IS《ISの帝王:MAD版》 (只のカカシです)
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第1話 コマンドー

 こんな馬鹿な話があるか!


 黒板、いや無駄にハイテクなこの学園はスクリーンを採用している。その前で、副担任の山田先生が微笑みながら話す。

 「全員揃ってますねー。それではSHRを始めます。」

 しかし、小柄な先生だ。クラスの女子と比べても、頭一つ分小さい。

 「それでは皆さん、一年間よろしくお願いしますね。」

 「・・・・・・・・・・・・・・。」

 何故、黙っている。俺も言えたタチではないが。

 「で、では、自己紹介をお願いします。出席番号順で。」

 小柄な副担任は狼狽えている。教員の割りには、面白い奴だ。

 今日は高校の入学式。しかし、クラス、いやIS学園に女子しかいないのは何故だ?共学(驚愕)だろ?

 「・・・くん。織斑一夏君!」

 「何だ!」

 そんな大声で呼ばなくたって聞こえている。高く大きな声のせいで、頭の中がドンパチしてやがる。

 「ご、ごめんね。大きな声で呼んじゃって。お、怒ってますか?聞こえてましたか?自己紹介して貰っても良いですか?」

 「分かってます。」

 「い、何時の間に立ち上がって!!」

 「静かに、素早くです。姉が教えたんですよ。」

 全く、あの姉は何処で何の仕事をしてるんだ。

 「そ、そうですか。あ、それでは自己紹介をお願いします。」

 後ろを見ると、女子女子女子。アイツ(・・・)だったら、カカシ揃いだと言いそうだ。

 「俺の名前は織斑一夏だ。よろしく頼む。」

 

 

 

 「何て時期に、何て所で試験をしやがる。」

 二月の真ん中、俺は中学3年として受験まっただ中だ。

 近所の高校を受験する為に11分先の駅まで行かんにゃならんのだが、大雪のせいで電車は止まっている。

 くそったれが。全く誰だ、去年のテストでカンニングした野郎は。面白い奴だ。探し出して晒し上げるのは、受験の後にしてやろう。←*まだ自分がネタにされるなんて知りません

私立の受験には振り替え日がないので、仕方なくカバン片手に山越え中だ。

 俺の志望校は、私立藍越学園。一番気に入ってんのは、学費だ。・・・ん?姉のスネを囓ってんだから、安いところを選ぶのは当然のことだ。幸い姉の稼ぎは良いので、金に困っている訳じゃないが・・・。

 先のことは、受かってから考えるとして・・・。この建物は一体何だ。部屋の付いた迷路じゃないか。

 まあ良い。試してみるか(物理)。次に見つけたドアを開けてやる。OK?

 (鍵「Wrong!And,NOooooooooo!!!!!!」)

 バキィィィィィィィィン!

 金属のへしゃげる音が廊下に響く。この手に限(鍵)る。

 何だ、この妙な空間は。IS?何故こんな所に?

 「男には動かせん。・・・筈だよな?」

 何故か起動を始めるIS。同時に、意識に無数の情報が雪崩れ込んでくる。

 「何故だ!男には動かせん」

 「筈か?残念だったな。3階!非常事態だ!操縦者は男性!髪は濃紺、身長170cm!学ラン姿の筋肉モリモリ、マッチョマンの変態だ!」

 何時の間にそこにいた。それに即座に通報とは、中々優秀な奴だ。最初の2言は余計だったが。

 

 

 

 「それだけだ。」

 それだけ言って座ると・・・。

 がたたっ!何故転ぶ。面白い奴だ。(真顔)

 「あ、あのー・・・・・」

 パァン!【9998/9999】

 「何だ!」

 この叩き方!間違いない!

 「ターミねーちゃん!」

 バァンッ!【9996/9999】

 「誰が抹殺者か!」

 成る程、良いセンスだ!・・・んん?

 「あ、織斑先生!会議、お疲れ様です。」

 「あぁ、山田君(ずうとるび)。コンサート・・・クラスへの挨拶、ご苦労だった。」

 「山田君に何枚貰った!」

 「10枚、ポンッとく・・・」

 ズバァン!!【9991/9999】

 「・・・馬鹿者が!一夏ぁ、頭はどんなだ?」

 「近くに寄って確かめろ。」

 「いや、結構。ロクなことはない。」

 っち、ダメか。

 「さて諸君、私を覚えているかね。」

 「当然だ、誰が忘れるものか。」

 ズバァン!【9989/9999】

 「少し黙ってろ。」

 次の瞬間、

 「キャー!千冬様!千冬様よー!」

 「ずっとファンでした!」

 「私、お姉様に憧れて、東南アジアかアフリカか越えてここまで来ました!」

 最後の奴、随分と遠くから来たものだ。

 「ここに入るのに、えらく苦労したのだ。」*^^*ドヤァ

 「お姉様のためなら、私死ねます!」

 まずいな、頭のドンパチがぶり返してきた。

 「全く、これだけの馬鹿共(カカシ)を良く集めるものですな。全く笑えない。」

 少しは笑ったら・・・

 「キャー、もっと叱って罵って!」

 「でも、時には優しく!」

 「つけ上がったら「ばらばら死体にして飛ばすぞ?」はい・・・」

 要らんな。凄え威圧感だ。悪くねえぜ。・・・んんん?

 「で?お前は、ロクに自己紹介もできんのか?」

 「悪いが千冬姉、俺は」

 ズバァン!【9994/9999】←時間が空いたので回復した

 「織斑先生と呼べ!OK?」

 「OK!」

 ズバァン!!【9986/9999】

 「返事は、『はい』だ!」

 「はい。」

 分かればいいと言うと、千冬姉は

 ズバァン【9985/9999】

 やっぱり叩きに来たか!流石だ、千冬姉!・・・んんんん?

 ズバァン!【9983/9999】

 「あの、織斑君って、織斑先生の「弟ですが何か?」」

 「あぁ!いいなぁ!代わって欲しいなぁ!」

 「この姉が欲しいのか?んー?あーげないwww」(・・・ん×5?)

 スカッ【9984/9999】←首を捻ったら躱せた。

 「よく避けたな、一夏。長い付き合いだ、苦しませたかねぇ!一発で眉間に叩き込んでやる!」

 と、その時、チャイムが教室に鳴り響いた。

 「っち、SHRは終わりだ。諸君らには、半年以内にISの基本を覚えて貰う。その後実習 だが、半月で覚えろ!いいな!私の言葉には返事をしろ!良くなくとも返事をしろ!いいな!」

 「いや、結構!(・・・ん×6?)」

 パァン!!【9970/9999】

 うっかり考え事をしていたら、クリーンヒットしてしまった。くそったれ。

 「こうなりたくなければな!」

 初日のSHRは、姉の半ギレと呆れ声の元に幕を降ろした。

 さて、1時間目の授業は何だったかな。

 




次話を投稿して欲しければ、お気に入り登録しろ!OK?(心配ない。ただのネタだ。)


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第2話 お気に入り登録したら書くと言ったな・・・あれは、マジだ。

 我々(作者)!ヨレヨレ(夜中なので)!世界はダーク(日本は真夜中)!
原作を片手に、コマンドーのディレクターズカットを鑑賞しながら読むんだな。OK?


 授業中、隣からの視線に振り向く。

 「・・・何だ。」

 「おっと、そんな視線を向けないで。びびって会話も出来やしないわ。」

 「・・・。」

 観念したか?

 「え、えっと・・・参考書見せてくれないかな。」

 「駄目だ。」

 「どうして!」

 「知らない方が良い。理由を言うと、俺が死ぬ。」

 「分かるわ、話して数分の私でも死ねばいいと思うの・・・ん?」

 おい、今何を考えた。

 ズババァン!【9991/9999】【19/100】

 「次喋ったら口を縫い合わすぞ。」

 「俺は良い。だが隣の女子は止めてやれ。死ぬほどダメージを受けてる。」

 「私に叩かせたのは、お前等だ。」

 ・・・くたばりやがれ。

 ズバァン!【9987/9999】

 

 

 

 「・・・ちょっと良いか。」

 「OK!(バタン!)」←机に伏せた音。

 「おい!」

 「安心しろ。冗談だ。」

 「廊下に来い。」

 「ああ。」

 凄いな、モーゼの行進みたいだ。上級生まで分けていくんだからな。・・・何故教室内に上級生がいる。

 「そう言えば」

 「何です?」

 「去年、剣道で全国優勝したらしいな。」

 「当然です。プr・・・どこで聞いた!?」

 「新聞を読んだんだ。」(・・・ん?)

 「何で読んだ!」

 「秘密だ」

 「もうやだ!・・・ん?」

 コイツ、男口調だった気が・・・。

 「鶏肉だお(^ω^;)。」

 「!?」

 「い、いや何でもない・・・//。」

 「・・・何年ぶりだ。」

 か、会話が続かない・・・。

 「6年ぶりですなあ。昔を思い出さぁ!」

 「(髪型も)変わらんな。」

 「お前に褒められたんだ。」

 「箒、」

 ちっ、時間か。クソッタレ。

 「一夏ぁ、遅れるぜ、急ぎなよ・・・んん?」

 「今行く。」

 まずい、ギリギリだ。

 「怖いか?織斑(クソッタレ)。当然だ、元ブリュンヒルデの私に勝てるもんか。」

 「試してみるか?俺(私)だって元篠ノ之流剣道者だ。」

 教室内がドンパチ、賑やかになった。

 【9000/20000】←言わずもがな

 【800/9999】←同上

 【300/1000】←箒

 【【1/100】】←その他、全員。

 

 

 

 「―――ですので、ISの基本的な―――であって、その―――すると・・・」

 鼻提灯がドンパチする中、山田先生はスヤスヤ・・・すらすらと読み進めていく。

 プチッ←ターミねーちゃんがキレたお(*^○^;)!!

 ピッ(乾燥機、ON!)

 「クラスメイトを起こさないでやってくれ。死ぬほど疲れてる。」

 「もう遅い。」

 ズドォォォン!←鼻提灯が一斉に破裂した音。

 「どうして起こした!」

 「・・・参考書はどうした!」

 「!!」←枕にするものがなかったので起きてた。

 流石だ千冬姉。やっぱり聞いてきたか。・・・んん?

 「(机の上にある)これだけだ。」

 「」

 ベシッ!【1017/9999】

 「・・・起きていたことだけ評価してやる。で、参考書をどこへやった。」

 「アンタが部屋でドンパチした後の片付けで一緒に捨てちまったんだよ!」(・・・んんん?)

 「・・・後で再発行してやる。取りに来い。」

 「資源を無駄に使うな。・・・必要ない。」

 「何だと?」

 「捨てる前に全部覚えておいたんだ。」

 「流石だ一夏。やっぱり(予習を)やって来たか!」

 「当然だ。使うのは・・・兵器だからな。」(・・・ん×4?)

 「良い心懸け(センス)だ。」

 「お、織斑君、分からないところは無いですか?参考書無くても付いてきてますか?放課後、(補習)授業受けて貰って良いですか?」

 「いや、結構!」(・・・使い勝手良いな。)

 「ああ、そんなに言われたら私・・・。」

 「あー、んんっ!山田先生(ずうとるび)、座布団はk・・・授業の続きを。」

 「は、はい!」

 流石だ千冬姉。余裕の迫力だ、威圧感が違いますよ。・・・ん×5?

 威圧感に圧倒された山田先生は、教壇に上がって、落とした電子ペンを踏んで転けた。

 全くお笑いだ!・・・ん×6?

 

 

 

 「ちょっと、よろしくて?」

 「良くなぁ~い!」(・・・ん×7?)←ジョン繋がりのあの人。

 「な、何ですのそのお返事は!?」

 「」

 「」

 (自分のキャラが)ワシにも分からん!・・・ん×8?

 「聞いてますの?」

 「当然だ、クソッタレ!」

 「まあ!何ですのそのお返事は?!私に話し掛けられるだけで光栄だと思わなくって!?」

 「面白い奴だ。名前を覚えるのは最後にしてやろう。」

 「あなた!私の自己紹介を聞いていませんでしたの!?」

 「部屋がドンパチ、騒がしかったから俺が最後だったろ。忘れたのか。」

 「!!」

 忘れてやがったなこのアバズレが。・・・ん×9?

 「まあ、良いだろう。で、一体何の用だ。」

 「ええ。忘れていましたわ。世界で初めての男性IS操縦者が現れたと聞きましたから、イギリスの代表候補生である(わたくし)がわざわざ会いに来ましたのよ。」

 「イギリスの代表候補?」

 「ええ、何か?」

 「代表候補生がなんだ?」

 「で、ですから入試で唯一教官を倒した私があなたに直接ご教授差し上げようと言うのですよ!?」

 「お前は今、唯一教官を倒したと言ったな。」

 「そうですわ!それが何か?」

 「アレは・・・ウ ソ だ。」

 「「え゛えぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!?」」

 「な、なぁぁぁぁあああああ無阿弥陀仏。」

 仏教徒だったのか。

 「わ、私だけではない、と!?」

 「「他にもいると!?」」

 「・・・時間切れだ。遅れても知らんぞ。間に合わなかったら、お前等は死ぬ。」

 「くっ、また来ますわ!逃げないことよ、よろしくって!?」

 「安心しろ。何も(逃げるような真似は)しない。」

 パパァァァァン!

 【【1/100】】←クラスメイト

 【25/1500】←セシリア

 間に合わなかったか・・・。惜しい奴等を亡くした。←勝手に殺すなぁぁぁぁぁ!

 




原作を知らなきゃ読み(づれ)えだろう!苦しませたかねえ。ディレクターズカット版を買ってくれ!


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第3話大戦だ!

 作Aがお好き?あぁ、仰らないで。語彙力は高い。でもそんなの見かけだけで、文章は繋がらないし、よく(ギャグが)滑るわ、すぐ気が変わるわ、ロクなことはない。
 (作Bなら)冗談もたっぷりありますよ。どんなユーモア欠乏症の方でも大丈夫。どうぞ読み回してみて下さい。・・・良い笑い声でしょう?余裕の腹筋だ(腹筋崩壊)、才能が違いますよ。
 一番気に入ってるのは・・・。
 何です?
 ・・・コマンドー(ディレクターズカット)だ。
 !?わーっ、何を!わぁ、待って!ここで言っちゃ駄目ですよ、待って!止まれ!うわーっ!!


 「・・・この時間はまず、再来週行われるクラス対抗戦に出場する生徒を選出する。やりたければ手を挙げろ!OK?」

 「OK!」←ポケットに手を突っ込んでる。

 ズバァン!【1941/9999】←Critical Hit*筋肉装甲*

 「真面目にやれ!・・・自薦他薦は問わん!誰かいないか?」

 「はい!私は織斑君が良いと思います!」

 「私もそれが良いです!」

 「候補者は織斑一夏。男性、170cm。筋肉モリモリマッチョマンの変態だ。・・・他にいないか?」

 「俺は変態じゃない!(・・・ん?)傍観側で静かに暮らすつもりです。」

 「どこかの馬鹿(共)が、お前が適任だと推薦したんだよ。諦めろ。」

 ふざけやがってぇ・・・!

 「そんなの認められませんわ!クラスの諸君。あなた方には、1組のような学級のおかれた状況が、まったく理解できていらっしゃらないのですわ!全員まとめて(私を)推薦せんかい!」

 どうした、何故もっと言わない。

 「口だけは達者なクラスの代表には、この私が適任です。」←お?自嘲かな?

 「自覚はあるのだな、小娘。」

 「当然ですわ!実力で言えば、クラス代表を張れるのは、・・・私だけです。」←自分を指さしながら

 {ブルーティアーズ}『え?私?』←*誰にも聞こえていません!

 「それマジでいってんの?」←クラスメイトのヤジ

 良い返しだ。どこで覚えた。

 「当たり前ですわ!」

 「まったくお笑いだ。一夏が居たら、奴も笑うでしょう。」

 箒、(お前の目に見えているものの)内容(一夏)は何だ?

 「1組には、圧倒的実力でクラスメイトを導く代表が、必要なのですわ!」

 「何故あなたが?」←クラスメイトのヤジ

 「いいですか!?私のクラスの代表に、日本のトーシローごときが選出されることは許されませんわ!文化的に英国に劣っている国で3年間も暮らすこと自体、耐え難い苦痛というのに・・・。」

 「イギリスの代表候補、クラスメイトは関係ない。止めておけ。目的は俺だろう。」

 「フッ、ウフフフフフフフフ・・・。」

 「堪忍袋の緒をやられた。お前にも勝てる。・・・来いよセシリア。レーザーライフルでも何でも持ってかかってこい!俺が(クラス代表になりたくないから)苦しみもがいて、勝っていく様を見るのが望みだったんだろう?そうじゃないのかセシリア。」←やたら強気

 「手前ぇを、倒してやる!」

 「さぁ、こっちを向け。一対一だ。クラスメイトに邪魔されて、楽しみをふいにしたくないだろう?・・・・・来いよセシリア。怖いのか?」

 「「きゃー!」」←クラスの歓喜の声

 「ハンデなんていらねぇ!フフフエヘヘヘ・・・。」

 「「きゃー!」」←クラスの悲鳴

 「ハンデにもう用はねぇ!・・・・・mk-Ⅲ(はじき)も必要ねぇや、へへへへへっ。誰が手前なんか、・・・・・あなたなんか怖くありませんわ!」

 〈〈もどった!?〉〉

 「・・・貴方、ぶっ殺して差し上げますわ!」←日本語おかしいぞ!

 「そこまでだ。それ以上喋ると、会話を縫い合わすぞ!」←会話を縫い合わすって何!?

 「提案があります!」←勇気あるな!

 「なんだ?言ってみろ。」

 「2人でIS戦を行って勝った方をクラス代表にしてはどうでしょう!」

 何でコイツがまともなんだ?狂ってりゃスッキリするのに。

 「・・・山田君、学内の通信とアリーナの使用状況を全て傍受しろ。」

 「な、何が始まるんですか?」

 「大惨事敗戦だ。」

 「「えぇええぇぇぇぇぇ」」

 ズパァン!!20hit【【-99/100】】←お、1残ったな(錯乱)・・・ん?

 「織斑先生、回線(テレックス)緊急のメッセージ(業務連絡)です。」

 「なんだ?・・・はい、分かりました。」

 何が始まるんだ?

 「勝負は一週間後の月曜日だ!放課後、第三アリーナでドンパt・・・勝負を行う。それだけだ。では、授業を(キーンコーン・・・)」

 何て都合の良いチャイムだ。流石だIS学園。・・・ん?

 

 

 

 「さて帰るか。」

 「ああ、織斑君。帰ったかと思いました。」

 「今帰ろうとしたところだ。何です?」

 「あ、はい。織斑君の部屋が決まりました。」

 「部屋!?決まってなかったんじゃ・・・・・。」

 「残念だったなあ。トリックだよ。」

 「そう言うことです。」

 「千冬姉!会議に行ったんじゃ・・・。」

 バコーン【9998/9999】←教室に誰もいなかったので弱め。

 「それもトリニック(鶏肉)だ。」

 「!?」

 「(部屋に)乗り込むまでは監視カメラが見張ってる。部屋の中では作者が部屋替えまで一緒だ。投稿が途絶えたら、作者は死ぬ。」←・・・・・えぇ!?

 「(今月に入ってから)ビール代に幾ら使った。」

 「十万円ポンと注ぎ込んだぜ。・・・だけどな一夏。お前と住めるなら、ノンアルコールでも喜んで呑むぜ。」

 ドベキシッ「オフゥィ・・・・・」【1/20000】←一夏がキレた

 「お、織斑先生!?」

 「今度余計に酒を買ったら、財布を縫い合わすぞ。・・・山田先生、頼みがあるんだが、千冬姉に余計な金を使わせないでくれ。死ぬほど浪費が激しい。」

 「りょ、了解です・・・。」

 「あぁ、それと、大浴場は使えないからな!」【2000/20000】

 「!?」

 「流石だ千冬姉。やっぱり回復してきたか!」・・・んん?

 「当然だぜ、くそったれ(一夏)。大浴場はOK?」

 「OK!」←お風呂セット抱えて

 「お、織斑君!?女の子とお風呂に入りたいんですか!?」

 「面白い奴だ。お前と入るのは最後にしてやろう。」

 「え゛えぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!?だ、駄目ですよぉ!あぁ、織斑先生がお姉さんにぃ。」

 「止まれぇ!」

 ベキ【0/3000】

 「(心肺が)止まりました。」←いかんでしょ

 「まずいな。」

 バチィ!【2999/3000】←高圧電線から大電流。*焦げます

 「この手に限る。」

 「織斑君は、誰かに『野蛮だ』って言われたこと無い?」

 「帰るぞ、急げ。」

 「え、お、織斑君、お風呂の件は?」

 「一緒に入ってやると言ったな。あれは・・・ウソだ。」

 「えぇ!?織斑君は女の子に興味がないんですか!?」

 「今の聞いた!?中学時代の交友関係の裏付けを取って!11時間後までにな!」

 「はぁ、山田先生。」

 「何でしょうか、織斑先生!」

 バコーン【2/3000】

 「一夏、もう帰って良い。」

 「もう(こんな学園は)お断りだ!」

 ババババシィン!【【1/150】】←野次馬が粛正された音。ああ、大丈夫。明日には記憶も無くなってるでしょう。

 




次を書いて欲しければ、(高)評価を付けるんだな。OK?


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第4話 急げ!早く投稿しろってんだよこのポンコツが!

 この手に限る。
 作B、いるか?コメ欄にIDのイカレた光り物(ガラスと禿)がいる。一人では手に負えん。
 よーし、すぐ書く。・・・面白い作品、見せましょ。
 全組合員へ。3話で非常事態発生!評価は9、人数は2、脳天ハゲツル、ピッカマンの変態(コマンドーファン)だ。



 「1025号室。ここか。」

 ガチャ←鍵が開いていることに疑問なし

 「ベ(ネ)ット!?何故、二つも?」

 「トリックだよ。」←廊下から。*千冬姉

 バッタァーン!【-2000/200】←ドアの耐久値

 「!!」←ドアを壊されて外へ出られない。

 「誰かいるのか?!」

 「!!」

 ガチャッ

 「影も形もない。気のせいか・・・。」

 「・・・・・。」

 バタン

 「うっ」

 「動くな!殺されたいか!」

 「箒!洗面所に戻ったんじゃ・・・。」

 「残念だったなぁ・・・。トリックだよ。IS委員会に連れ回されてからずーっと想い続けてきた。よぉやくその日がやって来た。・・・長かったぜ!」

 「服はどこだ!」←目を逸らしながら

 「!?み、見るな!!」」

 「安心しろ、何もしない。」

 「ふざけるなぁ!!」←音速で木刀を掴みながら。

 ズドォンッ!【0/100】←枕

 「木刀を放せ!」

 「いや結構!」

 ジリッ・・・

 「!!」ドアが壊れててry

 「怖いか、クソッたれ(一夏)。当然だぜ、元篠ノ之流看板娘の私に勝てるもんか!」

 「試してみるか? 俺だって元篠ノ之流だ・・・。フンッ!」

 ドゴォ、ベキィ、ガシャァーン!!

 「くたばれクソッたれが・・・。」

 パキッ【0/1000】←木刀

 「!?」

 「くたばん(服を着る)のはお前だ。」←服一式を投げつけながら。

 「どこで拾った?」

 「タンスを調べた。」

 「」

 「更識!辺りを調べろ。」←さぼり仲間。

 「・・・一夏!中に居るんだろう。織斑出て来い!千冬だ!」

 「千冬姉だ。部屋を戻すんだ。」

 「開け!開けってんだ!」←壊したのあなたです。

 メギギョ!

 「立て付けの悪いドアだ。」←筋肉修理術

 「奴は何だ?」

 「生徒会長だ。」

 「優秀ですか?」

 「優秀だ。一夏ほどではないがな。」

 「・・・会議はどうした。」

 「・・・まぁ落ち着け。竹刀を突きつけられてはビビッて」

 ドンッ!【199/200】←壁*石膏ボードなので音が良く響く

 「びびって話も」

 ドンッ!【198/200】

 「は、は な し も出来やしねぇ。・・・会議は大丈夫だ一夏。少なくとも今のところはな。この先どうなるかはあんた次第だ。会議に戻したければ、私たちに協力しろ。OK?」

 「「OK!」」

 ズドドンッ!【53/20000】【18/5000】

 

 

 

 「サボリ魔は見つからんのか!」

 「イエ゛ェェア、(事務員)3人の死体(死んでない)だけです!まだ他にもあると?」

 「織斑千冬が生きていればまだ死体は増えるはずだ」←つまり千冬はボコられた。

 

 

 

 「お前は最後に帰すと約束したな」

 「そ、そうだ一夏、た、助け――」

 「あれは嘘だ!」

 「うわぁーーーっ!!」←元ブリュンヒルデが引き摺られる悲鳴。

 

 

 

 「ドアが亡くなっちゃたわ・・・。」

 「・・・これで出来た。」←タンス

 「・・・・・そうね〈どこが?〉。・・・あいつ(ら)はどうしたの?」

 「(会議室に)放してやった。」

 「・・・一夏、その、何だ。・・・同じ部屋でく・・・暮らす上での線引きみたいなのは必要だと思わないか?」

 「誰が思うか、この脳筋野郎。」←野郎ではない。

 「・・・一夏、お前には私達のおかれた状況が、全く理解できておらんのだ。」

 「・・・・・。」

 「私達には、厳正な区切りで私達の生活を守る規律が必要なのだよ。」

 「なぜ、寮長にやらせない。奴等の仕事だろう?」←千冬姉がそれって事を知らない

 「それは、私が君を信頼しているからだ。私の心の英雄と言うほどに。一方の寮長は、会議室から逃走を図った身だ。」

 「・・・あぁ。楽しんでドアを壊したからな。」

 「君なら、まともな思考の元で厳正な決まりを作ることが出来るだろう。」

 〈くたばりやがれ(千冬姉)。〉

 「じゃ、じゃあ、まずはシャワーだ。私は19時から20時。一夏は20時から21時だ。OK?」

 「OK!」

 シャワールーム、ガチャ!←19時

 「おい!・・・まあ、今日は私は使ったから良いか。」

 

 

 

 「そう言えば一夏、男子トイレの位置は確認してるのか?」

 「当然です。プロですから。しかしこちらには、切り札(法律)があります。」・・・ん?

 「何の法律です?」

 「(緊急なら)男が女子トイレを使用しても問題ない。そう言うことだ。」・・・んん?

 「お前は!暫く会わないうちに(筋肉モリモリマッチョマンの)変態趣味に走るとは!流石だ一夏、見損なったぞ。」

 「晩飯で腹をやられた!頼む助けてくれ、そこの女子トイレだけが頼りなんだ。残された時間は数分だけ。それが過ぎれば、**(自主規制)は殺されるんだ!」

 「嘘をつけ!さっきまで平然と暴れ回ってただろうが!」

 ッゴス!【9999/9999】*No Damage!*

 

 

 

 「・・・どうして怒ってる。」

 「・・・生まれつきだ。」

 「そうか。・・・ん?(味噌汁の)中身は何だ?これ。」

 「知らない方が良いわ。」←厨房から

 「「「・・・。」」」←厨房付近の全員

 「・・・どうした?一夏。」

 「お、織斑君、隣良いかな?」

 「どうして俺の隣なんだ?他の空いてる席に座ればスッキリするのに。」

 「もう、織斑君ったら古いんだ。席は詰めるのが今のトレンドよ(大嘘)。」

 「へぇっ・・・。俺が中学校の頃に、友達の中華屋に行って、席を詰めたら(座り方が)(衛生的に)破壊的だって説教されたんだ。その通りかもな。」

 「へ、へー。そうなんだ・・・。」

 「って、うわ篠ノ之さん達、朝そんなに食べるんだ。」

 「当然だぜくそったれ。元剣道部の俺(私)に(箸のペースで)勝てるもんか!」

 「・・・試してみるか?私だってハンドボール部だ。」

 テーブルがドンパチ、賑やかになった。

 ズバババァン!【9998/9999】←食事中なので即時回復

        【1999/2000】←同上

        【【1/100】】←残(念でもなく)当(然)

 「食事は静かに、迅速に摂れ!」

 「当然です学生ですから。」

 「分かってるなら良い。貴様等!もし余計な遅刻したらグラウンドを十周走らすぞ。」

 「「じゃ、先に行くぞ。」」

 「え!?ちょ、2人とも(教室に行くには)早いよ~!」

 「「グラウンドだ。」」

 「グラウンド?」

 「走りに行くぞ。」

 「食後の運動だ。」

 「だって、一周十Kmあるんだよ!?」

 「「ただの中庭ですなぁ。俺(私)達なら瞬きする間に、十周できる。忘れないことだ。」」・・・んんん?

 




カタカタカタ・・・・・
何の音だ・・・?
んん・・・投稿日が変わったんじゃない?
・・・くそっ。


評価9×2→9×3
*上のが2人になってるな。あれは、投稿直前に増えた分だ。頼む!勘弁してくれ。OK?


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第5話 ただの駄作ですな

「おーい!投稿してくれ! ちょっとー! おーい、早くしてくれ!」
「・・・失踪したかと思ったよ」
「とんでもねえ、(感想が10を越えるのを)待ってたんだ」


 「と言う訳で―――作られており―――しています。また、―――します。―――などの機能があって―――」

 「先生、何か体の中を弄られているみたいで怖いんですけど、大丈夫なんでしょうか・・・。」

 「大丈夫ですよ。そうですね、身の回りにあるもので言えば皆さんしているブラジャーですね。あれはサポートをする訳で、人体には影響がありません。勿論、自分のサイズにあったものを選ばないと、織斑さんみたいにカッチカチの胸になってしまいます。」←女子しかいないと思っている。

 「何でブラジャーなんか付ける必要があるんだ?鍛えればいいじゃないか。」

 「・・・!?あ、あ、えー、えっと、そ、そうですよね!織斑君はしませんよね。えぇ、で、でもその胸元に見えているのは?」

 「残念だったなぁ・・・トリックだよ。」(・・・ん?)←コルセットを見せながら。

 「(昨日)てめぇの授業の後ずーっと復習を続けていた。よぉやくその疲労がやって来た・・・痛かったぜ!」(・・・んん?)←昨日殆ど授業してない。

 「んん!山田君(ずうとるび)、織斑に座布団一枚やって!」←ブラコン

 「「!?」」

 「あ、それから大事なことがあって、ISにも意識に似たようなものがあります。一緒に過ごした時間に対して、えぇっと、操縦時間に比例してISも操縦者の性格を理解しようとします。」←一周回って冷静になった。

 「つまり、鍛えた分だけ筋肉モリモリになると言うことですか?」←汚染されたクラスメイト

 「「「!?!?!?」」」

 「違います!より性能を引き出せることになる訳です!」

 「あってるじゃないですか!筋肉モリモリになれば身体能力も上がります!」

 「うるせぇ、少し黙ってろ!このオカマ野郎(つまり女)。べらべら喋りやがって!次喋ったら、(一夏が座っている座布団のカバーを頭からかぶせて、カバーの)口を縫い合わせるぞ。」

 「篠ノ之さん、怖い。」

 「「「・・・・・。」」」

 「山田先生、何で俺を見てるんだ?」

 「!!い、いえ、何でもないですよ?」

 「(その程度のことで狼狽えるようでは)トーシローですな。」

 「織斑先生!酷いですよ!」

 

 

 

 「ねえねえ、織斑君さぁ!」

 「はいはーい、質問でぇーす!」

 「今日のお昼空いてますか?放課後暇ですか?夜も暇して貰って良いですか?」

 「?」←*筋肉会話だったら、同時に多数と喋る事が出来る(つまり筋肉会話じゃない)。

 「・・・(録音用の)マイクは縛ってろ。その口も閉じとけ。」

 「篠ノ之さん、怖―い。ところで、織斑先生って、家ではどんな感じなの?」

 「(生活しているだけで)部屋がドンパチ、賑やか―――」

 パァンッ!「9990/9999」←Critical Hit!

 「油断するな!休み時間は終わりだ。散れ!」

 「駄目だ。」

 「ほぉ、口答えするか。また、ドンパチするか?」

 「「いや、結構!!」」←クラスの総意

 良い返しだ、どこで身につけた。

 「その手に持っている紙は何だ?」

 「あぁ、お前に用意されるISの準備が遅れている。」

 「誰が手配したんです?」

 「学園だ。何せ訓練機に予備がない。・・・(ISなんて)手前ぇには必要ねぇだろうがな。」

 「し、指定機!?一年生に!?」

 「当然ですわ。プロ()(と戦うの)ですから!」

 「面白い奴だ。お前を倒すのは、最後にしてやろう。」

 「うるさい奴等だ。気に障った。お前等を叩くのは、最初にしてやろう!」

 バコォーン!【9980/9999】

       【50/1500】

 「何か言うことはあるか?」

 「はい、先生!篠ノ之さんは篠ノ之博士の関係者ですか?」←今関係ない

 「そうだ、篠ノ之の姉だ。」

 「篠ノ之さん!質問、質問!篠ノ之博士ってどんな人?」

 「手先だけは器用な、ただのカカシ(うさぎ)ですな。」

 「実の姉に対して、それは酷くない?」

 「事実を言ってるだけです。気が向かなければ、あいつはISを作らない。ISが求められていようがいまいが、そいつは関係ない。アイツはサボリ続ける。ISを作らせることが出来るのは、・・・私だけです。」

 「尊敬しているのは、私達じゃなくて篠ノ之さんじゃないの?篠ノ之さんこそ篠ノ之博士を尊敬しているんだわ。」

 「勿論です。姉妹ですから。・・・ただし、此方には大きな恨み(切り札)があります。・・・I「さて、授業を始めるぞ。」・・・。」

 

 

 

 「そう言えば。」【9999/9999】←食事中

 「・・・何だ?一夏。」【2000/2000】←同上

 「少しトレーニングに付き合ってくれ。お前だけが唯一の望みなんだ。このままだと、(力がコントロールできなくて)セシリアが(俺に)殺される。箒に頼むしかないんだ。」

 「馬鹿(セシリア)が下らない挑発をするからだ。自業自得だろ。まあいい。」

 「君を(トレーニングに)巻き込んですまないと思っている。」

 「まぁお茶でも飲んでリラックスしな。剣道の面倒(くらい)は私がしっかり見ててやるよ。」

 「ねぇ。君が噂の男の子でしょ?」

 「多分な。」

 「代表候補生の子と勝負するって、本当なの?」

 「あぁ、本当だ。」

 「でも君、素人だよね?ISの稼働時間はどれくらいなの?」

 「10分だ。」

 「あぁ、駄目、こんなトーシロー初めてよ。」

 「・・・・・。」

 「(代表候補生と比べて)稼働時間が丸きり違うわ!(向こうは)最低でも300時間は飛ばしてるわよ!」

 「だったらISから引き摺りおろせば良いだろ!」←暴論

 「そんな・・・。それじゃ駄目よ、私がISについて教えてあげる。」

 「いや、結構。私が教えるので。」

 「ええ?でも君だって新入生でしょ?教えられるの?」

 「当然です。私の姉は・・・篠ノ之束ですから。」

 「っ!そ、そう。じゃあ、私は必要ないかしらね。」

 「・・・どこでISの操縦を習った?」

 「はったりを使ったのよ。・・・ISから引き摺り降ろす手だてなんかあるのか?」

 「ISから引き摺り下ろすと言ったな?・・・あれは嘘だ。」

 「はったりを使っているのは、君の方じゃないのか?一夏。」

 「当然です。(筋肉の)プロですから。」(・・・んんん?)




悪いな、育ちが育ちなモンで86は投稿できないんだ。
作Bったら古いんだぁ。
へっ・・・、俺が子供の頃、学校に登校日廃止って話が入ってきたけど、(教育的に)破壊的だって評判悪かったぞ。・・・その通りかもな。・・・(小説の)中身は何だこれ?

作Aに任せたらこのザマよ!ネタが滑ってたんで急いで修正したわ。そうしたら私まで滑る身よ!一体何を書いたのか教えてちょうだい!
無理だ。
無理ぃ!?そんな、大家だ!・・・ん?*アパート暮らしじゃありません。

コメント欄を見てきたが、手前等気付いて無いらしいから教えといてやる。箒のライフは2000だ。1000じゃないんだぜ。*レベルアップ


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第6話 セシリア・カルロット

まあ落ち着け。低評価にカーソルを突き付けられちゃビビって話も書けやしねえ。
・・・最新話は無事だ読者。少なくとも今の所はな。この先どうなるかはあんた等次第だ。無事更新して欲しければ、俺達に協力(ネタ潰しを自粛)しろ。OK?



 「あれ?篠ノ之さん(期待のルーキー)?どうしたの。」

 「竹刀は降ろしてろ。その羨望の眼差しも仕舞え。・・・一夏のトレーニングです。お気遣い無く。」←態度でかいな

 「良いのか?あんな態度で。」

 「大丈夫さ。心配ない。」←それ大丈夫じゃ無かったんですが

 「そうか、なら良い。・・・防具は?」

 「(お前とやるには)ただのカザリですな。では行くぞ!」

 (銃器も無いのに)剣道場がバキバキ、賑やかになった。

 

 

 

 【0/500】←折れた竹刀の山×10

 【1/15000】←剣道場

 【1/200±50】←巻き込まれた剣道部

 「どういうことだ!」【350/2000】

 「あの通りだ!」【2000/9999】

 「どうしてここまで(力のコントロールが)弱くなっている。」

 「この間まで、受験だったからな。その後も、缶詰にされていたしな。」

 「・・・中学は何部にいた?」

 「剣道部にいたが(すぐに)退部した。」

 「それじゃあ、帰宅部と言うことか。」

 「そうだ。」

 「直す!鍛え直す!このままではISを破壊しかねん!毎日3時間、私と稽古だ。」

 「お前も3本は折ったろう!」

 「うるさい!剣道にだらしのない、馬鹿マッチョマンが!」

 「やるか!」

 ドンッ!【0/15000】←剣道場(防振ゴム)終了のお知らせ。

 【9000/9000】←剣道場(建物)残りライフ

 「2人ともやり過ぎだわ!」

 バキ!バキィ!バリーンッ!【8571/9000】

 ガツンッ!【800/9999】

      【43/2000】

 「次余計に暴れたら、剣道場の梁に縫い合わすぞ。」

 「ちふ・・・織斑先生!?会議に出席したんじゃ・・・。」

 「トリック(山田先生に押しつけた)だよ。」

 「ウオォォォォ・・・・。」

 「今日(のトレーニング)は終わりだ!」

 『ピンポンパンポンッとくれたぜ。』

 変な放送だな。

 『織斑先生、繰り返します織斑先生・・・会議室に帰ってくるのを楽しみに待ってるぜ。』

 「ウワァァァァァァ!!」←逃げる悲鳴

 「ふざけやがってぇ!!待てこのクソッタレ!」

 「待て一夏!話せば分か」

 ゴォン!【1/20000】*Critical Hit!*

 「会議室に落ちろ千冬姉!」←下の階

 「ヌァァァァァァァァ!」

 *床&天井が抜けたので、練習&会議終了。

 

 

 

 「まだ誰か残っているか?」←警備員

 「イエ゛アァァァァァ!2人だけです。」

 メキッ!バキィッ!【【0/500】】←竹刀が以下略

 「鍵を閉めたい!出て貰えないだろうか。」

 「「これが最後です」」

 ベキィッ!【【0/1000】】←木刀終了のお知らせ

 「よくこんな時間まで騒ぐ体力があるモンですなぁ。全く驚愕だ。しかし、この惨状をどうする気だね?」

 「心配するな、片付ける。」

 「直れ!直れってんだよこのポンコツが!」

 ギギギギギィィィィ【6000/9000】

 「この手に限る。」←スマッチョハウジング

 「む、無茶苦茶だぁぁぁぁぁぁぁぁ!」

 「さて、帰るぞ一夏。(食堂の営業時間に)遅れるぜぇ、急ぎなよ。」

 「分かってる。今行く。」

 ―え?剣道場?ああ、大丈夫明日にはすっかり直ってるでしょう。

 

 

 

 ―翌週・月曜日―

 「なあ箒。」

 「何だ?」

 「ISが来てない。」

 「知らん。・・・どこに行くんだ?」

 「壊物だ。」

 「買い物?」

 

 

 

 「100番のコンテナ。これだ。」

 ガッシャァァァァァン!←スマッチョキー

 「ワァオ・・・。それは何?」

 「対IS兵器(ロケットランチャー)だ。」

 「・・・。」

 

 「よし!行くぞ!」

 ガシャッガシャッガシャッガシャッ・・・・・・・。←100%OFF

 

 

 

 「あ!織斑君来た!」

 「「きゃー!織斑くーん!」」

 「えー?あれがIS?」

 ガシャンッ!

 デェェェェェェェン!【50000/50000(ゴマンドー!)

 「あ、貴方その格好は一体・・・!?」

 「ISが来てない。始めるぞ。」←筋肉ごり押し

 「ええぇ!?」

 『おい織斑、ちょっと戻ってこい。ISが届いた。』

 「・・・アリーナがドンパチ賑やかになったらな。」

 『おい、織斑!ちょっと待て!』

 「何か言うことは?」

 「ふっ、精々私とブルー・ティアーズの奏でるワルツで踊――」

 ズドォォォォォン!【26000/27000】

 「キャアッ!あ、貴方無茶苦茶しますわね!」

 ズドッズドォォォン!ズドォォォン!【24500/27000】3Hit!

 「獲物の前で舌なめずりは三流のする事だ!」(・・・ん?)

 「くっ!行きなさいブルー・ティアーズ!」

 ズババババババッ!【【0/500】】←BT

 「なっ!?」

 ヒューン、ピッ!ドォォォォォンッ!【24000/27000】←手投げクレイモア

 「ビット操作中に動けないようではただの(カカシ)ですな。」(・・・んん?)

 「ちぃっ!ティアーズはまだあってよ!」

 「むっ?ぬあっ!」←太陽とBT(弾道型)が重なって見えなかった

 ズドォンッ!【40000/50000】←当たり所が悪かった

 「くっ・・・。」←衝撃でピットイン!

 「よく帰ってきたな織斑。さっさとISを装着しろ。」

 ガシャッガシャッガチャン!キュイイイイイン!

 

 「あ、織斑君がISを着けて出てきた!」

 「「キャー!」」

 デェェェェェェェェェェン!【99999/99999】←雪片を肩に担いだ音。

 「それが貴方のISですの?」

 「そうだ。これで目一杯ドンパチ出来る。エネルギーもたっぷりあるしな!」

 『何を下らないことを言ってる!』

 「行くぞ!」←*2回目

 ギィィィィィンッ!【0/500】←BT

 「そ、そんな馬鹿な!?遠距離の私に近接武器で挑もうと!?武器はおありで無いので!?」

 「いや、コレだけだ。」

 「そんな・・・!」

 ガァァァァァァン!【22000/27000】←雪片Attack

 「ええぃ!ブルー・ティアーズ!」

 ビシッ!【99998/99999】←軽く当たった

 「ふざけやがってぇ!」

 ゴンッ!【2000/27000】←雪片が突き刺さった音

 「キャァァァァァァ!な、こ、こんな・・・。」

 【1000/27000】

 「地面に落ちろセシリア!!」

 【0/27000】

 「アアアアアァァァァァ!」

 【1500/1500】←IS解除(地面)

 『し、試合終了!勝者、織斑一夏!これぞTHE・肉体派!織斑一夏の神髄だ!』

 「「きゃぁぁぁぁぁー!よく分かんないけどスゴーい!」」

 「戦う一夏を応援します!」




午前、UA200
A・B「よう、伸びてるな。」
午後、UA300
A・B「よく伸びるモンですなあ。」(震え)
日付変更直前、ランキング掲載
A・B「ポーン(  Д )⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒...。....。コロコロ」

何が始まったんです?


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第7話 大惨事対戦!

「どこをやられた」
「腹筋だけです。大丈夫・・・ブフーッ」
「寝るだけ腹筋アンダー核をとって来なきゃ・・・」
「通販で安売りしてるらしいので、買ってこいカルロ」


 ―試合後、ピットにて―

 「織斑!そのままISに乗ってろ!」

 「何故です?」

 「白式ですが、フォーマットとフィッティングがまだです。もうじき完了するので、待っていて下さい。」

 「必要ない。」

 「駄目ですよ!専用機は身につけていないと馴染みません!!」

 「だったら、背負えばいいだろ!」

 「無茶です!!」

 「錘は俺の大好物。筋トレに丁度良いぜ。トレーニング量も減ってるしな!」

 「何を下らないこと言っている!大人しくフォーマットとフィッティングをしろ。OK?」

 「OK!」

 バコーンッ!【99990/99999】←条件反射

 「返事は『はい』だ!」

 「・・・はい。」

 

 

 

 ―翌日―

 「皆さんご存じの通り、1年1組の代表は織斑一夏君に決定しました!」

 「あぁ、どうも・・・。マッ○ーと紙を貰えるか?」

 「はい。・・・どうぞ。」

 「「イエェーーーイ!!」」←盛り上がるクラスメイト

 「一つ聞きたいんだが・・・。」キュッキュッ

 「何でしょう、織斑君。」

 「勝った方が、辞退することは可能か?」

 「そ、それは――」

 「「「駄目だ!!」」」

 「!?」【9988/9999】←鼓膜をやられた

 「ま、まぁ、皆さんもそう言っていますし、何より・・・」

 「私が辞退したからですわ!」

 「何で自薦に辞退の権限があるんだ?他薦が辞退できればスッキリするのに。」

 「勝ったのは、貴方ですわ!」

 「・・・くたばりやがれ。」

 「そ、それに、ですわ。私のように華奢な体つきよりも、一夏さんのような筋肉モリモリマッチョマンの変t・・・紳士の方が相応しいのは決定的ですから!」

 「(一夏を)変態だというのは、酷いんじゃないか?」

 「変態だと思っているのは私ではなく、貴方ではないのですか?篠ノ之箒。貴方こそ、一夏さんを(マッチョマンの)変態だと思っているのですわ。」

 「勿論です。幼馴染みですから。」

 「見上げた度胸だ馬鹿者共。だがな、手前ぇらの命を張るほどの値打ちのある会話か?」

 「「ア、アアァァァ・・・・・!!」」

 「(出席簿を)持ってんのは右手だ。かつて世界を取った手だぜ?」

 「「せ、先生、頼む、見逃してく――」」

 ズバァンッ!【500/2000】

       【5/1500】

 「セシリア、大丈夫か?」

 「一夏さんが話し掛けてくれるなんて・・・。死んでいるのではないのでしょうか?」

 「生きてるよ。」ペタ

 「勝手に立ち歩くたぁ良い度胸だ、織斑。」

 ズバァンッ!【9980/9999】

 

 

 

 ―休憩時間―

 〈あぁ、一夏さんが私に・・・//〉

 「「クスクスクス」」

 〈日本は何て良い国なのでしょう!皆が笑顔ですわ!〉←自分が笑われてると気付いてない

 

 

 

 ―放課後・セシリアの部屋にて―

 「今日も一夏さんは素敵でしたわ!」

 「あっそう。・・・セシリア、背中に何付けてるの?」←ルームメイト

 「背中?・・・ん?」

 『私は、トーシローに負けた金髪クルクルの変態です。』

 「い、一夏サァァァァァン!?!?」

 

 

 

 「何か廊下が騒がしいな・・・。見てこい一夏。」

 「駄目だ!」

 「何z「一夏サァァァン?」・・・セシリアか。」

 「メッセージは知っているか?」

 「寮長室、織斑先生、階・号室、施設だな。OK。」

 「奴が俺を見つけるまでは、内線を使うな。」

 「どうしてそれと分かる?」

 「アリーナがドンパチ賑やかになるからだ。」

 「気を付けろ。」

 「ありがとう。」←10階の窓から跳躍*タフネス設計

 

 

 

 「そこの貴方!一夏サァァァァァンの部屋はどこかご存じ?」

 「し、知りません!・・・や、山田先生が知っている。」

 「どうもですわ!」

 

 

 

 「一夏サァァァァァンを見ませんでしたか?」

 「さ、さっきアリーナの方に・・・、散歩だって。」

 「!!」

 

 

 

 「見つけましたわ!・・・よくも、よくもこの私、セシリア・オルコットに恥を掻かせてくれましたわね!」

 ビシューン!!【0/10】←ダミー

 「一夏め!くそぉ、逃げたか!・・・ウォォ!」

 バチィ!【0/5000】←アリーナのシールド

 「随分と探しましたわ!一夏さん!貴方に恥を掻かされてからずーっと復讐を想い続けてきました。よぉやくその時がやって来ました。・・・長かったですわ!!」

 

 

 

 「寮長室。繰り返します、寮長室。・・・こちらは10階の1025号室。織斑先生に緊急のメッセージがあります、どうぞ。繰り返す、織斑先生です、どうぞ。」

 

 

 

 「ウィー。何だ?・・・何!?すぐに行く!」←3話を反省してない

 

 

 

 「フー、フー・・・ゲホッ。」【1499/1500】

 「どうした、疲れたのか?」【9999/9999】

 「こ、この程度で・・・。この程度で倒れる訳がありませんわ!ヤァァァロォォォォォブッコロッシャァァァァァァァァ!」

 「そうか。じゃ、千冬姉後は任せた。」

 「!?」

 「一夏をいジェルッラァ、ほ、ほこのひょいつだぁ。」←訳:一夏を虐めるのはどこのドイツだ。

 「???」

 「お前かぁ!」

 「な、お、織斑先生ちょっと・・・。く!幾らブリュンヒルデと言えど、今となってはただの酔いどれですわ!」

 「ウィィ~」

 ベキャ!【-1/15000】←グラウンド*クレーターですなby出席簿

 「ひっ!?こ、こんなの人間じゃありませんわ!足の付いた隕石ですわ!」

 「ひはははははは!」

 「キャァァァァァァァ!」

 このドンパチ騒ぎは(一夏が捨てた)ロケットランチャーまで持ち出してのドンチャン騒ぎになったとか・・・ならなかったとか?え?セシリア?大丈夫ですよ、明日(目が覚めたら)は日曜日ですから。




(UAが300を越えてるか)見てこい作B
ウワァァァァァァ!?
!?:(;゙゚'ω゚'):
「」


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第8話 まさに人間隕石か変態だ!

「作品が愛されるってのはぁ、いいもんだよなぁ。作Bもランキングを狙っていた頃があった。」
「当然です。作家ですから。」

「・・・あれは!?ランキング!?」
「怖いかクソッタレ。当然だぜ。UA200程度が関の山だと思ってたからな。しかし、こちらには切り札(信条)があります。」
*これからも、とびっきりの学園ドンパチライフをお楽しみ下さい。
「(最新話を見て大笑いしてくれるのを)楽しみに待ってるぜ!」


―4月下旬、授業時間―

 「これから、基本的な飛行操縦を実戦して貰う。飛んでこい、織斑・オルコット。」

 「ウラァ!」

 「何を!負けませんわ!」

 ババァン!【99997/99999】

      【24500/27000】

 「(ISの)展開と収納の速度を競うな!・・・早く飛べ!OK?」

 「「OK(ですわ)!」」

 スカッ

 「・・・必ず叩かれに戻ってこい。」

 「お断りだ!」

 「織斑、喋っている暇があるのか?置いて行かれてるぞ!飛ばせ!」

 「オラァ!」

 「キャー!!」

 シュバァンッ!!【-5000/5000】←アリーナのシールド全損

 「やり過ぎだ!馬鹿者!」

 ガンッ!【99988/99999】←投げ出席簿

 バスンッ!【14003/27000】←投げ山田先生*投げるものがなかったので

 「・・・セシリア、ISが飛んでいる理由は何だ?」

 「こういうことですわ!」

 バコーン!←筋肉言語

 「・・・良く分かった。」

 「2人とも流さないで下さい!!」

ボヨォン【4000/4000】←胸部装甲で跳ね返った音

 「(セシリアと二人で)楽しそうだなぁ、一夏!!・・・一夏ぁ、降りてきてみろ!一発で眉間を叩いてやるぜ!小学校からの剣道仲間(突き合い)だ。苦しませたかねぇ!」

 「・・・篠ノ之。そのインカムは私のだ。放せ!」

 ゴッ【1980/2000】

 「織斑、オルコット!急降下と完全停止をやれ!地上から10cm以内でだ!」

 「では一夏さん、お先に。」

 「9cmか。上出来だ。次、織斑!」

 「ヌォォォ!」

 ドゴォォォーンッー!【9900/15000】

 「誰が地面に突っ込めと言った!」

 「完全停止と、(凹んだ)地面から10cm以内だ。」

 タフネス設計の骨格と肉体を持った、人間隕石!

 「・・・その筋肉は締m、仕舞ってろ。穴も後で埋めとけ。」←先日、貴方は大穴空けたでしょ!

 「・・・はい。」

 「織斑、武器を展開しろ!」

 ガチャン!デェェェェェェェン!

 「・・・(ロケットランチャーを)どこから持ってきた!」

 「今出てきた。・・・貴方が(先月騒いだ時に)埋めたんですよ。」

 「・・・・・そうか。・・・織斑、雪片を出せ!」

 ガチャッ!デェェェェェェェェェェェェェェン!

 「うるさ「「「キャー!!」」」・・・。」←クラスの歓喜に掻き消される千冬の声

 「セシリア、武装を展開しろ!」

 「はい!」

 ガチャ!←ブルー・ティアーズ(ビット)

 「・・・mk-Ⅲを出せ!」←嘘ではないので叩けない

 「はい!」

 「良い速さだ。だがな、オルコット。横向きに展開して誰を撃つつもりだ?」

 「問題ありませんわ、織斑先生。私とブルー・ティアーズなら、どんな相手が来ようと怖くありません!」

 「口だけは達者な代表候補生ですな。全くお笑いだ。一夏に聞かせたら、奴も笑うでしょう。」

 「ちふ・・・織斑先生、俺は何です?」

 「お前は私の生徒(織斑)だ。一夏は家にいる。」

 「「「・・・・・。」」」

 「」

 「・・・オルコット!近接武器を出せ!」

 「ぶっ殺してやる!」←インターセプター展開の掛け声

 「「「!?」」」

 ズバァン!?【3/27000】

 「もっとまともな呼び出しを考えるんだな!」

 『一夏サァァァン!貴方のせいですわよ!』←個人間秘匿通信

 「何だ、生きていたのか。」

 『し、静かにして下さいまし!そ、それより、(筋肉言語を覚えさせた)責任を取って下さい!OK?』

 「OK!」

 ズドンッ!【1/1500】←超電磁出席簿

 「勝手に個人間秘匿通信を使うとは、良い度胸だ、オルコット。気に入った。叩くのは最後にしてやろう。」

 「もう叩いただろ!いい加減にしろ!」(・・・ん?)

 ズバァン!【99979/99999】

 「て、言うか皆さん!このグランドの惨状を見て、何とも思わないんですか!?」

 「え?なに言ってるの、やまや?」←マヒッてる

 「そうだよ、何かおかしい?」←同上

 「うぅ、また始末書が・・・。」

 「安心しろ、いま綺麗にする。」

 「え?織斑君?此処に整備道具はありませんよ?」

 「平坦に成れッてんだ、この凸凹がぁ!」

 ズズズズズズズズズ・・・

 「何か、余計に酷くなってませんか!?」

 「・・・・・綺麗にすると言ったな。」

 「そうですよ!私だって始末書なんか書きたくないです!」

 「アレは、・・・う そ だ!」

 「うわぁぁぁぁぁぁぁ・・・・・」バタァン←気絶した

 「・・・よし、時間だ!コレで午前の授業を終わる。気を付け!・・・ヤァーマダ!起きろ!」

 「は、ハヒィ!」

 「礼!」

 「「「ありがとうございました!!」」」

 「あぁ、それから、織斑。・・・穴埋めといてくれ。」

 「・・・穴を埋めんのは、手前ぇだ!」

 スカッ、ドゴォーンッ!【900/15000】

 「・・・埋めとけ。」

 「・・・クソッタレが!」

 

 

 

 「整備道具がないな・・・。壊物に行くか。」

 「買い物?付き合うよ!」

 「(整備に巻き込んで)悪いな。」

 

 

 

 「115号室。ここだ、開いてくれ!」

 ビー!

 「ワァオ・・・。」

 「これと、これと、・・・それからコレだ。」

 「コレなに?」

 「砂利だ。」

 「砂利ぃ?」

 「行くぞ!」

 ゴロゴロゴロゴロゴロ・・・・・。←台車(100%OFF)

 

 

 

 「まだ、凹んでいるところはあるのか?」

 「平坦だけです。」

 「次の授業が始まる。織斑、戻ってこい。」

 「(昼飯がまだなので)お断りだ!」




何処かに伏線があるはずだ!っとでも思ったか?残念だったなぁ。トリックだよ。(感想が来るのを)楽しみに待ってるぜ!

3話でMk-Ⅱと書いたな?あれは・・・ミス(誤植)だ。*直直(じきなお)す。


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第9話 タフネス設計(主に胸)

ちょ、ちょっとそこの小柄でまな板な人、何するんですか。ちょ、止めて下さい!ここで(ISを)動かしちゃ駄目ですよ。!?わーっ、何を!わぁ、待って!待って!止まれ!うわーっ!!


 「ここがIS学園・・・。ようやくその日がやって来t――」

 ドンッ!・・・デェェェェェェェェェェン!←打ち上げ式筋肉花火

 「!?・・・今の音何?一夏?・・・そんなことより、早く受付に行かなきゃ。・・・って、ここどこ?誰かー!」←アクサ○イレクト*CM

 「・・・・・」

 「返事なんか無いわよね・・・。手がかりは、政府高官(カカシ)のくれたメモ・・・。」

 クシャッ【2/15】←ポケットのメモ紙を広げた

 「・・・本校舎一階総合受付事務所。あぁ、ダメ!こんなのメモじゃないわ!ただのガム捨て用の紙よ!」

 クシャッ【1/15】←ポケットに突っ込んだ

 「・・・嫌んなっちゃう。」

 

 〈まずい、本気で迷子になった。・・・誰もいな――〉

 「だから、感覚をだな・・・。」

 「!!」

 「やっただろ!」

 〈来た!一夏!!〉←ガッツポ

 「いt――」

 「あんなのは剣道じゃないわ!何本竹刀が折れた!」

 「箒が、ロケットランチャーを撃つからだ!」←突っ込むところが違う

 〈あ・・・、あれロケットランチャーだったんだ。・・・ってか剣道場って、ロケットランチャーに耐えられったっけ?〉←心配するところが違う

 「そもそも、何処でロケッt―――」

 〈あぁ、ダメ!こんなの私の知っている人間(一夏)じゃないわ!ただの変態よ!てか、あの女は何!?アイツもやり過ぎだわ!〉

 

 「あ、あったわ。以外と近くに・・・。すいません!転入生の凰鈴音です。」

 「はい、・・・確かにご本人様ですね。では、此方の書類に―――」

 デェェェェェェェェェェン!

 「何!?」

 「まぁ落ち着け。そんなにビビられちゃ、焦って書類も出せやしねぇ。」

 〈・・・ここ本当にIS学園?・・・・・はぁ。〉

 

 

 

 「以上です。お疲れ様でした。頑張ってくださいね。」

 「ありがとうございます。・・・それから一つ聞きたいんですけど、織斑一夏って何組ですか?」

 「一組ですよ。気になりますか?・・・ちなみに彼、一組の代表です。」

 「二組の代表って決まってますか?決まってたら教えてくれませんか?」

 「決まってますけど・・・、聞いてどうするんですか?」

 「譲って(物理)ってお願いするんです!」

 

 

 

 ―その頃、食堂では・・・―

 「織斑君!クレイm・・・クラス代表就任、おめでとう。」

 「あぁ、どうも。皿と箸を貰えるかな?」

 「「「どうぞ!」」」

 「どうも。・・・何で、皆で持つんだ?一人で持てばすっきりするのに。」

 「もーう、織斑君ったら古いんだ!今の流行は、皆で手渡すのよ。」

 「へっ・・・。俺が中学校の頃に、友達の料理屋の奴が妹と二人で運ぼうとして、(バランスが取りにくくて)破壊的だって怒られてたぞ。・・・その通りかもな。・・・・・(前菜の)中身は何だこれ?」

 「知らない方が良いわ。」←作ってきたクラスメイト

 「「「・・・・・。」」」←その他クラスメイト

 「そ、それではご唱和下さい!織斑君「「「おめでとーう!」」」」

 ポンッポポポンポンルッポンポン←クラッカー

 「・・・・・面白いクラッカーだ。気に入った。使うのは最後にしてやろう。」

 デェェェェェェェン!←凰鈴音がビビッタやつ

 「最後に使うと言ったな?・・・あれは嘘だ。」

 「「「イェーーーーイ!!」」」←慣れた

 「いやー、これでクラス対抗も(筋肉が)盛りがるね!」

 「ホントホント!」

 「何で2組がいるんだ?1組の騒ぎのはずじゃぁ・・・。」

 「当然です。同級生(パリピ)ですから。」

 「」

 (大盛りの皿が)ドンパチ賑やかになった。

 

 「・・・お前は誰だ。」

 「まぁ落ち着け。ペンを突き付けられてはビビって取材もできやしねぇ。・・・新聞部だ、織斑君。少なくとも今のところはな。」←今の所・・・は?

 「安心しろ、何もしない。」

 「本当に?」

 「・・・信じろよ。」

 「・・・分かったわ。私の名前は黛薫子。副部長です。では、本題。無事取材を終わらせて欲しければ、私達に協力しろ。OK?」

 「OK!」←快諾

 「ではまず、ずばり織斑君!クラス代表になった感想を!」

 「アリーナをドンパチ賑やかにしてやる。」

 「うん、良いねぇ!適当に付け加え「たら、バラバラ死体にして飛ばすぞ?」・・・たりしないから、安心して。・・・うん。それから、セシリアちゃんも、何かコメント頂戴!」

 「私ですか?そうですわね。一夏さんについては沢山話したいことがあるのですが、何故私が辞退し―――」

 「黛さん。頼みがあるんだが、セシリアに話を振らないでくれ。死ぬほど(話が)長いんだ。」

 「分かったわ。捏造しとく。」

 「(捏造させて)すまないと思ってる。」

 「さてと、もうこんな時間ね。最後に写真撮らせて貰っても良い?」

 「「「勿論です。」」」

 「お、みんなノリが良いねぇ!〈ホントはツーショトが欲しかったけど・・・。〉はい、寄って寄って!!」

 「「「イェーーーーイ!」」」

 「じゃあ、撮りまーす。笑顔だ、笑顔を出せ!35×51÷24は?」

 「2?」

 「違う、74.3だ!」

 パシャ【17/5231】←残り記録枚数

 「箒、どうやって計算した。」

 「(黛の)メモ帳(に書いてあるの)を見たのよ。」

 

 

 

 ―パーティー終了後、1025号室―

 「疲れたかクソッタレ(一夏)。当然だぜ。女子の体力(騒ぐ力)に勝てるもんか!」

 「試してみるか?俺だって元男子中学生だ。」

 バシィインッ!【50/9999】←精神ポイント*ライフじゃないよ!

 「ッ・・・。」

 「一夏ァ、体力はどんなだ?」

 「もう一発殴って、確かめろ。」

 「いや結構。遠慮させて貰う。」

 「怖いのか?」

 「当然だ。剣道で暴れられる相手がいなくなったら困る。」

 「・・・着替えて寝るか。」

 「あぁ、そうしよう。・・・一夏、糸が出てるぞ。」

 「ん?・・・まt」

 キュッ!

 デェェェェェェェン!

 「・・・クラッカー!?使い切ったはずでは!?」

 「残念だったな。トリックだよ。」(・・・ん?)

 「織斑ァ!篠ノ之ォ!今の音は何だァ!?」

 「「こっちへ来て確かめろ!」」←やけくそ

 「遠慮させて貰う!!リア充・オブ・クラッシャー!!」

 ザッ!←クレイモア設置

 カチッ!

 ドォォォォォォンッ!*筋肉装甲*

 

 

 

 次の日、織斑と篠ノ之は、何事もなく登校した。・・・何も無かった!OK?




このUAの数は何だ?
知らない方が良いわ(後のために)・・・どうしたの?
ランキングに載ってる。
どうして日間にいるのよ。一度ルーキーから落ちたはずよ!?
さぁな・・・。
*今後皆様の益々の腹筋鍛錬に役立つことをここに誓います!!!


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第10話 潜入ミッション(段ボールじゃないよ!)

「読者に(評価を)いくらもらった」
「10点ポンッ☆とくれたぜ。・・・だけどな読者、お前の腹筋をぶち殺せと言われたら、タダでも喜んでやるぜ」
「!!必ず(読みに)戻ってくるぞ!」
「楽しみに待ってるぜ。」


 「おはよー、織斑君!転校生が来るらしいんだけど知ってる?」

 「転校生?誰が来るんです?」

 「IS学園は世界中から生徒を集めているからな。転校生は大韓民国か北○鮮か、それとも日本海を越えてやってくるか・・・。」←つまり中華人民共和国

 「入試が終わって直ぐのはずだが。」

 「代表候補生は別らしいんだ。」

 「全くお笑いだよね。私らは入学するのにえらく苦労したのに。」

 「・・・(事実上の)入試免除で入ってすまないと思ってる。」

 「「「あっ・・・。」」」←やっちゃたZE!

 「・・・と、ところで一夏さん、来月のクラス対抗戦は大丈夫でして?」

 「まぁな。」

 「そうですか・・・。どのような戦法で行くのですか?」

 「君は知らない方が良い・・・。俺だって、出来ることなら思い出したくない。」

 「何をする気!?織斑君!?」

 「安心しろ、未来の話だ。俺にとって今が全てだ。」

 「まぁ、織斑君がそう言うなら。がんばってね!」

 「フリーパスのためにも!」

 「強靱な肉体とISを持った人間\デェェェェェェェン!/の織斑君なら、優勝間違いなし!」

 「自称情報通のトーシローばかりよく集めた物だわ。全くお笑いね。」

 「鈴・・・?お前、中国に帰ったんじゃ・・・。」

 「残念だったなぁ。事実よ。親に日本から連れ出されてからずーっと来日を想い続けてきた。よぉやくその日がやって来た・・・長かったぜ!」

 「一夏、コイツは?」

 「凰鈴音。箒の転校と入れ違いで転入してきた。」

 「2組も代表候補生の私がクラス代表になったから、その挨拶よ。」

 「見上げた宣戦布告だ、鈴。だがな、手前ぇの命を張るほどの値打ちのあることか?」

 「何が言いたい訳?」

 「ドアを塞ぐとは、面白い奴だ。気に障った。叩くのは一度にしてやろう。」

 ドゴッ!【1000/1600】

 「ち、千冬さん!?」

 「織斑先生だ。・・・叩くのは一度と言ったな。」

 「そ、そうだ・・・。」

 「あれは、嘘だ。」

 ドベキシッ「オフゥィ・・・・・」【1/1600】

 「織斑、コイツを2組に持って行け。」

 「気絶させたのは手前ぇだ!」

 「(筋肉モリモリの)お前が適任だ!」

 「・・・ふざけやがってぇ!」

 バババキィ!【18000/20000】←3Hit

 「ウォォ・・・。フンッ!」

 ビシッ!【9951/9999】

 「ヌォォ・・・。」

 「2人ともやり過ぎだ!」←箒

 バシィンッ!バシィンッ!【17893/20000】

             【8897/9999】

 「次暴れたら、廊下に立たせるぞ。」

 〈〈〈篠ノ之さん、スゲー・・・。〉〉〉

 

 え?鈴?2組の担任が回収していきました。

 

 

 

 -昼休み、食堂-

 「待ったわよ、一夏。」

 ドベキシッ「オフゥィ・・・・・」【1/1600】←ラーメンはしっかり保持

 「食券購入の邪魔だ。脇へどきな。」(・・・ん?)

 「分かってるわよ。・・・それにしても、久しぶりね。直接合うのは、1年ぶりでさぁ。」

 「元気にしていたか。」

 ッピ、カラン←食券購入

 「元気にしていたわよ。あんたこs・・・、その筋肉だと元気だったみたいね。」

 「当然ですわ!一夏さんが体を壊すことなど、あり得ませんから!」

 「・・・アンタ誰?」

 「な、このわたくs「トーシローに負けた金髪クルクルの変態だ。」一夏サァァァァン!?」

 「セシリア、そのライフルは仕舞ってろ。ビットも戻しとけ。」

 「っく、・・・篠ノ之さんが仰るなら。」

 「ところで、鈴、そのラーメンは伸びてないのか?」

 「タフネス調理の麺とスープを使ってあるらしいわよ。何を使ってるのかしら。」

 「知らない方が良いわ。」←厨房から

 「「「・・・。」」」

 「はい、Cランチ3つおまちどう。」

 「あぁ、どうも。」

 「さあ、座りましょう。」

 「・・・あぁ。」

 「ところで一夏、クラス代表なんだって?」

 「何処で聞いた。」

 「事務室。・・・あ、あのさ、ISの操縦見てあげようか?」

 「「いや、結構だ(ですわ)。」」

 「私は一夏に聞いてんの。部外者は黙ってて。で、どうなの一夏?」

 「・・・鈴、クレイモアの使い方は知ってるか?」

 「く、クレイ何?」

 「(説明書を)見てこいカルロ()。」

 「」

 「「ごちそうさまでした。」」

 「早!?」

 「「当然だぜ、ムネッペタ。元(現)剣道部に咀嚼の早さで勝てるもんか。」」(・・・んん?)

 「試してみる?私だってもと中華料りょ――何言わしとんじゃぁー!誰がまな板だァ!?」

 ゴンッ!【1421/1600】

 「食事は、静かに、迅速に摂れ。OK?」

 「ち、千冬さn」

 バゴンッ!【1323/1600】

 「織斑先生だ!」

 「「先に行くぞ!」」

 「ちょ、篠ノ之さん!?抜け駆けは駄目ですわ!」

 「ちょ、一夏!待ちなさいよ!にゃー!!」

 

 

 

 「一夏、何処へ行く気だ?」

 「生徒の胃袋を(とら)えている場所だ。・・・箒、ここを見張っていてくれ。」

 ガチャ←換気口を空けた音

 「分かった。気をつけて。」

 

 -天井裏-

 「・・・・・。〈これは・・・。〉」

 

 「早かったな。どうだった?」

 ガシャッ←換気口を閉めた

 「料理道具から調味料までそろっているが、材料がどこにもない。」

 「それで料理は?」

 「エプロンも調理師もいない。よそで作っているんだ。」

 「手がかりは?」

 「この近くだと、・・・第3アリーナだ。よーし、この写真と照らし合わせて・・・と、第3アリーナの北にある家庭科室に印がつけてある。調理場はきっとこの部屋だ。」

 「見ろ。この写真。校内作業車だ。」

 「家庭科室での調理に使ってるんだ。・・・シッ。」

 「はい。さっきの明日の伝票を――」

 「搬入は明日の早朝。今夜中に調理させろ」

 「・・・やっぱり。さっき拾ったこの領収書は作業車用よ。25.0リットルといえば、この作業車で家庭科室までの一週間分の往復にぴったりの量だわ。」

 「しかしここにはないぞ。中は全部見たんだ」

 「燃料の補給は教員駐車場で受けてる。前に見た。」

 「家庭科室まで、時間にしてどのくらいだ?」

 「約2分だな。今からいくのか?」

 「いや、まだだ。」

 「じゃあ、壊物か?」

 「いや、授業だ。」

 「!!むう、こんな時間だったか・・・・・。」

 「行こう。千冬姉が帰ってくる。」




「私を覚えてるかね読者。」
「誰が忘れるものか、只のカカシです。おまえの作品でどれだけの腹筋が殺されたか・・・」
「読者諸君。君達には、作者のおかれた状況(深夜営業)が、まったく理解できておらんのだ。」
*2~3日休みます。


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祝!10話記念 *本編には関係ありません

 よう、読者の野郎共(無礼&女性を考慮していない)ISの帝王作者の作Bだ。シリーズ第10話目を記念して初めて俺たちの記念番外編を作ったぜ。アマですから(慣れてない)。この話を作るかと言い始めて書き始めるまでに読者達が、調整平均9.00ポンッとくれたぜ。だけどな、あんたらへの挨拶なら、0でも喜んでやるぜ。読者方には心の底から感謝してる。1話で投稿が終わっていたかも知れなかったこの作品をこれまで読み続けてくれて支えてくれた。この話はあんたらへの礼だ。この作品は俺たちにとっても大事な作品だからな。・・・前半は作Aからの挨拶だ。後半が番外編だ。
(番外編を)読まねえ奴は、野郎・オブ・クラッシャッ!
※読む必要(・・)は無い。


作者より挨拶

 

 ISの帝王を読んで下さっている皆さん、おはようございます。(*投稿時間)『只のカカシです』です。2話以降が怪しいと言いながらも、何とか10話まで続けることが出来ました。そこで、誰得ではありますが10話を記念して、『只のカカシです』の中の作A・Bが作品製作の裏側をお伝えします!←興味ない人は飛ばして下さい(汗

 今回も腹筋を鍛えに来て下さった方!真面目な話しか書きません!ご容赦下さい。

 始めに言っておきますが、全話深夜に書いていますので、誤字脱字は仕様です!(キリッ

 投稿・コメ返しをしているのは作Bです。(アカウントが作Bの物なので。因みに、作Aは持っていません)。作Bは以前からここへ作品を投稿していて、ランキング目指して書いていたんですよね。オリジナルとかオリジナルとかISとかで・・・。ま、心意気に反してUA増えない。お気に入り来ない。それでも地道に続けていますが。

 では本題に入ります。この作品ですが、基本的には二人で笑いながら書いて、作Bが編集をして皆様にお届けしています。滑っている回(部分)は、大体作Aが単独で書いたままを投稿している時です。(滝汗

 書き始めた切っ掛けですが、コマンドー【ディレクターズカット】を見ながら作Aが、『ISにジョン・メイトリクスを突っ込むか、作B。』が始まりです。書き始めたら原作キャラのみでコマンドーネタのオールスターでしたけど。

 この作品の特徴としては、状況描写が殆ど無いことですかね。あれ、ノリで書いたせいです。もっとも、タグに『状況描写も必要ねぇ!』と『正に外道の帝王』を付けて、ISとコマンドーの分かる人相手に、一日当たりのUA(以下[UA/日])が200弱の作品をのんびり書いていくつもりでした。しかし、蓋を開けてみてビックリ。初日に300[UA/日]を越え、投稿をしなかった6日(休日)こそ二桁でしたが、何があったのかその翌々日に『ルーキー日間』に掲載。更にその翌日夜には『日間』に。気が付けば1000[UA/日]越え。予想外です!(歓喜)

 ここからは、各話書いていた時を振り返っていきます。

 1話。これ、原作が一夏視点で書かれているので会話が少ないです。書き方を確立していなかったと言うのも大きな要因ではありますが。2話も若干迷走気味ですね。矢印(←○○)を使っての補足を使いこなせるようになったのは、3話ですかね。個人的には、3話から格段に読みやすくなりました。そうそう、この話の後書きで【次を書いて欲しければ、(高)評価を付けるんだな。OK?】ってありましたよね?あれ、本当に高評価をして下さる方がいらっしゃるなんて思っていませんでした。マジで。・・・あ、勘違いしないで下さい!高評価の方が嬉しいです!勿論です、作家ですから。しかも、評価9×5、調整平均9。見た瞬間「!?」です。

 で、うれしさ絶頂の中書いたのが4話。そりゃもう、状況描写なしの完成版が書けたと思いました(個人の感想)。

 そして地獄の5話。『ルーキー日間』に載る直前に書いたこれは、頑張ったんですけどネタもマンネリ化して書いていても面白くなかったです。全くお笑いだ。事実、UAも伸びてないですけど・・・。

 んで、6話。『このままではいかん!』と、打破しようと足掻きました。

 結果、滑る!没寸前!

*というか、状況描写なしで戦闘シーンを書くこと自体間違っているんですけど。

 でもまあ書いたし、一応しとくかって感じで投稿。UAも減ってきたし、そろそろ不定期更新にしようかなーと思っていた昼頃、突然伸びるUA。そしてルーキー日間で見つかる我らの作品。

 正直、焦りました。いや、だって文章無いんですよ?全く。1位~50位、どれを見ても有名どころ。文章もそれなりに洗練されている作品群の中に《ISの帝王:MAD版》の文字。タグとかもう、場違い感MAX・・・。バグかと思いました。

 んで、『もうヤケクソだ!吹っ切れたろ!』っと、書いたのが7話です。5話までは、ネタを忠実に使うことに拘っていました。けど、6話に出そうと作Bがずっと練っていたロケットランチャーに意外と反響があって、『あれ?改変しても許される?』と思って書いたら、・・・当たりましたね(ドヤ顔)。

 8話以降は、もう完全にリズムを取り戻しました。で、この時には、ルーキー日間から消えていて、寂しさを感じながらも「最初みたいにUA200位で緩く書けるな」と思ったら、・・・まさかの日間にランクイン。この時は、真面目に焦って「良いんか?こんなのが載っても?」と作A・Bともに言っていました。ま、本心ではメッチャ喜んでいたんですけど。そりゃ、多くの人に読んでいただけるのは、作家冥利に尽きます。でも、まあ・・・「ランキングなんて知るか!読解できる人だけ読んでくれ!」って言う構えは崩しません!

 最後になりますが、何度もコメントを下さった【光り物2人】!(←学習してない)安心しろ!どこにも行かないさ。約束する!

 

 

 

番外編

 

 デェェェェェェェェェェェン!【99999/99999】

 「「キャァァァァァー!織斑くーん!!!」」

 「どうしてこんなに人がいるんだ?私たちだけならすっきりしたのに。」

 「箒ったら古いんだぁ。」

 「ふっ、私が小学生だった頃ISが入ってきたけど、(中2病的な意味で)破壊的だって評判だったぞ。・・・その通りかもな。」

 「あ、評判だったんだ。」

 「箒、今から模擬戦をやると言ったな?」

 「ん?そ、そうだ!確かにそう言ったぞ!」

 「あれは嘘だ!」

 「ウワァァァァァァァァァ!」←絶望

 デェェェェェェェェェェェン!【1/2000】

 「・・・一夏さん、それは何ですの?」

 「第10話記念だ。」

 「「「!?!?!?」」」

 

 

 

 「で?その記念すべきミッション(番外編)の内容は?」(・・・ん?)

 「うむ、実はな・・・これをやっと見つけた。」

 「これは・・・箒!?絶望して倒れた・・・」

 「筈か?残念だったなぁ。」

 「・・・俺に何をさせたい。」

 「篠ノ之救出!」←スマッチョブラザーズ

 

 

 

 「一夏さん、これは何ですの?」←アリーナに障害物

 「(千冬姉の)キツイジョークだ。」(・・・んん?)

 「えぇ・・・。」

 「おっと、そんな目で見られちゃビビって話も出来やしねえ。・・・(俺の)頭は無事だ。少なくとも今の所はな。この先千冬姉がどうなるかはあんたら次第だ。無事これを片付けたければ、俺たちに協力しろ。OK?」

 「OKですわ!」←脱兎の如く逃げ出す。

 「・・・くたばりやがれ。」

 「くたばんのは、あんたの方よ!」

 「!?鈴!?」

 「家の事情で国に帰ってからずっと想い続けて来た・・・。ようやくその時がやって来た。長かったわ・・・。」

 ピシッ!【9999/9999】*No damage*

 「うっ・・・。」

 

 

 

 「・・・ここは?」

 「麻酔弾よ。・・・本物じゃなくて良かったぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」

 「確認せずに撃ったのか!!」

 「いや、千冬さんから渡されて・・・。」

 「・・・(千冬姉が)お前を巻き込んで済まないと思ってる。」

 「ええ、良いわ・・・。」

 「で、此処はどこだ?」

 『アリーナの中だ。・・・一夏ァ、体はどんなだ?』

 「こっちへ来て確かめろ!」

 『いや結構。遠慮させて貰うぜ。・・・篠ノ之の所までは各部部長がいる。箒の所では生徒会長が待ってる。全員からの連絡が途絶えたら、コースは死ぬ』

 「・・・昨夜何本飲んだ。」

 『1000dLポンッと飲n・・・ま、待て一夏!落ちt』

 「I‘ll be back.(必ず叩きのめしに戻るぞ)

 『』

 「行ってくる。」

 「・・・行ってらっしゃい。あ、ちょっと待って。」

 「何だ!」

 「制限時間は11時間だって。」

 「・・・くそったれが!」

 メギィ!【0/1500】←ドア

 「この手に限る。プレハブ小屋だったのか・・・ん?これは・・・」

 ズボッ!←土から抜いた音

 ガシャッガシャッガシャッガシャッ・・・ガチャン!

 デェェェェェェェン!【50000/50000(ゴマンドー!)

 「退け!退けってんだよこのポンコツ(デカブツ)が!」

 ドゴォォォォォン!【0/2500】←障害物の壁

 「これで(道が)出来た。」

 「「!?」」

 「ちょ、ちょっと横から来るなんて――」

 「邪魔だ退け!」(・・・んんん?)

 ズドォォォォォォン!【0/2000】

 「「キャアアアアアアアアア!」」

 「すまない」

 ガシャッガシャッガシャッガシャッ・・・

 

 

 

 「織斑君!」

 「此処は通さないよ!」

 「ちっ」

 「逃げる!?でもそっちは壁よ!」

 「ふんっ!」

 ドンッ!【2400/2500】

 「!?壁キック!?そんな無茶な!」

 ズドォォォォォォン!【0/2000】

 カチャッ←クレイモア

 「く、転がって逃げようったって!」

 Pi!チュドォォォォォォン!【0/2000】

 「(クレイモアの上を通った)不運を憎むんだな。」(・・・ん×4?)

 「「」」

 「・・・急がないと・・・。」

 

 

 

 「・・・何だこの妙なドアは。」(・・・ん×5?)

 「くそっ!開け!開けってんだよこのポンコツが!・・・ん?何だこれ?」

 ガラッ!\デェェェェェェェン!/←引き戸

 「・・・」

 「いらっしゃい一夏k」

 ガチャッ

 「ま、まあ落ち着けロケットランチャーを突きつけられちゃビビって」

 ドンッ!←マシンガン

 「ビビって話も」

 ドンッ!

 「は、話も出来やしねえ。」

 「箒はどこだ。」

 「篠ノ之さんは無事だ。少なくとも今のところはな。無事取り戻したければ、私たち(生徒会)に協力しなさい。OK?」

 「OK!」

 ズドォォォォォォン!【48000/50000】

 「きゃあ!ちょ、ちょっと待ちなさい!一夏君!」

 「何だ!」

 「制限時間は11時間だと言ったわね?」

 「ああ、そうだ。確かにそう言ったぞ。」(・・・ん×6?)

 「あれは嘘だ。」

 〈3:00〉←制限時間(分)

 「ふざけやがってぇ!」

 ズドドドドン!【40000/50000】*4HIT!*

 「ちょっと!それ何発詰まってるのよ!て言うかロケットランチャーってそう言う撃ち方するものじゃ無いでしょ!」

 「(ロケランの使い方は)知らない方が良い。」

 「そんな・・・。」

 「そら行くぞ!」

 「待ちなさい。一夏君。君には、今君の置かれている状況が全く理解できておらんのだ。・・・何だか暑いとは思わない?」

 「何!?」

 パチンッ!ズドォォォォォォン!

 「ふ、まだまだ甘いわね・・・ん?」

 ガチャンッ!

 「ま、まさか!?」

 デェェェェェェェェェェェン!【99999/99999】

 「そんな!白式!?」

 「フンッ!」

 ズガァァァァァァァン!【100/50000】←投げ雪片(零落白夜)

 「生徒会長(の座)から落ちろベネット(更識)

 「ウゥワァァァァァァァァァ!」

 【5000/5000】←IS解除

 「箒、箒はどこだ!」

 「そ、そこの通路の奥に。」

 「OK!後は寝てろ!」

 ドベキシ!【1/5000】

 「オフィッ」

 

 

 

 「箒!」

 「む?一夏か?何が起こったんだ?」

 「どこかの馬鹿が(遊びに丁度良いと)推薦したんだよ!・・・帰るぞ。」

 「う、うむ。」

 

 

 

 ―その後―

 「ま、待て一夏これには訳が・・・。」

 「うるさい!この酒にだらしのない馬鹿女が!」(・・・ん×7?)

 メギギョ!【1000/20000】

 「オフィ・・・。」

 「済まない、そこの清掃係。織斑先生を起こさないでやってくれ。死ぬほど疲れてる。」

 「は、はあ。分かりました。」

 




 何かあると思ったか?・・・ただふざけただけだ。作Aの感想文だけなんて詰まらんだろう。じゃあな。体にゃ気をつけろよ。・・・次話を書きに、必ず戻って来るぞ!


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第11話 戦う食堂、攻略します

やっぱり腹筋を鍛えてやって来たか!さすがだ読者。


 -放課後・第3アリーナ

 「し、篠ノ之さん!?どうしてここに!?ISは貸し出しがなかった筈ですのに・・・。」

 「残念だったな。トリックだよ。」

 「ま、まさか専用機ですの!?」

 「・・・箒、どこでISを調達してきた。」

 「壊物だ。」

 「か、買い物ですか?・・・いいえ、そんな筈はありませんわ!!ISは国際条約によってその取引が制限されているはずですもの!」

 「次余計なこと言うとブルー・ティアーズに縫い合わすぞ。」←威圧

 

 -10分前・整備室-

 「打鉄は日本で生まれました。篠ノ之束の発明品じゃありません。倉持技研のオリジナルです。少々、時代遅れのISになってきましたが、今や巻き返し(オーバーホール)の時です。」

 「打鉄は好きだ」

 「打鉄がお好き?けっこう。ではますます好きになりますよ!さぁさぁ、どうぞ!精密調整済みの打鉄です。・・・快適でしょう?んああぁ、仰らないで。(コクピットの)シートがビニール。でも純正部品なんてカタログスペックだけで、生地は厚いし、よく狂うわ、衝撃は伝わるわ、ロクなことはない。胸囲の長さもたっぷりありますよ。どんな巨*(自主規制)の方でも大丈夫。どうぞ噴かしてみてください。・・・いい音でしょう?余裕の音だ、信頼度が違いますよ」

 「一番気に入ってるのは・・・。」

 「何です?」

 「値段だ!」

 「わーっ、何を!わぁ、待って!ここで動かしちゃ駄目だよ!待って!止まれ!うわーっ!!」

 

 -今に至る-

 「く、まさか一年生に訓練機の使用許可が下りるだなんて・・・。」

 「さぁ、一夏ぁ!始めるぞ。雪片を出せ。」

 「かかってこい!」

 「ムゥン!」

 ガッ!【5007/5500】←打鉄のブレード

    【48999/50000】←雪片

 「ヌォオオ!・・・フンッ!」

 「ッ!まだだぁ!!」

 「!!ウッ!」

 「気分いいぜぇ!昔を思い出さぁっ。フッフッフッ。チェストォォ!」

 「ウォォォッ」

 〈い、行けませんわ!行ったら逝きます!こんな化け物に・・・。い、いえ、怖いのですかオルコット!そうですわ!私に恐れるものなどありませんわ!〉「踊りなさい!私とブルー・ティアーズの奏でるワルツで!」

 ビビビビシュンッ【99948/99999】4Hit←白式

         【18946/20000】7Hit←箒+打鉄

 「「!!我々の勝負の邪魔をするとは、面白い奴だ。気に入った。転がすのは最後にしてやろう。」」

 〈や、やってしまいましたわ・・・。こうなったら、やられる前にやってやりますの!!〉「・・・ぶっ殺してや――」

 ゴゴォン!【2000/27000】2Hit←インターセプター出せず

 「ウウウウウォォォゥアァァ・・・。」

 「「グラウンドに転がってろ、セシリア。」」

 【1000/1500】

 『おい、そこの生徒!(ISを解除して)何をやっているんだ!』←担当の先生

 「すまない、大声を出さないで貰えるか?休んでるだけだ。」

 『あぁ、そうか。悪かった。』

 「おい、箒。行くぞ。」

 

 

 

 -第3アリーナ横、家庭科室前-

 「向こう側へまわって俺の合図を待て。」

 「わかった。」

 

 「一夏、ここだ。」

 「入れ。・・・間違いない、ここで調理をしていた。」

 「何故だ?調理室の方が設備が良いはず。」

 「それは、分からん。だが、これを見ろ。」

 「これは・・・、消費期限が今日じゃないか。」

 「そうだ。そしてこれが今撮ってきた写真だ。」

 「!?何だ、この在庫の山は!・・・おい一夏、これ。」

 「差出人が料理部の注文書。奴等、注文数を間違えたんだ。それに、廃棄の依頼書・・・。早くしないと、材料が捨てられてしまう。」

 「だが昼休みに聞いた限りでは、今夜調理で、搬入は明日の早朝のはず。」

 「これ(自動車用燃料の領収書)の日付を見ろ。一週間前の日付だ。」

 「!!つまり、明日の朝食分から業者に手配する言うことか?」

 「間違いないだろう。今、見てきたんだが、(家庭科室には)誰もいなかった。今夜分は、既に運んであるんだ。」

 「何て勿体ないことを・・・。」

 「・・・今、3時半だ。調理するぞ。」

 「無理だ。この量は食べきれん。」

 「まだ諦めるには早い。今日は、購買が閉まっていたな。」

 「・・・そうだ。それが何k・・・、まさか、食堂が混むとでも?」

 「あぁ、そうだ。昼に見た限り、あれでは足りん。」

 「だとしても、どうやって運ぶ?車でも奪うのか?」

 「何のためのISだ。」←条約無視(筋肉式)

 「!!」

 「始めるぞ!」

 「待って!あぁ、駄目!」

 「どうした?」

 「こんなの包丁じゃないわ!柄の付いた鉄板よ!」

 「だったら、研げばいいだろ!」

 「研ぎ方が全く違うんだもん!日本刀しか研いだことがないんだ!」←あるのかよ!

 「貸せ!切れろ!切れろッてんだ!」←筋肉研磨

 シャッ!!【500/500】←切れ味

 「この手に限る。」

 「・・・OK。始めよう。」

 

 

 

 -5時半過ぎ、家庭科室前-

 「購買が休みとは・・・。」←食堂のオバs・・・お姉さん

 「全くだ。今から調理して、間に合いますかしら・・・。」←料理部

 「無理だと思う。」

 「厄日だわ・・・。ん?いい匂いがする。」

 「ホントだ。(家庭科室に)誰かいるのかしら?」

 「・・・織斑君!?でも、第3アリーナで練習中のはず・・・。」

 「訓練していると言ったな。アレは、(半分)嘘だ。」

 「!?どこから!」

 「静かに素早くだ。それより、(出来上がった料理を)持って行け。俺達も(ISで)運ぶ。」

 「まだ、材料は残っているのか?」

 「料理だけです。」

 「!!調理師を再編したい!君さえ入ってくれれば――」

 「今日が(最初で)最後です。」

 料理?勿論、大好評でした。

 

 

 

 -9時、1025号室前にて-

 「と言う訳で、篠ノ之さん!部屋変わんなさい!男子と同室なんて嫌でしょ?」

 「(一夏と同室だと)どこで聞いた。」

 「説明書(フロアマップ)を読んだのよ。」

 「」

 「一夏とはぁ、小学校で一緒だったらしいなぁ。私も一夏と同じ中学校にいたことがあらぁ。学友ってのはぁ、いいもんだよなぁ。それに一夏。昔の約束があるでしょ?」

 「酢豚か?」

 「そうよ。」

 「毎日、酢豚を食べてやるといったな。」

 「!!・・・そうよ//」

 「アレは、嘘だ。」

 「ウワァァァァァ!?と、とにかく、私も住ませなさい!」←ヤケクソ

 「ふざけやがって!!」

 バシィンッ!【15000/16000】←竹刀by箒

 「危ないじゃない!」

 「流石だ、代表候補生。やっぱり(ISを)展開してきたか。」

 「鈴、箒は関係ない。突っかからないでやれ。」

 「古い付き合いだ、見苦しいところは見せたかねぇ。・・・一夏、私をこk」

 「見上げた反射神経だ、凰。だがな、(条約と学則を破ってまで)てめぇのISを出すほど値打ちのある話か?さぁ頭を冷やして、よく考えてみろ!」

 ダバァ!【1480/1600】←酒(ウォッカ)

 「千冬さ・・・あぁ!(アルコールが蒸発して)寒いぃぃぃ!!」

 「どこで買ってきた。」←雪片を突き付けながら

 「!!しまっ!誰が喋るかよ!」

 「見上げた忠誠心だ千冬姉。気に入った。財布を縫い合わすのは給料日にしてやろう。」

 その後、千冬と鈴の悲鳴が寮に響いたとか、響かなかったとか・・・。




B アリーナのくだりは何だ?
A セシリアが調理室にいちゃまずいだろう。
B 成る程分かった・・・だがそれが出てきたのはもっと後だったろ?
A !!わぁ待って!ここで言っちゃ駄目ですよ!待って!止まれ!ウワァァァァァァァァァァ!と、言うと思ったか?・・・残念だったなあ、鶏肉だお。←調理室だけに
B !?

*本来は調理室に連れて行く予定でした。気が付いたら勝手に寝てたんだ!OK?


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第12話 元○○な人達

読者諸君、10話記念振りだな。作Aだ。今回の話がどうなるか、分かってるだろうな。
(分からない読者は、10話記念を)見てこい読者(カルロ)
*今回は腹筋休め(大滑り)です。(滝汗・・・



 -放課後、第3アリーナ

 「一夏、いよいよ来週からクラス対抗戦だな。」

 「何時からだったかな?」

 「丁度一週間後からですわ!それにしても、一夏さん。随分とISの操縦も板に付いてきましわ。」

 「どういう意味だ?」

 「初めて私と戦われた時、生身で挑んでこられたのですもの。あの時は、驚きましたわ。」

 「何が言いたい。」

 「クラス対抗戦でISを使わないなど、ふざけたことをするのではと心配でしたもの。」

 「!!」←やろうと思っていた

 「・・・?一夏さん、どうかされましたか?」

 「いや、何も。・・・今日は、もう終わりにしよう。」

 「ん、そうだな。少し早いが、アリーナの準備も始まることだし切り上げよう。」

 

 -更衣室前-

 「一夏、反省した?」

 「鈴、いきなりなんだ。」

 「はぁ!?いきなりとは何よ!いきなりとは!アンタのせいで、どれだけ泣かされたと思ってんの?」

 「(その事については)すまないと思っている。」

 「謝ったら許してやると思ってんの!?頭来た!もう良いわ!アンタに、酢豚を毎日作ってやると言ったわね!」

 「そうだ。」

 「地獄へ堕ちろ、一夏!」

 「待て、鈴!ウォォォォォォ・・・。」

 

 

 

 -1025号室-

 「・・・・・。」

 「・・・一夏、もう事情を話してくれても良いんじゃないか?凰と何があった。」

 「これを見てくれ。」

 「これは、凰の家族の写真か?」

 「そうだ。」

 「優しそうな両親だな。」

 「あぁ、優しかった。」

 「・・・かった?」

 「中学の時に離婚したよ。」

 「・・・そうだったのか。」

 「アイツが転校してきた時、俺は剣道を続けていた。だが最初は日本語が話せなくて、クラスで虐められていた。・・・アイツの為に剣道を辞めた。だがその頃から(千冬姉が)留守がちで、一緒にいてやれたのは学校と登下校だけ。中学に入ってからは、バイトを始めた。アイツが中国に帰った時も、バイトで空港まで見送りにも行ってやれなかった。今回の喧嘩だって、俺のせいだ。」

 「どうして(中学で)バイトを?」

 「特殊事情だ。」

 「家計のためって事ね。」

 「・・・まあな。」

 「」

 「だがもう過去の話だ。アイツも、俺にとって大切な友達なんだ。」

 

 

 

 - 一週間後、第2アリーナ -

 『さぁ、クラス対抗戦第1試合。両クラス代表の入場だぁ!』

 『1組はぁ!?強靱な肉体と、ISを装備した織斑一夏(人間武器庫)!』

 『さあ、注目の2組はぁ!?胸囲ツルツル、ペッタペタの変態(凰鈴音)だ!』

 「ちょっと実況!その紹介は無いでしょぉ!?もうっ・・・一夏、今謝ったら少しぐらい手加減してあげても良いわよ。」

 「・・・来いよ鈴。情けなんか捨てて、かかってこい。俺に楽をさせる勝負なんかつまらんだろう。武器を突き立て、俺が苦しみもがいて、シールドエネルギーを削られていく様を見るのが望みだったんだろう。そうじゃないのか鈴。」←口角ヒクヒク

 「・・・いいわ一夏。死なない程度にいたぶってあげる!」←怒

 ビーッ!『試合開始!』

 ガッ!【50000/50000】←雪片*No damage*

    【35000/35000】←双天牙月*No damage*

 「ふぅん、やるじゃない。」

 「・・・。」

 「今のは挨拶代わりよ!これでも喰らいなさい!」

 パチッ・・・ズガァァァン!【99989/99999】←衝撃砲

 「ヌオォォォ・・・。」

 「残念ね一夏ぁ・・・ジャブ(トリック)よ。」

 「ふざけやがってぇ・・・。フンッ!」

 ガゴォォォン!【15000/16000】←雪片Attack!

 「チィッ!こんのぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!」

 「ヌウォォォォォォォ!」

 ズドォォォォォォォンッ!!!【0/5000】←アリーナのシールド

 「何だ!!」

 「一夏!侵入者よ!あやまっt・・・じゃない、逃げるわよ!OK?」

 「OK!」

 怒ごぉぉぉぉぉぉん!【800000/999999】←零落白夜

 「ちょっと、一夏!地面に叩き付けちゃ砂煙で見えないじゃない!!」

 「いたぞぉぉぉぉぉぉ!」

 ズドォォォォォォォン!【750000/999999】←ロケットランチャーby箒

 ズバババババババババ!【730000/999999】←チェーンガンbyセシリア

 「ちょ、イギリス!何でIS仕舞ってんのよ!」

 「はっ!そ、それは・・・。」

 デェェェン!【27000/27000】

 「何誤魔化してんのよ!つーか、IS出すのおっそ!」

 「・・・今度余計なこと言いますと、む*を縫い合わせますわよ。・・・はっ!ありませんでしたわ!」

 「あんた、後で覚えときなさいよ・・・。」

 「・・・攻撃をしない時は仕掛けてこないとは、面白い奴だ。気に入った。壊すのは最後にしてやろう。」

 ベキィッ!【14000/16000】←左パンチfor鈴

 「ちょっと、なにすんのよ!危ない!」

 ビシュン!←無人機介入*回避*

 「・・・お前を壊すのは最後だと言ったな。」

 「・・・(ウィィィィィィィン、ウィンウィン)」←訳:怖いかクソッタレ。当然だぜ、無人ISの俺に勝てるもんか。

 「試してみるか?・・・アレは嘘だ。」←何故通じる・・・

 ベベベベキィッ!【10000/999999】←ダルマ

 「これは・・・無人機!?ISは人が乗らないと動かないんじゃ・・・」

 「・・・(ウィィン、ウィィィンーーー、ウィン)」←訳:残念だったなぁ、トリックだよ

 「くたばりやがれぇ・・・。」

 ドベキシ!【0/999999】

 「・・・(ウィィィィン)」←訳:オフイ・・・。

 ドカァァァァァァン!←自爆

 「ぬおおおお!」【0/99999】←もろに喰らった

 

 

 

 「・・・・・。」

 「一夏、起きた?」

 「確か、自爆を喰らって・・・。」

 「・・・麻酔破片だよ。本物の破片使いたかったぜ!」←お前の(破片)ではないだろ!

 「鈴はどこだ!」

 「嘘よ。本物よ。」

 「そうか・・・。鈴、試合はどうなった。」

 「気にしなくていいわ。無効だから。」

 「・・・すまない。」

 「言わなくていいわ。もっp、篠ノ之さんから聞いたから。」←臭いを嗅いだ。

 「風下じゃn――」

 「よく鼻が利くモンですなぁ!」

 「げ、モッピー!じゃ、一夏、バイバイ!!」←脱兎

 「待ちやがれ!クソッタレ!」

 「保健室でドンパチするとは気に入った。ボコボコにして、ベ(ネ)ットに放り込むのは最後にしてやろう。」

 「「ち、千冬さん!!」」

 「そのアルコールはどこで買った!」

 「・・・消毒用アルコールだよ。本物の酒買いたかったぜ!」

 「山田先生はどこだ!」

 「!!・・・用を思い出した。一夏、ISの解析に協力しろ。OK?」

 「OK!」

 ドベキシ!【1/20000】

 「オフウイ・・・。」

 「箒、鈴。(山田先生の所まで)運ぶのを手伝ってくれ。」

 翌日、燃え盛るIS学園の地下50メートルの部屋から不死鳥の如く蘇る織斑千冬が発見され、同室内ごと無人機を焼き尽くした翌日、IS学園の地下50メートルの部屋で冷たくなっている山田先生が発見され、派手に静かに息を引き取った。

 (・・・あれ?何か違う・・・。)




作Aが書いたと言ったな。
そ、そうだ、只のカカシです。
あれは嘘だ!
ウワァハハハッハハ←腹筋崩壊


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第13話 待ってたんだ。

前書きなんかいらねえや・・・前書きなんか必要ねえ!ヤロォォォォォ!腹筋オブクラッシャァァァァァァァァァ!!!


 - 夜9時、1025号室 -

 「就寝時間に遅れるぜぇ、急ぎなぁ。」←一夏、帰室

 「随分と急かすな。何があったんだ?」

 「私は空腹なんだ。」

 「晩飯は、喰ったものだと思ったよ。」(・・・ん?)

 「とんでもねぇ、(一夏の帰りを)待ってたんだ。」

 「・・・待っていた?何故。食堂はもう閉まったぞ?」

 「いや、まぁ、・・・待ってたんだ。」

 「待ってたって・・・、どうするんだ?」

 「だから、作って待ってた。」。

 「なるほど、何か良い匂いがすると思った。」

 「・・・返事を聞くのが怖いんだけど、晩飯は食ったのか?」

 「いや。」

 「『食った』って言うわけないわよね。」

 「食べてない。」

 「本当に?」

 「・・・信じろよ。」

 「チャーハンを作ったんだが、・・・どうかな?」

 「どれ、いただきます。」

 「ど、どうだ?」

 「・・・味付けはなんだこれ?」

 「知らない方が・・・、私も知らん。」

 「・・・・・。」

 「いや、味付けを忘れた。」

 「消灯時間までどれくらいだ?」

 「・・・11分ぐらいだな。」

 「塩と胡椒をかけてもらえるか?」

 「何を言っているんだ?チャーハンには醤油だろ?」

 「なぜ、醤油なんだ?塩胡椒なら、味がスッキリするのに。」

 「一夏、古いぞ。醤油こそ、日本人の魂!」

 「古いのは手前ぇの方だ!」

 「やるか!」

 デェェェェ―――

 ゴォンッ!【9000/9999】

      【1100/2000】

 「やっかましいわぁ!半分ずつにせぇ!!」←隣の部屋の生徒(1組)

 「「!!」」

 「じゃ、帰るね。」

 「メイグラシアス。」

 「・・・箒、何語だ?」

 「知らない方が良いわ。」

 「・・・醤油も良いな。」

 「塩胡椒もうまいぞ。」

 

 「「ごちそうさまでした」」

 「さて、時間だ。」

 「歯磨きして、クソして寝な。」(・・・ん?)

 「「!?」」

 「・・・・・で、ではなくてですね。あ、あの、篠ノ之さん、お引っ越しです。」

 「何故、箒が引っ越す必要があるんです?」

 「そ、それはですね、部屋に都合が付いたからです。」

 「随分と急だな。」

 「そうですね。あ、でも安心して下さい!私も手伝いますので。」

 「待って下さい山田先生。それは今からではないといけませんか?」

 「当然です。学園の決定ですから。」

 「・・・クソッタレがぁ!」

 デェェェェェェェン!

 「し、篠ノ之さん!竹刀を仕舞って下さい!早く荷物もまとめて下さい!」

 「ところで山田先生。消灯時間はもうすぐですが?」

 「(山田先生も)今日は(もう)休め。」

 「ダ メ で~エ~ス。」

 「「」」←困惑

 「それに、身長170cm、筋肉モリモリ、マッチョマンの変態の織斑君がいるんだから、OKです!」←人の意見ガン無視

 「山田先生、一夏は死ぬほど疲れてるんだ。起こさないで貰えるか?」

 「!?お、織斑君!?何時の間にベットに・・・。起きて下さい!でないと、織斑先生が私のお姉さんに―――」

 ゴンッ!【103/3000】

 「山田先生、仕事をしろ。」

 「ひ、お、織斑先生!」

 「お前に仕事を押しつけるのは、これで最後と言ったな。」

 「そ、そうです・・・。し、仕事して下さい・・・。」

 「アレは嘘d――」

 ドベキシ!【1/20000】

 「オフウイ・・・。」

 「仕事に戻れ!千冬姉。」

 「では、引っ越しましょう!」

 「「どうやって荷物をまとめた。」」

 「タンスに詰め込みました!」

 「「」」

 「では、織斑君!運んで下さい!」

 「・・・ふざけやがってぇ!」

 デェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェン!

 「ひ、お、お、お、織斑君!!!ロケットランチャーは、し、締まっt、仕舞って下s・・・うわぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」

 ドドドォォォォォォン!【0/7000】←部屋のライフ

            【1/3000】←山田先生

 「これで片付いた。」

 「・・・筈か?残念だったな。」

 「な、織斑先生!部屋は一夏が破壊したはず・・・。」

 「トリックだよ。直ちに部屋を変えなければ、お前等は死ぬ。OK?」

 「「OK!」」←眠いので、もうヤケクソ。

 ムキッ!←一夏がタンスを持ち上げた音

 

 「・・・では、これで引っ越しは終わりです。お二人ともお疲れ様でした。」

 「「・・・必ず、仕返しに行くぞ。」」

 「ひっ!そ、それは学園にお願いします!!」

 「どこにいる!」

 「し、知りません!・・・ひぃぃぃ。お、織斑先生が知っています!先生と今晩呑む約束をしてるんです!」

 「屋台でか。」

 「!!ど、どうして!」

 「この外出許可書がそうだろ。」

 「!!う、うわぁぁぁ!」

 「お前と風呂にはいるのは嘘だと言ったな。」

 「そ、そうです織斑君・・・。」

 「あれ本当だ!」

 「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁ・・・。」

 

 「山田のやつ遅いな・・・。」

 「す、すいません。お待たせしました!」

 「やっと来たか・・・。ようやくその時がやってきた。」

 「財布を縫い合わすのは給料日にしてやると言ったな。」

 「い、一夏!?何故ここに!?山田はどこに!?」

 「トリックだよ。(・・・ん?)」

 「だがな一夏、時間外の外出は校則違反だ!お前はもう終わり(反省文)だ!」

 チラッ←外出許可書*山田先生の

 「!?」

 「・・・(晩飯に)ピザ食いやがってぇ!!!」

 ボコヲォッ!←1Hit・2Hit・3Hit・Critical Hit☆!4Hit

 「ウヲォォォォォォォ・・・・・。ヌィィィィ・・・。」

 チクチク【200/150】←財布を縫い合わす音(補修もかねて)

 「これで出来た。」

 

 

 

 「・・・んん。・・・朝か。・・・目覚め酒でも買いに・・・!!・・・一夏め!・・・くそぉ、縫ったかっ!・・・うぉぉぉーーーーーん!」




(原作1巻が終わったか)見てこいカルロ!


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第14話 学友ってのは、いいもんだよなぁ

今回は作Aが執筆した。校閲までは作Bが一緒だった。奴からの投稿が途絶えれば、作品は死ぬ!(定休は除く)


 - 6月頭、五反田家 -

 カタカタチカタカタ・・・←ゲームコントローラー

 「IS学園てのは、良いもんだよなぁ、一夏。」

 「面白いことを言うな。」

 「隠さなくたっていいぞ。へへ、美人に囲まれるってのはどうだ?」

 「学園に来て確かめろ。」

 「いや結構。お縄に罹るのは御免だから遠慮させて貰うぜ。」

 「守衛はポンコツだ。お前でも突破できる。・・・来いよ弾。」

 「・・・そんなにいいのか?」

 「あぁ、良いぞ。毎日ドンパチ、賑やかだからな。」

 「・・・お前のドンパチは、大抵ヤバイやつだからな。俺、IS学園行かなくて良かったと思う。」←ひでえ

 「」

 「・・・隙あり!!おっしゃ、俺の勝ち!」

 「ウォォ・・・。クソッ、また負けか。」

 「つーか、お前まさかボッチ?」

 「いや、結構(筋肉で)話すぞ。それに、(まな板)も転校してきたしな。」

 「まな板!?奴は本国に帰ったはず。」

 「あぁ、そうだ。だが、来日した。」

 「ふぅん・・・。まぁ、アイツにとっておまえh―――」

 「お兄ぃィィィィッ!お昼出来たってんだろ!早くこい!!」

 ドコンッ!【201/300】←ドア

 「い、一夏さん!?IS学園にいるはずでは・・・。」

 「残念だったな。トリックだよ。」

 「お兄、その口は閉じてろ。そのゲームも仕舞っとけ。」

 「」

 「それで、一夏さん。いつ、いらっしゃったんですか?全寮制ですよね?IS学園って。」

 「家を掃除しに帰ってきたんだ。ここには1.1時間前に来た。」

 「なぁ、蘭。ノックの一つぐr―――」

 「殺されてぇか。」

 「」

 「あ、あの、一夏さん。よかったらお昼食べていきませんか?」

 「いいのか?」

 「はい、喜んで!!」

 バタン←蘭退室

 「(昼飯食わせて貰って)すまないと思っている。」

 「いいって事よ。どうせ、定食の売れ残りだろ。」

 「厳さんに聞かれても知らんぞ。」

 「なぁに。お前と蘭がいれば余裕よ。それよか、飯食ったら街にでも行こうぜ。」

 「あぁ。」

 

 「・・・ッゲ!」

 「何?文句ある?馬鹿兄。嫌なら一人で食べな。そ・と・で!」

 「面白い提案だ。気に入った。食べるのは室内にしてやろう。」

 「いや、うちの店、外席無いぞ?」

 「だったら、作ればいいだろ!」

 「うるせぇ!食堂で騒ぐな!」

 ビュッ!ゴン!【9998/9999】

        【13/50】←お玉

 「ふざけやがってえぇ!!」

 ギュンッ!ガッ!【3/50】

 「いい返しだ。だがな、お前等の空腹を賭けるほど価値のある話か?」

 「試してみr―――」

 「ごめんなさい、直ぐに食べます!」

 「・・・何故、謝った。」

 「お前と爺ちゃんが戦ったらロクなことがない。」

 「」

 「早く食え。爺ちゃんの怒りが俺に向く前に。」

 「「「いただきます。」」」

 「・・・ところで蘭。その派手な服は何だ?さっきの方がスッキリしt――」

 「今度余計なことを言ったら、口を縫い合わすからね。」

 「」

 「そ、それで一夏さん。私、来年IS学園を受験しようかと思っているんですけど・・・。」

 「!?フォイ、ラハァン!ふぁみみって―――」←訳:おい、蘭。何言って

 ゴオォン!【1/500】←中華鍋直撃

 「うるせぇぞ、この馬鹿孫が。」

 「弾。次、食いながら喋ったら、その椅子ごと室外追放だ。」

 「だ、ダブルアタックは反則だろ・・・。」

 「で、どうでしょうか?」←慣れてる

 「いんじゃないかな。」

 「いや、だけど蘭。お前筆記試験はいいとして、実技はどうするんだ?」

 「ただのカカシですな。」

 ピラッ

 「こ、これは・・・適正試験!?何時の間に!?」

 「忘れないことだ。お兄が瞬き(昼寝)している間に、(適性試験に)行ってきたんだよ。」

 「・・・幾ら貰った。」

 「A評価PON☆とくれたぜ。・・・それに、気に入ってるのは。」

 「な、何だ?」

 「値段だ!」

 「!?まさか、タダなのか!?」

 ゴオォォォンッ!!【0/500】←気絶

 「少し黙ってろ・・・。ですので一夏さん、入学できたらISの乗り方、教えて下さい。」

 「いいだろう。」

 「ありがとうございます!」

 

 「「ごちそうさまでした。」」

 「・・・!!あ、おい!何で先に食い終わってんだよ!!」

 「咀嚼の速さで、勝てると思うなよ。」

 「クソッ!」

 

 「ごちそうさまでした。・・・よし、一夏!街へ行こう!」

 「いいだろう。」

 

 「うひょー!お前と来るのは、久しぶりだなぁ!」

 「ずっと学園内に閉じ込められていたからな。」

 「よし、まずあのエアホッケーでもしようぜ!」

 「ダメだ。」

 「ダメ!?何で!?負けるのが怖いのか?当然だぜクソッタレ。10連敗中の俺がもう負ける訳ねぇ!」

 「試してみるか?だがな、俺は敵を作りすぎた。ホッケー、ストラックアウト、パンチングマシン。全部壊してきたんだ。」

 「!!・・・忘れてたぜ。」

 「だが、もう過去の話だ。」

 「いや、ダメだろ!・・・帰ってゲームの続きでもしようぜ。」

 「(こんな目に遭わせて)すまないと思っている。」

 

 

 

 - 17時、1025号室前 -

 コンコン

 「一夏いる?」

 「こっちだ!」

 「・・・何で廊下にいる訳?どこに行ってたのよ。」

 「弾のところだ。」

 「へー。じゃあ、あの声は弾だったんだ・・・。ちょっと後ろ向きなさい。・・・これ、何だと思う?」

 「これは、まさか・・・髭剃り?」

 「違うわ!マイクよ、マ・イ・ク!これで、アンタを盗聴してたの!」

 「盗聴を堂々と宣言するとは。面白い。気に入った。」

 「・・・よくも『まな板』って言ってくれたわね!」

 「(まな板と言って)すまないと思っている。」

 「ふん。まぁいいわ。ちょっと、弾のところに行ってくる。」

 「ああ、行って・・・待て鈴!弾は関係ない!許してやれ!」

 ビューン!

 「クソッタレ!」

 

 

 

 - 再び弾の家 -

 「よ、よお、鈴。久しぶりだなぁ・・・。ま、まぁまて!落ち着け!は、刃物を突きつけられてはビビッて話もできやしねぇ!・・・あ、頭は無事か鈴。」

ズイ!

 「少なくとも今のところはね。この先どうなるかは弾次第よ。無事、帰って欲し蹴れば、素直に謝まんなさい。OK?」

 「OK!」

 ズバァン!【300/500】

 「ふざけるとはいい度胸だ。気に入った。弾、首出してみろ。一発で刎ねてやる。古い付き合いだ、苦しませたかねぇ。」

 「や、止めろ鈴!しゃ、洒落になr――」

 ゴォオオンッ!【0/500】

 

 

 

 - 翌朝、弾の家 -

 「・・・あれ?生きてる。・・・これは?」

 『弾へ。安心しなさい。峰打ちだから。・・・刃の方で叩きたかったぜ!』

 もう二度と、まな板発言をするまいと誓った弾であった。

 




コクマルガラス!そこにいるんだろう。光り物(学習ry)出て来い!只のカカシですだ。


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第15話 男(トリック)と軍人(ガチ)

最新話を。
どうも。
・・・読者様!危険です、最新話にお戻り下さい!
腹筋が痛いんだ。


 - 1年1組、SHR前 -

 「デザインこそ至高!ハズキこそTHE・ISスーツの神髄だぁ!」

 「は!タダのカカシですな。性能重視のミューレイに勝てるもんか!」

 「試してみるか。価格競争で敗れたミューレイよ!」

 「あ、織斑君だ!おっはよー!織斑君のISスーツはどこ製?見たこと無いけど。」

 「俺のは、イングリット社製だ。」

ガラガラ・・・←ドアを開けた音

 「皆さん、メーカーで決めるのもいいですが、ISスーツは飽くまで操縦者の肌表面の微弱な電位差を検知して、ISへ操縦者の動きを伝える役割をしているだけです。それから、一般的な小口径拳銃程度なら受け止められますよ!衝撃は抑えられませんが。」

 「てことは、山ちゃんのダブルSuicaなら衝撃を受け止められるってことですか?」

 「さっすが山ちゃん!」

 「見直したよ!山ピー!」

 「勿論です、そのためのですk・・・ち、違います!これは、そんなんじゃありません!そ、それに、や、山ちゃん!?山ピー!?だ、ダメです!先生にはちゃんと先生を付けて呼んで下さい!」

 「まーやんは、真面目すぎなのだ!」

 「うぃー、マヤマヤ!おはよ~う。」

 「もうHR始まりますよ、布仏さん!・・・じゃなくてですね!マヤマヤはダメです!いいから、皆さん先生を付けて下さい!」

 「諸君、おはよう。・・・どうした山田君。」

 「うぅぅ・・・。誰も先生を付けてくれません・・・。」

 「・・・まぁ、ビールでも飲んでリラックスしな。クラスの面倒は私がしっかり見ててやるよ。」

 ポスッ←1000円渡した

 「どこから1000円持ってきた。」

 「ここだ。」

 財布チラッ

 「財布!?縫い合わしたはずじゃ・・・。」

 「残念だったな。新品だよ。てめぇに財布を縫い合わされてからずーっと禁酒を続けてきた。よぉやく飲める日がやって来た・・・長かったぜ!」

 「ふざけやがってぇ!」

 デェェェェェェェン!

 「「「ワァァァァァ!!待って、織斑君!ここでそんなもん出しちゃ駄目だよ!早く仕舞って!」」」

 「一夏、雪片を仕舞え。・・・バックからチェーンガンを出しなよ。」←何で持ち歩いてるんですかねぇ

 「「「!?」」」

 「箒、竹刀を仕舞って、バックからロケットランチャーを持ってこい。」←お前も何で持ってんだ!!

 「私も加勢いたしますわ!」←スペツナズ・ナイフ

 「ま、まて一夏!私が悪かった!昨日出したばかりの綺麗なスーツを台無しにしちゃ、勿体ないだろ?それに今日は、転校生が来るんだ!」

 「知ったことか。」

 ドドドドドッドゴォォォンッ!・・・ビヨン【550/25000】

 「これで腐った記憶も抜ける――」

 「はずか?残念だったなぁ。」←出席簿シールド

 「なっ!出席簿!教卓に置いてたはずじゃ・・・。」

 「残念だったな。ダミー(トリック)だよ。・・・さて、諸君。今日から実戦訓練を開始する。ISを使用しての訓練となるので、毎日ドンパチ賑やかな教室にいる諸君等には、かなり安全な授業になると思う。各人、ISスーツが届くまでは学園指定のものを使用する。忘れたものについては、学園指定の水着で訓練を受けて貰う。それすらないものは、壊物に行かせる。OK?」

 「「「OK!」」」←例の3人

 ズドドドド!ドッ!ドゴォォォンッ!・・・ビヨン【2/25000】

 「不意打ちとは、・・・やるな。・・・山田k――山田先生。HRを始めてくれ。・・・?おい、山田先生は?」

 「さっき、1000円渡しただろ。忘れたのか。」

 「!!」

 「だ、大丈夫ですよ。いますから。流石に勤務中には行きません。」

 「行ったかと思ったよ。」

 「とんでもねぇ。隠れてたんだ。・・・ではHRを始めます。今日は、転校生を紹介します。なんと2名です!」

 「「「えぇー!?」」」

 「では、入ってきて下さい!」

 「「失礼します(する)。」」

ガラガラ・・・←ドア閉

 「では、自己紹介をして下さい。」

 「シャルル・デュノアです。仏から来ました。日本は初めてなので、色々分からないことがあるので皆さんよろしくお願いします。」

 「キャー、美形!」

 「でも、美形なんて女を集めるから夏は暑いわ、女を集めるからうるさいわ、女を集めるから場所は取るわ、ロクなことはない。」

 「見て!筋肉無い!魅力もない!」

 「・・・何か僕、ディスられている気が・・・。」←慣れてない

 「でも、筋肉なんて夏は暑いわ、場所は取るわ、ロクなことはない。」

 「・・・しれっと俺がディスられているのは気のせいか?」

 「「「気のせいだよ!!」」」

 【9989/9999】←鼓膜が以下略

 「み、皆さん静かに~!まだ終わってませんから!」

 「・・・・・。」←眼帯娘

 「・・・ラウラ、自己紹介をしろ。」

 「はい、教官!」

 「ここでは先生だ。」

 「了解しました。・・・ラウラ・ボーデヴィッヒだ。」

 「「「・・・。」」」←クラスメイト呆然

 「お、終わりですか?」

 「以上だ!」

 「「「」」」←クラスメイト唖然

 「・・・!貴様が織斑一夏か!」

 「そうだ。(ドイツでは)別人になりきっていたはずだが?」

 パシッ!ユッサユッサ←肩ゆすり

 「久しぶりだなぁ、大佐!元気にしていたか!?教官も元気そうで安心したぞ!」

 「ラウラ、その銃は弾を抜いとけ。腰のナイフもケースに仕舞ってろ。ここは日本だ。」←貴方の生徒にもっとヤバイのがいるんですがそれは・・・

 「ハッ!教官!」

 「今度、教官と呼んでみろ。口を縫い合わすぞ。」

 「ハッ!教官!」

 ドベキシ!「オフウイ・・・」【1/8000】

 「んん!ではHRを終わる。各人、直ぐに着替え第2グラウンドに集合のこと。本日は、2組と合同訓練(ドンパチ)を行う予定だ。解散!」

 「遅れるぜぇ。急ぎなよ!」(・・・ん?)

 グイッ!←シャルルを引っ張った音

 「特殊事情により、教室では着替えられん。覚えとけ。」

 「あ、うん。分かった・・・。」

 生きてフランスに帰れるかなぁ・・・。と思ったシャルルであった。




地の文などカザリです!(ウンザリ)お偉いさん(コマンドートーシロ)にはそれが分からんのです!・・・ん?


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通算一万UA達成記念

また会ったなぁ。・・・作Bだ。ちょっと前に通算UAが1万越えたってんで、また記念版を作ったぜ。ま、後は察してくれ。


 読者の皆様、おはようございます。作Aです。この度、一万UA達成記念と称しまして、番外編(一夏と五反田食堂の最初)を作成いたしました。当然、深夜テンションで書き上げたため、15話のように『衝撃』を『襲撃』と打ち間違えるようなミスをしている可能性がありますが、それは仕様なのでご了承下さい。(*ほ、報告してくれてもいいんだからね!)

 さて、今回の一万UA達成記念ですが、短時間で書き上げたため、非常に短いです(汗。

 いい訳をさせていただきますと、ふと通算UA数を見ると、いつの間にか1万を超えていた感じです。原因ですが、10回記念で書いたように一日UAが200前後を予想していたため、一万UAを達成するのは遥か先(寧ろ無い?)のことだと高をくくっていた私の失態なのです。しかし、熱心な組合員(コマンドーファン)且つISファンの方から沢山の高評価を頂き、一時ではありますが、日間、ルーキー、週間にランクインさせていただいた以上、『書かない訳にはいかん!』と2時間ほどで書きました。一応、本編との繋がりはありますが、特に読んでいただく必要のある内容ではないです。OK?

 話は変わりますが、10話記念で作Bがオリジナルを投稿していると書きましたよね。あれも結構長いこと続いているんですけど、その総合UAを一日で越えるとは夢にも思っていませんでした。

 ・・・何故かって?そりゃ、小説投稿サイトにMAD若しくはネタ集みたいなのを勢いに任せてぶちまけたんですから。完成度自体は高い物を作っていると言う自負はありますが、文章の無い作品です。コマンドーとISを大佐ァーレベルで熟知した人しか読解は不可能。

 でもですね、一つだけ本音を書かせて頂くと、状況描写を書かずに、会話だけで誰が話しているかを分かって貰えるように書くってのは、非常に疲れますね。毎日、ウンウン唸りながら書いてます。当然、深夜に。いっそ、『状況描写入れてやろうか!』と想う時もありますが、勢いが無くなるので何とか我慢しています。

 ま、こんな感じで続けていくので、応援よろしくお願いいたします。・・・あ、それから、IS《ISの帝王:MAD版》ですが、一旦、原作2巻終了時点で更新停止にする予定です。理由ですが、作Bの夏休みが終わるためです。まぁ、年末(=冬休み)頃に復活する予定ですので、ご安心下さい。

 あと、これは宣伝ですが、MAD版が更新停止後に、IS《ISの帝王:小説版》を出します。詳しい時期は、追って連絡します。

 

 

番外編 一夏と五反田食堂の最初

 

- 中学1年、4月。五反田弾の家 -

 「おーい、一夏!こっちだ!」

 「そこか。」

 「待ってろ、今降りる。」

 

 

 

- 引き続き五反田家(2階)、12時 -

 「なぁ、一夏。そろそろ昼だし、飯食わないか?さっき、下に食堂があったろ?あれ家がやってるんだ。よかったら、食ってけよ。」

 「いいのか?」

 「おう、良いぜ。じゃ、下に降りるか。」

 

 「おい、蘭!(一人でそんなに皿を持ったら)危ない!半分持つ。」

 「大丈夫、お兄。一人で持てる!」

 「無理するな!ほら、半分持ってやる!」

 「大丈夫だって!!」

 「おい、弾!余計なことして、皿割ったら承知しないぞ!!」

 「わ、わかってるよ!爺ちゃん!・・・一夏。悪いが座っててくれないか?」

 「いや、飯を食わせて貰うんだ。手伝いぐらいする。」

 「いいから、いいから。お冷やでも飲んでリラックスしな。昼飯の配膳は俺がしっかりしてやるからよ。」

 「弾!タダ飯を食わせる気か?」

 「勿論です、友達ですから。それに、(昨日の)売れ残りがあります。」

 「弾、儂の料理は、みな美味だ。」

 「残り物は大好きだ。味も染み込んでいるしな!」

 「!!お前、脳筋みたいな体つきの癖に、料理が分かるとは・・・。面白い奴だ。気に入った。おい弾!早く配膳してやれ。」

 「お、おう。一夏、どうぞ。」

 「どうも。・・・。」

 「冷めるぜぇ。早く食べな。」

 「いただきます。」

 「・・・どうだ一夏。」

 「・・・食わせて貰って何だが、何でこれがカボチャの煮物なんだ?甘露煮なら名前がスッキリするのに。」

 「俺の料理にケチを付けるとは、見上げた度胸だ。だがな、手前の胃袋を張るほど値打ちのある評価か?」

 「試してみるか?俺だって、毎日料理してんだ。」

 「お、おい、一夏、そのへんでやm―――」

 「うぉらぁぁぁ!」←お玉投げ

 「フンッ!」

 ガッ【2/50】

 「俺のお玉を止めたのは、手前ぇが初めてだ。だがな!」

 グオォオオンッ!【9980/9999】

 「ヌォォォ・・・。」

 「どうだ、あっつ熱の中華鍋の威力は。」

 「ふざけやがってぇ!」

 ガァオォン!【7980/8000】

 「ウォッ!・・・年のせいか・・・。これでも喰らえ!」

 ゴォォォォォォ!←火炎放射器(ガスコンロ)

 ブチィッ!←ガス管を引きちぎった音

 「お次はターザンか!やるな小僧!フンッ!」

 ガランガランガラァ・・・←プロパンガスボンベ(中)投げ

 「「「逃げろぉぉぉぉぉ!・・・・・。」」」←居合わせた人達

 「爺ちゃんも、一夏さんも止めて!」

 ドォォォンッ!←ロケット花火

 「やだぁ。」←反対方向に飛んだ

 その後、2人の戦闘に因り、町一つ消えたとか、無くなったとか・・・。

 




ああもう滅茶苦茶よ。・・・こういうケースは前にもあったよな?


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第16話 こんなの授業じゃないわ!ただのドンパチよ!

おはよう諸君。
ここは何処だ?
ネットよ。良く来たわね。
ま、まぁ落ち着け読者。いきなりイレイザーが出たからって、そんな目で見られたんじゃビビって投稿も出来やしねえ。


- 1時間目前、廊下にて -

 ダダダダダッ!←廊下ダッシュ中

 「いたぞ!あそこだ!」←上級生

 「クソッ。もう来たか。」

 「ね、ねえ、織斑君?」

 「何だ!」

 「何で、みんな追いかけてくるの?」

 「あぁ、ダメ。こんなのが分からないようじゃ男子じゃない。コルセットを巻いた女子だ!(・・・ん?)」←ジョーク*まだ気付いていません

 「!?」

 「・・・どうしたシャルル?」

 「え?いや・・・何でもないよ。そ、それよりも、恥ずかしいから降ろして貰えない?」

 「駄目だ!」

 「駄目ぇ!?そんなぁ・・・。もうやだ!わぁ、危ない!」

 「筋肉×美青年!行ける、行けるわ!!」

 パパパパパシャッ!←シャッター音

 「どけっ!どけってんだ!」

 ドーンッ!←吹っ飛んでいく新聞部部員

 「この手に限る。」

 「織斑君は、誰かに『野蛮だ』って言われたことない?」

 「無駄話は後で聞く。」

 

- 数十秒後、更衣室 -

 「ここまで来れば、追っ手は来ない。着替えるぞ。」

 「う、うん。・・・て、うわぁ!」

 「何だ!」

 「え・・・、い、いや、何でもないよ。あ、あの、着替える間はあっちを向いt・・・早っ!もう着替えたの!?」

 「急げ。少しでも遅れれば、あの出席簿(紙の挟まった鉄板)の餌食だ。」

 「う、うん・・・。お待たせ!」

 「よし、急ごう。」

 

- チャイム鳴る、第2アリーナ -

 「遅刻するとは、見上げた度胸だ、織斑。」

 「廊下が混んでたんだ。」

 「ほう、口答えするか!」

 バシッ、キィィィン!【9979/9999】

           【0/25000】←出席簿終了

 「・・・職員室に行って、替えの出席簿を取ってこなくては。山田先生・・・はいないから、・・・おい、2組の担任(*名前ド忘れ)!しっかり見張ってろ、アホ娘らが暴れるぞ。・・・いいか、こっちは逆光だ。動けば分かる。」

 「どうやってです!陰から判断しろとでも?」

 「あぁ、そうだ。・・・よし、諸君。きちんと整列してろ。動くんじゃないぞ。すぐ戻る。」

 ダッ!

 「・・・一夏、今日は一段と遅かったわね。」

 「シャルルさんと一緒だったとは言え、随分とごゆっくりこられましたわね。」

 「凰さん!オルコットさん!次余計なことを話すと、きゅ、・・・口を縫い合わせますよ!」

 「試してみる?代表候補生の私らに勝てるとでも?」

 「ひぃっ!」←弱ッ!

 「・・・鈴、セシリア。無茶を言うな。包囲網を敷かれていたんだ。」

 「へぇ、嘘を言うんだ。何時も吹っ飛ばしているくせに。」

 「え?そ、そうなの織斑君。」

 「アンタが仏の男子?良いわ、教えてあげる。織斑筋なら、人っ子一人抱えた位は誤差だから。」

 「・・・鈴、織斑筋って何だ?」

 「知らない方が良いわ。」

 「」

 「ほう、黙ってろと言ったのに、喋るとは。うるさい奴等だ。気に入った。今日の格闘と射撃を含む実戦訓練の実演をさせてやろう。」

 バシッ!バシィンッ!【1241/1500】←セシリア

           【1311/1600】←鈴

 「くぅぅぅ・・・。ことある事に、すぐ人の頭をPON☆PON☆と叩くなんて・・・。」

 「・・・織斑筋のせい、織斑筋のせい、織斑筋のs――」

 ズバンッ!【998/1600】

 「少し黙ってろ、このオカマ野郎。」←まな板なので*何処がとは言わない

 「ところで織斑先生、凰さんをあまり弱らせないで下さいませ。倒し甲斐がなくなりますわ。」

 「ふん、こっちの台詞ね。伊達に一夏と悪さしてた訳じゃないから。」

 「はい、凰さん質問!悪さって、具体的に何?」

 「まぁ、大したことはないけど、公園一個消したぐらい?」

 「「「・・・え?」」」

 「嘘よ。」

 「「「あー、よかった。」」」

 「あ、でも一夏と友達の爺ちゃんが街を一つ消s―――」

 「ウワァァァァァァァ!!!皆さんどいてぇぇぇ!!!」

 「落ちてくるぞ、山田先生(あのバカ)。」

 「潰す気だ!危ねえ!」

 「はぁ、・・・山田君。今から鞠突きをする。・・・お前、鞠な。(・・・ん?)・・・織斑、いや、一夏。・・・やれ!」

 「OK!・・・フンッ!」

 バイン、バイン、バイン・・・←筋肉式鞠突き

 「お、織斑君!困ります!こんな所で、鞠突き・・・で、ではなくてですね!先生で遊ばないで・・・あぁ、でもこのまま織斑君に傷物(物理)にされたら、織斑先生が義姉さんに――」

 ドゴオォォォンッ!【17000/30000】←山田先生*IS装備

          【17888/20000】←山田先生を叩きに行って巻き添え

          【7989/9999】←鞠突きしてて巻き添え

 「凰、その(む○に対する)敵意は仕舞ってろ。衝撃砲も蓋をしとけ。」

 「モッp・・・篠ノ之さんがそう言うなら・・・。」

 「・・・さて、凰、オルコット!出て来い。山田先生。起きろ。始めるぞ。」

 「あ、はい。・・・え?織斑先生、2対1ですか?」

 「安心しろ。今なら、まだ山田先生の方が優秀だ。2-1でも、まだ勝てる。」

 「う、うぅ・・・。そうですかね・・・。」

 「フッ、フッ、フッ・・・・・。ブッ殺してやる。」

 「・・・鈴さん?」

 「いいか?では始め!」

 シュゴォォォォンッ!←飛翔×3

 「・・・暇だな。おい、凰!さっきはよくも衝撃砲で・・・、実演中か・・・。そうだな、・・・デュノア。山田先生のISの解説をしろ。」

 「はい。山田先生の使用されて―――ですが、そのスペックは―――ありながら―――ライセンス生産―――簡易性が―――装備され―――ことでも知られています。」

 ガンッ!

 「あぁ、そこまででいい。・・・山田先生?」

 「フッ、フッ、フッ・・・・・。巨○共。気分良いぜ!」←巨○に対する嫉妬心

 「っく、まさかこの私が・・・。」

 「うぅぅ・・・。先生としての立つ瀬がありません・・・。」

 「」

 〈〈〈凰さん、怖い・・・。〉〉〉←胸部を押さえながら

 「・・・さて、これで諸君等にもこの授業が普段に比べ安全であることが分かって貰えたと思う。但し、油断は禁物だ。必ず、細心の注意を払って授業に臨むこと。いいな。」

 「「「はい!」」」←1組

 〈〈〈安全?何処が?〉〉〉←2組&デュノア

 「・・・2組、良いか?」

 「「「は、はい・・・?」」」




いいぞぉ・・・(サイト)のランキング目掛けて突っ込んでいけ(白目)。
さぁ、今日は徹夜で寝るぞー・・・・・


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第17話 ISでも乗って、リラックスしな

「見上げた投稿ペースだ只のカカシです。だがな、手前ぇの睡眠時間を張るほど値打ちのある作品の出来か?さぁ頭を冷やして、よく考えてみろ」
「ああっ、うっ・・・!」
「支えてんのは読者だ。作者じゃないんだぜ」
「あああっ・・・お、俺を殺したら、次話は見つからんぞ・・・」
「どこにある!」
「知らねぇよ・・・うううっ・・・まだ、一文字も書いてないんだ」


 「よし、今から実習を行う。専用機持ちの5人。お前等がリーダだ。1グループ人ずつで行う。いいか?では分かれろ。」

 ダダダッシュ!

 「織斑きn・・・織斑君!一緒にやろう!」

 「ISの乗り方、分かんないから教えてね。」

 「デュノア君の、操縦テクみたいな~。」

 「あ~!私も見たい!同じグループに、入れて!」

 プチッ!

 「この馬鹿者(タコ)共が!良いだろう、私が決めてやる!」

 ドォン!【14588/15000】←出席簿で地面を叩いた

 「「「ウワァァァァァァァッー!?」」」←飛び散る生徒

 ドドドドドスッ・・・←振り分け完了

 「この手に限るな。」←万誘筋力*万物を誘導する筋力

 「よし!織斑君と一緒の班。・・・ねえねえ、織斑君。織斑先生って誰かに野蛮だって言われたこと無い?」

 「それは言わない方が良い。それを言うと、俺も死ぬ。」

 「分かるわ、話して数秒の私でも死ねばいいと思うの・・・。」

 「おい、随分な言い方じゃないか。」

 ズババァン!【9/100】

 「今度(私の)陰口をたたいたら、1学年に縫い合わすぞ。」←要は留年

 「2組の女子は止めてやれ。死ぬほどダメージを受けてる。」

 「駄目だ。・・・山田先生、説明を。」

 「あ、はい。えっと、皆さん。訓練機を各班1機取りに来て下さい。訓練機は、打鉄が3機にリヴァイヴが2機です。班で決めて取りに来て下さい。早い者勝ちですからね!」

 「どっちが良い?」

 「よし、織斑君!筋肉ルーレットしy――」

 「その必要はない。打鉄で良いか?」

 「あぁ、いいぞ。」

 「えぇ!?篠ノ之さん!?って、IS持上げてるし!!」

 「嘘!?私、箸より重い物持ったこと無い!」

 「ふん、軟弱者が。一夏なら、ISより軽い物を持ったことがないわ!」

 「・・・箒、俺だって爪楊枝ぐらい使う。」

 「それに、さっきデュノア君担いでたしね。」

 「」

 「それでは、各班の班長は―――貰うので、―――設定で―――てあります。取り敢えず―――下さいね。」

 「・・・じゃ、始めるか。出席番号順で構わないか?」

 「出席番号一番!相川清香!部活はハンドボーr―――」

 「フンッ!」←投げた

 「ブッ!!」←投げられた

 「よし、起動してくれ。」

 「・・・織斑君は、誰かに強引だって言われたことない?」

 「起動してくれ。」

 「あ、え・・・えーっと・・・どうするんだっけ?・・・ええい!」

 ガンガンッ!

 ・・・ウィィィィィィ・・・・

 「「「えぇ・・・。」」」←班員ドン引き

 「・・・この手に限るわ!!」←まぐれ

 「面白い起動の仕方だな。気に入った。起動の仕方を採点してやろう。」

 「さ、採点?」

 「あぁ、100点だよ!」←脳筋としては

 ドスンッ!←引き摺り落とした*通称:引落(ひきおとし)

 「教科書を読んでこい!」

 「(起動操作の方法を忘れて)すまないと思っているわ。」

 「一夏、その位にしといてやれ。」

 「そうだな。・・・次の人。」

 「あの、織斑君・・・、届かない。」

 「引き摺り落としたのが拙かったか・・・。」

 「あ、やってしまいましたか。仕方ないですね。織斑君、乗せてあげて下さい!」

 「山田先生、何故、俺が乗せるんです?踏み台を用意すればスッキリするのに。」

 「もーう、織斑君ったら古いですね。立ってるISは、バランスが悪いから踏み台は危険なんです。」

 「俺達はIS乗りだ、踏み台じゃない。」

 「「「じゃあ、抱っこで!!」」」

 「ふざけやがってぇ!!」

 ベキッ、バキッ、ビシィ!

 ドスゥン・・・←倒した

 「これで乗れる。」

 「「「む、無茶苦茶だわ・・・。」」」

 「よし、乗れ。・・・そうだ、乗ったか?」

 「うん。」

 「よし、起こすぞ!」

 ムキィ!←生身でISを起こした

 「「「・・・IS使ったら?」」」

 「・・・あれぇ?起動しないな?」

 「お前等・・・。まず、メイン電源を入れろ。」

 「あっ・・・。」

 

 「よし、いいぞ。電源を切って。しゃがんで降りr―――」

 「あ、ごめん・・・。」

 「クソッタレがぁ!」

 ベキッ、バキッ、ビシィ!

 バシィィィンッ!【8900/9999】

 「うぉぉぉぉぉ・・・。」

 「馬鹿者が。ISを壊す気か?」

 〈〈あー、ほらね。〉〉←1組

 〈〈いや、体の心配しよ?〉〉←2組

 

 

 

 「そこまで!各班、ISを持って来て下さい。」

 「よし、分かった。」

 「一夏、私が行こう。」

 「いや、待っていてくれ。最近、筋トレが出来ていないんだ。」

 「そうか、では任せた。」

 「ふんっ!」

 

 「お、織斑君?私は持ってこいと言いましたが、持ち上げてこいと言った記憶はないですよ?」←慣れてない*2組の担任

 「気にするな。トレーニングだ。」

 〈〈〈軽くない?〉〉〉←1組

 〈〈〈えぇ、苦行でしょ・・・〉〉〉←2組

 

 「よし、午前の実習は終了だ。午後は今使った訓練機の整備を行うので、格納庫に集合すること。専用機持ち、お前等は訓練機と自機の両方を見ること。では、解散!」

 

 

 

- 少し時間は戻って、ラウラの班 -

 「・・・・・。」

 「「「・・・。」」」

 「おい、ラウラ。」

 「はい、何でしょうか教官!」

 「良い返事だ。採点してやろうか?」

 「は、感謝します!」

 「0点だ!ここでは、先生と呼べ!」

 「はっ!失礼しました!」

 「それよりも、ラウラ。授業の進捗に置いて行かれているぞ。とばせ。」

 「はっ!おい、、貴様等!さっさとISにn――」

 ドベキシ「オフィ・・・。」【1/8000】

 「あぁ、駄目だ。これじゃ授業にならない。山田君、例の資料この班に配って。」

 「はい、かしこまりました。(・・・ん?)」

 「・・・先生、これは何です?」

 「ラウラの取扱説明書だ。」

 「誰が作ったんです?」

 「あそこの髪は濃紺、身長170cm!ISスーツ姿の筋肉モリモリ、マッチョマンの変態だ!・・・なぜ、ISをだしt

 ベキッ!

 「・・・わぁぁ!?」←山田先生

 「・・・安心しろ。あの程度では一夏は壊れん。」

 「お、織斑先生!?先に打鉄が駄目になります!」

 「良いじゃないか。始末書書けば。」

 「だ、駄目です!・・・あ、でも、この授業の責任者は織斑先生なので、先生が書かれるなら良いですよ?」

 「おい、一夏ァァァァァァァ!」

 〈〈〈変わり身、早ッ!〉〉〉




次話に関わる作業をしてんだ。ここから出て行って貰おう
それ、脅してんの?
・・・その通りだ。今から寝るんだ・・・(3時)
*内容は滑るわ、タイピングは進まないわ、疲れた。


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第18話 これぞセシリアの真髄

タブ開け!開けやがれこのぉ!(Wardから)文章引っこ抜いて投稿ページに送ってやるんでぇ・・・腹筋を壊せるようになぁ!


- 昼休憩 -

 「・・・ねぇ、織斑君?」

 「何だ?」

 「何で、僕たちは校舎の壁を上っているのかな?」←当然素手

 「屋上で待ち合わせをしているからだ。」

 「いや、だったら階段を使えば良いじゃん!」

 「駄目だ。」

 「駄目ぇ!?」

 「あまり大きな声を出すな。野次馬と新聞部に見つかる。」

 「そこ!?心配するところそこ!?」

 「あぁ、そうだ。明日の学内新聞のネタにされたくなかったら、黙ってろ。それから、包囲網を敷かれたら、流石の俺でも人を背負って階段を上りながら突破するのは厳しい。」

 「無理じゃないんだ・・・。だからって壁を選ぶのはどうなのかなぁ・・・。って言うか、僕を背負って壁を上ってる時点で十分おかしいよ?織斑君分かってる?」

 「どうかな?俺の知り合いに、後3人、単独でならもう2人、出来る奴が居る。」

 「ご、5人も・・・。じゃなくて、何で命綱無いの!?落ちたらどうするの!?」

 「ISがあるだろ!」

 「」

 「見ろ、現に一人来たぞ。」

 「え?あ、あれはラウラさん!?」

 「大佐ぁ!待って下さい!」

 「先に行ってろ!」

 ブンッ!←投げ上げ

 「ふぇぇぇぇぇぇ!?!?!?」

 「・・・。」

 ドンッ、ドンッ、ドンッ←威嚇射撃by拳銃

 「流石だ、メイトリクス(ドイツ軍内での呼ばれ方。*軍に所属していた訳ではない)、いや、織斑一夏!やはり撃ってきたか。」

 ピュッ←麻酔弾

 「ウッ!」

 ドサッ

 「これで片付いた。」

 

- IS学園、屋上 -

 ドサ←デュノア到着

 「!?」

 「・・・・・。」←放心状態

 「デュノアが来たと言うことは、一夏もそこまで来ているな。」

 ストッ

 「ほら、来た。」

 「シャルル、大丈夫か?」

 「僕、死んでるんじゃないかな?」

 「大丈夫だ。生きてるよ。・・・待たせたな。」

 「ね?言ったでしょ。織斑筋なら人っ子一人背負っても壁を上れるって。」

 「き、筋肉バカだとは思っていましたが・・・、まさかここまでするなんて・・・。っく、私としたことが・・・。」

 「・・・何を揉めているんだ?」

 「セシリアが、アンタが見当たらないって言うから、『校舎でも上ってるんじゃない?』って言ったら、信じなかったのよ。」

 「えぇ、そうですわ!普通でなくても上りませんわ!そうですわよね、デュノアさん!」

 「そうだよね・・・。僕も驚いたよ。織斑君が、食堂は混むから、秘密の場所に連れて行ってくれるってことで付いて来てみたら、まさか背負われて壁を登なんて・・・・・。最後は、投げるし。」

 「ってか、そろそろ食べない?授業に遅れると千冬さんに叩かれるわよ。」

 「そ、そうですわね。あの出席簿は喰らいたくありませんもの・・・。」

 「と言う訳で、はい。」

 ドンッ!

 「・・・ドン?」

 「酢豚か?」

 「そうよ!久しぶりでしょ?時間がなかったから、少ししか作れなかったけど。」

 「少し!?これは少しじゃないよ!大量だよ!ドンって言ったよ!?タッパだし!」

 「タッパは少しよ。大量は、タライに作ってから言いなさい。」

 「」

 「一夏、私も作ってきたぞ。唐揚げだ。」

 ドンッ!

 「で、白ご飯。炊きたてだ。激旨だでぇ!」

 ドスンッ!←炊飯器

 「・・・シャルル、どうした?」

 「いや、僕がここにいて良いのかな・・・。」

 「それ、デュノア。皿とフォークだ。」

 「あ、篠ノ之さん。ありがとう・・・。」

 「「「いただきます。」」」

 コツカツコツカツ・・・モグモグモグモグ!

 「・・・何時もこんな感じなの?」←◎鍋肉並感*某宣伝

 「いや、普段はもっとドンパチ、賑やかだ。」

 「」

 

 「「「ごちそうさまでした」」」

 「す、凄い・・・。あんなにあったのに・・・。日本人って、みんな大食いなの?」

 「私、国籍は中国よ。」

 「実質日本人だろ。」

 「んん、一夏さん。まだ足りないようでしたら、私、サンドイッチを作ってきましたわ。よかったらどうぞ。」

 「あぁ、いただこう。」

 ヒョイ、パクッ

 「!?!?!?」

 「美味しそうね、私もh――」

 「セシリアは、サンドイッチだと言ったな。」

 「うん、そうね。どう見ても、サンドイッチよ。」

 「あれは嘘だ!」

 バタァアン!

 「一夏!繰り返します、一夏!!箒だ!返事をしろ!」

 

 ダダダッダダダダダッシュ!←搬送中

 「見ろ、あの織斑君が倒れてるぞ。スクープだ!」

 「(大佐)らしくもねぇです。サンドイッチを食ってから様子が変になった。」

 「それどこで聞いたの眼帯さん?・・・あれ?眼帯さん・・・?」

 「黛、誰と話してんの?」

 「見ました。(眼帯した女子を)見たんです!」

 「カカシには写らんぞ。」

 「「「!?」」」

 目だけが、光っていなかった←銀髪+眼帯

 

 

 

- 病院にて -

 「ここは、保健室か・・・。」

 「残念だったな。クリニックだよ。」

 「そうか・・・。」

 「で、どんな味だったの?」

 「君は知らないほうがいい・・・。俺だって、出来ることなら忘れたい」

 「下らん、恐怖でおかしくなったか?相手は只のサンドイッチだ、どうってことはない。」

 「腐るよなぁ」

 「まったくですわ。サンドイッチ一つにこれじゃあ、大げさすぎます。」

 「大佐、何をビビってんだ。」←どっから来た!

 「試してみるか?俺が意識ほどを失うほどのサンドイッチだ。」

 「いや、結構ね。遠慮させて貰うから。」

 「・・・食えよ、鈴。怖いのか?」

 「食してやる。」

 「「えぇ!?」」

 「胃薬なんて必要ねぇ!あはははっ。腸薬にはもう用はねぇ!ふふふふっ・・・下剤も必要ねぇや、へへへへっ・・・。誰がサンドイッチなんか、サンドイッチなんか怖かねぇ!・・・野郎、セシリア製サンドイッチ持って来いやぁぁ!!!」

 パクッ!

 「ウウウウウォォォ・・・オォォゥ・・・アァァ。」

 「これで昼に食った飯も抜けるだろう。」

 「ウォエ***(自主規制)」

 「次は命がないぞ。」

 「こんなサンドイッチは、一度きりよぉォォォォ!!・・・オ**(自主規制)」

 「セシリア、お前は!自分がしたことは何にも分かっていない!よくこんなサンドイッチを作ったな!」

 「貴方が食べ(させ)たのですわよ!」

 「食わせたのは、手前だぜ・・・。・・・ウォ**(自主規制)」

 

 後に凰鈴音は、『普通の飯ってのはぁ、いいもんだよなぁ。・・・気をつけて食いなさいよ。いい飯をね。酒でも飲んで腹を消毒しな。衛生の面倒は私がしっかり見ててやるから』と語った。




「クソッ、(投稿まで)あと3時間だ」
「作Bに連絡をとってくれ。作Aと言えば分かる」
「ふへへっ、作Bだぁ? 寝言言ってんじゃねぇよ」
「ああ、眠いからな・・・もう何日もまともな睡眠取ってねえ、やってられっか!(やってるけどな!)」
*リズムが崩れてるだけで睡眠は取ってます。


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第19話 美男子とマッチョマン

「繰り返す、こちら作A。作Bどうぞ。緊急事態発生」
「最新話未確認読者に告ぐ。こちらは港湾労働くm・・・違った、只のカカシです。君等は腹筋の強化区域を横切っている。ただちに読み進めないと(腹筋を)撃墜する。聞こえるか!」
「緊急! 繰り返す、緊急! ただちに作Bに連絡されたし」
「まず腹筋を鍛えよ。さもないと撃墜するぞ。聞こえるか!」
「脅しじゃないわ、連中本当に(次話を)撃ってくるわよ。他作品からの読者はみんなここを避けてるわ」
「ランキングの中に潜れるか?」
「相手は運営なのよ?評定ギリギリに飛べば光り物×2(学習ry)がカモフラージュしてくれるかも」
「よし、行け!」


- 夜、1025号室 -

 バタン

 「あ、おかえり。」

 「誰だ?・・・シャルルか。」

 「うん、先生に同じ部屋だって。それより、織斑君。大丈夫だった?」

 「あぁ、今は何とか。」

 「お風呂準備してくるよ。待ってて。」

 「いや、調子が悪いんだ。とてもじゃないが入れない。・・・着替えたら、今日は休ませてくれ。」

 「ほ、本当に大丈夫なの?」

 「安心しろ。変なものを食べただけだ。食中毒とかじゃない。」

 「いや、変なものって十分ヤバイよ!?」

 「寝れば直る。」

 「」

 「じゃ、おやすみ。」

 バタン・・・←病院着のままなので

 「うーん。いいのかなぁ・・・。」

 

 

 

- 翌朝4時半 -

 「一夏!起きてるか!?」

 「うわ!?何!?」

 「少し待て。今行く。」

 「お、織斑君、お風呂入ったの!?大丈夫なの!?」

 「安心しろ。もう直った。」

 「そ、そうなんだ。」〈早っ!昨日あんなに疲れてたのに!?〉

 「じゃ、行ってくる。」

 「ど、どこに?」

 「トレーニングだ。シャルルも来るか?」

 「トレーニングって・・・。昨日、体壊して人のする事じゃないよ!!」

 「「体を壊したから、壊れないように鍛えるんだ!」」

 「」

 「じゃ。・・・それより箒、今はルームメイトが居るから、明日からはもう少し静かに来てくれ。」

 「む、そうだな。すまなかった、デュノア。以後気を付ける。」

 「いや、いいよ。」

 「それより、一夏。ノックしたら直ぐに返事をしてくれ。叩き疲れたぞ。」

 「え?」

 「いや、すまん。風呂に入ってたんで聞こえなかった。」

 「ま、待って!ノック聞こえなかったけど?」

 「当然だ。ここのドアは防音性能が高いからな。俺でも一枚ドアを挟めば聞き取るのは困難だ。」

 「」

 「じゃあ、行ってくる。」

 バタン

 「・・・本当に叩いたのかなぁ?」

 スタスタ、ガチャ

 〈人感センサーか何か取り付けた方が良いのかな。でも勝手に取り付けたら――〉

 「うわ!?」〈の、ノックってこんなにドア凹むっけ!?〉

 コッコッ←試し叩き

 〈えぇ、こんなの凹む!?無理だよ!狂ってるよここの人達!人間じゃないわ・・・。〉

 

- 2時間後 -

 〈・・・ん、ドアが凹んだままだったか。〉「ただ今。」

 「あ、お帰り一夏。ねえドアg――」

 ドゴッ!

 「これで直った。」

 「えぇ!?ちょっと、余計に凸凹になるよ!」

 「自分の目で確かめろ。」

 〈直らないよ、そんな乱暴にしたんj――〉「って、えぇ!?綺麗になってる。」

 「いいか、シャルル。このドアの上から4/7辺り目掛けて、蹴りを入れるんだ。そうすると、良い感じになる。いいか、よく覚えとけ。ドアとポンコツは叩けば直る。」

 「む、無茶だ・・・。ま、まさか、毎朝やってるの?」

 「安心しろ。2~3週間に一回ぐらいだ。」

 「あ、それ位な・・・って十分多いよ!ドアなんて、滅多に凹まないよ!」

 「ドアが無くなるよりマシだ。」

 「」

 「さて、朝飯を食いに行こう。遅刻すると、千冬姉の制裁が待ってる。」

 

 

 

- 4日後、土曜日 -

 「えぇっと・・・、一夏達は軍人じゃないんだよね?」

 「そうだ。・・・何で何回も聞くんだ?」

 「いや、おかしいよ!一夏達は、一体何なのよ!・・・ああぁ!!チェーンガンを引っぱり出す、ロケットランチャーはブッ放す、僕を投げる(←根に持っている)、IS(訓練機)を強奪するのを手伝えなんて突然メチャクチャは言い出す。かと思ったら人を騒ぎに巻き込んで怪我人は出す、挙句はISを持ち上げる。本当に人間なの!?整備科が、一夏を撃とうとしたから助けたよ。そうしたら僕まで追われる身だ!一体、何なのか教えてちょうだい!!」

 「駄目だ。」

 「駄目ェ!?何でさ!」

 「アレを見ろ。」

 「誤魔化さないd-・・・・・、あ、あれはドイツの第3世代型!」

 「私の本国からの情報では、まだ試作段階と聞いていましたが・・・。」

 「大佐ぁ!調子はどんなだ?」

 「俺は軍にいたことはないぞ。その呼び方は止せ。」

 「っふ、頑固だな。・・・メイトリクス!私と勝負しろ!」

 「・・・俺は、織斑一夏だ。」

 「まぁ、いいだろう!だが、私達『シュヴァルツェ・ハーゼ』にとって貴方は大佐でありメイトリクスだ!」

 「今度ホラを吹いて見ろ。口を縫い合わすぞ。」

 「ふん、剣道しか知らん女が何を言うかと思えば。滑稽だな。気に入った。殺すのは、最後にしてやろう。」

 「今の言葉、そっくり帰してやろう。」

 「ま、待って!生身の人n――」

 「ま、見てなさい。大丈夫だから。」

 「えぇ!?だって!!」

 「・・・いいだろう。今すぐ死ね!」

 ドンッ!バショッ

 「・・・なっ!」

 「へ?し、篠ノ之さん?し、竹刀だよね、それ・・・。」

 「む、折れたか。私もまだ、鍛錬が足らんな。」

 「いや、それ物理法則越えてるから!普通、レールガンに当たった瞬間に竹で出来た物なんか木っ端微塵になるからね!?」

 「うん、確かに鍛錬不足かもね。一夏でも、ロケットランチャーぐらいなら竹刀で撃ち落とすし。」

 「凰さん!?一夏、ホント!?」

 「シャルルさん、一々驚いていらしたら、体が持ちませんわよ。受け流すのが一番ですわ。」

 「チェーンガンを撃つオルコットさんに言われても・・・。」

 『そこの生徒、何をしている!』

 「・・・ふん。今日のところは引いてやる。大佐、また来る。」

 『学年とクラス、出せk・・・おい、そこの黒いの!何処に行く!待ちなさい。ガチャ・・・』

 「うっさいわね、まったく。何よ、ただ遊んでるだけでしょ、あんなの。」

 「あ、遊び!?ISが生身の人間に発砲して、遊び!?」

 「シャルルさん、仕方ありませんわ。一夏さんは、私に生身で挑んできましたから。」

 「」

 

- 夕方 -

 バタンッ

 「つ、疲れた・・・。」

 「さて、〆に行くか。」

 「し、〆?」

 「ランニングですわ。一夏さんと篠ノ之さんは何時も終わる前にアリーナを走られるのです。」

 「い、今から!?一週が10kmあるのに!?」

 「そうよ。見てみなさい、もうあそこまで行ってるから。」

 「え、どこ?・・・!?速!?」

 「疲れていらっしゃるのかしら。普段より遅いですわ。」

 「お、遅い!?アレで!?もう、ランニングじゃないよ!ダッシュだよ!」

 「はいはい。アンタは早く慣れなさい。」

 「」

 

- その後、更衣室 -

 プシュー・・・

 「あ、織斑君。ここにいましたか。」

 「山田先生。今から帰るところです。何か?」

 「はい。今月下旬から、大浴場が使えるようになります。」

 「だ、そうだ、シャルル。」

 「え、あ・・・そうですか。」

 「「??」」

 「え、い、いやぁ、楽しみです。」

 「そうか、ならよかった。」

 「あ、それから織斑君。白式の登録に関する書類があるので、職員室まで書きに来て下さい。」

 「そうだな。先に一旦部屋に帰って風呂に入ってきてからでもいいか?」

 「えー、職員室の鍵のことがあるので、出来るだけ早く来て欲しいのですが・・・。少々枚数も多いですし・・・。」

 「そうか・・・。分かりました。シャルル、そう言うことだ。先に帰っていてくれ。」

 「う、うん。分かった・・・。」




「・・・腹筋が消えました」

「読者の腹筋を割るのは、薄いガラスを割るようだぜ」
「・・・ネタは(コマンドーに)縛ってろ。その文章(状況描写)も閉じとけ。・・・あ、無かった」


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第20話 美女と筋肉

「最新話に置いてかれるぞ。とばせ!」
「ワッハッハッ!」
「いいぞ」
「どうしてこんなことするの!?」
「一口では言えん。とにかく読め」
「無理よ、そんなの、読み始めてまだ5行と経ってないのよ」
「・・・6行目だな。」


- 夜、1025号室 -

 〈はー・・・。疲れた・・・。あ、そうか。一夏は暫く帰ってこないし、シャワーでも浴びてこよう。〉

 

- その10分後、職員室にて -

 「はい、以上で終わりです。」

 「・・・これだけか?」

 「はい、そうです。お疲れ様でした。」

 「何で、今日なんだ?明日の昼休憩でも出来るのに。」

 「私の机の上がスッキリするからです!」

 「ふざけy「あぁ、山田先生。よかった。この書類を頼m・・・一夏!?」・・・ふざけやがってぇ!!」

 「ま、待て、酒は飲んでない!!」

 ズドドォオンッ!←クーゲルシュライバー・ドイツ・ヴェルフェン*訳:ボールペン2本(ニッポン)投げ

 「これで腐った思考も抜けるだろう。」

 

 「まだ、誰か中にいるのか?」←鍵係

 「死体だけです。」

 チラッ

 「よし、閉めよう。」

 「(手間を取らせて)すまないと思っている。」

 

 

- 2分後、1025号室 -

 「ただいま。・・・いないのか?」〈まあいいか。さて、ひとっ風呂・・・シャルルが入っているのか。仕方ない、待つか。〉

 

- 更に20分後 -

 ガチャ←風呂のドア

 〈ふー、サッパリした。〉

 「良い胸筋だ。何処で鍛えた。」

 「え~違うよ。これは胸筋じゃなくて、○首d・・・・・、って、えぇぇぇぇぇぇ!?い、いつ帰ってきたの!?」〈し、しまった・・・。こんな格好を見られたら・・・。〉

 「シャワーは終わりか?よし、ひとっ風呂浴びてくる。」

 〈ど、ど、どうしよう・・・。〉

 ガチャン

 〈・・・え?無視!?〉

 

- 5分後 -

 『あ!!』

 ビクッ!「!?」

 ガチャ

 「シャルル、すまないがタンスの中から石鹸を取ってくれ。」←何でタンスに仕舞う?

 「え?あ、いいよ。・・・はい。」

 「ありがとう。」

 バタン

 「・・・。」

 『あ!!』

 ビクッ!「!?」

 ガチャ

 「シャルル、タオルを落とした。すまないが、棚からタオルを出して貰えないか?」←タオルと石鹸逆でしょ

 「あ、いいよ。・・・はい。」

 「ありがとう。」

 バタン

 「・・・。」

 

- 3分後 -

 ガチャ

 「なあ、シャルル。今、体を拭いていて気が付いたんだが、お前のこの辺り・・・(胸筋ピクピク)に付いているのは胸筋ではなく鈴にはないアレか?(・・・ん?)」←遅い

 「り、鈴?あ、凰さんか。・・・そ、そうだよ。」

 「ならいいんだ。」

 バタン

 「・・・何がいいの!?」

 ガチャ

 「あー、サッパリした。よし、シャルル。飯食いに行こう。」

 「あ・・・、いや、待って!」

 「冗談だ、安心しろ。誰にも言わん。異性への擬装は、諜報の世界では古くから行われてきた。それを分かっているとは、デュノア社、やっぱり大したもんだよ。(・・・んん?)」

 「流石だね一夏。その通りだよ・・・。」

 「目的は、これだろう。」←胸筋ピクピク

 「ち、違うよ!そんなもの・・・いや、そんな言い方は失礼なんだけど、違うよ。僕が指示されたのは――」

 「あぁ、(こっち)か。」ポーズを取りながら*お好みのポーズで回想して下さい

 「だ か ら 違うって!!」

 「ん、そうか。やはりこれだったか!」

 デェェェェェェェン!←ロケットランチャー

 「全然違う!!」

 「・・・じゃあ、これか?」

 「・・・何それ?」

 「織斑千冬の(縫い合わされた)財布だ。」←何で持ってるんですかねぇ

 「い、一夏、ふざけてるの?」←こめかみピクピク

 「あぁ、そうだ。」

 「はぁ・・・、僕が指示されたのは、白式のデータを盗んでくることだよ。」

 「この近接だけが取り柄の欠陥機(ポンコツ)だろ?くれてやる。」

 ポイッ

 「!?わ、わ、わ、わぁ!!」←キャッチ

 「それに、防弾チョッキの方が動きやすいしな!」

 「だ、駄目だよ!持って帰るのはマズイんだ!それに、学年別トーナメントはどうするの!?」

 「冗談だ。俺もそれぐらい分かってる。」

 ヒョイ←白式回収

 「安心しろ、IS学園(ここ)なら、外部から干渉(物理は除く)されることはない。」

 「・・・え?」

 「特記事項第21だ。覚えてないのか?今すぐ見ろ。」

 「あ、うん。・・・成る程。凄いね一夏は。55個全部覚えてるの?」

 「当然だ。・・・何がおかしい?」

 「いや、だって一夏、何時も筋力にものを言わせて押し通してるのに、こんなことを覚えてるなんて。ギャップが凄いよ。」

 「2ヶ月もいれば、覚えられる。難しいことじゃない。・・・誰か来る。」

 「え?」

 ボフッ!←ベットに放り投げた

 「ゲホッ。」

 「静かにしてろ。」

 ピンポーン、ガチャ

 「一夏さん、いらっしゃいますか?入りますわよ?」←もう入ってる

 「セシリアか。何のようだ。」

 「一夏さん、夕食は摂られましたか?」

 「いや、まだだ。」

 「そうですか。よろしければご一緒しませんか?」

 「あぁ、いいだろう。」

 「あら?シャルルさんは?」

 「セシリア、頼みがあるんだが、シャルルを起こさないでやってくれ。今日の訓練で死ぬほど疲れたんだ。」

 「まぁ、そうでしたか。では、仕方ありません。私達だけで向かいましょう。」

 「あぁ・・・、ちょっと待ってくれ。靴が違うんだ。」

 「はい、分かりましたわ。」

 「・・・シャルル、これ以降返事はするな。動くんじゃないぞ。誰か来ても、無視で良い。いいな。・・・・・待たせた。」

 「では、行きましょう。」

 カチャ・・・、ガチ←施錠

 「優しいね、一夏・・・。」

 

- 30分後 -

 ガチャ、バン!

 「!?」

 「おい、一夏、デュノア!いるか!?ペパロニのピッツァを作ってきたぞ!激旨だでぇ!」←箒*合鍵で入った

 「・・・。」

 「む、しまった。デュノアが寝ていたのか。起こすところだった。・・・また明日会おう。」

 バタン、ガチャ

 〈怖っ!何ここ!〉

 

- 更に30分後 -

 ガチャ、ガチャ

 「シャルル、出てきていいぞ。・・・何処のバカだ?ピザ頼んだのは。」←ピッツァです

 「あ、一夏おかえり。それは篠ノ之さんが持ってきてくれたペパロニ?のピッツァよ。」

 パカッ

 「確かにペパロニだ・・・。!?ばれなかったか!?」

 「うん、話し掛けられなかったよ。」

 「ならよかった。・・・そうだ、シャルル。今、カタツムリを捕まえてきたんだが、食べるか?」

 「食べないよ!エスカルゴじゃないし!それデンデンムシだし!(怒)第一、エスカルゴ嫌いだし!」

 「そうか、違うのか。じゃ、捨てよ。」

 ガラガラ、ポイッ

 『ウーワァァァァァッァァ!!』←カタツムリ

 ジャー←手洗い*除菌

 「待ってろ、今(ピッツァを)暖める。」

 「あ、ありがとう。」

 チン

 「どうぞ。」

 「いただきます。・・・ん!美味しい!フランスのと味は違うけど、美味しい!篠ノ之さん、凄い!」

 「よかったな。」

 

 後にあのカタツムリは、セシリアに料理されたとかされなかったとか・・・。(なってたら恐怖)




「・・・なぁに?」
「プッ・・・腹筋はどこだ?」
「バスルームよ」
「・・・お前は?」
「寝るだけ腹筋アンダー核」


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第21話 敵が変わる人達

(次話を)無事取り戻したければ俺たちに協力しろ、OK?
OK!(と、言われる前に次話投稿)


- 休憩時間、IS学園、廊下 -

 〈くそっ、何でトイレが近くにないんだ・・・。あれは・・・。〉←トイレ帰り

 「教官!何故こんな所で教師を!大佐もです!」

 「ラウラ、何度も言わせるな。私は教官ではないし、一夏も大佐ではない。それに、日本で静かに暮らすつもりだからだ。ま、ドイツの軍より賑やかなことは否定しないがな。」

 「あなた方は、こんな極東の地に何の役目があるというのです!」

 「何もない。」

 「大佐!!・・・お願いです。教官、大佐。我が隊、シュヴァルツェ・ハーゼにもう一度ご指導を!ここにいては、あなた方の能力は生かされません!」

 「「何故だ?」」

 「この学園の生徒は、皆カカシです!あなた方と釣り合う人間ではないのです!ISをファッションか何かと勘違いしているカカシ如きに、あなた方の時間を割くだけ無駄d――」

 「それ以上喋ってみろ。口を縫い合わすぞ。」

 「!!」

 「きょ、教官、わ、わt――」

 バシィン!

 「教官ではない。先生だ。・・・授業が始まる。さっさと教室へ戻れ。」

 「ま、まだ話g――」

 ドベキシ【1/8000】

 「オフゥイ・・・。」

 「子ウサギを黙らせるには、この手に限る。」

 「すまん、一夏。」

 ヒョイ←ラウラ回収

 「・・・気にするな。遅かれ早かれ、けじめを付ける必要があった。その時期が近付いてきただけだ。シュヴァルツェ・ハーゼに俺達の良い印象を植え付けすぎた。ラウラの今の発言だって、俺達のせいだ。」

 「あぁ。・・・織斑、時間がない。急いで教室に戻れ。()()()走るなよ。OK?」

 「あぁ、分かっている。」

 ダッ!←壁ダッシュ

 

- 20分後 -

 〈・・・んん。・・・!!い、いかん。私としたことが。教官は・・・、教官と大佐と何か話していた気が・・・。いや、思い違いか・・・。〉

 

 

 

- 放課後 -

 「やっぱり、一夏達が居ないとアリーナが静かね。」

 「えぇ、そうですわ。慣れたと言っても、やはり毎日、あの2人がいては、気が休まりませんわ。」

 「それにしても・・・静かね。」

 「えぇ、よく音が聞こえますわ。例えば、こちらに照準を合わせている音とか。」

 ドンッ!

 「ラウラ・ボーデヴィッヒ・・・。ドイツの子ウサギがあたし等に、何のよう?」

 「中国の甲龍、英のブルー・ティアーズ・・・。っは、データで見た時はどれ程強いのかと思ったが、実物はEOS並だな。」

 「はぁ?何言ってんの?カタログスペックなんて、下駄履かしてるからスペック高くてなんぼでしょ?」

 「その程度のこともご存じないなんて、ドイツの軍はさぞかし世間を知らないのですわね。あ、失礼しましたわ。ドイツは完璧主義ですから、誤魔化すことなど、なさいませんものね。」

 「ふん、口の利き方を覚えるんだな、数が取り柄の国と、古いだけが取り柄の国にはトーシローしか居ないようでがっかりだ。」

 「セシリア、じゃんけんしよ。勝った方が行く、いい?」

 「えぇ、良いですわ。」

 「は!舐められたものだ。2人がかりで掛かっt――」

 「「最初はグー。」」

 「聞けぇ!」

 ドォン!←レールガン

 「!?」←躱された

 「「じゃんけんPON☆!」」

 「っく!コケにしやがって!」

 「あ、負けちゃったわ。」

 「おほほほほ、私の勝ちですわ!では、私がお相手いたします!」

 「怖いのか中国?」

 「怖がってんのは、アンタでしょ?ら・・・何とかウサギ。」

 「ラウラだ!2人まとめて掛かってこい!」

 「はー。面倒くさいですが、仕方ありません。鈴さん、2人で行きましょう。」

 「OK。」

 

 ドン、ビシューン!【16011/24000】

 「っく!!」

 「あらぁ!?先程までの威勢はどちらに?」

 「止めなよ、セシリア。みっともないから。所詮ウサギよ。」

 「ふざけやがって!来い、ポンコツ!」

 「お黙りなさい!まな板!」

 ドゴン!【26000/27000】

 「な!り、鈴さん?何を!!」

 「ふふふふ・・・。誰がまな板、貧○だぁ!?」

 「あ、貴方に言った記憶は・・・、っく!!」

 「ハッハッハ!よくも言ってくれたな!イギリス!」

 「キャァァァァー!」

 

 「り、鈴さん!落ち着いて下さいませ!」

 「地獄へ堕ちろ!巨*!」

 ドン!【1200/27000】

 「っく!」

 「良い働きだったぞ。中国。」

 ドン、ドン、ドゴゴォン!【1100/16000】

 「っな、小ウサギ!アンタ、裏切る気!?」

 「裏切る?手を組んだ覚えはないぞ!」

 ドドドドォォォォン・・・・・

 

- アリーナ、観客席入り口 -

 〈賑やかだな、一夏達、もう始めてるn――〉

 「シャルル、良いところにいた。今から特訓をしようと・・・。賑やかだな。見てみるか。」

 「・・・!!い、一夏あれ!」

 「鈴、セシリア。・・・ラウラに負けるようでは、話にならんぞ。」

 「い、いや、そんな呑気なこと言ってる場合!?」

 「安心しろ、怪我は寝れば――」

 「直らないこともあるから!急いで助けなきゃ!」

 「必要ない。」

 「何で!」

 「見てろ。」

 ゴソゴソ、スッ

 「何それ?」

 「スイッチだ。」

 「スイッチ?」

 「あぁ。」

 「どうするの?」

 「押す。・・・・・行け!」

 チュドォォォォォォォォォォン!【12000/15000】

                【2213/24000】

 「!?」

 「・・・クレイモアにしてはイマイチだな。」

 「い、イマイチ!?オーバーキルだよ!!グランド凹んだし!!って、言うか、何時の間に仕掛けたの!?」

 「あれは、シャルルの来る前のことだ。知らなくて当たり前だ。」

 「いや、だから何時!?」

 「このアリーナでの授業で、俺がグランドを凹ませた。その時、かさ増しするのに。」

 「一夏は、テロリストか何か!?普通じゃなくても、かさ増しに火薬は使わないよ!」

 「俺が見間違えたんだ。袋には砂利って書いてあった。だが、正確には砂利型爆弾だった。気が付いた時には埋めた後で、掘り起こすのは無理だったんだ。」

 「だからって埋めっぱなしはマズイよ!」

 「大丈夫だ、今ので使い切った。」

 「そう言うことじゃないよぉ・・・。」

 「説教なら、後で聞く。ラウラが退く。鈴とセシリアを助けに行くぞ。」




(次話を)追ってくるぞあの読者。
構わん!(腹筋を)撃ち殺せ!


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第22話 ただの打ち身ですな(大嘘)

私を覚えているかね、読者?
誰が忘れるものか、このゲス作者!昨日投稿がなかったことで、どれだけ腹筋が弱ったことか・・・。


- 第3アリーナ -

 「大丈夫か?鈴、セシリア。」

 「・・・ッう、・・・い、一夏・・・。」

 「だ、大丈夫でs・・・ッウグ!」

 「無理に動くな。・・・担架を取ってこなくちゃ。」

 「私が行こう。お前がいた方が良い。」

 「ぼ、僕も行くよ篠ノ之さん。」

 「頼む。」

 ダッ

 「ら、ラウラは?」

 「退いた。」

 デェェェェェェェン!

 「ラウラぁ!どこだ!!」←効果音一緒かよ!

 「千冬姉、もう奴は帰った。それから、ここには怪我人がいるんだ。静かにしろ。」

 「」

 「おい、一夏!持ってきたぞ!」

 「どうも。箒は、俺とセシリアを。シャルルと千冬姉は鈴を頼む。」

 

- 一時間後、保健室 -

 「別に、最初からやられっぱなしだった訳じゃないからね。」

 「そうですわ。鈴さんが仲間割れをしたせいです!」

 「な!あんたがいらないことを――」

 つん

 「「ウギッ!!」」

 「今度余計に騒いでみろ。傷口をぶっ叩くぞ。」

 「し、篠ノ之さん、厳しいね・・・。」

 「ふん、自業自得だ。」

 「そのくらいにしてやれ。・・・しかし、ただの打撲程度で済んで良かった。」

 「寝れば直るって言うんでしょ。」

 「・・・何で分かった。」

 「僕も、伊達に一夏と同じ部屋で生活してるわけじゃないからね。」

 「・・・!何か来る。それも集団だ。」

 ・・・ドッドッッドッドドドドド!ドーン!【0/2000】←飛び散る(ドア)ガラス、吹っ飛ぶドア!

 「わぁ!?ど、ドアが!!」

 「「「織斑(デュノア)君!!私とペアを組んで!!」」」

 「駄目だ。」

 「「「駄目ぇ!?何で!?」」」

 「シャルルと俺が組むからだ。」

 「「「何だ、なら仕様がないね・・・。他の女子と組まれるよりましだし。」」」

 「!?」〈他の女子って、もしかしてばれた!?〉

 「「「じゃーね、織斑君!シャルル君!また明日!!」」」

 〈あ、ばれてないみたい・・・じゃなくて!〉「ま、待ってみんな!ドアを直しt――」

 サーッ

 「逃げ足速っ!」

 「・・・・・このドアはもう駄目だ。」

 「一夏!幼なじみでしょ!私と組みなさい!!」

 「い、一夏さん!ここはイギリスの代名詞、セシリア・オルコットと組むべきですわ!!」

 「それは無理だ。」

 「無理!?何でよ!」

 「そうですわ!説明を要求します!」

 「お二人のISですが、ダメージレベルがCを超えています。ここで無理をすると、後々、重大な欠陥に繋がることもあります。急速も兼ねて、今回の出場は認めません!」

 「俺はシャルルと組むからだ。山田先生、訓練機があるだ――」

 「「それは、候補生のプライドが許さない(ですわ)!!」」

 「」

 「ま、しょうがないわね。」

 「えぇ、まったくですわ。」←そんなに嫌か

 「山田先生、一つ質問があります。」

 「はい、デュノア君。何でしょう。」

 「先生は今、二人と仰いましたが、ラウラさんは含まれていないのですか?」

 「ぼ、ボーデヴィッヒさんですか?いえ、何も聞いてませんが・・・。」

 「あいつは、必ず出る。」

 「「えぇ!?あの状態で!?」」

 バシーン!!バシーン!!【1102/1600】←有言実行

             【1057/1500】

 「「」」

 「よ、容赦ないね・・・。」

 「我慢した方だ。」

 「・・・続けるぞ。これが何か分かるか?」

 「「これは甲龍(ブルー・ティアーズ)の装甲じゃない(ですわ)。」

 「あぁ、そうだ。さっきグラウンドを探してきたが、これ以外に破片は見つからなかった。」

 「じゃあ、イマイチって言ったのも・・・。」

 「そうだ。IS相手では、あの程度の爆破はただのクラッカーにしかならん。」

 「生身で私に立ち向かった方に言われても、説得力ありませんわ!」

 「イギリス、アンタもやったじゃない。」

 「あ、あれは篠ノ之さんに渡されたからですわ!」

 バゴゴォォォン!!【1004/1600】

           【857/1500】

 「「ヒグッ・・・。」」

 「次は、セシリアのサンドイッチだからな。」

 「・・・まだあったのか。」

 「あぁ、冷凍保存してある。」

 「それっておいしいですか?」

 「食べてみるか?」

 「「「・・・。」」」

 「い、いえ、嫌な予感がするので遠慮しておきます。」

 「怖いのか?山田先生。」

 「勿論です!!相手があなた達ですから・・・。」←必死

 「「「」」」

 

 

 

- 夜、1025号室 -

 「一夏、さっきの話は本当なの?」

 「あぁ、本当だ。」

 「でも、僕なんかじゃ一夏の足手まといに・・・。」

 「安心しろ。シャルほどの技術があれば、俺の足手纏いになることはない。」

 「・・・篠ノ之さんは?」

 「あいつは既に警戒されている。シャルルの方が都合が良いんだ。」

 「そうなの?」

 「あぁ。それに俺達は殲滅には向いているが――」

 シャキン!ズドン!←抜けた床の飛ぶ音

 ―――ゴロゴロゴロ・・・

 「手加減が出来ない。・・・またつまらぬ物を切ってしまった。(・・・ん?)」

 「し、篠ノ之さん、どこから来てるの!?」

 「見ての通りだが?」

 「」

 「そういうわけでデュノア。私の代わりを頼んだぞ。」

 「篠ノ之さんの代わりは無理だよ。」

 「大丈夫だ。お前はかなり筋が良い。」

 「・・・筋?」

 「明日から、シャルルもロケットランチャーとチェーンガンを練習してくれ。」

 「来ると思ったよ!!一夏、それは無理!」

 「大丈夫だ。説明書通りにやればできる。」

 「」

 「今日は遅いし、もう寝るか。」

 「そうだな、失礼する。」

 シュタ・・・

 「・・・一夏、壊れるのはドアだけじゃないの?」

 「グラウンド、アリーナのシールド、整備室、格納庫、コンテナくらいだな。」

 〈結構壊してた・・・。〉「ところで、この穴どうするの?」

 「米粒でも付けとけ。」

 「いや、耐えられないよ!」

 「だったらお札でも貼ってろ!」

 その後、床が抜けることはなかったそうな。




(鍛えてから)読みに来い、読者!
(腹筋を)6つに割れ!油断するな!!


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第23話 弾けろ筋肉、飛び散れIS

「只のカカシです!?失踪したんじゃ・・・。」
「残念だったなぁ、トリックだよ。・・・学校が始まって、少しずつネタを練り続けてきた。ようやく(ぶちまける)その日がやってきた。長かったぜ。」


- 6月最終週、学年別トーナメント当日 -

 「失礼します、山田先生。これ、トーナメントです。」

 「はい、ありがとうございます。」

 「失礼しました。」

 ガチャ・・・バタン

 「・・・って、えぇ!?何ですかこの組み合わせは!」

 ガチャ

 「ん?トーナメントが来たか。見せてくれ・・・おい、山田先生。」

 「は、はい、何でしょう織斑先生・・・。」

 「このトーナメントはどういうことだ?」

 「し、知りません!私だって、今渡されたんですから!」

 バァン!

 「おい、千冬姉!このトーナメントはどういうことだ!?」

 「私に聞くな!」

 ドゴォン!

 「おい、一夏!この組み合わせは何だ!」

 「知るか!!俺に聞くな!」

 ズバァン!

 「おい、剣道娘!貴様がペアとは、どういうつもりだ!!」

 「知るか眼帯ウサギ!」

 コンコン、ガチャ

 「誰だ!!」

 「私です、先生・・・。トーナメントに誤りがあったので修正しました!」←最初に出て行った人

 「あぁ、そうか。ご苦労。」

 「「「・・・おい!」」」

 「は、はい、何でしょう・・・。」

 「「「一番大事なところが直ってねぇじゃねえか!!」」」

 「ひぇ!?」

 チュドォォォォォォォォォォォォン!

 

- 開始直前 -

 『さぁ、注目の第一試合!まず入ってきたのは――』

 ゴゴゴゴゴ・・・←威圧感

 『・・・篠ノ之箒さんと、ラウラ・ボーデヴィッヒさんです・・・。つ、続いて入場してきたのは、シャルル・デュノア君と、我らが筋肉、織斑一夏君です・・・。』←テンション低い

 「・・・ねぇ、一夏。何か空気重くない?」

 「あぁ、・・・そうだな。」

 「・・・終わり!?」

 「その通り!」

 デェェェェェェェェェェン!【99999/99999】

 『『『イエェェェェェェエイ!』』』

 「大佐!ご苦労様です!」←見たかった

 「・・・。」『シャルル、事前の打ち合わせ通りだ。』

 『ラウラを抑えられるとでも?』

 『お前なら出来る。』

 『・・・やってみる。』

 ビーッ!←試合開始!

 「「じゃまだ!!」」

 「「ぐぇっ。」」←シャルル&ラウラ

 ヒュン、ガッ!

 「ぐぁっ!・・・な、大佐!」

 「ゲホ、ゲホ・・・。僕が相手だよ!!」

 「カカシは引っ込んでろ!」

 

 「ぬぅぅぅぅぅぅぅ・・・!」

 「ふんぅぅぅぅぅあぁぁ!」←一夏&箒*顔芸しながら鍔迫り合い

 

 「えぇい、邪魔だ!」

 「行かせないよ!」

 バン、バン!ガッ!

 

 「うをぉぉっぉぉらぁ!」

 「キェェェッェエェェイイイイ!」

 ドゴン!ドゴーォン!バキィ!デェェェェェェェン!

 

 「か、体が動かない!?」

 「フハハハハハ!AICの威力をとくと味――」

 バキィィィン・・・

 「ラウラ!避けろ!」

 「大佐!?」

 サクッ!【20014/24000】←折れたブレードが刺さった

 「い、痛ぇぇえぇぇぇぇぇえぇぇ!?」

 「貰ったよぉぉぉ!!」←ヤケクソ

 ズズズカンッ!・・・ズドォォォォン!チュドォォォォォン!!【1/24000】←盾殺し×2&ロケットランチャー&クレイモア

 「ウォォォウウウ・・・。オウウォォゥ・・・アァァァ。」

 「隙だらけだぞ!一夏ぁ!!」

 「やってみろ!!」

 バベキョシィッ!!【9999/9999】←IS解除*高さ30m

          【2000/2000】←同上

 ヒュゥゥゥゥン、スタッ!←当然、NO Damage!

 『決まったァァァァッァ!勝者は織斑一夏&シャルルペア!しかしぃ、流石はタフネス設計の人間隕石とぉ、竹刀でレールガンを撃ち返す強靱な肉体を持った剣道少女!30mの高さなんかでは、ビクともしなぁぁぁい!』

 『『『ワァァァ――!!!』』』←歓声

 「・・・よくやった!シャルル。」

 「はぁ、はぁ・・・。それにしても、あの高さから落ちてよく平気だね・・・。」

 「「清水の舞台に比べればまだまだ。」」←今の、それより2.5倍高いです

 「へぇ、そうなんだ・・・?」←知らない

 〈・・・こんな、こんな無様な負け姿を、大佐と、・・・教官に見せる訳には、見せるわけにはいかん!!〉

 『子ウサギよ。力が欲しいか?・・・今ならPON☆とくれてやるぞ?』

 〈!!カモォォォォォォォォォォン!(・・・ん?)〉←トップギ○並み感

 バシィッ!

 「アァァァァァァァイ!」←某球審じゃないです

 「な、何あれ!?」

 「液体ISだ。」←VTシステムです

 「見ろ!一夏!あの姿、千冬さんにそっくりだ。」

 「・・・来るぞ!伏せろ!」

 バキィ!――ゴロゴロゴロ・・・

 「無茶だよ!ISに当たり勝ちしようなんて!!」

 「一夏、私も――」

 「待て、これは俺の問題だ。一人でさせてくれ。」

 「・・・了解した。」

 「い、一夏。僕のリヴァイヴからコア・バイパスでエネルギーを――」

 「必要ない。」

 「えぇ!?でも――」

 「動け!動けってんだ、このポンコツが!」

 バシバシ!・・・デェェェン!【10000/10000】←雪片だけ*しょっぺえ

 「うそぉん・・・。」

 「行くぞラウラァァァァァァァァァァァ!」

 シュゥゥゥゥゥゥゥゥゥ・・・【9999/9999】

 「!!ウラァ!」

 ドベキシ!「オフィ・・・」【1/44000】

 「これで腐ったシステムも抜けるだろう。」

 「めちゃくちゃだぁ・・・。」

 「どこのバカだ、VTシステム積んだのは。」

 「そんなこと逝ってる場合か!医務室に運ぶぞ。」←逝ってるんなら葬儀屋では?

 「安心しろ、(まだ)生きてるよ。・・・チョチョッと手先を動かすだけで、壊れちまったISと死に損ないのクソシステムがパパーッと入れ替わる。」

 

-夕方、校内放送 -

 『トーナメントは事故により中止とします。OK?』

 「「「OK!」」」

 チュドォォォォォォォン!【1/5000】←放送室

 『・・・理事長が私達位優しかったら明日は開講休業ね。』

 「「「イェェェェェェェェェェイイ!」」」←・・・なお




しばし投稿ペースが遅れをとりましたが、今や巻き返しの時です!
(・・・尚)


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第24話 トマト祭り IN 1-1

腐るよなぁ
まったくだよ。一話投稿にこれじゃあ、大げさすぎるんだよ
只のカカシです、何を書いてんだか
・・・作B!書いてるのは殆どAじゃないか!これで恥ずかしくないのか!
いつもやってる事だろうが!今更御託を並べるな!・・・やるんだ。


- 夜、廊下にて -

 「あ、織斑君、デュノア君、良いところにいました!」

 「何だ?」

 「今日から大浴場解禁です!!」

 「!?」

 「今日はボイラーの点検があったので、元々使えない予定でしたが、終了したので特別に男子に開放します!鍵は私が預かっているので、脱衣所の前で待ってますね!」

 ヒューンッ!

 「待て、・・・クソッ!」

 「ど、どうする?」

 「行くしかない・・・。」

 

- 大浴場前 -

 「あ、来ましたね。一番風呂です!」

 「どうも・・・。」

 「あ、ありがとうございます?」

 「では、ごゆっくりどうぞ。」

 パタン・・・

 「シャルル、先に入らせて貰う。待ってろ。直ぐに上がってくる。」

 ガラガラ、ビシャッ!

 〈・・・よし!入ってやろ!〉

 

- 1分後 -

 カチャ・・・

 「一夏、入るよ?」

 「丁度よかった。上がるところなんだ。ゆっくりして良いぞ。」

 「エエエェェェェェェェェェェ!」

 ガラガラ、バン!←ドア閉め

 「僕の話を聞けぇぇぇーーーーー♪(・・・ん?)」

 「良いだろう。」

 パカッ←天井板外しー

 「ど、何処にあがってるの!」

 「シャルル・デュノア、横から話すか、上からはナスカ。(・・・ん?)」←何で地上絵になってんですかねぇ・・・

 「お、降りてきてよ!」

 「・・・仕方がない。」

 ストッ、ツルッバキィ!【0/200】←タイル×3

 「しまった、床を壊した。・・・!隠れてろ!」

 「ふぇ!?」

 ザッパーンッ!・・・ガラガラ!

 「一夏ァ!今の音は何だ!」←千冬

 「こっちへ来て確かめろ!」

 「良いだろう。・・・なんだこれは!」

 「天井が抜けたんだ。」←壊した(外した)のお前や!

 「修理の申請をしなくては・・・。点検係めぇ!クソぉ、サボったか!ウォォォ!」

 バキョォォォン!【0/1500】←壁

 「こ、これじゃあ、出られないよぉ~。」

 ガタン←天井板

 「これで(目隠しは)出来た。」

 「何か一夏らしいな。・・・何か慣れちゃったかな?」

 「いいことだ。」

 「でね、・・・一夏。僕の本当の名前、教えとくね。シャルロットだよ。」

 「カルロット?」

 「しゃ る ろ っ と!!」

 「冗談だ。」

 「笑えないよ!!亡くなったお母さんから貰った名前なのに。」

 「・・・すまない。・・・じゃ、ゆっくりしてこい。俺は先に帰ってる。」

 「あ、待って!それから僕、ここに残ることにしたよ。」

 「風呂にか?」

 「違うよ!IS学園に!」

 

- 翌朝、HR -

 「ねえねえ、織斑筋――」

 「ほお、私の名前でふざけるとは良い度胸だ。」

 「ち、違います!織斑先生のことではないです!!」

 「そのくらいにしてやれ。」

 「冗談だ。」

 「(変態2人以外)笑えません!お、織斑一夏君!」

 「何だ?」

 「デュノア君は?」

 「放してやった。」

 「・・・何処へ?」

 「知らん。遅れるぞと言ったんだが、何処かへ消えた。」

 「あ、そう。」

 ガラガラ・・・←山田先生IN

 「あ、あの皆さん、転校生・・・ではないけど転校生を紹介します。入って下さい。」

 「失礼します。シャルロット・デュノアです。改めてよろしくお願いします!」

 「はあ、部屋割りし直しです・・・。」

 「へぇ、デュノア君じゃなくて、デュノアさんだったんだ。」

 「道理で、筋肉モリモリのマッチョマンにならないと思った。」

 ドゴォンッ!【0/1000】←教室の壁

 「フー、フー!一夏ぁ!昨日デュノアとお風呂に入ったんですって!?えぇ!?4ねぇ!」

 ズドンッ!←衝撃砲

 バチュッ【0/50】

 「「「キャー!?」」」

 「危ないところだった。」

 「一夏!?今殺したはず!?」

 「残念だったな、鈴。トマト缶だよ。」←トマト缶強ッ!

 「頭来た!!」

 ズドォォォォオンッ!【0/40】

 「残念だったな。水煮トマトだ。」

 「「「いや、一緒だし!」」」

 「・・・一夏ぁ!食べ物を犠牲にしてまで命を守るとは、アンタふざけてんの!?」

 「「「いや、そっちの方が普通でしょ!?」」」←珍しくマトモ

 「うっさい、うっさい、うっさい!!いっぺん逝ってこい!!」

 ズドォォォォンッ!

 バチュ【0】

 パサッ・・・

 「・・・あれ?何コレ?」

 「ほおずき?」

 「見て、手紙。」

 「えーっと?『みんなへ。ほおずきは、俺の墓にでも差しといてくれ。』だって。」

 「・・・え?い、一夏?いちかぁぁぁぁぁぁぁああああ!!!」

 ガラッ

 「すまない、遅くなった。・・・何か賑やかだな。」

 「あぁ、気にするな。・・・遅かったな。」←千冬

 「仕方ないだろ。ウサギ耳の変態に絡まれたんだ。」

 「っち、あのバカ。ちょっと消える。・・・悪いが、(クラスを)静かにしといてくれ。」

 「あぁ。」

 ガラ、バタンッ

 「うあわぁぁぁぁぁっぁ・・・!!」

 「・・・おい、鈴!静かにしろ。」

 「・・・へ?一夏?アンタ、今・・・?」

 「何だ、この惨状は!!・・・おい、ラウラ。出て来い!」

 「ハッ!大佐!」

 「俺がドイツに行ってる間に、何したんだ?」

 「いえ、大佐の真似をしたまでです!」←眼帯クイッ

 怒ベキシ!「ヒデブ!」【1/8000】

 「お、織斑君。ドイツって外国のあれ?」

 「そうだ。」

 「昨日の今日で?何しに行ったの??」

 「安心しろ。ただの惨歩だ。」←*某研究所破壊

 「字が怖いけど!?」

 「気にするな。気にしたら、教室は死ぬ。無事授業を受けたかったら、教師に協力しろ!OK?」

 「「「OK!」」」バタンッ←机に伏せた音。

 「み、皆さん起きてくださ~い!」

 ・・・仕業のベルが鳴る。今日も教室がドンパチ、賑やかになるだろう。




 今まで読み続けてくれた読者!ありがとう。お陰で、2巻まで続けることが出来た。今日からMAD版はカカシ投稿になるが、明日から小説版(書き溜)を投稿する。(読みに来るのを)楽しみに待ってるぜ。
*カカシ投稿・・・造語。田畑にカカシが点在している様に、たまにしか作品が更新されないこと。

I’ll be back.


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第25話 モーニングショット

どうした、体育祭の脳筋ワークで鈍ったのか?
嫌みな野郎だクソッタレ!


 「プリントを運ぶんだって?手伝おうか。」

 「一夏!?セシリア達と街に行くんじゃ・・・。」

 「残念だったなぁ。トリックだよ。」

 「」

 「プリントを受け取りに行くのに手っ取り早いやり方を教えてやるよ。」

 ガラガラッ←窓、OPEN!

 「へ?まさか・・・考え直して!飛び降りれば地面に叩き付けられてグチャグチャだよ!」

 「その通り!」

 ガシッ!ブオン!←落下音

 「うわぁぁぁあぁぁぁぁぁあぁぁぁぁぁぁぁぁ!?!?!?」

 ガバッ!

 「はっ!?・・・あ、悪夢だ・・・。あれ?ラウラは?ま、良いか。」

 ぼふっ←いや、寝るのかよ!

 

 

 

 チュンチュンッ・・・ズババババ!デェェェェェェェェェェェン!!!←!?

 「むっ・・・。」

 ぼふっ←お前もか!

 「!!・・・ふん!」

 ドベキシ!「オフゥイ・・・・・」【1/8000】

 「何故此処にいる!?」

 「どこかの馬鹿(クラリッサ)が(スキンシップに)これが適任だと推薦したんだ!」

 「そうか、よーし、良いか?今度俺の布団に潜ってみろ。もれなく、(ガチャンッ!)チェーンガンが待ってるぜ?」

 「む・・・了解した。」

 コンコンッ

 「むっ、誰か来た。脇へどいてろ。」

 ガチャッ!←遠慮なさ過ぎやしませんかね?

 「一夏!朝食の時間だ!それとラウラ、お前の荷物だ、(朝食に)遅れても知らんぞ。」

 「ああ、分かった。・・・良く気付いたな。」

 

 

 

 「いやさっきのは実に見事だったよ箒。」

 「何がだ?」

 「ラウラの荷物だよ、俺も起きるまであいつに気付かなかった。素晴らしい行動だ。俺の動きにそっくりだぁ。(・・・ん?)」

 「待て、あれはラウラが自分で持ってきたんじゃないのか?」

 「何?私は荷物など持って行っていないぞ。お前が用意して持ってきたのかと・・・。」

 「じゃ、一体誰が?」

 カサッ

 「ん?紙切れ?」

 「何だ?・・・『男子部屋侵入は以後禁止だ。寮長。』?」

 「間違いない、千冬姉だ。完全に気付かれてた。・・・次は命がないぞ。こんな事は一度っきりだ。」

 

 

 

- 所変わり、食堂 -

 「わぁぁぁぁ!ち、遅刻するぅぅぅぅぅ!!」

 「よう、(珍しく遅刻)やってるな。」

 「あ、おはよう一夏、今日は冷えるね。(冷や汗)」

 「冷えるだぁ?寝言言ってんじゃねえよ。(・・・んん?)」

 「あ、うん。なんかゴメン・・・。」

 「いや、良いんだ。・・・避けようとして、無いか?」

 「・・・いやいやいや?そんな事は無いよ?」

 「そうか?なら良いが・・・。」

 バァンッ!【0/2000】←食堂のドア

 「貴様等!朝食は迅速に取れ!」

 「よし、そう言うことだ。教室で会おう!」

 「ええ~!さ、3人とも待ってよ~!」

 

 

 

 ダダダダダッ!←壁ダッシュ

・・・シューーーーン。

 「ん?」

 「これで、(1時間目まで)お別れだね一夏!」

 「じゃあな!」

 「へ?」

 ガゴォン!「ぐぼぁ!!!?」【0/18000】

 「ご苦労さん。・・・おい、織斑!廊下は走るなよ!」

 「分かってる!」

 ズバァン!【9998/9999】

 「言葉を選べ全く。」

 

 

 

 「さて、来週から校外特別実習期間に入るが、羽目を外しすぎないように。」

 「先生!山田先生はお休みですか?」

 「校外実習には、厳正な視点で現地を視察する下見作業が、必要だ。山田先生はそれに行ってる。」

 「ええ!?山ちゃんもう海に行ってるの!?」

 「良いな~ずるーい。私も泳ぎに行きた~い。」

 「お前達が行くか?それでも良いんだぞ?その代わりレポート10万枚PON☆と出して貰うことになるがな。」

 「「「いや、結構!」」」

 ズバババババァン!【【【1/150】】】

 

 

 

 「ようやってるな(・・・んんん?)」

 「ああ、一夏・・・どうしたの?」

 「ああ、シャルに頼みがあるんだ。・・・付き合って欲しい。」

 「・・・えっ?」

 

 

 

 「買い物にはいい天気だな。」

 「買い物には良い天気だね。」

 「どうした、教室の机運び(デスクワーク)で疲れたのか?」

 「いや、うん。そうだね・・・。」

 「疲れてるなら・・・帰っててもいいぞ?」

 「お断りだね。・・・。」

 「よーし分かった。ホールケーキが必要だな、シェイクもいる。それから・・・でっかいパフェだな。例えば、俺の筋肉みたいな。(・・・ん×4?)」

 「そんなに食べられないよ!もう。じゃあ、はい。」

 「なんだ?腕相撲か?」

 「そんなわけ無いでしょ!手、繋いでくれたら良いよ。」

 「なんだそんなことか。ほれ。」

 「・・・。」

 「どうした、大丈夫か?」

 「へ!?いや?何も無いよ!?平気平気。行こっ!」

 

 

 

 「ねえ、あれ・・・。」

 「手、繋いでる?」

 「繋いでますわね。」

 「あ~、やっぱり?ふ、ふふふっ・・・ふざけやがってぇ!」

 「ぶっ殺してやる!」←インターセプターじゃ無いよ!

 「ほう?面白そうだな。私も混ぜて貰おう。」

 「「は?ちょ、待ちなさいよ(お待ちなさい)!ラウラ(サァァァァァァン)!」」

 「大佐ァ!私も行きます!」

 「ラウラ!?訓練に参加したんじゃ・・・。」

 「残念だったなぁ、トリックだy」

 ビシッ、ガィィィィィィィィィィィン!【7990/8000】

 「ラウラぁ・・・訓練を申し込んでおいてサボタージュとは良い度胸だな。」

 「ひぃ!?た、大佐、助け・・・」

 「そこに立ってろ。」

 「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」

 「・・・危ない所でしたわね・・・。」

 「ええ、そうね。」

 「おい、2人ともいるんだろう?コンビ(鈴&セシリア)出てこい!・・・織斑だ。(・・・ん×5?)」

 ((ばれた!?))←ばれいでか。

 「どうした、大声出してたろ。忘れたのか?」

 「「」」

 「ついてくる気か?」

 「!!」

 ビシッ!【9999/9999】*NO DAMAGE!*

 「何だ!」

 「・・・・・。」

 「ま、まぁ、私たちはお邪魔ムシのようですし?」

 「か、帰るとしますかね?」

 「そうか、じゃ、また会おう。」

 「「行ってらっしゃい。」」

 「ああ、シャル、行くぞ。」

 

 「・・・さて、と。」

 「じゃあ、つけますか。」

 

 

 

 「シャルも水着を買うつもりか?」

 「う、うん。一夏は僕の水着見たい?」

 「いや結構!(・・・ん×6?)」

 「エェェェェェェェェェェ!!!」

 「冗談だ。ああ、早く棕櫚の側で肌でも焼きたいね。学園生活で白ぽけちまった。」

 「あ、そこはシュロなんだね・・・。じ、じゃあ僕も新しいの買っちゃおうかな。」

 「よ~し、じゃあこうしよう。男がこっちで女があっちだ。30分後に会おう。OK?」

 「うん分かった。じゃあ、また後で。」




作Bィィィィィィィ!何だこれは!焦ってこんな安物の作品を書きやがって!
知ったことか!これでも深夜2時(土曜)まで営業して書いたんだ!
いや寝ろ!そして筋肉痛を治せ!このマッチョマン!
腹筋が割れてるだけだ!


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番外:このすば

B 諸君!私は―
A 私達だ、私達
B ああ、悪い作A。私達は帰ってきたァァァァァァァァ!!!
A まあ待て、そんなにF5キーを押されたんじゃびびって投稿も出来やしねえ。
B 今回はリハビリと、次回作の様子見って所だ。・・・俺のな。
A 俺達だ、俺達。・・・だが、読者もリハビリがいるだろ?遠慮無く笑って逝け!


「佐藤和馬さん、ようこそ死後の世界へ!あなたは不幸にも、死に損ないのクソッタレと入れ替わって亡くなりました。」

「死んだって?・・・冗談だろ、俺はトラックを撥ねただけだった。そうだろ?」

「・・・トラック撥ねたってあなたねえ・・・人間には限界ってものがあるんです。幾らなんでも過剰積載のトレーラー引いたトラクターに法定速度超えて突っ込まれて平気なはず無いでしょう?ていうか、トラックとトレーラーを見間違うなんて間抜けねー、プークスクス!」

「面白い奴だな気に触った。殺すのは今にしてやろう。」

メキメキメキ・・・!!!【8000/90000】←!?

「・・・ッイダダダダダダ!!!ちょ、ちょっと、ごめんなさいごめんなさい!いろいろ謝るからその手を離してー!!!」

「それで、死に損ないのクソッタレってのは何だ。歩道に突っ込んで来そうだったから止めたのは覚えてるが、周りにそんな死にかけの人間は見なかった筈だがな。」

「あら、見えてなかったの?あのトレーラーの運転手が死に損ないよ。心臓発作起こしてたの。あなたがぶつかってフロントが吹き飛んだ衝撃で目を覚ましたのよ?まあ、あなたがいなくたってトレーラーはあのまま誰もいないビルに衝突してあなたにぶつかるほどの衝撃も受けず、骨折なんてしなかったでしょうけどね。あなたの堅さには親御さんも悲しむより先に、呆れて運転手さん謝ってたわよ?『家の子どもが申し訳ありません。あの堅さですから、痛い思いをされたでしょう』って。」

「あいつら本当に親か。泣けてくるね全く。で?俺をどうする?」

「よくぞ聞いてくれました!あなたには2つの選択肢があります。1つは天国的なところで天に召された人達とおじいちゃん的な生活をするか―」

「天国?お断りだね。」

「・・・あのね、天国っていうところはあなた達の思ってるように良いところじゃなァァァァァァァァァァァ!!!!」

メシッ!!!【6000/90000】

「痛い痛い痛い!!!ごめんなさいごめんなさい!天国の話はもうしないからやめてー!!!いい話があるのよー!」

「いい話、ね。・・・聞こうじゃないか。」

「あ、・・・あなた、戦うのは得意でしょ・・・?はぁ、はぁ・・・。」

「それがどうした!」

「ひあっ!?びっくりさせないでよ・・・。あのね・・・。」

 

-*-

 

「つまり、日本で死んだ若い連中を送り込んでそいつらで人口を補填しようって事か。上手いねぇ、そういう転生者に命を懸けさせる方が元のこの世界の人間を説得するより楽だもんなぁ。・・・違うか?」

「・・・まあ、そういうことよ。それで、どう?悪くないと思うのだけど?」

「まあ、そこに行くのは良いさ。だが、向こうの言葉をどうする?」

「そこは問題ないわ。神様パワーで勝手に覚えるから。・・・悪くするとパーになるけど。」

「試してみるか?俺だって頭の出来は悪くないぞ?」

ドンッ!【40/50】←ダメージ無効と言ったな、アレは嘘だ。(机)

「選びなさい。どんなものでも1つ、異世界へ持って行く権利をあげます。はいこれカタログ!」

パラパラパラ・・・

「おい、聖剣なんたらやら聖剣うんたらやら、使い道が見えない。剣と銃。どっちかなら銃が良い!そうだろ?・・・だが無い。ロケットランチャーはどうした。」

「そんなもの無いわよ。ねー、早くしてー?まだ、導きを待ってる魂がいるのよー。どれ選んだって変わらないんだから。早く決めてよー。」

ビリィッ!【0/1000】←カタログ

「アァァァァァァァァァァァ!?何てことすんのよー!」

「面白い奴だな気に入った。連れて行くのはお前にしてやろう。」

「はーい、じゃあそこに立って・・・何て!?」

「承知いたしました。では、アクア様のお仕事は私が代行させて頂きます。いってらっしゃいませ。」

「ええ!?ちょ、ちょっと待って!そんなの反そっ―」

ドベキシッ!【1/90000】

「オフィッ」

「少し黙ってろこのタコが。なあ、コイツはマトモか?」

「とっとと行けぇ。駄女神の仕事は私が代行してやるよ。」

「また会おうぜ。」

「再転生でな。」

 

-*-

 

ゴロゴロゴロ!!!【49999/50000】←*堕天補正

「お前の所は部下まで口が悪いのか?」

「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!やめてー!引き摺らないでー!衣がぁぁぁぁぁぁぁぁ!」

「うるさいぞ!この仕事にだらしのないヴァカ女神が!」

「うるさいわよ!うるさいわよ!ねえどうしてくれんのよ!?本当に帰れないじゃない!」

「まあ、落ち着け。そんなに騒がれたんじゃ焦って話も出来やしねえ。とにかく、酒場なりギルドなり行ってモンスターなり化け物なりを探して潰すんだろ?急げよ、遅れても知らんぞ。」

「ねえ、なんでそんなに落ち着いてるの?ねえ何で!?ゲームしてる所なんて見たこと無いのにどうしてそんなに落ち着いて対処できるわけ!?」

「げーむ?何だそりゃ。それより、おいアクア。ギルドって何処に行けば良いんだ?」

「知らないわよ?」

「何だって?」

「だ、だって、私この世界全体を納めてるのよ?その中のこんなちっぽけな惑星のしかも更に小さい街の事なんて知らないわよ。」

「役立たずが・・・失礼、冒険者のギルドを探してるんだが教えて貰えないだろうか。」

「あら、この街のギルドを知らないなんて、他所から来たの?」

「ああ、実はつい先程街に墜落したばかりで・・・。」

「???あらそう。ギルドを探すって事は冒険者を目指してるのね?なら、駆け出し冒険者の街、アクセルへようこそ。ギルドは、通りをどーんっと行ってな、ガッと右に曲がったらな、ウッと(ウッド)したドアがあるからな、それだわ。」

「ま、真っ直ぐ行って右だな。分かった。」

「え、今の何?ねえ何だったの?」

「それを知ったら殺されちまうぞ。」

「え!?」

 

-*-

 

「冒険者ギルドへようこそ!お仕事案内なら奥のカウンターへ、お食事なら空いてるお席へ座って飯食ってクソして帰んな。」

「ねえねえ―」

「黙ってろ。・・・いいか、登録さえしちまえば後はこっちのもんだ。後は、筋肉がものを言う。」

「はい、本日はどうされましたか?」

「ああ、冒険者の登録をしたいんだが、幾ら掛かる。」

「十万ドルPON☆っと・・・お一人千エリスとなります。」

「どうも。よし、アクア行くぞ。おっと、それと聞きたいんだがこの時期割の良いモンスターって何だ?」

「ええ、この時期でしたらジャイアントトードという大型のカエルが一匹5千エリスで買い取りされますが、あ、これは移送サー――」

「いらん。これがある。」

ムキッ!【9999/9999】

「あ、そうですか・・・。では、いってらっしゃいませ。」

「I’ll be back.」




楽しんで頂けたかな?さて、明日から投稿再開(予定)だ。ま、そもそも2話以降が怪しいとか言いながら、此処までやって来たのだから長い目で見て頂きたい。
諸君!I am baaaaaack!!!!!!


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第26話 頭のイカした大男

読者よォォォォォォォォォッ!!!私達は帰ってきたァァァァァァァァァァァ!!!(深夜2時:予約投稿)


- 5分後 -

 「随分早かったな。もう選んだのか?」

 「あ、いや、ちょっと・・・一夏に選んで欲しいなーって・・・。」

 「よーし、任せとけ。すぐに行く。」

 「ちょっと、そこのあなた。」

 「んん?(キョロキョロ)」

 「手前しかいねえだろがよ、このタコ!そこの水着、片付けときな。」

 「へっ、お断りだね。」

 「ふぅ~ん。・・・君は、自分の置かれた立場が全く理解できていないようね。」

 「それがどうした?」

 「一々むかつく奴ね。いいから、そこの水着、片付けて。」

 「お前の試着物だ。そんなことまで人任せにして、(嫁に行き)遅れても知らんぞ。」

 「何ですってぇ!?ちょっと警備員さぁぁぁん!そこに緑のシャツを着た大男がいるんだけど、彼マトモじゃないわ。暴言を吐かれたの、助けて下さい。」

 「何!?・・・君、何処かで見たことあるぞ。・・・ああそうか、はははっ、テレビに出てたアホだろ。」

 「俺もアンタに同じことを言おうと思ってた。(・・・ん?)」

 「おいおい、冗談はよしてくれ。」

 「何言ってんだ?さっき監視カメラに映ってたぞ。」

 「テレビだぁ?寝言言ってんじゃねえよ。」

 「面白い奴だな、気に入った。起こすのは最後にしてやろう。」

 「・・・ちょっと、警備員さん?」

 「・・・んん!カッコいいところ見せましょう。・・・全警備員へ、3階で非常事態発生!容疑者は男性、180cm、髪は紺、筋肉モリモリマッチョマンの変態だ。」

 「くそっ!厄介な。」

 「おい、一緒に来い。・・・うおっ!?」

 ベキッ!【10/250】←警備員

 「今の内に逃げ――!」

 「いたぞ!あそこだ!」

 「チィッ!クソッタレがぁ!」

 ドコッ!ベキッ!グシャッ!「「「うおぉ!?」」」【【【10/250】】】

 「えいもう!その銃貸しなさい!」←何で警備員が持ってるんですかね

 パンパァン!!

 「ぬおぉっ・・・!?ふざけやがってぇ!」

 ガシッ!

 「きゃあ!?」

 ガラッ←窓、御開帳!!!

 「空飛ぶか?そらっ!」←ギャグか?

 ポイッ

 「あばよ!」

 「キャァァァァァァァァァァァ!!!」

 ボヨヨヨヨヨ~ン←トランポリン

 「・・・(あばら骨が)逝ったかと思ったよ。」

 「とんでもねえ。手加減したんだ。・・・迫真の演技だったな。」

 「君もな。無駄にしたかねえだろ。さっさと行け。」

 「ああ、助かった。また会おう。」

 「・・・ニュースでな。」

 

-再び水着売り場-

 「お帰り一夏。・・・あれ大丈夫なの?」

 「心配するな。ただのアトラクションだよ。」

 「あ、そう・・・。じゃあ、えっと・・・水着・・・見てくれるかな?」

 「OK!」

 シャッ!←カーテン、オープン

 「うわぁ!?」

 「何だ、まだ着替えて無いじゃないか。」

 ザッ、ザッ、ザッ!!!←織斑&山田先生COME!

 「!!」

 「じゃあ、外でま――」

 「こっちに!!」

 「うおっ!?」

 シャッ!

 「何しやがる!!」

 「だ、大丈夫!手間は取らせないから・・・。」

 ヌギヌギ・・・

 「急げ、奴らが来た。」

 「ま、まって。・・・いいよ!」

 クルッ

 「・・・いいじゃないか、似合ってるぞ。」

 「ホント!!実は、もう一つあって。」

 「すまん、シャル。もう限界だ・・・。」

 「え//」

 「ムン!」

 バッキャーン!!【0/500】←更衣室終了

 「お、織斑先生・・・。」

 「良い水着だな、デュノア。」

 「・・・お、織斑、何をしてたんですか!?」

 「山田君。今度、店の中で騒いでみろ。口を縫い合わすぞ。」

 「で、ですが――」

 ドベキシッ!「オフゥイ・・・」【0/3000】

 「シャル、悪いがコイツが起きないように見張っていてくれ。」

 「い、いいけど、・・・山田先生コイツ呼ばわりするのは・・・・・。」

 「ゴミよりマシさ。」

 「ゴミって・・・。何処に行くの?」

 「千冬姉の水着を選びに行く。おっと、更衣室を直さなきゃ。」

 バァンッ!【450/500】

 「これで良し。」

 「よくは・・・ないかな?」

 「じゃあ、行ってくる。」

 

- 小移動 -

 

 「一夏、この色なんてどうかな?」←金色

 「百式か?」

 「・・・採点してくれ。」

 「安心しろ、文句なしの0点だ。」

 「じゃ、じゃあ、この色なんてどうかな?」

 「色が変わるのか!まるでカメレオンだな。」

 「何点だ?」

 「馬鹿には見えない○○(シリーズ)が通用すると思うなよ?この筋肉は、飾りじゃないんだぞ。」

 メキッ!【18999/20000】

 「イダダダダダダダ!悪かった!!」

 「千冬姉には、この色がお似合いだよ。」

 「採点して欲しいか?」

 「是非ともお願いしよう。」

 「百点だ。それも、植木鉢付きの花丸のな。」

 

- レジ前 -

 

 「待たせた。シャル、悪かったな。」

 「ううん、別に大丈――!?一夏!?そんなに水着買うの!?」

 「水着は道具さ。それも使い捨てのな。」

 「普通は、2・3年は使える物じゃない!?」

 「どうかな?・・・おい、鈴。いるだろ?出てこい。」

 「何?呼んだ?」

 「ふぁ、ファー!?凰さん!?何処から出てきてるの!?」

 「?こういうときって、普通は天井から登場するものでしょ?」

 「いや、出ないよ!!っていうか、どこから入ったの!?」」

 「換気口からよ。」

 「凰だけにってか?」

 「一夏、寒いわよ。あと、寒い。」

 「鈴。降りてこい。俺の筋肉で暖めてやる。遠慮するな。」

 「いや、結構。遠慮させてもらうぜ。」

 「怖いのか、鈴?どうした、降りて来いよ。」

 「誰が、筋肉なんか、筋肉なんか怖くねえ!・・・野郎、ブッ――」

 「ねえ、凰さん!一夏って、そんなに水着破れるの?」

 「・・・シャル、空気を読んでくれ。」

 「ごめん、でも気になって・・・。」

 「―コロッシャァァァァァァァァァァ!!!」

 「ふんっ!」

 メギッ!【1000/1600】

 「ウォォ・・・。」

 「これで、腐った冷気も抜けただろう。」

 「うっさいわよ!」

 ベキッ!【9998/9999】

 「む、やったな!」

 ベキッ、ドゴッ、メシッ!【10/1600】【5000/9999】

 「貴様らいい加減にしろ!」

 ドゴォォォォォォォォォォォン!!!【0/1600】【1000/9999】

 「おい一夏、早く金を払ってこい。騒ぎすぎた。」

 「・・・あのー、私の疑問は・・・?」

 「なんでしょう聞こえませんが・・・磁気嵐のようですなあ、場所を変える。行くぞ。」

 「エエェェェェェェェェェェェェェェ!?!?!?」

 「うるさい黙れ!」

 ドベキシッ!「オフィッ」【0/1800】

 

- 帰り道 -

 バイィィィィィィィィン

 「ウワァァァァァァァァァァァァァ!!!」

 ボヨォォォォォォォォン

 「キャァァァァァァァァァァァァァ!!!誰か止めてー!」

 「何だありゃ?楽しそうだな。」

 「嫁にでも行き遅れたんじゃないか?ああなっても知らんぞ。」

 「それ脅してんの?」

 「ああそうだ千冬姉!」

 「」




えー、始まりました。ISの帝王冬の陣。インフルに負けない腹筋の準備がお済みでない組合員はカカシz・・・欠かさずチェックしてください。

!?わーっ、何を!わぁ、待って!昨日がこのすばだったからって興奮しちゃ駄目ですよ、待って!止まれ!うわーっ!!
ちなみにこのすばMAD版読みたい人居ます?あ、要請は活動報告の方へ。


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第27話 シュロの木陰でも焼くか

世間はクリスマスムードだな。プレゼントが欲しいか?爆笑するようなプレゼントだ!組合員にもこのすば:MAD版を味わわしてやる!(近日公開・・・?)


 「あぁ!!見ぇたぞぉぉぉぉぉぉ!!!」

 「でかい水たまりだな。」

 「違うよ、この織斑筋!」

 「違うのか?じゃあ、小っさい池だな。」

 「それも違う!海だよ、海!」

 「海?そりゃ丁度良い。学校生活で白ポケちまった――」

 「肌を早く棕櫚の側で焼きたいねって言うんでしょ?」

 「・・・シャル、何で分かった。」

 「前に言ってたでしょ。」

 「そうだったか。」

 

 「あ、一夏!!見えてき――」

 「シーッ・・・。」

 「・・・・・何で皆静かなの?」

 「旅館に着くからだ。」

 「良い子にしてろってこと?」

 「違う。・・・黙って(心の)準備しとけ。遅れても知らんぞ」

 「???」

 キーッ←バス停車

 「今だぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

 ガラッ!←窓☆OPEN

 「ハッチ(荷物室)開けろぉぉぉぉぉぉ!!」

 ドサドサドサッ!!

 「整列うぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ!!」

 ザッ!

 「見ろ一夏、あの間抜け面を。他クラスの連中、まだバスの中で風船膨らまして遊んでるぜ。」

 「み、皆さん!バスはドアから降りてください!」

 「山田君、何寝ぼけたことを?ここは幼稚園じゃないぞ。高校で!しかもIS(兵器)を扱ってる。他クラスが相手じゃ訓練にならんと分かったら、他の分野を訓練するのは当然だろ?」

 「バスを飛び降りることが我が校の教育なんですか!?」

 「我が校?私のクラス、だろ?」

 「」

 ワイワイ、ガヤガヤ

 「見ろ、連中ようやく降り始めたぞ。」

 「ただのカタツムリですな。」

 「馬鹿言え、デンデンムシの方が速えよ。奴ら、角出したら外出だからな。」

 「違えねえ。」

 

- 5分後 -

 

 「揃ったか?・・・諸君が整列するまでに――」

 「「「勿論、俺らはマッチョになったで。筋トレで!」」」

 「1組は少し黙ってろ。」

 「「「」」」

 「諸君、この旅館が3日間お世話になる花月荘だ。従業員に迷惑をかけるなよ。壊したら、直ぐ元通りに直せ。OK?」

 「「「OK!」」」←1組

 「・・・織斑さん?今、何と?」

 「「「よろしくお願いします!!」」」

 「元気があってよろしいですが・・・、何か誤魔化されたような気が・・・。」

 「乗り込めェェェェェェェ!!」

 「窓に鍵掛かってるよ!?」

 「馬鹿者共!旅館ぐらい玄関から入れ!!」

 「・・・まぁ、何というかパワフルですね。・・・こちらが噂の?」

 「織斑一夏だ。よろしく。」

 「いい男の子ですね。しっかりしていそうな感じを受けますよ。」

 「(拳で)試してみるか?」

 「いえ、遠慮させて頂きますわ。骨が惜しいですから。」

 「清洲さん。人間には215本も骨があります。1本ぐらいなんですか!ドカンと行ってみてください。」

 「織斑先生のそれは当てになりませんので、丁重にお断りします。」

 「千冬ね・・・織斑先生。そろそろ海に行かないか?こんな所に立ってちゃ、焦げちまう。こんがりと真っ黒にな。」

 「では、ごゆっくりとどうぞ。」

 「「世話になる。」」

 スタスタ・・・

 「しおりに書いてなかったが、俺の部屋は?屋根裏で寝ろってのかい?」

 「安心しろ、ちゃんと部屋だ。・・・私と一緒のな。全く。上の連中、何を考えてるんだか。」

 「ああ、ならいいんだ。」

 「それより織斑。今日は自由行動だ。棕櫚の木の下で、肌でも焼いてこい。」

 「そうさせて貰うよ。」

 

- 廊下にて -

 「箒か。今から浜に行こうと思うんだが・・・どうだ?」

 「いいな、乗った。・・・・所で、そこに何か生えてないか?」

 「生えてるな、ウサギの耳が。」

 「「・・・ほっとくか。」」

 キィィィィィーーーン!←高速落下物

 「フンッ!」←漢・一夏、魂のスカイアッパー

 「キエェェェイ!!」←乙女・箒、魂の一閃

 カキィィィィィィィンッ!

 「で、暫くしたら、この生えてるのから出てくるんだろ?全く、便利な体だ。変えて欲しいくらいだ。」

 「馬鹿なこと言ってると、時間切れになるぞ。そうだ、中庭の小石でも積んどくか。どうだ一夏?」

 「いい案だ。ちょっと待ってろ。拾ってくる。」

 トットット・・・

 ズドッズドッズドンッ・・・ドォォォォン!!!【0/100】←うさ耳

 「これで良し。」

 「随分と小さいな。もっと大きいのがなかったか?」

 「贅沢言うな。コレが最大だ。さて、海に行くか。」

 「いや待って岩サイズですわよね・・・ですわよね?」

 「篠ノ之束の残基は215もあるのよ?1回くらい何よ!」

 「」

 「ああ、ところでセシリア、今から海に行くんだが一緒にどうだ?」

 「ええ、行きますわ。勿論行きますとも。そこで、ですわね。私の背中にサンオイルを――」

 「奇遇だな。俺も持ってきたんだ。何かSW30って書いてあるけどな。」

 「・・・それはエンジンオイルですわ。」

 「ん?何が違うって?」

 「いいですか!?サンオイルと意宇のですわねぇ!」

 「よし箒。自分の世界に入った。行くぞ。」

 

 - 海 -

 

 「あ、織斑筋だ!」

 「え、嘘!?私の水着変じゃないよね?」

 「大丈夫よ。あなた変なのは中身だからどうしようもないもの。」

 「わー、体かっこいー!ランボーみたい・・・。」

 「おい、誰がスタローンだって?シュワルツエネッガーだろ?」

 「・・・うん、まあどっちでも良いんだよ!どっちでも!それより後でビーチバレーしようよ!」

 「時間があればな!お、なんだこの砂冷たいぞ!」

 「それ、織斑君の筋肉がおかしいんだよ。きっと。」

 「そうか・・・じゃ、シュロの下で肌でも焼くか。」

 「いぃぃぃぃぃぃぃちぃぃぃぃぃぃぃかくぅぅぅぅぅぅぅぅぅん!!!」

 「演出ご苦労!」

 ベギョッ!【1300/1600】

 「ぐべっ!?何すんのよお!」

 「空飛ぶか?ほらよ!」

 ドボォォォォォォォォォォォンッ!!!

 「ギャァァァァァァァァァァァ!?冷たい!冷たいわよこの水!一夏も早く来なさいよ!」

 「止してくれ。海を蒸発させようってのか?」

 「いぃぃぃぃぃぃぃちぃぃぃぃぃぃぃかさぁぁぁぁぁぁぁぁん!!!」

 ザクゥッ!←パラソル

 「おい、折角シュロがあるのに何で傘さしてんだ?」

 「違いますわよ!一夏さんにサンオイルを――」

 「よし任せろ!」

 ダバーーー

 「アァァァァァァァァァ!?!?!?だからそれはエンジンオイルゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥ!!!ンンホォォォォォォォォオッォォォォ!!!」←何かに目覚めてますねえ・・・

 「おい、誰かティンd・・・火打ち石持ってないか?」

 「あるよー?」

 「丁度よかった。コイツに付けてやってくれ。さっきからオイル臭くて敵わん。」←お前のせいなんだよ!

 「オッケイおりむー着火して?」

 「ちょ、ちょっとお待くださいな!?何故私は燃やされそうに!?」

 「安心しろ。エンジンオイルはそう簡単には燃えん。」

 「そういう問題ではありませんわ!ああもう、オイルを落とすので少し泳いできます。」

 「一夏、私達も行くわよ?」

 「そうだな、久しぶりに私達もやるか。」

 「仕方が無い。2人が行くなら着いていこう。」

 シュババババババババババババババ!!!←水面歩行(ダッシュ)

 「「「!?!?!?」」」

 「は、反則ですわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」




えー、間もなく感想が100件に達しようとしていますが、未だに1つ来る度に大喜びしております。
昨日は餅つきでした。餅が死ぬほど食いたかったんだよ!もう半年も食ってねえ!やってられっかぃ!


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第28話 飛び散れ!汗!弾けろ!ボール!

ジングルベル、ジングルベル、指が鳴る♪
ボギィッ!!←今ので骨が折れました【1/235】←無事な骨の数


 「おりむー!ヴァーリボゥしよー!!」

 「よし、今行く。」

 サッ、サッ、サッ――

 「おりむー来たよ~。」

 「ルールは?」

 「タッチは3回まで、殺人スパイクも禁止。10点先取で1セットね。」

 「よーい、始め!」

 「織斑君に、デュノア。それからラウラさん!相手にとって不足はないわ!!」

 ドンッ!←1セット

 「私は、7月の!」

 バァンッ!←2セット

 「サマーデビルで!!」

 ドォォォォンッ!←3セット

 「ビーチバレーなんだよぉぉぉぉぉぉ!!!」

 バタァン・・・

 「織斑チームの勝ち!」

 「昼飯でも食いに行くか。」

 「「「賛成。」」」

 「おい、立ち上がれ。(日焼けで)炭になっても知らんぞ。」

 「わぁ!?待ってぇぇぇ!!」

 「昼食か?」

 「あ、織斑先生。はい、食べに行きます。」

 「織斑先生。午後、開いているな久しぶりに勝負しないか?サシで。」

 「いいだろう織斑。掛かってこい。」

 

- 昼食後 -

 「さて、腹ごしらえも済んだし、ビーチバレーでもして腹ごなしでもするか。」

 「来たな織斑。野郎、ブッ倒しァァァァァァァァァァァ!!!」

 「始め!」

 バンッ!【0/100】←バレーボール

 「おい、何だこりゃ。紙風船か?」

 「替えを持ってこい!!」

 「コレなんかどうですか?」

 スッ←バスケットボール

 「良さそうだな。堅さもバッチリだ。・・・行くぞ!」

 ボンッ!

 「話にならんな。」

 「織斑。ここにいい球がある。コレでやるとしよう。」

 「望むところだ。」

 ゴンッ!

 ズコッ!

 「ねえ、アレって。」

 ガッ!

 バチィッ!

 「ボーリングの球・・・だよね・・・。」

 「おおやだ、この人達人間じゃないわ!!」

 ガシャァァァァァァァン!!【0/1000】←ボーリングの球

 「お前、それでもボーリングの球か!!」

 「「「お前ら、それでも人間か!!!」」」

 「「今度余計なことを言ってみろ。ボールにして遊ぶぞ。」」

 「「「ひぃっ!!」」」

 

- 夕食 -

 

 「うまい刺身だな。ワサビも、本わさか。気に入った。」

 「ねえ、一夏。本わさって?」

 「刺身の所に、緑色の練り物があるだろ?ソイツだよ。抹茶アイスみたいに、甘くてクリームだぞ。」

 「へえ、そうなんだ。」

 パクッ・・・

 「か、か、辛ァァァァァァァァァァァイ!!!」

 「ほれ、水だ。」

 「一夏!!何だコレは!!この僕をこんな激辛の緑で苦しめやがって!!」

 「この馬鹿!ヴァカ野郎!マヌケィ!」

 「一夏のことなんぞ信用しやがって。このマヌケ!今のは日本名物の薬味(激辛)だぞ!」

 「・・・ラウラと篠ノ之さん、酷くないかな?」

 「そうだ、シャル。お詫びに良いことを教えてやろう。その、ご飯の上に乗っている赤いのは酸っぱいから食べない方が良いかもな。」

 「ふん!もう騙されないよ!」

 パクッ!

 「しゅ、スッぱぁぁぁぁぁぁぁぁいぃぃぃぃぃ!!!」

 「・・・シャル、お前、見た目より頭悪いな。」

 「一夏、君もね!!!」

 「おい、アレを見ろよ。セシリアが(正座に)苦しんでる。」

 「奴らしくもねえな。夕食前から様子が変だった。」

 「こっから投げて当たるかな?」←紙飛行機

 「止してくれ!(織斑先生の)味噌汁に入るのがオチだ。」

 ヒュッ・・・サクッ☆【1499/1500】

 「イエェェェェェアァァァァァ!!!」

 「コレで足の痺れも抜けるだろう。」

 「いぃぃぃぃぃぃぃちぃぃぃぃぃぃぃかさぁぁぁぁぁぁぁぁん!!!なんですの、これは!この私を、こんな安物の紙飛行――」

 「黙って食え!!」

 ぎゅッ!【1/1500】←足踏まれた。

 「ピグゥ!」

 「コレで静かになるだろう。」

 モリモリ、ガツガツ・・・

 

- 夕食後 -

 「♪(怒)」

 「どうしたのセシリア。随分とご機嫌だね。」

 「あ~ら、そうですか?・・・・・野郎!ブッ殺しァァァァァァァァ!!!」

 ドドドドドドドドドッ!

 「「「!!!???」」」

 

 「あそこが、一夏さんの部屋!!」

 「セシリア、静かにしろ。」←箒

 「あ、はい。」

 『久しぶりだからって、遠慮はしないからな!』

 『掛かってこい!馬鹿者!加減など・・・うわぁぁぁぁ!!!』

 『どうした?そんなものか?』

 『クァァァァァァ!コレは!これはぁぁぁぁ!!!』

 『直ぐに楽になるって!だいぶ、貯まっているみたいだな!』

 『アァァァァァイ!』

 「「「な、何コレ・・・?」」」

 『じゃあ、次は・・・』

 『待て!少し間を――』

 ガタッ・・・バタァンッ!!

 「「「グエェッ!!」」」

 「何しに来た?」

 「NO☆ZO☆KI。」

 「「よし、そこに直れ。」」

 「ひ、1つお聞きしたいのですが、貯まってると言うのは?」

 「乳酸だろ?それ以外に何かあるのか?体幹始めるから、お前らも位置に付け。」

 「今夜はシゴキまくるぞ!嫌ってほど鍛えてやるからな!お前ら覚悟はいいか?それでは始めよう、キャプテン・一夏のワークアウトだ!!」

 〈〈〈あ、コレ死んだ・・・。〉〉〉

 「ふむ、一夏とのトレーニングは久しぶりだな。剣道場以来か?」

 「あぁ、そうだな。・・・一週間前のな。」

 「じゃあ、始めるぞ!」

 

- 終了後 -

 「どうした?この程度で筋肉痛にでもなったのか?」

 「おかしい!絶対におかしい!大佐と教官は除くとして!篠ノ之!貴様一体!」

 「随分と体力が有り余っているみたいだな、ラウラ。よし、もう一周するか。」

 「おかしい・・・。絶対におかしい・・・。大佐と教官は除く・・・として・・・。篠ノ之、・・・貴様一体・・・。」

 バタンッ・・・・・

 「ふっ。ドイツ軍も大したことないようだ。」

 「「あなたが・・・、あなた方が・・・おかしいだけだよ(ですわ)・・・。」

 バタンッ・・・・・

 「一夏、夜景でも見に行かないか?」

 「いいねぇ、偶にはロマンチックな気分に浸りたいもんだ。」

 ガシャッ・・・←屋上のドア

 「クソ、鍵が掛かってる!」

 「任せろ!」

 ガシャァァァァァァァン!!←スマッチョキー

 「・・・・・海に夜景ってあるのか?」

 「おかしいな。この時期はイカ釣り漁船がいるはずなんだが・・・。オマケに曇りと来た。星空も見えん。」

 「任せろ。」

 \デェェェェェェェェェェン!!!/

 シュドォォォォォォォン!!!ドォォォン・・・

 シューーー・・・ガシャァァァンッ!!

 「よし、何もなかった。いいね?」

 「よし、帰ろう!!!」




現在(書き上げたとき)、時刻は3時8分です。
寝ます。眠いです。でも、明日も、明後日もやります。では、お休み。


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第29話 脳筋と筋脳

おはよう諸君。今朝は冷えるなぁ。えぇ?(午前三時)
こういう日は筋肉デェェェェェェェェェェン!!!に限る。そうだろ?(意味不明)


- 朝 -

 「・・・おい、一組の連中、誰も来てないぞ。」

 「これは、遅刻か?奴ららしくもねえ。」

 シュルシュルシュル・・・

 「時間でも間違えたんじゃないのか?」

 シャッ、シャッ、シャシャーッ・・・

 「そんなマヌケなこ――!?おん!?!?」

 「何だ?・・・は?いつの間に整列した?」

 「俺たちなら、瞬きする間に整列できる。忘れないことだ。」

 「「「」」」

 

 「揃ったな。では、班ごとに分かれてISの装備試験を行え。専用機持ちは、専用パーツのテストに当たること。では、始め!」

 「「「はい!」」」

 「篠ノ之、ちょっと来い。」

 「何だ?重りでも付けて実習させようってのかい?」

 「あぁ、そうだ。」

 「ちーちゃ~~~ん!!」

 ド、ド、ドド、ドドド、ドドドドドッ!

 「私を覚えてるかねちーちゃん!」

 「誰が忘れるものか、このゲス野朗。ISでどれだけ苦しめられたか・・・。」

 「え~?誰も苦しんでな――」

 「「「ISごときが俺(私)の動きに付いてこれると思うな!!!」」」

 「グフフフ・・・、相変わらず、容赦ない愛の表現だ――」

 \デェェェェェェェェェェン!!!/

 「ごめんなさい!悪かったよ!!だからチェーンガンは仕舞って!!!・・・ぐへへ、久しぶりだね、いっくん。大きくなったね、胸が。」

 「毎日、鍛えているからな。で?何のようだ?」

 「お、織斑先生?ここは関係者以外の立ち入りは禁止なのでは?」

 「気にするな。諸君、こいつが伝説の天災、篠ノ之束だぞ。失礼されないように気を付けておくこと。」

 「んも~。ちーちゃんったら恥ずかしがぁぁぁぁぁぁ!!!」

 「口開けろ!あけやがれこのぉ!舌ぁ引っこ抜いてラボに送ってやるぜ、舌が授業の邪魔しないようになぁ!」

 「ぐぬぬぬ、相変わらず血も涙もない脅しだね。」

 「姉さん。何しに来たんだ?」

 「箒ちゃん!流石我が妹!よく聞いてくれた!!!コレを見よ!!」

 「箒、昼飯なに食う?」

 「折角の旅館だ。チーズとペパロニのグッチョマイピッツァがいいな。」

 「聞いてー!お願いだから無視しない――」

 グサッ【1000/15000】

 「グボヘッ!?」

 「突きますよ?」

 「酷い!突いてから言った!しかも、日本刀の切っ先で突いた!」

 「痛くないでしょ、このくらい。」

 「む~、箒ちゃんが酷い!!束さんジェラシーだよ!よって、カモーン!」

 ドスッ!

 「何だ?この金属製の棺桶は。」

 バタンッ・・・

 「コレが!箒ちゃんの専用機!その名も――」

 「早く言ってくれ。待っている間に、(筋トレで)だいぶマッチョになったぞ?」

 「・・・その名を『赤椿』。全スペックが現行のISを上回る、お手製のISさ!さあさあ、フィッティングとパーソナライズを始めよう!!」

 「・・・随分と貧相な機体だな。」

 「フッフッフ。驚くことなかれ!箒ちゃんの得意な近接格闘――」

 「あれ?篠ノ之さんって、チェーンガンぶっ放してなかったっけ?」

 「・・・だけじゃなくて万能型に調整したから安心だね。っと、話していたら終わっちゃった!流石私!」

 「・・・あの専用機って、篠ノ之さんが貰うの?・・・邪魔にならないかな?」

 「だよねぇ。絶対邪魔だと思う。」

 「フッ。歴史を勉強してみなさい。人類有史以来、平等になっ・・・邪魔?寝言言ってんじゃないわよ。束さんの最高傑作だからね!・・・ところでいっくん。白式見せて。」

 「気が済むまで見ていってくれ。何なら持って帰ってくれて良いぞ?動きにくくてしょうがない。」

 「・・・不思議なフラグメントマップを構築してい・・・あれ!?コレ筋繊維だ!え?なんでデータ領域にまで筋繊維が出来ちゃってるの!?」

 「良い傾向だな。」

 「良いわけないよ!まあ、自己進化するようには作ったけどさぁ・・・。というわけで、箒ちゃん。テストフライとしてみよう!」

 ブワッ!

 「どう?感触は?」

 「ただのカカシですな。」

 「カカシな筈無いよ!!いいよ、見せてあげよう!『空裂』出して!行くよ!コレ撃ち落として!!」

 ズバァァァァァンッ!

 「やることが派手だねぇ。」

 「でしょ?コレで分かって貰えたかな?」

 「あぁ。白式よりは使えそうだ。」

 バタバタバタバタッ!!

 「大変です!織斑先生!コレを!!」

 「特命任務レベルA?ハワイ沖で行っていた実験機の暴走でか?」

 「先生!機密事項です!」

 「機密事項?コレが?寝言言ってんじゃねえよ。」

 「す、すみません・・・。」

 「織斑、ちょちょっと指先の運動をかねて行ってこい。メンバーは任せる。OK?」

 「OK!箒、ラウラ、それからセシリア。暇だったら、シャルも突いてきて良いぞ?」

 「ダメだよいっくん。ここは、赤椿の高速性能を生かして――」

 「何、時間はあるんだ。皆でのんびり行くよ。」

 

- 太平洋上 -

 

 『名前は銀の福音、スペックも、驚くほどではない。超音速飛行をしているのだけは気を付けろ。』

 「・・・と言うことだ。ささっと片づけて昼飯にしよう。背中とお腹がくっついちまいそうだ。」

 「まだいいじゃないか。私なんか出る前から空腹過ぎてお腹が痛いぞ?」

 「はは、僕も・・・。」

 「シャルのは緊張だろ?違うか?」

 「う、うん、多分そう・・・。」

 「スクランブルは初めてか? ビビったっていいさ。私だって未だにビビってる。」

 「ラウラさんも?正直言って・・・変な気分だね。恐ろしい事なのに・・・。」

 「ああ、ワクワクしてるんだろ?なーに恥じる事はないさ。それはいたって自然な反応だよ。筋トレに似てる。やると・・・病みつきになる。」

 「それは一夏だけじゃないかな?」

 「それはど――」

 「見えてきましたわ!!」

 「どこだ?雲が多くて見辛い!」

 「右前方だ!!」

 「よし、俺と箒が正面で足止めをする。後は好きなところから回り込んで撃ってくれ。散会!」

 バシューンッ!!

 「うおおおおおおおおおおおお!!!」

 バキィッ!【91999/99999】

 「あいやぁぁぁぁぁぁぁ!!」

 ズドッ!【89522/99999】

 「La!」

 「うおッ!?」

 シュバババババッ【98999/99999】

 「クソッタレが!」

 バキィッ!【87888/99999】

 ボチャーン・・・

 「一夏、大丈夫か?」

 「気にするな。掠っただけだ。」

 「大佐!奴は何処へ!?」

 「海の中だ。叩き落とした。油断するな。まだ――」

 「い、一夏、あれ!」

 「なんだ、あとに・・・あぁ!?なんで船が!?」

 「ほっとくか?」

 「いや、後から難癖付けられるのがオチだ。」

 「クソッ!教師いねえのかい!用があるときは近くにいたためしがねえや。廊下で素振りをしてりゃすぐ現れるのによぉ!」

 「ここまで救援には来ない。戦闘領域を超えてまで来るガッツは教師にない。」

 「仕方ない、シャル。お前が一番防御が堅い。アレを守っててくれ。」

 ババババババババババババババッ!

 「「「!!!」」」

 「クソッ!姿が消えた!そのくせ攻撃してくる。これは厄介だ。」




くそぉ作Aめ・・・寝たか!ウォォォォォ!!!


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第30話 お前は一体何だ?

作B:作A!なんだこの帝王は!!
 A:うるせえ!この書き方は戦闘描写と場面切替が苦手なのは知ってるだろ!
 B:・・・次からもっと派手に書き上げるか。


 ピカッ!

 「いたぞぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!」

 ズドドドドドドドドドドドッ!

 「「どうして分かった?」」

 「光った。水面が光った。」

 「成る程。・・・!!避けろ!!」

 シュババババババババッ!

 「何て弾の数だ。奴はエネルギー切れ知らずか?」

 「分からん。それに、ステルス状態で水中にいられては、攻撃されるまで何も見えん。」

 「ですが、それも無理のようですね。水蒸気のせいで、水面すら見えませんわ。」

 ズババババババッ!

 「「何!?」」

 スドォォォォンッ!【23000/40000】←箒*赤椿

  【8901/24000】

 「大丈夫か!?」

 「大佐!スラスターに異常が!」

 「私は大丈夫だ。だが、音速の戦闘は厳しい!」

 「クソ!」『シャル!船の待避は?』

 『どのくらい逃がせば良いのか分からないけど、音速で3秒分くらいは離れた。』

 『OKだ。シャル、箒とラウラが被弾した。今から2人とセシリアを帰すから、合流してくれ』「セシリア!2人を援護しながら、待避しろ。シャルも直に来るだろうから合流してくれ。合流地点は任せる。俺は、此処で奴の足止めをする。」

 「了解ですわ!お気を付けて!」

 「大佐!すいません、直ぐに戻ります!」

 「任せたぞ、一夏。」

 ザバァ・・・

 「出たな!」

 ズババババババババババババッ!

 「うぉぉぉぉぉぉぉぉ!!」

 ズドンッ!【75731/99999】

 「La!!」

 チュババババババババババババッ!

 「グッ!?・・・クソ!付いてこい!」

 

- 10分後 -

 〈クソ!エネルギーが!このポンコツ!〉

 「La!」

 「!!」

 スドッ・・・【1/99999】

 「うぉ!?」

 ズザァァァァァァァァン!【9999/9999】←小島に墜落

 「クッ!」

 ズッ、ズッ・・・ドサッ・・・

 〈ここまでか・・・。〉

 「La・・・?」

 ヒューン・・・・・

 「(ISがないと)見えないんだ・・・。」

 

- 数時間後 -

 ザク、・・・スパッ・・・ギ、ギ、ギッ・・・

 「出来た・・・。」

 

 「うおおおおおおおおおおお!!!」【20012/99999】

 

 〈来た・・・。〉

 「La・・・La?」

 ギリギリ、ヒュ!・・・ズドォォォォォォォォン!【87001/99999】

 「La!?La!!」

 ズドドドドドドドドドドドッ!

 スザザザザザザザッ・・・スパッ、ヒューン・・・

 ゴッ!【81042/99999】

 「La!!!」

 ズドドドドドドドドドドドッ!

 「いいぞ!付いてこい!」

 ヒョイ・・・・・

 「La!!・・・La!?」

 バシュッ!←網

 「うぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!」

 ザクッ!【21533/99999】

 「はぁ、はぁ・・・。」

 「La!」

 「!?」

 ズドンッ!【2401/9999】

 ゴロゴロゴロ・・・むくっ、ズ、ズ、ズ・・・ドサッ

 「La~♪」

 〈いいぞ、そのまま来い。〉

 コツンッ

 「La?・・・・・La?」

 「来やがれ!どうした?殺れよ!殺せ!どうした、こいよ!俺はここだ!さぁ殺せ!殺せ、殺してみろ!どうした!ここだと言ってるだろうが!どうした!さぁ殺せ!殺してみろ!」

 「・・・La!」

 「いたぞぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!」

 ズドドドドドドドドドオォォォォォォォォッ!【10144/99999】

 「大佐!五分死(ごぶじ)ですか?」

 「安心しろ!ピンピンしている。」

 「一夏さん!」

 「あぁ、ありがとう。」

 \デェェェェェェェェェェン!!!/

 「さっきのお礼だ!受け取れ!!」

 ズドォォォォォォォンッ!ズドォォォォォォォンッ!ズ、ズドォォォォォォォンッ!【974/99999】

 「チェストォォォォォォォォォォ!!!」

 ゴギッ!【0/99999】

 

- 旅館にて -

 「いやぁ、久しぶりに手応えのある良い敵だった。」

 「えぇ!!私も大佐をあそこまで追い詰めた奴は初めて見ました!」

 「だな。私も、一夏とちふ――織斑先生以外で苦戦したのは初めてだ。」

 「繰り返し聞くけど、一夏と篠ノ之さんは本当に民間人なんだよね?」

 「あぁ、そうだ。」

 「あぁ、今はな。」

 「今、は?」

 「知らないのか?ラウラがいつも俺のことを大佐って呼んでいるだろ?」

 「それは知ってるけど・・・まさか、一夏ってドイツ軍の退役軍人!?」

 「違う、ちふ――織斑先生について行っただけだ。」

 「なんでドイツ軍に?」

 ガラッ!

 「「・・・デュノア、そこから先は聞くなよ。俺(私)だって忘れたいことだ。」」

 「・・・織斑、少し手伝ってくれ。」

 「あぁ、了解した。」

 バタンッ・・・

 「行っちゃった。・・・そうなの?」

 「あぁ、色々あったのだ。色々と。教官と大佐にはな。」

 「そ、そう・・・。」

 「だが、彼らは凄いぞ!鬼ごっこと称して、教官と大佐が逃げる役でこちらは10個小隊、まあ、200人ぐらいで重火器まで持ち出して追い回したんだ。」

 「えぇぇぇぇぇぇぇぇ!?!?!?」

 「まあ、最後まで聞け。で、10分ぐらいして気が付いたら、全員無力化されていた。」

 「・・・今の話何処までホント?」

 「む、ばれたか。流石にシャルロットは鋭い。実はな!重戦車5台とISも3機出していたんだ!」

 「だよねー。・・・うぇぇぇぇぇい!!??」

 

- 夜、砂浜 -

 「おい、鈴!コレは何だ!寝ている間に俺をこんな紐でぐるぐるに縛りやがって!!」

 「フッフッフッ、本当に海が蒸発するか試すだけよ!」

 「よせ、鈴!止めておけ!」

 「えい!!!」

 ジャボンッ・・・

 「・・・・・何も起こらないじゃない!一夏!嘘吐いたわね!」

 ザブザブ・・・

 「あ、いい湯加減。・・・?いい・・・湯加減・・・!?!?!?」

 グイッ!

 「ブハッ!?何しやがる、茹で死ぬところだったぞ!見ろ!海岸を!茹で蛸が上がってるぞ!」

 「あ、美味しそう。」

 「だろ?拾って帰って、夜食にしよう。セシリアは嫌がるだろうけどな。」

 

- その頃、岬の先っぽにて -

 「うーん、赤椿のデータ領域にも筋繊維が・・・。でも、稼働率を維持するためには必要だし・・・そもそも実体のあるデータって何さ!取り出せないし消せないじゃない!!」

 「うるさいぞ束!近くに旅館があるんだ、静かにしろ。」

 「えー、知らないよ。嫌なら、歩道脇の下水溝で逆さまに寝ればいいじゃん。静かだよ?」

 「なら、試してみるか?」

 「・・・それより、ちーちゃん。今の生活は楽しい?退屈なら、私と一緒に新しい世界を作ろう!毎日が楽しいよ?」

 「ふ、今の生活でも手一杯だ。遠慮しとく。・・・それはおいといてだなぁ。束、今日のあれは何だ?あんな安物の軍用機で――」

 「!!じゃあね!!元気で!また会おう!」

 シュババババババババッ・・・・・

 「・・・さて、タコが茹で上がったかな?ビールのつまみに分けて貰おう。」




駄作になっちまった・・・。今回は許してくれ!次回で必ず埋め合わせをする!


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第31話 バトルサマー

感想100件目、ありがとうございます。
これを記念して!特番を・・・やりません。
実は、100件目の時にこのすばの方を出そうと思っていたんですが・・・待ちきれませんでした(笑)。


- 8月、夏休み -

 ドン、ドン、ドン!

 「一夏!いるんでしょ?出てきなさい!」

 ドン、ドン、ド、ガチャッ

 「うるせえぞ鈴!そこは壁だ!」

 「何でドアのだまし絵描いてんのよ!」

 「提出し遅れたレポートの催促に山田先生が来るからだ。」

 「くだらん。恐怖でおかしくなったか?相手はただの先生だ。どうってことない!」

 「なに、諦めてくれるまで気長に待つさ。・・・あんまり空けているところを見られたくないんだ。中に入らないか?」

 「そうよ、思い出したわ。お茶を飲みに来たんだった。」

 「・・・自分で入れろ。」

 「お邪魔します!」

 バタンッ・・・

 「それにしても、今日は暑いわね。」

 「当然だ。山田先生が来ないように、寮棟の空調を全部暖房にしておいた。」

 「アホか!アホなの!?どんだけレポート書きたくないの!?」

 「そうか、お前は暑いのが苦手だったな。だが、安心しろ。留守じゃない部屋はクーラーにしてある。」

 「ならいいわ。それより、飲み物頂戴。」

 「何がいい?」

 「何でもいいわよ。冷たけりゃ。」

 「そうだな・・・、今じゃ、殆どの家庭に設置されている、コックを捻れば出てくる素敵なドリンクバーのお水なんてどうだ?」

 「いいわ・・・浄水器の水じゃないのよ!お茶だ!お茶を出せ!」

 バカッ

 「待て鈴!浄水器に茶葉を入れるな!お茶なら、ミネラルたっぷりの麦茶が冷凍庫で冷えてる。」

 「最初から出しなさいよ、全く・・・。」

 パカッ・・・バタン、カキュッ・・・

 「あら、キンキンッに冷え・・・凍ってるじゃない!」

 「じき溶ける。」

 「待ってられないわよ!」

 ガタッ!

 「分かった!悪かった!だから浄水器に茶葉を入れるな!!」

 「茶葉じゃないわよ!お茶パックよ!!」

 「分かったから、浄水器に入れようとするな!!」

 ゴトッ←たらい

 「まったく、あるなら最初から出しなさいよ。」

 チウッ、チウッ、チウッ・・・ズズズズ・・・

 「・・・これ、アルバム?」

 「あぁ、そうだ。見ていいぞ。」

 パラッ・・・パラッ・・・

 「段々マッチョになっていくわね。」

 「あぁ、俺の筋肉アルバムだからな。」

 「・・・・・。」

 「・・・いるか?」

 「え?いる。」

 ゴトッ

 「あんがと。・・・って、お茶じゃないわよ!もうたらふくよ!このアルバム頂戴って言っての!」

 「別にいいが・・・何に使うんだ?」

 「知らない方がいいわ。」

 「」

 「・・・あ、そうそう、アンタ、夏の予定は?」

 「そうだな・・・、筋トレとトレーニングと、体作り、それ――」

 「分かった。筋肉を鍛えまくるのは分かった。ちょっとは遊びに付き合いなさい。」

 「別に構わんが・・・何処に行くんだ?」

 「聞いて驚かないでよ。ウォーターワールドよ!今月完成したばかりで、今月分の前売り券は完売。当日券も、2時間並ばないと取れない代物よ!」

 「そうか。」

 「反応薄いわね。」

 「遠泳じゃダメなのか?」

 「いい分けないでしょ!?焼けちゃうじゃない!この前の臨海学校でもやばかったのに。」

 「悪かった。・・・で、チケットはあるのか?」

 「寝ボケた事を・・・、私を何だと思ってるの?いつも突撃あるのみじゃなわよ?代表候補生で、しかもIS学園に行かせもらえるレベルなのよ。さっさと前売り券を買うのは当然でしょ?」

 「あぁ、そうだな。で、お前のことだ。幾らで売りつけるつもりだ?」

 「なあに、くれてやるわよ。」

 「随分と気前がいいな。何か企んでいるのか?」

 「別に。このアルバムと取り替えっこするだけだから。」

 「そうか。で、いつだ?」

 「土曜よ。明日のね。10時ぐらいに、ウォーターワールドのゲート前に集合よ。」

 「OK、準備しとく。」

 「約束だからね。」

 チウッ、チウッ、チウッ・・・ズズズズ・・・

 「ごちそうさま。じゃあ、帰るわね。」

 バタンッ・・・

 「・・・よく飲むな。」

 

- 職員室 -

 「ふう、ようやく書類の整理が半分終わりました。にして、枚数多過ぎじゃないですかね?まあ、織斑君と篠ノ之さんのことを考えると妥当なのかも知れませんが・・・。」

 バサァッ・・・

 「あぁ!書類が!・・・面倒です。」

 ヒョイ、ヒョイ・・・トン、トン

 「ふう。・・・え?こ、コレは!?」

 ダラダラ・・・

 「私は!自分のした事がなんにも分かってない!よくこんな事が出来たな・・・・・私が追い詰めたんだぁ・・・。私はもうおしまいだぁ!ギョワアァァァ!!」

 バタァンッ・・・

 

- 翌朝、9時 -

 「無い!織斑君の部屋のドアがありません!!お、織斑君!?出てきて下さい!!」

 「喧しいぞ!山田君!此処は寮だ!!静かにしろ!!」

 「す、すいません織斑先生!!し、しかしですね、織斑君にどうしてもして貰わなくてはならないことが出来まして・・・。」

 「そんなものは、もっと早く済ませとけ!分かったら今日はもう休め。いいな!」

 「は、はい!」

 バタンッ

 「お、織斑くーん、出てきて下さい・・・。」

 コンッ、コンッ・・・コッ

 「!!織斑君!ドアの位置は分かりました。出てきて下さい!・・・合鍵で開けますよ???嫌なら返事して下さい?・・・開けます!」

 ガチャ・・・チュドォォォォォォォォォォォォン!!!

 「は、はずれ・・・。で、ですが、こんなことでは挫けません!!」

 「・・・ハッハ、参ったよ。降参だ。」

 「お、織斑君、こ、コレをして下さい。」

 ピラッ。

 「悪いな。今日は先約が入っているんだ。勝手にしろ。お前のミスだ。昇進し遅れても知らんぞ。」

 ガシッ

 「そ、そこを何とか!!」

 「・・・。」

 キョロキョロ・・・

 「山田先生。」

 「はい?」

 ドベキシッ「オフィッ・・・」【1/2000】

 ズルズル・・・ドサッ←休憩スペースへPOI☆

 「コレで片付いた。」

 

- 10時、ウォーターワールド前 -

 「待ったか?」

 「10分ぐらいね。入りましょ。」

 「・・・何かあるのか?」

 「直に分かるわよ。」

 ピン、ポン、パン、PON☆

 『これより、第1回ウォーターワールド水上ペア障害物レースを開催します。』

 「成る程。で、お前が参加すると言うことは、何か裏があるのか?」

 「そうよ。これに優勝すると、沖縄の旅5泊6日が貰えるの!」

 「お前、焼けるのがどうのこうのいってなかったか?」

 「・・・気のせいよ。それより、アンタもシュロより椰子の木陰の方が好きでしょ?さあ、受付に行くわよ。」

 「あぁ。」

 「・・・随分と視線が痛いわね。何でかしら?」

 「さあな。さっさと受付を済ませよう。」




このすばの方が異常なまでに人気があって、逆転されないかびびっている今日この頃。


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第32話 弾けろ!テンション!飛び散れ、水!

 読者諸君!今日は21時からBSモーニングサン(隠語)でコマンドーの放送があるって聞いたんで、急いで書き上げた!
 さあ、今回も嫌って程腹筋を鍛えてやるぞ!覚悟しとけ!


 「さぁ!第1回、これぞTHE・液体派。水上障害物ペアの神髄レースの始まりだ!」

 「「「うぉぉぉぉぉ!」」」←歓声

 「ルールを再確認するわ!この50×50の――優勝です。なお、コース――」

 「鈴、要はあの旗を取っちまえば良いんだよな?」

 「そうみたいね。よく分からないけど。」

 「コースは、ペアでなければ抜けられないように――」

 「見ろ、ショートカットの見本市だ。」

 「私達からすれば、こんなの真っ直ぐ進んで下さいと言っているようなもよ。」

 「位置について、よーい。」

 ドンッ!

 ドンッ!

 「何の音?」

 「み、皆さん!!早くスタートして下さい!2回目の音は、あの筋肉モリモリマッチョマンの変態とまな板が――」

 ドベキシッ「オフィッ・・・」【1/200】←解説の人

 「何してだ鈴。そんなヤツに構っている場合か?」

 「そ、それは女のプライドよ。アンタには分かんないでしょうけど!」

 「勝手にしろ。お前のミスだ。(ゴールに)遅れても知らんぞ。」

 ダダダダダッシュ!

 「「「速っ!?」」」

 「ヤツを抑えろ!!」

 「邪魔だ!どけ!」

 「は、速い!速すぎる!」

 「構うな!ぶつけてでも止めろ!」

 ワラワラ・・・

 「ヌウゥゥゥン!!」

 「「「うわぁぁぁぁぁ!?」」」

 バッシャーンッ!←下のプールへダイブ

 「あばよ。・・・っち、遅れたな。」

 「アンタがあんな雑魚に手間取ってるからよ。」

 「無茶言うな。相手は天下御免の女だ。俺の筋肉でどうこう出来る相手じゃない。」

 「珍しいわね、随分と弱気じゃない。まあ、いいわ。邪魔者も去ったことだし、追撃しましょう。」

 バシューンッ!

 「見て、ジェット噴水だわ。」

 「かき氷機の山に比べりゃ、どうってことないな。」

 「あぁ、全くだ。あれは、思い出しただけでもこりごりだ。」

 「・・・お前、鈴じゃないな?箒だろ。」

 「む、しくじったな・・・。そうだ、私だ。」

 「鈴はどうした。」

 「急用ができたらしい。何でも、中国から代表候補生の総まとめが来たんだと。」

 「なるほど。で、何で鈴の皮を被ってるんだ?」

 「思いっきり暴れまわっても、私のせいにはならんだろ?」

 「そりゃいい案だ。」

 キュッ・・・

 「これで完璧ですわ!」

 『おぉ!マッチョマンは、実は女性だったようです!』←復活

 「どっから持って来たのよ・・・。」

 「お互い様でしてよ!」

 「・・・かなりセシリアだけど、中身が一夏って思うとキモイわね。」

 「今の箒さんに言われたくはないですわ!」

 「今は鈴だ!」

 「戻ってますわよ!」

 「うっさい、うっさい、うっさい!」

 「良い感じですわね。では、行きましょう!」

 ダダダダダッシュ!

 「あら?先行している方がいらっしゃいますわね。」

 「ささっと沈めちゃうわよ!」

 『さあ、高校生二人組がトップに追いついた!どうする、木崎・岸本ペア。・・・おぉ?高校生を迎撃するようです!』

 「あいつら、良い体格してんな。」

 「あぁ、倒し甲斐がある。」

 〈〈・・・あぶねえ、声が戻ってた。〉〉

 「岸本。追ってくるぞ、あの馬鹿。」

 「ありゃ、マジの目だ。私達とやる気だ!」

 「行ったかと思ったわよ!!」

 「とんでもねえ、待ってたんだ!」

 「!!お喰らいなさい!」

 「あたし達のショットをね!」

 『おお、高校生二人、果敢にもメダリストに格闘戦で挑むようです!』

 バキッ!【4999/5000】←木崎*防御

     【4999/5000】←岸本*防御

 「「グオッ!?」」

 『おぉっとぉ!?高校生が先手を取ったぁ!』

 「怖いかクソッたれ。当然だぜ、現レスリング金メダリストの――」

 「現柔道銀メダリストの――」

 「私達に勝てるもんか!」

 「試してみる?」

 「私達だって、IS学園の生徒ですわ!」

 「「「うぉぉぉぉぉ!!」」」

 バキッ!バキッ!グシャッ!・・・ガシャァァァァァァァン!!

 『わーっ、何を!わぁ、待って!そこで格闘しちゃ駄目ですよ、待って!止まれ!うわーっ!!』

 「「「もうやだ、夢なら醒めて!!」」」←参加者

 チュドォォォォォォォォォォォォン!!!【0/5000】←プール

 

-事務室-

 「と、とにかく!この様なことは金輪際――」

 「参加させたお前が悪い!」

 「木崎さん。お待ち下さいませ。」

 「そもそも、この程度で壊れるプールを作るのが間違ってんのよ!」

 「てか、実況が煽ってたわよね。私らが戦うように。」

 「「「申し訳ございませんでした!!!」」」←従業員一同

 「「「分かってくれたのなら良いんだ。」」」

 「あ、あの・・・、IS学園の生徒さん。お迎えがいらっしゃいました。あ、木崎さん。それから岸本さん。タクシーの方呼びましたので、間もなく到着するかとおもいます。」

 「「あぁ、ありがとう。」」

 「迎え?誰が来たのかしら?」

 「行ってみれば分かりますわ。では、ごきげんよう。」

 バタンッ・・・

 スタスタスタ・・・

 「待ってたぞ。遅かったな。」

 「い、一夏!?」

 「い、一夏さん!?何故ここに?」

 「それだと疲れるだろ。一、二の三で戻ろう。」

 シュバッ!

 「おい鈴。俺の皮を何処で手に入れた。」

 「前に写真集くれたでしょ?あれを見ながら作ったのよ。」

 「なるほど。」

 「っていうかモッ・・・篠ノ之さん。アンタ、何処で私の皮作ったのよ。」

 「知りたいか?私もそう思う。」

 「どういうことだ?」

 「知らん、気が付いたら持っていた。」

 「・・・そう言えば、つい先日ラウラが何か持ってたな。確か、睡眠剤と、シリコン。」

 「言われてみたら、こないだ異様に眠くて昼寝したわね。そのときか・・・。」

 「あいつも、シュ○ルツェネッガー級のでっかい肝っ玉があるんだな。」

 「それよりも、一夏。アンタ、セシリアの皮なんか何処で手に入れたのよ?あいつ地味に鋭いでしょ?」

 「あぁ、だからアイツの専属メイドに頼んだ。三日で来たぞ。」

 「その手があったか・・・。でも、セシリアの皮なんか何に使うつもりだったのよ。」

 「アイツの生家は有名企業の総本山だからな。有名人にも顔が利く。ちょっとした情報収集には持って来いだ。」

 「なるほど、私も一枚欲しいな。」

 カキカキ・・・

 「メイドの電話番号だ。」←小声

 「・・・オッケイ。これで作戦の幅が広がる。」←同上

 「今、何受け渡したのよ。」

 「@クルーズのパフェ驕ってやるから、何もなかった。いいね?」

 「よし、許す。」

 「じゃ、行くか。」




 コマンドーがお好き?結構!ではますます好きになりますよ。さぁさぁ、どうぞ。コマンドーの再放送です。
(腹筋が)壊(滅)的でしょ? んああぁ、仰らないで。
放送がBS。でも地上波なんて見かけだけで、ネタはよく滑るわ、すぐ宣伝が入るわ、ロクなことはない。
語録もたっぷりありますよ。どんな組合の方でも大丈夫。どうぞ(チャンネルを)回してみてください。
・・・いい映画でしょう? 余裕の笑いだ、語録が違いますよ


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第33話 偶にはショッピングでもするか

B Zzz・・・
A おい。
B !!春期!
A ISの帝王!
作 MAD版!!!

ハイテンションなんだかρテンションなんだか・・・(柄にもなく弱気)


 「ここがどこだかわかるかね?ラウラ・ボーデヴィッヒ少尉。」

 「・・・。」〈精神的に・・・いや、筋トレができない分、筋肉にくるな。〉

 「気分はどうだ、少尉。顔色が良くないわよ?」

 「・・・。」

 「3日間の不眠と断食はいかがだったな?典型的な尋問だが実に効果的な方法でね、大昔から使われてるのだよ。不眠と断食をさせ、永遠と水滴の音だけを聞かせる。」

 「・・・。」

 「さて、尋問を開始しよう。君は、愛国心を持ち合わせているのか?」

 「誰がなくすものか、このクソッタレ。」

 「どうかな?愛国心は欠片も持っていないんじゃないのかい?」

 「さっさと失せな、ベイビー。」

 「・・・仲間はどこにいる。規模と装備のレベル、バックアップを洗いざらい話してもらおうか。」

 「ここから南方へ50km。規模は私の部下が3人。装備はテントとバーベキューコンロ。後は、ナイフとライフルだ。バックアップは日本に2人いる。」

 「・・・何、キャンプでもしてんの?」

 「そうだ。」

 「・・・だったらこう聞くべきね。筋肉はあるの?」

 「ある・・・じき手前をぶっ殺してやる・・・」

 「あらそう・・・どうやって殺す気?」

 「まず手前をとっ捕まえて盾にして、あそこにいる見張りの男を殺る・・・腕に乗っかってる軍事用の筋肉で。それから手前の首をへし折るってのはどうだ?」

 「どうしてそんな事があなたに出来ると思うの?」

 「手錠を掛けられてるのに?・・・外したよ!イ゛ェアアア!!!」

 

 「ア、アノ・・・、ラウラサン?」

 「む、夢だったか・・・。」

 『チュン、チュン』

 「待てやタンパク質!!」

 ズドドドドドドドドドドドッ!←0Hit

 「ら、ラウラ。そんなんで撃ったら、木っ端微塵になると思うよ?」←慣れた

 「そうか。では、次回は別のを使おう。」

 「ところで、随分とうなされてたけど、どうしたの?」

 「シャルロットは知らないほうがいい・・・。私だって、出来ることなら忘れたい。」

 「そ、そう。・・・ところでラウラ。」

 「なんだ。」

 「服買いに行かない?」

 「普段着の話か?それとも寝間着か?」

 「寝間着。・・・幾ら体が強くても、風邪引くよ?」

 「安心しろ、寝袋さえあれば冬の北極でも寝られるように鍛えてある。さて、シャワーでも浴びてくるか。」

 「あ、僕も浴びようかな。冷や汗かいちゃったし。」

 「一緒に入るか?」

 「それ脅してんの?」

 「冗談だ。」

 バタンッ・・・ガチャ

 「あー、スッキリした。」

 「早っ!?」

 

- 食堂 -

 

 「朝からステーキなんか、よく食べられるね。」

 モグモグモグモグ・・・

 「何を言う、朝だろうが昼だろうが、食いたいと思ったらそのときにそれを食べる。夕食の取り過ぎが太る原因とか言ってる奴らもいるがクソ喰らえだ。消費しきれなかったエネルギーは翌日使う。それだけだ。それに、戦場ではいつ次の飯が食えるとも分からんしな。」

 「最後の食事になったらとか思ったりしないの?」

 「やられる前にブチのめせばいいだけだ。違うか?」

 「・・・誰から聞いたの。予想は付くけど。」

 「教官と大佐からだ。」

 「だろうね。軍隊にあるまじき脳筋思考だもん。」

 「・・・何だ?それは。」

 「マカロニ。」

 「見りゃ分かる。シャルロット、君は私をおちょくっているのか?私は、何故フォークにそれを通したのかを聞いている。」

 「何となく。」

 「面白い食べ方だな。気に入った。私は、フォークに全部通してから食べてるとしよう。」

 〈やるんかい!〉

 チクチク

 「ところでシャルロット。買い物はいつ頃出かける予定だ?」

 「うーん、10時くらいかな。1~2時間お店を見て回って、それからランチしようよ。」

 「よし分かった。そう言えば、大佐がこの間『服の通気性が抜群になった』と言ってたな。誘うとするか。」

 「え、・・・んーまぁ、そうだね。」

 

 『おかけになった電話番号は――』

 「くそ、この無能携帯電話が!!大佐の行くところぐらい、電波を飛ばしておけ!」

 「そっち!?一夏にじゃなくて電話会社に怒る!?」

 「当たり前だ。何のための通信手段だ。えぇい!まどろっこしい!プライベート・チャンネルで繋いでやる。」

 「あ、待って!よしなよ!ISの機能は一部使用でも勝手に使ったらまずいよ!」

 「クソッタレ共のルールなんか守って嫌気がしないか?」

 「いや、だとしても・・・。」

 「・・・あぁ、大佐!ISは携行して下さいとあれほど言ったのに!」

 「どうしたの?」

 「大佐のヤツ、部屋にIS置いたまま出かけたようだ。あれ程便利な携帯電話は他にはないというのに。」

 「一応聞くけど、それを言ったのって・・・。」

 「教官だ。」

 「ですよねー。」

 「仕方ない。二人で出かけるとしよう。」

 「う、うん。行こうか。・・・ところでラウラ、それって軍服じゃないの?」

 「これは公用の服だ。動きやすいから私服代わりに使っている。」

 「それって、勝手に着て本国の人に怒られない?」

 「・・・ドイツの連中は睨めば黙るが、テロリストに目を付けられたら厄介だな。大人しく制服にしておくか。」

 

-バスの中にて-

 〈ISは比類なき世界最強の携帯電話だ。しかし、連絡網を築くほどの数はない。一般に普及している携帯電話や固定電話との連絡をとるには、かける側も同じ種の電話が必要となる。〉

 〈あ、なんか変なこと考えてる。・・・あ、駅前だ。〉

 〈折角ISは電波が整備されてないところでも使えるのだから、電話へと繋げる通信装置を開発するのは当然とみる。それだけでなく――〉

 「ラウラ、もうじき着くよ。考え事は帰りにしてね。」

 「分かった。」

 ゴソゴソ・・・ピラッ←地図

 「よし、この順路で行くのが効率的だね。」

 「随分と下調べが良いな。どれくらい掛かったんだ?」

 「この為に5日も無駄にした・・・。」

 「ふむ。その努力をフイにするわけにはいかんな。今日は任せるぞ。」

 

 「ラウラ、スカートとズボ――」

 「スカートで。」

 「そういうところ、一夏と似てるね。」

 「教官と部下が似るのは当然だろ?」

 「うーん、そうなのかなぁ・・・。」

 「ところで、何で階を上がっているんだ?下から見ればスッキリするのに。」

 「逆だよ。上からの方がスッキリするの。」

 「どうして。」

 「上の階は夏の売れ残りをセールしているから、売り切れになる前に攻めるの。下の秋物は在庫があるから後回し。」

 「秋物?服なんか羽織れて暑くなければ年中どれでも良いだろ。」

 「季節感は大事に。それに、女子は季節を先取りするものなの。」

 「そうか?教官や大佐は戦闘になってから武器や装備の調達に行っていたが?」

 「兵士は準備がいるでしょ?」

 「単機で突っ込めば良い、違うか?」

 「・・・普通の部隊視点で話してもいい?」

 「あぁ、そう言う考え方か。納得した。ところで、男物も安売りがあるのか?」

 「?多分あるけど?男装でもするの?」

 「いや、大佐への土産だ。」




 ストレス解消法だよ。MAD版の観賞、MAD版へ感想をやり、特別なトレーニング法に定期的な腹筋崩壊、そしていい語録を聴く。気が落ち着く。くだらない気休めだと思うかもしれんが、ユーモア欠乏症の精神手術を受ける羽目になるよりはマシだ。


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第34話 バトル喫茶

更新能力にかけちゃ他の作者ほど経験はないが、俺達は学ぶのは早い。読者が求めているのはきっとこうする事さ!
\デェェェェェェェェェェン!!!/【50000/50000】(ゴマンドー!)

・・・何の話だっけ。


-カフェにて-

 「すまない、私が余計な買い物をしたばっかりに予定が狂ってしまった。」

 「いや、大丈夫だよ。誤差、誤差。」

 「だが、良い買い物ができた。」

 「折角良い服買ったんだから、着て帰ればいいのに。」

 「駄目だ。」

 「何で?最初は一夏に見せたいから?」

 「最初に見たのはお前だぜ。違うか?」

 「そ、そうだけど・・・。」

 「デザインは良いが、動き辛い。」←やっぱり脳筋

 「」

 「――いは?」

 「え?あ、ごめん聞いてなかった・・・。」

 「午後の(予)定だ。帝を出せ!」←()字ではありません

 「生活雑貨を見て回ろうよ。そうだなぁ~、僕は時計を見に行きたいんだ。日本の腕時計は性能が良いって言うし。」

 「時計?太陽の角度で分かるだろ。」

 「いや、実用性のあるアクセサリーとして。」

 「なら、発光式のやつはお勧めしない。アレは地下で目立ちすぎる。敵に自分から居場所を教えることになるからな。」

 「いや、普段使いだから・・・。」

 「戦闘はいつ発生するのか分からん。用心するに越したことはない。OK?」

 「OK!」

 ズバンッ!

 「誰だお前は。」

 「ルームサ・・・、@クルーズの店長。」

 「この紙は何だ。」

 「求人票。」

 「何の用だ。人の誘拐(客引き)ならお断りだ。」

 「うちの店でバイトしてくれない?今日だけで良いから!」

 「悪いな、先約があるんだ。」

 「そこを何とか!!」

 「どうする。」

 「(制服が)上げ底に見えなくもないけど。」

 「あー、違うなアレは本物だ。・・・間違いねえ。あんなのに袖を通してみてえ。」

 「!!」

 

-@クルーズにて-

 「いや~助かるわ!今日は、本社から視察が来るって言うのに、突然二人駆け落ちしちゃって消えたのよ!」

 「全くひでぇ話だ。」

 「酷いけど・・・確かに酷いけど何で僕は執事の格好なのでしょうか。僕もメイドの格好ならスッキリするのに。」

 「そこらの男よりも格好いい顔をしてるのはオメェだぜ。」

 「それ褒めてるの?」

 「貶――」

 「大丈夫よ!凄く似合ってるもの!!」←大声

 「そ、そうですかね。」

 「店長!喋ってる暇あったら手を動かして下さい!」

 「はいよ!」

 

-バイト中-

 「デュノア君!主砲テーブルにアイスティー二つお願い。」

 「主砲?」

 「四番のことだろ?」

 「へぇ・・・・・へー・・・。」

 「コーヒーとレモンティー。それからカルボナーラ入りました!」←厨房

 「手先ばかり達者なトーシローばかりよく揃えたもんですなぁ。まったくお笑いだ。大佐がいたら、奴も笑うでしょう。」

 「ラウラさんだっけ?うちのスタッフは、みな働き者だ。」

 「ただのカカシですなぁ。大佐なら瞬きする間に、調理できる。忘れないことだ。」

 「是非紹介してくれない?うちの厨房に置いておきたいの。」

 「1000年後ぐらいでどうだ?」

 「直ぐだな。」

 「二人とも!仕事して!!」

 「今行く。おっと、客が来たな。」

 「ようこ――」

 「助けてくれい!」

 「兄貴!違います!」

 「あぁ、ま、間違えた!!」

 「ラウラ、本物に見える?」

 「あー、違うなアレは上げ底だ。・・・間違いねえ。私には分かる。シークレットブーツだ。」

 「全員、動くんじゃ――」

 「@クルーズにようこそ!ご入店の目的は?ポイントカードはお持ちですかぁ?」

 「「「」」」

 「ポイントカードはお持ちでない。では、お水は如何?!」

 ザバァアァァァンツ!【【【100/500】】】←強盗

 「何しやがる!」

 ガチャッ!←拳銃(はじき)を構えた音

 「面白い奴らだな。気に入った。ぶっ飛ばすのは今にしてやろう。」

 \デェェェェェェェェェェン!!!/

 「あー、君達は警察に――」

 カチッ、ドガァァァァァンッ!!!

 「ら、ラウラ、警察来てたけど大丈夫なの?」

 「いいんだ、観客観客が来ただけだよ。」

 「店員さんですか?警察のものですが、先程の音は?」

 「安心しろ、何でもない。」

 「到着は早かったでしょうか?」

 「手遅れだ、マヌケ・・・。」ガクッ・・・←強盗

 「コイツは?」

 「あぁ、『リア充爆発しろ』って言って、『あり得ないんだぜ。』って倒れた。」

 「あぁ、なるほど・・・。で、先程の音は?」

 「花火みたいなものだ。気にするな。」

 ダダダダダッシュ!

 「ラウラ!今ここにテロリストが来なかったか!?」

 「!!大佐!今ぶちのめしたところです。」

 「・・・違う、コイツは只の武器持っただけの一般人(強盗)だ。くそ、奴らめ何処へ消えた。」

 「手伝いは?」

 「千冬姉がいる。」

 「なら安心です。」

 「あまり遅くなるなよ。寮に門限はあるからな。」

 「はっ!」

 

-夕方・公園-

 「思ったよりも早く切り上げられたから、クレープでも食べていこうよ。」

 「甘いお菓子が死ぬほど食いたかったんだよぉ!もう半日もマトモな菓子食ってねえやってられっか!」

 「・・・そう。で、この公園のクレープ屋さんでミックスベリーを食べると幸せになるっておまじないがあるんだって。」

 「幸せになる?マッチョの方が嬉しいな。」

 「・・・ま、まあ、食べてみようよ。」

 テクテク・・

 「すいません!クレープ2つ下さい、ミックスベリーで!」

 「あぁ、ごめんなさい。今日の分は売り切れたんですよ。」

 「残念・・・、なら僕は苺で。ラウラは?」

 「なら、ブルーベ・・・ブドウをくれ。」

 「お買い上げ有難うございます。」

 

 「お待たせしました。」

 「あぁ、どうも。・・・あそこに座って食べるとしよう。」

 「うん。」

 「・・・シャルロット、あの店は違うんじゃないか?ミックスベリーというのはなかったぞ?」

 「よく見てるね。」

 「当然だ。テロリストの偽装だったらどうする。真っ先に制圧する必要があるだろ?」

 「グレネードが爆発したらとか考えないの?」

 「爆発したら、携帯電話を盾にすれば良い。」

 「携帯?・・・ISか!」

 「そうだ。それからな、爆風を潰すのは、蚊を叩くようだぜ。」

 「」

 「おっと、もう一つ。あの店はベリーとつくものは苺しかなかったぞ。」

 「そうなの?」

 「そうだ。では、頂くとしよう。」

 「ん!美味しい!」

 「・・・中身は何だこれ?食べ覚えのある味だな。」

 「え?そう?」

 チュドォォォォォォォォォォォォン!!!

 「!?」

 「何してるんだ?こんな所で。」

 「大佐!・・・あぁ、大佐手作りのクレープの味だ。」

 「だろうな。俺のレシピブックを盗んで商売してやがった。」

 「もしかして一夏、テロリストって言うのは?」

 「奴らのことだ。」

 「・・・飯テロか!」



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第35話 夏は花火に限る

今回は作Aが全て書いた。作Bは一切係わってねえ。何故かって?
Bのヤツ、昼間はしゃぎすぎて早々に寝ちまいやがった。
今回の話に誤字脱字があったら、ソイツは全てミスだ。読者諸君、報告よろしく。


-篠ノ之神社、夏祭り-

 「よお、舞ってるな。」

 「しばらくだな一夏。」

 「あぁ。」

 「今夜は蒸すな、えぇ?」

 「参った参った。こんなひでぇ熱帯夜は流石の俺も初めてだ・・・。」

 「まったくだよ。チョー最悪だ。サウナが天国に思える。」

 「ところで、仕事はいつ頃までだ?」

 「ここにあるお守りとおみくじがなくなるまでだ。家柄でやってるが堅っ苦しくてやってらんねえ!」

 「セシリアの皮まだ来てねえのか?」

 「身代わりにおいとこうってのか?」

 「いや、金髪碧眼の外人が売ってたら物珍しさに飛びつくかと思ってな。」

 「お前、頭良いな。」

 

-10分後-

 「流石ですわ!」←完売

 「もう脱いでも良いんじゃないか?」

 「お嬢様口調のせいで、ストレスがマッハだ!」

 「この後の予定は?」

 「ないな。」

 「どうだ?一緒に祭りでも回らないか?」

 「そりゃいいな。筋トレでもしながら待っててくれ。着替えてくる。」

 「ごゆっくり。」

 

 「待ったか?」

 「腕立て1000回ってトコだな。」

 「直ぐだな。ところで何処に行く。」

 「金魚すくいなんてどうだ?」

 「篠ノ之神社じゃそれは喧嘩を売る言葉だぞ、かかってこい!」

 「怖がっているのは、俺ではなく君じゃないのか箒。君こそ、金魚すくいを恐れているんだ。おっちゃん、強い紙2枚。」

 「負けたら飯奢ってやるよ。筋肉ビジネスにかけちゃあんたほど経験はないが、私は学ぶのは早い。観客が求めているのはきっとこうする事さ!」

 バリッ!

 「この馬鹿!ヴァカ野郎!マヌケィ!」

 「何でここの金魚は小さいんだ?鯉を入れておけばスッキリするのに。」

 「枠に嵌めて取ろうってのか?」

 「あぁ、そうだ。・・・オヤジ!もう一枚だ!」

 バリッ!

 「トーシロがぁ!さっきの失敗から何一つ学んどらん!金魚とはこうやって掬え!」

 シュバババババババッ!←金魚屋のオヤジ

 「やるな。俺も負けてられねえ。」

 シュバババババババッ!

 

-終戦後-

 「悪いな、焼きそば驕ってもらって。」

 「人の金で食う焼きそばは美味いか?えぇ?」

 「驕ると言ったのは、おめぇだぜ。」

 「・・・くたばりやがれ。」

 「一口いるか?」

 「いや結構。遠慮さしてもらうぜ。」

 「あれ?一夏さん!?」

 「人違いでしてよ!」

 ビローン・・・

 「変装しても無駄です。」

 「どうして分かった。」

 「チャック閉まってませんよ。」

 「おい一夏。この妙に鋭いのは何だ?」

 「五反田蘭、同級生の妹だ。ところで弾は?」

 「今頃、家でグッスリでさぁ。」

 「会長!この筋肉ってもしかして・・・!」

 「あなたたち、この人が伝説の男織斑一夏だ。」

 「「「道理で、会長がどんなイケメンにもなびかないわけだ!」」」

 「あ、こらソレは!!!」

 「きゃー!怒った!」

 「こえーよ!」

 「「「じゃあ、また今度!!!」」」

 「あ、逃げるな!待て!!」

 「学校の友達か?」

 「奴らは友達でも仲間でもない。生徒会のメンバー。仕事が遅れたら48時間は拘留される。」

 「ソイツはご愁傷様だな。」

 「ところで一夏さん。その女性は?」

 「篠ノ之箒だ。剣道界じゃ、結構有名な人物だ。」

 「も、もしかしてISの開発者の妹!?」

 「あんなゴミを作ったヤツが姉妹だと、恥でしょうがねえ。」

 「そうか?ラウラが言うには最強の携帯だって話だぞ?」

 「その使い方は予想外だったな。」

 「・・・その使い方はマズくないですか?」

 「クソッタレ共の作ったルールなんざ、守ってやる義務はねえ。そうだろ?」

 「え、えぇ・・・。」

 「一夏、ここで立ち止まっててもしょうがねえ。見て回ろう。」

 「あぁ、そうしよう。付いてくるか?」

 「あ、行きます!!」

 スタスタスタ・・・

 「ところで蘭、何処か遊びたいとこあるか?」

 「え!?・・・あ、あそこで!!」

 「射的?久々にやってみるか。」

 「蘭とか言ったか?得意なのか?」

 「え、えぇ、まぁ・・・。」〈私は!自分の言ったことが何も分かってない!ぎょわぁぁぁ!〉

 「へい、いらっしゃい。」

 「三人分頼む。」

 「おお?筋肉モリモリのマッチョマンの変態が両手に花持って来やがった。よし、オマケは必要ねえな。」

 「賢明な判断だ。店を赤字にしたくないならな。」

 「言いやがる。」

 「お、いい構えだな。何処で撃ち方を習った。」

 「そ、そこに書いてある通りです・・・。」

 PON☆ベシ・・・ズドォンッ・・・

 「倒す札が派手だねえ。えぇ?鉄板倒すか?」

 「え?え?え?」

 「液晶テレビ、当たりぃ!馬鹿野郎!何やってんだ!てめえ正気か!俺の店を潰してえのかてめえ!どっかし天丼!てめえ何やってんか分かってんのかい!」

 「は、はあ・・・?」

 「赤字だ赤字。持って行きやがれチクショウ!!」

 「さて、私は・・・。」

 PON☆ベシ・・・ゴロォンッ・・・

 「お前等射撃でもならってんのか、おい?」

 

 「いや、取った、取った。」

 「あの、一夏さん。これ重いんで持って帰ります。」

 「弾に取らせに来たら良いんじゃないのか?」

 「!!ちょっと失礼。」

 ピリリリリリ・・・

 「出ないか?」

 「流石に睡眠薬を盛りすぎたみたいです。」

 「持ってやろうか?」

 「い、いえ、一夏さんのお手を煩わせるわけにはいかないので、帰ります。」

 「箒、花火は何時からだ?」

 「もうじきだ。」

 「折角だから、花火ぐらい見て帰ったらどうだ?」

 「ですが、重いので帰ります。」

 「そうか・・・。気を付けてな。」

 「はい、失礼します。また会いましょう。」

 「・・・さて、例の場所に行くか。」

 「あぁ。」

 

-小移動-

 「ここは意外と変わってないな。」

 「おめえがブチ空けた空間だ。そう簡単になくなるのもか。」

 ドンッ!ドドドォォォォォォンッ!

 「見事なもんだ。」

 「全くだ。」

 ドンッ!ドドドォォォォォォンッ!ガサッ・・・

 「・・・打ち上げ花火、下から見るか横から見るか。それとも、お前等がなるか?あぁ?」

 「見ろよ。あの女悪かねぇぜ?」

 「悪かねぇ?最高だろ?」

 「・・・何か偉い自信満々だな?どうする兄貴。」

 「まずお前さんが横の男をとっ捕まえて羽交い締めにして――」 

 「「まあ、チンピラに囲まれてしまいましたわ!」」←セシリア×2

 「「「!?!?!?」」」

 「一夏、あいつら何話してたと思う?」←一夏

 「どうせろくでもねえ事だ。」←一夏(中身は箒)

 「「「!?!?!?」」」

 「お、おい、さっきの女は何処に――」

 「「おめでとう、君らは花火にされた。」」

 「え?」

 Pi!チュドォォォォォォォォォォォォン!!!←クレイモア

 「「お代わりだ!受け取れ!」」

 \デェェェェェェェェェェン!!!/

 ズドドドドドドドドォンッ!

 「おぉ、汚え花火だ。」

 「汚え?最悪だろ?」




前にもこういった下りがあったから、どうせBもいたんだろと思ったか?残念だったな。一人でさみしく書いてんだ。
お陰でキレがねえ・・・。


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第36話 お宅砲門

A:おい、作B寝るんじゃない!!起きろ!!
B:Zzz
A:・・・途中までは作Bが見張ってた。後半以降では俺一人で書き上げた。途中から作品のキレが、死ぬ。


-織斑邸前-

 〈あった、ここだ。・・・。〉

 ピーンポーン、ピーンPON☆

 「!?」〈・・・出てこないな。・・・ん?出ないときはここを押して下さい?〉

 ポチッ・・・チュドォォォォォォォォォォォォン!!!

 「ふえっ!?」←偶には原文リスペクト

 「シャルか。どうした、何か用か?」

 「派手に素早くか・・・。一夏らしいや。」

 「ソレ褒めてんの?」

 「え、ええっと・・・。」

 「まあいい。ちょっとホームセンターまでひとっ走りしてくるから、入って待っててくれ。」

 ドンッ!←一夏が走り去った音

 〈・・・暑いし、言われたとおりにしよう。〉

 

 ガチャ・・・

 「悪いな、待たせた。」

 「いや、大丈夫だよ。」

 「ところで、何の用だ?」

 「え、えっと、・・・来ちゃった♪」

 「合いに来るほどか?」

 「・・・近くまで歩いてきたから。」

 「まあいい、何か飲むか?」

 「プロテインとかしかないんじゃないの?」

 「他にもあるさ。」

 「例えば?」

 「バリウムとか・・・後は液体金属。」

 「・・・。」

 「冗談だよ。今朝作りたての麦茶で良いか?」

 「うん、いいよ。」

 ザバァァァァァァッ!

 「何か凄い音がするけど!?」

 「あぁ、鈴のヤツが来たらこのぐらいないと足りたためしがない。」

 「」

 「お待たせ。」

 コトッ

 「・・・。」

 「どうした?」

 「いや、コップあるんだなーと思って。」

 「タライがよかったか?」

 「い、いや、これで十分だよ。」

 ピーンポーン、ピ――

 ガチャ!

 「一夏さん?いらっしゃいますか?お邪魔しますわよ?」←もう入ってる

 「せめて呼び鈴が鳴り終わるぐらいまでは待て。後、玄関から入れ。勝手口は駄目だ。」

 「あら、シャルロットさん。ごきげんよう。」

 「聞いてるか?」

 「話し終わるまでは待ちましたわよ。これ、おいしいと話題のケーキを買ってきましたわ。」

 「あぁ、どうも。」

 「あれ?6個あるよ?」

 「皆さん集合しそうな気がしましたので。」

 「奇遇だな、俺もそう思ってさっき皿を買ってきたところだ。」

 「では、頂きましょう。」

 「みんなが来そうなら、待った方が良いんじゃないの?」

 「ケーキは鮮度が命だ。早く喰うに越したことはない。」

 「そ、そうなの?」

 「あぁ、そうだ。それに、どうせ食べてたら皆来るよ。」

 カチャカチャ←配膳する音

 パクッ

 「うん、美味しいな。」

 ピーンポーン――

 「ホラ来た。」

 「」

 ガタッ!・・・ゴトッ

 「邪魔するぞ、一夏」

 「一夏いる?」

 「鈴、屋根から入るのは止めろ。」

 「篠ノ之さん!?何てところから入ってるの!?」

 「シャル、そこは箒専用の床下入り口だ。」

 「」

 「大佐、いらっしゃいますか?」

 「ラウラだな。行ってくる。」

 バタンッ←一夏の出ていった音

 トットット・・・

 ガチャッ←帰ってきた音

 「む、靴は3足しかなかったが?」

 「なーに細かいことまで気にしてんのよ!」

 「お前が大雑把なだけだ。」

 「」

 「ケーキがあるんだが食べないか?セシリアが買ってきてくれたんだが。」

 「「「食う。」」」

 「ところで、家に何しに来たんだ?」

 「何となく集まってそうだったので。」

 「麦茶飲みに。」

 「寮の冷水機でも飲んでろ。」

 「無理に決まってるでしょ!」

 「腹出せ!出せッてんだこのぉ!腹かっさばいて冷水機ぶち込んでやるぜ!お茶パック飲めば麦茶出来るようになぁ!」

 「まあ待て一夏。ケーキが台無しになる。」

 「(取り乱して)すまないと思ってる。」

 「ところで大佐。この後の予定は?」

 「ない。」

 「一夏、久しぶりに筋トレしないか?」

 「いいな、乗った。」

 「!!!よぉ。・・・よぉ待ちなさいよぉ!おたく等にいいゲームを見させてやろうってんだぜ?」

 ドサドサドサッ!

 「花札に人生ゲーム・・・それに何だこれ?」

 「知らない方が良いわ。」

 「だが、お前の好きなゲームばかりだ。違うか?」

 「勝てるゲームを出す。ソレが鉄則でしょ?」

 

 ワイワイ、ガヤガヤ

 「そろそろ昼だな、何がいい?」

 「大好きなスウェーデン料理はアザラシの子供、クジラのケツ、夏が旬だ。だが今食いたいのは・・・チャイニーズだ。」

 「・・・冷やし中華で良いか?」

 「日本食じゃないソレ。少なくとも中国にはなかったわね。」

 「そう言えば、中国じゃあ足が付いているものは椅子以外食べるって聞いたな。」

 「椅子以外?なーに寝言言ってんのよ。人間以外なら何でも・・・何言わせてんのよ!」

 「言ったのはオメェだぜ。」

 「うるさい、うるさい、うるさい!!私が作ってやるわよ!」

 

 「お待たせ。」

 ズドンッ!

 「酢豚か。」

 「それ以外に何か作れると思ってんの?」

 「いや。」

 

 「良い匂いがすると思ったら、また随分と集まってるな。えぇ?」

 「珍しいな。会議でも抜け出してきたのか?」

 「休憩時間ってものはある。」

 「分かってるよ。」

 「食ってくか?」

 「昼飯が死ぬほど食いたかったんだ。もう半日もマトモな飯食ってねえやってられっか!」

 ガツガツ

 「午後は?」

 「クソッタレ共と会議だ。嫌気がするね。」

 「適当にあしらっときゃいい。役人なんぞクソッくらえだ。」

 「そうするつもりだ。じゃあ、行ってくる。」

 「教官!ご武運を!!」

 バタンッ・・・

 「さて、何時までいるんだ?布団はないぞ?」

 「寝袋で構わん。」

 「なら、晩飯の買い出しに行かなくちゃ。」

 「では、私が――」

 「「「お前は止めろ。」」」

 「・・・家の車をお出ししますわ。」

 「どうも。」

 

-夜、駅前のバー-

 「山田君、何だそれは?」

 「安定剤です、飲みます?」

 「いやぁ、どうせなら・・・酒がいい。」

 「ところで、今日は帰省されるんじゃなかったのですか?」

 「仕事が増えたんでやめた。それに、奴らが集まってたんでな。逃げてきた。」

 「奴らって、例のメンバーですか?」

 「あぁ。」

 「ISが6機集結ですか。世界相手に戦争ができますね。」

 「ISなんざなくたって、私と一夏、それから篠ノ之がいれば宇宙ごと消せる。そうだろ?」

 「」

 「ところでな、この書類を――」

 「どうせそんなことだろうと思ったよ。」

 「い、一夏!何故ここに!?」

 「料理ができるまで散歩だ。」

 「・・・ここって織斑先生の家から10kmぐらい離れてますよね?」

 「走ってくりゃどうってことない。」

 「・・・ランニングじゃないですか?」

 「少し黙ってろこのスイカ野郎!ベラベラ喋りやがって!」

 「まあ、落ち着け。氷バケツを向けられちゃあ、書類が濡れて・・・。」

 「安心しろ。ここにある。」

 「!?!?!?」

 「酔い覚ましだ!受け取れ!イ゛ェアアア!!!」

 「ウワァァァァァァァァァ!!!」




 お、今日は早く寝られそうだ←0時(1000文字/時間)
 おい、作B、寝ちまうのか!?←1時(1500文字)
 ・・・作Bめ!・・・くそぉ、寝たかっ!・・・うぉぉぉっ!!←2時(1800文字)
 キレがねえ・・・。作Bィィィィィィィ!!!二人の合作だろうがぁぁぁ!!←3時前(書き上がり)


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第37話 ああ駄目こんなの生徒会長じゃないわ!肩書きの付いた変態よ!

ここ10話で最高のできだ(ボジョレ○ーボー的な)


 「でぃやあああああああああああああああ!!!」

 ガキンッ!!!【50000/50000】←雪片弐型(OFF)*No damage!

        【35000/35000】←双天牙月*No damage!

 「逃がすもんかぃ!」

 ズドドンッ!【98999/99999】

 「ウオォッ・・・。」

 「二次移行したISはどんなだ一夏ァ!」

 「試してみるか?MA○DA SA22Cに負けず劣らずクソ燃費だ!!!」

 

 -*数刻前*-

 「ねえねえ、偶にはISで訓練しない?」

 「お断りだね。」

 「エ゛ェェェェェェェェェ!?!?!?」

 「シャルロット、さっきから何を吠えてるんだ。おい!うるさいぞ!黙らないかこのぉ!」

 「いや、みんなここIS学園だよ!?ISを使わないなんて―」

 「ISは心の中で生き続ければいいんだ。」

 「」

 「まあ、良いじゃない偶には。もう半月もマトモにIS起動してねえ!(国からの圧力が)やってられっかい!」

 

 「お?何だこれは?前(臨海学校)と恰好が違うぞ!」

 「凄いよ一夏!第二――」

 「差し詰め第一形態で万策尽きたクソ機体ってことか。」

 「いや、篠ノ之さん。第二形態になったんだよ?」

 「メールもできるようになったか?」

 「いや、電話じゃないからラウラ。まあ、ちょっとぐらい乗ってみたら?」

 「よーし、派手に行くとするか。」

 「私が相手をしてやろう。」

 「待ちなさいよ。相手は私がやるわ。」

 「(煽られてもいないのに率先してやるなんて)らしくないじゃないか。」

 「アンタの悪い癖が移ったのよ。いいから行くわよ!」

 

-今に至る-

 「お前はまだ余裕か?」

 「この甲龍は燃費と安定性だけが取り柄の機体よ!かったるくてケツ蹴っ飛ばしてやりたいくらいなのに、燃費まで悪かったら今頃焼却炉に放り込んでるわよ!」

 「悪いな鈴。(装備のエネルギーをカットして)飛んでるだけなのにもうエネルギーがねえや。」

 「そりゃ、そんだけ装備ゴデ盛りにしてたらPICだけじゃ浮けないわよ。」

 「何でこんなに装備があるんだ?両肩にロケットランチャーが付いてりゃスッキリするのに。」

 『もーう、一夏ったら古いんだ!ISは自己進化するから――』

 「だったらもげばいいのか!」

 『!!』

 ドンッ!←シャルロットがイグニッションブーストした音

 バキィッ!【15000/18000】←シャルロットが殴り負けた音

 「重いから止めとけ。」

 「そういうのは先に言って・・・。」

 

-食堂前-

 「ああも早くエネルギーが底を尽きちゃ、ドイツと日本の間も行き来できやしねえ。」

 「そう言えば大佐、週7でドイツにいましたが学校はどうしてたんです?」

 「ちゃんと行ってたぞ?なあ鈴。」

 「あぁ、いたわね。」

 「え?じゃあ、どうやって行き来してたの?」

 「そりゃ、空飛んで行き来してたさ。」

 「自力で?」

 「馬鹿言え。あの天災(アホ)が寄越したISで――」

 「「「・・・え?」」」

 「(前から)ISに乗ってたの忘れてたぁ!!」←ウェ○クのCM

 「・・・前に使ってたヤツを白式にしたの?」

 「とんでもねえ、持ってるんだ。」

 チャラ・・・

 「「「・・・。」」」

 「乗り心地はどんなだ大佐?」

 「足だけは速い。試してみるか?」

 「いいや結構。遠慮させてもらうぜ。」

 「怖いのか?当然だ。俺だってそうだったからな。」

 「どのくらい早いんだ?」

 「ドイツと日本なら1時間で往復できる。」

 「マッハ10は超えてるわね。」

 「あぁ、銀の福音なんて目じゃない。」

 「大気との摩擦で燃えないの?」

 「燃えなかったからここにいるんだ。燃えてたら今ここで話している俺は誰だ?」

 「」

 「昔の話だ。とにかく今は白式だ。」

 「諦めな。ありゃ手遅れだ。」

 「そっこで束さん特製の赤椿の登場――」

 「!!(ドイツ料理の)仔牛のカツレツが死ぬほど食いたかったんだ!(このメニューを)もう半年も待ってたんだ!」

 「いや、赤椿――」

 「ラウラ!そんなに食べたら、午後ガス攻撃する羽目になるぞ!」

 「さあ、その食券を半分渡せ!」

 「次(食べられるときに)は命がないぞ!こんなのは一度きりだ!」

 「だから赤椿――」

 「少し黙ってろ、このウサ耳野郎!ベラベラ喋りやがって。」←腹減って殺気立っている

 「」

 「さて、飯にしよう。腹減りすぎて背中とお腹が入れ替わっちまった。」

 

-ロッカールームにて-

 「フンッ!フッ!」←授業前のダンベル中

 キラッ・・・←光反射

 「・・・。」

 バッ!

 「だーれだ!」

 「お前が誰だ!」

 「!?アレ?丸太!?」

 「静かに素早くだ。お前は誰だ。」

 「え?え?」

 「時間切れだ。出てってもらおう。」

 「ちょっと、お姉さんとお話――」

 ドベキシ!「オフウイ・・・」【1/5000】

 

 「織斑。授業開始を邪魔したくはないが、20秒遅れてる。」

 「これでも窓が割れないギリギリで走ってきたんだ。」

 「訳を聞こうか。」

 「お前のサボり仲間に捕まってたんだ。」

 「・・・よし分かった。始めるぞ。」

 

-翌日、全校集会-

 「やあ、みんなおはよう。一年生は初めましてね。生徒会長の更識楯無しよ。」

 「「「わあぁぁぁぁ!!!」」」←歓声

 「今回集まってもらったのは名付けて『各部対抗織斑一夏争奪戦』の開催の予告よ!」

 「ふざけやがってぇ!!」

 「落ち着いて。これは、我ら生徒会の声明。織斑一夏君も我々の力はもう十分わかったはずよ。OK?」

 「O――」

 「生徒を救いたければ、無駄な抵抗はしないことよ。我々は、全員が死を覚悟している!私があのキーを回せば、この学園の200人の生徒が死ぬ。一瞬にしてね!」

 「どのキーだぁ?」

 「あのキーだ・・・誰だキーを抜いたのはぁ!」

 「これをお探し?」

 「よくやったラウラ。」

 「い、いつの間に!?」

 「カカシには映らんぞ。」

 \デェェェェェェェェェェン!!!/

 「体育館を救いたければ、無駄な抵抗はしないことだ。俺達(1組)は、全員が(お前の)死を確信している!俺がこの引き金を引けば、このこの体育館の200枚のトタンが飛ぶ。一瞬にしてだ!」

 「・・・お願いだから『各部対抗織斑一夏争奪戦』やらせて下さい。困ったことがあったら、何でも私に言ってくれていいから、ねえ?」

 「困ったことがあったら何でも――」

 「キャー、会長良いわ!!」

 「最高!最高よー!!」←妨害

 「えぇい!静まれ!静まれ!この紋所――」

 「一夏!他作、他作!!」

 「!!」

 「決まりね。」

 「・・・もう会う事は無いだろうが、あんたの事は監視してる。」




B さー今日は徹夜でn
A それ、前も言ったぞ。
B !!!Zzz
A おい
B Zzz
A 次話投稿まで寝てる気だろう


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第38話 水色の髪の変態女がいるんだけど、彼女まともじゃないの

気の毒に、腹筋崩壊させられるぜ・・・
その前に次話へ送ってやる!


-放課後、臨時HR-

 「さて、学園祭の出し物は何にする?」

 「はい!織斑一夏とアームレスリング!」

 「いやいや、織斑一夏とボディービル対決でしょ!」

 「そこは、ウエイトリフティング対決よ!!」

 「(客が)くたばっても知らんぞ。」

 「・・・間を取ってボディービル喫茶は?」

 「・・・喫茶は何の間だ?」

 「ソレを知ったら、死んじまうぞ。」

 「大佐、メニューは特盛りクレープで如何です?」

 「飯トレ喫茶でもしようってのか?」

 「だが、それでは客は喜ばん。違うか。」

 「なら@クルーズみたいにメイド喫茶はどう?」

 「「「!!!」」」

 「シャルロット。お前、まだ根に持っているのか?」

 「!?な、何のことかなラウラ?」

 「まあ、いい。メイド喫茶で決まりか?」

 「「「OK!」」」

 ズバンッ!←判子押した音

 

 「――というわけだ。」

 「OK。受け取ろう。しかし、こんなのを発案したのは誰だ?陛下か?それともリアーデのアホか?」

 「シャルロットだよ。」

 「なるほどな。じゃあ、この申請書に必要な道具やら材料を書いてこい。期限は学園祭1週間前までだ。」

 「よし、分かった。・・・失礼しました。」

 バタンッ・・・

 「やあ。」

 「動くな!殺されてえか!」

 「ど、どうして警戒されているのかしら?」

 「最初の出会いでインパクトを与えすぎた。違うか?」

 「それはどうかしら?」

 「用は何だ?お前と立ち話している間にも筋肉が鈍っちまう。」

 「じゃあ言うわ。私が君のISコーチをしてあげる。どう?」

 「そりゃ良いな。気に入った。(燃費の良い)乗り方を教えてくれ。」

 「じゃあ、決まりね。早速――」

 「覚悟ぉぉぉぉ!!」

 ドベキシッ!「オフィッ」【1/100】

 「踏み込みに無駄が多い。」

 「えぇ!?」

 ヒュッ・・・バリィンッ!←矢

 「学校を壊すな!」←お前が言うか!!

 \デェェェェェェェェェェン!!!/

 ドゴォォォォォンッ!【1/100】

 「ちょ、殺しは――」

 「してない。安心しろ、爆竹みたいなものだ。」

 バンッ!

 バタンッ!ガチャッ・・・

 「そこ(掃除ロッカーの中)に立ってろ。」

 「織斑一夏君、あなた一体何者なの?」

 「俺からしてみればお前の方が謎だ。俺の情報網で調べられないとはお前何者だ?」

 「私は生徒会長よ。」

 「そんなことは分かってる。お前が来た途端、なぜ俺が襲われているのかを教えてくれ。」

 「知らないの?IS学園の生徒会長は、最強の肩書きでもあるのよ。」

 「最強?お前がか?全くお笑いだ。1組の生徒がいたら、奴らも失笑するでしょう。」

 「それはどうかしら?生徒会長はいつでも襲撃して良いの。そして、勝ったらその人が生徒会長になる。そのシステムがあるのに私が生徒会長なのは、私が強いからじゃないかしら?」

 「なるほど、そりゃものぐさなアイツらが喧嘩を仕掛けないわけだ。」

 「そう言えば、昨日会ったときに気が付いたらいなくなったけど?」

 「お前が勝手に寝ただけだ。俺は何もしてない。」

 「そう・・・。」

 「で?いつから(燃費の良い)乗り方を教えてくれるんだ?」

 「生徒会室に寄ってからよ。」

 

 「眠・・・夜――」

 「しっかりしなさい。」

 ガチャッ

 「アホが寝てるんだってな?目覚ましのいい方法教えてやろうか?」

\デェェェェェェェェェェン!!!/

 「いいや結構~!遠慮させてもらうのだ~!」

 「!!これからもお願いしていい?」

 「今回が(最初で)最後だ。」

 「残念です。・・・あ、会長。おかえりなさい。」

 「そこにかけてて。虚ちゃん、織斑一夏君にお茶を。」

 「はい。」

 「おりむ~、ケーキ食べる?賞味期限今日なんだけど~。」

 「あぁ、どうも。」

 「ところで会長。こちらの方は?」

 「弟子よ。」

 「弟子入りしたつもりはないが?」

 「ねーねー会長、何でおりむ~呼んだの?」

 「それは、織斑一夏君が弱いからよ。」

 「会長~、寝言は寝てから言うべきだよ~。」

 「本音、お嬢様が一般人相手に後れを取るとでも思ってるの?」

 「只のカカシで――」

 「まあ、待て布仏。俺だってISに関しちゃトーシローだ。」←誰も勝てないとは言ってない

 「あら、随分と物わかりが良いのね。」

 「俺だって馬鹿じゃない。」

 モグモグ・・・

 「おりむ~、フィルム頂戴~!」

 「こんなんでいいのか?」

 「これが良いんだよ~。分かってないなぁ~。ありがと~。」

 ペロペロ・・・

 「この意地汚い馬鹿妹が。」

 ゴチッ【180/200】

 「タコが。」

 「・・・この紅茶美味いな。種類は何だこれ?」

 「何だったかしら・・・。」←ど忘れ

 「ローズヒップかと思ったよ。」

 「いや違うな。」

 「さて、食べ終わったみたいだし、行きましょうか。」

 「会長~。気を付けてね~。」

 「」

 

-畳道場にて-

 「これは何だ?」

 「袴よ。」

 「そんなことは見れば分かる。俺が頼んだのはISの(燃費の良い)乗り方だ。」

 「小手調べよ。まあ、ハンデとして織斑一夏君が私を床に倒せたら君の勝ちね。」

 「随分と不利なハンデだな。」

 「あら?まだ欲しい?」

 「寧ろ緩めて欲しいね。」

 「その余裕、良いわね。気に入ったわ。まあ、どうせ私が勝つけど。」

 「・・・どうした?来いよ。」

 「そこは男子からじゃない?」

 「お断りだね。」

 「じゃあ、お言葉に甘えて。」

 ヒュッ!

 スカッ!

 「あれ?」

 「どうした?俺はここだぞ?」

 「・・・えい!」

 ヒュッ!

 ヒュッ!

 スカッ!

 スカッ!

 ヒュッ!

 スカッ!

 「何で仕掛けてこないのよ!!」

 「お前を倒したら、生徒会長をしなくちゃならんのだろ?」

 「今回は別よ!」

 「そうか。」

 ヒュッ・・・・ズドォンッ!

 「これで勝ちだな。」

 「!?!?!?」

 「帰って良いか?」

 「ま、待って。まあ、水でも飲んで落ち着きなさい。」

 「・・・で、話は何だ?」

 「そうね。あなたは一体何者なの?」

 「俺か?・・・俺は・・・。」

 「・・した・?」

 バタアァンッ!

 

-廊下にて-

 〈大佐は何処に行った?電話にも出ない。〉

 「どうした、ラウラ?」

 「教か――織斑先生。大佐を見ませんでしたか?」

 「一夏か?知らんな。ISで探せばすぐだろ?」

 「(他の生徒に見られたら)条約違反(で通報されるの)では?」

 「なーに。見られたらちょちょっと記憶を消せば良い。」

 「了解しました!」

 ゴソゴソ・・・

 「どうだ?」

 「・・・部室棟の保健室にいるようです?」

 「アイツが?見てこい!」

 「はっ!」←敬礼

 

-部室棟の保健室-

 「・・・。」

 「・・・睡眠薬よ。引っ掛かるとは思わなかったけど。」

 「ここは?」

 「地球よ。」

 「」

 「冗談よ。保健室。」

 「死にたくなかったら、さっさと逃げるんだな。」

 「?」

 「時間切れだ。」

 ガラッ!

 「!!大佐ァ!」

 「あら?嫉妬?フフッ、可愛いわ・・・ふっ!?」

 「動くな。殺されてえか!」

 「試しみ――」

 スパッ!【0/200】←扇子

 「次はお前のバラバラ死体が生徒会室に届くことになる。」

 「ラウラ止めとけ。コイツに勝ったら生徒会長をやらなくちゃならん。」

 「!?そいつぁー面倒だ。」




楯無がアンチ気味だって?心配するこたぁねえ。セシリアだって最初はカカシだった。


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第39話 ISの訓練なんて面倒だ!早いとこ終わりにしようぜ!

B プロ野球開幕だァァァァァァァァァァァ!!!
A それが何だってんだ!野球が開幕しようが組合には関係ない!デカい声を出すな!耳があるんだ!テンプレどおりにはしゃぎ散らしやがって、それしかできねえのかこの野郎!俺を何だと思ってる!ヒーロー(作A)主役(カカシ)だ!ここで怒鳴るな!
B OK!(ズドンッ!)
A ウワァッ・・・Zzz


-第四アリーナ-

 「あら一夏さんにラウラさん。どうしてこちらに?」

 「コイツがISの(燃費の良い)乗り方を教えてくれるんだ。」

 「それは私達にはできんだろ?」

 「そういうわけで、シャルロットちゃんにセシリアちゃん。『シューターフロー』で円状制御飛行やって見せてよ。」

 「朝飯前ではありますけど・・・?」

 「?別に構いませんが、(燃費の良い乗り方に)関係しませんわよ?」

 「一夏君の成績を見せてもらったんだけど・・・射撃はあまりよくないのよね。」←ソレを千冬が付けたって知らない

 「このところ射撃する機会がなかったからな。」

 「だから、敢えて至近距離で――」

 「ニッコリ笑って撃つのですわ。」

 「・・・え?」

 「違いまして?」

 「いや、合ってるわよ・・・。」

 「「「???」」」

 「・・・あ、始めてくれる?」

 「分かりました。」

 「では、参りますわよ。」

 シュゴォォォォォォッ・・・

 ギュゥゥゥゥゥゥゥゥンッ!!←高速シューターフロー

 「!?」

 「アレをすれば(燃費が)良くなるのか?」

 「え?・・・えぇまあ・・・?」

 「セシリア!シャルロット!いいぞ。」

 ヒューウゥゥゥン・・・

 「減りは?」

 「早いですわね。」

 「本当に(燃費が)良くなるのか?」

 「?それは保証するわ。じゃあ、始めましょ。」

 シュゴォォォ・・・

 「そうね。さっき実演してもらった通り、バルーンを周回してもらうんだけど・・・流石にアレをやってもらうのは無理だから、手始めに1秒に大体1周の速さで回ってもらおうかしら。」

 「1秒に1周?無茶言うな、そんなに速くは飛べん。」

 「いいからやるの。早く!」

 シュゴォォォォォォッ・・・

 「もっと!」

 「全開だ!(エネルギー切れで)落とす気か!?」

 「ISは君が思ってるほど柔じゃないわよ。」

 「だが、限界を超えてまで飛べるガッツはない!もう半分を切ったぞ!」

 「まだ10周としてないのにそんなわけ・・・あれ!?」

 「分かったか!コイツの極悪燃費が!トビウオでももっと飛べるのによぉ!」

 「あれ?もしかして乗り方って・・・。」

 「燃費向上の方法だ!それ以外にあるのか?」

 「」

 「帰らせてもらう。」

 「あ!待って!」

 「もう会うことはないでしょう。」

 

-翌日の放課後、1025号室前-

 〈あぁ、疲れた。風呂入って飯に行くか。〉

 ピタッ・・・

 〈・・・何かいるな。〉

 ギュッ

 ガチャッ

 「お帰りなさい。お風呂にします?ご飯にします?それ――」

 「何をしているんだ?更識?」

 「お、織斑先生!?」

 「その格好は何だ?今すぐ男子生徒の部屋への侵入罪で生徒指導室に――」

 「失礼しました!!」

 バシューーンッ!

 「・・・。」

 ヌギッ

 「・・・アイツの家は本当に暗部か?」

 

-1時間後-

 ガシャァァァァァァァン!!

 「更識、窓を破るのは止めろ。ガラスが勿体ない。」

 「そこ!?突っ込むところそこ!?」

 「何だ?天井裏から入るのが普通のヤツを紹介してやろうか?」

 「いや結構、遠慮しと――」

 「一夏、麦茶ある?」

 「ホラよ!」

 「あんがと。」

 ガタッ・・・・・

 「今のだ。」

 「足音しなかったけど?」

 「クソうるさいだろ。」

 「」

 「おっと、もう一人来客だ。」

 ガチャッ!

 「一夏!差し入れにチーズとペパロニの・・・何だ、そいつは?」

 「丁度良いところに来た。コイツを追い払うのを手伝ってくれないか?」

 「あら?私に勝てるかしら?」

 「チェェェェス――」

 「待て箒、ラウラから聞いてないのか?」

 ピタッ!

 「危ないとこだった。」

 「隙あり♪」

 ゴッ【1999/2000】

   【4500/5000】

 「避ける分は問題ないぞ。寧ろ避けてやれ。手を痛めたみたいだ。」

 「そうか、では次からはそうしよう。」

 

 「このピザ美味しいわね。」

 「ピザだぁ!?ピッツァだ!この馬鹿!!!ヴァカ女!マヌケぇい!」

 「ところっで、話って何だ?ピッツァ食うための嘘だったら只じゃすまさねえぞ?」

 「赤椿のこ――」

 シュカッ!!!バシッ!

 「止めろ!更識(コイツ)に残基はない!」

 「そうか・・・。」

 チンッ・・・

 「それで聞きたいんだけど、ワンオフ・アビリティの絢爛舞踏って発動させたことある?」

 「ないな。」

 「使う機会なんかあったか?」

 「いや、IS自体必要ないな。今なら、福音ぐらい地上から始末できる。」

 「」

 「さて、飯も食ったし帰るとするか。」

 「あぁ、また明日。」

 ガシッ

 「ちょ!?放してぇぇぇぇ!!!」

 ズルズル・・・ガチャ・・・

 「また来――」

 バタンッ!

 「・・・。」

 「と見せかけての!」

 「除湿されてえか!」

 「わぁ!待って!止めて!これ水でできた分身だから!!」

 「じゃあ黙ってろ。」

 「・・・。」

 「・・・。」

 「そこは黙るのかよとか言わな――」

 Pi☆

 「あぁ!?水分が抜けちゃ・・・。」

 スー・・・

 「これで静かになった。」

 ガタッ!←天井板外し

 「何で除湿するのよ!」

 「!?何処で習った!」

 「MAD版を読んだのよ。」←メタいんだよ!

 「お前、案外頭良いな。」

 「でしょ?そこでお願いがあるんだけど・・・。」

 「(天井裏をマスターするとは)気に入った。一つだけ聞いてやろう。」

 「上手いと評判のマッサージをお姉さんにしなさい!」

 「・・・そこに寝ろ。」

 「はーい!」

 ドベキシッ「オフィッ・・・・・。」【1/5000】

 

 「・・・は!私いつの間に寝てたの!?」

 「始めたら直ぐにコロッと逝ったよ?」

 「あらそう・・・?」

 

-翌日、昼、1組の教室-

 「一夏君!お昼作ってきたわよ!」

 トンッ

 「重箱五段?前菜か?」

 「え?いや、メインというかお弁当・・・。」

 「そうか。いや、気にするな。」

 「・・・?ところで何か避けられているのは気のせい?」

 「お前に触れて倒れられでもしたら、生徒会長をしなくちゃならんから離れてるんだろ?・・・違うか?」

 「「「それ以外にあると思う?」」」

 「な。」

 「」

 「では、いただきます。」

 パクッ・・・

 「どう?美味しい?」

 「あぁ、上出来だよ。・・・俺に比べりゃまだまだだがな。」

 「・・・あら、箒ちゃん。はい、あーん。」

 パクッ・・・

 「どう?美味しいでしょ?」

 「あぁ、確かに上手いな。・・・だが私ほどではない。」

 「・・・みんなも食べる?」

 「「「・・・。」」」

 「安心しろ。当たったぐらいじゃ生徒会長を押しつけられることはない。」

 「じゃあ、一口。」

 「返事を聞くのが怖いんだけど・・・美味しい?」

 「「「あぁ、美味いな。だが、織斑君や篠ノ之さんに比べりゃ、足下にも及ばない。」」」




 次話を見つけたらハイパーリンクに狙いを付ける。伏兵に気を付けろ。感想はこう、読んだらすぐスライドを。後はボタンを押すだけで(ズドーン!)


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第40話 冥土喫茶

お前んとこに肥溜めはあるか?
ある。
俺達は今その肥溜めに落っこってんだ。文字通りドツボにはまって全文語録まみれだよ。


-お風呂にて-

 ザァァァァァ・・・

 〈スッキリするな。〉

 ゴトッ・・・

 「ん?」

 「ちょ!一夏君!脱衣所のドアが開かないんだけど!?」

 「?嘘つけ。鍵なんかかけてないぞ?」

 「えぇい、開けなさい!」

 「自分で何とかするんだな。」

 「・・・いいのね?」

 「何がだ?」

 「開かぬなら、バラしてしまえ蝶番!」

 パラパラ・・・バッタァァァァァァァンッ!

 「グエッ!?」

 ガチャ

 「大丈夫か?」

 「一夏君!助けて!」

 「そんだけ話せるなら大丈夫だな。」

 バタン・・・

 「ちょっとぉぉぉぉぉ!!!」

 「お前のミスだ。潰れても知らんぞ。」

 「こんなの家庭用じゃないわ!金庫の扉よ!」

 「・・・助けてやるから静かにしてくれ。」

 ガチャ

 「ワァーオ。凄い筋肉。私には分かる、鍛えてるだけじゃないわ。ソレは人を殺せる筋肉よ。」

 「まだ、殺したことはない。」

 ヒョイッ←片手

 「!?」

 キュッキュッ

 「これでいい。」

 「・・・開かないんだけど?」

 「そうか?」

 ガチャッ

 「・・・このドア立て付けが悪くない?」

 「いいや、立て付けは悪くない。箒も鈴も、セシリアでも開けられる。」

 

-後日-

 「会長~。だいじょーぶ~?」

 「あら・・・本音ちゃん・・・。」

 「お疲れだね~。お茶飲むぅ~?ご飯食べられないなら、栄養ドリンク持ってくるよ~?」

 「栄養ドリンクとプロテインで・・・。」←筋肉痛予防

 

 ガチャ

 「お帰り。ウエイトにするか?ベンチプレスにするか?それとも俺と一緒に体幹でもするか?」←逆転

 〈もう嫌!〉

 バタァアンッ!

 

-学園祭当日-

 「織斑君!クレープ3つ入ったよ!」

 「篠ノ之さん!炒飯2つ追加で!」←喫茶じゃなかったのか?

 「グゥレイトォォォォォ!」

 「お客の回転が落ちてきたわ!」

 「誰か厨房に行って連中に急ぐようにハッパをかけて!」

 「二人とも急いで!後、チーズとペパロニのグッチョマイピッツァも追加で!」

 「やってる!クソ!久しぶりすぎて、(料理の)腕が落ちてる!」

 「だが、今はやるしかない!」

 「ねえ一夏。僕はメイド服がいいって――」

 「良いとこに来た、それ運んでくれ。」

 「・・・。」

 

-前日-

 「一夏さん!私は燕尾服が良いと思いますわ。」

 「あぁ、いいな燕尾服。」

 「燕尾服・・・。」〈僕はメイド服が。〉

 「燕尾――」

 パッカーン☆

 「服を買うならレゾナンス!!!新作!人気作!!!充実です!」

 「「!?!?!?」」

 

-今日に至る-

 「なあ、何か匂わないか?」

 「2組が中華でもやってるんだろ?これは酢豚だな。」

 「大佐ァ、篠ノ之!代わりますぜ!」

 「ラウラ、大丈夫なのか?」

 「セシリアにも手伝わせまさぁ。」

 「!?大丈夫なのか?」

 「勿論です。死ぬ気で仕込んでおきました。」←死にかけた

 「「よし、任せた。」」

 テクテク・・・

 「ちょっと良いですか?」

 「何だ?」

 スッ・・・

 「私こういうものです。」

 「IS装備開発企業?お宅も暇だねぇ。」

 「まあ、そう言わずに。」

 「カタログ見せてくれ。」

 「えぇ、どうぞ。」

 「・・・ロケットランチャーはないのか?チェーンガンも書いてないな。」

 「え、えぇまあ、追加装甲や補助スラスターの企業ですので・・・。」

 「お前ら一体俺に何の恨みがあるんだ!ご先祖様でもお墓にブチこまれたのか!?寄って集って俺を落とそうとしやがる!手前、空飛ばしてやろうか!?」

 ガシッ!

 「ホラよ!」

 POI☆

 「ウーワァァァァァ!!!」

 ベキッ☆

 「・・・そろそろか。」

 

-3日前、五反田食堂2階-

 ピリリリリ←弾の携帯

 『弾か?俺だ。』

 「一夏か。どうした?」

 『学園祭の入場券があるから送――』

 ブツッ・・・

 ジリリリリリリイィン、ジリリ←固定電話

 「はい、五反田です。・・・一夏さん!?はい、行きます!!」

 「まて、蘭!!」

 「お兄ぃ、一夏さんが学園祭の招待状くれるから行くよ!!!」

 「」

 

-IS学園、正門前-

 ズルズル・・・

 「やめろ!放せ蘭!!」

 「すいません!1年1組の教室って何処ですか?」

 「誰かの招待ですか?チケットを確認させて貰える?」

 「はい。」

 スッ

 「・・・織斑君のお知り合い?あら?招待は一人一枚の筈なんだけど・・・?」

 「よく来たな弾に蘭。」

 「織斑君これは?」

 「一枚は凰鈴音の登録じゃないか?」

 「あら、ホント。ごめんなさいね。」

 「・・・あ、あの!」

 「?何ですか?」

 「散歩には良い天気ですね!?」

 「?そうね。」

 「何してんだ弾?」

 「いや、何でも・・・。」〈しくじったぁぁぁ!!!〉

 「そうか。そう言えば美術部が面白いことやってたな。最初はそこだな。」

 「何があるんですか?」

 「聞かねえ方が良いぞ蘭。何があるのか・・・。」

 「黙ってて!」

 「いわれなくても。」

 

 「爆発は芸術だ!」

 「!?」

 「ホレ見たことか・・・。」

 「一つやらしてくれ。」

 「?君にできるかな?」

 「・・・これとこれと・・・それからこれだな。ニッパーを。」

 「はい。」

 「どうも。」

 プツンッ!

 「「待って!まだ死にたくない!」」

 「安心しろ。この大きさならかき氷山盛りぐらいの威力で済む。」

 「ソレは済むとはいわねえ!」

 プツンッ!プツンッ!

 「これで良し。」

 「「」」

 「クソッ、やられたわ!」

 「聞くのが怖いんだけど、ソレって失敗したらどうなるんですか?」

 「見るか?」

 「「いや結――」

 ブチンッ!ブンッ!←投擲

 チュドォォォォォォォォォォォォン!

 「ああなる。」

 「何処がかき氷だ!」

 「埋め込み式かき氷器に比べりゃ大したことはない。」

 「埋め込み式って・・・地雷・・・ですよね?」

 「気にすることはない。さあ、鈴のところに行こう。」

 「「・・・。」」

 

 「よお、流行ってるな。」

 「久しぶりです、鈴さん。」

 「あら、蘭じゃない。元気そうね。弾は、まぁいいわ。」

 コトッ

 「水が冷えてるな、えぇ?」

 「溶鉱炉がお望み?」

 「お前等のが言うとシャレにならん。」

 「ところで・・・すまん、電話だ。」

 『大佐ァ!交代お願いしたいのですが!』

 『篠ノ之さん!!!そろそろ限界ですわ!』

 『直ぐ傍にいる。待っててくれ。』

 『よし分かった。』

 「用事ができた。後は適当に見て行ってくれ。」

 「あの、一夏さん。」

 「何だ?」

 「ISの使用は国際法で禁止されているのでは?」

 「クソッタレ共の作ったルールだ。守る価値はない。」

 「」

 スタスタ・・・

 「オーダーは?」

 「ケバブが3つですわ!ラウラさんは?!」←喫茶店の要素は?

 「ピロシキは今できた。焼きそばが今から、1つだ!」←同上

 「よし。分かった。」

 シュバババババッ!

 「篠ノ之さん!抹茶点てられる?」

 「「それは茶道部に行ってもらえ!織斑先生が何とかしてくれる!!」」




よお、ご機嫌いかが?
最高だよ。今日か明日には貴様(の腹筋)は死ぬか硬化される。シャンパンでお祝いだ。


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第41話 IS過撃団

俺の罪を聞いたな?俺の罪は投稿することだ。今41話だが、そのうち26話はスベってる。語録ってやつもここで身に着けた。そしてこの作品が読者の評価の上に成り立っているってことも分かってる。勿論、他の作品にモノホンの語録がついてるとは聞いちゃいねぇ。語録が読者を楽しませてる事に変わりはねえ。つまり、俺達はな、日本中の組合員を語録に溺れさせてやりてえんだ。もちろん自分もだ。


-午後、1組-

 ガラガラ・・・

 「一夏君いる?」

 「厨房にいらっしゃいますわ!」

 「あら、ありがとう。」

 スタスタ

 「一夏くーん、いる?」

 「フロアにいらっしゃいますわよ!」

 「あら?そうなの?

 クルッ

 「・・・!?」

 「何やってんだアンタ?」

 「あ、一夏君。さっきフロアと厨房に同じ人が・・・。」

 「それが普通だ。俺なんかしょっちゅう(厨房と往復)だ。」

 「ところで一夏く――」

 「この馬鹿!ヴァカ女!マヌケぇい!」

 ベリッ!

 「楯無!なんだこのザマは!この私の安物の仮面に騙されやがってぇ!」

 「」

 「まあ箒、そのくらいにしといてやれ。で?用は何だ?」

 「今から演劇をやるから来ない?」

 「炎撃?いっちょ派手に殺るか。」

 「流石!分かってる。」←勘違い

 「その炎撃は私も参加して良いのか?」

 「えぇ、どうぞ。他の人は?」

 「勿論です。」

 「やりますわ!」

 「何か間違ってる気もするけど・・・みんながするなら僕も。」

 

-20分後、更衣室-

 ガチャ

 「一夏君、開けるよ?」←もう開けてる

 「開演か?」

 「何その格好・・・。もう時間がないわね。はい、これバンダナ。」

 「・・・ラソボーでもしようってのかい?」←隠語

 「間違えたわ。はい王冠。」

 「付けろってのか?」

 「そうよ。それから台詞はアドリブだから。頑張ってね。」

 

-開演前、舞台上-

 『昔々、あるところに――』

 「茶番はいい。早く始めろ!」

 『こういうのは雰囲気作りが大事なの。シンデレラという――。否!ソレは最早――群がる敵兵を――ふさわしい称号!それがTHE☆肉体派シンデレラ!出でよ!猛者達!』

 「もらったわよ!」

 ドベキシッ「オフィッ」【1/1600】

 「鈴、お前にやれるほど俺は柔じゃない。」

 パシュッ!パシュッ!

 パシッパシッ!

 「俺に当てたきゃ、気付かれないようにゼロ距離から撃つんだな。返すぞ!」

 ブンッ!

 バスッバスッ!【1/1500】

 「く、この私が・・・。」

 ドサッ・・・

 「大佐ァ!腕(の調子)はどんなだ?」

 「こっちへ来て確かめろ!」

 「いいや結構。遠慮させてもらうぜ。・・・大佐ぁ、頭出してみろ。一発で、王冠をぶち抜いてやる。古い付き合いだ、苦しませたかねぇ」

 「ラウラ、楯無の劇は関係ない、無視してやれ!目的は俺だろう!」

 「ヘハハハハハハ!」

 「・・・来いよラウラ。銃なんか捨てて、かかってこい!楽に落としちゃつまらんだろう。ナイフを突き立て、俺が苦しみもがいて、王冠が落ちていく様を見るのが望みだったんだろう。そうじゃないのかラウラ!」

 「てめぇを倒してやる!」

 「さぁ、台本を放せ、一対一だ。楽しみをふいにしたくはないだろう。・・・来いよラウラ。怖いのか?」

 「ぶっ殺してやる!台本なんて必要ねぇ!へへへへっ・・・。台本にはもう用はねぇ! へへへへっ・・・ハジキも必要ねぇや、へへへへっ!誰がてめぇなんか、てめぇなんか怖かねぇ!・・・・・野郎、ぶっ殺してやぁぁる!!!」

 ドベキシッ「オフィッ」【1/8000】

 「さて、次はシャルか?」

 ブンブンブンブンッ!!!←脱兎

 「さて、楯無!」

 『何かしら?』

 「校舎は何棟まで潰して良いんだ?」

 『ISの重爆撃にも耐えられるように造ってあるのよ?壊せるものなら壊してみなさい。』

 「言質は取った。やろうじゃないか。箒。」

 「久しぶりだなぁ。お前と本気でやり合うのはいつ振りだ?」

 「前は剣道場を壊さないようにセーブしてたからな。篠ノ之道場以来だろう。」

 「では・・・」

 「「行くぞォォォォォ!!」」

 チュドォォォォォォォォォォォォン!!!

 ドゴォォォォォォォォンッ!

 バキャッ!ガシャァァァァァァァン!!

 ガラガラ・・・ガシャァァァァァン・・・・・←校舎崩壊

 『!?!?!?』

 〈クソッ、砂埃が。〉

 パカッ

 「!?」

 ズサァァァァァ・・・←落下

 「いらっしゃい。」

 「どっかで見た顔だな。」

 「午前にお会いしましたわ。」

 「あぁ、あのマヌケか。何でまだいるんだ?」

 「えぇ。この機会に白式を頂こうと思いまして。」

 「欲しいのか?」

 「とっとと寄越せやガキィ!!」

 「面白い奴だな、気に入った。殺すのは最後にしてやる。」

 「へ、その余裕がいつまで持つか楽しみだなぁ。えぇ?」

 バキッ!【2800/3000】

 「・・・。」

 「てめぇ、どんな体してんだ?もう手加減なんてしてやらねえ!こいつを使ってやらぁ!」

 「ISか。」

 「刺激が欲しいかえぇ?ズキズキするような刺激だ!刺激が欲しいだろ!お前にも痛みを味わわしてやる!」

 ヒョイッ、ヒョイッ

 スカッ、スカッ

 「一つ聞きたいんだが、お前何者だ?」←余裕

 「あぁ!?教えてやるよ!悪の組織・・・秘密結社『亡国企業』のオータム様だ!」

 「亡国企業!?滅ぼした筈じゃあ。」

 「残念だったな。トリックだよ。・・・お前かぁ!!第2回モンドグロッソのときに私達を地獄に送ってくれたヤツは!あんときの仮を返してやらぁ!」

 「できるならな。」

 「へ。ところで何か気付かないか?私の動きをよ。」

 「糸を張ってんだろ?知ってるぞ?」

 スッ

 「勿体ないから集めておいたぞ(ニッコリ)。」←ぐう畜

 「」

 「さて、俺も少し遊ぶとするか。」

 ブォン←IS展開

 「!!待ってたぜぇ!?そいつを使うのをなぁ!」

 バシッ・・・バシュゥゥゥゥゥゥ・・・。

 「!?」

 「これをお探しぃ?は!大したことねえな!」

 「オータム!そのアッシーは関係ない、放してやれ!目的は白式だろう!」

 「ヘハハハハハハ・・・は?」

 「お前の狙ってる白式はここにある。」

 チラッ

 「は!そんな嘘に誤魔化されるかよ!」

 「なら、返してもらうぞ!」

 「どうやってだ?」

 「こうやってだ!」

 ダダダダダッシュ!

 「フハハハハハッ!?手前はもう終わりだ!ISに正面から突っ込むなんてよ!この馬鹿!ヴァカ野ろ――」

 バキッ!【20000/30000】

 「馬鹿野郎!何やってんだ!てめえ正気か!死にてえのかてめえ!どっかし天丼!てめえ何やってんか分かってんのかい!」

 「お前がわざわざ構えて待ってくれてんだ。正面からぶっ飛ばす以外の方法があるのか?」

 「」

 「アッシーは返してもらったぞ。」

 「手前!」

 「約束だ。白式をくれてやろう。受け取れ!」

 「おわ!?」

 パシッズシィィィィンッ!!

 「何してんだ?」

 「手前、舐めてんのか!?展開状態のISでもこんな質量はないぞ!!」

 「だから聞いたろ?こんなのが欲しいのかって。」

 「あぁ、笑えない冗談だ。手前、マジで何者だ?ISはぶっ飛ばす、ISで持ち上げられないものを(片手で)ぶん投げる。てめぇ人間なのか!?」

「残念だが、お遊びもここまでだな。」




パーフェクトに近い出来だな。
優秀な組合員と高い語録量のおかげだわ。だけどマッスル・バーストはやりすぎ。
やむを得ない事だってあるさ、この業界で上手くやっていく為にはな。


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第42話 IS乗りの典型だな!過激派もいい所だ

A 春休みをやられた、他作品でも勝てる。・・・来いよ読者。お気に入り解除ボタンなんか捨てて、かかってこい!楽に解除しちゃつまらんだろう。画面に指を突き立て、端末が苦しみもがいて、死んでいく様を見るのが望みだったんだろう。そうじゃないのか読者。
B それじゃ読めなくなるじゃねえか!


 「こんなところに隠れてたのね。」

 「ああこの部屋がそうだ、ここが悪党の隠れ家だ。」

 「!?手前ェどっから入って来やがったァ!どっかし天丼、お前何やってんのか分かってんのかい!?今ここは全SYSTEMをROCKしてんだぞ!?」

 「・・・まあ、一夏君の部屋に入ることに比べればまだ、ねえ・・・。」

 「まあいい、見られたからにはお前もブッころっしゃぁぁぁぁぁぁぁ!!!」

 ザクッ!

 「お前目ェ付いてるか?」

 「手応えが・・・ない、だと・・・。」

 「この馬鹿!ヴァカ女!マヌケぇい!水でできた分身攻撃してどうする!」

 「何なんだよ手前らはぁぁぁぁぁ!?!?!?」

 「織斑一夏だ。よろしく。」

 「更識楯無よ♪よろしくね?」

 「うるせぇぇぇぇぇぇぇ!!!ヤロォォォオブッコロッs――」

 「オータム、知ってるか?コイツは学園祭今日(学園最強)でね、勝つと生徒会長やらなくちゃならないんだが、良いのか?」

 ピタッ

 「一夏君、それ適用されるのは生徒だけよ?」

 「マジか。」

 「シャァァァァァァァァ!!!油断したなぁガキィ!!」

 「うるせぇ、黙れ!ぶっ殺すぞ!」

 ズドーンッ!【15000/30000】

 「グホァッ!?」

 「ところで楯無、さっきからやけに暑いんだが?」

 「うーん、そうねえ。ええ焦ったわ。いきなりあなたが重火器をぶっ放すんだもの。」

 「?」

 「一夏君、水蒸気爆発って知ってる?」

 「なるほど、その為に部屋の湿度を上げてたってんだな?Foo!ええぞぉ!あんた頭良いじゃねえか!それでここのクレイモアを起爆させようってんだな?こんな時こそ頭を使わねえとな!」

 「え・・・?エェ!?一夏君なにそんな危ないものを仕掛けて・・・!?」

 「チクショー!(このまま)やられてたまるかぁ!」

 ズドー――チュドォォォォォォォォォォォォン!!!【100/3000】←引火

 「げほっげほっ・・・私を巻き込む気!?」←*筋肉支援防御

 「俺の影に隠れといて何を今更、楯無の名が泣くぜ。それとオータム、お前見た目よりアタマ悪いな。」

 「このままやられるかぁぁぁぁぁぁぁ!!!」

 ポチッ!←自爆スイッチ

 「あばよ!」

 ダダダダダッシュ!

 「これと、これと、これ・・・めんどくせえぇぇぇぇぇぇ!!!」

 バキィッ!!!【0/30000】←アラクネ停止

 「やることが派手ねぇ・・・けど、逃げられちゃったわ。」

 「逃げられた?安心しろ、地球上にいる限りは完全に射程圏内だ。いつでも捕まえられる。」

 「ああ、そう・・・ところでこれなーんだ♪」

 「俺が鼻かんだティッシュだろ?」

 「へ?アレ!?」

 「お前が探してるのは王冠だろ?安心しろ、ここに仕舞ってある。」

 「」

 

-IS学園近く(当社比)の公園-

 「なぁにが簡単な仕事だチックショウメェ!!!」

 テクテク・・・

 〈水飲み場があるな・・・飲んでくか・・・〉

 「よう、飲んでるなあ。」

 「ああ・・・。」

 「今日は暑いなあ、ええ?」

 「あー全く・・・!?クソガキ!?」

 「逃げられると思ったか?逃走中にバカでけえ声で叫ぶヴァカがどこにいる。」

 「クッ・・・!」

 「おい、どうした?水飲んでいいぞ、喉乾いてんだろ?邪魔なんかしやしねえって。」

 「けっ、どうだか。」

 「お前なんか何処にいたって捕まえられる。」

 「・・・。」

 ゴクゴクッピタッ!

 「!?」

 「ラウラ、止してやれぇ。溺死体でも作ろうってのか?」

 「いや、なに変な汗掻いてるから水浴びさせてやろうってんだ。」

 スッ←解放

 「クソッ!手前何しやがる!」

 「一つ聞きたいんだが、お前のISはアメリカの第二世代だなぁ?そんな燃費の悪い玩具で何しようってんだ?・・・何処で手に入れた?」

 「・・・。」

 「何処だ答えろ!」

 「・・・。」

 「見上げた忠誠心だオータム。だがな、お前の命を張るほど値打ちのある携帯か?」

 「け、携帯!?」

 「何だ?お前遅れてるのか?ISは最強の携帯電話だ。今の学生じゃ誰でも知ってる。」←大嘘

 「」

 『一夏さーん、一機来ましたけど、どうします?』

 「通してやれよ、テロリスト同士感動の再開をさせてやろうじゃないか。」

 『了解ですわ。あら?一夏さん、こちらに攻撃を仕掛けて来るのですがどうしましょう?』

 「OK、落として良いぞ。」

 『了解ですわ♪』

 

-公園上空-

 ギュゥゥゥゥゥゥゥゥン!!!

 「レーザーが曲がる!?何てエネルギー効率の悪い!私が真っ正面に構えているのですから真っ直ぐ突っ込んでくれば良いものを・・・仕方ありませんわね。」

 ガチャッズババババババババババ!!!【30000/40000】←チェーンガン

 『!?貴様、何故ビットを使わない!?』

 「ビット・・・?ああ、あの特攻用の・・・何でしたっけ?」

 『』

 『おい!エム、私を迎えに来たんじゃないのか!?』

 「あら、お迎え!?大変ですわね、どうぞお通り下さい。」

 『』

 シュゥゥゥゥゥゥゥゥゥン・・・←降下中

 カチャッズドォォォォォォォォォォォォン!!!【8000/8000】←*NO DAMAGE!

 「フンッ、片手間に沈黙できるとはドイツの遺伝子強化素体、口ほどにも――」

 「大佐ァ!火薬が炸裂していないはずなのに砂埃がやけに臭いです!」

 「!?」

 「安心しろ、ラウラ。お迎えの保護者が戯れにBB弾手榴弾を投げただけだ。そうだろ?」

 「な、何・・・!?」

 「ああ、BB弾か・・・全くビックリさせないで頂きたい。」

 「エム!こいつらは異常だ!さっさとずらかるぞ!」

 「うるさい!おめおめと引き下がれるか!」

 \デェェェェェェェェェェン!!!/【50000/50000】(ゴマンドー!)

 「どうした?来いよドM女!怖いのか?」

 ダラダラ・・・

 「帰るぞオォータムゥゥゥゥゥゥゥゥ!!!」

 「だから言ったろうがぁぁぁぁぁぁぁ!!!」

 ヒュゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥン・・・

 「さて、学園祭を楽しむとするか。」

 ゾロゾロ

 

 -後日、秘密の部屋-

 「失礼します学園長。」

 「ああ、ご苦労様。報告をお願いします。」

 「何から話すべきでしょうか・・・では、織斑一夏君についてですが・・・彼の素性は知れば知るほど逸般人としか・・・校舎は崩す、地雷は仕掛ける、挙げ句にテロリストを玩具にする。戦闘能力も私の力が及ぶ範疇にはありません。」

 「そう、ですか・・・織斑先生といい全く・・・。」

 「次に亡国企業(ファントムタスク)ですが・・・一夏君が我々の見方である限りはカカシ・・・を燃やした塵に等しいでしょう。」

 「更識君には苦労をかけますねえ。」

 「ええ、おかげさまでガタガタです・・・。」

 「」

 「ところで、虚ちゃんが入れてくれたお茶を・・・私用のプロテインでした・・・。」

 「・・・くれぐれもエキサイトしないように、無理もしないように・・・。」

 

 -某所-

 「あなた達のような猛者がどうしたのよ・・・。」

 「「奴らはヤバイ奴らはヤバイ奴らはヤバイ奴らは野蛮・・・・・・。」」

 〈この二人をここまで追い詰めるなんて一体・・・〉

 「お前は・・・知ってるか・・・アイツの恐ろしさを・・・。」

 「私は怖い・・・。」

 「オータム、疲れてるのね、髪を洗ってあげるわ・・・エムは機体を再調整――」

 「人のユメ・・・ヒトノゴウ・・・このすばら・・・。」

 「・・・暫くは駄目そうね・・・。」




・・・(作Aの)春休みめ!・・・くそぉ、逃げたかっ!うぉぉぉっ!!
*カカシ投稿宣言


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第43話 軍には強いように見えても、一夏には勝てん

B ISに語録、ロケットランチャーにクレイモア、筋肉に亡国企業、そして最後には皆(の腹筋)が死に果てる。シュワルツェネッガー作品のコマンドーは最高の物語です。主人公メイトリクスは一見一般力に欠ける人物に思えますが、実は彼こそ最初の\デェェェェェェェェェェン!!!/の一人なんです。
A おい、最後誤魔化すなよ。


 -第16国防戦略拠点-

 「展開・・・。」

 ブォンッ・・・

 「あ、IS!?」

 「報告書にあった組織のヤツか!?」

 「お前!この基地に侵入して何が目的だ!」

 「銀の福音はどこにある。」

 「!?何故それを!?」

 バキッ、ドカッ!【【【1/1000】】】

 「見上げた愛国心だ。だが、手前の命を張るほど値打ちのある話か?」

 「誰が・・・喋るかクソッタレ・・・。」

 ガクッ・・・

 「おい、兵士!」〈っち、気絶しやがった。〉

 バンッ!ズドォンッ!バババッ!

 「ウオウ、うっ!」

 「ああっ!」

 「おいこっちだ!」

 「・・・ウーっ。」

 「止まれー!・・・!?うわーっ!?」

 「本部!本部!至急増援を!うわぁぁぁ!?」

 〈・・・ただのカカシですな。〉

 ヒュンッ、ガッ!【38000/40000】

 「なに!?」

 ドォォォォン!

 「遅かったな。待ってたぞ。」

 「!?お、織斑一夏!?何故ここに!?」

 「お楽しみといこうじゃないか!」

 「ウギャァァァァァァァ!!!」

 バシューーーンッ・・・←撤退

 「・・・。」

 ベリッ

 「一体彼は何したのよ・・・。」

 

-1週間前-

 「ナターシャさん、お届け物です。」

 「あら、どうも。」

 バタンッ・・・

 〈何か頼んだかしら・・・。差出人は・・・織斑一夏!?〉

 パカッ

 『*月*日に亡国機業が第16国防戦略拠点に攻め込む。これを送るから被っておけ。魔除けになる。』

 「・・・彼の皮?」

 

-今日に至る-

 「ナタル!!無事か!!」

 「手遅れよ。何も取らずにもう帰ったわ。」

 「」

 

-1025号室-

 ガチャ

 「何だ、筋トレでもしに来たのか?」

 「違うわよ!!」

 「じゃあ、何だ。」

 「すこしお話しがね。」

 「?」

 「非公式の情報筋から、アメリカのIS保有基地が襲撃されたという情報が来たのよ。」

 「あぁ、知ってるぞ。亡国機業だろ?エムが単独で襲撃するって手筈だ。」

 「!?何で知ってるのよ!」

 「話してたからな。」

 「何処で!?」

 「アジトだ。」

 「何処にあるのよ!」

 「教えてやるから突くなよ。引っ越しの手間取らせちゃ悪いからな。」

 カキカキ・・・

 「ほれ。」

 「」

 コンコン

 『一夏いる?』

 「いるぞ。開いてないか?」

 『開いてるよ。』

 ガチャッ

 「お邪魔します。」

 「いらっしゃい。」

 「・・・一夏何してたの?」

 「何って、雑談だ。」

 「ふーん。じゃあ、何で入っていいって言ったの?」

 「シャル、臨海学校の時から思ってたがお前ポンコツだな。」

 「!?僕がポンコツだって!?」

 「あぁ、そうだ!」

 「」

 「じゃあ、帰るわね。」

 「あぁ、頑張ってくれ。」

 ガチャッ、バタンッ

 「で、何か用か?」

 「あ、うん。今度の終末に駅前へ買い物に行かない?」

 「壊物?」

 「お・か・い・も・の。ショッピング!」

 「分かってるさ。」

 「もう・・・。前に一夏にブレスレットをもらったし、一夏の誕生日ももうすぐでしょ?お返しもしたいからどうかなーっと思って。」

 「OK。行こう。」

 「ほ、本当!?約束だよ!」

 「あぁ、約束だ。守れなかったらかき氷機飲んでやるよ。」

 「・・・クラスター爆弾でいいよ。」

 「そんなもんじゃ、俺の腹は下せんぞ。」

 「」

 「あ、いたいた。一夏!」

 「何だ、鈴。」

 「この終末、出かけない?」

 「悪いな、予定があるんだ。」

 「そう、残念。じゃ、またね。」

 「あぁ。・・・時間は?」

 「駅前のモニュメントの前に10時で。」

 「よし分かった。」

 

-週末、9時30分-

 〈うー、早く来過ぎちゃった・・・。どうしよう。〉

 「へいへい女だ。悪かねえぜ。」

 「暇かい?遊びに行かねえか?」

 「無理。約束があるから。」

 「おたくにいい夢を見させてやろうってんだぜ?」

 「いらない。見たくも無いもの。」

 「俺さぁ、フランス車持ってるの。」

 「ル○ー?シト○エン?」

 「○ノー。」

 「公道でラリーでもするの?」

 「ようシャルル。待たせたな。」

 「!!一夏!」

 「誰だお前!」

 「シャルル。お友達か?ボディランゲージで愛情を示してら。」

 「「「!?ごめん用事思い出した!」」」

 スタコラサッサ・・・

 「聞きたいことがあるんだけど、僕をここでゲイに見せかけたのは一夏のアイディア?」

 「おかげで安全だろ?」

 「まぁ・・・・・ナンパする人からは。プライド(だけは)あるチャラ男はゲイには死んでも来やしないもんね。」

 「さて、ちょっと早いが行くとしよう。」

 「うん。」

 

 スタスタ

 〈!〉「よお、蘭。」

 「い、一夏さん!?」

 「丁度良いところであった。今度キャノンボール・ファストがあるんだ。チケットを誰も要らないって言うから、やるよ。」

 「え、う、あ、有難う・・・ございます・・・。」

 「じゃあ、また会おう。」

 「は、はい・・・。」

 

-夕方、IS学園-

 「ん?一夏にシャルロット。何処かに行っていたのか?」

 「あぁ、駅前に買い物だ。」

 「何だ、誘ってくれればよかったのに。」

 「何か用でもあったのか?」

 「あぁ、シャンプーが切れそうなんだ。」

 「俺の部屋にストックがあるが、持ってくか?」

 「いいのか?頂戴する。」

 

-火曜日、第6アリーナ-

 「はい、みなさん!今日は高速機動の授業を行います!では、早速実演してもらいましょう。えーと、ストライク・ガンナー装備のオルコットさんと、織斑く――」

 ゴッ!

 「馬鹿者!アリーナを吹っ飛ばす気か!」

 「えぇ!?」

 「あぁ、いや、何でもない続けてくれ。」

 「?では、お願いします。」

 「山田先生、正気か?」

 「何でですか織斑君。」

 「見せてやるよ。セシリア、行くぞ。」

 「了解ですわ!」

 シュゴォォォォォォッ・・・

 「あれ・・・?何か遅くない・・・?」

 「しかも様子が変?」

 プツッ!ヒュウゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥン・・・・

 「おぉい、落ちてくるぞあのマッチョマン!!」

 「潰す気だ!危ねえ!!」

 ズドォォォン!!!←*着地

 「山田先生と一緒にしないでもらいたいね。」

 「お、織斑君酷いですね・・・それはそうと、今のは一体・・・?」

 「タコがぁ・・・見て分からんのか、アレが白式の高速機動(当社比)だ。あれ以上の速度も滞空時間も出んぞ。」

 「エェェェェェェェェェ!?まさか、ISですよ?」

 「ISゥ?ISを何だと思ってる!戦う道具じゃないぞぉ?高性能でしかもメッセージ機能もついてる!装備で役に立たないとなったら、携帯に使うのは当然だろ。」

 「」

 「んんっ!とにかく、キャノンボールファストに出場する生徒の選抜を行う!急げ急げ急げ!デザート券だぞホラ!」

 「「「イエェェェェェェェェェェェェイ!!!」」」←意気向上




A 組合員には、最後まで見届けさせてやる!
B どうしたんだ、トラックでもはねたか?
A トラックならチョロイさ・・・休みが終わったんだ!
B ウワァァァァァァァァァァァァ!!!
*前回の後書きにも書きましたが、以降カカシ投稿です。(多分)


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第44話 あっら~?(ISの)アマチュアだぁ

原作へのリスペクトは大切だ。リスペクトを欠くのは凡人、二次作家の屑だ。お互いに組合員だ。リスペクトしよう。腹筋は、温かいバターを切るように殺すべきじゃない。だが、リスペクトは、学ばなければな。


 -火曜日、第6アリーナ後半戦-

 「山田先生。ISを貸してくれ、スラスターがでかいヤツだ。それがいい!」

 「待って下さい織斑君!これは一般参加生徒用の大気圏離脱用のスラスターを流用した機体なんです。専用機を使って――」

 「織斑、アッシ・・・ンヴ。山田先生、貸してやれ。予備があるだろ。」

 「織斑先生・・・。ちゃんと返して下さいね!壊したら始末書ですからね!」

 「ありえないね。」

 ガッシャガッシャ・・・

 「あれ?織斑君、ラファールになんか乗ってるの?邪魔じゃない?」

 「俺だってマッハで走り回れるわけじゃない。」

 「そっか!」

 「まさかISを借りる羽目になるとは。」

 「一夏。珍しいものに乗ってるな。」

 「学園に借りを作るとは」

 「最低の気分か?」

 「ああ・・・箒、赤椿はどうだ?」

 「速度なら誰にも負けはしないが、燃費が悪すぎる。BB弾ほども飛びやしねえ。何か良い考えあるか?」

 「山田先生にコレみたいなでっかいスラスターに変えてこい。アレが良い!」

 「!!よーし、ちょっと待ってろ。ちょちょっと手先を動かせば死に損ないのスラスターとバカでかいロケットエンジンがパパーっと入れ替わる。」

 タタタタタタタタッ!!トントン

 「山田先生。」

 「何ですか?篠ノ之さん。」

 ドベキシッ「オフィッ!」【0/3000】

 ガシャッ!

 「箒、(ISは)元気か?」

 「絶好調!」

 「大佐ァ!私の飛行を評価して下さい!」

 「よーし、いいだろう。チャンネルは305のままか?」

 「待ってくれ、しばらく使ってなかったから・・・そのようだ。」

 「よーし、行け。」

 「はっ!」

 パァァァァァァァンッ!←ソニックブーム(ラウラの脚力Only)

 ズドォォォォォォォォォォンッ!!!

 「どうですか!」

 「100点だよ!!!」

 ズドォォォォォンッ!ズドォォォォォォンッ!!!【20000/24000】

 「何をされるのですか!?」

 「ハエが止まってたんだ。」

 「そうですか!有難うございます!」

 「あの速度で本当にハエがつくのか?」

 「そう思うか?」

 「怪しいねェ。」

 「嘘だと?」

 「信じてるさ。」

 「織斑君、少し練習しませんか?」

 「お断りだね。」

 「エェェェェェェェェェェェッ!?!?!?!?」

 「うるさい!」

 ベキッ【100/3000】←手加減

 「よしとけ山田先生、恥を掻くだけだ。」

 「織斑先生!私だって教員です!仕事をさせて下さい!私はメチャ腕の立つ操縦者なんです!!」

 「なら試してみろ。織斑。」

 「分かったよ。」

 「!!じゃあ始めますよー!!3・2・1GO!」

 シュゴォォォォォォッ・・・

 「山田先生、上昇しよう。」

 「え、それは私が言うことで・・・」

 「四の五の言うな、時間を無駄にしたくない。サッとやってサッと戻ろう、スピードが肝心。」

 「わ、分かりました。」

 シューン・・・ピンッ!ガガガガガガガッ!!!←マシンガン

 「!!!」

 スカッ!【99999/99999】←回避:No hit!

 「良い腕だ山田先生、だがグレネードは俺に向かって投げなきゃな。」

 「へっ?」

 ズドォォォォォォォォォォンッ!!!【0/30000】←グレネード爆発

 「これで分かったろ?山田君、どっちが腕の立つ操縦者だ?」

 「うぅ・・・。」

 「何か良い匂いするな。何、これ?」

 「ロケット燃料。」

 「ロケット燃料。・・・良いね、好き。」

 スーハースーハー・・・

 「相川、お前いつからおかしくなったんだ?」

 「やーねぇ、冗談よ。」

 「・・・恐らく友達は俺だけだろうな。」

 「いっぱいいるわよ。」

 「バレーコートの隅に逃げ込まれちまうくせに。」

 「」

 「ほらてめえ等、さっさと並べ。はい、礼。」

 「よーし、飯にしようぜ!見ろ、千冬姉の背中と腹が入れ替わっちまいそうだ。」

 「ああ、相当気が立ってる。」

 「お前らは後10周だ。」

 「OK!」

 ドンッ!←ロケットスタート

 「よーし、今度こそ飯だ!」

 「食堂で食う気じゃないよなぁ!」

 「食うとも!」

 「行こうぜ!」

 

-*-

 

 「ラウラ、珍しい服着てるな。」

 「ISより身軽で良いぞ。」

 「なるほどな。その考えがあったか。」

 「なら、明日から大佐はブリティッシュスタイルだな!」

 「止してくれぇ、日本じゃただの変態だ。」

 「言うと思った。」

 「なら良い。」

 「晩飯何にする。偶には爽やかにチーズフォンデュでも食うか。」

 「そうだな、なら私も爽やかに、鯨のケツ、アザラシの子ども・・・。」

 「・・・朝どれだってよ。」←何であるんだ・・・

 「夏が旬だ。」

 「それだけで足りるか?」

 「肉が食えりゃ文句はねえ。腹の事考えな、言いたいのはそれだけ。」

 「はい、お待ちー!」

 「どうも。」

 「大佐ァ、いよいよ明日だな。」

 「亡国企業か?」

 「キャノンボールファストで仕掛けて来るんだってなぁ?」

 「ああ、愚かだ。だが、手は抜くな。」

 「観客の期待を裏切っちゃ悪い。」

 「観客?亡国企業の、だろ?」

 「ああ、その通り。」

 

-当日-

 

 「IS使って何してる?」

 「天気見てるんだ。悪いか。」

 「空見れば分かるだろ。」

 「晴れ、時々弾丸って所か。」

 「何発外す気だ?」

 「相手のだ。」

 「安心したよ。」

 「一夏、そろそろ開始だ。準備しろ。」

 「ああ、花火が上がってるな。」

 「見えるか?」

 「見えるわけあるかよ。昼間だぜ?」

 「ああ、のろしにもなりゃしねえ。亡国の連中気付くかな。」

 「なかなか、鈍いからな連中。」

 『ワァァァァァァァァッ!!!』

 「盛り上がってるな、あのサラ・ウェルキンっての何モンだ?」

 「私にISの操縦を教えて下さった方ですわ。」

 「なるほど、流石セシリアの師匠だな。紅茶の匂いがするよ。」

 「本当かよ、オイ。」

 「嘘に決まってるだろ。」

 「安心したよ。筋肉モリモリマッチョマンの変態からただの変態にジョブチェンジして無くて。」

 「さて、そろそろ俺達の番だな。」

 「ああ行こう。」

 『皆さーん!スタート位置について下さーい!!行きますよー!3・2・1・GO!』

 ズドォォォォォォォォォォンッ!!!【1/300】←地面(ロケットスタート)

 シュゴォォォォォォッ・・・キラッ!

 「ん?」

 ビシュン!ビシュン!!【99997/99999】

 「ウオッ!」

 ガシャァァァァァァァン!!

 「おいでなすったか・・・。」

 「撃たれまして?」

 「ああ2発。」

 「一夏さんでよかったですわ。」

 「嬉しいね全く・・・。」




B 俺(に腹筋を壊されるの)が怖いか?
A いいや!
B 馬鹿め!(Enterポチッ!)
A ぶわっっはははははははは!!!


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第45話 急ごう!サッと行ってブチのめそう

小説の為に善良な読者(の腹筋)が死んだ
だがこの作品にはつきものじゃないのか?
見返り(高評価)もな!


 「織斑一夏!今日こそ墜とす!!」

 「OK!」

 ズドォォォォォォォォォォンッ!!!【28000/40000】

 「グアァァァァァァァァァァァ!!!」

 「全く困ったヤツだ。攻められてるのは俺達の方じゃないのか?(・・・ん?)」

 「ゲホッゲホッ・・・何かスコールよりむかつく。」

 「スコールはどこだ。」

 「へっ・・・誰が言うかよクソッタレ・・・。」

 「大した忠誠心だマドカ。だがな、スコールがスタンドの西*自主規制*エリア、100*自主規制*ブロックにいるってのは、手前の命を張るほど値打ちのある情報か?」

 「貴様知っていて何故吐かせようとする!?」

 「箒聞いてたか?連中座席あのままらしいぞ?」

 「ああ、マヌケだな。」

 「鎌掛けたな!?」

 「ああそうだ!」

 ドベキシッ「オフィッ」【0/40000】

 「行こう、生徒会長様じゃ歯が立たん。」

 「一夏、これ放って置いて良いの!?」

 「ん?プールに突き落としたいのか?」

 「へっ?」

 「もっと泳がしとけば良いのにって事だろ?」

 「違うよ!!!」

 「シャルロット、日本には放生会という文化があるんだ。ですよね、大佐!」

 「その通りだ。行くぞ。」

 「はっ!」

 「放生会ってそんなのだったかなぁ・・・・」

 

-スタンドにて-

 

 「我が亡国企業の自慢は全てが超一流最強の戦闘部隊だって事です。ISは軍用、操縦者は強化人間、NATO主要国は全てを網羅、U.S.NEVYに、DELTA FORCEに、そしてもちろん・・・レインジャーも。」

 「殆どアメリカじゃない・・・。」

 「あら、そうね。でも、私の戦闘部隊と貴方の学園の生徒達、どちらが強いかしら?」

 「下を見なさい。」

 「?」

 「下を見ろ!見えたでしょう?短い戦闘。どっちが強いか、私達の方に1000ドル。始めましょうか?」

 「・・・今、作戦中。」

 「あらそう。じゃあ見逃せないわね。」

 「そうは行くもんですか!」

 シャッ!カキンッ!!ズドォォォンッ!【4800/5000】

 「チッ・・・逃げ足の速い・・・。」

 「爆発でびくともしなくなっただけ大したもんだ。奴らはこのまま逃がしてやれ。」

 「何で。」

 「言ったろ、引っ越しの手間取らせちゃ悪いって。」

 「」

 「会長、当てたかよ。」

 「ええ、暴言を二発。」

 「大したもんだ。見直したよ。」

 「私、なんだと思われてるのかしら?」

 「ロシア人。」

 「いつから・・・。」

 「ヘボ会長。」

 「犬。」

 「ブラックバード。」

 「ジャパニーズ。」

 「トロイ女。」

 「止めてやれ、傷つくだろ。」

 「・・・。」

 「帰るぞ!飯だ飯ィ!!」

 

-誕生会-

 

 「せーっの!」

 ズドォォォォォォォォォォンッ!!!

 「「「誕生日おめでとう!!!」」」←一組

 「「「!?!?!?!?!?」」」←その他

 「ありがとよ。」

 「いくつになった。」

 「16。さあ、みんな腹はち切れるまでじゃんじゃん食ってくれ!!!腕によりを掛けたんだ。」

 「「「イエェェェェェェェェェェェイ!!!」」」←一(ry

 「「「(私達の女子力って一体・・・)」」」←(ry

 「鈴さん。ちょっと背が伸びました?」

 「デカすぎると早死にするらしいわよ。」

 「で・・・。」

 「何想像してんのかしらぁ・・・?」

 「ヒェ・・・。」

 「やれやれ。」

 「一夏さん。コレを。」

 「ティーカップか?」

 「ええ、イギリス王室御用達の。一等茶葉も一緒に入れておきましたわ。」

 「そうか、なら茶葉はみんなで頂こう。俺一人には勿体ない。カップは、大事に使わせて貰うよ。」

 「ええ♪一夏さんの紅茶を楽しみにさせて頂きますわ。」

 「いーちか君!」

 「おい、シャルどうしたそんな所で縮こまって。」

 「えぇ!?無視!?」

 「あ、うん。プレゼントを渡そうと思って・・・。はいコレ。」

 「時計か。・・・こんな事言っちゃ何だが、何で時計に機能を詰め込むんだ?ISを使えばスッキリするのに。」

 「もー、一夏ったら古いんだぁ。」

 「古いのは・・・手前だぜ!」

 「エェェェェェェェェェェェェェ!?!?!?」

 「大佐ァ!!」

 シュカッ!ビィィィィィィィィン・・・【0/300】←まな板

 「私が使っていたナイフです。切断力も耐久性も補償します。」

 「ありがとよ。鞘あるか?」

 「コレです!」

 「ありがとう。・・・このマークは?シンボルは好きだ。」

 「シュバルツェア・ハーゼの部隊章です!」

 「そうか・・・懐かしいな、もうすっかり忘れてた。」

 「年だな一夏。」

 「なんの、人生はこれからだ。」

 「ふっ、そうだな。これはプレゼントだ。」

 「着物か。」

 「ああ、余裕があるし、小物も入れやすいだろう?私とおそろいだ。」

 「チェーンガンを懐に入れてたヤツだな?」

 「そうだ。」

 「そいつぁいいや。今度寮で着させて貰おう。」

 「(汚え)花火大会の時に?」

 「ああそうだ。」

 「お取り込み中失礼しますわ。あちらで良い雰囲気の方々がいらっしゃいますのでその辺で・・・。」

 「・・・弾と、布仏さんか。よし、離れよう。飲み物買ってくる、何が良い?」

 「お赤飯。」

 「お汁粉。」

 「チャーハン。」

 「ホットドッグ。」

 「チャイニーズ。」

 「ホットドッグとお汁粉は見逃してやるがそれ以外は飲み物か?」

 「一夏の喉はどうなってるのかな?」

 「「「シャルロット、そのぐらい普通だろ(でしてよ)。」」」

 「えぇ・・・。」

 

-コンビニ-

 

 「有難うございましたー!」

 生まれたての~自主規制~

 「世界の誰より、お前に優しい。コンビニに用があるのか?マドカ。」

 ガチャッ

 「今日は世話になったなぁ。」

 「今日は世話したなぁ。・・・そんな似合わないものは仕舞え。足を撃つのがオチだ。銃は止せ。」

 「クラシックに?」

 「ああ・・・。」

 スッ←ナイフ

 「やり合いたくてウズウズしてた。」

 スッ

 「持ったな?」

 「死ねぇ!織斑一夏!」

 「OK!」

 ズドーンッ!「グァッ!」【1/4000】

 「学ばんヤツめ・・・。」

 「貴様・・・!クラシックにと・・・。」

 「クラシックだよ?ウィンチェスターM1887(ショットガン)だ。」

 「1887年製・・・か・・・。」

 ガクッ

 「誰かの指示か?」

 「どうかな・・・。」

 「マドカ、下らない一生だと思って、悔いを残すな。」

 「手術頼めるか。」

 「余裕だな。」

 シュパッ!【2000/4000】

 「ヴァカめ!」

 パァンッ!チュンッ!【9999/9999】←*No damage!

 「なっ・・・!?」

 「生憎だったな。ケブラー製だよ。手術すればお前が撃ってくるのは分かってた。」

 「馬鹿な!ケブラーは防刃性はあってもその薄さで弾丸が防げるか!」

 「気付いたか・・・実は筋肉なんだ。」

 「」

 「今日はもう遅い。早く*自主規制*ビルに帰るんだな。」

 「クソッタレェェェェェェェェェェ!!!」

 ダダダダダッシュ!

 「かーえろ。腹減っちまった。・・・マンホール開けっぱなしだったがアイツ大丈夫か?」

 ズドォォォォォォォォォォンッ!!!

 『ゥワァァァァァァァァァァァ・・・・』

 「駄目みたいだな・・・。」

 「這い上がるって事ですか?大佐。」

 「まあ、そんなところだ。」




作者は裏で糸を引いて読者に腹筋崩壊をさせるが、自分の腹筋を崩す度胸は無いのさ!手を引く!


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第46話 読者の腹筋一周忌

A タイトルの通り、スペシャルじゃないが、今日でこの作品の投稿開始から一年だ。だが、気がかりなことがある。
B どうした?
A 光り物二人(学習ry)!どうしたもう終わりか!!作品を書いた、(感想を)もっと見せろ!
B 初期からいる人にしか分からねえネタを使うんじゃねえよ・・・。


-月曜日の夜、1025号室にて-

 『じゃじゃーん、ジャン・クロウド「ナァウ!」・・・じゃなっった。楯無お姉さん登場!と言うことで、一夏君開けて。』

 「今日はもう遅い。帰れ。」

 ザバァァァァァァンッ!・・・スパッ!【0/2000】←ドア

 バタァァァァァァンッ!!!【4300/5000】

 「グエッ!」

 「(玄関のドアを)切ったのは褒めてやろう。だが、物理法則は、学ばなければな。このドアは俺のだ。直して貰おう。」

 「・・・。」

 トンカチトンカチ・・・【1800/2000】

 「直ったわ。」

 「よし。話があるんだな?言ってみろ。」

 「一夏君、昨日襲ったんですって?」

 「誰から聞いた。」

 「亡国企業からクレームの電話が来たのよ。」

 「・・・返り討ちにしただけ。襲われたのは俺だ。」

 「でしょうね。」

 「それだけのために、ここに来たんじゃないんだろ?」

 「えぇ、私の妹を鍛えてくれない?」

 「子守は得意じゃない。」

 「謙遜しすぎよ。あなたは良い子守になれる。」

 「で、何をさせるつもりだ。」

 「簡単なことよ。今度の全学年合同のタッグマッチで妹とペアを組んで。だけど覚えておいて、妹に何かあれば・・・ササクレだろうと何だろうと、預けたときと寸分違わぬ姿で戻らなかったら、あなたも、仲間の筋肉軍団も、おしまいだ。」

 「お前も含まれてるよな?」

 「・・・残念なことにね。」

 「まあいい。・・・だが、俺達に兵器マニアは必要ない。」

 「きっと気に入るわよ。」

 「だといいが。」

 

-*自主規制*ビル-

 

 ガチャッ

 「おりm・・・」

 「ヒトノユメ、ヒトノゴウ・・・ソノスバラ・・・」

 「もぉぉぉぉぉぉぉぉ・・・またぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?!?!?!?」

 

-一年四組-

 

 「更識 簪ってのどこだ。」

 「あそこ。」

 カタカタカタカタッ・・・・・

 「中々やるな。椅子借りるよ?」

 カタカタカタカタ・・・・・

 「何か用事・・・?」

 「専用機開発してるって聞いた。本当か?」

 「そう・・・あなたのせいで。」

 「オイ待て更識、(倉持は)まだ絡んでねえ。」

 「えっ・・・?」

 「俺の機体は・・・名前何だったかな。何て呼んでた・・・。」

 「白式。」

 「ああ、そうだ。そう、倉持はIS開発に乗っかって、道草や寄り道や油を売りまくってた。すると突然出てきたのが初の男性IS操縦者だ。倉持の連中はこれを好機とみて更に納期を延ばそうとした。そして倉持は倉庫の旧型機を引っ張り出した。事態は最悪、多くの技術が消えていった。開発計画も一緒にな。白式はその混乱の中で篠ノ之束に弄くり回されて出来た機体だ。倉持は・・・ただものぐさなだけさ。お前の機体を作ろうと思えば作れていたはずだった。」

 「・・・。」

 「・・・やはり無駄足かな。」

 ガタッ

 「待って。無駄足じゃないわ。」

 「・・・。そのようだ。」

 スタスタ・・・

 

-整備室-

 

 「・・・駆動系の反応が悪い。何で・・・?」

 「アイヤイヤイヤイどうしたんだ~、アイヤイヤイヤイ何で~♪」

 「!?どこから入って来たの!?」

 「奥から。なあおい、一人で抱え込むなってこの大馬鹿野郎!」

 「・・・。」

 「けど、手を貸せるのも私達しかいませんわ。」

 「!?」

 「IS何て携帯電話だ。助言が欲しいか?」

 「助言って何。」

 「口の利き方を知らん女だ。」

 「俺もそう思う。」

 「良く言うよ。」

 「助言って何だ。」

 「同じじゃない・・・まあ良いわ。あのロシア人・・・あれ、トロイ女・・・?何だっけ。何て名だ。・・・何て呼んでた・・・まあ良いわ。アレだって一人でISを開発したわけじゃない。行き過ぎた感情は身を滅ぼすわ。」

 「・・・。」

 「ISは作れる。だが、俺達が一つのチームになれば、だ。お前にその気があるか?更識。」

 「・・・苗字で呼ばれるのは好きじゃない。苗字で(私のことを)呼ぶヤツは凡人、学園の屑よ。呼び方は・・・学ばないとね。」

 「何て呼べと?」

 「簪でいい・・・。」

 「「「オーケー、分かった。」」」

 

-夕方-

 

 「蘭、今度学園祭があるんだってなぁ。」

 『!!あ、あれですか!中止になりました!』

 「そうか、それは残念だ。」

 『失礼しまーす!』

 ブツッ!ツーッツーッ・・・

 

-四組-

 

 「簪、飯食いに行こう。」

 「うん、でも一人で。」

 「奢ってやるから。」

 「行く。」

 「」

 「おい、あの織斑筋が閉口したぞ。」

 「あり得ないね。」

 「まあいい。さっさと飯食いに行こう。」

 「今日はチキン南蛮か。簪はどうする。」

 「素うどん。かき揚げ付きで・・・。すごくヘルシー。」

 「ほう?かき揚げか。簪、私と勝負だ。どっちが早くかき揚げを食べるか、テキパキサクサクと。」

 「私、全身浴派なの。」

 「む・・・。」

 「ラウラ、一本取られたな。」

 「・・・。」

 「どこが開いてる?」

 「隅っこが良い。奥の方のテーブル・・・あそこが良い!」

 「簪、お前見た目より目良いな。」

 「これはただの携帯用ディスプレイだから。」

 「成る程な。値段を抑えたわけだ。なあ、壊物のコツを教えようか。」

 「いい。どうせロクでもないんでしょ。」

 「ああ、全くその通り。」

 「・・・。」

 「おい、このチキン南蛮出来たてで美味いぞ。簪も一つどうだ?」

 「・・・そうやって女の子(の女子力)を墜としてるの?」

 「いいや!」

 「馬鹿め!」

 バサー!【220/200】←チキン南蛮(激辛化)

 「んー、良い感じだ。美味そうだ。」

 「ああ・・・やり過ぎだが、良い。」

 「」

 「おい箒、とうとう簪から一本取ったぞ。」

 「ああ、やったな。」

 「なんでそんなに私に構うの・・・?」

 「歓迎会みたいなもんだ。気にするな。」

 「そうだ。私だって入学したときは量産型だった。」

 「今は?」

 「もっと使い物にならんヤツが来た。」

 「箒、あなたの機体は第四世代よ。」

 「只のカカシですなぁ。私達なら、瞬きする間に粉砕できる。忘れないことだ。」

 「第二世代のほうが頑丈だって言いたいの?」

 「その通り。使いたいか?使って良いぞ。」

 「いらない。そんなカカシ。」

 「結構。」

 「ああそうだ簪、今日がタッグマッチの応募締め切りなんだが、放課後空いてるか?」

 「ISを整備するつもりだったけど、その前のちょっとの時間なら。」

 「OK。職員室の申し込みについてきてくれるか?」

 「分かった。」

 「それはそうと、トーナメントまでにISを完成させないと。私達も放課後からサポートに入ろう。」

 「良いの?」

 「簪、これまでのことを考えて、行事がまともに進むと思うか?」

 「いいや。」

 「ああ。そのとき、戦力は一つでも多い方が良い。敵はカカシに変わりないが、準備は万全にしとかないとな。」

 「敵さんの期待を裏切っちゃ悪いってこと?」

 「そうなんだよ。」




ああ駄目、こんなのISの帝王じゃないわ!語録のついたISよ!
だったら読めば良いだろ!
そんな・・・。


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第47話 このISのボルト2、3個ぶっとんでんじゃねーの?

ちょっと、投稿してもいいかな?
ダメだ
いらん
後にしろ
・・・言うと思った(POTI☆
ブワッハハハハハハハ!!!


-第二整備室

 

 「ISはどのくらい出来上がってるんだ?」

 「このぐらい・・・。見た方が早い。」

 パアァッ←IS展開

 「どこで組み方を習った?」

 「まだ、武装が・・・。」

 「例えば?」

 「マルチロックオンシステムと・・・荷電粒子砲。」

 「何でそんなおもちゃを・・・。」

 「おもちゃなのは・・・仕方ない。」

 「代わりにこれを積むか?」

 「何?」

 「レールガンってやつだ。」

 「・・・あなた、一夏じゃない。」

 バリッ!

 「参ったな。もうばれたか。大佐のフリは難しい」

 「分かる。EM銃の使い手はあなただけ。」

 「ラウラはもう行ったぞ。」

 「!?」

 「だが、お前はお前の姉より、ずっと見込みがある。」

 「それは慰め?」

 「俺は嘘は言わん。」

 「・・・。」

 「装甲の組み付けが甘い。だが、そこさえ何とかすれば、後は大丈夫だ。」

 「分かるの?」

 「分かるさ。お前も、じき分かるようになる。冷えたジュースを買ってこい。作業はそれからだ。」

 「うん。」

 スタタタタタタッ・・・

 「おりむ~、女の子はいつでもダイエット中なのだ~。」

 「それがどうした!」

 「ジュースなんか勧めちゃ駄目だよ~。」

 「だったら運動すれば良いだろ!」

 ガッ!【9988/9999】

 パキンッ!【0/2000】

 「そういうことじゃないのだ~。」

 「スパナで俺を殴るのは止せ。スパナが勿体ない。それに、修理申請をするのはお前じゃない、俺だ。」

 「うぃ!」

 「ただいま・・・。あれ、スパナが折れてる・・・。」

 「おじょうさまー、ごめんなのだ~。」

 ギロッ!

 「本音、今すぐ買いに行って!」

 「うえぇ~・・・。」

 「早く行け!簪の気が変わって、退学書を書かれる前にな!」

 「!!」

 ダダダダダッシュ!

 

-夕方-

 「ふう・・・完成した・・・。ありがとう、織斑君。」

 「慌てるな。まだ終わっちゃいない。」

 「?」

 「おりむ~、第六アリーナ取れたよ~!」

 「テスト飛行する気じゃないよな!?」

 「・・・やるとも。」

 「行こうぜ!」

 

-第6アリーナ-

 「スラスター出力、正常。・・・織斑君はチェックしないの?」

 「チェック?何を。」

 「・・・油圧とか。」

 「どの油圧?おめでとう。デタラメのガバガバだ。」

 「じゃあ・・・先に上に行って。」

 「OK!」

 パアァッ

 「・・・それは何?」

 「固定砲台(白式)だ。」

 シュゴォォォォォォッ!!!

 「どうした、上がれ!」

 ゴォォォォォォォォッ!!!

 「・・・どうしたの?上がらないの?」

 「上がりやがれ!」

 ゴォウォォォォォォォッ!!! 

 フッ・・・ズドォンッ!

 「駄目そうだ。」

 「上昇するってことが?」

 「まあ、そんなところだ。・・・ラファールを借りてこなくちゃ。」

 「駄目。・・・出払ってる。」

 「諦めるのはまだ早い。あそこを見ろ。」

 「・・・何?」

 「誰かが置きっぱなしにしてる。」

 「!!だめ、それは止めた方が・・・。」

 「グランドへの無断駐機は高くつくもんだ。」

 「」

 ガチャッ

 「急ごう。ディナーの時間がなくなっちまう。」

 シュゴォォォォォォッ!

 「簪、(ISの)調子は?」

 「(バグが)多すぎだけど、・・・良い。」

 

-5分後-

 

 「・・・大体できた。・・・今日はありがとう。」

 「帰ろう。腹ペコだ。」

 「うん・・・。」

 シュゥゥゥーン・・・ボンッ!

 「「!?」」

 〈何で!?反重力制御が!!〉

 「ウォォォォォ!!」

 ガシャァァァァァァァン!!【103/3000】←タワー外壁

 「(このタワーも)年だなぁ。」

 「お、織斑君、大丈夫・・・?」

 「柔らかいクッション(タワー外壁)のお陰で無事だ。」

 『ちょっと!そこの生徒!今の音、何!?こっちにはタワーの破損って出てるんだけど!?』←先生

 「お気になさらず!タワーの点検です。」

 『ほ、本当に!』

 「今直す!」

 ゴンッ!バキッ!【0/3000】

 「・・・あ、壊した。」

 「予備がある。」

 ドスゥン!

 「これで(交換)出来た。」

 『直ったわ。疑ってご免なさいね。』

 「」

 「帰ろう。食堂が閉まっちまう。修理は明日だ。」

 

-同じ頃、武道館-

 バキッ!

 「楯無、もう終わりか!?(武道館の)使用料を払った。もっと見せろ!」

 「いやぁぁぁぁっ!」

 バキッ!

 「また寝てるのか?」

 「イエ゛ェェェェェアッ!」

 ガボッ!

 「(プロテインは)美味いか?」

 「もっと頂戴!」←筋肉痛

 「今日の訓練はここまでだ。」

 「はぁ、はぁ・・・。時々思うんだけど、箒ちゃん達って一体何もの?教えて頂戴!」

 「駄目だ。」

 「駄目ェ!?何でよ!」

 「教えないんじゃない。教えられないだけだ。実はな、私達もよく分かってないんだ。気が付いたら、強くなってた。」

 「」

 「行こう。飯の時間だ。・・・悪いが、二年生の寮食堂案内して貰えるか?一年の所は混んでいてな。」

 「いいわよ。行きましょう。」

 「あぁ。」

 トコトコ・・・

 「・・・ねえ、箒ちゃん。あなたはお姉さんのことどう思ってるの?」

 「逝かれた天災。」

 「亡霊かしら・・・。」

 

-翌日の放課後、第二整備室にて-

 「編集長、調子は?」

 「悪くなかったけど、織斑君がこんな所に呼び出すなんて。何の用事?」

 「ISを弄れるか?」

 「整備でも改造でも何でも出来るわよ。」

 「修理を頼む。これでどうだ?」

 「・・・OK。これで修理できるわ。」

 「・・・織斑君、この人誰?」

 「黛薫子。新聞部の部長だ。」

 「へー、君がたっちゃんの妹さん?」

 「・・・一応。」

 「流石は織斑君が手を掛けるだけはあるわね。たっちゃんの100倍は賢そうだわ。」

 「100?1、000の間違いじゃないのか?」

 「言われてみればそうね。始めましょ。」

 「速さが肝心。」

 

-一時間後-

 「ま、こんなところね。・・・っち、一時間。かかりすぎね・・・。」

 「!?」

 「簪は知らないだろうが、編集長は精神的におかしくなる前、ISの整備資格を取った。」

 「何で学生を?」

 「織斑千冬(ブリュンヒルデ)に惚れちまってさ。」

 「(あんなのに)惚れるとはな。」

 「嘘だとでも?」

 「あぁ、常識的じゃない。非常識。」

 「仰る通り。」

 「・・・あの、テストフライトに・・・。」

 「駄目だ。」

 「駄目?!何で!」

 「外を見ろ。外を見ろって。見えたろ暗い空。シールドバリアに激突する方に1000円。始めようか?」

 「・・・今、作業中。」

 カタカタ・・・・・

 「おや、そうかい。」

 「調子の良いことで・・・。」




B 書けたらWardの文章をコピーして、ハーメルンへ貼り付けてやる
A 俺もビッグだったもんだ!ランクインか!
B 眠りに堕ちやがって・・・いつの話してんだ
A 一年前
B 結構、(明日も)よろしく(あるとは言ってない)

失踪したんじゃない!本当に忙しいんだ!(弁明)


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第48話 どこの馬鹿だ、無人機寄越したのは

A怖いわ~組合員よぉ
Bもっと刺激が欲しいかえぇ?ムキムキするような腹筋だ!腹筋が欲しいだろ!お前にも寝るだけアンダーコア味わわしてやる!


-夜、1025号室-

 コンコンッ

 「誰だ?」

 ガチャッ

 「ちゃお!」

 ドンッ!

 「・・・何これ?」

 「茶だ。」

 「何で?」

 「『茶を』って言ったろ。違うのか?」

 「いや、挨拶の方の・・・。」

 「じゃあな!」

 ズドォォォォォォォォォォンッ!!!【4000/5000】

 「ゲホッ、ゲホッ!何するのよ!」

 「チャオってのはサヨナラって意味の方が強いぞ。知らないのか?」

 「あら、そうなの・・・。」

 「辞書読め。」

 「そうするわ。」

 「で、何の用だ。」

 「雑談よ。一夏君と織斑先生は仲が良いなと思って。」

 「腐れ縁。」

 「織斑先生は君にだけ厳しいでしょ。」

 「嫉妬しているだけだ。」

 「分かってないな。死んでほしくないから、厳しくしてるんでしょ。」

 「死ぬ?俺が?あり得ないね。」

 「そうかしら・・・あら?」

 「これか?」

 バッ←扇子

 「そう、その『油断大敵』扇・・・。」

 「まだやるか?」

 「・・・疲れたわ、マッサージして。」

 「俺の部屋に来て言うな。」

 「えぇ、君が一番上手いもの。・・・あれ?一夏君?」

 

-1025号室前の廊下-

 「簪。丁度良いところに来た。」

 「・・・何?」

 「俺の部屋に水色のGがいるから、荷電粒子砲で消し飛ばしてくれ。」

 「分かった。」

 チャキッ

 「開けるぞ!」

 ガチャッ!

 ビシューンッ、ビシュッ、ビシューン!!【1000/5000】

 「あっつ、あっつ!ちょ、一夏君!?!?!?」

 ガチャーンッ・・・

 「窓割って逃げたか・・・。」

 「・・・今の声?」

 「さあ、誰だろうな。ありがとう。これで今夜はぐっすり寝られる。」

 「そう、・・・良かった。・・・あの、これ作ったから・・・その、・・・食べてみて。」

 「カップケーキか。」

 「嫌い?」

 「いや。」

 パクッ

 「・・・中身は、何だこれ?」

 「知らない方が・・・良い。」

 「」

 「じゃ、じゃあ、おやすみ!」

 ダダダダダッシュ!

 「・・・?寝るか。」

 

-タッグマッチトーナメント開会式-

 「それでは、生徒会長の話です。」

 「おはよう、皆さん。今日は――タッグマッチトーナメントですが、――勉強になると――」

 「あのお方、いつまで喋る気でしょうか?」

 「止しなさいよイギリス。アンタの何もそうでしょ。」

 「な・・・。」

 「一本取られな、セシリア。」

 「二組から話し掛けるのは止せ。箒も煽るな。」

 「それじゃあ、今回の特別イベントよ!じゃぁん!『優勝ペアを当てて食券をゲットしよう!』」

 「賭けは止せと言ったろ!」

 ズドォォォォォォォォォォンッ!!!【4400/5000】

 「やったか?」

 「(急所は)外した。」

 「一夏君!まだ試合は始まってないわよ!」

 「ピンピンしてる。」

 「分かってちゃいたが、タフだ。」

 「それでは、第一試合を発表します!ドンッ!」

 『織斑&更識(簪)VS篠ノ之&更識(楯)』

 「では、移動して下さい!!」

 

-第四アリーナにて-

 「久しぶりに本気で暴れられそうだ。」

 「全くです、大佐。」

 「このところ豆腐みたいなのばかりが敵だったからな。」

 「みんな、しっかり準備運動しときなよ。」

 「シャルの言う通りだ。始めよう。」

 

 〈・・・ん?〉

 「シャル、どうした。上ばっかり見て。」

 「・・・もしもし、問題発生。伏せてぇー!!」

 ガシャァァァァァァァンッ!!!

 「伏せろ、伏せてろ!」

 スドーンッ、ズドーンッ!

 「くそ、あのウサギ、からかいすぎたか・・・。」

 「・・・!?やばいですわ!」

 ヒョイッ

 ・・・ドォォォォォンッ!!

 「前より硬くなってない?」

 「おそらく。クソッ!火力が足らん。」

 「イギリス!バカなこと聞いて悪いけど、弾余ってたら貰える?」

 「弾倉が小さいのですわ。」

 「んなことだろうと思った。」

 「ボーデヴィッヒ、節約しろ!」

 「お前もな、篠ノ之。」

 ピリリリリリリッ!

 「俺だ!」

 『織斑、追い返せそうか?』

 「チェーンガンでもあれば。」

 「・・・どうした一夏?」

 「弾が切れそうだ。また戻って来る。」

 「戻れるのか?」

 「・・・イピカイエーか。伏せろ!」

 ズドドドドドォォォンッ!!!

 「箒、弾は?」

 「後、1発。撃つか。」

 ドォンッ

 ドガガガガカガガガンッ!!!【【【0/20000】】】

 シューンッ・・・チュドォォォンッ←撃つ前に投げられた手榴弾

 「・・・やったのはどなたかしら?」

 「私は弾切れよ。」

 「・・・誰がこんなことを?」

 「知らん。だが、私達を殺る気なら、もう撃ってる。」

 「おい、鈴!あれを見ろ。」

 ヒョロロ〜〜ファンファンファン

 ヒョロロ〜〜ファンファンファン↑

 「落ち着け、みんな。」

 スッ←グラサンを取った音

 「日本は狭いなぁ、鈴、一夏。」

 「御手洗じゃない!噂じゃ死んだって聞いたわよ!」

 「それは俺も聞いた。調子はどうだ?」

 「まあまあね。・・・全部一人で?」

 「今は一人だ。知ってただろ。」

 「聞いてたけど、信じてなかったのよ。」

 「うん、信じたな。・・・学友か?」

 「えぇ、篠ノ之、セシリア、ラウラ、シャルロット。それに更識簪よ。」

 「御手洗。」

 スンッ

 「お前は一匹狼というやつか?」

 「そう呼ばれてきた。(一夏と鈴が居なくなって)だいぶ丸くなったが。」

 「・・・そうでもなさそうね。別の噂を聞いたわ。あんた、マムシに噛まれたって?」

 「ああ噛まれた。その後5日間苦しみのたうち回って・・・・・マムシが死んだ。」

 「だろうな。会いたかったぞ数馬。」

 

 「こんな狭いところで何してるんだ?」

 「知ってるだろ?」

 「気が付いたらお前が居なくなってた。」

 「新聞読め。」

 「興味ないな。」

 「んなことだろうと思った。・・・何でここに来た。」

 「誰のものでもないISが飛んでいるのを見つけてな。あれは携帯の中の携帯だよ。売って大分稼いだ。」

 「出所を知ってるか?」

 「篠ノ之束ってヤツだよ。」

 「それは知ってるんだな・・・。」

 「生きて連れ帰るんなら人数が必要だ。」

 「ああ・・・数馬、手を貸すか?」

 「悪いが一夏、俺は一匹狼だ。」

 「ああ、悪いな・・・。」

 「うん。じゃあ元気でな、一夏。」

 「ああ、また会おう。」

 「そうだ一夏、忘れるところだ。」

 「?何だ。」

 「乱暴者の友に、友情の印を。今日は、弾の妹の学園祭だそうだ。」

 「中止って聞いたが?」

 「学園と、生徒はそう思ってない。これが招待状だ。弾から預かった。」

 「そうか、分かった。ありがとよ、数馬。・・・そろそろ試合に戻らなきゃ。」

 「良いさ、ガンバッテー。」

 シュゥゥゥゥゥゥン・・・

 「・・・私、何を見逃したのかしら?」

 「試合しながら語ってやる。さぁ、行こう!」

 え?試合?一夏と箒が決着着かずで日没コールドになりました。

 

-翌日、夜-

 「ん?織斑、散歩か?」

 「まあ、そんなところだ。」←招待状あったのに学園祭の入場を拒否された

 「迷子になったような顔だ。」

 「ほっといてくれ。・・・丁度良い。思い出したついでに言っておく。」

 「何を。」

 「家族のこと。」

 「なぜ。」

 「家族がいた。」

 「おい、一夏。夏バテでボケたのが私だけじゃないのは嬉しいが、奴らはもうあの世だろ。」

 「妹がいた。」

 「・・・ソイツは可哀想に。」

 「そう思うか?」

 「あぁ、思っている。」

 「俺もだ。」

 「織斑、そっとしておいてやれ。」

 「心に誓おう。」

 「まだ心があるなら。」




ちゃんと(コメントを)書けるよな?


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第49話 E(えらい)O(漢らしい)S(装備ですね)

メリークリスマス!クリスマスはやっぱりぃ!?
ズドォォォォォォォーンッ!【0/10】
コマンドーだろ?



-放課後の食堂にて-

 「で、話しとは何だ?」

 「」

 「ラウラ、そんなに威圧しちゃ駄目だよ。ね、簪さん。」

 「・・・。」

 「はい、冷えたジュースに替えよ。それ、もう温いでしょ。」

 「それで、答えは決まったか?」

 「・・・。」

 「話にならん!お前は唇にリップクリームと間違えて糊でも塗ったのか!」

 「!!わ、私は・・・何て言うか・・・。」

 「ハッキリと言え!」

 「そ、その、希望がないって言うと嘘・・・。けど、何て言うかそんなのでは・・・ない。」

 「何だ、ハッキリと言え。」

 「感謝は・・・してる。けど、そこまでしたいわけじゃない。」

 「このやり方には馴染めない。」

 「・・・うん。」

 「・・・。」

 「そうか。・・・気が向いたらいつでも来てくれ。待ってる。」

 

-身体測定の日-

 「織斑君、遅くなりました。書類の整理に時間がかかって――」

 ズドォォォォォォォーンッ!【1/3000】

 「待つのは苦手でね。」

 ガラッ

 「山田先生・・・。織斑、こいつはどうした?」

 「ここに来るなり、ばったり。夢の世界に旅立っちまった。」

 「んん。おい!山田君!起きないか、このぉ!」

 バキッ!【0/3000】

 「あ、殺した。」

 「(残基に)予備がある。」

 バチッ!←AED

 「はっ!こ、ここは?」

 「いつまで寝てる、さっさと測定席に着け!」

 「は、ひゃい!」

 「いいぞ、入ってこい!」

 ガラッ

 「ん?測定って織斑君がするの?」

 「う、嘘!?」

 「ほ、本当だ!昨日の晩ご飯おかわりしちゃった!」

 「安心しろ、少しの脂肪なら腕力で誤魔化してやる。」

 「胴体真っ二つにならない・・・よね?」

 「さあな。」

 「「「」」」

 「始めよう!山田先生。記録ミスをしたら、溶鉱炉で溶かすぞ。」

 「あ、ありえません・・・。たぶん・・・。」

 「じゃ、行こう。」

 「はーい!一番!相川清香!入りまーす!」

 「相川、(臨海学校から)見ないうちに貫禄が付いたようだな。」

 「そ、そう?織斑君は、随分と締まったみたいだね。」

 「友の忠告だ。」

 「な、なに?」

 「ジム通った方がいいよ?」

 「・・・あのー、織斑君と相川さん。そろそろ初めて貰えませんか?」

 「あぁ、悪かった。始めるぞ。」

 「お願いしまーす!」

 ギュムッ!【150/200】

 「グエッ!」

 「バスト65、ウエスト40、ヒップ80。次。」

 「た、タイム。」

 「どうした。」

 「か、体がちぎれる。」

 「「「チェンジで!」」」

 「そうか・・・。」

 トボトボ・・・

 「惜しかったな。あと一歩だった。」

 「あぁ、やり過ぎた。」

 「なに、また機会があるさ。」

 「お断りだね。」

 

-数日後、一年合同実習-

 「おい、筋肉に自信のある手前ら。前へ出てこい。」

 「何だ。」

 「先日の襲撃事件の迎撃(とその後のトーナメント戦)で、お前達がアリーナを滅茶苦茶にしたな。よって、当分の間ISの使用を禁止する。」

 「そうか。いつも通りだな。で、何をさせるつもりだ?」

 「あぁ。山田君、頼むぞ。」

 「はい!じゃあ、こちらに注目してください!」

 「何が入ってるか知ってるか。」

 「悪いが知ってる。」

 「まあ、そうだろうな。」

 「黙ってろ。」

 「はい、では、オープン・セサ――」

 「焦れってぇ!さっさと開けッてんだこのぉ!」

 バキィィィンッ!【42/200】

 「やっぱりEOSか。」

 「おぉ、ハニー。」

 「ようやく筋トレ道具のお出ましだ。」

 「鬼に金棒ってヤツ?」

 「そうだ。乱暴者の生徒に、友情の印を。・・・乗れ。」

 「ありがとよ。」

 ガチャ、ガチャッ・・・

 デェェェェェェェェェェン!【999999/999999】

 「馬鹿なこと聞いて悪いが、ISの時よりフィットしてないか?」

 「バッチリだ。余計な補正がないお陰で、乗りやすい。」

 「じゃ、山田先生。その他の生徒の指示は任せた。」

 「はい!」

 「手前ら、並べ。」

 「何をさせる気だ?模擬戦でも使用ってのかい?」

 「そうだ。文句でもあるのか?」

 「クラシックに?」

 「織斑、それはよせ。デュノアとオルコットと更識が死ぬ。」

 「そうか。じゃ、何でする。」

 「ペイント弾。」

 「おいおい、ス○ラトゥーンごっこでもさせる気かよ。」

 「なに、楽しいアート製作だと思えばいい。」

 「報告書は?」

 「山田先生で。」

 「OK。始めよう。」

 ノタノタ・・・

 「お、重い。」

 「動かしづらいですわ。」

 「これ・・・重すぎる・・・。」

 ヒュンヒュン!

 「ば、化け物ですわ・・・。」

 「僕もそう思う。・・・一夏達って、本当に何者?」

 〈やっぱり、断ろうかな・・・。〉

 

 「大佐ァ!その程度ですか!?」

 「今行くよ!」

 ガガガガガガガッ!!!

 「っく、流石だメイトリクス!」

 「その呼び方は止せ!」

 ズドォォォォォォォーンッ!【14/16000】

 「やるじゃない篠ノ之!」

 「来いよまな板。怖いのか?(ペイント)銃なんか捨てて、かかってこい!楽に倒しちゃつまらんだろう。ナイフを突き立て、私が苦しみもがいて、転がる様を見るのが望みだったんだろう。そうじゃないのかまな板!」

 「てめぇを殺してやる!」

 バキッ!【1/3200】

 「こいつを仕留めるなら、怒らすのが一番だ。」

 「あぁ、全く。」

 「じゃ。」

 「始めるか。」

 「「アート作品(ペンキぶちまけ)の製作を!」」

 ズバババババババッ!

 ベシャッ【3550/3600】

 「デュノア!邪魔だ!隅に避けてろ!」

 ザバァッ!【2788/3000】

 「セシリア!俺の射線を開けろ!さもなきゃインクで(金髪ドリルを)吹っ飛ばすぞ!」

 〈わ!速く逃げなきゃ!・・・ど、どこに?〉

 ビシャッ!【11999/12000】

 「「悪い、簪。少し避けててくれ。こっちは(山田先生を忙殺するので)忙しいんだ。」

 「」

 

 「はーい!授業を終わりまーす。」

 「終わりィ?EOSに乗せといて、もう(EOSが)クビかよ。」

 「ええ、片付けを・・・ア゛イエ゛ェェェェェェェェェ!?!?!?何ですかこれェェェェェェェェ!?!?!?」

 「現代アートだ。」

 「これは・・・〈*自主規制〉あたりかしら?」

 「現代アートはお好き?」

 「ええ、ゾッコンですよ。」

 「ソイツは良かった。じゃ、片付け任した。」

 シュババババババババババッ!

 「あぁ!織斑君、片付けは手伝って!・・・篠ノ之さーん・・・いないですね。オルコットさーん・・・いないのか。デュノアさーん・・・もいないのか。更識さーん・・・は二年生か・・・。」

 〈忘れられてる・・・?〉




A クリスマスが来るから投稿してやれ。
B まだ12が・・・・・もう12月じゃねえかぁ!!!
A お前、前書きのこと忘れてないか?


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番外編 アウトレイジ

今回の話しには、過激な発言や描写が含まれていま・・・いつもか。

作Aが思いつきで書いたものです。続編を書く予定は一切ありませんが悪しからず。


 この日、1年1組ではクラス代表を決める会議が開かれていた。

 「手前らは黙って座っているだけなのか!」

 教壇に立つ織斑千冬は、痺れを切らし怒鳴る。けれど、それに萎縮しているのか一向に立候補する者は現れない。

 「出せッてんだよこの野郎!自薦・他薦は問わんぞ!」

 痺れを切らした千冬は、生徒に向けて更に檄を飛ばす。

 「はい!織斑君を推薦します!」

 「私もそれが良いと思います!」

 「んじゃ、私も織斑君で!」

 すると、次々と織斑一夏がよいという意見が出た。確かに他人になすりつけるのは楽だ。

 「おい、待てや!」

 しかし、当の本人はその限りではない。

 「手前、一体誰の許しを得て推薦してんだこの野郎!」

 怒号がクラス中に響き渡る。

 「そうですわ!納得がいきません!」

 そして、それに賛同する者もいた。もっとも、彼女の場合はもっと違う理由がある。

 「あなた方は何をやっているのかお分かりでして!ここ、誰の学園だと思ってらっしゃるのか・・・。」

 セシリア・オルコットは、まるでIS学園を自分が仕切っているかのような口調で語り始める。

 「何だこいつ。」

 急に割り込まれて、一夏は少し目を丸くする。

 「腕っぷしで言えば、この私以外には適任はないでしょう!珍しいと言うだけでクラス代表を選ぶ?私が、こんな極東の島にまで出てきているのです。もっと私を敬うべきではないですか?」

 急に侮辱されたことが、推薦されたこととのストレスと合わさり一夏の怒りが頂点に達した。

 「ガタガタウルセえんだよ、馬鹿野郎!ぶち殺すぞ、ゴラァ!」

 「あなた、一体誰に向かって喋ってるのですか!」

 「ふざけんなこの野郎!」

 しかし、一夏の怒号にセシリアは一歩も引かず応戦する。

 「調子に乗ってますと容赦しなくてよ!」

 「だからやってみろつってんだよ、この野郎!」

 その瞬間、セシリアはスッと一歩引いてニヤリと不敵な笑みを浮かべた。

 「そうでして。では、決闘が手っ取り早いですわ!」

 「決闘?(教室では狭すぎて)決闘できないよ。」

 相手に少しばかり流れを持っていかれた。一夏は、トボけた振りをしてその流れを取り戻そうと試みる。

 「もっと血が見たいのでして?」

 「うるせえ!こっちが決めんるんじゃボケェ!」

 「な!ただじゃおきませんわ!ぶち殺して差し上げましてよ!」

 セシリアは、プライドの化身といって差し支えない。煽られれば、本能で反応してしまうのだ。

 「殺れよこの野郎!おもちゃかそれ!」

 セシリアが耳にぶら下げる、待機状態のブルーティアーズを一夏は指差して更なる挑発を行う。

 「殺って差し上げますから道具持って来なさい、東洋の猿!」

 「だから(まずはISで)殺ってみろってんだ!」

 「やめてください!」

 「ああ?!・・・。」

 しかし、罵り合いは山田先生の一声により妨げられ、急速に終焉を迎えたのだった。

 

 それから一週間後。なんとか抗争に発展するような事態だけは避け続け、決闘当日になった。

 「なあ、山田先生よ。」

 しかし、まだ問題だらけのままであった

 「どうしました?」

 「俺のISは?」

 そう、ISが届いていないのだ。いつもの筋肉の方は必要としない・・・いや、寧ろ邪魔なぐらいなのだが、この一夏はヤクザである。流石に素手でISをぶちのめすほど強くはない。

 「え、えっと・・・。」

 「出せッてんだこの野郎!これじゃ(決闘が)できねえじゃねえか!」

 常に強気でいるが、むざむざ命を捨てるようなことはしない。

 「織斑!そこまでだ。ISが来たぞ。」

 そこへ織斑先生がやって来て、そう一夏に伝えた。

 「あぁ。わかった。」

 ゴンッという鈍い音がした後、扉が開いてISが現れる。それは白一色の、飾り気のないというよりは無地といった方が正しいような白いISがそこにいた。

 一夏は特に迷うこともなくそれに乗り込む。

 すぐにISが一夏の体を包み込んだ。

 「乗ったか?」

 「あぁ。」

 「乗ったらさっさと行け!」

 「行ってやるよこの野郎。」

 「だから行けっつてんだ!」

 千冬は回し蹴りを噛まし、カタパルトの代わり一夏をグラウンドへ蹴り出す。

 「あら、ようやくお出ましでして?」

 それが丁度、待ちくたびれたセシリアがピットに戻ろうとしたタイミングと重なってしまう。

 「手前から吹っ掛けておいて、今更逃げるのかよ。」

 「あなたがトロイからですわ!どういう教育なさっているのか・・・。」

 「ウルセぇんだよ馬鹿野郎!」

 「タダじゃおきませんわ、ぶち殺して差し上げます!」

 その瞬間、開始の合図が鳴った。

 「汚えお嬢様だな?」

 セシリアが奇襲気味に放った1発目を避けつつ、一夏は武器の確認に入る。

 「調子に乗ってると、容赦しなくてよ!」

 機動力を生かし距離を取った一夏だったが、武器が刀一本であることに気付く。

 〈鉄砲玉になれってのか?〉

 「さっさと(武器を)出しては如何でして?」

 「お前こそ出せッてんだこの野郎!」

 しかし、どうやらこのレンジはセシリアの得意とするレンジだったようで、一夏はレーザーの雨に晒される。

 それでも、被弾は最小限に留めて反撃の機会を窺う。

 「(威勢が悪いことに)文句あるんかい。」

 「ありますわ、チンピラ風情が!」

 「誰がチンピラじゃ。」

 セシリアは、一夏の地雷を踏み抜いてしまった。一夏は、隠し持っていた拳銃でブルーティアーズのビットの一つを撃ち落とす。

 「やったろうやないかい。」

 破裂音が連続して三度響いた。そして、ものの見事にビットを三機破壊した」

 「な!チンピラ一人やれないなんて・・・とんだ欠陥武器を寄越したものですわ。」

 セシリアは、操縦の未熟さを棚に上げて人に責任をなすりつけようとする。

 けれど、それが致命的な思考であった。

 彼女が気付いたときには、一夏は彼女の真後ろで銃を突きつけていた

 「っく、降参ですわ。」

 「悪いと思ってるのか?」

 「えぇ、あなたがね!」

 バッと、セシリアの腰部から棒が二本せり上がり、ミサイルを発射した。堪らず退散する一夏。

 「あなた、誰に向かって口を利いていらっしゃるのかしら?」

 「何だお前、調子に乗りやがって。」

 「あなたはいつもトロイのですわ!」

 「調子乗ってると容赦しねえぞ!」

 一夏は逃げるのを辞め、刀でマイクロミサイル2発を切り落とした。

 そして、瞬時加速で以てセシリア肉薄。体当たりするようにぶつかると、そのまま壁まで押し込む。

 「い、言うとおりにしますので。」

 喧嘩を売ってすいませんでしたと、セシリア。

 「悪いと思ってるなら、指詰めろ。」

 一夏の気迫に気圧されてセシリアは機体のカラーよりも青くなる。

 「ゆ、許してくださいませんか?」

 「かっこつけてんじゃねえ!」

 一夏が、刃物を振り下ろす。

 「ア゛ァァァァ・・・あれ?」

 しかし、痛みが来ない。セシリアが恐る恐る目を開けると・・・。

 「な、これは何でして!?」

 無数の折れた刃物が、グラウンド内に散乱していた。

 〈絶対防御のお陰ですわ!〉

 以降、セシリアは指の恩としてブルーティアーズを大切に扱ったのであった。




偶には違うネタを使うのもいいもんだよなあ。だが、コマンドーの語録ほど扱いやすいものはねえ。今回、それが良く分かった。


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第50話 子守は得意じゃない

A コメント来てるぞ
B 返す暇もねえよ


-倉持技研の前にて-

 〈ここがそうか。走ってくるにはちと遠いが、いい運動になった。だが・・・面倒だ。〉

 

-3日前の夜-

 「織斑君、倉持技研からオーバーホールの――」

 「山田先生、任せた。」

 POI☆

 「グエッ!?」

 「・・・分かったよ。」

 

-今に至る-

 「ドアノブがないな。・・・OK!」

 ズドォォォォォォォーンッ!【0/200】

 「ん~少年、イイ威力だ。」

 「そう思うか?」

 「もう少し派手な方が好みかな。」

 「俺もだ。」

 「あぁ!?所長!何やってるんですか!!」

 「いやいや、私じゃなくてこの少年が――」

 「いい大人が責任転嫁しないでください!で、君が織斑一夏君だね?大丈夫だっ・・・大丈夫そうだね。」

 「あぁ、早く案内してくれ。不審者の子守は得意じゃない。」

 「すまないね、所長は見ての通り変態で。」

 「私は変態じゃない!」

 ブンッ←モリを投げた音

 パシッ【9999/9999】

 「今度投げてみろ。・・・殺すぞ。」

 「悪い悪い。しかし、少年、イイ反応だったぞ。それより、私の部屋でイイコトしないかい?」

 「断る。」

 「ババ抜きとかさあ?」

 「二人でか?抜いてる暇もねえよ。」

 「じゃあ――」

 「所長黙ってください。申し訳ないね。少し待ってて貰うようになるけど、冷えたジュースでも飲みながら待ってて。」

 「あぁ、できるだけ早くしてくれ。」

 スタスタ

 ベシャベシャ・・・

 「所長!体拭けッてんだこのを!」

 「ヌハハハ!気にしたら負けだ!!」

 「後で掃除しなくちゃいけないでしょうが!」

 「そうかそうか。では乾くまでここにいよう!」

 「どれだけ時間を――」

 「すぐ乾かしてやるよ!」

 ゴォォォォォォォォォォッ!【100/200】←火炎放射器

 「これで乾いた。」

 「おぉ、いい感じだ。採用するよ、織斑君。」

 「少年。女性はもう少し優しく扱うものだ。」

 「そうか、心に誓おう。」

 「心はあるのかい?」

 「実を言うと持ってない。」

 「ふははは、そう言うと思ったよ。」

 「分かったなら、早く来てくれ。」

 「ういー!すぐ行くから待っててナー。」

 

-それから30分後-

 「お待たせ、待った?」

 「遅刻だ。」

 「少年、一つ教えておこう。女性に待ったって聞かれたら、今来たところだって言うものだよ!」

 「本当にそうか?」

 「?」

 「少なくとも俺の知り合いには、そんなヤツはいない。」

 「それは君が思っているだけさ。乙女の美学を分からないやつはモテないぞ?」

 「それで結構。初めてくれ。」

 パアァッ←白式展開

 「ふーん、張り合いがないナァ。」

 「そいつは、お互い様だ。」

 「そう言えば、挨拶がまだだったね。私の名前は――」

 「篝火ヒカルノ。倉持技研、第二研究所で所長を務める。違うか?」

 「んー、惜しい。少し足りない。」

 「千冬姉と天災の同級生ってことか?高校の。」

 「良く知ってるね。どこで仕入れた情報?」

 「手先をチョチョッと動かせば、この程度の情報は手に入る。・・・知り合いが言っていた。誰だったかな。忘れちまった。」

 「まあ、いいかぁ。それよりもISだね。どれどれ・・・セカンドシフトしたって聞いてたけど、まさかここまで変化するかなぁ?」

 「あぁ、重くて使い物にならない。全部取っ払っちまってくれ。」

 「んーダメージの蓄積は・・・ないね。使った?」

 「2~3時間ぐらいは。」

 「」

 「取り外せるか?」

 「できるさ。こっちの技術者を総動員してやるよ。」

 「どのくらい掛かりそうだ?」

 「明日までには余裕っしょ。完徹するからね。」

 「あぁ、余裕だな。帰って良いか?」

 「ン~?ISがなくてもいいなら。」

 「永遠に持っててもいいぞ。・・・暇なら明日取りに来る。」

 

-その頃IS学園では-

 「かったるいわ。」

 「鈴、どうしたの?」

 「シャルロットは分からない?」

 「?」

 ガラガラガラ・・・カシャンッ

 「非常シャッターが!?どういうこと!?」

 「避難訓練の話は聞いてないし・・・。何かしら?」

 「よ、余裕だね。」

 「しっ、千冬さんから指示が出るわよ。」

 『聞こえるか?専用機持ち。地下のオペレーションルームに集合しろ。マップを送る。各自で確認しろ。極力()()は壊すな。OK?』

 「どうしよう・・・。」

 「行くわよ!シャルロット!」

 「行くって、どうやって!?ドアは全部閉まってるよ!?」

 「こうやるのよ!」

 ズドォンッ!【0/500】←衝撃砲

 「こ、壊すなって織斑先生が!!」

 「『ドアは』でしょ?床と壁は言ってなかったわよ。」

 「」

 ガシッ!

 「時間がないわ。行くよ!」

 「あ!?ま、待って!!」

 ピョン!

 「ギャアァァァァァァ!?!?!?」

 「楽しい?」

 「もうごめんだよぉぉぉぉぉ!!」

 

 「更識姉妹。折角の友情を壊したくないが、20秒の遅刻だ。」

 「これでも早いほうです。と言うか!みんな学校を壊しちゃ駄目でしょ!織斑先生が言ったじゃない!」

 コクコク←簪

 「私はドアを壊すなと言った。違うか?」

 「違いが分かりません!」

 「そうか。では教えてやる。ドアは可動する。修理が面倒だ。だが、壁や床はどうだ?所詮鉄筋とコンクリでできている。直すのは容易い。」

 「ケーブルとか切ったらどうするつもりなのですか?」

 「何だ?お前たちは壁の向こうに何があるかも分からないのか?」

 「「」」

 「時間が惜しい。状況を説明する。ハッキングされた。」

 「そりゃ大変ね。」

 「あぁ。どうせあのアホの仕業だ。身内として恥ずかしい。」

 「それより、侵入者の方が問題だな。」

 「「「!?」」」

 「何を驚いている?」

 「お、織斑先生。今侵入者って・・・。」

 「あぁ?前から潜水艦で潜んでたろ。知らないのか山田君。」

 「初耳です!何で言わないんですか!」

 「ぼ、僕も初耳です!」

 コクコク・・・

 「そうか。では更識簪、デュノアはハッキングの対処に当たれ。鈴はここに残ってこいつらの子守だ。」

 「「・・・え?」」

 「得意じゃないけど、しょうがないわね。」

 「残りは私と侵入者狩りだ。行こう。」

 「教官!」

 「先生と呼べ!」

 「ハッ!織斑先生!奴らの場所が分かりません!」

 「学園が無駄に広いせいで私にも分からない。手分けして探す。篠ノ之、お前は区画(仮称)1、オルコットは2、ラウラは楯無と組んで広い3に行け。私は4に行く。歓迎してやれ。七面鳥を撃ちに行くぞ。」




B ここから撃って(コメントに)当たるかなぁ・・・・・?
A こんな作品を読みに来るヤツはいない!
B 組合員は来る!


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第51話 ようこそ!IS学園ドッタン☆バッタン☆大騒ぎ!

大型休暇の午前6時から30時までオープン!誰でも見られる。


-区画(仮称)3-

 「おかしいわね・・・。」

 「何がだ?」

 「カメラが写らないのよ。」

 「そうだろう。停電しているのだからな。」

 「違うわよ。私個人で仕掛けていたのよ。」

 「・・・お前のか?」

 スッ・・・

 「いつの間に・・・。」

 「変な電波が飛んでいたから、テロリストのものかと思って取り外した。三日前の話しだが。」

 「」

 「ん?どうやら、私達はついているぞ。近いな。左か?いや、右からも音がする。どっちがいい。」

 「じゃ、右で。」

 「分かった。後で会おう。」

 

-五分後、ラウラ-

 「んん!?大佐!ここで何を!!」

 「帰ってきても出迎えはなし。シャッターを壊そうにも、こういうときに限ってISもロケットランチャーも持ち合わせてない。素手でやっても良かったが時間がかかる。仕方ないから、側溝に飛び込んでここまで来たんだよ。」

 「なるほど。」

 「ところで何の音だ?・・・銃声か。サプレッサーを使っているな。」

 「!大佐、生徒会長のヤツが行った方向です!」

 「携帯を持ってるだろ?大丈夫だろ。」

 「そうでした。」

 「まあ、行ってやるか。」

 

-その頃楯無は-

 「もう、何で私ばっかり外れを引くのかしら!」

 パスッ、プシュッ、プシュッ、パッシュッ

 「残念、水よ!ポチッとな!」

 ズドォォォーンッ!【【1/500】】

 「「グアァァァァァァァッ!?!?!?」」

 「クリア・パッションの威力はどうよ!ロケランの比じゃないわよ!!」←ヤケクソ

 「撃て!撃てェ!!」

 ズバババババババババババババッ!!!

 「撃ち方やめ!・・・見て来いカルロ(仮)。」

 ソロリ、ソロリ・・・

 「行くわよ!楯無ファイブ!!」

 「うわぁぁっ!?」

 「!?!?二手に分かれろ!油断するな!」

 チュドォォォォォォォォォンッ!!!【3/500】

 「うわぁー!?」

 「こいつ!爆発する!!た、隊長!!」

 「!?こっちにもいるぞ!」

 「逃げるぞ!!退け!?退くん――」

 ドオォォォォォンッ!【2/500】【41/700】

 「「うわぁぁぁぁぁ!?!?!?」」

 

-その頃千冬は-

 ズガァァァンッ!

 【48000/50000】

 「っく!!・・・ブリュンヒルデ!?生身で来るとは、本気か?」

 「悪いな。まだ、ウォーミングアップ中だ。」

 「・・・。」

 「どうした。一対一だ。楽しみをふいにしたくはないだろう。来いよ。怖いのか?」

 「今行ってやる!」

 

-因みに箒-

 「・・・・誰も居ないではないか。外れか。」

 

-シャルロット&簪IN電脳世界-

 「うーん、凄い学校だね。さっきの部屋の耐久構造なんて、核シェルターの比じゃなかったし。」

 『・・・私も・・・それは見た。』

 「ねー。・・・でも、何だろう。鈴とかラウラとか、篠ノ之さんに至っては竹刀で破壊しちゃうし・・・。本当に人間なのかな?」

 『それは・・・間違いない。』

 「はー・・・。じゃあ、僕らもやろうか。何をすれば良いの?」

 「参ったなぁ、急がないと。」←白ウサギ

 『捕まえてもら・・・それを捕まえて!!』

 「えぇ!?こ、これ!?」

 『早く!』

 「分かった!」

 ガシッ!【199/200】

 『』

 「これでいいのかな?」

 『・・・シャルロット。・・・・・あなたも大概人間じゃない。』

 「えぇ!?」

 

-子守中の鈴-

 「ちょっと!誰も来ないじゃない!暇!!一人ぐらい、ここまで抜けて来なさいよ!へたれ!!」

 

-一夏とラウラ-

 「この部屋なんだ?分かるかラウラ。」

 「いえ!知りません!」

 ガラッ

 「激アツ!大当たりです!!」

 ババババババババババババッ!

 「遅い、これが本当にバルカン砲か?」

 「ラウラ、戦闘機の乗りすぎだ。ガトリング砲だ。」

 「!そうでした。」

 「お、織斑君とボーデヴィッヒさん!?」

 「山田先生!そのクソッタレガンを寄越せ!俺の気が変わって、クアッド・ファランクスを剥ぎ取る前にな!」

 バキッ!【28000/30000】

 「あぁ、報告書が!!」

 

-その頃、千冬は-

 ゴスッ!【45021/50000】

 「いい加減にして貰おう。」

 「何を?」

 「貴様!素手でISと殴り合うなど常識的じゃない。非常識。」

 「そうか。・・・目的は無人機の残骸とコア。それから白式だろう?」

 「そうだ。場所を吐いて貰おう。」

 「第一倉庫の中だ。」

 グッ・・・

 「あ、職員室の机の中にしまったかも知れないな。」

 「どういうつもりだ?」

 「いや、道義心に駆られて意地悪なIS委員会からISを持たせてもらえない貧しい国に配っちまった記憶もあるな。」

 「・・・貴様!」

 「吐かしたきゃ、力ずくでやってみろ。」

 「ふん、その強気がいつまで持つか楽しみだ。私には特殊部隊がバックについている。それでもまだ、生身で挑んでくるか?」

 「部隊?もう、ほとんど残ってないだろ。」

 『』←無線機

 「・・・ヤロォー、ブッコロッシャァァァァァァ!」

 ズドォォォォォォォーンッ!!【39701/50000】

 「ISなどに乗るから動きが鈍くなる。クラシックが一番だ。」

 チラッ

 「っく!ふざけやがってぇ!日本人(モンキー)がぁ!」

 バンッ!【20000/20000】

 「どうだ!ISを甘く見たな。」

 「あぁ、いいパンチだった。お陰で距離が取れたよ。」

 「何?」

 「一夏!」

 「OK!」

 ブオォォォォォォォォォォォォッ!!【24110/40000】

 「(ISの絶対防御から)出てこいクソッタレ!」

 「っく!?」

 ブオォォォォカタカタカタカタカタ・・・【8755/50000】

 「弾切れか!ざまあ見ろ!モンキーが調子に乗るか――」

 ズドォォォォォォォォォォォォーンッ!【0/500】

 「IS学園へようこそ。」




Q 一体いつ寝てるんだ?
A 俺もそう思ったぜ。目が覚めたらショールームの便所に頭突っ込んで寝てた!


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第52話 いたぞ!いたぞぉぉぉぉぉぉぉ!!!

望みを言ってみろ、欲しいものは何だ?なんだってくれてやる
望みは一つだけだ。今すぐMAD版を・・・ハーメルンに落とすことだ!


-一夏の戦闘から時を置いて楯無-

 ギュッ・・・パンパン☆

 「こんなところね。・・・・やった片づいたわ。さて、行きますか。」

 〈こ、この程度のことで・・・。〉「化け物めぇぇぇぇぇ!!」

 プシッ【4901/5000】

 「隙を見せたなぁ!!」

 「ちょ!痛っ!?痛っ!?」

 「!?!?」

 「あぁ!!プラズマカッター!持ってるなら最初から持ってるって言いなさいよ!」

 「」

 「ちょっと、モルヒネとか持ってないわけ?痛いんですけど。」

 ヒソヒソ・・・

 「武器を捨て投降すれば渡してやる。」

 「しなかったら?」

 「こうするまでだ!」

 ズドォォォォォォォーンッ!【【【1/500】】】

 「「「うわぁぁぁぁぁ!?!?!?」」」

 「会長、撃たれたか?」

 「えぇ・・・1発。」

 「アンタで良かった。」

 「酷いわねラウラちゃん。」

 「火薬の量を間違えた。後で埋めておく。」

 「そっちじゃないんだけどね・・・。」

 「行こう。大佐が飯にしようって。」

 「ま、待って!こいつら縛り上げとかないと!」

 「こんなしょうもない一般人、放っておけ。それよりも飯の方が大事だ。」

 「「「」」」

 

-電脳世界にて-

 ダラダラダラッ

 〈おかしい、捕まえられないようにプログラムしたはずなのに・・・なぜ捕まる?

 ふわふわ・・・

 〈急がないと、まずい。〉「・・・これが束様の言っていた・・・暮桜のコア。」

 

-その頃、オペレーションルームでは-

 「暇、暇、暇、暇!!」

 「鈴・・・うるさい。」

 「何よ!私だけ誰も相手していないのよ!」

 「篠ノ之さんも同じ。」

 「ふん、そんなことなんか知らないわよ。」

 コツッコツッ・・・

 「!!来たわね!喰らえ!」

 ドゴォンッ!【19801/20000】←ドロップキック

 「・・・やった?」

 「手応えがありすぎるわね。まるで一夏か千冬さ・・・いや織斑先生で間違いなさそうね。」

 「相手をよく見てから蹴りを入れろ!」

 「は、はい!」

 「・・・命拾いした。」〈つまらない。〉

 

-IS学園近くの臨海公園にて-

 〈任務完了・・・・・さっさとここから離れないと。〉

 「おい、待てよ。おたくにいい話しを聞かせてやろうってんだ。」

 「!!」

 「相席させて貰うぞ。・・・そんなに身構えるな。そら、ホットミルクだ。」

 「織斑・・・千冬。」

 「あまり長話は好きじゃなくてな。要件だけ言うとしよう。束に言っておけ、無駄なことはするなと。」

 〈殺すしか・・・殺せる?〉

 「止めておけ。お前の戦闘能力じゃ、私のクラスの生徒すら倒せはしない。間違ってチェーンガンを使ったとしてもな。」

 「そう。けど私にはISがある。」

 ブワッ!

 「黒鍵。生態同期型のIS。精神への干渉は電脳世界で、現実世界では大気の物質を変化させて幻影を作る。・・・実に下らない発想だ。」

 「!?・・・なぜ、そこまで知っている。」

 「アイツの考えそうなことだ。すぐに分かる。」

 ヒュッ・・・カツッ【20000/20000】

 「ナイフはよく研げ。でなければ、目玉にも刺さりゃしない。・・・このナイフ、バランスが悪いな。」

 グサッ!【17441/21000】

 「さっさとやめたらどうだ?抉るぞ?」

 しゅうぅぅぅぅぅ・・・

 「いい子だ。そう言えば、ラウラが会いたいって言っていたぞ。」

 「あれは、なれなかった私。私の妹じゃ・・・え?」

 「写真も沢山持っていた。いつか姉に会うって言ってたぞ?」

 ダラダラダラ

 「いつか会ってやれ。悪い奴じゃない。少し行き過ぎることもあるがな。また会おう。」

 スタスタスタ・・・

 ズズッ

 「・・・(あぁんま)!!」

 

-某所ホテルのスイートルーム-

 「あら?Mったら、食事会に行くのがまだ不満なのかしら?」

 「相手は篠ノ之束。私が同行しても意味がない。」

 「あるわよ。私の身代わりが必要でしょ?」

 「・・・弾よけか。」

 「さて、行くわよ。・・・少しくらい笑いなさい。篠ノ之束の機嫌を損ねたら、あなたはおしまいよ。」

 「終わり?ここまで生かしておいてか?」

 「えぇ、そうよ。」

 

-夜、そのレストランにて-

 「このお肉は一級品?」

 「えぇ、当然です、束博士。」

 「ん~、最っ高!・・・このところ、どこの食堂行っても鉛弾ばっかりで。」

 「お気に召しましたか?」

 「うんうん、気に入ったよ。けど、隠し味の睡眠薬はもっと入れるべきだね。インパクトが足りないよ~。」

 「」

 「おぉ、わいーん!ひっさしぶりぃ!」

 「ところで、あの話しは考えて頂けたでしょか?」

 「どの話しぃ?」

 「我々に専用のISを建造して頂く話しです。コア込みで。」

 「断る。」

 「そこを何とか、お願いできませんか?」

 「ルール1。契約厳守。」

 「契約を交わした覚えはありませんが?そもそも、契約なんてありましたっけ?」

 「ん~?昨日考えた。」

 「お断りしま~す!あ、ケーキとカレー、それから冷やし中華追加で。それと、イノシシのステーキもよろしく。」

 「どうしても断るのですか?」

 「うん、面倒じゃん?」

 「では、こちらは如何です?」

 ズルズル・・・

 「よかったら、子鹿のステーキでも用意しますけど?」

 「どの子鹿?」

 「あの子鹿で・・・誰だ!子鹿を逃がしたのは!」

 「アハハハハハッ!トロイ!!」

 「オータム!」

 「おうよ!」

 ヒュッ・・・スカッ・・・バキッ

 「フー危なかった。今の私でなきゃ、あの世に逝ってたぜ。織斑一夏とその他に感謝だな。」

 「いい反応だったよ。だから、教えてあげるね。私は天才天才って言われるけど、思考と頭脳だけじゃないよ?肉体も細胞単位でオーバースペックだから。」

 「「あっそ。」」

 ドゴォンッ!【0/200】←レストランの壁

 「動くな!」

 「エム!やっちまえ!」

 バキッ、バキッ!ゴスッ!【34211/40000】

 ビシューンッ、ビシューンッ!【14999/15000】

 「ふうん!やるじゃ・・・あっつ!」

 「喰らえ!」

 「させないよ!・・・君、ちーちゃんに似てるね!名前は、『まどか』かな?」

 「!?」

 「あたっ――」

 ズドォォォォォォォーンッ!!【-2000/200】←レストランの壁

 「「「!?!?!?」」」

 「騒がしいと思って覗いてみたら何のことはない。」

 「ほ、箒ちゃん!?」

 「悪いな、亡国企業。うちの馬鹿が迷惑かけた。飲食代と・・・慰謝料と言っちゃ何だが、ほんの気持ちだ。受け取ってくれ。」

 スッ・・・

 「中身は?」

 「見りゃ分かる。では、これで失礼する。」

 「まて、ソイツには私達の専用機を――」

 「何で?必要か?」

 「待って!箒ちゃん待ってぇ!」

 「口開けろ!あけやがれこのぉ!舌ぁ引っこ抜いてハーグに送ってやるぜ、舌が証言出来るようになぁ!」

 「アガッアガッ!!」

 ズルズル・・・

 『わあぁぁぁぁぁ!!』

 『支えてるのは左手だ。知っているだろ!利き腕じゃないぞ!』

 『子牛の煮込みが死ぬほど食いたかったんだよぉ!』

 『残基は後幾つある。』

 『知らないよ!ねえ、箒ち・・・ウワアァァァァァァッ・・・・・――』

 

-その頃、IS学園では-

 「あの馬鹿が寄越したプログラムの正体は分かってる。暮桜、お前の強制解凍プログラムだろ?・・・今度動いてみろ。溶鉱炉で溶かすぞ。」

 『!?』

 カチッ!

 「おい!」

 「何だ?まだいたのか。」

 「私をどうするつもりだ?」

 「帰れ。」

 「人質位の価値はあるのに、か?」

 「くだらねえぇ。お前程度なら、そこら辺にゴロゴロいる。」

 「そうか・・・。xxx0891-DA。私の秘匿回線だ。」

 「脳のストレージに余裕があったら覚えといてやるよ。じゃあな。」

 スタスタスタ・・・




次話が出てる!
あたりめえだ!投稿すりゃ誰だって読む気が出らぁ!


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第53話 キャプテン一夏のワークアウトだ!

B 友の忠告だ
A なんだい
B 早く寝た方がいいよ?
A (だったらお前も)書け!書けッてんだ!


-保健室-

 「楯無、傷は治ったか?」

 「前から言おうとは思っていたんだけど、一夏くん。せめて『さん』くらいは付かない?」

 「何で?必要か?」

 「いや、そう言うんじゃないんだけど。」

 「じゃ、刀奈か?」

 「!?!?」

 「安心しろ。誰も聞いちゃいない。」

 「ちょっと待って!何で知ってるのよ!?」

 「役所に行ってチョチョッと手先を動かすだけで、その程度のことは調べられる。違うか?」

 「私の戸籍は存在してないはずなんだけど?」

 「そうか?だがあったのは事実だ。」

 「」

 「ところで怪我は?」

 「弾を一発も撃ち込まれたのよ?遺体に決まってるでしょ。」

 「そうか?じゃあ、AEDがいるな。あのオレンジのヤツだ。」

 「あ、あの一夏くん?冗談だよ?」

 「刺激が欲しいかえぇ?ビリビリするような刺激だ!刺激が欲しいだろ!」

 「いやー!結構!遠慮させて貰うわ!!」

 「安心しろ。急所は外してやる。」

 「しなくていいわよ!弾ももう取りだしたし!!」

 「分かったなら、体の調子がどうかを答えるんだ。」

 「もう傷口は塞がったわよ!」

 ガバッ!

 「見なさいよ、ほら!」

 「分かったよ。分かったから腹を仕舞え。」

 「ちゃんと見なさいって言ってるでしょ!!ホラホラ!!」

 「見てる。あまり騒ぐな、傷口が開くぞ。」

 「あっそう。じゃあ、本当に塞がっているか、触ってみなさいよ!!」

 「お前もセラピーが必要だな。」

 「なぁ!一夏くんは、私がおかしいって言うの!?分かったわ!だから触ってみなさい!そうすれば、治っているって分かるから。」

 「分かった。だから仕舞え。」

 「そうやって逃げ――」

 「時間だ。」

 「何をやっとるんだ、楯無。」

 「お、織斑先生!?」

 「い、いけませんよ!教育的指導で――」

 「山田君、黙っててくれ。話しがややこしくなる。」

 「織斑先生!!女子生徒と男子生徒が、鍵が掛かっていなかったとは言え密室で――」

 ドベキシ!「オフィ・・・」【1/3000】

 「この手に限る。」

 「いい感じだ。」

 「」〈こうなったら、アレをするしかないわね。〉

 

-それから何日か後の、夜の一年生寮食堂にて-

 「面倒くさい前置きはなしにして!ここに宣言するわ!」

 「OK!」

 ズドォォォォォォォーンッ!【4801/5000】

 「水でできた化身よ!」

 「腕を上げたな。見破れなかった。」

 「ふっ、これからは楯無お姉さんを甘く見ないことね。」

 「で、宣言って何だ。」

 「無粋なんだから。一夏くんは、口の利き方を学んだ方がいいわよ。」

 「あたしもそう思うわ。」

 「良く言うよ。」

 「宣言って何よ。」

 「・・・一週間後。」

 「何が?」

 「一年生対抗一夏争奪代表候補生ヴァーサス・マッチ大運動会を開催するわ!!」

 「よく一息で言うな。」

 「えぇ、わたくしでもあの長さを噛まずに言い切る自信はありませんわ。」

 「で、何の詠唱だったのだ?」

 「さあ、長くてよく分かんなかったわ。」

 「」

 「宣言は終わりか?」

 「えぇ。今から説明するわ。」

 「まだ喋るのか。」

 「目的は二つ!優勝者には一夏くんと同じ一組になる権利を与え、それ以外の代表候補生は別クラスに移動。そして、一夏くんと同じ部屋で暮らす権利を与える。」

 「待て待て待て、最後の大佐と同じ部屋で暮らすというのは何の拷問だ?」

 「おいラウラ。俺はそこまで鬼か?」

 「アンタの筋トレ、篠ノ之さんしかついて行けっこないわ。」

 「慣れればどうと言うことはない。」

 「篠ノ之さんだけですわ!」

 「というか、誰得なのよ。その何たら運動会。」

 「・・・。」

 「ずっと温めていたってところかしら。」

 「みたいだね。でなきゃ、こんなこと思い付くはずがないと思うもん。」

 「・・・。」

 「どうした、冷や汗なんかかいて。」

 「・・・注文しちゃったわ。」

 「「「」」」

 「というわけ――」

 「「「断る。」」」

 「」

 「だが、手伝いだけならやってやる。」

 「私達を参加させない。それが条件だ。」

 「し・・・仕方ないわね・・・。」

 「契約成立だ。」

 

-一週間後-

 「それでは、これよりIS学園大運動会を開催します!」

 「「「ワァァァァァァァッ!」」」

 「それでは、選手宣誓!織斑一夏!」

 「・・・。」

 「大佐、呼ばれました。」

 「契約違反だ。」

 「安心して。競技には出場しなくていいから。てか、しないで。」

 「OK!」

 スタスタスタ・・・

 「選手宣誓。」

 『織斑君頑張って!』

 『格好いいところ見せて!』

 「ちょっとでも競技の手を抜いてみろ、嫌ってほど鍛えてやる!みんな覚悟はいいか?それでは始めよう、キャプテン・一夏のワークアウトだ!」

 「「「キャァァァァァァァァァァ!!!」」」←大多数の生徒

 「「「ギャァァァァァァァァァァ!!!」」」←一組の生徒

 「・・・あの、一夏くん?運動会だからね?」

 「手遅れ。」

 

-二時間後-

 「何だ!全員寝ているのか?」

 「ぎ、ぎぶ・・・。」

 「設営を手伝った。もっと(根性を)見せろ!」

 「い、一夏くんたち!それぐらいにしとかないと、もうみんな限界よ。」

 「この程度でか?我がドイツ軍なら新兵でも楽々こなせる。」

 「全くですわ。どうしてIS学園に入っただけで油断するのでしょうか。わたくしでも努力を怠っていないというのに。」

 「まあ、織斑筋が相手だし・・・仕方ないわね。」

 〈・・・デュノア社のテストパイロットは、これに耐えられるかな。〉

 〈・・・何で、これだけできて私を仲間にしようとするの?〉




 IS《冬の帝王:MAD版》、2018冬の陣はこれで終わりだ。2019春の陣で、また会おう。


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第54話 空母を爆破して帰る、丁度ティータイムだ

戻ったぞ!ちょっとの間しか投稿できないが、腹筋を鍛えてくれ!


-体育祭の翌日、楯無-

 〈う・・・。分かるわ。起きたばかりの私でも寝たいと思うもの。〉

 コンコン

 「!!・・・。」

 カタッ←天井板外し

 「楯無、ちったあ編めるようになったかよ。」

 「どこから入ってきてるの!?」

 「いつもやってることだ!今更御託を並べるな!」

 「」

 「落とし物だ。」

 「お、落とし物?私が?」

 「あぁ。ほらよ。」

 ポイ☆←パンツ

 「?!!?きゃぁぁぁぁぁぁっ!か、返しなさい!!」

 「今返したろ!」

 「そういうことじゃないの!」

 「いつものキレはどうした!熱でもあるのか?」

 「ないわよ!」

 「じゃ、何だ。疲れが抜けてないのか?」

 「疲れてる?私が?あり得ないわね。」

 「(パンツ落としといて)よく言うぜ。」

 「ば、馬鹿!一夏くんの変態!」

 「今度落としてみろ、溶鉱炉で溶かすぞ。」

 「聞くのが怖いんだけど、何を?」

 「知らない方がいい。それを知っちまったら、殺されちまうぞ。」

 「」

 「じゃあな。」

 「ま、待って!」

 「何だ!」

 「この後買い物に行くから付き合いなさい!」

 「付き合いが必要ってのは分かってるんだが、出かけてる暇がねえ。」

 「いいから!」

 

-その後、ショップにて-

 「あっらー?あべこべだぁ。」

 「んー、確かにロシアでは通用しないわね。」

 「あぁ、あそこ(オイミャコン)はクソ寒いのなんの。」

 「春とか夏は結構平気だけどね。」

 「ふふーん、だといいがぁ?」

 「あ!一夏くん!私あそこへ行ってみたいわ!」←ゲーセンを指差して

 「駄目だ。」

 「駄目ェ!?何で!」

 「出禁だ。」

 「何したのよ。」

 「パンチングマシンを手玉に取り、法と道徳に背く――」

 「もういいわ。近くで見るだけにしましょう。」

 「楯無!危ない!」

 グインッ!【4999/5000】

 「ギャッ!?何するのよ!」

 「危ねえだろ!車が壊れたらどうする!」

 「そっち!?私の心配をしなさいよ!」

 「いつまでお硬い女ぶってるんだ!お回りから交通教育を受けなかったのか!」

 「この筋肉にだらしのないヴァカ男が。」

 「いやぁ、その通り。それが悪いのか?筋肉には興味ないのか。」

 「一夏くんがありすぎるのよ!」

 

-時間は過ぎて夕方-

 「よく買うもんですな。全くお笑いだ。箒や鈴がいたら、奴らも笑うだろう。」

 「沢山のバックを見てきたから分かるわ!これは企業の陰謀よ!」

 「(これだけ買い漁って)よく言うぜ。」

 「消費者の脳みそににサブリミナルメッセージを送って、嗜好を操作してるのよ!」

 「そこまで分かってなぜ買う。」

 「・・・。」

 シーーーーーーーン・・・

 〈秘匿回線(テレックス)に緊急メッセージだわ〉『手短に。・・・言え。・・・ええ、分かったわ。』「一夏くん、ごめんね。急用ができちゃった。今日はここまで。」

 「すまねえ、ロシア語はさっぱりなんだ。」

 「日本語なんだけど・・・。」

 「一人で(仕事を)抱え込むなってんだ、この大バカやろう!けど、手を貸せるのも俺しかいないぞ。」

 「分かったわ。勝手にして。」

 「さっさと行って、さっさと帰ろう。」

 「ちょ、一夏くん!?何してるの!?」

 「ISを展開するんだ。悪いか。」

 「悪いわよ!ていうか、どこに行くか分かってるの?」

 「沖にある、アメリカの秘匿空母だろ?」

 「よくご存じで。でも、ISは無しよ。」

 「いつもやってることだ!今更御託を並べるな!」

 「駄目!そんなことをしたら、日米双方ののIS部隊が飛んできて包囲されちゃうわよ!」

 「どうなるか試してみるか?」

 ブオォン【99999/99999】

 「IS部隊は来る。俺のところにも来るし、お前のところにも来る。」

 「」

 「だが今日じゃない。」←空母に行くのでセーフ

 「どうしたの?」

 「突撃ラッパ吹いて空母に乗り込んで、戦利品は山分けするんだァ♡!」

 「速さが肝心。そうと決まれば、さっさと行きましょ。」

 

 「着艦!」

 ドゴォォォォォンッ!【98001/99000】

 「甲板が壊れた!」

 「ギャーギャー騒ぐな!」

 「何よ!」

 「こんなのは損傷のうちにも入らんよ!」

 「」

 バッターァンッ!

 「どうした!何事だ!」

 「やあ、イーリスさん。ご機嫌如何です?」

 「ご機嫌さ。目の前の大物がカタパルト発艦しちまえばな。」

 「試してみるか?俺だって元艦載機だ。」

 「飛んでってマニラ。」

 「!?」

 「いつもやってることだ!今更真に受けるな!」

 「何しに来た特ダネ屋。」

 「今夜、この空母を爆破しようって連中がいる。」

 「何も聞かされてないが?」

 「そうだろうな。テロリストは丁度ここを爆破して帰る、丁度ティータイムだ。」

 「どこにある!答えろ!」

 「無理無理、無駄なこったよ。全員退艦させろ。死体が増える前にな。」

 「分かった!」

 ガチィンッ!

 「どうした。」

 「鍵が掛かってる。」

 「退け!」

 バキィィィィィィィンッ!

 「これでできた。」

 「聞きたかないが、お前の連れはどこに行った。」

 「・・・小娘め!クソォ逃げたか!」

 「あの機関銃娘、どうにかならんのか!」

 「無理無理、無駄なこったよ。」

 

-そのころ、楯無は-

 カタカタカタカタ・・・

 「嘘!スコール・ミューゼルは死んでる!?」

 「残念でした、外れ。」

 「しかも今の方が若い!?」

 「言葉遣いを知らんヤツめ。」

 ドカァァァァァァァァンッ!【0/99000】




初期の投稿に比べれば目クソ鼻クソさ(投稿期間が)


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第55話 死ぬときゃ芋づる式

B zzz
A おーい、もう9月だぞ、何やってんだテメェ!どっかし天丼!
B 俺の夏休みは20日までだ!今更御託を並べるな!


 ドカァァァァァァァァンッ!【0/99000】

「何だお!」

「爆弾が炸裂したんだろ。逃げるぞ。」

「あち!あちち!ああっ!くそっ!息子がやけどしちまったじゃねえか!ちっくしょうもう!バッカ野郎!クソッタレが!どうしてくれんだよこのザマ!海は汚れる!(IS)スーツは台無し! おまけによぉタマはゆで卵になっちまった!」

「お前男だったのか?」

「違う、ストレス解消法だよ。ボディービルの観賞、筋肉へ栄養をやり、特別な発声法に無意味な罵倒、そしていい木霊を聴く。気が落ち着く。くだらない気休めだと思うかもしれんが、心臓のバイパス手術を受ける羽目になるよりはマシだ。」

 ドボォンッ・・・ドボォォォンッ←入水

「ブハッッ!おい、織斑一夏!お前が居てこの様か!?」

「これはちょっとした手違いだ。傷つけるつもりはなかった。」

「傷つくどころか沈んだ!」

「そうかい、じゃ、俺はうちに帰ってのんびりして、テレビのトレーニングモノでも見て勉強するさ。」

「おいおい、お連れさんはいいのか?」

「ん~、どらどら~?」

「見たことが無いISだ。・・・どうした織斑一夏。」

「・・・そんな。」

「何だ?」

「・・・殺したはず。」

「どうした。」

「スコール・ミューゼル!あんのヤrrrrルォ!生きてやがったか。おい、アイツを倒せ!」

「アイツって、某国野郎の事か?いい考えあるか。」

「何か思いついたか?」

「私も聞きたい!」

「クソッ、チェーンガンを寄こせ!」

「・・・チェーンガンって何だ?」

「ミニガンだ!」

「ああ!?ミニガンなんかねぇよ!ヌンチャクならあるけどな!」

「そいつを寄こせ!早く!」

「どうする気だ?」

「スコォォォォォルゥゥゥゥゥゥ!!!」

ブオンッ!

 

「ふふっ、無駄よ、更識楯無。あなたのISじゃ私を・・・ん?」

 ガインッ!【30000/35000】

「ぶっ!?」

「えっ!?ちょ、ちょっと織斑君!?」

「来やがれ!どうした?やれよ!殺せ!どうした、こいよ!俺はここだ!さぁ殺せ!殺せ、殺してみろ!どうした!ここだと言ってるだろうが!どうした!さぁ殺せ!殺してみろ!」

「チィ・・・!織斑一夏・・・。」

「織斑君、生身じゃ無理よ!逃げて!」

「もう遅いわよ!」

 チュドォォォォォォォォォン!!【29000/35000】

「うっ・・・!?」

「おーい、友達が来たぜー。」

「か、簪ちゃん!?」

「更識さんだけではありませんわ!」

「ここまで来て俺は一匹狼だなんて言うなよ!」

「死ぬときゃ一緒、二度と言わせるな。」

「セシリア!俺の武器あるか?」

「魚雷!ドイツのアサルトライフル!マグナム44!なんでもありましてよ!」

「セシリアちゃん、何でそんなもの揃えてるのよ!」

「テメェをKOROSU道具だ!」

「えっ!?」

「冗ぉ談だよォ!真に受けるな!」

「隙だらけね!織斑一夏!」

 ズドォォォォォォォォォン!!!【25000/35000】

「クッ・・・!?」

「アタシ達がいるのを忘れてもらっちゃ困るのよねぇ!」

「くっ、中国の候補生・・・生身の癖に調子に乗って・・・!」

 ババババババババババッ!【23000/35000】

「寝ボケた事を・・・私達を何だと思ってる。福祉団体じゃないぞ?IS学園の生徒でしかも、人殺しの道具を持ってる。ISが相手となったら、生身で戦うのは当然だろ。」

「そっちは・・・まさか篠ノ之博士の・・・」

「お言葉を遮るようで申し訳ないけど・・・」

 ガゴォンッ!【17000/35000】←魚雷投擲

「よし良いぞ簪!今だ!」

「爆破ですよぉ!」

 チュドォォォォォォォォォン!!!【7000/35000】

「クソォ・・・仕留め損なった・・・」

「あの体・・・やっぱりサイボーグ・・・。」

「ターミネーターみてぇだ。腕がなるよ。」

「簪ちゃん・・・ばらす気?」

「そうは行かない!」

 バッ!

「簪ちゃん!」

 ドォォォォォォン!【45000/50000】

「クソったれ・・・逃げられたか。会長、五分死ですか。」

「え、えぇ・・・まぁ・・・。」

「よーし、パーティーは終わりだ、みんな家に帰れ。」

「おいおい待て待て」

「?」

「ここまで助けに来たんだ。何かあっても良いんじゃねぇか?」

「・・・ラーメンでいいか?」

「飯がくえりゃ文句はねぇ。」

「晩飯が死ぬほど食いたかったんだよぉ!もう半日もまともな飯食ってねぇ、やってられっかい!」

 

「おーい、友達が来たぜー。」

「何でぇ、一の字・・・えらく花抱えてやがるな。」

「花?花なんか抱えてない。抱えてんのは腹だけだ。」

「こんだけいてそれってのもどうなんだ・・・てもどうすんだ、こんなにいっぺんに屋台に入らねえぞ。」

「ああ・・・ちょっと待ってろ。」

 ・・・ガゴォン・・・!

 ガシャンッ!

「これで出来た。」

「一の字・・・これどっから持ってきたぃ?」

「後で返す。」

「ああ・・・そうかい。千の姉御の弟離れは遠いなぁ・・・。」

「弟離れ・・・?ありえないね。家事の一つもこなせないんだ。誰が手綱を握っとくんだ?・・・姉貴頼めるか?」

「・・・ちょっと待ってろ、スープが沸いてる。」

「どうなんだ答えろ!」

「え!?ラーメン六つな!」

「無頼めぇ・・・!クソォ、逃げたか!」

「アンタ、往生際が悪いわよ!大人しく答えなさいよ!」

「イェアァァァァァ!麺どうだ!?早いとこ湯切りしようぜ!伸びちまう。」

「鈴、諦めろ。毎度のこった。」

「ところでヌンチャクさんよ。ラーメンの食い方分かるか?」

「・・・私の事?」

「違ったか?最新のチェーンガン、いや違う。弓だ、間違いない。・・・セイバーか?」

「私は刀奈よ!カ・タ・ナ!」

「Katana?」

「セシリアちゃん、発音良くしなくていいから。」

「あら、これは失礼。」

「はいよ!ラーメンお待ち!」

「はい、ナイフさんお箸。」

「刀奈よ。」

「マジで怒ってるな?」

「残念だが、刀とナイフとは大変良く似ている。」

「サイズが違うでしょ!サイズが!」

「サイズって、なんの事かしらぁ・・・?」

「ちょ、鈴ちゃん、そっちじゃ・・・!」

 ガインッ!【4900/5000】

「麺が伸びる・・・。」

「か、簪ちゃん・・・なんで私だけ・・・」

「一緒にいる時間の長さより中身の濃さだよなぁ?」

「簪ちゃんに友達が出来たのはうれしいけど、なんだか複雑だわ・・・で、これどうやって食べるの?」

「これか?これはこうするんだ。」

 ズズッ!ズゾゾゾゾゾゾゾゾゾッ!

「え、す、すするの?」

「私も、すするのは少々苦手ですわ・・・。」

「お嬢さん方、ラーメンってなぁ、気取って食うもんじゃねえ。本能だ本能!思いっきり音立てて食ってみなァ!激ウマだでぇ!」

「うっ・・・」

 ズッ、ズゾゾゾゾゾゾッ!

「あら、美味しいですわ!」

「うぅ・・・わ、私も・・・」

 ズゾゾゾゾゾゾゾゾッ!

「本当、美味しいわ!」

「気に入ってもらえたようで何よりだ。」

「・・・そういえば織斑君、後二人はどうしたの?」

「お使いを頼んでる。」

「お使い?」

 

「ス、スコール・・・。」

「オータム、がっかりした?」

「いや、体の事は分かってた。」

「あら、そう。」

「敵は私が討つ。今度こそ・・・」

「邪魔するぜぇ!」

「友達が来ましたよ?」

「お、お前ら、ドイツの軍人にデュノア社の娘・・・!どうしてここが!?」

「いやー、一夏が片腕だと可哀そうだから早いところ腕を取りに行かざるを得ないようにしてやれってぇ・・・。」

「クソッ・・・スコール、逃げるぞ!織斑が来たらマズイ!」

「え、ええ・・・!」

「あの二人・・・ただの仲間かと思ってたが・・・もっと深い関係だな?」

「ラウラそれ、二人の前で言わなきゃ。」

「・・・手遅れ。」




B ・・・何だあのタイトル
A 知らない方が良い
B マジで何だ?あのタイトル
A 予測変換


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第56話 修学旅行って何だ?

俺達は三週間前に(腹筋)総攻撃を計画していたがこれでそれが実現できた!
何故今更? 
今しか出来ないからだ。話しを引っ張り出すために話をでっちあげたんだ!


「ふぅ・・・あの子たちには困ったものねぇ・・・」

 コキッコキッ

「は、そうだ名案!思いついちゃった!」

 ピッ!

「もしもし織斑先生ですか?少しご相談したいことが・・・」

「ふう・・・ま、厄介な人たちはまとめて置く方が得策よね♪」

 

「あら、簪何でここに?」

「渦中の日本人を救いに来た。」

「そう・・・妙ね私もよ」

「ダブルブッキングと言う訳・・・。」

「何してる?二人とも。さっさと教室に入れ。」

「と、言うわけでよろしくね一組の諸君。」

「山田君、例のもの・・・ゲフンゲフンッ。説明を。」

「はい。えーとですね、この度生徒会長が、一年生の専用気持ちはペテン師だ。泥棒、人間のクズ、チンピラ、ゴロツキ、犯罪者だ!と、言うことで、全て一組に集めることになりました。」

「あんの野郎ォ・・・」

「今度会ったら撃ち殺すぞ。」

「いい年こいてお姉さんぶってる連中がどういう奴か、わかってるぞ!」

「今度絶対アイツの尻尾捕まえて酷い目に合わせてやる」

「ふむ・・・歴代最凶にして最大の問題クラスの誕生だな。・・・どうしてくれるんだ?楯無、この愚の骨頂としか言いようのない大問題を。」

 

「じゃっジャーン!これがマドちゃんの機体だよー!聞いて気絶するんじゃねえぞ?これは手製のISだ!」

「あんたが作ったのか?」

「私が作るわけないだろ?広告読まないのか?毎日郵便物に部品が仕込まれてる!それを一つずつ貰って組んだのさ」

「ふざけやがってぇ!」

「じょぉだんだよぉ!?」

「今度ふざけた真似をすると、溶鉱炉で溶かすぞ。」

「いやーマドちゃんの愛情表現は過激だなぁ。それより、これが!マドちゃんのISだよー!」

「初恋のネエちゃんに形がソックリだ。」

「名を『黒騎士』!それで最初のターゲットだけどね?」

「何だォ!」

「いっくんが良いと思うな♪」

「「「駄目だァ!!!」」」

「・・・・・・ゑ?」

 

「えー、皆さん、これまで延期になっていた修学旅行ですが・・・待って織斑君、そのロケットランチャーを私に向けないで?」

「俺はお前に生き地獄を味わわせるために来た・・・。」

「マジで怒ってるな?」

「あの時俺たちがなんと言われたか・・・。」

「ア“-何と言ったんだ?」

「『お前たちはペテン師だ。泥棒、人間のクズ、チンピラ、ゴロツキ、犯罪者だ!』」

「私そこまで言ってないわよ?!」

「山田先生めぇ!クソォ!盛りやがったか!」

「ま、まあ落ち着いて。そう怒鳴られたんじゃビビって話もできやしないわ。」

「で、俺たちを呼び出した要件は何だ?」

「十八時間前我が学園のヘリが・・・ああ待って!帰らないで!・・・えー、様々な事情で延期になっていた修学旅行ですが、また何がしかの介入がないとも言い切れません。そこでこの場に、前もって君をお仲間ごと呼んでおいた。」

「前乗り視察ってわけか・・・なんでここにいる教員を使わず、俺たちを呼んだんです?」

「どこかのヴァカがお前が適任だと推薦したんだよ。」

「ほう・・・?更識ィ・・・教員をヴァカ呼ばわりとはいい度胸だな?」

「ひ、ヒィィィィィィィィィィ!!!」

「よぉし、クソッたれども!ボーナスが欲しけりゃ気を緩めるなよ?いいな?」

「俺たち専用機持ち全員送り込む気か?」

「ああそうだ!オルコットと凰、更識は織斑と。篠ノ之、デュノア、ボーデヴィヒは別行動だ。」

「どうにも、一夏に避けられてるって、気がするんだな。」

「き、気のせいダヨ。」

「ふっふーん?だと良いが?」

 

「では、本来の目的を話します。」

「亡国企業の掃討作戦か?」

「ハメやがったな!?このクソッタレ!嘘つきみぃ!修学旅行だの視察だの、あれは私たちを引っ張り出すための口実か!?」

「なぁ、儀式を遮るようで申し訳ないけど、そっちのお二人何者だ?」

「今回の戦力よ。ダリルとフォルテ。」

「んまっ、俺のヘルハウンドも2.8になったしな?」

「私の最後の警告は無視された。亡国企業は命に替えてこの償いをしなければならない。諸君の手腕に未来を掛けた。多くのISが死ぬだろう。この無意味な死は、テロリストの無知に対する代償だ。もはや哀れみなど無い。もう彼らは逃げられないのだ。亡国企業が、この戦争の代償を払いきれないと真に気付くまで、我々が攻撃の手を緩める事は無い!」

「怖いわーテロリストよー。」

「・・・どっちがテロリストだって?」

「決まってるでしょ、アナタ。」

「私が何したってのよぉ~」

「複数の殺人。」

「誘拐」

「強姦」

「恐喝」

「通貨法違反」

「それに、麻薬の密売だ。」

「・・・お姉ちゃん、最低」

「待って簪ちゃん!私そんなことしてないわよ?!」

「一番目は?」

「~~~やりましたッ!」

「よく言ったぁ!それでいい!」

「・・・もう、なんだか疲れるわ。兎に角、各自出撃に備えて解散!」

 

『まもなく、京都です。We‘ll soon make a brief stop at Kyoto.』

「この間逃げられてからずっと復讐を思い続けてきた・・・。よぉやくその日がやってきた。長かったぜ。」

「笑ってる・・・人を殺す前だというのに・・・」

「お前ら気が早すぎるだろ・・・。」

「各自、状況に備えよ。解散!」

「おーい・・・。」

 

「今のところ証拠はまだ固まってません。」

「そそ、ふにゃふにゃでしてね。」

「更識、山田君・・・。確証を掴め!誰かが核弾頭を乗せた車で一夏の前に乗り出してから騒いでも遅いんだ!」

 ズドォォォォォォォォォン!

「あのヤrrrルォオ!先におっぱじめやがったな!!」

「お、織斑先生、これは!?」

「急げよ、例のものも準備しろと伝えとけぇ!」

「は、はい!」

 

「古都をランニングってのも、良いもんだ。・・・ん?」

 チュンッ!パチッ【9998/9999】

「やってくれるよ!堂々と正面からか?ぬへへ」

 

「やっべぇ、見つかった。」

「アンタ何考えてんだよ!せっかく誘い出した獲物を逃がしちまって!話してるのに目を逸らすな!アンタテロリストとして恥ずかしくないのか!」

「テロリストの典型だな!過激派もいい所だ!」

 ドゴォン!【1800/2000】

「ぐぇ!?アンタ、まさか・・・!?」

「我がテンペスタに抜かりはないんだナァ!!」

「でぇい!これが黙っていられるか!コルドブラッド!」

「おっとぉ、そっちが二機ならコッチも考えがあるのサ!アーリィテンペスト!」

「へっ、三体二って訳か?それで互角にやれるつもりか?ばぁさん。」

「婆あがその口潰してやるのサ。」

「フォルテ!あれをやるぞ!」

「成功するかはアンタ次第だ。オッケィ?」

「OK!アイス・イン・ザ・ファイア!」

「私のテンペスタはその程度突破するのサ!」

「残念でした、ハズレ」

 ズドォォォォォォォォォン!!【34000/35000】

「ずらかるぞ!」

「イエッサ!」

「やれやれ、珠のお肌が焼けるじゃないのサ。ま、やることやったし、見物でもいくかナ」

 

「お前・・・!」

「よう、相変わらず脳みそまで筋肉か?織斑一夏。」

「うちの学園の生徒が二人そっちに寝返ったって聞いた。まさか違うよなぁ?」

「生憎だが、本当だ。」

「そうか・・・残念だ。あんたは逃がしてやりたいが、生憎こっちも手札がいる。」

「ああ?」

 ドベキシッ!「オフィ・・・・」【1/3000】

「捕まえrrrrロぉ」

「話しながら仕留めたのか。」

「毎度会ってそうそうさよならじゃ相手が気の毒だ。」

「・・・思いやりがあるなぁ。」




組合員の大部隊が展開中です。ここから3~4話の距離に迫ってるそうです。
どのくらいで来る?
せいぜい1.2時間です


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第57話 何か匂うな?

(読者が)いたぞぉ、いたぞおおおおぉぉぉぉぉぉ!!!うあああああああああああ!!!!いたぞおおおおおおおおおおおおおお!!!!!
バァクダン攻勢を開始するゥ!腹筋を壊してやれ!


「こいつは最高のイベントだぜ!逃す手はない。流石は亡国企業の実働隊だけあってクソ真面目によく働いてるよ。しかも待遇がイイと来た!叔母さんも贅沢過ぎじゃないのかぁ?」

「ダリル・・・いやレイン。叔母さんはやめなさい、正体がバレるわ。」

「何か臭うな」

「金のニオイだよ金の」

「それにしてもオータムは遅いわね・・・織斑一夏くんを招待するよう言っておいたのに。」

「オータムは今朝捕縛された。・・・ブリュンヒルデの弟とヤっちまって。」

「!?」

「一戦な。ドンパチ言わなかったから気づかなかったろ。」

「オータム、迎えに行くわ・・・!」

「よしなよぉ、相手は一組だぜ?IS学園最凶最悪の。」

「クッ・・・。」

「あーらら、柄にもなく取り乱しちゃって、じゃ、私らも行くか、ベッドに。」

「後はアンタと二人でしっぽりか?悪かねぇぜ。」

 

「この女は何だ?」

「いやまあ、保険みたいなもんかな、邪魔が入った時だけ役に立つ」

「だけだと!?このオータム様が!“だけ”だと!?」

「違ぁう!」

「こっちだこっち。」

「NE☆KO☆DA」

「アタシの事そっちのけでシャイニィ見てるのサ?それよりこの子、いい匂いするのサ。これ何の匂い?」

「航空燃料。」

「航・空・燃・料。いいナ、好き。」

「アンタさ、それ以外に香水ないワケ?」

「鈴さん、航空燃料は香水ではありませんわ。」

「一人で(一夏を)抱え込むなってんだ、この大馬鹿野郎!」

「ふふん、久しぶりサね、ブリュンヒルデ。腕はなまってないのサ?」

「試してみるか、ハッハッハ」

「いや結構。遠慮させてもらうのサ。」

「そいつぁ残念。」

「どんな匂いがした?」

「バラのようないい香りだ。」

「バラの匂いに酔ってる場合じゃないってんだスケベ!」

「今は、抜けたフォルテとダリルに注意を割かなければ。」

「あのー、自己紹介から良いのサ?」

「駄目だ」

「いらん」

「後にしろ。」

「だと思ったのサ。」

「ならいい。」

「で、ナニモンなんだ?」

「アリーシャ、テンペスタのアーリィと言えばわかるのサ?」

「サイボーグみてぇだな、腕がたつよぉ。」

「サイボーグなのサ。」

「マジかよ~」

「おい、いい加減このオータム様を開放しやがれ!」

「ア“ァ?」

「ごめんなさい!」

「さて、こちらの戦力はマイナス二、あっちもコレが抜け、マイナス一とは言え、あちらはプラス二でこちらはプラス一だ。」

「だが、あっちの二はこっちの一だ。違うか?」

「いやぁ、その通り。」

「ともかく、やれれっぱなしじゃ私の名前に関わる。こちらから仕掛けるわ!」

「敵の潜伏先は、市内のホテルか、あるいは空港の倉庫ね。」

「じゃ、アーリィは篠ノ之、凰、オルコットを連れてホテルへ行け。織斑はデュノア、ボーデヴィヒ、更識妹は倉庫へ行って私の自称妹をツカマエロォ。」

「お任せを!」

「我々は本部で待機だ。何かあれば連絡しろ。」

「「「了解!」」」

 

「ふう、さっぱりした。叔母さんもどぉです?カリカリしたって仕方ねぇよ。」

「年上に対する口の利き方を教えてやったほうがよさそうだ。」

「おーい、怒るこたぁ無いだろ?なあフォルテ。」

「はぁ。」

「ま、いいや。オレ等のISも制限解除したし、武装確認しようぜ。」

「了解っす!」

「おお、この銃ってあれだろ?ヴィッカースの50口径機銃。よく手に入ったな。世界一の銃だぜ。こいつは私がもらう。」

「バカ言え世界一はマグナム44と決まってら。ダーティハリーも使ってるっす。」

「・・・こっちは準備OKだ。」

「私もOKっす。」

「よーし、そんじゃ!」

 バァァァァン!ガシャァァァァァァン!【0/200】

「よく気づいたのサ、だが、わたしの狙いはスコールなのサ!」

「行くわよ!ゴールデン・・・」

 ドォォォォォォン!!!【34000/35000】

「ISを展開したぞ!」

「ヤロォォォォぶっ殺ッシャァァァァァァァ!!!」

「バァクダン攻勢を開始するゥ!」

 ズドドドドドドドドドドドッ!!!【30000/35000】

                 【15000/20000】

                 【14000/18000】

「ちょ!?」

「うぁっ・・・!」

「駄目です!テッターイ!」

「ちっくしょもう!」

 

「私たちは(空)港湾労働者組合のもんだ。」

「ここに亡国企業が潜んでるって聞いた。まさかちがうよなぁ?」

「そのまさかだ!」

「サイレントゼフィルスゥ!ぬぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!」

「そうそう何度も簡単に!」

 ガゴォン!!【38000/40000】

「ぐぅっ・・・」

「一夏!加勢するぞ!」

「・・・ん?」

 ズシッ!

「うわ・・・!?!」

「にゃーん!黒騎士のお披露目は邪魔させないのさ!」

「これは・・・重力でしょうか?」

「ンよくご存じねぇ、正確にはキングス・フィールドだよ。出力高めはお好き?」

「ええ、ゾッコンですよ」

「もっと強くていい。」

「トレーニングに丁度良いぜ。」

「あ、アレ・・・?」

「束ぇ!」

「やあ!やっと来たね!ちーちゃ・・・」

「フンッ!フンッ!フンッ!ヌォォォォォォ!!!」

 ドカッ!ベキッ!バゴッ!ガゴォォォォォォォォン!!!【2000/15000】

「うぁぁぁ・・・!!!」

「小娘め!クソォ・・・逃げたか!」

 

「フンッ!」

 ズガァァァァァァンッ!【30000/40000】←零落白夜

「ええぃ!この燃費どうにかならんのか!」

「無理無理無駄なこったよ。」

「くそったれぃ!」

 ブオンッ!スカ!

「見せてやる、私の新しい力を!」

「セカンドシフトか!」

「これで・・・この力でお前を倒す!行くぞ、黒騎士!」

「でぇい!邪魔だクソッたれ!」

 ガィンッ!

「な、ISを蹴り飛ばし・・・」

 ガコォォォォォンッ!!【40000/43000】

「うわ!」

 ボフッ!モワンッ

「ヘロインのにおいがするな?」

「随分粒が細かいぜこりゃ。」

「ぶっ飛べ!」

 チュドォォォォォォォォォン!!【10000/43000】←粉塵爆発

                【8999/9999】

「チクショウ痛かった!」

「生きてるだけでラッキーだよ!」

「ああ、爆発が上手くいったのもな。」

「エム!ずらかるぞ!」

「スコールミューゼル!チクショォしくじったのか!」

「織斑一夏・・・もう二度と会うのは御免だ。」

 ドシュウッ!

「逃げたか・・・だが、二度と会わないって訳に行かないんだろ?」

「ね、ねぇ・・・一夏あれ・・・。」

 キィン・・・【99999/99999】

「ISが動いてる・・・人が乗っていないというのに・・・。」




B 信じられない・・・読者の為だなんて言っておきながら、結局はコメントが欲しいのか
A もちろん。読者のために書きながら少しは交流しなきゃ


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第58話 おぉい、怒るこたねぇだろ!?

長らくほっぽらかしてたのに、良く読者がいるもんですナァ。全くお笑いだ。
語録は縛ってろ、その口も閉じとけ。


「Zzz・・・」

「いびきをかき続けたら撃ち殺してやる・・・」

「Zzz・・・」

「山田先生!」

「ねぇ!ターミネーター4のサイボーグがいた!」

「起きねえとぶっ殺すぞぉ!!」

「あ、ゴメンネェ」

「さて、山田先生。一つ派手にやってくれ、学生時代にキリングシールドを名乗った時のように。」

「あ、あはは・・・私は忘れたい。」

「結構、では行きましょう。」

 

「く・・・なんで無人の白式が白騎士に・・・?!」

「一夏!ISでもどうにもならないわよ!?」

「だったら殴ればいいだろ!」

「そんなぁ・・・」

「大体お前は・・・(ISが)チームメイトになろうとしたのに、友達になろうと言ったのにアンタはよぉ~、聞く耳も持たなかっただろうが!」

「そんなセリフあったか!?」

「残念だが、ない。」

「クソォォォォォォ!だましやがったなぁ!?」

「おぉい、冗ぉ談だよぉ!?怒るこたぁねぇだろ!?」

「みんな、お待たせ!」

「山田真耶、行きます!」

「Foo!ええぞぉ!あんた気前良いじゃねえか!こんな時こそISを使わねえとな!」

「ヤッチマエ」

「お任せを!シャッタードスカイ!!」

「よぉし、派手な葬式といこうか。」

「え、ちょ織斑君!?」

「くたばりやがれぇ!!!」

 ガゴォォォォン!!!【0/99999】←落ちてた雪片弐型

「あんたさ、偶には人に手柄を譲ろうと思わないワケ?」

「同じ状況ならお前もそうする。」

「いやぁその通り。それが悪いのか?」

「皆さん・・・酷いです・・・。」

「俺が悪かったよ、熱い場面につい我を忘れちまって・・・。」

 

「お帰りなのサ。」

「アンタ何考えてんだよ。せっかくのホシを逃がしちまって。」

「・・・これよりイタリア代表アリーシャジョセスターフは、亡国企業に下るのサ。」

「え?」

「畜生!マジかー、誰もこんなこと言ってなかったぜ、驚きだ!」

「驚いているようには見えないナ」

「ブリュンヒルデと戦いたければ直接言えば良いだろ。」

「私はあくまでISで戦いたいのサ。その舞台を用意できるのが亡国企業なのサ。」

「・・・ガンバッテー。」

「逃がして良かったの?」

「・・・俺たちは知らぬ存ぜぬで通すんだ。」

「私たちはまともなことをやってないって、気がするんだな。」

「気のせいダヨ。」

 

「千冬姉、酒まだあるか?」

「ちょ、ちょっと織斑君!?なにしれっと入って来てるんですか!?」

「何だー一夏、お前にはまだ飲ませんぞー。」

「ただの補給だ。・・・大分酔ってるな?」

「おおともよ、それがどうした?」

「いや、あとの連中が気の毒だ・・・。」

「?・・・一夏、本当に酒を注ぎに来ただけかぁー?」

「アリーシャが逃げた。」

「KOROSE☆」

「俺に仁義を破れというのか・・・?出来ねえ相談だ。」

「だろうな・・・だが最後、やらなければならないことは分かってるな?」

「・・・追いかけ見つけ出して殺す」

 ガラッ!

「たくもー一夏ったらどこに行ったのよ!」

「や、お嬢さん方ご機嫌いかがですぅ?」

「ご機嫌さ、目の前の目障りな筋肉バカが消えっちまえばな。」

「随分冷てぇじゃねえか。」

「一夏、今夜暇かい?」

「糞して寝な。」

「あ、どーも。最近の一夏キツイや。」

「って、あ!千冬さん酔ってる!」

「おいおい・・・勘弁してくれぇ!」

「酒に酔ってる場合じゃねぇってんだこの元代表!」

「それじゃお嬢さん方、ごゆっくり?」

「待って、止まれ!ウワァァァァァァァァァ!!!」

「にゃっはっはっはっは!」

 

「あー二日酔いだ。」

「飲みすぎだ。」

「飲ませたのは誰だ?」

「何でしょー聞こえませんよー?」

「」

「一夏、私達あの後ひどい目にあったんだからね?」

「出来立ての小籠包・・・やるYO」

「ぃやった!」

「意地汚い雌猫が!」

「それより皆さん、好きなお弁当は買えましたかー?」

「スタミナ丼!」

「すっぽん定食!」

「プロテイン弁当!!」

「この筋肉にだらしのない、ヴァカどもが!」

「いやぁその通り、それが何か悪いのか?」

 

「束様、紅茶が入りましたよ。」

「やったぁ!クーちゃんの紅茶だぁ!」

「お茶請けはいかがしましょう?」

「リガトーニが食えりゃ文句はねえ。」

「分かりました。」

「あ、ねークーちゃん。すこーりゅんが持ってきた生チョコ八つ橋はー?」

「あれは毒物反応があったので処分しました。」

「そっかぁ~、河豚毒だったら舐めてあげても良かったんだけどなー。」

「・・・ご機嫌ですね?」

「ん~~~?白式というオンボロが悉く私の予想を裏切っていくのに困惑せざるを得にゃいにゃー」

「困惑?しているようには見えませんが。・・・そういえばどうして束様はISをお作りになったんですか?」

「私に目標なんかない!女の子を羽ばたかせたいだけなんだ!」

「それから?」

「ん~、アメリカ、もらっちゃおうかな♪」

 

「やっほー、おりむーお帰りなのだー。」

「あ、あの、織斑君、向こうで弾君に会いませんでしたか?」

「俺は忙しかったから会ってません。セシリアとラウラが会ました。しばし遅れを取りましたが、今や巻き返しの時です!」

 Pi!

『おー、一夏か!お前の友達のおかげで虚さんにプレゼントが買えそうだよ、随分弾んでくれて、何だよまるで大統領だな。』

「ちょっと弾君!私の誕生日プレゼントなら無理しなくていいって言ったのに!」

『え、虚さん!?ちょ、一夏おま・・・』

「ごゆっくりどうぞ?」

「あ!織斑君!」

「何です?」

「バナナはおやつに含まれません!」

『いやいやいや、虚さんそれは・・・』

「嘘だァァァァァァァァァァァ!!!!!」

「「「」」」

 

「で、また買い物か・・・。」

「一夏・・・間違っても壊物はするなよ?」

「も、もちろんだヨ;」

「ふっふーん?だといいが?」

「・・・・・ちょっと天気がいいので、密売人を殺しに・・・。」

(((逃げた)))

「あら、ご機嫌いかがですぅ?織斑一夏君。」

「ご機嫌だ。目の前のサイボーグが消えっちまえば。」

「あら~つれないわねぇ」

「すっげぇ筋肉、今も鍛えてんの?」

「それは筋肉って言わないわよ。」

「そいつは残念。」

「・・・織斑千冬には気を付けなさい、倉持技研にも。」

「それ脅してんの?」

「さてどうかしら?」

「・・・」

「織斑一夏君、必ず戻ってくるわ。」

「スコールミューゼル、楽しみに待ってるぜ。」




~没Part~
「やったぁ!クーちゃんの紅茶だぁ!」
「イッショケンメイ、100パセント、シマシタ」
「!?」
A 誰が気づくってんだこんなネタ
B 最近はソ連でもベースボールが流行ってる
A それとこれとじゃ話が別だァ・・・


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第59話 彼女に演技させる方が楽だもんな。違うか?

こいつ、頭のネジが何本か足んねぇみたいだぜw
いやぁ、その通り。それが悪いのか?


「ババーン、おりむーの隣の席争奪!ババ抜き大会~!」

「私帰るね、マッチョの遊びには付き合えないや。」

「(織斑君の隣は)破壊的だって、評判悪かったぞ。」

「あれは酷いのなんのって、ベトナムが天国に思える。」

「よーし、何人かライバルが減ったぞ~。」

「一夏の隣は私が・・・!ち、ババだ。」

「生まれの違いを、教えて差し上げますわ!あ、ババ・・・」

「ふん、アンタらの実力なんざそんなもんだぁ!ババァ!!」

「もーみんな猜疑心の強いんだからぁ、あっらー?ババだぁ。」

「私は直感を信じる!・・・おぃおぃおぃ、ふざけんなこんなのアリかよマジで契約違反だ。顔面にバッテンつけて頼んだのにこんな札よこしやがって!ペパロニのピッツァ頼んだら台湾ソーセージのっけてきたようなモンさ!サギだよサギ!」

「ホンっとドイツ人は怒りっぽいんだから~w・・・ババ・・・。」

「お~私上がり~。よーわっ」

「十年前だったら素手でぶっ殺してたぜ!!!」

「ぶっ殺してやる!」

「や~。まだ死にたくないよぉ!」

「小娘めぇ!逃げたぞ!」

「追いかけ見つけ出して殺せぃ!」

 

「これで人数分・・・」

 パサッ

「おっと・・・集合写真か・・・。ダリル、フォルテ・・・いい兵士だった・・・。」

 

「のんびりやるさ、古都の中でな。」

「いってらっしゃい、織斑君。お土産はよろしくお願いしますね。」

「お任せを!」

「えへへ~おりむ~の隣の席~。私愛されてるっ」

「寝言言ってんじゃねぇよ。」

「本番は京都だ!」

「ああそうだ!」

「行こうぜ!」

「おりむ~駅弁何買う?」

「スタミナ丼!」

「一夏、ソレはこの間も食べただろ。今日はこらえろ。」

「お~い勘弁してくれぇ。」

「お~富山のますのすしだ~。西欧テクノロジーの結晶、200ドルもする。」

「富山じゃなかったのか!?」

「ジョークが好きなんです、気にしないでください。」

「あー、布仏さんいいなー。」

「っていうか、くっ付きすぎじゃない?」

「まあ、本音だし。」

「・・・おぉい、(あんなのの隣が良いなんて)よしてくれぇ。」

「よぉーしくそったれども、新幹線が来たぞ、乗り遅れたくなかったら、気を抜くな。いいな?」

「へいへーい、IS学園だ、悪かねぇぜ。」

「織斑一夏君は!?織斑君を出せぃ!」

「アンタもミーハーよねぇ。」

「モぉチロンです。(野次馬)プゥロですからぁ?」

「おーおりむ~人気者~。」

「ほっときゃ良いさ、野次馬なんぞクソッ食らえだ。」

「よぉし、全員乗ったな。」

「OK!」

「まっすのすし、まっすのすし♪」

「あん?何だそりゃ。」

「なんだそりゃって・・・分かってんだろ・・・。竹とゴムで押さえつけて鮮度を保ってるんだよ~」

「へぇ・・・」

「おりむ~外していいよ~。」

「そんじゃ、お言葉に甘えて。」

 バシッ【9999/9999】←No Damege!

「ヤロォォォォ!!!」

「わぁ待って!止まれぇ!おりむ~、食べ物を粗末にしちゃ駄目だよ~。」

「随分と楽しそうじゃねぇかぁ。」

「ひよこ・・・ひよこ・・・」

「ラウラ、どうしたの?」

「金とヤクに、未練たっぷりだ。」

「ラウラ、ひよこどこでも売ってるから・・・。」

 

「は~新幹線楽しかったねぇ。」

「そうかぁ?」

「織斑くーん!写真撮って、写真!」

「任せとけぇ!」

 パシャッ

「写真が出来たら送ってあげるねぇ!」

「いらねえ!写真は嫌いだ。」

「そんなこと言ってたか!?」

「さー、次は京都観光DA!」

「お前は、もう一働きだ。お前は撮影の天才だ。IS学園記念撮影の歴史を根底から覆してしまった。アカデミーで汗を流して学んだテロリストの心理、写真現像に光度分析、張り込みに人質解放交渉のテクニック、犯罪心理学、あれは一体何なんだ?観光気分でドライブして、『ああこの家がそうだ、ここが悪党の隠れ家だ』って指差して済むと思ってんのか?!」

「最初は清水寺でいいかい?」

「・・・行ってこい。」

「おりむ~飛ぼう。」

「よし来た任せとけ。」

 ガシッ

「え?」

 ドンッ!【0/300】←アスファルト

「地面が無くなちゃったわ。」

 ペシペシッ【200/300】

「これで出来た。」

「アイツ、ナニモンなんです?」

「のほほんさんずるい!」

「未だにこんなこと言う奴がいるとはなぁ・・・。」

「私たちも飛ぶぞ!」

「皆さん、座れ。そのISも閉じてろ。どうしても行くというなら、私を倒していってください☆」

「OK!」

 ドベキシッ!「オフィ・・・」【1/3000】

「まあ、行かないけどね。」

「おい山田君。立って歩け。」

「腰にロープでも繋いどくんだなダンナ」

「なるっほど、ソイツぁ良い。」

「・・・」

「わ、わぁ~一瞬だぁ~。」

「そりゃ当然。」

「清水寺きれいだね~」

「それがおかしいんです少佐、どう見ても人っ子一人いないんですよ。」

「ちょっと、あなた達、どこから入ってきたの?!今は映画の・・・てアナタは織斑一夏!?」

「先に行かせてもらうぜ友達ぃ!!!」

「ゑ?おりむ~!?」

「逃がすなぁ!捕まえrrrrロ」

「え?・・・えぇ!?織斑一夏だ!」

「すっげぇ筋肉、今も鍛えてんの?」

「もぉち論ですぅ。プロですからぁ?」

「捕まえた。」

「いっけね、やっちまった。」

「よぉ~し、間抜けども、ボーナスが欲しけりゃ気を緩めるなよ、いいな?」

「「「了解!」」」

「よし、織斑君!主役は君だ!ヒロインは・・・君に決―めた。」

「セリフはどうしようかしら・・・そのままでも良いけど・・・。」

「動くな!大人しく銃を捨てないと脳みそを周りに撒き散らしてやるわよぉ?」

「それだ!」

「大丈夫かぁ?この映画。」

「それより二人ともお着換えね。」

「断る!俺は(ロケバスから)降りるぞ。」

「織斑君、サイン頂戴!」

「ISだ!ISを出せ!」

「写真撮らせて!」

「ヌォォォォォ!全員纏めてかかってこんかい!」

「「「きゃぁぁぁぁぁぁぁ!!!」」」

 

「さぁ嫁をくれ!なぁいい子だ、お前だって死にたくはないだろう!」

「あの人はとどまることを知らない・・・私帰るよ。マッチョの遊びには付き合えないや」

「と、飛びおりた!?」

「残念でしたハズレ。」

「な・・・!?逃げる気か!?」

「それが何だってんだ!誰が何しようが俺には関係ない!デカい声を出すな!耳があるんだ!台本どおりにただ喚き散らしやがって、それしかできんのかこの大根野郎!俺を何だと思ってる!ヒーローだ主役だ!俺に怒鳴るな!」

 ギュゥゥゥゥゥゥゥン・・・・・

「くそぉ・・・逃げられた・・・!」

「カァーーーーーット!お疲れ様でしたー!」

「スカッとするほどキレイに演じた上に、俺たちが一個のミスもしてないことは皆が見てた。上手いやり口だ、俺から学んだのかな?フッフッフ・・・。」

「あれ、二人は・・・?」

「クソォォォォォォ!逃げたか!」

「やってくれるよぬへへ!!!」




Zzzz
あの作A、なんでそんなに眠れるんだ?
(明日朝起きられないことへの)恐怖さ
ランキングに立つまで寝てる気だろう


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第60話 何をするぅ!何故撃った!

A 今日は何日だ、今日の日付は!
B 9月7日、土曜日
A 何年の!
B 昭和94年ごg・・・
A 嘘をつくとぶっ殺すぞぉ!
B 悪かったよぉ、紀元前マイナス2019年だ


「どこ行ってた、フランスまでか?」

「それが何だってんだ!俺が何しようがお前には関係ない!デカい声を出すな!耳があるんだ!テンプレどおりにただ喚き散らしやがって、それしかできんのかこの大根野郎!俺を何だと思ってる!ヒーローだ主役だ!俺に怒鳴るな!」

「もうお夕食も終わってしまいましたわよ。」

「お前がブッ壊したアスファルトの件で、市議会に噛み付かれっぱなしだぞ!お前が駅前でやらかしたスタンドプレーのお陰で先生には意地悪されるし、一体何を企んで何をやってるのか隠さずに報告しろ! わかったか!わかったら言ってみろォ!」

「適当にあしらっときゃいいさ、役人なんぞクソッくらえだ。」

「お前もドジだなぁ、飯を食い損ねるなんてよ。お気の毒?」

「子羊の煮込みが死ぬほど食いたかったんだよ!もう半日もまともな飯食ってなかった!やってられっか!」

「食ってきたのか。」

「いやぁその通り、それが何か悪いのか?」

「じゃ結構、好きな時に帰るがいいさ。男ってこれだもんな・・・。」

 

「おーい、どうしたんだ?」

「いや・・・真耶のIS輸送、ご苦労だった。」

「もぉちろんです。プロですからぁ?」

「良かったのか?極秘部隊とは言えその隊長が勝手に抜け出して。」

「アンタの為なら文句も言わずに我慢するけどさぁ、いくらキツくても身になるからなぁ。」

「冗談はよしてくれ・・・」

「いや、冗談ではない。」

「だったら、バラの匂いに酔ってろ。ロマンが分かる。」

「分かりました。・・・ありがとう千冬。」

「それはこちらのセリフだがな・・・。にしても随分冷てぇじゃねえか。夜は冷えるなぁえぇ?」

 

「ワル同士が手を組む分には大歓迎だ。ね、“元”イタリア代表アリーシャジョセスターフ。」

「あ、どーも。」

「言っとくが私は、人とは組まないのサ。対織斑千冬以外はパスさせてもらうのサ。」

「何だとこのクソアマ!」

「クソアマって誰?私の事サ?」

「ほかにいるか?」

「ぶっ殺してやる!」

「おぉい、落ち着けぇ。オータム、私はそれを織り込み済みで誘ったのよ。2~3人ひっかけて掛け持ちさww」

「!?」

「んんっ・・・兎に角、次の作戦は、オペレーション・エクスカリバー。覚えとくんだな!」

 

「RingGong・・・RingGong・・・I will tessyuu♪」

「デイジー、ねえデイジー・・・教えてほしいの。」

「うるさいなぁ!いちいち質問ばかりしやがってトークショーの司会のつもりか?黙ってろ。・・・モード、エクスカリバー起動・・・。」

「いたぞ!見つけたぁ!」

「フォルテっす、いたぞぉ、いたぞおおおおぉぉぉぉぉぉ!!!」

「これは・・・」

「バッテリー切れですぅ・・・」

 

「「いぇーい!!!」」

 PON!POPON!!

「何だこれは!?」

「もう十二月だよ?クリスマスが来るから、席を空けないと。」

「イブになってからでいいだろ!」

「アンタさ、他に言うことないわけ?」

「クリスマスの準備も、生徒会の仕事だよ~。」

「何でクリスマスの準備が生徒会なんだ?各生徒でやればすっきりするのに。」

「も~おりむーたら古いんだぁ。兎に角、一緒に買い出しに行くのだ~」

「ねえ本音、一緒に連れてってくれ」

「OK!」

「ぃよっしゃぁ!それじゃ、日曜日に。」

「了解。」

 

「生徒会で出かけるのも久しぶりだな。」

「久しぶりぃ?初めてじゃねぇか?」

「き、気のせいダヨ。」

「ふっふ~ん?だと良いが?ところでおりむ~、服は洗濯中か?それで着るものがない。」

「着るものがない、そうだ。」

「制服?フッ、裸よりひでぇぜ。目立ってしょうがねえや。」

「ああ、もうサインを数枚に、写真を数十枚盗られた。」

「おりむ~、お前さん目立ちすぎだ、服屋に行こう、な?」

「オッケイ!二人に連絡してくれ。」

「よし来た任せてくれ。」

 

「お~二人とも~、今おりむ~着替え中~。」

「間に合った・・・。」

「(遅れてたら)間違いなく死ぬな・・・。」

 ガチャッ、キュッ、ガシャン・・・デェェェェン!【50000/50000】(ゴマンドー!)

「待たせたな。」

「織斑君、それ野戦服・・・」

「一夏・・・余計目立つ?」

「え~?そうかなぁ?」

「そんなことないだろ?ほら本音、服のお礼だ。」

「やった~」

「あー、本音!ずるい!」

「私も・・・欲しい・・・『インディゴ・フリート』のBDBOXで、良い・・・。」

「会長にはこれをやる。」

 ポイッ

「わ、ありがt・・・重ッ!?ナニコレ?!」

「西欧テクノロジーの結晶、200kgのダンベル、2000ドルもする。YARUYO☆」

「あ・・・ありがとう・・・」

「お姉ちゃん・・・ドンマイ。」

「簪はコレだ。」

「この中に、エロ動画入れて持ってるんじゃないの?」

「救いようのない女だな・・・。」

「お姉ちゃん、最低。」

「酷い!私は変態じゃない!簪ちゃんを守ろうとしただけなんだ!」

「・・・からかうのはこのくらいにしとこう。」

「で、これ・・・何?」

「コマンドー、吹き替えの帝王、完☆全☆版!!!よく見て勉強しとくんだなダンナぁ」

「・・・・・ありがとう///」

「それでも嬉しいのね・・・簪ちゃん・・・」

 

「見ろぉ!バーガー屋だ!牛肉の塊が死ぬほど食いたかったんだよ!」

「大好きな具はアザラシの子供、クジラのケツ、夏が旬だ。だが今食いたいのは・・・チャイニーズだ。」

「・・・飢え死にするしかない・・・。」

「そういえば、たっちゃんはさ~、昔オーダーは取りに来るとおもって聞く耳持たなかったじゃねぇか!」

「やだ!またその話!?」

「さすがはお嬢さんだな、全くお笑いだ。」

「うるせぇ黙れぃ!」

「それによぉ、コイツ、ハンバーガーを硬いナイフとフォークで食おうとしやがった。」

「それはいけねぇ、バーガーてのは、一口で!飲み込むもんだ!」

「スペシャルバーガーお待たせしましたぁ!」

「口開けろぉ!開けやがれこのぉ!バーガーねじ込んでやるんでぇ!食い方が分かるようになぁ!」

「・・・ぁ」

「かんちゃん、無理に一口で食べなくていいんだよ~。冗談が好きなんです。」

「・・・そう。」

「二人とも助けてよ!」

「え~?いや~イチャイチャしてるから~」

「お前さん病気だ、医者に行こう、な?」

「コロすぞ。」

「冗ぉ談だよぉ!?」

「飯食ってる時ぐらい静かにできんのか!?」

「「「アンタが言うか!?」」」




上手いねぇ。作Bに作品を書かせる方が楽だもんな。違うか?
いやぁその通り、それが悪いのか?


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第61話 見たら絶対その気になるって

よし、じゃ俺の腹筋と交換だ。いい筋肉だぜこりゃあ。組合員・語録の結晶、1000ドルもするんだ。


-ハンバーガー屋の外にて-

 「向こうにIS学園の制服を着た大男がいるんだけど、彼、一般人じゃないわ。」

 「ビックス、いるの?ビックス。頭のいかれた大男がいる。一人では手に負えん。」

 「!!すぐ行くわ。・・・かっこいいとこ見ましょう!」

 「ウフフッ!!」←ヤバ目のヤツ

 「全女性客へ。3階で非常事態よ。敵機来襲、大型機だ。髪は茶、筋肉モリモリマッチョマンの変態よ!」

 

 「女を引っ掛けるにはいい場所だな。かすがゴロゴロして・・・もう一人増えたぜ。じゃあ、行くか。」

 

 「ここで何をしてる?」

 「友人を待ってる。」

 「一緒に生きましょ!・・・えいっ!うわっ!?」

 「こいつっ!きゃぁっ!」

 

 「何の騒ぎかしら?・・・あれ!?一夏くん!?」

 「俺はここにいる。」

 「・・・・・あれは・・・誰?」

 「篠ノ之さん辺りかしら?」

 「俺の知り合いになまくらはいない。ハーレムでも作りたいペテン師が、俺の格好をしてウロついてんだろ。」

 「あぁ、道理で・・・。」

 「圧死しそうなのだ~。」

 「裏切りに陰謀、セックスに決闘、錯乱に幽霊、そして最後には皆が死に果てる。」

 「フッフゥーン、だと良いけど?」

 ぴんPON☆ぱんPOON☆

 『間もなく屋外展示場でヒーローショー〈アイアンガイ〉を開始します。』

 「一夏、行こう!・・・OK?」

 「簪ちゃん!?もしかしなくても最初からこれが目的だったのね!嘘つき!買い物だの食事会だの、あれは私たちを引っ張り出すための口実だったの!?!?」

 「いやぁ、その通り。それが悪いのか?」

 「まさか一夏君、グルなの?!」

 「いやぁ、その通り。それが悪いのか?」

 「ハッ!まさか本音ちゃんも?」

 「これは~最高のイベントなのだ~!見逃す手はないよ~。今から行って、いい席をとるのだ~!」

 

-アクションガイ、会場にて-

 「みんなー元気かな?」

 「「「はーい!」」」

 「それじゃあ呼んでみよう!アイアンガーイ!」

 「「「アイアンガーイ!」」」

 「ちびっ子のみんな!待たせたなぁ!俺がアイアンガイだ!」

 「操り人形だよ!」

 「早速、敵さんのお出ましか。全く、ヒーローには休日がない。お前暦は持ってねえのか?ユダヤ教の休日だ。」

 「ガッハッハッ!アイアンガイ!君の今のような反応が命取りになる!」

 「そんな・・・マスターX!殺されたんじゃ・・・・・。」

 「残念だったなぁ・・・トリックだよ。てめぇに舞台を追い出されてからずーっと復讐を想い続けてきた。よぉやくその日がやって来た・・・・。長かったぜ!」

 「来やがれ!どうした?やれよ!殺せ!どうした、こいよ!俺はここだ!さぁ殺せ!殺せ、殺してみろ!どうした!ここだと言ってるだろうが!どうした!さぁ殺せ!殺してみろ!」

 「フハハハハハハッ!これを見ても、それが言えるか?」

 「おのれマスターX!卑怯だぞ!」

 「「「ブー!ブー!」」」

 「静まれ静間れぇい!この紋所が――」

 「おい!」

 「ん、ゲフンゲフン!俺は悪の幹部だ!アイアンガイ、お前自分のあだ名知ってるか?ついこの間までは鉄のアゴだったが、今じゃ鋼鉄マンだってよ。あっちの方も鋼鉄並か?」

 バキッ【190/200】←アイアンガイ

 「グアァ!」

 「アイアンガァイ、腕はどんなだ?」

 「こっちへ来て確かめろ。」

 「いや結構。遠慮さしてもらうぜ。・・・アイアンガイ、顔出してみろ。一発で、眉間をぶち抜いてやる。古い付き合いだ、苦しませたかねぇ」

 「マスターX、その子達は関係ない、放してやれ!目的は俺だろう!」

 「ヘハハハハハハ・・・・・!」

 「右腕をやられた、お前でも勝てる。・・・来いよマスターX。銃なんか捨てて、かかってこい!楽に殺しちゃつまらんだろう。ナイフを突き立て、俺が苦しみもがいて、死んでいく様を見るのが望みだったんだろう。そうじゃないのかマスターX。」

 「てめぇを殺してやる!」

 「さぁ、子供達を放せ、一対一だ。楽しみをふいにしたくはないだろう。・・・・・来いよマスターX。怖いのか?」

 「ぶっ殺してやる!」

 「いやぁっ!」

 「ガキなんて必要ねぇ!へへへへっ」

 「キャー!」

 「ガキどもにはもう用はねぇ!へへへへっ・・・ハジキも必要ねぇや、へへへへっ・・・・・誰がてめぇなんか、てめぇなんか怖かねぇ!・・・野郎、ぶっ殺してやぁぁる!!!」

 「みんなー!ヒーローに力をあげて!大きな声で呼んでみましょう!せーの!」

 「コマンドー!」

 \デェェェェェェェェェェン!!!/

 「本音!ハメやがったな!?このクソッタレ!嘘つきみぃ!ヒーローだ主役だの人質だの、あれは俺を引っ張り出すための口実か!?」

 「そうなのだー!」

 「あれは・・・・・織斑一夏!」

 「嘘!それならそっちの方が良いわ!」

 「断る。」

 「ルール1、契約厳守、か。」

 「・・・何だこいつ。どういうこと?」

 「さぁ・・・。」

 「さて、みんなで呼びましょう!織斑一夏~!」

 「やるならギャラ上乗せ。」

 「危険手当ってヤツだな。」

 「さあ、もう一度!織斑一夏~!」

 「イピカイエーか・・・。」

 「もう一度!織斑一夏~!」

 「俺は知らねえぞ・・・今行くよ!」

 チュドォォォォォォォーンッ!【0/1000】←建物

 

-12月4日、夜-

 「ふーっ・・・。いい湯ですわ。」

 「バババンッ!」

 「!?・・・・・誰も居ませんわ?」

 ガッシャン!【188/200】

 「待ってろケモノ()、今行くからなぁ!逃げるんじゃねぇ!サシで勝負だ! チキショウ、待てェ今すぐ行く!勝負するんだ、逃げるんじゃねぇぞ、サシの勝負だ!待ちやがれェ!」

 「一夏さん?」

 「セシリアか!良いところにいる!シャニーが行った!」

 「お任せを!」

 ガシッ!

 「ニャァ?」

 ザブーンッ!

 「ギニャァァァァァァァァァッ!!!」

 「いやぁ、助かった。」

 「後でお連れしますわ!」

 

-一時間後-

 「フミャァ・・・。」

 「この茹でダコは何だ?」

 「知らない方が良いですわ。」

 「」

 「ところで一夏さん。お暇でしたらここでも如何です?」

 「いいね、行くとしよう。」

 

-週末-

 「セシリアのヤツ、遅いな。」

 「お待たせしましたわ!」

 「なあ、友情を邪魔したくはないが、20分遅れてる。」

 「道が混んでいましてよ。」

 「フッフゥーン?だといいがぁ?」

 

-その背後から-

 「見た目はオトコ、心も漢!これが、ザ・名探偵〈シャルロック・ホームズ〉の真髄だ!!三輪車に轢かれても、チェアーから落ちてもビクともしねえ!PON☆骨ラファール乗りはお子様設計!!愛する友を救うため、一人、敵のアジトに忍び込む。その賢さ、もうどうにも止まらん!全員まとめてかかってこんかい!!これぞ豪快スーパークイズアクション!!」

 「名探偵しゃーろt・・・しゃるるく・・・あれ?」

 「シャルロック・ホームズだよ。」

 「名探偵シャルロック・ホームズ・・・・・あなたは、一体何だ?」

 「アナタハイッタイ・・・・・ナンダ・・・?探偵さ・・・じゃないよ!って言うか、なんで僕たちこんなことしてるの?」

 「トレーニングだ。」

 「トレーニング?どこが?」

 「この人混みの中から大佐を見失わず、見つからないように尾行するトレーニングだ!」

 「」

 「さあ、行こう。つまらん茶番のために見失った。後は更識姉がどこまで行けてるか、だが。」

 「そ、ソウデスカー・・・・・。」




腹筋に一発撃ち込んで、(ネットの)海にドボンだ。


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第62話 特攻野郎?

A おいおいおい、ちょっとお話ししようじゃねえか兄ちゃん
B でも(ド)ボン太君が出て来ちまった以上は仕方がねぇだろ
A ヤツがフルメタルジャケットと特攻野郎Aチームじゃなけりゃナァ・・・


「おいおいおいおい、どこ行く気だぁ?」

「いい天気なので、密売人を殺しに。」

「そいつはいい。」

「冗談言ったのに・・・」

「ふざけやがってぇ!!!」

「あ、あら、このドッグパークというのは、楽しそうですわね。」

「犬みたいによだれ垂らしてすり寄って来るんだぜ、たまんねぇよw」

「」

「忘れてくれ・・・。」

「では、行きましょう!」

「OK!・・・ん?」

『ふもっふ!』

「あら、マスコットのドボン太くんですわ。」

「ショットガンをバッグから出しなよ。」

 ガチャン!\デェェェェェェェン!!/【50000/50000(ゴマンドー!)

 ガシャッ!『ふもっもふっもふっふ!』【10580/10580(トッコーヤロー!)

 ガチャッドン!ガチャッドン!【38000/50000】

 チュドォォォォォォォォン!!【580/10580】

「良い腕だ、みんな急所だ。」

『ふもっ・・・ふもっふ・・・(先制できなければ危なかった・・・)』

「謙遜しすぎだ、お前はもっと大物になれる。こんなところで燻ってちゃだめだ。」

「ふもっ!」

 ガシィ!

「よしセシリア、行こう。・・・どうした?」

「いえ、向こうで似たようなのが転がっている気がして・・・。」

「ふも・・・(気のせいダヨ)」

「ふっふーん?だと良いが?」

 

「ワンちゃんたら。んぅ可愛いんだからぁ~」

「どうかしてる・・・。」

「グルルルルルルルッ・・・」

「よーし良い子だ。こっち来いって大丈夫。どうした、怖いのか?」

「ガウッァウッ!!」

「ヌォォォォォォォォォ!!!」

「キュゥンキュウン・・・」

「一夏さん、それ虐めてません?ほら、こっちにいらっしゃいな。」

「ハッ、ハッ、クゥンクゥン」

「俺も久々頑張ったのに、なんだよいい役持っていきやがって!」

「妬いてやんの!」

「クソッたれが・・・自分がどんなに孤独か分かったよ・・・」

「犬でもお飼いになったら?」

「くそっ、ふざけやがって・・・。」

 

「飯食おう。腹減って仕方がねぇ。」

「そうしましょう。」

「ほら」

「これは何です?」

「昼飯だ、野菜も食えよ。」

「・・・プロテインの匂いがするな?」

「警戒しすぎだ。仔牛の煮込みが死ぬほど食いたかったんだよぉ!」

「で、では半分ずついただきましょう。」

「ええぞぉ!あんた頭良いじゃねえか!こんな時こそ頭を使わねえとな!」

(半分って言わないと何されるか分からない・・・)

「やぁお二人さん!今日はホラーアトラクションが男女二人組ならなんと無料!見逃す手はない。というわけでこちらのチケットをどうぞ。」

「楯無、青筋立ってるぞ、大丈夫か?」

「ええお気遣いありがと・・・ゑ?」

 ドベキシッ!「オフィッ」【1/5000】

「さてどうする?」

「せっかくくれたんだ、チップを弾みたい所だが、あんたに(楯無が)ライフ取られちまった」

 

「おお、中は暗いな。」

「(足元が)見えないんだ・・・。」

 

「何もないじゃないか!ホラーだの何だの!あれは俺を引っ張り出すための口実か!」

「その通りですわ。」

「やれやれ・・・あまり私を怒らせるな・・・。」

「まあまあ、夕日の見えるスポットがありますからそちらに行きましょう?」

 

「まあ、きれいですわね(夕日)。」

「クソ汚いだろ(東京湾)。」

「そこは、わたくしの方が奇麗だと言う場面でしょうにアナタは史上最低の出来損ないだよ!」

「・・・え?」

「い、いえなんでもありませんわ。」

「そうか・・・ん?」

 チュドォォォォォォォォォン!!

「「「きゃぁぁぁぁぁぁぁ!!!」」」

「一夏さん!!あそこに子供が・・・!」

「!!ふざけやがってぇ!!!!」

 ブォンッ!【0/200】←観覧車

「あっ」

 ガシャンッ!【1000/1500】

       【9990/9999】

「・・・攻撃、止みました。」

「嘘だろぉ」

「信じられない、(あれが届くなんて)夢みたい。」

「何もありません。人的被害はゼロです。血痕も死体も、何一つありません・・・。」

「つまり?」

「犠牲者はありません。」

「お嬢様、こちらでしたか。」

「それがどうした!私が何しようが他人には関係ない!」

「意見の相違とあればやむを得ない。」

 ブォンッ【27000/27000】

「また会いましょう。」

「ええ、イギリスでね。」

 

「よーしクズども、ボーナスが欲しけりゃ気を抜くなよ、良いな?」

「「「OK!」」」

「そういえば皆さん、遊園地では何をなさっていたのですか?」

「「「何もねえよ?悪いけど。」」」

「嘘をつけ・・・」

「・・・おいこの機体は対赤外線装備はついているのか?」

「熱線追尾ミサイル以外じゃ役に立たん。」

「それはどうかな?」

 ズドォォォォォォォォォン!!【600/1200】

               【27000/27000】

               【40(ry

「お前ら何やってんだよ。お前らって連中がいなけりゃ、パイロットも仕事が楽なのに・・・エンジンが片方吹き飛んだぐらいで逃げ出しちまって!なんのための

双発機だ!一基でも平落としぐらいできる!おいそうだろ!」

「勿論です、プロですから?」

「」

「私を無視とは良い度胸DEATH☆」

「面倒なのが来てますが。」

「ああ・・・全くだ。」

「とっととぶっ殺せ!」

「お任せを!」

「楯無!遅れを取るなよ!」

「私だって始末書書きで余生を送りたかないですからね!」

「ううっ・・・」

「何故泣くんだ?」

「自然に・・・涙が出るんDEATH。傷ついたときやなんかに。」

「怪我が痛むから?」

「さびしかったDEATHお姉さま!また会えて嬉しいわ!」

「ええ、私もよ。本当によかった。生きててくれたお陰で君を自分の手で始末できる。満足だ。」

「そんナ!つれナイ///」

「顔真っ赤にして言うことかぃ・・・。」




そこの感想欄で伸びてる奴は何なんだい?
ここで鍛えてる


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第63話 ホントにドイツ人は怒りっぽいんだから

B Zzz・・・
A おい。
B !!盆期!
A ISの帝王!
作 MAD版!!!


I’m back.


-東欧境界線付近の空中にて-

 「オイ、一夏。千冬さんは放してやったらどうだ?」

 「駄目だ。」

 「ダメエェ?!」

 「私のことは気にするな、一夏。私は置いていってかまわわん。」

 「お前を置いていくとでも?」

 「随分と優しいじゃないか。どうした?」

 「勘違いするな。お前をこの森に放してみろ。自然保護区が消滅するだろうが!」

 「!!」←図星

 

 

-その頃、ドイツの特殊空軍基地-

 「ラウラ隊長、遅いですなぁ。」

 「隊長のメンツを潰したくないが、もう三〇分以上遅れてる。」

 「・・・・・。」

 「クラリッサ副官!心配ではないのですか!!」

 「馬鹿者!どうせ隊長のことだ、ドーナツ屋でサボってんだ。

 「私はいつ、ドーナツ屋でサボるキャラになったんだ?クラリッサ副官。」

 「?!静かに素早く・・・。お変わりないようで安心しました。」

 「隊長!お待ちしておりました!ところで織斑教官の様子が見えないのですが・・・何かあったのですか?」

 「そう焦るな。まだ終わっちゃ居ない。」

 「隊長の仰るとおりだ!あの織斑教官だ。さぞかし威風堂々と現れると相場で決まっている。それもIS学園の小娘共を引き連れて・・・・・なんあ!?」

 「諸君!お出迎えご苦労。」←逆さ吊り

 「隊長、アレは一体。」

 「紹介する。これが伝説の教官『織斑千冬』だ。」

 「この野郎!この私を忘れたのか!この馬鹿!ヴァ鹿野郎!間抜けェい!!」

 「た、大変失礼しました!三六〇度も回っておられたゆえ、気が付きませんでした!」

 「あー、それを言うなら三八〇度だ。このマカロニ黒ウサギ。そんな単純な計算もできんのか!三六〇度ひっくり返ってみろ!始めと同じ位置に戻ってひっくり返った事にはならんだろ!」

 「・・・・・そうかなぁ。」

 「なあ、乙女の友情を邪魔したくはないが、それを言うなら一八〇度だ、この歴史的馬鹿モンどもが。」

 「この声は・・・まさかメイトリクス?!この野郎生きていたのか!教官も元気そうで安心しました!」

 「久しぶりだな、クラリッサ!・・・なんだ、その似合わない(眼)タイは?」

 「ほっとけ、余計なお世話だ。」

 ガシッ!【9999/9999】

     【8000/8000】←クラリッサ

 「「ヌゥ!」」

 「どうした?隊長業務(代理)のデスクワークで鈍ったか?」

 「いやぁ・・・。参った降参だ。相変わらずだな、メイト――」

ポンッ

 「・・・・・クラリッサ。」

 「何です隊長。」

 「私のキャラと被るのでその台詞は変えろ。」

 「それが何だってんだ!誰が何しようが私には関係ない!デカい声を出すな!耳があるんだ!台本どおりにただ喚き散らしやがって、それしかできんのかこの大根野郎!私を何だと思ってる!(臨時)隊長だ副官だ!私に怒鳴るな!」

 「・・・・・クラリッサ!」

 ドベキシッ「オフゥィ・・・・・」【1/8000】

 

-オペレーションルーム-

 「状況については、諸君らの知るところだから割愛する。作戦だ。」

 「作戦?俺達に作戦なんかいるかよ。」

 「お前らを纏めとくと、過剰戦力になるからな。それと、実に迷惑な話だがデュノア社から最新装備の受領命令があった。」

 「適当にあしらっときゃいいわよ、役員なんぞクソッくらえね。」

 「いや、鈴。俺達は別件でデュノア社に用がある。」

 「?珍しいこともあんのね。」

 「それは私と織斑、ラウラ、デュノアで対処する。いや、電子戦に更識、お前も来い。篠ノ之。後の連中を最速でイギリスに送れ。ついでに悪さをしないように見張ってろ。」

 「ちょい待ち。アタシ達はお荷物なわけ?」

 「あぁ、そうだ!」

 「ならば、シュヴァルツェ・ハーゼ隊の副官である私もお伴しよう。戦力不足だ。」

 「既に過剰だ。これ以上子守りが増えたら、篠ノ之がパンクする。」

 「おいおいおい、私がこんな連中に手こずるとでも?」

 「連れて行きたくないだけだ。」←耳打ち

 「教官!私は、こんな小娘ごとに気に負けはしません!」

 【24000/24000】←IS展開

 「ブレードはしまってろ。そのISも閉じとけ。山田君!あいつの装備全部持って行きなさい!」(・・・ん?)

 「はい、かしこまり・・・ゲフンゲフン。放してください!これも私の仕事なんです!」

 「あ!何をする貴様!放せ!えぇい、決闘だ!」

 「クラリッサ。そいつに勝ったら連れて行ってやろう。」

 「織斑先生!?ハメましたね!?このクソッタレ!嘘つきみぃ!装備を奪えだの連れて行きたくないから説得しろだの、あれは私を引っ張り出すための口実なんですか!?」

 「いやぁ、その通り。それが悪いのか?」

 

-特設戦闘アリーナ-

 「これより、山田先生とクラリッサのバトルを始める。開始。」

 「手加減はなしだ!」

 「分かりました!」

 ゴッ!ガキィッ!バキ、メシッ!!

 シュドドドドドドドドッ!

 「・・・よし、こいつらここで戦闘しているって言ってるから、さっさとイギリスを目指そう。」

 

-駅のホームにて-

 「ねえ、感動の別れを邪魔して申し訳ないけど、列車なんか乗らないで走った方が早いんじゃないの?特に一夏。」

 「行こう行こう、いつも先を急ぐ。そしてある日死ぬ。たまには足を止めて人生の楽しみを味わうべきだ。」

 「ふっふ~ん、だといいが?」

 「おっと、列車が来た。じゃあ箒、子守りを頼む。」

 「私は子守りなんて得意じゃない。」

 「謙遜しすぎだ。君はきっととても良い子守りになれる」

 プシュー・・・ガタンッ

 「さて、織斑。」

 「飲み物か?」

 「買ってこい。」ピラッ(五千円札)

 「・・・ここはユーロだ。」

 「・・・間違えた。酒頼めるか?」

 「今は移動中だ。抑えろ。」

 トコトコトコ・・・・・

 「・・・・・。」

 「さて、デュノア。」

 「は、はい。何ですか織斑先生。」

 「なぜ、我々が列車で移動しているか分かるか?」

 「え?」

 「一人で抱え込むなってんだこの大馬鹿野郎!けど手を貸せる馬鹿も私達しかいないぞ!」

 「で?その作戦は?」

 「まず私がサーバーに侵入、ドン。動作感知器と生体認証センサーを切る、ブチッ。そしてさらに監視カメラシステムを無効化・・・あとはみんながババーンと潜り込める。簡単でしょ・・・?」

 「ドン、ブチッ、ババーン、か。・・・一夏、飲み物は?」

 「本場のチーズとペパロニのグッチョ美味いピッツァだ!激旨だでぇ!」

 「・・・一夏、ピッツァは飲み物じゃないよ。」

 「私も・・・そう思う・・・・。」

 「「「・・・え?」」」←飲んだ後




(腹筋を)殺るのは一日に一度ずつ・・・・・まるでハンターだ


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第64話 フレンチはもてはやされすぎだ

筋肉痛が直せねえと次話が読めねえんだよ。読者が集まんなきゃ俺たちは上(誰?)に首を切られちまう。


-引き続き列車内

 「シャル、お前の家はこのあたりだったな。」

 「そうだよ・・・何で知ってるの?」

 「ちょちょっと手先を動かせば、そのぐらいのことは直ぐに分かる。」

 「」

 「おい、このニュースを見ろ。ロシア代表、候補生を手玉に取り、条約と有徳に背く何たらかんたら、だとさ。」

 「流石・・・お姉ちゃん。」

 「それより一夏、腹減らないか?」

 「飯なんか作ってないぞ。」

 「私もだ。」

 「同じく。」

 「・・・車内販売来た。」

 「ボンジュール。サンドイッチは如何ですか?激うまだでぇ?」

 「これは・・・フランスパンのサンドイッチか。」

 「ン、よくご存じですねぇ。正確にはサンドウィッチですが。この料理はお好き?」

 「ええ、ゾッコンですよ。」

 「・・・・・知ってるぞ!君は織斑一夏だね!」

 「どこで聞いた。」

 「どこでもそこでも、みんなが知ってる。サイン頼めるかな?」

 「書くならギャラ上乗せ。」

 「サンドウィッチ一パックオマケでいかが?」

 「乗った。」

 カキカキ・・・

 「これでどうだ?」

 「へー、これが君のサイン。上手いね、よく書くの?」

 「滅多に書かん。飾ってくれんから。」

 「そいつぁめでたい。とにかく、君は世界で唯一ISを使える男子。僕みたいに立場の弱い男達の希望の星だよ。」

 「俺を貶すつもりか!いっぱしの強者を気取っていても、俺から見れば聖歌隊のガキ以下だ!誰が怖がるか!」

 「いよ、逞しい!あぁ、それだ。あれとかこれとか、それとかって――」

 

- 二〇分後 -

 「いや、今日はいい話が聞けて満足だよ。これ、お礼にサービスする。」

 「いくらだ?」

 「俺のおごりだ。食ってくれ。じゃあな。」

 「俺の名が知られているとはな。」

 「大佐は有名人だからな。」

 

- 夜 -

 「三人部屋が二つ?」

 「六人部屋を頼んだはずだが?」

 「そんなにでかい部屋はなかったです。(キリッ)」

 「仕方ない。ここは私とシャルロット、そして更識が同じ部屋で寝るとしよう。」

 「おいおいおいおい。それじゃ、私の晩酌はどうなるんだ。」

 「今は作戦中だ。控えろ。」

 「仕方ない。ラウラ。織斑と同じ部屋で寝て良いぞ。」

 「!!・・・あ!あそこにプロテインが!」

 「「え?どこ?」」

 バタッ!!ガチャンッ!

 「!!小娘めェ!?クソ、逃げたか!!・・・ぬうぅぅ、うぉぉぉっ!!」

 バインッ【199/200】←列車のドア

 「よせ、人の備品だ。今回は我慢しろ。」

 「仕方ない。寝るか。」

 ガチャッ

 「三段ベッド。参った参った。こんなひでぇベッドは流石の俺も初めてだ・・・・・。」

 「まったくだ。チョー最悪だ。カプセルホテルが天国に思える。」

 「さっさと寝ちまおう。」

 「あぁ、そうしよう。」

 「・・・俺達、ドイツにいるんだよな?」

 「あぁ?寝言言ってんじゃねえよ。とっくに国境は越えたよ。」

 

- 翌朝 -

 「ここがパリか。暑くてやってらんねえ。」

 「え?今、一二月だよ?」

 「デュノア、さっさと降りろ。」

 「お嬢様、お待ちしておりました。お時間が迫っておりますので、お早く車に。」

 「うん、分かった。さ、乗って乗って。」

 

- デュノア社、特設アリーナ前 -

 「そろそろか。」

 ブロロロロロロロロ・・・ガチャ

 「遅刻だ。」

 「道が混んでた。」

 「言い訳は聞いてない。」

 「事実だ。受け入れろ。」

 「誰だ、この男は?」

 「こいつは筋肉モリモリマッチョマンの変態だ。大げさじゃないよ?この男、パンを焼きながら筋肉を殺すのが好きなんだwwwぶっちゃけた話、一夏はお前さんをマッチョマンの変態にするぐらい、屁でもないと。」

 「・・・遠慮しておこう。で、本題に入らせてもらっても?」

 「嫌だn」

 スカッ【9999/9999】

 「少し黙ってろこのオカマ野郎!ベラベラ喋りやがって!」

 「この俺がァ、オカマだとォ?」

 「ああそうだ!」

 「おい、本題を」

 「ふざけやがってぇ!!」

 ドカッメキッグシャッ!【9990/9999】【18990/20000】

 「本題・・・」

 メキッドゴッベキッ!!【9000/9999】【18000/20000】

 「・・・」

 「父さん、あの二人はほっとこう?」

 「社長と呼べ・・・」

 ドベキシッ「オフィ・・・」【1/800】

 ガンッ!【7000/8000】

 「今度私の邪魔したら殺すよ?」

 「ちょっと手助けしただけだ。」

 「私はその気がないんだ。」

 「で社長、本題というのは?」

 【9999/9999】【20000/20000】←リフレッシュ!

 「・・・」【1/800】

 「アルベールったらまた床で寝てるのねぇ~。んぅ可愛いんだからぁ。」

 「やめろ!気持ち悪い!!」

 「ほら起きたぞ。」

 「よくやった。社長、本題を。」

 「・・・。」

 「社長?」

 「ほんの少しではありますが、ISの第三世代機を入荷致しました!」

 「第三世代機!?やったぁ!フランスバンザーイ!」

 「・・・と、俺達が言うと思ったか?」

 「俺のダチが面白がって乗ってみたがよ、危なく廃人にされるとこだった。新世代機はイジるモンじゃねぇよ、馬鹿を見らぁ!」

 「・・・それ、私のこと言ってる?」

 「いやぁ、その通り。」

 「シャルロットにはこの機体へ乗り換えを行ってもらう。」

 「おぉイエイエイエイエふざけんなこんなのアリかよマジで契約違反だ。目の前で話してんのにこの野郎無視しやがって!ピザのトッピングにチーズとペパロニ頼んだらトーフと魚醤のっけてきたようなモンさ!サギだよサギ!」

 「オイオイオイオイ待てよ待てったら~ ホントにドイツ人は怒りっぽいんだからぁw」

 「・・・私はトーフも好きだよ?」

 「嘘をつけ。」

 「おい、行くぞシャルロット・デュノア」

 「一つだけ教えといてあげる。リヴァイヴはこれまでで最高のIS。第三世代機では勝てない。」

 「よろしいならば模擬戦だ。」

 「!!主戦主義者だ!コロセ!」

 「では、打ち破ってもらおう、我が社の誇る第三世代機。その名も、昴」

 「おいおいおい、ちゃんと言うてよ」←研究員

 「ああ、そうか。昴と言えば、宇宙で一際美しく輝く星。宇宙と言えば、そう秋桜」

 ドベキシッ【0/800】

 「やる気あるんかおっさん!」

 「Foo!ええぞぉ!あんた腕っぷし良いじゃねえか!こんな時こそ拳を使わねえとなぁ!」

 「あのろくでなしの暴言社長を殴った気分はどうだった?」

 「それは・・・最高です」

 「あんた最高だよ、きっと大物になれる」

 「マジかよ」

 「もちろん。こんなとこでくすぶってちゃだめだ。」

 「やっぱりそうか俺もずっと前からそう思ってたんだ!」

 「・・・模擬戦は?」




「よう、やってるな」
「おはよう読者」
「あぁ」
「朝から蒸すな、えぇ?」

次は年末に会おう!


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第65話 小僧に口の利き方教えてやる

「あの読者、なんでそんなに眠れるんだ?」
「恐怖さ」
「投稿が始まるまで寝てる気だろう」


 「っく、強い・・・。」

 「リヴァイヴ(これ)を作った技術者もこれほど勝ちがつくなんて思ってもなかったろうね。安物のISにただ適当に装備をくっ付けまくっただけ。はぁ~しょうもない・・・・・・。で、結論は?」

 「分かった!分かった!リヴァイヴに乗ることを認める。」

 「結構。よろしく。」

 「で?お前はいつまで寝てるんだ?オータ・・・ゲフンゲフン。ショートニング・ショートケーキ。・・・?」

 「・・・一夏。それ、どっちもお菓子。」

 「あぁ、それは分かってる。で、マジでこいつの名前なんだっけ?」

 「ショッパイナ・ショッボイナだ。違うか大佐。」

 「ショコラデ・ショコラータだ!」

 「黙ってろオータム!」

 「オータム?もう12月だよ?」

 「今度はクリスマスにでもするか?」

 「あぁ?!手前ら人の名前を出世魚みたいに――」

 「真ん中に寝てなきゃ。真ん中に。」

 「私は真剣にいってるからな?」

 「何?もう良いじゃない。」

 「クソが!私も久々頑張ったのに、なんだよ!いい役持っていきやがって!!」

 「吹雪OKね?それでは、オータムさん、どうぞ!」

 「ヤロー、ぶっ殺っしゃー!!」

 「(本性が)見えたぞー!待ちやがれ!」

 ズババババババババババ!!!←チェーンガン

 「へっ!ガキの動きなんざ単調なんだよ!この最新鋭機は頂いた!」

 「なにか忘れてません、か?」

 「あ?忘れるわけがっ?!何だ?!身動きが!!」

 「見ろ、蜘蛛が自分の糸に絡まってら。」

 「・・・・・ダサイ。」

 「手前ェ!!何だこれは!この私をこんな安物の糸で捕捉しやがってぇ!」

 「お前の忘れ物だ。受け入れろ。」

 「な、何と言うことだ。私はまた娘を危険にさらしてしまったのか!」

 「娘を危険に?社長、お前、オータムの親だったのか。」

 「違う!あんな出世魚は知らん!私の娘はシャルロットだ。」

 「なら、大丈夫だ。今の情けない格好を見ろ。おかげで安全だろ?」

 「まぁ・・・・・テロリストからはな。」

 「疑ってるのか?」

 「実を言うと・・・あれは何だ!!」

 「あ?クロエだ。遠くから見てることしか出来ないチキン野郎。」

 「こっちに向かっているように見えるが?」

 「大佐、命中させておきました。」

 「ご苦労。」

 ガシャーンッ!!【10001/21000】←クロエ

         【13400/30000】←オータム

 「あ、切れた。」

 「(糸の)予備がある・・・あ、なかった。」

 「そ、それどころじゃない!避けろ、避けるんだ!!シャルロット!」

 「ん~、そいつはどうかな?」

 ドゴォォォォォォォォンッ!!【300/3000】←オータム

               【18000/18000】←シャルロット

 「シャルロット!!」

 「もしかして?!」

 「私達!!」

 「「入れ替わって・・・ないね。」」

 「ないんかい!って、あれ?」

 「あ、何かISもらっちゃった。」←一人勝ち

 「あぁ?!何が起きてやがる?!」

 「何が起こっている!?」

 「コアが融合したんだろ?」

 「クソが!こういう時は逃げる!」

 「おい、逃げられるぞ!」

 「ほっとけあんなもん。それよりクロエだ。」

 「おぅ、クロエ(姉ィ)。このときを待ちわびてた。」

 「初めまして、完成品の『付きの落とし子』。私はYOU。YOUになれなかった、もう一人のYOU。」

 「何だって?」

 「差し詰め、誰かさんの変換ミスさ。」

 「誰かって誰だ。」

 「そこの男。」

 「社長、呼ばれてる。」

 「違う、隣の男。」

 「だってよ、技術者。」

 「まぁじかよぉ!」

 「・・・織斑一夏。YOU。」

 「俺に何の用だ?」

 「YOUは完全なるイレギュラー。ママのため・・・・・・オエェッ!我がマスターのために消えてもらいます。」

 「       」

 「?」

 「大佐、見事な消え方でした。私から学んだのかな?」

 「YOU達が見ているのは幻影。」

 「幻影?奇遇だな。俺達もだ。」

 「・・・?!?!」

 「二つに一つだ、今すぐ立ち去れば何も無かった事にする。嫌ならここを爆破して帰る!丁度ティータイムだ!」

 「やめてくれい!」←社長

 スーッ・・・・・

 「クロエは帰った。俺達も帰ろう。」

 

 

- パリの空港にて -

 「世話になったな。」

 「小僧に口の利き方を教えてやる。」

 「私もそう思うな。世話んなったな!」

 「学ばん小娘が。」

 「じゃあ、行ってきます。」

 「お嬢様、お気を付けて。」

 「おぉイエイエイエイエふざけんなこんなのアリかよマジで契約違反だ。辞書にマーカ線引いて挨拶したのに、こんな塩対応しやがって!ピザのトッピングにエスカルゴ頼んだらデンデンムシのっけてきたようなモンさ!サギだよサギ!」

 「・・・何を言ってるんだこの男は?」

 「あは、あははは・・・。特に意味のない、挨拶みたいな者だから気にしない方がいいかも?」

 「貴公、織斑一夏と言ったな?ご学友とは言え、お嬢様にバカが移っては困る。ささ!離れて、離れ・・・離れ!離れェェェェェェッ!」

 「おじいさん、似合わないことはおよしなさい。指を脱臼するのが落ちだ。」

 ポコッ←肩の関節が外れた音

 「ほら、言わんこっちゃない。」

 「一つ伝えとくね。一夏はバカじゃないから。ちょっと織斑筋な所があるだけで。」

 「おっと、飛行機の時間だ。じゃあ、行くぞ。」

 

 

- イギリスの空港にて -

 「あぁっつ!何だここは!北上してるのにパリより暑い!」

 「あぁ?!手前正気か?馬鹿野郎!何言ってんだ!てめえ正気か!死にてえのかてめえ!どっかし天丼!てめえ何言ってんか分かってんのかい!」

 「気温について、感想を言ったまで。違うか?」

 「あのー、一夏さん。こちらの方は?」

 「バカでちょっぴり大ドジな、クリスマスだ。」

 「クリスマス?もう12月だよ?」

 「もうじきクリスマスじゃないか!」

 「ウルセえ!手前ら、このオータム様を何だと思ってやがる!!」

 「複数の殺人。」

 「誘拐」

 「強姦」

 「恐喝」

 「通貨法違反」

 「それに、麻薬の密売だ。」

 「・・・最低。」

 「テロリストだからな。いや、待て。私はそこまでワルじゃない。」

 「ISを奪うってのは、重罪なんだがな。」

 「ISぐらい・・・いや、そうか。お前達といると、どうも感覚が・・・・・。」

 「で、一夏さん。何故この方を連れて?」

 「可哀想なことにな、俺達が放流してやったあとすぐにフランスのIS部隊に囲まれてたんだ。」

 「おお~、可哀想に~w」

 「何だとこのクソガキ・・・!」

 ドベキシッ「おふぃ」【2500/3000】

 「クソガキってどなた?私のこと???」

 「全く容赦のない・・・」




「急な投稿だな」
「急だと役に立たねえのか?」
「準備不足は筋肉痛の元だ」


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第66話 この世にある小説(要出展)番組の中で、何といっても一番面白いのは~? \デェェェェェェェンッ!/

ハワイにでも行って、のんびりと筋肉を伸ばすか
急げ急げ急げ!投稿だぞホラ!
?!?!?!


- 引き続き空港にて -

 「ちいちゃあぁぁぁぁぁぁぁぁん!」

 ドドドドドドドドドドドッ!

 ドドドドド・・・

 「なんだ?走り去っていったぞ?」

 「さしずめ、幻影でも追っかけてるんだろ?」

 グモッ!

 「なんで空港のロビーで電車に突っ込むんだ?」

 「身内として恥ずかしい・・・。」

 「ところでシャルロット。新聞の一面を独占した気分はどう?お偉いさんたちはあり得ないって否定してるみたいだけど。おめでとう。」

 「ありがと・・・う?」

 「デュノア社はアンタを望みの役職に付けるっていってるみたいだけど、どうすんの?」

 「教官に、なろうかな?」

 「トップガンのか!・・・・・?????」

 「ふんふん、君がデュアルコアとかいう外道に乗ってる操縦者だね?困るんだよねー、開発者に無断でそんなことしてもらっちゃ。」

 「だったら、誰にも使われないように手元に置いとくんだな旦那ぁ。」

 「ひィっ?!いっくん?!」

 「残念でした、外れ。」

 「よくも私を騙したな!この嘘つきミイ!」

 「公共の場で騒ぐな!」

 「私もそう思う。」

 「酷ーい!ちーちゃん!箒ちゃんがいじめるよう。」

 ドベキシッ!「オフゥイ・・・。」【0/15000】

 「今度余計なことを言うと、口を縫い合わすぞ。」

 

 

- イギリスのIS空軍基地 -

 「よう、青少年〜。また、締まったみたいだな。」

 「そっちは、貫禄がついたみたいだな。」

 「?昨日の時点じゃ2kgは減ったはずだけどにゃー?」

 「・・・腕を上げたな。」

 「そりゃどーも。それより、IS貸して。改造するから。」

 「任した。」

 「んー、了解、了解。」

 ヒョイッ

 「待て待て待て、そいつはアホみたいに重いはずだが?」

 「んにゃ~?重い?」

 「貸せ!」

 ズシーンッ!!

 「お前、アホだな。」

 「んなこったろうと思った。」

 「じゃあ、いっくん。どっか行ってて。ここにいられたら邪魔だから。」

 「そうさせてもらう。」

 「イギリス観光を楽しんでリラックスしな。調整には時間がかかりそうだしねー。」

 チラッ

 「おーい、セシリアちゃん。いっくんとどっか行っておいでよ。」

 「?」

 「おいおいおい、それは箒だ。」

 「何?実の妹もわかんないワケ?この人。」

 「妹どころか、自分の名前もわかってない。」

 「それでよく名前を呼べたわね・・・。」

 「手に書いてる。いつものことだ。」

 「よく、それでISが作れたわね。」

 「知らないんだ。自分にはISを作れっこないってことを。」

 「」

 

 

- ロンドン市内にて -

 「で、一夏さん。」

 「何だ?」

 「大人しく観光に来ただけというわけではありませんわよね?」

 「あぁ、そうだ。」

 「目的は何でして?」

 「こいつに、ちょっと洗礼を浴びせに。」

 「???チェルシー?なぜIS何か・・・。」

 「捕まえてご覧――」

 ブロロロォォォォォォッ・・・←車

 「――なら。」

 「奈良が何だって?」

 「観光にでも行きたいのでしょうか・・・。」

 「CATCH me, if あなた can。」

 「何だって?」

 「申し訳ありませんわ。ルー語はサッパリですの。」

 「」

 「捕まえてご覧なさい、できるものなら!」

 肩トントン

 「?」

 プスッ【199/200】

 「そいつは幻影だ。」

 ダラダラ

 「アーーーーーーー!!!」

 「Try to run away. If you can.」

 「何だって?」

 「逃げ切ってみて下さいまし。出来るのならですけどね。ですわ。」

 

 

- そのころ空軍基地では -

 「集まれ。これからさっき配った付録について説明する。」

 「ちったあマシな装備だと良いが。」

 「はいはいー!ここからはヒカルノお姉さんが説明するね!」

 「要領よく、簡潔にな。」

 「まっかして!この装置はね~、少量のエネルギーを、増やして、ひっくり返してビックリするようなエネルギーを引き出せるんだ!」

 「まるで『赤椿』のワンオフ・アビリティーの絢爛舞踏のようだねえ!不思議な偶然があったものだよ。そう、赤椿のコピーを作ったみたいに。」

 「・・・赤椿って何だ?」

 「知らねえや、そんなもん。かきつばたなら知ってるが。」

 「酷いセシリアちゃん!」

 バキッ!【150/15000】

 「顔よく見てから名前を言え。」

 「酷いいっくん!」

 ドベキシッ!「オフゥイ・・・。」【0/15000】

 「マジなところ、赤椿のコピーか?」

 「赤椿が何かしらないにゃー。でも、そうなら赤椿は、真空管のコピーってことになるにゃー。」

 「MIG-25かよ。」

 「そんなちゃっちなものじゃないのさ。」

 「事実だ。受け入れろ!」

 「酷ぉい!ちい・・・箒ちゃん!」

 ズドンッ【15/15000】←出席簿、クリティカルヒット

 「いい加減にしろ!束!」

 「おー、いててててて。ま、そんなことより、そんな面白そうなことを束さんに黙ってやろうだなんて、一万年と1999年早いのさ!」

 「と言うことは、黙ってやられたお前は最低でも一万年と1999年前の人間というこったな。」

 「!!」

 「教官、今回の作戦場所は?」

 ビシッ

 「トゥース!・・・真上だ。」

 

 

- ロンドンの郊外にて -

 「はあっ、はあっ、はあっ・・・。ここまで来れば。」

 「ビールでも飲んでリラックスしな。」←10PONド

 「?!?!?!」

 「一夏さん、チェルシーは年上といえ、まだ未成年でしてよ?」

 「アァーーーーーー!!!!!」

 「なあ。」

 「何でして?」

 「この先は袋小路だが、どうするつもりだアイツ。」

 「さあ・・・。」

 

 

- 何やかんやあって、迎えのヘリコプター内にて -

 『作戦のおさらいをする。』

 「俺とラウラに、箒と鈴。この四人で突っ込んでドカンッ。」

 『以上。まあ、何だ。その他も暇になるだろうから仕事をやる。セシリア。狙撃の準備をしておけ。』

 「分かりましたわ。」

 「あのー、一つよろしいでしょうか。」

 「何だ!」

 「エクスカリバーについてです。」

 「安心しろ、お前の妹は、俺達が救い出してやる。」

 「はい、お願いしま・・・何で知っているんですか?!」

 「妹紹介してくれるか?」

 「手を出すなぁ!分かったか!」

 「大佐ァ、そんなに怒ることないではないですか!」

 「ふん。お前との決着は今度付けてやる。」

 「今でも良いぞ?」

 「・・・・・。」

 「到着した。降りよう。」

 「何だ一夏。そっとしてやおいてやるんじゃなかったのか?」

 「仕方ない。乗ったらいたんだ。」

 「そうか。早速だが、作戦を開始する。配置に付け。」

 「いつでも良いぞ?」

 「では、カウントダウンを始める。」

 『10,9,8――』

 「ねえ一夏、アンタのISって宇宙まで上がるわけ?」

 「上がらなければ、それはその時。クロールでもして上がるさ。」

 「小説だからって、アンタいくらなんでも。」

 「小説?鈴、恐怖で頭でも逝ったか?」

 「うっさいうっさ――」

 『ゼロ!定価OFF!!!』

 




読 くそ、この急な投稿どうにかならんのか!

作 急な投稿なんかじゃねえ!年末に投稿するって言ったのに、腹筋を鍛えとけと言ったのにアンタはよぉ~、聞く耳も持たなかっただろうが!


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第67話 テキパキサクサクと

朝飯だ。プロテインも飲めよ


- 宇宙空間にて -

 「急ごう!サッと行って引き上げよう。」

 「早さが肝心。」

 「見えた。あれだ。」

 「待て、様子がおかしい。」

 ビシューンッ!!

 「何だ!この出力は!」

 「肌を焼くのにも物足りない。折角こんな所まで来たってのに。」

 「行こう。長居するだけ無駄だ。」

 「ところで、さっきからハエがうるさいな。」

 「バカね、アンタ。これは宇宙ゴミよ。」

 ボンッ!【39999/40000】←箒

 「あ、壊れた。」

 「所詮、IS何てこんなものだ。大気圏に向かって投げとけ。」

 「そうしよう。」

 「ちょっと待ちなさいよ!ここ空気ほとんどゼロなのよ?なんで音がするわけ?」

 「だってお前、これは小説だって言ったじゃないか。」

 「」

 

 

- 地上、管制室 -

 「あれ?織斑君のバイタルサインが消えた?!」

 「気にするな。どうせ白式のガス欠だろ。」

 「それって大変じゃないですか!!」

 「予備がある。」

 「予備って何ですか?!」

 「しらんのか?アッ――」

 バタンッ

 「残念だねぇ!ちいちゃん!!いっくんは死んだのさ!」

 「そりゃご苦労。」

 「あれ?驚かないの?実の弟が死んじゃったのに。」

 「死んだ?お前には一夏は殺せない。」

 「白式に細工をしたんだけどなー。」

 「言ったろ。予備がある。」

 「予備?そんなのはあり得ないのさ。なんたって、この世界は私が描く小説の世界なんだから!」

 「操り人形だよ!」

 「これがその装置。ちいちゃんなら何の装置か分かるはずだよ!」

 「自爆装置だろ。付け忘れた。」

 「そうそう。って、あっれぇ?!」

 「ぶっ飛べ!」

 チュドォォォォォォンッ!【150/15000】

 「ゲフッ・・・。」

 「なんで今ので生きてるんですか?」

 「細胞単位でオーバースペックなのさ。」

 「私達ほどじゃないがな。」

 「あは、あははははは・・・・。あ、織斑先生。それでさっきの続きなんですけど、予備って何ですか?」

 「アッシーだ。」

 「アッシー?」

 「ISだ。織斑の。」

 「ちょ、ちょと待って下さい!!織斑君のISは白式ですよ?」

 「だから予備だと言ったろ。」

 「何で、一人でISを二つも?!」

 「デュノアもそうだ。違うか?」

 「違いませんけど、おかしいですよ!IS二つなんて。」

 「だって山田先生、これは小説だって(束が)言ったじゃないか。」

 「」

 「え?作ったかな、そんなIS?」

 

 

- 再び宇宙空間 -

 「行くぞ!」

 「待て!分列したぞ!」

 「構わん突っ込め!」

 「各機、大佐に続け!突撃ィ!()()()()を片付けろ!」

 「私が二つ片付けよう。」

 「ラウラ、鈴。一個片付けるか本体に突入。どっちを選ぶ。」

 「決まってるでしょ。アンタが片付けて。」

 「大佐が突っ込む。以上だ。」

 「思いやりがあるなぁ。」

 ドカッ、ベキッ、ボキッ、ゴリィ!【0/2000】×4←攻撃衛星

 「「クリア!」」

 

 

- 再び管制室 -

 「!!エクスカリバーのエネルギーが急上昇!」

 「あ?一夏が落としたんだ。攻撃衛星を。」

 「攻撃衛星?」

 「資料読め。」

 「で、でもこれは!?ISの速度を遙かに超えた物体が移動中!」

 「デブリか一夏君か、2つに1つってところね。」

 「楯無。それは違う。デブリと一夏だ。」

 「「「?!」」」

 

 

- BT加速器内部 -

 「そろそろ終わる頃ですかしら。」

 ドッタン、バッタン

 「・・・賑やかですわね。」

 「『ダイブ・トゥ・ブルー』を寄越せ!チェルシー・ブランケット!」

 「お断りします。」

 スーッ・・・

 「逃がすか!」

 ドカァンッ!【0/200】←壁

 「出てこいくそったれぇ!!うわぁぁぁあぁぁぁぁあ!!!」

 チュバババババババッ!【0/200】←ドア

 「そこ!」

 「くっ!」

 「こいつで強制解除してやる!」

 「いやぁ!お代官さまぁ!」

 ブチッ

 「うるさくってよ!」

 チュドォォォォォォンッ!←ロケラン

 「「はい・・・。」」

 「おっくれて登場、楯無お姉さん。取り敢えず、一斉爆破でいっちゃおう?」

 スザザザッ!

 「どうしてセシリアちゃんが逃げるのよ!」

 「あなたに勝ったら、生徒会長をしなくてはならないからですわ!」

 「まだ有効なの?!」

 「寧ろ有効ではないのですか?」

 「いや、有効だけど・・・。」

 「クククッ、相打ちになればISが三機も!」

 「どうやって?」

 「こうやってな!」

 パッパッ

 「え?!ISが?!」

 「リームバーですわね。」

 カチャ、ズドォォォォォンッ!【0/40000】

 「この手に限りますわ。」

 「」

 「あら、保護者さん?」

 「ま、そんなところね。」

 「す、スコール・ミューゼル?!」

 「口の利き方を知らないのね。」

 「私もそう思いますわ。ところで、御用は何でしょうか?」

 「奴らはヤバイ奴らはヤバイ奴らはヤバイ奴らは野蛮・・・・・・。」

 「エムに加勢、と言いたいところなのだけれどねぇ。またこんな状態になっちゃったから、今日は引き上げるわ。」

 「また会いましょう。」

 「最新刊でね。」

 

 

- 何度目かの宇宙 -

 「これが衛星の中か。」

 「見ろ、誰か倒れてる。」

 「おかしいわよ!一夏。真空でも音は聞こえるし、挙げ句、無重力なのに人が倒れてる。説明して頂戴!」

 「だってお前、これは小説なんだろ?」

 「おぉやだ!」

 「こいつら、ダリルとフォルテか。」

 「何故こんな所に?」

 「生きてるか?」

 「あ、あぁ・・・。裏切り者だ、コロセ。」

 「俺達はレスキュー部隊だ、殺し屋じゃない。ここを爆破して地上に戻るちょうどティータイムだ。」

 「一夏、せめて舌の根くらい乾かしなさいよ。」

 「もう一人いるぞ?」

 「いぇぇぇあ!面倒だ!衛星ごと持って帰ろう。」

 

 

- 後日、セシリアの誕生日会場の外 -

 「で?何で中には入れないわけ?」

 「俺達は網の外だ。」

 「蚊帳の外だよ。」

 「マジな話し、何で?」

 「俺達がパーティーを滅茶苦茶にすると思ってる。」

 「仕方ないわね。」

 「何だよ、久しぶりに頑張った手のに。」

 「それにしても、中は良いな。暖かいし、美味しい料理もあるんだろうし。」

 「なあ、シャルロット。」

 「何、一夏?」

 「ここイギリスだよ?」

 「あっ。」




読 (プロテインの)中身は何だこれ?
作 知らない方が良い


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第68話 病気なんて私には関係ないもの

よしてくれぇ、恐れを知らぬ読者だろうが!


- 大晦日 -

 「なあ、千冬姉。」

 「何だ?」

 「俺達、なんで自宅に籠もってるんだ?」

 「自粛要請が出てるから。」

 「何で。」

 「新型コロナが流行っているから。」

 「なんたってそんな外の病気が来てるんだ?」

 「決まってるだろ?書くのが面倒くさいんだ。」

 「つまり。」

 「カットしてやった。」

 

 

- 1月4日、IS学園 -

 「先生!質問があります!」

 「どうした。」

 「昨日まで猛威を振るってたウイルスはどこに行ったんですか?」

 「新型プレミオに置き換わった。」

 「「「?????」」」

 「さ、手前ら正月らしいことしてないだろうからおみくじを引かせてやる。」

 「わー!これやってみたかったんだ!」

 「あ!大吉!あなたは?」

 「私、末吉。」

 「わー中吉だ!」

 「勝った、吉!」

 「知ってる?中吉の方が強いところもあるんだよ?」

 「それがどうした!」

 「織斑君は?」

 「(字が)見えないんだ。」

 「ん~どらどら?・・・見えないね。」

 「マジで、見えない。」

 「あれ?篠ノ之さん引かないの?」

 「滅多に引かん。当たらんから。」

 「まあ、そう言わずに一回。」

 ジャラジャラー、ジャラジャラー

 PON☆

 「ん~、何?」

 「大凶。」

 「あっ。」

 「「「・・・。」」」

 「どうやらこれでも底らしい。ホントなら今年は絶好調だな。」

 〈〈〈それもそれで恐ろしい。〉〉〉

 ガラッ!

 「早く紹介せぬか!」

 「嫌だね。」

 「断る。」

 「断るだと!静まれ、静まれ!この紋章が目に入らぬか。ここにおわすお方をどなたと心得る。恐れ多くも先の女王『アイリス・トワイライト・ルクーゼンブルク』にあらせられるぞ!頭が高い、控え――」

 チョイチョイ

 「何ですか、女王陛下。」

 「まだなっておらぬ!」

 「!!静まれ、静まれ!」

 「「「お前だ!」」」

 「で、そんなヤツがここに何の用だ?」

 「知らないのか?特別留学生だ。」

 「へー・・・偉いの?」

 「王女だが、所詮、七位だ。」

 「所詮は失礼じゃない。」

 「まあ、見てろ。」

 「わらわのこと、しっかりと説明してくれなくては困るぞ。織斑千冬。」

 「・・・。」

 ドベキシ「オフゥイ」【0/1000】←アイリス

 「先生を付けろ。」

 「そのようだな。」

 「言ったろ。」

 「な!貴様!アイリス様に手を出すとは!」

 「手は出してない。」

 「叩いたろ!出席簿で!」

 「安心しろ、峰打ちだ。」

 「峰?峰って何だ?」

 「ここは日本だ!郷に入っては郷に従え!」

 「おいおーい。」

 「どうした織斑。」

 「ここは日本じゃないぞ。」

 「似たようなもんだ。」

 「う、うーん?なぜわらわはここで寝ておるのじゃ?」

 「この女が殴ったのです!」

 「何と!!死刑じゃ!」

 「やってみろ。できるならな。」

 「近衛騎士団!懲らしめてやりなさい!」

 シーン

 「近衛騎士団?」

 「控え室でひっくり返ってたぞ。」

 「何?!」

 「私の(酒)じゃないだろうな。」

 「お前の(酒)は消毒だって正月に全部飲み干したろ(怒)。」

 「・・・。」

 フイッ

 「もうよい。それより、そこのうるさいの。」

 「呼ばれてるぞリアーデ。」

 「え、何?」

 「お主じゃ!」

 「え~、私かぁw。」

 「呼んでおらぬ!誰じゃお主!」

 「岸原理子だよ!」

 「ウザイ!・・・この匂いは何じゃ?」

 「航空燃料。」

 「航空燃料。いいのう、好きじゃ。」

 ガシッ!

 「同士よ!」

 「・・・ハッ!離さぬか!無礼者!」

 ずかずか

 「お主じゃ!織斑一夏。」

 「何の用だ?」

 「お主をわらわの召使いにしてやる。光栄であろう?」

 「めしつかいって何だ?」

 「ご飯作る人。」

 「なるほど。」

 「違いますわ!ご飯を操る人のことでしてよ!」

 「流石英国貴族。言葉の重みが違う。」

 「おぬし、それでも貴族か!それとも召使いも雇えぬ貧乏貴族であるのか?」

 「お生憎様。当家にはメイドしかおりませんので。」

 「もうよい!!わらわの身辺を護衛せいと言っておるのじゃ!」

 「子守りは得意じゃない。」

 「子守りじゃと?!わらわを子ども扱いするでない!」

 「俺をコケにするもりか!いっぱしの王女を気取っても、俺から見ればそこら辺のガキだ!誰が専属で面倒を見るか!」

 「貴様!王女殿下に対して無礼であるぞ!」

 ドベキシ「「オフゥイ」」 【0/1000】

             【0/200】←フローレンス

 「教室では静かにしろ。さもなくば去れ。」

 「「「上がり目しかねぇ・・・。」」」

 

 

- 午後 -

 「王女の意向だ!これを着ろ。」

 「断る!」

 「異論は認めん!」

 「授業だ。お前も受けろ、ためになる。」

 ガシッ

 「は、放せぇぇぇぇぇぇ!私には近衛騎士団長を迎えなければならんのだ!」

 「支えてんのは左手だ。利き腕じゃないんだぜ。」

 「あわわわわわっ・・・!」

 「空飛ぶか?そら!」

 「うわあぁーーーっ!!!」

 「傾注!」

 「・・・ぁぁぁぁあああああぁぁぁぁ・・・・・。」

 「フローレンス!何を遊んでいる!」

 「・・・たんです!」

 「何を言っているのか分からん!」

 「・・・ぁぁぁぁああああ!!」

 ガシッ!

 「すまない、助かった!」

 「殿下はどこだ!」

 「教室で授業を受けておられる。市街を散策されたいと申されておられたのに、織斑一夏め!強引に授業に連れて行きおって!」

 「何と!この私が直々に成敗してくれる!」

 ヒョロロ〜〜ファンファンファン

 ヒョロロ〜〜ファンファンファン↑

 「・・・何の音だ?」

 「誰だ!!お前は。」

 「一夏に頼まれてる。」

 「くそ!あの男、どこまで外道だ!」

 「底を退け。さもなくば与えられし権限により、ナイフと結ばせてやる。」

 「・・・。」

 「なるほど。ならば死ね!」

 ズバババババババッ! 【1/2500】

            【1/800】

 「お、お前は一体・・・・・何者だ。」

 ガクッ

 「・・・。」

 スタスタスタ・・・

 

 

- 週末 -

 「で?結局、アンタはついて行ってやるわけ?」

 「ちょっとした事情があってな。」

 「なるほどね。」

 「大佐、お気を付けて。」

 「あぁ、行ってくる。」

 「・・・ねえ、一夏はトラブルを引き寄せるの?」

 「違ぁう!逃げるトラブルを追いかけ、見つけ出して殺す。」

 「・・・本当は面倒くさがってない?」

 

 

- 廊下にて -

 「これはこれは、ジブリルさん。ご機嫌如何です?」

 「ご機嫌だ。目の前のマッチョマンが消えっちまえばな。」

 「それは出来ぬ相談にございます。」

 「王女殿下の身に何か起こってみろ。溶鉱炉で溶かすぞ。」

 「それも出来ぬ相談にございます。」

 「何?!」

 「お宅にスパイがいる。」

 「どういうことだ特ダネや。」

 スッ

 「この時間にここにいる。」




読 何かが俺達(の腹筋)を狙っている・・・・・人間ではない・・・。全員殺される。
作 くだらん。恐怖でおかしくなったか?相手はただのMADだ、どうってことない!


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第69話 怖いか?当然、クソッタレ!

作 なあ、もし明日死ぬって分かってたら、最後に何が読みてえ?一つだけ
読 名作と、頭の悪い作品
作 そいつは深いな


- 正門にて -

 「遅いぞ!織斑一夏!」

 「道が空いてた。」

 「ならば尚更早く来ぬか!」

 「行こう行こう、いつも先を急ぐ。そしてある日死ぬ。たまには足を止めて人生の楽しみを味わうべきだ。」

 「そうかも知れぬが、そのせいでわらわは何度も生徒に間違われたのじゃぞ!何度も!それも中学生じゃと!」

 「お前の国がどうかは知らんが、日本じゃ一四歳は中学生だ。間違われたくないならドレスを着とくんだな。」

 「わらわを馬鹿にするか!死刑にするぞ!」

 「やってみろ。返り討ちにしてやる。」

 「ふん、嫌みなヤツじゃ!早く車を回せ!」

 「OK!」

 クルクルクルクル・・・

 「」

 「喜べ、いつもより速く回してるんだ。」

 「お主、人間か?」

 「おうともよ。それがどうした。」

 「もうよい。歩いて行くぞ。」

 「ところで、何と呼べば言い。」

 「名前か?いつも姿を隠すときは、アリスと名乗っておる。そう呼べ。」

 「あなたは稲妻の~。」

 「???」

 「何でもない、気にするな・・・。」

 

 

- ショッピングモール -

 「この城は何じゃ?今からお主が攻め落とすのか?」

 「バカ言え。ここはショッピングモールだ。服を買うならレゾナンス。新作!人気作!!!なぁーんでも揃ってる。」

 「そうか。随分と大きな施設じゃな・・・。」

 「バカ言え。IS学園はもっと大きい。」

 「そうか。ところでじゃが、わらわはそばというものを食べてみたいのじゃ。」

 「()()()()。有名なそば屋を予約してある。」

 「随分と気が利くではないか。褒めて使わすぞ。」

 ズルッ

 ヒョイ

 「転けるなよ。脚を痛める。」

 「お主、心があったのじゃな。」

 「そうみたいだな。」

 

 

- そば屋 -

 「これがわらわの待ちわびた天ざるそばか!」

 「違ぁう!厳選素材の天ぷらと繋ぎなしのグッチョ美味いそばだぁ。激うまだでぇ!」

 「なんじゃ、あの店員。」

 「気にするな。」

 「それよりお主、世界に興味はないか?」

 「世界はもう見てきた。」

 「そうか。わらわの国に興味はないか?」

 「ルクーゼンブルクか?いい国だった。十年前までは、な。」

 「わらわの祖国を馬鹿にするのか?」

 「違う。」

 グイッ!

 バタァアンッ!【25669/30000】

 「こいつが滅茶苦茶にしたからだ。どうした、やることなくなってこんな所でバイトか?」

 「ひぃ!い、いっくん。こ、これは!」

 「篠ノ之博士ではないか!久しいのう!」

 「は?あんた誰?興味ないんですけど。勝手に話しに入ってこないでくれる。」

 「・・・お主には今後一切、時結晶は差し出さぬからな。」

 「ひっどぉおい!フローレンスが虐めるよう!」

 「気にするな。こいつは名前なんて覚えたことがない。自分のも、な。」

 「そうか。」

 「ねえ、束さんが呼んだんだから返事をしなよ!」

 「死刑にするぞ!」

 「できっこないのさ!私はオーバースペックだからさ。」

 「織斑一夏!」

 「お任せを!」

 「わぁ!!なしなし!!謝るよぉう!」

 「分かったら店の邪魔をする前に帰れ。」

 シュバババババ・・・・・

 「折角の美味いそばがのびちまう。早いとこ喰おう。」

 「そうじゃな。」←悟った

 ずぞぉぉぉぉぉっ

 「そうやって音を立てて食べるのか?」

 「あぁ、そうだ。日本じゃ、イタリアン以外の麺はこうやって食べる。」

 「う・・・むむむ・・・・・。難しい。」

 「気にするな。食べ方なんて、美味く食えて人に不快な思いさえさせなければ何だっていい。」

 「なるほど。」

 クルクル

 「美味い!ミヤビじゃなあ!」

 「それは良かった。」

 「・・・ん?わらわは目が回・・・。」

 「・・・。」

 バタンッ

 チラッ

 「お客様、大丈夫ですか?お休みされるなら、どうぞこちらに。」

 

 

- 某所 -

 「う・・・ここは?」

 「お目覚めですか?王女殿下。」

 「おぬし、何をしておる。」

 「あなたには人質になってもらいます。利用価値が大いにありますからね。」

 「どうする気じゃ?」

 「心配ご無用です。どうでも良くなりますから。今から、ね。」

 「見くびられたものじゃ。最後に三秒だけ時間をくれてやる。」

 「?」

 「神へのお祈りは済ませたの?では・・・・・参れ!『セブンス・プリンス』!」

 ペカー

 「あの世で懺悔するがよいぞ!」

 「あなたがね。」

 「?!」

 ドシィンッ!

 「神経毒か!!おのれえぇぇぇぇぇ!」

 「今からあなたのお気に入りの執事を殺してあげる。目の前でね!連れてこい!」

 「遅いじゃないか。待ちくたびれたぞ!」

 ズーリ、ズーリ・・・POI☆

 「お仲間も寝ちまった。」

 「な!貴様、眠っていたはずじゃ!」

 「残念だったな、トリックだよ。」

 「一夏!気を付けるのじゃ!こやつら毒を!」

 「黙れ、裸の王女。さて織斑一夏か。私らだけでケリ付けようじゃないか。どうだおい、ガチの勝負だ。どっちがさっさと相手の背骨をへし折るか、テキパキボキバキと。なんなら、ISでも使うか?」

 「いいや、必要ない。」

 「では、参る!」

 ドベキシ「オフゥイ」 【0/200】

 「これで片が付いた。巻き込んでしまってすまないと思ってる。」

 「べ、別に構わぬが・・・お主、この数を一人で?」

 「まさか。来たときには寝てたのさ。」

 

 

- IS学園、寮 -

 「なんたる失態!なんたる無様!」

 「介錯はしてやる。いつでもいいぞ!」

 「その刀は何だ!」

 「今から切腹するんだろ?介錯は私がしてやると言ってるんだ。」

 「ここだけの話、篠ノ之は剣術の達人だ。」

 「お前のことだ!織斑一夏!貴様が付いておきながら、誘拐されるとは!」

 「だから事前に伝えたろ!スパイがいると!あぶり出して殲滅するためにはこの手が最善だ。いわゆるコラテラルダメージというものに過ぎない。軍事目的の為の致し方ない犠牲だ。」

 「犠牲者は、出てないと思うけど?」

 「王女殿下を巻き込んでおいてどの口がほざく!織斑一夏!貴様はルクーゼンブルク本国へ連れて帰り、然るべき罰を受けてもらう。」

 「無理無理、無駄なこった!」

 「真耶!貴公、IS学園の教師だろう!この生徒を引き渡せ!」

 「私如きじゃ、この人達の処遇については対処出来ません。」

 「上に取り合うくらい出来るだろ!」

 「織斑君達に言うことを聞かせられると思いますか?」

 「そうやって逃げるのか!前もそうだった!逃げるというなら、今度は捕まえるまで追い続けてやる!イエェェェェェア!」

 ドカ、ベキ、ボキィ!【1/2500】

 「私だって、伊達に織斑君達と生活してるわけじゃないんですよ?」




読 けどシリーズものも好き
作 シリーズものは持てはやされすぎだぁ


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第70話 銃弾や砲弾の傷じゃない・・・・・

これは・・・・・コマンドーあたりでしょうか?
ンよくご存じねぇ、正確には紀元前マイナス20世紀のものよ。その時代はお好き?
ええ、ゾッコンですよ


- 引き続き、寮 -

 「ジブリル!織斑一夏をルクーゼンブルクに招く。近衛騎士団としてわらわを守ってもらうのじゃ!」

 「「「はぁ???」」」

 「異議のあるものは名乗り出よ!」

 「ある。」

 「なんじゃ?申してみるがいい。」

 「一夏がルクーゼンブルクを守ってないと思ってるわけだな?」

 「?」

 「一夏に千ふ・・・織斑先生、それに私がいなければ、今頃、ルクーゼンブルクは海の底だ。分かっているのか?」

 「どういう意味じゃ!」

 「篠ノ之束を放っておけば、時結晶を掘り尽くしたさ。それを止めたのが俺達だ。」

 「「?!」」

 「だからまあ、一夏に地上の場所なんて関係ないのよ。」

 「ふん!そんなバカな話があるわけがない!わらわに織斑一夏を取られるのが悔しいのじゃな?わらわには分かるぞ!」

 「別に?あんた達じゃ連れて行けないし、連れて行けてもすぐに帰ってくるし。」

 「よろしい!ならば織斑一夏の所有権をかけて女同士、ISで真っ向勝負じゃ!」

 ガシッ!【874/1000】

 「痛い痛い痛い!!!」

 「俺はものじゃない。」

 「分かったから!手を離すのじゃ!!」

 ズキズキ

 「まあ、勝負するって言うなら受けては立つわよ?」

 「舐めおって!格の違いを見せてやる!」

 「いけません、王女!このような下せんのものとの決闘など!」

 「言葉を慎め!ジブリル!」

 「王女殿下!」

 「黙れというておる!」

 「!!」

 「鈴、ハンデをやれ。そっちは二人で来い。」

 「舐められたものじゃ!二対二で勝負をするのじゃ!」

 「よせ、オーバーキルだ。」

 「ふ。泣きを見ることになるぞ?」

 「どうしてもって言うなら、セシリアかシャルロットか。」

 「いや、私が行こう。いつ、誰が仕掛けて来るか分からん。私達とて、完全ではない。」

 「それもそうね。じゃ、決定で。」

 「決まったの。では時間は一週間後の日曜日。第三アリーナじゃ。」

 

 

- 鈴の部屋 -

 ピンポーン

 「お届け物です。」

 「はいどうも。・・・あ、また追加パッケージ。んー、どらどら?重い割りに微妙ね、これ。」

 ポイ・・・ガシャンッ

 「あ、壊した。」

 「じきに次が来るわよ。」

 「あ、来た。」

 「早っ!」

 「違う・・・プリンセスのスペック・・・。」

 「一夏から?」

 コクコク

 「ん~どらどら?第4世代。勝ったわ。」

 「油断は禁物。・・・相手の機体には重力を操る装備や高圧高電流を操る剣に盾がある。」

 

 

- モニタールーム -

 「久しぶりだな楽さん。」

 「少し見ないうちに一段と逞しくなったな。」

 「それにしても、随分と急な話だったな。鈴の姿を見たいなんて。」

 「あぁ、そのことなだがな。健康診断は?」

 「?・・・少し前にやった。」

 「筋密度は高かった?」

 「あぁ。1000%」

 「だろ。実はな・・・・・肺がんが見つかったんだ。かなり悪いらしい。」

 「おぉい、本当は?」

 「意外も意外だ。」

 「・・・それで?どうするんだ?」

 「取り敢えずは稼げるうちに稼ぎまくる。鈴のためだ。会ってはないがな。死んだあと、いい父親だったと思われたい。・・・・・哀れだろ?」

 「同情するよ、全く。」

 「・・・・・何て全部嘘だよ。」

 「何?」

 「まだ心があったか。へっへっへ。」

 「はっは、はは。」

 「完璧騙されたろ。」

 「あぁ、まんまとやられたよ。もう信じない、なにを言われてもな。」

 「おっと、試合が始まりそうだ。」

 

 

- 第三アリーナ -

 「ルールを確認するわよ。アンタが勝ったら一夏を連れて帰る交渉が出来る。OK?」

 「違う!わらわは連れて帰ると言うておるのじゃ!」

 「言うは易く行うは難しよ。悪いことは言わないから、交渉権にしときなさい。」

 「お断りじゃ!」

 『試合始め!』

 ヒュンッ

 「よく見切ったの!」

 「あ、攻撃?挨拶だと思った。」

 ドガンッドガンッドガンッ

 ヒョイヒョイヒョイ

 ドガンッドガンッドガンッドガンッ

 ヒョイヒョイヒョイ

 「狙ってる?」

 「逃げるのは弱者のする事じゃ!掛かってこぬか!」

 「それじゃお言葉に甘えて。」

 ドンッ!←衝撃砲

 「ふっ!わらわには効かぬ!今度はわらわの番じゃ!」

 ズシッ

 「これが重力攻撃ね。ラウラから聞いたわ。」

 「ふ、その余裕がどこまで持つかの?」

 ズウゥゥゥゥゥゥンッ!!!【375/2000】←地面

 「お、お主人間か?!」

 「?まあね。」

 「アイリス様!私が参ります!アイリス様はもう一人を!」

 「任せたぞ!・・・ジブリルよ、篠ノ之はどこへおるのじゃ?」

 「箒?あそこでせんべい食ってるわよ。」

 「「」」

 「さて。」

 シュババババッ!

 「う、動けるじゃと?!」

 「そりゃ、この程度なら。」

 「お下がり下さい!」

 「ダメじゃ!引くわけにはいかぬ!」

 バキッ!【23874/25000】

 「グア!」

 「大丈夫か!」

 「こ、この程度!」

 ドカカカカカカカカッ!!←衝撃砲

 「・・・?地面を打ち始めたが、何じゃ?」

 「気でも狂ったか?」

 「時間の無駄じゃ!一、二の三で突撃して片づけるぞ!」

 「はっ。かしこまりました。」

 「一、二の三!」

 ドカッ!ドカッ!

 ベベベベキッ!

 ズドォンッ!ズドォンッ!

 「せんべい食うか?」

 ボリン、ボリン

 「ん、あんがと。」

 「小学生じゃあるまいし、砂埃を立てるのは寄せ。」

 ボリン、ボリン

 「常に相手するほどの敵じゃないのよね。」

 ボリン、ボリン

 「なるほど、同士討ちか。」

 ドコッ!【0/25000】

 「アイリス様!エネルギーが!」

 「ジブリル!大丈夫か!」

 「そろそろ戻るわ。せんべいあんがとね。」

 「あぁ、怪我させないようにな。」

 「おのれぇ、姿を隠しおって!こうじゃ!」

 ズシッ!←重力制御

 「まだまだね。私の敵じゃないわ。・・・ゲフッ。」

 「うぬぬぬぬぬ!もう一度じゃ!」

 「アンタ、他に攻撃はないわけ?」

 「全力じゃ!」

 ヒュンッ!

 「あと、攻撃に集中するのは良いけど、足動かした方がいいわよ。」

 「?!」

 「この距離で打てば私の勝ちだけど、どうする?続ける?終わる?」

 「続けるがよい!私を打ち倒すのじゃ!」

 「はいはい。」

 「!!お主!距離を取るとは舐めておるのか!」

 「いや、続けたいって。」

 ブチッ!

 「ああああああああっ!」

 ぴょーん、ぴょーん、ぴょーん

 「逃げるでない!」

 「はいはい。」

 ぴたっ

 ズウゥゥゥンッ!!!

 「どうじゃ!最大出力じゃ!」

 「うん。・・・で?」

 「」

 「何か忘れてません、か?」

 「・・・?え、エネルギーが!」

 フッ・・・

 『ジブリル、アイリス王女、両名エネルギー切れにより、この試合、凰鈴音の勝利!』




只のカカシですに連絡をとってくれ。組合員と言えば分かる
ふへへっ、只のカカシですだぁ? 寝言言ってんじゃねぇよ


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第71話 これぞアイリスの真髄

これは作者の陰謀だぞ
陰謀・・・・・?
何寝ぼけてる!投稿作品を見ないのか!巨大な二次創作業界の罠に嵌ってるって事だよ!


- 食堂 -

 「で?親父さんは何だって?」

 「大真面目なところ、病気になったと思ってたけど健康その物だったんだって。」

 「それは聞いた。どうするかってことだ。」

 「結局、お母さんまで来たのよ。」

 「よく学園に入れて貰えたな。」

 「よく言うわね、お父さんを手引きしといて。同じことをしたのよ。何やかんや再婚するみたい。」

 「そうか。」

 「まさかあそこまでバカなことを考えているとは思わなかったけど?」

 「誰にだって、間違いはある。鈴の親父さんだって、不幸になりたかったわけじゃない。」

 「そうなんだけどね。ま、難しいことを考えるのはやめやめ。」

 「いつまでわらわを放っておるのじゃ!」

 「何だ、帰ったんじゃないのか?」

 「負けたのでな。残ることにしたのじゃ。」

 「なんで、また。」

 「勝ったら連れて帰るの逆じゃ。負けたから残る。それにの、お主をわらわの師匠に任命する。どうじゃ、嬉しかろう!」

 「道理で不自然な時期に転入申請書が出たなと。」

 「とにかく、これからは学友じゃ!よろしく頼むぞ!」

 「なあ、山田先生。14だが転入できるのか?」

 「ま、まあ特例と言うことで。あははは・・・・・。」

 「ところで?何でこっちのまで制服を着てんだ?」

 「罰ゲームです。」

 「どうだ。まだ十分、学生に見えるだろ?」←ヤケクソ

 「優しいクラスメイトに恵まれたようで何より。」

 「同情されているみたいに言うな!」

 「というより、山田先生。一度卒業したんだろ?いいのかよ。」

 「え?あ~、まあ、これ小説だって織斑先生も仰ってたので。」

 「「「それ、マジで思ってんの?」」」

 「・・・え?」

 

 

- アイリスの部屋 -

 「のう、ジブリルよ。」

 「何でしょう。」

 「わらわは、兄上達にも姉上達にも愛されておったのじゃな。わらわを政治から遠ざけるために、ISを与えてくれたのじゃな。」

 「アリス。きっと素晴らしい王になられるでしょう。」

 ガタッ←天井板

 「you‘re king of kings。」

 「Queenじゃ!」

 「あ、そうか。」

 ゴトンッ

 「・・・?!一夏!お主どこから現れておるのじゃ!!」

 パか←天井板

 「うっさいわよ!夜よ!静かに!」

 「鈴!お主もじゃ!」

 「仕方ないわよ!消灯時間を過ぎたら廊下に出ないって決まりなんだから。」

 「何故そこは守る!というより、それは部屋から出るなと言う意味ではないのか?!」

 「細かいことはいいのよ。それより静かにね。お休み。」

 カポッ

 「・・・ジブリルよ。」

 「はい。」

 「わらわ達は夢でも見ておるのか?」

 「・・・と、言うことにしておきましょう。」

 

 

- 整備室 -

 「「「うーん。」」」

 「どうした、マズいのか。」

 「マズいって言うかなんて言うか。一夏君、ほんっとうに使ってないんだよね?IS。」

 「いやぁ、その通り。それが悪いのか?」

 「いや、悪くはないんだけど・・・何で第三形態にシフトしたのかな・・・。」

 「どさくさに紛れて大気圏目掛けて投げたんだが・・・いつの間にか戻ってきてた。」

 「うん。誰かが拾ったら戦争の原因になるからやめてね。」

 「・・・システムもほとんどブラックボックス。これじゃ、何も出来ない。」

 「そうか。世話んなったな。」

 「あ、そう言えば一夏君。シャルロットちゃんが相手して欲しいって。」

 「どこでだ。」

 「第三アリーナ。」

 「よし、分かった。」

 

 

- 第三アリーナ -

 「ん?あれはまさか・・・メイトリクス!」

 「え?一夏?」

 「話があるって?」

 「あ、うん。ちょっと面白い技を見つけて。」

 「どんな技だ。」

 「こんな技。」

 ブオォンッ

 「リヴァイヴとすば・・・コスモスを分離できるの。まあ、コスモスは半自動なんだけど。」

 「なるほど。久しぶりに腕が鳴る。」

 \デェェェェェェェェェェェン!/【99999/99999】

 「それ、腕から出てるの?」

 「あぁ、そうだ。」

 「「」」

 

 

- 一時間後 -

 「どうした!もう終わりか!」

 「うーん、エネルギーがなくなっちゃった。」

 「そうか。」

 「それより一夏!すっごい強くなったんだね!僕、驚いちゃったよ!」

 「あぁ、シャルは随分と成長した。」

 「先生が良いからだね。」

 「『良い』だと?『最高』だろ?」

 「あは、それもそうだね。」

 ヒュッ!

 パシッ!

 「大佐ァ!調子はどんなだ?」

 「こっちに来て確かめろ!」

 「いいや結構。遠慮させてもらうぜ。」

 「来いよラウラ。怖いのか?恐怖心なんか捨てて掛かってこい。」

 「手抜きは無用だ。行くぞ大佐!」

 「来いラウラ!」

 ズドォンッ!ズドォンッ!

 ドオォォォォォンッ!

 「弾切れ!」

 

 

- 一夏の自室 -

 コンコン

 「織斑一夏。おるか!」

 ガチャ

 「どうした。」

 「クッキーを焼いたのでな。お裾分けじゃ。」

 「そりゃありがたい。早速頂こう。中へ入れ、紅茶を煎れる。」

 コポコポコポポ・・・

 「良い匂いじゃな。種類は何じゃこれ?」

 「何だったかな・・・。セシリアにもらったんだが。」←ど忘れ

 「ローズヒップではないかと。」

 「いや違うな。」

 コトッ

 「早速頂く。」

 ポリッ

 「アリスは、クッキーだと言ったな。」

 「そうじゃ。どう見ても、美味しそうなクッキーじゃ。」

 「あれは嘘だ!」

 バタァアン!【0/9999】

 「織斑一夏が倒れるほどの旨さ!このジブリルも頂きます!」

 パクッ

 「・・・・・ありす。」

 「何じゃ?」

 「クッキーだと言いましたよね?」

 「ど、どうしたお主まで。」

 「あれは、U・S・O・D・A☆。」

 ドサッ!【0/2500】

 「ど、どういうことじゃ!ま、まさかマズいのか!」

 チョビッ

 「う!・・・・・ううううううううう!マズい!」

 

 

- 医務室 -

 「セシリア以来、3回目ね。一夏を完膚無きまでに叩きのめしたのは。」

 「その前はなんじゃったのじゃ?」

 「自爆に巻き込まれただけ。今なら、余裕だろうけど。」

 「そうか・・・。やはりこやつも人間じゃったのじゃな。」

 「あ、目が覚めた見たい。」

 「ここは、保健室か・・・。」

 「残念だったね。クリニックよ。」

 「そうか・・・。」

 「で、何を食ったの?」

 「鈴は知らないほうがいい・・・。俺だって、出来ることなら忘れたい」

 「下んないわよ、恐怖でおかしくなったわけ?相手は只のクッキーよ、どうってことはない。」

 「腐るよなぁ」

 「まったくですわ。サンドイッチならともかく、クッキー一つにこれでは、大げさすぎますわ。」

 「大佐、何をビビってんだ。」

 「試してみるか?俺が意識ほどを失うほどのクッキーだ。」

 「いや、結構ね。遠慮させて貰うわ。」

 「いい判断だ。俺から学んだのかな?」




 IS《冬の帝王:MAD版》、2021冬の陣はこれで終わりだ。2021春の陣(予定)で、また会おう。


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番外編:暮桜が散るときIS学園は沈没する。

これは『只のカカシ・A・です』による、ISの世界にウルトラマンレオ(どちらかというと大鳥ゲン)が来たらと思いついて書いた作品です。それではどうぞ。


 暴風雨の吹き荒れる海。

 その上空で織斑千冬は戦っていた。その相手はIS『赤月』の力に溺れ、我を忘れ暴走した友人の妹。

 ISを使用しての戦いは、パワーでも技術でも千冬が上回っている。それでも千冬は押されていた。

 理由はただ一つ。無傷で救い出さなければならないというミッションがあったから。

 彼女は、持久戦に持ち込むことで相手の消耗を待っていた。

 作戦は上手く進んでいるようで、徐々にではあるが赤月の動きが鈍っていく。

 目の前の相手に全力で当たる。千冬はいつの間にか……背後の警戒が手薄になっていた。

 「グあッ?!」

 不意打ち。

 何者からか背中に攻撃を受ける。吹き飛ばされ、そして受け身を取る間もなく砂浜に叩きつけられた。

 千冬は攻撃の飛んできた方角を見る。そこには無機質な全身装甲のISが浮いていた。

 敵の姿を視認した。しかし立ち上がる間も与えられずに二機のISから集中砲火を浴びる。

 〈ダメだ、エネルギーが……。〉

 織斑千冬、絶体絶命のピンチ。

 その時、赤い炎に包まれ颯爽と赤いISが飛来する。

 それは飛んできた勢いを使い全身装甲のISを蹴り落とし、その反動を使って赤月も後ろ蹴りで蹴り飛ばした。

 赤いISは、先に蹴飛ばした全身装甲のISに向かっていく。

 千冬のすぐ近くの波打ち際へと赤月が墜落する。それはすぐに立ち上がり赤いISへ向かっていこうとしたが、織斑千冬は最後の力を振り絞って赤月にしがみつく。

 パンチ、キック、投げ技。まだまだ荒削りな戦い方だが、半身を海につかりながらも圧倒的な身体能力で全身装甲のISを翻弄する赤いIS。

 その姿に、千冬は負けてなるものかと奮い立った。

 やがて劣勢と見たのだろう。全身装甲のISは距離を取ったかと思うと煙幕の中に隠れ、そして赤月に食らいついていた千冬に荷電粒子砲を撃つ。

 モロに受けてしまった織斑千冬は、発生した衝撃に吹き飛ばされる。赤いISが全身装甲のISを追いかけて煙幕へと飛び込むが、そこに何者の姿もなかった。

 ほとんど間を開けることなく、赤月も同様にして消えていった。

 砂浜に倒れる千冬は、辛うじて自分の意思によりIS『暮桜』を解除する。

 赤いISは、彼女から少し離れた場所で飛び上がると、両ひざを抱えて空中で回転を始め、ISを解除して波打ち際に着地した。

 そこから現れたのは、少年であった。

 彼は倒れて動かない織斑千冬へと駆け寄る。

 「織斑さん大丈夫ですか、しっかりして下さい!」

 彼は倒れていた千冬の頭を支えながら起こし、そして呼びかけた。

 荒れ狂う波が、今にも二人をさらおうとする。

 彼の呼びかけで千冬が目を開く。少年は千冬に肩を貸し、その場から離れた。

 

 岩礁の陰に隠れ波と風を凌ぎつつ、レオは千冬の手当てを行った。

 処置が済むと、千冬は苦痛に顔を歪めつつも立ち上がる。

 「私を織斑千冬と知って助けてくれたのか?」

 先に言葉を紡いだのは千冬の方だった。

 「あなたは白騎士であり、日本のISの代表選手、操縦者の第一人者であることも知っています。」

 「君は一体誰だ。」

 前者の情報は、自身と友人以外に知るはずのないもの。千冬は正体不明の相手に警戒心を抱く。

 「レオです。」

 「レオ。」

 「僕のふるさとは、あの(たつ)座です。」

 彼がとある方角の空を指さす。その箇所の空がスーッと暗くなり、一つの星が浮かび上がった。

 「一カ月前まで、あの龍座にはもう一つの星が見えていました。この地球のように美しい自然に恵まれた、R77星です。ところが、正体不明のロボットにR77星は全滅させられてしまいました。父も、母も、そして兄妹も。それから僕は故郷にそっくりの星、地球で生きようと決心しました。地球は僕の第二の故郷です。市賀(いちか)ゲンと名乗って平和に暮らしてきたのに、またあのロボットがやって来た。」

 語り終えたとき、レオは哀しく、そして険しい顔をしていた。

 しかし千冬は敢えて厳しい口調で語りかける。

 「ゲン。お前は愛する地球を、お前自身の手で守るんだ。」

 「愛する地球を僕自身の手で?」

 意味が分からずオウム返しする。

 「IS学園へ入学するんだ。」

 「だって織斑さん、あなたがいるじゃないですか。」

 「私にはお前が必要だ、しかも。お前にも私が必要だ。」

 「しかし、白騎士があるではありませんか。」

 数々の戦いを潜り抜けてきた彼女が、何故自分のことを必要とするのか。レオはまだ分からない。

 だから次に千冬の言った言葉を、すぐに信じることが出来なかった。

 「白騎士も暮桜も、もういない。」

 「何ですって?!」

 「見るか?・・・はっ!」

 千冬が待機状態のIS、暮桜をレオが見える位置に掲げる。それは光の粒子となって千冬の体に向かい始める、その瞬間だった。

 突如として暮桜が火を噴く。千冬の手から離れたそれは、ひどく焼けただれていた。

 その衝撃か、千冬がバランスを崩しよろめく。

 「白騎士!千冬さん!大丈夫ですか?!」

 慌てて駆け寄り、レオは彼女の体を支える。

 「やってくれるな?……やってくれるな?」

 「はい。」

 レオの力強い返事を聞くと、千冬はよろよろと立ち上がり、西の方角を向いた。

 レオもそれに倣って西を見る。

 重く垂れ込めていた暗雲はいつの間にか消えてなくなり、赤く大きな太陽が沈みつつあった。

 「あそこに沈む夕陽が私なら、明日の朝日は市賀レオ。お前だ。」

 「やらせて下さい。」

 レオはもう一度決意を固め、力強く返事をする。

 千冬が手を差し出す。レオもそれに応じ二人は固い握手を交わす。

 「ティエェア!」

 と、千冬がその手を思いっきり振り上げた。

 とてもけが人とは思えない力強さに、レオはたまらず投げ飛ばされる。

 「何をするんですか?!」

 何もしなければ後頭部を地面に打ち付けていただろう。レオは、バク転することで転倒を免れ、そのまま距離を取り驚いた顔でそういった。

 「どんなときでも油断は禁物だ。分かったな。」

 少し笑みを浮かべつつ、千冬はレオのもとへと歩み寄った。

 かくして、二人の知的生命体が心を一つにして戦う事になった。




ふとウルトラマンレオとISって共通点が多くないか?そう思って書き出してみたら意外にも多かったので、ここに投げときます。

諸星弾と織斑千冬に共通点がある
・怪我をしてセブンになれない
 →過去の戦いで搭乗機が損傷。凍結されている
・生身でウルトラマンの能力(念力)を使い怪獣と対峙する
 →素手でISの武器を使い、互角に立ち回る
・レオの成長とともに特訓の厳しさが落ち着いていく
 →一夏が成長するごとに叩かなくなる

レオと一夏に共通点がある
・格闘戦を主体に使う。滅多に撃たないけど、ビーム系も威力がある。
・生き別れの弟(妹)と再開する。
・逃げ出したくても周囲がそれを認めてくれない
・報われない
・ちょっとこじつけだけど、どちらも故郷がない
 →マグマ星人に破壊
 →篠ノ之束の誕生により閉鎖
・何度倒されようと立ち向かっていく

その他
・ウルトラセブンが来ていたら名前を借りそうな人がいる
・ウルトラ六兄弟と一学年の専用機持ち(女子)の人数が一緒で、登場順(ISに乗った順番)とそれぞれのキャラが大体一致する。
 →ゾフィー=セシリア:単独戦では目立った戦果がない。サポート役の時はやたら活躍する
 →マン=鈴:打撃系の攻撃が主体。基本技を極めていくタイプ
 →セブン=ラウラ:打撃の力強さは随一。他人が手も足も出ない相手でも食らいついていく
 →ジャック:シャルロット=軽快な技が多い。多彩な武器を巧みに操る。近接格闘もそれなりに強い
 →エース=簪:射撃系の攻撃に長けている
 →タロウ=箒:地の身体能力が高い。エネルギーが他とは並外れている


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第72話 君を取り戻せ!スニーカーズ!!

読者諸君!我々は・・・・・寝る(AM2時半です)


-朝の学食-

 「よう、食ってるな」

 「おはよう箒。」

 「あぁ。」

 「今朝は冷えるな、えぇ?」

 「冷える。そうだな、冷える・・・。ケサハ・・・ヒエルナ・・・・・エェ?」

 「!!問題発生!全員伏せろ!」

 チュドッ、チュドッ、チュドォオオオンッ!!!【127/200】←食堂

 「アァッツ!何このビーム!」

 「レーザー光線だ!楯無!伏せてろ!」

 シュウゥゥゥゥゥゥ・・・・・

 「ワアァーオ・・・。どうなってるの?」

 「篠ノ之は腹が減るとプレデターみたいになるんだ。」

 「そういうことですか、大佐。では篠ノ之、これをやろう。」

 スッ←カロメ

 「・・・!!よせェ!」

 チュドォォォォォォンッ!【1/200】

 「どういうことだ?」

 「腹が減った箒は、()()()()()()でしか戻らない。」

 「・・・え?そういう?」

 

 

 

-数時間後、ISの地下区画-

 「で?箒はまだ見つかんないわけ?」

 「おおよその位置は分かってる。」

 「じゃあ、行きましょ。」

 「慌てるな。山田君、例の人を。」

 「かしこまりました。」

 スタスタ

 「ヒカル火篝ノじゃないか。どうしたの、その似合わない(包)タイは。」

 「んーほっといて欲しいんだな~。って言うか私の名前、篝火ヒカルノなんだけど・・・。」

 「冗談だよ。」

 「で?マジで何だ、その(包)タイは。」

 「分かんないねえ~。仕事してたら、突然ドカンッだもの。気が付いたときにはこの有様。ま、君達にしてみれば価値のないモノだけど、昨年の年末に使ってもらった、例の試作品の量産品が盗まれた。」

 「あれだろ、赤椿の量産型。」

 「犯人はただ一人。束だ。」

 「?質問いいかな?」

 「ダメだ。」

 「言うな。」

 「後にしろ」

 「・・・・・言われると思った。」

 「まあ、待て。質問ぐらいさせてやれ。何だシャル。」

 「なんで篠ノ之博士が、今、関係あるの?」

 「決まってるだろ。篠ノ之束をしばきに行くからだ。」

 「???篠ノ之さんを探しに行くのは?」

 「「「???誰が行くって?」」」←一夏・ラウラ・千冬・鈴・セシリア

 「「「え?」」」←シャル・楯無・簪・他多数

 「だって、さっき凰さんが・・・。」

 「アレは箒の居場所の確認よ!それとこれとは話が別。」

 ぴーぴーぴー

 「何の音?」

 「探知機のブザーだ。やはりそうか。箒のスニーカーズを束が奪ってる。」

 「なん、何でそんなことが???」

 「GPS仕込んだからな。」

 「「「」」」

 「これで分かったろ。箒は束を追えば必然と捕まる。以上。出撃!」

 「速さが肝心。」

 「「「・・・えぇ?!」」」

 

 

-太平洋上空-

 「みて、洋上に人工物が浮いてる!!」

 「あぁ?よく見ろ、そりゃブイだ。」

 「いや、メガ・・・もっと大きい!ギガフロートだよ!!あの大きさは!」

 「ラウラ!箒の反応はあるか?」

 「いや、ISの反応が多数出ているだけです!」

 「篠ノ之さんは?!」

 「箒がいるなら、スクラップの山が出来ているはずだ。」

 「つまり。」

 「ここにはいない。」

 「・・・え、どうするの?」

 「どうするも何も、取り敢えずこいつらをぶっ壊す。話しはそれからだ。」

 「それはいいんだけど一夏君。なんだかIS、重たくない?」

 「そうか?俺は快適だけどな。」

 「これは・・・?!」

 「どうした簪。」

 「コードレッド発令。コマンドー・・・ISの出力を制限する裏コード?!」

 「「えぇ?!」」←シャル、楯無

 「「「道理で動きやすいと。」」」

 「「「馬鹿野郎!何言ってんだ!てめえら正気か!死にてえのかてめえ!どっかし天丼!てめえ何やろうとしてんのか分かってんのかい?!」」」

 「決まってるだろ。」

 「突撃して。」

 「ぶちのめす。」

 「それだけですわ。」

 「「「私達、帰るよ。マッチョの遊びには付き合えない。」」」

 「慌てるな。まだ終わっちゃいない。」

 「大佐!携帯電話が群を成してこっちに。」

 「ちょっと多いわね。」

 「だから?」

 「言っただけよ。」

 チラッ

 「ホントに多い。」

 「言ったでしょ?」

 「殺る気じゃないわよね?」

 「殺るとも。」

 「よろしくってよ!」

 「銃はよせ。」

 「クラシックに?」

 「あぁ。」

 「これを使いたくて、ウズウズしてましたわ!」

 ドボーォオオオンッ!!!【【【0/1000】】】←敵IS

             【0/100000】←ギガフロート

 「なんだを!」

 「お主らには借りがあるのでな。これぐらい、バチはあたんであろう!」

 「「「俺(私)も久々頑張ったのに、なんだよ!!いい役持っていきやがって!」」」

 「待って!アレ何?!」

 ザバァッ

 「マッテ・・・アレ・・・・・ナニ。」

 「どうやら、スニーカーズを追って中に居たらしい。・・・ここで待ってろ。」

 ヒューンッ

 「ほら、スニーカーズ。」

 パシッ・・・モグモグ

 「どうだ。」

 「これ美味いな」

 「クソ不味いだろ」

 「I‘m back。」

 

 

 

-IS学園地下特別区画

 「一夏、ここにいたのか。」

 「おぉとも。それがどうした。」

 「ここで何してる。」

 「見れば分かるだろ。スニーカーズの搬出だ。」

 〈何・・・・・だと?!〉

 「想像してみろ、スニーカーズは2.7キロで箒のプレデター化を防ぐ可能性がある。それが5トンあればどうなる?とても興味深い。」

 「そいつは深いな。」

 「ふんふん。そんないっくんとちーちゃんに、束さんが興味深い話しを持ってきたよ!」

 「「何だ、話してみろ。」」

 「そうだねえ、ちーちゃんが今までいっくんに黙ってきた君達の両親のことを教えてあげるよ!いっくんの誕生はとぉーっても大事なんだよねー!」

 「独り言、言いながら説明するのがいいな。とぉーっても大事なんだよねーって。」

 「ん?何だろうこれ?・・・!!これはですね、織斑一夏、織斑一夏のバイタルデータなんだよ!今ならですね、これにちーちゃんのバイタルデータまで付けまして発売してるよ!」

 「「・・・。」」

 「でね、この織斑計画って言うんだけど、ある時を境に、パタリと止まるんだよ。何でだと思う?何でだと思う?それはね、この完璧超人の束さんが生まれたから何の意味もなくなったからなんだよ。でもねえ、君達二人は生き残った。究極の人類に匹敵するスペックだったからね!だからさあ、君達に両親なんていないのさ!ぴったりの言葉を、君達に贈ってあげるよ!」

 「「この馬鹿者め。」」

 ピクッ

 「つまり嘘をついて相手を騙すって事なんだろ?俺にはできない。」

 「どの口が言ってるのかな~?」

 バサッ!!

 「それはな、束。お前を創造したのが俺達だからだ。」

 「!?!?!?嘘だぁぁぁぁぁぁ!」

 ダダダ・・・・・

 「なあ、一夏。嘘をつくのは出来ないんじゃないのか?」

 「そんなセリフあったか?」

 「ところでマドカ。いつまで隠れてる。」

 「・・・織斑一夏ぁ、調子はどんなだ?」

 「こっちへ来て確かめろ。」

 「いや結構。遠慮さしてもらうぜ。顔出してみろ。一発で、眉間をぶち抜いてやる。私達は兄弟だ、苦しませたかねぇ。」

 「マドカ、それは関係ない!目的は俺を殺ることだろう!」

 「ヘハハハハハハ!」

 「右手を使わない、お前でも勝てる。・・・来いよマドカ。ISなんか捨てて、かかってこい!楽に殺しちゃつまらんだろう。ナイフを突き立て、俺が苦しみもがいて、死んでいく様を見るのが望みだったんだろう。そうじゃないのかマドカ!」

 「てめぇを殺してやる!」

 「さぁ、ISを放せ、一対一だ。楽しみをふいにしたくはないだろう。来いよマドカ。怖いのか?」

 「ぶっ殺してやる!……野郎ぉぉぉ、ぶっ殺してやぁぁぁる!!!」 

 \デェェェェェェェェェェェン!/【99999/99999】

 「IS学園へようこそ。」

 「?!うぎゃぁああああああ!!!」

 ダダダダダ・・・・・・

 「急げ一夏。箒がプレデター化する。」

 「あぁ。」




原作者め!クソォ新潟か!


(原作に追いついたので、次の更新時期は未定です。)


さらばじゃ!


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