悪魔の襲来 (空社長)
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プロローグ

宇宙戦艦ヤマト2202愛の戦士たち第一章冒頭より始まります。


西暦2202年

 

未だに巨大な軍事力を持つが、デスラー政権の崩壊により民主政権へと変貌していく中で衰退するガミラス

波動砲艦隊構想をもって国力の増強に舵を切りたい地球

 

その激動の時代のさなか、以前よりガミラス領小マゼランへと幾度も攻め込んでいた謎多き戦闘国家『帝星ガトランティス』が遂に歴史の表舞台へ姿を表した。

 

テレサの伝説によりテレサの力を手に入れたい『帝星ガトランティス』の最高権力者、ズォーダー大帝はテレザート星への侵攻を命じた。

ゴーランド提督が先陣を切り、大艦隊がテレザート星に侵攻、現地住民を虐殺したのち、テレザート星を封印するがごとく、岩殻を形成した

その最中に白色彗星にいるズォーダー大帝はある長い言葉を残していた……

ズォーダー 「むなしい、実にむなしい。……彼らの命に一体何の意味があるのか?……その苦痛に報いるどんな意義が人の生涯にあったのか?……やはり、愛は必要だ。この宇宙から根こそぎ苦痛を取り除く大いなる愛が……そうは思わんかテレサよ……。」

 

ガトランティスによるテレザート星占領直後

封印されし存在、テレサよりコスモウェーブがはるかかなた地球に向けて放たれた

 

 

それと同じ頃……

銀河系外縁部~

帝星ガトランティスはガミラスとの抗争の末、ガミラス旧銀河系方面軍の第七浮遊大陸基地を占領。

 

地球防衛軍、ガミラス軍は占領された際の救援要請により浮遊大陸基地占領に気づき、共同協議の末、ガトランティスの地球方面進出を食い止めるために、奪還作戦を開始した。

しかし、既に占領から60日が経過しており遅すぎることは誰の目にも分かりきっており、基地人員の救出が絶望的であるため、作戦を変更、第七浮遊大陸基地の強行占領及び破壊作戦となった。

 

帝星ガトランティスの第七浮遊大陸基地占領軍はかつてヤマトが遭遇した艦隊の十倍以上の規模をもって多数の艦艇を動員してきた地球・ガミラス連合艦隊と交戦する。

 

序盤ではガトランティスのメダルーサ級殲滅型重戦艦に装備された必殺兵器『火焔直撃砲』がガミラス軍のゼルグート級に装備された『臣民の壁』という盾に防がれていた。

しかし、メダルーサ級2隻による火焔直撃砲の集中攻撃でゼルグート級1隻を撃沈させる。

 

中盤に差し掛かった時、突然、ガトランティス艦隊の内部に入ってきた地球防衛軍の金剛型宇宙戦艦1隻により一部隊が壊滅、メダルーサ級1隻を含む艦艇が撃沈した。

しかし、他の部隊は膠着状態ではあるものの、連合艦隊に突っ込んでいく駆逐艦隊によって、ガミラス軍、地球軍ともに出血を強いていった。

 

ガトランティス艦隊の総指揮官は

1度、小惑星帯に転進、地球・ガミラス艦隊を誘い出す。案の定、一部のガミラス艦隊が先行したところで、

巨大な柱状の小惑星に擬装したカラクルム級戦闘艦によってガミラス艦隊を油断させ、擬装解除したカラクルム級の雷撃旋回砲によって先行したガミラス艦隊(ガミラス艦隊の3分の1)を殲滅した。

優勢を獲得し、ガトランティス艦隊は前進。

総指揮官は地球・ガミラス艦隊を殲滅できると確信したのも束の間……

地球連邦防衛軍所属の新型艦艇、アンドロメダ級一番艦アンドロメダの拡散波動砲によって殲滅される。

しかし、ガトランティスは殲滅されていなかった!

最後の抵抗とばかりに満身創痍のカラクルム級戦闘艦が全速前進を開始。地球艦艇2隻のワープ地点をトレース。月軌道外周にワープした。進路を妨害する地球連邦防衛軍の戦闘衛星を破壊。その後、地球に追突しようとするが、海より放たれたヤマトと思われる陽電子砲の一撃によって撃沈される。

 

その最中、元ヤマトクルーに先祖の幻影よりヤマトに乗れというテレサからのコスモウェーブのメッセージが届く……

 

数日後

ガトランティスはテレザート星から放たれたコスモウェーブの行き着いた先を特定……

さらにカラクルム級の空間跳躍地点を把握、ズォーダー大帝はテレサに選ばれしもの、ヤマトクルーが本当に選ばれし者かどうか、審判を下すため、配下の艦隊に地球侵攻を命じた

 

さらに数日……

コズモダート率いる第八機動艦隊前衛艦隊は第11番惑星域に到達、侵攻を開始した

第11番惑星には地球、ガミラスの民間人が共生していた惑星であり、ガトランティスはデスバデーターの爆撃、投下したニードルスレイヴによる殺戮でこの星を蹂躙した……

 

地球防衛軍の宇宙戦艦ヤマトの強行ワープアウトにより前衛艦隊は一時的に混乱、残存民が救出されたが、

第八機動艦隊本隊先遣艦隊が軌道上にワープアウト……。

先遣艦艇8隻の雷撃旋回砲システムの集合撃滅砲が発射され、ヤマトは岩塊に埋もれてしまった……

 

 

その後、メーザー提督率いる第八機動艦隊本隊250万隻が第11番惑星宙域にワーフアウト、全艦の雷撃旋回砲システムの集合であるレギオネル・カノーネを発射しようとした瞬間……

 

 

第八機動艦隊本隊~

コズモダート 「メーザー提督、レギオネル・カノーネの支度、整いましてでございます。間もなく人工太陽がコアポイントに接続します。」

メーザー 「うむ……レギオネル・カノーネ発射準備!!」

 

 

その時、

解析不能の謎の次元変動が発生、次元に歪みが生じ、謎多き戦闘国家の帝星ガトランティスはこの宇宙より消滅した。いや、詳しくいえば、別世界へと転移したと言っても過言ではない……

これは運命なのか、または偶然なのか……それは誰も知るよしがない……

 

 

ガトランティス消滅後のこの宇宙を見てみよう……

地球、ガミラスはガトランティスが消えたことで一時的な混乱が発生したが、すぐに収束。各上層部は安堵した……

 

テレザート星はと言うと……謎の次元変動により時間が狂ったのか、ガトランティス襲撃前へと戻っていた

唯一違うのはテレサが自身で封印を解いたというだけだった……




次回から本篇です。
無限航路に存在する国家の運命は!!いかに!!


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~災厄の始まり~小マゼラン編 第1話~悪魔の出現~

今回から本篇です。 無限航路世界にガトランティスが来ちゃいました。


……………………

…………

…………

ガトランティスは突然の次元変動により別世界へと転移した

その世界は並行世界であり、はるか昔に地球より発った者達が星間国家を建設して、互いに争っていた

 

……その世界に突如として現れたガトランティスの未来は誰にもわからない……

 

 

 

~小マゼラン外縁部~

 

 

そこには元いた世界で太陽系侵攻を任されていたメーザー提督率いる第八機動艦隊が漂っていた……

 

~第八機動艦隊~

 

メーザー「な、何がどうなっている!!」

将校「わ、分かりませぬ!星が消えたとしか……」

メーザー「ぐぬぬ…」

 

その時先遣艦隊司令のコズモダートより通信が入った

 

コズモダート『メーザー提督、最果ての第11番惑星及びまがい物の人工太陽の消失を確認、また、ヤマトという地球の船のエネルギー反応の一切が消滅としたと報告がありました。』

 

メーザー「何がどうなっている…我の艦隊が無事なのは既に確認している…としたら、間違ってワープしたのではない……」

 

コズモダート『他の艦隊の動向と他の周辺の星が健在かどうかを調べる必要があるかと…』

 

メーザー「……このまま過ごすわけにも行くまい…太陽系全域の星々を確認せよ。周辺宙域の補足……他の連中との連絡も取れるか確認しろ!」

コズモダート 『はっ!』

 

数時間後…

 

~同艦隊旗艦: カラクルム級~

 

その艦の会議場は異様な雰囲気を演出していた……

 

その場にメーザー提督以下のコズモダート他6人の将校が集まった……

 

そして、話し合いは始まった…

 

メーザー「私が問うたことの結論をいえ。」

 

コズモダート「はっ…まずは私から。」

 

「太陽系において我々が認知している星はこの周辺において一切、確認できずとの事です。」

 

メーザー「次は…?」

コズモダート「周辺宙域ですが、このようなものが……規模と星の数からして星雲、いえ銀河と思われますが…」

コズモダートはその星図を立体スクリーンに投影した……

 

???「これは……」

 

メーザー「何か知っているな…エストゥヒ……」

 

エストゥヒ「では、失礼ながら答えさせていただきます。これは恐らくグタバ(小マゼラン)かと…」

 

メーザー「なぜ、知っている?経緯も含めて話せ。」

 

エストゥヒ「はっ!」

 

「三年前のこと、私はグタバ遠征軍大都督、雷鳴のゴラン・ダガームの指揮下としていました。当時、ガミラスの連中のグタバ防衛が手薄と見るや、ガミラスのグタバ防衛線を突破いたしました。その後は銀河間空間にてヤマトと接敵。その後は提督方がご存知の通り、ヤマトに薄鈍色の空間にて大都督は死に至り、私を含めた残存艦隊は転進といえば聞こえはいいですが、撤退いたしました。」

 

メーザー「ここがグタバか…だが、ここが我々の知ってる世界であるとは限らん…他艦隊の連中との連絡は?」

 

将校「取れましてでございます。しかしながら、連中も我々が知ってる宙域ではないと話しています。」

 

メーザー「どうなっている…!」

メーザーは左手の拳を左に見える壁面に打ち付けた

 

エストゥヒ「メーザー提督!落ち着いて欲しい。大帝より頂いたこの艦隊を放置するわけにも行かないだろう。」

 

メーザー「エストゥヒ、貴様はどうしろと?」

 

エストゥヒ「そう言っていただけることを待っていた。我が艦隊の拠点を確保するのです。例えば……この星とか…」

 

エストゥヒはそう言い切ると、投影された星図の艦隊より1番近い星を指した……

 

メーザーはその指した星を数秒見つめていて、しばらくすると意を決したかのように一度目を閉じ、目をカッと開いた…

 

メーザー「全艦艇の航行可能率は?」

 

将校「既に全艦が可能です。」

 

メーザー「フンっ…全艦、空間跳躍用意!陣をしけぇ!!」

 

 

……メーザー提督率いる第八機動艦隊は現状を打開せんと行動を開始した…………

 

 

その頃……

 

……白色の大彗星は付近に大艦隊を抱えながら、停止していた……

 

~白色の大彗星~

~中心部~

 

 

ズォーダー 「……何が起こった…?ゲーニッツよ。」

 

ゲーニッツ「申し訳ございません。不明です……」

 

ズォーダー「異変が起こったのはいつ頃だ?」

 

ゲーニッツ「第八機動艦隊がゾル星系に到達した以後でございます。」

 

ガイレーン「匂いますな…神の仕業か、それとも…」

 

サーベラー「諜報記録長官、ガイレーン、探れ…この異変の真実を……」

 

ガイレーン「はぁっ…!」

 

ガイレーンが手をかざすと、ガイレーンの顔面に取り付けられた装置の4つの目ような部分が青白く光り、床には様々な情報が表示された……

 

 

ガイレーン「…………」

 

ズォーダー「読めたか…?ガイレーンよ……」

 

ガイレーン「お待ち下さい……2.60べブロン前、銀河間空間にて時間軸、空間軸に乱れが生じました……」

 

ラーゼラー「ということは……この世界が我々の知ってる世界ではないということか!」

 

バルゼー 「何という事か…」

 

 

ドタドタドタ……

サーベラー「ゲーニッツよ、どうしましたか?」

 

ゲーニッツ「テレザート星を守っていたゴーランド艦隊より急報!テレザート星も消滅したと……!」

 

サーベラー「……」

 

ラーゼラー「各艦隊を集合させ…」

 

ズォーダー「焦ることではない……」

 

ラーゼラー「は…?」

 

ズォーダー「我の目的は全宇宙から苦痛という概念を取り除くこと!それはいかなる場所であっても適用させるのだ……サーベラー!」

 

サーベラー「はっ!帝星ガトランティス前進!!」

 

ズォーダー「……」

 

ズォーダー大帝はゾル星系侵攻を命じていた第八機動艦隊を心の目で見ていた……

 

そして、同時刻、帝星ガトランティスは付近の艦隊に侵攻を命じた……この世界を新たに支配するために!

 

 

 

そして、第八機動艦隊はエストゥヒが指したある星に侵攻しようとしていた……

 

その星の名は……ロウズ!……

 

 

~小マゼラン : ロウズ宙域~

~惑星ロウズ~

 

周辺~

 

第八機動艦隊が250万隻を一斉にワープアウトさせた……

 

~前衛空母艦隊~

 

コズモダート「この星か……」

 

副官「情報は一切わかっていません。慢心は危険かと……」

 

コズモダート「ああ。さて、攻撃開始!焼き尽くせ!」

 

 

ナスカ級打撃型航宙母艦より甲殻攻撃機デスバデーターが多数発艦した……

 

その攻撃は地上の宇宙港、司令部、工場施設を優先的に攻撃し、さらに民間住宅街にも爆撃の雨を降らした……

 

 

人型機械兵器ニードルスレイヴも投入し、惑星中心部を完全占領…郊外ではゲリラ戦が続いているものの、奪回される可能性は低いとして、メーザー提督は制圧を宣言した

 

…………

 

 

 

 

帝星ガトランティスはこの世界で新たな道を模索するために前身を開始した……

 

 




編集しました。

これから、かなり、変更していく予定です


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第2話~悲劇の始まり~

現在、ストーリーを再構築中です。

変更点としてはユーリがエルメッツァ中央にいる際にロウズ宙域にガトランティスが侵攻するという感じです。

しばらくはガトランティス無双が続きそう……


…………

ガトランティスの進撃は続いていた……

 

ベゼル、バッジョ、トトラスといった諸惑星をロウズ陥落の1日後に三方面で同時刻に侵攻を開始

 

抵抗はあったものの、わずか1日で諸惑星の中心地域を占領、組織的抵抗も無くなり、制圧を宣言した

 

 

これにより、ロウズ宙域はガトランティスの手に落ちた……

 

…………

…………

 

 

~エルメッツァ星間国家連合~

~エルメッツァ中央宙域~

~首都星ツィーズロンド: 軍司令部~

 

 

モルポタ『ルキャナン長官……な、はぁ、そうですか……』

 

オムス「モルポタ大佐、何かあったのかね?」

 

モルポタ「オムス中佐、まずいことが起きている…他に人はいるか?」

 

オムス「いませんが…?」

 

モルポタ 「なら、話そう。」

 

……数分後……

 

オムス「……ロウズ宙域が何者かに占領されたのですか!」

 

モルポタ「ああ。この情報が正しければ…だが。」

 

オムス「…こんなときにですか……」

 

モルポタ「そうだな。エルメッツァ政府軍を簡単に蹴散らし短期間で占領するとは……」

 

オムス「くっ…」

 

モルポタ「偵察の艦隊を派遣しよう。犠牲を強いてでも情報を得ねば……」

 

…………

 

 

~ロウズ宙域~

~ラッツィオ方面ロウズボイドゲート付近~

 

~第八機動艦隊~

 

メーザー「これは何だ?」

 

エストゥヒ「解析中です…しかし、これは……ゲートのような気が致します。」

 

メーザー「私もだ。」

 

将校 「解析完了!超長距離ワープを実現させている固定型亜空間ゲートと推測されます。ですが、人類のものではありません。」

 

メーザー「自然に出来たと?考えられんな。」

 

コズモダート「ですが……トトラスにあった空間通商管理局……あれはどこの勢力にも属さないとか…あれの管理下かもしれませんね。」

 

メーザー「宇宙の冒険者である0Gドックを援助する空間通商管理局…まあ、包囲状態にあるから、活動は無期限の停止だ。」

 

エストゥヒ「それに、生き残った人民を過重労働させることにより余裕をなくすことで宇宙に飛び立つこともさせないか…完全なる監視下に置き、我々に奉仕させるのか…フッ…」

 

メーザー「このゲートも監視しろ。敵勢力、エルメッツァだったか?奴らに惑星は触れさせまい…」

 

コズモダート エストゥヒ「「はっ…」」

 

……………

…………

 

第八機動艦隊はロウズ宙域を拠点とし、陸上司令部をトトラスに置いた……

 

 

その翌日……

 

ラッツィオ方面ロウズ側ボイドゲートよりエルメッツァ政府軍艦隊約1000隻の艦艇が出現した……

 

~惑星トトラス第八機動艦隊司令部~

 

コズモダート『メーザー提督、ゲートより敵勢力の艦が現れました。数は約1000かと。戦艦、巡洋艦、駆逐艦より構成される艦隊です。』

 

メーザー「貴様の配下のククルカン級とラスコー級を派遣しろ。我々からカラクルム級とメダルーサ級を出す。」

 

コズモダート『ははっ!』

 

そして、エルメッツァ艦隊約1000隻とガトランティス艦隊約2600隻が初の本格的な軍事衝突を迎えた……

 

 

~エルメッツァ強行偵察艦隊~

 

士官「敵艦隊補足!今までの敵とは違う異形の艦隊です!」

 

指揮官「全艦前進!!射程距離に入り次第放て!」

 

士官「了解!」

 

エルメッツァ艦隊はガトランティス艦隊の前衛、カラクルム級数十隻に同時斉射したが、巧みな回避運動によりかすり傷程度しか与えられなかった……

 

そして、エルメッツァ艦隊の死角よりククルカン級とラスコー級の部隊が高速で迫った……!

 

~旗艦 : グロスター級~

 

エルメッツァ士官「敵艦、右舷より急速接近!!」

指揮官「何!回避運動及び右舷撃て!」

 

士官「無理です!速すぎ…」

 

その声は途絶え、次に聞こえてきたのは悲鳴だった……

 

その事実を知るものはガトランティス艦隊にしかいなかった……

 

そう、メダルーサ級の空間跳躍機能を持つ火炎直撃砲がエルメッツァ艦隊の旗艦を直撃したのだ……

 

~エルメッツァ艦隊~

~グロスター級~

 

エルメッツァ士官「旗艦が撃沈されました!」

艦長 「な、何故だ!」

士官「各艦、本艦に命令を求めています!」

艦長「俺は艦隊司令としての器じゃねぇ!各艦に伝達!『自艦に最も脅威のある敵を識別して攻撃しろ』とな!」

士官「そ、それでは!」

艦長「仕方な…」

士官 「敵艦、前方、衝突します!」

艦長「なっ…」

 

カラクルム級より正面衝突されたグロスター級は出力差と大きさにより艦前方が潰れ、そのカラクルム級の熾烈な砲撃により爆沈した……

 

 

その後……

エルメッツァ艦隊は指揮系統の混乱により組織的統制が取れず、ガトランティス艦隊に容赦なく撃沈され続け、僅か1時間で殲滅された……

 

生き残り、ボイドゲートを抜けられた艦は数艦程度しかいなかった……

 

また、強行偵察としても惑星大気圏にもたどり着けず、敵情も探れず、作戦は失敗に終わった……

 

 

~エルメッツァ星間国家連合~

~首都星ツィーズロンド : 軍司令部~

 

モルポタ「な、何だと!」

 

士官1「……はい…作戦は失敗。生き残った艦は数隻しかおりません。」

 

オムス「……何も得られなかったのか……」

 

士官1「そうです。強いていえば、今まで接触してきた勢力とは違うということです……」

 

オムス「……くっ……そんな情報では……」

 

通信士官「ルキャナン長官より伝達です!」

 

モルポタ「読め!」

 

通信士官「はっ…『ロウズ宙域の奪還を放棄する。また、ラッツィオ宙域にさらなる艦隊を駐留させ侵攻に備える。』と。」

 

オムス「予想通りだ。そうするしかないと思っていたよ。」

 

 

士官2「ユーリ殿が参られました!オムス中佐にお会いしたいとのことで。」

 

オムス「別室にお招きしろ。すぐ行く。」

 

士官2「はっ!」

 

 

別室にて…………

 

オムス「ユーリ君か何かね?」

 

ユーリ「特に用といったことありませんが…伺っただけです。……少し顔色が悪いようですが、体調でも悪いんですか?」

 

オムス「いや……」

 

ユーリ「何かあったんですね?」

 

オムス「……フッ…君に心の内を読まれてるのかと内心思ったよ。あぁ……それも悪いニュースだ。聞くかい?」

 

ユーリ「ええ。」

 

オムス「君には関連が少しだけあると思う。ロウズ宙域が何者かの手によって占領された。絶対に行かないでくれ。」

 

ユーリ「あそこはもう二度と戻らないと誓いました。行きませんよ。」

 

オムス「む……なら、安心したが……」

 

ユーリ「では、僕はこれで。」

 

オムス「では、また会おう。」

 

 

 

……エルメッツァとガトランティスの軍事衝突でエルメッツァ側が敗北したことにより、エルメッツァ星間国家連合はこの敵情も得られていない謎の勢力と戦うことになった……エルメッツァの終焉も近い……

 

 

~白色の大彗星~

~同中心部~

 

ゲーニッツ「第八機動艦隊が小マゼランの一部宙域を占領いたしました。ロウズ宙域と言うようですが……」

 

ズォーダー「名称など貴様らで考えておけ。」

 

ゲーニッツ「はっ…」

 

ラーゼラー「……メーザーの艦隊より送られた報のこの、エルメッツァという国家、倒すべきでしょうか?」

 

サーベラー「ラーゼラー殿、貴殿は臆病風に吹かれたか!」

 

ラーゼラー「い。いや……」

 

ズォーダー「ラーゼラー、我の理想は全宇宙をこの手で支配することよ。その為にはどのような国家もその統一の生贄となる必要があるのだ……」

 

ラーゼラー「申し訳ございません。大帝陛下。」

 

ゲーニッツ「やはり、小マゼランを攻めると?」

 

ズォーダー「そうであろうな…サーベラー!」

 

サーベラー「はっ…彗星の進路を小マゼラン、エルメッツァ首都星に!」

 

…………

 

ガトランティスはエルメッツァとの軍事衝突を契機に敵勢力と認識、侵攻を開始した

 

エルメッツァに終焉が迫る……




やっと、ユーリ登場しました。

無限航路キャラの口調でおかしい部分があればどうぞ感想にお願いします。

次はエルメッツァ滅亡までいくか、行かないか……さぁ、どうでしょうかね?(^q^)


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第3話~崩壊への道~

未だにガトランティスの無双は続きます。

今後も色々変更していく予定なのでよろしくお願いします。


…………

ロウズボイドゲート付近での戦闘をきっかけにガトランティスはエルメッツァを敵視した……

 

ボイドゲートを使う第1陣を先行させ、本隊は座標入力によるワープという計画で侵攻を開始した……

 

 

~ラッツィオ軍基地~

 

士官「敵勢力の艦隊、ボイドゲートからの出現を確認。」

基地司令「数は?」

士官「待ってください……!?…10万……です……」

基地司令「なっ……エルメッツァ全軍を上回る数だと……全軍を招集、敵が惑星に上陸するまで時間を稼ぐんだ!」

士官「もう……遅いかと……ポポスに侵攻されました……」

基地司令「……警備隊は?」

士官「……反応無し。」

基地司令「……民間惑星を放棄……ここを防衛線とする…全艦隊に撤退命令を出せ。」

士官「り、了解……」

 

 

とてつもない速さで侵攻していたのはガトランティス有数の精鋭ミサイル艦隊で知られるゴーランド艦隊であった…

 

~ゴーランド艦隊~

 

ザバイバル「ゴーランド提督、もはや、艦首のミサイルを使うまでもありませんでしたな。ククルカン級やラスコー級程度で片付くなど…私としては不満ですな。」

 

ゴーランド「そういうな、ザバイバルよ。第一陣としての名誉を我々が受け持つのだ。このまま、この…ラッツィオ宙域を占領する。貴様の陸戦師団は使うことがないかもしれんな。」

 

ザバイバル「いえいえ、陸戦師団を使うような羽目にはなっては…価値が低くなりましょう。今はこれで十分です。」

 

ゴーランド艦隊が保有する空母100隻以上の爆撃により、既に地上施設は壊滅、ゴーランドはこれ以上は時間の浪費だと判断し、すぐさま部隊を引き上げさせた。

 

ザバイバル「ゴーランド提督、よろしいので?」

 

ゴーランド「本命はまだ先だ。このようなただの一惑星に時間を浪費してる場合ではない。」

 

ザバイバル「はっ…」

 

ゴーランド「全艦、空間跳躍用意。転移先はラッツィオ軍基地近傍だ。」

 

ザバイバル「敵の裏をかくということですか…なかなかの策士ですな。」

 

ゴーランド「そうだな……空間跳躍!」

 

ゴーランド艦隊は惑星ラッツィオを完全に無視し、ラッツィオ軍基地をワープで急襲した……

 

 

~ラッツィオ軍基地~

 

 

士官「空間震動波を確認!…っ!?敵艦隊眼前に出現!!」

 

基地司令「どういうことだっ!?突然現れるなどっ!奴らは何なのだ!!」

 

士官「…それは…お答えできません!敵艦隊よりミサイル攻撃来ます!大型です!!」

 

基地司令「全艦隊、迎撃しろ!」

 

しかし、圧倒的なミサイルの数にラッツィオ軍基地周辺の艦隊は全滅、一部のミサイルはラッツィオ軍基地司令部にも直撃し、基地機能に損害が発生した……

 

 

基地司令「……くっ、状況は?」

 

士官「艦隊は全滅、この基地ももうだめです……」

 

基地司令「そうか……」

ガチャ…

士官「メーザーブラスターですか…ならば、我々もお供としてお連れください…」

 

基地司令「あぁ…」

 

基地司令は基地自爆用のスイッチを押し、基地ごと集団自殺を図った……

そして、基地人員全員が死亡し、基地が壊滅した……

 

 

~ゴーランド艦隊~

 

 

ゴーランド「自決か…勇ましい死に方よ…やはり、我がガトランティスの戦士として最期はこのような終わり方がいいと思わんか?ザバイバルよ。」

 

ザバイバル「ハッハッハッハ!ゴーランド提督、ご冗談を……。我々はまだ死ぬべき時ではございません。」

 

ゴーランド「そうであるな…。さて、そろそろ後続の艦隊がフィオン、ラッツィオを占領する時刻だが…どうだ?」

 

将校「はっ…占領報告……来ました!」

 

ゴーランド「全くのズレもないか……よし!我々は先を目指す!全艦、空間跳躍!」

 

 

 

……その後、ガトランティスは先陣のゴーランド艦隊、本隊の第七機動艦隊とともにラッツィオ宙域の全惑星を占領、スカーバレルの残党も尽く殲滅した……

 

ガトランティスは全惑星の占領を完了次第、制圧を宣言、ガトランティスはラッツィオ宙域の全てを手中に収めた……

 

 

 

~エルメッツァ星間国家連合~

~首都星ツィーズロンド : 軍司令部~

 

 

……軍司令部ではラッツィオ宙域を失陥した事に、将官達が唖然としていた……

 

ルキャナン「……ラッツィオ宙域が落とされた……」

 

オムス「ルキャナン長官……」

 

モルポタ「……ぐ、軍を再編成して、侵攻に備えるのはっ!……」

 

オムス「大佐っ!ラッツィオ宙域にもかなりの数を置いていたのですよ!しかし、ほぼ全滅です!くそっ……」

 

ルキャナン「カルバライヤ、ネージリンスの支援は受けられないだろうか?」

 

オムス「どちらかということなら出来ますでしょうが…どちらもというのは出来ません……両者はかなり激しい対立構造を持ってるので……」

 

ルキャナン「カルバライヤと連絡できる者がいるなら今すぐに連絡を取るのだ!急げ。」

 

オムスら「「「はっ!」」」

 

ルキャナン「……ここで諦めるわけにはいかない……エルメッツァの誇りを見せつけるのだ……」

 

…………一時間ほどが経ち……

 

~軍司令部 士官室~

 

将校「オムス中佐、ユーリ殿が……」

 

オムス「すぐ行く、個室にお連れせよ。」

 

将校「はっ。」

 

…………

 

オムス「……何か?」

 

ユーリ「……本当ですか?ラッツィオが陥落したのって。」

 

オムス「どこで聞いたのだ……?」

 

ユーリ「酒場です……結構な数の逃げのびた人達が叫んでいました……。『ラッツィオ宙域が謎の軍団に襲われてたんだ!軍も全滅だ!ここも危ねぇぞ!』と。」

 

オムス「……ロウズとは違ってラッツィオ宙域は比較的豊かなところだ……情報が漏れるのも致し方ないか……」

 

ユーリ「本当なんですね……?」

 

オムス「本当だ……それもロウズの一件と同じ勢力……勝てる気がせんよ…!だが……退くわけにはいかない…軍人としてな……」

 

ユーリ「……」

 

オムス「逃げろとはいわない…だが、離れた方がいい…カルバライヤの援護要請もしたが…間に合うかどうかもわからない……。」

 

ユーリ「……」

 

オムス「あとは君が選択せよ。自分の人生だ、君が決めるんだ!」

 

ユーリ「わ、分かりました…。」

 

その後、ユーリは退室した……

 

 

…………

 

エルメッツァ星間国家連合はカルバライヤ軍への援護要請を行った……

 

共同でエルメッツァ中央宙域を防衛するという考えだった……

 

 

しかし……時すでに遅し……

 

 

ガトランティスは既にラッツィオ宙域の各惑星にあったエルメッツァ中央宙域の惑星の座標情報を解析、特定した……

 

そして……

 

エルメッツァ中央宙域の惑星パルネラ近傍に30万隻のガトランティス艦艇がワープアウトした……

 

~エルメッツァ中央宙域 惑星パルネラ近傍~

 

~ガトランティス第八機動艦隊前衛部隊~

 

将校「全艦、重力干渉反応正常。予定通りワープアウト完了。」

 

コズモダート「……空母群に伝えろ。『目の前の惑星を爆撃せよ』と。」

将校「了解!」

 

 

~エルメッツァ 首都星ツィーズロンド:軍司令部~

 

士官「謎の重力波を検知!…!?敵艦隊が突然現れました!」

 

モルポタ「……速い…!」

 

ルキャナン「……数は?」

 

士官「およそ30万…」

 

オムス「10倍……」

 

ルキャナン「遅かったか……。フゥ…各員に告ぐ。我々はこれより無謀な戦いに挑む……去りたいものはされば良い…。迎撃準備!!ついてきたいものはついてこい!」

 

一同「「「了解!!」」」

 

 

エルメッツァ星間国家連合の運命は風前の灯火であった……

 

エルメッツァの運命、それは……逆らえない運命だった

 

…………

……

ガトランティスは未だに快進撃を続けていた……




ユーリ、またまた登場

無限航路キャラの口調が心配です~変だったら感想で言ってくださいお願いします。

次でエルメッツァ滅亡です。


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第4話~最初の終焉~

遂にエルメッツァ中央宙域にガトランティスが侵攻開始です……わかってると思うけど……滅亡回です()

※現在、小説の大部分を一新しています。


自分の紹介ページってどう書くん?


 

 

…………

ガトランティス前衛部隊30万隻がワープアウトし、惑星パルネラに爆撃を開始した……

 

 

~パルネラ警備隊本部~

 

士官1「艦隊は全滅、対空火器もすべて破壊されました!」

 

士官2「ここももう、もちません!早く脱出を!」

 

司令「私は指揮官だ!なぜ、命を大事にせんと行かんのだ!」

 

士官2「しかし!……このま…」

 

そこで声は途切れた……

二人の士官が危惧していたように爆撃によって天井が崩壊したのだ……

3人はそのまま生き埋めとなった……

 

 

~前衛艦隊 旗艦 : ナスカ級~

 

コズモダート「ハッハッハッハッ!…これで潰せるぞ……」

 

将校「艦隊後方に重力干渉波を補足!」

 

コズモダート「……予定時刻か……」

 

そのワープアウト反応の正体は……

 

ガトランティスの第八機動艦隊だった……

 

 

~第八機動艦隊~

~旗艦 : カラクルム級~

 

メーザー「我らはこの星に見せしめの鉄槌を下す!」

 

将校「はっ!」

 

メーザー「全カラクルム級、雷撃旋回砲発射準備!」

……

 

メーザー「放て!」

 

その一声より第八機動艦隊からは高密度の弾幕が連続して惑星パルネラに降り注いだ……

 

……惑星パルネラでは……

建物という建物は破壊され、人も動物も溶かされ、惨劇となった……

 

 

~首都星ツィーズロンド : 軍司令部~

~戦略防衛会議~

 

ルキャナン「パルネラに大艦隊だと!?数は?」

 

士官「…はっ…250万隻です……」

 

ルキャナン「!?…バカな……そんな数がいるわけはない…!」

 

士官「しかし……パルネラから送られた映像があります。再生いたしますか?」

 

ルキャナン「ああ……再生しよう。」

 

士官「はっ…」

 

そして、送られた映像を見て将官達は唖然とした……

 

モルポタ「何だこれは!!弾幕がえげつない……」

ルキャナン「全軍に連絡。ツィーズロンド前方に政府軍艦艇を集結させろ。」

 

士官「はっ…。」

 

 

~第八機動艦隊 旗艦 : カラクルム級~

 

 

将校「敵からの観測を確認。わざと映像を捉えることには成功したようです…向こうで再生したかどうかは不明ですが…」

 

エストゥヒ「いや、必ず再生されている…」

 

メーザー「なぜ、そう思う?」

 

エストゥヒ「恐らく、敵は何がなんでも我々の情報を手に入れようとしているはず…その為には一般将兵から撮影された映像ですら見るはずです。」

 

メーザー「……理にかなっている。」

 

エストゥヒ「は……」

 

将校「それで、メーザー提督、一体なぜこのような非効率的な方法を…?」

 

メーザー「分かっておらんな……。エルメッツァは我らの火力に驚き萎縮したはずだ。その上で我らの名を知らせるのだ。」

 

将校「なるほど……」

 

メーザー「エルメッツァは名も知れぬ敵に滅ぼされるのは残念だからな。情けだよ…。」

 

エストゥヒ「では、敵に通信を…」

 

メーザー「いや、小マゼラン全土の放送チャンネルをジャックする。」

 

エストゥヒ「では、命じます!」

 

30分後……

 

エストゥヒ「メーザー提督、全回線の制圧成功しました。」

 

メーザー「そうだな…では、始めるとしよう。」

 

 

~首都星ツィーズロンド エルメッツァ軍司令部~

 

 

ルキャナン「どうなっている!」

 

士官「何者かに放送がジャックされた模様!」

 

オムス「ジャックだと…」

 

士官「はっ…現在、全てのチャンネルが機能を停止、各惑星で混乱が起きております。」

 

モルポタ「奴らの仕業か…?」

 

ルキャナン「モルポタ大佐、敵がこのようなことを…出来るはずがないであろう!士気を下げる発言をやめていただこう!」

 

士官「回線復活!映像出ます!え……なんだこれは……」

 

ルキャナン「!?…」

 

 

その画面には厳つい顔をしている甲冑のような服装を来た男がいた……

 

 

メーザー『小マゼランの皆様、そして、我らに攻め立てられているエルメッツァの皆様、御機嫌よう……我らは既にパルネラを占領致した。エルメッツァの中心…ツィーズロンドまではすぐだ。フッ……我らの名を知りたいようだな……我らは帝星ガトランティス…戦闘民族からなる戦闘国家だ。高度な文明社会から見れば野蛮な国家ということで蛮族とも呼ばれるが、その蛮族に中央宙域以外の領域を占領されたエルメッツァはどうでしょうかね…?これをご覧下さい……』

 

画面からは男の姿は消え、新たにパルネラ付近にいる第八機動艦隊の映像に切り替わった……

 

メーザー『我らガトランティスの艦隊です…この艦隊に挑むものはいますかな…まあ、挑むものがおれば、殲滅するのみですが……。

我らガトランティスは貴様らエルメッツァに降伏を勧告する。従えば、今、現在、我らに占領をされていない惑星の住民の保護をお約束いたします……。エルメッツァ最高権力の返答を待つ……』

 

そこで回線を切断され、通常のチャンネルに戻った……

 

 

ルキャナン「……ガトランティス…」

 

オムス「彼らの名はガトランティス…」

 

モルポタ「どうします……降伏するか抗戦するか……」

 

オムス「……くっ……」

 

ルキャナン「あれを信じれるか…?」

 

将官の中でこの疑問に答えられる者はいなかった……

 

オムス「しかしながら、あの艦隊の映像は本物でしょう……実際にあれほどの艦艇を補足いたしました……」

 

ルキャナン「間違いではないのか!いくら何でもあの艦艇は!」

 

将官1「ルキャナン長官!」

 

ルキャナン「なんだ…フューズ少将……」

 

フューズ「降伏致しましょう…軍の観測結果は事実です…我らも実際に故障かと思い、何度もやり直しました!」

 

ルキャナン「くっ……降伏する…回線開け……」

 

士官「はっ……」

 

 

~第八機動艦隊~

 

 

コズモダート『メーザー提督、敵より回線が繋がっています。』

 

メーザー「どこからだ?」

 

コズモダート『エルメッツァ軍司令部かと…』

 

メーザー「……攻撃隊を発艦させとけ。いつでも攻撃できるよう準備だ!」

 

コズモダート『はっ……』

 

メーザー「回線開け!敵の返答を聞こう……。」

 

将校「はっ……」

 

 

ルキャナン『我らエルメッツァ星間国家連合は……あなた方に降伏を申し込む……その上でエルメッツァ人の安全を保障して…』

 

メーザー『安全など保証せぬ……』

 

ルキャナン『なっ……だが、これ以上の戦闘はあなた方にも利益はもたらさない!戦闘を終わらしたいのは両方であろう……』

 

メーザー『戦闘を終わらしたい…?』

 

ルキャナン『そうだ!これ以上民間人を死なせるのはやめて頂きたい!その上で降伏を…』

 

メーザー『言っていることがわからんな……貴様は綺麗事しか言えんようだ…』

 

ルキャナン『……だが、あなたが先程言った言葉綺麗事だが…』

 

メーザー『……戯れ言よ……もういい……最後の言葉を聞こう…』

 

ルキャナン『嘘だと…お前はそれでも人か…!』

 

メーザー『人では無い…悪魔よ……』

 

ルキャナン『……悪魔……』

 

メーザー『時間切れだ。死ね。』

 

その時回線が切られた……

 

~エルメッツァ軍司令部~

 

ルキャナン「…………」

 

将官「嘘だろ……」

 

フューズ「……はぁ、はぁ……」

 

 

~第八機動艦隊~

 

第八機動艦隊のメダルーサ級より火焔直撃砲が放たれ……エルメッツァ軍司令部を直撃、建物は粉々になった……

 

生存者は無し……いや、二人だけいた……

 

 

~軍司令部跡地~

 

フューズ「え……俺だけ……生き残った……?」

オムス「私もだ……フューズ少将……」

 

フューズ「……クソっ……俺は……」

 

オムス「もう、嘆くな……まずは生き延びる道を詮索するのだ……奴らガトランティスは軍司令部を破壊したとなればすぐに侵攻してくる……逃げるぞ…」

フューズ「……ああ、そうだな……」

 

その後、二人は命からがら逃亡に成功……

 

しかし、多くの市民が何が起こったか分からないまま、惑星に取り残された……

 

 

そして……ガトランティスが襲来した……

 

 

しかし、パルネラほどは徹底せず……軍事工場等はほとんど破壊せず、ニードルスレイヴによる殺戮を敢行した……

 

住宅地は不要だと判断し、熾烈な爆撃が民家に降り注いだ……

 

 

 

……………………

………………

 

第八機動艦隊のツィーズロンド占領によりエルメッツァ星間国家連合は事実上解体、国家として有名無実化した……

 

 

そして、数日の内にガトランティスはエルメッツァ全土を占領、エルメッツァ星間国家連合は滅びた……

 

 

 

 

 

その頃……

 

 

~ロウズ宙域マイラス小惑星帯~

 

 

そこで……ある極秘兵器の試験が行われた……

 

試験艦隊司令「発射!」

 

 

極秘兵器を搭載している艦からは蒼い光が輝き、その輝きは前方の大柄な小惑星に向かい、命中……青い輝きは赤い炎へと変貌し巨大な爆発炎が他の小惑星を照らした……

 

 

 

 

ガトランティスは遂に波動砲を完成させ、前期ゴストーク級ミサイル戦艦を改造したルナバエル級砲撃艦を建造、今回の試験発射の成功に伴い、量産が決定された……

 

 

 

 

 

 

 

 

~白色彗星 : 中心部~

 

 

ゲーニッツ「全能なる大帝陛下に申し上げます。第八機動艦隊のメーザーよりエルメッツァを占領したとの報告がありました……」

 

 

サーベラー「ズォーダー大帝、たった今、波動砲の試験が終了したとの報告が有ります。」

 

ラーゼラー「試験は成功したのか?」

 

サーベラー「ええ。成功いたしました。」

 

 

ズォーダー「……イスカンダルが作りし破壊の楔……遂に完成させたとなれば……我らの宇宙制覇も夢ではない……」

 

ゲーニッツ「はっ……次の目標をカルバライヤとネージリンスで宜しいでしょうか?」

 

ズォーダー「かまわん……我らガトランティスは全てを滅ぼすのみ……」

 

サーベラー「帝星ガトランティス、前進!」

 

 

 

エルメッツァを下したガトランティスはさらなる獲物に喰らいつこうとしていた……

エルメッツァ星間国家連合よりも国力の劣るカルバライヤとネージリンス……さらに両国は犬猿の仲のため、協力関係は築けないという国同士……

 

 

両国の運命はいかに……




エルメッツァ星間国家連合の滅亡です


さらに波動砲も作られました……
……やったね☆ガトランティス大好きな人達、ガトランティス強くなるぞぉ!!

フューズ少将はオリジナルです。

あ、言い忘れていましたが、エフトゥヒもオリジナルです


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第5話~支配への反抗~

とんでもなく遅れて誠に申し訳ございません

読者の皆様、このどーしようもない作者を許してください

何でも…致しませんので…


 

 

…………………

…………………

 

 

~ロウズ宙域マイラス小惑星帯~

 

 

 

ある大柄な小惑星の影に1隻の戦艦がいた…

 

 

…………最高級の戦艦と言われるグランヘイムである……

 

その艦橋にある男がいた…

 

この艦の主であり、宇宙に名を轟かせる大海賊…ヴァランタインである……

 

 

部下「お頭、あれは…一体…何ですかね?」

 

ヴァランタイン「お前もあの放送を見ただろう…帝星ガトランティス…奴らの船だ…」

 

部下「あの破壊力…ハイストリームブラスターよりも強力ですぜ!?」

 

ヴァランタイン「分かってる!」

 

部下「「「!?」」」

 

ヴァランタイン「…(ガトランティス…奴らはこの宇宙の人間なのか…全宇宙を征服せんとするのはヤッハバッハと同じだが、無差別に破壊する…オーバーロードと同じではないか……今は何も出来んか…)…」

 

部下「…?」

 

ヴァランタイン「ファズマティ跡に向かう。」

 

部下「…!?…一体なぜ?」

 

ヴァランタイン「奴らの情報を集めるのだ!」

 

部下「はぁっ!!」

 

 

 

 

…そして、グラムヘイムはこの艦だけがもつ特殊な機関でジャンプした…

 

 

 

 

 

……

 

~ラッツィオ宙域惑星ルード・ベルン間航路~

 

 

 

 

~帝星ガトランティス ラッツィオ守備艦隊配下

輸送艦隊~

 

兵士「ノル殿!ゴーランド様より通信です!」

 

ノル「繋げ。」

 

ゴーランド『静かな海での輸送、退屈であるか?』

 

ノル『いえ…ですが、戦いがないのは寂しい気がします…ゴーランド。』

 

ゴーランド『その輸送が終わったら狩りでもやるとしよう。戦いというもの、ザバイバルから直伝してもらうのだ。』

 

ノル『ありがたきお言葉…では、すみ…』

 

 

ドゴーン!

 

 

ノル「!?…何が起こった!」

 

兵士「左舷方向より巨大艦接近!」

 

ノル「迎撃するのだ!帝星ガトランティスに刃向かうことを後悔させてやるのだ!」

 

ゴーランド『…援軍を派遣しよう』

 

ノル『理解なさったのですね…敵は強敵な事だと思います。武人としての感ですが…』

 

ゴーランド『…うむ…派遣しよう。』

 

ノル『それでは…』

 

ノル「敵艦はたった1隻だ!おのおのの戦法で対処し始末するのだ!」

 

兵士1「ククルカン級2隻が撃沈された模様!」

 

副官「決してノル殿に近づけるな!カラクルム級をもって始末しろ!」

 

兵士2「ククルカン級がさらに撃沈されてます!」

 

副官「ならば、戦艦の部隊で!…」

 

ノル「いや、ここは別の戦いをしよう。メダルーサ級の火炎直撃砲の砲身を外して直接ぶつけるのだ!その気を紛らわすためにカラクルム級の雷撃旋回砲を大量に奴にぶつける!」

 

副官「ノル殿の作戦…ありがたく頂戴します!」

 

ノル「礼はいらん…我らガトランティスに感情など必要ないからな。さて…ククルカン級とラスコー級は外縁の小惑星帯より気付かれずに迂回して、敵艦に肉薄せよ。空母艦隊は輸送部隊と共に後退。カラクルム級は先程の通りだ。メダルーサ級も同様…」

 

副官「我が直衛艦隊がいかが致します?」

 

ノル「1艦だけ破滅ミサイルを搭載していたはずだ。それを使う。」

 

副官「まさか…それを使うのですか…」

 

ノル「メダルーサ級の後の最後の切り札だ。」

 

副官「はっ…」

 

 

……

……

 

数十隻のカラクルム級がグランヘイムへと雷撃旋回砲を乱射しながら突撃…

 

グランヘイムの後方からはククルカン級とラスコー級の部隊が肉薄してきた…

 

 

 

~グランヘイム~

 

 

 

部下1「お頭!敵戦艦、数十隻が来ます!」

 

部下2「なんだ、この弾幕は…装甲板にダメージが蓄積している!」

 

ヴァランタイン「無視だ。敵駆逐艦は?」

 

部下1「副砲群が対処中!しかしっ、沈められない!」

 

部下2「ん?謎の重力波が来ます!」

 

ヴァランタイン「なにっ!…」

 

 

その時、グランヘイム前方の空間が歪み、そこから火炎直撃砲の奔流が飛び出し、グランヘイム右舷を焼いていった…

 

 

部下1「左舷側装甲板乖離!居住区にはダメージが無いが、気密がダメですぜ!」

 

部下2「これ、エルメッツァ艦隊を壊滅させたものとほぼ同じやつかと…」

 

ヴァランタイン「…チッ…」

 

 

 

 

~ガトランティス輸送艦隊~

 

 

兵士「メダルーサ級1隻が勝手に火炎直撃砲を撃った模様!若干ではありますが、空間の乱れが発生しております!」

 

副官「ノル殿の作戦に歯向かいおって…どうします…」

 

ノル「命令に背くものは我らガトランティスにはいらない…誇り高きゴーランドの配下にもいらない…こちらでその艦のシステムをハッキングし敵艦に衝突させよ。その際に自爆させるのだ…」

 

副官「はっ!」

 

ノル「このあとの事だが、作戦を変更する…駆逐艦どもとカラクルム級を一時退避させ、破滅ミサイルを撃ち込む…」

 

副官「はっ…」

 

 

~グランヘイム~

 

 

部下「敵戦艦接近してきます!」

 

ヴァランタイン「迎撃せよ。」

 

部下「撃っても、撃っても怯まず近づいてくる!衝突するぞ!」

 

ヴァランタイン「…備えよ!」

 

 

グランヘイムとメダルーサ級は衝突…両者が動きを止めた瞬間、メダルーサ級が自爆した…

 

 

部下1「敵艦自爆!」

 

部下2「前部装甲板乖離!内部ブロックにもダメージが!!」

 

ヴァランタイン「…チッ!」

 

 

部下1「前方より巨大ミサイル接近!」

 

ヴァランタイン「迎撃だ!」

 

部下3「おいおい、嘘だろ…敵ミサイルに被弾確認出来ない!」

 

ヴァランタイン「何!?…耐えろ!」

 

 

 

~ガトランティス輸送艦隊~

 

 

ノル「当たれ!!」

 

副官「ご安心下さい、破滅ミサイルは当たりますよ…」

 

 

 

 

そして…破滅ミサイルがグランヘイムの右舷中央部に直撃…

巨大な爆発を起こした…

 

グランヘイムは大破には至らなかったものの、直撃した装甲板は破砕、周辺も割れており、見るからに悲惨だった…

さらに内部では居住区などの施設にダメージが及び、1部施設は使用不能になっていた…

武装も1部が損壊していた…

 

 

 

 

~グランヘイム~

 

 

 

部下2「ダメージが酷いです!これは下がった…お頭…?」

 

部下「お頭……。!?…敵より…ミサイルか…?…いや、巨大な爆弾みたいなやつがめっちゃ来ます!」

 

ヴァランタイン「…チッ……はぁ!!俺の本当の力…グランヘイムの力を見せてやる!!」

 

 

そう言うと、自ら操縦桿を握り、艦を前進させた…

 

火炎直撃砲の砲身は当たるかと誰もが思ったが……ヴァランタインによるグランヘイムの巧みな操艦によって全弾が回避された…

 

 

 

~ガトランティス輸送艦隊~

 

 

ノル「な、なんだと!」

 

副官「まさか…あの量のあれを回避するのは…」

 

ノル「奴はこちらに来る…カラクルム級で対応しろ!輸送部隊と空母艦隊はゲートまでワープせよ!」

 

副官「はっ!」

 

 

 

その後、グランヘイムは迫り来るカラクルム級を次々と機能停止させ、ついには旗艦を射程圏内に追い詰めた…

 

 

兵士「敵より通信です!」

 

ノル「なに…繋げ…」

 

ヴァランタイン『俺の艦をここまでしたのは貴様らが初めてだ…ガトランティス…さて、ここまで追い詰めたことだ…逃げていった艦隊を呼び戻して、輸送していたものを渡してもらおうか…』

 

ノル『そうはいきませんな…そもそもあなたは誰なんですか…名前も名乗らん猿と呼ばれたくなければ名乗るべきでしょう…』

 

ヴァランタイン『チッ…ヴァランタイン…それが俺の名だ。そして、この艦は俺の艦であり、グランヘイムと名がついている。0Gドックの中で最強と言われている海賊が俺だ。さぁ、渡してもらおう…』

 

ノル『ふむ…』

 

 

兵士「周辺に重力干渉波!これは…ゴーランド様の艦隊です!」

 

副官「おぉ…着きましたか…」

 

 

 

~グランヘイム~

 

 

部下1「敵艦、大量に出現!」

 

部下2「これは…かてませんな…お頭…」

 

ヴァランタイン「チッ…自律ワープだ!」

 

 

その後、グランヘイムは自律ワープによって彼方へと消えた…

 

 

~ゴーランド艦隊~

 

 

兵士「敵艦の空間跳躍を確認…しかしながら、空間跳躍先のトレースが出来ませんでした。」

 

ゴーランド「敵も雑魚ばかりではないということよ…」

 

ノル『ゴーランド、感謝する…』

 

ゴーランド『私はただ来たのみ…輸送という目的も達せられた…私は守りきった貴様に感謝する…』

 

ノル『ありがたきお言葉…』

 

 

 

 

 

 

…………………………

…………………………

 

 

 

 

この日、帝星ガトランティスは初めて、圧倒的力に抗える存在を知った…

 

 

 

 

 

 

その存在は帝星ガトランティスにおいて危険だと判断した大帝は議を開いた…

 

 

 

 

 

~白色彗星~彗星都市帝国~謁見の間~

 

 

 

 

 

ズォーダー「………」

 

サーベラー「………」

 

ゲーニッツ「………」

 

ラーゼラー「危険な船だ…大帝…大艦隊を持って殲滅すべきです!」

 

ズォーダー「必要ない…」

 

サーベラー「大帝…?」

 

ズォーダー「彼らに任せるとしよう…」

 

バルゼー「まさかっ…あの化け物に……」

 

ズォーダー「来い…」

 

 

 

 

その声がしたとたん…入口より足音が聞こえ…2人の男女が姿を晒した…

 

 

 

???・???「「参りました…」」

 

ズォーダー「聞いたな…二人とも…この男を殺してこい…また、この男以外にも我らガトランティスに刃向かう危険な存在は抹消してくるのだ…」

 

???・???「「御意…」」

 

その男女がその声とともに大帝に顔を見せると、大帝にはその2人の左目がどちらも青く炎のように輝いていた…

 

 

 

 

 

 

宇宙にさらなる混沌が訪れる…

 

 

 

………

………

大帝が望むのは一体…?




ヴァランタイン登場…

セリフとか口調合ってますかね?



2人のオリジナル人物登場させました。
次回、判明します。


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第6話~真の化け物~

若干よりももっと言ってるような…
キャラ崩壊してることがあると思います…


 

 

 

 

 

 

 

 

 

~ファズマティ跡~

 

 

 

 

 

 

~ガトランティス強襲大隊~

~旗艦 : ルナバエル級砲撃戦艦~

 

 

???1「(我々の初任務が海賊討伐か…舐められたものだ…)」

 

???2「(しかし、彼は宇宙に知られてる大海賊、そこら辺の雑魚とは違います。用心してかかるがよろしいかと…)」

 

???1「(そうだな…ミネーナ)」

 

ミネーナ「(気安く名前で呼ばないで下さい、あなたが呼んだなら私も呼びます、ガルトル)」

 

ガルトル「(…我が種族は奴らとは違う…)」

 

ミネーナ「(ええ、そして、貴方が我が種族の長)」

 

ガルトル「(…ああ…確か…他にも行動してるやつがいるという情報があるな…)」

 

ミネーナ「(彼ですか…あの死体同然だった男…)」

 

ガルトル「(ここにあのヤマトはいない、だが、大帝はその執念の使い方を期待しておるようだ…)」

 

ミネーナ「(……あの何を考えているかわからん男…)」

 

ガルトル「(…デスラー…)」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

~エルメッツァ中央宙域~

~惑星アルデスタ付近~

 

 

 

漆黒の宇宙に青く塗られた1隻の戦艦と駆逐艦4隻がいた……

 

 

 

その戦艦の艦橋には、ワインを飲みながら、黄金の座席に座っている男がいた…

 

 

 

その名はデスラー…

 

かつていた世界では大ガミラスの総統として君臨し、亜空間内での戦闘にて、乗艦共々爆沈し死んだかと思われていた…

 

しかし、生きていた…

 

爆沈直前に脱出しており、その後はガトランティスによって救われたのだった…

 

 

デスラー「ミルくん、このワインは美味だよ、どこの国のものだったかな?」

 

ミル「ネージリンス産だったかと思います。」

 

デスラー「なるほど、では、私が落とせば、これが大量に入手出来るということか…」

 

ミル「そ、それは…」

 

デスラー「冗談だ…話を変えよう…このドロイド、我が友タランそっくりである…流石はガトランティスだ…」

 

ミル「自爆機能があることもお忘れずに…」

 

デスラー「知っている…」

 

ミル「はっ…」

 

ドロイド兵「…前方に艦影補足…エルメッツァの艦艇と思われます…」

 

デスラー「瞬間物質移送器、座標入力…」

 

 

 

 

 

 

 

~???艦隊~

 

~グロスター級戦艦~

 

 

???「早いっ…」

 

???「ユーリっ…機関全速!!焼ききれてもいいから回すんだ!」

 

ユーリー「分かりました!トスカさん」

 

???「え…これは…」

 

ユーリ「どうした、チェルシー…?」

 

チェルシー「後方より大型ミサイルが多数出現、迫ってきてます!」

 

ユーリ「機関全速!逃げる!」

 

 

 

 

~ノイ・デウスーラ~

 

 

ミル「敵はドゥンガ方向に逃げるようですね」

 

ドロイド兵「転送範囲拡大、転送一時中止します。」

 

デスラー「かの敵は効果的な対策をしている…だが…フッ…瞬間物質移送器座標再入力…」

 

 

ノイ・デウスーラに懸下されていた大量の大型ミサイルがワープして行った…

 

 

 

 

 

~ユーリ艦隊~

 

 

ユーリ「敵の追撃が…収まった?」

 

トスカ「まだ、安心するのは早いよ、ユーリ!」

 

チェルシー「全周囲にミサイル出ました!完全に包囲されてる!」

 

ユーリ「!?…」

 

 

 

ユーリ艦隊は迎撃をしたが、ミサイルの数に対応しきれず、直撃すると思われた…

 

 

その時…

 

 

 

 

 

巨大な重力干渉波は響き、艦影が現れた…

 

 

 

 

~ユーリ艦隊~

 

 

ユーリ「…グランヘイム!?」

 

 

そして、グランヘイムに大量のミサイルが直撃した…

 

しかし、グランヘイムは健在であった…

 

 

 

ヴァランタイン『おい、小僧…さっさと逃げるんだな…!この程度のミサイルならば我が友グランヘイムは耐えれる…』

 

ユーリ「守ってくれるのか…?」

 

 

ヴァランタイン『勘違いするんじゃねぇ…俺はお前を助けに来た訳では無い、ただ、誰かさんが必要にしてるだろうから、死なせないようにしただけだ。分かったら、俺の前からさっさと退け。』

 

ユーリ「…ああ」

 

 

 

 

 

~ノイ・デウスーラ~

 

 

ミル「あれは…グランヘイム…」

 

デスラー「ミルくん、これはこころが踊る戦いだよ…」

 

ミル「デスラー!?…ノルの輸送艦隊を負かしたのを覚えていない訳では無いはず!たった5隻で!」

 

デスラー「…口を挟むことは許されない…」

 

 

その時、ミルの額に銃が向けられていた

 

 

ミル「!?」

 

デスラー「これは私の戦だ。」

 

ミル「………」

 

デスラー「では、私の戦いを始めよう…ミルくん、ラスコー級を動かしてくれ、敵を観測させるのだ。」

 

ミル「……はっ…」

 

デスラー「…グランヘイム前方にワープせよ。」

 

 

 

 

 

 

数十秒後、グランヘイムの前方にノイ・デウスーラが出現、第2幕の戦いが始まった……

 

 

 

 

 

 

 

 

~惑星オズロンド近傍~

 

 

 

 

 

~ガトランティス強襲大隊~

 

~ルナバエル級砲撃戦艦~

 

 

 

将校「デスラー艦隊が惑星アルデスタ近傍にてグランヘイムを補足、戦闘状態に入った模様です!!」

 

ミネーナ「…そっちですか…それに…全軍に発せられた命令を無視し、わざわざ戦闘に入るなど…」

 

ガルトル「まあ、構わない…どうせ破れて大破してるだろう…」

 

ミネーナ「まあ、そうでしょうね…」

 

ガルトル「では、そこまでワープする、少し変光星のある宙域を通るから、少しズレが生じる可能性があるが、まあ、気にすることではないな。」

 

ミネーナ「そうね…」

 

 

 

 

 

 

 

 

…強襲大隊はワープした…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

~白色彗星~彗星都市~監察の間~

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

……大帝ズォーダーは蘇生体やタルヨイラからの脳への伝達情報を映像として正面に投影していた……

 

 

 

ズォーダー「……何だ、ガイレーン…」

 

 

ガイレーン「……大帝陛下、なぜ、大帝はあの化け物を大海賊とはいえ、この世界の国家の命運を揺るがすほどではないものに派遣するのです…」

 

ズォーダー「この世界だけではない…この宇宙の鍵を握っている…」

 

ガイレーン「鍵……それは確信でありますか…?」

 

ズォーダー「……絶対だ…」

 

ガイレーン「…………」

 

ズォーダー「なぜ、黙る?」

 

ガイレーン「では、大帝に質問を…あの化け物の男女についてです…」

 

ズォーダー「……」

 

ガイレーン「あの2人はなんです?…いえ、我々が知っているのは…彼らには忌わしき能力を持ち、我らを上回る戦闘力をもつ…いわば、終末兵器…ということしか聞いておりませぬ…大帝が気にするならば、私だけにお伝えください…」

 

ズォーダー「………聞きたいか…?」

 

ガイレーン「……それを望むのみ…」

 

ズォーダー「…奴らは我らと同じように人ではない。そして、姿は同じであれど、現れた世界が違う…」

 

……

「1人、男性体の方は我らが元いた世界、アルマスヴェナ星系第三惑星ヒヴェルナ、女性体の方は今いる世界、ルマスヴェナ星系第三惑星トラナス……」

 

「奴らはそれぞれその惑星の奥深く、中心核にいた…我らが捕獲した時、奴らは高エネルギーを発しはじめ、惑星はおろか、艦隊を飲み込んだ…その後、惑星、艦隊の残骸は残っていない…」

 

 

ガイレーン「大帝、その事実は…」

 

ズォーダー「貴様はこの事実を知った…そして、今…貴様はどうする……私に逆らうか?」

 

ガイレーン「いえ…しかし…彼ら、我らに刃向かったとき、我々はどうします…」

 

ズォーダー「心配は無用…特殊なチップを体内に混入させている、刃向かった際は…地獄の痛みと快楽拷問を与えるのだ…そして…服従するか自ら死ぬかを選ばせる…」

 

ガイレーン「……」

 

ズォーダー「質問は無いか…?」

 

ガイレーン「ありませぬ…」

 

ズォーダー「そうか……」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

~彗星都市~謁見の間~

 

 

 

 

ラーゼラー「大帝、エルメッツァ全域、安定してる模様です。」

 

バルゼー「機動艦隊準備完了しております。」

 

ズォーダー「そうか……既にエネルギーは確保した…我らはカルバライヤ首都星に向かう……滅びに瀕した哀れな星よ……ネージリンス共々どのような抵抗を見せてくれるのであろうな…」

 

諸将「………」

 

 

ズォーダー「フハハハハハハハッ!!」

 

 

 

 

 

 

彗星都市中に大帝の笑いが響いた………




化け物について、名称だけしか言えませんでした…

そっして、ヤマトキャラのキャラ崩壊が心配である


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第7話~力~

7ヶ月以上ぶり…の投稿…
遅れて申し訳ございません。




 

 

~惑星アルデスタから10光年ほど離れた宙域~

 

 

 

 

 

 

巨大な白い輪が多数現れ…その奥から艦艇が現れた…

 

 

 

~ガトランティス第三強襲大隊~

 

 

 

 

 

ミネーナ「…敵の姿が見えないですか…」

 

 

将校「報告!接近しつつある艦隊を確認!アーメスタ級駆逐艦、アリアストア級駆逐艦、グロスター級戦艦を確認!さらにほかの未確認船舶も複数視認!数は50隻ほどです!」

 

 

ガルトル「…よく集めたものだ…」

 

 

ミネーナ「それでも餌であることには変わりないでしょう。」

 

 

ガルトル「…容赦がないな。お前は…まあいい。やれ。ミネーナ…」

 

 

ミネーナ「はっ…」

 

『破壊の翼…放射…』

 

 

 

 

言葉を囁くと同時に右手の中指にはめられた鉱石が強烈に赤く光りだした…

 

 

 

 

そして…

 

 

 

 

 

 

~エルメッツァ残党及びカルバライヤ義勇軍連合部隊~

 

旗艦:グロスター級戦艦

 

 

 

司令「なにかしてくるかと思ったが…何もしてこないな…なら、全艦、ミサイル及び主砲発射準備!攻撃開始!」

 

 

 

50隻の艦隊からビームとミサイルが放たれ、強襲大隊先頭のルナバエル級、メダルーサ級、ゴーランド級に着弾するが…装甲の厚さにより簡単に防ぐ…!

 

 

しかし、彼らは一切反撃をしていない…

 

 

 

 

士官「敵艦の装甲が厚く、全く効いていません!」

 

 

司令「分かってはいるが…なぜ、反撃をしない…?」

 

 

オペレーター「…司令、随伴艦の1部が攻撃をやめました!」

 

 

司令「何…?通信繋げ。」

 

 

アリアストア級艦長『司令!何故か攻撃ができない!さっきからコンソールを打ってるが…何も反応しない!』

 

 

司令「どういうことだ…?」

 

 

 

 

~アーメスタ級駆逐艦:艦橋~

 

 

艦長「なぜ…撃てないんだ!」

 

 

オペレーター1「…電源各ブロック次々と切断されていきます!」

 

 

オペレーター2「生体反応も徐々に消えていきます!」

 

 

艦長「はぁっ!どうなって…る!」

 

 

オペレーター1「艦橋電源ロスト!」

 

 

艦長「…まだ付いてるぞ…何かの…」

 

 

オペレーター1「異常が見られないんです!」

 

 

艦長「…時間経過が…おかしいだと…」

 

 

オペレーター2「艦長…!艦橋…生体反応消滅!…ここにいる全員…死んだことになってます!」

 

 

艦長「…バカな………」

 

 

オペレーター3「生命維持装置が5分前に機能停止していました…!」

 

 

艦長「…5分前…!?…まだ普通に息は吸えるぞ!」

 

 

オペレーター3「ひっ…!」

 

 

艦長「…どうした…」

 

 

オペレーター3「…顔以外の全身が凍って…いや…動かない…」

 

 

艦長「…!?…」

 

 

 

艦長は自分の体を見て…驚愕した…感覚を失っていることに気づかず、そして、体が動かなかった…

 

 

 

 

オペレーター1「が…あ"あ"あ"あ"……!!」

 

 

艦長「どうした…」

 

 

オペレーター1「自動補足システム…を押そうとして無理に動かしたら…腕が…」

 

 

艦長はハッとして…そのオペレーターの左腕を見たら…大きく真ん中でぱっくり割れ…血が流出していた…

 

 

 

 

艦長「……どうなってんだァ…!!どう…」

 

 

 

 

その時…艦橋クルーは一瞬の内に気を失い…

 

 

 

艦の中央が簡単に切断されたかのようになり…爆散した…

 

 

 

 

 

旗艦:グロスター級

 

 

オペレーター「一瞬で22隻が爆散!」

 

 

司令「…何が起こった…敵は攻撃していないはずだぞ…攻撃停止からわずか30秒で爆散など…」

 

 

今の現象…実は爆散した艦とその外側では時間の流れが違っていた…

内側では遅く…外側では早く進んでいたのだった…

 

 

 

 

 

 

 

~ガトランティス第三強襲大隊~

 

 

ミネーナ「やはり、初めての能力使用ですから威力、発動時間ともに弱いですね…」

 

 

ガルトル「…威力はともかく…時間は…な…敵への慈悲を忘れるなよ…」

 

 

ミネーナ「…あの駆逐艦で女どものオペレーターが苦しむ様子…本当に良かったですよ…」

 

 

ガルトル「…はぁ…まあ。それで次の攻撃に移る。イーターⅠ、展開。」

 

 

…ルナバエル級、ゴーランド級より各艦4基ずつの自爆攻撃艦イーターⅠが展開…合計20基にも及んだ…

 

ガルトル「…やれ。」

 

 

 

 

概念伝達により動かされるイーターⅠは的確に動き…!

 

 

 

 

~連合部隊~

 

 

司令「?あれは…」

 

 

士官「敵小型艦高速接近!突っ込んできます!」

 

 

司令「迎撃しろぉ!!」

 

 

 

そのイーターⅠは旗艦を掠め…

 

 

 

 

士官「司令!後方のグロスター級が!!」

 

 

司令「何…!」

 

 

グロスター級戦艦の迎撃をものともしないイーターⅠは下部よりグロスター級に突き刺さり…

様々な部位にある回転砲塔から多数の緑色のビームを吐き出し…内部から引き裂こうとし…数十秒後…エンジンも損傷し…暴発し…爆散した…

 

 

士官「グロスター級轟沈!他も…巡洋艦、駆逐艦クラスが撃沈!20隻がやられ残り…8隻です…」

 

 

 

司令「…バカな…全艦撤退準備!」

 

 

士官「もう間に合いません!」

 

 

司令「…!?」

 

 

 

司令は唖然とした…

 

 

 

 

ゴーランド級の大型ミサイルやメダルーサ級の五連装大型砲による砲撃で…一撃で巡洋艦や駆逐艦が裂かれ撃沈していく様子に…

 

 

 

 

 

 

~ガトランティス第三強襲大隊~

 

 

 

将校「敵艦残り3隻」

 

 

ガルトル「決着をつけるか。全砲塔指向。目標前方敵旗艦。」

 

 

メダルーサ級の主砲を流用した6連装大型徹甲砲塔3基は…前方のグロスター級に凶悪な砲門を向け…

 

計18門の緑色のエネルギーの奔流を打ち出し始めた…!!

 

 

 

 

グロスター級…

 

 

士官「敵艦、砲撃を開始!」

 

 

司令「こちらも撃てー!」

 

 

グロスター級は反撃とばかりに前部甲板の連装砲塔2基4門、船体下部の単装砲2基2門から白いエネルギーを撃ち出す…!

 

 

 

だが、その直後…18本のエネルギーの奔流がグロスター級の正面に直撃…前方に指向する全ての主砲を破壊された…!

 

 

 

士官「…ぐ…主砲大破!」

 

 

司令「…ミサイル撃ち続けろ!」

 

 

 

主砲の代わりにミサイルを放ち始めたグロスター級…

 

 

 

 

 

ルナバエル級砲撃戦艦…

 

 

 

ミネーナ「…『量子フィールド』」

 

 

 

次の瞬間、ルナバエル級の前方に薄い膜が貼られ…直後グロスター級戦艦から放たれたエネルギーやミサイルの直撃を受けたものの、全てその薄い膜に弾き返されていた…

 

 

 

ガルトル「敵艦を沈めよ!全門連続発射!」

 

 

 

 

 

グロスター級戦艦…

 

 

 

士官「敵艦、我が方の攻撃を全て弾き返しました!」

 

 

司令「なんだと…バリアでも張っているのか!!ぅ…ぐぅ…!」

 

 

 

順次砲撃に切り替えたルナバエル級から滅多打ちにされるグロスター級…

さらに暇を持て余していたメダルーサ級2隻からの砲撃も加わり…

 

 

 

 

士官「エンジンに敵弾直撃!機関停止!航行不能!」

 

 

さらに…ミサイルなどの弾薬庫がエネルギーの高熱で誘爆しさらに炎上…

次々とその周辺も誘爆していき…後部主砲塔ひとつが弾け飛んだ…!

 

 

そして…

 

 

 

 

 

耐え難い砲撃の雨と内部誘爆により…

 

 

グロスター級は轟沈…巨大な火球が形成された…

 

 

 

 

 

残る2隻も次々と仕留められて行った…

 

 

 

1隻はメダルーサ級の5連装徹甲砲塔からのエネルギーの直撃により一撃で轟沈…

もう1隻はククルカン級から放たれる変速軌道の量子魚雷、ラスコー級の回転砲塔からの緑色のビームの雨を猛烈に受け…艦全体が炎に包まれ爆散した…

 

 

 

 

 

 

 

ルナバエル級砲撃戦艦…

 

 

 

ミネーナ「思った以上に手間取りましたね。」

 

 

ガルトル「あぁ…あのグロスター級。人の魂がやどるのか分からんがあれほど耐えるとは思わなかったな。」

 

 

ミネーナ「そうですか…では、急ぎますよ。」

 

 

ガルトル「分かっているよ。全艦、惑星アルデスタに向け最大全速!」

 

 

 

 

 

 

 

その頃

 

 

 

惑星アルデスタ衛星軌道上では…2隻が戦いを繰り広げていた…

 

 

 

 

大海賊ヴァランタインの船…【グランヘイム】

 

 

本当の意味で孤高となってしまったガミラスの総統デスラーの船… 【ノイ・デウスーラ】

 

 

 

 

この2隻は一歩も引かずに争っていた…

 

…いや…

 

この2人…

 

思念制御という技術でノイ・デウスーラを操るアベルト・デスラー

 

みずから舵を取りグランヘイムを操縦する

ヴァランタイン

 

 

この2人が一歩も引かずに争っていた…

 

 

 

 

 

 

ノイ・デウスーラが懸下していた大型ミサイルを数発放ち…グランヘイムが主砲で迎撃する…!

 

その隙にノイ・デウスーラが急速接近し、多数の3連装陽電子砲を浴びせる…!

 

グランヘイムはわざと衝突させることによりノイ・デウスーラの動きを止め…

反航戦のような形となり…互いに向けられる限りの主砲を全て放つ…!

 

 

 

どちらも重装甲の為、装甲を焦がす程度で耐える…!

 

 

両艦ともに重装甲で大柄な船だが、高機動力を発揮していた…

 

 

 

互いが互角に争っていたその時…

 

 

 

 

白い輪が多数形成され…艦隊が姿を現した…

 

 

 

 

 

~ノイ・デウスーラ~

 

 

 

ドロイド「第三強襲大隊、ワーフアウト。」

 

 

デスラー「来たか…」

 

 

 

 

~グランヘイム~

 

 

 

ヴァランタイン「ガトランティスの連中か!サッサと飛ぶぞ!」

 

 

部下「へい!」

 

 

 

 

グランヘイムはすぐにゲートイン航行を起動し、姿を消した…

 

 

 

 

 

 

デスラー「…さて、あの船にでも寄ろうか。」

 

 

 

 

 

 

 

 

~ルナバエル級砲撃戦艦~

 

 

ミネーナ「…デスラー…何故勝手に戦闘状態に入ったのですか?もとより我々がヴァランタインと戦闘に入る予定だったのですよ。」

 

 

デスラー「…成り行きだよ。たまたまある艦隊を攻撃していたところに奴が現れただけのこと。」

 

 

ガルトル「そもそも、その艦隊を攻撃する必要があったか?100隻すら超えない小艦隊、エルメッツァ支配を揺るがすとも思えんが。」

 

 

デスラー「…必要だったと言っておこう。彼らはいずれ…ガトランティスそのものを揺るがす存在だ。」

 

 

ミネーナ「…それは勘ではありませんか?」

 

 

デスラー「人ならざる者には一生わからないこと…」

 

 

 

デスラーはミネーナに近づき…

 

 

 

ミネーナ「…何を…?」

 

 

 

 

首についてる首輪のような機械に指を触れ、

 

 

 

 

《~…~~…~》

 

と囁いた…

 

 

 

 

すると…

 

 

 

 

 

ミネーナ「…あ…あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"!!」

 

 

 

ガルトル「…デスラー…何をした…!」

 

 

デスラー「…やはり、私の推測はあっていたか…ジレルの言葉を話しただけであるが…まあ、良い…」

 

 

デスラーは再び首輪に触れ…ある部分を押した…

 

すると、ミネーナは苦しみから解放され…

 

 

 

 

 

ミネーナ「…デスラー…!貴様…!」

 

 

デスラー「…私は戻るとしよう。」

 

 

 

…………

 

 

 

 

 

~帝星ガトランティス~

~大彗星:監察の間~

 

 

ガイレーン「あの男…彼らの秘密を見破ったのか…」

 

 

ズォーダー「…あの二人の生まれはあそこだが…調査したところによると…ゼムリア人であることが判明した…」

 

 

ガイレーン「我らを生んだ…人型知的生命にて…古代アケーリアス文明の1種族…」

 

 

 

ズォーダー「…古代アケーリアス文明の種族として…ジレルもその1つだった…まさか…これを見破るとはな…」

 

 

 

ガイレーン「…彼らに機械整体の術を施し…人造人間とさせたのがあの二人…超能力を制御することも出来たのですな…」

 

 

 

ズォーダー「…これは今後大きな課題となろう。ところで…ゼムリアの完全人造固体である彼らはどういう状況だ?」

 

 

 

ガイレーン「アルグバイドでありますか。現在3個体の量産に成功。1人はカルバライヤへのエルメッツァの避難民の中、もう1人はネージリンス市民、そして、3体目は…ロンディバルト連邦へとまもなく到着致します。その個体は白銀の巫女と似たような容姿ですが…」

 

 

 

ズォーダー「…構わない…作戦の方はどうだ…?」

 

 

 

ガイレーン「順調であります。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

~ロンディバルト連邦:惑星メリルガルド宇宙港~

 

 

 

小マゼランより遠く離れたこの場所では少し事件が起こった…

 

 

 

 

あるドックにて…

 

 

 

 

 

 

兵士1「おい、この船。データにあったか?」

 

兵士2「いや、無いな…」

 

 

 

 

すると…その船から一人の女性らしき人が出てきた…

 

 

 

兵士1「お、出てきたぞ。」

 

兵士2「お忙しいところ申し訳ございません。0Gドックとしての許可はとっているようでしたが…船がデータにないので…」

 

 

 

 

???「あぁ…ごめんなさい。」

 

 

 

 

兵士1「まあいい。なら、調査するぞ。」

 

 

 

 

 

その時…女性は尖ったものを取り出しその兵士に対して突進…!

尖ったもの…超合金金属体の刃を防護服の上から胸に突き刺し…そのまま壁にぶつけた…!

 

 

 

兵士1「ガハッ…!…ぐ…」

 

 

 

その兵士は心臓を刺され、吐血し…死んだ…

 

 

 

 

 

 

 

兵士2「貴様…!…ぐっ…」

 

 

 

 

もう1人の兵士がブラスターを取り出すも…既にその女性は殺害した兵士からブラスターを奪い取り…もう1人の兵士の心臓へと正確な射撃をし…

 

 

殺害した…

 

 

 

 

 

 

 

???「…やはり、人は脆い…」

 

 

 

 

その女性は体全体が血だらけだったが…次の瞬間、付着していた血が全て…元から無かったかのように消えた…

 

 

 

 

そして…宇宙港の管理センターのシステムを遠隔でハッキングし…兵士2人を殺したのは別人と認識させ…

 

 

 

 

宇宙港のたくさんの人がいる場所で…

 

 

 

 

???「誰か…!人が殺されて…」

 

 

その後…宇宙港の管理職員が女性に聞き取りをし…兵士たちが現場へ急行し調査の後……その宇宙港は1部区画が閉鎖となった…

 

 

 

 

 

 

 

???「やはり…完全犯罪ね。いつになったら私がやったことに気づくのかしら…フフフ…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

惑星ドゥンガ近傍…

 

 

 

 

 

星やデブリ以外何も無い宙域…

 

次の瞬間…

 

巨大な白い輪が瞬く間に大量に現れ…その中からは艦艇が出現してきた…

 

 

 

カラクルム級戦闘艦が次々と出現し…一定数を超えた辺りから、メダルーサ級殲滅型重戦艦、ククルカン級駆逐艦、ラスコー級巡洋艦が現れ…最後尾あたりには…アポカリプス級航宙母艦、ナスカ級航宙母艦、ゴーランド級ミサイル戦艦、ルナバエル級砲撃戦艦等の艦艇が出現した…

 

 

 

 

 

 

 

『第353外洋偵察軍、惑星シドウ周辺における橋頭堡を確保。』

 

『ゲルナウスシステムリンク接続成功』

 

『全艦集結完了…ガイゼンガンシステムを起動開始。』

 

『全艦、アポカリプスシステムとのリンク接続を確認。最終中継ポイント集結を確認。』

 

 

 

 

 

そして…ある艦艇で…

 

 

 

 

将校「メーザー提督。全艦、侵攻準備完了致しました。」

 

 

 

メーザー「…うむ…全艦、全システムリンク。空間跳躍の陣を生成、跳躍開始…!」

 

 

直後…全艦が白い輪を発現させ、ほぼ同時に白い輪の中へと進入した…




オリジナル要素多数

ところでエルメッツァの艦艇群の1部で観測状態等がおかしくなったところ…アニメGODZILLAの第三章のある場面を元にしたんですが…気づいた人いますかね…?


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