恋のカンパネラ〜Clumuy melody〜 (文月/Huduki)
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1期編&誕生日特別小説
第0話「キャラ紹介」


皆様初めまして!文月(ふづき)と申します。
ハーメルンでたくさんの作品読んで、僕も書いて
みようと思いました。
今回は「西木野真姫」をヒロインにしてストーリーを書いていきます。
処女作でミスが多いかもしれませんが
暖かい目で呼んでくださいm(_ _)m

Twitterやってます!→@Huduki0727


オリジナルのストーリーに沿って書いていきます。

 

 

主人公

 

【名前】藤原拓磨(ふじわらたくま)

【学年】高校1年生

【年齢】15

【誕生日】12月25日

【身長】181cm

【血液型】A型

【特技】料理、ピアノ、勉強

【趣味】天体観測、綺麗な景色を見ること

【性格】真面目で誰にでも優しい

【好きな食べ物】パスタ

【嫌いな食べ物】エビ

【長所】いろんなことができること

【短所】体が弱く、何度も入院している

【家族】両親がいる。2人ともかなりのエリート

【真姫との関係】家が近所で、両親同士の仲が良く、小さい時から一緒に過ごしていた

【その他】一人称は「僕」。プロピアニストを目指し中

数々のコンクールでも金賞を受賞しており

将来が期待されてる

しかし、体がとても弱いためあまり無理ができない

 

 

 

ヒロイン

 

【名前】西木野真姫

【学年】高校1年生

【年齢】15

【誕生日】4月19日

【身長】161cm

【血液型】AB型

【特技】テストで満点をとること

【好きな食べ物】トマト

【嫌いな食べ物】みかん

【長所】度胸がある

【3size】B78W56H83

【趣味】写真、天体観測

【その他】

両親は地元の病院の医者。将来は引き継ぐことになっている。

拓磨とはピアノで連弾をしたり、自分の家で

勉強を一緒にするなど、唯一心を開いている

 

 

【主人公の呼ばれ方】

穂乃果→拓磨くん

ことり→拓磨くん

海未→拓磨さん

真姫→拓磨

花陽→拓磨さん

凛→拓磨くん

にこ→拓磨

絵里→拓磨

希→たくっち

 

 

【拓磨の母親】

拓磨の母親はピアニストで、海外でもコンサートを開くほどの有名人。拓磨にピアノを教えている。

拓磨も自ら進んでピアノをやりたいと思っていたので、上達するスピードが一般の人より数倍も早かった。

高校1年生になった今でも、先生として教えておりいつか自分を超えるような人になってほしいと思っている。

 

【拓磨の父親】

拓磨の父親は大学の教授でとにかく頭が良い。

幼稚園の頃から拓磨に勉強を教えていて、受験やテストの対策を一緒に考えてあげた。

塾の講師もやっていて教え子たちは「わかりやすい!」「テストの点数が伸びた!」「テストで満点を取ることが出来た!」などとても評判が良い。

 

【μ'sの他のメンバー】

 

・高坂穂乃果

16歳、高校2年生。μ's発起人。いつも笑顔なリーダー

・園田海未

16歳、高校2年生。穂乃果と幼馴染み。曲がったことが嫌い

・南ことり

16歳、高校2年生。穂乃果の一番の友達。衣装作り担当

・星空凛

15歳、高校1年生。花陽と仲が良い。語尾に「ニャ」をつける

・小泉花陽

15歳、高校1年生。凛と仲が良い。ご飯とアイドルが大好き

・矢澤にこ

17歳、高校3年生。「にっこにっこにー」が合言葉

・絢瀬絵里

17歳、高校3年生。ロシア人のクォーターで生徒会長

・東條希

17歳、高校3年生。絵里と仲が良く関西弁混じりの口調で話す。




オリキャラはだいぶ最強に近い設定です(><)


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第1話「叶え!私たちの夢ー」

第1話になります。真姫と拓磨メインでこの話は進みます!
処女作になるので、口調が変だったり、間が変になってる
と思います(>人<;)


小さい時から、僕は「天才」「神童」と

呼ばれてきた

 

少しピアノができたり、少し勉強が

できたりするだけで勝手にそうあだ名が

ついた

 

今も呼ばれ続けている。頑張っているからだ

 

それは自分のためじゃない

 

今、客席に座っている幼馴染みのため。

僕の想いを彼女に届ける。今まで通り、僕の全力を尽くして

 

そして、彼女の近くにいる8人にも

感謝を込めて全力で弾く。

 

これが、最後かもしれないから…

 

 

"""""""""

 

 

「・・・はっ!なんだ。ただの夢か…」

 

不思議な夢だった。彼女とあと知らない

8人がいた。そしてあの会場現実的すぎる。

一体なんなんだ…

 

 

「汗だくですが大丈夫ですか?拓磨様」

 

夢のことを考えていたら執事の「西村」さん

が部屋に入ってきた

 

「うわっ本当だ。魘されてたみたいです」

 

「そのようで。部屋の外にも魘されてるのがわかるくらい唸っていましたよ」

 

「そ、そうだったのですか」

 

「はい。そろそろ登校する時間ですので

準備を」

 

時計を見ると7時30分に針が指していた

いつも7時50分に家を出るので、少し

まずい。急いで準備しよう。

 

"""""""""

 

「それじゃ父さん、母さん、いってきます」

 

「「いってらっしゃい拓磨」」

 

両親にいつも通り声をかけてから家を出た。

家の前には彼女がいた。

 

 

「遅いわよ?寝坊でもしたの?」

 

 

そう言ってきた彼女は西木野真姫。

僕の幼馴染みで、唯一の友達だ。

僕は友達がいない。理由は嫉妬されてるからだ。

 

「ごめん、夢に魘されて寝坊しちゃったよ」

 

「珍しいわね。あなたが寝坊なんて」

 

「そうだね、寝坊したのは久しぶりだよ。

時間もあまりないし、登校しながら話そっか」

 

「そうね」

 

"""""""

 

昨日が入学式だったので、とりあえず

音ノ木坂女学院がどうだったか感想を聞こう

 

「音ノ木坂、どうだった?」

 

「普通だったわ。また1人で頑張ることになりそう。そっちはどうなの?」

 

「こっちも普通かな。真姫と同じだよ」

 

「そう。今日理事長からなにか重大発表が

あるらしいわ」

 

「そうなんだ。何だろうね。生徒数が

少ないからそれについて何かあるのかもね」

 

「そうね、今年の1年生は1クラスしかないから」

 

「初耳だよ。1クラスだったんだ」

 

衝撃だ。今年の音ノ木坂の1年生は少ないと

父さんから聞いていたが、まさか1クラスだとは。

 

「それじゃ、またね。真姫。何かあったら、メールでも電話でも連絡を」

 

「わかったわ。拓磨。また放課後にね」

 

 

真姫と別れ、僕は高校に向かう。

入学式の次の日なので、午前中だけで

終わるらしいから、帰ったらピアノを

弾こうかな

 

 

""""""""

 

真姫side

 

拓磨と別れ、私も音ノ木坂に向かう。

重大発表があるとか理事長言ってたけど

何かしら。

 

「廃校は流石にないわよね」

 

 

"""""""""

 

次の日

 

拓磨といつも通り登校している

 

 

「まさか、本当に廃校になるとはね…」

 

そう、昨日理事長からの重大発表は

音ノ木坂女学院が廃校になるということ。

私たちがまさかと思って予測していたことが

本当になってしまった

 

「そうね、私も驚いたわ。クラスでも

結構騒がれてたし。」

 

「まあそうだよね。後輩がいないって

いうのは寂しいもんね」

 

「私は別に関係ないけどっ」

 

「はははっそれじゃまた放課後で」

 

「ええ、またね」

 

 

はぁ。いろいろ面倒なことになりそう。

私はいつも一人だからほとんど影響が

ないと思うけれど、他の人に取っては

違うんでしょうね。

 

 

"""""""

 

放課後午後4時頃、音楽室にて

 

 

拓磨とは6時から一緒に勉強する予定だからまだ時間はあるわね。

今日はあの曲でも、弾きながら歌おうかしら

 

 

 

「愛してるばんざーい!ここでよかった

私たちの今がここにある・・・」

 

楽しい。この曲をやると嫌なことも忘れられる

ピアノは私と彼をつなぐ魔法の楽器。

出来ることなら彼と一緒に弾きたかった。

 

「・・・大好きだばんざーい!

頑張れるから、昨日に手を振って、

ほら前向いて~」

 

クラシックを弾くのもいいけれど、

たまには歌いながら弾くのもアリね

 

「ふぅ」

 

パチパチパチパチ

 

「ゔぇぇぇぇ!?」

 

窓越しに誰かが覗いてる。見られてたの!?

 

「すごいすごい!!感動しちゃったよ!」

 

そう言ってくるオレンジ色の髪の毛の人

リボンを見た感じだと先輩ね。

 

「べ、別に……」

 

「歌上手だね!ピアノ上手だね!それに、

アイドルみたいに可愛いっ!」

 

「っ」

 

椅子から立ち上がり、帰ろうとした

 

「あ、あの。いきなりで悪いんだけど…

あなた、アイドルやってみたいと思わない?」

 

「え…?何それ意味わかんない!!」

 

鞄を取って急いで音楽室を出た。

 

「アイドルって…」

 

今日はもう帰ったほうがよさそうね…

 

 

""""""""

 

 

放課後午後6時頃、真姫の家にて

 

 

……勉強中なのに、今日の放課後にあった

音楽室のことが忘れられない

 

 

「やけに不機嫌そうだけど、何かあった?」

 

拓磨が聞いてきた

 

「拓磨には関係ないッ!」

 

とっさに怒鳴ってしまった…私の悪い癖。

気にしてることを聞かれるとすぐに

怒鳴ってしまう…

 

「ご、ごめん」

 

「あ、謝らないで。私が悪いの…」

 

「放課後に何かあった?」

 

「うぅ、音楽室でいつも通りピアノを弾いてたんだけど、先輩に見られて…ものすごく褒められたあと、アイドルやってみたいと思わないって聞かれたの」

 

「そっか。真姫は褒められるのが慣れてないから恥ずかしいもんね」

 

「なっ何言ってるのよ!別に恥ずかしく

なんかないわよ…」

 

図星で顔が熱くなる。拓磨にはいつも

バレてしまう。長く一緒にいるからだと思う

 

「はははっ、それにしては顔が赤くなってるよ真姫」

 

「う、うるさいっ!勉強の続きやるわよ!」

 

「はいはい、仰せの通りに…」

 

「うぅ。腑に落ちないけど、もういいっ!」

 

少しいじられたけど、別に嫌じゃないわ。

理由はいじられて、逆に切り替えられることがあるからよ

 

その後8時まで勉強をして、彼は帰った

 

「真姫様、今日も9時頃からまたピアノを

弾かれますか?」

 

家政婦の和木さんが今日はピアノが置いてある部屋を使うのか聞いてきた。

 

「和木さん、今日は疲れたので大丈夫です

早めに寝たいと思います」

 

そう返事をした。

 

「わかりました。お風呂に入って

ゆっくり休んでくださいね」

 

「はい、ありがとうございます。和木さん」

 

その後、お風呂に入りベッドに入った。

途端に眠気が増してすぐに眠りにつくことができた。

 

 




どうだったでしょうか…口調や、心の中の声を書くのが
難しくて、変になってると思います(´・ω・`)
慣れるしかないと思うので、もっと書いて学んでいきます!


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第2話「アイドルを始めよう!」

今回は少し拓磨の学校の話があります
それと遅れてしまってすいませんでした(><)
いろいろと忙しかったんです(´・ω・`)


拓磨side

 

朝6時

 

「ううーん。眠いけど、コンクールで金賞取るためにもやらないとね」

 

 

手にしたのはひとつの申し込み用紙。

 

 

【日本ショパンコンクール予選】

 

 

「拓磨、今年も出たい?」

 

「そうだね。出たいよ母さん。ショパンの曲は大好きだし、金賞取ってみたいからね」

 

「そうなると予選の課題曲と、自由曲の

2曲を練習しなくちゃね。課題曲はop10の

中から1曲だから・・・」

 

 

今話していることは昨年にも出場した

【ショパンコンクール】という、

ショパンが作曲した曲のみで行われる

コンクールです。

今回は高校生部門にエントリーします。

 

 

「それじゃ登校まで時間があるから

少し練習してたいんだけど、いいかな?」

 

 

「ええ、それじゃ始めましょうか!」

 

 

登校する前、1時間ほど練習をした。

 

 

"""""""""

 

「それじゃ行ってくるよ。父さん、母さん」

 

 

「「いってらっしゃい!」」

 

 

今日は少し早めに出て、真姫を迎えに

行こう

 

その後真姫と一緒に登校した

 

"""""""""

 

「みんなおはよう〜」

 

「「拓磨おはよ!」」

 

僕はここのクラスの学級委員をやっている

というか学級委員になっていた

皆が指名してくれたから

 

「拓磨、今日は体調平気かい?」

 

「ああ、大丈夫だよ輝くん」

 

声をかけてくれたのは「大川輝」

1年生でありながら、生徒会の副会長を

務めている

お互い似たような感じなので相談がある時は真っ先にする相手だ

 

「よかったよ。あんまり拓磨は無理できないから心配になってさ。コンクール、近いんでしょ?」

 

「あははっ、ありがとう輝くん。そうだよ

3ヶ月後にあるからあまり時間ないんだ

これから曲を3ヶ月以内に4曲仕上げて

コンクールに出場するよ」

 

「3ヶ月で4曲か…だいぶハードスケジュールだね。なるべく負担かからないようにサポートするよ」

 

「ありがとう、助かるよ」

 

そう。僕は無理ができない

昔の偉人は短命な人がいたと思う

それと僕は似ているのかもしれない

運動神経抜群、勉強は学年トップ、

ピアノでは優勝できるほどの実力

料理や家事もできるなど多才すぎる

 

その代償だと思う

だから無理ができない

 

「じゃあみんな!授業始めるわよ!」

 

おっともうこんな時間か…それじゃいつも通り頑張りますかっ

 

""""""

 

真姫side

 

 

「さすがに今日は作曲してって言ってこないわよね…」

 

教室に向かってる途中にそう思う

あの先輩、すごくしつこい…

 

教室のドアを開ける

 

「あぁ!あなた!」

 

「ヴェェェ!?」

 

「ちょっといい?」

 

「私?」

 

まさか、教室にまで来るなんて…

それにこの先輩だけじゃなくて他に2人も先輩が来てるじゃない…

 

屋上に連れてかれて、何の話かと思ったらまた作曲してということらしい

私の考えは変わらない

 

「お断りします!」

 

「お願い!あなたに作曲してもらいたいの」

 

しつこい…

 

「お断りします!!」

 

「あ、もしかして歌うだけで作曲とかは

できないの?」

 

「ッ!できないわけないでしょ!

・・・ただ、やりたくないんです。そんなもの」

 

「学校に生徒を集めるためだよ!?

その歌で、生徒が集まれば・・・」

 

さすがに痺れを切らした

 

「興味無いです!!!」

 

そう言い残し屋上を後にした

 

"""""""""

 

音楽室でいつも通り歌っている

さすがにあそこまできつく言ったら

もうこないでしょ

 

「ふぅってヴェェェ!?」

 

歌い終わった。しかしドアの前には

あの先輩がいた

 

「何のようですか?」

 

念のため聞いておく

 

「やっぱり、もう一回お願いしようと思って」

 

「しつこいですね」

 

本音をこぼす

 

「そうだよねぇ、私、海未ちゃんにいつも怒られるんだ〜」

 

「私、ああいう曲一切聞かないから…

聞くのはクラシックとかジャズとか」

 

「へぇ、どうして?」

 

ここまで来たら本音で話そう

 

「軽いからよ、なんか薄っぺらくて。

ただ、遊んでるみたいで…」

 

「そうだよね」

 

「え?」

 

「私もそう思ってたんだ。なんかこう

お祭りみたいにパァーッと盛り上がって

楽しく歌っていればいいのかなって思って

でもね、結構大変なの」

 

私は真剣に聞いていた

 

「ねえ!腕立て伏せ、できる?」

 

「はぁ!?」

 

「できないんだぁ」

 

「ヴェェ、で、できますよ!そのくらい!」

 

ブレザーを脱いで、腕立て伏せをする

 

「1!2!3!これでいいんでしょ?」

 

「おおっ!すごい!」

 

「当たり前よ!私はこう見えても…」

 

「ね、それで笑ってみて?」

 

わ、笑う?

 

「へ、なんで?」

 

「いいから♪」

 

とりあえずやってみる

笑顔を作って…

 

「う…ヴェェ…うぅぅぅ」

 

できない…

 

「ね?アイドルって大変でしょ?」

 

「なんのことよ!まったく…」

 

「はい、歌詞。一度読んでみてよ」

 

「だから私は…」

 

「読むだけならいいでしょ?今度聞きに行くから。その時ダメって言われたらすっぱり諦めるっ」

 

歌詞が書かれている手紙をもらう

 

「答えが変わることはないと思いますけど」

 

「だったらそれでもいいっ!そしたらまた歌を聞かせてよっ。あの歌とピアノを聞いて感動したから作曲、お願いしたいなぁって思ったんだ!」

 

"""""""""

 

「拓磨、頼みたいことがあるの実は・・・」

 

拓磨に電話をして、家に来るまで待っているところ。

 

まさかあの先輩にあそこまで真剣に言われるとは…でも、やってみようかなって

思ったからやるからにはちゃんとやらないと

 

ただ、練習見に行った時に副会長が変なことしてきたのは腑に落ちないけどっ

 

「お邪魔します」

 

拓磨が来た。

 

「真姫、手伝って欲しいんだよね?

早速始めようか」

 

「えぇ、始めましょ」

 

「まさか真姫が承諾するなんてね〜

電話で聞いた時は驚いたよ」

 

「うぅ。もう!とにかくやるわよ!」

 

「あははっ。うん、やろうか!」

 

"""""""""

 

「真姫そこは、もうちょっと〜〜」

「この部分拓磨はどう思う?」

「あと少しだ真姫、ここは少しだけサビの部分を変えて〜〜」

「最後の部分、拓磨、これでいいかしら?」

 

「「できたぁ」」

 

あとであの先輩の家に送っておこう。

 

 

 

これで、良かったのよね?




どうだったでしょうか?
真姫のヴェェェなどを表現するの大変です(笑)

評価お願いします(*・ω・)*_ _)ペコリ


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第2.5話 「拓磨の過去と命」

お久しぶりです!
これからどんどん投稿してきます(><)
評価と感想してもらえると嬉しいです(˘•̥ω•̥˘)

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拓磨は体が弱い。過去に何があったか、

皆さんにも知っていただきましょう・・・

 

 

"""""""""

 

 

中学3年生の夏の全国ピアノコンクールにて

 

(拓磨は最後。その少し前の時間の話)

 

「ゲホッゴホッ、はぁはぁ」

 

「拓磨、本当に大丈夫なの?」

 

真姫が心配そうな顔をしてこちらを見る

 

「う、うん…大丈夫だよ…このくらい…」

 

「大丈夫じゃないでしょ!?出ちゃダメよ…拓磨が…」

 

「ゲホッ、真姫出させてほしいんだ…

このコンクールは僕にとって大事なんだ…」

 

「で、でも…」

 

「お願いだ真姫…ほら、今こうやって話せているから大丈夫だよ…」

 

ギュッ

 

真姫が僕の手を握る

 

「……本当に無理だけはしないで」

 

いつも以上に心配している

 

「もちろんだよ。それじゃ行ってくるね…」

 

僕は控え室に向かった

 

"""""""""

 

「大丈夫。いつも通り、僕の音楽を

届けるだけだ…他に、何も、ない…」

 

「「最後の演奏者、藤原拓磨くんです。

曲はショパンのエチュード革命・木枯らしです。」」

 

「大丈夫…だ…」

 

とっとっとっ

 

僕は演奏を始めた

 

"""""""""

 

演奏後すぐ

 

拓磨に盛大な拍手が起きた

 

「「すっげぇーー!!!これが神童の音楽!」」

 

「「まだ中学3年生でこれはすごい!!」」

 

歓声もとぶ。

 

だが

 

しかし

 

 

 

 

 

 

バタンっ!!!

 

拓磨は倒れた。お辞儀をした直後に。

 

「い、いやぁぁぁぁぁぁ!!」

 

真姫は拓磨のそばへ。拓磨は緊急搬送された。

 

"""""""""

 

3日後、拓磨は目覚めた。真姫は泣き

拓磨に怒った。どうして無理をしたの?と。

コンクールの結果は優勝だったそうだ。

そしてその結果を知らされてから拓磨は医師から呼ばれた

 

 

「中学3年生には重い話をしますがいいですか?藤原さん」

 

「はい…全部受け止めるつもりです…」

 

「わかりました。それではここに呼んだ理由を言いましょう」

 

「はい…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「あなたの命、残り1年あるかないかです」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

"""""""""

 

拓磨は薄々気づいていた。自分の命が短いことを…

昔からそうだった。何か頑張って人より

できるくらいまでなってしまうと体が壊れ始めていた。

 

"""""""""

 

退院後自宅にて

 

 

「あと、1年…か…」

 

「「拓磨…」」

 

父さんと母さんだ。

 

「父さん、母さん、ごめんなさい。

僕の命は…」

 

「謝らないで拓磨。あなたが悪いわけじゃないわ」

 

「そうだ拓磨。もし残り1年しかないのなら、お前の好きなように生きてほしい」

 

「ええ、あなたの好きなようにしなさい

真姫ちゃんには伝える…?」

 

「ありがとう、父さん母さん。

真姫にも、みんなにも伝えないでほしい…」

 

知ってしまえば皆の態度が変わるからだ。

 

「わかったわ」

 

「わかった」

 

"""""""""

 

「拓磨…」

 

「真姫、心配かけたね…」

 

「ほんとよ!ほんとに、怖かったんだから…」

 

「ごめん真姫…」

 

ぼくは真姫の頭を撫でる

 

「もうっ/// 大丈夫なの…?」

 

「…うん。大丈夫!」

 

「よかった…」

 

僕は初めて嘘をついた。

それも僕の大好きな人に…

でも、言えるわけがない

言っちゃいけないことだと思うから




如何だったでしょうか…?
拓磨の衝撃の過去と命について書かせていただきました
これから拓磨はどうなるのか…

評価と感想お願いします!


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第3話「ファーストライブ」

気温も朝や夜は落ち着いてきて、涼しくなってきましたねヽ(*´∀`)ノ

これからどんどん投稿ペースを早くしていきます(><)
評価や感想をぜひお願いします(*・ω・)*_ _)ペコリ

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朝6:30

 

「よし、今日の朝練はこんな感じでいいかな」

 

早朝5:30から僕はピアノをしていた

コンクールもあるので、いつも早く起きて練習をしている

着実に弾けているようになっている

 

その後、朝ごはんを食べて休憩していたら

 

 

'ピーンポーン'

 

 

インターホンが鳴った

 

「どちらさまですか?」

 

「あ、西木野真姫です」

 

「真姫?なんか早くないかい?」

 

いつもはもっと後に、しかも僕から真姫の家に行ってるはずなのだが…

 

「いいから!とにかく早くしてよね」

 

「わ、わかったよ」

 

荷物はもうまとめて合ったので急いで

手に取りドアを開けた

 

「おはよう真姫、どうしたの?」

 

「おはよう拓磨、神社に行くの」

 

「・・・どうして?」

 

「とにかくいいから!行くわよ!」

 

「えぇ・・・」

 

真姫に強引に連れてかれ神田明神まで向かった

 

"""""""""

 

どうして真姫は隠れているんだ…?

 

「ねえ真k」

 

「黙ってて!」

 

全くわからない…

 

「「ワン、ツー、スリー、フォー」」

 

「「穂乃果!」」

 

「「タッチ!」」

 

「「いい感じです!」」

 

「「うん!」」

 

 

「(あそこにいる人たちは誰なんだろう?

もしかしてこないだ真姫が言っていた作曲を依頼した人たちかな)」

 

 

「「・・・大丈夫!その分授業中ぐっすり寝てるから♪ん???」」

 

「あっ」

 

どうやらバレたらしい

 

「西木野さ〜ん!真姫ちゃ〜ん!」

 

「ヴぇぇぇ…ううう」

 

と、真姫が言いつつ彼女達の元へ行ったので僕もついていく

 

「大声で呼ばないで!」

 

「え、どうして?」

 

「恥ずかしいからよ!」

 

先輩に敬語を使わないとは・・・

真姫らしいな

 

「ごめんごめん、そちらの男の子は?」

 

「ちょっと穂乃果!」

「穂乃果ちゃんこの人…」

 

青とグレーの髪色をした2人がすごい驚いた顔でこちらを見てくる

 

 

「え?なになに?」

 

「すいません突然。僕は'藤原拓磨'と言います。こないだの曲は真姫と僕で作らせてもらったんですよ」

 

「藤原、拓磨?・・・ええええええ!?

待って、藤原拓磨って確かピアノですごい有名な高校一年生の!?それに2人で作曲もしてくれたんだね!ありがとう!」

 

「そうですそうです、真姫がすんごいやる気になってたので僕も手伝ってあげたんですよ〜」

 

「ちょっと拓磨!何言っt」

 

「とりあえずよろしくお願いします

3人の名前を聞いてもいいですか?」

 

「あ、そうだ!言ってなかったね、

私は高坂穂乃果!よろしくね♪」

 

「私は園田海未と言います、よろしくお願いします」

 

「私は南ことりです♪作曲してくれてありがとう♪」

 

「穂乃果さんに海未さんにことりさんですね、こちらこそよろしくお願いします」

 

「うん!よろしくね!あ、そうだ

あの曲…」

 

穂乃果さんが音楽プレーヤーを出した

 

「3人で歌ってみたから聞いて!」

 

「はぁ?なんで?」

 

真姫…素直になりなよ…

 

「ちょっと貸してくれますか?」

 

とりあえず僕は気になったので貸してもらった

 

「ちょっと拓磨!」

 

「・・・すごい。すごい上手ですよ!」

 

「ありがとう!」

 

「真姫も聞いてみて」

 

「わ、私は別に!」

 

真姫…とりあえず音楽プレーヤーを返した。

すると穂乃果さんが…

 

「ぐぅぅ、ガオー!うふふ、うっひっひっひひっひっひ!」

 

穂乃果さんが真姫にいきなり抱きついた

 

「ちょっと、何やってるのよ!いやぁぁぁぁぁぁぁ」

 

「「あはははは・・・」」

 

思わず苦笑いをした僕と海未さんとことりさんだった…

 

「ヴぇぇ!?」

 

「いよっし!作戦成功!さっき拓磨くんも褒めてくれたんだけど、私も結構うまく歌えたと思うんだ!行くよ?」

 

すると海未さんとことりさんが穂乃果さんの元へ行き掛け声的なことを言った

 

 

 

 

「「μ's!music?start!」」

 

 

 

"""""""""

 

その後学校があるため穂乃果さんたちとは別れ、登校中。

 

「嬉しそうだね、真姫」

 

「う、うるさい!」

 

「あはは、それじゃ真姫またね」

 

「ううう、ふん!」

 

えぇ、怒らせちゃったかな…

まあだけど、素直じゃないところが真姫らしいんだけどね

 

 

「(そういえば、明日の16時からライブやるとか言ってたけど行ってみようかな…)」

 

"""""""""

 

 

翌日の15:50

 

「ここが音ノ木坂学院…とりあえず許可をもらいに行かないと…」

 

何十人にも話しかけられたが時間が無いので一言だけに済ませて理事長室に向かった

 

「お久しぶりです」

 

「あら、どうしたの拓磨くん」

 

「これから講堂でライブをするらしいので

見に来たんですよ。それと挨拶しに」

 

「そういうことね、はいどうぞ。許可書ね」

 

「ありがとうございます。それでは」

 

"""""""""

 

講堂の扉付近。

すでにライブが始まってるっぽい

歌が聞こえる。とても綺麗な歌声が。

 

 

「拓磨?」

 

誰かと思ったら真姫だった

 

「あんなに言ってたけど真姫も来てたんだね」

 

「い、いいじゃない、別に…」

 

「そっか。どうせなら中で聞いてみれば?」

「そうするわ」

 

真姫は講堂の中に入っていった

 

 

講堂のドアの前には紫色の髪の毛の人がいた

見た感じ、ここの3年生だろう

 

「中で聞かなくてもいいん?'藤原拓磨'くん」

 

「わかりましたか。僕は遠慮させてもらいます。僕は少し手伝っただけですし、様子を見に来ただけなので」

 

「彼女達のことどう思ってるんや?」

 

「廃校阻止のために一生懸命頑張ってるのでいいと思いますよ。ただ、結果がどうなるのかはわからないですが」

 

「ふ〜んそうなんや」

 

「はい。応援してはいるんですけどね」

 

「・・・どうやらライブも終わったぽいです

ここで僕は帰らせてもらいます。それでは」

 

「ほな〜」

 

"""""""""

 

帰り道

 

 

「 (真姫は結局どうしたいんだろうか。

彼女達同様、スクールアイドルとして廃校を阻止したいのか、それともただ単に今回は手伝っただけなのか。僕にはどうでもいいことなんだろうけど気になるな。) 」

 

長年一緒にいる真姫だが、今回ばかりは

真姫がどうしたいのかわからない拓磨であった




どうだったでしょうか?

評価と感想をぜひお願いします(ू˃̣̣̣̣̣̣︿˂̣̣̣̣̣̣ ू)


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ことり誕生日記念小説

ストーリーとキャラを少し変えております
そして、ことりメインです(><)
少し変かも知れません!
その点を感想や評価にしてもらえると嬉しいです(´;ω;`)
お願いします(*・ω・)*_ _)ペコリ

Twitterやってます!
@Huduki0727


ことり誕生日記念

 

______

 

 

あの時から7年が経った。

今は平和に暮らしていて、ピアニストとして、作曲家として活動している

クラシックだけでなく、ジャズなどにも挑戦している

今までいろんなことがあった

落ち込んだことも、楽しかったことも、

悲しかったことも、嬉しかったことも

 

でも、その全ては僕の人生を表すもの

そして今は何気なく暮らしているから

幸せだ

 

そして今日は、また一つの記念日となることが…

 

「う〜ん」

 

起きたみたい

 

「おはよう、ことり」

 

「うん、おはよう♪」

 

'南ことり'今は僕の…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

妻です

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

"""""""""

 

 

プロフィール

 

・南拓磨(みなみたくま)new!

 

23歳

 

現在はピアニストと作曲家として活動をしている。数々の演奏団のピアノを担当したり、世界中で演奏会をしている

過去では体が弱かったが、今では克服をし普通の生活をしている

 

・南ことり

 

24歳

 

昔、伝説のスクールアイドル「μ's」のメンバー。衣装担当をしていた。

現在はプロデザイナーとして仕事をしている

拓磨と同じく、とても忙しいので2人で支え合いながら生活をしている

 

 

"""""""""

 

 

「もうすぐ、か…」

 

「ふふっ、そうだね」

 

 

今日は、僕達の【結婚式】

 

 

"""""""""

 

その後、披露宴

 

「忙しいところから、やっとできた…」

 

「うん、お互い空いてる日が合わないでそのまんまだったもんね…」

 

「でも」

 

「でも?」

 

「今日、ことりと結婚式を上げれたからよかったよ///」

 

「っ///私もだよ///」

 

「いろいろ恥ずかしかったね」

 

「そうだね♪」

 

「な、なんでそんなに嬉しそうなの?」

 

「だって本当に嬉しいんだもん♪」

 

「あはははっ、ありがとう」

 

「うん♪」

 

「「それでは、司会を進めていきます」」

 

「この声は…」

 

「輝くんだね♪」

 

「楽しみだね」

 

「うん♪久しぶりに、みんなと…」

 

そして…

 

「「新郎新婦の入場です、拍手でお迎えください!」」

 

「いこうか!」

 

「うん!」

 

ガチャッ

 

パチパチパチパチ

 

「おめでとうございます」

「おめでとう!」

 

「海未、穂乃果ありがとうございます」

「ありがとね、海未ちゃん穂乃果ちゃん」

 

「おめでとう」

「おめでとうございますっ!」

「おめでとうにゃ!」

 

「ありがとう、真姫、花陽、凛」

「ありがとう♪真姫ちゃん、花陽ちゃん、凛ちゃん♪」

 

「拓磨、ことり、おめでとう」

「おめでとさん!」

「まさか2人が結婚とはね。おめでとう」

 

「ありがとうございます、絵里さん希さんにこさん」

「ありがとう!絵里ちゃん希ちゃんにこちゃん!」

 

「おめでとう拓磨くん」

 

「ありがとう輝くん」

「ありがとう輝くん♪」

 

 

その後もことりの両親や僕の両親、他にゲストとして呼んだ方に挨拶をした

 

「それでは、新郎新婦より挨拶です」

 

(拓磨→ことりで交互です)

 

「本日は、連休の最中、また遠路はるばるお越しいただきまして、本当にありがとうございます

皆様に見守られらながら、夫婦としての誓いをたてたいとの思いから、さきほど結婚式を行いました。」

 

「日頃より、私たちふたりのことを温かく見守ってくださり、本当に感謝申し上げます」

 

「本日は、日頃の感謝の気持ちを込めて、みなさまをお招きさせていただきました」

 

「本日のお料理のメニューは、レストランの方々の全面的なご協力のもと、ふたりで一生懸命考えて決めました」

 

「とても、おいしいお料理ばかりです。必ずお楽しみいただけるものと確信しています」

 

「短い時間のなか、いたらないこともあるかとは思いますが」

 

「「どうぞ、ごゆっくりお楽しみください!」」

 

 

その後、お互いの両親からの祝辞や

ウェディングケーキの入刀

 

そして乾杯だ

 

「皆さん、グラスは持ちましたか?」

「それでは!」

 

「「乾杯♪♪」」

 

そしてスピーチや、祝電披露などをした

最後に、僕らやゲスト芸を披露することになった

 

僕はいつも通りピアノを演奏させてもらった

曲は「リスト・愛の夢3番」

(すごくいい曲なのでぜひ聞いてください)

 

これで終わるかと思っていた

しかし

 

「さて、私たちの出番かな♪」

 

「え?」

 

「μ'sの皆がいるでしょ?」

 

「歌ってくれるの?」

 

「もちろん♪」

 

「最後はμ'sの皆さんが歌ってくださります!曲はWonder zone!」

 

「いくよ♪」

 

「「Wonder zone

キミに呼ばれたよ 走ってきたよ

きっと不思議な夢がはじまる

Hi! はじめるよ(Wonder feeling)

不思議だよ 最高の夢さ

(Wonder feeling)」」

 

「「ありがとうございました!」」

 

"""""""""

 

「どうだった?」

 

「すごく、よかったよ」

 

「ふふっ泣いてるの?」

 

「嬉しく、てさ…」

 

「よかった…」

 

「ことりも、泣いてるじゃん…」

 

「だって、こんなに幸せで、嬉しくて…

 

これからも、ことりの側にいてください」

 

「喜んで」

 

 

μ’sic Forever!

 

おめでとうことり!




どうでしたか?
評価と感想をお願いします(´;ω;`)

本編続き、頑張って書きます( ̄▽ ̄;)


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第4話「まきりんぱな&?」

皆さん、お久しぶりです…
投稿遅れて本当にごめんなさい(><)
最近忙しくてやっと時間が取れました(´・ω・`)

時間が空いてるので変な部分あるかもですが許してくださいm(_ _)m

評価と感想をぜひお願いします!
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「とりあえず帰ったらピアノしないと…」

 

今は帰宅途中。コンクールも日に日に近づいているので練習する時間も多く取らないといけない。もちろん無理はしない程度に

 

「テストも近かったような…大変になるな…」

 

夕焼けを見ながらそう言った。

 

すると

 

 

「や、やめてください!」

「早くどくにゃ!」

 

 

少し先で大声がした。女子高校生2人が男性3人に絡まれていた。制服を見た感じ、音ノ木坂の人だとすぐわかった。

 

「「っ!叫ぶな!おら、早く連れてくぞ」」

 

 

 

 

「誰か助けて…」

「かよちん…」

 

 

 

「「黙ってればいいんd」」

 

 

「ちょっとそこのお兄さん、彼女たち嫌がってますよ?」

 

僕はやっぱり放っておけなかった

 

 

「「何だテメェ?」」

 

「「こいつ…テレビで見たことあるぞ!藤原ってやつだ」」

 

「「こいつさえ拉致できれば金が沢山貰えるぞ!」」

 

 

はぁ。いい歳の人達が何を言ってるんだか…

そう思ってる矢先、1人の男性が襲いかかってきた

 

 

「「抵抗すんなよ!少し気絶させるだけだからな!」」

 

 

「危ない!」

「避けるにゃ!」

 

 

「よっこらせ」

 

 

「「・・・は?ってぎゃぁぁぁぁぁぁぁ」」

 

男1人は気絶した

 

 

「え…?」

「何が起こったにゃ…?」

 

 

「あんな体勢なら背負い投げなんて楽にできますよ。それに下はアスファルトなので効果も絶大です」

 

 

「「な、なんなんだてめえは!」」

「「ただのピアノが弾けるやつじゃねーのかよ!」」

 

 

「親から護身術は身につけるように言われてたのでね…」

 

 

そう。父さんからいざとなった時に使える護身術を教えて貰っていた。役立ってよかった。ただ、やりすぎた………

 

 

「…さて、どうします?あなたたちもあんな感じになりたいですか?」

 

 

「「チッ!くそが!!!」」

「「2人相手ならなら無理に決まってんだろうがぁ!」」

 

 

 

これは面倒くさいことになった…

 

 

 

"""""""""

 

 

「何か言うことありますよね?」

 

 

「「「ごめ、んなさ、い・・・・・」」」

 

 

「わかればいいんです」

 

とりあえず片付いたので彼女たちのもとに行った

 

「怪我はないですか?」

 

 

「あ、えーっと…大丈夫です…」

「本当に助かったにゃ…じゃなくて助かりました…」

 

 

「いえいえ、大丈夫なら良かったです。あと無理して喋り方変えなくても大丈夫ですからね。それでは」

 

 

「ありがとうございました」

「ありがとにゃ!」

 

 

そして彼女たちとは別れた

 

 

"""""""""

 

見えなくなってから数分後

 

 

「ゲホッゲホッ!くっ…」

 

 

やっぱり吐血した。少し体の力を使いすぎた気がする

 

 

「やっぱり無理できないんだな…」

 

帰ったら親に心配をかけちゃいました

 

 

"""""""""

 

 

翌日。真姫Side

 

 

「はぁ。私は何がしたいんだろう…」

 

 

授業が終わった放課後、私は一つのポスターを目の前に置かれているチラシを取っていた

周りを見て、人がいないことを確認した私はチラシをカバンに入れた

 

「この後はパパの病院に行ってそれから拓磨と勉強会ね」

 

確認をしたら、またあの先輩の顔が頭をよぎった。

 

「本当に、私はどうしたいんだろう…」

 

"""""""""

 

拓磨Side

 

 

「昨日は本当にひどかった…」

 

 

昨日のことは学校でも話題になっていた

あの3人は逮捕されたらしい

 

 

「どうにかして体をコントロールしないともたいないな…って、ん?」

 

 

目の前には昨日救った人がいた

 

 

「えーっと…西木野さん家は…うぅ…」

 

どうやら道に迷ってるっぽい

 

「あの、どうしました?」

 

「あ、昨日助けてくれた…昨日は本当にありがとうございました」

 

「いえいえ、道に迷ってるっぽいけどどこに行きたいんですか?」

 

「あ、この辺に西木野さんっていう人の家に行きたいんですけど、わからなくて…」

 

「真姫の家に行きたいんですね、僕も用があるので一緒に行きませんか?」

 

「西木野さんとは知り合いだったんですね

はい、お願いします」

 

「そういえば名前言ってなかったですね

僕は'藤原拓磨'って言います」

 

「私は'小泉花陽'です。一緒にいたのは凛ちyんじゃなくて、'星空凛'って言います」

 

「花陽さんよろしくね」

 

「こちらこそよろしくです」

 

お互いに自己紹介をして真姫の家に向かった

 

"""""""""

 

 

「真姫の家はここです」

 

「ほ、ほぇ〜すごいなぁ〜」

 

だいぶ驚いているようだ

 

ピンポーン♪

 

「「はい?」」

 

「あ、どうも拓磨です。それと…」

 

「あ、あの真姫さんと同じクラスの小泉です」

 

「「どうぞ入って♪」」

 

ガチャ。僕らはリビングで待つことにした

 

「久しぶりね拓磨くん。いつも真姫を助けてくれてありがとね♪」

 

「いえいえ、当然ですよ」

 

「それに小泉さんもわざわざ来てくれてありがとう♪」

 

「あ、えーっと…はい…」

 

「ちょっと待ってて、今病院の方に顔出してるところだから」

 

「病院?」

 

「あ、うち病院を経営していて、あの子が継ぐことになってるの」

 

「そう、なんですか」

 

「よかったわ♪高校に入っても拓磨くん以外に友達を連れてこないから心配してたからっ」

 

「花陽さん、やっぱり真姫って学校でも1人の時間が多い感じですか…?」

 

「はい、休み時間の時はいつも1人ですよ」

 

「はぁ…」

 

ガチャ

 

「ただいま〜誰か来てるの?」

 

真姫が帰ってきた

 

「おかえり真姫」

 

「こ、こんにちわ」

 

「お茶入れてくるわね♪」

 

「ありがとうございます」

 

とりあえず真姫お母さんに礼を言っておく

花陽さんは何の用があって来たんだろう?

 

「に、西木野さん…ごめんなさい急に…」

 

「何の用?」

 

「これ落ちてたから…西木野さんのだよね?」

 

カバンから出したのは生徒手帳だった

 

「何であなたが?」

 

「ごめんなさい…」

 

「なんで謝るのよ……あ、ありがとう…」

 

そっぽ向きながらお礼を言う真姫

 

「ぷっ」

 

ギロ

 

「ご、ごめん」

 

素直じゃないなって思って笑いかけたら

怒られた

 

「μ'sのポスター、見てた…よね?」

 

「わ、私が!?知らないわ、人違いじゃないの?」

 

「(隠さなくてもいいと思うんだけどな)」

 

と心の中で思う

 

「でも手帳もそこに落ちてたし…」

 

「あ、ち、違うの!ちがt」

 

と慌てた真姫。そしたら

 

ゴツッ!

 

「うぅ、痛!ってわぁ!」

 

机に足をぶつけ、さらには椅子ごと倒れてた

 

「だ、大丈夫?」

 

「真姫大丈夫?」

 

「へ、平気よ!まったく!変なこと言うから!」

 

「ぷっ」

 

花陽さんが笑ってる。今日初めて見た

 

「笑わない!うぅ」

 

「楽しそうなところ失礼するけど花陽さん、ここにきたのは手帳渡すだけじゃないよね?」

 

「あ、えーっと…実は…そうなんです…」

 

「何よ。言ってみなさいよ」

 

「僕は席を外しておくね。2人きりで話したい内容だろうし」

 

僕は空気を読んで席を外した

 

真姫のお母さんの手伝いをして、リビングに戻ろうとした時

 

「私の音楽はもう終わってるってわけ…」

 

ドア越しから聞こえた言葉

 

「真姫…」

 

それは昔から聞いていたとても重たいことだった

 

"""""""""

 

翌日.真姫Side

 

「はぁ。私は本当にどうしたいんだろ…」

 

私は悩んでいた

小泉さんの背中を押している私だったが、私もやってみたいという気持ちがあった

だけど、私には音楽の道はなくなっている

でも…

 

この繰り返しだ

 

「とりあえず、今日は小泉さんに自信をつけてさせてみようかしら」

 

放課後、私は小泉さんの元へ向かった

 

「そこで何してるの?」

 

「西木野さん…」

 

「ちょっといい?」

 

"""""""""

 

「ね?気持ちいいでしょ?」

 

「うん、楽しい♪」

 

「…/// はい!もういっk」

 

「か〜よちん!」

 

「「ん?」」

 

同じクラスの星空さんだった

 

「西木野さん?どうしてここに?」

 

「励ましてもらってたんだ」

 

「わ、私は別に!」

 

「それより、今日こそ先輩のところに行ってアイドルになります!って言わなきゃ!」

 

「う、うん…」

 

「そんな急かさない方がいいわ。もう少し自信をつけてからでも」

 

「なんで西木野さんが凛とかよちんの話に入ってくるの!?」

 

「べ、別に!歌うならそっちの方がいいってだけよ!」

 

星空さんとしばらく口論になった…

 

"""""""""

 

結局先輩の元へ連れていくことになった

 

「つまり、メンバーになるってこと?」

 

「はい!かよちんはずっとずっと前からアイドルをやってみたいと思ってたんです!」

 

「そんなことはどうでも良くて、この子は結構歌唱力あるんです」

 

「どうでもいいってどういうこと!?」

 

「言葉通りの意味よ!」

 

「わ、私は…なんていうか…」

 

小泉さんはまだ迷っていた

 

だけど

 

「もう!いつまで迷ってるの!絶対やった方がいいの!」

 

「それには賛成!やってみたい気持ちがあるならやってみた方がいいわ!」

 

私と星空さんが必死に背中を押す

 

「前にも言ったでしょ?声を出すなんて簡単!あなただったらできるわ!」

 

「凛は知ってるよ!かよちんがずっとずっとアイドルになりたいって思ってたこと!」

 

「凛ちゃん…西木野さん…」

 

約束した。応援するって。だから

 

「頑張って!凛がずっとついててあげるから!」

 

「私も少しは応援してあげるって言ったでしょ?」

 

ほら、言って。あなたの気持ちを。

 

「え、えーっと…私、こ、小泉…」

 

スッ

 

2人で背中を押す

 

「……っ!私、小泉花陽と言います!

1年生で、背も小さくて声も小さくて人見知りで、得意なもの何も無いです!でも…でも!アイドルへの思いは誰にも負けないつもりです!だから、'μ's'のメンバーにしてください!!」

 

「こちらこそ!よろしく♪」

 

先輩と小泉さんは握手をしていた

よかった…

 

「かよちん…偉いよ…」

 

「何泣いてるのよ…」

 

「だって…って西木野さんも泣いてる!?」

 

「だ、誰が!泣いてるなんてないわよ!」

 

私と星空さんは自然に涙が出ていた

すると

 

「それで?2人は?2人はどうするの♪」

 

「「え?どうするって…え!?」」

 

「まだまだメンバーは募集中ですよ!」

 

「うん♪」

 

「「お願いします!」」

 

私も、やってみたい!

 

「よかった!3人も増えたよ〜!」

 

「あ、あのもう一人だけ誘いたい人がいるんですけどいいですか?」

 

「ん?もう1人!?だれだれ!?」

 

「それは……」

 

"""""""""

 

「ここです」

 

「「で、で、で、でかい!!!!!」」

 

ピンポーン

 

「はい、どちらさまですか?」

 

「真姫です」

 

「真姫ちゃん!呼んでくるわね」

 

とりあえず呼び出した

 

「あ、あの西木野さん、このお家西木野さんのお家よりも…?」

 

「でかいわよ?」

 

「だ、だよね…スゴイナ」

 

ガチャ

 

「やあ真姫って、ん?」

 

"""""""""

 

「真姫ちゃんが来たわよ〜」

 

「わかった!(何か今日用事あったっけ…)」

 

ガチャ

 

「やあ真姫って、ん?」

 

「こんばんわ、藤原拓磨くん♪」

 

「「こんばんわ!」」

 

「ど、どうして皆さんが…?あ、そこにいるのは花陽さんが言っていた?」

 

「はい!星空凛です!」

 

「よろしくです、それでなんで皆さんがここに?」

 

「拓磨、私たち'μ's'の一員になってくれない?」

 

「え?」

 

「ほら、前に拓磨くん作曲してくれたじゃん?だから拓磨くんにもマネージャーとして入ってほしいなって!」

 

「真姫ちゃんが提案したんだよ♪」

 

「そうですよ。あなたにも加わってほしいです」

 

「…真姫が?」

 

「…そうよ」

 

「真姫がいいのなら僕は構いませんよ」

 

「何よその返事は…」

 

「あはは…とりあえず、僕でいいのならマネージャーをやらせてください。ただこっちにもやらなきゃいけない事があるのであまり練習には行けませんよ?」

 

「大丈夫だよ!ありがとう!歓迎するよ♪」

 

「よろしくお願いします」

 

結構急だったけど、こうして僕はμ'sの

マネージャーとして彼女たちを支えることになった

 

"""""""""

 

拓磨の部屋

 

プルルプルル

 

「もしもし」

 

「もしもし拓磨くんかい?」

 

「お久しぶりです」

 

電話の相手は真姫のお父さん

 

「真姫がスクールアイドルを始めたと聞いたが」

 

「はい、その通りです」

 

「拓磨くんはどうしたんだい?」

 

「僕はマネージャーとして彼女たちを支えます」

 

「そうか。頼んだぞ」

 

「はい、真姫は僕が絶対に支えます。

ただ、あの人から僕のことについては聞きましたよね?」

 

「あぁ。聞いたよ」

 

「あまり僕には時間が残ってないので、もしも僕の中で何かあったら…」

 

「その時は・・・」

 

「わかりました。そうしましょう」

 

「すまないな…」

 

「当然ですよ…任せてください」

 

「ありがとう。それではおやすみ」

 

「おやすみなさい。失礼します」

 

スマホを机に置く

 

「これで…いいんだよね…」

 

夜空を見て僕は囁いた




これからは投稿ペースをなるべく早くできるように頑張ります…

もう一度になりますが、ぜひ評価と感想をお願いします!


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