ダンジョンに影というベルがいるのは間違っているだろうか (ジ・アンサー団)
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光と影 2人の少年 ベル・クラネル

好きで書きました。ゼルダの伝説が始まって、タートナックが思い出し、書いてみました。

ダメ分ですが、よろしくお願いします


俺は賀上一郎。転生者だ。ある日車に跳ねられ新で、神様に転生させられた。特典を持って。

 

特典を言えと言われたとき俺はこう言った。

 

光太郎『ゼルダの伝説のトライワイトプリンセスのタートナックの鎧と武器と盾とそれと、防具を着ても武器も全て軽く、そして頑丈な武器と防具にしてくれ。それと、転生は主人公の入れ替わりにできるようにしてほしい。』

 

俺の頼みを神様は承知し、俺は異世界に送られた。

 

 

・・・・・・

 

 

昔々の物語、仲良い人格の2人の内1人の少年は、村で楽しく暮らしている。

 

もう1人の少年は、鎧を着て大剣で魔物を斬り、自分を強くし、弟子が出来、その弟子に稽古をつけた。

 

2人は楽しく生活をしていたが、

 

 

だが、その幸せも長くは無かった。

 

 

ある日、1人の少年は大切なおじいちゃんが崖落ちて死んでしまい。

 

もう1人の少年は、少年の身体を乗っ取ってじいちゃんを助けておけば・・・と落ち込んでいた。

 

 

それから1年。1人の少年は村を捨て、英雄になるため、迷宮都市オラリオに向かった。

 

もう1人の少年は、弟子に鍛えることを終わりにし、分かれてもう1人の少年の夢をかなえる為、夢で少年を鍛え、絶体絶命に無たら、切り替えてその敵を倒す。

 

これは、光と影、ベル・クラネルの物語。

 

 

・・・・・・

 

 

ベル「お願します! 僕を【ファミリア】に入れてください!」

 

???「断る。貴様のような田舎者を入れて【アポロン・ファミリア】の名が傷がつきでもしたらどうするつもりだ?」

 

通算40回目の似たような門前払いの文句に呆れていた。

 

街ん人々に聞いて色々【ファミリア】を回って来たけど、僕の弱そうな外見から面会すらうけさせてもらえず、門払いを受け続けていた。

 

ベル「はぁ~・・・・・・なんで弱いと見えるの・・・?」

 

僕はガックリと落ちる。

 

???『そりゃ、お前が貧弱に見えるんじゃないか?』

 

右の方に向いたら、僕と似ているが、髪色は黒、目は黄色で、僕以外の人物に認識できない、もう1人の僕のクロ・クラネルの姿があった。

 

ベル「確かに自覚してるけど、・・・此処まで酷いとは思わなかったよ」

 

クロ『だろうな。とりあえず40件も否定するなら、止めてダンジョンで頑張れ』

 

ベル「それじゃあ、僕が死んでしまうじゃん」

 

クロ『安心しろ。絶体絶命なら助けてやる』

 

ベル「それでもだよ。」

 

ベルはクロの言葉に呆れていた

 

クロ『仕方ないだろ。外見じゃあ、可愛い部分があるから無理になるからな。これだけ探しても入れてくれないんだ。【ファミリア】探しは終わりだ。1回入って戦ってみようぜ。』

 

ベル「そうですね。・・・・・・分かりました。」

 

ベルは仕方なくダンジョンに向かった。




転生者は影です。

それと、転生者は主人公しか認識されない。ベルに仕上げました。

まあ、武藤遊戯と闇遊戯と似ているのと同じ考えだと思ってください。

多分ですが


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光の少年が物語の始まりを起こすのは間違っているいるだろうか

ベルはこっそりダンジョンに入り、魔物を倒していった。

 

クロから借りた剣でゴブリンを倒し続けて、五層まで潜った。

 

ベル「これで」

 

ベルは魔物を倒し、魔石を取っていた。

 

ベル「さて、そろそろ戻るか」

 

クロ『やっぱ歯ごたえねぇな。』

 

ベル「でも安全にしたいんだけどなぁ・・・」

 

クロ『お前は俺と本当に逆だな』

 

ベル「僕の二重人格が言える台詞じゃないと思う」

 

クロ『安心しろ。さらに面白い奴が来るぞ。ほら」

 

クロがベルの後ろの方に指を指したら、そこには

 

 

???『ブモォォォォォ!!』

 

 

ベル「え!? ミノタウロス!? クロ! 何とかしてください!」

 

クロ『自力で逃げろ』

 

ベル「クロォォォォ!」

 

ベルはクロに助けを求めたが、クロは却下した。

 

ミノタウロス「ブモォォォォォ!!」

 

ベル「やばい!」

 

ベルはミノタウロスの雄叫びを聞いて急いで逃げたが、

 

ミノタウロス「ブモォォォォォ!!」

 

ミノタウロスは逃げたベルを追いかけた。それを見ていたクロは

 

クロ『・・・・・・追ってやるか』

 

クロは逃げたベルを『やれやれ』っと思いながら、ベルを追いかけた

 

 

ベル「って、行き止まり!?」

 

ベルは突然の行き止まりに急いで立ち止まって別の道を選ぼうとしたら、

 

ミノタウロス「ブモォォォォォ!!」

 

遅かった。振り向いた直後に、ミノタウロスがおり、逃げる場所が無くなった。

 

ベル「こうなったら、戦うしか!」

 

ベルはクロから借りた剣を鞘から引き抜き、構えをとる。

 

それから時間が経ち、ベルもミノタウロスも動じていなかった。

 

ここから始まる。英雄を求める少年の道は、ここから始まる

 

 

・・・はずだった。

 

 

いきなりミノタウロス体がバラバラにされて、ミノタウロスが倒されてしまった。

 

そのおかげでミノタウロスから溢れ出した大量の血をシャワーを被る羽目になった。

 

???「・・・・・・・・・・・・大丈夫ですか?」

 

ミノタウロスをバラバラにした人物が話しかけてきた。

 

腰まで届く金髪に、金色の眼で僕を見る人物は、まだ冒険者にもなっていない半月の僕でも聞いたことがある。

 

女性冒険者の中でも最強の一角とと名高いLv.5。

 

【剣姫】という二つ名をもつ、アイズヴァレンシュタインだった。

 

アイズ「あの・・・・・・大丈夫ですか?」

 

彼女の美しさに、僕は魅せされた。

 

これが一目惚れしてしまった。

 

彼女を見ているだけで顔が赤くなり、そして僕は、

 

ベル「ほああああああああああああああああああああっ!!」

 

余りの恥ずかしさに、その場から逃げだした。

 

クロ『あの馬鹿。なに逃げてんだよ!! せめてお礼言えよ!』

 

クロは逃げていくベルに怒鳴った

 

クロ『それと、ちょっと待ってろ!』

 

クロは急いでベルの所に急いで向かった。



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光の少年が店に来て、影の少年は、過去の事を考えるのはまちがっているだろうか

クロはベルを追って、何とかベルを捕まえたクロ。

 

クロはベルを連れて、急いで誰にも見えない場所でミノタウロスの血が着いたベルの体を洗い落とし、野宿で1日を終えた。

 

 

翌日。ベルはまたダンジョンで鍛えろうと考え、またダンジョンに潜った

 

 

クロはまた、ベルの戦いを見ていた。

 

 

クロ『(ベルは何かの影響でさらに力が上がっている)』

 

 

クロはベルの戦いで少しだけ戦いが変わっていることをが不自然だと考え、その原因を考えていた。

 

 

クロ『(・・・なるほど。あの時か)』

 

 

クロはその原因を知っていた。あの時、ベルがアイズに助けられたあの時だ。そのことに気付いたクロは、

 

 

クロ『(その影響は、ベルにとって大切な能力だ。問題ないだろう)』

 

 

クロはその異変は気にしないでいた。

 

ベルはダンジョンから帰ってくると、ベルはすぐに豊穣の女主人の店に向かった。

 

 

店員「お客様1名はいりまーす」

 

 

ベルは豊穣の女主人の店員が僕が入ってきたこと時に別の店員が席に案内されて

 

カウンター席で、女将さんと向き合う形になった。

 

僕は席に座ると

 

 

女将「アンタがシルのお客さん? ははっ! 冒険者のくせに可愛い顔してるねえ!」

 

最初は傷つきましたが、

 

 

クロ『その可愛い顔が、ハーレムの導く道のりの1つ、いや、無限にまで広がるんだ』

 

 

クロと比べればまだましな言い分だよ。

 

それからベルは、金が無くなりそうなほど料理を出してきましたけど、クロが稼いだ金と食べきれない分はクロが食べていた。

 

女将さんは料理がいきなり無くなって少し驚いていたが、調子を取り戻し、さらに料理を出した。

 

それを全部クロが食べてくれた。

 

そこに、シルさんが来て、楽しいのかどうかを聞いた。

 

勿論僕は、楽しいと言った。

 

だが、そこでクロは、

 

 

クロ『ハーレムに入れろよ。こいつ』

 

 

僕にしか認知出来ないクロに、僕は心の中で(ふざけているのですか!?)とツッコンだ。

 

そして、シルさんと少し話を聞き続けていると、数十人団体が酒場に入店してきた。

 

ふとその一団に横目を向けると、

 

 

ベル「ッ・・・・・・・・・!」

 

 

その中の1人に眼を奪われた。

 

何故なら、その団体の中の1人に、あのアイズ・ヴァレンシュタインさんがいたからだ。

 

だが、1人だけ、違う考えをしていた。

 

 

クロ『(!? あいつは・・・・・・)』

 

 

クロはその人物を知っていた。

 

 

自分の1番弟子が、

 

 

・・・・・・

 

 

俺がベルの体を乗っ取り、乗っ取っている間にタートナックを使いこなそうと思い、魔物を倒し続けてきた。

 

その時に、

 

誰かの悲鳴が聞こえて、その悲鳴が聞こえた場所まで急いで向かった。

 

そこには2人の少女がミノタウロスにおびえていた。『助けて』っと。その少女は涙を流した。俺は見事な盾でミノタウロスの攻撃を止めて、隙を見せたら、大剣でミノタウロスを倒した。

 

その事で1人の少女はお礼を言い、もう1人の少女が、『私を弟子にしてください!』っとそのことを頼み、少女の頼みを引き受け、強くさせようとした。

 

だが、

 

ベルが『英雄になりたい』っとそのことを言い、村を捨てようと考えた。

 

俺はその少女に『お前は強くなった。お前に教えるのはここまでだ』。そう言って別れようとしたが、少女は『どうして?』っと悲しい顔をしていた。

 

だが、俺はベルと1つの存在。別れる運命だ。

 

俺は『すまない』っと謝り、少女から姿を隠し、その少女と別れた。



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影の少年は気に入らないやろうを一発殴って空に飛ばし、光の少年に特訓をするのはまちがっているだろうか

今回は、ダメ作です。


クロ『・・・・・・』

 

 

ベルは、クロの異変に気づき、小声で話しかけた。

 

 

ベル「[・・・どうしたの?]」

 

 

ベルはクロに話しかけると、少し深呼吸して話した。

 

 

クロ『なんでもねぇよ。』

 

クロは普通にクールで答えた。

 

だが、ここから僕が屈辱的になるのは、知らなかった。

 

 

???「そうだ、アイズ! お前のあの話を聞かせてくれよ」

 

アイズ「あの話・・・・・・?」

 

 

ヴァレンシュタインさんから見て、斜め向かいの席に座っていた獣人の青年が、話をせがんでいた。

 

 

???「あれだって。帰る途中で何匹か逃したミノタウロス! 最後の一匹、お前が5階層で始末しただろ!? そんで、ほれ、あん時いたトマト野郎の!」

 

 

そのことを聞いた僕は、一汗かく。

 

クロはそのことに気付き、『落ち着け』っと宥めてくれた。

 

 

???「ミノタウロスって、17階層で襲い掛かってきて返り討ちにしたら、すぐ集団で逃げ出していった?」

 

???「それそれ! 軌跡みてえにどんどん上層に上がって行きやがってよ、俺たちが淡くって追いかけて行ったやつ! こっちは帰りの途中で疲れていたってのによ!」

 

???「それでよ、いたんだよ。いかにも駆け出しっていうようなひょろくせえガキが!」

 

 

そのことを聞いて、また僕は悔しかった。

 

クロはそのことにも気づいていて『大丈夫だ。お前はひょろく無い』っとまた宥めてくれた。

 

だが、相手の話はまだ続く。

 

 

???「しかもそいつ、無謀にもミノタウロスと戦おうとしていたんだぜぇ。笑っちまうよ! 自分と相手の力の差も測れないド素人の冒険者の分際で!」

 

 

そこは別に問題なかった。

 

僕はド素人だと思うが、冒険者じゃないから。

 

それから、色々暴言言われて、流石にベルは、今からダンジョンに行こうとしていた顔をしていた。

 

流石に俺も本気で切れた。

 

ベルの体を無理やり乗っ取った。

 

その時に、ベルは目を閉じ、顔を俯いた

 

 

ベルの髪色は白から黒に変わり、目を開けたら、赤い目が黄色い眼に変わっていた。

 

 

シル「あのう・・・ベルさん?」

 

 

シルは心配してきた。

 

どうやら乗っ取って見られるのは初めてだからな。

 

 

クロ「・・・ああ。大丈夫だ。」

 

 

キャラが変わった。

 

シルは髪色や眼に変わっていたことが怖くなった。

 

そしてクロは、

 

 

クロ「そう言えば、この姿の時はまだ自己紹介はしていなかったな。俺はクロ。ベルのスキルから生まれた、もう1人のベル・クラネルだ。」

 

 

クロの自己紹介にシルは少しベルがベルじゃなくなったことに驚いていた。

 

クロ「女将さん。これを」

 

クロは女将に大量のヴァリスを渡した。

 

シル「へっ? ベルさん?」

 

クロ「もう一度言う。俺はクロだ。迷惑料金だ」

 

女将「何かやらかすつもりかい?」

 

クロ「俺の性格はベルの反対側だからな」

 

女将「いらないよ。向うの方が悪いからね」

 

クロ「どうも」

 

 

女将はクロから貰う迷惑料金をクロに返した。

 

そして俺は【ロキ・ファミリア】の狼に近づき、服を掴んで入り口まで投げ飛ばした。

 

狼「テメェ!」

 

狼は殴りに来たけど、その拳を左手で受け止めて、右手で腹を力いっぱい殴り何処かに飛ばした。

 

その時に、店にいた客はあんぐりと口をあげて驚いていた。レベル5の冒険者が一発で吹っ飛ばされたから、

 

クロは普通に店を出ようとするが、

 

 

???「・・・待て」

 

 

子供に引き止められた。

 

 

クロ「何の用だ?」

 

???「どうしてベートを殴ったのかな?」

 

クロ「何だ? かたき討ちか? 【ロキ・ファミリア】は仲間がやられただけで、仕返しに来るとはな」

 

???「違う。君は何故、ベートを殴ったんだい?」

 

クロ「・・・・・・ムカつく狼が俺の弟を酒のつまみにして、殴ら無いと思うか?」

 

 

クロの発言で【ロキ・ファミリア】の何人かは誤っていたが、何人かは笑っていた。

 

クロは帰ろうとすると、眼が細い女性に止められ『ギルドに入らへんか?』と聞かれた。

 

勿論俺は断った。【ロキ・ファミリア】には門前払いされた【ファミリア】の1つでもあった。

 

そのことに1人のハイエルフが呆れていた。

 

逸材を逃してしまったからだ。

 

 

そしてクロは、【ロキ・ファンリア】から去って、市壁に向かい、意識を元に戻した。

 

 

ベル「クロ!いくらなんでもやり過ぎだよ!」

 

クロ『安心しろ。手加減している。何故なら、あの時、飛んで行った狼の所まで向かって腹を思いっきり踏もうとしていた。少しは感謝しろ』

 

ベル「それとこれとは話が違うの! でも、何でここまで来ることにしたの?」

 

クロ『ベル。あの時お前は悔しかったか?』

 

ベル「・・・・・・悔しかったと言えば、悔しかったよ」

 

クロ『だったら、さらにお前を強くさせる』

 

 

クロの発言にベルは驚く。クロはそんなことを1つもしていなかったから。

 

 

クロ『俺の訓練は、きついぞ。覚悟はいいな?』

 

 

クロの言葉に威圧を感じた。

 

鍛えれば強くなれる。

 

だが、クロが認めるまで訓練が終わらない訓練。

 

でもベルは決まっていた。

 

自分が強くなるためには、クロに頼むしかない。

 

 

ベル「お願いします!」

 

クロ『覚悟はできているだろうな?』

 

ベル「もちろんです!」

 

 

クロは鞘に収まっている剣をベルに投げ、ベルはその剣を受け取り、剣を構えた。

 

その時に、クロの陰から、鎧が出てきて、その鎧をクロが来て、タートナックの姿になり、大剣と盾を持った。

 

 

クロ「さあっ! 来い!」

 

ベル「望むところだ!」




なんだこれ?

だと思いますが、すみませんと謝罪申し上げます。


私は、かなり下手です。


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光の訓練。影の少年が光の少年に真の英雄の意味を、教えるのは間違っているだろうか

昔、クロに『学ばないといけない奥義があるぞ』っと言われ、クロに奥義を教えて貰った。

 

それが、戦いに役に立つ奥義の必殺技みたいな物だったから、僕はそれを伝授し、強大な魔物を倒すためにその奥義を学んだ。

 

 

ベル「(その伝授された奥義で、クロに認めさせてやる!)」

 

 

ベルは気合を入れて、クロに勝とうと考えた。

 

 

それから、数分。クロが構えを取り動きを見せていなかった。

 

だが、ここから動き始めた。

 

 

ベルは、クロの戦いを何回か見ていたことがあった。

 

動きはかなり遅いが、隙が無く、盾の防御も完璧、大剣を振っている姿は早く、そして強烈な一撃。

 

まさに最強の騎士だと、そのことだけベルは注意していた。

 

だが、世の中は違う。

 

クロがベルに接近してきた。

 

早いスピードで。

 

動きは昔のと比べて早くなっていた。

 

 

ベルはそのことに驚き、クロの大剣から回避しようとしたが、

 

 

クロ「甘いぞ!」

 

 

クロは剣を振ろうとしたのではなく、

 

 

ベル「うっ!」

 

 

盾で体当たりをして、ベルを吹き飛ばした。

 

 

ベルは何とか、市壁から落ちないように体制を整えた。

 

 

ベル「今までの戦いより、スピードと戦い方が違う!」

 

クロ「当たり前だろ。昔の俺と比べれば、さらに実力が上がっているぞ」

 

ベル「だったら、これなら、どうだ!」

 

 

ベルはクロに体当たりをしようとしてきて、クロは盾で弾き生えそうとしたが、

 

 

ベル「今だ!」

 

 

ベルはその盾を踏み台にし、後ろに回り、クロに一撃を喰らわせようとした。

 

だが、

 

クロは素早く後ろに振り向き、その一撃を盾で防いでしまった。

 

 

ベル「そんな!」

 

クロ「俺の弱点は確かに後ろだが、その弱点を克服し、弱点を無くすことが出来た!」

 

 

クロは盾で剣を弾き飛ばし、大剣を振り下ろし、ベルに一撃を喰らわせた。

 

 

ベル「ぐうっ!」

 

 

強烈な一撃にベルは思わず声を上げてしまい、転がった。

 

 

クロ「・・・その程度か? 俺がお前を鍛えて強くなったのはその程度か?」

 

 

クロは呆れていた。クロがベルを強くさせたのに、まだ貧弱のままだった。

 

そのことに、僕は悔しがった。あの時と同じように。

 

 

だが、クロはそれとは違う発言をするのは、僕にも分からなかった。

 

クロ「・・・・・・ベル。お前は、英雄になるんだろ?」

 

ベル「えっ?」

 

クロ「なるんだったら、自分に打ち勝てよ。俺を超えろよ! こんなところでなに負けてんだよ! 俺はお前で、お前は俺だろ!」

 

ベル「クロ・・・」

 

 

クロは僕で、僕はクロ。

 

ベルはそのことを今まで考えたことが無かったからだ。

 

 

ベルはその言葉で自分を考え、立ち上がった。

 

 

ベル「背中を押してくれたね」

 

クロ「ああ。お前は俺だからな。俺が情けない姿を見ているのはイラつく。」

 

ベル「ふっ、クロらしい」

 

クロ「お前もな。・・・・・・じゃあ、再開でもするか!」

 

ベル「はい!」

 

 

それから、激しい訓練は終わり、クロは、鎧を外して実体化を解いた。

 

 

ベル「ありがとうございます。クロ」

 

クロ『ああ。お前は俺。俺はお前。当たり前の事だ』

 

ベル「あっはは! クロらしいや」

 

クロ『お前もな』

 

ベル・クロ『「あっはははははははは!!」』

 

2人は、笑っていた。こんなに楽しい戦いは、久しぶりだったから。



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