて握りしめろ!せめて自分の最善を選んでくれ!』

 

響「ありがとう…クリスちゃん。だけど、私…」

 

そう言いながら響は胸元にあるマイクユニットに手をやった。

 

 

 

サンジェルマン「待っていたのはこの瞬間」

 

マイクユニットに手をやった響を見てサンジェルマンは賢者の石の埋め込まれた銃を出す。

 

 

 

響「イグナイトモジュール…」

 

切歌『その無茶は後に取っとくデス!』

 

響「!!」

 

イグナイトを発動させようとした時、切歌が通信に入ってきた。

 

響の後ろの上空から2機の戦闘機がきた。

 

調『我儘なのは響さん一人じゃないから!』

 

調が無線でそう言うと二人は戦闘機から脱出装置で出た。

 

切歌「Zeios igalima raizen tron…」

 

調「Various shul shagana tron…」

 

起動詠唱を歌い切歌と調はギアを纏った。

 

ギアを纏うなり調はヘッドギアの左右のホルダーから小型の丸ノコを連続で放つ『α式・百輪廻』を、切歌は鎌の刃部分を分裂させブーメランのように投擲して左右から挟撃する『切・呪りeッTぉ』を繰り出して空中に現れたアルカ・ノイズを撃破した。

 

 

 

緒川「協力してもらった入間の方々には感謝してもしきれないですね」

 

友里「バイタル安定。シンフォギアからのバックファイアは規定値内に抑えられてます!」

 

弦十郎「こっちも良く間に合わせてくれた…感謝するぞエルフナイン君!」

 

どうやらリンカーの開発に成功したようだ。

 

エルフナイン「ふぅ…」

 

エルフナイン(リンカー完成に必要だったのはギアと装者を繋ぐ脳領域を突き止める事。その部位が司るのは自分を殺してでも誰かを守りたい無償の想い…)

 

エルフナイン「それを一言で言うなら…」

 

 

 

マリア「愛よ!!」

 

リディアンの校舎の上に乗っていたマリアは言う。

 

マリア「はあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

 

アームドギアの短剣を蛇腹状に変化させての多角的な斬撃『EMPRESS†REBELLION』を繰り出してリディアンに迫っていたアルカ・ノイズを両断した。

 

マリア(そうだ…私達にどれほど過酷な実験や訓練を科したとしてもマムはただの一人も脱落させなかった。それだけじゃない…私達が決起することで存在が明るみに出たレセプターチルドレンは全員保護されている…すべては私達を生かすためにいつも自分を殺していた。そして…)

 

エルフナインと見た深層意識でのマムこと『ナスターシャ・セルゲイヴナ・トルスタヤ』のことを思い出す。

 

マリア「最高…なんて言わないわ。あなたは最低の最低よ。ドクター・ウェル」

 

アルカ・ノイズを倒して言うマリアだった。




おまけ

銀時「おい、なんだよこのアニメ。なんで俺があんな女に最低なんていわれなきゃいけねーんだよ?」

眼鏡掛け機「いや、銀さん。あのアニメに出てるのって銀さんと声が同じだけですから…銀さんと直接関係ないから」

銀時「うるせーよ、眼鏡掛け機。出番少ねー奴には聞いてねーから」

眼鏡掛け機「眼鏡掛け機ってなんだよ!?」

神楽「うるさいアルな。あんな変態キャラが銀ちゃんなわけないね」

銀時「そうだぜ眼鏡掛け機」

眼鏡掛け機「だから眼鏡掛け機ってなんだよ!?つーかあんたも本編で結構金〇とか出してるでしょ!!」

銀時「うっせー!あれはネタで向こうのは完全なる変態だ!つーわけで来週のこの時間は『劇場版銀魂 ゴジラ対万事屋 新訳紅桜さらば万事屋よ永遠なれ』を送りまーす」

新八「いろいろ混じってるしするわけねーだろ!!」

銀時「あばあ!?」


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第66話 犠牲か、礎か

切歌「今回は私たちが大活躍デース!」

調「ちゃんと見てくださいね」


切歌「デェェェェェェェス!!」

 

巨大化させた鎌状のアームドギアでブタのような形をした巨大アルカ・ノイズを両断した。

 

調「はあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

 

調もツインテール部分から出して巨大化させた丸ノコを放ちもう1体の巨大アルカ・ノイズを切り刻む。

 

調「!」

 

アルカ・ノイズを倒した調にプレラーティが火炎を放ってきた。

 

切歌「デスッ!!」

 

火炎を放ったプレラーティに切歌が斬りかかるがかわされてしまった。

 

カリオストロ「うふっ!!」

 

そこへカリオストロが光線を放ちながら接近していた。

 

カリオストロ「結局おクスリ頼りのくせして」

 

切歌「リンカーをただの薬と思わないでほしいデス!」

 

調「みんなの想いが完成させた絆で!」

 

プレラーティの攻撃をかわしながら調は接近する。

 

そして『Δ式・艶殺アクセル』を繰り出した。

 

すぐさまシールドを展開するプレラーティだが…。

 

プレラーティ「くっ!」

 

Δ式・艶殺アクセル威力が高かったのかシールドを破壊されてプレラーティは下がる。

 

カリオストロ「!?」

 

カリオストロもまた威力の上がっている鎌にシールドを破壊されて下がった。

 

プレラーティとカリオストロは背中がぶつかって自分たちが一か所に追い立てられていたことに気付く。

 

切歌「きっと勝利をむしとるデース!!」

 

切歌と調は跳躍して手を繋ぐと互いのアームドギアが合体してプレラーティとカリオストロに迫る。

 

サンジェルマン「くっ!」

 

切歌・調「「はあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」」

 

そこへサンジェルマンが割り込んでシールドを展開するが二人の気迫に負けてしまった。

 

勢いそのままに二人は合体させたアームドギアで戦艦を破壊した。

 

切歌「あいつらはどこデスか!?」

 

戦艦を破壊して地上に着地した切歌はサンジェルマンたちを探す。

 

調「切ちゃん!!」

 

調に呼ばれた瞬間、煙から一発の弾丸が迫っていた。

 

サンジェルマン「その命、革命の礎に」

 

ファウストローブをいつの間にか纏ったサンジェルマンたちがおり、銃を切歌に向けて言う。

 

弾丸が切歌に当たりそうになったとき、響が現れて弾丸を手で止めた。

 

サンジェルマン「なに!?」

 

これにはサンジェルマンは驚く。

 

切歌「響さん!」

 

響「間違ってる…命を礎になんて間違ってるよ!」

 

そういう響。

 

カリオストロ「3対3になったからって」

 

プレラーティ「気持ちが大きくなってるワケダ」

 

響の言葉を無視して余裕の表情で言う。

 

カリオストロ・プレラーティ「「!?」」

 

しかしすぐに無数の矢が飛んできて三人は回避する。

 

クリス「いいや!これで6対3だ!」

 

矢が来た方にはクリス、翼、マリアがいた。

 

響「クリスちゃん!翼さん!」

 

切歌・調「「マリア!」

 

サンジェルマン「くっ」

 

完全に形成が逆転した。

 

いくら賢者の石で装者たちのイグナイトを封じているとはいえ6対3では厳しいからだ。

 

翼「いい加減に聞かせてもらおうかパヴァリア光明結社。その目的を!」

 

響「人を支配から解放するって言ったあなた達は一体何と戦ってるの!?あなた達が何を望んでるのか教えて!本当に誰かのために戦っているのなら私達は手を取り合える」

 

サンジェルマン「手を取り合える?傲慢な。我らは神の力を持ってしてバラルの呪詛を解き放つ!」

 

翼「神の力でバラルの呪詛をだと!?」

 

サンジェルマン「月の遺跡を掌握する!」

 

宣言するように言うサンジェルマン。

 

ヒオ・マナ「「それはなりません!!」」

 

フェアリー「きゅうー」

 

声とともにフェアリーに乗ったヒオとマナが空から現れた。

 

サンジェルマン「貴様らは!?」

 

ヒオとマナ、そしてフェアリーを見てカリオストロは驚く。

 

調「なに、あの小人は!?」

 

切歌「小さい虫に乗ってるデース!?」

 

マリア「あの虫さん、可愛い…」

 

「「「「「え?」」」」」

 

フェアリーを見てそう言ったマリアに視線が集まった。

 

カリオストロ「あらあら。地球の先住民があーしたちに何用かしら?」

 

ヒオ「人が神の力に触れてはなりません!」

 

マナ「それが例え錬金術師であろうと変わりません!」

 

サンジェルマン「ふざけるな!今の世界は人が人を蹂躙する不完全な世界秩序は魂に刻まれたバラルの呪詛に起因する不和がもたらす結果だ!」

 

プレラーティ「そのために月遺跡の管理権限を上書いて人の手で制御するのは神と呼ばれた旧支配者に並ぶ力が必要なワケダ」

 

響「だとしても誰かを犠牲にしていい理由にはならない!」

 

サンジェルマン「犠牲ではない!流れた血も命も革命の礎だ!」

 

ヒオ「同じことです!」

 

マナ「血も命も奪っていることは犠牲でしかありません!」

 

サンジェルマン「ならばゴジラはどうだ!」

 

ヒオ・マナ「「!?」」

 

サンジェルマン「罪を犯した訳でもなく、ただそこにいるだけで平和に暮らしていたゴジラは人類の起こした悪魔の光で姿形を、家族を奪われている!」

 

ヒオ「それは…」

 

マナ「……」

 

サンジェルマン「誰にもこの歩みは止められない!!」

 

銃をフェアリーに向かて放つ。

 

翼「危ない!」

 

ヒオに迫る弾丸を見て翼が真っ先に動いて弾丸を両断した。

 

ヒオ・マナ「「ありがとうございます」」

 

フェアリー「きゅうー」

 

助けられてお礼を言う。

 

翼「礼には及ばん」

 

サンジェルマン「貴様らにも、シンフォギアにも、ゴジラたちにも邪魔はさせない!!」

 

銃を構えながら言うサンジェルマンだった。




切歌「ってなんなんデスか、これ!?」

調「私たちの活躍シーンがあんまりない…」

切歌「じ、次回こそは必ず…」

調「いや…もう無いと思うよ、切ちゃん」

切歌「だ、だったらこれデース!」

ラビット・タンク!BEST MATCH!

切歌「変身!!」

鋼のムーンサルト!ラビット!タンク!

切歌「この仮面ライダーで…」

調「それもないよ、切ちゃん」

切歌「なんですとー!?」


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第67話 親子対面

ヒオ「ここが前書きですか」

マナ「今回は私たちが担当なのね」

「「では、どうぞ!」」


モスラ「キュオォォォォォーーーーーーーーーー!!」

 

ゴジラを追いかけようとしていたしていたモスラだがグランゴンとラゴラスの二大怪獣に行く手を阻まれていた。

 

グランゴン「ゴルギシャアァァァオォォォォォォォォォォォォォォォォォ!!」

 

ラゴラス「キイシャアァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」

 

火炎弾と冷凍光線を同時に発射した。

 

モスラ「キュオォォォォォーーーーーーーーーー!!」

 

二体の出してきた火炎弾と冷凍光線を低空飛行しながら回避する。

 

グランゴン「ゴルギシャアァァァオォォォォォォォォォォォォォォォォォ!!」

 

回避続けるモスラが一瞬だけ遅くなったのを狙ってグランゴンが火炎弾を発射した。

 

火炎弾はモスラの右羽に当たり、燃やしてしまった。

 

モスラ「キュオォォォォォーーーーーーーーーー!!」

 

右羽を燃やされてモスラは墜落してしまった。

 

ラゴラス「キイシャアァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」

 

墜落したモスラにラゴラスが冷凍光線を発射しようとした。

 

 

 

弦十郎「まずいぞ!」

 

友里「あのまま光線を喰らったあの怪獣は死んでしまうわ!」

 

ラゴラスが冷凍光線をモスラに放とうとしているのを見て言う。

 

藤尭「待ってください!東京湾に新たな巨大生物が上陸した模様です!出します!!」

 

中央のモニターに映し出されたのは丁度上陸したモスラ(幼虫)だった。

 

友里「巨大なイモムシ!?」

 

緒川「あの蛾の怪獣の子なんじゃ…」

 

弦十郎「…あの怪獣はどこに向かっている?」

 

藤尭「向かってる場所は…あの蛾の怪獣の方向です!」

 

弦十郎「となると親を助けに来たのか…」

 

 

 

ラゴラス「キイシャアァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」

 

口に光線を貯めていたラゴラスは放とうとしたその時…。

 

モスラ(幼虫)「キュウゥゥゥゥゥーーーーーーーーーー!!」

 

ビルを盾にしながらモスラ(幼虫)が糸を噴射、ラゴラスの口元を覆った。

 

ラゴラス「キイシャアァァァァァァァァァァァァァァァァ!?」

 

ラゴラスは突然区と元を塞がられてしまい放とうとした冷凍光線は誤爆して自身の体の一部を凍らせてダウンした。

 

グランゴン「ゴルギシャアァァァオォォォォォォォォォォォォォォォォォ!!」

 

相方がやられてモスラ(幼虫)が隠れているビルにグランゴンは口から放った火炎弾で木端微塵に破壊した。

 

だが瓦礫の中にモスラ(幼虫)はいなかった。

 

グランゴン「ゴルルルル……」

 

いなくなったモスラ(幼虫)を探してキョロキョロするグランゴン。

 

するとグランゴンの頭上から糸が雨のように降ってきた。

 

モスラ(幼虫)「キュウゥゥゥゥゥーーーーーーーーーー!!」

 

モスラ(幼虫)が移動しながら糸を出してグランゴンにかけていたのだ。

 

グランゴン「ゴルギシャアァァァオォォォォォォォォォォォォォォォォォ!!」

 

張り付いた糸を体を振るわせて払いながらグランゴンは辺り構わず火炎弾を放つ。

 

だがモスラ(幼虫)はグランゴンが火炎弾を放っている場所とは逆方向に移動して糸を出し続けた。

 

グランゴン「ゴル…ゴルル……」

 

ついに糸がグランゴンの全身を覆って動きを封じこんだ。

 

モスラ(幼虫)「キュウゥゥゥゥゥーーーーーーーーーー!!」

 

その隙にモスラ(幼虫)は親モスラのもとへ近寄る。

 

モスラ「キュオォォォォォーーーーーーーーーー!!」

 

モスラ(幼虫)「キュウゥゥゥゥゥーーーーーーーーーー!!」

 

初の親子対面を果たす。

 

ラゴラス「キイシャアァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」

 

ダウンから立ち直ったラゴラスは糸が絡まって動けないグランゴンに向かう。

 

ラゴラス「キイシャアァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」

 

グランゴン「ゴルギシャアァァァオォォォォォォォォォォォォォォォォォ!?」

 

グランゴンの体に付いたモスラの糸を剥ぎ取るとマグマコアに食らい付いた。

 

グランゴン「ゴルギシャアァァァァ……」

 

マグマコアを食われたグランゴン吐血しながら力尽きた。

 

ラゴラス?「ギルシャアァァァオォォォォォォォォォォォォォ!!」

 

マグマコアを食らったラゴラスはその姿を変えた。

 

青かった体は全身が赤熱化し、胸部にはマグマコアが露出して、肩から角が生えている姿―『進化怪獣 ラゴラスエヴォ』に強化進化した。

 

 

 

弦十郎「仲間を捕食してパワーアップしただと!?」

 

藤尭「なんて奴だ…」

 

グランゴン(仲間)を捕食しパワーアップもとい強化進化したラゴラスを見て言う。

 

友里「怪獣の胸部に熱エネルギーが集中しています!!」

 

 

 

ラゴラスエヴォ「ギルシャアァァァオォォォォォォォォォォォォォ!!」

 

胸部に熱エネルギーを集中させたラゴラスエヴォは周囲のビルに火炎弾を撃ち込んでモスラ親子をいぶりだそうとしていた。

 

モスラ「キュオォォォォォーーーーーーーーーー!!」

 

危機を察知したモスラはモスラ(幼虫)を抱えると飛翔した。

 

時間差でモスラ親子がいた場所はラゴラスエヴォが撃ち込んだ火炎により木っ端みじんに吹き飛んだ。

 

ラゴラスエヴォ「ギルシャアァァァオォォォォォォォォォォォォォ!!」

 

飛び出したモスラ親子にラゴラスエヴォは口から冷凍光線を放った。

 

モスラ「キュオォォォォォーーーーーーーーーー!!」

 

モスラはわが子を守ろうと回避しつつゴジラのもとへ向かった。

 

ラゴラスエヴォ「ギルシャアァァァオォォォォォォォォォォォォォ!!」

 

そんなモスラをラゴラスエヴォは追いかけた。

 

 

 

都庁跡ではシンフォギアとパヴァリア光明結社の戦いが繰り広げられていた。

 

だが戦況は五分と五分となっていた。

 

調「このままじゃ…」

 

切歌「だったらやるデスよ調!」

 

調「うん!」

 

切歌「イグナイトモジュール…」

 

「「抜剣!」」

 

切歌「デース!」

 

エルフナイン『いけません!ダインスレイフの力は賢者の石によって…』

 

抜剣を制しようとしたが切歌と調はイグナイトを起動させてしまった。

 

プレラーティ「先走るワケダ」

 

二人が抜剣したのを見てプレラーティは笑う。

 

調「当たりさえしなければ…」

 

切歌「どうてことないデース!!」

 

接近戦ではイグナイトを強制解除されてしまうと思い二人は遠距離攻撃するが…。

 

プレラーティ「フッ…」

 

遠距離攻撃を分かっていたかのようにプレラーティはけん玉の玉から雷撃を放った。

 

調・切歌「「きゃあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」」

 

プレラーティの広範囲攻撃により二人の攻撃は弾かれ、調と切歌自身も雷撃を喰らってしまいイグナイトは強制解除されてしまった。

 

翼「暁、月読!!」

 

マナ「なんてことを…」

 

サンジェルマン「明日の為に私の銃弾はためらわないわ」

 

響「なぜ!どうして!」

 

サンジェルマン「わかるまい。だがそれこそがバラルの呪詛。人を支配する軛」

 

響「だとしても人の手は誰かを傷付けるのではなく取り合うために…」

 

サンジェルマン「取り合うだと…?いわれなき理由に踏み躙られたことのない者が言う事だ!」

 

ヒオ「それは違うわ!手を取り合えば人は世の中はきっと…」

 

サンジェルマン「良くなるとでも?それこそ愚の骨頂!」

 

そう言ってサンジェルマンは否定するように銃を構えて引き金を引いた。

 

銃から放たれた弾丸は狼のようになって迫る。

 

響「言ってること全然わかりません!!」

 

迫ってきた弾丸を響はブーストして勢いをつけた拳で破った。

 

サンジェルマン「!?」

 

だが響の拳はサンジェルマンの前で止まった…いや、響自身が止めた。

 

響「だとしても…あなたの想い私にもきっと理解できる。だとしても今日の誰かを踏み躙るやり方では明日の誰も踏み躙らない世界なんて作れません」

 

サンジェルマンにそう言う響。

 

マナ「ヒオ…あの子…」

 

ヒオ「えぇ」

 

響の言葉を聞いてマナとヒオは何かを察した。

 

クリス「オラオラオラァ!!」

 

カリオストロ「うふ!」

 

クリスの弾丸をカリオストロは水を出して防いだ。

 

カリオストロ「むず痒いのよ!!」

 

お返しとばかりに光線を放つ。

 

マリア「危ない!」

 

クリスに迫る光線をマリアがシールドを展開して防ぐが防がれた光線はあたりに反射する。

 

カリオストロ「あらやだ」

 

マリアのシールドで反射した光線を見て言う。

 

響「こっち!!」

 

サンジェルマンの手を引いて光線をかわす響。

 

サンジェルマン「私達は…共に天を頂けないはず…」

 

敵であるはずの自身を助けた響の行動を理解できないサンジェルマン。

 

響「だとしても…です」

 

サンジェルマン「思い上がるな!明日を開く手はいつだって怒りに握った拳だけだ!」

 

サンジェルマンがそういった時だった。

 

ゴジラ「ゴガアァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」

 

ゴジラが咆哮を上げて姿を現した。

 

ヒオ・マナ「「ゴジラ!!」」

 

響「ガウくん!」

 

ゴジラ「グルルルル……」

 

サンジェルマンを確認したゴジラは背鰭を蒼白く光らせた。

 

クリス「お、おい…まさか…」

 

嫌な予感をしたクリスの予感は的中した。

 

ゴジラはサンジェルマンごと響に向かって放射火炎を放ったのだ。

 

響「危ない!!」

 

サンジェルマンの手を再び取って跳躍する響。

 

だが二人の姿は放射火炎の閃光中に消えてしまった。




マリア「にしても…昨日の切歌、どこであの変身ベルトを手に入れたのかしら?」

翼「それより、マリア!行くぞ!」

サイクロン!

マリア「え!?」

翼「ほら、早く!」

ジョーカー!

翼「変身!」

マリア「へ、変身?」

サイクロン!ジョーカー!!

マリア「つ、翼ぁ!?なんで倒れ…」

翼「私はここにいるぞ。マリア」

マリア「なんで私の中に!?」

翼「忘れたのか?私たちは二人で一人の…」

「「仮面ライダー!!」」

マリア「じゃなーい!!」


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第68話 モスラ、死す

切歌「はあ…仮面ライダー、やりたかったデース」

調「企画が違うからしょうがないよ切ちゃん」

切歌「そうデスけど…本編でお調子者扱いされてたから…」

調「そのほうが切ちゃんっぽくって好きだよ。私」

切歌「し、調~…」

調「ね、切ちゃん」

ろーちゃん「だから私はろーちゃんですって!!」←艦これのU-ボート…じゃなくて呂500ことろーちゃん

調「私の耳は騙されないからね。切ちゃん」

切歌「調ぇぇぇーーーーーーーーーーーーーー!!」


弦十郎「現場はどうなっている!?」

 

藤尭「それがさっきのゴジラの熱線で周囲にの監視カメラだけでなく衛星カメラも通信不能です!!」

 

緒川「まさか響さんにまで牙を剥くなんて…」

 

 

 

ゴジラ「ゴガアァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」

 

咆哮を上げるゴジラ。

 

その眼下には響とサンジェルマンの前にシールドを張っているフェアリーがいた。

 

ヒオ「大丈夫ですか?」

 

響「あ、ありがとうございます」

 

サンジェルマン「なぜ私まで…」

 

マナ「私も響さんと同じく分かりあえると信じているからです」

 

サンジェルマン「分かりあえる…それはありえないことだ!明日を開く手はいつだって怒りに握った拳だけだ!これ以上無用な問答!預けるぞシンフォギア!!」

 

そう言ってサンジェルマンはテレポート用のジェムを出して叩き割った。

 

プレラーティ「ここぞで任務放棄って…どういうワケダ、サンジェルマン!?」

 

カリオストロ「もしかしてあーしのせい!?だったらメンゴ!鬼メンゴ!!」

 

サンジェルマンの行動に驚きながらも二人はテレポート用のジェムを出して叩き割った。

 

ゴジラ「ゴガアァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」

 

サンジェルマンたちを逃がすまいと放射火炎を放とうとする。

 

モスラ「キュオォォォォォーーーーーーーーーー!!」

 

放射火炎を放とうとするゴジラの後ろからモスラが体当たりを喰らわせて阻止した。

 

その隙にサンジェルマンたちはテレポートした。

 

ゴジラ「ゴガアァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」

 

サンジェルマンたちに逃げられたゴジラは怒った。

 

ラドン「ギャオォォォォォォォォォォォォォォォォォン!!」

 

シュガロン「ギイィィィィィヤオォォォォォォォォォン!!」

 

イザク「グオォォォォウオォォォォォォォォォォォ!!」

 

ゴジラの怒りに呼応するようにラドン、シュガロン、イザクが集結した。

 

ラゴラスエヴォ「ギルシャアァァァオォォォォォォォォォォォォォ!!」

 

同時にモスラ親子を追っていたラゴラスエヴォも到着した。

 

モスラ「キュオォォォォォーーーーーーーーーー!!」

 

モスラ(幼虫)「キュウゥゥゥーーーーーーーーー!!」

 

集結した怪獣たちにモスラとモスラから降りたモスラ(幼虫)が鳴く。

 

翼「か、怪獣があんなに…」

 

ゴジラ、ラドン、シュガロン、イザク、ラゴラスエヴォ、モスラ、モスラ(幼虫)の計7体の怪獣たちに驚く。

 

響「ガウくん!もう止めて!これ以上、人を傷付けないで!」

 

クリス「そうだぞガウ!」

 

翼「お前はこの町が好きだったハズだ!」

 

切歌「元のガウくんに戻ってくださいデース!」

 

調「ガウくん!」

 

マリア「ガウ!」

 

ガウに口々に訴えるように言う。

 

ゴジラ「グルルルル……ゴガアァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」

 

だがゴジラは響たちの言葉を無視して背鰭を蒼白く光らせ、放射火炎を放った。

 

「「「「「「!?」」」」」」

 

放射火炎を放ったことに驚いて全員が動けなかった。

 

モスラ「キュオォォォォォーーーーーーーーーー!!」

 

迫り来る放射火炎の前にモスラが入って盾になった。

 

ヒオ・マナ「「モスラ!!」」

 

モスラ「キュオォォォォォ………」

 

響たちの盾になったモスラは全身が燃えて光となって消滅してしまった。

 

響「そんな…」

 

クリス「アタシたちを庇って…」

 

モスラ(幼虫)「キュウゥゥゥーーーーーーーーー!!」

 

親の死を見たモスラ(幼虫)はゴジラに向かっていく。

 

ゴジラ「ゴガアァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」

 

向かってくるモスラ(幼虫)をゴジラは尻尾を当てて吹き飛ばした。

 

ゴジラ「ゴガアァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」

 

だがそれだけでは終わらず吹き飛ばしたモスラ(幼虫)にゴジラは何度も尻尾を叩き付ける。

 

モスラ(幼虫)「キュウゥゥゥーーーーー……」

 

ゴジラの尻尾を叩き付けられて次第に弱っていくモスラ(幼虫)。

 

ゴジラ「ゴガアァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」

 

弱っていくモスラ(幼虫)にゴジラは背鰭を蒼白く光らせ至近距離から放射火炎を放とうとする。

 

響「だ、ダメェェェーーーーーーーーーー!!」

 

ゴジラ「!?」

 

響が叫んだその時だった、ゴジラが放射火炎を撃たなかった。

 

ゴジラ「グルルルル……」

 

放射火炎を撃たなかったゴジラは響を見つめた。

 

遠い遥か昔…自身がまだ本来の姿だった時に聞いた一人の人間の少女の歌を思い出した。

 

響「ガウくん…?」

 

自身を見つめるゴジラを見る響。

 

ゴジラ「ゴガアァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」

 

戦う意志が無くなったのかゴジラはひと鳴きすると方向転換して東京湾に向かって歩き始めた。

 

ラドン「ギャオォォォォォォォォォォォォォォォォォン!!」

 

シュガロン「ギイィィィィィヤオォォォォォォォォォン!!」

 

イザク「グオォォォォウオォォォォォォォォォォォ!!」

 

ラゴラスエヴォ「ギルシャアァァァオォォォォォォォォォォォォォ!!」

 

方向転換したゴジラを追うようにラドンは空、シュガロンとイザクは地中、ラゴラスエヴォはゴジラと共に東京湾に向かって行く。

 

ヒオ「ゴジラが止めを刺さなかったなんて…」

 

マナ「あの子…響さんは本当に不思議な子ね」

 

フェアリーから響を見て言うヒオとマナだった。




クリス「どの世界にも強欲な奴はいるんだな…ならアタシが全部倒してやるよ、変身!」

タカ!トラ!バッタ!タットッバッ!タトバ・タトバ!

響「クリスちゃーん!?」


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第69話 戦いの後

銀時「この小説を読む時は部屋を明るくして離れてみてください」

眼鏡「いや、テレビじゃないんだからいらないでしょ。その注意」

神楽「うっせーな眼鏡。視聴者もとい読者が画面の見過ぎでお前みたいな99%眼鏡で残りは不純物の人間にならないようにするためネ」

眼鏡「99%眼鏡で残りが不純物ってただのごみじゃん!!」

銀時「ではご覧ください!!」


弦十郎「パヴァリア光明結社の目的は月遺跡の掌握…」

 

緒川「そのために必要とされる通称神の力を生命エネルギーより錬成しようとしていると…」

 

戦いのあと弦十郎と緒川はサンジェルマンが言っていたことの推理をしていた。

 

弦十郎「仮にそうだとしても響君の一撃で分解するような規模ではいくまい。おそらくはもっと巨大で強大な…」

 

緒川「その規模の生命エネルギー…一体どこからどうやって。それにガウくんと怪獣たちはどこへ行ったんでしょう?」

 

弦十郎「さあな。詳しくはあの子たち聞くしかあるまい」

 

映像に映っているヒオとマナを見て言う。

 

今、二人はモスラ(幼虫)と共にどこかへ行ってしまったのだ。

 

弦十郎「それと問題は装者たちの状態だな。リンカーは問題なく作用しているらしいが…」

 

藤尭「賢者の石による抜剣封殺…その対策を急いで講じなければ」

 

弦十郎「エルフナイン君は?」

 

友里「無理は禁物と言っているのですがずっとラボにこもりきりで…」

 

エルフナインのことを話す。

 

 

 

その頃、切歌と調はメディカルルームで検査を受けていた。

 

切歌「ごめんなさいデス…」

 

調「マリアとエルフナインが命を懸けてリンカーを作ってくれたのに…」

 

先の戦いで項を焦ってパヴァリア光明結社のファウストローブに対してイグナイトを使用してしまい強制解除で戦闘不能になったことを謝る。

 

マリア「それは私も同じ。戦う事さえできればどうにかなると思っていた。けど…甘かったわ」

 

 

 

クリス「くそっ!!」

 

悔しさでクリスは自販機を殴った。

 

理由は先の戦いで自分たちを庇って散ったモスラを思い出していたからだ。

 

ゴジラの熱線から自分たちを守るために死んでしまったモスラをただただ見てることしか出来なかったからだ。

 

響「……」

 

一方で響はサンジェルマンが言っていたことを思い出していた。

 

サンジェルマン『罪を犯した訳でもなく、ただそこにいるだけで平和に暮らしていたゴジラは人類の起こした悪魔の光で姿形を、家族を奪われている!』

 

響「人類に家族を奪われたって…」

 

ただ平和に暮らしていただけで『人類の悪魔の光』とやらに家族を奪われたということに響は混乱していた。

 

 

 

しばらくして何も無いだろうと判断して寮に帰った響は残っていた夏休みの課題をやっていた。

 

未来「大丈夫と信じていたけどニュースでは詳しい事が流れないから心配だったんだよ。後は牛乳を入れて…今日はいつかのリベンジ!あれからこっそり作り方を勉強してたんだから!」

 

ビーフストロガノフを作りながら響の無事を喜んでいる未来。

 

響「ねえ、未来。何かを手に入れたいと思ったら他の何かを手放さなきゃいけないのかな…全部なんとかしたいって思うのはわがままなのかな?」

 

残って