実況パワフルプロ野球物語 (ユージンアームストロング)
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登場人物紹介

今作の実況パワフルプロ野球物語は、作者の自己満足オリジナル選手や実況パワフルプロ野球のサクセスでお馴染みのサクセス選手や実名プロ野球選手などなど多数登場する予定です。
野球小説では処女作になるので、温かい目で見守って頂けたらと思います。


小波 球児(こなみ きゅうじ)男

3歳から野球を始め、小学校入学時から小3まではちびっ子野球クラブに所属。

小4からは3年間リトルリーグに在籍し、エースで四番と少年野球会にその名を轟かせた。

小学四年生と五年生ではリトルリーグ全国大会の優勝に手が届かなかったものの、小学六年生では全国大会を優勝している。

中学校からは私立尼崎大学付属中学校に入学し、三年目の全国中学野球選手権大会で優勝し、高校スカウトの注目を集め、現在に至る。

性格は熱血漢があり、誰にでも優しく、誰からも好かれる好少年。悩んでいる人を見かけると放って置けない。

雅が自分に好意を寄せていることに気付いてはいるが、恋愛に関しては小心者で未だに友達以上恋人未満のままだ。

 

身長178センチ 体重70キロ

 

選手能力

 

右投げ右打ち 投ニ外

球速145キロ スタミナ70B コントロール60C

変化球 スライダー4 カーブ3 チェンジアップ2

弾道3 ミート75B パワー75B 走力70B 肩80A 守備65C 捕球50D

特能 対ピンチB 対左打者A 打たれ強さB ケガのしにくさA

ノビB キレ○ 逃げ球 尻上がり 重い球 ド根性 対強打者○

チャンスB ケガのしにくさA

走塁B 送球A レーザービーム 初球○ 固め打ち アベレージヒッター

パワーヒッター サヨナラ男 調子安定 積極打法 積極走塁 ムード○

 

 

小山雅(おやま みやび)女

今作のヒロイン。

野球を始めたのはリトルリーグから。

始めた当初は周りに追ていけず、一時期は野球を諦めようとしたが、チームメイトだった球児に救われ、守備の才能が開花。

その後は中学まで球児と同じチームに所属し、守備固めや代打起用、代走起用などで、ここ一番で無くてはならない存在となった。

自分のことを救ってくれた球児に以来ずっと好意をよせてはいるが、

なかなか思いを伝えられずに雅に恋は叶わないまま現在に至る。

 

身長160センチ体重58キロ

 

選手能力

 

右投げ左打ち 遊ニ

弾道2 ミート60C パワー50D 走力70B 肩75B 守備75B 捕球80A

特能 盗塁B 走塁B チャンスメーカー 代打○ いぶし銀 守備職人 意外性 代打起用 代走起用 守備起用

 

 

友沢亮(ともざわ りょう)男

2歳から野球を始め、球児と同経歴でリトルリーグに入団した。

当初は自身もエースで四番を志していたが、球児との四番エース争いに敗れ、その後は野手に専念し、中学まで球児と同じチームでクリーンアップを勤めた。

球児との対決には敗れたものの、その打撃技術は随一でランナー得点圏打率以外は球児をも凌ぐ。

球児とは家族つき合いを含め、幼少期からの幼馴染で野球以外では親友同士と言っても過言ではないぐらいに仲が良い。

 

身長180センチ体重75キロ

 

選手能力

 

右投げ左打ち 遊

弾道3 ミート82A パワー78B 走力80A 肩80A 守備70B 捕球50D

走塁B 盗塁B アベレージヒッター パワーヒッター チャンスメーカー 初球○ 威圧感

連打○ 積極打法 積極走塁 積極盗塁 積極守備

 

 

猪狩 守(いかり まもる)男

2歳から野球を始め、英才教育の元、リトルリーグに入団した。

あかつき大学付属中学校に入学してからは三年目の全国中学野球選手権大会の決勝で球児との対決に敗れるまで、球速140キロ後半のノビのあるストレートとキレのあるスライダー、曲がりの良いカーブと落ちるフォークを武器にスカウトの目を釘付けにしていた。

小波に敗れた後は野球は九人でやるスポーツであり、個人プレーでは決して勝てないことを学び、チームプレーを大事にすることを誓い、あかつき大学付属高校に入学する。

 

身長182センチ75キロ

 

選手能力

 

左投げ左打ち 投

球速148キロ スタミナ78B コントロール78B

変化球 スライダー4 カーブ3 フォーク3

対ピンチB ノビB

弾道4 ミート35F パワー80A 走力65C 肩80A 守備60C 捕球60C

パワーヒッター 強振多用 速球中心

 

 

小波 あおい(こなみ あおい)女

球児の母。

旧姓は早川(はやかわ)

リトルリーグから野球を始めて自身の持ち球マリンボールでスカウトの目を集め、駈杜高校から千葉ロッテマリーンズに入団し、一時代を築いた。現在はプロ野球会を引退し、母として順風満帆な生活を送っている。

現役時代に肘を壊して引退したため、球児が変化球の多用で肘を壊してしまわないか気にかけている。

 

 

小波 球一朗(こなみ きゅういちろう)男

球児の父。二塁手

現在は現役生活を引退しているが、現役時代には三冠王やトリプルスリーなどを達成した名選手。

アメリカに渡り、メジャーリーグでもハンク・アーロン賞、首位打者を獲得し、日本人の野球技術向上をその結果で示した。

日米通算で打率3割3分、4000本安打、通算打点記録更新も達成し、プロ野球会を引退した後も野球解説者に呼ばれたり、WBCにコーチとして参戦するなど、野球会に引っ張りダコである。

ちなみに球児の母、あおいとは今でも夫婦円満で球児ほったらかしで旅行に行くぐらいに仲が良い。

 

 

吉澤 裕介(よしざわ ゆうすけ)男

2歳から野球を始め、リトルリーグ所属時代には小学六年生の時に全国大会決勝で球児のチームと対決。

12回1失点と好投したが、延長戦の末に球児に勝ち越しタイムリーを浴び、敗れた。

敗れたものの中学スカウトには大注目され、大阪桐蔭付属中学校に入学、中学2年で全国中学野球選手権大会決勝で再び球児のチームと対決したが、一点リードで迎えた9回に友沢から逆転サヨナラツーランで涙を飲んだ。

三年目の全国中学野球選手権大会では準決勝にあかつき大学付属中学校の猪狩にソロホームランを浴び、敗れている。

 

身長185センチ 体重76キロ

 

選手能力

 

右投げ右打ち 投

球速154キロ スタミナ90S コントロール60C

変化球 スライダー3 ドロップカーブ4 SFF4

弾道2 ミート60C パワー60C 走力60C 肩90S 守備70B 捕球70B

特能 対ピンチB 対左打者F 打たれ強さB ケガのしにくさB

ノビB 一発 尻上がり 寸前X 低め○ 対強打者○ 打球反応○

リリース○

速球中心 調子極端

 

 

丸山 誠也(まるやま せいや)男

3歳から野球を始め、リトルリーグに入団。

リトルリーグ全国大会では準決勝で吉澤の所属するチームに敗れた。

中学はPL大学付属中学校に入学し、三年目の全国大会に進出するも、準決勝で球児の所属する中学に3対4で敗れている。

 

身長175センチ体重体重68キロ

 

選手能力

 

左投げ左打ち 投

球速140キロ スタミナ75B コントロール80A

変化球 スライダー3 スロカーブ5 パーム4

弾道2 ミート70B パワー50D 走力60C 肩75B 守備60C 捕球75B

特能 対ピンチF 対左打者A ケガのしにくさB

キレ○ 球持ち○ 逃げ球 スロースターター 調子安定 変化球中心

 

 

大谷 翔平(おおたに しょうへい)男

2歳から野球を始め、リトルリーグに入団。

規格外の球速を武器に小学四年生と小学五年生の時にリトルリーグ全国大会を制覇、スカウトの目を釘付けにして花巻東付属中学校に入学、 1年と2年時に全国中学野球選手権大会を制覇した。三年目の全国中学野球選手権大会ではまさかの初戦で敗れたものの、高校を卒業したら、メジャーか?プロ入りか?と騒がれている。

 

身長190センチ 体重90キロ

 

選手能力

 

右投げ左打ち 投外

球速158キロ スタミナ80A コントロール50D

スライダー3 スローカーブ2 フォーク4

弾道3 ミート65C パワー75B 走力60C 肩80A 守備60C 捕球50D

特能 対ピンチB 打たれ強さB ケガのしにくさB

逃げ球 奪三振

チャンスB 対左投手B 走塁B 送球B ケガのしにくさB

広角打法 初球○ 積極打法

 

 

山 達彦(やま たつひこ)男

パワフル高校の新任監督兼スカウト。遊撃手

プロ野球会を引退し、新設パワフル高校野球部の監督に就任。

現役時代に首位打者を獲得したり、通算2000安打を達成して引退するなど、優秀な成績を残して引退した。

ただし、学生時代には甲子園出場は叶わず、それを達成するべくパワフル高校野球部監督に就任して甲子園全国大会制覇を目指す。

ちなみに球児の父、球一朗とは現役時代にベイスターズで『黄金の二遊間コンビ』としてベイスターズの黄金時代を築いた。

 

影山 秀路(かげやま しゅうろ)

プロ野球会に数々の名選手を送り出しているスカウト。

球児やそのチームメイト、ライバル達の活躍を日々見守っている。

 

 

 




誤字脱字などがあれば教えてください。


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第一話 小波 球児

2010年に新たにパワフル大学付属高校に新設された野球部。
そこへ新任監督として就任した山 達彦監督に直々にスカウトされた三人の野球部特待生を含めた新チームが結成されたところから物語は始まる


1998年、横浜ベイスターズ対西武ライオンズの日本シリーズ第6戦。

 

アナウンサー「さあ日本シリーズもいよいよ大詰め。ベイスターズ勝って悲願の日本一となるか⁉︎

9回ワンアウト一二塁。ベイスターズが2対1で一点リード。

マウンドに立ちますのは、ベイスターズのエース三浦!

第1戦では見事な二桁奪三振の完封勝利を収めています!

バッターボックスに入っているのは金村。ここまで3打数2安打1打点。

ヒットが出れば同点という場面!ここはきっちり結果を出したいところ。

初球打ちました!強い当たり!ショート正面!山!打球を掴んで643!ダブルプレー!小波との素晴らしいファインプレー!試合終了!三浦!見事な完投勝利!ベイスターズ!見事日本一を成し遂げました‼︎」

 

(テレビの前)

 

歓声「ワーッ!ワーッ!」

 

球児「ママ!見て!パパのチームが日本一になったよ!」

 

あおい「遂にやったのね…おめでとう。球一朗さん!」

 

 

その日、親父が所属していた横浜ベイスターズは見事日本一を成し遂げ、親父は2度目の三冠王を達成し、MVPに選ばれた。

 

その日をきっかけにキャッチボール程度にしかしていなかった野球を本格的に始めることとなった。

小学四年からはリトルリーグに入団し、六年生の時に全国大会制覇を成し遂げている。

尼崎の中学に進学してからは一時期スランプに陥ったこともあったが、当時のチームメイトだった雅や亮、そして元プロ野球選手で千葉ロッテマリーンズのクローザーを務めていた母さんの助けもあり見事スランプを脱出し、三年目の全国大会ではライバルの翔平を破って、優勝を達成することが出来た。

俺が野球する中でモットーにしているのが、

『野球は一人でするスポーツじゃない。九人でやるスポーツであり、仲間を大事にする』ってことだ。

これはリトルリーグの全国大会の決勝戦で戦った守にも教えてやったことだ。

俺自身、スランプに陥った時も、周りの仲間や応援してくれる人達の助けにどれだけ救われたか。

この恩は一生忘れないだろう。

 

話は変わるが俺はこの春からパワフル大学付属高校に進学し、そこに新設された野球部に特待生として入部することになってる。

スカウトとして声をかけてくれたのは親父がベイスターズでプレイしていた時に『黄金の二遊間コンビ』として有名だった達彦のオッチャンだった。

 

 

達彦「俺は実は学生時代に甲子園に出場出来なかったんだ…こうしてプロ野球選手として有終の美を飾れ、ユニフォームを脱いだ今、ここ残りだった甲子園優勝を目指そうと思っている。

お前の力を貸してくれないか?」

 

 

当時進学に悩んでいた俺にとってその一言で十分だった。

新設野球部だから知ってる仲間もいればもっと楽しくやれると思い、幼馴染だった雅や亮にも声を掛けた。

二人は喜んで一緒に入部すると言ってくれ、今に至る。

 

俺は今日、パワフル大学付属高校の校門に立っている。

これから目指す甲子園への道は困難な場面もあるだろうしひと筋縄では決して行かないだろうけど…仲間と一緒にやれば絶対に上手く行くさ!

こうして俺はパワフル大学付属高校の門をくぐった。

 

 




パワフル大学付属高校に入学した球児。
その先に待ち受けるものとは?
次回、第2話 入学式乞うご期待!


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