俺ガイル やはり俺のゾンビエスケープは間違っている (( ;∀;))
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そして、彼らの日常が消え去る
爽やかな風...ポカポカと暖かい太陽...そして天使のような戸塚...俺は今、ベストプレイスで飯を食べている...いや~マイエンジェル戸塚いいですね...
???「セーンパイッ!」
すると後ろから小悪魔が...チッ...
八幡「おー一色...どうした?」
いろは「反応悪いですね...こんなにかわいい後輩がいるって言うのに...」
八幡「あ~はいはいあざといあざとい」
いろは「む~!」
一色は頬を膨らませる...マジであざといよ...お前...
八幡「で?なんの用なんだ...」
いろは「いえいえ!用はありません!ただせんぱいがいたので声をかけただけです!では~」
八幡「...あざとい...」
俺は飯を食べ終えたので、そのまま教室に帰った...
俺は教室に帰ったが、教室内にいた生徒達がみんな窓際に集まって、何かを見ていた...俺も好奇心が沸き、窓際に行ってなにがあったのかを見ることにした...するとそこには...歩き方が不自然な人と先生がいた、先生は歩き方が不自然な人に近づく...すると...
先生「うわぁぁぁぁぁ!」
歩き方が不自然な人が先生にかぶりついた...血が大量に吹き出し、先生が断末魔を上げてそのまま動かなくなった...
女生徒「きゃぁぁぁ!!」
ある女子が悲鳴を上げた瞬間、教室内にいた生徒が一気に動き出した...あるものは先生を助けようとし、あるものは警察に電話をしようとした...しかし...
生徒「は!?なんで繋がらねーんだよ!?糞が!!」
電話が繋がらないようだ...俺もスマホをとり出し、見てみるが...
八幡「電波が...」
電波が繋がらない...
生徒「先生が動き出したぞ!」
そんなはずはない!あんな大怪我で動けるはずが...
確かに先生は動いていた...傷を気にすることなく...生徒の方に向かっていき...先生は生徒にかぶりついた...俺は背筋が凍った...そう...死体が動き出し、人に食らいつく..その姿はまるで...
八幡「ゾンビ...」
今、教室ではパニック状態だ...まずい...どうする?どうすればいい!?
戸塚「八幡!!」
いきなり戸塚が声をかけてきた...
戸塚「...怖いけど...冷静に考えよう?」
俺は戸塚に促され、冷静になった...
八幡「...ひとまず教室をでよう...俺の推測だが、あれはゾンビだ...信じられないがな...ただ、もしゾンビなら人の少ないところより多い所を狙うはずだ...由比ヶ浜は!?」
俺は由比ヶ浜を探したが、教室には居なかった...逃げたのだろうか...
八幡「...まぁいい...戸塚...行くぞ!」
戸塚「うん!」
どうでしたか?他にも 俺ガイル×東方 腐った少年と幻想郷と言う作品を書いているので、そちらも見ていってください!それでは!
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彼らはやがて絶望する
俺は教室を出た...いま、下に降りたら戸塚と仲良くご飯にされるだろう...なら上か?上に行ってバリケードを張れば確かに安全だが...食料の問題もあるし、化物がバリケードを破るのも時間の問題だろう...そう思考していると校内放送が響いた...
いろは「皆さん!校内は危険です!今すぐ体育館に移動してください!繰り返します...」
一色の声が響いた...体育館は一度下に降りなければいけない...やるしかないのだ...
八幡「...戸塚...行くぞ...!」
戸塚「うん!」
俺たちは階段を降りた...階段までは化物も居なかったのだが...一階には死体や化物がうじゃうじゃといた...俺はどうすればいいか悩んだ...そうだ...いつも見たいに俺のやり方でやればいい...
八幡「戸塚...俺が合図したら走れいいな?」
戸塚「うん」
俺はさきに一階に行き、ゾンビ達の気を引かせた
八幡「戸塚ぁぁ!!走れぇぇぇ!」
戸塚「でも!八幡が!」
八幡「後で体育館で落ち合うぞ!!」
戸塚「でも...必ず来てね!」
戸塚は外に向かって走った...これで俺の役目は終わりだ...天使の為に死ぬのなら本望だろう...
平塚「比企谷ぁぁ!!」
突然平塚先生の声がしたと同時に目の前のゾンビが吹き飛んだ...
八幡「平塚...先生?」
平塚「なにしてるんだ!?早くいけ!!」
八幡「しかし...
平塚「私は大丈夫だ!早くいけ!」
八幡「...必ずご無事でいてください!!」
俺は走り出した...俺は無事に出口について後は体育館まで走るだけだ...だが俺は一匹の化物を見た瞬間、足がとまった...肉体は腐っているが髪のいろで判断できた...そう...彼女は...
八幡「由比ヶ浜...?」
彼女は紛れもなく由比ヶ浜だった...無事だと信じた...信じたかった...俺は後悔した...なぜ、あの時彼女を探さなかったのだろうと...彼女...いや、化物はこちらに近ずいてくる...俺は唖然とし、動く事ができない...化物がこちらに噛みつこうとする...俺は生きることを諦めて目をつぶった...だが一向に噛みつこうとしなかった...俺の顔に水滴が落ちる...俺は恐る恐る目をあけた...すると怪物は泣いていた...そして怪物...いや、由比ヶ浜はこういった...
由比ヶ浜?「...ニ..ゲテ..ワタシ...ジャ...ナ...クナル...マエ...ニ...ハ...ヤク...」
俺はそのあと、逃げた...彼女の抵抗を無駄にするわけにはいけない...俺は体育館についた...ドアをノックするとドアがあいた...俺は急いで入る...走るのをやめてきずいたが...俺は大粒の涙を流していた...
どうでしたか?よければ感想を書いていただくとうれしいです!では次回もお楽しみに!w
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生存者
戸塚「八幡!良かった!無事だったんだね...どうしたの?八幡...」
戸塚は俺がいつもより腐った目で、しかも泣いているのを不審に思ったのか心配の声をかけてきた...しかし俺は今誰にも会いたくない...
八幡「すまん...戸塚...今は一人にしてくれ...」
戸塚「え...でも...わかった...」
俺は体育館の隅っこで、一人体操座りしていた...今は心を落ち着かしたい...俺は罵倒や暴言には耐性があるが人の死...大切にしていた人の死には耐性がなかったらしい...しばらくこうしていると落ち着いてきた...今まで気づかなかったが、前で言い争いをしているようだ...葉山と...誰か知らないが男が言い争っていた...
男「俺はこんなところに居られない!あの化物が侵入してくるのも時間の問題だ!」
葉山「駄目だ!外に出るのは危険すぎる!もっと情報をあつめてからでもいいだろ!」
男「じゃあ食料とかはどうするんだ!?」
葉山「まだしばらくはもつだろ!?」
これは止めたほうがいいか...俺のやり方でだがな...
八幡「うるせぇよ...そんなに外にでたけりゃお前達だけで出ろよ!でも食料は持って行くなよ...」
男「あ?てめぇだれだ?誰だか知らんが首を突っ込んでくんなよ!ぶっ飛ばすぞ!?」
八幡「うるせぇよ!てめぇがうるさいせいでこっちが迷惑してんだよ!?キーキー騒ぐなよ!猿かお前は!」
男「なんだと!」
俺は1発殴られた...いてぇ...
葉山「落ち着け!!じゃあヒキタニ君の言うとうり出ていきたい人は出ていってくれても構わない...ただし食料は持って行くな」
男「チッ...」
男は舌打ちして下がっていった...謝りもなしかよ...俺は恥ずかしくなって去ろうとしたが、葉山に呼び止められた...
葉山「さっきは助かった!ありがとう!」
八幡「べつに...うるさかったから言っただけだから」
こんどこそ自分の定位置に戻った...すると戸塚がこちらに走ってきた...
戸塚「八幡!大丈夫!?殴られてたよね!?」
川崎「あんた...無茶するなよ...」
雪ノ下「はぁ...また自分を犠牲にして...」
八幡「おぉ...川崎と雪ノ下...生きてたんだな...」
川崎「こんなところで死んだりしないよ」
雪ノ下「あら?あなたみたいな人が生きれているのに私が生きれないと思ったの?」
八幡「はは...雪ノ下はいつも通りだな...雪ノ下...由比ヶ浜は...」
雪ノ下「わかっているわ...目の前で見たもの...私は由比ヶ浜も救えない非力な人だと改めて思ったわ...」
雪ノ下の目頭に涙が貯まっていく...
川崎「...」
戸塚「そん...な...」
川崎と戸塚は察したのか、川崎は唇を噛みしめ、戸塚は地べたに手をついた...
どうでしたか?よければ感想をよろしくお願いします!
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比企谷八幡は無力である
八幡「なぁ...戸塚...その包帯どうしたんだ?」
戸塚「え?...あぁ...転けちゃってさ...」
八幡「大丈夫なのか?」
戸塚「うん!大丈夫だよ!」
川崎「痛かったらちゃんと私たちに言いなよ?」
戸塚「うん!」
良かった...もう誰も失いたくない...俺はこいつらを...こいつらだけでも守りたいんだ...
雪ノ下「そろそろ非常食が配られる時間よ...行きましょう...」
俺達は非常食を食べ、精神的にも肉体的にも疲れたので寝ることにした...
???「ウゥ...ウガウ...ウガ...ウガァァァァ!!」
八幡「!?なんだ!?」
俺達は謎の叫び声が聞こえたので、起きた...他の生徒も不審に思ったらしく、ほとんどが起きていた...叫び声の主は...
八幡「戸塚!?」
戸塚?「ウガァァァァ!!」
戸塚は叫び声を上げ、こちらに飛び付いた...俺は危険を察知し避けた...
八幡「おい!戸塚!どうしたんだ!?」
戸塚?「ウゥ...」
俺は嫌な汗が出た...戸塚の体は腐っており、目は白目を剥いていた...俺はわかっていた...この時点で...だけど信じたくなかったんだ...
八幡「嘘だろ...?なぁ...戸塚!」
戸塚?「ウガァァァァ!!」
戸塚は俺に飛び付いた...その瞬間、誰かに突き飛ばされた...そして、血飛きが顔につく...
川崎「うわぁぁぁ!!」
八幡「川崎!!」
雪ノ下「川崎さん!?」
川崎が戸塚に噛まれていた...
川崎「うぅ...比企谷...行きな...」
八幡「で、でも」
川崎「行けぇぇぇぇ!!!」
雪ノ下「比企谷くん!!行くわよ!!」
俺は雪ノ下に手を捕まれ、外に出た...
八幡「雪ノ下!待ってくれ!!たのむ!!川崎が!戸塚が!」パン...
俺は雪ノ下にビンタされた...
雪ノ下「いい加減に現実を見なさい!!川崎さんも!戸塚くんも!皆死んでしまったのよ!!」
俺は雪ノ下に現実を見せられた...俺は絶望し、その場に落胆した...幸い回りには化物は居ないので、教われる心配はなかった...
八幡「俺は...何も守れなかったのか...?俺は...」
雪ノ下「...まだ...まだ私がいる...だから今は前を向きましょう...さぁ立って!今は生きる事だけを考えて!」
その言葉は俺に充分すぎる希望を与えた...
八幡「...わかった...」
俺は立って、走り出した...
俺達は校内にあったバッドを持ち、しばらく走っていた...
雪ノ下「はぁ...はぁ...」
雪ノ下はもう体力の限界のようだ...
八幡「...あそこで少し休むか...」
俺はコンビニの前で少し休むことにした...
雪ノ下「...ごめんなさい...私に力がないばかりに..」
八幡「いや...あのとき俺はなにもできなかったから...」
そう会話をしていると、近くから不自然な足音が聞こえてきた...俺はバットを構えて、出てくるのを待った...足音の主が確認できた瞬間、俺はバットを振り上げた...しかし降り下ろすことができなかった...何故なら
八幡「い...一色...?」
俺は固まってしまった...
雪ノ下「比企谷くん!!」
八幡「うわぁ!」
俺は化物の攻撃を受ける事はなかった...その代わりに雪ノ下が...
雪ノ下「くっ...うぅ...」
八幡「クッソォォォォォ!!」
俺は怒りに任せ、バットを化物に叩きつけた...
八幡「雪ノ下!!」
俺は雪ノ下にあわてて近寄る...
雪ノ下「...私は...もう駄目よ...あなただけでも生きなさい...」
八幡「ふざけんなよ!?お前が居なくなったら俺はどうすれば!!」
雪ノ下「...なら私は貴方に以来を出すわ...
小町さんを...命懸けで守りなさい...」
八幡「でも...お前は...」
雪ノ下「うるさい!!早く行きなさい!!」
...俺は覚悟を決めて、立ち上がった...
八幡「雪ノ下...すまない...」
俺は走り出す...後ろから行かないで...と聞こえたが...俺は聞こえてない振りをする...その声を認識してしまったら...また止まってしまうから...俺は走った...家に...もしかしたら小町がそこにいるかもしれないから...10分後俺の家に着いた...
八幡「小町!!」
俺は急いでドアをあけた...小町はいた...ただし...小町は頭だけしかなかった...
八幡「こ...まち...?ふふふ...はははは!あはははは!俺はなに勘違いをしていたんだ!?こいつらだけでも守るだ!?ふざけんなよ!!誰一人守れなかったじゃねーかよ!!雪ノ下も!由比ヶ浜も!戸塚も!川崎も!小町も!」
俺は狂ったように嗤った...後ろから化物が近づいてくる...だがもう逃げるきになれない...
八幡「比企谷八幡!!お前はなにも守れない!!お前なんか!!死んじまえ!あはははは!あはははは!」
瞬間、一発の銃声がしたと同時に、俺の意識がなくなった
はい、プロローグ終了です!では、次回もお楽しみに!
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目覚めた彼は
???「なぜ裏切ったの?」
???「助けてくれると思っていたのに...」
???「ヒッキーなんてだいっきらい!!」
???「お兄ちゃん...なんで?」
死んだ筈の彼女等がそう言う...
八幡「...すまない...」
俺はただ謝るしかなかった...
???「謝ったっておそいじゃない」
八幡「...すまない」
???「そんなに謝るんならさ...」
いっそのこと死んでよ!!!
その悲痛な声が辺りにこだました瞬間、俺は深い闇の中に落ちていった...なぜこうなったのだろう...俺はただ皆と一緒に...その瞬間、頭上から眩い光が輝き、俺は上に浮上していった...
???「...!」
誰かが呼んでいる...
???「は...ん!!」
誰だろう...
戸塚「八幡!!!」
八幡「!!?」
俺は目を覚ました...なぜか死んだ筈の戸塚が怯えた表情でこちらを見ていた...
八幡「戸塚...なんで...?」
戸塚「何言ってるの?八幡!それよりもどうしたの?怖いよ?八幡の顔」
さっきの出来事は夢だったのか?それともこれが夢?俺はギュッと目をつむった...その時だった
1回目
目をつむった時ハッキリとその文字が見えた...なんだろうと考察をしていると...
女子生徒「きゃぁぁぁぁ!!」
女子生徒が悲鳴を挙げた...
八幡「まさか!!」
俺は直ぐに窓際に行った...するとそこには...先生がゾンビに噛まれている所だった...
八幡「これは...!!」
俺はその時確信した...時間が戻っている...多分目をつむった時に見えた[1回目]と言う文字は戻った回数だろう...戻る条件は全くわからないが...とりあえずここを逃げるしかない...
八幡「戸塚!!逃げるぞ!!」
戸塚「えっ!?」
俺は戸塚の手を掴み、走った...しかし行くところは体育館ではない...奉仕部の部室だ...
由比ヶ浜と雪ノ下が一緒にいるとなればあそこしかいない...俺は急いで部室に向かった...
八幡「由比ヶ浜!雪ノ下!」
由比ヶ浜「ふえっ!?」
雪ノ下「ど、どうしたのかしら?」
やはりいた...
八幡「お前らわからないのか!?」
雪ノ下「わからないって...何の事を言っているのかしら?」
由比ヶ浜「そ、そうだよ!」
二人は未だに状況を理解していないようだ...
八幡「話は後だ!!一緒に来い!」
由比ヶ浜「え!?」
雪ノ下「ち、ちょっと!!」
二人は八幡の後を追って走った...幸いにも学校の出口にはまだゾンビが来ていなかった...俺は体育館に向かって走った
どうでしたか?よければ感想をよろしくです!
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