銀魂これくしょん (焼肉定食(仮))
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いきなり役職を決められることとかあるよね

銀魂これくしょんその1

 

ここは鎮守府、まぁ、なんだ?

深海棲艦と毎日戦う艦娘の本部みたいなところだ

そして夜戦明けの戦艦金剛が提督の執務室に戦闘報告に来たのだが・・・

「ヘーイ提督ぅー作戦成功した・・・」

そこには、提督ではなく

「え?あ?何?神楽みたいななまり方しやがって、てか、誰?」

椅子の向きを窓からこちらへ回し、鼻くそをほじりながら話す、

銀髪天パのチャランポランであった。

「じゃないネ!!ナレーション勝手に進めないで欲しいネ!て言うか、アナタは誰デスカ?!」

「え?俺?万事屋の銀ちゃんですけど?」

「違うネ!ネームを聞いてるネ!」

「あ〜めんどくせーネーチャンだなおい、ま、しゃーねー名乗ってやるよ」

それが大人の、社会の常識なのだが、ここはあえて触れないでおこう。

「俺の名前は坂田 銀時、銀ちゃんとか、銀さんとか、銀時とか、言われてます、で、ネーチャンは?」

「その前にナンデここにいるのデスカー?」

はぁ~、とため息を出しながらピラっと

1枚の紙を投げ寄越した。

突然すまない

「俺はしばらく戻らない事にした。

後のことは、そこにいる万事屋さんに任してくれ、上には言ってある。

あと、執務室の冷凍庫に入ってるスイカバー食うんじゃねえぞっ!」

と、だけ書かれていた。

信じられないあの提督がみんなに何も言わずに・・・

「でもこれは、提督の筆跡ネ」

一体何があったというのだ、と思ったが

考えていても仕方ない、とりあえずみんなを集めてこのことを話さないと。

「ジャ、ちょっとワタシは忙しいのでまた後でゆっくり話すネ、えーと、銀ちゃん」

「おい、ちょっと待てぇっ!俺をこんな理由の分からない所に置いていくな第一村人!」

金剛の頭を片手で掴んで言った銀時

「ナンテ呼び方ネェ!あ、いた、痛いネ、離せー!」

「だってよぉ、ネーチャン名乗らねぇしよぉー

糖分はキレかけたでイライラしてんのに、こんな所に置いていこうとしやがる、良くここまで耐えたと思ってくれ!あぁそうだ、よく頑張った銀時!」

と、わけのわからないことを言うので流石の金剛も

「て言うか、いい加減離すネーー!」

ゴッ、と銀時の鳩尾に金剛の肘鉄が入り、

泡を吹く銀時であった。

「あ、本気をだしてしまったネ」

「おーい、ダイジョーブデスカー?」

━━━━━━━━━━━━━━

「で?ネーチャン誰よ」

目を覚ませた銀時と頭に殴られたのであろう

たんこぶが出来た金剛が正座していた。

「えーとワタシの名前は金剛ネ、最近第2艦隊の旗艦を任せられるようになったネ」

「ほーん、で、俺に紙だけで依頼してきた失礼な人は誰?」

相変わらず鼻をほじりながら話す銀時

「その人は提督って言って、この鎮守府の

トップネ」

「ふーん、じゃあ俺がここのトップなわけか」

「そうなんデスカー、てはぁ?!ナンデあなたがここの提督なんデスカー!?」

この男は何を言っているのだろうかと、お思いの方達、思い出してくれ提督の依頼してきた

内容が伝えられていないことを、そう、その依頼内容とは。

「これがその提督とか言うやつの依頼内容」

金剛がその書類に目を通すとこう書かれていた

「坂田 銀時、あなたを私に代わり、提督に任命します」

「ナ、ナンダッテー!?」

 




はい、初投稿なのであまり勝手が分かりませんが
よろしくおねがいします、あと不定期更新ですが
既にその2を書き始めています


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衝撃の事実

銀時これくしょんその2

 

「ナ、ナンダッテー!?」

「ナンダッテー!?じゃねぇよ金剛ネーチャン、俺はここで何をしたらいいの?」

「し、知らないネ、ワタシも何をしたら良いのか」

「役に立たねーネーチャンだなおい、もうじゃあいいよ、ネーチャンも用があるんだろ?行けよ、俺は勝手にしとくからねー、もう知らないもんねー」

「じゃあ、もう行くネ!」

子供みたいなへその曲げ方をした銀時に嫌気が指したのか、金剛は出ていってしまった。

「さてとこれだけ豪華な机だ、中には何が入ってるのかなー?」

まるで泥棒のようなことをしだした銀時だったが、この机もいまは銀時の所有物であるからして、何ら問題も無いのである。

「さーて最初の引き出しは何が入ってるのかなー・・・・・・」

そこには少女から中学生、高校生、大人までの女性に囲まれた1人のいい笑顔の男の写真があった。

「んだよこれー、ハーレム気取りですか?コノヤロー、クッソー羨ましいぜ!」

「いや、待てよこういうのは裏に凄い物が隠され・・・」

その凄いものとは・・・

遺言であった、その内容は

坂田銀時さん、そこにいる彼女達の事は任せました。すいません

━━━━━━━━━━━━━━

「oh淀!スグにグラウンドにみんなを集めるネ!!」

「突然何ですか?と言うか大淀です」

「そんなことどうでもいいデス!!」

「全く」

勝手な人だ、と思いつつも

「全艦娘に通達!大至急メイングランドへ

集合!」

仕方なく、命令を出すのであった

「もう、何よ!」

「何のようなのですか?」

「みんな来るのおっそーい」

「スクープの匂いがしますね」

「各隊毎に整列!!私語は慎むように!」

すぐさま集合してきた艦娘は隊毎に整列をし、点呼が始まった。

「第6駆逐隊!」

「暁と、その他ちゃんといるわ!」

「第一航空戦隊!」

「赤城、その他整列完了しました!」

「万事屋!(裏声)」

「はーい、万事屋銀ちゃんでーす」

 

 

「「「「・・・・・誰だーー!?」」」」

 

 

「oh......no仕方ないネ、この集合はこの人についてのことネ!」

半ば投げやり気味に語り始めた金剛であった

 

 

「カクカクシカジカ」

 

━━━━━━━━━━━━━━

「で、この人が私たちの提督なわけ?」

「イエース、その通りネ」

「あらあら」

「あのクソ提督よりクソの匂いがするわね!」

「おいおい、前の提督さん何したんだよ」

「兎に角、迷っていても仕方がありません、

今この時も深海棲艦は侵攻をしているのです」

意外にも話を変えたのは赤城であった。

「おお、いいおねーさんじゃねえか、お名前は?」

「え?えーと、赤城です、けど?」

「赤木?麻雀の?」

「違います!空母の赤城です!」

「そうですか、すいません、宜しければ今度食事に行きませんか?」

艦これをしている人なら分かるであろう、この人を食事に連れていくとどうなるか。

食べ放題なら出禁、ファミレス等ならサイフどころか通帳が必要であると。

「え?!食事ですか!?行きましょう行きましょう!」

「ちょっと!銀ちゃん!やめるネ!その人は大食いで有名な人ネ!」

「あぁ?あの美しい女性のどこがうちのゲロインに見える!?

眼科いけ眼科!」

「もう知らないネ!」

ただでさえ、パチンコで金のない銀時であるが、そんな赤城が大食いであることをことを知らないので、余裕の表情であった

「あ、金剛ネーチャンよぉ、口の硬いやつ知ってるか?」

「ん〜?何をするつもりですかぁー?」

「うるせぇ、提督命令だ」

「もーう、じゃあ不知火とか、どうですか?」

「あー?柑橘系の名前だろそれ!」

「違うネ!駆逐艦の子ネ!」

「不知火に何か落ち度でも?」

「?!」

銀時は声の主を慌てて探すが、どこにもいない。

「お、おぃ、ここはお化け、いや、スタンドがいるのかぁ!?」

だが、金剛は下を指さして言った

「下」

「え?」

素っ頓狂な声を上げ、下を見るとそこに居たのは。

「・・・ぞ」

「え?」

「こ・・ぞ」

「なんて?!」

「ブチ殺すぞ」

カンカンの不知火であった。

 




早速投稿しましたが、受験もあるのでスピードが落ちるかも知れませんので、悪しからず


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重い一言

銀時これくしょんその3

 

「何?このチビが不知火?」

「そうデース」

「おい」

「おいおい、こんなのが本当に口硬いのか?」

「ダイジョーブデス!たぶん」

「おい」

「おい、いま不安になる事言ってなかったか?つか、言っただろ?」

「な、なんのことか分からないネ」

「嘘つけ!」

「おい!!」

今まで、無視されていた不知火はついに大声で呼んだ。

「うわ!ビックリした。あーそうだそうだお前が不知火か?と言うか本当に大丈夫「デス!」そうかよぉ」

「で、不知火に何か?」

「夜にあの〜どこだ?「執務室デス」そうそこ、そこに来てくれ、時間は〜夜ならいつでもいいや」

「おい、ちょっと待つネ」

「んだよぉ金剛のネーチャン」

「来て早々こんな、提督も手出ししてない子を

犯すなんて、有り得ないデス!!」

そう、お分かりだろうか、夜に少女を呼び出す

ということはそういう行為をするかもしれない、そして口の硬い子を要求するということは

外部にその事を漏らされたくないから、と金剛は考えていた。

「バ、バカヤローそんなことするわけが・・・え?何?前の提督ここの女に手を出してたの?」

「え?そういうことをしていたと言うか、された事があると言うか・・・」

「マジかよぉ、あの子の言ってたこともわかる気がする」

あの子と言うのは、恐らく曙の事であろう。

「兎に角、執務室に来ること!以上!という訳で銀さんは二度寝しまーす」

「大淀さん?」

「はい?」

「私達、どうしたらいいの?」

「・・・解散で」

 

 

 

 

「「「「・・・ふざけんなー!!」」」」

「あ、そうそう、後で各自、自己紹介に来ること」

━━━━━━━━━━━━━━

あれから1時間

「さてと、で、お前は?」

「吹雪です!よろしくおねがいします」

「ねえ、君ふざけてんの?ゆとりの作者だってそれはダメなやつだってわかるよ?」

「え、あのー本当に吹雪です」

「あのねー」

ダン!!

「「ひぃ!」」

「これ、各艦娘の名前と読み方です」

突然、と言うか、ずっと後ろにいたのであろう眼鏡をかけた高校生位の女の子。

「え、えっとぉーお姉さんの名前は?」

「大淀です、それでは」

「あ、はい」

「で、吹雪ちゃん、で良いかな?」

「は、はい!」

「はい次ィ」

「雪風です!よろしくおねがいします!」

銀時は雪風を見た時に何か、感じたのか。

「ねぇ、君さぁ、玉とか当たらねぇだろ?」

「え?!よく分かりましたね、私こう見えても幸運艦なんですよぉ!」

「いいなぁ」

と、特に意味の無い、だが、重い一言をこぼした。

「え?」

「はい、次!」

と、銀時は仕切り直しのように言った。

 

 

 




はい、思った以上に早く書けましたがどこで仕切りをしたら良いか分かりません。次も遅れるかも知れません


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あれはパフェですか?いいえ、兵器です

銀時これくしょんその4

 

さて、ここに来てそろそろ1ヶ月経とうとするのだが、銀時はと言うと。

「起きろっての、このクソ提督!」

「うーん、うるさいなぁまだ大丈夫だよぉ」

「いいから・・起きろっ!」

勢い良く布団を引っ張り、足を滑らせた曙は

「きゃ!」

「うぼぶぁ!」

銀時の上に、なんだそのいわゆる、騎乗位的な

感じに乗りかかるような体勢になった。

「ちょ、誰か叫びましたけど大丈夫ですか?!」

と、駆けつけた大淀はドアを勢いよく開け・・・

「まぁ、お楽しみならいってくださいよぉ」

と、意味深な一言を言って出ていった。

「え?あ、あ、アァーーー」

「おいおいおい、どうすんだこれぇ!」

そう、傍から見ればただヤってるようにしか見えないのだ。

「てか、いい加減どけよ!」

「あ、ごめんなさい」

シュンと、なった曙をみて銀時は、イヤラシイ顔をして

「あれぇ?実は嫌じゃなかったんじゃないのぉ?」

「────っ!う、うるさい!氏ね!」

と、ずいぶん周りに馴染んでいた。

━━━━━━━━━━━━━━

────間宮にて

「まみさん、いつもの」

「はい!銀時スペシャルですね!分かりま

した」

どこかで聞いたことのあるメニュー名だが気にしないでおこう。

「はい、どうぞ召し上がれ」

「おー頂きます」

見てるだけで歯が痛くなりそうなパフェ?をどんどん食べていく銀時。

「やぁ、司令官おはよう、朝からすごいの食べてるね」

「あぁ、おはよう」

モグモグ

「のぅ筑摩、あれはパフェなのか?」

「いえ、利根姉さんあれは・・・ケーキ?ですよ、恐らく」

そう、器はパフェで、上はケーキ?、何とも言い表し難い見た目

であり、強いて言うならば

ト〇コに出てきそうなパフェである。

「あら、響ここに居たの!探してたのよ?」

「うるせぇ!俺の聖なる食事の邪魔をするな!」

「あら!司令官もいたのね!」

「はわわ、ごめんなさいなのです」

「司令官!アーンしてあげようか!?」

結局、第六駆逐隊が全員集合して、開店したばかりの間宮は賑やかになってきた。

「司令官ちょっと貰ってもいい?」

「ダメです!」

艦これを愛し、極めたものなら、この願いは

断れないはずなのだが、この男、銀時は

変に女癖が付いていて、耐性が半端ないのである。

「えー、ケチんぼ!」

「暁ちゃん落ち着くのです」

「とりあえず、なにか食べる?」

「じゃあ、私はパフェで!」

「雷も」

「電もそれがいいのです」

「問題ない」

「じゃあこの司令官が食べてるパフェ4人分」

「はい、分かりましたよ」

第六駆逐隊全員で銀時スペシャルを頼み、待つ

「お待たせしましたー銀時スペシャル4人分で

す」

で、来たのは4人分の────

「え、間宮さん、これって4人分?」

「いいえ、1人分ですよ?」

来たのは銀時が食べてるパフェと同じサイズのものだった。

「間宮さん・・・」

「はい?」

「残りの3人分のパフェは司令官にあげてください」

「わかり、ました」

「おー?!なんだなんだ?!やけに優しいじゃねぇか!ありがたくもらうぜ!」

「ま、まぁ司令官が嬉しいなら・・ねぇ?」

「そうだな「なのです「そうね!」

「のう筑摩あれは4人分のパフェ、じゃったそいだぞ?」

「そうですね」

と、疑問が増えた利根と筑摩であった。

 




はいはーい、相変わらず受験なのに普通に小説?書いてるもとなりです。
で、裏で別の物語を考えているのですが、銀これと、新シリーズ
交互か同時かどっちかよろしいでしょうか?


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嵐の前の静けさ

タイトル通り次回、恐らくシリアス入ります


銀時これくしょんその5

 

「ふー、食った食った」

朝飯を食べた、と言うかあれは朝食に入るのだろうか?まぁいい、9時半から作戦会議があるらしいのだがまだ8時半だから、まだ時間があるのだ。

「さーて、なにすっかなー?」

「てか、かぶき町どうなってんだ?万事屋も」

「今度行くか、いや帰るか」

すっかりこの場所に馴染んできた銀時。

「会議とかめんどいなサボるか?」

「いや、やめておこう大淀に次サボったら提督のアレ、切り落としますよ?とか言われたからな」

「ん?司令官ではないか、どうしたこんな所で独り言など」

「お、長門か、ちょうど良かったぜ今暇か?」

「いや、この後の会議の書類をまとめているところだ」

「あっそ、仕事熱心なことで」

「悪かったな、それでは司令官また後で」

「あーはいはい」

「ったくよぉどいつもこいつも仕事仕事うるさいですねぇ」

お前も現在進行形で仕事してるじゃねえか、と思っている人もいるだろうに。

「ん?あれは、確か、えっと、そうだ!

アケボノだアケボノ!」

「それは、レスラーよ!クソ提督」

「クソを付けるなクソを」

(今は何時だ?9時か、そろそろ移動すっかな)

━━━━━━━━━━━━━━

「着いた9時半ジャスト」

「あ、来たきたやったー長門今日は奢りね」

「なんてことだ、あの提督がこんなに早く来るなんて」

(で、あいつは────お、いたいた)

「ぬいぬいー」

「っ!その名で呼ばないでと何度言わせるんですか!恥ずかしいじゃないですか!」

「さて、イチャつくのは後にして下さい」

大淀は呆れながら言った。

「お、そうだな、でどんな内容?」

「今回の会議は明日の作戦についてです。内容は北方海域のキス島撤退作戦、軽巡を旗艦に他5隻を駆逐艦にした、水雷戦隊で出撃、キス島の兵士を脱出させるのが今回の作戦内容です、比較的簡単ですが、作戦海域にて戦艦が確認されています」

「長い、簡単に」

「はぁ、水雷戦隊を出撃、キス島にいる兵士を脱出させる、戦艦に気をつける、以上です、提督はこれが最初の作戦なんだから気を引き締めるように!」

「了解、なるべく練度の高い軽巡と駆逐艦をピックアップするから後は今日の秘書艦に任せる・・・今日の秘書艦誰だっけ?」

「曙ちゃんですよ」

「んー、アイツに頼んでも大丈夫か?」

「あら、知らないの?あの子駆逐艦の中で1番練度高いのよ?で、2番目が不知火ちゃん、で」

「3番目が雪風です、後は大体同じですね」

と、陸奥が言って、途中から不知火が入ってきた。

「ん、じゃあ後は曙に任せるわ」

「では、これで会議を終わります」

━━━━━━━━━━━━━━

「おい、ぼのー」

「うるさいわねぇ何よ!」

「作戦に参加する艦の一覧見せて」

「・・・はいこれ」

「ありがとさん、どれどれ」

「旗艦に神通改、他は曙、不知火、雪風、吹雪、で最後に陽炎、この作戦明日からだよな?」

「そうよ!そんなことも知らないの?」

「あーもうウザイな!一々食ってかかるな!」

────翌日

「えーと、今日は大事な作戦なので気を引き締めるように」

と、だるそうに神通達に激励をする銀時であった。

 

 

 




銀これがメインなので、サブの伝説の方は不定期です、だから伝説が出た場合は銀これのネタに困ってるんだな、と思ってください。


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帰還

あれ、シリアスってなんだっけ?


銀時これくしょんその6

「全く、めんどくさせーったらありゃしねぇ」

「まあまぁ、あれでも死ぬか生きるかの場所に行ってるんですから、今度から真面目にやってくださいね?次やったら、アレが飛びますよ?」

ニコッと声と口だけを笑わせて目だけが死んだ大淀が言った。

「(ヤベーよ超怖いよ、何?どういうこと?アレが飛ぶって何?!)」

「アレが飛ぶって言うのはですねぇ、提督の主砲が 、いえ?機銃ですか?まぁ、その粗末なものとオサラバするってことですよ?」

「誰のジョイスティックが機銃だ!俺のはなぁ!てか、平然と人の心を覗くな!」

「あら、ごめんなさいこの位練度が上がると感情が読めるようになってくるので」

「ち!それより、艦隊から連絡は?」

「いきなり話変えますね、まぁいいでしょう、では報告です・・・!?

第1艦隊が先程、敵戦艦と遭遇、第1艦隊はほぼ壊滅状態、旗艦神通が大破したため、艦隊は撤退、駆逐艦雪風以外、全艦大破、特に損害が酷いのは、駆逐艦曙敵重巡の魚雷計5発全て命中、もうすぐ鎮守府に着くそうです!」

「マジかよ大丈夫なのか?!」

「・・・・」

「おい!答えろよ!」

「分かりません、見て見なければ」

「チッ!とりあえず埠頭に行くぞ!」

「先に行っといてください、私は救護班の要請と入渠の準備をします!」

「分かった!」

━━━━━━━━━━━━━━

「あれだな、大丈夫なのか?」

水平線の彼方に僅かに見える艦影を見つけ、持ってきていた双眼鏡で確認し、辛うじて6人の姿が見え、安心した銀時だが、1人だけ影がおかしい艦娘がいた。

「なんだありゃ?どうなってるんだ?何で宙に浮いてるんだ?」

目の錯覚かと疑ったが、すぐに違うと分かった、明らかに1人だけ宙に浮き、両脇にいる2人が支えてるような見た目であった。

だんだん近づいてくる第1艦隊、と疑惑が予想に、予想が現実にと、思考が変わっていく銀時、その予想は、宙に浮いている艦娘は曙で、

宙に浮いている理由は────

 

 

 

 

 

 

 

 

「下半身が、ないじゃねぇか!」

冗談を言っているわけではない、考えなくても分かる事だ、魚雷が5本も当たればそういうことにもなる。

「あれで、大破だぁ?ふざけんな、あんなの生きてるのがおかしいぞ」

そう、普通は下半身を失えば出血が多すぎてショック死してしまうのだが、それはあくまで、人間の普通であって、彼女達、兵器の艦娘では治るし死なない、でも軽傷でもない。

「おい!救護班は、まだか!?もう着いちまうぞ!」

いつの間にか来ていた大淀に怒鳴りつける銀時

「もう着きますから落ち着いてください」

これじゃあ────

「これが落ち着いていられるか!」

あいつの遺志は守れてねえじゃねえか────

俺はあいつらを、いやこいつらをどうやったら守れるんだ?

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

救護班が到着し、担架で運ばれていく曙を見ると、体は丁度へその下あたりで下半身が無くなっており、傷口・・いや、断面から内臓が出てきている状態で、血は止まっているが、見る見るうちに白い担架は、紅い担架にかわり、血が滴り落ちていた。

時折、曙の口から「痛いよぉ」

と、いつもの悪態をつく時の声、態度と違い、

虫の鳴くような声、子供が転んだ時の様な顔で泣いていた、その光景はまさに地獄の縮図の様なものだった。

「提督大丈夫ですか?こういうの初めてだったでしょうから、今日は休んでください」

大淀は1時間ほど前の恐ろしい事を言っていた時と違い、ただただ、心配する声で言った。

「・・・・」

「提督?聞いてますか?────!?」

曙が運ばれてからずっとを俯いている銀時の顔を下から覗き込むように見た大淀は後悔する、そこにいたのは、いつものやる気のない顔、男ではなく────

 

 

 

 

 

正しく鬼の形相をした、夜叉であった。

 

 




さてさて、1番練度の高い曙が何故5発も魚雷が命中したのは次回明らかになります、が!曙が担架で運ばれるのを想像したらちょっと泣きそうになりました、自分で書いているのにおかしいね!


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守る為には

投稿が遅くなって申し訳ございませんでした、でも言い訳させてください!合宿があったんです!すいませんでした!あと、修復バケツを艦娘に使っても重傷なら時間がかかる設定です。



銀魂これくしょんその7

 

前回のあらすじ────

いつものような会話をしていた銀時と大淀、しかしその空気を壊す報告が来た、それは第一艦隊が雪風以外全艦大破という、重い内容であった、しかし大破と聞いた銀時は焦り大淀に「大丈夫なのか?!」と問うが、大淀は答えず見て見なければわからないと言った。

しばらくして帰還した第一艦隊で大破と、言っても服が破け、腹などから血が出ている程度ほとんどだったが、曙は下半身を失う重傷でそれを見た銀時は────

 

 

「落ち着きましたか?」

「・・・・・」

怯えるように銀時に尋ねる大淀、しかし沈黙が答えるだけだった。

「俺は────」

「へ?」

「俺は1回帰る」

「ど、どう言う事ですか?!提督の仕事をほっぽり出して!」

当然の事だ、王のいない国は、国とは言わない何故なら国が、今の場合鎮守府が機能しないからだ、艦隊の指揮から艦娘との関係まで、全て提督の仕事であり、責務である、それを放って帰ろうとするのは論外だった。

「うるせぇ、今の状態じゃ俺はあいつの守りたかったものを守れねぇ、だから帰る、そして、必ず戻ってくるさ」

いつものふざけた男の顔は無く、ほぼ無表情だがそれでもいつもの死んだ魚の目をしていないのは分かった。そして、その背中は暖かく、何故か安心できた。

「わかり、ました、それでは帰ってくるまで艦隊は演習をして練度を上げておきます、そして代理の提督は私がしておきます」

「すまねぇな色々と、じゃ行ってくる」

「いえいえ────これからどうしよう」

胃の痛みと頭痛が止まらない大淀と

「こ、これはスクープですね!」

盗聴器の仕掛けている青葉はいち早くこの情報を聞いていた、のであった。

「さて、まずはあいつのところだな」

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

「おい!ジジイ!」

「おぉ、久しぶりじゃねぇか銀の字!

どうしたいきなり!ツケでもかえしにきたか?」

「あぁ、そんなところだ」

「・・・嘘つけぇ!お前に・そ・・んな、か・・・ね・・・は・・・」

「ほれ、ツケ返しに来たぞ」

「馬鹿言え!返しにきたっつってもこりゃ多すぎるぞ!」

「わかんねぇのか?作って欲しいんだよ、あるのものを、ま、タイムマシンより、簡単だろ?」

「まぁ、あれに比べれば大体のものは簡単になるが・・・何作って欲しいんだ?」

「これを、改良してほしい、後これも」

「こりゃ、お前さんあれじゃないか」

果たして銀時が持ってきたものとは────

一方鎮守府では────

「痛い痛い痛い!」

修復液に傷口を漬けられる痛みに泣き叫ぶ曙と

「我慢してちょうだい!」

「頑張るのです!」

「あら、泣き叫ぶなんてレディーらしくないわよ?」

「これは、痛そうだな」

非番の第6駆逐隊が暴れる曙を抑えていた。

修復液は緑色から血が混じり橙色の様な液体にかわっていった。そして曙は意識を手放した。

「あれは修復に時間がかかるわね」

「そうだな、高速修復剤を使っても2日、起きるまで1週間だな」

と、陸奥と長門と

「あれ?私の艤装がありませんね」

艤装を失くした、と言うか持っていかれた不知火であった。

 

 




さて、これで銀さんが源外に頼んだものの一つが分かりましたが、
あともう一つはまだ秘密ですあと、曙の被弾の理由も秘密です。
次は3日後に出したいです


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帰ってきた、いや付いてきた奴ら

さて、木刀から対艦兵器に換装した銀さんは果たしてどうなるのだろうか。


銀魂これくしょんその8

 

「お前さんこりゃあ紅桜じゃないか!どうして今頃こんなもんを?」

「どうしてもこうしてもねえよ必要だから使うんだよ」

『紅桜』とは村田仁鉄の作ったものだったのだがその息子が改造し、対艦兵器になった刀だ。

「これを改造して出来るだけ性能はそのままに、そして安全にしてくれ」

「銀の字、お前戦艦とでも戦う気か?」

「・・・・次だ、この装備を俺に使えるようにしてくれ」

銀時は源外の質問に答えなかった。

「で、こりゃ何だ?見たことねえが」

「人の形をした軍艦が使ってたやつだ」

一応艦娘の存在は軍の最高機密であるため、ほとんどの人間が知らない、そして話してはいけない。

「どこの部品だ?」

「足だ、それを付けて浮くことが出来るらしい」

「ほーそりゃ便利なもんだな、お前は使えねえのか?」

「使えねぇ、しかもそれサイズが小さい」

「なるほどな、分かった、そうだな3日だ、3日待て」

「分かった、ありがとう源外のじいさん」

「なーにテメーが来る時なんて大体こんなもんだろ?ツケを返しに来たのは初めてだが」

と、銀時の背中にそう話しかけた。

「今の話聞きました?桂さん」

「ああ、聞いたぞ!銀時の奴どこをほっつきあるいているのかと思っていたらあいつの所で何をしているのだ?」

「とりあえず尾行ですね」

「頼んだぞ山崎ぃ~次またミントンしてたら切腹な」

万事屋とテロリスト、警察が手を組んで裏で銀時を追っていた。

 

━━━━━━━━━━━━━━

あれから5日────

銀時はまた鎮守府の椅子に座りながら鼻をほじっていた、が、いつもの木刀は外し、その代わりに紅桜が腰にあった。

「ごめんって勝手に持っていったの謝ったじゃん」

「鼻をほじりながら言われても信用できませんね」

カンカンの不知火とこの前の狂気はどこへ行ったのか、ふざけた銀時、が確かに心の奥底に狂気はあった。

「ぼのりんは?」

「まだ眠っています」

「そうか、でなんか朝、騒がしかったけどどうした?」

「それはですね提督」

「何?大淀の姉ちゃん」

「その、恥ずかしながら提督、侵入したものがいたのです、それも100近く」

「おいおぃ、ここはそんなにざる警備なのか?」

「返す言葉もありません、ですg」

「るせぇ言い訳すんな、大人の世界はそんなの通じないの?!分かる?」

「ですが、全員捕らえたそうですよ?」

「え?100近くいたらしいのに?ほんとに?ぬいぬい嘘ついてない?」

「うるさいですね、消しますよ?あとその名で呼ぶなと何度言えば」

ところが大淀が話を切る。

「ですが、うち2人は提督の職場の名前を言っていたので解放しました、なのでそろそろ」

 

 

「 銀さーん!!

銀ちゃーん!!」




遂に集結する万事屋、次回は捕らえたものを見に行く銀さんを予定しております


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増える登場者、減る作者の休息

あ、言うの忘れてましたが、今回から登場者がかなり増えるので
セリフの前に名前を書いておきます。


銀魂これくしょんその9

 

銀時「うるさいのが増えたな〜」

大淀「そうですねー」

神楽「おい、銀ちゃん、ここは女しかいないのか?ハーレムか?ハーレム気取りなのか?」

新八「そうなんですか?銀さん?」

銀時「うるせぇ、べ、別に気取ってなんかねーし?」

大淀「そうですか?それにしてはちゃんと艦娘とのスキンシップも取られてるようですが?」

ジー、と刺さる視線を受けている銀時だが新八が

新八「それより、ここはどこで、何をするところで、どうして銀さんはここにいるんですか?」

銀時「ここは海の近くで、海の平和を守るところで、銀さんは仕事をしていますーー」

神楽「嘘つけぇ、お前が仕事だと?もう少しマシな冗談つけないのか?この変態!」

銀時「うるせぇ、俺だって仕事はしますー、あと少なくともここにいる女の子は全員お前よりヒロインに向いてますー、あともう一つ変態じゃねー!」

神楽「誰がゲロインだ!」

銀時「そこまで言ってねーだろ?!」

銀時「メガネキャラも大淀姉さんで充分です!」

新八「ガーン・・・ツッコミは?」

銀時「今はこの小説シリアス入ってるの、だから需要がありません!需要があるのは戦力だけです!」

新八「ところで、真選組の皆さんは?」

銀時「おい!聞けよ!」

大淀「他の人達ですか?」

新八「そうそう、全身黒ずくめの」

大淀「解放していませんよ?

新八「良かったーこれで姉上に付いて来るストーカーも年貢の納め時だなー」

神楽「ふっふっふ!沖田ともこれでおさらばだなハッハッハ!」

大淀「と、とりあえず独房に行きます?」

戸惑い気味に言う大淀

銀時「チッ聞けよ!まぁ、そうだな俺も鬼の副長がどんな無様な格好してるか見てみたいしな」

と、嫌な笑みを浮かべる銀時達であった。

━━━━━━━━━━━━━━

土方「おーい誰かいねぇのか!?次来たら絶対に斬る!」

沖田「クソ、あの女ども後で調教してやる!」

ゴリラ「やめろ、総悟、トシ、女に暴力を振るうなど侍として、男として論外だ」

沖田「分かりやしたぁゴリラ局長」

土方「分かったぜゴリラ」

ゴリラ「おい!総悟のはまだしも、トシのは悪意あったよな!?おい!いやどっちも悪意あったけど」

銀時「うるせぇ奴らだなぁ」

新八「そうですね」

神楽「そうだな」

土方&沖田&ゴリラ「その声、そのやる気のない声は!!」

真選組「万事屋ァァァ!」

土方「てめ、なんでそこにいんだ!?ここから出せぇ!!」

銀時「おやおや、人に物を頼む時には道理というものがあるじゃないですか?鬼の副長様ぁ?」

銀時はイライラで人を殺せそうなほど思いっきり嫌な笑みを浮かべ、ニヤけた

土方「こいつぅ!外にいるからっていい気になりやがってぇ!」

と、顔中のシワを集めたような顔で怒りを露わにする鬼の副長、土方

ゴリラ「まぁまぁ落ち着けトシ」

土方「落ち着いていられるか!総悟!そこにいるそいつらを殺せぇ!」

沖田「それはちときついぜ土方、メガネは楽だがチャイナとダンナはきついですぜ、それ以外なら調教してやりやすが」

サディスティック全開で大淀を舐めるように見下す沖田。

人間掛けた眼鏡「おい、サラッとディスんな、あと名前をちゃんと書けよ、作者!」

銀時「シャーねーだろ?今は夏イベェーとか資材がぁーとかで死んでんだから」

大淀「(何あの黒づくめの人達は!めちゃくちゃ怖いんですけど!)」

沖田「いいねぇその怯えた顔、調達のしがいがありますぜぇ」

銀時「んー?確かにこの顔は良いな、いつもツンツンしてるからギャップ萌えってやつか?」

沖田「しかもその体型ですぜダンナ、これまで良く手を出さなかったんだなぁ」

サディスト共が不穏な話をしだしたのを放っておき、その他は話を進める。

ゴリラ「しかし、ここはなんだ?どうして女しかいねぇんだ?キャバクラか?吉原か?」

新八「いいえ、ケフィ、じゃなくて軍事施設みたいですよ?」

ゴリラ「そうだったのかぁ、てっきり俺はお妙さんが新しい店でも開いたのかと」

新八「ストーカーゴリラは黙ってろ」

ゴリラ「目がぁ目がぁ!」

チョキの手を作った新八の目潰しが炸裂した

神楽「ストーカーと言えば、さっちゃんは?」

猿飛「きゃあー銀さんがドSプレイをしてるわぁー、私も混ぜてぇ!」

新八「噂をすれば」

予め持ってきていた木刀を投げた、いや投げていた銀時、それが恐ろしい偏差、未来予知に達する程の攻撃となって銀時に唇を近づける猿飛に命中

猿飛「うはぁ(エコー」

大淀「もう何これ」

━━━━━━━━━━━━━━

??「あらあら、珍しくゴリラストーカーが来ないと思ったらこんな所で浮気ですか」

??「ちゃらんぽらんがいないと猿飛が言ってたと思ったらこんな所におったか」

??「ストーカーされるのは嫌ですが1円でも売る上げが下がる方が嫌ですし」

月詠「覚悟しろ、その犬(男)は」

お妙 「覚悟しなさい、その財布(男)は」

月詠「我ら吉原と」

お妙「私達キャバ嬢の物よ」

 

 

 

 




さてさて、夏イベとか祖父の葬式とかで忙しい、けど小説を書くのを止めてはいけないし、でも部活とかも忙しいし、なのでサブタイトル通りに休息が減ると言う事ですね、あと、遅れてすいませんー!
ついでに、これはゲームしてる人しか分かりませんが、艦これの夏イベが始まって出撃したんですが、最近始めたアホ提督が資材1万超えたからというノリでやってるとですね、鉄がもうボンボン飛んでいくわけですよ、で、最近は駆逐艦と軽巡を1-5でレベリングしてます。
あれ?エロくもないしグロくもない・・・R-15タグ抜こうかな?


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静けさを取り戻す鎮守府

今日、部活動中に熱中症になりましたが元気に書いてます


銀魂これくしょんその10

 

お妙「あら、銀さんに真選組のみなさん、お久しぶりです、特に銀さんは・・・私達に貢がずにどこの馬の骨とイチャラブしてたんですかこの野郎」

突然だがここは鎮守府のメイングラウンドに男達が集められ正座させられていた。

銀時「おいおい、あのアマどもどうしてここにいるんだ?」ヒソヒソ

土方「知らねーよ俺に聞くな!」ヒソヒソ

声を潜めて話す彼らは気づいていない、もう1人の鬼がいるのを

月詠「あらぁ銀様ァ、何勝手に話してん、だ!」バリンッ!

躊躇いなく銀時の後頭部に振り下ろされる一升瓶、残った酒がすべて銀時の頭に飛び散る

月詠「最近物騒ですし、道も暗いから丁度松明が欲しいと思ってたんですぅ」

吸っている煙管の灰が酒だらけの銀時の頭に落とされる、次の瞬間銀時の頭は正しく松明のように燃えた。

銀時「アッチーー!水!水ぅ!!」

土方「へへ、マヨネーズならあるぞ?」

火に油を注ぐとはこのことと言わんばかりに銀時の頭にマヨネーズをかける。

銀時「てめ、土方!覚えてろ!あっつい!」

それを見ていな艦娘達はというと

艦娘達「(怖いんですけど・・・)」

と、完全に恐怖していたのだが、その中から1人だけ声を上げる。

電「提督を虐めてあげないで欲しいのです!」

一斉に声の主、電に視線が移る。

お妙&月詠「「あぁん?」」

電「ひうぅ・・」

と、振り向く2人の鬼の顔に怯む電、がしかし。

お妙「何この子!可愛いじゃない!」

月詠「うむ、悪くないな、男のしつけ方を教えてやろう」

電「へ?男のしつけ方?」

お妙「ちょっとツッキーこんな純粋な子にそんな事教えないでください」

月詠「そ、そうだな失言だった」

と、完全に電を、愛で始めた鬼は普通の女になった。

━━━━━━━━━━━━━━

お妙「つまり、美少女揃いの中でハーレムしていたと?」

銀時「い、いえそういう訳では」

タジタジの銀時に、ため息混じりのお妙。

お妙「まぁ、仕事なら仕方ありませんね」

銀時「そうなんだよなぁ」

ここでゴリラも口を開く

近藤「万事屋、これからはどうするんだ?」

銀時「とりあえず、神楽と新八は戻しとかねえと万事屋の仕事が出来ねぇからな」

近藤「なるほど、確かにそうだな」

銀時「お前の所も同じだろ?」

近藤「まぁ、そうだな、いやでもトシと総悟は置いて行っておこう、役に立つはずだ」

銀時「マジでか、そりゃありがたい楽できるな」

近藤「仕事しろよ?」

堂々とサボる宣言した銀時に言うゴリラ、もとい、近藤。

お妙「とりあえず私も道場の件もありますし帰ります」

銀時「そうか、そりゃ良かった」ガッ

お妙「・・・・」ミシミシ

無言で銀時の頭を掴むお妙

銀時「じゃあ真選組はマヨラーとバカイザーを置いていってそれ以外は撤収か?」

平然と話す銀時

近藤「そうなるな」

ここで思い出してほしい、もう1組侵入者がいた事を、まぁ出てくるのはもう少しあとだが。

━━━━━━━━━━━━━━

新八「じゃあ僕らはかぶき町に帰りますけど、本当に副長と一番隊隊長を置いていっていいんですね?」

近藤「あぁ、国を守るのも警察の仕事だ」

新八「そうですか、じゃあ銀さんまた今度」

神楽「じゃあな天パ侍また今度顔出せよ!」

銀時「はいはい、わかってますって」

お妙「それじゃあ銀さん、また店に来てくださいね」

ゴリラ「え?!じゃあ行きます!」

お妙「ゴリラは檻に入ってろーー!」

各々の別れを告げ、鎮守府を出ようとしたところで大淀に止められる。

大淀「一応言っておきますが、ここの存在は軍事機密なので他言無用でお願いしますね」

近藤達は無言で手を挙げて鎮守府を去って行った。

総悟「これからどうするんでさぁー?」

土方「さぁな、でも近藤さんの命令だ、やるしかねぇ」

銀時「あぁ、静かになった、なあ大淀の姉ちゃん」

大淀「は、はい?」

銀時「こいつらの泊まるところと、中の案内よろしく」

大淀「はぁ、分かりました」

ため息混じりの大淀だった

銀時「(ん?何か忘れてる気が)」

 

 

桂「エリザベス、俺達はいつになったら出番が来るのだろう」

エリザベス「(わからん!)」

桂「そうか・・・・ねえ!誰もいないのぉ!?本当にここから出してー!」




最初に言った通り部活、まあラグビーで熱中症になりまして、でも
銀魂に「健康より原稿」とあったので熱中症だろうがインフルエンザだろうが書きます、遅れてすいません。


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切腹ものの出来事

遅れてすいません!宿題に追われてました!
サイレント提督もすぐに出します!


銀魂これくしょんその11

 

銀時「はあ?これを貸してくれだとぉ?金とる

ぞ?」

沖田「わかりやしたわかりやした、金なら払うんでそれ貸してくだせぇ」

唐突に始まる会話と取引、借りたいと言っているものは例の海の上に浮かぶための靴、のようなもの。

銀時「どうすんのそれ」

沖田「海の上を散歩でさぁ」

銀時「海の上もパトロールとはご苦労なこった」

皮肉のように銀時が言うが、どっちもドSなので意味がない

大淀「じゃあ丁度いいので戦力データも取りましょうか」

と、この空気に慣れたのか普通に会話に入ってきたのを、よく思わないのか2人は共に席を立ち演習所に行く途中で土方も付いてきた。

場所は変わり演習所────

と言っても海には変わりない、予め量産してもらっていた例の水に浮く奴と木刀を持った3人はまず水に浮かぶ練習から始めた。

銀時「よっこいせっ、うおぉスゲーな」

土方「ホントだマジで浮くじゃねーか」

沖田「ホントだ土方の3倍は役に立つ」

土方「それは余計だサディスト」

大淀「ハイハイじゃあまず走れるようになって下さいそれからデータを取ります」

大淀は内心ほくそ笑んだ、何故なら自分でも海の上を自由に動けるようになるまで1週間かかったのだから。

大淀「(ふふ、少しは苦労した格好が見てみたいですね)」

銀時、土方、沖田「「「出来たぞ」」」

大淀「・・・・へ?」

銀時「いやだから」

土方「動けるようになったから」

沖田「データ取れって言ってんの分かる?メス豚」

サラッと酷いことを言われたのを流して聞く。

大淀「嘘でしょ?」

銀時「しつけぇぞ!ほら見ろよ!」

本当に海の上を庭を走り回るように動き回っていた。

銀時「こんなのバイクの免許取るより楽だ」

土方「同じく」

沖田「土方を殺すよりは楽だ、なっ!!」

ブォンッ!と土方に振り降ろされた木刀は土方の頭に・・・当たらない。

土方「バーカ当たるかそんなもん」

銀時「いや、ケツにぶっ刺さってるそれ何?」

銀時に言われてケツに手を持っていくと、異物を発見し勢いよく引き抜いたが。

沖田「あーあ、せっかく俺がケツの穴増やしたのに、閉じちまうじゃねえですかぃ」

土方「総悟テメェ、やり、やがったなぁ!」

大淀「ちょ、救護班!を呼んで!」

妖精さん「ワカリマシタ!」

━━━━━━━━━━━━━━

病室────

土方「うぅ、ここは、どこだ?」

目覚めた土方が独り言のようにいう。

???「んん?目が覚めたみたいね」

土方「誰だ?」

土方が問う

曙「私?私は曙よ?知らないの?」

目つきの悪い少女が向かいのベットにいた

土方「悪いな、ここに来たばかりなんでな」

曙「何で運ばれてきたの?」

土方「ケツに穴あけられた」

曙「女の子の前でそんな事言うなんて感心しないわね」

土方「お前は?」

曙「ちょっと戦闘で、ね」

土方「戦闘?何があった」

曙「結構ズカズカ人の事に踏み入ってくるのね、まぁいいわ、あれは1週間前くらいかしら、敵戦艦と遭遇したの」

土方「へ、戦艦?」

曙「そう、で敵戦艦に艦隊はほぼ壊滅状態になったの」

土方「へ、へぇー(やべぇよこいつ、俺よりも修羅場くぐり抜けてるよ)」

曙「で、羅針盤を頼りに撤退したんだけど」

土方「そうか、そりゃそうだろ、で?」

曙「でも、羅針盤が乱戦中の被弾でダメになっていたみたいで逆に敵のいる方に進んだの、そこで雷巡に遭遇してね」

土方「よく帰ってこれたね!」

曙「そうね、で艦隊は満身創痍、私以外はね、その満身創痍の私たちに雷巡の魚雷が迫ってたの、私は体力が残ってたからすぐに良けれるんだけど、他の子はダメそうだったから、私が庇ったの、そしたら・・・」

土方「そしたら?」

曙「下半身が無かった」

土方「え、え?え?え?!」バッ!

曙「え、ちょ、どうしたの?!」

突然ベットから飛び上がった土方は曙に寄っていき────

土方「嘘つけ、見せてみろ!」

曙「え?!ちょっと待って今わた────」

おーっとぉ!?ふとんがふっとんだぁぁぁぁ!!

そしてぇぇ!!そこにあったのは!?

透き通るような肌に足、そして足の付け根に割れ目が!!そのさらに上に!二つの膨らみかけの山の山頂にピンクの突起があった。

土方「ほ、ほら足が、あ、るじゃ、ね、え・・か?」

曙「ッ────変態!!〇ねーー!」

そこにあったのは全裸の曙の身体だった

銀時「おやおや土方くぅん、こりゃ不味いんじゃないですか?警察として、人間として」

沖田「おやおや土方さんこりゃあ切腹もんですぜ?」

土方「(あ、終わった)」

 

 

 




サイレント提督は今日か明日に出します。
と言うか、ぼのりんの裸を見た土方爆ぜろ


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