天翼種のヒーローアカデミア (邪ンヌ・ダルク)
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さあ、ゲームを始めよう

リハビリ投稿ですので温かい目で見ていただけると嬉しいです


チュンチュン

 

朝、スズメ達が鳴きとある家の部屋の窓から陽の光が部屋の中を照らす。そこには()使()がいた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「おや?もう朝でしたか、どうも本を読み始めると時間を忘れてしまいますねぇ」

 

腰から生えるは2枚一対の純白な翼。ピンクの髪の上には光輪?は神々しく輝いている。彼女の名前は

 

神裂 翼 (しんざき つばさ)

 

男のような名前だが立派な女である。

 

「義務教育()()今更習う必要もなかったので不登校のハッピーライフでしたが今日は雄英の試験日。行かないのはまずいでしょうし」

 

次の瞬間瞬きをする暇もない短時間で少女の姿が消えた。

 

 

「リスナーの諸君!!これより試験内容を説明するZE!!」

 

「ふむ、説明も面倒(書くのが面倒)なので、キングクリムゾン!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「久しぶりに暴れられますね。楽しみです!」

 

『ハイ、スタート!!』

 

その言葉と共にスタート地点を足で蹴る。翼はあるが使わない。理由?ハンデ以外ない。それに走るといっても全力で走りなどしない。すればここら一帯が砕け、他の受験生達が吹き飛ぶ。ヒーローを育てる学校でそんな事をすれば一発不合格である。

 

 

〈ブッk〉ガシャン!〈コロコr〉グシャ!〈ヤレ、ヤル、ヤッテy〉ベキベキベキッ!!

 

何やら物騒な敵役の機械を次々とスクラップにしていく見た目天使な少女が殴りや蹴りで大人サイズのユニットを粉々にしていく様はある意味恐怖を禁じ得ないだろう。何より翼があるのに飛んでいない、つまりこの程度の受験程度で全力を出すつもりは無いという事をありありと伝えていた。それだけなら審判をする教師達もさほど驚きはしなかっただろう、この後だ彼女が他の受験生達や教師達を驚愕の顔へと変えるのは。

 

「ふむ?あまり来なくなりましたね…少々面倒ですが上に上がりますか」

 

そう呟いた彼女は近くの仮想ビルへ向かって走り出した。それを観ていた受験生や教師達は何をしているのかと顔をしかめようとした瞬間、彼女がビルの壁を垂直に走り駆け上がり始めたのだ。それを観たもの達はどんな身体能力をしているんだ!?と驚いた。それだけで終われば良いがビルを登りきった彼女の手に光と共にバチバチッと雷の様な音が出始める。おおよそ拳銃の弾丸サイズのものが10個程だろうか?できた瞬間、

 

「《即撃》」

 

ゴンッッッッッ!という音と共に弾丸と同じ数のユニットが()()()()()これには教師達も驚いた。おおよそ手の指サイズの弾がそれなりのサイズの機械を消し飛ばしたのだから。物が消し飛ぶ場合二つの方法がある、強い衝撃でその物をボロボロにする事。もう一つは高温度の熱で融解させ消す事。つまり先の弾が何方か、または両方が出来るだけの威力を秘めていたという事なのだから。皆唖然としていたがとあるユニットの登場で皆が現実へと戻った。0ポイントの外れユニットである。それを見て皆が逃げ惑う。中には転んだり他の受験生を生け贄にするなど散々な状態になっていた。

 

 

「はぁ、やはり評価する事すら値しませんが放っておくというのも印象を悪くさせそうですし助けるとしましょう。《九遠第四加護–クー・リ・アンセ》!」

 

 

その言葉と共に0ポイントユニットを膜状の結界が包み込む。皆を守るよりもユニットを包んで封じてしまったほうが楽なのだ。そのまま0ポイントの上に駆け上がり《即撃》を握りこぶしサイズにした弾を打ち込む。

 

ズドォォォン!!盛大な爆発音。彼女本人もその爆発に巻き込まれている。結界は続いているため辺りに被害はないが皆が彼女のことを心配する中ゆっくりと地上へ降りてくる彼女がいた。肌や髪どころか服にも傷は無かった。

 

この時点で教師達は異常な身体能力、機械を消し飛ばせる攻撃力、それを受けて防げる防御力、広範囲の守備能力に加えて飛行能力とまだまだ把握しきれていないが十分強力どころか化け物レベルの個性に戦慄していた。何故これほどの存在が世界に知られていなかったのかそれは彼女にしかわからない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ふむ、かなり大きいですね。さて、ここには私が知らぬ未知がどれだけあるか楽しみにさせていただきますよ雄英」

 

これはとある天翼種に転生した人間の一つの物語

 



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個性テスト

今回はガチで短いですすいません(汗


カオス、教室に入るとその一言に尽きた。ツンツンイガグリ頭頭の少年とTHA学級委員長の眼鏡少年が口論をし、それをブロッコリー頭の少年と普通そうな少女がそれを見ていた。すると眼鏡の少年がこちらに気がついたのか寄ってきた。

 

「やぁ、君かい!?天使の様な個性で大型の仮装敵を倒したのは!」

 

どうやら入試の件が漏れている様だ。まぁ、今年あれを倒したのは自分ともう1人だけだったらしいから驚くこともないが、

 

「天使の様なと言うか個性申請では《天使》で出しているので間違っていませんよ。神裂 翼、神を裂く翼と覚えてくださいませ」

 

翼の笑顔が天使の個性による姿と合わさってクラス中のメンバーの動きが止まった。そのメンバーには轟や爆轟といった生徒も含まれるどころか女子まで見惚れているのだからその破壊力は底知れないことがわかる。

 

 

「そろそろ担任の教師が来る時間でしょう。自分の机に行った方が良いと思いますよ?」

 

しばらく固まっていたが担任の相澤が入ってきたことで再起動した。

 

相澤の話を聞くぶんにはどうやら体操着に着替えて個性のテストをするらしい。流石に100パーセントは出せないだろうが、0.001パーセントぐらいなら出しても大丈夫だろう。因みに翼にとっての0.001パーセントは増強系個性の()()()と同じぐらいかそれ以上となる。つまり翼が本気を出した瞬間そこは地獄絵図と化すどころか地球そのものが危機に陥る。それを知るのは翼本人以外にはいない。

 

 

 

まずは50メートル走地面を()()()()程度に落として走る。削らないが砂埃はする。当然砂埃が舞い上がるのだが走る音がいつまでたっても聞こえない。数秒後やっと走る音が聞こえたと思えば既にゴール地点に翼は立っていた。

 

『記録測定不能』

 

速すぎて音すらも超えた翼の走りを測定器は測ることができなかった。

 

 

次は握力これは本気で良いと聞いたので壊す。握った瞬間、測定器が粉々に粉砕された

 

『記録測定不能』

 

 

立ち幅跳び、そもそも空を飛べる翼が地に足をつける時が来るわけがなかった。

 

「神裂、お前いつまで飛べる?」

 

それに寄って記録も変わるのだろう。嘘でもよかったが相澤の瞳は嘘は許さないと語っていた。

 

「さあ?1日立っても飛んでいたのでそれ以上の計測は辞めました。ただ、寝ている時などの無意識状態においても飛んでいた様です」

 

『記録測定不能』

 

翼の個性使用種目ラストはソフトボール投げ。翼がボールを投げた瞬間ボールが突如として消えた。

 

「おい!?何処へやった???」

 

「シフトで()()()()()()()に飛ばしました」

 

「空間転移の事だな、範囲は?」

 

やけに詳しく聞いて来る。学校側から探る様に言われているのだろうか?

 

「視界内なら何処へでも、()()()()()()()()()()()に可能でございますが?」

 

その言葉にクラスメイトが驚く。おそらく某青の狸のピンク色の扉を思い浮かべているのだろう。

 

『記録測定不能』

 

 

 

結果が発表された。翼は当然1位。だが知らないクラスメイトも教師達の誰もが、翼が()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()



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