この素晴らしいヒロインに祝福を (luck)
しおりを挟む

番外編
カズマさん糖分摂取のお時間です


活動報告にあった、カズマさんに甘いものをえっちゃんがねだるという話を番外編として投稿することにしました!

今回は時間と運によって投稿できました


カズマside

 

「カズマ。こっちです次はこっちにいきましょう」

 

「わかったわかった。だからそんな引っ張るな」

 

いきなりだが、何故こんなことになってしまったのかを説明しよう。

こんなことってなんだって?それはえっちゃんに連れられて甘味巡りをしているということさ!

 

 

〜回想〜

 

1時間ほど前、机に顔を付けて突っ伏している人物を見つけた

 

「………何してんの?」

 

「糖分が足りません。カズマさん糖分を要求します。」

 

クルリ!という効果音が付きそうなほどの速さで顔だけをこちらに向けてそう言ったのはみんなの天使(冒険者間ではこのことは周知の事実である)ことえっちゃんだ。

 

「糖分?甘味ってことか?」

 

「そうです。具体的にはあんまんなどが食べたいです」

 

「てか、なんで糖分がないだけでそんなことになってんだ?お前は逆に前は甘いの苦手だったろ?」

 

「この体になって甘いものがとても好きになったのです。そして、甘いものを取らないと動けないのです。」

 

「そうか。じゃあ、これ食ってみるか?」

 

そう言いだしたのは砂糖を使って作ってみた飴玉だ。この世界に来て飴玉を見ていなかったのでちょっとだけ作ろうと思ったものだ。

 

「!いただきます」

 

「はや!?」

 

目で追いかけることが出来ないほどの速さなんだけど!?そんなに甘いものが好きなのかよ!

 

「んー。これ結構美味しいですね。味は〜オレンジみたいですね。どこで売ってたんですか?」

 

「あぁ、それは俺の手作りだよ。味の方は果汁でなんとかなるかなと思って何となく入れて見たものだ。……そんなに美味しいならこれから定期的に作ってやろうか?」

 

「お願いします。お礼に何でもしますので。」

 

グワッ!という効果音が付きそうなほど真剣な目?で俺に頼んで来た。

…そんなに好きなのか。

 

「ところで、アクア達は?さっきから見えないけどどこ行ったんだ?」

 

「なんか町で祭りがやってるらしいですよ。なのでちょっと行ってくると言っていました」

 

「そうか……

!なら俺たちも行くか!」

 

「何故です?」

 

「祭りならうまいもんがあるだろ?それにさっきなんでもするって言っただろ?だったら行こうぜ!」

 

「そうですか。ならいきましょうか。………あ、お祭りなら甘いものもありますね。買ってくださいね?」

 

コテンと首を傾けてそう言うえっちゃんに俺は。

 

「お、おう任せとけ」

 

……今のは可愛かった

 

 

〜回想終了〜

 

 

ということがあり、今は一緒に祭り巡りをしている。

 

「なぁ、えっちゃん。」

 

「なんですか。」

 

「お前の邪聖剣ネクロカリバーってさ。整備とかすんの?」

 

「いえ?しませんよ。基本壊れたら買い換えます。」

 

「え?そんな感じで大丈夫なの?」

 

「大丈夫です。…!カズマ。ここも甘い匂いがします。買いに行きましょう」

 

「って!どれだけ食うきだ!もう30分以上ずっと食い続けているじゃねぇか!」

 

「今まで摂取出来なかった分をここで補います。」

 

「あぁもう!ならあれに出よう!『甘いもの大食いグランプリ!』あれなら好きなだけ食えるぞ!」

 

「いいですね。出ましょう」

 

え?出るの?ま、まぁこれ以上金がかかるとやばいしな。いくらえっちゃんが高難易度クエストをクリアできると言ってもベルディアの時みたいなのはもう見たくないしな。

 

「おう、じゃあ受付行ってくるぞ」

 

「わかりました」

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

つうわけで登録して今食ってるところだけど……

 

『おおっとぉ!!!謎のヒロインXオルタ選手!まだ食べるまだ食べる!!このまま会場内の甘味をすべて食べてしまいそうな勢いダァァァア!!!』

 

「うぷ。も、もう無理ダァ」

 

「げん…かい」

 

「おかわりです」

 

『た、食べ続けているぞX選手!これは既に大会記録を更新しているが。どんどん増えて行くゥゥ!!!!』

 

という、えっちゃんの独壇場だな。

 

「おーい。えっちゃん!どこまで食べる気だ?」

 

「…そうですね。腹八分目という言葉もありますしここまでにしましょうか。」

 

まだ食えるのかよ!

 

『しょ、勝者!謎のヒロインXオルタ選手ゥゥ!!!!こんな大会は波乱の一幕ダァァァア!!!』

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

「お疲れ」

 

「付き合っていただきありがとうこざいます」

 

「そんな固いこと言うなって。俺とお前の仲だろ?なんでも言えって。」

 

「……そんなこと言うと勘違いしてしまいますよ?」

 

「ん?なんか言ったか?」

 

えっちゃんがなんか言った気がしたが気のせいか?

 

「いえ、飴玉の件忘れないでくださいねと言っただけです。でも、飴玉以外にもたまには食べたくなるのでレパートリーを増やしてくださいね」

 

「わ、わかってるよ」

 

まぁ、これは俺とえっちゃんの日常の一幕だよ。




どうでしたか?

面白いといいのですが。要望通りでしたか?
そこらへんわからないですが、これからもいいアイディアがあれば、番外編。もしくは本編に使っていこうと思います。よろしくお願いします


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

閑話:このヒロインとカズマの過去に祝福を

なんか、今回の話。未井が若干BLっぽいんですよね。

注意は。毎度同じ駄文とこれはまだカズマとえっちゃんが地球にいた頃の話と言うこと


昔の話をしよう。俺とカズマがまだ中学の頃だった時の話だ。

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

「未井ー!学校いこーぜー!」

 

いやだ。なんであんなところに行かないといけないんだ。

 

「ごめんねーカズマくん。未井ったら不良たちに何かされちゃったみたいで、でも何をされたのか教えてくれないのよ〜。」

 

「そうですか。それじゃあ、上がってもいいですか?」

 

「いいよいいよー。さ、上がって上がって!」

 

「お邪魔しまーす」

 

 

あのババア。勝手にカズマをうちに入れやがった。

 

「おーい未井ー!」

 

ドン!ドン!ドン!

 

うるせぇ。どっかいけよ。

 

「無視すんなよー。何があったんだよー。」

 

ガチャッ。

 

「お、出てきたなー。さ!学校n……ガシッ!…へっ?」

 

うるさいから勢いで部屋に連れ込んだが、何をしようとしたんだ?俺は。

 

「お、おい?いきなりなんだよ未井…」

 

「もう、学校どころか家から出たくないんだよ……」

 

カズマside

 

「……おい。何があったんだ?何があったかぐらいは言ってくれねぇか?」

 

俺が、そう言うと未井は少しづつだが教えてくれた。

 

「1週間前くらいから3年の先輩たちからカツアゲされてんだ。だが、それはまだ良かったんだよ。それから3日ほどでエスカレートして言ったなとうとう昨日の昼かな?その時に全裸にされて体中を落書きして写真を撮られたんだ。

もう、あんな奴らに会いたくないよぉ。」

 

……途中からはもう未井は泣いていた。

 

「未井。今日は別に学校に行かなくていい。だが、明日は行くぞ。今日中に何とかしてやる。」

 

「え?か、カズマ?」

 

「じゃな!」

 

俺は笑顔で未井の部屋から出ていった。

 

「ま、待てよカズマ!」

 

未井が何か言っていたが俺は知らねー

 

「おばさん。今日は未井を休ませてやってくれねぇか?」

 

「わかっているわよ。さっきちょっとだけ聞こえちゃってね?…カズマくん別にあなたが関わる必要ないのよ?警察に言えばいいの。」

 

「これは俺が片付けたいんです。見なかったこと。そして、聞かなかったことにしてもらえませんか?」

 

「…はぁ、私が何を言っても無駄ね。わかったわ。また明日ね?」

 

「はい。それでは」

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

学校にて。

 

未井がカツアゲをされていたのを見たと言う生徒がいたため。直ぐに先輩の名前がわかりちょっと、呼ばせてもらった俺は待ち合わせ場所(校舎裏)に来ていた。

 

「おーい。お前か?俺たちを呼んだ1年は」

 

「はい。俺です。すいませんね?勝手に呼ばせてもらって?」

 

「ほんとだぜ〜まったく。礼かなんかが、欲しいなぁ〜?お前ら!」

 

「おうおう」「来てもらって何もないわけないよなー!」

「へいへーい。有るもんよこせやー!」

 

俺はにっこりしながらそれを見せた

 

「良いですよ?これを上げます。」

 

それは、数枚の紙だった。中には写真もある。

 

「な!何故これを!」

 

「何故って調べただけですよ?」

 

「なら、この写真はなんだ!どうやって撮った!」

 

「盗撮です☆!」

 

「な!」「おいおい。なんだよこれ。」「これは俺についてだ」

 

「ちなみにこれは全てバックアップがとってあります。消してほしい。もしくは、誰にも言ってほしくない場合はもうこれ以上、俺の幼馴染の未井に手を出すな。ってか、近づくな。いいな?」

 

俺は恐らくそれはそれはいい笑顔で言ったであろうセリフに不良たちは顔を青ざめた。

 

「わかった!言うことをなんでも聞く!だからそれは誰にも言わないでくれ!頼む!」

 

「なら、約束を守れよ?」

 

「わ、わかった!」

 

そう言って俺はその日の学校をサボって家に帰った。

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

「おーい。未井ー!学校にいこーぜー!」

 

「わかったわかった。でも、本当に大丈夫なのか?また先輩に何かされないか心配なんだが」

 

「大丈夫大丈夫!何かして来たら俺に言えって!何とかしてやる!」

 

その言葉で安心したのかわ知らないが、学校への道に進んでいった。

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

放課後

 

「カズマ。何したんだ?先輩達が俺を見たら頭を下げて来たしカズマをみた瞬間に逃げていったし。一体何を?」

 

「脅しただけです」

 

「お、脅した?」

 

「そ、脅した。」

 

「どうやって?」

 

「あいつらの弱みを握って。」

 

「たった1日でか!?」

 

ドヤッ!

 

「ドヤ顔やめろ。殴りたくなる。」

 

「なんで?!俺はお前を助けたつもりなんですけど?!」

 

「やりすぎだろ?」

 

「う!今度は気をつける。」

 

「よろしい。……でもま、ありがとな」

 

「ん?なんかいったか?」

 

「なんも?さっさと帰ってゲームやろーぜ!新しく買ったゲームをはやくやりたいんだ!」

 

「ちょ!待てよ未井!置いてくなー!」

 

その時の未井の顔は笑って心底楽しそうでした。

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

ちなみに。不良達の弱みとは。

 

ホモ。ロリコン。ドMなどの証拠が詰まった写真や、資料を見せただけである。

 

てか、これらの証拠をたった数時間で集めるカズマって一体…何者?



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第1章
プロローグ


わた・・・なぜ・・・

 

 

ここは・・・・して

 

 

・んだ・・なのに

 

 

 

 

 

_____________________________________

 

 

 

 

 

 

夢を見た。

 

とても悲しい夢だったと思う。

 

なぜ悲しいかというと、起きた時涙を流していたからだ。

 

おそらく死んだカズマの夢でも見たのだろう。

 

あいつが死んでもう数日が立つ。なにもやる気がしない

 

あいつとは幼稚園のころからの悪友だった。何をするにしても二人で悪だくみをしていた。

 

中学のころゴキ〇リを大量に入れた虫かごを教室において教室を混乱させたり、近くの別校の不良どもをひどい目にあわせて俺たちの名前を聞くたびに恐怖するようにしたりときりがないくらいに遊んだ。

 

だがまあ、いつ思い出してもあいつの死に方は面白かったがな・・・

 

はあ、F〇Oでもやるか。

 

ちなみに俺の押しキャラは謎のヒロインXオルタだ。

 

あ、てか腹減ったな。飯買にいこ。

 

 

 

 

__________________________________________

 

 

 

結構食ったな。

 

んじゃ、ゲームの続きでもするか。

 

ふわあ、寝みい。

 

寝よ。

 

 

 

 

________________________________________

 

 

 

んー。よく寝たな。

 

?ここは何処だ?いつのまにか真っ暗な空間にいるのだが。

 

おや?今気づいたが目の前にはとても綺麗な人がいた

 

槙野 未井(まきの みい)さんですね?あなたは午前2時38分心臓発作を起こし死亡しました」

 

「はあ、え?死んだのか?俺が?」

 

「はい。

それでですがあなたにはこれから3つ選択肢があります。

ひとつは、記憶を消して赤ちゃんに転生するか。二つ目は、天国で永遠ともいえる日向ぼっこをするか、最後は別世界に転生するか。

どれにしますか?」

 

「別世界というと剣や魔法のファンタジー世界ですか?」

 

「はい。ちなみに私はその世界で幸福の女神をやらせていただいていますエリスと申します」

 

「・・・少し考えてみます」

 

「どうぞ何時間でもお考え下さい」

 

 

 

_______________________________________

 

 

10分後

 

 

「決めました。異世界転生にします」

 

「わかりました。では、転生特典のほうを・・「あ、それはもう決めています」あ、そうですか、ではどんな特典にしますか?」

 

「あの、僕が生前やっていたゲームのキャラに謎のヒロインXオルタというキャラがいるのですが、容姿と能力をそのキャラにしてもらってもいいですか?」

 

「能力はかまいませんが、容姿もですか?」

 

「はい。お願いします」

 

「わかりました。では、あなたがいつの日か魔王を倒せると信じて。」

 

 

 

_______________________________________

 

 

 

目を開けると目の前には広い平原がありました。

 

「ここが、異世界なのか?」

 

後ろを振り向くと大きな壁があり、門がありました。

 

「そこの君!!君もこの町に用があるのかい?」

 

ぼうっとしていると兵士の人に話しかけられました

 

「はいそうです。この町は何て名前なのですか」

 

「ここか?ここはアクセルの町。初心者冒険者が集まる場所さ」

 

「そうですか。ありがとうございます。」

 

「おう!そしてようこそ!アクセルの町へ!」

 

 

_______________________________________

 

 

さっき途中で冒険者らしき人に道を聞いて冒険者ギルドにきました。

 

中はやはりいろいろな人がいてすごく楽しそうです。

 

「あの、冒険者登録をしたいのですが」

 

「はい。登録料に1000エリスかかりますが」

 

え。お金とるの?

 

ポケットの中を調べてみるが紙があるだけでお金らしきものはない。

 

仕方ないあとでまた来よう。

 

「すいませんあとできます」

 

「は、はあ」

 

どうしましょう。お金なんてありません。こうなったらお金は体で・・

 

その時扉が開きました。

 

誰かが来たのかと思い見てみたらそこにいたのは・・・

 

 

 

カズマside

「はあ、クエストは成功したけどそれよりも被害が・・・」

 

「も、申し訳ありませんカズマ。毎度運んでもらってしまって」

 

「いや、かまわないよ。それよりも」

 

「はあはあはあ、やはりいいものだな!!こう頭からがぶりとくるのは!!」

 

「うえええええん。もうカエルはいやあああああ!!!」

 

はあ、まだめぐみんはマシなんだが、この二人が使えねえ。

どうしてうちのパーティーは変なのが集まるんだ。

 

んん?てかギルドに入ってからやけに視線を感じる・・

 

「なあ、めぐみん」

 

「なんですか?」

 

「さっきから妙に視線を感じるんだよな」

 

「奇遇ですね私も感じ・・・ん?もしかして、あの少女かもしれません」

 

そしてめぐみんが指をさした場所には一人の少女がいた

 

「あの、なんか俺たちにようがあるのか?」

 

そういうと、いきなり少女は声には出てないが泣いていた。というか涙が頬を伝っていた。

 

「お、おい!どうかしたか!?腹でも痛いのか!?」

 

「ちょっと、カズマ何泣かせているんですか」

 

「だい・じょうぶです。」

 

「いや、だいじょうぶじゃ「それより」

 

「やっと、会えましたね。カズマ」

 

そう言って。少女は笑った。

 

これが、俺と未井の・・いや、謎のヒロインXオルタのこの世界で初めて。そして久しぶりの邂逅だった。




いやー。久しぶりに書いてみましたが。どうでしたかね?
もうわかんねえやという感じで書てみましたがよければコメントよろしくお願いします。

てか、謎のヒロインXオルタっぽく無い?

あ、この小説ではめぐみんは爆裂狂ではありますが。まだ他よりはマシな部類に入ります。

それでは。また次回に。
今月はあと何回投稿できるのでしょう・・・


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

この職業選択に驚きを!

えっちゃんside

 

「えー、つまり君は日本から転生してきた日本人だと・・」

 

こくこく

 

「そして、君の日本人の時の名前は未井だと・・・」

 

こくこく

 

「んー、わずかにだが信じられんな・」

 

「?なぜですか?彼女はあなたの幼馴染の名前を名乗ったのでしょう?ならば・・」

 

「いや、めぐみん達にもまえにも行ったと思うが。俺がここに来る前にいたところはとても遠くてな、それに俺の知ってる未井は男だ」

 

「この姿ですか?この姿はここに来る前に女神エリス様に頼んでこの姿にしてもらいました。そして、信じられないのでしたら私とカズマだけが知っていることでも話しましょうか?」

 

「「??」」

 

「例えば、中学二年の時に好きだった子に振られて八つ当たり気味に不良たちを泣かせたり」

 

「!?なぜそれを!」

 

「中学卒業の時に全てのクラスn「わかった!お前は未井だ!それを知ってるのは未井だけだ!」やっと信じてくれましたか」

 

「まあ、カズマもその辺にしといてくださいよ。」

 

「とりあえず自己紹介しましょ!」

 

「あ、それよりもお金を貸してください」

 

「何故だ?」

 

「冒険者登録するお金がないんです・・」

 

「そうなの・・ちょっとカズマ!この子あなたの幼馴染なのでしょう?お金貸してあげなさいよ!」

 

「いわれなくてもわかっているよ!ほらよ1000エリスだ。これで登録してこい。

 ただ、そのかわり「はい。何でもします。具体的には夜n」いいから!そこまでしなくてもいいから!てかお前わざとやってるだろ!お前のせいで周りの女性たちから軽蔑の目でみられているんだけど!」

 

はは、カズマをいじるのは楽しいな。

 

「冗談です。あなたたちのパーティーに入らせてもらいます」

 

「ああ、頼んだぞ」

 

 

 

 

 

カズマside

「ねえねえ、あなたどんな職業なの?」

 

「さあ、わかりません。たぶんバーサーk・・いえ、セイバーです」

 

「セイバー?なんですかその職業。聞いたことがありません」

 

「たぶん、ソードマスターみたいなもんだろ」

 

こいつは、周りに打ち解けるのが早いな。だが、ホントにかわいらしくなったな。

メガネも似あっているし。ただ、よくわかんねえんだよな。

 

「ん?カズマ、何をそんな難しい顔をしているんだ?」

 

「・・?ああ、あいつがここに来た理由が分からなくてな」

 

「そうなのか?てっきりカズマを追いかけてきたのかと思っていたのだが」

 

「そんな簡単に来れるような距離じゃないんだよ」

 

世界が違うしな。

 

「そうか。・・・ん?何やら騒がしいな」

 

「そうだな。少し行ってみるか」

 

 

えっちゃんside

やはりというかなんというか、すごいステータスだなこれ。

 

「なんですか!?この数値は!運が若干低い以外は。筋力、敏捷ともに平均を上回っていますし。魔力や知能が測定不能?!こんなの見たことありませんよ!」

 

「うぉぉぉぉおおお!!新しい勇者の誕生だああぁぁぁ」

 

「なんだなんだ?この騒ぎは」

 

「ちょ、ちょっと見てよカズマ!この子すごい魔力よ!こんなの神を超えているわ!

 

「な!すげえじゃんか未井!・・・?名前が」

 

「そういえば名乗っていませんでした。

 クラスはバーs・・じゃなくて・・クラスはセイバー。名前は謎のヒロインXオルタです。気軽にえっちゃんと呼んでください。

あ、それと、何か甘いものをくれるとありがたいのですが・・」

 

これが、カズマと会えた日の一日目のあるひとコマである




駄文ですいません・

ネタがない・・そうだ!人に聞けばいいや!
という事で何か案があれば活動報告のほうに何でもいいのでお願いします


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

このヒロインに初戦闘を

たぶん投稿できるのは平日になりそう


カズマside

 

「んじゃ、ジャイアントトードでも狩りに行くか」

 

未井を仲間にいれてからすぐに俺達はクエストをすることにした。

 

「じゃいあんととーどとは一体なんですか?」

 

「デカいカエルよ」

 

「ああ、捕食されれば口の中のヌメヌメがn」

 

「おい変態クルセイダー。えっちゃんに何吹き込んでんだ」

 

「えっちゃん。あれのいうことはあまり気にしなくていいですよ」

 

「んん!!・・やはりこのパーティーに入って正解だったな!」

 

「こっちはお前を入れて間違いだったよ・・・」

 

ぽんぽん

えっちゃんが頭をやさしく子供をあやすように撫でてくれる。

 

こいつは向こうでも基本的しゃべらなかったが、こっちに来てさらに喋らなくなったな・・喋っても棒読みというか平坦な口調というか。

 

「元気を出してくださいカズマ。私やめぐみんがいますよ」

 

「そうですよカズマ。元気を出してください」

 

「え?わたしもいるよ?ねえなんで無視するの?」

 

「おまえは論外だ」

 

はあ、こんなテンションでやっていけるのか?」

 

 

えっちゃんside

 

カズマが終始下がったテンションのままカエル討伐に来た。

というかさっきのめぐみんの自己紹介はおもしろかったな・・

 

『我が名はめぐみん!!紅魔族随一の天才にして最強!!そしていずれ世界最強の魔法使いになるもの!!』

 

ははは、あの子は厨二病なのかな?

 

「おーい!出たぞー」

 

ん?何が出たんだ?

 

「あれがジャイアントトードです。」

 

え?デカすぎじゃない?あんなのと戦うの?

 

「大丈夫です。私たちがいるので思いっきりやっちゃってください」

 

とりあえず武器を出さないと!

ええとたしか懐のところに・・・あ!あった!

 

「おおおおおいいいい!!!早く助けてくれええーーー!!!」

 

目を向けるとカエルに追いかけられているカズマが目に映った

 

「・・・起動」

 

     ブオン!!

 

「・・・しんで」

 

グシャ!!

 

「「「「・・・・は?」」」」

 

「あっけない」

 

わたしはあっけなくしんだかえるをみてそうつぶやいた

 

 

カズマside

「お、おい。未井?」

 

「えっちゃんと呼んでください」

 

「お、おう。てか強いなおまえ」

 

「当たり前です。これを使って倒せない相手はほとんどいないです」

 

 

たしかに、俺とアクアが頑張っても1日2〜3匹が精々だったあのカエルを一撃で倒すとは思わなったぜ。

 

 

「す、すごいです!なんですかその『ライト・オブ・セイバー』みたいな武器は!かっこいいです!」

 

「ああ!だが、一撃というのは面白くないな・・」

 

「おい、なんか言ったか?」

 

アホセイダーがなんか言った気がするが気にしないでおこう。(すでに気にしている)

 

「いってない」

 

「そんなことより、それって転生特典なんでしょ?そんなのわたし見たことないけどなんなのそれ?」

 

・・・えっちゃんはこう言った。

 

「『邪聖剣ネクロカリバー』です」




武器の名前修正しました。

少し加筆しました。


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

このキャベツの群れに捕獲者を

これ書いていて気づいたんですが、時系列的におかしいですね。キャベツの後にダクネスが仲間になるんでしたっけ。
(言えない、えっちゃんがいるときにダクネスがいたほうが文字数的に楽なんて言えない)

もうこの際なんで少しだけ時系列おかしくてもいいですよね!


えっちゃんside

 

「お前すげぇーじゃねえか!その武器邪聖剣ネクロカリバーだっけ?なんかライトセーバーみたいだし。かっけえよ!」

 

「はい!爆裂魔法並みとはとは言いませんがとってもかっこいいです!」

 

「ああ!それはどれくらいの切れ味を持っているんだ!?」

 

「それたぶんほとんどの物質は切れるでしょ?」

 

「はい。おそらく基本的に切れないものはありません」

 

大きいカエルを倒した後は、先ほど見せた『邪聖剣ネクロカリバー』についての話だったりわたしについての話だったりを話しながら歩いてました。

 

というか、普通に『わたし』とか女口調?を自分で使っていますが長年使っていたような感覚で違和感がありませんね。

 

「そういやさ、お前はどこで寝泊まりするんだ?」

 

「?泊めてくれるんではないんですか?」

 

「あ~、泊めるのは構わんが馬小屋だぞ?それでもいいのか?」

 

「構いませんよ。贅沢なんて言ってられません。それにやはり冒険者といえば最初は馬小屋というものでしょう?」

 

「・・・うぅぅぅ。」

 

?なんででしょうカズマが泣いてしまいました。ここはやはり慰めるべきでしょうか

わたしは、少し背伸びをしてカズマの頭をそっと撫でてあげました

 

「やっぱ、お前はいいやつだよ。はっきりいってこのパーティーの中ではお前は天使だ・・・」

 

「ちょっとカズマここには本物の女神がいるんですけど?」

 

「そうですよカズマ。ここには美少女がたくさんいるじゃないですか」

 

「あ?お前らが美少女だぁ?見た目だけはいいかもしれんが中身が大問題だぼけぇ!!」

 

「「「え?」」」

 

「何をやっても不幸を呼び込む駄目神に、一日一回しか魔法を打てない爆裂狂、さらにはモンスターに突撃しようとする変態クルセイダー・・・それに比べたら未井は天使だろうが!てか女神だわ!」

 

「「「うううぅうっぅう!!!」」」

 

三人が必死に耳を抑えていますね。それにしてもなんでしょうか。カズマに褒められると心がポカポカするというかドキドキするというか。うれしいですね。

 

そう思っていると突然。

 

『緊急クエスト!緊急クエスト!冒険者の皆さんは至急!!城門前にお集まりください!!』

 

 

 

カズマside

 

「なんだこれ」

 

「おそらくこの時期でいえばキャベツでしょう。」

 

「「キャベツ??」」

 

「知らないんですか?キャベツとはシャキシャキしている野菜ですよ」

 

「いやそれは知っているけど」

 

「ああそういえば二人は日本人だったわね。この世界ではキャベツは飛ぶのよ」

 

「・・・どうしよう帰りたくなってきた」

 

そういうと俺の服を未井がつかんできた

 

「いきましょう」

 

「なんで」

 

「報酬」

 

「わかった」

 

このやり取りで分かってしまう俺も俺だけどさ。もうちょっとなんかないのかな。『いこ?』とかさ。

 

「それじゃレッツごー」

 

 

 

描写?ひたすらカズマがスティールとかえっちゃんと協力して潜伏使ってとらえるだけですが?あと文章力のない自分にはあまりうまくかけないのでかけるようになったら書こうと思います。

ご理解のほどよろしくお願いします。

 

 

「いやー大量大量」

 

「これでしばらくは余裕があるだろ」

 

「そうですね。これで杖を新しくできますね」

 

「私は鎧をもう少し強化してみようと思う」

 

「わたしは特にないのでカズマに預けることにします」

 

「なんで俺なんだ?」

 

「お金の管理については任せます。自由に使ってください。それに、信頼していますので」

 

「お、おうわかった。まかせろ!」

 

こうして、わたしのこの世界に来て初めての一日が終わった。

 

このあとですか?馬小屋でカズマの隣で寝ましたが、やはりカズマはヘタレでしたね。

隣に美少女がいるのに手をだしてこないとは・・



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

このリッチーに優しさを

カズマside

 

「・・・あの、今日のクエストは何にするんですか?」

 

「ああ、今回はアクアのレベルを上げるクエストに行こうかなと思っていてな」

 

「じゃあ、なぜそのアクアは泣いているんだ?」

 

「こいつがバカなことを言うからな。ちょっと泣かしただけだ」

 

「はあ、カズマ。あなたはけっこうな口撃力があるから女性に本気で怒ったらみんな泣くよ」

 

「そうですよカズマ。えっちゃんの言うとおりです」

 

「わ、わかったよ。今度から気をつける」

 

「そういえばダクネスはどこですか」

 

「ダクネスは鎧の修理状況を聞きに行ったぞ」

 

「そうですか。でしたらダクネスが帰ってきたらゾンビメーカーのクエストに行きましょう」

 

「おう、わかった」

 

「了解です」

 

「ほらアクア、行くクエストが決まったんですから早く起きてください」

 

「・・・・すかー」

 

「寝てる・・」

 

・・・子供かよ

 

「この子は子供なんですか?」

 

「えっちゃん、それは言ってはなりません」

 

こいつの性格は変わっていないんだな~。向こうにいた時から思ったことはズバズバ言ってたからな。そのせいで何人の女の子が泣いたことやら。

こいつ男の時はイケメンだったけど、女になったらなったでかわいいんだよな~。

神は理不尽だ!!!

 

 

えっちゃんside

 

カズマが何もしていないのに少し涙を流しているが、大丈夫なのでしょうか?

 

「とりあえず墓地の近くまで来てみましたが。それらしい気配はありませんね」

 

「えっちゃん、まだ油断しちゃだめよ。今回はゾンビメーカーだから危険度は低いけどこれがもしリッチーだったりしたらなにがなんでも倒すわよ。絶対に。」

 

「おいアクア。なんでそんなにリッチーを倒そうとするんだ?」

 

「リッチーは神の理から外れたものだからな、アークプリーストとしては許せないんだろう」

 

「そして、リッチーには種類がありまして自然発生したものと、魔法を極めたものが自分からなるという二種類です」

 

「は~。ちなみにどちらが強いんですか」

 

「もちろん後者ですね。自然発生したリッチーははっきり言って普通のプリーストのターン・アンデッドでも倒せますが、後者はそうはいきません。なにせ、魔法を極めていますからね、高い魔法防御力に魔法のこもっていない物理ダメージ無効。それに高い魔力値という高ステータスですからね」

 

「ほー、そういえばさゾンビメーカーの取り巻きは何体なんだっけ?」

 

「普通は2~3体よ」

 

「なんか、索敵に引っかかった数でいうと6~8体いるんだが・・これって誤差の範囲内なのか?」

 

「い、いえ。その数はおそらくリッチーだと・・・」

 

「!!そういえば、えっちゃんはどこだ!?先ほどから見えないが!」

 

「お、おいどこいったんだよ!」

 

「おーい、ここです。ここにいますよ」

 

「!!??!あ、あのあなたは誰ですか!?」

 

「あああああ!!!ここであったが百年目!覚悟なさいリッチー!!」

 

「おい!未井!早くこっち来い!」

 

「『ターン・アンデッド』オオォォォォォ!!!!」

 

「いやああああーー!?!?な、何するんですかーー!?や、やめてください!消えてしまいます!!わたしにはまだこの墓地にいる魂たちを送り届けるという役目がのこっているですーー!!」

 

「やめてあげてください」

 

「やめてやれ」

 

ドスッ

 

「へブッ!!」

 

え・・・何今の。見えなかったんだけど。それよりも、すごい音なったけど大丈夫かな

 

「大丈夫ですか?」

 

「は、はい。ありがとうございます」

 

「私たちはゾンビメーカーの討伐を依頼されたのですが、あなたがゾンビたちを起こしていたのですか?」

 

「す、すいません。ここにくると無条件でまだ肉体のある人たちが起きてくるんです」

 

「そうか。どうしようか、ここに来ることをやめてもらうことはできそうか?」

 

「ここに来ないと魂さんたちが地上にずっとさまよってしまうんです」

 

「そういうのはプリーストの仕事じゃないのか?」

 

「ええと、その、この町のアークプリーストの方々は、その、お金が・・」

 

「ようはお金の入らないことはやらないということですね」

 

「「「・・・」」」

 

「な、なによみんなしてこっちみて」

 

「とりあえず、あんたはいったん帰ってくれるか?ここのことは俺たちで何とかするから」

 

「そうですか!ありがとうございます!!私の名前はウィズといいます!この住所で魔道具店を営んでいるのでぜひ来てください!」

 

 

いいひとだったなあ~。

ん?それから?このあとわたしは眠たくてカズマにおぶさってもらって寝ていましたのでどんなやり取りをしていたのかはわかりません。




今回はいつもより少し長かったです。ほんと、駄文で申し訳ありません!

そういえば投稿ペースですが、一週間で多くて5回少なくても2~3回は投稿できるように頑張ります!


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

このヒロインに高額報酬を!

すみません。今回えっちゃん視点ありません。次回書きたいと思います!


カズマside

 

「なあ、クエスト受けたいんだけどなんでこんな高難易度のクエストしかないんだ?」

 

「ああ、それなら最近ここら辺のどこかに魔王軍の幹部が住み着いたため弱いモンスターはみんなどこかにいっちゃったらしいです」

 

「はあ!?なによそれ!!それじゃあお金を稼げないじゃない!くっそー。魔王軍めぇ。アンデットだったりしたら私がすぐに『ターン・アンデット』で消してあげるわ!」

 

「そうだな」

 

確かに冒険者という稼業は基本お金がない。そのため毎日クエストを受けるんだがこの街の冒険者たちのレベルでは達成できないレベルばかりのクエストしか残っていない

 

「そういえば、えっちゃんはどこへ行ったのだ?先ほどから見えないのだが・・・」

 

「さっき一人でクエストに行くといったきり見ていませんね」

 

「おい、さっきクエストには高レベルのクエストしか残っていないといっていなかったか?」

 

「まさか。一人で高難易度クエストに!?」

 

「い、いやさすがにいかねえだろ・・・たぶん」

 

「さ、さがしましょう!!「ただいま帰りました」ひゃっ!」

 

「び、びっくりした~。よかったクエストにはいっていないみたいね」

 

「いえ、いきましたよ」

 

「な?!どんなクエストにいったんだ!」

 

「い、今から教えるのでゆさぶらないでください」

 

「早く教えてください!えっちゃん!!」

 

「こ、これです」

 

『グリフォンの討伐』

報酬

100万エリス

内容

『山で薬草などの採集をしたいのですが、グリフォンがいるので採集ができません。

グリフォンを倒してください!!』

 

 

『ドラゴンの討伐および捕獲または生態調査』

報酬

500万エリス~

内容

『火山に今まで見たこともないドラゴンが現れたため調査をお願いします。

火山には重要な鉱石などもあるため早急にお願いします』

 

 

『ヒュドラの討伐』

報酬

1000万エリス

内容

『洞窟にヒュドラが住み着いてしまったのでそれの討伐をお願いします。

このままだといつ襲われるのかが気が気でないので早急にお願いします!!』

 

 

「なんだこりゃーーーー!!!!!!!!!!!!!!!」

 

「ひゃあぁぁ!!!!!」

 

なんだこれ!!なんでこんな高難易度クエストばかりやってんだよ!はっきりいって下手したら魔王軍幹部よりも強いんじゃねえのかこいつら!

 

「なんですかこの高難易度クエストの嵐は!!」

 

「これはさすがに無茶だ!!」

 

「もちろんあきらめたのよね!?またいくとは言わないよね!?」

 

「いえ、もう討伐完了したので・・」

 

「「「「「「はあぁ??!!!!!?????」」」」」」

 

「これ今朝受注したクエストですよ?!」

 

「おいおい、こんなのこんな早くクリアするどころか、討伐自体あきらめるだろ普通!!」

 

「いえ、邪聖剣ネクロカリバー(これ)があったので簡単でした。冒険者カードをどうぞ」

 

・・・・・まじかよ

 

「ほ、本当に討伐完了しています・・・」

 

「生態調査のほうはどうなんだ」

 

「あのドラゴンですか、火竜というよりは爆発系の攻撃ばかりでしたので命名するなら爆竜でしょうか?」

 

そのまんまだな

 

「あ、それより報酬ください」

 

「は、はいすぐに準備します」

 

(カズマ、あの子強すぎじゃない?)

 

(そうだな。)

 

「どうしたのですか?みんなしてそんな私を見つめてきて」

 

「あなたはなんというか、すごすぎて常識が通じませんね」

 

「あたりまえです。これでも一応英霊の力を持っているのですから」

 

「「「「「・・・・英霊???」」」」」

 

「ま、まあその話はあとにしようぜ!!」

 

「あ、あとカズマ」

 

「ん?なんだえっちゃん」

 

「この報酬はあなたに差し上げます」

 

「!?い、いやいいよ!こんな高額。おまえの好きに使え」

 

「そうですか、では家を買いましょう。でもこんな高いお金をつかって買う家はさぞかし大きいのでしょう。誰か一緒に住んでくれませんかね?」

 

そういいちらちらこっちを見つめるえっちゃん。ほんとわがままになってきているなあ。かわいいけど

 

「はあ、わかったよお言葉に甘えさせていただきます」

 

「うんうん、最初からそうしてればいいのです」

 

こうしておれたちは家を手に入れた



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

このヒロインに高難易度クエストを

遅くなってすみません!
諸事情によりしばらく、投稿できませんでした!
これからは、活動報告に書いたように投稿していこうと思います


えっちゃんside

 

わたしは、まだカズマたちが寝ている間に起きてしまったので、朝早くにギルドに来ていた。

 

「おや?えっちゃんではありませんか。どうしたんですか?こんな朝早くに」

 

「いえ、クエストをやろうと。」

 

「そうなんですか?さっき見たときは高難易度クエストしかありませんでしたが…いいクエストがあるといいですね。それでは私は少し散歩に行ってくるのでまた後で」

 

「はい。めぐみん。また後で」

 

めぐみんと別れたあと、わたしはクエストボードの前にいきました。

 

「何かいいクエストは〜……何故でしょう。高難易度クエストしかありませんね」

 

ギルドボードに書いてあったのはいずれも難易度の高いクエストばかりだった。

 

「……この体は英霊『謎のヒロインXオルタ』の体…ならば、これらのクエストもクリアできる…?」

 

取り敢えずやってみましょうか。

 

「すみません、これとこれとこれをやらせてください」

 

「はーい……え?!ちょ、これはダメです!あなたは期待の新人!こんな危険なクエストをこんな早い時期からやらせるわけにはいきません!」

 

「大丈夫ですので。はやく」

 

「……わかりました。いくら言っても聞きそうにないのでこれらのクエストを受理します。ですが!これだけは言っておきます。絶対に帰って来てください。危険と思えば直ぐに。そうしないと、わたしがみんなにどやされるので…」

 

「わかりました」

 

「それでは、行ってらっしゃいませ」

 

意外に簡単に行けたな

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

場所は飛ばしてグリフォンのとこまできました。

はっきり言わせてもらうと移動方法がなれないときついです…

 

回想……

『これ、オルタリアクター臨界突破したら、はやく移動できるのでは?』

 

ブォン!

 

『早速試してみましょう』

 

ズガッ!ビリビリ!!!!

 

『さぁ、いきますか』

 

ズォオオーー!!!!

 

『おぉ、早いですね』

 

………!

 

『う!!や、やばい…はきs……

 

 

〜回想終了〜

 

 

「はあ、慣れるまで練習しましょう。」

 

ところで、あれがグリフォンですよね?鷹の顔にライオン?の体がグリフォンであってますよね?

 

「でかい…」

 

まぁ、おそらく簡単に終わるでしょう

 

ブォン!!!!

 

勝負です…

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

はっきり言います。

 

 

 

 

弱すぎです。

あれが高難易度でしたら魔王はどれだけ強いんでしょう?これより弱かったらもう負ける要素がないですね。

 

さて、次はヒュドラです。ちゃっちゃと討伐しますよ。

 

 

 

「あの、ここがヒュドラのせいで困っている村でよろしいのですよね?」

 

「は、はい!あなたが来てくださった冒険者ですか?」

 

「ええ、そうです」

 

「あの、失礼ながらあなたのような女の子が討伐できるような弱い相手では〜…」

 

「大丈夫です。グリフォンもさっき討伐しましたし、そこらの冒険者よりも強いので」

 

「そ、そうですか…ではこちらへ。案内します」

 

「お願いします」

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

そうしてたどり着いた場所はこれぞ洞窟といいたげな場所でした。

イメージで言えばドラ◯エに出てきそうですね。

 

「ここにヒュドラが住み着いてしまいまして。ここは村にかなり近いでしょう?なので、皆が毎日怯えて暮らしているんです。お願いします!ヒュドラを倒してください!」

 

「わかりました。ですが、あなたはもう少し声を小さくしてください。ヒュドラが出てきてしまうではありませんか…というか出てきましたね。」

 

「え……」

 

グギャァァァァァァア!!!!!!!!!!

 

「ひ、ヒィィィィイ!!!!!」

 

「ほら、早く離れてください。邪魔です。」

 

「わ、わかりましたぁあ……」

 

ふぅ、さっさと倒して火山に行きましょう。

ですが、やはりかっこいいですね。想像通りです。さっきのグリフォンより強ければいいのですが。

まぁ、負けるつもりはありません。宝具は……必要ありませんね。

 

「5秒で終わらせましょう」

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

「ありがとうございます!!あなた様はこの村の恩人です!」

 

「「「「おおおお!!!」」」」

 

「あんなちっこい子がヒュドラを倒したのかよ!凄すぎんだろ!」

 

「やべぇよ!ぜってぇどっかの凄腕冒険者だぜ!」

 

「あの、もう行ってもいいですか?」

 

「いえいえ、もう少しいてください。あなた様には皆感謝しておりますので。」

 

「いえ、次のクエストがあります。それに遅いと仲間に心配をかけてしまいますので。ここで失礼します。」

 

「そうですか。では、この近くに来た際にはいつでもいらしてください。私たちはあなた様とあなた様のお仲間達に最高の礼儀を持っておもてなしさせていただきます。

皆のもの!冒険者様がお帰りになられるぞ!礼をいえーー!!」

 

「「「「この村をお救いくださりありがとうございました!!!!」」」」

 

「それでは。さようなら」

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

次は火山です。

で、来てみたはいいのですがこれ、グラ◯・ミラオスでは?

なんでここにいるんですか?いるなら、火山より湖がある場所にいそうなんですが……まぁ、いいです。さっさと倒しましょう。

 

「いきます」

 

ブォン!

 

グガァァァァアア!!!!!!

 

ザシュ!

スドン!

 

(今までのよりかなり強いですね)

 

グルオオオォオォォオ!!!!!

 

宝具を使うべきか?いや、何回使えるかわからないものを何回も使うべきではありませんね。

 

ブォン! スパン! ズガァン!!

 

バリバリ!!ビリビリ!!! スパァン!

 

グォォォーー……バタン……

 

「ふぅ、結構時間がかかりましたね。では、帰りますか」

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

そして、前話のカズマsideの話に戻る…

 

 

 

「はぁ、えっちゃんのおかげで臨時収入が入ったがこれからは一人で行こうとしないでくれ。心臓に悪い…頼むな?」

 

「………わかりました」

 

なぜ怒られるのでしょう?みんなのためと思ってやったのに。嫌われました?カズマに嫌われたら私にはもう行くところがありません。…あれ?なんで涙が?

 

「わかりましたから…捨てないで……」

 

「な!なんで捨てるって発想になるんだよ!捨てないよ!これからもうちのパーティーにいてもらうから!泣くなよ!」

 

「ほんと?」

 

「本当だ」

 

「よかった」

 

そこからは、寝てしまったので覚えていませんが。捨てられないとわかってから、何故か心が暖かくなりました。




戦闘シーンかいてみましたけど、下手ですよね。
駄文ですいません。
なんか、戦闘シーンとかで参考にしたほうがいいというのがあれば教えてください。


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

この首なし騎士にヒロインの恐怖を

『カズマさん糖分摂取のお時間です』にて、えっちゃんの邪聖剣ネクロカリバーの事について追加しておきました!


カズマside

 

「カズマ。ちょっと私に付き合ってくれませんか?」

 

そういって俺を誘って来たのはめぐみんだった。

 

「なんだ?俺に何して欲しいんだ?」

 

「いえ、ちょっと爆裂魔法を打ちたくて。なのでついて来てくれませんか?」

 

「そんなの一人で行けばいいだろ。俺を巻き込むな。」

 

「撃った後は誰が私を運んでくれるんですか!」

 

こ、こいつ開き直りやがった!

 

「まぁ、いいじゃないですか。私も一緒に行ってあげますから。それに。私も最近魔物を狩りたくてウズウズしているんです。途中で出た魔物は私が倒すので安心して撃ってください。」

 

「おぉ!流石えっちゃんです!カズマも見習ってください。」

 

「いや!こいつのたまに出るバーサーカーモードは見習えねぇよ!」

 

そう。実はあの高難易度のクエストにいったっきりえっちゃんはたまに強敵と戦いたいといって、一人で森に行こうとする(俺はバーサーカーモードと呼んでいる)。

 

「何をいまさら言っているのですか?・・・ああそういえば私の職業を言っていませんでしたね。これをどうぞ」

 

 

名前;謎のヒロインXオルタ

職業:バーサーカー

 

 

「って、ちょっとまてぇーい!」

 

え?え?えっちゃん前はセイバーって言ってなかったっけ?!なぜ違う職業?!

 

「お前。前はセイバーって言ってたじゃないか!え?変えたの?」

 

「いえ、変えてませんよ。ただ、バーサーカーか、アサシンしか適性がなかったのでバーサーカー兼セイバーにしようかと・・・」

 

何考えてんの!?馬鹿なの!?

 

「そ、そこまで言わなくても・・それにこの体の英霊はもともとバーサーカーですし・・・」

 

「はぁ、まあこの話はもうなかったことにしよう。で、めぐみんはどこにいきたいんだ?」

 

「お!!きてくれるのですね!では、行きましょう!近くに廃城らしき場所があったのでそこで撃とうと思います!さあ、カズマとえっちゃんもいざ!爆裂道へ!!」

 

「「いや、ついていくだけで爆裂道には染まらないから」」

 

「うぅ、そんなはもらなくてもいいではありませんか・・」

 

そんなこんなで俺とえっちゃんはめぐみんの日課となる『一日一発爆裂魔法を撃つ』に付き合うこととなった。

 

 

 

---------------------------------------------------

 

「おぉ!期待以上の爆裂し甲斐のあるいいお城ではありませんか!」

 

「どうでもいいから早くやってくれ。ここは安全というわけではないんだろ?」

 

「大丈夫です。カズマとめぐみんはわたしが守ります。・・・・!!近くに一撃熊の反応がありました。少し行ってきます。」

 

そういってえっちゃんが走り出そうとしていたので俺は強引に止めた。

 

「ちょっとまて。依頼も受けてないのに倒しても報酬はもらえないだろう?」

 

「もらえますよ?それに、こんなこともあろうかと討伐系の依頼はあらかた受けていますので心配は無用です。」

 

「いや、それでも一人で行くのは・・」

 

「カズマ。もう忘れてしっまたのですか?えっちゃんは高難易度クエストだろうが一人でクリアできるほどの腕を持っているではありませんか」

 

「大丈夫ですので。それではいってきます」

 

「あ、おい!」

 

たしかに、おそらくえっちゃんの実力は今までこの世界に転生した地球人の中でもトップクラスだろう。だが、それでも一人で女の子が熊だとかドラゴンに挑むということには不安がある。

 

「もう、カズマは心配性なんですから。それより見ていてください。おそらく今までで一番いい爆裂魔法が打てますよ!」

 

それから、俺たちの日課が始まった・・・

 

 

それは、明るいお昼頃の時

 

 

『エクスプロージョン!!』

 

 

それは、寒い雨が降るとき

 

 

『プロージョン!!!』

 

 

朝の散歩の間に

 

 

『ジョン!!!』

 

 

そんな日々を毎日続けていた。

 

 

『エクスプロージョン!!!』

 

 

「お、今日はなかなかいい感じだったぞめぐみん。ナイス爆裂!」

 

俺がサムズアップしながらそう言うと。倒れているめぐみんが同じくサムズアップしながら

 

「ナイス爆裂。ふっふっふ。カズマも爆裂道がわかってきたのではないですか?これを機にアークウィザードに転職して同じ爆裂道を歩むのはどうでしょうか・・・」

 

「爆裂魔法かぁ。引退前になって遊ぶのもいいかもしれないな。」

 

「さぁカズマ、めぐみん。帰りますよ。今日は、初心者殺しとグリフォンを討伐したので報酬には期待しててください。」

 

「おう、わかった。」

 

「それにしても。えっちゃんはすごいですね。王都でもやっていけるのではないですか?」

 

そう、えっちゃんのおかげで毎日臨時収入が入り、いまでは貯金が約2億エリスにまでなっているのだ。

 

「ああ、なんでお前はこの初心者の町にずっといるんだ?」

 

「そんなの、決まっていますよ。カズマたちがいるからです。それ以外に理由はありませんよ」

 

そういうえっちゃんはどこか儚げで、いまにもいなくなってしまいそうな表情だった。その顔に不謹慎ではあるだろうが、おそらくめぐみんも同じであろう。顔が赤くなっていた。そう、見惚れていたのだった。

 

 

---------------------------------------------------

 

えっちゃんside

 

めぐみんの日課が始まって数日後・

 

『緊急!!緊急!!

冒険者の皆さんは直ちに門の前まで来てください!!』

 

なんの騒ぎでしょうか?

 

「なんの騒ぎだこれ?」

 

「わかりません。とりあえず行きましょう」

 

 

門の前

 

そこには、鎧を着た首なし。

『デュラハン』がいた。

 

「俺は最近この近くの城に引っ越してきたものだが。ま、ままま、毎日欠かさず爆裂魔法を撃ちこんでくる大ばか者はどこのどいつだあああああああああ!!!!!!!!!!!!!」

はあはあ

 

 

「爆裂魔法?…」

 

「爆裂魔法つったら・・・」

 

視線がめぐみんに集まるがそのめぐみんが視線を隣にいる無関係のウィザードに行きそうになったところで私が前に出た。

 

「あ、おいえっちゃん!!」

 

カズマside

 

「すいません。たぶんそれ私の仲間です。」

 

えっちゃんが、そんなことを言いながら前に出て行く。

 

「ほお。正直に出てきたところは誉めてやろう。だが、この俺が魔王群の八人しかいない幹部の1人d「知りません」・・・は?」

 

「いえ、あなたがどこの馬の骨とも知りませんし興味もありません。」

 

……ぷ!そ、そんなこと言ってやんなよえっちゃん。デュラハンさんがかわいそうだぞ…ククッ。

 

「・・・ほ、ほおう、そ、そうか。だが、おれはこの地に調査をしに来ただけだ。そこまで殺しはする気がないが。このまま帰るのは幹部としてメンツが立たんからな。そうだな・・・さっき貴様と話をしていたあのおとk

 

            ザっ!!!!

 

「!!!?????」  ガキン!!!!

 

「今・・・誰を殺そうとした。」

 

もしカズマを殺そうとしたのなら、貴様・・・殺すぞ・・・

 

そんなことを言っているような目でデュラハンに見えない速度で急接近しあのネクロカリバーを叩きつけた。

 

「ひっ!!!!」

 

見るだけでわかる。デュラハンが恐れている。かくゆう俺もかなり怖い。

 

 

 スッ    ザザ!!!

 

『・・・魔力転換炉(オルトリアクター)臨界突破』

 

 

そう言ってえっちゃんが懐から新たな筒状の棒を取り出したかと思うと光剣が出てきた。

…もうあれ、ビームサーベルだろ。

 

 

「ま、まて!小娘!!話し合おうではないか!!!!」

 

『・・・・我が暗黒の光芒で素粒子に還れ!!!!!』

 

「ゴ!!!グギ!!!オゴォ!!!!」

 

黒龍双剋勝利剣(クロス・カリバー)!!!!!』

 

その直後、光がクロス状になって消え去っていった。

 

 

「そ、そんなばかなーーーーーー!!!!!初登場でこんな早くやらr・・・」

 

 

なんかメタいこと言っていたな…だか、これだけは言わせてくれ。

 

 

 

 

 

え、ええぇぇぇぇぇええええええ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

 

な、なにあれ!!??魔王軍の幹部を一撃で倒したんですけどーーーー!!!!

 

みんなも、なんか固まってるし。強すぎでしょおおーーーー!!!!なに?えっちゃん怒らせて本気だしたらこうなんの?!

 

「?どうしたんですか?みんな固まって」

 

「い、いや。いまのはなにかなーって」

 

「ああ、宝具ですか。まだ全力では使えませんが、あれくらいなら倒せて当然でしょう」

 

ええええええええええええええ!!!!!!あれで全力じゃないのかよ!!やべえ・・・

 

「と、とりあえず幹部は倒したんだろ?なら、宴会といこーぜぇえ!!!!」

 

ナイス男の冒険者!!!たしか、あいつの名前はキースだったか?まあ、今は宴会のことだけ考えよう。今日のことはもう忘れよう。うん。そうしよう。

 

 

 

ま・・・気をゆr・・・・きさ・・・・わたs・・・・宝具を・・・・またよr・・・・会おう。

 

 

 

?何か聞こえたか?まぁいいや。さっさと帰ろう。




不遇のベルディアさん。貴様に次はない!!!!
名前すらでなかったですね。

そして、今回はえっちゃんがとうとう宝具を使いましたね!
カズマLOVEがすごい・・・・
そして最後の謎の声・・・まあ、明日には正体がわかっちゃいますけどね!!

それでは、また次回~~~

加筆しました!


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

この神器に祝福を

リクエストにあった。
『カズマを1話だけTSさせる』を書いてみました!

ちょっと変更して1日だけにしました。こちらの都合で変えてしまいリクエストしてくれた方に申し訳ありません。

途中からはもうリクエストとか関係なくなってしまってます。すいません


カズマside

 

「なぁえっちゃん。ウィズの所に行かないか?」

 

「ウィズとは誰ですか?」

 

ガクッ

 

「いや、前墓場で会ったリッチーだよ。」

 

「あぁ、あの人ですか。」

 

こいつ。本当に忘れていたのか?

 

「そう言えば。あのデュラハンの討伐報酬などは受け取らないのですか?」

 

「ん?あぁ、なんでも結構な額らしいから準備に時間がかかるらしい。」

 

「そうですか。……もし、出し渋ったりした場合は屋敷を破壊し尽くしてその領主を恐怖のどん底に落としてから早急に払わせますか…」

 

「…なんか物騒なこと考えていないか?」

 

「そんなことないです」

 

?なんか嫌な予感がするな。とりあえず、領主さん逃げて超逃げて。とだけ思っておくか。

 

「さ、行きましょう。カズマ。」

 

「お、おう」

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

えっちゃんside

 

「そういやさ、えっちゃん。」

 

「なんですか?」

 

「お前、あのデュラハン瞬殺しただろ?」

 

「そうですね。」

 

何が言いたいのだろう。謎のヒロインXオルタの力なんだから普通じゃないの?

 

「いや、今までの転生者たちでも倒せなかったのにすげぇなぁ〜と思ってさ。」

 

確かに。今までの転生者たちの中には私と同じような宝具を頼んだものもあるはず。なのに何故こんな簡単に倒せたんだろう。

 

ん?そう言えば。この世界に来た時に紙が最初からポケットの中に入っていたよね。それを後で読んでおこう。

 

「ん。ここだな」

 

見た目は普通の魔法道具店ですね。

 

「おーい。ウィズいるかー?」

 

「はーい。…あ!カズマさん!いらっしゃいませ!本日はどのようなご用件ですか?」

 

「前リッチーのスキルを教えてくれるって言ってくれたろ?だから教えてもらおうかと思ってな。」

 

カズマ達が何か話していますが、興味がないのでそこら辺のポーションとか神器みたいなのを調べて見ます。

 

「あ!えっちゃんさん!それは振動を加えたら爆発するポーションです!」

 

・・・戻しましょう。それでは隣のポーションを・・・

 

「あ!それは濡らしたら爆発するポーションです!」

 

「……あの。ここは爆発するポーションしかおいてないんですか?」

 

「い、いえそこがたまたま爆発系のポーション棚だっただけですよ」

 

苦笑しながらウィズはそう言った。

 

「なら、この神器は?」

 

「それは確か、性別が反転する神器だったような気がします。」

 

「へぇ。そんなのがあるんだな。」

 

……起動の仕方は恐らくこうでしょう。

時間差起動にして。

 

「カズマ…これを持っていてください。」

 

「ん?わかった。」

 

よし。カズマに持たせてしばらく経てば…

 

「?!なんか光ってんだけど?!」

 

「ちょ!えっちゃんさん!起動できたんですか?!」

 

フンス!

当たり前です。この程度の神器見ただけで簡単にそうさでき…?何故操作できるのですか?

 

「お、おい!ドヤ顔からの疑問系はやめろよ!こわ、ちょ!ヤバ!」

 

ピカーーー!!!!

 

う!眩し!

 

「キャァア!!!」

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

どうしたのでしょうか。突然眩しくなって…あ!カズマは?!カズマは大丈夫ですか?!

 

「うぅぅ」

 

「その声はウィズですか?どこにいるんですか?」

 

「こ、ここでーす」

 

ヒラヒラと手を振りながらこちらに近づいてくるウィズ。

よく場所が分かりましたね。あ、そう言えばウィズはリッチーでしたね。

 

「カズマはどこですか?」

 

「こ、ここだー。た、助けてくれー!」

 

この声は…女の声?ですが、雰囲気はカズマでしたね。

 

ゴホゴホ!

 

煙が凄いです。

 

「ウィズ。窓を開けてもよろしいですか?」

 

「構いませんよ」

 

ところで、あの爆発系のポーションたちはどうしたのでしょうか?あの振動なら爆発してもおかしくないのに。

 

『不思議パワーだよ〜』

 

?!何か聞こえた!

 

『後でね!』

 

聞こえなくなりました。

 

「!それよりもカズマです!大丈夫ですか!カズ……マ……」

 

「な、なんだよえっちゃん。どうせ可愛くないんだろ?分かってるよそんなの。だから、早く感想を言えよ!」

 

か、かわいい!!!

 

「に、似合ってます。」

 

「え?」

 

「かわいいですよ!カズマさん!」

 

「は?どゆこと?」

 

見た目で言えば。

身長はジャック・ザ・リッパーほど。髪の長さは茨木童子ほどで、見た目が限りなく近いのは沖田総司でしょうか?まぁ、言って仕舞えばアルトリア顔。そして、服も何故か新撰組。沖田総司の幼女化みたいなものでしょうか。

とても似合っていて、かわいいです。

何故、沖田総司なのでしょうか。あ、そう言えば使う際に私は沖田総司みたいな姿がいいと思い、想像しましたが、もしかして操作した人が想像した姿(性転換に限る)になるという能力でしょうか…

 

「まぁ、別に動くのに不便はしない。というか逆に動きやすくなった。」

 

「カズマ。冒険者カードを見て見てください。」

 

「何故見るのですか?」

 

「恐らく、姿が変わるのは1日だけでしょう。その間ステータスの方もなった姿の元となる人のステータスの恩恵が得られるかもしれません。」

 

「ふーん。ちょっと見てみるか。」

 

意外に落ち着いてますね。

 

「えっちゃん。その顔は『意外に落ち着いてますね』って顔だな」

 

何故分かったし!この顔は凄いポーカーフェイスのはず!

 

「な、何故分かったんですか?私にはほとんど無表情にしか見えませんけど。」

 

「こいつは昔からというか、まぁ、ほとんど無表情なのは変わらないからな。」

 

クッ!ここで幼馴染ということが裏目に出てしまうとは!このX一生の不覚!!

 

「おい、遊んでないで要件済ますぞ」

 

「はい・・・」

 

カズマは幼女になっても変わらないんですね。

 

「それでは、今回は『ドレインタッチ』というスキルを教えていこうと思います」

 

「あぁ、頼む」

 

「それで、えっちゃんさんに頼みがありまして・・」

 

「なんですか?」

 

「実は、私のスキルは基本もう一人私のスキルを受けてくれる方が必要でして・・」

 

ふむ。つまりわたしにそのスキルを使ってカズマが覚えるということですか・・・

 

「かまいませんよ」

 

「!本当ですか!!ありがとうございます!!」

 

少しはしゃいでますね。

というか、さっきからカズマは何をしているのですか・・・

いくら沖田総司に似ているからと言ってそんな刀を構えなくてもいいのに・・・って刀?!

 

「あの、カズマ・・その刀はいったい・・」

 

「さあ?なんか武器ねえかなって思ったら出てきた」

 

もう英霊でいいのではないでしょうか?

 

『それは困るな。彼にはもう渡す英霊の器は決まっているんだ。こういうことはもうしないでくれよ?』

 

だからさっきからあなたはいったい誰なんですか!

 

『夜に夢の中で会えるよ。それと、この世界に来た時に渡した手紙は早めに読んでくれよ』

 

はあ、わかりましたから消えてください。

 

「なあ、早くやってくれよ・・」

 

「ああ、すみませんねカズマ。・・さ、早くやりましょうウィズ」

 

「はい。それでは・・『ドレインタッチ』!!」

 

!!!こ、これは結構きついですね。おそらく少ししかとっていないつもりなのでしょうが、そこはやはりリッチーというべきか。本家だからかもしれませんがもう少しとられていたら立つことが不可能になっていましたね・・・

 

「はい。カズマさん冒険者カードを見てください」

 

「わかった。ついでにステータスも見てみるよ・・・・おお!あったぜ『ドレインタッチ』それと、ステータスのほうは・・・え?」

 

「よかったですね。ところでステータスはどうなっているのですか?」

 

おそらく、その姿ならあの時のデュラハンさえも簡単に倒せるでしょう・・

 

「なんか、信じられないほど上がってる。筋力なんてさっきまでの何十倍以上はある・・・」

 

「やはりですか。その姿は英霊沖田総司に限りなく近いですからね。・・・まあ、幼女ではありませんが。」

 

「まじかよ」

 

「で、ですが強くなったんですよね!ならこの際容姿なんて気にしなくてもいいんじゃないでしょうか!」

 

「そ、そうだな!」

 

「それでは、帰りますよ。カズマ」

 

「え、い、いやもう少しここにいてもいいんじゃないか?」

 

「めぐみん達にも見せてあげないと・・・・」

 

「いやだ!!ウィズ!助けてくれ!!」

 

「え、えっちゃんさんそのくらいにしといたら・・」

 

「どうせ会うことになるんです。それでは、失礼します」

 

「あああぁぁぁぁぁ!!!!」

 

「・・・頑張ってくださいカズマさん。」

 

 

-----------------------------------------------

 

「あ。おかえりー」

 

「えっちゃん。カズマはどこですか?」

 

「ああ、そういえば見えないな。」

 

「ここです」

 

わたしはそういってカズマ(沖田総司の姿)を前に出した

 

「うわあ!!」

 

「「「・・・・」」」

 

「あ、あははは」

 

「「「「「はああああぁぁっぁあぁ!!!!?????」」」」」」

 

おや、どうやらギルド中の人たちも驚いたようですね。

 

「お、おい。お前本当にカズマなのかよ・・」

 

「あ、あの鬼畜のカズマがこんなかわいらしくなるなんて!!」

 

「「「はあはあ。いい!!!」」」

 

「こんなかわいらしいなら。このままでいいんじゃね?」

 

「プププ!!カズマさんったらこんなかわいい幼女になっていったい何するのかしら?」

 

「(絶句)」

 

「う、うむ。かわいいな」

 

「あ、ちなみに一日で元に戻りますので。いま変な発言をした人たちは覚悟しといたほうがいいですよ。この姿のカズマはいつもの数十倍は強いですから」

 

「「「「「「・・・・は?」」」」」」

 

・・・・ス・・・カチ

 

隣から刀を抜く音がしましたね

 

「・・・・死ね」

 

と、同時に空気が切り裂く音がしました。

そしたら。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

            ストンっ!

 

「「「「きゃあああああああ!!!!!!!!!!!」」」」

 

「「「「うおおぉぉぉぉお!!!!!!!!!」」」」

 

男の冒険者(先ほど変なことを口走った人たち)のズボンが勢いよく地面に落ちました。

 

「カズマ。今日はついでに家を買うのでしょう?」

 

「あ!そうだった!!はやくいくぞえっちゃん!!後、お前等!!次変なこと言ったらちょん切るからな!!」

 

((((((ナニを??!!??!!??!!))))))))

 

「めぐみんたちもいくぞ!!」

 

「あ、まちなさいよ!」

 

「ほら、ダクネスもいきますよ!」

 

「はあはあはあ、やはり根本はカズマだったか!!」

 

 

--------------------------------------------------

 

 

購入時に屋敷を買うことになり、冒険者だからという理由で拒否されかけましたがわたしとすこしオハナシした後お金を見せたらすぐに紹介してくれました。後なぜか少し値下げもしてくれたのできっとわたしとのオハナシが効果的だったのでしょうということを言ったらみんなになぜか苦笑されましたがまあいいでしょう。それよりもなぜ屋敷を買ったのかというとお風呂があったからです。今日は(というより毎日)一緒に入りたいからです。同じ性転換者ですしね。

 

 

「さあ、もう暗くなってきましたし。お風呂に入って寝るぞ」

 

「では、カズマ。一緒に入りましょう。」

 

「そうね、あんたらは一緒に入ったほうがいいでしょう」

 

「まじで?」

 

「さあ、行きますよ」

 

 

 

カズマside

 

ひどい目にあった。

いろいろ知りたくもないことまで教えられた。

 

「さあ、もう寝よう早く寝よう」

 

「そうですか。それでは、おやすみなさい。カズマ」

 

「おう、みんなもおやすみ~」

 

こうして波乱な一日が終わった。

 

 

 

 

 

---------------------------------------------------

 

 

ここは・・・夢の中か?

 

『そうだ』

 

だれだ?

 

『わたしか?わたしは英霊だ。真名は『エミヤ』だ』

 

そこに立っていたのは褐色肌で白髪のイケメンだった。

なにより特徴的なのはこの世界だ。夕方なのか空はオレンジ色。そして、周りには数えきれないほどの剣だった。

 

『ここは『無限の剣製(アンリミテッド・ブレイドワークス)』だ。これはわたしの宝具だよ』

 

へー。

 

『あまり驚かないのだね。・・あぁ、君の近くにもサーヴァントがいるのか。」

 

そのサーヴァントがなんなのかしらないけど。おれの幼馴染がその宝具とかいうやつで俺たちを守ってくれたからな。

 

『ふっ。どうやら君にはそこまで力を欲していないみたいだね』

 

いや?力はほしいよ

 

『ほお。何のために?』

 

決まってんだろ?

みんなを守るために。もう、えっちゃんにばかり負担をかけることはしたくない

 

『そうか・・・ならば、わたしの力を君に託そう』

 

え!?いいのかよ!

 

『なに。かまわんよ。しばらくわたしの出番はなさそうだからね。それに君なら託しても問題はなさそうだ』

 

でも、使い方がわかんねえぞ?

 

『使い方は君の記憶に直接送り込んである。それでは。魔王討伐頑張ってくれ。』

 

あ!まってくれよ!

 

『またいずれ会えるさ』

 

そうか。じゃあな

 

『ああ、君の頑張りにわれら英霊は期待しているよ』

 

エミヤはそういったらもう消えていた。

おそらくもう目覚める時間なのだろう。

 

 

絶対に魔王を討伐してみせる!!!!!!!!




少しプロローグの方に追加を書いておきました。宜しければ読んで見てください。場所的に言えばえっちゃんが、お金がなくて一度冒険者になるのを待った時です

そして今回でおそらく一章終了?
次からは二章でデストロイヤー編かな?
というか、えっちゃんのこと書くの忘れてた…次回!次回書きます!
宣言通りのことをできなくてすみません。


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

この神様?からの説明に祝福を

今回から二章と言ったな。

あれは嘘だ

いや、ほんとすみません。今回は何故えっちゃんがこんなに強いのかという説明をしたくて…
次回は絶対に二章入ります


えっちゃんside

 

さて、夜ですが…あの紙まだありましたっけ?

ちょっと探しましょう。

 

ガサゴソガサゴソ

 

〜数分後〜

 

ガサゴソガサゴ!

 

ありました!

さて、早速読んで見ましょう。

 

 

『面白い魂の転生者へ

やぁやぁ!やっと読んでくれたね!僕は神さ!』

 

知ってます。

というか、イラっ!ときますね。

 

『今イラっ!ときただろう?ごめんね⭐️僕、昔からみんなをイラっ!とさせる喋り方になるんだ!そこを了承の上で読んでね?』

 

?もしかして、リアルタイムで書かれている?

 

『正解!さ!それらはさておき。何故君がそんなに強いのかを説明するね。

まず、君が強い理由は簡単さ!この世界のステータス自体が数値化すると魔王でさえ今の君よりちょっと強い程度だからね!君にはおまけとしてレベル1の時点で君が選んだ特典『謎のヒロインXオルタの容姿と能力』の謎のヒロインXオルタの最高ステータス(聖杯使用後)と同じでね。更にそこから上がっていくから最終的には君のステータスは下級神では勝てないし、中級神では本気を出しても勝てない可能性が出てくるレベルに強くなるからね。そして、宝具レベルも最高になってるはずさ!キラッ!』

 

え?それは強すぎじゃない?

 

『ちなみに、君の好きな人も英霊の器にちょうどよくてね。とある英霊が彼に能力を与えるはずさ!』

 

わたしの好きな人?カズマのことか?わたしはカズマのことが好きなの?まぁ、今はそれより手紙だ。この事は後で考えよう。

 

『そして、君の今の実力は魔王を超えたあたりのはずだよ。その力。決して悪用しないでくれよ?君とカズマくんの父親たちから怒られるのは僕なんだから』

 

?何故わたしたちの父親から神が怒られるの?

 

『おや、その反応は知らない感じだな?まぁ、答えは直ぐにわかるさ。今の君たちの実力ではあれらに勝てないからね喧嘩を売ってはダメだよ?』

 

あれ?あれってなんだ?

 

『そうそう。君のネクロカリバー。そろそろ壊れる頃合いだから、注意して戦いなよ?あと、冬はクエストをやらないことをお勧めするね。クエストをやれば君たちに不幸が訪れてしまう。それだけは避けないといけないからね。君も一度想像して見たら?今の自分にとって一番不幸なこと。」

 

一番不幸なこと?カズマが死ぬこと…カズマが死ぬ?そんなのありえないわたしがそばにいるからだってかずまはわたしにとっていちばんたいせつなそんざいなんだからわたしがつねにそばにいててきからまもってあげないといけないねそれならいまからでもかずまのへやにいかないと………

 

 

『わーーーーストップストップ!君に不幸なことを聞いた僕がいけなかったね。まぁ、そんなことだから冬はクエストをやらないこと。ね?じゃあね?また僕と連絡したかったらこの紙をもつといいよ。』

 

は!わたしはいま何を…

それより、なんでおまけをくれたの?

 

『君は男でありながら女の魂を持っていたからね。だからその体と魂が一致しやすかったんだ。それに君は面白かったからねそれが理由さ!それではまたね?』

 

そう出た後は文字がどんどん消え始めた。

 

そうか、わたしが強い理由はこれだったんだ…




これでどうですか!?
満足できませんでしたか?駄文でごめんなさい。そして、文字数が少なくてごめんなさい。

これからも頑張りますので応援よろしくお願いいたします。

そして次回は絶対に二章です


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

二章
この素晴らしい報酬に祝福を


今回からは二章になりますが、ベルディアとの戦いで借金を背負うことがなかったじゃ無いですか。
どうしますかね?冬将軍と邂逅する前に領主を追い詰めますか?今の所領主と接点どころか借金のタネさえなくて、カズマに嫌がらせなんて出来ないので領主に関わる必要がないんですよね。
個人的には悪魔とえっちゃんの戦いを書いてみたいのでちょっと聞いてみました。では、意見をくれる場合は下さい!


カズマside

 

今日は待ちに待ったデュラハン討伐の報酬を受け取る日だ!楽しみだなぁ〜。なにせ、魔王軍幹部だからな!次からは恐らく俺もえっちゃんの戦闘に加われるだろうけど今回はえっちゃんのおかげで大金を手に入れることができるからな!……はぁ、こんな事ならアクアを転生特典に選ぶんじゃなくて俺も特別な力を選べばよかった…はぁ。

 

ま、それはさておき。ここの領主はいい噂が基本的にないらしい(神さま情報)。だから俺たちの報酬を何か理由をつけて借金にするか、払わない可能性があるらしい。

 

ちなみに、それを聞いたえっちゃんは何処かへ行った後数時間経過してから帰ってきた。何をしてきたんだろう?

 

「ところで、アクア達はどこ行ったんだ?」

 

「アクアでしたら先にギルドに行くと言ってましたよ。なんでも宴会芸スキルを使って欲しいらしくて。めぐみんとダクネスはアクアについて行きました。」

 

おい。あいつは一応女神なんだからもっと女神らしく行動しろよ…宴会芸で呼ばれるとか。もうあいつ宴会芸の女神でいいだろ。

 

「カズマ。いくらなんでもそんな考えはいけないです。一応あれでも水の女神ですよ。」

 

「お前は俺の心が読めるのかよ…」

 

「ある程度は」

 

他者視点の場合。(主にわたしからしたら)もうこいつら夫婦でいいんじゃねぇの?こいつらこれで付き合ってすらいないんだぜ?ちなみに、ギルドでえっちゃんに声をかける男がいないのはカズマとえっちゃんが付き合っている。もしくは結婚しているという噂がありえっちゃん自身が他の人(カズマはえっちゃんに関してはとても鈍感になる。えっちゃんからの好意は親友としての好意としか思っていない。)からわかりやすいほどにカズマのことを好いている。

 

 

『ち!リア充め!爆発しろ!』

 

『見てて砂糖吐きたくなる!』

 

『く!今日はヤケ酒だ!』

 

 

「何かみんな殺気だってんなぁ」

 

「何故でしょうかね?っと。ギルドに着きましたね」

 

「あぁ、さっさと報酬もらって家帰るぞ〜」

 

「宴会に参加しなくても良いのですか?」

 

「んー。えっちゃんはどうする?」

 

「わたしは一応参加する気ですよ」

 

「なら参加するか」

 

そう言えば。あのデュラハン…魔王軍の幹部なんだよな。結構高い賞金だったら良いなぁ。

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

えっちゃんside

 

この街の領主ははっきり言ってクソ野郎でしたね。あれはいづれもっとひどい目に合わせましょうか。賞金のことも廃城を破壊したからと言って修繕費に借金を背負わせようとしましたし。…廃城なんですから直す必要ないですよね?なのでオハナシをしたら少し時間をかけましたが納得してくれましたので報酬も期待しておきましょう。何兆エリスといくんでしょう。楽しみです♪

 

「お!みんなー!!!今日の主役が来たゾォーー!!!」

 

「「「ウオォぉぉおお!!!!」」」

 

「やっぱすげぇよお前ら!冒険者になってそこまでたってないのに魔王軍幹部を倒すなんてな!」

 

「当たり前です。わたしのレベルはデュラハン討伐の時にはもう39めでいってたんです。今は43ですが…」

 

「ははは!どうやらお前らには常識が通用しないらしいな!」

 

「おい。その『お前ら』に俺も加わってんのかよ…」

 

「当たり前だろ!こんな化け物達のリーダーなんだからよ!」

 

その返事に対してカズマが「えっちゃんはともかく。アクア、めぐみん、ダクネスはただの馬鹿なだけだから!それに俺は化け物じゃねぇ!」と言いました。あの。わたしも化け物ではないのですが…

 

「まぁまぁ。早く報酬をもらいに行きましょう。」

 

「そうだな。」

 

そして。わたしとカズマは受付の前まで来ました。

 

「お待ちしておりました!カズマ様!そして、カズマ様とそのお仲間の方々には普通の報酬と特別報酬がございます!」

 

うおおおぉぉぉぉぉぉお!!!!!!

 

「まぁ。当然ですね」

 

「カズマカズマ!これでしばらく飲んで暮らせるわね!」

 

「あぁ、暫くは危険なことはしなくても済みそうだ」

 

「な!それは困るぞ!」

 

「困るのはダクネスだけなのでは?」

 

「ま、早く報酬をくれよ。」

 

「はい!こちら!報酬金の三億エリスです!」

 

「「「「「さ、三億ぅぅぅう!!???」」」」」

 

す、少な!これくらいでしたらやろうと思えば1日か2日ぐらいで貯めることが出来そう…

 

「よっしゃああ!!!今日は俺の奢りだァァァァア!!!」

 

「「「「うおおおおお!!!!よっしゃああ!!!!」」」」

 

ま、カズマが楽しそうなので良しとしましょう。

 

 

 

 

その時のえっちゃんの表情を見ていた少年の冒険者はこう語った。

 

『あの時のえっちゃんさんの表情は何処か、狂気を持っていてそれでいてとても恍惚としていて。僕はその表情に心を奪われました。とても、色っぽかったです…』



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

この二度目の死に絶望を

冬将軍…どんな感じに書けばいいんですかね?


えっちゃんside

 

わたしたちに三億エリス(+約二億エリス)の大金が手に入った…これでしばらくはクエストを受ける必要がなくなりましたね。それに、いまは冬ですから出て来る敵も強いものしか存在しないらしいです。

 

「ねぇねぇカズマさん。」

 

「はいはいカズマだよ〜?」

 

「お金を貸してくださいな?」

 

「何故ですか?」

 

「デュラハン討伐の報酬を全部使っちゃったのよぉ〜!!それに、多額のツケもあってあと3日以内に返さなくちゃいけないのよぉ〜!!!!」

 

「お前は馬鹿か!あの時のデュラハンの報酬を分けて個々で使おうって言ったのはお前だろーが!!!それをたった一ヶ月以内で使い切るってどんな使い方したんだ!!」

 

「だって、私の分がえっちゃんよりも少なかったじゃない!!」

 

「当たり前だろ!!あのデュラハンを倒したのは全部えっちゃんの力だろーが!それでも分けてくれたえっちゃんに礼を言うことはあっても非難する筋合いはねぇーよ!!」

 

そうです。先程から流れて来る声はカズマとアクアの言い争いです。

デュラハン討伐の報酬を受け取ったあとわたしたちは家に帰り報酬をどうするかと言う話をしました。

 

カズマはわたし一人のお金にしてもいいと言ってくれたのですが、仲間なので分けることにしました。それを聞いたアクア以外はとても嬉しそうでしたが、アクアだけは『当たり前ね』見たいな表情でしたのでカズマがアクアの分だけ他のみんなよりも少なくしました。

 

「なら、クエストに行くのはどうですか?」

 

「今は冬だろ?外に出たくないんだよ。」

 

「流石の私も冬はクエストに行こうと思わないな…」

 

珍しくダクネスがクエストに行きたくないと言いました。

 

「めぐみんはいいクエストを知っているのですか?」

 

「雪精というとても弱いモンスターがいるのですが、それの討伐報酬が十万エリスなのです。」

 

…最後のセリフで某艦隊ゲームのでんちゃんを思い出しました。

 

「それよ!それに行くわよ!さぁ!みんなも早く準備をして!」

 

「「「……はぁ。」」」

 

ため息をつきながらもちゃんと準備をする時点でみんなも優しいですね。

…そう言えば、カズマがギルド内で鬼畜のカズマと呼ばれていたのですがどういうことでしょう?

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

カズマside

 

「それじゃあ作戦通りえっちゃんは手を出さないでくれ」

 

「分かりました」

 

「んじゃ、ダクネスが集めてそこをめぐみんの爆裂魔法で一気に倒す。それで行くぞ。」

 

「ねぇねぇカズマさん。私は何をすればいいのかしら?」

 

「お前はなにもせずに座って待ってろ。」

 

「それが妥当です。さ、一緒に休んでいますよ。」

 

「あぁ、アクア。私たちに任せておけ。」

 

「さっさとアクアの借金を返して帰りましょう。

あ、カズマ。後でお酒を飲んで見たいのですが…」

 

「それはまた今度な」

 

この世界では酒を飲むのに年齢は関係ないとは言えめぐみんが酒を飲むのはあまりいいとは言えないからな。みんなが見ていられるとこでならいいだろ。

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

そういや、なんでこんな簡単なクエストをみんなやりたがらないんだろ?

 

「なぁ、ダクネス。」

 

「なんだ?」

 

「なんで冒険者はこんな簡単なクエストをやらないんだ?」

 

「それはだな……」

 

「!!カズマァア!来たわよォオ!!!」

 

「!!??な、何がだよ!」

 

めぐみんが震えている!?

 

「カズマ…冬に冒険者がクエストをやらない理由の一つがこれだ」

 

「冬将軍が来たわよーー!!!」

 

「冬将軍の到来だ!!!」

 

アクアとダクネスが同時に言った時にそいつは現れた。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

えっちゃんside

 

「みんな!冬将軍は寛大よ!DO☆GE☆ZAをすれば許してくれるわ!!」

 

冬将軍って。日本の?

 

「く!おい!あいつを倒すことは出来ないのか!」

 

「む、無理ですよ!あれは国から高額な討伐報酬が出されている特別指定モンスターですよ!勝てるわけがありません!」

 

?アクアとめぐみんぱ土下座してますが。ダクネスとカズマはなんで土下座しないのでしょう。

 

「ダクネス!カズマ!早く土下座をしなさい!死ぬわよ!」

 

「誰も見ていなくてもモンスターに頭など下げられん!」

 

「そんな馬鹿なこと言ってないで早く土下座しろよ!」

 

!カズマ!!!

 

「カズマ!避けて!!!!」

 

「え?……」

 

カチンッ!

 

 

 

あの赤い物はなんでしょう。

とてもきれい……かずまみてくださいよとてもきれいなおはながさいていますよ。…かずま?なんでたおれているんですか?

あれ?そういえばこのあかいはなはかずまからでていますね。

 

その時わたしは理解しました。理解してしまいました。

 

「あ、あぁあ。アァァァァァァァァアアァァァァァァァァアァァァァア!!!!!!!!!!!」

 

あの白いものは絶対に許さない!!!!!

 

「死ねぇぇェェェエ!!!!!!」

 

!?カキィン!!!スパン!!

 

スゥゥウ

 

こんどは冬将軍から攻撃がきました。わたしはその攻撃をよけながら考えることができました。

 

ちィィイ!!!あの刀は折っても意味ないですね!!なら!

 

 

『オルトリアクター臨界突破!!』

 

ズガァァアア!!!

 

『我が暗黒の光芒で!!素粒子に還れ!!!!』

 

ブォン!!!ブオン!ブオン!!!ズガァァアン!!

 

黒竜双剋勝利剣(クロスカリバー)!!!!!』

 

「冬将軍を…倒した?」

 

「二人とも!早くカズマの頭取って!生き返らせるわよ!」

 

「なに!カズマが生き返るのか!」

 

 

はぁ。こいつを倒したところでカズマは戻ってこない……

 

 

……待っててねカズマ…今から…行くから。

 

 

「ちょっと待ったァァァァア!!!!」

 

ガシッ!

 

「え?」

 

「はぁはぁ。えっちゃん。た、ただいま。」

 

「カズマ…?いきてるの?」

 

「おう。」

 

「本物?」

 

「もちろん」

 

「うん。わかってる。この匂いはカズマだから。」

 

「それはそれで怖いな…」

 

カズマが苦笑している。でもいいや。カズマが生きてるなら。

 

「カズマ…よがっだ!よがっだよぉぉぉ〜〜!!」

 

「あぁ……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ん?なぁ、えっちゃん。お前の体若干光ってるぞ。」

 

「え?」

 

キラキラキラ!ピカーー!!!!

 

「「「キャァァア!!」」」

 

「うぉぉお!!!目がぁぁあ!!!」

 

 

これは!霊基再臨!?

 

 

 

「や、やっと光が収まった……えっちゃんの服が変わった…だと」

 

「な!は、本当です!どうやったのですか!さっきまでの服はどこですか!」

 

「何それ!新しい宴会芸スキル!?教えなさいよ!」

 

「スゴイな!えっちゃん!お前また更に可愛らしくなったぞ!」

 

「あぁ。かわいいよ。」

 

!!!!!????カズマがかわいいって言ってくれた!カズマがかわいいって言ってくれた!

うれしい!!!

 

「あ、ありがとうございます…」

 

カズマが死んでしまったことは悲しかったけど。結果的に言えばとても嬉しいな♪

 

…これからは、何処に行くにもカズマと行動しよう。カズマがまた死んでしまわないように…

 

 

『やっと。再臨してくれましたか。早く強くなってください。そして、私が手に入れることが出来なかった幸せを貴方が手に入れてください。応援してますよ。

…ただ、もう少し甘いものをもっとくれると嬉しいです。』

 

 

?誰か喋りましたかね?まぁいいですか。

この騒がしいメンバーとこれからもやっていきましょう。




後書きに書くことを許してください…

活動報告にてアンケートを実施することにしました。
アンケート内容はオルタじゃない方のXを出すか出さないかというものです。

どうかご協力の方をお願いします。


あと、冬将軍弱すぎ?それとも。えっちゃんが強すぎ?


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

その時カズマは・・・・・

前回のカズマ死亡時のカズマ視点をお送りします。

少しだけ前回を修正などをしました


こ・・ここはいったい・・・?

 

『ふむ。思いのほか早かったな』

 

『あぁ、こんなにはやくこっちに来てくれるたぁ。兄さんはうれしいねぇ』

 

あ、あんたらは誰だ!?

 

『私か?わたしは『アルトリア・ペンドラゴン』。貴方達のように言うのであればアーサー王でしょうか』

 

『お兄さんかい?俺は『クー・フーリン』だ。あのいけ好かねえアーチャーの野郎が認めた男っていうんだから見に来てみればなかなかにいい戦士になりそうな器を持っているじゃねぇか。』

 

アーサー王にクーフーリン!?歴史にも残るようなすごい有名人かよぉぉぉ!!!!

・・・・は!そういえばえっちゃんは?!あの後どうなったんだ!!

 

『む。そういえばあまりここにはおられぬのだったな。』

 

『お前のお仲間さんは今現在も冬将軍と戦っているぜ。ま、『謎のヒロインXオルタ』の力を授かったんだ。そう簡単にやられるような雑魚じゃねえだろ。・・・だが、あいつはお前のことを好いているみたいだからな。倒した後はお前を追っかけて死ぬだろうな。』

 

・・・・・は?

いやいやいや!いまえっちゃんが俺のことを好きって言ったのか!?ありえねぇよ!だってあいつは男だったんだぞ!?

 

『精神が体に引っ張られているのだよ。』

 

エミヤさん!?

 

『なんだ、アーチャーよ。いたのか。』

 

『いるなら声をかけろよな。』

 

『すまないね。たった今来たところなんだが、面白そうな話をしていたものでついね。

それで、話の続きなのだが彼女は今現在前の身体の精神で言う女の部分が強くこの世界で出ているからね。そこから更にあの身体も女だから精神が余計に身体に引っ張られていると言うことだよ。』

 

何だよそれ…と言うことは俺の知っている未井はもういないと言うことか?

 

『そう言うわけじゃねぇだろ。あの身体に入っているのはあくまでお前の幼馴染なんだろ?』

 

『別に精神が元男だからと言って身体は女なのだ。そうきにすることは無いのでは?』

 

・・・・そう、だな。

あいつはどんな事があっても俺の幼馴染だ。

 

『ふ、わかったなら早く行くといい。』

 

『お前さんの身体はお前さんのお仲間のキャスターの一人が治してあるからな』

 

『ついでに、私たち全員分の力が入るくらいに器も大きくなっていますからね。これからはもっと宝具などを使用して行くといいでしょう。』

 

……何言っているのかさっぱりわかんねぇけどとりあえずありがとな!

 

『お気をつけて』

『気をつけろよ』

『気をつけたまえ』

 

・・・あまりここに来るなと言うことか?

 

『いいからいきなって』

 

『ほら、君の仲間が待っているぞ』

 

『それではまた今度お会いしましょう。』

 

ま、いいや。

それじゃ、行くぜ!!

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

「は!ここは…戻って来たのか。」

 

!それよりもえっちゃんは!

 

「カズマ!蘇ったのですね!なら早くえっちゃんを止めてください!」

 

「あ!自殺をしようと…!!」

 

 

「ちょっと待ったァァァァア!!!!」

 

その時俺は体が勝手に動いていた…

 

 

 

 

そして、前回に続く…




強引な終わりでしたかね?


それよりも。
アンケートですが、今現在謎のヒロインXについてですが。

出すに一票入っています。

みなさん。できるだけアンケートに答えてください。(切実

お願いしまーす!!!!


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

このアクセルの街に大襲撃を

遅れてすいません!!それとすこし報告があります

この話はアクセルの街に魔物達が攻めて来て、カズマの新しい力をお披露目する話なの
ですが。その前に前回のところでわかりにくいところがあったためここに記載することをお許しください。

まず、アンケートの中でヒロインXを出すか出さないかの中に『カズマの中にセイバーが入っているからヒロインXはカズマを攻撃するのでは?』と言う意見がありましたが、前回ではまだセイバーとランサーの力はカズマには入っていません。今はまだエミヤの力しかカズマの器には入っていません。恐らくですが、カズマの器を大きくした時に一緒に入れたと勘違いされたと思います。
わかりにくい表現をしてしまい、申し訳ございません。

長々とお付き合いくださり、ありがとうございます。


えっちゃんside

 

カズマが冬将軍に殺されてからもう3日がたちました。

カズマはアクアからしばらくの間は激しい運動などは禁止と言われており今は家で前の世界のものを作ったり、本を読んだりして過ごしてます。

 

「カズマ。それは何を使っているのですか?」

 

「これはライターと言って、まぁ簡単に言えば魔力を使わないティンダーと思ってくれれば良い。

これを売ってお金を少しでも稼ごうと思うんだ。」

 

ティンダーとは、初級魔法の一つで簡単に言うと魔力を使うライターというはっきり言ってライターの劣化版みたいなもので、火を扱わないといけない人間にとってライターはとても便利なものになるので結構な数が売れると思います。

 

「……それで、えっちゃんはいつもながら何をしているのですか?」

 

「カズマがまた死なないように護衛兼カズマのライター作りの手伝い」

 

わたしはカズマの側でずっとライターの容器を作っています。金具部分はわたしでは作れないのでカズマが作っているのですが、容器はわたしでも作れるほど簡単な作業(理由はカズマが容器の型を作ったのでそれに容器の素材を溶かして流し込んで冷やすだけの簡単な作業)を行なっているというわけです。

冷やすのは自然でも出来ますが、溶かすのはオルトリアクターを使えば楽に出来るのでは?と考えてやってみたところ、溶かすには溶かせたのですが、火力が強すぎたのか消えてしまい、今は魔法を使って溶かしています。

職業がバーサーカーなのにもかかわらず魔法を使えるのには驚きました。ただ、火属性と赤い雷みたいなものしか使えませんでしたが。

あと、スキルの中に『狂化』というスキルがあったのですがこれはバーサーカー専用スキルですよね…取らない方が良さそうです。

 

「それにしても、えっちゃんは器用ですね。」

 

「そうだな。その方に流し込む作業もえっちゃんとめぐみんしか出来ないって、逆にあいつらが不器用すぎる気もするがお前は特に器用だよな。昔から。」

 

「当たり前です。お母さんやお父さん達にも昔から言われてますし、更に裁縫や料理などもやっていたのですからこれぐらい楽勝ですよ。」

 

「「なんで、男の時からそんな器用なんだよ(ですか)…」」

 

わかりませんよそんなの。

ただ、神様からは男の時から女の魂もあったからだと言われてますが難しい話はわかりません。

 

「それより、完成したのが結構な数がありますがどうやって売るんですか?」

 

「そこは、ウィズに相談して売らせてもらうんだよ。」

 

「了承してくれたんですか?」

 

「快く受けてくれたよ。このライターの売り上げの約3割をウィズに渡す代わりにおいてもらうことになってる。」

 

「値段はどうするのですか?」

 

「一個一万エリスといったところかな。」

 

「結構安いんですね。」

 

「高いと思いますが…買ってくれる人はいるのでしょうか?」

 

「…買ってくれるだろ。」

 

心配ですが、カズマの決めたことなんですから最後まで見届けましょう。

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

カズマside

 

「それじゃあ、ウィズのところに行くか!」

 

俺がそう言うとえっちゃんとめぐみんは立ち上がった。

 

「ところで、ダクネスとアクアは何処へ行ったのですか?」

 

「あの二人ならバイトに行ってますよ。」

 

何故バイト?

 

「なんでも、自分のツケを払うのにお金がもっと必要だからとか。」

 

「え。あいつまだ借金残ってんの?」

 

「アクアの事情はわかったのですが、何故ダクネスも一緒なのですか?」

 

そうめぐみんが言うと、えっちゃんは紙と鉛筆(どこから出した?そして、そんなものがどこにあった?)を出して何かを書き始めた。

 

「アクアのバイト内容は寄生虫や、害虫などの駆除。

ダクネスはドM。

これから繋がることを考えれば。おけ?」

 

「「わかった」」

 

もう考えるのはよそう。

さ、さっさと行くか。

 

と思ったその時。

 

 

『この街にいる冒険者の皆さん!!緊急警報!!緊急警報!!!

早急にギルド前までお集りください!!!』

 

 

と言うアナウンスが聞こえた。

 

「あーー!!くそ!なんだよ!ここは初心者の街だろ!緊急警報多すぎだろ!!」

 

文句は言いながらも三人でギルド前まで行きましたよ。

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

「それでは、今回の緊急クエストについてお知らせいたします。内容は魔物の大侵攻です。

数は数えるのも嫌になるくらいの数だと、斥候の方が仰っていたので乱戦になる可能性があります。」

 

……無限の剣製で、結界の中に閉じ込めて俺が全て殺すでいいかな…

 

「それで、これだけの人数を集めてどうしようってんだ?」

 

「はい。みなさんには魔物の侵攻を止めていただきたいのです。」

 

「止めるだけでいいのかよ。」

 

さっきから主に話してんのはキースやダストなどの冒険者と受付の人が話しているが、俺は加わる気は無い。

んだけど

 

「なぁ、カズマよ。お前も何か案を出してくれねぇか?」

 

やっぱりな。

まぁ。俺の考えてたことでも話すとするか。

 

「その魔物達を一気に倒す方法がある。」

 

「本当か!!」

 

「ふっふっふ。やはり、私の爆裂魔法ですね!?」

 

「いや、違う。」

 

ガクッ!という効果音が付きそうな見事な反応だったな。

 

「では、どんな方法ですか?わたしの宝具は単体宝具ですので大勢で来られれば少し不利になりますよ?」

 

「その事なんだが、俺も最近新しいスキルを手に入れたからな。それが、対軍用としても使えそうだからそれを試してみたい。

だが、これは俺も使った事ないから賭けになるがいいか?」

 

 

「「「「………」」」」

 

 

やはりか。

安定性のある力じゃないから迷うよな。

 

「良いのでは?他ならぬカズマの意見です。今までハズレは無かったのですから。」

 

「よっし。バックアップは俺たちに任せな!!」「時間が掛かるなら私たちで援護するよ!」「存分にやってくれ!」

 

 

「!!!みんな…!!」

 

 

こうして、俺のスキル初披露がアクセルの街の防衛戦となった。

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

準備の間は暇である。

 

俺は今城壁の上に立っているのだが、遠くを千里眼スキルを使ってみてみると大きな砂煙を舞って何かがこちらへ近づいて来るのがはっきりとわかる。

 

「おおーい!もうすぐそこまで来ているぞ!!」

 

俺はそう言いながら下へと降りて行った

 

「全員カズマよりも後ろにいけー!!」

 

 

そして、全員が俺の後ろへ行ったことを確認してから俺は集中し始めた。

 

 

接敵まであと1分。

 

 

--------------------------

 

えっちゃんside

 

カズマはみんなが後ろへ下がったのを見てから目を閉じて集中を始めました。

 

「えっちゃん。」

 

「なんですか。めぐみん」

 

「カズマは大丈夫なのでしょうか」

 

「・・・今は。信じましょう」

 

わたしとめぐみんの会話が終わると同時に

 

「!!!魔物たちが来たぞおおーーーーーー!!!!!」

 

レンジャーの方がそう叫びました。

するとカズマが。

 

 

 

『体は剣でできている。』

 

 

 

 

 

え?・・今。カズマはなんて・・・

 

 

 

 

 

           『血潮は鉄で、心は硝子。』

 

 

 

 

 

 

           『幾たびの戦場を超え不敗。ただ一度の敗走もなく、

                         ただ一度の勝利もなし』

 

 

 

 

間違いない。これは衛宮士郎verの詠唱だ・・・

 

 

 

           『担い手はここに独り。剣の丘で鉄を鍛つ

                      ならば、我が生涯に意味は不要ず(いらず)』 

 

 

 

 

「おい!!早くしねえとカズマが殺されるぞ!!」

 

「もうすぐそこまで来てるよ!!!」

 

 

「みんな、静かに!!!!!!!」

 

 

 

 

            『この体は、

 

 

 

                  無限の剣で出来ていた』

 

 

 

 

----------------------------------------

 

目を開けるとそこには無数の剣がささっていた。

丘にはカズマ独り。その向こうにはおびただしい量の魔物・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

の死体が存在していた。

死体には数えきれない量の剣が刺さっており、見るも無残な死に方をしている。

周りにはわたし以外に人はおらず、おそらくこの光景も一時的、もしくは幻想のようなものだろう。

これをカズマ独りで殺ったのであれば、相当な負荷。もしくはレベルアップによる酔いがくるだろう。

 

わたしは、いろいろな仮説を立てている間に意識を失った。

 

 

 

もう一度目を開けると、さっきみた魔物の死体とともに先ほどまでたっていた場所にカズマが膝をついていた。

 

 

「カズマ!!!大丈夫?!」

 

わたしは近寄ってみるとカズマは意識を失っていました。

 

「・・・これを、カズマがやったてのかよ。」

 

「・・・あの一瞬でかよ・・・」

 

「すげぇ」

 

わたしは、とりあえずカズマを屋敷まで運ぶことにしました。

 

 

 

---------------------------------------------------

謎の空間

 

『ようやく使いましたか。あなたの後継者はだらけすぎなのではないですか?』

 

『君の後継者が早く使いすぎただけだろう?それに、使うタイミングは人それぞれさ』

 

『そうですが・・・』

 

『ま、何はともあれ。これでわたしたちは少しは楽になったじゃないか。』

 

『そうですね』

 

 

 

 

『それと、自分たちの子供を後継者と呼ぶのはわたしとしては不服なのだが?』

 

『今更でしょう?それにいづれ向こうで会えるのですからその時はおもいっきし甘やかしたらいいじゃないですか。』

 

『何をそんなに不機嫌なんだい?』

 

『なんでもありません。

 ・・・わたしもたまには甘やかしてくださいよ・・・それよりも、カズマは大丈夫でしょうか』

 

『大丈夫だろう。仮にもわたしとお前の子供だぞ?』

 

『そうですね』・・・・

 

 

 

そういうと、二人は謎の空間から消えて行った

 




先に言います。適当ですみません!!!!

あと、無限の剣製の詠唱もパクッタ感がしていてすみません!!

最後の謎の人物(もうわかっている人が大半だろうけど)は後々でてきますので。
明日は、投稿できるかわかりませんが頑張っていこうと思います!!!


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

この(カズマとヒロインが)最強のパーティーに祝福を

先週は投稿できなくてすいませんでした。
たぶん。来週からはしばらく投稿できません。申し訳ありません。
なので、今週はできるだけ多く投稿できるように頑張っていきます。

駄文ですが、これからも応援よろしくお願いします。



カズマside

 

「それでカズマ。いつからあんな力を手にしたわけ?」

 

「えぇと、それはだな・・・」

 

あの後俺たちは一度屋敷に戻ったのだが、これのこの力『無限の剣製(アンリミテッドブレイドワークス)』について質問攻めを受けていた。

 

「それは、確か英霊『エミヤ』の宝具でしたよね?なぜそれをもっているのですか?」

 

「「『英霊』?『エミヤ』?」」

 

「ああ、二人は知らないわね。仕方ないから私がおしえt「英霊というのは過去に歴史残るようなことをした人たち。その人たちが人間から昇華した存在が『英霊』。そして、このわたしの身体もとある英霊の姿と能力をもらった姿。」・・・そいうことよ・・・」

 

「「なるほど・・・アクアどんまい・・」

 

「そして、カズマの使った能力の名前は『無限の剣製(アンリミテッドブレイドワークス)』・・これも英霊の宝具と呼ばれる各英霊が持ち合わせる能力の一つです。それをなぜカズマが持っているのですか?」

 

まじか。あの人たちってやっぱすごすぎだろ・・そしてそれを知ってるえっちゃんも・・・

 

「この力はその『エミヤ』って人に譲り受けたんだよ。」

 

嘘は言っていない。ただ、あの場にはもう行きたくないがな。

アーサー王にクー・フーリンまでいるなんて聞いていないぞ・・・

 

「そうですか。

では、これからは同じ宝具持ちとして一緒に稽古しましょうね?」

 

「は?」

 

「おぉ!!それはいいな!えっちゃんはこの町でも最強と言われるほど強いからカズマにはいい訓練になるだろう。」

 

「まじで?」

 

え。いつの間にえっちゃんは最強とまで言われるようになったんですかねぇ?

てか、そんなのと訓練とか、俺が死ぬわ!!

 

「ち、ちなみに現在のレベルは?」

 

「ちょっと待ってください。・・・・68ですね。」

 

俺の倍はあるじゃねえか!!!

俺のレベルも今回の襲撃で32まで上がったけど足りねえよ!!

 

「し、死にませんよね?」

 

「・・・・大丈夫です。ちゃんと手加減しますよ・・・・宝具のことを秘密にしてたのでデュラハンの時よりは本気を出しますが・・

 

「おいちょっとまてぇぇ??!今嫌ぁな言葉が聞こえたんですけどぉ?!」

 

「さ、みんな。ギルドに行きましょう。報酬が待っていますよ」

 

「「「おぉぉ!!!」」」

 

「待って!本当に待って!?せめて訓練ではやさしくしてぇ!?」

 

 

---------------------------------------------------

えっちゃんside

 

♪♪♪♪

さっきのカズマは面白かったなぁ

そういえば。冬将軍の報酬もあるんですよねぇ。

だとすると、残金どれだけになるんでしょう?まあ、カズマは隠居はしないでしょうね。恐らくですがエミヤには魔王を倒せと言われているでしょうし。

まあ、私も倒そうと思いますし魔王軍の幹部なんてわたしとカズマさえいれば余裕ですしね。

・・・これからカズマをどうやって強くしましょうか。確かカズマの持っているスキルは・・・

『隠密』『千里眼(鷹の目+夜目)』『必中(狙撃+エミヤ)』『連射(エミヤ)』『回避』

 

『闘気』『二刀流』『剣聖』『贋作(創造+鍛冶+精製+エミヤ)』etc

 

でしたよね。

さらに、暗殺者(アサシン)のスキルもありましたね。

 

まあ、これならカズマも冬将軍みたいな強敵に合わない限り負けませんね。

 

「っと。考え事してたらいつの間にかつきましたね」

 

「さっさと報酬もらってクエストに行こう!!」

 

「多分これで私たちの貯金もかなりの量になるんじゃない?!」

 

「私の杖も強化できるかも!!」

 

「その前に、これらの金は基本俺とえっちゃん(2:8)で稼いだんだから使うときは俺かえっちゃんに言えよ。」

 

「「・・・・」」

 

「おいそこ二人。目を合わせろ」

 

ふふ。やっぱりこのパーティーは楽しいですね。

この平和がいつまでも続けばいいのに・・・

 




最近えっちゃん視点が少ない・・・?



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

この機動要塞の調査(?)に祝福を えっちゃんside

多分今日中にもう一本あげます


えっちゃんside

 

「「機動要塞?」」

 

「そう。その機動要塞と言う怪物がこの街に接近しているようなんだ。」

 

今機動要塞?とやらの話を教えてくれたのはミヤギ?ミツラギ?「ミツルギな?」そうそうそのミツルギというイケメン(笑)が教えてくれました。

あ、ミツルギと最初に出会ったのはわたしとカズマ、そしてアクアの三人で買い物をしている時でした。

 

 

〜回想〜

 

「えっちゃん。何買うのよ?」

 

「鉄ですよ」

 

「鉄ぅぅ?そんなもの買って何に使うのよ。」

 

「俺のライター作りの素材に使うんだよ。」

 

「ライター??」

 

「そう。まあ、安定した収入を得るためにな。」

 

「ふーん。それじゃ、さっさと行ってお酒を飲みに行きましょ!!」

 

 

   「あぁぁぁーーー!!!」

 

「「「???」」」

 

  「め、女神様!?!?なぜこんなところに!?」

 

「「女神??」」

 

「ちょっと!!私のことに決まっているじゃない!!」

 

「そんなことよりも何故こんなところにいるのですか?!」

 

「まずお前の名前を名乗れよ」

 

そうですね。先ほどから自分の要求を押し付けるようにしゃべってきますが・・・うっとおしい。ふきとばしましょうか?せっかく最初はカズマと二人で来る予定だったのをアクアに邪魔されていらついているのにさらにいらつきますね

 

「そうだったね。僕の名前は御剣響夜。アクア様に転生してもらっていまでは勇者をしている」

 

wwwwwwwwww

勇者(笑)

わたしとカズマよりはるかに弱いくせに勇者(笑)とかwwwうけるwww

 

(その時のカズマ)

・・・とか思っているんだろうなぁ~~。

こいつ普段無表情でほかの人からすれば何考えているのかわからないんだろうけど俺からすれば昔と変わんねえなぁ~。

てか、こいつそんなに弱いのか?ちょっと聞いてみたいんだけど・・・

 

『なぁえっちゃん。こいつそんなに弱いのか?』

 

『!?わたしの考えていたことが分かったんですか?』

 

『後半だけな?それよりどれだけ弱いんだ?こいつ』

 

ホッまず。耐久に関してはおそらく自身があるんでしょう。事実ダクネスよりは少し劣るでしょうがそれなりにあります。ですが、今まで恐らくあの転生特典である『魔剣グラム』に頼り切っていたんでしょう。戦闘経験が全くなくゴリ押し、もしくはあの魔剣の能力を使用して勝ってきたのでしょう。戦法などは全然ないと見ました。』

 

『なるほどな』

 

 

 

 

「なんだって!?」

 

ん?話が終わったんでしょう・・・!?

 

いきなりカズマの胸元をつかみました。

・・・・殺す・・・

そう思ったときカズマが

 

「何が許せないんだ?」

 

「君が女神様を転生特典に選んでこの世界に下したことがだ!!」

 

「別にいいだろ『もの』なんだから」

 

「・・・・・いいだろう。なら勝負しろ。僕が勝ったらアクア様をもらっていく。君が勝ったら「お前の全財産」・・・い、いいだろう。だが、ちゃんと約束を守ってもらうぞ!!」

 

「いいよ。ほらどっからでもかかってこいよ」

 

「く、なめるなぁ!!!」

 

「ひょい。っとストンっと。」

 

「う!!」

 

バタン・・・・

 

・・・・・・・よわ

 

「え?弱すぎだろこいつ・・・」

 

「まあ、いいじゃない。さ、鉄を買いに行くんでしょう?さっさといきましょ」

 

・・・イタズラしますか。

 

「えっちゃん。あまりひどいことはすんなよ?」

 

わかっていますって。

 

自分の愚かさを痛感してもらうだけなので。

 

 

~回想終了~

 

ということがありました。

 

「それで。そのデストロイヤーってのが、俺たちにどう関係があるんだ?」

 

「それは・・・君たちに調査をお願いしたいんだ・・」

 

・・・どうしますか?

 

「・・・はあ。わかった。一応いってやる。ただし、それ相応の報酬は期待しているぞ」

 

「!ありがとう!!」

 

はぁ。カズマは甘いんですから・・・

・・・ごめんって。・・わかりましたよ。もう・・・




イタズラの内容?
ご想像にお任せします。
ひとつ言うならば

えっちゃんはカズマLOVE

御剣はカズマを貶したというか暴力を振るおうとした。

えっちゃんの目のハイライトOFF

えっちゃん殺気立つ


おけ?


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

この機動要塞の調査(?)に祝福を カズマside

本日二話目です!
前回を見ていない方はそちらを!


「えっちゃん。あとどのくらいのところで目標地点に到達するんだ?」

 

「そうですね。このペースですとあと5日ほどでしょうか」

 

俺たちが『機動要塞デストロイヤー』の調査依頼を受けてからもう3日たつ。

俺たちが調査に行くといった時のあいつらはちょっとおもしろかったな。

 

 

~回想~

 

『えぇ!!デストロイヤーの調査にいくぅ!?だめです!!あれはだめです!』

 

『何がダメなんだ?』

 

『デストロイヤーとは昔の魔法大国が作り出した兵器なんだが、今はそれが暴走してな。デストロイヤーが通った後は草木も残らないらしい。』

 

『やめましょう!?あれは爆裂魔法でも何発か打たないと勝てない存在なんですよ!?』

 

『今回は調査です。この町に近づいているという情報があったのでそれが本当なのか。可能なら撃退、もしくは破壊が目的というだけです。』

 

『『えっちゃんは破壊する気でしょう(だろう)!?』』

 

『ま、すぐ帰ってくる。じゃな』

 

『あ、まってくd』

 

~回想終了~

 

「かなりでかいんだよな」

 

「そうらしいです。」

 

「なら、あれか」

 

「はい。恐らくあれかと思います」

 

「んじゃ。攻撃してみるか。さき俺がやるか?」

 

「わたしからやります」

 

 

   『オルトリアクター臨界突破。

            我が暗黒の光芒で素粒子に還れ!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

             黒龍双剋勝利剣(クロスカリバー)!!!』

 

 

 

 

   ピシィィイ!!!

 

「お!!結界にひびが入ったな。

よしおれもやるか!!」

 

「頑張ってください」

 

 

 

 

 

 

     『思い浮かべるのは常に勝利する自分の姿』

 

 

 

 

    『身体は剣で出来ている。

             血潮は鉄で、心は硝子

 

 

 

 

 

 

 

        幾たびの戦場を超え不敗。

 

     ただ一度の敗走もなく、

 

             ただ一度の勝利もなし。 

 

 

 

 

 

 

          担い手はここに独り。

 

       剣の丘で鉄を打つ

 

        ならば、その生涯に意味はいらず。

 

 

 

 

 

          この身体は無限の剣で出来ていた!!』

 

 

 

 

 

   『パリィィイン!!!!

    

         ざ!!ざざざざざ!!!!ガキィイン!!』

 

 

 

 

「よっしゃああ!!!!」

 

「やったーーー」

 

 

結界の破壊完了!!

 

次は・・・

 

『警報発令!!緊急停止を起こしたためこの機体は緊急時の自爆を行うこととなりました!!搭乗員の方は速やかに脱出をお願いします。』

 

 

その後、繰り返しますといって同じ内容が流れた。

 

 

「なあえっちゃん。」

 

「なんですか。」

 

「宝具でなんとかならいのか?」

 

「さあ?」

 

 

俺たちはとても冷静だった。

 

 

「『無限の剣製』の中に避難するか。どうせここなら周囲に村や町もないし。爆発してもいいだろう」

 

「そうですね。」

 

「んじゃ。いこうか」

 

シュン!!

 

 

 

 

 

 

その日。大きな爆発音とともに機動要塞デストロイヤーは消えた。その時デストロイヤーのいた場所から半径860mの草木が燃えて消え失せたという・・・

 




もう少しだけ2章続きますよ

次回
デストロイヤーを討伐したカズマとえっちゃん。
二人に待っていたものとは!?


なお。告知なしに予告とは内容が変わることがありますのでご理解ください。


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

この領主に粛正を 1

遅くなってすみません!

ちょっとリアルが忙しくて…まぁ、失踪は出来るだけしないので気長に待っていただけたら幸いです。


『無限の剣製』の中では。

 

「なぁえっちゃん。もうそろそろ行くか?」

 

「……まだいいでしょうもう少しだけこのままでいさせてください。」

 

 

カズマとえっちゃんが密着(カズマの膝をえっちゃんが枕にしている構図)していた。・・・爆発してしまえ・・・

 

 

「いや、もうかれこれ2時間もこの状態だと足が痺れてくるんだ…だからどいてくれると助かるんだが…」

 

「……仕方ありませんね。分かりました。どきますよ」

 

 

そう言いつつ渋々、名残惜しそうにどいたえっちゃん。

 

・・・さてと。俺たちがいない間の地上はどうなっているのかなっと。

 

 

 

 

 

 

・・・出たら辺り一面焼け野原でした

 

 

 

--------------------------------

えっちゃんside

 

カズマの膝枕は名残惜しいですがそれよりもこれはどういうことなのでしょうか?

こんなにも森がきれいに消し飛ぶなんてどんな威力だったんでしょうか?まあ、わたしとカズマの二人(英霊クラス)で勝てるんですからアクアたちでも倒せたかもしれませんね。

 

「そういえばカズマ。レベルは上がりましたか?」

 

「あ、ああ。30から43まで上がったけど。こんなことになるなんてな。」

 

ふむ。それならあとは適当にクエストをやってレベルを上げればいいですね。

 

「そうですか。では、早く帰りましょう。今日は高いものを食べませんか?わたしはカニとかいいと思うんですよね。カズマはどうですか?」

 

「あぁ。そうだな。早く帰っていつもよりも豪華なのを食べるとしようか。」

 

「そうしましょう。」

 

 

・・・・あ、そういえば。カズマはこの戦闘服(バトルドレス)か最初に来ていた制服。どちらがいいですか?

 

いや。おまえその服になったときなぜか粒子になって消えて行ったじゃん。

 

いつでもかえれるんですよ?

 

え?

 

こんな風に。

 

えええ・・・

 

セイントグラフといって、いつでも替えれる衣装です。

 

なら制服かな。

 

わかりました・・・・・・・

 

 

といった感じで話しながら二人は町に帰っていきました。

 

 

------------------------------

 

二人が帰ってきたときにはアクセルの町は大混乱でした。

 

「あの。どうかしたんですか?」

 

「は?!あんたたち知らないのか!?数日前に森のほうから大きな爆発音がして調査隊が見に行ったら森の大部分が消えていたんだぞ!?それで、デストロイヤー並みの破壊力を持っている化け物がいて、この町に迫ってきているのかもしれないって噂でもちきりなんだぞ!?」

 

・・・はい。それ完全に私たちですね。こんなところまで響いていたんですね・・・

 

「そ、そうなんですか。それでは俺たちギルドに用があるので失礼します・・」

 

「あんたらもようじんしておけよ!!」

 

カズマは終始苦笑いでしたね。

 

「これからどうするんです?ギルドに行って報告するだけで終わりますかね?」

 

「これから考えよう・・・」

 

ギルドに行くのが少し面倒になりました。




遅れてすいません!!

ネタが思いつかなかったのと、リアルがばたついていて投稿する時間がなかったんです!

これからもこういうことがありますが、応援してくださるとうれしいです!!


駄文と言い訳を読んでいただきありがとうございました!!


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

この領主に粛正を2

遅れてすみません!

かけない日もあり、そして自分が納得できないということが多々あり投稿ができませんでした。

これからもこのようなことがあると思います。

待ってくださる方は、気長に待ってくださるとうれしいです。


えっちゃんside

 

アクシスの町に帰ってきた私たちは一番にギルドへ戻りました。

その時のみんなの反応は。

 

「「「ええええぇぇぇぇぇえ!!!!!!!??????」」」

 

「「「デストロイヤーを倒したぁぁぁぁぁあ!!!!!!!!!!???????」」」」

 

はい。とってもうるさかったです。

その後みなさんからは迷惑料として糖分(甘いもの)をたくさん買ってもらいました。

そのとき一部の人たちがまた悲鳴を上げようとしていたので、さらに倍の量を買ってもらいました。

 

あんなののどこが強いんでしょうね?でかい動く的でしたよ。はっきり言って、あのデュラハンのほうがもう少し強かったと思いますが・・・(『この首なし騎士にヒロインの恐怖を』を参照中・・・)そこまで変わりませんね。

 

さて、それよりも目の前の変な騎士とかをどうにかしますか。

 

 

カズマside

 

えっちゃんがうるさいといった連中から金全部巻きあげて甘味を買っていた件について・・さらに財布の中身がなくなって叫んだら追加を受注された奴らがあまりにもかわいそうだったんであとでデストロイヤーの報酬でもわけてやろう。

 

それよりも今俺とえっちゃんはとてもピンチである。

なぜかって?それはな。

 

「冒険者カズマ!および謎のヒロインXオルタ!二人には町を混乱状態にし、さらに森を一部破壊した罪により逮捕するよう今朝領主より通達があった!!おとなしくついてきてもらおう!なお、何か言いたいのであれば他の奴らも今言うがいい!!同じように牢に入りたいのならばな!!」

 

 

といっていきなり俺たちを捕縛しようとしている騎士さんがいるからだ。

なんでこうなったんだろう。

 

「なあ、なんで俺たちが逮捕されなきゃなんねえんだ?俺たちはデストロイヤーを倒しただけだぜ?逮捕されるよりも感謝されるようなことをしたつもりなんだがな?」

 

「それは最初に述べたとおりに町のみんなに誤解されるようなことをしたからだ。それに倒したというならなぜそんなきれいな格好をしている。あんな大爆発が起きたならそれなりに傷ついていてもおかしくないだろう。」

 

「それは俺の固有結界の中に入って爆発をしのいだからに決まっているだろう。」

 

「貴様の職業はアーチャーだと聞いている。貴様にそんな芸当ができると思えん!」

 

「俺は特別なんでね」

 

「貴様!ふざけるのも大概に・・!」

 

騎士が何か言う前にえっちゃんが俺たちの間に入って騎士にネクロカリバーを突き立てた。

 

「ふざけてんのはどっちですか。こっちは町を助けてやったんです。そんなことを言われる筋合いはありません。とっとと帰ってください。」

 

「・・・!必ず捕まえる!後悔しているがいい!!」

 

「あ、報酬忘れんなよーー!ってもういないし。」

 

「「「おおおおおーーー!!!!」」」

 

「すげえぜ二人とも!頑固な騎士を追い払うなんて!」

 

「この町の領主は嫌いです」

 

「よっしゃあ!宴だぁ!」

 

「「「うおおぉぉぉーーー!!!!」」」

 

はあ、報酬はなしかねぇ。

てかこいつら金あんのかよ・・・

 

 

ちなみにこのときアクアたちは家で寝てました。

 




今回久々の投稿なのに少なくてごめんなさい!!
ここから先どうやって進めようかまだ迷っているのでたびたびこのように投稿がすごい遅れる時がありますが、ゆっくり止まっていただけると幸いです!
次回はできれば3月中に挙げたいと思っていますが。どうなるかわからないので気長に待っていたけると嬉しいです。
ちゃんと完結まで書くのでよろしくお願いします。


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

この領主に粛清を!3

ヘイ!お待ちどう!みんなが待っていた最新話だ!
ゆっくりしていってくれよ!



みなさん。体調はよろしですか?私は最近疲れています。
「んなもん知るか。最新話投稿あくしろよ」
と言われそうですが、とりあえず聞いてください。




FGOのガチャ。アタランテオルタ欲しさに呼符10枚、石30回したら。








星四サヴァなんていなかったんや!!
ほんとね、もうやる気おきなくなりました。なのでこっちに逃げてきました。
うん。小説ってホントいいよね(遠い目



はい。
とりあえず待ってくれていた方はありがとうございます。これから定期的になるとは思いませんが頑張っていこうと思います。


カズマside

 

あれはそう。よく晴れた昼下がりのことだった。

 

 

「はぁぁぁぁあああ!!!!?????えっちゃんが捕まったぁあ?!!」

 

「あぁ。大体二時間ぐらい前だったかな。衛兵たちがいきなりやってきて国を守る兵士に手を出しただの、魔王軍のスパイだのと好きかって言って連れて行きやがった。」

 

「そんときえっちゃんは抵抗しなかったのか?」

 

「しなかったな。なんか、みんなに迷惑をかけたくないだの言っていたな。」

 

 

 っち!確かにあいつなら俺たちの迷惑をかけるようなことをしないはず。どうにかできないものか・・・

 

 

「あ、そうそう。カズマ!えっちゃんがカズマが来たらこれを渡してほしいって。渡せばどう使うかわかるっていっていたが。これはいったいどこの国の文字だ?全く読めねぇ」

 

「・・・!!」

 

 

 これは!日本語で書かれている!・・・これ、本当にあいつが書いたのか?にしてはいささか字がきれいすぎるが・・・まぁいい。

 

 

「ええっと?何々

『この町の領主は悪魔を飼っている。しかもその悪魔は上級悪魔で敵意を持った攻撃を軌道を変えて当たらないようにするという能力を持っている。

尚、攻略法は敵意を持たなければいいため感情を限界まで殺せばいい。ちなみに一度勝ってます。ぶい(横にチョキマーク)』

・・・・だって。」

 

 

・・・・・

 

 

「「「「ええええぇぇぇぇぇぇぇえええええ!!!!!!!!!!!!」」」」

 

「はぁ!?なんだそりゃぁ!あんのくそ領主悪魔なんてものを飼っていやがったのか!」

 

「だからあいつの悪事が世の中で広まらないのか!」

 

「あいつとことん屑野郎だな!!」

 

 

 ・・・この町の領主は随分と嫌われているんだな。まぁ俺もいいイメージはないが。これならとことんやれるな・・・クックックックック・・・

 

(クズマ発動するのか?これは見ものだな。)

 

 

 

えっちゃんside

 

 月明かりが差し込む牢屋の中には一人の少女がいた。そして、その牢の鉄格子の前にはぶくぶくと太った裕福そうな身なりに身を包みこんだ男が立っていた。

 

 

「ふっふっふ。前々から貴様をわしの手で傷物にしてやりたかったんじゃ。今回はわしに従ってもらうぞ。ま、お仲間さんがどうでもよいのであれば抵抗してくれても構わんがな。はっはっはっはっは!」

 

 

 そういってデブが私のいる牢屋の前から姿を消していきました。

 ・・・はぁ。自分は悪魔の力があるから絶対平気みたいな考えで動いているんでしょうけどはっきり言ってカズマだけでもあの悪魔を倒せてしまいそうな雰囲気ですし、私がここで暴れると余計にカズマたちに迷惑をかけてしまいそうだからおとなしくしていると考えずにべらべらと『じぶんがかんがえたさいこうのけいかく』みたいなお子様な計画を語ってくれましたし、はっきり言ってバカとしか言いようがありませんね。

 

 

「はぁ、さっさと終わらせて早く助けてくださいよ。カズマ。」

 

 

月明かりに照らされながらえっちゃんはそうつぶやいた。




次回はもう少し早く投稿できるよう頑張ります。

加筆等をした話がありますので、よければそちらのほうも読んでくださると幸いです。

戦闘描写ですけど、まだまだだった場合は遠慮なく教えてください


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

この領主に粛清を4

ひゃぁっはあぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!!!!
夏休みだぁぁ!!!!
久しぶりの方はお久しぶりです。はじめましての方(いないと思うけど)こんな駄文小説読みに来てくれてありがとう!luckです!
はい。今まではね。テストがね。大変でしてね。はい。
定期更新は無理でもこれからはできるだけ多く投稿できるよう頑張ります。


カズマside

 

今回はさすがにアクアを連れて行かないといけないな。勝手な想像だが悪魔相手なら女神を連れて行くべきだろう。

 

というわけで着いたのは勝手知ったる我がマイホーム!!

 

「アークアー!!どこだぁー!」

 

「……ここよぉぉ!!」

 

「・・・・・なぜおれの部屋から・・?」

 

 

俺の部屋からアクアの声が聞こえてきたから向かってみると。そこは今朝まで俺が使ってたと思えないほどに散らかっていた。具体的にいうとまずめぐみん。二日酔いにあったかのようにぐったりしている。昨日は飲んでいなかったので恐らくこの数時間で何かあったのだろう。次にダクネス。こいつもぐったりしている。ということは元凶は起きているこいつしかいない。

 

 

「……おいアクア。弁明があるなら聞いてやらんこともないが?」

 

「?何をそんなに怒っているのよ」

 

 

 

 

「・・・・・・朝っぱらから何こんなに飲んでいやがんだぁぁぁ!!!!」

 

 

こいつ。俺がえっちゃんから隠していた秘蔵の酒すらもあけていやがった!!!

※えっちゃんは酒が飲めないぞ!以前度数が限りなく低いリキュールを飲んだ時ぶっ倒れたらしい。

 

 

『ちなみにわたしはカズマが隠している酒のことは知っていますよ?』

 

 

・・っは!何かえっちゃんから重要なことを聞かされたような気がするが気のせいだろう。

それよりもこいつの処遇をどうするか・・・っは!これだ!!

 

 

「おいアクア。今回のことを不問にするかわりにお前。悪魔退治手伝え」

 

「はぁ!?なんでわたしがそんなk「ん?なんか言ったか?」・・・何でもないです。」

 

 

ちなみに今のアクアの態勢は絨毯の敷いていないつるつるの床の上に正座をしてそのうえ体は縛られて足の上には石板を置いてあるぞ!

 

 

「それよりもカズマ。えっちゃんはどうしたのですか?」

 

「領主の野郎につかまった」

 

「何!?」

 

「それプラスその領主が悪魔を使役してるんだとさ」

 

「そういうことか!だからあいつの悪事は全部公に出ることがなかったのか・・!」

 

「その話は今はいい。それよりもえっちゃんを助けてついでに悪魔を倒すことが今回冒険者組合全体に出された依頼内容だ。」

 

「・・・カズマさんなら自分で悪魔の一人や二人倒せると思うんですけど?」

 

「そんな武器今は出せるかってんだ」

 

「まあいいさっさとえっちゃんを助けに行くぞカズマ!」

 

「まぁまて。あいつがすぐにどうなるわけじゃないんだ。まず作戦の決行は夜になってから。それまで各自で準備をしてろ。あとアクア。逃げんなよ?逃げたらお前の借金総額800万エリス自分で返済してもらうからな。」

 

「や、やだなぁ、カズマさん。私が逃げるわけないじゃない」

 

 

こいつ・・!はぁ。

・・・まってろよえっちゃん。今から助けに行くからな・・!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

~そのころのえっちゃん~

「おなかへりました」

 

「さっき食べたばかりだろ・・!」

 

「足りません。甘味ください。さぁ、早く!」

 

「ひ!!わ、分かったから静かにしててくれ!!」

 

 

どこまでもマイペースは崩さない!さすがえっちゃんだぜ!




久しぶりなもんであまりいい出来ではないと思いますが。ご了承ください。
あと毎度のことながら短くてすみません


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

この領主に粛清を5

お久しぶりです
遅すぎるやろホンマ。これはあれですね、ようつべが悪い。俺はわるくねぇ・・

ところで皆さんはFGOはやってますか?わたしはね、ガチャひいたら大爆死でしたよ。
もうやりたくないこのくそガチャ・・

それよか、約一年ほど前から麻雀にはまっていましたが最近ではそれが火にかけたようにブームが来てます。
ただ、その分勉強に手がつかない・・

ほかには五等分の花嫁というアニメがですね。はまりましてね。えぇ。全巻買ってしまったわけなんですよ。えぇ。つまり何が言いたいかというと。


二乃と五月最高!!!!


カズマside

 

 あれから俺はどうにかこうにかして戦力(この町の冒険者全員+α)を集めた。どうしてかわからんが冒険者じゃないのに肉屋のおじさんだったりバイトの時にお世話になった親方たちも来ようとしていた。

 ここの領主って本当に嫌われてんだな・・・

 

 

 まぁそれはさておき、えっちゃんのことを考えよう。

 あれを好きにできる奴はまずいない・・・はず。

 

・・・大丈夫・・だよな。

 

 

 

えっちゃんside

 

「あの、ほんとすみません。ですからもう食べないでください。お願いします。もうこの館にある甘味と言う甘味は全て出し尽くしたので本当にすみませんがもうやめてくだい。(以下同じ文章が淡々と続いている)」

 

あのあと牢屋の鉄格子を破壊して屋敷を探索している間に甘い匂いがしたので厨房らしき場所に来てみれば美味しそうなケーキなどがあったので、食べてる最中です。

 

 

「そうですね。日本の四字熟語にも『腹八分目』とありますからね。ここら辺にしておきましょう。」

 

 

「…この屋敷の甘味を食べ尽くしているのに腹八分目なのか…」

 

 

「何か言いました?」

 

 

「「滅相もございません!」」

 

 

現在この屋敷にいる人間(?)はこの街の領主とその領主のとこにいた悪魔だけらしいです。まぁ、はっきり言って悪魔ごときなら魔王軍よりも弱いと思います。だから、油断してても簡単に倒せました。

 

 

「カズマが来るまでは大人しくしておきますが、カズマが来たらあなた達も終わりですね。」

 

 

「「は、はいぃぃぃ。」」

 

 

(暇だなぁ)

 

 

 

 

カズマside

 

「さてと。おいお前らー!!!準備はできてるかー!!?」

 

 

「「「おおおーーーー!!!!」」」

 

 

「今からあのクソ領主ぶっ飛ばしに行くぞ!!!」

 

 

「「おぉーー!!!」」「あの野郎は一発は殴らねぇと気が済まねぇからな!!」「あいつのせいで税金が払えなかった時が何度あったか…!!」「さっさとぶっ飛ばしに行くぞ!!」

 

 

「みんなやる気のようですねカズマ。」

 

 

「あぁ。どうやらここの領主は領民からとてつもないほどの恨みを向けられているみたいだな。まぁ、聞いている限りだと領主の自業自得なんだけどな。」

 

 

 俺がそう答えると納得といった表情でうなずくめぐみんとその隣にいたダクネスが俺に訪ねてきた。

 

 

「あぁそれなんだが、今までなぜかあいつの悪事が表に出ることは一度もなかったがカズマたちの言っていることが本当ならアルダーブがしたがえている悪魔は相当強力なものだぞ。」

 

 

「構わねえよ。たとえ強くてもえっちゃんが何もやっていないわけないだろ?ある程度弱ってる前提で戦うさ」

 

 

「そうだが・・・」

 

 

「それに、向こうでなぜか悪魔に対して強烈な殺気を放っている二人がいるから大丈夫だろ。」

 

 

「あぁ。アクアとクリスか。二人ともアークプリーストに心身深いエリス教信徒だからな」

 

 

 そう。なぜこんなにおれの気が緩んでいるのかというとえっちゃんが何もしないわけがないとわかっていると同時に今にも悪魔を根絶やしにしてやろうかという殺気を放っている二人がいるからである。

 ま、何を言いたいかというと

 

 

「さっさと終わらして酒飲むぞ----!!!!」

 

 

「「「「「おおおおおぉぉぉぉぉぉお!!!!!!!!!!!」」」」」」




 ついでに言いますと。これが最後でしばらく投稿できない期間が延びます。
 具体的には2~3年ほど。ですので待ってくださる方は気長に待っていてください。
 それでは次の更新までさようなら~


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

この領主に粛清を6

今回がラストにしたい。


とゆうわけで皆さんこんにちはluckです!!覚えてくれてる人いるかな?|*・ω・)チラッ
思わぬ形で時間ができたので投稿しちゃいます☆


……久々すぎて文面どうなってるんや……???
それと戦闘描写を上手くかける気しなかったので今回は無しです。もし欲しいのであれば戦闘描写のみの単話として投稿しますので是非アンケートに……(´・ω・`)

て、手抜きとか言わないでね?


えっちゃんSIDE

 

 外から聞こえてくる声から察するにとうとう今日この屋敷に突撃するみたいですね。カズマにしては時間がかかりすぎではないですかね?

 まぁこれからこの家の人間とあの悪魔に起こることに関しては何も責任を負いませんがね。

 それじゃさっさとここから出るとしますかね。ついでにお金になりそうなものをいくつか拝借しますか・・・ってあの後ろ姿は・・・・

 

 

「おぉーい。あなたクリスさんではないですか?」

 

「!!あ、あなたはカズマとアクア様の所の……」

 

「えっちゃんと申します。ところであなたはここで何を?」

 

 

「それはこちらのセリフなのだけれど……まぁいいわ。

ここに来た理由はふたつ、ひとつはこの屋敷のお宝を奪おうかと思ってね。」

 

 

それはまるっきり泥棒では?というツッコミ待ちなのでしょうか?

 

「もうひとつはこの屋敷から少しだけど悪魔の気配を感じたからよ」

 

「あぁ、それに関しては確かにいますよ」

 

「!?やっぱりね……あとは聖水をどれだけ買えるか……」

 

「まぁカズマ達がその悪魔についての対処などを今考えてここに突撃する準備を整えているところでしょうし……クリスさんはご存知ないので?」

 

「えぇ!?そうだったの!?」

 

「はい」

 

「orzならわたしもその準備手伝えばよかったわ」

 

そう言ってももう外にカズマたち来てますので関係ないのですがね

 

「外をご覧になっては?」

 

「へ?外?…………って何これ!?この街の冒険者が勢ぞろいしてるじゃない!?」

 

「はい。なのでわたしも潜入を終えて脱出しようかなと思って」

 

「そうだったのね……って潜入なんてそんな危険なことやってたの!?悪魔に操られてるんじゃないの!?」

 

「あんな雑魚に操られるほど弱くありませんよ」

 

「あ、悪魔を雑魚って……(´・ω・`)」

 

「とりあえず脱出しませんか?話はその後で」

 

「わ、分かった早く行きましょう」

 

 

その後、集結した冒険者達が協力し合いわたしが送った悪魔の能力についても完全に攻略し最後はアクアの魔法で終わらせました。まぁ、はっきり言ってわたしがあれだけ弱らせたのですからこれぐらいはやってもらわないも行けませんがね……

 

 

 

〜後日談〜

カズマside

「えっちゃん!なんで1人で潜入なんて危険なことをしたのですかぁ!!」

 

「そうよ、私たちになんの相談もなしなんて水臭いじゃない!」

 

「今後こんな危ないことをする前に私たちに一言でもいいから声をかけてくれ」

 

 

珍しいなこいつらがこんなまともなことを言うなんて……

 

「そうすればあんのクズの家から色々と盗む計画が立てれたじゃない!!」

 

訂正、駄女神はとことん落ちてるみたいだな。

まぁ、

 

「そうだぞ、こんなにみんな心配するぐらいのことを勝手にしたんだこれからは報告連絡相談のほう・れん・そうを大事にしろよ?」

 

「分かりました。これからは"一言"言ってから行動することにします」

 

??なんか含みあるセリフ……嫌な予感がするぞ??

 

「という訳で明日からちょっと温泉旅行に行きませんか?」

 

ピラッと見せられたのは温泉街のチラシと温泉旅館の無料宿泊チケットだった。

 

 

って

 

 

「「「ええええええ!!!!????」」」

 

 

こいつの突拍子もない行動は女になってからさらに酷くなってるんだが……!?




……文がひどい文字数少ない……リハビリ入りますねぇ……(´・ω・`)
とりあえず生きてます……これが終わるまではちゃんと書ききる所存ですので長ァァい目でお待ちくださいませm(_ _)m


目次 感想へのリンク しおりを挟む




評価する
※目安 0:10の真逆 5:普通 10:(このサイトで)これ以上素晴らしい作品とは出会えない。
※評価値0,10についてはそれぞれ11個以上は投票できません。
評価する前に
評価する際のガイドライン
に違反していないか確認して下さい。