最も新しき神話の傍観者 (わんこカフェ)
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用語解説

竜大戦だと思ったか?

FGOでブリュンヒルデ出ました。マジウレシー


とりあえず、困ったので用語解説。

 

 

竜大戦

 

モンハンの世界観において、今より遥か昔に起きた、人と竜の戦争。その発端は人間が、神からの技術である、人造竜の生産を目的に竜の乱獲を始めた事。

 

しかし、竜側のトップである祖龍ミラルーツは事前にその動きを察知しており、戦争の準備を進めていた。

 

 

イコールドラゴンウェポン

 

 

本編に書いてあるような見た目をしている。しかし、この作品においては、作者がドーピングを施した結果、イコールドラゴンウェポン3体で古竜を討伐可能。さらに、騎手がいた場合、2体で倒せることも、という鬼畜仕様。通常竜では、10体vs.1体でも勝ち目がない。

 

これが、開戦時に300体ほど。鬼畜仕様である。

 

 

 

 

転生者

 

クズである。大事なことなのでもう一度、クズである。

 

神により明らかに異常な力である転生特典を貰ったただのグズ人間である。転生特典は人によるが、だいたい1つか2つである。その半分がゲートオブバビロンなどのテンプレである。なんというグズ...

 

 

祖龍ミラルーツ

 

言わずと知れたヤンデレ姉さん。超ハイスペック。コミュ力カンスト、社長令嬢、全国模試満点の化け物。ミラルーツへの転生は自然現象。今まで対人類用に古竜を生み出してきた。その実力は当然世界最強。生物であれば、問答無用で殺せるという馬鹿げた事もできる。

人間だった時の名前は月咬琥珀

 

 

 

蛇皇龍 ダラアマデュラ

 

本作の主人公。モンスターを守護する神様がサボっていたら、人間側の神様がハッスルしてヤバイことになっていたので、急遽転生させられた被害者。

親は国会議員の党幹部というエリート。その頭脳は凄まじく、模試は、当然のように満点。英検、漢検一級。数学オリンピックファイナリストなど、輝かしい成績を持つが実は勉強一時間、モンハン7時間位の比率である。羨ましい。

だが、ある日親の汚職を知ってしまい、旅先で事故に見せかけ殺された。本当にこの親はグズだな。

実力的には祖龍に並び立つ程であり、操る属性は龍属性もどき、力属性、星属性など。

 

 

シュレイド王国

 

竜大戦当時、転生者やイコールドラゴンウェポンを数多く保有し、世界最大最強の人間の国。

 

煌黒龍アルバトリオン

 

神が古竜の素材を使って作り出した、最強の古竜、数多の属性を操り、龍化時に匹敵する力を持つが、その力を完全にはコントロール出来ておらず、存在するだけで、数多の自然災害を引き起こす。

 

▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽

 

 

神様

 

だいたいこいつのせい

人間側に技術を横流しし、イコールドラゴンウェポンの作り方を教えた。とにかくモンスターが嫌いで、そのためには何をしてもかまわない。

 

これから1000000年主人公たちと付き合って行く宿敵。しかし、実際の戦闘力は人間に力を異様に使ってしまい低くなっている。




原作読んでいない人用に用語解説書いてみました。
「実際は?」

竜大戦の流れが思い付かず、エタッタので苦し紛れに書いたものです。申し訳ありませんでした。

本編はもう少しお待ちください。


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プロローグ

処女作です。初めて親友とダラアマデュラを倒した時の感動は今も忘れません。


私、風見蓮果は自分で言うのはあれだが、才能に恵まれていると思っている。一度見聞きした内容をほぼ絶対に忘れない記憶力、数学のテストでも余裕で満点を取れる計算力。

全国模試は全教科満点で第一志望は当然合格率80%。だが、いやだからこそ、私は自分の人生がつまらなくて嫌だった。だが、中学受験が終わった時、私は運命の出会いを果たした。そう!モンスターハンター4である。初めてモンハンをプレイした瞬間からどんどんモンハンの世界に吸い込まれて行った。モンハンを始める前の私は形だけでも普通に勉強をしていたが、それも減っていった。それでも成績は満点だったので親からしたら腹正しいことこの上ないだろう。何せ成績に関しては親が学生立った頃より確実に上なのだから。

 

 

さて、なぜ私が今こんな昔話をしているのかというと、私を疎ましく思った家族に旅行中の事故に見せかけて殺されたからだ。

 

「で、どんな契約なの?」そう私はある世界線において自然保護を司るといった怠惰の悪魔に問いかけた。「話は簡単だよ。最近人間を守護する役割の神が己の職権を乱用している。例えば、強力な特典を持たせた転生者を送ったり、人間の科学技術を異様に発展させたりね。だけれでも私はできればだらだらしていたい。だから君にモンスターにしてあげる代わりに、転生者の狩りや人間がモンスターを狩りすぎないようにしてほしいんだよ。勿論、転生特典やらもあげる。」(転生特典あげるの私の上司だけど。ボソッ)

「なるほど、つまりWIN‐WINという訳ね。いいわよ。乗ってあげる。但し、転生特典と転生先は選ばせてね。」

「そりゃもちろん。僕は仕事が減るし、君は暇のない世界で暮らせる。まさにWIN‐WINの関係ってわけだ。さてじゃあ選んでね」

「じゃあ転生先は蛇帝龍ダラアマデュラ。転生特典は《能力派生》《能力急速成長》《進化限界撤廃》《進化速度上昇》《環境適応》でお願いね。」

「りょーかい。じゃあ、行ってらっしゃい」

そうして私の意識は遠退いて行った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さて、改めまして、読者の皆様

こ~~んに~~ちわ~~

 

およ?声が小さいなぁ~えっなに?メタイって?キニシナイキニシナイ。

さて、悪ふざけはこれくらいにして、皆さんに今の状況をかるーく説明しましょう。まずは私についてです。本来、ダラアマデュラは龍脈の化身で、龍脈に意思が宿った物ですが、まだ竜大戦が始まっていないので、龍脈がありません。さてここで問題です。私はどんなエネルギーを元にしているでしょう?

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・正解は星のエネルギーでした。ここでえっ!?って思う人もいるかも知れない。それはそうだ。龍脈とは星のエネルギーなのだから。しかし考えて欲しい。何のエネルギーも無しに地球の数倍も表面積のある星が存在できるだろうか?答えは否だ。出来るわけがない。そのため、星には龍脈とは別にエネルギーを持っている。そのエネルギーに意思が宿った物が今の私。

 

そして、次は人類についてだけど...かなり不味い状況になっていた。誕生してから3年位力の慣れに費やして、「いざ、行かん」と意気込んで行って、着いた時に愕然とした。何故ならそこには超古代文明があったからだ。地球よりも進んだ文明を用いていて、恐らく生まれたばかりだろうモンスターを狩り尽くして行く様子から人類がイコールドラゴンウェポンを作り出すのは時間の問題だろう。人間で開発出来なくても、どうせ作り方は神がリークするに違いない。

 

そして地理的要素だが、驚いたことに高い山が1つしかないのだ!しかもそのやまからとんでもないエネルギーを感じているので、ミラトリオが居るのは間違いないだろう。

 

さて、次回予告だよ~ 

次回は、これからの活動方針と転生特典の詳細と初めての転生者の予定で~す。えっ?だからメタイって?気にしちゃ敗けだよ。




主人公について少し、風見蓮果の風見は風見鶏の風見です。また、主人公の学力ですが、中学は双葉で特待生。定期試験ではほとんどオール満点で高一にしてセンター9割5分東大過去問にて全問正解を達成。頭よすぎて世界が退屈になってきた時にモンハンに出会いました。頭良すぎですw


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能力と転生者

グロ注意


あ~あ~テステス。

 

 

 

やっほ~。みんな大好きダラちゃんだよ~。ん?誰に向かって話しているのかって?読者だよ~。まぁメタイのは毎回だと思うから今の内から慣れといてくれるといいよw

 

 

 

さて、先ずは私の転生特典について解説しとくね。恐らく読者の皆様がなにこれ?って思ったのは、《能力派生》と《環境適応》だと思う。

 

 

 

で、《能力派生》についてだけど、ダラアマデュラの場合、能力は隕石を落とすことと龍ブレスになる。《能力派生》は能力の発動に掛かるプロセスを細分化しそれぞれを新しい能力とするという物で、これを隕石落としに発動すると、重力操作さらには力量操作にもなる。また、隕石を作り出す能力その他ect...とさながら生命目録のように広がって行く。まぁこれは元々の古龍の能力のようなもので、長年生きた古龍なら大小の差は有れどやっていると思う...メイビー。だってしょうがないでしょう。まだそんなに長く生きた古龍が居ないんだもん。適当とか言わないでね。傷つくから...

 

次に恐らく一番謎であろう最後の《環境適応》だが、これは分かりやすく言えば、どんな環境でも生きていける、という物で、より正確に言えば、生きていくのに必要な能力が手に入るという物である。うんほんとね。すごい便利。しかも能力急速成長がこれらが産み出したものにまで働くんだからね、本当自分で言うのもあれだけどチートだわ~。

 

 

 

 

 

さて、読者さんも気になっているだろうこれからの行動方針だけれども、先ずは転生者狩り、皆も分かると思うけど、クソみたいな性格の神様でも神として恥ずかしくない力を持っている。それは圧倒的な。その神から力を貰うのだから普通のモンスターが対抗できる訳がない。ただ、このまま待っていても転生者が来るわけがないので、擬人化して、町中での暗殺などを主な手段としようと思う。どうせ、強大な力を持っていたとしても、それに驕り、何の努力もしようとせず、慢心して平気でクズな行為をするだろう。

 

 

 

そこに漬け込む。自慢ではないが、私は容姿にも優れていた。また、髪の毛の色も銀なため、少しスカートの丈を短くしたり、胸元を注意すれば簡単に釣れるだろう。所詮、男などそんな物だ。

 

 

 

さて、出掛けるとするか...作戦であり、必要な事であるとはいえ、今から憂鬱だ.............

 

 

 

というわけでやって来ました!超古代都市!これで進めていたのは、実は月への脱出計画でした!何てオチはやめてよ。洒落にならない。

 

まぁ...あの堕神(本当に堕天はしていないけど...)の性格を考えるに、モンスターは絶対悪!悪は断固撃つべし!逃げるなど断固あり得ない!

とか平気で言いそうだからね。

 

さて、計画を始めるとしますか❗

 

 

 

 

 

 

 

 

はぁ~~~~~~

 

思わず超長い溜め息を着いちゃうよ。このヘンタイどもめ!ざっと数えた感じでも10はねちっこい舐めるような視線を感じる。気持ち悪いったらありゃしない!日本でも流石にこんだけはなかった!絶対そういう魂ばかり集めていたに違いない。

 

さて、いい加減限界だし、サクッと殺っちゃいますか。

 

そのまま私は人通りの少ない裏路地に行く。

 

するとなんということでしょう。直ぐに男たちが囲んできたではありませんか。此には予想していたとはいえ、ビックリ。引くわぁ~

更には、こんなありきたりなセリフも言ってきた。

 

 

「お嬢ちゃん可愛いね。これからおじさんたちとイイコトしない?イイ気持ちになれるよ」

、と下品な笑みを浮かべて迫ってきた。更には服に手をかけて脱がせようとしてくる奴もいた。なのでそいつの腕を切ってやった。

「ギャアアアアアアアアアアァァァァ。腕がっ!俺の腕がァァァァ!おかしいだろ!俺はこの世界のオリ主のハズだろ!こんなところで死んでいいハズがない!そうだ!これは新しい力を貰うための試練に違いない。そうだ!さぁ、神よ!お、俺に新しい力を!こんな小娘に殺されてっ!ガハッ......そ...う.だ。これ...は夢な...んだ」

 

いやぁ、余りにも見苦しいから殺しちゃった。てへぺろ。さて、ボーッとしている今の隙に片付けちゃいますか 特典使われると厄介だしね 

 

 

 

 

ふぅ~。意外と呆気ないね。一回だけ転生特典使われたけどゲートオブバビロンだったし。開くまでに時間が掛かりすぎなんだよねぇ。

 

でも今回の事で分かったことがある。

 

転生者はクズって事。見つけ次第殺していこう。

 

また、同時にモンスターの保護もしていかないと。全く、作るだけじゃなくて、保護もして欲しいものだよ。とりあえず、少しずつ地殻変動をさせて、霊峰やら千剣やら作っていこうと思う。




モンハンのフィールドって頑丈過ぎませんか?


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突撃!隣のミラルーツ

原作キャラの登場です。タイトルにも書いてありますが...


皆さん、おはこんばんにちわ。転生ダラアマデュラでーす。実は前回から半年位経っているんだけど、やっぱり私一人じゃ出来ることも限られているなぁ~って思いまして、援軍を頼みに行きま~す。

 

 

さてさて、多分ここで会ってると思うんだけど...何か上からスゴイ殺気飛んできてるし...why?

 

 

え~い!女は度胸!

ということで逝ってきまーす!

 

「たっのも~!ぎゃふん。」

 

到着と同時に雷撃たれたんだけど...

 

「酷くない!か弱い女の子にいきなり雷撃ち込むのはないと思うんだけど~?」

 

「「「あの雷食らって平然としている人がか弱い訳がない!!!」」」

あるぇ~

 

「というかなんで平然としていられるんだ?」

と真ん中にいる眼鏡をかけた美少年が問いかけてきた。

 

「まぁまぁそんなことはいいので、自己紹介しませんか?」

 

「そうですね 私はミラルーツ。って言ってもわから「いえ、わかりますよ?」あるぇ~」

 

「なんで姉上はそんなに平然としていられるんだ?まぁ姉上にはバルカンと言われている。憤怒の化身だ。よろしく頼む」

 

「うんうん、でそちらの方はボレアスさんであってますか?」

 

「当たり。名前。知ってる。不思議。」

 

「まぁそのあたりは、色々な事情が有るってことで納得して下さい。」

 

「うんうん、全然オッケーだ「無理。出来ない。お前。怪しい。死ね。」

 

って待って待って、なんで納得しないの?というかボレアスが本気で殺しに来ているんだけど?死ぬ!流石に無理。

 

期待を込めてルーツの方を見ると、どこか遠い所を見るような目で私を見ていた。

 

「ちょっと、本気で死んじゃうから。助けて~ルーツ~バルカン~」

 

「「頑張れ❗生きてたらまた会おう!」

くそったれミラトリオに災いあれ。不味い取り敢えず

 

逃げるんだよ~!(><*)ノ~~~~~

 

 

 

 

 

 

 

~~一時間後~~

 

 

 

 

「ゼェゼエ」

「お前。強い。今度。俺と。戦え。」

 

何て言ってきた。どうしよう?取り敢えず今は助かったからいいけど...今は......

 

「とにかく、早く用件を話してね 」

 

「話を聞かずに攻撃してきたのは、あんたたちでしょうが!」

 

「俺は攻撃してないぞ。やったのは姉上とボレアスだ。」

 

そんなこと知らん!止めなかったから同罪だ。今度覚えてろ。

 

「と、とにかく!要件はなに?」

 

流石コミュ力高そうなルーツだけある。このまま続けたら自分が不利になるって分かってたんだ。なら話は早い。早速言わせてもらおうじゃないか。

「人龍大戦の打ち合わせだよ 」

 

そうして私は超弩級の爆弾を落とした。

 

 

「ちょっとルーツと2人で話させて欲しいんだけど...オッケー?」

 

「?...あぁそういう事。じゃあ今からでいいよ。戦争の話もそこでしよう」

 

 

 

▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼

site神界

 

「ふむ、そろそろ頃合いかのぉ。怠惰の介入は想定外であったが、何、むしろ強力な素材が手に入ったと思えば何て事はない。祖龍もしっかり素材を生成してくれているようだしな。ククククククッ。さぁ、人の天下を手に入れよう!悪を滅ぼす戦争を始めよう!我が最強の兵器。祖龍を殺すために、龍を殺すためだけに作った、この

イコール=ドラゴン=ウェポンでな❗

 

さぁ、存分に踊って貰おうか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その日、ある科学者が龍を素材にした人工の生命、竜を殺すための兵器の開発方法を見つけだした。

 

これにより、人と竜の戦争。後に人竜大戦と呼ばれる大戦争の開戦は直ぐそこにまで迫っていた。




昨日、文化祭だった。休憩時間30分ってなんやねん。疲れました。


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祖龍との語らい

FGO始めたけど、星3しか出ない。ぬぁぜだ!


「さて、ミラルーツ。あなたと話したいことは、全部で3つ。1つ目。これが本題で、貴方は何者かっていうこと。

 

2つ目。これが次に大事なこと。貴方たちが産み出したモンスターたちをチップとして戦う戦争という名前のチェスにどうやって勝つのか?

 

そして3つ目が...............このままだと私が過労死するので、助けて下さい。切実に、いや、実際には死なないけど...

 

ここまで話を聞かせて?」

 

 

 

「いやぁ、そこまで気付かれているとはねぇ~。

まぁバルカンとボレアスって呼んでれば、同郷なら誰でも気付くか。

 

 

さて、先ずは第一の質問。私は、何百年も前に転生した龍の祖・祖龍ミラルーツ。前の世界での名前は月咬琥珀。

 

以後よろしくね 転生ダラアマデュラさん 」

 

 

「へぇ~。

 

さて、名乗られたら、名乗り返すのが礼儀よね。

 

私は、この世界の人に対しての抑止力。蛇王龍ダラアマデュラ。前世の名前は風見廉果。こちらこそ宜しくね。ルーツちゃん久しぶり♪お互い変わっちゃったけど宜しく!」

 

「にしても、今ここでクイズ大会出来ないのが悔しいね~?」

 

 

「本当にねぇ~。今の所114514戦57,257勝57,257敗だから、丁度引き分けだったんだよね?あなたが居なくなってからあっちではモンハン以外やることなくて暇だったんだよね~。」

 

両者の間にバチバチと火花が(物理的に)飛ぶ。

 

 

「まぁどうせこれから私たちは長いんだし、仕事に掛かりましょう?」

 

「そうしよっか?

先ずは、こちらの戦力の確認ね?こちらには、私たちの他にモンスターたちの原種であるモンスターが5000体ほど。古龍が500体ほどね。」

 

「じゃあこちらからも、敵主力は皆もご存知イコールドラゴンウェポンと神が送り込んだ転生者800人程度。その他そこそこ強いハンターたち。

 

この内イコールドラゴンウェポンの開発方法が人間側のクソッタレ神からリークされた。しかも、生産効率は20体で一体。

 

転生者は私が月10ペースで殺しているけど、月5ペースで増えているね。

 

さて、この盤面で貴方はどう出る?」

 

 

「そうだね~。先ずは、相手の国について、教えて」

 

「そうだね~。シュレイド王国は、懐柔は無理だろうけど、他の国は、戦力次第でクーデターは可能だよ 

相変わらずエグいこと考えるね。

 

神についてはどうするつもり?

 

............まさか?

 

なるほど、確かにそれなら可能かもね 」

 

「でしょ 我ながらいい案だと思ッんだよね だけど、神だけは私に殺らせてくれないかな?私はこの世界が大好き。それを壊そうとするやつは、妃星を傷つける奴位許せない!」

 

「もちろん、精一杯サポートさせて貰うよ。ただ私は、できれば、人のまま戦いたいんだよね、龍の姿だと動き難いんだよね 」

 

「いいよ そこら辺はボレアスとバルカンがいれば何とかなるでしょ 」

 

「あと最後のやつだけど、転生者の始末と人間サイドの調査は任せていい?」

 

「オッケー win-winで行こう!」

 

「じゃあ、契約成立ね 

 

また来るから、その時は妹ちゃんの話を聞かせてね!」

 

「一段落着いたらね 私の妹は世界一可愛いよ 」

 

「ふふふ 楽しみにしてるよ 

絶対勝とうね。」

 

「負けるはずがないよ‼私がいるからね 」

 

 

▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽

 

 

site人界

 

 

 

シュレイド王国の会議の席では、着々と戦争の会議が進められていた。

 

 

「して、将軍よ。その兵器を使えば、勝てるのか?」

 

 

「はっ!研究部門の計算によると、3匹もいれば、特異な力を使う竜を倒せるという事です。」

 

「よろしい❗直ちに戦争の準備を進めたまえ。その際神の祝福を受けた勇者共にも協力してもらえ。女や金は惜しむな❗

 

 

全ては神の御心のままに...」




質問コーナーとか要りますかね?

高評価、感想、お気に入り登録お願いします。作者のモチベーションに直結しますので...


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開戦前夜

fateの映画楽しみですね。




その日を境に、竜、即ちモンスターの乱獲が始まり、人里近くに生息していたモンスターは急速にその数を減らして行った。

 

そして、人類は遂にその存在を造りだした。

 

《イコールドラゴンウェポン》

 

ラオシャンロンほどの体躯にナバルデウスのような湾曲した大きな角、鉄の翼、太く長い尻尾、を持ち、背中には巨大な鋸が備え付けられている、竜に匹敵する筋力、耐久力、火力を備え、竜を殺すために作られた、人造の竜。

 

禁忌の結晶。

 

その力は並みの竜を凌駕し、複数体いれば、生ける天災とも言われる古龍をも倒せるだろうと推測されている、最強の兵器。

 

 

「さて、外交官よ。我が国の技術力の結晶である、この《イコールドラゴンウェポン》の設計図と完成品を一体。各国に送ってやれ。」

 

「はっ!そのように。しかし...宜しいのですか?この人造竜は国王様も仰っていた通り、我が国の造竜技術の結晶。それを他国に簡単に渡してしまっても?」

 

 

「控えろよ。セントメネス卿よ。貴様の心配する事ではない。ただで渡すわけが無かろう。相応の対価は搾り取る。さらに言えば我が国はイコールドラゴンウェポンへの絶対命令権を持っている。間違ってもイコールドラゴンウェポンが反逆してくる事はない。貴様は黙って指示に従っておけばよいのだ。解ったな?」

 

「はっ!承知いたしました陛下」

 

「さて、将軍。竜の殲滅の方はどうなっている?」

 

「はっ!我が国近辺の竜はあらかた狩り尽くしましたが、残っている竜に妙な動きが...」

 

「どうした?行ってみろ。」

 

「それが...残った竜が一斉に同じ方向に向かって逃げているようでして...」

 

「なるほど...では、そちらの方向にいる部隊に追跡をさせろ。気づかれたら殲滅。気づかれなければ、もしかすると、竜の本隊が見つかるかも知れん。素材の方は、全てイコールドラゴンウェポンの生産に回せ。」

 

「了解しました、陛下。全ては陛下の御心のままに」

 

「では解散」

 

 

 

この時人間側は失念していた。一頭でも世界を滅ぼせる、禁忌の龍の存在を。

竜たちも知能を持ち、上位存在の作戦を実行するだけの力を持っていた事。

そして、自分たちが既に祖龍ミラルーツの罠に掛かってしまっていたことを...

 

 

 

 

 

▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽

sideダラアマデュラ

 

 

 

さて、たった今届いたルーツちゃんからの情報によると人間側は遂にイコールドラゴンウェポンの生産を開始したみたいだね。

 

じゃあ私も最後の仕上げに入りますか。

 

あ~龍の姿になるのは久しぶりだなぁ~。

 

 

「GYAAAAAAAAAAAAAAAAA」

 

 

▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽

sideミラルーツ

 

おっ、ダラちゃんも動きだしたみたいだね にしても、巻き付けば物理法則無視して山が高くなるなんて、一体どういう仕組みなのか?

 

まっ、匙は投げられたってね 

 

「それじゃ、バルカン、ボレアス 

 

 

 

ゲームを始めよう 」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

遂に、全ての原点にして、終末点。

 

竜大戦の火蓋は切って落とされた。




次回、遂にミラルーツが暴れます。
高評価、お気に入り登録、感想宜しくお願いします。


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竜大戦

種火周回しなければ、

フレンド募集中です。ブリュンヒルデ41レベですが

今回は更に短いです。


竜と人間。その戦いは竜の優勢だった。ミラボレアス、ミラバルカンの二頭が産み出した、現在のモンスターの進化上の原点となったワイバーンレックスを始めとする絶滅種はそれぞれの進化先の特徴とも言われる、発達した能力をほとんど持ち合わせていた。

例えば、ワイバーンレックスの場合、ティガレックスのような大咆哮、リオレウスやリオレイアのようなブレス、セルレギオスのような鱗など、それだけの能力を保有し、転生者には負けるものの、5000体という、圧倒的な数で人類を圧倒していた。一部の大国は核などの兵器でイーブンまで持っていたが、それも限界を迎えていた。

だが、モンスター側が戦いを有利に進めていた理由はそれだけではなかった。

国有数の工業地帯が突如起こった土地の隆起により使えなくなったり、突如発生した雷によって、停電が起こったり、あらゆる自然災害が人類各所で発生していたのだ。

 

しかし、何事にも例外、というものはある。

 

当時、人間側の最大国家であったシュレイド王国は、その身に特異にして強力な力を持った転生者(シュレイド王国では、英雄と呼ばれ、転生者と知っているのは、国王と一部の側近のみ)とあらかじめ生産されていた、超兵器イコールドラゴンウェポンによって、終始、竜側を圧倒し、1ヶ月後にはイコールドラゴンウェポンの数は1000に達し周辺の竜は粗方、狩り尽くされた。シュレイド王国周辺には3体の古竜もいたが、その全てがイコールドラゴンウェポンによって、討伐された。

そして、その全てが神に捧げられた。

 

 

 

 

 

▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽

 

sideダラアマデュラ&ミラルーツ

 

「いやぁ~。遂に始まっちゃったけど、なんかシュレイド王国強すぎない?古竜3体全て討伐されるとか、ちょっと予想外なんだけど」

 

「いやぁ~、本当だね♪でもでも、モンハンファンとしてイコールドラゴンウェポンを生で見られるとか興奮しないほうが無理だよね♪」

 

「そんな事はありません!いいから予定を早めるかどうか、考えようじゃないか。」

 

「そうだね♪ダラちゃんはどう思う?」

 

「ん?私?そうだね~?シュレイド王国に柱になって貰うのはどう?ボレアスなんか適任だと思うんだけど?運命の戦争だし?バルカンには他国を当たって貰う。...............」

 

 

「相変わらずえげつないね♪」

 

「お互い様でしょう。でも貴方にも働いてもらいますよ?竜脈作ってもらわないと、それに、.........でしょ。竜脈の調整はしといてあげるから。」

 

 

「オッケー♪じゃあ、お互い頑張ろう♪この世界のために!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

人類が絶望するまであと少し...

 

 

人類が希望を見いだすまであと少し...

 

人類が最強を手に入れるまであと少し...

 

 

 

大戦は未来への礎となるか、滅亡への道となるか?

 

その行き先は神も知らず...




シリアス多いですね。
竜大戦終われば、主人公の出番とギャグも多くなると思います。
次回は用語解説で出てきたアイツが?
全然祖龍暴れませんでしたね。すみませんでした。



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降臨するのは希望か絶望か

遅れてしまって申し訳ありませんでした!許して下さい。なんでもしますから。


人類side

 

 

「神からのお告げが来た。

 

これより古龍の討伐作戦を実行する。この作戦には転生者、イコールドラゴンウェポンの戦力の半分以上を注ぎ込む、非常に大規模な戦いになると予想される。

 

くれぐれも失敗してくれるなよ?

 

では作戦の詳細を説明する。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・」

 

 

 

 

▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽

トア・テスカトラside

 

 

祖龍、黒龍、紅龍により産み出されたモンスターはそれぞれ直接産み出された個体が一番強く、交配により、代を重ねれば重ねる程力が弱くなり、ある一定の強さで安定する。ちょうどこの強さは、ゲームに出てくるものとほとんど同じである。

 

このトア・テスカトラという個体は祖龍から産み出された古龍の中でも重ねた代は少なくとも、若く力の扱いにまだ完全には慣れて居なかった。力に慣れるというのは、実は大変重要なことで、力に慣れるだけで強さは2倍程にまでなる。古龍はなんかしらの能力を司っているが、トア・テスカトラは氷属性だった。

 

 

 

 

 

 

その龍、トア・テスカトラは焦っていた。目の前に並ぶ大軍勢に、

 

転生者・・・10人。

 

狩り人・・・100人

 

イコールドラゴンウェポン・・・20体

 

だが、トア・テスカトラは邁進していた。たかが人間が何匹集まろうと自分の勝ちは揺るがないと...

 

 

かくして、戦闘は始まった。先手は、人間側だった。普通の人間の狩人は銃器を乱射し、遠距離型の転生特典を持った者はその特典にて、攻撃していた。

 

 

 

 

 

 

▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽

佐藤孝太(転生者)side

 

俺こと佐藤孝太は転生者だ。前世では、持てなかったし、才能もなかった。だが!この世界に来てからはどうだ!俺が神様から貰った転生特典はチートの塊だった。

《サイア人の力を扱える能力》

これだ!この力のおかげで金は入るは女にはモテるはでまさにこの世の春だった。この世界はまさに俺のための世界!

さぁ、モンスターども!黙って俺のチーレムの礎となれ!

 

 

 

 

▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽

 

 

人類側の先生攻撃は、しかし、トア・テスカトラの作り出した氷の壁によって防がれた。そのまま、氷王龍は氷のブレスを叩きつける。しかしそれは転生者の放った元気玉やらロー・アイアスやらアヴァロンやらによって、防がれた。そして、遂に戦場は動き始める。今まで、動いて居なかった、イコールドラゴンウェポンが動き始めたからである。

単体で古龍には及ばないまでも、それに次ぐ耐久力、火力、を持った兵器が20体もいるのだ。ブレスを使って凍結しようとするも、4体分のイコールドラゴンウェポンの鉄ブレスで相殺され、その隙に肉薄した6体のイコールドラゴンウェポンによって串刺しにされる。しかし、只で終わらないのも古龍だった。その身に宿ったエネルギーの全てをつぎ込んだ、文字通りの全身全霊の一撃を放った。

 

...そこに凍結地獄が顕現した。物理法則など軽く無視し、絶対零度なども軽く越える生物など存在できない

 

 

 

 

...ハズだった。

 

「ったくよぉ~。ふざけんなよクソモンスターが、俺以外が戦死かよ。俺の評価が下がるじゃねぇか。どう責任とるつもりだよ。

 

 

ん?

 

何だ?これ?」

 

その唯一の生存者である転生者・佐藤孝太は何が起きたのか分からぬまま、死んでいった。

 

 

 

 

 

▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽

 

運命の戦争

 

憤怒の化身

 

祖なるもの

 

3体の禁忌が戦争への介入を始めた。

 

たった一晩で本気の力を振るった3体のミラ種によって滅ぼされた。

 

 

これによって、人類は2つの勢力に分裂することになった。

 

 

竜との共存を目指す勢力と

 

 

竜の滅亡を目指す勢力に

 

 

 

それさえも、祖龍の手のひらの上であるとも知らずに、

 

 

 

▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽

「ようやく。ようやく準備が整った!さぁモンスターどもよ、滅びを迎えるといい。龍に対して龍で対抗するのは少し癪だが、まぁ背に腹は変えられないか...

 

 

 

 

 

 

 

 

希望と絶望は表裏一体。

対立している片方にとっての希望はもう片方にとっての絶望であり、またその逆も然り。

 

 

地上に降臨した4体の禁忌は希望となるか絶望となるか。

 

星の代弁者は絶望を返す切り札足り得るか?

 

 

戦争の行方は未だ知れず。

 

 

張り巡らされた神々の策略の上で踊り続ける...




なんでもすると言ったなあれは嘘だ。


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人が取るのは野望か幻想か

高評価、お気に入り登録、お願いします。



???side

 

「っ何者だ?」

 

俺が狩りに出かけようとした時にドアから入ってきたのは、黒いドレスを着た、銀髪の少女だった。

 

「鍵はどうした?俺はドアを開けた覚えはないぞ。」

 

「イニティウム・スレイヤー。貴方には話があって来ました。貴方は、今回の戦争、どう思いますか?」

 

その少女の目は、赤かった。

 

「貴方はこの戦争で何を目指しますか?」

 

「俺は...

この世界は間違っていると、思う。神からの使い、勇者、英雄などと呼ばれたグズどもが平気で跋扈し、世の中の誰もその事について何も言えない。浮かれすぎていると思うんだ。」

 

すると、少女は笑みを浮かべて、こう言った。

 

「なるほど、利害の一致ですね。では、こちらの見方になっていただけませんか?私たち、龍はこの世界を守りたい。その世界には、人もモンスターも必要不可欠。そこで、貴方には話が通じそうでよかったです。では、始めましょう♪モンスターたちの逆襲を。

 

人類を滅亡させたくなかったら、クーデターの誘導をお願いしますね♪」「やるべき事は簡単です。貴方は禁忌を犯す人間を止め、龍に挑み続ければいい。貴方のしたいことをし続ければ、いい。責任はこちらで取ります。」

 

「りょーかい。んじゃあ適当にグズどもを間引いときますかね。」

 

 

▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽

トア・テスカトラ戦

 

「ったくよぉ~。ふざけんなよクソモンスターが、俺以外全員戦死かよ。俺の評価がが下がるじゃねぇか。どう責任とるつもりだよ。」

 

その背中には一目で業物と分かる太刀が刺さっていた。

 

「ん?何だこれ」

 

そのまま、転生者、佐藤孝太は力尽きた。

 

 

「お前らみたいな、人の風上にも置けないやつらがいるから、俺も忙しいんじゃねぇか。

 

 

 

......クソ神どもが」

 

 

 

▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽

 

その日、人類最強の国、シュレイド王国が一晩で焦土に変わり、滅亡した。

 

戦力の3割を逃がすことに成功したものの、すでに指揮系統はぐちゃぐちゃ、部隊ははぐれはぐれになっており、各個撃破されるのが、落ちだった。

 

人類は最強の矛を失い、そのまま、敗北すると思われ、人は皆膝を丸め込むことに夢中だった。

 

 

しかし、そこに救世主が誕生した。

 

 

龍に仇なす最強の古龍。

 

煌黒龍アルバトリオン

 

一晩にて、大量のモンスターを討伐し、なお祖龍を求めるその姿は、

 

狂気に満ちていた。

 

 

 

▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽

ダラアマデュラside

 

クソっ間に合わなかった!

分かっていた筈だったのに!

あのクソ神があの程度で終わる筈がないってことに!こうなったら討伐するしかない。

 

ただ、1つ問題がある。それは私が擬人化状態で戦わなければならないということ。

 

まぁいっか。

 

さぁ

 

「一狩り行こうぜ♪」

 

 

 

 

▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽

ミラルーツside

 

あちぁ~。これは不味い。ダラちゃんがあいつと戦ったら星が砕け兼ねない。私たちは人類の保護と旧文明を焼き払うという仕事がある。

 

現状、人間には2つの選択肢があった。

 

人間が世界を統べるために戦争を続ける。野望と

 

人間も自然に帰り、あるべき生態系の中で平和に暮らす。幻想

 

あっ。やべ

 

ということで念話念話。

 

「あっもしもーし、ダラちゃん?

今、アルバトリオンが龍狩りまくっているじゃん?

だから、アルバトリオン討伐してほしいんだけど~

 

擬人化状態でやってね♪よろしく~」

 

ふぅ。いざとなったら龍脈使って全力で星を守らなきゃかも。

 

 

~~~~~~~~~~~~~~~

 

次回、主人公の初戦闘シーン!

 

今頃とかマジかよw9話で主人公初戦闘とかw

 

次回!アルバトリオン死す!デュエルスタンバイ




原作ではシュレイド王国は最後に滅びましたがこの小説ではシュレイド王国はミラ全種の一斉攻撃により真っ先に滅びました。シュレイド王国哀れ。現在リスペクトな人はごめんなさい


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衝突する禁忌

戦闘シーンは2話に分けて書きます。


あ~、もうっ!信じられない。何なの?まじで、

 

本当にさぁ!煌黒龍アルバトリオン。あんな化け物を擬人化状態のまま倒せとか、無茶ぶりにも程があるでしょ!

 

帰ったらどんな手で報復してやろうかしら?フフフフフフフッ。

 

 

さて、取り敢えず、ダメ元で、今のまま突撃してみようかな?

 

 

 

 

▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼さて、到着したけど、酷いね。これは、

だって地形と天候がなにもしていないのに数秒ごとに変わっていくんだよ?

雪山かと思ったら火山に、火山だと思ったら氷山に、晴れだと思ったら雪になったり、雪だと思ったら雷雨になったり。ホントに禁忌モンスターっていうのはろくなのが居ないよなぁ~。

 

さて、先制攻撃は戴きますよ?

 

私は自分の素材で作られた操虫棍を取り出すと、第三宇宙速度で操虫棍の特権である三次元の立体起動を開始した。

 

あっ勿論、地形クラッシャーにならないように地盤強化はしたけど、形態変化したらあまり意味がなくなりそうだ。

 

▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽〇▽☆

 

マズイマズイマズイマズイマズイマズイ!

速度というか立体起動で相手を翻弄できているという感じはある。ただ、それが気にならないレベルで地力が違い過ぎている。私が操虫棍で傷つける事は可能だ。ただ、祖龍にも追い付こうという内包エネルギーで秒も掛からず回復する上に、私が攻撃した瞬間に発生する僅かな隙を付いて、半径キロ単位で攻撃範囲に入れるような超規模の落雷、氷、火、水、龍の単体、もしくは同時に複数属性によって確実にダメージが与えられている。

イヤー、本当、頭おかしい。そんな攻撃、ゲームではしてなかったじゃん?どんな攻撃でも隙間さえあればよけれるよ?でも逃げ場がないように、数キロ同じ単発の攻撃でやられるとどうも出来ない。

 

攻撃の威力は、う~ん。何もないところがコンマ01秒後には絶対零度の生物が住むことも出来ない、不毛の氷山が出来上がっていて、その数秒後には、その全てを溶かし尽くすような、超高温大規模の炎ブレスを撃ってくるって言えば分かり安いかな?

 

回避なんか不可能、塵も積もれば山となるで今の私はもうボロボロ。回復する間もなく攻撃食らっているから当然なんだけど、もう数時間この状態で反撃できていない。

 

 

こうなったら、やりたくなかったけど、形態変化するしかないかなぁ?流石に地力が違い過ぎた。

ゲームでいうなら、フロンティア最強クラスに上位中盤の装備持っていく位に、しかもそれでいて、回避ボタン縛り位の。もう無理ゲーを通り越した何か。

 

これで勝とうとしていた開戦前の自分を殴りたい。

 

 

ここで話は変わるけど、私も祖龍が持っているような《法則》を持っている。祖龍が持っているのは、《自分より力の強い相手には負けない》っていう、本人が《力関係反転の法則》とか呼んでいるやつだけど、私は形態変化で、地力や属性以外にも、持っている法則も変わる。今の第一形態の擬人化ではないけれども、今必要なのは、第四形態の持っている法則と第三形態レベルの地力。

 

まっ、第四形態になっちゃえば万事解決だよね♪もしくは龍化するかだけど、そっちは祖龍に禁止されてるし。

 

 

 

 

それじゃ、逆転開始だ♪

 

 

 

 

▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽

祖龍ミラルーツside

 

いやぁ~。周りの被害考えてダラちゃんに龍化禁止って言っちゃったけど、あれ?やばくね?ダラちゃん普通に負けそうなんだけど?しかもめっちゃこっち睨んで来るし、そこまで何千キロ離れていると思っているのよ?まぁ、覗き見しているこっちが言えた話じゃないけどね♪まぁ、龍化禁止解除の許可や私が加勢しに行ったり、してもいいけど、まぁいいよね♪後が怖いけど、今は楽しいし♪

 

あれ?何あれ?擬人化時にも形態変化って出来るの?しかもあれ普通に、龍化時位の力あるし、何なの?法則《宇宙誕生の秘密を完全に解き明かした人間以外の相手からのダメージを全て無効にする》って?これは面白いものを見れたね♪よかったよかった。




祖龍さんマジ大邪神
「あ?」
ズッガアアアアアアアアアアアアン


いやぁ~アブナイアブナイ。主人公作成のポテチ持っていて良かった。これ自分の周囲5メートルのベクトルを反転させられるんだよね♪超便利。

すいません!マジ、調子乗りました。

「「次回!お楽しみに!」」


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千古不易を謳う王

いやぁ、戦闘シーンって難しい!


形態変化~第四形態、アンラ・マンユ~

 

一般的に、某人理修復ゲームでフレンドポイントで引けるガチャに出てくる、都市伝説級の当たりキャラとして有名であるが、(作者はログイン12日目で出た(*^▽^)/★*☆♪)あれはただ、《この世の全ての悪》を背負っただけのただの人間で大した戦闘能力を持たないのに対して、本物のアンラ・マンユは善悪2源論のゾロアスター教における善の頂点、アフラ・マズダーに対して、絶対悪として表される、創造神の一柱。

 

私は勿論その物ではないが、私の転生特典を与えたのが、怠惰の悪魔ではなく、その上司である大邪神らしかったのだ。

 

まぁ名前は聞いたら発生するとか言っていたから、十中八九あの邪神で間違えないだろう。

 

余計なことをしてくれたものだ...

 

現に第三形態にそいつの名前がある!要らん!誰が、望んで邪神などになりたがるだろうか?

 

精神汚染がないのが唯一の救いだろうが、何のデメリットが有るのか...

 

それとも、ただ面白がっただけなのか...

 

愉快犯の行動原理はいまいち理解出来ない。

 

さて、それはそうと、アルバトリオン!少しは楽しませてくれよ?

 

 

 

 

 

▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽

 

さぁ!第二ラウンドの開始だよ!

 

 

私の力が格段に上がったのが分かったのか、アルバトリオンは先ほどまでとは比べ物にならない程の速度で数多の属性をその身に宿し突進をしてきた。

 

その破壊力は余波だけで山を砕く程の物だったが...

 

まぁ、遅い遅い♪

 

前の私ならいざ知らず、今の私をスピードで圧倒するにはそれこそ、超光速くらいは出してもらはないとね!

 

アルバトリオン、流石はゲームで最強と唯一言われるだけはある。

 

だが、上には上がいる。

 

ミラルーツ然り、ミラバルカン然り、またミラボレアス然り。

 

こいつらは所謂別格だ。いかに、その身に、古龍数体分+神が自らその身を削り、エネルギーを祖龍並みにしたとて、アルバトリオンはその多すぎるエネルギーに対応できていない。

 

そんな状態で現在の時点でも億は生きているだろう、化け物には勝てない。

 

どんな強力な力でも、その力を自在に操れなければ、格下にも負けるだろう。

 

アルバトリオンが第一形態の私に止めを指せなかったのも、それが原因だ。

 

広範囲殲滅型の攻撃はその特性故に、攻撃の威力が落ちる。

 

そして、その威力が落ちた攻撃ならかろうじて、第一形態の私でも受けきれた。

 

私が最初、勝てると思ったのはこのせいだ。

 

...まぁ、結果はボロボロだったけど。

 

―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・

 

突進してきたアルバトリオンを私は余裕を持ってかわし、そして周囲に飛び散った攻撃ごとアルバトリオンの体を切り裂く。

 

一呼吸の間に叩きこんだ斬撃の数はおよそ100

 

これだけの攻撃を受けたアルバトリオンは流石に怯んだが、

 

次の瞬間には、全て再生し終えていた。

 

マジで禁忌モンスターは化け物だなぁ~。

 

そして、私の攻撃を受けたアルバトリオンは更に攻撃のギアをあげていった。

 

今度は莫大な熱量を持った、ブレスと落雷の数百倍の威力を持った雷の複合技だった。

 

まぁ、その程度の攻撃、ボレアスの攻撃を会いに行く度に食らっている私からしたら、そんな物を切るなど容易いことだ。

 

結局の所、神様も甘かったってこと。

 

まぁ、恐らく、このあとの狙いは、崩れた生態系を発生させることだろう。

 

それが分かればまだ手は打てる。

 

さぁ、この戦いもそろそろ終わりにしようか♪

 

《力属性起動》

 

体内の凶エネルギーの抽出を開始。

 

完了。

 

凶エネルギーを魔力に変換開始。

 

完了。

 

術式の構築を開始。

 

私の前方に複雑怪奇な模様が描かれて行く。

 

術式の構築、完了。

 

術式発動!

 

《擬典・天撃》

 

別次元の世界にて海を割り、山を割った、神殺しの種族の最強の攻撃。

 

食らって耐えられるのならば耐えてみな!煌黒龍!

 

 

 

 

次の瞬間、直線上に地が割れ、海が蒸発した。

 

煌黒龍はその日に完全に地上から姿を消した。

 

 

 

 

 

 

▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼

 

 

いやぁ、危なかった、危なかった。

 

何回か死にかけたよ。

 

 

「という訳で、分かってるよね?ルーツちゃん?」

 

「い、いやぁ。これには訳が有りましてですねぇ~。あ、あのままやっていたらこっちにも被害が来たでしょ?だから...」

 

「言い訳無用!」

 

「ぎゃふん!」

 

「分かったら謝る!」

 

「ご、ごめんなさい?」

 

「分かれば宜しい♪」

 

いやぁ、祖龍に膝間付かせちゃった。

 

ラッキー♪




ジブリールって化け物ですよね。


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やっぱり、戦争といったら宴会だよね♪

ノゲゼロ見たい

英検やりたくない。


かくして、準備期間を含めれば千年弱もの間続いた人と竜、龍の戦いは、竜の大幅な個体数の減少、特にワイバーンレックスなどの世代を重ねずにモンスター誕生当時のままの姿を残した竜が両手の指で数えられる程にまで減ってしまったのだ。

 

当時、3体のみ生存していた、バルカンが直接産み出した(と聞いている)ワイバーンオリジンは完全にその姿を消した。

 

また、今回の戦争は海での戦いも当然、行われていた。

 

当初、人間側の国家は空路陸路以外にも、海路を使って物資を輸送する計画を立てていた。

 

しかし、海中には絶滅種である、シーサーペント率いるモンスターが生息しており、人間側の輸送部隊は全滅。

 

人類は海路での輸送を断念せざるを得なかった。

 

だが、中心となったシーサーペントには少なくない影響が出ており、恐らくこのあとの生存戦争を生きていくことは、難しいだろう。

 

そこで、ミラルーツが打ち出した計画が一部モンスターの拉t...ゲフンゲフン 保護計画だった。

 

第一の禁忌

 

第二の禁忌

 

第三の禁忌

 

この三体の誕生した土地は、龍脈の流れている量が桁違いに多く、絶滅寸前のモンスターを囲い、保護するには、うってつけだった。

 

 

 

この戦いでモンスターの生態系の頂点である古龍が大きく数を減らし、天敵を失ったモンスターがどう進化するかは、創造するに容易いこと。

 

きっと、2つ名の極みシリーズを越える個体が発生するだろう。

 

そうなるのを、出来るだけ阻止するために、私はとある荒業を使うことにした。

 

 

そう!私の同類である、超大型古龍の定期的に生まれさせること。

 

蛇王龍 ダラアマデュラ

 

大巌竜 ラヴィエンテ

 

老山龍 ラオシャンロン

 

巨戟龍 ゴグマジオス

 

峯山龍ジエン・モーラン

 

豪山龍ダレン・モーラン

 

具体的には、これらのモンスターだ。

 

ダラアマデュラだけは、自分の分身として、強力な能力を持たせた。

 

また、ゴグマジオスには、ちゃんと、古龍としての能力を備えさせた。

 

その他は、知らん!

 

でかいだけでも、それは強力な武器になる。

 

 

 

 

 

 

 

 

~~~~~~~~~~~~~~~

 

~とある酒場にて~

 

 

「いやぁ、お疲れ!」

 

「おつ~。にしても、ルーツ飲み過ぎじゃない?」

 

「姉上故に仕方なし。」

 

「ルーツ。が。飲んで。潰れる。いつも。同じ。」

 

「ダメじゃんw」

 

「いやぁ~。ここんところ竜大戦で何かと忙しかったじゃん?

 

だからさ、飲まずにはいられないわけだよ。

 

わかるぅ~?」

 

「既に酔いが回ってるね。樽20杯も飲めばね。」

 

「姉上。そろそろ止めたほうが...」

 

「何言ってるの?まだまだ飲むよ♪ほら、ボレアスもバルカンも飲みなって♪あと、ダラちゃんも。」

 

「地味に忘れられた!?一番の功労者になんて態度なんだ!あんまりだ!」

 

「何言ってるの?一番の功労者は私でしょ?ほらほらもっと酒持ってこい♪」

 

「なんだと~?あなたのせいで私が何回死にかけたことか。」

 

「え~っ!気にしない気にしない♪」

 

「ダメだ。こいつ早く何とかしないと。」

 

「「は~っ。」」

 

そして、黒龍と紅龍はいつもの恒例行事に頭を悩ませるのであった。

 

 

 

 

 

こうして、平和な日々はしばらく続く。




オリジナルが思い浮かばない。モンハンやろう。

これで、竜大戦編は終了です。

予定では後20話くらいで原作入りたい。

これからも、最も新しき神話の傍観者を宜しくお願いします。






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誕生する悪魔たち

遅れてしまい大変申し訳ありません!

書いていた原稿が二回程消えてしまいまして、モチベーションが消失してしまっていました。

どうか、全部星焔竜のせいにして、見捨てないで下さい

星焔竜「勝手に私のせいにしないでくれる?」

ズッガガガガガァァァァァァン


~???side~

 

クヒヒッ

 

俺はラッキーな奴だと、心から思った。

 

前世で、退屈な学生生活をしていた俺だったが、少しオタクというだけで、女子は誰も見向きもしなかった。

 

だが、ある日突然痙攣に襲われた。

 

そして、目覚めたら、何故か、体に変な違和感を覚えた。

 

だが、俺は近くの湖で自分の姿を確認したとき、嬉しくて発狂しそうになった。

 

何て言ったって、俺はモンスターハンター4のメインモンスター。ゴア・マガラになっていたからだ!

 

しかも!何故か知らないが、念じて見るだけで、擬人化状態になれたし、何よりも、

 

イケメンだった。

 

 

 

よっしゃ!これから、俺のチーレムライフが始まるぜ!

 

 

 

 

 

 

 

 

▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼

 

 

~???side~

三人称視点

 

 

そのモンスターは名をジンオウガと言った。

 

このモンスターはモンスターハンターMP3にて、メインモンスターを勤めた、種としても、そこそこの力を持っていた。

 

そして、今は竜大戦が終了した直後であり、古龍他天敵が異常に少なかった。

 

更に、神の遊びかいたずらか、そのモンスターは龍脈のエネルギーを僅かに扱え、寿命が限りなく、延びていた。

 

これだけの理由が揃えば、このジンオウガが、周辺を支配するのは、時間の問題だっただろう。

 

 

だが、ここで、事件が起きた。

 

彼が住んでいた、霊峰という山に、とある古龍が舞い降りた。

 

誰もが霊峰と聞けば思い付くだろう嵐の化身、嵐龍アマツガツチ

 

原作で、霊峰からジンオウガを追いやり、住みかを天空山に移させた張本人。

 

 

ここに、ジンオウガの特異個体、後に悪魔とまで呼ばれる者と、最上位古龍に食い込む程の力を持ったお伽噺の中の存在。嵐龍アマツガツチの戦いの幕が切って落とされた。

 

 

 

 

 

 

~~~~~~~~~~~~~~~~

 

 

先手を取ったのは、ジンオウガだった。通常種のそれとは、比較にならない程の電力を纏わせた、一撃だったが、それさえも、アマツガツチにとっては、単なる取るに足りない脆弱な一撃だった、

 

アマツガツチがカウンター気味に放った一撃はジンオウガを容赦なく吹き飛ばす、以外にも霊峰の山肌を削り、大量の土砂を山の麓に落とした。

 

 

 

~~~~~~~~~~~~~~~

 

 

アマツガツチに戦闘行為すら、させてもらえなかった、ジンオウガは近くの高い山である、天空山に移動していた、

 

そして、自分を霊峰から追い払った、アマツガツチという名の古龍を憎んだ。

 

アマツガツチに勝つことが出来なかった、自分を恨んだ。

 

自分とアマツガツチを出会わした運命を恨んだ。

 

 

そのジンオウガには、幸いにして、寿命が限りなく長かった。

 

復讐するための力を鍛える旅に出た。

 

 

 

 

 

~~~~~~~~~~~~~~~

 

そして20年後

 

 

そのジンオウガは古龍殺しを達成し、アマツガツチと、勝負するに足る力を身に付けていた。

 

だが、ジンオウガ...いや、悪魔の一角はまだ気づいていなかった。

 

上位古龍を殺す事が表す意味を、

 

自分が今までにやって来た事が引き起こした事を、

 

自分が何故、最初から、僅かとはいえ、龍脈エネルギーを操作できたのかを。

 

 

 

 

 

......その先に禁忌、この世界を保護するモンスターとの対立を招く事になる事を。

 

 

 

 

 

~~~~~~~~~~~~~~~

 

~side change~

 

冒頭の転生者です...

 

 

 

少し探索して分かった事が分かる。

 

まだ、人里が発展していないという事だ。

 

そして、俺の能力についてだが、先ずは狂竜ウイルスが、原種に比べて、超大幅に強化されていたのだ。

 

具体的には、一度感染させたモンスターを完全に操る事が出来る。

 

まさに!オリ主たる俺に相応しい能力!

 

神様様だな~!

 

この能力さえあれば、俺は全モンスターを支配できる。

 

待ってろよ!この俺様がモンスターも人類も支配してやるからな?

 

禁忌モンスターなんておこがましい。全部俺が壊してやる。

さぁ、俺の世界の始まりだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

~~~~~~~~~~~~~~~

 

sideダラアマデュラ

 

はぁ~。嘗められたものだね。

あんな程度で私たちの誰か1人でも倒せるとでも思っているのかな?

 

メインモンスターが魔改造された、8体の悪魔たち。

 

いくら魔改造され、古龍種を軽く殺せる位になっても、

 

私たちは格が違う。

 

まぁ、殺せないからめんどくさいったらありゃしないけど...

 

 

 

ん...?

 

あのジンオウガアマツガツチ殺そうとしてない?

 

強さがアマツガツチと同じ。

というのは問題ない。

 

いや、無いことはないけど、そこじゃない。

 

このモンスターハンターの世界には、ある程度原作に基づいた、《法則》という概念がある。

 

その内、ジンオウガがが持っているものが、アマツガツチには絶対に勝てないという事である。

 

 

一番最初に片付けるのは、ゴア・マガラに自然転生したクソ野郎にしようかと思っていたけどやめだ。

 

先にあのジンオウガを封印するとしますか。

 

余計な手間は掛けさせないでね♪

 

 

 

 

 

~~~~~~~~~~~~~~~

 

 

 

 

無事に仇敵アマツガツチを倒したジンオウガだったが、急に背後から、アマツガツチをも上回る殺気を感じて振り返った。

 

 

 

すると、そこには二つの赤い目を持った、青黒く不気味に煌めく全長1キロメートルはあろうかという、巨大な蛇のようなモンスターがこちらを睨んでいた。




FGO楽しい。(小並感)


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万里を越えしは遥かなる王

遅くなり本当に申し訳ありません!理由として
1.テストあるじゃん。やべぇ。

2.スランプ、筆が進まん!

3.ノゲノラ超面白いじゃん!

はい、テスト勉強中にあと一話書きたいです。
活動報告にてアイディア募集中です。


私は龍化した状態でジンオウガ擬きの前に立ち塞がった。いま私が巻き付いているのは、広大な半径数十キロにも達する巨大な山だ。

 

さて、準備運動位にはなってくれないと困るよ。このあとにはでかい山が控えているからね♪

 

 

私は開戦の狼煙を上げるべく咆哮した。

 

まぁそれだけで地形が変わったのはご愛敬だよね♪このあともっと壊れるし、壊れていいようにここまで誘導したんだから。

 

 

 

 

~~~~~~~~~~~~~~~

 

side change

ジンオウガ

 

率直に言って、その龍は焦っていた。目の前に佇む意味の解らない程巨大な蛇に、

 

その龍は、その蛇を倒すべき敵として、自分と同格以上の敵として、全力を出すことに決めた。

 

開戦の狼煙は双方同時の咆哮によるものだった。

 

 

 

 

side out

~~~~~~~~~~~~~~~

 

side change ダラアマデュラ

 

ダラアマデュラ戦において注意すべきはいくつかある。これは、カプコンがダラアマデュラ戦が単なる壁殴りにならないようにした配慮であり、プレイヤーを苦しめていたのだが。

 

まず第一に、その巨体から来る、圧倒的とも言える攻撃範囲だ。ほとんどの攻撃がエリア半分程の範囲を持つのだから、初見殺しにも程がある。

 

そして二つ目全ての攻撃の威力が高いダラアマデュラであるが、桁外れが二つ程ある。ブレスと噛みつきだ。一見弱そうな攻撃だが、生半可な防御力では確殺。極限まで高めても、8割は削れる。さらにこれらの攻撃は体力が減ると連発してくる。

 

そして三つ目。これこそカプコンが仕込んだ最大の罠であり、プレイヤーの最大の敵である隕石だ。

しかも、ダラアマデュラが咆哮したあとには、極めて高密度で降ってくる。

 

 

もうここまで言えば勘のいい読者様なら気づくだろう。

 

いま、私は開戦の狼煙として咆哮を放った。即ち...

 

 

 

無数の隕石がエリア中に落ちてくる、その威力は原作などの比にならず、一発一発が広島型原爆レベルの威力を有していた。

 

 

さて、これを潜り抜けて私に攻撃を加えられるかな♪

~~~~~~~~~~~~~~~

 

 

斯くして戦端は開かれた訳だが、ジンオウガはダラアマデュラの呼び寄せた隕石をお手、サーマルト、ニフラムなどで防ぐので精一杯であり、とても攻勢に出られるような状況ではなく、段々とじり貧になり、このまま降り注ぐ隕石をどうにかしなければならなかった。

 

かわせばよいと最初は思っていたが、何故か、確実にかわせるという距離移動してきても、そこには着弾寸前の隕石が斜めから降ってきたのである。

 

それがかわす度に毎回起こる。まるで、動きが読まれているかのように...

 

幸いなのは、隕石を降らすのに全力を注いでいるのか、ダラアマデュラが、周囲を回っているだけで、何もしてこない事か...

 

これに本体の攻撃が加わったらとても勝てる気がしないと密かに安堵するジンオウガだった。

 

 

 

~~~~~~~~~~~~~~~

 

ん~~~。

 

少し期待はずれかなぁ?君ならばこの雨をどうにかして私の所まで来られると思ったんだけど...

 

もう終わらせちゃおうかな♪飽きてきたし...

 

あっ、そうそう!読者の皆様は、何故ジンオウガが逃げた先に丁度いいタイミングで降ってきたのか、気になると思う。

 

その仕組みは、まぁ割と簡単♪擬似的な未来予知。皆さんはラプラスの悪魔という言葉を知っているだろうか?

 

全ての力学的エネルギーを把握出来れば、全ての物質の次の瞬間のその物質の位置がわかり、全知に成れるというものだ。まぁそれを応用して、計算しただけ、たったそれだけで大抵の相手にチェックを決められる。

 

今のジンオウガのように...

 

 

 

おっ!ようやくか~。待ちくたびれる所だったよ。さて、相手にしがいのある相手だといいな♪

 

 

 

 

 

 

~~~~~~~~~~~~~~~

 

そして、ジンオウガは思い付いた。目の前の状況を打破する術を。行動が全て読まれているならば、上空を雷の高電圧で覆い、そこで焼ききればいい、と。勿論、相手はそれに気づいて何らかの対処をしてくるだろうから、それをされる前に、一撃で決める。

 

 

そして、ジンオウガによって上空を覆う巨大な電力場が精製され、一時的的に隕石の雨がやんだ。

 

そして、次の瞬間にいままでで最大の威力を宿したジンオウガの一撃がダラアマデュラごと半径数十キロの土地を破壊した。

 

 

 

 

 

 

 

文字どおり、全力の一撃を放ったことにより、深く自分自身にも傷を負っていたジンオウガはそれでも勝利の雄叫びを挙げた。

 

「オオオオオオォォォォォォォォォォォォォォォン!」

 

 

だが、しかし、それを上空から見守る影がひとつ。

 

 

 

 

その少女は、銀色の髪に赤い目をし、黒いドレスを纏っていた...




ジンオウガがダラアマデュラを知っているかのように書いていますが、作者側の都合で本当は知りません!申し訳ありません。


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絶望、そして悲願

実は昨日にテスト終わったんですが、某ミラ〇ルさんが主人公のハリポタの小説が面白くて、昨日1日費やしてしまいました。あんな小説を書ける様に私はなりたい。


何だ、何が起きているというんだ!私は確かにあの忌々しい龍を殺したはずだった。だが、今自分の前にいる少女は何だというんだ!誰でもいいから教えてくれ!

 

心の中で絶叫した。

 

 

 

 

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

 

一応、多くの読者様が分かっていると思うが、形式として解説しておこう。悪魔個体であるジンオウガは、自身より格上である主人公・ダラアマデュラを打倒した、という描写にしていたが、そもそもを考えて欲しい。皆さん特有のメタ推理で考えよう。

 

主人公死んだら物語終わっちゃうから、死ぬわけがないじゃん(´・c_・`)

 

と...

 

だが、ジンオウガが己の命を削ってまでして放った一撃は確実にダラアマデュラの生態反応を消し去っていた。(削った量は古龍種からしたら微々たるものだが...)

 

...して、本題の種明かしの時間である。実はジンオウガと死闘を繰り広げていたのが分身だったとしたら。それは殺してもあまり意味はないだろう。それと同じ原理である。

 

説明会end

 

 

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

端から見れば、それは奇妙な光景に見えただろう、とその少女は苦笑する。

 

何せ、伸長が150㎝程の小柄な少女が己の3倍近い大きさを持つ巨大な狼の様な竜を震えさせていたのだから。

 

本質は違うのだが...力の大小など、それが解らない奴には特に意味の無いものだし、そもそも周りには生物の生きていた影すらない。

 

「ほら、どうした?かかってこないのか?お前を殺そうとした元凶が今目の前に居るのだ。何故、そのままじっとしている。復讐はお前の得意分野であろう?」

 

出来ればそうしたいのはジンオウガとて同じだった。怒りにも燃えていた。だが、同時に彼我の力の差が解るくらいには理性を保っていた。

 

「どうしたせっかく本体がお出まししてやったというのに、やり合わないのか?つまらん。

 

私にも、時間が無いんだ。ウォーミングアップにでも使えると思ったら、とんだ期待外れだった。もういい。

 

...そこに永遠に寝ていろ。」

 

次の瞬間に地面が文字どおり、一片の欠片も残さず消え去った。繋がっていたのは、座標軸のみ同一の虚無の世界だった。

 

「グルアアアアアアアアアアアアアァァァァァァァァァァァァァァァァ...」

 

 

 

「ったく、時間を無駄にした。」

 

そう言うと、その少女はおもむろに魔方陣を書き始めた。

 

「もっしも~し?もっしも~し?ハロールーツちゃん、久しぶり!元気にしてた?」

「あ~、ダラちゃんか、うん暇だよ。今は、所で要件は済んだの?いきなり悪魔狩りしたいとか言い出して、まだこっちに来てから数日しかたってないよ。」

「あ~、その件に関して何だけど、少々期待外れだったし、ボレアスたちとも久しぶりに遊べたから、悪魔狩り任せた!」

「ちょっ、だから嫌な予感がしてたのかぁ~。あとで覚えていt...

そういう事なら私も参加したいんだけど?」

「気づいちゃった?本当あいつらも懲りないよね♪でも、今回は私に譲って欲しいんだ。ほら、大戦のときは譲って挙げたじゃん?それに、あのなかには私の因縁の奴もいるんだ。あなたもアル侮辱されて許せないのは解るけど、それは次回お願い。」

「......解った。健闘を祈っているね♪」

「ん、任せて!専門だよ!じゃ

元気でね♪読んだら来るから寂しくなったら読んでね♪」

 

 

 

アルカディアの崩壊から数億年。生き残った神たちは、滅びに対抗する為に集っていた。そこに滅びが近づいて来る事も未だ知らぬまま。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




はい、実は死んだダラちゃんは分身でした。

高評価、お気に入り登録、感想お願いします。

ルーツ「何が始まるんです?」

ダラ「第三次大戦だ!」

神々「野郎ぶっ殺してやら~!」

宇宙「に~げるんだよ~」


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神々の黄昏

ダラちゃん本気出す?


神々の楽園(アルカディア)と呼ばれる星が、次元ができてどのくらいになるだろうか?ある世界軸の最も力を持った一柱の神が全平行世界、を含む数多の世界に一斉に呼び掛けた。

「このままでは、あらゆる世界において、生命の信仰心が弱まり、神がいずれ滅びてしまうだろう。到底そんな事など認められない。滅びを避けるために、我々だけの楽園を作ろうじゃないか、またいずれ来る神の時代の為にそこで力を蓄えようではないか。」

...と。

その声に賛同した異なる世界の数千にも及ぶ神々はあるひとつの世界軸を新たに創造し、そこに住んでいる神々の活動に必要不可欠なエネルギーに満ち満ちた巨大な星を形成した。

これが神々の楽園(アルカディア)の始まりである。

 

だが、その星は窮地に立たされていた。原因は神々の数が減った事に因るエネルギー不足であった。

通常、神は己を信仰してくれている、あらゆる生命体の信仰心を活動エネルギーとしているが、当然、神しか生命が存在していない(黄金リンゴはある。)のでは、信仰によるエネルギー回収は出来ない。

そこで、星の創始者達が考え出したのが、神造のエネルギー増幅装置である。これに、それぞれの神がエネルギーを注げば、注入されたのと、同じ種類のエネルギーが3倍程になって戻ってくる、という何とも当時最高の力を持った神々が協力して作ったに相応しい能力だった....................

が、時がたち、ある弱点が露呈していた。

それは、その機械が優秀過ぎるが故に数億年たち神々達が世代交代すると同時に、その製造方法を知る者が居なくなってしまったのである。神にあるまじき失態なのだが、その当時は誰も想像してなかったのである。

 

 

 

 

 

 

まさか、機械が段々劣化していっていると、使えなくなる数百年前に漸く気付き、代案が思い付かず、あわてふためいている姿など...

誰が予想していたか...

 

 

 

 

 

 

そんな中で、朗報とも言うべき、2つの情報があった。

一つ目が、当時技術開発を担当していた、鍛神らが、1000年弱でエネルギー補給装置の仕組みを解明し複製できるとしたためである。

そして、2つ目。これをもたらしたのは、上位の死神に仕える、7体の悪魔の内の一人で、基本的にダラダラしていて、特に印象に残っていなかった、怠惰の悪魔であった。

その案とは、外界から魂を一つ連れてきて、エネルギーを増幅させる生物を作れば良いと。意外かも知れないが、事エネルギーなどの複雑怪奇な仕組みの物に関しては、それ専用の力を持つ生物を産み出したほうがずっと簡単だし、ローコストですんだ。

 

だが、当時の神々は失念していた。先達達が何故、生命の創造のほうがずっと簡単でローコストなのに、機械で代用することにしたのか。自尊心と慢心に満ち溢れた当時の神々には気付く余地もなかった。

 

飼い犬に手を噛まれる。

 

これからの神々の状況を説明するのに、これ程ピッタリな言葉も早々ないだろう。

 

 

―・―・―・―・―・―・―・―・―

 

ふと眼が覚める。確か、私はあの胡散臭い悪魔との取引で、モンハンの世界にダラアマデュラとして転生させられるはずだった。

だが、目の前の光景は明らかにモンハンの自然溢れるそれではなかった。実際に私はダラアマデュラにはなったのだろう。体は感覚で蛇に近いそれだし、目の前の人びとが小さく見えた。

だが、同時に目の前のそれが、モンスターの本能か、一対一でも、確実に勝てないと確信させる物だろう。神か悪魔か、どのように呼ばれる物か知らないが、今の自分よりは上位の存在だろう。

そう状況を分析していた私にある術式が干渉してきたのが解った。少し解析してみるとそれは自らの生命エネルギーを吸いとる術式と逆らえない様にする術式だった。

あぁ、成る程。私はこいつらに利用されようとしているのか、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

...断じて許せない!そこまで殺して欲しいのならよろしい。

ならば、戦争だ。自ら仕込んだ毒で、そうとは気付かず、無様に滅んでいくがいい。

 

 

 

 

 

退屈は最も辛い拷問だと言うが、龍の中に入った少女の魂にとっては、非常に短い物だった。

 

 

そして、ついにその日は来てしまった。突如自分の体に発症した謎のエネルギーに蝕まれ、その力が半分程しか発揮できなくなったのである。そして、神がエネルギー確保に数千年前から飼っていた、隷属の術式にかかって絶対に逆らえないはずの龍が、その枷を外し、襲いかかって来たのである。真の姿を現したと思われるその龍は異様に大きく、神が数十集まった所で、歯が立たないのを悟らせるには十分であった。

だが、いまこの星に存在する神は2000に達していた。それだけの神が一同に会せば、さしもの龍も敗北を免れなかっただろう。

そこで、龍が取った作戦はシンプルにして、寡兵の取る最良の作戦である、各個撃破だった。

 

神と龍の戦いは数十年に及び、生き残った200程を除き、全滅した。

 

これが、今から数億年前の史実にして、神々の時代の終わり、神々の黄昏の始まりとなった出来事である。

 

その戦いの余波で吹き飛んだ次元の数は億に届き、また、新たに創造された宇宙の数は数億を越えた。




はい、一話で地球に降り立ったのは分身でした。本体は恐らく、レイアちゃん、ルーツちゃん、ボレアス、バルカン、ジェストなど主要メンバーが本気を全員出して、エクセリアのもと協力して、漸く五分といった感じです。はい、ラスボス確定。


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本編
試練の始まり


遅くなりました。大変申し訳ありませんでした。量は増えてませんが、楽しんで頂けたら、幸いです。


世紀の天才科学者にして、歴史に名を刻む程の大悪党、マネルガーとの戦いが終了し、三体の最強達の頂上決戦も終わり、世界に平和が訪れたかに思われた。しかし、強大な力を持つという一点だけでもトラブルは寄ってきやすいというのに、有る意味生まれてからトラブルに愛されまくっている開闢龍という存在が平和にすごせると思ったら大きな間違いだろう。

 

開闢龍が星焔竜いや、白炎龍と呼ばれていた頃から、この最大にして最も厄介な試練を受ける事は確定していたのかもしれない。何せ試験を実施する龍は数億年も前からこの世界に目をつけ、自らの目に叶う者達を待ち続けていたのだから...

 

自らの悲願の達成の為に、

 

 

 

「久しぶりだな~。ルーツちゃん元気にしているといいな♪

 

 

 

 

 

彼女、居ないと詰まんないんだもん!

 

 

な~んてね!でもでも、

 

本当に来ないと死んじゃうよ?貴女の大切な、た~いせつな妹ちゃんとそのお友達。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今回は本気で行くからね♪あ~、楽しみだな~。」

 

 

 

・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・

 

~ギルドの定例会議にて~

 

ギルドマスターであるセレシアはいつもの如く疲れきっていた。いや、いつも以上に疲れていた、というべきだろう。何せ、マネルガーとの戦い、そして2体と一人の最強達の三つ巴の戦いの後だ。空は消えるは、津波は起こるは、地震が頻発するは、で更に消えた空が3日で戻るはの状況が頭の固い、いやその言い方は本人達に失礼か、所謂常識を知っていて、それに依存している人程、だろう。

 

何せ、非常識なのは納得出来る人達の方なのだから...

 

 

 

定例会議でしか、決定出来ない事案なども多いため、やってはいるのだが、幹部重役を納得させるのに、かなりの時間を使っていたのだ。

 

そして、今日も納得させられないまま、会議が終わろうとしていた。そのとき、一人の職員がノックもせずに入ってきたのだ。

 

「はぁ、はぁ、...すみません、ギルドマスターのセレシア様はいらっしゃいますか?」

 

ルールを無視して来た職員は、無駄にルールに厳しい幹部達に糾弾を受ける事は自明だっただろう。

だが、それに待ったを掛けたのは、呼ばれた本人であるセレシアだった。

 

「いい、ルールを破ったのはそれなりの理由があったからなのだろう?」

 

「はっ、はい」

 

「ならいい。用件をさっさと言え、もしかしたら会議が必用かもしれないしな。」

 

「わかりました。ですが、ここで話すより、一回外に出て、実際に見てもらったほうがいいと思います。自分もこの目で見るまではとても信じられませんでしたから。」

 

「分かった。案内してくれ。皆もそれでいいな。」

 

「では、着いてきて下さい。

 

あっ、一応前置きさせて下さい。私も原因についてはわかりかねますので...」

 

「そんな事は解ってる!早く案内しろ!」

 

「はっはいぃぃ。それでは、」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして、外に出た一同を待ち受けていたのは、

 

正に地獄一歩手前の状態だった。

 

「なんだ...あれは...」

 

「物凄く巨大な星としか言いようがないでしょう。」

 

「問題はそこではないでしょう、あれは落ちて来るのですか?」

 

「そもそも、あれは何者の仕業なのですか?」

 

一同が困惑し、驚き、具体的な対応を出来ない中、ギルドマスターはその職務を真っ当すべく、鶴の一声を発した。

 

「これから緊急会議を開く!議案は、この事態に対しての民衆の不安を抑える方法とギルドとしてのこれの対処だ。10分後に会議室集合。いいな!」

 

「はっっっ!」

 

こうして、試練は幕を挙げた。

 

女王は、自らの縄張りを侵した不埒者に怒り、

 

 

暴食の王は好敵手との戦いの準備を邪魔する敵に怒り、

 

狩人の神と姫を関する者は、自らとその大切な者が住む星を壊そうとするターゲットに狙いを定める。

 

各々がその決意を胸に、

 

挑むは始まりを告げ、終わりを作りし者。

 

かの者の出す試練に打ち勝つ事が出来なければ、待つのは終焉のみ。

 

それにより終わりを迎えた世界は幾千に及び、壊された世界は再び創造される。

 

...全ては自らの試練を越え、好敵手と呼べる友を得るため、

 

生きる為に力を得続けた龍は星に問う。

 

...汝らが我無限の円環を止める者達なりや?

 

 

 

 

 

 

 

・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・

 

この後ギルドに2枚の書類が匿名で提出された。

 

『件の異変の主犯について。

 

かの者は蛇型の龍である。

 

名を創焉龍 デーミウール・セルビトスという。

 

かの者時空を旅する者。

 

かの者神を妥当せし者。

 

汝覚悟せよ。かの者が宿すは世界そのものである。』

 

『クエスト名:最後の試練

 

依頼主:銀髪の青年

 

目的地:焉星【創世の地】

 

受注金:為さんとする覚悟

 

受注条件:人、龍問わず星を守らんとする覚悟を持つもの

 

メインターゲット:デーミウール・セルビトスの討伐、もしくは撃退

 

サブターゲット:星の破壊の阻止

 

依頼内容

今、モンスターハンターの世界全てが危機である。

汝星を救わんとするならば、覚悟せよ!

その龍全てを破壊するもの、全てを切り裂くもの、全てを創造するもの。

挑むのならば、全てを尽くせ、さもなくば待つのは死のみ...

願わくば、汝らに星の加護が有らんことを。』

 




今回は、原作から胃痛で苦しむギルドマスター、そして妄想提督様の作品より精霊王の登場でした。


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