RAILWARS! 東京公安室公安特捜班 (新庄雄太郎)
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登場人物紹介

南 達仁 

主人公・東京公安室・公安特捜班・公安官

小学生の頃から列車が好きのため、非番や休みの日に列車に乗るのが楽しみにである

公安特捜班の新設により、警乗2班から異動

 

高山直人

東京公安室・公安特捜班・公安官

彼も同じく鉄オタである 乗り鉄なのか撮り鉄なのかは不明

 

赤城 誠

東京公安室・公安特捜班・公安官

上野公安室から異動

 

小泉陽一

東京公安室・公安特捜班・公安官

大宮公安室から異動

 

小林洋介

東京公安室・公安特捜班・公安主任

特捜班の捜査主任 部下たちは「主任」と呼んでいる

 

桜井あおい

東京公安室・公安特捜班・公安官

 

小海春香

東京公安室・公安特捜班・公安官

 

梶山真由美

東京公安室・公安特捜班・公安官

 

松本惠介

東京公安室・公安特捜班・公安官

 

菅原欽一

東京公安室・公安特捜班・公安官

 

中野邦夫

東京公安室・公安特捜班・公安官

ベテランの公安官

 

岩泉翔

東京公安室・公安特捜班・公安官

 

高杉陽一郎

東京公安室・公安特捜班・公安班長

公安特捜班の班長

 

三輪正博

東京公安室・公安特捜班・公安官

 

速水綾子

東京公安室・公安特捜班・公安官

 

公安特捜班とは 私服で事件の捜査をする操作部署である 他にも警察の協力要請を受ければ直ちに捜査をする

駅には出会いがある、別れがある時には列車で逃げようとする犯罪がある限り、俺たちは列車で追いながら犯人を追う、この物語は、旅客の安全と犯罪防止のために警察官の協力隊となり、日夜神明を落として勇敢なる活躍を続けている私服鉄道公安職員のドラマである 

 

鉄道公安室(てつどうこうあんしつ)は、日本国有鉄道が設置していた鉄道公安組織の出先機関。

 

「日本国有鉄道組織規程」を根拠に設置された機関であり、公安本部及び鉄道管理局の下部組織として主要駅に設けられていた。

 

鉄道公安室の下部機構として、「鉄道公安分室」や「鉄道公安派出所」が置かれている駅もあった。

 

また、鉄道公安室の中でも大規模なものを「中央鉄道公安室」とし、全国で札幌・仙台・新潟・東京・上野・新宿・名古屋・大阪・広島・小倉の計10ヶ所(駅)にあった。

 

鉄道公安室一覧

 

釧路鉄道管理局 釧路鉄道公安室

釧路鉄道公安室帯広鉄道公安分室

 

旭川鉄道管理局 旭川鉄道公安室

旭川鉄道公安室北見鉄道公安分室

旭川鉄道公安室名寄鉄道公安派出所

 

北海道総局 札幌中央鉄道公安室

札幌中央鉄道公安室小樽鉄道公安派出所

札幌中央鉄道公安室滝川鉄道公安派出所

室蘭鉄道公安室

室蘭鉄道公安室苫小牧鉄道公安派出所

 

青函船舶鉄道管理局 函館鉄道公安室

函館鉄道公安室長万別鉄道公安派出所

 

盛岡鉄道管理局 盛岡鉄道公安室

盛岡鉄道公安室一ノ関鉄道公安派出所

青森鉄道公安室

青森鉄道公安室弘前鉄道公安分室

青森鉄道公安室八戸鉄道公安派出所

 

秋田鉄道管理局 山形鉄道公安室

秋田鉄道公安室

秋田鉄道公安室酒田鉄道公安分室

 

仙台鉄道管理局 仙台中央鉄道公安室

仙台中央鉄道公安室子牛田鉄道公安派出所

福島鉄道公安室

郡山鉄道公安室

郡山鉄道公安室会津若松鉄道公安派出所

 

新潟鉄道管理局 新潟中央鉄道公安室

長岡鉄道公安室

長岡鉄道公安室直江津鉄道公安分室

 

高崎鉄道管理局 高崎鉄道公安室

高崎鉄道公安室熊谷鉄道公安分室

 

水戸鉄道管理局 水戸鉄道公安室

平鉄道公安室

 

千葉鉄道管理局 千葉鉄道公安室

千葉鉄道公安室両国鉄道公安分室

成田鉄道公安室

 

東京北鉄道管理局 上野中央鉄道公安室

上野中央鉄道公安室池袋鉄道公安分室

上野中央鉄道公安室松戸鉄道公安分室

大宮鉄道公安室

宇都宮鉄道公安室

 

東京南鉄道管理局 東京中央鉄道公安室

横浜鉄道公安室

小田原鉄道公安室

 

東京西鉄道管理局 新宿中央鉄道公安室

立川鉄道公安室

甲府鉄道公安室

 

長野鉄道管理局 長野鉄道公安室

長野鉄道公安室松本鉄道公安派出所

 

静岡鉄道管理局 沼津鉄道公安室

沼津鉄道公安室三島鉄道公安派出所

静岡鉄道公安室

静岡鉄道公安室富士鉄道公安派出所

浜松鉄道公安室

浜松鉄道公安室豊橋鉄道公安分室

浜松鉄道公安室飯田鉄道公安派出所

 

名古屋鉄道管理局 名古屋中央鉄道公安室

岐阜鉄道公安室

米原鉄道公安室

 

金沢鉄道管理局 福井鉄道公安室

金沢鉄道公安室

富山鉄道公安室

 

大阪鉄道管理局 京都鉄道公安室

大阪中央鉄道公安室

神戸鉄道公安室

姫路鉄道公安室

 

天王寺鉄道管理局 奈良鉄道公安室

奈良鉄道公安室亀山鉄道公安分室

天王寺鉄道公安室

和歌山鉄道公安室

和歌山鉄道公安室新宮鉄道公安派出所

 

福知山鉄道管理局 福知山鉄道公安室

福知山鉄道公安室豊岡鉄道公安派出所

 

米子鉄道管理局 米子鉄道公安室

米子鉄道公安室鳥取鉄道公安分室

米子鉄道公安室浜田鉄道公安分室

 

岡山鉄道管理局 岡山鉄道公安室

福山鉄道公安室

 

広島鉄道管理局 広島中央鉄道公安室

徳山鉄道公安室

小郡鉄道公安室

下関鉄道公安室

 

四国総局 高松鉄道公安室

高松鉄道公安室徳島鉄道公安分室

高松鉄道公安室高知鉄道公安分室

松山鉄道公安室

 

九州総局 小倉中央鉄道公安室

博多鉄道公安室

博多鉄道公安室鳥栖鉄道公安派出所

佐賀鉄道公安室

長崎鉄道公安室

長崎鉄道公安室佐世保鉄道公安派出所

直方鉄道公安室

 

大分鉄道管理局 大分鉄道公安室

大分鉄道公安室中津鉄道公安派出所

大分鉄道公安室延岡鉄道公安派出所

 

熊本鉄道管理局 熊本鉄道公安室

熊本鉄道公安室大牟田鉄道公安派出所

熊本鉄道公安室八代鉄道公安派出所

 

鹿児島鉄道管理局 鹿児島鉄道公安室

鹿児島鉄道公安室宮崎鉄道公安分室

鹿児島鉄道公安室都城鉄道公安派出所

 

達仁と高山が配属する東京鉄道公安室である、警乗班は制服で警邏しますが、公安特捜班は私服で捜査をするのです

 

 

 

 




特捜班・覆面車 紹介

C32型系ローレル・グランドエクストラリミテッド

A31型セフィーロ・ツーリング

Y31型系セドリック・ブロアム(ワインレッド)




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第1話 南 達仁東京駅に着任す・特急「北斗」1号知床旅情
配属 南 達仁  


新人公安官 南 達仁はL特急あさま2号で上野駅に着いた。

「今日から東京公安室か。」

達仁は、今日から東京公安室に異動となりました

「長野の白馬の旅は楽しかったな、小海線も乗ったし。」

異動前に長野へ乗り鉄を楽しんでいた、通称はぐれ公安官である。

東京駅に来ると、高山と桜井と捜査主任の小林公安官は、指名手配中の強盗致傷犯「大泥望助」を追っていた

「こちら小林、大泥望助はいたか。」

「それが、旅行客でいっぱいで、誰が大泥がわかりません。」

「よしっ、高山は東海道本線のホームを捜索せよ。」

「了解。」

「私は、山手線と京浜東北線のホームを捜索します。」

 

達仁は、東京駅内を歩いていると、急いで走る男にぶつかった。

「痛てっ。おいっ、気を付けろ。」

と達仁は怒鳴った。

「全く、誤りもしないで。」

とその時。

「キャーッ!誰か捕まえてーッひったくりよ。」

と女性の客の声がした。

「えっ、ひったくり。」

達仁は、犯人を追いかけた。

「何、ひったくりだと。」

と達仁は駅内を走った。

 

高山は山手線内のホームを捜索中、大泥望助らしきに似た男に、声を掛けた

「すみません、東京公安室のものですが、指名手配犯らしきに似た人がいたので声を掛けました。」

「そうですか、いや私は大泥ではないですね。」

「そうですか、ご協力ありがとうございました。」

「いえいえ、こちらこそ。」

 

達仁は、ひったくりを追跡したが見失ってしまった。

「チクショー、逃げやがったか。」

犯人を捜していると、岩泉が捜査中達仁に職務質問した

「鉄道公安だ、そこで何してるんですか。」

達仁は、岩泉に鉄道公安手帳を提示した。

「こっちも鉄道公安官だ。」

「えっ公安官、失礼しました。」

「今、ひったくりを追っていましてね。」

「ひったくり。」

達仁は、岩泉と一緒にひったくりを追跡をしました。

「あなたは、そっちを、私はこっちを捜す。」

「了解。」

しかし、ひったくり犯は見つかりません

「どこへ行ったんだ、ひったくりは。」

そこへ、岩泉も合流

「どうだ。」

「だめだ、まだ見当たりません。」

「そうか、見つからないか。」

「必ず、何処かに居るはずだ、手分けして探せお前は新幹線ホームを捜せ。」

「了解。」

岩泉は、新幹線ホームを捜索した。新幹線に乗るお祖母ちゃんに聞いてみた。

「すみません、ひったくり犯は見ませんでしたか?。」

「さあ、知らんね。」

出張するサラリーマンも聞いてみた。

「ああ、見かけないね。」

小学生と幼児を連れた母親に聞いてみた。

「知らないは、見かけたらしらせますね。」

 

しかし、ひったくり犯は見失ってしまった 後日事後捜査になった。

 

 

 

 

登場列車 キハ183系特急「北斗」

 

 

 

 

 




高山と桜井はひったくりの被害者に事情聴いていた。
「ええ、中には会社の商談の資料や提携の書類と70万円を奪われました。」
「会社の人には、連絡しましたか。」
「ええ、何とか課長にも報告して連絡しました。」
「それは、大変ですね70万は大金ですからね。」
「じゃあ、こちらに盗難届にサインしてください。」
「はいっ。」
高山は、桜井に行った
「俺は、班長に報告しておくから、被害者に医務室へ頼む。」
「わかったわ、高山君はどうするの。」
「引き続き、大泥望助を追う。」
「わかったよ。」


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達仁 函館へ飛ぶ

次の日 公安特捜班に新人私服公安官の紹介と朝礼が行われた。

「今日から、警乗2班から公安特捜班に配属になった南公安官だ。」

「南 達仁です。よろしくお願いします」

「俺、高山直人。」

「梶山真由美です。」

「松本恵介。」

「私は、中野です。」

「私は、小海はるかです。」

「菅原と申します。」

「俺は岩泉です。」

「私は公安特捜班・捜査主任の小林洋介であります。」

「三輪です。」

「速水綾子です、わからないことがあったら聞いてください。」

「私は桜井あおいです よろしく。」

「近年、犯罪の凶悪化や列車で逃げようとするものがおれば逃げようとするものもいる、そこで公安本部から増員の依頼があったから、警乗班から配属させようと考えた、そこでだ南が来れば捜査は出来るさ。」

「ちょっと一言いいですか?、捜査班に来るってことはやっぱり左遷みたいなもんですか。」

「自分から志願したんだ。」

「えっ。」

「どうしてまた。」

「小学生の頃から、列車が好きだったから 1人旅もしたこともあります。」

「飽きますけどね、何度も見たら。」

「私は飽きませんよ、乗って旅するのは。」

 

高杉は南と松本と高山と桜井は、大泥望助の捜査をしていた。

「えーと、事件は先日の6月ごろ住宅街に金庫の50万円奪って主人を負傷させ逃走した模様、この大泥望助は強盗致傷で3人を負傷させている この駅の構内にいると思われるから聞き込みを頼むぞ。」

「了解。」

「南と高山は上野駅内を聞き込み捜査して来てくれ、写真を渡す。」

達仁は、犯人の写真をもらい、上野駅内を聞き込みをした。

常磐線ホーム

「あの、鉄道公安のものですが この人知りませんか。」

「さぁ、知らんな。」と53歳の出張帰りの会社員

「いや、この人は知らないな。」と大学生

「シラネーよ、こんなオッサン」と20代の人

信越本線ホーム

「さぁ、見たことない人だなぁ。」と富山へ帰る67歳の商売人

「知らないな。」と長野へ行く女性

 

東京公安室・公安特捜班

「高杉班長、今のところ大泥望助は東京駅の東海道本線と新幹線ホームを当たってみたんですが見つかりません。」

「そうか、手がかりなしか、南と高山はどうした。」

「上野駅で聞き込み捜査をしています。」

「そうか。」

「班長、戻りました。」

「おお、高山か何かわかった。」

「それが、東北本線と奥羽本線や上越線や東北・上越新幹線ののホームにも当たったんですが、見当たりません。」

「そうか、もう何処かへ逃げたんじゃ。」

その時、1人の小学生がが慌てて公安室にやって来た。

「大変です、上野駅の近くの公園で男性が殺されているよ。」

「何っ、男性の死体。」

ファオンファオン、ファンファン ウーウーウー

まもなく、警視庁捜査一課とパトカーが到着

「班長、ついに殺人事件に発展しましたね。」

「白昼の強盗の大泥を追って、殺されるとは。」

「よしっ、上野駅内に目撃者を捜すぞ。」

「班長、売店の人が不審者を目撃されています。」

高山と桜井は高杉班長といっしょに売店へ向かった

「ええ、顔は解らなかったけど確か茶色のスーツを着ていたと覚えているけど。」

「どんな人だったか、覚えていないんですか。」

「だって、あっという間だもの、そういえば一人の女性がバックを持って行ってたけど。」

「女性の旅行客。」

「ええ、1人で北国の旅をするのかねきっと。」

 

捜査会議

「班長、被害者の身元が割れました、害者は熊野 裕介さん16歳音ノ木坂学院の高校2年の生徒です。」

「音ノ木坂学院、ちょっとすみません。」

「知ってるのか、南。」

「私が、通ってた高校です。」

「そうか、南は音ノ木出身か。」

「班長、大泥は12時のやまびこに乗って北海道へ逃げたそうです。」と松本が言った

「そうか、大泥は逃げるつもりだな。」

「班長、私に北海道に行かせてください。」

「よしっ、南北海道へ向かえ。」

達仁は、あの曲を歌った

「はーるばる、行くぜ函館へ。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



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釧路-知床 大捜査線

次の日、達仁公安官は大泥望助を追うため、北海道へ飛んだ

 

函館駅

達仁は、朝から函館駅で列車を待っていた 函館から函館本線・室蘭本線・千歳線周りの特急・北斗1号に乗った、班長の了解を得て乗った、私は1人の女性に会い旅に出た

北斗1号は函館を7時16分に発車し、五稜郭、森、八雲、長万部、洞爺、伊達紋別、東室蘭、登別、苫小牧、

千歳空港、終着札幌には11時01分に到着する。

「あなたも、北海道へ行くんですか。」

「はい、私は知床へ行くんです。」

「あなたは、自殺を考えですか。」

「どうして、わかるんです。」

「私は、鉄道公安官なんです。」

「ええ、私は強盗事件の被害者なの、彼氏がナイフで刺されて。」

「それって、この人かな。」と達仁は写真を見せる

「よく似てます、私、高峰風と言います、あなたの名前を教えてください。」

「私は、東京公安室の南と言います。」

「私、あなたのお陰で目が覚めました、自殺をやめます。」

「そうか、あなたはどちらへ。」

「私は、北海道へは釧路へ行こうと。」

日程は 1日目 釧路 

 

    2日目 知床

 

東京公安室

「道警からも何も連絡はありませんね。」

「ああ、大泥望助の写真と指紋は送ったんだが、高峰風はやまびこの最終便に乗って青森からはつかりに乗ったんじゃないですか。」

「多分、その可能性もあるな。」

「ええ、高峰は3日間で釧路と知床へ行くんだそうです。」

「彼女は殺人の目撃者だ、犯人の顔を覚えている、彼女は事件を目撃し、追われているのだ。」

「それで、南は函館へ向かったのか、函館からどこへ向かうんだ。」

「班長、大泥望助は北海道へ逃亡したと目撃情報が入りました。」

「よしっ、今南が北海道へ向かっている、大泥は4人を殺傷している、高山、桜井、小林、すぐ北海道へ向かえ、各自拳銃を携行しろ」

「了解。」

高山たちは、38口径リボルバーをホルスターにしまい、完全武装。

 

特急「北斗」の車内

「どうですか、3日間お付き合いますか。」

「ええ、もちろんです。」

「旅は道ずれるものさ。」

達仁が乗った特急北斗1号は室蘭本線に入った。

 

一方、岩泉と松本はひったくりの犯人を追っていた。

「くそっ、捕まってたまるか。」

「待てーッ。」

「ヘン、捕まえて見ろ。」

「逃がさんぞ。」

「何っ、囲まれた。」

「うわっ。」

ボカスカボカスカ

「何ん済んだよ、この野郎。」

「この大金は何だ。」

「えっ、大金何のこと。」

「お前が、そのバックは会社のお金なんだぞ。」

「えっ、俺がひったくり。」

カチャーン と手錠をかける

「お前を窃盗の現行犯で逮捕する。」

公安特捜班

「班長、ひったくり犯を逮捕しました。」

「そうか、岩泉、松本ご苦労さん。」

「犯人の名前は、沼部恵一 42歳です。」

「この男は、業務上横領で解雇されたの恨んでの犯行と自供しました。」

「そうか、恨みの犯行か。」

 

千歳空港駅

特急北斗1号は、10時31分千歳空港駅に着いた。

「石勝線に乗り換えて、帯広経由で釧路へ向かいましょう、釧路の町も中々ロマンチックですよ。」

「私、釧路初めてなんです。」

「そうですか、後は釧網本線で知床へ向かいましょう。」

「次の石勝線おおぞら5号は11時44分発ですね、始発は札幌だから11時14分ですね、時間があるな

私、ちょっと用事に行ってきますね、じゃあおおぞら5号の車内で合流しましょう。」

「わかりました。」

千歳空港警察

「あっ班長南です、今千歳空港駅にいます。」

「南、今高山たちがそっちへ向かっている。」

「えっ、高山たちが。」

「大泥望助は北海道へ向かった、大泥はナイフを持っている。拳銃を携帯するように。」

「了解、私は釧路へ向かいます。」

「そうか、くれぐれも気を付けるように。」

「はいっ。」

駅ホーム

「あっ、お待たせしました 仕事の業務連絡でしたのですぐ終わりました。」

「そうですか、もうすぐおおぞら5号が来ますよ。」

「そうですね、はやく乗りましょう。」

千歳空港駅から特急おおぞら5号は釧路へ向かった

「南さんはおおぞらは乗ったことはあるんですか。」

「高校の頃に、函館発のおおぞら3号に乗ったことがあるんですよ。」

「そうなんですか。」

「車内販売が来たから、何か食べましょうか。」

「そういえば、お昼ですよね。」

達仁と風は駅弁を買った 達仁は札幌豚めし 風はかにめしを食べた

特急おおぞらは根室本線に入った その頃北海道警察のパトカーと捜査一課の覆面パトカーがサイレンを鳴らし

帯広郊外で、殺人が起きた。

「警部、被害者は海山商事の安治川源太郎です。」

「うん、商談に来たのかね。」

「可能性があります。」

 

公安特捜班

「安治川源太郎、了解しました調べて見ます。」

「今、北海道警から身元照会の依頼だ、安治川源太郎を調べてくれ。」

「わかりました、調べて見ます。」と岩泉は特定に行った

 

釧路駅

特急おおぞら5号は、釧路駅に着いた

「やっと釧路か、今夜は夜景が楽しめるぞ。」

「そうですね。」

 

公安特捜班

「班長 わかりました安治川はレッカーとクレーンの提携を申し出たと判明しました。」

「そうか、クレーン業の新設か。南たちはどうしてるかな。」

 

釧路・幣舞橋

「大泥は、さぜ殺さなければならないのか、奴は知床に居るはずだ。」

「南さーん、来てたんですね。」

「おっ、高山、桜井、それに小林主任も。」

「班長の命令で、北海道へ来ました。」

「そうか、奴は北海道へ逃げたって訳だな。」

「多分、知床に潜伏してる可能性があります。」

「南公安官、拳銃は持ってますか。」

「もちろん、携帯しています。」

「よしっ、北海道警も協力要請が手でいますから、一刻も解決しましょう。」

「了解。」

 

次の日 達仁は釧路駅から釧網本線の快速しれとこに乗った

「大泥望助め、俺が逮捕してやるぜ。」

快速しれとこは、斜里駅に着いた

「知床か、高校以来だよ、何度も訪ねて見るものいいんじゃないか。」

 

知床国立公園

「南さーん、」

「高峰さん、あなたも来てたんですか。」

「はいっ、南さんは知床に居るって聞いてきたんです。」

「そうか、それで。」

「南さん、実はこの写真の男、知ってます。」

「えっ、知ってるのか。」

「先週、私のアパートで空き巣が来たの、多分この人じゃないかと。」

「えっ、本当か。」

「あなたは、至急高山公安官たちを呼んでこい。」

「わかった。」

その時

「キャッ。」

「俺たちを見られたな。」

「兄貴、始末しようぜ。」

「そこまでだ、大泥望助逃げられないぞ。」

「誰だお前は。」

「東京公安室の南 達仁だ、抵抗すると撃つぞ。」

「何、鉄道公安官だと、てめぃ殺すぞ。」

「動くな、東京公安室だ。」

高山たちは拳銃を構えた。

「やろーっ。」

桜井は大泥に手錠をかけた。

「くそーっ。」

「大丈夫ですか、高峰さん。」

「ええ、有難うございます。」

「よくやったよ、南、お手柄じゃないか。」

「うん、私は乗り鉄だからですよ。」

「それもあるな。」

こうして、大泥望助逮捕した

 

知床五胡

「ロマンチックな湖ね。」

「ホントにね、私は2回目何ですよ。」

「そうなんですか、いつ頃ですか。」

「高校の時にね。」

「へぇーっ。」

 



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第2話 新幹線ひかり・爆破予告5秒

「ボカーン」と爆発音がした
新宿の繁華街のゴミ置き場で爆発がした
町の人は、現場に見に来ていた

先日前から、疑惑のXと名乗る爆破予告が相次いでいた。
2週間前には、浅草の浅草寺でリモコン自動車が来て、2台の車に追突し、日産・スタンザが爆発した、幸いなことに負傷者が出なかった。
2日前には、新宿のデパートで、ゴミ箱が爆発がした、13人の負傷者が出た。
そしてついに、渋谷のビルで爆破が起きた、3人の命を奪った
警視庁は犯人のモンタージュと似顔絵に公開し、指名手配された。
犯人の疑惑のXとは何者なのか。

登場列車  100N系新幹線 「ひかり」


「えー、連続爆破事件の犯人の顔写真だ、各捜査員はホーム内を捜索せよ。」

了解、達仁達は東京駅内のホームを捜索した。

京浜東北線ホーム

「すみません、この男を見ませんでした。」

「さぁ、見たことはないわね。」

「そうですか、ありがとうございました。」

「どうですか、南先輩。」

「それが、見てないだって。」

「さぁ、知らないな。」と30台のサラリーマン

山手線ホーム

「おっ、そんな人は知らないな。」と会社員

「こんな人は知らないな。」と高校生

「そうかな、知ってる人に似てたんだけど、別人だな。」と高校生

「さぁ、しらないね。」と清掃員

東海道本線

「そうですね。その人知らんわ。」とおばあさん

「さぁ知らないな、」

「見たことない人だわ。」と伊豆へ行くカップル

東京駅内に聞き込みをした結果、全員知らないと判断した

「班長、駅内を聞き込みをしたのですが見てないと。」

「そうか、未だに見つからんか。」

「犯人は何者ですかね。」

山手線ホーム

「君達、この人知らないかな。」

「今日、俺達は夏休みで映画に行ってたんだ。」

「この人は、知らないかな?。」

「兄ちゃん、あの人お風呂屋さんで見たよ。」

「え、はっ!。」

「知ってる人かね。」

「この人、過激派の仲村哲也って言う人だよ。」

「仲村哲也。」

「今、千葉県警に指名手配されてる人だよ。」

東京公安室

「班長、犯人の身元が割れました、千葉県警で手配中の仲村哲也です。」

「何、犯人の身元が割れた。」

「ええ、小学生がこの人見たことあるって。」

「本当か、それは。」

プルルルルルルルっと電話がかかってきた

「はいっ、こちら東京公安室。」

「公安特捜班に告ぐ、今新幹線に爆弾を仕掛けた、見つけないと新幹線は粉々にするぜ。」

「名ニッ、新幹線に爆弾を仕掛けた。」

特捜班は呆然としていた

「おいっ、逆探知。」

「了解。」

「南、高山、桜井すぐ新幹線ひかりに警乗だ。」

「了解」

 

次の日、達仁と高山と桜井は、100N系新幹線ひかりに乗った

「ご苦労様です、公安官3名警乗します。」

「わかりました。」

南と高山と桜井は普通車に乗り込み、犯人を捜索した

「鉄道公安です、この男性を知りませんか。」

「知らないわ、この人。」と女子会のメンバー

「さぁ、しらへんな。」と大阪へ行くおばあさん

「この人、ああ見かけないね。」と出張へ行くサラリーマン

 

ひかり・禁煙車 桜井は禁煙車に

「すみません、鉄道公安のものですが。」

「今仕事してるんだ、邪魔しないでくれる。」

「今事件の捜査をしています、ご協力をお願いします。」

「あっちへ行けって言ってるのに、わからんのか。」

「その男は、食堂車へ言ったと思うけど。」

「あなたは、食堂車は言ってましたか。」

「こんな忙しいときに、そんなところに言ってられるか。」

「どうも、失礼しました。」

「南さん、高山犯人は食堂車にいたって。」

「わかった、食堂車で合流しよう。」

 

食堂車

「あっ、この男着てましたよ。」

「私、はっきり覚えています確かこの男。」

「ええ、なんか気味が悪くて。」

「この男でしょうか。」

達仁は、犯人の似顔絵を見せる

「ええ、よく似てます。」

「どうも、ありがとうございました。」

達仁と高山たちは禁煙車に戻ると、やくざ風の男に声をかけた

「すみません、鉄道公安のものです。」

「何、」

「爆破事件の捜査をしています、ご協力お願いします。」と達仁は言う

「すみませんが、このトランクを見せてください。」桜井が言った

トランクか落ちた、中身はいったい何が入ってるのか

「名にこれ、」

「白い結晶と注射器150本。」

「何、」

「この野朗、俺の仕事を知ったな。」

男は、高山を襲った

「うぎゃっ。」

桜井と達仁は男を制圧。

「公務執行妨害及び覚せい剤取締法違反の現行犯でお前を逮捕する。」

桜井は、男に手錠をかけた

「何なんだ、てめぇは。」

「鉄道公安だ、観念しろ。」

「くそーっ。」

 

ひかり・普通車

「爆弾魔は、どこへいるんだ。」

「犯人は、新幹線にいるはずよ。」

「あせるな、まだ20秒ある。」

「犯人は、車両内の。」

「そうか、車両内のデッキか。」

「わかったの。」

「ああ、犯人は車両内のデッキの中か。」

「しまった。遅かったか。」

「そのバックから離れてください、爆弾が仕掛けています。」

「高山、桜井、車掌に連絡。」

「了解、」

「ムリだよ、解体は。」

「おい、5秒だよ。」

「南さん、どうするんですか。」

「伏せろ。」

達仁は、トランクを窓から投げ込んだ

ボカーン

「大丈夫ですか、怪我はないですね。」

「ええ、何とか。」

「てめっ、俺の計画を。」

「観念しろ、仲村哲也。」

「なぜわかった、私の本名を。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




新幹線爆破を防いだ達仁たちは、新幹線を緊急停車させ、達仁と高山たちは犯人仲村哲也を逮捕した、彼は過激派組織の一員で爆破テロを企てたのだ、一方やくざ風の男は山口組系暴力団毒蛇組の上川啓太53歳である、大阪と神戸で覚せい剤の密輸をしていたのだ 俺達は公安本部長賞を授与された



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第3話 スーパーひたちにこりんぱな・危機一髪

真夏には、多くの子供たちは夏休みがやって来ました、夏休みには、夏の臨時列車が運行する機会が増えます 南は上野駅の警戒をしていた。中でも水難事故が多発の時期です 8月になると仙台で七夕祭りが行われる、だからスーパーひたちの乗車する人もいるかもしれません、そのため公安官は警らを強化しなければならない。南と高山は警乗任務に当たった、夏休みは青少年が非行に誘惑する季節だからだ。
一方、小林と松本と桜井たちは運転所へ向かった、新幹線「ひかり」の個室において男性の死体が見つかった、現場には警視庁・鑑識課と捜査一課の刑事も到着していた
「主任、被害者の身元が割れました。」
「お、そうか。」
「被害者は、水沢不動産業の江川裕輔さん51歳です。」
「不動産業か。」
「主任、東京駅ホーム付近で不審者を目撃したと。」
「そうか。」
桜井と小林と岩泉は売店の人に聞き込みをした
「ええ、顔はわからなったけど、確か20代ぐらいの男の人でしたが。」
「どんな男の人でしたか。」
「そこまではね。」
犯人は何者なのか、特捜班は引き続き捜査をした。
一方、松本と菅原と梶山と三輪は上野駅をパトロールをしていた。
「誰かーっ、捕まえてひったくりだ。」
菅原と三輪はひったくりを追いかけていた
「待てーっ。」
「逃がさないぞ。」
「現金はいくら取られたんですか?」と松本が言う
「20万円くらいです。」
「20万円。」と梶山が言った
事件はこうして始まった












登場する列車・特急「スーパーひたち」651系・100系新幹線「ひかり」



公安特捜班の南と高山は、上野駅を警戒中ホーム内に列車の写真を撮る小学生や中学生、高校生や列車オタクたち、夏休みの真っ最中、お盆は里帰りする人や旅行する人や谷川岳や軽井沢へ登山するバックバンカーも多くみられます。時には温泉へ行く人も。上野駅では、いろんな列車が始発されます、L特急あさまやひたちにつばさや新特急谷川や新特急草津や新特急なすのや新特急あかぎや新幹線やまびことあおばとあさひととき。これらの列車はすべて上野発である 今年3月のダイヤ改正で651系特急「スーパーひたち」が運転開始されました、常磐線ホームを警戒中、南と高山は特急「スーパーひたち3号」の警乗にあたった。午前10時上野駅を発車した「スーパーひたち3号」は水戸や平、東北の原ノ町と仙台へ結ぶ特急である。南と高山が乗ったのは平行のスーパーひたちです。この日は海水浴や宮城へ行く人が多いようです、8月は仙台で七夕祭りへ行く人が多いようです。

「どうもご苦労様です、東京公安室です。」

「これはこれは、どうもご苦労様です。」

南と高山は普通車を警戒をした。

「どうも、東京公安のものですが、これからどこへ行くんですか。」

南は、家族連れに声をかけた

「大洗まで、海水浴へ。」

「そうですか、最近水難事故が多発してるので、十分に注意してください。」

「ああ、はいわかりました。」

南は、謎のサラリーマン風の男が乗っている人を見ると不審を感じた。

「おいっ、高山あの男の人怪しくないか。」

「ああ、ちょっと怪しいですね。」

「待って、とにかく様子見よう。」

「そうですね。」

南と高山は、3人の女子高校生に声をかけた。

「君達、ちょっといいかな東京公安のものだけど。」

「今、特別警戒をしていまして協力していただきませんか。」

「あなた達は。」

「にっこにっこにー、私はにこにーこと矢澤にこです。」

「にゃんにゃんにゃーん、星空凜です。」

「私は、小泉花陽です。」

「君たちはどこへ行くんだい。」

「大洗まで海水浴にこ、夏の楽しみの一つなのよる」

「いっぱい遊ぶニャー。」

スーパーひたち3号は、水戸駅に着いた 約1時間10分である

「あっ、班長からの無線だ、こちら南です。」

「南か、実は今運転所で男性の死体が発生した、犯人は逃走してる模様、捜査に当たれ。」

「了解、高山殺人事件発生、犯人は遠くへ逃げてるかもしれない。」

「わかった、引き続き警邏しましょう。」

高山は、男の人とぶつかった。

「おいっ、気を付けろよ。」

「すみません。」

「どうした。」

「いや、ただのチンピラですよ。」

「そうか。」

「なんか、アタッシュケースを持ってたけど。」

「事件に関係してる可能性があるな。」

 

公安特捜班

「班長、犯人のモンタージュが完成しました。」と中野が言う

「ほぉ、若々しい人だな。」

「班長、南と高山は今水戸に着いたそうです。」

「そうか、水戸に来たか。」

「班長、ひったくり犯は逃げられました。」

「申し訳ありません。」

 

水戸駅・スーパーひたち3号

「あの男の人は何者なんだろう。」

「職質しましょうか。」

「待て、班長に報告。」

公安特捜班

「何、平へ逃げる可能性がある」

「ええ、犯人は平に逃げる可能性あります。」

「わかった、直ぐに福島県警に協力要請する」

 

スーパーひたち3号

「犯人は、平へ逃げるってどうしてわかったんですか。」

「奴は平で誰かをを待っている。」

「あっ、さっきの人だ。」

「ちょっと声を掛けよう。」

「ちょっとすいません、あなたはそこで何してるんですか。」

「何なのって、茨城県警の刑事ですよ。」

「い、いい、茨城県警。」

「そうだ、茨城県警の城島です。」

「えーっ。」

「ちょっと、ある事件の容疑者を追っていましてね。」

「容疑者。」

「ええ、実はこの男を追っていましてね、名前は上原健っと言って、連続女性殺人犯の容疑者だ。」

スーパーひたち3号・車内

「犯人は、平へ逃げるってどうしてわかったんですか。」

「奴は平で誰かをを待っている。」

「あっ、さっきの人だ。」

「ちょっと声を掛けよう。」

「ちょっとすいません、あなたはそこで何してるんですか。」

「何なのって、茨城県警の刑事ですよ。」

「い、いい、茨城県警。」

「そうだ、茨城県警の城島です。」

「えーっ。」

「ちょっと、ある事件の容疑者を追っていましてね。」

「容疑者。」

「ええ、実はこの男を追っていましてね、名前は上原健っと言って、連続女性殺人犯の容疑者だ。」

「まさか、さっきのアタッシュケースを持ってる人は。」

「間違いない。」

 

14時06分 スーパーひたち3号 平到着

「待ってたよ、清美。」

「潤一、どうしたのそのお金。」

「そんなことはどうでもいい。」

「そこで何してるんですか。」

「やべぇ、刑事だ。」

「待てーッ、上原。」

南と高山は城島刑事と犯人を追跡した

「捕まえたぞ。」

「そのアタッシュケースと20万ばどうした。」

「南さん、班長が言ってたひったくりだ。」

「何、糸山潤一窃盗の現行犯で逮捕する。」

「くそーっ、」

「新幹線で不動産業者を殺害したのは。」

「違うぜ、でも茨城の事件は別たぜ。」

「えっ、何だって。」

 

公安特捜班

「何、南と高山が逮捕した。」

「ええ、ひったくり犯は逮捕したけど連続殺人犯は茨城の事件だそうです。」

「犯人の名前は?。」

「ええ、上原健、わかった。」

高杉は各公安室に連絡をした。

 

南と高山は特急「ひたち」に乗り、水戸へ向かった。

大浦海岸

「誰、あなたは、」

「ヘハハハハ。」

「誰か助けてーっ。」

「そこまでだ、上原健。」

南と高山と城島は上原を撃墜した

「大丈夫か。」

「はい、大丈夫です。」

「かよちん、大丈夫かにゃ。」

「花陽、大丈夫。」

「もう、大丈夫よ。」

こうして、2つの事件が終わった 南は大浦の海の眼差しを目を焼き尽くしたのだ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




ゲスト

矢澤にこ・音ノ木坂学院・高校3年

星空 凛・音ノ木坂学院・高校1年

小泉花陽・音ノ木坂学院・高校1年

城島刑事・茨城県警刑事







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第4話 奥羽本線・美しき目撃者

上野駅
南と高山は、上野駅を回っていた、上野発の夜行列車は起点終点が上野である
上野発の夜行列車は、最近では札幌まで行く「北斗星」や秋田や青森へ行く「出羽」と「あけぼの」、東北本線経由の「はくつる」、常磐線経由の「ゆうづる」の乗客が多く利用する、この時期は里帰りする人が多くなる。
「凄く多いですね、寝台特急を利用する人。」
「そりゃそうですよ、東北出身の人もいるんだから。」
「後は、北陸へ帰る人もいますね。」
「よしっ、周辺を警邏するぞ。」
「はいっ。」
南は、夜行列車に乗る人を目を光らせた

「待てッ。」
警官は、2人の不審者を追っていた
「うがっ。」
警官は、もう1人の仲間に刺された、男はホルスターから警察拳銃・S&WM10ミリタリー&ポリス4in38口径と予備の弾丸を奪って逃走した。
警官は刺されて重体だったか、3日後に一命をとりとめた。
警視庁は、拳銃強奪事件として捜査した。


登場する列車・寝台特急「あけぼの」




次の日、公安特捜班で拳銃強奪事件の顔写真が送られ、捜査員に配った

「この3人は、上野駅か東京駅に来る可能性がある、十分に気を付けるように、3人らしきの人がいたら、すぐに職務質問を行うように。」

「わかりました。」

南と高山と中野と松本は上野駅へ向かった

上野駅

「この3人見ませんでした。」

「さぁ、知らないな。」の主婦

「ああ、見かけないね。」と仙台へ出張するサラリーマン

「知らないは、周りの人に聞いてみたら。」と女性は言う

常磐線ホーム

「うーむ、どっかで見たような。」

「何か、知ってるんですか。」

「知ってる人に似てたんですけど、別人ですね。」

「そうですか、見つけたら警察と鉄道公安室に。」

奥羽本線ホーム

「あっ、この人見たよ。」

「えっ、本当か君。」

「うん、昨日その男、寝台特急「あけぼの」秋田行か青森行に乗ってた。」

「本当か、それに乗ってたのか。」

「うん、2人しかいなかったよ。」

「そうか、ありがとう。」

 

ある住宅街

「これさいあれば、あいつらは地獄行だぜ、抹殺。」

男は、弾丸を確認した、そしてジーパンにしまう。

「さぁ、ゲームの時間だ。」

第一の事件

東京・渋谷ビル街

「あっ、お前は。」

「殺してやるーっ、死ね、死ねぇいる」

バキューンと一発の弾丸で会社の上司を射殺した

男は、はやてのように去って行った。

公安特捜班

「殺された奈良沢は元上司で恨みの犯行ではないかと。」

「うーむ、凶器は拳銃か。」

「はい、弾丸からSW38口径と判明しています。」

犯行に使われた拳銃は、2日前に警官から奪ったものと判明した

南と高山と桜井と小林は、その2人の男を追うため、上野駅へ向かった、今日は寝台特急「あけぼの1号」に乗る1人の女性に会った、南はあの女も事件に関係してると睨んだ南は、事件を関連があると判明。

上野駅のホームに来た南と高山と小林は、L特急「つばさ」を待っていた。

「あの彼女、本当に彼に会うのか。」

「多分、可能性ありますがまだ証拠がありません。」

「彼女が付き合ってた人は、殺人を犯してるかもしれないんだ。」

「えっ、じゃ彼女がその目撃者か。」

「いや、まだわからんとにかく班長に報告しろ。」

「了解」

「何っ、その彼女が目撃者。」

「ええ、まだ詳しいことは解っていませんが、恐らく、それと犯人はそこから狙う可能性があります。」

「そうか、実はな犯人が割れた、山中啓介と土屋雄介だ、その2人はガンマニアの不良少年だ、奴は列車を狙う可能性がある。」

「わかった、その列車を狙う可能性がありますね。」

南と高山と桜井と小林は寝台特急「あけぼの1号」に乗り、犯人を追った

 

青森駅

「さぁ、逃げるぞ。」

「そこまでだ、山中、土屋。」

「やべぇ、サツだ。」

高山と小林は土屋と山中を確保した。

「そうか、犯人を目撃したんだね。」

「はい、私は秋川絵理奈です、その山中に脅されたのです。」

「それでか、わかったとにかくあなたは公安室に来て、話せるね。」

「はいっ、ありがとうございます。」

こうして、拳銃強奪事件と射殺事件は解決した。

 

 

 

 

 



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第5話 南紀白浜・遊んじゃった!岩泉の有給旅行

公安特捜班
「さて、事件も一段落もしたんだし、今日は一杯やるか。」
「いいですね、それ。」
「班長、俺は8月の12日から4日間休暇させていただきます。」
「おっ、そうだったな、どこへ行くんだい。」
「ええ、南紀白浜へ行こうと。」
「白浜か、俺も行って見たいな。」
「まぁ、岩泉ゆっくり楽しんできてか。」
「はいっ、」

岩泉は、1人で南紀白浜へ行った、その有休が事件に巻き込まれるのだ

登場する列車特急「スーパーくろしお」



100系新幹線ひかりに乗った岩泉は、新大阪へ下車した。

新大阪から紀伊勝浦行のL特急「スーパーくろしお」に乗った、俺の隣には3人の女の子に出会った、岩泉は声を掛けた。

「俺は岩泉翔、君は。」

「私、戸山香澄よろしくね岩泉君。」

「あっ、よろしくね香澄ちゃん。」

「同じく香澄ちゃんの友達の牛込りみです。」

「私は、山吹沙綾。」

「私は、花園たえ、よろしくね。」

「私は、市ヶ谷有咲。」

岩泉たちは、香澄達と会話していると、事件が起きた。

その時、くろしおに乗っていた、中年の男が苦しそうにしていた。

「うっ、ううううがーっ。」

「大丈夫ですか、しっかりしてください。」

「くっくく、下りの、下りのグリーン車の男に、」

「下りが、どうしたんですか?え?」

男は、その場て倒れた。

 

まもなく、和歌山県警のパトカーが到着した。

「被害者は、海山商事の営業部係長、小沢啓介さん46歳か。」

「殺人ですかね。」

「よしっ、周辺の聞き込みをしてくれ、後不審者はいなかったかのも頼む。」

「了解」

「渡辺警部、害者はこのカプセルを飲んでいたそうです、調べた結果、青酸系の毒だと判明しました。」

「そうか、発見者は。」

「こちらです。」

「どうも、和歌山県警捜査一課の渡辺です。」

「東京公安室の岩泉です。」

「さっそくですが、事件の状況を話ていただきますか。」

「彼女たちと、列車で話してたらその男の人が苦しそうに近づいて来ました。」

「そうか、」

 

公安特捜班

「何、スーパーくろしおで殺し。」

「ええ、害者は小沢啓介、46歳です。」

「そうか、実は今、新宿中央署管内で海山商事で発砲事件があった、凶器は拳銃、弾丸からスタームルガーMkI

と判明している、犯人はバイクで逃走、今、南と高山たちが捜査してる。」

「そうか、犯人は南紀白浜にいる可能性があります。」

「なるほど、犯人はくろしおかスーパーくろしおに乗ってる可能性があるのか。」

「はい、犯人は南紀白浜にいる可能性があります。」

「班長、犯人が割れました。」

「如月雄介、37歳です。」

「そうか、私は南と桜井と高山を連れて南紀白浜へ向かう。」

達仁達は、L特急「くろしお」に乗り南紀白浜へ向かった

 

白浜ビーチ

一方、岩泉は香澄達とビーチバレーしていた。

「おりゃーっ。」

「あれっ。」

楽しそうにビーチバレーをしていたら、あまり見かけない旅行客に会った。

「楽しそうだな、俺は如月雄介だ。」

「如月、」

次の日、岩泉は香澄達と円月島へやって来た。

「あの人は、誰かな。」

「誰なのかな。」

「きゃっ。」とりみの悲鳴が聞こえた。

「こんなことだと思ってたぜ、正解だったな。」

「あんたは一体。」

「黙れっ、俺は会社の復讐だ、弾は人数分あるぜ。」

「助けてーッ。」

「そうか、お前は、射殺犯の如月雄介だな。」

「その通りさ、みんな魚の餌にしてやるのさ白浜でな。」

その時、高杉班長と南と高山と桜井がやって来た。

「馬鹿な真似は、やめなさい。」

「もう逃げられないぞ、如月。」

「おりゃっ。」

とルガーマーク1を2発発砲。

桜井の38口径で、如月の方に命中。

「チクショー、この野郎。」

南は如月に手錠をかけた。

「大丈夫か、岩泉。」

「ええ、とんだ休暇でしたよ。」

「大丈夫、りみちゃん。」

「香澄ちゃん。」

りみは香澄に泣きついた。

「高山、南先輩見て下さいよ。」

「ホントだ、きれいだな。」

「南紀白浜は、いいもんだな。」

「私も、高校の頃に行きましたよ。」

「そうか、南さんは列車が好きなんだよね。」

「これで、事件は解決したな。」

「じゃぁ、行こうか。」

「うん。」

 

 

 

 




ゲスト

戸山香澄

山吹沙綾

牛込りみ

花園たえ

市ヶ谷有咲

以上 


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第6話 山手線・人気アイドル襲撃事件

世間では、鉄道アイドルが大流行 鉄道オタクやファン達は今夢中になっている
夏休み最後に近づいている、最近では鉄道アイドルに見に来る女子高生の姿も見えた
「私達鉄道アイドル ガールエクスプレスです。」
「ウォー、
「ヒューヒュー」
「杏奈ちゃーん。」
みんなは大興奮、ところがアイドルに嫌がらせや脅迫事件が多発してるため、鉄道公安官や警察官は周辺を警戒をしている

とある住宅街
男は、S&WM36チーフ・スペシャルを取り出した
「イヒヒヒ、」


登場する列車 205系「山手線」



公安特捜班

「もうすぐ、夏休みが終わるため、青少年の健全育成と非行防止やスリや痴漢にも目を光らせるように、後指名手配犯らしき人や不審者がいたら職務質問を行うように。」

「わかりました。」

南と高山は山手線に乗り、警乗任務に当たっていた。

「最近、鉄道アイドルが人気みたいですね。」

「うん、襲撃犯もいるから警戒しておきましょう。」

「そうですね。」

南と高山たちは、秋葉原駅で下車し警戒に当たった

「この辺りは、アニメオタクたちが多いですね。」

「ええ、わいせつアニメを売りつける人も見はってよ。」

「了解、南先輩。」

 

公安特捜班

特捜班に1本の電話が入った

「はい、公安特捜班、えっ 鉄道アイドルに脅迫手紙、わかりました。」

「班長、脅迫手紙が届いたと通報がありました。」と中野が言う

「よし、岩泉、桜井、小海、脅迫事件だ 鉄道アイドルを襲うと。」

「何だって。」

「女の敵、許さない。」

岩泉たちは、渋谷駅周辺へ向かった

 

山手線警乗中

「こちら、南ですどうぞ。」

「渋谷駅周辺で、鉄道アイドルを狙うと脅迫文が届いたと入電があった、直ぐ向かってくれ。」

「了解。」

「どうしたんですか、南さん。」

「渋谷駅周辺に行くぞ。」

「えっ、渋谷」

「渋谷で鉄道アイドルのライブやるんだ。」

「そうか、誰かを狙うんだ。」

「多分な。」

「犯人は、拳銃を持っている。」

「恐らく、射殺組織のメンバーか。」

南と高山は渋谷駅に下車、途中岩泉たちと合流。

渋谷歩行者天国周辺

高山たちは、手分けして犯人の確保へ向かった特捜班は、周辺の聞き込みをした

デパートや映画館やレストラン、岩泉は地下鉄のホームで聞き込みをした

「すいません、この付近に拳銃を持った不審人物は見ませんでしたか。」

「さぁ、知らないね。」

「ああ、見かけないね。」

「俺、知らねぇよ。」

デパート

「すいません、この付近に不審者は見ませんでしたか?。」

「さぁ、そういうお客さんは見てないですね。」

「そうですか。」

渋谷・歩行者天国

「こちら桜井、不審者らしき男は見当たりません。」

「そうか、続けて周辺を捜査してください。」

「了解。」

「犯人は、拳銃を持ってる可能性がある。」

「拳銃は携帯してるな。」

「すでに携帯しています。」

 

公安特捜班

「ああ南、犯人の身元が割れた、長瀬真人23歳だ。」

「了解。」

南は、犯人の身元が割れたと桜井達に連絡した。

「よし、アイドルの公演会場に向かうぞ。」

「はいっ。」

アイドル会場

「俺の真帆ちゃん、狙って打つ。」

「動くな、鉄道公安だ。」

「誰だお前は。」

「もう逃げられないわよ。」

「うるせぇ。」

長瀬はチーフスペシャルを2発撃った。

南と高山たちはコルト38スペシャルを構え、壮絶な打ち合いになった。

バキューン。

「ぎゃはっ。」

桜井が打ったSW4inで、長瀬に命中。

「長瀬真人、殺人未遂の現行犯でお前を逮捕する。」

「これで、ゲームオーバーだな。」

こうして長瀬真人を逮捕した、暗殺組織は3日後に警視庁に逮捕された。

最後の夏休みを犯罪から守ったのだ。

 

 

 

 

 

 

 



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第7話 羽越本線・漆黒の追跡者

敦賀機関区
「そこで、何してる。」
「ぎっ、やべぇ。」
「どうした。」
「貨物車掌だ。」
「逃げろ。」
「待てーッ。」
山内は、拳銃を取り出し車掌に1発打った
「どぎゃっ。」
車掌が打たれた。犯人は北陸本線から姿を消した


登場する列車・L特急「いなほ」



南と高山は、新潟まで警乗にあたっていた。

「今日は、あさひの警乗ですけど事件は起きないといいですね。」

「そうだな、高山。」

上越新幹線とは、昭和57年11月15日に開通されました、新幹線の名前は「あさひ」と「とき」である

当時は、大宮から新潟まで結んでいました、新幹線に乗るには大宮が始発の為、185系電車「新幹線リレー号」で大宮まで運転されました。

上野駅で1人の公安官に出会った、彼の名前は赤城誠、上野公安所属の公安官で彼も私服公安官の志望者でもある。

「南先輩、高山先輩、私も公安特捜班に入れて下さい。」

「それは、あなたの勤務次第だな。」

「ありがとうございます。」

新潟駅に着いた南と高山は、列車を眺めていた。

「列車がいっぱいですね。」

「本当、たくさん発車するぞ。」

新潟駅の特徴はカラフルなヘッドマークが付いた特急列車が発着するのです

日本海縦貫線を走る、L特急「雷鳥」がラッシュアワーの新潟から大阪へ向けて出発した。

金沢と新潟を結ぶ「北越」は信越本線を通って直江津から北陸本線に入り金沢へ向かう

大阪・青森間を走る特急「白鳥」も新潟発着である。

新潟から酒田・秋田・青森を結ぶL特急「いなほ」

夜行列車に関しては、大阪から新潟を結ぶ「つるぎ」と急行「きたぐに」である

 

公安特捜班

「何ですって、不良グループらしきが上越新幹線に逃亡している。」

高杉班長は、警視庁からの要請で捜査を開始した。

「今、南と高山が警乗してます。」中野が言う

「上野公安からも応援に行ってます。」梶山は言った

「各公安室に捜索範囲を広げましょうか。」と松本が言った

 

新潟駅

逃げ回る2人は、L特急「いなほ」3号に乗った。

「留美、大丈夫か。」

「ええ、何とか。」

「くそーっ、逃げられたか。」

「どこへ逃げやがった。」

「そんなに遠くは行ってないようですぜ。」

「奴を捜せ、捜すんだ。」

 

公安特捜班

「この重傷の長山車掌は、機関区を警邏中に3人の男が2人の少年少女を見つけ、少女の悲鳴を聞いて

駆けつけてきたんだそうです。」

「犯人は、組織から逃げようとして、追われてるのか。」

「ええ、犯人は逃げようして仲間にしようと企んでるん可能性がある。」

菅原と三輪と小林は、犯人の仲間と思われる男を逮捕した。

「なんだこれ、小樽でコカイン売りか。」

「俺はな、川辺に頼まれたんだよ、100万やるって。」

「とにかく、公安室まで来てもらおうか。」

「班長、犯人はこの3人と分かりました。」

「そうか、犯人誰なんだ。」

「川辺正孝51歳、傷害と恐喝と前科2犯です。」と岩泉が言う

「安西雄介34歳。」

「もう1人は、福井県警重要容疑者の山内実です。」

高杉は、部下に指示をした

「よしっ岩泉、桜井らと私で秋田へ向かうぞ。」

高杉は、桜井 岩泉 松本 小海 梶山を連れ秋田へ向かった 犯人の逮捕へ向かうため拳銃は欠かせない

「拳銃、しまえ。」

全員は拳銃をホルスターに収めた

 

秋田駅

「留美、はやく逃げるぞ。」

「うん。」

「ちょっといいかな、2人とも。」

「あの、あなたは。」

「公安特捜班の高山です、何かに追われていますね」

「ええ、川辺に追われているんです。」

「そう、川辺は万引きや強盗等やらせたり、時には暴力行為まで。」

「それで、逃げるために列車に乗ってたんだね。」

「ええ。」

「実は、敦賀で俺の友人が殺されたんだ。」

「殺された。」と高山は言う

2人の名前は町田渉17歳 星野留美16歳 川辺に利用されていたのだ

南と赤城は川辺達を追った、途中高杉班長と合流

「川辺達は。」

「まだ見当たりません。」

「そうか、あなたは、」

「どうも、上野公安の赤城です。」

「犯人は、恐らく。」

 

秋田運転所

「留美、もうすぐだ。」

「うん。」

「待ってたいよ。」

「手間を取らせやがって。」

「川辺。」

「イヒヒ。」

「動くな、鉄道公安だ。」

「何。」

「やべぇ、鉄道公安官だ。」

「おいっ、打て打て、撃ち殺すんだ。」

山内は、S&W М686 4in を23発を打った

桜井と岩泉と松本は拳銃を取り出し、打ち合いになった。

「ちっ、弾切れか。」

「に、逃げろ。」

山内は、弾を込めていた

「こいつ、地獄へ送ってやろうか。」

南と赤城と高山と桜井はコルト38口径を構い、南が1発撃って山内に命中

「ぎゃぁっ。」

「動くな、山内。」

南と高山は山内を確保し、高山が手錠をかけた。

赤城は、川辺を追った。

「川辺正孝、もう逃げられんぞ、観念しろ」

「ちくしょー。」

赤城は川辺を背負い投げで決め、川辺を制圧

「川辺正孝、鉄道営業法違反及び強要の現行犯でお前を逮捕する。」

「くっ、くそーっ。」

一方、岩泉と小海は安西を逮捕した

「てめーっ、公安官だったのか。」

こうして、不良グループを逮捕した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




次の日 特捜班に新人公安官が配属された
公安特捜班
「赤城誠、本日付で配属になりました。」
「おっ、いゃーっ大いに期待していますよ。」
「よろしくねっ、赤城。」
「よろしく。」
「よっしゃー!。」


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第8話 特急「かもめ」有明海に犯人を追う

「思い知れっ、2年前の恨みを思い知れっ。」
男は、日産ラングレーの鍵を握って、近くの公園に行った、ラングレーを公園の前に止め 少女に声をかけた 
「何だろうこの車。」
少女は、車に乗せ姿を消した






登場する列車特急「ハイパーかもめ」



今年7月の下旬から8月ごろに東京・名古屋・富山で広域連続誘拐事件が起きた。

第1の事件は犯人は、公園の近くに紺とグレーのN13ラングレーを止め、小学生を車に乗せ、姿を消した

第2の事件は名古屋で女子高生をナンパし、車に乗せ、岐阜県の乗鞍付近で女子高生の遺体が発見された

第3の事件では、富山県の魚津市で小学1年生の女の子を連れ去り、身代金が要求された。

犯人は、「子供の命が欲しければ、1000万円を用意しろ。」と脅迫電話がかかった。

翌日、魚津の小学生の女の子は、通りがかりの旅行客に助けられた、少女の証言で紺色のセダンと赤のU12ブルーバードと判明した、魚津の小学生は無事だったが、身代金の1000万円は奪って逃走した。

7分後、U12ブルーバードの男2人を発見、しかしその男を逮捕したが、全面否認。

警視庁と鉄道公安は、誘拐された小学生を写真で公表し、行方を追う事になった。

この事件の捜査をするのは、特捜班が担当することになった。

「ええ、行方不明の捜索写真は、この小学生だ、ここのあたり当たってみてくれ。」

「はい、手分けして探してみます。」

「よしっ、新幹線を使って捜索だ。」

「はいっ。」

南と赤城と高山は東海道・山陽新幹線100系ひかりに乗り、九州へ向かった。

南たちは、旅行客に成りすまして捜査を開始した。

 

100系ひかり車内

「どうも鉄道公安です、只今行方不明の小学生を捜索しています。」

「この小学生、知りませんか。」

「さぁ、知らないね。」

「ああ、見かけないね。」

「知らないわ、その子は。」

「うーむ、何処かで見たような。」

「心当たりありますか。」

「いいえ、ちょっと息子に似てたので、違うみたいですわ。」

「そうですか、見かけたら最寄りの公安室に通報してください。」

「わかりました。」

聞き込みをした結果、小学生は見当たらなかった。

やがて、100系新幹線ひかりは終点の博多駅に着いた。

 

特捜班

「班長、誘拐された少年は小学生でした。」と松本は言う

「そうか、小学生か名前は。」

「えーと、坂口昭小学校3年生です。」中野が言った

「南と高山と赤城はひかりに警乗して九州へ着いたかな。」

 

博多駅

南は、東京の公安特捜に連絡をした

「あっ班長、南です、ひかりに捜索したんですが小学生は見当たらないんです。」

「そうか、博多駅にはいないんだな、引き続き捜査してくれ。」

「班長、犯人のモンタージュ写真が出来ました。」と梶山が言う

「あっ、例の誘拐犯のモンタージュ写真送る。」

博多鉄道公安室

「犯人は、この人ですかね。」

「多分な。」

「それは考えられるよ、あれっ、この子どっかで。」

「南さん、どうしたんですか。」

「2人の子供連れの人、確か」

「あの子だよ。」

 

公安特捜班

「何、博多駅へ下車した。」

「ええ、犯人は長崎行の特急に乗るって。」

「じゃわかった、すぐに長崎県警・佐賀県警に協力要請する、南と高山は犯人を追ってくれ。」

「わかりました、高山、赤城。」

「はいっ。」南と高山と赤城は、博多駅3番ホームへ向かった。

「てことは、犯人は2人を連れてどこへ逃げるんでしょう。」

「でも、列車でどこへ降りるんでしょうか。」

「にちりんや有明には乗ってないと確認したが。」

「班長、佐賀ですよ。」

「佐賀?。」

「有明海ですよ、犯人はそこで会うはずです。」

「そこだよ、中さん。」

「桜井、岩泉、小海、中さん、小林、すぐに向かえ、佐賀県警にも応援を依頼しろ。」

「はいっ。」

桜井達は、佐賀へ向かった。

 

南と高山と赤城は、博多から「ハイパーかもめ」に乗って楽しんでた。

「あなたもハイパーかもめに乗ってたんですか。」

「えっ。」

「実は、俺もなんですよ。」

「そうなんですか。」

「えーと、黒澤ルビィちゃんと国木田花丸ちゃんと高海千歌ちゃんと後藤拓海さん。」

「はい、」

「どういう関係かな。」

「ルビィちゃんと私と拓海君は幼馴染なの、」

「ああ、それで。」

「九州も楽しいずらー。」

「まもなく佐賀でございます。」と案内放送が流れた。

「じゃあ、俺達は佐賀で下車しますか。」

南と高山と赤城は、佐賀で下車した

「どうもご苦労様です、佐賀県警の城島です、高杉公安班長から連絡がありました。」

「私は、公安特捜班の南です。」

「高山直人です。」

「赤城です。」

南達は、ベージュのU12ブルーバードの覆面パトカーで現場へ向かった

「どうも、今日2人の小学生が乗った車から遺留品が見つかったんですって。」

「かもめ第三小学校のネームプレートだから、関係あると思ったんですが、1週間ぐらいのものでした。」

「どこにありました。」

「有明海付近です。」

「有明海。」

 

佐賀駅

「よっ、南。」

「桜井たちも着てたのか。」

「犯人は、有明海に現れる可能性がある。」

「本当か。」

 

身代金を渡すの日

N13ラングレーに乗った犯人は、1台のB12L型日産・ローレルスピリットに乗った女の子の父親の車が到着した

「金は用意したか。」

「ああ、用意した、早く真美を。」

「ああ、真美は無事さ、金が先だ。」

「はい、約束どおりお金だ。」

「この子を返す。」

ラングレーはそのまま走り出し逃走した。

「こちら赤城、逃走しました。」

「行くぞ。」

南達が乗った覆面パトカーのブルーバードとセフィーロとR31スカイラインエクセルは、赤ランプとサイレンを鳴らし、ラングレーを追った。

ファオンファオン、ファオンファオン、ファオンファオン、ファオンファオン、

ラングレーは港湾道路に止まり、乗り捨てて逃走した。高山と赤城は、男を制圧し、桜井と岩泉はコルトとSWリボルバーを構い、南は手錠を持って犯人を逮捕した

「広域手配15号、未成年者略取及び殺人容疑でお前を逮捕する。」

南は、手錠をかけた

「くそーっ。」

広域手配15号の名前は、佐久間金治 2年前に水難事故の恨みの犯行と自供した。

公安特捜班

「そうか、犯人を逮捕したか、ごくろうさん。」

「ええ、2人の小学生は小海が保護したそうです2人は無事です。」

「うん、よくやった。」

有明海

「へぇーっ、有明海ってムツゴロウがいるんだ。」

「そうだよ。」

「俺も昔は、よく泥だらけで帰ったもんさ。」

「有明の海って美しいんだね。」

「でも、泥だらけになるのはいいかもな。」

南達は笑っていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




ゲスト
後藤拓海

黒澤ルビィ

国木田花丸

高海千歌



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第9話 配属小泉陽一 特急「踊り子」殺人旅行
配属 東京公安室


とあるマンション
「くそーっ、どこへ行きやがった。」
「絶対に捜せ。」
「あの野郎。」

大宮市の児童館
「みんな、踏切を渡るときは、安全を確認してよくわたるんだよ、わかった。」
「はーいっ。」
「それから、線路では遊ばないこと。」
この日、小泉は児童館で安全指導が行われた。

大宮駅
列車の写真を撮る、小学生たちを見ていた
「あっ、君たちは指導の時の。」
「小泉の兄ちゃん、今日ははくつるとなすのを撮ったんだよ。」
「俺なんかあさまたぜ。」
「小泉の兄ちゃん、昨日家にねトランクを持った男を見たんだ、多分怪しいなと。」
「えっ、それ本当か。」
「その人は、人を騙してお金設けしてるんだ。」
「何、本当か。」
「あっ、あの人だ捕まえて。」
「わかった。」
「そこで何してるんですか。」
「や、やべぇ。」
「待ちなさい。」
男は転び、トランクは散らかした。
「何だこれは。」
「し、しまった。」
「待てッ、お前を逮捕する。」
「くそーっ、何なんだこの人は。」

大宮公安室
「小泉、お手柄だぞ、小泉が逮捕した犯人は詐欺の常習犯だ。」
「えっ、詐欺。」
「その通りだよ、セールスマンを装って金儲けしてたんだ、そこで異動の内示だ
小泉陽一、本日付で東京公安室公安特捜班の異動を命ずる。」
「公安特捜班。」


公安特捜班

「本日付で大宮鉄道公安室第三警備班から公安特捜班に配属になった、小泉公安官だ。」

「小泉陽一です、よろしくお願いします。」

「私は先輩の南 達仁です。」

「俺は赤城 誠です。」

「俺、高山直人。」

「梶山真由美です。」

「松本恵介。」

「私は、中野です。」

「私は、小海はるかです。」

「菅原と申します。」

「俺は岩泉です。」

「私は公安特捜班・捜査主任の小林洋介であります。」

「三輪です。」

「速水綾子です、わからないことがあったら聞いてください。」

「私は桜井あおいです よろしく。」

「近年、犯罪の凶悪化や列車で逃げようとするものがおれば逃げようとするものもいる、そこで公安本部から増員の依頼があったから、大宮鉄道公安室第三警備班から配属させようと考えた、小泉はある事件の重要容疑者を逮捕したきっかけで異動が検討された、そういう訳で皆、頼むぞ。」

「はいっ。」

「岩泉と赤城は警乗だ」

「了解。」と岩泉と赤城は警乗に向かった

そこへ、特捜班に1本の電話が張った

「はいっ、東京公安室・公安特捜班、えっ、指名手配犯らしき男が新幹線こだまに乗車、わかりました。

おい高山、南、小泉、新幹線こだまに指名手配中の強盗致傷犯が逃走してると入電が入った、確保に向かえ。」

「了解。」

新幹線ホーム

「あっ、公安官さん、その男です。」

「何だって。」

「あっ、この人は。」

「指名手配中の強盗致傷犯の本田正樹。」

「や、やべぇ公安官だ。」

「待てーッ。」

「高山、小泉逃がすな。」

「こいつ。」

「俺は死んでも離さないぞ。」

「うぎゃっ。イテテ。」

「よくやった!小泉。」

「容疑者確保。」

「確保。」

「チクショーッ。」

「本田正樹、強盗致傷の容疑で逮捕する。」

と南は本田に手錠をかけた。

公安特捜班

「班長、本田正樹を逮捕しました。」

「そうか、ご苦労さん取調べは小林と松本に任せよう。」

「それでは、主任、松さんおねがいします。」

「わかりました。」

「それにしてもお手柄だよ小泉君。」

「いやーそれほどでも。」

そこへ1人のお客が特捜班にやって来た。

「お兄ちゃん、弁当と着替え持ってきたよ。」

「ありがとう、花陽。」

「あの、あなたは。」

「小泉花陽です、陽一の妹です。」

「私が、班長の高杉です。」

「こちらこそ、よろしくお願いします。」

「小泉、お前妹居たのか。」

「あっ、わかりました、今は音ノ木坂学院の高校1年です。」

「そうですか、実は私も音ノ木の卒業生なんです。」

「まぁ、あなたもこの高校の卒業生ですか。」

「はいっ、」

 

次の日、小泉は非番で友人と花陽と一緒に伊豆へ旅行へ向かった ところがその旅行が事件が起きるとは予想もしなかった。

「お兄ちゃん、友達と一緒に旅行するもの楽しいね。」

「そうだな。」

「かよちーん。」

「凜ちゃん、凜ちゃんも踊り子に乗ってたの。」

「うん、実はお兄ちゃんが伊豆高原に行くって、私も付いてきたの。」

「そうなんだ。」

「凜も、踊り子乗ってみたかったにゃー。」

3人は、会話しながら乗っていた。

ファーンピィーッ ガタンガタンガタンガダン

踊り子は、東京と横浜で東海道本線を走り、伊豆高原へ向かった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



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伊豆高原 












登場列車 新幹線100系「ひかり」185系L特急「踊り子」


踊り子車内

「凜ちゃん、伊豆高原って行ったことあるの」

「うん、小さい頃にお父さんと一緒にね。」

「へぇーっ。」

「誰もいないな、逃げるぞ。」

「あなたも、伊豆高原に行くんですか。」

「はい。」

「私もなんです、名前は香山正人です。」

「そうですか。」

小泉たちは、伊豆高原で下車した 伊豆高原で満喫するのだ

 

公安特捜班

「捜索願、はい、香山正人、23歳 わかりました 直ちに捜査します。」

と電話が入った

「南、高山、小海、23歳の成人が行方不明だ、捜索に当たってくれ。」

「はいっ。」

「班長、その人犯罪に巻き込まれてる可能性があると。」

「可能性があるな。」

ピピピーッと無線が鳴った

「こちら、東京公安室どうぞ。」

「練馬区6丁目住民アパート「つぶれ荘」において男性の死体発見、現状に急行せよ。」

「了解、直ちに現場へ向かいます、南、高山、小海、現場へ行ってくれ。」

「了解。」

ファオン、ファオン、ファオン、ファオン、ファオン

南と高山が乗った、日産C32ローレルの覆面パトカーでつぶれ荘に向かった。

「ご苦労様です。」

南と高山と小海は現場へ到着した

「南公安官、被害者の身元が割れました。」

「害者は。」

「被害者の免許証です、練馬区の住田紘一さん28歳です。」

「南さん、現場には伊豆のガイドが。」

「その人は、何者かに追われているようだな。」

 

「何、被害者の身元が分かった。」

「はい、練馬区の住田紘一さん28歳です。」

「恐らく、犯人に逃げ回っている可能性があるんじゃないでしょうか。」

「班長、伊豆高原ですよ。」

「奴は、伊豆高原に現れる可能性があります。」

「そこだよ、中さん、南、高山、小海、すぐに伊豆に向かってくれ。」

「了解。」

南たちは、100系ひかりで熱海へ向かった

 

伊豆高原

「やっと来たんだ、伊豆高原に。」

「空気が美味しいにゃー。」

「香山さん、高原によく来るんですか。」

「はい。」

「見つけたぞ、香山、さぁ渡してもらおうか。」

「何の事。」

「とぼけんじゃねぇ、俺たちの金の事だ。」

「ここにあるよ、はいっ。」

「君たちが見つけたのか、お礼をしないと。」

「私たちはお礼はいらないわ。」

「遠慮するな、君たちのおかげで大金を無くさずに済んだんだから。」

「大金!。」

「そうさ、神戸の現金輸送車から奪った金だ、しかも10億円だ。」

「そうか、あんたたちは、現金輸送車の襲撃犯か。」

「どういう事、お兄ちゃん。」

「神戸市で明和銀行神戸支店の現金輸送車を襲って、警官と警備員を射殺して逃走してるんだ。」

「じゃあ、そのお金って。」

 

覆面ローレルと公安特捜班

「ええ、犯人の2人の身元が割れた。」

「ああそうだ、浦部洋平と溝口雄介だ、溝口が強奪犯のボスだ、奴は拳銃を持ってるから気を付けるように。」

「了解。」

高山は、パトランプを乗せ、サイレンを鳴らし、伊豆高原へ向かった

ファオン、ファオン、ファオンファオンファオンファオン

南と高山が乗ったローレルの覆面と応援の静岡県警のY30セドリックとR31スカイラインの白パトと合流 伊豆高原へ向かった

「さぁ、お前たちも地獄へ行ってもらおうか。」

「動くなっ、もう逃げられないぞ。」

「やべっ、サツだ。」

「無駄な抵抗はなめろ。」

南と高山と小海は拳銃を構えた。

「逃げろっ。」

「うわっ。」

「観念しろ、浦部。」と静岡県警の山岡警部である

南と高山は拳銃を構え、溝口を逮捕した。

「お兄ちゃん。」

「もう大丈夫だよ。」

「小泉、大丈夫か。」

「うん、何とか。」

「びっくりしたにゃー。」

こうして、伊豆高原の事件は解決した、その旅行に一緒だった人は香山は仲間から逃げようとして狙われていたのだ 神戸で起きた現金輸送車襲撃は南たちの活躍で幕を閉じたのだ

 

 

 

 

 

 

 




ゲスト

小泉 花陽

星空 凜


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第10話 特急あずさ3号lily white遭難事件











登場列車 183系グレードアップ車「あずさ」


9月は、連休が多ければ旅行する乗客が多くなる、新宿から特急に乗る人も多い。

「中央線の乗客も多いですね。」

「この辺りは、痴漢も多いからな。」

この日、南と小泉は新宿駅の警戒に当たっていた、ところが俺たちは事件に遭遇するとは予想もしなかった 南は、3人の彼女の姿を見た、新宿からL特急あずさに乗る姿を見たのです。

「小泉、新宿から長野へ行くことあるのか?。」

「ええ、L特急あずさで松本や白馬、南小谷まで走るよ。」

「そうか。」

俺達は、そう言いながら警邏に当たった。午前8時ごろ3人はL特急あずさ3号に乗った

「海未ちゃん、信州への山登りは楽しいにゃー。」

「うちも、楽しみ。」

「えーと、松本行かこれに乗るんだわ。」

プルルルルルルルルルル~

「まもなく、松本行特急あずさ3号が間もなく発車します、ドアにご注意ください。」

プァーン。

L特急あずさは、新宿とアルプスを一直線で結ぶ人気特急であり、甲府や松本へ出張や仕事で往復する人や、安曇野や白馬へ遊びに行く人たちで、いつもにぎわっています。又松本からはローカル線の大糸線に入り、糸魚川へ行くのも便利になっています、あずさ3号はグレードアップで乗り心地が良くなっています。

プァーン

「山登りは楽しいにゃー。」

「ホントに。」

「今日はいい天気で良かったですね。」

「うん。」

「ねぇ、知ってる。」

「何を知ってるって。」

「昔、あずさ2号がはやったでしょ。」

「うん。」

「ダイヤ改正であずさ3号で同じ列車なのよ。」

「へぇー。」

そう言いながら、希はあずさ3号を歌った

L特急あずさとは、長野県に流れる梓川から名付けられたのです

ガタンガタンガタンガタン ファーン

「ねぇ見て見て、八ヶ岳よ。」

「本当にゃー。」

あずさは、鉄橋渡って、山を越えて、松本まで入って行きます

「あっ、うち、トイレに行ってくるね。」

希は、トイレに行ってると事件が起きた。

「あれ、希は。」

「そういえば、長いトイレにゃー。」

「ねぇ、ちょっと、人が死んでるよ。」

「何だって。」

希と凜と海未が見たのは、男性の刺殺死体だった、1人の客は車掌を呼んだ

「こっちです、トイレで人が死んでるんです。」

「こっちですか。」

 

公安特捜班

プルルルルルルと電話が鳴った

「はいっ、公安特捜班、えっあずさ3号で殺し、岡田秀一、わかりました、南、小泉、あずさ3号で殺しだ

害者の勤務先にあたってきてくれ。」

「はい。」

「当たってみます。」

 

阿川商事

「ええ、岡田が殺された、本当ですか。」

「はい、犯人はわかりませんが、岡田さんに恨まれてることは。」

「そこまでは。」

「そうですか。」

 

公安特捜班

「そうか。」

「ええ、2年前に営業部に異動し、無遅刻無欠勤でエリート社員でした。」

「会社でも、真面目で何も恨むこともないそうで。」

「うーむ。」

 

白馬

「お山は気持ちいいし、空気は美味しいにゃー。」

「そう言われて見れば、秋が深まりますわね。」

「でも、長野に来て楽しいんじゃない。」

「そうですね。」

「うわっ。」

「きゃっ。」

「どうしたんですか。」

「はっ、あなたは。」

「アハハハ、園田、覚えているか。」

 

公安特捜班

「何、山行きの女性を車に乗せ逃走した、わかった、南、小泉、高山、桜井、赤城、すぐ長野へ向かえ、長野県警

も応援を依頼しろ。」

「了解。」

松本駅に着いた、南たちは紺のY31グロリアと白のU11ブルーバードSSSハードトップの覆面に乗り、松本警察署に向かった。

 

松本警察署

「了解、直ちに非常線を張れ」

「ご苦労様です。」

「犯人は、パールホワイトの日産・オースターでナンバーは品川35たの6288です。」

「よしっ、我々も追うぞ。」

ファオンファオンファオンファオン ファンファンファンファン ウーウーウーウー

達人たちが乗った覆面パトカーのグロリアとブルーバードとスカイラインジャパンとR30スカイラインのパトカーがサイレンを鳴らし、オースターを追った

 

日産・T12オースター

「ちょっと、どこまで逃げるつもり。」

「うるせぇ。」

「ねぇ、おろしてにゃー。」

「降ろしてたまるか。」

「あんた、わしわしするよ。」

「わわわ、何するんだやめろーっ。」

オースターは、廃工場に入り、廃車の車に衝突した。

「くそー。」

「動くな、もう逃げられないぞ。」

「無駄な抵抗はやめろ。」

「動くなっ、こいつがどうなってもいいのか。」

男は、海未を人質を取った

「犯人はこの人にゃー、あずさ3号のトイレで人を刺したにゃー。」

「何、それ本当か。」

「うん、その人に間違いないよ。」

「お前のおかげで、見られたから生かしては置けないな。」

「やめてください。」

「死ねーっ。」

バキューン

「ぐはっ。」

桜井は、1発発砲した

「確保。」

「沢村 和樹 拉致監禁及び岡田秀一殺害容疑で逮捕する。」

小泉は、沢村に手錠をかけた

「よくやったよ、小泉。」

「さすがだよ。」

「いやいや、俺はアクション刑事ドラマを見て覚えたから。」

「でも小泉、これ本部長賞もんだよ。」

こうして、あずさ3号の殺人事件が解決し、小泉は公安本部長賞が受賞された。

 

 

 

 

 

 

 




ゲスト
星空 凜

東條 希

園田 海未


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第11話 スーパー雷鳥・恐怖の海東尋坊

平成元年のダイヤ改正で、スーパー雷鳥が運転開始された 内1往復は神戸まで運転されている 中でも展望グリーン車が人気である、他にもラウンジカーが付いていて気軽に北陸の旅が楽しめます



登場列車 100系「ひかり」485系「スーパー雷鳥」L特急「加越」


特捜班の公安官、南は最近北陸本線の旅行のパンフレット持って仕事に出かけた

「へぇー、スーパー雷鳥か一度は乗ってみたいな、後スーパーかがやきも乗ってみたいな。」と南が言う。

「南さん、それって今度運転開始される「スーパー雷鳥」じゃないですか。」

「そうだよ、俺は一度乗ってみたいなと考えてたんですよ。」

「俺も一度は乗ってみたいよ。」

 

特捜班

「南、面会の人が来てますよ。」

「えっ、俺に面会。」

「久しぶりね、達仁。」

「おっ、光じゃねぇか。」

「誰だよ、光って。」

「俺が中学の幼馴染です。」

彼女の名前は獅堂 光、南公安官の中学の同級生である この日光は友人の鳳凰寺 風と旅行することになった

「おっ、光と風ちゃんはどうして公安室に。」

「実は、私と光の手紙にこんなものが。」

「何だって。」

次はお前を地獄へ送ってやる

「何だこれは。」

「脅迫状みたいですね。」

「光、恨まれてるってことはないのか?。」

「そこまでは。」

この殺人予告が事件に発展した

 

次の日、光と風は新幹線「ひかり」に乗り、京都から北陸本線経由の「スーパー雷鳥3号」に乗った

「わっ来た。」

「これがスーパー雷鳥ね」

「早く乗ろう。」

「ええ。」

光と風が乗ったスーパー雷鳥3号は、9時39分に京都を発車し、福井、金沢、終着の富山には12時30分に着く 

「わーっ、見て琵琶湖よ。」

「ホント、ロマンチックだわ。」

スーパー雷鳥には、ラウンジカーが連結しているので、ビッフェも設けています

そして、光たちが乗ったスーパー雷鳥3号は11時に福井に着いた

 

公安特捜班

「はいっ、公安特捜班、えっ、敦賀で水死体、ええ、了解。」

「班長、事件ですか。」

「今、福井県警から協力要請が出た、南、小泉すぐに福井に迎え。」

「了解。」

南と小泉は、新幹線100系「ひかり」乗り、米原からL特急「加越7号」に乗り、敦賀へ向かった

「どうも、福井県警の山岡です。」

「東京公安室の南です。」

「小泉です。」

南と小泉は、Y30セドリックのパトカーで敦賀港へ向かった

ウーウーウーウー、キキーッ

「さぁ、こちらが現場です。」

「ああ、派手にやったな。」

「南公安官、被害者のバックにこんなものが。」

「えっ、昨日の「しらさぎ」の切符と免許証か、被害者は広岡雅子さん、26歳。」

「広岡雅子か、住所は」

「東京都文京区後楽です。」

「よしっ、班長に報告を。」

「了解。」

「何、犯人は福井に入る。」

「ええ、多分福井に逃げ込んでいる可能性があります。」

「よしっ、南、小泉、引き続き福井で捜査を続けてくれ」

「わかりました。」

 

特捜班

「班長、犯人が割れました。」と中野が言う

「本当か。」

「松田明彦、35歳、元高校教師です、米花高校で公民担当でしたが、女子生徒に体罰で2年前に懲戒免職を受けています。」

「そうか、犯人はどこへあらあるのかる」

「班長、東尋坊ですよ。」

「東尋坊。」

「東尋坊ですよ、犯人はそこに現れます。」

「そこだよ、中さん。」

福井県警・覆面セフィーロ

「えっ、犯人が割れた。」

「犯人は松田明彦35歳だ、犯人は東尋坊に現れる。」

「了解。」

南と小泉は覆面セフィーロで東尋坊へ向かった

ウーウーウーと差サイレンを鳴らし、東尋坊へ向かった

 

東尋坊

「あっ、見て風ちゃん。」

「本当だ。」

「おやおや、2人で旅行かい。」

「あっ、あなたは、松田先生。」

「よう獅堂、のこのこと後をつけてたんだよ、道連れだな地獄へ行くランデムだ。」

光と風は脅えていた。

「そこまでだ。」

「誰だお前は。」

「公安特捜班だ、ナイフを捨てろ。」

「貴様、鉄道公安官だったんだな、お前らは地獄へ送ってやる。」

小泉は、背負い投げをした

「ぐはっ。」

南は、松田に手錠をかけた

「大丈夫か、光。」

「ええ、大丈夫よ達仁。」

「そうか。」

「私も大丈夫です。」

「そうですか、では県警本部で事情聴取しますのでご同行願いますか。」

「はいっ。」

こうして、松田は福井県警に逮捕された 松田は体罰で懲戒免職されたの恨んでの犯行だった 

 

 

 




ゲスト

獅堂 光

鳳凰寺 風



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第12話 最終ひかり号の女 小さな目撃者

今日はね南と高山は当直である
「先輩、もう一頑張りましょう。」
「そうだな、俺達には休息はないからな。」
「痴漢も列車スリもないし、何事もなくていいな。」
「そうですね。」






登場する列車 100系「ひかり」


午後2時15分小学生たちが下校中、5人の小学生たちは窓から何かが落ちてきたのを見つけました

「何だこれ。」

「指輪みたいだな。」

「指輪だ。」

「どこから落ちてきたんでしょう。」

「このマンションかな。」

「ねぇ、何かのメモが落ちているよ。」

「本当だ。」

「何々。」            「助けて!誰かに殺される。」

「これ、助けを求める手紙よ。」

「行ってみよう。」

小学生達は、マンションへ行ってみると、何度に監禁されていた女性を救助した。

「大丈夫ですか。」

「ええ、あなた達は。」

「近くに住む、小学生だよ。」

とその時。

「おい、人が死んでるぞ。」

「何だって。」

とその女性は悲鳴を上げた。

キャーッ

「俺、警察と救急車呼んでくる。」

「わかった。」

 

特捜班

「殺された上原雅彦さんは、緑色の服の女に刺されたと千里さんが行ってました。」

「緑の服の女か。」

「班長、被害者の上原さんには、大阪へ出張へ行く予定だと言うことだそうです。」

「何、大阪へ出張か。」

「9階建てのマンションに緑の服の女か、南、小泉、高山、桜井は捜査をしてくれ。」

「了解。」

 

東京駅

「へぇーっ、グリーン個室ね。」

緑の服の女は、21時0分発、新大阪行「ひかり323号」最終便に乗った。

ひかりは、新大阪へ向かって走って行った

そして、ひかり323号は新大阪に着いた。

グリーン個室に見回りに行く車掌は、個室で声を掛けた

「お客さん、終点ですよ。」

と車掌は、1人の女が死体で発見された。

「うわっ、し、死んでる。」

 

特捜班

「了解、直ちに身元を割り出します。」

「班長、どうしたんですか。」

「今、大阪府警から被害者の身元を紹介してくれと依頼があった、岩泉と小海と赤城ははすぐ割り出してくれ。」

「わかりました。」

岩泉と小海と赤城は、ひかりの個室で死体が発見したとの大阪府警から要請が出た。

「班長、身元が割れました、害者は秋山久美子24歳です。」

「そうか、ご苦労様。」

「班長。」

「おっ、南か何か分かったか。」

「ええ、小学生の話だと茶色の髪と緑の服とスカートとオレンジ色の手提げバックを持ってたと。」

「茶色の手提げバックか。」

 

東京駅駅

「ふん、誰も気づかないわ。」

南と高山と赤城は、1人の緑の服の女に声を掛けた、

「あのー、すみません。」

「実は今、世田谷のアパートで殺人事件がありまして捜査に協力していただきませんか。」

「なんなの、あなた。」

「鉄道公安です。」

「事件の女と似てたので声を掛けました。」

「お手間は取らせません。」

高山は、手提げバックの中身を調べた。

「何だこれ、茶色い瓶は?、それにこのクレジットカードは。」

「あっ、それは。」

「どういうことですか。」

「公安室まで、ご同行願いますか。」

 

特捜班

小林主任は、所轄の刑事と目撃者の小学生を連れて取調室に立ち会った

「君が言ってたのって、この女かな。」

「そう、そう女の人です。」

「間違いありません。」

犯人の名前は、長谷川郁代、上原さんの夫正彦さんの同僚で会社の金を使い込んだのを雅彦さんに見つかり

解雇されたの恨んでの犯行だった 長谷川は上原正彦殺害及び住居侵入と逮捕監禁の容疑で逮捕された

「会社のトラブルの犯行か。」

「ええ、仕事のために使ったと言って、何で解雇されんなんがとカッとなって、復讐してやろうと。」

「それだけで。」

「今回の事件は、小学生たちのお手柄でしたね。」

「そうだな。」

報告の後、南と高山は警乗任務にあたった。

鉄道安全を守るのは、私たちの仕事だ今日も南は、列車の安全に目を光らせている

 



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第13話 那須高原捜査行 妻を交換した男

秋には、紅葉シーズンがまっさ中ですが 交通事故も多発するのだ






登場する列車 200系2000番台新幹線「やまびこ」


秋になると、紅葉シーズンで旅行客が多くなる 紅葉の見れるところは北海道の士幌と新潟の妙高や長野の秋山郷

と富山の立山ロープウェイがシーズンである。

「紅葉シーズンか、私が高校の頃はよく友人とあさまに乗って信州へ行ったな。」

「そうですか、南先輩は旅行してたんですか。」

「ええ、まさに私は列車好きだったからな。」

「今も、列車好きですよ。」

「そうか。」

南と高山は、上野駅の信越本線のホームで警戒に当たっていた。

「今日は、痴漢とスリはないし、安全ですね。」

「そうだな、今日はこれで終了しよう。」

「よしっ、班長に報告だ。」

「そうですね。」

午後19時15分 交差点

キキキキーッブロロローッ

「キャーッ。」

女は悲鳴を上げて、車にはねられた。

「誰か、誰か来てくれーっ。」

1人の女子高生は、公衆電話に行き、警察に電話をかけた

「もしもし大変です、ひき逃げです。」

ピーポーピーポーピーポーピーポーと、女性が運んだ救急車はサイレンを鳴らし走り去った。

交通警官は、何かに気づいた。

「何だろう、轢かれた女性の持ち物みたいだけど、列車の切符と乗車券だけど。」

このひき逃げが、事件に発展するとは私は思いもならない出来事だった。

 

特捜班

「昨日の轢き逃げなんだけど、被害者の身元はわかったのか。」

「ええ、被害者は谷村花音さん、26歳です。」

「そうか、被害者の状態は。」

「意識不明でしたが、3日後に死亡が確認されました。」

「目撃者の話では、紺の日産シーマで、ナンバーは横浜33つの5628だと。」

「紺のシーマか、運転していたのは男か。」

「はい、27歳から35歳くらいだと。」

「被害者は、高校の同級生と秋の行楽を楽しむ予定だということです。」

「うーむ。」

「班長、犯人は浮気の犯行ではないかと。」

「可能性があるな。」

「奴は那須高原に現れる可能性があります。」

 

東京駅

南と高山と桜井はひき逃げ犯を追うため、やまびこに乗った。

「犯人は、どうやって逃げたのかな。」

「新特急なすのに乗ったのかな。」

「うーむ、やまびこかもな。」

南と高山と桜井は那須高原駅に下車した

一方特捜班では。

「班長、犯人の身元が割れました。」

「本当か。」

「えーと、犯人は村上 実、36歳。」

「村上は、内縁の妻、谷村花音に関係してると思われます。」

「今、南と高山と桜井が那須高原に向かっている。」

「そうか。」

「岩泉と赤城達は、暴漢を方はどうなったんだ。」

「まだ、見つかっていません。」

 

那須高原

「ねぇねぇ綾香、ここで写真撮ろうよ。」

「いいね、真美。」

「そうね。」

「私が写真撮ってあげましょう。」

「どうもすみません。」

村上は、写真を撮っていた

「ありがとうございました。」

「いえいえ、こちらこそ。」

「あれっ、あなたは村上さん。」

「そうだけど、真美。」

「俺と付き合ってくれるか?。」

「ええ。」

「なるほど、そう言う訳か。」

「な、何なんだあなたは。」

「村上実さんですね。」

「鉄道公安です。」

「で、私に何か用。」

「今日、4丁目の曲がり角で谷村花音さんをはねて逃走した疑いがあります。」

「くそっ。」

「待てッ、村上。」

「観念しろ。」

桜井と高山は村上を確保し。

「村上 実、救護措置義務違反及び村上花音殺害容疑で逮捕する。」

村上は、中野真美と浮気し、谷村花音を殺害したと自供した

 

 

 



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第14話 L特急あさま・信濃の死

今回は、高山公安官が有休で長野へ旅行へ出かけた 偶然にも東京のモデル事務所に会った そのモデルが野尻湖で殺害された 犯人は何者なのか





登場する列車 L特急「あさま」189系 キハ58系飯山線 


午後6時、公安特捜班 みんなは仕事を終えていた

「さてと、今日は事件もないから早めに帰るとするか。」

「あっ班長、僕は明日から3日間休暇させていただきます。」

「偶には、ノンビリしてきなさい。」

「高山君が休暇を取るなんて珍しいですね。」

「高山は休暇するってことは、家族旅行ですか。」

「それとも、彼女とデート?。」

「いえいえ、1人で信州へ旅行しようと。」

「へぇー、信州か。」

「ロマンチックだわ、高山君。」

「高山、長野へ行くんだって。」

「そうですよ、南さん。」

「私も野沢温泉行ったんですよ。」

「あっ、確か妹の花陽と一緒に行ったんだよね。」

「ええ、L特急あさまに乗ってね。」

「それと、班長これ、宿なんですけど。」

「おっ、野沢温泉か」

「ええ、私も行って見たいなって。」

この日、高山は2泊3日で長野旅行する事になった。

 

次の日、高山は上野駅から信越本線経由のL特急「あさま1号」に乗り込む。        

「えーと、僕は指定席で窓側だったかな。」

高山は、3日間で信州へ旅行の行き先は、このような日程である旅行の日程

「えーと、僕は指定席で窓側だったかな。」

高山は、3日間で信州へ旅行の行き先は、このような日程である            

1日目 野沢温泉

2日目 善行寺                                            3日目 野尻湖

の日程である

高山は、前からL特急「あさま」に乗ってみたいなと有給旅行を考えたのだ

 上野発直江津行午前7時発のL特急「あさま1号」は発車した、秋の旅行シーズンに間があるせいか、列車は、混んではいなかった。

プァーン

「何だ、今の人は。」 

高山は、あの女性が怪しいと思ったが、女性は別の席に戻って行った。

 上野から高崎間はたいらな関東平野。この区間は最高速度時速の120kmのスピードで走る区間が多い、L特急「あさま1号」は高崎から上越新幹線や上越線とわかれ、西へ曲がって信越本線に入り、浅間山や妙義山に向かって少しずつ上ってゆく、横川と軽井沢の間はEF63形電気機関車で引っ張って軽井沢まで協調運転するのです。

その後高山は、長野駅に降りた

 ホームで、野沢菜五目釜めしとお茶を買って、それを持って、10時25分の飯山線に乗った。

飯山線の車両はキハ58系で、オレンジとイエロー、そしてレッドの三色が塗っている

長野から豊野までは、信越本線を走るので、線路も複線だが、豊野からは、単線になって、ローカル線らしくなった。

 小さな駅も、1つ1つ拾うように停車していく。長野から乗ってきた学生たちが、1人、2人と降りていく。

11時29分、戸狩野沢温泉駅に着いた。

野沢温泉

麻釜(おがま)麻釜(おがま)は、100℃近い温度のお湯が湧出している場所。昔はこの高温湯を利用して麻をゆでて皮をはぎ繊維を取っていたが、現在は野菜や卵を茹でたりするなど食べ物の用途に使われる場合がほとんどである。麻釜周辺は火傷など危険防止のため観光客は立ち入り禁止になっている。

旅館に着くと、高山は、温泉に入れてもらった。真新しい檜風呂である。高山は、のんびりと、温泉に浸ることが出来た。夕食に野沢菜を食べた。

 次の日、高山は善行寺へ行くため、飯山線の時刻を見ていた

「あれっ、あなたは昨日のあさまで一緒でしたよね。」

「そう言えば、一緒だったな。」

「あなたも長野へ旅行に。」

「ええ、今日は善行寺と野尻湖へ。」

「そうですか。」

「実は、私は十日町へ、これから着物のショーへ行くんで1泊していこうと。」

「そうですか。」

「僕は高山直人です。」

「申し遅れました、私はモデル事務所の坂田と言います。」

「マネージャーの牧です。」

「マネージャーですか。」

「彼女は、モデルをやってます。」

「松岡沙織です。」

「へぇー、モデルですか。」

戸狩野沢温泉駅

一方、牧と松岡は十日町行きの普通列車に乗って十日町に向かった

「それでは、高山さん私はこれで。」

「じゃあ、気を付けて。」

十日町行きの列車は発車し、長野行の列車が到着した

「そうですか、休暇で長野へ。」

「はい、私は鉄道公安に努めているので、大変なんです。」

「着物ショーは、行かなくていいんですか。」

「私が出るわけではないので。」

「そうですね。」

列車はあっという間に長野駅に着いた。

「せっかく、長野に着たんだから善光寺でも回ってきますか。」

「そうですね。」

 

善光寺

「善光寺へ着たら、必ず回って生きたいなと。」

「そうですか、良かったら美味しいそばでも食べていきませんか、うまい店知ってるんですよ。」

「本当ですか。」

そう言いながら高山と坂田は、蕎麦屋に来た

「やっぱり、長野と言えば信州そばはうまいよ。」

「ここは、結構人気なんです。」

「そうですか。」

野尻湖

高山は、野尻湖の遊覧船に乗りに来た。

「野尻湖の眺めはいいな。」

そして、帰りは上りのL特急「あさま26号」に乗って東京へ帰った

 

次の日、休暇の後事件が起きるとは予想もしなかった

「班長、ただいま戻りました。」

「おかえり、高山どうだった長野は。」

「そりゃもう、凄かったんですよ。」

「野尻湖へ言ったんですか」

「ええ、野尻湖遊覧船にも乗ったんですよ。」

「遊覧船か、楽しかったでしょうな。」

そこへ、一本の電話が入った

「はいっ公安特捜班、えっ、」

「班長、長野県警からです。」

「はいっ、こちら公安特捜班の高杉です。」

「えっ、女性の死体、場所は野尻湖、わかりました。」

「班長、事件ですか。」

「野尻湖で殺人事件だ、長野県警からの協力要請だ。殺されたのは、東京の女性、モデルらしい。」

「何だって。」

 

野尻湖

「警部、被害者の身元が割れました。」

「本当か。」

「東京在住の松岡沙織さん、27歳。」

「東京か、」

「首に閉められている痕がありますが、凶器は発見されていません。」

「よしっ、秋山、鹿野、桑田、目撃者の捜索と不審者はいなかったか周辺の聞き込みを。」

「わかりました。」

 

特捜班

「野沢温泉で、彼女にあってるのか。」

「ええ、僕が駅で十日町に行くって列車に乗って行ったのが最後でした。」

「そうか。」

南と高山と小泉はL特急「あさま11号」に乗って長野へ向かった

 

長野中央署

「わざわざすいません、私は長野県警の武田と言います。」

「長野中央署の安西です。」

「凶器の方は、恐らく金属のネックレスだと。」

「犯人は、モデルの事務所の人間だと考えられますな。」

 

特捜班

「南か、犯人が割れた 名前は松田信彦 51歳だ。」

「こいつか。」

「よしっ、逮捕に向かうぞ。」

南と高山と小泉と桜井は松田の逮捕に向かった

「松田信彦だな。」

「くそっ。」

「待てーッ、松田!」

「松田信彦 松岡沙織殺害容疑でお前を逮捕する。」

松田は、会社の金を使い込んだの松岡に見つかり、解雇されたの恨んでの犯行だった。

こうして、高山の休暇が事件の解決へと導いた。

 

 

 

 

                     

                           

               

                                                            

 



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第15話 スーパー特急「かがやき」の殺意 Printemps金沢ロマン旅行

秋の紅葉を楽しむなら、列車に乗って旅もいいんじゃないかな。と私は思うと




登場する列車 200系「あさひ」485系特急スーパー「かがやき」


南は、穂乃果、ことり、花陽と一緒に「紅葉の金沢」を旅に出た、その訳は。

例によって、穂乃果が雑誌の景品を応募に当選したため、俺たちは11月3日に金沢へ行くことになった

俺達は、上野発7時20分発の上越新幹線「あさひ1号」に乗った。

「なぁ、感謝してよ、私が応募したはがきに。」

「わかってるよ穂乃果ちゃん。」

「でも、天才だね穂乃果は。」

「本当ね、穂乃果ちゃんは雑誌の応募のクイーンだからね。」

「ねぇ達仁、どうやって金沢へ行くの。」

「北陸本線経由の特急「かがやき」だよ」

「かがやき」

「ねぇ、かがやきって何んなの。」

「長岡から金沢へ結ぶ、スーパー特急だよ」

「でも、金沢へ行くならL特急「白山」や寝台特急「北陸」でも行けれるのに、なんでわざわざ長岡で乗るの」

「実は、前から乗ってみたかったんだよ。」

「そう言えば、去年ダイヤ改正されたんだよね。」

「そうだよ。」

「あさひ1号」は、長岡と新潟まで停車しない。

達仁と穂乃果達が乗った「あさひ1号」は長岡へ停車した。

 長岡へ降りると、新しい金沢行の特急「かがやき2号」に、接続する。

8時40分、長岡着。

金沢行の新特急「かがやき2号」の出発まで、8分しかない。

 達仁と穂乃果とことりと花陽は、在来線のホームに向かって、走った。

「かがやきって、あれ。」

「ああ。」

「早く乗ろうよ。」

達仁と穂乃果とことりと花陽が、乗るとすぐ、金沢行のスーパー特急「かがやき2号」は、発車した。

スーパー特急「かがやき」は、1988年に金沢駅 - 長岡駅間で運転を開始し、「北越」の速達列車として位置付けられ、停車駅は直江津駅・魚津駅(一部のみ)・富山駅・高岡駅のみに限られていた。車両は485系が使用され、普通車のみであるが全車座席指定席で、自由席は連結されていなかった。長岡駅では上越新幹線「あさひ」に接続するように考慮されたダイヤで、金沢駅 - 上野駅間は4時間10分に大きく短縮された。列車名は公募によって決定された。ヘッドマークにも、「スーパー」の文字が誇らしげに書かれている。

スーパー特急「かがやき2号」は4両編成で、全て普通車だが、自由席はなく、全車指定席である。

達仁と穂乃果とことりと花陽達が乗った「かがやき2号」は長岡を8時48分に発車し、直江津、富山、高岡、終着の金沢は11時31分に停車する、約4時間10分の旅である。

「あれ、何か落ちているよ。」

「手紙みたいね。」

「本当だ。」

「私、その人に届けてくるね。」

「これ落としたわよ。」

「まぁ、どうもありがとう。」

「もしかして、金沢へ。」

「ええ、秋の金沢を楽しもうと」

「そうなの。」

「ええ。」

 

公安特捜班

「班長、先週から女子大生の脅迫が起きてるんですが、ただのいたずらでしょうか。」

「うーむ、いたずらにしては不自然だな。」

「そうですかね。」

達仁と穂乃果達の金沢旅行が、事件に巻き込まれるのだ

 

金沢駅

達仁と穂乃果とことりと花陽が乗った「かがやき2号」は11時31分、金沢に着いた

「やっと来たんだ、金沢。」

「本当だな。」

「最初は、どこへ行こうか。」

「じゃあ、尾山神社へ行こうか。」

「賛成。」

 

尾山神社

「神門に来たな。」

「まるで、修学旅行の班別行動みたいね。」

「うん。」

 

兼六園

「うわーっ、紅葉もきれい。」

「本当だ。」

「ねぇ、あれ何かな。」

「どうしたの、花陽ちゃん。」

ことりと花陽は、何かを見つけたのだ、それは女の絞殺死体だった。

「きっ、キャーッ!」

2人は、悲鳴を上げた

 

公安特捜班

「何ですって、兼六園で絞殺死体。」

「ええ、何だって。」

「高山、小泉、すぐに金沢へ向かってくれ。」

「わかりました。」

高山と小泉は、金沢へ向かった

 

金沢中署・兼六園

「どうも、ご苦労様です、私石川県警の小沢と言います。」

「金沢中署の中西です」

「東京公安室の高山です。」

「小泉です。」

「現場はこちらです。」

「被害者の身元は。」

「えーと、免許証から河合尚子さん、27歳ってことが判明しました。」

「目撃者は、鉄道公安だと。」

「南さん。」

「あっ、お兄ちゃん。」

「花陽も一緒だったのか。」

「うん、穂乃果ちゃんが雑誌に応募したら当選して、金沢へ来たの。」

「なるほど。」

「そしたらね、達仁が「かがやき」に乗りたいって。」

「南さん、「かがやき」に乗ったの。」

「うん、白山や雷鳥としらさぎばっかだと飽きてくるからさ。」

「結構、人気なのかい。」

「そうだよ。」

そこへ、U12ブルーバードの覆面の無線がなった。

「至急、至急石川本部から金沢中所管内、玉川公園において犯人の車を発見、近くのパトカーは急行せよ。」

「金沢中7、了解。」

「南さん、犯人が乗り捨てた車を玉川公園に発見されました。」

「何だって。」

南と高山と小泉が乗った覆面パトカーは、玉川公園に向かった。

 

玉川公園

「ご苦労様です。」

「公安特捜の南です。」

「ナンバーを照会した結果、盗難車でした。」

「えっ、盗難車。」

「はい、車は滋賀県内に盗難にあったものと思われます。」

「そうか、犯人は金沢にいる。」

 

公安特捜班

「南、犯人と思われる男が割れた、末永通、31歳だ。」

「わかりました。」

「済まんね、休暇中に。」

 

金沢駅

「上手く騙されたね、末永通さん。」

「何なんだ、あなたは。」

「鉄道公安のものです。」

「河合尚子さんの事で、お話が。」

「くそっ。」

南と高山と小泉は、犯人末永通を逮捕した、彼女の浮気による犯行だった。

 

ひがし茶屋街

「まぁ、可愛い店ね。」

「本当ね。」

「でもさ、完全に修学旅行みたいだな。」

達仁と穂乃果達の旅行は、まるで高校の修学旅行みたいだ。

「秋は、紅葉だし、金沢はいいね。」

「うん。」

 

 

 

 

 

 

 

 




ゲスト
高坂 穂乃果

南 ことり

小泉 花陽


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第16話 寝台特急はやぶさ・車窓の目撃者

寝台特急「はやぶさ」車内
ピィーッ、
東京から、鹿児島本線経由の寝台特急「はやぶさ」は夜の東海道を走って行く、今日は観光客や出張に行く人が多く乗っていた。
「隣が騒がしいは、ちょっと注意してもらう、車掌さん。」
「どうかしたんですか。」
「隣が、ちょっと。」
車掌は、1号室に様子を覗う。
「お客さん、どうかしましたか。」
なんと、個室寝台で1人の男性が倒れて死んでいた。
「うわわっ。」
「キャーッ!」




登場する列車 新幹線・100系「ひかり」寝台特急「はやぶさ」


南と高山は、新幹線ホームである汚職事件の捜査をしていた、南はある男をマークしていた

「南さん、本当にそのひかりに乗るのでしょうか。」

「ああ、恐らくな。」

「待てッ、しばらく様子を見よう」

 

公安特捜班

一方、桜井と岩泉は公安特捜班で、落し物の応対していた。

「ええ、仏さんを置き忘れたみたいなんです。」

「そうですね、うちには届いていませんね。」

「わかった、その仏さんは骨壺に入った仏さんですか。」

「はいっ。」

「でわっ、それについては落し物係の方で。」

「じゃあ、俺ご案内します。」

「ありがとうございます。」

高杉班長は

「どうだ、事件の方は。」

「それが、新幹線には乗ってないみたいですね。」

「そうか、すぐ戻ってきてくれ、南、高山。」

「わかりました。」

南と高山は、特捜班に戻った

「どうですか。」

「いや、だめだ。」

「そうか。」

「すみません、寝台特急「はやぶさ」のホームはどこですか。」

とこころが言う

「はいはい、寝台特急のホームですか。」

と南と小泉は案内する

「あれ、君はどこかで。」

「にっこにっこにー、矢澤にこです。」

以前、南がスーパーひたちを警乗中に会った、乗客だった。

「南さん、知ってるんですか。」

「ええ、私が以前、スーパーひたちを警乗中に。」

「それでか。」

「で、今日は何で10番ホームに。」

「今日は、ママが出張から帰って来るのよ。」

南と小泉は、10番ホームへ案内した。

10時9分、寝台特急「はやぶさ」が到着。

「にこ、それにここあにこころ、迎えに来たの。」

「うん。」

「ごめんね、寂しい思いして。」

「ママ、こちら鉄道公安の南さん。」

「何か事件ですか。」

「実はですね、はやぶさにこの人は乗ってましたでしょうか。」

南は、にこの母に写真を見せる。

「さぁね、この人は見てないわね。」

「そうですか、ありがとうございました。」

「じゃあ、またね。」

「はい、気を付けて。」

にことここあとこころと虎太郎は母と共に家に帰った。

 

新幹線100系「ひかり」

ある日、1人の女性がトイレに行こうとしたら、1人の男がトイレに座って倒れていた。

「キャー!」

小海は、ひかりを警乗中、女性の叫び声が聞こえたので車掌と一緒に現場に駆け付けた。

「どうかしました。」

「人が倒れてるんですよ、頭から血が出て、トイレに。」

「大丈夫ですか、しっかりしてください。」

小海は、無線で公安室に連絡。

「こちら小海、こちら小海、ただいま、東京行のひかりの車内にて出血状態で倒れた模様、至急救急車と応援の公安隊を要請願います。」

そこへ、1人旅の小学生が医者を連れてやって来た。

「お姉ちゃん、お医者さん連れてきたよ。」

「被害者はそこです。」

「わかりました、すぐ診察します、これはいかん、頭部から凄く出血している、命に係わるぞ、すぐに搬送しないと。」と治療した。

100系「ひかり」は到着した

「どこだ、頭部出血で倒れてる人が見つかったのは」

「ひかりの車内のトイレに。」

南は、捜査主任の小林と小泉を連れて新幹線ホームへ向かった

「主任、被害者は新見正雄さん、46歳です。」

「うん、勤務先は寺岡商事の営業部の係長です。」

「寺岡商事って、今汚職事件で問題になってますね。」

「うん、多分汚職に関することを握っているんだ、あの被害者は。」

実は今、特捜班は警視庁と合同捜査をしていたのだ、昨日午前10時ごろ、寝台特急「はやぶさ」の個室寝台で

男性の死体が発見された、被害者は寺岡商事の青山春樹さん、35歳が毒入りの缶コーヒー飲んで殺された、

死因は青酸カリによる即死だった。

 

次の日、先週起きた、はやぶさの事件で犯人を目撃したと特捜班に訪ねた。

「あの、すみません、一昨日はやぶさで殺人犯を目撃しました。」

「えっ、本当ですか。」

「ええ、はやぶさの食堂車で。」

「食堂車で。」

「どんな人でしたか。」と小泉が言う。

「えーと、40台位の人で、眼鏡をかけていました。」

「この人でしょうか。」

「よく似ています、その人は空港へ行ったと思われます、私、証拠のテープで録音しました。」

証拠のテープを高杉班長に預かり、南たちは空港へ向かうよう指示した。

「何、犯人は空港へ逃亡した、よしっ、南、高山、小泉、赤城、小海、成田空港へ向かえ。」

「了解。」

南たちは、C32後期型ローレルとY31セドリックの覆面パトカーに乗り、サイレンを鳴らし、空港へ向かった

「こちら小泉、現在首都高に入り湾岸線に入りました。」

「小泉、犯人の身元が割れた、阿部 裕、43歳、衆議院の成田代議士に賄賂を払い、残りの1億円は海外へ逃げるつもりだ。」

「了解、至急空港警察と千葉県警の応援を頼みます。」

「わかった。」

 

成田空港

南たちが乗った覆面パトカーのローレルとセドリックは成田空港に到着した。

「いいか、犯人はフィリピンに逃げる可能性がある、周辺の捜索してくれ。」

「了解。」

南たちは、空港周辺を捜索したが、阿部は見つからない、どこへ消えたのか。

「南さん、阿部はフィリピン行に乗るそうです。」

「そうか、奴は1億円を持って、海外へ。」

その時、小海は阿部を発見。

「すみません、鉄道公安の物です。」

「何だね。」

「阿部 裕さんですね。」

「私に何か用。」

「今日、新幹線ひかりで新見正雄さんの事でお話が。」

「くそっ、」

「それに、あなたは、昨日寝台特急「はやぶさ」に乗ってたんだな。」

「このーっ、なめるなよ、貴様にわかるか、俺の会社は違法残業や裏取引してるこの社長の気持ちがな、告発される方が悪いんだよ、青山が悪いんだよ、殺されるとも知らずにな。」

「動くな、鉄道公安だ。」

「何っ、列車の警察か、くそーっ」

こうして、ひかりとはやぶさの殺人事件は、阿部の犯行だった。

3日後、収賄容疑で成田代議士は逮捕された。寺岡商事の裏金汚職や違法残業についても追及は必至と新聞は書き立てた、その後寺岡商事は東京地検特捜部に告発され、強制捜査された。

 

 

 

 

 

 

 

 




ゲスト

矢澤にこ

矢澤こころ

矢澤ここあ

矢澤虎太郎

にこの母



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第17話 北九州行 結婚詐欺の女

特捜班は、捜査2課の協力要請で北九州へ飛んだ、果たして逮捕は出来るのでしょうか








登場する列車 200系「やまびこ」485系L特急「有明」寝台特急「富士」


この日、特捜班に重要事件の捜査の要請が入った。

「えーと、実は今、警視庁綾瀬警察署と捜査二課で結婚詐欺の女性が列車で乗り逃亡すると情報が入った、この女だ、すぐ確保してくれ。」と高杉か言う。

「はいっ、」

この捜査を、南、高山、赤城、桜井らがこの事件の捜査をすることになった、事件起きたのは、先週の水曜日、ある女がその男に30万円をだまし取られた、男はその女は詐欺師を気付いた、男は警察に通報し、詐欺事件が発生した、そして、そのもう1人の女と組む50代から60代の男、なんと暴力団組員である。小泉と桜井と小海はその男を尾行していた、果たしてこの男は結婚詐欺の女と接触するのか。

 一方、南と高山と赤城と岩泉は、東海道・山陽新幹線ホームを警戒をしていた、しかし女の姿は見当たらない

「えーと、20台か30代の女か。」

「東海道にはいませんね。」

「東海道本線のホームでしょうか。」

「よしっ、赤城と岩泉は東海道本線のホーム又は東北・上越新幹線のホームを当たって聞き込みだ。」

「了解。」赤城と岩泉は東北・上越新幹線新幹線のホームに当たった。

 

東北新幹線・やまびこ 車内

「えーと、お飲み物やサンドイッチやコーヒーはいかがですか。」

「あのー、すいません。」

「あっ、はーい。」

彼女の名前は、札沼まり、日本食堂東京営業所の車内販売の店員で高山の同級生でもある

「あれっ、今の女性のものかな?。」

札沼は、女性が付けてたイヤリングを拾った。

 

公安特捜班

「あっ高山君、丁度良かった今公安室に行くところなの、ちょっといいかな。」

「えっ、どうしたの。」

「班長、ただいま戻りました。」

「おっ、高山、ご苦労様。」

「あの、すみませんこのイヤリングを拾ったんですが。」

「えっ、あなたは。」

「俺の同級生の、札沼まりです。」

「同級生だと。」

札沼は、詐欺師の女がやまびこに乗っていたことが判明、女は東海道新幹線か寝台特急で逃げる可能性が高いと睨んだ、犯人はどこへ逃げるのか。その後の鑑識の調べで、イヤリングには結婚詐欺の女の物と判明した。

一方、やまびこに乗っていた詐欺師の女の身元が判明した、名前は麻宮里奈、31歳、そして、その里奈に接触する男は上原桂栄62歳、暴力団組員である。

「班長、もう1人の男の身元が割れました、上原桂栄、53歳です。」と中野が言う

「そうか、やはり接触する可能性があるな。」

 

麻宮と上原は、寝台特急「富士」に乗り、小倉へ逃げた。

「南さん、2人は18時発の寝台特急「富士」に乗って逃亡しました。」

「よしっ、奴を追うぞ。」

「了解。」

南は、小林主任と南と高山と桜井と赤城は、門司港駅でL特急「有明7号」西鹿児島行に乗り、小倉で下車した

「奴は、必ず小倉駅に接触するはずだ。」

とその時、寝台特急「富士」の写真を撮っていた小学生が、その2人を見たと証言した。

「さっき、2人の人は車に乗って逃走したよ。」

「僕、その車のナンバーは。」と高山が言う。

「北九州ナンバーだよ、北九州の55ちの2658だよ、車は日産・パルサーサルーンで色はライトブルーだよ。」

「どうも、ありがとう。」

小林主任と南は、福岡県警のパトカーで結婚詐欺の女を追った。

 

「もう終わりにしようか。」

「そうはいかんよ、俺たちは金儲けしたんだからな。」

「そこまでだ。」

「何なんだ、てめぇは。」

「鉄道公安だ、もう逃げられないぞ。」

上原は、赤城と桜井と格闘。

「くそーっ。」

赤城は上原に手錠をかけた。

「麻宮里奈、詐欺容疑で逮捕する。」

南は、麻宮に手錠をかけた。

こうして、結婚詐欺事件は解決した。

 

 

 

 

 

 

 

 




ゲスト

札沼 まり


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第18話 殺意のグリーン個室罠にかかった男

新幹線のグリーン個室で殺人事件発生、その1人の客が罠にかけられた 果たして犯人は誰なのか この日南と高山が東海道・山陽新幹線を警乗していた ところがその警乗任務が事件が起きた 一体どこで殺したのか

ひかりグリーン個室内
「誰だお前は。」
男は、喚きながら騒いだ
「やめろーっ。」
犯人は、注射器を取り出し、殺害した。
「ぎゃーっ。」
男は、ソファーで苦しみながら息を引き取った

公安特捜班
「南 達仁。」
「高山直人。」
「東海道・山陽新幹線の警乗に行ってきます。」
「ご苦労さん、頼むよ。」


登場する列車 100系新幹線「ひかり」


南と高山は、この日東海道・山陽新幹線100系「ひかり23号」の警乗任務に当たっていた。

東京駅

「ご苦労様です。」

「いつもご苦労様です。」

「これから、2名警乗に入ります。」

2人は、ひかりに乗り警邏に当たった、普通車の指定席をはじめ自由席も回った

「ご乗車してるところすいません、只今、公安官が警乗しています。」

南と高山は、普通車に警邏していたら、1人の客に声を掛けた。

「どうもすいません、鉄道公安です。」

「公安の方ですか。」

「はい。」

南は、指名手配中の犯人に似てた為、南と高山は職務質問をした。

「どうも、ご協力ありがとうございました。」

再び警乗任務をしてた矢先に、2人の小学生が列車の中を走っていた。

「コラコラ、列車の中で走っちゃだめだよ。」と高山は言った。

「グリーン個室の人が倒れているから、車掌さんを呼びに行くんだ。」

「えっ、個室で人が倒れてる。」

「僕、車掌さん呼びに行くのかい、一緒に来て。」

高山は、2人の小学生と一緒に車掌を呼びに行った。

「個室で人が倒れてる場所はどこですか。」

「こっちです。」

1人用個室に行って見ると、1人の客がぐったりして倒れていた。

間もなく、高山は車掌を連れて個室へやって来た。

「どうですか、南さん。」

「いやっ、もう息はない」

そして、警乗中に事件は起きた。

 

公安特捜班

「何、ひかり23号の個室で死体、本当か高山。」

「ええ、グリーン個室で倒れて死んでるんです、殺人の可能性もあります。」

「よしっ、他の公安官や県警にも協力しとくんだよ。」

「了解。」

広島駅

「どこだ死体が見つかったのは。」

「博多行のひかり23号に。」

「死んでるのは製薬会社の会社員です。」

まもなく、応援の公安隊や広島県警捜査一課も到着した。

「私は広島県警の宮島です。」

「被害者の身元は」

「被害者は、若草製薬の深田康彦さん45歳です。」

「今日は博多へ出張の予定だそうです。」

「出張か。」

「南公安官、今食堂で怪しい男を連れてきました。」

「そうか、すぐに任意同行して、話を聞かせてもらおうか。」

「俺は、この親爺を殺したって言うのか。」

「いや、そこまでは。」

「南さん、僕は広島公安室で任意取り調べしてきます。」

「よしっ、後は高山に任せるよ。」

高山は、応援の公安官を連れて男を広島公安室に連行した。

「俺は無実だ、これは誰かが仕組んだ罠だ。」

「本当に、この人が犯人なのかな、ところで宮島警部、死因は。」

「死因は、注射の痕があるから、心不全でしょう。」

「犯人は、濃度の高い塩化カリウムを使って毒殺したんじゃないでしょうか。」

「その可能性があるな。」

「周辺のホームで不審者はいなかったか、聞き込みを。」

「了解。」

南は、広島県警捜査一課の宮島警部と二宮刑事と聞き込み捜査をした。

「すると被害者は、ぐったりして倒れてると見つけて車掌に知らせたんだね。」

「うん、その時に個室の様子を見たら、人が倒れてるのを見つけたんです。」

と2人の小学生が言った

「そう言えば、名古屋辺りでサングラスとキャップ帽を被った男に会ったけど。」

「キャップ帽とサングラスの男?。」

「ええ、20代か30代ぐらいのね。」とフルムーン旅行の客が言った。

 

 一方、高山は不審者は事情聴取していた、彼の名前は渡辺勝彦さん23歳 内山商事の営業部の社員である

彼は3日間の休暇で四国へ旅行していたと言う、彼は先月頃から謎の男に脅迫されてたと判明、犯人については心当たりがないと言っていた、しかし、殺人については否認、しかし証拠は見つからない、犯人はどこへ入るのか

広島公安室

「本当なんです、昨日がいたずら電話があったんです。」

「なるほど。」

そして、南は特捜班の高杉班長に連絡した

「えっ、20代か30代の男が乗っていたかどうか。」

「ええ、詳しいことはわかりませんが詳しく調べて見て下さい。」

「うんわかった、南と高山は引き続き捜査を続けてくれ。」

「わかりました。」

 

ひかり100系グリーン個室車内

「警部、広島駅内のゴミ箱に注射器が発見しました。」

「注射器が。」

「犯人は、病院の医師の可能性が高い。」

 

南と高山は、犯人を追ってたら応援に岩泉と桜井が駆けつけた

「高山、南さん、犯人が分かったよ。」

「本当か。」

「犯人は坂上裕典、元医師です。」

「その人なら犯行は可能だな。」

数分後、坂上を発見。

「坂上裕典だな、鉄道公安のものですが」

「ひかり23号のグリーン個室でのことでお話を。」

坂上は逃げた、桜井は拳銃を一発威嚇で発砲し。

「この野郎。」

南と岩泉は、坂上と格闘し、高山が背負い投げをした。

「坂上裕典、深田康彦殺害容疑で逮捕する。」

南は、手錠をかけた。こうしてひかりグリーン個室の殺人事件は解決した、渡辺さんの無実が証明された。

 

 



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第19話 特捜班対怪盗283面相

今回は 特捜班が怪盗283面相と対決が起きる 果たして逮捕は出来るのでしょうか










登場する列車 100系新幹線「ひかり」・貨物列車


100系新幹線「ひかり」車内

「うーん、やっぱりグリーン車はいいね。」

と宝石商の人は公衆電話へ向かった

ゴチン。と宝石商の人は紳士風の男にぶつかった。

「どうもすみません。」

「いえいえ、私の方こそ。」

と謎の紳士はそのまま通り過ぎて行った

「あれっ、トランクのダイヤがない。」

それは新幹線「ひかり」で起きた置き引きが怪盗のしわざだ、この事件が特捜班に挑戦が待ち受けていた。

 

特捜班

「ついに、東京都内に現れたんですね。」

「ええ、一件目は神戸で現金輸送車が襲われ10億円が奪われた、二件目は横浜でダイヤが奪われた、しかも怪盗283面相は変装の名人だ、そこで特捜班の他、応援の公安機動隊も出動することになった、こちらは五能公安機動隊長だ。」

「公安機動隊長の五能です、怪盗283面相の指揮は私が取ります。」

「そこでだ、内の班は各公安室の連携により、捜査に当たってくれ。」

「了解。」

 

私は、五能の指示で商店街でアルバイトとして潜入捜査をすることにした。

「さぁさぁ、今日はポイント5倍デーです、ぜひご利用ください。」

南は、店の宣伝しながら尾行していた。

「あの人が、怪盗283面相かな。」

中野が電話を取ると。

「はい東京公安室、はっ、フレートライナーを襲う。」

中野は小林と高杉に伝えた

 

五能は、公安機動隊を連れて特捜班と品川貨物へ配置していた。

「怪盗283面相はフレートライナーを襲うと言う予告して来ました。」

怪盗283面相は車掌に成りすまし、フレートライナーに乗り込んだ。

283面相は、貨車に乗り込んだ、その時。

「待てッ、283面相。」

「誰が、283面相だって、私はこの特急貨物の車窓だ。」

「ごまかしても無駄よ。」

「本物の車掌は。」

「何を言ってるのかね君たちは。」

「あなたは変装の名人だって聞いてたけど、俺はゴマかないぜ。」

「ハハハハハ、バレてはしょうがない。」と車掌から283面相の姿に

「こちら岩泉、フレートライナーに怪盗283面相発見。」

南と高山は、283面相を追跡をした、まもなく五能と公安機動隊が到着した。

「283面相、確保。」と五能が言う

「うおおおおお。」と公安機動隊が制圧にかかる

ところが、283面相が透明人間のように姿を消してしまった。

「五能隊長、奴が姿を消してしまいました。」

「よしっ、周辺を捜索だ。」

「了解。」

 

一方、南と高山と桜井は車掌車に潜入していた。

「まんまとかかったな283面相。」

「何。」

「もう逃げられないわよ、観念しろ。」

「くそーっ、捕まってたまるか。」

「あいつ、気球で逃げるんだな。」

「待てーッ。」

「南さん、桜井気球を撃って撃ち落とすんだ。」

「わかった。」

南と高山と桜井は、38口径リボルバーで気球を撃ち落とした。

「あれ、あれっ。ありゃーっ。」

気球は落ちて、隅田川に墜落した。

「なってこった。」

「怪盗283面相、お前を逮捕する。」

南は、283面相に手錠をかけた。

「あと一歩ってところで。」

貨物列車の美術品は守られた。宝石商から盗んだ宝石も取り戻した。

 

 

 

 

 

 




ゲスト
五能 瞳


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第20話 新特急谷川スキー旅行 雪女と銀行ギャング

今回は「花陽のお兄ちゃん」のコラボ企画でお楽しみください







登場する列車 185系・新特急「谷川」


「さてと、今日は事件もないし、今日は早めに上がるとするか。」

「あっ班長、僕は今日から4日間休暇します。」

「そうか、家族旅行か。」

「いいえ、友人とスキー旅行に行こうと思いまして。」

「小泉、しばらく休むのか。」

「うん、花陽と友人と一緒に新潟県の湯沢中里スキー場へ行くんです。」

「スキーか、いいな小泉は。」

「たまにはのんびりしてこい。」

「ありがとうございます。」

 

上野駅

「お兄ちゃんと一緒に行くのは静岡県の内浦以来だね。」

「うん、そうだ花陽、友達も来るのか。」

「そうだよ、お兄ちゃんは初めて会うから。」

「おーい、小泉ここだよ。」

「おっ、上尾。」

「陽一、花陽も一緒か。」

「おう。」

「お兄ちゃん、今日は友達もつれてきたよ。」

「本当か。」

「この子は、西木野真姫ちゃん。」

「私、西木野真姫、よろしくね。」

陽一は、愛、にこ、今野、凜、穂乃果、ことりらと4日間スキー旅行する事になった。

上野駅14番ホーム

「お兄ちゃん、早く。」

「これに乗るんだろ。」

「違うよ、私達が乗るのは新特急・谷川1号石打行、前は新特急・草津」

「そっか。」

プァーン

新特急・谷川車内

陽一は、今野と上尾と愛とにことトランプしていた。

「よっしゃー!俺の勝ちだ。」

「さすが、陽一ババ抜きは強いよ。」

「そうか。」

「ガハハハハ。」と笑っていた。

花陽とことりと穂乃果と真姫はお菓子を食べていた。

上野と水上を上越線経由で走る、JR東日本の新特急・谷川のヘッドマークのイラストは水上駅の頭上にそびえる谷川岳が描かれている、新特急・谷川は昭和57年11月ダイヤ改正でL特急「とき」の廃止によって新しく登場しました、昭和60年に特急・谷川は新特急・谷川に名称に変わりました、又季節によっては新潟県の石打まで延長されスキー旅行する人も多くなりました。

 

バキューン、バキューンと拳銃が2発打った、4人組の男が銀行にやって来た。

「静かにしろーっ。」

「おいっ、金をたぜっ!」

「へんな真似したら、ぶっ殺すぞ。」

銀行員は、バックにお金を詰め込んだ。

「まてっ。」

警備員が、1人の男を捕まえようとした、その時。

「死ねっ!。」

男が撃つ拳銃で、警備員に発砲。

「うぎゃっ。」

警備員は、拳銃に撃たれて死んだ、4人組の男達は現金を奪って逃げていった

 

公安特捜班

「みんな聞いてくれ、実は今銀行で強盗殺人事件が発生した、犯人は逃亡してる模様だ、なお犯人の写真をこの人だ、板東正雄46歳、坂口 明35歳、山下誠一26歳、神田尚樹30歳、この4人を追ってくれ。」

「わかりました、周辺を捜します。」

南と高山は、上野駅ホームで犯人を追っていた。

「班長、犯人らしき人は石打行の新特急・谷川に乗ったと駅の客が目撃しました。」

「よしっ、南、高山、桜井、岩泉、小海、すぐ新潟へ向かえ。」

「了解。」

南たちは、新潟県の越後中里へ向かった

 

中里スキー場

「ヤッホー。」

「うわわわっ。」

花陽と凜と真姫はスノボー滑っていた。

「結構楽しいね。」

「かよにいは、スキー滑って楽しいかな。」

「ヤッホー、最高だ。」

「おう。」

陽一と愛と今野とにこはスキーで楽しく滑っていた。

「ねぇ、知ってるこのゲレンデに雪女が出るって知ってる。」

「えっ、本当か。」

「雪女で出るって本当か。」

「本当だよ。」

その夜、真姫とにこは夜のゲレンデに行き、雪女を見に行っていた 一方、陽一達はホテルで音楽番組を見ていた

最近、A-RISE が人気である、陽一は統堂 英玲奈のファンである。

「うわっ、A-RISE だ。」

「俺、英玲奈のファンなんだ。」

「本当、お兄ちゃん。」

「この前、サイン貰ったんだ。」

「いいな。」

とその時、臨時ニュースが流れた

「番組の途中ですが、ここで臨時ニュースをお伝えします、昨日午前10時15分頃、富山市の明和銀行総曲輪支店に4人組の男が押し入り現金10億5千万円を奪って逃走しました、犯人はいずれか逃走している可能性があり

警察では容疑者の写真を公表して行方を追っています。」

とその時、凛と穂乃果はびっくり。

「あーっ、あの男、銀行強盗だったんだ。」

「かよにい、私、昨日この人に会ったよ。」

「えっ、どこで。」

「私が、帰りにラーメンを食べに行っていたら、その人に会ったにゃ。」

「何だって。」

「そう言えば、にこちゃんと真姫ちゃんと上尾君は。」

「なんか、雪女を見に行ってくるって。」

「雪女、本当かよ。」

にこと真姫と上尾は、雪女を見ていた。

「うわわわっ。」

「ゲレンデに雪女がいたのは本当だったんだ。」

「怖かったよ。」

「真姫ちゃん、あれ何にこ。」

「やだっ、ナニコレ。」

それは、男性の他殺死体だった。

「死んでる。」

にこと真姫は叫んだ。

「キャーッ!」

「どうした。」

上尾は、駆けつけた

 

次の日、新潟県警捜査一課と六日町警察署のパトカーが到着した。

「どうも、私は新潟県警の渡辺です。」

「六日町署の安西です。」

「君たちが発見したんだね。」

「はいっ。」

「警部、被害者の身元が割れました、秋山信二さん24歳です。」

「えっ、秋山だって。」

「どうしたの、お兄ちゃん。」

「俺が今捜索している人だ。」

「知ってるんですかその人。」

「ええ、今鉄道公安で捜索願の人なんです。」

「本当ですか。」

「はい。」

にこと真姫と上尾が雪女騒動から事件に発展した。

 

陽一は、特捜班に電話し報告した

「何ですって、秋山が死体で発見された。」

「ええ、しかも湯沢中里で。」

「そうか、実は今、銀行強盗の一味が越後湯沢に向かっている。」

「わかった。」

 

ことりと花陽はそのコースを滑っていたら、花陽は大きなバックを見つけた。

「ことりちゃん、このバックにお金がいっぱいだよ。」

「本当だわ、凄いわね」

「凄い大金ね。」

「有難う、君たちが見つけてくれたのか。」

「そうです。」

「はい、どうぞ。」

「有難う、君たちにもお礼しなくちゃ。」

「お礼はいらないは。」

「遠慮するな、君たちのおかげで大金を無くさずに済んだんだから。」

「大金って。」

「あなた達は、富山の銀行強盗ね」

「そうさ、苦労して銀行から奪った金だ」

「俺に任せろ。」

板東は、ことりと花陽に拳銃を突き付けた。

 

そこへ、南と高山と桜井と小海と岩泉も合流

「実は、花陽の友人が強盗の一味の1人を目撃したって。」

「本当か。」

「おそらく、このロッジの中に」

南と高山と桜井と岩泉はコルトとS&W38口径を取り出し、ロッジに突入した

「誰たてめぇは」

「鉄道公安隊だ」

南と高山と桜井と岩泉は拳銃を構え、制圧した 強盗団を逮捕した

板東は、秋山を殺害したもの自供した そして小海と小泉はことりと花陽を救出した

 

その夜、陽一と花陽達は穂乃果とことりのダンスを披露した。

「いいぞ、穂乃果」

「ことりちゃん、凄いダンスね」

「俺も踊っちゃおうかな。」

「もう、お兄ちゃんったら」

こうして、新特急谷川のスキー旅行は強盗事件から始まり雪女を見たのとで楽しんだ

 

 

 

 

 

 

 

 




ゲスト

高坂 穂乃果 星空 愛

南 ことり  矢澤 にこ

小泉 花陽  今野 良太

星空 凛   上尾

西木野 真姫 



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第21話  やまびこ・はつかり サンタの約束・親切なおじさん

今回は、クリスマスプレゼントが事件が起きるのだ 南と小泉は新幹線やまびこの警乗することになった ところが、強盗殺人犯がやまびこに乗ってると情報が入った さて、逮捕は出来るのでしょうか








登場する列車 新幹線・200系「やまびこ」485系L特急「はつかり」


東北新幹線・200系

「お弁当にコーヒーはいかがですか。」と車内で販売をする札沼まり。

「あっ、すいません、」と客が言う

「あ、ただいま。」

「すいません、缶コーヒー1つください。」

「ありがとうございます。」

と、客はお金を払い、札沼は次の販売へ向かった。

「あれっ、今の人は誰かな?」

「姉ちゃん、ビール1つ。」

「はいっ、ただいま。」

「後、笹かまも。」

「毎度有難うございます。」

札沼は、ビールと笹かまを買った人が何か怪しいと気づいた。

 

公安特捜班

「強盗殺人犯が逃亡、はい、田沼 翔、46歳、」

南と小泉は、警乗任務に向かった。

「じゃあ、行ってきます。」

「行ってきます。」

「ご苦労さん、頼むよ」

そこへ、小海が南と小泉に声を掛けた。

「あっ、お出かけ。」

「これから、やまびこに乗るんだよ」

「何かの事件?」

「今、17歳の少年が昨日から行方不明になったから、捜索するんだ」

と南と小泉は東北新幹線のホームへ向かった

「おいっ、高山、桜井、岩泉、赤城、強盗殺人犯が逃亡している付近を捜索してくれ。」

「はいっ。」

「強盗殺人犯、」

「田沼 翔て、コンビニ強盗や店員は殺害してタクシードライバーを重傷を負わせて逃走してるって。」

「そうだ、手分けして捜査してくれ。」

「了解。」

桜井と岩泉たちは強盗殺人犯の捜査をしていた、しかし、田沼は発見されていない。

 

仙台駅・仙台公安室

「仙台駅に来たのだが、ここにはいないな。」

「南さん、そっちは。」

「いやーっ、だめだ。」

「私も公安室で宮城県警から捜索願はなかったかどうか聞いてみたけど。」

「そうか。」

「何か連絡が入るよ、手分けして探そう。」

「はいっ。」

 

盛岡駅

「高山君、ちょっといいかな。」

「どうしたの、札沼。」

「実はね、強盗殺人犯らしい人がやまびこに乗ってたの。」

「えっ、それ本当」

「うん。」

「もしかしたら、青森へ逃げたんじゃ。」

南たちは、485系のはつかりに乗って青森へ向かった

 

485系・はつかり

「へへっ、追ってはこないか。」

男は、はつかりの青森行きに乗った

はつかりは、盛岡から青森へ向かった

岩手の山を眺めながら、田沼は1つのプレゼントを持っていた。

 

盛岡駅

その時、南と小泉は盛岡駅で高山達と合流した。

「えっ、強盗殺人犯がやまびこに乗ってた。」

「うん、札沼がやまびこで見たって」

「よしっ、犯人ははつかりかたざわで逃走した可能性が高い。」

南と高山と小泉は、青森へ飛んだ。

 

青森駅

田沼が乗った、485系のはつかりが到着した。

「おいっ、まゆ、お父さんだよ。」

「えっ、お父さん。」

「そうだよ、父さんは又仕事で遠い所へ行っちゃうんだ。」

「また会える。」

「ああ、いつかな。」

「田沼だな。」

「だっ誰だ。」

「鉄道公安隊よ」

「くそーっ。」

そこへ、岩泉と赤城が挟み撃ち。

「観念しろっ。」と桜井が制圧した

小泉は田沼に手錠をかけた。

南と高山は、小学生の女の子まゆを保護した

 

青森公安室

南と桜井と高山が取り調べた結果、田沼は、コンビニとタクシーで強盗したのを自供した。コンビニ店員の殺害も認めた。

「すまんが、このプレゼントを娘のまゆに渡してやってくれ。」

「わかった。」

南と小泉と高山は、1つのプレゼントをまゆに渡した。

「これ、私に」

「実は、お父さんね又遠いところで仕事へ行くんだって。」

「そうなの。」

南はまゆに青森駅の上りのはつかりを見送った。

「さようならーっ」

こうして、田沼は逮捕され、やまびことはつかりの警乗を終えた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




ゲスト

札沼 まり


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第22話 寝台特急「北斗星」・北帰行殺人事件
上野発・寝台特急「北斗星1号」


今回は、北海道を舞台に連続殺人事件が起きるのだ 犯人は一体何者か 寝台特急・北斗星で殺人事件が起きる、そして、北海道で連続殺人が、南と高山は北海道で連続殺人を追う









登場する列車 寝台特急「北斗星」特急「オホーツク」L特急「ライラック」


公安特捜班の南と高山は、上野駅14番ホームに来ていた。

「あれっ、穂乃果とことり、今日はどうして上野駅に。」

「今日は、ことりちゃんと花陽ちゃんと一緒にね。」

「そうか、」

「今日は、どうして達仁君は、上野駅に。」

「俺は今、連続強盗殺人犯を追ってるんだ。」

「北斗星に乗り込んで逃げる可能性があるので。」

16時40分、北斗星1号は上野を発車した。

穂乃果たちは8号車のB寝台に乗っていた。

寝台特急・北斗星1号は上野を16時40分に発射し、大宮、宇都宮、仙台、盛岡、青森、函館、室蘭、苫小牧、千歳、終着札幌には、8時53分に着く約16時間の旅である

「私たちは、個室寝台のデュエットにしたんだよ」

千歌とルビィと花丸達はも北斗星に乗ってセイントスノーの2人に会いに行くのです。

郡山に近づくと、夕食の時間だ、楽しい食堂のグランシャリオだ、穂乃果達は「海峡御膳」、ルビイ達は肉のフランス料理である、いろんな会話している間に、東北本線を通って行く。

一方、南と高山は北斗星の車内の捜査中に、各寝台に聞き込み捜査をした。

「すみません、この人を見ませんでしたか。」

「いいえ、その人は知りませんよ」

ロイヤルやツインデラックスも聞き込みしたが、強盗殺人犯は未だに見つかっていない

南と高山は懸命な捜査が続けてられた、犯人は客に紛れ込んでいる。

 

そして、事件は起きた、男は個室A寝台ロイヤルにやって来た、男はコルト・ガバメント45口径を取り出し、

部屋にノックをした、列車は仙台に入った。

「誰なんだこんな時間に。」

男は、ガバメントを片手に持っていた、サングラスとトレード坊とコートと黒づくめの男だった。

「お、おお、お前は。」

バキューン、バキューン、バキューン、

青函トンネルに銃声が響いた、その時、1人の女性がロイヤルに入ったら、血まみれの男が倒れていた。

「キャーッ!。」

と女性が悲鳴を上げた。

「南さん、今のは何です。」

「行って見よう。」

客は、何事かと見に来ていた。

南と高山は、個室A寝台のロイヤルを現場保存し、通行規制をした。

「私たちは、鉄道公安隊です。」

「あなたが死体を発見したんですね。」

「はいっ。」

「南さん、凶器は拳銃のようです。」

「薬きょうが落ちてるな、45口径か。」

 

公安特捜班

「何、北斗星1号で殺人事件、本当か南。」

「はいっ、犯人はたぶん北斗星1号にいる可能性があります。」

「よしっ、すぐに不審者がいなかったか、捜索に当たれ。」

「了解。」

 



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第2の事件

寝台特急・北斗星1号は仙台駅を通過した。

「ロイヤルの次はどこで殺しが起きるのか」

「犯人は、必ず現れる、どこで下車するのかな?」

花巻を通り過ぎると、いよいよ青函トンネルに入る、そして、第2の事件が起きた。

黒ずくめの男は、ガバメントを取り出し、そして、男はガバメントを片手に。

バキューン、バキューン、バキューンと3発発砲。

男は、窓を破り、列車に窓を破り、そのまま、竜飛海底駅で姿を消した。

「南さん、犯人が姿を消えました。」

「何だとっ。」

高山は、車内を捜査した、だが、男は姿をもういなかった。

「ピ、ピギィーッ!」

と、1人の乗客が悲鳴を上げた。

「どうした。」

「どうしたんですか。」

南と高山は、1人の乗客に声を掛けた。

「黒服の男が、海底駅に飛び降りて。」

「ルビィちゃん。」

「ルビィ。」

と2人の友人が様子を見に来た。

「あなたが、この紅の髪の毛の女の子の友人か。」

「はいっ、彼女は黒澤ルビィです。」

「黒澤ルビィ。」

「知ってるんですか、南さん。」

「ええ、以前私がハイパーかもめに乗ってた時に。」

「あれっ、この人。」

「失礼ですが、あなたは。」

「静岡から来た、浦の星学院の後藤拓海です。」

「でも、どうして北斗星に。」

「実は、ルビィと花丸と千歌と一緒に北海道でSaint Snowを見に行くんです。」

「それでか。」

「実は、個室寝台ロイヤルで殺人事件が発生しまして、捜査してるんですが。」

「さぁね。」

「私は知らないずら。」

「そうですか。」

「高山、車掌に連絡を、北海道警察と札幌公安にも捜査要請を」

「了解。」

やがて、北斗星1号は北海道に入った、函館で8分停車するのだ、函館からDD51ディーゼル機関車2台を連結して

札幌までひっぱるのだ、また、方向が変わって函館本線に入り、室蘭本線、千歳線に経由して札幌まで向かった

 

車内放送が始まって、南と高山は捜査を続けていた。

「どうだ、犯人はいたか。」

「いや、まだ見当たりません。」

顔を洗ってさっぱりした。

千歌は「なれないベットだから、どうもへんだわ。」

拓海と千歌はグランシャリオに先に朝食をしていた。

ブーンとコーヒー、ふっくらオムレツ。北斗星は今登別。北海道の朝だ。

そして、南と高山が乗った北斗星の警乗任務は、終着札幌まで乗った。

南と高山は、午前8時53分、札幌に着いた。

まもなく、北海道警察捜査1課と札幌公安隊も駆けつけた。

「北海道警察の橘です、はるばると東京からご苦労様です。」

「公安隊の南です」

「高山です。」

「ロイヤルで殺されたのは、江川商会の村瀬健太郎さん47歳。」

「凶器は拳銃で射殺された模様、薬莢から45APC弾と判明しています。」

「すると、青函トンネルで銃声がして黒ずくめの男が消えたと。」

「高山、その弾丸。」

「強盗殺人事件と関連してるんじゃない。」

「考えられるな。」

使用した拳銃は、2か月前に起きた強盗殺人に使われたと同じ拳銃と判明した。

 

 

 

 

 

 

 



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石北本線 特急・オホーツク能取湖に追え

千歳空港駅

次の日、特捜班の応援に小海と小泉と赤城と小林主任が飛行機に乗って千歳空港駅着いた。

「どうするんですか、この後。」

「主任、千歳空港からライラックで札幌と旭川まで行けれます。」

「よしっ、そのライラック17号で札幌へ行くぞ」

小林と小泉たちは、千歳空港発の旭川行のライラック17号に乗り札幌へ向かった。

まもなく、781系ライラック17号は札幌に着いた。

 

北海道警察本部

「ご苦労様です、被害者が北斗星で殺された凶器が強盗殺人に使われたっていうのは。」

「ええ、弾丸から一致しました。」

「被害者は」

「害者は江川商会の村瀬健太郎さん47歳です。」

「そうか、では南と高山達が追ってる事件は新宿の強盗殺人を追っているって訳ですね。」

「新宿中央署の話では、2人組の男で覆面で顔を隠し、ダイヤとエメラルドの1億円相当の宝石を奪い、警官と

宝石店の店員と警備員を射殺し逃走したとの事です。」

「2人組って聞いたのですが、もう1人の男はどうなってるんですか。」

「今、岩泉と桜井と松本と梶山と三輪と菅原が追っています。」

「おぅ。」

「なるほど。」

岩泉と桜井は、松本たちともう1人の共犯者を追っていた。

「逃がさないわよ。」

「このやろう。」

「観念しろーッ。」

「てめーっ、何しやがる。」

 

公安特捜班

犯人を逮捕した強盗犯は、松本と菅原と桜井が取り調べしていた。

「お前の仲間は誰なんだ。」

「知らねーよ。」

「とぼけるな。」

「お前が使った拳銃はコルト・ガバメント、米軍の軍用拳銃だ。」

「そいつで撃たれた、宮島巡査と中井警部補が死んだんだよ、お前が撃ったんだぞ。」

「わかったよ、言うよ、仲間は香川徹郎だよ。」

「その香川と組んでやったんだな。」

男は、香川と組んで宝石強盗したと自供した。

「班長、男の身元が割れました。」と中野が言う。

「そうか」

「名前は伊藤哲之35歳、元暴力団です。」

「そうか、元暴力団か。」

高杉は、南と高山に共犯者を逮捕したと連絡した。

「えっ、岩泉と桜井が共犯者を逮捕した。」

「そうだ、名前は伊藤哲之だ。」

「班長、香川は網走へ逃げるつもりです。」

「そうか、奴は拳銃を持ってるから気を付けるように。」

「わかりました。」

 

札幌駅

次の日、拓海君とルビィちゃん達は札幌駅に来ていた。

「うわっ、キハ183系だ。」

「そう、網走行特急・オホーツクだよ。」

「オホーツクって何ずら。」

「北海道の流氷で有名な所だよ」

「ねぇ、はやく乗ろうよ。」

「うん。」

そして、拓海とルビィと花丸と千歌は特急・オホーツク3号に乗った。

プァーン

「私、能取湖に行きたいずら。」

「花丸ちゃん、冬の北海道もいいね。」

札幌と網走を結ぶ特急・オホーツク、オホーツクの由来は冬になると流氷の描かれているヘッドマークが愛称である、札幌を9時ごろに発車し、岩見沢、美唄、砂川、滝川、深川、旭川へ停車していき、終点の網走は午後1時半ごろである。

「雪がきれいだよ、ルビィちゃん」

「本当だ。」

「拓海君って鉄道も詳しいんだね。」

「うん。」

 

特急・オホーツク車内

「すみません、乗車券を拝見。」

「はいっ、切符。」

「ありがとう。」

オホーツク3号は、網走に到着した。

「やっと来たのね、網走。」

「本当だね。」

実は、ルビィ達はスクールアイドル札幌大会の後、特急・オホーツクの旅をしようと考えたのです。

 

北海道警察本部

「何っ、犯人は網走へ逃亡した。」

「公安特捜班は、網走へ向かえ。」

俺達は、北海道警察捜査一課の覆面パトカー、Y30セドリックとY31セドリックで能取湖へ向かった。

「犯人は、誰を狙うのか。」

 

能取湖

「あれっ、おじさん誰。」

「覚えてるな、赤髪の女は。」

香川は、ルビィにガバメントを向けた

「ピギィーッ!!、黒スーツの男。」

「あっ、あなたは強盗殺人の。」

「やっとわかったな。」

「そこまでだ、」

南と高山たちは、道警の黒のY30セドリックとワインレッドのY31セドリックの覆面が到着した。

「大丈夫ですか。」と小海はルビィに声を掛けた

「くそーっ。」

赤城と南は香川を逮捕した。

南と高山は寝台特急・北斗星の警乗から始まった、北帰行事件は幕を閉じた

 

 

 




ゲスト
後藤拓海  

黒澤ルビィ

国木田花丸

高海千歌

高坂 穂乃果

南 ことり

小泉 花陽



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第23話 上越新幹線・越後水原の尋ね人

今回は、上越新幹線で放火事件の犯人を追いかけます 本年もよろしくお願いします







登場する列車 新幹線200系「あさひ」115系普通電車


午後7時ごろ、消防車のサイレンがけたたましく鳴らしていた。

「火事だ、火事だぞ」

「向こうのアパートらしい。」

「何っ、アパート!」

達仁は、アパートへ行って見ると多くの野次馬に囲まれていた。

「危険だから、これ以上は近づかないで。」

だが、このアパートの火事が事件に発展するとは、思いもしなかった

 

公安特捜班

次の日、昨日のアパート火災は、放火殺人と断定。

「焼死した塚田昭さんは、父の金を取り返しに行こうとしてもみ合いになり、拳銃で撃たれたと考えられます。」

「2人はその場で逃走か。」

「ええ。」

「班長、被害者に摘出した弾丸からは使用された拳銃は45口径のオートマチックと判明しました。」

「45口径か。」

「これは、暴力団か恨みの犯行と考えられるな。」と松本が言う

「班長、害者の拳銃には前科がありました。」と高山が言った

「何だって。」

「2年前に新宿中央署管内で起きた刑事射殺事件に使われたということです。」

「きっとその事件に関係してるかもしれない。」

「可能性があるな。」

速水が、高杉に声を掛けた。

「高杉班長、面会の方が。」

「よしっ、どうした。」

新潟から来た、被害者の母親からだった。

「あの、昭が殺されたって聞いて来たのですが。」

「えっ、息子さん。」

「あのー、あなたは。」

「私、昭の母親の塚田幸恵と言います。」

「東京の大学に行ってる息子が頑張ってるかなと心配したんですが、正月休みに帰って来たのが最後でした。」

「なるほど。」

南と高山は、新宿中央署で遺体の昭を確認し、新潟へ搬送された。

 

次の日、南と高山は上越新幹線の警乗の日で、放火殺人犯の手配写真が公開された。

「この男が犯人か。」

「ああ、新潟へ逃げるんだな。」

南と高山は、200系新幹線「あさひ313号」に乗って新潟へ向かった。

 

あさひ313号を下車し、新潟駅に到着した その後羽越本線に乗り換えて水原駅に向かった

「おっ、あの少女は一体誰なんだ。」

「どうした、高山。」

「本当だ」

南と高山は1人の少女に目を付けた。

「ちょっといいかな。」

「鉄道公安隊だけど。」

「この男、知らないかな。」

「いいえ、知らないけど。」

「そうか」

南は、すぐに高杉班長に連絡した。

「何っ、その少女が男に関係している」

「ええ、この少女は手配中の放火犯と接触する可能性があります。」

「わかった、今、桜井と岩泉と小海を応援に向かわせる。」

 

瓢湖

「久しぶりだな、嬢ちゃん、おやっさん。」

「どちらでお会いしました。」

「10年前、あなたの煎餅会社で勤務したものだけど。」

「10年前、塚田、お前はまさか。」

氷川は、コルト・ガバメントを取り出し、62歳のおじいさんに銃を向けた。

「やっと思い出したか、お前の息子の昭のせいで、学校を退学させられた氷川正人だよ。」

「氷川、あなた、わかったはあなたが昭君を殺したのね。」

「そう、その通りさ。」

「やめてっ、私を殺すのはやめてっ、」

「そこまでだ、氷川」

「鉄道公安隊だ、もう逃げられないぞ。」

「うるせぇ」

氷川は、ガバメントを3発打った。

桜井は、1発発砲し、氷川を制圧、事件は解決した

「高山、見てよ。」

「本当だ、白鳥がたくさんいるよ。」

「シベリアから来たんだな」

「まぁ、美しい」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



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第24話 夜行快速「ムーンライト」の罠 

上越新幹線で新潟へ行くものいいんですが、上越線経由の夜行快速は知ってたのはみなさんは知ってますか、今回はその夜行快速の事件を書いて見ました。






登場する列車 夜行快速「ムーンライト」


雪国と米どころの里、ふるさと新潟へ里帰りや新潟へ旅行する人も多くなるが、新幹線「あさひ」と「とき」を利用する人も多いが、夜行の快速列車で利用する人も多くありません、東海道と関西からは寝台特急「つるぎ」や夜行急行「きたぐに」で雪国へ行く人もいます。上野からは上越線でも新潟へ行くことも出来ます。

新潟県・東三条弥彦神社

「こらっ、次郎。」と怒って次郎の後を追った。

原野は、二頭のシェパードを連れて散歩していると、次郎が藪の中に入って行った。

 次郎が、その藪の中でしきりに吠えている。

(何だろう?)

と、思って近づいた原野は、薄暗い杉木立ちの下の藪の中に、人が倒れているのを発見した。

 瞬間、原野が思ったのは、次郎がその人間に嚙みついたのではないかということだった。

この寒い朝、人間がこんな場所に横たわっていること自体が不自然だったのだが、それより嚙みついたかどうかが

心配だったのは、前の事件が骨身にこたえていたからである。

 次郎は、倒れている人を発見した。

40代くらいの男性に見えた。

見えたというのは、俯せに倒れていて、顔は見えなかったからである。

「お客さん」と、呼んだ。

男は血まみれになって倒れていた。

「うわーっ!」

男は、慌てて社務所に向かって走って行った。

 

公安特捜班

「今新潟県警から、被害者の身元照会の依頼が来たよ。」

「本当か。」

「よしっ、当たってみましょう。」

南と高山と小泉は被害者の身元を特定を開始した。

 捜査の結果、被害者の身元は小室幸雄と判明した。

南は、高山と小泉と小林主任の3人で捜査会議をしていた。

「被害者は、新幹線「あさひ」か寝台特急「出羽」に乗ったと考えられるかな。」

「うーむ、恐らく上越線の新特急「谷川」じゃないかな。」

3人は、新幹線「あさひ」と寝台特急「出羽」か新特急「谷川」に乗ったと考えた。

「出羽は無理ですね。」

「そうか、」

「出羽は、明日の午前1時21分に水上に出てから、4時33分に村上に着くまで停車しません、新潟は通りませんよ」

「じゃあ、谷川はどうだ。」

「谷川も無理ですね、スキーシーズンだから。」

「そうだな。」

「あさひで行けば、新潟に早く着くんじゃない。」

「それもあるな、夜はあさひは運転はしてませんよ。」

「そうか。」

「南さん、夜行快速で行ったんじゃない。」

「そうか、夜行快速列車か。」

「その新潟まで行く夜行快速は、新宿発の上越線経由のムーンライトえちごと見て間違いない」と高山が言う。

「可能性がありますね。」と小林主任が行った

 

新宿駅

「すみません鉄道公安隊です、この男を夜行快速に乗ってましたか?」

「ああ、この男なら昨日乗ってましたよ。」

「本当ですか。」

「そうだ、この男はもう1人、19歳か23歳ぐらいの女性と一緒だったよ。」

「女性と。」

「名前はわかりますか。」

「確か、かおりって言ってたな。」

南と高山と小泉は、特捜班に戻り高杉班長に報告した。

 

公安特捜班

「何、小室は女性と一緒だった。」

「ええ。」

「19歳か23歳ぐらいの女性と言うことです。」

「名前はかおりって駅員が言ってました。」

「そうか、かおりか、南と高山はムーンライトえちごに乗って捜査してくれ」

「桜井と小泉はかおりの捜索を」

「了解。」

次の日、南と高山は夜行快速「ムーンライト」に乗ることにした。

「これですね、南さん。」

「よしっ、高山乗るぞ。」

こうして、南と高山は165系の夜行快速の「ムーンライト」に乗った。

その後、桜井と小泉と岩泉はかおりと言う女性を任意同行して、事情を聞いた。

「ええ、確かにムーンライトに乗りましたけど、小室さんを殺していません。」

「本当か。」

「ええ、2週間前に男から電話があったんです、私につき回されてるんです。」

「何だって、その人から電話があった。」

「ええ、35歳ぐらいの男から脅迫されたんです、でも私は小室さんを殺していません。」

「うーむ、きっと罠を仕掛けたんだな。」

桜井は、高杉に事件の内容を報告した。

「何、辻本かおりは男に脅迫されていた。」

「ええ、35歳ぐらいの。」

「本当か。」

 

一方、南と高山は。

「これだと、新潟からは越後線に乗って弥彦線に乗り換えて燕三条で上越新幹線で東京へ行ったのか。」

「さすがですね、南さん。」

「あのーっ、公安特捜班の南公安官と高山公安官ですね。」

「そうですけど、あなたは。」

「新潟公安のものですが、先ほど高杉公安班長から連絡がありましたので、公安室に。」

「了解。」

南と高山は、新潟公安室に行った。

「えっ、犯人は35歳の男に。」

「ああそうだ、辻村がすべてを話した、男に脅迫されていたんだそうだ、今モンタージュ写真を送る。」

その後、ファックスで35歳の男のモンタージュ写真が送られた、南と高山はその男の行方を追った。

「よしっ高山、この男を追うぞ」

「ええ」

南と高山は、新潟県警察本部へ向かった。

 

新潟県警察本部

「どうもご苦労様です、私、新潟県警の渡辺と言います」

「こちらは香取巡査部長。」

「どうも。」

「どうも、私は東京公安室の南 達仁と申します。」

「高山 直人です」

「事件の事は、高杉公安班長から連絡がありましたから。」

「被害者は、小室幸雄さん46歳です。」

「ええ、被害者は夜行快速「ムーンライト」に小室と辻本と一緒に乗ってたというです。」

「なるほど。」と渡辺警部が言う。

「目撃者の話では、グレーのパルサーサルーンに乗ってそのまま逃走したと。」

「うーむ、白いパルサーか。」

「よしっ、そのグレーのパルサーと35歳の男を緊急手配だ。」

「了解。」

南と高山は、新潟県警本部の覆面パトカーのパールホワイトの日産・U12ブルーバードの覆面に乗った。

 

翌日、桜井と小泉と岩泉が新潟へ到着した。

「南さん、犯人が新潟へ舞い戻ったと上越新幹線ホームの人が目撃したと。」

「そうか。」

グレーのパルサーサルーンが新潟市内で発見した。

パルサーは、430セドリックと211スカイラインのR30スカイラインのパトカーと逃げ回っていた。

一方、ブルーバードとセフィーロの覆面は3台のパトカーと合流。

「そこのパルサー、直ちに止まりなさい。」と桜井が言う。

「どれだけ、捕まえられるかね。」

桜井は、覆面パトカーのA31セフィーロの窓から1発打った。

「うわっ、まがらねぇ。」

パルサーは、交差点でスピンした。

「女の敵めっ、観念しろ。」

桜井は、35歳の男と格闘し、制圧した。

「よしっ、よくやった桜井。」

「南さん、手錠。」

桜井は、35歳の男にで上をかけた。

「くそーッ。」

犯人の名前は、長谷川有一、辻本にストーカーをしていたのだ。

「これで、事件は解決だね。」

快速「ムーンライト」の事件で辻本の無実は証明された。

「逮捕したのは、長谷川有一35歳です。」

「お手柄だったな、特捜班も。」

「いえいえ、南と高山たちも」

「楽しみだな。」

 

 

 




ゲスト
五能 瞳


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第25話 函館本線・小樽に消えた音鉄

休みもなく働く鉄道公安官、ある日札沼まりの友人が函館本線の音鉄に行って、行方不明になった 特捜班は拉致の可能性があると北海道の小樽へ向かった 小樽の倉庫へ行くと3人の男に遭遇した、一体この3人は何者なのか






登場する列車 711系 キハ40系 快速「海峡」


函館本線・大沼公園

雪の多い北海道で、函館本線の列車の音声と写真を撮っていた札沼まりは、友人のかおりと桜内梨子と一緒に音声と写真を撮っていた、今回は函館本線の大沼公園の湖畔で車両見ていた。

その時、列車がやって来た。

「来たっ、来たわ、」

「本当だわ。」

キハ40系の普通列車である、梨子はカメラで写真を撮っていた。

「きっと、森へ行くんだわ。」

「そうだね。」

かおりは録音機とマイクを向けて、キハ40系の走行音を撮っていた。

「へえっ。」

札沼は、喜んでいた。

 

日夜、休みもなく働く鉄道公安官、南たちは、大忙しです。

「えーん、えーん。」と子供がなく。

「もう大丈夫よ、ママすぐからね。」

と小海は迷子の保護をする。

「京浜東北線はこちらです。」と松本が言う。

「じゃあ、俺が案内します。」と岩泉が案内する。

赤城と小泉は上野駅の警戒に当たっていた、しばらくして長野発のL特急「あさま4号」が到着した。

一方、公安特捜班は

「了解、直ちに公安官出動させます。」と高杉が電話を切った。

「南、高山、新幹線ホームで詐欺師が逃走してる、すぐ確保に向かえ。」

「了解、行くぞ、高山。」

「はいっ。」

南と高山は、東京駅の新幹線ホームで詐欺師らしき男を発見、すぐに職務質問を行った。

「すいません、東京公安のものですが?」

「そのトランクの中は、何が入ってますか、ちょっと見せていただきませんか。」

「ええ、もちろん。」

所持品検査した結果、詐欺師ではなかった。

「ご協力ありがとうございました。」

「いえいえ、私ではなかったら人違いですよ。」

「そうですか。」

そして、新幹線ホームを警戒に当たっていた、その時だった。

「あっ南さん、この男じゃない。」

南と高山は、応援の鉄道公安官を連れて詐欺師の確保に当たった。

「やべっ、サツだ。」

「待てッ。」

南と高山は、詐欺師と格闘の末、詐欺師は御用となった。

 3人の公安官は、詐欺師を確保し公安室に連行された、南と高山は、中央線のホームに警戒に当たっていた。

「女の敵めっ、観念しなさい!」

くがっ、と痴漢は失神して気絶していた。

「桜井。」と南が言う

「あいつ。」高山が言った。

「何やってんだ、桜井。」

「桜井、その人が何やったんだ。」

「犯罪者よ。」と桜井が言う。

「そうか、すぐ公安室に連行しよう。」

南と桜井と高山は、男を東京公安室に連行した。

 

公安特捜班

「何でこうなるのよ、犯人を逮捕して始末書なんてありえないわよ。」

「桜井、何で犯人を気絶までしたんだ。」

「犯罪者は情けは無用よ。」

「そういう問題じゃなくてさ。」

この日、南と高山は詐欺師と痴漢を逮捕した。

「南さん、今日、踊り子で旅行バックの落し物の拾得物の書類です。」

「わかった、小海。」

南は、拾得の書類を書いていた。

「上野駅から、戻りました。」

その頃、赤城と小泉は上野駅の警戒から戻って来た。

「赤城、小泉、ご苦労さん。」と高杉が言う。

そこへ、一本の電話が特捜班に事件の知らせが入った。

「はいっ、こちら公安特捜班、えっ、少女が行方不明、了解。」と電話を切った

「おいっ、少女が行方不明だ、捜索に当たってくれ。」

「はいっ。」

小海と岩泉は、少女の捜索を東京駅内を捜索した。

「岩泉君、捜してみましょう。」

「よしっ。」

そこへ、友人の札沼まりと桜内梨子が特捜班にやって来た。

「行方不明。」

「友達が、いっしょに音鉄の仲間なんだけど、かおりっていうんだけど、昨日から行方不明になってるの、函館本線の写真を撮って来るって。」

「どこの駅へ行くって言ってなかった。」

「そこまでは。」

「うーむ、なるほど。」

「じゃあ、列車事故か何かの事件に巻き込まれた可能性も。」

「大丈夫だよ、俺達が探してやるよ。」

「ありがとう、高山君。」

南と高山と桜井は、行方不明の事案を高杉班長に報告した。

「よしっ、北海道警にも協力したから南と高山と桜井は北海道へ向かえ。」

「了解。」

小海は、行方不明のかおりについて事情聴取を行った

 

 

函館駅

「ここが、函館駅だ。」

南と高山と桜井と岩泉は、快速「海峡」に乗り、函館へやって来た。

そこへ、キハ40系の普通列車が到着し、南と高山と桜井は長万部へ向かった。

「おっ、大沼公園だ。」

「ここで、列車の写真を撮ってたんだね。」

「ええ。」

「いわゆる、音鉄と撮り鉄だね。」

南と高山と桜井と岩泉が乗った、キハ40系普通列車は長万部駅に着いた。

「ねぇ、この長万部駅に聞き込みしてみようか。」

「よしっ、この写真でこの女は列車に乗っていたのかを聞き込みをしてくれ。」

「了解。」

長万部駅で聞き込みをしたが、かおりの行方は見つからない。

「えっ、旭川行の列車に乗った。」

「うん、その列車だと小樽に行くと言って、それに乗ったと」

「本当か。」

南と高山と桜井は、旭川行の711系普通列車に乗り、小樽へ向かった。

「どうもご苦労様です、私、北海道警察の橘です、小樽署の船村です。」

「公安特捜班の南です」

「桜井です。」

「高山です。」

南たちは、紺青のY31グロリアブロアムに乗り、小樽の鉄道記念館へ向かった。

ファオン、ファオン、ファオン、ファオン、キキィーッ。

「どうも、今日キシ80系でかおりさんの所持品が見つかったんですって。」

「行方不明の人のものかどうかわかりませんが、昨日のものでした。」

「どこにありましたか。」

「キハ80系のキシ80の車内に。」

「そうですか。」

南と桜井と高山と岩泉は、小樽市内を捜索した。

「何だ、あの倉庫は。」

高山は、怪しい倉庫を発見した。

「こちら高山、行方不明のかおり発見。」と無線で連絡した。

まもなく、南と桜井と岩泉が到着。

「本当にここなのか。」

「ええ、間違いない。」

「高山、よくやったよ。」

南たちは、倉庫に突入した。

「もう大丈夫ですよ。」と桜井。

「立てるね。」と南が言った。

と、その時。

「てめぇーらっ。」

と、3人の男たちが倉庫にやって来た。

「何やってるんだ、あっ、その制服は。」

「やべぇ、警察じゃないか。」と2人目の男が言う。

「はずれ、鉄道公安隊よ。」と桜井が言った。

「お前たちを逮捕監禁の容疑で逮捕する。」と南が言った

3人組の男たちは、ナイフと金属バットを持った。

「くそーっ、なんでここが。」

桜井と高山と岩泉は警棒を携行し、南はSWマスターピースを取り出した。

「うりゃーっ。」と3人は襲い掛かる。

南たちは、3人を確保した。

 

公安特捜班

「逮捕した3人は、小樽で薬物密輸グループの一員だったそうだ。」

「そうでしたか。」

「それにしても、お手柄だった南、桜井、岩泉。」

「いや、それほどでも。」

「後、かおりさんは明日退院するそうだ。」

「よかったですね。」

これで2度目の手柄になった南と高山と桜井と岩泉だった、その後、公安本部長賞も確定した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




ゲスト

札沼 まり

桜内 梨子


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第26話 北陸本線・富山―糸魚川捜査線

今回は、北陸本線の雷鳥に乗って、事件の捜査します











登場する列車 L特急「雷鳥」


公安特捜班の南は、公安隊に入隊して6年になります、私は私服で捜査をしていました、東京公安室と公安特捜班に来る前は富山で鉄道公安隊に勤務していたのです、私はある事件に逃げ回ることになるとは予想もしなかった。

「待てぇーっ」

「くそっ、」

「逃がさないぞ」

「うるせぇっ」

「おりゃっ、この野郎。」

男は、格闘経験も持っていた。

「抵抗すると撃つぞ!」

南は、S&WM15マスターピースを取り出した。

「野郎っ。」

犯人はナイフを持っていた、次の瞬間。

「てめーっ、ぶっ殺してやる。」

バキューン、と1発打った。

「ドワーッ。」と犯人は南の拳銃で射殺したのだ、だがその事件が南に恨まれるとは思いもならなかった。

翌日、南は五能に質問に応じたが、南は正当な発砲が認められた。

「よかったですね、正当防衛が認められて。」

「ああ」

その時、南は高杉に行った

「多分、南の恨みを持つ犯行と思うが。」

「私、1人で犯人を追います。」

「そうか、無理するなよ。」

「わかりました。」

 

次の日、南は単独である容疑者を追う事になった、私は大阪駅へ向かった。

「やべぇ、公安隊だ。」

南は北陸方面のホームへ来た、南は11時40分発のL特急「雷鳥23号」新潟行に乗った。

「きっと、誰かが罠を仕掛けたんだ、一体誰が。」

まもなく、11時40分発のL特急「雷鳥23号」が発車した。

 

公安特捜班

「主任、南が追ってる事件の犯人が分かりました。」

「何だって、その犯人は。」

「この人です、昨日南が追ってる犯人の仲間と思われます。」

「高橋祐輔、51歳か。」

「すると南は、その高橋の仲間の神崎を射殺したんだ、恨んでいるんだな。」

「南は、今はどこへ。」

「主任、南さんは11時40発の雷鳥23号に乗った思われます。」

「そうか、高橋の事で何か分かったか。」

「先日、有楽町で銀行強盗して逃亡し、仲間の神崎と格闘したと。」

「凶器は拳銃、弾丸からワルサーP38か。」

そこへ電話が入った。

「はい公安特捜班、おっ南か、実は射殺した神崎の仲間と思われる、高橋祐輔51歳だ。」

「了解、今、雷鳥に乗って張り込んでいます。」

「よしっ、今富山公安室に手配書送る。」

 

雷鳥23号は、湖西線に入った、琵琶湖を眺めるのも雷鳥の旅の1つだ、湖西線の近江塩津に入るとそこから北陸本線に入るのだ、新疋田から敦賀を通る、なお新疋田と敦賀間はループ線になっているので上りと下りが交差するのだ、ちなみにループ線は上り線だけにあります。

雷鳥23号は、敦賀、福井、加賀温泉、小松、金沢、高岡、そして富山へ停車していく、南は富山駅で富山公安室の三船主任と合流した。

「あっ、南公安官ですね、高杉班長から連絡で受けた資料です。」

「どうもありがとうございます、必ず逮捕させます。」

南は、富山駅名物「ますの寿司」とお茶を買った、雷鳥23号は富山駅を発車した。

「やっぱり、高橋、お前が犯人だったんだな。」

やがて、雷鳥23号は糸魚川に着いた、南はホーム内を見たが犯人は見つからない、どこに乗っているのか。

「やつだ、高橋だ。」

「誰もいないな。」

まもなく、雷鳥23号は糸魚川を発車した、やがて直江津から、信越本線に入り、終着新潟へ向かった。

「高橋だな。」

「誰だ、お前は。」

「鉄道公安隊だ、お前を強盗致傷の容疑で逮捕する。」

「うるせぇ。」

高橋は、ワルサーP38を2発撃った。

「抵抗はやめろっ。」

「お前が、わしの仲間の神崎を打ったな。」

「ここが、お前の終着駅だ。」

「ちくしょーっ。」

南は、高橋に手錠をかけた。

午後17時ごろ、雷鳥23号は終点新潟に到着、まもなく特捜班の小林主任と高山と岩泉と桜井が到着。

「主任、私が高橋を逮捕しました。」

「ご苦労様です。」

「やりましたね、南さん。」

こうして、雷鳥の強盗事件の捜査は解決した。

 

 

 

 

 

 

 

 



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第27話 特急おおぞら・釧路湿原逃げ回る二重帳簿

公安特捜班の南は、有給旅行で友人と一緒に北海道へ旅行していた 1日目は札幌雪祭に行った 2日目は特急「おおぞら」に乗って釧路へ向かった ところが高杉班長から
女性の行方不明の捜索の連絡が入った そして黒ずくめの男は一体何者なのか









登場する列車 特急「おおぞら」快速「しれとこ」急行「まりも」


札幌駅

彼女は、何者かに追われながら夜行急行に乗った。

「これでひと安心だわ。」

彼女は札幌から石勝線経由の夜行急行「まりも」に乗った 彼女はその事件に巻き込まれるのだ。

ピィーッ

急行まりもは、札幌を22時過ぎに発車した。

「くそーっ、逃げられたか。」

「よしっ、ボスに報告だ。」

あの男たちはいったい何者なのか、事件はこうして始まったのだ。

次の日、休暇で北海道へ旅行していた南は、友人の水野と一緒に札幌駅にやって来た。1日目は北斗星に乗って札幌へ札幌雪祭りへ見学していた。

「おーい、南早く。」

「わかってますよ。」

「俺達が乗る、石勝線・根室本線経由の「おおぞら3号」は9時57分か。」

「俺たちは、3号車だ。」

最近、おおぞらにはハイデッカーグリーン車が連結され人気になって話題になった。

「はぁ~、これか今話題のハイデッカー車って。」

「そうだよ、おおぞらの他、北斗やオホーツクにも連結されてるんだよ。」

まもなく、おおぞら3号がホームに入って来た。

「早く乗ろう。」

「そうだな。」

9時57分、「おおぞら3号」は札幌を発車した。

南と水野が乗ったおおぞら3号は札幌を7時57分に発車し、千歳空港、追分、新夕張、占冠、トマム、新得、十勝清水、芽室、帯広、池田、白糠停車し、終着釧路には14時54分である。

「ハイデッカーグリーン車の眺めは。」

「本当だ。」

14時54分、「おおぞら3号」は釧路に到着した。

「やっと釧路か、今夜は夜景が楽しめるぞ。」

「そうですね。」

「釧路ではオーロラの光が見れるらしいぞ。」

「本当か。」

南と水野は釧路市内のホテルで1泊することになった。

「釧路の夜景が綺麗だぞ。」

「本当だ。」

そこへ、1本の電話が入った

「はいっ、南です。」

「南か、実は今行方不明の捜索願が入った、釧路市内に捜索してくれ。」

「はいっ、瀬戸千明、26歳、了解。」

南は休暇中に、事件の知らせを電話が入った。

「誰から。」

「高杉班長からだよ。」

「そうか。」

次の日、南と水野は釧路駅から快速「しれとこ」に乗った。

「ひゃーっ、冷たい風だな。」

「あっ、丹頂鶴だ。」

「本当だ。」

南と水野は、釧路湿原駅に下車 その時1人の女性が逃げ回っていた。

「助けて下さい、黒ずくめの男に追われているの。」

「何だって、あれっ、あなたは瀬戸千明さんですね。」

「はいっ。」

「私は、鉄道公安隊の南です。」

「実は今、私無実の罪をかけられ、逃げ回ってました。」

「なるほど。」

南は、釧路公安に連絡し、応援に高山と岩泉と桜井と小海が駆けつけた。

「何だって、瀬戸さんは犯人に追われてた。」

「そうだ、恐らく何かの組織に追われていたんだ。」

 

その後、瀬戸が持っていた書類を調べた結果、ある会社の二重帳簿だった。

「やっぱり、瀬戸はその帳簿を狙ってたって事か。」

「恐らく。」

南と高山たちは、釧路港へ向かった。

「くそーっ、どこへ逃げやがった。」

「くまなく探せよ。」

「わかった。」

瀬戸は、3人の黒ずくめの男に接触した。

「例の帳簿は持ってきたのか。」

「ここにあるわ。」

「そうか、よくやったよ。」

「さぁ、渡してもらおうか。」

と瀬戸が帳簿を渡そうとした、その時。

「動くな、鉄道公安隊だ。」

「やべぇ、」

南と岩泉と高山と桜井は、黒ずくめの男を制圧した。

「もう大丈夫ですよ。」

と、小海は瀬戸を保護をした。

こうして、南の休暇が二重帳簿と言う事件を巻き込んだのだ

 

 



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第28話 庄内平野風の中の逃亡者

寝台特急「出羽」に警乗中、刑務所の脱獄犯が逃げてると情報が入った、犯人は山形の酒田市へ逃げ込んだと。










登場する列車 寝台特急「出羽」


特捜班

「はいッ公安特捜班です、刑務所脱走犯、熊寅鬼吾郎、わかりました。」

特捜班に、刑務所脱獄犯が逃げていると警視庁から入電が入った。

「じゃあ行ってきます。」

「行ってきます。」

「ご苦労さん、頼むよ。」

南と小泉はこの日、上野発の秋田行の寝台特急「出羽」の警乗に当たった。

「あらっ、南さんお出かけ。」と小海は声を掛ける。

「これから出羽に乗り込むんだよ。」

「空き巣・強盗致傷犯が乗り込むらしいんだよ。」

「ああ、1人の男が現金50万円を奪って逃走してるって。」

「うん。」

南と小泉は、上野駅のホームへ向かった。

「おい、刑務所の脱獄囚熊寅が逃走している。」

「はいっ。」

「直ちに捜査に当たれ。」

「脱走犯だって。」

「熊寅は拳銃を持っている、各自拳銃を携行するように。」

「了解。」

高山と赤城と岩泉と桜井は拳銃と防弾チョッキを付け完全武装した、後小林主任と梶原と松本と菅原も駆けつけた

 

上野駅

23時03分、南と小泉は寝台特急「出羽」に乗った。

「B寝台を方をまわって見ようか。」

「そうですね。」

ピィーッ!

寝台特急出羽は、昭和57年11月のダイヤ改正で運転開始された、上越線・羽越本線経由の寝台特急である、内1両はA寝台が連結されている 秋田へ行く人にはあげぼのと出羽は欠かせない夜行列車である。

そして、新津で朝を迎えた、南と小泉は秋田で下車し、秋田公安室に行った。

「南公安官ですね。」

「はい。」

「高杉班長から預かって来た、資料です。」

「どうもありがとうございます。」

「何だって、熊寅鬼吾郎。」

「ええ、俺達が警乗中に知らせが入ったんだ。」

そして、ある乗客に南と小泉に声を掛けた。

「あのー、すみません。」

「なんですか。」

「この男なんですけど、酒田で見かけましたよ。」

「本当ですか。」

「ええ。」

南は、高杉班長に連絡した。

「何、熊寅は酒田へ逃亡した。」

「ええ、秋田駅の客がそう言ってるんです。」

「南、今高山たちが坂田に向かっている、合流してくれ。」

「了解。」

南と高山は新潟行の「いなほ2号」に乗り、酒田へ向かった。

 

酒田駅・酒田市

南と高山が乗った「いなほ2号」は酒田に着いた。

「強盗致傷犯の方は。」

「いや、それが。」

「出羽には乗ってませんでした。」

「そうか。」

特捜班は、山形県警にも協力してもらい熊寅の行方を追った、しかし、熊寅は見つからない。

その時、パトカーの無線に熊寅が民家に逃げ込んだと入電が入った。

「酒田市の空き民家で熊寅発見、現場に急行せよ。」と高山たちは民家へ向かった。

廃墟に立てこもった熊寅は、人質を取っていた。

「俺は裏から回るよ。」

高山と赤城達は裏から回った。

「行くぞ。」

高山たちは、廃墟に突入した。

「動くな、鉄道公安隊だ。」

「やめろっ、打つなーっ。」

こうして、熊寅鬼吾郎は逮捕された。

 



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第29話 特急ひだ・飛騨高山拳銃強盗を追え

今回は、岐阜県の高山を舞台に小海が3日間の有休で岐阜県の高山市に旅行へ行っていた
ところが、警視庁から拳銃強盗犯が逃走してると特捜班に入電が入った 南と高山と小泉と赤城は拳銃強盗犯を追うため、高山へ向かった









登場する列車 100系新幹線「ひかり」キハ85系特急「ひだ」


公安特捜班・午後6時

「さとて、今日は事件もないし早めに上がるとするか。」

公安特捜班の公安官、小海はるかは友人の女子会で旅行する事になり3日間の休暇を取った。

「班長、私は明日から3日間休暇させて戴きます。」

「あっ小海、休暇するのか。」

「里帰りか家族旅行ですか?。」

「いいえ、高校時代の友人と女子会で旅行するんです。」

「そうなのか。」

「もしかして、女子会の旅行初めて。」

「いいえ、以前は北海道行ったの。」

「やっぱり、飛行機ですか?」

「もう松本さんたら、北斗星に乗って北海道へ行ったのよ、札幌と網走に行ったのよ後サロマ湖と摩周湖も行ったのよ、後札幌の時計台も行ったのよ、乗った列車はオホーツクのハイデッカーグリーン車に乗ったのよ。」

「へぇ、オホーツク海岸に行ったんだ。」

「そうなの。」

 

東京駅

次の日、小海は東京駅の東海道新幹線のホームへ行った。

「はるかこっちよ。」

「えみ、まゆみ。」

「待った。」

「待ってたわよ、はるか。」

「じゃあ、はやく乗ろうか」

小海は、友人と100系新幹線「ひかり」に乗った、たが小海にはその女子会で事件が起きるのは、予想もしなかった。

 一方、南と高山たちは東京駅内で覚せい剤の密売が行われると犯人を追っていた、取引を見ていた菅原と松本は

梶山と小林の合図で犯人の確保に当たった。

「よしっ、確保。」

「動くな、鉄道公安隊だ。」

「やべぇ、逃げろ。」

「待てぇーっ」

南と高山と小泉は、23歳の売人を逮捕した。

「覚せい剤取締法違反の現行犯で逮捕する。」と高山が23歳の男に手錠をかけた。

「くそーっ、」

 

公安特捜班

「班長、覚せい剤の密売を逮捕しました。」

「おおっ、ご苦労さん。」

「覚せい剤4000グラム、1個で4万円で売りさばいてたそうです。」

「そうか、いやーっ、よくやったよ。」

一方、桜井と岩泉と赤城は山手線の痴漢を逮捕した。

「女の敵めっ。」

「もう逃げられねぇぜ。」

「許してちょ。」

南は、その痴漢に見覚えがあった、なんと50代の男だった。

「まだ懲りないやつだな。」

そこへ、1本の電話が入った。

「はいこちら公安特捜班、えっ、拳銃強盗犯が逃走してる、田畑 潤一31歳、わかりました。」

「南、高山、小泉、拳銃強盗犯が逃走している、すぐに逮捕に向かえ。」

「了解。」

「田畑は拳銃を持っている、各自拳銃を携帯しろっ。」

「はいっ。」

南と高山と小泉は100系ひかりに乗り、名古屋へ向かった。

 

名古屋駅

「よしっ、高山まで行くなら特急ひだに乗って高山へ向かうぞ。」

南と高山と小泉と赤城は、キハ85系特急ひだに乗り、高山へ向かった。

名古屋と高山・富山を結ぶ高山本線経由の特急「ひだ」は平成元年2月からキハ85気動車が1往復運転されている

南たちが乗った特急「ひだ」は高山駅に着いた、

「どうも、高山署の青山です。」

「同じく鶴見です。」

「お世話になります、鉄道公安隊の南です。」

「高山です」

「小泉です。」

南たちは、岐阜県警の430セドリックパトカーに乗り、高山警察署に向かった。

 

高山警察署

「唐沢警部、公安隊の3人を連れてきました。」

「ご苦労様です、私は岐阜県警の唐沢と申します。」

「どうも。」

「犯人は、高山に逃げ込んだと、警視庁から連絡が入りました。」

「なるほど。」

南と高山と小泉と赤城は捜査会議した後、高山市内を田畑を追った。

 

高山市

小海は、高山市を散策していた。

「きゃっ。」と小海の友人・まゆみが男にぶつかった。

「大丈夫ですか?」と小海の友人は声を掛けた。

その時、まゆみはバックを見つけた、1万円札がいっぱい入っていた。

「見たな!」と田畑は言った。

「キャーッ。」

その時、南と高山と赤城と小泉は田畑を追っていた。

「南さん。」

「どうした、小海休暇してなかったのか。」

「それが、私の友人が男の人に。」

「何だって、もしかしたらこの男か。」

「間違いない、この人よ。」

田畑は、小海の友人をパルサーに乗せ逃走を図った。

「田畑、鉄道公安隊だ。」

「しまった。」

「待てッ。」

「もう逃げれないぞ」

田畑は、小泉と赤城に制圧されていた

「くそーっ、あと一歩って所で」

高山は、拳銃を構えていた。

「田畑潤一、強盗致傷の容疑で逮捕する。」と南は手錠をかけた。

まゆみは、小海に泣きついた

「はるか、怖かったよ。」

「よかった、まゆみ無事で。」

「小海、とんだ休暇だったな。」

「ええ。」

「小海さん、大変だったな。」

「もう、高山君ったら。」

 

 

 

 

 

 

 



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(最終回)第30話 特急「白鳥」14時間・殺人を追え
グリーン車の男


7月から連載してきました公安特捜班はいよいよ最終回を迎えました、特急「北斗」をはじめ、新幹線「ひかり」や「やまびこ」といろんなJR特急も登場しました 最後に飾るのは485系特急「白鳥」の上沼垂色の登場です、白鳥で連続殺人犯を逮捕できるのでしょうか








登場する列車 485系特急「白鳥」


大阪-青森を結ぶ特急「白鳥」は午前10時過ぎに大阪駅を発車した、特急「白鳥」は大阪を10時30分に発車し

新大阪、京都、敦賀、福井、芦原温泉、加賀温泉、金沢、高岡、富山、糸魚川、直江津、日本海沿岸沿いを走り

終着青森は23時51分に到着する約13時間21分の旅である。

「やっぱグリーンはいいな。」

この日、大阪から新潟へ行く事にした。

彼の名前は、桑島大樹、今では劇団の脚本家で今では人気の絵本作家である。

 特急「白鳥」は上りと下りの共に1日1往復で13時間である、89年7月からはグレードアップ車に変わり、乗り心地が良くなった、グリーン車も1両連結している。色は青と水色の車両で通称「上沼垂色」と呼ばれている

新大阪と京都を通り過ぎると、白鳥は湖西線に入り、近江塩津から敦賀へと入るそこから、北陸本線に入る

湖西線に入ると、車窓に眺める琵琶湖の見える。

 

敦賀駅

男は、こそこそと何かを確認した、そこへ青森行の特急「白鳥」が入線してきた。

「さぁ、ゲームの時間だ。」

男は、青森行の特急「白鳥」に乗った、男は普通車の自由席に乗った、男はグリーン車のトイレに行っていた。

「久しぶりだな。」

「あっ、あなたは。」

プァーン、ピィーッ、ガタタタタン、ガダンガタン。

特急「白鳥」が加賀温泉を通過したその時、1人の客が洗面所で1人の女性が悲鳴を上げた。

「キャーッ。」

「どうかしましたか。」とそこへ車掌が駆けつけてきた。

「グリーン車の洗面所で男の人が血まみれになって倒れてるんです。」

特急「白鳥」の車内で慌ただしくなっていた。

まもなく特急「白鳥」は14時ごろに富山駅に着いた。

「どこだ、死体が見つかったのは。」

「5分前に着いた、特急「白鳥」青森行のグリーン車の洗面所に」

「死んでるのは、劇団の団員の脚本家です。」

澤井主任と駅員と一緒に高架橋を渡り、白鳥が止まってるホームに向かった

敦賀から乗った男は、途中、金沢駅に下車してしまったのだ、現場には富山公安も臨場して、捜査が開始された。

 

公安特捜班

「はいっ、わかりました、そちらで調べて見ます。」

「班長、事件ですか。」

「今、富山県警から身元照会の依頼が入った。」

「どういう事だ。」と中野が言った。

「大阪発の特急「白鳥」のグリーン車内で殺人事件が発生した、身元を調べてくれと。」

南と小海は、早速身元を特定に向かった。

「班長、白鳥ってボンネットですか?」と小泉が言った。

「いや、300番台か200番台だ、ボンネットは昭和60年からだよ」と高山が言う。

「班長、身元が割れました、白鳥に乗っていた男は貴仁ヴァンドレットの桑島大樹と判明しました。」

「そうか、何だい貴仁ヴァンドレットって。」

「人気漫画と童話えほんの出版社です、昨年から演劇も行っているんです」

「そうか、一体なぜこんな事に。」

南と高山と小泉は、特急「白鳥」に乗って犯人を追う事になった。

 

 

 

 



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14時間警乗捜査

大阪駅

次の日、南と高山と小泉は、大阪から青森まで犯人を追う事にした、10時30分青森行特急「白鳥」に乗った

「うわーっ、485系1500番台。」と高山は興奮した。

「班長と五能隊長の話だと犯人は3人いると考えられます。」

「てことは、乗客の中に犯人がいるって事だな。」

「よしっ、警乗捜査開始だ。」

10時30分、青森行特急「白鳥」は大阪駅を発車した。

「特急「白鳥」の由来は、新潟県の瓢湖から飛来する白鳥から取ったんだって。」と高山が言う。

「よく知ってるな、高山。」

「そう言えば、「白鳥」は2本運転されていたって聞いたけど。」

「ああ、昭和57年に急行「しらゆき」から格上げしたんだ、1本は福井から始発だけど。」

「そうなんだ。」

「また、昭和60年のダイヤ改正でボンネットの485系も運転開始されたんだ。」

「なるほど。」

「白鳥」は新大阪と京都を通過し、湖西線に入った。

「わおっ、琵琶湖が見えるよ。」

「本当だ。」

「犯人は、この3人の写真で聞き込みをするぞ。」

「了解。」

 

特急「白鳥」車内

南は、自由席の客に聞き込みをした

「すいません、この3人は乗っていませんでしたか。」

「さあ、しらヘンな。」

「ああ、見かけないね。」

「知らないわ。」

一方、高山はグリーン車に聞き込みをした。

「昨日起きた殺人事件でしょ、犯人は知らねぇな。」

「わしは、知らないな。」

「さぁね、この人はあまり見かけないな。」

小泉は、指定席を片っ端から調べた。

「すみません、鉄道公安のものですが。」

「何です。」

「この3人の男は知りませんか。」

「そうですね、見てないな。」

車内を捜索したら、3人組の男は見当たらなかった。

その時、1人の客が3人組の男の1人を見つけたと1人の客が、車掌がやって来た。

「公安官の方ですか、3人組の男の1人が乗っていると。」

「何だって!。」

「よしっ、高山、小泉、行くぞ。」

「了解。」

南たちは、車内を駆けつけた。

「この人です、写真の人にそっくりなんです。」

「ええっ。」

「すみませんが、ちょっとよろしいですか。」

「ちっ、くそっ。」

「うわっ。」男は、高山を突き飛ばし、逃走した。

「待てーッ。」

「待ちなさい。」

南と小泉は、ホルスターから拳銃を取り出した。

「来るなっ!、こいつがどうなってもいいのか?。」

「バカな真似はやめろっ。」

「こいつは、人質だ。」

高山は、犯人に車内販売のカウンターに体当たりした。

「うおおおーっ。」

「痛てっ、何しやがる」

「確保。」

「くそーっ、何なんだお前は。」

「鉄道公安隊だ、逮捕監禁の現行犯で逮捕する。」

高山は、男に手錠をかけ、身柄を確保した。

まもなく、特急「白鳥」は北陸本線に入った。

 

 



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終着駅

北陸本線

12時ごろ、特急「白鳥」は福井駅に停車した、ホームには福井鉄道公安隊が待っていた。

ふくいーっ、ふくいーっ、福井ですとアナウンスが流れた。

「くそーっ、覚えてろよ。」

2人の公安官は、男を連行した。

「男の所持品です。」と小泉が言う。

小泉は、私服公安隊に所持品を渡した。

「南公安官ですね。」

「はいそうですけど。」

「福井県警の村瀬です、東京公安から伝言で送って来た資料です。」

「どうもご苦労様です。」

南と高山と小泉は特急「白鳥」に乗り、潜入捜査に戻った。

「南さん、班長から送って来た資料は何なんですか。」

「班長からだと、3人ではなく2人いるって。」

「本当ですか。」

「ああ、1人は長谷川敏弘、川合正雄、酒井裕典だ。」

「てことは、白鳥の乗客に紛れ込んでいる可能性があるんじゃないでしょうか。」

「長谷川は、銃刀法で2年3か月の実刑、長谷川は改造拳銃持っている可能性があります。」

「俺、見回って来ます。」

「俺は、車内に回って来ます。」

高山と小泉は、車内をまわっていた。

「いませんね。」

「犯人は、本当に白鳥に乗ってるんでしょうか。」

特急「白鳥」は、武生と加賀温泉を通り過ぎてやがて石川県に入った。

 

金沢駅

かなざわー、かなざわー、かなざわです。とアナウンスが流れた。

13時ごろ、特急「白鳥」は金沢駅に到着した。

そこへ、桜井と小海と合流。

「南さん、犯人は4人組らしいよ。」

「本当か、今な福井県警から資料送って来た。」

「そうか、もう1人いたのね。」

「じゃあ、さっき逮捕したのは。」

「その仲間の1人だよ。」

「そうか。」

「じゃあ、3人は車内に。」

「ああ、恐らくな。」

 

東京公安室・公安特捜班

「班長、今南たちが特急「白鳥」で1人の男を逮捕したと連絡がありました。」

「そうか、南たちが逮捕したか。」

「名前は、桜木 圭28歳です。」

「何、桜木だと。」

「彼は宗教団体・ヨハネ教団の1員です。」

「で、南たちは。」

「長谷川と川井らの方は姿は見せていません、白鳥の現在地は金沢を過ぎて高岡へ向かっています。」

「班長、この後何が起こるかわかりません、白鳥の旅は半分もたっていません。」

「大丈夫だよ、南たちは走るのはやめないよ。」

「岩泉、赤城、お前は新潟で南たちと合流しろ。」

「了解。」

岩泉は、上越新幹線「あさひ」341号に乗り、新潟へ向かった。

 

特急・白鳥 北陸本線

「そうか、敦賀から金沢へ下車したんだ。」

「なるほど、自由席の特急券を買ってやったんだ。」

「そうだ、それを利用してグリーン車で殺害されたんだ。」

「おそらく、犯人は指定席か自由席に乗ってる可能性が。」

「ああ、犯人は乗ってるはずだ、車内を捜索するんだ。」

「了解。」

高山と桜井達は、「白鳥」の車内を片っ端から調べることにした。

「あっ、すいません。」

ある1人の客が、洗面所に行こうとしたら、1人の女性が化粧していた、何とその人は女装していたのだ。

「あっ、この人は。」

何と、その客は女装していたのは手配中の長谷川だった。

「キャーッ、手配中の男がいるーっ。」

そこへ、南と高山は指定席の洗面台に駆け付けた。

「どうしました。」

「洗面所に男の人に、襲われそうに。」

「何だって。」

「一体誰がこんな事を、高山、桜井、すぐに捜索だまだ車内に居るはずた。」

「了解。」

高山と小泉は車内を捜索した、だか、長谷川と川井と酒井は見つからない

そして、富山を通り過ぎて「白鳥」は糸魚川に入った。

 

信越本線

糸魚川を過ぎた「白鳥」は直江津に入り、そこから信越本線に入った。

「南さん、長谷川と川井は見当たりません。」

「いや、必ず何処かに居るはずだ。」

「わかりました、捜してみます。」

南は、トイレを捜索した。

「あっ、失礼しました。」

「動くな。」

「お前は、長谷川だな。」

「そうさ、やっとわかったな、女装してるから気付かなかったけどな。」

「何だと。」

「待てッ、長谷川!。」

桜井は、トイレのドアで長谷川を挟み、制圧した。

「くそーっ。」

「桜井、手錠だ。」

「長谷川!、観念しなさい。」

桜井は、長谷川に手錠をかけた。

「一体、なぜこんな事。」

「俺は、酒井に雇われたんだよ。」

「酒井っていう人に、頼まれたんだな。」

 

新潟駅

上越新幹線「あさひ341号」は午後3時頃に着き、新潟駅に向かった。

「奴は、福井で逮捕したけど本当に「白鳥」に乗ってるんですかね。」

「ああ、高山達は桜木を逮捕したって。」

「あと3人は、車内に。」

「次の犠牲者は出す前に。」

「ああ。」

午後5時ごろ、特急「白鳥」は新潟駅に着いた。

「あれっ高山、犯人は?。」

「長谷川は桜井が逮捕した。」

「そうか、後2人は。」

「長谷川が、酒井に雇われたと。」

「なるほど、後2人も「白鳥」に乗ってると。」

「ええ。」

「すぐ、班長と五能隊長に連絡を。」

「了解。」

特急「白鳥」は新潟駅を発車し、そこから白新線に入り、そこから羽越本線を通り、秋田から奥羽本線に入る。

「川井と酒井もヨハネ教団の団員だったのか。」

「ええ、ゲリラ事件も起こした違法宗教団体だ。」

「2人はどこに。」

「まだ車内に居るはずだ。」

やがて、「白鳥」は羽越本線に入った。

「ちょっと、すいません、そのバックの中身見せていただきませんか?。」

「やろっ。」

川井と酒井は車内を逃げ回った、その時。

「そこまでだ。」

そこへ、五能隊長と高杉班長と公安機動隊を連れて秋田駅にやって来た。

「五能隊長、班長。」

「逮捕した桜木が自供したんだ。」

「南たち、お手柄よ。」

「確保ーっ」

まもなく、終着青森駅に到着した、こうして川井と酒井は逮捕された。

 

公安特捜班

「南たちは、よくやった。」

「はい、ありがとうございます!!。」

「逮捕した3人は、宗教団体ヨハネ教団の団員だった、ヨハネ教団は暴力団や右翼組織に発展してな、解散を余儀なくされんたんだ。」

「じゃあ、富山駅で起きた「白鳥」の事件も。」

「そういう事だ、それにしてもお手柄だった南、高山、小泉、赤城、岩泉、桜井、小海。」

こうして、南たちは東京公安室で仕事に戻った。

「よしっ、高山、小泉、赤城、今ひったくりは京浜東北線のホームにいる確保に行くぞ。」

「了解。」

「待てッ。」

「窃盗の現行犯で逮捕する。」

赤城はひったくり犯に手錠をかけた。

「俺と赤城は、公安室に連行します。」

「じゃあ、2とも頼むよ。」

小泉と赤城はひったくり犯を連行した。

「待てぇーっ、女の敵めっ。」

「あっ、桜井の奴。」

「またかよっ。」

南と高山は、桜井と合流

「南、婦女暴行犯よ。」

「そうか、よくやった桜井。」

「ええ、おまけに大麻所持です。」

「よしっ、公安室に連行しよう。」

「はいっ。」

「またお手柄だよ、桜井。」

「ええ」

(終)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




ゲスト
五能 瞳

公安機動隊員



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