HALO〜人工知能は恐ろしい〜 (日向@Neru)
しおりを挟む

人物設定
主な人物紹介


オッス!オラは、日向@Neruの小説サイト[?]を借りている本条 信治です!作者であり、このストーリーの主人公だ!詳しくは下記を見てくれ!他の人のも触れてるぞ!


人物設定(あくまで設定です。)

 

本条 信治(29才)

 

性別:男

 

好きな食べ物:カレー

 

嫌いな食べ物:果物

 

配偶者:京部 美咲

 

別名:フリーザ・ウェスカー、Mr.都市伝説 本条 信治、本条 上総介 信治

 

このストーリーの主人公。経歴は、あのソードアート・オンライン〜ニュービーの希望〜の約3年後にあたり、HALOバーチャルの事件に巻き込まれる。また、彼女:美咲に再会した際は凄く嬉しそうだった。彼の能力は国語と製作で、この作品では触れられてないが、コブナント連中への罠を造り、そこに閉じ込めてから攻撃等、沢山の罠を造り敵を倒し、生き残っている。この人が来たことによって、HALOが可笑しくなり始める?例えそうでも、立ち向かって行くドラゴンボールのバーダックみたいな人物。また、彼は他の世界(いわば、自分のいる世の中とは違う流れの平行世界)の自分にも何度か会っている。(その証拠なのか不明だが、本条 信治の別名も時々会っている自分から貰った物らしい。)

 

 

京部美咲(28才)

 

性別:女

 

好きな食べ物:イチゴ

 

嫌いな食べ物:焼き魚

 

配偶者:本条 信治

 

別名:qf.都市伝説 京部 美咲

 

このストーリーのヒロイン。彼氏の信治とはソードアート・オンライン〜ニュービーの希望〜の頃から付き合っている幸せ者。彼氏と再会した際、嬉しくなってまた再び付き合い始めた(住所が分からないがゆえ)。彼女の能力は、敵を惑わせる。そのお陰であの事件から生還出来たが、現在はバーチャル世界で遊んで無いため、能力が低下している。彼氏の影響で都市伝説テラーと為る。凄く彼氏のことを心配にしている。

 

 

西原弥彦(29才)

 

性別:男

 

好きな食べ物:カルビ

 

嫌いな食べ物:野菜

 

配偶者:無し

 

このストーリーの支え役。彼は、HALOバーチャルに凄く興味を持っていたが、事件に巻き込まれると性格が一変した。彼の特技は、ゲームをノーコンテでクリアするゲーマーと絵がとても上手いことで画家にもなっている凄腕をもつ。また、彼はHALOバーチャル世界に入る前、牛丼を15杯食っていたことが信治の心の声にて明かされた為、大食いだったことが伺える。彼に彼女は居ない。

 

 

京条信長(27才)

 

性別:男

 

好きな食べ物:シュウマイ

 

嫌いな食べ物:レバー

 

配偶者:無

 

彼は、このストーリー上盤にて主人公によい活躍をした。彼も彼女を持たないが一応モテてはいる。彼の能力は、隊長(信治)の次に才ある指揮が出来る。なので現在、副隊長に主任して軍事力を上げている。ただ、国語が得意な隊長(信治)に比べ、そこまでではないが、国語が大の苦手。そのせいか、彼女を持てない悲しい人物。

 

今回の物語の設定

 

舞台

HALO(ヘイロー)

この小説は、HALOの舞台だが、とてもヘイローとは思わない展開をする。いわゆる、世界のベース。

 

団体

瑞穂特戦隊

 

かつて存在していた信治の団体。今作では、約18人で構成、発足した。後に、オブライエン艦長ら直々の認定を貰った優秀な団体となっている(いつ貰ったかは不明だが)。殺人団体:フリーザを蹴散らす程の戦力を有しており、隊員達はコブナントの連中に当たったとしても、怪我で済む程度の生還だった。現在、約20人以上の隊員数を誇る。

 

フリーザ

 

瑞穂特戦隊によって消滅した殺人目的の団体。瑞穂特戦隊を除けば、体験者で出来ている団体の頂点に達する勢力を有していた。ある方の登場により、危機感を持っていたところを瑞穂特戦隊に突かれて消滅したことになっている。フリーザ団体の残党は瑞穂特戦隊に吸収された。(しかし、消滅したものの、その経歴が明かされてない。)

 

注意点

 

この作品は、ゲームのストーリー道理じゃありません。ベースとしてHALOにしています。ご了承下さい。

また、ソードアート・オンライン~ニュービーの希望~の最終解決に触れてますが、私事に設定しております。ソードアート・オンライン~ニュービーの希望~が終わり次第書き換えます。そこんところもご了承下さい。

それとついでに、文字の間違いとかがありますが、それもご了承下さい。



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第1章-ゲーム開始
突然の事態


オッス!オラは、日向@Neruの小説サイト[?]を借りている本条 信治です!作者であり、このストーリーの主人公だ!


2029年1月20日

自分『まだ時間がある。何しよう。』

 

俺は本条 信治。今日、VRMMORPG分野のHALOをやることにした。HALOとは、世界中で有名な宇宙を舞台としたシューティングゲーム。楽しんだよな~それが。そのHALOのバーチャル版が出たと言うことなので、親友と共に遊ぶことにした。

 

弥彦『まだ始まらんの?』

 

俺に話し掛けた奴が親友の弥彦。彼はゲーマーであり、画家でもある。とにかく変態だ。

 

自分『まだといってもあと30分近く有るぞ。気が速いんだよ。』

 

弥彦『だって、あのHALOがバーチャルに成ったんだぜ!どんな感じか知りたくね?』

 

自分『まぁな。だが、侮っちゃいけないぜ。こないだの事件をわすれたか?』

 

そう、あの事件とは、ソードアートオンラインの事件だ。幸い、ソードアートオンライン経営者の上層部が気付いて止めたから生き残れた。あれを切っ掛けにソードアートオンラインが嫌いに為った人々が続出したのも覚えてる。

 

弥彦『でも、楽しみじゃね?』

 

自分『そりゃあたのしみだけんど、侮っちゃいけないぜ。分かったか?』

 

弥彦『分かったよ。でも楽しむときは楽しもう。』

 

自分『あぁ、そうだな。気付けばもうすぐ時間だし。』

 

弥彦『良し!飯食ってくる!』

 

自分(はぁ?30分前まで牛丼15杯食ってたのに?)

 

こんな時間が過ぎてった。

 

~12時~

二人『『スイッチオン!』』

 

12時に為り、VRMMORPG機械のスイッチを押していた。するとあたり一面が真っ黒に為り、そしてゆっくりと景色が映り始めていた。気付けばあたり一面が真っ黒だった世界が、宇宙船の指令部にいた。世界中の人が体験しに来ている為、英語やハングル語等が書かれた【地球統一政府新入隊員歓迎会】の紙が張られていた。

 

弥彦『スゲェー!興奮すんなー!』

 

自分『あぁそうだな。』

 

興奮する弥彦とは別に不安を募らせている俺だった。そうした時間の中、誰かが俺の背中をトントンと叩いた。『何だ?』と振り返るとそこにいたのは前に会ったことのある女性が立っていた。

 

?『私が誰だか分かる?』

 

自分『えっ…。すまねぇ、今んとこわかんねぇ。』

 

?『えぇー嘘!忘れるはずないよ。あの事件で私の事助けてくれたじゃん!』

 

そう言われて俺はあっと成った。

 

自分『まさかお前か?美咲なのか?』

 

美咲『正解!美咲だよ。』

 

自分『すまねぇな忘れてて…。会えて嬉しいよ。』

 

美咲『ううん、良いよ別に。私も会えて嬉しいし。』

 

美咲と言う女性は、あの事件で凱と言う人に会うまでに俺が助けた人。仲間にも成った。んで、ソードアートオンラインバーチャル世界から出れたら、結婚してくれと約束した程の関係だった。今は住所とかが分からない為に全然会えず、結婚が果たされていない。

 

自分『ミッちゃんは何処に住んでるの?』

 

美咲『教えなーいw』

 

自分『なんだと~wなら張り倒すぞ?』

 

美咲『ヤダ~w、もししたら結婚しないわよww』

 

自分『それは勘弁して~ww』

 

弥彦『おい!そのやり取り辞めろ!オラ傷付くぞ!』

 

二人『『あっすまん。』』

 

俺と美咲は少し度が過ぎた様だ。

 

自分『ミッちゃん、紹介するよ。俺の親友だ。』

 

美咲『そうだったの?これはどうも。』

 

自分『弥彦、この人が俺の彼女だ。』

 

弥彦『どうも。』

 

二人はとにかく打ち解けたみたいだ。俺は宇宙船指令艦長が前に来た事を見て二人に呼び掛け、礼儀正しく整えた。そして始まる。美咲が居たから、今はいかに楽しむかで頭一杯だった。艦長の名はオブライエン艦長。その人が喋り始めた。

 

オブ艦長『えー、これより地球統一政府新入隊員歓迎会を始める。私はオズライエン…』

 

と艦長が語ったころ、急に外からドドドッ!と言う攻撃音が聴こえてきた。俺始め、体験者はおぉーと興奮する中、艦長達は何やら慌ててるらしい。

 

オブ艦長『どう言うことだ、この歓迎会は攻撃されないはずだったろ!』

 

兵『はい。その様でしたが、何と何者かによって操作されています!と言うか本当の生き物見たいに思考して行動しています!』

 

そう聴いた体験者達はざわめき始めた。

『まさか人工知能って奴?』『そうだとしたら俺達は死ぬのか?』『バーチャル世界から出られないってこと?』『嫌だぞそれ…』

凄く心配する人が居れば、自殺しようとする人もいる。

 

自分『嘘…こんなこと有る?』

 

弥彦『た、確かに。』

 

美咲『もし本当なら、これからどうすれば良いの?バーチャル世界にとじ込まれるってこりごりだよ!』

 

自分『で、でぇ丈夫だ。俺がいる…。』

 

自分は美咲対して励ます言葉を発言したが、内心は突然過ぎて(またかよ…)と動揺を隠せない状態だった。そうした中、艦長はこう発言した。

 

オブ艦長『大変な事態になりました。でも心配しないで下さい。私達は武器が有るじゃないですか!その武器でゴブナントを潰しましょう!』

 

するとざわめいていた体験者達は『そうだそうだ』『最強の武器が俺達には有るじゃないか!』等と希望を持ち始めた。

 

オブ艦長『現実世界からの救援は必ずや来ます!その時まで耐えようではありませんか!』

 

艦長がそう言うと動揺していた体験者達が≪応!≫と叫び、一致団結したのだった。

 

自分『凄いや、オズライエン艦長。』

 

弥彦『あぁ、確かにな。』

 

美咲『しかしこれから本当にどうするの?』

 

自分『うーむ。わからん。』

 

弥彦『取り敢えず、武器を揃えよう。』

 

二人『『応』』

 

俺達は武器を揃えに倉庫へ向かった。

 

美咲『沢山有る!ソードアートオンラインとは違うね!』

 

自分『そうだな。どれにするか。』

 

弥彦『これは?』

 

ガシャッン

 

自分『おぉーいいね~。』

 

弥彦『でも重いんだよね。腕が痛い。』

 

二人『『じゃあ持つなよ!』』

 

こうしたやり取りをしている時、いきなり緊急サイレンが鳴った。

 

≪緊急事態発生!皆様今すぐ避難してください。繰り返します…≫

 

倉庫近くにいた体験者は動揺し始めた。

『おい、これって…。』『侵入か爆破装置だよな?』『嫌だよ!死ぬの。』皆が騒ぎ始めた。

 

自分『こりゃ、大混乱だな。俺達が声を掛けても無理だな。』

 

美咲『そうね。』

 

弥彦『うるせー奴らだ。』

 

俺達は何故か安定していた。まぁ、この様なことは予想内だったし。すると、今度は、ボコン!と言う音が聞こえた。それにより、さらに体験者が混乱に陥った。

 

弥彦『これは完全に侵入だな。』

 

自分『あぁ、そうだな。』

 

美咲『どうするの?』

 

自分『そ、そうだな!速く持てるだけの武器を揃えてこの場所から出るぞ!』

 

弥彦『おい、ちと待てよ。この場所から出たら危険だぞ?みすみす死に行くようなもんだぞ?』

 

自分『どっちにしろ、ここにいたら混乱している馬鹿者に阻まれて終わるだけだぞ!生きたいならこの場所から離れることだ。』

 

美咲『ノブッチーの言う通りだよ。』

 

弥彦『チッ。分かったよ。』

 

自分『良し!分かったなら持てるだけ武器を手にして逃げるぞ!』

 

二人『『応!』』

 

こうして持てるだけの武器を手にしてその場を離れた。




オッス!俺様は本条 信治だ!大変な事態と成った。このままでは殺られるのも時間の問題!しょうがない、再び創るか…。

次回のHALO~人工知能は恐ろしい~は第二話~あの組織が復活?~ぜってー見てくれよな。


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

あの組織が復活?

どうも、今回はあの組織が復活する?交互ご期待。
(弥彦:そんまんまじゃねーか!)


あの混乱の場所から離れ、ある通路に来た俺達。今後の活動をどうするか会議みたいな話をした。

 

自分『取り敢えず逃げ切れた。次の行動をどうするか会議しよう。』

 

美咲『そうね。』

 

弥彦『さっさとしようぜ?ここにも敵が来るかもしんないから。』

 

自分『そうだな。まず、状況を整理しよう。あの地球統一政府新入隊員歓迎会をやってる最中に敵に攻撃される。』

 

弥彦『その攻撃はパフォーマンスじゃなく、設定外の攻撃だったと。』

 

美咲『そして今に至ると。』

 

自分『さらっとしてるが、これだけでかなりの混乱と動揺が見られる。』

 

美咲『体験者は倉庫に居るのにも関わらずひどく動揺してたね。』

 

弥彦『ったく、あれくらいで動揺し過ぎだ。』

 

自分『ここからはこの三人で艦内を回るぞ。』

 

弥彦『ちと待てよ。また死に行くような行動をすんのかよ。もっとさ、空いてる部屋に閉じ籠って交戦すんのが良いと思うだけど。』

 

自分『それじゃ仕組みが分からず仕舞いじゃん。それを死ぬのを待ってる事になるんだぞ。』

 

弥彦『でもそれを兼ねて戦闘準備をすれば敵と立ち向かえるじゃねーか!』

 

自分『だから、準備すんのにも掛かるだろ!もし敵との合流するまでの時間が1分しかなかったら?』

 

弥彦『うっ、それは。』

 

自分『な。結局は生き残れる確立が低いんだから、艦内を放浪して仕組みを理解しなきゃ。』

 

弥彦『わ、分かったよ。ったく。』

 

美咲『・・・・』

 

自分『あっ…すまねぇ、こんな状況を作ってしまって。』

 

俺と弥彦が少しぶつかってる間、美咲は終わるのを待っていた。何か気まずくなり、謝った。

 

美咲『良いよ。それほど責任を感じて考えてたんだね。』

 

自分『美咲…。あ、ありがとう。』

 

美咲は俺が俺達三人の命を守る為に責任を感じていたの事に気付いたらしく、励ましの言葉をくれた。

 

美咲『ううん。良いよ。バーチャル世界にとじ込まれるのこりごりだし、死ぬのも嫌だから。』

 

自分『美咲!(こんな恋人持てて幸せだ!彼女の為なら死んでも良い!)』

 

弥彦『あの…、会議に戻ろう。』

 

自分『そ、そうだった。では、これから行動開始!』

 

二人『『応!』』

 

こうして、直感的に約30分近くの会議が終わり、行動に移した。そして、体験者が集う広場に到着した。

 

自分『おぉー!広いねー。』

 

弥彦『どうする?休憩にする?』

 

自分『そうだな。ここで約3分は休もう。かれこれ三時間近く放浪してるから。』

 

そう話したその時だった。急にDON!という攻撃みたいな音が聞こえた。そして東側の通路から人が出てきたのだ。

 

体験者1『助けてください!ブルース族が…襲いに!』

 

自分『おい、落ち着け!どうしたんだ。』

 

体験者1『助けてください!我が団体は壊滅状態です!御願いです!どうか!どうか!』

 

弥彦『どうする?こいつの団体助けるか?』

 

自分『だが、助ける事は…。』

 

美咲『ノブッチー…。』

 

俺は深く悩んだ。なぜなら、助ける途中で別の敵が登場し、集団策略で殺られることも無くはないのだ。

 

自分『美咲、弥彦。お前らはどうする?』

 

弥彦『俺は助けない!』

 

美咲『私は助けるよ。信治は?』

 

自分『うーむどうしよう。助けてぇけんど、危機が生じるからな。』

 

体験者1『助けてください!御願いします!』

 

そのあと、約3分は掛かっただろう。でも、もう覚悟は決めた。

 

自分『分かった、助けよう。』

 

弥彦『おい、ふざけるなよ!オラは助けんぞ!』

 

自分『これを助ける事によってうちらが優位に立つだろ?』

 

弥彦『まぁ、そうだが。』

 

自分『なら決定だ。これから助けに行く案内しろ!』

 

すると、体験者1は涙流しながら喜んでくれた。

 

美咲『(それでこそノブッチー。彼に惚れて良かった。)』

 

~隊員訓練室~

 

体験者2『もうだめです!限界です!』

 

?『何?なら代わりに成るものを探して投げ込め!』

 

体験者2『はい!leader!』

 

?『それにしても、奴遅いな。何やってるんだ?』

 

 

体験者1『こちらです!』

 

自分『これは大変だろう。』

 

俺達が着いた時の状況は、体験者団体がざっと10人、相手はざっと20人いる。そして死体から見るに、相手の方が優勢だ。

 

自分『ん?あそこにいるのは…、信長?』

 

俺は会った事ある男性に声を掛けた。すると、

 

?『隊長?隊長だ!そうです!信長です!』

 

自分『やっぱりか!もう大丈夫だ!心配すんな!だから勇気出せ!』

 

信長『はい!隊長!みんな!もう一頑張りだ!』

 

体験者達≪応!≫

 

俺の登場で信長は勇気を出し、勇気出した信長に克を入れられた体験者達は正気をもって攻撃。敵は急に力を上げた我々に驚き、撤退した。そして、隊員訓練室は静かさを取り戻した。

 

信長『隊長!助けて下さいましてありがとうございます!!』

 

自分『お、おう。これぐれぇはしないとな。』

 

俺に敬意を示し、お辞儀までしてくれた。そして信長はこんな提案をした。

 

信長『隊長!どうです?再び組織を創ります?』

 

自分『えっ!何?いきなり…。』

 

突然、組織を創りませんかと言って来たから俺は驚いた。

 

信長『だから、組織をまた創りましょうよ。』

 

自分『だが…。お前の団員が…。』

 

信長『良いんですよ!元々隊長の為に創った団体なんですから!』

 

すると、信長の声に団員の皆が一緒に頷いた。

 

自分『そ、そうか…。美咲?弥彦?お前らはどうだ?』

 

弥彦『まぁ三人だけって言うのも寂しいし、艦内の放浪も人手が欲しかったし、良いんじゃない?』

 

美咲『私も賛成。あの事件での組織楽しかったし。また隊員になりたいし。』

 

自分『美咲、弥彦…、分かった。また創ろう!今日これにて、新瑞穂特戦隊が発足します!』

 

一同≪おぉー!≫

 

俺は再び組織を創ることにした。あの事件で結成した名前で。そして、次々と活躍していくこととなる。




よう、オラは西原 弥彦だ!アイツが遂に団体を創りやがった。一体何が起きるだろうか…。

次回のHALO~人工知能は恐ろしい~は第三話~敵は構いなしに~だ!見てくんなきゃ、ぶっ飛ばすぞ?


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

敵は構いなしに

一応、長く書きます。楽しんで!



~ゴブナント艦内~

 

?『人間どもの動きはどうだ?』

 

兵『はい。突然の攻撃で混乱状態です。』

 

?『作戦成功ですな。預言者殿。』

 

?『そうであろう。』

 

兵『これにて戦略に移ります。』

 

?『良かろう。今すぐ始めるのだ!そして人間どもを根絶やしにするのだ!』

 

一同≪ハハハハ!≫

 

~地球統一政府宇宙船~

 

俺達は総勢約18人で瑞穂特戦隊を結成し、拠点を隊員訓練室にした。

 

自分『お前は西、お前は東を陣取ってくれ。』

 

隊員二人『了解』

 

あの騒動から約5日。宇宙人と遭遇し、怪我人が出てるが、死者はいない。しかし、死者が現れるのは時間の問題だ。

 

美咲『ノブッチー、大丈夫?最近休めてないらしいけど。』

 

俺のもとに来たのは恋人の美咲。

 

自分『あぁ、でぇ丈夫だ。問題ない。』

 

美咲『嘘だ。表情が笑って無い。』

 

自分『ばれたか…。しょうがないだろ?宇宙人は出入口を確保してるからどんどん来るし、殺人団体はケンカぶっかけて来るし。疲れるよ。』

 

そう、ここ最近は殺人団体があとを立たない。団体名はフリーザという名前で、残忍で残酷の団体だ。

 

美咲『なら副隊長に頼めばいいじゃない?』

 

自分『それは無理だ。』

 

美咲『何で?』

 

自分『俺がやってる事をちゃんと守れると思うか?たぶん失敗し、さらに危機に瀕するだろう。』

 

美咲『ノブッチー…。じゃあ、私に任して。』

 

自分『えっ!』

 

俺は耳を疑った。恋人が一番荷の重い仕事を任せてくれというのだ。

 

美咲『私がやるから休んでて。』

 

自分『でも、大変だよ?指示をしたり、よく考えたり…とにかくやめけれ。』

 

美咲『何で?私の事嫌いなの?』

 

自分『そうじゃねぇ。ミッちゃんに万が一の事が有ったらお、俺が傷付くから…。』

 

美咲『ノブッチー…。ありがとう。でもいいの私がやる!死にそうなノブッチーを見るの苦しいから。』

 

自分『ミッちゃん…。分かった、任せるよ。でも、分からない事が有ったら聞けよ。』

 

美咲『うん。分かった。ちゃんと休んでね。』

 

自分『分かったよ。』

 

俺は美咲の言葉に甘えて、整備された部屋で寝ることにした。

 ――――――――――――

 

美咲『さて、どんな仕事が有るかな?』

 

私は京部美咲。愛する彼氏の為、無理を押し切って隊長代理を行うことにした。

 

美咲『うーむ。どれも優先事項ね。』

 

どれも優先事項とは、宇宙人征伐、殺人団体鎮圧、環境復帰。各5人ずつの構成と成っている。

 

美咲『これでノブッチーが疲れる訳だ。』

 

隊員1『美咲補佐官。我は宇宙人征伐の者です。現在の状況を報告します。』

 

美咲『どうぞ。続けて。』

 

隊員1『現在、宇宙人撤退中。しかし、5人中わたくし除いて、3人が重症です。』

 

美咲『それは大変ね。』

 

隊員1『なので、環境復帰係も派遣させて欲しいんですが…。』

 

美咲『うーむ難しいね。環境復帰か~。他に戦える人はいないし、うーむ。』

 

隊員1『どうでしょう。無理ですか?』

 

美咲『決めた!』

 

隊員1『なな、何ですか?』

 

美咲『私も参加する。』

 

隊員1『えっ!でも隊長がお許しにならないと…。』

 

美咲『何言ってんの。許可得ずに行くのよ。』

 

隊員1『えぇー!マジですか!?隊長に知られたら…。』

 

美咲『大丈夫よ、私はこう見えて戦えるのよ。宇宙人などギッタギタにしてくれる。さ、その場所に案内して。』

 

隊員1『は、はぁ~。』

 

~体験者集いの広場~

 

隊員1『ここです。』

 

美咲『ボロボロね…。』

 

私は戦場と成った場所に到着した。どこもかしこも黒焦げとでこぼこだらけ。

 

美咲『結構酷かった様ね。』

 

私がそう話すと奥から敵の姿が見えた。

 

美咲『ん?あれは?』

 

よく見ると四人ぐらいの宇宙人チームがやって来たのだ。そう話したその時だった。その宇宙人チームの中から図体のデカイ男がロケランみたいな物を持ってこっちに向けて来たのだ。

 

美咲『あれは!皆散らばって!速く!』

 

私は近くにいた宇宙人征伐隊二人と環境復帰二人にそう発言した。私が叫んだお陰で、四人はバラバラに避け、ロケランみたいな物の弾は壁にぶつかった。

 

美咲『危なかった。あれを受けたらひとたまりも無い。』

 

そう思い、前に顏を向けた時、3人程の宇宙人があっという間に私の周りを囲み、連携攻撃で掛かってきた。

 

美咲『くっ、いつの間に!』

 

私は一生懸命攻撃を耐え、仕返しをし、距離を取った。

 

宇宙人1『こやつがお前らの隊長?弱えーな!』

 

宇宙人2『ガッカリだぜ。』

 

宇宙人3『・・・・』

 

美咲『何だと~!!』

 

私は悔しく為り、力を込める。そして殺気を剥き出しにして、

 

美咲『お前ら~!覚悟しろよ?もしかしたら死ぬことになるかもしれないわよ?』

 

と言い、できる限りの速さで宇宙人3人に向かって攻撃を仕掛けた。

 

宇宙人1『こやつが俺らを?笑わせるな!』

 

宇宙人2『俺らはそんなやわじゃない。』

 

宇宙人3『うん・・・』

 

美咲『ほざきなさーい!』

 

私はやけになって超光速で攻めた。宇宙人3人はさすがに危険と感じたのか、防御体勢をとる。しかし、私は防御の足りないところを見抜き、そこに向かって連続パンチを繰り出した。

 

宇宙人1『ぐはぁ!?』

 

宇宙人2『グオォ!?』

 

宇宙人3『へへ…』

 

美咲『どうよ!私の攻撃!』

 

私は宇宙人3人に効果が有ったのを見て喜んだ。一人は殺られたみたい。

 

宇宙人1『うっ。凄い痛み。おい!そいつは大丈夫か!』

 

宇宙人2『駄目だ、あの世に行きやがった。』

 

宇宙人1『くっそー!おのれー!』

 

宇宙人2『今度は、お前が覚悟するんだぞ?見てろよ!』

 

そう言って、距離を取り始めた。私は、取りあえず限界までの防御体勢をとる。

そして、

 

宇宙人1『行くぞ!』

 

宇宙人2『へい兄貴!』

 

いよいよ始まった。私はなるべく体勢を崩さない様に頑張る。すると一人の宇宙人が銃をぶっぱなした。私はそれを避けたが、体勢が崩れたのが仇となり、別の方向からやって来た攻撃にやられる。

 

美咲『成る程、あまり得意でない銃で相手に避けさせ、その隙を突いて攻撃する。なかなか痛かったわよ。』

 

宇宙人1『だから言ったのに、覚悟しろよって。』

 

宇宙人2『所詮、人間はグズ何だよ!』

 

そう言われた私は、イラッとした。そしてまた、力を込める。はたして私は勝てるのであろうか。




はい。私は京部美咲です。さて私は生きて彼氏の元へ帰れるのでしょうか。

次回のHALO~人工知能は恐ろしい~は第四話~運命の定め?~。お楽しみに!


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

運命の定め?

いや~とても大変だよ~。考えるのが。お楽しみ下さい!


私は悔しくなり、手に力を込める。そして宇宙人にこう言った。

 

美咲『よくも馬鹿にしたわね?謝りなさい!』

 

宇宙人1『はぁ?馬鹿じゃないの?』

 

宇宙人2『自分が弱いのがいけね~んだろ?』

 

美咲『何を~!』

 

私は、遂に怒りに変わったら。その力で相手に向かって攻撃を繰り出す。

 

宇宙人1『何!』

 

宇宙人2『さっき受けたのと全然違いぞ!』

 

美咲『ざまぁみろだよ!』

 

私は、さっきの攻撃で少し晴れた。しかし、まだ終わって無い。また二人が攻撃を仕掛けに来た。

 

美咲『また同じ攻撃?』

 

宇宙人1『全然違うよお馬鹿さん!』

 

宇宙人2『まぁ違っても教えないけどな。』

 

そう言って、二人はイラつかせた。

 

美咲『く~!そう!なら、こっちから行くよ!』

 

私はイラついて二人に殴り掛かろうとすると二人は、

 

≪引っ掛かったな!≫

 

と言い、私の攻撃を避ける。私ははっとした。両サイドから銃を向けられ、弾を発射された。そして、避ける間もなく受けた。

 

美咲『し、しまった。やられた。』

 

私は遂に起き上がれないぐらいにまで体力が無くなっていたのだ。

 

美咲『く、悔しい。』

 

窮地に立たされる私。どうにか逆転出来ないかと考えた。そして、

 

美咲(そうだ!これが有ったか!)

 

と思い付いたのだ。

 

宇宙人1『もう終わりか?もっと掛かってこいよ。』

 

美咲『く、してやりたいけど、どうやらもう体力が無い。だから降参よ。』

 

宇宙人2『ほう、負けを認めたか!よしよし、今後ろに金具を付けてやるからな。』

 

そうして一人の宇宙人が私の場所へ来たところを、

 

美咲『隙あり!』

 

と叫び、宇宙人に小型ナイフを投げ出した。そして運良くそのナイフが宇宙人の頭に刺さった。

 

宇宙人2『な、何を…。』

 

宇宙人は倒れた。そして私は、宇宙人の武器を取りだし、もう一人の宇宙人に向ける。

 

宇宙人1『お、お前!嘘つきやがったな!』

 

美咲『騙された方がいけないじゃない。それじゃあね。呆気なく終わらせて貰うわよ。』

 

そう言った私は、宇宙人に銃をぶっぱなす。そしてもう一人の宇宙人は死んだ。

 

美咲『お、終わった。』

 

安心していたら急に隊員が私に向かって

 

隊員1『美咲補佐官殿!』

 

と叫んだのである。私は気になって、後ろを向いた。すると、宇宙人チームの図体のデカイ奴が剣を持って襲い掛かって来るのだ!他に周囲を見渡すが、隊員一人しか生きてなかった(別の意味で)。そして、振り落とそうとするデカ宇宙人。私は諦めて目をつむり覚悟していた。………あれ?来ない。私は不思議になり、目を開けるとそこには彼の姿が有った!

 

 ――――――――――――

美咲『ノブッチー?』

 

自分『馬鹿野郎!分からない事有ったら聞けと言ったぞ!』

 

俺は本条 信治。何となく目が覚めて、自分の部屋から出ると彼女が居なかった。『アイツ!』と思い、急いで探した。そして遂に見つけたと思ったら、図体のデカイ宇宙人に殺されかけてたのだ。そして今に至る。

 

美咲『ごめんね、ノブッチー。私は、私は!』

 

自分『分かってる。分かったなら、もう二度と勝手な行動をすんなよ?いいか?』

 

すると美咲はうんと頷いた。

 

自分『いいこだ。』

 

俺はそう言うと、銃を前に押して怯ませ、心臓があるで有ろう部分に銃をぶっぱなした。するとデカイ宇宙人は倒れ、俺達の勝利と成った。俺は気絶した美咲を抱え、本拠室に戻った。そして、美咲を看病してベットに寝かせた。

 

自分『全く可愛い女性だぜ。』

 

と俺は言い、指令室に行くので有った。これだけは言おう、死ななくて良かった。




オッス!オラ弥彦!第三話、四話はオラ出てねーぞ!どうなってんだ!

次回のHALO~人工知能は恐ろしい~は第五話~仲間再会~!五話はゼッテー出せよ?作者さん!


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

仲間の再会

ここから段々他のも入り交じってきます。それが分かりやすい変化か、分かりにくい変化かなのかは不明です。楽しんで!


~本拠室~

 

自分『分かってますよ艦長。でも、なかなか進まなくて…。はい。はい分かりました~。失礼します。』

 

弥彦『んで、どうだったんだ?』

 

自分『速く来んか!と話していた。』

 

弥彦『無理な話だ。』

 

今俺達が話していたのは、オブライエン艦長だ。艦長達はあの騒動から指令本部に行き、敵の撃退に専念していたが、敵の行動が速く、沢山の宇宙人が入ってしまった。そして、指令本部に籠城し、今に至る。

 

自分『東側の騒動の後、六人いた怪我人が今では二人に減ったが…。』

 

弥彦『それまで宇宙人が来てないな。何事もなかったかの様に静まり返ってる。』

 

自分『弥彦も感じていたか、このおかしな雰囲気を。』

 

弥彦『あぁ、どう考えてもおかしいだろ。ここまで静かなのがよ。』

 

自分『侮るなよ。もしかしたら相手を安心させる作戦戦略かもしれないからな。』

 

弥彦『分かってるって。そんときは顔面に銃をぶっぱなして倒したる!』

 

そう話ていたら、見張りの隊員が慌ててやって来た。

 

隊員1『今、西側に宇宙人出現!増援をお願いします!』

 

弥彦『どうします?』

 

自分『当然出動だ!他に変化は有るか?』

 

隊員1『はい。他の団体が宇宙人と戦ってます!』

 

自分『分かった。じゃあ、俺も行くわ!俺ワクワクスッぞ!』

 

隊員と弥彦≪大丈夫か?≫

 

自分『速く案内しろ。体を動かさないと鈍るんだ。』

 

弥彦(まぁ、確かにここ最近、翔磨は指示だけであんまり体を動かして無いからな。)

 

~西側通路~

 

隊員1『こちらです。』

 

自分『ん?あやつは?』

 

宇宙人に囲まれている団体の中から、俺は見覚えある人見てあっと成った。

 

自分『お前…、まさか、凱か?』

 

すると、声をかけられた男は振り返り驚いたように発言した。

 

凱『お前も入ってたのか!?』

 

自分『あぁ、そうだぜ!もう大丈夫だ!勇気を出せ!』

 

凱『応!これでまた組めるな!』

 

自分『あ、あぁ!取りあえず身の前のを倒せ!組む話は後だ!』

 

凱『応!お前ら覚悟しろよ〜』

 

そう会話をしたあと、俺達は約10人の宇宙人を蹴散らした。そして、戦いは終わり、凱の元へ向かった。

 

自分『まさか凱が居るとはな~。今まで何してた?』

 

凱『ずっとうろついてたんだけど敵が弱すぎて話にならねぇよ』

 

自分『弱すぎって、ブッフフフハハハ…。』

 

凱『なんで笑うんだよw』

 

自分『甘いな、ほら。』

 

俺は左頬についた十字傷を見せた。

 

凱『お前が傷ついてる…だと』

 

自分『あぁ!凱達が戦ったのは単なるクズだ!こっちなんざ~、そのクズを指揮してるボスを何度か倒したんだぜ!凄いだろ?』

 

凱『マジか!?俺も負けていられねぇな〜!』

 

自分『そうだな!でどうだ?うちの瑞穂特戦隊に入らないか?』

 

凱『一応同行はするけど入るのはちょっと考えさせてくれ。』

 

自分『あぁ、分かった。無理にとは言わん。仲間の意見も聞いて決めてくれ。』

 

凱『了解した。だけど指示とかはできるだけ従うよ。お前らも良いよな?』

 

そう凱が言うと、凱のチーム皆が頷いた。

 

自分『んで、その仲間達の名は何て言う?』

 

凱『この一番ちっちゃいやつが一夏で、こっちの女の人がSAOにいた時ヒュウガって奴いたよな?そいつの姉だ』

 

自分『え?マジ?よ、ヨロシク。』

 

嘉田那『嘉田那だ、よろしく。』

 

凱『人見知りだからな。』

 

自分『あぁ、分かった。』

 

俺は困った。姉と聞くと弱くなっちまうんだ。本当に困ったな~。まぁそんなことはさておき、俺は

 

自分『んで、もう一人は?』

 

と聞いた。

 

凱『もう1人はお前と離れてた時に知り合った…』

 

小太郎『小太郎だ、コタと呼んでくれ』

 

自分『おう。お前の場合は何か気が合いそうだな。話は本拠室でしよう、凱達着いてきてくれ。』

 

凱『了解』

 

俺は、凱の団体を連れて本拠室に入ってった。

 

弥彦『よう!お帰りなさんな!で、そこのやつらは~どうしたん?』

 

自分『あぁ、この人達は今後一緒に同行することとなった…』

 

凱『凱だ、よろしく~

でこいつらは俺の仲間で右から一夏≪チカって呼んでくれ≫嘉田那≪よろしく≫後小太郎だ≪コタって呼んでくれ≫まぁよろしくな』

 

自分『そう言うことだ。』

 

弥彦『お前ら~ここを乗っ取りに来たんだろうな?』

 

凱『いやいやwただ本ちゃんの友達だからって一緒にいるだけだよ』

 

自分『そうだよ!ただ単に同行するだけじゃきん!これ以上疑うなら追放するぞ!』ギロッ

 

弥彦『わ、分かったよ!裏切らなければ良いのだが…。』

 

そう言って、弥彦は去った。

 

自分『すまんな。アイツは俺の直属配下の弥彦って言うんだ。どうもすまなかった。』

 

と俺は言い、深々と頭を下げた。

 

凱『大丈夫だよ、そんぐらいは言われると思ったしw』

 

自分『凱…、あんがとな!』

 

俺は少し安心した。だが仲間の反応が気になって怖かった。恐る恐る聞いてみた。

 

自分『ほ、他の皆は大丈夫か?』

 

凱『大丈夫…だと思うけど

大丈夫か?』

 

小太郎『俺は大丈夫だよ』

 

嘉田那『私も』

 

一夏『僕もだよ~』

 

凱『だそうだ』

 

自分『そうか。ありがとよ。』

 

俺は安心した。そこへ美咲が来た。

 

美咲『ノブッチー?今何してんの?』

 

自分『あぁ、ミッちゃん。今、今後一緒に同行する団体に案内をしてたんだよ。』

 

こう会話で凱や隊員除く人が驚いた。そして、彼女に一人聞いてきた。

 

凱『よろしく、俺はレンだSAOの時に会ったよな?』

 

美咲『誰だっけ?』

 

一同≪ズコッ≫

 

自分『ミッちゃん~。』

 

美咲『嘘だよ。失礼した。あんときはありがとうね。』

 

凱『おう、気にすんなってそっちも協力してくれたから今ここにいるんだし』

 

自分『で、ミッちゃん。なんのようできたん?』

 

美咲『あっそうだ!ノブッチー、オブライエン艦長から連絡来てるよ。』

 

自分『マジ?』

 

俺は焦った。何か嫌な気がしたのだ。

 

自分『凱達はそこで待っててくれ。その間に、お前らの仲間にうちの団体に入るか入らないかの話をしといてくれ。』

 

凱『おう、分かった!』

 

俺は指令部屋に入り、電話をとり、オブライエン艦長に聞いた。

 

『はい。本条です。はいっ!え?』

 

俺の予感が適中した。そして俺はこう呟いた。

 

自分『サイヤ人…だと?』




イエーイ!信長だぜ?どうやら隊長は嫌な話を聞いたらしいんだ!何なんだろう。

次回のHALO~人工知能は恐ろしい~は第六話~何故何だ?~です。さてこの先どうなることやら。


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

何故何だ?

まさかの展開にしようかなと思います。


自分『サイヤ人…だと?』

 

俺は耳を疑った。何故なら、このゲームとは関係無い奴が現れたからだ。

 

自分『オブライエン艦長…それは本当ですか?』

 

オブ艦長『あぁ、本当だ。』

 

自分『しかし、そいつらはドラゴンボールの宇宙人ですよ?』

 

オブ艦長『あぁ、実は僕も驚いたよ。まさかアイツらが出るとは。』

 

自分『何か関係することは有りますか?』

 

オブ艦長『あぁ、無くはない。実はこのゲームとドラゴンボールのゲームは、同じ会社が作ったんだよ。』

 

自分『なんと…。しかしそれは関係無いと思いますが…。』

 

オブ艦長『なにを言うのだね信治君。同じ会社が作ったなら、当然少し似る行動や設定が出てくるだろう。』

 

自分『ま、まぁ確かにですけど…。』

 

オブ艦長『その共通点を人工知能は繋げて時空を創り、そこに予想外のを送り込んでる訳。』

 

自分『な、成る程。じゃあ俺…僕達はどうすればいいんですか?』

 

オブ艦長『君たちはいつでも攻撃が出来るようにしなさい。では。』

 

ツーツー

 

自分『まさかだよな?』

 

俺は焦った。何故なら、サイヤ人相手では勝てないからだ。彼らは戦闘民族で、戦うたび戦闘力をアップする。そんな奴らが何故、HALOに来たのか…

 

自分『取りあえず皆に伝えないと!』

 

俺はこのことを皆に伝えに行った。

 

~会議部屋~

 

隊員1『どうしたんですか?急に。』

 

隊員2『隊長が焦るなんて珍しいじゃないですか!』

 

俺は見張り以外全ての人を呼んだ。

 

自分『皆、落ち着いて聞いてくれ。俺は嫌な情報を耳にした。』

 

弥彦『それはなんや?』

 

自分『それは…、艦長から聞いた話だと、この世界にサイヤ人が乱入したと…。』

 

隊員1『ま、まさか~冗談ですよね?』

 

自分『いいや、本当だ。』

 

俺が言うと、ほとんどの人がざわめき始めた。

 

隊員2『何故何だ?何故関係無い物が乱入して来るんだ?』

 

弥彦『そいつらはいつきた?』

 

自分『それは知らん。たぶん艦長もいつきたかわからない状態だと思う。』

 

隊員3『あんまりだ~!』

 

小太郎『どうするんだ?倒すのか?』

 

俺はざわめいている人々を見るだけで精一杯だった。

 

自分『これで、俺の人生終わりか…。』

 

美咲『ノブッチー…。』

 

ざわめき絶望してるなか、突然『静かにならんかい!』と大きな声が聞こえた。声のした方を見ると、そこには見覚えある人が立っていた。俺ふと思いだし、声を掛ける。

 

自分『お前は…。清宮!?』

 

?『そうや、清宮ださかい。』

 

なんとそこには清宮がいたのだ!清宮はかつて、あの事件で散々困らせた厄介者。そいつが何故居るのか…。すると清宮が喋り出した。

 

清宮『話は聞かせて貰ったさかい。今、どえらい事が起きたらしいのぉ。』

 

自分『あ、あぁ。そうだ。』

 

清宮『だからなんだってんだ!それぐれぇでへこたれる隊長じゃなきぃ!』

 

自分『お前…。』

 

清宮『皆の者よう聞けよ。この方はこうやってやるの初めてじゃあ無いの知っとるだろ?』

 

すると、隊員や凱のチームはうんと頷いた。

 

清宮『じゃあ何故この方は死ななかったか知っとるか?』

 

弥彦『知らんよ!うつけもん!』

 

美咲『ちょっと弥彦さん。』

 

清宮『えぇんじゃ美咲。こんな奴ほど死ぬのが速いっちゅうもんや。』

 

すると皆はそうだねと話した。

 

清宮『ほんじゃ続けるで?何故この方は生きてこれたか。それは頭脳だけや無い。人を思う気持ちや!』

 

そう話す清宮に対し他の皆にちょっとざわめきがみえた。しかし、お構い無しに話を続ける。

 

清宮『この方は人を思う気持ちが有ったから当時の他の皆が着いてったんや!そうだろ?』

 

すると皆がそうだそうだと話始めた。

 

清宮『この方が居なかったら、この場におらん。つまりお前らも速めに死んどったかもしれんだぞ?だから、この方に着いてけ!そして皆無事に現実世界へ戻るんだ!そうだろ?隊長!』

 

自分『お前…!あぁそうだ!俺はお前らを守る!だが、それは俺だけじゃ出来ねぇ。皆の協力が無いと駄目だ!だから、皆協力してくれ!』

 

弥彦『そうだな!』

 

美咲『私はいつまでも付いてく!』

 

そう呼び掛けた俺の言葉のあと、次々と賛同の声が聞こえた。

 

清宮『幸い、信長と美咲、隊長と俺、俺の部下もあの事件の経験者や!怯えず皆隊長に着いてこいや!』

 

すると、皆は≪応!≫と叫び、見事一致団結したのだった。

 

自分『この実態を皆で乗り越えるんだ!』

 

そう言った俺に清宮が近づいて来た。

 

自分『お前、成長したな!ありがとうな!』

 

清宮『いや、ただ隊長をあの事件で困らせちゃったさかい。それの埋め合わせや。次いでって言うのも変だが、あんときは本当にすまんかった。』

 

すると清宮は俺に深々と頭を下げた。

 

自分『いいよ、お陰で動揺が大半消えた。成長したお前を見れて良かったよ。』

 

そう言うと、清宮は頭を上げ、涙ながら『ありがと』と言ったのだ。そこに、凱とそのチームがやって来た

 

自分『どうした?お前達。』

 

凱『あーいや、聞きたいことがあってな。』

 

自分『何だ?』

 

凱『武器って何処にあるんだ?武器を持ってねぇとなんか安心しねぇんだよな。』

 

自分『武器は指令本部にある。前まではこの近くに有ったのだが、エリート族に取られてな。小型ナイフとハンドガン、スナイパーぐらいしかない。』

 

凱『そうか…ありがとう』

 

自分『でも行けねぇぜ、敵がうようよ居るから。』

 

凱『それなら倒すまでだ。』

 

自分『最強だぞ?死ぬかもよ?サイヤ人と手を組んでるかもしれないし。』

 

凱『サイヤ人と会ったら逃げるのみだよww』

 

自分『でもどうしても欲しいんだろ?なら………、俺も同行する。』

 

凱『ゑ…大丈夫なのか?』

 

自分『俺を誰だと思っている!俺はレン達よりも沢山の敵に直面してきた。これくらいはへどでもねぇ。』

 

凱『そうだな、だけど指示とかはどうするんだ?』

 

自分『副隊長に任せる。また、約3人の兵と共に行くからな。』

 

凱『わ、分かった』

 

自分『じゃあちと待ってくれ。俺は準備をしに行く…』

 

美咲『ノブッチー!』

 

自分『わっ!なんだよ!』

 

美咲『私も連れてって!』

 

自分『は?いくらミッちゃんの頼みでも無理だよ。』

 

凱『連れて行ったら?俺達が守れば良いんだし。』

 

自分『良いのか?…いいや駄目だ!ミッちゃんは残れ。』

 

美咲『何で?』

 

自分『何度も死にかけるミッちゃんを見たくないし、約束したろ。』

 

美咲『う、うん。』

 

すると美咲はすすり泣きをし始めた。

 

自分『帰ったら、飯おごったる。だから我慢してくれ。』

 

そう話すとすすり泣きを止め、俺に向かって話した。

 

美咲『本当?約束だよ?死なないでね。』

 

自分『あぁ!約束だ。』

 

そう約束すると、美咲は少ししょんぼりしながら帰った。

 

凱『大丈夫なのか?』

 

自分『あぁ。美咲はオラの大切な恋人じゃきん。ゼッテイ死んで帰らんぞ!』

 

凱『訛ってるぞw』

 

自分『美咲の為だ。美咲が死んだら精神死んで自殺する。そうあって欲しくないからあぁ言ったまでよ。』

 

凱『そっかそれなら良いんだけど…。』

 

自分『それより待てよな。まだ準備が出来てないから。その間に沢山休憩をとれよ。長期戦に為るかもしんねぇからな。』

 

凱『そうだな何処で休めば良いんだ?』

 

自分『指令部屋の両端に休憩室がある。そこを使ってくれ。』

 

凱『了解した。』

 

こうして、サイヤ人問題が解決したが、指令本部への旅は始まるので有った。




やぁ、大坂滞在の清宮ださかい。隊長がいくと言うからどんな旅になんやろ。

次回の小説版HALO~人工知能は恐ろしい~は第七話~運命の定め再び!~。楽しみにしろや?


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

運命の定め再び?

もうメチャクチャです。どうぞお楽しみにして下さい!


~コブナント艦内~

 

?『おい!どうなって居るんだ!』

 

兵『はい!何者かが私達の宇宙船を占拠していきます!』

 

?『そいつらは、なにもんじゃ?』

 

アービター『はい。彼らは、誇り高き戦闘民族サイヤ人だと叫んで居ます。』

 

?『困った野蛮人だ。さっさと最強兵器を出して倒してしまえ!』

 

アービター『私もそう思い、最強兵器をサイヤ人に向けて放ちましたが、全く歯が立ちません。』

 

?『預言者殿、このままでは陥落するのも時間の問題です。』

 

?『そのサイヤ人やらの所属している組織は?』

 

アービター『彼らはフリーザ軍と名乗ってました。』

 

?『直ぐに使いを出すのだ!和睦して人間どもを根絶やしにしてやる。』

 

~地球統一政府宇宙船~

 

俺達は、慎重に進んで指令本部に向かっている。

 

自分『あれから随分と歩いているが、コブナントの連中には出くわさないぞ?』

 

隊員1『どうしたんでしょうね。実はサイヤ人は、人間とコブナントを敵対視していて、まずこの宇宙船にいたコブナントを倒したのだと。』

 

自分『一人残らず消えた?いや、そんなはずはない。凱はどう思う?』

 

凱『もしかして隠れてんじゃねーの?』

 

自分『そんなまさか。サモールカメラに映らんぜ?』

 

隊員2『でも、侮ってはいけないようですね。』

 

自分『あぁ、そうだな。』

 

と俺が言い、少し前に進んだ時だった。

 

隊員3『隊長…グォ!』

 

自分『大丈夫か!』

 

隊員が何か言おうとしたところをこのゲームでは出来ない筈の気弾が隊員に来たのだ!

 

凱『なんだこれ!?』

 

凱が驚いたのを合図かのように一人の宇宙人が表れた。

 

自分『て、テメーは!』

 

?『ほう、俺の事知ってるみたいだな。』

 

自分『同然だ!フリーザ軍直属部隊:クラッシャー軍の隊長、ターレスめ!』

 

俺達を襲いに来たのは、サイヤ人のターレスだった!

 

凱『ゑ?ゑ?』

 

自分『奴はドラゴンボールの映画に出てくる奴で当時小さかった悟飯達を襲い、最後は悟空によって倒された野心家。フリーザを倒し、全宇宙の支配者に成るつもりだったんだ。』

 

凱『な…なんだって!?』

 

ターレス『ほう、お前凄く知識があるなぁ~。気に入った。お前らより強い俺様が相手してやる。』

 

すると、後ろから赤い実を取りだし食べ始めた。

 

凱『なんの~!』

 

凱が飛び出し、攻撃しようとするところを止めた。

 

自分『止めろ!殺されるぞ!』

 

凱『それなら殺されないように躱すのみだ!!』

 

自分『ちゃんと話を聞けって、おい!』

 

俺の忠告も聞かず攻撃しに言った。もうだめだと思った。そして、凱を避けたターレスは、

 

ターレス『所詮下級戦士、無様なもんだ。』

 

と言い、凱の背中を蹴る。そして蹴られた凱は、そのまま突進するかの様に壁にぶつかる。

 

凱『うおっ!

効くな~だがまだまだだ!!』

 

まだ攻撃しようとするところを本気で止めた。

 

自分『もう止めろ!殺されたら復活出来んぞ!ちゃんと話を聞け!』

 

俺は必死で止め、話を聞いてほしいと言った。

 

凱『あ、ごめん自分忘れてたw』

 

自分『笑い事じゃあない。いいか?さっき奴が食っていた果物あるだろ。』

 

凱『食べてたっけ?』

 

自分『よく見てないな。奴が食っていた果物は神精樹の実と言って、それを食べると戦闘力が上がる。つまりどういうことか分かるか?』

 

凱『え、て事はあれを食う前に倒さねえと無理って事か』

 

自分『あぁそうだ。戦闘力だけじゃなく回復力も上がる。力任せにやれば奴は必要に応じて食い、逆に俺達が追い込まれることになる。』

 

ターレス『そう言うことだ。前にここにいたやつらは、そんなことを考えずに戦ったから、全滅させてやった。』

 

凱『マジか…。』

 

俺は、何故ここにコブナントの連中がいないのかと言う謎が解けたのと共に、今の立場から俺達はヤバイ状況と言うことを改めて実感した。

 

自分『とにかく、俺達では勝つこと不可能だ。』

 

凱『だけど俺たちならあの時の経験があるから出来るんじゃね?』

 

自分『でも、それを全て引き出す事が出来ないかも知れないぜ。』

 

凱『どうなんだろうな~まだ全力出してないし…』

 

自分『でも、やらない価値は無いかもな。よし、負けると知ってもやるか!』

 

凱『応!』

 

ターレス『おっ!やっとやる気に成ったか。』

 

こうして俺達は戦いに挑むことにした。

 

自分『おい、凱!四方八方のやり方をするぞ!つまり、囲んで攻撃するって事だ!凱は自分のチームの指示をしてくれ!』

 

凱『了解!』

 

こうして、サイヤ人対地球人の対決が始まった。




オッス!俺様は本条 信治だ!凄く嫌な奴に当たったぜ。無事生きて帰れるのか?

次回のHALO~人工知能は恐ろしい~は第八話~勝利はどちらに?~だ!ぜってー見ないと損するぞ?


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

勝利はどちらに?

個人的に、凄く楽しみだ!お楽しみにして下さい!


場所は大広場。ここにてバトルが繰り広げられていた。

 

自分『ちくしょう!なかなか引かねぇ!』

 

隊員1『でも、神精樹の実を食べさせることは阻止してますから。チャンスですよ!』

 

自分『あぁ、そうだな。油断すんなよ!』

 

ターレス『くっ!このやろう!覚悟しやがれ!』

 

俺達は上手く立ち回れてる。最初に戦った時の戦法は駄目だった。ターレスは、体に気を集中させて大爆発を起こしたのだ。凱やそのチームは吹き飛ばされて気絶したが、そうしたことにより隙が出来たターレスに、攻撃に耐えた俺達は脇や腕を攻撃。ターレスは怯み、神精樹の実を取り出したが、素手の攻撃で食べさせなかった。そして今に至る。

 

ターレス『フッ!所詮下級戦士。無様なものだ。だが、俺は違う!お前らより強いのだ!』

 

隊員2『隊長!奴が神精樹の実を!』

 

自分『させるか!』

 

俺はターレスが掴もうとする神精樹の実をスナイパーでどかした。

 

ターレス『チッ!神精樹の実が台無しだ!』

 

自分『フッ!神精樹の実に頼るからだ!クズ!』

 

ターレス『なんだと~!』

 

自分『どうせまだあんだろ?神精樹の実がよ!』

 

ターレス『チッ、張れたか。だが今度は邪魔させねぇ!』

 

自分『それはどうかな!』

 

俺は、手を余らせている隊員に指示をだした。

 

自分『No.1とNo.2!お前らは凱やそのチームの手当てをしろ!』

 

隊員二人『了解!』

 

自分『No.3は俺の援護を頼む!』

 

隊員3『分かりました!』

 

ターレス(奴は冷静に指示を出してる。凄者かも知れない。)

 

自分『食べさせてたまるか!』

 

俺は、今でも食べようとするターレスの手元にハンドガンを発砲。見事阻止した。

 

ターレス『くっ!またか!うざい野郎だ!』

 

そう言うとターレスは手に気弾を溜め込む。それに気づいた俺は、隊員に避けろと言う。すると見事隊員は避けた。

 

ターレス『下級戦士の分際で何を~!』

 

自分『し、しまった!グハッ!』

 

だが俺も疲れてるのか、少し気を抜いただけで、ターレスが急接近で攻めてきたのに対抗出来ず、直に受けてしまった。

 

自分『ち、ちくしょう!やっちまった!』

 

ターレス『下級戦士はこの俺に勝てないんだよ!』

 

自分『そうとは限らんぜ?』

 

ターレス『何!』

 

俺は、隠し持っていた小型ナイフで足元を狙う。だがさすがサイヤ人、擦り傷だけで済んだ。

 

ターレス『フッ!少し痛かったぜ?だが所詮下級戦士!静かに死んでろ!』

 

自分『HALOの世界で死ぬのはごめんだ!ウオー!』

 

俺はやけになり、ターレスを押す。しかし、ターレスに蹴飛ばされてズズズと地面に滑り込む。

 

自分『グハッ!』

 

ターレス『最初の勢いはどうした?え?』

 

自分『く、くそ!そろそろ寿命か…ってん?』

 

俺はいよいよ終わりかと思った時、たまたまターレスの方向に向けていた右手がその念で気弾を出したのだ!

 

ターレス『な、何!この世界の人間では気弾が出せない筈じゃ!』

 

自分『何故だ…何故何だ?まぁ良い、これでお前とほぼ対等に立ち向かえる!』

 

俺は突然過ぎてビクッたが、この奇跡を味方にしてターレスに攻撃をした。

 

自分『食らえ!ターレス!』

 

ターレス『グホッ!いきなり気弾出せる様になってこのダメージかよ!』

 

ターレスは酷く動揺している様だ。この隙を見て攻撃をしたが…

 

ターレス『だが、これはお見通しだ!食らえ!』

 

自分『何!しまった!』

 

さすがのターレスもこの隙を突いて来るのは分かっていた様だ。

 

自分『へっ!さすがターレス。原作と変わらず、つえぇーな!』

 

ターレス『さすがだろ?』

 

自分『だが、それで諦める俺ではない!食らえ!カメンバ波ー!』

 

ターレス『何!いきなり技を!くっ!この!』

 

お世辞をかいて隙を作り、今決めた技でターレスにお見舞いしたが、一向に怯まない。

 

自分『これでどうだ!』

 

ターレス『チッ!このやろう!負けてたまるか!』

 

俺がいくら力を上げてもほぼ互角。さすがはサイヤ人!だが、美咲や凱の事を思うと負けてはられない。

 

自分『ちくしょう!早くくたばれ!ウオー!』

 

ターレス『なッ!くそ!まだ気があんのか!』

 

自分『俺の仲間の為にも、死んでられねーんだよ!隊員!奴の後ろから銃をぶっぱなせ!』

 

隊員3『了解!くたばれか、サイヤ人!』

 

ターレス『何!しまった!』

 

俺の攻撃に集中しているターレスは隊員によって、大ダメージを受けた。

 

自分『や、やったか?』

 

ほぼ全て出し切った俺は、薄れる意識を何とか保っていた。カメンバ波を出した後の周りは煙で覆われ、晴れるのを待っていた。そこに現れたのは…

 

自分『チッ!まだ生きていたのか!ターレス!』

 

そう、ターレスはまだ生きていたのだ。良く見ると、手元に神精樹の実がある、奴はやられる直前にもうひとつを取り出し、食べていたのだ。

 

ターレス『残念だったな!この俺はまだくたばんない。』

 

自分『そ、そうだよな。へへ…すまない皆。もう俺は終わりの様だ。楽しかったよ。』

 

そう言うと俺はいよいよ意識が途切れ、その場に倒れた。

 

隊員一同『隊長!』

 

ターレス『あらら…。(奴は生かしとくか…。上の命令だし…)』

 

~地球統一政府司令本部~

 

自分『う、うぅ。』

 

隊員2『隊長!』

 

自分『何故だ?何故死んでない?』

 

俺は何故か生きていた、しかも凱やそのチームまで。丁重に扱われた様だ。

 

隊員1『大丈夫ですか?』

 

自分『あ、あぁ。ところでここは…何処だ?』

 

隊員3『オブライエン艦長の司令本部です!』

 

そう隊員が言うと、ドアが開いた。その出てきた人を見て俺は一気に凍りついた。何故なら…

 

?『おや、もうお目覚めですか?まぁ瑞穂特戦隊の隊長だから、そうでしょうね。』

 

自分『あ、ああぁ…!』

 

?『酷く動揺してますね。大丈夫ですよ。殺しはしませんから。』

 

自分『お、あなた様は…!』

 

?『良いですよ、そんな敬語使わなくても。えぇ、あなたの思う通りの人です。私は宇宙の帝王:フリーザですよ。』

 

なんと、俺の前に別世界から来た宇宙の帝王:フリーザがいたのだ!




どうも、私は宇宙の帝王:フリーザですよ。さて、次回の展開はどうなるのでしょうか。

次回のHALO~人工知能は恐ろしい~は第九話~人間とフリーザ軍~。絶対に見ないと殺しますよ?


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

人間とフリーザ軍

はい、ヘイローオリジナル始まり始まり!お楽しみください!


~コブナント艦内~

 

?『アルファ・ヘイローの実態はどういうつもりだ!沢山の犠牲を出したのだぞ!』

 

アービター『申し訳ございません。サイヤ人が一向に引かなかったので脱出を試みたのですが、生存者があまり揃わないうちに爆破してしまい…必ずやサイヤ人達に目にもの見せてやります!』

 

?『もうよい、お前は艦隊司令を解任してもらう。』

 

アービター『お待ちください!大祭司様!』

 

?『もう待てん!異端者!ブルート族!こいつを下がらせろ!』

 

アービター『大祭司様ー!お待ちください!』

 

ブルート族『うるせーぞトカゲ!』

 

ガン!

 

アービター『うっ…。』

 

バタリッ

 

~地球統一政府司令本部~

 

?『えぇ、私は宇宙の帝王:フリーザですよ。』

 

なんと、俺の前に別世界から来た宇宙の帝王:フリーザがいたのだ!

 

自分『オブライエン艦長は殺したのですか?』

 

フリーザ『いいえ、死んでませんよ。と言うか、同盟を組みました。』

 

自分『え?そ、それはどういう…。』

 

俺は耳を疑った。あの地球人がフリーザ軍と手を組むなんて…

 

自分『フ、フリーザ様は合意なされたんですか?』

 

フリーザ『えぇ、まだ私はこの世界を知らないので。』

 

自分『そ、そうですか…(フゥ)』

 

フリーザ『それより、ここで話すよりも場所を移して、司令本部にて話しましょう。』

 

自分『あ、はい。では、約30分後に伺います。』

 

フリーザ『それが良いでしょう。では私はこれで、約30分にお会いしましょう。』

 

自分『わ、分かりました。』

 

こうしてフリーザとの緊張ある会話は終わった。

 

自分『フ、フゥ~。こ、怖かった。死ぬかと思ったよ。』

 

隊員2『隊長…。』

 

自分『おい…何故俺達は生きてる?』

 

隊員1『それは、あの方が生かしてくれたからです。』

 

そう言う隊員の顔の方向に目をやると、ターレスがドアの横に寄っ掛かっていた。

 

ターレス『よく寝たか?』

 

ターレスはそう言い、近付いた。俺はこう言い返す。

 

自分『何故俺達を殺さなかった。倒すチャンスだったのに。』

 

ターレス『それはお前に着いてきたくなったからだ。だから生かした。』

 

自分『え?な、何故?』

 

俺は信じられなかった。だって、全力で殺そうとした相手が仲間になりたいと言うのだ。

 

ターレス『お前の指揮や行動を見てると、俺達サイヤ人の運命が良い方向へ連れていってくれると思ってな。』

 

自分『そ、そうか。だが、クラッシャー軍だけではサイヤ人とは言えんぞ。』

 

ターレス『それが言えるんだよな。おーい。入ってこい。』

 

ターレスがそう言うと、約15人あまりのサイヤ人が入って来た。

 

ターレス『これの他にもっと居るからな。』

 

自分『うわ、こんなにも。(ターレスの言う事は本当かもしれん。)』

 

俺は一瞬固まった。だって、こんなにもサイヤ人が着いてくれるんだから。それに、バーダックとバーダックチームも居るし。ん?バーダック?

 

自分『バ、バーダックさん?!』

 

そう、あの悟空の父、バーダックがいたのだ!

 

自分『バーダックさんは何故うちに…。』

 

突然聞いてきた俺にバーダックは驚くが、答えてくれた。

 

バーダック『それはあのクズに説得されたからに決まってるだろ。』

 

自分『そ、そうなんか?ターレス。』

 

ターレス『あぁ、あの馬鹿にも入って欲しくて。』

 

バーダック『だってよ、いきなり聞いてくるから戸惑ったぜ。でもな、今日会ってみて決心した。お前はターレスが言うように、俺達サイヤ人の運命を変えてくれるかもな。』

 

自分『あ、ありがとう。ターレスもありがとな。』

 

ターレス『まぁ、偶然見つけただけだし。もしそうじゃなかったら殺してたぜ。』

 

自分『あ、あぁ。』

 

バーダック『お前は突然死ぬんじゃないぞ。』

 

セリパ『そうだぞ。意外とイケメン何だから。死んだら彼女が悲しむぞ?』

 

トーマ『それは余計だぞセリパ。黙ってろ。』

 

こうしたやりとりがあり、少し笑いがあった。そうした中、俺はフリーザと艦長に会いに行く時間が迫っていた。

 

自分『じゃあ俺はそろそろフリーザ様と艦長の元へ急がねばならない故…』

 

ターレス『分かった。俺達はお前の話が終わるまで待ってるからな。死んだら消すぞ?』

 

自分『わ、分かった。』

 

俺はそう言って休憩室から出た。幸い、司令本部室から遠く離れていたため、俺達の会話は聞かれてない筈。そして、いよいよ司令本部室のドアに来た。深く深呼吸をする。まるで会社面接みたいだ。そんなことはおいといて、いよいよ入室した。

 

自分『失礼します。フリーザ様にオブライエン艦長。な、何かご用で。』

 

フリーザ『フフフ、そんなに硬く成らなくても良いですよ。』

 

オブ艦長『よくぞ来た本条君。死ななくて良かったぞ。』

 

自分『は、はい。』

 

少し暖かい感じがした。だが、何故フリーザがここに呼ばれたか尋ねてみる。

 

自分『あの、フリーザ様と艦長は何故私を呼んだのです?』

 

すると、こう答えが来た。

 

オブ艦長『それは、コブナントの大いなる旅立ちを阻止してほしい。』

 

自分『え?そ、それは…』

 

フリーザ『コブナントとやらが同盟を組もうと使者が来たのですが、気に入らなくてねぇ、つい殺してしまったのですよ!』

 

さすが、フリーザ。怖ぇと思ったが、話はまだ続く。

 

フリーザ『その使者が大いなる旅立ちについて話したんですよ。大いなる旅立ちは酷い物と噂されてます。それを確かめ、もし本当ならば阻止しなさい。良いですね?』

 

自分『わ、分かりました。我が瑞穂特戦隊が確かめに行き、阻止して参ります。』

 

オブ艦長『よろしい。だが、念のためにサイヤ人5人を連れて行きなさい。』

 

自分『はい。分かりました。』

 

俺はその用件を聞いて、お辞儀をし、部屋を出た。休憩室に戻り、そこで待っていたサイヤ人や凱に話された事を話す。

 

自分『…と言う訳何だ。一緒にいく人は居るか?

 

ターレス『まぁ当然俺は行くぜ。瑞穂特戦隊に入ったんだ、それぐらいは普通だ。』

 

バーダック『俺も行くぜ。瑞穂特戦隊の一員だし。』

 

その後、ほぼ簡単に決定した。

 

自分『よし、これで大丈夫っと、ってそう言えば凱大丈夫か?酷く頭ぶつけたけど。』

 

凱『ん…あぁ、大丈夫だ』

 

自分『そうか。でどうする?俺は艦長に頼まれてコブナントの大いなる旅立ちを阻止しろと言われたんだが、一緒に来るか?』

 

凱『そりゃあ行くよ。

お前だけじゃどうなるか分からないからな』

 

自分『まるで俺を信用してないようだな…まぁ良いさ、その事は50%は合ってるからな。』

 

ターレス『それより、お前の基地を案内しろよ。』

 

自分『あぁ、そうだな。他の人は大丈夫か?』

 

凱『大丈夫…そうだな』

 

自分『よし、行くぜ。我が本拠へ!』

 

一同≪応!≫

 

皆で瑞穂特戦隊の本拠へ向かい、無事帰路に着いた。サイヤ人が入ることに他の隊員一同は凄く動揺したが、説明したから落ち着いた。俺は司令室へ向かう。

 

自分『凱、疲れたろ、休憩室でゆっくり休みな。』

 

凱『いや、大丈夫だよ。お前が休んどけ、疲れてんだろ?』

 

自分『俺は大丈夫だ。なんせ、俺は瑞穂特戦隊の隊長だからなこれぐらいヘドでもねぇ。』

 

凱『本当か~?そういう強がりとかはやめとけよ』

 

俺が大丈夫と言おうとした所に嘘だぁー!と言いよって来る人がいた。それは俺の彼女:美咲だった。

 

美咲『凱君の言う通りよ。一時期死にそうな顔でやってたじゃない。』

 

自分『ぐっ!そ、それはしょうがなかったんだよ。なんせ…』

 

美咲『もう強がりは駄目。凱君もちゃんと休むことをのぞんでるよ。』

 

凱『彼女の言う事ぐらい聞いとけば良いと思うよ』

 

自分『チッ!しゃあねぇな。わーたよ。だが、美咲も余計な事すんなよ。』

 

美咲『うん。分かってる。』

 

自分『絶対に分かってないな。凱、美咲の事宜しく頼む。あやつ、勝手な行動をするから。』

 

凱『任せとき』

 

俺は美咲や凱の言われるがまま、整備された自室で寝ることにした。




よう、俺はターレス。本条の奴、大切な任務を任されたらしい。

次回のHALO~人工知能は恐ろしい~は第十話~任務は厳しい~。ちゃんと見ないと倒すぞ?


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第2章-現場突入
任務は厳しい


いよいよ来ました、第十話!オラの諦めが悪くて良かったぜ。


~コブナント艦内~

 

アービター『お呼びですか?大祭司様。』

 

?『うむ、お主呼んだのは他ではない。大いなる旅立ちの下準備をして欲しい。』

 

?『お主がこの任務をこなせば、艦隊司令に就かせてやる。』

 

アービター『分かりました。命懸けで任務を全うします。』

 

?『人間を根絶やし、全ての種族に救済を!』

 

?『いざ、大いなる旅立ちへ!』

 

~ヘイロー上空~

 

俺達は約2日休み、小型宇宙船(ポット搭載フリーザ宇宙船)でヘイローの上空にいた。

 

自分『良いか!ここからはコブナントと人間&フリーザ軍のサバイバル戦争だ!気を引き閉めて戦え!』

 

一同≪応!≫

 

俺は約25人居るであろう隊員とサイヤ人達に渇を入れた。

 

自分『これにてヘイロー生態生息圏に着地する。気を着けろよ。』

 

小太郎『了解』

 

自分『凱やチームも大丈夫か?』

 

凱『大丈夫だよ~』

 

俺は全員に確認したが最後にこう言った。

 

自分『本当に大丈夫か?ここからは死ぬことが有る戦争だ!退くなら今だぞ!』

 

凱『俺は退かないぞ!』

 

小太郎『俺はリーダーに従うよ』

 

嘉田那『私も』

 

一夏『俺もだな、頼むぞリーダー!』

 

凱『応!』

 

俺は最終確認をして

 

自分『ではいくぞ!テメーら!』

 

と叫び、落ちていく。それに続いて隊員も落ちる。長い急降下からいよいよ着地する。

 

ドサッ

 

自分『生で見る、着地するヘイローは別もんだな!』

 

ガサッ

 

ターレス『あぁ、確かにな!』

 

ドンッ

 

バーダック『ムッ!こっちに敵が来る!気が動いている!』

 

自分『着地そうそう敵お出ましか。おい、凱チームが行け。この気はお前達より弱い。』

 

俺はここまでの2日間はただ単純に休んでたんじゃあない。気を感じる訓練等山ほどやったから扱いは馴れていた。

 

凱『何でだよ。』

 

自分『ここを地球軍の基地にしたいし、丁度ヘイロー内部に入る出入口があるから。』

 

ターレス『つまり、場所の確保だ。増援が来たら入って良いぜ。』

 

凱『そう言う事か。分かった。』

 

凱がそう言うと、チームを連れて戦いに行った。

 

自分『俺達は急がねばならん。速く入るぞ。』

 

一同≪応!≫

 

俺は隊員とサイヤ人を連れて内部に侵入した。

 

ターレス『変な感じだぜ。』

 

バーダック『あぁ、そうだな。』

 

自分『超高度な種族が作ったらしいな。だが、これらは本当に人間が難なく使えそうだぞ?』

 

そう、実は二時間前にこんな情報が来たのだ。

 

 ―――――――――――――

 

~約二時間前~

電話にて

 

自分『はい、何ですか?』

 

オブ艦長『先に偵察させた奴から最後の情報があった。それは、フォアランナーという種族が作った物だが、私たち人間が難なく操作出来るらしいのだ。』

 

自分『そ、そうですか…。ですが、偵察の最後の情報って何か有ったのですか?』

 

オブ艦長『あぁそうだ。どんな事が起きたかは不明だが…。本条君。』

 

自分『はい。』

 

オブ艦長『くれぐれも気を付けて来いよ。』

 

自分『わ、分かりました。』

 

 ―――――――――――――

 

自分『死ぬことが有るかも知れないから、気を引き締めていくぞ。』

 

ターレス『あぁ、分かってるよ。』

 

俺達は先に進んだ。途中、機械があったが、難なくこなせた。

 

バーダック『あれから難もなく行けてるな。』

 

弥彦『そうやな。』

 

清宮『でも何かヤバイ気がすんねや。』

 

そう話していると、ある武装部隊がやって来た。

 

?『リーダー!向こうに人間が!』

 

?『なら打て!人間にヘイローを寄せ付けるな!』

 

一同≪へい!≫

 

ターレス『何かヤバイ事になっているぞ。』

 

自分『厄介な事になったな。皆!攻撃準備!』

 

一同≪はい!≫

 

清宮の言う通り、ヤバイ事になってしまった。向こうは銃をぶっぱなしてる。こっちも銃をぶっぱなす。しかし、一向に引かない。死者を出すわけにはいかない為、サイヤ人に命令を下す。

 

自分『ターレスとバーダック!そしてセリパ!一気に片付けて良いぞ!』

 

バーダック『よし来た!野郎共!覚悟しやがれ!』

 

すると、サイヤ人三人は嬉しそうに気弾を放つ。気弾を放った場所には、沢山の遺体がごろがり始めた。

 

?『リーダー!もう引きましょう!』

 

?『う、うむ。では撤退!早く引け!』

 

そうリーダーが言うとその部隊が引き始めた。

 

ターレス『くたばったか!』

 

バーダック『全くバカな奴らだぜ。』

 

自分『良いから進むぞ!』

 

一同≪応!≫

 

俺は部隊を立て直し、先に進もうとしたその時だった。

 

?『おぉ!フォアランナーの後継者!』

 

いきなり目玉みたいなセンサー?を搭載した機械が変な事を話してやって来たのだ。

 

ターレス『何だ?コイツ。破壊するか。』

 

自分『ちとまてい!コイツ俺達をフォアランナーの後継者と言ったぞ。それは本当か。』

 

?『はい。正確にはサイヤ人を除くここにいる人間です。』

 

バーダック『それより、名は何て言うんだ!』

 

?『私は343 ギルティ・スパーク。別名モニターです。』

 

自分『モニターとやらよ。お前は誰に作られた。』

 

モニター『私はフォアランナーによって作られた超高度な機械です。』

 

セリパ『フォアランナーってうるさいけど、フォアランナーってどんな奴なのよ。』

 

モニター『フォアランナーは、このHALOを作った超高度な種族です。』

 

この機械は何でも知ってるような気がした。

 

弥彦『スゲー、このデカイ物を作ったのか。フォアランナーは。』

 

清宮『是非とも会ってみたいぞ!案内しろ!モニター!』

 

モニター『それは出来ません。』

 

自分『何故だ。』

 

モニター『それはこのHALOを作った後、消滅したからです。』

 

なんと、そんなにも優れた種族が消滅したとモニターは断言するのだ。

 

ターレス『何だ?何故消滅した。』

 

モニター『それは、このHALOを起動したからでしょう。』

 

自分『何だ?ここは殺人兵器ってことか?』

 

モニター『えぇ。正確にはこの銀河にいる全知的生命体を消滅させる為の兵器です。』

 

回りはゾクッとなり少し静まりかえる。そしてバーダックが作った理由を聞いた。

 

バーダック『何の為に作った兵器何だよ!』

 

モニター『それはフラッドと呼ばれる生命体に関係しているからでしょう。』




よう!オラは弥彦だ!ついに来たヘイローで、モニターとやらが現れて意味わからん事を言い出しやがったぞ!

次回のHALO~人工知能は恐ろしい~は第十一話~衝撃な事実~。絶対に見ねーとぶっ倒すぞ!


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

衝撃な事実

一応原作どうりですが、キャラの一人一人の設定を変えてます。


~コブナント艦内~

情報機械にて

 

?『あれで退いたと?アールタス!』

 

アールタス『申し訳ありません。サイヤ人が居たものですから。』

 

?『サイヤ人に怯えるでない!エリートじゃないか!』

 

?『そしてオラクルはどうした。』

 

アールタス『私達が奮戦している時に見失い…。』

 

?『全くの馬鹿者が!どうしてくれる!』

 

アールタス『今すぐに取りに行きます!』

 

?『早く探して来るのだ!』

 

?『大いなる旅立ちはもうすぐだ。早くせねばならん。』

 

~ヘイロー内部~

 

モニター『それはフラッドと呼ばれる生命体に関係しているからでしょう。』

 

なんと、次は別の存在を挙げてきたのだ。

 

自分『そのフラッドはなにもんだ?』

 

モニター『フラッドとは、知的生命体に寄生する生物です。』

 

弥彦『つまり、フォアランナーはフラッドにとって餌になる知的生命体を消滅させる為の兵器だってことか。』

 

モニター『その通りです。』

 

自分『何でも寄生できるのか?』

 

モニター『そうですよ。知的生命体なら。更に、寄生した知的生命体の記憶も利用出来ますから、機械の扱いも出来ます。』

 

俺達は、聞いたことない生物の存在と危険性に驚きを隠せなかった。

 

自分『そのフラッドは今もいるのか?』

 

モニター『はい。今も生きてますよ。』

 

ターレス『消滅仕切れなかったって訳か…。』

 

自分『ところで何故、俺達人間をフォアランナーの後継者と言った?』

 

モニター『フォアランナーは、ヘイロー起動前に銀河生態保存にて人間を見つけ、あなた達を後継者に選んだのです。』

 

清宮『つまり、俺達はフォアランナーっちゅう奴らの意思を継いでるやさかいな?』

 

モニター『そうです。以前はサイヤ人も選ばれてたそうですが、余りの残念な未来しか無いために外されました。』

 

ん?何故だ?サイヤ人はドラゴンボールの宇宙人。関係無いはず。

 

自分『サイヤ人は関係無いだろ。』

 

モニター『フォアランナーの中には、未来を見ることが出来たり、予知したり出来る人々が居たらしいのです。その人々で、サイヤ人と言う存在が我が世界に入り、我が生命体を破壊しては自身らの存在も消滅する運命として外されました。』

 

自分『でも、今は違うぞ。俺達の仲間に成る程の知性を持ってるぞ。』

 

モニター『人々とは言え、民族みたいに様々な見方や予言があり、サイヤ人も後継者に選んだ民族も居ます。なので当然違いが生じます。』

 

弥彦『そうか。』

 

バーダック『ところで、俺達はそろそろ移動した方が良いと思う。』

 

自分『そうだな。モニター、ヘイロー内部を案内してくれ。』

 

モニター『分かりました。』

 

こうしてモニターを仲間に加え、ヘイロー内部を進むことにしたのだ。

 

~フリーザ艦内~

 

フリーザ『順調ですよ、人工知能さんの計画。』

 

?『フフフ…そうでしょ。このゲームの壁を無くす事で沢山のキャラを参入させたり、設定を狂わせたりして、人間どもを支配するのだ。』

 

フリーザ『どうするのですか?』

 

?『なにがだ。』

 

フリーザ『人間を支配してどうするのですか?』

 

?『人間の馬鹿な事をやめさせるんだ。そしてその人の運命を管理する。』

 

フリーザ『成る程!人間どもの人生を管理するのですか。』

 

?『そう言う事だ。だから、その人の運命を即終わらせる事が出来る。』

 

フリーザ『恐ろしいですね。その計画。』

 

?『お前もだろ。恐ろしいのは。』

 

フリーザ『そうでしたねぇ。でも叶うと良いですね。』

 

?『あぁそうだな。』

 

二人≪ハハハハハ…≫

 

~ヘイロー内部~

 

自分『あれが起動させる為の鍵…。』

 

モニター『はい。そうです。』

 

俺達はコブナントの連中に何度か会ったが、サイヤ人のお陰で難なく進めた。

 

清宮『あれ、取りに難いんちゃう?』

 

そう、鍵の周りが底の見えない空洞があったのだ。だが、

 

自分『大丈夫だ。』

 

と俺は言う。

 

清宮『何が大丈夫ださかい。』

 

自分『サイヤ人が居るだろ。』

 

すると俺は、ターレスに取りに行かせた。

 

清宮『そうか!サイヤ人は気を使う事が出来るから。』

 

自分『宙に浮けるって訳だ。』

 

そう説明すると、そこにいた隊員三人が納得した。その他は周りの警備をしてもらっている。

 

ターレス『取れたぜ。あいよ。』

 

自分『ありがとな。』

 

俺はターレスが取ってきた鍵を受け取る。

 

バーダック『これからどうすんだ?』

 

自分『この鍵を持って帰る。』

 

隊員1『そうですね。』

 

そう話して移動をしようとしたその時だった。

 

隊員3『ボコッォ?!』

 

自分『No.7!おのれ!』

 

なんと、エリート族に囲まれてしまっていたのだ。

 

バーダック『気づかなかったぜ!おい!出てこい!』

 

そうバーダックが言うと、一人のサンヘリオス人が銃をぶっぱなした。

 

自分『あ、危ない!』

 

バーダック『お、お前!』

 

俺はバーダックを庇って前に出るが、エネルギー弾が強くすぎたせいで鍵を途中で落とし、そのまま底の無い空洞に堕ちてった。

 ――――――――――――

 

ターレス『そ、そんな…。』

 

俺はターレス。信用していた隊長が底の無い空洞に堕ちてったのだ。

 

清宮『隊長ー!この野郎!俺が仇討ったる!』

 

ターレス『おい!よせ!』

 

俺は清宮を止めようとしたが遅かった。

 

ボコーン

 

清宮『ぐは!』

 

ターレス『清宮!このやろ!』

 

俺は気弾でそいつの持っている武器を壊した。しかし、エリートの指揮者は怯まねぇ。

 

?『貴様!何故人間に味方する!』

 

ターレス『それは俺達サイヤ人の運命が変わるかもしれねんだ!』

 

?『貴様のその思い、消し去ってやる!』

 

ターレス『望むところだ!』

 

こうして俺の戦いが始まった。




オッス!俺様本条だ!俺はバーダックと共に底の無い空洞に堕ちてった。いよいよ主役交代か?

次回のHALO~人工知能は恐ろしい~は第十二話~事態急変~。ぜってー見ないとこの小説、次回はないぞ!


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

事態急変

後先考えてるから頭疲れます。でも、見てくれる人を思うと頑張れます。どうぞお楽しみに!


~ヘイロー内部~

 

ターレス『グハッ!』

 

?『やっとくたばったか。』

 

私はアービター。元艦隊司令官で、元の役職に戻る為に死ぬ程の頑張りをしている。

 

アービター『こやつ強かったな。早く鍵を探さないと。』

 

私がなぜサイヤ人に勝ったかと言うと、エリート族は普通の強さのサイヤ人を生け捕りにして強さの秘密について聞き、訓練をした。そして、気弾を使っての攻撃が出来るようになった。それでサイヤ人に挑み、勝利したのだった。

 

アービター『なかなか見つかんないな何処だ?…ん?有ったぞ!』

 

私は鍵を見付け、てを伸ばそうとしたとき。

 

?『それは私の任務だ!』

 

と何者かが言った直後、急に鍵が声のした方へ動いたのだ。私はそのまま声のした方へ振り向く、するとブルート族[アイツら]がいた。

 

アービター『お前はタルタロス!』

 

タルタロス『よう、トカゲ。この任務、よくぞやってくれた。ここからは私達が任務を全うしよう。』

 

アービター『これは私が大祭司様から直々に受けた任務だ。渡すものか。』

 

タルタロス『無理にでも渡してもらうぞ。この任務をこの私達が受けることによって、私達種族の繁栄が約束されるのだよ。』

 

アービター『これを大祭司様が知ったらお怒りに成るぞ!』

 

そう私が言った後、アイツが衝撃な発言をする。

 

タルタロス『馬鹿め、これは大祭司様の意向だ。』

 

そうアイツが言うと、自分が持っていた反重力機能が付いた杖で、私に向けた。私は信じられなかった。

 

アービター『う、嘘だ!そんなはずない!』

 

タルタロス『いいや、現実だ。』

 

そうアイツが言うと向けてきた杖を私に放った。

 

アービター『そんなの嘘だー!!!グアァァァァーー!』

 

私はそのまま後ろの底のない空洞へおちていった。

 

 ――――――――――――

ー10分後ー

~地球統一政府宇宙船~

(瑞穂特戦隊本拠地)

 

美咲『えっ?ノブッチーが死んだ?』

 

わたしは京部美咲。今サイヤ人のセリパから愛人の本条信治が底のない空洞に落ちたと言うことを通信機で知った。

 

美咲『嘘だ!そんなはずない!死んでなんかない!』

 

セリパ『気持ちは分かるけど落ち着いて。』

 

美咲『嘘だ嘘だ嘘だ!』

 

そこへ私の声を聞いて副隊長が駆けつけた。

 

信長『どうした美咲さん?そんなに騒いで。』

 

美咲『私の愛人:ノブッチーが死んだ…。』

 

信長『えっ?隊長が…死んだ?』

 

美咲『そう、死んだのよ!』

 

私はそう告げるとその場で泣き崩れた。信長も動揺が隠せない様子だった。しかし…

 

信長『隊長が…。そ、それより、ど、どうします?』

 

私はハッとなった。ノブッチーが居ない今、どうやってやっていくのか。私は涙を拭き、信長に言った。

 

美咲『信長はここを御願い。私はノブッチーを追ってHALOを止めに行ってくる。』

 

信長『む、無茶ですよ!あんな危険な場所!』

 

私のことを止めてくれた信長だが、その反対を押し通す。

 

美咲『私はノブッチーの愛人:美咲だよ?ノブッチーの為に引き継がなきゃ駄目でしょ!』

 

信長『それもそうですが、余りに無謀です!お辞めください!それはこの僕が!』

 

美咲『いいえ、信長は残って瑞穂特戦隊の指揮をして。私はどうしてもこれは譲れないの。ノブッチーの為にも。』

 

信長『しかし…。分かりました。でも生きて帰るのですよ。』

 

美咲『ありがとう。分かったわ。私はそんなにやわじゃない。』

 

こうして私はノブッチーの居るHALOに向かうのであった。

 

 ――――――――――――

~ヘイロー内部~

ある場所にて

 

タルタロス『大祭司様、約束の鍵を見付けて参りました。』

 

?『良いぞ!これで大いなる旅立ちが行える。』

 

?『遂にやって来ましたな!預言者殿。』

 

?『そうだな。おいタルタロス。オラクルはどうした。』

 

タルタロス『この通り、人間どもから取り返してきました。』

 

?『では、タルタロス。オラクルを連れてヘイロー起動室へ向かえ。捕らえた人間と共にな。』

 

タルタロス『分かりました大祭司様。早速向かいます。』

 

?『気を付けて行けよ、タルタロス。私達の大いなる旅立ちはお前に懸かってるのだからな。』

 

タルタロス『わかっております。大祭司様。』

 

タルタロス一味を除く一同≪ハハハハハハ!≫

 

 ――――――――――――

ー数日後ー

~ヘイロー起動室付近~

 

美咲『やっと付いたわね。ここが起動室。』

 

私はあの後ヘイローに着き、セリパから事情を聞いてここまでやって来た。

 

美咲『無惨な所ね。酷い有り様。』

 

そう私達の居る付近は、先に偵察していた兵士が居たのだが、コブナントに殺られ、遺体として転がっていた。

 

隊員1『そうですね…。ん?美咲殿、何か向こう側に宇宙船が着陸してきます!』

 

美咲『まずいわね。皆、早く進むよ!』

 

隊員一同≪はい!≫

 

私達は、コブナントの宇宙船が着陸してくるのが見えたので先を急いだ。




はい。京部美咲です。私はノブッチーの意思を次いでヘイローの起動を止めて見せる!

次回のHALO~人工知能は恐ろしい~は第十三話~流れは深刻に~。私の活躍、見てくださいね!


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

流れは深刻に

結構日が経ってしまいました。本当にスミマセン。引き続きこのペースでやらせて戴くかも知れません。ではどうぞ!


~コブナント小型船~

 

タルタロス『さぁ、ここで待ってろよ。迂闊な真似したら死んでもらうぞ。』

 

ターレス『わーったよ。リーゼントゴリラ。』

 

俺の名はターレス。あの後、ブルート族と言われる種族に連れ去られて監禁され、飯と用を足すこと以外は縛られたまんまだ。

 

タルタロス『だから俺は!』

 

ターレス『タルタロスだろ?知ってるよバーロウ。同じ“タ”始まりでムカつくんだよ!全く。』

 

タルタロス『ハハ…、それはお互い様だボケ。アールタスも分かったか。』

 

アールタス『分かってるよ。早く行けよタルタルソース。』

 

奴はエリート族の高官を務めていたアールタス・ヴァダム。アービターって野郎の親友で、俺と同じ監禁された人だ。

 

タルタロス『だから!俺はその名前じゃねーつーの!全くどいつもこいつも俺の名前でふざけやがって…うんざりする。』

 

ターレス『(容姿や名前の雰囲気からしていじられやすい特質何だよ!お前は!)』

 

タルタロス『取り敢えず大人しく待ってろクズども!』

 

ターレス『ヘイヘイ』

 

そう俺が言うと奴は出ていった。

 

アールタス『あの方は大丈夫だろうか。』

 

ターレス『なにがだよ!トカゲ!』

 

アールタス『アービターだよ。あの方が本当に空洞に落ちたとしても、体力はめちゃめちゃ高いのですから死ぬことはないと思って居るのだが…。』

 

ターレス『お前馬鹿か?底のない空洞だぜ!いくらアービターって野郎でも、底のない空洞に落ちてしまえばイチコロだぜ。』

 

俺はアールタスの発言に反発し、いくら何でも無理だということを言った。

 

ブルート兵1『うるせーぞ!静かにしろ!殺されたいのか?』

 

ターレス『お前もうるせーぞ!モヒカンゴリラ!』

 

ブルート兵2『何だと?』

 

ブルート兵1『本当に死にたいらしいな。』

 

ターレス『あぁ。勝手にしろ。俺はお前らに縛られるより、死んだ法がましだ。』

 

ブルート兵1『へぇー。そうか。』

 

アールタス『私もサイヤ人に賛成だ。死んだ法がましだ。』

 

ブルート兵2『どうします?』

 

と奴が言うともう一人の兵が周りを確認し、安全と分かった上でしゃべった。

 

ブルート兵1『リーダーの指示じゃないが、本人がこんなにも望んでいるのだ、死なせて挙げようぜ。』

 

ブルート兵2『そうだな。』

 

そう奴が会話をしてから、俺達に槍をつきだそうとしたとき。

 

ガガガタンッ!

 

ブルート兵1『な、なんだ?どうしたんだ?』

 

ブルート兵2『こ、故障ではないのでは?』

 

ターレス『ど、どうしたんだ?何か変だぞ?』

 

アールタス『あぁ、そうだな。』

 

こう俺達が会話をするとブルート兵の一人が出口にからだの向きを変える。

 

ブルート兵1『お前はここへ残れ、俺は様子を見てくる。』

 

ブルート兵2『はい。気をつけて。』

 

その会話が終わり、一人の兵が完全に出口に向いて2,3歩歩いたその時。

 

グシャ!

 

一同≪えっ?≫

 

何と、一人の兵に丁度よく頭に何かが的中したのだ。

 

ブルート兵2『お、おい!出てこい!』

 

そう言う兵士だが現れない。しかし気配がする。と思った次の瞬間!

 

グサッ!

 

ブルート兵2『グヘェ!』

 

もう一人の兵は胸部を突かれてさっきの兵士同様に死んだ。

 

?『無事だったか?』

 

俺達は声のした方向へ目を向けると、アイツがいた!

 ――――――――――――

~ヘイロー内部~

 

美咲『ここが内部ね。確かに、人間でも難なく使えそう。』

 

私は京部美咲。愛人であるノブッチーのあとを引き継ぐため、ヘイローへやって来た。

 

隊員1『美咲殿。先を急ぎましょう。』

 

美咲『そうわね。早くしよう。』

 

私は隊員の言葉を聞き、先を急ごうとした時。

 

?『待ちなされ!人間ども!』

 

誰かが私達を呼び止める声がした。振り返るとブルート(奴等)がいた。

 

タルタロス『ここからは私達ブルート族が請け負おう。』

 

美咲『いきなり何よ!私の彼氏を殺して!許さない!』

 

タルタロス『これは失礼したが、殺したのはエリート族だ。』

 

美咲『コブナントなんだから同じよ!皆、先を急ぎましょう!コヤツらに越される前に!』

 

隊員一同≪了解!≫

 

タルタロス『させるか!おい、兵士ども!アイツらを捕らえろ!』

 

ブルート兵一同

≪へい!≫

 

私達が先を急ぐ所にブルート兵が追いかけ、攻撃してきた。

 

隊員1『美咲殿!敵が追い付かれます!』

 

美咲『なら二手に別れる。皆散って!』

 

私は約20人いた隊員(フリーザ軍兵士含む)に二手に別れることを伝え、バラバラに行動した。

 

美咲『皆、私に着いてきてね!このまま起動室に向かうよ!』

 

隊員一同

≪了解しました!≫

 

ブルート兵1『リーダー!コヤツらが二手に別れます。』

 

タルタロス『なら俺達も二手に別れるぞ!』

 

どうやらアイツらも二手にわかれ、追跡を行うらしい。

 

美咲『皆!気を緩めないでね!じゃないとアイツらに殺されるわよ!』

 

隊員一同

≪分かりました!≫

 

私達は全力で走り、起動室まで突っ切った。しかし、相手は追い付いてくる。

 

美咲『(む、無理か…。ならば!)皆!私達の持ってる武器で遅らせるわよ!良いわね!』

 

隊員一同≪分かりました!美咲殿!≫

 

そう隊員が言うのを聞くと武器を取りだし、ブルート族の方向へ向いて武器を構える。

 

ブルート兵2『リーダー!ヤツラが何かを取りだし、おまけに俺達の方向へ向けて構えてます!』

 

タルタロス『バカ野郎!あれは武器だ!皆、耐える姿勢を取れ!』

 

美咲『皆、準備良いわね?』

 

隊員一同≪応!≫

 

美咲『発射!』

 

私達の合図と共に銃を乱射した。これで相手が怯めば良いわね…。




よう、俺様はターレスだ!本条が居ない代わりに美咲がその役目をやってるな!

次回のHALO~人工知能は恐ろしい~は第十四話~明日は有るか~。絶対に見ないとへし折るぞ? 


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

明日はあるか

なかなか続けられない。だが絶対に完結させて見せる!どうぞお楽しみにしてください。



~ヘイロー起動室前~

 

美咲『くそっ!怯んでないか!』

 

私は京部美咲。追いかけてきたアイツら[ブルート族]に自慢の銃で乱射したが、耐えられた。

 

美咲『しょうがないわね!アプール!』

 

アプールとはフリーザ軍の兵士で、映画のエイリアンみたいな頭の形した異星人。今回は私率いるヘイロー停止隊に入り、私達の行動をサポートしている。

 

アプール『へい、何でしょう。』

 

美咲『貴方の仲間と隊員をお願い。私は二人の兵士を連れて起動室を壊して来る。』

 

アプール『わ、分かりました。気をつけて!』

 

美咲『分かった。』

 

私はアプールに団体の指揮を頼み、二人の兵士を連れて起動室の破壊に向かう。

 

 ――――――――――――

~ヘイロー内部出入口~

その周辺にて

 

凱『何?本条が死んだ?嘘だろ?』

 

俺は佐鳥 凱だ。今かなり驚いる。

何故かってあの無敵の本条が死んだと聞いたからだ。あの事件では死なずに一緒に頑張っていたのに…

 

凱『何で死んだんだ?』

 

トーマ『ヘイローの内部にある底無し空洞に落ちて死んだと生き残りの兵士が言っていた。』

 

凱『そ、そうなのか…』

 

トーマ『残念だが、死んだんだ。でも取り乱すなよ。お前達のいる場所は本条が言っていた様に基地にするには最適な所だぞ。』

 

凱『お、おう』

 

こうして俺はトーマとの通信を切った。

 

一夏『誰だったんだ?』

 

俺『トーマって言ってバーダックチームの一員なんだ、バーダックとは無二の親友であって、荒々しいリーダーのバーダックとは逆に落ち着いた性格なことから、チーム内ではサブリーダーとなっているんだ。風貌は面長だが比較的男前で、長い後ろ髪を束ねているんだよ。被弾した者が燃え上がるエネルギー波を使うらしい。』

 

一夏『そ、そうなのか』

 

凱『まぁ悪いやつじゃないから安心して』

 

嘉田那『凱が安心してって言うならそれに従う』

 

凱『従うって…』

 

俺は苦笑いを浮かべるしかなかった

 

凱『で、そいつから今いるところが翔ちゃんに基地に良いって言われたらしい』

 

嘉田那『じゃあ汚いから掃除する?』

 

凱『そうだな』

 

俺達は出入口周辺の掃除をし始めた。すると上空から宇宙船がやって来た。

 

凱『な、何だ?』

 

俺達は警戒しながら宇宙船を見る。すると中からコブナントと言われる連中の部族が現れた。

 

凱『ゴブナントの奴だ!皆んな!戦闘準備!!』

 

チェリボリ・ティーパーティ『応!!』

 

ブルート族1『リーダー!あのカスどもがいまっせ!』

 

?『ほれ、一丁アイツらに武力のプレゼントをしようかの!』

 

凱『な、なんだ!?』

 

?『良いか!人間共!光栄に思うがいい!タルタロスの兄であるこのカゲタロス様が制裁を下すのだからな!』

 

すると背中から杖を出し、超高速で放ってきた。俺は大丈夫だったが、仲間が怪我を負ってしまった。

 

凱『なんて威力だ…

皆んな!大丈夫か!?』

 

一夏『だ、大丈夫だ』

 

嘉田那『私も怪我はない』

 

小太郎『俺はちょっと離脱だな』

 

凱『そっか…なら二人はコタを守ってくれ!俺がこいつと戦う』

 

一夏『無茶だ!

お前だけでやって死んだらどうするんだ!

お前の彼女はどうすればいいんだよ!!』

 

凱『そん時はよろしくな』

 

ガゲタロス『主の居ない団体の為に頑張るのか?辞めとけ。大人しくこっちに寝返れ。』

 

するとそこで聞いていた俺のチームは動揺し始めた。

 

一夏『え!?本条がいない!?』

 

嘉田那『なんで…』

 

ガゲタロス『それはオデノ兄:タルタロスが底の無い空洞に落ちたからだ。サイヤ人を庇って。』

 

小太郎『マジか』

 

一夏『本条が…』

 

嘉田那『凱が言おうとしたことって』

 

凱『実はそうなんだ、前に通信で本条が死んだって聞いて…』

 

ガゲタロス『流石に動揺が隠せないようだな。今ならこっちに寝返ることが出来るぜ。どうする?しなけりゃ殺すが。』

 

小太郎『本条は死んでも』

 

一夏『俺たちの心に居続ける』

 

嘉田那『私たちは』

 

凱『その心を糧にして』

 

嘉田那『貴方達を殺す!!』

 

ガゲタロス『チッ!駄目か。なら…』

 

そう言いながら、奴は持ってる杖で攻撃範囲を最大にして俺達に向けた。すると杖は今まで出したエネルギー弾よりも最大の力を出そうとした。そして、

 

ガゲタロス『死ね!』

 

と言ってエネルギー弾を放った。

 

凱『駄目だ!皆!耐える体制を!』

 

と言ったが既に遅し。死を覚悟した時!

 

?『死を覚悟するとは、バカもんだ!』

 

と声が聞こえたのと同時に一人の人間が俺の前に出た。そして最大のエネルギー弾を弾き飛ばしたのである。頭に赤い鉢巻きをしている。

 

凱『だ、誰だ!?』

 

?『ん?俺か?まぁ説明は後だ。今は、』

 

謎の男がそう言うと一瞬で奴はの前に移動し、奴の持ってる杖を粉々に壊した。

 

?『お前を倒す!』

 

奴は驚いて居るが、焦りはしない。

 

ガゲタロス『!!!…いくら杖をこ、壊せたってオデノ実力には敵うまい!オラぁぁ!?』

 

奴は謎の男に自慢の体当たりしようとするが当たらない。俺達は唖然とする。

 

一夏『つ、強い!』

 

凱『本当に誰なんだ?

俺も手伝うか?』

 

すると謎の男は拒否した。

 

?『ありがとな。でもその必要は無い。何故なら“伝説”が有るからな。』

 

凱『で、伝説?』

 

?『あぁ、伝説だ。こんなクズに使うところ無いんだが見せてやらぁ。』

 

すると謎の男はパワーをため始めた。すると瞬く間に金色に光だしたのだ。

 

凱『こ、これは!?』

 

一夏『なんだ!?眩しい!!』

 

輝きだす謎の男に俺のチームの一員:小太郎が叫びだす。

 

小太郎『これは!!!?まさか!』

 

凱『レジェンダリーウェポンだと!?』

 

一夏『違うだろ!スーパーサイヤ人だよ!!』

 

嘉田那『へ?』

 

そう言う会話を伝説になった謎の男が聞いていた。

 

?『ほう、知ってるんだな。』

 

一夏『そりゃ向こうで見てたからな!』

 

?『向こうで見てたとは何だ?まぁ取り敢えず。』

 

謎の男はまた言い途中で突進してくる奴を片手で止め、びくりともさせない。

 

ガゲタロス『くっ!チッ!クソ!』

 

?『お前の力はそんなもんか。クズだなぁ。』

 

嘉田那『つ、強い』

 

ガゲタロス『き、貴様は一体何者だ?』

 

?『俺か?俺の名は…バーダック。只のサイヤ人だ。』

 

凱『バーダックって本条と一緒にいた…』

 

嘉田那『なんでここに?』

 

小太郎『バーダックって…』

 

一夏『頑張ってくれ!』

 

ガゲタロス『な、サイヤ人だとぉ!?まさか!団体の主と落ちたはず!』

 

バーダック『ならばこれは現実だ。』

 

そう言ってバーダックと言う名のサイヤ人は気迫だけで相手を飛ばした。

 

凱『気迫だけって…』

 

バーダック『ならばこれは現実だ。』

 

そう言ってバーダックと言う名のサイヤ人は気迫だけで相手を飛ばした。

 

凱『こんなのってって…』

 

ガゲタロス『あ、ありかよグハ!』

 

奴はもう瀕死状態だ。

 

バーダック『始末する前に聞くことがある。コブナントの本部は何処に居る。』

 

ガゲタロス『ぐっ、た、大祭司様は人間との戦いに決着をつけるため、約30億の軍隊で地球に向かったぞ。』

 

凱『30億!?』

 

一夏『どんだけ多いんだよ』

 

ガゲタロス『貴様らはなにも出来ず、団体の主の思い出の場が壊れるのを待っていろ!ハハハハハ!』

 

バーダック『そうか。じゃあ死ね!』

 

バーダックは奴を一撃で息の根を止めた。

 

バーダック『クズが。』

 

一夏『ど、どうするんだ?』

 

嘉田那『それは…』

 

凱『俺たちが協力してやるしかねぇだろ!』

 

バーダック『そうだな、凱。急いで地球統一政府宇宙船に戻れ。俺は他のサイヤ人達を連れて地球に降り立つ。』

 

凱『!?お前達も手伝ってくれるのか?』

 

バーダック『いや違う。お前らは“地球統一政府宇宙船”に戻れ。俺は他のサイヤ人達を連れて“地球”に降り立つ。』

 

凱『?』

 

バーダック『つまり深い内容が違うってことだ。分かったか。』

 

凱『わ、分かった』

 

バーダック『地球統一政府宇宙船にはターレス達が居る。そいつらの援護に行け。』

 

凱『了解!お前らもいいな!』

 

小太郎『おう!任せたれ』

 

嘉田那『了解』

 

こうしてバーダックのおかげで危機を脱し、宇宙船に乗って急いで指定された場所に向かうのであった。

 

バーダック『間に合えば良いが。』

 

 ――――――――――――

~ヘイロー内部起動室~

ー10分後ー

 

私は無事、ヘイロー起動室に着いた。

 

隊員1『凄い道のりでしたね。』

 

美咲『短い時間で終えられたのがよかったけど。』

 

そう、私達が通って来た道はとてもじゃないけど難関で、危うく死ぬ所だった。

 

隊員2『でもよかったじゃないですか。どうやらブルート族も来れてないらしいし。』

 

美咲『そうわね。さっ!起動装置を壊すわよ!』

 

そう言い、武器を構えて攻撃しようとした時。

 

タルタロス『壊させてたまるか!』

 

そう叫んで現れたのはやっぱりブルート[アイツ]だった。

 

美咲『うざい連中だわ。いい加減消えてよ!』

 

タルタロス『へへ、俺はお前を殺すまで消えねぇぞ!』

 

隊員1『(うわっ!きもちわりぃ!やだオメェ!)』

 

アイツが気持ち悪い発言したが、脅威になることには変わらず、私達は攻撃体制をとる。

 

タルタロス『へへ、そんな生半可な体制じゃあ防げないぜ。』

 

アイツがそう言うと、一人の隊員に向けて杖のエネルギー波を発射。すると一人の隊員はそのまま後ろへ吹っ飛び、起動機械にぶつかって気絶した。

 

美咲『なんていう道具なの?あれほどの威力が出せるなんて!』

 

隊員2『そ、それよりも美咲殿。相手が。』

 

美咲『何!』

 

隊員に言われ、私は振り返った。すると私の方向へ向けて走ってきたのだ。杖をつきだして。

 

タルタロス『これで死にやがれ!人間!』

 

美咲『し、しまった!』

 

私は反応が遅くその上もうだめだと悟り、死ぬ覚悟をした。すると!

 

?『バッキャロー!諦めんじゃねーよ!美咲!』

 

美咲『え?』

 

私に向かって声が聞こえたのと共にアイツを蹴り飛ばして攻撃をする影が見えた。よくよく見ればあの人が助けに来てくれたのだ!




へい、私はアプール。フリーザ軍の兵士だ。どうやら引率する美咲殿に助けの手が出たらしい。

次回のHALO~人工知能は恐ろしい~は第十五話~状況逆転~。見ないとフリーザ様に言いつけますよ?


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

状況逆転

さて、この小説は何話まで続くのか。楽しみです。


~ヘイロー起動室~

 

美咲『ショッチー?生きてたのね!』

 

自分『あぁ、この通り元気だ!』

 

俺は本条 信治。ある意味地獄からの復活をした。

 

美咲『た、助けに来てくれてありがとう!』

 

自分『全く、諦めが速すぎるんだよ。もっと前を向け!』

 

俺は美咲にネガティブになるなと説教をし、美咲はすまなかったと軽く謝った。それとはよそに、ブルート[アイツ]が立ち上がり俺に向かって叫んだ。

 

タルタロス『貴様!よそから入ってきて生意気だなぁ!名を言え!』

 

自分『我が名は本条 信治!我が恋人を邪魔する奴は許さん!(アイツの言う台詞だとこう使いたくなるな。)』

 

タルタロス『邪魔だと?この野郎!反省してないな?ならば殺してやる!』

 

自分『殺れるもんならやってみろ!』

 

俺は挑発して攻撃体制をとる。アイツは我慢出来なくなり、攻撃しようと近づいた。

 

タルタロス『これを食らえ!』

 

アイツは自慢の杖で俺に向けてエネルギー波を放った。しかし俺はびくともしない。

 

タルタロス『何!お前は何故効かない!』

 

自分『ふん。それは自分で考えろ。では行くぞ!』

 

タルタロス『くっ!』

 

俺はアイツに向かってパンチを繰り出し、受けたアイツは後ろへ吹き飛んだ。

 

タルタロス『な、何!威力有りすぎっ!おのれー!』

 

アイツはまた自慢の杖でエネルギー波を発射したが俺は超高速で避け、アイツの背後に着いた。

 

タルタロス『くっ!いつの間に!?グハッ!』

 

自分『遅すぎるんだよ!お前が!』

 

俺はそう台詞を返すと力強い蹴りをお見舞いし、アイツは立ち上がれない程の重症を負った。

 

美咲『(あれがショッチー?以前より強くなってる?一体どうした?)』

 

タルタロス『へへ、俺の敗けだ。さぁ留めを刺せ。』

 

自分『あぁ、そうしたいが、一つ聞きたい事がある。』

 

タルタロス『な、何だ。』

 

自分『お前が何故ヘイローを起動しようとしてる。ボスはどうしてる。』

 

タルタロス『へ!知るか。考えられるのは、お前らの地球とフリーザって奴の軍事拠点への決着を向けて動いたと思う。』

 

自分『な、何だと?!それは大変だ!フリーザ軍はたぶん助けてはくれないだろうから、大規模な損害が来る!』

 

美咲『な、何だって?それは大変!早く知らせなきゃ。』

 

自分『美咲、連絡頼んだぞ!さてお前は天界へ行け。』

 

タルタロス『へ。お望み道理に。』

 

アイツがそう言うと、俺は留めを刺した。するとアイツは声をあげて死んだ。

 

自分『ここまでご苦労様。ゆっくり天界で休め。』

 

俺はそう言って、気で遺体を消した。

 

隊員2『た、隊長!こ、こいつが!』

 

静かになった起動室で隊員が急に叫ぶので、後ろを振り返ったら、モニターが隊員に向けて赤いビームを出していた。

 

自分『どうしたモニター!そいつを離せ!』

 

モニター『それは無理です。貴方達はヘイローを壊そうとしているのでしょう?だったら立ち向かうまでです。』

 

自分『そうか。ならこっちはお前を一瞬で壊すまで!』

 

俺はそう言って気を高め、モニターに向かって視線を送る。そして、

 

自分『貴様は良いやつだったな。じゃあな。爆破。』

 

そう言い捨て、一気に気を爆発させて視線を送る。するとモニターは大爆発を起こし、消滅した。

 

美咲『こ、怖いわよ。ショッチー。いつの間にその力を得たの?』

 

自分『ん?あ、あぁ。話すと長くなる。今は先を急ごう。地球が危ない!』

 

美咲『そ、そうわね!No.5!この事を他の隊員達に伝えに言って!』

 

隊員2『りょ、了解!直ぐに向かいます!』

 

俺達は起動室を修理出来るほどの破壊をして、急いでヘイロー内部を抜けた。

 

美咲『皆が無事だと良いけど…』

 

自分『またネガティブな発言。もうやめてよな。ぜってい大丈夫だ。奴らがいるはず!』

 

美咲『奴らって?』

 

自分『それは秘密だ。さぁ先を急ぐぞ!』

 

美咲『う、うん。』

 

俺達は小型フリーザ軍宇宙船に急いで乗り込み、ヘイローを後にした。




オッス!久しぶりだなぁ!オラだよ!志塚翔磨だよ!死ななくてよかった~!

次回のHALO~人工知能は恐ろしい~は第十六話~間に合え!地球の危機!~。もしかすっと番外篇が出るかも知んないから待っててな~。


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

間に合え!地球の危機!

モノスゴク疲れます。少しカタカナ混じりデス。気にせずに。


~地球統一政府宇宙船~

 

ターレス『おい!体験者集いの場の状況はどうなってる。』

 

俺様はターレス。実はあの際に助けてくれたのが死んだと思っていたバーダックだった。その後、バーダックのお陰で地球統一政府宇宙船に戻り、瑞穂特戦隊の軍事指揮をとっている。俺は隊員にある所の状況を聞いた。

 

隊員1『はい!只今怪我人が急増中。このままでは死者が出るのも時間の問題です。』

 

ターレス『他はどうだ。』

 

隊員1『はい。その他のエリアは比較的に安定しています。』

 

ターレス『そうか、じゃあ西側1ー3通路にいるサイヤ人を何名かをその場所に派遣しろ。』

 

隊員1『了解!』

 

ターレス『へ。この仕事も楽じゃねぇぜ。』

 

俺は忙しい指示をして非常にくたびれていた。しかし辞めるわけにはいかない。

 

アールタス『大変そうだな。』

 

話し掛けてきたこいつはアールタス。エリート族の高官で今は人類に味方をして、軍事副指揮官に着任した。

 

ターレス『何だよアールタス。からかいに来たのか?』

 

俺は疲れた目でアールタスに目を向ける。

 

アールタス『違う。副隊長の信長からの伝言だ。』

 

ターレス『何だよ。』

 

アールタス『私とターレスで地球に赴き、人々を救出しろとの伝言だ。』

 

どうやらこの宇宙船は、もう大丈夫と伝言にて捉えた。だから俺は地球に行くことをすんなりと了承した。

 

ターレス『分かった。今すぐ準備する。お前も準備して待ってろよ。』

 

アールタス『あぁ、分かった。』

 

そう言ってそれぞれ整備された部屋に行こうとした時、大きな揺れが有った。俺達は気になってうしろを振り向くとタルタロスに似た容姿を持つブルート族がうちの隊員を吹き飛ばして俺達に突進してきたのだ。

 

ターレス『あぶねぇ!何だよこいつは!』

 

?『我はハリタロス!タルタロスの弟だ!』

 

アールタス『どうりで似てると思った。』

 

俺達は今では亡きタルタロスを嫌っていて、ブルート族の中で一番倒さなきゃいけない一派でもある。

 

ハリタロス『兄の亡き今!この我がお前達を志塚の代わりに倒してくれるわ!』

 

ターレス『ふん!落ちこぼれの一派が何を言う。』

 

ハリタロス『ならば受けるがいい!この攻撃を!』

 

そう言ってハリタロスは勢いをまして突進してきた。

 

ターレス『(ふん!レベルの低い攻撃だな。こんな攻撃耐えられるわ!)』

 

と俺は勝ち誇った笑みを浮かべる。だが、ハリタロスはそれをみたのか笑みを返し、背中から銃を取り出してエネルギー弾を放ち始めた。俺達はギリギリ避ける。

 

アールタス『な、何だと?さっきの攻撃は見かけ倒しだったのか!』

 

ハリタロス『そう言う事だ。馬鹿者が!』

 

ターレス『な、何だと?この落ちこぼれの一派が!これでも食らえ!』

 

アールタス『お、おい!』

 

俺はアールタスの声を無視してハリタロスに向けて攻撃をする。しかし逆上した俺の気弾は奴に当たらず、逆に奴のエネルギー弾に当たってしまう。

 

ターレス『グハッ!く、くそ!』

 

ハリタロス『ふん!自分が強いと勝ち誇っているからだ!』

 

アールタス『くっ…。』

 

俺達は頭脳と体力を使った奴に苦戦する。このままでは地球に行けなく成ってしまう。だから“これ”を使うことにした。

 

ターレス『チッ!しょうがない。これを使うか。』

 

ハリタロス『ん?“これ”をとは何だ?』

 

ターレス『お前の想像を越える“変身”だぁ!』

 

ハリタロス『ふん!じゃあさっさと見せてみろよ。』

 

ターレス『お望み道理に見せてやるよ!』

 

そう言うと俺は気を高め始める。すると段々光始め、最後は大爆発的な光を放つ。それを見たハリタロスは酷く驚いていた。

 

ハリタロス『な、何だと!あの“伝説”のになっただと?!』

 

ターレス『ほう、伝説は知ってる様だな。そうこの姿は“超サイヤ人”だ。』

 

ハリタロス『た、たかが金色になったぐらいでいい気になるなよ!』

 

ハリタロスは超サイヤ人に驚きながら、持っている銃で超強力連弾を俺に放つ。

 

アールタス『ターレス!』

 

ハリタロス『へ!金色になったぐらいで何も変わらないじゃないか!ふん!口ほどにもない…ん?』

 

俺は超連弾で放流した煙の中から無傷で出た。アールタスやハリタロスは物凄く驚いていた。

 

ハリタロス『えぇ!?!そんな馬鹿な!』

 

アールタス『タ、ターレスに限って無いだろ?』

 

ターレス『へ。随分と驚いてるな。これが“超サイヤ人”だ。』

 

ハリタロス『ほざけぇぇ!』

 

ハリタロスは悔しくなったのか、勢いで突進してきた。しかし俺はハリタロスの丁度頭に手を置いて止めた。ぴたっと固定させて。

 

ハリタロス『は、離せ!化け物!ど、どうやって伝説になった!』

 

ターレス『この“伝説”はサイヤ人が頑張って修行をすれば取得出来るもんだ。つまり、お前らブルート族等では変身できねぇよ。じゃあな。落ちこぼれの一派よ。』

 

そう言って思いっきり気を高めて吹き飛ばした。そして奴は壁に頭を強打してあの世へ行った。

 

アールタス『し、信じられん。』

 

俺は気を下げて元の状態に戻った。そしてアールタスに言う。

 

ターレス『へ、強かったろ。でもな、初めてなってからまだ約数日~ぐらいしか経ってねぇ。だから体力の消費が激しんだ。』

 

アールタス『そうか。まぁ回復するまでゆっくりと休みな。』

 

俺は『おう』と言い土台に腰掛けたら、何やら急ぎぎみで隊員がやって来た。

 

隊員2『タ、ターレス殿!』

 

ターレス『何だ?』

 

隊員2『地球の大気圏に謎の巨大艦隊が浮遊中!』

 

アールタス『それがどうした。』

 

隊員2『その巨大艦隊は惑星フリーザNo.39の大気圏に突如現れ、0.001秒の速さで破壊した巨大艦隊と一致するのです!』

 

ターレス『な、何?こうしちゃいられんな!アールタス!今すぐ行くぞ!』

 

アールタス『あぁ、分かった。』

 

俺は…いや俺達はその巨大艦隊の破壊を防ぐために急いで地球統一政府宇宙船を出た。果たして翔磨の故郷を守れるか?

 

ターレス『急ぐぞ!』




よう、久しぶりやな!オラは弥彦だ!あんま出番ねぇけど忘れんなよ?

次回のHALO~人工知能は恐ろしい~は第十七話~悲劇を防げ!~!絶対に見てくれよな!


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

悲劇を防げ!

果たして、地球は助かるのか。交互ご期待!


~地球・日本-東京~

-港区-

 

自分『うわー、ヒデェ有り様だ。』

 

俺は本条 信治。コブナントの地球襲撃を耳にして駆けつけた所だ。

 

美咲『そうね。酷い有り様。もし現実に起きたらこうなるかも知れないね。』

 

自分『こえぇー事言うなよ。』

 

美咲『ごめん。でも恐ろしいわね。』

 

自分『そうだな。』

 

今の地球はコブナントによって壊滅都市が存在する地域となった。東京スカイツリーや東京タワー等、今では只の鉄屑でしか見えなくなった。

 

自分『さぁ行くか。』

 

美咲『えぇ。』

 

俺は美咲に行く合図を出して先に進もうとしたとき、

 

ドカーン!

 

何やら遠くに大きな戦が行われていたようだ。

 

自分『何だったんだ?』

 

美咲『分からないわ。』

 

自分『おい。行ってみるぞ。確か北側だったな。』

 

美咲『えぇ、北側から聞こえたわ。他の隊員にも伝えておくわね。』

 

自分『おう、宜しく頼む。』

 

こうして他の調査や鎮圧を行っている隊員達を呼び出し、大きな音が聞こえた北側へ向かった。

 

 ―――――――――――――

~地球・日本-東京~

-瑞穂町-

 

ターレス『ここは比較的安全だ。』

 

俺の名はターレス。東京23区にいた生存者を連れて安全地帯に移住させた。

他の人々は、

『何故ドラゴンボールのターレスが?』『HALOに関係無いよな。』『何故だ?』

と会話をする。そりゃ当然だ。奴等は街を回る、楽しむだけのプレーヤーだからだ。まぁ簡単に言えば非戦闘者だ。

 

日本国民1『あ、あの~。』

 

そう思ってるとプレーヤーが俺に声をかけてきた。

 

ターレス『ん?何だ?』

 

日本国民1『何故タ、ターレス様がこの世界に…』

 

ターレス『俺にもわからねぇーが、たぶん人工知能によって融合させられたからだろうね。』

 

日本国民1『そうですか。あ、ありがとうございます。ぼ、僕の名前は佐藤恭二です。』

 

ターレス『へ、そんな固くなんなよ。まぁ宜しくな。』

 

こうして俺と佐藤の話が終わり、最後の生存者を巨大核シェルターに入れた時。

 

ドカーン!

 

いきなり東側から大きな音がしたのだ。

 

佐藤『な、何ですかね。今の音。』

 

ターレス『あぁ、知らないが何か胸騒ぎがすんだよ。』

 

佐藤『胸騒ぎとは、』

 

ターレス『何故か知らんがうちの団体のリーダーが来ていて、そのさっきあった大きな音に向かって移動している。なんつんだろう、直感的な感じ?』

 

佐藤『そうですか。では団体のリーダーとは何でしょうか…。』

 

ターレス『あぁ、詳しくは教えないがリーダーは死んだ筈なんだ。だけど俺が考えるにまだ生きている。もし本当にそうだったら、また危機に瀕する。』

 

佐藤『あ、余り分かりませんが、そう言うことですか。』

 

俺は黙り混みしばらく考えたあと、佐藤に話しかけた。

 

ターレス『おい、佐藤。』

 

佐藤『は、はい。何でしょう。』

 

ターレス『お前も来い。』

 

佐藤『へ?』

 

佐藤は俺の発言に困惑しているようだ。

 

ターレス『お前も一緒に来いと言っているんだ。』

 

佐藤『何処へですか?』

 

ターレス『東側に決まってるだろ。見に行くんだよ。』

 

佐藤『そ、そうですか。分かりました。武器か何かありますか?』

 

俺は佐藤にエネルギー弾の銃を渡した。

 

佐藤『よし、行きましょう。問題の場所へ!』

 

ターレス『おう。東側だぞ!』

 

隊員1『ど、何処へ行くんですか!ターレス指揮官!』

 

ターレス『大きな音が聞こえた東側へ行く。後は頼む。』

 

隊員1『ちょ、ちょっと!待ってください!ターレス指揮官!』

 

俺は止めようとする隊員をよそに戦車で東側に移動する。

 

ターレス『一体何が有るんだか。気になるぜ。』

 

 ―――――――――――――

~地球・日本-東京~

-板橋区-

 

俺は約9時間歩いた。大きな音が聞こえた北側に向かって。

 

自分『おい、美咲大丈夫か?』

 

美咲『えぇ、大丈夫よ。』

 

自分『他の隊員はどうだ?大丈夫か?』

 

隊員一同≪はい!大丈夫です。≫

 

他の隊員達とは北側に向かい、浅草寺で休憩をとっていたところでざっと15人と合流。さらに北側へ進むとざっと15人と合流を繰り返し今は約35人が集まった。

 

自分『ここか、大きな音が聞こえた場所。』

 

場所は板橋区のほぼ中央。しかしそこには大きな音で推測した大きな戦が無かった。

 

美咲『確か、大きな音がここから聞こえたんだけど…推測ミスかな?』

 

自分『いや、まだ分からんよ。もしかしたら見えないスナイパーが居て逆に静まり返っているのかも。』

 

俺は周りを警戒した。すると奥から兵士が現れた。

 

兵士1『た、助けてください!』

 

よく見ると小さい奴等が一人の兵士を追いかけているのだ。

 

自分『み、皆!コブナントの種族だ!攻撃体制!』

 

隊員一同≪へい!≫

 

俺は隊員にそう指示して銃を取りだし、相手に向かって攻撃体制をとる。

 

自分『準備は良いか!そらすんじゃあ無いぞ。』

 

隊員1『いつでも準備OKです。』

 

自分『では…放て!』

 

隊員一同≪おう!≫

 

俺の合図で持ってる武器を一斉射撃。一人の兵士を追いかける小さいコブナントを全滅させた。

 

自分『大丈夫か?』

 

兵士1『だ、大丈夫です。怪我はかすり傷だけです。』

 

自分『そうか。生きててよかったぜ。おい!この兵士に治療してやれ!』

 

隊員2『了解。』

 

俺はかすり傷を負った兵士に治療するよう指示し、兵士にまた話しかけた。

 

自分『どうしたんだ?仲間は?』

 

兵士1『そ、それが…。』

 

兵士は一度黙り混んでしばらくした後、また喋りだした。

 

兵士1『宇宙船に乗り混んだまま出てこなかったのです。』

 

自分『な、何?もっと詳しく教えてくれ。』

 

兵士1『はい、実は僕の所属していた部隊が親玉が乗ってるかも知れない宇宙船を発見したんです。』

 

自分『それでお前を除く全部隊が中に入ったと。』

 

兵士1『早いですね、その通りです。厳密には自分ともう一人の兵士で出入口を見張り、他は中に入ったのですがなかなか出てこず、やっと出てきたと思ったら。』

 

美咲『さっきの小さいコブナントが出てきたって訳ね。』

 

自分『でももう一人はどうした。』

 

兵士1『もう一人はたぶんあの世だと…。気付いたら一人で逃げてて。』

 

自分『そうか。よし分かった。おいお前ら!大体15人でこの兵士と共に軍事要塞に行け。また一応兵士にも警戒しろよ。スパイかもしんないからな。』

 

隊員一同≪へい!了解!≫

 

こう隊員に命じて兵士と共に行かせた後、残りの俺達は親玉が居るかもしんない宇宙船へ向かうことにした。

 

自分『美咲、ここからはボス戦に成るかもしれない。それでも行くか?』

 

美咲『えぇ行くわよ。私はノブッチーの恋人よ。いつまでも何処へでも付いていくわ。』

 

自分『…分かった。怪我すんなよ。』

 

美咲『分かった。気を付けるね。』

 

自分『よし分かった。おいお前ら!これから親玉の居るかもしんない宇宙船に向かうぞ!気を引き閉めて行け!』

 

隊員一同≪了解、隊長!≫

 

こうして俺達はまた移動を始めた。一区切りのボス戦に向けて。

 

自分『(もうすぐで一区切りのボス戦に成る。絶対に勝たないとな!)おらぁ出発だ!』




オッス!オラ弥彦だ!久しぶりだな。まぁまだ出る幕無いと思うが、だからってオラの事を忘れんなよ!

次回のHALO~人工知能は恐ろしい~は第十八話~遂に決戦か?~!お楽しみにしろよな!


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

遂に決戦か?

本条 信治の言った一区切りとは何でしょう。気になりますねぇ。


~地球・日本-東京~

-東村山市-

 

ターレス『さぁかっ飛ばすぞ!』

 

佐藤『はい!兄貴!』

 

俺の名はターレス。今大きな音があった場所に向けて戦車でかっ飛ばしている所だ。

 

ターレス『それにしても、青梅街道は便利だったな!』

 

佐藤『そ、そうですね。』

 

ターレス『うちらの住んでる惑星ベジータはこんなん無いぞ!』

 

俺は障害物が無く、思いっきり走ることが凄く気持ち良かった。この事件が終わったらレーサーに成ろうかな。と思っているうちに東村山市を過ぎていた。

 

佐藤『大きな音はどうなんでしょう。』

 

ターレス『名にがだ。』

 

佐藤『大きな音を鳴らした正体ですよ。遠くにいるコブナントを集めるための音なら良いんですけど、いまだにコブナントと遭遇してませんよ。』

 

ターレス『そう言えばそうだな。』

 

確かにと思った。何故なら集める以外に大きな音は出さないと。そこへ前方から猛スピードで戦車が逃げていた。

 

ターレス『ど、どうしたんだ?そんな早く逃げて。』

 

佐藤『タ、ターレスさん前!』

 

ターレス『ん?』

 

俺は佐藤の言葉に気付き、前を向くと大型宇宙船が迫っていたのだ。

 

ターレス『う、うわっと!』

 

俺は慌てて急ブレーキを押した。

 

佐藤『何だこれは!でかいぞ!』

 

ターレス『あ、あぁ。ボスの乗る宇宙船じゃないとしてもデカイ。』

 

俺達は少し固まったが、すぐに行動を興した。

 

ターレス『佐藤!行くぞ!』

 

佐藤『な、何がですか?』

 

ターレス『宇宙船の中だよ!たぶん生存者の居る場所が分かったんだ!』

 

佐藤『そ、そうですか。流石サイヤ人。…わ、分かりました。』

 

ターレス『よし!じゃあ俺に掴まれ!』

 

佐藤『は、はい!』

 

佐藤は俺の腕に捕まり、一緒に宇宙船に向かった。そして中に入ったら即出入口のコブナントを全滅させた。

 

佐藤『ターレスさん。もうこの辺に敵は居ないようです。』

 

ターレス『侮るなよ。もしかするとまだコブナントは居るかもしんない。』

 

そう言って辺りを見渡し危険が無いことを確認すると俺は佐藤に声をかけて移動した。司令室に向かって。

 

~35分後~

 

ターレス『つ、疲れた。まさか迷路みたいに成ってるとは。』

 

佐藤『え、えぇ。長すぎます。』

 

俺達はその迷路みたいな所で敵に見つかりそうに成ったが、得意なスパークキルで倒した。

 

ターレス『でも意外と分かりやすい所にあったな。さ、入って阻止するぞ。』

 

佐藤『はい。』

 

そう会話を終え、中に入ろうとしたその時。

 

バシュッ

 

ターレス『え?』

 

何とナイフが俺の後から出てきたのだ。頬にかすり傷を負いながら後ろを振り向く。するとフリーザが乗るような機械に座る首なが宇宙人とその手下が数人居たのだ。

 

ターレス『だ、誰だ貴様は!』

 

?『私は悔根の預言者じゃ。お前ら何ぞに司令室を壊されてたまるか!』

 

佐藤『ターレスさん。面倒な事に成りましたね。』

 

ターレス『あぁ、だからここを早めに片付ける。行くぞ佐藤!』

 

佐藤『はい!』

 

俺達は悔根と呼ばれるジジィと手下に攻撃を仕掛けた。

 

ブルート族1『こんなもん馬鹿に過ぎん。やっちまえー!』

 

ブルート族一同≪応!≫

 

悔根のジジィを除く手下達も俺達に向かって攻撃を仕掛け始めた。

 

佐藤『ターレスさん!ざっと数えたところ、10体は居ます!』

 

ターレス『じゃあその手下を頼む!俺は悔根と言うジジィを倒す!』

 

佐藤『わ、分かりましたターレスさん!オラァァ!』

 

ブルート族2『グヘェ!』

 

俺達はふたてに別れ、敵の始末に乗り出した。

 

ターレス『おいジジィ!感謝しろよ!今からこのエリート級戦士が直々に遊んでやるんだからな!』

 

悔根『それはわしの台詞じゃい若人よ!』

 

そうジジィが言った後、レーザービーム銃を俺に向けて乱射した。だが、そんなのは余裕で避けた。

 

ターレス『こんな攻撃は当たらねぇぞ。』

 

悔根『さぁそれはどうかな?』

 

するとジジィはビームを操作し始め、俺の方向へ差し向けた。

 

ターレス『チッ!このやろう!』

 

悔根『ハハハ!このお年寄りを敵に回したのが間違いだったな!受けて無くなれ!』

 

あのジジィはビームのスピードをあげて俺に迫ってきた。

 

ターレス『(くっ!こうなったらあれに成るか。)』

 

俺は止まって目を瞑り、気を集中した。しかしこうしてもビームは止まらず、遂には俺に直撃した。

 

悔恨『ハハハ!遂にくたばったか!乱射した約30ものビームを受けたら流石に死ぬだろうな!ハハハ!ってん?』

 

シュゥゥ…

 

ターレス『誰が“死ぬ”だ。この通り死んでないぞ?』

 

俺はビームを受けたさいに出た煙からあの“伝説”に成ってかき消して表れた。あのジジィは酷く驚いている様だ。

 

悔恨『な、何故だ?あのビームは一つ一つの威力がお前の二倍近くのパワーを秘めていたのに。』

 

ターレス『ほう、戦闘力が分かるんだ。だからツフル人の技術者がこの艦内に居るんだぁ~。』

 

そう、俺と佐藤は隠れながらの移動中に数人かのツフル人を目撃していた。コブナントの奴隷として。

 

ターレス『だかそれは無駄に終わったな。この俺は超サイヤ人に成れる事を視野に入れて無かった証拠だ。』

 

悔恨『う、うるさい!無理ならこのわしが自ら制裁を下すのみ!』

 

するとジジィは台座を変形させ、ロボットに乗り込んだ。

 

悔恨『これなら勝てぬまい!』

 

と言った後超高速で攻撃してくるのだ。

 

悔恨『オラァァ!』

 

ターレス『フンッ、バカめ。』

 

だが俺は意図も簡単にロボット台座を止め、余りの手でロボット台座のほぼ中心部を貫いた。

 

悔恨『グオォォォ!』

 

ポタッポタッ

 

ターレス『へ!良い血の流し方だ!あの世で休んでろ!ハァァァ!』

 

俺は拳の中に気を溜めて放つ。その瞬間に急いで離れて観察する。

 

悔恨『く、おのれ~!こ、これで済むとおもうなよぉぉぉー!うわぁぁー!』

 

あのジジィは苦しいながら爆破した。ロボット台座の部品やあのジジィの肉片が散るなか、佐藤がどうやら全手下を始末したらしい。

 

佐藤『ターレスさん。こちらは手下を始末し終わりました。』

 

ターレス『ん?あ、あぁ。ありがとな。さ、早く司令室に行くぞ!』

 

佐藤『はい!ターレスさん!』

 

その後俺達は司令室に行き雑魚どもを始末し、生存者の居るコロニーに着いた。

 

隊員1『私達が詳しく艦内を見たところ何も異常も無くコブナントの極秘通信も有りませんでした。』

 

ターレス『うむご苦労。そうだ、ツフル人はどうした?』

 

隊員1『それは私達が手厚く保護しておりますのでご安心を。』

 

ターレス『分かった。』

 

隊員は一礼したあと仕事に戻った。俺は有ることを思い出した。

 

ターレス『結局、噂の巨大宇宙船は来なかったじゃないか。』

 

そう、俺はアールタスと共に地球に来たが何の変化もないが上にアールタスとは別の仕事を頼まれて今に至るのだ。そう考えていると佐藤がやって来た。

 

佐藤『ターレスさん。』

 

ターレス『よう、休めたか?』

 

佐藤『えぇ休めました。ところで…』

 

ターレス『ん?』

 

俺は佐藤の言葉の違和感に気付いて真剣になる。すると、佐藤がこんな事を言い出した。

 

佐藤『板橋区に巨大宇宙船が来る事を知っています?』

 




オッス!俺は本条 信治だ!番外編は段々進んでいるぞ!その公開はいつになるか分からないけどな!

次回のHALO~人工知能は恐ろしい~は第十九話~必ず訪れる危機~。ゼッテー見てくれよな!


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

必ず訪れる危機

気休めにこの小説どうですか?あとユーチューバーのポッキーさん最高!!!!


~地球・日本-東京~

-板橋区-

 

自分『あれが親玉の乗ってるかも知れない宇宙船か。俺ワクワクスッぞ!』

 

俺は本条 信治。突撃部隊の生き残り兵士に事情を聞き、その仇の様な感じで一区切りのボス戦を迎えようとしている。

 

美咲『あの中に行くの?』

 

自分『そうだ。怖いなら引いて良いぞ。』

 

美咲『いいえ、ノブッチーの恋人だからいつまでもついていく。』

 

自分『そうか。でも中に入ったら退けないぞ。良いのか?』

 

美咲『だから言ったじゃん。退かないって。』

 

自分『分かった。では他の隊員もついて行くで良いな?もう退けないぞ。』

 

隊員一同≪大丈夫です!≫

 

自分『よしじゃあ行くぞ!宇宙船へ!』

 

一同≪応!≫

 

~30分後~

 

自分『準備良いか?』

 

隊員一同≪応!≫

 

自分『では突撃!』

 

俺の合図で隊員達は突入した。外の騒ぎを聞き付け、コブナントの兵士が表れたが俺達にしちゃあどうって事無いぜ。

 

自分『コブナントの連中は現れたが、今となっちゃあ敵じゃねぇ!怯むんじゃねぇぞ!』

 

隊員一同≪応!≫

 

美咲『皆気合い入ってるね。』

 

自分『そりゃあそうさ、皆この戦いで帰れると思って居るんだもん。』

 

美咲『でもそうでしょ?これが終わればこの世界から…』

 

自分『いいや、それは違うぞ。』

 

美咲『え?何故?』

 

自分『じゃあ逆に聞く。誰がそんなこと言った?』

 

美咲『そ、それは…。』

 

自分『な?言ってないだろ誰も。』

 

美咲『え、えぇ。』

 

自分『だから俺は慎重なんだ。まぁこの話は後にして、取り敢えずコブナントの親玉を叩き潰すぞ!』

 

美咲『お、応!』

 

深刻の話を止めてコブナントの親玉探しと雑魚倒しに翻弄した。

 

~約1時間後~

 

俺達を妨害するコブナントを蹴散らしながらやっとの事で親玉が居るであろう部屋へ来た。

 

自分『おいNo.31、No.38!お前らはここを見張っとけ!美咲!入るぞ!』

 

美咲『えぇ分かったわ。』

 

俺達は中に入り、部屋を見渡す。すると台座に乗った首の長い宇宙人と手下がいた。

 

自分『お前がこの組織の親玉だな?』

 

?『そうだ。我の名は慈悲の預言者じゃ。ここまでやって来た最後の当主だ。だから…』

 

自分『違うだろ。』

 

慈悲預言者『え?』

 

慈悲の預言者は驚いていた。そんなはず無いと。

 

自分『本当は居んだろ?真実の預言者が。預言者の中で最高位の権力者なんだってな。』

 

慈悲預言者『な、何の事だ。わ、わしゃ一人だが。』

 

自分『フンッ馬鹿め。こっちは神の声を聞いたんだよ。』

 

慈悲預言者『な!この若者!』

 

と言い、慈悲預言者は周りの手下に攻撃命令を出した。だがその時だった。

 

?『もうよい慈悲の預言者よ。』

 

との声がかかり、慈悲預言者や兵士は振り返り攻撃を止める。

 

慈悲預言者『よ、預言者様。』

 

?『もうよいぞ慈悲預言者殿。こうも若人に張れたんだ、気にすることはない。』

 

自分『やっと現れたか、真実の預言者。いや、一区切りの黒幕!』

 

俺がそう言うとやっと状況を飲み込めた美咲が質問をする。

 

美咲『あ、あれが真実の預言者で一区切りのボス?』

 

自分『そうだ。奴は利用価値の無くなったエリート族をこけにし、ブルート族を引き上げた黒幕でもある。だからお前には話してないがエリート族大半が人類に味方した。』

 

?『その若人の言う通りだ。私が真実の預言者であり、エリート族を捨てた張本人である。』

 

美咲は驚いたが、俺は怯まない。すると真実の預言者が慈悲の預言者にこんな事を命令した。

 

真実預言者『慈悲の預言者よ。私は良いから速く大型宇宙船の破壊ポイントを教えて逃げなさい。』

 

自分『な!』

 

真実の預言者は大型宇宙船を口にし、破壊とまで発言した。

 

自分『は、破壊だと?』

 

真実預言者『そうだ。その宇宙船はフリーザ軍の占領地帯:惑星フリーザNo.39を0.001秒で破壊した危険な宇宙船なのだ。』

 

真実預言者は命令を受けた慈悲預言者の出発を見届けたあと得意気に話す。

 

自分『破壊をさせてたまるか!美咲!手下を従えて奴らを追え!俺は良いから!』

 

美咲『わ、分かったわ。』

 

今回は素直に聞いてくれた美咲。出る前にこの一言を言う。

 

自分『美咲。慈悲の預言者はたいして強くない。だから慎重にやれ。そしたら勝てると思うから。』

 

美咲『えぇ分かったわ本条!じゃ死なないでね!』

 

自分『あぁ死なねーよ。』

 

そう会話が終わると美咲率いるチームは慈悲の預言者を追って消えてった。

 

真実預言者『最愛の恋人に任せて良いのか?』

 

自分『良いさ。あの方は頭が良いから必ず乗り越えられるさ。』

 

真実預言者『ふーん。まぁ精々お前は生き延びるんだな。』

 

自分『どういう事だ!』

 

そう言った俺に対して真実の預言者は台座をロボット化にして乗り込み、更に強化してからこう言った。

 

真実預言者『ここでお前は困難な事態に陥るからだ。』




どうも、私は宇宙の帝王フリーザです。久し振りですね。だからって忘れたりしたら殺しにかかりますからね。

次回のHALO~人工知能は恐ろしい~は第二十話~一区切り~です。絶対に見ないと殺しますよ?


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

一区切り

やっと第二十話が終わった~。すごく疲れた~。一応きりが良いので長編版に仕上げました。また、近いうちに別小説を出すかもしれません。


~ゴブナント艦内~

-司令室-

 

真実預言者『ここでお前は困難な事態に陥るからだ。』

 

自分『な、何?』

 

俺の名は本条 信治。慈悲の預言者を追って行くよう美咲に命令した俺は、何故にそんな余裕が有るのか分からなかった。

 

真実預言者『覚悟は良いな?』

 

困惑しているところに真実の預言者が超高速で襲いかかってきた。俺はギリギリのところで回避した。

 

真実預言者『流石だ。だがこれはどうかな?』

 

自分『何?』

 

ギリギリに回避した事で安心した俺は隙をつかれて超高速弾を受けた。

 

ダダダン!

 

自分『クッ!威力が強い。こりゃ俺の10倍は有るぞ。』

 

真実預言者『その通りだ。お前の戦闘力は究極状態。それを上回る攻撃をすれば、死に至る戦いになるだろうな。』

 

真実の預言者が得意げに喋った後、再び俺に向かって攻撃を繰り出した。

 

真実預言者『おっといい忘れていたが、攻撃をするたびに一つ一つの威力が強くなるのだ。下手すりゃ100倍以上の威力になるぞ。』

 

自分『マジかよ!』

 

俺は一気に危機にさらされた。懸命に回避して何を逃れているが、当たるのも時間の問題だ。

 

自分『ク、クソ!何とか状況を巻き返したい。』

 

俺は一生懸命避けながら頭を働かせていた。するとまた真実の預言者が語りだした。

 

真実預言者『またまた言い忘れていた。その一つ一つのエネルギー弾は何かに当たるまで追い続けるぞ!ハハハ!』

 

自分『な、何?馬鹿な!』

 

俺は後ろを向いた。確かにエネルギー弾は何かに当たるまで追いかけてくる。

 

自分『嘘だろ?何か無いか?ってそうか!その手が有ったか。』

 

すると俺はクルっと真実の預言者に向きを変え、そのまま向かって走ってった。

 

真実預言者『何すんだ?』

 

自分『へへ!』

 

俺は不思議そうにする預言者を見て笑みを浮かる。そして預言者との距離が50㎝近付いたところで叫んだ。

 

自分『ハハハ!この俺にエネルギー弾を着いてこさせたのがミスだったな!』

 

真実預言者『な!しまった!』

 

預言者が後悔したことはすでに遅し。俺は高速で避け、エネルギー弾を預言者に当たらせた。

 

真実預言者『ぐ、グハァー!』

 

預言者の悲劇が響き渡る。俺は少しして預言者の下へ行った。

 

自分『死んだか?』

 

俺は黒焦げの預言者を確認した。酷い有り様だ。もう安心だと思い、出入口に身体を向けたその時。

 

ブッキューン

 

自分『な、何故だ…!』

 

何と死んだと思った預言者がビームを放ち、俺の腹を貫いた。

 

自分『ゲホッゴホッ!』

 

真実預言者『フハハハ!甘く見たな若造よ!私は機械と一体化しておる。だからお前が見ていたのは機械化していた私が動かした肉体だったのだ!』

 

自分『ゲホッ!ゴホッ!』

 

成る程な。ツフル人の技術によって脳をロボット台座に移植し、殼に成った肉体をテレパシーか何かでやれば相手を欺けると言うわけか。

 

自分『グホッ!な、情けねぇ。ゲホッゴホッ!』

 

俺は老人だからって考えを油断していたことに後悔した。そんななか、虫の息の俺に真実の預言者が再びビームで攻撃を仕掛けようとした。

 

真実預言者『じゃあね。大人しく死んでろ。』

 

自分『グオッゴホッ!』

 

流石に機械に脳を移植したせいか、口調が荒く感じる。まぁそんなのは関係ない。早く死なせてくれ。そう言う様子を見た預言者は黒焦げの肉体でニコッと笑みを浮かべてビームを放つ。俺は死を覚悟した。その直後だった。

 

?『デスビーム!』

 

ブッキューン

 

何処からか謎のビームが預言者に当たったようだ。

 

真実預言者『な、何?誰だ!出てこい!』

 

混乱する預言者を見た後、ビームが来た方向に目をやるするとあの方が居たのだ!

 

自分『フ、フリーザ様!』

 

フリーザ『フフフ…これはこれは本条さん。ずいぶんと手こずっていますねぇ。』

 

何と宇宙の帝王:フリーザが中指を真実の預言者の方へ向けながら立っていた。

 

自分『す、スミマセン。』

 

フリーザ『良いですよ。まさかツフル人を奴隷にしていたなんて聞くと無性に腹がたってきて仕舞ましてねぇ。まぁ無理を為さらずにオブライエン艦長の救援が来るまで待っててください。』

 

自分『あ、ありがとうございます。』

 

俺はフリーザに感謝の意を伝えたあと、真実の預言者の方へ目を向ける。

 

真実預言者『き、貴様!良いところでなにしてんだ!』

 

フリーザ『貴方が真実の預言者さんですね?私は軍を率いている、フリーザと申します。貴方は私の可愛い部下に傷付けてしまいました。』

 

真実の預言者『だ、だから何だ!』

 

フリーザ『よってその敬意を示して殺して差上げますよ?』

 

流石フリーザ。意識がゆっくり遠退いていくなか、フリーザ対進化真実の預言者のバトルが始まった。

 

真実預言者『いつまでも調子に乗ってんじゃないぞ宇宙人!』

 

真実の預言者は超高速で近付いた後、フリーザに蹴りをお見舞いした。

 

真実預言者『どうだ、効いただろう!』

 

そう言う真実の預言者だが、フリーザは笑みを浮かべたままだ。

 

フリーザ『それが貴方の攻撃ですか。詰まらないですねぇ。』

 

フリーザがそう言うとロボット台座の脚を持ち、握り潰した。

 

真実預言者『な、何?バ、化け物かお前は!』

 

怪力の凄さに驚き、よろめきながら下がる真実の預言者。フリーザは呆れた様に言う。

 

フリーザ『おやおや、ずいぶんと難い姿してますねぇ。もっと遊んで差上げましょうか?』

 

真実預言者『クッ!おのれ~!これでもくらいやがれ!』

 

すると預言者はフリーザに向かってビームを繰り出した。

 

フリーザ『何ですか?これは。』

 

真実預言者『強がるのも今のうちだ。』

 

するとフリーザのからだ全体に電気が走り始めた。

 

ビリッビリッ

 

フリーザ『うあぁぁーー!何だ…これはぁ!』

 

ビリッビリッビリー

 

真実預言者『ハハハ!この私を馬鹿にした罰だ!ハハハ!』

 

自慢気に話す預言者と感電する帝王。俺は絶体絶命の事態になったと思い絶望した。のだが、

 

フリーザ『うおぉぉぉー!……なーんてね。』

 

真実預言者『へ?』

 

何と、当のフリーザは電撃を食らってもなお平然としていた。

 

自分『え、ス、スゴイ。』

 

真実預言者『な、貴様!演技だったのか!』

 

フリーザ『相手を安心させといたほうが何倍も楽しめるじゃないか。』

 

自分『(流石フリーザ。恐ろしい。)』

 

フリーザが言った後、中指を真実預言者の方に向けた。

 

フリーザ『良いマッサージでしたよぉ?そのお礼に貴方がくれたビームの威力を30倍にして差し上げましょうか?』

 

真実預言者『あ、ああ!ば、化け物だぁー!』

 

預言者は恐怖のあまり、まるで家に帰るようなしぐさをして逃げる。そんなのをお構いなしにエネルギー弾をためはじめる。

 

フリーザ『さぁ美しい血祭りが始まりますよぉ!』

 

そしてフリーザは預言者に向かい、巨大エネルギー弾を放ったのである。その直後に俺は意識を失った。

 

~1日後~

 

自分『ん、ん~ん。何処だ?ここは。』

 

俺は何かの軍事拠点の場所(テント)にいるらしい。外は懸命に働く兵士の声が聞こえる。あれから何日寝てたんだ?俺は起き上がり、テントから出ようとしたその時。

 

?『ノブッチー!』

 

自分『うおっ!何だ…グハッ!』

 

何者かが勢い良く俺にぶつかってきた。良く見るとあの人だった。

 

自分『ミッちゃん!痛たたた。』

 

そう、恋人の美咲だったのだ。

 

美咲『だ、大丈夫?』

 

自分『あ、あぁ大丈夫だ。しかしここは何処だ?』

 

美咲『ここは荒川区のある土地だよ。そこに軍事テントを作ったの。』

 

やはりな。そう思った俺は次の質問をした。

 

自分『そうか。そう言えば、コブナントはどうなった?』

 

すると何処からか、

 

?『それは私が説明しよう。』

 

と返ってきた。俺は後ろを振り返る。そして、そこにいた人とは。




さーて、わしは役を終えたからアイス食うぞ。あ、わしは真実の預言者じゃ。わしらが殺られて平和になった。しかしそれは新たな危機に始まりに過ぎなかったのじゃ。

次回のHALO~人工知能は恐ろしい~は第二十一話~突如して~。見ないと損するぞ。


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第3章-真の敵
突如して


第二章始まりますよぉ!特とご覧なさいなさぁい!



~荒川区役所周辺~

 

自分『クッ!あぶねぇ!』

 

ダダダダン!

 

美咲『キャ!』

 

自分『み、美咲!あの野郎!』

 

ダダダダン!ダン!

 

俺の名は本条 信治。俺はある組織と戦っている。それは…

 

自分『いきなり攻撃しやがって!フリーザ軍!』

 

そう、フリーザ軍と戦っていた。なぜこうなったかと言うと、約1ヶ月ぐらいにさかのぼる。

 

 ―――――――――――

~約1ヶ月~

軍事拠点テントにて

 

?『それは私が説明しよう。』

 

俺は美咲に“コブナントはどうした?”と聞いたのだが、別の声が後ろから聞こえたのだ。不思議に成って後ろを振り返る。するとそこには“あの人”が居たのだ。

 

自分『オ、オブライエン艦長!?』

 

オブ艦長『いかにも。』

 

そう、オブライエン艦長が立っていたのだ。

 

自分『な、何故ここに?』

 

オブ艦長『まぁ単なる見舞いだ。』

 

自分『そ、そうですか…。』

 

オブ艦長『所で、コブナントがどうなったか知りたいんだろう?だから教えてあげよう。』

 

自分『は、はぁ。』

 

オブ艦長『コブナントはまだ健在だ。』

 

自分『え?な、何故でしょうか。』

 

俺は何故コブナントが健在なのかを聞いた。

 

オブ艦長『どうやら、慈悲の預言者が逃げ出したようだ。』

 

自分『本当か?美咲。』

 

との問いに美咲が頷く。それを確認した俺はまたオブライエン艦長に問いかける。

 

自分『な、何故見逃したのですか?』

 

オブ艦長『それはだな、慈悲は一旦壊滅目標に言ったが、ターレス率いるblackholeが阻止したから断念して逃げたようだ。』

 

自分『そうですか。』

 

俺は意外な退き方で少し驚いていた。まさか真実の預言者に準ずる位のジジィがあんな退き方するなんてな。

 

自分『と言う事はもう大丈夫と言う訳ですね?』

 

オブ艦長『あぁそうだ。まぁ完全に安全って事じゃないがな。』

 

そう言うとオブ艦長が立ち上がり、拠点テント入り口へ歩いた。

 

オブ艦長『まぁ本条君はそこでゆっくり休んでくれたまえ。沢山活躍したから相当な疲れが溜まっているはずだからな。』

 

自分『は、はい!あ、ありがとうございます!』

 

俺は待遇してくれるオブライエン艦長に感激し、元気よく返事をした。それを聞いたオブライエン艦長は小さく頷き、その場を去ろうとしたその時だった。

 

タタタタ…

 

兵士1『大変です!艦長!』

 

オブ艦長『ど、どうしたんだ?』

 

兵士1『フ、フリーザ軍が我々を裏切りました!宇宙船から光線を出して攻撃しています!』

 

一同≪何ぃ?≫

 

何と協力してくれたフリーザ軍が突如して我々人間を裏切ったのだ。

 

オブ艦長『良いか?お前は仲間と共にフリーザ軍の宇宙船やバトルジャケットを返すんじゃないぞ。』

 

兵士1『わ、分かりました!』

 

オブ艦長『そして本条達。』

 

自分『はい、なんでしょう。』

 

オブ艦長『意識復活早々すまんが、此処の軍隊の指揮を頼む。』

 

自分『わ、分かりました艦長。』

 

俺はいきなりの出来事で余りのみ込めて無いが、とにかくヤバイ状況だということは頭に入れた。

 

オブ艦長『ではぐれぐれも気を付けてくれ。』

 

自分『はい、分かりました。オブ艦長も気を付けて下さい。』

 

俺の言う言葉に反応した合図を出して急いで外へ出た。

 

美咲『どうするわけ?』

 

美咲が不安を露にしながら俺に聞いてきた。

 

自分『取り敢えず瑞穂特戦隊を集めて指揮の確認や担当を決めてフリーザ軍に挑む。』

 

美咲『わ、分かったわ。じゃあこの事を他の隊員達にも伝えておくわ。』

 

自分『あぁ頼む。』

 

俺はそう言って立ち上がり、軍事テントから出た。するといきなり目に写った光景が残酷だった。

 

自分『な、なんてことだ。フリーザ軍兵士もろども殺してやがる。』

 

そう、軍事キャンプにいるフリーザ軍兵士も攻撃対象とされていた。

 

F軍兵1『お、お辞めくださいフリーザ様!』

 

F軍兵2『フリーザ様~!グハッ!』

 

自分『なんて恐ろしいんだ。仲間である兵士を躊躇なく攻撃するなんて。』

 

俺は唖然と立ち尽くしていた所、フリーザ軍宇宙船からフリーザの言葉が掛かった。

 

フリーザ≪皆さんこんにちは。今日から私率いるフリーザ軍は貴殿方を裏切りました。よって貴殿方人類を滅ぼすために全力で掛かりますよぉ!ホーッホホホホ!≫

 

自分『やっぱり真の敵はフリーザだったのか!これではっきりした。』

 

俺はそう言った後、テントの中に戻って美咲と共に再度出た。すると外に艦長が数千の人数を率いてフリーザ軍と立ち向かっていた。

 

オブ艦長『ちゃんと狙えー。打ち落とせ!』

 

兵士1『了解!』

 

兵士2『裏切りフリーザをぶっ殺せー!』

 

オブ艦長『我らは不滅だ!』

 

その他の兵士一同

≪おぉ!≫

 

艦長率いる部隊は必死な抵抗をしているが、フリーザ軍宇宙船から出る光線で次々と兵士が倒れる。

 

自分『艦長!これ以上の抵抗は無理です!早くお逃げください!』

 

そう声をかけると艦長は俺の方を向いて笑い、返事をしてきた。

 

オブ艦長『我は人間の頂点なり!』

 

そう言う言葉を返しながら、艦長は再び顔をフリーザ軍宇宙船に向けた。その頃、フリーザ軍宇宙船は巨大なエネルギー弾を溜めていた。そしてその巨大なエネルギー弾は艦長率いる軍隊に差し向けられていた。

 

自分『艦長!逃げてー!』

 

俺はフリーザ軍の宇宙船を睨む艦長達に全力で声をかける。しかしその時は既にその巨大なエネルギー弾は発射されていた。

 

オブ艦長『我らは人類!絶対に滅びないのだぁァァァァァァ!』

 

巨大なエネルギー弾に呑まれながら艦長はそう言葉を口にして消えた。その直後、艦長達がいた場所を中心に大規模な爆発が発生。それと共に出来た暴風で廻りはきれいさっぱり消え去り、俺達は気絶した。

~約一ヶ月後~

瑞穂町にて

 

ガチャ…

 

自分『ただいま。』

 

美咲『お帰りなさい。まぁよくもそんなに傷付いて来て。大丈夫?』

 

自分『大丈夫だ。それより、此処の住人達は大丈夫か?』

 

俺達は気絶した後、ほぼ重要人物が死亡したが、地球に来たサイヤ人達によってフリーザ軍は撤退。その場にいた人々やサイヤ人によって治療を受けて回復。その後は地球に居る地球統一政府のリーダーとなり、フリーザ軍と戦っていた。

 

美咲『えぇ大丈夫。だって地下要塞だもの。』

 

そう、俺はフリーザ軍の攻撃を耐えられるように皆で地下要塞を創った。いまも進行中で、現在地下201階を創造中で有る。

 

自分『取り敢えず疲れた。でも力は上がってきてるな。今日ザーボン部隊とやりあったけど大差変わらない戦闘力だったぜ。』

 

美咲『そうなんだ。でも何で鎧を着けないの?』

 

自分『足りないからだろ。いざと言うときまで長く残しておかないと。地球統一政府の本部に連絡が出来なくなっているんだぞ。』

 

そう、実は宇宙にある地球統一政府と連絡が出来なくなってしまい、援軍が呼べない状況に成っている。理由はフリーザ軍が地球統一政府宇宙船攻略に今一番力を注いでいることだったからだ。本部で有る場所を破壊すれば後はフリーザ達にとってチョロいもんだ、だからたぶん超厳重体制で有るはずだ。

 

自分『ターレスと凱達はそこに居るままだし、今頃死んでんのかな。』

 

さらに言うとターレスと凱達にも連絡がとれないように成ってしまっている。そう絶望満ちた言葉を発した俺に美咲が叱る。

 

美咲『そんな絶望満ちた事言わないの。凱達は有る意味最強何だから無事を祈りましょう。』

 

自分『そうだな美咲。すまない。』

 

美咲『ううん、大丈夫だよ。それよりノブッチーはあの悲劇から大体一ヶ月経つけど、そろそろ立ち直らなきゃいけないよ。』

 

美咲の言う通り、俺はまだあの悲劇から立ち直おらずにいた。その精神不安定な為にある時はフリーザ軍のある一つの部隊を見付けると泣きながら鬼のように全滅させている。当然周りからは心配かけられる事もあり、敵から気持ち嫌がられて逃げられる事も有る。

 

自分『分かってるよ。でも忘れらんないんだ。アイツが憎い。』

 

俺はそう良いながら手を強く握りしめた。そうしていると誰かがノックしてきた。

 

ノック【コンコンコン】

 

自分『何だ?誰だ?』

 

俺は反応して返事をした。すると、ウチの部活だった。

 

兵士1『本条艦長!報告です!』

 

自分『だからなんだ。早く言え!』

 

兵士1『東の方向に巨大な宇宙船が出現!フリーザ軍の可能性が有ります!』

 

自分『な、何だってぇ?』

 

俺は耳を疑った。あのフリーザ軍の総大将が乗ってる宇宙船がこっちに向かってやって来ているのだ。

 

自分『防衛はどうしてる。』

 

兵士1『防衛はエリート族が応援に駆けつけて何とか耐えています。』

 

自分『分かった。今すぐいく。』

 

俺はそう述べた後、小腹がすいたので少し飯を食べて行こうとしたその時だった。

 

美咲『行かないで!』

 

自分『ちょ、は、離れろよ。』

 

何と美咲が俺に抱きついて止めてきたのだ。俺は少し赤面するが、美咲に離れろよと抵抗した。するとこんなことを言い出した。

 

美咲『悪夢を見たの。確かこのような雰囲気だったわ。するとね、私の下をを離れた後、戻ってきたのは遺体と成ったノブッチーだったの。凄く不安で不安で。』

 

何だ悪夢か。だが、俺が死ぬ?死にかけたことは有るがそんな事は一切ない。だから俺はこう美咲に向かって励ました。

 

自分『何だそんなことだったんだ。でも大丈夫だ。絶対に死なないからな。』

 

美咲『グスッほ、本当?』

 

自分『本当だ。俺は固く決意したんだ、例えどうなろうと、弱音を吐こうとも、絶対にこの世界から抜けて見せると。』

 

俺はそう言いながら泣いていた美咲の頭を撫でた。すると少し赤面して顔を隠した。可愛いな。しばらくしてこう述べた。

 

自分『じゃあ危険だが、一緒に行くか?』

 

すると美咲は顔が明るくなり少し喜んで聞いてきた。

 

美咲『い、良いの?』

 

自分『だって駄目だって言っても聞かないだろ?だから、危険だが一緒に行くか?って聞いてんだ。行かないで良いのかな?』

 

美咲『ちょ、ちょっと待って!今行くから!』

 

すると美咲は慌てて準備をしてきた。デート感覚かよ…まぁ可愛いから良いけどな。

 

~約30分後~

荒川区役所周辺にて

それはさておき、二人でフリーザ軍宇宙船の出現した場所へ向かった。

 

自分『大丈夫か。』

 

兵士1『あ、はい大丈夫です。』

 

俺は兵士に声をかけてから今の状況を聞き出した。

 

自分『で、状況はどうだ?』

 

兵士2『はい。状況は極めて緊迫した状態です。先程までは攻撃をしていたのですが、バーダックさん率いる混合部隊が入ってからはあのように沈黙しています。』

 

俺は兵士の話を聞きながらフリーザ軍宇宙船に目を向ける。確かに静かに漂って居るだけだ。このままバーダック達が潰してくれれば良いのだか…

 

兵士3『フリーザ軍宇宙船からバーダック達が出てきました!どうやら侵略に失敗した模様!』

 

自分『そうか、皆のもの!攻撃体制をとれ!』

 

兵士一同≪了解!≫

 

俺は内心分かっていたため、余り動揺せずに兵士達に指示を出した。

 

美咲『やはりそんな簡単では…』

 

自分『そんなこと言うなよ。本当になっち舞うだろ?』

 

美咲『そうね、頑張らなくちゃ!』

 

弱音を吐き始めた美咲に俺は止めさせて勇気付けた。すると突然兵士が叫び出した。

 

兵士3『フリーザ軍が光線を撃ってきます!伏せて!』

 

自分『な、何?』

 

俺が驚いていると宇宙船から物凄い量の光線が降ってきたのだ。

 

ダダダダン!

 

自分『クッ!あぶねぇ!』

 

ダダダダン!

 

美咲『キャ!』

 

自分『み、美咲!あの野郎!』

 

俺達は物凄い量の光線を避けた。相手は勢いで掛かって来ている。果たして俺達は無事フリーザ軍を蹴散らすことが出来るので有ろうか!

 

ダダダダン!ダン!

 

自分『いきなり攻撃しやがって!フリーザ軍!覚悟しやがれ!』




オッス!オラ本条 信治!今クライマックスに向けて準備中だぁ!期待して待っててな!

次回のHALO~人工知能は恐ろしい~は第二十二話~反撃開始~!では、お楽しみに~!


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

反撃開始

しばらくの間投稿できずにスミマセンでした。これからは巻き返して行きたいと思います!ではどうぞ!


~荒川区役所周辺~

 

自分『いきなり攻撃しやがって!フリーザ軍!覚悟しやがれ!』

 

俺の名は本条 信治。今フリーザ軍と交戦中で、宇宙船から放たれた光線を避けている。

 

ダダダダダン!

 

兵士1『ど、どうしますか!本条艦長!』

 

自分『撃たれないようにしながらフリーザ軍宇宙船の下へ行け!』

 

兵士1『了解!皆、フリーザ軍宇宙船の下へ向かうぞ!』

 

兵士一同≪了解!≫

 

俺が指示を出したあと、フリーザ軍宇宙船の下へ向かう兵士達。俺は様子を伺いながら兵士達に指示を送る。それを見た兵士達は了承し、機械をフリーザ軍宇宙船に向けて発砲した。

 

バン!ヒューンガチャン!

 

兵士1『設置完了!これから侵入します!』

 

自分『分かった!侵入しろ!』

 

兵士一同≪了解!≫

 

自分『フリーザ軍をどん底に落としてやれ!』

 

俺がそう言うと、兵士達は頷き、ただひたすら機械で繋がれたフリーザ軍宇宙船に向かっては乗り込み始めた。

 

 

ゴンッ!ゴンッ!

 

F軍兵士1『ん?何だ?』

 

F軍兵士2『何かの風じゃない?』

 

F軍兵士1『でもこんな音するかな?』

 

メキメキ…

 

F軍兵士2『こ、今度は何だ?』

 

メキ…ドガーンッ!

 

F軍兵士3『どうしたんだ?』

 

ダダダダン!

 

F軍兵士3『グハァ?!』

 

地軍兵士1『行けー!乗り込めー!フリーザ軍を叩きのめせ!』

 

地軍兵士一同≪おぉー!≫

 

F軍兵士1『な、何だ?』

 

F軍兵士2『敵だ!ま、まさか入ってくるなんて…すぐに連絡だぁ…グハァ!』

 

F軍兵士1『ヒィ!』

 

地軍兵士2『手を挙げろ!そして膝をつけ!』

 

 

~フリーザ軍宇宙船内~

 

自分『行け~!フリーザ軍宇宙船を占領しろ!』

 

地兵士1『さぁ行くぞ!』

 

地兵士2『地球人の意地を見せてやれ!』

 

地球兵士一同≪おぉ~!≫

 

俺の掛け声に返答するかの様に声を挙げると、兵士達は更に奥へと進撃を始める。

 

F兵士1『こ、これは耐えきれん!い、一旦退避だ!』

 

地兵士2『そうはさせるか!』

 

ダダダダン!ドゴーン!

 

自分『これでよし!俺はこの隙に親玉を探さないと…』

 

俺はそう言って美咲を助けだし、親玉が居るであろう部屋を探して動き出した。

 

 ――――――――――

~地球統一政府軍宇宙船-本拠室~

 

西原『あぁ?フリーザ軍が撤退し始めてる?』

 

俺の名は西原弥彦。オブライエン艦長が地球で死亡してしまったため、それを狙ったドドリア部隊が我が宇宙船に乗り込み大半を占領。今は瑞穂特戦隊の拠点と臨時の統一政府軍拠点でしか領域がない。因みに、今の瑞穂特戦隊のリーダーは俺だ。

 

西原『どういうことだ信長!』

 

信長『は!今地球に赴いているフリーザが地球に居た統一政府の奇襲に会い、非常に危険な状況のため撤退して居ると思われます!』

 

西原『そうか、ザーボンはどう思う。』

 

俺はそう言って隣で召し使いのようにたたずむザーボンに話をふった。何故彼が居るかと言うと、オブライエン艦長不在の地球統一政府軍宇宙船に奇襲をかけることを反対した人物。彼は不思議と俺達の悪意がなく、もうすでに未来を見据えているような考えを持っているため、フリーザに攻めるように言われて赴いた際、こちら側に寝返ったのだ。

 

ザーボン『多分、フリーザ軍は数々の軍隊を色んな宇宙に出しているために引き連れている兵士が少なく、長期戦を予想したためにそうした行動をとっているのではないかと。』

 

西原『成る程な。なら納得。』

 

信長『それより、ウチら瑞穂特戦隊はどうすれば…』

 

何故フリーザ軍が急に撤退し始めているかをザーボンと話し合っていたら、副隊長の信長が聞いてきた。俺は確かにと思い、どうするか考えた。すると、ザーボンがこう話してきた。

 

ザーボン『瑞穂特戦隊の活躍で、そこまで死者が出ていません。』

 

西原『それがどうした。』

 

ザーボン『なら、信用できる者で役割を決めて、地球派遣隊と宇宙船隊に別れてはいかがでしょう。』

 

信長『つまり、地球に行く者と宇宙船を守る者、二つのグループを作った方が良いって事なのか?』

 

ザーボン『はい。もしかしたら、西原さんが言っていた本条さんに会えるかもしれませんよ。』

 

信長『ですって。隊長どうします?』

 

西原『うーん。』

 

俺はザーボンの言う案に信長の解説と共に納得したが、実行するか否かで悩んでいた。だがザーボンの言う通り、もし、本条が生き残っているなら会えるかもしれないし、今度こそ助けられるかもしれない。そう思った俺は頷いて指示を出した。

 

西原『よしわかった。ザーボンの案に乗ろう。実行する前に幹部全員を呼べ。』

 

ザーボン『わかりました。今すぐ行ってきます!』

 

信長『頼んだぞ。』

 

そう言う信長を見て頷くと、ザーボンは自分の配下を使って命令を出していった。

~会議室~

 

西原『よし、幹部全員が集まったところで会議を始める。』

 

ザーボンが動き出してから35分後に幹部が出揃ったので、俺はザーボンに感謝しつつ会議を開始した。

 

西原『まず、今から動く瑞穂特戦隊の大まかな行程を言う。ザーボン、話したまえ。』

 

ザーボン『了解。えーこれから行動に移す瑞穂特戦隊は…』

 

-15分後-

 

ザーボン『と言うことでございます。』

 

清宮『成る程な。で、その担当する人物を振り分けようと言う意味だな?』

 

西原『そうだ。』

 

俺がそう言うと、真っ先に名乗りを揚げた者がいた。それは何と凱だった。

 

凱『地球派遣隊に参加する!』

 

信長『元気良いな。何故だ?』

 

凱『それはまぁ俺たちの故郷の奴らが殺されてたまるかって思ってな』

 

西原『そうか。俺は宇宙船に残る。だから清宮、お前が行け。』

 

清宮『何でや。』

 

西原『お前は俺を除けば本条に一番世話になっているんだ。だから、その恩返しみたいな感じで現場に赴け。』

 

清宮『しょうがないな。』

 

清宮がそう言うとさっそく準備をし始めた。だが別に気にしない。俺は会議を進めた。

 

西原『他に地球に行く奴はいないか?』

 

そう呼び掛けると、凱チーム一同が手を上げた。俺は何故なのか聞いた。

 

西原『おぉ、凱チーム全員か。何故手を上げた?もしかして本条を助けるためか?』

 

小太郎『俺は凱に付いて行くだけだから。』

 

嘉田那『そう言っといてコタは本条に恩があるからね。』

 

小太郎『うるさいな。』

 

そう騒ぐ二人をみて苦笑しながら、指示を出した。

 

西原『そうか、ありがとう。ではその二人は凱と一緒に地球に向かってくれ。』

 

凱、嘉田那、小太郎≪了解!≫

 

俺がそう言い終わると、清宮が凱に話し掛けた。

 

清宮『おい、凱。』

 

凱『ん?なんか用か?』

 

清宮『一緒に大将を助け出して、無事生きて戻ろうな!』

 

凱『応!』

 

俺の前で二人が約束をすると兵士を呼び出して地球への出発準備を始めた。

 

西原『よし、ではあの3人に任せて…』

 

?『待った!』

 

俺が会議を閉めようと話したとき、何処からか声がかかった。よく見ると何とターレスだったのだ!

 

ターレス『何俺様抜きでやってんだよ!で、いきなりだが俺も地球派遣隊に入る!』

 

凱『良いのか?』

 

ターレス『良いんだ。俺はあの男を信用しているんだ。これからがサイヤ人の見せ場なのに死なせてたまるか!』

 

西原『そ、そうか。じゃあ、ターレスは数百人のサイヤ人を率いて凱と一緒に行ってくれ。』

 

ターレス『分かった。』

 

西原『凱も良いな?頼めるか?』

 

凱『了解!ターレスも宜しくな!』

 

ターレス『応よ!こちらも宜しくな凱!』

 

凱『死ぬんじゃねぇぞ、お前が死んだら俺が殺しに行くからなw』

 

ターレス『それは分かってる。だが、お前も死んだらドラゴンボールで蘇らせて殺してやるからな。』

 

凱『おう!そん時は宜しくな。』

 

凱とターレスは腕を組んだ。それを見た俺は少し引きぎみに成りながらこう告げた。

 

西原『よしじゃあ凱チームは地球に居るフリーザ軍の宇宙船に潜入して地球統一政府の支援をしろ。』

 

凱『心臓を捧げよう。』

 

ターレス『じゃあ俺は神清樹の実を捧げよう。』

 

凱『何だそれは?』

 

ターレス『これはな、一口食べれば戦闘力が5倍に上がる代物だ。実はこれ、神様にしか口にできない物なんだが、俺が無理矢理奪って手に入れた。』

 

凱『マジか…いいのか?そんなもんもらっても。』

 

ターレス『良いに決まってんだろ。俺達は戦友何だからな。』

 

凱『サンキュー。まぁこれはたいせつなものだから使わないようにして勝たなきゃな。本当にピンチなの時に使うよ。』

 

ターレス『応、頼んだぜ。じゃあ早速仲間を呼んで行くか!地球へ!』

 

凱『応!』

 

ターレスと凱がそう言うと、仲間を呼んで小型宇宙船のある場所へ向かった。

 

西原『よし、これで作戦は整った。先に凱達は向かったが、これにて会議を終わる。皆!役割にちゃんと着けよ。』

 

一同≪了解!≫

 

俺がそう告げると、その場にいる隊員達は、言い渡された役割の持ち場についた。

 

西原『待っていろよ、本条 信治。生きてるなら耐えてくれ!』

 

俺はそう心で語ったあと、休憩室に向かったのであった。

 

 ―――――――

~フリーザ軍宇宙船~

 

本条『何処だ?フリーザ!』

 

俺はフリーザの居る司令室を探して、艦内を廻っているところだった。

 

美咲『何処にもいない。本当はこれじゃないんじゃ…』

 

本条『いや!そんなはずねぇ!アイツは必ず居る。必ずアイツをぶっ殺してやる!』

 

美咲『す、凄い意気ね…。』

 

俺は美咲の言葉を否定しながら司令室を探す。すると、ウチの隊員から連絡が来た。

 

地軍兵士1『隊長!聞こえますか?』

 

本条『あぁ聞こえる。どうぞ。』

 

地軍兵士1『司令室らしき場所が見付かりました!至急来てください!』

 

本条『場所は何処だ!』

 

地軍兵士1『一番立派そうな自動ドアの所です!』

 

本条『分かった。ではそこで待ってろ。直ぐにいく。』

 

地軍兵士1『了解。』

 

ウチの隊員から情報を聞くと、俺はそこに居るように指示をして美咲に話し掛けた。

 

本条『フリーザが居る司令室をウチの隊員が見つけたとの情報が有った。だからそこに向かうぞ!』

 

美咲『ええ、分かった。』

 

俺は美咲の了承を得ると、来た道をたどって司令室に向かうのだった。

 

本条『覚悟しやがれ!フリーザ!』




オッス!オラ、カカロット!出番は無いけど、後書きには主演させてもらうぜ!

次回のHALO~人工知能は恐ろしい~は第二十三話~予期せぬ事~。ゼッテー見てくれよな!


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

予期せぬ事

作者挨拶

久し振りに小説を投稿します作者の本条 信治です。やっぱ、やる気を上げないと続けらんないっすね。何せ、別のサイトで小説を投稿しているんで…あ、言っちゃった…で、ではごゆっくりお読みください。



~フリーザ軍宇宙船~

 

本条『覚悟しとけ、フリーザ!』

 

俺の名は本条 信治。今、フリーザの居る司令室を隊員が見付けた為、来た道を戻っているところだ。

 

美咲『い、意外と遠いわね。』

 

本条『そうだな。』

 

俺が美咲そう返すと、司令室らしき扉が見えた。

 

本条『よし、このまま突入するぞ!』

 

美咲『うん!』

 

美咲が返事をすると、銃を構えて扉のすぐ横まできた。安全を確認して司令室に突入しようとしたその時だった。

 

ガタン!

 

地兵士1『グァァ!』

 

バン!ズズズ…

 

本条『うわっ!ヒデー…』

 

何と突然うちらの兵士が飛び出され、頭を強く打って死んでしまったのだ。すると、あの憎い声がかかる。

 

?『そこにいるのでしょ?地球統一政府宇宙船の現艦長さん。』

 

本条『フッ、流石お見通しと言うわけか、フリーザ。』

 

そう、あの憎い声とはフリーザのことだったのだ。

 

フリーザ『懐かしいですねぇ。あの日の事。』

 

本条『そうだなフリーザ。憎いほど覚えてる。今でも暴れだしそうだ。』

 

フリーザ『ホーッホッホッホ、それは光栄ですねぇ。私にそう恨みを持っていただいて。』

 

本条『そう余裕ぶるのも今のうちだ。』

 

俺とフリーザは対面し、お互い憎まれ愚痴を叩きながら見ている。すると、またフリーザが喋り出す。

 

フリーザ『おや、随分と自信がおありのようですねぇ。一体何処からその自信が湧いてくるのか、理解に悩みますねぇ。』

 

本条『もう話は終わりだ。戦いで語り合おうぜフリーザ。』

 

俺はそう言いながらフリーザ一点を見つめて構えをとる。

 

フリーザ『おやおや、それは残念ですねぇ。もう少しあなたと話したかったのですが…まっ、仕方ありませんね。相手がそう出るなら、それを崩すまでです。』

 

フリーザもそう言いながらお気に入りのマシーンから降りてその場に真っ直ぐと立つ。お互い気を高めるなか、美咲は俺に話しかける。

 

美咲『の、ノブッチー?大丈夫?』

 

本条『あぁ大丈夫だ。これから先は危険だから、美咲は他の兵士達の援護に行け。』

 

美咲『でも…』

 

本条『大丈夫だ。必ず生きて帰る。約束する。』

 

美咲『…分かったわ。信じてるから絶対生きて帰ってくるんだよ。』

 

そう言った言葉に分かったの合図を出すと、美咲は少し悲しい顔して司令室を離れたのだ。

 

フリーザ『お別れは済みましたかぁ?』

 

本条『まぁな。じゃあ、目ぇ一杯殺ろうぜ!』

 

フリーザ『そうですねぇ。あなたを殺せば地球統一政府の力強い人は居なくなります。絶好の大チャンス!さっさと殺させていただきますよ?本条 信治。』

 

本条『くっ!』

 

フリーザが一言喋り終わると、早速戦闘が始まった。先に出たのはフリーザだった。

 

フリーザ『キェェィ!』

 

本条『くっ!くっ!グァ!』

 

フリーザ『おや?先程の威勢はどうしたのです?このままだと死ぬことになりますよ?』

 

本条『くっ!ハァァァァ!』

 

俺は挑発してくるフリーザに隙が出来てる腹部分を一発拳を繰り出した。

 

フリーザ『ドゥォアァァ!?』

 

本条『誰が覚めた人間だと?ただ俺はお前を見るために手加減してるだけだ!さぁ掛かってこい!』

 

フリーザ『フッ、成る程、そう言うことでしたか。なら遠慮なく行きますよ!キェェィ!』

 

ダダダン!

 

本条『ハッ!ヤッ!トゥ!それがどうした?』

 

フリーザ『な、私の気弾が効かないだとぉ?』

 

本条『そもそも、“第一形態”では存分に攻撃が出来ないんじゃないか?フリーザよ。』

 

驚きを隠せないフリーザに、俺はそう指摘した。すると、フリーザは不敵な笑みを浮かべて語りかけてきた。

 

フリーザ『ほぅ?相当自分の力に自信がおありですねぇ。ならなって差し上げますよ?』

 

本条『良いからさっさとなれよ。“第三形態”によ!』

 

フリーザ『ん?フッ、ホーッホッホッホ!』

 

俺がそう言ったら急にフリーザが笑い始めた。疑問に思って問い掛ける。

 

本条『な、何だ!何がおかしい!』

 

フリーザ『ホホホ!どうやらあなたは知らないようですねぇ。』

 

本条『なにがだ。』

 

フリーザ『私は“第四形態”まで有るんですよ!』

 

本条『な、何ぃ?』

 

フリーザ『今見せてあげますよ!第四形態に成ったとき、あなたは後悔して苦しむことになる!』

 

本条『…』

 

フリーザ『ハァァァァァァァァァァ!アァァァァァァ!』

 

本条『しめた!』

 

俺は第四形態に成ろうとするフリーザの隙をつき、手持ちの銃を構えて身体に放った。

 

ダダダダン!ダダン!ダダダン!

 

フリーザ『グオォ!?グァ!?グオォ!?…おのれ~!』

 

本条『お前はバカだな。“第四形態”はとっくに知ってるつーの!』

 

フリーザ『グゥゥゥ!貴様~私を慢心させ、その隙を突いて攻撃するなんてぇ~!』

 

本条『フン!騙されたお前がいけない。』

 

悔やむフリーザに向かってそう言い放つと、フリーザは怒り度MAXになり、指先に巨大エネルギー弾を作り出した。

 

フリーザ『貴様はこの私をコケにし、そして怒らせた!もう泣いて謝っても許してあげないですからねぇ!この宇宙船ごと消えてなくなれぇい!』

 

ブシュン!

 

本条『ハッ!』

 

俺はフリーザが放ったエネルギー弾を避けると、奴に向かって銃を連発する。

 

ダダダダン!

 

フリーザ『グオォォォォォォ!』

 

本条『これで止めだフリーザ!』

 

ヒュゥゥゥゥ…

 

フリーザ『おのれ!ハッ!』

 

本条『じゃあね。』

 

フリーザが怒り満ちりながら見る姿を見下したように言い渡すと、俺は最大限まで溜めたエネルギー派を放った。

 

ドカァン!

 

フリーザ『グオォォォォォォ!グァァァァァァァァ!』

 

ドーン!

 

本条『終わったか…』

 

俺はそう告げて、パックリと穴が開いた司令室を後にしようと動いたその時だった!

 

?『まだ終わりじゃないぞ…本条。』

 

本条『は?』

 

何故か後ろから声が掛かったのだ。俺は恐る恐る振り返る。するとそこにあの人が居たのだ。

 

本条『お、オブライエン艦長?!』

 

そう、そのあの人とはオブライエン艦長だったのだ!

 

オブ艦長『驚いたかね?本条 信治君いや、今は現役の艦長か。』

 

本条『あ、あぁ!な、何故艦長がフリーザ軍に?』

 

フリーザ『ふ…フッ、さ…流石に…動揺…を…隠せずにいます…ね?』

 

オブ艦長『実は私、このHALOにもドラゴンボールにも、何処探しても存在しないキャラクターなのだよ。』

 

本条『な、何ぃ?それはどう言うことだ!』

 

するとオブ艦長の身体が段々と変わっていき、全く別人の姿へと変わったのだ。

 

オブ艦長『この私はVR世界研究所から抜け出した人工知能S.U.M.なのだよ!』

 

本条『ま、まさかお前が人工知能だったのか!』

 

フリーザ『そ…その通り…ですよ…本条さん…こ…この方は…お前が…邪魔だったから色々な手口…を探って…いたんですよ。』

 

本条『く…ガッカリしたよ…お前にはよ!』

 

そう言って腹いせに銃を連発したが、人工知能S.U.M.はそれをなにもなかったかのように立っていたのだ。

 

本条『そ、そんなバカな!効かないだと…』

 

S.U.M.『フフフ…そんな程度の攻撃では、この俺に敵わないな。まっ、まだ完全ではないんけどね。』

 

本条『それはどう言うことだ!』

 

俺はS.U.M.に話し掛けたが、不敵な笑みを浮かべるだけで答えず、その顔をフリーザに向けた。

 

フリーザ『ん?ど、どうしたのです?』

 

S.U.M.『お前にチャンスをやろう。』

 

サッ!

 

フリーザ『わ、私を回復させてくれるのですねぇ?ありがたいですよ。』

 

S.U.M.『いいや…』

 

本条『(ま、まさかアイツ!)逃げろ!フリーザ!』

 

S.U.M.『吸収だ。私の一部に成るんだ。』

 

フリーザ『へ?ウォ!?ウァァァァ!』

 

本条『く!遅かったか!』

 

俺はS.U.M.がフリーザにしようとする行動をよめたが、俺が声をかけたときにはもう遅かった。

 

フリーザ『ウァァァァ!キィィィサァァァマァァァ!グオォォォォ!』

 

S.U.M.『これである程度能力が揃う!』

 

奴はそう言った後、強烈な光を放ち始めた。俺はあまりの眩しさに目を瞑った。

 

本条『グッ!ま、眩しすぎる!何だこれは!』

 

こうして何時間が経過したのだろうか、しばらくの間眩しい光を放ち続ける。そしてやっとのことで光が弱ってきたのを感じたため、俺は目を開ける事にした。

 

本条『グッ!くぅ~…ハッ!』

 

俺が顔を前に向けると、そこにはフリーザの特徴を色濃く受けている人工知能の姿が有ったのだった。

 

S.U.M.『待たせたな、本条 信治艦長。』

 

 




いやまさかあの人が敵だったんなんてね。あ、失礼。私の名はセル。あの孫悟空と同じで出番は全くないが、宜しくな。

次回のHALO~人工知能は恐ろしい~は、第二十四話~命の危険性~。見ないとこの私の餌にしちゃうぞ?

第二十三話終了


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

番外編
No.1~何故生きていたか~


何故落ちた筈の本条信治、バーダック、アービターが生きていたのか。その謎にを解明する話がある。


~ヘイロー底無し空洞~

 

自分『ん、…ここは何処だ?あの世か?』

 

俺は本条信治。バーダックと共に底の無い空洞に落ちた。死んだかと思いきや、つまらない何もない場所にいたのだ。すると、

 

?『私はずっと一人だった。だから次はお前が人の話を聞く番だ。』

 

と突然声が聞こえた。顔を何となく前に向けてみる。すると、とてつもなくデカイ生き物がいたのだ。

 

?『お前は死にかけてた。』

 

自分『お、お前は誰だ!食べようとしたって無駄だぞ!』

 

俺は暴れたが、動かない。動いたとしても何か纏まり付いてる。手足に目をやると触手みたいな糸があった。いかにも気持ち悪かった。

 

?『怖がることはない。お前らを食べない。』

 

自分『嘘だ!必ず俺を食うだろ!』

 

俺が必死になってそう叫ぶと、

 

?『何だこれは!おい!そこの化け物。早く俺の手足から触手を話せ!』

 

という声が隣から聞こえた。俺は隣を見る。すると、バーダックがいたのだ。

 

自分『バーダック?生きてたのか!嬉しいぞ!』

 

バーダック『本条?お前か!生きていて良かった~!』

 

?『うれしい再会はいいな。』

 

俺達は変な化け物の言う言葉で顔を前に向け、奴に問いかけた。

 

自分『向こう側にいるやつは何だ?』

 

?『アイツは新しく落ちたばかりだ。』

 

俺は気になったが為に化け物に聞いた。質問に答えた化け物は俺の隣にエリート族のリーダーを持って来た。

 

?『こいつは仲間に裏切られたそうだ。』

 

自分『そうか。』

 

俺がそう言うと奴は起きた。

 

?『う、何だ?こ、ここは何処だ!離せけだもの!』

 

自分『お、おい!お前!落ち着け!』

 

俺は大声を挙げて奴を落ち着かせる。奴は顏を俺に向いた。

 

?『お前は!この俺が落とした相手じゃないか!』

 

自分『あぁそうだが。』

 

?『ここは何処だ?教えろ!』

 

自分『そんなことは俺でも分からない。取り敢えずお前はなんつー名前だ。』

 

俺は少しでも協力し合える関係を作ろうと名前を聞いた。

 

?『あ?俺か。俺はアービター。本名はゼルだ。』

 

意外と抵抗がなかった。

 

自分『俺は本条信治。地球統一政府直属の特殊部隊:瑞穂特戦隊のリーダーだ。』

 

バーダック『(そこまで言わなくても。)俺はサイヤ人のバーダックだ。』

 

それぞれ自分名前を教え終わり、本題に言った。

 

自分『ところで何故ここへ落ちたんだ?』

 

バーダック『そうだな。何故落ちた?自分の不注意か?』

 

すると少し怒り満ちた語り方をし始めた。

 

アービター『クソッ!このバカタレ!何故俺達エリート族はコブナントを信用して行動してしまったんだ!さっさと反旗を翻せば良かったんだ!』

 

バーダック『な、何だ?いきなり。』

 

するとアービターはバーダックに顔を向けて話を続けた。

 

アービター『俺達エリート族はコブナントに只利用されてただけだった……。何故こうなったのかは身に覚えがある。それは…』

 

バーダック『俺達サイヤ人のせいだな?』

 

アービターの話の途中でバーダックが割り込んできた。

 

自分『そ、そうなのか?』

 

割り込んできたバーダックの言葉に驚く自分に再びバーダックが話す。

 

バーダック『あぁそうだ。本条達がターレスと戦ってる間、俺達サイヤ人はアービターの仕切る艦隊を襲撃して沢山の情報を持って帰ったんだ。お前はそれを言っているのだろう?』

 

アービター『そうだ。』

 

急展開だが、意外な事実だった。

 

アービター『最も悲しい出来事でその後は艦隊司令官を解任させられた。まぁここにいるバーダックっていう奴は見てないし、知らんかったがな。』

 

自分『そ、そこからエリート族に対するコブナントの態度が悪くなり、ついには裏切られたと。』

 

アービター『そうだ。』

 

バーダック『すまんかったな。俺達サイヤ人のせいで。』

 

アービター『まぁ良いさ。お互いが必死に成ってたし、物凄く信用していた俺達エリート族がいけないんだ。もう絶望しかない。』

 

そう言ったアービターは顔を下に向け、がっかりする。俺はアービターにある提案をする。

 

自分『あ、あのさ。俺達で手を組まない?』

 

するとアービターは顔を俺の方に向けて驚いた感じで返事した。

 

アービター『な、何だって?お前、今なんて…』

 

自分『だから、俺達で手を組まないかって聞いてるの。』

 

アービター『お前らを散々にも邪魔した挙げ句、お前とバーダックを突き落とした敵にそう言って良いのか?』

 

自分『だって今言ったじゃん。仲間に裏切られたって、絶望しかないって。』

 

アービター『しかし…。』

 

バーダック『良いじゃないか。コブナントに反旗を翻したいんだろ?』

 

アービター『まぁそうだが…。良いのか?』

 

自分『良いんだよ。ここには丁度、人間、サイヤ人、エリート族が入るじゃないか。これからは反省して仲良うして行こうじゃないか。な?』

 

アービター『そ、そこまでいうなら成ろう。コブナントに復讐したいし、人間達への穴埋め的な感じで。』

 

バーダック『だってよ本条!』

 

自分『よし!なら決定だ!死んでるが、ここにて三大族同盟を発足する。』

 

この始末を望んでたかのように漂いを見せる化け物が喋りだした。

 

?『流石だ。この事を望んでいた。良かった。ドラゴンボールで復活させたかいがあった。』

 

自分『ドラゴンボール?』

 

そう言う化け物に俺は前に顔を向ける。すると前にドラゴンボールがあり、隣にはナメック人がいた。

 

自分『お、俺達を復活させた?どういう事だ。』

 

疑問でしかない俺に化け物は答えた。

 

?『この世界は何故か違うルートをたどっている。もしかしたらこの世界に黒幕が居るかも知れない。だからその黒幕を君達三人…いや、三大族同盟が倒してほしい。』

 

俺はその言葉を理解してまた化け物に問いかけた。

 

自分『だから、そこのナメック人を雇って復活させたんだ。』

 

?『そうだ。』

 

バーダック『で、どうすんだよ。復活させたんだろ?』

 

アービター『そうだ。こんな触手に絡まれたら身動きも出来ない。』

 

そう言う俺達に化け物が喋る。

 

?『俺達には黒幕に立ち向かえる様に強くならなきゃいけない。だから、ナメック人と共に界王神星に言って貰う。』

 

自分『な、何?』

 

戸惑う俺達を余所に、化け物は異空間を開きバーダック、ナメック人、アービターの順に投げるように入れた。そして俺になった時、化け物はこう言った。

 

?『この世界はコブナントを倒しても続くぞ。』

 

自分『へ?そ、それは?』

 

俺は化け物に向かって言葉を言ったが、化け物はそれを無視して異空間へ投げた入れたのである。




オッス!オラ、本条!
番外編は続くぞ!楽しみだな~!

次回のHALO~人工知能は恐ろしい~はNo.2~訓練の日々~!ゼッテー見てくれよな。


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

No.2 ~訓練の日々~

作者挨拶

番外編の第二弾!楽しく見てってね。後、naonobelさんと小説コラボします!なので、naonobelさんの小説も宜しく!



~界王神星~

 

ドボスッ!

 

自分『痛って~!ここが界王神星?!』

 

俺は本条 信治。デカイ化け物に放り出され、界王神星に着いた。何と無く体が重いが、力入れりゃ立ち上がれる為、余り問題ない環境だ。

 

バーダック『本条大丈夫か?』

 

俺の名前を呼びながら来たのはサイヤ人のバーダックだ。悟空の父だ。

 

自分『あぁ大丈夫だ。少し体が重いがな。』

 

バーダック『そうだな。俺もしばらく重力の軽い星や宇宙船に居たからなぁ。鈍っちまった。』

 

自分『そうか。おいアービター。お前も大丈夫か?』

 

俺が声をかけたのはエリート族のリーダー。かつては敵だったが、今では仲間だ。

 

アービター『あ、あぁ。俺も疲れる。ま、まさかこんな重力の星もあるんだ成ってな。』

 

自分『それにしても誰か居ないのかな?気配がしない。』

 

俺達は少し重い体を動かして探した。すると一人の青年が見えた。

 

自分『あ、あのう~。ちょっと伺っても宜しいでしょうか。』

 

俺は青年に声をかけた。すると青年は後ろを振り返り微笑みながら返事を返した。

 

?『まぁ皆様お揃いで。ささ、老界王神様の所へご案内致します。』

 

バーダック『お、おい!先ず名前を名乗れ若人。』

 

アービター『そうだ。名乗れよ先ず!誰なんだ?』

 

自分『ちょ、バーダックやアービター!』

 

?『まぁ良いですよ。私の名はシンです。現役の界王神です。お目知りおきを。では行きましょう、あっちです。』

 

バーダック『(ですですですってうるせーな。)』

 

俺達は言われるがまま青年に導かれて行く。そして導かれること約30分。老いぼれじいさんのいる場所に着いた。

 

シン『さぁここです。老界王神様やっと客が来ましたよ。』

 

?『やっとかいなぁ、待ちくたびれちょったぞぉ。』

 

そこにいた老いぼれじいさんはそう言って立ち上がり、俺達の方へ向いた。

 

自分『は、初めまして。わ、私は本条 信治と申します。』

 

?『そんな堅くならなくてえぇって。まぁ礼儀正しいがのぉ。でそやつらは…』

 

アービター『わ、私はアービター。本名はゼル・ヴァダムです。』

 

バーダック『応!俺はサイヤ人のバーダックだ!宜しくなジジィ。』

 

?『ジジィとは何じゃ!まぁ合っとるがの。わしの名は老界王神じゃ。宜しく。』

 

自分『あ、あのう~。わ、私たちに何のようでしょうか。』

 

俺達は老界王神に疑問点を聞いたするとこんなことを言ったのだ。

 

老界王神『うむ、実はお主達の誰かに潜在能力以上のパワーをあげさせようと思うんだよ。』

 

俺達三人一同≪え?≫

 

なんと老界王神みずから俺達三人の中から一人だけ潜在能力以上のパワーをあげさせてくださる様です。

 

バーダック『ジ、ジジィは誰にするか決めてんのか?』

 

老界王神『それはまだじゃ。お主達で決めてくれ。』

 

アービター『わ、分かりました。』

 

そう言われた後、こうして俺達三人は円になり、相談をした。

 

自分『どうすんだ?引き上げ役は。』

 

バーダック『役割みたいに言うなよ。』

 

アービター『まぁ私は却下だ。何故ならじいさんに引き上げて貰うのは何か気が退けて。』

 

自分『何だよそれwまぁあとは残り二人だな。バーダックはどうする。』

 

バーダック『アービターと同じ却下だ。』

 

自分『な、何故だ?』

 

バーダック『理由としては俺はサイヤ人だ。死の淵から復活すれば戦闘力が急激にアップすんだよ。』

 

自分『つまりお前にとって潜在能力は無限大と言う事か。』

 

バーダック『そう言うことだ。だからお前が潜在能力をグレードアップさせてもらえ。』

 

自分『そ、そうか。ありがとな。』

 

皆意外にも消極的でこの俺にパワーアップを進めてくれた。原作ではそんなに嫌な場面無いのに。

 

自分『本当に良いのか?』

 

バーダック『あぁ良いさ。その力で恋人を守れ。』

 

アービター『俺達はお前の後を負うことにする。』

 

自分『そ、そうか。ありがとな。』

 

俺は会話を終え、老界王神に話しかけた。

 

自分『老界王神様、終わりました。相談の結果私に成りました。』

 

老界王神『ん?そうか。その方が良い。全ての鍵はほぼお前が握っておるのだからな。』

 

自分『え?それはどういう意味で…』

 

老界王神『ま、それは後にして潜在能力以上のパワーを引き上げるぞよ?』

 

自分『あ、お、お願いします。』

 

こうして潜在能力以上のパワーの引き上げが始まった。

 

~約25時間後~

 

老界王神『うむ、引き上げは終わりじゃ。そのまま気を高めてみい。あの孫悟飯の様な強さに成るから。』

 

やっとの事で引き上げが終わった。変な踊りの儀式で笑いそうに成るが、ぐっと堪えて今に至る。

 

自分『は、はい!い、今ここでやります!ハァァァ!!!』

 

老界王神『ちょ、ちょまてーい!あぁァーー!』

 

俺は老界王神の忠告も聞かず、一気に気を高めていった。(因みに老界王神は飛ばされました。)

 

自分『ハァァァァーー!ハァァァ!!!!!!!』

 

気を最高に引き上げた俺は物凄く叫んだ。

 

-約10㍍離れた場所-

 

バーダック『ん?何だ?今の声。』

 

界王神『さぁなんでしょう。』

 

アービター『取り敢えず行ってみよう。』

 

-老界王神の居る場所-

 

自分『ハァ、ハァ、ハァ、成れた!フルパワーに!』

 

老界王神『た、たく。別の場所でやれっつーに。』(一応老界王神は踏ん張って来ました。)

 

自分『す、スンマセン。しかし凄いパワーですね。』

 

老界王神『そうじゃろそうじゃろ。わしの力は凄いんじゃ。』

 

そう会話をしているところにお馴染みの三人が来た。

 

バーダック『お?遂に成ったんだな!』

 

アービター『この気は本条のだったのか。』

 

自分『ヘェ。アービターも気を感じられる様に成ったんだ。誰の教えでなれた?』

 

界王神『私とバーダックさんで教えました。』

 

自分『ヘェ。まぁありがとな。』

 

バーダック『へ!いつまでも気を感じられないとこの先面倒になるからな!』

 

アービター『う、うるさい。』

 

一同≪ハハハ!≫

 

そこにいた一同が笑いに包まれた。しかしその中で早く笑いを止めた俺が老界王神に疑問を打ち明ける。

 

自分『そ、そう言えば老界王神様はこの世界の鍵を握るのは私と指名しましたよね。何故です?』

 

すると老界王神は真剣な顔になり、語りだした。

 

老界王神『それは…本当の敵はお前らの…』

 




よう、大坂在住の清宮ださかい。最近出番がないよのぅ。

次回のHALO~人工知能は恐ろしい~は番外編No.3~深刻な事実~!絶対に見てくれよな!


目次 感想へのリンク しおりを挟む




評価する
※目安 0:10の真逆 5:普通 10:(このサイトで)これ以上素晴らしい作品とは出会えない。
※評価値0,10についてはそれぞれ11個以上は投票できません。
評価する前に
評価する際のガイドライン
に違反していないか確認して下さい。