乗り鉄探偵南 達仁 風林火山殺人事件 (新庄雄太郎)
しおりを挟む

登場人物 

「ことりちゃん、誕生日おめでとう。」
「ありがとう、穂乃果ちゃん、花陽ちゃん。」
今日はことりちゃんの誕生日、穂乃果ちゃんは恋愛小説をプレゼントした 花陽ちゃんはマグカップとレターセットをプレゼントをしました ことりちゃんの好きなチーズケーキとお寿司で誕生日を祝いました
「ハッピーバースディー、ことりちゃん。」
「あっ達仁遅かったね、もうパーティーは始まっちゃったよ。」
「ごめん、ごめんことりちゃんにプレゼントに時間がかかっちゃってね。」
達仁は、変わったプレゼントをことりを渡しました。
「わーっ、長野の観光列車と長野旅行の切符ね。」
「そうだよ、これは俺からだよ。」
「わー、ありがとう達仁君。」
「あとは穂乃果と花陽の分もあるよ。」
「えっ、私も。」
「穂乃果、花陽も乗りたがってたじゃないか。」
「うん、私も乗りたかったんだ。」
「えっ、長野フリー切符。」
「うん、長野旅行が俺のプレゼントさ。」
「あれ、もう1枚余ってる。」
「5枚持ってるの。」
「そうだ、にこちゃんを誘ったら。」
「よしっ、誘ってやるか。」

次の日 達仁はにこに会った
「にこ、お前も旅行に行くか。」
「えっ、私も誘ってもいいの。」
「どこへ行くの。」
「長野だよ。」
「えっ、長野。」
「楽しいよ、善行寺や上田の真田丸を見れるし、後野沢温泉。」
「なんか楽しいにこ。」
達仁と穂乃果達が行った長野旅行が殺人事件になるとは思いもならなかった






登場人物

 

南 達仁

音ノ木坂学院 高校2年生

小学生の頃から乗り鉄で、いろんな列車に乗って旅をしている

最近、探偵小説にハマってる

 

高坂 穂乃果

音ノ木坂学院 高校2年生

鉄道オタクだが 撮り鉄担当

特に駅弁や食堂車は旅行の楽しみ

 

南 ことり

音ノ木坂学院 高校2年生

みんなと列車に乗るのは好き

 

小泉 花陽

音ノ木坂学院 高校1年生

臆病で弱虫な場面もあるが

鉄道は初めてである

 

矢澤 にこ

音ノ木坂学院 高校3年生

鉄道アイドルのメンバーで列車が大好き

合言葉は「にっこにっこにー」

 

十津川省三

警視庁捜査一課警部

 

竹村岩男

長野県警捜査一課警部

 

木下 真司

長野県警捜査一課刑事 竹村の部下

 

吉井 正義

長野県警捜査一課 部長刑事。竹村の部下

 

石田

長野県警捜査一課 刑事

 

黒田兵衛

長野県警捜査一課長・警視

 

松岡刑事

長野県警松本警察署・刑事

 

諸星警部

長野県警松本警察署・警部

 

登場列車

長野・北陸新幹線

W7系・E7系

F編成、12両編成(JR東日本所有)。金沢延伸開業前から先行投入されていた。

W編成、12両編成(JR西日本所有)。 E7系とW7系は両者の区別なく共通運用となっており、設備なども同一仕様とされている

 

飯山線

キハ110系

長野総合車両センター所属

 

キハ110系は1997年10月1日のダイヤ改正前から一部列車で導入、同改正で全列車が当車両での運転となった。 導入当初、キハ110系の一部の車両に、一部または全座席が千曲川(信濃川)の見える東方(長野県側のほぼ全域と新潟県側の一部)に向けられた展望車両「ふるさと」があり、普通列車として運用されていたが、のちに従来のキハ110系と同様の座席に置き換えられた(2014年に「おいこっと」へと改造)。主に、1997年3月の秋田新幹線開業直前まで走っていた特急「秋田リレー号」用の300番台からの改造車が充てられており、蛍光灯にカバーがついていたり、座席交換の跡や塗装変更の跡が残っており、他線区のキハ110系と細かい部分で異なる仕様が見られる。なお300番台で使用されたリクライニングシートは当時増備が進められていた横須賀線・総武快速線用E217系電車のグリーン車用に転用されている。なお2017年3月末より、信州ディスティネーションキャンペーンの一環として、リバイバル飯山色=後述の青とアイボリーホワイトの塗装(色合いはオリジナルと異なる)で、正面と側面には橙・山吹色・黄の三色ストライプが入り、側面窓下には「VOITURE AMITIÉ」と表記されたキハ110形2両が登場した

 

しなの鉄道

観光列車「ろくもん」

しなの鉄道は輸送人員の減少傾向や施設・設備の更新費用の増加など、開業以来抱えている問題に加え、2015年(平成27年)3月の北陸新幹線金沢開業と、それに伴う北しなの線開業に向けた経営基盤の強化などが課題となっていた。こうしたことから2013年(平成25年)8月、新たな営業戦略の一環として、しなの鉄道の利用促進と沿線地域の活性化を図るため観光列車を導入し、2014年(平成26年)夏の運行開始を目指すとする方針を発表した。

 

改造には115系3両編成(S8編成)が充当されることになり、2014年1月にはデザインなどが発表され、3月25日には車両改造工事の安全祈願式が執り行われた。改造費用は約1億円。

 

列車愛称は、沿線地域ゆかりの真田氏の「六文銭(六連銭)」に因む「ろくもん」に決定。デザインは水戸岡鋭治が担当した。車内は車両の床、イス、テーブル等に長野県産材を使用。1号車はファミリーやグループ向けの車両とし、中央に子供の遊び場(木のプール)を設置。2号車は沿線地域の景観を楽しみながら食事ができるカウンター席とソファ席を配置しているほか、様々な交流や情報提供が可能となるサロンスペース、最低限の食事サービスを提供できるキッチンを設置。3号車は2人組の旅客が個室的な空間の中で、食事を楽しむことができる車両となっている。また、3号車にはしなの鉄道保有の車両としては初となるバリアフリー対応のトイレが設置された。水戸岡は本列車について「ななつ星in九州を除けば、全国の観光列車のナンバーワン」と発言している。

 

4月28日には改造中の車体が報道陣に公開され、7月2日には車両が完成し、本社前の電車留置線で内覧会が行われ[41]、7月11日より運行を開始した。

 

全席普通車指定席で、1日あたり下り2本、上り1本を運行している。食事付きプラン(しなの鉄道1日乗車券・指定券込)は、しなの鉄道本社の予約センターと軽井沢駅、小諸駅、上田駅、戸倉駅、屋代駅の窓口で、旅行予定月の2か月前の1日から発売している。また指定券(乗車券が別途必要)は前述の各駅窓口とJTB、近畿日本ツーリストで、運行日の1か月前から取り扱っている。

 

2014年11月28日から表示幕(前サボ)が専用デザインとなった。

 

 

俺達は、東京駅からはくたか555号金沢行に乗った

「達仁、軽井沢まで新幹線に乗るの。」

「そうさ、軽井沢から観光列車に乗るんだぜ。」

「観光列車、どんな列車なの?。」

「そうだなことりちゃん、しなの鉄道の「ろくもん」って言う列車だよ。」

「ろくもん。」

「そうさ、上田の真田丸の家紋から採った観光列車さ。」

「わぁっ、はやく乗りたいな。」

「私は先に長野へ行ってるから。」

「にこは、長野のご当地アイドルに会いに行くのか。」

「にこは、長野と言えばご当地アイドルに会いたいにこ。」

「でもな、4人しか取れなかったって言えないよな。」

「にこは観光列車ろくもんは乗ったことがあるにこ。」

「あっ、実際に乗ったんだ。」

「うん、ママとここあとこころとね。」

「なるほどね。」

 

 

 

 

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

観光列車 ろくもん

達仁と穂乃果とことりと花陽は、しなの鉄道の観光列車に乗るため、軽井沢駅に下車した、達仁達はにこと別れて、はくたか555号は長野へ向かった 達仁は、軽井沢から長野へ行く観光列車「ろくもん」1号に乗った   ろくもん1号の時刻は軽井沢 中軽井沢 信濃追分 小諸 田中 上田 戸倉 屋代 終着長野は13時05分である

発着時刻

10:40発 10:47着 10:51着 11:09着 11:38着 12:03着 12:31着 12:47着 13:05着

ろくもんに乗ったら千曲川や浅間山を眺めたりするのは楽しみの1つです

そこへろくもんのアテンダントがやって来た。

「ようこそ、観光列車ろくもんへ。」

とドリンクを持ってきました。

「ありがとうございます。」

俺達は、洋食コースを注文しました。

「うわぁ、おいしそう。」

「な、楽しいでしょ。」

「こんな観光列車に乗れるなんて、最高だわ。」

「でしょ、でしょ、これは長野の名店で作った洋食なんだって。」

「へぇー。」

そして、デザートはことりの大好きなチーズケーキです

「うわっ、これは長野のチーズケーキ、食べたかったのよね。」

「バースディーの時もチーズケーキだったな。」

「達仁君、ありがとう。」

 

ろくもんには 食事プランには列車によって異なるが、軽井沢行のろくもん2号は懐石料理 3号はワインプランの

料理が楽しめます、ちなみに洋食は1号だけである。

上田駅に着くと、穂乃果はカメラを取り出し、上田駅の駅長が真田丸のコスプレをしていました。

「あ、真田丸だ写真とってこよう。」

穂乃果は、駅長と一緒に記念撮影しました。

「穂乃果、どこ言ってたんだよ。」

「ホームに、真田丸がいたから写真とってたんだよ。」

「ああ、上田駅で真田丸のかっこうした駅長さんだね。」

「上田と言えば、真田丸だよね。」

「そりゃそうだよ。」

達仁たちが乗った「ろくもん1号」は鉄橋を渡ると千曲川が見えてきました。

「うわー、千曲川だ。」

「本当だ。」

「眺めもいいね。」

達仁は、長野の川のはなしをしました。

「長野の川には千曲川の他にどんな川があるか知ってる。」

「木曽川でしょ。」

「犀川。」

「それから、天竜川でしょ。」

「さすがだね。」

「これはわかるかな?。」

「わかった、梓川。」

「当たりー、花陽ちゃん。」

「その梓川からとって、あずさって言う特急があるんだ。」

「そう言えば、友達がスキーに行くときは、あずさって言う特急列車に乗るよ。」

「あずさか。」

会話をしている間に達仁とことりと穂乃果と花陽が乗ったろくもん1号は終着長野に着いた。

「達仁、どうだった。」とにこがホームで出迎えていた。

 

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

川中島古戦場と千曲川





川中島古戦場

達仁と穂乃果達は、長野駅からしなの鉄道・115系普通列車に乗って川中島古戦場へ向かった。達仁達は風林火山見物をするため川中島駅に下車した。

「ねぇ、達仁がよりたいところって。」

「せっかく長野へ行くんだから、川中島古戦場に寄ってかなきゃ。」

「でも、達仁って歴史が好きだったっけ?」

「ああ、そういえばそうね。」

「後、長野と言えば信州そば。」

「ねぇ、上杉謙信の作戦ってどんな作戦なの?」

「啄木鳥戦法さ。」

「へぇ、啄木鳥戦法か。」

「ねぇねぇ、千曲川も行って見ようよ。」

千曲川・松代大橋

「わぁぁ、きれい。」

「本当ね。」

「来てよかっただろ。」

「うん。」

「ちょっと、赤くなったよ。」

「げ、これってまさか。」

なんと、千曲川に男の死体でした

キャーッ!

穂乃果とことりと花陽とにこは叫んだ。

「穂乃果、警察に連絡。」

「わかった。」

まもなく、長野県警捜査一課の竹山警部がやって来た

「被害者は、郷田武さん23歳。」

「うん、凶器は拳銃か。」

「ええ、弾丸からコルト・ガバメント45口径と考えられます。」

「警部、遺体発見者を連れてきました。」

「おっ、又音ノ木の南か。」

「知ってるんですか、警部。」

「ああ、あの有名な高校生探偵さ。」

「ほぉ。」

「竹山警部、犯人はどうやって千曲川に流したんですか。」

「恐らく、車で運び、千曲川で遺棄した可能性が高い。」

「考えられるよ。」

「よし、木下と吉井は千曲川付近で不審者がいなかったか聞き込みを。」

「わかりました。」

 

達仁と穂乃果達は、戸隠神社へ向かった

「大変なことになったね。」

「千曲川で殺人事件に会うなんて。」

「戸隠神社には民宿があるから、そこで泊まって行こうか。」

「そうね。」

「ねぇ、戸隠神社ってどんなところなの。」

「穂乃果、知らないのか。」

「うん。」

 

 戸隠神社は霊山・戸隠山の麓に、奥社・中社・宝光社・九頭龍社・火之御子社の五社からなる、創建以来二千年余りに及ぶ歴史を刻む神社です。

その起こりは遠い神世の昔、「天の岩戸」が飛来し、現在の姿になったといわれる戸隠山を中心に発達し、祭神は、「天の岩戸開きの神事」に功績のあった神々をお祀りしています。

平安時代末は修験道の道場として都にまで知られた霊場でした。神仏混淆のころは戸隠山顕光寺と称し、当時は「戸隠十三谷三千坊」と呼ばれ、比叡山、高野山と共に「三千坊三山」と言われるほどに栄えました。

  江戸時代には徳川家康の手厚い保護を受け、一千石の朱印状を賜り、東叡山寛永寺の末寺となり、農業、水の神としての性格が強まってきました。山中は門前町として整備され、奥社参道に現在もその威厳を伝える杉並木も植えられ、広く信仰を集めました。

明治になって戸隠は神仏分離の対象になり、寺は切り離され、宗僧は還俗して神官となり、戸隠神社と名前を変えて現在に至ります。

「本当に戸隠神社に来たんだね。」

「平安時代に伝える歴史ね。」

「そりゃそうさ。」

見物した後、俺たちは民宿で泊まった

 

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

戸隠神社

達仁と穂乃果達は、風林火山の見物していた たが、千曲川を見に行った矢先に
男性の死体を見つけた、第1の事件が起きたのだ そして戸隠神社をまわることにしました そして第2の事件が起きた、果たして幽霊が殺したのか


達仁と穂乃果達は、戸隠辺りの民宿で1晩泊まって、次の日は野沢温泉と長野へ周ることになった。

「おやおや、ようこそ長岡旅館へ。」

「こんにちは。」

「どうでした、川中島古戦場は。」

「すっごく、よかったよ。」

「うん。」

「その後、千曲川見たんだよ。」

「そうですか、何しろ長野は風林火山の聖地ですからね。」

「戸隠神社に何か秘密があるんですか。」

「実はね、夜になると女の子の幽霊が出たんだよ。」

「ひぇーっ!」

「誰か助けてーっ!」

「花陽は怖がりだな。」

「あなた達も長野へ。」

「ええ、友達の誕生日の旅行しようと。」

「そうですか。」

「私は小日向です、戸隠神社で働いています。」

「戸隠神社、私たちも行くところなんです。」

「よかったら、廻ってみます。」

「もちろん、よろこんで。」

 

戸隠神社

「ねぇ、達仁君この辺りって幽霊が出るのかな。」

「お化けは出るわけないよ。」

「そうだよ、花陽ちゃん。」

「言ってるでしょにこはお化けなんて怖くないって。」

「とにかく、戸隠神社をまわってみよう。」

何か、怪しい人影が見えた達仁と穂乃果達は、何かを目撃した。

「誰だ、そこに入るお前は。」

男は、コルト・キングコブラ4inシルバーモデルを所持し、小日向さんを撃った

バキューン

「あっ、小日向さん。」

男3人は、すぐに逃げて行った。

「穂乃果、ことり、救急車だ。」

「警察もよ。」

「わかった。」

「どうしたの、達仁。」

「にこ、人が撃たれた。」

「えっ。」

「まさか、幽霊が小日向さんを襲った。」

ウーウーウーウー、ピーポーピーポーピーポー

まもなくパトカーと救急車が到着した。

「あなた、しっかりして下さい、あなた気持ちをしっかり持って。」

ピーポーピーポーピーポーピーポー

「意識不明の重体か、これじゃあ病院での事情聴取は難しいな。」

「それにしても、事件に巻き込まれるのは千曲川もそうだね。」

「又君たちか。」

「竹山警部。」

「君たちも犯人見たのか。」

「ええ、夜の神社を散策してたら、拳銃の音がしてたから。」

「犯人はそのまま走り去っていったの。」

「なるほど。」

「竹山、やはり一連の事件と関係してるかもしれんぞ。」

「あなたは。」

「長野県警捜査一課長の黒田兵衛です、あなたの事は十津川警部から聞いています。」

「一連の事件って。」

「実はな、2年前松本署管内で宝石店強盗殺人事件が起きたんだ。」

「松本で強盗殺人!!」

「じゃあ、千曲川で起きたのは。」

「松本の殺人と関係してるんじゃない。」

「きっと、そうかも。」

「竹山警部、犯人は複数ではないかと考えられるんじゃないのかな。」

「ああ、その可能性があるな。」

「男が持ってた拳銃はステンレス製のリボルバーではないでしょうか。」

「ああ、そうか犯人はその拳銃で小日向さんを撃ったのか。」

「うーむ、千曲川の殺人と戸隠の殺人未遂、何か共通点があるはずだ。」

「犯人は、誰なんだ。」

「うーむ、誰なんだろう。」

達仁達は、旅館に戻って1眠りし野沢へ向かった

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

野沢温泉

次の日、達仁と穂乃果とことりと花陽とにこは野沢温泉へ行くため、長野駅へ向かった

「戸隠神社、とても凄かったね。」

「うん、まさか神社に幽霊が出たってびっくりしたよ。」

「穂乃果ちゃん、本当に幽霊が出たらびっくりだよ。」

「みんな、長野と言ったら温泉も行くよ。」

「達仁、どこの温泉よ。」

「野沢温泉だよ。」

「どうやって行くの。」

「飯山線に乗るんだよ。」

「飯山線。」

達仁達は、8時35分の十日町行の飯山線に乗った

「さぁ、はやく乗りましょう。」

「うん。」

飯山線は、長野から新潟県の越後川口を結ぶローカル線である 長野から豊野までは信越本線を走るので線路も複線だ、豊野からは単線になってローカル線らしくなる、小さな駅を一つ一つひろうように停車していき戸狩野沢温泉駅には長野から1時間、十日町には約2時間半、終着越後川口には約3時間の旅である

とがりのざわー とがりのざわー

9時36分 戸狩野沢温泉に到着

「ついに来たのね、野沢温泉。」

「結構人気みたいだよ。」

達仁と穂乃果とことりと花陽とにこは、「野沢温泉ライナー」に乗った。

 

野沢温泉

麻釜(おがま)麻釜(おがま)は、100℃近い温度のお湯が湧出している場所。昔はこの高温湯を利用して麻をゆでて皮をはぎ繊維を取っていたが、現在は野菜や卵を茹でたりするなど食べ物の用途に使われる場合がほとんどである。麻釜周辺は火傷など危険防止のため観光客は立ち入り禁止になっている。

「ことりちゃん見て、麻釜だよ。」

「うわっ、野沢菜にたまごにとうもろこしでゆでてる。」

「本当ね。」

麻釜を見物をしている穂乃果とことりと花陽は楽しそうに見ていた。

達仁は、にこと穂乃果とことりと花陽で記念撮影をした。

「じゃあ、写真撮るよ。」

「にっこにっこにー。」

麻釜の前で写真を撮った、俺たちは野沢温泉町歩きを楽しんだ

しばらくして、達仁たちは予約した旅館に泊まった

「うわーっ。」

「部屋が広いなぁ。」

俺達は、5人用の部屋を頼んだ。

達仁は1人で風呂に入った、日ごろの疲れを癒した。

穂乃果とことりと花陽とにこは会話しながら風呂に入っていた

夕食

今日の夕食は、俺たちは北信州の豚肉のしゃぶしゃぶだ。

「さぁ、今日は乾杯しよう。」

「うん。」

穂乃果は、瓶入りのオレンジジュースを注ぎ、グラスを持ち

「今日は、ことりちゃんの生誕旅行で乾杯しよう、乾杯。」

「カンパーイ。」

「にこ、ことりちゃんにあげるプレゼントは持ってきたか。」

「言ってるでしょ、にこはプレゼントは持って来るって。」

「そうか。」

「にこちゃん、ありがとう。」

こうして、楽しい夕食になった

穂乃果とことりは温泉街を散歩していた

「ポッポッポー、鳩ポッポー、豆が欲しいかそらやるぞ。」

「うわっ、鳩車ね、でも可愛いね。」

「うん。」

穂乃果とことりは温泉街のお土産を買って旅館に戻った

 

 

 

 

 




旅館
「おやすみ、穂乃果ちゃん。」
「おやすみ、花陽ちゃん。」
「ことり、先に寝てて。」
「うん、おやすみなさい達仁君。」
「達仁、まだ寝ないの。」
「うん、千曲川と戸隠の事件の犯人は一体誰なんだろう。」
「そうね、誰なんだろう。」
「また事件の話ね、明日は早いから私寝るよ。」
「にこ、聞こえてたのね。」
「寝るよ。」
「ねぇねぇ、好きな子いる。」
「にこ、修学旅行じゃねぇからな。」


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

善光寺・城山公園

次の日、達仁と穂乃果とことりと花陽とにこは8時21分の長野行の飯山線に乗り善光寺へ向かった。

「やっと来たんだね、善行寺。」

「うん、まるで浅草の仲見世がいっぱいだよ。」

「ねぇ、回ってみようよ。」

「ちょっとそれ、いいかも。」

その時、達仁の携帯が鳴った。

「もしもし、あっ、十津川警部。」

「おお、達仁君か、例の松本の強盗殺人だけど、3人組と断定したよ。」

「それで、松本の事件で何か分かった。」

「うん、実はな上越方面に逃走した車が自転車通学中の高校生をひき逃げし逃走した、被害者は小日向冬樹、高校2年生だ、パトカーに逃走した車は山梨県内で盗難に遭ったものだ。」

「諸星警部、犯人は車で逃走したと、ナンバーは山梨330 さの5562です。」

「よしっ、早速緊急配備して犯人を確保にあたれ。」

「了解。」

「そうか、どうもありがとう。」

「達仁、誰から。」

「十津川警部からだよ、例の松本の事件の犯人は3人組だって。」

「は、じゃあ、殺傷事件の犯人が分かったのね。」

「ああ、犯人はあの人だ。」

「犯人はどこに現れるの。」

「城山公園だ。」

 

善行寺

達仁と穂乃果とことりと花陽とにこは、善行寺でお参りした後は善行寺内を回ることにしました

「あれっ、ことりちゃんは。」

「お待たせ。」

「どこへ行ってたの、ことりちゃん。」

「お母さんにお土産を買いに行ったの。」

「おっ、リンゴパイと善行寺饅頭を買ってたのか。」

「うん。」

「そうか、長野のお土産を買ってたのか。」

「うん。」

「それより、にこは昼食が食べたいにこ。」

「そうか、まだ昼食がまだだったな。」

「じゃあ、昼食にしましょ。」

達人たちは、善行寺の仲見世にある蕎麦屋に行った、やっぱり長野と言えば信州そばだ。

達仁と穂乃果はざるそば、ことりは山かけそば、にこと花陽はかけそばと山菜そばを注文しました。

「いやーっ、信州そばがうまいっ。」

「だろ、コシのある麺だからな。」

「善行寺の他にも、松代も行って見ない。」

「ああ、真田邸ね、実は俺も行って見たいんだ。」

「そうなんだ、」

 

城山公園

武田の仲間、鹿野と油川に宝石を見せた

「いっ、これでそろったぞ。」

「やっぱり、あなたが犯人だったな、武田真治。」

「あっ、何だい、君たちは。」

「それ、松本の事件と関係してるな。」

「その袋に入ってるのは、松本で奪ったその宝石でしょ。」

「貴様、一体何者だ。」

「南 達仁、探偵だ。」

「そして、私たち、音ノ木坂探偵団。」

「ぶさけんな、あんな奴らに捕まってたまるか。」

「ひっ。」

「返して、冬樹を返して、冬樹を返して、返して。」

「よしっ、今だ。」達仁と穂乃果は犯人と決闘した

ことりは、油川と戦った。

「この野郎。」

「ことりのおやつにしちゃうぞ。」

「うぎゃゃゃ。」

武田は、公園で滑り、にこに近づいた。

「にこっ。」

「イヤー。」

まもなく、花陽の通報で長野県警の竹山警部が到着し、武田と鹿野と油川は逮捕された、その後危険運転致死でも再逮捕された。

 

そして、達仁は松代へ向かった

「ここが真田邸ね。」

「うん。」

「そういえば、真田丸も有名なの。」

「うん、その後、上田に移ったのさ。」

「へぇー。」

「いいね、長野は。」

「本当だ。」

 

長野駅

達仁と穂乃果とことりと花陽とにこは、帰りに新幹線「あさま642号」に乗った

そこへ、竹山警部がやって来た

「南くん。」

「いやっ、今日は電話ありがとうございました。」

「えっ、電話?。」

「おかげで、犯人の逃亡を阻止することが出来ました、さすが南くんだと、信濃のコロンボこと竹村岩男、感服しました。」

「当然だろ、俺は乗り鉄探偵だからさ。」

こうして、俺たちの信州旅行は事件に会いながらの旅だった、戸隠神社で起きた殺人未遂にあった小日向さんは一命をとりとめた、そして長野の旅は終わった

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む




評価する
※目安 0:10の真逆 5:普通 10:(このサイトで)これ以上素晴らしい作品とは出会えない。
※評価値0,10についてはそれぞれ11個以上は投票できません。
評価する前に
評価する際のガイドライン
に違反していないか確認して下さい。