二人の剣士 (すばるやよ。)
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転生されるらしいですよ!

こんちゃ!

すばるやよ。です。

 さて今回から始まりますこの作品、やりたいからやるだけですなので投稿は不定期だと思います。

それでは、どぞ?


「うーん」

 

 うーん?ここは、どこだ?なぜこんなところにいるんだ?あたり真っ白すぎるぞ?

 

「やっと起きたのかのぉ」

 

「ん?誰だあんた?」

 

 誰だよ。この女の子。

 

「う~ん。紙じゃよ。あ、神じゃよ。」

 

「おいっ!今さらっと間違えたぞ!」

 

 こいつなんだ?自分で間違えたぞ?バカなのか?いや、バカだな。

 

「失礼なやつじゃの」

 

「ん?俺声に出してたか?」

 

 こいつ心読んだな。

 

「そのとうりじゃ!」

 

 なるほど…………喋らなくていいなら楽だな。

 

「まぁ、良いわ。お主はなぜここにおるか分かるか?」

 

 ん?そうだな。そう言えば、なんでこんなところにいるんだ?

 

「お主は、死にそうだったんじゃよ。」

 

 ふーん。死にそうだったのか。で?なぜここに連れてきた?早めの地獄行き宣言なのか?土下座するから天国にしていただきたい。

 

「そうじゃないのじゃよ。お主は、死にそうだっただけで死んではいないのじゃよ。」

 

 ん?あぁ、よく考えたらそうなるな。で?その続きは?

 

「お主は、わしの気まぐれで転生させることとなった。」

 

 あそ。で?どの世界?

 

「いや、それは自分で決めとくれ。」

 

 うーん。ソードアート・オンラインの世界ですかね。

 

「なぜじゃ?」

 

 なんとなく。ごめん、やっぱ嘘ユウキに会いたい。ユウキと付き合いたい。ユウキと結婚したい。だから。

 

「そ、そうか。そんなにお主はユウキが好きなんじゃな。」

 

 あぁ、当たり前だろ。あんな天使現実にはいない。アニメだからこそのかわいさだ!なめんなよ!この紙が!あ、神が!

 

「おいぃぃぃ!今さらっと紙っていったよなお主!」

 

 え?なんのことですか?僕わかんない(棒)

 

「まぁよい。それでは、特典があるんじゃが

 

 「ユウキ生存で!」

 

 ……最後まで言わせて?ねぇ?」

 

 う、すいません。焦りすぎました。

 

「わかったならよい。それで特典なんじゃが特典をやると原作の記憶が無くなる。それでもいいなら、2つやれるぞ。」

 

 ほほう。原作の記憶なんざどうでもいい。俺は、ユウキ生存を求める!!

 

「そうかそうか!して、もうひとつはなにかの?」

 

 う~んとね。・・・。

 

「うおぉぉぉい!何か言え!」

 

 あ、ユウキがSAOにログインするで。ほんとはデスゲームなんてやらせたくないけど、やっぱり会いたいもんな。

 

「そうか!それではその二つにしよう。だが、いいのか?デスゲームじゃよ?自分を強化しなくてもいいのか?」

 

 いい、ユウキのためなら必要な犠牲だ。

 

「そうか。お主気に入ったぞ!後でゲーム内にプレゼントを送っておこう。それと、ここの記憶もなくなるでな。」

 

 そうか。まぁ、ユウキに会えるならなんでもいいし。

 

「それでは、いってもらおうかの。」

 

 あ、ちょっと待て。

 

「なんじゃ?」

 

 あんたの名前は?

 

「わしか?わしは、カナじゃよ。」

 

 そうか。カナありがとう。これからが楽しみだよ。

 

「ふふ、そういってくれて何よりじゃ。では、元気での。空乃白夜(そらのびゃくや)」

 

 おう。じゃあな!

 

 

 

 こうして、白夜はSAOの世界に降り立ったここで白夜にどんなことが待ち受けているのか。白夜の冒険が今始まる。

 

「あ、原作忘れたらユウキのことわかんのか俺?俺って、バカだな。」

 

続く!




しゃー!
一話目書き終わったぞい。

今回で白夜君の転生の内容がわかりましたね。

後、白夜君、天然ですね。

それでは、また。


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ソードアート・オンライン編
第1話なんですね♪


ちゃす!

すばるやよ。です!

今回からSAO入ります。

それでは、どぞ?


 こんにちは空乃白夜です。

 今、俺は、とても、嬉しい。なぜって?それはな……SAO、ソードアート・オンラインを手に入れたからさ!

 ん?何をゲームでそんなに暑くなってんだよって?お前らはバカか?新しいゲームを買ってもらったら(自分で買った)喜ぶだろーよ!俺が普通なんだよ!普通だよな?普通のはず。普通……。

 だぁ!そんなことは、どうでもいい。さてと、SAOやりますか。やりこみますか。でもなんでだろう?なんか引っかかんだよな?まぁ、いいか。そんじゃ今日はぶっとうしの、徹夜でいくぜ!

 でもな、最初にログインする時恥ずかしい言葉言わないとなんだよな……。まぁ、なるようになるさ。それではいってみよう。

 

「リンク・スタート!」

 

 おぉー、スゲーななんか文字が一杯だぜ!読めねぇ(泣)

 ん?まずは名前か、んー。ソラじゃありきたりだしな。お、Soraya、ソラヤでいいな!うん!

 次は、容姿か……あ、なんか結構現実に似たのできた。これでいっかな。

 さあ、やっと始められるよ。さて、いくかな。

 

「うーん?ここか。ここが、SAO!おっしゃー!盛り上がってきたーー!ダンジョン、ダンジョンいく!」

 

「おい!行きなりダンジョンはだめだ!」

 

 うぉ!びびったー。なんだ?なんなんだ?本人に聞いてみるか。

 

「ん?何でだ?つか誰だ?」

 

「あ、俺は、キリトだ。」

 

 キリトか。変わった名前だな外人かな?相手も名乗ったわけだ俺も名乗っとかないとな。

 

「ほほう、俺は、空乃白夜ともうします。で?なしてダンジョンはだめなの?」

 

「いや、おいぃ!ここでは本名はだめだ!これからは、プレイヤーネームを名乗れよ。」

 

 そうなんか、本名ちゃうんか……なんか俺言葉おかしいな。ともあれお礼いっとこ。

 

「おぉー、そうか!本名はだめなんだな。じゃあ、もう一回。俺は、ソラヤだ!」

 

「あぁ、それでなんだが、ダンジョンに行く前に今お前は何にも武器持ってないだろ。」

 

 ん?あ、ほんとだ。これでダンジョン行ったら即死だったな。

 

「ありがとう。じゃあ、武器買ってからダンジョンに行くよ!ありがとう。キリト!じゃあな!あ、フレンド登録ってあるか?」

 

「ん?あるが」

 

「じゃあ、フレンドになろうぜ!」

 

「わかった」

 

 おっし!初フレゲット!

 

「ありがとう。じゃあな!またメッセージ送るよ!」

 

「あぁ、楽しんでいこうぜ!」

 

「おう!」

 

 そういうとソラヤは、武器店へと走り去っていった。

 

「嵐のようなやつだな。」

 

 キリトはそう思っていた。

 一方その頃のソラヤは……

 

「ここはぁぁぁー!どこだぁぁぁー」

 

 絶賛迷子中だったのでした。

 これが後、黒の剣士と無双剣士と呼ばれる二人の出会いだった。

 

「あ、ここが武器店か!」

 

続く!




おし!
二話目書き終わった!

今回もなんか白夜くんが暴走してましたね。

そして、キリトくんとも出会いました。

あと、白夜くんの崩壊がヤバい。なに弁だよって作者もおもいました。まぁ、いいですよね♪

それでは、次回もお楽しみに。


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第2話なのだよ!

ちゃす!

すばるやよ。です。

さて、テスト返しがあって怯えてる作者です。

では、今回も、どぞ?


 ソラヤは、武器店についたようなのですね。

 

「ここが、武器屋かぁー!」

 

 何々?色々な武器があるなぁ。両手剣に、両手斧、なるほど、やっぱりここは定番の片手剣でいいよな?

 

「おっちゃーん、この片手剣くれー。」

 

「はいよー」

 

 おし!ロングブレードゲット!これでダンジョンに行ける。

 いやぁー、キリトにはマジで感謝だな武器がないのにダンジョン行くところだったわ。ほんと助かった。

 

 

そういうと、ソラヤは、ダンジョンへと走り出したのだった。

 

 

一方その頃

 

「あー。あの白夜君大丈夫かな?10層くらいになったら進化し続ける剣をあたえよーっと。

 さてこれからどうなっていくのか楽しみだね。」

 

 

 カナの方ではこうなっていたと言う。

 つか、この人前から思ってたけど幼zy「うるさいぞ!そこ!」うぅ、すいません。

 

 

時はソラヤの方に戻り

 

「うぉーらー!!」

 

 いやー、思った。ほんと思った。ここの敵微妙だな。強いとも言えないし。弱いとも言えない。ほんと微妙だな。レベルも一応2に上がったし。

 でも、本音を言わせてもらうと、レベル上げむずっ!なんだこのゲーム!この調子でいくとボスのレベル10くらいで勝てるんじゃね?くそー!早くレベルあげたい!

 まぁいい今日は、オールでできる。迷宮区まではいきたいな。

 え?そんなんじゃ死んじゃう?バカ野郎!死なずに全クリ!これが俺がゲームで決めている目標だぞ!こんなとこで死ぬわけがない。

 あとは、レベルは5~7くらいにはしたいと思っている。まずは、ここでレベル3にしていくか。

 ん?ここどこだ?ヤバいかもしれない……これは、まさかさっき起こった……迷子じゃねーか。

 キリト。キリトくん。キリトさん。キリト先輩。ハリアーーップ!!!助けてーーー!!!

 

「まぁ、いっか!このまま進んでくか!いずれどこかに着くだろ。」

 

 

 何だかんだで、やっぱり天然なソラヤ。もうちょっと焦ってもいいんじゃ?って思うところで全然怯まない。

 もう、最強の主人公だな(笑)

 

 

「おっし!レベル3まで上がったぞ!このイノシシより、こっちのオオカミの方が経験値効率が良かったな。

さて、目的のレベル3になったし進みながら迷宮区へ行きますか!」

 

ゴーン ゴーン ゴーン ゴーン

 

 ん?なんだ?かね?

 

 

 ソラヤがそういうとソラヤの体が光に包まれる。

 

「うぉ!なんだよ!」

 

「ここは?最初の広場か他のプレイヤーもいるようだな。」

 

 マジでなんなんだ?

 

 そう思うと一人のプレイヤーが

 

「おい、上」

 

 その言葉で、上をみると《WARNING》の文字が映し出されていた。そしてあたり一面が赤く染まった。すると血液みたいなものがゲームマスターに変わった。

 

「プレイヤーの諸君。私の世界へようこそ。」

 

「なにいってんだ?あいつ。私の世界?ワッツ?」

 

 ソラヤは、興味が無さそうに聞いていた。

 

「私の名前は茅場晶彦。今やこの世界をコントロールできる、唯一の人間だ。」

 

「ん!?」

 

 おいおいおいおい!茅場ってあの茅場かよ!いいな!面白くなってきやがったぜ!

 

「プレイヤー諸君は、すでにメインメニューからログアウトボタンが消滅していることに気づいていると思う。しかし、これはゲームの不具合では、ない。繰り返す。不具合では、なくソードアート・オンライン本来の仕様である。」

 

「ほほう?」

 

 ソラヤは、さっきとは違い興味が引かれていた。

 

「諸君は自発的にログアウトすることはできない。また、外部の人間の手によるナーブギアの停止、あるいは解除もあり得ない。もしそれが試みられた場合、ナーブギアの信号阻止が発する高質力マイクロウェーブが、諸君の脳を破壊し、生命活動を停止させる。」

 

「ふむふむ」

 

 つまりは、デスゲームか、死ぬのは怖いけどスリルはあってたのしそうだな。

 

「残念ながら現時点でプレイヤーの家族、友人などが警告を無視し、ナーブギアを強制的に解除しようと試みられたのが少なからずあり、その結果213名のプレイヤーがアインクラット及び現実世界からも永久退場をしている。」

 

「ん!?」

 

 くそっ!もう被害がでてんのか。213人は多すぎだろ。

 

「ご覧の通り、たくさんの死者が出たことを含め、この状況をあらゆるメディアが繰り返し報道している。よってすでにナーブギアが強制的に解除される危険は低くなっていると言ってよかろう。諸君らは、安心してゲーム攻略に励んでほしい。」

 

「ちっ!」

 

 そんなことしてんのか。茅場の野郎は。そうか。これは、本気でゲーム攻略を進めよう。こんな状況だからな、目標は、2年後くらいだな!絶対クリアしてやる!

 

「しかし十分に留意してもらいたい。今後、ゲームにおいてあらゆる蘇生手段は機能しない。ヒットポイントが0になった瞬間、諸君らのアバターは、永久に消滅し、同時に……諸君らの脳はナーブギアによって破壊される」

 

 

 あいつは趣味がいいとは言えないな。でも、ようは死ななきゃいい。だったら大丈夫だ!

 

「諸君らの解放される条件はただひとつ、このゲームをクリアすればよい。現在君たちがいるのはアインクラットの最下層第一層である。各フロアの迷宮区を攻略しフロアボスを倒せば上の階に進める。第百層にいる最終ボスを倒せばクリアだ。」

 

 

 やっぱりか、クリアならいけるが……時間との勝負だな。

 

「それでは最後に、諸君のアイテムステージに私からのプレゼントが用意してある。確認してくれたまえ。」

 

 

「ん?手鏡?」

 

 そういうと、周りのプレイヤー及び自分も光に包まれた。

 

「ん?なんだったんだ?つか、現実の顔やん。」

 

 スゲーなこの効果は。

 

「諸君は今なぜ?と思っているだろう。」

 

 ……思ってるよ。うん。俺も。(棒)

 

「なぜソードアート・オンライン及びナーブギア開発者の茅場晶彦は、こんなことをしたのかと。」

 

 ……わぁー、なんで茅場は、こんなことしたんだぁー?(棒)

 

「私の目的はすでに達せられている。この世界を作り出し、鑑賞するためにのみ私はソードアート・オンラインを作った。」

 

「おぉー。そうなんか。」

 

「そして今、すべては達成せしめられた。以上でソードアート・オンライン正式サービスのチュートリアルを終了する。プレイヤー諸君の健闘を祈る。」

 

 

 すると、謎のアバターが消え、そらの色ももとに戻った。プレイヤーたちの叫びや悲鳴と引き換えに。

 

「!!膜が消えた!外に行ってレベル上げのつづきだぁー!いやっふぅー!」

 

 

 おい!ゲフン一人テンションの違うソラヤは、外へ出ていった。

 

「しゃー!これで、今日中にレベル5~7が達成できそうだぜ!」

 

 

 ソラヤは、すごいスピードでフィールドへかけていった。

 果たして、ソラヤは、無事にこのデスゲームを抜け出せるのか!

 

「あ、ちっくしょぉぉぉーー!また、迷ったぁぁぁーー!!」

 

続く!




しゃー!

3話目書き終わった!

ソラヤが、怖いもの知らず知らずってことがわかりましたね。

では、また、次回!


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第3話なんだよね!

ちゃす!

すばるやよ。です。

テストが少し返ってきて英語24点、現社51点という絶望的な点数を叩き出している作者です。赤点が近づいています。泣きたいです。

さぁ、そんなことはどうでもいい。

今回は少しぐちゃぐちゃしているかもしれません。そのへん何とぞ。しかも、ユウキも出てきます!

では、今回も、どぞ?


 さぁ、あれから1ヶ月たったぞ!

 

「うーん。今日もまだ迷宮区に人はないかぁー。」

 

 デスゲームが始まり、1ヶ月が経ったというのにいまだに迷宮区付近の町にプレイヤーが来る様子はない。

 さすがにソラヤも、ボスは一人では倒せないと思っているのでボス部屋まではマッピングしてあるが、その先に進めていない。

 

「はぁ、これじゃあ2年でクリア何てできねーぞ。もういいや、ボス一人でいこーっと。」

 

 ソラヤは、もう待てないということで一人でボス攻略をしに行くことにした。

 

「いやぁー、勝てるとは思わんけど、どんな敵か見てくるかまずは。」

 

 そういうとソラヤは、ボス部屋に向かった。ちなみに今のソラヤのレベルは12。なぜそんな低いの?と思った方、ソラヤは、初日と次の日合わせてこのレベルにしました。だが、その後の行動が問題だった。

 起きる、食べる、運動、食べる、風呂入る、寝るの繰り返しで1ヶ月間の間ずっとプレイヤーを待っていたのだがいっこうにプレイヤーがやってこなくてしびれを切らして今現在の状況になっている。

 

「さてと、ボス部屋についたぞー!さぁ、いくぞ!」

 

 そう言うと、ソラヤはボス部屋に入った。

 

「おー?コボルト?と、そのでかい番?これは一人じゃ無理やろ(苦笑)」

 

 ちっ!一人で勝てると思ったんだけどな。まぁ、一体ずつ殺していけばいいか。さてやりますか。

 

 そう言うと、ソラヤは片手剣を持ちコボルトに突っ込んでいった。

 だが、以外にも倒せずにいた。

 

「くそっ!こいつかてぇー。後、動きが初見で全然わからん。これはこのまま行くと負けるな。一体倒したら帰るか。ちっ、一人で殺るとなると後、1ヶ月は必要だな。まぁ、いいか」

 

 呑気にソラヤはそう呟いていた。

 そして最後の攻撃、スラントを一体のコボルトに叩きこむと一体のコボルトが光の結晶になり消えていった。

 

「ふぅ、一回町に戻るか。」

 

 ソラヤは一回町に戻ることにした。

 

「おし!ぜってーボスぶっ倒してやる!」

 

 それからソラヤは1日2回ボス部屋に挑んでいき1ヶ月立つ1日前になった。

 

「うーん。ボスに攻撃与え続けて残り2本のゲージになるとコボルトがわいてまた、倒さないといけない。それで、倒し終わった後またボスに攻撃を仕掛け残り1本のゲージになると武器を変えてくる。なんか刀みたいなやつに。そこまでわかったから明日には勝てるな。これでやっと攻略できそうだぜ。」

 

 なんと明日で本人の言ってた1ヶ月なのだ。しかも、ソラヤはレベル21になっていた。

 

「でも、明日で攻略できるけど、ここ最近プレイヤーが40人くらいで集まってたな……何してたんだ?」

 

 そう、今その集まっていたプレイヤー達が第一層のボス攻略を明日やろうという話になっていた。

 

 

キリトside

 

「はーい!みんな注目!俺はディアベル。職業は気持ち的にナイトやってます。」

 

 なんか、爽やかな人だな。

 

「今日、集まってもらったのは他でもない。昨日俺達のパーティーがボスの部屋を見つけた。」

 

「おぉー」

 

「このデスゲームが始まって2ヶ月俺達が攻略ののろしを上げようじゃないか!それではまず6人組でパーティーを組んでくれ。」

 

「なっ!?」

 

 キリトは、焦っていたするととある二人が目に入った。

 

 あそこの人たちに声かけよ。

 

「なぁ、あんたらもあぶれたのか?」

 

「いや?お兄ーさん、違うよ?」

 

「そう、周りの人がみんなもう組んでいたから。」

 

「そ、そうか。パーティー組まないか?」

 

「うん。僕はいいよ。」

 

「私も」

 

「わかった。俺は、キリトだ」

 

「僕はユウキだよ」

 

「私はアスナ」

 

 これが、キリト、アスナ、ユウキの出会いだった。

 

 

ソラヤside

 

「おっし!今日で一層クリアだ。次の層に早くいきたいぜ!早くいく!行く!やっふー!」

 

 やっぱりちょっとバカなソラヤはボス部屋に向かった。

 

「しゃー!コボルト容赦しないぜ!」

 

 いっつもコボルトを殺している人の言っていいことではない言葉を言ってボス部屋に入っていった。

 

三人称side~キリト方面から~

 

「みんな!ボス攻略だ!生きてかえってこよーぜ!」

 

 一層を攻略しようとしている40人に待ち受けていたものは、

 

「ん?誰だ?プレイヤー?多いなどうした?」

 

 この作品の主人公ソラヤだった。

 

「き、きみ。ボスはどこだい?」

 

 ディアベルは聞いた。

 一方キリトの方では、あれは……初日にあったソラヤ?じゃないか?アバターが似ている。

 

「ん?あぁー。あのボスなら俺一人で倒した。それとさ、俺さー、このデスゲーム始まってから3日目くらいからここにいんだよね。」

 

「なぁ!?」

 

 キリト、他のプレイヤー達が絶句してた。それでもソラヤは続ける。

 

「それで攻略できそうなやつ待ってたんだけどさ、来ないんだよ。だからな1ヶ月前?からボスに挑んでた。最初は一体しか倒せんかったがこの通りボスを一人で倒せるくらいにはなった!いぇーい!」

 

 他のプレイヤー達があり得ないと言う目線を送っている。

 そして少しの静寂の後ディアベルがソラヤに質問をした。

 

「きみは、怖くないのか?死ぬことが。」

 

「はぁ」

 

 ソラヤは心底つまらなそうにため息をつく。

 

「あのなぁ、この世に死ぬのが怖くないやつがいると思うか?」

 

「それならなぜ?」

 

 この質問でソラヤは完全にディアベルへの興味が失せていた。

 

「あのさ、怖いから攻略しない?バカじゃねーの?一番攻略に近かったやつが『怖いから攻略しない』何て言ったら一生こんなゲーム終わらんよ。しかも1ヶ月近く待って誰も来ない。じゃあ俺がやるしかないじゃん。」

 

 キリトはこの言葉をしっかり受け止めていた。ソラヤはすごい。周りの言葉で決めずに、自分で決めている。この事が今のキリトには凄いことだと思えていた。

 

「そ、そうか。」

 

 ディアベルがそういうと、

 

「ねぇ、話それで終わり?なら俺早く上行って二層目の迷宮区いきたいんだけど……」

 

「あぁ」

 

 そういってソラヤは階段の上へ消えていった。

 

 だがすぐにキリトが追った。

 

「キリトどこ行くの?」

 

「次の階のアクティベート。それと、ソラヤに用がある。」

 

「僕らもついてっていい?」

 

 

ソラヤside

 

「はぁ、なんか期待はずれだったな。あ、もちろん攻略しに来たやつらのことね。」

 

 ってか俺誰にいってんだ?

 

「おーい!ソラヤだろ?」

 

「ん?」

 

 この声は、聞いたことあんなぁ。誰だっけ?

 

 と、ソラヤは後ろに振り向いた。

 

「誰?」

 

 マジで誰かわからない、男?と、女の人達の3人が立っていた。

 

「あ、そっか顔変わってるんだったな。改めて自己紹介だ。俺はキリトだ!久しぶりだな、ソラヤ。」

 

 ん?キリト……あぁぁぁーー!!キリトか!つか、

 

「女顔すぎだろ(笑)」

 

「うっせ」

 

「で?キリトは、何のようだ?」

 

 キリト、強かったんだ。これから共に行動してくんねぇーかな。さすがに今回のことでボスは一人で倒せるが、時間がかかりすぎる。

 

「あぁ、お前βテスターじゃないよな?」

 

「ん?違うよ?」

 

「やっぱりか。でも、βテスターでもないのにどうやってそこまで強くなった?さすがにボスを一人で倒すのはすごすぎると思うんだが……」

 

「うーん。やりこみかな。俺、初日でレベル6になったし。」

 

「!?」

 

 キリトは、こいつは、なんなんだ?と、軽く疑問を抱いていた。その時、

 

「あのさ、キリトさえ、キリトさえだよ?キリトさえ良ければパーティー組まない?流石にボスは一人では、時間がかかりすぎる。」

 

「ちょっと、待ってくれ今後ろの人達紹介するから。」

 

「おう!いいぜぇー!」

 

「ユウキ、アスナ自己紹介してやってくれ。」

 

 ほほぅ。なかなか、いい素質を持ってるじゃないか。こっちの紫の髪の子は、相当強くなる。もう一人の子も強くなると思う。この二人もパーティーにほしいな。

 じゃあ、誘うか、

 

「俺は、ソラヤっていうんだ。二人も俺とパーティー組んでくんねぇか?絶対さっきいたやつらの中で、1、2、3番の強さだからさ。」

 

「僕はユウキだよ。それはなぁー、キリトとアスナに僕は任せるよ。」

 

「私はアスナ。私もキリト君に任せるわ。」

 

 ちっ!このキリトのモテ期め!紫の髪の子よこせ!くそかわいいじゃねぇーか。こっちの子めっちゃいい。

 

「えーっと、俺達でいいのか?」

 

「おいおい、俺はお前達が1、2、3を争うと思ってんだぜ?他に誰がいんだよ。」

 

「そう言うことなら、ぜひパーティーを組んでくれ。」

 

「よっしゃぁぁぁ!!これで攻略目標2年後を達成できそうだ!」

 

「「「えっ?(ん?)」」」

 

 なんだこいつら?突然かたまってどうした?らぐったか?

 

「今なんていったの?」

 

「え?よっしゃぁぁぁ!!って」

 

「違うよ、その次」

 

「あぁ、攻略目標2年後」

 

「そう!それだよ!クリアってそんなに早くクリアできるのか?」

 

「あぁー、今日お前らが来なかったら後、十数年はかかったな(笑)」

 

「「「なんで?私(僕)〔俺〕達なの〔なんだ〕?」」」

 

「えっ?だってお前ら来なかったらこの先の攻略俺一人じゃん。一人きついよ?寂しいよ?やってみる?疲れるよ?」

 

「いや、遠慮しとくよ」

 

「まぁ、なんでもいいさ。パーティーになった以上お前らは絶対に死なさせやしない。」

 

「それは、俺も同感だ。」

 

 キリトとは、いきが合うなー。

 

「あ、ちなみに今レベルは?」

 

「俺は16だな。」

 

 と、キリトが、

 

「僕は14だよ!」

 

 と、ユウキが、

 

「私も14よ。」

 

 と、アスナがいった。

 

 ふう、まずはレベル上げだな。

 

「そんじゃ、レベル上げにいくか。」

 

「待って!ソラヤのレベルは?」

 

 と、ユウキが尋ねてきたので、

 

「俺は、あ、ボス倒したからレベル上がってる。22だよ。」

 

「「「!?」」」

 

「いや、驚くことじゃないぞ!俺は一人でボス倒したんだから。

 あ、もっ一個質問、キリトに。どっちが彼女?」

 

「「ぶふぅーー!!」」

 

 吹き出したのは二人、キリトとアスナだ。

 

「「ニヤニヤ」」

 

 俺とユウキは悪い笑みを浮かべていた。

 

「「笑うな!」」

 

「いやー、お二人さん?否定はしないんだね。ニヤニヤ」

 

「「ちがうから!」」

 

「いきぴったりだね。ニヤニヤ」

 

「まぁ、レベル上げにいくか。」

 

「「「うん!(おう!)」」」

 

 こうして、キリト、アスナ、ユウキ、ソラヤはパーティーを組んだのでした。

 さて、恋愛のほうも、面白い感じです。この恋は実るのか!

 

 ソラヤは遠くに離れていた

 

「うわぁぁぁーーー!!!よかったーー!!ユウキは、俺が絶対もらうぞぉ!」

 

続く!




しゃー!

4話目書き終わったー!

今回は、結構つめつめでしたね。

そして、ユウキに一目惚れソラヤくん面白いですね。

次回は、第十層です。武器入手編です。

でも、ここまで来るとなんか主人公最強だな……加減を覚えないと……

それでは、また次回!


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第4話です。

ちゃす!

すばるやよ。です。

今回は、前回も言った武器入手編です。
後少しユウキとの会話もいれてます。

それでは、どぞ?


 第一層クリアから1ヶ月がたった。

 

「あぁー、キリト今日なにする?」

 

 今ソラヤはキリトと二人でベンチに座っていた。

 

「んー、そうだな。今日は、アスナとユウキは他のクエストいってるからなー。」

 

「だよなー。」

 

 そう、今二人は女性二人と別行動をとっているのだ。

 おっと、ここで現状報告。今のゲーム進行は第十層。ここまで1ヶ月でこれたのはソラヤ、キリト、ユウキ、アスナの四人のパーティーがボスを倒していったからだった。そうなると、四人とも全員ギルドに誘われた。

 だが、ソラヤは、今のメンバーが気に入ってると言い、キリトは、ギルドは馴れていないと二人が断った。それでもアスナとユウキの安全を考えると自然に『二人はギルドに入った方がいい』という言葉が出てきてしまった。ソラヤとキリトがそう言うと、ユウキとアスナはとたんに怒り出してしまった。『僕(私)は、二人のじゃまなの?』と、殺気を込めて言われてしまった。ここで男性二人は不味いと感じた。

 そして、ソラヤとキリトは、二人の機嫌を直してもらうため、今二人で買い物に来てソラヤはユウキに、キリトはアスナに喜びそうなものを買って今現在の状況になっている。

 

「目的も終わったことだし俺は武器を買いにいってくるよ。」

 

 ソラヤがそう言うとキリトは、

 

「俺は、フィールドにでも出てくるよ。」

 

「じゃあ、ここまでだな。明日は、朝8時に転移門前集合な。アスナの気分、直してこいよ。」

 

「おう。お前もユウキの機嫌、直せよ。」

 

 こう言って二人は、それぞれの目的をしにいった。

 

 ソラヤが、武器店に入ろうとすると……

 

「おい。びゃk…ソラヤくんじゃろ?」

 

 ん?なんだこの子

 

「そうだが……なんかようか?」

 

「そうじゃ!この武器をお前さんにやろう。」

 

 なに?なんなんだ?この子は、でもあやしいと思えない。

 

「なぜ?俺に武器を?」

 

「うーん。なんというかの……約束じゃ。」

 

 約束?俺はこの子に会ったことがあるのか?

 

「俺達は、初対面だよな?」

 

「まぁ、そうじゃの」

 

 ん?はじめてなのになんで、約束なんだ?

 

「ほれ、これがソラヤくんにあげる武器じゃ」

 

 そう言うと、1本の剣を差し出してきた。

 

「なんだこれは?」

 

「これは、ミッドナイト。プレゼントじゃ!」

 

「なんだって?プレゼント?」

 

 プレゼント?約束、どこかでした覚えが……

 

 ソラヤがそう考えていると、

 

「時間がもうない、ミッドナイトをやる。大切にしてくねの?」

 

 と、言って武器を押し付け消えてしまった。

 

「なんだったんだ?でも、もらったものだ大切に使わなきゃな。」

 

 そう言うと、ソラヤは武器をしまった。

 

「あ、そろそろユウキにメッセージ送ろう。」

 

『ユウキ、今大丈夫か?大丈夫なら俺の宿まできてくれ。』

 

 よし!これで大丈夫だな。

 

『いいよ。今からいくね。』

 

 と、やっぱり怒ってそうな返信だった。

 

「はぁ、ユウキとは仲良くしたいのにな。」

 

 そう言うと、ソラヤは自分の宿へ向かった。

 

「きたよ。」

 

「お、おう。入ってくれ。」

 

 やばい、少し緊張してきた。これあげて機嫌なおらなかったら、俺死ねる。

 

「今日は……さ、昨日のことで話があってね。」

 

「ふーん。で?なんなの?」

 

 怖いっす。ユウキさんマジ怖いっす。

 

「あのときは……さ、ごめん!」

 

「え?」

 

 ユウキは、疑問を抱いていると思うけどここははっきり伝えたい。

 

「ユウキに……無茶してほしくなかったんだ。今は、俺らの力で勝てるけどこの先は俺達パーティーだけで勝てると思えない。だからいってしまったんだ。」

 

「うん。わかってた。僕もその事は、だけど……」

 

「そう、それはユウキの気持ちを考えていなかったんだ!だから……だから、ユウキが決めてくれ。俺達と来るかギルドに入るかを。もし、俺達なら俺がユウキを絶対に守る!」

 

「僕はもちろんソラヤ達といくよ!当たり前じゃん!」

 

「そうか。そうか!ありがとう。あの、これ、お詫びの印と思ってくれ」

 

 そう言うとソラヤはユウキに紫色のネックレスを渡した。

 

「俺とキリトでお詫びの印として二人で選んだんだ。ユウキには俺が選んだけど……どうかな?」

 

「えっ?ソラヤが選んでくれたんだ///ありがとう!すごく嬉しいよ!」

 

「それならよかった!」

 

 その夜二人は一緒に寝たそうだ。

 

 

ユウキside

 

 あのときは、すごく悲しかった。ソラヤ達が僕達のことを必要じゃないと思っていたとおもって。僕は、落ち込んでいた。だけど、ソラヤに呼び出された。本当にお別れなんじゃないかと悲しくなった。

 だけどほんとは仲直りをするためだった、その事に僕はすごく嬉しくなった。しかも僕にネックレスをくれた。ほんとに嬉しかった。

 そして、心がぽかぽかしてきてなんだか熱くなってくる感覚があった。

 

 今のユウキにはわからなかった、それが恋心だということに。

 

 

「うーん。ユウキのほっぺたぁ~。スヤスヤ」

 

続く!




しゃー!

おわったぞ!

なんか少しシリアスっぽかったですね。

では、また、次回!


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第5話だよ?

ちゃす!

お久しぶりです。

なぜ遅れたって?はっはっは!すいません。書く気がわきませんでした。はい。でも、今回書いて調子が出てきたのでまた、すぐに投稿しようと思います。待ってくれていたかたはすいません。

さぁ、久々で駄文全開ですがよろしく♪

それでは、どぞ?


キリトside

 

第11層

 

「我ら月夜の黒猫団に乾杯!」

 

「「「「かんぱーい」」」」

 

「でもって、命の恩人キリトさんに乾杯」

 

「「「「乾杯!」」」」

 

「か、乾杯…?」

 

 キリトは今ダンジョンに潜っているときにモンスターに襲われていたギルドを救いそのギルドと一緒に食事をしていた。

 

「キリトさん、大変失礼だと思うんですが、レベルっていくつくらいなんですか?」

 

 レベル……か。ここは、ほんとのレベル言った方が良さそうだな。

 

「45くらい。」

 

「「「「「えっ!?」」」」」

 

 あはは……そりゃ驚くよ(苦笑)

 

「てことは、キリトさんは攻略組?」

 

「あぁ、そうだ。あとケイタ敬語はやめにしよう。」

 

「そう……そうか。じゃあさキリト攻略組で忙しいのを承知の上で聞くんだけど、ちょっとレクチャーしてくれないか?」

 

「えっと。ちょっと待ってくれ。」

 

 キリトはそう言うと、メッセージを飛ばした。

 

ソラヤside

 

ピコン!

 

「うぉ!くそーやっぱりメッセージ来たときの音にびびってしまうな……何々?」

 

『Re:キリト

 

  とあるギルドにレクチャーを頼まれた。

  何日なら支障がでない?

                    』

 

「うーん。」

 

 どうしたものか。一様スピード的には余裕が出てきてよかったし……

 

「何してるの?」

 

「うおぉ!ゆ、ユウキか、どうしたんだ?」

 

「ソラヤは何してるのかなーって思って♪」

 

「今なキリトがとあるギルドにレクチャーを頼まれたそうだ。」

 

「ふーん。で、何でソラヤに?」

 

「パーティーをちょっと離れるってことだろ?」

 

「あー。でもさ、そうすると、アスナが、」

 

「あ(察し)。それは、考慮してなかった。」

 

 やばいです。ほんとに考えてなかった。アスナに何て言おう。こうなればキリトには2週間大丈夫って言おうと思ったけど……1週間にしてもらおう。よし、それでメッセージを……

 

「なんの話?」

 

 その声は絶対にバレてはいけない人の声だった。ユウキは少なからず怯えている。ソラヤも鳥肌がたっている。それほど今の……アスナの声が、目が、全部、いつも道理じゃなかった

 

「なんの話をしてたの?ソラヤ君、ユウキ」

 

「あ、アスナさん?」

 

「あ、アスナ?」

 

「ねぇ?なんの話をしてたの?」ニコニコ

 

 アスナさん、目が笑ってないです。

 

 そんなことをソラヤが思っていると、

 

「キリトが、とあるギルドのレクチャーしてくるって、それで当分帰って来ないって。」

 

「な!?」

 

 言うの!?言っちゃうの!?それ一番いっちゃだめだよ!?ユウキさん?どんな神経してるんすか?

 

「ねぇ?ソラヤ君?その話詳しく。」

 

「ひぃ!」

 

 そのあと、ソラヤの悲鳴が一時間聞こえたと、ユウキは語った。

 

キリトside

 

「おっ!2週間なら良いぞ。」

 

「じゃあ2週間!よろしく!」

 

「あぁ!」

 

 こうして、キリトは月夜の黒猫団をレクチャーすることになった。

 

「攻略組、第28層突破か。すげぇーな。キリトは、こんなやつらと一緒にやっていけてんのか。」

 

「まぁ、あはは。」

 

 まぁ、ソラヤが強すぎるってのもあんだけどな(苦笑)

 

「ねぇ?キリト。キリトから見て僕達と攻略組って何が違うんだ?」

 

「そうだな、まず効率のいい経験値の稼ぎ場所を知らないって言うのが大きいと思う。」

 

「そう言うのもあると思うんだけどさ。僕は意思力だと思うんだよ。」

 

「意思力か、そう言えばあいつもそうか。」

 

「仲間を、いや、全プレイヤーを守ろうって言う意思の強さって言うかなぁ。僕らは今は守ってもらう側だけど……気持ちじゃ負けないつもりだよ。もちろん!仲間の安全が第一だ、でも、いつか僕らも攻略組の仲間入りがしたいと思っているんだ。」

 

「そっか。楽しみに待ってるぞ。」

 

 黒猫団は、これからも強くなるな。今度はボス攻略も一緒にやりたいな。

 

~夜~

 

『ケイタです。サチが出ていったきり帰ってこないんだ。僕らは迷宮区に行ってみる。キリトもなにかわかったら知らせて欲しい。』

 

「サチ……?」

 

 どこへ行ったんだ?追跡スキルで探すか。

 

 そういってキリトは、追跡スキルを使うと緑色の視界になり、地面に足跡が浮かび上がっていた。

 キリトは、その方項へ向かった。

 

「サチっ!みんな心配しているよ?」

 

「ねぇ?キリト。一緒にどっか逃げよ。」

 

「逃げるって?何から?」

 

「この町から、モンスターから、黒猫団のみんなから……ソードアート・オンラインから。」

 

「えっ!?そ、それは、しんじゅう?」

 

「それもいいかもね。」

 

「うっ!」

 

 マジか、サチに何があったんだ?

 

「ごめん、嘘死ぬ勇気があるならここにはいないよね。」

 

 そこからは、サチの思いが呟かれていた。キリトはサチを慰めた。

 

「私、死ぬのが怖い。」

 

「君は、死なないよ。黒猫団は十分強いギルドだ。いきなり上の層に行かなければ死ぬことはないよ。」

 

 そういって、キリトはサチをつれてギルドのみんなのところへ戻った。

 

~朝~

 

「今日で俺は全線へ戻る。今までありがとな。」

 

「いや、こちらこそありがとう。僕がホームを買うまでは居てくれよ。じゃ、行ってくる。」

 

「マイホーム買うってさこんなに感動するもんなんだな。」

 

「ケイタが買いにいってる間に少し稼ごうよ。」

 

「じゃあ、ちょっと上の迷宮にいこうぜ?」

 

「いつものところでいいんじゃないかな?」

 

「大丈夫、キリトさんもいるし、俺達のレベルなら安全だって。」

 

 本当に大丈夫か?念のためソラヤ達にメッセージ入れておこう。

 

ソラヤside

 

ピコン!

 

「うぉ!また、びびった。」

 

 ん?でもなんか今回は胸騒ぎがするな。

 

 そう思いつつ、メッセージを開くと、

 

「っ!」

 

「どうしたの!」

 

「危険かもしれない。キリトとキリトがレクチャーしてるギルドが!……ばか野郎いくら強くなったとはいえ27層は、だめだ!」

 

 そう言うと、ソラヤは27層へ走った。

 

「こんなところに隠し扉なんかあったか?」

 

「「なかったと思うよ(わよ)」」

 

 3人は27層へ来ていた。

 

「十分注意しろ。いくぞ?」

 

「「了解!」」

 

 ソラヤが扉を開くと一人の見知ったプレイヤーが立っていた。

 

「おい!キリトか!?大丈夫か?」

 

「ソ……ラヤ…か?」

 

「おい!他のやつはどうした?」

 

「死んだ。」

 

「「「っ!」」」

 

「俺が……俺が守れなかった。」

 

 そういうキリトを連れて一回町へ戻った。

 

「嘘……だろ?キリト!みんなが……死んだ?」

 

「すまない。俺が弱かったばっかりに。」

 

「俺もすまない。間に合わなかった。」

 

「いや、わかっているんだ。キリト達のせいじゃないって。でも、俺はこの世界にいる必要がなくなった。今までありがとう。」

 

 そう言うとケイタは自分からアインクラットの外へ落ちていった。




はい。今回は結構シリアスですね。

まぁ、何て言いますか。

遅れてすいません。

では、次回!


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