ウルトラマン戦記 (ブレード)
しおりを挟む

プロローグ

物語の始まり


舞台はコズミックイラ、ナチュラルとコーディネイター、マナ、宇宙人の存在する世界。この世界種族による激しい対立による戦争が起こり、地球圏は大規模な戦火となった。数年前、中東のクルジスでは、戦場に出る幼い少年らがMS部隊を相手に必死に抵抗し挑んだ。

 

 

中東

クルジス

指導者の声「この戦いは、神の御前にささげられる聖戦である。」

 

少年兵1「うっ。」

 

少年兵2「くっ。」

 

少年兵3「このっ!!」

 

 

銃でアンフに向かって撃つが、MSを前に全く歯が立たず、アンフの機関銃により次々と少年兵は一掃されていった。

 

 

幼い刹那「はぁはぁはぁ。」

 

 

必死になって命がけになって戦う一人の少年、刹那。

 

 

幼い刹那「この世界に神なんていない!!」

 

 

この戦いに既に神はいないと悟り、だがそれでも必死になって銃を撃ちながらアンフに応戦する少年。

 

 

幼い刹那「はぁはぁはぁ。」

 

 

銃で撃ち続けるのを足を転んで倒れてしまい、アンフ部隊にトドメを刺されようとした。

 

 

幼い刹那「うっ、あぁぁっ。」

 

 

絶体絶命の窮地に陥った少年は、既に自分一人だけが生き残り、他の少年兵は既に戦死し、自分も死んでしまうのかとそう思った。だがその時、上空から二つの刃型が投げられてアンフ部隊を次々と手足など切断し、戦闘不能にした。

 

 

幼い刹那「?!」

 

 

突如、アンフ部隊が戦闘不能されたの見た少年は空を見上げて、上空から一人の巨人が現れた。

 

 

ウルトラマンゼロ「・・・・。」

 

 

その巨人はウルトラマンゼロ。

 

 

幼い刹那「ああっ。」

 

 

少年は自分の命を救ったウルトラマンゼロを見て、人智を超えた存在を見つけた。そして数年後、CE71年1月、カルパチア山脈では、ガイロス帝国の基地でウルトラマンゼロの介入により戦闘が起きた。

 

 

カルパチア山脈

ガイロス帝国基地

ガイロス帝国兵1「この!!」

 

 

基地にいるガイロス帝国のMSやゾイドやナイトメアフレームは突如現れたウルトラマンゼロにより破壊されており、ガイロス帝国兵の操縦するイナクトは、ウルトラマンゼロを相手に挑み、リニアライフルで射撃したが、ウルトラマンゼロには人類の兵器は全く効いていなかった。

 

 

ウルトラマンゼロ「こんな程度か。」

 

ガイロス帝国兵1「あぁぁっ!!」

 

ウルトラマンゼロ「・・・・。」

 

 

ウルトラマンゼロは無言で右腕を素早く出してイナクトを振り払った。

 

ガイロス帝国兵1「うわぁぁぁっ!!」

 

 

ウルトラマンゼロに振り払われて損傷したイナクト。だがコクピットの中にいるガイロス帝国兵は無傷し、命は無事であった。

 

 

ウルトラマンゼロ「悪いが、お前達の命は奪わない。」

 

 

またウルトラマンゼロによって撃退された機体はパイロットの命は、無事でウルトラマンゼロは相手の命を奪うことはしなかった。

 

 

コーラサワー「おい、そこのお前。」

 

 

ウルトラマンゼロに立ち塞がり現れたのはガイロス帝国のエースパイロットのコーラサワーの操縦するイナクトだった。

 

 

ウルトラマンゼロ「?」

 

コーラサワー「どこのどいつかしらねぇが人様の領土に踏み込んだただで済む訳ねぇよな?!」

 

 

コーラサワーの操縦するイナクトがソニックブレイドを出してウルトラマンゼロに襲いかかった。

 

 

コーラサワー「模擬戦でも負け知らずのスペシャル様なんだよ!!知らねぇとは言わせねぇぞ!!」

 

ウルトラマンゼロ「そうやって無意味に突っ込むバカは身の程を弁えろってんだよ!!」

 

 

襲いかかって来たコーラサワーのイナクトにウルトラマンゼロは頭部にある2本ねゼロスラッガーを出して両手に構えながら武器のように振りながらコーラサワーのイナクトの手足を切断した。

 

 

コーラサワー「てめぇ、わかってねぇだろ!!俺はスペシャルで2000回で模擬戦なんだよぉ!!」

 

 

ウルトラマンゼロにあっという間に倒されてしまったコーラサワーのイナクト。ウルトラマンゼロは基地の地面に向かってエメリウムスラッシュを発射して爆発させた。

 

 

ウルトラマンゼロ「・・・・。」

 

 

ウルトラマンゼロはそのまま空を飛んで立ち去って、遠く離れた人影のない場所に辿り着いて人間の姿へと変えた。

 

 

刹那「・・・・。」

 

ウルトラマンゼロ(ウルトラゼロアイ)「俺達はこの世界に潜む奴を見つけ出すために戦う。」

 

 

???

エンブリヲ「ウルトラマン、君達の存在は厄介なのだよ。」

 

 

1話へ



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

設定1

光の勢力

ウルトラ戦士

ウルトラマンゼロ、ウルトラマンオーブオリジン、ウルトラマンギンガ、ウルトラマンビクトリー、ウルトラマンエックス、ウルトラの父、ウルトラセブン、ウルトラマンレオ、ウルトラマンダイナ、ウルトラマンガイアV2、ウルトラマンアグルV2、ウルトラマンコスモス、ウルトラマンメビウス、ウルトラマンひかり、レイモン、ゴモラ、リトラ、アギラ、ミクラス、ウィンダム

 

母艦

スペースペンドラゴン

 

 

ラッシュハンターズ

ハンター

バルタンバトラー・バレル、ガッツガンナー・ガルム、マグママスター・マグナ、メフィラス星人ジェント

 

その他のハンター

ハンター

ノダチザムシャー、ババルウ星人フガク、ナックル星人ブランケ、ガッツ星人シーズ、バルキー星人ラース、グローザ星系人グランザー、デスレ星雲人デスレード、グローザ星系人グローラン、グローザ星系人グロール、デスレ星雲人デフレイム

 

 

GGG

機体

ガオガイガー、炎竜、氷竜、ボルフォッグ、ガンドーベル、ガンイーグル、ゴルディマーグ、マイクサウンダース13世デュナメス、キュリオス、ヴァーチェ、ナドレ、ブレードライガー、アーバイン専用コマンドウルフ

 

母艦

イザナギ、カナヤゴ、スサノオ、アマテラス

 

 

ヘリック共和国

機体

ストライク、フリーダム、メビウスゼロ、メビウス、スカイグラスパー、コマンドウルフ、ゴルドス、ゴジュラス、ゴジュラスジオーガ、プテラス、ゴドス、ガイサック、バリゲーター、ストームソーダー、ガンスナイパー、カノントータス、スナイプマスター、スピノサバー、ガンブラスター、カノンフォート、シールドライガー、サラマンダー、ディバイソン、ライトニングサイクス、ハンマーヘッド、ライガーゼロ、シャドーフォックス、コマンドウルフAC、風龍、雷龍、ヴァルヴレイヴ1、ヴァルヴレイヴ3、ヴァルヴレイヴ4、ヴァルヴレイヴ5、ヴァルヴレイヴ6、ヴィルキス

 

母艦

アークエンジェル、ウルトラザウルス、タートルシップ、ネオタートルシップ、ホバーカーゴ

 

地球連合軍

ガイロス帝国

機体

イナクト、アリー専用イナクト、ヘリオン、モルガ、レッドホーン、ダークホーン、ヘルディガンナー、ヘルディガンナーDT、レドラー、ブラックレドラー、アイアンコングSS、セイバータイガーSS、セイバータイガー、ヘルキャット、サイカーチス、ジェノザウラー、レブラプター、ブラキオス、ダークネシオス、サザーランド、グロースター、ポートマンⅡ、ランスロット、ランスロットアルビオン、ヴィンセント、ヴィンセント・ウォード、ガレス、ギャラハッド、トリスタン、モルドレッド、パーシヴァル、ジークフリート、パンツァーフンメル

 

母艦

ホエールシップ、G1ベース、アヴァロン、ログレス級、カールレオン級

 

 

ARUS

機体

フラッグ、グラハム専用フラッグカスタム、オーバーフラッグ、リアルド、リアルドホバータンク、シェルフラッグ

 

母艦

アガメムノン級、ドレイク級、ネルソン級、バージニア級、ドミニオン

 

 

人類革新連盟

機体

ティエレン地上型、ティエレン宇宙型、ティエレンタオツー、ティエレン高機動B型、神虎、ガンルゥ

 

母艦

ラオホゥ、竜胆、大竜胆

 

 

ガイロス帝国、ARUS、人類革新連盟共同使用

機体、怪獣

ストライクダガー、105ダガー、カラミティ、フォビドゥン、レイダー、フォビドゥンブルー、ディープフォビドゥン、レイダー制式仕様、ジンクス、ジェノザウラー、レブラプター、アイアンコングPK、ブラックレドラー、ダークロプス、レギオノイドα、レギオノイドβ、メカゴモラ、ガルベロス、バグバズンブルード、バグバズングローラー、ペドレオン

 

黒の騎士団

機体

蜃気楼、紅蓮可翔式、斬月、暁、暁直参仕様

 

母艦

斑鳩

 

スローネ

機体

ガンダムスローネアイン、ガンダムスローネツヴァイ、ガンダムスローネドライ

 

宇宙勢力

ザフト軍

機体

イージス、デュエル、バスター、ブリッツ、ジャスティス、プロヴィデンス、ジン、ジンオーカー、シグー、シグーディープアームズ、ディン、グーン、ゾノ、ゲイツ、バクゥ、ラゴゥ、ザウード、バッフェ、イデアール、イデアールブルーメ、キルシュバオム、ダーインスレイブ、レイザー、グレイブ、グレイブヒルダカスタム、グレイブロザリーカスタム、アーキバス、アーキバスサリアカスタム、ハウザー、ハウザーエルシャカスタム、クリスカスタム、クレオパトラ、レイジア、テオドーラ、ヴィクトリア、エイレーネ

 

母艦

エターナル、ナスカ級、ローラシア級、バァールキート級、レセップス級、ピートリー級、ボズゴロフ級、アウローラ

 

 

オーブ首長国連合

機体

M1アストレイ、ストライクルージュ

 

母艦

クサナギ

 

 

アウラの民

機体、ドラゴン

焔龍號、蒼龍號、碧龍號、フリゲート級、ブリッグ級、ガレオン級、スクーナー級

 

 

宇宙人同盟

宇宙人

テンペラー星人、ガッツ星人、スーパーヒッポリト星人、ナックル星人、チブル星人、ボーグ星人、ファイヤー星人、ザラフ星人、バド星人、フック星人、テロリスト星人、ヒッポリト星人ヒルガ、ババルウ星人ハマー、ヒッポリト星人ケイプ、ナックル星人ジェイラ、デスレ星雲人ダイロ、デスレ星雲人デスラル、バルキー星人グーガー

 

怪獣

バードン、ベロクロン、ドラゴリー、サボテンダー、ファイヤーモンス、アイスロン、バキシマム、ゾアムルチ、ベムスター、マグマレッドキング、プラズマルチタイランド、アクアペスター、プラズマメタルキングジョー、キングゲスラ、アントラー、恐竜戦車、ガンダー、レイキュバス、インペライザー、キングジョー、シルバーブルーメ、サラマンドラ、ギマイラ、キングジョーブラック

 

 

ゾンダー、原種

機体

ZXー06、ZXー07、ZXー16、ZXー19、ZXー26、EIー02、EIー05、EIー15、EIー20

 

 

101人評議会

機体、宇宙人

ヒステリカ、レイブラッド星人、ウルトラマンベリアル、ジャタール、グロッケン、デスローグ、スライ、ヴィラニアス、マザラス星人、スペクター、ジェノザウラー、アイアンコングPK、キルシュバオム、ジンクス、ダークロプス、レギオノイドα、レギオノイドβ

 

母艦

ファントム

 

 

その他

ジャグラー魔人態

 

 

用語

ギアス

CCまたVVと契約する事で能力を得る。ギアスは普通の人間には有効。本作では逆にGストーンを持つ者、ウルトラマン、不老不死などと言った特殊な者には一切効かない。

 

ゾイド

ヘリック共和国、ガイロス帝国が使う機械生命体。動物、昆虫、恐竜などタイプが存在する。本作で宇宙での活動が出来るのはブレードライガーAB、ジェノザウラー、ストームソーダー、ガンスナイパー、プテラス、ゴジュラス・ジ・オーガ、アイアンコングPK、ブラックレドラーのみ。またブースター、マグネッサーシステムなどあれば宇宙での活動は可能。

 

 

ヘリック共和国

日本、東アジアなどの国家で構成されており、政治体制は民主共和制。差別を禁止し、どの種族との共存を大事にし、生活面は安定している。軍事力は旧式兵器が多く、旧式兵器の性能面を強化で補い、特機の開発に力を入れている。また地球連合軍やザフトなどから侵略を受けている。

 

地球連合軍

ガイロス帝国、ARUS、人類革新連盟の三つの国家で構成されており、反コーディネイター、反宇宙人、反マナを掲げており、体制はガイロス帝国は貴族制、ARUSは軍事、資本制、人類革新連盟は官僚制による全体主義で成り立っている。所属していない国などを侵略して植民地にしている。

 

プラント

コーディネイター、マナで構成された国家。政権は反ナチュラル一派によるクーデターで成り立ち、反ナチュラルを掲げており、ナチュラルに対する差別意識を持ち、またマナを持たないノーマを差別して無理やり軍務に使わせ、また穏健派政権だった者達の子を軍務に使わせている。宇宙人同盟とは軍事同盟を結んでいる。



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第1話 サイレントラン

CE71年、ナチュラルとコーディネイター、マナ、宇宙人の激しい戦いは地球圏全体を戦火に増し、CE全体を揺るがした。ここオーブ首長国連邦のコロニー、ヘリオポリスでヘリック共和国が極秘兵器開発の報を知ったザフト軍、宇宙人同盟が襲撃をし、ヘリオポリス内にあったヘリック共和国とGGGが開発した機体、デュエル、バスター、ブリッツ、イージスがザフト軍、宇宙人同盟に奪取され、唯一奪われず済んだのはストライクとヴァルヴレイヴ1。ザフト軍、宇宙人同盟の襲撃に立ち向かったパイロットはヘリック共和国の軍人でなくヘリオポリスの学生のキラとハルトで、キラはストライク、ハルトはヴァルヴレイヴ1にそれぞれ操縦して、ザフト軍、宇宙人同盟に勝利をしたが、その被害によりヘリオポリスは崩壊した。また軍の最重要機密を勝手に触れた事で、ヘリック共和国の軍人らにキラとハルト、彼らの通う学校の生徒らを拘束され、現在はアークエンジェルは避難民を回収してオービットへ向かった。

 

 

宇宙

アークエンジェル

個室

キラ「僕達は軍人でありません。」

 

ハーマン「君は二度もその機体に乗り、ザフト軍と宇宙人同盟と戦った。」

 

ハルト「あの時は仕方なくみんなを守るために戦ったんです。」

 

ムウ「だが、君達二人はもうその機体に操縦した事は既に君達二人のものになった。」

 

キラ「でもしかし、まだそうと決まったわけでは。」

 

サキ「そうよ。ハルトとキラがまだ決まったわけじゃないわ。」

 

キューマ「ハルトとキラは仕方なく乗ったんだ。」

 

アイナ「そうよ。あの時、もし乗っていなかったら私達は・・・・。」

 

ハーマン「悪いが、既にその機体を使いこなした事で決まったんだ。特にヴァルヴレイヴ1号機に乗った君は既に人じゃなくなった。」

ハルト「えっ?!」

 

サキ「じゃあハルトはあの画面を押して既に。」

 

ハーマン「そういう事だ。」

 

ハルト「あっ、そんな。」

 

サキ「ハルト。」

 

 

キラとハルトはザフト軍、宇宙人同盟の襲撃でみんなを守るためにヘリック共和国の開発したストライク、ヴァルヴレイヴ1にそれぞれ乗り込んで撃退したが、それぞれの機体を使いこなして圧倒した事で既に機体は自分達のものとなり、キラはコーディネーターである事で、普通の人間とは桁外れの能力を持ち、MSの操縦を訓練せずに一瞬で使いこなし、またヴァルヴレイヴ1に操縦したハルトは起動する際にディスプレイにガイドプログラムのピノが『アナタハニンゲンヤメマスカ』と言う表示が出てみんなを守るためにYESを押して何かを注入されて人でなくなってしまった事に唖然とした。

 

 

ハルト「うっ、あっ、身体が!!」

 

 

突如、ハルトの身体に異変が起きて苦しみ出した。

 

 

サキ「ハルト。」

 

キラ「ハルト?」

 

キューマ「ハルト?」

 

アイナ「ハルトさん?」

 

ムウ「近づくな!!」

 

一同「!!」

 

 

身体に異変が起きたハルトの心配して近づこうとしたら突如ハルトがいきなり襲いかかり出した。

 

 

ハルト「うおおおおー!!」

 

サキ「ハルト?!」

 

ハーマン「彼はヴァルヴレイヴの起動の際に何かを注入されてこうなった!!迂闊に近づくな!!」

 

ハルト「うおおおおー!!」

 

 

凶暴化したハルトがキラ達に襲いかかり始めるが、そこで一人の人物が前に立って現れた。

 

 

???「やれやれ、厄介事が増えたな。」

 

 

凶暴化したハルトを前に立って現れた人物はジャケットを着たぶっきらぼうな男性で、襲いかかってきたハルトに対し、そのまま間合いに駆け込んで腹を殴った。

 

 

ハルト「あっ!!」

 

一同「ハルト!!」

 

???「大丈夫だ、彼は気を失って元に戻っただけだ。」

 

キラ「あなたは?」

 

ガイ「俺の名はクレナイガイ。GGGの隊員だ。」

 

 

ジャケットを着たぶっきらぼうな男性の名前はクレナイガイ。彼はGGGの隊員として活動している。

 

 

ガイ「いきなり驚かせてすまなかったな。」

 

アイナ「ハルトさんが無事でよかったー。」

 

キューマ「ホッとした。」

 

キラ「すごい・・・・。」

 

ガイ「今はこのままにした方がいい。彼の事が俺が見る。もし何かあったら。」

 

ハーマン「わかった、本来は軍の我々がするはずだったが、君に任せる。」

 

 

ハルトがまた凶暴化する事でガイがハルトの事をしっかり引き受けて、ハーマンとムウは部屋を出た。

 

 

ハルト「うっ。」

 

ガイ「目を覚ましたか。」

 

サキ「ハルト。」

 

キラ「本当にハルトだよね?」

 

ハルト「僕はさっき?」

 

ガイ「おまえはあの機体を起動させた事でマギウスになった。」

 

ハルト「マギウス?」

 

ガイ「起動する際に注入されてなったんだ。おまえがさっき凶暴化して襲いかかろうとした原因もマギウスになった事の副作用だ。」

 

ハルト「じゃあ僕は人じゃなくなった事なんですか?」

 

ガイ「そうだ。マギウスになったおまえは身体再生能力、相手の身体に乗り移る事が出来るジャックを得た。もう普通ではなくなったんだ。」

 

ハルト「そんな・・・・。」

 

ガイ「おまえ自身、これからどうしていくかだ。マギウスとして守りたいものを戦い抜くか。」

 

ハルト「・・・・。」

 

キラ「ハルト。」

 

ガイ「おまえも軍の機体を勝手に乗ってザフト軍、宇宙人同盟と戦った以上、後戻りは出来ない。おまえ達自身やらなきゃならない。」

 

キラ、ハルト「・・・・。」

 

 

ガイの口から後戻りは出来ない以上自分達自身出来ないこれからどうしていくか、どうやっていくか。彼らの会話を偶然廊下で聞いた人物がいた。

 

 

エルエルフ「・・・・。」

 

 

彼の名はエルエルフ。ザフト軍のエージェントで、彼は同じエージェントらと共にヘリオポリスに潜入してヘリック共和国、GGGの新型機を奪取するために本隊に知らせ、一気に襲撃を仕掛けてデュエル、バスター、ブリッツ、イージスを強奪する事に成功したが、その際に負傷してしまい、1回目の襲撃を終えた後彼はヘリック共和国の軍人らに拘束されたが、悪運により偶然パイプ椅子のネジが外れて脱出をし、アークエンジェルに潜伏した。

 

 

ブリッジ

マリュー「進路に異常は?」

 

ノイマン「今のところ問題はありません。」

 

マリュー「でもガンダムとヴァルヴレイヴが学生が乗ってザフト軍を撃退したなんて驚いちゃうわ。」

 

ナタル「おかげで守り切れたが、残りのガンダム4機はザフト軍の手に渡り、そのガンダムとヴァルヴレイヴがその学生が乗りこなしてしまったとは。」

 

マリュー「普通の学生がその機体に乗って二度もザフト軍を撃退した。普通では考えられないわ。一人はコーディネイター。」

 

ナタル「ラミアス艦長。」

 

マリュー「彼は同じコーディネイター同士どう戦っていくかしら?もう一人は霊長兵器ヴァルヴレイヴ乗った事により人じゃなくなった。もう一人もこれからどうしていくか。」

 

 

食堂

カズィ「俺達はこれからどうしていくんだ?」

 

ライゾウ「俺に知るか、なんで俺らが捕まらなきゃならねぇんだよ!!」

 

タカヒ「当分は一緒みたいのようですわ。」

 

トール「マジなのかよ?」

 

カズィ「軍に一生捕まったままは耐えれなくなるよ。」

 

ショーコ「まあ落ち着いてみんな。何とかなると思うよ。今は辛抱していくしかないよ。」

 

ライゾウ「冗談じゃねぇぞ!!軍に捕まったまま過ごすなんて、俺は納得しねぇぞ!!それに俺はザフトの野郎と宇宙人同盟の野郎にダチの仇を取らなきゃならねぇんだ!!」

 

ショーコ「山田君。」

ライゾウ「こんなところでいつまでも過ごしているわけねぇだろ!!」

 

 

ザフト軍、宇宙人同盟の襲撃により友を亡くし、じっとしたまま過ごせずに友の仇を取ろうと必死になるライゾウ。

 

 

サトミ「戦闘中で偶然捕まったザフトの人間がいる。」

 

アンジュ「・・・・。」

 

ショーコ「この子は?」

 

サトミ「どこか見覚えがある顔だ。この少女は確か・・・・。」

 

アンジュ「・・・・。」

 

ティエリア「アンジュリーゼ=斑鳩=ミスルギ。」

 

一同「えぇぇぇー!!」

 

サトミ「やっぱりあのプラントのミスルギのアンジュリーゼ=斑鳩=ミスルギだったんだ。」

 

 

彼女の名はアンジュリーゼ=斑鳩=ミスルギ。プラントのミスルギ市の長の娘で、彼女は不自由なことがなく振る舞い、家族共に幸せな日々を過ごしたが、洗礼の儀の際に突如兄のジュリオとザフト軍のクルーゼとカインらによって自身がノーマだと暴かれてしまい、よって彼女はザフト軍の一兵として堕ち、ヘリオポリス襲撃作戦でグレイブに乗り込んだが、戦いであまりに怖がり過ぎて喪失してヘリック共和国の攻撃で被弾し、捕虜になり、現在はアークエンジェルに同行している。

 

 

アンジュ「私をどうするつもりですか。」

 

ライゾウ「なんならこいつを人質に出そうぜ。そうすればザフトの奴らも大人しくなるはずだ。」

 

トール「こいつを人質にすればきっと黙らなくなるはずだ。」

 

イオリ「そうよ、ザフトの人間を人質にすればこっちも有利になるはずよ。」

 

ティエリア「悪いが、人質にしても彼女は殺される。」

 

ライゾウ「なんで言い切れるんだ?」

 

ティエリア「彼女は既に我々の捕虜となって、プラントはノーマを嫌っている。ノーマを嫌っているプラントは彼女を用済みとしている。」

 

アンジュ「私は用済み・・・・。」

 

ティエリア「君が洗礼の儀の日にノーマだった事がわかって、君はプラントの敵の対象だ。」

 

アンジュ「そんな・・・・。」

 

 

自分が既に故郷から用済みとされて、自分がノーマだった事により、故郷の敵の対象とされて愕然とするアンジュ。

 

 

ティエリア「ん?」

 

 

そんな中、艦内に警報が鳴った。

 

 

ティエリア「ザフトか。」

 

ライゾウ「何だと?!」

 

サトミ「ここがいることに気付いたんだ。」

 

ミリアリア「これからどうなるの?」

 

ティエリア「君達はここにいるんだ。」

 

ライゾウ「俺を連れてけ!!俺はどうしても大事なダチの仇を取りてぇんだ!!」

 

ティエリア「ダメだ、一般人の君達を巻き添えさせるわけにはいかない。ちゃんとここにいるんだ。」

 

ライゾウ「くっ。」

 

 

ザフト軍と宇宙人同盟がアークエンジェルを追って残りの機体を奪取するために接近して来たことで出撃準備にかかりティエリア。

 

 

格納庫

キラ、ハルト「・・・・。」

 

 

ザフト軍と宇宙人同盟が近づいている事でそれぞれの機体の前に立って再び戦いに出る事でキラとハルトは。

 

 

キラ「また戦うんだね。」

 

ハルト「僕達はこの機体に乗ってしまった以上戦うしかないんだ。」

 

キラ「・・・・。」

 

ハルト「どうしたの?」

 

キラ「僕はアスランと戦うかもしれないんだ。」

 

 

キラはかつての幼馴染のアスランと再会した事で、アスランがザフト軍にいた事に驚き、彼とまた戦場で会ったら戦う事で悩んでいた。

 

 

ハルト「さっきのあのザフトの兵士はキラの友達何だ。」

 

キラ「・・・・。」

 

サキ「あたしも戦うわ。」

 

ハルト「流木野さん。」

 

サキ「あたしもみんなを守るためにはあたしも出るわ。」

 

キラ「出るって。」

 

サキ「あたしもあの機体に乗るわ。」

 

 

サキも自らみんなを守るため戦いに出る事を決意し、アークエンジェルの格納庫にあるヴァルヴレイヴ1とは異なる緑の機体があったのを見つけた。機体はヴァルヴレイヴ4。

 

 

ハルト「あれは、まさか?」

 

サキ「ハルトが乗ったんならあたしだって同じようになるわ。」

 

ハルト「ちょっと流木野さん!!」

 

サキ「じゃあ乗るわよ。」

 

 

ハルトの制止を聞かずにそのままヴァルヴレイヴ4に乗り込んだ。

 

 

サキ「さて、あたしも。」

 

 

ヴァルヴレイヴ1と同様にディスプレイに『アナタハニンゲンヤメマスカ』と言う表示が出てそのままYESを押してハルトと同様に何かを注入されてマギウスとなった。

 

 

ハルト「流木野さん!!」

 

サキ「じゃあ早速行くよ!!」

 

 

早速ハルトと同様にマギウスになったサキはヴァルヴレイヴ4を操縦してアークエンジェルから発進した。

 

 

キラ「僕らも出撃するよ。」

 

ハルト「うん。」

 

 

早速キラとハルトもそれぞれの機体に乗り込み、キラのストライクには換装機能があり、ザフト軍、宇宙人同盟の二度目のヘリオポリス襲撃の際には、白兵戦用のソードストライカー、砲撃戦用のランチャーストライカーにそれぞれ装着して出撃し、今回宇宙での活動は機動用のエールストライカーを装着し、出撃し、ハルトもヴァルヴレイヴ1で早速出撃した。

 

 

トノムラ「敵はザフト軍、宇宙人同盟。その中にヘリオポリスで奪われたガンダム4機もいます。」

 

 

敵はザフト軍、宇宙人同盟。アークエンジェルを追ってやって来て、クルーゼ隊、カイン隊の率いる部隊が迫り、ヘリオポリスで奪われたガンダム4機もその中に確認された。

 

 

ムウ「奪ったガンダム4機を全て投入して来たのか。」

 

マリュー「相手の数も多いわ。気を付けて。」

 

ノイマン「了解。」

 

マリュー「フラガ大尉。あなただけに任務を遂行して欲しいことがあるの。」

 

ムウ「?」

 

 

アークエンジェルを追ってやって来たザフト軍のクルーゼ隊、カイン隊、宇宙人同盟のボーグ星人と配下怪獣のベムスターが現れた。

 

 

マリュー「怪獣や星人もいるわ。きついわ。」

 

ナタル「オービットベースに援軍の要請は出しました。それまでに持ちこたえていくしかありません。」

 

マリュー「戦闘開始よ。」

 

 

ザフト軍、宇宙人同盟との戦闘を開始する。アークエンジェル。またザフト軍、宇宙人同盟は、ザフト軍はヘリオポリスで奪ったデュエル、バスター、ブリッツ、イージス、3機のイデアール、ジン、バッフェ、グレイブ、グレイブヒルダカスタム、グレイブロザリーカスタム、アーキバスサリアカスタム、ハウザー、ハウザーエルシャカスタム、クリスカスタム、艦はヴェリウス、ランメルスベルグ、ガモフ、ローラシア級3隻。4機のガンダムに乗っているのはイザークはデュエル、ディアッカはバスター、ニコルはブリッツ、アスランはイージス。宇宙人同盟からはボーグ星人、ベムスター。

 

 

クルーゼ「さてお手並み拝見といこうではないか。」

 

カイン「彼らの戦いを見ようとするか。」

 

 

部下達を出撃させて、それぞれの戦いを拝見するクルーゼとカイン。

 

 

ディアッカ「イザーク、アードライ、ハーノイン、イクス、クーフィア、ヒルダ、ロザリー、クリス、一気に決めるぞ!!」

 

イザーク「ヴェサリウスからアスラン、サリア達が出てる。後れを取るな!!」

 

ヒルダ「ザラのお坊っちゃんか。」

 

ロザリー「クリス、あたしらの力見せてやろうぜ。」

 

クリス「うん。」

 

ハーノイン「一気に仕留めてやるぜ。」

 

アードライ「敵はいくら少なくても油断は禁物だ。」

 

イクスアイン「その中に例の巨人がいるかもしれない。」

 

クーフィア「んなの楽勝だよ。」

 

イザーク「行くぞ!!」

 

 

攻撃の開始をするイザーク達。

 

 

アスラン「・・・・。」

 

エルシャ「アスラン?」

 

ニコル「どうしたんですか?」

 

アスラン「いやなんでもない。」

 

サリア「私達も行くわよ。」

 

エルシャ「おー。」

 

 

キラのかつての幼馴染のアスランは、ヘリオポリス襲撃の際にキラと偶然再会した事で、また彼と戦う事で苦悩した。早速アークエンジェル側から攻撃が行われ、ティエリアの乗るヴァーチェのGNバズーカからビームが放たれた。

 

 

一同「!!」

 

 

すぐにヴァーチェの放ったビームを回避したアスラン達。だが、回避しきれなかった量産機のジン、バッフェ、グレイブはそのままビームに飲み込まれて消滅した。

 

 

ティエリア「お前達の好きにはさせない。」

 

クーフィア「へぇー、やるじゃん。なら僕からもやるよぉ!!」

 

 

クーフィアの乗るイデアールが巨大なクローアームでティエリアのヴァーチェに襲いかかってきた。

 

 

ティエリア「!!」

 

 

重装甲を誇るティエリアのヴァーチェはクーフィアのイデアールのクローアームをパイロットによる高い反射神経で回避し、その直後によるGNキャノンで砲撃した。

 

 

クーフィア「うわぁぁぁっ!!」

 

 

ティエリアの攻撃により撃退されたクーフィア。

 

 

アードライ「クーフィア!!」

 

クーフィア「大丈夫だよ。それにこいつ強そうじゃん。」

 

ヒルダ「このデカ物がどこまで保つかあたしらで潰してやろうじゃないか!!」

 

ロザリー「こいつの首を討ち取ってやる!!」

 

クリス「仕留めてみせる。」

 

アードライ「ハーノイン、イクス、イザーク、ディアッカ、先に行け。ここは私たちに任せろ。」

 

ディアッカ「任せたぞ。」

 

イザーク「俺とディアッカとハーノインとイクスアインはアスラン達のところへ向かう。」

 

ハーノイン「そっちは任せたぞ。」

 

 

ヴァーチェの相手をアードライ、クーフィア、ヒルダ、ロザリー、クリスが引き受けて、イザーク、ディアッカ、ハーノイン、イクスアインらはアスラン達のところへと合流しに向かった。

 

 

ティエリア「行かせるか!!」

 

 

狙いがアークエンジェルだと知り、すぐにイザークらを追おうとするティエリア。

 

ロザリー「お前の相手はあたしらだ!!」

 

 

グレイブロザリーカスタムがヴァーチェに背部2連装砲で砲撃した。

 

 

ティエリア「うっ。」

 

 

グレイブロザリーカスタムの砲撃を喰らい、その直後にヒルダのグレイブカスタムの可変斬突槍パトロクロスがヴァーチェの急所に狙いを向けて刺突しかかった。

 

 

ティエリア「くっ!!」

 

 

グレイブヒルダカスタムのパトロクロスの刺突に対し、ティエリアはGNビームサーベルを出して切り払った。

 

 

ティエリア「はあああああー!!」

 

 

GNビームサーベルを振りながらヒルダのグレイブカスタムに斬撃した。

 

 

ヒルダ「あぁぁぁぁー!!」

 

 

ティエリアのヴァーチェの斬撃を受けて損傷したグレイブヒルダカスタム。

 

 

ロザリー「ヒルダ!!」

 

アードライ「大丈夫か?!」

 

ヒルダ「こいつ、強い。」

 

クリス「かなり手強い相手みたいね。」

 

クーフィア「そんなに強いならやってやろうじゃないか!!」

 

 

クーフィアが勢いでティエリアのヴァーチェに強襲してきた。一方、アークエンジェルから出撃したハルトとキラは、サキがヴァルヴレイヴ4に乗って先に出て探していた。

 

 

ハルト「流木野さん。」

 

キラ「ハルト、あれを。」

 

 

二人はヴァルヴレイヴ4に操縦するサキがザフト軍のジン、バッフェ、グレイブの部隊を相手にした。

 

 

サキ「さあ、かかってきなさい。」

 

 

彼女の操縦するヴァルヴレイヴ4には腰背部に装備された多脚状特能装備マルチレッグ・スパインをブースターとして使い、高い機動力で駆け回り、両肩に装備されているスピンドル・ナックルを両腕に装備して、ヨーヨーのように回しながら、周りにいるジンやバッフェを次々と撃退し、次はナックルにしてグレイブにお見舞いした。

 

 

サキ「わぁお、こんなにすごいなんて驚いちゃうわ。」

 

 

ヴァルヴレイヴ4の性能に驚愕したサキは、機体を操縦しながら軽々と使いこなし、敵を圧倒した。

 

 

サリア「あれはヴァルヴレイヴ?」

 

エルシャ「もう一機いたのね。」

 

 

ヴァルヴレイヴがもう一機いた事でヘリオポリス襲撃にヴァルヴレイヴ1だけいた事に対し、こちらは今現れた事に驚くサリアとエルシャ。

 

 

カイン「ヴァルヴレイヴが二人?」

 

クリムヒルト「?」

 

 

カインの口からヴァルヴレイヴが機数でなく人数で言った事に驚く副官のクリムヒルト。

 

 

ボーグ星人「覚悟するがいい。」

 

 

巨体を姿して現れたボーグ星人と怪獣ベムスターがストライクとヴァルヴレイヴ1とヴァルヴレイヴ4に迫った。

 

 

キラ「怪獣と星人。」

 

 

MSでは怪獣と星人を相手に勝つ事は不可能。このままではやられてしまう。

 

 

ガイ「・・・・。」

 

 

アークエンジェルにいたガイはリングのようなものを出して前にかざし、周囲が宇宙空間のように変化して衣装も黒いスーツに変化し、一枚のカードをリングにリードした。

 

 

オーブリング「覚醒せよ、オーブオリジン。」

 

ガイ「オーブカリバー!!」

 

 

カードをリードしたら剣のようなものが現れてガイは手にし、剣にあるリングを回しながらトリガーを引いて、メロディを鳴らして巨人へと変身して、キラ達の前に現れた。

 

 

ウルトラマンオーブ オーブオリジン(ガイ)「銀河の光が我を呼ぶ!!」

 

 

キラ、ハルト「あっ、あれは?!」

 

マリュー「ウルトラマンオーブ。」

 

 

ガイが変身した巨人はウルトラマンオーブ オーブオリジン。オーブの基本形態で本来の姿でもあり、手に握る剣はオーブカリバー、中央リングあるカリバーホイールを回転して、オーブカリバーに宿る火、水、風、土4つの属性の技を使用することが出来る。

 

 

エルエルフ「あの男性がウルトラマンか。」

 

 

また偶然ガイがウルトラマンオーブに変身したのを目の当たりにしたエルエルフは彼がウルトラマンオーブだと知った。

 

 

ボーグ星人「来たな、ウルトラマンオーブ。」

 

ウルトラマンオーブ オーブオリジン(ガイ)「お前の相手は俺だ。」

 

ボーグ星人「ならばここが貴様の墓場にしてやる。やれ、ベムスター!!」

 

ベムスター「キシャーン!!」

 

 

配下のベムスターに命じてウルトラマンオーブ オーブオリジンに襲わせて、ベムスターの角からベムスタービームを発射した。

 

 

ウルトラマンオーブ オーブオリジン(ガイ)「!!」

 

 

ベムスターの発射したベムスタービームを素手で振り払い、そのまま左手で顔面にパンチした。

 

 

ウルトラマンオーブ オーブオリジン(ガイ)「今の俺はお前を倒せる!!」

 

 

彼がまだ初めてウルトラマンオーブになった頃はベムスターに全く歯が立たずに苦戦を強いられていたが、今の彼は様々な戦いを積んで強くなりたくましくなっていた。

 

 

ボーグ星人「小癪な、ベムスター!!」

 

ベムスター「キュイ!!」

 

 

ウルトラマンオーブ オーブオリジンの周りを飛び回りながら強襲するが、

 

 

ウルトラマンオーブ オーブオリジン(ガイ)「見え見えだ!!」

 

 

飛び回るベムスターの動きをすぐに見切ったウルトラマンオーブ オーブオリジンがキックでベムスターの背中に打ち込み、そのままオーブカリバーでベムスターを一刀両断して撃退した。

 

 

ボーグ星人「あっ、あぁぁっ、ベムスターが!!おのれ、ウルトラマンオーブ!!」

 

 

ベムスターがウルトラマンオーブ オーブオリジンに倒されてしまい、ボーグ星人がウルトラマンオーブオリジンに向かって攻撃にかかって頭部からヘッドビームを放った。

 

 

ウルトラマンオーブ オーブオリジン「!!」

 

 

ウルトラマンオーブ オーブオリジンはオーブカリバーでボーグ星人の放ったヘッドビームを切り払い、ボーグ星人に向かって進みながら斬撃した。一方、キラとハルトとサキは、アスラン、サリア、エルシャ、途中で合流したイザーク、ディアッカ、ハーノイン、イクスアインらと交戦した。

 

 

キラ「アスラン!!」

 

アスラン「キラ、やめろ!!剣を引け!!俺達は敵じゃない、そうだろ!!何故俺達が戦わなくちゃならない!!」

 

キラ「アスラン・・・・。」

 

アスラン「同じコーディネイターのお前が何故俺達と戦わなきゃならないんだ。」

 

キラ「・・・・。」

 

ハルト「キラ!!」

 

アードライ「お前の相手は俺達だ!!」

 

 

ハルトのヴァルヴレイヴ1の前にアードライとイクスアインのイデアールが現れて行く手を阻まれた。

 

 

トノムラ「敵機がストライクとヴァルヴレイヴ1に近づいて来てます。」

 

マリュー「彼らを救うのよ!!」

 

ナタル「ヘルダート、スレッジハンマー、てぇ!!」

 

 

キラとハルトの救うべくアークエンジェルからミサイルを一斉発射してアスラン達の機体に命中した。

 

 

ハーノイン「うっ!!」

 

イクスアイン「アークエンジェルも厄介だ。」

 

イザーク「ならばディアッカ、ニコル、お前達二人は艦を。俺はアスランの方へ向かう。」

 

ディアッカ「えぇぇぇ?!」

 

イザーク「文句はなしディアッカだ。でかい獲物だろ?」

 

ディアッカ「ちぃっ!!」

 

 

イザークはアスランの方へ加勢し、ディアッカとニコルはアークエンジェルの方へと向かった。

 

 

ナタル「バリアント、てぇ!!」

 

 

バスターとブリッツの接近にすぐにバリアントを発射して迎撃した。

 

 

ディアッカ「くっ!!」

 

ニコル「うっ!!」

 

サキ「しぶといわね!!」

 

 

サキはサリアとエルシャとグレイブを相手に交戦し、スピンドル・ナックルを投擲して攻撃した。

 

 

サリア「調子に乗るなぁ!!」

 

 

アーキバスサリアカスタムがドラゴンスレイヤーでヴァルヴレイヴの4に斬りかかった。

 

 

サキ「悪いけど簡単にやられるわけにはいかないよ。」

 

 

マルチレッグ・スパインの6本の脚を展開しながら元の脚を合わせて8本の脚になって、スパイン先端から足場となる硬質残光を発生して踏み台にしながら動き回ってアーキバスサリアカスタムの攻撃をかわした。

 

 

エルシャ「早い。」

 

 

サキのヴァルヴレイヴ4の駆け回る動きに翻弄されたエルシャ。

 

 

キラ「アークエンジェルが。」

 

アスラン「やめろ、キラ!!何故お前が共和国軍にいるんだ、何故ナチュラルの味方をするんだ!!」

 

キラ「僕は共和国軍じゃない!!あの艦には仲間が、友だちがいるんだ!!」

 

アスラン「ヘリオポリスは共和国に手を貸してMSを開発したからだ!!」

 

キラ「ヘリオポリスは中立だ。僕だってなのに・・・・!!」

 

イザーク「アスラン!!」

 

アスラン「イザークか!!」

 

キラ「あれはデュエル!!」

 

 

デュエルも既にザフト軍の手に落ちていたことに驚くキラ。またアークエンジェルの方で、

 

 

ディアッカ「この野郎!!」

 

マリュー「回避行動を取りつつ、最大加速!!」

 

ナタル「アンチビーム爆雷、発射! !イーゲルシュテルン、敵を艦に近づけるな!!ヘルダートは自動発射にセットしろ!!」

 

 

敵機の接近に対し、回避行動しつつアンチビーム爆雷、イーゲルシュテルン、ヘルダートを発射した。

 

 

ショーコ、キューマ、アイナ、ライゾウ、サトミ、タカヒ、サイ、カズィ、トール、ミリアリア「わぁぁぁぁっ!!」

 

フレイ、避難民「きゃああああっ!!」

 

 

アークエンジェルの回避行動で艦内にいるショーコ達やヘリオポリスの避難者達を揺るがした。

 

 

フレイ「何よこれ、何よこれ!!」

 

 

ディアッカ「この野郎!!」

 

バスターの右腰に接続されている350mmガンランチャーと左腰に接続されている94mm高エネルギー収束火線ランチャーを同時に放ってアークエンジェルに攻撃した。

 

 

キラ「アークエンジェルが!!」

 

ハルト「ショーコ達が危ない!!」

 

サキ「みんなをあたし達が守らなきゃ!!」

 

ウルトラマンオーブオリジン(ガイ)「艦が!!」

 

ティエリア「このままではまずい!!」

 

 

アークエンジェルが攻撃されている事で、その艦の中には大事な仲間や友達がいる事に必死で向かおうとするが、

 

 

アスラン「キラ、共和国の元から離れろ。お前は利用されているんだ。」

 

キラ「違う。僕は利用されていない。」

 

イザーク「ちょこまかと!!」

 

 

イザークのデュエルがキラのエールストライクに攻撃しかかった。

 

キラ「!!」ビームライフルで射撃し、イザークのデュエルに攻撃した。

 

イザーク「貴様ぁっ!!」

 

 

キラのエールストライクの攻撃を受けて、こちらもビームライフルで反撃したデュエル。

 

 

アスラン「やめろ、イザーク!!」

 

イザーク「奪えないなら破壊しかない!!」

 

ハルト「くっ!!」

 

 

2機のイデアールを相手に苦戦し、ボルグ・アームで攻撃するヴァルヴレイヴ1。

 

 

ハーノイン「うっ、やってくれたな!!」

 

 

ハーノインのイデアールがクローアームで掴みかかった。

 

 

ハルト「うわぁっ!!」

 

 

ハーノインのイデアールのクローアームに捕まってしまったハルトのヴァルヴレイヴ1。

 

 

サキ「ハルト!!」

 

ティエリア「このままではまずい!!」

 

 

ハルトのヴァルヴレイヴ1が敵に捕まってしまい、窮地に陥ってしまった。

 

 

イクスアイン「これは好機会だ。」

 

ウルトラマンオーブ オーブオリジン(ガイ)「今助けてやる!!」

 

 

捕まったハルトを助けに向かおうとするウルトラマンオーブ オーブオリジン。

 

 

ボーグ星人「貴様の相手は私だ!!」

 

 

交戦中のボーグ星人に阻まれてしまい、このままでは助けることも出来ない。窮地に陥ってしまったアークエンジェル勢。このまま為すすべはないのか。

 

 

アデス「このまま我々の勝利を収めるようです。」

 

クルーゼ「いくら彼らでも保つことは難しい。」

 

 

窮地に追い詰められていくアークエンジェル勢。だがその時、遠くからビームが発射されてティエリアと交戦しているクーフィアのイデアールに命中した。

 

 

クーフィア「うわぁっ!!」

 

アードライ「クーフィア!!」

 

ロックオン「なんとか間に合ったぜ。」

 

オレンジハロ「マニアッタ、マニアッタ。」

 

 

遠くから狙撃したのGGG所属のロックオンのガンダムデュナメスだ。他に援軍として駆けつけたガンダムキュリオス、ブレードライガーAB、スターガオガイガー、超竜神、撃龍神、ゴルディーマーグもいた。

 

 

ティエリア「ロックオン!!」

 

ロックオン「待たせたな、ティエリア。」

 

ハレルヤ「僕もいるよ。」

 

バン「間に合ったみたいだ。」

 

ゴルディーマーグ「とっとと終わらせてやろうぜ!!」

 

クルーゼ「援軍か!!」

 

アデス「GGGの特機です!!」

 

 

駆けつけに来たGGGの援軍により一気に形勢は逆転をし始めた。

 

 

ノイマン「艦長。GGGの援軍が来ました。」

 

マリュー「これなら勝てるわ。後はフラガ大尉が任務を遂行すれば。」

 

 

イザーク「このっ!!」

 

 

キラのエールストライクを追い詰めるイザークのデュエル。そのままトドメを刺そうとする。

 

 

凱「ドリルニー!!」

 

 

その時、凱のスターガオガイガーが飛び込んで膝からドリルニーでデュエルに打ち込んだ。

 

 

イザーク「うわあああああー!!」

 

 

スターガオガイガーの介入により阻まれたデュエル。

 

 

イザーク「おのれ、ナチュラル!!こんなのも用意していたか?!」

 

アスラン「イザーク、ここは引け。」

 

イザーク「ちぃっ。」

 

 

スターガオガイガーが現れて振りに陥り、撤退するアスランとイザーク。

 

 

キラ「アスラン。」

 

 

超竜神「ダブルガン!!」

 

 

超竜神がディアッカのバスターに両腕の武器を発射しながら攻撃した。

 

 

撃龍神「ヴァンレイ!!」

 

 

撃龍神の右腕に装備されているデンジャンホーからヴァンレイを放ってニコルのブリッツに攻撃した。

 

 

ニコル「ここは引くしかありません。」

 

ディアッカ「強力な相手じゃ勝ち目がねぇな。」

 

 

ニコルもディアッカも撤退をし、他のザフトの部隊も次々と撤退をし始めた。

 

 

ボーグ星人「ウルトラマンオーブ、勝負はお預けだ。」

 

 

ボーグ星人もまた撤退をし始めた。

 

 

ウルトラマンオーブオリジン(ガイ)「・・・・。」

 

 

ヴェサリウスオペレーター1「我が軍の部隊、次々と撤退します。」

 

クルーゼ「GGGの特機か。この状況じゃ勝ち目はないようだ。」

 

 

味方機が次々と撤退する最中、その時ヴェサリウスとランメルスベルグに何者かが攻撃をした。

 

 

ヴェサリウスオペレーター1「我が艦とランメルスベルグが攻撃されています。」

 

クルーゼ「!!まさか。あの男か?!」

 

 

ヴェサリウスとランメルスベルグを攻撃したのはマリューに与えられた任務で出撃したムウのメビウスゼロだ。

 

 

ムウ「もらった!!」

 

 

メビウスゼロのガンバレルによるオールレンジでヴェサリウスとランメルスベルグを攻撃していった。

 

 

カイン「流石だよ、ムウ=ラ=フラガ。」

 

クリムヒルト「カイン隊長!!」

 

カイン「我が軍の機体が撤退している今、ここは撤退する。」

 

クリムヒルト「はい。」

 

 

ムウの奇襲攻撃により味方機と共に撤退したヴェサリウス、ランメルスベルグ。

 

 

ノイマン「ザフト軍、宇宙人同盟、撤退します。」

 

マリュー「何とか助かったようね。」

 

 

無事、戦闘を終えたアークエンジェル。宇宙での戦いはまだまだ続く。

 

 

 

次回 2話へ続く



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第2話 消えゆく光

ロックオン達GGGの援軍で窮地をくくり抜いたアークエンジェル。

 

 

宇宙

移動中

アークエンジェル

ブリッジ

ハーマン「助けに来てくれた事感謝する。」

 

ロックオン「そっちもご苦労さん。無事で生き延びれたな。」

 

バン「ハーマン中佐も無事でよかった。」

 

ハーマン「バン、よく来てくれたな。」

 

バン「フィーネやジークもいるぜ。」

 

フィーネ「うふ。」

 

ジーク「グォ。」

 

キラ「この人達は?」

 

ロックオン「まず俺から紹介する。俺の名はロックオン=ストラトス、GGGの隊員だ。よろしく。」

 

アレルヤ「僕の名はアレルヤ=パプティズム。」

 

凱「俺のは獅子王凱だ。よろしくな。」

 

バン「俺の名はバン。そっちは相棒のジークだ。」

 

ジーク「グォ。」

 

フィーネ「私はフィーネ。」

 

ハルト「あっ。」

 

バン「ジークはロボットに似てるような感じだ。つまり同じゾイドだ。」

 

ジーク「グォ。」

 

ハルト「僕は時縞ハルト。よろしくお願いします。」

 

バン「よろしくな。」

 

キラ「あっ、あの。」

 

凱「?」

 

キラ「さっきは助けてくれてありがとうございます。」

 

凱「君がストライクのパイロットか?」

 

キラ「はい。僕はキラ=ヤマト。」

 

凱「君の名前はキラ=ヤマトって言うんだ。」

 

キラ「はい。」

 

 

援軍に来たGGGの面々と対面するアークエンジェルクルーら。

 

格納庫

ユウスケ「こっ、これって喋るロボット何ですか?!」

 

雷龍「あぁぁ、もちろんこの通りだ。俺達は人間と同じロボットだからな。」

 

氷竜「私達ビークルロボは人々を救助する事を目的に作られたんだ。」

 

ユウスケ「なんかすごいじゃん。」

 

ショーコ「霊屋君、ロボット大好きだね。」

 

ユウスケ「俺、こう言うロボットは好きなんだよ。」

 

ゴルディーマーグ「気に入ってくれありがたいぜ。」

 

炎竜「こう言うのも案外悪くないな。」

 

風龍「いいですね。」

 

マードック「GGGの喋るロボットをお目にかかるのは光栄だ。」

 

雷龍「俺達に興味を示すなんて嬉しいぜ。」

 

 

自分達に見て興味を示して持つ者に嬉しく実感するビークルロボ達。

 

 

風龍「ちなみに僕と雷龍はヘリック共和国で作られた戦闘用ビークルロボです。炎竜と氷竜から人々の命の大切さを教わり、人命救助をするようになったんです。」

 

ユウスケ「なんだか感動しちゃうな。」

 

 

廊下

ガイ「・・・・。」

 

 

ボーグ星人、ベムスターとの戦いを終えたガイは身体を休めるためにシャワールームへ向かおうとするが、

 

 

エルエルフ「おい、クレナイガイ。」

 

ガイ「おまえは?」

 

 

ガイの名を呼ぶ者がいた、その者はエルエルフだった。

 

 

エルエルフ「おまえがウルトラマンだったのか?」

 

ガイ「なんの事だ?」

 

エルエルフ「とボケても無駄だ。俺は偶然あの場でおまえが変身したのをこの目で見ていたぞ。」

 

ガイ「・・・・よく見抜いたな。俺がウルトラマンオーブだ。俺にどうするつもりだ?」

 

エルエルフ「おまえのその力とさっきヴァルヴレイヴのパイロットの力でプラントを革命する。」

 

ガイ「プラントを革命だと?!」

 

 

ブリッジ

ノイマン「艦長、もうすぐデブリベルト付近に到着します。」

 

マリュー「地球軍の核攻撃で犠牲となったプラントのコロニーね。」

 

一同「・・・・。」

 

凱「あの24万人以上の住民が死んで犠牲になって、戦争は始まった。」

 

ティエリア「人は何故争わなければならないのか。」

 

 

地球連合軍によるユニウスセブンへの核攻撃により24万人以上の住民全員が死亡し、それに対してプラントは地球圏に宣戦布告をし、ニュートロンジャマーを大量に投入されて地球圏にも深刻にダメージを与えられて、ザフト軍を地球に降下し、一気に侵攻した。

 

 

ショーコ「このまま黙って通るわけにはいないよ。」

 

ハルト「ショーコ。」

 

ショーコ「だから私達何か出来ることをしたい。」

 

タカヒ「私達に出来る事?」

 

ショーコ「死んだ人達への安らかにしてあげたい。」

 

アイナ「私も死んでいったプラントの人達を追悼してあげたい。」

キューマ「ザフト軍は嫌いだけど戦争で犠牲になったユニウスの人達のためにも。」

 

マリエ「賛成する。」

 

リオン「教師の私も賛同します。」

 

 

アークエンジェルがユニウスセブンの残骸を通る際、ショーコは死んだ人々を何かしていきたいという提案に賛同するが、

 

 

ライゾウ「悪いが俺は反対する。」

 

ショーコ「山田君。」

 

ライゾウ「お前ら、ザフトが何をしたかわかってんのか?ザフトが宇宙人と一緒にヘリオポリスを襲撃して大事な日常が奪われたんだぞ。俺はそんなザフトと宇宙人が許せねぇんだ。」

 

ハルト「でも亡くなったユニウスの人達は関係ないよ。」

 

ライゾウ「俺にとって大事なダチをザフトの奴らに殺されたんだ。だから俺はザフトの連中だけは絶対しねぇつってんだろ!!」

 

ショーコ「でも死んだ人達は何も関係ないわ。」

 

サトミ「悪いが、山田の言い分に賛同する。私達の生活を脅かした者の住民を追悼には出来ない。ザフトがヘリオポリスを襲撃してどれだけの人達が反感を持っているかわからないか?」

 

ショーコ「ザフトと亡くなったユニウスセブンの人達は・・・・。」

 

イオリ「ザフトの人間を追悼するのは断じてごめんよ。」

 

ショーコ「そんな。」

 

ティエリア「やめないか。」

 

 

ショーコのユニウスセブンの住民への追悼に対して反対するライゾウ、サトミ、イオリらと衝突に対してティエリアが仲裁した。

 

 

ハルト「ティエリアさん。」

 

ティエリア「喧嘩はやめることだ。ここで喧嘩して何になる。」

 

ショーコ、ライゾウ、サトミ、イオリ「・・・・。」

 

ティエリア「君達のやっている事は地球軍とザフト軍と同じではないか。」

 

ショーコ、ライゾウ、サトミ、イオリ「・・・・。」

 

ティエリア「喧嘩をするのであれば私が提案をする。ユニウスセブンの住民への追悼へ行く者、行かない者はここで待機する事だ。」

 

 

仲裁したティエリアによって出された提案は行く者と行かない者に分けていき、喧嘩は収まった。ユニウスセブンの残骸へ行っていき、ショーコらは亡くなったユニウスセブンの人々に折り紙で折った大量の折り鶴を持っていった。またキラとハルトと凱とティエリアは万が一に備えてそれぞれの機体に乗り込んで出た。

 

宇宙

ユニウスセブン

ショーコ「・・・・。」

 

ミリアリア「悲しいね。」

 

ティエリア「戦争でどれだけの人がたくさん死に、亡くなってきたか。」

 

凱「地球軍は酷い事をしたな。ここに住んだ人達の命を奪った。」

 

マリエ「悲しいよね。」

 

アイナ「戦争が起きていなかったらユニウスセブンに住んでた人達ももし生きていたかも。」

 

キューマ「アイナ。」

 

アイナ「すごく悲しいわ。」

 

マリエ「天国で幸せになってもらいたい。」

 

キラ「・・・・。」

 

ハルト「アスランって子の事をまだ気にしてるんだ。」

 

キラ「僕はまたアスランと戦わなきゃならないのか。」

 

 

一年前の2月14日、ユニウスセブンは地球連合軍の核攻撃によって24万人以上の住民が全員死亡し、この日は『血のバレンタイン』と呼ばれ、戦争が始まった。ショーコ達は亡くなったユニウスセブンの住民に折り鶴を送って安らかに祈った。

 

 

アークエンジェル

ブリッジ

タカヒ「なんだか切ないですわね。」

 

サトミ「そうかな?」

 

タカヒ「そんな気分ですわ。」

 

ライゾウ「・・・・。」

 

マリュー「悲しい気分ね。」

 

ムウ「あぁぁ。」

 

ハーマン「戦争はどれだけたくさんの人が死んでいったか。」

 

ガイ「人は何故争わなければならないんだ。」

 

 

ユニウスセブンの残骸を見て暗く感じて切ない気分になり、戦争でどれだけたくさんの人が死んでいったのか感じるガイ達。そんな中、アークエンジェルの元に小さな物体が近づいてきている事に反応をキャッチした。

 

 

トノムラ「周辺に反応があります。」

 

マリュー「すぐに確認を。」

 

 

すぐその反応を確認して映し出されたのは宇宙に漂う一つのポッドだった。

 

 

ナタル「ポッド?」

 

チャンドラ二世「どうしてポッドが?」

 

マリュー「ハーマン中佐。」

 

ハーマン「一旦拾おう。ポッドが何か調べる必要があるようだ。」

 

 

宇宙に漂うポッドを回収させて、格納庫に置いて万一備えて警戒態勢を取った。

 

 

格納庫

ロックオン「気をつけろ。何があるかわからねぇからな。」

 

アレルヤ「だといいんだけど。」

 

マードック「開きますぜ?」

 

 

ポッドの中が開き始めて、中からピンクの小さな物と女性三人が出てきた。

 

 

ピンクハロ「ハロ、ハロ、ハロ、ラクス、リーゼロッテ。」

 

ロックオン「ハロ?」

 

モモカ「はぁー、一時は助かりましたよ。」

 

ラクス「ありがとうございます、ご苦労様です。」

 

リーゼロッテ「助けてくださってありがとうございます。」

 

一同「あぁぁ?!」

 

 

中から現れた人物に驚くアークエンジェル一同。一方、プラントに一時帰国したアスランは、

 

 

プラント

アプリリウス

プラント最高評議会

アスラン「ラクスとリーゼロッテ殿が行方不明だと?!」

 

シーゲル「地球連合軍に襲撃されて行方がわからなくなっている。」

 

アスラン「今どちらに?」

 

シーゲル「既に彼女らの行方を捜索する部隊を向かわせた。」

 

 

婚約者のラクスとリーゼロッテとモモカの行方を探すべくアスランはヴェサリウスへと向かい、すぐに出た。

 

 

ヴェサリウス

ブリッジ

アスラン「まさかクルーゼ隊長とカイン隊長がご一緒に。」

 

クルーゼ「おいおい、冷たい男だな君は。無論我々は彼女の捜索に向かうのさ。」

 

アスラン「彼女達の救出に同行していただけるなんて。」

 

クルーゼ「特にお前とクライン嬢は定められた者同士という事は、プラント中知られている。」

 

エマ「早くラクス様とリーゼロッテ様をすぐに救出を。特にラクス様はアイドル。プラント中を悲しんだら・・・・。」

 

クルーゼ「落ち着きたまえ。焦り過ぎると彼女を見つけられなくなってしまう。」

 

エマ「申し訳ありません。」

 

クルーゼ「今回は大きな予感するようだ。」

 

 

ラクスら捜索に向かったアスラン達ら。同じ頃宇宙では、地球連合軍の部隊がいた。戦いに敗れて苛立ちするARUSのフィガロ、ガイロス帝国のカリーヌ、人革連の高亥がストレス解消のためにラクスやリーゼロッテら乗っていた船をグラハム達に命じて撃墜させていた。

 

 

宇宙

ホエールキング

廊下

ダリル「隊長、スミルノフ中佐、何故プラントの民間船を攻撃したんですか?!」

 

グラハム「フィガロ議員やカリーヌ殿や高亥殿の撃墜命令だ。ご機嫌を取りたくて私達に押し付けた。」

 

セルゲイ「我々が負け続けている事で無理やり押し付けた。」

 

ハワード「相手は民間船です。」

 

ソーマ「その民間船を私達はやってしまった。」

 

ジノ「こんな非道な事を無理やり押し付けて俺達にやらさせたんだ。」

 

星刻「自分達の機嫌を取るために平然とやれるものだな。」

 

フィガロ「あらあら、そこで何してるだね?」

 

 

廊下で民間船を無理やり撃墜させた命令に不満を持つハワードらの前にフィガロとカリーヌと高亥が現れた。

 

 

グラハム「フィガロ議員。」

 

ジノ「カリーヌ様。」

 

セルゲイ「高亥様。」

 

フィガロ「君達のおかげでこちらは満足したよ。コーディネイターの無様な姿をせいせいしたよ。」

 

カリーヌ「連敗してるあんた達のためにお機嫌取らせてあげたのよ。」

 

ソーマ「何だと?!」

 

高亥「うふふ、あなた達も気分良くなったでしょ。」

 

星刻「どういう事だ?!」

 

フィガロ「君達も民間船を撃墜してご機嫌取れたでしょ?」

 

ダリル「俺達はあんたらの命令でやらされたんだろ!!」

 

グラハム「ダリル、やめないか。」

 

ダリル「隊長、こいつらは自分達のやった事を忘れてるんだ。」

 

グラハム「手を出したら私達は無事でいられなくなる。」

 

フィガロ「これだからうちの兵士はバカだよね。いつまでも成果の出ないフラッグなんかで勝てるの?」

 

ハワード「おい、おまえ。」

 

フィガロ「?」

 

 

自分達の大事な愛機であるフラッグを侮辱された事に怒り出したハワードがフィガロの首を掴んだ。

 

 

フィガロ「うわぁぁぁっ!!」

 

ハワード「フラッグをバカにするな!!」

 

フィガロ「離せ!!」

 

グラハム「やめろ、ハワード!!」

 

ハワード「貴様ぁ!!」

 

シュナイゼル「そこまでだ。」

 

 

フィガロの首を掴んだハワードの前にシュナイゼルが現れた。

 

 

カリーヌ「シュナイゼルお兄様!!」

 

セルゲイ「シュナイゼル殿!!」

 

シュナイゼル「喧嘩はやめたまえ。」

 

ハワード「あっ、はい。」

 

 

シュナイゼルの制止によりハワードはフィガロの首を離した。

 

 

フィガロ「シュナイゼル殿、こいつら私の首を掴んできたんですよ!!」

 

シュナイゼル「フィガロ議員、私の妹と高亥殿と一緒にストレス解消させるため部下達に命じて民間船を撃墜させたそうではないか?」

 

フィガロ、カリーヌ、高亥「はっ、はい・・・・。」

 

シュナイゼル「気をつける事だ。」

 

 

ユニウスセブン追悼式典へ向かうラクスら船をフィガロらが勝手に攻撃させた事を叱咤したシュナイゼル。

 

 

シュナイゼル「共和国の船が見つかったそうだ。」

 

ハワード「忌々しいガンダムめが。」

 

シュナイゼル「おや、ガンダムを倒すへの執念か。」

 

グラハム「ハワード。」

 

ハワード「ガンダムを倒してフラッグの力を見せつけてやる。」

 

ソーマ「共和国と同行するGGGも必ずこの手で仕留めてみせる。」

 

 

アークエンジェルの存在にキャッチした一同は直ちに出撃し、忌々しいガンダムをこの手で倒す執念を燃やした。 一方、フレイはコーディネイターが嫌いである事でラクスらの食事を持っていくのが嫌でサキとショーコと一緒に持っていく事になった。

 

 

移動中

アークエンジェル

部屋

フレイ「なんでザフトの子がいるのよ。あっち行って!!」

 

ラクス「私とリーゼロッテとモモカはザフトではありません。」

 

フレイ「一緒でしょ。コーディネイターなんだから。」

 

リーゼロッテ「私とラクスとモモカは軍人ではありません。あなたも軍人ではないはずです。」

 

ショーコ「そうよ、彼女達はザフトの軍人じゃないわ。」

 

サキ「3人はザフトじゃないわ。だからってコーディネイターを嫌うのはどうかと思うわ。」

 

モモカ「せっかくですから私達と・・・・。」

 

フレイ「馴れ馴れしくしないでよ!!」

 

 

ラクスとリーゼロッテとモモカと仲良くするのが嫌なフレイ。

 

 

キラ「どうしたの?」

 

 

フレイがラクスとリーゼロッテとモモカを激しく嫌っているところキラとハルトとアンジュが来た。

 

 

ショーコ「ハルト、キラ。」

 

サキ「ちょうどよかった。フレイがこの子達を嫌々嫌ってるのよ。ザフトじゃないからって。」

 

モモカ「あっ。」

 

リーゼロッテ「どうなされましたか?」

 

モモカ「アンジュリーゼ様!!」

 

 

突如モモカはアンジュに元に抱き始めた。

 

 

アンジュ「ちょっと!!」

 

モモカ「心配しました。ずっと探していましたー。」

 

アンジュ「気安く触らないで。」

 

モモカ「えっ。」

 

 

心配して抱きしめたモモカを突き放したアンジュ。

 

 

ラクス「モモカ。」

 

モモカ「・・・・。」

 

アンジュ「私が最初からノーマだと知っていたんですか?」

 

モモカ「そっ、それは。」

 

キラ「アンジュもどうしたの?」

 

アンジュ「いつから私がノーマだと知っていたんですか!!」

 

モモカ「そっ、それは、その・・・・。」

 

アンジュ「言いから答えなさい!!」

 

 

洗礼の儀の日にアンジュはノーマだとプラント全体に知らされてザフト軍に無理やり兵とされていき、彼女が最初からノーマだと知っていた事で問い詰めた。

 

 

ラクス「アンジュ、おやめください。」

 

アンジュ「ラクス、リーゼロッテ。」

 

リーゼロッテ「彼女はあなたの事を今までずっと支えて来たのです。」

 

ラクス「モモカはあなたの事をずっと尽くして来たのです。」

 

アンジュ「・・・・。」

 

キラ「アンジュ。」

 

 

その時、艦内から警報が鳴った。

 

 

マリュー「総員につぐ、共和国第8艦隊のジョージ=アルスター外務官の先遣隊がザフト軍と宇宙人同盟の襲撃を受けている。」

 

フレイ「パパがザフト軍に?!」

 

 

フレイは父がザフト軍の襲撃を受けている事を知り動揺した。

 

 

ハルト「キラ、流木野さん、行こう。」

 

サキ「行きましょう。」

 

キラ「うん。」

 

フレイ「大丈夫だよね?」

 

キラ「?」

 

フレイ「パパの船、やられたりしないわよね?ね?!」

 

キラ「大丈夫だよ、フレイ。僕達も行くから。」

 

 

フレイに必ず父を無事を助ける約束をしたキラはすぐにハルト達と共に出撃をした。またアークエンジェル内の別の場所では、

 

 

部屋

ガイ「・・・・。」

 

 

オーブリングを出して前にかざし、周囲が宇宙空間のように変化して衣装も黒いスーツに変化し、2枚のカードをリングにリードした。

 

 

ガイ「ジャックさん、ゼロさん、キレの良いやつ、頼みます。」

 

 

オーブリング「フュージョンアップ、ウルトラマンオーブハリケーンスラッシュ。」

 

 

2枚のカードをリードしたガイはウルトラマンオーブハリケーンスラッシュへ変身し、ザフト軍と宇宙人同盟を相手に挑んだ。同じ頃、ザフト軍のクルーゼ隊、カイン隊、宇宙人同盟のテロリスト星人、インペライザーから襲撃を受けているジョージ=アルスターのヘリック共和国第8艦隊の先遣隊。既に発進したメビウス、プテラスでジンやバッフェやグレイブに挑んだが、相手の性能差で次々と撃墜されていった。

 

 

共和国オペレーター1「タートルシップ2隻撃沈。」

 

共和国オペレーター2「イージス、タートルシップ撃沈。」

 

コープマン「うっ、くっ。」

 

ジョージ「奪われた味方機に撃沈されるなどあってたまるものか!!」

 

 

先遣隊の艦や機体は次々と撃沈されていき、窮地に陥っていた。その時、アークエンジェルとその部隊たちが駆けつけに現れた。

 

 

ジョージ「アークエンジェルが来てくれたのか。」

 

 

無事に援軍来て安心をしたが、

 

 

クルーゼ「本命の後登場か。」

 

カイン「彼らの相手を引き受けようではないか。」

 

チャンドラ二世「敵はジン、バッフェ、グレイブ、アーキバス、ハウザー、シグー、イデアール、宇宙人、怪獣3匹、その中に奪われたイージスもいます。」

 

マリュー「わかっているわ、総員、ただちに攻撃よ。」

 

ナタル「バリアント、てぇー!!」

 

 

艦尾両舵からバリアントを発射してジンとグレイブを撃墜した。

 

 

キラ、アスラン「!!」キラのエールストライクはアスランのイージスと交戦し、再び戦場で対峙した。

 

 

アスラン「ちぃ!!」

 

 

ビームライフルでキラのエールストライクに射撃したアスランのイージス。

 

 

キラ「うっ。」

 

 

シールドでイージスのビームを防ぐエールストライクはビームサーベルを出して接近戦で挑んだ。

 

 

ハルト「流木野さん。」

 

サキ「わかっているわ。」

 

 

ハルトのヴァルヴレイヴ1とサキのヴァルヴレイヴ4はサリアのアーキバスカスタム、エルシャのハウザーカスタムを相手に交戦していた。

 

 

ハルト「そこをどくんだ!!」

 

サリア「あんた達の相手は私達よ!!」

 

サキ「あんた達と戦っている暇はないわ!!」

 

エルシャ「通させない!!」

 

 

サリアのアーキバスカスタムがドラゴンスレイヤーでハルトのヴァルヴレイヴ1に斬撃した。ハルトもヴァルヴレイヴ1のジー・エッジを出してサリアのアーキバスカスタムに斬り込んだ。サキのヴァルヴレイヴ4はマルチレッグ・スパインを点火して機動力を推進してエルシャのハウザーカスタムの肩部リボルバー式大口径砲をかわして、スピンドル・ナックルを投擲した。

 

 

ウルトラマンオーブハリケーンスラッシュ(ガイ)「オーブスラッガーランス!!」

 

 

テロリスト星人と2体のインペライザーを相手にウルトラマンオーブハリケーンスラッシュのオーブスラッガーランスの素早いスピードによる攻撃で斬撃し、インペライザーをオーブスラッガーランスで持ち上げながらもう1体のインペライザーにぶつけて破壊し、そのままテロリスト星人に攻撃するが、

 

 

テロリスト星人「ふん!!」

 

 

ウルトラマンオーブハリケーンスラッシュのオーブスラッガーランスをテロリストソードで防ぎ、左手からテロリストファイヤーを放った。

 

 

ウルトラマンオーブハリケーンスラッシュ「くっ!!そこをどけ!!」

 

テロリスト星人「俺を倒してからだな。」

 

 

一刻も早くテロリスト星人を倒さないとフレイの父ジョージ=アルスターのタートルシップが撃沈されてしまう。

 

 

 

ティエリア「その機体の動きはカインか?!」

 

カイン「その通りだよ、ティエリア=アーデ。」

 

ムウ「この感覚はクルーゼか?!」

 

クルーゼ「そうだ、君とはまた何かの縁のようだな。」

 

ティエリアとカイン、ムウとクルーゼ、それぞれの因縁がぶつかり合い、激突した。

 

 

ティエリア「カイン、おまえとクルーゼは何が目的だ!!」

 

カイン「君が知る必要はない。」

 

ティエリア「答えろ!!エンブリヲはどこにいる?!」

 

カイン「君が知って何を得るんだ?」

 

ティエリア「黙れ!!答えろと言っているんだ!!」

 

 

ティエリアのヴァーチェがGNバズーカでカインのシグーにビームを発射した。カインのシグーはヴァーチェのビームを回避し、重斬刀でヴァーチェに切りつけにかかった。

 

 

ティエリア「!!」GNバリアを展開して防ぐが、カインのシグーの重斬刀には対ビームコーティングがされており、GNバリアをあっという間に貫いてダメージを喰らった。

 

 

ムウ「クルーゼ、そこどけ?!」

 

 

ムウの乗るメビウスゼロから展開されるガンバレルでクルーゼのシグーに攻撃した。

 

 

クルーゼ「本命は君達と戦う事が目的だよ。」

 

ムウ「何?!」

 

クルーゼ「存分に戦いたまえ!!」

 

 

アークエンジェル隊とクルーゼ隊、カイン隊のそれぞれの機体による激しい戦いが繰り広げられ、激闘を繰り広げれていた。

 

 

超竜神、撃龍神、ゴルディーマーグ「うっ!!」

 

 

インペライザーを相手に3人かがりで交戦する超竜神と撃龍神とゴルディーマーグ。

 

 

バン「相手が巨大ならスピードで勝負だ。」

 

 

バンのブレードライガーABが駆けつけてブースターの出力を上げながらインペライザーの周り回りながらスピード戦で持ち込んでいき、バンのブレードライガーABのスピードに追いつけず混乱したインペライザー。

 

 

ハーマン「これでは間に合えないぞ。」

 

マリュー「このままじゃ外務官の船が撃沈されてしまうわ。」

 

ナタル「ゴッドフリート、撃てぇー!!」

 

 

何としてでもジョージ=アルスターのタートルシップの撃沈をさせないためにも必死で奮闘するアークエンジェル。

 

 

チャンドラ二世「3時の方向より何か接近中。これは地球軍です!!」

 

ハーマン「何?!」

 

 

3時の方向から接近しているもの、それはシュナイゼルの率いる地球軍の部隊だった。

 

 

カノン「シュナイゼル様、共和国とGGGの部隊はザフトと交戦しているようです。」

 

シュナイゼル「今回はとても大きな戦いになるようだ。」

 

カノン「?」

 

シュナイゼル「まあよく見るがいい。」

 

 

シュナイゼルのホエールキングから発進されたグラハムのフラッグカスタム、ハワードの、ダリルのオーバーフラッグ、ソーマのティエレンタオツー、星刻のティエレン宇宙指揮官型、ジノのトリスタンが現れた。

 

 

キラ「あれは地球軍!!」

 

ハワード「ガンダム覚悟しろ!!」

 

 

キラとアスランが交戦中にハワードのオーバーフラッグが乱入して攻撃してきた。

 

 

ハワード「おまえ達の存在のせいで俺達はめちゃくちゃだ!!」

 

キラ「なんの事だ?」

 

ハワード「ガンダム、ここで終わらせてやる!!」

 

 

ガンダムの存在によって自分達の立場が窮地に落ち、ガンダムなどの出現で圧倒的な性能によりフラッグなどの量産機は追いやられていき、次第にうまく戦果は出せずにおり、ガンダムをこの手で仕留めていき、フラッグの実力を見せていくハワード。

 

 

ハワード「フラッグの力を見せてやる!!」

 

 

トライデントストライカーでキラのエールストライクに射撃し、次にプラズマソードを出して切りかかった。

 

 

キラ「!!」

 

 

ハワードのオーバーフラッグのプラズマソードをビームサーベルで受け止めて防ぐキラのエールストライク。

 

 

ハワード「新型か、何だろうと俺の敵だ!!」

 

 

力一杯出して振り切りながら操縦技量を見せながらキラのエールストライクを圧倒するハワードのオーバーフラッグ。

 

 

凱「キラ!!」

 

 

キラを助けに行こうとしたら、星刻のティエレン宇宙指揮官型が現れた。

 

 

星刻「おまえの相手は私だ!!」

 

凱「この声は星刻か。」

 

 

星刻の存在に気付き、スターガオガイガーは彼の乗るティエレン宇宙指揮官型と交戦する。

 

 

凱「こんな時に。」

 

 

星刻のティエレン宇宙指揮官型に格闘によるパンチするスターガオガイガー。

 

 

星刻「くっ。」

 

 

スターガオガイガーのパンチを喰らった星刻のティエレン宇宙指揮官型は200mm×25口径長滑腔砲にある刃を近接戦に使用してスターガオガイガーに切りつけた。

 

 

凱「うっ、はあああああー!!」

 

 

星刻のティエレン宇宙指揮官型に斬撃されてスターガオガイガーはすぐに反撃に出て左腕からプラズマホールドを放出してティエレン宇宙指揮官型に喰らわせた。

 

 

アレルヤ「うっ、この感覚はソーマ=ピーリスか?!」

 

 

アレルヤの脳量子波から反応したのはソーマのティエレンタオツーが近づいて来た事だ。

 

 

ソーマ「被験体Eー57!!」

 

 

ソーマのティエレンタオツーが突撃しながら200mm×25口径長滑腔砲でアレルヤのキュリオスに射撃を行なった。

 

 

アレルヤ「!!」

 

すぐに出力を上げて回避し、こちらも反撃に出てGNビームマシンガンで応戦した。

 

 

ロックオン「くっ、接近戦はあいにく嫌だんだよな。」

 

 

ロックオンのデュナメスはジノのトリスタンを相手に交戦中で、ロックオンは接近戦で来るトリスタンを相手にGNビームサーベルを出して攻撃した。

 

 

ジノ「オラオラオラー!!」

 

ロックオン「やられるかよ!!」

 

 

トリスタンの振り回すMVソードハーケンタイプがデュナメスのGNビームサーベルとぶつかり合いながら激突した。

 

 

ハーマン「地球軍まで来てしまうとさらに最悪だ。」

 

マリュー「これじゃ助けることもむりだわ。」

 

 

シュナイゼルの率いる地球連合軍の部隊でさらに戦局は悪化し、ますます厳しい状況となった。

 

 

フレイ「パパ!!」

 

 

その時、ブリッジにフレイとサイが入り込んで来た。

 

 

サイ「フレイ、行っちゃだめだ。」

 

フレイ「パパの船は何処なの?」

 

マリュー「今は戦闘中よ、非戦闘員はブリッジから出て。」

 

チャンドラ二世「イデアール1機、タートルシップに向かっています。」

 

フレイ「!!」

 

 

クーフィアのイデアールがジョージのタートルシップに向かって接近している事を知ったフレイ。

 

 

キラ「くぅぅ!!」

 

ハワード「覚悟しろ、ガンダム!!」

 

 

プラズマソードでエールストライクを追い詰めていくハワードのオーバーフラッグ。

 

 

キラ「そこを退いてくれ!!」

 

ハワード「貴様を倒すまではどかん!!」

 

 

一歩も引かずにガンダム打倒の執念を燃やすハワードは、この手で倒そうとする。

 

 

ラクス「あら。」

 

 

その時、ブリッジにラクスとリーゼロッテも入って来た。

 

 

フレイ「!!」

 

 

フレイは銃を出してラクスとリーゼロッテに突きつけた。

 

 

フレイ「ふん!!」

 

ハーマン「何をするつもりだ!!」

 

フレイ「パパの船を撃ったら、この子を殺すって!あいつらに言って!!」

 

マリュー、ハーマン「・・・・。」

 

 

父の船を撃墜したらラクスとリーゼロッテは殺すように必死で訴えるフレイ。

 

 

ハワード「もらった!!」

 

 

ハワードがプラズマソードでキラのエールストライクに突き刺しかかるが、

 

キラ「!!」

 

 

ハワードの攻撃を見切りながら回避し、ビームサーベルで攻撃をするが、

 

 

ハワード「!!」

 

 

その攻撃によりハワードのオーバーフラッグの胴体に突き刺さってしまった。

 

 

キラ「あっ、あぁぁぁっ!!」

 

グラハム、ダリル「ハワード!!」

 

ハワード「隊長、フラッグは・・・・!!」

 

 

その攻撃によりビームサーベルに突き刺さった胴体が爆発してハワードは最期を迎えて、グラハムらの目の前に散った。

 

 

クーフィア「もーらい!!」

 

ジョージ「!!」

 

 

ジョージのタートルシップに現れたクーフィアのイデアールがビームキャノンで一気に仕留めてタートルシップは撃沈され、ジョージは死亡した。

 

 

フレイ「嫌ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁー!!」

 

 

父の最期を目の当たりにしたフレイは、再会を果たせず絶望した。

 

 

キラ「あっ、あぁぁっ。」

 

 

フレイとの約束を果たせず、フレイの父を助けれなかったキラ。

 

 

ウルトラマンオーブハリケーンスラッシュ(ガイ)「なんて事だ。」

 

 

テロリスト星人との交戦でフレイの父を助ける事が出来なかったウルトラマンオーブハリケーンスラッシュ。

 

 

クーフィア「やったよ、これでゲームクリアだ。アードライ達も聞いたら喜ぶよ。」

 

カイン「よくやった、クーフィア。」

 

クーフィア「僕なら余裕だよ。」

 

 

クーフィアは戦いをゲーム感覚で楽しみながらフレイの父ジョージを殺した事を何とも思わずわにただ撃墜して喜んだ。

 

 

グラハム「ハワード・・・・!!」

 

ジノ「ハワード・・・・。」

 

ソーマ「メイスン准尉。」

 

 

ハワードの最期はグラハムや他国のパイロット達も目の当たりにし、驚きを隠さなかった。

 

 

シュナイゼル「これではもう戦えれない。総員に撤退を出す。」

 

カノン「はっ。」

 

 

各員にシュナイゼルから撤退命令が出され、すぐに撤退をするグラハム達。

 

 

ダリル「隊長、ハワードが。」

 

グラハム「わかっている、この屈辱は忘れない。」

 

 

撤退をしながらハワードを殺したキラのエールストライクを覚えて必ず仇を取る事を誓うグラハム。

 

 

フィガロ「シュナイゼル殿は何をしているんだ、せっかく倒せるチャンスを。」

 

 

シュナイゼルらが撤退する中で自ら撤退せずにいるフィガロとカリーヌと高亥らのアガメムノン。

 

 

クーフィア「ねぇねえ、カイン隊長、クルーゼ隊長。」

 

クルーゼ「好きにするがいい。」

 

 

撤退しなかったフィガロとカリーヌと高亥らのアガメムノンに目をつけたクーフィアがそのまま向かって奇襲をして来た。

 

 

アガメムノン女性オペレーター1「わぁぁぁぁぁっ!!」

 

フィガロ、カリーヌ、高亥「!!」

 

クーフィア「いただき。」

 

 

奇襲に現れたクーフィアのイデアールがフィガロとカリーヌと高亥のアガメムノンにビームキャノンで一気に仕留めて撃墜し、艦に乗っていた3人は死亡した。

 

 

シュナイゼル「愚かだ、戦場に出て気分そらしとは。逆に自分達が最期を迎えるとは哀れだ。」

 

 

3人の最期を見て哀れと自業自得を思ったシュナイゼル。

 

 

ハーマン「バジルール少尉。」

 

ナタル「ザフト軍に告ぐ!こちらはヘリック共和国軍所属艦、アークエンジェル!!」

 

アデス「アークエンジェルから全周波放送です。」

 

ナタル「当艦は現在、プラント最高評議会議長、シーゲル・クラインの令嬢、ラクス・クラインとリーゼロッテ=W=ドルシアを保護している。」

 

アスラン「何?!」

 

キラ「えっ?!」

 

クリムヒルト「ラクス殿、リーゼロッテ殿。」

 

ナタル「偶発的に救命ポッドを発見し、人道的立場から保護したものであるが、以降、当艦へ攻撃が加えられた場合、それは貴官のラクス・クライン嬢とリーゼロッテに対する責任放棄と判断し、当方は自由意志でこの件を処理するつもりであることを、お伝えする!!」

 

エマ「おのれ、下等なナチュラルが!!」

 

アスラン「これが共和国のやり方か。地球軍と同じじゃないか!!」

 

 

ラクスとリーゼロッテを人質に出してザフト軍をけん制した。

 

カイン「このままで手も足も出せない。」

 

エマ「ラクス様とリーゼロッテ様を!!」

 

クルーゼ「エマ、撤退だ。このまま手を出すと彼女らが危ない。」

 

エマ「はっ、はい。」

 

 

ラクスとリーゼロッテを人質にされている以上、手も足も出せずに撤退をするクルーゼ隊、カイン隊。

 

 

ハーマン「ここでやれるわけにはいかなかった。」

 

マリュー「はい、ハーマン中佐。」

 

 

次回 3話へ続く



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第3話 分かれた道

ザフト軍と地球連合軍の混戦によりフレイの父を助ける事が出来なかったアークエンジェル。

 

 

宇宙

移動中

アークエンジェル

格納庫

フレイ「なんでパパの船を守ってくれなかったの?!」

 

キラ「・・・・。」

 

フレイ「なんであいつらをやっつけてくれなかったのよぉっっ!!」

 

キラ「・・・・。」

 

ミリアリア「フレイ、キラだって必死に・・・・。」

 

フレイ「あんた・・・自分もコーディネイターだからって、本気で戦ってないんでしょう!!」

 

キラ「はっ!!」

 

サイ「フレイ。」

 

フレイ「わぁぁぁぁぁー、パパ、パパ!!」

 

サイ「フレイ!!」

 

キラ「うぅぅっ!!」

 

ミリアリア「キラ!!」

 

 

フレイに父を助ける約束を守れず酷く責められてしまい、キラは格納庫を出て泣き出した。

 

 

廊下

キラ「う、わあぁぁぁぁぁぁぁー、あぁぁぁぁぁーん。」

 

 

フレイの父を助ける事が出来ずに泣き出したキラ。

 

 

ラクス「どうなさいましたの?」

 

ピンクハロ「テヤンデイ。」

 

 

泣いているキラを見てラクスとリーゼロッテとピンクハロが近くにやってきた。

 

 

キラ「あっ、ラクスさん、リーゼロッテさん。」

 

リーゼロッテ「あなた、泣いていたみたいですね。」

 

キラ「はい。」

 

 

泣いているキラを見たラクスとリーゼロッテは彼から話を聞いた。

 

 

リーゼロッテ「そんな事があったんですか。」

 

キラ「はい。僕は友人の父親を助ける事が出来ずに責められて。」

 

ラクス「あの時、あの子が私とリーゼロッテに銃を向けたのも。」

 

キラ「はい。」

 

ラクス「とても悲しい思いをされたんですね。」

 

キラ「僕は・・・・僕は、本当は戦いたくなんてないんです。僕だって・・・・コーディネイターなんだし・・・・アスランは・・・・とても仲の良かった友達なんだ。」

 

ラクス、リーゼロッテ「アスラン?!」

 

キラ「彼を知っているんですか?」

 

ラクス「はい、アスランは私の婚約者です。」

 

リーゼロッテ「アスランは私やラクスやアンジュには優しくて、無口な方です。」

 

ピンクハロ「ハロ。」

 

ラクス「でも、このハロをくださいましたの。」

 

キラ「・・・・。」

 

ラクス「私がとても気に入りましたと申し上げましたら、その次もまたハロを。」

 

リーゼロッテ「私はアスランからPCのやり方教えてもらってうまく出来るようにもなりました。」

 

キラ「そっかぁ、相変わらずなんだな、アスラン。僕のトリィも彼が作ってくれたものなんです。」

 

ラクス「まぁ!そうですの?」

 

ピンクハロ「テヤンデイ。」

 

 

キラはラクスがアスランと婚約者だと知り、またラクスもキラがアスランが親友だと知り、お互いにアスランからそれぞれトリィ、ピンクハロを貰ったことを話した。

 

 

ハルト「キラ。」

キラ「ハルト、サキ、ショーコ、それにアンジュやモモカさんまで。」

 

アンジュ「仲良く話してそうで何よりですわね。」

 

ラクス「アンジュ。」

 

モモカ「アンジュリーゼ様、ラクス様やリーゼロッテ様は・・・・。」

 

アンジュ「私はノーマ、ノーマは自由にする事も許されない。」

 

ラクス「そんな事はありません。あなたはあなたです。」

 

アンジュ「そんな綺麗事言わないでください!!家を追い出されてノーマと言う立場の私には私ではないです。私がノーマだと言う事が世間に知らされて私はみんなから嫌われているのです。」

 

ラクス、リーゼロッテ「・・・・。」

 

サキ「・・・・。」

 

ハルト「それからどうする?ここにいると君達二人はまた利用されてしまうよ。」

 

サキ「またやるとザフトも黙っていないわ。」

 

ショーコ「また共和国が人質を使ったらもっと怒ってくるよ。」

 

キラ「これ以上2人を利用されるわけにはいかない。だから2人を返してあげたい。」

 

 

ラクスとリーゼロッテがまた利用される事で、これ以上利用されないためにもちゃんと返していきたいと言うキラ。

 

 

凱「何しているんだ?」

 

キラ「凱さん。」

 

凱「彼女達をプラントに返すのか?」

 

ハルト「聞いていたんですか。」

 

凱「俺は卑怯なやり方が嫌いだ。またああ言うやり方をこれ以上やるとかえって逆効果になるだけだ。俺も彼女達をちゃんとプラントに返してあげたほうがいい。」

 

キラ「凱さん。」

 

凱「俺もやれる事はやる。出来る事は最後まで協力する。」

 

ハルト「ありがとうございます。」

 

凱「早いうちに済ませよう。」

 

 

キラ達はラクスとリーゼロッテが再び利用される事に恐れを感じてハーマン達ヘリック共和国の軍人に黙って密かにプラントの元へ返そうとする。

 

 

凱「君はいかなくていいのか?」

 

アンジュ「私はプラントには帰りません。私を捨てた国には二度と帰りません。」

 

モモカ「アンジュリーゼ様が帰らないのであれば私はアンジュリーゼ様のお側を共にします。」

 

アンジュ「モモカ。」

 

モモカ「私はどんな事があってもアンジュリーゼ様の側からは離れません。」

 

アンジュ「あなたが私の元を離れないならモモカ、最後までいて。」

 

モモカ「はい。」

 

 

アンジュは故郷には帰らずアークエンジェルに残り、また彼女の元侍女のモモカも一緒に残る事となった。早速ラクスとリーゼロッテをプラント側へ返すため、早速行動が起こし始めた。

 

 

エルエルフ「・・・・。」

 

ガイ「何見ているんだ?」

 

エルエルフ「何でもない。」

 

ガイ「おまえ、あのピンクのツインテールの髪型をしている子に目を向けていただろ。」

 

エルエルフ「・・・・。」

 

ガイ「どうした?」

 

エルエルフ「おまえには関係のない事だ。」

 

ガイ「・・・・。」

 

 

エルエルフはリーゼロッテの方を見て気にかけていた。そんな彼をガイは彼女とは何かがあると思った。

 

 

格納庫

キラ「これ着て。その上からで。」

 

 

ラクスとリーゼロッテに宇宙服を上から着替えさせるように教えるキラ。

 

 

リーゼロッテ「あっ。」

 

ラクス「あっ。」

 

 

上から宇宙服を着替えたラクスとリーゼロッテ。

 

 

ショーコ「似合ってるわ。」

 

ラクス「そうかしら?」

 

リーゼロッテ「宇宙服も似合ってるみたいね。」

 

サキ「さあ早く。」

 

ハルト「すぐにコクピットに。」

 

キラ「わかっているよ。」

 

 

キラはラクスとリーゼロッテをすぐにストライクのコクピットの中に乗せて席に座り、機体を起動した。

 

 

マードック「?!」

 

 

キラが突如エールストライクを起動させた事で大きな騒ぎを起こし出した。

 

 

アークエンジェル整備員1「軍曹、ストライクが!!」

 

アークエンジェル整備員2「今度ヴァルヴレイヴ1、4、それにスターガオガイガーまでもが。」

 

 

続いて今度はヴァルヴレイヴ1、ヴァルヴレイヴ4、スターガオガイガーまでもが起動し、さらに騒ぎを起こした。

 

 

キラ「ハッチを開きます。退避して下さい!!」

 

ショーコ「無事で帰って来てね。」

 

 

アークエンジェルのハッチを開かせてすぐに出たエールストライク、ヴァルヴレイヴ1、ヴァルヴレイヴ4、スターガオガイガー。

 

 

ブリッジ

マリュー「どうしたの?」

 

ナタル「ストライク、ヴァルヴレイヴ1、ヴァルヴレイヴ4、スターガオガイガーが!!」

 

ロックオン「何勝手な事をしたんだ!!」

 

ハーマン「すぐに止めさせろ!!」

 

ムウ「ボウズ達が嬢ちゃん達を連れ出したんだよ!!駄目だ!!もうエアロック開けられちまった。」

 

 

既にアークエンジェルのハッチを開けられていてラクスとリーゼロッテを連れ出しており、もう止める事は出来なかった。キラ達4人の反応をキャッチしたヴェサリウス、ランメルスベルグ。

 

 

ヴェサリウスオペレーター1「アークエンジェルから4機の反応確認。」

 

アデス「これは?」

 

エマ「どういう事?」

 

クリムヒルト「一体どういうつもりだ?」

 

 

突如エールストライク、ヴァルヴレイヴ1、ヴァルヴレイヴ4、スターガオガイガーの姿に現れた事で困惑するヴェサリウスのクルー、ランメルスベルグのクルーら。

 

 

キラ「こちらヘリック共和国軍、アークエンジェル所属のモビルスーツ、ストライク!!ラクス=クライン、リーゼロッテ=W=ドルシアを同行、引き渡す!!」

 

 

アデス「?!」

 

キラ「ただし、ナスカ級、バァールキート級は艦を停止!!イージスのパイロットが、単独で来ることが条件だ。この条件が破られた場合、彼女の命は・・・・保証しない・・・・。」

 

 

エールストライクのパイロットからラクスとリーゼロッテを同行し、引き渡す際の条件としてイージスのパイロットが単独出た来る事の声が出たのに対して。

 

 

エマ「どう言うつもりなのナチュラルは?」

 

クリムヒルト「カイン隊長。」

 

カイン「私もわからないよ。」

 

アスラン「クルーゼ隊長、行かせてください。」

 

アデス「敵の真意がまだ分からん!本当にラクス様やリーゼロッテ様が乗っているかどうかも・・・・。」

 

エマ「罠の可能性が高いです。ここは・・・・。」

 

アスラン「クルーゼ隊長!!」

 

クルーゼ「わかった、許可する。」

 

アスラン「ありがとうございます。」

 

アデス「よろしいのですか?」

 

クルーゼ「チャンスであることも確かさ。ふふ・・・向こうのパイロットもまだ幼いようだな。」

 

アデス「・・・・。」

 

クルーゼ「艦を停め、私のシグーを用意しろ!!アデス。」

 

 

キラ達がラクスとリーゼロッテを返した後に隙を狙うクルーゼ。

 

 

カイン「クリムヒルト、私のシグーを用意してくれ。サリア達にも出撃準備を。」

 

クリムヒルト「破る気ですか?」

 

カイン「そのチャンスを狙えるからだ。」

 

 

カインもクルーゼと同じ考えで、キラ達がラクスとリーゼロッテを返した後に部下達と共に奇襲を企てた。ヴェサリウスからアスランのイージスが発進して、キラ達の元へと向かった。

 

 

キラ、アスラン「・・・・。」

 

凱「あれがキラの友達か。」

 

ハルト「キラ。」

 

サキ「無事だといいけど。嫌な予感がするわ。」

 

 

サキはキラが無事でラクスとリーゼロッテを返すことに何やら不吉な予感を感じていた。

 

 

キラ「コックピットを開け!!話して。」

 

ラクス「えっ?」

 

リーゼロッテ「?」

 

キラ「あなた達が本物だって分からせないと。」

 

リーゼロッテ「そう言うことでしたか。」

 

ラクス「わかりました。アスラン、お久しぶりですわ。」

 

ピンクハロ「テヤンデイ!!」

 

アスラン「確認した。」

 

キラ「さあ、2人を連れて行ってくれ。」

 

 

キラはコクピットから宇宙服を着たラクスとリーゼロッテをアスランのイージスのコクピットの元へと返した。

 

 

ラクス「いろいろとありがとう。キラ。アスラン、貴方も。」

 

リーゼロッテ「短い間でしたが、ありがとうございます。」

 

キラ「・・・・。」

 

アスラン「キラ、お前も一緒に来い!!」

 

キラ「!!」

 

アスラン「お前が共和国軍に居る理由がどこにある?!」

 

キラ「僕だって・・・・君となんて戦いたくない・・・・でも・・・・あの船には守りたい人達が・・・・友達が居るんだ。」

 

アスラン「くっ、ならば仕方ない・・・・次に戦うときは・・・・俺がお前を討つ!!」

 

キラ「僕もだ。」

 

 

アスランはキラにヘリック共和国軍から抜けて一緒に自分達の元へ誘ったが、キラはアークエンジェルにヘリオポリスにいる友人達を守るためにヘリック共和国軍に残る事を選び、それを拒否された事でアスランは次キラと会う時は討つと宣言し、キラも同じく会う時は討つと選んだ。

 

 

凱「(本当にそれでいいのか、キラ。)」

 

ハルト「・・・・。」

 

 

無事ラクスとリーゼロッテを返したキラ達はそのままアークエンジェルへ戻ろうとしたが、その時、ヴェサリウス、ランメルスベルグ、ローラシア級から敵機が発進されて、キラ達に襲撃を行い始めようとする。

 

 

ハルト「こっ、これは?!」

 

凱「俺達が最初から退くの狙っていたのか。」

 

サキ「やっぱり最初からそのつもりね。」

 

 

既に敵艦から発信された機体に囲まれてしまったキラ達。その時、キラ達のピンチに駆けつたウルトラマンオーブ オーブオリジンが現れた。

 

 

ウルトラマンオーブ オーブオリジン(ガイ)「お嬢さん達を返した後に襲撃か。セコい手を使ってくるもんだな。」

 

サキ「ウルトラマンオーブ。」

 

ウルトラマンオーブ オーブオリジン(ガイ)「俺が相手になってやる。」

 

 

駆けつけたウルトラマンオーブ オーブオリジンが来たことで戦闘に入ろうとするが、

 

 

ラクス「ラウ=ル=クウーゼ隊長!!」

 

リーゼロッテ「カイン=ドレッセル隊長!!」

 

クルーゼ、カイン「?!」

 

ラクス「止めて下さい。追悼慰霊団代表の私の居る場所を、戦場にするおつもりですか?」

 

クルーゼ「(チィッ!こんな時になにを!!)」

 

カイン「(邪魔をしてくれたな。)」

 

リーゼロッテ「そんなことは許しません!すぐに戦闘行動を中止して下さい!!」

 

サリア、エルシャ「あっ。」

 

エマ、クリムヒルト、アデス「あぁぁっ。」

 

クーフィア「ちぃっ。」

 

リーゼロッテ「聞こえませんか?!」

 

クルーゼ「チッ!困ったお嬢様だ!!」

 

カイン「全員撤退する!!」

 

 

ラクスとリーゼロッテの戦闘停止の号令にザフト軍の部隊は全て戦闘を辞め、直ちに撤退をした。

 

 

ウルトラマンオーブ オーブオリジン(ガイ)「とんでもないお嬢さん達だったな。」

 

 

ラクスとリーゼロッテの号令によってザフト軍は撤退し、またキラ達もアークエンジェルへ帰投した。

 

 

ヴェサリウス

廊下

クルーゼ「せっかくのチャンスをあんな女ごときに!!」

 

カイン「なんと言う恥をかかなければならないんだ!!」

 

 

ラクスとリーゼロッテに戦闘を止められて苛立ちするクルーゼとカインの両隊長。

 

 

エンブリヲ「おや、そこで発散かい?」

 

 

クルーゼ、カイン「?!」

 

 

2人の前に謎の男、エンブリヲが現れた。一方、オービットベースに辿り着いたアークエンジェル。だが、キラ、ハルト、サキ、凱、ショーコが無断でラクスとリーゼロッテを返したことで罪を問われた。

 

 

オービットベース

会議室

キラ、ハルト、サキ、凱、ショーコ「・・・・。」

 

ナタル「5名の被告は、自分達の行動が艦の安全をどれほど脅かしたか、全く理解していません。」

 

ムウ「今の発言は、類推に過ぎません。議事録からの、削除を求めます。」

 

ハーマン「削除を許可する。」

 

ムウ「えーと・・・・そもそも、民間人を人質に取るというのは、コルシカ条約4条に抵触すると思いますが・・・・。」

 

マリュー「今回の行動は、同条特例項目C、戦時下における措置に相当します。」

 

ムウ「え?特例項目C?知らねぇよそんなの・・・・あーしかし、人質を解放したからこそ、ナスカ級は撤退し、我々は窮地を脱したということで・・・・。」

 

ロックオン「そんな甘い事が許されると思っていたか。」

 

ハーマン「ロックオン。」

 

ロックオン「お前達の行動に罪の意識はあったのか。」

 

キラ、ハルト、サキ、凱「・・・・。」

 

ショーコ「こんな卑怯な事が平然と出来るんですか?!」

 

ハルト「ショーコ。」

 

ショーコ「国の指導者の娘を盾にして有利にするなんて私は納得しません!!こんな酷いことが平気で出来るんですか。」

 

ロックオン「自分の行動に非はないのか?!」

 

 

ラクスとリーゼロッテを使った人質に反論したショーコにロックオンが彼女の顔を殴った。

 

 

ショーコ「きゃあぁぁっ!!」

 

ハルト「ショーコ!!」

 

サキ「ショーコさん!!」

 

マリュー「ロックオン!!」

 

ハーマン「何をするんだ?!」

 

凱「女の子を殴るなんてどう言うつもりだ。」

 

ガイ「暴力はやめろ。」

 

ロックオン「反省のない奴は俺が殴って分からせてやる。違うか?」

 

ハーマン「だからと言って殴るのは民間人に手を出す事は・・・・。」

 

ロックオン「甘ったれた事を言ってんじゃねぇよ!!そんな甘ったれた事が通じていいのかよ!!」

 

キラ、ハルト、サキ、凱、ショーコ「・・・・。」

 

ロックオン「俺は自分の行為に非を認めない奴は許せねぇんだよ!!」

 

ハーマン「もうやめないか。今回の不問とする。」

 

 

ロックオンがショーコに暴行して法廷は乱れてしまい、今回の件は不問となったが、

 

 

ロックオン「都合悪い時はなかったことにするのかよ?」

 

 

ハーマン、マリュー、ムウ、ナタル「・・・・。」

 

ロックオン「軍人も何も言えないのか?はっきりしろよ!!」

 

ガイ「おまえ、何かあったのか?」

 

ロックオン「あぁぁ、俺の家族はテロに殺された。そんなテロが許せないんだ!!わかるか!!俺の家族を殺ろしたテロが誰なのかはっきりわかっていない。そんな事が許されいいいのか?!」

 

ハーマン「落ち着くんだ。」

 

ロックオン「落ち着けるかよ?そんな事があってたまるかよ!!」

 

 

キラ達の取った行動を不問にして怒りを爆発させたロックオンは、過去に家族がテロに殺されてそんな事が許されないと強く怒った。

 

 

地球

その頃地球では、ウルトラマンゼロの討伐命令が出た地球連合所属のガイロス帝国陸軍1個師団がウルトラマンゼロを相手に交戦していた。

 

 

ガイロス帝国兵1「はああああー!!」

 

 

ウルトラマンゼロを討伐すべく必死に総攻撃にかかり、アイアンコングの右肩にあるロケット弾ランチャーを発射してウルトラマンゼロに攻撃した。

 

 

ウルトラマンゼロ「こんな豆鉄砲みてぇのは痛くも痒くもないぞ。」

 

ガイロス帝国兵1「このデカ物が!!」

 

 

アイアンコングがウルトラマンゼロに近づいてアイアンハンマーナックルで殴りかかっていくが、

 

 

ウルトラマンゼロ「そんな無意味な攻撃じゃ2万年早いぜ!!」

 

 

接近しかかって来るアイアンコングにウルトラマンゼロが右手からストレートして吹き飛ばした。

 

 

ウルトラマンゼロ「今楽にしてやる。」

 

 

頭にあるゼロスラッガーを出してガイロス帝国陸軍の1個師団のゾイドの関節部を次々と斬り込んでバラバラにした。

 

 

ガイロス帝国兵2「ひぃぃぃぃぃっ!!」

 

 

ウルトラマンゼロの圧倒的な強さに驚愕して怯えるガイロス帝国兵達。

 

 

ウルトラマンゼロ「俺を倒すなど2万年早いぜ。」

 

 

ガイロス帝国陸軍の1個師団を一瞬で葬ったウルトラマンゼロはそのまま立ち去った。

 

 

移動中

ウルトラマンゼロ(刹那)「連中は俺とウルトラマンゼロの動きに警戒している。」

 

ウルトラマンゼロ「エンブリヲと101人評議会が俺らを討つために動きに来たか。」

 

ウルトラマンゼロ(刹那)「世界全体を裏から操るエンブリヲと101人評議会。」

 

 

???

男マギウス1「ウルトラマンゼロめ、またしても邪魔をしたか。」

 

男マギウス2「こいつのせいで台無しではないか。」

 

女マギウス1「我々の宿敵ウルトラマン、このままでは時間の問題だ。」

 

老人マギウス1「奴らの仲間が来るのも時間の問題だ。」

 

男マギウス1「エンブリヲ様は、何をしておられるのだ?」

 

エンブリヲ「私を呼んだのか?」

 

マギウス一同「エンブリヲ様。」

 

エンブリヲ「話は聞かせてもらった。ウルトラマンゼロの討伐に失敗したみたいだと。」

 

 

世界を裏から操るエンブリヲと101人評議会、彼らの素性は一体。

 

 

次回 4話へ続く



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第4話 惨劇

オービットベースに到着したアークエンジェル。今回、キラとハルトとサキと凱とショーコが勝手にラクスとリーゼロッテを返した事で法廷が開かれたが、ロックオンが暴行したため不問となった。

 

 

宇宙

オービットベース

セカンドオーダールーム

大河「よく無事で来たGGG隊員の諸君、共和国の軍人の方々も。」

 

バン「宇宙での戦いは本当大変だったよ。」

 

大河「バン君、凱君達と一緒に頑張ったな。」

 

バン「いやぁ、それほどでも。」

 

護「凱兄ちゃん。」

 

凱「護も留守番どうだった?」

 

護「やっぱ凱兄ちゃんと一緒がいいなって。」

 

凱「次はちゃんと連れてってあげる。」

 

ティエリア「大河長官、ヘリオポリスで開発した新型機は既にガンダム4機はザフト軍の手に落ちました。」

 

大河「むぅ、敵はこちらの事を既に気付かれていたかもしれない。」

 

ティエリア「となると既にスパイを送り込んで情報を入手して、ヘリオポリスを襲撃した。」

 

火麻「今回の件で俺達や共和国が中立国に手を出した事で ザフト軍や地球軍の連中が目を付けるようになって来やがった。」

 

麗雄「中立国に手を出してしまった以上ワシらもタダでは済まされん。」

 

大河「うむ。」

 

 

今回、新型機の開発を中立国のコロニーのヘリオポリスで開発した事がきっかけで自分達GGGとヘリック共和国の行為が今後ザフト軍と地球連合軍に目を付けられることになった。

 

大河「先ほど彼が暴行した事には申し訳ない。」

 

ショーコ「私は殴れた事は気にしてません。」

 

キラ「彼はテロで家族を殺されたって?」

 

大河「ロックオン=ストラトスは少年時代にガイロス帝国のアイルランドで起きたテロで家族を失い、家族を失った事でテロに対して激しい憎しみを抱えており、家族の命を奪ったテロを許せずにいた。」

 

ガイ「ロックオンはガイロス帝国のアイルランド出身か。」

 

キラ「彼にそんな事が・・・・?」

 

大河「彼は今でも家族を殺したテロが誰なのか探っている。」

 

 

ロックオンの過去をGGGの長官である大河の口から彼は少年時代にガイロス帝国のアイルランドで起きたテロで家族を失い、テロに対する激しい憎しみを抱えており、今でも家族を殺したテロを探っている。

 

 

ガイ「大河長官。」

 

大河「どうやら彼は過去の事を思い出させてしまったようだ。」

 

 

またオービットベースへ到着した一同はスワンに案内されてもらいながら中を見回った。

 

 

霊屋「これがGGGのオービットベースの中なんだ。なんか広すぎるよ。」

 

タカヒ「なんだか凄いところに来てしまったようですわね。」

 

リオン「普通のコロニーとは違うみたいね。」

 

カズィ「俺達はなんだか凄いところに来ちまったな。」

 

トール「そうだな。」

 

ライゾウ「建物の外が金ピカみてぇだ。」

 

スワン「オービットベースの中はいかがなさいましたデスか?」

 

霊屋「いろいろもっと見てみたい。」

 

スワン「じゃあ私がいろいろな場所をあなた達に案内してあげます。」

 

 

スワンがオービットベース内の様々な場所を案内してもらい、霊屋達は楽しそうにした。

 

 

エルエルフ「・・・・。」

 

 

そんな中、エルエルフがある事に企みを企てていた。一方、アークエンジェルに残ったサトミはとある事に用があった。

 

 

3番格納庫

アークエンジェル

部屋

サトミ「おーい、アキラ、いるか?」

 

 

サトミは妹のアキラを探しに部屋に入り込んだ。

 

 

アキラ「・・・・。」

 

サトミ「オービットベースに着いたんだけど、良かったら・・・・。」

 

アキラ「私は行きたくない。出てって。」

 

サトミ「そんな事言わずに行こう。」

 

アキラ「出て行ってよ!!」

 

 

アキラを誘おうとしたら無理やり追い出されたサトミ。オービットベースではエルエルフの企みで既に狙われている事に気付かず、またもう一つの魔の手が迫ろうとしていた。

 

 

オービットベース

廊下

アードライ「・・・・。」

 

 

既にオービットベースに潜入したザフト軍のアードライがおり、彼はCCから与えられた命で密かにオービットベース内の情報を探りに行動していた。また同じ頃、

 

 

宇宙

移動中

ニコル「こちら、ニコル。ただいまオービットベースへ向かっています。」

 

ゼロ(ルルーシュ)「オービットベースの中を襲撃させる作戦は任せたぞ。」

 

ニコル「ブリッツンレーゲン!!」

 

 

黒の騎士団のゼロから命令を受けてオービットベースへ向かうニコルのブリッツ。ブリッツは敵に見つからないように機体にあるミラージュコロイドを展開して機体の姿を消して光学迷彩のように透明化した。

 

 

斑鳩

ブリッジ

扇「ゼロ、ザフトと組んで良かったのか?」

 

ゼロ(ルルーシュ)「ザフトは最初から利用しているだけに過ぎない。向こうも最初から我々の事を利用している。」

 

玉城「流石じゃねぇか、ゼロ。」

 

カレン「今は作戦専念した方がいいみたいね。」

 

ゼロ(ルルーシュ)「そうだな、ブリッツがオービットベース内を襲撃させれば一気に制圧にかかる。」

 

CC「お手並み拝見だ。その前にアードライを先に向かわせた。」

 

ゼロ(ルルーシュ)「彼をか?」

 

CC「彼にオービットベース内の情報を探らせて、今後のて手掛かりに。」

 

ゼロ(ルルーシュ)「なるほど。」

 

ヒルガ「おい、ゼロ。」

 

ゼロ(ルルーシュ)「ヒッポリト星人ヒルガか。」

 

ヒルガ「派手にぶっ放そうぜ。終わったら豪快に盛り上げてやろうじゃねぇか。」

 

ゼロ(ルルーシュ)「いいだろう。」

 

ヒルガ「それと俺も行かせてくれよ、いいよな?」

 

ゼロ(ルルーシュ)「ニコルが行動起こしてからだ。」

 

ヒルガ「んじゃ、外で巨大化して待機するぜ。」

 

 

ニコルのブリッツとがミラージュコロイドを展開してオービットベース内を襲撃して一気に制圧する作戦を出すゼロの率いる黒の騎士団とザフト軍のガモフと宇宙人同盟のヒッポリト星人ヒルガ。

 

 

オービットベース

セカンドオーダールーム

大河「ヘリオポリスから回収した避難者は?」

 

マリュー「既にオービットベース内に待機させています。」

 

大河「ご苦労。」

 

ハーマン「大河長官。」

 

大河「ハーマン中佐。」

 

ハーマン「ストライクとヴァルヴルイヴ1、4の件ですが、」

 

大河「パイロットはヘリオポリスの学生だと。」

 

ハーマン「はい、軍の機密兵器を勝手に乗り込んでその高い操縦技術でザフト軍の機体を圧倒しました。」

 

大河「そうか。」

 

ハーマン「既に軍の機密兵器を知った彼らとその学生達は今後共和国の一員としてやらねばならなくなるでしょう。」

 

大河「彼らには今後厳しい運命が待ち受けていくかもしれない。」

 

ハーマン「ええ。」

 

 

医務室

モレノ「身体を調べた結果、マギウスになった君達2人は普通ではなくなった。」

 

ハルト「やっぱりもう・・・・。」

 

モレノ「もう二度と普通の人間には戻れない。」

 

 

ヴァルヴルイヴの起動の際にディスプレイに『アナタハニンゲンヤメマスカ』と言う表示が出てYESを押して何か注入されてマギウスになったハルトとサキはGGGの医師のモレノから身体を調べた結果、マギウスになった2人はもう二度と普通の人間には戻れなくなったと告げられた。

 

 

サキ「あたしはマギウスになって気に入ったわ。」

 

ハルト「流木野さん、本気で言ってるんですか?」

 

サキ「あたしはこの身体は気に入ってるわ。だって普通じゃないからこんな素晴らしいのなったんでしょ。」

 

ハルト「それは危険過ぎる、いつまた僕が凶暴化した時は起きてしまうか?」

 

サキ「殴って気絶させばいいだけのことよ。」

 

ハルト「うっ。」

 

アンジュ「私もどうしたらいいのでしょうか。」

 

モモカ「私がアンジュリーゼ様のために一度、ここの建物の管理人に話をしてきます。」

 

アンジュ「お願い。」

 

 

モモカはアンジュの事で話をしに部屋を出て向かった。

 

 

アイナ「えっと、あなたは確かアンジュリーゼさんですね。」

 

アンジュ「私に何か?」

 

アイナ「随分辛かったでしたよね。」

 

アンジュ「私は普通に平穏な日々を送っていました。洗礼の儀の日に私は兄に嵌められてノーマだと知らされて私は全て失ったのです。」

 

アイナ「周りがあなたを嫌っても私はあなたを嫌いにはなりません。」

 

アンジュ「えっ?」

 

アイナ「あなたも私やみんなと同じよ。ナチュラルやコーディネイターやマナや宇宙人だってきっと仲良くなれると思うの。」

 

アンジュ「私の事を嫌っているプラントの人間は仲良くなれると思えません。」

 

アイナ「私はあなたの事を仲良くしたい。」

 

アンジュ「?」

 

アイナ「だから私、みんなと仲良く出来たらいいなって。」

 

 

アンジュの事を気にかけるアイナはどの種族共みんな仲良く出来たらいいとその思いを願った。

 

 

アイナ「ハルトさん、流木野さん、マギウスと言うのになっちゃったけど。私マギウスよりカミツキと言う呼び方がいいかしら?」

 

ハルト、サキ「カミツキ?」

 

アイナ「神が憑いているの。そのマギウスって言うのは神が憑いているんじゃないかと思ってるの。」

 

ハルト「いい名前だね。」

 

サキ「あたしはマギウスよりカミツキの方がいいわ。」

 

アイナ「じゃあカミツキで決まり。」

 

 

アイナはハルトとサキの持つ能力をマギウスでなくカミツキと言う名称にし、神が憑いているとそう思ったから。だが、その時オービットベース全体が突如シャッターで閉められて中全体の通路が閉まってしまった。

 

 

ハルト、サキ、アイナ「?!」

 

 

セカンドオーダールーム

凱、護、ガイ、キラ、大河、火麻、ハーマン、マリュー、ムウ、ナタル「?!」

 

 

廊下

スワン、霊屋、タカヒ、リオン、カズィ、トール、ミリアリア「?!」

 

 

 

突如、通路にシャッターが締め出されて、中にいる者達は混乱し出した。

 

 

宇宙

オービットベース外

ニコル「?!」

 

 

ミラージュコロイドを展開したニコルのブリッツがオービットベースの入り口を入ろうとしたら突如シャッターが締め出されて侵入不可能となった。

 

 

ニコル「これは?!」

 

 

 

突如入り口がシャッターで閉められてしまい、もう少しで入れたのを突然の出来事で入れなくなってしまい、作戦が台無しになってしまった。

 

 

斑鳩

ブリッジ

ゼロ(ルルーシュ)「何、シャッターが閉められて入れなくなっただと?!」

 

 

ニコルのブリッツからの通信でその報を聞いたゼロは、すぐに作戦を変更してそのまま斑鳩、ガモフと共に発進して機体を出撃させて総攻撃を仕掛けていく。

 

 

オービットベース

医務室

ハルト「これは一体?!」

 

エルエルフ(音声)「このオービットベースは制圧した。」

 

ハルト「この声はエルエルフ?!」

 

 

セカンドオーダールーム

ガイ「エルエルフの仕業か?!」

 

エルエルフ(音声)「時縞ハルト、キラ=ヤマト、クレナイガイ、獅子王凱、アンジュリーゼ=斑鳩=ミスルギ、解放したければ2番格納庫まで来い。」

 

凱「何で俺の名前まで。」

 

キラ「あのザフトの白髪、僕達に用があるのか。」

 

ガイ「行くしかない。」

 

 

医務室

アンジュ「どうして私の名前までが?」

 

ハルト「わからない、君はここにいるんだ?」

 

アンジュ「いいえ、行きます。理由がどうして私を呼んだのか知る必要があります。」

 

ハルト「わかった、一緒に行こう。」

 

 

オービットベースを解放する条件としてハルト、キラ、アンジュ、凱、ガイの5人が2番格納庫に行くことで、5人は解放するために4番格納庫へ向かった。

 

 

4番格納庫

ガイ「来たぞ、エルエルフ!!」

 

エルエルフ「ようやく来たか。」

 

凱「なぜ俺達を呼んだ、目的は何だ?!」

 

アンジュ「私をなぜ呼んだのですか?」

 

エルエルフ「お前達の持つ力だ。」

 

ハルト「僕達の力?」

 

エルエルフ「そうだ、時縞ハルト、お前はマギウスと言う力を持っているようだな。」

 

ハルト「なぜ知っているんだ?!」

 

エルエルフ「船に潜伏している間、聞き取らせてもらった。」

 

ハルト「何てことだ、お前が潜伏していたなんて。」

 

エルエルフ「クレナイガイいやウルトラマンオーブ。」

 

キラ「えっ、彼がウルトラマンオーブ?!」

 

ガイ「・・・・。」

 

ハルト「クレナイさんがウルトラマンオーブ・・・・?!」

 

エルエルフ「そうだ、お前達を助けるたびに彼はウルトラマンオーブに変身して星人と怪獣と戦った。」

 

ガイ「・・・・。」

 

 

エルエルフの口からガイがウルトラマンオーブの正体だと知り、驚くキラとハルト。

 

 

アイナ「あっ。」

 

 

また偶然、ハルト達に着いて来たアイナは格納庫の物陰に隠れていた。

 

 

エルエルフ「お前の力いや時縞ハルト達の持つ力があれはプラントを革命する事が出来る。」

 

ハルト「革命?!」

 

エルエルフ「そうだ、この力があればプラント、いや世界全体は変わる。クレナイガイ、答えは出たか?」

 

ガイ「断る。その力はお前みたいな奴のためには貸さない。」

 

エルエルフ「断るか。そう来たか。」

 

ガイ「何かを企んでいる者とは力を貸さない。」

 

エルエルフ「お前らしいな。」

 

アンジュ「なぜ私を呼んだのですか?答えなさい!!」

 

エルエルフ「アンジュリーゼ=斑鳩=ミスルギ、お前の持っている指輪だ。」

 

アンジュ「指輪?」

 

エルエルフ「そうだ、その指輪があればここに眠られている物が目覚める。」

 

アンジュ「私の指輪で眠られている物?」

 

エルエルフ「その指輪があれば眠られている物は目覚める。」

 

アンジュ「それは何なんですか?」

 

エルエルフ「いいだろう。」

 

 

プラントを革命する事が目的で彼らの持つ力に目を付けたエルエルフは、革命を成功させるために彼らの持つ力で手にかけ、アンジュがなぜ自分の持つ指輪が必要なのか応えようとするが、

 

 

アードライ「エルエルフ!!」

 

 

その時、彼らの前にゼロの命令で先に潜伏したザフト軍のアードライが現れた。

 

 

エルエルフ「アードライか。」

 

ハルト「知っているの?」

 

キラ「ザフトの仲間か?」

 

エルエルフ「昔の仲間だ。」

 

アードライ「お前が何故ここにいる?それに何故アンジュリーゼまでいるんだ?」

 

エルエルフ「俺を迎えに来たか?」

 

アードライ「エルエルフ?」

 

エルエルフ「俺にはこいつらが必要となる存在だ。」

 

凱「何だと?!俺達はお前の配下になった覚えはない!!」

 

エルエルフ「いずれはなる。」

 

アードライ「どうしたんだ、エルエルフ?何があったんだ?」

 

エルエルフ「俺はこいつらの持つ力、その力に目を付けただ。」

 

アードライ「エルエルフ、私と一緒に革命を起こすはずじゃなかったのか?」

 

エルエルフ「俺にはこいつらさえ入ればいい。」

 

アードライ「エルエルフ、お前!!」

 

 

その時、第4格納庫のシャッターが爆発してその破片が散ってきた。

 

 

一同「!!」

 

 

すぐに爆発した破片をかわすハルト達。

 

 

アンジュ「何が起きたのですか?」

 

ヒルガ「最初こうりゃ良かったんだよ。」

 

 

第4格納庫のシャッターを破って現れたのはヒルガだ。

 

 

アードライ「ヒルガ!!」

 

ヒルガ「お前は先に戻ってな。」

 

アードライ「エルエルフがいるんだぞ!!」

 

ヒルガ「派手にぶっ放そうじゃねぇか!!」

 

 

ヒルガは両腕に装着されてるヒッポリトミサイルユニットを前に向けてミサイルを一斉発射した。

 

 

エルエルフ「!!」

 

凱「すぐに逃げろ!!」

 

 

ヒルガのヒッポリトミサイルユニットからミサイルを一斉発射されて中全体にぶち込まれて第4格納庫が爆発した。

 

 

キラ「!!」

 

凱「危ない!!」

 

 

ミサイルの爆発で破片が落下して来るのを凱が並外れたジャンプをして素手で破片を振り払った。

 

 

キラ、ハルト、アンジュ「あっ。」

 

 

凱が並外れた能力を見て驚いたキラとハルトとアンジュ。

 

 

エルエルフ「これがお前の力か、獅子王凱、いやサイボーグ凱。」

 

 

キラ「サイボーグ?」

 

凱「くっ。俺の事も調べていたのか?」

 

エルエルフ「今は話してる場合じゃない。」

 

ヒルガ「もういっちょ行くか!!」

 

アイナ「!!」

 

 

ヒルガが再び両腕のヒッポリトミサイルユニットからミサイルを乱射されて、凱はキラとハルトを抱えながらすぐに回避したが、その乱射したミサイルが物陰に隠れていたアイナに直撃して爆発により死亡した。

 

 

ヒルガ「これは盛り上がるぜ!!」

 

アードライ「やめろ、エルエルフがいるんだ!!今すぐにやめろ!!」

 

ヒルガ「悪りぃ、悪りぃ。それとそろそろ出たほうがいいぜ。仲間達が出迎えだ。」

 

 

オービットベース付近にゼロ(ルルーシュ)の率いる黒の騎士団、ガモフが現れて、オービットベースを総攻撃するために機体を発進させた。

 

 

アードライ「予定より早いではないか?!」

 

ヒルガ「言い忘れてた。この基地にシャッターが閉まってブリッツが入る事に失敗しやがったんだ。」

 

エルエルフ「ネズミの潜入などお見通しだ。」

 

ヒルガ「何だと?!」

 

ガイ「(あいつ、そんなに早くから気付いてたか。)」

 

ヒルガ「一旦出るぞ。」

 

アードライ「ああ。」

 

 

アードライは自身のバッフェに乗りながらヒルガと共にオービットベースを出て仲間達と合流した。

 

 

セカンドオーダールーム

命「敵機出現です!!」

 

大河「こんな時に。」

 

火麻「どこのどいつだ?!」

 

命「ザフト軍と黒の騎士団と宇宙人同盟です。」

 

火麻「ザフト軍と宇宙人同盟、さらに今度は黒の騎士団までもかよ!!」

 

 

宇宙で幾たびに戦ったザフト軍と宇宙人同盟が再び現れ、さらに今度は黒の騎士団まで現れて窮地に陥った。敵の出現で既に出撃したサキのヴァルヴルイヴ4とロックオンのデュナメスが交戦していた。

 

 

サキ「いきなり現れてくるなんて!!」

 

ロックオン「とっとと終わらせるぞ!!」

 

 

すぐにザフト軍と宇宙人同盟と黒の騎士団を撃退して終わらせにかかるサキとロックオン。

 

 

イクスアイン「来たか。ハーノイン、あれをお見舞いしてやれ。」

 

ハーノイン「お見舞いしてやるぜ。」

 

 

イクスアインはハーノインにあるものをヴァルヴルイヴ4とデュナミスにお見舞いするためにハーノインのイデアールから多数のブーメランのようなのが射出して2機の全身に取り付かせた。

 

 

ロックオン「ん、なんだ?」

 

オレンジハロ「機動力低下、機動力低下!!」

 

ロックオン「何?!」

 

サキ「どうなってるの?!」

 

 

ハーノインのイデアールから射出された多数のブーメランによって貼り付けられて機動力が低下してしまったヴァルヴルイヴ4とデュナメス。

 

 

イクスアイン「この電磁吸着ブーメランはあらゆる機体の機動力を奪う事が可能だ。」

 

玉城「今のうちに仕留めてやるぜ。」

 

 

電磁吸着ブーメランによって機動力を奪われたヴァルヴルイヴ4とデュナメスにその隙を突いて攻撃にかかってきた。

 

 

ロックオン「まずいぞ。」

 

サキ「このままじゃ埒が明かないわ。」

 

 

電磁吸着ブーメランによって身動きが出来ず、ピンチに陥ったサキとロックオン。

 

 

ゼロ(ルルーシュ)「このまま一気に仕留めるぞ。そしてオービットベースを制圧だ。」

 

 

身動き出来ない2機を仕留めてオービットベースを制圧にかかるゼロ(ルルーシュ)。その時、彼らの前に立ち塞がりかかったハルトのヴァルヴルイヴ1が現れた。

 

 

サキ「ハルト。」

 

 

ハルト「狙うのは電磁吸着ブーメランをコントロールしているハーノインのイデアール。」

 

 

ハルトはエルエルフが出された指示に従い、エルエルフの書いた紙を読みながら行動し、狙うのはハーノインのイデアールの破壊でなく電磁吸着ブーメランをコントロールしている射出装置を狙う事だ。

 

 

ハルト「ハーノインは接近してくる相手に接近戦に熱くなり、その間に隙が出来る。」

 

 

ハルトはエルエルフの書いた紙の指示に従っていながら相手の特徴も読み、ハーノインは接近戦に熱くなって隙が出来き、ハルトはヴァルヴルイヴ1をハーノインのイデアールに接近させていく。

 

 

ハーノイン「接近戦か、おもしれぇ、やってやろうじゃねぇか!!」

 

 

接近してくるヴァルヴルイヴ1に対してハーノインは自分の得意な接近戦にかかり、早速接近戦に熱くなって挑みにかかった。

 

 

ハルト「来たか、そこか!!」

 

 

接近して来たハーノインのイデアールの間合いを取りながら左に回ってボルグ・アームで射出装置を破壊した。

 

 

ハーノイン「うわぁっ。」

 

 

接近戦に取られて射出装置を破壊されてしまい、破壊された事でヴァルヴルイヴ4とデュナメスにくっ付いた電磁吸着ブーメランは剥がれて機動力は元に戻った。

 

 

イクスアイン「敵は何故そんな事が。」

 

アードライ「エルエルフだ、こんなことを出来るのはエルエルフだ!!」

 

ゼロ(ルルーシュ)「流石だ、お前の戦いを見せてもらった。」

 

CC「どうする?」

 

ゼロ(ルルーシュ)「ここは引く。総員、撤退する!!」

 

 

ただちに撤退命令を出して撤退したゼロ(ルルーシュ)達。

 

 

第4格納庫

キューマ「おーい、無事か?」

 

キラ「犬塚先輩。」

 

キューマ「無事だったんだ。」

 

キラ「はい。」

 

凱「あのザフトの人間のおかげで。」

 

エルエルフ「・・・・。」

 

キューマ「ザフト人間。ん?」

 

 

キューマは宙に浮いているの見た。

 

 

キューマ「!!嘘だろ・・・・。」

 

ガイ「どうした?・・・・!!」

 

 

キューマが宙に浮いているのを見て愕然としたのは、それはヒルガの攻撃によって死亡したアイナだった。

 

 

キューマ「アイナ、アイナ、アイナぁぁっ、わあああああああー!!」

 

 

駆けつけたキューマはアイナの死を見て泣き叫んだ。戦いに勝てたのもまた犠牲者が出てしまった。

 

 

次回 5話へ続く



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第5話 暗黒の大決戦

戦いが終えたハルト達は偶然アイナが死んだ事を知った。

 

 

オービットベース

廊下

キューマ「なんでだ、なんでだ、なんでアイナは死ななきゃならなかったんだ!!なぁ、お前達はアイナがあの場にいて気付いていただろ!!」

 

ハルト「アイナちゃんが死んだ・・・・?!」

 

サキ「犬塚先輩、落ち着いて。」

 

キューマ「落ち着けるわけないだろ!!側にいた女と付き人がザフトと内通しているに違いないだろ!!」

 

アンジュ「私とモモカは内通何てしていません、私とモモカは本当に何もしてません。」

 

キューマ「ふざけるな!!アイナが死んだのはお前らのせいだ!!お前らのせいでアイナは・・・・!!」

 

ガイ「やめろ、2人は何も関係ない。2人はザフトとは内通していない。」

 

ハルト「ガイさん。」

 

ガイ「おそらく敵がオービットベースの情報を探りに潜入した可能性があり得る。オービットベースを制圧するために。」

 

キューマ「うっ、くぅっ、うぅぅぅっ。」

 

キラ、ハルト「・・・・。」

 

凱「あの時早く気付いていれば。」

 

 

あの時早くアイナの存在に気付いていれば彼女を助ける事が出来ていた。全く気付けなった自分に悔しさを感じるしかなかった。一方、自分の存在を知られて共和国とGGGの面々に連行されたエルエルフは、

 

 

会議室

エルエルフ「・・・・。」

 

大河「君を捕虜とする。」

 

エルエルフ「この俺をか。」

 

火麻「こいつをどうしていくんだ?」

 

ハーマン「彼にはいろいろ聞きたい事もある。」

 

エルエルフ「俺はもうザフトには戻らない。」

 

火麻「ザフトに戻らねぇ?どういう事だ?」

 

エルエルフ「ここの方が俺にはいい。」

 

火麻「敵国の人間が何で俺達のところがいいんだ?」

 

エルエルフ「お前達の保持している力だ。」

 

ハーマン「保持している力?」

 

エルエルフ「ガンダムやガオガイガーなどだ。ここには大きな力が秘められている。俺はここに潜入して全員の事を調べつくしていた。」

 

ハーマン「何?!」

 

エルエルフ「無論お前達の事も調べた。」

 

 

エルエルフはオービットベースに潜入した際に全員の事を全て調べつくしており、彼はオービットベースには大きな力を秘めていると言った。

 

 

第4格納庫

リオン「うっ、うぅぅぅっ。櫻井さん、ごめんなさい、私としたことが。」

 

 

教師であるリオンは自分が目を逸らしてしまったせいで生徒のアイナが死んでしまった事で泣きながら血が染まった床を雑巾で拭いた。泣いている彼女の前に同じ教師でありヘリオポリス崩壊に一緒に脱出した貴生川が近くにやって来た。

 

 

貴生川「七海ちゃん、無理はしなくてもいいんだよ。」

 

リオン「私は教師なんです、生徒の安全を考えるのも教師の役目なんです。だから、私は。」

 

貴生川「・・・・。」

 

 

食堂

キラ「凱さん。」

 

凱「何だ?」

 

ハルト「話があります。」

 

凱「俺がサイボーグだった事か。」

 

キラ、ハルト「はい。」

 

凱「俺は3年前に起きた事件でこんな姿になったんだ。」

 

キラ「3年前?」

 

凱「俺は宇宙開発公団所属のパイロットとして新型シャトルのテスト飛行中に謎のEIー01との衝突に遭い、瀕死の重傷を負った。瀕死の重傷を負った俺を救ってくれたのは宇宙から飛来したギャレオンに運ばれて、俺は父さんにサイボーグ手術を受けられて今の姿になったんだ。俺はこのGストーンで俺の命を繋いでいるんだ。」

 

キラ「そんな大変な事があったんですか。」

 

ハルト「EIー01とギャレオン?」

 

凱「ギャレオンはライオン型ロボット、俺とフュージョンしてガオガイガーとして戦った。EIー01、ゾンダーの親玉。俺達はゾンダー、それに地球連合軍とザフト軍と黒の騎士団と宇宙人同盟、そして世界を裏で操っている黒幕を倒すために俺は戦い続けて来た。ゾンダーとの東京大決戦でゾンダーを倒したが、新たな敵、機界原種が現れてさらに戦いは増していった。」

 

キラ「そんな事があったんですか。」

 

凱「だが、俺は原種の出現で戦っている間に俺や命の母校でもあり、護の学校であるアッシュフォード学園が襲われたんだ。」

 

キラ、ハルト「えっ?」

 

凱「スローネと言う3機のガンダムによって俺と命の母校の学園は破壊されて生徒はたくさん死んでいった。」

 

ハルト「ひどい。」

 

凱「俺はニーナとシャーリーを救えず、そのせいでルイスは左手を失ってしまった。俺が弱かったから3人いやみんなを助けられなかった。」

 

キラ「・・・・。」

 

 

凱はサイボーグになる前は宇宙開発公団所属で、3年前に新型シャトルの飛行中に宇宙から飛来したEIー01との衝突に合って瀕死の重傷を負い、そんな彼を救ったのは宇宙から飛来ライオン型ロボットのギャレオンに救われて運ばれ、彼を救うため父の麗雄によりサイボーグ手術を受けてサイボーグとなり、サイボーグとなった彼は命を繋ぐGストーンによって今を生きて来て、彼はゾンダー、地球連合軍とザフト軍と黒の騎士団と宇宙人同盟、そして世界を裏で操っている黒幕を倒すために日々戦い続け、東京大決戦でゾンダーを倒して勝利をしたが、突如新たな敵機界原種の出現で戦いはさらに増していき、原種の出現で交戦している間に自分や命の母校でもあり、護の学校でもあるアッシュフォード学園がスローネと名乗る3機のガンダムによって破壊され、大勢の生徒が死亡し、その中でニーナやシャーリーも死亡し、そのせいでルイスは左手を失ってしまい、助けに行けれなかった自分の弱さに悔しさを感じた。

 

 

キラ「悲しい事があったんですね」

 

凱「俺は二度とニーナやシャーリーやルイスのような事を繰り返させたくない。この先ずっと。」

 

ハルト「凱さん、世界を裏で操っている黒幕って。」

 

 

凱の過去の事をキラとハルト。ハルトは世界を裏で操っている黒幕を聞こうとしたらそこにもう1人のガイ如くウルトラマンオーブが近くにやって来た。

 

 

ガイ「・・・・。」

 

キラ「クレナイガイさん・・・・。」

 

ガイ「俺がウルトラマンオーブだった事か。」

 

ハルト「はい。」

 

ガイ「ああ。」

 

キラ「どうしてあなたがウルトラマンオーブだったんですか?」

 

ガイ「俺はその光に選ばれてウルトラマンオーブになったんだ。」

 

キラ「光?」

 

ガイ「その光は俺を選んだ。光に選ばれた俺はウルトラマンオーブとなって宇宙を守るために戦い続けて来た。俺は戦いの中どんなにいくつか辛い事に遭い、その辛い事を過ごして今の俺、ウルトラマンオーブがあったからだ。」

 

ハルト「あなたも辛い事があったんですね。」

 

ガイ「あぁぁっ。俺がウルトラマンオーブだって知っているのは一部の人間しか知らない。」

 

ハルト「あなたがウルトラマンオーブだって知っているのは大河長官やハーマン中佐だけなんですか?」

 

ガイ「ああ。」

 

凱「彼がウルトラマンオーブだって俺も知っている。」

 

ハルト「あなたもですか?名前が一緒ですね。」

 

ガイ「俺と同じ名前の人間ががこの世界人間いるなんて奇遇だな。」

 

凱「そうだな。」

 

キラ「クレナイガイさんは何をしにここへ?」

 

ガイ「この世界を裏で操っている黒幕を探しに来た。」

 

ハルト「黒幕?」

 

ガイ「その黒幕はこの世界全体を操り、政治や経済などあらゆる分野を意のままに牛耳り、自分の思い通りのままに操り、そしてこの戦争も奴らによって踊らされている。」

 

キラ「・・・・。」

 

ガイ「詳しいことはまだ言えない。」

 

ハルト「世界全体を操る黒幕。」

 

 

ガイはこの世界へ来た理由、この世界全体を操る黒幕を探し出すためで、政治や経済などを意のままに操り、そして戦争も自分の思いのままに操り、世界全体を牛耳り支配し続けた。

 

 

護「凱兄ちゃん。」

 

凱「護。」

 

ハルト「この子?」

 

護「僕は天海護。2人が共和国の機体乗って戦ったパイロットなんだね。」

 

キラ「うん。」

 

ハルト「そうだよ。」

 

キラ「僕は大事な友達を守るためにガンダムに乗って戦ったんだ。」

 

護「大変だったね。」

 

ハルト「君はどうしてここに?」

 

護「ゾンダーにされた人を浄化して元に戻すためにだよ。今は原種が出てきて原種の核を浄化する事が出来ないんだ。」

 

キラ「君は戦いは怖くない?」

 

護「怖いよ。でもやらなきゃいけないんだ、みんなを、友達を守りたいんだ。」

 

ハルト「君も同じなんだ。」

 

護「うん、さっき大河長官からペンダントを渡してくれたんだ。」

 

凱「これは?」

 

護「少し変わったGストーンだよ。ギャレオンに会って試そうかと思ってるんだ。」

 

凱「早速行こう。」

 

 

早速ビッグオーダールームへと向かった凱達は、護が大河から貰ったGストーンが入ったペンダントでギャレオンに試し見ようとする。

 

 

ビッグオーダールーム

雷龍「なんて事だ、第4格納庫に1人死んでしまうとは。」

 

風龍「人を救えないままじゃ僕達は失格だ。」

 

炎竜「2人とも落ち着くんだ。」

 

雷龍「炎竜。」

 

炎竜「今回起きた事は残念だったが、その次を繰り返さないために僕達はその反省を生かして二度と起こさないようにする事だ。」

 

氷竜「私と炎竜はこれまで今まで数々の人命救助を幾たびに人の命を大勢救って来た。」

 

炎竜「お前達2人はまだ人命救助と言うのはまだ初めてだ。僕達がいろいろ教えてやる。」

 

雷龍「よろしく頼む。」

 

風龍「こちらこそよろしくお願いします。」

 

 

人命救助がまだ初めての雷龍と風龍に自分達が兄である炎竜と氷竜がまた誕生したばかりの2人の事をいろいろな事を教えていく。

 

護「・・・・。」

 

 

護はGストーンが入ったペンダントを持ったまま浄化モードになって、ギャレオンに触れた。

 

 

ギャレオン「・・・・。」

 

マリュー「この子は?!」

 

火麻「何か変わった事はなかったか?」

 

護「・・・・。」

 

 

突如、Gストーンが入ったペンダント輝きだした。

 

 

一同「?!」

 

 

輝き出したGストーンが入ったペンダントから人らしき姿が映し出された。

 

 

護「何?!」

 

???「時は来たれ。」

 

護「あっ。」

 

???「我が名はカイン。」

 

護「カイン、あなたは今どこに?」

 

???「時は来たれ。」

 

 

ペンダントから映し出された人物は消えた。

 

 

護「僕は、僕は。」

 

 

だがその時護の持つGストーンが突如何かに反応した。

 

 

護「原種・・・・?!」

 

一同「!!」

 

 

護が原種の反応をした事で、原種がすぐに接近おり、ただに出撃をしたGGGの面々とアークエンジェル。

 

 

宇宙

アークエンジェル

ブリッジ

命「護君、本当に原種の反応を感じたのね。」

 

護「うん。僕もわからないけど本当なんだ。」

 

命「マリュー艦長。」

 

マリュー「もう既にいるわけね。」

 

 

護が原種の反応を感じて、地球の軌道上に現れたZXー06と量産されたゾンダーロボ軍団。

 

 

チャンドラ二世「原種現れました。」

 

マリュー「各機発進!!」

 

 

ただにアークエンジェルは艦内にいる各機を発進させて、原種とゾンダーロボの迎撃にかかった。まだガイは原種とゾンダーロボの迎撃をするため、ウルトラマンオーブに変身するため、オーブリングを出して前にかざし、周囲が宇宙空間のように変化して衣装も黒いスーツに変化し、2枚のカードをリングにリードした。

 

 

廊下

ガイ「ウルトラマンさん、ティガさん、光の力、頼みます。」

 

オーブリング「フュージョンアップ、ウルトラマンオーブスペシウムゼペリオン。」

 

 

2枚のカードをやリードしたガイはウルトラマンオーブスペシウムゼペリオンに変身して原種とゾンダーロボ軍団に挑んだ。

 

 

宇宙

サキ「ハルト、アイナさんのような出来事は絶対に繰り返させないようにするわ。」

 

ハルト「わかっているよ。」

 

キラ「あんな事絶対にさせない。」

 

 

アイナの死の出来事を繰り返させないために敵を絶対に倒すつもりでいくキラ達。

 

 

マイク13世「僕も頑張るよ。」

 

ビッグボルフォッグ「敵は原種、量産されたゾンダーロボ。原種は何をしてくるかはまだわかりません。」

 

マイク13世「わかったよ。」

 

 

炎竜と氷竜と雷龍と風龍とゴルディーマーグと同じ勇者ロボのマイクとビッグボルフォッグも出撃し、原種とゾンダーロボを相手に挑んだ。マイク13世は兄弟機の1号機から12号機と共に原種の破壊に出た。

 

 

マイク13世、マイク1〜12号機「システムチェーンジ!!マイク=サウンダース13世!!」

 

 

マイク13世とその兄である1号機から12号機までが一斉にブームロボに変形し、ディスクXを挿入した。

 

 

マイク13世「ディスクX、セット!!カモーン、ロックンロール!!」

 

 

ディスクXを挿入したマイクサウンダース13世とその1号機から12号機までが円陣を組んでZXー06にソリタリーウェーブを一斉に放った。

 

 

ZXー06「・・・・。」

 

 

マイク部隊のソリタリーウェーブ攻撃にたいし、ZXー06は周囲にある小惑星を念動力で操作しながら攻撃した。

 

 

マイク13世、マイク1〜12号機「うわあああああー!!」

 

 

ZXー06の念動力による小惑星攻撃でマイク部隊をなぎ払った。

 

 

凱「マイク!!」

 

ビッグボルフォッグ「来ます!!」

 

凱「!!」

 

ZXー06「・・・・。」

 

 

ZXー06が命令で動くEIー02とEIー05の大群迫って来た。

 

 

ウルトラマンオーブスペシウムゼペリオン(ガイ)「雑魚は俺が倒してやる!!」

 

凱「ガイ。」

 

ウルトラマンオーブスペシウムゼペリオン「お前達は原種を任せたぞ。」

 

 

原種を凱達に任せてウルトラマンオーブスペシウムゼペリオンは量産型ゾンダーロボ軍団を1人で相手に挑んだ。数体のEIー02の右手から荷電粒子砲を発射した。

 

 

ウルトラマンオーブスペシウムゼペリオン「!!」

 

 

素手で荷電粒子砲を振り払い、そのままパンチで次々とEIー02を破壊していった。また高い機動力でウルトラマンオーブスペシウムゼペリオンの周り駆ける数体のEIー05が突撃しかかった。

 

 

ウルトラマンオーブスペシウムゼペリオン「くっ!!」

 

 

高い機動力でウルトラマンオーブスペシウムゼペリオンに突撃したEIー05。

 

 

ウルトラマンオーブスペシウムゼペリオン「このっ!!」

 

 

高い機動力で駆けてくるEIー05に対してパンチで反撃するウルトラマンオーブスペシウムゼペリオン。ウルトラマンオーブスペシウムゼペリオンのパンチを素早く回避し、各機ごとに散乱して両肩のノズルから前方に荷電粒子砲を放った。

 

 

ウルトラマンオーブスペシウムゼペリオン「うっ!!」

 

 

数体のEIー05による高機動を駆使した戦いに圧倒されるウルトラマンオーブスペシウムゼペリオン。

 

 

撃龍神「シャントウロン!!」

 

超竜神「ダブルライフル!!」

 

 

ZXー06を同時攻撃で追い詰めていく超竜神と撃龍神。

 

 

ロックオン「一気に決めてやる!!」

 

 

遠くからGNスナイパーライフルで目標を照準しながら狙撃するロックオンのデュナメス。

 

 

ZXー06「・・・・。」

 

 

ZXー06は再び小惑星を操作しながらデュナメス、超竜神、撃龍神を攻撃した。

 

 

ロックオン、超竜神、撃龍神「うわあああああー!!」

 

 

デュナメスと超竜神と撃龍神を蹴散らしたZXー06は次はスターガオガイガーとエールストライクとヴァルヴレイヴ1とヴァルヴレイヴ4とブレードライガーABに迫った。

 

 

凱「気をつけろ、また何をしてくるかわからない。」

 

キラ「また隕石を使ってくるんですか?」

 

バン「早いところ済まさないと。」

 

サキ「ええ。」

 

ハルト「何とか終わらせないと。」

 

 

すぐでもZXー06を倒していきたいと言う思いで、相手は次は何して打ってくるのか警戒したが、その時アークエンジェルから緊急通信が入った。

 

 

チャンドラ二世「ラミアス艦長、オービットベースから緊急通信です!!」

 

マリュー「すぐに通信を。」

 

大河(映像)「ラミアス艦長、オービットベースは原種に総攻撃されている。」

 

マリュー「何ですって?!」

 

 

オービットベースの大河から緊急通信でオービットベースが原種に総攻撃されている事を知った。

 

 

ムウ「あそこにいるのは囮か?!」

 

ティエリア「本命はオービットベースだったのか。」

 

アレルヤ「急いで倒して戻らないと!!」

 

 

敵の狙いがオービットベースだった事で、地球の軌道上に現れた原種は最初から囮として引き付けるための時間稼ぎだった。その事を知って急いでZXー06を倒してオービットベースへ戻らなければならない。

 

ZXー06「・・・・。」

 

 

その事を知った凱達を当然ZXー06もここで倒さなければならないと金縛りを使って動きを封じた。

 

 

一同「わあああああああー!!」

 

 

キラ「かっ、身体が、うっ、動かない!!」

 

サキ「機体も動けないわ!!」

 

ロックオン「手も足も出せれない!!」

 

 

ZXー06の金縛りに身動きを封じられた凱達。

 

 

ウルトラマンオーブスペシウムゼペリオン(ガイ)「こっちも金縛りで動けない!!」

 

EIー05と交戦しているウルトラマンオーブスペシウムゼペリオンまでも金縛りに身動きが封じられてしまい、このままZXー06の金縛りにより身動きが出来ないままになる凱達はこのまま為すすべないのか?

 

 

バン「こうなったら奥の手を使いしかない、ジーク!!」

 

ジーク「グォ。」

 

 

ブレードライガーABに操縦しているバンはZXー06の金縛りを打破するために相棒のジークを呼び、バンに呼ばれたジークはブースターを展開しながらバンのブレードライガーABと合体して機体を正常化させて、合体したジークが機体を動かしながらZXー06の金縛りを打ち破った。

 

 

バン「ジーク、このまま一気に体当たりだ!!」

 

 

そのままZXー06に向かって突撃にかかりながらEシールドを展開して思いっきり体当たりした。

 

 

ZXー06「?!」

 

 

バンのブレードライガーと合体したジークの快心の一撃によりZXー06は動きを崩してしまい、凱達全員の金縛りが解かれた。

 

 

キラ「身体が動ける。」

 

ハルト「よし、これなら。」

 

ウルトラマンオーブスペシウムゼペリオン(ガイ)「やれるぞ。」

 

凱「一気に終わらせてやる。」

 

 

 

バンのブレードライガーABの体当たりでZXー06の金縛りが解かれて動けるようになって反撃開始する凱達。

 

 

ウルトラマンオーブスペシウムゼペリオン(ガイ)「一気に仕留めてやる!!」

 

 

高機動で奇襲する数体のEIー05に対し、ガイはオーブリングと2枚を出してリードした。

 

 

ウルトラマンオーブスペシウムゼペリオン(ガイ)「タロウさん、メビウスさん、熱いやつ頼みます!!」

 

 

オーブリング「ウルトラマンオーブバーンマイト!!」

 

 

2枚のカードをリードしてウルトラマンオーブスペシウムゼペリオンが変化し、ウルトラマンバーンマイトへとなった。

 

 

ウルトラマンオーブバーンマイト「ストビュームダイナマイト!!」

 

 

ウルトラマンオーブバーンマイトは全身を7色に発光しながら炎を纏って大爆発して、数体のEIー05を蹴散らして破壊した。

 

 

凱「ガトリングドライバー!!」

 

 

スターガオガイガーの右腕にガトリングドライバーを装着しながらZXー06に攻撃した。

 

 

サキ「ハルト、一緒に決めるわよ。」

 

ハルト「流木野さん、一緒に行こう。」

 

 

サキのヴァルヴレイヴ4とハルトのヴァルヴレイヴ1が一緒に合わせながらZXー06に向かって遠距離から攻撃で、ヴァルヴレイヴ1はボルグ・アームによる射撃、ヴァルヴレイヴ4はスピンドルナックルに投擲で同時攻撃した。

 

 

ZXー06「・・・・。」

 

 

バン「キラ、俺の上に乗れ。」

 

キラ「わかったよ。」

 

 

バンのブレードライガーの上に騎乗したキラのエールストライクがZXー06に向かって突撃しながらブレードライガーのEシールド、エールストライクのビームサーベル2本で一気に猛撃した。

 

 

凱「よし、これで決めてやる!!」

 

ゴルディーマーグ「任せろ!!」

 

 

ZXー06にトドメを刺すべくゴルディーマーグはスターガオガイガーの右腕に合体すべく変形し、マーグハンドを装着し、手を握りながらゴルディオンハンマーを掴み取った。

 

 

凱「ハンマーコネクト!!ゴルディオンハンマぁぁぁぁぁー!!」

 

 

ゴルディーマーグと合体したスターガオガイガーがゴルディオンハンマーでZXー06に向かってトドメを刺しにかかった。

 

 

凱「ふん、ハンマーヘルっ!!ハンマーヘブン!!うおおおおおおおー、原種よ、光になれ!!」

 

 

マーグハンドのタイヤから光の釘を出しながらZXー06にゴルディオンハンマーで打ち付けなら叩き、そして原種核を引き抜き、光となって消滅した。

 

 

ノイマン「原種撃破しました。」

 

マリュー「護君、任せたわよ。」

 

護「はい。」

 

 

ZXー06の核を浄化すべく護が出てスターガオガイガーの元へ向かった。

 

 

凱「護。」

 

護「クーラティオー!!テネリタース セクティオース サルース コクトゥーラ!!」

 

護は原種核を浄化を試し、結果無事浄化する事に成功した。

 

 

護「やった、やったよ、僕にも出来たよ。」

 

 

初めて原種核を浄化する事に成功した護。だがしかし、思わぬ事が起きた。

 

 

チャンドラ二世「大変です、突如巨大な空間が開きます。中から巨大な隕石が出てきます。」

 

マリュー「えっ?!」

 

 

ZXー06が倒される直前にESウインドウを開いて中から巨大な隕石が現れようとしてきた。

 

 

撃龍神「とんでもないのが残ってやがった!!」

 

超竜神「・・・でかい・・・。」

 

ビッグボルフォッグ「直径10キロはあります。このままでは地球全体が滅んでしまいます。」

 

 

ESウインドウから現れようした直結10キロの巨大な隕石が地球に落下しようとし、落下したら地球全体が滅んでしまう。

 

 

撃龍神「ならば、あれしかないな。」

 

超竜神「考える事は一緒か。」

 

 

クライマー1を使って隕石を押し返す事だ。

 

 

撃龍神「俺とあんたは言ってみれば兄弟だからな。」

 

超竜神「撃龍神。」

 

撃龍神「短い間だったが世話になったな、超竜神。」

 

超竜神「まさか、お前。」

 

撃龍神「あんたはGGGになくては成らない存在、この任務は新参者の俺にこそ相応しい。」

 

超竜神「待つんだ撃龍神!!」

 

撃龍神「言い争っている時間はねぇ!!」

 

 

クライマー1に向かおうとする撃龍神。だが、超竜神が撃龍神を思いっきり吹き飛ばしてクライマー1から突き放して、超竜神がクライマー1を装着した。

 

 

撃龍神「うぉっ!!何しやがる超竜神!!待ちやがれ!!」

 

超竜神「これは私の仕事だ。」

 

 

超竜神はそう言いながらクライマー1で、巨大な隕石に向かった。

 

 

命「超竜神、巨大隕石に向かってます!!」

 

マリュー「えっ?!」

 

超竜神「うおおおおおおー!!」

 

 

クライマー1を最大速度で巨大な隕石に突撃する超竜神は激突し、そのまま押し返した。

 

 

トノムラ「超竜神、隕石を押し返しました!!」

 

 

皆が超竜神が巨大な隕石をESウインドウに押し返すのをじっと見守った。

 

 

命「巨大隕石、99.9%後退!!」

 

ノイマン「ESウインドウ、消滅します。」

 

凱「超竜神!!」

 

撃龍神「俺は、俺はあんたに教えてもらいたい事が山ほど有ったのに・・・・超竜神・・・・バカヤロー!!」

 

凱「聞こえるか超竜神。」

 

超竜神「はい、聞こえます・・・・。」

 

凱「いつの日にか、必ず、必ずお前を迎えに行くからな!!」

 

護「僕も一緒に行くから!!絶対に!!」

 

超竜神「了解・・・・しました・・・・   その時まで、弟を、撃龍神を頼みます・・・・待っています、いつまでも・・・・信じています、必ず、必ず再会できる日を・・・・いつか星の海で・・・・。」

 

 

これが超竜神の最後の通信だった、ESウインドウは消滅し、巨大な隕石も超竜神も消えた。超竜神の自己犠牲により、急いで原種に攻撃されているオービットベースへと向かった。

 

 

次回 6話へ続く



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第6話 遥かなる凱旋

オービットベースが原種の攻撃を受けている事ですぐに急行するアークエンジェル。原種の総攻撃に対し、ヘリック共和国軍とジェイアークが交戦していたが、既に突破口を突き破り、オービットベースへ潜入した。

 

 

宇宙

バリアッチョ「機界最強7原種・・・・共同作戦・・・・成功の確率99.97%・・・・。不確定要素ゼロ。」

 

 

7体の原種が既にオービットベースへ潜入し、状況を把握するバリアッチョ。

 

 

戒道「J・・・・奴らはオービットベースに侵入した。」

 

ゾルダートJ「私とアルマは奴らを追う。ここは任せるぞ!!」

 

トモロ「了解。」

 

 

ジェイアークをトモロにまかせて、ゾルダートJと戒道は原種を追いにオービットベースへ向かった。オービットベース内では、既に7体の原種の襲撃が始まった。

 

 

ノイマン「もうすぐオービットベースに到着します!!」

 

マリュー「総員にオービットベースに到着したらすぐに戦闘態勢よ。」

 

 

オービットベース内にいる原種を討つべくすぐに戦闘態勢の準備を各員に命じるマリュー。

 

 

オービットベース

???

腕原種「7体か。」

 

耳原種「十分だ、支障ない。」

 

爪原種「だが、共和国軍と奴に手間取ったおかげでカインの遺産共の帰還を許した。」

 

腕原種「案ずることはない。充分すぎる程の余裕がこちらにはあるそれに奴らが揃ったならこちらにとっても手間がはぶける。万が一のことがエンブリヲと101人評議会がなんとかしてくれる。」

 

瞳原種「では、目的の再確認を・・・・。」

 

爪原種「第一、GGGと呼ばれる組織の宇宙基地の占拠。」

 

肋骨原種「第二、カインの遺産、アベルの遺せし災いの完全抹消。」

 

肝臓原種「第三、ウルトラマンオーブとその仲間達の抹殺。」

 

腕原種「よし。」

 

爪原種「さあ、いよいよショーの始まりよ!!」

 

 

7体の原種がたった今から迫ろうとした。

 

 

1番格納庫

火麻「総員総攻撃だ!!」

 

GGG隊員1「了解。」

 

 

オービットベース内に現れた原種に総攻撃の指揮を執る火麻。

 

 

肝臓原種「無駄な真似をしてくれる。」

 

牛山「来ました、原種です!!」

 

火麻「ここからは一歩も進ませねえ!!撃てー!!」

 

 

現れた肝臓原種に一気に一斉射撃をする火麻とGGG隊員ら。

 

 

肝臓原種「愚かな。」

 

 

肝臓原種に向けた火麻達の射撃した弾を全て消滅させた。

 

 

火麻「弾が消えやがっただと?!」

 

肋骨原種「私の能力は原子分解。あらゆる物質を微細なチリに変える。」

 

牛山「そうか、その能力で自らを原子分解してオービットベースに侵入したのか!!」

 

火麻「馬鹿言うな、チリになった身体をどうやって元の状態に戻すんだよ!!」

 

肋骨原種「邪魔だ。」

 

 

助骨原種の原子分解で火麻達の射撃した弾を消し、火麻達を消滅させようとする。

 

 

火麻「くそっ!!チリにされてたまるかよ!!」

 

 

原子分解を持つ助骨原種に全身全弾した火麻達。

 

 

火麻「見たか、全弾命中だ!!元ID5のシルバーピューマは伊達じゃねえんだ!!」

 

牛山「その身体のサイズじゃこれだけの直撃は耐えられないはずだ!」

 

肝臓原種「それはどうかな?」

 

 

火麻達が全弾させた助骨原種の身体が突如再生していく。

 

 

牛山「傷ついた原種の身体が元に戻っていく!!」

 

肝臓原種「私の能力は再生復元。たとえ原子レベルに分解された物質であろうと再生出来る。」

 

牛山「ということは?!」

 

火麻「不死身ってことかよ!!」

 

肝臓原種「遊びは終わりだ。」

 

肋骨原種「消えてもらう!!」

 

火麻「後退だ!!」

 

 

肝臓原種の再生能力がある限り何度でも立ち上がり、このままなす術はなく、すぐに後退に出た火麻。

 

 

2番格納庫

GGG隊員2「撃て、撃て、撃て!!」

 

 

現れた原種に総攻撃するGGG隊員達。だが通常の前では全く歯が立たずに原種には効いていなかった。

 

 

腕原種「それが攻撃のつもりか!!」

 

 

腕原種が超指向性重力波を放出して、GGG隊員を蹴散らした。

 

 

腕原種「もろいものだな、人間というのは!!」

 

凱「そうはさせない!!」

 

 

早速オービットベース内に到着した凱は原種と対峙する。

 

 

腕原種「来たか、サイボーグ凱。」

 

凱「貴様が原種か!?」

 

腕原種「その通りだ。この基地に侵入しやすいサイズになっているがな。」

 

凱「俺達のいない隙に狙うとは汚い真似をしてくれる!!だが、ここから先は一歩も進ませやしないぜ!!」

 

腕原種「出来るかな、お前に。」

 

 

腕から超指向性重力波を起こして凱に喰らわせた。

 

凱「うわぁっ!!」

 

腕原種「我が超指向性重力波の味はどうかね、サイボーグ凱。」

 

凱「まだまだ!!」

 

腕原種「時間の無駄だ、消えてもらう!!」

 

ゾルダートJ「隙あり!!」

 

 

その時、凱の前にゾルダートJが現れて再び超指向性重力波を放とうとする腕原種に隙を突いて攻撃した。

 

 

腕原種「何?!」

 

凱「おまえはゾルダートJ!!」

 

腕原種「やはり現れたか、ゾルダート。」

 

ゾルダートJ「あの時と同じだ。三重連太陽系の最後の攻防戦・・・・我々空の戦士がお前達原種に白兵戦を仕掛けたあの時と!!」

 

腕原種「まさか、こんな銀河の果ての星で再会することになろうとはな。」

 

ゾルダートJ「私にとっては幸いだ。戦士としてのけじめ・・・・今ここでつけさせてもらう!!」

 

 

ゾルダートJは背部にある翼を広げて高速移動で腕原種に向かって攻撃をするが、

 

 

腕原種「遅いわ。」

 

 

高速移動するゾルダートJの動きを一瞬で回避する腕原種。

 

 

ゾルダートJ「かわした?!こちらの攻撃が見切られているのか!!」

 

瞳原種「私の能力は遠距離探知と未来予測。いかに素早い動きでも先を読んでいればかわせる。」

 

凱「だがその読みを上回る攻撃ならば・・・・!!」

 

ゾルダートJ「手助けなどいらん、そこで寝ていろ!!」

 

凱「馬鹿を言え!、誰がお前の手助けなど・・・・ハイパぁぁぁぁぁーモードぉぉぉぉぉー!!」

 

 

凱はサイボーグにあるハイパーモードの機能を使用して腕原種に挑んだ。

 

 

通路

護「急がなくちゃ!!早くメインオーダールームへ行かなくちゃ!!」

 

腸原種「そうはさせん。」

 

 

突如、みんなの元へ向かおうとする護の前に腸原種が現れた。

 

 

護「原種!!」

 

腸原種「見つけたぞ、緑の星の指導者カインの造りし破壊マシンよ。」

 

護「そんな・・・・こんな近くに来るまで感じられなかったなんて。」

 

腸原種「私はマイクロブラックホールを自在に制御することが出来る。重力の井戸の底に潜んでいればお前のセンサーにかからんというわけだ。」

 

護「・・・・。」

 

腸原種「このままお前を吸収し、深い闇に閉ざせば、緑の星の指導者カインの造りし破壊マシンとてその力を発揮することは出来まい。」

 

 

護「たとえ僕が破壊マシンだとしても・・・・。」

 

戒道「違う、君は破壊マシンじゃない。」

 

 

その、護と腸原種の前に現れたのは戒道だ。

 

 

護「えっ?」

 

戒道「君は緑の星で生まれたカインとCCの子。そして、破壊マシンとして赤の星のアベルに造られたもの、それが僕だ。」

 

護「戒道。」

 

腸原種「三重連太陽系の二つの惑星、GとJ、緑の星と赤の星、機界昇華を終えてもまだ我らへ抵抗を続ける気か。」

 

護「二つの惑星。」

 

腸原種「忘れたとは言わさん。あらゆる生物、あらゆる機械が溶け合い緑の星は昇華された、だが、カインとCCの子として生まれたラティオは持って生まれた能力によりゾンダーにならなかった。その母CCとVVはコードと言う不老不死の能力によりゾンダー化は間逃れ、2人ははギアスを生み出し、ギアス能力者を生み出すために契約者を育成した。」

 

戒道「そう、そしてラティオの能力を元にして造られたのが対機界昇華反物質サーキット、Gストーンだ。」

 

腸原種「赤の星のアベル・・・・Gストーンを研究し、Jジュエルを造った。そして、ラティオをコピー、サイコキネシス能力を強化した生体兵器アルマを造った。さらにサイボーグ戦士ソルダート師団を作り・・・・宇宙戦艦ジェイアークと共に我らに対する最終兵器としたのだ。しかし、機界昇華を止めることは出来なかった。アベルの造りしアルマ…カインとCCの子ラティオ。最後に残ったお前達二人を消去すれば我ら機界31原種を脅かすエネルギーは絶える。」

 

護「ギアス、CC・・・・あっ!!」

 

 

腸原種の口から全ての出来事を語れて、その中からギアスとCCの事を思い出した護は、ギアスは黒の騎士団のゼロの正体でもあるルルーシュが持っていた事といつも彼と同行している女性の事に思い出した。

 

 

腸原種「思い出したか。」

 

戒道「護君!!」

 

護「あっ、あっ。」

 

腸原種「ようやくラティオとして自覚を持ったか。」

 

護「僕は地球人じゃなかった、ルルーシュさんと一緒の側にいたCCは僕の本当のお母さん・・・・。」

 

 

自分の出生の真実を知って動揺した護は、自分が地球人でなかった事、黒の騎士団と対峙して来たルルーシュと側にいたCCが実の母と知って驚きを隠せなかった。

 

 

腸原種「消えろ、ラティオ。」

 

 

真実を知って動揺した護に攻撃する腸原種。その攻撃を戒道が阻止した。

 

 

戒道「・・・・。」

 

護「・・・・。」

 

戒道「ここは僕が食い止める。君は先に進め!!」

 

護「でも、何か僕にも出来ることが・・・・。」

 

戒道「大丈夫だ、早く行け。これは僕の戦いだ。」

 

護「戒道、わかった。でも、つらくなったらいつでも僕を呼んで、地球人の友達として。」

 

戒道「わかった、ありがとう。」

 

護「頑張ってね、戒道!!」

 

 

一緒の学校に通う戒道を友達として、そして護を先へ行かせる為腸原種と対決する戒道。

 

 

ロビー

ヘリオポリス避難者一同「わぁー!!」

 

 

原種の1人がロビーにいるヘリオポリスの避難者達に襲いかかり、ハーマンがヘリオポリス避難者達を守るため1人で奮闘していた。

 

 

ハーマン「やらさせん!!」

 

 

マシンガンを構えながら爪原種に全弾していくが、

 

 

爪原種「あら、人間のおもちゃはこんなのかしら!!」

 

 

爪でハーマンの撃ったマシンガンの弾を全て爪で切り払い、そのままハーマンに爪で斬撃した。

 

 

ハーマン「うわああああああー!!」

 

 

爪原種の強力の爪による斬撃によってハーマンが身体に大きな切傷が出来て流血し、重傷した。

 

 

ショーコ「ハーマン中佐!!」

 

 

爪原種「さて、こいつをじっくり痛めつけた後にあなた達もしてあげるわ。」

 

 

ライゾウ「この野郎。」

 

サトミ「やめろ、やったら私達がやられるだけだ!!」

 

ライゾウ「何もしないままどうしろって言うんだ?!」

 

爪原種「おやおや仲間割れかしら?私が楽にしてあげるわ。」

 

 

ライゾウとサトミに目を向けて狙おうとする爪原種。

 

 

爪原種「それか、この美人にしようかしら。」

 

アンジュ「!!」

 

 

爪原種はその中にいたアンジュに目を付けて爪で狙おうとして来た。

 

 

アンジュ「いや、いや、来ないでください!!」

 

モモカ「アンジュリーゼ様!!」

 

 

アンジュを狙おうとする爪原種にモモカが彼女を守るために立ち塞がった。

 

 

アンジュ「モモカ!!」

 

モモカ「アンジュリーゼ様に近付くな!!」

 

爪原種「あなたもやるのもいいかしら?」

 

モモカ「アンジュリーゼ様を手を出すなら私が許しません!!マナよ、私に力を!!」

 

 

モモカはマナを使って魔法陣を形成して、魔法陣から光状の蔓で爪原種を拘束した。

 

 

爪原種「!!」

 

 

モモカのマナによって拘束された爪原種。だが軽々と光状の蔓を破った。

 

 

爪原種「そんなの効いてないわよ!!」

 

モモカ「きゃあ!!」

 

エルエルフ「おまえの相手は俺だ。」

 

 

その時、爪原種がモモカに爪で切り裂こうとしたらエルエルフが現れ、彼が投げた5本のナイフに爪原種の両腕、両脚、胴体に突き刺さった。

 

 

爪原種「うっ!!」

 

ショーコ「ハムエルフ!!」

 

エルエルフ「エルエルフだ。」

 

ハーマン「おまえが何故ここにいる。」

 

エルエルフ「その傷では立ち上がれない。誰かこいつを連れてここから出ろ。」

 

ハーマン「おまえ1人で出来るのか・・・・?」

 

エルエルフ「いいから下がれ。」

 

 

エルエルフは重傷したハーマンをショーコ達、ヘリオポリス避難者達に連れて行かせて、爪原種を1人で相手に挑んだ。

 

 

爪原種「1人でなったところで死ぬつもりなのかしら?」

 

エルエルフ「死ぬのはおまえの方だ。」

 

爪原種「口だけで言う子はお仕置きよ!!」

 

 

1人になったエルエルフを爪原種が爪で斬りかかろうとした。

 

 

エルエルフ「!!」

 

 

爪原種の爪攻撃をかわして、間合いから踏み込んで爪原種の全身にナイフをたくさん突き刺し、さらに拳銃で全身を撃ち、刺されたナイフに爆弾が仕込まれて爆発した。

 

 

爪原種「ぐぎゃあああああー!!」

 

 

エルエルフの奇策により大ダメージを負った爪原種。

 

 

爪原種「貴様、一体?!」

 

 

エルエルフ「おまえの行動は把握済みだ。」

 

 

爪原種「一旦退くしないわ!!」

 

 

人間であるエルエルフに行動を読み取られて、一旦退く爪原種。

 

 

 

セカンドオーダールーム

耳原種「さあ、覚悟するがいい。」

 

 

セカンドオーダールームに既に耳原種、瞳原種が来ており、中にいた大河達は窮地に迫ろうとした。

 

 

大河「くっ、ここまでか。」

 

 

その時、遠くから弾丸で耳原種の頭を撃ち抜いた。

 

 

一同「!!」

 

ロックオン「間に合ったみたいだ。」

 

大河「ロックオン!!」

 

ガイ「後は任せてください!!」

 

 

ようやくガイ達が駆けつけに現れて、ここから彼らの反撃が開始された。

 

 

耳原種「ウルトラマンオーブ、来たか。」

 

ガイ「おまえらの好きにはさせない。」

 

 

ガイが素手を強いながら耳原種遠くからやり合い、彼はパンチとキックを連打して耳原種を圧倒した。

 

 

耳原種「ぐわぁっ!!」

 

 

ガイに圧倒される耳原種にロックオンがスナイパーライフルで耳原種の耳を狙撃した。

 

 

ロックオン「俺の狙撃を舐めるなよ。」

 

 

耳原種「おのれ!!」

 

 

護「もう許さない!!勝負だ、機械31原種!!」

 

 

ようやくセカンドオーダールームに辿り着いた護。

 

 

瞳原種「ラティオ!!」

 

護「僕が誰であろうと僕はこの地球を大好きな人達が住む地球をみんなと一緒に守るんだ!!」

 

 

浄化モードになって自身の持つGパワーを発動したながら原種を倒しにかかった。

 

 

瞳原種「何、このパワーは?!」

 

耳原種「奴は我々のパワーと対消滅する気か?!」

 

護「うおおおおー!!」

 

 

護のGパワーで消滅に追い込まれる瞳原種と耳原種。

 

 

耳原種「く、ここは撤退だ!」

 

 

すぐに撤退する瞳原種と耳原種。

 

 

ロックオン「よくやったな、護。」

 

麗雄「さすがはGGG特別隊員!!見事な勇気だ!!」

 

護「喜ぶのは、まだ早いよ!!まだ原種達はオービットベースの中にいるんだから!!」

 

ガイ「行くぞ、護。おまえの力で原種を浄化するぞ。」

 

護「うん!!」

 

 

オービットベース内にいる原種を護の力を浄化にかかった。

 

 

通路

肝臓原種「どうした?もう後がないぞ!!」

 

 

肝臓原種の再生能力と助骨原種の原始分解能力で追い詰められた火麻と牛山。

 

 

火麻「牛山、ここは俺が引き受ける!!お前は逃げろ!!」

 

牛山「何を言うんです、参謀!!最後まで僕も戦います!!」

 

肋骨原種「ふんらこれが人間の持つ同族意識、信頼とかいう奴か。ならば、仲良く同時に葬ってやるわ!!」

 

火麻「くっ、早く来い!!」

 

 

その時、肝臓原種と助骨原種に巨大な拳現れて2体まとめて殴りこんだ。

 

 

肝臓原種「ぐわぁ、何だと?!」

 

ゴルディマーグ「救援に来たぜ、参謀殿!!」

 

火麻「間に合ってくれたか、ゴルディマーグ!」

 

ゴルディマーグ「あんたの考える事は俺にはだいたいわかるんでな。きっとここに奴らを誘い込んでくれると思ったぜ。」

 

肝臓原種「GGGのロボットか?!」

 

肋骨原種「ぬかった!!奴らのサイズでも、この空間なら活動出来るか?!」

 

ボルフォッグ「そう。」

 

 

肝臓原種と助骨原種の元にボルフォッグのシルバームーンが投げられです命中した。

 

 

助骨原種「ぐわぁっ!!」

 

牛山「シルバームーン!!」

 

火麻「ってことは、あいつも来てくれたのか!!」

 

ボルフォッグ「参謀、牛山隊員。後は私達にお任せを。」

 

火麻「頼んだぞ、ボルフォッグ、ゴルディマーグ!!」

 

 

ボルフォッグとゴルディマーグに後を任せて退く火麻と牛山。

 

 

肝臓原種「くっ、だが我が能力ある限り貴様達に勝ち目はない。」

 

ゴルディマーグ「そいつはどうかな?」

 

ボルフォッグ「お前達がここに足を踏み入れた時に勝負は既についていた。」

 

肋骨原種「何っ!」

 

 

助骨原種と肝臓原種の踏み入れた時点で、周囲から銃撃が行われて、助骨原種と肝臓原種は全弾喰らった。

 

 

肋骨原種「周囲からの一斉射撃だと!!いつの間に!!」

 

肝臓原種「まずい、このままでは再生が追いつかん!!」

 

肋骨原種「くそっ!!ここは退くぞ!!」

 

 

周囲からの一斉射撃により全弾喰らい再生能力の時間が追いつけず、穴を空けて逃走する助骨原種と肝臓原種。

 

 

ティエリア「原種は下へ逃げた、すぐに向かうぞ。」

 

 

また下に逃げた原種を追って急いで向かうティエリア達。また凱とゾルダートJと交戦していた腕原種や戒道と交戦していた腸原種も既にいた。

 

 

動力部

腕原種「ストレスが生み出す物質をエネルギーにして成長するゾンダー。」

 

耳原種「・・・・。」

 

腕原種「その体内に蓄積された無敵のゾンダー胞子が完成した時、それは放出され、同タイプの細胞で構成された生物全てに取り付く。」

 

助骨原種「・・・・。」

 

瞳原種「地球生物は幼生体を含めて全てゾンダーになる。」

 

腕原種「では始めよう。青の星、地球を機械昇華するために。」

 

凱「そんなことは。」

 

護「僕達がいる限り、絶対にさせない!!」

 

 

原種のいる動力部へ辿り着いた凱達。

 

 

腕原種「来たか、Gエネルギーの持ち主達・・・・!!」

 

戒道「彼らだけじゃない!!」

 

ゾルダートJ「お前達を消去するのは我々の使命だ!!」

 

護「無事だったんだね、戒道。」

 

戒道「ああ。」

 

腸原種「だが、もう遅い。既にこの空間のゾンダー胞子は完成しようとしている。」

 

護「マイク!!」

 

マイク13世「OK!!マイク、やっと出番が来たもんね!!」

 

肝臓原種「あのロボット、エネルギーソリトンを使う気か?!」

 

瞳原種「いけません!!」

 

マイク13世「システムチェーンジッ!!サウンドスタンバイ!!ディスクX、リミックスバージョン!!セットオン!!」

 

 

この空間にあるゾンダー胞子を破壊すべくマイク13世が変形してブームロボ形態に変形し、対原種用にアレンジされたディスクXをセットし、破壊に取りかかり、響かせた。

 

 

腕原種「こ、これは・・・・?!」

 

雷牙「どうだ!!対原種用の特製アレンジを施したディスクXの威力は!!」

 

凱「観念しろ! これでお前達が用意したゾンダー胞子は終わりだ!」

 

 

マイクサウンダース13世の対原種用にアレンジされたディスクXによりこの空間に用意されたゾンダー胞子を破壊した。

 

 

腕原種「くっ、ここは一時退却だ!!この基地より離脱する!!」

 

火麻「今だーっ!!攻撃開始!!標的はあいつだ!!」

 

 

一気に形勢が逆転し、空間にあったゾンダー胞子を破壊し、退却する原種の隙を突いて、その中で再生能力を持つ肝臓原種に狙いを向けて一斉射撃した。

 

 

肝臓原種「!」

 

火麻「あいつさえ倒せば原種は再生出来ない!!撃ちまくれー!!」

 

アレルヤ「うおおおおおおー!!」

 

バン「喰らえ!!」

 

 

一斉射撃により全弾喰らった肝臓原種。護が肝臓原種を浄化する。

 

 

護「クーラティオー!!テネリタース セクティオー サルース コクトゥーラ!!」

 

 

護に浄化された肝臓原種はゾンダークリスタルとなった。

 

 

麗雄「やったぞ、原種がゾンダークリスタルとなった!!」

 

肋骨原種「やられただと・・・・?!」

 

腕原種「おのれ、こうなったら奥の手を使うぞ!!」

 

 

肝臓原種がやられた事で撤退する6体の原種。

 

 

火麻「まず一安心か。」

 

ガイ「いや、そうでもない。奴は既に次の打ってくる。」

 

火麻「何?!」

 

 

その時、建物全体に揺れが起きた。

 

 

一同「!!」

 

大河「まさかこのオービットベースごと潰す気か?!」

 

戒道「J!!」

 

ゾルダートJ「わかっている。」

 

 

すぐに外へ出てジェイアークに搭乗したゾルダートJと戒道。

 

 

凱「俺達も行くぞ。」

 

大河「これより反撃に出る!!決戦はオービットベース外だ!!」

 

 

オービットベース外に逃走中の残った原種を追うため、直ちに追撃に向かう凱達。オービットベース外では、残った6体の原種が一つとなって合体原種となり、既にジェイアークが交戦していた。

 

 

ゾルダートJ「トモロ、反中間子砲だ。」

 

トモロ「了解、反中間子砲発射。」

 

 

ジェイアークの主砲にある4基の反中間子砲で合体原種に攻撃した。

 

 

合体原種「ふん。」

 

 

合体原種の耳から光の針をミサイルのように発射してジェイアークの反中間子砲を撃ち払った。

 

 

戒道「J、気を付けて。合体した原種はさらに強くなっている。」

 

ゾルダートJ「ああっ、ここはキングジェイダーに変形していくしかあるまい。」

 

 

合体した6体の原種は合体原種となって圧倒的な強さを持ち、ここは人型のキングジェイダーに変形していく行動に出た。

 

 

ゾルダートJ「メガフュージョン!!」

 

 

ジェイアークはジェイダーとジェイキャリアーと分離して、人型に合体してキングジェイダーとなった。

 

 

ゾルダートJ「キングジェイダぁぁぁぁぁぁぁー!!」

 

 

巨大な戦艦が巨大な人型へなり、まさに超弩級サイズを誇る巨大なロボットだ。

 

 

ゾルダートJ「はあああああー!!」

 

 

ゾルダートJが操縦するキングジェイダーが合体原種に巨大なパンチでお見舞いした。

 

 

合体原種「ぬぅ!!」

 

 

キングジェイダーのパンチを合体原種の右腕で防御した。

 

 

合体原種「ふん。」

 

ゾルダートJ「攻撃を止めただと?!」

 

合体原種「おまえの攻撃などお見通しだ。」

 

凱「そうはさせない!!」

 

 

オービットベースから発進したスターガオガイガー、撃龍神、ビッグボルフォッグ、ゴルディマーグ、マイク=サウンダース13世、デュナメス、キュリオス、ヴァーチェ、ランチャーストライク、メビウスゼロ、ブレードライガーAB,ヴァルヴレイヴ1、ヴァルヴレイヴ4、ウルトラマンオーブ オーブオリジン、アークエンジェルが現れた。

 

 

合体原種「来たか、カインの遺産共よ。」

 

ロックオン「なんてでかさだ、東京に現れたゾンダーの親玉と同じぐらいだ。」

 

大河「いや、奴はそれ以上の怪物だ!!」

 

ムウ「これだけでかければ狙いやすいはずだ。」

 

凱「J、共同戦線だ!!」

 

ゾルダートJ「何度言えばわかる!!これは私の戦いだ!!手出しは無用!!」

 

凱「冗談じゃない!!これは地球の戦いでもあるんだ!!お前だけに任せておけるか!!」

 

ゾルダートJ「好きにするがいい。私は自分の任務を遂行するだけだ!!」

 

合体原種「愚かな、まだ自らの無力さがわからぬか。」

 

 

合体原種が早速現れた凱達に腕から超重力波を放った。

 

 

ウルトラマンオーブ オーブオリジン(ガイ)「そうはさせん!!」

 

 

合体原種の放った超重力波をウルトラマンオーブ オーブオリジンがバリアを張って仲間達を守った。

 

 

ロックオン「貰った!!」

 

 

合体原種の攻撃がし終えた後にロックオンのデュナメスがGNスナイパーライフルで合体原種の眼に狙撃した。

 

 

合体原種「させん。」

 

 

デュナメスのGNスナイパーライフルのビームを助骨原種の持つ原子分解能力でビームを消滅させた。

 

 

ロックオン「ビームを消滅しただと?!」

 

ティエリア「合体した原種は伊達ではないな。」

 

 

合体原種「ふふふははははは、貴様ごときやられる我ではないわ。」

 

撃龍神「こうなったらこれでも喰らえ!!シャントウロン!!」

 

 

撃龍神の必殺技であるシャントウロンは風と雷のエネルギー状の二頭の龍を放ち、合体原種に喰らわせた。

 

 

合体原種「効かんわ!!」

 

 

撃龍神のシャントウロンもまったくビクともせず効いておらず、合体原種の腕から超重力波が放たれて、一同に喰らわせた。

 

 

一同「うわあああああー!!」

 

 

合体原種の超重力波に一瞬で葬られた凱達。

 

 

命「各機、損傷!!」

 

大河「合体した原種では太刀打ちが出来ないのか?」

 

エルエルフ「いや、まだある。」

 

大河「おまえは?!」

 

火麻「ザフトの野郎がなぜここにいやがるんだ!!」

 

エルエルフ「あのでかいのを倒すには一つだけ方法はある。」

 

大河「?」

 

エルエルフ「今から俺がある者を連れ出す。」

 

 

合体原種の圧倒的な強さに対し、エルエルフが一つだけ方法はあるといい、今からその者を探しにいった。

 

 

廊下

エルエルフ「いたか。」

 

 

エルエルフが探したその者はアンジュの事だった。

 

 

アンジュ「なんのつもりですか?」

 

エルエルフ「ついて来い、来なければおまえをここで撃つ。」

 

モモカ「アンジュリーゼ様に何をするつもりですか?!」

 

エルエルフ「おまえは関係ない。俺はアンジュリーゼに用がある。」

 

アンジュ「私に用がある?」

 

エルエルフ「時間がない、すぐに俺について来い。」

 

 

合体原種を倒すべくすぐにアンジュを連れて向かい、着いたのはアイナが死んだ4番格納庫だった。

 

 

アンジュ「ここは、さっきあの子が死んだ場所。」

 

エルエルフ「そうだ。おまえの持つ指輪でここに眠っているのを目覚めさせろ。」

 

 

4番格納庫に放置された謎の飛行物体だ。

 

 

アンジュ「これは?!」

 

エルエルフ「遥か昔に使われたパラメイルだ。こいつはおまえにちょうどぴったりだと思って。」

 

アンジュ「私に乗れと言うのですか?」

 

エルエルフ「そうだ。おまえは櫻井アイナのような出来事を繰り返したいのか。ノーマであるおまえは既に故郷から見放された事も。」

 

アンジュ「・・・・。」

 

エルエルフ「今のおまえに何がある?」

 

アンジュ「・・・・。」

 

エルエルフ「死を望んでいるだろ。」

 

アンジュ「・・・・。」

 

エルエルフ「まあいい、乗るがいい。おまえの望みどおりに。」

 

 

何も望みのないはアンジュは、パイロットスーツを着てただ飛行物体に乗ってオービットベース内から出た。

 

 

合体原種「死ね!!」

 

 

超重力波を放ち、次々と蹴散らす合体原種。

 

 

凱「うわあああー!!」

 

ゾルダートJ「うわあああー!!」

 

合体原種「これまでだったな、カインの遺産共よ。」

 

 

合体原種の前に為す術はなく、このまま遣られてしまうのか?

 

 

合体原種「?!」

 

 

オービットベースから突如アンジュの乗る飛行物体が現れてやってきた。

 

 

キラ「あれは?」

 

凱「4番格納庫にあった古い機体が何故ここに?!」

 

ロックオン「誰が動かしているんだ?!」

 

 

格納庫に放置してあった機体が現れたことに周囲は困惑した。

 

 

アンジュ「・・・・。」

 

 

機体を動かしてまるで彷徨うように回るアンジュ。

 

 

アンジュ「私はここで死ぬの?何もないまま死ぬの?」

 

 

自分はここで死ぬのか思い、何もないまま死んでしまうのではないか思い詰めるアンジュ。

 

 

合体原種「死ににきたのか。」

 

 

近く付いて来るアンジュの機体を合体原種が耳から光の針を発射した。

 

 

アンジュ「きゃあっ!!」

 

 

合体原種の放った光の針をフラフラしながらかわしたアンジュ。

 

 

アンジュ「死にたくない。」

 

 

合体原種が攻撃した事で死に対する恐怖を感じたアンジュは、震えだした。

 

 

アンジュ「私は死にたくない。」

 

 

死に恐怖に怯えながら機体を動き回るアンジュ。

 

 

合体原種「死ぬがいい。」

 

 

再び、光の針を放ち、アンジュの機体に向けたが、

 

 

アンジュ「おまえが死ねぇぇぇぇぇぇー!!」

 

 

その時、左腕かすり傷を負って血が流れてアンジュの指輪が輝くと同時に機体が目覚め、機体は飛行物体から人型へ変形した。

 

 

エルエルフ「ヴィルキスが目覚めたか。」

 

 

その機体の名はヴィルキス。ヴィルキスに操縦するアンジュは合体原種に挑んだ。

 

 

ロックオン「変形した?!」

 

凱「一体何が起きているんだ?」

 

 

ヴィルキスが人型へ変形して周囲は驚愕した。

 

 

合体原種「死ににきたか。」

 

 

合体原種が再び耳から光の針を放出したが、

 

 

アンジュ「はああああああー!!」

 

 

大剣型のラツィーエルを出して光の針を切り払い、そのまま突撃してアサルトライフルで連射とグレネードランチャーの乱射を合体原種の瞳にぶち込んだ。

 

 

合体原種「小癪な!!」

 

 

腕でアンジュのヴィルキスを振り払おうとするが、アンジュはすぐに回避した。

 

 

アンジュ「私は生きる!!」

 

 

アンジュは生きるという強い思いを表しながら奮闘し、その反応によりヴィルキスの機体の色が白から赤へ変わり、攻撃特化のミカエルモードとなってラツィーエルに巨大なエネルギーブレードを纏わせながら合体原種に大きく振りながら斬撃した。

 

 

合体原種「ぐわぁぁぁぁっ!!」

 

 

アンジュのヴィルキスミカエルモードの斬撃に圧倒された合体原種。

 

 

合体原種「調子に乗るな!!」

 

 

アンジュのヴィルキスミカエルモードに圧倒された合体原種が超重力波で放とうとするが、

 

 

ゾルダートJ「そうはさせん!!」

 

 

その隙を突いてキングジェイダーが攻撃しようとする合体原種にパンチをした。

 

 

合体原種「ぐわぁぁぁぁっ!!」

 

 

キングジェイダーの攻撃で動きを崩してしまった合体原種。

 

 

凱「よし、一気に総攻撃だ!!」

 

 

キングジェイダーの攻撃で動きを崩した合体原種に一気に総攻撃開始する凱達。

 

 

ウルトラマンオーブ オーブオリジン(ガイ)「オーブフレイムカリバー!!」

 

 

オーブカリバーのリングを回して火属性の紋章の部分で止めてトリガーを引きながら、円を書いて巨大な炎の輪を形成して、回転しながら、炎の玉として合体原種を拘束して斬撃した。

 

 

キラ「喰らえ!!」

 

 

ランチャーストライクの武器であるアグニから強力なビームを発射して合体原種の右腕に直撃し、破壊した。

 

 

ハルト「ハラキリブレード、充填する。」

 

 

機体の熱量が666へ行ったことで、ハルトはヴァルヴレイヴ1の原動機関レイヴにジー・エッジを押し当てて、そのエネルギーを刃に纏わせてハラキリブレードを発動して、強力で巨大な光で合体原種にぶち込んだ。

 

 

合体原種「ぐわぁぁぁぁー!!」

 

 

各機の総攻撃により一気に叩き込まれた合体原種。

 

 

ゾルダートJ「とどめは私がする!!」

 

 

各機の総攻撃で弱った合体原種にとどめを刺すべくキングジェイダーが右腕にある錨型武器をチャージして発動する。

 

 

ゾルダートJ「ジェイクォース!!」

 

 

錨型武器から火の鳥を放ち、合体原種に直撃し、見事撃退した。撃退した合体原種から4体の原種の核が現れた。

 

 

凱「頼むぞ、護。」

護「うん。」

 

 

5つの原種核を浄化しに向かった護は浄化モードになって、早速やり始めた。

 

 

護「クーラティオー!!テネリタース セクティオー、サルース コクトゥーラ!!」

 

 

残り4つの原種核を浄化し、ゾンダークリスタルにした護。

 

 

バリアッチョ「機界最強7原種敗退。」

 

エンブリヲ「やれやれ、やられてしまうとは。」

 

 

凱達との戦いで機界最強7原種が敗北したの見たバリアッチョとエンブリヲ。

 

 

ウルトラマンオーブ オーブオリジン(ガイ)「?」

 

キラ「どうしたんですか?」

 

ウルトラマンオーブ オーブオリジン(ガイ)「何でもない。」

 

ゴルディマーグ「よぉーし、俺達の勝利だ!!」

 

ロックオン「ああ、これで原種共もしばらくの間大人しくなるだろうぜな!!」

 

ティエリア「それはどうかな?」

 

ムウ「残り2体の原種も逃走中だ。」

 

ロックオン「往生際の悪い奴らだ。」

 

戒道「J。」

 

ゾルダートJ「ゾンダークリスタルは一時お前達に預ける、また会おう!!」

 

 

ゾンダークリスタルを凱達に任せてこの場を去ったゾルダートJと戒道。

 

 

アレルヤ「去ったね。」

 

サキ「何よ、愛想のない人ね。」

 

ティエリア「彼には彼の使命があるだろう。」

 

マリュー「状況の確認終了後、オービットベースへ帰還する。各機の収容を急げ。」

 

凱「見ていてくれたか、超竜神。俺達は合体原種に勝ったぞ。お前が救ってくれた生命で。そして、俺達はあの青い地球を必ず守り抜いてみせる!!」

 

 

合体原種との戦いに勝利を収めた凱達。オービットベースでは、

 

 

オービットベース

セカンドオーダールーム

大河「原種との戦いで負傷したハーマン中佐の代わりの者を紹介する。」

 

 

大河は原種との戦いで負傷したハーマンの代わりの人物を紹介する。

 

 

一同「?」

 

 

大河「入りたまえ。」

 

 

現れた人物は、何とエルエルフだった。

 

 

エルエルフ「・・・・。」

 

ハルト「エルエルフ!!」

 

キラ「どうして君が?!」

 

凱「何故おまえが?!」

 

エルエルフ「今日から俺がおまえ達の指揮を執る。俺のやり方で。」

 

 

代わりの人物がエルエルフだった事に驚愕した凱達。

 

 

大河「彼はザフトの軍人だが、彼は君達に手を課す事を決めた。」

 

エルエルフ「これよりおまえ達を俺が勝利に導く。」

 

 

次回 7話へ続く



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

設定2

オリジナル星人

グローザ星系人グロックル

グローザ星系人で、宇宙人同盟所属のハンター。グローザ星系人の中で巨漢でありながらズバ抜けたパワーを持ち、両腕にナックル型の武器「フローズンブレイカー」を装備し、絶対零度の拳で相手を一瞬で倒す。

 

武器

フローズンブレイカー

グロックル専用の武器。ナックル型で、絶対零度の氷で出来ておりながら高い打撃力を持つ。ナックルからあらゆる絶対零度の氷を形成したりする事が可能。

 

 

必殺技

フローズンナックル

両腕に装備されてるナックルに氷を纏いながら相手を連打する。

 

ブリザードクラッシャー

両腕に装備されてるナックルに絶対零度の氷を纏いながら思いっきり殴り、その威力はとてつもない破壊力を持つ。

 

テンペラー星人ヴェルダン

テンペラー星人で、宇宙人同盟所属のハンター。攻守速共に優れており、プラズマ怪獣を圧倒する力を持つ。両腕にハサミ型武器のテンペラーシザースであらゆるものを切り裂いていく。

 

武器

テンペラーシザース

ヴェルダン専用の武器で。ハサミ型で、あらゆるものを切り裂いていき、ハサミの刃はテンペラー合金で出来ていて、どんなに硬いものをあっという間に真っ二つにする事も可能。

 

必殺技

テンペラーシザースクロー

ヴェルダンの両腕のテンペラーシザースに巨大な光状を纏いながらハサミのように相手を切断する。

 

レギュラン星人レザルド

レギュラン星人のハンターで、宇宙人同盟に所属し、あらゆる作戦を立てて駆使していき、宇宙人同盟の中では参謀的な存在でもある。専用武器はビームライフル型のレギュランブラスター。

 

武器

レギュランブラスター

レザルド専用の武器で、ビームライフル型。通常のビームライフルの性能を超えて、ビーム光線の威力は高く、1発でバリアすら貫通する事も可能。

 

必殺技

ブラスターシュート

レギュランブラスターをチャージして一気に強力な光線を放つ。

 

ブラスターテンペスト

レギュランブラスターをチャージして一気にビームを拡散して敵全体に与える。

 

 

改造ゾイド

ガイサック偵察仕様

ヘリック共和国軍のガイサックを情報に特化した改良機。機体背面に円板状のレドームを有し、砂漠の中から偵察、警戒、監視を行い、味方への報告を行う。武装はレーザークロー、ミサイルポッド、尻尾の対空機銃のみ。

 

パンツァーコマンドウルフ

ヘリック共和国軍のコマンドウルフを砲撃戦に改造した機体。コマンドウルフにアーマーを纏わせて、両肩にミサイルランチャーを装着し、機体背面に大型ビームキャノンを有し、味方の支援攻撃を行う。



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第7話 報われぬ魂

ここ、地球の北米のカリフォルニアではロゴスが開催するイベントが行われた。

 

 

地球

北米大陸

カリフォルニア

施設

イベント開催者「本日開催されるロゴスのスペシャルイベントへようこそ!!」

 

 

ロゴスの開催するスペシャルイベントに集まった大勢の客がこのスペシャルイベントを楽しそうに参加して、ゲームやアトラクションやなどで遊んだりした。

 

 

刹那「・・・・。」

 

ウルトラマンゼロ(ウルトラゼロアイ)「どうもこのイベントは怪しいようだな。」

 

刹那「あぁぁ、週に1回開催されてその中から参加者が帰って来なくなった声も聞いた。」

 

ウルトラマンゼロ(ウルトラゼロアイ)「毎週開催されてるこのイベントはどっかどう見ても怪しいようだな。」

 

刹那「調べる必要はあるようだな。」

 

ウルトラマンゼロ(ウルトラゼロアイ)「ああ。調べた方がいいな。」

 

 

ロゴスが毎週開催するスペシャルイベントに参加者が帰って来なくなるとの声を聞いて、そのイベントに不審に感じた刹那とウルトラマンゼロはこのイベントを調べていく事にした。

 

 

???

男マギウス1「ウルトラマンゼロめ、また邪魔しに来たのか。」

 

女マギウス1「おかげで人間共のルーンが得られなくなってしまった。」

 

老人マギウス1「今、ヒューストンにあるロゴスのルーン収容施設が狙われている。何としてでも死守せねばならん!!」

 

女マギウス2「これ以上、狙われたら我々も生きる術が無くなってしまう。絶対に食い止めねればならん。」

 

 

人間を捕まえてルーンと言う情報素粒子を得て生きており、それをウルトラマンゼロが現れたことによりいくつか阻まれていており、ルーンを得られずに生きる術がなくなってしまい、人間を捕まえていく施設を破壊されており、今回ウルトラマンゼロはカリフォルニアにあるロゴスの施設へ目を向けていた事だ。一方、刹那はウルトラマンゼロと共にロゴスの施設を調べるべく警備員に変装して中を探りに始めた。

 

 

地球

北米大陸

カルフォルニア

施設

刹那「・・・・。」

 

 

警備員に変装した刹那は怪しまれないように早速施設内を歩き回り始めた。施設でジェットコースターで絶叫して楽しんだり、ウォーターマシンで探検したり、アトラクションのマスコットと触れ合ったりする人々、アトラクション内を巡回しながら怪しいところがないか探し回る刹那。

 

 

警備員1「お疲れ様。」

 

刹那「・・・・。」

 

 

施設の警備員と遭遇して敬礼をする刹那。

 

 

ウルトラマンゼロ(ウルトラゼロアイ)「(おっ、しっかりしてるな。バレないように心掛けてるな。)」

 

 

 

警備員に変装した刹那が施設の警備員に遭遇してきちんと敬礼して、バレないように心掛けて行動しているのをウルトラマンゼロは刹那の行動に喜んだ。そのまま刹那はアトラクション内に調査を続けた。

 

 

???「あー、飲み物を落としちゃったわ。」

 

刹那「?」

 

 

刹那が巡回している中、道端で女性と子供2人が飲み物を落としたのに反応して近付いた。

 

 

刹那「どうした?」

 

???「飲み物をこぼしちゃったの。」

 

???「ママが歩いてたら手を滑らせちゃてこぼしたの。」

 

???「あーあー、せっかく買ったのに。」

 

???「すいません、わざわざ気にかけてくださって。」

 

刹那「俺が代わりに買っていこうか?」

 

???「いえいえ、大丈夫よ。」

 

刹那「そうか。名前は?」

 

美月「私の名前は美月。この2人は私のこの子よ、女の子がみな、男の子がこうよ。」

 

みな「私の名前はみな。」

 

こう「僕はこう。」

 

 

3人の親子連れは母親の名前は美月、女の子はみな、男の子はこう。

 

 

刹那「そうか、俺はそろそろ行く。」

 

美月「私もじゃあ先に行くわ。」

 

みな、こう「バイバイ。」

 

刹那「あああ。」

 

 

親子連れと別れた刹那は、再びロゴスの施設を調べる巡回した。巡回する刹那は偶然、何か不気味そうなところを見つけた。

 

 

刹那「?」

 

 

刹那が見つけたのは大きなミラーハウスだった。

 

 

刹那「ゼロ。」

 

ウルトラマンゼロ(ウルトラゼロアイ)「ああ、ここから何か怪しい気配を感じる。この中に入ってみるしかないな。」

 

刹那「俺も感じる、この建物から怪しい気配をすごく感じる。」

 

ウルトラマンゼロ(ウルトラゼロアイ)「この建物に入ってみるぞ。」

 

 

刹那、ウルトラマンゼロはミラーハウスから漂う怪しい気配を感じてミラーハウスを調べるべく入り込んだ。刹那がミラーハウスに入り込んだのをある人物が跡をつけてきた。

 

 

美月「・・・・。」

 

 

美月も子供と一緒にミラーハウスへ向かった。ミラーハウスに入った刹那は施設内にある不気味な雰囲気を漂う鏡だらけの部屋を歩き回る。

 

 

刹那「・・・・。」

 

ウルトラマンゼロ(ウルトラゼロアイ)「鏡か、あいつを思い出してしまうな。」

 

刹那「あいつ?」

 

ウルトラマンゼロ(ウルトラゼロアイ)「一緒に戦った仲間の事さ。」

 

刹那「仲間がいたのか?」

 

ウルトラマンゼロ(ウルトラゼロアイ)「ああ。この鏡何か怪し過ぎるんだよな。どうも人が帰ってくる気配を全く感じない。」

 

刹那「人の気配が全くしない。ここで人が行方不明になったと。」

 

 

ミラーハウスに入った人達が帰ってくる気配を感じれず、ここに入った人達が帰っておらずに行方不明となり、このミラーハウスに怪しい気配を感じならがら中を調べまわった。

 

 

刹那「・・・・。」

 

 

中を歩いていく刹那は周囲にある鏡を見て触れたりしたが、何も起きなかった。

 

 

刹那「この鏡からは何も感じられない。」

 

ウルトラマンゼロ(ウルトラゼロアイ)「この何処かにあるはずだ。」

 

刹那「一体何処にあるんだ?」

 

 

刹那がミラーハウス内を歩きながら怪しい気配の発端が見つからず、この中の何処にあると探し回る。刹那がある回る中、鏡の中から何か人らしき影が現れた。

 

 

刹那「?!」

 

ウルトラマンゼロ(ウルトラゼロアイ)「この気配、間違いない。」

 

刹那「ようやくその気配を感じた。」

 

 

ようやく気配を感じて、相手の存在に気付いた刹那とウルトラマンゼロ。周囲にある鏡を移動する人らしき影の存在に気付き、刹那は鏡から来る影に警戒をした。

 

 

マザラス星人「よく気付いたな、流石に褒めてやろう。」

 

 

鏡の中から現れたマザラス星人。

 

 

刹那「おまえが人をさらった犯人か?」

 

マザラス星人「その通りだ、この私の気配を感じるとは流石だ、ウルトラマンゼロ。」

 

ウルトラマンゼロ(ウルトラゼロアイ)「おまえ、エンブリヲと101人評議会の手先だな。」

 

マザラス星人「その通り、私はここに来た人間共をさらって、人間共のルーンをマギウス101人評議会の食糧を集めてるのだ。」

 

ウルトラマンゼロ「誘拐か。人をさらって奴らの餌は俺らがさせるかよ。」

 

刹那「あぁぁっ、こいつからさらわれた人達の居場所を聞き出すぞ。」

 

マザラス星人「ならば貴様らの首を土産にしてやる!!」

 

 

薙刀を持って刹那に斬りかかって来たマザラス星人。刹那はマザラス星人の薙刀を下にしゃがんでかわしながら、地面に着いたまま左足を回しながらマザラス星人の両脚にぶつけて転ばした。

 

 

マザラス星人「ぎゃああああっ!!」

 

 

刹那に両脚をぶつけられて転んでしまったマザラス星人はすぐに立ち上がって薙刀を振り回して来た。

 

 

刹那「!!」

 

 

マザラス星人の振り回して来る薙刀をかわしていく刹那。マザラス星人が薙刀を前出しながら刹那に突きかかった。

 

 

刹那「!!」

 

 

前から来るマザラス星人の薙刀を横にかわしていき、隙を突いてマザラス星人の懐にパンチをお見舞いし、さらに顔面に強くパンチした。

 

 

マザラス星人「ぐええええー!!」

 

刹那「さあ、さらわれた人達の居場所を教えるんだ!!」

 

マザラス星人「そんなに知りたきゃ貴様らも我が鏡に入るがいい!!」

 

 

マザラス星人が刹那を押しながら鏡の中へと入り込んだ。

 

 

刹那「うわあああああー!!」

 

 

マザラス星人に無理やり押さえられて鏡の中へと入り込まれた刹那とウルトラマンゼロ。

 

 

秘密地下

刹那「うっ、うぅぅ。」

 

ウルトラマンゼロ(ウルトラゼロアイ)「しっかりしろ、刹那。」

 

刹那「ここは?」

 

ウルトラマンゼロ(ウルトラゼロアイ)「おそらくさらわれた人達の居場所だろうな。」

 

 

マザラス星人によってさらわれた場所で、ロゴスの施設の地下でもあった。

 

 

刹那「そうならすぐに阻止しないと。」

 

ウルトラマンゼロ(ウルトラゼロアイ)「あぁぁ、とにかく急ぐぞ。」

 

 

刹那とウルトラマンゼロは早速行動にかかって、ここがさらわれた人達の居場所だと突き止めてすぐにでもマギウス101人評議会の食糧にされる前に何としでも助けださなければならないと必死で駆け込んだ。

 

 

刹那「!!」

 

 

すぐに辿り着いた刹那とウルトラマンゼロが見たのは、マギウス101人評議会が人間をさらうために使う潜水艦型のファントムでさらった人間のルーンを保存された光景だった。

 

 

ウルトラマンゼロ(ウルトラゼロアイ)「また間に合えなかったか・・・・。」

 

 

刹那「・・・・。」

 

ウルトラマンゼロ(ウルトラゼロアイ)「刹那。」

 

 

さらわれた人達のルーンを吸収するファントムに対し、刹那が怒りを表しながらウルトラゼロアイをガンモードに変形して、人間からルーンを吸収する人間の頭から接続されているコードをエメリウムエネルギー弾で次々と連射して破壊した。

 

 

刹那「・・・・。」

 

ウルトラマンゼロ(ウルトラゼロアイ)「ルーンで吸われた人間が救えなかった事か。俺も同じだ。ルーンを食糧とするマギウス101評議会から無理やりさらわれた事や世界全体を裏で牛耳るエンブリヲを絶対に許すねぇ!!」

 

刹那「俺が絶対にこの手で奴らを倒す!!」

 

 

人々を無理やりさらってルーンを摂取するために人々を犠牲にするマギウス101人評議会と世界全体を裏から操り、戦争やあらゆる分野で暗躍するエンブリヲを絶対倒す事を強い意志を表す刹那とウルトラマンゼロ。

 

 

マザラス星人「貴様らぁ、よくも大事な食糧をめちゃめちゃにしてくれたな!!」

 

 

刹那の前に再び現れたマザラス星人は、ファントムを使ってマギウス101評議会に運ぶ人間から摂取したルーンがコードごと撃ち抜かれて、全て失った事で彼に襲いかかった。

 

 

刹那「人の命を犠牲するお前達を俺は許すわけにいかない!!」

 

 

マギウス101人評議会のやり方に怒りを表した刹那が襲って来たマザラス星人にパンチを繰り出して全身に打ち込みながら圧倒した。

 

 

マザラス星人「ぐぎゃああああー!!」

 

 

刹那の怒りが込められたパンチで圧倒されたマザラス星人は、最後の手段を使った。

 

 

マザラス星人「こうなれば最後の手段。出でよ、異次元獣スペクターよ!!」

 

 

マザラス星人は異次元獣スペクターを出現させてロゴス施設の地上に現れて、人々に襲いかかり、またマザラス星人自身も巨大化して共に襲いかかった。

 

 

刹那「地上には大勢の人がいる!!」

 

ウルトラマンゼロ(ウルトラゼロアイ)「このまま好きにさせるわけにいかねぇな。刹那、変身だ!!」

 

刹那「ああ。」

 

 

地上でマザラス星人とスペクターが暴れているのを阻止するため、刹那はウルトラゼロアイを顔に装着してウルトラマンゼロに変身する。

 

 

刹那「デュワ!!」

 

 

ウルトラゼロアイを顔に装着した刹那はウルトラマンゼロに変身して、地上で暴れているマザラス星人とスペクターの2体を相手に挑んだ。

 

 

施設

マザラス星人「来たな、ウルトラマンゼロ!!」

 

ウルトラマンゼロ「待たせたな、お前をここで終わらせてやるよ!!」

 

マザラス星人「ここで仕留めてやる、スペクター!!」

 

スペクター「キシャアー!!」

 

 

マザラス星人はスペクターにウルトラマンゼロを攻撃させるように命じ、スペクターは両腕からミサイルを発射してウルトラマンゼロに攻撃する。

 

 

ウルトラマンゼロ「!!」

 

 

スペクターの両腕から発射したミサイルをウルトラマンゼロはパンチで破壊し、そのまま直接パンチをした。

 

 

ウルトラマンゼロ「ちょっとは硬いが、俺のパンチも効いてるはずだろ。」

 

 

スペクターにパンチしたウルトラマンゼロはスペクターの全身は硬い鏡で覆われており、その硬い鏡があって防御力も高いが、今のウルトラマンゼロもいくつかの強敵と戦い、相手の特徴には驚かず、自身のパンチで喰らったスペクターは効いていた。

 

 

マザラス星人「貴様ぁ!!」

 

 

巨大化した姿で薙刀を大きく振り回して、スペクターと一緒にウルトラマンゼロに同時攻撃する。

 

 

ウルトラマンゼロ「2体同時か、甘ぬるいぜ!!」

 

 

ウルトラマンゼロは頭部にある2本のゼロスラッガーを出して両手に持って駆けながらマザラス星人とスペクターに斬りつけて、さらにキックで強く打ち込んだ。

 

 

マザラス星人「ぐわあああああー!!」

 

 

ウルトラマンゼロに圧倒されるマザラス星人とスペクターは、2体でかかっても彼を倒す事が出来ず、逆に圧倒されつついた。そんなウルトラマンゼロの前に思わぬ出来事が来た。それはARUSの率いるMS部隊が接近して来た。

 

 

ウルトラマンゼロ「!!」

 

ARUS兵1「こちら、ウルトラマンを確認!!これより攻撃開始する!!」

 

 

上空から現れたARUSのフラッグ隊がウルトラマンゼロに攻撃をかかり、リニアライフルで射撃した。

 

 

ウルトラマンゼロ「うっ!!」

 

 

フラッグ隊のリニアライフルの一斉攻撃を喰らったウルトラマンゼロ。さらに地上からはリアルドホバータンク隊のリニアキャノンを発射して攻撃した。

 

 

ウルトラマンゼロ「うわぁっ!!」

 

 

ARUSのMS部隊による上空、地上から攻撃を喰らったウルトラマンゼロ。

 

 

ウルトラマンゼロ(刹那)「まずい、このままじゃ俺とゼロがやられてしまう。」

 

ウルトラマンゼロ「こんな時にか!!」

 

 

マザラス星人とスペクターと追い詰めたところでARUSのMS部隊が現れて攻撃を喰らい、厳しい状況になったウルトラマンゼロ。

 

 

ARUS兵1「ウルトラマンは我々を攻撃する事が出来ない、このまま攻撃し続けろ!!」

 

 

空中からフラッグ隊、地上からリアルドホバータンク隊の総攻撃でいきなり現れた人間を相手に、マザラス星人とスペクターとの交戦中のウルトラマンゼロは出す事が出来なかった。

 

 

マザラス星人「今だ!!」

 

 

ARUSのMS部隊がウルトラマンゼロを攻撃している事でマザラス星人が薙刀でウルトラマンゼロに斬撃した。

 

 

ウルトラマンゼロ、(刹那)「うわあああああー!!」

 

 

マザラス星人の薙刀を喰らってしまったウルトラマンゼロは今度は自分が窮地に陥ってしまった。

 

 

スペクター「キシャアー!!」

 

 

スペクターがウルトラマンゼロに体当たりしながら地面に押し倒して叩き込んだ。

 

 

ウルトラマンゼロ「うわあああっ!!」

 

 

スペクターに地面に押し倒されて蹴らるウルトラマンゼロ。ウルトラマンゼロのカラータイマーが赤く点滅し、時間がもうなくなってしまった。

 

 

ウルトラマンゼロ「こんな時にかよ!!」

 

 

カラータイマーが点滅し、ウルトラマンゼロはこのまま負けてしまうのか?!その時、ウルトラマンゼロを攻撃しているARUSのMS部隊が突如謎の斬撃を受けて破壊された。

 

 

ウルトラマンゼロ「?!」

 

 

突如、ARUSのMS部隊が破壊された事に驚くウルトラマンゼロ。

 

 

ウルトラマンゼロ「一体どこからだ?!」

 

ウルトラマンゼロ(刹那)「わからない。でもチャンスだ。」

 

ウルトラマンゼロ「ああ、一気に終わらせてやる!!」

 

 

何者かに救われて急転し、一気に終わらせるべくすぐに立ち上がってマザラス星人とスペクターにパンチで連打し、続いてゼロスラッガーを投げて切り裂き、最後に腕を組んで必殺技のワイドゼロショットでマザラス星人とスペクターにトドメを刺す。

 

 

ウルトラマンゼロ「ワイドゼロショット!!」

 

 

両腕を組んでワイドゼロショットでマザラス星人とスペクターに向けて光線を発射して撃破した。

 

 

ウルトラマンゼロ「まず、ここも終わったか。」

 

ウルトラマンゼロ(刹那)「エンブリヲと101人評議会。」

 

ウルトラマンゼロ「俺達の手で必ず倒そう。」

 

ウルトラマンゼロ(刹那)「ああ。」

 

ウルトラマンゼロ「次へ行くぞ。次はアフリカの砂漠だ、砂漠で地球連合軍とザフト軍の壮絶な戦いが繰り広げれている。俺らはこの戦い終わらせにいく。」

 

 

 

無事、101人評議会に関する施設にあったルーンを破壊した刹那とウルトラマンゼロ。次へ向かう場所はアフリカの砂漠だ。また2人助けたのは、

 

 

美月「・・・・。」

 

 

謎の機体に操縦する美月と彼女の2人の子供。

 

 

???

男マギウス1「ウルトラマンゼロめ、またしても我々のルーンを!!」

 

エンブリヲ「しばらくは我慢するしかあるまい。」

 

女マギウス1「奴は次は砂漠へ行ったようだ。」

 

エンブリヲ「あそこで彼らが集まるのか。」

 

 

次回 8話へ続く



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第8話 雷と犬

原種との戦いで重傷したハーマンの代わりとしてエルエルフが就いた事により、今後の戦いに備えた事やまたアイナの死を出さないためにも彼の指導の下で厳しい軍事訓練が行われた。キラとハルト達ヘリオポリスの学生らも生き残る為に正式にヘリック共和国軍へ入隊し、それぞれ階級を与えられた。

 

 

オービットベース

訓練室

キラ、アンジュ、ハルト、サキ「・・・・。」

 

 

キラとアンジュとハルトとサキは白兵戦を想定したプログラムで、機体に操縦しない時の戦闘に備えて拳銃による射撃訓練で、まずは遠くにある的を当てる事からで、4人は拳銃を構えて目でしっかり捉えながら前に向けて射撃した。

 

 

キラ「これで1週間だ。」

 

ハルト「白兵戦の訓練も大事だね。」

 

サキ「それにアンジュ、ヴィルキスに乗って髪切ってなんか性格が変わったわ。」

 

アンジュ「・・・・。」

 

 

ヴィルキスに乗ったアンジュは、突如性格が変わり、髪を切り、性格は傲岸不遜で排他的になり、彼女の態度に周囲に迷惑をかけたり、彼女は周囲の事を考えず全く気にせずにいた。

 

 

アンジュ「・・・・。」

 

 

何も考えずに無言でただ拳銃を連射して的に全弾当てたアンジュは、そのまま訓練室から出ていった。

 

 

キラ「あっ、待って、アンジュ!!」

 

 

訓練室から1人で出ていったアンジュを追いかけるキラ。

 

 

通路

キラ「まだ訓練室は終わってないよ。戻ろう。」

 

アンジュ「私の勝手でしょ。いちいち着いてこないで。」

 

キラ「ダメだよ、それにまだ訓練だって山程あるから。」

 

アンジュ「やるやらないは私の勝手よ。」

 

キラ「サボっちゃダメだよ。」

 

アンジュ「私は決める事よ。あっち行って!!」

 

 

訓練を放棄して訓練室から出たアンジュを連れに戻そうとするキラ。だが、彼女はそれを拒否してそのまま立ち去った。

 

 

キラ「アンジュ。」

 

 

セカンドオーダールーム

大河「エルエルフと言う人物、彼は我々の常識を超えている。」

 

火麻「あぁぁっ、あいつの行動力は俺達の予想を遥かに上回っていやがる。」

 

麗雄「エルエルフはガイロス帝国のスザクと同じ生身の人間で高い格闘能力、技量、黒の騎士団のゼロであるルルーシュと同じ高い頭脳、知略の両方を持つ。オービットベースへ潜入した原種の1人をハーマン中佐1人でも勝てなかったのをたった1人で勝ったようだ。」

 

ムウ「ザフトの人間であんなすごいやつが何で俺達のところに来たんだ。」

 

大河「彼はスパイではないようだが、目的は我々の持つ力に目を付けてるようだ。」

 

ガイ「あいつの目的はプラント、世界に革命をもたらす事だ。」

 

大河「プラントと世界に革命?!」

 

麗雄「それは本当か?!」

 

ガイ「ああ、あいつはプラントと世界に革命を起こす事で俺達の持つ力に目を付けたんだ。」

 

大河「我々GGGと共和国は地球軍やザフト軍に数は劣るが、我々にはとてつもない強大な力を持っている。ガオガイガー、勇者ロボ、ガンダム、ヴァルヴレイヴ、オーガノイド、ヴィルキス・・・・。」

 

ガイ「そしてこの俺、ウルトラマンオーブ。」

 

大河「クレナイガイ、君がウルトラマンオーブである事は私とハーマン中佐と一部の人間しか知られていない。」

 

ガイ「ああ、別次元を通じて俺はこの世界を裏から牛耳る黒幕を倒しにやって来て、あなた方と一緒に協力した。」

 

大河「我々GGGとヘリック共和国はこの世界を裏で操る黒幕を倒すために立ち上がった。黒幕によって操られている地球連合軍、ザフト軍の双方に黒幕が送り込まれた刺客によって戦争を引き起こされ、大勢の犠牲が出て来た。宇宙人同盟や原種も黒幕と手を結んで我々を倒すため幾たびに現れてきた。」

 

ガイ「大河長官。俺はこの戦いを必ず終わらせてみます。」

 

大河「異界から通じて君には感謝するよ。」

 

 

これからの戦いに向けて地球連合軍、ザフト軍、宇宙人同盟、原種との戦い、そしてこの世界を裏から牛耳る黒幕との戦いにいくGGGとヘリック共和国。だが、その時警報が鳴り始めた。

 

 

大河「何だ?!」

 

命「3番格納庫から侵入者です!!」

 

大河「各員にすぐ3番格納庫へ向かわせろ!!」

 

命「了解!!」

 

 

3番格納庫に侵入者が現れてすぐに急行した凱達。

 

 

3番格納庫

凱「さあ覚悟しろ、侵入者!!」

 

キューマ「ん?」

 

凱「どうした?」

 

キューマ「あいつは?」

 

 

3番格納庫に到着した凱達。一緒に同行したキューマは侵入者を見てある人物を思い出した。

 

 

ライゾウ「くっ、こいつを俺に乗せろ!!」

 

イアン「ダメだ、こいつを素人には乗せれないって言ってるだろ!!」

 

キューマ「山田!!」

 

ライゾウ「サンダーだ!!」

 

 

その人物はキラやハルト達と一緒のヘリオポリスの学生であるライゾウだった。

 

 

凱「知り合いか?」

 

キューマ「ああ。」

 

ライゾウ「俺はこいつに乗ってノブの仇を取りたいんだ!!」

 

イアン「ダメだと言っているだろ!!これはお前さんが思っていたとは全く違うんだ!!」

 

ライゾウ「いいから乗せろ!!」

 

 

ザフト軍と戦うために死んだ親友のノブの仇を取るために3番格納庫にあったヴァルヴレイヴ3を乗せるように要求するライゾウ。

 

 

凱「ダメだ、それは君には乗せれない。これがどんなに危険性があるのかわかっているのか?」

 

ライゾウ「そんな事、知った事かよ!!俺はこいつに乗ってザフトの野郎をぶっ潰してやるんだ!!」

 

イアン「あー、誰かこいつを独房に連れてくれ。これじゃ仕事の邪魔になる。」

 

凱「さあ、大人しく反省をするんだ。」

 

 

ヴァルヴレイヴ3に勝手に乗り込もうとするライゾウを無理やり連れていく凱。

 

 

イアン「全く何故わからないんだ。」

 

キューマ「・・・・。」

 

イアン「どうした?」

 

キューマ「いや、何でもないです。」

 

 

キューマはアイナの死が今でも悔やみ、戦っているハルト達を見て自分になにが出来る事か苦悩していた。

 

 

通路

バン「ふぅー、今日の訓練は山程だったな。」

 

フィーネ「ザフトの人間だった人が大怪我を負われたハーマン中佐の代わりを務めてから毎日訓練の日々ね。」

 

バン「確かエルエルフだったよな。」

 

エルエルフ「その通りだ、バン=フライハイト。」

 

バン「うわぁっ!!」

 

ジーク「グゥ。」

 

エルエルフ「俺に何か用か?」

 

バン「いや何もないけど。」

 

エルエルフ「そうか。それとお前はまだまだパイロットとしては未熟だ。」

 

バン「何?!」

 

エルエルフ「お前の事も調べさせた。ブレードライガーに乗る前にお前はシールドライガーに乗っていた頃、ジェノザウラーのパイロットに負けたようだな。」

 

バン「・・・・。」

 

エルエルフ「俺はお前とジェノザウラーの戦いを見て、ジェノザウラーのパイロットはかなりの高い操縦技量を持っている。」

 

バン「レイヴンか。」

 

エルエルフ「知っているのか。」

 

バン「ああ。だが、次は絶対必ず勝つ。」

 

 

バンはエルエルフにシールドライガーに乗っていた頃、レイヴンのジェノザウラーによってズタズタに敗北され、パイロットとしての技量がまだまだ足りないと言われ、レイヴンの方がパイロットとしての技量が高い事で、次対決する時は必ず勝つ事を胸に刻んだ。

 

 

その時、再び警報が鳴った。

 

 

バン「?」

 

エルエルフ「どうやら敵のお出ましのようだな。」

 

 

オービットベース周辺に敵が現れた事で、すぐに出撃にかかる凱達。敵はザフト軍のマニンガーとデリウスの率いる艦隊、ガモフと宇宙人同盟のテロリスト星人、ボーグ星人、3体のインペライザーだった。

 

 

宇宙

ノヴゴルド

マニンガー「あれがカインとクルーゼを手こずらせた相手か。」

 

フェルクリンゲン

デリウス「そのようだ。特機だけの部隊と聞いた。」

 

ノヴゴルド

マニンガー「カインとクルーゼはたった少ない相手にやられたのか?」

 

フェルクリンゲン

デリウス「そのようだな。今回は宇宙人同盟の面々、クルーゼの配下と共に共闘作戦を行う。」

 

ノヴゴルド

マニンガー「ワシらの力を思い知らせてやる。」

 

 

マニンガーとフェルクリンゲンの艦隊、ガモフ、宇宙人同盟による共闘作戦が行われて、オービットベースに迫ってきた。既に出撃をしたアークエンジェルと勇者ロボ軍団、エールストライク、メビウスゼロ、ヴァルヴレイヴ1、ヴァルヴレイヴ4、ブレードライガーAB、ウルトラマンオーブオリジン、ヴィルキス、デュナメス、キュリオス、ヴァーチェ。

 

 

マリュー「敵は大勢で来ているわ。気を付けて。」

 

ロックオン「とっとと終わらせてやろうぜ。」

 

撃龍神「ああ、大勢で来ようが俺達の敵じゃなねぇ。」

 

 

大勢の敵を相手に余裕で済ませる感覚でいくGGG、共和国軍。だが、この共闘作戦には待ち受けない罠があった。

 

 

イザーク「来たぞ、全員かかれ!!」

 

 

ガモフからデュエル、バスター、ブリッツ、アードライのイデアール、ハーノインのイデアール、イクスアインのイクスアイン、グレイブヒルダカスタム、グレイブロザリーカスタム、ハウザークリスカスタムが現れて、またボーグ星人、3体のインペライザー、ジン、バッフェ、グレイブも現れて迫って来た。

 

 

キラ「あれは、デュエル、バスター、ブリッツ!!」

 

デュエル「覚悟しろ、ストライク!!」

 

 

イザークのデュエルが先手を打ってビームサーベルを出しながらキラのエールストライクに斬りかかる。

 

 

キラ「!!」

 

イザークのデュエルのビームサーベルの斬撃をシールドで防ぎ、ビームライフルで反撃して撃つキラ。

 

 

イザーク「今日は逃さん!!」

 

キラ「ここでやられてたまるか!!」

 

 

イザークのデュエルと激しい戦いを繰り広げるキラのエールストライク。

 

 

アンジュ「!!」

 

 

アンジュはヴィルキスを人型形態でヒルダ、ロザリー、クリスを相手に交戦し、アサルトライフルを出して3人の機体に攻撃した。

 

 

ロザリー「うわぁっ!!」

 

クリス「ロザリー!!」

 

ヒルダ「新型機か?!どこまでそんなのが持っていやがるんだ!!」

 

 

ヴィルキスにアンジュが乗っていることに気付かず、パトロクロスで刺突にかかるヒルダ。

 

 

アンジュ「ん?!」

 

 

正面からくるヒルダのグレイブの攻撃をすぐに回避してラツィーエルで斬りつけにかかった。

 

 

クリス「貰うよ。」

 

 

だが、クリスのハウザーカスタムの砲撃がアンジュのヴィルキスに命中し、攻撃を阻んだ。

 

 

アンジュ「くっ!!」

 

 

ミリアリア「ヴィルキス、ストライク、敵機と交戦中!!」

 

タカヒロ「敵機が大勢接近います!!」

 

ナタル「イーゲルシュテルン、ヘルダート、同時発射!!」

 

 

大勢の敵機にアークエンジェルからイーゲルシュテルン、ヘルダートを同時に一斉発射を行い、接近してくる多数の敵機、ストライクと交戦中のデュエル、ヴィルキスと交戦中のグレイブヒルダカスタム、グレイブロザリーカスタム、ハウザークリスカスタムに命中した。

 

 

イザーク、ヒルダ、ロザリー、クリス「うわぁっ!!」

 

 

アークエンジェルから発射されたバルカン、ミサイルなどの一斉攻撃で次々ジン、バッフェ、グレイブを撃墜し、また攻撃を受けて被弾したデュエル、グレイブヒルダカスタム、グレイブロザリーカスタム、ハウザークリスカスタム。

 

 

ヒルダ「野郎、邪魔すんなぁ!!」

 

 

アサルトライフルの下部にあるグレネードランチャーを発射してアークエンジェルに向けた。

 

 

サイ「グレネード弾来ます!!」

 

マリュー「回避!!」

 

 

グレイブヒルダカスタムのグレネードランチャーをすぐに回避行動し、攻撃を避けた。

 

 

ムウ「こいつ!!」

 

 

ムウのメビウスゼロはディアッカのバスターと交戦し、4基のガンバレルを展開しながらバスターに攻撃し、バスターも右腰アームに接続されている350mmガンランチャーを前に出して左腰アームに接続されている94mm高エネルギー収束火線ランチャー後に連結して対装甲散弾砲にして、飛び回るメビウスゼロに無数の弾を撃ち出す。

 

 

ディアッカ「とっとと落ちろ!!」

 

 

対装甲散弾砲から無数の弾を発射してメビウスゼロの周囲に撃ち出した。

 

 

ムウ「!!」

 

 

メビウスゼロを推進しながら機体の回転して自由自在に回りながらバスターの対装甲散弾砲から発射された無数の弾をかわしていった。

 

 

ハルト「はあああああー!!」

 

 

ハルトとサキはアードライとハーノインを相手に交戦し、激闘を繰り広げていた。

 

 

アードライ「落ちろ!!」

 

 

アードライのイデアールから拡散レーザーを放出しながらハルトのヴァルヴレイヴ1に攻撃するが、ハルトは相手の攻撃を見て回避してボルグ・アームで反撃した。

 

 

ハルト「あれがアードライのイデアール。」

 

 

アードライのイデアールを見たハルトは相手に直接会話をして来た。

 

 

アードライ「?!」

 

ハルト「あなたがアードライか?」

 

アードライ「何故私の名前を知っている?!」

 

ハルト「エルエルフから聞きました、あなたへの伝言です。俺はお前達とは決別して、GGGと共和国に着くと。」

 

アードライ「!!」

 

 

ハルトはアードライにエルエルフからの伝言を伝えて、ザフトと決別してGGGと共和国に着く事を告げた。

 

 

アードライ「エルエルフ、貴様ぁ!!」

 

 

一緒に同じ仲間だったエルエルフが自分達を裏切ってGGGと共和国に着いた事に驚きを隠せずに友の名を叫ぶエルエルフ。

 

 

アードライ「貴様がそうさせたのか?!」

 

 

伝言を伝えたハルトをエルエルフが裏切った原因と決めつけて直接攻撃を行って来た。

 

 

ハルト「うっ!!」

 

 

エルエルフの伝言を聞いたアードライの猛攻を喰らうハルト。

 

 

サキ「はあああああー!!」

 

 

接近戦を強いてくるハーノインのイデアールと真っ向から交戦し、スピンドル・ナックルをヨーヨーのように振り回して、ハーノインのイデアールのクローアームに直撃し、破壊した。

 

 

ハーノイン「やってくれたな!!」

 

 

クローアームが破壊されても姿勢を変えずにそのまま移動しながらマイクロミサイルを発射して反撃に打った。

 

 

バン「!!」

 

 

バンのブレードライガーABはイクスアインのイデアールからコントロールされている多数の無人タイプのバッフェをストライククローで次々と撃破していった。

 

 

イクスアイン「貰った!!」

 

 

無人タイプのバッフェを撃墜しているブレードライガーABにクローアームで掴んだ。

 

 

バン「うわああああー!!」

 

 

イクスアインに隙を突かれて機体を掴まれて身動き不能になったバンのブレードライガー。

 

 

ウルトラマンオーブ オーブオリジン「うおおおおー!!」

 

 

ウルトラマンオーブ オーブオリジンはテロリスト星人を相手に戦い、オーブカリバーを構えながら剣撃した。

 

 

テロリスト星人「今度はこの姿か?!」

 

ウルトラマンオーブ オーブオリジン「剣には剣だ。」

 

 

テロリスト星人のテロリストソードとオーブカリバーで剣同士の戦いをするウルトラマンオーブオリジンは右横に振りながら斬り、上から下ろして斬り、正面から先端の刃で突いた。

 

 

テロリスト星人「貴様ぁ!!」

 

 

テロリスト星人も猛威を振るいながららテロリストソードから繰り出す斬撃でウルトラマンオーブオリジンに喰らわせる。スターガオガイガーはボーグ星人を相手に奮闘し、サイズが大きい星人を相手に戦った。

 

 

凱「ガトリングドライバー!!」

 

 

右腕にガトリングドライバーを装着しながらボーグ星人の胴体に近付けてダメージを与え、さらに宇宙空間を飛び回りながらドリルニーで思いっきり打ち込んだ。

 

 

撃龍神「シャントウロン!!」

 

マイクサウンダース13世「ディスクX、セット!!」

 

 

3体のインペライザーをマイクサウンダース13世と一緒に連携してマイクサウンダース13世のディスクXによる攻撃、撃龍神のシャントウロンで3体のインペライザーに直撃して、3体とも撃破した。だが、戦っている間に、一同はこれは囮だと気付かず、本隊はすでにオービットベースへと狙って向かった。

 

 

ロックオン「まさかこいつらは最初から囮か?!」

 

ティエリア「我々喰わされていたのか?!」

 

アレルヤ「まずい、このままじゃオービットベースが陥落してしまう!!」

 

 

既に敵の作戦に気付いたが、既に遅かった。マニンガーとデリウスの艦隊が既にオービットベースへ接近しつつ、辿り着こうとしていた。

 

 

マニンガー「これで奴らもおしまいだ。」

 

デリウス「では二手に分かれて行こうかではないか。」

 

 

マニンガーとデリウスの艦隊が左右に分かれてオービットベースへ侵攻してきた。

 

 

命「敵艦隊二手に分かれて左右から攻めて来ます!!」

 

大河「このままではやれてしまう!!」

 

エルエルフ「まずは防御兵装のプロテクトシェードを展開する事だ。」

 

大河「(先の事を読んだのか!!)」

 

エルエルフ「味方機が戻るまで防御展開だ。」

 

 

オービットベースの防御兵器のプロテクトシェードを展開して敵の攻撃を防ぐため、味方機が戻るまで持ちこたえる事になった。

 

 

マニンガー「なっ、何だ?!」

 

デリウス「奴らはバリアを張って来たと言うのか?!」

 

マニンガー「こうなれば超伝導流体加速砲を使って総攻撃だ!!」

 

 

オービットベース全体にプロテクトシェードが展開したのに対し、バァールキート級にある超伝導流体加速砲を使ってオービットベースへの総攻撃を行い始め、発射した。

 

 

一同「!!」

 

 

バァールキート級の超伝導流体加速砲をプロテクトシェードで攻撃を防ぎ、味方機が戻るまでの時間稼ぎをした。

 

 

スワン「プロテクトシェード展開中デス!!」

 

大河「何とか持ちこたえる事は出来た。」

 

エルエルフ「それはどうかな。」

 

大河「何?!」

 

火麻「てめぇ、何を言いやがるんだ?!」

 

エルエルフ「いくら頑丈であってもエネルギーが激しく消耗し、やがて尽きたところを総攻撃を受けて陥落する。」

 

火麻「うっ。」

 

大河「凱君達はまだ戻らないのか?!」

 

命「今敵機と交戦中です!!」

 

大河「うっ!!」

 

 

防御兵器で持ちこたてもエルエルフからいずれはエネルギーを激しく消耗し、陥落すると告げられた。このままオービットベースは敵の手に落ちてしまうのか?

 

 

ライゾウ「出せ、ここから出せ!!」

 

 

独房で閉じ込められたままのライゾウ。だがその時、敵の攻撃で揺れて、独房の扉が開いた。

 

 

ライゾウ「チャンス。」

 

 

独房の扉が開いた事で、現在みんなが戦っている隙を突いてヴァルヴレイヴに乗るチャンスを狙った。また3番格納庫では、

 

 

キューマ「・・・・。」

 

 

未だに乗る事に悩むキューマがいた。アイナの死、みんなを守るにはどうしたらいいのか考えていた。彼の前にあるヴァルヴレイヴ5、彼は乗るとハルトとサキと同様に人間でなくなってしまう恐怖を感じた。

 

 

キューマ「これがあれがみんなを。」

 

ライゾウ「ここで何しているんだ?!」

 

キューマ「サンダー?!」

 

ライゾウ「俺はこいつに乗って、ノブの仇を取るんだ。」

 

キューマ「止めろサンダー!!それはお前が思っている物と違うんだ!!」

 

ライゾウ「すっこんでな!亡命野郎の言いなり野郎はよぉ!!」

 

キューマ「駄目だ!こいつは・・・・!!」

 

 

ヴァルヴレイヴに乗ろうとするライゾウに対し、キューマはヴァルヴレイヴに乗ったらハルトとサキ同様に人間でなくなる事やまた人に襲いかかろうとする危険性がある事を言おうとするが、ライゾウは彼を殴った。

 

 

ライゾウ「仇を伐つんだって言ってんだろぉがぁ!!」

 

キューマ「その気持ちはよくわかる!!でもそれはエゴなんだ、皆で生き残るためには才能がある奴が乗るべきなんだ!!」

 

ライゾウ「てめぇらはネットで可哀想ゴッコやってろよ、だが、俺は断る。俺がぁ、俺の手でノブの仇を取らねぇと気がすまねぇんだ。」

 

キューマ「もうこれ以上犠牲を出さないためだ、みんなで幸せになるためなんだ!!」

 

ライゾウ「みんなって、誰の事だ?その皆とやらの中にテメェは入ってんのかよぉ!?自分が入ってねぇみんななんて、糞だろうが!!」

 

キューマ「!!」

 

 

キューマのみんなに対してライゾウが反論し、みんなの入っていない自分を否定したが、キューマはライゾウを殴った。

 

 

キューマ「みんなのためじゃない!!俺は、俺のために戦いたいんだ!!」

 

 

キューマも自分のためにもあると決意を見せ、ヴァルヴレイヴ5に乗り込み、彼もハルトやサキと同様にディスプレイに『アナタハニンゲンヤメマスカ』と言う表示が出てそのままYESを押して何かを注入されてマギウスとなり、オービットベースから発進した。複数のバァールキート級の超伝導流体加速砲を連続で発射するマニンガーとデリウスの艦隊。

 

 

マニンガー「しぶとい奴め!!」

 

デリウス「だが、奴らのバリアもそろそろ限界だ。」

 

 

オービットベースのプロテクトシェードが解除されて、プロテクトシェードが消えたのを隙を狙って超伝導流体加速砲を再び発射した。

 

 

命「敵艦の攻撃、来ます!!」

 

大河「!!」

 

 

バァールキート級から発射された超伝導流体加速砲が迫り、プロテクトシェードの展開が消えたオービットベースに狙いを向けた発射された。その時、謎の1機が前に現れて超伝導流体加速砲を防いだ。

 

 

一同「?!」

 

 

突如、超伝導流体加速砲を防いだ機体に驚愕する大河達。

 

 

エルエルフ「・・・・。」

 

 

エルエルフは既に次のヴァルヴレイヴが誕生する事やそのヴァルヴレイヴに乗るパイロットの方の方にも気付いていた。

 

 

キューマ「俺には神が付いている。」

 

 

ヴァルヴレイヴ5に乗ったキューマが敵の超伝導流体加速砲を防せぎ、今、みんなを守りたい想いと自分のための戦いがここにあった。ヴァルヴレイヴ5の両腕に装備されているボルト・ファランクスを収束から発射された矢状の硬質残光がバァールキート級を撃破した。

 

 

マニンガー「何だ、あれは?!」

 

デリウス「新型機だと?!」

 

マニンガー「こうなればジン、グレイブ、バッフェを発進させて、迎撃させろ!!」

 

 

ヴァルヴレイヴ5の遠距離攻撃で阻まれて、すぐにジン、グレイブ、バッフェを発進させて撃墜にかかってヴァルヴレイヴ5に迫った。その時、後方から強力なビームが放たれてジン、グレイブ、バッフェを撃破した。

 

 

キューマ「?!」

 

 

現れたのはヴァルヴレイヴ3に乗ったライゾウだ。

 

 

キューマ「山田、もしかしておまえも?」

 

ライゾウ「人間やめる何とかの事か?」

 

キューマ「・・・・そうかおまえもやめたんだな、一緒に戦おう。」

 

 

新たに目覚めたヴァルヴレイヴ3と5が登場し、亡くなった人のために立ち上がって戦うキューマとライゾウ。ライゾウのヴァルヴレイヴ3の両肩に装備されているアームストロンガー・カノンによる格闘戦を用いりながら連続パンチでジンやグレイブやバッフェを次々と撃退し、二つのカノンを8本のアームユニットに分割展開し、肩部に装備された中距離支援火器「チェーン・ソーサー」、背部コンテナに格納した展開アーム用携行武器「ダイ・アームズ(切断用の「ダイ・アルファ」、刺突用の「ダイ・ガンマ」、射撃用の「ダイ・ベータ」、防御・投擲用の「ダイ・デルタ」の4種を8本のアームユニットにそれぞれ持ちながら敵機を次から次へと撃退していった。キューマのヴァルヴレイヴ5のボルト・ファランクスを拡散から放たれた無数の矢状の硬質残光で一気に多数に敵機を撃退した。

 

 

マニンガー「なっ、バカな?!こんな事が・・・・?!」

 

 

たった2機の強力な力によって圧倒されたマニンガーとデリウスら。

 

 

キューマ「これで終わりだ!!」

 

 

キューマのヴァルヴレイヴ5がボルト・ファランクスを収束で矢状の硬質残光を発射してマニンガーのノヴゴルドに直撃して見事撃沈した。その時、彼の前で死んだアイナの幻影が一瞬だけ現れた。

 

 

キューマ「アイナ!!」

 

 

彼女の幻影を見たキューマは、彼にこう言った。

 

 

デリウス「くっ、マニンガーがやられてもまだ私が!!」

 

その時、後方から1機がデリウスのフェルクリンゲンに迫った。

 

フェルクリンゲンオペレーター1「敵機接近!!」

 

デリウス「!!」

 

 

ビッグボルフォッグ「貰います、走れ、ムラサメソード!!」

 

 

宇宙空間を駆けながらムラサメソードでフェルクリンゲンに斬撃し、斬撃の一撃により撃沈した。その頃、イザーク達と交戦するキラ達は、

 

 

イザーク「貰った!!」

 

ヒルダ「終わりだ!!」

 

 

キラのエールストライクに向かってビームサーベルで斬りかかるイザークのデュエル。グレイブヒルダカスタムのパトロクロスがアンジュのヴィルキスに突き刺しかかった。

 

 

キラ「やらせるかぁ!!」

 

アンジュ「おまえが死ねぇぇぇぇぇー!!」

 

 

その時、キラに何か覚醒して目が変わり、接近してきたイザークのデュエルにビームサーベルでお見舞いして斬撃した。アンジュのヴィルキスはグレイブヒルダカスタムにラツィーエルで斬撃した。

 

 

イザーク、ヒルダ「うわあああああー!!」

 

 

それぞれの機体の斬撃によって返り討ちにあったイザークとヒルダ。

 

 

アードライ「貴様ぁぁぁぁぁー!!」

 

 

ハルトのヴァルヴレイヴ1に猛攻にかかるからアードライのイデアールはクローアームで迫りにかかった、

 

 

ハルト「そこかぁ!!」

 

 

相手の動きを見てすぐにジー・エッジで突いて機体に突き刺して被爆させた。

 

 

アードライ「うわああああああー!!」

 

 

ヴァルヴレイヴのジー・エッジに機体を刺突されて被爆してしまったアードライ。

 

 

イザーク「痛い、痛い、痛い!!」

 

 

キラとの戦いで顔に傷を負ったイザーク。

 

 

ヒルダ「わあああああああー、ママ、ママ、ママぁぁぁぁぁー!!」

 

 

アンジュとの戦いで彼女もイザークと同様に顔に傷を負った。

 

 

アードライ「うわぁ、わあああああああー!!」

 

 

アードライは機体の被爆で左目の上下に走る傷痕、さらに左目を失明してしまった。

 

 

ディアッカ「イザーク、しっかりしろ!!」

 

ハーノイン「アードライ、大丈夫か?!」

 

ロザリー「ヒルダ!!」

 

 

すぐに負傷した3人を連れて撤退するハーノイン達。

 

 

ムウ「ようやく引き上げたか。」

 

 

敵の作戦は失敗し、撤退するザフト軍、宇宙人同盟。

 

 

フレイ「そうよ、みんなやっつけてもらわなくっちゃ、でないと・・・・戦争は終わらないもの・・・・。」

 

 

次回 9話へつづく



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

設定3

改造機体

ヒルダ専用キルシュバオム

全高:31.4m

頭頂高:27.9m

総重量:82.3t

 

武装

格闘

ミサイルポッド

内蔵ビームソード×2

アイゼン・ガイスト×2

内蔵ブースター×2

背部スラスター

 

機体説明

ザフト軍の開発した新型機をゼロの根回しによって渡り、ノーマであるヒルダに与えられた。こちらのキルシュバオムは全身が赤一色で、両手にあるビームキャノン、バリアを廃止して内蔵ビームソードが採用されている。また胴体にあるレーゲン・グリッツェンや飛行形態の変形機能が廃止されて常に人型形態のままで、背部にはスラスターが装着されて、両肩にはブースターと一体化したアイゼン・ガイストが採用されてバッフェの盾の形状とは異なりこちらの盾はひし形をしており、盾にブースターが内蔵されている。こちらのキルシュバウムは格闘、防御、機動力を中心に強力な武器を廃止した機体。後にこの機体を参考にした改造ゾイドが現れる。

 

 

リアルドホバータンクミサイルランチャー

全高:20.2

頭頂高:16.6

重量:92.5

 

武装

大型16連ミサイルランチャー

60㎜機関砲

ミサイルランチャー

 

機体説明

ARUS軍の地上用MS。リアルドホバータンクのリニアライフルを外して16連ミサイルランチャーに換装し、複数の敵機を迎撃する。アフリカでの砂漠の戦いで多数配置されてザフト軍、宇宙人同盟に挑んだ。

 

 

リアルドホバータンクアンチエア

全高:19.2

頭頂高:16.6

重量:82.5

 

武装

4連装高速機関砲

60㎜機関砲

ミサイルランチャー

 

機体説明

ARUS軍の地上用MS。リアルドホバータンクのリニアライフルを外して4連装高速機関砲を搭載し、照準率は高く、空中の敵を迎撃するための対空攻撃を中心とする。空中以外にも地上で高速タイプの機体にも有効。アフリカでの砂漠の戦いで多数配置されてザフト軍、宇宙人同盟に挑んだ。

 

 

オリジナル星人ハンター

キリエロイド キリッシャー

キリエロイドのハンターで、傭兵である。戦い事を好んでプラズマソウルを稼ぎ、また戦争に参加して敵の命を奪う事も楽しそうにする。武器は一般用ハンマーのブレイクハンマー、一般用槍のゲイボルグ。

 

必殺技

キリエルフレイムハンマー

ブレイクハンマーに自身の炎を纏わせながら相手に打撃を与えてとてつもない火傷を負わせる。

 

キリエルファイヤーランス

ゲイボルグに自身の炎を纏わせながら相手に刺突して炎で燃やし尽くす。

 

 

オリジナル機体

ソルシェウィサリス

全高:18.91

重量:62.59t

 

武装

ソルシエカッター×2

ソルナイフ×2

ソーサリロッド

ウィザービット×8

 

特殊機能

自己回復機能

エネルギー回復機能

分身

 

必殺技

ダフルムーンスラッシュ

ソルシェウィサリスの両腕のソルシエカッターで相手に二つの月を描いて切り込む。

 

ムーンシュート

ソーサリロッドに集中して月形の光線を発射する。威力はウルトラマンの光線並で、怪獣を簡単に倒してしまう事も可能。

 

ダブルムーンジュエル

ソルシエウィサリスが両手を広げながらターンを決めて、二つの月を出現して周り全体に光状の球を拡散する。

 

ムーンフルバースト

ソーサリロッドとウィザービットを同時攻撃による必殺技。ソーサリロッドとウィザービットを同時に集中して、8基のウィザービットを円形にしてソーサリロッドを前に出して同時に強力な光線を放ち、ウルトラマンの光線以上の威力を誇る。

 

機体説明

神崎美月の操縦する機体。魔女のような姿をした機体で、ガンダムやヴァルヴレイヴと同様の人型兵器。機体の開発元はコズミックイラになく詳細不明であり、謎につつまれた機体である。機体の性能面はウルトラマンや怪獣と渡り合いながら倒すことも可能。武装は両腕から出刃するソルシエカッターはビームでない光状の刃を出して相手に切り込み、ソルナイフは短剣型で切れ味は鋭く、PS装甲にキズを着けることが可能で、刃に対ビーム、光線用のコーティングがされており、杖型武器のソーサリロッドは、杖の先端のクリスタルから特殊な光線を放ち、光状の刃を出現したりし、下部に搭載されている8基のウィザービットを放出して、複数の敵機をオールレンジによる攻撃で葬る。

 

 

キャラ紹介

神崎美月

性別:女性

年齢:26歳

アイカツ!から出てくるキャラクター。子連れの母親。娘のみなと息子のこうの3人暮らしで、夫は他界し、3人で旅を回っている。子供の事をいつも大事に思っている。家事全般は得意で、彼女は歌を歌うことが好きで、いつも歌ったりしている。彼女は別世界出身であり、なぜこのコズミックイラにいるのか理由は不明。彼女の身体は不老不死の魔女で、自身の子供2人も不老不死の魔女であり、マギウスとは違う一種である。



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第9話 宇宙に降る星

ザフト軍と宇宙人同盟との戦いに勝利をし、次の戦いに向けて準備をしていた。

 

 

宇宙

オービットベース

セカンドオーダールーム

大河「現在地球圏は今も戦いの火種の状態だ。その中で北アフリカでは地球連合軍とザフト軍、宇宙人同盟が激しい戦いを繰り広げられている。共和国軍も既にこの戦いに参加、交戦中だ。」

 

 

現在、北アフリカでは地球連合軍とザフト軍、宇宙人同盟との戦いが繰り広げられており、全軍は地上部隊を出して戦い、北アフリカでの戦いを終わらせるべくヘリック共和国軍も出撃して交戦中である。

 

 

エルエルフ「ザフト軍と宇宙人同盟は地球に有利なのを送っている。」

 

大河「ザフト軍の持つ機体の圧倒的な質と宇宙人同盟のハンターやその怪獣を使って地球連合軍を追い詰めている。地球連合軍もそれに対して星人ハンターを雇って対抗に出ている。」

 

エルエルフ「北アフリカは戦火だらけか。」

 

大河「北アフリカ、いやアフリカ全体の戦いを終わらせて犠牲者を出させないため我々も出る事にする。これよりGGGと共和国の特機部隊を北アフリカへ向かわせる。」

 

 

 

北アフリカの戦いを一刻も早く終わらせるべく大河はGGGと共和国の特機部隊を向かわせる事に決定した。人員不足により、GGGから数名アークエンジェルに加わり、地球圏の降下の際に伴い、ヘリオポリス避難者のシャトルの護衛もする事になった。

 

 

ビックオーダールーム

キラ「勇者ロボの皆さんは人々を守るために戦っているんですか。」

 

雷龍「ああ、俺達は平和で暮らす人達を守るためにこの戦争を終わらせるために戦っているんだ。」

 

風龍「兄から教わった事を学び、命あるものを守る為事の大切さを知りました。」

 

キラ「兄って?」

 

ハルト「それって?」

 

雷龍「超竜神の事だ。俺と風龍は超竜神に色々な事を学んだ。人を救う事、人、生物の命の大切さを。」

 

キラ「・・・・。」

アンジュ「人を救う?」

 

雷龍「だが、超竜神は地球を救うために自らを犠牲にしていなくなちまった。」

 

サキ「ZXー06との戦いね。」

 

風龍「だから兄の代わりに僕と雷龍で人々を守らなきゃならないのです。」

 

キラ「あなた達も守りたいものはあるんですね。」

 

雷龍「俺達ロボットだって守りたいものはあるんだ。だからこそ戦争で犠牲を出させないために俺達はこの命を守る為に戦っているんだ。」

 

アンジュ「守りたいもの?」

 

 

キラとアンジュとハルトとサキは雷龍と風龍と会話し、2人は兄である超竜神から命の大切を学び、その命ある者を守る為に自分達が戦いながら守り抜き、戦争で犠牲者を出させないために今も救助をし続けてきた。

 

 

フレイ「キラ、ハルト、サキ。」

 

キラ「フレイ。」

 

サキ「何しに来たの?」

 

フレイ「もう探したのよ! 整備が終わったら、こっちも手伝って。避難民の人達の世話で大忙しなんだから。」

 

キラ「わかったよ。」

 

ハルト「僕達も・・・・。」

 

 

フレイが現れて、ヘリオポリス避難者の人々をシャトルに乗せる手続きで忙しく、3人に手伝うように求めて来た。1人の女の子が入り込んでキラ達に近づいてきた。

 

 

エル「お兄ちゃん達・・・・。」

 

キラ「君は?」

 

エル「お兄ちゃん達はこの船の人なんだよね?」

 

ハルト「うん。」

 

エル「私、エル。今まで守ってくれてありがとう。」

 

フレイ「キラ、この子ね、ヘリオポリスに住んでいたのよ。」

 

雷龍「ヘリオポリス避難者が助けてくれたことで会いに来たのか。」

 

エル「わぁ、もしかしてGGGのロボットだよね?」

 

風龍「はい。」

 

雷龍「俺と風龍はGGGのロボットだ。」

 

エル「こんなところで見れるなんて嬉しいわ!!」

 

エルの母親「エル!!」

 

エル「ママ。」

 

エルの母親「探していたわよ。娘がご迷惑かけてすいません。」

キラ「いえ。」

 

エル「これお兄ちゃん達とロボットさんをあげるわ。」

 

 

エルは今まで自分達の事を守ってくれたお礼にキラやアンジュやハルトやサキや勇者ロボの風龍と雷龍に自分が折り紙で折った折鶴を渡した。

 

サキ「これ折鶴ね?」

 

エル「これ、エルが折ったの。」

 

風龍「これは上手に出来ていますね。」

 

雷龍「こんな可愛いのを見るのは初めてだ。」

 

エル「とっても可愛いでしょう。」

 

ハルト「一生懸命出来てるね。」

 

キラ「ありがとう。」

 

アンジュ「これは?」

 

エル「折り紙って言うの。折り紙はいろんなに折って作ったりして出来るの。」

 

アンジュ「いろんなにも折れるの?」

 

エル「お花や兜やお星様に折れたりするの。」

 

アンジュ「いつか見てみたいわ。」

 

 

折り紙を知らないアンジュは、エルから初めて聞かされて折り紙には他のものにも折る事が出来る。

 

 

フレイ「あの子、これから先に何が待っているか知らないから笑っていられるのね、地球に降り立って戦いから逃げられるわけじゃないのに・・・・。」

 

キラ「・・・・。」

 

 

この後、キラ達や風龍や雷龍に起きる出来事が大きく狂わす。一方、アフリカでの戦いで加勢すべく地球圏への降下の準備にかかるシュナイゼルのホエールキング。

 

 

宇宙

ホエールキング

ブリッジ

グラハム「ハワード=ネイスン・・・・。」

 

ダリル「奴は、隊長の事をとても尊敬していました。次期主力MS選定にフラッグが選ばれたのは、テストパイロットをしていた隊長のお陰だと。」

 

グラハム「私は、フラッグの性能が一番高いと確信したからテストパイロットを引き受けたに過ぎんよ。しかも、性能実験中の模擬戦で・・・・。」

 

ダリル「あれは不幸な事故です、隊長!!隊長、奴はこうも言ってました。隊長のお陰で自分もフラッグファイターになる事が出来た。これで隊長と共に空を飛べると。」

 

グラハム「そうか・・・・彼は私以上にフラッグを愛していたようだな。ならば、ハワード=メイスンに宣誓しよう。私、グラハム・エーカーはフラッグを駆ってガンダムを倒す事を。」

 

ジノ「お前が言うなら俺も一緒に付き合うぜ、グラハム。」

 

 

戦死したハワードのため、フラッグを愛してきた彼のためにガンダムを倒す事を宣誓するグラハム。その時、彼の前からナイフが投げられてきた。

 

 

ダリル「隊長、危ない!!」

 

グラハム「!!」

 

 

すぐに下にしゃがんでナイフを避けたグラハム。彼にナイフを投げた人物が現れた。

 

 

ルキアーノ「これこれは失礼。」

 

ジノ「ブラッドリー卿!!」

 

 

その人物はジノと同じガイロス帝国軍のルキアーノだ。

 

 

ルキアーノ「挨拶代わりですよ、あなたならかわせると思いまして。」

 

ダリル「貴様、隊長にナイフを投げるとはまとんだ無礼だ!!」

 

ルキアーノ「私とやり合うつもりですか?」

 

 

グラハムにナイフを投げた事に反論したダリルに対し、ナイフを出して突きつける。

 

 

グラハム「ブラッドリー卿いや少佐。」

 

ルキアーノ「?」

 

グラハム「やり合うのであれば共和国とGGGの特機をどちらが倒すか勝負する事だ。」

 

ルキアーノ「面白そうではありませんか。どちらが倒すかいい対決になりませんか。」

 

グラハム「ガンダムをこの手で倒してみせる。」

 

ルキアーノ「ガンダム?もしかしてあなたはガンダムに負けたのですか?」

 

グラハム「私は部下の仇を取るためにガンダムを必ず討つ。」

 

ルキアーノ「面白そう。私は誰であろうと楽しませてもらいますよ。」

 

 

ヘリック共和国とGGGの特機をどちらが倒すか勝負に出るグラハムとルキアーノ。また同じ頃、ゼロ(ルルーシュ)達の率いる黒の騎士団も地球圏への降下の準備にかかっていた。

 

 

宇宙

斑鳩

ブリッジ

ゼロ(ルルーシュ)「傷の具合は大丈夫か?」

 

ヒルダ「平気だ。」

 

イザーク「俺は大丈夫だ。」

 

アードライ「私達を何故貴殿の部隊に属する事になったんだ?」

 

ゼロ(ルルーシュ)「君達の事をしばらく私の下で働かせる事になった。」

 

ヒルダ「あたし達が?」

 

ゼロ(ルルーシュ)「そうだ。クルーゼ隊長とカイン隊長が来れない今、私が代わりに君達の面倒を見るのだ。」

 

イザーク「俺達をか。」

 

ゼロ(ルルーシュ)「君達の仲間のニコルは一度本国へ戻った。」

 

ディアッカ「あいつすぐいなくなりやがったか。」

 

ゼロ(ルルーシュ)「それと君達は前の戦闘でやられた事で私が特別に新しい力を授けてあげよう。」

 

アードライ「新しい力だと?!」

 

ゼロ(ルルーシュ)「まずはイザーク、君の機体に強化装甲を纏わせた。」

 

イザーク「俺の機体に?」

 

ゼロ(ルルーシュ)「ああ、君はストライクにやられたと聞いて私が君の機体にアサルトシュラウドを付けさせた。」

 

イザーク「機体の強化に感謝する。」

 

ゼロ(ルルーシュ)「次はアードライ、ハーノイン、イクスアイン、ヒルダ、君達4人には特別な機体を用意してあげた。」

 

アードライ「私とハーノインとイクスアインにか。」

 

ヒルダ「ノーマのあたしにもか?」

 

ゼロ(ルルーシュ)「君達のようなパイロットには本国が開発した新型機のキルシュバオムを用意した。キルシュバオムは共和国とGGGの特機に匹敵する力を秘めている。」

 

ハーノイン「そんなにすごいのか?」

 

ゼロ(ルルーシュ)「共和国のヴァルヴレイヴを参考にして開発された。」

 

イクスアイン「ヴァルヴレイヴだと?!」

 

ゼロ(ルルーシュ)「ヴァルヴレイヴを元にして開発されたそうだ。キルシュバオムはヴァルヴレイヴ、いや特機と渡り合える力を持っている。いずれ量産化すれば勝利は確実だ。」

 

ハーノイン「おぉぉ。」

 

ゼロ(ルルーシュ)「君達には期待している。それとヒルダ、君のキルシュバオムは少し違う性能を持っている。」

 

ヒルダ「どういう事だ?」

 

ゼロ(ルルーシュ)「君のキルシュバオムは格闘、防御、機動力を中心にした機体だ。」

 

ヒルダ「あたしにピッタリだ。」

 

ヒルガ「人間共はこんなすごいのを手にしたのか。羨ましいな。」

 

ゼロ(ルルーシュ)「ハンターのおまえには巨大化能力がある。十分強い。まずテストしないとな。地球圏降下の際に共和国の第8艦隊とシュナイゼルの率いる艦隊が近くにいる。既に交戦中だ。」

 

ハーノイン「これは丁度いい、早速試してやろうぜ。」

 

イザーク「これならストライクを必ず倒せる。」

 

ヒルダ「ああ。」

 

アードライ「見ていろ、エルエルフ。」

 

 

ゼロ(ルルーシュ)から与えられた新たな力を手にするアードライ達は、復讐するために再び立ち上がろうとする。地球圏降下の際にハルバートンの共和国第8艦隊とシュナイゼルの艦隊が激突した。シュナイゼルの艦隊から発進されたMS、ナイトメアフレームの部隊、それに対しハルバートンの第8艦隊からはプテラス、メビウスを発進した。

 

 

シュナイゼル「共和国の知将ハルバートン、いくら君でも時代遅れの兵器ではこの人型機動兵器には勝てまい。」

 

 

時代遅れのプテラスとメビウスでMS、ナイトメアフレームに挑むも次々と撃墜されていった。ミサイルを発射したプテラスの攻撃をフラッグがディフェンスロッドを回転して防ぎ、リニアライフルで反撃して撃ち落とした。

 

 

共和国兵1「このぉっ!!」

 

 

MSとナイトメアフレームに必死で抵抗すべくメビウスがリニアガンで応戦するが、サザーランド・エアがアサルトライフルに撃ち落とされた。

 

 

ハルバートン「向こうはMSとナイトメアフレームで出してきたか。」

 

ホフマン「閣下、敵MSとナイトメアフレーム部隊が我が艦を次々と撃沈させました!!」

 

ハルバートン「ぐぅぅ。」

 

共和国オペレーター1「タートルシップ3隻、撃沈です!!」

 

ハルバートン「何だと?!」

 

 

かつて知将と言われたハルバートンは、MSとナイトメアフレームの前には全く歯が立たず、今となって単にただやられるだけの存在となった。ガイロス帝国のルキアーノが駆けるパーシヴァルが頭部のスラッシュハーケンを放出してタートルシップに突き刺して引きずきながら他のタートルシップ3隻にぶつけて撃沈させた。

 

 

ルキアーノ「ん。」

 

 

偶然近くにいたプテラスの前に立って、左手で掴みながら、コクピットに向けて4連クローで近付けた。

 

 

共和国兵2「うわぁっ、あぁぁっ!!」

 

ルキアーノ「お前の欲しいのは何だ?」

 

共和国兵2「死にたくない、俺はまだ死にたくない、命だけは・・・・!!」

 

ルキアーノ「なら死ねぇっ!!」

 

 

死に怯えるプテラスのパイロットをそのままコクピットごと4連クローで潰して平然とやるルキアーノ。

 

 

ダリル「隊長。」

 

グラハム「私の目的はあの白いガンダムだ。ハワードの仇を必ずこの手で取る!!」

 

 

ハワードを討ったキラのストライクを待ち続けるグラハム。必ずこの手で仇を取る事とストライク打倒に燃やしていた。ゼロ(ルルーシュ)の斑鳩が現れて、キルシュバウムの実験テストを行うためにハルバートンの第8艦隊とシュナイゼルの艦隊に4機のキルシュバウム、イザークのデュエルアサルトシュラウド、護衛機のジン、グレイブ、バッフェ宇宙人同盟の星人ハンターのヒルガを発進させて戦闘に介入した。

 

 

 

ホフマン「閣下、大変です。今度は黒の騎士団までもが現れました!!」

 

ハルバートン「最悪の事態になってしまった、このままやろれてしまうのか?!」

 

 

黒の騎士団の出現により、さらに窮地に陥ってしまったハルバートンの第8艦隊。そしてその時、そんな彼らの前に現れたのはアークエンジェルだった。

 

 

マリュー「あれはハルバートン提督の艦隊!!」

 

ナタル「地球連合軍の艦隊と黒の騎士団と戦っているのか?」

 

スメラギ「このままだと第8艦隊が全滅するわ。」

 

マリュー「えっ?!」

 

ナタル「地球降下する前に助けることは出来ないのか?!」

 

マリュー「・・・・。」

 

ナタル「艦長。」

 

マリュー「地球降下する前にハルバートン提督を助けださないと。」

 

 

地球へ降下する前に直ちにハルバートンの第8艦隊を救出すべくシュナイゼルの艦隊と黒の騎士団に挑んだアークエンジェル。

 

 

ハーノイン「こいつは使える!!」

 

 

早速ハーノインの乗る新型機のキルシュバオムの実戦をし、宙を動き回りながらパンチを出してヘリオンに直撃した。

 

 

イクスアイン「何と言う性能だ!!」

 

 

イクスアインはキルシュバオムを操縦しながら圧倒的性能に驚き、両手をチョキにしてビームを発射してネルソン級を撃沈させた。

 

 

ムウ「こんなに混戦しているとは流石にまずいな。」

 

ロックオン「すぐに終わらせていくぞ。」

 

ティエリア「ああ。」

 

バン「黒の騎士団はなんか見たことのない機体出している。」

 

ロックオン「新型機か?!こいつはさらに厄介だ。」

 

撃龍神「すぐ片付けてやるぞ!!」

 

 

地球降下する前にハルバートンの第8艦隊を救出すべく戦いに挑んだ。

 

 

フレイ「キラ。」

 

キラ「ぁ、だから、フレイの想いの分もさ・・・・もう、逃げない。決めたんだ。しょうがないよ。この戦争を終わらせなきゃ…僕達だってさ!!」

 

フレイ「なら私の想いは、貴方を守るわ。」

 

 

戦いから逃げないを決め、フレイの分やみんなの分まで戦うキラはエールストライクに乗って出撃した。早速アークエンジェルから発進したキラ達は、シュナイゼルの艦隊と黒の騎士団を相手に戦う事になった。

 

 

イザーク「来たか、ストライクぅ!!」

 

キラ「デュエル、装備が?!」

 

 

発進の際にデュエルの接近に対し、デュエルの全身が変わった装備をしている事に気付いた。

 

 

グラハム「待っていたぞ、ガンダムぅ!!」

 

だが、同じくエールストライクとデュエルの前にグラハムのフラッグカスタムが現れて襲いかかって来た。

 

 

キラ「今度はフラッグまで?!」

 

グラハム「ハワードの仇、ここで取らせてもらうぞ!!」

 

 

ハワードを討ったキラのエールストライクにプラズマソードを出して切りかかった。

 

 

キラ「!!」

 

 

ビームサーベルを出してグラハムのフラッグカスタムのプラズマソードを受け止めたキラ。プラズマソードを振りながらエールストライクに攻撃していった。

 

 

キラ「うわぁっ!!」

 

 

執念を燃やすグラハムの技量に押されてしまったキラ。

 

 

イザーク「邪魔をするな!!」

 

 

ストライクとの再戦に介入して来たグラハムのフラッグカスタムに邪魔をされて、アサルトシュラウド右肩部装甲にあるレールガンのシヴァを発射した。

 

 

グラハム「!!」

 

 

デュエルアサルトシュラウドのシヴァから発射された攻撃を右腕のディフェンスロッドを回転しながら防御した。

 

 

グラハム「この私の邪魔をした事を後悔させてあげようではないか!!」

 

 

自分に攻撃して来たデュエルアサルトシュラウドにも攻撃の対象にして、エールストライク共々相手にした。

 

 

撃龍神「この野郎!!」

 

 

撃龍神はルキアーノのパーシヴァルを相手に交戦し、パーシヴァルの両肩から放出されたスラッシュハーケンをかわしていき、左腕にあるデンジャンホーからヴァンレイをパーシヴァルに放つが、パーシヴァルが宙を回って攻撃をかわした。

 

 

ルキアーノ「それぇっ!!」

 

 

4連クローを回転させる事でルミナスコーンを発生して撃龍神に突きかかった。

 

 

撃龍神「何て小柄だ、ならこいつはどうた!!」

 

小柄であるナイトメアフレームのパーシヴァルの回避運動に対し、得意な格闘でもちかけて中国拳法の太極拳で素早い力強い動きを駆使して突撃してくるパーシヴァルの周りを回ってキックを打ち込んだ。

 

 

パーシヴァル「これはどうでしょう!!」

 

 

両肩のスラッシュハーケンを放出して撃龍神の両腕を捉えて振り回して突き放ち、そのまま両足から内蔵されてるハドロン砲から弾丸状のビームを発射した。

 

 

撃龍神「ぐぅ!!」

 

 

パーシヴァルの両足のハドロン砲から発射された弾丸状のビームを喰らった撃龍神。

 

 

ハルト「はああああー!!」

 

 

次々と来るフラッグ、リアルドの群れをジー・エッジで斬り落としていくハルトのヴァルヴレイヴ1。

 

 

ライゾウ「オラオラオラー!!」

 

 

両肩のアームストンガー・カノンを強いた格闘で巨大な腕でティエレン宇宙型をパンチで胴体を貫いて破壊し、次にアームストンガー・カノンから巨大なビームを発射してサザーランド・エア、グロースター・エアの部隊を葬った。交戦中の途端、ハルト達の前に新しい機体に乗り込んだアードライ達が来襲して来た。

 

 

アードライ「見つけたぞ!!」

 

 

ハルト達のヴァルヴレイヴを見つけたアードライ達は新しい愛機であるキルシュバウムでヒルダ機以外の3機が飛行形態から人型形態に変形して襲いかかった。

 

 

ライゾウ「何だあれは?!」

 

サキ「ザフトの新型?!」

 

キューマ「しかも4機か?!」

 

 

ザフト軍の送り込んだ新型機キルシュバオムの出現に驚くハルト達。人型形態に変形した3機のキルシュバオムが早速襲いかかって来た。

 

 

ハーノイン「うおりゃー!!」

 

 

ハーノインのキルシュバウムが先手を打って両手のマニュピレーターをグーに変形してライゾウのヴァルヴレイヴ3を殴った。

 

 

ライゾウ「くっ、やりやがったなこの野郎!!」

 

 

直接攻撃をして来たハーノインのキルシュバオムに対して反撃に出てアームストンガー・カノンによるパンチでお見舞いした。

 

 

イクスアイン「!!」

 

 

キルシュバオムを操縦するイクスアインはヴァルヴレイヴ5とブレードライガーABにマニュピレーターをチョキに変形してビームを発射して攻撃し、今まで体感したことのないものに触れた。

 

 

バン「新型機、これじゃレイヴンに勝つどころかここで負けてしまう!!」

 

 

敵の新型機の性能に圧倒され、このままではレイヴンに勝つどころか負けてしまう事でバンはブレードライガーABのブースターを推進しながら宇宙空間を飛び回って、イクスアインのキルシュバオムに間合いを飛び込んでストライクレーザークローで引き裂いた。

 

 

アードライ「覚悟しろ!!」

 

 

前の戦いでハルトに左目を失明させられて復讐に果たすべく彼に攻撃するアードライ。

 

 

ハルト「何だ、この新型機、何で僕ばかり攻撃してくるんだ。」

 

アードライ「左目の借りをここで返させてもらうぞ!!」

 

 

ハルトのヴァルヴレイヴ1を倒すべくアードライはキルシュバオムを駆けながらパンチをしていき、さらにグーからチョキに変形してビームを発射した。

 

 

ハルト「やられるわけにはいかないんだ!!」

 

 

アードライのキルシュバオムの攻撃に対し、ハルトはヴァルヴレイヴ1の脇からフォルド・シックルを出してアードライのキルシュバオムに切りつけた。

 

 

アードライ「うっ!!」

 

 

ハルトのヴァルヴレイヴの攻撃を受けたアードライは、

 

 

アードライ「いい気になるな!!」

 

 

機体の胸部にある荷電粒子砲のレーべン・グリッツェンを発射してヴァルヴレイヴ1に向けた。

 

 

ハルト「!!」

 

 

すぐにレーゲべン・グリッツェンを回避したハルト。発射した直後にアードライのキルシュバオムのエネルギーが9割も消耗して動けなくなった。

 

 

ゼロ(ルルーシュ)「これがキルシュバオムか。強力な武装を持つ割にはエネルギーを激しく消耗か。これは大変なものを作ってくれたものだな。いい実験にもなったな。」

 

 

キルシュバオムの性能をテストした結果、レーゲン・グリッツェンによる使用でエネルギーの9割を消耗した事が分かった。

 

 

ヒルダ「この前の借りを返させてやる!!」

 

 

ヒルダのキルシュバオムがアンジュのヴィルキスと交戦し、両腕に内蔵されているビームソードを出現して切りかかり、アンジュは敵の攻撃に対し、アサルトライフルを出して弾丸をビーム弾にセットして射撃した。

 

 

ヒルダ「ん!!」

 

 

ヴィルキスのアサルトライフルから放ったビーム弾を両肩のアイゼン・ガイストで防御してそのまま体当たりした。

 

 

アンジュ「うっ!!」

 

 

ヒルダのキルシュバオムの体当たりにぶつかり、姿勢を崩したヴィルキス。

 

 

アンジュ「やってくれたわね。」

 

 

ラツィーエルに持ち替えて、両手持ちで大きく斬り込むが、ヒルダのキルシュバオムのアイゼン・ガイストにまた防御されてしまい、効いていなかった。

 

 

ヒルダ「貰った!!」

 

 

そのままパンチでヴィルキスにお見舞いした。

 

 

ゼロ(ルルーシュ)「これがヒルダのキルシュバオムか。他の3機とは違い、長時間活動、格闘、防御、機動力を中心か。その分強力な武装は排除か。」

 

 

アードライ、イクスアイン、ハーノインのキルシュバウムとヒルダのキルシュバオムを比べて、3人のキルシュバウムは同じで強力な武装を持つ分にエネルギーの消費が激しく、ヒルダのキルシュバオムは強力な武装を排除して長時間活動、格闘、防御、機動力を中心とし、テスト実験の成果を出した。

 

 

 

ウルトラマンオーブ オーブオリジン(ガイ)「うおおおおおおー!!」

 

 

巨大化したヒルガを相手に戦い、ヒルガの両腕のヒッポリトミサイルユニットから発射されたミサイルをオーブカリバーで切り払い、ヒルガに斬撃を加えた。

 

 

ヒルガ「ウルトラマンオーブ、お前と戦えて光栄だよ。」

 

ウルトラマンオーブ オーブオリジン(ガイ)「俺もまた会えて光栄だ。それとお前に話がある。」

 

ヒルガ「何だ?」

 

ウルトラマンオーブ オーブオリジン(ガイ)「お前がオービットベースに侵入して攻撃した事を覚えてるか?」

 

ヒルガ「ああ、あの時か。俺が派手にやったことか。」

 

ウルトラマンオーブ オーブオリジン(ガイ)「お前の攻撃で1人犠牲者が出た!!」

 

ヒルガ「俺に言ってどうするんだ?知った事かよ!!」

 

ウルトラマンオーブ オーブオリジン(ガイ)「お前をここで倒すのみだ!!」

 

 

前にオービットベースでヒルガの乱射によってアイナが命を落とし、ヒルガにとって彼女の死を何とも思わない事でウルトラマンオーブ オーブオリジンがここで倒す事を決めてオーブカリバーでヒルガに斬撃した。

 

 

ヒルガ「やってくれてんじゃねぇか!!これでも喰らえ!!」

 

 

ウルトラマンオーブ オーブオリジンに対し、両腕のヒッポリトミサイルユニットから必殺技のヒッポリトバックショットで武器から撃ち出す散弾攻撃でウルトラマンオーブ オーブオリジンに喰らわせた。

 

 

ウルトラマンオーブ オーブオリジン(ガイ)「ぐわぁっ!!」

 

 

ヒルガの必殺技を食らってしまったウルトラマンオーブ オーブオリジン。

 

 

ウルトラマンオーブ オーブオリジン(ガイ)「こうなったらこれでいくしかない。エースさん、セブンさん、2つの刃、お借りします!!」

 

オーブリング「フュージョンアップ、ウルトラマンオーブスラッガーエース。」

 

 

ヒルガの攻撃を対処すべく、ここはフュージョンアップしてガイは2枚のカードをオーブリングにリードしてウルトラマンオーブ オーブオリジンからウルトラマンオーブスラッガーエースへと変身し、専用武器のバーチカルスラッガーを手に持った。

 

 

ヒルガ「変身したところで同じだろ!!」

 

 

再び両腕のヒッポリトミサイルユニットからミサイルを一斉発射してウルトラマンオーブスラッガーエースに向けた。

 

 

ウルトラマンオーブスラッガーエース(ガイ)「!!」

 

 

ヒルガの発射した多数のミサイルをバーチカルスラッガーに大きく切り払って、全て破壊した。

 

 

ヒルガ「なっ、何だと?!」

 

 

ウルトラマンオーブスラッガーエース(ガイ)「今度はこっちが行く番だ!!」

 

 

今度はこちらから攻撃に出てバーチカルスラッガーを大きく回しながらヒルガに斬り込んだ。

 

 

ヒルガ「ヒッポォォォォー!!」

 

 

ウルトラマンオーブスラッガーエースのバーチカルスラッガーの斬撃を大きく喰らったヒルガ。

 

 

ヒルガ「いい気になるな!!」

 

 

ヒルガは必殺技のヒッポリトツインミサイルで両腕の武器から発射する複数のミサイルでウルトラマンオーブスラッガーエースに向けたが、すぐにバーチカルスラッガーを持ったまま身体を回転して全弾切り払った。

 

 

ヒルガ「何?!」

 

 

自身の放った必殺技が全て切り払われた事に驚愕したヒルガ。

 

 

ウルトラマンオーブスラッガーエース(ガイ)「これで終わりだ。スラッガーエーススライサー!!」

 

 

ケリを着けるべく必殺技のスラッガーエーススライサーを発動して上に飛んでバーチカルスラッガーを持ったまま身体を回転してヒルガに斬り込んだ。

 

 

ヒルガ「ぐおおおおおー」

 

 

ウルトラマンオーブスラッガーエースの必殺技によって最期を遂げたヒルガ。

 

 

ウルトラマンオーブスラッガーエース(ガイ)「これで解決はした。彼女の仇を討ちたかった彼には申し訳ない。」

 

 

無事に解決したが、死んだアイナの仇を取りたかったキューマが憎しみにとらわれないためこの事を隠した。キラのエールストライクとイザークのデュエルアサルトシュラウドとグラハムのフラッグカスタムの三つ巴を交え、フラッグカスタムがトライデントストライカーでデュエルアサルトシュラウドに射撃した。

 

 

イザーク「雑魚ごときが!!」

 

 

アサルトシュラウド左肩部装甲内にあるミサイルポッドでフラッグカスタムに全弾発射した。

 

 

グラハム「!!」

 

 

デュエルアサルトシュラウドから発射されたミサイルをプラズマソードで切り払った。

 

 

 

キラ「こんなところで!!」

 

 

ビームライフルで2機に連射したキラ。イザークのデュエルアサルトシュラウドには命中はしたが、グラハムのフラッグカスタムに攻撃をかわされた。

 

 

イザーク「いい気になるな!!」

 

 

接近戦に持ち込んでビームサーベルを出して攻撃するが、

 

 

グラハム「今日の私は、阿修羅すら凌駕する存在だぁ!!」

 

 

プラズマソードでデュエルアサルトシュラウドのビームサーベルを交えて強く押し込んでいき、そのままプラズマソードでビームサーベルを弾き返して、デュエルアサルトシュラウドがビームサーベルを取り落としたのを奪って使用して斬撃した。

 

 

イザーク「ぐわぁぁぁぁぁっ!!」

 

 

フラッグカスタムにビームサーベルを奪われて自身の機体の武器を受けてしまったデュエルアサルトシュラウド。

 

 

イザーク「くっ、くそ、この借りは必ず!!」

 

 

グラハムの操縦技量に猛攻で強化したばかりの機体が損傷し、撤退するイザーク。

 

 

グラハム「うっ、ぐはぁっ!!」

 

 

だが、グラハムのフラッグカスタムはリミッターを解除した事により身体に大きな負担がかかってしまい、その影響で口から吐血した。

 

 

グラハム「ここは引くしかあるまい。」

 

 

これ以上の戦闘は不能と判断し、撤退するグラハム。

 

 

イクスアイン「これで仕留めてやる!!」

 

 

キルシュバウムの圧倒的な性能で追い詰められたバンとキューマ。

 

 

バン「こんなところでやられるわけにはいかないんだ!!」

 

イクスアイン「よし、ならいます楽にしてやる!!」

 

 

トドメを刺すべく、イクスアインのキルシュバオムはレーゲン・グリッツェンの発射態勢を取り、バンのブレードライガー、キューマのヴァルヴレイヴ5に向けようとする。

 

 

バン「!!」

 

 

バンはキルシュバオムのレーゲン・グリッツェンの発射態勢を見てレイヴンのジェノザウラーの荷電粒子砲の発射態勢に似ている事に気付いて、ブレードライガーABのブースターを機動して突き進んだ。

 

 

イクスアイン「無駄死にをしに来たのか!!」

 

 

前に近づいて来るブレードライガーABにレーゲン・グリッツェンを発射したイクスアイン。だが、前に突き進んでくるバンのブレードライガーは、発射された攻撃をすぐに目で捉えて上にジャンプして回避した。

 

 

イクスアイン「何、かわしただと?!」

 

 

レーゲン・グリッツェンを発射して前に突き進んできたブレードライガーが上に高くジャンプして回避された事に驚くイクスアイン。そして真上からバンがブレードライガーのレーザーブレードを展開してイクスアインのキルシュバオムの胴体に大きく斬り込んだ。

 

 

イクスアイン「うわあああああー!!」

 

 

バンのブレードライガーのレーザーブレードの一撃によって胴体に大きな損傷をしたイクスアインのキルシュバオム。

 

 

イクスアイン「ここは撤退だ。」

 

 

イクスアインもこれ以上の戦闘は不能と判断し撤退した。

 

 

バン「やった、やった!!あれならレイヴンに勝つことが出来る。」

 

 

無事、勝利し、敵が発射する態勢に隙間が出来る事と正面から攻撃でかわす事を学んだバンは、レイヴンとの再戦するときはこの戦法を使って挑む事にする。戦いは激しくする最中、ますます激化した。

 

 

ゼロ(ルルーシュ)「全機、これより直ちに地球圏へ降下する。」

 

 

ゼロ(ルルーシュ)の号令で斑鳩に帰投し、地球に降下する。アークエンジェルと特機部隊、第8艦隊は、シュナイゼルの艦隊と交戦中だった。

 

 

ハルバートン「このままでは!!」

 

 

必死で奮闘するハルバートン。彼の前にジノのトリスタンが現れた。

 

 

ジノ「貰った!!」

 

ホフマン「閣下!!」

 

ハルバートン「なっ!!」

 

 

トリスタンの両腕のメギドハーケンを発射して2基を合体化して高い威力のビームのハドロンスピアーとなってハルバートンのネオタートルシップを撃沈した。

 

 

マリュー「ハルバートン提督!!」

 

ノイマン「ホフマン艦長!!」

 

 

上官の最期目の当たりにするマリューとノイマンら。

 

 

ナタル「このままではアークエンジェルも沈んでしまう。先に避難者のシャトルを。」

 

 

この戦いの状況ではアークエンジェルが沈んでしまう事で、先に避難者のシャトルを発進させたナタル。

 

 

エルエルフ「おい、何勝手にシャトルを発進させた、今すぐに戻せ!!撃墜されるぞ!!」

 

ナタル「あのシャトルからは民間の救難信号を出させています!!地球連合軍は手出し出来ません!!」

 

スメラギ「話の通じる相手じゃないのよ、早く戻すのよ!!」

 

 

ナタルがシャトルを発進させた事で、そのシャトルが一気に敵狙われてしまい、すぐに戻すように求めた。

 

 

キラ、ハルト「あっ!!」

 

撃龍神「はっ!!」

 

 

エルが乗ったシャトルが発進した事を知ったキラ、ハルト、撃龍神は、すぐに向かった。それを見たルキアーノはある行動に出た。

 

 

サキ「ハルト、キラ。」

 

凱「撃龍神。」

 

アンジュ「あっ。」

 

キラ「やめろぉぉぉぉぉぉー!!」

 

ハルト「それに乗っているのは民間人だ!!」

 

撃龍神「落とさないでくれぇ!!」

 

ルキアーノ「せっかくですからこうすればいいんですぉ!!」

 

 

地球へ降下しようとするシャトルをルキアーノのパーシヴァルが頭部のスラッシュハーケンを発射してシャトルを撃沈した。

 

 

キラ、ハルト、撃龍神「!!」

 

 

エルの乗ったシャトルがルキアーノのパーシヴァルに撃墜されたのを目の当たりにしたキラ、ハルト、撃龍神。

 

 

キラ、ハルト、撃龍神「うわあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁー!!」

 

 

エルのシャトルを救う事に間に合えず、最後を目の当たりにしたキラ、ハルト、撃龍神。

 

 

マリュー、ナタル、スメラギ、エルエルフ「!!」

 

ウルトラマンオーブスラッガーエース(ガイ)「なんて事を・・・・!!」

 

サキ「そんな・・・・!!」

 

アンジュ「あぁぁ・・・・。」

 

 

またシャトルの撃墜はマリュー達も愕然とした表情だった。

 

 

ルキアーノ「ははははは、素晴らしい、素晴らしいじゃないですか。」

 

 

撃龍神「許せねぇ、許せねぇ、人を殺して楽しそうにするおまえを絶対許せねぇ!!」

 

 

エルのシャトルを撃墜して平然と楽しそうにしたルキアーノに対して撃龍神が怒りを爆発させて襲いかかった。

 

 

ルキアーノ「?!」

 

 

撃龍神「うおおおおおおおおおおー!!」

 

 

怒りとなった撃龍神がルキアーノのパーシヴァルに直接殴り込んだ。

 

 

ルキアーノ「うわああああああー!!」

 

 

撃龍神の怒りが込められた拳で殴り飛ばされたルキアーノ。

 

 

撃龍神「シャントウロぉぉぉぉぉぉーン!!」

 

 

怒りにとらわれた撃龍神がシャントウロンを放って、向けた先はMS部隊とナイトメアフレーム部隊で、放った風と雷のエネルギー状の二頭の龍によってあっという間に壊滅させた。

 

 

撃龍神「うおおおおおおおおおおー!!」

 

 

撃龍神の怒りは収まらず、その敵を次々と破壊していった。

 

 

一同「あぁぁっ。」

 

 

怒りにとらわれた撃龍神が次々と敵を破壊し、1人の少女の死が撃龍神を怒りへと変えて、敵を1人足らず破壊していった。

 

 

凱「やめろ、撃龍神!!もうこれ以上破壊するな!!」

 

撃龍神「邪魔をするな!!」

 

凱「これ以上戦ってどうするんだ!!」

 

撃龍神「俺はこいつらを皆殺しにしなきゃ気が済まないんだ!!」

 

凱「思い出せ、超竜神の事を!!」

 

撃龍神「!!」

 

 

凱に止められて超竜神の事を思い出させて、戦いをやめた。

 

 

撃龍神「あっ、あっ、うわああああああああー!!」

 

 

怒りが収まって戦いをやめた撃龍神。だが、1人の少女を救う事が出来ず、彼に大きな心の傷を残す事になった。

 

 

次回 10話へ続く



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第10話 燃える砂塵

地球軌道上の戦いを終えて地球へ降下したアークエンジェルは、北アフリカのリビア砂漠に到着した。

 

 

地球

北アフリカ

リビア砂漠

アークエンジェル

ブリッジ

マリュー「ようやく北アフリカに到着したわね。」

 

スメラギ「今この地で地球連合軍とザフト軍、宇宙人同盟が戦っているみたいね。」

 

エルエルフ「地球連合は宇宙人同盟の星人と怪獣に対抗するために星人ハンターを雇ったようだ。」

 

ムウ「地球至上主義者の連中が星人ハンターを雇うとはな。」

 

マリュー「それよりキラ君とハルト君と風龍と雷龍は?」

 

ノイマン「先の戦闘で落ち込んでいます。」

 

リヒテンダール「何でうちのところにコーディネイターがいるんですか?コーディネイターはザフトだろ?」

 

凱「おい、リヒティ。今の言葉、キラの事か?!」

 

リヒテンダール「何でって、コーディネイターは普通の人間と違って能力は高い。コーディネイターは人間に害を及ぼすからだよ。」

 

凱「それだけの理由でコーディネイターを滅べと言うのか?」

 

リヒテンダール「コーディネイターとマナと宇宙人がいるから戦争は起きたんだよ。こっちとしてはコーディネイターとマナと宇宙人がいるのは迷惑だよ。それにして何でうちのところにザフトの人間が指揮を執っているんだ。それに一部の機体だって。」

 

エルエルフ「・・・・。」

 

凱「お前が今言ったことはわかっているのか?!お前が言った発言は差別している事だぞ!!」

 

リヒテンダール「・・・・。」

 

スメラギ「そうよ、コーディネイターやマナや宇宙人全体が悪とは限らないわ。もう少しよく考えて。」

 

リヒテンダール「あっ、はい。」

 

 

キラがコーディネイターである事で嫌悪し、味方内に指揮をするザフトのエルエルフやヴィルキスに乗るアンジュの事も険悪するリヒティに厳しく反論する凱。個室でエルを救えずに酷く落ち込んだキラとハルトは泣いていた。

 

 

個室

キラ「うっ、うぅぅっ。」

 

ハルト「僕はあの子を守れなかった。」

 

 

地球圏降下の際にエルのシャトルがルキアーノに撃墜されて泣きながら悔むキラとハルト。

 

 

ショーコ「ハルト。」

 

フレイ「キラ。」

 

 

部屋に入ってキラとハルトの事を気にかけにやってきたショーコとマリエとフレイ。

 

 

キラ「フレイ。」

 

ハルト「ショーコ。」

 

フレイ「さっきの戦いで落ち込んでいると聞いて来たの。」

 

ショーコ「大丈夫?」

 

ハルト「大丈夫だよ。」

 

フレイ「無理はしてない?」

 

キラ「平気だよ。」

 

マリエ「これ。」

 

 

マリエはキラとハルトに食事を持ってきてようしてくれた。

 

 

ハルト「ありがとうマリエ。」

 

マリエ「ちゃんと食べてね。」

 

アンジュ「本当は無理して隠しているんでしょ。」

 

 

キラとハルトがエルの死で無理して隠していることに気付いて現れたアンジュとサキ。

 

 

キラ「アンジュ。」

 

ハルト「流木野さん。」

 

サキ「無理して隠す事はないでしょ。シャトルの撃墜された事を。」

 

キラ、ハルト「・・・・。」

 

フレイ「ちょっと、ザフトの女が何勝手に割り込んでくるの?」

 

アンジュ「・・・・。」

 

 

嫌悪するフレイを強くにらむアンジュ。

 

 

フレイ「何、あんた?!」

 

アンジュ「自分の都合のいいようにするんじゃないのよ。」

 

フレイ「ザフトの女が何でいつまでもいるの、さっさと出て行ってよ!!」

 

アンジュ「!!」

 

キラ「フレイ。」

 

ショーコ「フレイ、やめて。」

 

サキ「ショーコさん、マリエ、出来たらフレイと一緒に出ていってもらえないかしら?ハルトとキラはあたしとアンジュで見るわ。」

 

ショーコ「えっ。」

 

サキ「2人じゃハルトとキラを任せられないわ。部屋を出ていって。」

 

ショーコ「・・・・。」

 

 

ショーコはマリエとフレイと一緒に黙って部屋を退室した。

 

 

アンジュ「もうあまり無理に隠さないほうがいいわ。辛かったんでしょ。」

 

キラ「僕は・・・・。」

 

アンジュ「私はあの子からこれを貰ってちょっと喜んだの。」

 

キラ「あの時貰った折紙。」

 

アンジュ「私はあの子から折紙を大切にしてるの。綺麗によく出来てるわね。」

 

キラ「そうだね。あの子が僕達が頑張ってくれてるから一生懸命折ってくれたんだ。」

 

アンジュ「私は折紙がなんなのかよくわからなかった、折紙は何かを折って作ったり出来ているって。」

 

キラ「君はあの子から貰った折紙を大事にしてるんだ。」

 

アンジュ「私も救えなかったことに悔しかった。」

 

キラ「アンジュ。」

 

アンジュ「私があなたを慰めてあげるわ。」

 

ハルト「流木野さん。」

 

サキ「あたしの事はサキと呼んで。」

 

ハルト「えっ?」

 

サキ「あたしとあなた2人だけの関係をつくらない?」

 

ハルト「2人だけ?」

 

サキ「あたしはあなたの事が好きになったの。」

 

ハルト「僕の事を?」

 

サキ「あたしとあなたは似ているところがあるの。」

 

ハルト「似てる?」

 

サキ「ふふふ、秘密。これからはあなたの事をあたしが側にいてあげるわ。」

 

 

傷付いたキラとハルトを慰めるためアンジュとサキがそれぞれ2人に側に寄って2人を慰めるため、アンジュはキラ、サキはハルトに側にいる。

 

 

格納庫

雷龍「うおおおおおおー、何故俺らはあの子を救えなかったんだ!!」

 

風龍「何故だ、何故だ、何故何だ!!」

 

 

雷龍、風龍も地球圏降下の際にエルのシャトルが撃墜された事で心が傷付き、感情的になっていた。

 

 

護「雷龍、風龍、落ち着いて。」

 

雷龍「俺は俺は俺は・・・・!!」

 

風龍「僕はあの子を助けたかった、僕らが弱かったせいで救えなかった。」

 

護「・・・・。」

 

雷龍、風龍「うおおおおおおー!!」

 

マイク13世「辛そうだね。」

 

ボルフォッグ「えええっ。」

 

ゴルディーマーグ「・・・・。」

 

 

仲間が深く傷付き悲しんでいる事にただ見ているだけしか出来ないボルフォッグ、マイク13世、ゴルディーマーグ。

 

 

ブリッジ

エルエルフ「今状況はどうなっている?」

 

ノイマン「レーダーで確認します。」

 

 

レーダーで状況を確認し、レーダーで多数の存在の反応をキャッチした。

 

 

ノイマン「敵機の反応を確認!!ザフトの地上部隊と宇宙人同盟、地球軍の地上部隊、巨人の交戦中と思われます!」

 

 

ガイ「巨人?!おい、今すぐに映像を流せ!!」

 

ノイマン「えっ?」

 

ガイ「いいから早く流せ!!」

 

ノイマン「!!」

 

 

すぐに映像を流して映し出され、ザフト軍と宇宙人同盟、地球連合軍を相手に1人で交戦するウルトラマンゼロの姿だった。

 

 

ガイ「!!」

 

ムウ「おい、どうしたんだ?」

 

ガイ「今から行ってくる!!」

 

ムウ「おい!!」

 

ガイ「悪い、先に行く。」

 

 

すぐに交戦中のウルトラマンゼロを助けるべく、ガイはオーブリングを前にかざして、1枚のカードをオーブリングにリードした。

 

 

オーブリング「覚醒せよ、オーブオリジン。」

 

ガイ「オーブカリバー!!」

 

 

カードをリードしたらオーブカリバーが現れてガイは手にし、オーブカリバーにあるリングを回しながらトリガーを引いて、メロディを鳴らしてウルトラマンオーブ オーブオリジンへとなってウルトラマンゼロの元へ駆けつけに向かう。一方、1人で地球連合軍、ザフト軍と宇宙人同盟を相手に戦うウルトラマンゼロ。

 

 

ウルトラマンゼロ「てやああああああー!!」

 

 

パンチで空中にいるリアルドの頭部にお見舞いして墜落させ、手刀で数機のリアルドの上半身を破壊して行動不能にし、ヘリオン、レドラーの翼に蹴りで破壊して墜落させたりした。

 

 

ザフト兵1「ウルトラマンめ!!」

 

 

砂漠を走行して移動するバクゥ部隊がウルトラマンゼロに向かって突撃してかかった。

 

 

ウルトラマンゼロ「!!」

 

 

突撃してかかって飛んでくるバクゥにウルトラマンゼロはバクゥのコクピットを狙わずに4足と背中の武器を狙って素手で次々と破壊していった。突進して来るセイバータイガーを片手で掴んで振り払い、砲撃してくるキャノニーモルガ、ダークホーン隊に蹴り回して振りながら機体を蹴散らして破壊せずに転倒した。

 

 

バルトフェルド「あれがウルトラマンか。」

 

ダコスタ「地球各地で出没されている巨人ですね。」

 

バルトフェルド「ああ、ウルトラマンがこの砂漠に来たのも。」

 

 

ウルトラマンゼロの戦いを観察するザフト軍のアフリカ方面軍の指揮官のバルトフェルドと部下のダコスタ。

 

 

ウルトラマンゼロ「刹那、一気に行くぞ!!」

 

ウルトラマンゼロ(刹那)「了解。」

 

 

敵機を次々と破壊して奮闘していくウルトラマンゼロ。

 

 

カティ「ザフト軍の前にウルトラマンか!!」

 

スザク「マネキン大佐。」

 

カティ「何だ?」

 

スザク「ここは雇われた星人ハンターを出させていただけないでしょうか。」

 

カティ「星人ハンターでか?」

 

スザク「星人ハンターはウルトラマンと渡り合う力を持っています。」

 

カティ「ウルトラマンを倒すには彼らを出すしかあるまい。彼らに任せるぞ。」

 

スザク「はい。」

 

 

ウルトラマンゼロに対抗すべく、自ら雇った星人ハンターを出すべく、ウルトラマンゼロを倒しにかかった。

 

 

バルトフェルド「向こうはウルトラマンを倒すために切り札を出して来たか。」

 

ダコスタ「星人ハンターですか?」

 

バルトフェルド「その通りだ、ウルトラマンを倒すために向こうが雇ったようだ。」

 

ダコスタ「こちらも同盟側の方も出すのですか?」

 

バルトフェルド「ウルトラマンがどこまで強いのかこの場で見ておきたいのだよ。彼らにも出るように伝えてくれ。」

 

ダコスタ「了解。」

 

 

バルトフェルドは地球連合軍がウルトラマンゼロに対抗するために雇った星人ハンターを出撃にかかることに気付き、こちらも同盟側の宇宙人同盟の星人ハンターを出撃にかかった。

 

 

ウルトラマンゼロ「これでどうだ!!」

 

 

両軍の部隊をあっという間に壊滅に追い込んだウルトラマンゼロ。だがその時、ウルトラマンゼロの前に3つの影が迫り、接近して来た。

 

 

ウルトラマンゼロ(刹那)「ゼロ、何か来る。」

 

ウルトラマンゼロ「!!」

 

 

刹那がすぐにその気配を感じ、ウルトラマンゼロも気付き始めた。

 

 

グランザー「フリーザーランサー!!」

 

デスレード「ブレイズインパルス!!」

 

ラース「ハウリングランス!!」

 

 

3つの影がウルトラマンゼロに迫り、3つの槍が突き刺しかかって来た。

 

 

ウルトラマンゼロ「!!」

 

 

すぐにジャンプして回避したウルトラマンゼロは、3つの影は地球連合軍が雇った星人ハンターのグローザ星系人グランザー、デスレ星雲人デスレード、バルキー星人ランスだ。

 

 

ウルトラマンゼロ「お前らはプラズマギャラクシーのハンターがなぜここに・・・・!!」

 

 

グランザー「お前を倒す事とザフトを倒すために雇われた。」

 

デスレード「お前の命を頂だく。」

 

ラース「俺達はお前と真剣にやり合う。」

 

ウルトラマンゼロ(刹那)「知っているのか?」

 

ウルトラマンゼロ「ああ、プラズマギャラクシーでプラズマ怪獣をハンティングするために戦っているハンターだ。しかも俺と同じ巨大化してやり合うつもりだ。」

 

???「こいつらだけじゃないぞ!!」

 

 

ウルトラマンゼロとグランザー、デスレード、ラースの前に現れたのは宇宙人同盟所属の星人ハンターのグランザーと同じグローザ星系人のグロックル、テンペラー星人ヴェルダン、レギュラン星人レザルドだ。

 

 

ウルトラマンゼロ「宇宙人同盟のハンターも来たのか。」

 

グロックル「グランザーか。」

 

グランザー「ここで会うとは何かの縁だな。」

 

レザルド「それよりウルトラマンゼロをハンティングいや駆除する事に先決だ。」

 

ヴェルダン「我々の障害でもあるウルトラマンをここで倒すのみだ!!」

 

 

地球連合軍からグランザー、デスレード、ラース、宇宙人同盟からグロックル、ヴェルダン、レザルドの星人ハンターに囲まれて危機に陥るウルトラマンゼロ。

 

 

ウルトラマンオーブオリジン(ガイ)「ちょっと待った!!」

 

 

その時、空からウルトラマンオーブ オーブオリジンが参上し、ウルトラマンゼロを助けに現れた。

 

 

ウルトラマンゼロ「オーブなのか?」

 

ウルトラマンオーブ オーブオリジン(ガイ)「ああ、ここで再会するのも光栄です。」

 

グランザー「ウルトラマンオーブか。」

 

レザルド「宇宙で我が同盟ザフトとやり合ったと。」

 

ウルトラマンオーブ オーブオリジン(ガイ)「俺の事をよく聞いたみたいだな。」

 

デスレード「俺らハンターはお前らウルトラマンの首をハンティングする。」

 

ウルトラマンゼロ「なら勝負してやる。」

 

ウルトラマンオーブ オーブオリジン(ガイ)「さっさと済ませていこう。」

 

 

両軍の星人ハンターを相手に、ウルトラマンゼロはグロックル、ヴェルダン、レザルドを相手に、ウルトラマンオーブ オーブオリジンはグランザー、デスレード、ラースを相手に戦う。

 

 

ウルトラマンゼロ「はああああああー!!」

 

 

ウルトラマンゼロがグロックルにゼロナックルでお見舞いするが、グロックルは両腕に装備されているフローズンブレイカーから繰り出すパンチを出してウルトラマンゼロのパンチとぶつかり合った。

 

 

グロックル「うおおおおおー!!」

 

 

ウルトラマンゼロのパンチとぶつかり合いながらグロックルは自身の高いパワーを引き出してウルトラマンゼロを押していった。

 

 

ウルトラマンゼロ「うっ。」

 

 

グロックルの高いパワーで押されてしまい、ウルトラマンゼロは次の手を打って、額のビームランプからエメリウムスラッシュを発射した。

 

 

グロックル「ぐぅ!!」

 

 

ウルトラマンゼロの放った光線を喰らったグロックル。

 

 

ヴェルダン「もらった!!」

 

 

ヴェルダンが両腕のテンペラーシザースでウルトラマンゼロに向かって切り裂きにかかった。

 

 

ウルトラマンゼロ「これはどうだ!!」

 

 

頭部にある2本のゼロスラッガーを両手に持ちながらヴェルダンのテンペラーシザースに挑み、ウルトラマンゼロの2本のゼロスラッガーとヴェルダンの両腕のテンペラーシザースの刃が激しく衝突し、刃と刃がぶつかり合う。

 

 

ウルトラマンゼロ「ハサミか、バルタン星人か!!」

 

ヴェルダン「テンペラー星人だ、貴様をこの手でチョッキンだ!!」

 

 

両腕に装備されているテンペラーシザースでウルトラマンゼロを切り裂こうと前に出していくヴェルダン。

 

 

ウルトラマンゼロ「あらよっと!!」

 

 

前から来るテンペラーシザースにゼロスラッガーで振りながら斬り込み、そのままヴェルダンにゼロスラッガーの斬撃を与えた。

 

 

ヴェルダン「ぐわぁっ!!」

 

 

ウルトラマンゼロの攻撃を喰らい、姿勢を崩したヴェルダン。その隙にウルトラマンゼロがパンチで殴りかかるが、

 

 

レザルド「貰った!!」

 

 

その時、レザルドがグロックルとヴェルダンと交戦中のウルトラマンゼロの隙を狙って、背後にレギュランブラスターで射撃した。

 

 

ウルトラマンゼロ「うわああああああー!!」

 

 

グロックルとヴェルダンと戦っている間にレザルドに隙をつけられて背後を撃たれてしまったウルトラマンゼロ。

 

 

レザルド「今だ!!」

 

 

自身の撃った攻撃を受けて姿勢を崩したウルトラマンゼロにグロックルとヴェルダンと共に襲撃にかかった。

 

 

グロックル「うりゃあー!!」

 

ヴェルダン「それ!!」

 

 

グロックルのナックル、ヴェルダンの斬撃喰らったウルトラマンゼロ。またウルトラマンオーブ オーブオリジンは、グランザー、デスレード、ラースを相手に戦い、槍で攻撃する3人の星人ハンターとぶつかり合った。

 

 

ウルトラマンオーブ オーブオリジン(ガイ)「うおおおおー!!」

 

 

グランザーのブリューナクをオーブカリバーと交えて戦い、斬撃を繰り出した。

 

 

グランザー「!!」

 

 

ウルトラマンオーブ オーブオリジンのオーブカリバーから繰り出す斬撃を左腕にあるブリザードシールドで防御し、攻撃した隙を見てブリューナクで突いた。

 

ウルトラマンオーブ オーブオリジン「うわああああー!!」

 

 

グランザーのブリューナクに突かれて攻撃を喰らい、続いてデスレードのトリシューラが上から下ろして斬りかかった。

 

 

ウルトラマンオーブ オーブオリジン(ガイ)「!!」

 

 

デスレードのトリシューラの攻撃をすぐにかわし、オーブカリバーで斬撃する。

 

 

ラース「貰った!!」

 

 

ラースのミストルティンがウルトラマンオーブ オーブオリジンに刺突してきた。

 

 

ウルトラマンオーブ オーブオリジン(ガイ)「!!」

 

 

すぐに攻撃を回避したウルトラマンオーブ オーブオリジン。3人槍使いの星人ハンターを相手に苦戦をした。

 

 

ウルトラマンオーブ オーブオリジン(ガイ)「向こうが槍ならこっちも槍でいくしかない!!」

 

 

グランザー、デスレード、ラースの槍使いに対抗すべく、ウルトラマンオーブ オーブオリジンはすぐにハリケーンスラッシュに変身してオーブスラッガーランスを手にして、槍同士の対決に挑んだ。

 

 

ウルトラマンオーブハリケーンスラッシュ(ガイ)「オーブスラッガーランス!!」

 

 

オーブスラッガーランスから繰り出す斬撃、刺突でグランザー、デスレード、ランスとぶつかり合い、槍と槍による戦いを繰り広げ、ウルトラマンオーブハリケーンスラッシュはオーブスラッガーランスでデスレードに振り回しながら斬り込み、刺突してくるグランザーのブリューナクを受け止めてキックで打ち込み、ラースのミストルティンとぶつかり合った。

 

 

カティ「今のうちにウルトラマンと宇宙人同盟の星人を攻撃しろ!!」

 

 

隙を突いた今、ウルトラマンが戦っている間にカティがMS、ゾイド、ナイトメアフレーム部隊に攻撃命令を出すが、

 

 

キラ「させるか!!」

 

 

その時、カティの率いる地球連合軍の部隊の前にアークエンジェルが現れ、キラのランチャーストライク、アンジュのヴィルキス、ハルトのヴァルヴレイヴ1、サキのヴァルヴレイヴ4、キューマのヴァルヴレイヴ5、スターガオガイガー、撃龍神が出撃した。キラが先手を打ってアグニでレブラプター、レッドホーン隊に砲撃して破壊した。

 

 

ダコスタ「出てきました!あれが共和国の新型、XGATー105ストライクです!!」

 

バルトフェルド「出てきた瞬間にゾイド部隊を瞬殺か。待機中のバクゥを出せ。反応を見たい。」

 

 

ストライクの戦闘を試すべく、待機中のバクゥを出撃させたバルトフェルド。

 

 

アンジュ「キラ、来るわよ!!」

 

 

出撃してきたバクゥがキラのランチャーストライクに襲いかから始めた。

 

 

ハルト「君の機体のOSはまだ地上用にしてないはずだ!!」

 

サキ「このままじゃ狙い撃ちされるわ!!」

 

キラ「接地圧が逃げるんなら、合わせりゃいいんだろ!!逃げる圧力を想定し、摩擦係数は砂の粒状性をマイナス20に設定!!」

 

 

ストライクの地上用のOSの設定を地上用に合わせて調整し、接近してきたバクゥに対し、宇宙の時に起きた現象で再び覚醒して目が変わり、アグニを振り回してバクゥにぶつけて抑えながら至近距離から攻撃した。

 

 

バルトフェルド「この短時間で、運動プログラムを砂地に対応させた。あれが本当にナチュラルか?」

 

 

短時間で地上用のOSを変えた事に対し、ストライクのパイロットがナチュラルではないのか疑問に感じるバルトフェルド。

 

 

キラ「アークエンジェルは、アークエンジェルはやらせないぞ!!」

 

 

アークエンジェルを守るために必死で奮闘し、右肩に装備されている35㎜ガンランチャーでバクゥに攻撃し、さらに上空にいるイナクト、レドラー部隊にアグニで攻撃して全て撃墜した。だが、アグニを使い過ぎてエネルギーを激しく消費してしまい、ダウンしたランチャーストライク。その時、地上にいるセイバータイガー部隊が一斉にかかってくる。

 

 

撃龍神「させるかよぉ!!」

 

 

その時、撃龍神が前に立って砂地に右腕のジャオダンジィを着けて竜巻を放ち、砂地で覆われた竜巻でセイバータイガー部隊に喰らわせて動きを奪い、そのまま動きながら直接格闘して撃退していった。

 

 

凱「砂地を使って竜巻に纏わせて敵の動きを奪うと・・・・。」

 

 

撃龍神が砂地を使って竜巻を放って纏わせながら敵の動きを奪う事に驚く凱。

 

 

 

撃龍神「もう誰もやらせねぇ、俺はこの先もずっと繰り返させねぇ!!」

 

 

エルの死を繰り返さないために撃龍神はこの先二度と起こさないためにも必死で戦う。北アフリカの砂漠の戦いは激戦を繰り広げていた。

 

 

ウルトラマンゼロ「うわああああー!!」

 

 

グロックル、ヴェルダン、レザルドの3人の星人ハンターに圧倒されて追い詰められてしまったウルトラマンゼロ。

 

 

ウルトラマンオーブハリケーンスラッガー(ガイ)「同格の相手だとキツい。」

 

 

グランザー、デスレード、ラースを相手に戦い、3人が同格の強さを持つことで流石のウルトラマンオーブでもかなり苦戦を強いられていた。その時上空から6つの光が現れて、彼らの前に突如現れた。

 

 

ウルトラマンゼロ、ウルトラマンオーブハリケーンスラッガー(ガイ)「!!」

 

 

6つの光を見た2人は自分達がよく知る人物で、その人物で、ウルトラマンコスモスルナモード、ウルトラマンガイアV2、ウルトラマンアグルV2、ウルトラマンギンガ、ウルトラマンビクトリー、ウルトラマンXだった。

 

 

ミリアリア「艦長、ウルトラマンが他にも現れました。」

 

マリュー「これは一体?!」

 

 

ウルトラマンオーブ以外にも他のウルトラマンが現れた事に驚くマリュー達。

 

 

ウルトラマンオーブハリケーンスラッガー(ガイ)「あっ、あなた達は・・・・!!」

 

ウルトラマンコスモスルナモード(ムサシ)「待たせたな。」

 

ウルトラマンガイアV2(我夢)「何とか間に合ったな。」

 

ウルトラマンアグルV2(藤宮)「相変わらず無茶をするな。」

 

ウルトラマンギンガ(ヒカル)「よお、久しぶりだったな。」

 

ウルトラマンビクトリー(ショウ)「後は任せろ。」

 

ウルトラマンX「2人はゆっくり休んでくれ。」

 

ウルトラマンX(大地)「ここは俺達が相手をする。」

 

ウルトラマンゼロ「悪い、後は任せるぞ。」

 

 

現れた6人のウルトラマンの参戦により、それぞれの星人ハンターを相手に挑んだ。

 

 

グランザー「ウルトラマンが他にも現れたのか、ならばまとめてくれる!!」

 

他のウルトラマンの出現した事でグランザーらが一気にかかって襲いかかるが、

 

 

ウルトラマンガイアV2「デヤァっ!!」

 

 

ガイアV2が右手からガイアスラッシュを発射してグランザーの胴体に命中して牽制した。

 

 

ウルトラマンアグルV2「デュワー!!」

 

 

右手から発生するアグルセイバーでデスレードに斬撃した。

 

 

ウルトラマンギンガ(ヒカル)「ギンガスパークランス!!」

 

 

ギンガスパークランスを出してラースに振り回して突いて払った。

 

 

ウルトラマンビクトリー(ショウ)「EXレッドキングナックル!!」

 

 

ショウはビクトリーランサーとEXレッドキングのスパークドールを出して、ビクトリーランサーにリードして、ウルトラマンビクトリーの右腕にEXレッドキングの右腕を身に付けてグロックルに直接殴り込んだ。

 

 

ウルトラマンX「Xスラッシュ!!」

 

 

光エネルギーを矢じり型にして放ちながらヴェルダンに切り裂いた。

 

 

ウルトラマンコスモスルナモード「デヤァ!!」

 

 

ルナ・パンチでレザルドの顔に直接殴った。

 

 

グランザー、デスレード、ラース、グロックル、ヴェルダン、レザルド「うわああああー

!!」

 

 

6人のウルトラマンが出した一撃によりあっという間にやられてしまったグランザー、デスレード、ラース、グロックル、ヴェルダン、レザルド。

 

 

ウルトラマンビクトリー(ショウ)「俺達ウルトラマンを舐めるなよ。」

 

グロックル「くっ、うっ!!」

 

レザルド「ここは撤退だ。」

 

ヴェルダン「そうするしかあるまい。」

 

 

他のウルトラマンの出現により、撤退をするグロックル、ヴェルダン、レザルド。

 

 

ダコスタ「グロックルらが撤退します。」

 

バルトフェルド「こちらも撤退する。目的は達成した。」

 

ダコスタ「はい。」

 

 

全部隊に撤退命令を出し、早速撤退するバルトフェルド。

 

 

グランザー「ウルトラマンごときが!!」

 

デスレード「ここは勝てる状況ではない。ここは撤退した方がいい。」

 

ラース「ウルトラマンが6人いると勝ち目はない。」

 

グランザー「そうだな。」

 

 

まだグランザー、デスレード、ラースもウルトラマンが6人相手だと勝つ事が厳しく撤退した。

 

 

カティ「撤退か。まだ動けるMS、ゾイド、ナイトメアフレーム部隊で応戦させろ!!」

 

 

まだ待機中のMS、ゾイド、ナイトメアフレーム部隊で応戦させていこうと命じるカティ。だがその時、移動中のレッドホーン、ティエレン地上型部隊が突如爆発した。

 

 

カティ「何?!」

 

???「よし。」

 

マリュー「敵部隊が爆発した?!」

 

タカヒ「艦長、通信です。」

 

 

すぐに通信を傍受し、確認するマリュー。

 

 

クルーガー(映像)「こちらは共和国軍クルーガーだ。」

 

マリュー「クルーガー大佐!!」

 

クルーガー(映像)「救援に来た、ただに合流する。」

 

 

クルーガーの率いる共和国の部隊が駆けつけに向かい、アークエンジェルと合流にかかる。

 

 

ガイロス帝国兵1「大佐、前方より共和国軍の部隊が来ます!!」

 

 

カティ「撤退だ!!」

 

 

前方からクルーガーの率いる共和国の部隊が現れ、これ以上の戦いは無理と判断し、部隊を撤退するカティ。アークエンジェルと合流したらクルーガーは、

 

 

北アフリカ

リビア砂漠

マリュー「クルーガー大佐、危ない所を助けていただき、ありがとうございました。」

 

クルーガー「我々は任務を果たしただけだ。礼なら『明けの砂漠』のメンバーに言ってくれ。」

 

カガリ「・・・・。」

 

マリュー「?」

 

カガリ「私が明けの砂漠だ。」

 

マリュー「あなたは?」

 

カガリ「私はカガリ=ユラだ。そっちはリーダーのサイーブだ。」

 

サイーブ「よろしくな。」

 

 

次回 11話へ続く



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第11話 紅に染まる海

北アフリカの戦いにいるヘリック共和国軍の部隊と合流したアークエンジェル。また同じ頃、本国の大統領であるルイーズの命で派遣される事になったヘリック共和国軍の大統領護衛師団を向かわせた。

 

 

移動中

インド洋

ネオタートルシップ

格納庫

ヘリック共和国兵1「大統領は何故本国の守りの要の大統領護衛師団をわざわざ戦場へ向かわせるんだ。正規軍に任せればいい事なのに。」

 

ヘリック共和国兵2「北アフリカの戦いを終わらせるためにわざわざ俺達大統領護衛師団を向かわせた。ただ自分を守るためでなく戦場にいる友軍を助けるために。」

 

ヘリック共和国兵3「それにたった1機しかないウルトラザウルスも出す何て。」

 

ヘリック共和国兵4「本気のようだな。」

 

 

自分達大統領護衛師団が戦場へ派遣される事で愚痴を言い、北アフリカでの戦いを終わらせるために自分達が戦場で戦う事に不満を感じたりした。

 

 

ヘリック共和国兵5「それにこの中に星人ハンターや傭兵も入ってるそうだ。」

 

ヘリック共和国兵3「一体何しに来たんだか。」

 

アーバイン「大統領を守る師団がそんなに偉そうとは。」

 

ヘリック共和国兵1「傭兵が何言いやがる。」

 

アーバイン「ただ本国で守っている暇があるなら戦場へ行って戦えって事だ。」

 

ヘリック共和国兵2「わかったから。」

 

 

また同じ中で一緒にいる星人ハンターは、

 

 

マグナ「この世界に来てからかなり経つんだけど。」

 

ガルム「俺らはプラズマギャラクシーから違う世界に来たって訳さ。」

 

バレル「違う世界か。」

 

マグナ「違う世界って事はプラズマ怪獣はいるか?」

 

リバイ「プラズマギャラクシーからプラズマ怪獣が何匹か連れさらわれて戦争で使われているようだ。」

 

グロウズ「それに宇宙人同盟とか言う組織が地球侵略のためにプラントと手を組んでプラズマギャラクシーのハンターを所属させたり、プラズマ怪獣を使っているようだ。」

 

マグナ「戦争か。俺は戦争なんて生憎嫌いでな。」

 

リバイ「戦争で人を殺してその利益を儲かる連中がいる。」

 

ガルム「誰なんだそいつは?」

 

リバイ「そこまではわからない。だが、この世界は戦争によって牛耳られている事だ。」

 

ガルム「戦争か。俺らは人間達のいる国と一緒って訳か。」

 

バレル「少なくともここはまだいい方だ。」

 

マグナ「まだいい方?」

 

デルトルト「グオッグオ。」

 

グロウズ「何々共和国はルイーズ大統領の存在で誰もが差別なく暮らせる生活を送っていると。」

 

バレル「けど戦争開始時には地球連合軍から幾たびに侵攻されていたそうだ。」

 

マグナ「どうしてだ。」

 

バレル「地球連合軍のガイロス帝国元帥で摂政であるプロイツェンとブルーコスモスと軍需産業がプラントのユニウスセブンに核攻撃した事がきっかけで開戦されたようだ。」

 

マグナ「何て野郎だ。」

 

リバイ「俺がこの世界に来たのはある男の頼みでこの世界を裏で操る黒幕を見つけ出すためにやって来たんだ。」

 

 

ラッシュハンターズとトライデントがある人物の頼みでこのコズミックイラの世界を牛耳る黒幕を見つけ出す事が目的でやって来た。ヘリック共和国軍が派遣した大統領護衛師団が向かっている報を察知したプロイツェンは、

 

 

ガイロス帝国

ロンドン

帝国議会

プロイツェン「共和国軍の部隊が北アフリカへ向かっているだと、こちらもすぐに手配した。すでに出撃したバーガン准将の艦隊を待ち伏せさせて奇襲を仕掛ける。」

 

 

移動中のヘリック共和国軍の大統領護衛師団に対し、ガイロス帝国海軍のディン准将の率いる艦隊をすでに出撃させて大統領護衛師団に対して待ち伏せによる奇襲を行わせる。北アフリカへと突き進むネオタートルシップの輸送する大統領護衛師団。その時、海上からビームが放たれて移動中のネオタートルシップを阻害した。

 

 

インド洋

移動中

ネオタートルシップ

格納庫

ヘリック共和国兵1「何だ?!」

 

アーバイン「敵襲だ!!敵は海から攻撃して来やがった!!」

 

 

敵の襲撃に早速気付き、直ちにウルトラザウルスからレイノス、スピアヘッドを発進させて海に潜む敵を見つけ出すため迎撃にかかった。

 

 

ヘリック共和国兵6「敵は海からだ、魚雷を発射だ!!」

 

 

早速レイノスから発射された魚雷で海中にいる敵機を攻撃した。攻撃によって撃墜された敵機はガイロス帝国のベルディガンナーだった。

 

 

アーバイン「帝国軍か、近くにいるって事か!!」

 

 

その時、前方からデインの率いるガイロス帝国海軍艦隊が現れて、上空からはレドラーBC、イナクト、ヘリオン、海中からはへルディガンナー、ダークネシオス、海上からはブラキオス、バーガンの乗るタワラ級、デモイン級、アーカンソー級が現れた。

 

 

バーガン「これより共和国の部隊を迎撃する!!」

 

 

北アフリカへ向かうヘリック共和国の大統領護衛師団を全滅させるべく各機に迎撃命令を出すガイロス帝国海軍准将のバーガン。

 

 

ヘリック共和国兵4「来るぞ。」

 

ヘリック共和国兵1「俺達の力、見せつけてやろう。」

 

ヘリック共和国兵2「大統領に顔向け出来ないぜ。」

 

アーバイン「俺も加勢する、気を抜くなよ!!」

 

 

敵襲に対し、直ちに出撃にかかる大統領護衛師団の面々と傭兵アーバインは、自らの機体に乗り込み、ネオタートルシップの甲板から開き、中から現れたのはゴジュラスガナー、パンツァーウルフ、ディバイン、ライトニングサイクス、ガンスナイパー、シールドライガーDCS、アーバイン専用コマンドウルフが空と海から来る敵機の迎撃にかかった。

 

 

共和国兵1「行けぇー!!」

 

 

共和国の誇るゴジュラスガナーが背中に装備しているロングレッジバスターキャノンで空から来るレドラーBCに発射して撃ち落とした。ディバイソンの105㎜17連突撃砲が炸裂して、上空から接近して来るレドラーBC、ヘリオンを一気に撃墜した。

 

 

ガイロス帝国兵1「時代遅れの機体ごときに!!」

 

 

時代遅れの機体ごときにMSのイナクトがプラズマソードを出してネオタートルシップに向かって切りかかった。

 

 

アーバイン「おっと、させるかよ!!」

 

 

アーバインのコマンドウルフが空から接近して来るイナクトに対し、ロングレッジライフルで攻撃してイナクトに直撃した。

 

 

アーバイン「機体が新型機だからってあんまりいい気なるなよ。操縦技量が足りねぇんだよ。」

 

 

最新鋭機で性能面が強いから調子に乗る相手が機体の操縦技量が足りてない事を指摘するアーバイン。

 

 

ガイロス帝国兵2「喰らえ!!」

 

 

海上からは背部にキャノニーユニット、ミサイルユニットなどしたブラキオス部隊が一斉にウルトラザウルスとネオタートルシップに攻撃する。

 

 

ヘリック共和国兵7「この野郎!!」

 

 

海上から攻撃して来るブラキオス部隊にウルトラザウルスの護衛機のバリゲーターがブラキオス部隊に向かってビーム砲で応戦した。海は戦場と化し、激しい戦いを繰り広げるのだった。両軍の戦いを海中から視察するザフト軍がいた。

 

 

モラシム「奴らを潰せるチャンスだ、ここで一気に叩くぞ!!」

 

 

両軍の戦いに一気に奇襲攻撃にかかるモラシムの率いるザフト軍水中部隊が迫ろうとした。バーガンの海軍艦隊と激戦するヘリック共和国軍大統領護衛師団。ウルトラザウルスから発進したレイノス部隊が海にいるブラキオス、ダークネシオス、ヘルディガンナー部隊に魚雷を発射して攻撃する。

 

 

ヘリック共和国兵8「この!!」

 

 

海から攻撃して来るブラキオス、ダークネシオス、ヘルディガンナーに魚雷を投下して撃墜し、一気に撃墜したが、

 

 

ガイロス帝国兵3「旧式の分際が!!」

 

 

数機のイナクトが現れて、レイノス部隊にリニアライフルで射撃して次々と撃ち落としていった。

 

 

ヘリック共和国兵8「MSに負けてたまるか!!」

 

 

MSのイナクトを相手に必死になって挑み、空を飛び回りながらミサイルを一斉発射してイナクトに全弾命中して破壊したが、もう1機のイナクトが現れてプラズマソードでレイノスを次々と斬り込んで行った。海戦の激闘を繰り広げるヘリック共和国軍とガイロス帝国軍。両軍の戦いにザフト軍が乱入してきた。

 

 

アーバイン「あれはザフトのMS!!」

 

ヘリック共和国兵1「こんな時に!!」

 

 

ガイロス帝国軍と交戦中にザフト軍が現れた事でさらに戦いを増す事となり、継続戦となった。

 

 

モラシム「宇宙人同盟から授かった怪獣を使うぞ。」

 

 

モラシムは宇宙人同盟から授かった怪獣までも投入して早速両軍を潰しにかかった。モラシムが投入した怪獣はキングゲスラ、アクアペスター、ベロクロンの3匹、アクアペスターが早速ウルトラザウルスに向かって襲いかかって来る。

 

 

バレル「サイクロンソーサー!!」

 

 

その時、ウルトラザウルスに直進するアクアペスターの前に巨大な手裏剣が放たれて、アクアペスターの全身にあるプラズマソウルを次々と破壊していった。

 

 

ヘリック共和国兵4「あれは星人ハンター!!」

 

バレル「怪獣はお前達が勝てる相手ではない。ここは俺達ハンターに任せろ。」

 

ガルム「そんなもんで怪獣に勝てるわけがねぇ。」

 

マグナ「ここはハンターの俺達が引き受ける。」

 

デルトルト「グオッグオ。」

 

グロウズ「ハンターの実力見せてやろうぜ。」

 

リバイ「ハンティング開始だ!!」

 

 

現れたキングゲスラ、アクアペスター、ベロクロンをハンティングするラッシュハンターズとトライデント。バレルが上空を飛行しながらアクアペスターに右腕に装備されてる雷鳴刀から赤色冷凍斬でアクアペスターの動きを封じ、ガルムがプラズマクロスガンでアクアペスター右背上のプラズマソウルに照準して狙撃したが、プラズマソウルは鋭利な刃のように尖っていて攻撃を弾き返した。

 

 

アクアペスター「キシャオー!!」

 

 

ラッシュハンターズに対して口からペスターファイアーを吐いてきた。

 

 

バレル、ガルム、マグナ「うっ!!」

 

 

アクアペスターの口から吐いた火炎攻撃を喰らったラッシュハンターズ。

 

 

マグナ「こんなの、屁でもないぜ!!」

 

 

アクアペスターの火炎攻撃を喰らって屈しず、マグナが直ぐに終わらせるべく七星剣の1つである妖刀ナナマスを持ちながらアクアペスターに斬りかかった。

 

 

マグナ「こいつで終わりだ!!」必殺技のナナマスコンセントレイションで火炎を纏わせながら巨大化したナナマスでアクアペスターを一刀両断した。マグナの必殺技の一撃により絶命したアクアペスター。

 

 

リバイ「はああああー!!」

 

 

キングゲスラを相手に戦うトライデント。リバイが大破したブラキオスの残骸の上に飛んで進みながらキングゲスラにムルチナッターで斬撃した。キングゲスラを助けるべくベロクロンが両手から放たれたデブリスラッシュでトライデントに浴びせた。

 

 

リバイ、グロウズ「うわぁっ!!」

 

デルトルト「グホー!!」

 

 

ベロクロンのデブリスラッシュを受けてしまったトライデント。

 

リバイ「怪獣が2匹ならもう1匹はあいつに任せる、キングムルチ!!」

 

 

2匹のうちの1匹を対処すべく、リバイはバトルナイザーからキングムルチを呼び出してベロクロンの戦いを任せた。

 

 

キングムルチ「ギャオオオオー!!」

 

 

リバイのバトルナイザーから現れたキングムルチはベロクロンを相手に挑んだ。キングムルチは強力な怪力でベロクロンに力で押して海中へと共に潜った。

 

 

ベロクロン「グオオオオー!!」

 

 

海中へ沈んだベロクロンは水中戦でキングムルチに挑みながら動き回って体当たりをした。

 

 

キングムルチ「ギャオオオオオー!!」

 

 

体当たりをしたベロクロンに水流を起こして周りを水の流れでベロクロンの動きを封じて尻尾を振りながらぶつけた。

 

 

リバイ「はああああー!!」

 

 

キングゲスラの口から放った毒液の雨のヘビーベノムレインをかわしていき、ムルチナッターで毒液の雨を切り払いながら進み、キングゲスラに斬り込んだ。

 

 

キングゲスラ「グオオオオー!!」

 

 

自身の身体に斬り込んだリバイに尻尾を振ってぶつけようとするが、

 

 

グロウズ「させるかよ!!」

 

 

キングゲスラの真上からグロウズがフローズハンマーで頭を思いっきり叩いた。

 

 

 

デルトルト「グオッグオ!!」

 

 

デルトルトが魔銃ヘルフレイムを構えて必殺技を発動してボルケイノショットで正確に標的を撃ち抜き、ゲスラの全身を燃やし尽くす。

 

 

キングゲスラ「グオオオオー!!」

 

 

デルトルトの放った必殺技で全身に炎を浴び、直ぐに海の中へと潜り込んで火を消した。

 

 

グロウズ「怪獣も直ぐに対処したって事かよ。」

 

リバイ「なら背鰭を狙えば!!」

 

 

早期にカタを着けるべくリバイがキングゲスラの後ろに飛び込んでムルチナッターで背鰭を切断し、キングゲスラの姿勢は崩れ始めた。

 

 

キングゲスラ「グオオオオー!!」

 

 

背鰭を切断されて一気に弱体化するキングゲスラをその隙を突いてトライデントが総攻撃にかかった。

 

 

リバイ「ファストゾアスラッシュ!!」

 

グロウズ「ブリザードプレッシャー!!」

 

デルトルト「グオッグオ!!」

 

 

トライデントの3人ハンターの必殺技が炸裂し、デルトルトのボルケイノショットで再びゲスラの全身を燃やし尽くし、グロウズがブリザードプレッシャーで吹雪を纏ったハンマーで叩き、最後にリバイがファストゾアスラッシュで斬撃を放ち、キングゲスラを撃破した。

 

 

キングムルチ「ギャオオオオオー!!」

 

 

またキングムルチとベロクロンの戦いはキングムルチが圧倒し、ベロクロンを追い詰めており、キングムルチが口から破壊光線を放ってベロクロンを貫き、撃退した。海戦の激闘は最初はヘリック共和国軍とガイロス帝国軍の両軍の戦い、途中からザフト軍が加わり、混戦となったが、状況はヘリック共和国軍が猛威を振るいながらガイロス帝国軍、ザフト軍を撃破していき、圧倒した。

 

 

バーガン「これ以上の戦いはもう無理だ、全機撤退する。」

 

 

これ以上の戦闘は不能と判断し、全機に撤退命令を出すバーガン。

 

 

モラシム「怪獣3匹やられた以上、こちらも撤退だ。」

 

 

またモラシムも怪獣3匹損失した事で戦闘は不能と判断し、撤退を下した。

 

 

アーバイン「何とか勝てたな。」

 

 

無事、海戦の激闘に勝利を収めたヘリック共和国軍の大統領護衛師団はようやく北アフリカのリビア砂漠へ到着し、アークエンジェルとクルーガーの部隊と合流した。

 

 

北アフリカ

リビア砂漠

バン「アーバイン!!」

 

アーバイン「久しぶりだったな、バン、フィーネ、ジーク。」

 

バン「こんなところでまた会えるなんて嬉しいよ。」

 

アーバイン「お前達を助ける達ために共和国の大統領護衛師団と一緒に来たんだ。途中で帝国軍とザフト軍に遭遇して大変な目にあった。」

 

フィーネ「大変だったね。」

 

バン「向かう途中で戦ったんだもんな。」

 

アーバイン「怪獣も出て来てさらに大変だった。」

 

 

バンとフィーネとジークと再会し、途中でガイロス帝国とザフトと遭遇してと戦った事を語った。

 

 

ガイ「ラッシュハンターズやトライデントの方々も。」

 

マグナ「ここで会う何て意外だな。」

 

ガルム「相変わらず元気か。」

 

ガイ「ああ。」

 

リバイ「そっちは?」

 

ガイ「俺の先輩方達です。」

 

ムサシ「僕は春野ムサシ。」

 

我夢「俺の名前は高山我夢。」

 

藤宮「俺は藤宮博也。」

 

ヒカル「俺の名名前は礼堂ヒカル。」

 

ショウ「俺はショウ。」

 

大地「俺は大空大地。」

 

ウルトラマンX(エクスデバイザー)「私がウルトラマンXだ。」

 

ガルム「中に入っているのか。」

 

ウルトラマンX(エクスデバイザー)「まあ、その通りだ。」

 

リバイ「どうしてこの世界へ来たんだ?」

 

ムサシ「僕達はアスカに呼ばれてこの世界へ来たんだ。」

 

グロウズ「俺達の場合はジェントに頼まれてこの世界へやって来たんだ。」

 

ガイ「ムサシさん達はアスカさんに呼ばれて来たんですか。」

 

我夢「アスカが今どこにいるのかわからない。」

 

ヒカル「俺達はこの世界は何が起きているかさっぱりわからない。」

 

ガイ「この世界は誰が裏から牛耳り、支配されているんです。」

 

我夢「今起きている事全て仕組まれているのか?」

 

ガイ「はい。ゼロさんは6年前から行動しています。」

 

ウルトラマンゼロ(ウルトラゼロアイ)「ああ、俺はこの世界を暴くためにやって来たんだ。」

 

ショウ「お前が人間と一緒とはな。」

 

ウルトラマンゼロ(ウルトラゼロアイ)「まあな。」

 

刹那「・・・・。」

 

ヒカル「彼が今のゼロの変身者か。」

 

ウルトラマンゼロ(ウルトラゼロアイ)「そう言うことだ。色々と訳があって。」

 

藤宮「・・・・。」

 

我夢「どうした、藤宮?」

 

藤宮「いや、なんでもない?」

 

 

刹那の目を見た藤宮は、彼が修羅場生き抜いた目だと気付いた。一方、海戦で敗れた報を知ったプロイツェンは、

 

ガイロス帝国

ロンドン

帝国議会

プロイツェン「敗れただと、相手は大統領護衛師団だったか。北アフリカには既に我がPK師団を向かわせた。現地にいるマネキン大佐とシュバルツ中佐と合流だ。」

 

シャルル「相変わらずお前は何とも思わないのか。」

 

プロイツェン「最初から手の内さ。」

 

シャルル「そろそろエンブリヲとアレハンドロの元へ行こうか。」

 

プロイツェン「ああ。」

 

 

 

アークエンジェル

格納庫

ヴァルヴレイヴ1

コクピット

ピノ「ふあー、何だか退屈。」

 

 

次回 12話へ続く



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第12話 ペイバック

北アフリカへ援軍として来た大統領護衛師団と合流をしたアークエンジェルとクルーガーの部隊。現地で地球連合軍とザフト軍、宇宙人同盟に抵抗するために立ち上がり、ヘリック共和国軍と協力するカガリの率いる夜明けの砂漠。

 

 

北アフリカ

移動中

マリュー「あなた達はこの地で活動されてクルーガー大佐と一緒に戦っているのですか。」

 

カガリ「あぁぁ、私達は戦争を終わらすために同志達と一緒に立ち上がり、地球連合軍とザフト軍、宇宙人同盟に抵抗するために共和国軍と協力している。」

 

クルーガー「彼女達はゲリラ活動で地球連合軍とザフト軍、宇宙人同盟と戦い、我々を支援して戦っている。」

 

カガリ「砂漠での戦いは私達の方が慣れてるからな。それにそこのお前。」

 

キラ、ハルト、サキ「あっ!!」

 

アンジュ「どうしたの?」

 

キラ「この子はヘリオポリスにいた・・・・。」

 

カガリ「こんなところで会うとはな。」

 

 

夜明けの砂漠のカガリを見たキラとハルトとサキは、彼女がヘリオポリスにいた時と同じで、偶然再会した。

 

 

キラ「どうして君がここに。」

 

ハルト「何で無茶な事を。」

 

カガリ「私は地球連合軍とザフト、宇宙人同盟の不毛な争いを終わらせるためにこの北アフリカにやって来たんだ。」

 

サキ「相手はMSやゾイドや怪獣よ。ゲリラで勝とうなんて無理があるわ。」

 

カガリ「砂漠の地形を生かしてきながら私達は勝ってきたんだ。」

 

ハルト「いずれは勝てなくなる。敵も何度も同じ手を通じるわけじゃない。」

 

カガリ「私達の想いをこんなところではやられたりはしない。」

 

 

地球連合軍とザフト軍、宇宙人同盟の不毛な戦いを終わらせるためにカガリはこの北アフリカで抵抗する者達と一緒に立ち上がり、ヘリック共和国軍に協力して砂漠の地形を利用した戦いを駆使して来たが、向こうもいずれば同じ手は通じない事をキラ達が告げたが、自分達の想いはやられないと言った。一方、プロイツェンの私兵であるPK師団が北アフリカに到着し、カティとシュバルツの部隊と合流をした。

 

 

トリポリ

トリポリ基地

カティ「来てくれた事に感謝する。」

 

ハンナ「正規軍がここまで追い詰められるとはとんだものだな。」

 

シュバルツ「最初はザフト、宇宙人同盟と共和国と戦っていたのを途中からウルトラマンが現れて大変だった。」

 

カティ「ウルトラマンを倒すために帝国いや地球連合は毛嫌いしている星人ハンターを雇う事にした。」

 

グランザー「俺ら3人はウルトラマンを倒すために雇われた。」

 

ハンナ「お前らが星人ハンターか、お目にかかるの初めてだ。ウルトラマンには確か弱点があるようだ。」

 

シュバルツ「弱点?」

 

ハンナ「地球での戦闘データを見て何やら時間が経過すると胴体にある丸の部分が赤く光るそうだ。」

 

カティ「時間戦で持ちこたえさせると言うのか。」

 

ハンナ「その通りだ、奴らは時間戦で長く持ちこたえさせれば一気に時間も経過してもたなくなる。」

 

シュバルツ「そのためには星人ハンターを先に出してウルトラマンと戦わせて、時間が経てば弱ったところで我々が攻撃をするという訳か。」

 

デスレード「俺達がウルトラマンを引き付けるという訳か。」

 

ラース「卑劣な手を打って出る訳か。」

 

ハンナ「そういう事だ、邪魔なウルトラマンを倒すには好都合という事さ。」

 

シュバルツ「ザフト軍と宇宙人同盟が入り込まれなきゃいいんだが、」

 

スザク「それにウルトラマン以外にも共和国やGGGの特機、夜明けの砂漠もです。」

 

カティ「そうだな。」

 

ハンナ「ならば先に反逆者のいるタッシルに総攻撃だ。」

 

シュバルツ「町ごとか?!」

 

ハンナ「町ごと攻めれば反逆者共大人しくするはずだ。」

 

カティ「待て、町には一般人もいるはずだ。」

 

ラース「町ごと攻め滅ぼす事は俺達の理念に反する事だ!!」

 

 

ハンナ「プロイツェン閣下の命令に背く気か?背くと言う事は逆らうと言う事だ。」

 

カティ、シュバルツ「くっ。」

 

ハンナ「それにプロイツェン閣下がまたとある傭兵と星人ハンターを雇った、来い、キリエロイド キリッシャー。」

 

キリッシャー「へへへへっ。」

 

アリー「お邪魔するぜ。」

 

ハンナ「それに閣下がおまけに特別なのも用意した。」

 

 

ウルトラマンを倒すためにハンナがまずは星人ハンターを使って時間戦に持ち込ませて、胴体のカラータイマーが赤く光って陥ったら一気に総攻撃を仕掛けるが、ヘリック共和国、GGGやザフト軍、宇宙人同盟や夜明けの砂漠が入り込まれると失敗する事を指摘したシュバルツ。それに対してハンナは先に夜明けの砂漠がいるタッシルに総攻撃をする事を先決し、住民ごとを攻め込むことを言うカティとシュバルツ、ラースらにハンナはプロイツェンの命令に背く事は許されないと反論し、ハンナはこの作戦に傭兵のアリーと星人ハンターのキリエロイドのキリッシャーを雇い、さらにあるものまで用意された。一方、アークエンジェルは夜明けの砂漠の拠点であるタッシルへと向かって進んでいた。

 

 

移動中

アークエンジェル

ブリッジ

エルエルフ「もうすぐタッシルとやらの町は見えてくるのか?」

 

サイーブ「もうじき着く頃だ。」

 

カガリ「ああ。」

 

 

もうじきタッシルに着くと思われたが、突如遠くから煙のようなのが出ていた。

 

 

サイーブ「!!」

 

カガリ「まさかあの方角は!!」

 

キサカ「タッシルが狙われてるに違いない。」

 

カガリ「急ぐぞ!!」

 

 

その方角はタッシルである事に、既に敵から攻撃を受けている事を知り、急いで向かった。

 

 

エルエルフ「タッシルが狙われている可能性がある。直ぐに出せるやつを出撃させろ。」

 

 

タッシルへ向かえる者をすぐにすぐに出させたエルエルフ。出撃したのはキラのエールストライク、アンジュのヴィルキス、ハルトのヴァルヴレイヴ1、サキのヴァルヴレイヴ4、アレルヤのキュリオス。

 

 

キラ「タッシルがどうして狙われるなんて。」

 

ハルト「わからない。」

 

アンジュ「とにかく急いで向かうわ。」

 

サキ「ええ。」

 

アレルヤ「犠牲が出ないうちに。」

 

 

キラ達も急いでタッシルへ向かい、突き進んだ。タッシルでは、ハンナの送り込んだキリッシャー、アリーのイナクトカスタム、スペースビーストの群れが町の住民に襲いかかった。

 

 

タッシル住民1「うわぁー!!」

 

 

スペースビーストのペドレオンクラインの群れが一気に住民に襲いかかり、両手の触手を伸ばして住民を捕らえて口を開いて捕食した。

 

 

タッシル住民2「助けてくれ!!」

 

 

ペドレオンクラインの群れから必死で逃げ回るタッシルの住民。

 

 

キリッシャー「そらぁ、お前らの相手はこの俺だよぉー!!」

 

 

逃げ回るタッシルの住民の前にキリッシャーが現れて、手にゲイボルグを出して前に突き出しながら住民を一気に惨殺した。

 

 

アリー「オラオラオラ、逃がすかよ!!」

 

 

アリーのイナクトカスタムが上空からパニックになって逃げ回るタッシルの住民をブレイドライフルで射撃して殺害した。

 

 

ハンナ「反逆者共を1人足らず逃がすな!!」

 

 

夜明けの砂漠の殲滅の指揮を執るハンナが町であるタッシルを徹底的に滅ぼしにかかり、PK師団所属のブラックレドラーが翼下のミサイルポッド、腹部の対地ミサイルで町を空爆していった。

 

 

シュバルツ「こんな非人道的が許されるのか・・・・。」

 

カティ「関係のない人間を虐殺するつもりか・・・・。」

 

ラース「くっ!!」

 

 

上空で待機するホエールキングにいるカティ達はハンナのやり方に町の住民ごと虐殺する事に非人道的が許されるのかとすごく不満を感じた。

 

 

キラ「あっ!!」

 

 

早速タッシルに到着したキラ達は、タッシルの町が敵に襲撃されて火の海と化し、必死で逃げ回る住民らの姿を見た。

 

 

タッシル住民3「うわぁー、助けてくれ!!」

 

アンジュ「あぁぁっ。」

 

サキ「ひどい。」

 

ハルト「くっ。」

 

アレルヤ「・・・・。」

 

 

タッシルの町が火の海と化して必死で逃げ回る住民が虐殺される光景を目の当たりにしたキラ達。

 

 

カガリ「あぁぁっ!!」

 

 

カガリ達夜明けの砂漠もタッシルに到着し、タッシルの町が住民ごと虐殺されていく姿に黙っていられずにそのまま直ぐに行動に出てかかった。

 

 

キラ「カガリ!!」

 

 

カガリ「お前らぁ!!」

 

 

カガリら夜明けの砂漠の面々がジープに乗って移動しながらタッシルに攻撃するPK師団に抵抗する。

 

 

ハンナ「来たか。夜明けの砂漠を抹殺しろ!!」

 

 

自分達に抵抗しにかかってくる夜明けの砂漠に攻撃命令を出し、ハンナの命で動くダークホーン隊が夜明けの砂漠のジープにハイブリッドバルカンで攻撃した。

 

 

カガリ「うわぁっ!!」

 

 

ダークホーンの攻撃を受けて吹き飛ばされたカガリ達。

 

 

キラ「カガリ!!」

 

 

カガリを助けに向かうキラはすぐにダークホーン隊にビームライフルで射撃して、そのまま接近してビームサーベルで斬り込んだ。

 

 

ハンナ「共和国とGGGか、お前らにはこいつの相手をしてな!!」

 

 

キラ達が現れた事で砂中からバグバズンブルード3匹が現れて、襲いかかった。

 

 

ハルト「怪獣!!こんな時に!!」

 

サキ「しかも3匹よ!!」

 

アンジュ「くっ。」

 

アレルヤ「味方が来るまで僕達でやるしかない!!」

 

 

現れた3匹のバグバズンブルードを相手に自分達で戦い抜くしかないと判断し、挑むハルト達。バグバズンブルードが手足の爪でヴァルヴレイヴ1を引き裂いた。

 

 

ハルト「うっ!!」

 

キラ、サキ「ハルト!!」

 

ハルト「怪獣相手だとキツ過ぎる。」

 

アレルヤ「これじゃ町が救えない!!」

 

 

バグバズンブルード3匹を相手にこれでは町を救う事すら出来ずにおり、何としてでも怪獣を倒して町を救いだそうと必死で奮闘して戦う。

 

 

アリー「面白そうなのが来たじゃねぇか!!」

 

 

バグバズンブルードと交戦するキラ達に目を向けたアリーはすぐに接近してブレイドライフルを構えながらキラ達に襲いかかった。

 

 

キラ「MS!!」

 

アリー「俺と戦えやぁ!!」

 

 

アリーのイナクトカスタムがキラ達にブレイドライフルで射撃し、各機に斬撃した。

 

 

サキ「何なのよ!!」

 

アレルヤ「僕達を町へ行かせないためか!!」

 

アンジュ「そこをどけぇ!!」

 

アリー「どくかよ、俺と戦ってからにしな!!」

 

 

キラ達5人を相手にタッシルの町へ行くのを阻んで交戦するアリー。蹴りを強いてヴィルキス、ヴァルヴレイヴ4にお見舞いしてプラズマブレイドで斬撃し、脚部からミサイルを発射してヴァルヴレイヴ1、キュリオスに命中し、プラズマブレイドでエールストライクに攻撃した。ようやくタッシルに到着したアークエンジェル。

 

 

マリュー「あぁぁっ、タッシルの町が・・・・。」

 

エルエルフ「間に合えなかったか。」

 

 

タッシルが既に壊滅的な被害が出た事で間に合えなかった。

 

 

ムサシ「あれはスペースビースト!!」

 

大地「何でこの世界にいるんだ!!」

 

刹那、ガイ、ウルトラマンゼロ(ウルトラゼロアイ)「・・・・。」

 

我夢「?!」

 

ウルトラマンゼロ(ウルトラゼロアイ)「こんな事が出来るのはエンブリヲと101人評議会の仕業か。」

 

ムサシ「エンブリヲ?」

 

ガイ「この世界を思いのままに操り、牛耳っている。この世界の元凶だ。」

 

ウルトラマンゼロ(ウルトラゼロアイ)「そしてあのベリアルも絡んでいる。」

 

ヒカル「何だと?!」

 

ガイ「今はそれよりスペースビーストを倒す事が先だ!!」

 

 

ガイとウルトラマンゼロの口からこの世界を裏から牛耳り支配するエンブリヲと101人評議会、そしてあのベリアルが絡んでいた事に驚愕し、またタッシルの町にいるスペースビーストの先に倒す事を先決し、直ちにウルトラマンに変身して早速現れて、ウルトラマンゼロ、ウルトラマンオーブ オーブオリジン、ウルトラマンコスモスルナモード、ウルトラマンエックスはタッシルの町にいるキリッシャー、ペドレオンクライン、PK師団、ウルトラマンギンガ、ウルトラマンビクトリー、ウルトラマンガイアV2、ウルトラマンアグルV2はキラ達を苦しめる3匹のバグバズンブルード倒しにかかった。

 

 

ウルトラマンゼロ、ウルトラマンオーブ オーブオリジン「はああああああー!!」

 

 

町や住民に襲いかかるペドレオンクラインにウルトラマンゼロがゼロスラッガーを投げて次々と切り落としていき、ウルトラマンオーブ オーブオリジンがオーブカリバーでキリッシャーに斬り込んでいった。

 

 

ウルトラマンコスモスルナモード(ムサシ)「さあ、逃げるんだ。」

 

 

パニックに陥るタッシルの住民を安全なところまで避難の誘導するウルトラマンコスモスルナモード。

 

 

ウルトラマンエックス(大地)「エックス!!」

 

ウルトラマンエックス「ああ。」

 

 

1人でPK師団を相手に挑み、ウルトラマンエックスは集団で襲いかかってくるレブラプターをキックで一瞬で葬り、上空から接近して攻撃にかかるブラックレドラーをパンチで次々と落としていった。

 

 

ウルトラマンガイアV2「デヤァッ!!」

 

ウルトラマンアグルV2「デュワー!!」

 

ウルトラマンギンガ(ヒカル)、ウルトラマンビクトリー(ショウ)「はああああー!!」

 

 

3匹のバグバズンを相手に4人でかかり、ウルトラマンガイアV2とウルトラマンアグルV2が同時にパンチを出してバグバズンブルードの胴体にお見舞いし、ウルトラマンギンガとウルトラマンビクトリーが2匹のバグバズンブルードを相手に、ウルトラマンギンガが前に出てパンチを繰り出してバグバズンブルードに直接お見舞いし、ウルトラマンビクトリーが足を回しながらビクトリウムスラッシュを放ってバグバズンブルードに喰らわせた。

 

 

キラ「ウルトラマン。」

 

 

ウルトラマンの出現で辛うじて助かったと思われたが、

 

 

ハンナ「行け、グランザー、デスレード

ラース!!」

 

 

ウルトラマンの出現を狙ったハンナはすぐに待機中のグランザー、デスレード、ラースらを呼び出してウルトラマンに一斉に襲いかかった。

 

 

ウルトラマン一同「!!」

 

 

グランザー、デスレード、ラース「ウルトラマン、覚悟!!」

 

 

グランザーがウルトラマンゼロにブリューナクで突き、デスレードがトリシューラでウルトラマンガイアV2とウルトラマンアグルV2に斬り込み、ラースがウルトラマンギンガ、ウルトラマンビクトリーに大きく振り回して斬った。

 

 

ウルトラマンゼロ「お前らの相手をしてる暇じゃねぇ!!」

 

グランザー「貴様はここで死ぬがいい。」

 

 

ブリューナクでウルトラマンゼロに思いっきり突いて攻撃し、ウルトラマンゼロは蹴りをまわしながらグランザーの越しにぶつけた。

 

 

 

グランザー「アイスフィールド!!」

 

 

グランザーが自身の冷凍能力でブリューナクを地面に突き刺しながら周りに氷のフィールドを形成して地面に着いているウルトラマンの足下を凍らせて身動きを封じた。

 

 

ウルトラマンゼロ「あっ、足が!!」

 

ウルトラマンオーブ オーブオリジン「くっ!!」

 

ウルトラマンエックス「動かない!!」

 

ウルトラマンコスモスルナモード(ムサシ)「こんな時に!!」

 

 

グランザーの冷凍能力によって足下を凍らされてしまい身動きが出来なくなったウルトラマンゼロ、ウルトラマンオーブオリジン、ウルトラマンコスモスルナモード、ウルトラマンエックス。

 

 

グランザー「死ね!!」

 

 

足下を凍らさせて身動き出来ないウルトラマン4人にブリューナクで次々と攻撃するグランザー。

 

 

デスレード「燃え尽きろ!!」

 

 

デスレードがトリシューラの先端から炎を放出してウルトラマンガイアV2、ウルトラマンアグルV2に炎上した。

 

 

ウルトラマンガイアV2(我夢)、ウルトラマンアグルV2(藤宮)「うわぁぁぁー!!」

 

 

デスレード「貰った!!」

 

 

炎で炎上するウルトラマンガイアV2とウルトラマンアグルV2にトリシューラで連続突きをした。

 

 

ラース「はぁ、たあああああー!!」

 

 

ウルトラマンギンガとウルトラマンビクトリーを2人まとめて戦いながらミストルティンを持ちながら思いっきり突いて攻撃した。待ち伏せしていた星人ハンターの乱入で、ますます混戦となった。

 

 

カガリ「こんなところで・・・・!!」

 

 

ジープを失ってでバズーカを持って挑むが、バグバズンブルードが口から胴体の穴の部分から触手を出してカガリ以外の夜明けの砂漠の団員らを捕まえて捕食しにかかった。

 

 

カーグット、アメフド、ジャアフル、アヒド「うわぁぁぁぁぁぁぁぁー!!」

 

 

バグバズンブルードに触手に捕まって捕食されてしまった夜明けの砂漠のカーグット、アメフド、ジャアフル、アヒドら。

 

 

カガリ「カーグット、アメフド、ジャアフル、アヒド!!」

 

 

カーグットらがバグバズンブルードに捕食されて最期を目の当たりにしたカガリ。

 

 

キラ、アンジュ、ハルト「やめろぉぉぉぉぉぉー!!」

 

 

その時、キラとアンジュとハルトの叫びで、タッシルの町を虐殺するハンナのPK師団にキラは再び何かに覚醒し、アンジュの反応によりヴィルキスは赤色のミカエルモードとなり、ハルトの反応でヴァルヴレイヴ1の熱量が666となり、3匹のバグバズンブルードに攻撃にかかった。

 

 

キラ「はああああああー!!」

 

 

エールストライクのストライカーパックのビームサーベルを2本出しながらバグバズンブルードの右腕を大きく切り込みながら切断し、そのままビームサーベル2本で連続切りをしながらバグバズンブルードに直接ダメージを与え、思いっきりビームサーベルで切り込んでバグバズンブルードをバラバラに切り裂いた。

 

 

アンジュ「この虫がぁ!!」

 

 

ラツィーエルに巨大なエネルギーブレードを纏いながら大きく切り込んでバグバズンブルードを一瞬で葬った。

 

 

ハルト「うおおおおおおー!!」

 

 

熱量が666となったヴァルヴレイヴ1がフル出力を出しながらバグバズンブルードに向かって両腕からフォルドシックルを出力刃してバグバズンブルードの胴体に斬りつけながら拳で思いっきり貫通して、そのまま両手でバグバズンブルードの右腕を引きちぎりながらジー・エッジで切り刻んだ。

 

 

ウルトラマン一同「あぁぁっ!!」

 

 

キラ、アンジュ、ハルトがスペースビーストを一緒で葬った力に驚愕し、普通では機体が怪獣を倒す事など不可能のはず、それが3人の秘められた力により、怪獣を意図も簡単に倒した。

 

 

ハンナ「バグバズンブルードを倒しただと?!」

 

 

ハンナもスペースビーストのバグバズンブルード3匹がそれぞれの機体に操縦するパイロットの秘められた力によって圧倒されて倒された事に驚いた。

 

 

ハンナ「すぐに破壊しろ!!」

 

 

すぐに他の部隊に命じて向かわず、ダークレドラー、レブラプター部隊が一斉に3機にかかって総攻撃するが、

 

 

キラ、アンジュ、ハルト「はああああああー!!」

 

 

すぐにかかりながらエールストライクがビームサーベル、ヴィルキスがラツィーエル、ヴァルヴレイヴ1がジー・エッジで次々とダークレドラー、レブラプターを破壊し、たったの数秒で1機足らず全て撃破した。

 

 

ウルトラマンゼロ「何て底力だ、普通なら怪獣を倒す事などあり得ない。」

 

 

キラ、アンジュ、ハルトの底力でMSでは倒す事が不可能のスペースビーストのバグバズンブルードを一瞬で葬った事はウルトラマンゼロでも驚いた。

 

 

アリー「そんな力があんならもっと出せやぁ!!」

 

 

キラ達の底力に目を付けてアリーのイナクトカスタムがブレイドライフルで切りかかってきたが、

 

 

キラ「消えろぉっ!!」

 

 

キラの気迫がこもったビームサーベルがアリーのイナクトカスタムの右腕を斬り込んで破壊した。

 

 

アリー「こいつ。」

 

 

エールストライクがビームサーベルで一瞬で自分の機体の右腕を破壊した事にアリーは、この場を立ち去った。

 

 

ハンナ「ちぃ、これ以上閣下の兵を失うわけにはいかない、撤退だ!!」

 

 

プロイツェンのPK師団の戦力を失うわけにはいかないと判断し、撤退命令を出し、この場から立ち去った。

 

 

キリッシャー「じゃあな、次が楽しみだ。」

 

 

部隊と共に撤退するキリッシャーはウルトラマンオーブオリジンに次の再戦を望んだ。

 

 

バルトフェルド「バーサーカーか。」

 

 

また両軍の戦いを遠くから見て観察したバルドフェルドはエールストライク、ヴィルキス、ヴァルヴレイヴ1の戦いを見てバーサーカーと呼んだ。そして戦いは終わったが、タッシルは大規模な被害を受けて大勢の住民がスペースビーストの捕食などで死亡した。

 

 

カガリ「あっ、あぁぁっ。」

 

 

自分達で勝つことが出来ず、ただ唖然とするカガリ。そんな彼女の前にキラが現れた。

 

 

キラ「死にたいのか?!」

 

カガリ「何だと!?貴様、タッシルの街が焼かれたのが見えないのか!!みんな、必死で戦った・・・・戦ってきた!!大事な人や大事なものを守るために必死でな!!」

 

キラ「!!」

 

 

カガリが必死で戦った事に反論し、キラは無謀な戦いで犠牲を出した彼女を叱責して顔を拳で殴った。

 

 

カガリ「うっ!!」

 

 

キラ「気持ちだけで、一体何が守れるっていうんだ!!」

 

 

タッシルの町は焼き討ちされて大勢の住民が死亡し、無惨な光景となった。

 

 

リク「・・・・。」

 

美月「あなたもようやく立つ時ね、ジード。」

 

 

 

次回 13話へ続く



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第13話 宿敵の牙

タッシルの町が焼かれて大勢の住民が死亡し、夜明けの砂漠は壊滅した。カガリはアークエンジェルと同行する事になった。

 

 

北アフリカ

移動中

アークエンジェル

ブリッジ

エルエルフ「お前も一緒に来るとはな。」

 

カガリ「情勢の事なら私が詳しく知っている。」

 

エルエルフ「ほお、お前は何やら色々詳しい事を知ってるそうだな。」

 

マリュー「いいのですか?」

 

エルエルフ「彼女なら地球の情勢の事を詳しく知っている。それにまだ話したい事もある。」

 

マリュー「話したい事?」

 

エルエルフ「まずはザフトの町であるバナディーヤでザフトの情報を探る事だ。」

 

ムウ「敵さんの情報を探る訳か。」

 

エルエルフ「敵の動きを探りに向かわせるそれぞれ向かわせるしかない。」

 

ナタル「行くのは誰に?」

 

エルエルフ「それは俺が今から決めて向かわせる。」

 

 

ザフトの支配下の町であるバナディーヤに潜入して情報を探るためにエルエルフは今から向かわせる者を選んで決めて向かわせた。

 

 

バナディーヤ

キラ「行くことになったのは僕とアンジュとハルトとサキ、凱さん、護君、命さん、バン、フィーネ、ジーク、刹那、クレナイさん、マグナ、リバイ、カガリで。」

 

アンジュ「町に行くって、私とキラとハルトとカガリ、凱と護と命、バンとフィーネとジークともう1人のガイ、刹那とマグナとリバイにそれぞれ別行動で分けたようね。」

 

サキ「ザフトが支配してる町でも何だか平和そうね。」

 

カガリ「平和そうに見えたって、そんなものは見せかけだ。」

 

ハルト「流石にそこまでの事は。」

 

カガリ「逆らう者は容赦なく殺される。ここはザフトの、砂漠の虎のものなんだ。」

 

サキ「本気で言ってるの?」

 

カガリ「何だと?!」

 

キラ「そのくらいにしよう。」

 

 

凱と護と命の方は、

 

 

護「凱兄ちゃんと命姉ちゃんと一緒だなんて嬉しいよ。」

 

凱「俺達は遊びに来たわけじゃない、バナディーヤで敵の情報を探るために潜入しに来たんだ。」

 

命「3人で街の中を歩くのも久しぶりだわ。」

 

凱「そのようだな。」

 

護「3人で一緒なんだから歩き回ろう。」

 

命「ねぇ、凱。」

 

凱「しょうがないな、じゃあ楽しみながら歩いていくか。」

 

 

町を歩き回りながら楽しんで様子を探って行く凱と護と命。町の遠くから3人の同行を見る人物がいた。

 

 

CC「・・・・。」

 

ルルーシュ「天海護の事か。」

 

CC「お前には関係のない事だ。」

 

ルルーシュ「彼がお前の実子だと言うことを。」

 

CC「・・・・。」

 

ルルーシュ「どうした?」

 

CC「ラティオの事を口にするな。これは私の問題だ。」

 

ルルーシュ「お前の問題か。天海護とそれに獅子王凱にも会おうと思ってな。ギアスの力を受けないGストーンを持つ者。これは俺にとってでも問題だ。今まで俺のギアスを使った作戦はあの2人に台無しにされて来た。」

 

 

自身のギアスを全く受けないGストーンを持つ凱と護。今までギアスを使った作戦でその2人によって邪魔をされた事で、自分にとって天敵でもあるとそう思うルルーシュ。バンとフィーネとガイの方は、

 

 

フィーネ「何だかいい町だわ。」

 

バン「俺達がGGGだとバレないよな。」

 

ガイ「大丈夫はずだ、俺たちの事は気が付かれていないようだ。。ここで何か情報見つけていかないとな。」

 

フィーネ「何かないかな。」

 

ジーク「グォー。」

 

バン「ジークもどこか寄りたいみたいだな。」

 

 

町中を歩きながら自分達がGGGの一員である事に気付かれず、ここで何か情報を掴んでいこうとするバンとフィーネとジークとガイ。

 

 

刹那「・・・・。」

 

マグナ「なんか色々ありそうだな。せっかくだしどっか寄ろうぜ。」

 

リバイ「俺達は遊びに来たんじゃない。情報を探るために来たんだ。」

 

マグナ「いいじゃねぇか、息抜きくらいは。」

 

ウルトラマンゼロ(ウルトラゼロアイ)「まあそのくらいの事はいいんじゃないか。歩きながら見つけるのも。」

 

刹那「・・・・。」

 

ウルトラマンゼロ(ウルトラゼロアイ)「刹那、お前も少しは息抜きして満喫したらどうだ?」

 

刹那「俺は大丈夫だ。」

 

ウルトラマンゼロ(ウルトラゼロアイ)「大丈夫な訳ないだろ。お前は特に無茶する事がある。せめてこの辺で何か食っておいた方がいい。」

 

刹那「わかった。」

 

マグナ「ちょうどこの近くに美味いもんがあるぞ。」

 

リバイ「しょうがない奴らだ。」

 

 

戦いで息抜きするために近くにある店によって3人は、食事を取ることにした。一方、キラ達は、町中を歩き回っていたら空腹し、食事を取ることにした。

 

 

サキ「ケバブ、美味しそうね。」

 

ハルト「流木野さんと一緒に食事か。」

 

サキ「あらショーコさんと一緒の方が良かったかしら?」

ハルト「そんなつもりじゃ。」

 

サキ「あたしと2人で一緒に食べれて嬉しいでしょ。」

 

ハルト「うっ。」

 

アンジュ「地球にこんな食べ物があったのね。」

 

カガリ「お前、ケバブを知らないのか?」

 

アンジュ「知らないわよ。私はずっとプラントにいたのよ。」

 

カガリ「お前、プラントの人間だったのか?!」

 

キラ「カガリ、待って、彼女には・・・・。」

 

 

バルドフェルド「アンジュリーゼ=斑鳩=ミスルギ。」

 

 

カガリはアンジュがプラントの人間だと知った途端に、キラ達の前に砂漠の虎如くバルドフェルドが現れた。

 

 

アンジュ「アンドリュー=バルドフェルド・・・・。」

 

カガリ「何?!お前があの砂漠の虎だと・・・・!!」

 

バルドフェルド「この俺が砂漠の虎だ。」

 

キラ「(あの人が砂漠の虎。)」

 

 

その人物が砂漠の虎のバルドフェルドだと知るキラ達。一方、凱と護と命は、

 

 

凱「なかなか見つからないみたいだな。」

 

命「色々歩き回ってもなかなか見つからないわ。」

 

護「でも町中を色々と見回って楽しめたよ。」

 

 

なかなか情報を見つけ出す事が出来ずにいる3人。このバナディーヤで情報の手がかりをどうしたら見つけたらいいの考えた。

 

護「!!」

 

凱「どうした護?」

 

命「護君?」

 

護「あの人が来る・・・・。」

 

凱、命「?!」

 

 

護が自分達の元にある人物が近付いてきている事に反応し、3人の元に現れたのはルルーシュとCCだった。

 

 

凱「お前はルルーシュ、CC!!」

 

ルルーシュ「獅子王凱、久しぶりだったな。」

 

 

同じ頃、バンとフィーネとジークとガイは、

 

 

バン「色々買ったな。」

 

フィーネ「うん、何だか楽しい買い物になったわ。」

 

ジーク「グォー。」

 

ガイ「結局買い物しただけで何も手がかりは見つからなかったか。」

 

 

何も情報を掴めずに買い物だけしたバン達。そんな中、町中で爆発音がした。

 

 

バン、フィーネ、ジーク、ガイ「?!」

 

 

町中で爆発音を響いたバン達。また店内で食事をしていた刹那達も外からの爆発音に響いた。

 

 

刹那「?!」

 

マグナ「何だ?」

 

リバイ「外へ行くぞ。」

 

 

すぐに店内から出て爆発音の元へ向かった一同。現場にたどり着き、そこにはある武装集団が襲撃をしていた。

 

 

バナディーヤ住民1「きゃああああー!!」

 

 

武装集団がマシンガンなどの銃器を使って町に武力を行っていた。

 

 

ブルーコスモス構成員1「青き清浄なる世界のために!!」

 

ブルーコスモス構成員2「汚れたコーディネイター、マナ、宇宙人は地球から出て行け!!」

 

刹那、ウルトラマンゼロ(ウルトラゼロアイ)「!!」

 

マグナ「おい、どうした?!」

 

リバイ「急にどうした?!」

 

刹那「・・・・。」

 

ウルトラマンゼロ(ウルトラゼロアイ)「ブルーコスモス。あらゆる人種を迫害する団体だ。」

 

刹那「俺はあいつの存在を許す訳にはいかない。」

 

 

武装集団がブルーコスモスだとわかり、彼らはあらゆる人種を迫害する事を主に活動し、彼らの存在は地球連合全体に大きく動かしながらコーディネイター、マナ、宇宙人の排除主義を唱えて、さらに自分の意見に賛同しないものを迫害などもする。そんな彼らの暴挙を見逃さないと刹那が立ち上がった。

 

 

ブルーコスモス構成員1「何だ貴様は?」

 

刹那「・・・・。」

 

ブルーコスモス構成員2「我らの邪魔をする気か?!」

 

刹那「お前達をここで排除する。」

 

ブルーコスモス構成員3「排除だと?!我らに逆らった事を後悔させてやるぞ!!」

 

刹那「俺はお前達のようなものを放って置く訳にはいかない。」

 

ブルーコスモス構成員4「なら死ねぇ!!」

 

 

刹那に向かって拳銃を向けて発砲しかかるが、刹那がすぐに駆け込みながらパンチで腹を殴り、そのまま顎を思いっきり殴った。

 

 

ブルーコスモス構成員2「貴様ぁ!!」

 

 

刹那の先制攻撃にブルーコスモス構成員が一斉に銃器を出して彼に射撃してきた。

 

 

刹那「!!」

 

 

彼の反射神経の反応で銃器から撃ってくる弾丸に反応してジャンプで回避して、身体を反転しながら蹴りでブルーコスモス構成員の頭に打ち込んで、他のブルーコスモス構成員にパンチで殴り込んだ。

 

 

ブルーコスモス構成員1「ぐっ、うわぁぁぁー!!」

 

 

刹那の素手による戦闘で全員やられたブルーコスモス構成員。

 

 

ブルーコスモス構成員1「くっ、貴様ご如きに我らの大義を・・・・!!」

 

刹那「!!」

 

ブルーコスモス構成員1「うっ、うわぁっ!!」

 

 

やられても屈服せず、自分の大義を果さんと立ち上がろうとするブルーコスモス構成員の首を刹那が右手で掴んだ。

 

 

マグナ「おい、刹那!!」

 

リバイ「・・・・。」

 

 

刹那がブルーコスモス構成員の首を右手で掴んで締めようとするのを目の当たりにするマグナとリバイ。

 

 

ブルーコスモス構成員1「あっ、うわぁぁぁぁー!!」

 

刹那「・・・・。」

 

ウルトラマンゼロ(ウルトラゼロアイ)「刹那、これ以上の事はするな!!」

 

刹那「・・・・。」

 

ブルーコスモス構成員1「助けてくれ・・・・!!」

 

 

刹那がブルーコスモス構成員の首を掴んで締めようとするのをウルトラマンゼロがやめるように求めるが、

 

 

刹那「うおおおおおー!!」

 

ブルーコスモス構成員1「うわぁぁぁぁぁぁー、くっ、苦しい、助けてくれ・・・・!!」

 

 

だが、刹那は感情的になってウルトラマンゼロの耳を聞かず、相手を殺すつもりで首を掴んで締めたまま殺そうとした。

 

 

ウルトラマンゼロ(ウルトラゼロアイ)「刹那、やめろ!!」

 

 

感情的になった刹那が本気で相手を殺そうとしている事で、ウルトラゼロアイの姿の自分では彼を止める事が出来ず、ただ声で呼びかけるしかなかった。その時、刹那の右手に遠くから光弾のようのが打たれてブルーコスモス構成員の首を放した。

 

 

刹那「うっ!!」

 

ブルーコスモス構成員1「ひぃぃぃっ!!」

 

 

すぐにこの場を引いて逃走するブルーコスモス構成員ら。

 

 

ウルトラマンゼロ(ウルトラゼロアイ)「今のは一体。」

 

 

どこからか刹那が相手の首を掴んで殺すとしたのを阻止したのを気にかけるウルトラマンゼロ。

 

 

美月「・・・・。」

 

 

街角の遠くから射撃して刹那の行動を阻止したのは美月だった。

 

 

バン「おーい、無事かー!!」

 

 

ようやくバン達が駆けつけに現れて合流をした。

 

 

ガイ「何があった?」

 

マグナ「なんか青き清浄何たらなんとかを・・・・。」

 

ガイ「ブルーコスモスか。ここに現れていたとは。」

 

ウルトラマンゼロ(ウルトラゼロアイ)「刹那のやつがマジで殺そうとした。」

 

ガイ「何?!」

 

刹那「・・・・。」

 

 

現場に過激派組織のブルーコスモスが現れた事とウルトラマンゼロから刹那は本気で相手を殺そうとした事を聞かされたガイ達。一方、キラ達はバルドフェルドに連れてこられて屋敷へと入り、お茶をする事になった。

 

 

バルドフェルドの屋敷

キラ「町にこんな屋敷があったなんて。」

 

ハルト「凄い。」

 

カガリ「くっ。」

 

サキ「あたし達が敵のお屋敷に誘われるなんて意外かしら。」

 

アンジュ「どうして私達を誘った?」

 

バルドフェルド「君達とは一度話をしてみようと思ったからさ。」

 

アンジュ「私をバカにしているのか?!私がノーマだと知って恥晒しにするつもりか?!」

 

バルドフェルド「まあ落ち着きたまえ、君は感情になり過ぎだ。」

 

アイシャ「アンディ、紅茶が入ったわよ。」

 

バルドフェルド「ちょうどよかった、紅茶を飲みたまえ。」

 

サキ「その人は?」

 

アイシャ「私、アイシャって言うの。私はアンディとは恋人よ。そこのあなた達も恋人なの?」

 

キラ、アンジュ、ハルト、サキ「」

 

 

 

アイシャが入れた紅茶を早速飲み始めたキラ達。

 

 

サキ「ハーブティだわ。」

 

ハルト「いい香りがする。」

 

バルドフェルド「どうだ、アフリカで採れた味は?」

 

カガリ「確かに美味しい。」

 

キラ「飲むとすっきりする。」

 

アンジュ「・・・・。」

 

バルドフェルド「エヴィデンスゼロワン。実物を見たことは?」

 

キラ「いえ。」

 

バルドフェルド「宇宙に人類以外の生命がいるのが確認されたのは、ウルトラマンの存在とクライシスインパクトが・・・・そのおかげで人類には大きな影響が出てきちゃったわけだ。」

 

キラ「クライシスインパクト、6年前に起きた出来事。」

 

バルドフェルド「その影響によってこの世界と滅びかけた別の世界が1つの世界とになって人類は宇宙に対する脅威を感じて、排外主義を唱えるようになった。」

 

 

凱「何故ここにいる!!」

 

ルルーシュ「暇つぶしをしに来ただけだ。」

 

凱「また俺達を陥れるつもりか?!」

 

ルルーシュ「お前はすぐに俺を疑うようだな。」

 

凱「当たり前だ、俺はお前を最初から信用していない。」

 

ルルーシュ「そうか。」

 

護「ねぇ、CCさん。」

 

CC「・・・・。」

 

護「僕は宇宙で腸原種から聞かされた、あなたが僕の実の母親だって。」

 

CC「!!」

 

ルルーシュ「CC!!」

 

CC「知ってしまったのか、ラティオ。お前の出生、そして私が本当の母だと言う事を。」

 

護「そうだよ、何で今まで黙っていた。何であの時ずっと言わなかったの?」

 

CC「・・・・。」

 

VV「彼女は君に本当の事を言うのが怖いからだよ。それと久しぶりだったね、CC、それにラティオ、獅子王凱。」

 

CC「VV。」

 

凱「シャルルの側にいるお前が何故ここにいる?!」

 

VV「僕は君達に久々に会おうと思ってね。」

 

凱、護、命「・・・・。」

 

ルルーシュ「お前も来るとはな。」

 

VV「相変わらずだね。」

 

ルルーシュ「ちょうどいい事を教えてやろう。」

 

凱「?」

 

ルルーシュ「明日、黒の騎士団は砂漠の虎と宇宙人同盟と共同して地球連合のトリポリ基地に総攻撃し、基地にある新型ゾイドを奪取する。」

 

凱「新型ゾイドだと?!」

 

ルルーシュ「どうだ、お前も欲しくはないか?」

 

凱「何故敵である俺達に教える?何を企んでいるんだ?」

 

ルルーシュ「お前達がいないと意味はないからな。」

 

凱「貴様ぁ!!」

 

VV「君は人を挑発させる事が好きだな。」

 

ルルーシュ「そうだ。」

 

凱「お前には言わなければならない事がある。」

 

ルルーシュ「何だ?」

 

凱「シャーリーとニーナが死んだ。」

 

ルルーシュ「!!なっ、何だと・・・・?!」

 

凱「ナナリーが連れさらわれた。」

 

ルルーシュ「なっ、ナナリーが・・・・?!誰がナナリーをさらった!!」

 

凱「スローネだ・・・・。」

 

ルルーシュ「何?!」

 

凱「あいつらは俺達やお前の学園を破壊して大勢の生徒を殺害するのを楽しんでやった。」

 

ルルーシュ「・・・・。」

 

凱「俺も救う事はできなかった。」

 

ルルーシュ「・・・・。」

 

 

凱からアッシュフォード学園がスローネの襲撃によって破壊されて大勢の生徒が殺害された中でシャーリーとニーナまでもが死亡し、さらに妹のナナリーが連れさらわれた事を知ったルルーシュ。

 

 

ルルーシュ「CC、行くぞ。」

 

CC「ルルーシュ。」

 

 

凱達の元を立ち去ったルルーシュとCC。

 

 

護「・・・・。」

 

CC「(ラティオ。)」

 

 

母と子の再会、だが真実を知った護にはまだ彼女を受け入れる事が出来ず、本当の事を今まで言わなかったCCも息子と再会した事に苦悩した。

 

 

バルドフェルドの屋敷

バルドフェルド「止めた方が賢明だなぁ。いくら君がバーサーカーでも、暴れて無事にここから脱出できるもんか。」

 

キラ「バーサーカー?」

 

バルドフェルド「君達の戦闘を二回見た。砂漠の接地圧、熱対流のパラメーター、怪獣を1人で倒した。かなり優秀な方らしいな。」

 

アンジュ、ハルト「・・・・。」

 

バルドフェルド「あの機体のパイロットである以上、私と君達は、敵同士だと言うことだな?」

 

キラ「うぅぅ。」

 

バルドフェルド「ふふ。やっぱり、どちらかが滅びなくてはならんのかねぇ。」

 

アンジュ「うぅぅ。」

 

バルドフェルド「今日の君は客人で、ここは戦場ではない。帰りたまえ。話せて楽しかったよ。良かったかどうかはわからんがね。」

 

 

客人として迎えられ、戦場では敵として、バルドフェルドとのお茶会を過ごしたキラ達。そして一同はバナディーヤの町の潜入を終えてアークエンジェルへと戻った。

 

 

アークエンジェル

ブリッジ

エルエルフ「地球軍の基地に新型ゾイドか。」

 

凱「あぁぁ、黒の騎士団はザフトと宇宙人同盟と共同してトリポリ基地に総攻撃して、新型ゾイドを奪取する。」

 

エルエルフ「これは面白い。奴らが新型ゾイドを奪取で目当てならこちらもその新型ゾイドとやらを手にかけようではないか。」

 

クルーガー「作戦はどう立てていく。」

 

エルエルフ「まずはレイノス隊による空襲、ウルトラザウルスによる砲撃でトリポリ基地に総攻撃、そうしたらクルーガーの部隊、大統領護衛師団の地上部隊、バン=フライハイトのブレードライガー、傭兵のコマンドウルフで奇襲、またザフト軍や黒の騎士団や宇宙人同盟やなどの対策はアークエンジェルの特機部隊で行わせる。」

 

一同「おぉぉ。」

 

エルエルフ「その数機で基地内に突入して新型ゾイドを奪取し、基地を制圧して北アフリカの戦いを終わらせる。以上だ。」

 

 

エルエルフの立案した作戦はまずは空からレイノス隊による空爆と地上からウルトラザウルスによる砲撃でトリポリ基地に攻撃し、そうしたらクルーガーの部隊、大統領護衛師団、バンのブレードライガー、アーバインのコマンドウルフで奇襲を仕掛け、またザフト軍、黒の騎士団、宇宙人同盟にはアークエンジェルの特機部隊に任せて行わせる。そうしたら基地内に突入したら新型ゾイドを奪取、基地内を制圧して北アフリカでの戦いに終止符を打つ。

 

 

食堂

サイ「ちょっと待てよフレイ!そんなんじゃ分かんないよ!!」

 

フレイ「五月蠅いわね!!もういい加減にしてちょうだい!!あなたとはもう婚約関係じゃなくなったのよ!!そのパパがもういなくなったから私が決めたのよ!!」

 

サイ「おい、なんだよそれは!、ちょっと待てよ!!」

 

 

サイとフレイ、2人は家柄の関係で決められた婚約者。フレイの父が死んだ事で、彼女はサイとの婚約関係を破棄し、それに対してサイはフレイが婚約破棄した事に反論し、強く求めてきた。

 

 

ライゾウ「何の騒ぎだ?」

 

ミリアリア「簡単には説明できないわよ・・・・。」

 

カズイ「要するに婚約者だったフレイがキラにべったりだから、サイが・・・・。」

 

サトミ「ただの痴話ゲンカか。バカバカしい。」

 

 

食堂の扉を開けて入ってやって来たキラ。

 

 

キラ「・・・・。」

 

フレイ「キラ!!」

 

キラ「どうしたのフレイ?」

 

サイ「キラ。フレイに用があるんだ!!」

 

フレイ「悪いけど、私はキラを選ぶ事にしたの。」

 

サイ「何だと?!」

 

キラ「どうみ見ても、君が嫌がるフレイを追っかけてるようにしか見えないよ。」

 

サイ「何だと?!」

 

キラ「この間の戦闘で疲れてるんだ。もうやめてくれない?」

 

サイ「くぅっ、キラぁ!!」

 

 

キラに殴りかかろうとするサイ。逆にキラがサイの身体を掴んで壁に押さえつけた。

 

キラ「止めてよね。本気で喧嘩したら、サイが僕に敵うはずないだろ?」

 

凱「おい、そこで何をしてるんだ!!」

 

 

キラとサイの喧嘩で駆けつけにやって来た凱。

 

キラ「凱さん。」

 

凱「サイを放すんだ!!お前が何をやっているか、わかっているのか?!」

 

キラ「凱さん、どうしてここに。」

 

護「キラ兄ちゃん、やめてよ。」

 

キラ「護、君が呼んだのか・・・。」

 

護「・・・・。」

 

凱「キラ、すぐに放せ!!」

 

キラ「そうやってコーディネイターの僕を悪者扱いですか。」

 

凱「?!」

 

キラ「サイボーグのあなたはコーディネイターと違って批判はされない、常に自分が正しいと思っている。そうなんだろ!!」

 

凱「!!」

 

 

回想

ミレイ(回想)「この裏切り者!!あんたなんかヒーローじゃない!!」

 

リヴァル(回想)「お前のせいでニーナは死んだ!!」

 

沙慈(回想)「ルイスの左手をどうしてくれたんだよ!!」

 

 

現在

アークエンジェル

食堂

凱はキラを止めようとしたら、逆にキラに反論されて自分がサイボーグである事で批判されない事、自分が正しいと思っていると言われてしまい、凱はスローネの襲撃によってアッシュフォード学園を破壊されてしまい、ミレイ、リヴァル、沙慈に自分達やニーナ達を救ってくれなかった事を責められた事を思い出した。

 

 

凱「違う、俺は、違う。俺が正しいとは思ってなんかいない!!」

 

キラ「それがあなたの本性なんですね。」

 

凱「あぁぁ、あぁぁ、俺は俺は俺は・・・・。」

 

アンジュ「もうこんな下らない事を止めることね。」

 

キラ「アンジュ。」

 

アンジュ「フレイ、あなたが火種を起こした原因ね。」

 

 

凱を口で責めたキラの前にアンジュが現れて喧嘩の火種の原因がフレイとわかって彼女にビンタした。

 

 

フレイ「うっ、何するのプラントの分際か!!」

 

アンジュ「人を利用するなんてあなたは最低ね。行くよ、キラ。」

 

キラ「・・・・。」

 

フレイ「ノーマの分際が!!」

 

 

キラを連れて食堂を出たアンジュ。アンジュにビンタされて彼女を憎悪し始めた。地球連合軍トリポリ基地の地下工場では、ルルーシュの言った新型ゾイドが2体並んでいた。

 

 

トリポリ基地

地下工場

ヴォルフ「この機体は失われし祖国復活のために。」

 

 

次回 14話へ続く



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第14話 砂塵の果てに

地球連合軍のトリポリ基地へと総攻撃を行うため、エルエルフが全体の指揮を執りながらヘリック共和国軍を動かした。まずは最初に上空からウルトラザウルスから発進したレイノス隊、護衛役のストームソーダーを発進させて一気にトリポリ基地に空爆を行った。

 

 

トリポリ基地

カティ「敵襲だ、総員直ちに迎え討て!!」

 

 

ヘリック共和国軍の空襲に直ぐに出撃命令を出すカティ。

 

 

ヘリック共和国兵1「貰った!!」

 

 

機体に納めている格納庫に狙いを標的するレイノス数機が胴体にある3連ビーム砲で攻撃して破壊した。次に燃料など補給施設にも狙いを標的し、ミサイルなどを発射して命中して爆破させた。

 

 

ARUS兵1「させるかよ!!」

 

 

地上にいるリアルドホバータンクアンチエアが4連装高速機関砲で上空から空爆するレイノスを攻撃して次々と撃墜していった。

 

 

ガイロス帝国兵1「旧式のレイノス如きにこのイナクトの性能を見せてやる!!」

 

 

上空を飛行するイナクトがリニアライフルで基地を空爆するレイノスに向かって射撃するが、

 

 

マミ「させないわ!!」

 

 

イナクトの前に現れたヘリック共和国軍の最新鋭の飛行ゾイド、ストームソーダーが現れて、ストームソーダーの左右両翼からウィングブレードを出してイナクトに向かって機体ごと上下真っ二つにした。

 

 

ガイロス帝国兵2「共和国軍の新型機か?!ゾイドなんかに!!」

 

 

ヘリック共和国軍の新型機のストームソーダーに対し、こちらは人型機動兵器であるMSのイナクトは、旧式ゾイドのレドラーに代わる航空戦力でもあり、性能はレドラーを上回り、イナクトがプラズマソードを出して切りにかかった。

 

 

マミ「悪いけどストームソーダーは、制空権の確保のために作られたのよ!!」

 

 

ストームソーダーは、ヘリック共和国軍が制空権の確保のために開発された機体で、空戦特化に力を入れて高い戦闘能力を持ち、レドラーやヘリオン、そしてイナクトやフラッグを上回る性能を持つ。頭部のトップソードを出刃してイナクトの胴体に直撃して破壊した。

 

 

カティ「新型機か?!直ぐに対空部隊に攻撃を!!」

 

 

空のイナクト部隊がストームソーダーによって次々と撃墜されていき、地上にいるリアルドホバータンクアンチエア部隊に対空攻撃を命じるが、遠くから砲撃が発射して基地に命中した。

 

 

シュバルツ「遠くから砲撃?!」

 

 

遠くから敵の砲撃に気付いたシュバルツ。遠くで待機しているウルトラザウルスが360㎜リニアキャノンで応戦してトリポリ基地に砲撃をした。

 

 

エルエルフ「今直ぐに主力部隊と大統領護衛師団とバン=フライハウトと傭兵を向かわせる。」

 

 

トリポリ基地に空爆と砲撃をし終えたら直ちにバンとアーバインと主力部隊と大統領護衛師団と出撃に向かわせたエルエルフ。

 

 

バン「一気に終わらせてやる!!」

 

アーバイン「ああ!!」

 

 

共和国軍の主力部隊と大統領護衛師団と共にトリポリ基地に向かっていくバンとアーバイン。基地から早速現れた地球連合軍のMS、ゾイド、ナイトメアフレーム、スペースビーストが大多数となって大軍団となって立ち塞がる。

 

 

スザク「邪魔はさせん!!」

 

 

スザクの操縦するランスロット・コンクエスターがMVソード2本を出して両手に構えながらゴドス大隊、ディバイン大隊を自身の操縦技量を用いながら次々と斬撃してあっという間に壊滅させた。

 

 

アーバイン「ランスロットか!!厄介なやつまで現れたか。」

 

凱「こいつの相手は俺がする。お前達は先に行け!!」

 

 

凱のスターガオガイガーが現れて、バン達を先に向かわせるため、スザクのランスロット・コンクエスターの相手を引き受けた。

 

 

スザク「獅子王凱!!」

 

凱「勝負だ、スザク!!」

 

 

1対1の対決で、両者共に交戦する凱とスザク。ドリルニーを前に出しながらランスロット・コンクエスターに向けたが、MVソードでドリルニーを受け止め、パンチでランスロット・コンクエスターの頭部を殴った。スペースビーストのペドレオンクラインの大軍が勢いよく迫って、ヘリック共和国軍のガンスナイパー部隊に向かってきた。

 

 

ヘリック共和国兵2「この怪物が!!」

 

 

ガンスナイパーの両腕に装備されているビームマシンガン、両肩に装備されている8連ミサイルポッドを同時に発射してペドレオンクラインを撃退した。

 

 

人革連兵1「落ちろ!!」砂上をホバーで走行するティエレン高機動B型が200mm×25口径長滑腔砲を発射してコマンドウルフに命中し、破壊した。だが、後から現れたヘリック共和国軍の新型機のライトニングサイクスが高速移動しながらパルスレーザーライフルからレーザーを発射してティエレン高機動B型を撃ち抜いた。ライトニングサイクスの高いスピードで地上にいる敵機を次々と撃退していった。また同じ頃、トリポリ基地へと向かうゼロ(ルルーシュ)の率いる黒の騎士団とバルドフェルドの部隊と宇宙人同盟。

 

 

ゼロ(ルルーシュ)「これよりトリポリ基地に総攻撃を開始する。」

 

 

ゼロ達もトリポリ基地へと進み、そして基地にある新型ゾイドの奪取も目指していた。ゼロ達の進行を既にエルエルフが手配したガイサック偵察仕様を砂中に潜ませて、ゼロ達黒の騎士団の動きを察知し、エルエルフの元へ伝達した。

 

 

エルエルフ「動いて来たか。こっちも出撃する。後の指揮はクルーガーに任せる。」

 

 

トリポリ基地攻撃の指揮をクルーガーに任せて、アークエンジェルと共に自ら戦場へと出撃するエルエルフ。

 

 

バルドフェルド「早速おいでなさったか。」

 

 

早速、彼らの前にアークエンジェルと特機部隊が現れ、トリポリ基地を行かせないと攻撃を開始した。

 

 

ロックオン「お前達の相手は俺だ!!」

 

 

GNスナイパーライフルでバクゥに狙撃して撃墜するデュナメス。

 

 

ザフト兵1「邪魔するな!!」

 

 

後方からザフト軍のイデアールブルーメによる砲撃が発射してアークエンジェルに向けたが、キューマのヴァレヴレイヴ5が前に出て、両肩のIMPで防ぎ、その直後にヴァレヴレイヴ3の背後からライゾウのヴァレヴレイヴ3が現れて、両肩のアームストロンガー・カノンからビームを発射してイデアールブルーメを撃墜した。

 

 

キューマ「山田、ナイスだ!!」

 

ライゾウ「ああ。ってサンダーと呼べよ!!」

 

 

攻撃と防御、それぞれ2つの特性を持つ2機のヴァレヴレイヴによる連携で後方にいる敵機を倒し、そのまま続行した。

 

 

ヒルダ「あたし達を忘れちゃ困るなぁ!!」

 

 

上空からザフト軍のヒルダ、アードライ、ハーノイン、イクスアインらのキルシュバウム4機、ロザリーのグレイブカスタム、クリスのハウザーカスタム、黒の騎士団から紅蓮可翔式、暁可翔式、四聖剣の暁直参可翔、四聖剣のリーダーの藤堂の斬月可翔が現れた。また地上からはピートリー級の上に乗ったデュエルアサルトシュラウド、バスターも現れた。

 

 

ティエリア「あれは黒の騎士団、宇宙で現れた新型機、デュエルにバスターまでも!!」

 

玉城「ここで終わらせてやるぜ。」

 

朝比奈「邪魔させないよ。」

 

 

黒の騎士団の特機がアークエンジェルに攻撃をしにかかった。

 

 

マリュー「敵機が接近してくるわ。対空態勢よ!!」

 

ナタル「イーゲルシュテルン、ヘルダート、撃てぇっ!!」

 

 

接近してくる敵機にイーゲルシュテルン、ヘルダートを同時に発射して総攻撃するアークエンジェル。アークエンジェルの攻撃を3機のキルシュバウムが掌からバリアを展開して攻撃を防ぎ、指先からビームで攻撃した。

 

 

ティエリア「このぉっ!!」

 

 

ヴァーチェがGNキャノンからビームを発射してキルシュバウムに攻撃した。

 

 

ハーノイン「こいつやってくれたな!!新型機の性能を見せてやるぜ!!」

 

 

ハーノインがキルシュバオムの性能を見せるべく、ティエリアのヴァーチェに接近して両手による格闘で攻撃をする。ティエリアも相手の攻撃に対し、GNビームサーベルを出して斬りつけた。

 

 

ハーノイン「くっ!!野郎、やりやがったな。」

 

ティエリア「私とガンダムを甘くみては困るのだよ。」

 

ハーノイン「こいつ!!」

 

 

自身の機体に斬りつけたヴァーチェに指先からビームを発射して攻撃した。

 

 

藤堂「覚悟!!」

 

 

部下の朝比奈、千葉と数機の暁可翔と共にヴァルヴレイヴ1とヴァルヴレイヴ4を包囲する藤堂。

 

 

サキ「ハルト、来るわよ!!」

 

各方位から近づいて来る暁可翔がハルトとサキに迫って来た。

 

 

ハルト「このぉっ!!」

 

 

暁可翔をジー・エッジで斬りながら破壊し、メテオール・プレートを投擲して、周りにいる暁可翔を破壊した。

 

 

朝比奈「あれがヴァルヴレイヴか。」

 

千葉「かなり手強いようだ。」

 

藤堂「奴らの手足を狙え!!」

 

 

ヴァルヴレイヴの手足に目を付けた藤堂は、自分の斬撃可翔、朝比奈、千葉の暁直参可翔から飛燕爪牙を発射して、ヴァルヴレイヴ1の両腕、ヴァルヴレイヴ4の片脚にそれぞれ巻き付いて動きを封じた。

 

 

サキ「小さい機体如きに!!」

 

 

片脚に巻き付かれた斬月の飛燕爪牙を振り払おうとするが、斬月可翔が制動刀でヴァルヴレイヴ4に斬りにかかって来た。

 

 

サキ「!!」

 

 

腰部のマルチスパイン・レッグを点火して片脚に巻き付かれている飛燕爪牙を払いながら斬月可翔を吹き飛ばし、スピンドル・ナックルを投擲する。

 

 

藤堂「!!」

 

 

ヴァルヴレイヴ4のスピンドル・ナックルを下にしゃがんで回避し、制動刀で突いていく。

 

 

ハルト「くっ。」

 

 

両腕を暁直参可翔に封じられたハルトのヴァルヴレイヴ1。

 

 

ハルト「腕を封じられたくらいで!!」

 

 

頭部のバリアブル・バルカンで千葉の暁直参可翔に攻撃し、飛燕爪牙に巻き付かれた右腕を解放し、ボルグ・アームで朝比奈の暁直参可翔に攻撃し、飛燕爪牙で巻き付かれた左腕も解放した。

 

 

ヒルダ「オラオラオラー!!」

 

 

アンジュのヴィルキスに向かってパンチで連打して攻撃するヒルダのキルシュバオム。

 

 

アンジュ「うっ!!」

 

 

距離を離れながら遠距離による攻撃を取って、ヴィルキスはビーム弾に換装したアサルトライフルでビームを発射してヒルダのキルシュバウムに攻撃した。

 

 

ヒルダ「やらせるかよ!!」

 

 

ヴィルキスの発射したビームを両肩のアイゼン・ガイストで防御し、アイゼン・ガイストに内蔵されているブースターと背部にあるスラスターを点火しながらヴィルキスに突撃しかかった。

 

 

キラ「させるか!!」

 

 

アンジュのヴィルキスの前にキラのエールストライクが現れて、勢いで突撃にかかって来たヒルダのキルシュバオムに左腕に装備されたシールドを投げて命中し、動きを崩した。その隙を突いてエールストライクが蹴りを打ち込んでヒルダのキルシュバオムを墜落させた。

 

 

ヒルダ「あぁぁっ!!」

 

 

地面に墜落したヒルダのキルシュバウムは砂漠地帯に対応してない事で砂中に埋もれてしまった。

 

 

ロザリー、クリス「ヒルダ!!」

 

 

仲間を助けに向かおうとするロザリーとクリス。

 

 

アンジュ「砂の中に入ってなさい!!」

 

 

ロザリーのグレイブカスタム、クリスのハウザーカスタムがアンジュのヴィルキスに蹴られて墜落し、砂中に埋もれてしまった。

 

 

バルドフェルド「君達の相手は私だ!!」

 

 

キラとアンジュの前に、指揮官機のラゴゥに操縦して現れたバルドフェルドとアイシャが現れた。

 

 

キラ「その声はバルドフェルドさん!!」

 

バルドフェルド「少年、少女よ、勝負だ!!」

 

 

ラゴゥがジャンプでキラのエールストライクに飛びかかって体当たりした。一方、アードライ、イクスアインらは、かつての仲間だったエルエルフと対峙し、2人はキルシュバオム、エルエルフは改造機のジェットゴジュラスで交戦した。

 

 

エルエルフ「アードライ、また会ったな。それにイクスアインもいたか。」

 

アードライ「エルエルフ、お前をここで討つ!!」

 

エルエルフ「俺を討つか。お前では俺を倒す事は不可能だ。」

 

イクスアイン「2対1なら流石にその旧式なゴジュラスで勝つ事は不可能だな。」

 

エルエルフ「そいつはどうかな。その新型機とやらはエネルギーの消費が激しくするそうだな。」

 

イクスアイン「貴様、なぜそれを!!」

 

エルエルフ「その新型機はまだまだ完成品ではないようだな。」

 

 

そう言いながらエルエルフが先手を打ってかかり、TRZ20㎜リニアレーザーガンを発射してアードライのキルシュバオムに攻撃した。

 

 

アードライ「エルエルフ、貴様ぁっ!!」

 

 

先手を打って出たエルエルフに、アードライは操縦してパンチで殴りにかかっていく。

 

 

エルエルフ「お見通しだ。」

 

 

アードライのキルシュバオムのパンチをジェットゴジュラスのクラッシャークローでうけとめた。

 

 

アードライ「何?!」

 

 

新型機のキルシュバオムが旧式兵器を改造したジェットゴジュラスにまんまと受け止められた事に驚くアードライ。

 

 

エルエルフ「旧大戦で活躍したゴジュラスは格闘能力は新型機より上回るパワーを持っている。貴様の乗る新型機は性能面を重視してるようだな。機体というのは性能が全てではない。」

 

 

旧大戦で活躍したジェットゴジュラスの持つ格闘能力を活かしながらクラッシャークローで掴んだアードライのキルシュバオムのパンチを押し返しながらそのまま振り払って地上に降下させて、足部に装備されたハイパーキラーフットで蹴りを打ち込んで、アードライのキルシュバオムを砂中に埋もれさせた。

 

 

アードライ「エルエルフぅ!!」

 

 

機体が砂中に埋もれていくアードライはエルエルフに敗れて彼の名を叫んだ。

 

 

イクスアイン「これを喰らえ!!」

 

 

胴体にあるレーべン・グリッツェンをエルエルフのジェットゴジュラスに向かって発射したイクスアイン。だが、使用した事でエネルギーを激しく消耗してしまい、背部にあるエネルギーパックを外して、バッフェが運んで来たエネルギーパックに換装するが、隙を突いてエルエルフが攻撃に出た。

 

 

エルエルフ「隙だらけだ。」

 

 

ジェットゴジュラスのハイパーキラーフットにエネルギーを集中してストライクレーザースタンプでイクスアインのキルシュバオムに直撃し、地上に墜落して砂中に埋もれていった。

 

 

イクスアイン「そんなバカな、旧式の改造機如きなんかに!!」

 

 

旧式のゴジュラスの改造機によって新型機のキルシュバオムが破れたで負けるはずないと思いき、ゴジュラスの高いパワーと格闘能力によって相手を甘く見た事で敗北したイクスアイン。

 

 

イザーク「落ちろ!!」

 

 

ピートリー級の真上に乗りながら攻撃するイザークとディアッカ。

 

 

ムウ「相手は砂漠に対応してないようだな。」

 

 

戦闘機型のスカイグラスパーに乗りながらストライクのランチャーストライカーに換装して駆けるムウは、デュエルアサルトシュラウドとバスターがピートリー級の真上に乗っている事で、2機が砂漠地形に対応してない事に気付き、ピートリー級に狙いを付けた。

 

 

ディアッカ「まずいぞ、向こうは艦を狙いに来たぞ!!」

 

イザーク「ちょこまかと!!」

 

 

ムウのランチャースカイグラスパーをビームライフルで狙いながら撃つデュエルアサルトシュラウド。

 

 

ムウ「おっと!!」

 

 

デュエルアサルトシュラウドのビームを機体の機動性を活かしながら回避した。

 

 

カガリ「うっ!!」

 

 

ムウと同じスカイグラスパーに操縦し、2号機を操縦するカガリは、ストライクのソードストライカーに換装して、対艦刀シュベルトゲベールを装備した状態でピートリー級に向かって切り込んだ。

 

 

イザーク、ディアッカ「うわぁっ!!」

 

 

ピートリー級がカガリのソードスカイグラスパーのシュベルトゲベールの斬撃を受けて直撃して大破し、上に乗っていたデュエルアサルトシュラウドとバスターが転落し、砂中に埋もれていった。

 

 

ウルトラマンギンガ(ヒカル)、ウルトラマンビクトリー(ショウ)、ウルトラマンエックス(大地)「はあああああー!!」

 

 

グロックル、ヴェルダン、レザルドの3人の星人ハンターを相手に戦うウルトラマンギンガ、ウルトラマンビクトリー、ウルトラマンエックス。

 

 

グロックル「うりゃあああああー!!」

 

 

フローズンクラッシャーを強いたアッパーでウルトラマンビクトリーに殴り込んだグロックル。

 

 

ウルトラマンビクトリー(ショウ)「冷たい拳だな。こっちは熱い拳で行く。」

 

 

グロックルの絶対零度のフローズンクラッシャーに対抗して、ショウはビクトリーランサーとEXレッドキングのスパークドールを出して、ビクトリーランサーにリードして、ウルトラマンビクトリーの右腕にEXレッドキングの右腕を身に付けて、マグマを纏った拳で、グロックルのフローズンクラッシャーでぶつかり合い、マグマと氷の激しいぶつかり合いをし、衝突した。

 

 

グロックル「マグマの拳か、俺にマグマを与えるなんぞ、良い度胸だ。」

 

ウルトラマンビクトリー(ショウ)「あぁぁ。」

 

 

マグマと氷の拳によるぶつかり合いで、互いに互角の戦いをするウルトラマンビクトリーとグロックル。

 

 

 

ウルトラマンギンガ(ヒカル)「ギンガファイヤーボール!!」

 

 

レザルドに向けて、ギンガファイヤーボールでレザルドの周囲に隕石を放った。

 

 

レザルド「ブラスターテンペスト!!」

 

 

ウルトラマンギンガの放ったギンガファイヤーボールをレギュランブラスターによる必殺技のブラスターテンペストでレギュランブラスターをチャージして一気にビームを拡散して数発の隕石を撃ち落とした。

 

 

ウルトラマンギンガ(ヒカル)「全部撃ち落としただと?!」

 

レザルド「お得意のファイヤーボール、隕石を撃ち落とせば終わったと同然だ!!」

 

ウルトラマンギンガ(ギンガ)「だったらギンガセイバー!!」

 

 

レザルドに技を打ち破れてしまい、ウルトラマンギンガは右腕から光刃を出して、近接戦でレザルドに斬りかかった。

 

 

レザルド「近接戦などさせはしない!!」

 

 

接近戦を持ち込んでくるウルトラマンギンガに対し、レザルドがレギュランブラスターで射撃してけん制にかかるが、

 

 

ウルトラマンギンガ(ヒカル)「うおおおおおおー!!」

 

 

ギンガセイバーでレギュランブラスターの光弾を次々と切り払いながら突撃して思いっきり斬撃した。

 

 

ウルトラマンエックスゴモラアーマー「はああああー!!」

 

 

ゴモラアーマーを纏いながら両腕のクローでヴェルダンのテンペラーシザースとぶつかり合い、鉤爪とハサミ爪による爪同士がぶつかり合った。

 

 

ヴェルダン「はあっ!!」

 

 

テンペラーシザースのハサミの刃による攻撃でウルトラマンエックスゴモラアーマーに斬りつけるが、ゴモラアーマーを纏ったウルトラマンエックスには全く効いておらず、ダメージが全く効いていなかった。

 

 

ヴェルダン「効いてないだと?!」

 

ウルトラマンエックスゴモラアーマー(大地)「このゴモラアーマーは頑丈で出来てるんだ。」

 

ヴェルダン「通常攻撃が効かないならこれはどうだ!!」

 

 

ゴモラアーマーを纏っているウルトラマンエックスには通常攻撃が効かず、必殺技のテンペラーシザースクローを発動して、テンペラーシザースに巨大な光状を纏いながらハサミでウルトラマンエックスゴモラアーマーを切り裂いた。

 

 

ウルトラマンエックスゴモラアーマー「うわぁっ!!」

 

 

ヴェルダンの必殺技によってダメージを喰らい、身に纏っていたゴモラアーマーが消えてしまった。

 

 

バレル、ガルム、マグナ「はあああああー!!」

 

 

アントラーを相手に戦い、バレルがサイクロンソーサーを遠隔操作しながらアントラーの全身にぶつけていき、ガルムがプラズマクロスガンでアントラーの角に狙撃して破壊し、マグナがプラズマスティングでアントラーに斬撃を与えて一撃で倒した。

 

 

 

リバイ「うっ!!」

 

 

リバイ、グロウズ、デルトルトらは恐竜戦車を相手に戦い、恐竜戦車の遠距離からの砲撃、近距離からの尻尾攻撃で、大苦戦した。

 

 

グロウズ「こいつ、強ぇぞ!!」

 

リバイ「迂闊ではないな。」

 

デルトルト「グオッグオ。」

 

グロウズ「こんなところでやられるわけにはいかねぇな。」

 

デルトルト「グオッグオ。」

 

リバイ「俺達トライデント3人の力を見せてやるぞ!!」

 

 

恐竜戦車を倒すために自分達の実力を出して挑んだ。

 

 

リバイ「ファストゾアスラッシュ!!」

 

 

尻尾を振ってくる恐竜戦車にリバイがムルチナッターで必殺技を発動して、斬撃を放ち、尻尾を切断した。

 

 

デルトルト「グオッグオ!!」

 

 

ヘルフレイムで恐竜戦車の車輪を狙いを定めて射撃し、恐竜戦車の動きを封じるために火弾を発射しながら車輪を破壊していった。

 

 

グロウズ「おらよっと!!」

 

 

恐竜戦車の真上に飛びかかったグロウズがフローズンハンマーで頭を思いっきり叩いてガツンと効かせて、恐竜戦車を倒した。一方、トリポリ基地周辺ではヘリック共和国軍と地球連合軍の壮絶な戦いが繰り広げられていて、ヘリック共和国軍が新型機の投入により勢いを増して地球連合軍を圧倒しつつあった。地球連合軍は追い詰められてしまい、この戦いに勝てないとわかり、とうとう撤退を開始し始めた。基地の地下工場では、

 

 

トリポリ基地

地下工場

ヴォルフ「共和国軍が迫っているだと?!」

 

ハンナ「ここは早く引いた方がよろしいかと。」

 

ヴォルフ「あの2機は祖国復活のために用意された機体だ。ここで共和国とザフトに奪われる訳にはいかない。」

 

ハンナ「プロイツェン閣下の息子であるあなた様を死なせる訳にはいかないのです。」

 

ヴォルフ「わかっている。」

 

ハンナ「あなたの同胞を既に我らPK師団のホエールキングに収納しています。」

 

ヴォルフ「こちらも後で向かう。先に同胞の回収を急いでくれ。」

 

ハンナ「健闘を祈ります。」

 

 

正規軍が撤退して行く中で滅んだ祖国の復活に必要な新型ゾイド2機をヘリック共和国とザフト軍の手に渡らせないためにヴォルフは1人で残り、ハンナは彼らの同胞をホエールキングに収納させていく。基地外周辺では、地球連合軍のMS、ゾイド、ナイトメアフレームの大軍団が猛威を振るいながらヘリック共和国軍の師団に攻撃し、地上ではアイアンコング、レッドホーン、ダークホーン、レブラプター、ティエレン高機動B型、リアルドホバータンクミサイルランチャーなどの地上部隊が必死でヘリック共和国軍の部隊を迎撃していった。

 

 

ガイロス帝国兵3「うおおおおおー!!」

 

 

アイアンコングに操縦して共和国軍のゾイド部隊に突撃してかかり、全武装を使用して全弾発射した。

 

 

ヘリック共和国兵3「うおおおおおー!!」

 

 

ディバイソン部隊の猛進による突撃で次々と地球連合軍の地上部隊の機体を撃退していき、ディバイソンの突撃を必死で止めにかかるティエレン高機動B型がカーボンブレイドで近接戦でかかるが、ディバイソンの背中から17連突撃砲を一斉発射して、発射した強力なビームによってティエレン高機動B型などの地上機を葬った。

 

 

ARUS兵1「共和国の旧式如きなんかに!!」

 

 

ヘリック共和国軍が使用する旧式のゾイドの大軍に押され、新型機のMSであっても旧式ゾイドの持つ火力、防御力、推進力によって圧倒され、さらに新型ゾイドの投入で戦局を大きく変え、ヘリック共和国軍の新型機のストームソーダー、ライトニングサイクス、空と地上を制し、MSを圧倒していき、地球連合軍は圧倒された。

 

 

グランザー「ウルトラマンガイア!!貴様の命ここで絶たせてやる!!」

 

ウルトラマンガイアV2(我夢)「お前をここで倒してやる!!」

 

デスレード「ウルトラマンアグル、この前の続きを着けてやる!!」

 

ウルトラマンアグルV2(藤宮)「お前をここで斬る!!」

 

 

前回の戦いの続きをするウルトラマンガイアV2とウルトラマンアグルV2、グランザーとデスレード。グランザーのブリューナクの槍攻撃がウルトラマンガイアV2に喰らわせた。

 

 

ウルトラマンガイアV2「デヤぁっ!!」

 

 

グランザーに両手の間からリキデイターを放ってグランザーに攻撃した。

 

 

グランザー「はあああああー!!」

 

 

グランザーのブリューナクの連続突きでウルトラマンガイアV2に喰らわせ、ウルトラマンガイアV2もグランザーに右手からアグルブレードを出刃して斬り込んだ。

 

 

ウルトラマンアグルV2「デュワー!!」

 

 

デスレードと交戦するウルトラマンアグルV2は、アグルセイバーを右手から出刃してデスレードのトリシューラとぶつかり合い、デスレードのトリシューラから繰り出す連続突きをアグルセイバーで受け止めていき、左手からアグルスラッシュを放って命中した。

 

 

デスレード「はあああああー!!」

 

 

身体を回転しながらトリシューラでウルトラマンアグルV2の周りに与えていった。

 

 

ラース「ウルトラマンコスモス、俺の相手がお前とは。」

 

ウルトラマンコスモスルナモード(ムサシ)「バルキー星人のハンターか。」

 

ラース「俺を他のバルキー星人とは一緒にするな。俺のフェアプレイを見せてやる!!」

 

 

フェアプレイを信条に持ち、正々堂々とした戦いでウルトラマンコスモスルナモードに挑むラースは、ミストルティンで思いっきり突いていった。

 

 

ウルトラマンコスモスルナモード(ムサシ)「!!」

 

 

ラースのミストルティンを両腕を重ねて防御したウルトラマンコスモスルナモード。ラースに向かって右手からルナストライクを放った。

 

 

ラース「ふん!!」

 

 

ミストルティンでウルトラマンコスモスルナモードの放った必殺技を振り払い、ミストルティンで思いっきり突いた。

 

 

凱「ブロウクンファントム!!」

 

 

ランスロット・コンクエスターに向けて、ステルスガオーⅡから射出されるファントムリングをブロウクンマグナムに重ねて発射して攻撃した。

 

 

スザク「このっ!!」

 

 

フロートユニットに搭載されたハドロン・ブラスターを出して、スターガオガイガーに放った。

 

 

スターガオガイガー「プロテクトウォール!!」

 

 

ステルスガオーⅡから射出されるウォールリングをプロテクト・シェードに装着して強力なバリアを展開してランスロット・コンクエスターのハドロン・ブラスターを防ぎ、ドリルニーでお見舞いした。

 

 

スザク「なかなかの強さだ。」

 

凱「あぁぁ、おれはお前をガイロスから引き戻す。」

 

スザク「悪いけど今の僕はガイロス帝国の人間として道を選んだ。」

 

凱「ガイロス帝国はお前の目指している理想はない!!」

 

スザク「そうやって君は人に何でも自分の価値観を押し付けるつもりか?」

 

凱「違う、俺は間違った道を止めようとしているだけだ。」

 

スザク「それを価値観の押し付けだと言うんだ、獅子王凱!!」

 

 

ガイロス帝国の人間としての道を選び、自分の道を止めようとする凱を他者に対する価値観の押し付けだと拒否し、MVソードで斬り込んだ。

 

 

ウルトラマンゼロ「てやあああああー!!」

 

 

トリポリ基地周辺から現れたガルベロスとペドレオングロースとフログロス(B)が現れて、ヘリック共和国軍の部隊をトリポリ基地の行く手を阻み、次々と撃退していくが、ウルトラマンゼロが現れて3匹のスペースビーストを相手に挑み、ウルトラゼロキックで同時に与え、ペドレオングロースとフログロス(B)を一瞬で倒し、ガルベロスにゼロナックルで喰らわせた。

 

 

ウルトラマンゼロ「今終わらせてやる!!」

 

 

ガルベロスにトドメを刺そうとワイドゼロショットを放とうとするウルトラマンゼロ。だが砂中からガルベロスて同じスペースビーストのらリザリアス現れて、ウルトラマンゼロの背後に奇襲した。

 

 

ウルトラマンゼロ「うわぁっ!!」

 

 

背後から現れたリザリアスの奇襲でウルトラマンゼロは姿勢を崩し、リザリアスが尻尾を振って攻撃した。さらに前からいるガルベロスが3つの頭部から火を吐いてウルトラマンゼロに喰らわせた。

 

 

ウルトラマンゼロ「スペースビースト2匹と相手か。」

 

ウルトラマンゼロ(刹那)「すぐに終わらせる。」

 

 

ガルベロスとリザリアス、2匹をまとめて相手にかかり、ゼロスラッガーを出してガルベロスとリザリアスに斬撃した。

 

 

ウルトラマンゼロ「うおおおおおー!!」

 

 

続いてゼロスラッガーを投げながらガルベロスとリザリアスの周りを斬り込んでいき、自由自在に回る2本のゼロスラッガーでガルベロスとリザリアスを2匹同時にまとめてバラバラに切り刻んだ。

 

 

ウルトラマンゼロ「よし。」

 

 

無事、2匹のスペースビーストを倒したウルトラマンゼロ。だが、バラバラに切り刻んだリザリアスの破片が一気に集まって再生し、リザリアスグローラーへとなった。

 

 

 

ウルトラマンゼロ「何?!」

 

 

バラバラ切り刻まれたリザリアスがリザリアスグローラーとなって、胸部から熱線をウルトラマンゼロに向けて放って攻撃し、さらに格闘攻撃でウルトラマンゼロに直接喰らわせた。

 

 

ウルトラマンゼロ「うわぁ!!」

 

 

リザリアスグローラーの胸部から熱線や格闘の連続攻撃を喰らったウルトラマンゼロ。

 

 

 

ウルトラマンゼロ「この野郎!!」

 

 

直接パンチで殴りにかかっていくが、ウルトラマンゼロの動きをすぐに読みながらパンチをかわし、尻尾を振ってぶつけた。

 

 

ウルトラマンゼロ「うわぁっ!!」

 

 

リザリアスグローラーに行動を読まれて、返り討ちにあったウルトラマンゼロ。

 

 

ウルトラマンゼロ「こいつは厄介だ。」

 

 

一度倒したのに関わらず、バラバラになった破片が集まって再生してリザリアスグローラーとなってパワーアップし、動きまで読まれて姉妹、ますます困難に陥った。その時、ウルトラマンゼロの前に謎のウルトラマンと謎の機体が現れた。

 

 

ウルトラマンジードプリミティブ「・・・・。」

 

 

謎のウルトラマンの名はウルトラマンジードプリミティブ、謎の機体はソルシェウィサリス。

 

 

ウルトラマンゼロ「?!」

 

 

自分の前に現れたウルトラマンジードプリミティブを見てある事に宿敵のウルトラマンベリアルに似ている事に驚くウルトラマンゼロ。

 

 

ウルトラマンゼロ(刹那)「ゼロ!!」

 

ウルトラマンゼロ「何でもない。」

 

 

 

早速現れたウルトラマンジードプリミティブと謎の機体に襲いかかるリザリアスグローラーが胸部から熱線を発射した。

 

 

 

ウルトラマンジードプリミティブ「!!」

 

 

素手で熱線を振り払い、そのままパンチした。続いてソルシェウィサリスが下部から8基のウィザービットを放出して、リザリアスグローラーの周囲を囲んで攻撃した。

 

 

ウルトラマンゼロ「あっ。」

 

 

ウルトラマンジードプリミティブとソルシェウィサリスがリザリアスグローラーを交戦していくのを目の当たりにするウルトラマンゼロ。

 

 

リザリアスグローラー「キシャオオオオー!!」

 

 

リザリアスグローラーが口と胸部から熱線を発射してウルトラマンジードプリミティブとソルシェウィサリスに向けた。ソルシェウィサリスが両手を広げながらターンを決めて、二つの月を出現して周り全体に光状の球を拡散してリザリアスグローラーにお見舞いした。

 

 

ウルトラマンジードプリミティブ「・・・・。」

 

 

最後にウルトラマンジードプリミティブで赤黒い稲妻状の光子エネルギーを両手に集中して両手を十字に組んで必殺技のレッキングバーストを放ち、リザリアスグローラーに直撃し、撃退した。

 

 

ウルトラマンゼロ「!!」

 

 

リザリアスグローラーを圧倒して瞬殺したウルトラマンジードプリミティブに驚愕したウルトラマンゼロ。そしてウルトラマンジードプリミティブとソルシェウィサリスはすぐにこの場から立ち去った。

 

 

ウルトラマンゼロ「一体何者なんだ。」

 

 

美月「・・・・。」

 

 

自分を助けて立ち去ったウルトラマンジードプリミティブとソルシェウィサリスが誰なのか気になるウルトラマンゼロ。そしてトリポリ基地の入り口にようやく辿り着いたバンのブレードライガーとアーバインのコマンドウルフと地上部隊。

 

 

バン「よし、ここを制圧すれば俺達の勝ちだ。」

 

アーバイン「ああ。」

 

 

トリポリ基地を制圧すれば勝利は目の前、制圧すれば勝利は確信するバンとアーバイン。だが、基地の下から突如現れた謎のティラノサウルス型ゾイドが現れてバン達に襲いかかった。

 

 

一同「?!」

 

 

謎のティラノサウルス型ゾイドが口からエレクトロンファングでガンスナイパーを噛み付いてそのまま噛み砕き、脚で飛びながら地上部隊に入り込んで両手の爪で次々と破壊していき、尻尾のストライクスマッシュテイルを振って、アーバインのコマンドウルフを一瞬で葬った。

 

 

アーバイン「うわああああー!!」

 

バン「アーバイン!!」

 

 

謎のティラノサウルス型ゾイドによって一瞬でアーバインがやられたのを目の当たりにしたバン。

 

 

バン「こいつ!!」

 

 

謎のティラノサウルス型ゾイドに向かってレーザーブレードを展開して斬りにかかるバンのブレードライガー。だが、その反応に応じた謎のティラノサウルス型ゾイドが前脚のストライクレーザークローで近づいてきたバンのブレードライガーに踏みつけようとしてきた。

 

 

バン「!!」

 

 

すぐに謎のティラノサウルス型ゾイドの攻撃を横に移動して回避したバン。

 

 

バン「何なんだこいつは?!」

 

 

謎のティラノサウルス型ゾイドの高い性能に驚愕したバン。そして口から荷電粒子砲が発射された。

 

 

バン「!!」

 

 

すぐにジャンプして発射された荷電粒子砲を回避するバン。

 

 

バン「こいつはジェノザウラー!!いや違う、こいつは別の何かだ!!」

 

 

バンは一瞬、その謎のティラノサウルス型ゾイドがレイヴンのジェノザウラーに似ていると思いき、だがその機体は別の何かだと感じた。

 

 

ウルトラマンゼロ「今来たぞ!!」

 

 

スペースビーストとの戦いを終えてやって来たウルトラマンゼロ。謎のティラノサウルス型がウルトラマンゼロに目を付けて襲いかかって来た。

 

 

ウルトラマンゼロ「!!」

 

すぐに回避にかかろうとするが、謎のティラノサウルス型ゾイドの反応速度が早く、ストライクスマッシュテイルを振ってウルトラマンゼロにぶつけた。

 

 

ウルトラマンゼロ「うっ!!」

 

 

一足謎のティラノサウルス型ゾイドに反応速度を先に越されて攻撃を受けたウルトラマンゼロ。

 

 

ウルトラマンゼロ「何だ、この機体は?!」

 

ウルトラマンゼロ(刹那)「ゼロの反応速度より早い!!」

 

ウルトラマンゼロ「何なんだ?!」

 

 

謎のティラノサウルス型ゾイドがウルトラマンゼロの反応速度より早く優れていることに驚き、このゾイドは外見は貧弱そうにみえてもとても恐るべき力を秘めていた。再び口から荷電粒子砲を発射してウルトラマンゼロに向けた。

 

 

ウルトラマンゼロ(刹那)「やられるかぁぁぁぁぁぁー!!」

 

 

刹那が謎のティラノサウルス型ゾイドが発射した荷電粒子砲のにすぐ反応してウルトラマンゼロを動かしなら回避した。

 

 

ウルトラマンゼロ「!!」

 

 

今の刹那の反応が自分を動かして回避した事に驚くウルトラマンゼロ。謎のティラノサウルス型ゾイドが飛びかかって口のエレクトロンファングでウルトラマンゼロに向かって噛みにかかった。

 

 

ウルトラマンゼロ(刹那)「そこかぁっ!!」

 

 

飛びかかって来た謎のティラノサウルス型ゾイドにゼロスラッガーで斬り込んで、左首に傷痕を残した。

 

 

ウルトラマンゼロ、ウルトラマンゼロ(刹那)「!!」

 

 

すれ違いざまウルトラマンゼロと刹那は、むき出しのコクピットに座る敵パイロットを見た。その男の顔は、若い男で、20代前半だ。その男の顔は何故か悲しい目をしていた。上空からPK師団のホエールキングが現れて、謎のティラノサウルス型ゾイドはすぐに高くジャンプして、中へと消えて、ホエールキングはこの場を去った。

 

 

ウルトラマンゼロ(刹那)「・・・・。」

 

 

謎のティラノサウルス型ゾイドのパイロットが悲しげな目していたを気にかける刹那。刹那とそのパイロットがいずれの戦いにおける局面で、再び対峙し、左右を大きく変えるのだ。一方、バルドフェルドのラゴゥと死闘を繰り広げるキラのエールストライクとアンジュのヴィルキス。

 

 

バルドフェルド「この程度か?!」

 

 

砂漠の地形に適応するラゴゥの快進撃がエールストライクとヴィルキスを追い詰めていき、クローで直接打撃を与えて次に2連装ビームサーベルで斬撃した。

 

 

キラ「このっ!!」

 

 

ビームサーベルでクローで殴りかかるラゴゥの左翼部に斬撃して切断した。

 

 

アイシャ「そこ!!」

 

 

距離を少し離して背中の2連装ビームキャノンでエールストライクとヴィルキスに射撃した。

 

 

アンジュ「ちょこまかと!!」

 

 

アサルトライフルで射撃してラゴゥの足下に射撃し、けん制した。

 

 

キラ「バルドフェルドさん!!」

 

バルドフェルド「まだだぞ、少年!!戦争には明確な終わりのルールなどないと!!」

 

 

それでも戦いを続け、キラとアンジュと交戦するバルドフェルドは、ラゴゥを真っ向から突き進んで2人に突撃しかかった。

 

 

キラ「・・・・。」

 

 

キラは何が覚醒、それは彼の中にある種が割れて覚醒し、覚醒した状態でアーマーシュナイダーを出してラゴゥの頭部に刺突した。

 

 

アイシャ「アンディ!!」

 

バルドフェルド「うぅ・・・・。」

 

 

アーマーシュナイダーの直撃により、恋人のアイシャと共に最期を迎えたバルドフェルド。

 

 

キラ「僕・・・・僕は・・・・殺したくなんかないのにぃぃ!!」

 

 

北アフリカでの戦いは、トリポリ基地を制圧したヘリック共和国軍の勝利により、終止符が打たれ、地球連合軍、ザフト軍と宇宙人同盟と黒の騎士団は撤退をした。トリポリ基地を制圧した一同は地下工場へ降りて向かった。

 

 

トリポリ基地

地下工場

エルエルフ「これが新型ゾイドか。」

 

 

地下工場に残ったのは謎のライオン型ゾイドだけがあり、既に人の気配は誰もいなくなっていた。トリポリ基地から撤退した地球連合軍は、

 

 

ホエールキング

ブリッジ

ズィグナー「よくご無事でしたか、大佐。」

 

ヴォルフ「この機体だけでも何とか守り抜いた。」

 

 

ウルトラマンゼロと交戦した謎のティラノサウルス型ゾイドのパイロットはヴォルフだった。

 

 

ズィグナー「ゼネバス復活が大佐、いや殿下と共に果たす事です。」

 

 

ズィグナーが上官のヴォルフに大佐でなく殿下と呼び、彼らは失われた祖国、ゼネバスの復活を目指す事であった。

 

 

次回 15話へ続く



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第15話 ジード

北アフリカの戦いはヘリック共和国軍の勝利で収まり、地球連合軍のトリポリ基地の地下工場にあった新型のライオン型ゾイドを回収して、日本へと向かった。

 

 

日本

東京

首都防衛基地

格納庫

イアン「こっ、こりゃすげぇ。」

 

 

ガイロス帝国が開発した新型のライオン型ゾイドを一目実感するイアン。

 

 

スメラギ「基地の地下工場にあったこのゾイドはデータに全く見たこともない機体ね。」

 

イアン「色々調べて見た結果、こいつはオーガノイドでなく何やら別のもの使われているようだ。」

 

ムウ「別のもの?」

 

イアン「こいつは野生体をベースにして開発されたようだ。」

 

 

ガイロス帝国が開発した新型のライオン型ゾイドはブレードライガーやジェノザウラーやストームソーダーやライトニングサイクスなどに搭載されているオーガノイドとは別に、野生体をベースに開発され、寿命の低さと操縦の困難さなどを解決し、高い性能を発揮するが、問題点はその野生体の少なさと捕獲の難しさとコストの高さだ。

 

 

イアン「強い割にはコストが高いわけだ。」

 

バン「帝国軍がよくそんなすごいのが作れたな。」

 

イアン「まだまだ調べる必要性があるな。」

 

リバイ「見ても驚くようだ。」

 

グロウズ「驚いちまうな。」

 

デルトルト「グオッグオ。」

 

???「おーい!!」

 

リバイ「?」

 

 

遠くからリバイの元に集まって来た3人の星人ハンターら。

 

 

ハルキ「師匠、元気でしたか?!」

 

イカリ「吾輩も元気イカ。」

 

ナクリ「いい子に留守していたわよ。」

 

 

この3人のハンターの名は、バルキー星人のハルキ、イカルス星人のイカリ、ナックル星人のナクリ、彼らはいつも仲良し3人組で、プラズマギャラクシーに偶然やって来てそこでリバイと出会い、彼の弟子(自称)入りとなって、日々ハンティングの訓練をし続けていた。

 

 

リバイ「お前達か。」

 

ハルキ「ミー達は師匠のように頑張っているっス。」

 

イカリ「吾輩達3人は怪獣が来ないかいつもパトロールしてるイカ。」

 

グレイ「私達星雲団が街の平和を守っているのよん。」

 

リバイ「そっ、それはご苦労・・・・。」

 

ヒカル、ショウ、大地「!!」

 

 

ヒカルとショウと大地がハルキとイカリとナクリを見て自分達が見覚えのある人物だと見て気付いた。

 

 

藤宮「どうしたんだ?」

 

ヒカル「お前達は?!」

 

ハルキ「Oh、ユー達は?!」

 

イカリ「何でここにいるイカ?!」

 

ナクリ「いやーん、私達を連れ戻しに来たのね。」

 

ショウ「どうしてお前達がいる。」

 

大地「お二人は3人を知っていたんですか?」

 

ヒカル「色々とな。」

 

リバイ「お前達の知り合いか?」

 

ショウ「ああ、分けが訳があって。」

 

 

ハルキ、イカリ、ナクリらの事を知っているヒカル、ショウ、大地らはリバイに事情を話した。

 

 

リバイ「なるほど、そういう事か。」

 

ハルキ「ミー達は今はもう悪い事はしてないぜ。」

 

イカリ「吾輩達はちゃんと足を洗っているイカ。」

 

ナクリ「そうよ、いまはハンターとして頑張ってるのよ。」

 

ヒカル「本当か。」

 

ショウ「・・・・。」

 

大地「まあまあ2人とも。」

 

サクラ「リバーイ!!」

 

 

またリバイの名を呼ぶ者が現れて、白い肌とサーモンピンクの髪に青い瞳、猿の尻尾が特徴の美少女とガピヤ星人とダダ族がやって来た。

 

 

リバイ「お前はサクラ、ドラル、ユジン。」

 

ドラル「リバイじゃないか!!」

 

ユジン「久シブリダ。」

 

サクラ「リバイ、グロウズ、デルトルト、会いたかったよ。」

 

グロウズ「お前らも相変わらずだな。」

 

我夢「君達は?」

 

サクラ「わたしはサクラ。サイヤ人と夜兎族のハーフよ。」

 

ドラル「俺はガピヤ星人のドラル。よろしく。」

 

ユジン「俺ハダダ族ノユジン。」

 

藤宮「星人にも名前があるも珍しいな。」

 

グロウズ「そうか?」

 

デルトルト「グオッグオ。」

 

我夢「星人と話すのは珍しいな。」

 

大地「ムサシさんとガイさんは?」

 

ショウ「2人はハルトと刹那と一緒に用があるようだ。」

 

 

ヴァルヴレイヴ1

コクピット

ムサシ「君がこの機体を動かしているパイロットか?」

 

ハルト「はい。」

 

ガイ「彼はこの機体を操縦した事でマギウスになったんです。」

 

刹那「マギウスだと?!」

 

ガイ「彼は彼の学校の生徒を守るためにマギウスになってザフト軍と戦った。」

 

ウルトラマンゼロ(ウルトラゼロアイ)「この機体の構造はどう言う仕組みだ?!」

 

ガイ「俺にもこの機体の事はわかりません。」

 

 

ハルトがヴァルヴレイヴ1に乗ってマギウスになった事にウルトラマンゼロがヴァルヴレイヴ1の構造を気にかけるが、機体の画面のディスプレイにいる少女が声を出し始めた。

 

ピノ「ねぇ、何でこんなところで集まってるの?!」

 

一同「?!」

 

ハルト「しゃっ、喋った?!」

 

ピノ「私の事、ずっと無視していたでしょ?」

 

ハルト「無視?」

 

ピノ「そう、特にあなた、今まで乗っておいて私の事をずっと無視して来たんだから。」

 

ハルト「君が喋る何て思わなかったよ。」

 

ピノ「もー。」

 

刹那「お前は?」

 

ピノ「私、ピノ。いつもここにいるの。」

 

ウルトラマンゼロ(ウルトラゼロアイ)「お前、いつからこの機体にいるんだ?」

 

ピノ「大体かなり長いくらいかな?」

 

ウルトラマンゼロ(ウルトラゼロアイ)「長いって?」

 

ピノ「私はオーブの国で捕まっちゃって、お兄ちゃんと別れて今はこの中にいるの。」

 

ムサシ「オーブの国?」

 

ガイ「オーブ首長国か。」

 

ハルト「僕やショーコや流木野さんやキラ達の故郷です。」

 

ウルトラマンゼロ(ウルトラゼロアイ)「この機体はようするにオーブ首長国ってところで作られたのか?」

 

ガイ「共和国との共同で開発されてこの機体が出来たのです。」

 

刹那「それとお前の兄は今どこにいる?」

 

ピノ「別れてからわからなくなってるの?」

 

 

ヴァルヴレイヴの画面に映っている美少女ピノがハルト達に喋りかけ、ヴァルヴレイヴがGATシリーズと共にヘリック共和国とオーブ首長国と共に開発され、ピノはオーブ首長国で兄と別れてしまい、ここで彼女は捕まってこの機体の中にいた。

 

 

ムサシ「時縞。」

 

ハルト「ムサシさん?」

 

ムサシ「マギウスになって何か変わった事はないか?」

 

ハルト「一度僕は凶暴化する発作が起きた事がありました。」

 

ムサシ「他の方は?」

 

ハルト「いえ。」

 

ムサシ「・・・・。」

 

ハルト「どうしたんですか?」

 

ムサシ「ちょっといいか?」

 

ピノ「何?」

 

ムサシ「彼に起きた凶暴化についてだ。」

 

ピノ「うーん、それはね、この機体のルーンが足りなくなる事があるから起きるのよ。」

 

ムサシ「ルーンだと?!」

 

刹那「お前、101人評議会と関係してるのか?」

 

ピノ「何それ、知らないんだけど。」

 

刹那「惚けるな、隠しても無駄だ。」

 

ピノ「だから私は知らないって。」

 

刹那「素直に吐け。」

 

ウルトラマンゼロ(ウルトラゼロアイ)「刹那、その子は多分知らないと思う。」

 

刹那「ゼロ。」

 

ウルトラマンゼロ(ウルトラゼロアイ)「迷惑かけてすまない。」

 

ピノ「ふんだ。」

 

ムサシ「・・・・。」

 

ウルトラマンゼロ(ウルトラゼロアイ)「怒っているみたいだからしばらく離れよう。」

 

 

刹那がピノが101人評議会との関連があると聞き出して疑った事で、彼女は不機嫌になり、しばらく側を離れた。

 

 

大統領官邸

大統領室

ルイーズ「北アフリカでのご苦労様です。」

 

エルエルフ「北アフリカでの戦いは勝利した。」

 

ルイーズ「ザフトの人間であるあなたが、今回の戦いで指揮を執って勝利に導いてくれたようです。」

 

エルエルフ「制圧した基地の地下工場を新型機の回収に伴い、基地内を調べ尽くしたらどうやらこのような旗が見つかったようだ。」

 

 

トリポリ基地を制圧した際、地下工場を調べ尽くしたら旗が見つかり、その旗は黒い縁の赤いシールドに蛇とナイフをあしらった意匠だ。

 

 

ルイーズ「!!」

 

エルエルフ「どうした?」

 

ルイーズ「いえ、何でもありません。」

 

エルエルフ「・・・・。」

 

ルイーズ「(ゼネバスの生き残りの者達が既にゼネバスの復活のために動き出していたのね。)」

 

エルエルフ「ルイーズ大統領。」

 

ルイーズ「何でしょう?」

 

エルエルフ「実は人革連である動きを入手した。」

 

 

ルイーズはかつて旧大戦時に滅んだゼネバス帝国を復活させる動きに気付き、ゼネバス帝国の復活がコズミックイラ全体に大きな影響をもたらす事に感じた。エルエルフから人革連にある動きを入手した事を告げられた。

 

 

ヘリック国立図書館

室内

刹那「・・・・。」

 

 

刹那はヘリック国立図書館にて、コズミックイラにおける歴史の本を席に座って読んでいた。

 

 

ウルトラマンゼロ(ウルトラゼロアイ)「(歴史の勉強か。)」

 

 

刹那が歴史の本を読んで勉強してあるのを見て、彼はコズミックイラにおける年表の出来事を詳しく見た。CE前に起きた出来事、AD末期から再構築戦争が起き、CE9年に集結し、以下の国家が誕生した。日本、東アジアを中心としたヘリック国、北アメリカ、南アメリカ、太平洋を中心としたARUS、ロシア、中国、インドを中心とした人類革新連盟、ヨーロッパの諸国を中心としたガイロス帝国、ソロモン諸島を中心としたオーブ首長国がそれぞれ誕生した。その中でヘリック国には公国制による王主導で、その王が病死し、息子である長男と次男が後継争いをし、CE19年後継争いで長男が勝利を収めてその座に着いて、公国制を廃止し、共和制をし、自ら大統領となり、ヘリック共和国となった。

 

 

刹那「・・・・。」

 

 

後継争いに負けた次男は、議会を追放されて自ら国家を作り上げてゼネバス帝国を建国し、2年後のCE21年にヘリック共和国とゼネバス帝国の戦争が起こり、両国はゾイドを開発して投入し、衝突し合い、ヘリック共和国はゴジュラス、シールドライガー、ウルトラザウルスを開発し、それに対してゼネバス帝国はアイアンコング、セイバータイガーを開発して戦局を変えていくが、その5年後のCE26年に戦いはヘリック共和国が勝利をし、ゼネバス帝国は敗北をした。突如暗黒軍と呼ばれるガイロス帝国の参戦で、敗北したゼネバス帝国に攻撃し、ゼネバス帝国は滅亡し、今度はヘリック共和国とガイロス帝国の戦いが始まり、暗黒軍の未知のゾイドに苦戦するヘリック共和国はこの世界で初めて人型機動兵器のガンダムと呼ばれたMS、Oガンダムを開発し、実戦で投入し、暗黒軍の未知のゾイドを次々と葬り、さらヘリック共和国の新型ゾイドと共に優勢に立ったが、ある日、突然空から接近してきた無数の隕石が降ってきて、地球全体に大きな被害が出て、ヘリック共和国とガイロス帝国はこれ以上の戦闘は不能と判断し、両国は休戦を結び、CE31年に終戦を迎えた。滅んだゼネバス帝国の人々はヘリック共和国に吸収され、またガイロス帝国に亡命する事によってそれぞれ道を歩んだ。

 

 

ウルトラマンゼロ(ウルトラゼロアイ)「(この国にそんな歴史があったんだ。)」

 

刹那「・・・・。」

 

 

刹那はトリポリ基地で対峙した謎のティラノサウルス型ゾイドのパイロットの事をまだ気にかけていて、いつまた会うのか悩んでいた。外で警報が鳴った。

 

 

刹那「?!」

 

ウルトラマンゼロ(ウルトラゼロアイ)「敵のお出ましか。いくぞ。」

 

刹那「ああ。」

 

 

すぐに外へ出て現場へ向かう刹那とウルトラマンゼロ。街ではエースキラーの姿を纏ったエレキングらしき怪獣が暴れていた。

 

 

市街地

男性1「うわぁー!!」

 

エースキラーの姿を纏ったエレキングらしき怪獣が左手の鉤爪で建物を破壊していった。

 

 

刹那、ウルトラマンゼロ(ウルトラゼロアイ)「!!」

 

 

街で暴れている怪獣を目撃する刹那とウルトラマンゼロは、怪獣からある気配を感じた。

 

 

ウルトラマンゼロ(ウルトラゼロアイ)「間違いない、あの怪獣の気配からあいつを感じる。」

 

刹那「ベリアルか。」

 

ウルトラマンゼロ(ウルトラゼロアイ)「ああ。」

 

その怪獣の気配からウルトラマンベリアルの存在に気付いた刹那とウルトラマンゼロ。宿敵が今、目の前にいた。

 

 

サンダーキラー(ケイ)「さあ、来い。ウルトラマンゼロ。」

 

 

エースキラーの姿を纏ったエレキングらしき怪獣はサンダーキラー。謎の人物、伏井出ケイがエースキラーとエレキングの怪獣カプセルをライザーと言うアイテムでフュージョンアップしたベリアル融合獣サンダーキラーとなって街を破壊する。

 

 

ウルトラマンゼロ「たああああああー!!」

 

 

早速刹那がウルトラマンゼロに変身して現れて、サンダーキラーに先手を打って出た。

 

 

ウルトラマンゼロ「お前、ベリアルだな。」

 

 

サンダーキラーに変身したのがウルトラマンベリアルだと感じて直接問いかけながら攻撃するウルトラマンゼロ。

 

 

サンダーキラー(ケイ)「現れたか、ウルトラマンゼロ。」

 

ウルトラマンゼロ「ベリアル!!」

 

 

もし宿敵だとしたらこの手で倒さねばならないとすぐにでも倒しにかかり、ウルトラマンゼロはパンチを連打して、次にキックでサンダーキラーの胴体に打ち込んだ。

 

 

サンダーキラー(ケイ)「ふふふっ。」

 

 

不気味に笑うケイは、ウルトラマンゼロの攻撃を受けながら全然平気でいた。

 

 

ウルトラマンゼロ「お前はベリアルなのか、答えろ!!」

 

 

サンダーキラーに攻撃をしながらベリアルなのか激しく問い詰めていくウルトラマンゼロ。

 

 

サンダーキラー(ケイ)「まあ、そう焦るな。」

 

 

サンダーキラーの体内に蓄えている電気エネルギーを放電して、ウルトラマンゼロに浴びせた。

 

 

ウルトラマンゼロ「うわぁぁぁぁぁぁー!!」

 

 

サンダーキラーの体内から放電した電気エネルギーを浴びてしまったウルトラマンゼロは、姿勢を崩してパワーダウンしてしまった。その隙を突いてサンダーキラーが左手の鉤爪でウルトラマンゼロにひっかき、さらに尻尾を振りながら攻撃した。

 

 

ウルトラマンゼロ「うわぁぁぁぁぁぁー!!」

 

 

サンダーキラーの放電した電気エネルギーを浴びて姿勢を崩した故にパワーダウンまでしてしまい、サンダーキラーの攻撃を受けるウルトラマンゼロ。

 

 

ウルトラマンゼロ(刹那)「うっ、くぅっ!!」

 

 

電気エネルギーを浴びたせいで姿勢を立て直す事が出来ないウルトラマンゼロ。

 

 

ウルトラマンゼロ(刹那)「ゼロっ!!」

 

ウルトラマンゼロ「うっ、このままじゃやられてしまう・・・・!!」

 

 

ピンチに陥ったウルトラマンゼロ。その時、サンダーキラーの背後から1人のウルトラマンが現れてキックでお見舞いした。

 

 

ウルトラマンゼロ、ウルトラマンゼロ(刹那)「!!」

 

 

現れたのは、北アフリカのトリポリ基地の戦いで現れたウルトラマンジードプリミティブだった。

 

 

ウルトラマンジードプリミティブ「・・・・。」

 

ウルトラマンゼロ「あの時の?!」

 

サンダーキラー(ケイ)「余計なのが現れたか。」

 

 

ウルトラマンジードプリミティブに向けて体内から電気エネルギーを放電しようとするが、上空からソルシェウィサリスが現れて、杖型武器のソーサリロッドで、先端のクリスタルから特殊な光線を放って攻撃した。

 

 

ウルトラマンゼロ「あれは?!」

 

ウルトラマンゼロ(刹那)「トリポリ基地に現れたウルトラマンと機体だ。」

 

 

ウルトラマンジードプリミティブと一緒にトリポリ基地に現れたソルシェウィサリスもこの東京に現れて驚いた刹那とウルトラマンゼロ。サンダーキラーが尻尾に電気エネルギーを纏いながら振って攻撃するが、

 

 

ウルトラマンジードプリミティブ「!!」

 

 

サンダーキラーの電気エネルギーを纏った尻尾をジードクローで払い、そのままジードクローで斬撃した。ソルシェウィサリスが両手にソルナイフ2本を持ちながらサンダーキラーに直接斬り込んだ。そうしたらウルトラマンジードプリミティブはフォームチェンジで、赤と黒のプリミティブから青のアクロスマッシャーに変身して、右手から光の剣スマッシュビームブレードを出刃してサンダーキラーに大きく斬撃し、撃退した。やられたサンダーキラーはケイはすぐに脱出して、この場を引いた。

 

 

 

ウルトラマンゼロ「なんて強さだ・・・・。」

 

 

自分を追い詰めたサンダーキラーを一瞬で倒したウルトラマンジードアクロスマッシャーに驚いたウルトラマンゼロ。そしてウルトラマンジードアクロスマッシャーが変身を解いて人間体の姿へとなった。そしてソルシェウィサリスも地上に着陸した。

 

 

リク「・・・・。」

 

ウルトラマンゼロ「俺らに用があるみたいだ。」

 

ウルトラマンゼロ(刹那)「そうだな。」

 

 

変身を解いて元の姿に戻った刹那は、さっそくリクと接触をして話をし始めた。

 

 

刹那「助けてくれた事を感謝する。」

 

リク「どういたしまして。」

 

ウルトラマンゼロ(ウルトラゼロアイ)「お前の名前は?」

 

リク「俺は朝倉リク。そちらの戦いをずっと見てきましたよ。」

 

刹那「俺達の戦いをずっと見ていた?!」

 

美月「私が彼と一緒に見てきたのよ。」

 

 

ソルシェウィサリスのコクピットから降りて現れた美月とその子供2人。

 

 

刹那「お前は、あの時の?!」

 

美月「あら、また会えたわね。」

 

みな、こう「また会えたよー。」

 

 

刹那は以前フロリダのアトラクションで会った美月と彼女の子供2人がソルシェウィサリスのパイロットだっと知って驚き、トリポリ基地でウルトラマンジードと一緒にガルベロスとリザリアスグローラーを倒した事とフロリダでARUSのMS部隊を倒したのも彼女だと気付いた。そしてサンダーキラーの際にも現れて、彼を三度も救った。

 

 

刹那「これで三度か。」

 

美月「これであなたを三回助けたようね。」

 

ウルトラマンゼロ(ウルトラゼロアイ)「三度も助けられるとは俺も何だか恥ずかしい気分だ。」

 

リク「言い忘れていたけど、俺はウルトラマンジード。ベリアルの子だ。」

 

刹那、ウルトラマンゼロ(ウルトラゼロアイ)「!!」

 

 

リクはウルトラマンジードと名乗りながら自らウルトラマンベリアルの子供と告げて、刹那とウルトラマンゼロは、その衝撃を知った。

 

 

ウルトラマンゼロ(ウルトラゼロアイ)「ベリアルの子だと・・・・?!」

 

美月「彼はウルトラマンベリアルの遺伝子を受け継ぐ者、自分の出生を知りながら運命を受け入れるわ。」

 

リク「俺は俺の意志で戦っている。」

 

ウルトラマンゼロ(ウルトラゼロアイ)「まさか、ベリアルに子供がいたとは・・・・。」

 

 

自分の出生を知って、ウルトラマンベリアルの子供としての運命を受け入れるリク。ウルトラマンベリアルに子供がいた事に驚きを隠せなかったウルトラマンゼロ。彼女の手持ちの通信機から連絡が来た。

 

 

 

美月「ん、連絡が来ているわ。付いて来て。」

 

 

美月と共に同行する刹那とウルトラマンゼロ。着いたのは大統領官邸だった。そこには、キラやハルト達アークエンジェルのクルーのメンバー達が集まっていた。

 

 

大統領官邸

居間

刹那「みんな。」

 

ロックオン「遅かったぞ、刹那。」

 

ムサシ「ようやく、これでみんな集まったみたいだ。」

 

ショウ「さっそく説明をしていただきたい。」

 

ルイーズ「私からあなた方に説明をします。人革連の真の支配者である大宦官を倒す事です。人革連内では、彼らの支配によって大勢の人民が貧困、弾圧に遭い、虐げられている日々を送っているのです。」

 

キラ「人革連は天子と言う人が支配者ではないのですか?」

 

ルイーズ「その元首である天子を利用して自分達の傀儡政権として維持する大宦官こそが真の支配者なのです。彼らの特権によって人民が苦しんでいるのは事実です。人民のために立ち上がったのが、彼らの支配に反旗を持つ一部の軍人達が立ち上がっているのです。」

 

エルエルフ「ここで奴らを倒して人革連との戦いを終わらせる絶好の機会だ。クーデターが各地で起きている今、俺達が介入して反乱軍と協力して大宦官を倒せる事もありだ。」

 

ルイーズ「この戦いを終わらせて人革連との和平を実現していきたい。あなた達には是非やっていただきたいのです。」

 

ロックオン「人革連を殴りにいくか。」

 

ティエリア「人革連にいる大宦官を倒せば、人革連との戦いに終わりが来るわけか。」

 

アレルヤ「・・・・。」

 

凱「どうした?」

 

アレルヤ「何でもないよ。」

 

エルエルフ「今から出撃にかかる。それまでに準備は済ませておけ。作戦は後で説明する。」

 

 

ヘリック共和国大統領のルイーズから与えられた指令、それは人革連を牛耳る大宦官を倒す事。大宦官によって圧政で苦しむ一部の軍人達が立ち上がり、クーデターが各地で起き始めておら、それを機に大宦官を倒す事で人革連との戦いに終わりが迎える。すぐに出撃にかかり、準備を済ませたりする。この戦いから新たなメンバーが入り、リクと美月がアークエンジェルの一員として加わった。

 

 

中国

西安

星刻「これより人民解放のため、天子様を救うため、我々は大宦官を討ち取りに行う。」

 

 

大宦官の圧政で苦しむ人民、大宦官の傀儡された天子を解放するために立ち上がった星刻。彼は反乱軍のリーダーとして各地でクーデターを起こし、大宦官に反旗を翻す。

 

 

セルゲイ「星刻。」

 

星刻「わかっている。この戦いは人民のため、天子様のため、今の支配を終わらせるための戦いである事だ。」

 

セルゲイ「私はこの何十年も彼らの支配を見てきてどれだけの民が苦しめられたか。」

 

星刻「今日こそこの支配を終わらせるために私達は大宦官を倒す。」

 

 

次回 16話へ続く



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第16話 中国へ

人革連内では、大宦官による圧政に立ち向かう一部の軍人達が集まって反乱軍を結成し、各地でクーデターが起き、それに乗じてヘリック共和国が介入し、人革連との戦いを終わらすべく、人革連を牛耳る大宦官を倒すために出撃した。

 

 

中国

江南

アークエンジェル

ブリッジ

エルエルフ「人革連内では、大宦官による圧政で国内は貧困に陥り、奴らに酷使されている。」

 

ライゾウ「なんてひでぇ野郎だ。」

 

エルエルフ「奴らは人民の財産まで取り上げて跡形もなく全て搾り尽くしている。」

 

カガリ「民を何だと思っているんだ。国を治めて民を守るはずが、自分達の都合のためにか?!」

 

エルエルフ「そうだ。奴らは自分達のためだけにあると思い込み、元首の天子を傀儡している。」

 

キラ「天子?」

 

エルエルフ「人革連の長。天子は天海護と同じ年代だ。」

 

ハルト「護君と同じ年代?!」

 

護「僕と同じ?!」

 

エルエルフ「彼女は就任して以来、ずっと大宦官に実権を握られて傀儡とされてきた。一度も外に出た事がない。」

 

護「こんなの可哀想だよ。」

 

エルエルフ「さらに大宦官は、同盟国のガイロス帝国と密約して天子をオデュッセウスと政略結婚と国土全体の割譲と引き替えに帝国の侯爵の地位に着いて保身を図っている。」

 

刹那「・・・・。」

 

凱「刹那?」

 

刹那「こいつらから吐き気を催す邪悪を感じる。」

 

ウルトラマンゼロ(ウルトラゼロアイ)「自分達の都合のためにどれだけの人間を苦しめ、保身の確保のために国を売国か。」

 

 

ガイ「俺達で必ず人革連を大宦官の支配から解放しましょう。」

 

刹那「あぁぁっ。」

 

リク「ジッとしてられないな。」

 

ペガ「僕もだよ。」

 

一同「?!」

 

 

リクの前から床から空間の様なのが現れて、空間から宇宙人の顔が現れた。

 

 

ヒカル「わぁっ、何だ?!」

 

リク「ペガ、驚かすなよ。」

 

ペガ「ごめん。」

 

エルエルフ「そいつは?」

 

リク「彼はペガ。ペガッサ星人の子供で、俺の相棒だ。」

 

 

その宇宙人の名はペガッサ星人ペガ。迷子になった彼は、偶然リクと出会い、彼の相棒となり、一緒に行動する事になった。

 

ムサシ「宇宙人と常に一緒に同行か。」

 

ライハ「私もいるわよ。」

 

リク「ライハさん。」

 

ライハ「私も同行して何か役に立てると思ってね。」

 

藤宮「彼女は?」

 

ライハ「私はライハ。ある事でリクと一緒に行動してるの。」

 

リク「色々と訳があってね。」

 

エルエルフ「まあいい。お前達には最初にやってもらう事がある。」

 

 

大宦官が子供である天子から実権を奪い、人民を圧政しながら苦しめていき、人民の財産を全て取り上げて跡形もなく搾り取り、保身のために天子をガイロス帝国のオデュッセウスと政略結婚させてさらに国土全体の割譲と引き替えに帝国の侯爵の地位に着く事で、彼らの身勝手なやり方に怒りを表す刹那達は、大宦官を倒すために立ち向かいに行く。一方、101人評議会に召集されたプロイツェンとシャルルは、

 

 

 

???

男マギウス1「プロイツェン、シャルルよ、ウルトラマンゼロやウルトラマンオーブ以外にも他のウルトラマンまでも現れたぞ。どう説明してくれるんだ?」

 

プロイツェン「彼らはある者に呼ばれてここへやって来たのです。」

 

老マギウス1「ある者とは何だ?」

 

シャルル「それは私達にもまだわかりません。」

 

男マギウス2「とぼけるな!!すぐに説明しろ!!我々は今ウルトラマンゼロによってルーンの採取の拠点を失われたんだぞ!!おかげで我々が今まで握ってきた政治、経済、金融全体に支障が出てきたんだぞ!!ウルトラマンをこれ以上来させるわけにはいかない!!それに奴らは今人革連へ向かっている!!人革連は大事な場所だ!!ここを失ったら我々に大きな打撃を受ける!!何とかしろ!!」

 

プロイツェン「マギウスの方々よ、どうか落ち着いてください。既に彼らを迎え撃つ為に我が軍の師団と同盟国のARUSの者達を送りました。」

 

女マギウス1「プロイツェン、シャルル、それとトリポリ基地が制圧されたそうだな。」

 

プロイツェン「えぇぇ、ご存知じております。」

 

女マギウス1「2機のうちの1機が既にヘリックの手に落ちたそうだ。プロイツェン、その2機の開発は我々の技術も含まれている。奴らは既に分析しているようだ。」

 

プロイツェン「・・・・。」

 

老マギウス1「言いたい事はないのか?」

 

エンブリヲ「もうやめた前。」

 

男マギウス1「エンブリヲ。」

 

エンブリヲ「もうこれ以上の事を責めても解決はしない。」

 

アレハンドロ「それに今後をどうしていくかです。」

 

老マギウス1「うぅぅ、よかろう。何としてでも食い止めればならん。」

 

 

マギウス101人評議会の召集を終えたプロイツェン、シャルルらは、

 

 

上空

移動中

ホエールキング

ブリッジ

プロイツェン「寄生虫如きが。」

 

アレハンドロ「マギウス101人評議会は偉そうな口ばかりの集団だな。」

 

エンブリヲ「彼らはいつもこうなのでね。」

 

シャルル「お前と101人評議会と後ベリアルとレイブラッド星人がこの世界全体を牛耳っているようだな。」

 

エンブリヲ「レイブラッドは何やら6年前のクライシス・インパクトの影響で肉体が蘇ったようだ。」

 

アレハンドロ「あのレイブラッドがか。」

 

シャルル「ベリアル共々姿を現していないそうだな。」

 

エンブリヲ「レイブラッド星人。かつて全宇宙を何万年間に渡って支配し、その存在はウルトラマンやあのヤプールやヒッポリト星人ですら恐れられていた。」

 

アレハンドロ「レイブラッド星人も101人評議会に関わっていたとはゾッとしまう。」

 

エンブリヲ「レイブラッド星人はウルトラマンベリアルにレイブラッドの因子とギガバトルナイザーを与え、光の国を二度に渡って脅威をもたらした。」

 

プロイツェン「ほお。」

 

アレハンドロ「?」

 

プロイツェン「実は、ある計画のためにバトルナイザーとジードライザーと同様の開発を行なっている。」

 

シャルル「すでにレイブラッドと接触していたのか。」

 

プロイツェン「そうさ。他に例の2大魔獣の復活も急いでいる。」

 

アレハンドロ「後ルドルフだ。暗殺するはずが、逃げられたと聞いた。」

 

プロイツェン「最初から失敗も手の内だ。彼は今共和国にいると聞いた。戦いをまだまだ保たねればならないのだよ。」

 

 

一方、人革連の首都の北京の朱禁城にて、プロイツェンの命で送り出されたシュナイゼル一同、シュバルツ達と星人ハンターら。

 

 

中国

北京

趙皓「わざわざ来てくださって光栄です、シュナイゼル殿。」

 

シュナイゼル「プロイツェン閣下と父上の命ではるばると参上致しました。」

 

夏望「国内各地に凶悪な反乱分子が暴れておるのじゃ。」

 

アリー「そいつを片付ける訳か。」

 

シュバルツ「くっ。」

 

程忠「天子様も凶悪な反乱分子に悩まされているようです。」

 

天子「・・・・。」

 

グラハム、ジノ「・・・・。」

 

シュナイゼル「その反乱分子は私達と一緒に戦った星刻とスミルノフ中佐が反乱軍の首謀者だと聞いた。」

 

天子「星刻・・・・。」

 

童倫「天子様、あんな逆賊をまだ想っていらっしゃるのですか?それはいけません。なんせ彼は我々に楯突いたからですよ。」

 

天子「・・・・。」

 

ジノ「俺達に彼を討てと言うのか?!」

 

趙皓「そうじゃ。奴とスミルノフは今や人革連を裏切った者だからじゃ。」

 

ジノ「くっ。」

 

スザク「彼らを討伐ですか?」

 

ジノ「スザク。」

 

スザク「彼ら以外にも共和国の面子もやって来たようです。」

 

趙皓「奴らが共和国と手を結ぶ前になんとしでも逆賊を討ち取るのじゃ。」

 

スザク「イエス・マイ・ロード。」

 

ジノ「スザク、お前。」

 

シュナイゼル「ウルトラマンの対策のために。星人ハンターも用意した。」

 

グランザー、デスレード、ラース「・・・・。」

 

キリッシャー「どうした、そんな暗そうなツラして。」

 

グランザー「今回の戦いは乗る気はしない。」

 

ラース「これ以上の虐殺はもうしたくもない。」

 

デスレード「外道なハンティングするなど、俺達の掟に背く事だ。」

 

キリッシャー「そうか。お前達がそこまで嫌なら代わりの奴を用意したぜ。来な。」

 

 

反乱軍の討伐を行う事に反感的な態度をするグランザー、デスレード、ラースらにキリッシャーが代わりの者を呼んで連れて来た。その者は、凶悪な名を轟けた最悪最凶のハンターチームのノワールオラクルのババルウ星人のスティーブ、ゼットン星人のロッド、ヒッポリト星人のダニエル、かつてギンガとビクトリーの敵だったチブル星人エクセラー、バンの宿敵であるレイヴンとジークと同じオーガノイドのシャドーが現れた。

 

 

シュバルツ、グラハム、ジノ、グランザー、デスレード、ラース「!!」

 

スティーブ「よぉ、久しぶりだったな、グランザーに、デスレードに、ラースよ。」

 

グランザー「お前はノワールオラクル!!」

 

ロッド「なんだか面白そうなハンティングになりそうだな。」

 

ダニエル「どんな奴だろうと俺達が始末してやるぜ。」

 

エクセラー「さて、エクセレントなゲームの始まりだ!!」

 

レイヴン「墓場を作らないとな。」

 

シャドー「グオオッ。」

 

シュバルツ「レイヴン・・・・。」

 

レイヴン「反逆者とやらを1人足らず始末するよ。」

 

 

正道を信条にするグランザー、デスレード、ラースらにとって、卑劣と残虐を両方を持つノワールオラクルのスティーブらとエクセラーに嫌気した。一方、江南の町を視察して歩き回る刹那とガイとリクとライハとペガとロックオンとアレルヤと凱と護らとチームトライデントのハンター3人ら。

 

 

江南

ロックオン「何てひでぇ有様だ。」

 

ガイ「どうやら大宦官の圧政で貧しい生活を送っているようだな。」

 

グロウズ「あらゆる物を全て奪われ尽くしているな。」

 

 

江南の町を訪れて、町の人々は大宦官の圧政によって貧困生活を送られており、財産を1つ足らず全て奪われしまい、人々は圧政に苦しむ日々を過ごしていた。

 

 

アレルヤ「・・・・。」

 

ロックオン「おい、どうした、アレルヤ。怖そうな顔して。」

 

アレルヤ「僕はここに連れてこられた過去を思い出す。」

 

ロックオン「?」

 

ウルトラマンゼロ(ウルトラゼロアイ)「どういう事だ?」

 

アレルヤ「今はまだ話せない。」

 

刹那「・・・・。」

 

 

町を視察して歩き回る刹那達。そこで1人の少年がフラフラ立ち歩きながら貧しそうに現れた。

 

 

少年1「うっ。」

 

ロックオン「?」

 

護「どうしたの?」

 

少年1「うっ、うぅぅっ。」

 

 

その少年は、貧しそうな表情をし、何も食べておらず、空腹していた。

 

 

刹那「お腹が空いているのか?これを食べろ。」

 

 

空腹をした少年に対して刹那は、おにぎりを渡してあげた。

 

 

少年1「あっ、あぁぁっ。」

 

刹那「遠慮はしないで食べておくんだ。」

 

 

刹那から貰ったおにぎりを口にして食べる少年は、この数十日間ぶりの食事にあまりに涙をこぼした。

 

 

子供1「うっ、うぅぅっ。」

 

ライハ「よっぽど何も食べていなかったんだね。」

 

凱「大宦官によって人革連の大勢の人々が苦しめられている。」

 

リバイ「奴らには国を統べる資格がない。」

 

デルトルト「グオッグオ。」

 

グロウズ「この手で必ず焼き尽くしてやると。」

 

アレルヤ「そうだね。」

 

 

江南の町を視察し終えた刹那達は、早速アークエンジェルへと帰投しにかかるが、そこで敵の気配に気付いた。

 

 

刹那「?!」

 

ウルトラマンゼロ(ウルトラゼロアイ)「早速敵のお出ましか。」

 

 

大宦官の命で出撃する人革連の部隊が現れて、刹那達に迫ってきた。

 

 

ガイ「早速行くか。」

 

 

人革連の部隊に対し、ウルトラマンへの変身をし始める刹那、ガイ、リクらは変身アイテムを取り出した。

 

 

刹那「デュワ!!」

 

 

ウルトラゼロアイを顔に装着した刹那はウルトラマンゼロに変身した。

 

 

ガイ「タロウさん、メビウスさん、熱いやつ頼みます!!」

 

オーブリング「フュージョンアップ。ウルトラマンオーブバーンマイト。」

 

 

オーブリングを出して前にかざし、周囲が宇宙空間のように変化して衣装も黒いスーツに変化し、2枚のカードをリングにリードしながらウルトラマンオーブバーンマイトに変身した。

 

 

リク「ユーゴー!!アイゴー!!ヒアウィーゴー!!」

 

ジードライザー「フュージョンライズ!!」

 

リク「決めるぜ、覚悟!!」

 

 

リクは変身アイテムのジードライザーを出して、2つのカプセルをナックルにセットして叫び、ナックルに装着した2つのカプセルをジードライザーにスキャンした。

 

 

リク「ジード!!」

 

ジードライザー「ウルトラマン!!ウルトラマンベリアル!!ウルトラマンジードプリミティブ!!」

 

 

2つのカプセルをスキャンしたリクはウルトラマンジードプリミティブに変身した。ウルトラマンに変身した3人は早速人革連の部隊を相手に挑んだ。

 

 

ウルトラマンオーブバーンマイト(ガイ)「紅に燃えるぜ!!」

 

 

ウルトラマンオーブバーンマイトがジャンプしながら空中キックでティエレン地上部隊にお見舞いした。右腕に炎を纏わせながら地面に叩いて爆発して、ガンルゥ部隊を蹴散らした。

 

 

人革連兵(大宦官派)1「このっ!!」

 

 

200㎜×25口径長滑腔砲を連射してウルトラマンオーブバーンマイトに攻撃したが、全く無傷で効いていなかった。

 

 

人革連兵(大宦官派)2「喰らえ!!」

 

 

ガンルゥが両脇に装備されてるキャノン砲でウルトラマンジードプリミティブに攻撃した。

 

 

ウルトラマンジードプリミティブ(リク)「何だ痛くもないな。」

 

 

ガンルゥの攻撃にウルトラマンジードプリミティブは無傷で、そのパンチでガンルゥ数機を振り払った。人革連の兵器は全て旧式ばかりで、時代遅れのものばかりで、ウルトラマンに太刀打ち出来る兵装はなく、全く歯が立たずにいた。

 

 

ウルトラマンゼロ「一気に決めてやるぜ!!」

 

 

ゼロスラッガーを投げて、空中から飛行する人革連が独自仕様に改造したレドラー航空部隊を次々と切り落とした。

 

 

人革連兵(大宦官派)3「いい気になるな!!」

 

 

レドラー人革連仕様がミサイルポッドでウルトラマンゼロに攻撃したが、ウルトラマンゼロには全く効いていなかった。

 

 

ウルトラマンゼロ「今とっとと楽にしてやるぜ!!」

 

 

ゼロスラッガーを手に持ちながら、飛行するレドラー人革連仕様の左翼に斬撃して墜落させた。敵部隊を全滅させたウルトラマン3人。

 

 

ウルトラマンジードプリミティブ(リク)「余裕で勝てましたよ。」

 

ウルトラマンオーブバーンマイト(ガイ)「いや、敵はまだ来る。」

 

 

敵の増援の出撃に気付いたウルトラマンオーブバーンマイト。敵の増援はARUS軍とガイロス帝国軍の部隊と星人ハンターだ。

 

 

グラハム、シュバルツ「・・・・。」

 

ジノ「暗い顔してるな。」

 

シュバルツ「そちらも同じようじゃないか。」

 

ジノ「あぁぁっ。」

 

グラハム「相手はウルトラマンか。ウルトラマンをこの手でやる。」

 

 

部隊を引いて現れたシュバルツのセイバータイガーSSとジノのトリスタンとグラハムのフラッグカスタムがウルトラマン3人に攻撃にかかった。セイバータイガーSSがジャンプしながら、ウルトラマンオーブバーンマイトにビームガトリングガンと地対地ミサイルと3連衝撃砲を同時発射して攻撃した。

 

 

ウルトラマンオーブバーンマイト(ガイ)「ぐぅっ!!ビーム兵器か。厄介なのを使ってきたか。」

 

 

相手がビーム兵器を使って攻撃してきた事でダメージを受けたウルトラマンオーブバーンマイト。

 

 

ジノ「デカぶつ如きが!!」

 

 

両腕に装備されているメギドハーケンを合体してハドロンスピアーを放出してウルトラマンジードプリミティブに喰らわせた。

 

 

ウルトラマンジードプリミティブ(リク)「うっ!!」

 

 

トリスタンのハドロンスピアーの攻撃を受けたウルトラマンジードプリミティブは、必殺技を発動するしてトリスタンに向ける。

 

 

ウルトラマンジードプリミティブ(リク)「レッキングバースト!!」

 

 

必殺技のレッキングバーストを発動して、赤黒い稲妻状の光子エネルギーを両手に集中しながら腕を十字に組んでトリスタンに光線を放った。

 

 

ジノ「そこか!!」

 

 

ウルトラマンジードプリミティブの放った必殺技をジノがトリスタンをフォートレスモードに変形してすぐに回避しながらウルトラマンジードプリミティブに突き進んで内蔵式機銃を撃ち、さらにKMFモードには戻ってMVソードハーケンタイプ2本を連結しながらウルトラマンジードプリミティブに直接斬り込んだ。

 

 

ウルトラマンジードプリミティブ(リク)「うわぁっ!!」

 

 

サイズの小さいナイトメアフレームのトリスタンに圧倒されるウルトラマンジードプリミティブ。

 

 

グラハム「ウルトラマン、覚悟!!」

 

 

グラハムのフラッグカスタムがウルトラマンゼロに向かってそのままトライデントストライカーから単射式の200㎜大口径弾用1門と連射式の60㎜小口径弾用2門の計3門の銃口とミサイルを一斉発射して攻撃し、さらにMS形態に変形してプラズマサーベルで斬り込んだ。

 

 

ウルトラマンゼロ「うわぁっ!!」

 

ウルトラマンゼロ(刹那)「あのフラッグ、ただのフラッグとは違う。」

 

ウルトラマンゼロ「しかもフラッグを操縦しているパイロットはただもんじゃねぇ。」

 

 

グラハムの高い操縦技量に感じる刹那とウルトラマンゼロは、彼の操縦するフラッグカスタムのスピード戦で自分の周囲に攻撃を喰らい、攻められた。

 

 

グランザー「地球のエースパイロットが相手でも流石のウルトラマンも圧倒されているな。」

 

 

地球連合軍のエースパイロットに圧倒されるウルトラマンを光景を見るグランザー、デスレード、ラースら。

 

 

ウルトラマンオーブバーンマイト(ガイ)「いくら人間相手でもこんなに強い相手でも流石に人間をやることは難しい。」

 

 

相手は人間、その高い操縦技量を持ちながら圧倒されつつ、人間相手に本気を出す事が難しいウルトラマン。

 

 

ロックオン「お前らの相手は俺達だ!!」

 

 

その時、ようやく機体に操縦して現れたロックオン達が現れて、ウルトラマンらと交戦しているシュバルツらに攻撃し、彼らの相手を引き受ける。

 

 

ウルトラマンオーブバーンマイト(ガイ)「ロックオン!!」

 

ロックオン「エース相手なら俺達に任せろ。」

 

アレルヤ「ここは僕達が引き受ける。」

 

凱「お前達は巨大化した星人ハンターと戦うんだ。」

 

ウルトラマンゼロ「任せたぞ。」

 

 

エースパイロットをロックオンらに任せて、ウルトラマン3人らは星人ハンターと交戦する。

 

 

グラハム「現れたな、ガンダム!!」

 

ロックオン「お前の相手はきっちりしてやる!!」

 

 

グラハムのフラッグカスタムの駆使するスピードにロックオンのデュナメスがフロントアーマー内と両膝からGNミサイルを発射して動きをけん制し、GNビームピストルで射撃した。

 

 

グラハム「ガンダム、ここで落ちてもらおうか!!」

 

 

トライデントストライカーでデュナメスに応戦するグラハム。

 

 

アレルヤ「相手はナイトメアフレーム!!」

 

 

トリスタンと交戦するアレルヤのキュリオス。トリスタンの両腕から発射したメギドハーケンをかわして、GNビームサブマシンガンで応戦した。

 

 

アレルヤ「うっ!!」

 

 

戦闘中にアレルヤに頭痛が起きた。

 

 

ハレルヤ「(このまま惨劇が起きるみたいだぞ。)」

 

 

どこからかアレルヤの中から喋りかける謎の声。

 

 

アレルヤ「ハレルヤ。」

 

 

謎の声をハレルヤに声をかけるアレルヤ。

 

 

凱「あの機体はシュバルツか?!」

 

 

シュバルツのセイバータイガーSSを相手に戦うスターガオガイガーは、動きを駆使していく相手をよく見ながら、向かってくる方向にパンチを繰り出して攻撃した。

 

 

シュバルツ「ガオガイガー、その実力見せてもらうぞ!!」

 

 

地面を4脚で駆けながら、空中にいるスターガオガイガーに飛びかかってキラーファングで噛み付いた。

 

 

凱「うっ、このっ!!」

 

 

機体にしがみ付いて噛み付くセイバータイガーSSを思いっきり振り払ったスターガオガイガーは、プラズマホールドを放出した。

 

 

ウルトラマンゼロ「てやああああああー!!」

 

 

デスレードに直接ウルトラゼロキックでお見舞いし、デスレードもトリシューラで直接斬撃した。

 

 

グランザー「はぁっ!!」

 

ウルトラマンジードプリミティブ(リク)「うわぁっと!!」

 

 

グランザーのブリューナクによる冷凍攻撃をかわしていくウルトラマンジードプリミティブ。

 

 

ウルトラマンジードプリミティブ(リク)「相手が氷ならこれでいく。」

 

 

グランザーの冷凍能力に対抗するため、リクは2本のカプセルを出してナックルに装着して、ジードライザーにスキャンした。

 

 

リク「ユーゴー!!アイゴー!!ヒアウィーゴー!!」

 

ジードライザー「フュージョンライズ!!」

 

リク「燃やすぜ、勇気!!ジード!!」

 

ジードライザー「ウルトラセブン!!ウルトラマンレオ!!ウルトラマンゾリッドバーニング!!」

 

 

2つのカプセルをスキャンしたリクはウルトラマンジードゾリッドバーニングに変身して、グランザーに挑み、必殺技のストライクブーストで右手を集中して炎をまとった爆熱光線を正拳突きでグランザーにぶち込んだ。

 

 

グランザー「ぐわぁぁぁぁっ!!」

 

 

ウルトラマンジードゾリッドバーニングのストライクブーストを喰らったグランザーは、胴体に炎の拳で殴られた傷跡が出来て、自身の再生能力による回復で傷跡の対処にかなりの時間がかかった。

 

 

ウルトラマンオーブバーンマイト(ガイ)、ラース「はあああああー!!」

 

 

ウルトラマンオーブバーンマイトとラース、互いに互角の戦いをし、動きを駆使していく両者、パンチとキックを繰り出していくウルトラマンオーブバーンマイト、槍術を駆使していくラース。

 

 

リバイ「はああああああー!!」

 

グロウズ「オラオラオラオラー!!」

 

デルトルト「グオッグオ!!」

 

 

モルガ、レブラプター、サザーランド部隊を相手にリバイ、グロウズ、デルトルトら3人による連携プレーで次々と葬り、キングムルチが尻尾でモルガ、レブラプター、サザーランドをまとめて蹴散らした。

 

 

激戦をする最中、そこである出来事が起き始めようとする。

 

 

エクセラー「いよいよ、私達の番だ。」

 

スティーブ「どいつから狙おうか。」

 

ロッド「狙うならあの町の人間共からだ。」

 

ダニエル「こいつは続々するぜ。」

 

 

ウルトラマン達が戦っているのを遠くから見て、江南の町の住民に狙いを付けたノワールオラクルの3人のハンターとエクセラーとキリッシャーとMS部隊は早速動き出し始めた。

 

 

ウルトラマンゼロ(刹那)「!!」

 

ウルトラマンゼロ「刹那、何か嫌な予感がするぞ。」

 

ウルトラマンゼロ(刹那)「俺もだ。町が危ない。」

 

リバイ「グロウズ、デルトルト、すぐに行くぞ!!」

 

グロウズ「俺もデルトルトも嫌な予感が漂うぜ。」

 

デルトルト「グオッグオ。」

 

 

早速、胸騒ぎを感じた刹那とウルトラマンゼロ、リバイ、グロウズ、デルトルトは町が狙われる事に気付いて、すぐに向かった。

 

 

ウルトラマンオーブバーンマイト(ガイ)「ゼロさん。」

 

 

ガイ達は、まだ気付かない。この後、とてつもない悲劇が待ち受けることにまだ気付いていなかった。急いで町へ向かう刹那とウルトラマンゼロとリバイ、グロウズ、デルトルトら。

 

 

ウルトラマンゼロ「間に合ってくれ。」

 

 

江南の町へ急いで向かう刹那達。彼らが来るのを待ち伏せすべく現れたのが、ノワールオラクルの3人とペドレオングロース5匹だ。

 

 

スティーブ「そこは通さねぇぞ。」

 

リバイ「!!おっ、お前ら・・・・!!」

 

 

リバイはスティーブらノワールオラクルの顔を見て、何故か知っているような表情で急変した。

 

 

ウルトラマンゼロ「どうした?!」

 

グロウズ「何があったんだ?」

 

デルトルト「グオッグオ?」

 

リバイ「何故お前達がいる、ノワールオラクル!!」

 

 

スティーブ「久しぶりじゃないか、リバイ。」

 

ロッド「あの時以来だな。」

 

ダニエル「そいつらがお前の新しい仲間か?」

 

リバイ「・・・・。」

 

グロウズ「知っているのか?」

 

リバイ「お前らには関係ない。」

 

グロウズ「何でだ?!俺達は・・・・。」

 

リバイ「いいから黙っていろ!!」

 

グロウズ「リバイ・・・・。」

 

スティーブ「あの時みたいにしてやるぜ。」

 

リバイ「お前に殺された2人の仇を討たせてもらうぞ。」

 

ロッド「やれるのか?」

 

ダニエル「お前に。」

 

スティーブ「お前もあの2人みたいにしてやるぜ。」

 

リバイ「黙れぇぇぇぇ!!」

 

 

彼らの挑発的な発言に乗せられて感情的になって向きになったリバイがムルチナッターを出して斬りかかった。

 

 

スティーブ「おらよ!!」

 

 

感情的になってとらわれたリバイをスティーブがランスを突いた。

 

 

リバイ「うわぁぁぁぁぁぁぁー!!」

 

 

スティーブにランスで突かれてしまい、続いてロッドのツインガンの攻撃を受け、さらにダニエルが金棒をフルスイングしてリバイに思いっきり叩き込んだ。

 

 

グロウズ「リバイ!!」

 

リバイ「うおおおおおおー!!」

 

 

怒りで我を忘れて1人で突っかかるリバイ。

 

 

リバイ「ハンジェとサガミケスの仇!!」

 

 

かつての仲間をスティーブらによって殺害され、そのかつての仲間の仇が今、目の前にいて、必死になって討ちにかかった。

 

 

 

リバイ「うおおおおおおー!!」

 

 

感情的になったリバイは、まるでいつのように冷静さを失い、自暴自棄になり、ただひたすら怒りにとらわれた。

 

 

ウルトラマンゼロ「そこをどけ!!」

 

 

江南の町へ急いで辿り着こうとするウルトラマンゼロは、5匹のペドレオングロースを相手に戦い、5匹相手に光線する。ペドレオングロース2匹の口から衝撃波が放たれ、ウルトラマンゼロに攻撃した。

 

 

ウルトラマンゼロ(刹那)「お前達と遊んでいる暇はない!!」

 

 

江南の町を何としてでも向かわなければならないとペドレオングロース5匹相手に早くケリを着けるために2本のゼロスラッガーを合体して、大剣のゼロツインソードとなってペドレオングロース5匹まとめて斬り込んだ倒した直後にすぐに町へ向かったが、だが、すでにキリッシャーとエクセラーの率いるMS部隊が江南の町を攻撃し、町の人々への虐殺を行った。

 

 

男性1「助けてくれ!!」

 

 

ティエレン地上型による射撃から必死で走りながら逃げる江南の町の人々。

 

 

ウルトラマンゼロ「あぁぁっ!!」

 

 

江南の町の人々がMS部隊に次々と殺されていくのを目の当たりにする刹那とウルトラマンゼロ。

 

 

男性2「わぁぁぁぁぁぁぁー!!」

 

 

 

ティエレン地上型とガンルゥの対人武器の使用によって次々と射殺されている江南の町の人々。

 

 

ウルトラマンゼロ(刹那)「やめろ、やめろぉっ!!」

 

 

江南の町の人々への虐殺を行うMS部隊に必死でやめるように叫ぶ刹那。その中に自分があった子供が目の前で必死で逃げていく姿を見つけた。

 

 

少年1「うわぁぁぁぁぁぁぁー、助けて!!」

 

 

MS部隊の攻撃で逃げ回りながら泣きながら叫ぶ少年。

 

 

ウルトラマンゼロ(刹那)「あぁぁっ!!」

 

ウルトラマンゼロ「やめろ、これ以上の虐殺をするな!!」

 

 

急いで、その少年を助けに向かおうとする刹那とウルトラマンゼロ。だが、MS部隊の攻撃が少年をそのまま射撃し、少年は全身を撃たれて死亡した。

 

 

ウルトラマンゼロ、ウルトラマンゼロ(刹那)「!!」

 

 

一足遅く、少年は死亡してしまい、救う事が出来なかった。

 

 

エクセラー「何てエクセレントだ。」

 

キリッシャー「これでひと段落済んだな。」

 

 

ウルトラマンゼロ(刹那)「うっ、うっ、うおおおおおおー!!」

 

 

江南の町の人々を虐殺したMS部隊に対し、刹那の怒りが爆発し、刹那の怒りがウルトラマンゼロの意識を奪ってそのままパンチで思いっきり殴り込んだ。

 

 

ウルトラマンゼロ「刹那、やめろ!!」

 

 

一体化している刹那が怒りを爆発によって身体の意識を乗っ取られて人革連のMS部隊を次々と破壊させられるウルトラマンゼロ。

 

 

ウルトラマンゼロ(刹那)「お前らぁぁぁぁぁぁぁぁぁー!!」

 

 

怒りによってとらわれた刹那が一体化しているウルトラマンゼロでパンチでティエレン地上型の胴体を思いっきり貫きながら破壊し、さらにワイドゼロショットで、ティエレン地上型とガンルゥに向けて放って破壊した。急いで江南の町へたどり着いた凱達。だが、江南の町は破壊され、人々が殺戮されている無惨な光景だった。

 

 

凱「間に合えなかったか・・・・?!」

 

ウルトラマンオーブバーンマイト(ガイ)「!!」

 

 

ガイが見たのはウルトラマンゼロの腕に血の様な跡が残っているのを見て、それを相手を手加減せずにやってしまった事に気付いた。

 

 

ウルトラマンゼロ「・・・・。」

 

ウルトラマンゼロ(刹那)「俺はウルトラマンにはなれない・・・・!!」

 

 

次回 17話へ続く



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第17話 少年兵ゼロ

江南の町で、町の人々が虐殺された事で刹那が怒りに任せてMS部隊を惨殺した事を知った一同。

 

 

中国

アークエンジェル

ブリッジ

ムサシ「!!」

 

 

今回の行動を取った刹那に対して、彼はウルトラマンとしてやってはいけない事を破り、彼の顔を数発殴った。

 

 

刹那「・・・・。」

 

ムサシ「おい、何故殺した!!君がやった行為は自覚はあるのか!!」

 

我夢「待て、ムサシ。いきなり早まるな。」

 

ヒカル「そうですよ、ここは落ち着いて・・・・。」

 

ムサシ「彼は人を殺したんだぞ!!ウルトラマンが人を殺す事は断じて許される行為ではない!!例え敵兵の命であってもだ!!」

 

 

刹那を殴って激しく叱責するムサシに我夢とヒカルが止めようとするが、ムサシは刹那が敵兵であっても殺した事にウルトラマンとして人を殺す事自体許される行為でないと厳しく非難した。

 

 

ムサシ「君達はウルトラマンとして人を殺す事が許されないかわかっているはずだ!!」

 

我夢、ヒカル「・・・・。」

 

ペガ「刹那が今回やってしまった事はまるでウルトラマンとは思えないよ。」

 

リク「ペガ。」

 

ライハ「私も今回、怒りに任せた彼には同調出来ないわ。」

 

リク「ライハさんまで。」

 

ムサシ「このような行為をした者に、ウルトラマンとして相応しくない。」

 

刹那「・・・・。」

 

ムサシ「ゼロ、彼をウルトラマンとして選んだ責任はある。」

 

ウルトラマンマンゼロ(ウルトラゼロアイ)「・・・・。」

 

ムサシ「どうした、何も言わないのか?」

 

藤宮「彼に何か理由があるみたいだ。」

 

ウルトラマンゼロ(ウルトラゼロアイ)「あぁぁっ。あいつには深い事情がある。」

 

ショウ「深い事情?」

 

藤宮「彼について詳しく聞かせてくれないか?」

 

ウルトラマンゼロ(ウルトラゼロアイ)「あぁぁっ。クライシス・インパクトが起きた後の6年前だ。」

 

刹那の事情について説明をするウルトラマンゼロ。彼がどんな事情を抱えて来た、彼と遭遇した事をムサシ達に話す。今から6年前、ウルトラマンベリアルが起こしたクライシス・インパクトが起きた直後にその世界がコズミック世界と1つになり、ウルトラマンベリアルとの戦いで損傷したウルティメイトブレスレットでコズミックイラの世界へやって来たウルトラマンゼロ。

 

 

回想

6年前

宇宙

ウルトラマンゼロ「キングの爺さんに頼まれた着いたのがこのコズミックイラと言う世界か。ベリアルとレイブラッドとエンブリヲと言うやつとマギウス101人評議会がこの世界全体を裏で操り、種族の対立を生み出してると。」

 

 

ウルトラマンキングの命によってコズミックイラへ到着したウルトラマンゼロ。このコズミックイラの世界はウルトラマンベリアルとレイブラッド星人とエンブリヲと101人評議会に支配されていて、様々種族の対立を生み出しながら戦争を引き起こしたりしている。地球へ突入したウルトラマンゼロは着いた場所が、中東の荒れ果てた国、クルジス共和国だった。

 

 

地球

クルジス

ウルトラマンゼロ「何てひでぇ光景だ。」

 

 

クルジスの荒れ果てた町の光景を見るウルトラマンゼロ。だが、そこである銃声がいくつか鳴った。

 

 

ウルトラマンゼロ「?!」

 

 

すぐにこの場を見たウルトラマンゼロは、それは戦場で戦う子供達の姿だった。MSのアンフを相手に必死で銃で撃ち、だが、アンフには全く効いておらず、機銃で撃たれて次々と死んでいった。その中でただ1人になりなから必死になって戦う1人の少年がいた。

 

 

幼い刹那「はぁはぁはぁ。」

 

 

その少年は名は、刹那。彼はアンフの攻撃から必死で逃げ抜き、銃で撃ちながら交戦した。

 

 

幼い刹那「この世界に神なんていない!!」

 

 

それでも必死で戦い続け、銃で弾幕を張りながアンフに攻撃した。

 

 

ウルトラマンゼロ「まずい、あの子供が殺される!!」

 

 

生身でMS相手に太刀打ち出来ず、その少年が殺されてしまう事ですぐに向かったウルトラマンゼロは、頭部のゼロスラッガーを投げてアンフ部隊の手足を次々と切断して、攻撃を阻止した。

 

 

幼い刹那「ああっ。」

 

 

窮地に陥った所、上空から現れたウルトラマンゼロに命を救われた幼い刹那。

 

 

ウルトラマンゼロ「もう大丈夫だ。」

 

 

無事に救ったが、ウルトラマンゼロのカラータイマーが赤く光り出し、時間制限が間近に迫った。

 

 

ウルトラマンゼロ「うっ、こんな時にかよ・・・・!!」

 

 

カラータイマーが赤く反応しながら時間制限が迫るウルトラマンゼロ。

 

 

幼い刹那「うっ、うぅぅっ。」

 

 

戦いで体力を激しく消耗した刹那が力尽きて倒れようとした。

 

 

ウルトラマンゼロ「まずい、この子を救わないと!!」

 

 

力尽きて倒れようとする刹那をウルトラマンゼロが彼を救うためにある手段に出て使った。それは人間とウルトラマンによる一体化で、力尽きようとした刹那を救った。

 

 

幼い刹那「?!」

 

 

力尽きて倒れようとした自分が、何故か身体の正常化していた。

 

 

ウルトラマンゼロ(ウルトラゼロアイ)「気が付いたか?」

 

 

突如自分の手元に現れたサングラスらしきアイテム、ウルトラゼロアイが幼い刹那に声をかけた。

 

 

幼い刹那「うわぁっ、何だ?!」

 

 

突如声をかけられて思わず驚いた刹那は、銃を出して自分の手元に現れたウルトラゼロアイに撃ち始めた。

 

 

ウルトラマンゼロ(ウルトラゼロアイ)「うわぁっ!!」

 

 

いきなり銃で撃たれてきたウルトラマンゼロ。

 

 

ウルトラマンゼロ(ウルトラゼロアイ)「おい、何するんだ!!いきなり危ないだろ!!」

 

 

幼い刹那「お前、誰だ!!」

 

ウルトラマンゼロ(ウルトラゼロアイ)「俺は君の命を救った恩人だ。」

 

幼い刹那「嘘を言うな!!お前、俺に何をした!!」

 

ウルトラマンゼロ(ウルトラゼロアイ)「落ち着け。君は力尽きようとしていたのを俺が一体化して救ったんだ。」

 

幼い刹那「一体化?!何だそれは!!」

 

ウルトラマンゼロ(ウルトラゼロアイ)「知らないのか?俺は君と1つになったって事だよ。」

 

幼い刹那「俺を救ったのか?!」

 

ウルトラマンゼロ(ウルトラゼロアイ)「ああっ、君がロボットのようなのに襲われたの救ったあの巨人が俺の事だ。」

 

 

あの時現れた巨人がアンフ部隊を倒して自分を救ったのだと気付いた刹那。

 

 

幼い刹那「あの時現れた巨人か?!」

 

ウルトラマンゼロ(ウルトラゼロアイ)「そうだ。」

 

幼い刹那「名前は?」

 

ウルトラマンゼロ(ウルトラゼロアイ)「俺の名はゼロ。ウルトラマンゼロだ。」

 

幼い刹那「ウルトラマンゼロ?」

 

ウルトラマンゼロ(ウルトラゼロアイ)「別の世界の宇宙、M78星雲の光の国からやって来た宇宙人さ。」

 

幼い刹那「別の世界、宇宙、宇宙人・・・・?!」

 

ウルトラマンゼロ(ウルトラゼロアイ)「もしかして知らないのか?驚かせて悪かった。」

 

幼い刹那「それは何なのか教えろ!!」

 

ウルトラマンゼロ(ウルトラゼロアイ)「まあ落ち着けな。それはな・・・・。」

 

 

自分が別の世界の宇宙のM78星雲の光の国からやって来た宇宙人である事を告げてさらに戸惑いました幼い刹那に詳しく説明しようとするが、そこで他のアンフ部隊が現れて迫って来た。

 

 

ウルトラマンゼロ(ウルトラゼロアイ)「あれは、さっきの仲間か?!」

 

幼い刹那「こんな時にか?!」

 

 

増援として現れるアンフ部隊が近づいて来て、幼い刹那に迫って来た。

 

 

ウルトラマンゼロ(ウルトラゼロアイ)「おい、俺を今すぐにお前の顔にかざせ!!」

 

幼い刹那「どうやってだ?!」

 

ウルトラマンゼロ(ウルトラゼロアイ)「お前の手前にある俺を手に持て。」

 

 

自分の手元にあるウルトラゼロアイを手に持った刹那は、すぐに顔にがさそうとするが、遠くからのアンフの機銃が射撃され、すぐに走ってかわす幼い刹那。

 

 

ウルトラマンゼロ(ウルトラゼロアイ)「やべぇぞ、このまま撃たれて死んでしまうぞ!!」

 

幼い刹那「わかっている!!」

 

 

とにかくひたすら走り続けて逃げる幼い刹那。一刻もアンフ部隊が徐々に近づいて、刹那に迫ろうとして来た。

 

 

幼い刹那「あああっ、あああっ!!」

 

 

自分と同じ少年兵が死んだのを目の当たりにした幼い刹那は、自分も同じように死んでしまう恐怖を抱いた。

 

 

幼い刹那「死にたくない・・・・!!」

 

 

死への恐怖を抱きながら必死で走り続ける刹那。アンフ部隊が機銃で射撃して地面に当たって爆発によって吹き飛ばされた幼い刹那。

 

 

ウルトラマンゼロ(ウルトラゼロアイ)「おい、しっかりしろ!!」

 

 

爆発によって吹き飛ばされて地面に倒れた刹那はすぐに立ち上がたが、アンフ部隊が迫ってきた。

 

 

幼い刹那「うわぁっ、わぁぁぁっ。」

 

 

とうとうアンフ部隊に迫られて窮地に陥ってしまった幼い刹那。このままで今度こそ確実に死んでしまうと感じた幼い刹那。アンフの機銃が刹那に撃とうとする。

 

 

幼い刹那「死にたくない、死にたくない、死にたくない!!」

 

 

死への恐怖と絶望に迫り来る中、幼い刹那は、死にたくないと言う必死の想いで、顔にウルトラゼロアイをかざした。

 

 

幼い刹那「!!」

 

 

ウルトラゼロアイを自分の顔にかざした刹那は、変身し、自身と一体化したウルトラマンゼロへとなった。

 

 

ウルトラマンゼロ(幼い刹那)「こっ、これは・・・・?!」

 

ウルトラマンゼロ「これが俺の姿だ。」

 

ウルトラマンゼロ(刹那)「これが?!」

 

 

ウルトラマンへと変身した幼い刹那は、変身した姿に驚き、自分と一体化したウルトラマンゼロの姿に驚き、これが自分と一体化した者の姿だと驚きを隠せなかった。目の前に現れたアンフ部隊がウルトラマンゼロに200㎜×25口径長滑腔砲で射撃した。

 

 

ウルトラマンゼロ「くっ!!」

 

 

アンフ部隊の200㎜×25口径長滑腔砲の攻撃を受けたウルトラマンゼロ。

 

 

ウルトラマンゼロ(幼い刹那)「あいつら!!」

 

 

アンフ部隊の攻撃に対し、ウルトラマンゼロと一体化した幼い刹那は、変身した今、アンフ部隊を倒しに突走りかかっていって、ウルトラマンゼロに変身した幼い刹那は自分の意志で動かしながらアンフにパンチでぶち込んだ。

 

 

ウルトラマンゼロ(幼い刹那)「うわああああああああー!!」

 

ウルトラマンゼロ「おい、何をする!!」

 

 

アンフを次々とパンチで打ち込む破壊し、まるで鬼神のように相手を徹底的に根絶やしにしていく幼い刹那。彼を止めようとするウルトラマンゼロ。だが、身体の意識が一体化した幼い刹那に主導権を奪われ、幼い彼の激情でアンフ部隊を壊滅させた。

 

 

ウルトラマンゼロ(幼い刹那)「はぁ、はぁ、はぁ・・・・。」

 

ウルトラマンゼロ「お前、まさか・・・・。」

 

 

激情した刹那にウルトラマンゼロが気付いたのは、彼が戦う事だけしか知らない者であった事に気付いた。幼い刹那をちゃんとした正常さをするため、ウルトラマンゼロが彼の保護者として6年育て続けていく。

 

 

現在

江南

アークエンジェル

ブリッジ

藤宮「彼にそんな事が。」

 

ウルトラマンゼロ(ウルトラゼロアイ)「ああ、そうだ。刹那は戦いだけ知らない少年兵として歩んできた。」

 

ムサシ「どう言う事だ?」

 

ウルトラマンゼロ(ウルトラゼロアイ)「彼はあるテロリストによって少年兵に仕上げられてテロ活動させられてきた。」

 

ショウ「何?!」

 

ウルトラマンゼロ(ウルトラゼロアイ)「一番辛い想いをしたのは刹那の方だ。今までずっとテロ活動させられてどれだけの人を殺らされてた来たんだ。」

 

ムサシ「ゼロは彼と6年間ずっと一緒にいたのか。」

 

ウルトラマンゼロ(ウルトラゼロアイ)「ああ。」

 

ムサシ「君は彼を人間社会を学ばせるためずっと育てて来たのか。」

 

ウルトラマンゼロ(ウルトラゼロアイ)「そうだ。刹那をちゃんとした人として生きていくために俺が1人でずっと育てて来たんだ。あんな苦しい事を味合わせないために。」

 

ムサシ「だが、彼は自分の感情に流されて敵兵をやった。」

 

ウルトラマンゼロ(ウルトラゼロアイ)「それは・・・・。」

 

ムサシ「彼を独房に入れさせていく。今の彼をまたあのような事を起こさないために独房に入れておく。」

 

 

刹那の事情を教えたウルトラマンゼロ。たが、ムサシはそんな彼を再び敵兵を殺す事があるといけないから彼を連れて独房に入らせた。

 

 

個室

リバイ「・・・・。」

 

バレル「入るぞ。」

 

 

ノワールオラクルとの戦いで心を病んでるリバイ。彼の個室に入って来たバレル。

 

 

リバイ「何の用だ?」

 

バレル「おまえ、何やらあのハンターチームとは何か関係があるみたいだ。」

 

リバイ「お前には関係ない。」

 

バレル「ノワールオラクル。確か極悪、卑劣、残虐非道のハンターチームと聞いた。」

 

リバイ「あぁぁっ。お前が知ってどうする?」

 

バレル「お前とノワールオラクルは一体どう言う関係だ?」

 

リバイ「・・・・。」

 

バレル「言いたくないのか?」

 

リバイ「ノワールオラクルは俺のかつての仲間2人を殺した仇だ。」

 

バレル「仇だと?」

 

リバイ「俺はグロウズとデルトルトと出会う前にナックル星人ハンジェ、シャプレー星人サガミケスと共にハンターチームを組んでいた。俺は2人でいつも仲良く過ごす日々をしていた。ある日突然、ハンティング中に俺とハンジェとサガミケスの前に奴らが現れた、ノワールオラクル。リーダーのスティーブはキングドラゴリーを呼び出してハンジェとサガミケスを捕らえて人質にし、俺達の集めたプラズマソウルを差し出すように求めた。俺は奴の要求に応じて集めたプラズマソウルを差し出した。だが、それは罠だった。奴らの狙いは2人の命を狙う事で、エンペラードラゴリーに2人は握り締められたまま俺の目の前でスティーブに殺害された。」

 

バレル「暗い事があったのか。」

 

リバイ「俺は2人を殺したノワールオラクルをこの手で必ず取る事を誓った。そしてハンジェの怪獣、双子のブラックキングのソニー&ビーンを引き取り、2人の分まで生き続けて来た。」

 

バレル「そうか。俺もお前と同じだ。」

 

リバイ「同じ?」

 

バレル「俺の故郷バルタン星は爆発によって滅び、俺以外の者は皆死んだ。」

 

リバイ「お前にこんな過去があったのか。」

 

バレル「俺には仲間がいる。今の仲間がいるから俺は生きて来られた。お前だってハンターとして今の仲間がいるから生きて来れただろ?」

 

リバイ「仲間・・・・。」

 

バレル「今の仲間を大事にしろ。また悲劇を繰り返したくなれば。」

 

 

リバイとバレル、2人の星人ハンター。リバイはかつての仲間ハンジェとサガミケスが宿敵ノワールオラクルに殺害され、バレルは故郷のバルタン星の爆発で自分だけが生き残り、それぞれ仲間を失った者同士の悲しみを味わい、今の2人には新しい仲間が出来て、今の自分を生き続けて来て、また新しい自分であった。

 

 

次回 18話へ続く



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

設定4

ウルトラマンゼロエクシア

 

身長:49m

体重:4万7000トン

 

武器

ゼロエクシアソード×1

ゼロロングブレイド×1

ゼロショートブレイド×1

ゼロブライトサーベル×2

ゼロブライトダガー×2

ゼロエクシアシールド×1

 

説明

ウルトラマンゼロの新たな姿。6年前のクライシス・インパクトでウルトラマンベリアルとの戦いでウルティメイトブレスレットが使用不能となり、刹那が過去との乗り越えて彼のその心によって生み出されてウルトラマンゼロが変化し、外見は機械的な鎧を纏った姿(ガンダムエクシアに近い姿)で、武器は剣タイプを7本所持し、右腕に大剣のゼロエクシアソード、左腕に盾のゼロエクシアシールド、両腰にゼロエクシアロングブレイド、ゼロエクシアショートブレイド、両肩に光状剣のゼロブライトサーベル2本、両脚に光状短剣のゼロブライトダガー2本装備されており、これらの武器は斬撃戦に特化した姿で、あらゆる戦いを駆使していく。通常形態の技など使用する事も可能。本作はウルトラマンゼロビヨンドの代わりにおけるフォームである。

 

 

必殺技

ゼロエクシアスマッシュ

ウルトラマンゼロエクシアの必殺技。ゼロエクシアソードを発光して光状を纏いながら敵に大きく斬撃する。

 

ゼロエクシアツインクロススラッシュ

ウルトラマンゼロエクシアの必殺技。ゼロロングブレイドとゼロショートブレイドを両手に持ちながら敵にX斬りをする。

 

ゼロエクシアスピンザンバー

ウルトラマンゼロエクシアの必殺技。ゼロロングブレイドとゼロショートブレイドを両手に持ちながら双方の剣にエネルギー状を纏って周囲にいる複数の敵に回転斬りする。

 

ゼロエクシア100烈パンチ

ウルトラマンゼロエクシアの必殺技。両手に青色の光状を纏って光速で繰り出す連続パンチ。使用すると同時に「オラオラオラオラー!!」と叫ぶ。

 

ゼロエクシアセブンズソード

ウルトラマンゼロエクシアの必殺技。7つの剣を発光して光状を纏いながら敵一体にゼロブライトダガー2本で斬撃して刺突し、次にゼロブライトサーベル2本で斬撃して刺突し、さらに続いてゼロロングブレイドとゼロショートブレイドによるX斬りをして刺突し、最後にゼロエクシアソードによる斬撃の一撃を与える。

 

 

シュバルツ専用ティエレンタオツー

 

全高:18.7

重量:121.3

 

武装

ビームガトリングガン×1

ビームサーベル×1

カーボンブレイド×1

30㎜機銃

3連装リニアキャノン×1

両肩部ショルダースラスターアーマー×2

 

機体説明

ガイロス帝国のシュバルツの新しい愛機。人革連の次期主力MSで、完成した1機をガイロス帝国に提供し、その機体を受理したシュバルツが自身に合わせた機体の改造を行い、右腕にビームガトリングガン、左腕に3連装リニアキャノンをそれぞれ装着し、近接用にビームサーベル、カーボンブレイドを装備し、両肩はシールドからショルダースラスターアーマーに変更され、機動力を強化し、推進系は大気圏内の単独飛行も可能。カラーリングは黒と赤。

 

 

レドラー人革連仕様

 

全長:17.0

全高:6.0

 

武装

ストライククロー×4

可変レーザーブレード

頭部内装バルカン砲

3連ミサイルランチャー×2

 

機体説明

人革連が空中戦用に配備されたレドラー。飛行用の機体がない事でガイロス帝国から購入して自軍仕様に改良し、頭部にバルカン砲が内装され、左右の下翼部3連ミサイルランチャーが装備された。人革連本国に大量配備されている。カラーリングはダークグリーン。

 

 

アイアンコング(反乱軍仕様)

 

全長:11.5

全高:17.7

全幅:13.1

重量:187.0

 

武装

TVM地対地2連装戦術ミサイル

10連発自己誘導ロケット弾ランチャー

対ゾイド6連装ミサイルランチャー

アイアンハンマーナックル×2

複合センサーユニット

 

機体説明

星刻、セルゲイら率いる反乱軍が使用するアイアンコング。武装はガイロス帝国のものと同じで、カラーリングがダークグリーンで塗装され、反乱軍が密かにクーデター実行用に用意された機体で、数は少ないが、貴重な機体でもある。

 

 

リアルド(反乱軍仕様)

 

全高:17.7

頭頂高:15.3

重量:60.0

 

武装

リニアライフル×1

ソニックブレイド×1

ディフェンスロッド×1

 

特殊機能

変形

 

機体説明

星刻、セルゲイらの率いる反乱軍が使用するリアルド。武装はARUSのものと同じで、カラーリングがダークグリーンで塗装され、反乱軍が密かにクーデター実行用に用意された機体で、反乱軍における空中戦に必要な貴重な機体でもある。

 

 

チブルギャラクトロン

身長:61m

重量:6万1千t

 

武装

ギャラクトロンシフト

ギャラクトロンブレード

ギャラクトロンスパーク

 

特殊機能

TP装甲

アルミューレ・リュミエール

 

機体説明

チブル星人エクセラーが改造したギャラクトロン。何処からか手に入れたギャラクトロンをエクセラーが独自で改造し、出力を大幅に上げ、無人機から有人機にし、エクセラー自ら操縦を行い、武装は変わっていないが、全身に地球製のTP装甲を採用し、物理攻撃のダメージを半減し、さらにガイロス帝国が開発したアルミューレ・リュミエールを採用し、ウルトラマンの光線技を無効にし、ウルトラマンを圧倒する力を見せ、人革連の中国で実戦投入した。

 

 

KFD

 

全長:不明

全高:不明

重量:不明

 

武装

レーザーファング×2

ストライクレーザーバイトシザース×2

レーザーカッター×2

AZ35㎜バルカン砲×4

収納式AZ105㎜リニアキャノン×2

荷電粒子砲

AZ2連装250㎜ロングレンジキャノン×1

ショックカノン砲×1

AZ120㎜ハイパーレーザーガン×2

AZ120㎜ハイパービームガン×2

AZ930㎜2連装ショックガン

ストライククロー

 

特殊機能

Eシールドジェネレーター

 

機体説明

かつて遥か太古に作れた古代ゾイド、デススティンガー復活計画のために量産化した機体。KFDは、デススティンガーの復活のために作られた実験量産型で、操縦は無人機設定で、大きさはバトルストーリーのデススティンガーの数十倍の大きさ、またウルトラマンの怪獣並の大きさで、性能、出力はオリジナルを大幅に下がっているが、その強さは健在。人革連の中国で実戦投入された。



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第18話 朱禁城の花嫁

人革連を牛耳り支配すり大宦官を倒す策を考えるアークエンジェル一同。

 

 

移動中

アークエンジェル

ブリッジ

エルエルフ「人革連を全体を支配する大宦官。奴らをどう倒すかだ。」

 

ムウ「どう倒すんだ?」

 

エルエルフ「俺がすぐに立てた作戦を今から言う。まずこの巨大な中国大陸各地で大宦官を悪行を人革連全土全体に知らしめる事だ。そのために誰かを中国大陸各地にあるTV局を向かって占拠し、TVで知らしめて民衆が暴動を起こし、全土全体に暴動が起きれば流石の大宦官も手も足も出せまい。」

 

美月「あなたらしい作戦ね。」

 

エルエルフ「今から中国各地にあるTV局へ向かわせる者を選抜する。礼堂ヒカルと星雲団のハンター、大空大地とトライスターのハンター、高山とライハとペガと犬塚キューマ、ボルフォッグと愛崎モアとシャドー星人ゼナと山田ライゾウ、それぞれ4組が向かう事となった。以上だ。」

 

 

エルエルフは、大宦官の悪行を人革連全土全体に知らしめるために、各地にあるTV局を占拠して流し、大宦官の悪行を知った民衆が暴動を起こす事で、その組を4組に分けて選抜し、ヒカルとハルキとイカリとナクリ、大地とサクラとドラルとユジン、我夢とライハとペガ、ボルフォッグとモアとゼナが選ばれて行く事となった。

 

 

ヒカル「俺はあの3人と一緒か。」

 

大地「こっちは星人ハンターの3人と一緒でいくのか。」

 

ハルキ「ギンガと一緒にやるとは思わなかったぜ。」

 

イカリ「我輩達も驚くイカ。」

 

ナクリ「ギンガと一緒にやるなんて驚いちゃう。」

 

サクラ「別行動でやるのも意外かな?」

 

ドラル「意外じゃないか。」

 

ユジン「ソウダナ。」

 

ペガ「リクと一緒がよかったのに。」

 

リク「仕方ないよ。ペガがライハさんと一緒に選ばれたんだから、それに我夢さんだっているから。」

 

ライハ「私もしっかり頑張るわ。」

 

我夢「2人の事は俺に任せろ。」

 

リク「お願いします。」

 

モア「私だって一緒がよかったのに。」

 

リク「モア姉ちゃん。」

 

モア「一緒に行動するのが楽しみにしてたのに。」

 

ゼナ「(愛崎モア。)」

 

モア「せっ、先輩!!」

 

ゼナ「(俺達は遊びにここへ来たんじゃない。人革連の大宦官を倒しに来たんだ。)」

 

モア「わかってますよ。」

 

ゼナ「(お前は任務の認識がまだまだ甘い。)」

 

モア「もう嫌んなっちゃうわ。」

 

リク「仕方ないよ。ペガやライハも別々で行動する事になったんだから。」

 

ライハ「私もリクとは別で行動する以上しっかりやらないと。」

 

ペガ「離れ離れになって別のところで頑張るよ。」

 

リク「ああ。」

 

モア「仕方ないわね。でも私と先輩の方はウルトラマンと一緒じゃないのが・・・・。」

 

エルエルフ「愛崎モア、ここでウルトラマンの正体を言うな。ウルトラマンの正体は一部の者しか知る事しか許されない。言うと射殺する。」

 

モア「はっ、はい・・・・。」

 

エルエルフ「すぐに行け。」

 

 

エルエルフが与えられた任務に早速4組に分かれて向かい始めるヒカルとハルキとイカリとナクリ、大地とサクラとドラルとユジン、我夢とライハとペガ、ボルフォッグとモアとゼナら。

 

 

スメラギ「朱禁城では、もう戦いが始まってるみたいだわ。」

 

エルエルフ「すぐに向かう。」

 

 

朱禁城ではすでに戦闘が始まり、アークエンジェルは朱禁城へ急行する。天子を巡る争奪戦が行われ、ここ北京の朱禁城周辺で黒の騎士団、ザフト軍、宇宙人同盟とARUS、ガイロス帝国、人革連と天子と民を救うべく戦う反乱軍の戦闘が行われた。

 

 

北京

朱禁城周辺

 

ゼロ(ルルーシュ)「天子を奪取すれば人革連は我が物だ!!」

 

 

天子を奪取して人革連を支配下に納めるを目指すゼロ(ルルーシュ)は、全軍を指揮してARUS、ガイロス帝国、人革連と反乱軍を相手に交戦し、宇宙人同盟のプラズマルチタイランド、レイキュバス、ガンダーを投入して一気に追い込んでいく。ARUS、ガイロス帝国、人革連もそれに対抗すべくギャラクトロンとデススティンガーを投入して挑んだ。

 

 

エクセラー「さて、ミーのアレンジしたギャラクトロンを今エクセレントにお見せしましょう!!」

 

 

エクセラーが自ら自分用に改造したギャラクトロン、通称チブルギャラクトロンに操縦し、黒の騎士団、ザフト軍、宇宙人同盟に挑んだ。

 

 

ボーグ星人「やれ、プラズマルチタイランド、ガンダー、レイキュバス!!」

 

ガンダー「ホゥホオ!!」

 

 

ガンダーが空中を飛びながら口から冷凍ガスをデススティンガーに吐いて浴びせたが、無傷で全く効いてなかった。

 

 

ゼロ(ルルーシュ)、ボーグ星人「?!」

 

 

ガンダーの吐いた冷凍ガスを受けても全く効いていないデススティンガーの姿に驚愕したゼロ(ルルーシュ)ら。デススティンガーは尻尾から荷電粒子砲を発射して空中にいるガンダーを撃ち抜き、地上にいるレイキュバスにストライクレーザーバイトシザースで挟みながら一瞬で怪獣を軽々と握り潰した。

 

 

シュナイゼル「このデススティンガーは、オーガノイドシステムを超えた真オーガノイドを搭載し、今までにない計り知れない力を持ち、強力な武装を採用し、格闘、射撃両方を得意とする。」

 

カノン「シュナイゼル様、このデススティンガーは我が帝国とARUSと人革連が共同開発した超巨大ゾイドです。怪獣と同じサイズでありながらとてつもない戦闘力を秘めていると。」

 

シュナイゼル「その通りだ。このゾイドは、かつて遥か大昔にデスザウラーとギルベイダーを封じるために生み出されたと。」

 

カノン「デスザウラー、ギルベイダー、あの2大魔獣の事ですか。」

 

シュナイゼル「そうだ。デススティンガーはこの2大魔獣と互角に渡り合う力を持っている。どちらが生き残るまで世界は滅びゆく。」

 

 

デススティンガーの性能を語るシュナイゼルは、ガイロス帝国、ARUS、人革連が共同開発した超巨大ゾイド。サイズは通常の数十倍の大きさ、怪獣と同じ大きさで、ジェノザウラー、レブラプターと同じオーガノイドシステム、それより遥かに超えた真オーガノイドシステムを搭載し、全てにおいて計り知れない戦闘力を持つ。

 

 

ゼロ(ルルーシュ)「何だ、あのゾイドは?!」

 

扇「ゼロ、あのゾイドは何なんだ?」

 

カレン「全く観たこともないゾイドだわ。」

 

CC「(プロイツェン、シャルル、あの様なものまで復活させたか?!)」

 

ゼロ(ルルーシュ)「迂闊にあのゾイドには近付くな。我々もただでは済まされない。」

 

 

デススティンガーの圧倒的な性能を目の当たりにしたゼロ(ルルーシュ)は、カレンら黒の騎士団の団員達やザフト軍の兵達や宇宙人同盟の星人らに警戒するよう伝え、行動を取らせた。

 

 

セルゲイ「向こうはデススティンガーを投入している。今の我々では勝ち目はないぞ。」

 

 

大宦官側には、デススティンガーがいる事以上、天子を助け出す事が不可能で、とてつも勝ち目がない星刻ら反乱軍。その時、朱禁城の攻防でアークエンジェルが現れて、窮地に陥る反乱軍に加勢し、セルゲイにエルエルフからの通信が流れた。

 

 

セルゲイ「アークエンジェル?!」

 

エルエルフ「お前達を助けに来た。」

 

香凛「助けだと?!」

 

エルエルフ「お前達の戦力では太刀打ちは0だ。あの新型ゾイドと怪獣兵器にお前達の総力を持ってでも勝ち目はない。」

 

セルゲイ「・・・・。」

 

香凛「スミルノフ中佐。」

 

セルゲイ「わかった。お前達の力を借りよう。」

 

洪古「中佐・・・・・」

 

ソーマ「力を借りるのですか?!」

 

セルゲイ「今はそれしかない。あのデススティンガーやギャラクトロンがいる以上我々の力では太刀打ちは不可能だ。こうなった以上共和国とGGGと共闘するしかあるまい。」

 

エルエルフ「決まりだな。」

 

 

突如現れたアークエンジェルにより共闘を持ちかけられ、反乱軍の戦力では、デススティンガー、ギャラクトロンに太刀打ち出来ず、セルゲイはヘリック共和国とGGGとの共闘する事を選び、共にARUS、ガイロス帝国、人革連と黒の騎士団、ザフト軍、宇宙人同盟に挑んだ。

 

 

凱「あの機体は?」

 

 

凱は青い中国風ナイトメアフレームの神虎を見て、その機体の声から凱に喋りかけた。

 

 

星刻「久しぶりだったな、獅子王凱。」

 

凱「星刻。」

 

 

ナイトメアフレームの神虎に操縦しているのは星刻だ。

 

 

凱「お前がその機体に操縦してるのか?」

 

星刻「そうだ。かつてラクシャータが開発したナイトメアフレーム、神虎だ。このナイトメアフレームは操縦が困難が故に高い性能を中心に作り出された機体だ。お前達の特機と互角に渡り合える事も可能だ。」

 

凱「とにかく今は一緒に戦おう。」

 

星刻「ああ。」

 

 

反乱軍と一緒に共闘する事になったヘリック共和国とGGGは、朱禁城にいる天子を救うべく共に立ち上がり、大宦官とガイロス帝国とARUS、黒の騎士団とザフト軍と宇宙人同盟を相手に挑んだ。

 

 

ウルトラマンオーブ オーブオリジン(ガイ)「一気に決めるぜ!!」

 

 

ウルトラマンオーブ オーブオリジンが先手を取って前に出ながらリアルドホバータンク部隊にオーブカリバーで背部のキャノン砲を切り込んでんだ。

 

 

ガイロス帝国兵1「ウルトラマンめ、落ちろ!!」

 

 

ガイロス帝国軍のレブラプター部隊がウルトラマンオーブ オーブオリジンに向かって襲いかかってきた。

 

 

ウルトラマンオーブ オーブオリジン(ガイ)「オリジウムソーサー!!」

 

 

左手から必殺技のオリジウムソーサーを出現して、レブラプター部隊の両脚に投げて切断した。

 

 

美月「私も行くわ。」

 

 

美月の操縦するソルシェウィサリスが飛行しながら空中にいるフラッグ、イナクト、レドラーを相手に挑み、1機で挑みかかった。

 

 

コーラサワー「何だあの機体は?ガンダムかそれともヴァルヴレイヴか?どっちにしろ俺の相手に不足はねぇな!!」

 

 

コーラサワーのイナクトが部隊を引き連れながらソルシェウィサリスに向かって一斉に襲いかかって行く。

 

 

美月「そこね。」

 

 

接近してくるコーラサワーの部隊に対し、美月のソルシェウィサリスはソーサリロッドから光線を放って、敵機の頭部に撃って破壊し、次々と墜落させた。

 

 

コーラサワー「野郎!!」

 

 

ソルシェウィサリスの攻撃によって唯一生き残ったコーラサワーのイナクトだけ残って、ソルシェウィサリスに向かってソニックブレイドで刺しかかった。

 

 

美月「!!」

 

 

ソニックブレイドで突き刺しかかってきたコーラサワーのイナクトにソルナイフを2本出してイナクトの手脚を切断して墜落させた。

 

 

コーラサワー「どわぁー、なぜこうなるんだー!!」

 

 

自身が返り討ちにあって倒されてしまったコーラサワー。

 

 

美月「こんなものなの!!」

 

 

相手の実力不足、無判断さに厳しく言う美月。

 

 

ウルトラマンビクトリー(ショウ)「キングジョーランチャー!!」

 

 

ウルトラマンビクトリーはビクトリーランサーでキングジョーカスタムのスパークドールにリードして、右腕にキングジョーカスタムのペダニウムランチャーを纏って、グランザーに射撃した。

 

 

グランザー「フリーザーランサー!!」

 

 

ウルトラマンビクトリーのペダニウムランチャーの射撃を受けつつそのままブリューナクで突いたグランザー。

 

 

ウルトラマンアグルV2「デュワー!!」

 

 

デスレードにアグルセイバーで斬撃していき、デスレードはトリシューラで連続突きでウルトラマンアグルV2に攻撃した。

 

 

デスレード「貴様もここで終わりだ。」

 

ウルトラマンアグルV2(藤宮)「お互いだ。」

 

 

両者共々決着付けるべく戦うウルトラマンアグルV2とデスレード。

 

 

ウルトラマンコスモスコロナモード(ムサシ)「はああああー!!」

 

ラース「せやあああああー!!」

 

 

ウルトラマンコスモスはコロナモードに変身して戦い、ラースと交戦する。ウルトラマンコスモスコロナモードは、必殺技のブレージングウェーブで両手を合掌の形に転じて発生した気を炎の圧殺波動としてラースに放った。ラースはミストルティンで炎の圧殺波動を振り払い、ウルトラマンコスモスコロナモードに斬撃した。

 

 

ウルトラマンジードプリミティブ(リク)「おりゃああああー!!」

 

 

ウルトラマンジードプリミティブが地上にいる大宦官側のティエレン地上型、ガンルゥ、レドラー人革連仕様を相手に戦い、ジードクローで切り込んだ。ティエレン地上型が200㎜25口径長滑腔砲で反撃したが、ウルトラマンジードプリミティブには全く効いてなかった。

 

 

ウルトラマンジードプリミティブ(リク)「それっ!!」

 

 

ジードクローを前に出して突きながらティエレン地上型の頭部を破壊し、機体に搭乗した兵士はすぐに脱出した。戦局はアークエンジェルが介入して反乱軍と共闘した事により優位に立った。

 

 

凱「ブロウクンファントム!!」

 

 

ステルスガオーⅡから射出されるファントムリングを右腕に装着しながら発射して竜担に直撃した。

 

 

星刻「貰った!!」

 

 

続いて星刻の神虎が天愕覇王荷電粒子重砲を発射して竜担に喰らわせて、巨大中国刀で自身の剣技技量で大きいサイズの竜担を切り刻んだ。

 

 

凱「星刻、やるな。」

 

星刻「お前もだ。」

 

凱「急いで天子の元へ行こう。」

 

星刻「天子様、今必ず私が助けて参ります。」

 

 

天子の元へ急いで向かう凱と星刻。

 

 

ハレルヤ「行くぞ、女!!」

 

ソーマ「私はソーマ=ピーリスだ!!」

 

ハレルヤ「だったら足を引っ張んなよ!!」

 

 

アレルヤのもう1人の人格ハレルヤと超兵のソーマ、敵同士だった2人が手を組んで戦い、2人は周り来る敵機を迎撃をし、ハレルヤのキュリオスはGNビームサーベルを出して暁可翔部隊を次々と破壊していき、ソーマのティエレンタオツーが200㎜25口径長滑腔砲の着いた刃でジン、バクゥを次々と両断していき、銃口から散弾を発射して周囲にいる敵機全体に被弾させた。

 

 

撃龍神「ここの住民達を避難させていく!!」

 

 

北京の街全体が戦場と化し、北京の住民の安全を守るべき避難を行う撃龍神。

 

 

人革連兵(大宦官派)1「貰った!!」

 

 

住民の避難を行なっている撃龍神に向かってティエレン地上型が200㎜25口径長滑腔砲で狙おうとした。

 

 

撃龍神「邪魔するな!!」

 

 

その存在に早くも気付いた撃龍神が左腕の電磁架台からヴァンレイを放ち、ティエレン地上型に電撃を喰らわせて撃退した。

 

 

バン「いっけー!!」

 

 

バンはブレードライガーABをジャンプして素早く駆け込んで背部にあるアタックブースターを展開して機動しながら暁、ジン、バクゥ、ザウードに向かってレーザーブレードで一気に真っ二つにしていき、撃退した。

 

 

フィーネ「!!」

 

 

敵を次々と撃退していく中で、フィーネに異変が起きた。

 

 

バン「フィーネ?」

 

フィーネ「バン、あのゾイドに気を付けて・・・・。」

 

バン「あのゾイド・・・・?」

 

 

フィーネは、この朱禁城に現れたデススティンガーに危機感を抱き、このデススティンガーと言うゾイドは、古代遥かの時代から2大魔獣デスザウラー、ギルベイダーと互角に渡り合う力、世界を滅ぼす事が可能な力を持ち、まさに危険を秘めたゾイドだ。デススティンガーは、バンのブレードライガーABに向かって突き進みながらストライクレーザーバイトシザースで掴みかかった。

 

 

バン「!!」

 

 

ジャンプして回避し、腹部のAZ2連装ショックカノンでデススティンガーに攻撃したが、デススティンガーはEシールドを展開して攻撃を防いで尻尾の荷電粒子砲を発射してブレードライガーに向けた。

 

 

バン「!!」

 

 

すぐにアタックブースターを機動しながら回避したバン。デススティンガーの放った荷電粒子砲の威力がレイヴンのジェノザウラーを上回っている事に気付き、まだ桁外れの戦闘力も誇り、まさに危険を感じた。

 

 

ウルトラマンジードプリミティブ(リク)「このまま一気に決めてやる。」

 

 

早期にカタを着けるべくリクは2本のカプセルを出してナックルに装着して、ジードライザーにスキャンした。

 

 

リク「ユーゴー!!アイゴー!!ヒアウィーゴー!!」

 

ジードライザー「フュージョンライズ!!」

 

リク「飛ばすぜ、光刃!!ジード!!」

 

ジードライザー「ウルトラマンオーブエメリウムスラッガー!!ウルトラマンベリアル!!ウルトラマンジードトライスラッガー!!」

 

 

2つのカプセルにスキャンしたリクはウルトラマンジードトライスラッガーに変身して東部にある3本のアイスラッガーを投げて、空中にいる地球連合軍のフラッグ、イナクト、ブラックレドラー、ザフト軍のディン、バッフェ、グレイブ、黒の騎士団の暁可翔の下半身を切断して墜落させた。

 

 

ウルトラマンジードトライスラッガー(リク)「よし。」

 

 

空中にいる敵を片付けたウルトラマンジードトライスラッガー。

 

 

エクセラー「はぁーい、わたしがまだ残ってる事をお忘れかぁ!!」

 

 

彼の前にエクセラーの操縦するチブルギャラクトロンが現れて、ウルトラマンジードトライスラッガーに右腕の爪に内蔵されているビーム砲で攻撃した。

 

 

ウルトラマンジードトライスラッガー「うっ。」

 

 

チブルギャラクトロンの攻撃を受けたウルトラマンジードトライスラッガー。

 

 

ウルトラマンジードトライスラッガー(リク)「こいつ!!」

 

 

3本のアイスラッガーを投げてチブルギャラクトロンに当てて喰らわせるが、ダメージが1つも効いていなかった。

 

 

ウルトラマンジードトライスラッガー(リク)「何?!」

 

 

3本のアイスラッガーを受けたチブルギャラクトロンに攻撃が全く効いていなかった事に驚くウルトラマンジードトライスラッガー。

 

 

エクセラー「私のアレンジしたギャラクトロンは、通常をより強くしてみたのです。地球製の技術を加えたギャラクトロンをお見せしましょう!!」

 

 

エクセラーのチブルギャラクトロンが左腕のギャラクトロンブレードで、ウルトラマンジードトライスラッガーに直接斬り込んだ。

 

 

ウルトラマンジードトライスラッガー(リク)「うわぁっ!!」

 

 

チブルギャラクトロンのギャラクトロンブレードの斬撃を喰らったウルトラマンジードトライスラッガー。

 

 

ウルトラマンジードトライスラッガー(リク)「これはどうだ!!リフレクトスラッガー!!」

 

 

必殺技のリフレクトスラッガーで3本のアイスラッガーを放って、デスシウム光線のような光線を撃ち反射、拡散させ四方八方からチブルギャラクトロンに命中させたが、その必殺技がチブルギャラクトロンからバリアのようなのを発生されて無効にされた。

 

 

エクセラー「はい、残念。あなたの攻撃は私には通じてませーん!!」

 

ウルトラマンジードトライスラッガー(リク)「何?!」

 

エクセラー「ガイロス帝国が開発したバリア兵器、アルミューレ・リュミエール。まだまだ開発段階だけど私がアレンジして防御力、稼働時間をさらに最大限アップ!!」

 

 

地球製の技術を取り組んで改造したチブルギャラクトロンは、全身の装甲にトランフェイズ装甲を採用し、ガイロス帝国が現在開発段階のアルミューレ・リュミエールをエクセラーが改良によりさらに防御力、稼働時間を最大限にアップした。

 

 

凱、星刻「うおおおおー!!」

 

 

朱禁城にいる天子の元へ向かうため、道を立ちはだかる敵機を次々と突き進む凱と星刻。だが、そこで待ち伏せをしていたスザクのランスロット・コンクエスター、ジノのトリスタン、アーニャのモルドレッドと天子を手に入れようとするルルーシュの蜃気楼、カレンの紅蓮可翔式、ロロのヴィンセント可翔が現れた。

 

 

スザク「ここからは先は通さない。」

 

ルルーシュ「天子はいただくぞ!!」

 

凱「スザクに、ルルーシュに、カレン、ロロまでもか。」

 

ジノ「俺やアーニャもいるぞ。」

 

アーニャ「抹殺。」

 

凱「星刻、おまえは天子の元へ行け。ここは俺1人で相手にする。」

 

星刻「すまない。後は任せた。」

 

 

凱がルルーシュ達とスザク達の相手を引き受けて、星刻は天子の元へと先に向かった。6対1の対決をする凱は、6機が全てナイトメアフレームで、その中で黒の騎士団のカレン、ガイロス帝国のスザクの両者はかなりの実力者だ。凱はそんな実力のあるパイロットを相手に挑んだ。

 

 

凱「うおおおおー!!」

 

 

空中を飛びながら高い機動力を推進してトリスタンとモルドレッドを2機まとめて思いっきりパンチをしてお見舞いしたスターガオガイガー。

 

 

ジノ「調子に乗るな!!」

 

 

ジノのトリスタンがMVソードハーケンタイプ2本を連結してスターガオガイガーに斬り込みにかかった。

 

 

凱「ドリルニー!!」

 

 

トリスタンの連結した2本MVソードハーケンタイプをドリルニーで蹴り込んで弾き返し、パンチで思いっきりした。

 

 

アーニャ「ガオガイガー、邪魔。」

 

 

アーニャのモルドレッドが両肩のシールドをシュタルクハドロンに合体してスターガオガイガーに向かっで放つ。

 

 

凱「プロテクトウォール!!」

 

 

ステルスガオーⅡから射出されるファントムリングを右腕に装着してプロテクトウォールを発生してモルドレッドの放ったシュタルクハドロンを防ぎ、パンチで殴りかかるが、モルドレッドからブレイズ・ルミナスが発生してスターガオガイガーのパンチを防御する。

 

 

凱「ならこれはどうだ、ガトリングドライバー!!」

 

 

右腕にガトリングドライバーを装着してモルドレッドの発生したブレイズ・ルミナスを貫いて打ち消して、そのまま機体を地上に墜落させた。

 

 

ルルーシュ「流石だ、サイボーグ凱。勇者は伊達ではないな。」

 

凱「俺1人でも十分だ。この勇気がある限り!!」

 

ロロ「流石だね。」

 

カレン「ならあたしが相手をしてやる!!」

 

 

続いてカレンの紅蓮可翔式がスターガオガイガーに近づき、右腕の鉤爪に装備されている輻射波動機構で掴みかかる。

 

 

凱「!!」

 

 

すぐに攻撃を回避するスターガオガイガー。

 

 

スザク「僕を忘れては困るよ!!」

 

 

スザクのランスロット・コンクエスターが割り込んでスターガオガイガーにMVソードで斬撃した。

 

 

凱「くっ!!」

 

 

スザクのランスロット・コンクエスターの攻撃を受けたスターガオガイガー。

 

 

ルルーシュ「こいつは特別サービスだ、受け取るがいい。」

 

 

ルルーシュの操縦する蜃気楼の胸部から展開した拡散構造相転移砲で、プリズム状にした特殊な液体金属を放ちながら乱反射させて、スターガオガイガーとランスロット・コンクエスターに攻撃した。

 

 

凱「うわああああー!!」

 

スザク「うっ!!」

 

 

蜃気楼の拡散構造相転移砲を喰らったスターガオガイガーとランスロット・コンクエスター。同じ頃、朱禁城内では、天子とオデゥッセウスの結婚式が行われ、大宦官に望まない結婚をさせられる天子は、今日自分はガイロス帝国に国土と一緒に売り渡されようとする。

 

 

朱禁城

 

天子「・・・・。」

 

オデゥッセウス「・・・・。」

 

趙皓「これより我が人革連の長、天子様とガイロス帝国のオデゥッセウス殿の結婚を始めます。」

 

 

ついに天子とオデゥッセウスの結婚式が始まり、幼い彼女はこのまま自分はオデゥッセウスと結婚されてしまい、何も出来ないままでいるのか。その時、2人の結婚式の前に星刻が現れて、武器を突きつけた。

 

 

星刻「そこまでだ!!」

 

趙皓、夏望、程忠、項勝、蔡力士、童倫、黄遷「!!」

 

天子「!!」

 

星刻「天子様、今お助けします!!」

 

趙皓「星刻!!」

 

星刻「我は問う!天の叫び、地の叫び、人の心!!何をもってこの婚姻を人類革新連盟の意志とするか!!」

 

趙皓「ほざけ、貴様如きなんかにわしらの邪魔はさせんぞ!!」

 

星刻「黙れ、趙皓!!すべての人民を代表し、我はこの婚姻に異議を唱える!!」

 

大宦官らによって仕組まれた婚姻に異議を唱え、自ら人革連の代表として名乗りを上げて立つ星刻は、天子の元へと突き進むが、人革連の兵士達が槍を持って立ちはだかる。

 

人革連兵(大宦官派)2「不忠なり!!天子様を己がものとしようとは!!」

 

星刻「!!」

 

 

剣を手に持ちながら人革連の兵士達の槍を素早い剣技で全て切り払い、そのまま天子の元へと突き進んだ。

 

 

星刻「そうだな。この行動が、天子様のお心にそっているかどうかわからん。6年前のことなど、覚えておられぬかもしれぬ・・・・。それでも、私は命を救っていただいたかわりに永続調和の契りを交わしたのだ。私の心に誓って。天子様に外の世界を。」

 

天子「星刻ー!!」

 

星刻「おぼえて・・・・おられた。我が心に迷いなし!!」

 

 

6年前、自分の命を救った天子に外の世界を見せる約束を交わし、そして今、目の前にいる彼女をこの手で差し伸べようとする星刻。その時、2人の間にケイが現れて、天子を無理やり掴んだ。

 

 

天子「星刻ー!!」

 

星刻「!!」

 

ケイ「後一歩のところでしたね。」

 

星刻「天子様を離せ!!」

 

 

ケイに向かって剣で斬りかかる星刻。だが、ケイは天子を盾にした。

 

 

ケイ「斬ると言うなら彼女を盾にしますよ。」

 

星刻「くっ。」

 

 

ケイに盾にされた天子に手も足も出せず、剣を放した星刻。

 

 

ケイ「ここから楽しいショーの始まりです。」

 

 

そう言いながらケイは朱禁城の天井から穴があき、そこからギャラクトロンが現れた。

 

 

星刻「何をする気だ?!」

 

ケイ「彼女に素晴らしいものを見せてあげるのです。」

 

 

ケイは掴んだ天子をギャラクトロンの内部から出現したコードで無理やり彼女を拘束して内部に閉じ込めた。

 

 

天子「星刻ー!!」

 

星刻「天子様ー!!」

 

 

ケイによってギャラクトロンに無理矢理内部に囚われた天子。

 

 

朱禁城周辺

 

バン「いっけぇぇぇぇー!!」

 

 

デススティンガーに向かってレーザーブレードで頭部の装甲に斬りつけたバン。その斬撃で頭部の装甲に穴が空き、デススティンガーに乗っていたパイロットは意外な人物だった。

 

 

凱「!!」

 

ルルーシュ「なっ?!」

 

護「嘘でしょ・・・・。」

 

 

デススティンガーの頭部のコックピットに操縦した人物に驚いた凱や護、ルルーシュら。

 

 

ユーフェミア「・・・・。」

 

 

そのデススティンガーのパイロットは、凱と護がガイロス帝国の人間で唯一仲が等しかったユーフェミアだった。またルルーシュとユーフェミアは、同い年でありながら父シャルルそれぞれ別母との間で生まれた関係でもあった。

 

 

スザク「見てしまったか。」

 

シュナイゼル「・・・・。」

 

凱「何故なんだ、ユーフェミア!!」

 

 

そして別次元の宇宙にあるウルトラマン達の故郷であるM78星雲 光の国では、

 

 

宇宙

M78星雲

光の国

 

ウルトラの父「行かねばならない。」

 

ウルトラマンヒカリ「行くのですか?」

 

ウルトラの父「君もそのカプセルを渡しにいくのか?」

 

ウルトラマンヒカリ「あなたとゼロのカプセルを彼に渡すつもりです。」

 

ウルトラの父「早速行こうか。」

 

 

ウルトラの父、ウルトラマンヒカリ、そして2人と共に着いていくウルトラセブン、ウルトラマンレオ、ウルトラマンメビウス。彼らは、光の国を出てコズミックイラの世界へと向かった。

 

 

次回 19話へ続く



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第19話 想いの力 前編

朱禁城で星刻が後一歩のところで天子を差し伸べたところケイが現れて天子を連れて、ギャラクトロンに無理やり内部に閉じ込めさせられた。

 

 

朱禁城周辺

 

ウルトラマンアグルV2(藤宮)「あれは?!」

 

ウルトラマンビクトリー(ショウ)「ギャラクトロン!!城禁城の真上にいるだと?!」

 

凱「星刻は天子の救出に失敗したのか?!」

 

 

朱禁城にギャラクトロンがもう1体現れた事で、凱は星刻が天子の救出に失敗した事に気付いた。

 

 

天子「いやー、ここから出してよ!!」

 

ケイ「あなたには楽しいショーを盛り上げさせていただきたい。」

 

星刻「天子様を返せ!!」

 

ケイ「それは出来ません。彼女には楽しいショーを盛り上げさせるための役目を果たすのです。」

 

星刻「貴様ぁー!!」

 

 

天子を連れ去って無理やりギャラクトロンに閉じ込めたケイに剣で斬りかかる星刻。

 

 

ケイ「ふん!!」

 

 

下にしゃがんで星刻の間合いに飛び込んで腹にパンチをするケイ。

 

 

星刻「ぐはぁっ!!」

 

天子「星刻!!」

 

ケイ「さあ、存分楽しみなさい。」

 

 

天子を閉じ込めたギャラクトロンが動き出し、目からギャラクトロンスパークを放って北京の都市を破壊した。

 

 

ウルトラマンビクトリー(ショウ)「街が!!」

 

ウルトラマンコスモスコロナモード(ムサシ)「何とかしないと!!」

 

星刻「待ってくれ、それには天子様が乗っているんだ!!」

 

凱「何?!」

 

ウルトラマンオーブ オーブオリジン(ガイ)「人質か・・・・。」

 

凱「これじゃ手が出せない。」

 

 

ギャラクトロンの内部に天子が囚われの身になっていた事を知る凱達は、手を出す事が出来ない。

 

 

ケイ「さあ、見せるがいい。素晴らしいショーの幕開けを。」

 

 

天子を人質にしたギャラクトロンが北京の都市への破壊活動を行わせるケイ。

 

 

凱「スザク、何故彼女が乗っているんだ!!」

 

ルルーシュ「スザク、答えろ!!ユフィがあのような機体に操縦している?!」

 

スザク「獅子王凱、君が彼女に出会ったせいでこうなったんだ。」

 

凱「何?!」

 

スザク「彼女は超兵にされ、戦うためだけの存在にされた。」

 

 

スザクはユーフェミアが超兵にされてデススティンガーのパイロットにされたのは凱と出会ったせいだと言う。凱と護がユーフェミアと出会ったのは、地球連合軍がヘリック共和国の日本侵攻作戦の時に出会った。彼女との出会いは広島。

 

 

回想

日本

広島

 

ユーフェミア「誰かー、助けてください!!」

 

不良1「おい、お前。俺と付き合えよ。」

 

不良2「いい女じゃねぇか、惚れちまった。」

 

ユーフェミア「誰があなた達なんかと!!」

 

不良3「何だお前、俺達に逆らう気か?!」

 

ユーフェミア「あああっ。」

 

凱「やめろ!!」

 

 

不良達に無理やり絡まれたユーフェミアは、彼らと付き合うのを拒否したら暴力で振るわれようとしたら、その時、凱と護が現れて、不良達に絡まれた彼女を助ける。

 

 

不良1「何だてめぇは?!」

 

凱「彼女が嫌がっているだろ!!」

 

不良2「せっかくの付き合いを邪魔する気かぁ!!」

 

凱「彼女に暴力を振るうなら俺が相手をしてやる。」

 

不良3「何だと、オラァー!!」

 

 

不良達が凱に一斉にパイプで殴りにかかったが、彼は素手で不良達を振り払い、一瞬で倒した。

 

 

不良1「ひぃぃぃっ、逃げろー!!」

 

 

凱にやられて逃げ出す不良達。

 

 

ユーフェミア「助けてくださってありがとうございます。」

 

凱「君が絡まれているのを見て俺は助けたんだ。」

 

護「怖くなかった?」

 

ユーフェミア「本当に助かりましたわ。私の名前はユーフェミア=リ=ブリタニアです。」

 

凱「ブリタニア・・・・?君はガイロス帝国の・・・・。」

 

ユーフェミア「ここだと私の事が知られてしまうので、出来れば人のいない場所で。」

 

凱「わかった。」

 

 

ユーフェミアがガイロス帝国の人間だと知った凱と護は、周囲から彼女の正体が知られないように人のいない場所へと行き、着いた場所は、河原だった。

 

 

ユーフェミア「ここなら誰も来ませんわ。」

 

護「ここなら大丈夫そうだね。」

 

凱「君はどうしてここに。」

 

ユーフェミア「私はここがどんなところか知りたかったのです。今あなた方と私の国は交戦中で、いつかはどの国と手と手を繋げて平和な世界を築きたいのです。」

 

凱「どの国と手と手を繋ぎ合う平和な世界か。」

 

ユーフェミア「私はいつか実現してみたいです。」

 

凱「君なら出来るよ。」

 

護「ユーフェミアさんの目指す世界ならきっと実現出来るよ。」

 

ユーフェミア「言っていただけて嬉しいです。」

 

 

彼女と等しくなった凱と護。この出会いが彼女の運命を大きく狂わせた。そして現在、

 

 

現在

北京

朱禁城周辺

 

 

凱「ユーフェミア、やめるんだ!!」

 

 

デススティンガーに操縦しているユーフェミアに接近して彼女を説得する凱。だが、彼の声を聞かず、そのままストライクレーザーバイトシザースで振り払った。

 

 

凱「ぐぅっ!!」

 

 

ユーフェミアに声を無視されて地面にぶつかった凱。

 

 

バン「凱!!」

 

凱「何故彼女が・・・・!!」

 

 

デススティンガーに操縦するユーフェミアが自分の声が届かなかった事に愕然する凱。

 

 

ケイ「なかなか盛り上がりませんね。そろそろあなた達の出番ですよ。」

 

 

ケイは、破壊と殺戮をさらに増すのに、ある者達を出撃させた。

 

 

バン「!!」

 

撃龍神「お前は!!」

 

一同「!!」

 

 

ケイが出撃させた人物ら、何とバンがよく知るレイヴンと宇宙で戦ったルキアーノ、リバイの宿敵のノワールオラクル、キリッシャー、そしてアリーも加わって現れた。

 

 

バン「レイヴン!!」

 

レイヴン「久しぶりだね、バン。」

 

撃龍神「お前は、あの時の?!」

 

ルキアーノ「さて、どう盛り上げていこうか。」

 

 

バンの宿敵レイヴンがジェノザウラーで駆けて彼の前に立ち塞がり、ルキアーノのパーシヴァルが撃龍神の前に現れた。

 

 

スティーブ「俺達の出番だぜ!!」

 

ロッド「さて、何から仕上げていくか。」

 

ダニエル「血祭りの時間だぁ。」

 

キリッシャー「どいつから殺り始めるか?」

 

エンペラードラゴリー「グオオオオー!!」

 

 

ノワールオラクルのスティーブ、ロッド、ダニエルらとキリッシャーが巨大化し、スティーブのパートナーのエンペラードラゴリーが北京都市に総攻撃を始めた。

 

 

アリー「さあ待ちに待った戦いだぁ!!」

 

 

アリーの駆けるイナクトカスタムがブレイドライフルで反乱軍の機体を次々と破壊していった。

 

 

ウルトラマンビクトリー(ショウ)「あいつらは!!」

 

グランザー「この時を狙って来たのか?!」

 

スティーブ「さあ、楽しいハンティングの始まりだ。」

 

 

巨大化したスティーブらによる破壊と殺戮が北京都市で行われ、敵味方問わずその脅威をもたらした。

 

 

スティーブ「オラオラ!!」

 

ロッド「最高のハンティングの!!」

 

ダニエル「始まりだ!!」

 

 

スティーブがランスを突きながら逃げ回る市民に攻撃し、ロッドがツインガンで市民を次々と射撃し、ダニエルが金棒を振り回して市民を撲殺した。

 

 

キリッシャー「ハッハハハハ、死ぬがいい!!」

 

 

巨大化したキリッシャーがブレイクハンマーで建物を破壊し、逃げ回る市民に必殺技のキリエルフレイムハンマーで炎で纏ったブレイクハンマーを下ろして潰した。

 

 

グランザー「なんて事をするんだ!!」

 

デスレード「貴様ら、何故こんな非道な事が出来るんだ!!」

 

ラース「もうやめろ!!これ以上人を殺して楽しいか!!」

 

 

スティーブらノワールオラクルとキリッシャーの殺戮についにグランザー、デスレード、ラースらが非難の声を出し、彼らに牙を剥く。

 

 

グランザー「うおおおおー、フリーザーランサー!!」

 

デスレード、ラース「はあああああー!!」

 

 

北京都市を破壊するスティーブらに牙剥いたグランザーがブリューナク、デスレードがトリシューラ、ラースがミストルティンで突き、スティーブらに攻撃した。

 

 

スティーブ「何の真似だ?!」

 

グランザー「今日を持って俺達はここは決別する!!」

 

デスレード「ただ殺戮と破壊だけしかしないお前達とは組まない!!」

 

ラース「俺らの信条に反するのであれば俺達の敵だ!!」

 

ロッド「てめぇ、俺らや地球軍を裏切る気かぁ?!」

 

ダニエル「何ならまとめてぶち殺してやる!!」

 

 

地球連合軍を裏切ったグランザー、デスレード、ラースらにスティーブらは彼らの抹殺にかかった。

 

 

ジノ「・・・・。」

 

 

裏切ったグランザー、デスレード、ラースをジノは、彼らにはその信念を貫く事を第一とし、自らの信念を汚さずに守り抜く姿を見た。

 

 

ジノ「信念・・・・。」

 

 

撃龍神「貴様ぁぁぁぁぁー!!」

 

ルキアーノ「さあ、かかって来なさい!!」

 

 

宇宙でシャトルに乗っていたエルの命を奪ったルキアーノに向かって撃龍神が再び怒りを表しながらシャントウロンを放つ。撃龍神の放ったシャントウロンをかわし、パーシヴァルの4連クローからルミナスコーンを発生して撃龍神に喰らわせた。

 

 

撃龍神「ぐわぁっ!!」

 

ルキアーノ「それでは私には勝てませんよ!!」

 

 

頭部の強化スラッシュハーケンを放出して、近くにいた反乱軍のアイアンコングを突き刺して持ち上げながら撃龍神にぶつけた。

 

 

バン「レイヴン、今決着を着けてやる!!」

 

レイヴン「バン、望むところだ。」

 

 

バンはレイヴンのジェノザウラーと交戦し、宿敵の因縁の再戦をし、ブレードライガーABを素早く動き回りながら、ジェノザウラーの右横に向ってストライククローでひっかきかる。その反応にレイヴンはジェノザウラーの尻尾を振るが、バンも同じく相手の攻撃を読んでジャンプして回避して、そのままアタックブースターからAZハイデンシティビームキャノンを展開して攻撃した。

 

 

レイヴン「流石だ、君も腕を上げたようだね。」

 

バン「お前に勝つためにな!!」

 

レイヴン「なら、これはどうだ。シャドぉぉぉぉぉぉー!!」

 

バン「こっちもだ、ジーク!!」

 

 

両者はオーガノイドを使用して、自分達の機体と合体し、本気で挑んだ。

 

 

バン、レイヴン「はぁぁぁぁぁー!!」

 

 

オーガノイドと合体した両者の機体がぶつかり合い、両腕のハイパーキラークローでブレードライガーABに切りかかり、ブレードライガーABがアタックブースターを機動して体当たりし、そのままレーザーブレードで斬り込んだ。

 

 

レイヴン「ちぃっ!!」

 

 

レイヴンも負けてはいられず、脚部のハイパーストライククローでブレードライガーに蹴り込んで、ハイパーキラークローでひっかき、頭部のレーザーガンで攻撃した。

 

 

アリー「とっとと今始末してやろうじゃねぇか!!」

 

 

反乱軍の機体を1人で相手に、アリーの高い操縦技量で駆けるイナクトカスタムがソニックブレイドで反乱軍のリアルドを5機まとめて斬り込んで破壊し、ブレイドライフルで反乱軍のアイアンコングの胴体を突き貫いて破壊した。

 

 

ウルトラマンコスモスコロナモード(ムサシ)「やらせない!!」

 

 

反乱軍の機体を破壊するアリーの前にウルトラマンコスモスコロナモードが現れた。

 

 

アリー「?」

 

 

ウルトラマンコスモスコロナモードを見たアリーは、自分が何処かで出会ったウルトラマンに似ている事を思い出す。

 

 

アリー「こいつは・・・・いや、俺の知っているあいつじゃねぇな。」

 

 

アリーは自分が知っているウルトラマンがウルトラマンコスモスではなく、別のウルトラマンであり、彼の言うそのあいつとは一体誰なのか。

 

 

ウルトラマンコスモスコロナモード(ムサシ)「はぁっ!!」

 

 

アリーのイナクトカスタムに向かってパンチするウルトラマンコスモスコロナモード。相手のパンチをかわしていき、ブレイドライフルの銃身に取り付ているミサイルランチャーを発射してウルトラマンコスモスコロナモードの左腰に命中してダメージを与えた。

 

 

ウルトラマンコスモスコロナモード(ムサシ)「うっ。」

 

 

イナクトカスタムの発射したミサイルの攻撃を受けたウルトラマンコスモスコロナモードは、手に気を集めて発生したエネルギーを球状に固めて投げて、イナクトカスタムの左横に投げて、その風圧でイナクトカスタムは地上に落下する。

 

 

アリー「うっ!!」

 

 

背部の飛行ユニットで推進して機体を上げていきながら進んで、ブレイドライフルでウルトラマンコスモスコロナモードに射撃した。

 

 

アリー「てめぇ、クルジスのガキとは違う巨人だな?」

 

ウルトラマンコスモスコロナモード(ムサシ)「クルジスのガキ?」

 

アリー「知らねぇならとっとと失せな!!」

 

 

アリーの口からクルジスのガキと言う言葉に気にかけるムサシ。機体を空中をアクロバティックのように動いて、ウルトラマンコスモスコロナモードの周囲に攻撃した。

 

 

天子「助けて、星刻ー!!」

 

星刻「天子様、今お助けします!!」

 

 

上空にいるギャラクトロンの内部に囚われている天子を救うため、1人で向かう星刻。ギャラクトロンの目から光線が発射され、星刻の神虎に向けた。

 

 

星刻「!!」

 

 

ギャラクトロンが放った光線を回避し、そのまま突き進み、天子の元と向かった。

 

 

星刻「天子様ー!!」

 

 

ギャラクトロンの内部に囚われている天子にたどり着いた星刻は、彼女を助け出そうとする。その時、背後から星刻の神虎に光線で撃った。

 

 

星刻「うわああああー!!」

 

天子「星刻ー!!」

 

キングギャラクトロン(ケイ)「感動の再会はここまでだ。」

 

 

星刻を撃ったのは、ケイがキングジョー、ギャラクトロンのそれぞれの怪獣カプセルでフュージョンライズしたベリアル融合獣のキングギャラクトロンだ。

 

 

キングギャラクトロン(ケイ)「私も参加させていただきましょう。この楽しみパーティを!!」

 

 

次回 20話へ続く



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第20話 想いの力 中編

ギャラクトロンに囚われた天子を助け出しに向かった星刻。後一歩のところで、ケイが変身したキングギャラクトロンによって星刻が撃たれてしまった。

 

 

中国

北京

朱禁城周辺

 

 

キングギャラクトロン(ケイ)「彼女を簡単には返させませんよ。」

 

星刻「邪魔をするな!!」

 

キングギャラクトロン(ケイ)「簡単に返されると困るんですよ。」

 

星刻「貴様っ!!」

 

 

ギャラクトロンに囚われた天子の救出を邪魔したケイのキングギャラクトロンに天愕覇王荷電粒子重砲を発射し、命中した。

 

 

ケイ「その程度か?」

 

星刻「何?!」

 

 

神虎の発射した天愕覇王荷電粒子重砲には、キングギャラクトロンに傷一つすら付かず、小型のナイトメアフレームでは、その数千倍の体格であるキングギャラクトロンに敵うこと不可能だ。

 

 

キングギャラクトロン(ケイ)「ナイトメアフレームではこのキングギャラクトロンには勝てませんよ。」

 

天子「星刻ー!!」

 

キングギャラクトロン(ケイ)「さあ、見せるがいい!!絶望を!!」

 

 

囚われた天子のギャラクトロンが腹部からギャラクトロンスパークを地上に放ち、当たった光線から魔法陣が出現して反乱軍や北京の都市全体を破壊した。

 

 

ウルトラマンコスモスコロナモード(ムサシ)町が!!」

 

 

アリー「余所見してんじゃねぇぞ、おい!!」

 

 

ギャラクトロンに北京の都市が破壊されるのを目の当たりにするウルトラマンコスモスコロナモード。だが、アリーにその隙を突かれてブレイドライフルの攻撃を喰らった。

 

 

ウルトラマンコスモスコロナモード(ムサシ)「ぐわぁぁぁぁぁぁー!!」

 

 

アリーのイナクトカスタムのブレイドライフルに左横の腹部を突き刺されてしまい、血を流したウルトラマンコスモスコロナモードは、姿勢を崩してしまった。

 

 

アリー「ん、どうした、突き刺されたくらいで叫んでんのか?!」

 

 

アリーの刺突攻撃でウルトラマンコスモスコロナモードは左横の腹部から血が流れてかなりの傷口が出てしまい、さらにアリーに隙を突かれて攻撃を受けてしまった。

 

 

ウルトラマンオーブ オーブオリジン(ガイ)「今、俺が助けてやる!!」

 

 

星刻が天子の救出に失敗して、代わりに自ら助けに出るウルトラマンオーブ オーブオリジン。

 

 

エクセラー「そうはさせませんよー!!」

 

 

その時、エクセラーの操縦するチブルギャラクトロンが現れて、天子の元へ向かうウルトラマンオーブ オーブオリジンの前に立ちはだかる。

 

 

ウルトラマンオーブ オーブオリジン(ガイ)「お前と遊んでいる暇はない!!」

 

エクセラー「これを喰らえー!!」

 

 

チブルギャラクトロンからギャラクトロンスパークガイ発射してウルトラマンオーブ オーブオリジンに直撃した。

 

 

ウルトラマンオーブ オーブオリジン(ガイ)「これを使うしかない。」

 

 

チブルギャラクトロンを倒すべく、ガイはウルトラマンベリアルとゾフィーのそれぞれのカードを出して、オーブリングにスキャンした。

 

 

ウルトラマンオーブ オーブオリジン(ガイ)「ベリアル、ゾフィーさん、光と闇の力、お借りします。」

 

オーブリング「フュージョンアップ、ウルトラマンオーブサンダーブレスター。」

 

 

ウルトラマンオーブサンダーブレスターに変身し、チブルギャラクトロンに向かってラリアットして、吹き飛ばす。

 

 

エクセラー「わぁおっ!!」

 

 

ウルトラマンオーブサンダーブレスターによってラリアットされて吹き飛ばされたチブルギャラクトロン。

 

 

エクセラー「なぁーんてね。ユーの攻撃なんて全く効いてませーん!!」

 

ウルトラマンオーブサンダーブレスター(ガイ)「何度もぶち込んでやる!!」

 

 

ウルトラマンオーブサンダーブレスターがチブルギャラクトロンに向かってパンチでお見舞いし、さらにメリケンサックでぶち込んだが、全身に採用されたTP装甲で物理攻撃のダメージが半減され、全く効いていなかった。

 

 

エクセラー「次はミーの番ですぅー!!」

 

 

チブルギャラクトロンが左腕からギャラクトロンブレードを出して、ウルトラマンオーブサンダーブレスターに斬り込んだ。

 

 

ウルトラマンオーブサンダーブレスター(ガイ)「うっ!!」

 

 

チブルギャラクトロンのギャラクトロンブレードの斬撃を受けたウルトラマンオーブサンダーは、次はゼットシウム光線を発射した。光線は受けたもの、チブルギャラクトロンから発生したアルミューレ・リュミエールによって無効化された。

 

 

アークエンジェル

独房

 

 

刹那「・・・・。」

 

 

独房でただジッとしている刹那は、何も考えずに過ごしていた。彼の前にエルエルフが現れた。

 

 

エルエルフ「刹那=F=セイエイ。」

 

刹那「お前は。」

 

エルエルフ「お前はこれでいいのか?現に諦めようとしている。」

 

刹那「俺が諦める?」

 

エルエルフ「このままずっと何もしないままでいいのか?」

 

刹那「・・・・。」

 

エルエルフ「お前は過去から逃げるのか?」

 

刹那「過去・・・・。」

 

エルエルフ「お前の事は全てウルトラマンゼロから話した。」

 

刹那「ゼロが・・・・。」

 

エルエルフ「世界を変えたいのか?誰も犠牲者を出したくないのなら戦うんだな。」

 

 

独房にいる刹那を扉を開けたエルエルフ。独房から出た刹那は、エルエルフからウルトラゼロアイを渡された。

 

 

刹那「ゼロ。」

 

ウルトラマンゼロ(ウルトラゼロアイ)「行こうぜ、一緒に。」

 

刹那「ああ。」

 

 

ウルトラマンゼロと共に戦いに出て行く刹那は、誰も犠牲者を出さないために、再び戦場へと向かった。

 

 

個室

 

 

リバイ「・・・・。」

 

バレル「行くのか。」

 

リバイ「奴らが再び現れた。今度こそきっちり仲間の仇を取る。」

 

バレル「仇を取ればそれでよかったのか?」

 

リバイ「?!」

 

バレル「今のお前は今の仲間の事を目にかけていない。」

 

リバイ「!!」

 

グロウズ「お前らしくねぇんだよ。」

 

デルトルト「グオッグオ。」

 

リバイ「グロウズ、デルトルト。」

 

グロウズ「あんなブチ切れた姿はお前じゃねぇんだよ。デルトルトはお前の事をすごく心配していた。」

 

リバイ「2人とも。」

 

グロウズ「俺とデルトルトがお前を側にいてやる。だからもう憎しみにとらわれるな。」

 

デルトルト「グオッグオ。」

 

リバイ「行こう。」

 

グロウズ「そうと決まれば一緒に行くぜ!!」

 

マグナ「バレルも俺と親父と一緒に行くぜ。」

 

ガルム「俺達ハンターの力を見せてやろうぜ。」

 

バレル「ああ。」

 

 

グロウズとデルトルトの励みによってリバイは立ち上がり、ラッシュハンターズと共にノワールオラクルの殺戮を止めるため立ち向かいに行く。

 

 

北京

朱禁城周辺

 

 

凱「ユーフェミア、やめるんだ!!」

 

 

デススティンガーに操縦するユーフェミアを必死で説得する凱。彼の声を聞かず、尻尾のAZ120㎜ハイパーレーザーガンでスターガオガイガーに攻撃した。

 

 

凱「ぐぅっ!!」

 

スザク「君はここで消えて貰おうか。」

 

 

MVソードでスターガオガイガーに斬りかかるランスロット・コンクエスター。スターガオガイガーの前にキラのエールストライク、アンジュのヴィルキス、ハルトのヴァルヴレイヴ1、サキヴァルヴレイヴ4、美月のソルシェウィサリスが現れ、凱の窮地を救う。

 

 

凱「みんな・・・・!!」

 

キラ「大丈夫ですか、凱さん。」

 

ハルト「怪我はないですか?」

 

アンジュ「1人で格好付けるなんてみっともないわ。」

 

サキ「全く手がかけるわ。」

 

美月「一緒に出来る?」

 

凱「ああ。」

 

 

駆けつけたキラ達と一緒に共闘して、スザクやルルーシュらとデススティンガーに立ち向かう凱。

 

 

ルルーシュ「援軍か。面白い、まとめて始末してくれる!!」

 

 

蜃気楼の両腕からバドロンショットでヴァルヴレイヴ1に攻撃するルルーシュ。シールドで攻撃を防ぎ、ジー・エッジで直接攻撃するハルト。

 

 

ルルーシュ「接近戦か!!」

 

ロロ「やらせないよ。」

 

 

義兄を救うべくロロのヴィンセント可翔が現れ、MVソードで斬りかかる。

 

 

ハルト「ナイトメアフレーム!!」

 

ロロ「僕が相手だよ。」

 

ルルーシュ「ロロ、一気に仕留めるぞ。」

 

 

すぐに倒すべく、ロロのギアスが発動され、圏内にいる者を自分と仲間以外の者に停止するが、カミツキであるハルトに効かなかった。

 

 

ロロ「?!」

 

 

ロロは自分のギアス能力がハルトに効いていないことに驚いた。

 

 

ロロ「何故僕のギアスが効いてないんだ?!」

 

ハルト「何だ今の?!」

 

ルルーシュ「これは一体、あの機体のパイロットはギアスが効いてない事は普通の人ではないのか?!」

 

 

ロロの停止するギアスの能力がヴァルヴレイヴ1に効いていなかった事に驚いたルルーシュは、ヴァルヴレイヴ1のパイロットが普通の人間ではない事にも気付いた。

 

 

ロロ「なら全力で倒すしかない。」

 

ルルーシュ「そうだな。」

 

 

物理攻撃を仕掛けて挑むルルーシュとロロ。蜃気楼の胸部から展開した拡散構造相転移砲で、プリズム状にした特殊な液体金属を放ちながら乱反射し、ヴァルヴレイヴ1に喰らわせた。

 

 

ハルト「このっ!!」

 

 

ボルグ・アームで非実体弾で蜃気楼とヴィンセント可翔に射撃した。

 

 

凱「うおおおおー!!」

 

スザク「はああああー!!」

 

 

凱とスザク、両者の1対1の対決が繰り広げられ、ハドロンブラスターでスターガオガイガーに向けて放ち、スターガオガイガーはその攻撃を回避して、ドリルニーで蹴り込んだ。

 

 

スザク「ここで消えてもらうぞ!!」

 

凱「俺は負けない!!」

 

 

2本のMVソードを両手に持ちながら二刀流を強いてスターガオガイガーに斬り込み、凱はスターガオガイガーの右腕にガトリングドライバーを装着して、ランスロット・コンクエスターに喰らわせた。

 

 

キラ「相手はナイトメアフレーム!!」

 

 

キラはカレンの紅蓮可翔式を相手に戦い、紅蓮可翔式の輻射波動機構が掴みかかってくるのが迫り、ビームサーベルを出して切り払った。

 

 

カレン「あれがストライク。」

 

 

唯一ヘリック共和国軍がザフト軍に奪われなかったエールストライクを見たカレンは、この場で戦う事に実感する。

 

 

キラ「あのナイトメアフレームは紅蓮弐式 。飛行ユニットを装備している。」

カレン「ここで終わらせてやる!!」

 

 

輻射波動機構からビームを発射して、エールストライクに攻撃する。シールドで攻撃を防ぎ、ビームライフルで応戦するキラ。

 

 

カレン「なかなかの腕だわ。これはどうかしら?」

 

 

後背部に搭載されたゲフィオンネットを放出して、多数の球体がキラのエールストライクに囲み静止する。

 

 

キラ「!!」

 

 

キラの何が覚醒、それは彼の中にある種が割れて覚醒し、覚醒した状態で、ビームライフルでゲフィオンネットを全て撃ち落とし、ビームサーベルを出して紅蓮可翔式に斬り込む。カレンは輻射波動機構から輻射障壁を発生して防御した。

 

 

カレン「こいつ、普通のパイロットじゃない!!共和国にこんなパイロットはいない。まさかコーディネイターか?!」

 

 

エールストライクのパイロットがゲフィオンネットを全て破壊する操縦技量で普通のパイロットでなくコーディネイターである事に気付いた。

 

 

美月「来るわよ!!」

 

 

ユーフェミアのデススティンガーが尻尾から荷電粒子砲を放たれ、すぐに回避するアンジュ、サキ、美月。デススティンガーからAZ930㎜2連装ショックガンを放ち、ヴィルキスに攻撃する。

 

 

アンジュ「このっ!!」

 

 

アンジュはアサルトライフルから発射した実弾でデススティンガーに射撃した。デススティンガーはEシールドジェネレーターを発生されて、防がれた。

 

 

サキ「これなら!!」

 

 

両腕から2基のスピンドル・ナックルを合わせて投擲して、デススティンガーに喰らわせた。デススティンガーは、ストライクレーザーバイトシザースでヴァルヴレイヴ4を振り払った。

 

 

美月「強いわ!!」

 

みな「ママ。」

 

こう「怖い。」

 

美月「ママも怖いわ。でも負ける訳にはいかないわ。」

 

 

デススティンガーの強さに怖がる我が子のためにも負ける訳にはいかないと意地を張る美月は、ソルシェウィサリスの下部から8基のウィザービットを発射して、デススティンガーに攻撃した。Eシールドジェネレーターでウィザービットの攻撃を防ぐが、ウィザービットのバリア貫通効果で貫かれてダメージを受けた。

 

 

ユーフェミア「きゃあ!!」

 

 

ソルシェウィサリスのウィザービットの攻撃でデススティンガーが被弾し、その影響でコックピットに操縦していたユーフェミアが一瞬叫んだ。

 

 

ユーフェミア「わ、私は一体・・・・。」

 

 

超兵にされたユーフェミアがソルシェウィサリスの攻撃で突如意識を取り戻した。

 

 

サキ「どうしたの?」

 

アンジュ「パイロットの様子が変みたいだわ。」

 

美月「私が攻撃した瞬間に止まったみたいよ。」

 

 

美月の攻撃でデススティンガーが停止した事で、パイロットの様子も異変が出て、意識を取り戻した姿を目の当たりにした。

 

 

???「このまま元には戻さないよ。」

 

 

何処からかの声が元に戻ったユーフェミアを謎の声によって再び超兵に戻された。

 

 

ユーフェミア「・・・・。」

 

 

再び超兵に戻ったユーフェミアは、デススティンガーを再び動かし、ヴィルキス、ヴァルヴレイヴ4、ソルシェウィサリスに攻撃を行なった。一方、ウルトラマンジードトライスラッガーは、ケイのキングギャラクトロンを相手に戦った。

 

 

キングギャラクトロン(ケイ)「ようやくお会い出来ましまよ、ウルトラマンジード。」

 

ウルトラマンジードトライスラッガー(リク)「何故俺を知っている。」

 

キングギャラクトロン(ケイ)「あなたはベリアル様の子だと言う事はご存知ですか?」

 

ウルトラマンジードトライスラッガー(リク)「ああ、俺はベリアルの子だと言うの知っている。」

 

キングギャラクトロン(ケイ)「あなたは自分が何のために存在しているかまだ知らない。」

 

ウルトラマンジードトライスラッガー(リク)「何?!どう言う事だ?!」

 

キングギャラクトロン(ケイ)「あなたはベリアル様の遺伝子を元にして生み出された人工生命体、ウルトラカプセルを収集させるために私は19年前、赤ん坊だったあなたこの世界に送り込んだのです!!」

 

ウルトラマンジードトライスラッガー(リク)「!!」

 

キングギャラクトロン(ケイ)「見せてもらいましょう、その力を。」

 

ウルトラマンジードトライスラッガー(リク)「黙れぇっ!!」

 

 

自分の出生をケイの口から語られ、自分がウルトラマンベリアルの遺伝子から生み出された人工生命体として、光の国が開発したウルトラカプセルを収集させるため、19年前、赤ん坊だったリクをケイによって送られた。ケイから聞かされた真実を知ったリクは激化して、キングギャラクトロンに殴り込んだ。

 

 

キングギャラクトロン(ケイ)「ふふふ。」

 

 

激化したリクを弄びながら企み、ウルトラマンジードトライスラッガーから投げた3本のアイスラッガーが向けてきた。キングギャラクトロンの右腕にあるペダニウムハードランチャーから強力な光線を放ち、ウルトラマンジードトライスラッガーに命中して直撃した。

 

 

ウルトラマンジードトライスラッガー(リク)「うわあああああー!!」

 

 

キングギャラクトロンのペダニウムハードランチャーの攻撃を受けてやられてしまったウルトラマンジードトライスラッガーは、元のリクの姿に戻ってしまい、倒れてしまった。

 

 

バン「うおおおおおおー!!」

 

 

レイヴンのジェノザウラーを徐々に追い詰めていくバンのブレードライガー。レイヴンはジェノザウラーの荷電粒子砲の体勢を取って発射し、向けたのは北京都市だ。

 

 

バン「まずい!!」

 

 

すぐに発射された荷電粒子砲を防ぐべく、自ら盾となって荷電粒子砲を防いだが、その影響でブレードライガーが大破した。

 

 

バン、フィーネ「あぁぁぁぁぁー!!」

 

 

ジェノザウラーの発射した荷電粒子砲を受けてブレードライガーが大破されてしまい、戦闘不能になってしまった。朱禁城周辺で起きた戦いは激しい戦火を繰り広げた。

 

 

星刻「天子様・・・・。」

 

 

傷付いた機体で立ち上がろうとする星刻。そんな彼の前に、この人革連を牛耳る大宦官が大竜胆に乗って現れて、星刻に攻撃した。

 

 

星刻「うわああああー!!」

 

天子「星刻ー!!」

 

趙皓「邪魔な星刻よ、ここで死ぬがいい。」

 

 

大竜胆の副砲を喰らう星刻の神虎。

 

 

項勝「ははは、何て無様。」

 

童倫「今の天子は埋葬する。」

 

夏望「代わりなどいくらでも用意出来る。」

 

 

天子を亡き者にしようと企み、今の彼女が死亡したら代わりの天子をいくらでも用意する大宦官。まさに人を何とも思わない彼らのやり方だ。囚われた天子のギャラクトロンが腹部からギャラクトロンスパークを放ち、北京都市を破壊し、都市全体が火の海と化して人々や反乱軍をその炎が飲み込んだ。

 

 

天子「もうやめて、何でこんなひどい事が出来るの!!関係のない人を何で犠牲にするの!!」

 

 

都市を破壊し、人々を虐殺する大宦官のやり方に泣きながら叫ぶ天子。彼女は、幼い頃から彼らにずっと利用され、自由な事すら縛られて、彼らの傀儡としてずっといて、彼女もその苦しみから解放されたかった。

 

 

ウルトラマンオーブサンダーブレスター(ガイ)、ウルトラマンアグルV2(藤宮)、ウルトラマンビクトリー(ショウ)、ウルトラマンコスモスコロナモード(ムサシ)、グランザー、デスレード、ラース「・・・・。」

 

 

戦いの中で、敵との戦いで力尽きて倒れてしウルトラマンオーブサンダーブレスター、ウルトラマンアグルV2、ウルトラマンビクトリー、ウルトラマンコスモスコロナモード、グランザー、デスレード、ラースら。

 

 

 

趙皓「ははは、わしらだけのためにある。他などどうでもよい。」

 

星刻「天子様・・・・。」

 

天子「星刻!!」

 

趙皓「死ぬがいい。」

 

 

倒れた星刻に向かって大竜胆の大型主砲が発射し、彼に向けた。

 

 

天子「あっ!!」

 

星刻「くっ!!」

 

 

大竜胆の大型主砲の砲弾が星刻の神虎に向けられた。その時、巨大な影が星刻の神虎の前に立ち、砲弾を片手で掴みながら粉砕した。

 

 

星刻「?!」

 

キラ「あれは?!」

 

ウルトラマンゼロ「・・・・。」

 

 

星刻を救った巨大な影はウルトラマンゼロだった。

 

 

ウルトラマンゼロ「待たせたなぁ。」

 

 

次回 21話へ続く



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第21話 想いの力 後編

ついに戦場へ再び現れた刹那とウルトラマンゼロは、自分達が今やらなければ誰がまた犠牲になる。その犠牲を出さないために2人は再び立ち上がった。

 

 

ウルトラマンコスモスコロナモード(ムサシ)「ゼロ、刹那!!」

 

 

ウルトラマンゼロ(刹那)「もう二度と誰を死なせない。だから俺はこの命を守るために俺は戦う!!」

 

アリー「ようやく現れたか、クルジスのガキとその巨人!!」

 

 

アリーがようやく待ったウルトラマンの事はウルトラマンゼロと刹那の事で、彼はその2人の元へ勢いで駆けながら襲いかかった。

 

 

ウルトラマンゼロ(刹那)「あれは、アリー=アル=サージェス!!」

 

 

自分や他の子供を誘拐して少年兵として仕上げたアリーと対峙する刹那。

 

 

ウルトラマンゼロ「アリー=アル=サージェス!!久しぶりだったな・・・・!!」

 

アリー「こんなところで会えるとはなぁ!!」

 

ウルトラマンゼロ「戦争を繰り広げ、戦火をもたらす災いの権化は俺らがこの手でお前を倒す!!」

 

アリー「ふん、調子に乗るな!!」

 

ウルトラマンゼロ(刹那)「お前は俺が駆逐する!!」

 

 

宿敵アリーとこの中国の地で対決する刹那は、ウルトラマンゼロに変身した姿で挑み、ゼロスラッガー2本を両手に持ちながらアリーのイナクトに斬り込む。

 

 

アリー「!!」

 

 

ウルトラマンゼロのゼロスラッガーの斬撃を回避し、ブレイドライフルから射撃し、ウルトラマンゼロに攻撃した。

 

 

ウルトラマンゼロ「はぁぁぁっ!!」

 

 

額のビームランプからエメリウムスラッシュを発射して、イナクトカスタムのブレイドライフルに命中して破壊した。

 

 

アリー「野郎!!」

 

 

左肘の内側からプラズマソードを出してウルトラマンゼロに斬りかかった。

 

 

ウルトラマンゼロ(刹那)「これでどうだぁっ!!」

 

 

接近してかかるアリーに刹那がウルトラマンゼロの拳がイナクトカスタムに打ち込み、吹き飛ばした。

 

 

アリー「ちぃ、ここまでか!!」

 

 

これ以上の戦闘は不能と判断し、撤退するアリー。

 

 

ウルトラマンゼロ(刹那)「ゼロ。」

 

ウルトラマンゼロ「ああ、目の前にいる倒すべき相手をここでしっかり倒さないとな。」

 

 

刹那とウルトラマンゼロは、今自分達の目の前にいる倒すべき相手である大宦官がここにいて、この人革連を自分達の思いのままに牛耳り、彼を倒さない限り人革連の真の平和は訪れない。

 

 

趙皓「何だ、貴様は?!」

 

ウルトラマンゼロ「俺の名はゼロ。ウルトラマンゼロだ。お前達を倒しに来た者だ。」

 

夏望「大宦官であるわしらに楯突く気か?!」

 

蔡力士「余所者の分際が!!」

 

ウルトラマンゼロ「自分達の非、行いに自覚がねぇなら俺がこの手で引導を下してやる!!」

 

 

大宦官をこの手で倒す事で、自分達2人が引導を下す刹那とウルトラマンゼロは、大宦官の支配を終わらすために堂々と大宦官に挑む。

 

 

星刻「助けてくれ・・・・。」

 

ウルトラマンゼロ(刹那)「?」

 

星刻「あの真上の機体に天子様が・・・・。」

 

ウルトラマンゼロ「後は任せろ。お前はそこでゆっくり休んでいな。」

 

 

星刻は上空にいるギャラクトロンに天子が囚われているのを伝え、後を任せる刹那とウルトラマンゼロが立ち向かった。

 

 

エクセラー「はぁーい、ようやく待ちに待ったよ、ウルトラマンゼロ!!」

 

ウルトラマンゼロ「お前もいたのか、ゲス野郎。」

 

エクセラー「てめぇぇぇぇぇー、ゲス野郎とは何だぁぁぁぁぁー!!」

 

ウルトラマンゼロ(刹那)「お前達のような吐き気を催す邪悪は、俺らこの手で倒す!!」

 

スティーブ「野郎、俺達にやり合う気かぁ?!」

 

リバイ、バレル「お前達の相手は俺達だ!!」

 

 

巨人化したノワールオラクルとキリッシャーとエンペラードラゴリーの前に現れたのは、リバイ、グロウズ、デルトルトらトライデント、バレル、ガルム、マグナらラッシュハンターズだ。

 

 

スティーブ「お前らは!!」

 

リバイ「ノワールオラクル、お前達は俺達が倒す!!」

 

ロッド「そんなちっこい姿で俺達とやり合うのかよ!!」

 

スティーブ「お前らなんか余裕だぜ。」

 

バレル「お前達にハンターの資格はない。」

 

グロウズ「殺戮だけを楽しむお前達を俺達が許せねぇ。」

 

デルトルト「グオオオッ。」

 

マグナ「俺達はお前らのような奴をぶっ倒す。」

 

ガルム「殺戮をするてめぇらをぶちのめしてやる。」

 

キリッシャー「お前ら、ぶち殺したる!!」

 

リバイ、バレル「お前達をハン・・・・いや駆除する!!」

 

 

殺戮だけを楽しむノワールオラクルとキリッシャーに宣戦布告し、駆除するトライデントとラッシュハンターズ。

 

 

エクセラー「お楽しみはこれからです、いでよギャラクトロン、KFDよ!!」

 

 

地中から現れたデススティンガーの量産型機KFDの部隊と上空から現れたギャラクトロンの部隊が朱禁城周辺と中国各地に現れた。

 

 

ウルトラマンゼロ「中国各地に出したのか?!」

 

エクセラー「エクセレントな素晴らしいショーの始まりです!!」

 

 

朱禁城周辺と中国各地に現れたKFD、ギャラクトロンの大軍。これでは太刀打ちができない、このまま誰救うことが出来ないのか?!その時、上空から二つの球体が現れ、地上へと着陸した。

 

 

一同「!!」

 

ウルトラマンゼロ「あれはまさか?!」

 

 

着陸した二つの球体から現れたのは、ウルトラの父とウルトラマンヒカリだ。

 

 

ウルトラの父「私が相手だ。」

 

 

朱禁城周辺に現れたKFDとギャラクトロンの大軍を相手に挑むウルトラの父とウルトラマンヒカリ。ウルトラの父はウルトラアレイを出して、特殊な光線を放ち、KFDとギャラクトロンの大軍を一瞬で破壊した。ウルトラマンヒカリはナイトブレスからナイトビームブレードを出刃して、KFDとギャラクトロンを次々と斬り込んだ。

 

 

ウルトラの父「はぁっ!!」

 

 

両手先を合わせてウルトラシャワーで火の海となった北京都市を消化し、人々を救出した。

 

 

ウルトラマンゼロ「ウルトラの父、ヒカリ。」

 

ウルトラマンヒカリ「久しぶりのようだ、ゼロ。君の活躍は聞いている。今ここ以外にもセブン、レオ、メビウスも戦っている。」

 

ウルトラマンゼロ「親父やレオ師匠やメビウスも来ているのか?」

 

ウルトラの父「人々を守るために戦っている。」

 

 

中国各地に現れたKFDとギャラクトロンを倒すために現れたウルトラセブン、ウルトラマンレオ、ウルトラマンメビウスが戦っている。

 

 

上海

 

 

ウルトラセブン「デュワー!!」

 

 

上海では、ウルトラセブンがギャラクトロン10機、KFD10機を相手に戦い、アイスラッガーを投げてギャラクトロンを2機破壊し、額のビームランプからエメリウム光線を放ち、KFD3機破壊した。

 

 

香港

 

 

ウルトラマンレオ「たああああー!!」

 

 

香港では、ウルトラマンレオがギャラクトロン10機、KFD10機を相手に戦い、得意な格闘で駆使して、ギャラクトロンにレオチョップで一刀両断し、レオ手裏剣ビームで他のギャラクトロンの手首を切断して破壊し、KFDの伸ばした尻尾をかわして、逆立ちしながらレオキックスライサーでKFDの尻尾を切り落とし、さらにレオキックで破壊した。

 

 

 

重慶

 

 

ウルトラマンメビウス「テャアー!!」

 

 

重慶では、ウルトラマンメビウスがギャラクトロン10機、KFD10機を相手に戦い、ライトニングスマッシャーでメビウスブレスから引き出したエネルギーを両手の手刀に込めて、ギャラクトロンやKFDを斬り込んでいき、メビウスブレスからメビュームブレードで一刀両断した。

 

 

朱禁城周辺

 

 

ウルトラマンゼロ「親父達が来てくれて以上、俺達は負けない。」

 

ウルトラマンゼロ(刹那)「俺達はもう誰も犠牲者を出さない、世界を変えるため、俺達は戦い、前へ進むんだ!!」

 

 

その時、刹那の強い想いでウルトラマンゼロに変化が起きた。

 

 

ウルトラマンゼロ「これは?!」

 

ウルトラマンゼロ(刹那)「?!」

 

 

その光に包まれたウルトラマンゼロは、全身に機械的な鎧を身に纏い、7つの剣のような武器と盾を各所に装備し、刹那の強い想いによってウルトラマンゼロは新しい力を手にした。

 

 

ウルトラマンゼロエクシア「これがお前の想いで生み出された新たな力。」

 

ウルトラマンゼロエクシア(刹那)「俺の想いがゼロを強くした。」

 

ウルトラマンゼロエクシア「ああ、ウルトラマンゼロエクシア、ここに推参だ!!」

 

 

新たな姿、ウルトラマンゼロエクシアへとなったその姿で刹那の強い想いが込められ、その想いは誰かを犠牲に出さない、世界を変えるためにウルトラマンゼロを強くする。

 

 

ウルトラマンヒカリ「君がウルトラマンジードか。」

 

リク「あなたは?」

 

ウルトラマンヒカリ「私の名はウルトラマンヒカリ。君の活躍は聞いている。」

 

リク「俺の事を。」

 

ウルトラマンヒカリ「そうだ。君にこれを渡しに来た、受け取るがいい。」

 

 

ウルトラマンヒカリからある物を受け取ったリク。それは、新たな2つのウルトラカプセル、ウルトラの父のウルトラカプセルとウルトラマンゼロのウルトラカプセルだ。

 

 

リク「ありがとうございます。」

 

ウルトラマンヒカリ「君なら使いこなせる。それとトライデントのハンターの3人。」

 

リバイ「俺達にか?」

 

グロウズ「ウルトラマンが俺達に用があるとは。」

 

ウルトラマンヒカリ「これを君達に渡す。」

 

リバイ「これは?!」

 

ウルトラマンヒカリ「ウルトラマンゼロの使った武器、技を元にした武器だ。これがあれば怪獣や巨大化した星人を倒す事も可能だ。ただし使える時間は3分間だけだ。」

 

グロウズ「面白い武器じゃねぇか。」

 

デルトルト「グオッグオ。」

 

リバイ「3分間か。俺達はウルトラマンになったような感じか。この武器とやらを使いこなしてやる。」

 

 

ヒカリから渡されたのを受け取ったリバイ、グロウズ、デルトルトは、それはヒカリが開発したウルトラマンゼロが使った武器を元にして作られた武器だ、リバイはスラッガーブレード、グロウズはワイドプレッシャーを授かった。

 

 

バン「うっ、うぅぅ。」

 

 

レイヴンのジェノザウラーの荷電粒子砲を喰らって大きな損傷を受けたバンのブレードライガー。その時、遠くから巨大なカタツムリをしたゾイド、ホバーカーゴがバンの元へ接近して来る。

 

 

バン「あれは?」

 

ハーマン「バン!!」

 

バン「ハーマン中佐!!」

 

ハーマン「お前の新しい愛機を受け取れ!!」

 

ホバーカーゴのカタパルトから射出したトリポリ基地で手に入れたライオン型ゾイドが白いアーマーを纏って現れ、バンとフィーネとジークは大きな損傷をしたブレードライガーからそのライオン型ゾイドに乗り換えた。

 

 

バン「この見せてやる、新しいライガーの力を!!」

 

 

そのライオン型ゾイドの名は、ライガーゼロ。バンとフィーネとジークは、ライガーゼロに乗り込んでレイヴンのジェノザウラーに挑んだ。新たな力を手にした彼らが、早速その力を使い始める。

 

 

ウルトラマンゼロエクシア(刹那)「ゼロ、これより目標を駆逐する。」

 

ウルトラマンゼロエクシア「ああ、行くぜ。」

 

 

目の前にいるKFDとギャラクトロンに向かって、走り出すウルトラマンゼロエクシアは、右腕に装着しているゼロエクシアソードを横に振りながらギャラクトロンを上下真っ二つし、KFDを一刀両断し、破壊した。

 

 

ウルトラマンゼロエクシア「うおおおおおおー!!」

 

 

両肩からゼロブライトサーベルを2本出して両手に持ちながら、上空から来る数十機のレドラー人革連仕様を翼のみ狙って切断して墜落させ、地上から攻撃して来るレッドホーンに対し、ゼロブライトサーベルを両腰からゼロエクシアロングブレイド、ゼロエクシアショートブレイドに変えて、2つの実剣の刃でレッドホーンの頭部と背部を切断した。

 

 

バン「いっけぇぇぇぇー!!」

 

 

ライガーゼロを駆けるバンは、レイヴンのジェノザウラーに突撃する。

 

 

レイヴン「懲りがないな!!」

 

 

再び荷電粒子砲を発射ライガーゼロに向けだが、ライガーゼロがジャンプしてストライクレーザークローでジェノザウラーの荷電粒子砲を振り払い、そのまま突撃してストライクレーザークローで切り裂いた。

 

 

レイヴン「ぐぅっ!!」

 

 

ライガーゼロのストライクレーザークローで首部に損傷を受けたジェノザウラーは、その損傷て荷電粒子砲が使えなくなった。

 

 

レイヴン「ちぃっ!!」

 

 

首部に損傷を受けて使用不可になった荷電粒子砲の代わりにロングレンジパルスレーザーライフルで攻撃した。ライガーゼロの素早い反応速度ですぐに回避し、下部からAZ208㎜2連装ショックカノンでジェノザウラーに喰らわせた。

 

 

バン「これで終わりだ!!」

 

 

再びジャンプして跳ねながらストライクレーザークローでジェノザウラーに思いっきり引っかきながら一撃で撃退した。

 

 

レイヴン「くっ。」

 

 

バンのライガーゼロに敗れてすぐにジェノザウラーから脱出したレイヴンとシャドー。

 

 

レイヴン「バン、次は必ず勝つ。そして今度は君の最期だ。」

 

バン「・・・・。」

 

フィーネ「バン。」

 

 

 

次は戦いは必ず勝つとバンに告げて去ったレイヴンとシャドー。

 

 

リバイ「うおおおおおおー!!」

 

 

ウルトラマンヒカリから授かった新たな武器を手にして巨大化したノワールオラクルとエンペラードラゴリーを相手に挑んだ。

 

 

ダニエル「ちっちぇ分際がよ、ぶっ潰してやる!!」

 

 

巨大化したダニエルが金棒を振り回しながらグロウズに向けて下ろしにかかった。

 

 

グロウズ「見せてやるぜ、新しい武器の力を!!」

 

 

ワイドプレッシャーを手に持ちながらダニエルが下ろした金棒を受け止めた。

 

 

ダニエル「なっ、何?!」

 

グロウズ「巨大化して暴れるだけのてめぇらはハンターの素質なんてねぇんだよ!!」

 

ダニエル「舐めてんじゃねぇぞ!!ロッド!!」

 

ロッド「おう!!お前なんか撃ち殺してやるぜ!!」

 

 

巨大化したロッドがツインガンでグロウズに向かって撃とうとする。

 

 

デルトルト「グオッグオ!!」

 

 

その時、デルトルトがエメリウムランチャーを構えたまま、ツインガンで撃とうとするロッドにエメリウムスラッシュを発射して大きく喰らわせた。

 

 

ロッド「うわぁっ!!」

 

デルトルト「グオッグオ!!」

 

グロウズ「俺達ハンターは、正々堂々と戦い抜く。俺達の熱い魂は消えないって事だ!!」

 

ダニエル「ぶっ殺してやる!!」

 

ロッド「お前らまとめて殺してやる!!」

 

ガルム、マグナ「俺らを忘れちゃ困るな!!」

 

ロッド、ダニエル「!!」

 

 

巨大化したロッドとダニエルの前にナナマスを持ったマグナとカナツキを持ったガルムが飛び込んで同時に斬り込んだ。

 

 

グロウズ「ガルム、マグナ!!」

 

ガルム「一気に仕上げるぞ!!」

 

デルトルト「グオッグオ!!」

 

マグナ「ああ、これで決めてやる!!」

 

 

 

巨大化したロッドとダニエルを倒すべく、グロウズとデルトルトとガルムとマグナが力を合わせて必殺技を発動する。

 

 

グロウズ「ワイドクラッシャー!!」

 

デルトルト「グオッグオ!!」

 

ガルム「ムーンドロップスラッシャー!!」

 

マグナ「ナナマスコンセントレイション!!」

 

 

4人のハンターらの必殺技が発動して巨大化したロッドとダニエルに大きく直撃を喰らわせ、撃退した。

 

 

ロッド、ダニエル「ぐぎゃああああああー!!」

 

 

巨大化したロッドとダニエルは、逆に通常の姿のグロウズとデルトルトとガルムとマグナの力を合わせた戦いによって敗れてしまい、元の姿に戻ってすぐに逃走した。

 

 

リバイ「今決着を着けてやる!!」

 

スティーブ「望むところだ!!」

 

バレル「行くぞ!!」

 

 

リバイとバレルとキングムルチは、巨大化したスティーブとエンペラードラゴリーを相手に戦い、交戦する。

 

 

スティーブ「死ねぇっ!!」

 

 

ランスを前に出してリバイとバレルに連続突きをするスティーブ。バレルは、スティーブの連続突きを見切りながらカナツキで受け止めた。

 

 

スティーブ「何?!」

 

バレル「そんな攻撃見え見えだ。」

 

スティーブ「ちぃっ、エンペラードラゴリー、こいつらを殺せ!!」

 

 

エンペラードラゴリー「グオオオオー!!」

 

 

エンペラードラゴリーが羽から毒粉をリバイとバレルに向けて撒く。

 

 

キングムルチ「ギャオオオオー!!」

 

 

キングムルチが口から酸液を吐いて、エンペラードラゴリーの撒いた毒粉を払い、体当たりした。

 

 

リバイ「キングムルチ、お前も一緒に戦うぞ!!」

 

キングムルチ「ギャオオオオー!!」

 

リバイ「行くぞ!!」

 

 

パートナーのキングムルチと共に戦いに駆けるリバイ。キングムルチはエンペラードラゴリーに尻尾を振ってぶつけていき、身体で体当たりした。エンペラードラゴリーは、パンチでキングムルチの顔を殴った。

 

 

キング「ギャオオオオー!!」

 

エンペラードラゴリー「グオオオオー!!」

 

 

怪獣と超獣、2匹がぶつかり合い、全てを上回る超獣エンペラードラゴリーに怪獣キングムルチが互角に渡り合い、激闘した。

 

 

リバイ「はあああああああー!!」

 

 

スラッガーブレードで巨大化したスティーブに斬り込むリバイ。バレルがサイクロンソーサーをシュートして巨大化したスティーブに喰らわせて、そのままカナツキで斬撃した。

 

 

スティーブ「調子に乗るなぁっ!!死ねぇっ!!」

 

 

ランスを振り回してリバイとバレルに薙ぎ払うが、

 

 

リバイ「これでどうだ!!プラズマスパークスラッシュ!!」

 

 

スラッガーブレードを発光して必殺技を発動して、巨大化したスティーブに大きく斬り込んだ。

 

 

スティーブ「ぎゃああああー!!」

 

 

リバイの新しい武器の必殺技を喰らってやれたスティーブは、元の姿に戻った。

 

 

スティーブ「覚えてろ!!」

 

 

自身のバトルナイザーでエンペラードラゴリーを呼び戻し、そのまま逃走した。

 

 

リバイ「・・・・。」

 

バレル「まずは無事収まったな。」

 

リバイ「ああ。」

 

 

次は会う時は、再び決着を着けることを胸に入れ込むリバイ。

 

 

リク「・・・・。」

 

 

ウルトラマンヒカリから授かった新しいウルトラカプセル2つを手にしながら、ケイのキングギャラクトロンに再び挑む。

 

 

リク「新しい力を見せてやる。」

 

キングギャラクトロン(ケイ)「無駄なあがきを。」

 

リク「今ここで見せてやる!!」

 

 

ウルトラマンゼロのカプセルとウルトラの父のカプセルを手にしながらナックルに装着して、ジードライザーにスキャンした。

 

 

リク「ユーゴー!!アイゴー!!ヒアウィーゴー!!」

 

ジードライザー「フュージョンライズ!!」

 

リク「守るぜ!!希望!!」

 

ジードライザー「ウルトラマンゼロ!!ウルトラの父!!フュージョンライズ!!ウルトラマンジードマグニフィセント!!」

 

 

2つのカプセルにスキャンしたリクはウルトラマンジードマグニフィセントへとなり、姿頭部にウルトラホーンとゼロスラッガーを組み合わせた角をし、頭部真上にゼロスラッガーに似たトサカをし、甲冑をした姿だ。

 

 

キングギャラクトロン(ケイ)「所詮は変わっただけだ、何度も同じ事だ!!」

 

 

ペダニウムハードランチャーでウルトラマンジードマグニフィセントに向かって強力な光線を放った。

 

 

ウルトラマンジードマグニフィセント(リク)「アレイジングジードバリア!!」

 

 

発射された光線をウルトラマンジードマグニフィセントがウルトラの父のウルトラアレイの形の光を高速回転させて、防いだ。

 

 

ウルトラマンジードマグニフィセント(リク)「はぁっ!!」

 

 

手から緑色の手裏剣状の光輪のメガスライサークロスを投げて、キングギャラクトロンに喰らわせた。

 

 

キングギャラクトロン(ケイ)「ぐぅっ!!」

 

 

ウルトラマンジードマグニフィセントのメガスライサークロスの攻撃を受けたキングギャラクトロン。

 

 

キングギャラクトロン(ケイ)「いい気になるなよ!!」

 

 

急進してウルトラマンジードマグニフィセントに向かって殴りかかるキングギャラクトロン。ウルトラマンジードマグニフィセントも前に出て、キングギャラクトロンと格闘戦をする。

 

 

ウルトラマンジードマグニフィセント(リク)「うおおおおおおー!!」

 

 

両者の繰り出す拳と拳がぶつかり合う中、ウルトラマンジードマグニフィセントは拳に緑色のエネルギーを纏って、メガボンバーパンチを連打してキングギャラクトロンにぶち込んだ。

 

 

キングギャラクトロン(ケイ)「ぐわあああああー!!」

 

 

ウルトラマンジードマグニフィセントの繰り出す連打パンチを喰らったキングギャラクトロン。右腕がペダニウムハードランチャーであるため、うまく格闘戦をいけなかった点もあった。

 

 

ウルトラマンジードマグニフィセント「これで終わりだ、ビックバスタウェイ!!」

 

 

トドメを刺すべくウルトラマンジードマグニフィセントは拳を合わせエネルギーをスパークさせた後、L時に組んで光線を放ち、キングギャラクトロンに喰わらせた。

 

 

キングギャラクトロン(ケイ)「うわああああああー!!」

 

 

ウルトラマンジードマグニフィセントの必殺技を受けてやられたキングギャラクトロンは、そのまま実体を消し、元のケイに戻った。

 

 

ユーフェミア「・・・・。」

 

 

ユーフェミアの操縦するデススティンガーが尻尾の荷電粒子砲でヴィルキス、ヴァルヴレイヴ4、ソルシェウィサリスに向けた。すぐに回避した3機。

 

 

サキ「このままじゃ倒せないわ。」

 

美月「さらに動きが増してるみたいよ。」

 

アンジュ「さっきパイロットに異変があったみたいね。」

 

サキ「そう言えばさっき、攻撃受けた時にパイロットも異変が起きていたわ。」

 

美月「確かに何か変だったわ。あのパイロット、苦しんでいるみたいね。」

 

アンジュ「・・・・。」

 

サキ、美月「アンジュ?」

 

 

アンジュはある行動に出て、ユーフェミアのデススティンガーの前に立ち、歌い始めた。

 

 

サキ、美月「!!」

 

アンジュが歌い出した事で、デススティンガーを操縦したユーフェミアに再び異変が起きた。

 

 

ユーフェミア「あっ、あああっ!!」

 

 

アンジュの歌い出した歌でユーフェミアの動きに異変が起き、ユーフェミアが苦しみ出した。

 

 

サキ、美月「?!」

 

 

また、サキと美月もアンジュの歌に反応し、サキと美月も歌い出した。アンジュ、サキ、美月の合唱により、ユーフェミアは収まりつつ、デススティンガーの動きは止まった。一方、ルキアーノのパーシヴァルに追い詰められる撃龍神。

 

 

ルキアーノ「もう終わりか?!」

 

撃龍神「うぅぅっ。」

 

ルキアーノのパーシヴァルの4連クローから発生したルミナスコーンの攻撃を喰らう撃龍神。そんな中、ピンチの撃龍神の前にウルトラマンヒカリが現れた。

 

撃龍神「?!」

 

ルキアーノ「ん?」

 

ウルトラマンヒカリ「私が相手だ。」

 

ルキアーノ「死にたいのですか?お望みどおり殺してあげましょう!!」

 

 

ウルトラマンヒカリに向かって4連クローから発生したルミナスコーンで攻撃しにかかった。

 

 

ウルトラマンヒカリ「その攻撃、お見通しだ!!」

 

 

ルキアーノの攻撃をすぐに見切りながら、ナイトブレスを使わずに素手による手刀でパーシヴァルの右腕を切断した。

 

 

ルキアーノ「なっ、馬鹿な?!」

 

 

ウルトラマンヒカリに一瞬でパーシヴァルの右腕が破壊されたルキアーノ。

 

 

ウルトラマンヒカリ「無駄な殺生はやめるんだな。」

 

ルキアーノ「ちぃっ!!」

 

 

パーシヴァルの右腕を破壊された以上、戦闘は不能と判断したルキアーノは、すぐに撤退した。

 

 

撃龍神「助けてくれて、感謝する。」

 

ウルトラマンヒカリ「君の戦いを見せてもらったよ。君は昔の私と同じだ。」

 

撃龍神「どう言う事だ?」

 

ウルトラマンヒカリ「憎しみに囚われてはならない。」

 

 

撃龍神の戦いを見たウルトラマンヒカリは彼に憎しみに囚われていた事で昔の自分と同じだった事を告げた。一方、ウルトラマンゼロエクシアは、大宦官の大竜胆とエクセラーのチブルギャラクトロンを相手に戦っていた。

 

 

ウルトラマンゼロエクシア「てやあああああー!!」

 

 

チブルギャラクトロンのギャラクトロンブレードをゼロエクシアソードで受け止めて、脚で蹴りを強いて腹部に打ち込んだ。

 

 

エクセラー「効いてません!!」

 

ウルトラマンゼロエクシア「こいつはどうだ!!」

 

 

TP装甲で覆われたチブルギャラクトロンに対し、ゼロブライトダガーを出して腹部に突き刺した。

 

 

エクセラー「わぁっ、私のチブルギャラクトロンに傷が?!」

 

ウルトラマンゼロエクシア「物理攻撃が効かないなら非物理攻撃なら効くだろ。」

 

エクセラー「てめぇぇぇぇぇぇぇー!!よくもやりやがったなぁ!!」

 

 

チブルギャラクトロンの腹部に傷を負わせられたブチ切れたエクセラーが右腕を分離して、ウルトラマンゼロエクシアの周りを撃ち込む。

 

 

ウルトラマンゼロエクシア「そんなもん効くかよ!!」

 

 

ゼロエクシアソードで、チブルギャラクトロンの右腕を斬撃して破壊し、チブルギャラクトロンに斬撃した。

 

 

エクセラー「調子に乗るなぁぁぁぁぁぁぁー!!」

 

 

腹部からギャラクトロンスパークをウルトラマンゼロエクシアに向けて発射した。ゼロエクシアシールドで防ぎ、そのままチブルギャラクトロンに攻撃をしかかる。

 

 

趙皓「死ねぇ!!」

 

 

大竜胆の大型主砲と副主砲が発射してウルトラマンゼロエクシアに攻撃した。

 

 

ウルトラマンゼロエクシア(刹那)「ゼロ!!」

 

ウルトラマンゼロエクシア「まずはこいつらを先に倒さないとな。」

 

 

人革連を支配する大宦官を先に倒すべく、ウルトラマンゼロエクシアが手を握りしめて拳で殴りにかかった。

 

 

ウルトラマンゼロエクシア(刹那)「ゼロエクシア100烈パンチ!!」

 

 

ウルトラマンゼロエクシアが両腕から繰り出すゼロエクシア100烈パンチで大宦官の大竜胆に連打パンチする。

 

 

ウルトラマンゼロエクシア「オラオラオラオラー!!」

 

 

趙皓、夏望、程忠、項勝、蔡力士、童倫、黄遷「ぐぎゃあああああー!!」

 

 

ウルトラマンゼロエクシアの繰り出す100烈パンチで大竜胆は壊滅した。

 

 

ウルトラマンゼロエクシア(刹那)「真上にいる女の子も助けよう。」

 

 

ウルトラマンゼロエクシア「ああ。」

 

 

上空にいるギャラクトロンに囚われた天子を救うべく上空を飛ぶウルトラマンゼロエクシア。目から光線を放ち、ウルトラマンゼロエクシアに攻撃するギャラクトロン。ゼロエクシアシールドでギャラクトロンの攻撃を防ぎ、ゼロエクシアソードを前に出して、ギャラクトロンの右腕を切断した。ウルトラマンゼロエクシアに右腕を破壊されたギャラクトロンは、左腕からギャラクトロンブレードで切りかかった。

 

 

ウルトラマンゼロエクシア「ゼロエクシアスマッシュ!!」

 

 

ゼロエクシアソードを発光して光状を纏いながらギャラクトロンの左腕を大きく斬り込んで破壊した。両腕を失ったギャラクトロンにウルトラマンゼロエクシアが天子を救うべく、彼女をギャラクトロンの内部から引き離すために拳で腹部を殴り、腹部に穴が出来て、囚われた天子を掴んでそのまま彼女を引き離した。

 

 

ウルトラマンゼロエクシア「これで終わりだ!!」

 

 

天子を引き離し、ギャラクトロンにとどめを刺しベくウルトラマンゼロエクシアは頭部の額のビームランプからゼロエクシアエメリウムスラッシュを発射して、ギャラクトロンを破壊した。天子を救ったウルトラマンゼロエクシアは、彼女を地上に置き、残る敵のエクセラーのチブルギャラクトロンのみだ。

 

 

ウルトラマンゼロエクシア(刹那)「後はお前だけだ。」

 

エクセラー「馬鹿め、お前達がこの人革連の地で悪の反逆者である事を・・・・!!」

 

エルエルフ「残念な知らせが入ったな。たった今、お前達の悪行が人革連全土に知られ渡った。」

 

 

エルエルフが事前に行ったTVの占拠を行い、大宦官がして来た悪行を人革連全土に流して、国民達に知れ渡り、全土に流れた今、国民は一斉に立ち上がり、暴動を起こした。

 

 

ロシア

モスクワ

 

 

人革連国民一同1「うおおおおー!!」

 

 

インド

ニューデリー

 

 

人革連国民一同2「大宦官は俺達を売るつもりだったのか!!」

 

 

大宦官の悪行を知った人革連国民達が立ち上がり、人革連各地で暴動が起こし始め、抑えきれない状態になった。

 

 

人革連兵(大宦官派)1「反逆者の分際が!!」

 

 

暴動を起こした国民に向かって銃を向けようとする兵士達。

 

 

ジャグラー「おっと、そうはさせないぞ。」

 

 

兵士達の前にジャグラーが現れて、彼は蛇心剣をだして、銃を全て斬り込んだ。

 

 

ジャグラー「死にたくなければ大人しく去りな。」

 

 

ジャグラーの強さに兵士達はすぐに引いた。

 

 

中国

北京

朱禁城周辺

 

 

エクセラー「もうミー達はおしまいだぁぁぁぁぁぁー!!」

 

ウルトラマンゼロエクシア「後はお前を倒すだけだ!!」

 

 

もはや国民達が起こした暴動で事態は収まらず、ついに自分達は逆賊となってしまったエクセラーら。

 

 

ジノ「お前達の流してくれた事で俺は今日ここで新たな決意をする。」

 

 

また、エルエルフの流した映像でガイロス帝国のジノがある行動に出始めた。それは、大宦官派のMS部隊に攻撃をした。

 

 

スザク「ジノ!!」

 

ジノ「俺は今日から帝国を抜ける!!」

 

カノン「貴様、裏切る気か?!」

 

ジノ「醜悪を漂う者と組むのなら俺はお前達と決別する!!」

 

スザク「そうか。君はもう今日から敵だ。」

 

ジノ「・・・・。」

 

 

大宦官と組む自国に対し、決別する事を宣言したジノ。ジノの取った行為に対し、スザクらは彼を裏切り者とみなした。

 

 

エクセラー「ウルトラマンゼロ、お前だけでも!!」

 

 

エクセラーがウルトラマンゼロエクシアに向かって猛威を振るいながらギャラクトロンブレードで斬りかかって来た。

 

 

ウルトラマンゼロエクシア「お前もこれで終わりだ!!ゼロエクシアセブンズソード!!」

 

 

 

エクセラーにとどめを刺すべくウルトラマンゼロエクシアは必殺技のゼロエクシアセブンズソードを発動して、手持ちの7つの剣を発光して光状を纏いながらチブルギャラクトロンにゼロブライトダガー2本で斬撃して刺突し、次にゼロブライトサーベル2本で斬撃して刺突し、さらに続いてゼロロングブレイドとゼロショートブレイドによるX斬りをして刺突し、最後にゼロエクシアソードによる斬撃の一撃を与えた。

 

 

エクセラー「ぎゃあああああああー、嘘だ、ミーがこんなところで死ぬ、死ぬのはいやだぁぁぁぁぁぁぁぁぁー!!」

 

 

ウルトラマンゼロエクシアの必殺技のゼロエクシアセブンズソードによってチブルギャラクトロンの爆発と共に最期を遂げたエクセラー。

 

 

ウルトラマンゼロエクシア「終わったな。」

 

ウルトラマンゼロエクシア(刹那)「ああ。」

 

 

ついに大宦官を倒した一同。彼らを倒した事で人革連は解放され、天子もようやく彼らから解放され自由の身となった。

 

 

天子「星刻ー!!」

 

星刻「天子様!!」

 

 

ついに再会する事が出来て互い抱き合う星刻と天子。

 

 

マリュー「ようやく人革連との戦いが終わったわ。」

 

ムウ「そうだな。」

 

エルエルフ「いや、まだだ。」

 

 

肝心な事を言うエルエルフ。それは倒された大宦官がまだ生きていた事だ。

 

 

趙皓「ひぃぃぃぃぃぃー、どうかお許しください、ウルトラマン様!!」

 

ウルトラマンヒカリ「・・・・。」

 

ウルトラの父「お前達がこれまでして来た悪行、自分達の行いを見ろ!!」

 

 

ウルトラの父は大宦官らに光の国から持って来たウルトラミラーを出して、鏡で大宦官が今まで行って来た数々の悪行を写した。

 

 

夏望「うわああああー、民を苦しめて来た事は悪かった!!」

 

項勝「死にたくない、死にたくない、わしらを許してくれ!!」

 

星刻「貴様ら!!」

 

ウルトラマンゼロエクシア「こいつは俺らがやる」

 

ムサシ「ゼロ、刹那!!」

 

ウルトラの父、ウルトラマンヒカリ「・・・・。」

 

趙皓「あっ。」

 

ウルトラマンゼロエクシア(刹那)「お前達にはちゃんと罪を償わせてもらう!!」

 

 

ウルトラマンゼロエクシアが両拳からゼロエクシア100烈パンチを大宦官にぶち込んだ。

 

 

ウルトラマンゼロエクシア「これは天子の分、これは江南で虐殺された人達の分、これは血を流して立ち向かった反乱軍の分、そしてこれはお前達に虐げられて犠牲になった人達の分だぁっ!!」

 

 

趙皓、夏望、程忠、項勝、蔡力士、童倫、黄遷「ぎょええええええー!!」

 

 

今まで苦しめれた数々の人々の分をウルトラマンゼロエクシアが代わりに大宦官に殴り込み、今まで大宦官によって苦しめられ、虐げられてきた痛みを大宦官にも彼らの痛みを味合わせた。

 

 

ウルトラマンゼロエクシア「今度こそこれで終わったな。」

 

ウルトラマンゼロエクシア(刹那)「ああ、これで奴らも二度と立ち上がる事はもうないだろう。」

 

 

ウルトラマンゼロエクシアの打ち込んだ拳で大宦官が二度と再起出来ないような身体にし、大宦官がこれで人革連を握る事はなくなった。

 

 

ウルトラマンゼロエクシア「安心しろ、殺す程度までは行ってない。奴らの身体を二度と動けないようにしただけだ。」

 

ムサシ「ゼロ、刹那。」

 

ウルトラマンゼロエクシア(刹那)「?」

 

ムサシ「殴った事はすまなかった。」

 

ウルトラマンゼロエクシア(刹那)「殴られた事は気にしてない。」

 

ムサシ「痛くなかったか?」

 

ウルトラマンゼロエクシア(刹那)「・・・・。」

 

 

人革連にようやく平和が訪れ、大宦官の支配から解放された。そんな中、彼らの前に浮雲な出来事が起きた。

 

 

ウルトラマンベリアル「見苦しいぞ、大宦官共。」

 

 

一同「?!」

 

ウルトラマンジードマグニフィセント(リク)「!!」

 

ウルトラマンゼロエクシア「この声、まさか?!」

 

 

突如、姿を現したウルトラマンゼロの最大の宿敵ウルトラマンベリアルが姿を表し、また彼以外にもヒステリカに乗ったエンブリヲとレイブラッド星人までもが現れた。

 

 

ウルトラマンゼロエクシア「ベリアル、エンブリヲ、レイブラッド!!」

 

レイブラッド星人「私は蘇ったのだ!!」

 

ガイ「ベリアル、エンブリヲ、レイブラッド・・・・。」

 

趙皓「ベリアル様、エンブリヲ様、レイブラッド様・・・・助けてください・・・・。」

 

ウルトラマンベリアル「助けるだぁ?ここを守りきれなかったお前達にはもはや用済みだ!!」

 

 

人革連が陥落した事で大宦官を用済みとしたウルトラマンベリアルは、彼らに向かってデスシウム光線を放ち、倒れている大宦官に直撃した。

 

 

趙皓、夏望、程忠、項勝、蔡力士、童倫、黄遷「ぎゃあああああああああー!!」

 

 

主に切り捨てられて、早速無惨な最期を遂げた大宦官。

 

 

 

エンブリヲ「揃っているようだね。」

 

ウルトラマンベリアル「久しぶりだったな、ウルトラマンゼロ。そして我が息子、ジードよ。」

 

ウルトラマンジードマグニフィセント(リク)「・・・・。」

 

ウルトラマンゼロエクシア「ベリアル、てめぇ!!」

 

エンブリヲ「君達にはここで消えてもらうか。」

 

 

エンブリヲのヒステリカから両肩、翼からディスコード・フェイザーを展開して、絶唱の響がウルトラマンゼロエクシアとウルトラマンジードマグニフィセントに向けた。

 

 

アンジュ、サキ、美月、キラ、ハルト、バン「危ない!!」

 

 

すぐに2人の元へ駆けつけたアンジュら。アンジュのヴィルキスが青色へと変化し、アリエルモードになって、ヒステリカの放った絶唱の響をかわすため、ヴィルキスアリエルモードはウルトラマンゼロエクシア、ウルトラマンジードマグニフィセント、エールストライク、ヴァルヴレイヴ1、ヴァルヴレイヴ4、ソルシェウィサリス、ライガーゼロと共に瞬間移動し、この地から消え去った。

 

 

次回 22話へ続く



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第22話 もう1つの世界

ヴィルキスアリエルモードの瞬間移動で共に飛ばされたウルトラマンゼロエクシア、ウルトラマンジードマグニフィセント、エールストライク、ヴァルヴレイヴ1、ヴァルヴレイヴ4、ソルシェウィサリス、ライガーゼロ。彼らが着いたのは、見知らぬ場所に着いた。

 

 

???

 

 

アンジュ「こっ、ここは?」

 

カナメ「お目覚めですか?」

 

アンジュ「誰?」

 

カナメ「あなた達が突然この世界へやって飛ばされたので私達が保護しました。」

 

アンジュ「この世界って?」

 

カナメ「まずはあなたのお仲間の元へ連れて参ります。」

 

 

目が覚めたアンジュを仲間の元へ案内するカナメ。着いた場所は、大きな建物の和室だ。

 

 

和室

 

 

アンジュ「ここは?」

 

キラ「ようやく目が覚めたね、アンジュ。」

 

アンジュ「キラ、みんな!!」

 

ウルトラマンゼロ(ウルトラゼロアイNEO)「俺達はここへ来ちまったか。」

 

美月「・・・・。」

 

アンジュ「どうしたの一体?」

 

サラ「ようこそ、アウラの里。そしてもう1つの地球へ。」

 

アンジュ「もう1つの地球?」

 

サラ「お話しましょう。この世界はかつては500年前の大戦で荒廃した世界。私達はその生き残りの末裔です。」

 

ウルトラマンゼロ(ウルトラゼロアイNEO)「ここは遥か大昔に起きた大戦で荒廃した世界に来たわけだ。」

 

サキ「何だかすごいところに来てしまったわ。」

 

サラ「あなた達は私達の世界へ初めてのようですね。」

 

キラ「初めて?」

 

サラ「私の世界はドラゴンと怪獣が共に共存する世界。」

 

ウルトラマンゼロ(ウルトラゼロアイNEO)「コスモスの世界と同じだな。」

 

サラ「そこのあなた、他の世界にもご存知のようですね。」

 

ウルトラマンゼロ(ウルトラゼロアイNEO)「俺はいくつかの世界を見て渡って来た。ここも怪獣と共存出来る世界があったとは。」

 

サラ「その前に私の名前を言い忘れましたわ。私の名前はサラマンディーネ。またの名はサラとお呼びください。」

 

 

アンジュ「うーん、サラだと物足りないからサラ子でどうかしら?」

 

ナーガ「サラマンディーネ様にそのような言葉・・・・!!」

 

サラ「いえ、構いません。私はお気にしてませんわ。」

 

アンジュ「そう。じゃあサラ子、色々聞きたい事があるわ。」

 

サラ「何かしら?」

 

アンジュ「あなた達はどうやって生きていたの?」

 

サラ「私達は荒廃した世界に適応するために自らの肉体を改造した、偉大なる始祖。「私達は罪深き人類の歴史を受け入れ、贖罪と浄化のため、生きることを決めたのです。アウラと共に。」

 

リク「アウラ?」

 

サラ「アウラは、この世界の偉大なる始祖。私達はアウラのおかげで生き続けれたのです。男性は大型ドラゴンとなって地表に散らばるドラグニウムを摂取、体内で安定化した結晶とし、世界の浄化のために生きる。女性はドラゴンと人間、両方の姿になり、社会生活を営み、子を産み育てる。」

 

ウルトラマンゼロ(ウルトラゼロアイNEO)「俺達ウルトラマンとちょっと似ているな。」

 

サラ「だが、アウラはいなくなりました。アウラは、エンブリヲとレイブラッド星人とウルトラマンベリアルに連れ去られてました。」

 

ウルトラマンゼロ(ウルトラゼロアイNEO)「ベリアルとレイブラッドとエンブリヲがこの世界に来ていたのか?」

 

サラ「彼らを知っているのですか?」

 

ウルトラマンゼロ(ウルトラゼロアイNEO)「ああ、奴らはマギウス101人評議会と共に別の世界を支配し、あらゆる種族と対立、戦争を起こし、政治、経済、金融など全て裏で牛耳る。」

 

サラ「彼らはアウラを使ってあなた達の世界を支配しているのですか?」

 

ウルトラマンゼロ(ウルトラゼロアイNEO)「俺もそこまでは詳しくない。マギウス101人評議会の奴らは、人をさらって自分の食糧とする人のRUNEを吸い尽くしている。」

 

刹那「俺とゼロは地球各地にあるRUNEに関する施設を破壊して来た。」

 

サラ「アウラ以外にもさらった人達を使っていたのですか?」

 

ウルトラマンゼロ(ウルトラゼロアイNEO)「コズミックイラの世界は、奴らの思いのまま支配されている。奴らと一番関わりのある人物、ガイロス帝国のギュンター=プロイツェン、シャルル=ジ=ブリタニア、ARUSのアレハンドロ=コーナー、ジェフリー=アンダーソン、プラントのアマデウス=K=ドルシア、ジュリオ=飛鳥=ミスルギ、ラウ=ル=クルーゼ、カイン=ドレッセルら、先日俺達が遭遇した人革連の大宦官もだ。他にも関わっている連中はいる。彼らはベリアルとレイブラッドとエンブリヲとマギウス101人評議会と通じてコズミックイラの世界を牛耳ている。また他世界への侵攻も目論んでいる。」

 

アンジュ「・・・・。」

 

キラ「どうしたのアンジュ?」

 

アンジュ「兄が関わっていたのね。私が洗礼の儀の日に嵌めたのも101人評議会と一緒に。」

 

ウルトラマンゼロ(ウルトラゼロアイNEO)「アンジュ。」

 

サラ「少しお話を変えていただきます。そこのあなた達4人。」

 

サキ「あたし?」

 

フィーネ「?」

 

美月「私達に用があるみたいね。」

 

アンジュ「次は何?」

 

サラ「あなた達は私と同じ永遠語りを継ぐ者です。」

 

サキ「永遠語り?」

 

サラ「特に先日あなた達3人は永遠語りを歌いましたね。」

 

サキ「あたしとアンジュと美月が一緒に歌ったのが永遠語りだったんだ。」

 

アンジュ「永遠語りは代々我が家か伝わる歌。この歌はお母様から教わったの。」

 

サキ「永遠語りは真なる星歌。偽りから解放すべく真実の歌。あなた達の世界は偽りに支配されている。」

 

ウルトラマンゼロ(ウルトラゼロアイNEO)「コズミックイラの世界は、ベリアルとレイブラッドとエンブリヲと101人評議会によって与えられた偽りの日常、平穏を見て来た。何も知らずに平穏を日々過ごしている。」

 

サラ「彼らはエンブリヲらの手のひらで踊らされているのですね。」

 

ウルトラマンゼロ(ウルトラゼロアイNEO)「だが、唯一エンブリヲの支配の影響を受けていないところがある。それはヘリック共和国、オーブ首長国、スカンジナビア王国。特にヘリック共和国は前々からこの偽りの日々と戦っている。」

 

サラ「コズミックイラの世界にエンブリヲらに影響を受けない国家があったんですか?実はコズミックイラの世界に私達の協力者がいます。」

 

キラ「協力者?」

 

サラ「その人物はラクス=クラインとリーゼロッテ=W=ドルシアです。」

 

キラ「ラクスさんとリーゼロッテさんが?!」

 

サラ「2人はこのコズミックイラの世界でエンブリヲの偽りの日々から立ち向かっているのです。」

 

アンジュ「ラクスとリーゼロッテがなぜあなたの協力者なの?!」

 

サラ「2人はこの世界での出来事に早速気付き、自ら動き始めたのです。特にラクスは平和の歌姫としてありながら裏ではエンブリヲの支配に立ち向かうための準備を進めているのです。」

 

アンジュ「ラクスとリーゼロッテが・・・・。」

 

キラ「アンジュ。」

 

アンジュ「私は結局何も知らないままだったのね。」

 

 

サラから聞かされた真実を聞いたキラ達は、コズミックイラの世界はウルトラマンベリアルとレイブラッドとエンブリヲと101人評議会によって偽りの平穏と日常を与えられ、誰1人も疑う事なく過ごし、自分達が奴らの手のひらに踊らされ、またエンブリヲらの偽りの日々から打倒すべく立ち上がったのはラクスとリーゼロッテだ。2人はエンブリヲらの支配から解放すべく裏で行動し、またエンブリヲらの支配の影響を受けなかった国、自分達が共に一緒に戦ってきたヘリック共和国、中立国のオーブ首長国とスカンジナビア王国。

 

 

ウルトラマンゼロ(ウルトラゼロアイNEO)「ガイも確かコズミックイラへやって、エンブリヲらの支配から立ち向かうヘリック共和国とGGGの面々と一緒に協力して戦ってる。」

 

サラ「ヘリック共和国は最初からエンブリヲらに立ち向かって戦っていたのですか。」

 

美月「私は子供とリクと一緒に裏で戦っていたわ。」

 

ウルトラマンゼロ(ウルトラゼロアイNEO)「美月、お前。」

 

美月「黙っていたけど、私もエンブリヲらの支配のから裏から行動を取っていたわ。」

 

リク「俺は美月さんと一緒に行動してきました。」

 

美月「エンブリヲらの支配はとてつもない脅威を感じたわ。」

 

ウルトラマンゼロ(ウルトラゼロアイNEO)「このまま全宇宙と世界が奴らの手に渡ってしまう。」

 

サラ「彼らを倒すには永遠語りを継ぐ者を揃わないと倒す事が出来ないのです。現在永遠語りを継ぐ者は私やラクスやリーゼロッテを含めた7人。他の残り数人です。現在まだ他の者が見つかっていないのです。」

 

アンジュ「先日私達が中国でデススティンガーに乗ったパイロットに永遠語りを歌ったら異変が起きたの。」

 

サラ「もしかしてそのパイロットは私達と同じ永遠語りを継ぐ者では・・・・。」

 

アンジュ「あのパイロットが?!」

 

サラ「もしかしてするとしたらあなた方が永遠語りを歌って影響が出た人物は多分私やあなた方と同じ永遠語りを継ぐ者です。エンブリヲらはすでに永遠語りを継ぐ者を狙い始めたのです。」

 

 

永遠語りを継ぐ者が世界の真実を明かすための存在、現在永遠語りを継ぐ者は、アンジュ、サキ、美月、ラクス、リーゼロッテ、サラ、ユーフェミア。他の残りの者はまだ見つからず、ウルトラマンベリアル、レイブラッド星人、エンブリヲ、101人評議会らが永遠語りを継ぐ者に狙い始めており、既に1人であるユーフェミアは、奴らの手に落ちてしまい、超兵にされてしまった。一方、人革連が陥落した事で、101人評議会に再び召集されたプロイツェン、シャルルら。

 

 

???

 

 

男マギウス1「光の国も本格的に動いて来たではないか!!」

 

男マギウス2「人革連が陥落した故に反逆のヘリック共が我々を追い詰めている!!」

 

プロイツェン「マギウスの方々の皆様、落ち着いてください。」

 

老マギウス1「人革連まで失ったんだぞ、どうしてくれる!!」

 

女マギウス1「責任は取ってもらうぞ!!」

 

プロイツェン、シャルル「・・・・。」

 

男マギウス2「言いたいことはないか?!」

 

アマデウス「マギウス101人評議会の方々の皆様、冷静になり、今後の事をどうか考え直しください。」

 

女マギウス2「プラントの貴様は黙れ!!事態は深刻な状況だ!!このまま時間がない!!我々も後はないんだぞ!!」

 

男マギウス3「次は我々を狙う可能性もあり得るんだぞ!!」

 

ウルトラマンベリアル「騒がしいぞ、マギウス共!!」

 

老マギウス1「ベリアル!!」

 

ウルトラマンベリアル「お前らは毎回自分達の事しか考えてないな!!」

 

女マギウス1「余所者の貴様ごときの言う事!!」

 

ウルトラマンベリアル「俺とやり合うつもりか?やり合うと言うのならお前らはまとめて始末してやるぞ。」

 

マギウス一同「くっ。」

 

ウルトラマンベリアル「おとなしくしやがったか。」

 

エンブリヲ「マギウスの方々はすぐにカッとするようだ。」

 

レイブラッド星人「本題だ、奴らはどうやら永遠語りを歌い始めたようだ。」

 

エンブリヲ「あの歌か。この歌は君達の国のところだったようだな、ジュリオ。」

 

ジュリオ「はっ、はい、エンブリヲ様。」

 

エンブリヲ「その歌を歌ったのは君の妹のアンジュのようだ。」

 

ジュリオ「あのノーマが?!」

 

エンブリヲ「君達マナはノーマやナチュラルを激しく嫌っているね。」

 

ジュリオ「あの汚らわしく忌々しいノーマなど奴隷に過ぎん!!」

 

レイブラッド星人「口を慎め、若造。この評議会にはナチュラルもいるぞ。」

 

ジュリオ「うっ。」

 

プロイツェン「欠落した分際が。今後はヘリックとウルトラマンの連中を大きく目に集中する。奴らはオーブ首長国へ向かう。」

 

アレハンドロ「プロイツェン、シャルル、こちらも本格的に動かねばならないな。」

 

プロイツェン「わかっている。永遠語りを継ぐ者。」

 

 

その頃、並行世界の地球では、コズミックイラの世界へ帰ろうとするアンジュ達にサラは、異空間ゲートを開かせた。

 

 

並行世界の地球

アウラの里

 

 

サラ「もう行かれるのですか。」

 

刹那「俺達はコズミックイラを牛耳る奴らを倒しにいく。」

 

ウルトラマンゼロ(ウルトラゼロアイNEO)「ああ、一刻も早くベリアル達の野望を食い止めないとならない。」

 

キラ「みんなだって僕達の帰りを待っているから。」

 

サラ「そうですか。私達もいずれはあなた達と一緒に戦う日は来ます。」

 

美月「その日が来るといいわね。」

 

サラ「美月。ちょっといいかしら?」

 

美月「?」

 

サラ「あなたと連れ子はすでにもう普通ではなくなっている事を。」

 

美月、みな、こう「・・・・。」

 

アンジュ「?」

 

美月「元の世界へ帰りましょう。」

 

 

異空間ゲートへと入るキラ達は、ゲートを通じて進み、コズミックの世界にようやく戻った。

 

 

コズミックイラ

地球

海上

 

 

キラ「ここは?」

 

ハルト「元の世界へ帰って来たみたいだ。」

 

ウルトラマンゼロ「そうだな、それとあそこで戦いがもう起きているようだ。」

 

 

コズミックイラの世界に帰還したキラ達は、海上ですでに戦闘が起きているのを目の当たりにした。凱達は、ザフト軍と黒の騎士団、さらにスローネ3機と戦っていた。

 

 

凱「うおおおおー!!」

 

 

ガトリングドライバーで、スローネツヴァイ、スローネドライに向かって突撃するスターガオガイガー。

 

 

ミハイル「邪魔だ!!」

 

 

ミハイルのスローネツヴァイがGNバスターソードでスターガオガイガーのガトリングドライバーを受け止めて、腰部から8基のGNファングを放出して、スターガオガイガーに喰らわせた。

 

 

ディアッカ「落ちろ!!」

 

 

バスターの超高インパルス長射程狙撃ライフルで、ウルトラマンガイアV2に喰らわせた。

 

 

ウルトラマンガイアV2「デヤァっ!!」

 

 

両手から光弾を発射してバスターに喰らわせた。

 

 

ウルトラマンゼロ「ザフト軍と黒の騎士団が相手か。」

 

キラ「それにあの3機はガンダム?」

 

バン「あれはスローネじゃないか?!」

 

ハルト「知っているの?」

 

バン「とにかく話は後だ、すぐに倒しに行くぞ。」

 

ハルト「スローネ・・・・。凱さんの学校を破壊したガンダム。」

 

 

目の前にいるスローネを見たハルトらは凱から以前話を聞かされ、自分達の学校を破壊して生徒を虐殺した張本人である事を知った。

 

 

凱「お前らが俺達の学校を破壊した奴らだな!!」

 

ネーナ「何すぐムキになっていかれてんの?」

 

凱「忘れたとは言わなせないぞ!!」

 

ネーナ「ウザいんだよ、アンタ!!」

 

凱「貴様!!」

 

 

相手の態度に切れた凱は、スローネドライに向かって思いっきりパンチをして喰らわせた。

 

 

ルルーシュ「ナナリーをどこへやった、答えろ!!」

 

 

妹のナナリーがスローネに連れさらわれた事で彼女の居場所を聞き出そうとするルルーシュは、ヨハンねスローネアインに向かって攻撃する。

 

 

ヨハン「彼女の事か?」

 

ルルーシュ「ああ、俺の妹だ。今どこにいる?!」

 

ヨハン「彼女なら帝国にいる。」

 

ルルーシュ「何?!」

 

ヨハン「今頃、帝国の人間として戻っているだろう。」

 

ルルーシュ「貴様ぁー!!」

 

 

連れ去らわれたナナリーをガイロス帝国にいると知ったルルーシュは、激昂してヨハンのスローネアインに攻撃した。ヨハンはルルーシュの蜃気楼にGNランチャーで攻撃するが、蜃気楼の絶対守護領域により防がれた。

 

 

ウルトラマンゼロ(刹那)「俺達が相手だ!!」

 

 

ヨハン「来たか、ウルトラマンゼロか。」

 

 

ようやく駆けつけに現れたウルトラマンゼロ達らを見たヨハンは、ザフト軍と交戦中のロックオンのデュナメスに声をかけた。

 

 

ヨハン「ロックオン=ストラトス、いやニール=ディランディ。」

 

ウルトラマンゼロ(刹那)「ニール=ディランディ?」

 

ヨハン「ロックオン、君がGGGに入ってまで復讐を遂げたい者の1人は君のすぐ傍にいるぞ」

 

ロックオン「何だと!?」

 

ヨハン「クルジス共和国の反政府ゲリラ組織KPSA。その構成員の中にソラン・イブラヒムがいた。」

 

ウルトラマンゼロ、ウルトラマンゼロ(刹那)「!!」

 

ロックオン「あぁん?!誰だよ?!そいつは!」

 

ヨハン「ソラン=イブラヒム・・・ウルトラマンゼロが名付けた刹那=F=セイエイ」

 

ロックオン「刹那だとぉ?!」

 

ヨハン「そうだ。彼は君の両親と妹を殺した組織の一員。君の仇と言うべき存在だ」

 

ロックオン「刹那・・・・。」

 

 

ヨハンから自分の家族を殺したのが、テロ組織KPSAのソラン=イブラヒム、その人物が刹那=F=セイエイであると知ったロックオン。スローネらはすぐさま撤退し、まだザフト軍も撤退したが黒の騎士団だけこの場に残り、刹那達ヘリック共和国、GGGの面々と話し合いの場に加わった。

 

 

孤島

 

 

ゼロ(ルルーシュ)「獅子王凱、またまた会えたな。」

 

凱「お前とは何度も顔を合わせてるな。それとまずはこっちだ。」

 

ロックオン「本当なのか、刹那。お前はKPSAに所属していたのか?」

 

刹那「ああ。」

 

ロックオン「クルジス出身か?」

 

刹那「ああ。」

 

ムサシ「(ゲリラの少年兵・・・・。)」

 

刹那「ロックオン、スローネが言っていた事だ。」

 

ロックオン「事実だよ。俺の両親と妹はKPSAの自爆テロに巻き込まれて死亡した。全ての始まりは、コーディネイター、マナへの差別が始まり、宇宙で暮らすのが嫌だから中東とアフリカと南米などに植民地をし始めた。その植民地化で国の経済が傾き、国民は貧困に喘ぐ。貧しき者は神にすがり、神の代弁者の声に耳を傾ける。富や権力を求める浅ましい人間の声をな。神の土地に住む者達の聖戦、自分勝手な理屈だ。勿論一方的に植民地化したARUSやガイロス帝国や人革連もそうだ。だが、神や宗教が悪い訳じゃない。植民地だってそうだ。けどな、どうしてもその中で世界は歪む。それくらいわかってる。お前がKPSAに利用されていた事も、望まない戦いを続けていた事もな。だがその歪みに巻き込まれ、俺は家族を失った!!失ったんだよ・・・・!!」

 

ムサシ「・・・・。」

 

ティエリア「だから故郷を捨ててGGGに入ったのか。」

 

ロックオン「あぁ、そうだ。矛盾してる事もわかっている。俺がしている事はテロと同じだ。暴力の連鎖を断ち切らず、戦う方を選んだ。だがそれはあんな悲劇を2度と起こさない為にも、この世界を根本的に変える必要があるからだ。世界の抑止力となりえる圧倒的な力があれば・・・・。」

 

ウルトラマンゼロ(ウルトラゼロアイNEO)「お前の家族が死んでしまった事は本当にすまなかった。」

 

ロックオン「何故お前が謝るんだ、ウルトラマンゼロ。」

 

ウルトラマンゼロ(ウルトラゼロアイNEO)「刹那は、ずっと利用されてきたあるテロリストによって。」

 

ロックオン「?」

 

ウルトラマンゼロ(ウルトラゼロアイNEO)「そのテロリストの名は、アリー=アル=サージェスだ。」

 

ロックオン「アリー=アル=サージェス?」

 

ムサシ「刹那を戦い漬けにしたのはその人物か?」

 

刹那「奴はモラリアでPMCに所属していた。」

 

ウルトラマンゼロ(ウルトラゼロアイNEO)「刹那。」

 

ティエリア「民間軍事会社に?!」

 

ロックオン「ゲリラの次は傭兵か。ただの戦争中毒じゃねぇか!」

 

ムサシ「何という身勝手な人間だ。」

 

刹那「俺とゼロは、モラリアの戦場で会い、そして中国で再び再会した。」

 

ムサシ「あのイナクトと戦ったのは・・・・。」

 

ウルトラマンゼロ(ウルトラゼロアイNEO)「刹那、いや他の子はアリー=アル=サージェスによって、神を信じていた、信じ込まされていたんだ。」

 

ロックオン「・・・・。」

 

刹那「ロックオン。」

 

ロックオン「事情は全て聞かせてもらった。俺が倒すべき相手をな。」

 

 

ロックオンは、刹那から自分の家族を殺害した事実を聞き、刹那を少年兵として仕上げたのがアリーで、刹那にテロを行わせたのも彼であり、アリーこそが家族の仇だと知った。そして凱は黒の騎士団の面々と一人で話をしていた。凱は黒の騎士団の面々にゼロ(ルルーシュ)に彼の出生やこの世界が裏で支配されている事を言ったが、

 

 

扇「ゼロがガイロスの人間だと?!」

 

凱「ゼロ、いやルルーシュはガイロス帝国の人間だ。」

 

扇「本当なのかゼロ?お前がガイロスの人間って?!」

 

ゼロ(ルルーシュ)「ああ、お前達には俺の素顔を見せてやる。」

 

カレン、ロロ、CC「・・・・。」

 

 

ゼロ(ルルーシュ)は自ら仮面を外して、扇達面々にその素顔を見せた。

 

 

ルルーシュ「・・・・。」

 

扇「これがゼロの姿・・・・。」

 

玉城「ゼロ・・・・。」

 

藤堂「おまえの素顔なのか?」

 

ルルーシュ「これが俺の素顔だ。」

 

凱「よく聞け、ゼロいやルルーシュは、お前達を・・・・。」

 

玉城「てめぇの言葉何て聞くかよ!!俺達はゼロいたからここまで着いてこれたんだ!!」

 

杉山「お前にゼロの何がわかる!!」

 

黒の騎士団員一同「そうだ、お前みたいなやつの言うことなんて信じるかよ!!」

 

凱「・・・・。」

 

扇「俺達はゼロに着いて行く!!お前のようなものとは組まない!!」

 

ルルーシュ「行くぞ。」

 

 

自分を信じる仲間達と共にこの場を去るルルーシュ。

 

 

次回 22話へ続く



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第23話 さだめの楔

中立国のオーブ首長国へ向かうアークエンジェル。

 

 

移動中

アークエンジェル

ブリッジ

マリュー「オーブにもうすぐ着くわね。」

 

ムウ「あの国はキラ達の故郷だって。」

 

ハーマン「彼らにとって故郷の家族と再会を待ちに待っているようだな。」

 

マリュー「会えるといいわね。」

 

ハーマン「もうじき着く頃だ。」

 

ムウ「ようやくか。」

 

ハーマン「入港の許可はもう出た。そこにいる2人も関係している。」

 

カガリ、キサカ「・・・・。」

 

 

目的地のオーブ首長国にようやく到着したアークエンジェルはオーブ首長国の港に入港する。

 

 

オーブ首長国

ウズミ「オーブ首長国へよく参られた。」

 

ハーマン「許可を出していただいことに感謝します。アークエンジェルにあなたの国の関係者が2人います。」

 

ウズミ「?」

 

カガリ、キサカ「・・・・。」

 

ウズミ「カガリ!!」

 

カガリ「お父様!!」

 

一同「?!」

 

ロックオン「どうなっている?!」

 

ハーマン「彼女はウズミ=ナラ=アスハの娘だ。」

 

一同「ええええー!!」

 

 

一緒に同行していたカガリがオーブ首長国の首長のウズミの娘だと知り、驚愕した。そして一同はオーブ首長国内を散策する事になり、またヘリオポリスにいたミリアリア達は、家族との再会を果たしりした。

 

 

市街地

キラ「カガリ、君がウズミ様の娘だった事に驚いたよ。」

 

カガリ「黙っていた事には悪かった。けど私は何もしていられない自分が許せなかった。」

 

キラ「世界が戦争しているから争いが止まらない。」

 

カガリ「世界の戦争が止められなかったから私は1人で行動を起こした。」

 

アンジュ「無茶な事をするわね。」

 

カガリ「それとキラ達は家族に会わないのか?」

 

キラ「今会うわけにはいかないから。」

 

アンジュ「・・・・。」

 

カガリ「そっか。ところで何でお前もいるんだ?」

 

サトミ「・・・・。」

 

ハルト「連坊小路先輩、そう言えば僕達と一緒ですね。」

 

サトミ「聞かないでくれないか?」

 

ティエリア「君は家族に会わないのか?」

 

サトミ「私とアキラは両親には二度と会いたくないんだ。」

 

ティエリア「そうか、君が会いたくないなりそれはそれで構わない。」

 

サトミ「・・・・。」

 

ティエリア「野火マリエ、君も家族には会いにいかないのか?」

 

マリエ「私に家族?わからない、私に家族がいたのか?」

 

ティエリア「わからない?」

 

マリエ「私は自分が誰なのかわからないの。」

 

 

マリエは自分が誰なのかわからず、自分に家族がいたのかすらわからない。一方、刹那とウルトラマンゼロとガイとムサシと貴生川らはハルトとサキとキューマとライゾウらカミツキの面々とウルトラマンゼロ達と一緒にこの世界に同行する事になったウルトラセブンの人間体のダンとウルトラマンレオの人間体のゲンとウルトラマンメビウスの人間体のミライと共にヴァルヴレイヴを開発したオーブ首長国の研究施設に到着し、自分達がなったマギウスについてしっかり聞こうと確かめる。

 

 

研究施設

ハルト「ここがヴァルヴレイヴに関する施設。」

 

サキ「ヴァルヴレイヴが何なのかはっきり聞かないとね。」

 

キューマ「カミツキの事をしっかり聞かないとな。」

 

ウルトラマンゼロ(ウルトラゼロアイNEO)「色々聞きたいことだけらだ。ヴァルヴレイヴについてやピノって子の事も。」

 

ダン「コズミックイラの世界は何か色々とあるようだな。」

 

ゲン「ベリアル、レイブラッド星人、エンブリヲ、マギウス101人評議会に支配されている。」

 

ミライ「彼らと関与している人間が何人もいます。」

 

ガイ「早速来たみたいです。」

 

 

ヴァルヴレイヴを開発した人物が早速現れてやって来た。

 

 

ソウイチ「・・・・。」

 

ハルト、貴生川「?!」

 

サキ「どうしたの?」

 

ハルト「父さん!!」

 

ソウイチ「ハルト!!ハルトじゃないか?!」

 

刹那「知り合いか?」

 

ハルト「僕の父さんです。」

 

ガイ「父親なのか?」

 

ソウイチ「もしかしてハルトのお友達かい?」

 

刹那「俺達は彼の仲間だ。」

 

ハルト「色々と訳があって。」

 

ガイ「あなたに話があります。」

 

ソウイチ「もしかして祝福の事を聞きに来たのかい?」

 

ムサシ「祝福?」

 

ソウイチ「ハルト達4人がすでにヴァルヴレイヴのマギウスになった事の意味だよ。」

 

ミライ「彼らを最初から実験体にしていた事か?」

 

キューマ「俺達が実験体?」

 

ライゾウ「どう言う意味だよ?!」

 

ソウイチ「君達は優れた生命体になる事に選ばれたのだよ。」

 

 

ミライはソウイチの近くにあった机の上にあった数字やアルファベットが並んである写真を見てハルト達4人の事を実験体である事に気付いて指摘した。

 

 

ソウイチ「人類の素晴らしき発展するためじゃ。このヴァルヴレイヴは現在の人類の上に立つ新たな人類を作り出す事だ。ナチュラル、コーディネイター、マナ、宇宙人、ウルトラマンと言った種族が存在し、究極の生命体を作り出すためにワシはこのVVV計画を実行し、究極の生命体を作り出すために行なった。」

 

ハルト、サキ、キューマ、ライゾウ「!!」

 

貴生川「・・・・。」

 

刹那「おまえから吐き気がする。」

 

ウルトラマンゼロ(ウルトラゼロアイNEO)「刹那。」

 

ソウイチ「ヘリオポリスにいる人間は最初からVVV計画に選ばれた存在じゃよ。」

 

ライゾウ「俺達の学園生活も最初からそうだったのか?!」

 

キューマ「ヘリオポリスは実験台だったのか?!」

 

ソウイチ「君達の親が許可したんじゃ。君達を素晴らしい究極の生命体にするために。」

 

刹那「貴様は歪んでいる。」

 

ミライ「刹那。」

 

刹那「お前は人を人だと思ってすらいない。お前は悪魔そのものだ!!」

 

ソウイチ「ワシの素晴らしい研究を侮辱する気か?!」

 

刹那「人をモルモットとして扱うお前は人じゃない!!」

 

ウルトラマンゼロ(ウルトラゼロアイNEO)「てめぇのような奴は俺も吐き気をする気分だ!!」

 

ソウイチ「貴様!!」

 

ハルト「・・・・。」

 

ソウイチ「ハルト・・・・?」

 

ハルト「!!」

 

 

父ソウイチの狂気の科学を知ったハルトは、彼の顔を殴った。

 

 

ソウイチ「ぐわぁっ!!」

 

刹那「ハルト!!」

 

ハルト「僕は決めたよ。僕はヴァルヴレイヴを破壊する。これ以上呪いが広がらないよう、跡形もなく。」

 

ソウイチ「やめろ、ハルト!!人類の素晴らしい科学が、人類の発展が!!」

 

ハルト「さよなら、父さん。」

 

 

父と決別したハルト、この施設を立ち去った。一方、オーブ首長官邸では、ウズミの前にある人物が彼と対面した。

 

 

オーブ首長官邸

ウズミ「ヤマトご夫妻、ですな?」

 

キラの母「ウズミ様、二度とお目に掛からないという約束でしたのに。」

 

ウズミ「運命の悪戯か、子供等が出会ってしまったのです。致し方ありますまい。」

 

キラの母「うっ、うっ。」

 

ウズミ「・・・・。」

 

 

市街地

フレイ「キラ。」

 

 

街中でキラ達と遭遇したフレイ。キラはトリィが勝手に飛び回っているのを追いかけていた。

 

 

トリィ「トリィ。」

 

キラ「こら止めろってトリィ。」

 

フレイ「キラは家族に会わないの?」

 

キラ「・・・・。」

 

フレイ「なんで会いに行かないの?」

 

キラ「・・・・。」

 

サトミ「おい、フレイ!!」

 

フレイ「何、あんたもあんたの妹も何で自分の家族に会いに行かないの?」

 

サトミ「!!」

 

フレイ「あんたは家族に会いに行くのが嫌なの?」

 

サトミ「!!」

 

ティエリア「フレイ!!」

 

アンジュ「・・・・。」

 

フレイ「何、あんた。」

 

アンジュ「この空気が読めないのか、バカ女!!」

 

 

空気を読まなかったフレイをアンジュが起こって彼女の顔を殴った。

 

 

キラ「アンジュ・・・・。」

 

モモカ「アンジュリーゼ様。」

 

フレイ「痛い、この下劣なノーマの分際が!!」

 

アンジュ「あなたはただ自分の都合の事しか考えていない!!あなたにキラに近づく資格はない!!」

 

フレイ「・・・・。」

 

キラ「フレイ。」

 

フレイ「キラ。」

 

キラ「君は自分の都合だけでしか考えてない。」

 

フレイ「何よ、何よそんなの!!」

 

トリィ「トリィ。」

 

 

オーブ首長官邸

キラの母「どんな事態になろうと、絶対に私達があの子に真実を話すことはありません。」

 

ウズミ「兄弟の事も、ですな?」

 

キラの父「可哀相な気もしますが、その方がキラの為です。」

 

キラの母「全ては最初のお約束通りに、ウズミ様にこうしてお目に掛かるのも、これが本当に最後でしょう。」

 

ウズミ「わかりました。しかし、知らぬというのも怖ろしい気がします。現に、子供達は知らぬまま、出会ってしまった。」

 

キラの父「因縁めいて考えるのは止めましょう。私達が動揺すれば、子供達にも伝わります。」

 

ウズミ「ですかな。しかし、どうして彼は今日?」

 

キラの母「今は・・・・会いたくないとしか。」

 

 

同じ頃、オーブ首長国へ潜伏しているザフト軍の面子らは、アークエンジェルがいると知り、出航したらこの場を突いて襲撃を企てる。

 

 

市街地

ハーノイン「クルーゼ隊長とカイン隊長はよく中立国の潜入をやらせたな。」

 

ヒルダ「アークエンジェルがいると聞いてあたしらを向かわせた。」

 

ディアッカ「久しぶりにアスランとニコルとクーフィアとサリアとエルシャが俺達と合流か。」

 

クーフィア「久しぶりにアードライ達と合流だ。」

 

サリア「地球最初のミッションが潜入なんて変わった事だわ。」

 

エルシャ「何だか楽しい気分ね。」

 

アスラン「俺達はあくまでアークエンジェルを撃墜するためにオーブに潜入して動きを探るためだ。」

 

イザーク「ん、なんか来るぞ。」

 

 

空からトリィが飛んで来てアスランの手元に降りた。トリィを追ってやってきたキラとアンジュ。

 

 

キラ、アスラン「!!」

 

 

キラとアスラン、偶然この地で再会をした2人。

 

 

アンジュ「!!」

 

サリア、ヒルダ、エルシャ、ロザリー、クリス「(アンジュ!!)」

 

 

またアンジュもザフト軍にいたかつての仲間達とこの場で再会をし、サリア達はアンジュが生きていた事を知る。

 

 

キラ「トリィ・・・・。」

 


アスラン「君の・・・・?」

 


キラ「うん、ありがとう・・・・。」

 


アスラン「・・・・。」

 


キラ「・・・・昔、友達に・・・・。」

 


アスラン「!!」

 


キラ「大事な友達にもらった、大事なものなんだ・・・・。」

 


アスラン「・・・・。」

 


キラ「・・・・。」

 


アスラン「そう・・・・。」

 


キラ「うん・・・・。」

 


アスラン「もう行くよ・・・・。」

 


キラ「・・・・。」

 

 

キラとアスラン、2人は友達だった同士、今は戦争によってお互い敵同士、2人が分かり合える日あるのか?そして次の日、オーブを早速出航したアークエンジェルは、待ち伏せをしていたザフト軍と交戦する。敵はイージス、デュエル、バスター、ブリッツ、キルシュバオム4機、キルシュバオムヒルダカスタム、アーキバス・サリアカスタム、グレイブ・ロザリーカスタム、ハウザー・エルシャカスタム、ハウザー・クリスカスタム、ディン12機、ゾノ3機、グーン12機、バッフェ18機、ボーグ星人、テロリスト星人、バキシマム、ファイヤーモンス、シルバーブルーメ、インペライザー6機、キングジョーブラック6機。出撃に出たウルトラマンゼロエクシア、ウルトラマンジードマグニフィセント、ウルトラマンオーブスラッガーエース、ヴィルキス、ウルトラセブン、ウルトラマンレオ、ウルトラマンメビウス、ソードストライク、ヴァルヴレイヴ1、ヴァルヴレイヴ3、ヴァルヴレイヴ4、ヴァルヴレイヴ5、ソルシェウィサリス、ライガーゼロパンツァー、ゴジュラス ジ・オーガ、スカイグラスパー2機。

 

 

孤島

キラ「トール、大丈夫?」

 

トール「俺だってキラやハルト達ばっかり任せきりにはいかないからな。」

 

ムウ「あまり無茶はするなよ。おまえはストライクやヴァルヴレイヴ1を上空の援護だ。」

 

トール「了解。」

 

バン「アーバイン、ジ・オーガで行くのか?」

 

アーバイン「こいつは俺を認めた、だから俺はその期待に応じていく。」

 

ウルトラマンゼロ「怪獣は俺達ウルトラマンが引き受ける。」

 

ウルトラセブン「ゼロ、あまりを気を抜くなよ。」

 

ウルトラマンレオ「相手も我々を倒しに来る。」

 

ウルトラマンゼロ「すぐに仕留めてやるぜ。」

 

 

早速戦闘が開始し、両軍の戦いが行われた。空中から来るディン、バッフェにヴァルヴレイヴ3のアームストロンガー・カノン、ヴァルヴレイヴ5のボルトファランクスで先制して撃ち落とす。アードライとクーフィアのキルシュバウムが接近して来た。

 

 

アードライ「そこかぁっ!!」

 

 

アードライのキルシュバオムがパンチでヴァルヴレイヴ5に殴りにかかって来た。両肩のクリア・フォッシルを展開して防御した。

 

 

キューマ「このっ!!」

 

 

頭部のバリアブル・バルカルで射撃して、アードライのキルシュバオムに喰らわせた。

 

 

ライゾウ「いっぱい喰わせてやる!!」

 

クーフィア「久々に遊んでやるよぉ!!」

 

 

久々に戦いに出るクーフィアは、アードライ達と同じキルシュバオムに操縦して、チョキチョキからビームを連射して、ライゾウのヴァルヴレイヴ3に攻撃した。

 

 

ライゾウ「こいつ!!」

 

 

クーフィアのキルシュバオムに対し、ライゾウはアームストロンガー・カノンを強いたパンチでクーフィアのキルシュバオムに反撃して喰らわせた。

 

 

ウルトラマンオーブスラッガーエース(ガイ)「うおりゃああああー!!」

 

 

バキシマムとファイヤーモンスを2体同時に相手をするウルトラマンオーブスラッガーエースは、バーチカルスラッガーを持ちながらバキシマムとファイヤーモンスに直接斬撃を喰らわせた。

 

 

バキシマム「キシャアアアアアー!!」

 

 

両手から紅蓮火炎弾を発射し、角から一角紅蓮ミサイルを発射して、ブーメランのように回しながらウルトラマンオーブスラッガーエースに喰らわせた。

 

 

ウルトラマンオーブスラッガーエース(ガイ)「ぐっ!!」

 

 

バキシマムの同時攻撃を喰らったウルトラマンオーブスラッガーエース。ファイヤーモンスが炎を纏った剣で斬りかかって来た。

 

 

ウルトラマンオーブスラッガーエース(ガイ)「!!」

 

 

バーチカルスラッガーでファイヤーモンスの剣を防ぎ、凌ぐウルトラマンオーブスラッガーエース。身体を回転しながらファイヤーモンスの手にしてる剣を弾きかせ、そのまま大きく斬り込んで撃退した。バキシマムはウルトラマンオーブスラッガーエースに火炎弾を連射していき、ウルトラマンオーブスラッガーエースはバーチカルスラッガーで切り払った。

 

 

ウルトラマンゼロエクシア「オラオラオラー!!」

 

 

テロリスト星人を相手に戦うウルトラマンゼロエクシアはゼロエクシアソードを出して、斬り込んだ。

 

 

テロリスト星人「ウルトラマンゼロ、貴様を息の根を止めてやる!!」

 

ウルトラマンゼロエクシア「やれるものならやってみな!!」

 

テロリスト星人「死ね!!」

 

 

テロリストソードでウルトラマンゼロエクシアに斬りかかろうと接近するテロリスト星人。

 

 

ウルトラマンゼロエクシア(刹那)「ゼロ、来る!!」

 

ウルトラマンゼロエクシア「見え見えだ。」

 

 

テロリスト星人の動きを見て、ゼロロングブレイドとゼロショートブレイドを両手に持ちながら、必殺技のゼロエクシアツインクロススラッシュで、テロリスト星人にX斬りした。

 

 

テロリスト星人「ぐわあああああー!!」

 

 

ウルトラマンゼロエクシアの必殺技により、最期を遂げたテロリスト星人。

 

 

ウルトラセブン「またお前とやり合えるとは。」

 

ボーグ星人「ウルトラセブン、貴様をこの手で倒す。」

 

 

過去に一度交戦したボーグ星人と再び対決するウルトラセブンは、ボーグ星人にキックをお見舞いした。ボーグ星人は頭部からヘッドビームを発射してウルトラセブンに攻撃した。

 

 

ウルトラセブン「なかなかの攻撃だ。」

 

ボーグ星人「私は負けんぞ!!」

 

ウルトラセブン「ここで終わらせてもらうぞ。」

 

ボーグ星人「ウルトラセブン、覚悟!!」

 

 

ボーグ星人が身体を広げてウルトラセブンに体当たりをしにかかった。飛びかかってボーグ星人をアイスラッガーを投げて一刀両断した。

 

 

ウルトラマンジードマグニフィセント(リク)「うおおおおー!!」

 

 

キングジョーブラック6機を相手に戦い、攻撃してくるペダニウムランチャーをアレイジングジードバリアで防ぎながら、そのままメガボンバーパンチでキングジョーブラックを次々と破壊していった。

 

 

ウルトラマンレオ「たあああああー!!」

 

 

ウルトラマンレオは、かつて戦ったシルバーブルーメと戦い、シルバーブルーメは自分の大事な仲間の命を奪い去り、再びこの円盤生物と対峙する事になった。シルバーブルーメの来る触手を素手で払いながら、ジャンプしてキックした。

 

 

ウルトラマンメビウス「てやぁっ!!」

 

 

インペライザー6機を相手に戦うウルトラマンメビウスは、先手を打って、メビュームシュートを放って一気に破壊した。

 

 

バン「いっけぇっ!!」

 

 

バンのライガーゼロパンツァーとアーバインのゴジュラス ジ・オーガは、イクスアインとハーノインのキルシュバオムと交戦し、バンのライガーゼロパンツァーのハイブリッドキャノンをイクスアインのキルシュバオムに向けて砲撃した。右の平手からバリアを発動して防ぐが、ハイブリッドキャノンのとてつもない火力により、キルシュバオムの右腕こと吹き飛ばし、破壊した。

 

 

イクスアイン「なっ、何だこのゾイドの威力は?!キルシュバオムの腕を破壊しただと?!」

 

新型機のキルシュバオムのバリアを打ち破り、さらに片腕ごと破壊した事に驚愕したイクスアイン。

 

 

ハーノイン「行くぜ!!」

 

 

上空からキルシュバオムを飛行形態で急行しながらアーバインのゴジュラス ジ・オーガに突撃してかかった。

 

 

アーバイン「悪いが、見え見えだ!!」

 

 

上空から襲撃して来るハーノインのキルシュバオム飛行形態をロングレッジバスターキャノンで発射し、キルシュバオムを撃ち落とした。

 

 

ヒルダ「裏切り者め!!」

 

 

アンジュがヘリック共和国側に戦っている事を知ったサリア達同じノーマは、彼女を裏切り者として断定し、敵とみなして攻撃をして来た。ヒルダのキルシュバオムカスタムが背部スラスターを機動しながらアンジュのヴィルキスに向かって殴りにかかった。

 

 

アンジュ「そこね。」

 

 

ヒルダのキルシュバウムカスタムに対し、ヴィルキスをミカエルモードにチェンジして、ラツィーエルから巨大エネルギーブレードを出して、大きく斬り払う。

 

 

サリア「貰った!!」

 

 

サリアのアーキバス・カスタムとエルシャのハウザー・カスタムが美月のソルシェウィサリスを挟み撃ちにして、同時にかかって攻めていく。

 

 

美月「!!」

 

 

2機の挟み撃ちに対し、ソルシェウィサリスからダブルムーンジュエルで両手を広げながらターンを決めて、二つの月を出現して周り全体に光状の球を拡散した。

 

 

サキ「あんた達雑魚のなんか、すぐに終わらせてやる!!」

 

ロザリー「いい気になるなよ!!」

 

クリス「邪魔。」

 

 

サキはヴァルヴレイヴ4からスピンドル・ナックルを投擲して、ロザリーのグレイブ・カスタムとクリスのハウザー・カスタムを2機まとめて喰らわせた。

 

 

イザーク、ディアッカ「落ちろ!!」

 

 

ヴァルヴレイヴ1に向かって、同時攻撃をするイザークとディアッカ。

 

 

ハルト「これなら!!」

 

 

ボルク・アームから非実弾を連射してデュエル、バスターに攻撃し、その直後にジー・エッジで斬り込んだ。戦いはヘリック共和国、GGGが優勢に立っていた。

 

 

キラ「もう下がれ!!君達の負けだ!!」

 

アスラン「何を!!」

 

キラ「止めろアスラン!!これ以上戦いたくない!!」

 

アスラン「何を今更!!討てばいいだろう!お前もそう言ったはずだ!!お前も俺を討つと!言ったはずだ!!」

 

 

 

アスランに戦いをやめるよう求めたが、アスランは拒否を戦いを続けた。その時、ミラージュコロイドで姿を消したニコルのブリッツが現れて、キラのソードストライクに襲いかかった。

 

 

ニコル「アスラン下がって!!」

 

キラ「?!」

 

 

ニコルのブリッツがキラソードストライクに向かって襲いかかろうとしたが、だが、ソードストライクのシュベルトゲーベルがブリッツのコックピットに突き刺さった。

 

 

ニコル「ぐわああああー!!」

 

キラ、アスラン「あっ、あぁぁっ!!」

 

ニコル「アスラン、僕のピアノを・・・・!!」

 

 

キラのソードストライクのシュベルトゲーベルでコックピットを突き刺さって、最期を遂げたニコル。

 

 

アスラン「ニコルぅぅぅぅぅぅぅー!!」

 

 

次回 24話へ続く



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第24話 閃光の刻

海上の孤島でニコルを討ってしまった。

 

 

移動中

アークエンジェル

廊下

キラ「・・・・。」

 

ムウ「さっきの戦いの事か。」

 

キラ「ムウさん。」

 

ムウ「俺達は軍人だ。人殺しじゃない。戦争をしているんだ!!」

 

キラ「うっ!!」

 

ムウ「討たなければ討たれる!!俺も。お前も!!みんな!!」

 

キラ「知ってます!!」

 

ムウ「なら迷うな!!命取りになるぞ!!」

 

 

ブリッツのパイロットを殺害してしまった事をためらうキラを厳しく言うムウ。一方、ザフトでは、ニコルの死に悲しむイザーク達は、

 

 

ボズゴドフ

廊下

イザーク「何故だ、何故あいつが死ななきゃならないんだ!!」

 

ディアッカ「イザーク。」

 

ハーノイン「ニコルが何故死ななきゃならないんだ!!畜生!!」

 

ヒルダ「悲しいもんだな、コーディネイターの1人が死んだくらいで。」

 

ロザリー「何メソメソしてんだよ。」

 

イザーク「何!!」

 

ヒルダ「あたしらノーマを今までいたぶってきたからこうなっちまったんだろ。」

 

クリス「ムキになっちゃって。」

 

ロザリー「あはははっ。」

 

ハーノイン「てめぇ!!」

 

アードライ「やめろ!!仲間同士争っている場合か!!」

 

イザーク、ハーノイン「うっ。」

 

ヒルダ「はいはい。」

 

アードライ「お前達ノーマだって我々の貴重な仲間だ。」

 

クリス「口だけで言ってといて。私達をいつも除け者にして。」

 

アードライ「・・・・。」

 

アスラン「ニコル・・・・。」

 

 

ニコルの死を悲しむ中、悲しまずに喜ぶ者がいて、身内での衝突し合い、アスランは彼のロッカーを開けたら、中から手紙らしきものが出てきた。『あー、アスラン。この間は、ありがとうございました。寝てませんでした?ほんとは、もっとちゃんとしたのをやりたいんですけどね。戦わなきゃいけないな僕も、って思ったんです。ユニウス7のニュースを見て。』

 

 

アスラン「うっ、うわあぁぁぁぁぁー、ニコル!!今まであいつを討たなかった俺の甘さが、お前を殺した!!」

 

イザーク、ディアッカ、アードライ、ハーノイン「・・・・。」

 

アスラン「キラを討つ、今度こそ!!」

 

 

自分がキラを討たなかった事でニコルは死に、キラを今度こそ討つを決意するアスラン。別の場所では、地球連合軍の基地では、とある謎の集団が現れて、襲撃を受けていた。

 

 

キエフ

キエフ基地

ガイロス帝国兵1「うわぁー!!」

 

 

謎の集団の率いるジェノザウラー、ストライクダガー、ジンクス、ダークロプスゼロ、ディマンティス、ディロフォースの攻撃を受けるガイロス帝国の部隊。アイアンコングとレッドホーンとリアルドが迎撃を出て行うが、多数のディマンティスとディロフォースがアイアンコングとレッドホーンに集団で攻めて、圧倒し、ジェノザウラーがハイパーキラークローでアイアンコングを破壊した。空中にいるリアルドをストライクダガーがビームライフルで撃墜した。

 

 

ガイロス帝国兵2「あれは我が軍の新型機のストライクダガーとジンクスとジェノザウラーが何故ここに?!」

 

キエフ基地司令官「一体何が起きているんだ?!」

 

 

謎の集団の中には地球連合軍の新型機のストライクダガーとジンクスとジェノザウラーがいた事で、戸惑いを感じるキエフ基地司令官。

 

 

スージー「私達の事、気付いていないみたいね。」

 

鉄竜騎兵団団員1「我々、鉄竜騎兵団の事をまだ知らないみたいです。」

 

スージー「ゼネバス復活のために。」

 

 

謎の集団の名は、鉄竜騎兵団。かつて滅んだゼネバスを復活させる事が目的だ。彼らの襲撃はここだけでなかった。

 

 

北米大陸

カルフォニア基地

ARUS兵1「敵襲!!」

 

 

北米大陸のカルフォニア基地でも、鉄竜騎兵団の襲撃を受け、レギオノイドγ、ペドレオングロース、ジェノザウラー、ディロフォース、グレイヴクアマがフラッグ、リアルド、リアルドホバータンクを基地と共に破壊していった。またノルウェーのナルビク軍港では、鉄竜騎兵団のレギオノイドγ、マッカーチス、シンカー、ウオディック、ヘルディガンナー鉄竜騎兵団仕様、グレイヴクアマ、ザバットの襲撃による空、海からの攻撃によって、大きな被害が出ていた。鉄竜騎兵団の襲撃は、地球連合軍だけでなく、ザフト軍のカーペンタリア基地にも襲撃した。

 

 

カーペンタリア

カーペンタリア基地

ザフト兵1「ぐわぁっ!!」

 

 

鉄竜騎兵団の襲撃を受けるザフト軍。基地守備隊を出撃させて、迎撃を開始する。鉄竜騎兵団の中で、ライガーゼロと同じアーマーを纏ったティラノサウルス型ゾイドのバーサークフューラーが背中にある2本バスタークローで、ジン2機の胴体を貫き破壊した。レギオノイドγがビームライフルでディンを撃ち落とし、倉庫や飛行場を破壊した。

 

 

ヴォルフ「ゼネバスのために。」

 

 

バーサークフューラーを操縦しているのは、トリポリ基地で刹那とウルトラマンゼロが対峙したヴォルフだった。彼は鉄竜騎兵団を率いてして地球各地に各部隊を送らせて、襲撃させた。彼らの動きが今後の戦いの左右を動かす事となった。一方、ヘリック共和国、GGGとザフト軍の激戦が繰り広げられていた。

 

 

孤島

イザーク「今日で片だ!!ストライクめ!!」

 

ディアッカ「ニコルとラスティとミゲルとゾーラの仇とお前とヒルダの傷とアードライの目との礼も、俺が全部纏めて取ってやるぜ!!」

 

ヒルダ「さっさと終わらせてやる!!」

 

アードライ「今日こそ終わらせる!!」

 

 

今までヘリック共和国、GGGの特機とウルトラマンにやられた借りを返す事、散っていた仲間の仇を取るなどを執念を燃やすイザーク達。ディアッカのバスターとハーノインのキルシュバオムが同時に射撃してアークエンジェルに喰らわせた。

 

 

ミリアリア「艦、被弾!!」

 

ナタル「ヘルダート、発射!!」

 

 

ヘルダートを発射して、バスターとハーノインのキルシュバオムに向けたが、バスターが350㎜ガンランチャーからAP弾を発射して、ヘルダートを撃ち落とされた。

 

 

アーバイン「おめぇらの相手は俺らだ!!」

 

 

アーバインのゴジュラス ジ・オーガとムウのランチャースカイグラスパーが駆け付けに現れ、バスターとハーノインのキルシュバオム を相手に交戦する。

 

 

ディアッカ「ちょこまかと来やがって!!」

 

 

94㎜高エネルギー収束火線ライフルでムウのランチャースカイグラスパーに向けて、射撃したが、ムウの反射神経で素早く回避され、アグニからビームを発射してバスターに喰らわせた。

 

 

ディアッカ「ぐわぁっ!!」

 

 

ランチャースカイグラスパーの攻撃を喰らって返り討ちにあったディアッカは、相手の一撃によりハイドロが消失、駆動パルスが低下し、これ以上の戦闘は不能と判断し、機体から降りて投降した。

 

 

ハーノイン「時代遅れのゾイド如きの分際が出しゃばるんじゃねぇ!!」

 

アーバイン「そっちからしたら時代遅れと思ってるんならこっちの力を見せつけてやる。」

 

 

アーバインのゴジュラス ジ・オーガとハーノインのキルシュバオムの1対1の一騎打ちが行われ、ぶつかり合った。ハーノインは得意な接近戦でゴジュラス ジ・オーガに格闘する。だが、アーバインは相手の動きを読んで、出てきた相手の拳をクラッシャークローで掴み、そのまま払い投げた。

 

 

ハーノイン「何だ、こいつ!!」

 

 

ゴジュラス ジ・オーガに一瞬で投げ飛ばされて、計り知れない力がある事に感じたハーノイン。

 

 

アーバイン「その程度か?」

 

ハーノイン「いい気になるな!!」

 

 

次の行動に移って、上空を飛行しながら、平手からビームを連射して地上にいるゴジュラス ジ・オーガに攻撃した。

 

 

アーバイン「んな、程度か?」

 

 

キルシュバオムの攻撃を受けつつ、不屈を表すゴジュラス ジ・オーガ。攻撃が全然効いていなかった事で、奥の手であるレーべングリッツェンを使用して、ゴジュラス ジ・オーガに放った。アーバインの反応速度とゴジュラス ジ・オーガとのリンクにより、キルシュバオムの放ったレーゲングリッツェンを回避した。

 

 

ハーノイン「何だと、嘘だろ?!」

 

アーバイン「機体は性能任せじゃねぇ、機体と精神の一心同体だ!!」

 

 

アーバインとゴジュラス ジ・オーガの一心によるリンクで、空中にいるハーノインのキルシュバオムにロングレッジキャノンを放って、その砲撃の一撃により、墜落し、機体を損傷して、投降するハーノイン。

 

 

イザーク「どけぇっ!!」

 

 

ロックオンのデュナメスと交戦するイザークのデュエルアサルトシュラウド。右肩からシヴァを発射し、左肩からミサイルポッドを一斉発射して、デュナメスに攻撃する。デュナメスは、GNフルシールドを展開して攻撃を防御した。

 

 

ロックオン「とっとと落ちろ!!」

 

 

反撃に出たロックオンは、GNスナイパーライフルで、デュエルアサルトシュラウドに射撃した。

 

 

イザーク「貴様、ちょこまかとぉっ!!」

 

 

射撃して来たデュナメスに、イザークは接近戦を持ち込んで、ビームサーベルを出して切りかかって来た。

 

 

ロックオン「近づけるかよ!!」

 

 

接近してくるデュエルアサルトシュラウドに、デュナメスがGNビームピストル2丁とGNミサイルを同時に発射して、一気に全弾命中して喰らわせた。

 

 

ウルトラマンオーブ オーブオリジン(ガイ)「オーブカリバー!!」

 

 

バキシマムを相手に戦うウルトラマンオーブ オーブオリジンは、オーブカリバーから繰り出す斬撃で、バキシマムにいくつかの箇所に与えた。バキシマムの高い防御力の前に全くウルトラマンオーブ オーブオリジンの攻撃は効いていなかった。

 

 

ウルトラマンジードプリミティブ(リク)、ウルトラマンゼロ「はああああー!!」

 

 

ウルトラマンジードプリミティブとウルトラマンゼロが空中から現れて、バキシマムに同時にキックで喰らわせた。

 

 

ウルトラマンオーブ オーブオリジン(リク)「ゼロさん、ジード。」

 

ウルトラマンジードプリミティブ「力を合わせて戦いましょう。」

 

ウルトラマンゼロ「3人なら勝てる。」

 

 

強い力を持つバキシマムを3人の力を合わせて戦うウルトラマンオーブ オーブオリジンとウルトラマンジードプリミティブとウルトラマンゼロ。バキシマムが両腕から火炎弾を連射し、その攻撃をウルトラマンオーブ オーブオリジンがオーブカリバーでバリアを張って防ぎ、ウルトラマンジードプリミティブがジードクローで切り裂いていき、ウルトラマンゼロがツインゼロソードでバキシマムの背後に大きく斬り込んだ。この後、彼らに大きな事が待ち受けようとしていた。

 

 

ヒルダ「アンジュ、覚悟!!」

 

アンジュのヴィルキスを仲間達共に包囲して、一斉にかかるヒルダは自身のキルシュバオムカスタムからパンチを強いたビームソードでヴィルキスに打ち込んでいく。ヒルダの攻撃を回避して、アサルトライフルで射撃するかもアンジュのヴィルキス。

 

 

サリア「そこ!!」

 

 

ヴィルキスの背後からサリアのアーキバス・カスタムが接近しかかって来たが、その反応にすぐに気付いたアンジュは、ラツィーエルを手に持ちながらサリアのアーキバス・カスタムの手足を切断して、墜落させた。

 

 

サリア「アンジュぅぅぅぅぅぅぅー!!」

 

 

アンジュに敗れたサリアは、彼女の名前を叫んで地上に墜落した。

 

 

アンジュ「・・・・。」

 

ロザリー「裏切り者の分際がいい気なるな!!」

 

クリス「お前なんか最初から存在しなきゃよかったんだよ!!」

 

アンジュ「・・・・。」

 

ロザリー「無言か?!なら死ね!!」

 

ヒルダ「お前もこれでおしまいだ!!」

 

 

何も言わないアンジュに対し、ヒルダとロザリーが左右からヴィルキスの間を挟んで攻めかかって来た。

 

 

アンジュ「お前らが死ねぇぇぇぇぇぇー!!」

 

 

左右から接近してかかって来たヒルダのキルシュバオム カスタムとロザリーのグレイブ・カスタムを2機まとめてラツィーエルで大きく斬り込んで、墜落させ、機体を損傷した。

 

 

ヒルダ「こんなところで・・・・!!」

 

 

アンジュに敗れたヒルダとロザリー。機体は損傷して動けず、投降せざるを得なくなった2人。

 

 

ウルトラマンレオ「たあああああー!!」

 

 

シルバーブルーメと再び交えるウルトラマンレオ。シルバーブルーメは、触手を伸ばしながらウルトラマンレオの身体を巻き付きながら、捕食しようとする。ウルトラマンレオは、自力で力を出して身体に巻き付いた触手を振り払いながら、レオキックでシルバーブルーメに打ち込み、撃破した。

 

 

キラ「アスラン!!」

 

アスラン「キラ!!」

 

 

キラとアスラン、2人の対決が繰り広げ、キラを討つ事に燃やすアスランは、キラをこの手で倒そうとする。エールストライクがビームサーベル、イージスのクロー発生したビームサーベルがぶつかり合い、衝突した。戦いの中、激戦する両軍。空が突如、暗雲化し、雷が鳴った。

 

 

一同「?!」

 

ウルトラマンベリアル「はーははははははっ!!」

 

 

雷鳴と共に姿を現した、最悪のウルトラマン、ウルトラマンベリアルが現れた。3人が交戦していたバキシマムをベリアルクローからベリアルリッパーを放って一撃で葬った。

 

 

ウルトラマンゼロ「お前は、ベリアル!!」

 

ウルトラマンオーブ オーブオリジン(ガイ)「何故ここに!!」

 

ウルトラマンジードプリミティブ(リク)「ベリアル。」

 

ウルトラマンベリアル「また会ったな、ゼロ、そして息子よ。」

 

ウルトラマンゼロ(刹那)「ゼロ。」

 

ウルトラマンゼロ「刹那、気を抜くな。ベリアルは、今までの相手とは桁が違う。」

 

ウルトラマンベリアル「さあ、来るがいいゼロ。お前との久々の対決を。」

 

ウルトラマンゼロ「望むところだ、ベリアル!!」

 

 

ウルトラマンゼロとウルトラマンベリアル、2人の因縁の対決が再び、起きた。ウルトラマンゼロは刹那との一心でウルトラマンゼロエクシアに変身して、ウルトラマンベリアルにパンチした。ウルトラマンゼロエクシアのパンチを受けたウルトラマンベリアルは、ウルトラマンゼロエクシアに両手の爪からベリアルクローで斬撃した。

 

 

ウルトラマンゼロエクシア「ジードには近づけさせねぇ!!」

 

ウルトラマンオーブ オーブオリジン(ガイ)「ゼロさん、ジードをベリアルの手に渡せませる訳にはいきません!!」

 

ウルトラマンゼロエクシア「ああ。」

 

ウルトラマンベリアル「まとめて相手をしてくれるわ。」

 

 

ウルトラマンゼロエクシアとウルトラマンオーブ オーブオリジンを2人まとめて相手を引き受けるウルトラマンベリアルは、ギガバトルナイザーを出して、2人に向かってベリアルデスサイズを放った。

 

 

ウルトラマンゼロエクシア、ウルトラマンオーブオリジン(ガイ)「うわぁっ!!」

 

 

ウルトラマンベリアルの放った必殺技を喰らったウルトラマンゼロエクシアとウルトラマンオーブ オーブオリジン。

 

 

ウルトラマンゼロエクシア(刹那)「はああああああー!!」

 

 

ゼロエクシアソードを出して、ウルトラマンベリアルに斬り込んだ。ウルトラマンベリアルはギガバトルナイザーでゼロエクシアソードを防いだ。2人の戦いにウルトラマンジードプリミティブが割り込んで来た。

 

 

ウルトラマンジードプリミティブ(リク)「俺が相手だ!!」

 

 

ウルトラマンベリアルが自分の父である事で、自分の手で決着を着けようとするウルトラマンジードプリミティブ。

 

 

ウルトラマンゼロエクシア「リク!!」

 

ウルトラマンゼロエクシア(刹那)「よせ!!」

 

ウルトラマンオーブ オーブオリジン(ガイ)「戦ってはダメだ!!」

 

ウルトラマンベリアル「会いたかったぞ、息子よ。」

 

ウルトラマンジードプリミティブ(リク)「俺をその名で呼ぶな!!」

 

ウルトラマンベリアル「その反抗心はいいぞ。」

 

ウルトラマンジードプリミティブ(リク)「黙れ!!」

 

 

父であるウルトラマンベリアルに反抗して対峙するウルトラマンジードプリミティブ。

 

 

ウルトラマンベリアル「今素晴らしいものを見せてやる。」

 

 

ウルトラマンベリアルはジードライザーを出して、ファイブキングとゾグ第2形態の2つの怪獣カプセルを出しながらスキャンしてキメラベロスへとなって、口から必殺技のベロスインフェルノをウルトラマンジードプリミティブに放って、葬った。

 

 

ウルトラマンベリアルキメラベロス「光の国から盗んだカプセルをもとに作らせておいたのだ。レイブラッド星人の遺伝子を受け継いだレイオニクスに力を利用してな。」

 

ウルトラマンジードプリミティブ「う、あぁぁぁっ。」

 

ウルトラマンベリアルキメラベロス「さぁ息子よ。戻ってこい、俺のところへ。」

 

 

倒れたウルトラマンジードプリミティブを自身の体内へと飲み込んだウルトラマンベリアルキメラベロスは、そのまま翼を広げて空を飛び去った。

 

 

ウルトラマンゼロエクシア、ウルトラマンゼロエクシア(刹那)、ウルトラマンオーブ オーブオリジン(ガイ)「リク!!」

 

ライハ、ペガ「リク!!」

 

 

リクが連れさらわれてしまった、彼はこのままどうなる?!また同じ頃、激闘を繰り広げるキラとアスラン。

 

 

アスラン「キラぁぁぁぁぁぁぁぁー!!」

 

キラ「うおおおおおおー!!」

 

 

激しくぶつかり合う2人。キラを援護すべく駆けつけに来たトールのスカイグラスパー。

 

 

トール「キラ!!」

 

キラ「トール!!駄目だ!!来るな!!」

 

アスラン「えいっ!!」

 

トール「!!」

 

 

アスランのイージスが投げたシールドがコックピットに直撃して、操縦していたトールは死亡した。

 

 

キラ「あっ、あぁぁっ、あぁぁぁぁぁぁー!!」

 

 

トールの死で、キラはSEEDに覚醒して、アスランに勢いでかかった。

 

 

アスラン「うっ、俺がお前を討つ!!」

 

 

アスランもキラと同じくSEEDに覚醒して、キラのエールストライクに蹴り込み、そしてMA形態に変形して、突撃し、スキュラを放とうとするが、イージスのフェイズシフトダウンを起こて失敗し、アスランは機体から脱出して、エールストライクを自爆に巻き込ませた。一方、遠く離れた所、ここアラスカでは、地球連合軍最高司令部のアラスカ基地がザフト軍の大軍勢の襲撃を受けていた。

 

 

アラスカ

アラスカ基地

グラハム「数が多い!!」

 

ダリル「このままでは勝ち目はありません!!」

 

 

このザフト軍の大軍勢を前に次々とやられていくグラハムら地球連合軍のMS部隊。だが、そこである人物から通信が入って来た。

 

 

グラハム「?!」

 

エイフマン「エーカー達よ。」

 

グラハム「エイフマン教授?!」

 

ビリー「これは一体?!」

 

エイフマン「よく聞くんだ、お前達今いる者達は既に切り捨てられたんだ。」

 

グラハム、ビリー「何だと?!」

 

エイフマン「総司令部の高官らは既に脱出して、この基地の地下にサイクロプスが仕掛けられている。」

 

ビリー「サイクロプスだと?!あのマイクロ波の・・・・?!」

 

エイフマン「時間がない、すぐに脱出するんだ!!今いる者達を連れて逃げるんだ!!」

 

グラハム「エイフマン教授。」

 

ビリー「エーカー、脱出しよう。」

 

グラハム「ああ。教授も脱出を。」

 

エイフマン「ワシはここに残って今いる者達を脱出させる。」

 

ビリー「教授。」

 

エイフマン「お前達若者を死なせるわけにはいかん。ワシが全てをもって責任を持つ。」

 

ビリー「・・・・。」

 

グラハム「わかりました、教授。あなたの行為を無駄にしません。」

 

 

サイクロプスの起動まで残りの時間まで今いる者達を脱出するために全機に脱出命令を出すエイフマン。その脱出する際に地下からギャラクトロンとダークロプスゼロとレギオノイドγの無人機部隊が現れて、グラハム達地球連合軍やザフト軍に攻撃した。

 

 

エイフマン「連中はあんな物も用意していたのか?!」

 

ビリー「すぐに脱出だ!!」

 

 

自分達の脱出を阻むために現れた無人機部隊、ダークロプスゼロは胸のディメンションコアからディメンションストームを放ち、交戦中のジンとリアルドを撃退した。

 

 

グラハム「味方ごと殺したのか?!これが人のやり方か?!」

 

ビリー「エーカー、時間がない、今すぐ脱出だ!!」

 

 

味方ごと葬った無人機部隊に怒りを表すグラハム。とにかく時間がなく、急いで脱出し始めた。レギオノイドγがビームライフルで脱出し始めた他の地球連合軍MS部隊を次々と撃破していった。

 

 

ロイド「こんな事が・・・・。」

 

セシル「酷い・・・・。」

 

コーラサワー「何だよ、おい。こんなのありかよ・・・・。」

 

 

無人機部隊による戦いを見て無差別に敵味方問わず攻撃し、まるで殺戮をしているのに感じて唖然とするロイドら。ギャラクトロンが発射した右腕がロイド達のアヴァロンに向かってビームを発射攻撃した。

 

 

一同「!!」

 

 

その時、アヴァロンの前にダリルのオーバーフラッグが自ら盾になって、アヴァロンを庇い、攻撃を受けた。

 

 

ダリル「うわあああああー!!」

 

グラハム「ダリル!!」

 

ダリル「隊長達を脱出の邪魔はさせない!!」

 

グラハム「ダリル!!」

 

ダリル「隊長、俺に構わず早く脱出を!!」

 

グラハム「くっ!!すまないダリル!!」

 

 

部下のダリルの自己犠牲で、その辛さと無念を抱いて脱出へと進むグラハム達。そしてアラスカ基地の地下、サイクロプスがついに起動し始め、数十基並んだパラポラアンテナからマイクロ波が発生した。

 

 

グラハム「!!」

 

 

急いで圏外へ突き進んだグラハムら。

 

 

エイフマン「後は任せたぞ。」

 

 

基地と共にサイクロプスの起動によって最期を遂げたエイフマン。

 

 

ダリル「俺はARUSのフラッグファイターだ・・・・!!」

 

 

愛機の名を叫びながらサイクロプスに飲み込まれて最期を遂げたダリル。何とか脱出をしたグラハムら。だが、サイクロプスによって地球連合軍、ザフト軍の双方に大きな犠牲を出し、アラスカ基地は軍サイクロプスの起動で、跡形もなく消滅した。

 

 

移動中

ホエールキング

プロイツェン「サイクロプスのおかげで戦力の大半は減った。私の息子のヴォルフに鉄竜騎兵団と共に各拠点を襲撃させてる。」

 

シャルル「いよいよか。」

 

プロイツェン「全てはゼネバス復活のためだ。」

 

 

次回 25話へ続く



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第25話 リトルスター

ザフト軍との戦いで仲間を失い、再びへ入港したアークエンジェル。

 

 

オーブ首長国

オーブ首長官邸

ハーマン「またオーブへ入港してくれた事には感謝します。」

 

ウズミ「先の戦闘であなた方の仲間を失ったようだと聞いて。」

 

マリュー「はい。」

 

ウズミ「アラスカでは地球連合軍本部が崩壊した報が入った。」

 

ムウ「何?!」

 

エルエルフ「どうやら基地の地下にあるサイクロプスを使って仲間を犠牲にしたな。」

 

マリュー「酷い。」

 

スメラギ「何でこんな事が出来るの・・・・。」

 

ムサシ「何故人は誰かを犠牲にした戦いをするんだ。」

 

ゼナ「(戦争は人を犠牲にして自分達だけが生き残る。)」

 

ハーマン「ああ。」

 

 

地球連合軍最高司令部のアラスカ基地がサイクロプスの使用によって味方ごと犠牲にした報を知ったハーマン達は、戦争は人を犠牲にして自分達だけが生き残るやり方に不満を感じた。一方、戦いやキラやリクやトールを失い、悲しみに暮れる仲間達は、

 

 

アークエンジェル

個室

ハルト「キラとリクがいなくなって数日経ったね。」

 

サキ「そうね。」

 

ウルトラマンゼロ(ウルトラゼロアイNEO)「くそ、俺がベリアルを倒せていれば。」

 

刹那「ベリアルの強さはとてつもなかった。」

 

ガイ「ああ、ベリアルがさらに強くなっていたとは。」

 

モア「うわあああーん、リク君はどうなっちゃうの?!」

 

ゲン「奴はリクを連れさらって行った。」

 

ライハ「リクはどうなるの?」

 

ペガ「リクはこれからどうなっちゃうの?」

 

ダン「彼は生みの親であるベリアルに飲み込まれて、この前悪に染まってしまうだろう。」

 

ライハ「そんな!!」

 

ペガ「リクはじゃあ・・・・。」

 

ゲン「おそらくだ。」

 

 

ウルトラマンベリアルキメラベロスとの戦いによってリクは飲み込まれてしまい、この前行くと彼はやがて悪の戦士へとなってしまう。

 

 

???「諦めるではない。」

 

ライハ「?!」

 

 

その時、ライハの中から謎の声が響いて来た。

 

 

ガイ「どうした?」

 

ライハ「私の中に誰かの声が。」

 

ウルトラマンゼロ(ウルトラゼロアイNEO)ダン、ゲン「・・・・。」

 

 

ライハに声をかけた人物が気にかけるウルトラマンゼロとダンとゲンは、その人物の声に聞き覚えがある事に心当たりがあると感じた。

 

 

食堂

ミリアリア「トール。」

 

サイ「トールの事か。」

 

ミリアリア「トールが死ぬはずなんて、きっとどこかで生きているに違いないわ。」

 

ナタル「悪いが、ケーニッヒ二等兵、ヤマト少尉共にMIAだ。」

 

ミリアリア「何で、何で、そうやって決めつけるんですか?!」

 

ナタル「先の戦いで2人とも死んだんだ。」

 

ミリアリア「そんな事あり得ません、トールは、トールは。」

 

ナタル「・・・・。」

 

 

トールの死をそれでも受け入れずまだ生きていると信じるミリアリア。彼は既に戦死した事で彼女の心は傷が付き、冷静さもなくなって来た。

 

 

ユウスケ「なぁ、聞いたか?この間の戦いで捕虜になったザフトの兵士何だけど、ディアッカとハーノインとヒルダとロザリーって言う名前何だ。」

 

カズィ「1人は医務室、他の3人は独房入りだって。」

 

サトミ「とにかく彼らはしばらく捕虜としてしばらく様子見だ。」

 

キューマ「ああ。」

 

 

捕虜になったザフト軍のディアッカとハーノインとヒルダとロザリーは、ディアッカは先の戦いで傷を負い、医務室へ、ハーノインとヒルダとロザリーは独房へ入られた。

 

 

独房

ハーノイン「俺ら捕まっち待ったな。」

 

ヒルダ「あたしらもおしまいか。」

 

ロザリー「このままおしまいかよ?!」

 

ハーノイン「別に死ぬ訳じゃないみたいだ。」

 

ロザリー「ずっとここにいるのは耐えきれないよ。」

 

ハーノイン「どっちもだろ、お前らノーマはプラントから嫌われてるって事を。」

 

ヒルダ、ロザリー「・・・・。」

 

ハーノイン「ノーマには居場所はないって事だ。」

 

 

独房の中にいるハーノイン、ヒルダ、ロザリー。ヒルダとロザリーは、ヘリック共和国の捕虜になった事で、自分達ノーマはプラントから嫌われ、差別されながら人とは思われずの存在で、自分達には居場所すらない。先の戦いでイージスの自爆に巻き込まれて、大きな損傷をしたエールストライクを回収したオーブ軍。調べたところ、エールストライクのコックピット内は、キラはいなかった。

 

 

モルゲンゲーテ

格納庫

カガリ「キラは死んでしまったのか?」

 

エリカ「それはわからないわ。彼は今どこにいるかもわからない状態よ。」

 

カガリ「キラ。」

 

キサカ「それとザフト軍らしいパイロットが海辺で見つかったそうだ。」

 

カガリ「?」

 

キサカ「イージスのパイロットだそうだ。」

 

凱「イージスのパイロット?!」

 

カガリ「どうした?!」

 

凱「そのパイロットに会わせてくれ!!」

 

キサカ「えっ?」

 

凱「いいから会わせろ!!」

 

キサカ「わかった。」

 

 

凱はイージスのパイロットであるアスランがこの地でいる事と彼がキラの友達である事で、彼は急いで彼の元へ駆けつけに向かった。

 

 

医務室

アスラン「うっ、ここは?」

 

凱「気がついたか?」

 

アスラン「誰だ、お前は?!」

 

凱「お前、確かイージスのパイロットだったな?」

 

アスラン「何故それを知っている?!」

 

凱「お前がキラの友達だって事を。」

 

アスラン「・・・・。」

 

凱「どうした?」

 

アスラン「おいおい、誰だよそいつ。何寝ぼけた事を・・・・。」

 

凱「!!」

 

 

アスランの態度に凱が彼の顔を思いっきり2発殴った。

 

 

アスラン「ぐわぁっ!!」

 

凱「お前、何自分の友達の事をすっかり忘れたりするんだ!!」

 

アスラン「お前にわかるか!!キラ、あいつはニコルを殺ったんだぞ!!俺とあいつの仲もう戻れない!!もう無理なんだ!!」

 

凱「何で解り合おうしない、何故お前はキラの事をわからないんだ!!」

 

アスラン「ナチュラルのお前に何がわかる!!戦争でお互い仲が引き裂かれ、俺とキラは敵同士になった。」

 

凱「俺だってそうだ、戦争で大事な学校を破壊され、多数の人を守れず、信頼を失い、俺はもう二度と仲が修復出来なくなった・・・・!!」

 

アスラン「俺とキラはもう二度と・・・・。」

 

凱「お前とキラはまだ仲を修復出来るはずだ!!お前の中にまだキラの事を想っていたなら!!」

 

カガリ「凱、後は私が話を付ける。」

 

凱「カガリ。」

 

アスラン「誰だ?」

 

カガリ「本当にあいつの事を今も想っているならあいつとちゃんと会って仲直りしろ!!」

 

アスラン「よそ者のお前に何がわかる!!敵なんだ!!今のあいつはもう、なら倒すしかないじゃないか!!」

 

カガリ「バカやろう!!なんでそんなことになる!!なんでそんなことしなきゃならないんだよ!!」

 

アスラン「あいつはニコルを殺した!!ピアノが好きでまだ15で、それでもプラントを守るために戦ってたあいつを!!」

 

カガリ「あいつだって守りたいものの為に戦っただけだ!!なのになんで殺されなきゃならない!!殺されたから殺して、殺したから殺されて、それでほんとに最後は平和になるのかよ!!ええ!!うっぅぅ・・・・!!」

 

 

オーブ首長国にある一隻の船が現れて、入国許可を出してきた。

 

 

オーブ首長官邸

ウズミ「すぐにその船を入らせろ。」

 

 

その船を入らせたウズミ。入国許可が出て早速、入国し、着地した。その船は、アラスカ基地の脱出をしたアヴァロンだった。

 

 

ハーマン「この船はガイロス帝国のアヴァロン!!」

 

マリュー「入国許可を求めてきたって事は、アラスカ基地のサイクロプスから脱出して来たのね。」

 

ムウ「必死で生き延びたんだな。」

 

 

アヴァロンから降りたグラハムら生き残りの者達は、負傷した兵士達を連れて手当てを求めた。

 

グラハム「彼らの手当てを頼む!!」

 

ムウ「アラスカ基地のサイクロプスか。命がけで脱出して来たんだな。」

 

スメラギ「?!」

 

ロックオン「どうしたんだ?」

 

スメラギ「もしかしてあの人はビリー!!」

 

 

スメラギは大学時代に一緒に過ごしたビリーがいた事で、すぐに彼の元へ駆けつけた。

 

 

スメラギ「ビリー!!」

 

ビリー「君はクジョウ?」

 

スメラギ「あなたがどうしてここに・・・・。」

 

ビリー「君こそどうしてここにいるんだ?」

 

 

お互いにこの地で再会をし、2人が事情を話したりした。

 

 

スメラギ「エイフマン教授は、あなた達を逃がすために・・・・。」

 

ビリー「生き残ったは僕達だけだ。他は待機していた無人機部隊に阻まれたり、サイクロプスに巻き込まれたよ。」

 

グラハム「私達は国に捨てられた。もう居場所すらなくなった。」

 

コーラサワー「俺らどうなるんだよ。」

 

ロイド「今まで尽くして来たのが、捨てられたなんて。」

 

セシル「私達はこれからどうなるの?」

 

 

今まで地球連合軍として尽くして来た自分達が、国に捨てられてしまい、居場所をなくしてしまい、これから先は自分達はどうなってしまうのか?グラハムの前に意外な人物が現れた。

 

 

スワン「・・・・。」

 

グラハム「君はスワン。」

 

スワン「あなたとこんな形で再会するなんて思わなかったわ。」

 

グラハム「まさか君と再会するなんて意外だよ。」

 

 

グラハムとスワンの2人は学生時代の恋人関係で、2人は大学卒業後、別々の道を歩んだが、グラハムがアラスカで必死で辛々脱出して、偶然学生時代の恋人だったスワンと再会をした。

 

 

オーブ首長官邸

ウズミ「中立の立場を採る国々へも、一層強い圧力を掛けてきている。連合軍として参戦せぬ場合は、敵対国と見なす、とまでな。無論、我がオーブも例外ではない。その背後に操っているのが、101人評議会、エンブリヲ、レイブラッド星人、ベリアル。奴らが戦争を操っている。」

 

キサカ「奴らはこのオーブも狙って来ています。」

 

ウズミ「それだけでない、奴らの狙いはリトルスターを持つ者だ。すぐに共和国、GGGの者達を呼び出してくれ!!」

 

 

 

地球連合軍の狙いはオーブ首長国の戦力、特にその中でリトルスターを持つ者の存在に目を付けて狙っている事で、ヘリック共和国とGGGの者達を呼んだ。

 

 

ハーマン「ウズミ殿。」

 

ウズミ「確か君達はリトルスターの事に詳しいそうだな。」

 

ハーマン「はい。」

 

ティエリア「リトルスターを持つ者がいるのですか?」

 

ウズミ「着いてきてくれ。」

 

 

ウズミは、ハーマン達ヘリック共和国、GGGの者達を連れて、リトルスターを保護した施設へと向かった。

 

 

施設

研究員1「ウズミ様、保護したリトルスターの宿主の者達の所を彼らに案内します。」

 

 

早速、保護したリトルスターの場所をハーマン達に案内し、着いた場所の部屋で、リトルスターの宿主が数人おり、そこで様々な能力を使用していた。

 

藤子「はぁっ!!」

 

富士夫「たぁっ!!」

 

鉄郎「えいっ!!」

 

 

自身の持つ能力を使う藤子、富士夫、鉄郎。藤子は光弾を飛ばす、富士夫は光刃を飛ばす、鉄郎は爆発させる能力だ。他にもリトルスターを宿した星人の子供もいた。

 

 

ティエリア「彼らがリトルスターの宿主ですか?」

 

ウズミ「彼らみんな子供達だ。このリトルスターの力を奴らは戦争の道具として狙っている。」

 

マグナ「この中に星人の子供までもいる。」

 

グロウズ「悪用されねぇために保護したんだな。」

 

バレル「この子達はしっかり保護されてるな。」

 

ウズミ「君は特にリトルスターの力、その力を使う者と一緒に世界を回っていたようだな。」

 

美月「ええ。」

 

ハーマン「君はリトルスターの力をリクと一緒に行動して来たのか?」

 

美月「ルイーズ大統領に頼まれて、私は子供達とリク達と一緒にリトルスターの力を回収していたの。」

 

 

美月は、娘のみなと息子のこうとリク達と一緒にルイーズ大統領の依頼でリトルスターの力を集めるために世界中を回っていた事が明らかになった。

 

 

美月「現在集めたウルトラカプセルはこのくらいよ。」

 

 

美月が世界を回って集めたウルトラカプセルは、ウルトラセブン、ウルトラマンレオ、ウルトラマンヒカリ、ウルトラマンコスモス、ウルトラマンオーブスペシウムゼペリオン、ウルトラマンオーブバーンマイト、ウルトラマンオーブハリケーンスラッガー、ウルトラマンオーブエメリウムスラッガー、ウルトラマンティガ、ウルトラマンゼロルナミラクル、ウルトラマンゼロストロングコロナ、シャイニングウルトラマンゼロ、ウルトラマンダイナ、ウルトラマンガイアV2、ウルトラマンゼアス、リクが最初から持っていたウルトラマン、ウルトラマンベリアル、ウルトラマンヒカリから渡されたウルトラマンゼロ、ウルトラの父のカプセルのみだ。

 

 

美月「でもリクは今はいないわ。リクがいないとこの子達からリトルスターを引き離す事は出来ないわ。」

 

ゼナ「彼はベリアルの体内に取り込まれている。」

 

 

リクは現在ウルトラマンベリアルキメラベロスの体内にいて、リクがいないとリトルスターの力を引き離す事が出来ない。

 

 

アークエンジェル

格納庫

ハルト「ねぇ、風龍、雷龍。」

 

風龍「どうした?」

 

ハルト「最近、護の姿がいないんだけど。」

 

風龍、雷龍「!!」

 

ハルト「どうしたの?」

 

雷龍「護は超竜神の修理するためにオービットベースにいる。」

 

ハルト「超竜神が生きていたの?!」

 

風龍「超竜神は、中国の地中から埋まって化石の状態になってずっと待ち続けていたんです。」

 

ハルト「超竜神が化石になっていたって?!」

 

雷龍「超竜神は6500万年間ずっとこの地層で化石となって見つかった。今オービットベースで超竜神を復活をさせる手段を見つけてるが、なかなか簡単にはいかねぇ。」

 

ハルト「超竜神。」

 

雷龍「俺と風龍は救助する事が出来ていたのかな?」

 

ハルト「?」

 

風龍「僕と雷龍はパーシヴァルとの戦いでウルトラマンヒカリに助けられて、彼の口から憎しみに囚われていると。僕と雷龍に人を救う事がしっかり出来ていないんじゃないかと。」

 

 

風龍と雷龍は、自分達2人が憎しみに囚われて戦っている事で、人を救う事が出来ていないんじゃないか悩んだ。一方、ただ1人トールの死を受け入れず悲しみに暮れるミリアリアは、ただ1人歩き彷徨い、偶然医務室に入り込んだら、ベットで治療を受けていたディアッカがいた。

 

 

医務室

ミリアリア「あっ!!」

 

ディアッカ「何だよ、その面は?」

 

ミリアリア「はぁ!!」

 

ディアッカ「俺が怖い?珍しい?大丈夫だよ。ちゃーと繋がれてっから。」

 

ミリアリア「はぁ!!」

 

ディアッカ「っつーか、お前まーた泣いてんの?なんでそんな奴がこんな船乗ってんだかー。そんなに怖いんだったら、兵隊なんかやってんじゃねぇっつーの。なぁ、それともバカで役立たずなナチュラルの彼氏でも死んだかぁあ?」

 

 

ディアッカが挑発で死んだトールの事を侮辱された事でミリアリアは、近くにあったメスを手に持って刺しかかった。

 

 

ミリアリア「わあぁぁぁぁぁぁぁぁー!!」

 

 

ディアッカにトールの事を侮辱されてブチ切れて発狂したミリアリアは、メスで切りつける。

 

 

ディアッカ「うっ、何だよ、こいつ!!」

 

ミリアリア「はぁ、はぁ、うわああああー!!」

 

ディアッカ「わぁっ!!」

 

ミリアリア「あんたがトールをぉぉぉぉぉっ!!」

 

 

メスを持って発狂したままディアッカに切りかかるミリアリア。偶然通りかかったサイとフレイが発狂したミリアリアがメスで殺しかかろうとしていた。

 

 

ミリアリア「わあぁぁぁぁぁぁぁぁー!!」

 

 

発狂したミリアリアはまるで相手を殺そうという勢いで我を忘れてディアッカを殺そうとする。発狂した彼女をサイが止めにかかった。

 

 

ミリアリア「離して!!」

 

サイ「落ち着くんだミリィ!!」

 

ミリアリア「トールが、トールが居ないのに!なんで・・・・こんな奴!!こんな奴がここに居るのよ!!」

 

ディアッカ「・・・・。」

 

 

暴れるミリアリアを抑えるサイ。フレイが拳銃を出してディアッカに向けた。

 

 

サイ「フレイ。」

 

フレイ「コーディネイターなんて・・・・みんな死んじゃえばいいのよぉぉ!!」

 

 

拳銃のトリガー引こうとするフレイ。その時、彼女の行動をミリアリアが止め、拳銃から発砲した弾丸はディアッカでなく、壁に当てた。この騒ぎが起きた事で、ディアッカをハーノインら同様に独房に入れた。そして次の日、ただ一人町を歩き回るフレイはキラのが行方が分からなくなってかなり経ち、彼女も落ち着けずにいた。

 

 

フレイ「キラ、どうしているの?」

 

 

キラの事を毎日考えるフレイ。そんな彼女に思わない出来事が起きた。

 

 

クルーゼ「おやおや、これは?」

 

 

偶然、歩いていたらザフド軍のクルーゼと突如遭遇したフレイ。

 

 

フレイ「なっ、何?!」

 

クルーゼ「君には付き合ってもらうよ。」

 

 

そのままフレイを首を素手で叩いて気絶させたまま連れていき、自身のディンに乗って、空を飛んで立ち去った。

 

 

アークエンジェル

個室

アキラ「・・・・。」

 

 

1人、個室でずっと引きこもるアキラは、パソコンを使って動かしている毎日を送る。

 

 

ショーコ「アキラちゃん。」

 

アキラ「何?」

 

ショーコ「せっかくだから一緒に外へ出ていかない?」

 

アキラ「興味ない。」

 

ショーコ「一緒に行こうよ。」

 

 

アキラを誘って、一緒に外へ出かけるショーコ。平和な日々を保つオーブ首長国に迫りくる魔の手が迫ろうとしていた。

 

 

移動中

クルーゼ「そろそろか。」

 

 

それは、ウルトラマンベリアルキメラベロスとアズラエルとシュナイゼルの率いる地球連合軍の水上艦隊が大接近しつつ、オーブ首長国へ迫ろうとした。

 

 

オーブ首長官邸

会議室

ウズミ「何、ベリアルと地球軍がオーブを迫ろうとしているのか?!」

 

 

この事を知ったウズミは、すぐに議員らを呼び集めて緊急会議を開いた。

 

 

ホムラ「現在の世界情勢を鑑みず、地球の一国家としての責務を放棄し、頑なに自国の安寧のみを追求し、あまつさえ、再三の協力要請にも拒否の姿勢を崩さぬオーブ連合首長国に対し、地球連合軍はその構成国を代表して、以下の要求を通告する。一、オーブ首長国現政権の即時退陣、二、国軍の武装解除、並びに解体、リトルスターを持つ者の引き渡し、アラスカから脱走した裏切り者の引き渡し、ヘリック共和国との関係の断絶、48時間以内に以上の要求が実行されない場合、地球連合はオーブ首長国を敵対国家と見なし、武力を以て対峙するものである。と。」

 

ウズミ「どういう茶番だ、それは?!もはや体裁を取り繕う余裕さえなくしたか?!」

 

キサカ「ウズミ様。」

 

ウズミ「奴らの思い通りか、ベリアル、レイブラッド星人、エンブリヲ、101人評議会め!!自分の都合のために世界を牛耳り、戦争を引き起こすと言うのか?!」

 

 

地球連合軍の無茶苦茶な要求に、自分達の国ごと支配下に入るようというその要求に反発したウズミは、ウルトラマンベリアルやレイブラッド星人やエンブリヲや101人評議会が裏で糸をひている事にも気付いていた。

 

 

移動中

アズラエル「要求は受け入れるはずがないですね。」

 

シュナイゼル「ウズミなら最後まで中立を貫く立場だ。」

 

ウルトラマンベリアルキメラベロス「ウズミは最初から要求など受け入れるはずがない。総攻撃をかけろ。」

 

アズラエル「言われなくても最初から攻撃はかけておきますよ。ベリアル様。」

 

ウルトラマンベリアルキメラベロス「明日には総攻撃だ!!」

 

 

ウズミが最初から要求を拒否する事をわかっていたウルトラマンベリアルキメラベロスは、明日にはオーブ首長国への総攻撃をかける事を行う。次の日、

 

 

オーブ首長国

ディアッカ「俺らが釈放?!」

 

ハーノイン「どういう事だ?!」

 

ロザリー「さっぱりわからねぇな。」

 

ヒルダ「理由は?」

 

ミリアリア「オーブに地球軍が攻めてくるから。」

 

ディアッカ「えっ?!」

 

ヒルダ「どういう事だ?!」

 

ミリアリア「だから今言ったでしょ?地球軍が攻撃してくるからアークエンジェルいや共和国は戦うの。それに、あんたら乗っけといたってしょうがないじゃない。だから降りて。」

 

ロザリー「どうしてなんだよ。」

 

ミリアリア「オーブが地球軍に味方しなかったからよ。」

 

ハーノイン「俺達の機体は?!」

 

ミリアリア「バスターと一緒にモルゲンゲーテにあるわ。」

 

ディアッカ「お前も戦うのか?!」

 

ミリアリア「私はアークエンジェルのCIC担当よ!」

 

ディアッカ「えっ。」

 

ミリアリア「それに、オーブは私の国なんだから。」

 

 

突如と釈放されたディアッカ、ハーノイン、ヒルダ、ロザリーらは、オーブ首長国が地球連合軍に侵略される事を知り、彼らはどう心境するのか。そしてついにオーブ首長国へ接近するウルトラマンベリアルキメラベロスらの率いる地球連合軍の水上艦隊は、ウズミが要求を拒否する事が分かり、最初から総攻撃の命令を出した。そして地球連合軍の水上艦隊のタワラ級、ホエールキングから発進した新型機のストライクダガー、ジンクス、レイダー制式仕様、ジェノザウラー、レプラプター、ウォード、ガレス、アイアンコングPK、ブラックレドラー、ダークホーン、ブリガンテからダークロプスゼロ、ギャラクトロンが発進し、オーブ首長国に総攻撃を行った。地球連合軍の総攻撃に対し、アークエンジェル、オーブ国防軍も攻撃にかかり、ついに戦闘が行われた。この平和な地、オーブ首長国が戦場と化し、果たしてどうなるのか?!

 

 

次回 26話へ続く



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第26話 キングの奇跡、舞い降りる剣

ついに始まった地球連合軍によるオーブ首長国への侵攻。地球連合軍は新型機のストライクダガーとジンクスとジェノザウラーとレイダー制式仕様とウォードとガレス、ダークロプスゼロ、ギャラクトロンなどを投入し、オーブ国防軍はM1アストレイ、アークエンジェルは特機、ウルトラマン共々参戦して激闘が開始した。

 

 

オーブ首長国

ロックオン「相手は全部新型機か!!」

 

 

地球連合軍の新型機を相手に交戦するロックオン達。ストライクダガー5機がデュナメスを包囲して、ビームライフルで一斉に発射して攻撃した。

 

 

ロックオン「ぐぅっ!!」

 

オレンジハロ「敵機、強敵!!」

 

ロックオン「新型機の故に集団戦か、厄介だ!!」

 

 

集団で組んでかかってきたストライクダガー5機に、ロックオンのデュナメスがGNスナイパーライフルで連射して5機まとめ一気に撃墜した。

 

 

アレルヤ「このっ!!」

 

 

空中では、アレルヤのキュリオスとウルトラマンXがジンクスとレイダー制式仕様とダークロプスゼロの大部隊を相手に交戦する。

 

 

アレルヤ「このっ!!」

 

 

飛行形態でMA形態の数機のレイダー制式仕様と空中戦を繰り広げるキュリオスは、GNビームサブマシンガンで攻撃した。翼を広げて素早い速度でキュリオスの攻撃を回避し、数機のレイダー制式仕様が52㎜機関砲ポッドとビームライフルによる2丁でキュリオスに一斉攻撃した。

 

 

アレルヤ「うわああああー!!」

 

 

数機のレイダー制式仕様の一斉攻撃によって墜落したキュリオス。

 

 

ウルトラマンX「ぐぅっ!!」

 

 

数機のジンクスによるGNビームライフルの攻撃を喰らうウルトラマンX。

 

 

ウルトラマンX「大地、このMSはかなり手強いぞ。」

 

ウルトラマンX(大地)「しかもロックオン達と同じガンダムに似ている!!」

 

ウルトラマンX「確かに似ているようだ。だが、あれはガンダムではない。」

 

ウルトラマンX(大地)「こいつらを早いところ片付けよう。」

 

ジンクスがロックオン達のガンダムと同じ太陽炉を搭載してる事に気付き、性能も同じでありながら数でかかると圧倒的に力を持つ事で、すぐにでも片付けにかかるウルトラマンXは、大地はエレキングのサイバーカードをエクスデバイザーにスキャンして、エレキングアーマーをウルトラマンXに装着して、ジンクス部隊に挑んだ。

 

 

ウルトラマンXエレキングアーマー「はあああああー!!」

 

 

右腕の特殊アームから電撃を放ち、ジンクス部隊に浴びせた。他のジンクスがGNロングビームライフル、レイダー制式仕様がビームライフルで、ウルトラマンXエレキングアーマーに射撃した。

 

 

ウルトラマンXエレキングアーマー(大地)「この野郎!!」

 

 

ジンクスとレイダー制式仕様に向かって特殊アームで放電した。他のジンクスとレイダー制式仕様が背後からウルトラマンXエレキングアーマーに襲いかかってきた。

 

 

ハレルヤ「そうはさせるかよぉ!!」

 

 

ハレルヤの人格になったアレルヤがキュリオスを最大加速化ながらGNビームサーベルで大きく振りながらジンクスとレイダー制式仕様を破壊した。

 

 

ハレルヤ「お前にとって強敵だが、俺にとっちゃ大した相手じゃねぇな。」

 

 

ハレルヤには余裕を持ちながら新型機を軽々と倒す技量を見せた。

 

 

バン「レイヴンのジェノザウラーがこんなにも量産されてるなんて。」

 

 

レイヴンが乗っていたジェノザウラーが量産化されている事で、一般兵がジェノザウラーを操縦してる事でも脅威を感じるバンとフィーネ。バンはライガーゼロの格闘用のシュナイダーを纏いながら、数機のジェノザウラーに向かって頭部のラッシングレーザーブレード5本で、突撃しながら破壊していった。他のジェノザウラーがロングレンジパルスレーザーライフルでライガーゼロシュナイダーに射撃をした。

 

 

バン「!!」

 

 

ジェノザウラーのロングレンジパルスレーザーライフルの攻撃を回避し、胴体部側面からレーザーブレードを展開してジェノザウラーを真っ二つに切断した。

 

 

ウルトラマンコスモスコロナモード(ムサシ)「ゼロの偽物がこんなにも量産化されるとは。」

 

ウルトラマンビクトリー(ショウ)「しかもギャラクトロンも量産化されるとは。」

 

 

量産されたダークロプスゼロとギャラクトロンの軍団を相手に戦うウルトラマンコスモスコロナモードとウルトラマンメビウスとウルトラマンギンガとウルトラマンビクトリーとウルトラマンガイアV2とウルトラマンアグルV2。ダークロプスゼロ6機の胸部からディメンションコアを展開して光線を一斉発射して来た。

 

 

ウルトラマンアグルV2「デュワー!!」

 

ウルトラマンギンガ(ヒカル)「ギンガスパークランサス!!」

 

 

ウルトラマンアグルV2が右手からアグルセイバーを出して光線を切り込み、ウルトラマンギンガがギンガスパークランスを振り回しながら光線をなぎ払った。

 

 

ウルトラマンビクトリー(ショウ)「エレキングテイル!!」

 

 

ウルトラマンビクトリーが自分の右腕にエレキングテイルを装着して、尻尾に纏った電撃をダークロプスゼロに喰らわせた。

 

 

ウルトラマンメビウス「テャアー!!」

 

 

ウルトラマンメビウスはメビュームブレスからメビュームブレードを出して、ギャラクトロン3機まとめ切断した。

 

 

ウルトラマンガイアV2「デヤァー!!」

 

 

右手からアグルブレードを出してダークロプスゼロ3機をまとめて斬り込んて破壊した。上空からギャラクトロンが地上にいるウルトラマンコスモスコロナモードらにギャラクトロンスパークを放とうとする。

 

 

バレル「サイクロンソーサー!!」

 

 

空中からバレルがサイクロンソーサーを放ち、ギャラクトロンに命中し、ガルムがプラズマクロスガンで狙撃し、最後に空中からジャンプしたマグナがプラズマスティングの一閃がギャラクトロンを破壊した。

 

 

ウルトラマンコスモスコロナモード(ムサシ)「ラッシュハンターズ。」

 

ガルム「殺戮兵器が量産されていくのは気に食わないんでな。」

 

マグナ「こんなもんいくつかあって俺達も吐き気がするくらいだ。」

 

バレル「心なき人形はただの殺す兵器はきっちり処分せねばな。」

 

ウルトラマンコスモスコロナモード(ムサシ)「その通りだ。殺戮兵器の存在は絶対に認めるわけにはいかない。」

 

 

破壊だけをするダークロプスゼロとギャラクトロンを殺戮兵器を断定して、この存在を認めずその殺戮兵器を破壊するウルトラマンコスモスコロナモード達。一方リトルスターを保護してる研究所では、ライハに呼びかけた謎の声の事で話をしていた。

 

 

研究所

ゼナ「鳥羽ライハ。お前を呼びかけた謎の声だ。」

 

ライハ「その声は威厳のある声だったわ。」

 

美月「威厳のある声?もしかしてあなた、伏井出ケイを殺そうとした時もあなたに止めかけた声ももしかして?」

 

ライハ「一緒かもしれないわ。」

 

ウルトラマンゼロ(ウルトラゼロアイNEO)「その声はおそらく、ウルトラマンキングだ。クライシス・インパクトの崩壊から、この宇宙を守ってくれたじいさんだ。」

 

刹那「そのウルトラマンはどんなのだ?」

 

ゲン「ウルトラマンキングは伝説の存在だ。あらゆるピンチの時に彼は幾たび救ってくれた。」

 

ダン「お前やゼロの事をいつも見守ってくれていたな。」

 

ゲン「ああ。」

 

ウルトラマンゼロ(ウルトラゼロアイNEO)「そうだな。」

 

ライハ「そんな力のあるウルトラマンなら、リクをウルトラマンベリアルキメラベロスから分離できるかもしれない。」

 

ペガ「ウルトラマンキングに相談してみたら?」

 

ライハ「難しいかも・・・声が聞こえてもすぐに途切れるし。」

 

ウルトラマンゼロ(ウルトラゼロアイNEO)「キングのじいさんのエネルギーが濃く残っている場所がある。そこに行けば交信できるかもしれねぇな。」

 

ライハ「それはどこ?」

 

ウルトラマンゼロ(ウルトラゼロアイNEO)「クライシス・インパクトの始まりの場所。爆心地だ。」

 

ライ「!!」

 

ウルトラマンゼロ(ウルトラゼロアイNEO)「思い出せたか?!」

 

ライハ「場所を思い出せたの。場所はこの国よ、この世界が別の世界に併合されて、本来あった場所がこの地に存在するようになったのよ。」

 

ガイ「場所は?」

 

ライハ「筒井総合病院よ。」

 

 

クライシス・インパクトの始まりの場所、 爆心地であるのが、ライハが生まれた筒井総合病院だ。一方、地球連合軍の侵攻を必死で攻防するアークエンジェルとオーブ国防軍。キラのエールストライクを操縦するムウはウォード、ガレス相手に戦っていた。

 

 

ムウ「このっ!!」

 

 

ビームライフルをストライクダガーに照準して攻撃をしたが、命中はしたが、うまく機体を扱えず、ムウもまだMSの実戦経験がなく、まだまだ彼も相当MSのパイロットとして腕も未熟だ。

 

 

アサギ「このっ!!」

 

 

ジンクスを相手に戦うアサギ、マユラ、ジュリらのM1アストレイは、ビームライフルで応戦して攻撃するが、ジンクスの圧倒的な性能には歯が立たず、ビームサーベルで振り払われて圧倒された。

 

 

マユラ「強い!!」

 

ジュリ「勝てないわ!!」

 

ライゾウ「俺が相手だ!!」

 

 

アサギ達の前にライゾウのヴァルヴレイヴ3が現れて、ジンクスに向かってアームストロンガー・カノンによるパンチで思いっきり打ち込んだ。

 

 

キューマ「喰らえ!!」

 

 

MSに不慣れのムウを救いに来たキューマのヴァルヴレイヴ5がボルト・ファランクスでウォードとガレスを撃ち落とした。

 

 

キューマ「フラガ少佐!!」

 

ムウ「わりぃ。」

 

 

オーブ住民の避難活動をするオーブ国防軍と共に風龍と雷龍とビッグボルフォッグとゴルディーマーグは、人々の避難活動をしていた。

 

 

風龍「さあ落ち着いてください。」

 

雷龍「落ち着いて避難を行動を。」

 

 

人々を避難地帯へ誘導する風龍と雷龍。彼らに忍び寄る魔の手が迫ろうとした。

 

 

ウルトラマンベリアルキメラベロス「アズラエル、そろそろあのお前が開発した機体とお前が操った怪獣を実戦する時だな。」

 

アズラエル「ちょうどいい実験になるから使いましょう。」

 

ウルトラマンベリアルキメラベロス「俺も行く。ストリム星人、お前も行くぞ。」

 

ケイ「はい、ベリアル様。」

 

 

アズラエルは、自身が開発した機体と操った怪獣を実戦投入し、タワラ級のパウエルから3機のガンダムが発進、ブリガンテからギエロン星獣が発進し、ウルトラマンベリアルキメラベロスも出撃した。

 

 

シャニ「ねぇ、やるよ。」

 

クロト「あれ狙おうか。」

 

オルガ「バンバンやろうぜ!!」

 

 

タワラから発進した3機のガンダム、カラミティ、フォビドゥン、レイダーが実戦投入し、向かう先は風龍と雷龍とビッグボルフォッグのいる場所へと向かった。

 

 

雷龍「敵襲だと?!」

 

ビッグボルフォッグ「何?!」

 

 

敵機の襲来に気付いた風龍と雷龍とビッグボルフォッグは、避難民を守るべくすぐに迎撃にかかった。

 

 

シャニ「ほらよ。」

 

 

シャニのフォビドゥンからフレスベルグを放ち、発射したビームが真っ直ぐでなく自由に偏向して、向けられた先は避難民だ。

 

 

ゴルディーマーグ「危ねぇ!!」

 

 

近くにいたゴルディーマーグが避難民を守るべき盾になり、庇った。

 

 

風龍「ゴルディーマーグ!!」

 

クロト「余所見してんじゃねぇよ、必殺!!」

 

 

空中からクロトのレイダーがミョルニルを投げ放ち、風龍に打ち込んだ。

 

 

風龍「うわああああー!!」

 

 

クロトのレイダーが放ったミョルニルを喰らった風龍。

 

 

雷龍「救助の邪魔をするな、ディガオ2!!」

 

 

カラミティにレイドゥーンから放電する雷龍。

 

 

オルガ「お前、邪魔すんなよ!!」

 

 

オルガのカラミティのシュラークからビームを放ち、雷龍に喰らわせた。

 

 

雷龍「うわああああー!!」

 

 

カラミティのシュラークから放ったビームを喰らった雷龍。一方、再び現れたウルトラマンベリアルキメラベロスと対峙する刹那とウルトラマンゼロエクシア。

 

 

ウルトラマンゼロエクシア「てやあああああー!!」

 

 

ゼロエクシアブライトダガー2本による二刀流でウルトラマンベリアルキメラベロスに斬撃するウルトラマンゼロエクシア。ウルトラマンジードを取り組んだウルトラマンベリアルキメラベロスが爪でゼロエクシアブライトダガー2本を受け止めた。

 

 

またライハは自分が生まれたでもありクライシス・インパクトの始まりの場所でもある筒井総合病院に到着し、ライハは病院の中に入り、そこに光の粒子のようなのがあった。

 

 

オーブ首長国

筒井総合病院

ウルトラマンキング「よく来た・・・鳥羽ライハ。」

 

ライハ「あなたが、ウルトラマンキング。」

 

ウルトラマンキング「そう・・・・君を待っていた。」

 

 

また研究所の方では、ペダニウムゼットンに変身したケイとアズラエルの操ったギエロン星獣がリトルスターの者達を捕らえるべく攻めかかって来た。それに対して、ウルトラセブン、ウルトラマンレオ、ウルトラマンオーブ オーブオリジン、美月らが相手をする。

 

 

ウルトラセブン「デュワ!!」

 

 

ウルトラセブン、ウルトラマンレオ、ウルトラマンオーブ オーブオリジンが戦っているのは、ウルトラセブンはかつて戦ったギエロン星獣と再び交えていた。

 

 

ギエロン星獣「キッシャー!!」

 

 

ギエロン星獣が空中を飛びながらウルトラセブンに体当たりをして来た。

 

 

ウルトラセブン「!!」

 

飛行からしてくるギエロン星獣の体当たりを回避したウルトラセブン。ウルトラセブンは、ギエロン星獣の目の色に赤くなっていたのに気付いた。

 

 

ウルトラセブン「?!」

 

ウルトラマンレオ「どうしたんですか、セブン?!」

 

ウルトラセブン「ギエロンが操られている。」

 

ウルトラマンレオ「何?!」

 

ウルトラマンオーブ オーブオリジン(ガイ)「まさかググツになっているのか?!」

 

ウルトラセブン「知っているのか?!」

 

ウルトラマンオーブ オーブオリジン(ガイ)「俺がまだオーブになり始めた時期にベルゼブが怪獣を操ってググツ化にして来た。」

 

ウルトラセブン「そんな事があったのか?!」

 

ウルトラマンオーブ オーブオリジン(ガイ)「何故クグツ化が今になってあるんだ?!」

 

 

ギエロン星獣がクグツ化されていた事に気付き驚愕したウルトラマンオーブ オーブオリジンとウルトラセブンとウルトラマンレオ。ガイはかつて自分がウルトラマンオーブになり始めた頃、ベルゼブによって怪獣がクグツ化されていて、その時はムサシやアスカや我夢や藤宮と共に阻止したが、それが今になって何故再び怪獣を操るクグツ化が起きたのか。

 

 

アズラエル「ベリアル様もわざわざこんな美味しい物を用意してくれたとは、これなら怪獣を自由自在に配下にしていつでも僕のものだ。」

 

 

ウルトラマンベリアルが何らの方法で怪獣をググツ化出来る技術を入手していた事で、それをアズラエルに渡して、アズラエルは怪獣をクグツ化して私兵する事を目論む。また美月はソルシェウィサリスで、ケイが変身したペダニウムゼットンを相手に戦っていた。

 

 

美月「あなたも相当かなりの悪のようね。」

 

ペダニウムゼットン(ケイ)「この私に楯突く気か!!」

 

 

ペダニウムゼットンは美月のソルシェウィサリスに向かって、角から赤いレーザーのような光線を放った。両手からソルシェカッターを出して、光線を切り払いながらそのペダニウムゼットンに向かって斬撃した。

 

 

ペダニウムゼットン(ケイ)「女ぁ、調子に乗るなぁっ!!」

 

 

テレポートしてそのままソルシェウィサリスに接近して殴りにかかったペダニウムゼットン。

 

 

美月「!!」

 

 

背後から現れたペダニウムゼットンの攻撃を機動力を推進しながら回避して、ソーサリロッドを集中してムーンシュートを放ち、ペダニウムゼットンに攻撃した。

 

 

 

ハルト、サキ、アンジュ「はああああああー!!」

 

 

ハルトのヴァルヴレイヴ1、サキのヴァルヴレイヴ4、アンジュのヴィルキスが同時にかかってペダニウムゼットンを攻撃した。

 

 

ペダニウムゼットン(ケイ)「邪魔するな、蚊トンボ共が!!」

 

 

3機に向かって、赤いレーザーのような光線を放ったペダニウムゼットン。3機は分散しながら攻撃を回避し、ヴィルキスがアサルトライフルから実弾を発射してペダニウムゼットンに喰らわせた。

 

 

 

リバイ「研究所には一歩も近づけさせるな!!」

 

デルトルト「グオッグオ。」

 

グロウズ「リトルスターの子供達は、俺達が守り抜いてやる!!」

 

 

リバイ、デルトルト、グロウズの3人らは、地中から現れたレギオノイドαを相手に戦い、リバイはムルチナッターで切り込み、デルトルトはフレイムランチャーで射撃し、グロウズがフローズハンマーで叩き込んだ。他にも次々と地中からレギオノイドαが現れて来た。

 

 

リバイ「キングムルチ、ソニー、ビーン!!」

 

 

自身のバトルナイザーから相棒のキングムルチと双子のブラックキングのソニーとビーンを召喚し、レギオノイドα部隊に迎撃をかからせた。キングムルチが尻尾を振って数機のレギオノイドαをなぎ払い、ソニーとビーンが一緒になってかかって、数機のレギオノイドαに向かって体当たりして、一気に蹴散らしていった。

 

 

一方、ウルトラマンゼロエクシアは、ウルトラマンベリアルキメラベロスと交戦しながらリクの精神世界へ辿り着き、ウルトラマンベリアルに心を奪われかけようとするウルトラマンジードプリミティブを救うべく、ウルトラマンベリアルに操られたウルトラマンジードプリミティブと戦っていた。

 

 

リクの精神世界

ウルトラマンゼロエクシア(刹那)「リク

眼を覚ますんだ!!」

 

ウルトラマンゼロエクシア「お前はそんなんじゃねぇだろ!!」

 

 

ウルトラマンベリアルに操られたウルトラマンジードプリミティブを必死で説得する刹那とウルトラマンゼロエクシア。場面は変わり、筒井総合病院では、ウルトラマンキングと会話をするライハ。

 

 

オーブ首長国

筒井総合病院

ライハ「どうして私にだけ、あなたの声が聞こえたんですか?」

 

ウルトラマンキング(声)「君は母親のお腹の中で、危険な状態だった。しかし、ご両親の必死な祈りが私の意識に届き、失われかけていた君の命を私は救い上げた。」

 

ライハ「私はお母さんとお父さんの祈りで・・・・。」

 

ウルトラマンキング(声)「そう。その結果、私の声が聞こえる、特質な存在となった。リトルスターが人よりも早く形成されたのもそれが原因だ。」

 

 

ライハはまだ母親のお腹にいた頃、危険な状態であり、父親と母親の強い想いと祈りがウルトラマンキングの意識に届いて、彼女の命を救い、彼女が最初のリトルスターとなった。

 

 

リクの精神世界

ウルトラマンジードプリミティブ(リク)「うおおおおおー!!」

 

ウルトラマンゼロエクシア「リク、ベリアルなんかに負けるんじゃねぇ!!」

 

ウルトラマンゼロエクシア(刹那)「お前の心はそんなに弱いはずじゃない!!俺達と一緒に過ごした事を思い出せ!!」

 

 

ベリアルに心を支配されたリクを救出すべく奮闘する刹那とウルトラマンゼロエクシア。ライハはリクを救うべくリクの精神世界へと移動した。一方、オーブ首長国が戦場化し、その光景を見るディアッカとハーノインとヒルダとロザリー。

 

 

ハーノイン「何でこの国が戦場なんかに。」

 

ロザリー「戦争なんか。」

 

ヒルダ「ああ。」

 

ディアッカ「・・・・。」

 

ハーノイン「ディアッカ。」

 

 

ディアッカは、医務室で出会ったミリアリアの事を気にかけていた。彼女はこのオーブ首長国が故郷であり、今地球連合軍の侵攻を受けているのに見過ごせずにいた。

 

 

ディアッカ「!!」

 

ハーノイン「ディアッカ!!」

 

ヒルダ「おい!!」

 

 

ディアッカが突如走り出した事で、彼の後を追うハーノインとヒルダとロザリー。

 

 

マリュー「バリアント、撃てぇー!!」

 

 

地上から攻め来るストライクダガー、ダークホーン部隊にバリアントを発射して迎撃するアークエンジェル。空中からブラックレドラー、ウォード、ガレスが攻めて来た。

 

 

ナタル「対空砲、撃て!!」

 

 

イーゲルシュテルンを展開して、空中から来るブラックレドラー、ウォード、ガレスを撃墜していった。だが、戦っている間に市街地にジェノザウラー、レプラプター、アイアンコングPK、ダークホーンが侵入して来た。

 

 

ミリアリア「市街地に敵ゾイド部隊が侵入しました!!」

 

マリュー「何ですって?!」

 

 

敵ゾイド部隊が市街地に現れてしまい、このまま戦火が伸びてしまう。その時、遠くから砲撃が発射し、敵ゾイド部隊を撃破した。

 

 

ミリアリア「!!」

 

マリュー「あれは?!」

 

ナタル「バスター、キルシュバオム 、グレイブ!!」

 

 

市街地に侵攻して来た敵ゾイド部隊を撃破したのは、モルゲンゲーテに回収された愛機のバスターを自ら操縦したディアッカ、彼と共に自らそれぞれの愛機に乗り込んだハーノイン、ヒルダ、ロザリーら。

 

 

ディアッカ「お前らの相手は俺らだ!!」

 

 

ミリアリアの故郷を守るため、自ら戦場に復帰したディアッカは愛機のバスターと共に駆けながら、奮闘する。

 

 

グラハム「私達を切り捨て作れた事を思い知るがいい!!」

 

コーラサワー「俺達の力を思い知らせてやる!!」

 

 

またグラハム、コーラサワーらは、アラスカで自分達を切り捨てた地球連合軍と決別し、敵対する事を選び、オーブ首長国の地で戦うのだ。グラハムは、上空にいるジンクスとレイダー制式仕様に向かってプラズマサーベル2本出して両手に持って二刀流で、大きく切り込んだ。ジンクスがGNビームサーベルを出して、グラハムのフラッグカスタムに斬りかかって来た。

 

 

グラハム「戦いは機体の性能でない。パイロットの腕が大事だと言う事を!!」

 

 

新型機のジンクスは性能はフラッグカスタムより上で、ガンダムと同じ力であるが、1番大事なのは、機体の性能でなく、パイロットの操縦技量である事をグラハムが直接教え込む。

 

 

ARUS兵1「旧式を使う裏切り者めが!!」

 

 

GNビームサーベルを振るジンクス。

 

 

グラハム「パイロットの腕がなっていないようだな。」

 

 

ジンクスの攻撃を回避して、ブースターの機動を推進して空中を飛び舞うように駆使してプラズマソードで斬り込んだ。

 

 

コーラサワー「オラオラ、どこ狙ってんだよ!!」

 

 

空中では、レイダー制式仕様がビームライフルでコーラサワーのイナクトに攻撃をしたが、コーラサワーは発射したビームをすらすら回避して、次から次へと来るレイダー制式仕様のビームライフルの攻撃を回避した。

 

 

コーラサワー「模擬戦訓練して来た俺を舐めんじゃねぇよ!!」

 

 

模擬戦で日々鍛えて来た彼には、パイロットとして高い技量を発揮し、プラズマライフルで射撃してレイダー制式仕様を破壊した。一方、地球連合軍の新型機のカラミティ、フォビドゥン、レイダーの猛攻を受ける風龍、雷龍、ビッグボルフォッグ、ゴルディーマーグら。

 

 

風龍、雷龍「うわああああー!!」

 

 

カラミティとレイダーの攻撃で圧倒されていく風龍、雷龍。

 

 

風龍「雷龍・・・・!!」

 

雷龍「ああ、シンメトリカルドッキング!!」

 

 

カラミティとレイダーを倒すべく風龍と雷龍が撃龍神に合体を行うが、

 

 

ルキアーノ「そうはさせません!!」

 

 

風龍と雷龍の合体を行いをしようとしたら、ルキアーノのパーシヴァルと彼の配下のグラウサム・ヴァルキリエ小隊が現れて、各グラウサム・ヴァルキリエのヴィンセントがスラッシュハーケンで風龍と雷龍の手足を巻き付いて身動きを封じた。

 

 

風龍「ぐわぁっ!!」

 

雷龍「お前は、ルキアーノ・ブラッドリー!!」

 

ルキアーノ「またまたお会いできましたよ、緑と黄色のロボット!!」

 

 

身動きを封じられてしまった風龍と雷龍。

 

 

ビッグボルフォッグ、ゴルディーマーグ「風龍、雷龍!!」

 

シャニ「余所見すんなよ!!」

 

 

シャニのフォビドゥンがニーズヘッグを振り回してビッグボルフォッグとゴルディーマーグに斬りかかって来た。

 

 

ビッグボルフォッグ「ムラマサブレード!!」

 

 

左腕のムラマサブレードでフォビドゥンのニーズヘッグを受け止めたビッグボルフォッグ。

 

 

ゴルディーマーグ「これ2人を助ける暇がねぇ!!」

 

 

ゴルディーマーグは、今自分残った人達の避難誘導しなければならないので、目の前にいる風龍と雷龍を助けることが出来ない。地球連合軍のオーブ首長国への侵攻は、宇宙のオービットベースにいる護もこの報を知った。

 

 

宇宙

オービットベース

格納庫

護「ねぇ、超竜神、聞こえる!!今オーブ首長国が大変な目にあってるんだ、だから目を開けて!!」

 

 

仲間達の危機に護は化石状態の超竜神を必死で呼びかけた。

 

 

イアン「護、化石状態から元に戻すのに今の俺達の修理では無理がある。」

 

護「じゃあどうしたらいいの、超竜神はこのままずっと化石のままなの?!」

 

イアン「何度もやって今の俺達では超竜神を救う事は出来ねぇ。」

 

護「そんな・・・・!!」

 

 

イアンが化石状態の超竜神を何度も元の姿に戻すための修理をしたが、化石状態では今の自分達の修理する事が出来ず、どんな手を尽くしても全く出来ない状態だった。超竜神はこのまま化石状態のままでいるのか?化石状態の超竜神から巨大な光が発光して、強大なエネルギーが発生した。

 

 

護、イアン「!!」

 

 

超竜神「うおおおおおー!!」

 

 

化石状態だった超竜神が強大なエネルギーによって元の姿に戻って、そのままオービットベースへ出て、オーブ首長国へと飛び立った。迫り行くオノゴロ島の攻防戦、地球連合軍の投入した大量の新型機によって、徐々に追い込まれるアークエンジェル、オーブ国防軍。

 

 

ウルトラマンギンガ(ヒカル)「うっ、あああっ!!」

 

 

活動時間の時間切れ倒れていくウルトラマンギンガ、ウルトラマンビクトリー、ウルトラマンX、ウルトラマンメビウス、ウルトラマンコスモスコロナモード。それでも戦い続けるウルトラマンゼロエクシア、ウルトラセブン、ウルトラマンレオ、ウルトラマンオーブ オーブオリジン、ウルトラマンガイアV2、ウルトラマンアグルV2ら。

 

 

ロックオン「キリがねぇ!!」

 

 

次から次へと来る地球連合軍の新型機に圧倒的な物量攻めをされるロックオン達。

 

 

ミリアリア「前方に敵機多数出現します!!」

 

マリュー「こうなったらローエングリンよ!!」

 

 

前方から現れた多数の敵機に、ローエングリンを使用するが、突如、アークエンジェルの真下からレギオノイドαが現れて、ドリルで狙おうとして来た。

 

 

サイ「艦長、敵機です!!」

 

ノイマン「このままでは艦ごと喰らいます!!」

 

マリュー「!!」

 

ミリアリア「いやああああー!!」

 

 

接近して来るレギオノイドαのドリルがアークエンジェルに突き向けて来た。回避しても間に合えない、このままどうなる。その時、上空から現れた1機が素晴らしい高速のように駆け抜けながらアークエンジェルの近くにいるレギオノイドαにビームサーベルで斬撃して破壊した。

 

 

一同「?!」

 

 

空から現れた謎のMSが自分達を救ってくれた事に驚いた。謎のMSからアークエンジェルに通信が入った。

 

 

キラ「こちらキラ・ヤマト!!援護します。」

 

そのMSに操縦しているのは、アスランとの戦いで行方不明になったキラだ。キラは、ラクスに渡されたザフト軍の開発したガンダム、フリーダムに操縦し、もう1機開発したジャステイスを届けるべく傭兵集団のサーペントテイルらと一緒にこの地に降り立った。

 

 

サイ「キラ!!」

 

ナタル「ヤマト少尉!!」

 

マリュー「キラ君なの・・・・。」

 

キラ「オーブ首長国が侵略を受けていると聞いてこの地に来たんです。後もう1機をここに届けるために来ました。」

 

 

もう1機は現在サーペントテイルが届けているため、ある人物のところへ向かった。

 

 

モルゲンゲーテ

医務室

アスラン「オーブが。」

 

凱「アスラン。」

 

アスラン「中立国が攻撃を受けているのに黙って見過ごせるわけにはいかないんだ。」

 

 

彼の前にサーペントテイルの劾が医務室に入り込んで来た。

 

 

凱「?」

 

アスラン「誰だ?」

 

劾「お前がアスラン=ザラか。」

 

アスラン「どうして俺の名を?!」

 

劾「ラクス=クラインがお前にこの機体を渡しにと。」

 

アスラン「ラクスが俺に?!」

 

劾「お前は何のために戦っている。」

 

アスラン「?!」

 

劾「お前の正義とは何だ。」

 

アスラン「俺の正義・・・・?」

 

劾「お前自身答えを見つけていく事だ。今お前の親友がこの地で戦っている。」

 

アスラン「キラが生きていたのか?!」

 

 

アスランは自分が何のために戦い、自分の正義は何か、それは自分自身で答えを見つける事。キラが生きていた事を知った。キラはフリーダムに操縦しながらルプスビームライフルでダークロプスゼロの頭部に射撃して、次にビームサーベルで斬り刻んで破壊した。

 

 

キラ「ストライクの4倍を持っている。」

 

 

フリーダムを操縦するキラは、この機体はストライクの4倍の性能を持っている事で圧倒的な力を示しながら駆使していき、数機のレギオノイドαに向かって、ビームサーベルで連続斬りをして一瞬で破壊した。そして戦う彼の前に1機のMSが現れた。

 

 

キラ「!!」

 

 

それは、自分の答えを見つけ出すためジャスティスに操縦をするアスランだ。

 

 

アスラン「お前はキラなのか?」

 

キラ「そうだよ、アスラン。」

 

アスラン「俺を答えを出すために戦う。」

 

 

自身の答えを見つけるため戦うアスラン。接近して来たダークロプスゼロがディメンションコアから光線を放ち、アスランのジャステイスに向けられた。すぐに光線を回避し、ビームサーベルを2本出して連結して、ダークロプスゼロに斬撃して破壊した。

 

 

アスラン「キラ、一緒に行こう。」

 

キラ「ああ。」

 

 

敵対した2人の親友が一緒に戦い、自由と正義の名のガンダム2機が今力を合わせて戦う時がきた。同じようにジェノザウラー部隊を相手に戦うサーペントテイルの劾のブルーフレームセカンドGとイライジャの自身のジン改が出て挑んだ。

 

 

劾「相手は新型機か。」

 

イライジャ「俺達なら余裕だ。」

 

劾「ああ。」

 

 

新型機のジェノザウラー部隊を相手に挑んで、ブルーフレームセカンドGはアーマーシュナイダーを出して、ジェノザウラーの首筋を狙いながら刺突して破壊し、ジェノザウラーが発射した荷電粒子砲を対ビームコーティングしたアーマーシュナイダーで切り裂いて、そのまま脚部の爪先からアーマーシュナイダーを出して蹴り込んで破壊した。

 

 

イライジャ「ティラノサウルスの大軍なんか俺の相手じゃないな。」

 

 

イライジャのジン改が重斬刀でジェノザウラーに斬撃して破壊し、重突撃機銃で乱射し、数機のジェノザウラーに命中し、撃破した。一方、リクの精神世界に到着したライハ、ウルトラマンベリアルに心を支配されたウルトラマンジードプリミティブを救うべく説得をする。

 

 

リクの精神世界

ライハ「リク、ダメ!!ベリアルに惑わされないで!!あなたはリク、朝倉リク。思い出して!!」

 

ウルトラマンベリアル「キングか、余計なことを!!」

 

 

ウルトラマンジードプリミティブを説得するライハに向かって光線を放つウルトラマンベリアル。ライハの前にウルトラマンキングの張ったバリアが現れて、光線を無効にした。

 

 

ライハ「忘れないで、仲間のことを。地球のことを、あなたの夢を。あなたはみんなのヒーローなんだから。」

 

ウルトラマンジードプリミティブ(リク)「!!」

 

 

ライハの言葉にリクは、幼い頃の自分の夢がヒーローになる事で、ヒーローショーの握手会で憧れたヒーローに会ったり、自分がウルトラマンジードとして、今まで敵と戦ったり、仲間達と一緒に過ごしたりした事を思い出した。

 

 

ライハ「リク、そろそろ行くよ。」

 

 

ウルトラマンベリアルに支配された心を取り戻したリク。

 

 

ライハ「リク、行きなさい。運命をひっくり返すの。」

 

リク「わかった・・・・ライハ。」

 

ライハ「なに?」

 

リク「ありがとな。」

 

 

彼女に救われたリクは礼を言い、光る穴へ入り込んで飛び出した。ウルトラマンベリアルキメラベロスの体内から抜け出した。

 

 

オーブ首長国

ウルトラマンゼロエクシア「遅いぞ。ウルトラマンジード。」

 

ウルトラマンジード(リク)「主役は遅れてくる。」

 

ウルトラマンゼロエクシア(刹那)「お前らしいな。」

 

ウルトラマンベリアルキメラベロス「俺の呪縛からどうやって抜け出した?」

 

ウルトラマンジードプリミティブ(リク)「俺には仲間がいたからだ!!」

 

 

筒井総合病院

ウルトラマンキング(声)「君の使命はまだ終わっていない。」

 

ライハ「リトルスターをリクに届けます。お願い、届いて。私の祈り!」

 

 

自身のリトルスターをウルトラマンジードプリミティブに届けるため、祈りの演武をするライハ。一方、ショーコと2人で市街地の戦火に巻き込まれたアキラ。

 

 

市街地

ショーコ「アキラちゃん、助けが来るのをまとうよ。」

 

アキラ「どうせ私は死ぬ、そういう運命だ。」

 

ショーコ「そんな悲しい事言わないの。」

 

アキラ「私なんか生きてるないよ・・・・。」

 

ショーコ「あなたのお兄さん、聞いたら悲しむよ・・・・。」

 

アキラ「お兄ちゃん何か私の事、どうせ。」

 

 

兄のサトミが自分の事を何とも思っていないと決めつけるアキラ。

 

 

サトミ「アキラー!!」

 

 

遠くから兄が自分を呼ぶ声に気付くアキラ。

 

 

アキラ「お兄ちゃん・・・・。」

 

 

だが、その時地中からKFDが現れた。

 

 

サトミ「あっ、あぁぁっ!!」

 

 

妹を必死で探す中で突如現れたKFDに困惑するサトミは、必死で逃げ回る。

 

 

アキラ「お兄ちゃん!!」

 

 

兄がKFDに追われているのを目の当たりにするアキラ。

 

 

ショーコ「アキラちゃん、あなたのお兄さんが!!」

 

アキラ「私、どうしたらいいの、ねぇ教えて!!」

 

ショーコ「アキラちゃん。」

 

アキラ「ねぇ、私はどうしたらお兄ちゃんを助けれるの!!」

 

ショーコ「・・・・。」

 

アキラ「どうしたらいいの!!」

 

 

KFDに追われる兄サトミをどうしたら救えるのか焦るアキラは自分の力では助ける事が出来ない、ショーコに答えを求めても彼女でも答えれず、どうにもならなかった。そんな中、地中から紫の機体が現れた。

 

 

アキラ「ああ。」

 

 

地中から現れた紫のロボットは、ヴァルヴレイヴ6だ。アキラはコックピットの中に入り込み、ヴァルヴレイヴ1と同様にディスプレイに『アナタハニンゲンヤメマスカ』と言う表示が出てそのままYESを押してハルトと同様に何かを注入されてマギウスとなり、兄サトミを救いに向かう。KFDから必死で逃げ走るサトミは、

 

 

サトミ「何でよりによって何だ!!」

 

 

妹を探しに回る中、街は火の海と化し、さらにKFDまでもが現れて、地獄を味うサトミ。空中からダークロプスゼロまでもが現れてサトミに狙いに来た。

 

 

サトミ「うわあああああー!!」

 

 

後ろからKFD、上空からダークロプスゼロに挟まれて窮地に陥ったサトミ。窮地の中、杖らしきものがKFDに突いて、突如KFDに異変が起き、ダークロプスゼロに攻撃した。

 

 

サトミ「?!」

 

アキラ「はあああああー!!」

 

 

自分を追ってきたKFDに異変が起きてダークロプスゼロに攻撃したのに驚くサトミ。それはヴァルヴレイヴ6に操縦するアキラが杖型のハミング・ロッドで、敵機への支配能力を持つ森羅万象と連動し侵食して、強制操作する。一方、ルキアーノのグラウサム・ヴァルキリエ隊に身動きを封じられた風龍と雷龍は、

 

 

風龍、雷龍「ぐわあああああー!!」

 

ルキアーノ「さあ、これでおしまいです!!」

 

風龍と雷龍にとどめを刺そうとルミナスコーンで突き貫こうとするルキアーノ。その直前に、宇宙から飛び立った超竜神が現れて、ルキアーノのパーシヴァルにダブルトンファーをぶち込み、身動きを封じられた風龍、雷龍を解放した。

 

 

風龍、雷龍「!!」

 

 

超竜神が今目の前に姿を現し、ついに復活して帰ってきた事に驚く風龍と雷龍。超竜神は、炎竜と氷竜に分離し、風龍と雷龍の元へ行った。

 

 

炎竜「光速を越え、次元を超えた僕達は、時間さえも超えてしまったんだ。」

 

風龍「超えた?!」

 

炎竜「だけど、僕たちは願った。生きたいと。生きて、もう一度、みんなに会いたいと。強く、強く。」

 

氷竜「その願いを叶えたのは、体内に残留していた・・・・。」

 

炎竜「ザ・パワーのエネルギー。」

 

炎竜、氷竜「そして我々は蘇った!!」

 

氷竜「雷龍、君は私と合体するんだ。風龍、君は炎竜と合体だ。」

 

雷龍「俺と氷竜で合体か?!」

 

氷竜「私と風竜、お前と炎竜は、基本は同じロボットだ。」

 

雷龍「だけど、俺たちの合体はプログラムされてないぜぃ!!」

 

炎竜「わかってるはずだ!!シンパレートに必要なのは、プログラムじゃない!!」

 

風龍「しかし、危険が伴います!!」

 

炎竜「何もしないであきらめるのか!!」

 

氷竜「忘れたわけではあるまい、GGG憲章、第5条、125項。」

 

雷龍「GGG隊員は、いかに困難な状況であろうとも。」

 

炎竜「決してあきらめてはならない!!」

 

風龍「僕らはまぎれもなく、GGGの隊員です!!」

 

雷龍「俺達に諦めるというか言葉、メモリーから消してやるぜぇ!!」

 

氷竜「ならば迷う事はない!!」

 

 

何万年間ずっと仲間に会いたいと言う想いを日々待ち続けてきた炎竜と氷竜は、ザ・パワーによって復活し2人はザ・パワーを得て、氷竜と雷龍、炎竜と風龍、それぞれの新たな合体をし始めた。

 

 

炎竜、氷竜、風龍、雷龍「シンメトリカルドッキング!!」

 

 

ザ・パワーによって新たな奇跡が起きた。

 

 

幻竜神「幻竜ぅぅぅぅぅぅぅぅ神ぃぃぃぃぃぃぃぃん!!」

 

強龍神「強ぅぅぅぅぅぅぅぅ龍ぅぅぅぅぅぅぅぅ神ぃぃぃぃぃぃいぃん!!」

 

 

ザ・パワーによって合体した新たな姿、氷竜と雷龍は幻竜神、炎竜と風龍は強龍神に合体した。

 

 

幻竜神「吹けよ氷雪、轟け雷光!!サンダーブリザード!!」

 

強龍神「唸れ疾風、燃えろ灼熱!!バーニングハリケーン!!」

 

 

幻竜神から氷と雷のエネルギー状の龍、強龍神から炎と風のエネルギー状の龍をそれぞれ放ち、グラウサム・ヴァルキリエ隊のヴィンセント全機にぶつけた。

 

 

マリーカ「えっ!!」

 

リーライナ「そんな!!」

 

 

ザ・パワーの力によって合体した幻竜神、強龍神の放った必殺技によってぶち込まれたグラウサム・ヴァルキリエ隊。全機残らず破壊された。

 

 

ルキアーノ「バカな、私のヴァルキリエ隊が・・・・!!」

 

 

幻竜神「後はお前だけだ!!」

 

強龍神「覚悟しやがれ!!」

 

ルキアーノ「こうなったら奥の手だ!!」

 

 

グラウサム・ヴァルキリエ隊を失ったルキアーノはKFD、ギャラクトロン、ダークロプスゼロ、レギオノイドαを呼び出して幻竜神、強龍神に襲いかからせた。

 

 

幻竜神「心なきマシンはただの殺戮兵器に過ない!!」

 

強龍神「殺戮だけをするマシン何か全て消し去ってやるぜ!!」

 

 

幻竜神と強龍神が力を合わせて、同時に合体必殺技を発動した。

 

 

幻竜神、強龍神「マキシマムトゥロン!!」

 

 

幻竜神、強龍神が氷、炎、風、雷の4つのエネルギー状の龍を一斉にKFD、ギャラクトロン、ダークロプスゼロ、レギオノイドαそしてパーシヴァルにぶつけて、一気に破壊した。

 

 

ルキアーノ「ぎゃあああああああー、この私がこんなところ、死ぬはずが・・・・!!」

 

 

幻竜神と強龍神の放ったマキシマムトゥロンによってKFD、ギャラクトロン、ダークロプスゼロ、レギオノイドα、そして愛機のパーシヴァルと共に最期を迎えたルキアーノ。一方、ウルトラマンベリアルキメラベロスと戦うウルトラマンジードプリミティブは、ライハや仲間達のおかげで無事、心を取り戻す事が出来て、ウルトラマンベリアルキメラベロスに対し、フュージョンライズを駆使して変身し、ウルトラマンジードゾリッドバーニングに変身してストライクブーストでお見舞いし、次はウルトラマンジードアクロスマッシャーに変身して華麗な動きでウルトラマンベリアルキメラベロスに回り込んでジードクローで攻撃し、続いてウルトラマンジードトライスラッガーで3本のアイスラッガーを投擲し、今度はウルトラマンジードマグニフィセントに変身した。

 

 

ウルトラマンベリアルキメラベロス「ウルトラの父か・・・・ケンには恨みがある。容赦せん。」

 

 

ウルトラマンジードマグニフィセントの姿を見て、かつての友の事を思い出し、交戦した。

 

 

モア「リっ・・・・、ウルトラマンジード、おかえり!!」

 

 

無事、ウルトラマンジードが帰ってきた姿に手を振るモアとゼナとリトルスターを持つ者達。そして祈りの演武をするライハからリトルスターが現れて、ウルトラマンジードマグニフィセントが受け取り、それはウルトラマンキングのウルトラカプセルだ。

 

 

リク「俺は・・・・あなたを越えてみせる!!」

 

 

ライハから授かったウルトラマンキングのウルトラカプセルを手にしたリクは、ジードライザーを手にして、ウルトラマンベリアルのウルトラカプセルと共にセットし、スキャンし、キングソードが現れてウルトラマンキングのウルトラカプセルに装着した。

 

 

リク「ユーゴー、アイゴー!!変えるぜ、運命!!」

 

ジードライザー「ウルトラマンベリアル、ウルトラマンキング!!我、王の名の下に!!」

 

キングソード「ウルトラマンキング!!」

 

リク「変えるぜ、運命!!」

 

キングソード「はぁっ!!」

 

リク「はぁっ、ジード!!」

 

キングソード「ウルトラマンジードロイヤルメガマスター!!」

 

 

ウルトラマンベリアルとウルトラマンキングの2つのウルトラカプセルをスキャンした姿、ウルトラマンジードロイヤルメガマスターへとなって、神々しく君臨した。

 

 

ウルトラマンベリアルキメラベロス「その姿は・・・・バカな!!貴様、認められたというのか、キングに!!」

 

ウルトラマンジードロイヤルメガマスター(リク)「あなたは強い。だけど、間違っている!!」

 

 

と言いながらキングソードで斬撃するウルトラマンジードロイヤルメガマスター。

 

 

ウルトラマンジードロイヤルメガマスター(リク)「スゥイングスパークル!!」

 

 

キングソードを左手に2回かざして、回転しながら刀身に集めたエネルギーを放ってウルトラマンベリアルキメラベロスに斬撃した。それに対して、ウルトラマンベリアルキメラベロスは光線を放ったか、ウルトラマンジードロイヤルメガマスターは、ウルトラ6兄弟のウルトラカプセルをキングソードに挿入して、バリア展開した。

 

 

キングソード「ウルトラ6兄弟。」

 

 

キングソードから展開したウルトラ6兄弟のカプセルからブラザーズシールドを展開し、攻撃を防いだ。そして翼を広げて空を飛ぶウルトラマンベリアルキメラベロスを追いに飛ぶウルトラマンジードロイヤルメガマスター、2人の空中戦が繰り広げられた。

 

 

ウルトラマンベリアルキメラベロス「俺をどれほど否定しようと、お前はベリアルの息子。生きている限り、俺の名前からは逃れられん。」

 

ウルトラマンジードロイヤルメガマスター(リク)「逃げるつもりはない!!この体があなたから作られたものでも、この魂は僕のものだ!!」

 

ウルトラマンベリアルキメラベロス「変えられるものか、運命を!」

 

ウルトラマンジードロイヤルメガマスター(リク)「変えて見せる!僕の運命は僕が決める!!」

 

 

キングソードで繰り出す斬撃で、ウルトラマンベリアルキメラベロスに喰らわせた。ウルトラマンベリアルキメラベロスも口からベロスインフェルノを放った。

 

 

キングソード「解放せよ!!宇宙最強の力!!」

 

ウルトラマンジードロイヤルメガマスター(リク)「ロイヤルエンド!!」

 

 

リクがジードライザーでスキャンしたキングソードに左手を3回かざし、ウルトラマンジードロイヤルメガマスターがキングソードを掲げながらスイッチを押して左腕をクロスして無数の金色の光の光線を放ち、ウルトラマンベリアルキメラベロスにロイヤルエンドでお見舞いし、 撃退した。

 

 

藤子、富士夫、鉄郎「ありがとう。」

 

 

そう言いながら、藤子らリトルスターの光が現れて、ウルトラマンジードロイヤルメガマスターの元へ飛んでいき、いくつかのウルトラカプセルが起動した。戦いは収まらず、そこでウズミが一同を集めさせた。

 

 

ハーマン「オーブを離脱?!我々に脱出せよと、そう仰るのですか、ウズミ殿?」

 

ウズミ「あなた方にももうお解りであろう。オーブが失われるのも、もはや時間の問題だ。」

 

ダン「オーブ首長国の人々を光の国へ連れて避難させるしかない。」

 

ウルトラマンゼロ(ウルトラゼロアイNEO)「親父。」

 

ダン「光の国なら彼らだって安心していられる。その役目は君達に任せたぞ。」

 

我夢「俺達に任せてください。」

 

ミライ「オーブ首長国の人々を助ける方法はこれしかないです。」

 

藤宮「ああ。」

 

ウズミ「地球軍、ザフト軍の両方の背後にはウルトラマンベリアル、レイブラッド星人、エンブリヲ、101人評議会がいる。世界いや全宇宙を奴らの手に渡らせてはならない。」

 

 

コズミックイラの世界がウルトラマンベリアル、レイブラッド星人、エンブリヲ、101人評議会らによって支配されて、このまままでは他の世界や全宇宙にも支配される危険を感じたウズミは、ヘリック共和国、GGGの面子を集めて、彼らの脱出の準備、またオーブ首長国の住民をウルトラ戦士のいる光の国へ連れて行く準備をさせた。

 

 

ウルトラマンメビウス「では兄さん達、僕はこれから彼らと一緒にオーブ首長国の人達を光の国へ連れて行きます。」

 

ウルトラセブン「任せたぞ。」

 

 

オーブ首長国の住民を安全な場所連れていくため、光の国へ向かうウルトラマンメビウス、ウルトラマンガイアV2、ウルトラマンアグルV2、ウルトラマンギンガ、ウルトラマンビクトリー、ウルトラマンXらは、空を飛んで早速飛び立った。準備をし終えたアークエンジェルは、ウルトラセブンとウルトラマンレオとウルトラマンコスモスコロナモードと共にヘリック共和国の日本へと向かった。また残ったオーブ軍のM1アストレイを収容するイズモ級のクサナギ、それの発進の護衛をするウルトラマンゼロエクシア、ウルトラマンジードロイヤルメガマスター、ウルトラマンオーブ オーブオリジン、フリーダム、ジャスティス、ヴァルヴレイヴ1、ヴァルヴレイヴ4、スターガオガイガー、ソルシェウィサリス。カガリをイズモへ連れて来たウズミは、

 

 

カガリ「お父様!!」

 

ウズミ「お前はいつまでグズグズしておる!!早く行かぬか!!」

 

カガリ「しかし・・・・。」

 

首長1「ベリアルと他の怪獣と敵機が来ます。」

 

 

脱出を阻むべく立ちはだかろうとするウルトラマンベリアルキメラベロス、ペダニウムゼットン、カラミティ、フォビドゥン、レイダー、ダークロプスゼロが接近して来た。

 

 

ウルトラマンゼロエクシア「させるかよ!!」

 

 

ウルトラマンゼロエクシアらが先手を取って、ウルトラマンベリアルキメラベロスと伴随したダークロプスゼロを破壊した。

 

 

キサカ「ウズミ様!!」

 

ウズミ「カガリ!!急げキサカ!!このバカ娘を頼むぞ!!」

 

キサカ「はっ!!」

 

カガリ「お父様、うぅっ!!」

 

ウズミ「そんな顔をするな。オーブの獅子の娘が。」

 

カガリ「でも!!」

 

ウズミ「父とは別れるが、お前は一人ではない。」

 

 

別れる事を辛く悲しく寂しがるカガリに、ウズミが1枚の写真を渡した。写真はキラとカガリが赤ん坊の頃の姿、そして写真の裏にキラとカガリの名前が書かれてあった。

 

 

ウズミ「兄妹もある。」

 

カガリ「は?う、はぁ?!ぁ・・・・。」

 

ウズミ「うん。そなたの父で、幸せであったよ。」

 

カガリ「ああ。」

 

ウズミ「行け!!キサカ!!頼んだぞ!!」

 

 

キサカにカガリを任せて間もなくクサナギが発進し始めた。オーブ首長国に残ったウズミは、モルゲンゲーテ本社で他の首長と共に残った。

 

 

ウルトラマンジードロイヤルメガマスター(リク)「バルカンスパーク!!」

 

ウルトラマンゼロエクシア「ワイドゼロエクシアショット!!」

 

ウルトラマンオーブ オーブオリジン(ガイ)「オーブシュプリームカリバー!!」

 

 

空中戦を繰り広げながらウルトラマンベリアルキメラベロスとペダニウムゼットンに光線を放ったウルトラマンジードロイヤルメガマスター、ウルトラマンゼロエクシア、ウルトラマンオーブ オーブオリジン。

 

 

キラ、アスラン、ハルト、サキ、凱、美月「はあああああああー!!」

 

 

空中戦カラミティ、フォビドゥン、レイダーに同時攻撃でぶつけたフリーダム、ジャスティス、ヴァルヴレイヴ1、ヴァルヴレイヴ4、スターガオガイガー、ソルシェウィサリス。クサナギが発進した事で、すぐに側に寄った。

 

 

ウズミ「種は飛んだ。これでよい。オーブも、全世界も、全宇宙も。奴等のいいようにはさせん!!」

 

 

クサナギが脱出したと同時にウズミは他の首長と共にモルゲンゲーテ本社を自爆させた。

 

 

一同「あぁぁっ!!」

 

カガリ「お父様!!」

 

 

モルゲンゲーテの自爆と共に最期を遂げたウズミ。無事オーブ首長国から脱出をし、日本へ到着した。一方、地球連合軍のパナマ基地では、ヴォルフの率いる鉄竜騎兵団によって襲撃を受けていた。

 

 

パナマ基地

ARUS兵2「助けてくれ・・・・。」

 

 

鉄竜騎兵団のバーサークフューラー、ストライクダガー、ジンクス、ジェノザウラー、ディマンティス、マッカーチス、ディロフォース、グランチャー、ザバット、レブラプター、ダークロプスゼロ、レギオノイドγによって壊滅させられたパナマ基地守備隊。

 

 

ズィグナー「ヴォルフ様、これで各基地は無力化は成功したようです。」

 

ヴォルフ「ああ。後は彼らと対峙するだけだ。」

 

 

次回 27話へ続く



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第27話 再会

地球連合軍のオーブ首長国侵攻でウズミが自らの犠牲で脱出したアークエンジェルは、日本へ到着した。

 

 

日本

首都防衛基地

格納庫

カガリ「うっ、うぅぅっ。」

キラ「・・・・。」

 

 

泣いてるカガリを優しく慰めるキラ。

 

 

アスラン「・・・・。」

 

ハーノイン「まさかお前が生きていたとはな。」

 

ヒルダ「偶然だな。」

 

アスラン「ああ。」

 

ロザリー「あたしらは今共和国と一緒にいるんだな。」

 

ディアッカ「そうだな。俺らは今一緒にいるんだな。」

 

 

偶然アスランと再会したディアッカ達は、自分達は今ヘリック共和国と一緒にいる事だった。

 

 

ロックオン「ザフトのパイロットも仲間同士再会してるな。」

 

ティエリア「彼らは今となっては仲間だ。サーペントテイルも我々のところに加わったようだ。これから今後どう動いていくか。」

 

ロックオン「ああ。戦いはもうじき最終局面に向かってるようだ。」

 

 

ザフトのアスラン、ディアッカ、ハーノイン、ヒルダ、ロザリーら、サーペントテイルが仲間に加わり、今後、戦いが最終局面へと向かい、ヘリック共和国軍、地球連合軍、ザフト軍、宇宙人同盟は最後の戦いが始まろうとした。一方、久々に日本へ戻った凱と護とみことの3人は、スローネに破壊されたアッシュフォード学園に訪れていた。

 

 

アッシュフォード学園

凱「・・・・。」

 

命「アッシュフォード学園の事、まだ気にしてたんだ。」

 

凱「ああ。」

 

 

原種の襲撃の間にアッシュフォード学園がスローネの襲撃により、ニーナやシャーリーや大勢の生徒が死に、ミレイとリヴァルと沙慈から恨まれ、今もその苦悩に囚われている凱。3人の前にミレイとリヴァルと沙慈がやって来た。

 

 

凱「!!」

 

ミレイ、リヴァル、沙慈「!!」

 

護「ミレイさん、リヴァルさん、沙慈さん。」

 

ミレイ「お前がここに帰って来たとはね。」

 

凱「・・・・。」

 

リヴァル「何でニーナを救わなかったんだ。」

 

沙慈「お前のせいでルイスは左手を失ったんだ。」

 

凱「・・・・。」

 

ミレイ「ねぇ何か言ってよ!!お前のせいで失ったんだろ!!」

 

リヴァル「おい、何か言えよ!!」

 

沙慈「お前のせいで全部こうなったんだろ、言えよ!!」

 

凱「・・・・。」

 

護「やめて、凱兄ちゃんは悪くないよ!!あの時は・・・・。」

 

リヴァル「お前はこいつの擁護してるのか?!」

 

沙慈「こいつが来なかったせいでめちゃくちゃだ!!」

 

命「凱がどれだけ必死で戦って来たのかあなた達は何もわかってないわ!!凱を責めないで!!」

 

 

原種の襲撃で凱が戦っている間、スローネに学園を襲撃された事で激しく責めるミレイ、リヴァル、沙慈と彼を擁護する護と命。

 

 

凱「もういいんだ。」

 

命「凱。」

 

凱「俺のせいなんだ。」

 

ミレイ「そうやってお前はいつも逃げているね、軟弱者!!」

 

リヴァル「何が勇者だ、軟弱者!!」

 

沙慈「お前なんかここから消え去れ!!」

 

凱「・・・・。」

 

 

ミレイ、リヴァル、沙慈の3人に恨まれる凱は、結局何も言えずに立ち去っていった。

 

 

リヴァル「俺はあいつが憎い。ニーナを救わなかったあいつが憎い・・・・。」

 

???「その願い、私が叶えてやろうか。」

 

ミレイ、リヴァル、沙慈「?!」

 

 

憎しみに囚われたミレイ、リヴァル、沙慈の前に現れたのは、何と腕原種だった。

 

 

首都防衛基地

メインルーム

凱「・・・・。」

 

命「まだ気にかけているのね。」

 

凱「ああ、みんな俺のせいでミレイやリヴァルや沙慈からずっと恨まれている。俺があの時弱かったせいでこうなってしまったんだ。」

 

護「凱兄ちゃん。」

 

凱「護。」

 

護「本当にそれでいいの?三人の事を。」

 

凱「・・・・。」

 

護「凱兄ちゃんは、恨まれ続けられていいの?」

 

凱「俺は・・・・。」

 

 

護の呼びかけでミレイ、リヴァル、沙慈に恨まれ続けられていいのかと問われ、凱は原種の襲撃でアッシュフォード学園を救えなかった事をちゃんと答え出そうとするが、その時、警報が鳴った。

 

 

命「凱、ゾンダー反応よ!!」

 

凱「ゾンダーか!!」

 

護「すぐに行こう。」

 

凱「ああ。」

 

 

ゾンダーの出現にすぐに仲間達と共に出現する凱。東京の市街地に現れたゾンダーロボは、EIーEXは、ケルベロスのような姿をしていた。

 

 

ゾンダー人間1「ゾンダー!!」

 

 

口から光線を放って東京の市街地を破壊するEIーEX。

 

 

凱「ドリルニー!!」

 

 

空中からスターガオガイガー、フリーダム、ジャスティス、ゴルディーマーグ、ウルトラマンゼロが現れて、EIーEXにスターガオガイガーが先手を取ってドリルニーで打ち込んだ。

 

 

アスラン「何だあれは?」

 

凱「あれはゾンダーロボだ。人の心の弱さを利用して誕生してるんだ。」

 

アスラン「そんな事があるのか?!」

 

凱「ああ。」

 

ウルトラマンゼロ「早速来たぞ!!」

 

 

EIーEXが早速襲いかかり始め、それに応じて一同は迎撃を開始する。

 

 

凱「プラズマホールド!!」

 

ウルトラマンゼロ「エメリウムスラッシュ!!」

 

 

遠距離から攻撃をしてEIーEXにダメージを与えたが、EIーEXはジャンプして、スターガオガイガーの元に飛び込んで来た。

 

 

凱「?!」

 

ゾンダー人間1「ゾンダぁぁぁぁぁぁぁぁー!!」

 

 

スターガオガイガーを見て急に豹変したEIーEXが、まるで憎しみを表すような表情だ。

 

 

凱「?!」

 

ゾンダー人間(リヴァル)1「憎い、お前が憎い・・・・。」

 

凱「!!」

 

 

EIーEXの核となったのは、何とミレイとリヴァルと沙慈だった。

 

 

凱「ミレイ、リヴァル、沙慈・・・・!!」

 

ウルトラマンゼロ(刹那)「知ってるのか?」

 

護「3人は凱兄ちゃんの知り合いだよ、何で3人がゾンダー人間に・・・・。」

 

 

EIーEXの核となったのが、ミレイ、リヴァル、沙慈だと知って驚愕した凱と護は、手を出す事が出来ずにいた。

 

 

凱「ミレイ、リヴァル、沙慈。」

 

ゾンダリアン(ミレイ)2「お前だけは許さない・・・・!!」

 

ゾンダリアン(沙慈)3「ルイスやみんなを守らなかったお前だけ許さない・・・・!!」

 

 

凱への激しい憎しみを彼のスターガオガイガーに思いっきり爪で引っ掻きながらぶつけるEIーEX。

 

 

凱「やめてくれ、3人とも!!俺はお前達と戦いたくない!!やめてくれ!!」

 

 

自分のせいでアッシュフォード学園を救えなかった事でゾンダー人間となったミレイ、リヴァル、沙慈と戦う事が出来ない凱。あの時、自分に力があれば原種を倒してニーナやシャーリーや学園の生徒は救えていた。

 

 

ゾンダー人間(ミレイ)2「学園を守らなかった裏切り者!!」

 

ゾンダー人間(リヴァル)1「ニーナだってキスだってしたかった、お前が来なかったせいでニーナはもう死んだ!!もう二度と出来なくなった!!」

 

ゾンダー人間(沙慈)3「ルイスにはめる指輪を、左手を失ったせいでもう二度とはめれなくなったんだ!!お前のせいでこうなったんだよ!!」

 

 

 

学園を守らなかった凱を激しく責め、リヴァルはニーナとキスを交わすのが、彼女が死んでしまって二度と交わす事が出来なくなり、沙慈はルイスのために買った指輪を2人で一緒にはめようとしたのが、彼女が左手を失って二度とはめる事が出来なくなり、その怒りを凱にぶつけた。

 

 

キラ、アスラン「!!」

 

 

EIーEXの表意にキラとアスランは、憎しみに囚われている事を感じて、接近する。

 

 

凱「キラ、アスラン!!」

 

アスラン「獅子王凱、お前も仲割れになったその3人と仲を取り戻したいはずだろ!!」

 

凱「!!」

 

キラ「あなただって今も彼らの事を想っているはずです!!もう一度彼らと話してみてください!!」

 

アスラン「お前はそれでいいのか?!お前もその3人と解り合えたいだろ!!」

 

凱「・・・・。」

 

キラ「凱さん!!」

 

凱「キラとアスランの仲を戻せたんなら俺だってミレイやリヴァルや沙慈との仲を戻せる。」

 

 

キラとアスランの励ましの言葉で、2人が対立して、再び仲を取り戻せたように自分もミレイやリヴァルや沙慈との仲を修復するため、EIーEX人対話をし始めた。

 

 

凱「ミレイ、リヴァル、沙慈!!」

 

ゾンダー人間(リヴァル)1、ゾンダー人間(ミレイ)、ゾンダー人間(沙慈)3「!!」

 

凱「すまなかった!!君達の学園が破壊されて、ニーナやシャーリーやルイスや他の生徒を守れず犠牲になった事は申し訳なかった。全部俺のせいで、救えなかった事に本当にすまなかった。」

 

 

原種の襲来の間にスローネが現れて学園を破壊された事で、ニーナやシャーリーや大勢の生徒が死に、ルイスは左手を失い、自分が助けに行けなかった事を謝る凱。

 

 

ゾンダー人間(リヴァル)1「黙れ、今更謝ったって俺らはお前を許さない!!」

 

ゾンダー人間(ミレイ)2「お前が助けに来てさえいればこんな事は起きなかった。」

 

凱「ああ。俺が助けに来なかったせいでシャーリー達は死んでしまった。あの時俺が弱かったせいで原種に敗れていけなかった。」

 

ゾンダー人間(沙慈)3「あの時って何だよ、お前は勇者だろ!!勇者なら勝てたはずだろ!!」

 

凱「・・・・。」

 

ゾンダー人間(ミレイ)2「やはりお前は死ねぇ!!」

 

 

凱が謝罪してもそれでも彼を許さず、襲いかかろうとするEIーEX。

 

 

ウルトラマンゼロ「やめろぉぉぉぉぉぉー!!」

 

 

その時、ウルトラマンゼロが介入して憎しみに囚われた3人のEIーEXにゼロスラッガーで切り刻んだ。

 

 

ウルトラマンゼロ「これ以上憎んだって何も意味ねぇんだよ!!逆に憎しみを生むだけだ!!」

 

ウルトラマンゼロ(刹那)「お前達3人の憎しみを俺とゼロが断つ!!」

 

ゾンダー人間(ミレイ)2「黙れぇぇぇぇぇぇぇー!!」

 

 

3人の憎しみを断とうとする刹那とウルトラマンゼロ。だが、ウルトラマンゼロに切り刻まれたEIーEXの身体が再生し、3つの頭の口から光線を放った。

 

 

一同「ぐぅ!!」

 

EIーEXの光線を喰らった一同。

 

 

ゾルダートJ「私が相手だ!!」

 

 

暴走したEIーEXの前に空からキングジェイダーが現れてパンチをぶち込んだ。

 

 

凱「お前はゾルダートJ!!」

 

ゾルダートJ「久しぶりだな、獅子王凱。」

 

戒道「J、あの3人を助けて。」

 

ゾルダートJ「お前の知り合いを助けるのも私の役目だ。」

 

 

戒道のため、EIーEXの核にされたミレイ、リヴァル、沙慈を救うため、ゾルダートJが立ち上がり、彼の乗るキングジェイダーが巨大なパンチを繰り出して、EIーEXに打ち込んだ。

 

 

ゾンダー人間(ミレイ)2「うおおおおおおー!!」

 

 

EIーEXが走って駆けながらキングジェイダーに飛びかかってきた。

 

 

ゾルダートJ「来たか!!」

 

 

飛びかかって来たEIーEXにキングジェイダーが右腕にある錨型武器をチャージして必殺技を発動する。

 

 

ゾルダートJ「ジェイクォース!!」

 

 

錨型武器から火の鳥を放ち、EIーEXに直撃して撃破した。倒したEIーEXから3つのゾンダー核が出現した。

 

 

ゾルダートJ「アルマ。」

 

凱「護。」

 

戒道「任せて。」

 

護「行くよ。」

 

 

浄化モードになった護と戒道は、3つのゾンダー核の浄化を行った。

 

 

護「クーラティオー!!テネリタース セクティオー サルース コクトゥーラ!!」

 

戒道「テンペルム!!ムンドゥース インフィニ トゥーム レディーレ!!」

 

 

3つのゾンダー核を浄化し、元のミレイ、リヴァル、沙慈へと戻り、3人は浄化され元に戻った事で、涙を流した。

 

 

凱「これでやっと終わったな。」

 

護「浄化した事であの3人も元に戻ったよ。」

 

戒道「喜ぶのまだ早い。」

 

凱、護「?!」

 

 

ミレイ達を救って喜んだら、空から一隻のブリガンテの真上から腕原種が現れた。

 

 

凱「腕原種!!」

 

腕原種「久しぶりだったな、サイボーグ凱、ゾルダートJよ。」

 

ゾルダートJ「腕原種、貴様も101人評議会とつるんでいたのか?!」

 

腕原種「そうとも、我も101人評議会と共にしておるのだ。」

 

ウルトラマンゼロ「次から次へと101人評議会か!!」

 

腕原種「我々は既に次の舞台へと突き進んでいる。今日は挨拶しに来たのだ。」

 

 

腕原種も101人評議会とつるんでいた事で、原種もまた101人評議会の関係があり、腕原種はブリガンテと共に立ち去った。

 

 

首都防衛基地

格納庫

凱「原種も101人評議会とつるんでいたとは。」

 

刹那「奴らの野望を食い止めばならないな。」

 

ガイ「あんたがゾルダートJか?」

 

ゾルダートJ「ああ、お前達と一緒にいるのも心地がいいな。」

 

リク「あんた、かっこいい姿してるな。」

 

ゾルダートJ「ふっ、巨人に変身する戦士もなかなかだな。」

 

 

新たにゾルダートJと戒道が仲間に加わり、今後の戦いは佳境へと迫りつつあった。

 

 

エルエルフ「ようやく集まっているようだな。」

 

ハルト「エルエルフ、何かする事がもう決まったのか?」

 

エルエルフ「ああ、俺達はルルーシュの妹のナナリーを奪取する。」

 

凱「ナナリー。」

 

バン「彼女はスローネに捕まって帝国にいると。」

 

エルエルフ「彼女の居場所はリヤドにいる。」

 

凱「彼女がリヤドに?」

 

エルエルフ「地球軍は今は全戦力を宇宙に集結させている間、今が彼女を奪取出来るチャンスだ。」

 

 

現在、地球連合軍は全戦力を宇宙に集結させており、その間に彼女を奪取出来るチャンスを掴んだという。リヤドへ向かった一同は、中東へ飛び立ち、早速中東のムカッラーの海岸へと進んだが、海岸にはガイロス帝国の守備隊が待ち構えており、当然アークエンジェルも特機部隊を発進して迎撃にかかった。

 

 

ムカッラー

ウルトラマンゼロ「うおおおおー!!」

 

 

ウルトラマンゼロが空中からゼロキックで地上にいるレッドホーン部隊の前に地面に打ち込んで爆発して、蹴散らした。

 

 

凱「喰らえっ!!」

 

 

空中ではスターガオガイガーがレドラーBCに格闘で殴り込んで撃墜した。

 

 

キラ「ターゲット確認、マルチロック・・・・。」

 

 

キラがフリーダムで多数の敵機を照準し、機体の翼の武装から背部のバラエーナプラズマ収束ビーム砲、両腰部のクスィフィアスレール砲を展開し、右手にルプスビームライフルと同時に発射し、照準された多数の敵機のコックピット以外の部分を破壊した。

 

 

バン「行くぜ!!」

 

 

バンは高速形態のライガーゼロイエーガーの高速によるスピードと運動性で、敵機の周り駆けながら翻弄して撹乱し、その隙を突いて劾のブルーフレームセカンドGとイライジャのジン改が敵機を次々と撃退していった。ガイロス帝国守備隊を次々と撃退していき圧倒的な強さで示しながらリヤドへ突き進むアークエンジェル。

 

 

ウルトラマンゼロ(刹那)「!!」

 

ウルトラマンゼロ「どうした、刹那?!」

 

ウルトラマンゼロ(刹那)「いや、なんでもない。」

 

 

刹那は、再び奴と再会する日を予感した。その奴とは、

 

 

リヤド

ヴォルフ「いよいよか。」

 

 

その人物とは以前、刹那がトリポリ基地で対峙したヴォルフだった。ヴォルフも刹那との再会を予感し、2人の対決が再び起きようとする。リヤドへ向かうアークエンジェル。

 

 

移動中

エルエルフ「リヤドまでもうすぐだ。」

 

 

リヤドまでもうすぐ到着だ、到着すればナナリーを奪取する事で彼女を助け出せれる。だが、移動中に突如地面から巨大なドリルが回転して、バーサークフューラーが現れ、他にもディマンティス、ディロフォース、ジェノザウラー、ジンクス、ストライクダガー、ダークロプスゼロ、レギオノイドγまでもが現われて、一同を包囲した。

 

 

ヴォルフ「君達には宇宙へ行ってもらわねばならないのだが・・・・。」

 

 

バーサークフューラーを操縦するヴォルフがそう告いだ。

 

 

ウルトラマンゼロ(刹那)「!!」

 

 

刹那は、バーサークフューラーを見て、以前出会ったティラノサウルス型ゾイドである事に気付いた。

 

 

ヴォルフ「行かぬというのなら、諸君にはここで死んでもらうことになる!!」

 

 

次回 28話へ続く



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

設定5

鉄竜騎兵団

機体、怪獣

バーサークフューラー、シュトゥルムフューラー、ヤクトフューラー、ディマンティス、マッカーチス、ディロフォース、グランチャー、グレイヴクアマ、ダークスパイナー、キラードーム、ガンギャラド、ジークドーベル、セイバータイガー、ジェノザウラー、ジェノブレイカー、シンカー、ウオディック、ザバット、ヘルディガンナー、シーパンツァー、ゲーター、ストライクダガー、105ダガー、バスターダガー、ジンクス、ジンクスⅡ、ダークロプスゼロ、ギャラクトロン、ペドレオン、バグバズン、ガルベロス

 

 

母艦

ホエールキング、ドラグーンネスト、ブリガンテ

 

 

メンバー

ヴォルフ=ムーロア、ズィグナー=フォイアー、アンナ=ターレス、アイガー=レオネード、アクア=エリウス、キリー=ブラック、キャプリ=コンラッド、コンチョ=キャンサ、マリエス=バレンシア、エレクト=コミュニ、スージー=ミッチェル、サファイア=トリップ、ズィーガー=シャン、ヨハン=H=シュタウフィン、フェア=ディーンスト

 

 

 

ヘルディガンナー鉄竜騎兵団仕様

 

全長:24.5m

全高:5.8m

重量:48t

 

武装

ストライククロー×4

ARZ20㎜2連装ビーム砲×2

ロングレッジアサルトビーム砲

地対空72㎜マシンガン

スマッシュアップテイル

魚雷

 

特殊能力

ラミネート装甲

 

機体説明

ガイロス帝国のヘルディガンナーを鉄竜騎兵団仕様にした。武装などは変わっていないが、魚雷が採用され、全身のカラーリングが赤で、全身にラミネート装甲が採用された。深海での運用可能となった。主に工作活動を中心に行なっている。

 

 

 

ガンギャラド

 

全長

飛行形態:36.0m

地上形態:23.0m

 

全高

飛行形態:11.0

地上形態:15.0

 

全幅

飛行形態:20.0

地上形態:10.0

 

重量:155t

 

武装

ハイパーキラーファング

ハイパーキラークロー×2

ストライクレーザークロー×2

ハイパー荷電粒子砲

パルスキャノン砲

3門衝撃砲

全天候3Dレーダー

 

特殊能力

オーガノイドシステム

RP装甲

 

機体説明

かつてガイロス帝国の最強ゾイドをプロイツェンが裏で復活させて鉄竜騎兵団に配属した。現代に蘇ったガンギャラドは、オーガノイドシステムが採用され、戦闘力、防御力、スピードは高く、フリーダム、ジャスティスに匹敵する能力を持ち、地上形態からでも飛行が可能となり、また宇宙での活動も可能となった。全身にPS装甲とラミネート装甲を組み合わせたRP(ラミネートフェイズ)装甲が採用され、ビーム、実弾のダメージを半減する。バーサークフューラー、ダークスパイナーと同じ中核を並べ、ヘリック共和国の本土侵攻に投入された。

 

 

スーパーギャラクトロン

 

身長:61m

体重:6千1万トン

 

武装

ギャラクトロンアームズシャフト×2

・大型内装ビームソード

・内蔵ビーム砲

腹部ギャラクトロンブラスター

胸部拡散式ギャラクトロンブラスター

ヘッドテイルシザース

シールド×2

 

特殊機能

TP装甲

陽電子リフレクター

真オーガノイド

 

機体説明

地球連合軍が開発したギャラクトロンの後継機。前のギャラクトロンを有人式に仕様し、火力が強化され、TP装甲や陽電子リフレクターやデススティンガーの真オーガノイドを採用し、ビームソードとビーム砲の2つの機能を持ったギャラクトロンアームズシャフト、頭部にヘッドテイルシザース等と言った強力な兵器を持ち、出力は大幅に上がり、ウルトラマンに匹敵する戦闘力を持つ。パイロットはユーフェミア。

 

 

レギオノイドγ

身長:53m

重量:3万8千トン

 

武装

イーゲルシュテルン

腕部内蔵ミサイルランチャー×2

ビームライフル×1

ビームサーベル×2

シールド×1

 

機体説明

鉄竜騎兵団が開発したレギオノイドの最新機。ベリアル帝国軍時代に使われたαとβ、地球のMSを参考にして開発され、両腕がアタッチメントでなく普通の手を採用し、武器などを使用したりし、機体は汎用性、地球のMSと同じ、無人機と有人機の両方がある。集団戦を得意として、数でウルトラマンを圧倒する。

 

 

GNデスザウラー

 

全長:不明

全高:不明

重量:不明

 

武装

GNハイパーキラークロー×2

GN大口径荷電粒子砲

GNバイトファング

GN加重力衝撃テイル

 

特殊能力

オーガノイドシステム

PR装甲

GNバリア

 

機体説明

プロイツェンが蘇らせた史上最悪2大ゾイドであるデスザウラーをオーガノイドシステムと疑似太陽炉の技術によって完全復活し、ジンクスの擬似太陽炉の数千倍を持ちながら性能はとてつもなく高く持ち、戦闘力、防御力共に高く、大艦隊を一瞬で葬る威力を持ち、世界一個分を滅ぼす事も可能。オーガノイドシステムで回復機能を持ち、全身の装甲にRP装甲が採用され、サイズはウルトラマンと同じ大きさでありながらウルトラマンを一撃で倒す力を持つ。プロイツェン自ら操縦して、ヤキンドゥーエ攻防戦で投入した。

 

 

ゾヌーダギルベイダー

 

全長:不明

全高:不明

重量:不明

 

武装

ビームスマッシャー×4

プラズマ粒子砲×4

ニードルガン×10

重力砲×4

チタンクロー×4

後部切断翼×2

 

特殊能力

ゾンダーバリア

物理昇華

 

機体説明

シャルルが蘇らせた史上最悪2大ゾイドであるギルベイダーをオービットベース襲撃で捕らえた命にあるゾヌーダまた物理昇華で彼女をギルベイダーの生体コアにして完全復活し、通常の数千倍を持ちながら性能はとてつもなく高く持ち、戦闘力、防御力共に高く、大艦隊を一瞬で葬る威力を持ち、世界一個分を滅ぼす事も可能。命の物理昇華であらゆる物質を絶縁体と化しエネルギーを発散させる。サイズはウルトラマンと同じ大きさでありながらウルトラマンを一撃で倒す力を持つ。シャルル自ら操縦して、ヤキンドゥーエ攻防戦で投入し、凱のスターガオガイガーと死闘を繰り広げた。



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第28話 鉄竜騎兵団

ナナリーのいるリヤドへ向かう際、ヴォルフの率いる鉄竜騎兵団と遭遇する刹那達。

 

 

マリュー「あなた達の目的は何なの?!」

 

 

突如現れた鉄竜騎兵団に声をかけて目的を問うマリュー。

 

 

ヴォルフ「君達が知る必要はない。」

 

バン「何だと?!」

 

ヴォルフ「君達はここで死ぬのだからだ。」

 

 

突如、地上にいるアークエンジェルの各機が力を失い、動きが停止した。

 

 

キラ「きっ、機体が・・・・!!」

 

ハルト「動かない・・・・!!」

 

 

それは地底に潜んだ鉄竜騎兵団所属のグランチャーから放たれた妨害電波により、地上にいるアークエンジェル特機の動きを封じていた。

 

 

ウルトラマンオーブ オーブオリジン(ガイ)「身体が・・・・!!」

 

ウルトラマンジードプリミティブ(リク)「動かない・・・・!!」

 

 

グランチャーの妨害電波は特機だけでなくウルトラマンにも影響を及ぼし、身動きが封じられていた。

 

 

ウルトラマンゼロ(刹那)「貴様、何のつもりだ。」

 

ヴォルフ「また会えて光栄だ。」

 

ウルトラマンゼロ(刹那)「まさか、お前はあの時の!!」

 

ヴォルフ「ここで再会は何かの運命だ。」

 

 

トリポリ基地で対峙したティラノサウルス型ゾイドのパイロットと再会した刹那とウルトラマンゼロ。

 

 

ウルトラマンゼロ「お前の目的は何だ、言え!!」

 

ヴォルフ「君達2人だけに教えてやろう。我ら鉄竜騎兵団、ARUSやガイロスや101人評議会のために戦わず、ゼネバスのために死す!!」

 

 

その言葉を合図に鉄竜騎兵団の全機がアークエンジェルの特機に襲いかかり攻撃した。多数のディマンティスの集団戦による奇襲攻撃を次々と受けた。

 

 

ロックオン「うっ、動けねぇ・・・・!!」

 

オレンジハロ「アアア、クルシイ・・・・!!」

 

 

グランチャーの妨害電磁でオレンジハロが狂いながら機体は停止したままディマンティスの集団攻撃を受けるロックオン。

 

 

アスラン「うわああああー!!」

 

イライジャ「ぐうっ!!」

 

劾「電磁波のせいが機体が動かない!!」

 

 

ジャスティスやブルーフレームセカンドGやイライジャのジン改までもグランチャーの妨害電波によって動きを停止されてしまい、ジェノザウラーとディロフォースの集団が奇襲攻撃した。

 

 

バン「俺の機体なら動ける!!」

 

 

グランチャーの妨害電波の難を逃れたバンのライガーゼロイエーガーが全速で駆けながら鉄竜騎兵団のゾイドに攻撃を仕掛けるが、

 

 

ヴォルフ「邪魔はさせない。」

 

 

高速で来るバンのライガーゼロイエーガーにヴォルフがバーサークフューラーの口から拡散荷電粒子砲をライガーゼロイエーガーの周囲全体に放ち、命中した。

 

 

バン「うわああああー!!」

 

 

最速を誇るライガーゼロイエーガーにバーサークフューラーの拡散荷電粒子砲を喰らいやられてしまった。

 

 

ヴォルフ「そのウルトラマンよ、我が名はヴォルフ=ムーロア。貴君の名を聞きたい。」

 

 

再び、ウルトラマンゼロの元へ接近したヴォルフは自分の名を告げ、名前を求めた。

 

 

ウルトラマンゼロ(刹那)「刹那=F=セイエイ。」

 

ウルトラマンゼロ「ウルトラマンゼロだ。」

 

 

ヴォルフから問われてそのまま名を告げた刹那とウルトラマンゼロ。

 

 

ヴォルフ「刹那とゼロか。今から君達はここで消えてもらおう。」

 

刹那「ヴォルフ=ムーロア、ゼネバスの末裔か?!もしそうだとしたらコズミックイラ全体に影響を及ぼす事がある!!」

 

 

2人の名を聞いたヴォルフは早速潰しにかかり、また刹那とウルトラマンゼロはヴォルフがムーロアと名を以前歴史の勉強をして、ゼネバスを支配した人間の末裔である事を知り、この男が日本へ帰還し、ゼネバスの復活、そしてコズミックイラ全体の支配が目的ならここで倒さなければならないのだ。

 

 

ウルトラマンゼロ(刹那)「動け、動いてくれ、ゼロ!!」

 

 

グランチャーの妨害電波により、動くことすら出来ないウルトラマンゼロ。ヴォルフのバーサークフューラーがバスタークローで迫ろうとして来た。その時、銃声が鳴ってバーサークフューラーの装甲に命中した。

 

 

ヴォルフ「!!」

 

 

それは遠くから離れたガルムがプラズマクロスガンによる狙撃攻撃だった。

 

 

ガルム「俺達ハンターの存在を忘れるとは侮ってたもんだな。」

 

バレル「お前らは機体やウルトラマンに目を集中し過ぎたな。」

 

マグナ「さて、俺達の見せ場だ!!」

 

 

鉄竜騎兵団はアークエンジェルに星人ハンターの存在がいた事に気が付かず、ガルムがプラズマクロスガンで特機に取り付いているディマンティスに次々と狙撃をし、バレルが雷鳴刀から白色破壊斬で破壊光線のエネルギーを刀身に集めてムチのよう振りながらディマンティスやディロフォースを斬り込んでいき、マグナがナナマスでレギオノイドγやダークロプスゼロ破壊していった。だが、地底にいるグランチャーはまだ健在だ、グランチャーの妨害がある限り停止から解放する事が出来ない。その時、空から1機のギャラクトロンが突如と現れて来た。

 

 

一同「?!」

 

 

グロウズ「驚かせちまったな!!」

 

ウルトラマンオーブ オーブオリジン(ガイ)「グロウズなのか?!」

 

デルトルト「グオッグオ。」

 

グロウズ「ユジンが回収したギャラクトロンを俺らが改造したんだ。」

 

リバル「今からいいものを見せてやる。」

 

 

トライデントらが乗るギャラクトロンはドラルが回収して、リバルが有人式に改造し、右腕のギャラクトロンカノンにグロウズとデルトルトの武器を収納しており、収納した事で、ギャラクトロンカノンからマグマ光線を地面に向けて放ち、地底にいるグランチャーの妨害電波が地面にマグマ光線の熱い変度により、妨害電波を打ち消した。妨害電波が打ち消された今、全機動きが復活し、反撃開始をする。

 

 

キラ「はああああー!!」

 

 

キラがフリーダムを飛行して機体を推進しながらビームサーベルでディマンティスの両腕を切断し、ハルトのヴァルヴレイヴ1がメテオール・プレートを投擲して、ディマンティスを次々と撃退していった。

 

 

ロックオン「さっきはよくもやってくれたな、思う存分やらせてもらうぞ!!」

 

 

グランチャーの妨害電波から解放されたロックオンは、GNスナイパーライフルでディマンティス、ストライクダガーを次々と狙撃して破壊した。ジャスティスとブルーフレームセカンドGとイライジャのジン改も動け出した今、ジンクスやジェノザウラーやディロフォースの集団に攻撃をした。

 

 

ウルトラマンオーブ オーブオリジン(ガイ)、ウルトラマンジードプリミティブ(リク)「うおおおおおー!!」

 

 

ウルトラマンオーブ オーブオリジンがオーブカリバー、ウルトラマンジードプリミティブがジードクローでダークロプスゼロ、レギオノイドγを次々と破壊していった。

 

 

ウルトラマンゼロ「てやああああああー!!」

 

 

動きを取り戻したウルトラマンゼロは、バーサークフューラーに連続パンチし、更にゼロスラッガーで斬撃し、損傷を与えた。

 

 

ヴォルフ「ぐぅっ!!」

 

 

ウルトラマンゼロの猛攻を受けるヴォルフ。刹那は、ヴォルフがゼネバスの末裔である事で、彼をここで倒さなければならないと判断し、ヴォルフと言う男が日本に帰還したら世界はどうなるか?!ここで彼を倒さないと、更に戦火を増す事となるだろう。ヴォルフもウルトラマンゼロの反撃を受けて、ウルトラマンゼロのその圧倒的な強さに追い詰められていた。そして次々と倒されていく鉄竜騎兵団の機体。そんな中、突如地中から巨大なデススティンガーが現れて、荷電粒子砲を放った。

 

 

ヴォルフ「デススティンガー、アンナか?!」

 

ズィグナー「お逃げください、殿下!!」

 

 

その巨大なデススティンガーに乗っていたのはズィグナーだった。ズィグナーはヴォルフを守るため、彼の恋人のアンナのデススティンガーに操縦し、本来普通の人間が乗れる機体を彼は危険の招致の故に自らの命と引き換えにヴォルフを助けるために出撃した。

 

 

ヴォルフ「ズィグナー?!」

 

ズィグナー「今の戦力では、立て直せません。お逃げください!!」

 

 

鉄竜騎兵団の本隊は既に別の場所にいており、ヴォルフを助け出すため何としてでもこの場にいる敵を抹殺しようとするのだ。

 

 

ヴォルフ「お前を置いて逃げれるか!!」

 

ズィグナー「我らの悲願をお忘れか?」

 

ヴォルフ「!!」

 

 

彼らの悲願、それはゼネバス復活だった。ヴォルフはゼネバスの血を継ぐ末裔、彼の存在がゼネバス復活に繋がるためにあると言う。

 

 

ヴォルフ「すまない。」

 

 

そう言いながらバーサークフューラーを反転し、思いっきりバーニアをふかすヴォルフ。デススティンガーの尻尾から荷電粒子砲が放たれた。

 

 

マリュー「このままじゃみんなやられてしまうわ。」

 

ウルトラマンゼロ「ラミアス艦長、みんなを連れてナナリーのところへ行け。」

 

マリュー「あなた1人残すわけにはいかないわ!!」

 

ウルトラマンゼロ(刹那)「後俺とゼロでやる。みんなはこの場から引け。」

 

マリュー「わかったわ、あなたの無事を祈ります。」

 

 

巨大なデススティンガーを前に刹那とウルトラマンゼロがこの場を任せて、アークエンジェルは味方機を連れてナナリーのいるリヤドへ向かった。

 

 

ズィグナー「貴様ぁっ!!」

 

 

 

デススティンガーを操縦するズィグナーがストライクレーザーバイトシザースでウルトラマンゼロに掴みかかって来た。

 

 

ウルトラマンゼロ(刹那)「!!」

 

 

刹那はウルトラマンゼロエクシアに変身してデススティンガーのハサミをゼロエクシアソードで防ぎ、ゼロブライトサーベルを出して、デススティンガーの右腕を切断し、ゼロエクシアソードで必殺技のゼロエクシアスマッシュでゼロエクシアソードを発光して光状を纏いながらデススティンガーの胴体を真っ二つにした。

 

 

ズィグナー「ぐわあああー!!」

 

 

ウルトラマンゼロエクシアの必殺技を受けて、デススティンガーを真っ二つにされてしまったズィグナー。その時、撤退したはずのヴォルフのバーサークフューラーが現れて来た。

 

 

ズィグナー「殿下、なぜ・・・・!!」

 

 

逃したヴォルフが戻って来た事に驚くズィグナー。ヴォルフは、ズィグナーを救うため、ウルトラマンゼロに再び挑み、傷付いたバーサークフューラーの装甲をパージし、バーサークフューラーの野生の本能に賭けて挑む。

 

 

ヴォルフ「刹那=F=セイエイ、ウルトラマンゼロ!!」

 

ウルトラマンゼロ(刹那)、ウルトラマンゼロエクシア「ヴォルフ=ムーロア!!」

 

 

ヴォルフのバーサークフューラーがバスタークローを回転しながら飛び、ウルトラマンゼロエクシアがゼロエクシアソードで斬りにかかり、ぶつかりあった。そして、一瞬の交差、2つの金属音が響き鳴り、ヴォルフのバーサークフューラーのバスタークローがウルトラマンゼロエクシアの肩アーマーを貫き、ウルトラマンゼロエクシアのゼロエクシアソードがバーサークフューラーの喉に食い込んだが、浅い。

 

 

ウルトラマンゼロエクシア(刹那)「お前の勝ちだ!!」

 

 

刹那が呟き、一騎討ちはヴォルフが勝った。そしてヴォルフはズィグナーを回収し、撤退した。アークエンジェルはリヤドにいるナナリーを奪取し、宇宙へと向かった。またヴォルフはズィグナーを回収し、鉄竜騎兵団の本隊と合流し、ヘリック共和国本土へ侵攻する準備を行った。宇宙では、全軍の全戦力が集結する最中、ヘリック共和国本土に鉄竜騎兵団を止めるものはいないだろう。宇宙の地球連合軍の月面基地では、

 

 

宇宙

プトレマイオス基地

 

カティ「ガイロス帝国軍、カティ=マネキン大佐、ただ今参りました。」

 

プトレマイオス基地司令官「君にドミニオンの艦長を任命する。」

 

 

次回 29話へ続く



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第29話 立ちはだかる存在

地球連合軍がザフト軍、宇宙人同盟との戦いに終結すべく、全戦力を宇宙に出させて、月面のプトレマイオス基地に集結した。またオービットベースでは、

 

すふ

宇宙

オービットベース

セカンドオーダールーム

大河「プロイツェンがザフト軍と宇宙人同盟と決着をするべく全戦力を月面基地に集結させたのか。」

 

火麻「ARUSやガイロス帝国は陸海空軍の全て兵力をぶち込んだわけか。」

 

麗雄「まるで賭け事をしているわけじゃな。」

 

大河「両軍共、ウルトラマンベリアルとレイブラッド星人とエンブリヲと101人評議会に意のまま動かされている。」

 

麗雄「共和国は人革連と共闘してこの戦いを終わらせるべく全戦力を投入したそうじゃ。」

 

大河「大統領は本気でこの戦いを終わらせるつもりのようだ。」

 

麗雄「世界が今後どう向き合うかだ。」

 

ゼナ「(そして奴らがどのように動くかだ。)」

 

 

戦いは最後の戦いへとなり、舞台は宇宙が戦場へと移り、全軍全戦力を終結させ、この戦いに終止符を打とうとする。

 

 

クルト「失礼します。」

 

 

そこでGGGに新しく配属された新入りのゼナと同じシャドー星人のクルトがやって来た。

 

 

ゼナ「!!」

 

大河「どうした?」

 

ゼナ「(いや、何でもない。)」

 

クルト「久しぶりの教え子との再会に驚いたんではありませんか。」

 

ゼナ「(ああ。)」

 

モア「その人は?」

 

ゼナ「(彼の名はクルト。私と同じシャドー星人、私の最後の教え子だ。)」

 

モア「ゼナさんと同じシャドー星人ですか?」

 

クルト「はい、私は彼と同じシャドー星人です。よろしくお願いします。」

 

 

新人隊員として笑顔で挨拶するクルト。彼の笑顔に不敵な笑いがあった。一方、救出されたナナリーは、凱達から今の出来事を全て聞かされた。

 

 

ロビー

ナナリー「ゼロがお兄様・・・・?!」

 

凱「ああ、本当だ。彼は君のための戦っている。」

 

ナナリー「お兄様が私のために。」

 

凱「彼はプラントにいる。父と最後の対決に挑む。」

 

ナナリー「お兄様がお父様と・・・・!!」

 

凱「ああ。」

 

ナナリー「お兄様を止めてください、私のために血を流すなんて。」

 

凱「もちろんだ。咲世子、彼女の護衛を頼む。」

 

咲世子「はい。」

 

 

ルルーシュの付き人だった咲世子が現れ、彼女はルルーシュが日本を離れて、今はGGGの諜報部に所属し、ナナリーの護衛に着く事になった。一方、この戦いを止めるため、アスランはプラントへ帰還しようとする。

 

 

キラ「プラントへ行くのか?」

 

アスラン「俺は父と一度話をする。」

 

美月「危険過ぎるわ、あなた1人でプラントに行くなんて。」

 

アスラン「わかっている。現在のプラントの議長は俺の父なんだ。」

 

ガイ「お前1人で行かせるわけにはいかない。」

 

キラ「クレナイさん。」

 

ガイ「万が一の事があれば俺がオーブに変身して助け出す。」

 

アンジュ「私もプラントには用があるわ。」

 

エルエルフ「俺も行かせてもらうぞ。」

 

アスラン「2人もプラントだったな。」

 

アンジュ「私も故郷に話をつけにいくわ。」

 

エルエルフ「プラントがどこまで話が通用するかだ。」

 

アスラン「ああ。」

 

 

プラントにいる現議長の父パトリックを話しをするため、アスランはアンジュ、エルエルフ、ガイと共にシャトルに乗って向かった。

 

 

廊下

ハルト「そう言えばオーブから脱出した科学者はここにきているはずだ。」

 

サキ「ええ。」

 

 

地球連合軍のオーブ首長国侵略時に科学者がオービットベースに来ている事で、聞きたい事を聞きに行こうとするハルト。

 

 

イオリ「ねぇ、時縞君、流木野さん。」

 

ハルト「イオリさん。」

 

イオリ「確かその中に私のお父さんがいたはずよ。」

 

ハルト「イオリさんのお父さんが科学者?」

 

サキ「その科学者の中にいたなんて。」

 

イオリ「よかったら一緒に行きましょう。」

 

ハルト「そうだね。」

 

ショーコ「ハルトー。」

 

ハルト「ショーコ?」

 

ショーコ「最近あまり付き合っていないから。」

 

サキ「ショーコさん、何か用かしら?」

 

ショーコ「ハルトに用があるの。」

 

ハルト「?」

 

ショーコ「ハルト、せっかくだから2人で付き合わない?」

 

ハルト「いいよ。」

 

ショーコ「じゃあ2人っきりになりましょう。」

 

 

久々に幼馴染の2人っきりになったハルトとショーコ。一方、1人で何か怪しげな事を企むクルトは、

 

 

クルト「・・・・。」

 

 

廊下を歩き回るクルトは、何か誰か探そうとしていた。

 

 

クルト「(既に作戦は実行だ。)」

 

ゼナ「(そこまでだな。)」

 

クルト「ゼナ!!」

 

ゼナ「(何を企んでいる、クルト。)」

 

クルト「流石だ、俺が地球連合軍のスパイだって事を。」

 

ゼナ「(お前とはこんな形で再会するとはな。)」

 

クルト「シャドー星の栄光のために俺はベリアルに着いた。」

 

ゼナ「(お前がベリアルに着いていたとは。)」

 

クルト「もうじきここは陥落する。」

 

ゼナ「(何?!)」

 

 

クルトの口からオービットベースが陥落する事を告げられ、彼の作戦は速やかに実行され始めていた。

 

 

セカンドオーダールーム

大河「何が起きている?!」

 

スワン「オービットベース内に侵入者デス!!」

 

大河「何?!」

 

火麻「原因は何だ?!」

 

スワン「今映します!!」

 

 

すぐにオービットベース内全体の映像をすぐに映し出し、侵入者の確認をしたが、映ったのは3番格納庫にマギウス101人評議会のファントムがいた。

 

 

刹那「あれはファントム!!」

 

ウルトラマンゼロ(ウルトラゼロアイNEO)「まさかオービットベース内に潜んでいたのか!!」

 

 

マギウス101人評議会のファントムがオービットベースの3番格納庫に現れて、潜んでいた事に驚く刹那とウルトラマンゼロ。映像からファントムがオーブ首長国の科学者のRUNEを吸い取っていた。

 

 

ハルト「これは一体?!」

 

 

急な事態にセカンドオーダールームに入室したハルト達?

 

 

刹那「ファントムがオーブ首長国の科学者のRUNEを。」

 

ハルト「何だって!!」

 

イオリ「お父さん!!」

 

 

ファントムにRUNEを吸収されているオーブ首長国の科学者の中にはイオリの父の姿もあった。

 

 

ハルト「イオリさん!!」

 

イオリ「お父さん、お父さん!!」

 

 

父がファントムにRUNEを吸い尽くされていく最期を目の当たりにするイオリ。同時に映像からシャルルの姿が映し出された。

 

 

一同「!!」

 

シャルル(映像)「全世界の諸君、ヘリック共和国とGGGは実はおぞましい人体実験を行なっている。」

 

大河「何だと?!」

 

シャルル(映像)「彼らは人体実験でこのような生物兵器を生み出している。つまりこれはバケモノだ!!」

 

 

シャルルから映し出された映像から人体実験でウルトラマンを生み出して、生物兵器として使っていると言う捏造を表した。

 

 

リク「何だよ、これ!!」

 

ムサシ「ウルトラマンが悪者にされている。」

 

ウルトラマンゼロ(ウルトラゼロアイNEO

)「101人評議会は俺達を悪者に仕上げるつもりか!!」

 

 

マギウス101人評議会の策略で自分達が悪者にされたヘリック共和国とGGGの面々。同時に、ファントムを使って潜入していた地球連合軍の特殊部隊の兵士達が現れて、基地内を襲撃し始めた。

 

 

一同「!!」

 

 

基地内に潜入した地球連合軍の特殊部隊の兵士達が次々隊員やハルト達の一緒のヘリオポリスの生徒達を射殺していった。

 

 

廊下

生徒一同「うわあああああー!!」

 

 

地球連合軍の特殊部隊の兵士達に次々と射殺されていき、クルトの作戦により、オービットベース内は混乱状態に陥り、大勢の隊員や生徒らが逃げ回っていた。

 

 

バレル「はあああっ!!」

 

 

地球連合軍の特殊部隊の兵士達を相手に戦うラッシュハンターズとトライデントと星雲団とトライスターら。

 

 

リバイ「基地内で戦いのは辛い・・・・!!」

 

ハルキ「これじゃいつまで保つかわからないぜ!!」

 

ガビル「このままだと基地が陥落してしまう!!」

 

バレル「今は基地にいる敵兵を片付けるしかない!!」

 

 

今は基地内にいる地球連合軍の特殊部隊の兵士達が片付ける事を先決していくバレル達。

 

 

ゼナ「(オービットベースを無力化する事が目的か?!)」

 

クルト「ああ、それと既にお前の仲間を1人捕らえた。」

 

ゼナ「?」

 

クルト「まあいい、もうじき艦隊が来る。」

 

 

基地の外には、地球連合軍の艦隊が接近して来る事を知り、すぐに通信で連絡し、この混乱の最中、ただに出撃したウルトラマンゼロ、ウルトラマンジードプリミティブ、ウルトラマンコスモスルナモード、ウルトラセブン、ウルトラマンレオ、フリーダム、ブルーフレームセカンドG、ヴァルヴレイヴ1、ヴァルヴレイヴ3、ヴァルヴレイヴ4、ヴァルヴレイヴ5、スターガオガイガー、キングジェイダー、幻竜神、強龍神、デュナメス、ヴァーチェ、フラッグカスタム、イナクト、エールストライク、バスター、キルシュバウム、キルシュバウムカスタム、グレイブカスタム、ソルシェウィサリス。また同時にオービットベースの脱出をし始めた一同は、基地にある四方の4隻のディビジョン・フリート、アークエンジェル、アヴァロン、クサナギに乗り込み始めた。早速現れた地球連合軍艦隊、その中にアズラエルの乗るドミニオン、ARUS大統領のジェフリーの乗るARUS旗艦が現れた。

 

 

アズラエル「君に任せるよ。」

 

カティ「了解した。」

 

 

ドミニオンの艦長に任命されたカティが早速攻撃の声を出した。

 

 

カティ「こちらは地球連合軍、宇宙戦闘艦ドミニオン。」

 

マリュー、スメラギ、グラハム、ビリー、コーラサワー「!!」

 

 

ドミニオンから出てきたカティの声に聞き覚えがあると驚くマリュー、スメラギ、グラハム、ビリー、コーラサワー。

 

 

マリュー「まさかこの声・・・・。」

 

スメラギ、ビリー「マネキン!!」

 

コーラサワー「大佐!!」

 

グラハム「マネキン大佐!!」

 

 

ドミニオンから彼女の声を聞いて、自分達が関わりのある人物である事をマリュー、スメラギ、コーラサワー、グラハム、ビリー。マリューとスメラギとビリーはアークエンジェルでドミニオンに直接光学映像を流した。

 

 

カティ「!!」

 

マリュー「久しぶりのようね、マネキン。」

 

カティ「お前はラミアス、クジョウ。」

 

スメラギ「あなたとはこんな再会になるなんて思っていなかったわ。」

 

カティ「そうか。投降をすれば命だけは助けてやる。」

 

マリュー「それは出来ないわ。」

 

スメラギ「地球軍、ザフト軍、いやこの世界全体がベリアル達に牛耳られている事に疑念があるの。」

 

カティ「ラミアス、クジョウ。」

 

アズラエル「あっはっはっは。どうするものかと聞いていたが、呆れますね艦長さん。」

 

ジェフリー「言って解ればこの世に争いなんて無いんだよ。解らないなら敵を討たねばならん。」

 

カティ「理事、大統領。」

 

一同「!!」

 

 

地球連合軍の艦隊にブルーコスモスの理事であるアズラエル、ARUS大統領のジェフリーがいる事を知った一同。ドミニオンから発進したカラミティ、フォビドゥン、レイダー、各艦からストライクダガー、バスターダガー、ジンクス、ジェノザウラー、アイアンコングPK、ウォード、ガレスが発進し、ブリガンテからケイが変身したストロング・ゴモラント、巨大化したキリッシャー、ダークロプスゼロ、レギオノイドβ、ギャラクトロン、クグツ化したギエロン星獣、ギエロン星獣と同様にクグツ化したサタンビートル、サメクジラ、グビラが発進し、戦闘開始となった。

 

 

ウルトラマンゼロ「てやああああああー!!」

 

 

宇宙空間を移動しながらウルトラマンゼロはパンチを繰り出して、レギオノイドβ3機を破壊し、ビームライフルで攻撃してくるストライクダガーの右腕、頭部を手刀で切断した。

 

 

オルガ「落ちろぉっ!!」

 

 

カラミティの全武装で一斉射撃をして、強龍神、ヴァルヴレイヴ3に攻撃した。

 

 

ライゾウ「この野郎!!」

 

 

カラミティに対し、至近距離から攻撃を行いに向かっていくライゾウはアームストロンガー・カノンで殴りにかかった。随伴機のジェノザウラー3機が荷電粒子砲を発射してヴァルヴレイヴ3に命中した。

 

 

ライゾウ「ぐわあああー!!」

 

強龍神「山田!!」

 

オルガ「余所見すんなよ!!」

 

 

ライゾウの気をしていた強龍神にカラミティがスキュラを放って攻撃した。

 

 

強龍神「バーニングハリケーン!!」

 

 

バーニングハリケーンをカラミティに放って反撃した強龍神。

 

 

クロト「撃滅!!」

 

 

レイダーMA形態でスピードを駆けながら幻竜神とヴァルヴレイヴ5の周り攻撃するクロト。

 

 

キューマ「こいつっ!!」

 

 

ボルト・ファランクスでレイダーMA形態に射撃するキューマ。だが、レイダーの高い機動力であっさりかわされてしまった。

 

 

幻竜神「私が相手だ!!」

 

 

機動力とスピードで駆け回るレイダーMA形態に幻竜神が挑み、幻竜神は氷を使って、オーロライリュージョンで自身の分身を作り出した。

 

 

クロト「何?!」

 

 

幻竜神がオーロライリュージョンで生み出したいくつか氷の虚像に驚くクロト。どれが本物かわからず、翻弄された。

 

 

クロト「ええーい、まとめてやる!!」

 

 

MS形態に変形したレイダーがミョルニルを放って、幻竜神の氷の虚像をなぎ払ったが、本物の幻竜神の姿はなかった。

 

 

幻竜神「貰った!!」

 

 

背後から現れた本物の幻竜神が至近距離からフリージングガンを放って攻撃した。

 

 

 

ビッグボルフォッグ「はあああああー!!」

 

 

ビッグボルフォッグはシャニのフォビドゥンと1対1の戦いをし、ビッグボルフォッグはスピードを駆使してシャニのフォビドゥンを攻めた。

 

 

シャニ「紫のロボットめ!!喰らえ!!」

 

 

ビッグボルフォッグの動きを捉えるため、フォビドゥンのフレスベルグからビームを軌道をビッグボルフォッグの来る位置に放った。

 

 

ビッグボルフォッグ「!!」

 

 

フォビドゥンから放ったビームをホログラフィックカモフラージュで回避して、右腕から4000マグナムを放ち、左腕でムラサメソードで斬り込んだ。

 

 

シャニ「調子に乗んなぁっ!!」

 

 

ビッグボルフォッグに逆に攻められたシャニがニーズヘグで振り回しながら斬撃した。

 

 

ビッグボルフォッグ「あなたの鎌の斬れ味は危険でありますね。」

 

シャニ「生意気なんだよ、てめぇ!!」

 

 

ぶつかり合うビッグボルフォッグとシャニ。

 

 

ウルトラセブン「ギエロンだけでなく、他の怪獣までもがか!!」

 

 

ウルトラセブンとウルトラマンレオとウルトラマンコスモスルナモードは、ギエロン星獣以外にもクグツ化したサタンビートル、サメクジラ、グビラと交戦する。グビラの鼻のドリルがウルトラセブンに向かって突撃して来た。

 

 

ウルトラセブン「!!」

 

 

両手でグビラの鼻のドリルを掴んだウルトラセブン。

 

 

ウルトラセブン「くっ、操れているとは、戦いづらい。」

 

 

ググツ化した怪獣を相手に戦う事に苦しく感じるウルトラセブン。

 

 

ウルトラマンレオ「怪獣だって元は穏やかに過ごしていたのが、戦争の道具に使われた事は私も納得はしない。」

 

ウルトラマンコスモスルナモード(ムサシ)「命の樹の果実さえあれば・・・・。」

 

 

クグツ化した怪獣に命の樹の果実があれば怪獣を元に戻す事も出来ていたが、今の状況ではその場所を取りに行く時間がなく、コズミック世界で自分が抜けると戦力もダウンしてしまう。サタンビートルとサメクジラが同時にウルトラマンレオとウルトラマンコスモスルナモードに体当たりした。

 

 

ウルトラマンジードプリミティブ(リク)「何だ、あの怪獣は?!」

 

 

ウルトラマンジードプリミティブとウルトラマンゼロは、水生生物をした怪獣ゼガンと戦う。ゼガンのコントロールするため一体化したクルトが操縦をした。

 

 

ゼガン(クルト)「お前達2人の首をベリアルに差し出してやる!!」

 

 

2人のウルトラマンの首をベリアルに差し出すためにクルトはゼガンの両腕のハサミから赤い稲妻状の光線を撃った。

 

 

ウルトラマンゼロ(刹那)、ウルトラマンジードプリミティブ(リク)「ぐぅっ!!」

 

 

ゼガンの攻撃を喰らったウルトラマンゼロとウルトラマンジード。

 

 

アリー「貰ったぁっ!!」

 

さらにアリーがトリニティから奪ったスローネツヴァイを自分の物にして操縦し、刹那とウルトラマンゼロに襲いかかった。

 

 

ウルトラマンゼロ(刹那)「その声はアリー=アル=サージェス!!」

 

ウルトラマンゼロ「お前、まさかガンダムを!!」

 

アリー「奪った機体は俺にはピッタリ何だよ!!」

 

そう言いながらGNファングを射出してウルトラマンゼロに攻撃した。

 

 

ストロング・ゴモラント(ケイ)「死ねぇ!!」

 

 

ケイのストロング・ゴモラントの鼻から必殺技のグラビトロンプレッシャーを放った重力波でウルトラマンゼロ、ウルトラマンジードプリミティブに浴びせて転落させ、さらに周囲にいたフリーダム、ヴァルヴレイヴ1、ヴァルヴレイヴ4を巻き添えさせて、重力波に浴びせられた。

 

 

キラ「きっ、機体が!!」

 

ハルト「じゅっ、重力で動きが・・・・!!」

 

サキ「まるで押しつぶされているわ!!」

 

 

ストロング・ゴモラントの必殺技のグラビトロンプレッシャーの重力によって押しつぶされたウルトラマンゼロ達。

 

 

美月「はぁっ!!」

 

 

美月のソルシェウィサリスがストロング・ゴモラントに向けてソーサリロッドを集中してムーンシュートを放った。

 

 

ストロング・ゴモラント(ケイ)「ぐぅっ!!」

 

 

ウルトラマンと同じ光線の威力のムーンシュートを喰らったストロング・ゴモラントは、尻尾を振ってソルシェウィサリスにぶつけにかかった。機体の分身機能で、ストロング・ゴモラントの尻尾攻撃をかわし、2本のソルナイフで尻尾に斬りつけた。

 

 

凱「殺戮マシンなんかに!!」

 

 

ギャラクトロン、ダークロプスゼロ、レギオノイドγの無人機部隊を相手に戦う凱とゾルダートJ。

 

 

凱「勇者の力を見せてやる!!」

 

 

ウルトラマンの大半が光の国へ行ってるため、凱は自分が必死になって戦い、パンチを繰り出しながらダークロプスゼロを次々と破壊し、ガトリングドライバーでギャラクトロンの胴体を突き刺しながら回転して破壊した。

 

 

ゾルダートJ「貴様らなど私の敵ではない。」

 

 

レギオノイドγを軽々とパンチで一瞬でも粉砕するキングジェイダーは、ウルトラマンの2倍の大きさを持ちながら地球製のロボットにはない巨大なサイズで、圧倒的なパワーを誇り、最強のロボットと言われる。ギャラクトロンがギャラクトロンブレードで斬りにかかってくるに対し、パンチでストレートして一撃で粉砕した。

 

 

ロックオン「こんな時に!!」

 

ティエリア「皆が艦に乗り終えるまではしばらく辛抱しなければ!!」

 

ムウ「ああ!!」

 

劾「時間稼ぎか。」

 

 

皆が艦乗り込んで脱出するまで時間稼ぎをし、デュナメスがGNスナイパーライフル、ヴァーチェGNバズーカ、エールストライクはビームライフル、ブルーフレームセカンドGはビームライフルで、多数のストライクダガー、ジンクス、ジェノザウラー、アイアンコングPKを次々と撃墜していった。

 

 

グラハム「マネキン大佐、あなただってわかっているはずです!!今の地球軍を!!」

 

コーラサワー「大佐、おやめください!!俺はあなたとは戦えません!!」

 

カティ「甘えるな、今は敵同士である事を忘れたか!!」

 

 

グラハムとコーラサワーの説得を蹴り、ドミニオンのイーゲルシュテルンで対空攻撃を行わせるカティ。戦いはますます激化し、四方の4隻のディビジョン・フリート、アークエンジェル、アヴァロンへ乗り込む大勢の者達。

 

 

イオリ「何とか助かったわ。」

 

ショーコ「後は脱出すれば・・・・。」

 

 

アークエンジェルに乗り込んだショーコ、イオリと数十人の生徒ら。

 

 

マリュー「後は脱出ね。」

 

 

だがそこで、アークエンジェルにとある通信が入って来た。

 

 

一同「!!」

 

 

その通信で大きな事が待ちかまえようとした。一方、戦闘中のキラ達は、ストロング・ゴモラントと戦っていた。ストロング・ゴモラントから放った重力波と高い怪力に接近戦では近づけないと判断した。

 

 

キラ「迂闊に近づけない。」

 

ハルト「そうだね。」

 

 

ストロング・ゴモラントには遠距離攻撃を行っていこうとするが、そこでアークエンジェルから通信が入ってきた。

 

 

イオリ「助けて、地球軍の特殊部隊がアークエンジェルに現れたの!!」

 

 

キラ「何?!」

 

ハルト「何だって!!」

 

美月「すぐにアークエンジェルへ行きましょう!!」

 

サキ「みんなを救わなきゃ!!」

 

ウルトラマンゼロ(刹那)「ああ。」

 

ウルトラマンゼロ「ジード、悪いが頼んだぞ!!」

 

ウルトラマンジードプリミティブ(リク)「任せてください。」

 

 

ゼガンとストロング・ゴモラントはリクに任せて、キラ、ハルト、サキ、刹那、美月は地球連合軍の特殊部隊の兵士からアークエンジェルを救うために向かった。早速アークエンジェルに着いた5人は、そこには地球連合軍の特殊部隊の姿はなく、イオリ、その生徒らによって取り押さえられたアークエンジェルのクルー、ショーコの姿だった。

 

 

ハルト「イオリさん・・・・?!」

 

キラ「こっ、これは?!」

 

サキ「どういうこと?!」

 

ハルト「ショーコ!!」

 

ショーコ「ハルト!!」

 

 

イオリ「あなた達5人、特に流木野サキと神崎美月、あなた達2人を差し出せばARUS大統領が私達の命を保障する約束をしてくれたわ。」

 

刹那「何だと?!」

 

マリュー「ダメよ、あなた達は騙されてるのよ!!」

 

生徒1「お前は黙れ!!」

 

 

マリューの腹を殴って気絶させた。

 

 

キラ「マリューさん!!」

 

生徒2「お前ら大人しくしろ!!」

 

 

生徒達がキラ、ハルト、サキ、刹那、美月の腕を掴み捉え、イオリが拳銃を出して突き付けた。

 

 

イオリ「お父さんの仇。」

 

キラ「君達は利用されているんだ、お願いだから。」

 

ハルト「こんな事しても無意味だ。」

 

イオリ「この黙れ!!」

 

 

拳銃を構えたイオリが発砲し、その弾がキラ、ハルト、刹那に向けられようとし、美月が生徒に掴まれた両腕を力強く振りながら引き離して、3人の前に立って庇って、自身が身体を張って弾に撃たれた。

 

 

美月「!!」

 

 

イオリに身体を撃たれた美月。

 

 

一同「!!」

 

刹那「美月!!」

 

キラ、ハルト、サキ「美月さん!!」

 

 

イオリに身体を撃たれてしまった美月。だが、撃たれた彼女は何となく立ったままビクともせず、撃たれた傷跡がすぐに治った。

 

 

一同「!!」

 

ウルトラマンゼロ(ウルトラゼロアイNEO)「美月、お前・・・・!!」

 

美月「・・・・。」

 

 

美月が撃たれて傷跡が一瞬で回復したのを目の当たりにしたキラ達は、彼女も普通の人間ではなかった事が判明し、そして自分の姿に周りに見られた。

 

 

イオリ「いやあああああー、バケモノ!!」

 

美月「もう私は人間じゃない、もう私とみなとこうはもう普通の人間じゃないの。永久に死ねない身体なのよ・・・・!!」

 

イオリ「来ないで、近寄らないで!!」

 

 

自分と娘と息子がもう普通の人間でなく、永久に死ねない身体として、バケモノと言われて心に傷付いた美月は涙を流した。5人はポッドに乗せられて、射出され、そのポッドを手に掴んだジンクス。5人を引き渡したイオリは自分達の命の保証の約束をされるが、ストライクダガーがアークエンジェルにビームライフルを突き付けた。

 

 

イオリ「約束が違う!!」

 

ジェフリー「約束など最初からするはずなどない。」

 

 

ジェフリーが最初から約束を守るはずがなく騙されたイオリら。ストライクダガーがビームライフルで撃とうとする。その時、キューマのヴァルヴレイヴ5とライゾウのヴァルヴレイヴ3が現れて、ポッドに乗せられたキラ達、アークエンジェルを救う為ジンクスとストライクダガーを攻撃した。

 

 

ハルト「犬塚先輩、山田君!!」

 

ライゾウ「俺のダチに触れんじゃねぇ!!」

 

キューマ「ハルト達には指一歩近づけさせない!!」

 

キューマとライゾウがキラ達を守るため、自分達2人が身を張って命がけで奮闘する。

 

 

キューマ「もうアイナみたいな事は繰り返させるわけにはいかないんだ!!」

 

ライゾウ「死んだノブのところにはまだ行かねぇ、今俺がみんなをダチを守らなきゃならないんだ!!」

 

 

2人はそれぞれ大切な人を亡くした犠牲を繰り返させないために仲間を守るため必死になって奮闘し、敵部隊を次々と倒していった。だが、それに目を付けたケイとオルガとクロトがキューマとライゾウに襲いかかった。

 

 

ストロング・ゴモラント(ケイ)「仲間を守りたいならまずお前ら2人から殺ってやる!!」

 

 

ストロング・ゴモラントの鼻からグラビトロンプレッシャーでヴァルヴレイヴ3とヴァルヴレイヴ5を重力波で叩き込み、オルガのカラミティが全武装で一斉射撃し、クロトのレイダーがミョルニルで放ちながら喰らわせて、2機を追い込んだ。

 

 

キューマ、ライゾウ「うおおおおおおー!!」

 

 

機体がボロボロになってもそれで必死になって抵抗するキューマとライゾウ。だが、カラミティとレイダーが同時攻撃でカラミティはスキュラ、レイダーはツォーンを放ってヴァルヴレイヴ3、ヴァルヴレイヴ5に喰らわせて撃破し、キューマとライゾウは戦死した。

 

 

ハルト「犬塚先輩、山田君!!」

 

 

カラミティとレイダーによってトドメを刺されてしまったキューマとライゾウの最期を目の当たりにしたハルト達。

 

 

キリッシャー「ポッドはいただくぜ。」

 

 

再びポッドの中にいるキラ達5人を回収しようとするキリッシャー。その時、くさび形の手裏剣状の光弾が放たれて、キリッシャーの右手に直撃した。

 

 

キリッシャー「!!」

 

ウルトラマンダイナフラッシュタイプ(アスカ)「ヒーローの参上だ!!」

 

 

現れたのは、何とウルトラマンダイナフラッシュタイプだ。

 

 

ウルトラマンコスモスルナモード(ムサシ)「アスカなのか・・・・?!」

 

ウルトラマンゼロ(ウルトラゼロアイNEO)「アスカ!!」

 

ウルトラマンダイナフラッシュタイプ(アスカ)「遅くなったな、俺以外にも頼もしい味方がいる。」

 

ウルトラマンゼロ(ウルトラゼロアイNEO)「?」

 

レイ「ゼロ、久しぶりだったな。」

 

 

彼以外にも頼もしい味方とは、ペンドラゴンに乗って現れたレイとZAPの仲間達だ。

 

 

ヒュウガ「久しぶりだったな、ゼロ。」

 

ウルトラマンゼロ(ウルトラゼロアイNEO)「ヒュウガ船長!!」

 

クマノ「俺達もいるぞ。」

 

オキ「5人揃ってなきゃね。」

 

ハルナ「今はそれより敵を倒す事ね。」

 

レイ「ああ、ここは俺とダイナに任せろ。行け、ゴモラ!!」

 

 

ストロング・ゴモララントを相手に挑むレイはバトルナイザーを出して、ゴモラを召喚し、交戦させた。

 

 

ゴモラ「キシャアアアアー!!」

 

 

ゴモラが鼻の角でストロング・ゴモラントに強く突いて、尻尾を振ってぶつけて喰らわせた。

 

 

ストロング・ゴモラント(ケイ)「なっ、何?!」

 

 

ストロング・ゴモラントは、相手は自身が変身したベリアル融合獣の素である普通のゴモラに一瞬で圧倒された。

 

 

レイ「ゴモラの力を見せてやる。」

 

 

レイはゴモラの力を見せつけるべくレイオニックスとして怪獣を動かしていく。

 

 

ゴモラ「キシャアアアアー!!」

 

レイ「超振動波だ!!」

 

 

ゴモラがストロング・ゴモラントに近づいて角から必殺技の超振動波を放ち、喰らわせた。

 

 

ストロング・ゴモラント(ケイ)「ちぃ、一時引くか。」

 

 

ゴモラの超振動波でストロング・ゴモラントはやられてしまい、変身者のケイ一時撤退した。

 

 

ウルトラマンダイナフラッシュタイプ(アスカ)「はぁっ!!」

 

 

ウルトラマンダイナフラッシュタイプは右手からフラッシュバスターを放ち、レギオノイドβ、ダークロプスゼロ、ギャラクトロンを次々と破壊した。

 

 

キリッシャー「我が槍を受けろ!!」

 

 

ウルトラマンダイナフラッシュタイプに向かってゲイボルグに必殺技のキリエルファイヤーランスで槍に自身の炎を纏わせて突き刺しにかかった。

 

 

ウルトラマンダイナフラッシュタイプ(アスカ)「見え見えだ!!」

 

 

真っ向から来るキリッシャーの必殺技を見抜きながら前に出て、パンチを前に出して思いっきりストレートして打ち込んだ。

 

 

キリッシャー「ぐわああああー!!」

 

 

ウルトラマンダイナフラッシュタイプのパンチ一発で一瞬でやられてしまったキリッシャーは吹き飛ばされた。

 

 

大河「今のうちに脱出だ。」

 

 

ウルトラマンダイナフラッシュタイプとペンドラゴンの介入で、すぐに4隻のディビジョン・フリート、アークエンジェル、アヴァロン、クサナギは出航し、キラ達のポッドを回収したウルトラマンダイナフラッシュタイプとペンドラゴンも共に脱出した。彼らが向かう先はコロニー メンデルだ。

 

 

次回 30話へ続く



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第30話 開く扉

地球連合軍のオービットベース襲撃で、ウルトラマンダイナとZAPのクルーらの介入で無事脱出をし、現在コロニーのメンデルにいた。

 

 

宇宙

コロニー メンデル

ドック

大河「助けてくれた事に感謝はします。」

 

ヒュウガ「我々は彼の要請でこの世界にやって来ました。」

 

大河「彼?」

 

アスカ「俺が彼らに頼んだ。他のウルトラマンも俺が頼んでこのコズミックイラに来たんだ。」

 

大河「君がか?」

 

アスカ「はい。それと俺が単独行動で得た情報だ。地球軍はデスザウラーとギルベイダーを復活させたようです。それに伴いレイブラッド星人やエンブリヲや101人評議会も表舞台から姿を現わす。」

 

大河「ついにこの戦争の終焉に姿を現しに来たのか。」

 

ヒュウガ「奴らを野放しにするとまた繰り返す、いや他の世界の支配し、同じようにする事も絶対阻止せねばならない。」

 

レイ「レイブラッドが完全復活した以上、俺が今度こそ息の根を止めてやる。」

 

アスカ「コズミックイラの世界の戦争を終わらせてやる。」

 

 

ウルトラマンベリアル、レイブラッド星人、エンブリヲ、101人評議会によるコズミックイラの世界の支配を終わらせるべく、この戦争に終止符を打つ事を強く決心する。一方、アークエンジェルの個室では、美月が普通の人間でなかった事に、キラとハルトとサキと刹那とウルトラマンゼロとリクは、彼女にその事で話をする。

 

 

 

アークエンジェル

個室

キラ「美月さん、さっき銃で撃たれた時、あなたは傷跡が回復しましたよね。」

 

美月「・・・・。」

 

ハルト「僕と流木野さんと同じカミツキ何ですか?」

 

美月「私はあなた達マギウスとは違うわ。」

 

サキ「違うって?」

 

刹那「どう言う事だ?」

 

美月「私は魔女よ。」

 

ウルトラマンゼロ(ウルトラゼロアイNEO)「魔女?」

 

美月「私は別の世界で元は普通の人間だったの。ソルシェウィサリスも別の世界よ。」

 

キラ「別の世界?」

 

サキ「それどう言う事?!」

 

美月「私はソルシェウィサリスと共に別の世界出身よ。ある事件をきっかけに私は機体と共にこの世界に飛ばされたの。私は気が付いたら何故か不老不死の魔女になっていたの。私は周りから迫害される日々ずっと身を隠して生活していた。そんな時、私はある男性と出会ってその人は私を匿い、一緒に生活を送った。やがて私はその人と恋をし、結婚してみなとこうが生まれて、幸せな日々を過ごしたの。でもその日々は続かなかった。ある日私の存在が周りに見つかって、私達家族は追われたの。そしてその人は私とみなとこうの目の前で撃たれて死んだの。」

 

 

美月は刹那達に自分の経歴を明かし、自分とソルシェウィサリスは別世界出身である事を明かし、コズミックイラの世界に飛ばされた時に自分の身体は不老不死の魔女になり、周りから迫害され、追われる日々の逃亡生活を送った。そんな中、追われている自分にとある男性と出会い、彼女を匿い、一緒の生活を送る。やがて2人は恋をし、結婚し、娘のみなと息子のこうが生まれて、幸せな日々を過ごしたが、ある日、自分の存在が周りに見つかってしまい、今度は家族と共に追われの身となり、逃亡生活を送るが、夫が撃たれて自分達の目の前で死んでしまった。

 

 

リク「あなたに辛い事があったんですか。」

 

美月「私はもう人間じゃないのよ。私とみなとこうはずっとバケモノ呼ばれよ。」

 

ハルト「そんな事ありません。あなたも僕達と同じ・・・・。」

 

美月「同じ?あなた達マギウスは先の戦いで仲間が2人死んだ事を忘れてない?」

 

 

ハルト、サキ「!!」

 

美月「マギウスだっていずれ戦って死ぬわ。そしてRUNEがやがれて尽きれば死ぬ事もあるわ。気安く同じと決めないで。」

 

ハルト、サキ「・・・・。」

 

 

自分の事を気遣うハルトにマギウスとはいえ違い、マギウスもいずれは死ぬ事を言った。一方、オービットベース脱出する際にメンバーが1人だけいなかった事に気付く。

 

 

大河「彼女がいない?!」

 

麗雄「命君の姿がいないぞ。」

 

 

1人だけいなかったのは命だ。彼女の姿がどこにもいなかった。

 

 

凱「命!!」

 

護「凱兄ちゃん、命姉ちゃんはまさかあの時連れさらわれたんだと。」

 

凱「くっ、あの時連れさらわれたのか?!」

 

 

地球連合軍のオービットベース襲撃時に命は連れさらわれた事に気付き、捕らわれた彼女は今地球連合軍のプトレマイオス基地にいた。

 

 

月面

プトレマイオス

格納庫

シャルル「こいつがパスダーが地球に降下した時に自身の滅亡した際の保険か。」

 

命「私をどうするつもり?」

 

シャルル「お前には魔獣ギルベイダーのコアになってもらおう。」

 

命「私がギルベイダーのコア?!」

 

シャルル「そうだ、お前の中にあるゾヌーダごと物質昇華があればギルベイダーは無敵となる。」

 

命「あの時、EIー01が地球降下した際に私はじゃあ・・・・!!」

 

シャルル「お前は既に人じゃなくなっていたのだよ。お前自身最初から気が付いていたはずだ。」

 

命「・・・・。」

 

シャルル「それだけでない、お前は永遠の永遠語りの1人だという事もだ。他既に4人は捕らえることに失敗したが、お前だけ捕らえた価値はある。ギルベイダー復活の生贄になってもらおう。」

 

 

捕らえた命はパスダー如くEIー01が地球降下した際にゾヌーダという種子を植え付けられていた事で、それに目を付けたシャルルが彼女の持つゾヌーダごと物質昇華でギルベイダーの復活を目論んだ。一方、メンデルにある2隻の船がやって来た。

 

 

メンデル

格納庫

スワン「メンデルより2隻の船が来ます。」

 

大河「すぐ映したまえ。」

 

 

メンデル周辺の外の映像を映し出したその一隻の船はザフト軍のエターナルとアウローラだ。エターナルからメンデルに通信が入り、エターナル艦内の映像からアンジュとアスランとエルエルフとガイの姿が映し出された。

 

 

アスラン「大河長官。」

 

大河「アスラン君!!」

 

アスラン「驚かせて申し訳ありません。これには事情があります。」

 

 

プラントへ向かった4人から事情を話し、シャトルでプラントへ到着した4人は既に待ち伏せをしていたザフト軍の兵士達に捕まり、4人の前にパトリックとアマデウスとジュリオとカインとクルーゼが現れて、彼らの罠にかかり、4人はアプリリウス市の広場で公開処刑を行われようとし、見物に来た人々の中でマナの人々が4人の処刑を熱狂、狂気的に支持をし、まるで人間性すらなく、人の不幸、死に様を喜ぶ、嘲笑う姿にアスラン、アンジュ、エルエルフ、ガイはマナが人間性がない事、醜悪なまでに異常な光景、もはや解り合えない事に気付いた。処刑される寸前、その時ジャグラーが現れて、瞬間移動で蛇心剣で処刑台を破壊して4人は解放され、さらに上空から時空の穴が開いて、サラの焔龍號とナーガの蒼龍號、カナメの碧龍號が現れて、アンジュ達を連れていプラントのドックへと向かい、最新鋭艦のエターナルとアウローラを占拠したラクスらクライン派と合理し、エターナルとアウローラと共にプラントを脱出し、現在メンデルに入港し、エターナルの艦長であるクリムヒルトとアウローラの艦長のジルは、ヘリック共和国とGGGの面々らと対面する。

 

 

クリムヒルト「初めましてだな、私の名はクリムヒルトだ。」

 

ジル「私の名はジルだ。」

 

マリュー「あなた達とは初対面ですね。」

 

クリムヒルト「そのようだな。」

 

ジル「カインの副官だったお前がラクス=クラインの側近だったとはな。」

 

クリムヒルト「私は影からずっとラクス嬢の側近として活動して来た。そうではないか、ジル。」

 

ジル「ザフトだったお前には色々世話をされて来たな。」

 

マギー「あんたとラクスとリーゼロッテとサラマンディーネが裏からずっと支えてきたおかげでリベリタスがうまく進めれたね。」

 

大河「リベリタス?」

 

サラ「リベリタスとは、 ベリアルとレイブラッド星人、エンブリヲ、101人評議会の支配から解放すべく立ち上がった計画です。」

 

大河「君達も我々と同じくベリアル達の支配に抗うために立ち上がったのか?」

 

サラ「はい。私達アウラの民はクライン派の方々と共にずっと計画を立ててきたのです。本当の自由、そしてアウラを解放するために。」

 

大河「彼らを倒す事は我々も同じだ。」

 

サラ「そうですね。あなた達と力を合わせればベリアルらの支配を終わらせる事が出来ます。」

 

大河「君達と共に手を合わせて戦えれば、ベリアル達の支配を終わらす事が可能だ。」

 

サラ「共に力を合わせていきましょう。」

 

 

プラントからのウルトラマンベリアル、レイブラッド星人、エンブリヲ、マギウス101人評議会の支配に立ち向かうクライン派とアウラの民のサラと共に力を合わせて手を組んだヘリック共和国とGGG。彼らが共に力を合わせ、自分達の倒すべき相手に挑む。そしてラクスはキラと親友のアンジュと再会をする。

 

 

キラ「またお会いにしたね。」

 

アンジュ「久しぶりね、ラクス。」

 

ラクス「キラ、アンジュ。」

 

キラ、アンジュ「?」

 

ラクス「父が死にました。リーゼロッテが捕らわれました。」

 

キラ、アンジュ「!!」

 

 

キラとアンジュはラクスの口から彼女の父が死んだ事、リーゼロッテが捕まってしまった事を知る。そんな中、メンデルに地球連合軍、ザフト軍と宇宙人同盟と黒の騎士団が近付いてきた。

 

 

大河「何、地球軍、ザフト軍と宇宙人同盟と黒の騎士団が近付いて来ただと?!」

 

フェルト「地球軍は私達を追いに、ザフト軍と宇宙人同盟はクライン派を追いにやって来たと思われます!!」

 

大河「三巴か。」

 

サラ「ベリアル達の傀儡ですか。」

 

大河「戦うしかないな。」

 

 

メンデルに接近して来る地球連合軍、ザフト軍と宇宙人同盟と黒の騎士団にヘリック共和国とGGGとクライン派とアウラの民は、すぐに迎撃に出て、発進したのはフリーダム、ジャスティス、ブルーフレームセカンドG、イライジャ専用ジン改、ランチャーストライク、ヴァルヴレイヴ1、ヴァルヴレイヴ4、ヴィルキス、焔龍號、ソルシェウィサリス、ライガーゼロ、キュリオス、ヴァーチェ、フラッグカスタム、バスター、ハーノインのキルシュバオム、キルシュバオム カスタム、グレイブカスタム、スターガオガイガー、キングジェイダー、幻竜神、強龍神、ビックボルフォッグ、ウルトラマンゼロ、ウルトラマンジードロイヤルメガマスター、ウルトラマンオーブ オーブオリジン、ジャグラー魔人態、ウルトラマンダイナフラッシュタイプ、ゴモラ、スペースペンドラゴン。地球連合軍からはドミニオン、アガメムノン級2隻、ネルソン級5隻、ドレイク級9隻、バージニア級3隻、ホエールキング2隻、カラミティ、フォビドゥン、カラミティ、スローネツヴァイ、ストライクダガー、ジンクス、ジェノザウラー、アイアンコングPK、ランスロット・コンクエスター、モルドレッド、ガレス、ウォード、ゼガン、ダークロプスゼロ、ギャラクトロン、レギオノイドβ、ZXー07、ザフト軍と宇宙人同盟と黒の騎士団からはヴェサリウス、ナスカ級2隻、ランメルスベルグ、バァールキート級3隻、斑鳩、ジン、シグー、新型機のゲイツ、バッフェ、イデアール、正式量産化されたキルシュバオム 、デュエルアサルトシュラウド、アードライ、イクスアイン、クーフィアのキルシュバオム、クレオパトラ、レイジア、テオドーラ、ヴィクトリア、エイレーネ、キングジョーブラック、蜃気楼、紅蓮聖天八極式、ヴィンセント可翔、暁可翔、斬月可翔、インペライザー、カブト・ザ・キラー。3つの勢力による三巴合戦が行われた。

 

 

ゴモラ「キシャアアアアー!!」

 

 

ゴモラが真っ向から出て、カブト・ザ・キラーに体当たりした。カブト・ザ・キラーはゴモラに右手のハサミで切り裂き、左手の大きなカニバサミでパンチした。

 

 

レイ「ゴモラ、奴の攻撃に気をつけろ!!」

 

 

カブト・ザ・キラーの攻撃を気をつけ、カブト・ザ・キラーの来る攻撃をしっかり目で見ていくレイ。カブト・ザ・キラーは次は頭の額からエメリウム光線を使おうとして来るのに気付いたレイは、ゴモラにすぐ頭の額を狙うよう指示を出す。

 

 

レイ「ゴモラ、頭の額を狙え!!」

 

 

レイの指示にゴモラは尻尾を振って、カブト・ザ・キラーの頭部の額に尻尾をぶつけて、攻撃を阻止した。

 

 

レイ「超振動波だ!!」

 

 

そのままゴモラは角から超振動波を放ち、カブト・ザ・キラーに喰らわせた。

 

 

幻竜神「フリージングライフル!!」

 

 

レイダーと交戦中の幻竜神はパワークレーンに内蔵されたフリージングライフルから冷凍光線を放って、レイダーのミョルニルを凍らせた。

 

 

クロト「てめぇ、凍らせやがったな!!」

 

 

自身のミョルニルを凍らせた幻竜神に2連装52㎜超高初速防盾砲からビームを連射して攻撃した。

 

 

幻竜神「くっ!!」

 

 

左腕のデンジャンホーで攻撃を防ぎ、デンジャンホーからヴァンレイを放電し、レイダーに浴びせた。

 

 

強龍神「こいつを喰らいやがれ!!」

 

 

オルガのカラミティとやり合う強龍神は、遠距離攻撃をして来るカラミティに向かって、パワーラダーで連打して、ジャオダンジィに溜めたエネルギーで叩き込んだ。

 

 

オルガ「痛てぇじゃねぇか、てめぇ!!」

 

 

 

強龍神の攻撃を受けたオルガがケーファー・ツヴァイを至近距離から強龍神に砲撃し、腹部のスキュラを発射して攻撃した。

 

 

強龍神「うりゃあああああー!!」

 

 

左腰のメルティングライフルでカラミティに熱線を放ち、攻撃を与えた。

 

 

シャニ「紫のロボットぉぉぉぉぉー!!」

 

ビッグボルフォッグ「たああああああー!!」

 

 

互いに三度交えるビッグボルフォッグとシャニ。シャニはフォビドゥンでニーズヘグを振り回しながらビッグボルフォッグに斬りつけた。

 

 

ビッグボルフォッグ「くっ。」

 

 

フォビドゥンの鎌攻撃の攻撃でボディに傷を負ったビッグボルフォッグは、フォビドゥンは全身にTP装甲である事で、物理攻撃が効かないので、どう対処していくのか。

 

 

ビッグボルフォッグ「これしかない、メルティングサイレン!!」

 

 

胴体のサイレンからメルティングサイレンを鳴らして、フォビドゥンに響かせて、TP装甲を無効化した。

 

 

シャニ「何変な音鳴らしてんだよ?」

 

 

シャニはビッグボルフォッグの鳴らしたメルティングサイレンが自身の機体野TP装甲を無効化された事に気付かず、ビッグボルフォッグがそのままムラサメソードで斬撃した。

 

 

シャニ「ぐぅっ!!」

 

 

ビッグボルフォッグの鳴らしたメルティングサイレンでTP装甲を無効化されて、ムラサメソードで斬撃されたシャニのフォビドゥン。

 

 

シャニ「やりやがったなぁ!!」

 

 

機体にダメージを受けた事でシャニはキレて、フレスベルグでビッグボルフォッグの左右を挟んでビームを放った。

 

 

ビッグボルフォッグ「!!」

 

 

ビッグボルフォッグは左右から来たビームを下に回って回避して、4000マグナムで射撃した。その時、ロロのヴィンセント可翔がニードルブレイザーでビッグボルフォッグに斬りつけにかかって来た。

 

 

ロロ「Gストーンのロボット、君はここで消えてもらうよ。」

 

ビッグボルフォッグ「その声はロロ=ランペルージ!!」

 

ロロ「ギアスの天敵が!!」

 

 

Gストーンを持つビッグボルフォッグら勇者ロボをギアスの天敵とするロロはここで消しにかかろうとし、ニードルブレイザーでビッグボルフォッグに斬りかかるが、ビッグボルフォッグはムラマサブレードで防御した。

 

 

バン「いっけぇぇぇぇぇー!!」

 

 

ライガーゼロのブースターを展開しながらジンクスとジェノザウラーとストライクダガーをストライクレーザークローで次々と破壊していき、格闘戦で敵機を倒すバン。ダークロプスゼロがライガーゼロに向かってパンチで殴りかかろうとして来たが、劾のブルーフレームセカンドGがアーマーシュナイダーで、ダークロプスゼロの頭部に刺突しながらそのままビームライフルで射撃して破壊した。

 

 

劾「俺にかかれば敵では無いな。」

 

イライジャ「ロボット怪獣を簡単に倒したな。」

 

劾「ああ、イライジャ、ちょっと俺は会わなきゃならない人物に会いにいく。」

 

 

そう言いながら劾は、1人で向かい、ある人物に会いに向かった。

 

 

ムウ「クルーゼ、カイン!!」

 

 

再び宿敵クルーゼとカインと対峙するムウ。ランチャーストライクを操縦するムウと新型機のゲイツ2機をそれぞれ操縦するクルーゼとカインが激突し、ムウは先手を打ってアグニで砲撃するが、2機は素早く回避し、クルーゼのゲイツはビームライフルで射撃し、カインのゲイツはビームクローで斬りつけた。

 

 

ムウ「2機相手はキツイな。」

 

キラ「ムウさん!!」

 

 

その時、キラのフリーダム、アンジュのヴィルキス、ハルトのヴァルヴレイヴ1、サキのヴァルヴレイヴ4、美月のソルシェウィサリス、バンのライガーゼロ、凱のスターガオガイガー、ウルトラマンゼロ、ウルトラマンジードロイヤルメガマスターが現れて、ムウを助ける。同時に地球連合軍からスザクのランスロット・コンクエスター、黒の騎士団からルルーシュの蜃気楼、カレンの紅蓮聖天八極式、CCの暁直参可翔までも現れて来た。

 

 

キラ「ムウさん!!」

 

ムウ「キラ!!」

 

カイン「ようやく来たか。」

 

ルルーシュ「あの2人何を企んでいる。」

 

CC「とにかく私達も追うぞ。」

 

 

キラ達を見てクルーゼとカインは、すぐにメンデル内部へ入り込み、2人を追いに向かうキラ達とルルーシュとカレンとCC、そしてスザク。だが、このメンデル内に大きな出来事を知る事になる。一方、ウルトラマンオーブ オーブオリジンとジャグラー魔人態とウルトラマンダイナフラッシュタイプはクルトのゼガン相手に戦っていた。

 

 

ゼガン(クルト)「別のウルトラマンか。ならあの2人同様、俺が始末してやる!!」

 

 

ウルトラマンオーブ オーブオリジンとウルトラマンダイナフラッシュタイプもウルトラマンゼロとウルトラマンジードと同様に自身の敵とみなし、ゼガンの胸からゼガントビームを発射した。

 

 

ウルトラマンオーブ オーブオリジン(ガイ)「来ます!!」

 

ウルトラマンダイナフラッシュタイプ(アスカ)「ああ!!」

 

ジャグラー魔人態「わかっている!!」

 

 

すぐにゼガントビームを回避した3人。3人が回避したゼガントビームが味方であるMS部隊に当たり、当たった光線から異次元空間が発生して飲み込んだ。

 

 

 

ウルトラマンダイナフラッシュタイプ(アスカ)「まずいぞ、あの光線を喰らったら俺達も一溜りじゃない!!」

 

ジャグラー魔人態「喰らったらお陀仏だ!!」

 

ウルトラマンオーブ オーブオリジン(ガイ)「あの光線を何とかしないと!!」

 

 

ゼガンの放ったゼガントビームに当たったら異次元空間に飲み込まれてしまう。2人はバリアに当たらないようにするため、よくゼガンの放つゼガントビームを回避して行動に出る。

 

 

ゼガン(クルト)「死ねぇっ!!」

 

 

クルトは再びゼガンの胸からゼガントビームを放ち、ウルトラマンオーブ オーブオリジンとウルトラマンダイナフラッシュタイプとジャグラー魔人態に向けたが、3人は分かれて回避し、ジャグラー魔人態が飛び込んで蛇心剣でゼガンに斬撃した。

 

 

ウルトラマンオーブ オーブオリジン(ガイ)「はああああー!!」

 

 

続いてウルトラマンオーブ オーブオリジンがオーブオリジンを右手で持ったまま斬撃し、左手からオリジウムソーサーを放ち、ウルトラマンダイナフラッシュタイプがパンチで打ち込んだ。同じ頃、ディアッカ、ハーノイン、ヒルダ、ロザリーは、かつての仲間だったイザーク、アードライ、イクスアイン、クーフィア、サリア、クリス、エルシャと対峙していた。

 

 

ディアッカ「くっ!!」

 

イザーク「貴様らよくもディアッカ達の機体をノコノコと!!」

 

 

イザーク達が自分達の事を死んで別のパイロットが乗っていると思い込まれ、そのまま攻撃されていた。

 

 

サリア「私のクレオパトラ、見せてあげる!!」

 

エルシャ「ええっ。」

 

クリス「行くよ。」

 

 

ヴィルキスと似た機体クレオパトラに操縦するサリアとレイジアに操縦するエルシャとテオドーラに操縦するクリスが3機合わせてラツィーエルを出して斬りにかかった。

 

 

ヒルダ「!!」

 

 

3機から振りかかった剣をヒルダのキルシュバオムカスタムが両手の内蔵ビームソードで防いだ。

 

 

クリス「ロザリーとヒルダの仇!!」

 

ヒルダ「その声、クリスだな。」

 

クリス「?!」

 

サリア「どうしたの?!」

 

アードライ「何かあったのか?!」

 

クリス「今の声、もしかしてヒルダの声・・・・!!」

 

イザーク、アードライ、イクスアイン、クーフィア、サリア、エルシャ「!!」

 

ディアッカ「ようやく気付いたか?」

 

イザーク「お前、ディアッカなのか?!」

 

ディアッカ「当たり前だ。」

 

イクスアイン「ハーノイン、生きていたのか?」

 

ハーノイン「当たり前だ。俺が死んでいたと思っていたのか?」

 

 

イザーク達はディアッカ、ハーノイン、ヒルダ、クリスが生きていた事を知り、彼らから話を聞くためメンデル内部へ入り込み、機体を着地した。一方、激戦を繰り広げる三軍。

 

 

マリュー「ゴッドフリート撃てぇー!!」

 

 

主砲ゴッドフリート2門発射し、ドレイク級、ネルソン級を撃ち落とし、接近してくるストライクダガー、ジンクス部隊にイーゲルシュテルン、ヘルダートを同時に一斉発射し、迎撃した。

 

 

カティ「ラミアスめ、やるな。だが。」

 

 

マリューの打って出す行動にカティは、彼女は次を打って来るのは、ドミニオンだと気付き、それに伴い、ドミニオンからスレッジハンマーでアークエンジェルのゴッドフリートを直撃し、さらに艦尾両舷のバリアントにも直撃し、主砲、副砲を被弾させた。

 

 

ノイマン「主砲、副砲共に被弾!!」

 

マリュー「マネキンは私の行動を読んでいるね。」

 

スメラギ「彼女は私達2人の行動を把握しているわ。」

 

 

大学時代の同期だったカティを相手に、彼女に自分達2人の行動が読まれており、主砲や副砲が破壊され、MS部隊が隙を突いてアークエンジェルに攻撃し、このままではなす術がない。その時メンデルから最新鋭のGNアームズタイプDと合体したロックオンのデュナメスが現れた。

 

 

ロックオン「このGNアームズで一気に決めるぜ!!」

 

 

GNアームズタイプDと合体した状態で、敵に挑み、まずは周辺にいる敵部隊の迎撃を行い、右アームのGNツインキャノンで遠方から来るジェノザウラー部隊にビームで撃ち込み、左アームの超大型ミサイルポッドでストライクダガー、ジンクス部隊にミサイル一斉発射して破壊し、そのままGNツインキャノンでアガメムノン級、バージニア級、ホエールキングを撃ち落とし、撃沈した。またキュリオスとヴァーチェは自身の機体に持つトランザムシステムを発動して、機体が真っ赤に発光して、インペライザー、キングジョーブラックなどと言ったロボット怪獣を瞬殺した。

 

 

ロックオン「次はこいつだ。」

 

 

ロックオンが次に狙おうとするのはドミニオンだ。ドミニオンを撃墜すれば自分達の勝利だと確信し、GNツインキャノンで向けようとしたが、

 

 

ロックオン「くっ、うっ!!」

 

 

その時、GNアームズタイプDの背後からアリーのスローネツヴァイの攻撃を受けて大破し、すぐに合体解除したロックオン。

 

 

ロックオン「あれはスローネ・・・・アリー=アル=サージェスか?!」

 

 

ついに家族の仇であるアリーと遭遇したロックオンは、今ここで彼をこの手で倒すと言う執念を燃やして挑む。一方、メンデル内部にてクルーゼ、カインを追いに来たキラ達は、

 

 

メンデル

研究施設

キラ「ここは?」

 

ムウ「恐らく研究施設だろう。」

 

凱「お前まで来るとは、ルルーシュ、スザク、カレン、CC。」

 

ルルーシュ「ここがどこか気になるんでな。」

 

スザク「不気味だな。」

 

CC「・・・・。」

 

カレン「敵と一緒に歩くのも悪くないわね。」

 

 

メンデルにある研究施設へ進むキラ達。そこで施設内の上からクルーゼとカインが自ら姿を現した。

 

 

クルーゼ「君まで来てくれるとは嬉しい限りだ、キラ=ヤマト君。 さぁ遠慮せず来たまえ。始まりの場所へ!キラ君、君にとってもここは生まれ故郷だろ?」

 

キラ「どうして僕の名前を?!」

 

カイン「君だけでない、刹那=F=セイエイいやソラン=イブラヒム、ウルトラマンゼロ、朝倉リクまたの名はウルトラマンジード、君達2人もいるとは。」

 

刹那、リク、ウルトラマンゼロ(ウルトラゼロNEO)「・・・・。」

 

クルーゼ「シャルルの息子ルルーシュ=ヴィ=ブリタニア、朽木スザク、紅月カレン、CC、獅子王凱。」

 

ルルーシュ「俺の事まで知っているのか?!」

 

カイン「バン=フライハウト、フィーネ=エレシーヌリネ、ジーク、アンジュリーゼ=斑鳩=ミスルギ、時縞ハルト、流木野サキ、神崎美月とその子供2人よ。」

 

バン「俺達の名前まで知っているのか?!」

 

クルーゼ「君もようやく来たか、叢雲劾。」

 

劾「・・・・。」

 

ムウ「叢雲!!」

 

カイン「これで役者は揃った。」

 

 

研究施設に集まった彼らにクルーゼとカインは今から話し始めようとし、クルーゼはキラとムウに2枚の写真を落とした。

 

 

キラ「?!」

 

 

キラが見たその1枚の写真は、カガリがオーブ首長国から脱出する際にウズミから渡された写真で自分とカガリが赤ん坊の時の姿と同じものだった事に驚く。そしてもう1枚の写真はムウが見たのは、幼い頃の自分と父親と一緒に写った姿だった事に驚いた。

 

 

ムウ「親父?!」

 

 

一同「?!」

 

クルーゼ「君も知りたいだろう?人の飽くなき欲望の果て、進歩の名の下に狂気の夢を追った、愚か者達の話を。君もまた、その息子なのだからな。」

 

キラ「ん?」

 

クルーゼ「ここは禁断の聖域。神を気取った愚か者達の夢の跡。君は知っているのかな?今の御両親が、君の本当の親でないということを。」

 

キラ「!!」

 

ムウ「貴様!!」

 

クルーゼ「だろうな。知っていればそんな風に育つはずもない。何の影も持たぬ、そんな普通の子供に。アスランから名を聞いた時は、想いもしなかったのだがな。君が彼だとは。てっきり死んだものだと思っていたよ。あの双子、特に君はね。その生みの親であるヒビキ博士と共に、当時のブルーコスモスの最大の標的だったのだからな。」

 

キラ「何を。」

 

クルーゼ「だが君は生き延び成長し、戦火に身を投じてからも尚存在し続けている。何故かな?」

 

刹那「貴様!!」

 

カイン「君は実にいい目をしているな、ソラン。君は誰かが傷付くと怒りの目になるな。」

 

刹那「くっ。」

 

カイン「君はウルトラマンゼロは一心一体化し、まさに君と彼は2つで1つの存在だ。」

 

ウルトラマンゼロ(ウルトラゼロアイNEO)「・・・・。」

 

カイン「だが君達2人は取り返しのつかない事をした。それは君達2人がリヤドでヴォルフ=ムーロアにトドメを刺さなかった事、それが彼がゼネバス復活させる事になる。」

 

刹那、ウルトラマンゼロ(ウルトラゼロアイNEO)「!!」

 

カイン「やがて彼はこのコズミックイラいや全世界を支配する王となるだろう。君達2人が殺さなかったせいで。」

 

刹那「貴様ぁっ!!」

 

リク「刹那!!」

 

カイン「ふっ。」

 

 

カインは殴りかかって来た刹那を蹴りで打ち込みながらパンチを繰り出して彼の腹に連打し、次に顔を思いっきり蹴った。

 

 

刹那「ぐわぁっ!!」

 

リク「刹那!!」

 

カイン「君はまだまだ子供だ。君は朝倉リク、ベリアルの遺伝を持つ君は最高傑作だ。」

 

リク「何が言いたい。」

 

カイン「君やキラ君も同じ作られた存在である事だよ。」

 

リク「キラが?!」

 

キラ「僕が何だって言うんですか?!」

 

クルーゼ「君は人類の夢、最高のコーディネイター。そんな願いの下に開発された、ヒビキ博士の人工子宮、それによって生み出された唯一の成功体。彼の息子。数多の兄弟の犠牲の果てにね。」

 

キラ「うっ!!」

 

ムウ「キラ!!」

 

アンジュ「クルーゼ、カイン!!」

 

カイン「アンジュリーゼ、君と会うのは3度目だ。エンブリヲ様が君の事を気に入ってくれたみたいだ。」

 

アンジュ「エンブリヲ?!」

 

エンブリヲ「そう、この私がエンブリヲだよ。」

 

 

クルーゼとカインの前に立って現れたエンブリヲ、世界を支配する者の1人が目の前で姿を現した。

 

 

刹那「エンブリヲ!!」

 

ウルトラマンゼロ(ウルトラゼロアイNEO)「エンブリヲ、何故ここにいる!!」

 

エンブリヲ「おや、私の最大の障害であるウルトラ戦士、君もいるとはね。」

 

ハルト「あれがエンブリヲ。」

 

美月「彼からとてつもない邪悪が溢れて来るわ。」

 

みな、こう「・・・・。」

 

ウルトラマンゼロ(ウルトラゼロアイNEO)「奴からはベリアルとレイブラッド星人と同じ邪気が漂う。」

 

刹那「奴も吐き気を催す邪悪の1人だ。」

 

 

エンブリヲからとてつもない邪気を漂い、その強いプレッシャーを感じる刹那と美月とウルトラマンゼロは、彼が今目の前に現れた事にウルトラマンベリアルとレイブラッド星人と同じ邪悪であると決めた。

 

 

クルーゼ「覚えていないか、ムウ。私とカインは、戦場以前、君と出会った事があるのだよ。」

 

ムウ「何だと?!」

 

カイン「教えてやろう、私とラウは君の父親のクローンなのだよ。」

 

ムウ「何だと・・・・?!」

 

クルーゼ「ふふふふ。私は、己の死すら、金で買えると思い上がった愚か者、貴様の父、アル=ダ=フラガの出来損ないのクローンなのだからな。」

 

ムウ「お前ら2人が親父のクローンだと?!」

 

カイン「そうさ、私とラウは欲望にまみれた世界を生き抜き地獄を味わった。人間の醜さ、本性を。アンジュリーゼよ、君なら理解しているはずだ、マナいやホムンクルスの姿を。」

 

アンジュ「!!」

 

クルーゼ「ナチュラル、コーディネイター、マナ、宇宙人、どれも結局、自分達の都合のためにしか動いていない。私欲の為に彼らは動き、争いを呼び起こす。」

 

リク「それはお前達がそうさせたんだろ!!」

 

エンブリヲ「そうさせた?いやこれが彼らの本性だよ。君の父親のベリアルも同様だ。」

 

リク「くっ。」

 

クルーゼ「ふふふ。」

 

ルルーシュ「お前達が全ての元凶か。」

 

クルーゼ、カイン、エンブリヲ「?」

 

 

ルルーシュ「お前達に命じる。死ね。」

 

スザク「ルルーシュ・・・・!!」

 

 

ルルーシュは、世界の元凶たるエンブリヲが側にいることを知りながら、彼は自身の目からギアスを発動して死ねの命令を出すが、エンブリヲとクルーゼとカインにギアスが効いていなかった。

 

 

ルルーシュ「どうなっている?!」

 

エンブリヲ「君のギアスは私達には効かない。」

 

クルーゼ「クローンである私とカインは、アル=ダ=フラガの身体強化であらゆるもの影響を受けない。」

 

カイン「君のギアスは所詮は無意味なのさ!!」

 

ルルーシュ「くっ!!」

 

凱「ならサイボーグの、俺の勇気を受けろ!!」

 

 

ギアスの通じないエンブリヲとクルーゼとカインに凱が挑み、彼らにウィルナイフで切りにかかった。

 

 

カイン「!!」

 

 

戦闘用ナイフで凱のウィルナイフを受け止めるカイン。

 

 

カイン「サイボーグの君の動きは見え見えだ。」

 

凱「くっ。」

 

劾「させるか!!」

 

 

カインが凱と交戦中に劾が拳銃でカイン、クルーゼらエンブリヲにそれぞれ向けて撃ち、命中したが、カインの隻眼とクルーゼの仮面が落ち、 カインの片目とクルーゼの姿がムウに似ている事に驚き、撃たれたエンブリヲは平然としていた。

 

 

一同「!!」

 

クルーゼ「間もなく最後の扉が開く!私が開く!そしてこの世界は終わる。」

 

 

そう言いながら立ち去るクルーゼとカインとエンブリヲ。一方、ディアッカ達から聞かされた会話で世界の真実を知ったイザーク達は、

 

 

イザーク「なっ、何、そんな事が・・・・!!」

 

ディアッカ「ザフトと地球軍は双方とも牛耳られてる。」

 

アードライ「やはり間違っていなかったのか、プラントがアマデウスに裏から牛耳られてきた事を。」

 

ハーノイン「そのアマデウスはザラ議長いやプラントを裏から操り、戦争を拡大し、アマデウスにはエンブリヲという上がいる。」

 

サリア「あんた、エンブリヲ様に楯突く気?!」

 

ヒルダ「サリア、まだ真実に気付いていないようだな。お前もそいつにいい様にされるだけだ。」

 

サリア「何?!」

 

エルシャ「もしそうなら私はヒルダちゃんと一緒に行くわ。」

 

サリア「エルシャ。」

 

イクスアイン「俺達が本当にやらなきゃならない事はプラントを革命する事だ。俺達が目指す国を。」

 

ハーノイン「イクス。」

 

 

真実を知った者達、真実を知りディアッカ達の元へ着くアードライ、イクスアイン、エルシャと真実を受け入れらず着かなかったサリアとクリスとクーフィア、真実を受け入れたが故郷を捨てるわけにいかず残ったイザーク。一方、ゼガンと死闘を繰り広げるウルトラマンオーブ オーブオリジンとウルトラマンダイナフラッシュタイプとジャグラー魔人態とゼガンのゼガントビームをかわす事で精一杯だった。

 

 

ウルトラマンダイナフラッシュタイプ(アスカ)「こいつをどうすればいいんだ。」

 

ウルトラマンオーブ オーブオリジン(ガイ)「一か八かかけるしかない!!」

 

 

一か八かの勝負にかけるウルトラマンオーブ オーブオリジンはある行動に出て、ゼガンに挑みかかった。

 

 

ゼガン(クルト)「ならお前から消してやる!!」

 

 

先に来たウルトラマンオーブ オーブオリジンにゼガントビームを放ったが、ウルトラマンオーブ オーブオリジンがオーブカリバーからカリバーシールドを展開してビームを防いだ。

 

 

ウルトラマンダイナフラッシュタイプ(アスカ)「そう言う事か、なら!!」

 

 

ウルトラマンオーブ オーブオリジンがゼガンのビームをバリアで防いだ事で、バリアを展開してゼガンを閉じ込めて自爆させる事に思い付いたウルトラマンダイナフラッシュタイプがゼガンの後ろに現れてウルトラバリアを展開して、ゼガンを閉じ込めにかかった。

 

 

ウルトラマンオーブ オーブオリジン(ガイ)、ウルトラマンダイナフラッシュタイプ(アスカ)「うおおおおおおおー!!」

 

 

2人のウルトラマンがバリアで押しながらゼガンに近づけて、そして2つのバリアでゼガンを閉じ込めて、自分が撃ったゼガントビームが跳ね返って喰らった。

 

 

クルト「うわあああああー!!」

 

 

バリア内によってゼガントビームを受けて自爆をし始めるゼガン。自爆中のクルトは、ゼナに最後の会話をして来た。

 

 

ゼガン(クルト)「ゼナぁっ、俺は死んでいった仲間のためにずっと1人でシャドー星再建のために1人で戦って来た!!」

 

ゼナ「(私もお前と同じだった。いつか再び、シャドー星のためにそう思っていた。)」

 

ゼガン(クルト)「仲間は死に、俺とあんだけになった!!」

 

ゼナ「(だから生きる!!だから生きなければならないんだ!!だから生きる!だから生きなければならないんだ!かつて、望んだ道ではない。正しいのかどうかもわからない。だが試してみたいのだ。戦うのではなく・・・・共に・・・・。)」

 

ゼガン(クルト)「もう遅い。そんな生き方、俺にはいや俺はもうじき死ぬんだ・・・・!!」

 

ゼナ「!!」

 

ゼガン(クルト)「カム・タタール・シャドー。カム・タタール・シャドー。」

 

 

シャドーに安らぎを唱えて、バリア内でゼガンの自爆と共に最期を迎えたクルト。

 

 

ゼナ「・・・・。」

 

モア「ゼナさん。」

 

ライハ「彼は戦いだけしか生きれなかったのね。」

 

 

最後の教え子であるクルトを救うことが出来ず、彼の死、戦いだけしか生きれなかった彼を救えなかった事に静かな涙するゼナ。一方、ジャスティス、キュリオス、ヴァーチェ、焔龍號、エターナルはザフト軍のヴェサリウス、ランメルスベルグ、ナスカ級を追い詰めていた。

 

 

アスラン「はああああー!!」

 

 

ゲイツ、キルシュバオム、暁可翔を次々と撃破していくアスラン達。ヴェサリウスでは、捕まったフレイをクルーゼとカインの命令で救命ポッドに乗せてニュートロンジャマーキャンセラーのデータを彼女に渡したまま救命ポッドを射出した。

 

 

アデス「クルーゼ隊長とカイン隊長は何故捕虜を脱出させたんだ。」

 

ヴェサリウスオペレーター1「艦長、来ます!!」

 

アデス「!!」

 

 

ヴァーチェのGNバズーカかな放ったビームでヴェサリウス、ランメルスベルグ、ナスカ級ごと飲み込まれ、撃沈した。漂流した救命ポッドに乗ったフレイは

 

 

フレイ「アークエンジェル、アークエンジェル!!」

 

 

国際救難チャンネルを流して救援を求めるフレイ。またメンデルから出たキラ達は、フレイの声を聴く。

 

 

キラ「フレイ・・・・?!」

 

 

行方不明になっていたフレイが何故ここにいたのか知るキラ。

 

 

アンジュ「キラ。」

 

キラ「フレイ!!」

 

腕原種「いただく。」

 

 

急いでフレイを救出に向かうキラ。だが、キングジェイダーと交戦中のZXー07がフレイの救命ポッドを掴みながらそのままフリーダムを殴りこんだ。

 

 

キラ「うわあああああー!!」

 

 

ZXー07にフレイを奪われ、救出に失敗したキラ。一方、家族の仇であるアリーと交戦するロックオン。

 

 

ロックオン「KPSAのサージェスだな!!」

 

アリー「ふっ、クルジスのガキに聞いたか!!」

 

ロックオン「アイルランドで自爆テロを指示したのはお前か!!何故あんな事を!!」

 

アリー「俺は傭兵だぜ。それになぁ!!帝国が中東の植民化に中東現地民が反発すんのは当たりめーじゃねぇかぁ!!」

 

ロックオン「関係ない人間まで巻き込んで!!」

 

アリー「テメェーだって同類じゃねーか、共和国の戦争に加担するGGGの隊員がよぉ!!」

 

ロックオン「咎は受けるさ・・・・お前を倒した後でなぁ!!」

 

 

家族の仇であるアリーと激しくぶつかり合うロックオン、ロックオンのデュナメスがGNビームサーベルとアリーのスローネツヴァイのGNバスターソードが交えてぶつかり合い、衝突する2機。

 

ロックオン「絶対許さねぇ!!テメェーは・・・・戦いを生み出す権化だ!!」

 

サーシェス「喚いてろ!!同じ穴の狢がぁ!!」

 

ロックオン「テメーと一緒にすんじゃねぇ!!俺はこの世界を・・・」

 

オレンジハロ「テッキセッキン、テッキセッキン!!」

 

ロックオン「?!」

 

 

2機の交戦中に玉城の暁可翔が現れて来た。

 

 

玉城「ガンダムぅ、お前を倒してルルーシュためのその首を取ってやる!!」

 

ロックオン「邪魔すんな!!」

 

 

接近して来る玉城の暁可翔にロックオンはデュナメスの腰部フロントアーマー内と両膝からGNミサイルを発射して攻撃したが、玉城の暁可翔は傷付きながらロックオンのデュナメスに向かって特攻しかかった。

 

 

玉城「うおおおおおおー、俺は日本人だぁぁぁぁぁぁー!!」

 

 

最後の一絞りしながら機体と共にデュナメスに特攻して爆発し、最期を迎えた玉城。

 

ロックオン「しまった!!」

 

サーシェス「右側が見えてねぇじゃねーかぁ!!」

 

 

玉城の特攻で左腕を失ったデュナメス。その隙を突いたアリーがスローネツヴァイからGNファングを放出した。すぐにGNビームピストルを出して、GNファングを全部撃ち落としたが、その隙を突かれてスローネツヴァイがGNバスターソードで大きく斬撃された。

 

 

ロックオン「うわあああああああー!!」

 

オレンジハロ「ソンショウジンダイ、ソンショウジンダイ、ソンショウジンダイ、セントウフノウ、セントウフノウ、セントウフノウ!!」

 

 

スローネツヴァイの大きな一撃で戦闘不能になったデュナメスは、隠れながら行動に移った。

 

 

ロックオン「はぁ・・・・はぁ・・・・ハロ・・・・デュナメスをアークエンジェルに戻せ。」

 

オレンジハロ「ロックオン!!ロックオン!!」

 

ロックオン「命令だ。」

 

オレンジハロ「ロックオン!!ロックオン!!」

 

ロックオン「心配すんな、生きて帰るさ・・・・。」

 

オレンジハロ「ロックオン!!ロックオン!!ロックオン!!ロックオン!!ロックオン!!ロックオン!!」

 

ロックオン「太陽炉を頼むぜ。あばよ・・・・相棒・・・・。くっ・・・・。」

 

 

オレンジハロにデュナメスをアークエンジェルに戻させて、一人で単身のまま挑みながら、偶然残った大型GNキャノンの上に乗りながらコントロールをし、アリーのスローネツヴァイに照準をする。

 

 

アリー「くそっ。野郎は何処行った?!」

 

ロックオン「はぁ・・・・はぁ・・・・はぁ・・・何やってんだろうな・・・・俺は・・・・はぁ・・・・けどな・・・・こいつを殺らなきゃ・・・・仇を取らなきゃ・・・俺は前に進めねぇ・・・・。世界とも、向き合えねぇ・・・・。」

 

アリー「生体反応?!」

 

 

ロックオンの反応にキャッチしたアリーがそのまま襲いかかって来た。

 

 

ロックオン「だからさ・・・・狙い撃つぜぇぇぇぇぇー!!」

 

 

接近して来たアリーのスローネツヴァイに大型GNビームキャノンをコントロールして発射したロックオン。だが、同時にスローネツヴァイのGNビームガンの攻撃を受けて、大破して吹き飛ばされた。

 

 

ロックオン「父さん、母さん、エイミー、わかってるさ・・・・。こんな事をしても変えられないかもしれないって・・・・元には戻らないって・・・・それでも・・・・これからは・・・・明日は・・・・ライルの生きる未来は・・・・刹那・・・・答えは出たのかよ?」

 

 

宇宙空間漂うロックオン、その時、ウルトラマンゼロが急いで駆けつけに現れ、彼を助け出そうとする。

 

 

ウルトラマンゼロ(刹那)「急いでくれ、ゼロ!!」

 

ウルトラマンゼロ「わかっている!!」

 

 

すぐに急いで向かおう全速するウルトラマンゼロ。

 

 

ロックオン「よう・・・・お前ら・・・・満足か?こんな世界で・・・・俺は、嫌だね・・・・。」

 

 

その時、大破した大型GNビームキャノンの残骸が爆発して巻き込まれたロックオンは、死亡した。

 

 

ウルトラマンゼロ(刹那)「ロックオぉぉぉぉぉぉぉーン!!」

 

 

ロックオンの最期を見た刹那。そして戦いが終わり、ロックオンの死を知った仲間達は、

 

 

アークエンジェル

廊下

ティエリア「貴様達のせいだ!!貴様達がいながらロックオンは死なずに済んだ!!」

 

 

クルーゼとカインを追ってメンデルへ行った刹那達を激しく感情的に叱責するティエリア。彼の姿を偶然見た大河が彼の顔を思いっきり殴った。

 

 

ティエリア「ぐわぁっ!!」

 

大河「彼の死で悲しんでるのはお前だけではないんだぞ!!」

 

 

ティエリアにロックオンの死は自分だけでなく、周りの者達全員が全員悲しんでいる事にわからせる大河。

 

 

オレンジハロ「フェルト、ゴメン。」

 

フェルト「ハロは何も悪くないの・・・・!!」

 

 

ロックオンの死を泣きながらオレンジハロを抱くフェルト。

 

 

モア「ロックオンさんが死んだなんて・・・・。」

 

ゼナ「・・・・。」

 

バレル「仲間が死んだのか?!」

 

 

ロックオンの死を悲しむ者達。彼の存在がどれだけ大きかったか、そして彼がいたから共にやって来れたか。

 

 

エターナル

個室

キラ「ここは?」

 

アンジュ「目が覚めたのね。」

 

キラ「アンジュ。」

 

アンジュ「泣いていいのよ。あなたはずっと辛い思いをして来たから。」

 

キラ「!!」

 

アンジュ「だから人は泣けるのよ。」

 

キラ「うわああああああああー!!」

 

 

アンジュの膝元で泣くキラ。キラは戦いでどれだけ苦しく、辛い思いをして来たか。彼の素性を知るアンジュ。

 

 

次回 31話へ続く



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第31話 終末の光

スランプ状態になりました。


地球連合軍とザフト軍、宇宙人同盟の戦いはいよいよ最終決戦へと迫っていた。地球連合軍は陸海空宇宙の地上用の全機体に宇宙用ブースターを取り付け改造し、ザフト軍と宇宙人同盟の戦いに終止符を打つべく全戦力を投じていった。それに対し、ヘリック共和国と人革連も全戦力を投じて全身全霊を込めて最後の戦いに挑んだ。GGGとメンデル付近で一緒に彼らと付いた黒の騎士団も、ヘリック共和国と人革連と共に共闘すべく加勢しにかかり、最終決戦に向けての準備を進めた。

 

 

移動中

宇宙

アークエンジェル

ブリッジ

大河「いよいよ最終決戦の始まりか。」

 

マリュー「地球軍、ザフト軍と宇宙人同盟はベリアル達の意のままに戦わされてるわね。」

 

大河「彼らは真実を知らないまま戦い、殺し合いをしている。不甲斐ない戦いを終わらせるために我々は共に手を取り合った。」

 

ダン「その通りだ。ベリアルとレイブラッド星人、エンブリヲ、101人評議会を倒して真の平和を築き上げる。」

 

ラクス「この戦いは絶対負けられるわけにはいきません。」

 

ゲン「ああ、奴らを倒さぬ限り同じ事は繰り返される。」

 

サラ「彼らを倒してアウラを解放し、そして本当の自由を得る事です。」

 

大河「そのようだ。」

 

 

最後の戦いに向けていくGGGは、この戦いは負けられないと気を抜かず覚悟を決めて戦うと強い意志を持つ。早速ヘリック共和国と人革連の艦隊と合流をしたGGG。ハーマンとセルゲイが待っていた。

 

 

ハーマン「ようやく合流は出来たか。」

 

大河「ハーマン中佐、スミルノフ中佐、全戦力はこれで集結か。」

 

セルゲイ「こちらもやれる事は尽くしていく。」

 

ハーマン「我々の艦隊にガイロスから来た者がいる。」

 

一同「?!」

 

シュバルツ「私だ。」

 

グラハム「シュバルツ中佐!!」

 

ビリー「あなたも来られたのですか?!」

 

シュバルツ「祖国を無駄な争いをやめさせるために私はあなた達の元へやって来た。ルドルフ殿下も来ていると聞いた。」

 

ハーマン「シュバルツ中佐、あなたのお会いしたい人がいます。」

 

シュバルツ「?」

 

ルドルフ「シュバルツ。」

 

シュバルツ「殿下!!」

 

 

祖国の戦いを止めるべくヘリック共和国とGGGの元にやって来たシュバルツの前に行方不明になったガイロス帝国の皇子であるルドルフと再会をした。

 

 

シュバルツ「今まで共和国に身を隠されていたのですか?」

 

ルドルフ「はい、プロイツェンとシャルルから逃げて僕は共和国に助けられたのです。」

 

大河「プロイツェンとシャルル、現地球連合軍を全体的にトップを牛耳っている。」

 

ハーマン「地球各地に出現した鉄竜騎兵団。」

 

シュバルツ「我ら帝国軍と同じガイロスの紋章をつけながら、同胞に牙を剥く謎の部隊がいるとの噂は聞いています」

 

ハーマン「GGGと我が一部の者達がその鉄竜騎兵団の指導者と思われる人物と遭遇したそうだ。」

 

シュバルツ「それは?」

 

ハーマン「ヴォルフ=ムーロアと名乗る男。」

 

シュバルツ「ムーロア?!ゼネバスの亡霊か?!」

 

ハーマン「そして、おそらく裏で糸を引くのは・・・・。」

 

シュバルツ「プロイツェンとシャルルですね。」

 

大河「彼らはベリアルとレイブラッド星人と101人評議会との関わりもあるかもしれない。」

 

ハーマン「鉄竜騎兵団がいつ現れるかまだわからない。この戦いに来るかもしれない。」

 

 

地球各地に出現した鉄竜騎兵団に関し、その指導者と名乗る人物であるヴォルフ=ムーロアには裏で糸引くと思われているプロイツェン、シャルル、ウルトラマンベリアル、レイブラッド星人、101人評議会が関わっている事に気付く。だが、鉄竜騎兵団は最終決戦に姿を現さなかった。鉄竜騎兵団は地球のチャバハール秘密基地でヘリック共和国本土上陸に向けての準備をしていた。

 

 

地球

チャバハール

秘密基地

ヴォルフ「準備はどう進んでいる?」

 

ズィグナー「兵力は既に整っています。本土上陸に向けての新型機などの投入は完了しています。」

 

 

鉄竜騎兵団のヘリック共和国本土上陸に向けて配属された新型機のダークスパイナー、ガンギャラド、キラードーム、ジークドーベル、ガンタイガー、ジェノザウラーの発展機ジェノブレイカー、ストライクダガーの発展機105ダガー、ジンクスの発展機ジンクスⅡ、バーサークフューラーの高速形態のシュトゥルムフューラー、砲撃形態のヤクトフューラー、鉄竜騎兵団が密かに開発した帝国版のライガーゼロのライガーゼロイクス、PK師団からハンマーロック、鉄竜騎兵団専用の母艦のドラグーンネスト、ブリガンテなど、その数は多く、宇宙にいる者達は鉄竜騎兵団の真の目的に全く気付いていなかった。

 

 

ハンナ「・・・・。」

 

ヴォルフ「父の事をまだ気にしているのか?」

 

ハンナ「プロイツェン閣下は私達若きPK師団団員達にあなた様に着くよう最後の命令を下された。」

 

ヴォルフ「父とシャルルの行動を無駄にしないために俺はゼネバス復活をさせる。」

 

ハンナ「ヴォルフ様、ゼネバス復活は私達若きPK師団団員達も同じであります。プロイツェン閣下に拾われた恩を果たすために。」

 

ヴォルフ「準備を開始する。これより共和国本土へ侵攻する。」

 

 

ついにヘリック共和国本土上陸への準備を開始し、ゼネバス復活を目論む鉄竜騎兵団が動き出した。一方、宇宙ではザフト軍の宇宙要塞ヤキン・ドゥーエで地球連合軍、ザフト軍と宇宙人同盟の戦闘が行われていた。

 

 

宇宙

ヤキン・ドゥーエ付近

パトリック「ナチュラル共め、ついにここまで来たか!!」

 

ユウキ「議長、向こうにはNジャマーキャンセラーがあります。」

 

アマデウス「このままでは完全に敗北してしまいます。」

 

パトリック「ジェネシスの起動を急げ!!」

 

ユウキ「はい!!」

 

アマデウス、ジュリオ「・・・・。」

 

 

ジェネシスの起動を急がせるパトリック。その裏にアマデウスとジュリオの企みもあった。ついに激突する両軍。地球連合軍からはカラミティ、フォビドゥン、レイダー、ギャラハッド、フローレンス、ZXー07、ZXー16、ZXー19、ストライクダガー、ジンクス、ジェノザウラー、バスターダガー、ウォード、ガレス、フラッグ、リアルド、イナクト、リアルド、アイアンコングPK、レブラプターFB、ハンマーロックFB、アイアンコングMS、レッドホーンFB、レドラー、ブラックレドラー、ブラキオスFB、ヘルディガンナーFB、ケイが変身した禍々アークベリアル、巨大化したキリッシャーとスティーブとロッドとダニエル、ギャラクトロン、ダークロプスゼロ、レギオノイドβ、クグツギエロン星獣、クグツサメクジラ、クグツサタンビートル、クグツグビラ、ドミニオン、ARUS旗艦、アガメムノン級、ネルソン級、ドレイク級、バージニア級、ホエールキング、ブリガンテの大多数の機体と大艦隊。ザフト軍、宇宙人同盟はデュエルアサルトシュラウド、クーフィアのキルシュバオム 、クレオパトラ、テオドーラ、エイレーネ、ビクトリア、ジン、ジンハイマニューバ、シグー、シグーディーブアームズ、ゲイツ、ゲイツ改、バッフェ、イデアール、キルシュバオム、グレイブ、キングジョーブラック、インペライザー、ドラゴリー、改造ベムスター、ブラックエンド、エースキラー、メビウスキラー、ビクトリーキラー、カブト・ザ・キラー、バキシマム、巨大化したグロックルとヴェルダンとレザルト、ナスカ級、ローラシア級、バァールキート級などの大多数。

 

 

ザフト兵1「落ちろ!!」

 

 

ゲイツがビームクローでジンクスとストライクダガーを撃墜し、多数のキルシュバオムがレーベングリッツェンを一斉発射して、ジェノザウラー部隊を撃墜した。キングジョーブラックがペダニウムランチャーでブリガンテを破壊し、インペライザーがインペリアルソードでホエールキングを破壊した。

 

 

ARUS兵1「コーディネイターめ!!」

 

 

ジンをビームサーベルで破壊するストライクダガー。ジンクス部隊がGNビームライフルでゲイツ数機を破壊した。レギオノイドβがレギオノイドガンビームでインペライザーを破壊し、ナスカ級を撃ち落とした。

 

 

アズラエル「何をしてるんですか、早く核を使うんだ!!」

 

カティ「理事、今使うのは・・・・。」

 

アズラエル「僕の命令が聞けないのか?!」

 

カティ「くっ。」

 

フレイ「・・・・。」

 

 

核ミサイルの使用を求めるアズラエルの命令を受けざる得ないカティは、早速全艦に核ミサイルの使用の命令を出し、全艦から核ミサイルを発射し、プラントに向けていった。

 

 

サリア「あいつら、あんなのを!!」

 

イザーク「全機撃ち落せ!!」

 

 

発射された核ミサイルを迎撃にかかるイザーク達。だが、カラミティ、フォビドゥン、レイダーが彼らの行動を阻んできた。

 

 

オルガ「邪魔はさせねぇ!!」

 

 

全武装で一斉射撃して敵機を破壊したオルガ。

 

 

シャニ「お前らの相手は俺らだよ。」

 

クロト「代わりに遊んであげるからさ。」

 

 

核ミサイルを迎撃にしにかかったザフト軍の機体の前にフォビドゥン、レイダーが立ち阻み、フォビドゥンがニーズヘグ、レイダーがミョルニルで次々と破壊し、核ミサイルはプラントのコロニーに迫ろうとした。その時、何処からか光線が放たれて核ミサイル全弾を全て破壊した。

 

 

アズラエル「!!」

 

ウルトラマンゼロ「待たせたなぁ、こんな危ないもん使いやがるとは。」

 

 

核ミサイル全弾を破壊したのは、ウルトラマンゼロだった。同時にGGGとヘリック共和国と人革連が現れ、続いてウルトラマンオーブ オーブオリジン、ウルトラマンジードロイヤルメガマスター、ウルトラマンダイナフラッシュタイプ、ウルトラマンコスモスエクリプスモード、ウルトラセブン、ウルトラマンレオ、ジャグラー魔人態、ゴモラ、リトラ、バレル、ガルム、マグナ、リバイ専用ギャラクトロン、ソルシェウィサリス、ミーティアフリーダム、ミーティアジャスティス、エールストライク、エールストライクルージュ、バスター、ブルーフレームセカンドL、ジン改、キュリオス、ナドレ、ティエレンタオツー、フラッグカスタム、コーラサワーのイナクト、ヴィルキス、ジルが操縦するレイジア、アードライ、イクスアイン、ハーノインのキルシュバオム、キルシュバオムカスタム、焔龍號、蒼龍號、碧龍號、ヴァルヴレイヴ1フルインパクト、ヴァルヴレイヴ4、ヴァルヴレイヴ6、スターガオガイガー、キングジェイダー、ゴルディーマーグ、超竜神、撃龍神、ビックボルフォッグ、マイクサウンダース13世、蜃気楼、紅蓮聖天八極式、ランスロット・アルビオン、斬月可翔、暁可翔、暁直参可翔、神虎、ライガーゼロ、シュバルツティエレンタオツー、M1アストレイ、ガンスナイパー、レイノス、ストームソーダー、ゴジュラスガナー、ゴジュラスジ・オーガ、ティエレン宇宙型、アークエンジェル、エターナル、アウローラ、アヴァロン、スペースペンドラゴン、クサナギ、イザナギ、カナヤゴ、スサノオ、アマテラス、ネオタートルシップ、ラオホゥ。そして三軍、壮絶な戦いが幕を切った。

 

 

キラ、ハルト「はあああああー!!」

 

 

ミーティアフリーダムがミーティアと合体状態から全武装から一斉射撃を行い、ジン、シグー、ゲイツ、ストライクダガー、ジンクス、フラッグ、リアルド、イナクト、ヘリオンの武器と頭部と関節部のみを破壊し、ヴァルヴレイヴ1フルインパクトが右腕に装着されてるインパクト・ブースターを握り手にして、ギャラクトロン、ダークロプスゼロ、レギオノイドβを次々と殴り貫いて破壊した。ライガーゼロがイオンターボブースターを展開しながらストライクレーザークローでジェノザウラーやアイアンコングMSやレブラプターFBを破壊していった。

 

 

ウルトラマンオーブ オーブオリジン(ガイ)「うおおおおおー!!」

 

 

ウルトラマンオーブ オーブオリジンがオーブカリバーでインペライザー、キングジョーブラックに斬撃して破壊し、バキシマムに大きく斬り込んで一刀両断した。ジャグラー魔人態が素早く移動しながら蛇心剣でゲイツ部隊の頭部、武器を破壊していった。ヴィルキスがラツィーエルでグレイブや次々とバッフェやイデアールやキルシュバオムを斬撃していった。

 

 

アズラエル「共和国、GGG、ウルトラマン、裏切り者の人革連か!!」

 

カティ「理事。」

 

アズラエル「邪魔者を始末しろ!!」

 

 

ヘリック共和国とGGGとウルトラマンと人革連が現れた事ですぐに攻撃命令を出すアズラエル。

 

 

大河「戦場を知らない素人が指揮を執っているのか。」

 

セルゲイ「ブルーコスモスのアズラエル。自分のわがままを貫き通すつもりか。」

 

ヒュウガ「我々がしっかり教えつけてやらないとな。」

 

 

戦場の指揮を執るアズラエルを実戦経験がなく自分のわがままを突き通すことに皮肉り、彼に戦いを教え込ませる実戦経験を持つ大河、セルゲイ、ヒュウガ。そこでヤキン・ドゥーエから突如とてつもない大きな物が出現した。

 

 

一同「!!」

 

 

ヤキン・ドゥーエから出現したザフト軍の最終兵器ジェネシスが強力なガンマ線レーザーを発射して、地球連合軍の艦隊を焼き払った。その中にいたジェフリーとシュナイゼルが巻き込まれて死亡した。

 

 

ジェフリー、シュナイゼル「うわあああああー!!」

 

 

ジェネシスのガンマ線レーザーによって呆気ない最期を迎えたジェフリーとシュナイゼル。

 

 

ハーマン「何だあれは?!」

 

クリムヒルト「まさかあれはジェネシスか?!」

 

エルエルフ「ジェネシスを出したのか?!」

 

ノイマン「艦長!!たった今、月面基地から発進した地球軍の艦隊と同時にプトレマイオス基地が先程発射ガンマ線レーザーで壊滅した模様です!!」

 

マリュー「何て事なの・・・・。」

 

ウルトラセブン「あの様なもの置いておくわけにはいかん。」

 

ウルトラマンダイナフラッシュタイプ(アスカ)「あれが地球に喰らったら一たまりもないぜ!!」

 

 

ザフト軍の最終兵器ジェネシスの使用で地球連合軍の大艦隊や月のプトレマイオス基地が壊滅し、戦力は60%を失った。戦局はザフト軍が優位に立った。

 

 

クルーゼ「さすがですな、ザラ議長閣下。ジェネシスの威力、これほどのものとは・・・・。」

 

アマデウス「後はシャルル達が来るだけだ。」

 

パトリック「我等勇敢なるザフト軍兵士の諸君。傲慢なるナチュラル共の暴挙を、これ以上許してはならない。プラントに向かって放たれた核、これはもはや戦争ではない!!虐殺だ!!このような行為を平然と行うナチュラル共を、もはや我等は決して許すことは出来ない!!新たなる未来、創世の光は我等と共にある。この光と共に今日という日を我等新たなる人類のコーディネーターとマナと宇宙人が輝かしき歴史の始まりの日とするのだ!!」

 

ザフト兵一同「おおおー!!」

 

 

ザフト軍の優位が立った今、その攻勢は一気に攻めかかって来た。狂気の様に猛威を振るっていくザフト軍。

 

 

ウルトラマンコスモスエクリプスモード(ムサシ)「やめろ、何故無駄な戦いをするんだ!!」

 

ウルトラマンジードロイヤルメガマスター(リク)「何でそんなに血を流す必要があるんだ!!」

 

クーフィア「お前達に指図される必要何てないさ!!」

 

サリア「私達の勝利は目前よ!!」

 

クリス「あたし達が支配者となる!!」

 

ウルトラマンレオ「こんなくだらない事は人は大勢死んだんだぞ、何故わからないんだ!!」

 

 

無駄な争いを無意味と説得するウルトラマン達の声を聞かないザフト軍。

 

 

ラクス「兵器が争いを生むのでしょうか・・・・。それとも人の心が・・・・。」

 

ウルトラマンオーブ オーブオリジン(ガイ)「だが、その争いを止めるのも人の心のはずだ!!」

 


バン「これ以上、泥沼の戦いを続けさせねぇためには互いの武器を奪うしかねぇ!!」

 


ウルトラセブン「ザフトのジェネシス、ブルーコスモスの旗艦ドミニオン、それを潰す!!」

 

アスラン「俺達はジェネシスへ行く。」

 

エルエルフ「プラントに巣食らう者を排除しにいく。」

 

キラ「アスラン。」

 

ハルト「エルエルフ。」

 

イクスアイン「俺たちもいく。」

 

アードライ「この国いや世界の未来のために私達は立ち上がったんだ。」

 

ハーノイン「この手できちんとせねばなならんな。」

 

カガリ「私も行く。」

 

アスラン「カガリ。」

 

カガリ「私がお前を守る。」

 

アスラン「わかった、行こう。」

 

 

ジェネシスを止めるため、アマデウスとジュリオを討つべく向かったアスラン、カガリ、エルエルフ、アードライ、ハーノイン、イクスアイン。

 

 

マリュー「ドミニオンは私達がやる。」

 

大河「ブルーコスモスの盟主アズラエルをこの手で。」

 

ウルトラセブン「軍需産業の支配者、ベリアルに魂を売り、あらゆる殺戮兵器を作り出した彼の存在を許す訳にいかない。」

 

 

アズラエルを倒すべくマリュー、大河、ウルトラセブンらは彼の乗るドミニオンに挑んだ。そしてこの戦場にいくつかの者が現れてきた。

 

 

ウルトラマンゼロ、ウルトラマンジードロイヤルメガマスター(リク)、ルルーシュ、ムウ、劾、ティエリア「!!」

 

 

自分達のそれぞれの因縁の相手が現れて来た事に気付き、今この戦場に現れた。

 

 

クルーゼ、カイン「ふふふふ。」

 

ウルトラマンベリアルアトロシアス「ははははははははっ!!」

 

エンブリヲ「私も参ろうか。」

 

ムウ「クルーゼ、カイン!!」

 

ティエリア「エンブリヲ!!」

 

ウルトラマンゼロ、ウルトラマンジードロイヤルメガマスター(リク)「ベリアル!!」

 

宿敵の出現に察知し、クルーゼはフリーダム、ジャスティスと同じNジャマーキャンセラーのプロヴィデンス、カインは何処からか入手した未完成のヴァルヴレイヴ2をマギウスの技術で改修したダーインスレイヴ、ヒステリカと共に現れたエンブリヲ、ウルトラマンベリアルはエンペラ星人とダークルギエルの怪獣カプセルでウルトラマンベリアルアトロシアスとなって現れた。さらに擬似太陽炉の技術とオーガノイドシステム力で蘇ってGNデスザウラーを操縦するプロイツェン、命のゾヌーダをコアにして蘇ってゾヌーダギルベイダーを操縦するシャルル、アルヴァトーレを操縦するアレハンドロ、レイブラッド星人、ファントムに乗ったマギウス101人評議会らが現れた。

 

 

プロイツェン「我々も加えてもらおうか。」

 

シャルル「素晴らしい決戦場を置いていくとはもったいない。」

 

アレハンドロ「ははははは、全てはシナリオ通りだ。」

 

レイブラッド星人「全て決着を着けようではないか!!」

 

ルルーシュ「シャルル!!」

 

ルドルフ「プロイツェン!!」

 

レイ「レイブラッド!!」

 

プロイツェン「いざ、最後の戦いと行こうではないか!!」

 

シャルル「我らも存分楽しませようではないか。」

 

レイブラッド星人「全てを着けさせようではないか。」

 

 

ついにプロイツェン、シャルル、アレハンドロ、レイブラッド星人までもヤキン・ドゥーエに現れ、最終決戦はさらなる波乱を巻き起こす。

 

 

プロイツェン「見せてもらうぞ、蘇ったデスザウラーの威力を!!」

 

GNデスザウラーの威力を試すべく、口内からGN大口荷電粒子砲を発射して、ヘリック共和国、人革連の艦隊を焼き払った。

 

 

クリス「艦隊が!!」

 

ナタル「何という威力だ!!」

 

 

アヴァロンの艦長となったナタルはGNデスザウラーの放った荷電粒子砲のとてつもない威力により、ヘリック共和国と人革連の艦隊の大半が壊滅したのを目の当たりにし、驚愕した。次はゾヌーダギルベイダーが口からプラズマ粒子砲を放ち、ザフト軍の艦隊に喰らわせて、その直撃で絶縁体と化しエネルギーに分散した。

 

 

大河「分散しただと?!」

 

護「!!」

 

大河「護君?!」

 

護「あの機体に命姉ちゃんがいる。」

 

大河「何?!」

 

 

護はゾヌーダギルベイダーの中に命がいる事に反応し、彼女はゾヌーダギルベイダーの生態コアにされていた。

 

 

シャルル「どうだ、これがゾヌーダの力によって蘇ったギルベイダーの力だ。」

 

 

命の中にあるゾヌーダをギルベイダーのコアに取り込んで、史上最凶のゾイドとなったギルベイダーが今この戦場を激震した。

 

 

凱「シャルル=ジ=ブリタニア!!」

 

 

ゾヌーダギルベイダーで戦場を激震させたシャルルの前に凱とゴルディーマーグとルルーシュとスザクとCCとカレンが現れた。

 

 

シャルル「獅子王凱、我が息子ルルーシュよ。」

 

ルルーシュ「シャルル!!」

 

シャルル「こうしてお前達と会えるのも嬉しいぞ。」

 

ルルーシュ「お前に捨てられたあの日、俺は忘れていない。」

 

シャルル「わしはお前とナナリーを帝国の後継争いから守るために身を隠させたんだ。」

 

ルルーシュ「ふざけるな、貴様がベリアルとレイブラッドとエンブリヲと101人評議会と組んで世界を牛耳ている事を!!」

 

シャルル「ルルーシュよ、お前は何か勘違いしてないか?」

 

ルルーシュ「何?!」

 

シャルル「奴らはもうじき終わる事を。」

 

 

シャルルのゾヌーダギルベイダーがビームスマッシャーを放ち、ルルーシュ達に向けた。

 

 

凱「!!」

 

 

すぐにビームスマッシャーを回避した凱達。

 

 

スザク「あの攻撃を食らうとひとたまりもない。」

 

CC「シャルルのギルベイダーには命が取り組まれている。彼女の持つゾヌーダで。」

 

凱「命!!」

 

バン「お前がプロイツェンだな!!」

 

 

ついにプロイツェンと対峙するバン。GNデスザウラーのハイパーキラークローの巨大な爪をかわして、ライガーゼロのストライクレーザークローで打撃した。

 

 

プロイツェン「お前、ダン=フライハウトの息子だな。」

 

バン「何で父ちゃんの事を知ってるんだ!!」

 

プロイツェン「知りたいか?数年前、私はあるオーガノイドを見つけるため、偶然彼と遭遇した。彼は私にオーガノイドを手にさせないためこの身を犠牲にして挑んできた。彼は惨めもんだ。」

 

バン「貴様っ!!」

 

プロイツェン「楽しもうではないか!!」

 

ウルトラマンゼロエクシア「てやあああああー!!」

 

 

宿敵ウルトラマンベリアルアトロシアスとレイブラッド星人と対決するウルトラマンゼロエクシアとウルトラマンジードロイヤルメガマスターとゴモラとリドラとスペースペンドラゴン。

 

 

ウルトラマンベリアルアトロシアス「まとめてかかってこい!!」

 

レイブラッド星人「蘇った我の力を見せてやる!!」

 

 

ウルトラマンベリアルアトロシアスがギガバトルナイザーを振りながらウルトラマンゼロエクシアとウルトラマンジードロイヤルメガマスターに喰らわせた。レイブラッド星人が右手から光線を放ち、ゴモラとリトラに攻撃した。

 

 

ウルトラマンゼロエクシア「ベリアル、ここで終わらせてやる!!」

 

 

ウルトラマンゼロエクシアがゼロエクシアソードからゼロエクシアスマッシュでウルトラマンベリアルアトロシアスに斬撃した。

 

 

ウルトラマンジードロイヤルメガマスター(リク)「スウィングルスパーク!!」

 

 

ウルトラマンジードロイヤルメガマスターはキングソード剣モードでウルトラマンベリアルアトロシアスに斬撃した。

 

 

レイ「ゴモラ、リトラ!!」

 

 

肉体が蘇ったレイブラッド星人を相手に戦うレイは、ゴモラとリトラを動かしながら同時攻撃をする。ゴモラがレイブラッド星人に角と尻尾で攻撃し、リトラが嘴から火球を放ち、攻撃した。レイブラッド星人は、念力でゴモラとリトラの動きを封じて、二匹をぶつけさせた。激戦する三軍。

 

 

撃龍神「うおおおおー!!」

 

 

カラミティと死闘を繰り広げる撃龍神。カラミティの全武装による一斉射撃を喰らい、大損傷をした。

 

 

撃龍神「これを使うしかねぇ!!」

 

 

奥の手として右肩に搭載された自爆装置を取り出し、カラミティに殴り込んで胴体に近づけたまま電撃で起動し、自爆装置を発動させた。

 

 

オルガ「うわあああああああー!!」

 

撃龍神「勇気と共に!!」

 

 

自爆装置の発動により、大爆発でカラミティは爆散し、オルガは死に、撃龍神は自爆で自ら犠牲となった。

 

 

超竜神「これで決めてやる!!」

 

 

クロトのレイダーを倒すべく、超竜神はある行動に出て、機体を分離して炎竜と氷竜のまま、レイダーの間を掴んだ。

 

 

炎竜、氷竜「レベル無限!!スーパーノヴァ!!」

 

 

トウォーマーとチェストスリラーの出力を最大限に高めて、対象を熱疲労により、自らを犠牲にしてレイダーを道連れにすべく自爆した。

 

 

クロト「うわあああああー!!」

 

炎竜、氷竜「勇気と共に!!」

 

 

炎竜と氷竜の自爆により最期を遂げたクロト。

 

 

ビッグボルフォッグ「うおおおおー、超分身殺法!!」

 

 

フォビドゥンに向かってビッグボルフォッグが機体を分離し、ボルフォッグ、ガングルー、ガンドーベルとなって、フォビドゥンに攻撃した。ニーズヘグを振りながらガングルー、ガンドーベルに大損傷させたが、

 

 

ボルフォッグ「はあああああー、シルバークロス!!」

 

 

その直後にボルフォッグがシルバークロスを強いた斬撃でフォビドゥンに胴体ごと貫き、撃破した。

 

 

シャニ「うわああああああー!!」

 

 

ボルフォッグの命をかけた戦闘によりその最期を遂げたシャニ。

 

 

アサギ、マユラ、ジュリ「あああああああー!!」

 

 

アルヴァトーレの巨大ビーム砲の攻撃により一瞬で葬られて戦死したアサギ、マユラ、ジュリ。

 

 

ウルトラセブン、ウルトラマンレオ、ウルトラマンダイナフラッシュタイプ(アスカ)、ウルトラマンコスモスエクリプスモード(ムサシ)「はあ、はあ、はあ・・・・。」

 

 

クグツ怪獣と死闘を繰り広げた4人のウルトラマン。アズラエルとウルトラマンベリアルによってさらに強化されたクグツはもう元に戻る事は出来ず、彼らを殺さざる得なかった。

 

 

男マギウス1「もたもたしやがって!!」

 

女マギウス1「何をしているんだ!!」

 

老マギウス1「我々を戦場に出すとはどう言うつもりだ!!」

 

 

戦場に出る羽目になったマギウス101人評議会のメンバーら。自分達は今まで裏から世界を牛耳って来ており、表の戦場へ出るのは初めてで、戦場に出た事で苛立ちや騒ぎをするが、その時、彼らの乗るファントムにウルトラマンオーブ オーブオリジンが近付いて現れた。

 

 

マギウス一同「うっ、ウルトラマン!!」

 

ウルトラマンオーブ オーブオリジン(ガイ)「これが最期だ!!」

 

 

現れたウルトラマンオーブ オーブオリジンがオーブカリバーを大きく振りながらマギウス101人評議会らが乗るファントムを斬撃して撃沈され、マギウス一同らはあっけない最期を迎えた。

 

 

ムウ「クルーゼぇっ!!」

 

 

クルーゼのプロヴィデンスとカインのダーインスレイブとエンブリヲのヒステリカと交戦するムウ、劾、ティエリア。プロヴィデンスの放つドラグーン11基の攻撃を受け、ダーインスレイブのメーネ・ゼルトザームから発射したビーム、ヒステリカのビームライフルも同時に喰らいつつ、ムウのエールストライクがビームサーベルでプロヴィデンスに斬撃し、劾のブルーフレームセカンドLが背中のタクティカル・アームズを大剣に変形して、カインのダーインスレイブに突撃し、ティエリアのナドレがエンブリヲのヒステリカにGNビームライフルで射撃し、ぶつかり合った。

 

 

クルーゼ「会いたかったぞ、ティエリア=アーデ。」

 

ティエリア「クルーゼ!!」

 

カイン「君は自分の出生を知りたくないか?」

 

ティエリア「どういう意味だ?!」

 

クルーゼ、カイン「それは君は私達と同じだからさ。」

 

ティエリア「同じ・・・・?!」

 

カイン「君もアル=ダ=フラガのクローンなんだ。」

 

ティエリア「僕がクローンだと、嘘だ、こんなの!!僕がお前達と同じはずじゃない!!」

 

クルーゼ「いいや君は彼の一番求めていた完全な成功体だ。君は全てにおいて完璧だ、寿命も。」

 

ティエリア「僕はお前の兄弟なんかじゃない!!」

 

カイン「現実だよ、兄弟よ!!」

 

 

クルーゼとカインの口から語られた自分の出生を知って同様するティエリア。自分がアル=ダ=フラガののクローン、そして彼が求めた1番の成功体であった。一方、アークエンジェルとドミニオンの一騎討ちでは、両者互角に渡り合いながらアークエンジェルが猛威を振るって、ドミニオンを追い詰めたが、接近して来たアークエンジェルにアズラエルが強引にローエングリンを撃つよう命令を出した。

 

 

アズラエル「今だ!!あいつを沈めろ!!ローエングリン照準!!」

 


カティ「・・・・。」

 


フレイ「駄目!!もうやめて!!アークエンジェル、逃げて!!」

 


アズラエル「お前!!」

 

 

その時、フレイがアークエンジェルに逃げるよう通信で求めたのに対し、アズラエルはフレイに銃を突きつけた。

 

 

フレイ「ああっ!!」

 


カティ「何をやっている!!」

 


アズラエル「貴様こそ何のつもりだ?!」

 


カティ「総員、退艦しろ!!」

 


アズラエル「貴様ら!!」

 


カティ「急げ、アークエンジェルに行け!!」

 


フレイ「はい・・・・!!」

 

 

アズラエルの暴挙にカティは彼を止めてフレイら乗員らを退艦命令を出し、自分と彼だけが残った。

 

 

アズラエル「くそー、お前ぇっ!!」

 

カティ「指揮官だと?!命令する立場だというのなら・・・・。」

 

 

アズラエルが銃でカティに射撃し、身体の数カ所を撃ち抜い

 

 

アズラエル「僕にこんなことをして!!どうなるか解ってるんだろうな!!」

 

カティ「お前はここで死すべき人だ。私と共に!!」

 

アズラエル「黙れぇっ!!」

 

カティ「ぐわぁっ!!」

 

アズラエル「僕は勝つんだ。そうさ、いつだって・・・・。」

 

 

ドミニオンで自分が一人でローエングリンを照準をし、アークエンジェルに向けて放った。

 

 

サイ「艦長!!」

 

マリュー「回避!!」

 

ノイマン「ダメです、間に合いません!!」

 

 

ドミニオンとの戦闘で回避が出来ず、発射されたローエングリンがアークエンジェルに迫ろうとした、その時、急速に駆けつけに来たアヴァロンがアークエンジェルを庇い、自ら犠牲となった。

 

 

一同「!!」

 

 

アークエンジェルを庇ったアヴァロンからそこには瀕死の状態に陥ったナタルと破けたノーマルスーツから右上半身が機械のリヒティと背中に破片が刺さったクリスティナだった。

 

 

マリュー「ナタル!!」

 

スメラギ「クリス、リヒティ!!」

 

クリスティナ「無事だったんですね、スメラギさん、マリュー艦長。」

 

大河「他の者はどうした・・・・?!」

 

ナタル「私が・・・・避難させ・・・・まし・・・・。」

 

マリュー「ナタル、しっかりして、ナタル!!」

 

ナタル「・・・・。」

 

クリスティナ「スメラギさん、フェルトに伝えてください、もうちょっと・・・・おしゃれに気を使ってって。」

 

 

大破したブリッジにスパークが走り、大爆発をし、ナタル、リヒティ、クリスティナは最期を迎えた。

 

 

大河「ああっ!!」

 

マリュー「ナタル!!」

 

スメラギ「クリス、リヒティ!!」

 

 

仲間達の最期を目の当たりに、涙するマリュー達。

 

 

アズラエル「お前のせいだぁっ!!」

 

 

攻撃に失敗したのは自身が射殺したカティに八つ当たるアズラエル。その時、彼の前にウルトラセブンが現れた。

 

 

アズラエル「!!」

 

ウルトラセブン「貴様は貴様は貴様は怪獣の命いや戦争で犠牲になった人々を犠牲にしてくれたな。」

 

 

クグツ化された怪獣、アズラエルの作り出した兵器で犠牲になった人々の痛みを晴らすべくウルトラセブンが今、引導を下す。

 

 

ウルトラマン「デュワー!!」

 

 

頭部のアイスラッガーを投擲して、ドミニオンのブリッジにいるアズラエルに直撃した。

 

 

アズラエル「うわああああああー!!」

 

 

ウルトラセブンの怒りが込められたアイスラッガーで最期を遂げたアズラエル。

 

 

ウルトラセブン「貴様みたいなのがいるから血を吐きながら続けるマラソンは終わらないんだ!!」

 

 

次回 32話へ続く



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第32話 終わらない明日へ

スランプ状態でなかなかうまく書けなくなって来ました。


ヤキン・ドゥーエで繰り広げるヘリック共和国と人革連とGGG、地球連合軍、ザフト軍と宇宙人同盟、戦いの中、次々と多数の犠牲が出て、三軍共々、激闘を繰り広げていた。

 

 

宇宙

ヤキン・ドゥーエ付近

クルーゼ「やっかいな奴だよ、君は!!」

 


キラ「あなたは!!」

 


クルーゼ「あってはならない存在だというのに!」

 


キラ「何を!」

 


クルーゼ「知れば誰もが望むだろう!!君のようになりたいと!!」

 


キラ「!!」

 


クルーゼ「君のようでありたいと!!」

 


キラ「そんなこと!!」

 

 

キラ、ハルト、アンジュ、サキ、美月はクルーゼとカインとエンブリヲと交戦していた。クルーゼのプロヴィデンスから放出したドラグーン、カインのダーインスレイヴのメーネ・ゼルトザームから発射ビーム、エンブリヲのヒステリカから放つディスコード・フェイザーをかわし、キラのフリーダムが全武装フルバーストし、アンジュは永遠語りを歌いながらヴィルキスからディスコード・フェイザーを放ち、ぶつかり合った。交戦中の最中、ドミニオンから脱出したフレイらの脱出ポッドが近くにやって来た。

 

 

クルーゼ「ゆえに許されない、君という存在を!!」

 


キラ「僕は・・・・それでも僕は!!力だけが僕の全てじゃない!!」

 


クルーゼ「それが誰にわかる!!何がわかる!!わからぬさ!!誰にも!!」

 


キラ「!!」

 

 

フレイらの脱出ポッドを攻撃するクルーゼのプロヴィデンスから防御するキラ。

 

 

カイン「君達そのものは許されない。」

 

エンブリヲ「会ってはならぬものを。」

 

 

フレイらの脱出ポッドを救ったキラは、ようやく彼女と再会をするが、エンブリヲがその隙を突いてビームライフルでフレイらの脱出ポッドを射撃した。

 

 

フレイ「あっ。」

 

 

ヒステリカのビームライフルの攻撃で脱出ポッドは大破し、フレイら乗員らは死亡した。

 

 

キラ「フレーイ!!」

 

ハルト、アンジュ、サキ、美月「!!」

 

 

やっと再会した果たしたところ、彼女は今自分の目の前で死んでしまった。

 

 

キラ「フレイーッも!!うっ、うっ、うぅ・・・・。」

 


フレイ(幻影)「キラ・・・・。」

 


キラ「そんな、フレイ、そんな・・・・!!」

 


フレイ(幻影)「ありがとう、ごめんね・・・・。」

 


キラ「どうして・・・・。」

 


フレイ(幻影)「ずっと、あやまりたかった・・・・。」

 


キラ(幻影)「くっ、どうして君がフレイ!!」

 


フレイ(幻影)「苦しかった、怖くて、ずっと・・・・。知らなかったから、私、何もわかってなかったから・・・・。」

 


キラ「フレイ!!」

 


フレイ(幻影)「でも、今やっと自由だわ。とても素直にあなたが見える。」

 


キラ「僕は、くっ!!」

 


フレイ(幻影)「だから、泣かないで・・・・!!」

 


キラ「ちくしょお、僕は・・・・!!」

 


フレイ(幻影)「あなたはもう泣かないで・・・・。」

 


キラ「君に何も・・・・!!」

 


フレイ(幻影)「守るから、本当の私の想いが、あなたを守るから・・・・。」

 


キラ「くぅぅ、くっ!!」

 

 

幻影となったフレイがキラの元に現れ、彼を励ました。キラは彼女を守る事が出来ず涙をこぼした。一方、ヤキン・ドゥーエに入り込んだアスラン、カガリ、エルエルフ、アードライ、イクスアイン、ハーノインらは、ジェネシスを止めるためパトリックの元へ辿り着くが、プラントを牛耳るアマデウスとジュリオと対峙し、彼らと死闘を繰り広げたが、パトリックはジェネシスを地球に向けて照準したのを部下に射殺された。

 

 

ヤキン・ドゥーエ

司令室

アスラン「父上。」

 

カガリ「どうするつもりだ?!」

 

エルエルフ「ジャスティスを爆発させるしか手はないと考えてるな。」

 

アスラン「ああ。ジャスティスを爆発させてジェネシスを止めるしかない。」

 

 

3発目のジェネシスの止めるため、ジャスティスを内部で核爆発させる事を決めるアスラン達。一方、ZXー07、ZXー16、ZXー19と単機で死闘を繰り広げるキングジェイダーは、まずはZXー16、ZXー19を撃破し、残りはZXー07と交戦する。

 

 

腕原種「死ぬがいい。」

 

 

右腕から超重力波を放つZXー07。

 

 

ゾルダートJ「くっ。」

 

腕原種「貴様もこれまでだな。」

 

ゾルダートJ「どうかな。」

 

腕原種「?」

 

ゾルダートJ「Jパワー最大!!」

 

トモロ117「了解、Jパワー最大。」

 

 

船の錨にあるJジュエルを最大限に引き出し、ZXー07の超重力波を打ち破り、必殺技を発動する。

 

 

ゾルダートJ「ジェイクォぉぉぉぉぉぉぉぉース!!」

 

 

Jパワーを最大限に引き出しながら威力を増したジェイクォースでZXー07を撃破し、中から核を取り出した。この後、この核と今まで集めたゾンダークリスタルに大きな事が起きようとする。

 

 

ウルトラマンゼロエクシア(刹那)、ウルトラマンジードロイヤルメガマスター(リク)「うわあああああー!!」

 

 

ウルトラマンベリアルアトロシアスの圧倒的な強さにやられるウルトラマンゼロエクシアとウルトラマンジードロイヤルメガマスター。ギガバトルナイザーを振り回しながら2人のウルトラマンに大打撃をお見舞いするウルトラマンベリアルアトロシアス。

 

 

ウルトラマンベリアルアトロシアス「この程度か?」

 

ウルトラマンゼロエクシア「まだだ、まだ諦めねぇ!!」

 

ウルトラマンジードロイヤルメガマスター、(リク)「俺達は負けるわけにはいかないんだ!!」

 

 

ウルトラマンベリアルアトロシアスを倒すためそれでも立ち上がるウルトラマンゼロエクシアとウルトラマンジードロイヤルメガマスター。

 

 

ゴモラ「キシャアアアアー!!」

 

レイ「ゴモラ!!」

 

 

ゴモラは角でレイブラッド星人に体当たりし、尻尾を振って当てて攻撃した。

 

 

レイブラッド星人「小癪な!!」

 

 

パンチを連打しながらゴモラにお見舞いし、光弾を一斉発射して与えた。一方、戦いを止めるべくルドルフを連れたハーマンとシュバルツとラクスらは交戦している地球連合軍とザフト軍を止めるため呼びかけた。

 

 

ルドルフ「地球連合軍、ザフト軍の兵士達よ!!今すぐにこの戦いをやめよ!!」

 

ラクス「この戦いをすぐにおやめなさい!!」

 

ガイロス帝国兵1「この声は、まさか・・・・。」

 

ARUS兵1「ルドルフ殿下!!」

 

ザフト兵1「ラクス様!!」

 

 

ルドルフの声に反応した地球連合軍の兵士達が次々と戦闘をやめ、ザフト軍の兵士達も同じくラクスの声に反応し、戦闘を止めた。だが、その時、PK師団の機体とギャラクトロン、ダークロプスゼロ、レギオノイドβが仲間である地球連合軍の機体に突如攻撃し、また正規軍の一般兵が乗っていたストライクダガー、ジンクス、ジェノザウラーが突如と勝手に動き出して仲間討ちをし始め、自爆もしたりした。

 

 

シュバルツ「!!」

 

ハーマン「これは一体?!」

 

プロイツェン「諸君、我が名はムーロア。ギュンター=プロイツェン=ムーロア。ネオゼネバス帝国初代皇帝である。時は来た。今こそゼネバスの旗の元、戦う時だ。ヘリック、ガイロス、ARUS、人類革新連盟、プラント、101人評議会を打ち倒し、長きに渡る屈辱の歴史に終止符を打て。そして、我らが祖国、日本へ還るのだ!!」

 

 

ついに本性を現したプロイツェンは、自身の私兵であるPK師団と親友のシャルルと共に反旗を起こし、かつて滅んだ蛇と短剣の旗を掲げたゼネバスの旗を出して、今ゼネバス復活を起こすのだ。各軍に対する挑発、新帝国建国の宣誓であった。シュバルツやガイロス帝国の兵士やARUSの兵士ら地球連合軍は初めて知り、黙々と従ってきた男が異国の王の血族であったことを。

 

 

バン「お前の目的はゼネバス復活だったのか!!」

 

プロイツェン「その通りだ!!我々ゼネバス人がどれだけ虐げられ、苦しめられたか!!」

 

バン「何?!」

 

プロイツェン「わかるまい、我々40年間の苦しみを!!」

 

 

40年間の苦しみ、地獄、苦痛を味わって来たプロイツェンは、今祖国復活を目の前にし、自分達の悲願の野望を果たそうとする。

 

 

ルルーシュ「シャルル、貴様も同じゼネバスの人間だったのか?!」

 

シャルル「違うな、わしはお前と同じガイロス人だ。」

 

ルルーシュ「じゃあなぜ加担した!!」

 

シャルル「復讐だ。」

 

凱、ルルーシュ「?!」

 

シャルル「わしは幼い頃からガイロスの皇位を巡る醜い骨肉の争いを見て、地獄と嘘を味わった。わしは皇帝に選ばれずこの世界いや全世界に絶望したのだ。お前達ならわかっているはずだ、101人評議会に牛耳られ、世界は思いのままにされて来たこと。」

 

 

プロイツェンの反乱に加担するシャルルは、かつて幼い頃から皇位を巡る醜い骨肉の争いを見て、地獄と嘘を味わい、皇位に選ばれず、全世界に失望し、世界を滅ぼす事を決めたシャルル。ゾヌーダギルベイダーがチタンクローで切り裂きにかかって来た。

 

 

 

凱「お前は俺が相手をしてやる!!」

 

シャルル「来い、獅子王凱!!お前の勇気とやらを見せよ!!そしてお前は愛すべき彼女を救えるか。」

 

ルルーシュ「俺達も加勢するぞ!!」

 

シャルル「ルルーシュ、お前の相手は彼女とやるがいい。」

 

 

シャルルと対峙する凱を加勢しようとするルルーシュ、スザク、カレンの前にスーパーギャラクトロンに乗ったユーフェミアが現れた。

 

 

ユーフェミア「・・・・。」

 

ルルーシュ「ユフィ!!」

 

スザク「僕達の相手は彼女か!!」

 

カレン「3人でやるしかないみたい。」

 

 

ユーフェミアの乗るスーパーギャラクトロンを相手に戦うルルーシュ、スザク、カレンは、KMFでロボット怪獣を相手に、大きさやパワーも桁違い、それでも挑む3人。早速スーパーギャラクトロンの両腕のギャラクトロンアームズシフトからビーム砲、腹部ギャラクトロンブラスターが放たれ、すぐに回避するルルーシュ、スザク、カレン。

 

 

スザク「ユフィ、今助けに行く!!」

 

 

スーパーギャラクトロンにいるユーフェミアを救うべくスザクのランスロット・アルビオンがエナジーウィングを展開しながらMVソードで斬りかかるが、スーパーギャラクトロンが頭部のヘッドテイルシザースで素早い動きを駆けるランスロット・アルビオンを一瞬で突いて打ち込んだ。

 

 

スザク「ぐわああああー!!」

 

ルルーシュ「スザク!!」

 

ユーフェミア「・・・・。」

 

 

超兵となったユーフェミアはただのマシンのように思い人だったスザクを葬り、続いて次は両腕のギャラクトロンアームズシフトからビームソードを出刃して斬撃しかかった。一方、アークエンジェル内に集めたゾンダークリスタルが潜入して来たパリアッチョに奪われて、今融合し始めた。

 

 

パリアッチョ「Zマスター融合・・・・復元。」

 

パスダー「再結合開始。」

 

 

ゾンダークリスタルと木星にあったザ・パワーを何らかの方法で得て回収したパリアッチョと彼女の口内にいたパスダーが融合し始め、そして機界31原種の全集合体Zマスターへとなった。

 

 

一同「!!」

 

凱「何だあれは!!」

 

シャルル「くっくくく、ついに始まったか。」

 

プロイツェン「破滅へのカウントダウンを。」

 

クルーゼ「扉が始まる。」

 

カイン「全ての。」

 

ウルトラマンベリアルアトロシアス「どちらが死ぬか。」

 

レイブラッド「終わりの始まりだ。」

 

ゾルダートJ「気をつけろ!!奴が機界31原種の全集合体Zマスターだ!!」

 


凱「Zマスター?!」

 


J「原種達は31体にして一つの存在それぞれが全宇宙の機界昇華を司るZマスターの一部なのだ。」

 

 

ゾンダーの親玉、機界31原種の集合した姿Zマスター。その大きさは地球の2、3倍、そして破滅へのカウントダウンが始まろうとする。

 

 

Zマスター「見るがいい。我が力を。」

 

 

Zマスターが右腕から衝撃波が放たれ、ヘリック、ガイロス、ARUS、人類革新連盟、ザフトの軍勢を一瞬で葬った。

 

 

スワン「ヘリック、ガイロス、ARUS、人類革新連盟、ザフトの機体9割が消滅デス。」

 

大河「一瞬で壊滅させたとは?!」

 

 

Zマスターが一瞬で全軍の戦力を9割壊滅させるほどの威力を目の当たりにする大河達。

 

 

Zマスター「我の力、思い知るがいい。」

 

ウルトラマンゼロエクシア(刹那)「ゼロ、あいつを野放しにすると世界が滅ぶ。」

 

ウルトラマンゼロエクシア「ああ、どでかいの放っておくと世界を滅んじまう。ジード、ベリアルはお前に任せる。俺と刹那はあのどでかいのを倒しに行く。」

 

ウルトラマンジードロイヤルメガマスター(リク)「ベリアルは俺が決着を付けます!!」

 

ウルトラマンゼロエクシア「任せたぞ。」

 

 

ウルトラマンベリアルアトロシアスをウルトラマンジードロイヤルメガマスターに任せて、世界を滅ぼそうとするZマスターを倒しに向かうウルトラマンゼロエクシアと刹那。最終決戦の幕が切って下された、凱はシャルル、バンはプロイツェン、ルルーシュ、スザク、カレンはユーフェミア、キラ、アンジュ、ハルト、サキ、美月、劾、サラはクルーゼ、カイン、エンブリヲ、アレハンドロ、ウルトラマンジードロイヤルメガマスターはウルトラマンベリアルアトロシアス、レイはレイブラッド星人、ウルトラセブン、ウルトラマンレオ、ハーマン、シュバルツはPK師団、ウルトラマンオーブ オーブオリジン、ジャグラー魔人態は禍々アークベリアル、ウルトラマンゼロエクシアと刹那はゾルダートJと他の者達と共にZマスターとそれぞれ対決するのだ。

 

 

凱「はあああああー、ドリルニー!!」

 

 

スターガオガイガーがゾヌーダギルベイダーに向かってドリルニーで打ち込み、続いてパンチを連打して喰らわせた。

 

 

シャルル「ぬるいわ!!」

 

 

ゾヌーダギルベイダーが尻尾を振るいながらスターガオガイガーにぶち込み、さらに体当たりをしてチタンクローで切り裂いた。

 

 

バン「プロイツェン、お前は101人評議会も利用して来たのか?!」

 

プロイツェン「そうだ。我がゼネバスを滅ぼしたのは101人評議会の暗躍でだ。私はこの40年間、ゼネバス人がコーディネイターやノーマ以上にどれだけ差別をされ、虐げらる苦しんできたか!!」

 

 

祖国を失ったゼネバス人はどこからも差別をされ、虐げられ、苦しんできた日々をバンにぶつけるプロイツェンは自ら操縦するGNデスザウラーの尻尾のGN加重力衝撃テイルを振りながらライガーゼロに喰らわせた。

 

 

ルルーシュ「くっ!!」

 

 

ユーフェミアのスーパーギャラクトロンの繰り出す攻撃に圧倒されるルルーシュ、スザク、カレン。スーパーギャラクトロンのギャラクトロンアームズシャフトからビームソードで3人に斬撃しかかった。

 

 

カレン「!!」

 

 

カレンは紅蓮聖天八極式のエナジーウィングを展開して超高速してスーパーギャラクトロンに飛び回って撹乱させる。紅蓮聖天八極式の動きにスーパーギャラクトロンが胸部拡散式ギャラクトロンブラスターを放った。

 

 

カレン「こんなもの!!」

 

 

輻射推進型自在可動有線式右腕部から輻射障壁を発生して防ぎ、そのまま輻射波動を発射して、スーパーギャラクトロンの胸部に損傷させた。損傷受けたスーパーギャラクトロンがギャラクトロンアームズシフトからビーム砲を乱射して蜃気楼、ランスロット・アルビオン、紅蓮聖天八極式に攻撃した。

 

 

ルルーシュ「蜃気楼の絶対守護領域を見せてやる!!」

 

 

蜃気楼の絶対守護領域が発動してスーパーギャラクトロンの攻撃を防いだ。クルーゼのプロヴィデンス、カインのダーインスレイヴ、エンブリヲのヒステリカに圧倒されるフリーダム、ヴァルヴレイヴ1フルインパクト、ヴィルキス、ヴァルヴレイヴ4、ソルシェウィサリス、ブルーフレームセカンドL、焔龍號。

 

 

クルーゼ「正義と信じ、わからぬと逃げ知らず!!退かず!!その果ての終局だ!!もはや止める術などない!!そして人は滅ぶ、人は!!滅ぶべくしてな!!」

 

キラ「それはあなたの理屈だ!!」

 

ハルト「人はどんな困難だって乗り切れるんだ!!」

 

アンジュ「人は生まれながら決まったなんかじゃない!!」

 

カイン「では何故人は争い、いがみ合う、憎み合う。」

 

サキ「そっ、それは・・・・!!」

 

エンブリヲ「何も知らないままのようだな。」

 

美月「・・・・。」

 

劾「クルーゼ、カイン、エンブリヲ、それは貴様のエゴだ!!」

 

カイン「君は何故運命に抗う。」

 

劾「俺には俺の信念がある。俺は俺のやり方がある。」

 

クルーゼ「ほざくがいい!!」

 

 

運命に抗う劾に対し、クルーゼがプロヴィデンスからドラグオーンを放って攻撃し、ブルーフレームセカンドLがアーマーシュナイダーで切り払った。

 

 

エンブリヲ「運命、アンジュ、サキ、美月、君達3人は私の物にならないか?」

 

アンジュ「断る!!」

 

サキ「誰があんたの物になるのよ!!」

 

美月「あなたみたいな男とは付き合いたくないわ!!」

 

エンブリヲ「ならば力づくで我が物してくれる。」

 

 

アンジュ、サキ、美月の3人を我が物にしようとするエンブリヲ。それに対して抗う3人は彼に一斉攻撃をする。

 

 

ウルトラマンジードロイヤルメガマスター(リク)「うおおおおおー!!」

 

 

ロイヤルソードから繰り出す斬撃でウルトラマンベリアルアトロシアスに喰らわせるウルトラマンジードロイヤルメガマスター。

 

 

ウルトラマンベリアルアトロシアス「はあああああああー!!」

 

 

両手のベリアルクローに闇のオーラを纏っアトロシアスヘルクローをウルトラマンジードロイヤルメガマスターに切り裂いた。

 

 

レイブラッド星人「レイモン、こうしてお前とまた会えるとは嬉しいぞ。」

 

レイモン「お前を今度こそ倒す。」

 

レイブラッド星人「私を倒すなど無駄なあがきだ。」

 

 

ゴモラにパンチを繰り出し、光弾を放ってお見舞いするレイブラッド星人。ゴモラが力強く踏ん張りながら身体で体当たりし、角でレイブラッド星人の身体に至近距離から超振動波を放った。

 

 

ウルトラマンオーブ オーブオリジン(ガイ)「オーブスプリュームカリバー!!」

 

 

ケイの禍々アークベリアルを相手に戦うウルトラマンオーブ オーブオリジンとジャグラー魔人態。オーブカリバーから放ったオーブスプリュームカリバーにビクともせず、さらにジャグラー魔人態の剣技に屈せず、口から光線を放ち、2人を圧倒した。

 

 

禍々アークベリアル(ケイ)「ジ・エンドと行こうか!!」

 

 

猛威を振るう禍々アークベリアルは、2人を追い詰めていく。

 

 

ウルトラセブン「デュワー!!」

 

ウルトラマンレオ「たああああー!!」

 

 

ギャラクトロン、ダークロプスゼロ、レギオノイドβを相手に次々と破壊するウルトラセブンとウルトラマンレオ。

 

 

シュバルツ「このっ!!」

 

 

シュバルツのティエレンタオツーとハーマンのストームソーダーが蜂起するPK師団の機体を相手に戦い、ビームガトリングガンでアイアンコングPK、ストライクダガー、ジンクス、ジェノザウラーなど撃ち貫き、破壊した。ハーマンのストームソーダーがレーザーブレードでジンクス、ストライクダガー、ハンマーロックFB、レブラプターFBを次々と破壊していった。

 

 

 

ウルトラマンゼロエクシア「ぐぅ!!」

 

 

惑星サイズの2倍を持つZマスターを相手に戦うウルトラマンゼロエクシアとキングジェイダーと仲間達。だがZマスターの圧倒的な強さに翻弄され、やられてしまい、なす術もなかった。

 

 

ウルトラマンゼロエクシア「まだまだだ!!」

 

 

仲間が力尽きていく中、ウルトラマンゼロエクシアがただ1人だけZマスターに挑み戦った。

 

 

Zマスター「無駄なあがきを。お前達は既に滅びゆく事に何故気がつかない。」

 

ウルトラマンゼロエクシア「俺達はまだ死ぬ訳にはいかねぇんでな。」

 

ウルトラマンゼロエクシア(刹那)「お前を倒すまで俺達は戦い続ける。」

 

Zマスター「ならば死ね。」

 

 

Zマスターは自分を倒すまで戦いをやめないウルトラマンゼロエクシアと刹那にレーザーを放った。そのレーザーを回避して、ゼロエクシアソードで斬撃したが、Zマスターの惑星サイズの2倍を持つ大きさを前に傷一つ付いていなかった。激化する最終決戦、その時、アークエンジェルから1機のシャトルが発進した。

 

 

シャルル「む?」

 

 

シャトルに乗っているのは麗雄だ。

 


凱「と、父さん!」

 


麗雄「諦めるな、凱!!勇気ある者の誓いを思い出せ!!」

 


シャルル「悪あがきを!!」

 

 

発進してきた麗雄のシャトルを攻撃し、撃墜したシャルル。

 

 

凱「父さん!!」

 

 

ゾヌーダギルベイダーの攻撃でシャトルが撃墜され、麗雄は死亡し、父の最期を目の当たりにした凱。

 

 

雷牙「麗雄!!」

 


護「博士ぇっ!!」

 

凱「うあ、ああ!!うわあああああああっ!!」

 

大河「な、何ということだ・・・・!!」

 


護「そんな、嘘でしょ嘘でしょ、獅子王博士ぇぇっ!!」

 


マリュー「あ、あああ!」

 

シャルル「無駄なあがきだったな。」

 

凱「貴様ぁぁぁぁぁぁっ!!」

 

シャルル「獅子王凱!!お前もあの世に送ってやろう!!」

 

凱「!!」

 

 

父を殺ったシャルルに対し怒りを爆発した凱、シャルルのゾヌーダギルベイダーがビームスマッシャーで凱のスターガオガイガーに放ち、絶縁体と化しエネルギーに分散した。

 

 

護「凱兄ちゃん!!」

 

 

ゾヌーダギルベイダーの攻撃により絶縁体と化しエネルギーに分散した凱。ゾヌーダギルベイダーの攻撃で死んだ麗雄は、

 

 

????

麗雄「・・・・ワシは死んだようだな・・・・。」

 

絆「・・・・。」

 

 

死んだ麗雄の前に現れたのは宇宙で遭難して亡くなった妻の絆だった。

 

 

絆「はい。木星で遭難した私は不思議な力を使って心だけの生命体になったのです。」

 


麗雄「ザ・パワーの力か・・・・。」

 


絆「何度か地球に交信しようと試みましたが、101人評議会の妨害で出来なかったのです・・・・。」

 

麗雄「絆・・・・。」

 


絆「あなた・・・・」

 


麗雄「会いたかった、絆。」

 

凱「このまま俺は死ぬのか・・・・?」

 

???「獅子王凱・・・・。」

 

凱「!!」

 

???「凱、私の声が聞こえるか?」

 

凱「あなたは?」

 

カイン(ガオガイガー)「我が名はカイン。」

 

凱「あなたが護の・・・・?」

 


カイン(ガオガイガー)「今、こうして話している私はギャレオンの中に保存されているコピーに過ぎない、肉体を失い、ギャレオンの一部となった私には我が子を育てることは出来なかった・・・・。」


凱「それで天海さん達に護を・・・・。」

 


カイン(ガオガイガー)「私の人格コピーはEI-01との最初の戦いで傷つき、機能を失った。ザ・パワーの力でようやく話すことが出来る。」


凱「ザ・パワー・・・・。」

 


カイン(ガオガイガー)「宇宙には多くの未知なるエネルギーが存在する。ザ・パワーもその一つと言えよう。そして、ザ・パワーの力を得た者はその能力を増幅出来るのだ。」

 


凱「・・・・。」

 


カイン(ガオガイガー)「凱、君には感謝している。本来なら、私がギャレオンとフュージョンするはずだった・・・・。」

 


凱「いえ・・・・感謝するのは俺の方です。大切な人を守る力の全ては、あなたがあたえてくれたのだから・・・・。」

 


カイン(ガオガイガー)「ありがとう、凱。私の寿命もこれまでのようだ・・・・。」

 


護、CC「・・・・。」

 


凱「護、CC。」

 


護「・・・・。」

 


カイン(ガオガイガー)「ラティオ、お前は心も身体も立派に成長した。今こそ最後の封印を解くとしよう。CC、君にも本当に大変な思いをしたな。」

 

CC「ええ。ラティオには本当に何もしてあげられなかった。」

 

カイン(ガオガイガー)「いいんだ、あの子はあの子でたくましく成長したんだ。」

 

CC「ラティオ。」

 

護「・・・・。」

 


カイン(ガオガイガー)「この力を正しきことに使う時が来た。凱、全てを君に託す。」

 


凱「カイン・・・・。」

 


護「・・・・。」

 


カイン(ガオガイガー)「ラティオ、私はいつもそなたの側にいる・・・・。」

 


護「僕…わかったよ。Gストーンの本当の使い方が・・・・そして緑の星でいつも僕を見守っていたあの優しい目,ギャレオンと同じ優しい目、それは・・・・。」

 


カイン(ガオガイガー)「・・・・。」

 

 

ゾヌーダギルベイダーの攻撃で絶縁体と化しエネルギーに分散した凱の前に現れた緑の星の指導者カイン(ガオガイガー)、その導きやってきた護とCC、家族3人の対面、そして護の持つ能力が今ここに解放された。

 

 

宇宙

ヤキン・ドゥーエ付近

シャルル「ふっ、愚かな勇者いや獅子王凱よ。最後まで哀れだったな。」

 

 

凱をこの手で倒したと確信するシャルル。その時、絶縁体と化しエネルギーに分散したスターガオガイガーが突如姿を現した。

 

 

凱「そうはいくかぁぁっ!!」

 

シャルル「何だと?!」

 

ウルトラマンゼロエクシア(刹那)「凱っ!!」

 


凱「待たせたな、みんな!!」

 


シャルル「生きていたのか?!」

 


凱「俺は倒れん!!勇気ある誓いある限り!!」

 


麗雄(幻影)「凱・・・・ザ・パワーの力を借りるのだ・・・・。」

 


絆(幻影)「お行きなさい、凱。」

 


凱「父さん、母さん!!」

 


麗雄(幻影)「超竜神を復活させたエネルギーを思い出せ・・・・。」

 


絆(幻影)「でも、気をつけて。ザ・パワーにおぼれてはいけませんよ。」

 

 

凱「父さん、母さん、カイン!!あなた達の子供の戦いを最後まで見守っていて下さい・・・・!!」

 


シャルル「この力は・・・・?!」

 


凱「うおおおおおおおおっ!!」

 

 

木星にあるザ・パワーの力を使い、スターガオガイガーのエネルギーが上昇し、シャルルのゾヌーダギルベイダーに向かってドリルニーで思いっきり打ち込んだ。

 

 

シャルル「何だと・・・・?!」

 

凱「シャルル、プロイツェン、ベリアル、レイブラッド星人、エンブリヲ、Zマスター、お前達の好きにはさせない!!」

 

スワン「ガオガイガー!!」

 

マリュー「復活したのね」

 

スメラギ「どうやら、ザ・パワーを味方につけたようね。」


大河「何?!」

 

凱「みんな、戦いはこれからだ!!一気に決着を着けるぞ!!」

 

 

ザ・パワーの力で蘇ったスターガオガイガーがザ・パワーを広げて味方全員にもザ・パワーの力を付けてエネルギーが上昇した。戦いで散った炎竜、氷竜、風龍、雷竜、ガンドーベル、ガンイーグルも蘇り、幻竜神、強龍神、ビッグボルフォッグへとなった。

 

 

ウルトラマンゼロエクシア「俺達の力が上がっていく。」

 

ウルトラマンゼロエクシア(刹那)「ああ、ゼロ。」

 

ハルト「これがザ・パワーの力なのか?!」

 

Zマスター「無駄なあがきを。」

 

ウルトラマンゼロエクシア「Zマスター、てめぇをここでぶっ倒してやる!!」

 

凱「俺達に託された想い、ザ・パワーと共にお前達へぶつけてやる!!」

 

 

ザ・パワーの力によりエネルギーが上昇し、シャルル、プロイツェン、ウルトラベリアルアトロシアス、レイブラッド星人、クルーゼ、カイン、エンブリヲ、Zマスターらに最後の対決に挑んだ。

 

 

EXゴモラ「キシャアアアアー!!」

 

 

ザ・パワーの力でゴモラがEXゴモラとなって、超振動波でレイブラッド星人にお見舞いした。

 

 

レイブラッド星人「バカな、これほどの力が!!」

 

 

ウルトラマンベリアルアトロシアス「いい気になるな!!」

 

ウルトラマンジードロイヤルメガマスター(リク)「今度こそ終わらせてやる!!」

 

 

ザ・パワーの力を着けたウルトラマンジードロイヤルメガマスターがウルトラマンベリアルアトロシアスに大きく斬撃し、見事急所を当てた。

 

 

ウルトラマンベリアルアトロシアス「バカな、これほどの力が!!」

 

レイブラッド星人「まだ終わらんぞ!!」

 

 

レイブラッド星人がウルトラマンジードロイヤルメガマスターとEXゴモラにレイオニクスプリズンで石化させようとするが、ザ・パワーの力を入れて着けた2人の前には効かず、EXゴモラがテイルスピアでレイブラッド星人に喰らわせ、ウルトラマンジードロイヤルメガマスターがロイヤルエンドでレイブラッド星人とウルトラマンベリアルアトロシアスに直撃し、見事撃退した。

 

 

バン「行くぞ、プロイツェン!!」

 

プロイツェン「今終わらせてやる!!」

 

 

ザ・パワーの力を着けたライガーゼロがGNデスザウラーを圧倒し、格闘による爪攻撃でGNデスザウラーの装甲を引き裂いた。

 

 

クルーゼ「まだ諦めないのか、もはや滅び行くことを。」

 

キラ「それでも諦めない。僕達に守りたい明日があるんだ!!」

 

カイン「人は啀み合い、滅ぼし合うだけだと言う事を。」

 

ハルト「人は誰でも乗り越えられるんだ!!」

 

 

プロヴィデンス、ダーインスレイヴとの激闘を繰り広げるフリーダム、ヴァルヴレイヴ1フルインパクト。フリーダムが2本のビームサーベルを連結してプロヴィデンスの胴体に突き刺し、クルーゼを倒した。ヴァルヴレイヴ1フルインパクトがインパクト・ブースターを握りながらダーインスレイヴを殴り貫き、カインを倒した。

 

 

エンブリヲ「君達はいい、実にいい!!」

 

アンジュ「エンブリヲ、お前を終わらす!!」

 

サキ「あんた達に支配された世界を終わらせるわ!!」

 

美月「この戦いを終わらせて明るい未来のために!!」

 

サラ「今日であなた達を終わらせます!!」

 

 

ヴィルキス、ヴァルヴレイヴ4、ソルシェウィサリス、焔龍號、4人は永遠の語り人を歌い、真の能力を解放したヴィルキスが覚醒し、ヴァルヴレイヴ4が断罪のミラージュ、ソルシェウィサリスがムーンフルバースト、焔龍號が収斂時空砲、ヴィルキスがディスコード・フェイザーで、ヒステリカに喰らわせ、最後にヴィルキスがラツィーエルで纏った巨大なビームソードで斬撃し、エンブリヲを倒した。

 

 

アレハンドロ「おのれ、貴様如きに。」

 

 

アルヴァトーレでブルーフレームセカンドLを追い詰めるものの、劾の高い操縦技量により圧倒されて自分が追い詰められていた。ボロボロになったアルヴァトーレからアルヴァアロンを出現して、ブルーフレームセカンドLに再び挑むが、

 

 

劾「詰めが甘い!!」

 

 

早速この場から出現したアルヴァアロンをアーマーシュナイダーでコックピットごと刺突し、アレハンドロを討ち取った。

 

 

ルルーシュ「ユフィ、今助けてやる!!」

 

 

ザ・パワーの力を着けた蜃気楼、ランスロット・アルビオン、紅蓮聖天八極式がスーパーギャラクトロンに挑み、ランスロット・アルビオンと紅蓮聖天八極式がザ・パワーでさらに増した超高速でスーパーギャラクトロンの周り回りながら撹乱させていき、ランスロット・アルビオンがMVソードでスーパーギャラクトロンの右腕と胸部拡散式ギャラクシーブラスターを破壊し、続いて紅蓮聖天八極式が輻射波動で左腕を破壊し、蜃気楼がフォートレスモードに変形してスーパーギャラクトロンの胴体に突撃し、内部に早速入り込んだルルーシュはユーフェミアの救出を早速し始めた。

 

 

ルルーシュ「ユフィ!!」

 

 

スーパーギャラクトロンの内部でコードに巻きつかれているユーフェミアを発見したルルーシュは、拳銃でコードを撃ち抜き、彼女を救出した。

 

 

ユーフェミア「あっ、あれは私は?」

 

ルルーシュ「君を助けに来た。さあ出よう。」

 

 

元に戻ったユーフェミアはルルーシュに連れられて蜃気楼に乗り、スーパーギャラクトロンから脱出した。

 

 

凱「うおおおおおー、ブロウクンファントム!!」

 

 

ザ・パワーで着いたスターガオガイガーがブロウクンファントムでゾヌーダギルベイダーに喰らわせ、さらにガトリングドライバーで突撃して喰らわせた。

 

 

シャルル「舐めるぁ!!」

 

 

スターガオガイガーの攻撃に対し、シャルルのゾヌーダギルベイダーがビームスマッシャーでスターガオガイガーに向けて放地、喰らわせた。

 

 

シャルル「貴様如きにわしに勝てると思っていたか!!」

 

凱「シャルル、お前を倒し、命を解放する。」

 

シャルル「ふざけ、わしを倒すなど不可能だと言うことを。」

 

凱「なら、これでケリを着けてやる!!」

 

 

ゾヌーダギルベイダーのコアになった命を救うべく凱は全力を持って出しながら挑み、そしてこの手をかけて挑んだ。

 

 

凱「これを使うしかない、ヘルアンドヘブン!!ム・ギル・ガン・ゴー・グフォ、はぁぁっ!!」

 

 

右腕のブロウクンアームと左腕のプロテクトアームを発光させて、呪文を唱えながらENトルネードでゾヌーダギルベイダーの動きを止めて、スターガオガイガーが突撃した。

 

 

凱「うおおおおおおー!!」

 

 

突撃したスターガオガイガーが両掌を突き刺してゾヌーダギルベイダーのコアを取り出し、機体内に送り込んだ融合エネルギーを開放、内部から爆破させた。

 

 

ウルトラセブン「デュワー!!」

 

 

次々とPK師団の機体を撃墜するウルトラセブン、ウルトラマンレオ、ハーマン、シュバルツら。だが、PK師団は最後まで勇敢に戦い、ある者はウルトラ戦士に機体ごと特攻し、またある者は破壊された機体から這い出し、小銃で敵に突撃した。投降者は1人もおらず、全員散った。

 

 

ハーマン「PK師団は捨て石か!!」

 

 

PK師団は最初から捨石だった事に気付き、戦場にいない鉄竜騎兵団は地球にいる事を知ったハーマンとシュバルツ。

 

 

ウルトラマンゼロエクシア「これで終わりだ!!」

 

 

ザ・パワーで着けたウルトラマンゼロエクシアが仲間達と共にZマスターの体内に入り込ん本体の心臓原種にゼロエクシアセブンズソードで7つの剣で喰らわせながら、最後にゼロエクシアソードの一撃が心臓原種にとどめを刺した。だが、その影響で心臓原種を倒した事でZマスターが大きな大爆発を起こし、全軍に大きな犠牲を出した。

 

 

プロイツェン「鉄竜騎兵団は地球か・・・・。」

 

ライガーゼロとの戦いで損傷したGNデスザウラーのコックピットで炎に包まれるプロイツェン。自分は今既に死が来ている事、そして息子のヴォルフの率いる鉄竜騎兵団がヘリック共和国本土へ向かっている事を知り、彼が祖国復活を果たす事。父が果たせなかったコズミックイラ統一を息子が今果たそうとする。

 

 

次回 33話へ続く



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第33話 侵略

チャバハール秘密基地から出航した鉄竜騎兵団。向かう先はヘリック共和国本土、数十隻のドラグーンネストとブリガンテがそれぞれ各4分して、バンダ・アチェ、チッタゴン、マノクリア、鹿児島へ上陸をし始める。

 

 

移動中

東シナ海

ドラグーンネスト

鉄竜騎兵団員1「諜報員から宇宙で大爆発を確認しました。」

 

 

部下の報告を受け取ったヴォルフは、そのまま黙ってゆっくりマイクを取り、鉄竜騎兵団全員に出撃命令を出す。

 

 

ヴォルフ「全軍出撃、これより旧ゼネバス領の同士たちと連携しつつ、共和国残存部隊を撃滅せよ。最終目的地は、共和国首都・・・・東京だ!!」

 

 

ついにバンダ・アチェ、チッタゴン、マカッサル、鹿児島に鉄竜騎兵団が各地に上陸をし、ドラグーンネスト、ブリガンテから次々と機体が発進し、バーサークフューラー、ストライクダガー、ジンクス、ジェノザウラー、ダークロプスゼロ、ギャラクトロン・・・・。最新鋭のダークスパイナー、シュトゥルムフューラー、ヤクトフューラー、ガンギャラド、キラードーム、ライガーゼロイクス、ジークドーベル、ジェノブレイカー、105ダガー、ジンクスⅡが混じっている。

 

 

バンダ・アチェ

海岸

ヘリック共和国兵1「うわああああー!!」

 

 

バンダ・アチェに上陸した鉄竜騎兵団のディマンティスの集団がゴルドスに襲いかかり、多数で大型機を攻撃し、破壊した。ストライクダガーの集団がビームサーベルでゴジュラスを一斉に斬撃し、さらに海上から現れたシンカー部隊がリニアガンタンク部隊を空爆した。

 

 

ヘリック共和国兵2「やられてたまるか!!」

 

 

空中からレイノス部隊が地上にいるディマンティス、ストライクダガーの集団に空爆を行うが、空からジンクスとグレイヴクアマが現れて、レイノス部隊に近接戦で持ち込み、ジンクスがGNビームサーベル、グレイヴクアマが羽のソードウィングで切り裂いた。

 

 

チッタゴン

要塞外辺

鉄竜騎兵団団員1「祖国復活のために!!」

 

 

ゼネバス復活を夢見て来た若きゼネバス人らごと鉄竜騎兵団、今ここで果たす時が訪れ、ヘリック共和国本土に上陸をし、各地で展開をした。チッタゴンに上陸をし、ネーピードーに進軍する鉄竜騎兵団からはヤクトフューラー、ランチャー105ダガー、バスターダガー、ジンクスⅡキャノンがヘリック共和国の要塞を一斉砲撃し、要塞にダメージを与え、その直後にジェノザウラー、レブラプター、ディロフォース部隊が突撃して要塞を陥落させた。

 

 

ジャワ海

ヘリック共和国兵3「こんな事があり得るか!!」

 

 

ジャワ海では、鉄竜騎兵団との海戦を繰り広げるヘリック共和国軍の艦隊。海中からはウオディックがソニックブラスターでハンマーヘッド、ヘリック共和国の水上艦に放ち、そうしたらマッカーチスの集団が一斉に襲撃し、最後にディープフォビドゥンがトライデントで破壊した。

 

 

マカッサル

鉄竜騎兵団団員2「ゼネバスのために!!」

 

 

ゼネバス復活を目指す鉄竜騎兵団の団員らは次々とヘリック共和国軍の部隊を追い詰めていき、各地を侵攻していった。マカッサルでは、最新鋭のダークスパイナーが背ビレのジャミングウェーブを発生させて、ヘリック共和国軍のゾイドに浴びせて、突如ヘリック共和国軍のゾイドのコントロールが効かなくなり、操られて味方同士攻撃し始めた。その隙を突いてジェノブレイカーとジンクスⅡソードとソード105ダガーが、ダークスパイナーのジャミングウェーブでコントロールを失った共和国軍のゾイドを強襲していった。

 

 

ヘリック共和国兵4「何だよ、おい・・・・。」

 

 

鉄竜騎兵団の圧倒的な強さを前に全く歯が立たず次々とやられていくヘリック共和国軍本土守備隊。ブルネイダルサラームでは、

 

 

ブルネイダルサラーム

ヘリック共和国兵5「あっ、あああ・・・・。」

 

 

既にレギオノイドγとダークロプスゼロとギャラクトロンとザバットによる無人機部隊によってブルネイダルサラームは制圧され、大半の守備隊がロボット怪獣によってあっという間に壊滅されてしまい、為すすべもなかった。鹿児島では激しい戦闘が繰り広げられていた。ヘリック共和国軍の最新鋭のスナイプマスター、ガンブラスターを中心としたゾイドが進軍する鉄竜騎兵団の機体を相手に戦っていた。

 

 

鹿児島

ヴォルフ「・・・・。」

 

 

高速形態のシュトゥルムフューラーを操縦するヴォルフは一斉射撃してくるガンブラスターの攻撃をアクティブシールドで防御し、シールド内からエクスブレイカーを出して、ガンブラスターを切り裂き、拡散荷電粒子砲でスナイプマスター部隊を蹴散らした。さらにシュトゥルムブースターで加速しながら、ゴジュラス部隊に突撃してエクスブレイカーで切り裂いていった。

 

 

アクア「行くぞ、お前ら!!」

 

 

ドラグーンネストから発進したガンギャラドとグレイヴクアマとエール105ダガーとジンクスⅡの空中部隊が陸地にいるヘリック共和国軍の部隊を空襲した。ミラージュコロイドで姿を隠して行動するメガレオンが対空攻撃でグレイヴクアマとエール105ダガーを撃ち落として、大活躍を見せたが、敵の数が多く、優勢には至らず戦局は変わらず、さらにガンギャラドにその反応を確認されて地上に降下して破壊された。鹿児島から一気に大阪へ侵攻する鉄竜騎兵団。

 

 

大阪

ヘリック共和国部隊長1「奴らを首都に行かせるな!!」

 

 

大阪へ進軍する鉄竜騎兵団を止めるためスナイプマスター部隊が尻尾のロングレンジスナイパーライフルで一斉狙撃するが、前衛に立つキラードームの頑丈な装甲を前に全く効かず、キラードームのジャイアントグラブからガトリング砲で撃ち抜かれ、やられてしまった。大阪も制圧され、徐々に追い詰められていくヘリック共和国防衛隊。そして鉄竜騎兵団は東へと進み、東京へ進行する。たった4日でヘリック共和国本土各地を制圧した鉄竜騎兵団。すでにヘリック共和国の戦力はなく、彼らに残されたのは降伏か死のどちらかだった。首都東京へ進行し始めた鉄竜騎兵団は、次々と東京守備隊を蹴散らしていった。とある基地では、大統領ルイーズを脱出するためにある新型SSゾイドのセイバリオンに乗せようとした。

 

 

東京

首都防衛基地

格納庫

パリス「大統領、脱出の手筈が整えました。」

 

 

大統領に声をかける1人の兵士、セイバリオンのパイロットを務める事になったパリスだ。

 

 

ルイーズ「こんな大変な状況で申し訳ないわ。」

 

パリス「いえ。」

 

ルイーズ「ロブにこれを渡してもらいたい。」

 

 

ルイーズは息子のハーマンに渡すため、パリスに金属ケースを手渡した。そしてルイーズを乗せたセイバリオンを操縦するパリスが発信し、セイバリオンを脱出させるために残った守備隊が最後の力を振り絞って鉄竜騎兵団に挑んだ。現れた守備隊にダークスパイナーとシュトゥルムフューラーとガンギャラドが攻撃し、1機足らず撃破した。

 

 

パリス「!!」

 

 

仲間が次々とやられていく姿を見るパリスは、自分と大統領を守るために犠牲になったと彼らのために振り向くわけにはいかないとこのまま突き進んだ。東京から脱出したパリスのセイバリオンは、早速で福島へと進んだ。セイバリオンにルイーズが乗っていることを知った鉄竜騎兵団は、ライガーゼロイクスを中心とした追撃部隊を向かわせ、福島に移動中のセイバリオンを追跡した。

 

 

福島

移動中

パリス「くっ!!」

 

 

ミラージュコロイドで身を隠して姿を現したライガーゼロイクスとジークドーベルとセイバータイガーとガンタイガーが迫りつつ、窮地に陥ろうとした。そんな状況でもパリスは冷静になり、セイバリオンにあるハイフリークエンシブレードを左右頬部に1本、頭頂部に1本をそれぞれ展開し、右前脚のレーザークローで来るライガーゼロイクスをかわし、3本のブレードがライガーゼロイクスの右脚を破壊、そして胴体を真っ二つにし、破壊した。そして後脚のスモークチャージーを展開し、追撃部隊を振り切り、そのまま走りながら脱出に成功した稚内まで到着したパリスはその異変に気づき、セイバリオンの腹部に付けられた隠し部屋のハッチが開いていた。損傷の跡はなく、激闘の中、アクシデントで開いたのか内部から開けられたのか判然とせず、その中にルイーズの姿がそこにいなかった。出撃前にルイーズから託された金属ケースを開けてみたら、中には3枚のディスク。

 

 

稚内

パリス「あっ。」

 

 

セイバリオンのコクピットで3枚のディスクを入れて再生し、1枚はゾイドとガンダムの設計図らしきものだったが、暗号化されているらしく詳しくは読めない。次の1枚は、ハーマン個人に宛てたと思われるメッセージ。「政治を嫌って私の元を離れた貴方には無用な心配でしょうが」という前置きの後、最後まで一軍人としてネオゼネバスと戦ってほしいと告げていた。パリスは知る由もないが、そこには歴史の悲劇を終わらせたいとの想いがあった。己の血脈を知らない息子には、指導者の道を歩んでほしくなかったのだ。最後の1枚は、すべての地球の人々に宛てたメッセージだった。「この敗北が終わりではありません。これが、新たな戦いの始まりなのです」と。

 

 

パリス「大統領。」

 

 

優しく、力強い言葉で語られるルイーズの地球の人々のメッセージはそれが遺言のようで悲しくて、パリスは流れ落ちる涙を止めることができなかった。そして東京を制圧した鉄竜騎兵団、ヴォルフはネオゼネバス帝国を建国し、ヘリック共和国本土を征服した後に地球各地も完全制服をし、地球各地の国家、組織、機関、企業、団体など全て解体し、ネオゼネバス帝国による全統一が行われ、さらに宇宙のプラントまでもネオゼネバス帝国に支配され、プラントも解体され、実質ネオゼネバス帝国の一国制となり、コズミックの世界はネオゼネバス帝国の支配下となった。ネオゼネバス帝国の支配下に対し、生き残った者達は他世界へ移り、戦力を立て直す、またコズミックイラの世界に残って抵抗戦を行ったりした。彼らの戦いはまだ終わらない。

 

 

次回 34話へ続く



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

設定6

ウルトラマンリボーンズ

身長:56m

重量:5万9000t

 

武器

リボーンズアームズ×2

リボーンズフィンビット×10

 

説明

コズミックイラの黒幕であるリボーンズ=アルマークの真の姿。この小説におけるリボーンズ自身は最初からウルトラマンであり、彼はウルトラマンキングと同等の超能力やウルトラマンノアと同等の力を持ち、絶対的に最強の力と実力を持つ。外見は鎧的な物を姿をし、両腕にリボーンズアームズが装備され、銃口からビームソードや光弾発射機能を持ち、さらに背中、両脚に合計10本のリボーンズフィンビットがある。全身は白で、カラーラインは赤、黄。活動時間は無制限である。正義であるウルトラマンキングとウルトラマンノアに対し、ウルトラマンリボーンズは最初から生まれた時から悪で、いろんな世界で暗躍して戦争を起こしたり、牛耳ったりし、コズミックイラの世界を裏から操りながら101人評議会やウルトラマンベリアルやレイブラッド星人などを動かした。

 

必殺技

リボーンズスパークブレード

ウルトラマンリボーンズの必殺技。リボーンズアームズのビームソードに強力なエネルギー柱状を纏いながら大きな斬撃をする。

 

リボーンズバスターシュート

ウルトラマンリボーンズの必殺技。リボーンズアームズから強力な光線を放つ。その威力は惑星を一瞬で破壊することが可能。

 

リボーンズグラビティブラスト

ウルトラマンリボーンズの必殺技。両手から重力波光線を放ち、当てた相手を持ち上げながら重力による大爆発を与える。

 

リボーンズデスストリング

ウルトラマンリボーンズの必殺技。フィンビット10基を自在に操りながら複数の敵をオールレンジ攻撃する。

 

リボーンズデストロイシュート

ウルトラマンリボーンズの必殺技。両腕を十字に組んで、漆黒と赤のリング状の交差した光線を放つ。

 

 

 

ウルトラマンゼネバス

身長:53m

体重:4万5000t

 

武器

エクススラッガー×1

グングニルランス×1

ゼネバスシールド×1

ゼネバスウィング×2

 

説明

ネオゼネバス帝国が開発した人工ウルトラマン。ウルトラマンゼネバスの開発は数年前、プロイツェンがウルトラマンベリアルの遺伝子を手に入れて、これは息子ヴォルフがコズミックイラの王になるために開発がされ、完成したのが、CE74年の大戦の最終決戦で、宿敵刹那とウルトラマンゼロとの再戦で実戦した。その実力は通常のウルトラマンの数千倍の力を持ち、パンチ力やキック力はとてつもない威力を持ち、右腕に装備されているランス型のグングニルランスはあらゆるもの一撃で貫き、左腕のゼネバスシールドはあらゆる攻撃を防ぎ、頭部のエクススラッガーは、投擲して敵を斬撃し、背中のゼネバスウィングは、空中を飛んで展開して斬撃する。カラーは全身が赤。活動時間は無制限。変身アイテムはゼネバスブレスチェンジャー。

 

必殺技

ゼネバスオーバーシュート

ウルトラマンゼネバスの必殺技。腕を十字に交差して真っ赤な光線を放つ。その威力はウルティメイトゼロ以上の必殺技を誇る。

 

ゼネバスライトニングエッジ

ウルトラマンゼネバスの必殺技。全エネルギーを展開してゼネバスウィングを広げたまま空中による光速のようなスピードで敵全体に突撃してグングニルランスによるオールレンジ攻撃する。

 

 

ウルトラマンダブルゼロ

身長:51m

体重:47000t

 

武器

ダブルゼロスラッガーⅡ×2

ダブルゼロブライトサーベル×2

ダブルゼロソード×2

ダブルゼロカタール×2

 

説明

ウルトラマンゼロの新たな形態。刹那とウルトラマンゼロがヴォルフのウルトラマンゼネバスに追い詰めれる中、刹那とウルトラマンゼロエクシアが共鳴して進化し、ウルトラマンダブルゼロへとなった。姿はダブルオーガンダムに近い姿だが、頭部にゼロスラッガーⅡが2本あり、左右の腰にダブルゼロソードがそれぞれあり、後腰部にダブルゼロブライトサーベル2本あり、両脚にダブルゼロカタールが2本あり、ウルトラマンゼロエクシアの数千倍の能力で、ウルトラマンゼネバスと互角に渡り合う事が可能。

 

必殺技

ダブルゼロスマッシュ

ウルトラマンダブルゼロの必殺技。腕を光状を纏って強く打ち下ろす。

 

ダブルゼロツインナックル

ウルトラマンダブルゼロの必殺技。両腕を光状を纏いながら左右から強くパンチで相手を殴る。

 

ダブルゼロタイフーンスラッシュ

ウルトラマンダブルゼロの必殺技。ダブルゼロソード2本から竜巻を起こして、敵を飲み込ませて、切り刻む。

 

ダブルゼロクロススラッシュ

ウルトラマンダブルゼロの必殺技。光状を纏ったダブルゼロソード2本を両手に構えながら敵に。十文字斬りする。

 

ダブルゼロスピンザンバー

ウルトラマンダブルゼロの必殺技。ダブルゼロカタール2本を持ったまま上げて、ジャンプしながら身体を回転して全身に光状を纏いながら相手に突撃する。

 

ダブルゼロエメリウムスラッシュ

ウルトラマンダブルゼロの必殺技。額のランプから光線を放つ。

 

ダブルゼロワイドショット

ウルトラマンダブルゼロの必殺技。腕を十字に交差して、緑色の光線を放つ。その威力はウルトラマンゼネバスのゼネバスオーバーシュートと同等の威力を持つ。

 

 

ウルトラマンダブルゼロライザー

身長:53m

体重:49500t

 

武器

ダブルゼロスラッガーⅡ×2

ダブルゼロブライトサーベル×2

ダブルゼロソード×2

ダブルゼロウルティメイトソード×1

 

説明

ウルトラマンダブルゼロがさらなる進化形態。ウルトラマンリボーンズと激闘の中で、ウルティメイトイージスの光が刹那とウルトラマンゼロをさらなる共鳴をし、ウルティメイトイージスも進化をし、鎧の形状も変わり、合体した姿は、左右の肩にバインダー状、胴体にV文字が着いた鎧、両脚にも鎧があり、ダブルオーライザーに近い姿をしている。能力はウルトラマンダブルゼロをさらなる上回る力を持ちながら、ウルトラマンリボーンズと互角に渡り合う力を持つ。その力は計り知れなく、刹那やウルトラマンゼロですら驚く。全ての鎧が合体してダブルゼロウルティメイトソードとなる。

 

ダブルゼロウルティメイトソード

ウルトラマンダブルゼロライザーの最強の必殺技。全身に纏ったウルティメイトイージスの鎧を合体して大剣となり、ウルトラマンダブルゼロが両手で構えながら、大剣に巨大な光状を纏いながら敵を一刀両断する。その威力は凄まじい威力で、下手にすると世界を滅ぼしてしまうと言う威力でもある。

 

ネオゼネバス帝国

 

陸軍

第1〜100陸軍機械化師団

強襲戦闘隊

バーサークテュラン、シュトゥルムテュラン、ジェノザウラー、ジェノブレイカーJET、ダークホーン、ハンマーロック、ディロフォース、レブラプター、シェルカーン、デモンズヘッド、エールダガーL、エールウィンダム、エールストライクE、ブレイズザクウォーリア、ブレイズザクファントム、グフイグナイテッド、アヘッド、ジンクスⅢ、レギオノイドγ

 

砲撃隊

ランチャーダガーL、ランチャーウィンダム、ランチャーストライクE、ガナーザクウォーリア、ガナーザクファントム、ガナーバクゥハウンド、ゲルズゲー、ジェノザウラー、ヤクトテュラン、ダークホーン、シザーストーム、レーザーストーム、ダークロプスゼロ、ギャラクトロン

 

偵察隊

ディメトロドン、ジェノザウラー、ディマンティス、ディロフォース、ゲーター、ハンマーロック、ディアントラー、デモンズヘッド、シェルカーン、ザクウォーリア、ジンクスⅢ、ダークロプスゼロ、レギオノイドγ

 

艦船

ハンニバル級、コンプトン級、レセップス級、ピートリー級、ブリガンテ

 

第1〜100特殊工作師団

高速隊

ライガーゼロイクス、セイバータイガー、ヘルキャット、ガンタイガー、ジークドーベル、バクゥ、バクゥハウンド

 

奇襲攻撃隊

ジェノザウラー、ジェノブレイカーJET、レブラプター、ディマンティス、グランチャー、ソードダガーL、ソードウィンダム、ザムザザー、ソードストライクE、スラッシュザクウォーリア、スラッシュザクファントム、グフイグナイテッド、バクゥハウンド、ジンクスⅢ、アヘッド、レギオノイドγ

 

特務隊

ダークスパイナー、キラードーム、グランチャー、ジェノザウラー、デススティンガー、ダークロプスゼロ、ギャラクトロン、ロードゲイル、ディアントラー、フライシザース、シェルカーン、デモンズヘッド、ディプロガンズ、ストライクE、105ダガー、ジンクスⅢ、ジオグーン、ザクウォーリア

 

艦船

ハンニバル級、コンプトン級、レセップス級、ピートリー級、ブリガンテ

 

第1〜100補給師団

グスタフ、モルガ、ジェノザウラー、ダガーL、ザクウォーリア

 

 

海軍

第1〜65水中艦隊

ドラグーンネスト、ボズゴロフ級、ブリガンテ、シンカー、ウオディック、ヘルディガンナーネオゼネバス仕様、マッカーチス、キラードーム、ディプロガンズ、スティルアーマー、マリンスティンガー、フォビドゥンヴォーテクス、アッシュ、ジオグーン、ゾノ、ダークロプスゼロ

 

第1〜65海洋艦隊

スペングラー級、ベーリング級、ブリガンテ、ジェットウィンダム、ジェットダガーL、ザムザザー、アヘッド、ジンクスⅢ、グフイグナイテッド、ガンギャラド、グレイヴクアマ、スティルアーマー、ディプロガンズ、ヘルディガンナーネオゼネバス仕様、マッカーチス、レギオノイドγ

 

第1〜90輸送艦隊

ドラグーンネスト、シンカー、ウオディック、マッカーチス、キラードーム、ディプロガンズ、ヘルディガンナーネオゼネバス仕様、フォビドゥンヴォーテクス、アッシュ、ジオグーン

 

第1〜100沿岸守備隊

マッカーチス、シンカー、シーパンツァー、ウオディック、フォビドゥンヴォーテクス、ディプロガンズ、シュトルヒ、アッシュ、ダガーL、ジオグーン、ダークロプスゼロ

 

 

空軍

第1〜90航空戦闘隊

ホエールキング、ギアナ級、ブリガンテ、ジェットスローターダガー、エールスローターダガー、ジェットダガーL、エールダガーL、ジェットウィンダム、エールウィンダム、ジェットストライクE、エールストライクE、ユークリッド、ジンクスⅢ、アヘッド、バビ、グフイグナイテッド、ガンギャラド、グレイヴクアマ、シュトルヒ、ロードゲイル、ザバット、フライシザース、レギオノイドγ、ギャラクトロン

 

 

第1〜150宇宙艦隊

アガメムノン級、ネルソン級、ドレイク級、ナスカ級、ローラシア級、バイカル級、ブリガンテ、バーサークテュラン、シュトゥルムテュラン、ヤクトテュラン、シュトゥルムスパイナー、ガンギャラド、ジェノザウラー、ジェノブレイカーJET、フライシザース、シェルカーン、ディプロガンズ、デモンズヘッド、ザバット、ロードゲイル、ザバット、ダガーL、スローターダガー、ウィンダム、ザムザザー、ザクウォーリア、ザクファントム、グフイグナイテッド、ユークリッド、ジンクスⅢ、アヘッド、ダークロプスゼロ、ギャラクトロン、レギオノイドγ

 

 

憲兵隊

スローターダガー、ダガークゥエル、ジンクスⅢ、ザクウォーリア、アイアンコングPK、ジェノザウラー、ダークホーン、ヘルディガンナーネオゼネバス仕様、ジークドーベル、ハンマーロック、レギオノイドγ、ダークロプスゼロ

 

 

オリジナル機体

ダガークゥエル

 

全長:18.02

重量:55.64t

 

武装

イーゲルシュテルン

ビームサーベル×1

ダガーライフル×1

ビームカービン×1

ハンドクロー×2

対ビームシールド×1

 

特殊能力

ラミネート装甲

 

機体説明

ネオゼネバス帝国のMS。前大戦時に使われたストライクダガーを全機回収して改装をし、憲兵隊に全配備した。性能は若干少し上がり、主に制圧と護衛を中心とする。全身にラミネート装甲を採用、機体の全身は黒、ジンクスの使用していたハンドクローを採用し、実弾のみのダガーライフルを装備している。

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

最終話 選ばれた未来

二ヶ月ぶりの投稿です。スランプ状態がなかなか収まらず時間がかかりました。本当に書くことすら大変でした。ようやく最終話を投稿出来ました。


コズミックイラ71年、ヴォルフの率いる鉄竜騎兵団が地球圏を完全制圧し、ネオゼネバス帝国を建国する。生き残ったヘリック共和国、ガイロス帝国、ARUS、人革連、プラント、オーブ首長国の残存部隊は一致団結して地球各地でゲリラ戦による抵抗を続け、また他の者は平行宇宙に移動して亡命し、戦力を立て直したりする。ネオゼネバス帝国は平行宇宙に逃げ込んだ他の者達を追うべく平行宇宙への侵略を開始する。平行宇宙への侵攻を開始したネオゼネバス帝国は、いくつかの宇宙を支配下に置き、全ての平行宇宙をゼネバス人による統制を行い始める。それに対して、平行宇宙の人々はネオゼネバス帝国による支配下に立ち向かうべく、団結する。レプリジン地球に亡命したGGGは、そこでコズミックイラを裏から操る真の黒幕を知るが、真の黒幕の配下のソール11遊星主のパルパレーパのパレッス粒子で普通の人間等を怠け者状態に陥る中、エボリューターになった凱がジェネシックガオガイガーを目覚めさせ、この危機を打破した。一方、地球では、地球に残った者達が団結してルイーズが残したデータで作り上げたゾイドとガンダム、ゴジュラスギガ、ケルディム、アリオス、セラヴィーを完成し、反撃に出た。ヘリック共和国、GGG、ARUS、ガイロス帝国、人革連、プラント、オーブ首長国、そして平行宇宙の人々が団結してネオゼネバス帝国に反抗する。そして3年後のコズミックイラ74年では、戦いは最終決戦に向かっていた。

 

 

宇宙

ラクス「遂にこの日ですか。」

 

 

ヘリック共和国、GGG、ARUS、ガイロス帝国、人革連、プラント、平行宇宙の人々が団結して集まった反勢力をラクスが率いて、ネオゼネバス帝国の軍勢に立ち向かい、反勢力からはストライクフリーダム、インフィニットジャスティス、アカツキシラヌイ、ケルディムGNHW/R、アリオス、セラヴィー、GNアーチャー、ブルーフレームセカンドリバイ、ヴァルヴレイヴ1フルインパクト、ヴァルヴレイヴ4、ヴァルヴレイヴ6、ソルシェウィサリス、ヴィルキス最終決戦仕様、クレオパトラ、テオドーラ、レイジア、焔龍號、碧龍號、蒼龍號、ジェネシックガオガイガー、キングジェイダー、ゴルディーマーグ、超竜神、撃龍神、天竜神、ビックボルフォッグ、マイクサウンダース13世、蜃気楼、紅蓮聖天八極式、ランスロット・アルビオン、ヴィンセント可翔、斬月可翔、暁可翔、暁直参可翔、神虎、トリスタンディバイダー、ライガーゼロファルコン、凱龍輝、ディスペウロ、エヴォフライヤー、ガイリュウキRV、ゴジュラスギガ、シュバルツティエレンタオツー、量産型ティエレンタオツー、ムラサメ、M1アストレイ、レオゲーター、ディメトロプテラ、マトリックスドラゴン、ウルトラマンジードウルティメイトファイナル、ウルトラマンオーブ オーブトリニティ、ジャグラー魔人態、ウルトラマンギンガビクトリー、ウルトラマンエックスベータスパークアーマー、ウルトラマンコスモスエクリプスモード、ウルトラマンダイナフラッシュタイプ、ウルトラマンガイアV2、ウルトラマンアグルV2、ウルトラセブン、ウルトラマンレオ、ミラーナイト、グレンファイヤー、ジャンボット、ジャンナイン、バレル、ガルム、マグナ、リバイ、デルトルト、グロウズ、デスレード、ラース、グランザー、アークエンジェル、エターナル、アウローラ、プトレマイオスⅡ、ネオタートルシップ。ネオゼネバス帝国からはデスティニー、レジェンド、フォースインパルス、ストライクノワール、ヴェルデバスター、ストライクEIWSP、アルケー、ガデッサ、ガラッゾ、シュトゥルムテュラン、バーサークテュラン、ヤクトテュラン、シュトゥルムスパイナー、ガンギャラド、ジェノザウラー、ジェノブレイカーJET、フライシザース、シェルカーン、ディプロガンズ、デモンズヘッド、キメラドラゴン、スティルアーマー、シザーストーム、レーザーストーム、セイスモドラゴン、ザバット、ロードゲイル、ザバット、エールダガーL、エールスローターダガー、ソードダガーL、ランチャーダガーL、エールウィンダム、ザムザザー、ザクウォーリア、ガナーザクウォーリア、スラッシュザクウォーリア、ブレイズザクウォーリア、ブレイズザクファントム、グフイグナイテッド、ユークリッド、ジンクスⅢ、アヘッド、ダークロプスゼロ、ギャラクトロン、ギャラクトロンMK2、ギルバリス、巨大化したキリッシャーとスティーブとロッドとダニエル、パルパレーパ・プラジュナー、ヴァータ、プラヌス、ペチュルオン、ポルタン、ペルクリオ、ピア・ゲテム・ピーク、レギオノイドγ、ミネルバ、アガメムノン級、ネルソン級、ドレイク級、ナスカ級、ローラシア級、バイカル級、ホエールキング、ブリガンテ。両軍の最後の戦いが始まった。

 

 

ウルトラマンギンガビクトリー(ヒカル&ショウ)「ギンガビクトリーブレイカー!!」

 

 

先手を取って出たウルトラマンギンガビクトリーが超高速でダークロプス部隊に突撃して体当たりし、シェパードンセイバーでまとめて斬撃した。

 

 

ウルトラマンエックスベータスパークアーマー「ベータスパークアロー!!」

 

 

ウルトラマンエックスベータスパークアーマーが手にベータスパークから多数の光状の矢を一斉に発射して、ギャラクトロン部隊に降り注ぎ、ベータスパークソードで斬撃した。シュトゥルムテュランが推進しながらムラサメを次々と破壊していくが、レオゲーターの体当たりで姿勢を崩してしまい、スマッシュクローで破壊された。ブルーフレームセカンドリバイがタクティカルアームズⅡを分解して、両腕にソードアームを装備しながら実体刃とビーム刃による2つの刃でアヘッド、ジンクスⅢを次々と破壊していった。ヴァルヴレイヴ1フルインパクトとヴァルヴレイヴ4が一緒に合わせていきながらキメラブロックスゾイド部隊に突撃しながら次々と破壊していき、4機のキメラブロックスゾイドが合体したキメラドラゴンをヴァルヴレイヴ1フルインパクトがジー・エッジで斬撃し、破壊した。

 

 

ライル「こいつで決めてやる!!」

 

 

ロックオンの双子の弟のライルがケルディムGNHW/Rで家族の仇であるアリーのアルケーと交戦する。アルケーから放出したGNファングをGNビットとライフルビットで防ぎながらGNビームピストルⅡ2丁で撃ち落とした。

 

 

アリー「舐めた真似を!!」

 

 

GNファングを全て破壊されたアルケーが接近戦で持ちかけながらケルディムGNHW/Rに襲いかかった。

 

 

ミラーナイト「させません!!」

 

 

ミラーナイトが鏡を作り出して、ケルディムGNHW/Rに接近して来たアルケーを撹乱させて、鏡でケルディムGNHW/Rの姿をいくつかに分身したと思わせ、本物がどこにいるかわからなくなり、アルケーは本物を見つけ出すため、GNバスターソードで切り込んでいったが、本物の姿がなかなか見つからずにいた。

 

 

ライル「狙い撃つぜぇ!!」

 

アリー「!!」

 

 

18時の方向の遠方から本物のケルディムGNHW/RがGNスナイパーライフルⅡでアルケーに狙撃し、遠方から狙撃によりアルケーは撃破され、アリーは最後を迎えた。

 

 

ハレルヤ「いくぜぇ、超兵の本当の実力、見せてやるぜ!!」

 

 

ハレルヤのアリオスGNHWとマリーのGNアーチャーが合体した姿アーチャーアリオスGNHWが高い機動力を推進しながら機首のGNビームシールドをハサミで次々と敵機を切り裂いていき、リヴァイのガデッサとヒリングのガラッゾに突撃する。

 

 

ヒリング「ちょこまかと!!」

 

 

両手のGNビームクローで突撃してくるアーチャーアリオスGNHWに斬撃しかかるヒリングのガラッゾ。だが、アーチャーアリオスGNHWの高い機動力によって接近されて、機首のGNビームシールドでハサミのように切り裂かれて、ヒリングは返り討ちに遭い、敗死した。

 

 

リヴァイヴ「落ちろ!!」

 

 

リヴァイヴのガデッサ、セイスモサウルスとキメラドラゴンが合体したセイスモドラゴンが遠方から来るヘリック共和国の部隊に向けて、遠距離攻撃を仕掛け、ガデッサのGNメガランチャー、セイスモドラゴンのゼネバス砲が放たれた。その時、前衛に現れた凱龍輝部隊が現れて、ガデッサのGNメガランチャー、セイスモドラゴンのゼネバス砲を吸収し、集光パネルで吸収してエネルギーに変え、口から集光荷電粒子砲を放ち、セイスモドラゴンに直撃し、撃破した。

 

 

リヴァイヴ「調子に乗るな!!」

 

 

ビーム攻撃を吸収した凱龍輝部隊を近接戦で持ち込んで突きかかるリヴァイヴ。

 

 

レイヴン「失せろ。」

 

 

レイヴンのガイリュウキRVが接近してきたリヴァイヴのガデッサを両手のキラークローで切り裂き、一撃で破壊した。そして1機で行動するレイヴンのガイリュウキRVは、セイスモドラゴン部隊を相手に挑む。ゼネバス砲を発射していくセイスモドラゴン部隊。だが、ガイリュウキRVの高い機動力とレイヴンの高い操縦技術で全てかわされてしまい、ガイリュウキRVのキラークローでセイスモドラゴン部隊は一瞬で壊滅された。

 

 

ウルトラマンオーブ オーブトリニティ(ガイ)「トリニティウム光輪!!」

 

 

ウルトラマンオーブ オーブトリニティがオーブスラッシャーからトリニティウム光輪を放ち、ギャラクトロン数機、レギオノイドγ数機、ダークロプスゼロ数機をまとめて破壊し、ジャグラー魔人態が蛇心剣を構えたままギャラクトロンMK2の真上に向かって蛇心剣抜刀斬で一刀両断にして破壊した。

 

 

シン「見つけたぞ、アスラン=ザラ!!」

 

 

宿敵アスランのインフィニットジャスティスを見つけたシンはデスティニーでルナマリアのフォースインパルスと共に同時に攻めかかってきた。

 

 

アスラン「シン。」

 

シン「俺はネオゼネバス、ヴォルフ様の作り上げる世界の邪魔をさせない!!」

 

アスラン「ヴォルフは何者かに利用されているんだ、お前達も利用されているんだ。」

 

シン「何とぼけた事を。」

 

ルナマリア「ヴォルフ様の邪魔者は消してあげるわ!!」

 

シン「行くぞ、ルナ!!」

 

 

インフィニットジャスティスにシンのデスティニーはアロンダイト、ルナマリアのフォースインパルスはビームサーベルで斬撃する。インフィニットジャスティスはビームサーベルを両手に2本持ちながら二刀流でまず最初にフォースインパルスの手脚を斬撃し、ルナマリアの機体の動きを止め、続いてシンのデスティニーのアロンダイトを破壊した。

 

 

シン「こうなったら!!」

 

 

アロンダイトを破壊されたデスティニーはヴォワチュールリュミエールを起動してインフィニットジャスティスの周りを駆けながら掌底部のパルマフィオキーナで掴みかかった。

 

 

アスラン「!!」

 

 

シンのデスティニーの動きを見切ったアスランは膝のグリフォンビームブレイドによる蹴りでデスティニーにお見舞いして、ビームサーベルで腕を破壊した。

 

 

ムウ「くっ!!」

 

 

ゴジュラスギガで戦うムウは、レイのレジェンドを相手に戦っていた。レイのレジェンドはかつての宿敵クルーゼのプロヴィデンスの後継機で全身から10基のドラグーンを放出してムウのゴジュラスギガにオールレンジ攻撃をした。

 

 

レイ(SEED)「ムウ=ラ=フラガ、お前をここで討つ。ラウが果たせなかった決着を俺が果たす。」

 

 

クルーゼが果たせなかったムウとの決着を果たすべく執念を燃やすレイは、ムウを徹底的に追い込んでいった。

 

 

ムウ「こいつ!!」

 

 

レジェンドのパイロットのレイを亡きクルーゼと同じ感じたムウは、レジェンドの攻撃に対し、ゴジュラスギガの尻尾を振りながらドラグーン10基を破壊し、そのままレジェンドに体当たりした。

 

 

レイ(SEED)「はあああああああー!!」

 

 

ビームサーベルを出してゴジュラスギガに斬りかかった。

 

 

ムウ「お前はお前だ!!」

 

 

レイに自分はクルーゼでなく自分自身だと言ったムウはゴジュラスギガのハイパープレスマニピュレーターでレジェンドを殴った。戦局は反勢力が圧倒しつつあった。超竜神と撃龍神と天竜神が3機同時に連携して、ピーヴァータ、プラヌス、ペチュルオンを撃破。ビッグボルフォッグとヴィンセント可翔が連携して、ポルタンを撃墜し、さらにマイクサウンダース13世がディスクFを挿入して、ソリタリーウェーブを照射した後、ゴルディオンハンマーを持ったガオファイガーの形をしたグラヴィティショックウェーブを発射してペルクリオを撃破した。キングジェイダーがピア・ゲテム・ピークにジェイフェニックスを放ち、撃破した。

 

 

凱「こいつで終わりだ!!ゴルディオンクラッシャー!!」

 

 

ジェネシックガオガイガーはパルパレーパ・プラジュナーを倒すべく、ディビジョンフリートのタケハヤ、ツクヨミ、ヒルメが合体して、ゴルディーマーグが連結し、ジェネシックガオガイガーが装着して、パルパレーパ・プラジュナーに向かって思いっきり大打撃し、パルパレーパ・プラジュナーを完全破壊した。アークエンジェルはミネルバと一騎打ちで死闘を繰り広げながらミネルバに勝利をした。バレル、ガルム、マグナ、リバイ、デルトルト、グロウズ、デスレード、ラース、グランザーが巨大化したキリッシャーとスティーブとロッドとダニエルを撃破、さらに前衛に立っていたギルバリス数機も破壊した。反勢力を倒すべく皇帝ヴォルフが変身したウルトラマンゼネバスが現れ、ウルトラマンとなったヴォルフは、背中のゼネバスウィングを展開して高速で駆けつけにかかった。その時、真上から真空波ようなのがウルトラマンゼネバスに命中した。

 

 

ウルトラマンゼロエクシア「待たせたな!!」

 

ウルトラマンゼロエクシア(刹那)「ヴォルフ、今度こそ決着を着けるぞ!!」

 

ウルトラマンゼネバス(ヴォルフ)「刹那=F=セイエイ、ウルトラマンゼロ。今日こそ決着を着けるぞ。」

 

 

ウルトラマンゼネバスに攻撃したのは刹那とウルトラマンゼロエクシア。3年前、刹那はあの時ヴォルフを見逃したせいで、コズミックイラの世界は支配され、自分に責任があると感じた刹那とウルトラマンゼロは、今日ここでヴォルフと最後の決着をする事になった。ウルトラマンゼロエクシアがゼロエクシアソードを強いながらゼロエクシアスマッシュでウルトラマンゼネバスに斬撃したが、ウルトラマンゼネバスが左腕のゼネバスシールドで攻撃を防ぎ、全く効いていなかった。

 

 

ウルトラマンゼロエクシア「効いていないだと?!」

 

ウルトラマンゼネバス(ヴォルフ)「このウルトラマンゼネバスの力を見せてやる!!」

 

 

ネオゼネバス帝国が生み出した巨人ウルトラマンゼネバスの力を見せるべくヴォルフがウルトラマンゼロエクシアにグングニルランスで突き、頭部のゼネバススラッガーを投擲して喰らわせ、続いて必殺技のゼネバスオーバーシュートでウルトラマンゼロエクシアに放ち、圧倒し、元のウルトラマンゼロへと戻した。

 

 

ウルトラマンゼロ「なんだ、このウルトラマンの力は!!」

 

ウルトラマンゼロ(刹那)「こんなに強い奴は初めてだ。」

 

 

ウルトラマンゼネバスの圧倒な力を感じた刹那とウルトラマンゼロ。今まで戦って来た敵の中でヴォルフが変身したウルトラマンゼネバスは桁違いの力を持ち、人工生命体でありながらあのウルトラマンベリアルの遺伝子で生み出され、その強さはあのウルトラマンベリアルを上回る強さで、まさに悪夢と言うべきだ。追い詰められる刹那とウルトラマンゼロは成す術はないか。

 

 

ウルトラマンゼロ(刹那)「俺はもう誰一人犠牲を出したくない!!」

 

ウルトラマンゼロ「この戦いを終わらせるために俺達はここまでやって来たんだ!!」

 

 

そのと、2人の思いが共鳴し、ウルトラマンゼロの全身が変化し、新たな姿ウルトラマンダブルゼロへとなった。

 

 

ウルトラマンゼネバス(ヴォルフ)「何?!」

 

 

突如、ウルトラマンゼロが変化した事でヴォルフは、自分が優勢に立ったのが、目の前にいる宿敵が突然未知の姿となったのに驚いた。

 

 

ウルトラマンダブルゼロ「これが俺と刹那が共鳴した新たな姿か。」

 

ウルトラマンダブルゼロ(刹那)「俺とゼロの共鳴した事で新しい力を手に入れた。」

 

ウルトラマンダブルゼロ「ああ、刹那、今度こそ行くぞ。」

 

ウルトラマンダブルゼロ(刹那)「ああ、ウルトラマンダブルゼロ、出る!!」

 

 

2人の共鳴によって誕生したウルトラマンダブルゼロへとなり、ウルトラマンゼネバスに再び挑んだ。ウルトラマンダブルゼロは動きを素早く駆けて、必殺技のダブルゼロスマッシュで腕を光状を纏ってウルトラマンゼネバスに強く打ち込んだ。

 

 

ウルトラマンゼネバス(ヴォルフ)「ぐぅっ!!」

 

 

ウルトラマンダブルゼロの出した必殺パンチを受けたウルトラゼネバス。その威力はウルトラマンゼロエクシアの数千倍の力を持ち、ウルトラマンゼネバスと互角に渡り合う事も可能だ。

 

 

ウルトラマンゼネバス(ヴォルフ)「互角か、なら貴様をここで消し去ってくれる!!」

 

 

激突する2人のウルトラマンは互角の力でぶつかり合い、両者の因縁の対決に終止符を打とうとした。ウルトラマンゼネバスがグングニールランスで連続突きでウルトラマンダブルゼロに攻撃し、ウルトラマンダブルゼロはダブルゼロソード2本構えながら必殺技のダブルゼロクロススラッシュでウルトラマンゼネバスに斬撃した。

 

 

ウルトラマンダブルゼロ(刹那)「これが俺とゼロの共鳴した力なのか・・・・?!」

 

ウルトラマンダブルゼロ「ああ、この共鳴した力なら勝てる。」

 

ウルトラマンダブルゼロ(刹那)「行くぞ、ゼロ。」

ウルトラマンダブルゼロ「俺達に限界はねぇ。」

 

 

2人の共鳴したウルトラマンダブルゼロでウルトラマンゼネバスを追い詰めていく。

 

 

ウルトラマンゼネバス(ヴォルフ)「ならこれで終わらせてやる。ゼネバスライトニングエッジ!!」

 

 

決着をつけるべくウルトラマンゼネバスは必殺技のゼネバスライトニングエッジで全エネルギーを展開して背中のゼネバスウィングを広げながら光速でウルトラマンダブルゼロに突撃してグングニルランスによるオールレンジ攻撃をした。

 

 

ウルトラマンダブルゼロ「ダブルゼロタイフーンスラッシュ!!」

 

 

ダブルゼロソード2本から竜巻を起こして、ウルトラマンゼネバスを飲み込ませて切り刻んだ。

 

 

ウルトラマンゼネバス(ヴォルフ)「うわああああー!!」

 

 

ウルトラマンダブルゼロの必殺技によって圧倒されたウルトラマンゼネバス。戦いはウルトラマンダブルゼロが優位に立った。

 

 

ウルトラマンダブルゼロ「・・・・。」

 

 

やられたウルトラマンゼネバスに対してウルトラマンダブルゼロは、

 

 

ウルトラマンゼネバス(ヴォルフ)「さあやるがいい、敗者の私を殺すがいい。」

 

ウルトラマンダブルゼロ(刹那)「お前を殺す必要はない。」

 

ウルトラマンゼネバス(ヴォルフ)「!!」

 

ウルトラマンダブルゼロ(刹那)「お前だって苦しんできたはずだ。」

 

 

ヴォルフ達ゼネバス人の苦しみを理解しつつ、彼にとどめを刺さず手を取り合おうとし、彼と分かり合おうとし、戦いを終わらせる事を望む刹那。だが、その時、遠くから光線のようなのが放たれ、2人を攻撃した。

 

 

ウルトラマンダブルゼロ「!!」

 

ウルトラマンゼネバス(ヴォルフ)「まさかあいつか?!」

 

 

ウルトラマンダブルゼロ(刹那)「その声はリボンズか?!」

 

ウルトラマンリボーンズ「その通りだよ、刹那=F=セイエイ。」

 

 

2人の前に現れた、コズミックイラの真の黒幕であるリボンズの真の姿ウルトラマンリボーンズが現れた。

 

 

ウルトラマンダブルゼロ「お前もウルトラマンだったのか?!」

 

 

ウルトラマンリボーンズ「そうだよ、僕はウルトラマンキングとウルトラマンノアと同じ存在だよ。」

 

ウルトラマンダブルゼロ「キングの爺さんとノアと一緒だと?!」

 

ウルトラマンリボーンズ「キングの超能力とノアの能力を持っている。ひとつ違うのは僕が正義ではない事だよ。」

 

ウルトラマンダブルゼロ「お前はじゃあ最初から悪だというのか?!」

 

ウルトラマンリボーンズ「そうだよ。だからここで消えてもらおう。」

 

 

自分はウルトラマンキングとウルトラマンノアと同じ存在でありながら最初から悪のウルトラマンでもある事を明かすウルトラマンリボーンズは両手からリボーンズグラビティブラストを放ち、ウルトラマンダブルゼロに喰らわせた。

 

 

ウルトラマンダブルゼロ「うっ!!」

 

ウルトラマンダブルゼロ(刹那)「ゼロ、あいつこそこのコズミックイラを支配して来た真の黒幕、全ての元凶・・・・。」

 

ウルトラマンダブルゼロ「あいつを倒せば本当の平和が訪れるはずだ!!」

 

ウルトラマンダブルゼロ(刹那)「これが最後の戦いだ!!」

 

 

コズミックイラの世界を支配し出来た真の黒幕、全て元凶であるウルトラマンリボーンズを倒せば真の平和が戻ると確信したウルトラマンダブルゼロは、最後の戦いに挑んだ。ウルトラマンダブルゼロはダブルゼロソード二刀流でウルトラマンリボーンズに斬撃するが、ウルトラマンリボーンズは両腕に装着しているリボーンズアームズからビームソード出刃して、ぶつかり合った。

 

ウルトラマンリボーンズ「僕の力を味わうがいい。リボーンズフィンビット。」

 

 

全身からリボーンズフィンビットを放出して、ウルトラマンダブルゼロに一斉攻撃し、リボーンズアームズから必殺技のリボーンズスパークブレードでビームソードに強力なエネルギー柱状を纏いながら大きな斬撃した。

 

 

ウルトラマンダブルゼロ、ウルトラマンダブルゼロ(刹那)「うわああああああー!!」

 

 

ウルトラマンリボーンズの繰り出す連続攻撃を喰らうウルトラマンダブルゼロ。

 

 

ウルトラマンダブルゼロ「こいつはどうだ、ダブルゼロエメリウムスラッシュ!!」

 

 

ウルトラマンダブルゼロは額のランプからダブルゼロエメリウムスラッシュを発射してウルトラマンリボーンズに攻撃したが、効いていなかった。

 

 

ウルトラマンダブルゼロ(刹那)「効いていないだと?!」

 

ウルトラマンリボーンズ「君達2人では僕を倒す事は無理だよ。ウルトラマンの力を見せてあげるよ。」

 

 

自身の力を見せるべく、ウルトラマンリボーンズはリボーンズアームズから必殺技のリボーンズバスターシュートを反勢力に向けて放ち、しかも交戦中の味方であるネオゼネバスの艦隊ごと葬った。

 

 

一同「!!」

 

マリュー「ネオゼネバスの艦隊が・・・・。」

 

ハーマン「味方ごと葬るとは・・・・。」

 

 

敵味方共々葬り去ったウルトラマンリボーンズのその冷酷無比の姿に驚愕した一同。

 

 

ウルトラマンリボーンズ「人は所詮愚かな生き物だ。」

 

ウルトラマンダブルゼロ「リボンズ、てめぇ!!」

 

ウルトラマンリボーンズ「事実じゃないか。人はどの世界においても所詮は身勝手で傲慢で自分達が中心だと。」

 

ウルトラマンダブルゼロ(刹那)「リボンズ、貴様ぁっ!!」

 

ウルトラマンリボーンズ「君はまだそんなちっぽけな存在をいつまでも守るつもりかい?」

 

ウルトラマンダブルゼロ「人を守る、誰かを守る、てめぇのような者をぶっ倒して守る事だ!!」

 

ウルトラマンリボーンズ「君は理想と現実を区別してないようだな。」

 

 

ウルトラマンダブルゼロにリボーンズフィンビット10基から必殺技のリボーンズデスストリングで突撃して、彼の周囲にオールレンジ攻撃をした。

 

 

ウルトラマンダブルゼロ(刹那)「俺達は諦めない、全宇宙に平和が来るまでは、俺達はまだ諦めないんだ!!」

 

 

その時、ウルティメイトブレスレットからウルティメイトイージスの光がウルトラマンゼロと刹那ぬさらなる共鳴を起こし、ウルトラマンダブルゼロに鎧を纏わせ、その共鳴によりウルティメイトイージスが進化を遂げ、鎧の形状も変わり、合体した姿は、左右の肩にバインダー状、胴体にV文字が着いた鎧、両脚にも鎧があり、ウルトラマンダブルゼロライザーへとなった。

 

 

ウルトラマンリボーンズ「何?!」

 

 

ウルトラマンダブルゼロライザーへとなった2人のさらなる共鳴した姿に驚愕したウルトラマンリボーンズは、

 

 

ウルトラマンダブルゼロライザー(刹那)「ゼロ、これが俺と2人のさらなる共鳴した姿。」

 

ウルトラマンダブルゼロライザー「ウルティメイトイージスが俺と刹那をさらに共鳴した姿。ウルティメイトイージスがお前と一緒に戦ってきたのを認めてくれたんだなと。」

 

ウルトラマンダブルゼロライザー(刹那)「ゼロ、俺達2人がウルトラマンだ。」

 

ウルトラマンダブルゼロライザー「刹那、行くぞ、リボーンズをぶっ倒して本当の平和を。」

 

 

2人さらなる共鳴とウルティメイトイージスの光へなったウルトラマンダブルゼロライザーがウルトラマンリボーンズに挑み、今度こそ最後の対決となった。

 

 

ウルトラマンリボーンズ「無駄なあがきを。」

 

 

ウルトラマンリボーンズはリボーンズフィンビットをウルトラマンダブルゼロライザーに向けてオールレンジ攻撃を一斉した。

 

 

ウルトラマンダブルゼロライザー「んなの効くかよ!!」

 

 

全身に纏ったウルティメイトイージスの鎧によりウルトラマンリボーンズのリボーンズフィンビットの攻撃は効かず、そのままウルトラマンリボーンズに向かってダブルゼロツインナックルでお見舞いした。

 

 

ウルトラマンリボーンズ「!!」

 

 

ウルトラマンダブルゼロライザーの必殺技を受けたウルトラマンリボーンズは、今まで相手の攻撃は効かなかったのが、その攻撃によりダメージが効かされてしまい、飛ばされた。

 

 

ウルトラマンリボーンズ「僕が効いただと?!」

 

ウルトラマンダブルゼロライザー(刹那)「ゼロとさらに共鳴した力でお前と同等に渡り合える。」

 

ウルトラマンリボーンズ「共鳴だと笑わせるね。たかが虫けらごときの君がウルトラマンと共鳴して進化した、たわけた事を。」

 

ウルトラマンダブルゼロライザー(刹那)「人とウルトラマンの無限の可能性を知らないお前はただその可能性を否定しているだけだ。」

 

ウルトラマンリボーンズ「ウルトラマンであるこの僕を侮っては困るよ!!」

 

ウルトラマンダブルゼロライザー「見せてやる、人間とウルトラマンの可能性を!!」

 

 

人間とウルトラマンの可能性を見せるべくウルトラマンダブルゼロライザーがウルトラマンリボーンズに全身全霊を込めて燃やし、ぶつかっていく。

 

 

ウルトラマンリボーンズ「死ね。」

 

 

リボーンズフィンビットでウルトラマンダブルゼロライザーにオールレンジ攻撃したが、ウルトラマンダブルゼロはダブルゼロブライトサーベル二刀流でリボーンズフィンビットを全て切り払い、さらにダブルゼロカタールで必殺技のダブルゼロスピンザンバーでジャンプしながら身体を回転して全身に光状を纏いながらウルトラマンリボーンズに突撃した。

 

 

ウルトラマンリボーンズ「うっ!!」

 

 

ウルトラマンダブルゼロライザーに圧倒され押されつつあるウルトラマンリボーンズ。

 

 

ウルトラマンダブルゼロライザー「お前の終わりだ、リボンズ!!」

 

ウルトラマンリボーンズ「僕を侮るな!!」

 

 

両者は全身発光し光速の駆け巡りながら互角の戦いを繰り広げ、両者ぶつかり合った。

 

 

ウルトラマンダブルゼロ、ウルトラマンダブルゼロ(刹那)「はああああああああー!!」

 

ウルトラマンリボーンズ「うおおおおおおおー!!」

 

 

2人のウルトラマンの光速による激突、ウルトラマンダブルゼロライザーはダブルゼロソード2本、ウルトラマンリボーンズはリボーンズアームズで斬撃同士のぶつかり合いをし、次にウルトラマンリボーンズはリボーンズアームズからリボーンズバスターシュートを放ち、ウルトラマンダブルゼロライザーはダブルゼロエメリウム光線を放ち、激突し、ウルトラマンリボーンズは腕を十字で組んで必殺技のリボーンズデストロイシュートを放ち、またウルトラマンダブルゼロライザーも腕を交差して必殺技のダブルゼロワイドショーショットを放ち、ぶつかり合った。どんどんウルトラマンダブルゼロライザーの光線を推していくウルトラマンリボーンズ。だが、ウルトラマンダブルゼロライザーが全力を出し切って光線を増していきながらウルトラマンリボーンズの光線を押し返しながら光線ごとウルトラマンリボーンズを撃退した。

 

 

ウルトラマンリボーンズ「バカな、この僕が圧倒されただと?!あり得ない・・・・!!」

 

ウルトラマンダブルゼロライザー「リボーンズ、お前の野望もここまでだ。」

 

ウルトラマンダブルゼロライザー(刹那)「裏から世界を操り、あらゆる種族との対立、戦争を引き起こしてきたお前をこの手で倒す!!」

 

 

コズミックイラの世界、いろんな世界を裏から操って世界を引き起こして、平和を破壊してきたウルトラマンリボーンズを倒すべくウルトラマンダブルゼロライザーは全身に纏ったウルティメイトイージスの鎧を大剣へと変形し、ウルトラマンダブルゼロが両手に構えながら大剣に巨大な光状を纏いながらウルトラマンリボーンズを一刀両断した。

 

 

ウルトラマンリボーンズ「この僕を倒せても争いは消えない・・・・!!」

 

 

ウルトラマンリボーンズの口から例え自分を倒しても争いは消えない事を告げられた。メサイアを攻撃するキラのストライクフリーダム、グラハムのアカツキシラヌイのドラグーンで同時攻撃を与えた。ウルトラマンジードウルティメイトファイナルがギガファイナルライザーでギルバリス部隊を蹴散らした。そしてキラは1人でメサイアへ突入し、ネオゼネバス帝国の宰相デュランダルと対峙する。

 

 

デュランダル「君がこんなところまで来るとは、正直思っていなかったよ。」

 

キラ「うっ。」

 

デュランダル「なるほど。だが本当にいいのかな?それで。やめたまえ!やっとここまで来たのに。そんなことをしたら世界はまた元の混迷の闇へと逆戻りだ。私の言っていることは本当だよ?」

 

キラ「そうなのかもしれません。でも僕達はそうならない道を選ぶことも出来るんだ。それが許される世界なら!!」

 

デュランダル「ふん。だが誰も選ばない。人は忘れ、そして繰り返す。もう二度とこんなことはしないと、こんな世界にはしないと、一体誰が言えるんだね?」

 

キラ「うっ。」

 

デュランダル「誰にも言えやしないさ。無論君にも、皆にも。やはり何も分かりはしないのだからな。」

 

キラ「でも僕達はそれを知っている!!分かっていけることも、変わっていけることも!!だから明日が欲しいんだ!!どんなに苦しくても、変わらない世界は嫌なんだ!!」

 

デュランダル「傲慢だね。さすがは最高のコーディネイターだ。」

 

キラ「傲慢なのは貴方だ!!僕はただの一人の人間だ!!どこもみんなと変わらない!!でもだから貴方を討たなきゃならないんだ!!それを知っているから!!」

 

デュランダル「だが君が言う世界と私が示す世界、皆が望むのはどちらだろうね?今ここで再び混迷する世界を君はどうする?」

 

キラ「覚悟はある。僕は戦う。」

 

 

明日のために戦う事を覚悟を決めて戦うキラ。その時、突如デュランダルが何者かに撃たれた。

 

 

デュランダル「!!」

 

 

彼を撃ったのはレイだった。また彼の元へやって来たタリアも彼がレイに撃たれたのを光景した。

 

 

レイ「うぅぅっ!!」

 

キラ「あっ。」

 

デュランダル「やあ、タリア。撃ったのは君か?」

 

タリア「いえ、レイよ。」

 

デュランダル「ああ。」

 

レイ「ギル、ごめんな・・・・さい・・・・でも彼の明日・・・・。」

 

デュランダル「そうか。」

 

レイ「うぅぅ。」

 

キラ「グラディス艦長。」

 

タリア「貴方達は行きなさい。この人の魂は私が連れていく。ラミアス艦長に伝えて。子供がいるの。男の子よ。いつか会ってやってねって。」

 

キラ「わかりました。」

 

 

死にかけるデュランダルの側にいるタリアはキラにマリューに自分の子に合うようと伝え、キラはメサイアを脱出した。

 

 

タリア「レイ、貴方もいらっしゃい。」

 

レイ「うぅぅ。」

 

デュランダル「すまないねぇ、タリア。でも・・・・嬉しいよ。」

 

タリア「しょうのない人ね。でもほんと仕方がないわ。これが運命だったということじゃないの?貴方と私の。」

 

デュランダル「やめてくれ。」

 

タリア「貴方も、よく頑張ったわ。だからもういい、もういいのよ。」

 

レイ「あっ。」

 

 

メサイアの爆発と共に最期を共にしたデュランダル、タリア、レイ。そして戦いは反勢力軍が勝利をし、ネオゼネバス帝国は敗北した。

 

 

アンジュ「美月、サキ、サラ、命、ラクス、リーゼロッテ、フィーネ、ユフィ。」

 

美月「永遠語りを歌いましょう。」

 

サキ「この歌で世界に真実を届けるわ。」

 

ラクス「偽りに囚われた人々を解放しましょう。」

 

 

アンジュ、美月、サキ、サラ、命、ラクス、リーゼロッテ、フィーネ、ユフィらが偽りの日々に囚われた人々を解放するためを歌い始めた。その歌の響き声でウルトラマンベリアル、エンブリヲ、レイブラッド星人、101人評議会、リボンズらの支配に気付く人々は立ち上がり、その支配から抗い、そして偽りの日々からの解放し、真実を知った人々が、その世界を新しく築き上げることとなった。戦いが終わり、新たな変革が訪れた。

 

 

地球

ロンドン

連邦評議会

ルルーシュ「俺が国の指導者か。」

 

 

かつて自分を捨てた国の首相になったルルーシュは、ガイロスを帝国の体制を解体し、貴族制の廃止、連邦制への移行を行い、ガイロスは帝国から連邦へとなり、ルルーシュが築く新しい国体となった。連邦制によって一般人が政治に参加し、徐々に変革を動かしていった。ARUSは軍事、資本制から民主制へ移行し、ブルーコスモスと軍産複合体と財界を一掃し、新たな体制を取り、民の生活を安定させた。人革連では、官僚制の廃止で、国民を中心とした新政権が樹立し、国内全体は豊富政策など打ち出した。戦いに敗れたネオゼネバス帝国は、帝国は解体されたが、国は残り、ネオゼネバス国となり、ヘリック共和国と同じ体制となり、今まで侵略して来た国々や世界などへの謝罪を行なった。オーブ首長国もまた国民制への移行をし、他国とのやり取りをしながら平和への活動を行う。アウラの里ではアウラを救出し、今までウルトラマンベリアル、レイブラッド星人、エンブリヲ、101人評議会、リボーンズの支配の影響を受けた世界の再生をすべく取り組んだ。

 

 

 

 

宇宙

プラント

議長室

ラクス「・・・・。」

 

 

プラントへ帰還したラクスは、プラント最高評議会の議長に就任し、彼女は世界の平和を築き上げるためプラントの再建や各国との和平などを行なったり、また旧大戦時に生き残った戦犯の処理など行った。今光の国が旧大戦時に関わった全ての戦争犯罪者を逮捕し、光の国で裁判を行なった。

 

 

宇宙

光の国

裁判所

ウルトラの父「これより旧大戦時の以下の戦争犯罪者の裁判を行う!!」

 

 

ユニウス戦役でウルトラマンベリアル、レイブラッド星人、エンブリヲ、101人評議会の息がかかったARUS、ガイロス帝国、人革連、プラントの者達の法廷を開くウルトラ一族。政治家、財界、金融家、学者などの大勢が関与していた事で、戦争や経済などを裏で動かして来た事で、彼らのして来た罪は計り知れなく、ウルトラ一族は彼らを法で裁く事にし、結果下された判決は全員死刑だ。

 

 

シルヴィア「・・・・。」

 

 

その中で、プラントで関わりのあるアンジュの妹のシルヴィアは、ノーマに対する差別、虐殺をして来た事で、彼女はマナと呼ばれたホムンクルス全員と共に死刑をされようとした。

 

 

シルヴィア「嫌だ、死にたくない、助けて!!」

 

 

自分が死刑にされる事で、泣きながら叫ぶシルヴィアは、光の国の者達に取り押さえられながら死刑台に向かわされた。

 

 

シルヴィア「お姉様、助けて!!私が悪かったです!!あの時、お姉様に仕打ちをした事は悪かったです!!お願いだから助けて!!」

 

 

姉のアンジュに助けを求めるシルヴィア。だが、彼女の姿はいなかった。シルヴィアはアンジュがプラントに一時帰還した際に兄ジュリオと共謀してに彼女に罠をはめて死に追い詰めていた。その行動で彼女は姉に見捨てられ、そして死刑をされようとする。

 

 

シルヴィア「嫌だぁっ!!死にたくない、死にたくない、助けてよ!!」

 

 

彼女の首に縄をかけられて、自分の立っている床が開き、そのまま宙ぶらりになりながら彼女は縄で首を締め付けられて窒息死した。

 

 

ガイ「・・・・。」

 

ジャグラー「マナいやホムンクルスは人間と言うものを感じちゃいないな。」

 

ガイ「ああ。」

 

 

ホムンクルスが次々と処刑されていくのをこの場で見届けるガイとジャグラー。そして戦いが終えた刹那達は、ウルトラマンゼロと共に宇宙の平和を守るため、彼と共に行動する道を選び、ウルティメイトフォースゼロの一員となり、また彼以外にもキラやアンジュやハルトやサキや美月、彼女の子のみなとこう、バン、フィーネ、ジーク、ライル、アレルヤ、マリー、スメラギ、ラッシュハンターズらが加わった。

 

 

地球

刹那「俺達はこれよりアナザースペースへ向かう。」

 

ウルトラマンゼロ(ウルトラゼロアイNEO)「アナザースペースで第2ベリアルやレイブラッドやエンブリヲや101人評議会のような奴らを野放しにしない事やそれら加担して共謀する軍産複合体や資本なども戦争や国を操り、民を犠牲にする奴らを倒しにいく。」

 

美月「生き残ったロゴスの残党が別次元の宇宙で暗躍してまた同じことをしているわ。」

 

刹那「行こう。俺達の戦いを。」

 

ウルトラマンゼロ(ウルトラゼロアイNEO)「ああ。」

 

 

宇宙の平和を守るため彼らの戦いは続く。プトレマイオスⅡがコズミックイラの世界へ飛び立ち、アナザースペースへと旅立った。

 

 

終わり



目次 感想へのリンク しおりを挟む




評価する
※目安 0:10の真逆 5:普通 10:(このサイトで)これ以上素晴らしい作品とは出会えない。
※評価値0,10についてはそれぞれ11個以上は投票できません。
評価する前に
評価する際のガイドライン
に違反していないか確認して下さい。