ROAD toRURI外伝ROAD toSanctuary (のうち)
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キャラ紹介

今回はこの作品に登場したキャラを紹介していきます。


香川英里

元キュアリブラ、元キュアドラゴン 現聖域の教皇

キャラモチーフは聖闘士星矢の天秤座の黄金聖闘士の童虎

 

その世界におけるプリキュアの中でも頂点に達した者のみが至る12闘士言われたプリキュアの1人である、キュアリブラになる前はキュアドラゴンというプリキュアだった。プリキュアとしての名前はそのものの性質により、黄道十二星座の中から与えられる。この世界の香川英里は善と悪のバランスを見極める役目を担う。現在に現存している雄一の存在であり、実質的なその世界の頂点に属するプリキュアである、自らもプリキュアとしての弟子の教育をしており、彼女に鍛え上げられたプリキュアはプリキュア達の中でも比較的上位の存在となっている。

なお、科学者としての面はこの世界においても、多少なりは潜めているものの薬学という別のベクトルでその力を発揮している。

彼女のつくった薬の多くは秘薬として伝えられている。

なお、この世界の香川英里は十二闘士のプリキュアとなった時、不老不死に近い特質と寿命をもらったために現在は265歳である。

その為か、彼女の世界では歴史に様々な偽名を使って登場している。

その世界における武神とまで言われたプリキュア、キュアスサノオ、本名グライス・エーカーにプリキュアの力を与えたとされるヴィレッタ・片桐は彼女だったという説もある。

髪型は香川英里デザイン時の初期案にあった黒髪のロングストレートになっている。

プリキュアの姿はライブラのゴールドクロスにスカート、髪の毛は赤くなり、童虎のような感じになる。

性格も本来の彼女の知的な面と豪快な面を併せ持つ、性格となっている。

現在はキュアリブラを自分の全てを伝授した朱雀雛子に譲り現在はギリシャのプリキュアの総本山と言われる聖域の教皇として日々の務めを果たしているがかつては教皇につくのが嫌で聖域を逃げ出し世界を転々としプリキュアを育てた。趣味は意外にもドライブで聖域の倉庫には彼女が200年をかけて集めたバイクや車が魔改造された状態で置いてある。第2話登場のスカイハーレーがその1つである。

キュアドラゴン時代の聖戦に置いては神を降したプリキュアとなり伝説のプリキュアと言われている。

 

 

 

サヤ 元キュアアンドロメダ、元キュアアリエス

モチーフはアリエスのムウ

 

チグハグ次元の星野サヤであり目下の者にも敬語で話し常に優雅で穏やかな物腰ではあるが強い信念の持ち主、200年前の聖戦を生き残ったプリキュアの1人豊富な超能力とアリエスの力を使いこなす屈指の実力者である。超能力などの力に関してはプリキュア最強といわれている。捕縛や防御の技、攻撃技もどれも強力なものを持つバランスタイプである。

なお、12闘士のプリキュアは神の名を持つプリキュアの1人キュアアテナに使えており、聖戦後アテナの死の直前、一年の老いが1日分の老になってしまうといった呪いをかけられてしまい今尚全盛期の姿を維持している。英里以外の生き残った12闘士は自らのあまりにも深い傷を治すため、長い眠りにつくのであった。

ソルキュベレーターとの戦いのあとマヤと一緒に教皇の補佐をしている。現在は魔傷を負い、ジャミールにて変身アイテム主に聖域の星座の力を秘めているプリキュアの指輪の中にある鎧の修復が主である。

かつては英里とともに神を降したプリキュアの1人だ

 

元キュアジェミニ カノン

モチーフはジェミニのカノン

 

200年前の聖戦を生き残ったプリキュアの1人

双子座の12闘士は必ずといっていいほど双子の女の子で生まれてくる、カノンは双子座の悪の側面として生まれ、当時のプリキュアをまとめていた女教皇の暗殺をほのめかし、双子の姉サナの悪の側面を呼び覚ました彼女は当初敵として英里達、12闘士の前に現れた、だが英里や他の闘士達との戦いや聖戦により命を落としたプリキュアの神の1人、キュアアテナの愛に触れ改心し、その慈悲によら全ての罪を許された。死んでしまった姉に変わり、双子座のプリキュアとして聖戦を駆け抜けていった。現在は世界中のプリキュア達の勢力を回り外交担当をしている。

 

元キュアサジタリウスアリオス

モチーフサジタリウスのアイオロス

 

200年前の聖戦を生き残ったプリキュアの1人

その実力は聖戦は英里と並ぶかそれ以上と言われている。

英里の数多い弟子の中の本当に最初の1人

12闘士の中では最も仁・知・勇を兼ね備えたプリキュアと言われ当時の女教皇に次の女教皇に推薦されるが自分には向かないと師である英里を推薦した、だがしかし聖戦後、英里はギリシャより姿を消し、他の生き残った12闘士も休眠状態にあった為、長年教皇はいない時代が続いた。実質的な教皇は英里だが彼女は教皇になるのが嫌でギリシャから姿を消したと言われている。

尚、獅子座の12闘士の妹がいる。現在は聖域に置いてプリキュア候補生やプリキュア達の修行や学問の授業などを教えている。

 

元キュアキャンサーマヤ

モチーフはキャンサーのマニゴルド 名前は山田真耶から、性格は英里様大好き

聖戦を生き残ったプリキュアの1人

英里に会う前はプリキュアですらなく、あまりにも身近で人が多く死にすぎた為に、命に価値が見出せなくなり、死刑執行人を名乗り追い剥ぎをしていた、任務中の英里と出会い教えを受け更生したのだがいた日からか、英里を恋愛対象としてみるようになった。聖戦後死に間際のキュアアテナにより1年で1日の老の呪いを受けてから後

傷を癒すために自分の力と関係のある黄泉の穴で180年以上は眠り続けた。そして偶々目を覚ました時に現在の弟子であるシオンが洞窟の前に捨てられており、見捨てるわけにもいかず、当時まだ乳飲み子だったシオンを育てた。ちなみにシオンという名前は聖戦当時のキュアカプリコーンの本名からとったものである。

現在は聖域の教皇補佐とプリキュア達への授業をおなっている。




次はキャラ紹介新世代編です。


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キャラ紹介2 新世代

キュアレオーネ/変身者 天海リオン

外見:DOGDAYSのレオンミシェリ・ガレット・デ・ロワをベースにシンフォギアのマリア・カデンツァヴナ・イブの要素を持つ。髪色は黒でショートヘア。(変身するとオレンジの獅子の鬣を連想するロングヘアになる)

12闘士のプリキュア、キュアレオーネの変身者であり、かつては防衛組織鷹の爪に所属するブレイブソウルプリキュアのメンバー。

玲央達が通う高校のOGでもある。

12闘士になってもブレイブモバイルを持っており、時折キュアレーヴェとして活動する事もある。

面倒見が良く、優しい性格である反面、熱い闘志を抱く不屈の精神の持ち主で、大胆にして豪気。聖域ではプリキュア候補生の教官として活動している。

格闘技の大ファンであり、その腕前もかなりある。

(相手がふざけいる場合はよく関節技でお仕置きをしている)

両親がグランガードの社員であり、グランガードを乗っ取られた時にはその事に心を痛めていた。

メンバーでは一番のベテランの為、戦闘力はかなり高い。

獅子王ライナと言う偽名でショウ一行を支援している。

ちなみにこの人、教皇のコレクションであるバイクを1つ受け取り色々と魔改造をしている。

 

 

キュアアリエス/変身者 星川玲央(チグハグ世界)

外見:茶髪のショートヘアになったリリカルなのはvividのミウラ・リナルディをベースにシンフォギアシリーズの風鳴翼の要素がある

変身前:高校生風の声

変身後:クール系の声

 

12闘士のプリキュア、キュアアリエスの変身者であり、かつては防衛組織鷹の爪に所属するプリキュアチーム、ブレイブソウルプリキュアのリーダー格。

12闘士になってもブレイブモバイルは持っており、時々キュアカイザーに変身する事がある。

生真面目でクールな性格で仲間思いの少女。一人称は私。原典同様、頼れるアシスト役であり、観察力に長けているカリスマ持ち。聖域での仕事も真面目にやってる一方で、聖戦に備えるために独自の行動をやっている。

目下の悩みは聖域の任務上、キュアカイザーとして行動に制限される事であり、陽奈からは継承者を探すように言われている。

所謂推理小説の探偵のような体質なのか、任務先では十中八九厄介ごと巻き込まれ、聖域にその厄介ごとが持ち込まれることが大半である。サヤほどでないがテレパシーや念力など超能力も使うことが出来る。

 

キュアアクエリアス/神はやて

モデルは夜神はやて 、名字は神隼人から借用。

 

カミナの弟子、父親は神隼人、隼人のスケべな部分を受け継いでいて原作以上にスケべになったはやて、だがその半面隼人の残忍な敵に容赦のない性格も受け継いでいる。氷技はカミナにはまだ遠く及ばないもののキュアビューティやダイヤモンド以上の使い手である。

カミナに出会う前はテロリスト紛いのことをしていた、ちなみに父親神隼人のお家芸、目だ!、耳だ!、鼻だ!も自分の学校の自分を虐めてきた相手にかましている。しかも相手は女の子である。結構なお嬢様学校に父親が死んだあと入れられたがその事件を機にムカつくお嬢様をかたっぱしからボコボコにした後自主退学してそれからは喧嘩に明け暮れていたところをカミナと出会い逆にボコボコにされて弟子にされた。

必殺技はプリキュアオーロラエクスキューション、フリージングコフィン、プリキュアダイヤモンドダスト

 

キュアリブラ/ 朱雀雛子

童虎の弟子は伝説の聖獣の名前が多い為この名前になりました。

自分が慕う姉弟子がいたが、英里が後継者として指輪を渡したのは雛子だったため、姉弟子とは壮絶な戦いを繰り広げ、最終的には家族を人質に取られた雛子が怒りにより、キュアリブラの正式な後継者として覚醒した。龍璃達の世代で生まれた12闘士では龍璃がこの世界に来る前には既に黄金の状態になることが出来ていた。

その事により、英里は変身能力を失うが42話登場の薬を飲むことによって変身能力を取り戻した。

尚、英里から戦闘から秘伝の薬の調合に至るまで殆ど全ての技を伝授されている。

 

必殺技は英里から修得した廬山昇龍波と百龍波を自分の技へと昇華させた。廬山激龍波、廬山爆龍波、黄金の一撃

 

キュアカプリコーン/覇波瑠璃

黄金のコスチュームを着ていて、髪型は長めのポニーテール。山羊の角のような額宛を装着し、コスチュームには山羊座が輝いている。先代譲りの電撃攻撃に加え、プリキュランスによる攻撃を併せ持つ。

この世界の覇波瑠璃であり、キュアカオスとキュアオフューカスの力に呑まれ当初は暴走して敵側にいた。それを覇波龍璃が正し覇波龍璃がその世界を去った後にキュアカプリコーンとなる。

名乗り台詞は「蒼穹に轟く山羊座の雷鳴!」

必殺技はプリキュア・ライトニングゲイザー

 

キュアヴァルゴ/変身者 日向恵

肩までの長さの黒いストレートヘアの少し背が低い少女。

一人称は『私』で少々口が悪い。

服装は上が白と紺のボーダー柄のシャツの上に黒いパーカーで、

下は青いスカートに短い靴下。

先代のキュアヴァルゴの後を継いだ祖母よりもらった指輪でキュアヴァルゴに変身する。

 

キュアジェミニ/変身者 千宮双葉(せんぐうふたば)

中学二年生

変身時に二人になる金色メインのプリキュア。

一人は金色と黄色、もう一人は金色と白のコスチューム。

高度な連携で敵を翻弄し隙をついて攻撃する。

千宮双葉はウェーブのかかった黄色い髪に白い肌、オレンジ色の目を持った少女。

”千”というもう一つの人格がある。

名乗りは「「受け継がれし双子座の双刃、キュアジェミニ!」」。

キメゼリフは「「真の力と誠の勇気で闇払わん!」」。

必殺技は光の刃を手に二人で敵を切り裂く「ツインストライク」。

 

キュアキャンサー/変身者シオン

 

傷を癒すために自分の力と関係のある黄泉の穴で180年以上は眠り続けていたマヤが久しぶりに起きた際、偶々拾われて当時まだ乳飲み子だったシオンはマヤにちなみにシオンという名前をもらう。

格好は、黄金の鎧に蟹をかたどったカチューシャがつけている。

 

必殺技はアクベンス、積尸気冥界波、積尸気鬼蒼焔、積尸気魂葬破

※アクベンスはかに座α星の固有名で、アラビア語で「蟹の爪」という意味。

 

キュアタウラス/響鬼 明日香

 

英里の弟子の1人であり、12闘士の中では最強のパワーファイターである。音楽に傾倒するプリキュアであり、和太鼓が得意などタウラスになる前のプリキュアの影響も色濃く残った力を発揮する。

先代同様のパワーと光速のスピードを身につけている。基本的には宮の守護やプリキュアやプリキュアの為に身分を隠して聖域に新たに建設された食堂で料理を振舞っている。

必殺技はプリキュアグレードホーン、プリキュア・サウンドラッシュとプリキュアサウンドホーン

 

キュアスコーピオン/如月 ユウキ

 

12闘士の中で最も友情にあつく、それだけに気性も最も激しく、敵に対しては燃え盛る炎のように立ち向かう。実直な性格な為に曲がったことを嫌うが一度認めたものにたいする信頼はあつい。

夢は聖域の奴ら全員と友達になること

戦い方は我流の喧嘩殺法で頭突きなども得意である。

格好は黄金のよろいにバトルドレス頭のティアラには蠍の尻尾をもした装飾が付いている。

 

必殺技はプリキュアスカーレットニードル

スカーレットニードル・アンタレス

プリキュア青春ストライク

 

 

キュアピスケス/星宮いちご

 

最も美しいプリキュアの称号を受け継いだ12闘士、格好は黄金のキュアマーメイドの衣装であり、バラをしまっておくポケットがある。尚キュアピスケスを受け継いだ時先代同様の毒血を受け継いでいる。先代はそれの毒のせいで人には近づかなかったが、英里や雛子の作った薬のおかげで何かに触っても人が毒されることはない。

 

プリキュアロイヤルデモンローズ

プリキュアピラニアンローズ、プリキュアブラッティーローズ

 

キュアサジタリウス/変身者 紅光

モチーフサジタリウスの星矢

 

最も仁・知・勇を兼ね備えたプリキュアが変身することが出来ると言われる12闘士、この世界での光の両親は生きており原点のような人間嫌いではない。今だにオーブリングを所持しており、キュアオーブに変身することもあるが現在は弟子を作る気は無いようでオーブリングは常にサジタリウスになっても腰に吊るされているがサジタリウスの状態ではスキャンしたプリキュアの属性や概念などを呼び出すそれを射手座の黄金の弓矢に付与して放つことができる。

格好は黄金の鎧が射手座サジタリウスの元になったケイローンを元にしている。

 

必殺技はプリキュアライトニング・サンダーボルト

 

青銅編

 

キュアペガサス/変身者天馬ショウ

 

元孤児でグラード財団初代総帥木戸光の経営していた孤児院の出身で気性も荒く喧嘩っ早いがみんなを纏めるリーダー的な役割をすることが多い。

アリオスに会い、プリキュアになるための才能を見出されてアリオスに引き取られて聖域へとやってきた。それからはプリキュアになるべく、アリオスやアリオスのキュアサジタリアスを受け継いだ光と共に特訓の日々、聖域に来たばかりの頃は光をお姉ちゃんと呼んでいた。

白い鎧に赤いドレスが特徴でペガサスの羽と頭を模したサークレットを持つ。

モチーフはペガサス星矢だが、ペガサス光牙も入っている。

名乗りは「輝きの天馬、キュアペガサス」

 

所有技 プリキュア流星拳、プリキュア閃光拳、プリキュア彗星拳、プリキュア・ローリングクラッシュ。

奥義 真・プリキュア流星拳

 

キュアドラゴン/変身者 龍崎紫

英里の初めての弟子にして英里の次のキュアドラゴン、龍崎紫のひ孫で親から曽祖母のように立派に育って欲しいとの意味を込めて曽祖母と同じ紫という名前になった。

緑の鎧に黒いドレスが特徴で龍を模したサークレットを持つ。右腕に円形の盾を持つ。

モチーフはドラゴン紫龍だが、ドラゴン龍峰も入っている。

名乗りは「流麗の翠龍、キュアドラゴン」

 

所有技 プリキュア盧山昇龍覇、プリキュア盧山龍飛翔、プリキュアエクスカリバー、プリキュア鏡花水月、プリキュア水発勁、プリキュア明鏡止水

奥義 盧山抗龍覇、盧山百龍覇、盧山千龍覇

 

 

キュアアンドロメダ/変身者 エスメラルダ・ローゼンズール

名前のモデルはデスクイン島のエスメラルダ

慈愛に満ちた少女で世界中を回り、募金を募ったり、焼け野原になった戦地に花を植える活動をしたりと色々とやっているがそれ故に眼をつけられ殺されそうになった所をサヤから救われている。

サヤのような超能力は使えないが類稀なる才能を持っており、おってから逃げる為に買った格闘技の本や水の上を走ったり縮地なんて理論上のことも出来るのだがその才能に体が追いついていない所が現在の弱点ではあるがそれもサヤの修行によりなくなりつつある。

ピンクの鎧に薄いピンクのドレスが特徴で頭部がモチーフ元のアンドロメダ瞬のヘッドギアになっている。腕に二つの鎖を装備している。

名乗りは銀鎖の王女、キュアアンドロメダ

 

所有技 プリキュアネビュラチェーン、プリキュアサンダーウェーブ、プリキュアローリングディフェンス、プリキュアアンドロメダネビュラ

奥義 プリキュアネビュラストリーム

 

キュアキグナス/氷河真白

 

白い鎧に白いドレスが特徴で翼のパーツがある。頭部が白鳥の頭部と翼を模したサークレットになっている。

モチーフはキグナス氷河

名乗りは零下の白鳥、キュアキグナス

 

所有技 プリキュアダイヤモンドダスト、プリキュアオーロラサンダーアタック、プリキュアホーロドニースメルチ、プリキュアカリツォー

奥義 プリキュアオーロラエクスキュージョン

 

キュアフェニックス/伊月・ローゼンズール

エスメラルダの姉でエスメラルダがプリキュアになる前家族で旅行をしている時に海上事故に巻き込まれ、200年前のデスクイン島にタイムスリップし、そこでキュアフェニックスとなるがそこで優しかった伊月は消えて妹思いの部分はそのままであるが戦士としての冷酷さ非情さを身につけているためか、ショウ達のことを認めてはいるものの別行動をとることが多い。口癖は伝説。

紺色の鎧に紺色のドレスが特徴で翼のパーツがある。頭部が不死鳥の頭部を模したサークレットになっている。

技は少ない分、特殊能力がある。

名乗りは烈火の不死鳥、キュアフェニックス

 

所有技 プリキュアフェニックス幻魔拳、プリキュア灼熱天昇

奥義 プリキュア鳳翼天翔

 

 



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1話

別世界の龍璃がこの世界に来ての戦いから一年、ギリシャの聖域では、今日、新たな12闘士となった面々が正式に聖域に着任するため、一年前、私が聖域にやってきた当日生まれた、今代のキュアアテナ様が産まれた。この一年間は先代の12闘士の面々がかわるがわる世話をしていたのだが今まで滞っていた聖域の仕事が漸く今年になって軌道に乗り始めたのだ。このままではいけないと12闘士のプリキュアは自分の宮の守護だけをしているわけではない弟子の修行のために長期間宮を留守にすることだってある。だからこそ役割を決めなければいけない、何も全て自分で身の回りの世話をするわけではない。宮には

住み込みの侍女を雇うことも出来るし、弟子を住まわせて共同生活をすることもできる。

英里「さて、あの子の世話役を誰にするか。」

 

サヤ「教皇、サヤです。」

 

英里「入れ。」

 

サヤ「失礼します。教皇、今日到着する者達の歓迎の準備ができました。」

 

英里「そうか、ご苦労、して少し聞くがアテナ様の世話をどうしたら良いかの。」

 

サヤ「そうですね、すでにこちらに来ている雛子や明日香達はすでに各地へ任務へとついていますし、やはりこれからくる面々に交代で見てもらうしかないのではないですか。」

 

英里「そうじゃな、確かに私も時間が空けば面倒を見られるしな。」

 

マヤ「英里様、しかし200年前もそうでしたがアテナ様の成長もはやいですからね、5年もあれば12歳ぐらいの見た目に成長するんでしたよね。」

 

英里「ああ、残念なことにその身体の成長は18で止まってしまうがな。」

 

すると奥の部屋から3歳くらいの見た目の女の子が出て来た。

 

?「英里〜、お腹すいた。」

 

 

英里「サーシャ、先程おやつは食べただろう。夕飯はパーティーがあるんだからもう少し我慢していなさい。」

 

サーシャ「やっ!」

 

サヤ「サーシャ様、あまり我儘を言ってはなりません。」

 

サーシャ「むー」と膨れる。

 

マヤ「サーシャ様、貴女はキュアアテナ様、女神の名前とともにその力を継承した大切なお方なんですよ。女神様がみんなのパーティーでご馳走食べれないなんていやですよね。」

 

サーシャ「うん、我慢する」

 

英里「偉いぞ、サーシャ、寝る前に新しい話をしてあげよう。」

 

サーシャ「うん!」と笑顔を取り戻したサーシャは自分の部屋に戻っていった。

 

英里「さてサヤ、マヤ、ヒヨッコどもをカノンが連れてくる前にさっさと決めてしまわんとな。所でサヤ、何か用があったのではないのか」

 

サヤ「ああ、そうでしたね、給料を出してあげたいという話でしたが何とか出来そうです。」

 

英里「おお、そうか、流石に今時、給料を払えない職場と言うのもいかんからな。」

 

サヤ「しかし、よくダイヤモンドの鉱山や金山なんて掘り当てましたね。」

 

英里「なに、200年の間に私が世界各地で温泉掘ったり石油掘ったりといろんなことをしたお陰だ。私の生活に当てる以外は聖域周辺に住むプリキュア達の生活のために聖域の金庫に資産は全て保管してある。他にもギリシャ市内や世界中に少しずつわけて保管してあるんじゃ。」

 

サヤ「私達が寝ている間にそのようなことをしていたのですか、弟子の教育をしながらとは恐れ入る。」

 

英里「株とかも、やって何とか此処を回せるような金額になって来たんじゃ、いやぁー、よかった!」

 

マヤ「そうですよね、設備も改装するのにも結構かかってしまいましたしね。」

 

サヤ「この聖域の施設をリフォームしたんですか。」

 

英里「まぁ、トイレとかキッチンとか水回りは徹底的にな風呂は公衆浴場があるが、そこの水道も少し工事した。」

 

サヤ「よろしいのですか。」

 

英里「流石に年頃の娘をわんさか迎えるのにそれくらいは必要じゃ男所帯ではないのだから」

 

そんなことを話しながら役割を決めていくそしてカノンが教皇の間に入って来た。

 

カノン「英里、いや教皇、彼女達を連れて来た。」

 

英里「そうか、取り敢えずこの部屋に通せ。サヤ、カノン、マヤお前達は先に会場に行っておれ。」

 

サヤ「わかりました。」

 

カノン「わかった。お前達、入って来ていいぞ。」とカノンは今日到着した残りの12闘士を部屋に通した。

 

瑠璃、光、シオン、いちご、恵「失礼します。」

 

英里「よう来たの、お前達、さてお前さん達にこれからの仕事のことを話す前に渡しておきたいものがある。」

と英里は引き出しからあるものを取り出す。

 

英里「これはお前さんら全員分のこっちでの身分証明書と通帳じゃ。」

 

瑠璃「えっ、聖域って給料出ないんじゃ?」

 

英里「いや、そんなことはないぞ。確かにアテナを御守りするのは我々の役目だ、だがそれ以外にも世界の平和を維持するのも我々の勤めだ。だがそこに何の見返りもなくては組織は成り立たんからな。これでも月給にしてある。通帳には今月分はもう振り込んでおいた。」

とその場の全員に通帳を渡す。

 

はやて「この金額は!」

 

いちご「0がこんなに」

 

英里「月に50万ほど降りこめるようにしてある、尚今回は私からの祝いということで各自に100万ほど振り込んでおいた。他にも先代の12闘士達も先立つものが必要だろうといくらか振り込んでくれたようじゃ、計画的に使うように」

そして必要書類や仕事などの役割を話していく。

 

英里「基本は今話した通り、宮の守護や国外への任務の他に、弟子の育成や身元のない妖精や人間の子供達の世話があり、あともう1つ重大な役割がある。それは・・・・」

 

5人「それは?」

 

英里「アテナ様の世話だ。」

 

瑠璃「アテナ様の面倒を見ればよろしいんですね。」

 

英里「さよう、しかしそればかりにかまけてもいられんから基本は一ヶ月交代でいく。少なくともアテナ様の遊び相手が見つかるまではな。」

 

5人「わかりました。」

 

英里「ささやかではあるが君達の歓迎パーティを準備してある。さぁ、行くぞ。」

と英里は5人を聖域の洋館にあるパーティールームへと案内した。

 

そしてパーティーが始まり、英里はサーシャを5人の前に連れて来た。

 

英里「さあ、今日来た、5人は初対面じゃな、今代のキュアアテナ、サーシャだ。」

 

サーシャ「サーシャよ、よろしくね。」

 

5人はサーシャの前に跪き、挨拶をした。

そして5人もサーシャの中に眠るキュアアテナの小宇宙を感じた。

 

英里「さて、堅苦しいのはそれくらいにして今日は楽しむぞ。」

と英里がワインの入ったグラスをかかげる。

そしてみんなもアテナと今宵の主役である5人に向けて乾杯した。

 

 




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英里の大脱走、偶には休ませて

ここは聖域の所有する車庫である英里はその車庫に忍び込み、自分の愛車のバイクにまだがっていた。

 

英里「全く、このところ働き詰めだし、偶には休んだっていいよね。」

英里は愛しのバイク、スカイハーレーのエンジンをかけそしてシャッターを開ける。

 

英里「誰もおらんだろうな。」と周りを確認し、バイクを走らせる。

 

すると聖域の入り口に人が立っていた。

 

英里「サヤ!」

 

サヤ「教皇、大人しく教皇の間にお戻りくださいませ。」

 

英里「今日は私も久しぶりに休むんじゃ!」サヤの脇を走り抜ける。

 

英里「ふう、流石に今のあいつではバイクにはついてこれまい。」

 

サヤ「全くそんなわけないでしょう、教皇」

サヤは英里の後ろから声をかけた

英里「なに!」

初めての皆さんには説明しておこう。サヤは超能力者だ、テレポートなどはお手の物である。

 

サヤ「出て来てしまったものは仕方ないことです、私にも付き合ってもらいますからね、教皇」

 

英里「確かにお前にかかれば、ここから聖域の車庫に戻ることなど容易いからな。して何処に向かえばいい」

 

サヤ「ではアテネに最近できたショッピングモールに」

 

英里「あいや、承知!」

アテネに進路を取る。

 

そしてショッピングモールにて大量の買い出しをした。

 

そしてサヤとの修行時代の休暇を思い出していた。

英里「そういえばお前さんとこうして2人だけで出かけるのも、これが久しぶりよのう。」

 

サヤ「そういえばそうですね。最後に一緒に出かけたのはいつだったのか。」

英里「話は変わるが、リオンの元同僚達が拾った指環がまさか、ブロンズの指輪だとは思わなんだ。」

 

サヤ「確かに12闘士になる以前の変身アイテムがこんなに時間をかけて私たちの元に帰ってくるとは思いませんでしだ。」

 

英里「ドラゴンの指輪はわしが持っとったがお前さんはなんだったかの?」

 

サヤ「私はアンドロメダでしたね。」

 

英里「私達のころの階級製というか、青銅(ブロンズ)とか(シルバー)とか現在の12闘士を指す黄金(ゴールド)なんて分け方をしていたしな。」

 

サヤ「確かに恐ろしい世代でしたね。キュアポセイドンやキュアオーディンの勢力に1番下っ端のプリキュアだけで戦ってましたしね。」

 

英里「まぁ、私等もその1人だったんじゃがな。」

 

 

?「ようやく、会えましたね。ドラゴンの英里とアンドロメダのサヤ!」

 

英里「お主は何者じゃ、私が知っておる北欧の者と偉く似た気配を持っておる。」

 

?「忘れたと申すか、私は貴様に倒されたデルタ星メグレスを司るプリキュア、六代前のキュアスルト、アルベリア13世の子孫アルベリア19世だ。」

と言い、北欧の伝説の炎の巨人スルトの力を宿すプリキュアキュアスルトに変身した。

 

英里「久しぶりじゃな、こんなノリ」

 

サヤ「教皇、これを」と指輪をわたす。

 

英里「お前さん、これは!」

 

サヤ「万が一のことを考えて持ち出しておいて正解でしたね。行きますよ。」

 

英里、サヤ「「プリキュアクロスアップ!」」

 

英里「ドラゴン!」

 

サヤ「アンドロメダ!」

 

ドラゴン「深緑の守護龍キュアドラゴン!」

 

アンドロメダ「連鎖の王女、キュアアンドロメダ!」

 

今ここに伝説の龍と王女の異名を持つプリキュアが復活した。

 




今回のプリキュア
キュアドラゴン/変身者 香川英里
このプリキュアはMIXEVOLさんからいただいた設定をもとに私なりにアレンジしたものです。
香川英里が初めて変身したプリキュアである。神話の時代の英里の経験した最初の聖戦において破壊されてしまったドラゴンの指輪をキュアアテナの血を使い修復されており、キュアドラゴンゴッドフォームという形態に変身出来るが次の代のキュアドラゴンにはそのフォームが発現することはなかった。
尚、このキュアドラゴンは覇王龍さんのキュアドラゴンとは異なりチグハグ世界のキュアドラゴンは2人いて、1人は覇王龍さんのキュアドラゴンはその1人でキュアカオスの不完全な形態として存在している。
ちなみに英里の次の代のキュアドラゴンの変身者は龍崎紫という。
容姿は緑の鎧に黒いドレスが特徴で龍を模したサークレットを持つ。右腕に円形の盾を持つ。
モチーフはドラゴンの聖闘士時代の童虎
名乗りは「深緑の守護龍、キュアドラゴン」

所有技 プリキュア盧山昇龍覇、プリキュア盧山龍飛翔、プリキュアエクスカリバー、プリキュア鏡花水月、プリキュア水発勁、プリキュア明鏡止水
奥義 盧山抗龍覇、盧山百龍覇、盧山千龍覇
     

キュアアンドロメダ
サヤの初めて変身したプリキュアで12闘士になるまではこの姿で英里と一緒に戦っていた。ドラゴン同様にゴッドフォームに変身出来るが
次の代のプリキュアにはそのフォームになれない。
ピンクの鎧に薄いピンクのドレスが特徴で頭部がモチーフ元のアンドロメダ瞬のヘッドギアになっている。腕に二つの鎖を装備している。
名乗りは銀鎖の王女、キュアアンドロメダ
モチーフはアンドロメダ瞬

所有技 プリキュアネビュラチェーン、プリキュアサンダーウェーブ、プリキュアローリングディフェンス、プリキュアアンドロメダネビュラ
奥義 プリキュアネビュラストリーム



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英里はやっぱり休めない、キュアオーディンとの同盟

キュアスルトとの戦いはお互いの実力が離れすぎていてあっけなく終わってしまった。

 

玲央「流石は教皇、いい暴れぶりね」

 

変身を解いた英理とサヤの背後から話しかける。

 

サヤ「玲央さん、いつから帰ったのですか?」

 

玲央「今さっきよ、って何で疑うの?」

 

サヤ「玲央さんが帰ると、何か私達の知らない所で厄介ごとに遭遇してるでしょ」

 

玲央「何で解るの?」

 

サヤ「玲央さんが普通に帰った事が一度もありません!何かあったなら説明してください」

 

玲央「慌てなくても言うから!」

 

玲央の困った問題、聖域に帰る時、高確率でトラブルに巻き込まれる。

 

英理「聖域の為の仕事はよくやっているのは解る。聖戦に備えて元同僚と一緒に色々準備してるのも良く解る。だが、お主の場合はどうもおかしなトラブルに巻き込まれている。今回はどんなトラブルに巻き込まれたか話をしてくれ」

 

玲央「解りました」

 

玲央はキュアマルスと言う存在を話す。

 

 

ドラゴン「なるほどのう、しかし話は変わるが、何故今頃なってアスガルドの連中が私の前に現れた。アルベリアお主、私に何かようがあるのではないか。」

 

アルベリア「さすがは我が先祖を倒しただけのことはある、これを」

と既に変身を解いたアルベリアがある書状を取り出す。

 

英里「これは?」

 

アルベリア「先日、アスガルドにおいてキュアロキの反乱が起こったその時、今代の新たなキュアオーディン様となられたリフィア様がこれに対抗すべく、エインヘリヤルとして復活した6人の先代12闘士には世話になった。そこでだキュアアテナ軍とこの数年のうちに始まるやもしれぬ、侵略者との聖戦に向けて休戦協定を結びたい。」

 

英里「侵略者というのはおそらく玲央の言っておったキュアマルスとみて間違いないじゃろ。」

 

サヤ「えぇ、おそらくは」

 

英里「サヤは私とアルベリアとともに一旦アスガルドへテレポートしてくれ、それと玲央」と玲央に愛車スカイハーレーの鍵を渡す。

 

英里「スカイハーレーを車庫に戻しておいてくれ、そしてそろそろはやてと雛子が帰ってきておるはずじゃ、2人には今回の任務の報告は書類にまとめ、マヤに渡すように伝えておいてくれ。」

 

英里「ではサヤ、頼む。」とだけ言うとサヤはアリベリアと英里の肩に手を置く。

 

サヤ「転移!」とアスガルドのワルハラ宮殿へとワープした。

 

そして2人は謁見の間へと案内された。

 

 

リフィア「貴女達が、キュアアテナ軍の教皇とそのおつきですね。」

 

英里「ああ、しかり、して1つ聞いて置きたい一年前の戦いで死んだアイリス達が世話になったそうじゃな。」

 

リフィア「はい、半年前にロキに対抗するため、まだ完全に覚醒する前のオーディン様の意識が12闘士達に生前の力を持たせた上で復活させてキュアロキを倒すのに協力してくれました。それとこれを」

 

英里「これはアイリスが後生大事に持っとったペンダント」

 

リフィア「はい、教皇や私の姉さんに会うことがあるなら返しておいてくれと」

 

英里「あいやわかった。私の方から渡しておこう。」

 

リフィア「話は本題に移ります。先日、私の前にキュアマルスを名乗るプリキュアから念話が送られてきました。いずれこの地上はこのキュアマルスが支配する大人しく我が配下に下れただけいってその念話は切れてしまいましたが、アスガルドととしてもこのままマルスの軍に従うつもりはありません、そこでは私はこの一件を機に聖域とアスガルドとの同盟を結び事態に備えるべきと思い、アルベリアを使いとして送ったのです。」

 

英里「そう言うわけか、よし確かにキュアマルスと名乗る輩の勢力がどれくらいなのかもわからんし、味方が多いに越したことはないからな。」と英里も同意してお互いの同盟の締結書にお互いの印を押して英里とサヤは聖域へと帰っていった。聖域の教皇の間に帰るとカノンとアリオスがやってきていた。

 

カノン「英里、帰ったか。」

 

アリオス「老師、おかえりなさい。」

 

英里「アリオス、これを」

 

アリオス「このペンダントは」

 

英里「訳はいつか話す、取り敢えず受け取っておけ、さてお前達の後ろにいるお嬢さん達は」

 

2人は女の子を連れてきていた。

 

カノン「そうだったな、私の後ろにいる子は、獅子ソウナ、私がプリキュアを引退していたこの子の母親と友人でな、この子の母は弟子を見つけとらんから変身してこの子を庇って死んだようだ。身寄りもないと言うんでここに連れて来たんだが、プリキュアの候補生になりたいといと言っている。」

 

英里「ソウナといったな、お主がプリキュア候補生になりたいと言うのは正直嬉しい、しかしお主が復讐を目的としてプリキュアになりたいと言うんなら私はお前さんの気持ちを平気で踏みにじることになる。」

 

ソウナ「私は母さんが殺されたことに関してはもう怒っていません。確かに恨みやそう言う感情がないわけではないですが、だからこそ母と同じような人をつくらないようにしたいんです。プリキュアになって母と同じように地上の愛と平和の為に戦いたいんです。」

 

英里「そちらは」

 

アリオス「老師、この子の出身は日本です。日本にいたゴロツキです。この子は1週間前に親を亡くし天涯孤独になり、元々喧嘩っ早く荒れていた生活がさらに荒れて路地裏で喧嘩をして倒れていたところを拾って来たんです。こら、挨拶をしなさい。」

 

ショウ「天馬ショウ」

 

英里「そうか、ショウかお前は何を求めてプリキュアになりたいのじゃ」

 

ショウ「私は・・・、アリオスにあって知ったんだ、守るものがある拳を重いんだってだから私はプリキュアになって私が本当に守りたいものを見つける為にプリキュアになりたい。」

 

英里「そうか、アテナのプリキュアはキュアアテナを守護するのが使命じゃが、いつかお前さんの言う本当に守りたいものが見つかると良いな。」

 

ショウ「ありがとう。」

 

英里「よろしい、2人を正式にショウはキュアペガサス、ソウナはキュアライオネットの候補生となるのじゃ。」

 

 

 

 




キュアペガサス/変身者(予定)天馬ショウ

白い鎧に赤いドレスが特徴でペガサスの羽と頭を模したサークレットを持つ。
モチーフはペガサス星矢だが、ペガサス光牙も入っている。
名乗りは「輝きの天馬、キュアペガサス」

所有技 プリキュア流星拳、プリキュア閃光拳、プリキュア彗星拳、プリキュア・ローリングクラッシュ。
奥義 真・プリキュア流星拳


キュアライオネット/変身者(予定)獅子ソウナ

オレンジの鎧に黒いドレスが特徴で頭部が獅子を模している。
モチーフはライオネットの蒼摩
名乗りは紅蓮の仔獅子、キュアライオネット

所有技 プリキュアフレイムデスペラード、プリキュアライオネットバーニングファイヤー、プリキュアライオネットボンバー、プリキュアライオネットエクスプロージョン、プリキュアフレアストームボンバー
奥義 プリキュアライオネットバーストフレイムボンバー


今日のトリビア
何故、英里は玲央にどうしてバイクの運転を任せたのかというのをお教えしよう。
12闘士や聖域のプリキュアは10代や、そこらで中卒や高校中退などのものが多くいる為に、先代のプリキュア達が授業を行うことにしている年に何回かの定期試験をクリアしないと仕事は回ってこない、次のテストまでは補習地獄が続くがこの勉強は聖域に所属してから3年の間に施される教育であり、プリキュアを引退した後も苦労しないようにする為だ。ちなみにこの3年間のたたき上げでみんな東大卒業レベルまでには学力が着くと言われている。他にも勉学の他にも車やバイクなどの運転免許なども取得させらる。他にも技能をプリキュアとしての戦い方の他にも沢山教えられる為に聖域のプリキュアは学力が非常に高く、引退後も就職率が高い。


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英里とサヤの戦線離脱

北欧のアスガルドの勢力、キュアオーディンとの同盟から一年がたったころ。各勢力に対してキュアマルス軍の勢力が進行を開始した。

 

聖域側にはキュアマルスが戦いに参列していた。

 

キュアマルス軍と壮絶な戦いに聖域の所属のプリキュアは1人また1人と倒れて行き、世界中に存在しているプリキュアも聖域やアスガルドに応援に向かうが現れたマルス軍の増援に倒されていく、そんな中、ブレイブソウルプリキュアやキュアフェンサーやキュアマリアなと世界でも指折りの実力者も深い傷を負っていた。

 

陽奈「何、この黒い痣、私の中の力を吸い取っていってる。」

英里はこの痣を診ると

 

英里「これは、この痣はプリキュアの力を行使するたびにその体を蝕み広がっていく呪いじゃ。なんとおそろしい。」その呪いが聖戦に参加したプリキュアの大半にその呪いがかけられていることが判明したその呪いにかけられなかったのはまだ参加していなかったプリキュア候補生、と一部の12闘士だけだった。

 

サヤは神としての意識を完全に覚醒させていないキュアアテナを守っている役目をもっていたが、マルス軍の攻撃からキュアアテナのサーシャを庇い負傷しその呪いを発祥していた。

サヤはアテナを含めた聖域にいる味方全てを安全な場所へと転移させた。だがその無理な転移の反動によりサヤは倒れてしまう。倒れてゆくサヤの姿をみるサーシャはキュアアテナとしての力、意識は完全に覚醒させる。

しかし全てが遅すぎたといえよう。

その時を同じくして英里はキュアドラゴンとしてキュアマルスとの一騎打ちをしていたしかし戦いの最中、英里にまでその呪いにかかってしまう

刻々と追い詰められていく、英里

 

マルス「いくら神を降したという伝説を持つキュアドラゴンといえど

この戦いを司る神の力の1つをもつプリキュアである私には勝てないと見えるわね。」

 

ドラゴン「まさか、キュアマルスの力がこれ程とはあの力を使うしかないのか。しかし今の私があの姿になれるのだろうか、せめて光に頼んだあれが間に合えば。」

 

「教皇!」とサジタリウスに変身した光が黄金の短剣を持って現れた。

ドラゴンはサジタリウスから短剣を受け取る。

ドラゴン「よくぞ、間に合ってくれたらサジタリウス、お主はさがっておれ。」

 

サジタリウス「どうするおつもりですか。」

 

ドラゴン「良いか、これから見せるのは私達星座を守護に持つプリキュアの中でも選ばれし者のみが到達できる究極形態。一時的とは言えキュアマルスをしかし今の私ではそれを使ってしまえばただではすまんだろう。だからこそお前の持ってきてくれた短剣はそれをアシストしてくれる。」

 

サジタリウス「教皇・・・・、やはり危険ですここは私が!」

とサジタリウスは申し出るがドラゴンはサジタリウスを吹っ飛ばす。

 

ドラゴン「いいからお前は黙って見とれ!、おおぉぉ!唸れ我が小宇宙(コスモ)よ!!!」

 

サジタリウス「すごい、教皇の小宇宙(コスモ)が究極まで高まっている。」

するとキュアドラゴンの鎧とドレスが変化し、深緑の鎧は12闘士のような黄金になり、細かい部分に翡翠の装飾がされ6枚羽の姿になる。

 

ドラゴン「これぞ、覚醒させた世代のプリキュアのみが到達可能な究極形態、キュアドラゴンゴットフォームじゃ!」

 

マルス「なんだと、この力は神の私を凌ぐ力だと!」

ドラゴンは封印の短剣を持ち技の構えを取る。

するとドラゴンの背後に巨大な黄金の色の体と翡翠の目を持つ龍の形のオーラが現れる。

 

ドラゴン「廬山極龍波!」

ドラゴンの小宇宙が究極まで高まった一撃に封印の力が上乗せされキュアマルスはその力とともに封印の壺に封印された。

 

そしてキュアドラゴンの変身は解除され、英里へと戻るが英里は倒れてしまった。

サジタリウス「教皇!」

そこにサジタリウスが駆け寄る、

 

英里「まだ生きとるよ。それより早く私をアテナや他の同胞元へ」意識を失う英里

そして暫くの間、平和な日々が続くことになるのだが、英里はあの時の状態では倒しきることは難しく封印が精一杯だったというしかもあいては全力を出しきれていなかった分、封印がどう作用するのかわからず、いずれは封印が解かれるやもしれないとなるべく封印の壺を聖域の最も深き場所に封印しただがしかし、英里とマルスの戦いの時、サヤの力により、聖域が空っぽになっている時、聖域より封印されたあるものが盗み出されていたのだがそれが判明するのは大分後の話だった。今回の件により、英里やサヤも完全に戦闘から身を引く形となった。サヤは体を休める為アンドロメダの指輪をのこしてジャミールへと戻った。

 

聖域では残りすくないプリキュア候補生やプリキュア達を育成する学校をパライストラという都市を建設した。

 

 




変身することのできなくなった英里は体を休める為に五老峰を訪れるそこで英里はかつての弟子の子孫と出会う。その出会いは果たして偶然かはたまた神が仕組んだ運命のいたずらか、次回2代目キュアドラゴン


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2代目キュアドラゴン⁉︎

サヤと英里は大半が倒壊してしまった聖域の修復が終わるまでの間、マルス軍との戦いでおった傷を少しでも癒す為と魔傷を直せなくとも少しでも緩和させる薬の製作とりかかる為に中国の魔除けに聞くとされる植物を集め、それを調合する為に五老峰へと足を運んだ。

 

英里「ふー、やはりここは変わっておらんの。」

英里は自分の過去を思い出していた。英里が生まれた当時日本はあれに荒れていた金を稼ぐために娘を外国人に身売りする親がいたりするくらいだ。英里はそれの被害者で当時の中国の貴族に売られ中国についたところを隙をついて抜け出し、五老峰の廬山の大滝へとたどり着いた、そしてそこで当時の英里の師匠の変身するキュアリブラに助けてもらったのを思い出していた。

英里は五老峰の滝の前にある巨大な岩の上にある英里の当時の師匠と最初の弟子の墓前に手を合わせる。

 

英里「さて、師匠から教えられたこの薬師の腕を久しぶりに存分に払う日がきよったぞ。」そして師匠の墓よりもっと高くの場所に登る英里そこに着き、下を見下ろすと師匠の娘にして英里の生涯における1番最初の弟子である、龍崎紫とともにつくった畑を誰かが耕していた。

 

英里「ん、あそこにおるのは誰じゃ?」

 

英里はそこに降りる。

 

英里「お前さんは何者じゃ?、紫によくににとるようじゃが」

 

?「貴方は一体?、貴女はひいおばあさまを知ってらっしゃるんですね。私は紫というひいおばあさまの名前を今は亡き母から頂いています。」

 

英里「そうか、紫というのか、私は香川英里、お前さんのひいおばあさまの師匠じゃ。」

 

紫「貴女がお母様から聞いていた伝説のキュアドラゴンなんですね。」

 

英里「そうか、お前さんは1人か。だが女の子の一人暮らしは物騒じゃの。」

 

紫「大丈夫です、私はお母様からひいおばあさまが英里様から授かった戦い方を母から伝授されておりますので。」

 

英里「そうかなら安心だの。」

 

そんな話をしていた時を同じく五老峰にマルスの兵士達がやってきていた。

 

マルス兵「ここにはかつての聖域のプリキュアの子孫がいるというプリキュアでなければ我々でも対処可能なはずだ。ひっ捕らえてマルス軍の新たな戦力とするのだ。」

マルスの兵士たちは一斉に目的地に向け突撃する。

 

そしてその進行に気づいた英里と紫

 

英里「紫、お前は隠れておけ。」とドラゴンの指輪をはめて変身するための小宇宙を貯めるがその途中、魔傷が邪魔をして変身ができなかった。紫の中にドラゴンの指輪を見た瞬間から頭に何かが入ってきた。

紫「英里様、ここは私が」と英里からドラゴンの指輪を外して自分がそれを身につける。

 

英里「修行を積んでおらんお前さんでは無理じゃ、こっちに渡すんじゃ。」

 

紫「大丈夫です。」その時、紫に曽祖母の紫の面影が重なった。

 

紫「クロスアップ!ドラゴン!」

紫の体を小宇宙が駆け巡り、紫の体を人間からプリキュアのものに変えていく。

 




キュアドラゴン/変身者 龍崎紫
英里の初めての弟子にして英里の次のキュアドラゴン、龍崎紫のひ孫で親から曽祖母のように立派に育って欲しいとの意味を込めて曽祖母と同じ紫という名前になった。
緑の鎧に黒いドレスが特徴で龍を模したサークレットを持つ。右腕に円形の盾を持つ。
モチーフはドラゴン紫龍だが、ドラゴン龍峰も入っている。
名乗りは「流麗の翠龍、キュアドラゴン」

所有技 プリキュア盧山昇龍覇、プリキュア盧山龍飛翔、プリキュアエクスカリバー、プリキュア鏡花水月、プリキュア水発勁、プリキュア明鏡止水
奥義 盧山抗龍覇、盧山百龍覇、盧山千龍覇
     





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唸れ新たな龍の拳、 慈愛の王女

今回はキュアアンドロメダの登場です。


キュアドラゴンに変身した紫は強かった。本人の素質もあるのだろうがその戦い方は英里が面倒を見ていた今の紫の曽祖母にあたる紫の戦い方と全く同じだった。本来はどんなに真似をした所で微妙なずれがあるのだがこれは真似をしているというよりはまさに紫の曽祖母の戦い方そのものなのだ。

 

 

英里「しかし、戦い方まで同じとは本当に生き写しのような奴よ。」

 

ドラゴンは攻撃をかわして確実に敵に当てていく、それはまるでかつての紫の曽祖母と修行中に出会い、後の李書文、血縁上紫の曽祖父にあたる人を見ているかのようだった。

 

英里「まあ、あの2人の血を受け継いでいるんだから当然か。ふっ!」と後ろからの攻撃に裏拳を入れる。

英里も変身はできなくとも自分の戦いの実力で十分にマルス兵を蹴散らしていた。

 

ドラゴン「恐ろしい人だ、まさかプリキュアに変身できなくともプリキュアに変身した私と同じくらいの強さなんて変身したら一体どれくらい強いのかしら。」

 

英里の強さにひいていたドラゴン

 

英里「ドラゴン!、危ないと」英里はドラゴンの方に向かって走ってきたそしてドラゴンの後ろにから迫ってきた敵に蹴りを入れる。

?「きゃぁぁ!!」

すると何も見えない後ろから悲鳴が聞こえる。

ドラゴン「えっ⁉︎」

 

英里「さっきから隠れてこちらをこそこそと見ておった。姿をあらわせ!」

 

?「さすが伝説を残したプリキュアね。」

 

ドラゴン「何者じゃ!、お前さん」

 

ワスプ「私は、キュアマルス様の軍団の幹部が一柱、キュアワスプだ。」

 

英里「そう言えば、マルスとの戦いの折、似たような気配を何度か感じていたがお前さんだったか。」

 

ワスプ「ほう、私の存在を感じ取った上で私は泳がせていたか、プリキュアに変身できなくとも、お前の力は危険だ、ここで片付けて置くのもいづれ復活するキュアマルス様の為になろう。」ワスプは再び消えて英里に攻撃を仕掛けようとするがワスプの攻撃を仕掛けた場所に拳をぶつける。

 

ワスプ「なんだと!、何故だ!」

 

英里「一度覚えた気配は忘れる訳はなかろう。お前さん攻撃するときに上手く隠してるつもりなんだろうが、少しだけ気配がでとるんじゃ。そんなことをむざむざ見逃すほど私の世代は甘くはない。」

 

?「プリキュアネビュラチェーン!」ワスプの体を鎖が絡め取る。

 

ワスプ「なんだこの鎖は⁉︎」

 

アンドロメダ?「この拘束からはそう簡単に逃れることはできない。」

 

英里「あれは、サヤではないな。一体誰じゃ」

ドラゴンもあらかた雑兵を倒し終わる。

 

アンドロメダ「ドラゴン、今よ!」

 

ドラゴン「承知!、廬山昇龍波!」

 

ワスプ「仕方ない、一旦引くしかないか。」

とワスプは鎖からなんとか抜け出し結晶を叩きつける。

 

ドラゴン「逃げられましたか」

 

英里「それでキュアアンドロメダ、お前さんは何者なんじゃ。」

アンドロメダは変身をとく。

 

「私はエスメラルダ・ローゼンズール、サヤ様からキュアアンドロメダを受け継いだものです。気軽にエルと呼んでくださいね。」




今日のプリキュア

キュアアンドロメダ/変身者 エスメラルダ・ローゼンズール
名前のモデルはデスクイン島のエスメラルダ
慈愛に満ちた少女で世界中を回り、募金を募ったり、焼け野原になった戦地に花を植える活動をしたりと色々とやっているがそれ故に眼をつけられ殺されそうになった所をサヤから救われている。
サヤのような超能力は使えないが類稀なる才能を持っており、おってから逃げる為に買った格闘技の本や水の上を走ったり縮地なんて理論上のことも出来るのだがその才能に体が追いついていない所が現在の弱点ではあるがそれもサヤの修行によりなくなりつつある。
ピンクの鎧に薄いピンクのドレスが特徴で頭部がモチーフ元のアンドロメダ瞬のヘッドギアになっている。腕に二つの鎖を装備している。
名乗りは銀鎖の王女、キュアアンドロメダ
モチーフはアンドロメダ瞬

所有技 プリキュアネビュラチェーン、プリキュアサンダーウェーブ、プリキュアローリングディフェンス、プリキュアアンドロメダネビュラ
奥義 プリキュアネビュラストリーム

キュアワスプ
キュアマルス軍幹部の1人
黄色の雀蜂の意匠を入れた鎧を纏うダークプリキュア。変幻自在の変身能力やステルス並みの気配を消す能力を持つ忍者。
必殺技は、右腕にある針を刺して、身体、精神を破壊する激痛を与えるプリキュア・ワスプパイク
モチーフはビーファイターカブトのビーザック


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キュアアクエリアの罠、飛ばされた世界で出会ったのは聖闘士

今回はマルスとの戦い以前から行方不明になっていた時任貞美がちょうど仕事で聖域の外に出ていた英里とカノンを別の時空に飛ばされてしまう。そしてその2人が目覚めた先で、目にしたのは自分達が守っている聖域の12宮をプリキュアではなく聖闘士が守っている世界だった。そして自分達の指にはまっていたのは12闘士の指輪だった。




英里とカノンは聖域の援助をしてくれている各国政府への今年の報告書を提出する為に外交担当のカノンと一緒に日本に来ていた。

貞美「あなたが教皇ですね。」

 

カノン「お前は確か、時任貞美だったか、何故失踪中のプリキュアのお前がここにいる。半年前にお前がしでかしたことは大きい罪だ。聖域へと戻り罰を受けよ。」貞美はあるものを懐から取り出す。

 

英里「それは黒い水瓶座の指輪。」

 

貞美「そう、これはキュアマルス様と聖域との戦いの折空になった聖域から持ち出された13の指輪の1つ、かつての内乱の際に邪な心を持ったキュアジェミニのサナが12闘士の力を量産しようとして作られた聖域の黒い遺産、だがしかしその当時は適合者が現れずそれは全て封印された。それのうちの1つに私は選ばれた。」

貞美はその指輪をはめる。

 

貞美「プリキュアダークアップ!」

 

アクエリア「キュアアクエリア!」

 

アクエリア「あなた達2人はプリキュアに変身できなくても厄介な存在ここで消えていただこう。」

アクエリアはワームホールを開き、2人はそのワームホールに飲み込まれた。

そして2人は意識を失った。そして目が醒めるとそこは

 

英里「ここは、中国の五老峰か」

 

?「お前さんは何者じゃ?」と紫のエルフ耳のおじいさんがいた。

 

英里「あなたは一体?、私と似たような何かを感じるのじゃが」

 

?「ほう、お前さんもか、実はわしもお前さんをみてから何故か他人のような気がせんのだ。」

 

英里「失礼ですが、あなたの名前を伺っても良いだろうか。」

 

?「わしか、童虎、この五老峰の滝で200年以上座したまま座っているただの老いぼれよ。」

 

英里「その割に中に内包している力は200年以上生きた古めかしいものではなくまるで10代後半のような若さを感じる。」

 

童虎「お前さんからもその若さとは裏腹に200年以上生きたからこそ得られる風格というものがお前さんの体からも出とる。案外お前さんもわしと同い年かそれくらいの歳なのではないかの、そこに転がっておるやつも同類といった感じか。」

 

英里「そこまでわかるとは、挨拶が遅れたの私は英里だ。そっちはカノン」

カノンも挨拶をする。

童虎「してお前さん達は何故ここにおる。」

英里は童虎にここに来た経緯と自分達の正体について話し、童虎もこの世界や自分について話す。

 

童虎「ほう、それではお主達は別世界の聖闘士であったか、そしてお主が扱っていた力からするにお前さんは別の世界のわしということになるの。」

 

英里「なんともまぁ、お前さんを見た時から感じるものはそういうことだったのか。」

 

童虎「お前さん等の帰る方法なんじゃが恐らくは聖域のスターヒルの頂上でなら他の世界のおなじ力との共鳴を使えばあるいは。」

 

英里「なるほど、してそれでやはり12宮を突破しなければいけないのか。」

 

童虎「当然じゃの。しかし教皇はわしの友人でのシオンというそこまで辿り着ければ、話は聞いてくれるはずじゃ。」

 

英里「そうか、助かったありがとう。」

 

童虎「まて、これを持っていくといい。これをシオンに渡せばあいつもわかるはずだ。」

 

英里「そうか、取り敢えず、ギリシャまで行かなくては、カノン頼む。」

 

カノン「わかった。アナザーディメンション!」と時空の穴を開きそして2人はいってしまった。

 

童虎「しかし、人生とはわからんものよ。」と童虎は笑みを浮かべた。

 




ちなみに英里達が降り立ったのはサガの乱が起きる五年前です。


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聖域 12宮攻略その1金牛宮

キュアアクエリアにより、別世界の五老峰に飛ばされた英里とカノン、自分の手を見るとそこには既に資格を譲ってしまった。12闘士の指輪がはまっていた。五老峰にいた童虎により聖域のスターヒルに辿り着ければ帰れるかもしれないと言われ2人はギリシャの聖域の近くにワープした。英里とカノンは聖域の領域に入り、12宮の入り口へと足を踏み入れた。長い階段を登り白羊宮にた辿りついた。

 

英里「どうやらここは、無人の宮のようじゃな。」

 

カノン「無人なら、無人で都合がいいいくぞ!」と白羊宮を抜けふたたび長い階段を登る。

 

そして2人は金牛宮へと足を踏み入れる。

 

?「とまれ!、そこの女2人、命が惜しくば即刻この場から立たされ。」

 

英里「そういうわけにも行かんのじゃ、私達はどうしても教皇に会わねばならん、しかし、それをお主に説明したところでお主は聞く耳を持たんじゃろ。」

 

?「その通りだ。ここを通りたくば見事、俺のグレートホーンを受け切るか、俺を殺すかしてみろ。」

 

カノン「殺すとは物騒だな。牡牛座(タウラス)黄金聖闘士(ゴールドセイント)よ。」

 

?「そうか、あれはタウラスのアルデバラン、さぁ、かかってこい。」

 

カノン「英里、変身するぞ。」

 

英里「しかし我らには魔傷が」

 

カノン「らしくないな、英里気付かぬか、この世界に来てから魔傷を負っている私はアナザーディメンションを使ったのになんとも無い、それに何故か知らんが12闘士の指輪が我らのもとにはある。」

 

英里「恐れていては何も出来ないというわけか。よし!いくぞ!」

 

英里、カノン「プリキュア!、クロスアップ!」

 

英里「リブラ!」

 

カノン「ジェミニ!」

2人はキュアリブラとキュアジェミニに変身した。

 

アルデバラン「なっ!、何故お前達が黄金聖衣(ゴールドクロス)を!」

 

リブラ「残念ながら私はこの世界の聖闘士ではないのでな。」

 

ジェミニ「同じくだ。」

 

アルデバラン「まさか、ここにきて初めて気付いたがこいつら、俺と同じ領域かそれ以上の場所にいる。」

 

リブラ「それがわかるなら、一旦私の話をきいてくれぬだろうか。」

リブラはこれまでの経緯を話す。

 

アルデバラン「なるほど、お前達は別世界の戦士かそしておれ達聖闘士と同じく88の星座のどれかをつかさどる戦士。」

 

ジェミニ「そういう訳だ、理解していただけたなら、そこを通してもらおう。」

 

アルデバラン「お前達の話はわかっただがただお前達を通したとなってはここを守護するものの名折れだ。最後に1つ俺と拳を合わせてくれないか。」

 

リブラ「わかった。」

 

アルデバラン「いくぞ!、グレートホーン!」

 

リブラ「廬山百龍波!」とリブラとアルデバランの攻撃が交差し、そしてアルデバランが膝をつく。

 

アルデバラン「まさか、これほどまでとは、行け!、別世界の戦士達よ!」

 

リブラ「アルデバラン、お前との戦い、悪くなかったぞ。」

 

アルデバラン「俺もだ。」とお互いに笑みを浮かべた。

そしてリブラとジェミニの2人は次の宮の巨蟹宮へと向かうべく階段を登っていくのだった。

 




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12宮攻略その2巨蟹宮と双子宮最強の黄金聖闘士

リブラ「巨蟹宮か・・・・」

 

 

ジェミニ「黙るな・・・・」

巨蟹宮を前にした2人は入るのをためらっていた。

 

リブラ「いや、さすがに死者の顔をコレクションしてたマヤの前のキュアキャンサーを思い出してな。」

 

 

ジェミニ「あの人か、確かに我々にはマヤよりもあの人の巨蟹宮の方が慣れているからな。」

 

2人は覚悟を決めて巨蟹宮に入ると

 

そこには死者の顔がそこら中に飾られていた。

 

リブラ「なっ、何故だ。」

 

ジェミニ「我々が二度と見たくなかった巨蟹宮じゃないか。」

 

?「お前達か、侵入者は」

 

ジェミニ「こんなところには一秒たりとも痛くない。ギャラクシアン・エクスプロージョン!」と蟹座の黄金聖闘士、デスマスクは咬ませ犬におわった。

 

 

リブラ「ジェミニ、お前!」

 

ジェミニ「何も言うな、さぁ、次は双子宮だ。いくぞ。」

と巨蟹宮を抜けて双子宮へとたどり着く。

 

そこには神の化身とまで言われたアテナに使える最強の聖闘士、双子座、ジェミニのサガがリブラとジェミニの前に現れる。

 

サガ「お前達か、この神聖な十二宮を荒らす輩は!」

 

ジェミニ「何だろうか、この姿を見ているとどうもサナ姉さんを思い出す。」

 

リブラ「私もだ、神の化身と言われたあいつを思い出す。」

サガ「なっ!、ジェミニとライブラの黄金聖衣(ゴールドクロス)、それにジェミニの方の小宇宙(コスモ)は我が弟のカノンと同質のもの、お前達は一体」

 

リブラ「話を聞いてくれぬか、ジェミニの黄金聖闘士よ。」

とリブラがここまでの経緯を話すと

 

サガ「なるほど、そういうわけか。だが、教皇といえど異世界へのましてや、お前達の世界への入り口を開けることはできぬ、出来るとすれば私と、キュアジェミニといったな、お前の力の共鳴によりお前の知る世界への扉が開かれるだろう。」

 

ジェミニ「なるほど、でわ、早速やってみるか」

 

サガ、ジェミニ「「アナザーディメンション!」」

 

そして異世界への入り口、ワームホールが現れる。

 

サガ「さあ、異世界への扉は開いたどこへ通じるかはお前達の運次第だ。」

 

リブラ「助かった。ありがとう。」

 

カノン「ありがとう、サガ兄さん!」とジェミニはおそらくは自分の世界の姉の別世界の同一人物と知ったからの発言だったのだろう。

 

そしてそのワームホールを抜けた先は教皇の間だった。

 

英里「どうやら戻ってこれたらしいな。」

 

カノン「ああ、私達の指輪も無くなっている。」

 

そして2人は昔話に花を添えているとサヤが入ってきた。

 

サヤ「大変です。教皇!、現在アテナ様がおられるナダル島にて聖域の地下に封印されていたキュアマルスが復活したとの報告が」

 

カノン「一体どうやって、奴は確かに英里自らが地下に置かれていたはずだが」

 

サヤ「それと地下の封印の壺は何者かによって破壊されておりました。」

 

カノン「なんと、それでは聖域の中に裏切りものがいるかもしれぬということか。」

 

英里「して、サーシャの護衛には誰が」

 

サヤ「はい、アテナ様の護衛には光と翔が付いておりましたが、光は重症を負い、全身に魔傷を負っているとのこと、アテナ様も闇に呑まれ、それをキュアペガサスとして覚醒した翔がマルスを撃退したと」

 

英里「そうか、等々目覚めたか、代々キュアアテナのと共にいくたとの聖戦にて多くの神を倒してきたとされるキュアペガサスが」

するとサヤが何かを感じ取ったのか、英里とカノンに叫ぶ。

 

サヤ「何かくる。英里は私に捕まって、カノンはアナザーディメンションで脱出を!」とカノンと英里もそれに感づいた。

 

英里「カノン、先に行け、お前さんには後の世代をなんとか鍛え上げる役目がある。」

 

カノン「しかし、我々3人で戦えばまだ、勝てはしなくとも誰かが逃げる時間を稼ぐことはできるはずだ。」

 

マルス「ふっふっふ、久しぶりね。香川英里」

 

英里「キュアマルス!」

 

マルス「私は先ほど蘇り、キュアアテナを消した。次はお前達の番だ香川英里、特に貴様はたっぷりと苦しめてから殺してあげるわ。」

 

英里「ままならんものよの。」と英里は構えをとる、がっ、それをカノンが止める。

 

カノン「やめておけ、お前にはやらねばならんことがあるだろうに」

とカノンは英里が持つキュアドラゴン、キュアリブラとはまた別の指輪の事を言うと

 

英里「やはり気づいていたか、だが今の私には扱うことはできないのだ。」

 

カノン「いや、それがあればお前が復帰できる可能性はあるだろう。サヤ!、キュアマルス以外全員をパライストラとカノン島にとばせるか。」

 

 

サヤ「今の私ではどれだけ飛ばせるかわかりませんがやってみます。」

 

カノン「頼む!」

 

英里「カノン早くせい!」

サヤはテレポートしようとする。

 

マルス「やらせると思ってるの」と巨大なエネルギー弾を作り出しサヤ達にむけて放つが

カノンが割って入る。

 

カノン「サヤ!、いけ!」

 

サヤ「わかりました。転移!」とテレポートする中で英里が最後に見えたのはマルスの巨大なエネルギー弾を技で受け止めきれずその攻撃にのまれる場面だった。

 




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英里の弟子たちの戦場

キュアマルスの軍勢に聖域を攻め込まれ、聖域が陥落してからというもの聖域にはキュアマルスの結界が張られている為、普通のプリキュアでは出入りすることができない、さして聖域には何名かのプリキュアが取り残されているらしいとの報告をパライストラの医務室にてその書類に目を通していた。

 

英里「まさか、あそこまで徹底的にやられるとはのサーシャも行方不明だし、というかさっさと取り戻さんとな。おそらくは聖域に内通者がおったかもしれんが、パライストラの中にもすでに潜り込まれとる可能性も高いかもしれんな。」

 

『失礼します!』と扉を誰かが叩く。

 

英里「入れ。」

 

雛子と紫が入ってきた。

 

英里「おお、雛子、それに紫も五老峰からわざわざご苦労じゃったの。」

 

雛子「それでこの子がパライストラの入り口で迷っていたのをみて連れてきたんです。私の妹弟子のような感じだったんですね。」

 

紫「雛子は英里さんの正統な後継者さんだったんですね。」

 

雛子「よろしくね、紫」

 

紫「はい、雛子さん。」

 

英里「お前さんらはよくきたの、雛子にはこの薬の材料と調合を頼みたい。」と英里は先日五老峰で調合していた薬の調合方法と材料の書いた紙を渡す。

 

雛子「かしこまりました。」

 

英里「それと紫にはある2人を連れてきてほしい。」

 

英里「キュアフェニックスとキュアキグナスとなりうるものをさがしてきてくれ。その途中で日本に立ち寄り、グラード財団でユニコーンに鍛えられとるショウやエスメラルダ、ソウナを連れてきてくれ。」

 

紫「わかりました。」

 

英里「頼んだぞ。2人とも」

 

と2人は部屋を出た。

そしてキグナスとフェニックスの行方を知るべく。

 

とパライストラの入り口付近にいくと

 

玲央「あなたは?」

 

紫「はい、本日よりキュアドラゴンとして正式に任につく、龍崎紫です。」

 

玲央「貴方が新しいキュアドラゴンね、よろしく。私は玲央、キュアアリエスよ。」

 

紫「これは失礼いたしまた。12闘士の方とも知らずに」

 

玲央「いいわよ、別に気にしなくても。これから任務なんでしょ。いってらっしゃい。」

 

紫「ハイ!」と紫はパライストラを出た。

 

そしてまずはキュアキグナスは神はやてがシベリアでの任務をしていた時期に面倒を見た女の子がいて、そこでキグナスの指輪を渡してきたという。

 

空港でシベリア行きのチケットを買い、シベリアへと飛び立った。

 

そして雛子はといえば英里が五老峰より持ち帰った薬草と今ある薬草を使い、英里の調合した魔傷の効果を一時的になくす薬の開発に着手

するのだった。

 

 




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キュアキグナス 登場

英里の命により、キュアキグナスとキュアフェニックス、キュアペガサス等をパライストラに集結させるべく、キュアキグナスのいるというシベリアの大地に降り立つ、紫ですあった。

 

紫「ここが、シベリアか。そういえばはやてさんからはよく凍った海の海面に出て海底に潜って花を供えてるってきいたような、取り敢えず海の方目に行って見るか。」

と紫は列車に乗り、空港方面から海のある地域を順に回っていく。海のある港町を探して歩いていくと等々、キュアキグナスの情報を掴んだ。

 

永久凍土の氷壁が並び立つ森へと足を踏み入れる。

 

紫「ここに、キュアキグナスが」と呟くと近くだ大きな音がした。

する、その方向を見ると

 

 

紫「雪崩!」とその雪崩を避けようと高いところに登ろうとするが

すでに雪崩が近くまで来ていて見当たらない。

 

紫はもうダメだとプリキュアに変身しようとするが何者かによって手を取られて雪崩の過ぎた場所へと着々していた。

 

その手を差し出した法を見るとそこにいたのは1人の少女だった。

 

?「大丈夫、ここら辺は雪崩とか珍しいんだけど、起こるときは本当に盛大に起こるからね。」

 

紫「貴女は?」

 

真白「私は氷河真白、ここら辺に住んでるの、ところであなたはこの国の人ではないようだけど、ここにはどんな用事できたの?」

 

紫「実は・・・・・」と紫は真白に少しぼかしながら話をしていく。

 

真白「ふーん、そっか紫はここら辺にいるプリキュアを探しにきたんだね。」

 

紫「そうなのよ。」

 

真白「まあ、しばらく家に泊まっていきなよ、さっき雪崩で線路が埋まってしばらく鉄道も動かないと思うし。」

 

紫「そうさせてもらうわね。」

紫と真白はそれから少しの間、寝食をともにし、そして漸く鉄道も再開したということでこの家を出ることにした。

 

真白「本当にいくの?」

 

紫「ええ、私にもやらなければいけないことがあるし。」

 

真白「そう、またロシアに来ることがあったら連絡頂戴とメモを渡す。」

 

紫「それじゃ、達者でね。」と森の出口へとむかうが出口へと差し掛かった際、何者かの気配を感じてとっさに木の陰に隠れる。

 

するとそこには真白の家の方にむかうが複数の兵士の姿が見えた。

 

紫「あれはキュアマルスの軍の兵士、何故こんな所に」

紫は真白のいる方向にむかう。真白のいる家に大急ぎでもどる。

キュアドラゴンに変身して真白のいる家につくとそこには氷漬けにされた兵士の氷壁はできていた。

 

ドラゴン「これは」

 

プリキュア?「貴女は何者、こいつ等の仲間?」

 

ドラゴン「いや、私はそいつ等の仲間じゃないわ。」と戦う気はないと変身を解くと

 

プリキュア?「紫!」

 

紫「まさか、真白なの」

 

「そうよ。私はキュアキグナス、氷河真白よ。」

キグナスも変身をといて紫は本当の事情を話した、真白は承諾して紫と真白の2人は日本のグラード財団の施設にいる。ショウ、エスメラルダ、ソウナに会うために日本へとむかうべく、空港へと向かった。




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見えてきた希望

日本の成田空港に到着した、紫と真白は英里から言われた場所でグラード財団の迎えが来るのを待っていた。

 

冴島「貴女達ね。聖域からの使者っていうのは」

 

紫「はい、今回はそちらでお世話になっている、キュアペガサス達を迎えにきました。」

 

冴島「わかったわ。グラード財団の所有する施設に彼女達はいるから車に乗って」冴島の車に乗り、グラード財団の施設までむかうのだった。

 

 

グラード財団の所有するプリキュアやプリキュアになりうる実力を持った候補生を育てる育成施設があり

 

ブレイブソウル組はそこの施設の職員として活動している

紫達はその施設にきてブレイブソウルの陽奈と対面していた。

紫を見て

 

陽奈「もしかして、貴方、玲央ちゃんの関係者?」

 

紫「もしかして、ブレイブソウルプリキュアの皆さんですか?」

 

陽奈「今は休業中よ………」

 

紫「そうですか。」

 

陽奈「それより、ショウ達を呼び戻しにきたんでしょ、ついてらっしゃい。」と陽奈に案内されて訓練施設のトレーニングルームに通される。

 

陽奈「ショウ、エル、ソウナ、パライストラから迎えがきたわよ。」

陽奈が紫達を指差す。

エル=エスメラルダ

 

ショウ「紫!、あとは誰だ?」

ショウと紫は一度ショウが英里の使いで行った時に知り合っていた。

 

エル「紫、久しぶりね。」

 

ソウナ「紫!」

と3人は紫の元に駆け寄る。

 

そして皆で昼食を食べていると施設内に危険を知らせるアラートがなる。

 

紫「これはまさか?」

 

陽奈「マルス軍の襲撃!」

紫達がプリキュアに変身して外にでると其処には

 

マンティス「アリエスは居ねえのかよ」

 

マンティスが来ていた。

 

佳子「あなた、玲央さんにボコられたカマキリね」

 

マンティス「ボコられたって酷いじゃねえか!!ってか、まさかお前ら、アリエスの仲間か!?」

 

まどか「ならどうするの?」

 

マンティス「ちょうどいい、てめえらを倒してアリエスを呼び寄せてやる!!」

 

葵「とは言え、魔傷のせいで私達は長くは戦えません!!どうすれば………」

 

かなみ「魔傷さえなければ、カマキリ一匹私達だけでも撃退出来るのに………」

 

翔達が増援で撃退。だが

 

マンティス「此で終われるか!!」

 

別動隊がグラード財団へ向かうが

 

マルス軍兵士「ぐあああああああああ!!」

 

マンティス「何が起きた!?」

 

エクレウス「局長の居ぬ間に悪さとはさせないよ!!」

 

マンティス「ゲゲ!!お前らは暗躍アリエスの部下か!?」

 

ドルフィン「局長の悪口は私達が許しません!!」

 

アリエス配下のプリキュアがマルス軍を撃退する。

 

クラウン「陽奈さん、暫くの辛抱です。雛子さんが魔傷を抑える薬を作ってます。そうなれば貴方たちもまた戦える筈です」

 

陽奈「本当なの!?」

 

カシオペア「時間制限付きですけど、何とか」

 

ほむら「それなら玲央さんの苦労が減らせますね」

 

ウルサミノル「はい、貴方たちも局長が必要してます。早く復帰し、局長が思いっきり戦えるようお願いします」

 

まどか「そうね、玲央やリオンが戦ってて私達が戦えないのはいけないわ!!」

 

局長への突っ込み

 

陽奈「ねえ、なんで玲央ちゃんの事を局長って言うの?」

 

エクレウス「普段の活動を見ると師匠というより、局長が合いそうなんで。そのたびに師匠と言いなさいと怒られているの………」

 

陽奈「ああ、玲央ちゃんの行動を見るとそう見えるのね………」

 

 

 




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キュアフェニックス伝説がはじまるぜ!

日本でショウ達と合流して次の目的地、フェニックスの指輪を手に入れた当初誰も適合するものがおらずに神話の時代から封印されていたデスクイン島へ再びフェニックスの指輪は安置された。

その後、デスクイン島への出入りした人間は聖域の調べではいないらしい。

 

日本をたってから船で1週間漸くデスクイン島に到着した。

 

ショウ「ここがデスクイン島」

 

真白「本当に火山だけの島ね。」

 

紫「教皇の言っていた、地獄絵図っていう例えもあながち間違いではないのかもね。」

 

エル「確か、教皇の話では指輪とそれに変身できるものは引かれ合う運命にあり、指輪と変身者の位置が離れていてもいつかは必ず出逢う。」

 

ソウナ「私達がプリキュアになったのもそんな因果が働いていたからなんだろか。」

 

紫「まあ、そんなことを言っていても、仕方がない、最悪指輪だけでも持ち帰れば問題は無いはずだ。」

と5人は探索を開始し、まずはその指輪の安置されている屋代まで行くことにした。

 

屋代につき、扉を開けると、そこには蓋の空いた箱があり箱には封印の札が貼られていた

 

紫「やはり、ここに誰かきてこの封印を開けた奴がいるということよ。つまりキュアフェニックスはすでに存在している。」

 

ショウ「皆、こっちにきて」

 

真白「これは棺桶」

 

ショウ「しかもこれ空いてるわ。」

とショウは棺桶を開けるとそこには

 

エル「そんな・・・・・!、伊月姉さん。」

 

ソウナ「エル、知り合いなの?」

 

エル「この人は、伊月・ローゼンズール、私の姉さんよ。」

 

エルが伊月の体に顔を寄せる。

 

エル「姉さん、あの時の家族旅行の時の事故でここまで流されてきてたんだね。」

と涙を流すがっ、エルの涙が伊月の頰に触れると

 

伊月「ん?」

 

真白「エル、その人生きてる。」

 

伊月「エル、随分とおおきくなったわね。」

 

エル「姉さん」とエルは起き上がる。伊月に抱きつき暫く泣いていた。

 

伊月「相変わらず泣き虫なんだから」と頭を撫でる。

 

そしてエルを撫でる手にはフェニックスの指輪があった。

 

紫「フェニックスの指輪」

 

伊月「貴女達はこれを知ってるのね。」

伊月はこの指輪を手に入れた過程を話してくれた。自分の家族と海上事故で離れ離れになり、自分はこのデスクイン島に漂流したこと、そして自分はこのデスクイン島に住んでいたものにより助けられ、この島に安置されていたフェニックスの指輪に選ばれキュアフェニックスとしてデスクイン島を守っていたという。ある時、デスクイン島に起こる巨大な津波に巻き込まれそうになるがそれを力を使い果たして意識がなくなったはずだったが気づいたらこの状況だったらしい。

 

真白「その話、少しおかしく無い、貴女の話を聞く限りデスクイン島はかなり前から無人の火山島になっていたと紫はいっていたわよね。それにここ数年にこの近海の海でも島を飲み込むほどの高波は観測されてないのよ。」

 

紫「えぇ、人が住んでいたという記録が残っているのは200年前だったはず。」

 

ショウ「ということは、伊月は海上事故がなんらかの影響を及ぼして200年前にタイムスリップしてたっていうの。」

 

伊月はその話を聞いていたが事態を深刻に受け止める様子もなく。

 

伊月「なんてことなの、私の伝説がまた1つふえたわ。」とそして現在紫達がここにいるわけを話す。

 

伊月「わかった。そっちの味方をすればいいんだろう。新たな聖戦か私の新しい伝説の幕あけね。」

 

紫「それじゃ、パライストラに向かいましょうか。」

 

伊月「いや、私は団体行動が苦手なのそれに私にはこの後少しやらなきゃいけないことがある。場所だけ教えてちょうだい。」

 

紫「わかったわ。」これをっとパライストラまでの道のりを記した地図を渡す。

 

伊月「ありがとう。それじゃ」

 

紫達は先にこの島から発つのだった。」

 

 

伊月「さて、もう出てきてもいいんじゃないか、そこでさっきからこそこそ監視してた奴。」

 

?「気付かれていましたか。」

とそこにはキュアマルス軍と謎の男が立っていた。

 

伊月「あんた誰だ。」

 

マルス兵「このお方になんて口の聞き方だ。このお方は聖なる魔術師デヴァインだぞ!」

 

伊月「ふん!、魔術師が聖なるとは笑わせてくれるわね。それで聖なる魔術師は何のようなのかしら」

 

デヴァイン「我々マルス軍の元で戦いませんか。貴女が200年前に失った人達とも合わせてあげましょう。」

 

伊月「笑止!、確かに私はこの島に住む家族ともいうべき人達を失った。だが、そんな家族の死などもうとっくに乗り換えている。それにこの身はキュアアテナを守護する88の星座の1つ鳳凰座のプリキュアになった時より、アテナに捧げておるは、」

 

デヴァイン「交渉決裂ですか。」

 

マルス兵「デヴァイン様、最初からこのようなやつは誘うべきではなかったのです。ここは我々がなんとかしますからあなた様はお引きください。」

 

デヴァイン「そうですね。あとは頼みましたよ。」

 

伊月「クロスアップフェニックス!」

 

フェニックス「孤高の鳳凰!キュアフェニックス!、さあ伝説がはじまるぜ!」




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崩壊した鎧、変身アイテムの修復士

デスクイン島を後にした紫達は度重なる敵との遭遇や数々の激戦の末にパライストラに帰還するが、皆、プリキュアに変身した時の鎧や装備にヒビが入っていたりボロボロであった。そこで変身アイテムの修復を頼みに玲央のいる部屋にいく。本来変身アイテムの修復に携わっていたのはサヤではあるがキュアアリエスとなり、聖域に来たばかりの頃にサヤからその技術を受け継いでいる。

 

玲央「うーん、ライアネットやアンドロメダはなんとかなるかもしれないけど、ドラゴンとペガサスはここにある材料だけじゃ、どうしようも無いな。師匠のいるジャミールにならプリキュアの修行も受けていたけど主に修復士の修行を重点的に受けてた子がいるからそこにいくといいけど、ジャミールに行ったらひたすら前に進んでいくこと。横に避けたりしたらだめだよ。」

と紫が今回もジャミールにいくことになった。

 

他のメンバーは怪我がひどくできないがドラゴンの鎧に守られ、怪我は軽微ですんだのだった。

 

そして紫は再びパライストラを後にジャミールへと向かう。

 

そしてそれから3日後ジャミールへとついた紫、そこで霧がかかった吊り橋を渡り終えると丁度橋にかかっていた霧がはれる。

 

紫はそれを見ると

 

紫「これは、なんということだ谷の底は白骨死体で溢れている。」と改めて玲央の忠告を聞いておいてよかったと思う。

 

そしてかつてのサヤが納めていたジャミール館につく。

紫は扉を叩くと、その扉が開く。

 

?「どなたかしら。」

紫「はい、パライストラのプリキュアなんですが変身アイテムの修復に」(なんだろか、この人はすごく玲央さんと似てる。)

 

「私はヘレン、アイテムの修復士をしてる、よろしく」

 

紫「よろしくお願いします。」

 

ヘレン「とりあえず、指輪見せてもらえる。」

 

紫「はい、これです。」と指輪を渡す。

ヘレンは何かの術をかけると指輪が光る、そしてプリキュアに変身した時に待とう鎧が、ドラゴンとペガサスのオブジェになった。だが2つともボロボロである。

 

ヘレン「これは、私にも直すことはできないわ。」

 

紫「なんでですか、貴女は修復士なんでしょう。なら何故」

 

ヘレン「聞きなさい。この鎧達はすでに死んでいるのです。いくら修復士の私といえど死んでしまったものを生き返らせることはできません。」

 

紫「そんな」

途方にくれる紫

ヘレン「1つだけ方法があるとしたらどうします。」

 

紫「直すこと方法があるんですか。」

 

ヘレン「ええ、ですがそれには貴女の命を頂く必要があります。」

 

紫「命?」

 

ヘレン「この鎧を修復するにはプリキュアの血液の半分が必要なのです。この鎧は2つ蘇らせるにはプリキュア一人分の血液が入ります。どうします、まず1つだけ修復して貴女の体調が回復するのを待ちますか。」

 

紫「いえ、やります、いつ聖戦が始まるかわからない以上、ここで時間を取るわけには行きません。私1人の命だ戦力が増えるなら」と紫は腕をまくり両腕に切り傷をつけて鎧に垂らしていく。

 

そして数時間後、全ての血を流し終わり、紫は倒れる。

紫の傷を瞬時に塞ぐと

ヘレン「まさか、ここまでの覚悟があるなんて、よし、気合いを入れて直しますか。」と鎧の修復にかかるのだった。

一方パライストラの医務室では玲央が英里から呼び出されていた。そしてその場にいたマヤとサヤ以外の人間を追い出してからサヤが玲央にいう。

 

サヤ「玲央さん、失礼を承知でお伺いしますが、エレオノーラ様、貴女は前聖戦時の教皇、ワイズマンの娘、エレオノーラ様ですね。」

 

玲央「何を行ってるんですか、師匠、私は星川玲央です。」

 

マヤ「隠さないでください。我々も貴女の存在に気付くことができなかった。」

 

英里「サヤ、マヤ。やめんか、すまんな玲央。わたしはお前がエレオノーラ様であろうと星川玲央であろうとどうでも良いのだ。お前さんが誰であれ、エレオノーラも玲央もどちらもお前さんのこの世に2つとないお前さんの名前じゃ。だがお前さんは何故私達旧12闘士がキュアアテナの秘術ミソペサメノスを受けて現代まで生き続けていたと思うておる、全てはワイズマンが未来へ送った娘たちと共に200年後の災厄を払うためなのだ。」

 

マヤ「まあ、教皇もこう言っていることですしね。とりあえずはこれからも玲央さんは玲央さんということでよろしいのではないでしょうか。」

 

サヤ「そうですね。」



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闇の12闘士登場

紫がジャミールにて命をかけたアイテムの修復を始めた頃、キュアキャンサー、魔傷を受けた東堂シオンは療養のために聖域の日本支部富士の麓にかつて英里が住んでいた場所にいた。

基本的に日本で誕生するプリキュアは強者が多く、企業などもプリキュアに力を貸しているところが多いため、聖域支部の施設を使うものは少ない。そのため基本的には誰も来ないのでのんびりとした生活を送れる。英里がこの場所を隠居先に選んだのも頷ける。

シオンは基本的に使う技が特殊なせいで弟子を取るようなことはあまりしていないためゆっくりとした1人の時間が取れるのだ。

 

シオン「ふう、さすが教皇の育てていた野菜たち三年ちょっと留守にしてもたくましく育っていたのは幸いでした。」

と何故だか知らないが、聖域時代サヤやマヤがたまに大量の野菜を持って帰ってきていた。

 

シオン「いったいどうやったらこんな野菜が作れるんですかね。」

 

ユウキ「それは、作物を育てる全ての工程に小宇宙を込めてるんだよ。」

と声のする方をみるとそこには件の教皇英里の弟子の2人、ユウキと雛子がいた。

シオン「ユウキさん、雛子さん。」

 

雛子「やあ、シオン、元気そうで何よりだよ。」

 

シオン「それで今日はどう言った御用で?」

 

ユウキ「いやぁ、最近まで先の戦いの傷のせいでずっとベットで寝たきりだったわけだし、師匠の野菜の収穫ついでに修行にな。」

 

雛子「わたしはユウキが無理をしないかの監視にな。」

 

シオン「それにしても、やはりここはのどかでいいですね。私はずっと師匠と一緒に黄泉の穴でしたからこういう所は大好きです。」

 

雛子「私もここは好きだ。師匠との思い出や姉弟子との思い出も」

と雛子は懐かしいように語るが雛子の頭の中には英里との修行の風景が映し出されていた。殆ど雛子が殺されかけてる場所しか出て来ないようだ。

とユウキが戻ってきた。

 

ユウキ「おいそんな所で、話してないでお前達もやろうぜ。」と

ユウキは2人の手を取ると3人はいきなり現れた気配を感じた。

 

雛子「どうやら良くないお客さんの様ね。」

 

ユウキ「どうする。」

 

シオン「とりあえず、変身できるようにだけはしておきましょう。」

 

雛子「ユウキ、シオンこれを」丸薬を2つ取り出してユウキとシオンにわたす。

 

雛子「魔傷の効果を一時的に和らげる薬よ。これでも変身できるのは魔傷を受けたもので30分が限界だった。」

 

ユウキ「それだけあれば充分だよ。」

とユウキは丸薬を受け取り一気に飲む。

 

シオンもこれを呑む。

 

3人はプリキュアに変身する。

 

スコーピオン「いやぁ、久しぶりにこの姿になった。」

 

キャンサー「私もです。やっぱりいいですね。この感じ」

 

リブラ「さっ、気配のする方へと向かうしよう。」

 

リブラ達は気配のする場所へと向かう、そこには3人の少女がいた。

 

キャンサー「貴女は真中らぁらさん」

 

スコーピオン「サクヤ」

 

リブラ「桜花姉さん」

 

らぁら「なんだ、12闘士抹殺の任を受けてきてみれば、あまちゃんのあんたか」

 

サクヤ「ユウキ、諸悪の根源である、邪神アテナの元につくなど見損なったぞ!」

 

桜花「雛子か、随分と久しいな。」

 

リブラ「その指輪は!」

 

3人はプリキュアに変身した。

 

カンケル「闇の12闘士、蟹座、キュアカンケル!」

 

スコーピオ「黒き流星、闇の蠍キュアスコーピオ、私の運命(さだめ)は嵐を呼ぶぜ!」

 

ジュゴス「キュアジュゴス!」

 

 




今日のプリキュア
闇の12闘士

真中らぁら/キュアカンケル(初代)

闇の12闘士のプリキュアで、闇の蟹座のプリキュア。12闘士では最年少枠。
東堂シオンのライバル枠で、元は人気絶頂のアイドルであり、世界中を飛び回っていた。だが、中東にある国にて、テロに巻き込まれて行方不明になる。その後は、テロが起きた国で、人々が苦しむのを見て、精神を磨耗され、悩んでいる所をデヴァインに出会い、闇の蟹座の指輪を受け取り、闇の12闘士として選ばれる。戦争が人を狂わすと言うか、12闘士になってからは、暗く冷酷な性格になっている。東堂シオンが聖域に着任する前に何度か会っており、シオンはらぁらを助けたいと考えている。なお、らぁらが巻き込まれた国には、キュアカンケル(二代目)が居る。

なお、カンケル、スコーピオ、パイシーズには適合者がもう一人居る。

キュアスコーピオ/流星サクヤ

キュアスコーピオン、如月ユウキの12闘士になるまえユウキが英里共に暮らしながら修行をしていた頃、通っていた高校の親友である。
ユウキの突然の転校に戸惑うサクヤはユウキの行方を探すべく高校を飛び級して国際捜査局の捜査官になり、ユウキを探していたが見つからず途方にくれていた時に任務中のユウキと出会うのだったがその後マルス軍が接触し、キュアアテナは邪神でありユウキはそれに従っている悪の手先になってしまったという催眠をかけられてしまう。
それからマルス軍により指輪を受け取り、12闘士キュアスコーピオへと選ばれた。

必殺技はプリキュアブラックニードル、奥義ストームスコルピオ

キュアジュゴス/玄武桜花
モデルは聖闘士星矢Ωの玄武と無印の王虎である。
朱雀雛子の従姉妹であり修行時代の姉弟子であり、共に鍛錬をしてきた中で本当の姉妹のように中が良かった。だがキュアリブラとして雛子が選ばれた時、何故自分ではないのかなどを英里に聞くも取り合ってくれずに自分の胸に聞いてみろなどと言われたが理解できずに暴走して雛子と命懸けの姉妹喧嘩をしたのちに雛子の逆鱗にふれ、倒されるが漸く英里が雛子を選んだ理由を理解し、英里により破門されていたがその破門は解かれ、それ以降、自分探しと修行の旅に世界中を歩き回っていた。その旅の途中風の噂でアテナ軍がマルス軍に敗れたことを知りなんとか、力になりたいとマルス軍に入り込み、英里に匿名希望で情報を流していたりする。情報収集の段階でヘレンにばれるがヘレンも決してマルス軍の完全な味方というわけではないことを知り、それからは2人でことに当たっている。

必殺技はリブラと殆ど同じで
桜花が独自に編み出し、英里から使うことを禁じられた廬山坑龍波

ちなみにジュゴスとは天秤座のドイツ語での名称です。


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激突12闘士対暗黒12闘士!スペインでの再会、瑠璃対詩織

日本において12闘士と闇の12闘士との戦いが起こった時、時を同じくしてスペインにおける聖域の拠点、キュアカプリコーンの瑠璃の磨羯宮(仮)のすぐ近くにおいて両者は向かいあっていた。

 

瑠璃「詩織」

 

詩織「・・・・・、貴女が誰であろうと私は戦えなくなった私にまた力を与えてくれたデヴァインの為に戦うって決めてるの、覇波瑠璃、貴女がかつての私のなんだったのかなんて今はどうでもいいのよ。」

その目のハイライトは消えていた。

 

瑠璃「詩織、貴女はマルス軍に操られてるのよ。」

 

詩織「操られてる、操られてないはどうだっていいって言ったでしょ。」

 

瑠璃「やるしかないの!」

 

詩織「何も貴女がこちらの要求を聞けばすぐにでも帰ってあげるわ。エキドナっていう子を渡しなさい。」

 

瑠璃(狙いはエキドナとオフューカスの指輪)

 

サーバル「師匠!」

サーバル達、弟子達が助けに入ろうとするが

 

瑠璃「来てはダメよ。」

 

詩織「わざわざ、探す手間が省けたな。エキドナ・レイ、私と一緒に来い。貴様の内に眠る感情我々マルス軍が解放してやるぞ。」

 

 

瑠璃「エキドナ、聞いてはダメよ。皆、ここは私が時間を稼ぐからエキドナを連れてパライストラに向かいなさい。」

 

サーバル「はい!」とサーバル達はその場を後にした。

 

詩織「逃すとでも。」

 

瑠璃「させない。クロスアップカプリコーン!」

キュアカプリコーンへと変身する瑠璃、詩織もそれに応じたように闇の12闘士山羊座キュアトラゴスへと変身する。

 

カプリコーン「その姿は⁉︎」

 

トラゴス「キュアトラゴス、闇の12闘士山羊座のプリキュアだ。」

 

カプリコーン「私と同じ」

 

トラゴス「ふっ、取り敢えずの戦局はあんたの弟子が逃げ切るまで時間を稼ぐもしくはここで私を倒すであんたの勝ち、逆にあんたの弟子が逃げ切るまでにあんたをぶっ殺せば私の勝ち、というわけだから。」とトラゴスは山羊座の特有のスピードで動くが、カプリコーンも同じくそのスピードに食いついていく。

 

一方その頃日本でも12闘士の戦いは続いていた。

 

スコーピオン「つぇー、なんだってんだ。わたしのスカーレッドニードルを14発も受けてるのになんで」

 

スコーピオ「私はユウキを探す為に飛び級に国際捜査局に入ったある事件で私は痛覚を失った。だからこそ私は痛みに耐えることができるのだ。ブラックニードル!」

 

 

スコーピオン「うわぁー!」とスコーピオのブラックニードルをまともに受けてしまった、

 

リブラ「スコーピオン!」

 

ジュゴス「余所見をしている場合か!」とリブラにジュゴスは攻撃を入れる。

 

キャンサー「リブラ、スコーピオン!、アクベンス!」と

とカンケルに斬りかかるがそれは避けられてしまった。

 

キャンサー、カンケル「「積尸気冥界波!」」

キャンサーとカンケルも同時に技を放つがカンケルが押されて吹っ飛ぶ。

 

キャンサー「たかたが、ごく最近積尸気を使えるようになったものが物心つく前から積尸気に触れてきた私に勝てるとは思わないでください。」

 

カンケル「確かにあんたは私よりも積尸気の扱いにかけては私が到達できない領域にいるだけど私が今こうして生きている時点であんたは甘いのよ。あんたは今のは私を積尸気に置き去りにするくらいはわけなかったんだ。だけどあんたのその甘さが私を吹っ飛ばすにとどまった最大の理由よ。」

 

キャンサー「私は魂を司る蟹座のプリキュアですが自分のこの技で人をまだ精一杯生きている人間を例え敵であろうともあの世へなんかは送りたくないんです。でも私もプリキュアの端くれ甘さを捨てなければいけない。私は貴女を救う為に甘さを捨てる。」

 

キャンサーは積尸気冥界波を最大の力を込めて放ち、カンケルを積尸気へと飛ばしたのだった。

 

キャンサー「これでしばらくは積尸気から出てこられないはずです。」

 

スコーピオン「このままじゃ、やられるもう最後だ。その失った痛覚をこの一発で思い出させてやる。プリキュアスカーレットニードルアンタレス!」

 

スコーピオ「ぐう、最後の一発アンタレスを受けてしまっては痛覚がない体でも流石に限界が来る。ここは引かせてもらうぞ。」

とスコーピオは姿を消したのだった。

 

一方でジュゴスとリブラも戦いは白熱していた。

 

ジュゴス「お互いの最強の技で決着をつけよう。」

 

リブラ「いいでしょう。」

お互いが今使える最強の技の構えを取る。

 

リブラ「廬山爆龍波!」

 

ジュゴス「廬山坑龍波!」

2人の技が拳に乗せてぶつかり合う寸前何者かが2人の拳を止めた。

 

リブラ「なっ!、貴女は⁉︎」

 

ジュゴス「何故、貴女がここに!」

 

リブラ、ジュゴス「「老師!」」

 

キャンサー「教皇!」

 

英里「お前達、姉妹喧嘩は大概にせい。桜花、雛子それが危険というなら私自ら相手になろう。なに心配するな、私も2人には変身はできなくとも1週間はベットで寝たきりの生活を約束しよう。」

 

ジュゴス「流石は老師も相手にするとなっては私も部が悪い、私もスコーピオと同じく私も一旦ひくとしよう。雛子、勝負は預けたぞ。老師またご縁があれば」とジュゴスも姿を消した。




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パライストラ襲撃

日本の富士で闇の12闘士との戦いがあってから早3日、パライストラでは訓練の一環でトーナメント方式の模擬戦が行われていた。

 

英里「ふーん、全体的にみても大分、今年は高水準じゃの。」

 

サヤ「教皇、瑠璃さんがお帰りになられました。教皇との面会を希望して降ります。」

 

英里「瑠璃が、わかった待合室で待たせておれ。」

 

サヤ「はい」

 

英里は至急待合室へとむかうのだった。

 

英里が待合室に付くと瑠璃の他にいちご帰ってきていた。

 

英里「いちごか、どうしたお前さんは確か、野生のデモンローズの群生地に行くとか言ったったはずじゃが。」

 

いちご「はい、そこで闇の12闘士、キュアパイシーズに遭遇して、なんとか倒したんですが、指輪を回収しようとしたんですが、指輪がひとりでに変身者を離れて何処かに飛んで行ってしまったんです。その変身者が私のもといた世界の後輩でした。」

 

英里「明らかにこの前雛子達が遭遇した12闘士といい明らかに、こちらの関係者を狙ってきておるな。」

 

瑠璃「はい、そのようです。それで今回は私の弟子のエキドナがマルス軍に」

 

英里「なんと、オヒューカスの指輪がマルス軍にそれはまずいかもしれんな。瑠璃お前さんも一度あれを使っとるからわかっとると思うがのあれは感情を支配される、だからこそあれをエキドナに渡した。だがエキドナが感情を手にし、その感情が憎しみなどの負の感情だった場合、あれはさらに強くなる、私は四年前のソルキュベレイターとの戦いの後、聖域の書物でオヒューカスについて書かれていた文献を見つけたあれにはもう1つ上がある負の感情を吸収してキュアアスクレピオスという形態になるらしいのじゃ、その文献を聖域を占拠しておるマルス軍が発見したという可能性が高いじゃろうな。」

 

瑠璃「そんなことが」

 

アリオス「教皇、入ります。」

 

英里「アリオス、お前さんに今はひょっこ達の審判をしとったはずじゃが。」

 

アリオス?「いえ、実は先程、マルス軍の配下と思われるプリキュアが進入しました。」

だが入ってきたアリオスの後ろから聞き慣れた声が聞こえてきた。

 

「奥義!アトミックサンダーボルト!」とその技を放ったのはアリオスだった。

アリオス?はモロに攻撃を受けて吹っ飛んだ。

 

アリオス「教皇、そのものの言葉を信じてはなりません。そのものこそ、このパライストラに侵入した。マルス軍のプリキュアの頭目なのです。」

 

アリオス?「ふっふ!、バレては仕方がない。」とアリオス?は

自分の皮を剥ぎ取るとそこにいたのは

 

英里「お主はキュアワスプ!」

 

ワスプ「久しぶりね。私に気付かないなんてしばらく会わないうちに耄碌したわね。香川英里、それに私に気付かないなんて今代の12闘士もたいしたことないわね。」

 

アリオス「私の前で大恩ある教皇を侮辱するとは許さんぞ!」とアリオスは怒りに震えた。すると何処かから光が飛んできてアリオスはそれを掴むとアリオスの手の中にはサジタリウスの指輪が入っていた。

 

アリオス「サジタリウス、またこんな私と戦ってくれるのか。クロスアップサジタリウス!」

 

サジタリウス「人馬の賢人、キュアサジタリウス!」

 

サジタリウス「キュアワスプよ、私の姿をし老師や我が後継者達を謀った罪その身で償ってもらう。プリキュアケイローン・ザ・アロー!」

 

その光の矢はワスプに突き刺さりワスプはそのあまりの光の浄化の力に言葉も発する暇もなく消滅した。

 

サジタリウスの変身は解け、指輪ももといた場所へと飛んで行った。

 

アリオス「ありがとう、サジタリアス」とアリオスは倒れた。

 

英里「アリオス!」

 

アリオス「教皇、あのものの申したようにすでにもう何人かのプリキュアがパライストラに・・・」

とアリオスは気絶した。

 

英里はアリオスに懐から出した丸薬を飲ませると、アリオスの傷はふさがっていった。

 

英里「直ちに、戦闘体制に入れ!、闘技場のプリキュアにも用心せよ。それといちご、魔傷を受けておるプリキュアには雛子の元にむかい丸薬を受取り、渡して歩くのじゃ、瑠璃は至急闘技場へ!」

 

瑠璃、いちご「わかりました。」と2人は部屋を出ていった。

 

英里「とうとうここまで来おったか、さて私もそろそろ覚悟を決めるべきなのかな。」と懐からある指輪を取り出した。

 

 




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英里の奥の手、助っ人はレジェンド

パライストラにマルス軍が襲撃をうけている頃、パライストラへと向かう数人の女性が目撃された。

 

パライストラでは、闘技場にてキュアオシリスが裏切りものだったことが判明する。

 

 

ペガサス「オシリス、あんたはぁぁ!」

 

 

オシリス「ペガサス、あなたはそうやってすぐに人を信じる癖がある。」パライストラにおいて純粋に友達としての交流を持っていた、ペガサスとオシリスだからこそ今回の件はペガサスの心に相当の傷と

怒りを生んだ。

 

?「落ち着きなさい!」

 

ドラゴン「アリエス!、リブラ!」

 

アンドロメダ「なんだろう、今までのアリエスとはまるで違うこの強大なオーラは」

リブラ「オシリス、貴方はこの日までペガサス達共にパライストラでの教えを受けて来たあなたなら、マルス軍の非情な行いをなんとも思わないわけがないだろう。」

 

オシリス「・・・・」

 

「姫、そんな奴らの言うことを聞く必要はないですよ。」

オシリスの前に3人のプリキュアと大量の兵士達が現れる。

リブラ「お前達はキュアトラゴス、スコーピオ、カンケル」

 

スコーピオン「ちょっとまった!」

 

キャンサー「その3人は!」

 

カプリコーン「私達に任せて貰うわ。」

 

リブラ「スコーピオン、キャンサー、カプリコーン、お前達」

 

カプリコーン「貴方達は他のエリアのマルス軍の討伐に当たって」

 

アリエス「わかったわ。」

 

リブラ「気を抜くなよ。」

アリエスとリブラは別の場所に向かう。

 

リブラ「それにしても、すごい数の兵士がパライストラに入り込んで来てるな。」

 

アリエス「とりあえずは全員、制圧すれば問題はない。」

そしてパライストラの広場に着地する。

12闘士の登場に驚くマルス軍の兵士

 

マルス軍兵士「キュアアリエス!?前のとは別人じゃないか?」

 

アリエス「私は、今まで失った記憶を思い出したのでな。だが、私の性格はこの世界に生まれ落ちた頃からのままだ!?」

 

リブラ(記憶を取り戻してもアリエスはアリエスのままですね)

 

アリエス(当然だ。エレオノーラも星川玲央もどっちも私だからな)

 

 

マルス軍兵士「戦力は此方が上だ!?ワスプ様とセンチビート様の仇を討って貰うぞ」

 

アリエス「それはどうかしら?」

 

レオーネ「アリエス、待たせたわ」

レオーネが援軍を引き連れてやって来た。

 

レオーネ「マルス軍に対抗するために援軍を連れて来たわよ。」

 

パラディン「プリキュアを纏める最高機関パライストラの危機に応じ、ホーリーナイトプリキュア」

 

パラディン、デューク「「ただいま参上!」」

 

ブラック「光の使者キュアブラック!」

 

ホワイト「光の使者キュアホワイト!」

 

ブラック、ホワイト「「2人はプリキュア!」」

 

ホワイト「闇の力の僕達よ!」

 

ブラック「とっととお家に帰りなさい!」

 

ブロッサム「海風に揺れる一輪の花!、キュアブロッサム!」

 

マリン「海風に揺れる一輪の花!、キュアマリン!」

 

ブロッサム、マリン「ハートキャッチプリキュア!」

 

ハッピー「キラキラ輝く未来の光!、キュアハッピー!」

 

エコー「想いよ、届け!、キュアエコー!」

 

ハッピー、エコー「スマイルプリキュア!」

 

ハート「みなぎる愛、キュアハート!」

 

ダイヤモンド「英知の光、キュアダイヤモンド!」

 

ハート、ダイヤモンド「ドキドキプリキュア!」

 

ラブリー「世界に広がるビックな愛!、キュアラブリー!」

 

フォーチュン「夜空に煌めく希望の星!、キュアフォーチュン」

 

マリア「フランスのプリキュア、花の女王キュアマリア!」

 

グリンブルスティ「キュアアテナ軍のプリキュア達よ、我らアスガルドのプリキュアも加勢するぞ!マルス軍、お前達は其処までだ!!」

 

アリエス「レオーネ、いいタイミングで来たわね!!」

アテナ軍の反撃が今始まる。

 

その頃、マルス軍に占拠された聖域では

 

ヘレン「私にマルス軍を内部から崩すのを手伝って欲しいの?」

 

リューネ「ええ、センチビートが倒れた事で、拉致は起きないわ。でも、マルス軍に無理やり洗脳されたプリキュアが居るわ。私と一緒に助けるのを手伝って」

 

ヘレン「いいわ。姉さんも記憶を取り戻したし、姉さんの助けになるなら汚れ仕事もやるわ

 

リューネ「ありがとう」

 

 

 

 

 

 




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双子座の苦悩、帰って来た神はやて

パライストラにてマルス軍とアテナ軍との戦いが始まった頃、 キュアジェミニの双葉はキュアマルス軍との第一次の戦いにおいて、何者かの手により魔傷とは別の呪い人の悪感情を幻覚として映し出すという呪いをうけた。それにより副人格の千ではなく主人格である双葉本人に対しての呪いであり幻覚を見せられているせいか千も表に出ることはできないでいる。現在はかつてのキュアジェミニのサナによりカノンが閉じ込められていた神すら内側からは破れぬ牢獄、スニオン岬の牢獄にて自分が悪感情を見せられることによる周りへの被害を考えた末にスニオン岬の牢獄へと幽閉をされていたのだった。

 

双葉「あっ、やっ、やめて!、お願いだから私を裏切らないで・・!」

 

 

?「つらいか、敵により植え付けられた悪感情を見せるこの醜悪な呪いが」

 

双葉「貴女は?、カノン様?」

 

?「私はカノンではない。私はその姉サナだ。」

 

双葉「サナ、確かもう死んでるはずじゃ」

 

 

サナ?「私はその指輪に宿る残留思念のようなものだ。私の力だけではお前をこの呪いを解くことはできない。私に出来るのはその出口を示してやるぐらいだ。」

 

双葉「それだけでもいいです、こんな状態から脱せるなら」

 

カノン「双葉よ!、そのものの話を聞く必要はない!」

 

サナ?「カノン、貴様キュアマルスにより消滅させられたのではなかったのか!」

 

カノン「私はそれくらいでは死なん!」

カノンがサナに向けて技を放つ。

 

サナ?「ふっ、ふっ、200年近くの眠りがよもやかつての私と同等の実力を持っていたお前と200年の間、人間の悪意を少しづつ蓄え復活した私との力の差をわけたとはなんとも嘆かわしい。」

 

カノン「そういうことか、貴様は!」

 

サナ?「そうだ、かつてお前自らが目覚めさせたサナの悪の人格だ。」

 

カノン「何故お前が・・・お前はあの時のキュアアテナのニケの杖をその身にうけ、自ら命を絶ったサナとともに浄化されたのではないのか。」

 

サナ?「さっきも言っただろう、人の悪感情を少しづつ吸収し続けた結果復活したと」

 

双葉「カノン様」

 

カノン「双葉、しばし待っていろ。こいつをここから排除してすぐお前の幻朧拳をといてやる。」

 

サナ?「200年で腑抜けたお前に私の幻朧拳が解けるかな。」

 

カノン「ふっ、確かに無理かも知れぬが今ここでお前を倒せば幻朧拳も解けるだろう。」

 

サナ?「逆に貴様の体を乗っ取ってやる。」

 

カノン「貴様に出来るかな。」

 

こうして史上稀に見ないかつては神の化身と言われるほどの実力を持った姉妹の戦いが始まった。

 

一方その頃パライストラでは3対3の12闘士達の戦いが繰り広げられていた。

 

カプリコーン「強い、此の前戦った時よりはるかに高くそれだけ力との相性がよくなって来ているのか。」

 

キャンサー「なんとか、会心の一発をうてればいいのですが」

 

カプリコーン「相手もこっちと同じスピード。避けられるのがおちだし、逆に威力を出そうとためれば隙ができるわ。」

 

カンケル「ほらほらどうしたの戦場でおしゃべりするくらい暇なんて余裕ね。」

 

トラゴス「ふっ!」

 

スコーピオ「はぁ!」

 

攻撃をしてくる。

 

キャンサー「なんとか、動きを止められれば」

 

スコーピオン「なら、私のスカーレットニードルで」

 

カプリコーン「スコーピオにはスカーレットニードルは効かないんだろう。」

 

スコーピオン「ならそれよりも早くあいつら3人に15発撃ってやるだけだ。」

 

キャンサー「それはおそらく無理です。リブラが薬の改良を続けているとはいえ私達が変身していられるのもあとわずか3人全員に撃っていてはすぐに変身がとけるそれにあの3人はそう簡単には当たってくれないでしょう。」

 

スコーピオン「ならどうすんだよ。」

 

?「まった!、その役目!私が請け負った!」

 

キャンサー「貴女は」

 

スコーピオン「お前は」

 

カプリコーン「はやて!」

 

はやて「神はやてただいま帰還だ!、要はあいつらの動きを止めればいいんだろ。」

はやては指輪に力をこめる。

 

はやて「うっ!」

はやては膝をつく。

 

キャンサー「やはり、キュアマルスの軍との第一次の戦いにおいて1番魔傷を受けていたのははやてさんです。それにはやてさんはおそらくリブラから丸薬を受け取らないまま来てしまったのでしょう。」

 

カプリコーン「はやて、無理をするな。」

 

はやて「ウルセェ!うだうだ言ってらんねぇんだろ。今はよ」

はやては再び力をこめる。

 

はやて「クロスアップアクエリアス!」

はやてがキュアアクエリアスへと変身するが魔傷の状態が進行しプリキュアの鎧にまで魔傷が広がっていた。

 

アクエリアス「我が師、カミナよ!、私に少しでもいい立ち上がる力を!」

そしてアクエリアスが奥義を放つ、体制をとる。するとそこにカミナが重なったように3人には見えていた。

 

アクエリアス「アクエリアス最大の奥義をうけてみよ!、奥義!プリキュアオーロラエクスキューシャン!」

 

カンケル「これは!」

 

トラゴス「これが噂に聞く、絶対零度の凍気!」

 

スコーピオ「体が動かない、それに力が」

 

アクエリアス「絶対零度とは全ての生き物が活動を停止させ凍りつかせる−273.15にたっした冷気のこと、生き物と同じように私達星座のプリキュアがドレスとともに装着している鎧にも活動を停止させる温度がある。12闘士クラスのものであるならばそれは絶対零度の凍気を持ってせねばそれを止めることは出来ない。さぁ、あとは御三方に任せるぜ。」と変身が解けてはやては倒れる。

 

カプリコーン「すまない!」

 

スコーピオン「サンキュー!」

 

キャンサー「2人とも行きますよ!」

 

 

カプリコーン「プリキュアエクスカリバー!」

 

スコーピオン「プリキュアスカーレットニードルアンタレス!」

 

キャンサー「積尸気鬼蒼炎!」

 

3人の技はカンケルやトラゴス、スコーピオにぶつかり、3人の変身は解けて指輪は3人を離れて何処かに飛んで行ってしまった。




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双葉の戦線離脱、復活のカノン、突撃の12宮

パライストラに攻め入ったマルス軍との戦いは3人の闇の12闘士を倒したことにより指揮系統を失い烏合の集となった兵達に苦戦するプリキュア達ではなかった。

リブラ「どうやら、カプリコーン達がやったようだな。」

 

アリエス「ええ、それに先程感じた巨大な小宇宙、あれははやてね。」

 

リブラ「そうか、帰って来たか。」

 

ドルフィン「局長!、パライストラ内に入り込んだ敵勢力の掃討と無力化に成功しました。」

 

アリエス「よし、よくやったわ。教皇やアリオス様、師匠は」

 

英里「心配ないわい。私達も無事だ。」

 

リブラ「教皇!」

 

サヤ「我々もいますよ。」

 

アリエス「師匠にアリオスさま。全員ご無事でなによりです。」

 

英里「お前達2人に命ずる。このパライストラにいる戦えるものを全て私の元に集結させよ。」

リブラ「わかりました。」

 

そしてそれから30分後、聖域に残っているプリキュアが集められた。

 

英里「良いか、これより我々キュアアテナ軍はキュアマルス軍に占拠された聖域を奪還する。しかし聖域は現在キュアマルス軍の本拠地とされている場所、これから行われる戦いは名実共にキュアマルス軍との最後の戦いとなるだろう。だがしかし敵軍の別働隊がいてはことだそれにより12闘士、ペガサス、アンドロメダ、キグナス、ライオネット、アクイラ、ヴォルフ、サヤ、アリオス、マヤそれにこの私をいれたメンバーでの聖域を攻略する。残さられたものはその間命を賭してでもパライストラを守り抜くのだ!」

 

 

プリキュア一同「おぉぉ!」

 

 

そして英里達一行が聖域へ向けて出発したころギリシャの空港を出たすぐ近くを英里の弟子の1人、パライストラに動きがあったことをしり龍崎紫が聖域へと足を進めていた。

 

そしてギリシャの聖域近くの何処かで

伊月「等々戦が始まるか」

 

ギリシャの乙女座だけが知るお堂では

 

恵「ついにこの時が」と恵は法衣のままそのお堂を抜け、聖域へと向かう。

 

また別の場所では

 

明日香「光、感じたか。今の」

 

光「ええ、聖域へ向かいましょう。」

 

スニオン岬の岩老では

 

サナ「今のは⁉︎」

 

カノン「どうやら私達もお前に構っている暇はなさそうだな。」

 

サナ「それはこちらも同じことだ。」サナは閃光をほとばしらせる。

 

カノンはサナの思惑に気付きそうはさせないと双葉の元に向かう。

 

閃光が収まるとそこにサナと双葉の姿はなくそこにあるのは双子座の指輪だった。

 

カノン「双葉よ、私にこれを残してくれたのか、双葉今助けに行くぞ!プリキュアクロスアップジェミニ!」

カノンはプリキュアへと変身して聖域へとむかった。




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キュアキグナス対キュアヒドラ

パライストラやギリシャのあちこちで聖域へ向けてキュアアテナのプリキュアが向かいつつあった。

 

聖域へといち早く到着したのはパライストラの軍勢だった。

 

英里「なんじゃ、あれは⁉︎」

 

アリオス「あれがあの美しかった聖域なのか。」

そこにあったのは聖域のあった場所に天高くそびえる塔が建っていて周りに12宮への階段が蛇のように巻きついていた。

 

アリエス「教皇、アテナ様を助けに行きましょう。」

 

?「待ちなさい!」

 

英里「お主は・・・・!」

 

ペガサス「巳沙先輩!」

 

巳沙「久しぶりね。ペガサスいや、ショウって呼んだ方がいいかしら」

 

ペガサス「巳沙先輩も生きててくれてよかった。」

 

巳沙「えぇ、私もよかったわ。」

ペガサスが巳沙に近づこうとした時、巳沙の口元が少しだけつり上がった。

サヤ「ペガサス、そのものに近づいてはいけない。」

時すでに遅く、ペガサスを巳沙は蹴り飛ばした。

 

巳沙「倒すべき敵がこんなに近くに寄ってきてくれたんだから!」

 

ペガサス「そんな、巳沙先輩どうして」

 

巳沙「どうして、貴女がそれを聞くの!、私がいつから聖域にいたか知ってる!、私は今の12闘士達とほぼ同時期に入ってきて私だけが弱かった。」と巳沙は海蛇座のプリキュアキュアヒドラへと変身した。

 

ペガサス「そんな巳沙先輩!」

 

ヒドラ「貴女にはわからないでしょうね。私がどれだけ苦しいおもいをしていたか、同年代は皆ほとんどが豪傑と言われるメンバーだからこそ私もその同年代のメンバーに恥じぬような努力をしたとしても私はそれを認められなかった。私が任務で活躍してもその結果は全部12闘士ものになった12闘士がいたからこその成功などと言われ続ける苦しみを!」

ヒドラがペガサスにトドメをさすためと近づこうとするとキグナスが間に割って入る。

 

キグナス「貴女は可哀想な人ね。」

 

ヒドラ「なんだと!、もう一回行ってみなさい!」

 

キグナス「なら何度でも行ってあげる貴女は可哀想な人よ。」

 

ヒドラ「黙れ!」ヒドラは爪を出すとキグナスに襲いかかる。キグナスはそれを避ける。

 

キグナス「教皇、皆先に行ってください。ここは私が後で必ず追いつきますから」

 

ペガサス「それなら私も!」

 

 

キグナス「駄目よ、貴女は皆と一緒に先に行きなさい。」

 

ペガサス「なんでよ!」

 

キグナス「あいつが先輩であろうと敵だとわかっていてもまだ今の現実を受け入れることの出来ない貴女が一緒に戦ったところで足手まといになるだけよ。」

 

アンドロメダ「キグナス!、何もそこまで言わなくても!」

 

ペガサス「いや、良いのよ、アンドロメダ、キグナスの言ってることはあってる私自身の甘さでみんなを足を引っ張りたくないの、さぁ、皆いきましょう。」

ペガサスの言葉によりキグナス以外のパライストラ軍が12宮の階段を駆け上がっていった。

 

キグナス「貴女もペガサス達を見逃すなんて随分と優しいのね。」

 

ヒドラ「私は敵を1人でも倒すためにここにいるの、例えあの子達が12宮に挑んだ所で闇の12闘士達にやられるのがオチよ。」

 

キグナス「だがそうはならないわ、彼女達は負けないわ。それに私も貴女をすぐに倒して彼女達に合流するんだもの。」

 

ヒドラ「舐められたものね。私が弱くてもそこそこ戦えるんだから!」

 

キグナス「はぁ、何故そこまでの自信を持つことができるのなら貴女のような存在がキュアマルスに操られてるんだか。」

ヒドラのラッシュを巧みにかわすが等々ヒドラの牙がキグナスの鎧をとらえ、キグナスの鎧にヒドラの爪が刺さる。

 

ヒドラ「これはヒドラを司る毒の牙、その毒に苦しみ悶えながら生き絶えるといい!」

 

キグナス「それがどうしたの。」とキグナスの鎧に刺さった爪は氷り、そして砕ける。 そしてヒドラの毒が体全体に回っている様子もなく平然とした態度のキグナスにヒドラは問いかける。

 

ヒドラ「なっ、なんなの貴女の鎧はなんでヒドラの毒を食らったのになんで」

 

キグナス「今の貴女の攻撃ではこのシベリアの永久凍土の中で生まれ、第四紀洪積世から溶けたことのない永久凍土の中に神話の時代より埋まっていたかの鎧を簡単に貫けると思わないことね。さぁ、ここで時間をかけている暇はないの一気に決めるわよ!」

 

キグナス「プリキュア!ダイアモンドダスト!」

 

ヒドラは攻撃を諸に受けた。ヒドラは倒れる。

 

キグナス「ヒドラ、なんで貴女は最後の攻撃を避けなかったの?」

 

ヒドラ「いいのよ、これで、どのみち操られてる私はもう戻れない、今は一時的に洗脳がとけてはいるけれど、また洗脳に呑まれてしまうかもしれない弱い私には!、ペガサスに伝えておいて貴女の宿題もう見てあげれないって・・・・・」ヒドラは生き絶えた。

 

キグナス「ヒドラ、さっきの言葉を訂正するわ。貴女は誰よりも強いプリキュアだったわ。」

キグナスは変身のとけた巳沙の骸を抱えて聖域の墓場に向いそこに穴を掘り巳沙の体を埋めた。

 

キグナス「さて、ヒドラの為にもさっさとペガサス達に追いつきましょうか。」キグナスは巳沙の墓に一礼をすると再び12宮へ向けて走り出したのだった。




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白羊宮ヘレンの正体、金牛宮ごろつきの猛牛

パライストラの一行は聖域がマルス軍に占拠されてからおよそ一年ぶりに白羊宮へと足を踏み入れた。

 

?「お待ちなさい。」

 

英里「お主は⁉︎、まさか」

 

アリエス「ヘレン!」

 

エアリーズ「お久しぶりです。エレオノーラ姉様、英里様、サヤ様におかれましてはジャミールを許可をなく留守にしたことお詫び申し上げます。」

 

サヤ「教皇、あのものこそ、私のアイテム修復の技術を受け継いだもの、そしてエレオノーラ様の双子の妹君、ヘレン様です。」

 

ペガサス「あの、さっきからエレオノーラ、エレオノーラ言ってるけど、結局エレオノーラって誰なの?」

 

英里「そういえば話とらんかったの」と英里がエレオノーラ、つまりは玲央のことを知らない皆に話す。

 

アンドロメダ「まさかアリエスやヘレンは200年前の時代からこの世界にやってきたなんて」

 

ペガサス「それにしてもその厄災てなんなんだろうね。」

 

エアリーズ「とりあえずは皆、アイテムの修復をしましょう。」

ヘレンはパライストラの戦いで傷ついたアイテムの修復を1つ1つ丁寧にやっていく。

 

サヤ「しかし、キュアエアリーズといえばマルス軍の参謀と言われる立場のプリキュアです。一体ヘレン何があったのです。」

 

エアリーズ「サヤ様ここに私がいるのは決してキュアアテナを裏切った訳ではありません。ここには私や姉様がお父様から聞いた厄災のもとかもしれぬと思い潜入していたのですが、最近になってある夢を見るようになったのです。」

 

英里「夢とな?」

 

サヤ「教皇、実は………」サヤは自分と玲央がある夢を見ていることを英里に伝える。

 

英理「ペガサスが闇に落ち、ジェミニがわしらの敵になって12闘士を倒すと言う予知を見たのか?」

 

サヤ「はい、玲央も同じビジョンを見たと言ってました」

 

マヤ「信じられません。サヤだけでなくエレオノーラ様まで同じビジョンをみるなんて」

 

英里「実際ヘレンまでもが同じ夢を見たというではないか、これは200年前来たもののと生きとったもの、もしくは牡羊座のプリキュアはエスパーじゃし、それに近いものを3人とも感じ取っておるのやもしれな。」

 

ペガサス「そんな夢を見られてる私からして見ればいい迷惑だわ。」

 

アリオス「まあ、とりあえずアイテムの修復が終わったみたいだし行こうか。」

 

エアリーズ「次の金牛宮にいるのは明日香とは違った意味で暴れ牛ですので。」

 

英里「わかった、助かったぞ。」と英里達はその場を後にした。

キグナスと途中合流したドラゴンが白羊宮へとやって来た。

 

ドラゴン「ヘレン!」

 

キグナス「知り合い?」

 

ドラゴン「ああ、ジャミールでな。」

 

エアリーズ「お久しぶりです。ドラゴン、キグナスは今アイテムを治しますね。」

 

そしてエアリーズがキグナスの修復を始めた頃、12闘士の面々とともに活動してるので早くも金牛宮へとたどり着いた。

 

英里「金牛宮か・・・・」金牛宮それは英里の最近の弟子の中では最もお人好し明日香の守っていた宮だったからだ。

 

サヤ「英里、感傷に浸っている場合ではありません。」

 

?「侵入者と聞いて誰が来たかと思えば、あんたか」

 

英里「お前は桐矢カケルじゃったな。」

 

トーラス「おっと間違えちゃいけねぇ、今はキュアトーラスだ。」

 

英里「闇の牡牛座か」

 

サヤ「知り合いですか?」

 

英里「まあな、弟子入りを断ったそれだけの関係じゃ。」

 

トーラス「あんたに弟子入りを断れてからあたしはあれただがあたしはこうしてプリキュアとしての力を手に入れた。」

 

英里「ふっ、お前さんはその指輪の力に星座のプリキュアに選ばれる意味を知らんな。私がお前さんを断ったのはお前さんが当時求めていた力はただの血塗られた人生においてさらに相手を傷つけるためのものだったからだ。」

 

トーラス「うるせぇ!、なら今のあたしをみろあんたも魔傷にやられてプリキュアには変身できねぇ、それじゃぁあたしにすら勝てねぇ。影の存在とはいえプリキュア最高位の12闘士の力を手にした私にはな。」

 

英里「ふっ、お前さんは何か勘違いをしておらんか、我ら星座のプリキュアの強さを決めるのは12闘士かどうかなどではない。己の内にある小宇宙を爆発させたものが勝つのだ。」

 

トーラス「御託をならべんじゃねぇ、今あたしの力があんたより上だってことを思い知らせてやる!」

 

英里「ならばかかってこい、今のお前などには変身できなくても充分勝てるわい。」

 

トーラス「その減らず口叩けねぇようにしてやるよ!、プリキュアグレイテストホーン!」トーラスの後ろに巨大な黄金の牛が見えた。

 

英里「廬山龍飛翔!」と英里の拳から放たれたオーラが龍となり黄金の牛を消し飛ばし英里はトーラスは膝をついた。

 

トーラス「なんでだ、なんであたしはプリキュアになったはずなのに12闘士になっだはずなのに」

 

英里「お前さんは星座のプリキュアに選ばれたことの意味を知らんなお前さんは私から弟子入りを断られたあとプリキュアになるべくただひたすらまっすぐに目標を追いかけてプリキュアになったそれが影の存在であろうとな。」

 

英里「今のお前さんなら合格じゃ、お前さん今更と思うかもしれんが私の弟子にならんか。」

その言葉を聞いたトーラスは涙を流していた。

トーラス「こんなあたしでもいいのか。」

 

英里「ああ、お前さんはそのプリキュアになりたいというまっすぐな気持ちでプリキュアになった。以前のお前さんの血塗られた暴力に満ち溢れた顔ではないからな。」

 

トーラス「わかった。これからはよろしく頼むよ、お師匠さん。」

 

英里「では通らせてもらうぞ。」

 

トーラス「ああ言ってくれ。あたしはヘレンを連れて必ず合流する。」




今日のプリキュア

桐矢カケル/キュアトーラス

闇の牡牛座のプリキュアで闇の12闘士のメンバーの中ではトップクラスのパワーファイター。自らを12闘士一の戦闘狂と自称している。
英理の弟子の一人である響鬼明日香をライバル視しており、魔傷のせいで殆どのプリキュアが戦えない事に不満を抱いている。過去の出来事があるせいか、弱いもの苛めをするやり方を人一倍嫌っている。
もともとはアメリカにある裕福な家の生まれだったが、家族旅行にて抗争に巻き込まれた際に家族を失うと言う凄惨な過去を持つ。そして、スラム街で一人で生きぬくために、様々な暴力行為に手を染めてきた。そんな時にキュアサウンドの頃の明日香に出会い、英理の弟子の一人として入れようとしていたが、力を求めるあまりに血塗られた行為をするのを見て弟子入りを断られた過去を持つ。
力を発散する為にストリートファイト等をしており、そんな時にデヴァインに出会い、闇の牡牛座のプリキュアとして選ばれる。
見かけに依らず繋がりを欲っしており、姉妹関係のヘレン、幼なじみ関係の詩織や謡、先輩後輩関係のあかり、ライバル関係のリューネなどを羨ましがる節がある。

モチーフは仮面ライダー響鬼の桐矢京介と聖闘士星矢Ωのハービンジャー

キュアエアリーズ/ヘレン・アルゴー

闇の牡羊座のプリキュアで、自らを闇の12闘士の参謀と名乗っており、実際に作戦立案を任されている。
自由奔放で闇の12闘士では珍しく友情を重んずる人物であり、闇の12闘士にされた謡や詩織、らぁらやホーネットを心配しており、彼女を救えないかと悩む一面を持つ。また、トーラスやあかり、リーオーとも仲がいいが、その反面、貞美やパイシーズ、カンケル(二代目)にはいい感情を持っていない。また、デヴァインを嫌う節がある模様。敵ではあるが、彼女の行動は所謂もう一つの正義に準じており、敵に与しているのもある理由がある。
自分のライバルに当たる玲央の事を何故か姉さんと呼んでいる。

キャラモチーフはシンフォギアのカリオストロをベースに聖矢Ωの牡羊座の貴鬼の要素がある。



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戦慄の双児宮

金牛宮を抜け、パライストラの一行は第3の宮双児宮へと先程合流したキグナスとドラゴンとともに足を踏み入れた。

 

ドラゴン「ここが双児宮」

双児宮の中はかつての双児宮とは打って変わり花の咲く屋内庭園とかしていた。

 

サヤ「しかし、まさか宮全体を庭園とするとは」

 

英里「殺風景なのよりは良いがあまり見慣れる感じがせんな。」

 

ジェミナス「あら随分と大勢のお客さんね。」

 

アリエス「貴女はラドス・リバーサ!」

 

ジェミナス「キュアジェミナスをしております。」

 

ドラゴン「キュアジェミナス、貴女は聖域でアテナの為に戦うプリキュアなのでしょう。ここを通してはいただけませんか?」

 

ジェミナス「そうね、貴女が私のものになってくれるのならいいわよ。」

 

ドラゴン「なっ、何を馬鹿な事を!、今はそんなふざけた事を言っている暇はないのですよ。」

 

ジェミナス「ひどいわ。私はこれでも愛と運命を司るプリキュアなのに、じゃあ予言をしてあげる貴女は必ず私のものになる。」

 

英里「ここには私とサヤとマヤとアリオスさらにドラゴンが残る。他は上をめざすのじゃ!」

 

カプリコーン「わかりました。」

 

キャンサー「ご無事で!」

 

キャンサー達は巨蟹宮へと向かうのだった。

 

英里「さてジェミナスよ!」

 

サヤ「ここは我々が相手をしましょう。」

 

アリオス「我々を恐れぬならばかかってこい!」

 

ドラゴン「お待ちください。老師、貴女達の身体は魔傷によりまともにラドスと戦えば危ういやもしれません。ここは私が」

 

ジェミナス「そうよ、老害は黙って見てなさい。」

 

ドラゴン「だか私もあまり時間はかけていられない。廬山!、っ!、なっ、何、その構えは!」

 

英里「なんじゃと!」

 

ジェミナス「廬山昇龍波!」

 

ドラゴン「うぁぁぁ!」ジェミナスの廬山昇龍波に吹っ飛ばされた。

 

ドラゴン「何故、昇龍波を」

 

ジェミナス「私は真似も得意なのよ。」

 

ドラゴン「ふざけるな、このような紛い物の昇龍波などに私は負けない、見よキュアジェミナス、これが真の昇龍波だ!」

 

ドラゴン「プリキュア廬山昇龍波!」

ドラゴンの昇龍波がジェミナスの仮面のついたヘッドギアを飛ばし、ジェミナスの頬から血が流れた、

 

ジェミナス「まさか、私の頬に傷をつけるなんてね。いいわ。少しだけ本気を出してあげる」とジェミナスは白い仮面をつけるとジェミナスの身体は白かった神が真っ黒に変わり鎧の一部が黒くなる。

 

ジェミナス「今のこの姿の私は憎しみと死を司るプリキュアよ。」

 

?「ふっふっふ、やっとその姿になったな。」

 

ジェミナス「何者!」ジェミナスを突然現れた黒い霧が取り込む。

そして霧が晴れると

 

英里「お前さんは、双葉!」

神の色が白くなり目が赤い双葉がいた。

 

アリオス「馬鹿なあれではまるで」

 

双葉?「かつてのサナのようだ・か」

 

ジェミニ「やはりここにいたかサナ!」

そ 双葉の言葉の後にキュアジェミニに変身したカノンが現れた。

 

英里「カノン、生きておったか!」

 

サナ「ふっ、のこのこまた出てきおったか」サナに憑依された双葉はジェミニへと変身するがあの美しい黄金の輝きは邪悪なものへと変わっていた。キュアジェミニダークである。

 

ジェミニD「ふっ、だがこれで私の元に2人の双子座のプリキュアが手に入った。ここにはもう用はないがまあ、せっかく妹が来てくれた訳だし、土産を置いていってやろう。」

 

ジェミニがワームホールをあげるとそこから巨大な石像が歩み出てくる。

そこからはなんと彼の形状しがたき神話の神を模した化け物が現れる。

 

 

ドラゴン「とりあえずこの化け物を倒さぬ限り先へは進めないか。」

ドラゴンは攻撃を仕掛けるが逆に吹っ飛ばされてしまう。

 

英里やサヤ達も攻撃をしてダメージが入るもののすぐ再生してしまう。

 

英里「なんということじゃ、あの再生力、どうやら私達1人1人では拉致があかん、打開する方法はあれしかないか」

 

ジェミニ「どうやらそのようだな。」

英里とジェミニは小宇宙を高めようとするが

 

サヤ「お待ちなさい。教皇、ジェミニその役目は我々にさせていただきましょう。」

 

マヤ「英里様、英里様とのこの2年半楽しかったです。」

 

アリオス「教皇、師より先に旅立つ愚かな弟子をお許しください。」

 

ジェミニ「まて、少なからず魔傷を追っているお前達があの技を放ったらおそらく無事ではいられないだろう。だったら比較的に魔傷の少ない私と英里が!」

 

サヤ「貴女達はこの先の戦いでも重要な役割を持っているのです。だからこそ私達は貴女達3人を生かす方法をとります。」

3人はある構えをとる。

 

英里「やはり、あの構えは」

 

ジェミニ「プリキュアエクスクラメーション」

 

アリオス「燃え上がれ!」

 

マヤ「吠えろ!」

 

サヤ「舞い上がれ!」

 

アリオス、マヤ、サヤ「「「我が小宇宙よ!」」」とアリオス達3人の小宇宙が極限まで高まり、アリオス達に12闘士と形のにた。12闘士のものより神々しいオーラを放つ鎧が装着されていた。

 

 

英里「12闘士のゴッドフォームでのプリキュアエクスクラメーション」

 

サヤ、マヤ、アリオス「「「プリキュアエクスクラメーション!」」」のサヤ達はビックバンにも匹敵すると言われている攻撃があの形状しがたき化け物にあたり地理ひとつ残さずに消滅した。

 

サヤ達は自分の体を蝕む魔傷によって倒れた。

 

英里「サヤ!、マヤ、アリオス」

 

ジェミニ「お前達」

 

サヤ「英里、私達は役目を果たしました。貴女の役目はまだあります。それに私が見た夢では私ではなく貴女がプリキュアエクスクラメーションを使うはずでした。漸く私のアリエスの予知夢も外れるというものです。・・・」

そしてマヤとアリオスも同じように頷き目を閉じたのだった。

 

英里「サヤ、マヤ、アリオス!」

仲間の死をジェミニと英里そしてその場に居合わせたドラゴンは悲しんだ。

そして夜空の星にはその3人の守護星座から流れ星がそれぞれ1つ落ちていたという。

 

 




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双子座の運命

双児宮に英里達を残し、巨蟹宮へと向かった一行

巨蟹宮へ向かう途中

 

アリエス「うっ!?」

 

レオーネ「アリエス、何か見たの!?」

 

アリエスが頭を抱える。

 

アリエス「師匠とマヤ様とアリオス様が倒れるのを見たわ」

 

キャンサー「師匠が倒れるなんて………」

 

しばらくして

 

アリエス「うっ!?今度は何だ!」

 

カプリコーン「今度は何を見たの!?」

 

アリエス「私達を救う者達よ」

 

レオーネ「それは一体?」

 

アリエス「海竜と歌魔女と海の神、そして双葉の両親よ」

 

レオーネ「海竜、海魔女、海の神?」

 

スコーピオン「そして、双葉の両親?どういう意味なの?」

 

 

リブラ「海竜、海魔女、そして海の神………まさか!?」

 

スコーピオン「リブラ、知ってるの!?」

 

リブラ「ええ、老師がキュアドラゴンだった頃に戦ったプリキュア、キュアポセイドン、キュアセイレーン、そしてキュアシードラゴンの事だと思います」

 

スコーピオン「そのキュアポセイドンが何で双葉を救うんだ!!」

 

アリエス「私も確信を得られていないけど、一つだけ言える事があるわ」

 

カプリコーン「それって」

 

アリエス「キュアポセイドン、キュアセイレーン、キュアシードラゴンの変身者の誰かがもう一人のキュアジェミニの資格者かも知れないのよ」

 

カプリコーン「ジェミニは必ず双子で生まれると言われている。だったら、キュアジェミニの資格者はもう一人居てもおかしくない!!」

 

 

ジェミニ「その通りだ」

 

リブラ「カノン様、無事だったのね!?」

 

ジェミニ「教皇も無事だ。だが………」

 

英里「すまん、サヤとマヤとアリオスはわしとカノンがこれからの戦いに必要と考え、犠牲に」

 

アリエス「そうだったんですか………」

 

キャンサー「師匠………」

ペガサス(アリエス、キャンサー。辛い顔をしている)

 

ドラゴン(二人にとっては、サヤ様とマヤ様は身内と同じなんだよペガサス)

 

リブラ「それより、ジェミニの資格者はもう一人居るってどういう意味なんですか?」

 

 

ジェミニ「双子座のプリキュアは必ず善と悪の2つの側面に苦しむ運命にある、双子はその運命をわかちあい片方は悪の、もう片方は善の心に苦しむ運命なのだ。」

 

ジェミニ「ジェミニもそうだが、ジェミナスもまたもう一人の資格者が居る!」

 

英里「まあ、今ここで話していても仕方がない、取り敢えず今は巨蟹宮へ急ごう。」

 

再び一行は巨蟹宮へ向けて走り出す。その頃聖域の入り口近くでは

 

伊月「ここが聖域、こんな形でくる事になろうとはな」

伊月はキュアフェニックスに変身し12宮へと登る。




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怒りのキュアキャンサー

巨蟹宮への階段を駆け上がり、巨蟹宮へと入ったパライストラの一行は闇の蟹座のプリキュアキュアカンケルと対峙していた。

 

カンケル「貴女がたがパライストラのプリキュア達ですね。」

 

キャンサー「まさか、こんな短い時間で新たな適合者が見つかるというの」

 

カンケル「まさか、むしろ我々の方が正規の適合者なのですよ。あんな奴らは良くて補欠です。」

 

キャンサー「貴様!」

 

カンケル「それに私は貴女と同じくらいに積尸気を使えます。貴女と私は対等という事です。」

 

キャンサー「巫山戯るな!、貴様のような汚い傭兵くずれみたいなやつが積尸気を語るんじゃない!」

 

カンケル「ほう、私が元傭兵だと良くお分かりでさすが蟹座のプリキュアは観察力にもたけてらっしゃるようで」

 

キャンサー「貴様だけは私が倒す!」

 

アリエス「まってキャンサー、落ち着いて、私がフォローするわ。私は幸い魔傷を受けてないからな、それにそんなに怒っていては周りの状況も見えてこないわよ。」

 

キャンサー「アリエス」

 

アリエス「解ってるわ。カンケルは貴方の手でケリをつけたいでしょ」

 

キャンサー「ええ、同じ蟹座である以上放置は出来ない。それに洗脳から解放されたらぁらさんの為にも負けられない。」

キャンサーとアリエス、カンケルの激しい戦いは続く。

お互いが積尸気を使うためにその威力は相殺されていく、この状況を芳しくないと思ったのかカンケルは最大奥義を放つ。

カンケル「受けよ!!私の最大奥義!!積尸気冥界輪舞!!」

 

キャンサーも最大奥義を出すが、魔傷でパワーが出づらい(薬で魔傷を抑制してるが)

 

キャンサー「このままでは」

 

アリエス「足りないのかキャンサー、ならば私の技で強くしてやる」

 

カンケル「馬鹿な!!何故アリエスが積尸気を!?」

 

アリエス「歴代のキュアアリエスの中にはこう言う技を持っていたのでな。ならば受けろ、積尸気転霊波!!」

 

転霊波を食らうカンケル。

 

キャンサー「アリエスが私を助けてくれる。ならば私も!!今度こそ、積尸気冥界波!」キャンサーはカンケルを積尸気へ引きずっていった。

 

カンケル「ここは黄泉の入り口か!」

 

キャンサー「そうだ。こここそが死んだ人間があの世に行くための入り口だ。」

 

カンケル「だか失敗しましたね。キャンサー!」カンケルの体に次々とパワーが流れ込んでいるのを感じた。

 

キャンサー「まさか貴様!」

 

カンケル「そうその通り、私はもともと仮死状態にある体を人形のように操ることができた。それを魂を操る応用死者の魂をエネルギーに変換し、さらなるパワーを得ているのですよ。」

 

キャンサー「貴様、それでも人の魂を司る蟹座のプリキュアか!」

普段滅多に怒ることのないキャンサーは激怒した。

キャンサーはとっておきの新技をカンケルに放つ。

 

キャンサー「積尸気冥窮波!!」

キャンサーの新技により、鎧をバラバラにされ変身が解除され、そして

闇の蟹座の指輪は回収される。

 

そして変身を解かれたユーリは冥界の入り口に倒れた。そして死者達に顔を踏まれて行く。

 

キャンサー「魂を弄んだ貴女には生きる価値も死ぬ価値も無い。永遠に生と死の狭間で苦しみ続けるがいい!」とキャンサーはユーリの体を埋める。

 

ユーリ「お願い、助けて死者の魂を弄んだことはあやまるから!」

 

キャンサー「もう遅い、そこで一生そうしてなさい!」

キャンサーはユーリを置き去りに元の世界へと帰還する。

そして元の巨蟹宮ではみんなを先に行かせて自分だけ待っていたアリエスがいた。

キャンサーはアリエスに自分が抱いた疑問をぶつける。

 

キャンサー「どうして積尸気が使えたのですか?」

 

アリエス「歴代キュアアリエスの中に積尸気を使う者が居たからよ」

とだけいうと力の消耗で倒れそうになるキャンサーに肩を貸し次の獅子宮へと向かうのだった。

 

 




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今日のプリキュア

もう一人の闇の蟹座のプリキュア

ユーリー・シャリアン/キュアカンケル(二代目)

らぁらがシオンによって取り戻されたのを見て、デヴァインに呼び出された新たな闇の蟹座のプリキュア。らぁらが巻き込まれた国の出身で、ある傭兵団に所属する少女兵として人を殺してきた過去を持つ。顔の一部に傷がある。(その為、この部分には蟹を模した仮面のパーツが付く)力こそ全てと言う考えの持ち主で、プリキュアになる前は戦場で戦っていた為、体術レベルがかなり高い。また死者や仮死者をも操る能力を持つ。



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影の獅子の思惑

キャンサーとアリエスの2人を残し 巨蟹宮を抜けた先にある第五の宮、かつてはリオンが守護していた

獅子宮へ到達した一行。そこでペガサスは

 

ペガサス「なんだ?私達にプレッシャーを感じる」

 

ドラゴン「何だか先に進んでは行けない気がする」

 

謎のプレッシャーを受けていた。プレッシャーを受けたのは、ペガサス、ドラゴン、キグナス、ライオネット、ヴォルフ、アクイラである。そんな中レオーネはある事に気づく。

 

レオーネ「教皇様、先に進んでください」

 

英里「何か有るのか?」

 

レオーネ「今の獅子宮を守護してるのは私の関わりのある人物です。ですから獅子宮の攻略は私が何とかします。それに」

 

英里「それに?」

 

レオーネ「次の処女宮には、闇の12闘士の最強格の一人が居ます。気をつけて下さい」

 

英里「何か感じておるなレオーネ」

 

レオーネ「はい。獅子宮を攻略したら、今獅子宮へ向かっているキャンサーとアリエスと一緒に処女宮へ向かいます。どうかご無事で」

 

英里「解った。気をつけるんじゃ」

 

リーオーと交戦するレオーネ。そんな中、リーオーの行動にレオーネは気づく。

 

レオーネ「貴方、私を倒すのが目的じゃないようね」

 

リーオー「私の行動に気づいたかレオーネ」

 

レオーネ「ええ、貴方は私達を倒すのが目的じゃない。寧ろペガサス達にある力を目覚めさせるのが目的ね」

 

リーオー「そうよ。ペガサス達には、セブンセンシズを覚醒しなければいけない。でなければ、次の処女宮でペガサス達は全滅するわ」

 

ペガサス達がセブンセンシズの覚醒に成功すると、リーオーが意外な事を言う。

 

リーオー「此で私はマルス軍に協力する理由は無くなったわ」

 

レオーネ「リーオー、貴方は初めからマルス軍の仲間では無かったの?」

 

リーオー「そうよ。そして」

 

其処にアリエスとキャンサーが合流。

 

アリエス「貴方はヘレンの協力者なんでしょ」

 

リーオー「その声、ヘレンの姉だな。そう、その通りだ。そしてカンケルを倒したようだな」

 

キャンサー「カンケルの事を知ってるようね」

 

リーオー「ああ、アイツは戦士としては最低な奴だったわ。そして、戦士として最低なのは闇の12闘士には少なくとも二人以上は居るわ」

 

アンドロメダもプレッシャーで進めない。

 

アリエス「その口振り、貞美以外に歪んでる12闘士が居るようね」

 

リーオー「そうよ。特に正規の適合者と言い張るパイシーズは相当歪んでるわ」

 

ペガサス達を残し、英里、ジェミニ、スコーピオン、カプリコーン、アクエリアスは次の処女宮へと向かっている。そんな中ある1人の人物が12宮へと到達した。

 

恵「やっとついた。どうやら先に来た皆はもう獅子宮まで進んでいるようね。」と恵はキュアヴァルゴとなってからものすごく目が良くなったために処女宮へ向けて階段を駆け上がる英里達の姿が見えたのだ。

 

恵「急がないと」

恵もキュアヴァルゴへと変身して12宮の階段を駆け上がって行くのだった。




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処女宮の戦い

獅子宮にて待ち構えていたキュアリーオーは星座を司るプリキュアの究極に至る真髄セブンセンシズにショウ達を目覚めさせたショウ達もまた先に処女宮へ向かった英里達を追いかけるべく先を急ぐのだった。

 

ショウ達と合流し、処女宮へとたどり着いた英里達はおおきな蓮の上に座っている1人の少女と出会った。

 

 

英里「お前さんが、乙女座の闇の12闘士じゃな」

 

シュナ「ええ、私はシュナ、なにとぞよろしく、神殺しの龍よ。」

 

ジェミニ「まさか、英里の当時の2つ名を知っているとは貴様、ただ人間、いや人間の類ではないな!」

 

シュナ「そうですね、確かに私がこの世に生を受けてもう500年程になりますかね。」

 

英里「なんと、前教皇のワイズマンが生きていたならばちょうど同い年といったところか」

 

シュナ「ワイズマン!、随分と懐かしきものの名前をお出しになるのですね。」

 

英里「ワイズマンを知っているとは随分と化けもんだの。」

 

シュナ「化け物とはなんと嘆かわしきかな。貴女方はここを通りたいのでしょうがやはり私はここを守るものとして貴女達の前に立ちはだかるべき相手だ。我が友キュアマルスの頼みを無碍にも出来ないからな。」

シュナ「おや、貴女達とは別の誰かがここにお見えのようだ。」

 

?「ふっ、かつての教皇の友人たる貴女が今はマルスが友とは笑わせてくれる。」

 

ペガサス「お前は!」

 

アンドロメダ「姉さん!」

 

シュナ「ふむ、君はデスクイン島にてディヴァイン殿が率いた兵達がお前を討伐したはず」

 

フェニックス「ふっ、貴女は私が何の星座のプリキュアか、忘れているようね。いいわ、なら教えてあげるわ。私は鳳凰座、キュアフェニックス!フェニックスは何度でも蘇るのよ。」

 

シュナ「正に不死鳥か」シュナを指輪をはめてプリキュアへと変身する。

 

ビルゴ「キュアビルゴ、これが私のプリキュアとしての姿だ。」

 

フェニックス「教皇、ここは私がなんとかする、貴女達は先へ行ってくれ!」

 

アンドロメダ「姉さん、私も」

 

フェニックス「あまちゃんの貴女の手なんか、借りないと言いたいところだけど、いくわよ!」

英里達は先へ進んだ。

 

アンドロメダ「プリキュアネビュラチェーン!」

アンドロメダがビルゴへ向けて攻撃するがビルゴの不思議な何かにより、ネビュラチェーンは跳ね返り、アンドロメダを逆に締め付けていく。

 

アンドロメダ「まさか、私のネビュラチェーンが跳ね返ってくるどころか、逆に私を攻撃してくるなんて」

 

ビルゴ「ポトリと?いくかね。」

 

フェニックス「アンドロメダ!、貴様!」とフェニックスが攻撃をするが、

 

ビルゴ「カーン!」ビルゴの技により張られた障壁により跳ね返される。

 

 

フェニックス「うわぁぁ!」

 

ビルゴ「天魔降伏!」更にフェニックスを吹っ飛ばす。

 

ビルゴ「さて、向かってこられても面倒だ。天舞宝輪!」

 

すると

フェニックスの体がねじ曲がっていった。

 

フェニックス「なんだ」

 

ビルゴ「五感のうちの1つ、触覚を奪い去ったからよ。さあ次はどれを奪いさろうか」

 

フェニックス「ならば次は視覚を奪ってもらおう。神仏の類でありながらキュアマルスに下ったお前など視るに耐えんからな」

 

ビルゴ「ふっ、よかろう、視覚だけと言わず、残りの4つの全て奪い去ってやろう。天舞宝輪!」

 

フェニックスは五感の残り全てを奪われた。

 

ビルゴ「さあ、君の五感は全て奪った。いや気が変わったぞ、フェニックスよ、君に聴覚を返してやろう。」とビルゴはフェニックスの聴覚を返す。

 

ビルゴ「さあ、フェニックスよ、そこで君の妹が苦しむ声をあげながら死んでいく様を聴いていろ。」

 

フェニックス(やめて、やめてぇぇ!)

ビルゴがアンドロメダに攻撃をしようとしたその時

ゴォォーンと

何処からか、寺の鐘の音が鳴り響く。

ヴァルゴ「オーム。」の声とともに

そこにキュアヴァルゴが降臨した。

 

ヴァルゴ「遅ればせながらキュアヴァルゴ、ここに参上した。」

 

 

ビルゴ「ほう、貴女がシャナの後継者か、どうやら神に最も近いプリキュアの異名は次代に受け継がれても廃れてはおらんと見える。」

 

ヴァルゴ「ほう、我が師を知っているか、ならばこの技も知っているのだろうな。六道輪廻!、さあ貴様は六道のどの世界に落ちるのかな。」

 

ビルゴの体は燃えていた。

 

ヴァルゴ「ビルゴよ、その苦しみから解放されたくば私に跪くことだ。そして大地に頭を擦り付けて私を拝め!」

 

ビルゴ「ふっ、ヴァルゴよ、この私とて乙女座のプリキュアだ。これを破る術を持っていないわけではないだろう。」とビルゴはヴァルゴの技を解く。

 

ビルゴ「まあ、お互い乙女座だ。このまま技を掛け合っていてもいずれはどちらも倒れるだろう。それならばお互いの最大の奥義を持って決着をつけるとしよう。」

 

ヴァルゴ「よかろう。」

 

ヴァルゴ「天空破邪魑魅魍魎!」

 

ビルゴ「ビルゴジャッジメント!」

 

2人の技は押し合い、そして等々ビルゴが押し負けた。そして2人の変身は解けた。

 

シュナ「く、殺しなさい…」

 

恵「わかった。殺さない。」

 

シュナ「は?」

 

恵「いやだから殺さない。」

 

シュナ「な、何故…」

 

恵「貴方を殺したらだれかが悲しむ。そうしたら憎しみが広がる。それはあってはいけない。

そもそも命を何か悪いことをしたからといって奪ってはいけない。

そんな理由で奪えば人は勝手に裁きを下し始める。だから私は人を殺さない。

 

シュナ「けど私は許されない罪を犯した!この罪はどうやって償えば…」

 

恵「生きればいい、その罪を背負って。それが償い。」

 

シュナ「!…優し過ぎるわよ、貴方・・・」

 

シュナは恵の言葉に涙を流した。恵はフェニックスの五感を戻し、アンドメダはフェニックスを担ぎ、そして3人は天秤宮へと向かうのだった。

 

 




今日のプリキュアは
サウザンドピースさんの考案です
闇の乙女座

キュアビルゴ

シュナ・アーカルイド

黄金の鎧と赤と薄い桃色のロングドレスを着たプリキュア。
髪はオレンジ色で瞳は赤と緑のオッドアイズ。
普段は穏やかだが感情が高ぶると荒々しくなる。
だが、戦い方は最初が全てを力でねじ伏せるような闘い方で
感情が高ぶるほど静かで合理的な闘い方になる。
必殺技は諸行断罪、生死即涅槃と、
敵の動きを念力で封じ、天から雷を落とす”ビルゴジャッジメント。


シュナ・アーカルイドは破壊で人を救済できると考えている少女。
髪は朱色で瞳は黄色と緑のオッドアイズ。



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リブラ対ジュゴス、アクエリア強襲

処女宮を突破した、パライストラのプリキュア軍、一行は天秤宮、かつての英里が守護し、現在は雛子が守るべき宮へとたどり着いた。

 

英里「他のものは先へと進め!」と英里、ジェミニ、リブラが残り、他を先へ進ませた。

 

 

リブラ「桜花姉さん。」

 

英里「桜花・・・」

 

ジュゴス「会うのは富士の麓での戦い以来か、雛子、それに老師」

 

リブラ「なんでなんだ、姉さん、貴女は決してマルス軍につくような人ではなかった、何故なんだ。」

 

ジュゴス「今のお前には何を言ったとて、理解はしても納得はできまい、私達2人の意見が合わぬ時はいつもこうしていただろう。」

ジュゴスは構える。

 

リブラ「老師・・・」

 

英里「わかっとる、私達はお前達の立会い人だ。この場においてはマルス軍、アテナ軍どちらの立場も関係ない、これより行われるのは義姉妹同士の喧嘩だ。弟子の喧嘩に口を出すほど野暮ではない。」

 

ジュゴス「ありがとうございます。」

 

リブラも構え、2人はお互いに構えたまま動かない。

それは両者の実力が拮抗しているために両者ともに隙がないのだ。

 

一方その頃、次の天蠍宮へと向かう一行の前に天蠍宮を目前にしてある1人のプリキュアが立ちはだかった。

 

ペガサス「オシリス!」

 

オシリス「ペガサス、よくここまで来れたわね。でも貴女達はここで行き止まりよ。」

 

そして場面は天秤宮へともどる。

リブラとジュゴスの戦いは先程の睨みあいから脱して、2人は激しい拳のラッシュをお互いに繰り広げ、お互いにカウンターに切り替えられるようなスタイルを取って戦っていた。

 

ジュゴス「強くなったな。リブラ、お前が私の名前を呼びながら後ろをついて回っていた時とは見違えたぞ!」

 

リブラ「私も昔の私ではないということだ!、そういう姉さんこそ昔のように血迷っていた時とは比べものにならないくらいに腕を上げましたね。」

 

ジュゴス「私をいつまでも未熟だった私と一緒に見てはいけないということだな。」

 

英里「2人とも強くなったのう」英里は感心していた。

 

英里「それに桜花にはあの時の迷いが感じられん、どうやら吹っ切れたようじゃな。」

 

 

リブラとジュゴスの戦いは凄まじくすでに2人はかなり消耗していた。

 

ジュゴス「どうやら、お互いに限界は近いらしいな。」

 

 

リブラ「おそらく、お互いが全力で技を打てるのは良くてあと一発が限度だろう。」

 

リブラ、ジュゴス「「技を撃てるのはな!」」とリブラとジュゴスは全く同じ言葉を言いながらお互いの顔に拳をぶつけた。そしてお互いが倒れ、すぐに立ち上がりお互いに鎧はボロボロになりながらも必死に殴り合い、蹴り合い激しい戦いは続き、もう何発目かすら覚えていないほどに殴りあった後、2人の戦いは引き分けという形で幕を閉じた。

英里は2人に英里が作った薬を塗っていく。

 

英里「2人ともよくやったの、修行時代の罰ゲームをかけて喧嘩しておったのを思い出したぞ。」

 

リブラ「老師の修行は厳しかったですからね。終わった後の組手で負けたものの追加の修行は辛かったですからね。」

 

ジュゴス「全くだ!」

 

三人「はっはっは!」と笑っていると三人は殺気を感じてとっさにその場から離れる。

 

アクエリア「ふっ、やはりお前は我らマルス軍に仇なす裏切りものだったか。」

 

ジュゴス「アクエリアか、自分の守護する宮を抜けてこんなところにまで来るとはどういう了見だ。」

 

アクエリア「ふっ、私は裏切りものであるお前を始末しにきたのだ。」

 

ジュゴス「ふっ、最初から筒抜けだったというわけか」

 

アクエリア「疑っていたさ。だが今のを見て確信したよ。」

 

デヴァイン「アクエリア、いけませんよ。持ち場を離れては」

 

アクエリア「デヴァイン様」

 

デヴァイン「おや、ですがここには侵入者達の中核をなす、面々がおいでのようだ。いいでしょう、アクエリア、この三人を討ち取れば今回の件、不問としましょう。」

 

アクエリア「かしこまりました。というわけだ結局のところお前達三人を殺すことに変わりはない!」

 

英里「ふっ、貴様のような力に踊らされとる小物なぞ、私どころか、あの2人にも勝てやせん。リブラ、ジュゴスお前達にあいつの相手を任せる。私は・・・」英里はデヴァインの前に立つと

 

英里「こいつの相手をする。」

 

デヴァイン「やれやれ、どうやら私の周りには敵味方関係なく、強者の女性が多いようだ。」

 

英里「抜かせ!」

 

そしてリブラ達は

 

アクエリア「貴様達も残念だったな。全快の時ならまだしも全てを出し切った後に私と戦わねばならぬとは」

 

ジュゴス「貴様は馬鹿か、我ら天秤座のプリキュアは師である英里により全ての教えを受けているのだ。故に怪我を治す薬を持っていないとでも思うか。リブラ傷滅薬は持ち合わせているな。」

 

リブラ「もちろんです。」とリブラとジュゴスは薬を取り出して飲むとみるみるうちに傷は回復した。

 

ジュゴス「これでなんとか大丈夫なはずだ。」

 

リブラ「姉さん、今ならあの技が成功するんじゃないかな。」

 

ジュゴス「あれか、あれは修行時代に成功したのも一回だけだぞ。・・・だが面白いやってみるか!」

 

アクエリア「何をする気だ!」

 

リブラとジュゴスはエネルギー解放し、構えをとる。

 

リブラ、ジュゴス「見よ!、これこそが無限の理をもつ龍神の天へと登る姿!、廬山無限龍神昇!」

 

リブラとジュゴスの2人の究極の合体技がアクエリアが声を上げる暇もないほどに消滅させた。




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オシリス対ペガサス 涙の決闘

オシリスとペガサスは互いに切磋琢磨し共に高めあってきた親友同士だ、だがしかし此処にかつての親友同士の姿はなく、そこにあるのは己と敵、命をかけて戦っている者たちの姿だった。

 

ペガサス「オシリス、なんであんたなんだ。」

 

オシリス「最初に貴女と知り合うきっかけになったのも貴女と戦ったからだったわね。」

オシリスはペガサスを殴り、ペガサスは吹っ飛ぶ。

 

ペガサス「私達、もうあの頃には戻れないの!」

 

オシリス「あの頃ってなに私は最初から貴女と友達になったなんて思ってない。貴女を利用してパライストラの情報を得ようと思ったから近づいたのよ。」

 

ペガサス「嘘だよ。じゃあなんで貴女はそんなに泣いてるの?」

 

オシリス「これは嬉し泣きだよ。ようやく私の煩わしい思い出から開放されるっていう。」

ペガサスはそれが嘘だとわかった。お互いを知り、一緒に過ごしてきたペガサスにはオシリスがどんな人間であるかを理解している。だからこそ、ペガサスは思ったなぜ世界はこんなにも残酷なんだろうとこんな友人と殴り合わなければいけないと世界を憂いた。

 

ペガサス「オシリス!」

 

オシリス「ペガサス!」とオシリスとペガサス、2人の少女の殴り合いは続く。なんのために戦っているのかさえも忘れて殴り合う。

ペガサス「私は貴女を傷付けたくはないと思ってた、親友を傷付けるのはやだったでも私はこの戦いを通して学んだんだ。仲間を傷付けたくないっていう気持ちを持ったままじゃ、貴女は救えない。」

とオシリスをもう一発殴る。

 

ペガサス「オシリス、これはね。貴女のはるか後ろにそびえる天蠍宮を守っていた友情バカから教わったことよ。救うために傷つくのが友情なんだ。だがら私は貴女ぶん殴ったって、死んであの世に行ったって首根っこ掴んででも貴女を私達の所に連れて帰る。」

 

ペガサスはオシリスに拳を入れる。それがになったのか、2人とも限界なのか、ペガサスとオシリスはお互い倒れた。

 

意識を失ったオシリスは自分の深層意識の中で考えていた。

 

オシリス(ペガサス、何故貴女は敵として現れたの。せめて、せめて違う出会い方をしていればこんな愚かな殴り合いはしなくて済んだのに、本当はパライストラ襲撃の時にペガサスも連れて行きたかった、だけど仲間を騙してきた私がそんなことを望めるわけはないと思った。彼女はキュアアテナに気に入られていて聖域にいた頃はよくアテナに呼ばれていた。)そしてオシリスはある任務のことを思い出していた。

 

ペガサス『あちゃー、囲まれたね。』

 

オシリス『まさか此処までの戦力を敵が隠し持っていたなんて』

 

ペガサス『でも、大丈夫だよ。だって』

 

オシリス『そうね。だって』

ペガサス、オシリス『私達2人が揃えば、倒せない敵なんていないんだから』

 

オシリス(ああ、そうだったな。私は貴女の隣にいることが幸せだったんだ。私は貴女が愛おしかったんだ。だがら貴女が欲しかった、いつからそうなったのか、もう私は・・・、貴女なしじゃ生きていけないかもね。)

 

ペガサス「オシリス、オシリス」

 

オシリス「んっ、ペガサス」

 

ペガサス「目が覚めたのね。」

 

オシリス「ごめんね。私、取り返しのつかないこと!」

 

ペガサス「ほんとだよ、でも大丈夫私が一緒に謝ってあげるからさ。」

 

オシリス「夢をみたよ。貴女と始めて2人で戦った時のこと、私は思ったんだ。貴女が大好き、愛おしいんだって」

 

ペガサス「オシリス、私だって貴女を想っていたからこそあんななら怒ったんだよ。」とペガサスはそれだけをいうとオシリスをぎゅっと、抱きしめた。

 

そしてしばらくして、周囲に殺気がみなぎっていた。

 

オシリス「これは!」

その殺気を辿るとマルス軍の兵達がオシリス達を囲むように出てきた。

 

オシリス「どうやら、私は父上には最初から信用されていなかったらしい。」

 

ペガサス「でも、オシリスには私がいる。」

 

オシリス「そうね。私達2人なら」

 

ペガサス「どんな強敵だって、数多の兵士にだって」

 

ペガサス、オシリス「負けはしない!」とペガサスとオシリスは自分達を囲む兵に向かいかけて行った。

 

一方その頃、教皇の間もといデヴァインのいる部屋では、デヴァインがその様子を水晶を使いみていた。

 

デヴァイン「やはり、裏切りましたか、私に反抗する傑作と私に忠実な失敗作これならどっちが使えるんだか」とデヴァインは悪態をついた。




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天蠍宮の2つの悲劇

オシリスとペガサスが天蠍宮の前で戦っていたころ、ドラゴン、スコーピオン、ライオネットを残し、人馬宮へと向かう。

天蠍宮に残ったメンバーはキュアスコーピオと対峙していた。

 

 

ライオネット「お前は、キュアホーネット!」

 

スコーピオ「あの時の小娘か、随分と久しぶりだな。」

 

ライオネット「母さんの仇!」

 

スコーピオン「ライオネット、考えなしに突っ込むな!」

 

スコーピオ「馬鹿め、自分から突っ込んでくるとはな、クリムゾンニードル!」

 

ドラゴン「ライオネット、危ない!」

 

ドラゴンがライオネットとスコーピオの間に入り、代わりにスコーピオのクリムゾンニードルを盾で止めるがクリムゾンニードルの毒がドラゴンの目に入り、ドラゴンの視界は真っ暗になり、ドラゴンは倒れる。

 

ライオネット「ドラゴン!」

ドラゴンを抱き起すライオネット

 

ドラゴン「ライオネット、何処?、」

 

ライオネット「ドラゴン、貴女、目が!」

 

ドラゴン「いいのよ。貴女を守れたんだから、それに目が見えなくて不安だったけど、貴女の小宇宙は感じられるから」

ドラゴンはライオネットの声のする方に手を伸ばして言う

 

ドラゴン「ライオネット、貴女とあのキュアスコーピオがただならぬ関係なのは貴女の怒りを露わにしているその目を見ればわかるわ。でもそんな感情を持ったままじゃ、勝てるものにも勝てない。」

 

スコーピオン「まあ、怒りで拳が鈍ることだってあるんだ。落ち着いてけ、それにお前はそんなことのためにプリキュアになったんじゃないんだろ。それにあいつを見ろ」とスコーピオを見るとスコーピオは膝をついていた。

 

ライオネット「これは一体どういうこと⁉︎」

 

スコーピオン「恐らくは適合できない奴を無理やり適合させて変身させたんだろ。そのせいか変身するだけで体には相当の負担がかかってるんだ。変身を維持するだけでなく、戦闘までしているんだあいつの身体はその強すぎる力に蝕まれているんだ。」

 

スコーピオ「うるさい、私の役目は私の命をかけてここを守り通すことだ。くらえ、クリムゾンニードル!」

 

スコーピオンはギリギリの所で避ける。そしてまたスコーピオは膝をつく。

 

スコーピオン「もうやめろ。その身体ではこれ以上は無理だ。」

 

スコーピオ「関係ないと言ったろ。私は私を育ててくれた人の為に戦うだけだ!」

スコーピオは小宇宙を高めていく。

 

スコーピオン「惜しい奴だ。敵ではなく、もっと別の出会いがあればお前とは良い友達になれただろうね。」

 

スコーピオ「くらえ、クリムゾンニードル!」

スコーピオの攻撃を再び避け

 

スコーピオン「プリキュアリストラクション!」と相手を拘束する。

 

スコーピオン「くらえ、スカーレットニードル!」スコーピオンは一気に14発をスコーピオにくらわせた。

 

スコーピオ「くっ!」

 

スコーピオン「どう、辞める気になった。」

 

スコーピオ「何度も言わせるな。私はお前達を倒す。」

 

スコーピオン「ならばもう、言い残すことはないな、ライオネット、一斉攻撃だ。奴を楽にしてやろう。」

スコーピオンとライオネットは小宇宙をたかめ、そして

 

スコーピオン「プリキュア、スカーレットニードルアンタレス!」

 

ライオネット「プリキュアライオネットボンバー!」

 

スコーピオン「また会うことがあれば、次は友達になろうぜ!」

 

スコーピオは2人の技を受け消滅した。

 

その光景をデヴァインは見ていた。

 

デヴァイン「やはり、忠誠心が強くても、失敗作は失敗作だな。」

 

 




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人馬宮、蘇る人馬の賢人

ライオネット達が天蠍宮を突破した頃、人馬宮へと向かったもの達は目的の人馬宮へと到達した。

 

キグナス「此処が、人馬宮」

 

アクイラ「かつてキュアサジタリウスが守っていた宮」

 

アリエス「そして別世界の遥が守っている宮」

 

そして一行は宮の中に入る。

 

トクソテス「待っていたわよ。どうやらこの世界の光とも会えないみたいね。」

 

 

アリエス「ええ、残念だけど、この宮での主役の登場はまだのようだ。光が到着するまで私がお相手しよう。キグナスお前達は先に行けカプリコーン、アクエリアス、こいつらを頼む。」

 

 

カプリコーン「わかったわ。」

 

アクエリアス「任された。ほらお前ら行くぞ。」

 

アリエス「さて、これで邪魔者はいなくなった。あの時の続きと行くか。」

 

トクソテス「そうね。今回はあの時と違って本気でかかってきなさい。」

 

アリエス「いいだろう、あいつが来るまでの前座だが、このキュアアリエスの本気、とくと味わえ。」

 

アリエスはいきなり、スターダストレボリューションを撃つ。

 

そして、その攻撃が宮の壁が壊れる。

 

アリエス「今のを避けるとはなかなかやるな。」

 

トクソテス「私の方こそ、いきなり必殺技を撃たれるとは思っていなかったわ。まさか、私と戦う前からすでにエネルギーを練っていたなんて」

 

アリエス「お喋りの片手間にな。」

 

トクソテス「さすがは暗躍のアリエスだな。」

 

アリエス「暗躍とか言うな!」

 

トクソテス「まぁ、こちらも行くわよ。」とトクソテスは後ろに飛び、矢を放つ。

 

アリエスはそれを避ける。

 

後ろから来ている矢をクリスタルウォールで防御する。

 

トクソテスは再び矢をつがえ、アリエスに向けて矢を放つ。

 

アリエス「見せてやるわ。新たな技をプリキュアクリスタルリフレクション!」クリスタルウォールの中に吸い込まれてその矢がトクソテスに跳ね返って来た。

 

 

トクソテス「なんだと、そうはさせるか、プリキュアケイローンズダークインパルス!」とトクソテスの必殺技が帰ってきた矢ごとアリエスに直撃する。

アリエスは念力を後ろに発動しクッションの容量で衝撃を受け止める。

 

アリエス「危なかった、とっさに念力を発動させていなかったらやばかった。」

 

トクソテス「だが今の攻撃で流石のお前もダメージを負ったようだな。」

 

アリエス「そのようだ。だが私はまだまだいけるぞ!」

 

トクソテス「そう来なくては行くぞ!」

 

アリエス「ん?、トクソテス、どうやら私の前座もこれで終わりのようだぞ。」

トクソテスがアリエスに飛びかかってきたときトクソテスに向けて黄金の矢が降り注ぐ。

 

トクソテス「何!、まさかこれは⁉︎」

 

?「そこまでだよ。別世界の遥!」

 

トクソテス「お前は!」

 

アリエス「やっときたか。」

 

サジタリウス「人馬の賢人、キュアサジタリウス!」

 

 




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サジタリウスの新たな力、助けに来たのは星川玲央?

アリエスとトクソテスの激しい戦いが続くなか等々人馬宮に姿を現したサジタリウス、別世界とはいえ親友同士の戦いが始まろうとしていた。

トクソテス「やっと現れてくれたわね。光、いやキュアサジタリウス」

 

サジタリウス「貴方が件の別世界の遥ね。」

 

トクソテス「別世界とはいえ貴女に会えたこと嬉しく思うわ。」

 

サジタリウス「貴女がプリキュアとして私と一緒に戦う世界があるなんて嬉しい反面、複雑な気持ちね。」

 

トクソテスとサジタリウスがほとんど同時に攻撃仕掛ける。

だが2人の打ち合いは近郊している。

 

サジタリウス「うーん、サジタリウスになってから結構強くなったと思ってたんだけど、遥も相当強いね。これは出し惜しみ、してる場合じゃないかな。」と腰に吊るしてあるオーブリングを見る。

 

トクソテス「よそ見してる場合じゃないでしょ。」

 

サジタリウス「危ない。よしっ!」と腰に吊るしてあるオーブリングを手にもつ。

 

サジタリウス「オーブ、久しぶりに力を貸して!」

 

オーブ『サジタリウス、わかった。行くぞ!』

 

サジタリウス「いい今はキュアオーブの時みたいには掛け合わせての返信じゃなくてカードで読み込んだプリキュアの必殺技の概念だけを抽出して私に付与してちょうだい。そうね瑠璃のプリキュランスと似たような感じでいいわ。」

 

オーブ『わかった。』

 

トクソテス「どうやら、何か秘策があるみたいだけど、私がそれをする時間を許すとでも」

 

?「ふーん、でもさ君も気づいた方が良いよ。敵は光だけじゃないってさ」何者かの攻撃を受ける。その者は左目を前髪を隠しているが星川玲央だった。

 

アリエス「なっ!、お前は⁉︎」

 

サジタリウス「まさか、玲央の話の真実をこの目で見ることになるとは」

 

トクソテス「馬鹿な星川玲央だと、既に星川玲央はキュアアリエスはここにいると言うことはまさか、貴様私と同じ世界の」

 

玲央?「残念、同じ世界というには貴女の知る星川玲央と僕が辿った経歴は明らかに違うのさ。」と玲央は前髪をあげると

 

アリエス「なっ、目が潰れている。」

 

玲央?「まぁ、そういうこと」と玲央はガシャットを取り出し、ガシャットを起動させる。

 

『髑髏の皇帝マジンカイザーSKL』

 

玲央?「プリキュア、スカルコンバイン!」

そして玲央?の体をキュアカイザーをベースにマジンカイザーSKLの意匠を取り入れた姿になるもちろん爆乳である。

 

アリエス(なんで別の世界の私は皆、あんな感じになるんだ)と衝撃を受けるアリエス、ガーンという効果音が後ろに出てても良いくらいの驚きである。

 

カイザーS「私は髑髏の皇帝、キュアカイザーSKL、さあ、本当の地獄ってやつを味わせてあげるわ。まあ、地獄は私なんだけどね。」

 

トクソテス「ふざけたこと!」トクソテスが矢を放つが

 

カイザーSはスカルマグナムを使い、矢を全て撃ち落とした。

カイザーS「危ないなぁ、でも、それくらいじゃ、私は倒せないわよ。」

 

カイザーSは武器を斬馬刀に持ち替えてトクソテスに斬りかかる。

トクソテスも弓でそれを受け止める。

 

トクソテス「何というパワーだ。まさか星川玲央にこれほどまでに禍々しい力が宿っているとは」

 

カイザーS「そうだ。面白いものを見せあげるよ。」

カイザーはあるものを取り出す。

 

アリエス「それはジャグラスリング!」

 

カイザーS「僕の世界のジャグラーを殺した時に手に入れたものだけど、サジタリウス今から君がしたいと思っていることを見せてあげるよ。」

 

『キュアピース』『キュアレモネード』

 

カイザーS「力の概念、よこしなさい!」

『コンセプトフュージョン』

 

カイザーS「プリキュアライニングバインド!」

 

トクソテス「何、うわぁぁ!」

 

カイザーS「さらにもう一丁」

 

『キュアジェミニ』『キュアルージュ』『キュアドロップ』

 

『コンセプトフュージョン!」

 

カイザーS「プリキュアバーニングディバイト!」カイザーSが2人に増えて空中で捻りを加えてトクソテスに炎を纏った蹴りを落とす。

 

サジタリウス「すごい、私のやりたかったことをいとも簡単に」

 

オーブ『サジタリウス、関心している場合じゃない、あのキュアカイザーは人を殺すことに迷いがない。完全に殺しにかかってるぞ。』

 

サジタリウス「そんな、仕方ないわね。ぶっつけ本番だけどやるわよ。オーブ!」

 

オーブ『ああ!』

 

サジタリウス「キュアハート・RB!、フォーエバーラブリーさん!」

 

『キュアハートラブハートビックバン』『フォーエバーラブリー!』

サジタリウス「2人のBiGな愛の力、ひとつに束ねてお借りします。」

『コンセプトフュージョン』キュアハートとラブリーの愛の力がサジタリウスの弓矢に付与される。

 

サジタリウス「カイザー、どきなさい、プリキュアサジタリウス・ザ・ハートビックバン!」キュアハートのマイスイートハートギャラクシアとフォーエバーハピネスシャワーの威力を掛け算し、大量の浄化の力をトクソテスに注ぎ込む。

 

トクソテス「うわぁぁー!!!!!!」

 

トクソテスは変身が解けてもとの遥に戻る。

 

カイザーS「あーあ、私の獲物だったのに」とカイザーSは変身を解く。

そして遥から指輪を取る。

 

玲央(SKL)「まあ、今回の僕の目当てはこれだし別にいいか、ついでにそこの神楽遥は僕がもとの世界に戻しておいてあげよう。」そして透明なカーテンのようなものが現れる。

 

玲央(SKL)「ああそれとこの世界の僕」

 

アリエス「なんだ。」

 

玲央(SKL)「今度は君のアリエスの指輪を奪いに行くかもしれないからその時はおとなしく僕にそれ渡してね。」

 

アリエス「ふっ、その時は返り討ちにして追い返してやる。」

 

玲央(SKL)はふっと微笑むとカーテンをくぐりこの世界を去っていった。

 

サジタリウス「それにしてもすごかったわね。あの玲央、特に」とアリエスの胸部を見ながらいう。

 

アリエス「胸を比べるな!」

 

サジタリウス「ごめん、ごめん、さっ、先を急ぎましょう。んっ!」

サジタリウスは膝をつく。

 

アリエス「大丈夫か、サジタリウス」

 

サジタリウス「ええ、久しぶりにオーブの力を使ったから疲れただけよ。」

 

アリエス「無理はしないでね。」

 

サジタリウス「わかってるわ。」とアリエスとサジタリウスは次の宮磨羯宮へと向かうのだった。、




次回予告、磨羯宮へと到達した瑠璃達、磨羯宮には意外な人物が待ち構えていた。次回2代目キュアトラゴスと蛇遣い座の宿命。
次回も楽しみに


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2代目キュアトラゴスと蛇遣い座の宿命

人馬宮の戦いが終結し、アリエスとサジタリウス次の宮である磨羯宮へ向かっているころ他の宮で戦っていたもの達も続々と合流し、磨羯宮へと向かっていた。

 

そしてカプリコーンとともに来たメンバーは磨羯宮へと到着したのだった。

そして瑠璃達の前にはある2人の女性が立っていた。

 

 

ルル「どうした。キュアカプリコーンよ。お前が待ち望んだ。愛弟子との再会だ。もっと喜んではどうかな。」

 

カプリコーン「貴女、本気で今の状況で喜べると思ってるの⁉︎」

カプリコーンはエキドナを指差す。

 

エキドナ「何を言ってるんですか師匠、私はこの感情をもらってとっても嬉しいんですよ。これが感情なんですね。」

 

カプリコーン「エキドナ、貴女が抱いているのは確かに感情だけどそれは人間の汚い側面の感情だけなのよ。感情っていうのは綺麗なだけでも、汚いだけでも駄目なのよ。」

 

エキドナ「だったら、私はなんなのよ。感情のなかった私は!」

 

エキドナの指輪から黒い、何かがエキドナを包む。

 

アスクレピオス「感情を得た私の得た最強の力、キュアアスクレピオス、師匠を倒すのにはちょうどいいかもですね。」

 

カプリコーン「エキドナ!」

 

ルル「余所見をしていていいのかな。」

ルルもキュアトラゴスへと変身する。

 

トラゴス「んー、中々、しっくり来ないなこの変身、だが使いこなせない訳じゃない。」トラゴスはある本を出す。

 

アクイラ「師匠エキドナは私が」

 

カプリコーン「わかったわ。」

 

トラゴス「プリキュアドミネーションラングウェッジ、とまれ。」

 

アクイラ「これは⁉︎」

 

カプリコーン「体が、まさかこれがギアス」

 

トラゴス「これはギアスではない。ギアスとは確かに人を操る術であるがギアスにも誓約がある。ギアスが使えるのは1人の人間につき一回

だ。私が敵にそう易々と切り札を切ったりはしないのさ。」

 

カプリコーン「そんな、12闘士にここまでの効果を発揮するなんて流石は闇の12闘士の力というわけね。」

カプリコーンは自分の両手の手刀に小宇宙を集中させる。

 

カプリコーン「プリキュアツインエクスカリバー!」

 

トラゴス「ぶつかり合え!」ドラゴスは本を出し、命令を下すとツインエクスカリバーはぶつかり合い消滅した。

 

 

カプリコーン「まさか!、攻撃にまで作用するの」

 

トラゴス「まあ、流石に今のはやばかったからな。これは体力の消耗が激しいからあまり使いたくないんだ。」と息をきらしながらいう。

 

カプリコーン「乱発は出来ない技というわけね。なら・・・」

カプリコーンは自分だけに許された神速のスピードで一瞬でトラゴスの懐に入る。

トラゴス「何!」

 

カプリコーン「プリキュアエクスカリバー!」

 

トラゴス「速い!、馬鹿な!」トラゴスにエクスカリバーが炸裂する。

 

カプリコーン「これでどう」

爆風が晴れると

トラゴス「危なかった。」

 

カプリコーン「まさかあんなギリギリで急所を外していたなんて」

 

トラゴス「あいにく、私もそう易々とやられるわけにはいかんのでな

、だがお前はちょうどいいものを壊してくれた。」

 

一方でアスクレピオスとアクイラは

 

アスクレピオス「どう、アクイラ、私感情を手に入れたのよ。」

 

 

アクイラ「アスクレピオス、いや、エキドナ、師匠も言っていたけどそんな感情だけじゃ駄目なんだよ。貴女は自分の意思で師匠の弟子になったしプリキュアになった。自分の意思を出すのだってそれは感情の発露だということを思い出して!」

 

アクイラの叫びは届いたかどうかはわからない。そしてまた視点はトラゴスとカプリコーンのもとに戻る。

 

カプリコーン「どういうこと」

 

トラゴス「いや、私の催眠、いや記憶操作は後の一歩のところで解けるところまで来ていたのさ。だがデヴァインとかいう胡散臭い魔導師が指輪に何か小細工をしたみたいでな。中々それを解けずにいたんだが、どうやらお前の鎧を破壊するほどの攻撃をトリガーにして私の記憶操作は解けたということだ。」

 

カプリコーン「つまり、貴女は完全に元のルル・キングスレイに戻ったということなの?」

 

トラゴス「まあな、シャルルの記憶操作を受けたのはおそらく初めてではない。私はプログラミングは得意でなあの鎧にかけられていたデヴァインの術式を操られていた時から適当にいじっていたんだろう。プログラムと術式なんぞは紙や壁に刻むかデジタルなディスクに刻んであるかの違いだ。たいして変わらん。」

 

カプリコーン「そういうものなの」

 

トラゴス「さてと、人の宮を勝手にぶっ壊したんでは申し訳ない、あの娘をどうにかしてやるか。!

 

カプリコーン「どうにか出来るの」

 

トラゴス「ああ、ギアスを使う。」

 

カプリコーン「ちょっとまって、あなたはエキドナの感情を解放するときにエキドナにギアスを使ったんじゃなかったの」

 

トラゴス「ふっ、私は何もしてない。私はエキドナを捉えただけで負の感情を埋め込んだのはデヴァインだ。魔術師のそれも私の鎧に補助をするような役割でなく直接埋め込んだとなれば、私が術式をどうしたって改ざんすることは出来ないからな。まぁみてろ。」トラゴスは

変身をといて、指輪を捨て指輪を踏み潰す。

 

カプリコーン「ルル⁉︎」

 

ルルはアクイラとアスクレピオスの前に立つ。

 

アクイラ「ルル・キングスレイ⁉︎」

 

ルル「ルル・キングスレイが命じる!、エキドナよ、負の感情を捨てされ!」

 

アスクレピオスの変身は解けて倒れる。

 

アクイラ「エキドナ!」

アクイラがエキドナに駆け寄る。

 

ルル「さて、カプリコーン行け、ここより先は無人の宮だ。一気にてっぺんへと駆け上がれ!」

 

カプリコーン「もちろんよ。みんな行くわよ。」

 

カプリコーン以外「はい!」

 

 




今日のプリキュア
2代目キュアトラゴス/ルル・キングスレイ
モデルはカプリコーンのイオニア
コードギアス亡国のアキト、キングスレイ卿(ルルーシュ・ヴィ・ヴリタニア)
チグハグ次元のルル・ランペルージ、かつてのヴリタニア王国の王族の末裔であり、この世界では両親に恵まれたものの一族の長で一族の再興を願うシャルルによりキュアマルス軍のプリキュアという記憶に書き換えられてしまう。記憶を書き換える前は一族に伝わる秘術により絶対尊守の力を得ていた。父親は自分の命と引き換えに強力な記憶操作を施した為にほとんど以前とは別人に近い。
記憶操作を受ける前はフランスに留学していてキュアマリアであるメリルの元に下宿していた。

必殺技プリキュアドミネーションラングウェッジ、ギアス


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12闘士集結、タウラス、ピスケス、アクエリアス対巨人像

磨羯にてトラゴスとアスクレピオスを倒したカプリコーンとアクイラ達、そして天秤宮でキュアアクアリアが倒され無人だったことにより、次の宮、双魚宮へと足を踏み入れた一行だったが

 

カプリコーン「誰もいない?」

 

アクイラ「トラゴスが言っていたように残り、双魚宮も無人のようですね。」

 

英里「お前さんら無事だったんじゃな。」

 

カプリコーン「教皇、はやて、明日香、光、皆無事だったんですね。」

 

スコーピオン「カプリコーンや皆も無事で良かったぜ。」

 

タウラス「良かった、光、あまり先に行かないでほしいわ。」

 

サジタリウス「ごめん、ごめん、でも何だがおかしいと思わない。」

 

アリエス「たしかに、双魚宮のはずなのに誰もいない。」

 

リブラ「まるで奪われた当初から何も使われていないくらいにいちごの趣味そのままの部屋、枯れたデモンローズ」

 

ピスケス「そうだね。確かにここだけ、他の宮も対して変わってなかった気もするけど」

 

ヴァルゴ「ピスケス、本気で言ってるの⁉︎」

 

アクエリアス「お前のだけ変わってないんじゃねぇ、お前が変えすぎなんだよ!」

 

英里「まったく、久しぶりこれだけの人数が集まったのに相変わらずしまらんやつらじゃの。」

 

カノン「こう言った光景は世代が移り変わろうと変わらないものなんだな。」

 

英里「そうじゃな。」

 

そして部屋の隅では変身を解いたカノンと英里が話していた。

だがそんな雰囲気もすぐに破られるのであった。

 

デヴァイン「中々楽しそうですね。パライストラの皆さん」

 

英里「デヴァイン!」

 

デヴァイン「先程ぶりですね。教皇様、なにぶん急いでいましてそこの娘だけをもらっていきますよ。」とデヴァインが手をあげると

 

オシリス「ペガサス!!」ペガサスが宙に浮き魔法陣に拘束される。

 

ペガサス「離せ!、外れない。」

 

デヴァイン「当たり前です。プリキュアを洗脳するときに使っていた拘束用魔法陣ですから、あとそれから」とデヴァインはもう一つ魔法陣を展開させる。

 

カノン「まずい、あれは召喚魔法陣!」カノンの脳裏に双児宮で戦った化け物の姿がよぎる。

 

そしてカノンの予想は的中し、計上し難い化け物こそ出なかったものの、巨体なゴーレムが出てきた。

 

デヴァイン「あなた達の相手は彼で充分でしょう。」

 

デヴァインはペガサスとともに転移していった。

 

アクエリアス「さて、教皇様、先に行ってください。何だかんだ言って、この12宮私がメインで活躍した話ないからさ、目立ちたいのよ。」

 

タウラス「メタい話しはしないの!、私も混ぜてもらうわよ。結局私も戦ってないんだから」

 

ピスケス「私も残る。」

 

英里「お前達、他のものは上を目指せ。敵はおそらくスターヒルかアテナ神殿におるはずだ。」

 

と英里達は上に向かうのだった。

 

アクエリアス「さて、ペガサスの救出のことを考えるとここでノロノロしてるわけにいかないな。」

 

タウラス「だけど、肩慣らしにはちょうどいい相手かもね。」

 

ピスケス「ようし、私が持ってきたお気に入りの子たちを使っちゃうからね。っとその前に」ピスケスは地面に宮の床に小宇宙を流し込むと

 

アクエリアス「これは枯れていたデモンローズが再び、綺麗な姿に戻り、燃え上がる真紅のような輝きを放ち咲き誇っている。」

 

ピスケス「いつまでも枯れっぱなしじゃ可哀想だし、この子達を植え替えちゃうのもやっぱりいやだからね。」

 

タウラス(それはただめんどくさいだけなんじゃ)

 

ピスケス「それにみんなでまた揃ってお茶会したいしね。」

 

アクエリアス「いいなそりゃ、でもそんときゃデモンローズティーはなしで頼むぜ。」

 

タウラス「それは私も同感だ。」

 

ピスケス「えぇー、美味しいのに、まぁ、お喋りはこのくらいにして」

 

アクエリアス「ああ」

 

タウラス「わかってるわ。」

 

ピスケス「いっくよ!」

 

 

タウラス「雛子の薬のおかげで大分楽にさせてもらったんだから久しぶりに行くわよ。聞きなさい!、私のどんな兵器や力よりも爆発力のあるサウンドを!、プリキュアサウンドホーン!」タウラスの小宇宙によって編まれた弦から奏でられる音が形をまとい牛の形なり、巨人像にぶつかる。ぶつかった場所が削られている。

 

タウラス「アッチャー、あいつ結構かたいわね。」

 

ピスケス「それなら私とアクエリアスであいつの動きを止めるから、タウラス、全力で行っちゃおうよ。」

 

タウラス「えっ、いいの最悪宮壊れちゃうわよ。」

 

ピスケス「いいの、いいの多分聖域ごと改装が入ると思うから」

 

アクエリアス「まぁ、やってやるか。」

 

ピスケス「それじゃ、私の新技行っちゃいます!」持っているデモンローズを全て地面に突き刺す。

 

ピスケス「真紅の毒薔薇達よ、束ねて混ざれ。薔薇傀儡、デモンローズドラゴン!」そしてピスケスの呪文とととに地面に突き刺さる薔薇と宮の薔薇全てが絡み合い最強の幻想種、ドラゴンをかたどっていく。

 

ピスケス「これが私の新技、大量の薔薇に小宇宙を流して簡易的な使い魔にするのだ。アクエリアスこの子で動きを止めている間に

 

アクエリアス「やるな、ピスケス、私もいくぞ!、プリキュアフリージングコフィン!」

 

アクエリアスがローズドラゴンと戦う巨人像をもろとも全身を凍らせる。

 

タウラス「いくわよ!、プリキュアサウンドブラスターホーン!」

 

タウラスの最大の攻撃が当たり、巨人像とローズドラゴンは消滅した。

 

ピスケス「さて片付いたし、行こっか」

 

アクエリアス「ああ」

 

タウラス「そうね。」と三人は英里達の後を追い階段を駆け上がるのだった。




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パイシーズ対アリエス、レオーネ

一行はアテナ神殿と聖域でもっとも天高き場所にあるスターヒルそこには歴代教皇が眠っている。

 

英里「お前達、すまないが私とカノンはスターヒルの方に向かわせて貰う。」

 

アリエス「どういうことです。」

 

英里「お前さん達は12宮においてワープなどが出来ないのは知っておるな。」

 

アリエス「はい、それは確かに」

 

英里「それを半ば強引な形であれ、サジタリウスは行うことができた。それはおそらくアテナが聖域全体にはる守護結界の機能を失っておるからじゃろう、そこで私は本来の聖域としての機能を取り戻すためにスターヒルから聖域全体に結界を貼り直す。結界は邪悪な者達の力を徹底的に激減させる。その安定までにはしばらくその場にいなくてはならん」

 

カノン「そういうことだ。マルスは頼むぞ。」

 

英里(おそらく、スターヒルにはあいつがおるはずだ。あいつと対抗させるにはまだこの者達は未熟だ。まぁそれはキャアマルスでも同じことか)

 

 

英里達がスターヒルに向かうとアリエス達もアテナ神殿へと向かう。

そして一行は教皇の間へとたどり着いた。

 

 

 

アリエス「急がないと大変な事になる!私の予知夢が現実になる前に!」

 

レオーネ(アリエスが焦るほどヤバい状況ね。アリエスは滅多な事では焦らない。そして、アリエスが焦る事は、こっちにとってはヤバい事態になる予兆ね)

レオーネの思惑は当たる。

 

アリエス「皆先に行って、私とレオーネはやることがあるから」

 

アリエスはレオーネに口の動きだけで言いたいことを伝える。

 

レオーネ「皆、先に行ってて、私達もすぐに合流するから」

他のメンバーがアテナ神殿に向かうと

レオーネ「アリエス、直接デヴァインを狙う気?」

 

アリエス「普通なら、デヴァインに当てればペガサスは解放できる。だが、その前に邪魔者がいる!まずはそいつをその場に出す!!」

 

アリエスは、ある方向に向けて技を出す。

 

アリエス「プリキュア・クラスターミサイル!!」

 

水晶の弾丸がある場所に命中する。すると

 

???「いたーい!!」

 

レオーネ「人の声!?」

 

アリエス「ああ、こんな所に居たか!双魚宮を守護する闇の魚座のプリキュア………キュアパイシーズ!!」

アリエスの攻撃を受けたパイシーズが姿を現す。

 

パイシーズ「やあ、バレちゃったか、中々に卓越した気配察知能力をお持ちのようで、エレオノーラ様」

 

アリエス「なっ、貴様私のもう一つの名を何故⁉︎」

 

パイシーズ「さー、何故でしょうね。」

 

アリエス「まぁ、それはお前を倒して聞けばいい話よね。」

 

パイシーズ「私を倒せるかな。でも貴女は負ける。あんな補欠どもや裏切りものとは違う。デヴァイン兄さんはマルスと共に世界を作り変える。」

 

アリエス「デヴァイン兄さん⁉︎」

 

レオーネ「デヴァインに妹がいたなんて」

 

アリエス「世界を作り変える、どうやって」

 

パイシーズ「兄さんはこの星を一度全て破壊し、星の崩壊するエネルギーを使い時空間を圧縮し時間を巻き戻し歴史をやり直す、兄さんは自分の体を微粒子レベルまで分解し、この星やこの星に生きる全ての人間に兄さんの思想を共有できるようになるんだ。素晴らしいだろう。」

 

レオーネ「全人類抹殺に思考の固定化、ずいぶんとやることが一々でかいわね。」

 

アリエス「そうね。それを聞いたら益々、お前達の計画を潰してやらなくてはいけなくなったな。」

 

パイシーズ「兄さんは寛大なお方だ。貴女達程の実力を持つなら、喜んで受け入れてくれるはずよ。」

 

アリエス「あまり、キュアアテナに仕えるプリキュアを舐めないでもらおうか。」

 

レオーネ「貴女を倒してデヴァインも倒す!」

 

パイシーズ「大丈夫、そんなに焦らなくても貴女達を殺して兄さんのもとへ連れて行ってあげるから」

 

アリエス「断る!」とクリスタルウォールをパイシーズの両側に展開してぶつける。

 

パイシーズ「危ないわね。」クリスタルウォールを押し返す。

 

アリエス「中々ね。貴女も」

 

パイシーズ「それはどうも!」パイシーズはオーラを弾丸にして発射する。

 

レオーネ「危ないわね。」

 

パイシーズ「そっちもやるじゃない」

レオーネはパイシーズに殴りかかる。

レオーネとパイシーズが打ち合いをするなか

 

アリエスは念力を使いパイシーズの動きを止める

 

パイシーズ「えぇい小賢しい!」パイシーズは気合いで拘束を解く。

大技を出そうと小宇宙を貯めていたレオーネも驚く。

 

レオーネ「貴女どう見てもパワータイプじゃないでしょ!」

 

パイシーズ「姑息な技を」

 

レオーネ「アリエス、もう一度だけ動きを止めてもらえる。3分もたせてちょうだい。」

 

アリエス「まさか」

 

レオーネ「未熟な私じゃ、これを外したらもうあの技はうてない。」

 

アリエス「わかったわ。行くわよ!プリキュアクリスタルバインド!」アリエスはクリスタルウォールを縄状にし、パイシーズを拘束でさらに念力をかけパイシーズの動きをさらに制限そしてさらに

 

アリエス「もう一つ、プリキュアクリスタルコフィン!」クリスタルウォールかパイシーズを囲みそしてさらに上にもう一つクリスタルウォール出現させて封をする。ここまでの時間3分

 

アリエス「レオーネ、いける!」

 

レオーネ「勿論よ。行くわよ、獅子座のプリキュア、キュアレオーネが最終奥義!、プリキュア・ゾディアッククラメーション!」レオーネの放つ技には12闘士全ての属性が付与された究極の一撃が炸裂する。

 

パイシーズ「まさか、あのアイリスでさえ、3回しか使えなかったあの奥義、あいつの使うものより威力のうえではアイリスを超えてる。」

パイシーズはそれだけを言うと消滅した。

 

レオーネは力を使い果たし変身が解ける。

 

アリエス「リオン!」

 

リオン「あいつとんだ勘違いをしてるわ。アイリスは3回使えたのはそうだけど超えてるとしたら3回分の1回、それを1発に込めて撃たれたら私でも越えられないわよ。」

 

アリエス「リオン、ここで休んでて」

 

リオン「えぇ、少し休ませてね。後から追いつくから」

 

リオンは腰をおろす。

 

アリエス「わかったわ。気をつけてね。」

アリエスは教皇の間を抜けてアテナ神殿へて向かうのだった。




プリキュア・ゾディアッククラメーション

12闘士の技の属性を全て叩き込む歴代獅子座のプリキュアの最終奥義。かなりの小宇宙を消費するためか、レオーネでは一発しか打てない。なお、互いのゾディアッククラメーションが撃突すれば、世界が崩壊しかねない。(実はリーオーも使えるが、リーオーの性格上、使うことは無い)

今日のプリキュア
もう一人の闇の魚座

キュアパイシーズ/エルス・フォーマルハウト

聖なる魔術師デヴァインの妹でもう一人の闇の魚座のプリキュア。実力は最強クラスであるビルゴやジェニナスに匹敵する。但し、人間性は闇の12闘士では最下位とも言える。おまけに友達は居ない処か、同僚まで嫌われている。(主な嫌悪キャラはヘレンやカケル、リューネやシュナ等)本人曰く自分こそが真のパイシーズの資格者でパイシーズの資格者を得たあかりを毛嫌いしている。
兄譲りの冷酷非情な性格に加え、相手を嘲笑したり、相手を罵倒したりするほどの陰湿でドSで自分さえ良ければいい自己中。弱いもの苛めが趣味で、プリキュアとして戦えないプリキュアを容赦なく攻撃する性悪さを持つが相当の甘ったれで精神面に欠陥を持つ。

モチーフはクロスアンジュのシルヴィアとプリキュアアラモードのビブリー(改心前)と聖闘士星矢Ωのアモール。



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スターヒルでの戦い、復活の双葉

アリエス達が教皇の間での戦いを終えてアテナ神殿に向かった者達と合流すべく動き出していたとき、スターヒルへと到着した英里とキュアジェミニ(カノン)はある人物と相対していた。

 

ジェミニ「サナ、やはりここにはお前がいたか」

 

ジェミニD「来たか、カノン、そして英里よ。」

 

英里「ずいぶん久しぶりじゃの、お前さんとこうしてゆっくり話すのは」

 

ジェミニD「確かにな、最後にお前とこうして語らったのは私が闇の人格として生まれる前、ちょうどカノンをスニオン岬の牢獄に閉じ込めてすぐのことだったな。」

 

英里「まぁ、話はそのくらいにするとしよう。サナよ、まだそなたに話の通じるうちに言っておく。そこをどいてくれないか。」

 

ジェミニD「通したとしてどうなる。それに私はあの坊やの企みを良しとはしていない。英里どうだ。ここは一時私と手を組み、あの坊やとマルスを打倒しないか、私とお前達キュアアテナ軍が組めばマルス軍やディヴァインなど容易く堕ちよう。そう全てはいずれこの星の全てを支配する私のために」

 

ジェミニ「貴様、こんな緊急時にふざけたことを英里、構うことはない。お前は結界の起点にいけ、私もこいつを倒してすぐに向かう。」

英里「わかった、頼むぞ。」

 

ジェミニD「相変わらずお前の身の程しらずは健在だな。」

 

ジェミニ「やってやるさ。」

ジェミニとジェミニDは戦い始めるが流石双子なのか、やはり2人は動きや癖を覚えているために攻撃はほとんどが避けるか受け止められている。

ジェミニ「そりゃぁぁ!」

ジェミニD「はあああ!」

 

ジェミニとジェミニDの攻防は激しさを増していく。

 

そして英里も結界の起点であるスターヒルの中心部についた。

 

英里「よし、結界発動させるか。」英里は結界に自分の小宇宙を送り込み、そして結界は教皇の小宇宙を起点にスターヒルに眠る歴代教皇の墓を触媒として魔法陣を描き、結界が展開される。

 

ジェミニD「ん、結界が起動したか」

 

ジェミニ「英里がやってくれたか、サナよ、これで悪感情の塊である貴様は本来の力を発揮できない。この勝負貰ったぞ。プリキュアゴールドトライアングル!」

 

ジェミニはジェミニDに攻撃を当てる、が

 

ジェミニ「馬鹿なほとんど無傷だと」

 

ジェミニD「馬鹿き貴様、私が何故私が双葉とやらを幻魔拳にかけた状態で取り込んだと思っている。この結界はあくまで邪悪な力を持つものに反応するんだろう。双葉を取り込み光の部分でのみ力を抽出したことによりこの結界の私に対する効果は半減だ!」

 

ジェミニ「だがラドスやお前の悪の側面があるのならこの結界の効果を受ける筈だ。」

 

ジェミニD「確かに200年前ならそれで貴様が勝っていたかもしれないが・・」と言いかけた時、何処からか美しい笛の音が聴こえてくる。

ジェミニD「なんだ、この音は⁉︎」

 

カノンにとってそれはとても懐かしくこの世で最も恐ろしいとさえ感じる笛の音だった。

 

ジェミニ「この笛の音はまさか」

 

?「そのまさかよ。先輩」と2人のプリキュアが現れた。

 

ジェミニ「馬鹿な⁉︎、キュアセイレーンにキュアシードラゴンだと!」

 

シードラゴン「貴女が200年前のキュアシードラゴンか、話に聞いてたよりずっとぬるくなっちゃてるみたいね。」

 

ジェミニ「何だと!」

 

セイレーン「辞めなさいシードラゴン、今ジェミニに囚われている片方は貴女、千宮両葉の血を分けた姉なのでしょう。」

 

ジェミニ「まさかお前は、双葉の」

 

シードラゴン「そうよ。妹よ。」

 

セイレーン「カノン、私にいい考えがあるのだけど、乗る気はない」

 

ジェミニ「話してみろ。」というとセイレーンはジェミニの耳に口を近づけて作戦を話す。

 

ジェミニ「ほう、中々いい考えだな。いいだろう乗ってやろう。」

 

ジェミニD「何を話していたのか知らんがかお喋りはもう済んだか」

 

ジェミニ「ああ、サナ、貴様を倒す。」セイレーンが笛を吹く。

 

ジェミニD「なっ!、これは体が動かん」

 

ジェミニ「セイレーンの笛はふくメロディーによって効果も変わる。今の音は人の動きを止める。そして私もやるぞ!幻朧魔皇拳!」

 

ジェミニはシードラゴンとサガに幻朧魔皇拳をかける。

 

シードラゴン「ここは」

 

ジェミニ『そこは、サナの精神の中だ。いいかこの中にいる双葉とラドスを引っ張ってここまで戻ってこい。ここが入り口であり、出口だ。」

 

シードラゴン「仕方ないわね。姉さんのためだ。」

 

シードラゴンはサナの精神の奥底を目指して歩いていく。そしてしばらくしてそんなに広くないのかすぐに最深部へも辿り着く。

 

シードラゴン「ここが最深部か」と部屋を辺りを見回すと

 

シードラゴン「いた、双葉姉さん!、姉さん!」

 

双葉「ん、あれここはそれに両葉、何でここに?」

 

シードラゴン「貴女はサナに取り込まれていたのよ。さっさとそこで伸びてる馬鹿連れて逃げるわよ。」

 

双葉「わかった。」とラドスと双葉の枷を壊して元来た道を戻っていく。

そして出口の近くに辿りつくとそこにはサナがいた。

 

シードラゴン「見つかった!」

 

サナ「落ち着け、私は闇のサナではない。」

 

双葉「嘘、だって前はそんなこと言って私を吸収して」

 

サナ「だから落ち着いてくれ、私は断じて悪の側面のサナではない」

双葉「じゃあ一体貴女は?」

 

 

ジェミニD「妙な気配を感じると思って来てみたが、貴様まだ生きていたのか」

 

サナ「光さすところに必ず闇があるように闇があるところに光はさす。カノンの幻朧魔皇拳が眠っていた私の人格を呼び覚ました。」

 

ジェミニD「ならば再び私の手であの時のように精神の監獄の閉じ込めてやるだけだ。」

 

千「さてそれはどうかな」

 

双葉「千!、どうしてここに」

千「まぁここは、精神世界だからなやっと元気が戻って起きて見ればこんな事態だから出てきたってわけだ。」

 

ジェミニD「ふ、私と同じ二重人格か、ずいぶんと中がいいようだな。私達とは大違いだな。」

 

サナ「そうはさせんさ、ギャラクシアンエクスプロージョン!」

 

ジェミニD「何!」

 

サナ「さあ、いくぞ!」とサナと双葉達は出口に飛び込んだ。

 

ジェミニ「双葉!」と出てきて早々に双葉を抱きしめるジェミニ

 

双葉「カノン様!」

 

ジェミニ「よかった」

 

双葉『どうやら出て来れたようだな。』

 

ジェミニ「この声はサナ」

 

双葉(サナ)『千は元々サナの善の性格の転生した姿、どうやら取り込まれたことにより記憶を取り戻した千はほとんど死にかけの精神状態で前世の姿である私と融合を申し出た。死にかけの私より貴女の方が役に立つとここを出るときに完全に私達は融合し、千は消えてしまった。』

 

双葉「大丈夫です。確かに千は消えてしまったかもしれないでも千はサナ様の善の心の転生した姿、千に会えなくともサナ様を通じて千を感じることは出来る。それに千はそんな風に簡単に消えるような人ではありません。会えない所に行ってしまったとしてもまた会えるのを待つんじゃなく私の方から行ってやります!」

ジェミニはその言葉を聴くと

 

カノン「双葉!」と指輪を投げる。そして双葉は指輪に小宇宙を込める。魔傷は双葉の強大な小宇宙により逆にそれに耐え切れるずに魔傷は消滅した。

 

ジェミニD「馬鹿な!、キュアマルスの魔傷を自らの手で解呪しただと!」

 

カノン「やれる!、プリキュアクロスアップ!ジェミニ!」

 

キュアジェミニに変身し、2人に分かれるそして1人は双葉そしてもう1人は

 

カノン「馬鹿な!」

 

ジェミニD「まさか貴様は!

 

カノン、ジェミニD「「サナ!」」

 

ジェミニ(サナ)「魔傷を追いながらも自己鍛錬をやめなかった双葉の起こした奇跡だ!」

 

ジェミニ「いきますよ!」

 

ジェミニ、ジェミニ(サナ)「「プリキュアアナザーディメンション!」」

 

ジェミニD「馬鹿な、この私が世界を支配する女王となるこの私が!」ジェミニDは指輪ごと砕けちった。

 

そして結界を安定させる為に起点へと向かった英里を守る為にある起点へとむかうのだった。




今日のプリキュア
海鳴律子/キュアセイレーン

ジュリアに仕える侍女で世界的に有名な歌姫。その正体は、キュアポセイドンに仕えたプリキュアの一人、キュアセイレーン。両葉の師匠の一人。
ジュリアのソロニス家と律子の海鳴家とは、個人的な交流を持つ。
なお、セイレーンの技は、ラドス、双葉を目覚めさせる切っ掛けになる。

千宮両葉(もろは)/キュアシードラゴン

千宮双葉の双子の妹。本来は彼女もまたキュアジェミニの資格者でもあるが現在は双葉に光の双子座の指輪を託している。だが、双葉、両葉の父が本来の世界に戻る際に残した神鏡にて両葉は、12闘士を倒し、キュアアテナを倒し、聖域を掌握する邪悪なる双子座のプリキュアのビジョンを見てしまう。その邪悪なる双子座のプリキュアを倒すため、嘗てキュアポセイドンに仕えたプリキュア、キュアシードラゴンの指輪を手にし、キュアアテナに変わり、世界を手にしようと目論む邪悪なる双子座のプリキュアを倒すためにキュアポセイドンとキュアセイレーンの元で修行をしていた。(何故かつてなのは、英理がキュアドラゴンとして活躍した頃、当時のキュアシードラゴンは、邪悪な心を抱いており、キュアポセイドンの同士のプリキュア達を死に至らしめた原因であり、キュアアテナとキュアポセイドンの激突の原因を作ったため。なお、伊月はキュアシードラゴンを見て、一瞬邪悪なプリキュアの姿の幻覚を見る)後にその邪悪なる双子座のプリキュアの正体が、かつてサナの乱を起こした先代キュアジェミニのサナの邪悪な心が具現化した姿であり、双葉はサナの邪悪な意思によって苦しんでいることをヘレンから聞かされ、そのサナに苦しむ双葉を救うことを決意する。その際に両葉には、歴代キュアジェミニの技を伝授している。(これは、もしキュアジェミニが戦えなくなることを想定し、もしキュアジェミニを任す可能性を考えての伝授である為)。双葉がサナの邪悪な意思から解放され、自由の身になった後は双葉を支えるため、キュアシードラゴンとして聖域のプリキュアと共に戦う。なお、キュアポセイドンからは、キュアアテナの元へ行くことを許されている。また、同じ双子座のプリキュアである潤の事を知っている。
なお、この時代のポセイドンとセイレーンはアルティメットコスモに置けるポセイドンと同じような立場になっている。

所有技はプリキュア・ゴールデントライアングルとプリキュア・ギャラクシアンエクスプロージョン。

プリキュアとしての姿は金色の鎧に、青いドレスを纏う。頭部が海竜を模したヘッドギア(当初は顔の半分を隠す海竜を模した兜)を装備している。12闘士との違いは鱗を模した意匠がある事。また、ツインスラッシュや二人同時が使えないため、代わりに槍に変形する一対の金色の長剣を所持する。


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マルス軍の崩壊、裏切りのデヴァイン

スターヒルにおいてジェミニ達が戦っていた時を同じく、アテナ神殿ではキュアマルスと共に石像となったアテナがいた。

カプリコーン「そんなあんな封印の仕方で、どうりでアテナの小宇宙をこの1年感じることが出来なかったわけだ。」

 

サジタリウス「ここまでされると相手にもそうだけど私達自身にも腹がたつね。」

 

キャンサー「全くです。あれ(プリキュアエクスクラメーション)を使ってみますか?」と決して怒りが溢れた笑顔で言う。

 

マルス「ふっ、ここまで同様するとはまだまだ未熟だな。こんな状況でもキュアドラゴン、いや貴様らの教皇であったなら冷静に対処出来ていただろうに」

 

マルスのその言葉を引き金に戦闘が開始された。

 

ドラゴン「くらえ、廬山昇龍波!」

 

リブラ「廬山爆龍波!」

 

マルス「甘い!」とキュアマルスはドラゴンとリブラの後ろに回り攻撃する。

 

 

ドラゴン、リブラ「うわぁぁー!」

 

 

カプリコーン「リブラ、ドラゴン!」

 

マルス「よそ見をしてる場合?」マルスはカプリコーンに蹴りを入れる。

 

カプリコーン「うわぁ!」

 

キャンサー「アクベンス!」キャンサーが攻撃を仕掛けるが受け止められる。

 

マルス「危ない危ない、私が受け止めきれてなかったら傷をもらってたかもれしないなんて言えないわね。流石に成長を続ける貴女達の攻撃を無傷とはいかないわね。」とマルスの攻撃を受け止めた掌から血が出ていた。

 

キャンサー「よしっ!」

 

マルス「でもまだまだ未熟ね。攻撃を当てただけで喜ぶなんておかけで隙だらけよ。」

 

マルスは一瞬で後ろにまわりキャンサーに一撃を食らわす。

 

サジタリウス「まさか、光速で動ける私達がここまで押されているなんて。」

 

マルス「お前達は本当の意味で光速を理解していない。そんなんでは真に光速で動けるとは言えない。それを理解しているのは山羊座のお嬢さんくらいかしら、これは聖域の結界が起動してる。それになんだの空から降り注ぐ光は」

 

マルスのつぶやきの空から光が降り注ぐ。

 

12宮、双魚宮を抜け、教皇の間の前降り注ぐ光はここにまで届いていた。

 

ユウキ「これは⁉︎」

 

明日香「一体、どうして魔傷が癒えていく。」

 

いちご「それに体がとっても軽い!」

空から降り注ぐ光に触れた者達の魔傷はたちまちに癒えていったのである。

 

また教皇の間を抜け、アテナ神殿へ向かうアリエス

アリエス「パイシーズを倒したことで闇の12闘士の戦いは終わった。だが、デヴァインが言ってた邪悪な双子座が気になる。もし会えば私達は倒されかねない。どうすれば」

 

不安を抱くアリエスにあるテレパシーが来る。

 

アリエス「このテレパシーは?」

 

???「キュアアリエス、いやエレオノーラよ。その邪悪な双子座による12闘士の全滅は起きることは無い」

 

アリエス「その声は………まさか、キュアポセイドンなのか!?」

 

ポセイドン(テレパシー)「そうだ、そして君の予知は良い意味で外れる」

 

アリエス「どういう意味だ?」

 

ポセイドン(テレパシー)「その邪悪な双子座には、セイレーンとシードラゴンに向かわせた。彼女達なら邪悪な双子座に囚われた双葉とラドスを救える事が出来る」

 

アリエス「本当なのか?」

 

ポセイドン(テレパシー)「本当だ。何故ならシードラゴンは双葉の双子の妹の両葉だ。必ず救える」

 

アリエス「そうか、なら私達はマルスとデヴァインの戦いに集中出来るな」

 

ポセイドン(テレパシー)「そうだ、それに私はキュアマルスとは少し関わりがある。マルスとの戦いので私は姿を現すだろう」

 

アリエス(私達を救う存在はキュアポセイドン、貴女達だったのね………)

 

 

そして場所は再びアテナ神殿に戻る。

 

マルス「なんてことだ。魔傷が癒えて、聖域の結界が起動したことにより、私の力が弱まっていく。」

 

?「私のプレゼントは気に入っていただけたかな。」

 

カプリコーン「教皇!」そうカプリコーン達の前に現れたのは香川英里だったのだ。

 

英里(スター)「やはりここはあの時の世界であっているようだな。改めて、別世界、私、参上!」

 

その場にいた全員がこの残念なカッコつけは明らかに香川英里本人であることを理解した。

 

カプリコーン「教皇、おふざけはおやめください。」

 

英里(スター)「だから教皇とか言われてる私と私は別物だからな、まあみていろ。超力転身、オルタナティブ!」

 

スター・O「キュアスター・オルタナティブ!」

 

カプリコーン「まさかこれが別世界の教皇」

 

サジタリウス「そう言うことね。」

 

スター・O「そして助っ人は私だけじゃない。」

 

ポセイドン「海神、キュアポセイドン!」

 

オーディン「キュアオーディン」

 

レーダー「キュアレーダーです。」

 

フォルテ「キュアフォルテよ。」

 

マルス「まさか、神のプリキュアを連れてくるとはな。」

マルスは神のプリキュア達に攻撃をする。

レーダー「私達はアウト・オブ・眼中ってわけね。」

 

フォルテ「まぁ当然だろうな。」

そして神のプリキュアである3人が戦いは続く。

ポセイドン「マルス、貴女はやりすぎた。」

 

オーディン「神が神の領地を奪うことなど本来あってはならないのよ。」

 

マルス「なんと言おうと知ったことか、私は私の娘達の為にデヴァインとともにこの世界をやり直し、私達家族が幸せでいられる世界をつくるの、がはぁっ!」そういったマルスの叫びの途中、マルスの背後から何者かが胸を貫いたのだ。

 

オシリス「お母様!」

 

デヴァイン「いやあ、素晴らしい目標をお持ちですね。マルス様ですがその目標は私の願いの妨げになるよって却下です。」

 

マルス「やっ、やめっ、!・・・・・」マルスはデヴァイが手から出した炎によって消されてしまった。

 

オシリス「そんな、お母様!」

 

 

デヴァイン「いやあ、せっかくあれの最終調整を終えて目当て加勢しようきてみれば、マルス様は押され始めていた、目当てのものの回収がてらにマルス様にはご退場を願いました。」

 

オシリス「お母様、お母様!」とオシリスはマルスだったものの灰を掴み涙を流していた。

 

 

デヴァイン「アレク、貴女にもプレゼントをあげましょう。出てきなさい。」

 

オシリス「ペガサス!、どうしたの、あんなに綺麗な純白の鎧が真っ黒に」

 

デヴァイン「彼女には元々闇を司る神アプスが眠っていました。それはもう深い眠りについていたためにほとんどは何があっても目覚めることはなかったのですがここ最近はマルス様の神の力にあてられてその眠りも浅くなってきていました。そこで私は神の眠りを覚ますことなくペガサスを操り闇の力のみを引き出したのですよ。ではペガサスのお披露目も済んだことですし、私はこの辺でお暇させてもらいましょうか。」とデヴァインとペガサスは何処かに転移した。

 

 




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キャラ設定その3

闇の12闘士編です。


桐矢カケル/キュアトーラス

闇の牡牛座のプリキュアで闇の12闘士のメンバーの中ではトップクラスのパワーファイター。自らを12闘士一の戦闘狂と自称している。

英理の弟子の一人である響鬼明日香をライバル視しており、魔傷のせいで殆どのプリキュアが戦えない事に不満を抱いている。過去の出来事があるせいか、弱いもの苛めをするやり方を人一倍嫌っている。

もともとはアメリカにある裕福な家の生まれだったが、家族旅行にて抗争に巻き込まれた際に家族を失うと言う凄惨な過去を持つ。そして、スラム街で一人で生きぬくために、様々な暴力行為に手を染めてきた。そんな時にキュアサウンドの頃の明日香に出会い、英理の弟子の一人として入れようとしていたが、力を求めるあまりに血塗られた行為をするのを見て弟子入りを断られた過去を持つ。

力を発散する為にストリートファイト等をしており、そんな時にデヴァインに出会い、闇の牡牛座のプリキュアとして選ばれる。

見かけに依らず繋がりを欲っしており、姉妹関係のヘレン、幼なじみ関係の詩織や謡、先輩後輩関係のあかり、ライバル関係のリューネなどを羨ましがる節がある。

 

モチーフは仮面ライダー響鬼の桐矢京介と聖闘士星矢Ωのハービンジャー

 

キュアエアリーズ/ヘレン・アルゴー

 

闇の牡羊座のプリキュアで、自らを闇の12闘士の参謀と名乗っており、実際に作戦立案を任されている。

自由奔放で闇の12闘士では珍しく友情を重んずる人物であり、闇の12闘士にされた謡や詩織、らぁらやホーネットを心配しており、彼女を救えないかと悩む一面を持つ。また、トーラスやあかり、リーオーとも仲がいいが、その反面、貞美やパイシーズ、カンケル(二代目)にはいい感情を持っていない。また、デヴァインを嫌う節がある模様。敵ではあるが、彼女の行動は所謂もう一つの正義に準じており、敵に与しているのもある理由がある。

自分のライバルに当たる玲央の事を何故か姉さんと呼んでいる。

 

キャラモチーフはシンフォギアのカリオストロをベースに聖矢Ωの牡羊座の貴鬼の要素がある。

 

真中らぁら/キュアカンケル(初代)

 

闇の12闘士のプリキュアで、闇の蟹座のプリキュア。12闘士では最年少枠。

東堂シオンのライバル枠で、元は人気絶頂のアイドルであり、世界中を飛び回っていた。だが、中東にある国にて、テロに巻き込まれて行方不明になる。その後は、テロが起きた国で、人々が苦しむのを見て、精神を磨耗され、悩んでいる所をデヴァインに出会い、闇の蟹座の指輪を受け取り、闇の12闘士として選ばれる。戦争が人を狂わすと言うか、12闘士になってからは、暗く冷酷な性格になっている。東堂シオンが聖域に着任する前に何度か会っており、シオンはらぁらを助けたいと考えている。なお、らぁらが巻き込まれた国には、キュアカンケル(二代目)が居る。

 

なお、カンケル、スコーピオ、パイシーズには適合者がもう一人居る。

 

キュアスコーピオ/流星サクヤ

 

キュアスコーピオン、如月ユウキの12闘士になるまえユウキが英里共に暮らしながら修行をしていた頃、通っていた高校の親友である。

ユウキの突然の転校に戸惑うサクヤはユウキの行方を探すべく高校を飛び級して国際捜査局の捜査官になり、ユウキを探していたが見つからず途方にくれていた時に任務中のユウキと出会うのだったがその後マルス軍が接触し、キュアアテナは邪神でありユウキはそれに従っている悪の手先になってしまったという催眠をかけられてしまう。

それからマルス軍により指輪を受け取り、12闘士キュアスコーピオへと選ばれた。

 

必殺技はプリキュアブラックニードル、奥義ストームスコルピオ

 

キュアジュゴス/玄武桜花

モデルは聖闘士星矢Ωの玄武と無印の王虎である。

朱雀雛子の従姉妹であり修行時代の姉弟子であり、共に鍛錬をしてきた中で本当の姉妹のように中が良かった。だがキュアリブラとして雛子が選ばれた時、何故自分ではないのかなどを英里に聞くも取り合ってくれずに自分の胸に聞いてみろなどと言われたが理解できずに暴走して雛子と命懸けの姉妹喧嘩をしたのちに雛子の逆鱗にふれ、倒されるが漸く英里が雛子を選んだ理由を理解し、英里により破門されていたがその破門は解かれ、それ以降、自分探しと修行の旅に世界中を歩き回っていた。その旅の途中風の噂でアテナ軍がマルス軍に敗れたことを知りなんとか、力になりたいとマルス軍に入り込み、英里に匿名希望で情報を流していたりする。情報収集の段階でヘレンにばれるがヘレンも決してマルス軍の完全な味方というわけではないことを知り、それからは2人でことに当たっている。

 

必殺技はリブラと殆ど同じで

桜花が独自に編み出し、英里から使うことを禁じられた廬山坑龍波

 

ちなみにジュゴスとは天秤座のドイツ語での名称です。

 

もう一人の闇の蟹座のプリキュア

 

ユーリー・シャリアン/キュアカンケル(二代目)

 

らぁらがシオンによって取り戻されたのを見て、デヴァインに呼び出された新たな闇の蟹座のプリキュア。らぁらが巻き込まれた国の出身で、ある傭兵団に所属する少女兵として人を殺してきた過去を持つ。顔の一部に傷がある。(その為、この部分には蟹を模した仮面のパーツが付く)力こそ全てと言う考えの持ち主で、プリキュアになる前は戦場で戦っていた為、体術レベルがかなり高い。また死者や仮死者をも操る能力を持つ。

キュアリーオー/リューネ・レオンハート

 

闇の獅子座のプリキュア。かつて幻影帝国に敗れ、ダークプリキュアになった経歴を持つプリキュア。

ダークプリキュアとして戦っていた頃にキュアレーヴェの頃のリオンと交戦しており、リオンとはライバル同士であり、仲間であるブレイブソウルプリキュアに対しても好敵手として見ている。戦士の誇りを重んじており、戦士として問題のある貞美やパイシーズ(オリジナル)、カンケル(二代目)とは仲が悪い。また、闇の12闘士にされた、詩織や謡、らぁらやスコーピオに対してはかつての自分だと見ており、助けたいと考えている。

モチーフはガオガイガーの主人公、獅子王凱のライバル、ソルダートJ。

ヘレンとは仲間にあたる。

パワー寄りのレオーネに対し、リーオーはスピード寄りになっている。

オリジナル技はプリキュア・レオンフォースで獅子の闘気を放って攻撃する。

レオンフォースのモチーフはキングジェイダーのジェイクォース

キュアビルゴ

 

シュナ・アーカルイド

 

黄金の鎧と赤と薄い桃色のロングドレスを着たプリキュア。

髪はオレンジ色で瞳は赤と緑のオッドアイズ。

普段は穏やかだが感情が高ぶると荒々しくなる。

だが、戦い方は最初が全てを力でねじ伏せるような闘い方で

感情が高ぶるほど静かで合理的な闘い方になる。

必殺技は諸行断罪、生死即涅槃と、

敵の動きを念力で封じ、天から雷を落とす”ビルゴジャッジメント。

 

 

シュナ・アーカルイドは破壊で人を救済できると考えている少女。

髪は朱色で瞳は黄色と緑のオッドアイズ。

 

キュアジェミナス

 

変身者 ラドス・リバーサ

 

黄金の鎧と白と黄色のドレスを着たプリキュア。

黄色のロングヘアで紫の瞳を持つ。

愛と運命を司る力を持っており、仲間の回復や未来を見通すことが出来る。

白い仮面をかぶると仮面が黒くなり、ジェミナスの体を闇が覆う。

闇が消えると白と黄色のドレスは黒と黄色となり、性格が荒々しくなる。

この姿の時は憎しみと死を司る力を持っており、

人の心を操ったり相手の過去を見たりできる。

黒い仮面を被ると光がジェミナスを包みドレスが白に戻る。

なお攻撃力は黒い時が力が強く、白い時はテクニックが高い。

必殺技は白い時が黄色い鎖で敵を捕らえるエターナルチェーン、

黒い時が敵を闇の鋏で切るコネクトシザース、

共通で 廬山昇龍覇(ろざんしょうりゅうは)、クロスロードミラージュ、

フォーチュネイトウォール、ファイナルデスティネーション、

スカーレット・ジェイナス 、ワールドイズエンド、

ギャラクシアンアルティネーション、アナザーディメンション、

そして分身して敵に総攻撃をかけるジェミナスフルアタック。

エターナルチェーンは敵を自身のものにするため、

コネクトシザースは敵の絆を断ち切るために使う時がある。

 

ラドス・リバーサは普段は表では優しい女性。

髪色は黄色でロング。

しかし裏はかなり荒々しい。

 

ソニア・アレスディス/キュアホーネット/キュアスコーピオ(フェイク)

 

マルス軍の統括幹部でキュアマルスの血縁者。黒い雀蜂を模した鎧を纏い、顔半分を隠す仮面を装着している。火星軍では最速クラスのスピードを持ち、カプリコーンと同等のスピードを持つ。冷酷で非情でマルス軍の統括幹部に相応しい実力を持つが、繊細な性格であるため、爪の甘い一面を持つ。デヴァインより、予想を越えるプリキュアの強さに対抗するための闇の蠍座の指輪を手にキュアスコーピオになる。だが、スコーピオの適合レベルが低く、後に彼女に悲劇をもたらすことになる。

 

モチーフは聖闘士星矢Ωのホーネットのソニア

 

明空詩織(チグハグ)/キュアレボルブ/キュアトラゴス

 

闇の12闘士の一人で、闇の山羊座のプリキュア。瑠璃とは、松田家が健在な頃からの幼馴染みで、ヘブンズプリキュアのリーダーとして活躍していた。ソルキュベイダーによって松田家が没落され、自身の家族がバッシングされるのを恐れて引っ越しした経歴を持ち、引っ越し先の街にて、プリキュアとして目覚め、ヨウカイと交戦していた。ソルキュベイダーの戦いが終わった後に瑠璃と再会し、一年間同じ学校で、学園生活を過ごした。瑠璃が聖域へ旅立った後、瑠璃の帰る場所を守るために戦っていたが、キュアマルス軍の戦いでヘブンズプリキュアのメンバーが魔傷を受けて戦えなくなり、自身も魔傷を受けて戦えなくなる。戦えなくなって悩んでいるところを、デヴァインから闇の山羊座の指輪を貰い、それによって闇の山羊座の戦士、キュアトラゴスになってしまう。原典の違いは人間不信症を発症してない事と妖怪の他に様々な知識に詳しい事。

 

キュアトラゴス

 

技はキュアカプリコーンとほぼ同じだが、プリキュライズは使用できない。代わりに自分の言葉に力を与える技を使い、更にキュアレボルブ時代に使われたヨウカイを使役する。

オリジナル技はプリキュア・ドミネーションラングウェッジ。

 

大空あかり/キュアパイシーズ

 

キュアピスケスの変身者、星宮いちごの後輩で、キュアエックス、サージ、ジードと一緒にいちごがやって来た時と同時期に跳ばされており、ある家族の元に保護されていた(その家族こそ、キュアマルスの家族)

ある時に、星宮いちごが12闘士のプリキュアとして活躍しているのを知り、自分もプリキュアになれないのかと思案しているときに闇の魚座の指輪を見つけ、闇の12闘士、キュアパイシーズの適合者として選ばれる。なお、12闘士になってからは、12闘士の活動より星宮いちごに会うことを優先しており、他のメンバー(主に貞美やラドス等)には頭痛の種になっている。また、適合者はもう一人居る。

 

キュアパイシーズ/エルス・フォーマルハウト

 

聖なる魔術師デヴァインの妹でもう一人の闇の魚座のプリキュア。実力は最強クラスであるビルゴやジェニナスに匹敵する。但し、人間性は闇の12闘士では最下位とも言える。おまけに友達は居ない処か、同僚まで嫌われている。(主な嫌悪キャラはヘレンやカケル、リューネやシュナ等)本人曰く自分こそが真のパイシーズの資格者でパイシーズの資格者を得たあかりを毛嫌いしている。

兄譲りの冷酷非情な性格に加え、相手を嘲笑したり、相手を罵倒したりするほどの陰湿でドSで自分さえ良ければいい自己中。弱いもの苛めが趣味で、プリキュアとして戦えないプリキュアを容赦なく攻撃する性悪さを持つが相当の甘ったれで精神面に欠陥を持つ。

 

モチーフはクロスアンジュのシルヴィアとプリキュアアラモードのビブリー(改心前)と聖闘士星矢Ωのアモール



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舞台はヴリタニア共和国へ、ルル、祖国への帰還

デヴァインがマルスを殺し、ペガサスやマルス軍兵士と共に聖域を去ってから1日、教皇の間において対策会議が開かれていた。

 

ユウキ「だから、今すぐ行動を起こすべきだ。こうしてる間にもデヴァインの計画は進んでいってるん時間は刻一刻と迫ってきてるんだ。」

 

玲央「場所もわからないのに闇雲に動いてどうする。」

 

瑠璃「だがたしかにこうしてる間にあいつの計画が進んでいるのも確かだし」

 

シオン「ですが、場所もわからないんじゃ。乗り込むわけにもいかないし」

 

という会議の後、英里とカノン、双葉を通じて表に出ていたサナは話していた。

 

英里「やはり、12闘士の中には焦れったいと思っておる連中がいるのも確かじゃ、じゃがアテナこちらに戻って来てくれたのは幸いじゃった。このまま行けば3日後くらいには目を覚ますじゃろ。」

 

カノン「だが、やはり奴らの居場所もわからない以上迂闊に聖域を開けるわけにはいかないし」

 

サナ「そういう面を考え、あの指輪を修復して12宮の防衛にあたるのはどうだろうか。」

 

英里「そうじゃな、ヘレンあたりにでも頼んでみるか、それにあいつらの中には改心して味方になってくれたものもおる。私は今のあいつらになら任せられると思っておる。」

 

カノン「そうか、だが英里よ、お前も次の戦いに参加させるわけにはいかん」

 

英里「なっ、何故じゃ」

 

カノン「当然だ、教皇が毎回毎回、そんな最前線に出てはいかん。我々の時の教皇も出陣したのはハーデスの時だけだ。むしろ戦いにおいてはお前は働きすぎなのだ。こんな時こそ、残りお前は聖域の復興に努めてくれ。」

 

英里「わかった。しかし相手の居場所をどうにかして突き止めんとの」

 

ルル「それについては私に心あたりがある。」

現れたのはルルと別世界の英里だった。

 

カノン「ルル、キングスレイか、それに別の世界のお前か」

 

英里「おう、別世界の私、昨日は世話になったの」

 

英里(スター)「気にするな、私はあくまでこの世界の冴島さんの頼みを聞いてきただけだ。」

 

英里「冴島の?」

 

英里(スター)「この世界に来る用事があってな、その時に症状を見せてもらってな。」

英里は英里(英里)の説明で納得した。

ルル「それでは話も済んだようだし、私の話を始める。」とルルは地図を広げる。地図にある場所に印をつける。

 

英里「ここは、確か」

 

ルル「ああ、ブリタニア共和国だ。」

ルルはブリタニア共和国は自分の祖国であり、自分はそこの王族の末裔であり、父親にデヴァインに売られた時にはすでにブリタニア領内に所属不明の兵士が確認されていたことを話す。

 

英里(スター)「まぁ、そういうわけだ。行きだけならなんとか送っていこう。あまり別世界に長くいるとSPPからうるさいからな」

 

英里「わかった。頼んだぞ。」

と英里は別世界の自分に礼を言うと早速、12闘士とオシリス、アンドロメダ、フェニックス、ライオネット、アクイラが招集された。

 

そして英里(スター)の乗って来たゴーライナーに乗り、一行は共和国へと向かうのだった。




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白の騎士団復活、カレン・ヴァーミリオン救出作戦

聖域の一行を乗せたゴーライナーはヴリタニア共和国へと上陸した。

 

雛子「ここが、ブリタニア共和国」

 

ルル「そのアイルランド領にある。ブリタニア帝国時代の王族の末裔の敷地だ。だがここに住むのは私1人になってしまったな。ここを拠点として・・・・、」と言いかけた時

?「ルル、ルルじゃないか、よかった帰って来ていたんだね。」

 

 

ルル「カリン!、何故ラウンドナイトの第7席のお前がここに」

 

カリン「いや、ずいぶんと前にブリタニア共和国の官僚に怪しい魔術師が閣僚の1人に加わったんだ。だがその魔術師は自分の個人戦力を軍に投入した。それがちょうど君がアイルランド解放戦線と言われた戦いで軍に捕まっていた時だ。捕まえた捕虜の大半は殺されてしまった。それに抗議をしたコーネリア様が捕らえられてそして再びまで釈放された時に彼女は別人のようになっていた。それを見た一部のラウンドナイト達は軍を離反し、亡命しようと飛行機に乗ったふりをして

アイルランド領の秘境である、君の邸宅を使わせてもらっていたと言うわけだ。」

 

ルル「まて、と言うことは今この屋敷には」

 

キリア「その通りですよ。ルル様」

カリンの周りに4人の女性が集まった。

 

カリン「ルル、いやルル王女殿下、今再び、ブリタニアの解放のために我らと白の騎士団を率いて戦ってはいただけませんか。」

 

ルル「私に再び、ロゼになれと言うのか」

 

ファネリア「大変です!」

 

カリン「どうしたんだ。ファンネリアそんなに慌てて」

 

ファンネリア「はい、実は先のアイルランド解放戦線の折に捕らえれていた、カレン・ヴァーミリオンさんの行方がわかりました。」

 

カリン「それは本当ですか、殿下、これが我々がおおっぴらに動けなかった理由です。」

 

ルル「そうか、聖域の皆さん、私の騎士を助け出す為に力を貸してくれませんか。」

 

雛子「そう言うことなら、喜んでお引き受けしましょう。それにこの国にデヴァインの兵が潜んでいる以上、いつかは戦わねばいけないのだ。遅いか、早いかの違いだ。」

 

ユウキ「おう、そしてラウンドナイトプリキュアとも友達になってやるぜ!」

 

カリン「ルル様、少しご一緒いただかませんか。」

 

ルル「何?」

 

カリン「すぐに済みます。こっちです。」

とカリンはルルを引っ張ってシャルルの部屋に連れてきた。

 

ルル「何故、シャルルの部屋に」

 

カリン「はい、ラウンドナイトプリキュアの変身システムを担当していたラクシャータという女性がいまして、彼女は処刑されてしまったのですが彼女が最後に手がけていたのはこれでして」とラウンドナイトプリキュアの変身アイテムのペンダントだった。

 

ルル「これは、ガウェインのペンダントか、私がアイルランド解放戦線、いやホワイトクライシスの際に私が捕らえられてからどこに行ったのかと思えば」

 

カリン「それだけです。あと貴女の衣装は貴女の部屋のトランクにあります。」と言ってカリンは部屋を出た。

 

ルルも自分の部屋へ行ったそして綺麗に整えられたベットにトランクが置かれ、その上に手紙が置いてあった。ルルあてだった。

 

ルル「手紙、誰からだ。」手紙を開く。

 

『ルル、これをお前が読んでいると言うことは、私は悪の道へ行かなければならないほど追い詰められているかもしれない、 その悪によって私は命を落としているかもしれない。そうなった時、私はもう正気ではなかったのだろう。ブリタニア王家を再興するそんな考えを私がするようになったのはいつだったのか、今の私にはわからない、お前には私の夢を託したい私はそう思っていた、だが私はマリアンヌを亡くした時、死の間際の彼女におまえにはおまえの進むべき道があるのだと言うことを私はその時からお前がお前の道を進む為ならば例えお前に嫌われ、目の敵にされようとお前が生きていく上で超えていくべき目標たらんことを目指して生きていこうと私は思う。ルナやお前には迷惑をかけることだろう、ここで私はお前に謝っておこうと思う。

すまない、だからこそ信じてほしい私がする行動はお前達の為を考えたからこそだと、世界一優しい嘘付きの娘をもつ父親より』

それはまだ正気を保っていた頃のシャルルがルルへと向けた手紙だった。

 

ルル「これは、シャルルがまだお父さまと呼ばれていた頃にしたためた手紙か」

ルルは何か決心し、明日の段取りを確認し、眠りについた。

 

翌日、ルルはかつて自分がアイルランド解放のためにしていたテロリストとしての姿、ロゼの衣装を着ていた。そしてバイザーサングラスをかけて、ブリタニア共和国において奇跡の象徴と言われた伝説ロゼへと姿を変えた。

 

ロゼ「これより、カレン・ヴァーミリオン奪還作戦を開始する。」

 




キュアランスロット/変身者 カリン・シュラウド

チグハグ次元の枢木スザクであり、現在はブリタニア共和国の軍の最高幹部であるラウンドナイトプリキュアの第七席に着いてる。かつてのルルの幼馴染であり、先代アイルランド領領主の一人娘である。ブリタニア共和国復興以前王家再興を望みディヴァインと手を組んだシャルルの暗躍により、アイルランド領はブリタニア領に蹂躙されルルは心底シャルルに嫌気がさしてフランスへとルナと2人で留学し、カリンは内側から国を変えて行くという目標を持ち、2人はお互いの道を行く、カリンはブリタニア軍に入隊し、キュアランスロットのデバイサーに選ばれ、ルルはメリルにルナを預けて単身、ブリタニアに帰国した。


キリア・ヴァインヴェルグ/キュアトリスタン

ラウンドナイトプリキュアの第三席にして現ラウンドナイトプリキュアのサブリーダー格
チグハグ世界のジノ・ヴァインヴェルグに当たる人物。ブリタニア帝国時代から存在する貴族の生まれだが、プリキュアの資質がかなりあり、その卓越した戦闘技術で、今の地位を手にいれた実力者。コーネリアとは逆に軽いタイプ(コーネリアは堅物タイプ)で普段は陽気な自由人だが、戦闘では常に余裕を見せた態度で振舞う自信家。外様にあたるカリンに対しても親しく接するなど他人には気さくで人懐こく、ファンネリアと並ぶブリタニア共和国に置ける人気者。
キリアの祖に当たる人物が、ワイズマン一家に会った事があり、そのワイズマンの娘である、エレオノーラとヘレンを副官として入れたいと考えている(そのせいか、陽奈達とは当初は犬猿の仲になっている)


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カレン・ヴァーミリオン奪還作戦①

ここはヴリタニア共和国にある機密収容所である。ここでは一部の受刑者が入れられている。そこでルル・キングスレイの騎士、カレン・ヴァーミリオンは幽閉されていた。

 

そして収容所から近くの山岳地帯にルルもとい、白の騎士団総帥、ロゼ(ルル・キングスレイ)とアンドロメダ、フェニックス、キグナス、リブラ、さらにはラウンドナイトのメンバー、カリン、キリアなどが参戦する。他のメンバーは各地に別れて情報収集や拠点の防衛にあたっている。

 

ロゼ「カリン、どうだ。様子は」

 

カリン「はい、やはり国の機密収容所と言うことで、警備は厳重です。われらの情報ではキュアアグラヴェインがあそこを守っているとの報告が」

 

ロゼ「拷問担当の第五席、ここは奴のホームグラウンドってわけだ。」

 

カリン「ロゼ、ここは迅速にことを済ませましょう。」

 

ロゼ「そうだな。手はず通りだ。これより本隊が収容所に突撃をかけるその間に別動隊が中に入り、カレンを奪還する。」

 

ラウンドナイトs「はっ!」

 

ロゼ「作戦開始!」

 

リブラと他の聖域組か収容所に攻撃を仕掛ける。

 

リブラ達が表で敵を引きつけているなかでカリン、ロゼ、キリアは収容所、内部に潜入した。

 

ロゼ「カリン。本当にこんなんで大丈夫なのか」と通信にて話す。

 

カリン「何を言うのです。ロゼこのダンボールを使ってのスニーキングミッションこそ、かの合衆国にいたとされる伝説の傭兵も使っていたとされる潜入方法、スニーキングミッションにおいてダンボールは必需品なのです。」

とこの潜入前に潜入に適した格好ですと渡された服は某伝説の傭兵のスニーキングスーツとバンダナであった。

ロゼ「私にはそうは思えんがな。」

 

キリア「そんなことを言わずに先に進みましょう。あっ!、敵兵三名がこちらに向かってきます。」

 

カリン「よし、あの3人の衣服を奪って収容所の警備兵に変装してカレンのところまで一気にいこう。」

カリン達は影でダンボールから出て向かってくる兵士を卒倒させて、影に入れてダンボールの中に突っ込む。

 

カリン「さあ、行くぞ。」

 

ルル「ああ」とその兵士達の持ち物には収容所内の地図が入っていた。

 

キリア「カレンは地下の独房に閉じ込められている筈だ。ちょうどこの兵士達がこれからの見張りらしい。」

 

ルル「好都合だ、急ぐぞ。」

 

ルル達は地図に従いエレベーターに乗り、地下の独房前にやってきた。

 

兵士「お前達、遅いぞ!」

 

カリン「申し訳ない。なにぶん新入りなもので、地図を見ても迷ってしまいました。」

 

兵士「そうか、なら仕方ないな。あとは交代時間まで頼むぞ。」

 

カリン、ルル、キリア「はっ!」

そして独房に入る。

 

そして独房の中に目当ての人物がいた。

 

カレン「・・・・」

 

ルル「カレン、カレン」

 

ルルはカレンに話しかける。

 

カレン「ルル?、あなた、本当にルルなの」

 

ルル「ああ、私は帰ってきた。ブリタニア解放の為にカレン、また君の力を借りたい。」

 

カレン「喜んで、私は貴女の騎士ですから」

ルルはカリンに命じるとカリンは牢を開け、カレンの高速を解く。

 

カレン「久しぶりに体を動かせる。」

 

ルル「カレン、これを」とペンダントを渡す。

 

カレン「これは?」

 

ルル「ああ、お前の新たな剱だ。行くぞ。」

 

カレン「はい!」

こうしてカレンを取り戻したルル達であった。




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カレン奪還作戦②、キュアグレン対キュアアグラヴェイン

カレンはを奪還し、また施設内の元来た道を進むと。カリン、ロゼ、キリア、カレン

 

 

ロゼ「カリン、帰りもまたこの服なのか」

 

カリン「何を言いますか、潜入は脱出するまでが潜入任務です。なら敵に見つかりにくいようなこのスニーキングスーツとダンボールを被って進むのがベストなのです。」

 

キリア「陛下、諦めた方がよろしいかと」

 

カレン「ルルが心配になって来た。一年間もあの人たちと一緒にいて影響受けてないといいけど」

 

4人は何とか、収容所を出ただが本隊と合流する道に1人の女性がいた。

 

カリン「何故ここに、キュアアグラヴェイン」

 

アグラヴェイン「ほう、やはり貴様はそちら側だったか。それにそっちにいるのはヴリタニア共和国史上伝説のテロリストロゼ、確かカリン、貴女自らが処罰していたと記憶しているが」

 

カリン「私は現在のヴリタニアにはかつての第四連合国時代以上の闇が入り込んでいると私は考えている。」

 

 

アグラヴェイン「ほう、かつての帝国時代のように再び円卓のプリキュア同士が争うことになろうとはさあ、カリン、キリア、変身して剣を抜け、私が成敗してやろう。」

 

カレン「待った、ここは私にやらせて」

 

ロゼ「カレン、いいのか」

 

カレン「ええ、私は貴女の騎士ですから」

 

カレンはペンダントを手に取るとプリキュアに変身した。

カレンが変身したのはプリキュアというにはあまりにも偉業の腕を持っているプリキュアだった。

 

アグラヴェイン「ブリタニアの紅い悪魔」

 

グレン「失礼ね。でもこれは私が勝ち得た力、それをロゼ(ルル)の為に役立てることができるなら、喜んで悪魔だろうと何だろうとなってやるわよ。」

 

ロゼ「カレン」

 

アグラヴェイン「追いつけないだと、この私が」

アグラヴェインはグレンにうたれっぱなしになっていた。

グレン「ふん!、あんたの戦い方は優等生すぎるんだよ!」

アグラヴェインの騎士然たる戦い方はカレンのゲリラ的な戦い方とはすこぶる相性が悪かった。そしてグレンのプリキュアシステムの開発やキュアガウェインのアップデートをしていた今は亡きブリタニア最高の科学者ラクシャータが完成させたグレンの完成形態、キュアグレン聖天ハ極式となったカレンには敵ではなかった。

 

そしてグレンの蹴りがアグラヴェインを吹っ飛ばし、壁をぶち抜いた。

 

グレン「ロゼ、今のうちに脱出を!」ロゼはグレンにつかまり、施設を脱出、カリンやキリアもプリキュアに変身して収容所を脱出した。

 

ロゼはグレンに掴まれて上空にいた。ロゼは信号弾を撃ち、撤退の旨を伝える。

 

リブラ「んっ、撤退か、全軍撤退!、我らの目的は達した。全力で戦域を離脱せよ。」

とロゼに従う兵達も了承し、白の騎士団は撤退した。

ブリタニアに来て初の戦いは白の騎士団の勝利に終わる。

 

そして夕刻、ルルはヴリタニアの回線をジャックした。

 

ロゼ「圧政に苦しめられるブリタニアの諸君、私だ、ロゼだ。私はこの地に帰ってきた!、今、この国にはとてつもない悪が蔓延っている。この悪を除くため、私は再び白の騎士団共に立ち上がる。必ずブリタニアを解放して見せよう!」

とロゼはヴリタニア全土に宣言した。



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この世界の神楽謡

ブリタニア共和国にて白の騎士団復活というニュースが舞い込んだ日の翌日、ブリタニア共和国空港にて紅光の生存を知ったこの世界の神楽謡は降り立った。

 

謡「ここに光達がいるのか、急いで合流しなきゃ」

と彼女の指には黒の射手座の指輪がはまっていた。

 

そして空港を出てしばらく歩いていると

 

?「ねーえ、いい加減、僕のお宝返してくれないかな。」

 

謡「星川玲央!なんで貴女がこんな追い剥ぎみたいなことをするの」

 

玲央?「だから、僕は玲央は玲央でも別世界のがつくんだってば」

玲央の前髪が揺れ隠れていた潰れた目が姿をあらわす。

 

以外玲央?→玲央S

 

玲央S「いいかな、僕は君の指にはまってる射手座の指輪さえ手に入ればそれでいいの。」

 

謡「なら私を殺してでも奪えばいいじゃないですか。」

 

玲央s「本気の殺し合いならともかく、盗みに殺しを使うのは僕の流儀に反するからね。だからといって無理に説得するのもなんだから手放したくなるまで付いてくよ。」

 

謡「なら勝手にして私は貴女にこれを渡す気はないから」

 

玲央S「ふーん、まぁ、今はいいか、それで君はどこに行きたいのかな?」

 

謡「うん、まずは光達と合流したなって」

 

玲央S「そっかでも光達がいるとするならおそらく白の騎士団の本拠地にいるはずなんだけど、場所わからないから、とりあえず白の騎士団が現れたって場所に行ってみるしかないね。」と玲央Sは謡を連れて路地裏に入り、しばらく進むとひっそりといかにもと言った感じのカフェがあった。

 

謡「まさか、お茶しにきたわけじゃないわよね。」

 

玲央S「まさか、こういう所には情報に詳しい人がいるもんさ」と玲央Sがカフェに入る。

 

玲央S「すいません。これを」と玲央Sが何かのカードをカウンターに置くと

 

カフェの店長は玲央Sと謡をみると

 

店長「何が知りたい。」

 

玲央S「そうだね。白の騎士団がここ最近、暴れた場所について教えてほしいかな。」

 

店長「代金は」

 

玲央S「これを」とポケットから10センチ代の金を取り出す。

 

店長「確かに」と店長は奥の厨房に入り、すぐに戻ってくる。

 

店長「このポイントに行きな。」

 

玲央S「ここは?」

 

店長「政府の秘密収容所がここにはある。3日前まで白の騎士団の紅い悪魔が収監されてた。今回の白の騎士団の目的は紅い悪魔の奪還にあったんだろう。そのあと死んだと思われていたブリタニアの奇跡の体現者と言われたロゼが白の騎士団復活というニュースを国中の回線を使ってお知らせしてくれたんだ。」

 

玲央S「そっか、ありがとう。また利用させてもらうかもしれないけど、次もよろしくね。」

 

店長「あと、ここ最近、見慣れねぇ格好の兵隊が国をうろついてる。噂じゃ、最近、評議会入りした新入り議員の私兵らしい。そいつら治安維持を名目に市民を痛ぶってるらしい。」

 

という店長の話を聞くと玲央Sと謡はカフェを出た。



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ブリタニアガンマスター

ブリタニア共和国において奇跡の体現者と言われたロゼの復活から1週間、ロゼことルルは戦力を増強する為に現在ブリタニアにいる無所属のプリキュアの情報を集めていた。

 

ルル「・・・」とルルは騎士団が集めてきた情報と睨めっこをしていた。

 

カレン「ルル、根を詰めすぎても良くないよ。ほらココア入れてきたから。」

ルル「ああ、ありがとう。カレン」

 

カレン「それでどう、見つかりそう?」

 

ルル「いや、ここまで情報収集を買って出てくれた聖域の面々にも申し訳ないくらいに動向がつかめない。いったい何処にいるんだろうな、ブリタニアのガンマスターの名をほしいままにした。キュアヴァイスは」

 

カレン「さらに彼女のパートナーのキュアアイゼンも行方が知れてない。」

 

ルル「あの2人は実力が極端に対照的な2人だったがそのせいか尖った才能はラウンドナイトプリキュアを凌駕していた。それ故に今回の戦いに彼女達の存在は切り札になる可能性も高い。『コン、コンっ!』、どうぞ。」とノックの後に雛子が入ってきた。

 

雛子「ルル、中々に面白くない情報だ。どうやら、新しく共和国の議員になったのはディヴァインで間違いなさそうだ。それとだいぶ前から新議員の私設部隊が暗部としてこの国には暗躍しているらしい。どうもディヴァインが攫って洗脳していたプリキュア達である可能性も出てくる。」

 

カレン「そいつら、私も戦ったわ。隊長格のプリキュアがキュアアルマーって名乗ってた。それにキュアスレード、キュアサーガ、キュアジュルグと名乗っていた、あいつら少数精鋭で相当の戦力を保持してる。」

 

雛子「キュアアルマー、なんか聞いたことある気がする。」

 

ルル「アメリカの方では有名なテロ鎮圧や戦争に駆り出されていた特殊部隊らしいからな。」

 

雛子「そんな奴らがなぜディヴァインに肩入れする。」

 

ルル「奴らは戦いに行き、戦いの中で死んできた。だからこそ平和な世の中が気に入らなかったんだろう。あーいう奴らの考えはわかりやすい。戦い続ける世界を作る。それこそが奴らの望みなんだろ。」

 

カレン「愚かなことだ。戦いの中に生きているのは私達プリキュア なら誰でも同じだろうに」とカレンが言った後、ルルの部屋の電話がなる。

 

ルル「そうか、わかった。ああ、代金はいつも通りに」

 

雛子「どうした。」

 

ルル「キュアヴァイスの情勢が入った。あいつの目撃情報だ。アイルランド領の外れにある山で目撃情報があったらしい。」

雛子「そこは確か、エスメラルダがそこに行った筈だ。」

そして場所は件の山の中、エスメラルダは散策中に熊に襲われ山中を

エスメラルダは逃げ回っていた。」そして逃げ回ってどんどん追い詰められていった。彼女の力ならば倒せるだろうが無闇な殺生はしないと決めているエスメラルダは熊を倒すのを恐れていた。

 

?「そこの貴女、頭をそんなに上げてちゃ危ないわよ♪」

ズゥドォーン!と銃弾の音がしてそしてエスメラルダの頭の横を通り過ぎた弾丸が熊の脳天にあたり、熊は絶命した。

 

?「クマちゃん相手に逃げてばっかりじゃ、背中向けて走っちゃだめよ。」

 

 

エスメラルダ「貴女?」

 

「私⁉︎、私はエクセル・ブロウクン、よっろしく!」

果たして。エクセルは何者なのか




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ブリタニアの赤い狼

エスメラルダはエクセルに案内され、彼女の住む山小屋に案内された。

 

エクセル「ちょっち、せまいけど、我慢してねん。」

 

エスメラルダ「大丈夫です。」

エクセル「ところで聴きたいのはそんなことじゃなくてね。どうしてこんな時期に山をうろついていたのかってこと」

エスメラルダは訳を話す。

 

エクセル「成る程、最近就任した議員の私設部隊が入ってきてないかの偵察ね。」

 

エスメラルダ「はい、先程本当にありがとうございます。」

 

エクセル「いいのよ。」

 

?「エクセル、騒がしいな、こっちは怪我人なんだからもう少し静かにできないの⁉︎」

 

エクセル「ミヤコ、起きてきたら傷に触るわ。」

 

ミヤコ「エクセル、それはわかったけどそこのお嬢さんは?」

 

エクセル「この子はエスメラルダ・ローゼンズール、白の騎士団に協力しているプリキュアさんなんですって」

 

ミヤコ「プリキュアか、この国にいるプリキュアの大半は軍の所属になっているが、現在の情勢では政府お抱えのキリングマシーンに成り果てるのがオチだろうね。」

 

『コン、コン!』

 

そんな話をしているとドアをノックする音がした。

 

エクセル「はーい!」とエクセルが出る。

 

ミヤコ「エスメラルダ、隠れておけ。」

 

エスメラルダ「えっ、」

 

ミヤコ「いいから」

 

エスメラルダ「はいっ!」

 

エスメラルダは客から見えない死角に隠れた。

 

エクセル「どなたかしら。」

 

?「国政局のヴィンデル・マウザーです。エクセル・ブロウクンさんでいらっしゃいますね。」

 

エクセル「ええ、そうだけど、国政局の方が何のようかしら」

 

ヴィンデル「ええ、現在我が国は白の騎士団、ロゼの復活により大変乱れている。この自体を収集すべく我々は貴女のような実力者を求めているのです。」

 

エクセル「へぇ、それで私に何をさせたいの」

 

ヴィンデル「報酬は惜しみません。白の騎士団の抹殺に力を貸していただければそれで良いのです。」

 

エクセル「確かにその話は魅力的ではあるけれど、私も馬鹿じゃないの、今のこの国の現状を知っていればどちらに大義があるのかなんて明白よね。」

 

 

ヴィンデル「そうですか、では貴女にはここで消えてもらう。」とヴィンデルが右手をあげると銃撃がヴィンデルをすり抜けて降り注ぐ。

 

エクセルはなんとか銃撃を避けて家の奥まで後退する。

 

 

ミヤコ「エクセル、大丈夫か。」

 

エクセル「ええ、それより裏口から逃げるわよ。エスメラルダちゃんもー

 

ミヤコ「ああ」

 

エスメラルダ「はい!」と2人は頷き、エクセルの先導で裏口から外に出る。

 

エスメラルダ「私達の本拠地に行きましょう。そこならなんとかバレない筈です。」

?「ほう、白の騎士団の本拠地か、ならば我々もそこに案内してもらおうか。」

 

ミヤコ「何者だ!」

そこには武人然とした仮面を被った女性が立っていた。

「我が名はユミル・ウォーダン!、キュアメイガスが剣なり!、そして又の名を武神顕現、キュアスレード!」

 

ミヤコ「エクセル、気づいているか、あの感じ」

 

エクセル「ええ、なんだかとっても始めて見た気がしないのよ。」

 

ミヤコ「だがあの人は今何処にいるのかもわからない。だが実力はあの人と同じ所にあるかもしれない。ミヤコがブレスレットをつけてスイッチを押す。そしてミヤコのプリキュア としての姿、キュアアイゼンへと変身する。

 

エクセル「ミヤコ、今の身体で戦うのは無理よ。」

 

アイゼン「お前達の撤退する時間を稼ぐくらいなら問題ない。必ずお前のもとに帰ってくる。だからエスメラルダを連れて早く行け!」

 

エクセル「わかった!」とエクセルは目に涙を浮かべながらブレスレットを押してプリキュア、キュアヴァイスに変身する。

 

ヴァイス「エスメラルダちゃん、ナビゲートよろしく。」と変身して自分も戦おうとしたエスメラルダを抱えて空を飛ぶ。

 

エスメラルダ「エクセルさん、離して、三人で戦えばまだ!」

 

ヴァイス「ミヤコの思いを無駄にしちゃダメ!、全力で飛ばすから捕まっててね。」とヴァイスは全力のスピードで戦闘区域を離脱する。

 

 

アイゼン「行ったか」

 

スレード「仲間の退路を確保する為に自らを犠牲にするその覚悟、見事であった。どうだ今日のところは投降しないか、手負いのお前では私と戦うのは部が悪かろう。」

 

アイゼン「悪いが部の悪いかけは嫌いじゃないのよ。何者も打ち貫くのみ!」

アイゼンはキュアスレードに向かっていく。ブリタニアの赤い狼と言われた彼女は果たして無事にスレードを打倒し、エクセル達のもとに合流できるのか




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現れる武神

スレードとアイゼンの戦いは均衡を保っているようにみえて、アイゼンが押されてきていた。

 

スレード「どうした、キュアアイゼン。さきほどの威勢が感じられなくなってきて居るぞ。」

 

アイゼン「くっ!、やはりこの状況では私の不利は変わらないか、せめてなんとか突破口を開いて脱出を」

 

スレード「脱出の頃合いを伺っていると見ただが、そんなことでは私に攻撃の一つも当てることは出来ん!」スレードは持っていた巨大な剣、斬冠刀でアイゼンを吹っ飛ばす。

 

アイゼン「ぐぁぁ!!」

 

 

スレード「やはり今のお前では私に勝つことは出来んらしいな、キュアベオウルフ」

 

アイゼンの表情は凍りつく。

 

アイゼン「馬鹿な何故貴様がその名前を知っている。」

スレード「かつてかの合衆国における史上最悪のバーサーカーと言われたプリキュア 、キュアベオウルフ、それがお前だ。ベオウルフの力を抑え込むことによってお前は今現在の姿を保っているがお前の力は根幹の部分でまだ制御ができていない。だがその力を使わなければ私に勝つことは難しいかも知れないぞ。もっとも負けてやるつもりはないがな。」スレードが斬冠刀をアイゼンに向けて振り下ろす。

だが、寸前のところでスレードとアイゼンの間に一本の剣が突き刺さる。

 

アイゼン「この刀は!?」

 

スレード「来たか、オリジナルよ。」

 

ゼラス「大事ないか、ナンブ」

 

アイゼン「ゼラス大佐!」

ゼラスはブレスレットを起動させて、プリキュア形態、キュアゼンガーへと変身した。

 

キュアゼンガー「我はゼンガー!、キュアゼンガー、悪を断つ剣なり!」

 

スレード「現れたか、キュアゼンガー」

 

キュアゼンガー「お前がキュアスレードか」

スレード「そう私は貴様を倒す。そして私がメイガスの剣となるのだ。」

 

キュアゼンガー「おぉぉ!」ゼンガーとスレードの剣撃は凄まじかった。お互いがまるで鏡写しのような状態で戦っていた。

 

 

キュアゼンガー 、スレード「「おぉぉ!」」

 

アイゼン「すごい!、全くの互角だ」

 

キュアゼンガー「何をしている。アイゼン、エリナを近くで待たせてある。白の騎士団の本拠地まで行け!」

 

アイゼン「はい!」

 

アイゼンはヴァイス達が飛んで行った方向へと走るのだった。

 

スレード「ふっ、行ったか、私としてもおまえと2人で戦えるのは嬉しく思うぞ!」

 

キュアゼンガー「せやぁー!」

 

スレード「はぁぁ!」

 

2人の戦いの均衡は次第に崩れ始めた。

 

キュアゼンガー「チェェーストォォ!」

キュアゼンガーの斬冠刀がキュアスレードを切り裂いた。

 

キュアゼンガー「我が斬冠刀に断てぬものなし!」

 

キュアゼンガーが勝利した瞬間だった。



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ゼラスとコーネリアの関係

キュアゼンガー、ゼラス・ゾンボルトの活躍により危機を脱し、無事、ゼラスやエクセル達と合流に成功したミヤコ達、そこにゼラス、ゼラスのパートナー妖精である。イルイルと相棒であるエルザ・ブランシュタイン、そのパートナー妖精トロンベが白の騎士団の本拠地である。ルル邸へと足を踏み入れた。

 

 

ゼラス「ここが、白の騎士団の本拠地か」

 

エルザ「まさか、かつての帝国時代の王族の末裔の住む邸宅にこうした形で入ることになるとはおもわなかったわ。」

 

ミヤコ「本当にな、イタっ!」

 

 

エクセル「ミヤコ!、だから無理しちゃダメだって言ったのに」

ルル「ようこそ、皆さま、我が屋敷へ、私はルル・キングスレイと申します。」

 

エルザ「まさか、キングスレイの姓の方に出会うことになるとはな、私はエルザ・ブランシュタイン、ブランシュタイン家の当主をしているものです。」

 

ルル「ブランシュタイン家のお方でしたか。」

 

ゼラス「それで我々は個々に話をしに来たのだが」

 

ルル「ほほう、して話とは?」

 

ゼラス「私達に白の騎士団に協力させてほしい。」

 

ルル「ほう、それは負ければ自らも悪として処断されることを覚悟の上で?」

 

ゼラス「もとより、この身はすでに追われる身!、であればこそ我々の愛した国の為に尽くせることが出来るのは生きがいなのだ。」

ルル「そういえば、コーネリアに剣を教えていたのはあなたでしたね。」

ゼラス「ああ、だが基本的なことだけで、私の技はほとんど教えなかった。」

 

ルル「コーネリアの剣術の中にある荒々しいものは貴女由来だったのですね。」

 

ゼラス「まあ、私にその気はなくても、コーネリアには私の技を使いたいという気概があったのだろう。あいつは私との修行の中で自分だけの技を身につけた。だからこそ私はコーネリアに斬冠刀を送ったその名は神薙斬冠刀(かんなぎざんかんとう)

 

ルル「私はコーネリアがそれらしき剣を使っているところを見たことがないのだけど」

 

ゼラス「おおかた、未だ未熟な自分に斬冠刀はもったいないとしまいこんであるのかもな。少なくとも幻影帝国襲来時はそれを取り出し戦っていたようだが、あの子は本来はとても優しい子だ。だからこそ

普段は使わない。斬冠刀を使うのは本当に守りたいもののためにだからこそ、幻影帝国の襲撃ではたった1人で攻め込んで来た勢力を返り討ちすることができた。」

 

ルル「だかそこまで強いというのは予想外だ。これはマルス軍と戦う為にはまずコーネリアを倒す必要があるな。



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コーネリア奪還作戦①、1番最初の援軍、凶星と凶鳥のプリキュア、元祖悪を絶つ剣

ゼラス達が合流して数時間後、別任務の為出ていた12闘士の面々が帰ってきた。

 

ロゼ「それでベルファストの様子はどうだった。」

 

玲央「酷いものよ。一般市民を反逆の罪という言葉を傘にやりたい放題だった。」

 

双葉(サナ)「ああ、本当に酷いものだった、あれはかつてのカエサルの時代のローマ、ヒトラーのナチスドイツを超えた残虐ぶりだった。」

 

瑠璃「その中にはかつて幻影帝国襲来以前の話、別世界からの侵略者を迎え撃つという目的でビアル・ゾンダー博士が中心となって組織したDCの残党と思われる勢力もいたわ。」

 

恵「酷いものだったわ。キュアグラビリオンと名乗っていたやつ、彼女の部下達が反旗を翻して味方をしてくれなければ危なかったわ。」

 

玲央「でも協力してくれた人の中には私達を逃がすために死んでしまった人もいた。チュン・バンバという名前の指揮官だった男よ。」

 

ルル「なっ!、チュン・バンバが戦死したのか、本当に⁉︎」

 

玲央「知り合い?」

ルル「私の恩師の1人だ。」

 

双葉(サナ)「そうか、ならばその人の為にも一刻も早くこの国を介抱せねばな。」

 

 

ルル「ああ、それではこれより、コーネリア奪還作戦を開始する。者共、準備はいいな。」

 

全員(ルル以外)「おぉぉ!」

 

作戦は基本的にはゼラスがコーネリアと一騎打ちに出ると言うものだ、その間、周りのみんなは敵をその間、食い止めておくといういたってシンプルな作戦である。

 

そしてそれから3時間後、ブリタニアに属する孤島にて、コーネリアは本当に1人で決闘場に来てしまった。

 

リブラ「なぁ?」

 

ロゼ「なんだ。」

 

リブラ「コーネリアって馬鹿なの。」

 

ロゼ「いや、いくら操られていようとコーネリアは武人であり、騎士、決闘に応じずして何が騎士か!、と言うところだろうな。」

 

アリエス「ええ、げど感じてる。この気配」

 

レオ「ああ、感じ取れるだけで百人以上、うまく隠蔽系の魔法で隠しているようだ。」

 

そしてコーネリアが登場し、ゼラスとコーネリアのプリキュアに変身せず生身の状態での戦いは続く。

 

剣の腕や気迫は圧倒的にゼラスが上であるが、それに負けじとコーネリアは自分の経験に裏付けられた確かな自信と気力を持つことにより必死に食らいついている。

 

ジェミニ「すごい!、コーネリアの剣技はこの国に来て、戦場にて出くわすたびに凄まじいものだと思っていたけど。」

 

ジェミニ(サナ)「ゼラスのほうもだ。私の時代にいた剣士のプリキュア を超えているな。」

 

カプリコーン「まさか、神話の激動の時代を生きたプリキュア より強いなんて、しかも生身でよ。」

 

アイゼン「隊長は何かしら規格外なお方だ。」

 

ヴァイス「さて気づいてると思うけど敵さんしびれをきらして周りの奴ら動き始めたわよ。」

白の騎士団のプリキュアは周りに集まって来ていたブリタニア軍の兵士が集まって来ているのを感じ、各々散らばって敵に対処するのだった。

 

アイゼン「お前は⁉︎」

 

?「やっと会えたな、キュアベオウルフ、私はお前がいたアメリカ軍の特殊部隊を前身とした特殊部隊シャドーミラーの特殊工作班隊長

アリア・ゲイン、又の名を」とアリアと名乗る女性はブレスレットを起動させる。

 

アルマー「キュアアルマー、さあ私と戦え!、ベオウルフいや、ミヤコ・ナンブ!」

 

キュアアイゼン、キュアアルマーの戦いが始まった。

 

そして別の場所では

 

カプリコーン「ちょっと私達潰す為だけにどれだけ送り込んで来てるのよ。100を優に超えてるわよ。」

 

アリエス「なんだろうね、昔別の瑠璃が来た時に起こった。瑠璃の街を守るために集まった12闘士の先代もまたこれ以上の軍勢に11人で立ち向かったとか、それに比べれば」

 

カプリコーン「そうね、それにちょうどいい頃合いね。」

カプリコーンがそういうとそらから三つの人影が降って来た。そしてそのうちの1人は

 

アリエス「キュアカオス!」

 

カオス「おまたせ!、またせたわね。瑠璃!」

 

カプリコーン「龍璃!、来たわね。」

 

カオス「ええ、とりあえず今、連れてこれる2人を連れて来たの、他は後から合流するからね。2人とも挨拶よろしく。」

 

「凶鳥の戦士、キュアヒュッケバイン!」

 

「凶星の超闘士、キュアグルンガスト!」

 

「「2人はマガキュア」」

 

そして別の場所では

 

キュアジェミニの2人がキュアスレード相手に苦戦していた。

 

ジェミニ(サナ)「なんと凄まじき剣技、まさに武神」

 

ジェミニ(双葉)「私達2人で、抑えきれないなんて!」

 

スレード「どうした、どうしたこれが世界最強の12闘士の実力か!、その名がただの飾りでないことを私に証明してみせろ。」

ジェミニの2人はスレードに向かっていく。

 

ジェミニ(双葉、サナ)「「はぁぁ!」」

 

スレード「ふんっ!」スレードは斬冠刀で薙ぎ払う。

2人はその攻撃を防いだと思ったのだが逆に飛ばされてしまった。

 

ジェミニ(双葉、サナ)「「きゃぁぁ!!」」

 

スレード「我が斬冠刀に絶てぬもの!」ジェミニ2人の変身が解けてしまった。

 

双葉「なんてことなの。」

 

双葉(サナ)「この強さ、キュアマルスに勝るとも劣らないこの力は」

 

双葉「こいつ1人でこのエリアを攻めて来たのはこいつ1人で兵士一万人分の戦力があるからか」

 

スレード「では進ませてもらおう。キュアゼンガーとの決着をつけるために」

 

?「そこの女、俺を呼んだか!」

 

スレード「何者だ!、お前へなどお呼びではない。我は我宿敵との戦いに決着をつけるために!」

 

?「黙れ!、そして聞け!、我が名はゼンガー!、ゼンガー・ゾンボルト !、悪を断つ剣なり!」

 

スレード「ゼンガー・ゾンボルトだと!」

 

ゼンガー「対極を見失い、自分の宿命との決着を付けるため、そのためだけに悪に言語道断!、我が斬艦刀にてその考えを断ち切る!、いざ参る!」こうして、元祖悪を断つ剣とキュアスレードとの戦いが始まった。

 

 




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仕組まれた罠

ブリタニア軍からゼラスとコーネリアの決闘を守り抜くため、島に乗り込んで来たブリタニアの兵士たちと戦う。白の騎士団、その島のある場所ではキュアヴァルゴと先日ブリタニアへと合流してやってきたキュアピスケス、キュアヴァイスやキュアグレンが戦い、その軍勢がゼラス達へと及ばぬようにブリタニア軍を足止めしていた。

 

ヴァイス「ああ、もうしつこい!、ごきぶり以上に倒せば倒したぶんだけ出てきて!」とヴァイスは無駄口を叩きながらも敵を撃ち抜いていく。

 

グレン「すごい、あの射撃の腕前、相手がもう何処に来るかわかってるかのように引き金を引いていってる。」

グレンの言う通り、ヴァイスは周りに群がる兵士達を次々と撃ち抜き、さらには後ろに目がついているかのように後ろに来ている兵士を銃口を後ろに向けて撃ち、倒すなど様々な神技を披露していた。

 

そしてそれを別の場所でディバインは見ていた。

 

ディバイン「おのれ、あの時、ヴィンデルがしくじらなければこんなことには、ですが私とてこれくらいのことは私の持つ手札で解決してあげましょう。ではエルス貴女の出番ですよ。」

 

『はい、兄様』とエルスは何処かの暗闇の中でうかび、その赤い瞳を光らせた。

 

そして場面は再び、戦場に戻る。

ヴァルゴ達が突然苦しみだし、膝をつく。

 

ヴァイス「ヴァルちゃん、ピッスー!」

 

グレン「ヴァルゴさん、ピスケスさん!、大丈夫ですか!?」

 

ヴァルゴ達がたちあがるがグレンの差し伸べた手を払う。

立ち上がった2人の目は紅かった。

 

ヴァイス「グレちゃん、危ないわ。下がって!」

ヴァイスの言葉が的中し、ピスケスは薔薇を鞭に変えてグレンを攻撃する。

 

グレン「どうしたんですか、ヴァルゴさん、ピスケスさんも」

 

ヴァイス「グレちゃん、気をつけてあの2人何かがおかしい。」

 

グレン「ええ、たしかに」

 

ヴァイス「私はヴァルちゃんを相手にするから、ピッスーの方よろしく。」

 

グレン「はい!」

 

ヴァイスはヴァルゴとの戦いにはいる。

ヴァイスはヴァルゴの空間掌握系の攻撃に苦戦していた、そして2人が交差瞬間

 

ヴァルゴ「 」

 

ヴァイス「!?」

 

そしてグレンはピスケスと戦っていた。

 

グレン「何この薔薇、まるで生き物みたいに絡みついて来る。

 

ピスケス『ふふふ、驚いたかしら?』

 

グレン「貴女、私が聞いていたピスケスさんとはだいぶ違うようだけど」

 

ピスケス『ああ、これ』とピスケスは自分の体を指す。

 

ピスケス『これは私の体じゃないの、相性がいいから使ってあげてるだけで、無駄に精神力が高いから色々と痛いことしてやっと手に入れた身体だからさ。これ使って兄様をサポートする予定だったのに』

 

ヴァルゴ「オーム!」ゴォーン!と鐘の音がなる。するとピスケスの

体は金縛りにあう。

 

ヴァルゴ「ふん、やっとしっぽを出したか女怪。」

 

ピスケス『ヴァルゴ、なんでお兄様がラドスを通してあんたを洗脳したはずなのに』

 

ヴァルゴ「あのようなちゃちなまやかしに屈する私ではない。洗脳の手口やこの国に向かうピスケスの気配に異質なものが混ざっていたのでな。わざと芝居に乗ってやったわけだよ。」

 

ピスケス『なんだと、だかこの体の意識は完全に封じ込めたこの体を倒しても元々精神体のわたしにはダメージは通らないのよ。』

 

ヴァルゴ「なら直接その精神体とやらを引きずり出してやるまでだ。」とヴァルゴは数珠を取り出して呪文を唱え始めるそして数珠が動き出しピスケスの身体に巻きつきすぐに離れるその精神体を絡めとった状態で。

 

ヴァルゴ「さて、あとは貴様を消滅させるだけだ。さらばだ哀れな女怪よ。」とヴァルゴが精神体となったエルスを消滅させる。




感想ダメ出しお願いします。


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仕組まれた対決、敵は切り捨てた自分、ヴァルゴ対ヴァルゴダーク

ヴァルゴがエルスに取り憑かれたピスケスを救い出した。

 

ヴァルゴ「ふー、なんとかなったか。」

 

ヴァイス「本当、最初はどうなるかと思っちゃったわ。この辺の敵は一掃したみたいだし、私たちは他を手伝って来るわね。グレちゃん、行くわよ。」

グレン「はい!」とグレンとヴァイスは他の場所に向かう。

 

ピスケス「最悪だよ。ヴァルゴ」と涙を流す。

 

ヴァルゴ「それは私もだ、お前の異変に気付いていながらも敵を炙り出す為に何もせずに手をこまねいていたのだからな。それに私もベルファストの折に何かをされている。解呪をしようにも自分の中に決定的な何かが足りなくてな。」

 

ピスケス「そっかでも、それを取り戻す機会は必ず、ブリタニアで戦い続ける限り、巡って来るはずだから」

 

ヴァルゴ「そうだな。さて、そろそろ私達も戦線に復帰するとしよう。」

 

ディバイン「いえ、その必要はありませんよ。」

その声とともにヴァルゴとピスケスの周りを囲み、別の世界のように変わる。

ヴァルゴ「貴様はディバイン!」

 

ディバイン「ようこそ。時空の狭間へ、12闘士の御二方」

 

ヴァルゴ「それで何か、用か、私達はこれから仲間のもとへ急がねばならない。要件があるなら早めに行ってくれると助かるのだがな。」

 

 

ディバイン「私としては前々から申し上げているとおり、私に協力してくださいませんか。」

 

ヴァルゴ「断る。貴様がそのような考えを持つ限り、いや、悔い改め、考えを改めたとしても私は貴様につく気はない。」

ディバイン「そうですか、では先日、ラドスを通してあなたからお借りしていたものを返しましょう。」パチッ!と指を鳴らすと

 

空間が歪み、1人のプリキュアが現れた。

 

ヴァルゴ・ピスケス「なっ⁉︎」ヴァルゴとピスケスは驚いた。なにせ、現れたのはそこには所々に黒い装飾が追加され、輝きを失ったくすんだ金の鎧を身につけたキュアヴァルゴであったからだ。

 

ヴァルゴ「私だと!」

 

ディバイン「彼女はヴァルゴダーク、貴女が修行時代に切り捨てた貴女の弱い部分、貴女自身の手で心の奥底に閉じ込めた、いや切り捨てた。かつての自分」

 

ヴァルゴD「私は貴女を倒す。倒して私は私に戻る。」

ヴァルゴ「何を言っている。私は、私が変わった、あれが本来の私、なら私は一体誰なんだ。」

ヴァルゴはヴァルゴダークに攻撃を受けっぱなしになる。

 

ヴァルゴはディバインとヴァルゴダークを見てどうかしていた。たしかにディバインの言うことは的を得ていた発言だったからだ。マルス軍との最初の戦い、もっとも多くの死者を出したのはヴァルゴが率いていた部隊だった。幹部クラス2人に自分達を上回る軍勢に不利な状況であったため、英里はそれを悔やむことはないと言った。

だが、ヴァルゴはそうすることはできなかった。ヴァルゴは自分の至らなさ、そして己の精神的弱さにやるせなさを感じた。心を休める暇もなく、自分が死なせてしまった兵士たちの遺族に謝りに行った、気にすることはないとヴァルゴに言うものもいたが、現実とは非常であるのが摂理だ。大半の遺族からは罵倒の嵐だった。それが当時16歳の

女の子には大変こたえた、その時を境にヴァルゴは自分の弱さをなくす為、一掃修行に打ち込んでいった。いつの日か、ヴァルゴは敵に情けをかけることなく、敵と割り切ったものは全て容赦せずに倒していった時には散りすらこの世に残すことはなかったほどにこの四年間はヴァルゴを変えたのだ。そして変わったヴァルゴの目の前に現れたのがヴァルゴダークだった。

 

ヴァルゴD「痛いよね。うんわかるよ。私も貴女だから」とヴァルゴを殴りながらいうヴァルゴD

 

ヴァルゴD「でもね。私はもっと痛かったんだよ。やるせない気持ちで貴女という側面をつくって、そして捨てられた私の自業自得だったのかもしれない。でも辛かった私は貴女を生み出したことを後悔した。だからこそ貴女をここで消滅させて私がもとに戻る。ディバインもその後に私が倒すから安心してね。」ヴァルゴDは小宇宙を収束させてヴァルゴを貫こうとした時。

 

ピスケス「ダメ!」とピスケスがヴァルゴをとっさに押し飛ばして、ヴァルゴDの前に割って入る。ピスケスはもろに腹に攻撃を受ける。

ヴァルゴDの攻撃はピスケスの鎧と体を貫通した。

 

ピスケス「がはっ!」ピスケスはその衝撃に吐血した。

 

ヴァルゴD「いちご、なんで邪魔したの。あと少しでまた昔一緒に笑えるはずなのになんで⁉︎」

 

ピスケス「そんなこと言っちゃ、だめだよ。ヴァルゴD(貴女)も恵なんだから、だめだよ。」と泣きながら言う

 

ヴァルゴD「なんで、そんなこと言うの、いちごは私が作り出した偽物なんかをかばうのそんなの、・・・・そっか、いちごもあいつに毒されちゃってるんだ。この分だと他のみんなも、ディバインが正しかったのかもね。ディバインの言う通り、また最初からやり直したほうがいいんだよ。そのためにはまずはいちごや他のみんなをもとに戻すために一回殺してリセットしてなきゃね。」とヴァルゴDは焦点の合っていない目で言うと、貫いた穴から臓器を取り出す。そしてそれをほうばる。

 

ヴァルゴD「ん、貴女の肉は私の一部になる。大丈夫、今の貴女が死んでもディバインの作り出す新たな世界でまた会えるからだから安心して」と言い、ピスケスは倒れる。

 

ヴァルゴ「ピスケス!」ヴァルゴはピスケスに駆け寄る。

 

ピスケス「ごめんね、ヴァルゴ、説得失敗しちゃった。」

 

ヴァルゴ「もういい、喋るな今すぐ、手当てを」

 

 

ピスケス「いいの。さっきので結構良いところ持ってかれたみたいだし、ヴァルゴ、お願いがあるんだけど」

 

ヴァルゴ「そんなこと、聴きたくない。」

 

ピスケス「良いから聞いて!、私はもうそんなに長くない。だから私の心臓食べて」

 

ヴァルゴ「なにを言ってるんだ。そんなことしたら」

 

ピスケス「心臓にはわたしの最後の小宇宙が溜め込稀てる。それを取り込むことで一時的に小宇宙を融合させることができる。でも毒血の入った私の心臓だからもしかしたら毒に適応できなくて死んでしまうなんてこともありえる。でもヴァルゴなら出来るって信じてるからだから」ピスケスは穴の空いた体に手を突っ込み、心臓を引きちぎって取り出す。

 

ピスケス「お願い、あの子も恵なの、神に1番近いとされる乙女座のプリキュアなら、自分くらい救ってみせてよ。お・ね・・・が・い・・・」とピスケスは事切れて、変身が解ける。

 

ヴァルゴ「いちご、いちご!!!!!」ヴァルゴはしばらく泣き、そして泣き止むといちごの残してくれた小宇宙によって動き続ける心臓を口に入れ咀嚼し、飲み込んだ。

 

ヴァルゴ「ん!」とヴァルゴは苦しみだす。魚座の毒血に含まれた毒が急激にヴァルゴの体を蝕んだからだ。それでもヴァルゴはその苦しみに耐えて立ち上がろうとする。

 

ディバイン「無駄です。ただでさえ勝ち目がないのに、毒の塊であるピスケスの心臓を食べたのた。すぐさま身体中に毒が周り、貴女は死ぬのです。」とディバインが言う。

 

ヴァルゴ「・・・確かに、今にも体は燃えているほどに熱くなり、痛みを感じ、喉を掻き毟りたくなるほどだ。だがこんな私でもわかることが1つある。」

 

ヴァルゴ「ヴァルゴD、貴様は私ではない。いくら敵に非常になろうとも私は友を傷つけ、あまつさえ殺そうしたりはしない。だからこそ私は私と名乗った貴様を倒す。」とヴァルゴのその一言がきっかけになり、ヴァルゴの小宇宙にもう1つの小宇宙が重なり、そして混ざる。ヴァルゴの目の前にピスケスの指輪が現れ、そしてヴァルゴとピスケスの指輪が融合した。そしてピスケスとヴァルゴの鎧が融合した姿になる。

 

ヴァルゴが右手ふるうと地面から大量の棘のついた薔薇の花をつけた蔓が生えてきた。そして、それらは混ざり、龍の形になる。

 

ヴァルゴ「ブラッディローズドラゴン、私に貴様の主人の敵討ち付き合わせてくれ!行くぞ!、プリキュアフローリアンアフロディーテ!」紅い薔薇に宿った4人の魂がヴァルゴに重なる。

 

ヴァルゴD「なにこれ、私が知らない力が、なんでピスケスの血なら体に取り込んだのになんで」

 

ヴァルゴ「悲しみと後悔にくれ、友にまで手をかける貴様にはわかるまい、この私を通して出る力が!」

 

 

ブラッディローズドラゴンも小宇宙を溜めるそして

 

ディバイン「これは!?」とディバインには薔薇の蔓で拘束し、ヴァルゴDを抱きしめる形でヴァルゴと一緒に薔薇の蔓に縛った。

 

ヴァルゴ「ヴァルゴD、お前は私が切り捨ててしまったがためにこんな哀れな姿になってしまった。ある意味で私の成れの果てなのかもしれない、だからこそ、私は私の命をかけてお前を倒す。それが私とお前()のけじめなんだ!、やれ、ブラッディローズドラゴン!、私ごと焼き払え!」

 

 

ブラッディローズドラゴンは命令のままにブレスを放つ。だが感情のないはずの彼の目にはまるで涙のように誰かの血が流れていた。

 

ブラッディローズドラゴンのブレスを受けたヴァルゴは最後の締めと言わんばかりに体にはたまる小宇宙を爆発させ、時空の狭間に巨大な爆発を起こした。

 

そして夜空に二つの星が流れ星となって降り注いだ。

 

ジェミニ(双葉)「えっ!?」

 

また別の戦場では

 

アリエス「なんだと、まさかあの2人が⁉︎」

 

そしてギリシャの聖域では

 

英里「馬鹿者が、年寄りより、早くいってしまう奴があるか!」と涙を流し、キュアアテナもまた世界を守る為に戦った12闘士の死に涙をした。

 

そしてまた別の空間では

 

ディバイン「危なかった。あともう少し、ブレイクスペルが遅ければ、私は今頃、だなしかし、向こうは最高戦力の2人を失った。これで私の計画に邪魔なものの1つが消えた、あっはっはっは!!!」

 

?「お兄様ったら、そんなに笑ってらして何かあったの。」

 

ディバイン「エルスか、いや、想定外なことがあったとはいえ、私の計画に邪魔な奴らのうちの2人が消えた。こんなに面白おかしくて、最高なことはあるまい。」

 

エルス「それそれは、よかったですわね。お兄様。」

 

ディバイン「全ては私の崇高なる計画のために!」

 

 

 

 

 

 




感想ダメだしよろしくお願いします。
これからのヴァルゴとピスケスの扱いについてはトップシークレットで救済があるかどうかはこの作品の最終回にてアプス打倒後明らかになるかも


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決着、ゼラス対コーネリア

ヴァルゴとピスケスがその命を散らし、敵を打倒していたなか、2組の剣士達の勝負もまた佳境に入っていた。

 

ゼラス「なんと、やはりコーネリア、操られていても剣をふっているときのお前は真っ直ぐだ。そのまっすぐなお前を利用したブリタニア、いやディヴァインが憎い!、純粋に剣を合わせるならまだ良い、だがな。何故その純粋な心までもが利用されねばならないのだ!」とゼラスはスピードを上げ、コーネリアの首元に峰打ちをして意識を刈り取る。

 

ゼラス「さて、あとは」とゼラスがキュアゼンガーへと変身してゼラスはキュアゼンガーとして悪を断つ剣の名乗りの通り、プリキュアとして司るのは断ち切る力である。それにより、断ち切る力を斬冠刀に纏わせ、それをコーネリアに当てる。

 

ゼラス「これで大丈夫だろう。」とコーネリアを抱える。そしてその場を一旦離れようとする時、ゼラスは自分と装いの似たある男と対面する。

 

ゼラス「お前は?」

 

ゼンガー「我が名はゼンガー、ゼンガー・ゾンボルト!、我は悪を断つ剣なり!」

 

ゼラス「そうか、お前は、ならしかと聞け!、我が名はゼラス!、ゼラス・ゾンボルト!、我は悪を断つ剣なり!」

 

ゼンガー「ぞろぞろと雑兵どもが出てきたぞ。」

 

ゼラス「ならば、ゼンガー、貴様は乗馬は出来るか」

 

ゼンガー「出来るぞ。」

 

ゼラス「そうか、なら良かった。」とゼラスは指笛を吹くすると、何処からか馬の足音が聞こえてくる。そして敵の後ろから黒い馬二頭が敵の後ろを飛び越えてくる。

 

ゼンガー「これは」

 

ゼラス「トロンベだ。お前はそっちにのれ、我らが奥義で一気に蹴散らすぞ。」

ゼンガー「承知!」とゼラスとゼンガーは馬に乗り、お互いに斬艦刀を出現させる。そして敵に突っ込んでいく。

 

ゼンガー、ゼラス「「奥義!、竜巻斬艦刀一騎当千!」」とゼラスとゼンガーが斬艦刀を竜巻のように振り回すことにより、斬撃の竜巻が生まれそして斬撃を受けて吹っ飛んだ敵の集団を一気に斬りつけた。

まさに一騎当千の技を見せた2人は無双状態である。

 

そして場所は移り、ここは先ほどのディバインとヴァルゴ、ピスケスの戦いで、放棄された次元の狭間、そこに1人の少女がいた。

 

?「・・・・・」?の少女はアークブレスを核に再生が始まっている恵とその恵の近くに漂っていた魂を見つけると手をかざす。するとその魂を中心に肉体を得て星宮いちごになっていく。

 

?「魂を見て肉体をそのまま構築した。だが今の状態ではどのみち、これからの戦いには参戦できないだろう。」と?は再び手をかざし空間に穴を開ける。

 

?「何処に通じてるかはわからないがこことは時間の進みのちがう世界に飛ぶようにはしてある。まあ・・・、大丈夫だろう。」

 

 

 




さあ最期に出てきた少女は誰なのか、それは物語の最後で明かされるかも、感想ダメ出しお願いします。


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最終決戦編、魔装姫神奪還作戦、剣と魔法の異世界からの援軍

ゼラスとコーネリアの決闘から翌日、コーネリアの奪還に成功するもヴァルゴ、ピスケスという犠牲を出してしまった、聖域の仲間たちは一晩中泣き、友の死を悲しんだ。そして、紫とこの世界の謡が合流し、聖域の今現在の最高メンバーが揃った。

 

エル「紫、姉さんは」

 

紫「わからない。でもこの見えなくなった目でもわかるのは、伊月は必ずここに来る。ということだけよ。」

エル「そっか、姉さん」と紫の言葉に少し安心した様子を見せる。

 

そしてロゼの邸宅の大広間にて、会議が行われた。

 

ロゼ「さて、今日より、合流した神楽謡により、いや、神楽謡と行動を共にしていた別世界の星川玲央によりもたらされた情報により、キュアサイフィス、キュアガット、キュアグランバ、キュアザムージュの居場所がわかった。我々はその4人のプリキュア奪還作戦を皮切りにブリタニアといや、ディバインとの最終決戦へと縺れ込ませるつもりでいる。」

 

雛子「賛成だな。最近は我々に対する捜査も厳しくなっている。ここが見つかるのも時間の問題だ。いや案外すでにばれていて、泳がされているのかもしれないがな。」

 

玲央「それは考えられるな。それに教皇が紫に待たせたあの黄金の短剣、あれを使えば、おそらく、我々12闘士も師匠や教皇の見せた形態になれるだろう。あれにはアテナの力が宿っている他にあの短剣によって封印されてきた神々の血もついているおそらくはマルスの血も」

 

ロゼ「だが、その形態は消耗がひどくて使えるとすれば良い1人につき一回あたりが限界なのだろう。聖域がマルス軍の手中にあった時に書庫でその短剣に纏わる書を読んだがあの形態は一回の戦闘で続けて変身できたものはいないそうだしな。」

 

玲央「どっちにしろ、何処で誰がゴッドフォームになるのか、そこが決め手になってくるのかもね。」

 

ロゼ「どの道、そこら辺は決めていたとしてもこちらの予想通りに事が運ぶとは考えにくい。とりあえずは明日の作戦を説明するぞ。」

とロゼは明日の作戦内容についてを話し始めた。

 

 

そして翌日、カレンを救出した研究所のカレンが捕らわれていま場所のさらに地下にキュアサイフィス達4人が捕まっていることがわかった。それによりディバイン達は各エレメントを強化して、そこを起点に結界を張り、何かを阻害する効果を生み出しているらしい、今回はそれをふまえ、その4人の奪還出てくる幹部クラスのプリキュアを討つことが今回の作戦となった。

今回はロゼもキュアガウェインに変身して戦場にたった。

 

ギャラハット「殿下、やはり作戦はあちらにばれていたようですな。」

 

ガウェイン「ああ、だが予想はしていたことだ。ハドロンバーストで敵勢力を一掃する。エネルギーチャージまで護衛を前線のカレンにかわり、コーネリア、いやキュアギャラハット頼んだぞ。」

 

ギャラハット「イエス・ユア・マジェスティ!、この神薙斬冠刀は貴女の為に」

 

ガウェイン「全軍!、進軍開始だ。」とガウェインの声により、一斉に敵陣へと白の騎士団は攻めていった。だがしばらくしてガウェインは空間のある歪みに気がつく。

 

ガウェイン「ん、なんだこれは、・・・まずい!、総員一時後退せよ。」とガウェインは指示をだし、白の騎士団は後退するが突如として起きた謎の爆発により、敵、味方を巻き込んだ。その爆炎から三人の人影が見えた。

 

リブラ「なんだ。あいつらは」

 

?「おやおや、どうやら少々面倒なところに出てきてしまったようですね。」

 

?「グラン、あんたね。やり過ぎよ。」

 

?「まあ、キュアデュラクシールも落ち着いて」

 

グラン「いきなり、登場、失礼しました。私はキュアグラン、重力を操るプリキュアです。」

 

デュラクシール「キュアデュラクシールよ。」

 

?「私はキュアヴァルシオン!、ビアル・ゾンダーの娘だ。親父のつくったDCを歪めたあんたらを私はぶっ潰す。」

 

 



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