赤龍帝の弟は神霊剣使いの忍者で魔竜の滅竜魔導士で全ライダー魂を受け継ぐ仮面ライダー (希望の忍者)
しおりを挟む

物語の始まりの章編
序章


初めてのハーメルン投稿なので間違っている所とかあると思うのですが、なにとぞよろしくお願いします。



青年は真っ白で何も無い空間に一人で目覚めた。

 

青年「うっ〜あれ?此処は一体何処だ?確か仕事が終わってバイクで家に帰る途中間では覚えてるけど?」

 

???「お前さんは飛び出して来た猫を避けたが…信号無視したトラックに轢かれて死んだんじゃよ。」

 

青年「えっ あなたは一体どなたですか?」

 

青年が振り返ると仮面ライダーゴーストに出てくるおっちゃんに似た人が胡座をかいて宙に浮いていた。

 

神様「まぁわしゃ神様じゃよ。お前さんを死なせてしまったな。他の神の部下がわしの部下の一人のに間違いの書類を紛れ込ませてお主を死なせてしまったんじゃよ。」

 

青年「えっそうなんですか…解りました。あの、僕はこのまま天国へ行くんですか?それとも地獄へ行くんですか?」

 

神様「いや…お主には別の世界へと転生して貰う。ただし特典を付けてな。転生先は【ハイスクールDxD】と言う世界で主人公の弟して生きてもらう。」

 

青年「あっそれなら読んだこともありますし、アニメも観たこともありますから, ただ…生きていけるかどうか不安です。」

 

神様「だからこそ特典を与えるんじゃよ。さぁ何を望む?」

 

青年「そうですね…では,仮面ライダーゴーストと響鬼で最強フォーム,サポートアイテム,ライダー眼魂ありで、他のライダーになれることもお願いします。劇場版に出てきたライダーとか二人目のライダーやサブライダー等もお願いします。

二つ目はNARUTOの忍術と体術と忍刀と写輪眼全ての能力を失明なしで、

三つ目はトリコのゼブラの音の能力とグルメ細胞とその悪魔で

四つ目は喰らう能力です。喰らう事によって自分の力に出来る能力です。

最後に氣もしくは気功をもしくは念能力を使えるように出来る事です。」

 

神様「色々突っ込む所があるし、チートとも思う所もあるが、何故この特典を選んだか聞いても良いか?」

 

青年「はい,仮面ライダー響鬼は【ハイスクールDxD】の世界で生きていける能力だと思ったからです。仮面ライダーゴーストは単純に神様がそれに出て来たからのとライダー眼魂で他のライダーになりたいからです。」

 

神様「なるほどの響鬼の方は解ったが…ゴーストの方はわしを見てか何か複雑な気がするの…他の鬼やゴーストやオリジナル鬼やゴーストと言うと?」

 

青年「はい,他の鬼やゴーストになってみたいのと最強フォームになれるようにしてみたい事です。オリジナル鬼とゴーストは例えば、鬼なら剣鬼《けんき》猿鬼《えんき》咆鬼《ほうき》幽鬼《ゆうき》だったり。ゴーストならファントム 骸《むくろ》スピリットだったり等です。」

 

神様「なるほどの…他は喰らう能力と言うと?」

 

青年「はい,FAIRY TAILの滅龍魔導師の能力やトリコのグルメ細胞やGOD EATERのオラクル細胞や仮面ライダーアマゾンズのアマゾン細胞や東京喰種の赫子だったり等、

喰って強くなるちからです。」

 

神様「前者の二つは解るか後者の三つは人を喰らうから辞めた方が良いんじゃないか?」

 

青年「オラクル細胞の捕食形態か、赫子に異形のものを喰わせるとかなら大丈夫だと思います。

 

神様「まぁ確かにのう…じゃあ最後のを聞かせてくれるかの?」

 

青年「はい,最後の氣もしくは気功をもしくは念能力を使えるように出来る事は自分を強く出来るのに打って付けだと思ったからです。」

 

神様「解った…色々突っ込む所があるし、チートだと思う所もあるが、まぁいいじゃろ…転生したら渡す物もあるが良いな?」

 

青年「はい! ありがとうございます。それから僕が死んだから家族が悲しむから、僕の分まで幸せにして下さい。」

 

神様「良かろう。それじゃ後ろの扉から行くが良い。」

 

青年が振り返るとそこには扉が現れた。

 

青年「それじゃ行きますか!」

 

青年は扉を開く。立ち止まるな歩き続けろ明日を生きる為に。




どうでしたか、他にもネタを持って来ることもあるので楽しみにして下さい。


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

原作前 : 一希は育ち,強くなる そして旅立つ

赤ん坊から始まります。
転生者の名前は…兵藤一希《いっき》[最初と最後のひとつの希望]と言う意味でこの名前にしました。
そして兄の兵藤一誠は嫌いな弟です。理由は……
本文からどうぞ。



青年(一旦状況をわかり易く整理すると,転生したら赤ん坊だから色々と不便だからな喋れないし、泣く事で親に伝えるしか無いし、

ハイハイしか前へ進む事が出来ないから歩くどころか立つことも難しいしな…けど解った事は名前が兵藤一希《ひょうどう いっき》と言う事と,兵藤一誠の《ひょうどう いっせい》の弟と言う事で違いは まず髪の毛は一誠の方は茶色の髪だけど…

僕の髪は黒髪で後ろが長い事だ。

顔立ちは似ている感じだけど…僕には目にアイラインがある為少しつり目な感じである。そして似ているからと言って双子ではなく一つ歳が下である事で…今解っている事はこんなもんかな?

けど赤ん坊で精神年齢20歳前の前世持ちにはキツイ事がある。それは……)

 

母さん「は〜い一希ご飯の時間でちゅよ〜」

 

母親と想われる女性が一希を抱き抱え服を脱ぎ下着を外し,乳房出す

 

一希(精神年齢20歳前の前世持ちには本当にキツイよな自分で言うのもなんだけど前世じゃ女性経験とか皆無だったし、

何か悲しくなってきたな…でも,生きる為には飲むしかないよな…拒んだら変に思われるし)

 

そう想いつつ一希は乳房を吸う。生きる為にと自分自身に言い聞かせながら

 

母さん「ふふふっいっぱい飲んで大きくなってね」

 

母親は優しい目で一希を見つめる。

 

一希(大きくなるさ、強くもなるし,お母さんを楽させたいし

それに…早く乳離れしたいんだよ!精神的にキツイんだよ。

イヤ本当に赤ん坊でストレスが溜まるなんてしゃれに何ないからな…)

 

 

それから数十年が経ち…一誠は12歳一希は11歳となった

 

 

一希はすっかり大きくなり黒髪は伸びて後ろに一つに束ねる様にして纏め,目はアイラインが入っていてツリ目である服は裁縫が得意だったためフード付きのジャージであるが着ていても解る体は鍛えてある為か筋肉が発達している。夜の道で一希は大量の荷物の入ったショルダーバッグを抱え,キャリーバッグ引きずっていた。誰もいない満開の夜桜の木の下で一希は目を閉じ,この数十年間の思い出を振り返って見る。

 

一希(11歳になるまで本当に色々な事があったな…乳離れをしてご飯が食べられるようになったのは嬉しかったしな歯は普通の子供と比べて鋭い歯だっし多分神様からの特典の影響と想うし,特典の“”ゼブラの音の能力”の聴覚は5歳の時に発動出来るようになったしそのお陰で、

ヒソヒソと陰口や噂話などををしっかりと聞き漏らさず聴き取れるようになったし、

ただ…その陰口や噂話の内容が、飛んでもなく酷かったそれは…[兵藤一希は兄の兵藤一誠同様変態である])

 

本当に何であぁなったんだろうか??教会関係で幼馴染の

紫藤イリナと遊んでいた時は間違いなく純粋で良く教会外や公園で遊んだり漫才みたいな事もしたし、僕は影で観ながらも、しっかりと鍛え続けていたし、暇潰しに草笛を吹いたり、“女の子と歌や音楽の話をしたり”、…イリナが外国に引越しっちゃって僕はこの時落ち込んでいたけど、兄はしばらくして……

女性の乳房に馬鹿が付く程にに執着していた

そこから松田と元浜が下心丸出し所か変態全開で語る所を

地獄耳で聴き,親友と言うか悪友な感じになって行った…

女子の覗き行為はいつも3人でが当たり前で教室で変態発言をしたりで本当に弟として恥ずかしかったし、あれが兄だと思うと頭を抱えた。

僕は兄同様変態と思われていたため、アリバイを作り続けける為…図書室へ行ったり,先生に話を聞きに行ったり,音楽が好きだから音楽担当の先生に音楽室を開けてもらい楽器について話を聞いて、楽器を弾いたり、ピアノを弾いたりして意気投合したりもした。けどそれで兄の変態行為が収まることは無かった…………。

 

それどころか酷くなっていき本人が変態行為をして弟が疑いを掛けられても本人は知らん顔所かお構い無しに変態行為を続けていった酷い時は弟は疑いを掛けられ質問攻めされていた時に兄は先に帰宅し、呑気にゲームをしていたこれは流石に怒ってゲームの電源を切り喧嘩になったが関節技等を決めて黙らした。喧嘩では僕の方が強かったし…特典の体術もあって上級生から喧嘩を吹っ掛けられても無傷で返り討ちにした。

そして兄とは暫[しばら]くは口を聞かないようにしていた。

 

ある日……1人の女子から無言のビンタをくらったその女子は学校一可愛いと言われていた女子でビンタをした理由を聞くととんでもない事が返っていた。

 

女子「本当は一誠にビンタするつもりだったんだけどなんか触るのも嫌だからあんたにしたって訳。でも一希くんは変態じゃない事は解ってるけど…一希くんにビンタしたのは謝る、ごめんなさい。」

 

先に謝れては怒れなかった。ただ、溜息を吐くしか無かった。

そして……我慢の限界だったその日僕は兄を公園に呼び出して今日の事を話した。自分の鬱憤を晴らすために所が………。

 

一誠「えっお前あの学校一の女子にビンタを貰ったんか良かったなラッキーだったぞ そりゃ。まぁ、おっぱいビンタの方が俺は嬉しいがな。」

 

帰ってきた言葉は謝りでは無かったこれに怒った一希は思ってる事を全部口にした。

 

一希「ふざけんな!!お前のせいでありもしない噂や陰口が叩かれてんだぞ,お前 兄どころか,人としてどうなんだそれはよ!!」

 

一誠「えっ!?お前おっぱい好きじゃねえの!?どうかしてるはそりゃ…。」

 

一希「どうかしてるのは、お前の頭の中の方だろ!!!

今はそんな話はしとらんだろ!思考回路おかしいだろ!

とにかく明日から自重しろこっちの身にも成りやがれよな!」

 

一誠「だか断る俺はおっぱいが好きだ 俺はおっぱいを自分の物にするのが夢だ おっぱいが俺を求めているのだ おっぱいが俺を呼んでいるのだ おっぱいがある限り俺は求め続けるのだ!!」

 

一希は絶句したここまで乳房に執着しているのが自分の兄だと言う事と、これからの自分の人生に変態の兄が噂や陰口と共に

付き纏わりながら生きて行く自分に。

 

一希「ホントに頭が痛くなってくるわ…と言うかおっぱいにドンだけ執着心があるんだよ全く、じゃあ聞くけど…おっぱいと自分の命と家族の命どれが優先で大切だと思うんだよ?!」

 

一希は怒りと呆れ紛れに質問した。すると兄からの返答にまたもや絶句した。

 

一誠「おっぱいに決まってるだろうが!!そして自分の命だ!家族の命なんて後に決まってんだろ!!」

 

一希「この ギリギリ プルプル……クソ野郎がーーー!!!」 バキッ ドカッ ガンッ ダッ

 

一希は歯軋《はぎし》りをし拳を握り締め、一誠の返答に頭に来て殴り蹴りをし,壁に叩きつけ、走り去って行った。

向かった先は,自分の家で家族にただいまも言わず押し入れに閉まってあったショルダーバッグとキャリーバッグを取り出し、

荷物を纏めた。兄といたくなかった。あんな兄といたら人生がめちゃくちゃになると思ったから。そして 兵藤一希は

兵藤家を出た。すなはち、家出である。

この時をもって兵藤一希は……ただの一希となった。

 




さて一希は旅立ってしまいました。残りの特典は旅をしながら説明していきます。のでよろしくお願いします。一希は旅しながらこれから何が起こるか解らないけど,立ち止まるな歩き続けろ明日を生きる為にと自分を信じて前へ進んで行く。

“女の子はオリヒロインにしました。因みに『とあるシリーズ』からのヒロインです。


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

原作前 : 一希は堕天使と巫女の子と出会う。

今回は原作のヒロインを助ける話です。
中にはオリジナル展開と設定を含んでいます。

少し変えさせて頂きます。すみません。


今現在夕方から夜に入る頃……駒王町の離れた所でショルダーバッグを担ぎ、キャリーバッグを引いていた。

兵藤一希……いや,『兵藤一希だった男の子』である。

過去形の理由は家を飛び出し、ただの一希になったからである。

兵藤一希 もとい、一希はショルダーバッグとキャリーバッグを引きながらこれからの自分の事を口にしながら考えていた。

そりゃそうだ。 いくら特典を貰った前世持ちの一希でも,

出来る事が限られていた。

 

一希「家を出たのはいいとして、お金は貯めて本当に必要なものだけ買う方だったからお金はある方だとしても……

今はまだ11歳の子供だからな、 今使える特典はゼブラの音の能力は地獄耳,仮面ライダー響鬼の変身音叉音角《へんしんおんさおんかく》で変身出来るけど気力が足りないせいで変身を解除したら全裸だったのはまずいな,やられて変身が解かれたら全裸は恥ずかしいのは何か無くしたような気がするからね。今の所変身できた鬼は,“響鬼,威吹鬼,轟鬼,歌舞鬼,剣鬼,幽鬼,だったし,オリ鬼や劇場版の鬼に変身できたのは嬉しかったしな,ディスクアニマルも使える様になったのも良かったな録画と録音そして戦闘のサポートも出来るし姿と気配も消せるので隠密や偵察にが出来るからホントに便利。仮面ライダーゴーストはベルトと眼魂も貰ってないからな今の所は響鬼のチカラで対応するしか無いな,NARUTOの忍術と体術は変化の術と影分身の術と

チャクラの操作に一体多数の戦闘術と忍刀は“長刀 縫い針”と“雷刀 牙”の二つだけで11歳の身体につかいやすいからな…残りの忍刀はまだ11歳の身体には大きくて重いから扱いが難しいんだよね。写輪眼の方は両眼で開眼したけどまだ勾玉模様が2つだからな…氣,気功または念能力は長期間の修行が必要だからまだ出来ないからな,しばらくは,

チャクラ操作による感知や戦闘になるかな。

喰らう能力はグルメ細胞と一緒だったから食欲が凄いと言うか酷いと言うか直ぐに腹が減る為隠し持ってたライターで火を食べるしか無かったからな勿論周りにバレないようにしてたけど…本当に強くなってるのか自分でも解らないな。」

 

走行してるうちに一希の地獄耳とチャクラ操作による感知そして予じ[あらか]め ,気配を消して飛ばしておいた…ディスクアニマル達も何かを感じ取った様だ。

 

一希「何か感じる…行ってみるか!」

そう言い元々のつりめを細くさせ気配の感じる方を睨む。

一希は気配の感じた方角へと進む。

 

???「ようやっとる様じゃのお主は…」

 

一希「えっ 」 キョロキョロ

この時一希は気配のも無く声に反応し足を止める。周りを見渡すが誰もおらず,そのまま走り続けた…だが聞いた声には聞き覚えがあった それは……。

 

神様「普通はもう少し辺りを見回すもんじゃが…今はそう言っとる場合ではないか…。」

そう…。僕をこの世界へと転生した『神様である。』{仮面ライダーゴーストに出て来るおっちゃん}

 

一希「それで神様どんなご用でまた,現れたんですか?」

一希は走りながら思った疑問を口にする。

 

神様「うむ…今お主が感じ取った気配は人払いの結界で,

場所は姫島神社じゃよ。何でも堕天使と人間の子がおってな…母方の人間にとっては堕天使の子など家に泥を塗る様な事じゃからな…向こうは堕天使に操られていると考えている奴も居るみたいじゃがな 家の者は堕天使の子を忌み嫌いあわよくば娘を殺し母親も殺すつもりでいるらしいんじゃ」

 

一希「確かに堕天使等や人間との子は,どちらから見ても

忌み嫌う存在でもあるからな 堕天使からは下等な人間の子として 人間からは異形の存在の子として嫌う存在だけど…

愛し合った者が子を産むのは何よりも大切な宝をさずかった事と同じ事。それを相手が勝手に解釈して家に泥を塗る,家の汚点を摘む事で母と娘を殺すのは間違ってる。」

 

神様「うむ…お主がそう言うと思ったからお前に渡す物があって来たんじゃよ。 ほれゴーストドライバーとゴースト眼魂じゃ。次いでに今使えるライダー眼魂も渡しとくぞ。

因みにライダー眼魂はそのライダーを召喚出来るからな。召喚の仕方は【ライダーの名前を呼び,召喚】と言う事じゃな。お主は鍛え続けておったし今使っても頭の中に使い方がわかり易く入って来るじゃろう。」

そう言い神様はまだ貰ってなかったゴーストシリーズを一希に渡す。

 

一希「あっ…ありがとうございます。ライダー眼魂は“響鬼と龍騎とウィザードか,響鬼とドラゴン系ね 更にはライダーを召喚も出来るのか こりゃすげぇや あははは。 スーハースーハー 良しやったるか!」

一希はゴーストシリーズを受け取り深呼吸し,改めて気合いを入れる。母娘を救う為に。

 

 

<<朱乃 視点>>

とある町の,とある神社に母親が娘を庇う様に抱き締める…

その母娘,を取り巻くように囲む数人の男達。 彼等は母方の性姫島家の実行部隊である。母親 姫島朱璃は堕天使と結婚した際に姫島家とは今後一切関わらないと約束し、相手もそれを承諾したはずなのに、愛した人との娘を引き渡せと一方的に最後に力ずくで娘を奪い取り殺すつもりだ朱璃はそうはさせないと娘の朱乃を庇う様に抱き締める。朱乃も怖いのだろう母親に抱き着く

 

朱璃「大丈夫よ朱乃…お母さんが護るからあなたを死なせはしないわ。」

 

朱乃「お母様」グスッ

 

朱羅「御二方の命私が貰い受ける。」

男は手に持っている刀で斬りつけようとした。

この時朱乃は涙を流し,心の中で必死に助けを求めていた。

 

朱乃(誰か助けてお願い…お母様が死んじゃう誰でもいいから助けてお願い…助けてお願い!!)

 

???『その望み聴き入れた!』

 

朱乃「えっ?」

ヒュウイン フワン!フワン!{目のような模様が浮かびそこからオレンジ色煙が出る}

 

ギャン 男2「うわぁ」 ギィン男3「だあぁ」 ギィン男4「があぁ」 ギャン男5「ぐはぁ」 ジャアン男6「だああぁ」

朱羅「ぐっ」 刀で防ぐ

 

朱乃「えっ?」

朱璃「きゃっ」 母娘はオレンジ色煙と共に外に出た。

【バッチリミナ~! バッチリミナ~!】

【レッツゴー!覚悟!ゴ・ゴ・ゴ ゴースト!】ゴ ゴ ゴ ゴ

 

朱羅「我らの邪魔をしおって何者だ!?キサマ!?」

 

「俺は…仮面ライダーゴースト!」

 

 

朱乃は突然声が聞こえ辺りを見るすると上からオレンジ色目のような模様が浮かび上がりそこからオレンジ色の煙が周りの男達を吹き飛ばし煙は朱璃と朱乃に近ずき抱き上げる様に宙に浮き外へ出た。奇妙な音と黒い煙から出たのは体に骨を想わせるオレンジ色ラインがあり胸には目と人魂が合わさった様なような模様があり黒いパーカーを被りそして顔は素顔が見えず黒くて大きな複眼にオレンジ色仮面額からは波打つ刃の様な一本角その者は1人の男が何者かが聞くと,フードを被りながら俯き少しずつ顔を上げながら幾つも声が重なったような声でこう名乗った。

〔俺は…仮面ライダーゴースト!〕と……。

 

 

遡る事少し前に一希はゴーストに変身し,そのまま結界をすり抜けた…そして煙のままで男達を蹴散らして姫島母娘を助け外に出る。助けた母娘をゆっくり下に降ろし音楽と共に煙が晴れフードを被り俯きながら向かい合った相手の1人の男が何者かと聞いてきて名を名乗った。

 

一希(本名はダメだからな正体がバレる訳にはいかないしね。やっぱりここは、こう名乗るのがしっくり来るよね。)

「俺は…仮面ライダーゴースト!」

 

 

 

朱羅「仮面ライダーゴースト? 巫山戯てるのか! 何故我等の邪魔をする!その女ははあろう事か堕天使の子を産んだんだぞ!!その子は今ここで殺さなければならないのだぞ!!!

関係の無いお前が何故その2人を助けるのだ!!!?」

 

ゴースト「簡単さ,お前らの様な下らない家のメンツよりも愛し合った者が子を産み共に生活を送ってきた親子を助けるだけさ。」シレッ

 

朱羅「どうしても邪魔をするのなら貴様から殺してやろう!

かかれ!!」

朱羅が他の男達に言うと一斉に掛かってきた

 

ゴースト「仕方ないな “響鬼”“ウィザード”召喚 響鬼さんウィザードさん…その母娘を護っててください。」

響鬼「任せな! 」シュ

 

ウィザード「あぁ、俺が最後の希望だ!」

 

ゴーストは響鬼眼魂とウィザード眼魂で響鬼とウィザードを召喚し、姫島母娘を護るように頼む。響鬼は了解して右手で敬礼の様なポーズをとる,ウィザードは左手の指輪を顔に持って来てから腕を伸ばす。

 

朱璃「えっ鬼が出て来た!?」

 

朱乃「頭が宝石の魔法使いさん?」

 

朱羅「鬼や怪し気な奴を召喚する術も持っておるとはやはり怪しい奴だ。やはり此処で殺しておく!」

 

ゴースト「出来るかな? ふっ」

ゴーストは6人の男達をまるで幽霊の様にユラユラと攻撃を躱し死角から拳や蹴りを放つ時に背後から,時には横から,時には正面にいるのに気付かずやられる。文字通り手も足も出せずに終わってしまった。最後に大技を決めて。

 

ゴースト「終わりだ!!」そう言いベルトのトリガーを引く

【ダイカイガン!オレ!オメガドライブ!】

足に力が漲り高く飛び蹴りを放つ。そして爆発が起きて

そして男達は気絶しているのかピクリとも動かず,のびていた。ただ、1人を除いて……。

 

朱羅「くっ……こんな怪し気の巫山戯た奴に我等の任務の邪魔をされるとわ、許さんぞ貴様だけは!」

 

ゴースト「この野郎…、よし! 最後のライダー眼魂を使おう。 行きますよ!龍騎さん!!」

【バッチリミナ〜!バッチリミナ〜!】

【開眼!龍騎! 周りはライバル!始まるサバイバル!】

 

朱羅が斬りかかろうとするとゴーストは今最後のライダー眼魂を取り出して眼魂スイッチを入れると、03の数字が浮ぶ。そしてゴーストドライバーに入れると同じ音楽だけど違う所がある音楽が流れる。そして先程とは違う姿になる。まるで赤い龍の騎士を想う姿になり、右手には柳葉刀

のドラクセイバーが持つ形で現れた。

 

龍騎ゴースト「しゃ いくぞ!」

 

朱羅「くっ……、」

ゴーストは龍騎の力により龍騎ゴーストとなり,剣との戦いにより朱羅を苦戦させ、そして決め技を放つ。

 

【ダイカイガン!龍騎!オメガドライブ!】

龍騎ゴーストの周りに龍騎の契約モンスターのドラグレッダーが現れて龍騎ゴーストは高くジャンプして空中で捻り飛び蹴りの要領で更にはドラグレッダーの吐く火炎に加わり、威力も上がる。

 

朱羅「ぐわあああぁぁぁぁぁぁ〜〜〜」

龍騎ゴーストの決め技により気絶する。

 

龍騎ゴースト「ありがとうございます。龍騎さん,ドラグレッダー,また力を貸して下さい。」

ドラグレッダーは咆哮してからミラーワールドへ帰って行った。龍騎ゴーストは変身を解除してゴーストに戻る。

 

ゴースト「よ~し終わったな…響鬼さんウィザードさんもういいよ。お疲れ様。」

響鬼「おう!んじゃまたよろしく~」シュ

 

ウィザード「あぁ,また呼べよ。」

響鬼とウィザードは眼魂に戻り、眼魂はゴーストの胸に入った。

 

ゴースト「んじゃ帰りますか。」

 

朱璃「待ってください!!」

 

ゴースト「んっ 何か御用[ごよう]ですか?」

 

朱璃「娘と私を助けてありがとうございます。」ペコ

朱乃「ありがとう。それで、あなたの名前を教えて。」

 

ゴースト「良いですよ 僕は自分がしたい事をしただけですから。そして俺は,ゴースト…人を助ける幽霊さ。 」

 

朱璃「あの、助けて貰った御礼がしたいんですが良いでしょうか?」

 

ゴースト「そう言う訳にはいきませんよ…でもまた、家族で暮らせるといいですね。 あっそう言ってたら旦那さんが帰ってきましたよ。ホラ」

 

朱璃·朱乃「「えっ」」振り返り上を向く

 

バラキエル「朱璃~!! 朱乃~!! 無事か~!!」

 

朱璃「あなた!」

朱乃「お父様!」

 

バラキエル「朱璃 朱乃2人とも無事でよかった。」

 

朱璃「私達を助けてくれた方がいるのよ。」

 

バラキエル「そうなのかそいつはどんな方なんだ?」

 

朱乃「人を助ける幽霊だって!」

 

バラキエル「幽霊?!そいつは何処にいるんだ?」

 

朱乃「そこに…あれ? いない。」キョロキョロ

そこにはゴーストの姿は無かった。

 

朱璃「えっ? ホントにいないわ、さっきまでいたのに。」

 

朱乃「ねぇ お母様…また、会えるかな?」

 

朱璃「そうね。また会えるかも知れないわね。」

 

バラキエル「残念だな御礼を言いたかったんだかな」

 

 

 

 

 

 

 

 

神様「良いのか お主何も言わずに…」

 

一希「良いんだよ。家族が幸せに暮らせるならそれで良いんだ僕は部外者だしね。それにあのままだったら僕が母娘を殺そうとしたように見えるかも知れないしね。」

 

神様「なるほどの……で、これからどうするんじゃ?行く宛が無いじゃろ?」

 

一希「とりあえず 長野か岐阜の山の中で修行するさ。まだ慣れてない力もあるし。」

 

神様「解った,じゃあ わしの分身ユルセンを付けておくからしっかりと修行するのじゃぞ 」 ホイ パン ユルセン登場

 

ユルセン「俺はユルセンだ よろしくな一希。」

 

一希「うん こちらこそよろしくユルセン」2人は握手する

 

一希「さてと 長野か岐阜の山の中へ向かって行くか!」

ユルセン「おぉ~~~!!」

 

 

一希は姫島母娘を助けたけどまた、出会う事はまだ知らない

一希は今日も立ち止まるな歩き続けろ明日を生きる為に,

 

 




オリジナル展開として眼魂から他の仮面ライダーを召喚出来るようにしました。
要は仮面ライダーウィザードのライダーリングが元ネタです。

そしてライダー眼魂には他に機能を付け加えました。
それは…ライダー眼魂を使えば他の仮面ライダーに
完全変身出来ると言う設定です。

仮面ライダーディケイド見たいですけど違う所もあります。それは…ベルトもチェンジが出来る事です。

ライダーパーカーを纏った状態なら 第一形態は纏ったライダーの武器も使う事が出来ます。
例えば……W《ダブル》のトリガーマグナムだったりドライブのハンドル剣だったり等。

第二形態は…完全な変身が出来ます。勿論ベルトもそのライダーのベルトです。ただし、W《ダブル》の完全形態はは2人必要なんです。何せ『ふたりでひとりの仮面ライダ』ですからね。ただし…、ライダー眼魂の中にいるライダーに認めて貰う,託[たく]される等で出来るようになるが条件です。

第三形態は…フォームチェンジが出来る事です。
例えば…アギトのフレイムフォームやストームフォームチェンジが出来る事。
ウィザードのフレイム ウォーター ハリケーン ランドの
フォームチェンジが出来る。
因みに2人目やサブライダーの召喚は第二形態が出来るように成れば…完全な状態のライダーが召喚出来ます。〈要は仮面ライダーディエンドの召喚と同じですね。〉

最終形態は…最強フォームチェンジが出来る事です。
龍騎ならサバイブ,響鬼なら装甲声刃[アームドセイバー]
等ですが…フォームが他にあるライダーはチェンジする事が出来ます。例えば…電王ならスーパークライマックスフォームからライナーフォームにチェンジだったり
OOO[オーズ]ならプトティラコンボからスーパータトバコンボに 因みに劇場版に出て来た最終形態にも修行が或[ある]いはきっかけで出来るようになります。
これがオリジナル展開と設定です。

ゴーストの登場は。仮面ライダードライブの劇場版【サプライズフューチャー】に初登場したゴーストの音楽にしてみました。

朱羅はオリジナルとして出しました。今は噛ませですけどね。


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

原作前 : 一希は黒猫を救う。

何だか音撃の鬼の響鬼よりも英雄のゴーストの方が主人公になってる気がするので、今回は響鬼の登場とさせて頂きます。

少し、龍騎と響鬼のライダー眼魂を編集しました。すみません。


一希が姫島母娘を救ってから数ヶ月が経ち今は長野と岐阜のふたつの山の中で修行し、時には狩猟禁止区域に入り、狩猟しているハンターや密猟者を取っ捕まえて下山し,

金一封を貰って過ごしている。今は焚き火をしながら晩御飯の準備をしながら過去を振り返って見る……。

一希が神様の分身のユルセンと過ごして色んな修行をし、

色んな事を経験した。

修行は…ゼブラの能力を完全マスターした。修行を始めた頃は地獄耳のコントロールや声の操作や技やカロリーの消費や食義等成功するのに苦労していたが…

ユルセンが修行場所を展開出来る空間術とトリコの知識を持っていたお陰で『グルメ・バトル・ワールド』と…その場所と行った所なら好きな所へと移動出来る “鍵” を貰った。

そのお陰で一希のグルメ細胞が活性化し、音の修行ができた。アイスヘルやスカイベジタブルやグルメピラミッド等のトリコに出て来た場所に行ける事は嬉しかったが。余りにも過酷な環境で、最初の頃は優しい所から始めて今や食義を極める食林寺のシャボンフルーツを手に入れる事が出来たこの時はトリコと同じように空腹で倒れ走馬灯の様な風景を思い出し、思った事は…本当に食に,食材に,出会って来た人達に(クズ兄を除いて)ユルセンにこの世界へと転生してくれた神様に自分が生きた事に心から感謝する事であった。

 

響鬼のチカラは、変身は服を保ったまま変身出来るようになった。けど…変身して闘ってはいないので、音撃鼓,音撃管,音撃弦,音撃打の修行に励んでいた。ユルセンからの情報で、三重県に美里龍神太鼓がありそこへ見学しに行きその人達と意気投合して太鼓を教えて貰った。そこで引越し[嘘の事を言う]する事告げ皆で別れ会をしたけどまた来ると伝えた。歌舞鬼の使う鳴刀 音叉剣《めいとう おんさけん》を響鬼や他の鬼に使いながらユルセンに人型になってもらい、実戦的な修行をさせて貰った。

これも『グルメ・バトル・ワールド』などの猛獣達と闘ったりもした、さながら魔化魍と闘ってるように,

お陰で強くなった気がした。

 

ゴーストのチカラは浮遊感のコツを掴み自在に浮ける様になったし、英雄眼魂は現在は武蔵眼魂とエジソン眼魂とロビンフット眼魂とニュートン眼魂とビリーザキッド眼魂とベートーベン眼魂を手に入れた。ただ…何故か佐々木小次郎の眼魂も手に入れてしまい、俺がNARUTOの影分身の術で眼魂を体に憑依させて武蔵も影分身に憑依して決闘を続けてやっている。まぁ頼りになる英雄達である........。ライダー眼魂はクウガ,アギト,555(ファイズ)(ブレイド),カブト,電王,キバまでは手に入れて、

まだ第一形態のパーカーを着た状態の変身です。

残りのライダー眼魂はまだ手に入れることが出来てない、まだまだ先になるかも知れないでも頑張るぞと修行に励む。

 

NARUTOは火遁や雷遁や水遁や土遁や風遁の基本五種類が使える様になったけど新しい術が出来ると思い修行を重ねている。体術も発達している。忍刀は“長刀 縫い針”と“雷刀 牙”と新しく使えるようになった“大刀 鮫肌”等の忍刀は使いこなせる様になった。鮫肌は俺のチャクラが気に入ってるのか…

よくじゃれ合う様に甘えてくる。写輪眼はまだ三つの巴勾玉模様が出て無い状態である。

 

氣,気功または念能力はユルセンのお陰で、氣,気功はコツを掴む程度にはなった。念能力は練を発動し,水見式を見た所,特質系でどの系統にも属する事が出来たので具現系はクラピカの鎖と変化系はマチの念糸とヒソカのバンジーガムを使う予定だ。強化系はゴンのジャジャン拳かウヴォーギンのビックバンインパクトか

現在迷ってます。

 

一希「さてと、過去を振り返るのは終わりにして明日の修行に備えてご飯食べて寝るか。」

 

ユルセン「しっかしディスクアニマル達に感謝だな学校授業を録画したりして勉強したからな…。」

 

一希「お陰で中学卒業位の学力は身に付いたよ。ありがとう。」

 

ユルセン「イイってことよ…ディスクアニマル達にも言っとけよ。」

 

一希「あぁそうするよ おっ!言うとったら見回りが帰ってきたな… うん?」

一希はこの時ディスクアニマル達が何かを発見し、急いで主に伝えに来た…

 

一希「何かあったな茜鷹(アカネタカ)……解った行くぞユルセン!!」

 

ユルセン「解ったよ!」

一希達はアカネタカが案内する方へと向かった。

 

 

 

 

 

 

<<黒歌 視点>>

「(私が《はぐれ悪魔》になってしまい妹の白音を魔王の所に置いておくしかない状態だった……)追っ手の悪魔共に捕まる訳にはいかないのよ!!」

 

 

ゲス悪魔A「ようやく見付けたぜ “はぐれ悪魔 黒歌”!!」

 

ゲス悪魔B「てめぇを捕まえりゃ莫大な金が手に入るからな〜」

 

ゲス悪魔C「だが、捕まえる前に俺達を楽しませてからにしようかな…」

 

ゲス悪魔D「おっ イイなそれそうしようぜ。」

 

 

黒歌「ちっ アンタ達みたいな悪魔に捕まって尻尾を振る気は無いわ。それなら死んだ方がマシよ。」

 

ゲス悪魔A「そんな事言うなよ…新作の魔法薬で気持ちよくしてやるからさ…とっとと大人しく捕まりな!!!。」

ゲス悪魔は手負いの黒歌に魔法弾を放つ。

 

黒歌(はぐれ悪魔なって仕方が無いと思ってたけど…正直言って捕まりたくないし…まだ生きたかったし、

何よりも大切な妹 白音と過ごしたかったな……

ごめんね白音こんなダメなお姉ちゃんで。)

 

『調子にのってんじゃねぇぞ!!!』

 

黒歌は自身の命を諦めかけていたその時…その悪道の声に魔法弾はかき消されてしまい、その時悪魔達は完全に油断し、突然の声に後ろにさがった、紫の炎を纏った何かが近付いていた事を、悪魔達は気づけなかった。その者は黒歌から守るように現れ言葉をかけた。

 

『そんな事ねえぞ…その願い聞き入れたぞ。』

 

黒歌「えっ?」

 

先程の悪道の声とは裏腹に優しい声が聞こえた。黒歌の目の前に現れたのは紫炎を纏いその炎を払って

現れたのは一言で表すのならそこには “鬼” がいた。

二本の角を持ち身体は紫炎と同じ紫で手足は血のような赤であり、腰のベルトの様な物は鬼の魂を想わせる勾玉の巴が描かれていた。更には先端に鬼の顔が付いた太鼓の棒が後ろ腰に付いていた。顔は目や口等はなく仮面の様な感じである。ただ…こいつは人間の気配もした何故かはわからないけど…強いと感じていた。

そして悪魔の1人が何者か聴く。

 

悪魔A「貴様は何者だ!?見た所 鬼であると見るが、何故我々悪魔の邪魔をする!そのはぐれ悪魔を横取りするつもりか!?」

 

響鬼「はぁ? 馬鹿かお前ら…女を捕まえて数人で犯そうとしているそんな奴らからコイツを助けるのは当たり前だろ!

そして何よりもコイツの願いを聞き入れたからな…叶えたくなったんだよ!!!!」

 

黒歌(私の願い…生きたいって事,白音に会いたい事,白音とまた一緒に過ごしたい事の事? でも、それだけで助けてくれるの?!)

黒歌は突然現れたの鬼に自分の願いの事を疑問に思った。

 

響鬼「さぁて…覚悟はいいか?テメェら女を泣かし犯そうとした罪…,

さぁオメェ等の命とこれまで犯してきた罪を数えろ。

 

響鬼は音撃棒 烈火を構える。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

時は少し遡って一希が黒歌見つける前…。

茜鷹(アカネタカ)が異変を知らせる場所へと向う一希とユルセン,

茜鷹(アカネタカ)は黒髪の女の人が複数の悪魔と思われる奴らに襲われそうになっている事をディスクになって走りながら一希に見せる。一希は少しの時間稼ぎに能力の一つを使う事にした。

 

一希「ゼブラの能力の吠え弾を使って相手を怯ませるそうすれば変身時間と女が襲われる事は少しの間だけど稼げる筈だ。」

 

ユルセン「確かに吠え弾なら並の魔法弾なら防げる筈だ。」

 

一希「よし (やっぱりここはあのセリフだよね)」スゥ~~~

一希は大きく息を吸うそして吠え弾を放つ。

 

一希「『調子にのってんじゃねぇぞ!!!』

 

そのセリフを放ったらすぐさま変身音叉音角を取り出し、

響鬼に変身する。

黒歌の前に現れ,出て来た事に理由を述べ、

音撃棒 烈火を構え,戦闘体制をとる。女…黒歌を助ける為に……。

 

 

 

悪魔D「巫山戯やがって! 下等な鬼が我々悪魔に叶う筈が無いのだ!。とっとと死ね! はぁー!」

悪魔の1人が幾つもの魔法弾を放つが響鬼は仮面から口を出し、“鬼火” を放つ,その炎で相殺し,魔法弾を放った悪魔は動揺した結果…隙を見せてしまった。

 

響鬼「くらえ! 鬼棒術 烈火弾!!」カッ アァァン ボボッ ボボボッン

 

悪魔D「ぐわぁぁぁぁ!?燃える嫌だ!死にたくない!

ぐぁぁぁ!!」

 

響鬼は音撃棒から火炎の弾を悪魔に放つと…悪魔に当たり、その悪魔は燃え上がり地に倒れ命を落とした。

 

悪魔A「ちっ 油断しやがってこうなれば全員で掛かるぞ!」

 

悪魔B.C「「はっ!!…」」

 

響鬼「丁度いい まとめて終わらせてやるか!」

 

ユルセン「げっ お前!?あれ使うつもりかよ!? 止めとけ俺達まで巻き込むつもりか!?」

 

響鬼「その方が手っ取り早いし、何よりも試さなきゃいけないし、それに…巻き込まない様にちゃんと調整するよ!。」

 

ユルセン「あぁもう 解ったよ!おい 女!今すぐ防音の結界を出せたら出しとけ!出来なかったら、今すぐに耳を塞げ! 早くしろ!」

ユルセンは黒歌に必死に今から起こる前のことを伝える。

 

黒歌「わっ解ったにゃん!」アセアセ

黒歌は急いで仙術と妖術と魔力が合わさった防音結界を発動する。

 

悪魔達「「「死ね〜〜」」」

 

響鬼「ふっ ハァ~くらいな 死神の足音を声に変えて……

 

 

死音(しおと)

 

 

 

 

悪魔達「がっ…あっあっ…」 「何だ…これは…がはっ」 「やめろ…ぼっは…」

悪魔達は次々と倒れていった。命を狩りとられたのだ…

死神の音によって……。

 

 

黒歌は防音結界を解除した。

黒歌「一体何が起こったんにゃ? どうして悪魔達は倒れたにゃ?」

黒歌は何が起こったか解らなかった…

 

ユルセン「あいつの能力…“死音” 一体多数の技で大幅に体力。というかカロリーをを消費するんだけど、この場合は仕方が無いよな…」

 

響鬼「はぁ はぁ はぁ物は試しでやるがやっぱり体力つうか、カロリーを大幅に消費するなこりゃ、ふう〜〜」 響鬼は変身を解除する。

 

黒歌「えっ? 子供? …子供が闘って悪魔共を倒してたにゃんか?」

黒歌は変身を解除した一希を見て一言そう言った。

 

一希「助けて挙げたのに最初の一言がそれは酷くないかな…」

 

黒歌「あっ ごめん…でも、助けてくれてありがとにゃん」

 

一希「どういたしまして…あっ俺は一希。こっちは相棒の

ユルセンだよ。」

 

ユルセン「俺がユルセンだ!よろしくな。」

 

黒歌「私は黒歌…色の黒に、歌と書いて、黒歌よ。

ねぇ…あなた達の事教えてよお礼もしたいし、」

 

一希「別にいいのに、なぁユルセン」

 

ユルセン「そうだな…でも、もう遅いし…さっきの奴等がまた来るかもしれないし、今日はウチが寝泊まりしている所でゆっくりすればいいよ。」

 

黒歌「あっ…ありがとう。」ポロポロ ポロリ

 

一希「えっ 泣いてるの? 黒歌…大丈夫?

 

黒歌「うん…大丈夫 久しぶりだから優しくして貰ったの」

 

ユルセン「まぁ とにかく行こうぜ。メシもまだだったし、」

 

一希「そうだな…行こう黒歌」

一希は黒歌に手を差し伸べる。

 

黒歌は手を伸ばし一希の手を掴み少し涙ながら笑顔で返事をした。

黒歌「はい ありがとう…一希。」

 

 

 

 

 

その日の夜,一希は黒歌に、黒歌は一希達にこれまでの自分達のことを話した。

 

一希「そっか…黒歌も大変だったね…。」

 

ユルセン「うんうん 頑張ったな黒歌凄いぞ!」

 

黒歌「アンタ達も大変ね…てか一希まだ11歳だったなんてあの闘いからはそう見えないにゃんね。響鬼って言う

音撃の鬼のチカラも凄かったし…死音って言う技も怖かったしね…」

 

ユルセン「それでこれから黒歌はどうするんだ?」

ふと ユルセンはこれからどうするか聞いてきた。

 

黒歌「どうしようかしらね…宛も無いし,はぐれだしね。いっその事一希と旅をしようかしらね。」

黒歌が冗談紛れにそう行ってきた。

 

 

ユルセン「いいぞ。黒歌がもし良かったら俺達とと一緒に居ねえか?って聞くつもりだったからよ。」

 

黒歌「えっ いいの? はぐれ悪魔の私が居ても ホントに…」

黒歌は驚き半分と嬉しさ半分でいた。

 

一希「うん いいよ…一緒に過ごそうよ黒歌…。」

 

ユルセン「そうだぜ 黒歌…。」

 

黒歌「ありがとう…ありがとう本当にありがとう…。」

黒歌はまた涙を流した嬉しさ故なのか…今までの辛さが出たのかは解らない…でも一希やユルセンの優しさは黒歌の心に響いた。ずっと一緒に居たい。離れたくないと言葉にはせずに自分の胸に閉まっといた。いつしかこの想いを伝える為に。

 

 

 

 

 

一希の仲間に黒歌が入った。そして一希はこれからどうなるのか解らないが、

立ち止まるな,歩き続けろ…未来を生きる為に。




もしかしたら…オリジナルの眼魂が出るかも知れません。
例えば…アマゾンα《アルファ》は『目覚めろ野生 全ては俺のせい』とか…
フリードが眼魂になったら…『殺すぜ悪魔 それが俺様』だったりかも知れませんね。

三重県美里龍神太鼓は実際にありますので津市の祭り等に行ってみてください。因みに……作者はそこの出身です。

W《ダブル》の決め台詞風に言ってみました。

『調子にのってんじゃねぇぞ!!!』は、
トリコの映画のゼブラ参戦のセリフを使いました。

やっぱり戦闘描写は難しいですね。


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

妖怪京都の日本神話
原作前 : 一希は京都で波乱万丈!? いざ!京都へ


今回の話は、京都で波乱万丈な出来事が起こるお話です。

ヒロイン候補は、アーシア,朱乃,黒歌,小猫,イリナ,九重,オリヒロインにしようと思っています。
もちろん…他の感想を書いてくれた人達からもヒロイン候補はありますが,難しい人もいますのですいません。
例えば,吸血鬼属のヴァレリーだったり,九重の母 八坂だったりなら大丈夫です。
今回で、英雄眼魂を一気に集めようと思います。
本当にご都合主義満載ですね。


一希が黒歌を助け、一緒に旅をしながら過ごして数ヶ月が経過し一希は12歳になった。

一希がユルセンと修行していたある日黒歌も一希の修行を手伝うと言いましたので手伝って貰った。けど…ユルセンのグルメ・バトル・ザ・ワールドに入った黒歌は余りにも過酷な環境に黒歌は耐えられないと思い影分身で3人程黒歌のサポートに回って貰った…最初は過酷な環境にバテバテだっけどこの世界の食材と料理が美味しくてこれなら修行が続けられると言っていた。黒歌は夜になると全裸で僕の寝袋に入って来るから目のやり場に困るからやめて欲しかったが…猫になって寝るならいいと条件をだす。猫なら大丈夫だし、膝枕をしたりして可愛がった。

けど…黒歌は不満そうだったから膝枕なら元に戻っいいよと条件を出した。そしたら満身の笑顔で一希の膝に寝転んだ。この時の黒歌が可愛くておもわずナデナデしたりして凄く可愛かった。

もし黒歌の全裸に慣れたりしたら一緒に寝れるねと言ったら、黒歌は顔を真っ赤にして俯いて何がボソボソと言ったが地獄耳なので丸聞こえでしたが…その時言った言葉が聞こえた俺も恥ずかしかったので聞こえてる事は内緒にしておこうと思った。

黒歌は歳が上なのでお姉ちゃんと言ったら顔を赤くして抱き着いたのは余談である。

 

そして,仕事の密猟者の捕獲にはぐれ悪魔もやって来て密猟者を襲う事もあった。最初にはぐれ悪魔を見た時は吐き気を覚える程の醜悪な姿をしていてまさに〈異形〉との言葉が相応しいと想える位の姿をしていて黒歌と同じとは全く言えなかった。

はぐれ悪魔は主を殺して己の欲望のままに殺しまくる者の事を言う。黒歌は妹の“白音”[しろね]を前の主から救う為に主を殺した… だが,他のはぐれ悪魔はまさに屑とも呼べる存在であった。人間を殺して快楽を得る者もいれば,人間を喰う為に殺し、不味かったり飽きたらゴミを捨てる様に殺す者,人間を玩具の様に遊んで壊れたり、飽きたらゴミを捨てる様に殺す者,人間を犯し続ける事を楽しみ壊れたら喰うもしくは、捨てる又は 殺す者は俺も頭にきて殺すと言うよりは害虫駆除をするかのように何の感情も持たずに殺した。しかし,中には涙を流して〔殺してくれ〕と頼む奴らや,無理矢理 悪魔にされてはぐれ悪魔扱いとなった者,悪魔の性奴隷として主に仕える事を強いられ続けられ殺して逃げた者もいた…何とかしてやりたかったが…今の俺には何も出来なかった,ただ安らかに死を与えるしか無かった。そんな時ユルセンが “音撃道で悪魔の駒を破壊出来るんじゃないか”と言われた時は希望の光を見付けた気がした。黒歌とユルセンに協力して貰いながらはぐれ悪魔を音撃道でやったら成功と失敗があったどうやら人間に戻りたいと言う意志が強い程戻れる確率が高くなる様だ。このまま修行を積めば意志関係なくはぐれ悪魔を元の種族に戻せるかもしれないし、あわよくば黒歌を元の猫又に戻せるかも知れないと言った時は,いいと首を横に振り戻る事を拒否した…{その気持ちはありがたいけどやっぱりいいにゃんこれは私の罪みたいな物だから私はこの罪を捨てる訳にはいかない背負[せお]わなくちゃいけないものだから。}言われた時は黒歌は強いなと想い尚更[なおさら]黒歌の願いを叶える決意をした。妹とまた暮らせたら,その時に姉妹で相談して元の猫又に戻りたいと願ったら戻そうと約束をした。

余談であるがはぐれ悪魔を殺すさいにボイスバズーカ等を使っていた為,下の人々は『鬼が住んでいる山,鬼の叫びを聞いたら迷わず逃げる事 等…都市伝説が広まりテレビ放送,テレビ番組等が出たのは隠れるのとどう過ごすのか改める事となった。』

 

修行の方は響鬼は装甲響鬼《アームドヒビキ》になる為の装甲声刃《アームドセイバー》を使いこなせる様になった。他の鬼にも使えるかどうか確認して観ると何と,

威吹鬼は風,轟鬼は雷を想わせる装甲になったが…直ぐに消えてしまったので、おそらく専用の装甲声刃[アームドセイバー]が必要と判断しました。特に使う武器と変身音叉が一緒なら使える事も解りました,歌舞鬼がそうな様に、因みに歌舞鬼は桜の陣羽織[じんばおり]と長い白髪とディスクアニマル達が歌舞鬼を纏う姿は鎧武者でありそれらが特徴になりました。

音撃道の方は、音撃道で人間に戻りたいと言う意志が強いはぐれ悪魔は人間戻す事が出来る事が解った。

 

ゴーストの方は

他の英雄眼魂はまだ手に入れることが出来てない。

ライダー眼魂は平成第一世代のライダーは第二形態になる事が出来たが、残りは“ディケイド眼魂”がまだ手に入れて無い。…第二世代のライダーは眼魂も手に入れてない状態です。

 

NARUTOは主に体術が修行となっている。影分身で模擬戦的な事をしたり,忍術は少しばかりか手間取っている状態である。忍刀は変化の術で身体を高校生位にして修行しているそのおかげが全ての忍刀は,コツを掴める様になった。特に“断刀 首切り包丁”はコツを掴むのは苦労しました。

写輪眼は未だに三つ巴の勾玉模様の瞳に開眼しない。

黒歌に教えてもらった仙術で,仙人モードが出来ないか試したりした。

 

 

喰らう能力は黒歌お姉ちゃんとの修行での仙術と妖術と魔力による攻撃を喰らい続け,更にはユルセンのグルメ・バトル・ザ・ワールドの猛獣達、特にドラゴン達等のおかげだ、そんなある日………、

黒歌お姉ちゃんとユルセンに龍(竜)のチカラが感じると指摘されたので調べてみると、信じられない事に一希は驚愕したからだ何故なら『龍殺し』《ドラゴンスレイヤー》のチカラに覚醒[めざ]めていたからだ。これは俺も驚いたと同時に嬉しくも思えました。だって更に強くなれる要素が増えたからな。だけど…黒歌お姉ちゃんが『ドラゴンのチカラが宿ったなら子供作ってみない?私,ドラゴンの。一希の子供が欲しいの。』と言われた時は,俺は文字通り真っ赤に赤面した。そりゃ…転生前は20歳未満だったから性の知識はあったけど,したことは無かったからな。

だから子作りは高校生になったらか,高校卒業にと、約束をしてしまった。何故ならこの時チカラで仕事が出来る宛が無いからな…もしも宛があったらそこに就きたいし、何よりも黒歌お姉ちゃんのはぐれ悪魔の認定を取り消さなければ、それに,安心出来る場所を造らなければならない。

 

氣,気功又は念能力の能力は…

氣は,魔力を使わず相手を感知出来るから便利です。

気功は身体強化や自身の自己治癒力の向上アップ等です。

念能力は,四大行の纏[テン],絶[ゼツ],練[レン],発[ハツ]

は良く出来ていたので、応用技の,周[シュウ],隠[イン]

凝[ギョウ],堅[ケン],円[エン],硬[コウ],流[リュウ]が出来るようになりました。

それに…このチカラが使えないようになってしまっても、黒歌お姉ちゃんが教えてくれた仙術を使いこなせれば問題は無いと思う。

 

 

後は,黒歌お姉ちゃんに魔力,妖術,仙術や天使,堕天使,悪魔の三大勢力や他の種族について等、色々の事を教えてもらった。中でも気になったのは二天龍の赤龍帝ドライグと白龍皇アルビオン…

この二体の龍は聖書の神と先代の魔王達によって封印され、神器《セイクリット·ギア》の

13種の神滅具《ロンギヌス》赤龍帝の篭手《ブーステッド·ギア》 白龍皇の光翼《ディバイン·ディバイディング》

となった。この二つは長きに渡り人間に宿り繰り返し闘い続けている。もしも、この二つを持つ者が現れたら勝てるかどうか解らないが黒歌は俺にとっては家族だからな護ってやりたいんだ。

 

 

 

 

 

ユルセン「大変だ!大変だ〜!」

一希が自身の事を振り返ったある日,ユルセンが凄い勢いで慌てながら,手に紙らしき物を持って帰ってきた。

 

一希「どっ どうしたんだよ?ユルセンそんなに慌てて?」

 

黒歌「何かあったんにゃか?」

 

ユルセン「そりゃ慌てる事にもなるよ。これを見て。」

ユルセンは持って来た紙を見せる。

 

『京都 英雄,偉人の遺物展覧会 』 『かつて有名な英雄,偉人が使っていたと言われる遺物が京都で観られるよ』

とチラシに書いてあった。

 

黒歌「このチラシの内容がどうかしたにゃんか?」

 

ユルセン「解らないのか?もしもこれが本当だったら…

英雄眼魂を一気に集められる事が出来るんだよ!」

 

一希「あぁ なるほど確かにそうだね。でも,確か眼魂を手に入れるには,三つの条件が揃わないといけないんだったよね? 確か一つは英雄に関する物,二つ目は英雄の想いを持った人,三つ目は僕が描く眼の紋章だったよな。」

 

ユルセン「確かにそうだけど心配ねえよ…このイベントには遺物を持って来た人もいるし、その遺物を観て想う人もいるだろうからな。それから…一希は行くよな当然…京都に」

 

一希「当然だろ行くに決まってるだろ。黒歌お姉ちゃんはどうする?」

 

黒歌「行きたいけど京都は妖怪達の住処[すみか]だからはぐれ悪魔の私が行ったらまずいのよ。いくら元妖怪猫又の猫

魈[ねこしょう]だと言っても……。」

 

一希「そっか…一緒に行きたかっな。」

 

ユルセン「一希…最初に言っとくけど、青年に変化した方がいいぞ一希はまだ12歳だしね。その歳の子供が観光と言って京都の街を出歩くのは可笑しいからな…黒歌は猫になってれば問題ないだろ。それか俺の別空間に入って外の様子を見るか?」

 

一希「確かにそうだね。」

 

黒歌「そうね。そっちの方が安全かもね,私の気配も完全に消せるだろうしね。」

 

ユルセン「これが終わったらゆっくりと観光でもしようぜ。」

 

一希「よし,京都に行く準備をして出発しよう!」

 

黒歌,ユルセン「「お〜〜〜。」」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

京都に着いた一希達は展覧会の会場に向かう,一希は青年に変化している状態で、黒歌は

ユルセンの別空間で外の様子を見る事にしている。

一希の本音は一緒に2人で行きたいと思っていた事を思っていた事は内緒である。

 

 

 

 

一希「さてと,展覧会の会場は京都タワーて,チラシに書いてあったけど,どこかな?早く英雄眼魂を手に入れて京都を観光したいな。」

 

ユルセン「でもよ…展覧会ていうんだから人も大勢いると思うしあまり好きじゃないけど忍び込むしかないよ。いやその心配は要らないか…ゴーストに変身すれば誰にも見えないんだから…。」

 

一希「確かにね。でも,折角京都に来たんだから観光したいしね。京都は初めてだし、…黒歌お姉ちゃん出て来ていいよただし人間形態でね。」

 

黒歌『わかってるにゃ。』ょっ ポン

 

黒歌は尻尾と猫耳を隠した事以外は外見は変わらず服装は着物では無く黒いセーターにコートを羽織り、Gパンとラフな格好で現れた。

因みに一希の変化した外見は黒髪のショートヘアーで頭のてっぺんに触角毛があり、三白眼の眼鏡で優しい顔立ちで身長は高い方である。服装はスーツでカメラ(ユルセンがカメラに化けてる)を首にかけている。黒歌は変化した一希の腕を自身にくっ付けており、傍[はた]から見れば美男美女のカップルである。

その為、周りの人からは男性からは嫉妬と憎悪の目で見られており、女性からは羨ましいと物語ってる様な目で見られている。

 

 

 

その後は黒歌と一緒に京都巡[めぐ]りをしながら時間を潰した。 {黒歌と京都に来て良かった。だって黒歌の笑顔が見れたから。}だが,この時京都で何が起こるのか3人はまだ知らない。

立ち止まるな,歩き続けろ…どんな未来が待っていようとも。

 




一希が変化した外見は『あっちこっち』の音無 伊御[おとなし いお]のまんまである。作者も好きな漫画である。

長くなりそうなので,別けました。すみません。

少しばかり編集しましたので、色々とすみません。


宜[よろ]しければ、ハイスクールD×Dの日本神話勢力を知っている方は感想欄に書いて下さい!


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

原作前 : 一希は京都で波乱万丈!? 妖狐の少女と幼馴染を助ける

だいぶ、遅れてしまいました。
申し訳ありません。
この投稿は7千は書けましたのでよろしければ、
お楽しみ下さい。

そして、タイトルとタグを書き換えますので、すみません。


空はすっかり夜となり京都タワーも閉館時間が迫っていた。一希は未だに変化の術で青年になっている状態である。

 

一希「さぁてと,一気に英雄眼魂を集めますかね。」

 

ユルセン「だな、閉館時間が迫っているとは言え、まだ人が残っているし、それに展覧会と言うだけであって、英雄に関する物、それを見に来た人達、そしてゴーストの目の紋章があれば沢山の英雄眼魂が集まるからなこれだけ多く集められるのは本当に凄い運だよな…もしかしたら一希の幸運を全て使い果たしてこの先はずっと不幸になったりしてな……それはそれで、おもしれえかもな アハハハハハ!!!」

 

一希「ユルセン…やる気を無くすような事は言わないでよ。」ショボーン

 

黒歌「大丈夫にゃん、一希が不幸になっても私がいるにゃんよ……。」

 

一希「ありがとう黒歌お姉ちゃん。 黒歌お姉ちゃんが傍に居てくれるだけでも幸せだよ。」

 

黒歌「うっ うん(危なかった……思わず抱き着いてキスしそうになったにゃん。)」

一希は笑顔で言うと黒歌は俯いてブツブツ言っていた。

 

一希「先ずは影分身で分身1人を作り、俺はゴーストに変身するっと」

 

ユルセン「んっ?…何で影分身をするんだ?」

 

一希「中には英雄眼魂が生まれそうな光が消え掛かってるのもあるから影分身でその人の想いをもう一度復活させる為だよ…。(それにいざって時に便利だしね。)」

 

ユルセン「あっ なるほど…。」

 

一希「想っている人の話が長くなる事も考えて…影分身には仙術を纏ってもらおう。すぐに移動をして違和感を無くすようにしないとね。」

 

黒歌「えっ!? 仙術を覚えていたの!!?」

黒歌は一希が自身の仙術の技を覚えた事に驚愕していた。

 

一希「うん,黒歌お姉ちゃんが丁寧に教えてくれた事だからね。

出来るようになるまで練習した時は苦労したよ…教えてくれてありがとう。」

 

一希はそう言うと黒歌は嬉しそうな顔をし、一希も嬉しそうな顔をしていた。ユルセンはそんな二人を見て,ニヤけながら急がせた。

 

ユルセン「ほらほら イチャイチャするならとっとと英雄眼魂を集めて、夜の京都の街でも行ってこいよ!」

 

一希「あっ……そっ そうだね、とっとと集めて夜の京都の街へ行きますか!」

 

黒歌「うっ うんそうね早くしましょ。」(また、一希とデート。嬉しいにゃん…一希,ありがとうにゃんね。あの時私を助けてくれなかったら今の私はいないにゃん、だから…

今の私がいるのは 一希のおかげにゃん本当にありがとう。)

黒歌は俯[うつむ]いていたが、心から一希に感謝していた。

 

一希「よし! やるか!」

カチッン【G】カチャン パッチャン

【ア〜イ! バッチリミナ〜!バッチリミナ〜!】

一希「変身!」

【開眼!オレ!レッツゴー!覚悟!ゴ・ゴ・ゴ ゴースト!〜】ゴ ゴ ゴ ゴ

 

一希はゴーストに変身し、姿が見えなくなる。ユルセンは当然見えているが、黒歌はユルセンが作ったタカゴーグルを付けて、一希を見える様にして仙術で周りの人達の認識をずらして見えないようにした。

 

 

一希「よし!最初はこの人だな、英雄の想いは消えていないから影分身は大丈夫で、えっと…この人の尊敬している英雄は 武蔵坊弁慶[むさしぼうべんけい]か…。

それに関するものは扇子がしかも主である義経[よしつね]

に贈ったとされる短歌が書かれた扇子か…。」

 

一希「よし! ふっ はあぁ」ヒュオォォン 眼の紋章を描く。

一希は武蔵坊弁慶に憧れている人を見つけ、英雄に関するものに眼の紋章を描く。すると…白いパーカーゴーストが現れる。弁慶ゴーストである。

 

一希「俺と共に、家族を守る為に力を貸してください!!」

 

弁慶ゴースト『…。』コクリと頷く。

一希は弁慶ゴーストに理由を述べ力を貸してくれと頼むと…弁慶ゴーストは承諾する様に頷き、ゴーストドライバーの眼に入り込み次に出て来た時には弁慶は英雄眼魂となった。

 

一希「これからよろしくお願いします。弁慶さん…

よし!次は…石川五右衛門が使ってたとされる和傘かぁ…

想いがある人は…この女性かぁ でも少し想いが消えかかってるな…分身に聞かせてみよう。」

 

分身「すみません これは石川五右衛門が使っていた和傘で合っていますか?」

 

想い人イシカワ「えぇ 合っていますわよ。この和傘は私の家から持って来たものですもの 私の先祖が石川五右衛門と関わっていたと言われていましてね、この和傘を鑑定して貰ったところ石川五右衛門が使っていた和傘である事が解りましたのよ。」

 

分身「そうなんですか、あの…興味本位で来たんですけど、五右衛門って歌舞伎にもありますし、忍者ってゆう説もあるそうなんですけど本当でしょうかね?」

 

想い人イシカワ「それはどうか解りませんか…器の大きく戦国時代の大泥棒として言われていたのは間違い無いと言われています。」

 

???「今の言葉聞き捨てならないわ!

龍馬こそが器の大きい英雄よ!」

話をしていた時に別の女性から話を掛けられる。」

 

分身「えっと…あなたは?」

 

想い人リョウマ「私は坂本龍馬を想いを持つ者よ!そして私は坂本龍馬こそが器の大きいと思っているわ!」

 

想い人イシカワ「いいえ!石川五右衛門こそが器の大きい人物ですわ!」

 

想い人リョウマ「いいえ!坂本龍馬よ!」

 

想い人イシカワ「石川五右衛門!!」

 

想い人リョウマ「坂本龍馬!!」

 

分身「何かおまけで来たけど、しかも俺空気だし、まぁいっか二つも英雄眼魂ごゲット出来るんだし……」

そう分身が言っていたら…英雄ゴーストが生まれそうになっていたから…一希は眼の紋章を描く。

 

一希「よし! 今だ! はっ はあぁ」ヒュオォォン 眼の紋章を描く

分身が話をしている時に英雄眼魂が生まれる光を放ち、ゴーストはすかさず眼の紋章を描く。すると…黄緑色のパーカーゴーストが現れる。五右衛門ゴーストである。

 

一希「俺と共に、一緒に居てくれる黒歌お姉ちゃんの願いを叶える為に力を貸してください!黒歌お姉ちゃんを別れてしまった妹を見つけて、もう一度 家族として過ごして欲しいんです!そして何よりも黒歌お姉ちゃんの笑顔が俺は好きなんです!だから、力を貸して下さいお願いします!」

 

 

五右衛門ゴースト「おなごの為に、家族の為に戦うか…。」

 

龍馬ゴースト「まっこと、ええ男じゃのー おなごの為におなごの願いを叶える為に戦うとは、 して…どんなおなごなんぜよ?」

 

一希「えっ えっと…こんな感じです。」

一希はどっからが取り出したのか黒歌お姉ちゃんの写真を2人のゴーストに見せると…。

 

龍馬ゴースト「どれどれ?おおっ!めっちゃええおなごぜよ!」

 

五右衛門ゴースト「俺様にも見せろよ! ど〜れ…おおっ本当じゃ!」

 

龍馬ゴースト「よし!力を貸そうじゃないか一希!」

 

五右衛門ゴースト「ずるいぞ!龍馬!俺様も力を貸そう!」

 

一希「はっ、はい!ありがとうございます!(なんか黒歌お姉ちゃん目当ての煩悩が混じっている気がするけどまっいっか…。)

五右衛門ゴーストと龍馬ゴーストはゴーストドライバーの目に入り、次に出て来た時には二つの英雄眼魂となった。

 

想い人イシカワ「石川五右衛門です!」ギャギャ

 

想い人リョウマ「龍馬です!」ギャギャ

 

分身「この人達まだやってるよ………。早いとこ仙術を使って退散しよう。」

分身はこのままだと面倒な事が起きそうと判断したので、仙術を使って気配を消し、この場を退散した。

 

一希「次はこの女性か…この人が尊敬している英雄は

卑弥呼か…よし!ふっ はあぁ」ヒュオォォン 眼の紋章を描く

ゴーストは英雄眼魂が生まれる光にすかさず眼の紋章を描くと、ピンクのパーカーゴーストが現れる。卑弥呼ゴーストである。

 

卑弥呼ゴースト「そなたに問う、何故[なにゆえ]力を欲するのだ?答えよ。」

 

一希「ん〜〜……好きな家族の願いを叶えたいから、黒歌お姉ちゃんの涙を悲しい顔を見たくは無いから……それだけじゃ駄目ですか?」

 

卑弥呼ゴースト「ふっ…ふふふふっ アッハハハハハハ…

あ〜笑わせてもろおたよ。」

 

一希「それは無理だと、馬鹿にした笑いですか?そんなに可笑しいですか?俺としては充分な理由ですけど?」

 

卑弥呼ゴースト「いや…面白い奴じゃの、おなごの為にその様な理由で、力を欲するとわな。お前はまだ未熟だか……

よかろう!わらわの力を持って、見せて見よ!お前の進む未来とやらを。」

卑弥呼ゴーストはゴーストドライバーの目に入り、次に出てきた時には、英雄眼魂になった。

 

 

 

 

その後から…順調に集める事が出来た。

ツタンカーメン,信長,フーディーニ,グリム兄弟,三蔵,一休,ピタゴラス,カメハメハ1世,ガリレオ,シェイクスピア,コロンブス,ナイチンゲール,

猿飛佐助[さるとびさすけ],服部半蔵[はっとりはんぞう]霧隠才蔵[きりがくれさいぞう]など、英雄なのか疑問を感じる者もあったが、沢山の英雄眼魂が集まった事に変わりは無い。

 

一希(何か話が飛んじゃった気がするけど……まっいっか。)

 

 

 

 

 

一希「英雄眼魂集め終わったぞ!分身もお疲れ様。」〈変身解除〉

 

分身「うん!」ボン

 

ユルセン「よっしゃー!ウヒョヒョヒョッ英雄眼魂がこんなに集まって涎が出そう……。」ジュルリ

 

一希「本当に涎が出てるよユルセン……。」

 

黒歌「一希!英雄眼魂集めが終わったから、早く夜の京都の街を見に行こうよ!」

 

一希「わかってるよ…黒歌お姉ちゃん楽しみにしていたからね。」

 

 

黒歌「やったー! 一希大好き!」ダキツキ

 

一希「ちょっ、黒歌お姉ちゃん!そんなに抱き着かないでよ。恥ずかしいから!」

 

 

ユルセン「ほらほら、いちゃついてないでとっとと夜の京都の街へ行くぞ!」

 

一希「あっ! 待ってよユルセン、ほら黒歌お姉ちゃん行こう。」

 

黒歌「にゃあん…一希は純情だにゃー。」

 

 

__________________________

 

〈夜の京都の街〉

今現在、一希は変化の術で朝の変化の術とは違い、一希が成長すると思われる姿になっている。今の一希の容姿は女顔でツリ目と生まれつきのアイラインで髪が長く一つに束ねる様に纏めている。体型はスマートにしているため、外見は女性に見る。

黒歌も猫耳と尻尾を隠せば10人中10人が振り向き、目を奪われる様に見蕩[みと]れる程である。

旗から見れば、美女同士が一緒になって夜の京都の街を歩いている状態である。

 

一希「綺麗だね。夜の京都の街は…。」

 

黒歌「そうにゃんね………一希…。」

 

一希「んっ…何?」

 

黒歌「ありがとね。これからも一緒に居てくれる?」

 

一希「あぁ 勿論だよ。それに黒歌お姉ちゃんの願いである妹の白音とまた、家族として過ごしたいを叶えてからも一緒に居るよ。寧[むし]ろ俺の方こそ一緒にいて下さい!」

 

黒歌「うん!ありがとう!」

 

一希「黒歌お姉ちゃん…。」

 

黒歌「うんうん」ヨコニ クビフリ

 

黒歌「今だけは黒歌って呼んで欲しい。」

 

一希「わかった。 黒歌…。」

 

黒歌「一希…。」クチビル チカズケ

黒歌は一希に今を感謝し、一緒に居てくれると問い掛ける。

一希は一緒に居ると答え、寧ろ一緒にいたいと黒歌にち言う。黒歌は今は黒歌と読んで欲しいと一希お願いし、一希もそれを承諾し、名前で呼ぶ。そして2人はお互いの唇を合わせ、キスをしようとするが…………。

 

一希「んんっ?」

 

黒歌「んっ?」

 

一希「黒歌も感じた?この気配は 人払いの結界がある。」

 

黒歌「えぇ、しかもこれは悪魔の人払いの結界で術者ごと移動しながら広範囲に術式をかける物ね…。そしてこれは私達では無く、別の者…いや者達からね。」

 

一希「うん。結界の中で何とか聴けるけど足音は2人で、どっちとも女の子だね。黒歌、行こう!」

 

黒歌「えぇ!雰囲気をぶち壊しやがって後悔させて殺るわ。」

 

一希「うん!(何か文字が違った気がする)」

 

_____________________________________________________

 

 

<<九重 視点>>

九重「急ぐのじゃ!奴らに捕まったら何をされるかわからんぞ!」

 

???「うん!」ハァッ ハァッ

 

グズ悪魔A「へっへっへっ逃げても無駄だぜ〜。」

 

クズ悪魔B「その通りだ!大人しくした方がいいぞ。」

 

クズ悪魔C「まっ、逃げても人払いの結界で誰にも助けは来ないがな。はっはははははは!!」

 

クズ悪魔D「はぁ〜 いい加減追い回すのは飽きた……。」ハッアァ

 

九重「いや!母上〜!」

 

???「危ない!!」

1人の悪魔が複数の魔法弾を放ち、妖狐の少女…九重が母上に助けの叫びをするともう一人の少女が咄嗟[とっさ]に九重を庇って魔法弾が被弾してしまい気を失ってしまった。九重は庇った少女をうけとめたが一緒に倒れてしまい身動きがとれなくなってしまった。そして逃げなくなった2人を舐め回すように楽しみの表情をしていた。

 

九重「くっうぅぅ」

 

悪魔D「まぁ なかなか楽しめたよ小娘…さて、目的の物を頂くとしよう。」

そう悪魔は言い、九重の宝玉がある首飾りを奪い取った。

 

クズ悪魔A「ったくよ手間かけさせやがって…まぁいい

用があるのはこの妖狐のガキだからな。もう一人の女はついでたが、神器《セイクリットギア》持ちか…しかもまだガキだか、成長すれば結構な上玉になると見たからな得したぜ!」

 

クズ悪魔B「いいなそりゃ。しかもガキだから今からなら従順な奴隷ができるしな。ちょうど密輸でスグに絶頂に至る体液を持った魔獣が家に閉じ込めているからそれを使えよ。」

 

クズ悪魔C「それは後にしろ。今は目的が最優先だ!だが、それも良いな。」

 

クズ悪魔D「あぁ この妖狐のガキが首から下げていた“封印の宝玉”が目的なんだから、これさえ手に入れば後の事は好きにすればいいさ。」

 

クズ悪魔A「あぁ 好きにさせて貰うさ。」

 

クズ悪魔D「俺は一足先に、この封印の宝玉を主様に届けてくる。」

そう言い1人の悪魔が主の元へと翼を広げ、この場を飛び立つ。

 

クズ悪魔A「さぁてと 俺達はこいつらを主の屋敷に連れて行くか。」

 

クズ悪魔B「あぁ 今からでも楽しみだぜ。」

 

クズ悪魔C「いい声で鳴いてくれよ。」ヒッヒヒヒ

 

九重「嫌じゃ!そなたらの様な輩に連れて行かれる位なら死んだ方がマシじゃ!」

クズ悪魔達は九重と少女を連れて主の屋敷に連れて行こうとするが…九重はそれでも必死で抵抗する。

 

クズ悪魔A「そんな事も忘れる位に俺達が調教してやるよ。」

 

クズ悪魔B「なあ〜に殺しはしないさ ただ、薬漬けにして従順な奴隷が出来上がるだけさ。」

 

クズ悪魔C「それとも悪魔の駒が余ってたから俺の眷属にして可愛がってやるよ。本当に楽しみだぜ。」ヒッヒヒヒ

 

九重「誰か…誰でもいい、誰か、誰か助けてくれーー!!!」

 

クズ悪魔A「無駄だって人払いの結界があるんだ誰も助けにきやしないよ、ましてや妖怪達にはな…。」

 

 

 

???「無駄じゃないぜ!」タン

 

九重「えっ?」

 

クズ悪魔ABC「あぁ?」「んんっ?」「はぁ?」

ザン ザザン ザン

 

???「ふん!」スーッ キン

 

クズ悪魔A「あぁ?誰だお前? 人払いの結界に入れるとは貴様も神器持ちと見えr… ボトッ あぁ?」チラッ

悪魔は突然現れた者に神器持ちと見い、口封じと殺そうとするが…何かが落ちた音のする方を見ようとするが…そこにはある筈のものが無かった。九重を掴もうとした手や腕が肩から無かったのだ。

 

クズ悪魔A「ぎっ ぎゃーーーー!!痛えよーー!!」

 

クズ悪魔B「俺は両足が無えよー!!痛えよー!!何なんだよ!? C、Cはどうだっ!?」

 

クズ悪魔C 首がなしの死体

 

???「何か男の悪魔ってみんなこうな気がしてきたよ…。」

 

クズ悪魔A「俺達をこんなめに合わせやがって…、誰だ貴様は!ぶっ殺してやるぞ!」

 

???「お前らが、2人の少女を襲って奴隷にしようとか眷属にしようとかなんて言う奴らから守る為だ!それに殺されるのはテメェらだ!」チャッキン

 

九重「そなたは一体!?」

 

クズ悪魔A「なんだとー!!」 上を向く

悪魔は声のする方の家の屋根上を向くと月夜に照らせれ、現れた者は、そこには……

全身が黒く両腕、両足に黒い手甲をはめており両太股[りょうふともも]に三対と六枚のクナイがあり顔は隠れて素顔は見えないが月夜に照らせれて分かる赤い目、額には前頭部を守る様な兜をしている。武器である双剣を腰に掛けており、忍び装束を着ているその姿は人目見れば誰もがこう言うだろう……。

 

九重「“忍者”…」

 

クズ悪魔A「“忍者”だと!?……」

 

忍者「貴様ら悪魔の命…俺が葬る!」

 

__________________________

 

<<一希 視点>>

 

遡ること少し前に一希と黒歌は仙術で周りの気と同化して気配を消し、人払いの結界の方へと踏み入れていた。

一希は忍び装束となり、影分身を2人出して1人は黒歌と待機させ、もう一人は一希と一緒に女の子2人を助けに入る。

一希は2人の少女に手を出そうとする悪魔を、1人目は肩から斬り,2人目は両足を斬り落とし,3人目は首を斬り落とした。そして、悪魔は怒りを露わにして叫び、一希は斬った理由を述べた。そして、妖狐の少女たと悪魔はこちらを見て言葉を言った。

 

九重「“忍者”…」

 

クズ悪魔A「“忍者”だと!?……」

 

一希「(脅しも兼ねて言うか)貴様ら悪魔の命…俺が葬る!」

 

クズ悪魔A「ふん!馬鹿め女どもを助けたつもりだろうが人質にしちまえばこっちのもんだ!!」振り向くが

 

クズ悪魔A「えっ?居ないだと!?」

 

クズ悪魔B「さっきまで居たのに…」

 

一希「悪いけど、人質の女の子2人はもう取り返したから。」

 

九重「えっあれ? いつの間に助けたんじゃ?」

悪魔達は九重と少女を人質に取ろうとするが、そこには誰もおらず、既に別の所で待機していた分身が助けていた。

 

一希「さてと、お前ら殺すけどいいよね?答えは聞いて無い!」

 

クズ悪魔A「聞かないなら、聞くなy……」ボトッン

 

クズ悪魔B「えっ?…」ボトッン

一希の言葉と同時に2人の悪魔の首は斬り落ちた。

 

一希「よし!終わったぞ黒歌お姉ちゃん!」

 

黒歌「スタッ 早いにゃんね…でも目的とか聞かなくて良かったの?」

 

一希「それなら大丈夫。こいつらの会話は俺の地獄耳に入っていたから、目的とかは聞いたよ。それにこの子からも聴けるからね。」

 

黒歌「流石にゃん…で、この2人はどうしようか?」

 

一希「妖狐の少女は時期に助けが来るけど、人間の少女のほうは分からないからホテルで介保しよう。」

 

九重「まっ待ってくれなのじゃ!」

そこへ妖狐の少女が待ったをかける。

 

一希「そう言えば名前を聞いていなかったね。君は?」

 

九重「妾の名は“九重[くのう]”と申す。京都の地を収める妖狐 八坂の娘じゃ…。この少女は私を助けてくれたのじゃ!だから介保するなら私の屋敷の方が安全じゃぞ!」

 

一希「確かに京都を収める妖狐の娘の屋敷なら安全だけど…、俺達はよそ者だしな…。」

 

黒歌「私なんてお尋ね者だしね…。」

 

九重「心配ない。妾が皆を説得するから、だから来てくれんかの?」

 

一希「う〜〜ん…わかった行くよ。黒歌お姉ちゃんは?」

 

黒歌「一希が行くなら、私も行くわよ。」

 

一希「ありがとう!」

 

九重「決まりじゃな!さぁ早く来い!」

 

一希「あぁ この子を運ばないと、よいしょっと……えっ!?この子は!?……」

 

黒歌「どうしたの一希?この子がどうかしたの?」

 

一希「…アリサ…。」

 

黒歌「えっ…?」

 

九重「何じゃ?知り合いか?」

 

一希「この子の名は 鳴護アリサ…俺の幼馴染みだ……。」

 

黒歌,九重「「えっ?…え〜〜〜!!!???」」

 

一希達が助けた九重ともう一人の少女の名は鳴護アリサ…

一希がまだ兵藤の苗字を名乗っていた時の幼馴染みであった……。奴ら悪魔は、この京都の街で何を使用としているのか…これから京都の街で何が起こるのか、彼等の危機は刻一刻と迫って来ている。

 

 




現在の一希の格好は…NINJAに出てくるリュウ・ハヤブサの格好をネタにしています。あれは本当にカッコイイですよ。

仮面ライダーの映画に平成ライダーが出てくるんですが…
ビルドとエグゼイドの映画です。
ゴーストが出て来るのは嬉しいんですが…ウィザードが出て来ないのは悔しいですね。鎧武とか出てるのに、
後、オーズとフォーゼが出て来るのは楽しみです!
正直に言って、W[ダブル]とウィザードとドライブが出て
オールライダーが見たいなと思いました。

オリヒロインの他作品からは、とあるシリーズのヒロインは鳴護アリサにしました。
作者も好きなヒロインです。当然歌が好きなヒロインです。


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

原作前 :一希は京都で波乱万丈!?京都の妖怪達と邂逅する

すみません。話が長くなりそうなので、前編、中編、後編じゃ話が纏まりそうに無いのでタイトルの変更して、少しずつに分けました。


一希と黒歌は京都で英雄展覧会で…英雄眼魂を手に入れる為に、京都に来た…。

英雄眼魂は沢山手に入れ、黒歌お姉ちゃんと夜の街を見に行き、キスをする寸前で悪魔の人払いの結界を感じ取り、

来て見れば…妖狐の少女と人間の少女が悪魔の男3人に襲われている所を目撃した。しかも、その悪魔達は少女達を

従順な奴隷にするだの、無理矢理眷属にしようともしていた…。

一希は瞬時に黒い忍び装束に着替え、刀はスピードと斬れ味重視の雷刀 牙にして、1人目は妖狐の少女を掴もうとした手を肩ごと斬り落とし、2人目は両足を斬り落とし、3人目は首を斬り落とし殺した。

妖狐の少女と悪魔は…一希の一希姿を見て“忍者”と呟[つぶや]く、そして一希は、悪魔に対してこう言う……。

一希『貴様ら悪魔の命…俺が葬る!』

そして悪魔は一希の言葉を聞き悪魔達は、2人を人質にしようとしたが、2人は一希の影分身によって既に解放されていた…。そして一希の言葉に対して反論するが、する前に葬られた…。

無事に解放された妖狐の少女はもう一人の少女を介抱する為に妖狐の少女の屋敷へと招く、一希達は言葉に甘え、それを承諾する。もう一人の少女を一希が運ぼうとするが…その少女は……、

かつて…一希がまだ兵藤の苗字を名乗っていた頃に出会った…幼馴染みの“鳴護アリサ”であった………。

 

__________________________

 

〈今現在〉

 

黒歌「どう言う事にゃん一希!?幼馴染みってこの子が!?

しかも、神器(セイクリッド・ギア)持ちの子にゃん!?」

 

九重「妾も驚いたぞ、助けた者同士が、まさかの幼馴染みとわな…。」

 

一希「そう言えば、黒歌お姉ちゃんに言ってなかったね…、でも此処で話をするのはまずいから、ひとまず...九重の屋敷に案内して貰おう。」

 

九重「わかった。こっちじゃついてま入れ…。」

 

一希はそう言い、鳴護アリサを背負って九重のの案内で屋敷へと足を運んだ。この時の黒歌は少しむくれていた事に一希は心音で気づいていた。

この時、一希達のを観ていた普通のとは違うカラスがいた事は知らなかった。

 

 

 

 

〈九重の屋敷〉

 

門番狐「くっ 九重様!?お戻られましたか!そちらの者共は?」

 

九重「今は急いでこの者を寝かしたいのじゃ!私を助けてくれた者じゃ絶対に死なれては困る!」

 

門番狐「わっ わかりました!!開門せよ!」

そう言うと大きな門が開く。

 

九重「急ぐのじゃ!」

 

一希「わかった!」

 

九重「その前にその忍び装束を外してくれないか?怪しい奴を連れ込んでしまっとるからの」

 

一希「あっそっか…ちょっと待ってくれ。変化を解くから…」

 

九重「変化?」

 

一希「そう、はっ!」ボッン

一希は忍び装束と青年から変化を解除して元の姿へと戻した。12歳の少年へとこれを間近(まぢか)で見た九重は目を丸くして驚いていた。

 

 

 

〈寝室〉

 

九重「そ奴を此処の敷かれた布団に寝かせてくれ………よしこれで一安心じゃ…!? 何じゃ!?これは!?」

 

アリサを寝室の布団に寝かせて暫[しばら]くしたら…アリサから黒いモヤの様な物が出て来た。

 

黒歌「これは、さっきの悪魔の仕業ね……早く“浄化と治療”をしないと手遅れになるにゃん!」

 

一希「浄化と治療……クソっ!ゴーストがもう一人いたらな…、」

一希は何か策がある様だが、どうやらその作戦にはゴーストがもう一人必要だった為、悪態をつく。

するとそこへユルセンが現れた。

 

ユルセン「えっと…一希?ゴーストがもう一人いれば策があったのか?」

 

一希「ユルセン…あぁ ゴーストが2人いれば、卑弥呼とナイチンゲールの二つずつを二人でゴーストチェンジ出来て浄化と治療が同時に出来て、アリサを救えるかも知れないんだ!」

 

ユルセン「なるほどな~ だったら、これ使ってみては?」

一希の策の説明を聞いたユルセンは一希に一つの眼魂を渡す…。それは英雄眼魂では無く、オレ眼魂と似ているが違う別の眼魂である。

 

一希「えっ!?…あっ!?それって、スペクター眼魂じゃないか!どうしてそれを!?…」

 

ユルセン「そんな事はイイから早く使えって!」

 

一希「わっ わかった!まずは、影分身の術!」ボンッ

一希は影分身の術でもう一人を創り出して、分身にスペクター眼魂を渡す…。そして二人はゴーストドライバーを出して眼魂のスイッチを入れる。そう今から行うのは同時変身だ!それを黒歌と九重は何が始まるのか興味の視線を向けていた。

 

 

【ア~イ!バッチリミナ~!バッチリミナ~!】

【ア~イ!バッチリミロ~!バッチリミロ~!】

 

一希達の周りをオレンジと黒のパーカーゴーストと水色と黒のパーカーゴーストが二人の周りを円を書くようにして浮遊する。九重は初めて見るから驚いていた。

 

 

一希2人「「変身!!」」

 

 

【開眼!オレ!レッツゴー!覚悟!ゴ・ゴ・ゴ ゴースト!】ゴゴゴゴ

【開眼!スペクター!レディゴー!覚悟!ド・キ・ド・キ・ゴースト!】

 

一希と分身体は仮面ライダーゴーストと仮面ライダースペクターとなる。ゴーストは懐からナイチンゲール眼魂をスペクターに投げ渡す。スペクターはそれを受け取り、ゴーストドライバーの中のスペクター眼魂と入れ換える。ゴーストもオレ眼魂から卑弥呼眼魂と入れ換える。そしてまた、それぞれのゴーストパーカーを入れ換える様に纏い、変身する。

 

 

【ア~イ!バッチリミナ~!バッチリミナ~!】

【ア~イ!バッチリミロ~!バッチリミロ~!】

 

それぞれ、眼魂を入れ換えたらまた引いてあったトリガーを押し戻す。ゴーストチェンジである。

 

【開眼!卑弥呼!未来を予告!邪馬台国(やまたいこく)!】

【開眼!ナイチンゲール!白衣の天使!救うは兵士!】

 

 

 

卑弥呼ゴーストにゴーストチェンジしたゴーストは基本的色はピンクでマスク部分は勾玉を想わせる物となった…。

 

ナイチンゲールにゴーストチェンジしたスペクターは白衣を着ている感じになり、マスクは聴診器[ちょうしんき]を想わせるものとなった…。

 

黒歌「一希!?....何するつもりにゃん?」

 

一希(ゴースト)「黒歌!俺を信じて! いくぞ!」

 

一希(スペクター)「あぁ!任せろ!」

 

そして二人はゴーストドライバーのトリガーを引き、押し戻す…。二人は一気に決める!

 

 

【ダイカイガン!卑弥呼!オメガドライブ!】

【ダイカイガン!ナイチンゲール!オメガドライブ!】

 

 

まず、一希(ゴースト)が舞うようにガンガンセイバー振るい、アリサの黒いモヤを祓う。祓った所で、一希(スペクター)がアリサに最適な治療を施[ほどこ]す。そうすると…アリサの顔色が段々とよくなって来ていた。成功である。

 

一希(ゴースト)「お疲れ様~もういいよ。」

 

一希(スペクター)「あぁ…また力になってやる。」ボンッ

 

一希(ゴースト)一希(スペクター)は体力が限界だったためかその場に座りこけてしまった。緊張して疲労が出たのであろう。

 

九能「大丈夫じゃ…顔色も良くなっておるし、よく寝とる。」

 

一希「はははっ呑気なもんだな…。」

一希は九重そう答えるが、一希は黒歌がいた事を忘れていた。そしてこうなる。

 

 

黒歌「さぁてと 一希…この子とどういう関係か説明してくれるかにゃん?」

黒歌は笑顔で言っているが目が笑っていない、一希は少しビビって説明した。

 

一希「わっわかった話すから、あれは……俺が家出をする前で、まだ兵藤って苗字を名乗っていた時の家族として過ごしていた頃で、草笛を吹きながら黄昏ていた時だった。」

 

 

 

__________________________

 

〈回想〉

 

 

一希「♪〜♪〜♪〜」草笛吹き

 

???「綺麗な草笛と曲だね…。パチパチパチ

 

一希「えっ?…」振り向く

 

???「ごめんね、綺麗な草笛と曲だったからすっかり聞いちゃた。草笛も綺麗な音だけど曲の方はアナタが考えたの?」

 

一希「そうだよ…。(本当はとある映画の曲だけどね。)」

 

???「凄いね…私も歌が好きで自分で考えて曲を作って歌ってるんだけど、中々難しくてね。」

 

 

一希「そう…ところで、君の名前は?俺の名前は兵藤 一希…一つの希望と書いて一希だ。」

 

アリサ「私は“鳴護[めいご]アリサ”。鳴くの字に守護の護でアリサはそのまま、」

 

これが兵藤 一希と鳴護アリサとの出会いの始まりである。

その後も二人は時々会ってわ、音楽の話をしたり、音楽を聴きに行ったり、音楽関係ばっかりだったけど、楽しかった。

そんな時に俺はアリサの夢を聞いた。

 

 

一希「じゃあ…アリサは夢とかあるの?」

 

アリサ「うん あるよ。いつかね…大きな場所で沢山の人の前で歌えたらいいなって、それが今の私の夢かな。」綺麗な笑顔で言う

 

この時の一希はアリサの笑顔はキラキラしていて眩しい位で思わず目をつぶった。それからはよくアリサと一緒にいるのが当たり前の様になった。

 

 

 

そんなある日アリサから別れの言葉が言う。

 

アリサ「私ね遠くに引越しちゃうの・・・・・」

 

一希「えっ!?… そんな、明日いつもの知り合いの楽器屋で楽器で演奏しようて約束したじゃない!」

 

アリサ「うん…。ごめんね……。本当はもっと一希と居たかったんだけど……、でもまた会えるよね?……。」

 

一希「当然だよ。離れていても、俺はアリサの歌が好きだし、アリサの夢を応援してるからね!」

 

アリサ「ありがとう一希…。一希、大好き。」チュッ

 

一希「んっ……。」

 

そう言いアリサは一希に別れのキスをした。一希にとってはファーストキスでもある。

 

 

 

この時の話を聞いていた九重は顔を赤くしており、黒歌は頬を膨らませて不機嫌になっていた…。属に言う所の嫉妬…ジェラシーである。

 

__________________________

 

それから(しばら)くして……屋敷の使いの妖怪が九重と一希達を九重の母親の八坂が呼んでいると伝えに来た。

 

 

「九重様、お母上の八坂様がお呼びです。」

 

九重「わかった。」

 

「それと、そこの人間と元妖怪であり、はぐれ悪魔の黒歌も話があるとのことです。」

 

 

 

 

 

〈大広間〉

大広間に集められた一希と黒歌は正面の奥に九重とその母親と想われる妖狐の女性…八坂[やさか]。そして一希と黒歌を取り囲む様に並んで座る妖怪達、そして八坂の口から意外な言葉を一希は聞く。

 

八坂「事情は娘の九重から聞いている。まず……九重を助けてくれた事に礼をゆう、感謝する」スッ

 

一希「あっ、はい…」スッ

 

黒歌「どうも…」スッ

 

一希は最初は、この街に何をしに来たのかと質問される筈がまずは娘の事で、座ったまま頭を下げるとは一希は思ってなかった為…少し手間取った。流石の裏京都の(おさ)も一人の娘は大切か……。

 

 

八坂「本当なら、娘を助けてくれた人間にこんな質問をするのは痛いんじゃが……お主達はこの京都の街へ何をしに来た?何故はぐれ悪魔である黒歌を連れておる?何故九重は狙われた?答えよ……。」

感謝の顔とは一変(いっぺん)に真剣な顔になる。娘を想う母親の顔から、京都の長を務める顔になる。そんな顔になった八坂の質問に一希は……。

 

一希「その質問に答える前に一つ条件と一言言っておく。」

 

八坂「なんじゃ?その条件と一言は?」

 

一希「まず…条件は質問に答える前に俺の幼馴染みのアリサを人質にとるのを辞めろ!」

一希の条件に妖怪達がザワザワ騒ぐ

 

鴉天狗「ッ?!」

 

一希(ビンゴ!…カマ引っ掛けてみるもんだな……。)

 

鴉天狗「なっ 何の事だ?早う八坂様の質問に答えよ!」

 

一希「とぼけんな!既にアリサの部屋に妖怪達が待機してある事はわかっている。それを指示したのもお前だって事もな!」

 

鴉天狗「なっ 何を根拠にそんな事を…」

 

一希「俺は耳がいいんでね。心音は正直なんだよ…。そして一言だが……俺の家族である黒歌や幼馴染みのアリサに危害が加わるのなら容赦はしないぞ。」

一希はこれまでの修行と修羅場で得たとてつもない殺気を放つ。それを感じた妖怪達は震えながらも八坂と九重を守る様な体制になる。まさに一触即発(いっしょくそくはつ)の状況である。

 

八坂「………わかった。人質にしている者を解放せよこれでは、話が出来ん。」

 

鴉天狗「しっ しかし…」

 

八坂「さがらせよ…。」キッ

 

鴉天狗「はっ はい。」

 

八坂「……これで話が出来るな。」

 

一希「すまなかったな、殺気を放って…。」

 

八坂「いや あれは当然の反応だ、じゃが何故わかった?」

 

一希「何 簡単さ…娘が襲われた時にあの場に俺や黒歌が一緒にいたら真っ先に疑われるのは俺と黒歌だからな。しかも 連れて来た人間のアリサは寝ている状態だからこんな怪しい奴の人質にはうってつけだし…。」

 

八坂「じゃが それだけでは…。」

 

一希「そして、さっきのはカマを掛けてみた。少しの情報と俺の聴覚で答えを導き出したという訳だ。」

 

八坂「なっ なるほどの……。(少ない情報の中で答えに導くとは、敵になると厄介だな)」

 

一希「あっ!? すまない…話を戻そう。質問の続きだったな……。」

 

一希『黒歌…』

 

黒歌「……」ンッ

 

一希『ごめん今はこっちから一方的に話している…俺達の目的と行動について聞かれる、嘘はお前達に危害が加わる可能性があるから正直に話すけどいいか?』

 

黒歌「……(いいよ 一希ありがとう)」コクッ

 

一希『すまない…。』コクッ

 

 

一希「わかった質問は1つずつ答えよう……」

 

それからの話で一希は嘘は黒歌とアリサに危害が加わると判断した為、正直に話した。ただし隠してある事もあるが……。英雄眼魂の事、黒歌と一緒にいること、九重に関しては知らないが、奴らは九重の首から下げていた“封印の宝玉”と言っていた事を話した。

 

八坂「英雄、偉人の魂が入った器とも言える英雄眼魂…黒歌のはぐれ悪魔の認定の取り消しと願い、九重の封印の宝玉とはな……問題が山ずみじゃな…。」

 

一希「その…、九重の首にかけていた封印の宝玉とは何ですか?」

 

八坂「あぁそれはじゃな……」

 

ドタドタドタ バン「八坂様ー!!たっ! 大変でございます!!」

 

八坂「何事であるか?!!騒がしい!!」

 

 

突然と(ふすま)を開けてきた妖怪が大きな声を上げて慌てて来た。

 

 

報告妖怪「申し訳ありません。緊急の報告が!封印の祠が破られ、八岐大蛇を封印していた天叢雲剣(あまのむらくものつるぎ)が悪魔に盗まれたとの事です!!」

 

 

八坂「なっ!? 何じゃと!?」 ザワザワザワ

 

報告に来た妖怪の緊急の報告により八坂は驚愕し周りの妖怪はザワザワと騒いでいた…そりゃあそうだ、妖怪達が封印していた物を悪魔が封印を解いて手にしてしまったのだから……。そんな中一希は天叢雲剣(あまのむらくものつるぎ)については思考の中で考えながら、八岐大蛇(ヤマタノオロチ)を口にして妖怪達に問うた。

 

 

 

一希「八岐大蛇(ヤマタノオロチ)って確か……日本神話に出てくる8頭蛇に鬼灯の様な赤い目に背中には苔[こけ]等で森のようで腹は血塗れの巨大な蛇だったよな……。

天叢雲剣(あまのむらくものつるぎ)って確か…日本神話に出て来る八岐大蛇(ヤマタノオロチ)から出て来たとされる聖剣だったはず、その聖剣に出て来た八岐大蛇って、それを悪魔が盗んだとなるとヘタをすれば妖怪と悪魔の戦争が起こるぞ………)」

 

九重「その考えで合ってるぞ一希… それに八岐大蛇は強い再生能力があっての殺すよりも封印する方法が得策じゃったんじゃ。」

 

一希「なるほどね…。」

 

八坂「また、厄介事が増えたの…。」

 

九重「母上…大丈夫でしょうか?」

 

八坂「心配ないスグに片付ける。すまぬがこの者達をさっきの寝室に戻せ。」

 

妖怪達「はっ!さぁ立て!」

 

一希「あいよ…。」

 

黒歌「わかったにゃん…。」

 

一希達は八坂に言われて、アリサが眠る寝室へと戻る。そんな二人を見ながら九重は何かを考えていた。

 

 

__________________________

 

〈寝室〉

 

寝室に戻った一希はこれからどうするか考えていた…。このままアリサを逃がして俺達も京都の街を離れるか・・・妖怪達と協力して悪魔を倒し、天叢雲剣(あまのむらくものつるぎ)を取り戻すかを…前者は、目的は果たし、妖怪達と関わる気が無かったからと関係の無かったアリサの記憶を消して夢を目指して欲しいと思っていたから…。後者は、(ほとん)ど私情であるが……悪魔が黒歌との邪魔をしたからのと、目的の為に九重を襲った事、更には巻き込んだアリサを怪我させた事、そしてアリサが住んでた街で悪魔が自分の目的の為に好き勝手やってる事が許せなかった。そんな事を考えていた時に(ふすま)から、ヒョッコリと金髪の狐耳が現れて、そこには九重が覗いており……

一希は九重を寝室に入れた。

 

 

九重「一希…ちょっといいか?」

 

一希「何だ?九重、自分の部屋に居なくていいのか?」

 

九重「大丈夫なんじゃが・・・それより…お主に折り入って頼みがある。」

 

一希「何だ?言ってみな(恐らく…八岐大蛇の討伐に手を貸せと言うだろう)…。」

 

九重「母上と妖怪達に力を貸して欲しいのじゃ!」

 

一希「その理由を聞いてもいいか?」

 

九重「お主は悪魔を瞬殺する忍者であり、妾の命を救った者でもある。お主の身体能力は下手な悪魔以上であり、カマを引っ掛けて導き出す度胸と判断力、そしてそこの黒歌やアリサとか言う娘を大切に想う心………これ程までに頼もしい者はいない。だから…母上と仲間の妖怪達に手を貸して欲しいのじゃ!そしてまた、母上や仲間達と京都の街で暮らしたいのじゃ!」

 

 

そこで九重からの頼みで八坂と妖怪達と一緒に悪魔と八岐大蛇を倒して欲しいと頼まれた。

 

 

 

一希「はぁ~そこまで言われちゃ…その頼みに(こた)えるしかないよな。わかった!協力しよう…。ただし黒歌やアリサには手を出さないでくれ俺だけでいい………」

 

黒歌「チョッ ちょっと一希…あんた本気なの!?一人で行くなんて嫌よ!私も・・・・」

 

一希「黒歌はアリサを見ていてくれ…大丈夫!俺は黒歌の願いを叶えるまでは死なないから、だから俺を信じて待っていてくれ!」

 

黒歌「・・・・・・・もう そこまで言われちゃね~。わかった行って来なさい!ただし、ちゃんと生きて戻って来るのよ!約束だからね。」

 

一希「あぁ…約束だ!!」

 

 

そう言い、黒歌と九重との約束をし、一希は見張っていた妖怪には仙術を使い周りに溶け込み、気付かれずに屋敷を抜け出した。そこからの一希の行動は速かった・・・。一希は忍者となって、邪魔をする悪魔を切り裂き先へ進み、影分身を使いそれぞれに忍刀を持たせて探索に入る。途中で眷属悪魔らしき者もいたが…あっさりと斬り捨てたから完全なモブ扱いである。

 




次回で、人柱力になる事になります楽しみにして下さい!

日本神話も出したいのですが…日本神話がどんな人物が出て来るのと、日本神話が出てきたハイスクールD×Dのハーメルンを教えて下さい。

感想欄で募集します。


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

原作前 : 一希は京都で波乱万丈!? 八岐大蛇の復活と悪魔との対決

この話で、完全な仮面ライダーウィザードになります!
そして……この話で、一希は人柱力となります。
どの者を封印して人柱力になるかわ…
この後の話を見て、お楽しみください。

日本神話の関係者の名前など、日本神話が出て来るハーメルンの原作とタイトルを教えて下さい。

文字数が一万を超えました。



一希と黒歌は京都で英雄展覧会で…英雄眼魂を手に入れる為に、京都に来た…。

英雄眼魂は沢山手に入れ、黒歌お姉ちゃんと夜の街を見に行き、キスをする寸前で悪魔の人払いの結界を感じ取り、

来て見れば…妖狐の少女と人間の少女が悪魔の男3人に襲われている所を目撃した。しかも、その悪魔達は少女達を

従順な奴隷にするだの、無理矢理眷属にしようともしていた……。一希は瞬時に黒い忍び装束に着替え、刀はスピードと斬れ味重視の雷刀 牙にして、3人の悪魔を斬り殺した。助けた少女の二人は、一人は京都の長の一人娘である。九重[くのう]であり、もう一人は一希がまだ兵藤 一希と名乗っていた頃の幼馴染みであった鳴護 アリサであった……。

二人を助けた一希は九重の提案で九重の屋敷へと足を運んだ一希はアリサを寝かして少し経つとアリサの体から黒いモヤが出始める。黒歌は先程の悪魔の仕業と言い、“すぐに浄化と治療をしなければ手遅れになると言う”一希は二人のゴーストが必要だと言うとユルセンがゴースト眼魂のオレ眼魂とは別のスペクター眼魂を一希に渡して、一希は影分身を使い…ゴーストとスペクターに変身する。ゴーストとスペクターは英雄展覧会で手に入れた…卑弥呼眼魂とナイチンゲール眼魂を使い、浄化と治療をアリサに施[ほどこ]す。アリサを浄化と治療を施して少し経った後に屋敷の使いである妖怪が九重と一希と黒歌を大広間に呼び出す。そこで九重の母であり京都の街の長である…妖狐の八坂[やさか]に娘の九重を助けた礼と一希達の目的を問う。

一希は八坂の質問に答える前に『アリサを人質に取るのを辞めろ』と言う。一希は少ない情報とカマを引っ掛けてみると一人の妖怪である鴉天狗[からすてんぐ]がどうやら実行犯の計画と指示者であった……。それから、一希は八坂の質問に答え、一希が疑問にしていた九重の首から下げていた“封印の宝玉”とは何かを八坂に聞き、八坂が答えると……慌[あわ]てて入って来た妖怪が、緊急の報告に来た。報告の内容は、八岐大蛇を封印していた天叢雲剣[あまのむらくものつるぎ]の封印が解かれ悪魔が持ち去ったとの事である。それを聞いた八坂はスグに妖怪達を動かし、一希達をアリサの寝ている寝室で待機させた。一希達はそれに従い寝室で待っていたが、九重が一希達を訪れ、一希に八坂や妖怪達そして京都の街や民を救って欲しいと言う。九重の願いは、また京都の街で八坂や妖怪達と暮らしたいと言う願いであった……。

一希はその願いに応える様に承諾し、黒歌やアリサに危害を加えない事を条件に出して妖怪達の加勢に行く。一希は忍者に変身して、近ずく悪魔共を斬りまくって進んでいた。

 

 

 

__________________________

 

 

「ぐあァーー!!」

 

「がっはっ!」

 

「ごぶっ!」

 

「があァァァァ!」

 

「くそォォォ!人間風情がァァァー!!」

 

 

一希(忍者)「眷属悪魔やそのペットとか色んな悪魔が邪魔をするから目的地まで、まだ結構かかりそうだな。早く八坂さん達と合流するか…天叢雲剣を持ち去った悪魔を見つけて殺すか…どっちかだな。」

 

 

一希は八岐大蛇を持ち去った悪魔の関係者とも思われる者共に邪魔をされていたが、忍者のである為…確実に殺して進んでいるが、数が多すぎる為に時間がかかっている。

今の一希は忍び装束と忍刀の“断刀 首切り包丁”を使い悪魔の血を吸収し刃こぼれを直しながら刀に付いた血を吸収させてから先へ進む。

 

 

一希(忍者)「闇雲に探すのは手間がかかるし、時間の無駄だ。影分身は体力の温存の為に、ここはディスクアニマル達を使おう。」

 

一希は懐から変身音叉音角(へんしんおんさおんかく)とディスクアニマルの茜鷹(アカネタカ)瑠璃狼(ルリオオカミ)緑大猿(リョクオオザル)を変身音叉音角で鳴らしてディスクアニマル達を呼び出す。

 

一希(忍者)「皆…悪魔を探して!頼んだよ!」

 

ディスクアニマル『キューン!』『ワンワン!』『カァーン!』

 

一希がディスクアニマル達にそう言うと、それを承諾する様に皆が鳴き声を上げ、散らばって探索を行う。

 

一希(忍者)「さぁてと、俺も探しますかね…。」

一希はそう言い悪魔を探すのを再開した。

 

 

 

 

 

 

一方[いっぽう]で八坂率いる妖怪達は天叢雲剣を盗んだ悪魔の居場所を割り出して追い詰めていた。場所は少し離れているが、神聖な洞窟でもあり龍脈、霊脈が流れる場所でもある所であった。

 

 

八坂「皆の者!必ず天叢雲剣を取り返し、この京都の街を救うぞ!」 『『『おぉー!!』』』

 

 

八坂の先導の声に妖怪達は強い声を上げる。

するとそこへ……。

 

 

一希(忍者)「此処だったか…悪魔が隠れている場所は、この洞窟の奥か…皆ありがとな。」

 

ディスクアニマル『キューン!』『ワンワン!』『カァーン!』

 

一希がやって来る。恐らく…一希が放ったディスクアニマル達が悪魔の居場所を見つけたか、八坂達を見つけて一希を呼んだんだろう。一希は見付けてくれたディスクアニマル達に礼を言うとディスクアニマル達は喜ぶように飛んだり跳ねたりして鳴いている。

 

八坂「お主は何者だ!忍者はこの京都の街には居らぬぞ!」

 

一希(忍者)「大丈夫ですよ…俺です。」

そう言い、忍者のマスクをズラして素顔を見せる。

 

八坂「お主は一希!?何故此処におる!警備の者はどうした!?」

 

一希「安心して…警備の者は手を出して無いし、此処に来た理由はあんたの娘の九重との約束だからな。この京都の街に住む妖怪達の平和を頼むと……。」

 

八坂「九重が……解ったお主を信じよう…。行くぞ皆の者!そして一希よ!」 『『『おぉー!!』』』

 

一希「あぁ…。」

 

 

八坂は一希が妖怪達と手を組むことを承諾し、共に京都の街に足を踏み入れ、天叢雲剣を盗んだ悪魔を倒す為に悪魔が隠れている場所へと進む。暫[しばら]く進むと灯りが見えた。そこには一人の悪魔が何やら怪し気な行動をしており、まるで何か魔術的な儀式を行っており、その側には盗まれた天叢雲剣が置いてあった。天叢雲剣を盗んだと思われる悪魔は金髪で少し癖毛のある少し青い目で顔は整っているパッと見た目は優男に見えるがその瞳の奥底と心音は悪魔以外の種族を見下している眼と心音である。そして悪魔は俺達の存在に気が付いたのか、後ろを振り返り、見下すように挨拶じみた事をする。

 

悪魔「よく来たな京都の長…妖狐の八坂と妖怪共そして我の邪魔をした下等な人間よ!冥土の土産に俺の名を教えてやろう!!俺は“元”断絶した七十二柱ブネ家の異端児と呼ばれた者…。ジュリオ・ブネだ!」

 

一希「お前の自己紹介は俺達にとってはどうでもいい。俺達が聞きたいのはお前は天叢雲剣を使って、何をするつもりかって事だ!」

 

ジュリオ「な〜に簡単さ、天叢雲剣に封印されている・・・・・・

“邪龍”『霊妙を喰らう狂龍(ヴェノム・ブラッド・ドラゴン)八岐大蛇(ヤマタノオロチ)を復活させ、俺の眷属とするのさ!」

 

一希「無理だな。九重の話では八岐大蛇は邪龍と呼ばれるドラゴンだ!お前の様な奴に眷属に出来るほど弱くは無いし、お前も眷属に出来るほどの器とは思えないしな!」

 

ジュリオ「それはいらぬ心配と言うもの……ブネ家は悪魔でありながらドラゴンを司る一族で家の血と限られた者だけでの中でも、俺は異端児と呼ばれる天才でね、極稀のドラゴンの姿に変化出来る能力とドラゴンを操る能力を持っている。たが…家の奴らは俺を危険な存在と見なして家を追い出しやがった!! 許せねぇ…だから、復讐の力となる八岐大蛇を復活させ、ついでに悪魔が最強種族と知らしめるために妖怪共を殺してやるぜ!まぁいい女がいたら、眷属か奴隷にしてやるがな。」

 

八坂「巫山戯るでない!!京都の妖怪の皆は、私の大切な者共である。貴様の様な悪魔に支配され、奴隷などになる程の我らでは無い!!」

 

ジュリオ「そういきがっているのも今の内だがな、それにしても流石は京都の長の妖狐・・・とてもいい美貌と体だ。俺がこの京都の街を支配したらお前を存分に楽しm…ドゴォォン!!! グボッエ!!?」

 

 

悪魔のジュリオが八坂を舐め回す様な眼で京都の街を支配すると言う途中で、一希が悪魔の顔面に強い蹴りを入れ悪魔を壁まで蹴り飛ばした。周りの妖怪達は皆が唖然[あぜん]としたが、少し経ってから『よくやった!!』と言うように……グッと親指を立てる。

 

 

一希「お前キモい!とっとと死ぬか…とっとと俺達に殺されるか選べ!てめぇに拒否権はねぇがな!」

 

ジュリオ「巫山戯るな!よくも俺が話している時に俺の顔を蹴って邪魔をしおって!俺はブネ家のジュリオだぞ!こんな事をして只[ただ]で済むと思うなよ!!」

 

一希「けっ……貴様らは悪魔が偉い、悪魔こそ最強種族だと言いたい訳か……。下らねぇ…血族の高さや家柄で強いか弱いかで決めるでは無い!何時だってどんな時も最後まで自分や仲間を信じ、諦めねぇ奴が勝つ!それだけだ!覚悟しろよクソ悪魔!!それに京都の長ある八坂さんをキモい目で見んな!とっととくたばりやがれ!!」親指をしたに向けるビシッ!

 

妖怪たち『『『ウオオォォォォ!!!!』』』

 

八坂「一希、お主私を……ありがとう」ボソッ

 

 

一希の啖呵を切る言葉と親指を下に向けるジェスチャーに妖怪達は一斉に声を強く咆哮する。妖怪達も京都の街を支配したら長の八坂を自分の物とする発言に悪魔に怒りを覚えていた。そして八坂は少し顔を赤くしてボソッと礼を言った…。

 

 

ジュリオ「邪魔な妖怪、そして下等な人間如きが調子に乗りおって……たが、お前らは遅かったな。既に、八岐大蛇の復活の儀式は終わっておるのだ!」

 

 

そう悪魔が事を告げると、天叢雲剣の周りの魔法陣が輝きだし、天叢雲剣からはとてつもない魔力が流れる。一部蛇の様な鱗が見える。今にでも八岐大蛇が復活しそうである。

 

 

八坂「何じゃと!?くッ、一歩遅かったか…。皆の者!今スグにこの場を出るぞ!!」『『『はっ!!』』』

 

一希「解った!」

 

 

八坂の命令で早く洞窟を抜ける一希と妖怪達……けれど悪魔のジュリオは企みの微笑みで計画を口にする。

 

 

ジュリオ「フッフフフフフ楽しみだよ。俺がこの街を支配した時の奴らの“絶望”した顔を見れると思うと…。おっと、悪魔の駒を入れなければ……」バシッィーン

 

ジュリオが八岐大蛇に悪魔の駒を入れようとしたが、弾かれてしまった。やはりジュリオには八岐大蛇と言う邪龍を眷属に出来る悪魔では無かったようだ。

 

ジュリオ「グッ…何故だ!?何故眷属に出来ない!!俺はブネ家の天才と言われたジュリオ・ブネだぞ!クソッ!……だが俺はドラゴンを操れる能力(チカラ)を持っている!さぁ俺に従え!『霊妙を喰らう狂龍(ヴェノム・ブラッド・ドラゴン)八岐大蛇(ヤマタノオロチ)!!!」

 

 

ジュリオが右を上にかざすと、八岐大蛇の目は光を失ったかの様になるが…その時、まるで硝子[がらす]が砕けた様な音がし、八岐大蛇は暴れ始める。

 

 

ジュリオ「クソッ!操る事も出来ないのか!!……。異端児と言われる程の天才であるこの俺が!………しかしどうやら、永年に封印され、復活して暴走しているが、いいぞ…これで京都の街は俺の物だ!!・・・・さてと、念の為に八岐大蛇の血を採っておこう。これが俺の切り札になるかもしれんが、出来ればあまり使う事をしない様にせねば。」

 

 

悪魔のジュリオが八岐大蛇の血を小さなビンに入れ採取し、この場を魔法陣の転移で消え去る。そして後々にこれが使う事になるとはジュリオは考えてもいなかった。

 

 

 

 

 

一方・・・・一希と八坂率いる妖怪達は洞窟を抜け出して

暫く走り進むと……一希達が居た洞窟が大きく揺れ、そして神聖な洞窟は崩れ去り、中からは…頭が八つ別れている蛇はとても大きく,腹は血塗れで,背中は苔や森が生えておりさながら山を背負っている。眼は鬼灯の様に紅い、そしてこの威圧感は一希の臓器が押し潰されそうな感覚である。一希は今まで…はぐれ悪魔を倒して来たが、八岐大蛇を目の前に全然違うと嫌でも思ってしまう。そして一希の本能が悟る。此奴はヤバイ…今すぐに逃げないと死ぬと…たが、一希は託された想いを胸に八岐大蛇を再度見て、戦う覚悟を決める。九重との約束と為、黒歌との約束の為、アリサとの約束の為、そして自身の名である最初で最後の希望である為に・・・そう決意した一希に誰かの声が挙がる……。

 

 

 

???「我の封印は解かれたのか…」

 

一希「えっ!?…」

 

 

一希は声の挙がった方へ顔を向けると、八岐大蛇がいる。八岐大蛇が声を挙げたのだろうか…そんなまさかと否定の思考をするが、八岐大蛇は再度声を挙げる。その言葉に一希と八坂率いる妖怪達は怒りを露にした。

 

 

???「京の都も随分と変わったが、人間の味はどうかの〜。」

 

八坂,妖怪達『『『『何(だと)じゃと!?』』』』

 

一希「アイツ…この街の人間を喰うつもりか!!?」

 

八岐大蛇「んっ〜?人間に妖怪共か……丁度小腹が空いてた所だ喰わせて貰うぞ。お前達の血肉を!」

 

 

そう言い八岐大蛇は八つの蛇頭で喰い付いて来た。俺や他の皆はどうやら上手く躱[かわ]せた様で、全員無事であった。一希は八岐大蛇相手に啖呵を切る。

 

 

一希「戦ってやるよ八岐大蛇、この街はお前やあのクソ悪魔の好きにはさせない!だから・・・・・・お前をぶっ倒す!」

 

八岐大蛇「威勢[いせい]がいいな人間!簡単に喰われるなよ、じゃないと……我が楽しめないからな……。」

 

一希「上等だ!!やってやるぜ!!」

 

 

今この時を持って、八岐大蛇と一希と京都の妖怪達との対決が始まった。京都の妖怪達は街の人間に人払いの結界と認識誤差の結界を張り、被害を最小限に抑える為に大半の人数を結界張りに廻し、後の妖怪達は八岐大蛇の戦力に加わる。八坂は戦力の方に加わり、妖怪達の指示を出す。そして一希は戦いの中で影分身の術を使い、数を増やす。その中に八岐大蛇を復活させた悪魔を探す為に一体を仮面ライダーゴーストに変身させて、この場から姿を消させた。

 

 

 

________________________

 

 

〈仮面ライダーゴースト(影分身)〉

 

一方こちらは、一希が影分身体を使って仮面ライダーゴーストに変身した一希は八岐大蛇を復活させた悪魔をガジェットの皆を使って見つけた。今奴は眷属を連れて高い所に行こうとしていた。おそらく…高みの見物だろう・・・・巫山戯やがって!!そう言い、ゴーストは必殺技を決めて蹴散らす。

 

 

【ダイカイガン!オレ!オメガドライブ!】 ドゴオオオォォォォォン!!!!

 

 

ゴーストの必殺技のライダーキックが眷属悪魔に炸裂する。

 

 

ジュリオ「くっ…なっ何だ!?何が起こった!?」

 

ジュリオは混乱していた八岐大蛇を復活させたが、眷属にする事も操る事も出来なかった事でイラつき…冷静さを失い周りの警戒心を怠っていたジュリオは突然の出来事に状況の整理が出来ていなかった。そして、そこに居たのは……体に骨を想わせるオレンジ色ラインがあり胸には目と人魂が合わさった様なような模様があり黒いパーカーを被りそして顔は素顔が見えず黒くて大きな複眼にオレンジ色仮面額からは波打つ刃の様な一本角がある、仮面ライダーゴーストであった。

 

 

ジュリオ「貴様!何者だ!」

 

ゴースト「俺は・・・・仮面ライダーゴースト!」

 

ジュリオ「ゴーストだと!?幽霊如きが、俺の邪魔をしやがって!!幽霊は幽霊らしくとっとと消えろ!!」ドッババババ

 

【開眼!】

 

ジュリオは怒りに身を任せ、魔力弾を連続で放つが…ゴーストは当たる寸前に音が鳴った……煙が晴れ、そこに居たのは・・・・

 

【ニュートン!】【リンゴが落下!引き寄せまっか〜!】

 

青い姿で顔が変わっていたゴーストであった。

 

 

ジュリオ「そんな青い姿になって何が出来る!! ハアァ!!」

 

 

ジュリオは魔力弾を放ちながら、魔法陣から剣を取り出し魔力を纏い接近するが………

 

 

【ダイカイガン!ニュートン!オメガドライブ!】

 

 

ゴーストは近くにあった大岩を引力[いんりょく]で引き寄せ、近づいて来たジュリオを斥力[せきりょく]で弾き飛ばし大岩にめり込ませ続ける。

 

 

ジュリオ「グオオッ……グアッァァァ!!?」

 

 

そして、斥力でめり込ませ続け、顔は大きく歪んでいた…斥力でめり込ませ続けると…ジュリオは大岩を突き抜けた。ジュリオは大分ダメージを受けており、立つのがやっとである。

 

 

ジュリオ「ぐっ……貴様!覚えていろ!やれ!奴の足止めをしろ!」

 

ジュリオは最後に悪足搔[わるあが]きをする様に、眷属の一人が少し離れた木に蜂の巣がありそれに魔力を浴びせ、蜂達は眷属悪魔の操りの兵士となる。眷属悪魔は魔力を浴びた蜂達に任せてジュリオを逃走をさせ…ジュリオはこの場を去る。眷属悪魔と蜂達はゴーストの行く手を阻[はば]む……。

 

 

ゴースト「だったらビリー・ザ・キッドだ!」カチッン【05】

ゴーストはニュートン眼魂から別の英雄眼魂…ビリー・ザ・キッドの眼魂を取り出し眼魂のスイッチを入れ、ゴーストドライバーに入れる。

 

【ア〜イ!バッチリミナ〜!バッチリミナ〜!】

ゴーストドライバーから茶色のウェスタン風のゴーストパーカーが現れ、蜂達を蹴散らしゴーストがゴーストドライバーのトリガーを押すと…憑依する様にゴーストチェンジする。

 

【開眼!ビリー・ザ・キッド!】【百発!百中!ズキューン!バキューン!】

 

ゴーストはビリー・ザ・キッドにゴーストチェンジするその容姿は、基本カラーは茶色。マスク部分は正面から見た拳銃と発射するエフェクトがモチーフになっていて…頭部はテンガロンハット型のガンショットフードで覆われている。そして…何処からともなく、黒い蝙蝠の様な時計の様な物…バットクロックがやって来て発射口が二つ口ある小銃形態のガンモードとなる。ゴーストの持っていたガンガンセイバーをガンモードに形態を変え、ゴーストの武装は二丁拳銃になる。

 

 

ゴースト「さぁ…害虫退治だ!ハァッ!」バババババババキュ-ン!!ババババン!!バババババババンキューン!!!

 

眷属悪魔「バッ…馬鹿な幽霊如きに、魔力で強化した蜂達をこうもあっさりと……」

 

ゴースト「次はお前の番だ!」カチャガシャン ピピピウィン

【ダイカイガン!】【ガンガンミナー!ガンガンミナー!】

 

ゴースト「命!燃やすぜ!」 【オメガインパクト!】

 

ゴースト「ハアッ!」ドキューーン!!!

 

眷属悪魔「グワアァァァァ!!」

 

ビリー・ザ・キッドにゴーストチェンジしたゴーストは圧倒的な精密射撃により…蜂達を全滅させた。そして最後にバットクロックとガンガンセイバーを合体させ、ガンガンセイバー ライフルモードへと形態を変え、ゴーストドライバーの眼とガンガンセイバーの眼をアイコンタクトしビリー・ザ・キッドの必殺技を眷属悪魔にトドメをキメ…眷属悪魔は爆発する。

 

 

ゴースト「よし!ありがとう…ビリー・ザ・キッド!さてと……逃げたアイツを探すか!」

 

ゴーストはビリー・ザ・キッド眼魂にお礼を言い、逃げた悪魔を探す事を再開する。

 

 

_________________________

 

 

〈一希忍者〉

 

一希(忍者)「くそっ!やっぱり邪龍って言うだけあって強いな。しかも奴の血は魂までも犯す強力な毒とは、斬りつけるよりも出来れば、消滅が出来ればいいんだが……。」

 

 

一希は忍者モードで八岐大蛇との戦いに苦戦をしており、苛立ちをしていた。奴を倒すには、消滅させる様な力があればと考えるがそんな力は今の一希には無い事が、自分の力不足を嘆[なげ]いていた……。すると突然一希に予測できない事が起こった。それは一つの声であった。

 

 

 

???『この世界は一体なんだ!!?』

 

一希(忍者)「えっ!?……。」

 

__________________________

 

 

 

これは別世界…異世界とも呼べる世界に、とある者はいた。その者は嘗ては、滅竜魔法(めつりゅうまほう)と呼ばれる、悪しきドラゴンと戦う力を持つ者…滅竜魔導士(ドラゴンスレイヤー)と呼ばれていた……。それはドラゴンか人間にドラゴンを滅する力を覚えさせる力である。これは人間とドラゴンとの共存を望む者と望まない者との戦争……“竜王祭(りゅうおうさい)”と呼ばれし戦争から始まり誕生した者である。たが、大いなる力には代償がある。その代償とは…人間の体を蝕[むしば]む力であった、力を抑えきれず凶暴化する者、ドラゴンの視力と人間の三半規管[さんはんきかん]の認識のズレによる極度の酔い、そして……人間の体内で成長する“竜の種”それは人を(ドラゴン)へと変える滅竜魔導士の最後……その中に(ドラゴン)なった者がいた、その者の名は…アクノロギア 全ての魔を喰らう魔竜の滅竜魔導士(ドラゴンスレイヤー)であった者である。しかし、アクノロギアは人間との共存を望む者さえ殺していった。そして…殆どの竜«ドラゴン»を殺して彼は“竜王”となった。そして時が経ち、七人の滅竜魔導士(ドラゴンスレイヤー)を完全なる滅竜をする目的の為に、“時の狭間”と呼ばれし強大な時空の魔力を喰らい……更なる力を得たアクノロギアは七人の滅竜魔導士(ドラゴンスレイヤー)を時の狭間で自分の魔力を安定させるつもりであったが……、七人の滅竜魔導士(ドラゴンスレイヤー)の仲間との絆と呼ばれし物によって敗北した。そしてアクノロギアはこの世から消えた……、と思ったら別の世界へと転移していた。そして今に至る……。

 

???『この世界は一体何だ!!?』

 

一希(忍者)「えっ!?……。」

一希が突然声がした方へ振り向くとそこには、黒く妖しく光る塊の様な物があった…。一希は悟[さと]る。この声のする者は只者[ただもの]では無いと…この全てを破壊する感覚と恐怖、『龍殺し』《ドラゴンスレイヤー》”に目覚めいて分かった感覚である。

 

???『ドラゴンか……蛇の様な姿をしているが、この感じは忘れもしない、ドラゴンの気配だな…。お前からもドラゴンの匂いがするな。』

 

一希(忍者)「匂いですか…この状況で言うのも難[なん]ですが、貴方は一体何者ですか?気配からはドラゴンの気配だけどヤバイ気配が漂[ただよ]っていますから…」

 

 

???『我の名は“アクノロギア”…嘗[かつ]て滅竜魔導士(ドラゴンスレイヤー)でありながら、竜王祭によりドラゴンの王となった竜王……全ての魔を喰らいし終焉[しゅうえん]の竜«ドラゴン» …。魔竜[まりゅう] アクノロギアなり!!!!』

 

_________________________

 

その頃、一希ゴーストは八岐大蛇を復活させた悪魔の眷属悪魔を倒しだが…肝心の復活させた元凶[げんきょう]を取り逃してしまい、悪魔を探していた。

 

一希ゴースト「クソっ!アイツ何処へ行った!?」

 

一希ゴースト「このままだと、妖怪達街がアリサの好きな街が悪魔の思惑通りになってしまう……。そんな事はさせない!この街はアリサの“希望”だからな!」 キラッァァ

 

 

すると…一希ゴーストの懐から一つの眼魂が光った。ライダー眼魂の一つのであるウィザード眼魂である。その光と共に一希ゴーストはウィザード眼魂へと吸い込まれた。そして一希ゴーストはその場から居なくなった。

 

_________________________

 

 

〈一希忍者〉

 

一希忍者は八岐大蛇に苦戦していたが…奴を倒す方法を戦いながら考えていた。思考を巡らせている時に突然現れた竜王と言われている“アクノロギア”がとある事を言ってきた、それは・・・・・・

 

 

アクノロギア『………奴を倒すひとつだけ方法がある…。』

 

一希(忍者)「えっ!?…何ですかその方法とは一体!?」

 

アクノロギア『我を貴様の体に宿し、滅竜魔導士(ドラゴンスレイヤー)の力を得る事だ……。』

 

一希(忍者)「そんな事が可能たんですか!?確かにそれなら倒せる可能性があると思いますが…、代償とかも当然あるんですよね?」

 

アクノロギア『当然だ…。魔竜(まりゅう)滅竜魔導士(ドラゴンスレイヤー)になると…全ての魔を喰らいあらゆる魔法、魔術関係は効かなくなりその力は喰らうほど無限に増幅する。代償とは破壊衝動に呑み込まれる可能性があるという事。お前は周りの者を破壊する者になる可能性があると言う事。』

 

一希(忍者)「けど、宿す事の確率が高いとは言えないのでわないんですか?」

 

アクノロギア『確かにそうであるが…お前は既にドラゴンの力を宿しておる。我を受け入れる器に充分な位にな、可能性は大きいぞ!それにそれを行ったドラゴン達を知っている。その目的は滅竜魔導士の“竜化”を抑え込み、我を倒す手段として滅竜魔法を教えたドラゴンが自ら人間の体に宿る事…それを応用して我が竜化と破壊衝動を抑え込み、我を宿す事になる。お前が魔竜(まりゅう)滅竜魔導士(ドラゴンスレイヤー)となるのだ!!!』

 

アクノロギアは一希に自らを宿せば滅竜魔導士(ドラゴンスレイヤー)なると言われ、その可能性と効果と代償を聞き…アクノロギアは滅竜魔導士(ドラゴンスレイヤー)になれと言い、一希は考え 決断した。

 

 

一希(忍者)「………わかりました。アクノロギアさん…力を貸してくれませんか?」

 

アクノロギア『……良いのか?我の力は全てを破壊する力ぞ。いずれ貴様や、周りの者も破壊する事になるぞ。それでも我の力を欲するか?』

 

 

一希(忍者)「あぁ!此処には約束したあの子が好きな街でもあるからな。あの子との約束を守るため、大切な仲間や家族を守るために力を欲する!リスクは覚悟の上だ!力を恐れていたら、前へ進めない!今を恐れていたら、力があるのに後から絶対に後悔する!そしてあの子の悲しむ顔を見たくねぇ!だから力を貸してくれ!!!」

 

アクノロギア『ふっ……お前は我が認めた奴に似ている。アイツも仲間の為に戦い我を敗北させ、王に相応しいと認めた。お前もアイツの様に仲間と共に進む道を選ぶのなら貴様の逝[ゆ]く道見せてもらうぞ!』

 

一希(忍者)「ありがとうございます!それと訂正として、俺の名前は一希です!最初と最後の一つの希望だ!」

 

アクノロギア『ふっ…我が認めたらな……それまでは小僧[こぞう]と呼ばせて貰うぞ。』

 

一希(忍者)「絶対に名前で呼ばられる様になってやりますよ!」

一希がそう言うと、アクノロギアの魂と思われる光の塊が一希の体に入って行った。そして一希の忍び装束は消えてしまい、体はまるで炎を想わせる様な刺青ができ、髪も全体的に長くなり暗黒と言うのに相応しい色へと変わった。

 

アクノロギア『今日からお前は“元竜王”の我を宿し、全ての魔を喰らう、魔竜(まりゅう)滅竜魔導士(ドラゴンスレイヤー)だ!!!』

 

 

一希(ドラゴンスレイヤー)「はい!!!」

 

八岐大蛇「面白い!滅竜魔導士とヤらの力を見せてみろ!!」

_________________________

 

一方その頃、仮面ライダーゴーストとなっている。影分身体は、ライダー眼魂であるウィザード眼魂に吸い込まれ、そこには沢山の指輪があるアンティークショップの様な所でウィザードゴーストがソファに座っていた。一希(ゴースト)はウィザードゴーストと対話する。

 

 

 

ウィザードゴースト『もしも…誰かが、自分が絶望したら君はどうする?』

 

ウィザードゴーストは質問をしてきた、一希も絶望は自身が思っている以上に恐ろしいものだとウィザードゴーストの言葉から伝わってくる。そして…一希はこう答えた。

 

一希ゴースト「自分が絶望しそうになっても命がある限り…俺は諦めない!誰かが絶望しそうになったらその絶望を希望に変えてみせる!俺にとって希望とは…自分の意思で進む事、想いを背負う事、誰かを救う事、前を向くこと、何度でも諦めない事、命を想い大切なものを諦めない事が心が希望だと思っています!」

 

ウィザードゴースト『目の前で大切な人が死にかけていたとしても…希望を諦めないのかい?』

 

一希「あぁ 諦めない!だからこそ、死なせはしないようにその方法を探す事が希望でもあると…。それによく言うでしょ…諦めない奴程 厄介な者はいないって…。」

 

ウィザードゴースト『フッ なるほど…。やっぱり面白いな おまえ。諦めない奴程 厄介な者はいないってか……。』

 

一希「それに、これは親が付けた名前の由来でもありますからね…。」

 

ウィザードゴースト『名前の由来?』

 

一希ゴースト「はい!親が付けてくれた最初の宝ものである自分の名前に沿って、俺は皆の最初と最後の “希望” ですから。」

 

ウィザードゴースト『そっか…最初と最後の希望になるか……』

 

一希ゴースト「はい!!」

 

ウィザードゴースト『それを聞けて安心したよ。俺の希望をお前に託せる。』

 

一希ゴースト「えっ!?」

 

ウィザードゴースト『さぁ 受け取れ!お前はその力で、絶望を希望に変える魔法使いとなれ!』

 

そう言い、ウィザードゴーストは光の粒子となり、一希ゴーストの腰にはウィザードベルトが装着され、それぞれの指輪が一希ゴーストの指にはめられ、眩しい光が放たれた。

 

 

 

 

 

一希(影分身)「あれ?此処はさっきの場所?しかも変身が解除されている!?」

 

一希(影分身)はウィザード眼魂に吸い込まれた場所にいてゴーストの変身が解除されていた事に驚いていた。そしてある事に気付く。

 

一希(影分身)「早くゴーストに変身しなきゃ! ってあれ?このバックルってウィザードの!?それにこの指輪は!?」

一希(影分身)はベルトのバックルが仮面ライダーウィザードのバックルになっていた事と両手の中指にウィザードの指輪がはめていた事に気付き、もしかしたらと…想い始める。

 

一希(影分身)「もしかしたら…。」

一希(影分身)は右手中指にはめている指輪をバックルにかざすと…

 

Driver(ドライバー) On(オン)Please(プリーズ)!】

と音声がなりバックルが顕現する。次にバックルの端を上下にスライドさせるとまた、別の音声が鳴る。

 

Sha Ba Do Be Touch Henshin(シャバドゥビタッチヘンシーン)

Sha Ba Do Be Touch Henshin(シャバドゥビタッチヘンシーン)!】

 

一希(影分身)「変身!!」 カシャン

 

一希(影分身)は今度は左手中指にはめている赤い宝石の指輪

に付いている装飾を降ろして仮面の様にする。次にそれをバックルにかざす。

 

FLAME(フレイム) PLEASE(プリーズ)

Hii(ヒー) Hii(ヒー)Hii(ヒー) Hii(ヒー) Hii(ヒー)!!

 

一希(影分身)は左手を横に伸ばすとそこから赤い炎の魔法陣が浮かび上がり、音声と共に一希(影分身)の体を通るとそこには、指輪と同じ様な赤い宝石が特徴の魔法使い…仮面ライダーウィザードとなる。

 

一希ウィザード「やっぱりウィザードに変身出来たか!」

一希(影分身)は仮面ライダーウィザードに変身出来た事に興奮していた。

 

一希ウィザード「ありがとうございます!ウィザードさん…。よし!やっぱり此処[ここ]はあのセリフだよな……。

 

さぁ ショータイムだ!

 

一希はウィザードゴーストから希望《チカラ》を託し、一希は絶望を希望に変える魔法使い…仮面ライダーウィザードとなった。

 

_________________________

 

 

 

八岐大蛇「どうした?!滅竜魔導士とやらの力を手にした割には苦戦しているぞ!!」

 

 

同時刻、一希(忍者)はアクノロギアを自分に宿し、滅竜魔導士«ドラゴンスレイヤー»となったが、まだ力を制御出来ず、八岐大蛇相手に苦戦していた。

 

 

一希(ドラゴンスレイヤー)「流石に“元竜王”であって力が凄い。制御が難しいな!」

 

アクノロギア『いや、破壊衝動を我が抑えているとは言え、よく力に呑み込まれていないだけでも充分マシな方だ!』

 

一希「褒め言葉をありがとう。しかし、このままじゃ勝てないのも事実だ。どうすればいい……どうすれば…………あっ!そうだ!確か…八岐大蛇は日本神話通りなら……よし!!」

 

一希は苦戦の中…ひとつの閃[ひらめき]に賭けてみることにする。

 

一希(ドラゴンスレイヤー)「影分身の術!」ボンボッボッボッボン

一希は影分身の術で自分を合わせて9人に増やした。

 

一希(ドラゴンスレイヤー)「よし!全員配置に付くように!でわ……“散[さん]”!!」

一希は影分身に無言の指示を出し、影分身達は八岐大蛇のそれぞれの頭部へと位置に付いた。

 

アクノロギア『何をするつもりだ?小僧…。』

 

一希(ドラゴンスレイヤー)「八岐大蛇が日本神話通りの血肉と“お酒”が好物なら……勝機はある。」ニヤッ

 

八岐大蛇「お前が何度も何をしようが、我を倒す事はできない!」

 

一希(ドラゴンスレイヤー)「お前……永[なが]く封印されていたんだよね……。」

 

八岐大蛇「それがどうした?!我が復活した今!……我が剣に封印する事は二度と無い!!」

 

一希(ドラゴンスレイヤー)「だったらよ……、もう永く“酒の味”を忘れたんじゃないか?」

 

八岐大蛇「なら……貴様を殺した後で、大量の酒と共に酒の肴にしてやる!!」

 

一希(ドラゴンスレイヤー)「ああそうかよ、じゃあよ…思う存分酒を文字通り浴びる位 味わいな!開け!グルメ・バトル・ワールドの扉!!」バッ カチャッ バッシャー ドドドドドバッ

 

 

そう言い、一希は上空にグルメ・バトル・ワールドへ行ける鍵を向けて扉を開けるように鍵を回した。そして、そこから滝のように出てきた物……大量の水・・・“酒である”。それも、グルメ・バトル・ワールドにあるお酒の楽園と想われる島…、“酒豪諸島[しゅごうしょとう]その島の周りの海”『酒海[しゅかい]』と呼ばれる酒の海を、八岐大蛇の真上に全体に浴びせた。影分身達は水遁の術で、酒海の酒さを八岐大蛇の周りに留[とど]める様にする事で酒の被害を抑え込む。それはまるで、まむし酒の…蛇の酒漬けの様である。

 

八岐大蛇「なっ何だこれは!?……んっ?この味、この匂いこれは酒か!!?」

 

一希(ドラゴンスレイヤー)「その通りだ!俺の鍵は別世界空間への扉を開く鍵でもあるからな…。これは酒の楽園、酒豪諸島[しゅごうしょとう]と呼ばれる島の海、“酒の海”だ!!」

 

八岐大蛇「酒の海だと!?そんな物が存在するとは…しかし、味わったことの無い酒だが、やはり酒は美味い!」

 

一希(ドラゴンスレイヤー)「まだまだ沢山のお酒があるけど、それはお前を再封印してお供えとして献上してやるよ!」

 

八岐大蛇「そうか……まだまだ沢山のお酒があるか……。」

 

一希(ドラゴンスレイヤー)「じゃあ 一気に決めさせてもらうぞ!」

一希が再度構えると、八岐大蛇はこの場でとんでもない事を口にする。

 

 

八岐大蛇「…………ふっ、降参じゃ…。」

 

一希(ドラゴンスレイヤー)「へっ!?……」

 

八岐大蛇「だから、我の負け、降参じゃ……。」

 

一希(ドラゴンスレイヤー)「えっ…えええええぇぇぇぇーーー!!!!」

 

何と!?一希が浴びせた酒豪諸島の酒の海を浴びせた八岐大蛇は暫[しばら]く考えた後に、あっさりと降参を宣言した。

 

 

 

一希(ドラゴンスレイヤー)「なっ何で降参なんだ!!?俺は苦戦していたから、お前が有利だった筈だ!だから酒の海を浴びせて、酔っ払って倒す作戦だった筈なのに…それをあっさり降参ってどういう事だ!!?」

 

八岐大蛇「確かにお前は我に苦戦していたが、久しく忘れかけていたのだよ酒の味を…それも酒の海だと味わったことの無いを飲ませてくれた、それにまだまだ沢山のお酒があると言うじゃないか…再封印されて酒を献上されるよりも大人しくして、酒を味わいたいからな…だから降参して沢山のお酒を飲みたいのじゃ!」

 

一希(ドラゴンスレイヤー)「もう自分の欲望丸出して清々しい程だな…おい。」

 

八岐大蛇「だから……今日から我はお主だけの神霊剣となろう!」

 

一希「神霊剣?聖剣じゃなくて?」

 

八岐大蛇「日本では、神霊や精霊の加護を受けた剣をそう総称するのだよ。」

 

一希「なるほどね……。」

そう言い残して、八岐大蛇は光り徐々に元の剣である…天叢雲剣に戻って、一希(ドラゴンスレイヤー)の手に来た。

 

 

 

一希達は京都の八岐大蛇との戦いは終わりを告げた。京都の街は壊れる事も無く死傷者は死亡した者は居らず、軽傷者と重軽傷を合わせても少なかった。この戦いは一希と京都の妖怪達の勝ちである。しかし、元凶の悪魔はまだ終わらないと…しつこく逃れ生きていた。

 

 

 

_________________________

 

 

一希の神霊剣となると誓を建てた八岐大蛇は自ら天叢雲剣に戻り一希(ドラゴンスレイヤー)の手に入り…一希だけの神霊剣となった。ゴーストはウィザード眼魂に入り、ウィザードと話をし……ウィザードに認められ、ウィザードの能力«チカラ»を授かり絶望を希望に変える魔法使いとなった。京都の妖怪達も京都の街を守る為に全力で守った。そして……八岐大蛇を天叢雲剣に戻った場所にウィザードと妖怪達、八坂が集合した。

 

 

八坂「何と!!?八岐大蛇自ら天叢雲剣に封印したじゃと!?しかも一希だけの神霊剣となる事を条件にして・・・・」

 

一希「はい、そうなんです。すいません大事な天叢雲剣を……」

 

八坂「前代未聞じゃが……これは天照[アマテラス]様に相談せねばならぬな……。」

 

一希「・・・・それにしても、ゴーストがウィザードと話をしてウィザードの魔法の力を授かるなんてな……」

 

ウィザード「俺も驚いてるんだよ…でも約束したからな。絶望を希望に変える魔法使いとなると!」

 

一希「じゃあ…お前は元は俺の影分身体だから…俺もウィザードになれるのかな?」

 

ウィザード「なれるんじゃないか?わからないけど……」

 

一希「そっか・・・・ありがとう!」

 

 

一希達がそう話している時に草むらから音がし、そっちを振り向くとそこには八岐大蛇を復活させた元凶であったジュリオ・ブネが居た……だが、奴は満身創痍であった。

 

 

八坂「もう観念せい!悪魔よ!もうお前にこの京都の街を支配するチカラはもう無いであろう!」

 

 

八坂は悪魔に降伏を要求させるが悪魔のジュリオは…何かを企んでいる様な顔をしている。

 

 

ジュリオ「まだだ!まだ俺にはコレがある!」

 

 

追い込まれた悪魔は懐から一つの小さな小瓶を取り出した。中身は血のような赤い色の液体が入っていた。

 

 

ジュリオ「こんな事もあろうかと八岐大蛇を復活させた際に血を採っておいたのさ!」

 

一希「無駄だ八岐大蛇の血は魂までも犯す強力な毒だ!死ぬぞ!それとも自殺か?追い込まれて自暴自棄になったか?!」

 

ジュリオ「そんな事は百も承知だ!だが俺は自暴自棄になった訳じゃねぇ!俺に流れるブネ家の血はそれに打ち勝ち、より力を手にするが強力過ぎて避けていたが仕方がねぇ、冥土の土産に見せてやるよ!!」

 

 

そう言って、悪魔は八岐大蛇の血を飲む。

 

 

ジュリオ「グッ!グワアアアアアアアアアアァァァァァァァァァァァ!!!!」

 

 

悪魔の苦しみの叫びと共に悪魔の体は変化していった。体は段々と膨れ上がり、膨れ上がった体に服はビリビリと敗れ膨れ上がった筋肉が露わになる。肌は黒くなり竜の鱗が生えてくる、悪魔の翼は数が増え竜の翼に変わり、腰からは黒い鱗が逆立ち棘が密集した8本で8頭の八岐大蛇の様な生きた尻尾が生えてくる。爪は斬り裂く様に鋭く、牙も嚙み切る様に鋭くなり、頭は4本の角が生え、丸呑みが出来る位の大きさの顎へ目は2つから4つ、6つ、8つ10つ目になり、それは恐ろしい風貌の完全なドラゴンへと変わる……。だか、八岐大蛇の血が強力過ぎるのか体の1部の肉が腐敗していて強烈な腐敗臭が漂っている。その風貌は、“ゾンビドラゴン”との言葉がしっくりくる。

 

 

 

八坂「まさか、八岐大蛇の血と融合を果たすとわ!ありえん!」

 

一希「けどよ…それが目のあたりしてるって事はこれは現実ってやつだろ!どうする?八坂さん!」

 

八坂「仕方が無い……また力を貸してくれるか?一希よ!」

 

一希「あぁ!いいぜ!やってやるよ!今度こそ最終決戦だ!今度は妖怪達と一緒だからな。しかもデカいバケモン相手にはやっぱり……“アレ”しかないよな!」

 

八坂,妖怪達『『『アレ?…』』』

 

 

一希「あぁ…影分身の術!」ボッン ボツボツボツボツボツボツボツボツボッン!!

 

 

一希は影分身をしたその数本人を合わせて十人だが…それでは数で押してもまだ数が足りないである。誰もがそう思った時、影分身達はそれぞれ、音叉や笛や腕輪を取り出すそれぞれの共通点は、“鬼の顔”がある事である。音叉の者は弾いて音を鳴らし、笛は吹き、腕輪は左腕に付けて輪っかを引くと弦[げん]が現れそれを引く、それらを額に持ってくると…額からそれぞれの物と同じ鬼の顔が現れ、次に炎が全身を包む者、風を纏う者、雷[いかずち]を浴びる者、桜を纏う者、足下から剣や銃が密集して包み込む者、様々な者が一希の影分身を纏う…そして次に一希達が現れた姿は表現するならそこには、様々な姿をした“鬼”がいた…。

 

 

 

響鬼「響鬼[ひびき]!」

威吹鬼「威吹鬼[いぶき]!」

轟鬼「轟鬼[とどろき]!」

斬鬼「斬鬼[ざんき]!」

歌舞鬼「歌舞鬼[かぶき]!」

凍鬼「凍鬼[とうき]!」

西鬼「西鬼[にしき]!」

煌鬼「煌鬼[きらめき]!」

羽撃鬼「羽撃鬼[はばたき]!」

剣鬼「剣鬼[けんき]!」

幽鬼「幽鬼[ゆうき]!」

砲鬼「砲鬼[ほうき]!

 

 

 

響鬼「さぁ……音撃道祭りだ!!!」『『『『ウオォォォォォォォ!!!』』』』




と言う事で、人柱力は活動報告から募集した。
1,の“邪龍”霊妙を喰らう狂龍《ヴェノム・ブラッド・ドラゴン》八岐大蛇[ヤマタノオロチ]と……

4,の竜王 魔竜アクノロギアにしました。理由は、FAIRY TAILが最終巻となってしまい、アクノロギアが言うには一希がナツに似ている所があると感じ、一希の生き様を見ると言う設定にしました。八岐大蛇は人柱力なのか微妙な所ですがね……。


3,の『烈火の炎』の八俣の竜は、オリジナルとして…1の八岐大蛇の“火焔[かえん]の型”として使います。

5,のモンスターハンターの古龍種は以前の活動報告にミラボレアス、ミラルーツ、ミラバルカンにしてくれと書いてくれた人がいたんですが、削除されていまして…ただもしかしたら出すかも知れません……。他の古龍種も

2,の尾獣の人柱力は採用されませんでした。すみません。でも、別ので出るかも知れません。

ジュリオ・ブネの元ネタはクロスアンジュ 天使と竜の輪舞のジュリオ・斑鳩・ミスルギである。

一希が使った滅竜魔法の力なんですが……
タイトルを変更になるかも知れません。
『赤龍帝の弟は忍者で全ライダー魂を受け継ぐ仮面ライダー』から
『赤龍帝の弟は忍者で滅竜魔導士で全ライダー魂を受け継ぐ仮面ライダー』になるかも知れません。

剣鬼,幽鬼,砲鬼はオリジナルライダーです。剣鬼は剣が体に密集している感じで、モンハンのセルレギオスみたいな感じで、音撃弦です。幽鬼は大きな二本の角にボロボロの布を頭からかぶって本当に幽霊見ないな感じで、音撃鼓です。砲鬼は体中に銃が付いていて簡単に言えば戦艦と鬼をかけた感じで、音撃管です。

感想募集をお願いします!!

そして今年もお疲れ様でした。来年もよろしくお願いします!!!因みに来年の干支は戌年です!


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

原作前 : 一希は京都で波乱万丈!?音撃道祭り!!!

劇場版 仮面ライダー平成ジェネレーションズFINALを観ました!!面白かったです!!もう一度観たい気がしました。正直に言えば…残りのW,ウィザード,ドライブも出て欲しかったです。

今回と次回で戦闘は終わりで短めです。ジュリオは強くなったと思ったらやっぱりカマセでした。


一希と黒歌は京都で英雄展覧会で…英雄眼魂を手に入れる為に、京都に来た…。

英雄眼魂は沢山手に入れて、黒歌お姉ちゃんと夜の街を見に行き、キスをする寸前で悪魔の人払いの結界を感じ取り、

来て見れば…妖狐の少女と人間の少女が悪魔の男3人に襲われている所を目撃した。しかも、その悪魔達は少女達を

従順な奴隷にするだの、無理矢理眷属にしようともしていた……。一希は瞬時に黒い忍び装束に着替え、刀はスピードと斬れ味重視の雷刀 牙[らいとう きば]にして、3人の悪魔を斬り殺した。助けた少女の二人は、一人は京都の長の一人娘である。九重[くのう]であり、もう一人は一希がまだ兵藤 一希と名乗っていた頃の幼馴染みであった鳴護 アリサであった……。

二人を助けた一希は九重の提案で九重の屋敷へと足を運んだ一希はアリサを寝かして少し経つとアリサの体から黒いモヤが出始める。黒歌は先程の悪魔の仕業と言い、“すぐに浄化と治療をしなければ手遅れになると言う”一希は二人のゴーストが必要だと言うとユルセンがゴースト眼魂のオレ眼魂とは別のスペクター眼魂を一希に渡して、一希は影分身を使い…ゴーストとスペクターに変身する。ゴーストとスペクターは英雄展覧会で手に入れた…卑弥呼眼魂とナイチンゲール眼魂を使い、浄化と治療をアリサに施[ほどこ]す。アリサを浄化と治療を施して少し経った後に屋敷の使いである妖怪が九重と一希と黒歌を大広間に呼び出す。そこで九重の母であり京都の街の長である…妖狐の八坂[やさか]に娘の九重を助けた礼と一希達の目的を問う。

一希は八坂の質問に答える前に『アリサを人質に取るのを辞めろ』と言う。一希は少ない情報とカマを引っ掛けてみると一人の妖怪である鴉天狗[からすてんぐ]がどうやら実行犯の計画と指示者であった……。それから、一希は八坂の質問に答え、一希が疑問にしていた九重の首から下げていた“封印の宝玉”とは何かを八坂に聞き、八坂が答えると……慌[あわ]てて入って来た妖怪が、緊急の報告に来た。報告の内容は、八岐大蛇を封印していた天叢雲剣[あまのむらくものつるぎ]の封印が解かれ悪魔が持ち去ったとの事である。それを聞いた八坂はスグに妖怪達を動かし、一希達をアリサの寝ている寝室で待機させた。一希達はそれに従い寝室で待っていたが、九重が一希達を訪れ、一希に八坂や妖怪達そして京都の街や民を救って欲しいと言う。九重の願いは、また京都の街で八坂や妖怪達と暮らしたいと言う願いであった……。

一希はその願いに応える様に承諾し、黒歌やアリサに危害を加えない事を条件に出して妖怪達の加勢に行く。一希は忍者に変身して、近ずく悪魔共を斬りまくって進んでいた。

そして、八坂達と合流して悪魔と邂逅するが…八岐大蛇は復活の儀式は終わっており、一希は影分身を使い、八岐大蛇と戦闘する側と悪魔を追う側に別けた。一希は忍者で八岐大蛇と戦闘するが、苦戦しており…すると突然声がして所には妖しい光の塊が声を出していた。声からして只者では無い事がわかった…その者は“アクノロギア”と呼ばれる元竜王であった。一希は八岐大蛇の戦闘の際にアクノロギアから魔竜の滅竜魔導士になる事を条件に出し、一希はそれを受け入れる事を決め、一希は魔竜の滅竜魔導士となった。それからの戦闘にチカラの操作と八岐大蛇の戦闘に苦戦しており、とある作戦で…“酒の海”を八岐大蛇に浴びせ、影分身で酒を貯める様にさながら…まむし酒の様にそして八岐大蛇は自ら負けを認め、一希だけの神霊剣となる事を誓う。一方で追っての影分身はゴーストに変更して元凶の悪魔を追い詰めるが追い詰める途中でウィザード眼魂の中に吸い込まれ、ウィザードゴーストに想いと覚悟を伝え…ウィザードはゴーストに能力«チカラ»を託す。そして、絶望を希望に変える魔法使いとなった。

それぞれが集まって報告していたが…突然元凶の悪魔が最後の悪足搔きに八岐大蛇の血を飲むそして……悪魔は一言で表すならゾンビドラゴンと化したそして最後の決戦で一希は影分身を使い、音撃の戦士である鬼となった・・・・・・

________________________

 

響鬼「響鬼[ひびき]!」

二本の赤い角を持ち、顔面の隈取と腕の色は赤で、身体は紫炎と同じ紫(正確にはマジョーラアンドロメダ)で手足は血のような赫であり、腰のベルトの様な物は鬼の魂を想わせる勾玉の巴が描かれていた。更には先端に鬼の顔が付いた太鼓の棒が後ろ腰に付いていた。顔は目や口等はなく仮面の様な感じである。

 

 

威吹鬼「威吹鬼[いぶき]!」

風を纏い風を想わせる様な鬼で、顔面の隈取と腕の色は青で、体色は黒。頭部の角は金色が三本。袖がないダウンジャケット状の金管を模した金色の装飾を纏っていた。響鬼と同じ様に顔は目や口等は無く仮面の様な感じである。

 

轟鬼「轟鬼[とどろき]!」

雷を浴び雷を想わせる様な鬼で、トドロキが変身する鬼。顔面の隈取と腕の色は銀色で、体色は深緑。頭部の角は銀色が一本。黒いギターのネックに赤い弦の胸当て状の装飾を纏っていた。

 

斬鬼「斬鬼[ざんき]!」

先程の轟鬼と言う鬼と同じ雷を想わせる様な鬼で、顔面の隈取と腕の色は銅色で、体色は濃い青緑。頭部の角は銅色が一本。黒いギターのネックに金色の弦の胸当て状の装飾を纏っていた。

 

 

歌舞鬼「歌舞鬼[かぶき]!」

先程の鬼達とは違い、 左が赤で右が緑という左右非対称の角が生えた頭部、刺々しい緑のボディに両肩には金色の肩当て…まるで歌舞伎役者が鬼になった様な鬼が居た。

 

凍鬼「凍鬼[とうき]!」

その姿は……白熊ような、体色は白で手は水色で、胸部には黒い装甲を纏っている。額には鬼面の代わりに大きな熊の面があり、熊が口を開けた状態の仮面である、響鬼達と同じベルトのバックルであるが…白い鬼と言うよりは白い熊の毛皮を着ていた大男の様な者がいた。

 

西鬼「西鬼[にしき]!」

その姿は……虎[とら]の様な、体色は黄色で黒の縞模様が所々にある。手の色は黒く、頭部には鬼面の代わりに虎を象った面がある。

 

煌鬼「煌鬼[きらめき]!」

その姿は……鯱[シャチホコ]のようである。体色は濃い紺色で、その上から金色の装甲を纏っている。手の色は銀色。頭部には鬼面の代わりに大きな鯱の面がある。

 

羽撃鬼「羽撃鬼[はばたき]!」

その姿は、まるで鷹と想わせる様な鬼であり両肩には、鷹の翼がある。体色は茶色で手の色は黒く、頭部には鬼面の代わりに鷹を象った面がある。

 

剣鬼「剣鬼[けんき]!」

その姿は、まるで数多[あまた]の刀剣を身体から生[は]えている鬼で、剣山を想わせる様な鬼が現れた。体色は鋼色で手の色は赤く、頭部には響鬼と同じ鬼面であるが、刀剣の刃が龍の鱗の様に密集していた。

 

幽鬼「幽鬼[ゆうき]!」

その姿は、悪霊を想わせる様な姿をしていた。ボロボロの布を頭から被り、中からの顔は骨で出来ている様に体色は不気味な白色で手の色は黒く、その顔は鬼と言うよりは鬼武者の様である。

 

砲鬼「砲鬼[ほうき]!

その姿は、戦艦を纏った様な姿をしていた。身体の至る所で砲身が出ており、胸と腹に鬼の魂を想わせる勾玉の巴が左右に胸が大きく腹に小さく、大きさが違うように描かれていた背中は砲身と言うよりはエンジンの部品の様にも見える。体色はアザ黒く手は鋼色で、腰には銀色で波模様の装飾があるローブ(腰布)があり、鬼面はまるで鯨[くじら]が口を開いている様な鬼面である。

 

 

響鬼「さぁ……音撃道祭りだ!!!」『『『『ウオォォォォォォォーーー!!!』』』』

 

 

響鬼が声を挙げると、他の鬼達が怒号の様な歓喜の様な強い声を次々と挙げる。それを見ていた元・ジュリオ現ゾンビドラゴンはと言うと・・・・・

 

ゾンビドラゴン「ヴォグルルルルルルルルルルル………GAAAAAARRRRRRRRRR!!!!」

 

八坂「やはり、八岐大蛇の血は強力すぎて…理性が無くなっておるな……このままじゃと京都の街を破壊し尽くしても止まらないじゃろう……」

 

響鬼「だったら、尚[なお]のこと…俺達がこの京都の街を護るしか無いだろう!!!」

 

音撃の戦士達『『『オオオーー!!!』』』

 

八坂「・・・・一希よ、何故お主は……出会ったばかりの私達の京都の街を護るじゃ?

普通の人間なら兎も角…お主は忍者と言う力を持っておるが……そこまで街を護る理由は何じゃ?!」

 

響鬼「な〜に簡単な事さ。この街はアリサが住んでた街で、アリサとちゃんと再開したいからと……何よりも九重と約束したからな。九重の母親である貴方や仲間達と京都の街で暮らしたいって約束したからな。俺は約束を守る男だからな。それに、約束を守れなかったら・・・・・・

俺は、黒歌やアリサとの約束も果たせないからな。」

 

八坂「お主は、お人好しじゃの・・・・・」

 

響鬼「お人好しでも…偽善者でもいいよ。それで約束や人間達や仲間を護れるなら、俺はそれでいいよ。」

 

 

響鬼はそう言って、ゾンビドラゴン化した悪魔を倒す為に…アリサの住む・京都の街を護る為に…そして九重との約束を果たす為に行く。

 

 

ウィザード「じゃあ……俺は、京都の街の防衛に回るか!」

 

影分身「俺は余っちまったから、ゴーストに変身するか!」

 

カチッン【G】

【ア〜イ! バッチリミナ〜!バッチリミナ〜!】

一希「変身!」

【開眼!オレ!レッツゴー!覚悟!ゴ・ゴ・ゴ ゴースト!〜】ゴ ゴ ゴ ゴ

 

 

影分身体から…仮面ライダーゴーストが変身して現れた。

 

ウィザード「さぁ!ショータイムだ!」

 

ゴースト「命!燃やすぜ!」

 

 

ウィザードとゴーストは京都の街の結界を張る妖怪達の護衛にまわる。そして、八坂は響鬼……一希を見ていて呟[つぶや]いた。

 

 

八坂「・・・・一希、お主はいい人間じゃの。だからこそ、お主を妖怪勢力側に……日本神話勢力に付けたいんじゃ。」

 

 

一希は影分身をし、音撃の戦士である。仮面ライダー響鬼となる。影分身体はそれぞれ違う音撃の戦士となる。

ウィザードの力を託された影分身体はそのままウィザードで戦うようで、余ってしまった影分身体は仮面ライダーゴーストとなる。

それを見ていた八坂は、一希に問い…一希は答える。そして、八岐大蛇の血を飲んみゾンビドラゴンとなったジュリオ・ブネとの再戦の火種がきられた・・・・・

 

 

音撃の戦士たちは近距離攻撃組と中距離攻撃組と遠距離攻撃組に別れ、各自散開し、奴の攻撃の出方を伺[うかが]いながらも、連携した攻撃をする。

 

 

ゾンビドラゴンは苛立ち……ブレスを放つと、音撃の戦士たちは全員躱[かわ]すと、そのブレスは地面が腐敗してしまう程の凶悪なブレスである。

 

次々とそのブレス攻撃を響鬼は音撃棒・烈火の鬼棒術 烈火弾[きぼうじゅつ れっかだん]で相殺する。

 

威吹鬼は音撃管・烈風[おんげきかん れっぷう]で撃ち落とす。

 

轟鬼と斬鬼は自身の雷を纏い、放出する事でブレスを防ぐ。

 

歌舞鬼は自身の鬼傘で(和傘に鬼の気を送り込む)舞うようにゾンビドラゴンのブレスを防ぎつつ、鬼鞭で鞭打ちする。

 

凍鬼は周囲に法力の念動力で結界を貼り、自身を守りつつ、冷気でゾンビドラゴンの足場を凍らせる。

 

西鬼は羽撃鬼の飛行能力に捕まり逆さ状態でゾンビドラゴンに接近し、武器の三節棍を撃ち込む。

 

羽撃鬼は西鬼が逆さ状態で捕まるも自身の翼で飛行しながら躱し、その翼の羽でクナイのように連続で飛ばす。

 

剣鬼は自身の速さを駆使[くし]して、振動させた刀剣で斬りつける。振動しているため、高周波ブレード…又は電動ノコギリの様に斬れ味は抜群である。

 

幽鬼は特殊な能力でゴーストと同じ様に浮遊することが可能で、接近しつつも距離を保つことを忘れずゾンビドラゴンの注意をひき……急所を探りながら戦う。

 

砲鬼は特殊な能力で地面を水黽[あめんぼ]のように惑わしながら、身体の砲筒である音撃管・烈砲で砲撃攻撃する。

 

ウィザードはコピーを使って複数人になってウィザーソードガンのガンモードでコピーと共に一斉射撃でブレスを防ぐ。

 

ゴーストはニュートン眼魂にゴーストチェンジし、斥力を発生させ、ブレスを跳ね返して防ぐ。

 

 

ゾンビドラゴンは音撃の戦士たちに攻撃され続け、理性を失ったのか無差別に所構[ところかま]わずに、ブレスを撒き散らす。妖怪達も結界でブレスから街を守ろうとするが、結界に罅[ひび]が入り込み追い打ちをかけるようにブレスが結界を徐々に罅を拡げ最後には結界を破壊されてしまう。そして最後の後一つのブレスが京都の街に当たりかけたその時、ゴーストはニュートンの斥力で跳ね返すが………地面からゾンビドラゴンの蛇の尻尾が出てきて不意に妖怪に襲い掛かるが・・・・・

 

 

ゴースト「グッウゥ!!」

 

 

仮面ライダーゴーストが身を挺[てい]して守る。そしてゴーストの体から火花が散り、片膝を地につく・・・・

 

 

響鬼「ゴースト?!!クソっ!皆!一気に音撃道でキメに行くぞ!!!」

 

音撃の戦士達『『『『おう!!!』』』』

 

八坂「ならば、我らは奴の動きを封じるぞ!」

 

妖怪達『『『『はっ!!!』』』』

 

 

ゴーストが身を挺[てい]してスキを作ってくれて響鬼は自身にゴーストを使ってしまった事に悔[くや]しさを感じていた。

それぞれの相手に音撃の戦士である鬼達は、それぞれの音撃の武器で自身の音撃技を相手に御見舞[おみまい]する。

八坂は妖怪たちにゾンビドラゴンの動きを封じることを命じ、妖怪達も協力する。

 

 

BGM『[MAD]ALL 仮面ライダー45th Anniversary 2016 JAM Proje...』

 

 

響鬼「音撃打(おんげきだ)猛火怒涛(もうかどとう)の型!!」

響鬼が用いる音撃打の型の一つで、ゾンビドラゴンの身体に埋め込んだ音撃鼓・火炎鼓[かえんつづみ]を高く振り上げた音撃棒・烈火[れっか]で左右交互に叩き、清めの音を流し込む。

 

 

威吹鬼「音撃射(おんげきしゃ)疾風一閃(しっぷういっせん)!!」

威吹鬼が用いる音撃の技である音撃射。

音撃モードに変形させた音撃管・烈風[れっぷう]を吹き鳴らし、相手の身体に撃ち込まれた鬼石に清めの音を共鳴させることで内部から破壊してしまう。

 

 

轟鬼「音撃斬(おんげきざん)雷電激震(らいでんげきしん)!!」

斬鬼が用いる音撃技の音撃斬の型の一つで、

音撃弦・烈雷[れつらい]を相手の体に突き刺し、音擊震・雷轟[らいごう]をセットすることで音撃モードへと変形。

弦をかき鳴らして相手の体内に直接清めの音を流しこんで撃破できる。

 

 

斬鬼「音撃斬(おんげきざん)雷電斬震(らいでんざんしん)!!」

斬鬼が用いる音撃技の音撃斬の型の一つで、

音撃真弦・烈斬[れつざん]を相手の体に突き刺し、音擊震・斬撤[ざんてつ]をセット、音撃モードへと変形。

弦をかき鳴らして相手の体内に直接清めの音を流しこんで撃破できる。

技の過程は音撃斬・雷電激震と同様だが、使用する武具が強化されて威力が増していると思われる。

 

 

歌舞鬼「音撃打(おんげきだ)業火絢爛(ごうかけんらん)!!」

歌舞鬼が用いる音撃打の型のひとつ。実体化させた音撃鼓を音撃棒・烈翠[れっすい]で叩き、清めの音を放つ。

 

 

凍鬼「音撃殴(おんげきおう)一撃怒涛(いちげきどとう)!!ソリャ!ソリャ!ソリャ!」

ベルトの音撃鼓を銅鑼状に巨大化させ、それを音撃金棒・烈凍[れっとう]で叩いて清めの音の波動を浴びせる。

響鬼の音撃打とは異なり音撃鼓を実体化させることで、相手に音撃鼓を直接張り付けることはない。

 

 

煌鬼「音撃拍(おんげきひょう)軽佻訃爆(けいちょうふばく)!!ドリャ!ドリャ!ドリャ!」

音撃震張・烈盤[れっばん]をシンバルのように合わせて打ち鳴らすと清めの音の波動を流す。

 

 

西鬼「音撃響(おんげききょう)偉羅射威(いらっしゃい)!偉羅射威!偉羅射威!偉羅射威!」

音撃三角・烈節[れっせつ]を変身音叉で鳴らすと、

清めの音の波動 を放つ。

鳴らすたびに西鬼が 「いらっしゃい!」 と発生するのが特徴である。

 

 

羽撃鬼「音撃奏(おんげきそう)旋風一閃(せんぷういっせん)!!」

音撃吹道・烈空[れっくう]から相手に鬼石を撃ち込み、烈空をフルートのように奏でて放つ清めの音を鬼石に共鳴させて内部崩壊させる。

 

 

 

ゾンビドラゴンは音撃の攻撃に堪[たま]らず逃げようとするが、それを音撃の戦士達はそれを許さない。

 

 

 

剣鬼「逃がすかよ!落とし前つけやがれ!!音撃斬(おんげきざん)刀剣乱撃(とうけんらんげき)!!」

音撃剣・烈剣[れっけん]に鬼石を嵌め込み、清めの音を共鳴振動させて、剣舞を舞うように斬り付け攻撃する。

 

 

幽鬼「殺す……音撃奏(おんげきそう)幽風一閃(ゆうふういっせん)!!」

音撃幽媒・烈幽[れっゆう]で吹き出す清めの音は、幽霊たちが渦巻く漂う風が吹く。本来は相手を惑わし恐怖へと堕とす幻覚技であるが……威力を調整すれば、現実か幻覚か区別がつかなくなる程の威力を持つ。

 

 

砲鬼「これで終われ!!音撃盤(おんげきばん)爆裂銅鐘(ばくれつどうかね)!!」

音撃管・烈砲から鬼石を撃ち込み、ベルトの音撃鼓・を実体化させ、胸と腹の鼓太鼓[こだいこ]をドラミングのように両手を握って叩き、実体化させた音撃鼓と撃ち込んだ鬼石と共鳴させ清めの音を放つ。

 

 

ゾンビドラゴン「ヴィビビビィィィィィアアアアアアアァアァァァァ!!!!」

 

 

それぞれの音撃の戦士からの音撃技を受けたゾンビドラゴンは大きく悲鳴をあげるが、決してそれは

()()()では無いと響鬼達はわかる。そう…まだ戦いは終わってないと・・・・・

 

 

響鬼「クソッ!あまり効いてないな……」

 

剣鬼「あぁ、だけど、後強い一撃があれば倒せる!!」

 

響鬼「だったら、ぶっつけ本番だけど、『()()』しかねぇよなっ!歌舞鬼!!」

 

歌舞鬼「えっ!!?」

 




もし宜しければ・・・・オリジナルの眼魂と英雄ゴーストと変身音声を募集します。どうか、よろしくお願いします!!!

幽鬼は響鬼にフィフティーンの要素が入り、頭から…黒いボロ布を被って着た感じです。

そして、オリジナルの仮面ライダーを出して欲しい方は、どんな仮面ライダーかを詳しくお願いします!

オリジナルの音撃技を出しました。オリジナルの自信はないけど、楽しんで下さい!!!

BGMをいれてみました。Yahoo! JAPANで見つけた。作者も好きです。

原作まではまだかかりそうです。次の次の章で原作開始をやりたいですね。その間にアーシア,イリナ,ロスヴァイセ,ティアマト,オーフィスとの邂逅[かいこう]する予定です。
それか……この章が終わったら原作に入り、アーシア,イリナ,ロスヴァイセ,ティアマト,オーフィスの話は省[はぶ]きますか?


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

想いを受け継ぐ闘魂・京都の終戦

すみません……話を別ける事にしました。
ごめんなさい!


一希と黒歌たちは、京都の街を訪れ英雄眼魂を無事に集めた。その後京都の街を観光しようと思ったが突然の悪魔の邪魔で八つ当たり気味で悪魔たちを倒す。その時に悪魔に追われていた二人の少女……京都の街を収めている妖怪……妖狐の八坂さんの娘の九重、嘗ての幼馴染の鳴護アリサがいた。それからアリサの体に異常が診えて、九重の屋敷へと足を運びアリサの治療を施した。

一希たちの事情を聞くために一希たちを大広間に呼び出した八坂さん。事象を話している途中で八岐大蛇を封じていた天叢雲剣(あまのむらくものつるぎ)が悪魔によって盗まれたと言う緊急の報告、八坂さんは一希と黒歌をアリサが寝ている所へ移動させるが……九重の約束で一希は黒歌をアリサの傍に居てくれと頼み、屋敷を出て戦いに参戦する。悪魔の敵を倒しながら進み悪魔と邂逅するその悪魔の目的は自身の一族を見返すためと悪魔こそが最強種族と知らしめるためであった。更には八坂さんを舐め回すような眼で見て、一希の堪忍袋がキレて悪魔の顔面を強く蹴り飛ばした。

悪魔は自身の一族を至高という感じで一希たちを見下すが、一希は己の理[ことわり]で啖呵を切る。

だが、八岐大蛇の封印は解かれていて、一希たちは退避し、八岐大蛇と大戦する。妖怪たちは、京都の街を守る為に結界を張り……一希は影分身の術を使い、悪魔を追う方と八岐大蛇と戦う方に分けた。

悪魔を追う方はゴーストとなって、悪魔の眷属を倒し悪魔を探しを再開するが見失ってしまう。

八岐大蛇と戦う方は忍者となって、倒そうとするも流石の邪龍に苦戦するが、突如と現れた“元”竜王アクノロギアは一希と共に歩んで見届けるために一希の体に宿り、魔竜の滅竜魔導士(ドラゴンスレイヤー)となる。一希は戦いの中で八岐大蛇の日本神話を思い出し、影分身の術で八岐大蛇の周りに結界を張り、金の鍵……グルメ・バトル・ワールドの鍵を使い酒豪諸島の酒海を浴びせ、さながら蝮酒[まむしざけ]の様にすると、八岐大蛇はあっさりと降参し、酒を献上しろといい、一希だけの神霊剣となる。

一方で、ゴーストは悪魔を探し回るが見つからず突然とライダー眼魂であるウィザード眼魂が光だし……ゴーストはウィザード眼魂の中へと入っていった。そこでウィザードゴーストと心を繋ぎ、完全な仮面ライダーウィザードとなった。

八岐大蛇との大戦が終わり、一希(滅竜魔導士)とウィザードと妖怪達が集まり今後の事を話していると、元凶の悪魔が現れ、採取していた八岐大蛇の血を飲み……ゾンビドラゴンと化する。一希は影分身の術で音撃の戦士たちへと変身する。ウィザードとゴーストも参戦し、妖怪達は再度結界を張る。戦いの中でゴーストは不意の攻撃にダメージを受け膝をつき、音撃の戦士たちは、それぞれの音撃技を放つが、後一歩でトドメをさせる状況に響鬼の()()とは一体!?歌舞鬼は突然と響鬼の会話に疑問となる。果たしてどうなる!?

 

──────────────────────────

 

ゴーストは瀕死[ひんし]の状態出会ったが決して倒れなかった。それは託[たく]された妖怪達の想いや京都の街の人々の希望、そしてアリサが暮らしていた街でもあるから此処で倒れる訳にはいかないとゴーストの意志の強さであった。

 

 

ゴースト「この街には、八坂さんや妖怪達と京都の街の人達やアリサの!皆の想いや希望そして未来があるんだ!悪魔の勝手な都合でこの街を好き勝手にしてたまるか!そしてアリサと約束したんだ!アリサの夢を……アリサの歌を聴きたいから!だから俺は負けられない!!」

 

 

そう言うと突然と二つの光る物がゴーストの中へと入り、ゴーストの意識は深く沈んだ・・・・・

ゴーストが目を開けるとそこには、一人の男性と一人の女性が居た。

男性の方はツンツンした短めの黒髪をしており、それ以外にはこれと言って特徴が無い平凡な容姿であるがその目は優しさと強い意思が感じられた。この髪型は天然ではなく整髪料を使っているらしいが、服装は、家で着るような着やすい格好である・・・・

女性の方は、見目麗しく、化粧がいらない程度には整った綺麗な顔立ちであり、肩まで届く短めの茶髪に花飾りのヘアピンがあり、エプロン姿であるが……黒歌程にある豊胸な女性である・・・・

ゴーストは二人の人物が誰なのか聞く。

 

 

ゴースト「御二方は何方[どなた]ですか?………」

 

当麻「アリサの父親の当麻[とうま]です。」

 

美琴「アリサの母の美琴[みこと]よ。」

 

ゴースト「えっ!!?」

 

 

そこには、驚くべき事に嘗[かつ]ての幼馴染みの鳴護アリサの両親がそこに居た。

 

 

ゴースト「何でアリサの両親が!!?」

 

当麻「実は、私達は……事故で亡くなってしまっているんだ……」

 

美琴「だから、今のあの子は孤児院にいるけど……見守っている私たちからはアリサはずっと一人でいることが多くて、寂しい顔をしていたわ。笑顔だった時はゴースト……いいえ、一希くん……あなたがいた時間がアリサにとって笑顔でいてくれた時だったのよ。」

 

ゴースト「確かに、俺もアリサといる時間が楽しかったです!アリサの音楽が好きで笑顔が好きだったです。それこそ……ずっと傍に居たいって位に……あっ!?」

 

当麻「知っているよ。アリサも同じ事を言っていたからね。」

 

美琴「だから、アリサが信頼してい貴方にアリサの事を頼みたいの。アリサの傍に居てあげて欲しいの!」

 

 

ゴーストはアリサの両親の託された想いを望みを願いを自身の胸に刻み込む。

 

 

ゴースト「約束します!当麻さん!美琴さん!アリサはおれが必ず…夢を支え続け、

アリサの傍に居ます!!……御二方[おふたかた]の想いを俺は受け取りました!!!!」

 

 

────────────────────────

〈現実世界〉

 

 

ゾンビドラゴンの攻撃に妖怪たちは……もうダメかと思いきや、そこにいたのは片膝をつけ瀕死[ひんし]と思われていたゴーストが左腕を払うように立っていた。恐らくは、ゾンビドラゴンの攻撃もゴーストが防いでくれたんだろう。

そして、ゴーストは右手に炎のような眼魂を手に眼魂のスイッチを入れる。

 

 

ゴーストはアリサの両親の想いを身に宿し………ゴーストの想いに赤い炎の闘魂が燃え上がる。

そして、ゴーストの手には魂に熱く燃える様な闘魂の様な眼魂があり、その眼魂のスイッチを入れる。

 

 

ボッオッ【一発闘魂!ア〜イ!バッチリミナ〜!バッチリミナ〜!バッチリミナ〜!バッチリミナ〜!】

ゴースト「変身!!」

【闘魂開眼!ブースト!】

【俺がブースト!奮い立つゴースト!】ゴーファイ! ゴーファイ! ゴーーファイ!!

 

 

眼魂をゴーストドライバーに入れ、現れたパーカーゴーストはいつものオレンジ色のパーカーゴーストではなく……トランジェントは全体的に赤く燃えるような炎の意匠が見て取れる。パーカーゴーストはゴーストの周りを浮遊すると、ゴーストドライバーのトリガーを押し込み変身する。

変身音声は力が加速していくような音声である。

変身したゴーストは、全体的に赤く炎のように燃えているようで、

マスクの複眼部分も燃えたような意匠がある。マスクの一本角も炎のようになっていて・・・・

ゴーストが熱い闘志を燃やして復活したような姿である。

 

 

闘魂ゴースト「当麻さん、美琴さん……二人の想いを受け取りました!!」

 

 

_________________________

 

響鬼「歌舞鬼!これを使え!!」

 

 

そう響鬼が歌舞鬼に装甲声剣(アームドセイバー)を投げ渡す。歌舞鬼が装甲声剣(アームドセイバー)を受け取ると…響鬼の意志を、想いを受け取るのを覚悟した歌舞鬼は装甲声剣(アームドセイバー)を発動する。

 

 

歌舞鬼「わかった!響鬼!ありがたく使わせて貰うぞ!……歌舞鬼・装甲(かぶき・そうこう)!」

そう言うと、歌舞鬼の周りに桜の花びらが桜の花吹雪となって舞い上がり、何処からとも無くディスクアニマル達が歌舞鬼の鎧となって身に纏う。歌舞鬼が装甲声剣を振り払うとそこに居たのは……正[まさ]しく“鬼武者”と呼ぶべき、装甲歌舞鬼(アームドカブキ)となった歌舞鬼がそこにいた………。

装甲歌舞鬼(アームドカブキ)の容姿は、桜の陣羽織[じんばおり]と長い白髪とディスクアニマル達が歌舞鬼を纏う鎧へと変わり、鎧武者となったのが特徴である。そして、歌舞鬼はこの姿の名を口にする。

 

 

装甲歌舞鬼「装甲歌舞鬼(アームドカブキ)白夜叉(しろやしゃ)!此処に参上!!」

 

響鬼「よし!成功したな。だったらこっちは、ハァァァァ~~~………ハアッ!!!」

 

響鬼は歌舞鬼に装甲声剣を投げ渡し、無事に装甲歌舞鬼に変身したのを確認した後…響鬼は音撃のと炎の氣の力を最大に引き上げ、綺麗な炎の真紅色の響鬼・紅(ひびき・くれない)へと強化変身する。

 

 

響鬼・紅「(これは一時間しかもたないから)一気にキメる!アクノロギアさん!八岐大蛇!もう少し付き合えよ!」

 

アクノロギア『言った筈だ、我に…お前の生き様を見せてみろと……。』

 

八岐大蛇『我は、お前だけの神霊剣となる事を誓った身……お主が死んでも、我はお前だけを使い手とする!!』

 

響鬼・紅「ありがとう!アクノロギアさん、八岐大蛇!!・・・・・・さぁ、纏え!!龍を滅する力よ!!」

 

 

響鬼・紅(ひびきくれない)はアクノロギアと八岐大蛇に力の承諾を得て、ゾンビドラゴンにトドメをさそうと、八岐大蛇の天叢雲剣(あまのむらくものつるぎ)にアクノロギアの滅竜魔法と八岐大蛇の毒そして響鬼・紅の炎を纏わせる。

装甲歌舞鬼(アームドカブキ)装甲声刃(アームドセイバー)を自身のチカラのさくらの花吹雪と自身の色の翡翠のチカラと音撃のチカラを装甲声刃の刀身へと纏わせる。

 

ゾンビドラゴンの後ろからは、闘魂ゴーストとウィザードがそれぞれの武器を構えていた。

 

 

闘魂ゴースト「当麻さん!美琴さん!二人の想いの力を貸してください!!」カチャッン カチャッン

 

【メガマブシー!メガマブシー!メガマブシー!】【闘魂ダイカイガン!】

 

 

闘魂ゴーストは専用武器であるサングラスラッシャーにオレ眼魂と闘魂ブースト眼魂を入れ、力を溜め続け闘魂ゴーストの後に赤い炎の眼の紋章が現れる。闘魂が燃える長い炎の刀となる。

 

ウィザード「さぁ…フィナーレといこおか。」

 

【キャモナ・スラッシュ・シェイクハンズ!キャモナ・スラッシュ・シェイクハンズ!キャモナ・スラッシュ・シェイクハンズ!】

 

 

手形型のハンドオーサーを起動させ変身の指輪を握手する様に翳すと音声コールが鳴り響く。

 

 

そして響鬼・紅と装甲歌舞鬼は正面から、ウィザードとゴーストは背後からへと同時にトドメの一撃をくらわせる。

 

 

響鬼・紅「ハアアアアァァァァ………ハッアアアアアアアァァァァ!!!!」

 

装甲歌舞鬼「オオオオォォォォ………ドオッリャアアアアアァァァァァ!!!!」

 

闘魂ゴースト「ハッアアアア!!!」

【メガ!オメガシャイン!】

 

ウィザード「フッウ!!ハッアーー!!」

【フレイム!スラッシュストライク!ヒッヒッヒー・ヒッヒッヒー・ヒッヒッヒー!】

 

 

歌舞鬼に装甲声刃(アームドセイバー)を持たせて、装甲歌舞鬼(アームドカブキ)白夜叉(しろやしゃ)と滅竜のチカラを纏わせた天叢雲剣(あまのむらくものつるぎ)を持った響鬼・紅(ひびき・くれない)はゾンビドラゴンを前方から左右にと、後面から左右に挟み込む様に交差する様に装甲声刃(アームドセイバー)天叢雲剣(あまのむらくものつるぎ)とアリサの両親からの想いの力を貸してもらったサングラスラッシャーと火の元素(エレメント)を纏ったウィザードガンソードで斬り裂いた。

 

 

ゾンビドラゴン「GYEAAAAAAAAAAAAAAAAAA!!!!!…………」

 

ゾンビドラゴンは煩[うるさ]くて気味悪い声で断末魔をあげ、響鬼・紅の炎とアクノロギアの滅竜のチカラをと八岐大蛇の強力な毒や歌舞鬼の音撃のチカラの影響か………

ゾンビドラゴンは燃え上がりながら、バラバラになりながら灰となって消えていく。

 

 

響鬼・紅「終わったな……」

 

装甲歌舞鬼「あぁ……」

 

闘魂ゴースト「お疲れ〜…」

 

ウィザード「うぃ〜…」

 

音撃の戦士達は役目を果たし、それぞれ消えていく。

そして一希たちの場から……安心出来るかの様に朝日が昇る。

京都妖怪達は、この件の終始活動を行っていた。

今ここに、京都での……英雄眼魂集め、京都妖怪との邂逅[かいこう]、クズ悪魔(ジュリオ・ブネ)天叢雲剣(あまのむらくものつるぎ)騒動、そして…最大の出来事であるゾンビドラゴン騒動は終わりを告げた。




次回は、日本神話勢力と邂逅[かいこう]します!!!

オリジナルで、装甲歌舞鬼《アームドカブキ》・白夜叉(しろやしゃ)を書きました。


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

日本神話の神々と邂逅

日本神話の神々と邂逅[かいこう]します。

そこで一希の運命がイカに!!?・・・・

大分遅れてしまいました。本当は、再びアニメ化された時に書いて起きたかったんですけどね。


九重「母上!」

 

一希が八坂さんの方を向くと、屋敷で帰りを待っている筈の九重が泣きながら八坂さんの胸に飛び込んでいた。

 

八坂「九重!?何故此処に!?」

 

九重「グスッ 母上が……いなくなってしまいそうで…グスッ 怖かったんです。ヒッグ だから、()()に無理を言って一緒に付いてきてもらったんです・・・・・ウエェッ」

 

八坂「そうか・・・・心配かけたな。すまないな九重・・・・もう終わったぞ。」

 

九重「うん!母上ーーー!!!」

 

 

そう言って、九重は八坂さんの胸の中で泣いた。当然だ……九重はまだ小さな女の子だ。母上である家族が居なくなってしまったら、あんなに泣くのは当然だろ。

 

 

一希「(やっぱり…母娘だな。俺もあんな感じでの家族と過ごす未来があったのかもな………)ん?()()も一緒に来たって!?」

 

黒歌「そうよ…私が連れてきたのよ。どうしても母親と一希が心配だった………私も一希が心配だったのよ。」

 

 

九重に続いて黒歌が現れた。俺の事を心配してくれてたんだな。しかも、黒歌はアリサを背負って連れてきたようだ。

 

 

一希「黒歌!お前ら………すまない。心配かけて、ごめん。」

 

黒歌「ンもー。そういうにゃら……これからは心配かけない位強くなって、これからも……一緒に居てくれるにゃん?」

 

一希「あぁ!約束する。強くなって、これからも一緒に居よう・・・・それに、黒歌との約束の妹を合わせるという約束も果たさなきゃな!!」

 

黒歌「ありがとにゃん!一希!大好きにゃん♪」

 

 

黒歌はよっぽど嬉しいのか黒歌はアリサを背負ったまま、一希の背中に抱き着く。

 

 

九重「一希・・・・・・」

 

するとそこへ、九重が来る。

 

九重「ありがとう。一希・・・・母上や皆の為に戦ってくれて、京都の妾達の街を護ってくれてありがとう!」

 

一希「あぁ、此処は九重たちにとっては大切な居場所だからな。////」テレッ

 

一希「(それに・・・アリサが過ごしている街でもあるからな。)」

 

 

九重は一希に感謝のお礼を言う。一希は少し照れくさそうに顔を赤くして感謝を返し、アリサの方を向いて微笑んで思う。

 

 

九重「一希・・・・大好き!!」

 

黒歌「んにゃッ!!?」

 

そう言って九重は一希の腰に抱き着く。黒歌は目を開き猫耳を逆立てて驚いている。

 

 

一希「ちょっ九重!!?」

 

一希は九重の発言に戸惑い、そして九重は爆弾発言をする。

 

 

九重「決めたぞ!妾は大きくなったら将来………()()()()()()()!!」

 

一希「・・・・・・えっ!?」

 

黒歌「えっ!?・・・・・・」

 

(八坂以外)全員『『『『えっ〜~~~!!!???』』』』

 

八坂「あらあら、九重がまさか人間と愛を誓い合うとはの……」

 

一希「ちょっ!?ちょっと待ってくれよ九重!?っと言うか八坂さん!!止めなくていいんですか!?」

 

八坂「んっ?・・・九重が決めた事なら仕方ないし口出しするつもりも無い。それに一希・・・・・・そなたなら九重やそこの猫又の黒歌や人間のアリサ......何より愛して想うてくれる者達を皆、お主は幸せにしてくれそうじゃし……イイと思うぞ。」

 

一希「いやっ・・・そもそも一夫多妻制は国が認めないでしょう!!?」

 

八坂「それは、()()()()()であって我々妖怪に嫁を多数持つと言う(おきて)や法律と言うそんなものは無い。それにさっきも言ったように一希、お主なら......これからもお主を好いて想ってくれる女どもが居ても……皆を幸せにしてくれそうじゃしイイと思うぞ。」

 

一希「ッ・・・・・・九重はイイのか!?俺の事を好きになっても!?」

 

九重「うん!(^∧^)妾は一希が大好き!母上や妖怪の皆を護ってくれたし、約束を守ってくれたし、鬼になって倒した一希たちがかっこよかった!!だから一希が大好き!ダメか?」

 

一希「だっだけどよ・・・・・・」

 

八坂「・・・それとも何か?九重じゃ不満と申すか?」

 

九重「そっ!?そうなのか一希!?」

 

 

八坂と九重の不安な疑問に、一希は弱気になってこう答える。

 

 

一希「いやっそうじゃなくて・・・・・・俺なんかが、九重や黒歌やアリサを幸せに出来るのか!?()()()()()()俺が幸せに出来るのかと思うと不安で堪らないんだ。」

 

八坂「()()()()()()とはどう言う事だ!?一希!!・・・・・・」

 

一希「それは・・・・・・」

 

 

ガサッサササ……

 

 

一希「(んっ?何だこの音は?ゾンビドラゴンの灰から聞こえる。)」

 

 

一希は、特典のゼブラの音の能力である……優れた聴覚で微かな音を聞き入れ、音のする方へと顔を向ける。すると一希たちにとっては驚くべき事態に対面する。

 

 

ブバッン!!!

 

ジュリオ「ぶっわっああぁぁぁ!!!」

 

 

ゾンビドラゴンが崩れた灰の中から出てきたのはなんと!?ゾンビドラゴンとなって灰となって消えたと想われていたクズ悪魔(ジュリオ・ブネ)であった。しかも、生気を失っているのか・・・ガリガリに痩せ細っていて、肌はまるで血の抜けた青白くなっていて髪も白髪になっており、眼球は黒く瞳は充血した様な赤になっていた。

 

 

一希「んな!!?ちっい!影分身の術!」

 

一希(分身体1)「ふん!」ブン!

 

一希(分身体2)「はあっ!」チャキッ!

 

一希(本体)「ごめん。オロチ……もう少しだけ、つきやってもらうよ!」

 

八岐大蛇『ふん!後で沢山……酒を飲ませろよ!』

 

 

一希は咄嗟(とっさ)に影分身の術を使い、分身二体に断刀・首切り包丁と雷刀・牙をそれぞれに渡し……九重と八坂、黒歌とアリサを護る様にして構え、本体である一希も天叢雲剣(あまのむらくものつるぎ)を手に取り……戦闘態勢をとる。

 

 

一希「まだ生きてやがったかクズ悪魔!!」

 

ジュリオ「この俺があの程度で死ねる訳が無いだろうが!!こんな仕打ちをしといて……この屈辱を晴らしてやる!!」

 

一希「だったら今度は細切れになるまで切り刻んで殺るよ!!」

 

クズ悪魔ことジュリオは一希に攻撃をし、一希も今度こそトドメをさすために攻撃しようするが、しかし突然と……ジュリオの体は徐々に灰と化していた。

 

 

ジュリオ「なっ!?そんな!?・・・・この俺が……こんな所で……俺はまだ()()()に、お近付きになってもいないのに!!!」

 

一希「(()()()だと!?………この巫山戯た計画はそいつの忠誠心によるものか!!?)」

 

 

そして、ジュリオは謎の意味を遺して灰となって消えていった。

 

 

黒歌「何だったにゃんか?今の悪魔の言葉……なんか妙な忠誠を誓うような感じだったにゃん。」

 

一希「ああ。どうやら()()がいそうだな。けど今は、この荒れた場所を何とかするのが先かな?」

 

 

そう。今……一希達がいる場所は戦闘の後の為に色々と荒れ果てている。加えて妖怪たちの手当てや今回は一希や黒歌もいる為……恐らく妖怪勢力は日本神話の神々にそれらのご報告など、それを何とかしなければならないのである。

 

 

八坂「じゃな。そして・・・そこにいるのじゃろ?天照様?」

 

???「ふふ。八坂は気配を読み取るのが上手ですね。

それで無ければ、この京都は任せられませんけど………」

 

 

草むらから出てきたのは・・・そりの鈴を持つ、巫女服を着た女性絶大なる美貌で、大和撫子を体現したようなの美女だ。その背後には二人大きい男性二人で

一人は髪の毛が炎で火を噴いている。

もう一人は黒い肌で体中から電気が走っている。

 

天照「私は天照大神。日本神話の長を務めています。

こちらのお二人は迦具土神(かぐつちしん)黒雷(こくらい)・・・・・・」

男性たちは無言で挨拶をする。

 

八坂「天照様、ご報告が・・・・・・・」

 

天照「八坂・・・話はあなたの屋敷で話しましょ。」

 

八坂「わかりました。」

 

天照「其方[そちら]の人間もよろしいですね?」

 

一希「・・・・・・わかりました。」

 

 

一希は返答し、天照様と八坂と九重は共に屋敷へと足を運ぶ。一希も黒歌とアリサと一緒に後をついて行く。

 

 

 

〈八坂と九重の屋敷〉

 

一希は黒歌とアリサを隣の部屋へ待機させ、日本神話の神々と京都の長である八坂と娘の九重そして妖怪たちとの京都の地で起こった事を報告する。一希はその立会人の立場となっている。

しかし、一希は気づいていなかった。一希の懐から一つの()()が浮遊してどこかへ行って行ってしまっていた事を・・・・・・

 

 

天照「では八坂よ。一連の京都の地で起きた事を報告してくれ。」

 

八坂「わかりました。この京都の地で起こった事をご報告致します。」

 

 

八坂は天照様に京都の地で起こった事を話す。八坂の娘の九重が悪魔に九重が持っていた封印の宝玉を狙って襲われた事,その巻き込みで人間の少女が怪我をした事,九重と人間の少女を助けた一希と黒歌,一希が京都の地に来た目的,そして・・・・・・悪魔が封印の祠を破り妖怪と一希は追い詰めたが、封印の“憑代(よりしろ)”していた天叢雲剣(あまのむらくものつるぎ)を使って、“邪龍”『霊妙を喰らう狂龍(ヴェノム・ブラッド・ドラゴン)八岐大蛇(ヤマタノオロチ)を復活させ、京都の地を手に入れようとした事,妖怪たちと一希のお蔭で京都の地は護られ悪魔を倒し、『霊妙を喰らう狂龍(ヴェノム・ブラッド・ドラゴン)八岐大蛇(ヤマタノオロチ)は一希を天叢雲剣(あまのむらくものつるぎ)である“神霊剣(しんれいけん)”の使い手として認め、今は一希だけの神霊剣となっている事,復活させた元凶である悪魔が最後の悪足掻[わるあが]きで、八岐大蛇(ヤマタノオロチ)の血を飲み、ゾンビドラゴンと化し、一希は忍者の影分身を使いそれぞれの“音撃の鬼”と呼ばれる者となって、ゾンビドラゴンを倒した事を八坂は天照様にご報告する。

 

八坂「ご報告は以上です。」

 

天照「ありがとう八坂。

 

 

 

そして、そこの人間である名は・・・一希と申しましたね?」

 

一希「はい、そうです。」

 

天照「あなたに問わねばならない事があります。」

 

一希「何でしょうか?」

 

天照「貴方は・・・私達と敵対する可能性がありますか?」

 

一希「ッ!!?」

 

これは一希とっては予想外では無かったが、いざとなると相当の覚悟がいる問である。当然だ一希と黒歌とアリサは元々は日本神話勢力と妖怪勢力とは全く関係の無い部外者......余所者(よそもの)である。だが、アリサはただ巻き込まれただけであるが......一希と黒歌は目的の為に京都の地を訪れた者達で、しかも黒歌は、はぐれ悪魔と言う事になっている為・・・一緒にいる一希も犯罪者と思われても仕方が無い。

それに一希は、妖怪勢力が封印していた天叢雲剣(あまのむらくものつるぎ)を勝手な使い手となってしまった為に・・・・・・それを使って日本神話勢力と妖怪勢力に牙をむく可能性がある為に天照様は一希に問いただす。それに応える様に一希は覚悟して申し上げる。

 

 

一希「確かに今の現状では俺が敵が味方か判断しかねないのは当然ですね。ですが俺は九重と約束したんですよ。京都の地や妖怪たちを護る為に戦ってくれとだから俺は九重との約束を果たす為に戦場へ行き共に戦った……それだけです!!」

 

 

一希の問の答えに天照は・・・・・

 

 

天照「・・・・ふふッ、やっぱり貴方は清らかな心を持っている様ですね。それに貴方はどこか人を引き寄せる何かを持っている様ですね。貴方なら・・・妖怪たちと共にこの京都の地や日本の地を護れる者かも知れませんね。」

 

一希「いえ。そんな、俺はただ大切な約束を果たす為……待っていてくれる者達の為に戦っただけです////」

 

 

天照様は微笑みながらこの京都の地どころか……日本の地を護れる位の者と賞賛され、一希は照れくさそうにして言う。

そして、一希が照れくさそうにしれてると・・・・・

 

 

???「当然であろう!!」

 

一希「えっ!?………」

 

一希は突然の声に振り向くと、襖に影が差し部屋に入って来たのは・・・隣の部屋で黒歌が付き添って寝ている筈のアリサであるが……着ていた服が勾玉の首飾りをしていて、鈴とが付いた巫女服を着ているのと纏っている雰囲気が違っていたと、一希は仙術で感じとっていた。

 

 

一希「えっ!?......あれ?この感じもしかして・・・・あれ?卑弥呼眼魂がない!!と言う事は・・・・・・」

 

一希は懐にしまっていた筈の卑弥呼眼魂が無くなっていた事に気づきそして今のアリサの状態に気づく。

 

 

一希「卑弥呼眼魂がアリサの体の中に(はい)ってるの!?」

 

 

一希はアリサの体の中に卑弥呼眼魂が(はい)っている事に驚愕して何故この部屋に来たのかと疑問に思う。

 

 

アリサ(卑弥呼)「お久しゅうございます。天照様………」

 

天照「この気配は?!!・・・・そうですね。卑弥呼よ・・・・・・」

 

一希「えっ?!天照様と卑弥呼さんは知り合いなんですか?」

 

一希は卑弥呼が天照様を顔見知りな態度でいることに驚いていると......更に驚く事がアリサ(卑弥呼)の口から言われる。

 

 

アリサ(卑弥呼)「知り合いも何も……わらわが祈りを捧げ、神の声を聞いた神こそが、天照様であるよ。」

 

一希「・・・・えっ!?......えっ〜〜〜!!?」

 

妖怪たち『『『ざわざわ…………』』』

 

アリサ(卑弥呼)からの告白により一希は“こんな事があるのか?”と心の中で思い。心の外では一希は驚き、妖怪たちは“まさか”とざわついている。

 

 

天照「何故、卑弥呼がこの現世にいるのですか?」

 

 

天照が卑弥呼にこの現世にいるのか疑問を問いかけると・・・・卑弥呼はこう答えた。

 

 

アリサ(卑弥呼)「私は一希にこの現世に呼び出され、一希の話と覚悟を見て感じ、一希なわらわの力を貸そうと思ったのですよ。一希は人間の可能性を信じ、仲間を信じ、大切な仲間や想ってくれる者達を護る為に戦うそんな人間じゃからな。」

 

天照「・・・・・そうですか。わかりました……名は一希さんでよろしかったですね?」

 

一希「ハッ、はい。」

 

天照「貴方には京都の地の地での功績と貴方の言葉と覚悟、そして卑弥呼からの貴方の可能性・・・・・・それらを信じて貴方に日本神話勢力と妖怪勢力、人間たちの為、そして何より貴方を想ってくれる者達の為に力を貸してくれますか?」

 

 

天照様の願いから、一希は当然の様にとっくに覚悟の決まっている心で返事を返す。

 

 

一希「はい!勿論です!俺は約束を果たす為に、大切な仲間や想ってくれる者達の為に、これからお世話になる妖怪たちの為に、そして、天照様からの頼みとも言える事に応える様に力を尽くします!」

 

一希は迷うこと無く天照様の願いに応える。

 

天照「わかりました・・・・・・では、この札を貴方に。この札は貴方が念を込めれば私達と交信できますので、貴方に指示があればこの札で貴方と交信しますので、無くさないようにお願いします。」

 

一希「わかりました。ありがとうございます。」

 

天照「それでは、一希さん……今後は日本神話と妖怪たちそして愛する者のために力を貸してください。」

 

一希「はい!!」

 

 

 

 

天照様との会談が終わり、妖怪たちはそれぞれの持ち場と部屋へと戻る。一希と黒歌とアリサは最初の部屋へと戻るが・・・・

 

 

 

 

八坂「一希よ少し、いいか?」

 

一希「はい?何でしょう?」

 

 

八坂さんに呼び止められる。

 

 

八坂「一希・・・少し前の話だが、九重が求婚を申した時にお主が言っておった()()()()()()とはどう言う事だ・・・・・・」

 

一希「・・・・・わかりました。少しばかりお話いたします。少しばかり部屋とお時間をよろしいですか?」

 

八坂「・・・よかろう。」

 

黒歌「一希・・・大丈夫にゃん?」

 

一希「心配してくれてありがとう。でも大丈夫だよスグに話を終わらすから部屋で待っててくれ。」

 

黒歌「・・・・わかったにゃん。早く戻ってきてにゃんよ?戦闘に行った時も心配したんだからね?今日は一緒に寝てよ?」

 

一希「猫になってたらね・・・・と言いたいけど今日だけだよ?」

 

黒歌「........えっ!?イイの!!?一緒に寝ても!!?」

 

一希「今日だけだよ?わかった?」

 

黒歌「わかったにゃん!!布団敷いて待ってるにゃん!!」

 

 

そう言って、黒歌は寝ているアリサを連れて部屋へと戻って行った。

 

 

一希「すみません八坂さん。黒歌を部屋に戻してて、部屋の案内をお願いします。」

 

八坂「わかった。こちらへ参れ。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一希は八坂に案内された部屋に入る。

 

 

八坂「それで一希よ......話してくれるか?お主が言っておった()()()()()()ことについて………」

 

一希「・・・・わかりました。()()()()()()と言うその理由[わけ]をお話します。」

 

 

そして、一希は八坂に家族の事を話した。実の兄が変態行為をしているせいで、自身も同じような変態扱いされ……ずっと孤独な日々を送り続けていた事を、そして遂に耐え切れなくなって家を飛び出してそこから旅をしながらも黒歌と出会い強くなっていった事を話す。

 

 

一希「とっ言う理由です・・・・こんな俺でも、アイツらを幸せにできると思いますか?」

 

八坂「それは一希......お主次第じゃ。一希がアイツらを“幸せにしたい!”“不幸にしたくない!”のなら強くなることじゃ……強くなって大切な......愛してる者達を護る為に強くなることじゃ。」

 

一希「・・・ああ!勿論だ!!約束します。俺は……俺を想っていてくれる大切な.....愛してる者達を護る為に強くなります!!」

 

 

こうして一希は八坂さん自身の過去の事を話…八坂さんには、一希のことを想ってくれる者たちの為に護り強くなる事を誓い………改めて日本神話代行,妖怪勢力代行となる。




次回は、一希の特典の確認と言うよりも編集をしようと思います。
理由は、アクノロギアやウィザードとの登場で、一希の特典にバグが発生したという関連です。オリ主最強チート級とはいえ、身体の方はまだ中学生にもなっていない体ですから……このままでは、一希の体がもたないとの事です。

例:グルメ・バトル・ワールド.....トリコの世界を模倣しただけでなく、トリコの世界へと行ける能力に更新されたり、

喰らう能力で東京喰種の赫子をQs(クインクス)にしたり、

仮面ライダーが主人公ライダーしか変身できなかったり、仮面ライダー響鬼やゴーストの別の仮面ライダー、オリジナル仮面ライダーに変身出来なくなったりです。

他に読者が読んで、特典の改変の為に意見を
聞きたいです!活動報告のタイトル『赤龍帝の弟は忍者で全ライダー魂を受け継ぐ仮面ライダー』にも特典の改変を記入しますので、皆さんの意見を是非[ぜひ]とも書いて下さい。

またですが……タイトルも変更しようと思ってますが、意見を聞きたいです!
『赤龍帝の弟は忍者で全ライダー魂を受け継ぐ仮面ライダー』から→『赤龍帝の弟は神霊剣使いの忍者で魔竜の物を滅竜魔導士で全ライダーを受け継ぐ仮面ライダー』と長いタイトルになりますけどね。

新作の意見の活動報告の方もよろしくお願いします!!!


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

閑話[かんわ] 一報その頃,兄の兵藤一誠は……。

少し、話をはして空けます。一希を日本神話勢力に入れる話はまだかかりそうなので、少しだけ閑話を制作しました。


この話ではイッセーがアンチじゃなく、熱い少年を書こうと思ったんですが……やっぱり…変態野郎には変わらないので、前よりも編集する事にしました。

少し、編集します。


俺の名前は兵藤(ひょうどう) 一誠(いっせい)だ!

突然何を言っているのか自分でもわからないが、

取り敢えずは自己紹介させてくれ!

俺の好きな物はチーズケーキと()()()()だ!

俺の家族は、サラリーマンの父さん、専業主婦の母さんと

俺の三人家族だったが…、本当は()()()()の家族がいた…。

俺の1つ歳が下の弟がいた……。名前は兵藤(ひょうどう) 一希(いっき)で……俺と弟の違いは、俺の髪の色は茶髪だけど、弟の一希は艶のある黒髪で長い髪を後ろに束ねる様に纏めて、ポニーテールにしていた。男なのにと思ったが…、母さんの血が濃かったのか?女顔で男だけど似合ってた……。

音楽が大好きで、讃美歌[さんびか]のコンサートがあったら聴きに行ったり,楽器屋に行って楽器を聴いてたり作ってる所を見たり許可があれば楽器に触れて音楽をしていた,,お祭りの舞台で大太鼓[おおだいこ]を叩かせて貰うくらいに気に入られたり,草笛が吹けたり,声を変声機みたいに声を変える事も出来た,歌も唄えた。喧嘩も強くて…ガキ大将とその仲間に一希が気にいらなくて、因縁をつけ校舎裏に呼び出して複数人でボコろうとしようとしたが…逆に全員,特にガキ大将がボッコボコにやられてしまい、それからは一希が通るだけで頭を下げたり中には土下座する奴らもいた…。

弟の一希は、女顔で文武両道で動物にも好かれて、喧嘩が強くて、優しい性格で料理とお菓子を作るのと音楽が好きな為…クラスの女子と他の少女からも人気があった。

そう……イケメン”である。これが俺と弟との違いであった……。

チックショー!?何で俺とアイツは兄弟でこうも違うんだよ!?俺だってイケメンに生まれたかったぞ!!アイツばっかり?!ふざけんな!!

 

 

弟はおっぱいの素晴らしさが理解出来ていなかった…、おっぱいに沢山の可能性があると聞いていたから俺はおっぱいを求めた。だから一希におっぱいの素晴らしさを教えたがそれを否定した。・・・・・ある日一希から公園に来いと言われ、そこで話があると言われ行ってみたら学校一可愛い女の子からビンタされたと言われた。原因は俺だという……何でも俺に触ることも嫌だったから一希にビンタしたとの事、その後は話し合っている内に激しくなっていき一希はとある質問をしてきた。

『じゃあ聞くけど…おっぱいと自分の命と家族の命どれが優先で大事に思うんだよ?!』と聞いて来て半分冗談で俺はこう答えてしまった…。『おっぱいに決まってんだろうが!!そして自分の命だ!家族の命なんて後に決まってんだろ!!』

そう言った俺は一希にボコボコに殴られ蹴られた。何でだよ?!訳わかんねぇ?!俺はおっぱいが好きなんだよ!好きなものを求めんのはわりィ事なんかよ!?

 

そして弟の一希は俺をボコボコにした後………家を出て行った。

 

父さんと母さんは一希を探したが見つからなかった…。

 

あんな奴居なくてもイイのに、いきなり俺を殴っり蹴ったりする奴なんかほっておけばイイのに。

 

ニュースなども一希の手掛りとなる情報は無かった。

せいぜいTV番組で『鬼が住む山』と言うテレビ特報位であった。

 

母さんはその日泣き続けた、父さんは暗い顔になって帰って来ては母さんをずっと励ましていた。

 

なんでアンナ奴に別にいいだろ…俺のおっぱいに対する探求のわからない、自分の好きなものを追い求める事のわからない奴なんか……。

 

それから暫[しばら]くして母さんは笑顔を取り戻して来たが、時々…一希の写真を持ち歩き取り出しては写真を見て、悲しい顔をしていた……。別にイイだろアンナ奴の事なんて、俺のおっぱいの探求も理解せずに、父さん母さんを悲しませる奴なんか……。

 

一希が家を出て行って1年と数ヶ月が経ち、明日から俺は中学生になる………。

俺は一希の事を徐々に忘れている。あんな奴兄弟なのにイケメンでモテやがって、父さん母さんに迷惑かける様に出て行きやがって・・・・・・だから俺は、今一希が生きているか死んでいるのかどうでもいイイ……そして今は……小学校時代の頃からの悪友でもある、松田と元浜と一緒に一希の分まで中学校生活を謳歌しそして、俺はハーレム王になってやるぜ!!!




一希をどうするかで何ですが……裏では、日本に隠れているはぐれ悪魔を討伐したり、清めの音ではぐれ悪魔を救ったりしますが、
表の顔を書こうと思いますが、どれがイイと思いますか?
表の顔を作り裏では日本の人間たちを護る為にバウンティーハンターのギルドを設立と支援している設定です。

1:鳴護アリサと同じ様に歌手になる。声を変声できるので沢山の歌をその声にして唄える。
例:鬼龍院翔が唄う『Life is SHOW TIME』や水樹奈々が唄う『永遠語り』や福山芳樹が唄う『真っ赤な誓い』や黒うさPが唄う『千本桜 feat ぐるたみん』などです。

2:鳴護アリサの夢である歌を唄う事を支援すると加護の為に、日本神話と妖怪たちで、会社を設立させる。会社の内容は……日本家具や着物は勿論……会社の所有地で温泉まで経営する大きな会社を経営する。高校生にして会社を設立した実業家とするか。

3:仮面ライダー関連の会社を設立させるとかです。


それと、日本神話勢力に入るんですが、その前に………
一希の特典の編集と更新をしておこうと思います。理由としては、アクノロギアの滅竜魔導士となり仮面ライダーウィザードへの完全変身により、一希自身にバグが発生して、一希の体はまだ中学生にも満たない体などで体が持たずに壊れる可能性があると言う関連です。
これはこの作品の活動報告に記入しますので、もしあったら活動報告に書いて下さい!!!


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

閑話[かんわ] : 元日の出来事

これは…『妖怪京都の日本神話』より少しした後の話です。少しネタバレになってしまいます。


一希と黒歌が日本神話勢力に所属する様になって暫[しばら]く経ち……一希と黒歌は一緒に住むのとになった。と言っても、表向きは一人暮らしの少年が家族と言えるのが黒猫という周りからして少し寂しい感じの暮らしだが、一希の友人(妖怪達)がよく遊びに来ている為…寂しいとは思っていない。

 

そんなある日…世間では大晦日を過ぎ、今日は元日と今年の始まりの日である。

 

一希「黒歌〜!!いる〜!?」

一希が一緒に暮らしている家族の黒歌の名を呼ぶと、何処からとも無く…猫耳で綺麗な黒髪の長く着ている着物を着崩している綺麗な女性の黒歌が一希に抱きついて来た……。

 

 

黒歌「な〜に?一希私を呼んで? あっ!?…私と一緒に明日の朝まで今日の元日を過ごすかにゃ?」

 

一希「そうじゃなくて…一緒に神社へ行かないか?」

 

黒歌「え〜面倒臭いな〜……」

 

一希「・・・・・そっか、黒歌と一緒にに神社へ御参りに行って…一緒にこれからも一緒に居られますようにと御参りしたかったんだけどな〜・・・・」

 

黒歌「一緒に行こう!!一希!!」バッバッバ

 

 

一希のしたい事を言った途端にあまりの速さに一希本人も驚いていた。でも一緒に神社へ御参りに行ってくれる事は素直に嬉しい事である。

 

 

 

〈八坂神社〉

 

一希と黒歌は神社に来ていたが…すぐに周りの人達から注目を浴びていた。当然である…黒歌は今は着物を着崩れしてはいないが……黒歌はそこらの女性よりは顔も整っており、抜群の着物を着ても解る程のプロポーションの持ち主である為に周りからの注目は至極自然である。因みに一希は変化の術で高校生位に成長した姿になっている。顔は女顔で整っており、髪は長く後ろで一つに纏めており背も高く脚も長い…傍[はた]から見れば…美青年と美女性が一緒に並んでいるようである。

 

 

一希「やっぱり…元日だから人が多いね。」

 

黒歌「そうにゃんね、で…一希は何を神様に祈るの?」

 

一希「そうだな〜、さっき言ったように黒歌と一緒に居られますようにとか…黒歌の妹である白音と一緒に暮らせますようにかな……」

 

黒歌「一希・・・・ありがとにゃん!!」ギュー

 

 

黒歌は一希の純粋な願いに嬉しく想い…思わず抱き締める。一希は慣れているかのように抱き返し、黒歌の頭を優しく撫でる。とするとその時・・・・

 

 

九重「一希〜!黒歌〜!抱き着くのはいいけど…時と場所を考えてくれよ……。」

 

 

一希は、ハッと気づき黒歌から離れるが…黒歌は物欲しそうに、物足りなさそうな顔をしていた。

 

 

一希「九重!あっ…そう言えば…この神社の名前って…八坂さんの名前だったよね。」

 

九重「そうじゃよ!ここは母上を祀わっている神社だからの…だから娘である私も一緒にこの神社にいるんじゃよ…。心が清らかな人の願いを選ぶという大事な仕事じゃからな…。」

 

一希「そっか…頑張っているな、九重は」ナデナデ

 

 

そう言い、一希は九重の頭を撫でる。九重も一希に撫でられている事が嬉しい様で可愛い笑顔になる。その隣で、黒歌はムスッとしているが…一希はそれに気付き…黒歌の頭も撫でると可愛くなる。

 

 

一希「そうだ!九重…また、遊びにおいでよ。お節[せち]やお菓子を作って待ってるからね。」

 

九重「お節は母上と皆で食べるからいいとして…お菓子をお願いする!」

 

一希「はいはい…さてと黒歌!帰って色々とお正月を過ごしますか!」

 

黒歌「わかったにゃ!(一希ありがとね!平和にお正月を過ごせる日々をくれて、何より一希と過ごせる日々に神様…ありがとう。)」

 

 

 

そこからは、一希の家に九重や八坂や妖怪達が押しかけて来て、軽く宴会じみた事が起こってしまった。天叢雲剣の八岐大蛇も幼女の姿になって酒や肴を楽しんだようだ。一希の中にいるアクノロギアもうるさいが…悪くないと言う……一希はこういう日々が永く続けばいいなと、心から想う。そう想うからこそ…強くなろうと改めて決意と覚悟を決める。

 

 

 




ネタバレになりますが、
色々とよろしくお願いします!!!


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

後の出来事と現状、特典の確認

前書き:少しばかり、駄作になっていますので、色々とすみませんな感じである。


他の希望の忍者の作品も活動報告などをよろしくお願いします!!!


前回では・・・・・

京都の戦いの騒動が終わり、一段落したと思えばゾンビドラゴンとなった悪魔が出て来てその場に居た者は戦闘態勢にはいるが・・・スグにボロボロの灰となった。

それから、京都の街の被害報告や妖怪たちの確認などそれぞれの報告で、日本神話の神々が訪れ色々聴かれるとの事。

日本神話の神々が訪れる当日……八坂さんがその時の事を報告するそれからの話の流れで、一希について話す。

 

驚く事に……卑弥呼眼魂がアリサの中へと(はい)っていたのであった。そしてそのまま天照様と話す。

その話には驚くべき事に……卑弥呼さんが祈りを捧げていた神は天照様だったという。

 

そして会話の後に天照様は一希に日本神話勢力に加わってくれるか?と天照様から提案され、黒歌を俺の保護下と一希の仲間入りとアリサの身柄を日本神話の加護。そして天叢雲剣(あまのむらくものつるぎ)の所有者になる事を仲間や家族や一希を想う者たちの日本や人間の為に戦い、護る為に強くなって日本神話勢力と妖怪勢力のチカラになる事を条件に出す。意見や疑問があるが天照様や他の神々や妖怪たちもそれを承諾し、一希と黒歌を日本神話勢力及び妖怪勢力に迎え入れる。

 

 

__________________________

 

 

 

 

 

 

京都の地での戦いから数ヶ月後・・・・

 

俺たちは、それぞれこの数ヶ月間で色々な事があった・・・・

まず俺は、正式に日本神話代行(けん)妖怪勢力代行となった。

そして俺の名前が一希だけと言うのはなんか不便と言う事で名字を天照様から貰った。

 

名前は、(あかつき)一希(いっき)

 

何故、暁の名字にしたかと、天照様に聞いたら・・・・・

 

“暁とは、夜明け前の一番綺麗な時間帯のこと。夜という闇から陽を照らし始める光、そんな感じの意味として……一希がみんなの、人間の、仲間の、愛する者たちの、明日への希望の暁になるように願いを込めて付けました”

 

そんな意味を付けた名前に俺は思わず………その場で涙を流し、何度も感謝の言葉を言った。

 

功績を認められ、俺と黒歌は二人暮しする事になった。そしたら八坂さんが二人暮しにしては大きな和風の家を頂いた。黒歌は凄く嬉しそうにして俺を抱き締めた。

俺は思わず、黒歌を抱き締め返して頭をそっと撫でた。

そうすると黒歌は、顔を紅くした。

 

 

 

俺は強くなる為に自分自身に言葉を見つけ出して忘れないようにしている。

 

()と言う物は叶わなければ()()と同じ……呪いを解くには夢を叶えるしかない。

()()というものを解いて、()()に変えるのはいつだって己を信じ続ける事だ。』

 

『大いなる力には、大いなる責任が伴う。』

 

言葉は時にチカラになると俺は思うから、俺の中に言葉を作り出しそれを忘れないようしている。

 

 

次に俺の幼馴染だった“鳴護 アリサ”はどうなったかと言うと・・・・

京都の騒動の暫くした後……アリサは目を覚ますが、悪魔に襲われていた時の記憶は無いようで俺が忍者の姿とアリサに卑弥呼眼魂が(はい)って俺と対面したけど記憶には無かったようであった。

俺はこれでよかったのかと………少し迷ってしまたが、アリサを危険に晒したくは無い。アリサには夢を叶えて欲しいからこれでよかったと気持ちを切り替えた。

 

しかし、アリサに神器(セイクリッド・ギア)が何なのかまだわからないが……また、悪魔が狙って来る可能性がある為……日本神話の使いがアリサを見守っている。

アリサには自身の大きな夢を叶えて欲しいから。俺も影から見守っているよ。

 

だから俺はアリサの夢を支える為に会社を設立しようと考えた。当然今の俺はまだ中学生にも満たないし会社や政治家などはよく知らないので・・・・

日本神話勢力には日本を支援する為に妖怪たちが会社を設立している為にそのひとつの会社の社長の一人の息子として会社を学びながら手伝いをしている。影分身体も使って手を回している状態でもある。それと会社で働いている時の外見は変化の術で青年に変化していて、

会社を継げるようになれば所謂[いわゆる]次期若社長というものだ。それから会社の人から歌を唄えるのと声帯模写で唄える事を伝えたら・・・・

『一層の事、歌手デビュー』したらと言われた。

確かに音楽や歌は好きだからイイと思うが業界は厳しいのが現実であるが………アリサを近くで見守るには都合がいいとされ、歌手デビューする事になった。

 

若社長兼歌手としての表の顔と名前は・・・・

清音(きよみね) 響歌(きょうか)

容姿の外見は黒髪のショートヘアーで頭のてっぺんに触角毛があり、三白眼の眼鏡で優しい顔立ちで身長は高い方であり会社の白いシャツに上下黒のスーツを着ている。

 

女装が似合いそうな顔立ちである………というよりもこの姿は京都の街を訪れた時に青年に変化した時の姿である。

 

 

そして会社名は、『CORES(コアーズ)

(本当はKOA 神・鬼・妖の略)

今現在の会社の内容は……日本家具・日本家屋や着物は勿論……会社の所有地で温泉まで経営する大きな会社を経営する。

表向きは早くにして会社を設立した実業家とするとなっている。

 

次は歌手活動の中心企業を目指して、次期のコア歌手をリリースする予定だ。そしてその歌手は勿論……

俺と鳴護 アリサが歌手としてデビューした時に支援するつもりだ。

 

 

 

他には、俺の特典の方の成長は・・・・

 

仮面ライダーは・・・・

 

修練の門という物ができていて、恐らくグルメ・バトル・ワールドと同じような空間の修行場所という感じである。

そこで仮面ライダーの歴代の“怪人”が出て来て、

仮面ライダーに変身して戦い、変身の持続時間を伸ばすのとダメージを受けての耐久強度の底上げなど、更には強化形態の耐久と持続時間を底上げする鍛錬が多く出来た事が凄く助かった。

 

その仮面ライダーの修練の門のせいか・・・・・他の仮面ライダーにも変身出来る様になったのが嬉しい事であった。しかも、“ライダー眼魂”が使わずに怪人を倒して変身出来るようになったのもあった。

変身出来る仮面ライダーのそれぞれのベルトは任意で呼び出す事ができた。

 

今現在変身出来る主役的仮面ライダーは・・・・仮面ライダークウガ,仮面ライダーアギト,仮面ライダー龍騎,仮面ライダー555(ファイズ),仮面ライダー(ブレイド),仮面ライダー響鬼,仮面ライダーキバ,仮面ライダーウィザード,仮面ライダーゴーストである。

 

変身出来ない仮面ライダーについては恐らく………まだ認めてもらえて無いか、変身するに必要な物がかけているかだな。

 

それと・・・一応サブライダーにも変身出来たのだが、どうやら影分身体じゃなければ変身できない用であったが、

好きなサブライダーは何とか変身できた事が良かった。

変身できたサブライダーは・・・・

仮面ライダーギルス,仮面ライダーナイト,仮面ライダー913(カイザ),仮面ライダー333(デルタ),仮面ライダーカリス,仮面ライダー威吹鬼,仮面ライダー轟鬼,仮面ライダーガタック,仮面ライダーイクサ,の仮面ライダーたちだ。

 

 

仮面ライダーゴーストは15個の英雄眼魂が揃い、ユルセンが願いを叶えられると言うが、俺はただ……これからも仲間や俺を想ってくれる者達、愛してる者達の為に英雄の皆の力を貸して欲しいと願う。

英雄たちは一希の強い意志と覚悟、想いや願いを受け入れると……英雄たちは英雄眼魂に戻り、全ての意思でひとつになって、グレートアイとなった。

 

 

 

喰らう能力は・・・・妖怪の一人である餓者髑髏[がしゃどくろ]の能力である骨の能力を喰らった事で、骨の再生増加や創製や形を変えることができた。

──まるで『トリコ』の美食會の“ボギーウッズ”や『NARUTO』の“君麻呂”の能力と同じである──

 

 

 

氣・気功又は念能力は・・・・

仙術は黒歌に本格的に教えてもらい、そのお蔭で変化の術を使わずに体を青年並にすることが出来て、それでその…………

その姿で黒歌に(()())喰われそうになったが、持ち前の武術と俺の仙術で気絶させて何とかまだ貞操は守られた。

 

 

アクノロギアは、異世界の竜王だと知った時は驚いた。異世界があったのとそこで最強の(ドラゴン)と呼ばれていたアクノロギアは何でこの世界に来たのかは本人もわからないと言っていたが……強き力を求めていたからアクノロギアと同じような感じがしたからこそこの世界に来たのかも知れないそうであった。

(まぁ俺は転生者だしね………最近自分が転生者だとすっかり忘れている)

但し、魔竜の滅竜魔法はまだまだ使いこなせていないため、グルメ・バトル・ワールドで修行だと思う…。

 

封印されていた八岐大蛇は・・・

すっかり酒豪諸島の酒が気に入ってしまい、そこに棲むと言い出した。その条件として、天叢雲剣(あまのむらくものつるぎ)の力と八岐大蛇の力を貸すと言ってきた位である。それと、八岐大蛇は……一希の身体にも入る事ができるようで、八岐大蛇の強力な毒の能力(チカラ)を使う事が出来るとか。しかも毒の種類を変えられ事ができ……神経毒や経口毒など更には抗えない甘美の毒でもある媚薬も体内で精製できるらしいと、いらん事も教えられた。

 

 

 

天照(アマテラス)様からの紹介で、陰陽師関連と出会い、そこで、陰陽術を学ぶ事もあったが陰陽術に必要な()()という物が俺の中には無く、その代わりで仙術や音撃の戦士の鬼の気を代用している。

そのお蔭で……ディスクアニマルの強化ができた事が喜ばしい事だ。

 

 

八坂さんは、俺に任務を命じて俺は忍者として活動している。

たまに、他の妖怪たちも来ては酒の相手をしているけど………俺はまだ酒を飲める体じゃないんだけどな。

まぁグルメ細胞や仙術とかで何とかなっているけど、

やっぱり……ちゃんとした年で皆と酒を飲みたいかな。

 

 

九重は、俺と誓い合うと言った以来……家によく遊びに来る。たまに何故か俺が、膝枕して九重に耳かきをしている事がある。少し声を抑えながら体をくねらせるも……最後に九重は満足そうにしている。

なんか、可愛い妹が出来たみたいでイイなと思ってしまった事は内緒だ。

それを見ていた黒歌もやって欲しいとせがんで来たので……九重と同じように膝枕をして耳かきをしていると黒歌は九重と同じように声を抑えながら少し体をくねらせた。

正直……耳を傷付けそうなのであんまり動かないで欲しいのと黒歌も可愛かったのは内緒だ。

 

 

 

楽しかった事も辛かった事も他にも色々あったけど……思い出が沢山あった。

大晦日や元日に黒歌と二人で過ごそうと思ったら、沢山の関係者が来て宴会になってしまった事もあったなと過去に浸る。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今現在、一希はユルセンに今現在の特典を確認してもらう。

すると、一希の特典の確認をしていたユルセンが驚愕の表情を露わにする。

 

ユルセン「おいおいおい!!お前の特典を確認して見たら、

お前…本当に人間か?!疑いたくなるわ!!こりゃ…バグ所か…無双最強チート級のバグじゃないか!!!」

 

一希「えっ!?」

一希はユルセンがホログラム的なデータを診て、一希も唖然とする・・・・・

 

名前:(あかつき)一希(いっき)

(“元”兵藤(ひょうどう)一希(いっき)

年齢15歳/身長165㎝/体重45㎏㌔

職業:忍者・人柱力/魔竜(アクノロギア)滅竜魔導士(ドラゴンスレイヤー)天叢雲剣(あまのむらくものつるぎ)の神霊剣士/仮面ライダー。

所属:日本神話勢力/妖怪勢力。

 

特典:仮面ライダー……全ての仮面ライダー変身可能(但しライダー眼魂でそのライダーゴーストと想いを繋ぎ、認められ、専用の変身アイテムを受け継ぎ変身する。

または、修練の門で歴代の怪人と戦い認めてもらう事。)

全てを仮面ライダー変身ベルトの任意召喚&アイテムの開発。地球の本棚。

仮面ライダーガジェットアイテム開発の才能。

 

NARUTO……忍術/体術/写輪眼(万華鏡写輪眼『天照(アマテラス)』,『須佐之男(スサノオ)神威(カムイ)

(但し、忍者と響鬼しか能力は使えない。)

血継限界/骨の操作と再生増加と創製。

 

喰らう能力……『GOD(ゴッド) EATER(イーター)』の神機の捕食形態を背中から出す。(但し、忍者とアマゾン以外は使用不可。)/赫子(但し、喰種ではなくQsである。)赫子での捕食可能…羽赫『翼』甲赫『装甲/斧』鱗赫『龍鱗/百足[ムカデ]』尾赫『龍尾』

グルメ細胞『ボイスデーモン』

アマゾン細胞(抑止力あり操作可能)

 

氣又は気功能力…仙術/鬼気,鬼術/骨操作/式神術(ディスクアニマルの応用),

 

念能力──強化系『ジャジャン拳』『超破壊拳(ビックバン・インパクト)』/具現化系『4次元マンション(ハンドアンドシーク)(但し、忍者しか念能力は使えない。)/特質系『念能力喰い(オーライーター)』(これは“魔力”以外のチカラを喰らう事のできる能力……例:霊力,呪力,)

 

滅竜魔導士(ドラゴンスレイヤー)──アクノロギアを宿すことで、魔竜の滅竜魔導士となる。

 

陰陽師──日本神話の天照(アマテラス)様からの紹介で

陰陽師の術が使える。(ディスクアニマルの応用)

 

武装&持ち物:天叢雲剣(あまのむらくものつるぎ)/忍刀七刀『断刀・首切り包丁』『大刀・鮫肌』『鈍刀・兜割』『長刀・縫い針』『雷刀・牙』『爆刀・飛沫』『双刀・ヒラメカレイ』/

グルメ・バトル・ワールドの鍵

 

 

 

 

これを見た一希は、確かにと納得するも唖然としていた。

 

 

 

一希「これは確かに、最強チート級のバグだねー。」

 

 

ユルセン「お前の体が特典の量に耐えきれないかも知れないから……魂の器を大きくする為にその代償として、お前が持つ“原作知識”をなかった事にするけどいいか?」

 

一希「いいよ・・・・だけどこの世界での思い出や、黒歌や九重、八坂さんと妖怪達と日本神話勢力のことを忘れさせないでくれよ。」

 

ユルセン「そこは大丈夫だ。残るのは転生者の事と仮面ライダーの存在の意義は残るからな。」

 

 

茜鷹『キューイ!キューイ!』

 

一希がユルセンと特典について話していると………茜鷹(アカネタカ)が現れる。しかもこの茜鷹は、天照様の呼び出し用のディスクアニマルである。

 

 

一希「茜鷹!!天照様が呼んでるんだね?わかった!!」

 

 

この天照様からの呼び出しで、一希の新たなる物語が始まろうとしていた。

 

 

 

 




後書き:若社長兼歌手の容姿は『あっちこっち』の音無 伊御[おとなし いお]のまんまである。これは、京都の街を訪れた時に青年に変化した時の姿である。

会社名:CORES(コアーズ):歌手活動の中心企業を目指して、次期のコア歌手をリリースします(本当はKOA 神・鬼・妖の略)は活動報告を記入してくれた
『ハチミツたいやき』さんからの案です。


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

任務旅行のホムンクルス
邂逅と心の喪失感と緊急事態!?


『任務旅行先は北欧!!』があまりにも短かったなよで……
『北欧主神との邂逅と心の喪失と合同任務』と結合編集させていただきました。本当にすみません。




京都の戦いの騒動が終わり、一段落したと思えば悪魔が出て来てその場に居た者は戦闘態勢にはいるがスグにボロボロの灰となった。

それから、京都の街の被害報告や妖怪たちの確認などそれぞれの報告で、日本神話の神々が訪れ色々聴かれるとの事。

日本神話の神々が訪れる当日……八坂さんがその時の事を報告するそれからの話の流れで、一希について話す。

 

卑弥呼眼魂がアリサの中へと(はい)る天照様と話す。

その話には驚くべき事に……卑弥呼さんが祈りを捧げていた神は天照様だったという。

 

そして会話の後に天照様は一希に日本神話勢力に加わってくれるか?と天照様から提案され、黒歌を俺の保護下と一希の仲間入りとアリサの身柄を日本神話の加護。そして天叢雲剣(あまのむらくものつるぎ)の所有者になる事を条件に出す。意見や疑問があるが天照様や他の神々や妖怪たちもそれを承諾し、一希と黒歌を日本神話勢力兼妖怪勢力に迎え入れる。

 

一希はユルセンに特典の確認をして貰うと……一希の特典は最強チート級どころでは無く、無双最強チート級のバグキャラな感じになっていた。

 

そして今現在、一希は日本神話の天照様に呼び出されとある任意を命じられていた。

_________________________

 

一希「天照様......及び出に伺いました。」

 

天照「うむ、一希よ。お主には明日()()へ行って、北欧主神であるオーディンに密会してもらいたい。」

 

一希「それは、何故です?」

 

天照「私がこの地を離れる訳にはいけないんです。そこで一希を通してオーディンとの会談をしたいのです。一希が独自に開発した術を使って………」

 

一希「()()術ですか、早い話が俺が北欧神オーディンとの電話代わりと言う事ですね。」

 

天照「そういう事です。それに......以前八岐大蛇を復活させた悪魔の眷属がいるとの情報もありましたので、其方の方も同時によろしいですか?」

 

一希「ッ!!?・・・・・・わかりました。任務を受けます。」

 

天照「お願いしますね。」

 

一希「はッッ!!」

 

 

 

_________________________

 

〈一希と黒歌の家〉

 

一希は天照様からの任務を黒歌に話す。

 

 

一希「・・・・というわけで、俺は任意の為に北欧へ行く事になった。」

 

黒歌「・・・えっ〜~!?任務とは言え、北欧へ行っちゃうの!!?」

 

一希「心配しなくても、影分身体を置いて置くし家事炊事は大丈夫だよ任せて。」

 

黒歌「そうじゃなくて、私を置いて行かないでって事!!」

 

一希「(んッ///......もう可愛いな黒歌は)・・・・・」スッ

 

黒歌「えっ?!!ちょ!?ちょっと一希!!!?」

 

 

一希は黒歌を後から優しく包み込む様にして抱く。

 

 

一希「心配しなくても、影分身体を置いて置くし家事炊事は大丈夫だよ・・・・・何よりも俺は黒歌をおいて死んだりはしないよ。約束したからなお前を妹ととまた2人仲良く暮らせる様になるまでは、願いを叶えるまでは死なないし何処へも行かないって。」

 

黒歌「んッ///わかったにゃん。でも......必ず帰って来てね?」

 

一希「勿論だよ・・・・黒歌。」

 

黒歌「・・・・一希。」

 

 

二人はゆっくりと見つめ合い顔を近ずけ唇同士が触れる行為即ちキスをしようとすると・・・・

 

 

一希「(んッ?)」バッ

 

九重「・・・・・・」ジ~~

 

 

襖に視線を感じ見てみるとそこにはジト目をした九重がいた。

 

 

一希「くッ九重!?どッ どうしたんだ!?」

 

九重「一希が任務で北欧へ行くと聞いて様子を見に来たのじゃが......まさか後から黒歌を抱いて接吻しようとしていたところを見てしまうとはの……こうなったら・・・・」

 

一希「なッ何?・・・」

 

九重「・・・わっ///....わらわも一希に抱き締めて欲しいんじゃ!!」

 

一希・黒歌「「ええぇぇぇッッ!!!」」

 

 

それからは一希は二人をずっと抱き締めて二人をモフっていた。黒歌は耳は優しく撫でて二又の尻尾は弄るように撫でて黒歌は顔を紅くして息を荒らげていた。

九重は一希の又を作った足にすっぽりと寄せて抱き枕の様にして後から耳を撫でて尻尾に顔を埋もれる様にしてギュッと抱き締めると……九重も顔を紅くしていた。

 

 

一希は暫くの間……二人を抱き締めてていた。絶対に帰ってくると心に誓って。

 

 

一希「(しかし参ったな……俺飛行機に乗ったことがないんだよな)」

 

 

__________________________

 

 

〈大阪国際(伊丹)空港〉

 

 

一希の任務出発に見送りに来ていた黒歌と九重。今現在一希の姿は特殊な術で青年とスーツ姿にしている。

しかし、その飛行機は裏側には日本神話関係なので、別にわざわざ青年スーツ姿にならなくてもよかったと言われた時は、それを先に言って欲しかったのと赤っ恥をかいた。

 

 

一希は飛行機の中で特にする事も無く……眠りについて八岐大蛇とアクノロギアと話をする。

八岐大蛇は神霊剣と毒の使い方をアクノロギアからは滅竜魔法の使い方の応用を教えて貰った。

 

そうこうしている内に、北欧へ着いてしまった。また聞きたい事は沢山あったけど、任務が終わったらゆっくりと聞かせてもらう。

 

 

〈ヘルシンキ・ヴァンター国際空港〉

 

 

数日後、一希は空港に到着したが、初めて飛行機に乗って高度の高い所を長時間いたから……耳が暫く聴こえなかった。

 

 

一希「グッウウッ気持ち悪い・・・・たっ確か、オーディン様に密会する為に待ち合わせしているんだけど空港は広いしまだ会ったことないしな。仕方がない仙術を使ってそれらしき人物を探すか………」

 

 

一希は広い空港を人の少ない隅の方へ行き、目を閉じて意識を集中させ仙術でそれらしき人物を探すと・・・・

スグに見つけた。あまり隠しきれていない魔力をその人の体を循環する様に高い魔力を持った人物を見つけそこへ移動する。

 

 

一希「すみません。北欧神話の使いの者ですか?」

 

???「えっ!?あッはい!!北欧主神・オーディン様より密会の案内役です。ロスヴァイセと申します。」

 

一希「これはどうもご丁寧に.......改めて日本神話代行を務めている……暁 一希と申します。」

 

ロスヴァイセ「えっ!?貴方がですか!!?」

 

一希「はい!!そうです!!」

 

ロスヴァイセ「わッ解りました。では、案内しますので私について来て下さい」

 

 

一希からの案内人の見た感じは・・・・

銀髪のロングヘアーのスーツを着た綺麗なお姉さんで仕事もプライベートの関係も良好で人柄のいいお姉さんと一希は印象付ける。

 

 

ロスヴァイセ「それにしてもオーディン様は仕事をまた私に押し付けて、一応日本神話からの使いの者なのに、もうホント苦労が耐えません……はぁぁ〜......」

 

 

──訂正(ていせい)......スーツ姿の仕事の出来る笑顔の綺麗だが、上司の苦労が耐えない女性だと。一希は再認識する。──

 

__________________________

 

 

ロスヴァイセは日本神話代行の青年と一緒に歩きながら、北欧主神 オーディン様を探すのを手伝ってくれている……日本神話兼妖怪勢力代行がこんな青年だという事に目を向けて疑問に思っていた。

 

ロスヴァイセ「(しかし、意外ですね……日本神話の神々の代行がこの様な青年の方だなんて………)」

 

一希「んッ?意外ですか?もう少し歳をとった人じゃなくて......俺みたいな青年になったばっかりな感じで……」

 

ロスヴァイセ「えっ!?あの!!?すみません!!口に出してましたか?」

 

一希「いえ、なんとなくそんな気がして・・・というよりも、この姿は飛行機に乗るために姿を変えただけで本当はまだ高校生にも満たない中学生位の子供なんですけどね・・・・」

 

ロスヴァイセ「えっ!!?そうなんですか!!!?じゃあ何故その姿なんですか?!」

 

一希「これはただ単に、飛行機に乗る為の年齢制限を誤魔化す為ですね。特に意味はありませんし……飛行機に乗る際にも表向きはビジネス目的と言う事になっていますから・・・・と言っても日本神話勢力が手配してくれたものですので、青年になりすまさなくてもよかったんですけど……なんとなく青年になった方がイイと思ったんです」

 

ロスヴァイセ「(まぁ言われてみれば確かにそうですよね……)まぁ、折角手配してくれてるんですから……アナタのその行為はイイと思いますよ?」

 

一希「えっとその……ありがとうございます」

 

ロスヴァイセ「ええ………」

 

一希「えっと......まぁとりあえずは、早く北欧主神を見つけないとですよね?これじゃ密会すらもままならない……」

 

ロスヴァイセ「はぁ〜〜ですね………」

 

 

_________________________

 

それから暫くは北欧主神 オーディンの探索に時間を費やす。一希は仙術でそれらしき気配を探す。ロスヴァイセも周りの人間達に気付かれない程の術式で探す。

そして、一希がそれらしき気配とロスヴァイセの術式に探知したのはほぼ同時で、急いでそこへ向かう。

そこへ向かうとそこには・・・・

 

「え〜の〜やっぱり若い女はへえ〜の〜〜………」

 

一希とロスヴァイセの視線の先には若い女性が薄手の服を着てデレデレとした視線を送る……白髪と白く長い髭を囃し、片目に眼帯をしたアロハシャツを着た老人だが声や姿勢は若々しい老人がいた。

 

 

ロスヴァイセ「オーディン様!!探しましたよ!勝手に居なくならないで下さい!!!探す身にもなって下さい!!」

 

オーディン「そんなケチ臭いこと言うなってロスヴァイセ……そんな堅物では男っ気も来んぞ……」

 

ロスヴァイセ「・・・・どうせ私は、仕事と上司の苦労人で男っ気が無い(イコール)年齢の処女戦乙女(しょじょヴァルキリー)ですよ!!!!」 涙目

 

 

ロスヴァイセさんは少し、涙目で北欧主神に反論した。

どうやらあの人は仕事と上司の影響で、その出会いが無くて、それでも出会いが欲しい苦労人の戦乙女なのだろう・・・・・・

 

そして、この方が北欧主神・オーディン様か・・・・

今の印象はただのスケベで元気なお爺さんかな?

 

オーディン「さてと....そこのお主が日本神話代行かの?」

 

一希「あッ……はい!」

 

オーディン「じゃあ......話ができる場所まで行ってから始めるかの?北欧神話と日本神話の密会を・・・・」

 

 

ゾワッ
それから辺りの空気がガラリと一変した。

 

 

一希「(これが、北欧主神の威圧感ってやつかよ?!!まるで、今の自分が正しく“井の中の蛙”じゃねぇか!!??)・・・分かりました。では、ゆっくりと話ができる場所へロスヴァイセさん……案内をお願いします」

 

ロスヴァイセ「えッ!?あッ!!わっ分かりました!!」

 

 

そして、一希はロスヴァイセさんに静かな場所へと案内されるが………その場所が一般的なカフェである事に少し戸惑いをしてしまう。一希はどちらかと言えば、路地裏で隠し扉があってそこへ入るか、人気のない所で転移するかだと思っていたからである。

カフェの一番奥の誰も目に入らない個室の様な席に座るも……予想と違い戸惑いながらも北欧神話と日本神話との密会がはじまる。

 

 

オーディン「じゃ....さっさと始めようか北欧神話と日本神話の密会を・・・・」

 

一希「わかりました。でもその前に、通信する為に少しだけよろしいですか?」

 

オーディン「何じゃ?早うせえよ?」

 

一希「それじゃ……影分身の術!」 ボンッ

 

影分身体「・・・・」

 

オーディン「なッ!?何じゃと!!?代行者が増えた!?しかも影分身の術じゃと!!??」

 

ロスヴァイセ「影分身の術っと言うことはまさかアナタ・・・・《忍者》だと言うのですか!!?」

 

一希「(まぁ....隠してもお二人方の質問攻めで密会が進まないだろうしな此処は……)はい。私は《忍者》です」

 

オーディン「おおーーー!!!」

 

ロスヴァイセ「ええーーー!!?」

 

オーディン「お主……名は!?名は何という!!?」

 

一希「あッ!!紹介がまだでしたね。

私は(あかつき) 一希(いっき)と申します。夜明け前の一番綺麗な時間帯の“暁”に“一つ”の“希望”と書いてそう読みます」

 

オーディン「では一希……お主は本当に“忍者”なのか!!??」

 

一希「・・・はい。そうです……」

 

オーディン「おおーー!!!」

 

ロスヴァイセ(忍者って本当に居たのね……しかも目の前にいる人が、やはり忍者ってとても忍者っぽく無い人が忍者で上手く溶け込んでいるのね)

 

 

一希は案内された席が4人分入れる席なので、一希は影分身体を使う。オーディン様とロスヴァイセさんは一希が忍者かと問いただすと一希は隠すこと無く肯定し、オーディン様は興奮していてロスヴァイセさんは“忍者っているんだ”と言うような表情をしていた。

 

 

一希「では、天照大神様に繋げますので密会を始めましょう……」

 

そう言って一希は影分身体の額にお札を貼る。

 

一希「“術式・通信念話式”………」

 

そして、開発した術式で天照大神様との通信を開始する。

 

一希「こちらは、日本神話代行....暁 一希です。北欧主神 オーディン様との密会に成功しました。天照大神様、会議をお願いします………」

 

ザッザザー『こちらは、天照大神です。一希、北欧主神との密会……ご苦労様です』

 

一希「はい……ありがとうございます」

 

天照『では、北欧主神 オーディン……始めましょうか?日本神話と北欧神話との密会の会議を………』

 

オーディン「うむ………」

 

 

一希は影分身体を天照大神様からの電話代わりと通信をしながら相対して北欧神 オーディン様に改めて密会を始める。

 

_________________________

 

 

密会の最中にオーディン様が一希は正真正銘の忍者かと尋ねると天照大神様から一希が忍者だと告げると・・・・

オーディン様から一希が忍者だと解って、大興奮して()()()()()()()()()()()()()()()()()()!()!()という感じの興奮気味でありそして、天照様からオーディン様との良好関係を結ぶ為に天照大神は一希はある命令をする。

 

それは、北欧神オーディン様の好みの女性に変化して

日本文化の浴衣や付け加えて()()()の姿で接客するというものであった。

 

一希がくノ一に変化した姿は、女らしい顔立ちに口元を隠すマスク。長い髪を後に束ねた女体の素肌に鎖帷子(くさりかたびら)の上にくノ一らしい忍装束を着て、下は黒の紐パン。腰布の先は足首に巻き付いていて、腕や足脚に手甲を付けた正に....現代のオタク的な()()()が居た。それを目にしたオーディン様は男の一希が女に変身した事よりも、来て欲しくて堪らなかったくノ一が来たことに大興奮し、ロスヴァイセさんは口を大きく開けて信じられないものを目にしているかのように驚愕に(ほう)けていた。

 

それからというものの、一希はオーディン様に女に変化しくノ一の格好をした姿で会議をした。

オーディン様はチラチラとくノ一に変化した一希を見ていて、ロスヴァイセさんはオーディンにしっかりして下さいと言うように咳込(せきこ)みをした。それが暫く続いた。

その後、オーディン様はテンションが上がりに上がって密会は無事に成功し、北欧神話勢力と日本神話勢力の良好関係を結んだ。

その後は無事に会議が終わり密会はの任務は成功したものの一希の様子は・・・・・・

 

 

一希(何か、俺の中で何かを失った気がする・・・・・・)

 

心に傷を負って両手両膝を地について落ち込んでいた。そんな姿を観たロスヴァイセは・・・・

 

 

ロスヴァイセ「(同じだ。私と同じ苦労人がいる)貴方も苦労してますのね・・・・」

 

一希「ロスヴァイセさん……貴方の優しい心遣いが逆に辛いですが、それでも救われる気がして....ありがとうございます。貴方とは仲良くできそうです!」

 

ロスヴァイセ「それは私も同じですよ……」

 

 

密会の最中であるが、ロスヴァイセは自身と同じ苦労人が居ることに同情し、一希とは仲良く親睦ができそうだとお互いにそう思い握手をかわす。

 

そして、良好関係を無事に結んだ事で、天照大神様は京都で起きた事件について、その主犯の眷属の協力者である錬金術師が北欧の地に潜伏しているという情報を提示する。

オーディン様もこの時は真剣な顔をして会議を続ける。

 

 

オーディン「ふむ、それについてはワシも解っている事と気になる事があるのじゃ……」

 

天照『その解っている事と気になる事と言うのは?』

 

天照大神様はオーディン様の気になる事の疑問を尋ねる。

 

 

オーディン「解っている事とは、その協力者と想われる錬金術師は科学者もやっておってな、しかも女性の科学者じゃ………

名はダフネと言うらしい。どうやらその錬金術師兼科学者....ダフネは(ドラゴン)の研究をテーマししておってな最近の情報では特に

何かの()()()を持っていたと言うらいしのじゃ……」

 

天照『竜の卵ですか………』

 

オーディン「それが何の竜の卵かは解らんが、今も調査を進めているが、良からぬ事をする為にその悪魔(ジュリオ・ブネ)の協力者になる奴じゃ。何かトンデモない竜の卵だと言うのは間違いないじゃろう……」

 

天照『確かにそうですね………』

 

オーディン「今の所、特に目立った様子は無いようじゃが……いつ行動を起こすかどうかは解らん。しかし今回の件で、奴を更に厳戒態勢をした方がええじゃろうと解っただけでもよい収穫じゃ。

そして代行者が忍者でしかもくノ一になってくれてその姿も(おが)めたことじゃしな!!」

 

一希「ふぐッ!!」グサッ

 

一希は一刻も早く忘れたかった事をオーディン様に記憶から掘り起こされて、また一希の心に強く突き刺さる。

今の一希の心の中で思っていた事は・・・・

 

──一刻も早く忘れたかったのに、これは俺にとっては最もな黒歴史になりそうだったのに……この事は絶対に黒歌や九重や八坂様には秘密だな。何か色々とからかわれたり弱みを握られそうだな……もういっその事この女に変化した事は忍者としての術だと言った方がいいかも知れないな──

 

その様子を見ていたロスヴァイセは・・・・

 

 

ロスヴァイセ(一希さん....貴方はこれからも強く生きて下さいね………)

 

ロスヴァイセは一希の苦労人の姿を見て、涙目になりそっと涙目にハンカチをあてる

 

 

オーディン「・・・さて!そろそろ密会は終わらせるかの?」

 

天照『はい!そうですね………』

 

オーディン「中々楽しめた密会じゃったぞ……天照大神、わしに暁 一希を紹介してくれた事に感謝するぞ……」

 

天照『そうですか……それは良かった。釘を刺して言いますが、暁 一希は渡しませんよ?彼は私達の忍者であり懐刀でもありそして、人間の自由と平和を守護(まも)

【仮面ライダー】ですからね………』

 

オーディン「暁 一希は少しばかり欲しく思ってちと....惜しい気がするが、【仮面ライダー】とな?それは一体何じゃ?」

 

天照『それはですね・・・・』

 

 

ピッピッピッ!!

 

話と途中で、ロスヴァイセさんから通信の着信音が鳴り響く。ロスヴァイセさんは慌てて、連絡をとる。

それは大事な密会で通信用の連絡を切っていなかったかの焦りか……または、緊急の着信音なのかは解らないが

ロスヴァイセさんは慌てて通信をとる。

 

 

ロスヴァイセ「はい!こちらロスヴァイセです……」

 

連絡員『たッ大変です!!例の錬金術師兼科学者・ダフネの持っていた竜の卵の正体が判明しました!!』

 

オーディン「うむそうか……で?その竜の卵の正体は何じゃ?」

 

 

オーディンがロスヴァイセの通信を代わり、連絡員に調査の報告を聞くと、後からとんでもない事の報告が来た。

 

 

連絡員『そッそれが、卵の正体は…………

虚無の凍獄龍(ゼロ・アブソリュート・ドラゴン) キュレムの卵だったんです!!!!』

 

オーディン「なッ!!??......何じゃと!!??あの(かつ)ては冥府の最下層(コキュートス)に住んでおったと言われた“邪龍”キュレムじゃと!!!???」

 

 

オーディンは怒号の勢いで声を上げ、後から驚愕と混乱じみた声を出す。

 

連絡員『更にはそれを持ち出して、何かしようという動きがあります!!恐らくは、キュレムを孵化させて我が物にしようと考えていると思われます!!』

 

オーディン「解った!わしも其方に行く!引き続き監視を怠るな!!但しもし、ダフネがキュレムを孵化させる様な動きがあれば力ずくでも阻止しろいいな!!そう伝えろ!!」

 

連絡員『はッ!!はい!!!』

 

オーディン「すまないが緊急事態となってしまった……後の話はまたの機会に頼むとしよう!」

 

天照『わかりました……ですがあなた方達は何かしら人手不足では無いですか?』

 

一希(あれ?なんか……見覚えのあるパターンだな....これがある意味のフラグってやつか?)

 

オーディン「確かに我々の戦力では万が一を考えると、人手不足なのは明らかであるが・・・・」

 

天照『ならば・・・暁 一希をあなた方....北欧神話に協力を申し立てます!』

 

オーディン「何じゃと!!?それは願ったり叶ったりだが、暁 一希……お主は良いのか?」

 

一希「構いません。私は日本神話の忍者……天照大神様の命令なら従うまでです。それにあの悪魔との繋がりがあった錬金術師兼科学者・ダフネが所持している邪龍....キュレムと言うドラゴンにも興味がありますからね………」

 

オーディン「そッそうか……ではコチラからも頼むぞ!」

 

一希「はい!勿論です!」

 

 

それから密会が終わり個人の話は途中で終わってしまい……突然の事態にオーディン様とロスヴァイセさんと共に緊急事態の調査とダフネのキュレムの孵化の阻止へと

一希の任務旅行はトンデモない方へ進んで行った。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

合同任務開始!!

活動報告に新作投稿作品の意見募集していますので、宜しければ見て意見をお願いします!!!




前回までは、一希は日本神話勢力の主神である天照大神様からの命令で北欧神話の主神 オーディン様と密会の任務を言い渡された一希。

北欧主神と付添いの戦乙女(ヴァルキリー)との密会に一希はなんと‥‥女性に変化し更にはくノ一の恰好をしながら密会する事となり、一希の心にキズを負い付添いの戦乙女に苦労人による同士だと慰められた。

密会は一希の心の傷を負って何とか無事に終わろうとするが、突然の北欧神話側の緊急事態により、一希は北欧神話勢力の合同任務に加わる事になってしまった。

 

__________________________

 

そして今現在では、日本神話代行である一希と北欧神話の戦乙女(ヴァルキリー)達やその兵士達による合同任務で、北欧神話勢力の要である戦乙女達が集められ、これからの任務にあたっての説明が行われていた。

 

 

「皆、集まったようだな。では任務について説明する!!心して聞け!!!」

 

リーダー格の戦乙女(ヴァルキリー)からの説明が始まろうとしており、この場にいる者は皆‥‥心してリーダー格の話を聞く。

 

「今回の任務はオーディン様からの命令で監視対象であった錬金術師兼科学者のダフネの目的を阻止し拘束する事である!!」

 

 

ザワザワ ザワザワ

 

 

リーダー格の話を聞いた戦乙女達はその内容よる‥‥内容変更に困惑気味になる。

 

 

「皆は、《虚無の凍獄龍(ゼロ・アブソリュート・ドラゴン)》 邪龍 キュレムの恐ろしさを文献や書物などで調べていると思うが、しかし実際に見なければ理解しずらいと思う。たが、コイツが復活してしまえば……ユグドラシルの地処か世界は氷河期世代になってしまうだろう!!!だから任務の失態は世界の終わりだと思え!!!それに越して最悪の場合……先程報告した錬金術師兼科学者を抹殺する事も(いと)わないと思え!!!」

 

それを改めて聞いた戦乙女達は、この任務の重要性を理解し気を引き締め、リーダー格の話を聞き続ける。

ダフネが今現在密かに住処にしている場所や今まで錬金術師兼科学者の研究内容などの説明が終えた所で、リーダー格は次のことを進める。

 

 

「次に、今回の任務にあたって……オーディン様からのお達しで日本神話代行と合同任務になる事になった!!!

名を....(あかつき) 一希(いっき)と言う。少なくとも足でまといにはならん事は確実だろう!なにせオーディン様からの要請だからな!!」

 

 

一希が戦乙女に合同任務の紹介で、他の神話の代行が来て、陰口とか叩きそうなら吠え魂で睨みを効かしてやろうかと思っていたが、紹介すると・・・・

 

『『『『『キャアアアアアァァァァァァァァ!!!!!』』』』』

 

何故か黄色い声が上がった。

 

 

一希(何故!?)

 

 

 

 

 

──その訳は、戦乙女達は神器(セイクリッド・ギア)所有者が居てもその所有者とユグドラシルの監視兼警備や情報操作による雑務などが多い。‥‥だが主に色々な意味でセクハラ主神(オーディン)様のせいで、出会いなどが極端に減ってしまい……更には世界の危機となる重大な任務へ日本神話代行からの合同任務で更に心身共に疲れる事になると思っていたが、

日本神話代行の【暁 一希】を見て考えが手の平返しをするように考えが変わった。

一希の容姿は美少年の分類に入るので出会いに(うと)くなってしまった戦乙女達は大いに歓喜したのであった──

 

 

「んんッ!それでは日本神話代行の紹介も終わった所で‥‥全員気を引き締めて任務にあたれ!!」

 

顔を赤くし咳き込みをしたリーダー格の号令により、他の戦乙女達は全員‥‥気を引き締めた眼で目を見据える。

 

 

せめて顔を赤くして戦乙女達の気持ちも分からんでも無い感じが無ければまだ凛としていてカッコよかったんじゃないかと………一希が口にせず心の中で思っていた事は内緒だ。

 

 

 

「それでは各自……任務開始!!!」

 

 

こうして、北欧神話勢力の戦乙女(ヴァルキリー)達と日本神話代行の暁 一希との合同任務が開始された。

 

 

 

そして今現在‥‥一希はロスヴァイセさんと他の戦乙女達と同行する事になり、向かっている先は共に密かに住処にしているダフネの研究施設へと向かっていた。

 

 

一希「あの、ロスヴァイセさん……こんな時に何ですが、

“邪龍 キュレム”とは一体?………」

 

一希は研究施設へと向かいながら同行する事になったロスヴァイセに“邪龍 キュレム”についての話を聞く。

 

 

ロスヴァイセ「私も、書庫の文献で調べた程度の知識しかありませんが………

虚無の凍獄龍(ゼロ・アブソリュート・ドラゴン)》 邪龍 キュレムは冥府の最下層である《コキュートス》から誕生した最初の(ドラゴン)で、キュレムは存在するだけでも全てを凍らせる冷気を発すると言われています。邪龍と言われる所以は敵を目の前にしての容赦のなさと全てを凍らせるその威力と容姿による風貌にあります。

文献の中には《コキュートス》の凍てつかせる冷気はキュレムが存在し発しているのだと載っているものもあるくらいですからね………」

 

一希「そんなに凄い邪龍なんですね………」

 

ロスヴァイセ「えぇ。しかも文献の中にはこんな事も記されていました。『キュレムには()()()姿()()()()()

本来の姿である氷龍態と黒き雷を操る黒き姿と赤き炎を操る白き姿があると言われています…………

ですが、()()()()()()()()()()()()

 

一希「何ですか?その腑に落ちない点というのは?」

 

ロスヴァイセ「邪龍 キュレムは誕生してから雄なのか雌なのか解りませんが別個体のキュレムの目撃情報が皆無なんです。だからどうやって邪龍 キュレムの卵なんてものが存在してダフネという者はどうやって知って見つけたのか私はそれが1番の疑問で腑に落ちない点なのです」

 

一希「ん〜〜〜......可能性は様々ですが、キュレムが《コキュートス》に存在する別のドラゴンに卵を産ませたとか?」

 

ロスヴァイセ「異種排卵(いしゅはいらん)の事ですか?いいえ、《コキュートス》に邪龍 キュレム以外のドラゴン自体存在しませんのですので……それはありません」

 

一希「そうですか………」

 

ロスヴァイセ(ですが、()()()()ならばあるいわ……いいえそれもありえませんね。あの存在ならば、邪龍 キュレムでさえもあの存在の()によって命を落としていますし………)

 

一希「あっ!!なら....もしかしたらですが、キュレムの卵自体そのものがキュレムとか?」

 

ロスヴァイセ「んっ?それは一体どう言う?………」

 

一希「例えば、それは卵では無く邪龍 キュレムが自ら卵状態になったものではないかと……永い眠りにつくために邪魔されないように見つからないように形を変えたとか?」

 

ロスヴァイセ「‥‥自ら卵状態になる点には腑に落ちませんが、ある意味……それが唯一納得がいく考えですね」

 

 

一希とロスヴァイセが合同任務についての情報のやりとりをしていると2人の後ろからまるでついてくる様に戦乙女達の内心では・・・・

 

 

(((((なッ何であの2人はこの速さで任務についての会話が出来るの!!??しかも私達(戦乙女達)は宙に浮きながら移動に対して、日本神話代行は地を走りながらの会話だし!!??)))))

 

 

他の戦乙女達は目の前に居るロスヴァイセと日本神話代行の話に混ざるどころがその向かう速度について行くだけで精一杯であった。しかも自分達(戦乙女達)は宙に浮きながら移動しているに対して、日本神話代行は地面に足をつけ疾風の如く駆け走っている事に‥‥自分達の力量の差を見せつけられた事に内心ショックを受けていた。

 

そんな戦乙女達を一瞬見て悟り、ロスヴァイセは任務の真っ最中にその疑問を口にする。

 

 

ロスヴァイセ「・・・・ところで一希さん。私達は宙に浮いて移動しているに対して、貴方は走りながら移動してしかも私達と同じ速度について来られるなんて大丈夫なのでしょうか?」

 

他の戦乙女達の内心を代弁するもロスヴァイセも内心では気になっていただろう質問をすると、一希の返事は・・・・

 

一希「いえ……これくらいはどうって事無いですよ?これくらい速度の走りは修行・鍛錬して慣れていますからお気遣いなく。もう少し速くても大丈夫ですよ?」

 

そんな返事を返され、ロスヴァイセは少しながら戸惑い後ろの他の戦乙女達は内心自分自身の未熟差や鍛錬不足に心に傷付いたのである。

 

 

そうして暫く目的地へと向かっている内に、ダフネの隠れ住処と思われる研究施設の少し離れた場所へと到着した。

此処からは静かに隠密に行動する為だ。

 

 

ロスヴァイセ「此処から先は隠密行動に移ります。皆さん宜しいですね?一希さんは隠密の方は‥‥聞くまでもありませんね」

 

一希「当然だ」

 

「「「「???」」」」

「・・・・//////!!」

 

ロスヴァイセは一希が《忍者》なのを密会の時に知っているので忍者独特の隠密行動はお手の物だろうと一希を見て答えると‥‥一希もさも当然と答える。

周りの他戦乙女達は2人の会話についていけず、

2人の距離が近い事と出会ったばかりなのに、名前で呼びあっている事から親密な関係だと、とある一部の戦乙女はまるでセクハラ主神(オーディン様)にストレスに悩まされ内緒で日本の娯楽の少女漫画を購入しその漫画の一部シーンに似ていた事として恋愛的な場面に勘違いの推察する。

 

 

ロスヴァイセ「まず私と一希さんが施設の中へと潜入します。他の皆さんは外に異常が無いか……施設を囲うように待機して下さい。」

 

「「「「‥‥‥」」」」コクリ

 

ロスヴァイセ「では一希さん、行きますよ!」

 

一希「心得た。」

 

 

「「「「‥‥‥」」」」ニマニマ

 

ロスヴァイセさんが一希に指示を提案するとその後ろで戦乙女達の表情が緩んでいた。

実は、他の戦乙女達もロスヴァイセの主神に仕えている時のストレスによる疲れは知っている為、時々ロスヴァイセに苦労も分かり時に手伝って苦労を養っている。

そのロスヴァイセが大事な合同任務とはいえ‥‥さん付けだが、名前で呼び合う等....滅多にない事でこのまま合同任務も無事に終えたら‥‥どうやってお付き合いするか等、一種のガールズトークを目で会話し、計画を建てていた。

 

 

 

他の戦乙女達の考えを知らず、一希とロスヴァイセは研究施設へと潜入する。監視カメラなど魔法的な(トラップ)等は設置しておらず逆にスムーズに奥へと進める事に一希は修行・鍛錬と短いが濃すぎる経験から‥‥ロスヴァイセは永年北欧主神に仕えてきた事と戦乙女達の中で優秀な為に2人の思考は一致していた。“()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()”。“()()()()()()()()()()()()()()()()()

 

 

 

 

そうして警戒している内に実験室へと足を踏み入れた一希とロスヴァイセ‥‥そこには一希が日本の京都のブネ・ジュリオの眷属の協力者関係でドラゴンの研究をしていた錬金術師兼科学者 ダフネのドラゴンを対象とした研究資料や研究材料が沢山あった。

ドラゴンの鱗や皮膚だったりドラゴンの骨格の模型など

悪趣味として(ビン)にホルマリン漬けにされている目玉や内蔵らしきモノなど。

その中を調べている途中でアクノロギアは・・・・・・

 

 

アクノロギア『・・・・胸クソ悪いな』

 

と自然と苛立ちをしていた。

アクノロギアは今までドラゴンを滅していたが、こういう研究の対象にはしてこなかった為‥‥研究者の理解ができないのと滅する事が全てだった為‥‥それ故であると一希は過去にアクノロギアの話を聞いて思考する。

アクノロギアの苛つく中で、一希とロスヴァイセはダフネの研究資料を確認し、邪龍 キュレムについての研究資料を探す。

だが中々見つからずにいた。

ドラゴンの研究資料にはドラゴンの生態や種類など更には二天龍五大龍王他の邪龍について等の資料も見つかった。

だが、肝心の邪龍 キュレムについてはどうやら別にしてあるようで見つけられなかった。

 

錬金術の研究資料の方には人造人間(ホムンクルス)()()()()()()()()()()()()()、正直この資料はロスヴァイセに渡した方が賢明だと判断し、ロスヴァイセさんに資料を渡す。

 

偶に関係のない物もあった。“ダフネの好物 メタモちゃんと書かれた”料理のレシピがあったり、何故か漫画とかも一緒にゴタついていたりしていた。

 

 

 

 

 

※因みにその漫画は主にB○漫画だったりでロスヴァイセさんがそうとは知らず手に取り中を見て読んでいると、顔全体を紅くしていて‥‥一希が声をかけると急いで閉じて戻してダフネの手掛かりを再開した。

その時のロスヴァイセは可愛かった事は余談だ。

 

 

暫くしても邪龍 キュレムについての研究資料は見つからず別の研究室にあるのでは無いかと今居る研究室の捜索を中断し別の研究室を探そうとすると・・・・

 

ロスヴァイセ「中々邪龍 キュレムについての資料が見つかりませんね」

 

一希「ああ‥‥‥‥仕方がねぇ。とりあえずダフネ本人に聞くしか無いか」

 

ロスヴァイセ「えッ!!??」

 

ロスヴァイセは一希がサラッと重要な事を爆弾発言した。

 

ロスヴァイセ「えッーーー!!!???ダフネがこの研究施設に居るんですか!!?っと言うより何でそれを早く先に言わないんですか!!??」

 

 

ロスヴァイセが直接ダフネを探す手間を無駄に時間を過ごしてしまい、両腕を上下に振りながら何で教えてくれなかったのか一希に訪ねると・・・・

 

 

一希「研究者が資料室とか研究室に厳重に保管してあると思ったからのと、ダフネが移動したとか聞いていなかったので多分此処に居るんじゃないかと思って自身の能力使って調べたら案の定。だけど俺達が潜入しているのに気付かない位何かに没頭しているから研究資料とかを探すのには充分な時間だったから‥‥現に人体錬成とか禁忌の資料も見つかっているんだし・・・・」

 

そう、一希は研究施設に入ってスグに“音の能力”である反響定位(エコーローケーション)を発動していのだ。

だから一希は研究施設の構造や道のりを解っていて迷うこと無く研究室に辿り着いたのである。

まぁ(トラップ)などがなかったのは警戒していたが、

実は殆ど機能していなかったりしていたのである。

そうとは知らず、

ロスヴァイセは「くぅッ……では早くダフネの所へ行きましょう」と仕切り直した。

 

 

 

 

そしてロスヴァイセが一希の言うダフネが居る部屋へと奥へ暫く進むと‥‥あからさまに怪しい扉付近へと辿り着いた。

その扉付近は研究施設とは全く関係の無い。まるで子供部屋の様にヌイグルミや子供地味た壁紙など扉もメルヘンチックに満ちていた。

 

 

ロスヴァイセ「えっと‥‥此処ですか?」

 

一希「此処だろうな……あからさまに怪しいし、人の気配は此処からするしな。どうやらダフネ1人だけのようだがな」

 

一希は側に協力関係であるジュリオ・ブネの眷属悪魔が居ると思ったのだが、研究施設に入ってからはそれらしき者はいなかった。念の為‥‥仙術も使って気配を探るもダフネだけしか気配を感じられなかった。

 

 

一希「もう此処まで来たんだから‥‥捕獲と言うより拘束でいいですよね?」

 

ロスヴァイセ「いえしかしですね……何か強力なモノがある可能性も考慮して行動するべきか、一希さんの力を信じて強行手段を取るべきか・・・・」

 

一希「と言うより、何か後から面倒な事になりそうだから早く終わらしたいし早く日本に帰って黒歌と九重をモフりたい」

 

ロスヴァイセ「イヤ!?そっちが本音ですか!!?」

 

ロスヴァイセは一希の提案にどうするべきか悩むも‥‥一希の任務をついでと言うような本音の一言に拘束対象がいる扉の前なのに思わずツッコミを入れる。

 

 

一希「そんじゃ、景気良く‥‥‥お邪魔します!!」

 

ロスヴァイセ「あッ!?ちょッ!?ちょっと!!」

ドッバーン

 

 

ロスヴァイセの静止を聞かずに一希が扉を手を使わず、傲慢地味に扉を蹴破って開けると

 

 

一希「‥‥‥‥‥‥ん?」

ロスヴァイセ「‥‥‥‥‥‥え?」

一希とロスヴァイセが目に入ったダフネと思われしき女性は・・・・

 

 

 

 

 

 

 

???「‥‥‥‥‥‥」

服も着ておらず下着姿....痴女?で寝転がりながら茶色い練り物を食べ、研究室にあったヤツとは別の○L漫画を読み(ふけ)っていた腐女子(ふじょし)?であった。

 

 

???「‥‥‥‥‥‥へ?」

そして目の前のダラしない下着姿の痴女は余りの出来事に呆けて口に咥えていた茶色い練り物を落としてしまう。

 

 

???「・・・・・/////!!!???」ボフッン

暫くの静寂の内に徐々に首から顔まで紅くし、それが限度に達したのか紅くなった顔が爆発し頭からは蒸気が出ている。

 

そしてダフネと思われしき女性 痴女?腐女子?が次にとった行動は・・・・

 

 

ボッオォン!!!

 

一希「ウェホッ って煙玉かよ!?」ゴホッ ゴホッ

 

ロスヴァイセ「オホッお気持ちは分かりますが、これは………」エホッ エホッ

 

 

 

ドタバタ バサッ ドコントゴン バタバタバタ

 

そして無言で下着の中から煙玉を出して地面に叩き付け、辺り一面は煙で覆われ、2人は煙玉の煙にムセる。

煙で辺り見えないが何かドタばたと騒がしく聴こえる。

 

そして騒がしい音が止み煙玉の煙も晴れていき、一希とロスヴァイセも煙が晴れたことで辺りを見回すと・・・・

突如と大きな台が現れ後ろから花火などが打ち上がり、

台の上にダフネと思わしき女性がスポットライトを浴びながら出て来た。しかもまだ若干顔を紅くして‥‥‥‥‥‥

 

 

「コホン////。 私‥‥“ビ”に魅入る“ビ”の科学者兼錬金術師 ダフネと申します。“ビ”と申しましても貧乏の“貧”に在らず“美貌の美” “美人の美” “美形の美”でございます!////」

 

 

2人のお客さん?(一希とロスヴァイセ)にアラレもない姿を見られ慌てながらしっかりと服を着込み直して咳き込みし気を取り直そうするダフネと思わしき女性。

一希から見た錬金術師兼科学者のダフネと思わしき女性の容姿は、改造した白いシルクハットの帽子に丸い瓶底メガネをした人間にしては美人の分類に入る顔立ちに胸元を開けた服の上に改造した白衣とピンクのスカートに茶色のブーツと若干痴女の分類に入りそうな感じの女性で後は・・・・

 

 

ダフネ「ハイハイハイハイハイハイ!!/////」

 

 

ハイハイと口が兎に角(うるさ)くしかも早口のお喋りでしかも後から先程の茶色い練り物みたいな食べ物みたいなモノを食わえて喋っているある事である。

しかも若干顔が赤いのはさっきを見られて早口なのも噛まずに言っているが慌てている様子でどうやら、余程羞恥心にきているようだ。

 

 

 

一希(実際にアレ(ダフネ)とこの部屋と入り口の扉付近とか〝バカと天才は紙一重〟とよく言ったもんだな。

他はさっきと研究室の○○漫画を下着姿でガン見していたとなると……奴が腐女子と痴女って実感するな)

 

 




すみません。10月中に投稿する予定が大幅に遅れてしまいどうもすみませんでした。

“黒き姿”と“白き姿”はそのままの“ブラックキュレム”と“ホワイトキュレム”です。

活動報告に新作情報も記入しましたので宜しければご覧下さい。

感想欄に感想を活動報告に意見の記入をお願いします。


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

番外編:聖なる夜にメリークリスマス!!

この話は、一希が北欧神話の任務から帰って来て暫くしてクリスマスの出来事の話です。
本当はクリスマス・イブに話を話を書いて投稿したかったんですが遅れてしまいました。できれば読んで楽しんでください。

『仮面ライダー 平成ジェネレーションズ FOREVER』観て良かったです。


 

一希が北欧神話の任務から暫くして……今の時期は冬の季節となり、人間社会はとあるイベントがある。そう『クリスマス』である。中の良いカップルがデート又は告白があったり、家族ではクリスマスパーティをしたり、子供達はサンタクロースからのプレゼントが待ち遠しい日である。

 

 

この京都の街でも、クリスマスフェアをしているお店がチラホラとある。

 

 

そんな中、一希の家では・・・・

 

 

一希「もうすぐケーキが出来上がるからもうちょっと待っててね」

 

黒歌「一希が北欧神話の任務から帰って来て、一希と過ごすクリスマス……ふふふホント楽しみ」

 

九重「クリスマスウズウズケーキワクワク 一希と黒歌と一緒にクリスマスキラキラ」

 

 

でもクリスマスケーキを作っていた。それも和風ケーキの抹茶ブッシュド・ノエルである。

一希がケーキを作り終えクリスマスの用意をし、黒歌も一希と一緒に準備しつつ内心は待ち遠しくし、そして九重は待ちに待っていたクリスマスに喜んでいる顔を我慢しつつも目をキラキラ輝かせ心はワクワクしていた。

そして3()()()()()()()()()()()()()()()()()()

一希は一般的な男性用のサンタ帽子にサンタ服を、黒歌は何時もの黒く着崩した着物では無く...黒歌の猫耳が少し出てるサンタ帽子に黒歌の豊満な胸を強調するかのようなサンタ服にベルト付きのミニスカサンタで黒のニーソックスであり、九重は子供向けのサンタクロース衣装を着ていた。

 

 

そんなクリスマスを楽しむ九重は一希に礼を言う。

 

九重「一希、ありがとう私の我儘を聞いてくれて……」

 

一希「別にイイよ、九重。お前がクリスマスをしたいって言うのは構わなかったし、俺も黒歌や九重とクリスマスをするのもイイと思ったからな」

 

黒歌「私は一希と二人のクリスマスを過ごしたかったにゃん。それでその後はクリスマスで夜の………

にゃふ...にゅふふふふ」

 

 

一希の地獄耳で聴くと後ろの黒歌から何だか、一希の身が危険な感じがするが……一希は北欧神話の任務から、黒歌とそういう事は大歓迎な関係になったので今更であるし、寧ろ黒歌が返り討ちに会いそうである。

 

 

 

九重「たがら一希、この事を母上には……」

 

一希「わかってるよ、内緒にしてほしいんだろ?たがら秘密のクリスマスだろ?」

 

九重「うん。ありがとう一希」

 

一希「ああ……(八坂さん、忙しい身で頼まれたとはいえ...貴女と九重との時間も少しは一緒に過ごせたらいいんだけどな。俺がそうするもの何だけど・・・・)」

 

 

 

そう事の始まりは、九重が京都の街でクリスマスフェアをしていて羨ましがり、九重もクリスマスをしたいと母である八坂に言ったのだが、クリスマスとは即ちキリストの誕生日を祝う日であまり日本神話とは縁の無かった行事で、その日は主に京都の街の警備であった。

八坂さんは九重の寂しろうな顔に一希と黒歌に九重と一緒にクリスマスを過ごして欲しいと頼まれたのである。

一希も黒歌も九重の寂しろうな顔に一緒にクリスマスを過ごそうと誘ったのである。

 

 

◆◇◆◇◆◇◆◇

 

 

 

一希と黒歌と九重は着々とクリスマスの準備し、楽しく過ごそうとしていると・・・・ふと黒歌が窓の外を見て呟いた。

 

 

黒歌「これで、雪が降ったらホワイトクリスマスにゃんだけどにゃ〜〜」

 

そう外は雪は一切降っておらず、黒歌は少し物足りなそうにしていた。

 

 

九重「今週はあまり雪は降らないと母上が言っておられたよ。でも私は一希と黒歌とクリスマスが過ごせるだけども満足じゃよ」

 

黒歌「九重……あんたいい娘ねホントに」

 

 

黒歌は九重を微笑ましそうに見る。一希は黒歌を見ると少し寂しろうな顔をしていた。恐らく黒歌は内心では、黒歌の妹とクリスマスを過ごせたらイイなと、思っているのだろう。そう思って一希はある事を実行する。

 

 

一希「それじゃ、俺がクリスマスに相応しく聖なる夜のホワイトクリスマスにしてみましょうかね」

 

黒歌 九重「「えっ!?」」

 

一希「ふふっ...影分身の術!」

 

一希2「………」

 

黒歌と九重が一希の言葉に首を傾げると、一希は影分身の術を使い、一希の腰からゴーストドライバーを出して眼魂のスイッチを入れ、ゴーストドライバーにセットする。

 

【ア~イ!バッチリミナ~!バッチリミナ~!】

 

一希の周りをオレンジと黒のパーカーゴースト周りを円を書くようにして浮遊する。黒歌と九重はもう見慣れたのか驚かないが、これから一希が何をするかを疑問に思っていた。

 

一希「変身!!」

 

 

【開眼!オレ!】【レッツゴー!覚悟!ゴ・ゴ・ゴ ゴースト!】ゴゴゴゴ

 

一希「更にっと!」

 

一希は仮面ライダーゴーストへと変身すると懐から出して手にある眼魂は、少し薄い赤く眼は白いサンタクロース眼魂で…一希が眼魂のスイッチを押すと、Xと書かれた文字が浮かび上がる。それをゴーストドライバーにセットする。

 

【ア〜イ!バッチリミナ〜!バッチリミナ〜!】

 

 

赤いサンタの帽子付きのフードパーカーであるサンタクロースゴーストが現れ一希の周りを浮遊する。そしてゴーストドライバーのトリガーを押すと・・・・

 

【開眼!サンタクロース!】【ジングルベル!星降る!聖なる夜!】

 

 

変身と共にクリスマスの様な待機音声が流れ、ゴーストパーカーは赤く、サンタの帽子のフードパーカーが現れ、変身すると…サンタクロースの袋を持ったサンタクロースゴーストチェンジし、そして変身したゴーストの顔はクリスマスツリーであるモミの木とがある。周りの雪がゴーストチェンジしたゴーストの存在を協調し正しく聖なる夜にふさわしいクリスマスのゴーストチェンジとなった。

 

 

黒歌「一希……そのゴーストは一体?それに何で影分身を使ったの?」

 

一希「これね。街へ行って子供達がクリスマスにサンタクロースからの願いが集まって眼魂になったモノでね。影分身の方も同じ理由でね。まぁ兎に角見てて………」

 

 

一希と一希2は外へ行くとゴーストドライバーのトリガーを引きいて空へ向けてこう叫ぶ。一希2も新しい指輪をハメてバックルに翳し、無言で空へと手を伸ばした。

 

 

一希「メリークリスマス!!!」

【ダイカイガン!サンタクロース!オメガドライブ!

 

一希2「………」

Merry X'mas(メリー・クリスマス) PLEASE(プリーズ)

 

 

そうすると2人の手から光輝く金色の粉が出て来て、それが空へ行くと……徐々に真っ白な雪が降り出した。

それはとても幻想的で、正にホワイトクリスマスにピッタリなクリスマスである。

 

突如と降ってきた雪は京都の街の人々は雪が降ってきた事にこれで本当にクリスマスを過ごせると嬉しそうに喜び、警備していた妖怪達は何の前触れもなく突然の雪に困惑するも、京都の街の人々が嬉しそうにしていてそれに雪もそんなに降っていないので事故にもならないから安心して警備を進められる事で妖怪達も落ち着いて来た。

 

 

 

一希達が突然雪を降らせた事に驚いたけど、黒歌と九重の表情は無邪気に微笑み楽しさと嬉しさ満載である。

そして、一希(ゴースト)は変身を解除し一希2は役割を果たしたかのように ドロンと消える。

そして一希はクリスマスを楽しみにし大いに喜んだ九重の側へと駆け寄ると九重から・・・・

 

 

九重「一希……」

 

一希「ん?何だ九重?」

 

九重「また一希の家で、一希と黒歌と一緒にクリスマスしたいけど、イイか?」

 

九重の口からまた一希と黒歌と一緒にクリスマスを過ごそうとの約束をする。

 

 

一希「ああ。いいぜまた家に来いよ」

 

九重「……うん!」ニッコリ

 

一希が九重に約束を守ることを伝えると、九重は目を見開いて頬を紅く染めて満身の笑顔で頷く。

 

一希「……」

 

九重「一希……んっ」

笑顔で頷いた九重に一希は内心で九重の可愛さに思わず、頭を撫でた。九重の狐耳や髪の毛のフワフワ感を一希は心地いい位になるまで撫でて一希はほのぼのし、撫でられている九重は、一希が撫でる事に嫌な顔は全くせずに寧ろ……撫でて気持ちのともっと撫でて欲しいような事を思っていた所へ・・・・

 

 

黒歌「あーーーッ!!!九重だけずるいにゃん!私も一希に撫でて欲しいにゃんッ!!」

 

九重「あっ………」

 

一希が九重を撫でている所を黒歌に目撃され、撫でるのを中断されると九重は名残惜しそうなこえと表情をし、黒歌は自身もして欲しいと抱き着いてくる。

 

 

一希は黒歌と九重で秘密にしたクリスマスを過ごしたけど、今度は去年と同じ様にまたみんなで大晦日を過ごそうとそして、こんな幸せが続いたらいいなと考えていた。

 

 

◆◇◆◇◆◇◆◇

 

※余談ではあるが、九重がクリスマスを満足してそのまま一希の家で寝泊まりし一希は九重を布団に寝かし付け、いい夢を見ているのか笑顔でぐっすりと寝ていた。その時黒歌は一希と今は二人っきりの状況に好機だと眼を煌めかせスグに行動に出た。黒歌は一希にもクリスマスプレゼントを用意するから目を閉じて欲しいとお願いし、一希は言われた通り目を閉じて待つと………黒歌が目を開けてイイよと 合図し一希が目を見開くと一希の目に映ったのは...黒歌が先程までのサンタの衣装では無く、自分の身体に可愛らしいリボンを巻いて、それもリボン以外何も身に付けて無くて所々大切な場所がチラ見していた一希は内心で察しると………黒歌は「プレゼントは私にゃん」と身を艶めかしくくねらせ、やはり恥ずかしいのか顔を紅く染めて身悶えていた。

一希は黒歌の今のプレゼントに恥ずかしがる姿とその可愛さに理性の鎖が解き放たれ、クリスマスだから何時もより時間をかけてゆっくりと味わいつつも、最後は荒くリボンを破き、その甘い果実を荒く喰らい貪った。

 

そして最後まで美味しく頂いた。




新しい投稿作品の相談で、

オリジナル仮面ライダーを主人公にし、様々な世界での物語を描きたいのですが、作品のタイトルに様々と言うより別々の作品の世界への物語を描きたいのです。
不定期投稿になるかも知れませんしバラバラの投稿にもなってしまいますけど、どうか意見をお願いします。


例:『作品のタイトル』
『章のタイトル(その世界の名)』
その章での物語。
『章のタイトル(その次の世界の名)』
その章での物語
『章タイトル(その次の世界の名)』
その章での物語


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

ダフネの本性

半年ぶりですね。今回はダフネの本性が現れます。

『劇場版仮面ライダー 平成ジェネレーションズFOREVER』は何度でも観てもいいです!!!
お蔭様でBluRay&DVDを購入する事にしたくらいです。

〝令和〟初の投稿ですね。またよろしくお願いします。


日本神話主神 天照大神からの極秘任務で北欧神話主神との密会を命じられた一希は北欧へと飛び立ち、密会には無事に成功し終えたものの……一希は密会途中で女体に変化及びオタク的女忍者(くノ一)の姿で密会した為、心が傷付いたのであった。北欧神話主神の付き添いである〝戦乙女〟のロスヴァイセは自身と同じ苦労人だなと仲間意識が芽生え、一希はロスヴァイセとは仲良く出来ると直感した。

その時、突然の北欧神話側の緊急事態により、一希は北欧神話勢力の合同任務に加わる事になり、その合同任務対象の科学者兼錬金術師 ダフネの隠れ家へと潜入捜査する事であった。

その隠れ家の研究所で一希とロスヴァイセが対峙したダフネは、ハッキリ言って〝痴女〟〝腐女子〟で

下着姿でBL漫画を読み耽る姿を一希とロスヴァイセは目撃し、2人は時間が止まったかの様に唖然とした。そんな姿を目撃されたダフネは・・・・その羞恥心から遠ざけようとする為に……現在は早口でダフネの自己紹介的な事の真っ最中であった。

 

__________________________

 

ダフネ「ハイハイハイハイ。売り物は何かと言われば、この夢のダイエット食品……名付けて、〝()()()()()()〟!!」

ロスヴァイセ「えっと....メタ()ちゃん?何だか肥満しそうな名前ですね……」

 

一希「あのな………」

 

ダフネ「ハイハイ……そこ!!言い間違えないで下さいませね!」

 

ロスヴァイセの間違った名称に一希は眉間に皺を寄せ目元を右手で押さえ込んで呆れ、ダフネは先程の羞恥心による顔の紅色から名前を間違えて発言したロスヴァイセへの怒りの赤色へと変わる。

 

ダフネ「メタボちゃんに(あら)ずメタモちゃん。長年かけての研究に研究を重ねて作り出した奇跡の食品なのですね。

一希「イヤ聞けよコラ!」

解毒作用を持つ海の幸を三日三晩秘伝の薬に漬け込んで、天日干しにして更に一週間。そうして出来上がったのが……この!!!!

 

 

パッアッ

 

そうして何故かスポットライトが言い間違えたロスヴァイセにあたる。まるで言い間違えたロスヴァイセにもう一度リテイクして欲しいと言うように、そしてスポットライトを浴びたロスヴァイセは・・・・

 

 

ロスヴァイセ「ゆッ、夢のダイエット食品 メタモちゃん!!」

 

ダフネ「ハイハイ。今度は間違うこと無く言ってくれましたね。製作者としはとても嬉しいですよ。ハイハイ宜しければサンプルをどうぞ。ハイハイどうぞ!」

 

ロスヴァイセ「えっと……あの。」

 

ダフネ「ハイハイ。美味しいですから食べてみて下さい!」

 

ロスヴァイセは少し焦りながらもご丁寧にリテイクし、ダフネもまた ハイハイ と言いながら言い間違えた方に今度は間違えること無く製品の名前を言って貰えた事に嬉しそうにし、サンプルまで用意しグイグイと強引に食べることを勧める。

 

 

──なんか途中からあいつ、ダイエット食品の宣伝業者の会話になっていくな。まぁさっきの居た堪れない空気よりは多少はマシかな?相手は一方的だけど……ってかこの状況何時まで続くんだ?

 

一希は一希で相手の一方的な話に心身共に疲労が出始める。それもその筈....今回だって一希は北欧主神と戦乙女との密談にて女体に変化しオタク的なくノ一姿になって北欧神話と日本神話との密談を始め、無事に密談はお互いに良好を築けるも、北欧神話側から突然の緊急のアラームが鳴り響き今回の密談に出てきた錬金術師兼科学者のダフネの素性と竜の卵の正体、その任務に日本神話主神の命令で一希は駆り出され北欧神話側の戦乙女達と合同任務、ダフネの隠れ住処を見つけたのはまだ良いがその肝心のダフネが〝痴女〟〝腐女子〟だった事を目の前で事実となった事、そして今はそのダフネにダイエット食品の宣伝的な会話。

一希は心身共に疲労の他にも苛立ちによるストレスが溜まっていた。

 

一希が思い悩んでいる間もダフネは食品サンプルの宣伝をお構い無しに続ける。

 

 

ダフネ「一口食べたら美白の効果。二口食べたらスッキリお腹。ハイハイ其方二方は恋人かしら?イイですね リア充ですね。ハイハイ食べてみてみてメタモっちゃん。効果はバッチリご覧あそばせ、Before(ビフォー) After(アフター)!!!」

 

そう言うと、何処から出していつの間に居たのか黄緑色の太った猫のぬいぐるみ達が一列に並んで座って居た。

すると順に パッパッパッと ポーズをとって痩せていく。

 

 

ロスヴァイセ「へぇ〜スゴいですね。効果も抜群ですし一度買い込んでみましょうか?イヤそれよりも他の戦乙女達にも知らせた方が……」

 

一希「イヤちょっと……何関心してるんですか!?明らかに悪徳な宣伝でしょうに!!」

 

ダフネ「メタモちゃんは効果は抜群なのでお蔭さまで多くからのお客様から大盛況。お便(たよ)りも大型ダンボール1箱分パンパンです!メタモちゃんをご購入してくれたお客様へのお便りも続けて読んでみましょう!!!」

 

ダフネはどっから持ち出したのか中にギッシリとお便りの入った大型ダンボール1箱分の中からお便りを読みあげようとすると、一希の表情は等々我慢の限界が来た為・・・・

 

 

一希「もうクドいわ!!いい加減にせぇ!!!」

 

ダフネ「ポげふんッ!!??」

 

ロスヴァイセ「えぇ〜〜、一希さんそれは流石に・・・・」

 

そう言って一希は苛立ちのストレスの限界だった為にプロボクサー顔負けの見事なアッパーカットでダフネの暴走じみた言動を止め、ロスヴァイセは気持ちはわかるが...話し続けている女性にいきなりアッパーカットはナイでしょうと呆れる。

 

 

__________________________

 

 

 

一希にアッパーカットをくらわされたダフネは……眼鏡も両方罅割れ、顎にもらい脳が揺れ脳震盪(のうしんとう)が起こっているせいか...ピクピクと身体中が痙攣しているけどすぐに ガクッと力が抜けた様になり気絶した。

 

一希はそんなダフネを気にかける事はコレっぽっちも無く今居る部屋を探索し、ロスヴァイセには...ダフネを看病する形で見張りを頼みこみ……一希は「調べて来る」と言い、片っ端から捜索を行う為に一度部屋を出る。

 

ロスヴァイセは一希に呆れつつも一希に任された事をこなす。看病(見張り)の中でロスヴァイセは探索系の魔術で部屋一帯を探索するあと隠し部屋があり、一希に伝えロスヴァイセが解錠の魔術を使用すると、一希は面倒くさそうに思いっ切り解錠を無視して蹴破った。そんな一希の行動にロスヴァイセの表情は引きつくも仕方が無いと溜め息を着いた。

そして一希が蹴破った隠し部屋にあったモノは・・・・

 

一希「何でやねん.....」ガクッ

 

思わず関西弁でツッコミが入る。その理由は部屋一面に収納されていたB○小説や漫画ばっかりであり……

一希は思わずズッコケて、スグ立ち直るも苛立ちは更に増し頭痛が出始める。一希は苛立ちに全部焼却処分しようかと考えるがロスヴァイセからは、一応本の間に研究資料が挟まっていないかや表紙が違うだけで中身は研究資料かと確認した方がいいと提案し一希もそれに同意し確認するも………間には挟まっておらず中身はまんま○○系のばっかりだった。

最後にお決まりで絡繰(からく)り仕掛けの隠し扉が無いか手当り次第試したり探してみるもそれらしき仕掛けも隠し扉は無く只只、秘蔵コレクション感溢れる○○小説や漫画更にはDVDの部屋だけであった。

それが暫く続いても、それらしき隠し扉と研究資料は見つからず次の一希の行動は・・・・

 

一希「・・・・・・」ぺたぺた サスサス ガサガサ ゴソゴソ

 

ロスヴァイセ「ちょッ!?一希さん!!?何を!!?」

 

一希は気絶しているダフネの体を触ったり彼女が着ている服などを調べ始めた。

 

 

一希「ん?コイツの服とかに研究資料のデータとか持ってないか検査しているだけだが?」

 

ロスヴァイセ「それは分かるんですが、何の躊躇も無く気絶している女性に………まるで性犯罪者ですよ」

 

一希「仕方が無いだろ。ダフネが持っていた龍の卵が《b》虚無の凍獄龍(ゼロ・アブソリュート・ドラゴン) キュレム《b》ならこの際四の五の言ってられないだろ?」

 

ロスヴァイセ「それはそうですが………」

 

一希の事態を争う急ぎの正論に任務を(たずさ)わった戦乙女としては理解は出来るが、何の躊躇も無く気絶した女性に調べられるのは一人の女性としては納得はしずらかった。

 

一希は調べるもデータを保存できる物は見つからず、あった物はいえば

先程紹介した食品《メタもちゃん》

眼鏡をしているなら当然持っている《予備の眼鏡入りケース》と《メガネ拭き》

雪柄の《ハンカチ》

錬金術師の持ち物とされる《チョーク》と《インク付きのペン》

トンデモナイ所にあった《雪の結晶ペンダント》

であった。

 

一希「しかしこの《雪の結晶ペンダント》、なんつう所に隠してたんだ」

 

ロスヴァイセ「さぁ?余程大事なのですかね?魔力反応もそれらしき細工もありませんし、魔法道具(マジック・アイテム)ではなさそうですし・・・・(と言うよりも対象とはいえ女性の谷間に手を入れますかね、しかも何の躊躇もなく無表情でやるのが………)」

 

ロスヴァイセは一希の捜査の為と言って何の迷いも無く女性の谷間に手を入れられる事に身を引いていた。

 

一希「だが、ここに()()()()()()もある。例えば《インク付きのペン》があるのに、何故ペンに書く為の()()が無いのだ?」

 

ロスヴァイセ「あッ!確かにそうですね。書くにしてもメモ帳らしき物も無いですし、まさか床や壁とかに書くのでしょうかね?」

 

一希「だと知ても、それらしきモノは無いぞ。まさかこの○Lの本棚の後ろにあったりするのか?」

 

ロスヴァイセ「そう考えるのが妥当ですが、この量がある本棚を退かすのは一苦労ですね」

 

一希「だがそれはまだ無視してもイイが、一番肝心の《虚無の凍獄龍(ゼロ・アブソリュート・ドラゴン) キュレム》の卵は何処だ?」

 

ロスヴァイセ「あ!?そう言えば!!!??」

 

一希「チッ...色々と時間くっちまったな。さっさと卵の居場所を吐かせるか」

 

一希は舌打ちして自分で気絶させたダフネを起こそうと行動に出る。その行動は・・・・

 

 

 

一希「とっとと起きやがれ!!!」

 

ダフネ「ひぎゃあァァァァ!!?」 メキメキメキ ギリギリギリ

 

ロスヴァイセ「えぇぇ......」

 

一希は右手をダフネの前頭部を五指に握り潰す技《アイアンクロー》で無理矢理目を覚まさせる。それをされているダフネは突然頭が潰される感覚に絶叫をあげる。手で覆われて見えないが目は恐らく余りの痛さに涙目であろう。

ロスヴァイセは一希の起こし方に呆れ口元は引きつっていた。

 

しかし、ロスヴァイセは気づかなかった。一希がアイアンクローをしている際に、驚愕をするかのように目を見開き警戒心を強くしている事に・・・・

 

 

__________________________

 

 

一希に気絶(物理的)させられたダフネは今度は一希のアイアンクローによって目を覚ます。

 

ダフネ「イタタタ。メタもちゃん説明の最中まさかのアッパーカットで気絶して、今度はアイアンクローで目を覚まさせられるなんて、今日はなんて日ですかねハイハイも〜〜」

 

 

一希「さてと(やかま)しいのが目を覚ましたわけだ....「うわぁ───!!!!他人に隠してあった秘蔵の○○まで見られるなんて何の罰ゲームですかね!!?ハイハイ!!」

イラッ人の話を聞け!!!さっさと教えろ《虚無の凍獄龍(ゼロ・アブソリュート・ドラゴン) キュレム》の卵は何処だ?!!!」

 

ダフネ「《虚無の凍獄龍(ゼロ・アブソリュート・ドラゴン) キュレム》の卵ですか?一体何の事かさっぱりわかりませんけど?ハイハイ……」

 

一希「とぼけるな。こっちは優秀な戦乙女(ヴァルキリー)達の情報がある。他の奴等より信用できるしお前が気絶している間にドラゴン関連の資料も見つかった事からお前が少なからずドラゴンに関して関わりを持っていたことの信憑性も高くなるし、何より俺は地獄耳なんでな...心音は正直なんだ、お前がとぼけた時に心音は反応した」

 

 

一希がロスヴァイセ達の情報捜査とこの隠れ住処の研究施設にあったドラゴン関連の資料、そして自身の地獄耳の心音による嘘探査による情報をまとめてダフネに叩き付ける。

ダフネは眼鏡に光が反射して目の表情が見えずに俯いていたが、口元は徐々に三日月のように吊り上げて不気味に微笑んでいた。

 

ダフネ「……………フフ...フフフフッ」

 

一希「あッ?」

 

 

ダフネ「ハッハハハハハハハハハハハ!!!!」

 

ダフネは狂ったように笑い出す。

先程の痴女と腐女子を目撃された羞恥心や悪徳な宣伝業者とは……全くの別人になり、正しく悪の科学者(マッドサイエンティスト)の顔をしたダフネが居た。

 

 

ロスヴァイセ「!!?」

 

一希「……それがお前の本性か?すっごくヤベェ顔になってんぞ?」

 

ダフネ「フフフフッ....正直、戦乙女達の情報力を侮っていましたね。こんなに早く知れ渡っているとは……そして日本神話の(シノビ)。調べた通り随分と若い子でありながらかなりの実力者……確かにあの傲慢悪魔(ジュリオ)が殺られるのも納得ね」

 

一希「悪ぃが……俺が相手してきた悪魔共は皆んなあんな奴等ばっかりで、なんも変わらねぇよ」

 

ダフネ「あら。そうなの?まぁ確かにアイツが邪龍の一体である『霊妙を喰らう狂龍(ヴェノム・ブラッド・ドラゴン)八岐大蛇(ヤマタノオロチ)を眷属又は使役、挙句力を取り込めるなんて無理だと思ってたけど」

 

一希「へぇ....お前でもそう思ってたのか……」

 

ダフネ「当然でしょ。あんな貴族の血筋だので威張っていた傲慢で、自身の向上に関しては怠惰でしかも断絶してその家に追い出された奴が強いとは思えないしね。まぁ私の研究のパトロンになってくれていたのは私としても都合がよかったし、やられたとしても今迄ご苦労さま……って感じだからね」

 

一希「確かに、それには同意する」

 

ロスヴァイセ(………何か、この状況で私って要らなく無いですか?完全に空気ですね私。あれ?目にホコリが……)ホロリ

 

 

一希はダフネのパトロンで一希が京都の街で事件の首謀者となっていたジュリオ・ブネの悪魔ならではの傲慢さを語るダフネに真顔で同意する。

ロスヴァイセは一希とダフネの会話に入れずに完全空気となってホロりと涙目であった。

 

 

一希「さてと、お前のパトロンで俺が倒したあの悪魔の話はこれで終わりにして、ぶっちゃけもうどうでもいいし……本題の《虚無の凍獄龍(ゼロ・アブソリュート・ドラゴン) キュレム》の卵は何処にあってそれをどうするつもりだ?キュレムを孵化させて世界を氷河期にでもするつもりか?」

 

一希はダフネに本題に入ろうとする。

そして、雑な終わり方されあまつさせどうでもいいとされた亡き悪魔ジュリオ・ブネ....全くもって哀れである…………

 

 

ダフネ「まさか、世界を氷河期にして私に何の得があるっていうの?ドラゴンの生態には寒さに弱いのと強い個体も居るけど、世界を氷河期にしちゃったら殆ど寒さに強い個体しか残らないじゃない。私も寒いの余り得意じゃなのよ!」

 

ロスヴァイセ「じゃあ何の為に?!」

 

ダフネ「それをあなた達に正直に教えると思ってるの?」

 

一希「確かにそう易々(やすやす)と教えてもらえるなんて都合が良すぎるよな。だから教えてもらうまで物理的に吐かせる!!」

 

ロスヴァイセ「一希さん!?対象とはいえ女性に暴力的なことをするのはあんまり……」

 

一希「暴力的じゃない。物理的に殴る蹴るだけだ!!」

 

ロスヴァイセ「イヤ!それ変わんないですよ!!!」ビシッ

 

ロスヴァイセは一希の前行動に思わずツッコム。一希もロスヴァイセのツッコミを無視して殴る蹴るの準備をするかのように手や足を解している。

 

 

ダフネ「なんか〝夫婦漫才〟してるみたいねあなた達。よく似合ってるわよ……」

 

ロスヴァイセ「ふッ///ボンッ ふっ夫婦じゃありません!!!!」

 

ダフネ「あら?漫才の所は否定しないのね。しかもあんた顔赤いわよ、満更でも無いんじゃないの?戦乙女って処女なんでしょ?だったら貰って貰えばぁ?顔はいい男なんだし……」

 

ロスヴァイセ「なッ///何を言ってるんですか!!////」

 

一希「ロスヴァイセさん!ペースを掴まさせるな!ダフネを確保して目的を吐かせて全てが終わった後で

()()()()()()()()()()集中しろ!!!」

 

 

ロスヴァイセ「えっ!?えええぇぇぇッッ////!!!」

 

ロスヴァイセは一希からの爆弾発言に顔を通り越して頭から湯気が出る位、全体的に紅くなった。

一希は勢いの流れで言ったのだろう。爆弾発言した事に気付いていない……これが後から後悔する事になるだろとこの時は気付かなかった。

 

ダフネ「まぁ今更私を捕まえても無駄だけどね…………」

 

一希「あ?」

 

ロスヴァイセ「どう言う事ですか?」

 

ダフネ「なにせ………此処に居る私は、()()()()()()()()()()()()()()なんだけどね!!!」

 

そう言って腕を大きく広げると、床から突如と円形で長方形のモノが次々と出てきた。よく見るとそれは……中に液体が入っていてチューブに繋がれている。それは人間一人が入るサイズの培養管であった。

その培養管に入っていて居たのは……生まれたままの姿でハッキリと解る女性の体、顔は今一希達が相対している

()()()だった。全部の培養管にダフネが入っていたのである・・・・・・

 

 

一希「なッ!!!?」

 

ロスヴァイセ「これは!?錬金術師が可能とする生命の構築。人造生命(ホムンクルス)!!!」

 

ダフネ「そう。私は私自身をホムンクルスを構築したの……だから今の私もホムンクルスで、主な役目は侵入者が隠し部屋に入って来たら、いつものようにメタもちゃんを紹介したりとか私の目的とかを語って時間稼ぎするためなんだけどね。ハイハ〜イ」

 

一希「ちッ自分をホムンクルスの素体にするなんて、お前...イカれてるな。間違いなく頭のネジぶっ飛んでる」

 

ダフネ「あら失礼ね、私は錬金術師兼科学者よ。研究するにしても人手が足りないしかと言って私の頭脳と同じ位の研究者なんて居ないだろうし……だから同じ私で、これからも研究を進めようと思ったのよ...当然これから先もね」ニイイッ

 

一希「ッ!?」

 

ロスヴァイセ「ひッ!!!?」

 

ダフネは笑う。だがその微笑みは狂気的で口角は吊り上がり三日月で歯は剥き出しに目尻は下がり逆三日月でその瞳は光が無く濁り渦巻く。

一希とロスヴァイセはその狂気的な微笑み恐怖を感じ取り後ずさる。

 

 

 

 

ダフネの狂気を目の当たりした一希とロスヴァイセ。

ダフネの《虚無の凍獄龍(ゼロ・アブソリュート・ドラゴン) キュレム》を使う目的とは何なのか果たして一希とロスヴァイセはダフネを阻止できるのか・・・・・・




今回は前回と少し分けて投稿しました。大分遅れてしまい申し訳ございません。

じつは一希の『ヒロイン』について再検討したいと思いますので…………
この件について活動報告に意見を募集していますので遠慮なくご記入下さい。


目次 感想へのリンク しおりを挟む




評価する
※目安 0:10の真逆 5:普通 10:(このサイトで)これ以上素晴らしい作品とは出会えない。
※評価値0,10についてはそれぞれ11個以上は投票できません。
評価する前に
評価する際のガイドライン
に違反していないか確認して下さい。