俺がガンダムで現実無双する話 (toragonn)
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序章
俺、死んじまったんだが...... 第一話
~side白帝~
俺はいつも通り、古雑貨屋に来ていた。
「おおい、おばちゃんなにかいいガンダムの本とかプラモない?」
いつも旧世紀の座布団に座っているおばちゃんに聞いた。うん? 新世紀の座布団
はなんだってか? そりゃあジェットがついていて、アームがついていて....(以下省略)
......まぁそんぐらいの機能がついているのが新世紀の座布団だ。
「すまんねぇ......あんまりもうないんでなぁ最近は、いいのはないよ....」
「なん....だと?」
そ、そんなぁ......今まで買ったのはもう何度も読んだり、造り直したりしたのになぁ....。
しょうがない、また新しくラノベが出たって友達が言ってたから行ってみるか........。
...............................................................................................................................
俺は電子書店に来て、新しいラノベについて調べていた。
「モード:検索 検索対象設定:ラノベ 新着作品!!」
いつも通り、音声で検索設定をし探す。......おっあったあった。意外とおもしろそうだな......。
読んで見ようかな。
「モード:試し読み」
目の前に、電子プラズマでできた薄い本が出てくる。......いや別にいやらしい本じゃないよ!?
試し本だから薄いだけだから!! ちなみに言うとお試し板は、プラズマでできているから触れない。
だから横にある操作パネルでページ変更を行う。さて読んで見るか......。
..............................................................................................................................
いやぁ面白かった! あの後製品版を買って、読んでしまった。次の本を予約してっと......。
ググゥ~..........お腹減ったな....。今何時かな? げっもう12時!? 近くのお店はあいてないだろうし....。
しょうがない遠くにあるコンビニに行くか....。外にあるジェットバイクにまたがり、電源をつけ出発する。
..............................................................................................................................
え~と....おにぎりと、お茶を......。
「合計で297円になります。」
「電子マネーで」
専用の機器に携帯腕輪を近づけお金を払う、 ピッ
「あざしたぁ~」
店員のめんどくさそうな声を聞きながら、外に出た。
..............................................................................................................................
ブオオオオオオン..........
今はジェットバイクに乗って走っている。
最近そういえば戦争が過激になってきたなぁ......。時々このコロニーにも
戦闘音が聞こえてくるし....。あっ軍事基地だ......。 キキィッッ!
基地の前でバイクを止め基地を見渡す。
「こんな所にも基地が出来たんだなぁ....」
考えていたら。 ドッッゴォォン!!!
なっなんだ!? なにが起きたんだ?! 基地がっ!! 中から叫び声が聞こえてくる。
ジオングノバンザァァイ!!
えっ!? 敵軍ジオン軍だったの!? なんでわかったかって?
HAHAHAHAHAHA☆
そんなの決まっているじゃないか.....今目の前にいるからだよ....。
「ジオン軍バンザァァァイ!!」
「耳の近くで叫ぶなぁぁぁ!!」
と茶番みたいなことをしながら、奴を突飛ばし、走って逃げる......カチッ
えっ? キュイイイン....ふ、不発? ....ドガァァァン!! ですよねぇ~
ゴキャ!! 嫌な音をたてながら地面に不時着する
俺死んじゃったんだが....。
どうでしたか? アドバイス、誤字のご報告
又は、お気に入り登録、評価、感想お願いします。
あと主人公の乗るガンダムを募集したいと思います。
感想欄に書いて送ってください。投票された後から続きを
書きたいと思います。
それでわっ!!
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設定集 ※ネタバレ注意!
~設定集~
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主人公設定
主人公の名前は、白帝剛希(はくていごうき)
年齢は15歳。第二十六スペースコロニーに6月14日に産まれる。
宇宙立公武高校(うちゅうりつこうぶ高校)一年。成績は上位になれるぐらい。
彼の学校は、バイクの免許をとることを許可している。
彼はガンダムオタクであるそれも重度の。彼の家には数々のガンダムグッズがある。
彼の家族構成は、母親、父親、妹の4人家族である。祖父祖母は、去年死去した。
..................................................................................................
世界観
彼ら彼女らの世界は第三者からみると、『終わらない戦争時代」と誰しも言う。実際そうである。
何回も拒絶しあい、戦い、殺しあっている。最初の大規模な戦争は、『地球破壊作戦』である。
この戦いでは、人類を3分の3としてみるならば、3分の2の人間が死んだ。それから約80年、
武器の開発や、人類繁栄のためしばらく戦いは起きなかった。この時、二足大型ロボができるも、
ガンダムより遅いものばかりだった。あとこの時にスペースガンと光線銃ができた。
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世界情勢
主人公の住んでいるコロニーでは、今で言う"日本"の文化が主に受け継がれてきた。しかし、
自衛隊と呼ばれるものはなく、戦争隊と呼ばれるものがある。実際、襲われなければ攻撃は
しない。
地球は奴隷制度が認められている。奴隷は人間としての尊厳がないように扱われている。
しかし、中には、優しい買い手や商人が沢山いるので今のところは問題点はほとんどない。
政治は、俗に言う"恐怖政治"である。支配者が地球を制し、反逆により、その反逆者が地球
を制する時もある。地球では、内戦が2年か1年続いて起きるときもある。
しかし、それとは裏腹に、食文化は、素晴らしいものである。
ジオン軍は、主に戦争難民、キ○ガイ、宇宙制圧を目論む者たちから創られた軍隊である。
彼ら彼女らの基地、故郷がどこにあるかは、未だに不明である。
どうでしたか?できれば、アドバイス、誤字のご報告
又は、お気に入り登録、評価、感想待っています!
募集期間は来週の土曜日までです。
それでわっ!!
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本編 赤い彗星の到来
俺の天界入りは会議室から 第二話
~天界 会議室~
今、天界では、重要な会議が行われていた。
「最近子ども、青年の死が相次いでいる。十中八九戦争のせいなの
だがどうする?」
一番端に座っている偉そうなジg......おじさんが会議室にいる人? に話かける。
ざわつく会議室。
「どうするって...」
「ジジィうざっ」
「BLこそ至高!」
「ショタこそ至高!!」
『友よっ!!』
「神は下界に干渉できないしなぁ~」
「いっそ全員殺しちゃう? この鎌で」
色々な声がしたが一部は真面目、一部は愚痴、一部は変な友情を芽生えさていた。
「静粛にっ!! 君たちに聞いた私がバカだったよ」
『そうだそうだぁ!!』
五人程叫んだ。その五人はすぐに外に摘まみ出された。残ったのは一人だけだった。
「君ならどうする?」
「僕なら......もう待つしかないですかね? 結局なんにもできないんですし」
「やはりそれしかないのか......」
おじさんが頭を掻きながら言う。
おい! なんかふってくるぞっ!?
や、やべぇ逃げるぞっ!
ショタBL探すぞぉ~
おぉ~
タッタッタッタッ..........
「か、彼らはどうかしたのかね?」
「さぁ? いつも通りのつまらな」
どんがらがっしゃぁっっん!!
この先のことを彼は言えなかった。なぜなら会議室の壁をぶち破り、ダイナミック入室した
この小説の主人公、白帝剛希が彼に当たったからだ。そのまま彼は気絶し、白帝に乗られたまま、
救護室に運ばれた。
....................................................................................................
~side白帝~
うっ......ここは? さながら主人公みたいに起きる。
「....あっ目が覚めたんですね。具合が悪いなどありますか?」
「....! いいえ特になにも」
お、驚いたぜ。起きたら目の前に美人がいたんだぜ!
「あの....ここは何処ですか?」
「ここは天界の救護室です」
え? なにこの人頭イカれてるの?
「あの、だからこk「天界の救護室です」
「だかr「天界の救護室です」
「救護室ですってば!!」
何も言っていないのに叫ぶ美人さん。もう認めるか....。
「おっ、やっと認めましたか」
......俺今しゃべった?
「いいえ、しゃべってませんよ? 私が心を読んだだけですので!」
殴りたい、あの笑顔!! まてよ? ならこれはどうだっ!! 強く念じる。
「なんですか!? 呪文ですか!? こ、怖いです!! 早く転生神の所に行ってくるのですっ!」
瞬間放り出される。あ~れまっと。 謎の言葉を発しながら着地する。
「..........転生神の部屋って何処?」
....................................................................................................
や、やっとついたぜ。部屋に転生神の部屋と書いてあるからここだろ。
「たのもー」
「もっとまともな言葉はなかったのか?」
「分かったよ。やり直すよ......」
バタン......ガチャッ
「失礼します」
「うむ、なんだね?」
う、うぜぇ....。
「呼ばれたので来ました」
「ああ、あのことか」
何こいつ、自分で呼んでおいて忘れるとか....ボケてんのか、可哀想に....。
「実はな、ひっじょぉぉに言いにくいんだがな....。君が死んだのはこちらのミスなんだ」
「なん....だと?」
「本当にすまないっ!! 本当にあそこで死んだのは、君を追っていたキチ○イなんだ」
あのキ○ガイが死ぬ予定だったんだ......。
「その代わりに、異世界は無理だけど、君の世界に何個でも特典を付けて甦らせてさせてあげるよ」
な、なにぃぃぃぃぃ!! なっならばっ!
「ガンダムを....ガンダムをくれっ、操縦できる奴をっ! あと自分に装備できるように! あとはあとは....」
....................................................................................................
「あとは自分の体質を.......にして、機体は...........にしてくれっ!!」
「よしっいいだろう! 後君は地面で寝ているからねっ」
「......まって!? なんで体質と、機体が.......になってんの!?」
「それはまだ君の機体が決まって無いからだよ?」
「とってもメタイな!?」
「とにかく行くっ! 文句は受付終了です!」
「落とすんですねぇぇぇぇ!!」
かくして、本編が始まるのであった。
よければ、感想欄からよろしくです!非ログインの方もよろしくです。
期限は土曜日までです。
それでわっ!!
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俺氏現在テロられてる件について 第三話
誤字のご報告があったので変更しました。
~side白帝~
「へあっ!?!?」
地面に精神? が叩きつけられその衝撃で身体が起き上がる。
「......ん? 身体? ......おお....おお!! 生き返ってる 俺!?」
身体中をペタペタ触る白帝。さながら初めて自分の身体に触るかのようにペタペタと。
さすが、神様だぜっ! こんなに綺麗な状態で生き返らせてくれるとは......ん? なんじゃこれ
読者の世界でいう手紙を拾う。
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すまんすまん、いくつか言うことを忘れたので、君たちの世界で言う
"三次元データ保存紙"に書いて君のもとへと送らせてもらった。
さてまず言うこととはね、
1つ、君の世界にガンダムとやらのキャラが来ること。君の機体に乗っているのも
くるよ。記憶喪失の状態でね。
2つ、君の機体なんだが、直し方とか、隠す場所が必要だと思ったから
"自動修復"と"擬態システム"を搭載させてもらった。
3つ、たしか、月から~機械が~とかいってたけども、一応月にその機械くっ付けといたよ
いつでも撃てるよ
4つ、Gコンとやらは、君のポッケにいれといた。
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三次元データ保存紙ぃぃぃ!? そ、そんなここここ国宝ものをぉぉ!?
もっている手が震えている白帝。しかし、三次元データ保存紙には文字が書かれているため、せいぜい
十~二十万程度だろう。..........結構高いのだが、どうやら主人公は不満のようだ。
......なんだ十万くらいか......もうちょい欲しかったんだけどなぁぁ.................ん?
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PS.それは十分したら文字が消えるので、焼くなり、売るなりしていいですよ
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か、..........神だぁぁぁぁぁぁぁぁ!!! よしっ売るぞぉぉ!! ガンダムグッズ買うのに当分金には
心配がないなっ!
「さっそくジェットバイクに....................あっ......ジェットバァァイクゥゥゥ!?」
彼の目の前には、横転した愛車が見えた。多分だが、爆風にやられ、倒れてしまったのだろう。爆風といえば、
彼が爆弾で死んだあと、基地は壊滅し、キチ○イどもが奇声を発しながら彼の亡骸を踏みつけながら撤退して
いた。グロテスクなことを言うが、軍人のブーツで踏まれたため身体中彼はぐちゃぐちゃだった。
ふぅ、よかった特に問題はないみたいだ......。冷静になって考えてみたが、先に家に帰った方がいいな....
「......よし、家に帰るか......」
ジェットバイクの電源を入れ、家へと向かった。
.............................................................................................................................
道のりが長く思えたな......。 あれ? 家の前に人溜まりが..........
ハヤク.......ハヤクゴウキヲッッッッ!
ワカッテマスオクサン! カナラズミツケテキマスカラッ!
ネェ......オカァサン、オニイチャンシンジャッタノ?
ソンナコトナイヨッッッダカラナカナイデ
..........なにこの状況....ドラマとかでよくあるシーンだなぁ....。とりあえず明るく声を掛けよう。
「おおぅい!! 俺は帰ってきたぞぉぉぉぉぉ!!」
『剛希(お兄ちゃん)!?』
ありゃ......だめだった?
....................................................................................................
「お兄ちゃぁぁん....1ヶ月間もの間どこに行ってたんだよおう......」
泣きながら言ってくる自慢の妹である、琴音(ことね) .......ん? 1ヶ月?......やっべぇぇぇ!? はやく学校
いかねぇと!? 評価がっ!?
「俺学校行ってくる!!」
「はぁ? あなた何言ってるの? もう十時だし、今日は家にいなさいよ」
「お兄ちゃん....またどっか行っちゃうの?」
..........うっあの顔はまずい、俺がおとされてしまうほど可愛い! だがしかしっ
あのクソ親父との"約束"の為学校に行かなければっ!!
「ごめんっ! 学校終わったらすぐ帰ってくるから!」
乱暴に制服を着て、バックに教材を詰め込み、財布と電源キーをもち外にでる。
「行ってきまぁぁぁすっ!」
「すぐ帰ってね」
「おう、帰ってくるよ、すぐに」
フラグがたったが、そんなことも気にせず、ジェットバイクに跨がり電源をいれ、すぐに学校へ向かう。
....................................................................................................
~出来事があるまでカット~
ふぅ、なんとか頭に入ってきた....1ヶ月間のハンデがこんなにもきついとは......速く家に帰ろっと。
彼が帰ろうとすると窓の外から爆撃の音が聞こえてきた。
「なっなんだ!? なにが起こっているんだ!?」
ジャキッッ!
横から銃の構える音がした
「おい、お前もすわれよ? そうじゃないと殺すぞ?」
「アッハイ」
..........俺氏テロられている件について。
学校のキャラは名前思いつかなかったので、今回は登場させてません。
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俺大地に立つ 第四話
その姿は読者様のお勝手に想像してください。
別に思い付かなかった訳ではない!
~side白帝~
「えっと....どういうこと?」
「ダ・マ・レ・☆」
「アッハイ」
くそっ....家に帰ったらもらったガンダムとかを見に誰もいないところに行こうと思ってたのに....。
「....ねぇ、どうなるの? 私たち....」
心配そうに聞いてくるのが幼なじみのユーリ・フミで女だ。彼女自体地球人と我がコロニーのハーフだが
父方が、地球人なので、名前はカタカナである。
「大丈夫だって、戦闘隊が助けてくれるって!」
ユーリを励まそうとするのは、ユーリを狙っている、大方雅司(おおがたまさし)である。はっきりいって彼はクズなので、
ユーリが惚れることはないだろう。
「....俺に考えがある」
「白帝....本当?」
「本当さユーリ。俺にはこの状況を打破できる力がある」
「そんなもの君なんかにあるはずが「黙ってて大方君」
「怪我しないでね?」
「しないしない」
んじゃ、と言い白帝は発狂しているジオン軍に近づき
「トイレ行ってきていいすか?」
「大か....小か....」
「........大だ....」
「....そうか頑張れよ、兄弟....」
「ああ....頑張るよ」
茶番劇をしながら出ていくもんで、クラスにいたジオン軍を除く人が呆然としていた。
.............................................................................................................................
ふぅ....トイレに来れた....
「さてと....Gコンは....あった確かこれを掲げて....」
「ガンダァァァァァァァムッッ!」
で良いんだっけ?
するとトイレの窓が割れ外から小さくなったガンダムXの装甲が入ってきて、白帝にくっついていく。
ちょっまってせめて心の準備とか....ぎぁぁイタイタイイタイタイタイタイ!!
.....................................................................................................
※ガンダム装着時には『 』で会話文は表します
『うっ....痛かった....』
と言いながら目を開けると、"ロックオン"と右端に表示してあった。さらに、目と耳が
よくなっており、遠くのものや、音が聞こえるようになっていた。
『す....すげぇ....装甲が重いはずなのにとても軽く感じる....エネルギー残量も∞になっているし....
......ま、まぁとりあえず、あの名言をちょっと変えて言おう....』
一旦間を置き、息をすって.....
『俺、大地に立つっっ!!』
「うるせぇ!!」
....いけねばれちまった。
どうでしか?
本当は、浮かばなかったんですぅ~
......スンマセン
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現在転生・転移予定の少年少女? たち 番外編
現在この小説において転生させられたのは一名だけである。まだ、残っている少年少女
の談話の様子である。
現在ここにいるのは計十人である。
「..........」
「ねぇ...そのホシナツメ? みたいなの美味しいの? というかどこから出したの?」
「....なんか欲しいと思ってたら出てきただけど....ハズレもあるけど美味しいよ」
「....ひとつくれるかな?」
「....んっ」
ホシナツメを渡す少年とそれを受けとる少年仲はいい方である。
「お前...まだそれ食ってたのか....」
「結構美味しいよ....いる?」
「ああ....くれ」
受け取り、食べる少年。
「......まずっ」
どうやらハズレだったらしい。
....................................................................................................
「お前どこ行ってたんだ?」
「ちょっとこれを貰いにね....」
「美味しいのかそれ」
「食べてみる....」 パクッ
「うん美味しいよ....」
「本当か!? この空間に来てから何も食べてなかったんだ。私の分も貰ってくれ!」
「さすがに図々しいよ....」
「はぁ...やれやれだ」
....................................................................................................
「..........」
「なぁ....お前喋らないな....」
「....喋る必要性をお前に感じないからだ」
「なにぃぃ!?」
「......うるさい」
「確かにうるさいわ」
「えぇ....」
「そんなことよりみんなこの空間にたいしてなにも考えてないじゃないか!」
「といっても何かできる訳でもないしなぁ....」
「....................」
「なんか言えよ....」
彼は無口である。
....................................................................................................
「はいは~い、ミカヅキ君、アトラ君、オルガ君、ヒイロ君、バナージ君、次は君たちだよ~」
「....呼ばれた」
「行くしかないよね....」
「行くしかねぇよ」
「..........」
「君は本当に喋らないね....」
かくして、五人の少年少女たちが、送られるのであった....
「俺たちの出番は?」
「....さぁ?」
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あのお方とは? 第五話
~side白帝~
や、やべぇ....かっこつけて叫ぶんじゃなかった。今さっきの大声に気付いてなんかスキンヘッドのジオン軍がここに来た。
「お前だれだっ!?」
『そういうお前は誰だっ!?』
「うわっ、めっちゃ機械音がする声だな!」
機関銃を構えたそいつは警戒しながら名を名乗った。
「俺の名前はスキン・モハミンだっ! 俺も名乗ったんだお前も名乗れよ!」
『別に俺が名乗るなんて約束してましぇ~ん!」
指をわきわきさせながら言う。へっへ~んどうようざいだろ? 母さん直伝のおちょくりはうざいだろぉ?
「き、貴様っ、もう撃ってやる」
『わわわわ、待てって、ちょ待てよ、落ち着けって、あらそってもなにも生まれないぜブラザー。俺たち今さっきまで仲良く話してただろ? だから撃つのはよせよ? 第一俺がなにかしたか? 否! 別におちょっくてただけだ。あんなのただのジョークさ HAHAHAHAHAHA☆ だから落ち着けって.....な?』
「問答無用!」ババババ
うわっ! やられる!?
キィンキィンキィンキィンキィンキィン!!
「何!! じぇんじぇん効いてないだと!?」
『ハ、ハハハ....さすがガンダムの装甲、機関銃じゃかすり傷一つも付かなかったぜ....』
「ひ、ひぃぃぃ! み、見た目からもだけど新型機関銃でも傷一つつかないなんて、やっぱり化け物だったのかぁ~~!!!」
『あ、ばれちった? そうなんだぁ、俺はカンタム星のアンモニア水星の第11212111134星人のHIGEで~~~すよん♪』
「ひ、ひぃぃぃぃ。ゆ、ゆるしてつかさぁい、お、俺の秘密ならなんでも言いますぅぅ! お、お尻の穴の近くには大きいほくろが3個あって尻の毛は剛毛です! あと、最近アニメにはまっていて、一番面白いと思ってるのは"魔法少女マホメットちゃん"と"ポラコンモール"ていう科学バトル系のアニメにはまっているんですぅぅ。あ、あと自分の性癖は........」
な、なんてことだ....こいつの性癖はやばいぞぉ....なんたって○イラ○なんだから....い、いかんけしからんけしからん!! ゲ○○ブなんて。お、俺が男なんてまだばれてないよな? ......なんか尻が痛くなってきた。
「(い、今だっ今のうちに仲間に連絡をっ!! )」 ピピピ....
「ざ、残念だったな! この化け物!! あともうちょっとしたらもしかしてだけどあのお方が来るのかもしれんのだよ!! 」
『だ、誰だそいつは?』
「ひ、ひぃぃお助け~....」
そう言いながら奴は逃げていった。だ、誰だよあのお方って。
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第六話
キィンキィンキィンキィン......
あれから白帝は、トイレを出て銃撃を受けながら思考にふけっていた。
「(しかし、あの方とは誰だよ.....)」
ウ、ウワァ~ ジュウダンガマッタクキイテヌェ~!
アホナァ.....
ウヒァハハハハハハ
装甲により痛みも衝撃もなく、気付けば、学校の正面口へとついていた。装甲には傷一つなく、ただただジオンの銃弾が無駄になっただけであった。
あのお方とは本当に誰だよ....考えてばかりでなんもできないとはこのことだな....。
嘘である。彼は通るだけでただの兵器へとなっていたのだった。
「あ、あいつです。あいつが....そう、ガンダムとやらです!!」
『カンタム星人ではあるが、そんな名前ではなく HIGE といったのに....』
「......いや、スキン君、君のいったとうりあれはガンダム....忌々しい地球軍が造った悪魔だよ」
ま....まさかあのお方って....赤い彗星"シャア・アズナブル"のことだったの!?
「全く..........この世界でもまさかこの MS に会うことになるとは....まったく運の悪いことだ....。しかし、君は....『白帝です!! 白帝 剛希ていうんです!!』 そ、そうか....剛希君は銃弾が効かないからと慢心しているのではないのかね?」
『..........』
「図星か....。ガンダムの性能は確かにいいものだ。過去にアムロに痛い思いをさせられたからな。君は確かに私たちとおなじニュータイプだ。だか、君の腕が私たちほどとは思えん」
なめられている。直感で分かった。だからといって激怒することも、負け惜しみを言うこともできなかった。それは、白帝じたいが認めていたからだ。
「さ、さすがシャア大将!! 言葉だけで黙らせやがった! や、やぁいガンダムとやら、悔しいのならなんか言いやがれ!!」
『うるへぇ!』
スキンをパンチで吹っ飛ばす。そのままスキンは壁にぶつかりぐったりとしていた。
『お前うるさい!! なんもしてねーくせに偉そうにおちょくんなや! いらつきまくって仕方ねぇんだよ!』
「(ほう、これはすごいパワーだ。あのガンダムが初期のものだとして、あれの威力はそれを上回っていると言える。だがなっていない! なんだあの無駄の多いパンチは、パンチというのはもっと腰を低くだな..........と、とにかく、あれは使っているのではなく、使われているのだな。....あれ、そういえば、なんでみにまとってんの?」
どでしたか? シャアのしゃべり方は変ではなかったですかね。
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地獄ノハジマリ 第七話
シャアと対峙する。シャアはなぜ此方がMSの装甲を身に纏っているのかがよくわからない状態のようだった。
「....とりあえず、その格好をしているということは、英雄気取りで私たちを追い出しに来たのだろう?」
後退りしながら此方を睨み付けられる。蛇に睨まれた蛙のように体が動かない。
相手は逃げようとしているのが分かるのだが、実力の違いのせいなのか、体が動かせない。
『怖い』という思考が脳を埋め尽くす。一瞬でも動くと殺されそうな気がするほどだった。
『だからどうしたっていうんだ?』
口が勝手に動く。どうにか負けまいと口が勝手に動いていた。
「君が子どもということだ....!」
『しまっ......!!』
シャアの持っていた拳銃で頭部というより目の部分を撃たれる。傷は一つもつかなかったのだが一瞬目をふさいでしまった。
その一瞬のうちにシャアは近くの窓から飛び降り、ある機体に近づく。
「この世界では元々私が乗っていたのは造れないが、ある程度の改良を施せば、あの世界ぐらいの....いや、あの世界以上のものを私たちニュータイプはつくれる」
な、なにを言っているんだ? 白帝も窓から飛び降り、様子を伺う。
「見るがいい、これが私が造ったMA "サンフラワー"だ。君には特別にこいつで相手してあげよう」
白帝の目の前には、巨大な機械じかけのひまわりが咲いていた。いやたたずんでいた。
その頃天界では
「して、今回あの少年....NO.00002にあの...そうシャアだ。あのシャアを仕向けたのだ?」
「それは、"彼が私たちの駒に成りうるかどうかを見極めるため" です」
「あの混合世界たしか混じらせたのは、"ガンダム"とやらの世界を主にした世界で確か他に"艦隊コレクション" "ケモノフレンド" とやらだったか?」
「最後のが違います。"けものフレンズ" でしたよ確か」
「とにかく、我々上層部の者は下層部の者にばれぬように、戦争を起こし、いらぬ人類を消してきたのだが、なにせ効率が悪い」
「だからあの少年を試し、人を殺せるかどうかの実力を確かめるため、あの男を差し向けたと」
「さよう。あの程度も倒せんようなら、魂ごとこの世から消し去ってくれる」
男がカラカラ笑いながら言った。
話は戻り、巨大MA"サンフラワー" と対峙した白帝はガンダムX を巨大化させた。
『大きくなったからといって....!』
花の中心部から、大量の光線が放たれる。
『危なっ! けど避けきれないほどではないな』
次に花びらの部分から、大量のミサイルを発射してきた。
さすがに地面にいたら殺られそうなのでブースターを活用し、空に逃げる。が、追跡型なのか、数個は地面に落ちたが、残りはそのまま上にきた。
『ビームライフルで撃ち抜いてやる....!』
的確とまではいかないが、数撃てば当たるの方式ですべて直撃する前に撃ち落とす。
『えええい!』
今度は、地面から伸びてきた触手を縦横無尽にふってくる。所々にミサイルをぶちまけながらふってくるので逃げ場がなく、とうとう触手に脚をからまれ、横転したところを絡めとられた。
『....くそ!』
『....やはり、呆気ないものだな、同じニュータイプとは思えん。....まぁいい、このままとどめをさしてやる。だがただ締め上げるのはナンセンスだ、君にはとっておきをくらわせてあげよう....!』
サンフラワーの雌しべにあたる部分に雄しべの部分から光の玉が集まっていく。まるで受粉の時を見ているかのような感じだった。
『殺られてたまるか....!』
咄嗟に投げてしまったビームサーベルは、吸い込まれるように雌しべの部分に当たった。
『何っ!? 発射部分がやられただと、このままじゃ爆発する....ええい、世の中上手くいかないものだな!! この未来ある少年だけは...!』
『うわぁぁぁぁぁ!!』
縛られていた触手におもっいきりなげられ、ボロボロだった場所に叩きつけられる。しかし、そのまま崩れて、宇宙空間に放り込まれる。下は地球。
このコロニーは地球に近かったため、すぐに地球の重力につかまり、落ちてゆく。
『見ていろ少年、これがこのつくりたてほやほやの"サンフラワー" の最後だ....!』
綺麗な爆発だった。集まっていた光は光の粒子となり散り、MA は白く輝いていた。
『殺したくなかった.....けど殺してなかったら殺られていた....どうしたらよかったんだよ....』
少年は眠りにつく、深い眠りに。できれば二度と目覚めたくないと願いながら。
そのまま重力に従い、ボロボロの機体は修復されながら地球へと落ちていった。
~キス島沖~
ガンダムX をつつく少女がいた。その少女は海の上に浮いており、駆逐艦など装備しているような砲台の筒でつついていた。
「なんなのです? これは....?」
この少女と出会っていなければ、親しくなっていなかったら地獄はみなかっただろう。しかし、残酷なもので、これから親しくなっていく。これから地獄への道のハジマリだった。
自分はこの作品において主人公にありったけのトラウマを与えたいと思います。
他作品については艦これしている時に思い付いたことでした。
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設定集 赤い彗星編について
主人公(白帝 剛希)・・・・前回の説明と変わらず。人を今回の章にて初めて人を殺した。まだまだトラウマを植え付ける予定。
地球に落ちてしまったが、ほとんど傷はなかった。機体を誰かにつつかれ、起きた。
白帝 白雪(はくてい しらゆき)・・・・主人公の母にあたる登場人物。二児の母であり、心が弱い人。
主人公が行方不明になったのを知り、すぐに軍に電話した心配性な親。実はどちらかが、父親にも隠している養子だったりする。
実をいうと名前は考えてなかったりする。
白帝 琴音・・・・主人公の妹であり、あざとい奴。
主人公が行方不明になってもどこか達観した感じでいた。全ての事情を知っているかのような妹。兄である主人公に絶対的な信頼、愛情をもっている。絵の才能がなく、その絵を見たものはトラウマができるという。
妹はつくらないつもりだったけどこの作品において必要と判断したのでつくったキャラクターです。
親父・・・・主人公いわく「クズ」と言われている人、ジオン軍討伐軍に所属しており、主人公が憎しみをもって接している人物
名前はまだない。
天界の神々・・・・神なだけ、人間が減っているのはだいたいこいつらのせい。
下層部の神々は主人公の味方。転生神は、主人公のことを気にかけている様子。性別は女になる。
上層部の神々は、人類の味方ではないのは確か。主人公の味方かと聞かれるとどちらともいえない感じ。
名前はまだない。
キス島の少女・・・・艦娘の少女。この島にて生活しているらしい。
お気づきの方もいると思いますが、電でごさいます。「なのです」系少女です。キス島にて暮らしている少女。どうやら艦隊からはずれてしまい、キス島に流れてしまった模様。記憶が消えてしまったらしく、名前も覚えてないよう。
お気に入りです。
シャア・アズナブル・・・・ガンダムが来るとは思っておらずキャラがちょっと狂った野郎。
後は説明不要だよな?
大方 雅司・・・・ジオン軍創設者の息子だったりする。しかし、本人は父親の仕事を知らない。だが金が大量に手に入るのでさほど気にしていない。金があれば何でもできると信じている。
こんな人もいるんじゃないかとおもう。
ユーリ・フミ・・・・亜人と人の間にできたサーバルキャットの身体能力をもつ少女。
亜人というのはこの作品においてのフレンズのこと。サーバルの血液と人の卵子と精子を掛け合わせた人類最高傑作の実験体。本人の親と思っているのは本当の親ではない。
ちょっと盛ったキャラクターです。
人物紹介終わり。
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巨大兵器"サンフラワー"・・・・シャアのつくった最高傑作。これに勝るものはないと思い造ったのだが、機動性が悪くシャアの油断により主人公により破壊される。
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地球の生物・・・・生命宿る星、地球。色々な種族がすんでおり、亜人と人と深海棲艦との戦争が続く星。亜人というのはフレンズのことで、一人の少女が自分のナワバリを見つけ暮らしていたところ、一人になったところを殺されたのを怒り喧嘩を売った。この亜人に対して地球人はまったく手をやいてない。深海棲艦全滅に力をいれており、その段階で"艦娘"という者が生まれた。
以上です。お気に入り登録や、評価、何か一言よろしくです。
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本編2 地球物語
イナヅマ 第八話
「なんなのです? これは」
私が浜辺を歩いているとなんか変な大きい物を見つけたのです。現在手についてたこの棒状のものでつついているのですが、まったく反応がないとです。
私は意識が目覚めた時、いつの間にかここにいたのです。
自分が何者なのか、なぜ海上を歩けるのか、どこで生まれたのか、知らないのです。ただ、"アカツキガタクチクカンイナヅマ"ということだけが頭に浮かんでくるのです。
服はなぜかボロボロだったので適当な葉っぱを体に巻いているスタイルなのです。
話題を元に戻すのですが、本当になんなんでしょう?
カチッ
うわおう!
ウイーン
な、なんか胸?の部分が開いたのですが.....
「うう....水、水を」
「アイアイサー!」
咄嗟に返事してしまいましたが、"アイアイサー"とはなんでしょうか....。
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うう....生きていたのか....。何でこんなところに....? 確かなんかでかい機械に掴まれて....それで....
「ウップ.....オエエエエ....」
そうだった....初めて....初めてヒトゴロシをしたんだった。
頭痛、耳鳴り、吐き気、自分に対する嫌悪感が激しい。頭の中がかきみだされるようでくらくらする。シャアの死体は見てない。けど、『人を殺した』ということだけでも吐き気がある。俺は弱いのだろうか? ....いいや、弱い訳ない。あのシャアにも勝てたんだ....弱い訳が、ない。
自分を正当化するために自己暗示をかける。自分は弱くない、あいつが悪い、殺されそうだったから仕方がない。と何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も頭の中で再生させる。
「あの....水、持ってきたのですが....」
「・・・・」
ああ、ありがとう。心の中で言えと命令しても声がでなかった。だそうとしてもかすれた声しかでなかった。
「....? あ、あのどうかしたんですか?」
「あ、あり..が....とう」
声をふりしぼりだした言葉は裏返っていた。その声を聞いた彼女は大きな声を出しながら笑った。そして笑いを押し殺していった。
「あ..あなたの声って高いのですね...うふふふ」
おい、最後笑い抑えれてねーぞ。くっそむかつくが、持ってきてくれた水をがぶ飲みして
「ここはどこなんだ? あと、もう笑うな....」
「アッハイ、私もここはどこかわからないんですど、どっかの島なんじゃないんですか?」
「ふむ....と、とりあえず服装をどうにかしてくれないか....その....目のやり場に困るというか」
彼女の格好だと胸の[ピー]が見えて仕方がなく、ちらっと見てしまう。
まぁ、俺得なんですが。
「.....?」
しかも純粋な女の子ときたぁぁぁぁぁ!!
「と、とりあえず君の名前は? 俺は白帝 剛希だ。あだ名でもつけて呼んでくれや」
「....なら、ごうちんで....私の名前は....イナヅマとでも呼んで下さい」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
なぜか、頭の中から"ごうちん"という言葉が響く。どいう意味なのだろう。漢字が分かればいいのですが、心がそれを拒む。
『私が、あなたを守るわ!』
うっ....頭の中で声が響くのです。
だ、誰なのあなたは...イ、イカヅチ....?
その名前が浮かんだ瞬間前のめりに倒れる。
「イナヅマ!!」
私の名前を呼ぶ声を聞きながら意識を落としてしまった。
電は設定集でも書いてありますが、記憶喪失です。なので一人称も変えました。
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イナヅマは恐い 第九話
あれから倒れたイナヅマが目を覚ましたからガンダムを海底に沈めた。
えっどうやって沈めたかって? HAHA☆ なにを言っているんだい。あのガンダムX は折り畳み式なんでっせ。
....おかしいだって? ..........そんなの分かってるから!? いや、だって海底に沈める途中に変な黒い生物が襲ってきたんだって!! そりゃおかしくなっちゃいますよ。なんかイナヅマちゃんに似てたなぁ。まぁ拾っていた鋭利な石で切り続けたら動かなくなくなったから別にいいんダケド。
「そういえばヒトを殺すのも慣れちまったなぁ....」
「人間そんなもんです」
人間....ね。イナヅマは本当に人間なのだろうか。最近不思議に思ってきたことだ。俺が持てなかった丸太を片手で持っていたし、収穫してきた大量のヤシのみを一気に食べてたし。あっ、ヤシのみ20個は一気にいけるか。失敬失敬。女の子が大食いなわけねぇ。
「人を何で殺してしまったのです?」
「....なんでかな。成り行きで殺してしまったのかもしれない。ただ....ただ日常を守りたかったのかも知れない」
「....凄いじゃないですか。他の人の為に命を張れた。あなたは立派だと思います」
「ははは....そんな立派なもんじゃないよ。どんな理由であれ人を殺してしまったのには変わりはないよ」
「....ああもう!! 男の子なんですからうじうじしない!!」
イナヅマがポカポカ殴りながら声を荒げる。始めてイナヅマの大きな声を聞いたので驚く。落ち着いたのか殴るのやめ此方を見てくる。
「もう....あなたと一緒に暮らしてまだ1日ですが、ため息の出しすぎです。此方も滅入ってしまいます。はやくやめてくださいよっ!! イラついてイラついてしょうがないんですよ!」
「えっ、そんなにイラついた」
「ソロモンよ?」ニヤリ
ああ....そういう。
「私は....私は帰ってきたぁぁぁぁ!」
のってくれと言わんばかりにふってきたのでそれにのる。ちょっと恥ずかしくていいとどまりそうになったのは内緒
「「ぷっ.........あははははははは!」」
久し振りに笑ったような気がするな....。やっぱりイナヅマは優しいのかも知れない。
「くくく....まさか知ってるのは思わなかったよ。くふふふ....」
「? 寝言で言ってたのです。あと最後の笑い声気持ち悪いです」
「....えっ、寝言で言ってたの? というか最後俺の悪口言ってなかった?」
「気のせいです。さっさとその丸太を浜辺まで転がすのです。私には力仕事をさせたくないんでしょう?」
「アイアイサー....」
「声が小さいっ!」
「アッアイアイサーァァァ!!!」
浜辺にて
「ふぅ....腰がいてぇ」
「お疲れです」
「そろそろできるなぁ....家」
「丸太を組み合わせただけですけどね」
確かに不恰好な家だけど雨風に晒されるよりいいじゃんか。イナヅマなんて雑草をヤシの木の下にひいて寝てた癖に。それに比べちゃあいい生活になるでしょうに....。
「.....!! なんか来ます!」
「うえ?」
ザッパァァン!!
海 か ら 今 朝 の 奴 が 現 れ た !!
し か し 腰 が ぬ け て し ま っ て し ま っ て 動 か な い ! (主人公だけ)
『ヴオオオオオォオオォォオオォ....あふん!!』
「きゃぁぁあああああ!!」
出てきた瞬間に丸太を投げつけてしまったため、相手は気を失ってしまった」
「あはははは....あいつ生きてたんだ」
「ハァハァ....恐かったぁ....ごうちんは恐くなかった?」
「あんたが一番恐かったわ」
イナヅマ恐い....。
感想などよろしくお願いします。
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