ウルトラマンウィード~幻想に舞い降りし光闇の朱き龍帝~ (ギガス)
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設定《ネタバレ注意!!》(修正…、レベル100)

今回初めて投稿させていただきます。トリマと申します。今回の噺はハイスクールddと東方、ウルトラマンのクロスオーバーです。初めての投稿なので拙い所もあると思いますが温かく見ていただけだら幸いです。 

仕事等も有りますので亀更新になるかと思いますので
宜しくお願いします。



※ちょい足しをしてありますのでコメントのほうお待ちしてまぁ~す。


設定:兵藤一誠「本来はならば乳龍帝の呼び名で愛するものと共に成長していき、最弱ながらも歴代最高とまで呼ばれるはずだったちょっとスケベな熱血漢、しかし、この世界ではあるものにより居場所を家族を本来居るべき場所を奪われた哀れな少年」

 

性格:一言で言えば、原作のイッセーから煩悩を取り払って尚且つ思春期の青年らしい人格になっている。(紫と幽々子、藍の教育の賜物w)そして何よりも誰かのために闘うことに一切の戸惑いをもたない性格である。しかし、それが玉に傷であり、幻想郷でも紅霧異変の際にもフランが狂気に呑まれようとした時も己のことを省みずに行動したため紫、幽々子、藍からこっぴどく叱られている。等のように原作でもあった誰かを思いやる優しさと悪を許さない正義感、何よりもどんな苦難にも立ち向かう勇気を持っている。

 

能力:赤龍帝の籠手「十秒毎に装着者の力を倍にする力を持つ神をも葬る神滅具<ロンギヌス>と呼ばれるセイクリッドギアのひとつ籠手の内にウェールズの赤き龍ドライグ・ア・ゴッホを宿しており、数百年前に対となりし白き龍皇と聖書の三大勢力の争いのなかで大暴れをし封印された龍の帝王、封印されながらもその力は強大であり契約者と心を通わせれば赤龍帝の真理に到達すると言われている。」

 

???:「名称、詳細の一切が不明のイッセーの中に存在する力、ドライグの言葉ではとてつもない光の力ということ以外わからない、イッセーの危機に際して力の一端を見せる」

 

ハイスクール側:偽物により本来の主人公を失ったのにも気付かず幻想郷から帰還したイッセーを偽物の赤龍帝として攻撃するなど正直どうなんだこいつら?見たいな感じです。(まぁ、主にそれをするのは偽物と無能姫位だがw)

 

リアス「赤髪の殲滅姫と呼ばれているが実際の実力はイッセーが禁手《バランスブレイク》する必要もないレベル一応は魔王の妹ということで敬われているが、実は冥界一の嫌われものあまりにも我が儘過ぎるため両親であるグレモリー夫妻もお手上げなほどの自分勝手な女であり、偽物こと兵藤清雅のことを運命の相手と妄想を抱くほどの愚かしさであるため、兄であるサーゼクスや叔母になるグレイフィアからは縁を切りたいとも思われている始末」

 

姫島朱乃「グレモリー眷属の中で一番の常識人、原作ほどドSではなく父であるバラキエルとは普通に仲が良いさらに母である姫島朱里が生きていることも要因のひとつである。力も眷属中最強レベルで唯一イッセーに本気を出させた悪魔【堕天使ハーフ】でもある。」

 

木場裕斗「眷属常識人その2騎士としての誇りを持つ心優しき少女こちらも原作と違い聖剣をそれほど敵視していない、眷属での強さは朱乃に負けるがスピードにおいては眷属中最速である。主に使うのは闇と焔を操る魔劔【ブレイジング・ブラック】」

 

搭城小猫「イッセーのヒロインその一、故郷に帰還したイッセーに一番初めに出会った人物、原作より黒歌のことにたいして嫌悪の感情は無く何故自分も連れて行かなかったのかと考えるている。眷属の中でリアスと偽物に対して懐疑的であり、信用していない。他の三名には普通に接するがこの二名に対しては少し距離を置いている。

イッセーとの出会いは彼が帰還して下宿先を探してる時に出会うと言うある意味で運命的な出会いである。【緩急話題】」

 

 

 

 

 




というような内容になっております。もしこうしたらもっと面白いよ、という意見があればそれらを糧にして作品を展開させていただきますのでご協力お願いします。


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設定その2《ネタバレでもないですが(汗)一応注意》(大!修正!)

設定その一の続きのようなものです。
内容としては残りの人物の設定と世界観の設定です。


※かなり手直しをしてありますので何か感想などがあればコメント欄にお願いします。


ギャスパー:「皆さんご存知男の娘でしたが、此方では初めから女の子です。性格としては原作基準ではありますが言わなければならないことはきっぱり言う等原作より活発な娘です。能力は停止世界の邪眼《フォービトゥン・バロール・ビュー》、原作では使いこなせずに意思とは関係なく発動していましたが此方では自分の意思でONorOFFが可能であり邪神バロールとも意志疎通でき現在目下の目標は神器の禁手化《バランスブレイク》である。」

 

兵藤清雅:「ゲスその一言に尽きる。屑転生者で元々はイッセーの持つ神器も手に入れようと転生の際に神に【赤龍帝の籠手を俺に寄越せ!!】と言ったが神が既に決められたことをねじ曲げることは不可能と言われてならばとイッセーの立場に自分がなれるようにと要求し、立場こそはイッセーの立ち位置ではあるが現在彼が物に出来ているのは無能姫だけである。」

 

一応能力【黒邪龍の影装《ブラック・アームド・ドラゴンズアーマー》】能力としては使用者の思い描いた物を模倣した贋作を作る事が可能であるが、再現出来たとしてもその武器本来の力の半分以下の力しか扱えず、作れたとしても良くて無銘の魔剱か何の力も持たない武具等しか作れないお粗末なもの、まぁこいつにはこれくらいでちょうど良いでしょうww、

 

禁手【黒邪龍の殲影装鎧】《ブラック・アームド・シャドウディザスタードラゴンアーマー》

黒邪龍の影装のバランスブレイクまぁ、一言で言うのなら上記の能力に多少はテコ入れされているが、それでも禁手でやっと聖剣の贋作が作れるレベル、間違いなくイッセーと殺り合えば瞬殺される。だが本人はこの能力が最強だと思っており自分と相手の技量等も考えずに突っ込んでいき速効戦線離脱と言う体たらくぶりである。【元ネタは英霊エミヤの無限の剣製であるがはっきり言ってエミヤの方が強い】

 

幻想郷サイド:八雲紫【幻想郷の賢者であり、幻想入りしたイッセーを拾った人物であり、優しさと気高さを併せ持つ幻想郷最強の一角であり、イッセーの現在の育ての親、幼いイッセーを拾ってからは、式である藍や親友である幽々子などに子育てのやり方を教わりながらイッセーを育てた。女性としてもイッセーが敬愛し母としても愛している人である。】

 

八雲藍【イッセーの初恋の人、紫の式でありその正体は妖狐である。イッセーの自分に対する気持ちに気づいているが、自分は妖怪であり、イッセーは人であるとイッセーを諭してその思いを捨てるように告げている、しかし、本人もイッセーに対しては淡い思いを抱いておりもし可能ならば結ばれたいとも思っておりイッセーを影ながらも支えようと決意している。】

 

幽々子【幽玄の亡霊姫】「紫と共にイッセーを見つけた女性彼女自信は既に故人であるが友と共に居たいという思いからこの世に現界し続けている。少々おっとりしている天然な人であり何事にも多少のことなら動じない胆の座っている女性イッセーからはもう一人の母として慕われている強さも幻想郷最強の一角の一人であり、死を操る彼女に勝てる物はそうそういないとも言われる。」

 

世界観「世界観としてはハイdの世界はウルトラマン達が守り抜いた未来の世界と言う時間軸で流れてしてはマン~ジードの順であり平成ウルトラの面子も戦った世界でもあります。幻想郷は時間軸としては東方神霊廟までの世界で霊夢や魔理沙達は幻想郷でもトップクラスの実力者になっており、外界との深交も少しずつ行っている状況である。」

 




とまぁこんな感じの設定です。結構簡単に考えたので拙いと思います。
主に幻想郷サイドからは自機組とEX キャラたちなどと後は上記している三人は確定で出せるようにします。
ハイDは正直原作通りにはやりませんかなりの確率でオリジナルになると思いますが、それでも良いよ!と言ってくださる方が居られれば幸いです。







ここで皆さんにお聞きしたいです。今の段階ではまだイッセーが何のウルトラマンになるかは決まっていません、
申し訳ない 突発的に始めたのでそこまで気が回っていません。何かご意見がありましたらコメントの方お願いします ⤵



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プロローグ
プロローグ:奪われた居場所【修正】


本来あるべきものが無く、あってはならないものが我が物顔で存在する。そのような事がまかり通ってよいのか!
否!断じて否!である。
これは、居場所を奪われた赤き龍と光そして闇をその身に宿せし少年が本来のあるべき場所へ回帰する物語である。


俺は何もかも失った。両親も友達も帰るべき場所をすべて

あの偽物野郎にっ…奴は、いきなり現れて自分が両親の子供等とほざいたんだ…

 

俺は吼えた

 

「お前なんか知らない父さんと母さんの子供は俺だけだ!!」

 

と…しかし、両親から言われた言葉はあり得ないものだった!

 

「お前こそ誰だ!お前のよう奴なんて私たちは知らない、とっとと家から出ていけ!!」

 

と…俺は絶望した両親が俺を忘れ偽物を息子だと言ったのだ、俺はその場に居られなくなり家を飛び出したそんなわけない、俺は兵藤一誠だ!と友達の家に行き俺が分かるかと尋ねたが、帰ってきたのは俺を更なる絶望に突き落とす一言だった。

 

「はぁ?お前誰だよ?って言うか何で俺の名前知ってんだよ。何お前?ストーカー?気持ち悪ぃなぁ」

 

俺はその言葉を聞いた瞬間走り出していた。ただ、走って走って気づいた時にはボロボロの廃神社にいた、そこは神主が居なくなってから数百年経っていて神主を継げる人も居なかったため捨てられたのだと言われている。

 

「俺と同じだなこの神社は」

 

と呟いていた。何もかも失いもう何もない俺と同じだと、

その時、パキッ!と何かを踏み締める音が聞こえ俺はそちらに振り向いた。其処にいたのは人ではない異形、例えるなら蜘蛛と蜥蜴に人間の顔を混ぜ合わせたような化け物がいた、

 

「な、なんだ、あれ?!」

 

と俺は声を出したが、その化け物は此方に気づいていない様子だった。今の内に逃げようと考え足を動かした瞬間…ガツン!と足が其処に落ちていた木の枝にぶつかり結構大きい音が辺りに響いた。そして、足を踏み締める音が止まり、俺はそちらに振り向くとその異形が俺を見つめながらその血のように赤い口から恐らく涎だろうものを垂らしながら俺に襲い掛かってきた。俺はすべてがスローモーションに見えて頭の中で

 

【あぁ、俺は、ここで死ぬのかあの偽物野郎に一泡吹かせることと居場所を取り戻すことも出来ずに…嫌だ、俺はまだこんなところで死ぬ訳にはいかない!!俺はまだなにも成していない!俺はあいつに、あの偽物野郎をぶっ飛ばすまでまだ死ねない!】

 

俺の中でその思いが溢れた、その時!ドン!っと俺の中から光が溢れだしたその光にその異形はまるで怯えるように怯み俺はその隙を突きその異形に向かいその光をぶつけた、するとその光は異形をまるで焼き尽くすように異形の肉体を葬り去った。

 

「俺、助かったのか?あの化け物はいったいなんなんだ?ぁれ…急に眠気が……」

 

ドサッ!

 

俺の意識はそこで途切れた、だが、意識が消える寸前に見えたのは美しい金糸色に揺れる髪だった。

 

 

「この子が今代の赤龍帝…でも、見ていたけどそれ以外にもこの子は別の力を感じるわ。面白いわね♪この子…私が育てましょう」

 

とその女はイッセーを抱き上げて空間に出来た裂け目のようなものの中には消えようとしたとき、

 

「ちょっと!私を置いていかないでよ~(怒)」

 

と別の女性の声が響きその女も振り向くと、着物を着た桃色の髪をした美しい少女と言っても過言ではない女性がいた。

 

「ぁ、ごめんなさい幽々子!貴女のこと忘れてたわ…」

 

「もう~、忘れるのはないと思うわよ~、紫?」

 

「本当にごめんなさい…この子のことが最優先だったから(汗)」

 

と抱き上げているイッセーを見せる。

 

「あら?この子は?」

 

と幽々子が聞くと、

 

「今代の赤き龍を宿す子よ」

 

「なるほど…この子がねぇ?よく見たら可愛い顔をしているわね♪」

 

「こらこら(汗)この子今の消耗していて眠っているのだから起こしたらダメよ?」

 

「わかってるわよ~…でも、何故この子を幻想郷に?」

 

「この子から赤龍帝以外の力も感じたから、この子を連れ帰って鍛えるのよ。」

 

「あらあら、紫に目をつけられるなんてすごい子ね♪そういえばこの子の名前は?」 

 

「分からないわ、この子が起きたら聞きましょう。起きたら色々聞かせてねイレギュラーな赤龍帝君♪」

 

その言葉とともにイッセーと二人の女性はこの世界から姿を消した。

 

この時はまだ誰も知りもしなかった。このイッセーが後に世界を揺るがす存在になるなど誰も知り得なかった。

 

プロローグ完




はい、というわけでプロローグ終了して次回から幻想郷でのイッセーの生活をお送りしようと思います。

まだ始まったばかりですが「幻想に舞い降りし朱き龍帝」をお楽しみください!!


※少し修正を入れてみましたこれで少しでも読みやすくなればと思います。これからもよろしくお願いします。


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第一章:旧校舎のウルトラ
設定3!「追加と世界観の再確認」


「ども!うぷ主のギガストリウムです!」

「この作品の主人公のイッセーだ!」

「今回本当は第7話をやる予定だったのですが、読者の方たちが分かりにくいというお声を頂いたので追加と世界観の再確認の方をやらせていただきたく思いました。」

「うぷ主の方向性の無さをどうか許してやってください、これでも豆腐メンタルなんでどうかご容赦を」

「では、これから設定に入ります!」

「次回は第7話の予定だから、楽しみに待っていてくれよな!」


世界観「先ず最初に幻想郷についてから説明させていただきます。」

 

《《幻想郷》現世とは隔絶された最期の理想郷》

 

現世より切り離された最期の楽園であり、忘れ去られた者達の安住の地、八雲紫と先代博霊の巫女とで築き上げた理想郷、それ故に現世との繋がりが曖昧になっており。現世で20年経っているのに対して幻想郷では約半分の年数しか経たないのである。その為現世で起きたギャラクシアンウォーズが現世では約40年前になるのに対して幻想郷では10~20年の時間差が起きるのである。

 

《《現世》幻想郷とは近くて遠い世界》

 

本作の舞台となる世界であり。ギャラクシアンウォーズの影響で様々なウルトラワールドが混ざり合いながら崩壊することなく安定しており、科学力等はそれぞれの防衛組織の優秀な部分を集めた防衛隊が存在するが怪獣や星人等が現れることなく40年の月日が経っているためほぼ形骸化した張りぼてに成り下がってしまっている。その為ゴルザが現れた際も対応が遅れるなどの醜態を晒す等の体たらくであり、《正直この作品では防衛隊は登場することはないのでご了承下さい》その為か民間人からの認知度も「あぁ、あるねそんなの」程度である。

 

この世界でのウルトラマンの扱いは、どれだけ絶望的な状況の中でもけして諦めずに幾度も倒れようと立ち上がり続け必ずその絶望を打ち破ってきた英雄として語り継がれている戦士達というふうに人々から覚えられている。

 

《ギャラクシアンウォーズによる影響》

 

主に世界に起きている影響は、ウルトラワールドに存在した防衛隊の科学力と星人達が残した遺跡や円盤の残骸等が博物館に展示されているなどといったものでありそこまでの影響はないというのが現状であるが、

ゴルザ等の怪獣はギャラクシアンウォーズの影響で時空の狭間に閉じ込められた状態になっており自分達では現世には出てくることが出来ない状態になっている。何かの外部的要因がなければ…、

 

 

《ここからはイッセー達の追加設定になります》

 

追加設定

 

イッセー:ウルトラマンオーブと融合した赤き龍帝を身に宿した青年、元々は優しさと勇気を持った人間性だったがオーブであるガイと融合した為かガイの飄々としたながらも誠実で確固たる強さを手に入れた。好きなものはガイと融合する前と変わらず藍の作る卵焼きと肉じゃが、そして何よりも藍を心から愛している。

 

能力:赤龍帝の籠手《十秒毎に使用者の能力を倍にすることができる。この他にも倍加した力を他のものに譲渡することなどもできる。これ以外にもあるが今はまだ使えない》

 

オーブリング《ウルトラマンたちの力を宿したフュージョンカードをリードすることでオーブにそれぞれ異なった力を与えることの出来るアイテム》

 

???:《詳細は不明だがとてつもない闇の力を内包した危険なアイテムであり。オーブであるガイでもこの力を押さえるのが精一杯な状態であり、今現在諸先輩方の力を借りて何とか押さえているが、それが原因のためかイッセーは現在満足にフュージョンアップすることは出来ないでいる》

 

イッセーの精神世界に存在する巨人:《イッセーの精神の奥底に存在する漆黒の巨人、イッセーが力を着けるのを喜ぶ一方でイッセーがその力に飲み込まれることを恐れて心配している。その姿はまるで我が子を見守る父のようにも見える…、そして、その容姿はかつて銀河にその名を轟かせたあの最凶の戦士の姿に似ている…》

 

 

 

 

 

オマケ

 

「よう、お前ら今回は少しイッセーと世界観のおさらいみたいなもんだからあまり面白くは無いだろうが、あくまで今回はおさらいだからな。そこは気にしないで次回の話を期待しといてやれ、なぁ作者?」

 

はい、もう少し投稿頻度を上げられるように頑張らせて頂きます……、《ボロボロの作者》

 

「ん?作者が何故ボロボロなのか?……、世の中には気にしてたら埒があかないことがあるもんだからな気にするな、いいな?んじゃ今回はこれで終わりだ次回は一応は7話をやる予定でいるが…、こいつの気分で変わるかもしれんからそれはおいおいだ、じゃあな」

 

 




はい…《まだボロボロ》
え~、今回は少しおさらいのほうとイッセーのちょっとした追加設定をやらせていただきました。

次回は上でも言いましたが一応は7話をやる予定ですので、もうしばらくお待ちください。


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第一話:幻想郷《ファンタズムアヴァロン》【修正】

あれから、二年の月日がたったすべてを奪われた少年は勇ましさと優しさを併せ持つ青年に成長した、これからが彼の真の物語の始まりすなわちスタートである。


幻想郷

 

俺の名前は一誠、赤龍帝ドライグを宿した今代の赤龍帝だ…俺は、二年前に紫母さんと幽々子姉さんに拾われた。そのときに聞いたのだが俺の中にあるドライグの存在と俺をはぐれ悪魔から救ってくれた光のことだった。

 

その話を聞いてから、俺は母さん達に頼んで自分を鍛え上げた。そのお陰か今やそこら辺の低級妖怪は俺に恐れをなして逃げるようになった。それからというもの己を鍛え上げたているうちに自分の中に確かにドライグ以外の力を感じることが出来るようになった。それからというもの俺は妙な夢を見るようになった。

 

その夢というのが…何か天災でも起きたのかと言えるほどの荒れた廃墟群だった。何よりも人の気配が一切しないことも相まってかなり不気味に思えた。

 

俺はとりあえずそこから移動することにした。そしてかれこれ30分位だろうか【イッセーの体感時間で】歩いていると陥没したように地面がずり下がっている所に出た。そこで俺は目を疑う光景を見た、

 

其処にはかつてこの地球を恐怖に陥れた怪獣や宇宙人等が暴れまわっていたのだ、俺はただ、何故もはや過去の存在といわれるあの怪獣達が居るのだ…だが、俺は更に驚きの存在を見つけた。

 

それは…今から約40年前に姿を見せて以来地球から姿を消した、地球の救世主…その名を…【ウルトラマン】

 

そこにいたのは数人のウルトラマン達だった。彼らはそれぞれの技を駆使して怪獣たちと交戦していた。

 

だが、俺はここであることに気付いた、おかしいここは俺の夢の中のはずなのに、何故彼らや怪獣がいるのだ?と

 

その時!ドン!っと一際大きな爆発音と震動が起きたのでそちらを見ると其所にはまるで闇そのものを纏ったような存在とその対照的に光輝く巨人が戦っていた、

 

俺はその巨人と闇の存在の戦いをただ見ていることしかできなかった。

 

そして巨人と闇がお互いの技をぶつけ合わせる瞬間にいつも目を覚ますのだ、

 

俺はこのことを紫母さんに相談することにした。

 

「母さんいる?」

 

「どうしたの?イッセー?」

 

「母さん実は聞いてほしいことがあるんだ」

 

「何?改まって?あ、もしかしてとうとう藍に告白するのね♪それなら母さん応援するわよ~♪」

 

「いやいや!違うから//!確かに藍姉のことは好きだけどそういうのじゃないから!」

 

「あらあら♪照れちゃって〜可愛いわね~♪」

 

「っとにかく!相談があるんだよ!//」

 

「ふふふ、ごめんなさいね♪それで何を聞きたいの?」

 

「あぁ、実は最近変な夢を見るんだ、その内容がおかしなもんでさぁ、もう40年前の存在の怪獣やウルトラマンが出てきて戦う夢なんだ」

 

「・・それでその夢がどうしたの?」

 

「ん?あぁ、その中で一番変というか不思議なものがあったんだ」

 

「その不思議なものっていうのはどんなことなの?」

 

「うん、一際大きい爆発が起きてそっちを見るとまるで闇がその場に現れたような存在とウルトラマンだと思うんだけど光輝いていて姿ははっきり見えないんだけどとて強くて何よりも優しさを感じる巨人がいたんだ」

 

「ふむ…イッセー、その事他のだれかに話しましたか?」

 

「(あれ?母さんが敬語になるときってかなり大事な時だよな?)いや、母さんに話したのがはじめてだよ?」

 

「…そうですかわかりました。イッセーいいですか?この事は私と貴方との秘密とします。もし誰かに話さなければいけなくなった場合は私か幽々子に言ってからにしてください、いいですね?」

 

「(母さんのここまで真剣な顔は初めて見た…)分かったそうなった場合は母さんか幽々子姉に相談してからにするよ」

 

「よろしい…さぁ、難しい話は終わりにしてご飯にしましょう♪」

 

「(あ、いつもの母さんだ)あ…もうそんな時間か、じゃ今から用意するね」

 

「あら、もう用意してあるわよ♪」

 

「あ、本当?じゃあ母さんの手料理か今日は…ラッキー!」

 

「ふふふ、さぁ藍と橙を呼んできて♪」

 

「分かった!二人を呼んでくるよ」

 

イッセーが二人を呼びに行くのを確認すると先程まで笑顔だった紫の顔から笑顔が消え真剣な幻想郷の管理者の顔になる。

 

「まさか、その時が近づいているの?覚醒の時が・・・・今は考えていても仕方ないわ、今はとにかくイッセーとの時間を大切にしなくちゃ♪」

 

と、いつもの母の顔に戻り朝食の用意に戻るのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

おまけと追加設定《ネタバレ注意!》

 

 

 

世界観「設定でもあるようにハイddの世界は昭和から平成までが繋がった世界であり、一応昭和が初代マンと表記していましたが、正確にはウルトラQに登場する怪獣なども幾つか登場させる予定です。《例を挙げるとカネゴンやピグモン、ガラモンなどが登場予定です。》」

 

ここからおまけ

 

 

「もうすぐだ…もうすぐ我は甦る…その時を楽しみにしていろ?…???よ…クククク…クハハハハ!!あぁ、今からが楽しみだよ!最高の宴にしよう、彼と我の最高の宴に!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




はい、という訳でラストと途中のイッセーの夢の中に出てきた闇の存在と光の巨人は誰でしょうねww
こんな感じでこれからもやっていきますのでよろしくお願いします。
コメント、感想などもどしどしお待ちしております。


※はいこちらも読者さんからの意見をもとに少しですか改良してみました。
まだ読みにくいなどの感想がありましたらコメントよろしくお願いします。


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第二話:覚醒の時《ウェイク・アップタイム》

時は来た!赤き龍の目覚めの時が!去れど彼の内に眠りし光はまだ目覚めず、しばし、その時が来るまで時を待つとしよう。

タイトル通りイッセーが禁手を習得します。
2話でもう!?って思うかもしれませんが 
ウルトラの力の方は予定では原作でのコカビエルあたりになると思います。
それでは本編どうぞ!!



よう!みんな俺イッセー!あれから大体一年がたった位かな?

 

あれから色々ありドライグと母さんに鍛えられながら生活しているのだが、

 

母さんに茶化されて、あのときは藍姉への想いはそんなんじゃないと言ったが、実際はかなり心臓に悪い茶化しだった母さんの言う通り俺は藍姉のことが好きだそれも一人の女性として、それで頑張って告白したんだ…でも、藍姉は…

 

「ありがとう、イッセーその気持ちは嬉しいよ…でも、私は妖怪でお前は人間だ…生きられる時間が違う、だから、私への想いは捨てて人間の女性を愛するんだ…こんなことしか言えない姉で、すまない」

 

と…でも、俺は諦められなくて

 

「なら、俺は人ではなく龍になる。そうすれば藍姉と…藍さんと一緒に居られるだろ?」

 

と、それを聞いた、藍姉は涙を流しながら俺を抱き締めてくれて、自分の気持ちを吐き出してくれた。

 

「私も本当はお前のことが好きなんだ、でもっさっきも言ったように私は妖怪でお前は人間だから一緒に生きられないと分かると怖いんだっお前が私を置いて逝ってしまうのがどうしようもなく怖いんだ!だからお前を突き放すように言ったのにお前は…人であることを捨ててまで私と生きたいと言ってくれた。だがらこんな我が儘な私でも好きでいてくれるなら、私をお前のものにしてくれ」

 

と、俺はそれが嬉しくて藍姉を抱き締め返してその唇に俺の唇を重ねた。それからが大変だった母さんがスキマから覗いていたので全部筒抜けで顔から火が出るかと思うくらい…恥ずかった…

 

それからは、藍姉とも修行をして、母さんとドライグが言うにはもうじき禁手になれるんじゃないかというレベルにまで到達しているらしい

 

んで、今現在俺の状況はというと・・・・

 

「イッセーお兄様~♪遊んで~♪」

 

はい!絶賛追い掛けっこ中です!それも捕まったら即アウトなやつで!

 

何故、こんなことになったかというと、ちょうど今から一週間前位に母さんに頼まれて紅魔館にお使いに行ったときのことだ、たまたま外に出ていたフランドールに会って話したりしていたら滅茶苦茶なつかれて、何故か呼び方が「お兄様」と呼ばれるようになり、レミリアからはものすげぇ顔で見られてたな、んで何で今追い掛けっこ中なのかというと

 

どこで聞き付けたのか俺と藍姉が恋人同士なのを知っていきなりの狂気モード突入して追い掛けられているこれが今現在の俺の状況である。しかし、何故にそれでフランが怒っているのかがわからん、と言うか、一体誰だフランに教えたのは!余計なことしよってからに!

 

「アハハハハハ、オニイサマ~♪マッテヨ~♪」

 

ヤバイ!絶対捕まったらあかんやつだあれは!捕まったら俺の命と言う名の残機が一瞬ですっ飛ぶ!どうする!どうする?!そうだ!こんなことして喜ぶのは、あのマスゴミしかいない(怒)

 

「ああああやああああー姉ぇぇぇ!てめぇ、覚えておけやこらー!」

 

「あややや(汗)これは、後でお詫びに行かないとひどい目にあいそうですね(汗)」

 

そして、小一時間決死の追い掛けっこを続けて、やっとフランも遊び疲れて、眠ってくれたので、とりあえず帰ることにした、いかんせん本来なら30分で終わることが約3時間も掛かってしまったのだ、これ以上帰るのが遅れたら母さんに叱られると、思いは俺は帰宅の途についた

 

しかし、その道中で俺はとんでもないものに遭遇した

 

「なんだ?!この化け物は!?」

 

まるでミミズを巨大にしたような。異形と帰り道の森の中で遭遇してしまった。俺は自分の記憶を頼りにこれと似た妖怪が幻想郷に居たかを確認した

 

「こんな化け物幻想郷いたか?!とにかく何とかしないとなこの森から出したら人里に行くかもしれないしな、ドライグ!」

 

「あぁ、行くぞ!相棒!」

 

《ブースト!!》

 

まずは一回!とにかくこいつらはここで潰す!

 

そこからは、ある意味単純な戦闘だった。俺が倍加して奴等を叩く、奴等も攻撃をしてくる。といった流れが続いたが、急に奴等が動きを変えた

 

「なんだ?急に攻撃をしてこなくなったぞ?」

 

【相棒、油断するな?こいつらは何かを狙っている。】

 

「あぁ、俺もそんな気がする」

 

俺たちが話していると奴等は一ヶ所に集まり始め変貌し始めた。

 

「な!なんだ奴等集まったとも思ったら急に姿が!」

 

【!相棒!避けろ!】

 

「!くっ!」

 

俺は体を捻り何とか避けると奴等は、いや、奴は巨大化していた。

 

「な!でかくなりやがった!」 

 

【相棒!奴はさっきまでとは比べるまでもなくスピードが上がっている。気を付けるんだ!】

 

「あぁ、分かってる!」

 

その時、バキッ!っと音がしてそちらに視線を送るとそこには大妖精がいた

 

「な!大ちゃんこっちに来るな!逃げろ!!」

 

「え!イッセーお兄さん!どうしてここに!って…!ヒッ何あれ?!」

 

「クソ、これじゃあドラゴンショットを撃てねぇ!」

 

【どうする!相棒!】

 

「今、考えてる!」

 

「イヤァ!こっちに来ないで!」

 

「ッ!大ちゃん!このやろうお前の相手は俺だ!」

 

と俺はその異形に拳を叩き込んだ、しかし

 

「くっ!硬ぇ!」

 

そう、先程まで柔らかかった奴の体はまるで鋼の如き強度になっていた。

 

「どうなってんだ!さっきまで滅茶苦茶柔らかかったんだぞ?!」

 

【相棒!奴は恐らく…学習したんだ相棒の打撃に耐えることが出来るようになるために!】

 

クソ、このままでは大ちゃんが、と俺のなかで焦りばかりが出始めた、しかし、奴はそれでも大ちゃんへの進行を止めない

 

「クソ!止まりやがれ!」

 

ガン!ダン!バキ!と打撃音が虚しく響く

 

「クソっ俺じゃあ大ちゃんを守れないのか?!」

 

と、自分の情けなさに涙が溢れた、その時!あの時に俺を救ってくれた光がまた俺から溢れた

 

「これって!あの時の!」

 

【相棒!】

 

「ドライグ?どうしたんだ?!」

 

【相棒!落ち着いて聞くんだぞ?…今の相棒なら禁手に至れる!】

 

「本当か!?ドライグ!」

 

【あぁ、やるか?相棒!】

 

「あぁ、行くぜドライグ!」 

 

《ウェルシュドラゴン!バランスブレイカー!!》

 

カッ!っと辺りを真紅の光が包む、その光が張れるとそこには

 

「赤龍帝の鎧《ブーステッド・ギア・スケイルメイル》!!」

 

赤き龍の鎧を身に纏ったイッセーが立っていた。

 

「さあ、行くぜ!化け物野郎覚悟しやがれ!」

 

今ここに伝説は復活した!赤き龍の帝王の復活である!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

おまけ&追加設定

 

フランドール・スカーレット「紅魔館の当主レミリア・スカーレットの妹、別名【悪魔の妹】といわれその狂気を自身の意思では押さえることが出来ずにおり姉であるレミリアにより495年間地下室に匿われていた。しかし、紅霧異変の際に異変解決に来た霊夢と魔理沙により、姉との確執を取り払うことが出来たので二人のことは大切な存在と思っている。ひょんな時にたまたま紅魔館にお使いで来ていたイッセーと出会いその人柄に引かれて今では兄と慕うほどである。性格は比較的に無邪気な少女である。」

 

フラン【狂気モード】「言わずと知れたフランの内に秘められし力の根幹であり、姉であるレミリアも本気になったフランには自分でも手を焼くとのこと」

 

おまけ

 

「見つけたぁ・・ようやっと見つけたぞぉ、赤き龍の中に身を隠そうとも貴様の存在の力は隠せはせぬぞぉ、???よぉ!クククク!クハハハハ!」

 

 

 

 




はい、というわけで今回大ちゃんの危機にたいしてイッセー覚醒!という流れでした。
どうでしたでしょうか、今回は中々に筆が捗りましたww
次回の更新は少し遅れるかと思いますが、楽しみにお待ちください、
コメント、感想どしどしお待ちしております。ではまたお会いしましょう。


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第三話:激闘【crazy battle】

遂に!バランスブレイカーに覚醒したイッセー!友である大妖精を救うために、今!イッセーと謎の怪物との激闘の火蓋が切って落とされた!


幻想郷:霧の湖近くの森

 

そこでは、今まさに臨戦態勢で拳を構える赤き龍の鎧を身に纏ったイッセーと生物と形容するのも憚られる異形が対峙していた。

 

「赤龍帝の鎧《ブーステットギアスケイルメイル》これが、ドライグの禁手・・・・、すげぇ力だ」

 

【相棒、呆けているのも構わんがまずは奴を倒すことが先決ではないか?】

 

と、ドライグの言葉で正気に戻ると奴は大ちゃんから視線を外して俺の方を見て?(どこが目なんだ?)動かずにいた、

 

「何で、仕掛けてこないのかは分からんがそっちが来ないならこっちからいくぞ!」

 

俺はそう叫び、背中に付いているブースターを噴射して一気に奴に肉薄する。

 

「まずは、その鬱陶しい鞭をもぎ取ってやる!」

 

その言葉と共に、イッセーは力任せに異形の触手を引きちぎった!

 

{グウギュアアアアアア!!!!}

 

異形の耳をつんざくのような雄叫びを上げる。

 

「ック!うるっさ!どんな声してんだよ、こいつ!まぁいい、これでこいつの武器は使い物にならなくなったな!」

 

【あぁ、だが相棒余り油断するなよ、こいつは明らかに妖怪ともその他の異形とも全く異なる存在だ、例えるなら恐らくクトゥルフ神話に現れるミ・ゴ等に近いだろう。】

 

「・・・・、なぁ、ドライグそれってさ?存在するだけでやばくないか( ̄0 ̄;)」

 

【・・・・・・、( ̄▽ ̄;)、確かにな・・・・、】

 

「ま、まぁとにかくとっととぶっ飛ばすとするか!」

 

【あぁ、ならば相棒、前に教えたロンギヌス・スマッシャーを使えそれならば鋼のごときこやつの体も原子レベルに分解できるはずだ、】

 

「あぁ、なら今から一気に倍加してとっとと終わらすぞ!ドライグ!」

 

【応!任せておけ相棒!】

 

《ブースト!!ブースト!!ブースト!!ブースト!!ブースト!!ブースト!!ブースト!!ブースト!!ブースト!!ブースト!!・・・・・・》

 

その後、数にして約15回の倍加を施してその技を解き放った。

 

「OK、ドライグもう十分だ!」

 

【了解だ、相棒さぁ見せてやれ、この愚かな獣に誰に喧嘩を売ったのかを!】

 

「喰らいやがれ!このミミズ野郎!」

 

《ロンギヌス・スマッシャー!!!》

 

カッ!っと光が辺りを埋め尽くしたかと思うと、巨大な紅き光の奔流が異形の体を飲み込みその存在を世界そのものから消し去った。

 

「やったのか?」

 

【あぁ、奴の気配は完全に消滅した。】

 

「はぁー、( ̄0 ̄;)疲れたぁ~、もう一歩も動けねぇ~」

 

【まぁ、( ̄▽ ̄;)、仕方あるまい初めての禁手で更にはロンギヌス・スマッシャーを放ったのだ、喋れる体力が有るだけ儲けものだよ。】

 

「そうだなぁ、さぁてとこれ・・・・、どうするか・・・・」

 

そう言ったイッセーの前には先程の技により広範囲が焼け野原になっていた。

 

「う~ん( ̄0 ̄;)、母さんに相談するか?」

 

【その方が良かろう( ̄▽ ̄;)、しかし、(だが、いくらロンギヌス・スマッシャーでもここまでの威力は出ないはずだ、もしや先程のあの光が原因か?・・・・いや、今は考えるのはよそう、今はとにかく)とりあえず、紫に連絡するか】

 

「・・・・・・、」

 

【?どうした相棒?】

 

「ん?あ、いやちょっと考え事」

 

【先程の光か?】

 

「やっぱドライグには分かっちゃうか( ̄~ ̄;)」

 

【まぁな、何年相棒《おまえ》と一緒だとおもっている?】

 

「はははは!たしかにそうだな。ま、今は考えても仕方ないし、早いとこ母さんに連絡しよ、」

 

【あぁ、そうしよう、俺は神器の調整をしておこう。】

 

「あぁ、任せたぜドライグ」

 

【ああ、ではな】

 

そう言ってドライグは神器の中に戻っていった。

 

 

俺はこの時まだ、気付いていなかった俺のなかで確かな変化が起きていることに、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〈まだ、完全にではないが奴の力が覚醒し始めている。クククク、楽しみだよウルトラマン???〉

 

闇はただ薄く笑いながら時を待つ、

 

 

 




はい、どうもトリマです。更新が遅れてしまい申し訳ありませんでした 

今回は一応イッセーがバランスブレイカーになるのと怪獣を少し出してみました。多分前話を読んでいる方なら分かる怪獣です。

では、今回はこの辺で、後アンケートのほうも続いておりますのでよろしくお願いします。では、good-bye!


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第四話:帰郷【go home】

異形との戦いを終えてイッセーは母である紫の下に今回のことを報告するために帰宅した。


マヨヒガ(紫宅)

ここは紫とイッセー達が住む迷いの家(マヨヒガ)である。

たった今激闘を終えたイッセーは帰宅してすぐに紫を探して家の中を探した、

 

「母さん!母さん!どこ!?」

 

「あら?イッセーお帰りなさい♪・・・・どうしたのそんなに慌てて?」

 

「あ、母さん良かった!実はさっき変な怪物と戦ったんだ!」

 

「・・・・それはどんな姿形をした怪物だったのですか?」

 

「あぁ、ただこれだと言える例えが見つからないんだよ・・・・、強いて言うならミミズを巨大にしたような化け物だったんだ、おまけに学習能力も高くて俺の倍加した拳を受けてだんだん鋼みたいに固くなっていって、最終的には倍加した拳も受け付けなくなったんだ、」

 

「・・・・それで、どうやってそいつを倒したのですか?」

 

「うん、その時、偶々大ちゃんが近くにいてそいつが俺から大ちゃんに目標を変えたんで、何とか俺に標的を変えさせようとしたんだけど、まったく攻撃が通じなくて、それで俺大ちゃんを守れないかもって思ったら自分の無力さに腹が立ったんだ、そしたら、まだ、小さい時に俺を助けてくれたあの光がまた現れて、そんでその光のお陰なのかは分からないけどそれで、禁手になれたんだ、それでそいつを倒したって感じかな?」

 

「・・・・・・」

 

顎に手を当てて考えに更ける紫、そして、

 

「イッセー恐らくですが、貴方の思っている通りだと思います。あのときに貴方を助けたあの光によって貴方は禁手に至ったのでしょう。そして貴方が倒した化け物についても私は知っています。」

 

イッセーは紫のその言葉に驚愕した!

 

「本当か!母さんあの怪物のこと知ってるって?!」

 

「えぇ、知っています奴等の名はスペースビースト、そして、貴方が倒した怪獣はペドレオン、種類としてはそこまで強くはないわ、でも数にものを言わせた戦法が得意なのが特徴ですね。」

 

「成る程な通りで何匹も居たわけだ」

 

イッセーは紫の説明に納得したところで、ある疑問が浮かんだ、それは何故母である紫がここまでの情報を持っているのか?という疑問である。するとドライグが、

 

【所で八雲紫、何故君はそこまであの怪物の情報を持っているんだ?確かに君は妖怪ではあるがいくらなんでも知りすぎているように感じるのだが?】

 

すると紫は柔らかく微笑みながら答えた。

 

「それは、簡単なことよドライグ私は彼らと一緒にあの魔物達と戦ったことがあるのだから♪」

 

【彼ら?それは何者を指しての言葉なのだ?】

 

「ドライグ貴方なら聞いたことがあるのではないかしら?光の巨人のことをね。」

 

【?・・・・!そうか!彼らのことか!?】

 

?ドライグはどおやら分かったようだが俺はまだ、誰のことなのかまだ、いまいちピンとこないのだ、

 

「ふふふ♪イッセー貴方は一番知っているわ♪だって貴方が一度目にしていて憧れている存在だもの♪」

 

?俺が憧れていて尚且つ一度見たことがある・・・・、

 

「・・・・!まさか!本当にか‼母さん!」

 

「えぇ、本当よ♪そして、奴等スペースビーストと戦った戦士の名前はネクサス、ウルトラマンネクサスよ。」

 

「ネクサスが、母さんと一緒に」

 

「さて、その話はまた今度にして、問題は何故スペースビーストがこの幻想郷に現れたかよ。」

 

!そうだ、そこが一番の問題だ、そもそも、スペースビーストを含めて怪獣は約10年前から姿を消したのだから、

 

「その通りよ、イッセー貴方が今考えているように怪獣や超獣、ひいてはスペースビーストも含めて約10年前(幻想郷では10年、現世では40年)のあの地球をも巻き込んだ、大戦ギャラクシアンウォーズ、あの大戦で起きた余波なのか分からないけど地球からは怪獣など巨大生物は姿を消したわ。」

 

「そうなんだよなぁ、そこがいまいち分からないんだよなぁ」

 

【あぁ、どういうわけか現世で姿を消した存在の怪獣が此方の幻想郷に幻想入りして、尚且つ更なる進化をしている可能性があると言うことだな】

 

「・・・・、実は理由が最近になって少しわかり始めてきたの」

 

その紫母さんの言葉に俺とドライグは驚いた。

 

「な?!本当か!母さん!」

 

【紫!何故先にその事を言わないんだ!?】

 

「ごめんなさい( ̄0 ̄;)、分かってきてはいるんだけど、まだ、確実では無かったから隠していたのゴメンね」

 

「まぁ、確実ではないなら仕方ないかな。で?その原因っていうのは一体なんなんだ母さん?」

 

「えぇ、恐らく原因は現世にあると思われるの、前から怪獣が幻想入りするのはあったんだけど、ここ最近増加の一途を辿っているの、そしてその要因はイッセー貴方の偽物が関係しているかもしれないわ」

 

「!あの偽物野郎が!・・・・どこまで、どこまで!俺から大切なものを奪えば気が済むんだ!」

 

俺の中で何か黒い感情が鎌首を上げようとしたが、

 

「イッセー、」

 

「!?か、母さん」

 

気づくと俺は母さんに抱き締められていた。

 

「大丈夫よ、イッセー貴方の偽物はこの幻想郷にはこれないわ。だから大丈夫よ」

 

あぁ、母さんに心配かけてしまうなんて情けないな俺、

 

「母さんありがとう、もう大丈夫だよ」

 

「ん、良かったは、それで言いづらいのだけど、イッセー貴方に現世に行って今回の異変の調査をお願いしたいの」

 

「・・・・、分かった、俺やるよ母さん」

 

「・・・・、ありがとうイッセー」

 

 

こうして、とうとう物語が動き出す時が来た、さあ、もう止まることは赦されない!終焉の時が来るそのときまで‼

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

追加設定

 

ギャラクシアンウォーズ《本来ならば起きることのなかった事象、あってはならない出来事、混ざり合うことのない個別の世界を一つにした恐ろしき現象のこれにより本来世界の理により、それぞれ別れていた世界同士が一つの世界として成り立ったのがこの世界なのだ》

 

要約「ぶっちゃけて言えば、本来は全く別の世界線だったウルトラマンの世界などが一つになったのが今現在イッセーたちのいる世界であり、この現象によりウルトラワールド居た怪獣もまた影響を受けてしまい一時的に姿を消したということ、またこれの影響により科学特捜隊からジードに出てくる防衛組織は全て繋がることになり、それぞれの科学力を結集させることなどを行うことにより、いつ怪獣が現れても万全な状態になっているのである。」

 

 

 

 

おまけ

 

 

「ふん!またあの野郎に邪魔されたか・・・・、まぁいいそれを選ぶのは、あいつだ俺様はただ待てばいい、くくくく、待っているぞお前の選択をイッセー・・・・」

 

 

黒き影はただ自分の心のままに動くしかし、その姿はかつて最強最悪の戦士の姿に似ていた・・・・、




はい!と言うわけでちょっとタイトルと合ってない気もしますが、今回の話で何故ウルトラマンたちの世界観を一つにしようと思ったのかは読んでいただいたらわかると思います。そして最後に現れた黒い影は一体?
まぁ、分かる方にはわかると思います( ̄0 ̄;)
では叉いつかお会いしましょう♪
good-bye!!


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影なる物達【darkness】

遂に故郷へと帰還するイッセー!しかし、その姿を監視する影が存在した!彼らは一体何者なのか!


※小説タイトル変更しました。


そこは、なにもかもが闇に呑み込まれたかのように暗闇しか存在しない世界・・・・

 

その中でたったひとつ紅く妖しく耀く場所があった。

 

【えぇぇぇい!腹立たしいぜ!!一体何時になったら我らは此処から脱け出すことが出来るのだ!】

 

闇の中で白い仮面を着けた蒼い瞳の異形が怒鳴り散らしていた、それを諫める者も居れば煽る者も居た

 

【そう熱くなるなヘリオス…お前の気持ちは私とて痛いほど分かる。だが今我等が急いては意味が無かろう?】

 

【仕方ねぇよ♪ヘリオスは短気だからどう言っても意味無いってフェレス♪】

 

【なんだと!!グローズ!貴様!俺を愚弄する気か!】

 

【おいおい…お前ら少しは落ち着けよ?フェレスが言ったじゃないか俺達が焦っては意味がないと?】

 

【デスルドノイウトオリダ、オレタチガイイアラソイヲシテイテハ、ワレラガ王ガ甦られルときに障害ガ発生スルゾ】

 

【っ…ちっ!運が良かったなグローズ!だが!次があると思うな!】

 

【ヘイヘイ♪分かってますよ憤怒の剛将様♪】

 

【グローズ、いい加減にしなさい】

 

【っと、これ以上は流石にフェレスが切れそうだな、わぁったよ止めますよ止めればいいんでしょ?】

 

【分かってくれれば良いのです。さて皆に朗報です】

 

【そうだ!フェレス一体何のようがあって俺達をここに呼んだのだ?もし詰まらないことならば、いくら貴様でも此処で切り伏せてくれるぞ!】

 

とヘリオスが声を荒げながら言い放つ、

 

【確かにフェレスが我等を呼ぶのだ、相当な事なのだろう?フェレス】

 

【えぇ、その話とは遂に我等が王が見つかったのですよ!】

 

フェレスのその言葉にその場に居た全員が驚きの声を漏らした。

 

【何!?それは誠なのか!フェレス!】

 

【それが本当ならば!我らは此処から一刻も早く此所を脱け出さなくては!】

 

【いや、待てまだ続きがあるのだろ?フェレス】

 

【えぇ、残念なことに我等が王は今人間の少年の精神の中に幽閉されているのです。】

 

【なに!?おのれ!ウルトラマンキングめ!そうまでして王を復活させたくないのか!】

 

【ですが、悪いことばかりではありません。どうやらその少年はかなりの心の闇を抱えているようです。】

 

【……!成る程なその少年の闇を利用して王を復活させるということかフェレス?】

 

【その通りです。デスルド】

 

と、フェレスは妖しく笑った。

 

【?どういうことだ?フェレス、その少年を利用するのは分かるが心の闇を利用するとは?】

 

【おいおい♪まだ分からないの?ヘリオス簡単じゃないか?】

 

【?どいうことだ?】

 

【つまりですね。ヘリオスその少年を宿り木にして王をこの地球に再臨していただくのです。】

 

【成る程!そうすれば一々人間に姿を変えることなくその少年の姿でいられるということか!】

 

【そう言うことです。ですが問題はその少年をどうやって闇の淵に落とすかということです。】

 

【そうか、我等は今この中で囚われの身だからな、今は期を待つしかないか】

 

【その通りです。ですがもうひとつ厄介なのが少年の中には朱き龍帝と我等にとって因縁とでも言えば良いのでしょうか、彼らと同じ力を感じました。】

 

【まさか?!奴等の同族か?!】

 

【えぇ、かつて我等の同族達と幾度となく闘いその度に危機に陥りながら勝利をもぎ取っていった存在】

 

【ウルトラマン!?】

 

【そうです。それも恐らく星の聖剣を持ちし光の英雄です】

 

【うぅむ、今は待つしかないな】

 

【えぇ、ですが必ずや我等が王の復活を】

 

【あぁ】

 

【えぇ】

 

【了解シタ】

 

【承知・・・・】

 

闇まだ動き出した始めたばかりだ、これからイッセーに一体何が待ち受けているのか、

 

 

 

 

 

次回予告

 

とうとう、帰ってきた俺の故郷、駒王町そこはかつてと殆ど変わっていなかった。唯一変わっているとすればそこにいるのが俺ではなく偽物だということ、

そんな中に町にいきなり怪獣ゴルザが姿を現した。

例え、忘れられようと此所は俺の故郷だ!好き勝手させるか!

俺の想いに答えるように俺は夢で見た光の巨人に姿を変えた!

 

次回「幻想に舞い降りし光闇の朱き龍帝【甦る伝説(ウルトラマン)】」

 

次回もお楽しみに!




はい!
どうもトリマ改めウルトラマンギガストリウムです‼
今回は裏で暗躍をする存在たちに焦点を当てて見ました❗
何人かは恐らく名前が幾つかヒントになるかもしれませんが 
あの五人の関係者みたいなものです。
では今回ここまで次回もいつになるか分かりませんが、楽しみにお待ちくださいます


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第五話:甦る伝説【ウルトラマン】

故郷に帰還したイッセー、彼はそこで何を見て何を感じるのか?さあ、今ここに伝説は再臨する!



※小説のタイトルとタグを少し追加しました~

※誤字が有りましたので少し修正しました。


駒王町県境の廃墟

 

「うわあああぁ!」

 

空間をつんざくような叫び声が廃墟内に響いた。そして、空間に破れ目のような物が現れるとそこから一人の青年が飛び出してきた。

 

「痛ててててぇ!全く母さんももう少しましなところに出してほしいぜ、なぁドライグ?」

 

青年が自分の左腕に話し掛ける。

 

【あぁ、確かにな( ̄0 ̄;)紫も悪戯心を出さないで普通に開いてくれれば良いものを・・・・、ま、まぁ無事に出れたのだから良いではないか】

 

そう青年の腕から威厳に満ちた壮年の男性の声が響いた。

 

「ま!とりあえず今晩の宿を何とかしないとな?」

 

【そうだな、とりあえずは何処かに拠点を構えないとな】

 

二人がそう話し合っていると背後から、バキッ!っと言う音が聞こえたので二人は会話を止めてそちらに視線を向けると、

 

(旨そうな匂いがするぞ?甘いのかな?苦いのかな?まぁどちらでも良いか?喰らえば同じだ)

 

と耳障りな声が響いた。

 

「・・・・はぐれ悪魔か」

 

【あぁ、恐らく中級位か?】

 

二人がそう言うと、そのはぐれ悪魔が姿を現した。

 

(ん?なんだ?妙な気配がするなぁ、まぁいい、とっとと喰われろ!)

 

「・・・・ふん!」

 

青年が腕を軽く振ると、

 

(ぐぎゃああああああああぁ!)

 

はぐれ悪魔の悲鳴が廃墟に轟き、はぐれ悪魔が自身の体を見てみると、本来そこになければならない自分の腕が無くなっていた……、

 

(ば、バカなぁ!私の腕がぁ!一体何が?!)

 

「ありゃ?少しずれたか?頭を狙ったんだが」

 

【フム、どうやら彼方での感覚と此方での感覚が誤差を生んだんだろう、まあ心配は要らんよ相棒】

 

「ん、そっかさてと、おいお前」

 

(ひ、た、頼む!命だけは助けてくれ頼む!)

 

とはぐれ悪魔が懇願してきたのに対して青年は少し考え込んでから、応答した。

 

「う~ん、良いぞ、もうこれに懲りて人間を襲わないと約束してくれたら」

 

(ぁ、ああ、約束するもう絶対人間を襲わないと!《何てな、糞人間め油断したら次の瞬間喰らい殺してくれるわ》)

 

「おっし!んじゃ約束な、破るんじゃねぇぞ?」 

 

(あぁ、《ふふふ、今だ!》死ねェェェ!)

 

「……はぁ、馬鹿が発動」

 

(何をごちゃごちゃとぉ!大人しく食われるが良い!)

 

次の瞬間、グチャっ!と何かが潰れる音と共にドサリっという音が廃墟に響き渡った。

 

「全く、そんなことを気付けないとでも思ってたのかこいつ?」

 

【所詮は中級の悪魔な上に元々そこまで賢い訳ではないのだろ。さて相棒此所を早く移動しよう】

 

「そうだな。何時までも此処に居たらこの町を勝手に自分達の領地だと思っている悪魔どもに見つかったら鬱陶しいからな」

 

青年はそういうとその場所を移動した。しかし、この青年此処でまさかの落とし物をしてしまったのだ、

 

「変ねぇ、此処にはぐれ悪魔のバイサーが居るのよね?朱乃?」

 

「えぇ、大公様からそのように聞いているわ」  

 

「しかし、何処にもそれらしき気配はしませんよ朱乃さん」

 

「……、はぐれ悪魔以外の匂いがします。恐らく人の匂いです」

 

「!まさか人間にバイサーが倒されたというの小猫?」

 

と紅い髪強気な目付きの少女が小柄な少女に問いかけると

 

「分かりませんが、匂いに人の特徴を感じます。それにこれは……、恐らくドラゴンの匂いもありますね。」

 

小柄な少女がそう呟くと黒髪の少女が、

 

「確かにこの闘気はドラゴンのものですわ。しかし、今現在確認できている。ドラゴンを宿す神噐は会長の所の匙くんだけでしたかと」

 

そう朱乃と呼ばれた少女が話すと、紅い少女は、

 

「……、まぁ良いわ、ドラゴンの神噐を持つ子ならうちにもいるものなにも心配はいらないわ♪」

 

そう少女が呟くと朱乃は、

 

「……はぁ、リアス確かに此方にも赤龍帝(自称)がいますが余り過信をしてはいけませんわ」

 

「あら朱乃貴方、清雅を信じないの?彼が見せたあの籠手は間違いなく伝説にある赤龍帝の籠手だったわ」

 

「いえ、別に彼を疑っている訳ではありませんわ。唯彼が本当に赤龍帝なら何故はぐれ悪魔に殺されたのかと」

 

「彼だって人間だったのだもの油断のひとつやふたつするわよ」

 

「……はぁ、あなたがそう思うならもうなにも言いませんわ」

 

「ふふふ、分かってくれたのなら良いわ♪」

 

と少女が微笑みながら言うと小猫がポツリと、

 

「……、これだから無能姫は」

 

と、リアスには聞こえない程度の声で呟いた。その時小猫が何かに気付きそれを拾った。その拾ったものとは名前が書かれたドッグタグだった。

 

「イッセー・ヒョウドウ?」

 

そのタグにはそう書かれていた。小猫はそれをリアスに見せようとしたとき、ドッカーン!と大きな爆発音が外から響いた。

 

「な、何!?」

 

「外からですわ!」 

 

「見に行きましょう!」

 

「!」

 

そして、リアス達が外に出るとそこには恐竜のような顔立ちをした怪獣ゴルザが暴虐の限りを尽くしていた。

 

「なに、あれは……、」

 

「ま、まさか怪獣?」

 

「で、でも怪獣は約40年前のギャラクシアンウォーズの影響で姿を消したんじゃなかったですか?!」

 

そうゴルザを含めて怪獣と名のつく者達や星人等の異形の存在たちはギャラクシアンウォーズの影響で地球から姿を消したのだ、これには様々な要因があるのだが、今は割愛

 

「そ、そんなことよりも今は逃げるのよ!」

 

リアスの言葉に全員が頷きその場を離れた。一方その頃、

先程バイサーを一撃で沈めた青年は町の避難所に居た、

 

「くっそ!まさか怪獣が本当に現れるなんて!」

 

【相棒、余り苛立つな今はとにかく、如何にして奴を倒すかだ】

 

とドライグの言葉に青年は冷静さを取り戻すと、

 

「あぁ、そうだなドライグでもよ、いくら忘れられようと此所は俺の故郷なんだぜ?それなのに俺にはなにも出来ないのが悔しいんだ!」

 

【イッセー…】

 

その時!ドッガッシャーン!っとイッセー達がいる避難所の天井が崩れた。

 

「!?あ!危ない!」

 

イッセーがそう叫ぶとその先には一人の少女がいた。イッセーは人の波を押し退けながら少女に近付いていった。

 

「間に合えぇ!」

 

【イッセーェェェ!?】

 

ドライグとイッセーの叫びが重なった瞬間!ドッカーン!

瓦礫が崩れ落ちイッセーと少女を飲み込んだ、

 

-グアアアアアアアァン!-

 

ゴルザの雄叫びが辺りに木霊した。

 

瓦礫の中

 

「く、大丈夫?君?」

 

何とか少女を救うことが出来たイッセーだったが、瓦礫を抑えなければならなく身動きが出来ない状態に陥っていた。

 

「あ、あの」

 

と助けた少女が声を発するが、イッセーは、

 

「大丈夫!絶対助けて見せるから!」 

 

と自分よりも少女のことを気遣っていた

 

「ぐ、でも何時までもこの状態が維持できるか分からないな」

 

【相棒!禁手を使え!そうすればお前だけでも!】

 

「バカ野郎!この子を見捨てろってのか!んなことできるか!」

 

【しかし!そうしなければお前の命が!何よりゴルザがまだ上にいるのだぞ!何時奴が此処に気付くか分からんのだぞ!】

 

「なら、あいつを俺達でぶっ倒せば良いだろう!この子を助けてからな!」

 

【こんの!大馬鹿ものが!…だが、それがお前らしいな】

 

とドライグが呟くとイッセーもまた笑いながら返した。

 

「そうだろ、此処で諦めたら赤龍帝の名が廃るってもんだぜ!」

 

イッセーの言葉に少女が驚きの声を漏らす。

 

「え、赤龍帝!?貴方が!?」

 

「あ、…まぁ言っちまったもんはしょうがねぇか、あぁ、俺が赤き龍帝ドライグ・ア・ゴッホの宿主イッセーだ!」

 

「貴方が本物の赤龍帝……」

 

少女が呟くと、イッセーは力を混めて瓦礫を押した。

 

「ウオオオオ!動けぇ!」

 

イッセーが叫ぶと瓦礫が少しだけ浮き一人分ならなんとか通れる隙間が出来た。

 

「よし!今だ!早く逃げるんだ!」

 

イッセーが少女にそう呼び掛ける。

 

「で、ですが!それだと貴方が!」

 

「良いから!早く!」

 

イッセーの気迫に負けて少女は彼の言葉に従うことにした。

 

「わ、分かりました。ですが、直ぐに助けを呼んできますから!」

 

「あぁ、分かったよ、さぁ早く!」

 

そして、少女を何とか逃がすことが出来たので、イッセーはひとまず安心した。

 

「よし!これで禁手を使えるぜ!」

 

【あぁ!行くぞ相棒!】

 

「応!バランスブレイク!」

 

【ウェルシュ・ドラゴン!バランス・ブレイカー!】

 

ドッカーン!!ととりわけ巨大な爆発音が辺りに響くとそこには朱き鎧を身に纏ったイッセーが居た、

 

「さぁてと、赤龍帝イッセーの第二陣だぜ!」

 

そうイッセーは叫ぶとゴルザに向かって突貫した。

 

【Boost!Boost!Boost!Boost!…】

 

「ウオラアアア!」

 

力を込めた叫ぶと共にゴルザの腹部に倍加した拳を叩き込んだ!ドゴーン!という爆音と共にゴルザが大地から僅かに体が浮いた。

 

「どうだ!この野郎!」

 

イッセーの言葉にゴルザは超震動波で返した、

 

「く、飛び道具とはやるじゃねぇか!」

 

【相棒、奴は背後からの攻撃に弱いようだ!そこを攻めろ!】

 

「応!任せておけ!」

 

そういうと、イッセーはゴルザの背面に回り込み特大の一撃を放った。

 

【Boost!Boost!Boost!Boost!Boost!Boost!Boost!…】

 

「喰らいやがれ!オーバード・ドラゴンショットォー!」

 

そう叫ぶと共にイッセーの纏う鎧の胸部から魔力の砲撃が放たれた。それにより人々の視界は真っ白に染まった。

 

しかし、ゴルザは無傷だった。そして、イッセーは禁手が解けて、生身の状態になって膝を着いていた。

 

「ハァハァハァ、どんな体してんだこいつ、最大威力のドラゴンショットを受けてピンピンしてるなんて」

 

【相棒!危険だ!逃げるんだ!】

 

「悪ぃ、ドライグもう逃げるだけの力が残ってねぇ、」

 

イッセーがそう呟いた。

 

【!何を言ってるんだ!?相棒!早く逃げるんだ!】

 

「ハハハ……、無茶言うなよ、ドライグすまねぇ」

 

無情にもゴルザは止めの超震動波を放とうとしていた。そして、その時は訪れた。

 

-キュウアアアアアン!-

 

ゴルザの額からそれは放たれた。

 

「まだ、死にたくなかったなぁ、そういやあの子逃げれたかな?可愛い子だったな。ハハハ、何いってんだおれはこんなときによ」

 

《あぁ、全くだな》

 

「ハハハ、だよなドライグ」

 

【相棒、今のは俺ではないぞ?】

 

「え、」

 

その瞬間、光が世界に満ちた。

 

「う、此所はどこだ?」

 

気付いたときにはイッセーは真っ白な空間にいた。

 

《全く、あんな危機的状況なのに良く女の子のことが考えられるな。まぁ、君らしいかな?》

 

「だ!誰だ!どこにいる!」

 

《君の目の前に居るよ》

 

「目の前にって、え、」

 

イッセーが目の前に視線を向けるとそこには巨人が居た、その巨人の姿は夢の中で自分が見た光の巨人だったのだ、

紅いラインに黒とシルバーの体色をした。その巨人の名前をイッセーは知っていた。

 

そう彼の名は!

 

「ウルトラマン!?」

 

そうかつて地球を愛し、地球を様々な魔の手から守り抜いた。伝説の戦士【ウルトラマンオーブ】だった!

 

「な、何で!ウルトラマンが此処に!?」

 

《良く驚く子だな》

 

「だって、ウルトラマンは40年前から姿を消してしまったって聞いてたから、」  

 

《あぁ、なるほど君達の間ではそういう風に言い伝えられているのだったね。だが、実際はギャラクシアンウォーズの際に起きた次元震動が原因で宇宙そのものが危険になったせいで、俺達ウルトラマンは星その物と融合してこの宇宙を安定させることにしたんだ》

 

オーブのその言葉にイッセーは驚きを隠せなかった。

 

「な、じ、じゃあ今幻想郷にペドレオンが現れたのももしかして……」

 

《あぁ、恐らく宇宙が不安定になっているせいだろう》

 

「クソ!それじゃあどうしようもねぇじゃねぇかよ!」

 

オーブは黙ってイッセーを見つめていた。

 

《イッセーと呼んでいいか?》

 

「え、あぁ、別にいいけど?」

 

《イッセー、俺と共に戦ってくれないか?》

  

「え?どういうことだよ?」  

 

《あぁ、つまり俺と融合してウルトラマンとして戦って欲しいんだ、ダメか?》

 

オーブのその言葉にイッセーは考え込むと、決意を決めた表情をして、

 

「……、なぁ」

 

《ん?どうした?》

 

「オーブと一つになれば救えるものが増えるか?」

 

《……さぁな》

 

「さぁなって!」 

 

《但し、それを出来るかは君の覚悟によって変わることだろ?》

 

オーブの挑戦的な物言いにイッセーは、

 

「っとうだよ!」

 

《ん?なんだ?》

 

「上等だ!やってやるぜ!オーブ!あんたの力を俺に貸してくれ!」

 

《ふ、あぁ、いい顔つきだ!行くぞ!イッセー!》

 

そしてイッセーの手にはオーブのカラータイマーを表した、変身ツール《オーブリング》があった。

 

《それを使えば俺と一体となることができる。最後の確認だ、いいんだな本当に?》

 

「あぁ、うじうじ考えるのは性に合わねぇからな!」

 

《……、よし!行くぞ!イッセー!》

 

「応!」

 

イッセーがオーブリングを前に突きだした瞬間周囲の色がまるで宇宙を表したような風景になる。

 

そして、 

 

「ウルトラマンさん!」

 

《ウルトラマン!》(シュア!)

 

「ティガさん」

 

《ウルトラマンティガ!》(チィア!)

 

「光の力!お借りします!」

 

《フュージョンアップ!》

 

ディン!キュン!

 

(シュア!チィア!)

 

《ウルトラマンオーブ!スペシウムゼペリオン!》

 

光に包まれたイッセーの姿が現れた時その姿は、

光の戦士ウルトラマンオーブへと変身していた。

 

現世

 

ゴルザはイッセーを仕留めたと思い浮かれていた。だが、イッセーが消えたその場所から凄まじい光の柱が現れた瞬間、ゴルザの顔から余裕の色は消えた。

 

その瞬間!ポロローン!

水滴が落ちるような優しい音色が響くと同時に光の柱が消えるとそこにいたのは! 

 

[オーブの祈り]

 

星の聖剣を持ち幾多の姿を持つ光の戦士ウルトラマンオーブ!

 

「《俺の名はオーブ、闇を照らして!悪を討つ!》」

 

今此処に!伝説は甦った!否!新たなる伝説の始まりである!

 

 

 

 

 

 

 

 




はい!
どうも!うぷ主のギガストリウムです‼
いやぁ、やっとイッセーを変身させられました( ̄0 ̄;)
かなり急ピッチで作ったので少々これ変じゃね?と思うところもあると思いますが!
これからも、この作品を生暖かい目で見守っていただけたら幸いです‼

では❗また次回までさよーならー!


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第六話 激突!オーブvsゴルザ!

遂に覚醒したイッセーの内に秘められた光の正体!
それは星の聖剣の英雄ウルトラマンオーブだった!
今此処にウルトラマンオーブとイッセーの新たなる伝説が始まる!

(♪オーブの祈り♪)

[耳をすましてみろ♪心で感じてみろ♪未来への足音希望への鼓動を♪]

オーブリング見つめた後、駒王町を見下ろすイッセー、
その後ろ姿を見つめるソーナと木場

[突然暗闇がぁ♪襲い掛かるその時~♪揺るがぬ強い意思が♪勝利への鍵になる♪]

ダークリングを持つ存在と5枚の黒いフュージョンカードが周りを漂うように回り続ける。

[遥かな星空へ祈りを込めて♪]

ウルトラマンとティガのフュージョンカードが現れそれをオーブリングに翳すイッセー、
そしてそれより現れるウルトラマンとティガ、

[諦めるな!前を見ろ!限界を超えろ!]

天にオーブリングを突き上げウルトラマンとティガと重なりあいオーブに変身するイッセー

[世界中が君を待っている♪]

ゴルザ、マガバッサーと戦うオーブスペシウムゼペリオン

[闇夜を照らせ光の戦士よ♪]

光輝いていて見えないがフュージョンカードが二枚現れオーブが違う姿にフュージョンアップする

[世界中が君を信じてる♪]

更なる変身をして怪獣を圧倒するオーブ

[二つのパワーで戦え!ウルトラマンオーブ!]

夕焼けを見上げるイッセーと、
スペシウムゼペリオンと二つのオーブの影がそれぞれのファイティングポーズをとる




はい!主題歌っぽくやってみました。主の趣味なので余り出来は良くないですが、これからもよろしくお願いいたします!




駒王町市街地

 

此処で今まさに戦いが始まろうとしていた!

 

ゴルザは怯えていたかつて自分の同族を葬った光の巨人と同じ存在が自分の目の前に居るためだ、だが、ゴルザとて古代怪獣の異名を持つ怪獣だ恐怖を抑え込みその巨人と相対した。

 

「《俺の名はオーブ、闇を照らして!悪を討つ!》」

 

オーブはその言葉と共にゴルザに向かって突撃した。

 

「《ウオラアアア!》」

 

気合のこもった叫びと共にゴルザを殴打するオーブ、ゴルザも負けじとその鋭い爪や牙でオーブに反撃するが、それさえもオーブは巧みに避けながら的確にゴルザの急所を攻撃していった。

 

-グオアアアアアン!-

 

ゴルザの苦悶の雄叫びが辺りに木霊する。それを見たオーブは一端距離をとり両手を交差させ丸鋸状のリングを作りそれをゴルザの尻尾に向けて放った‼

 

「《スペリオン光輪!》」

 

その声と共に放たれたそれは、真っ直ぐにゴルザの尻尾に向かっていき、そして、ズバンっ!という音がつくほどの勢いでゴルザの尻尾が宙を舞った。

 

-グ?!?グオアアアアアン!-

 

最初は何が起きたのか分からなかったゴルザだったが次の瞬間尻尾から来る痛みに叫び声を上げた。

 

(よし!これで奴の武器を一つ潰せた!)

 

オーブが心のなかでガッツポーズをすると、ゴルザが怒りに駆られて突進してきたことに気づかずにいたのでそのまま突進をまともに喰らってしまった。 

 

「《デュアアア!》」

 

しかし、吹き飛ばされる寸前にスペリオンスラッシュを放ちゴルザの頭部にある超震動波を放つ部分を破壊した。  

-ギュアアアアン!!!?-

 

発射口を破壊された痛みにのたうち回っているのを見て、オーブは止めを指す体勢に入る。 

 

「《シュ!ハァァァァァァ……!スペリオン光線!》」

 

右手を上に伸ばし、左手を横に伸ばしてそれを交差させてそこから必殺の一撃【スペリオン光線】を放った!

 

-!グアアアァァァァ……ン-

 

バタンっ!という轟音と共にゴルザが倒れ伏した瞬間!

 

ドッカーン!

 

大爆発共にゴルザは木っ端微塵に爆発して消滅していった。

 

「《シュア…、デュア!》」

 

そしてオーブはそれを見て頷くと空高く飛び上がり町を上空から見詰めると、両手に光を集めるとそれを町に向かって放った!

 

「《ウルトラリジェネレート!》」

 

その瞬間、目を疑う光景が目の前で起きた。その光が当たった場所が先程まで破壊されたのが嘘のようにもとの状態に修復されているのだ、

 

「ま、街が元の、元の状態に戻ってる?!」

 

「あぁ、ありがとう!ウルトラマン!」

 

「ありがとう!ありがとう!」

 

人々の御礼の言葉にオーブは何も答えることなくそのまま夕焼けの空の中に消えていった。

 

 

駒王町辺境

 

此処に一人の青年が居た、

 

「はぁはぁはぁ…、はじめての変身だからかかなり体力を持っていかれたな…、だけど…」

 

青年…、イッセーは自分の手を見つめながら呟いた。

 

「俺…、成ったんだよな?ウルトラマンに」

 

《あぁ、君は間違いなく俺と融合してあの町を救ったんだ、だがこの事で天狗になってたダメだぞイッセー》

 

【あぁ、オーブの言う通りだぞ、相棒】

 

「あぁ、分かってる…、俺はこの力で守れる範囲の人達を守って見せる!」

 

イッセーは夕焼けの中、決意を新たにするのだった!だが、闇はまだ、その姿を完全には見せていない…、

  

 

 

「流石は俺様が認めた。いや、俺の力を受け継ぐに値する奴だよお前は…イッセー」

 

その闇の中でイッセーを見つめる巨人は何処か悲しげなようにも見えた…

 

 

次回予告

 

ゴルザから駒王町を守ることのできた俺だったが、

此処に来てある問題を思い出す!

あぁ!今晩の宿どうしよう!?

 

次回 宿を探して三十分!?




はい!どうもうぷ主のギガストリウムです‼
今回はゴルザとオーブのバトルを主にしてみましたが、
正直少し物足りなかったかなぁ?と思いましたが、
まぁ、初戦ですのでご容赦ください。

え~、次回は一応はギャグ回にする予定です。
では!また次回お会いしましょう♪


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第7話:「宿を探して!三十分!?」

はい!どうもうぷ主のギガストリウムです‼

「イッセーだ!」

え~、誠にお待たせ来ました。ようやっと7話をup出来ました( ̄0 ̄;)

「ほんとだぜ?up主結構予定と大幅にずれたんだろ?」

うん…、本当なら設定を7話の次にする予定だったんだけど、先に設定の方を上げた方がいいなぁって思ってね。

「まぁ、これからまた仕事とかでも忙しくなるんだから投稿頻度は計画的にやっておこうぜ!」

うん、そうします。と言うことで投稿頻度はこれからも変わらずにやっていくと思いますので、のんびりお待ちください、では7話開始です。


駒王町外れにある丘

 

ここでイッセーと他二人(一人と一匹?)は考え込んでいた。

 

「…どうしよう」

 

《う~ん、どうしたもんかなぁ?》

 

【さて、どうしたものか…】

 

三人が一様に考え込んでいるのはたったひとつのシンプルな答えだった。それは…

 

「《【宿、どうしよう】》」

 

そう、ゴルザとの激闘を制したイッセーだったがここで原点的なことに気がついたのだそれは…宿である。今現在イッセー達は駒王の丘にいるが、ここからでもわかる通り町はゴルザにより一通り破壊されており、イッセーがウルトラリジェネレートで修復したのはあくまで倒壊したビルなどでありその中身などは直せていないのだ、その為か今駒王町は悪魔達により修復作業の真最中なのだ…そんな状態で宿などあるわけもなく、三人は途方にくれているというのが現状

 

「はぁ…参ったなぁ(汗)町があんな状態じゃあ宿なんて無いよなぁ…」

 

【あぁ、何とか被害は最小限に食い止めていたがそれでもかなりの規模でライフラインが潰れているようだしな。悪魔共が大慌てで駆け回っているのが見えるぞww】

 

《いや、ドライグ笑い事ではないと思うんだが?(汗)》

 

三者三様な面持ちでまちを眺めていた…と言うかドライグあんさん悪魔に対して辛辣でね?

 

【ん?なんか今変な声が聞こえた気が?】

 

「そうかぁ?気のせいじゃないか?」

 

《あぁ、俺にも聞こえなかったしな。》

 

【そうか、気のせいか】

 

三人が一様にどうしたもんかなぁ…という雰囲気を出していると、ジャリっと人が歩いてくる気配がした。

 

「【《!》】」

 

三人が一瞬にして警戒心を最大にすると丘を降りるためにある階段から一人の壮年の男性が歩いてきた。

 

「ん?先程まで三人くらい人が話しているように聞こえたんだが気のせいか…ん?君は…」

 

「?何処かでお会いしましたか?」

 

「あぁ、いや、知人に似ている気がしてね。ところでここで何をしてるんだい?」

 

「うぐ(汗)え~と実は…」

 

イッセーは宿を探していたのだが怪獣が現れたので宿が分からなくなり途方にくれていたと少し嘘を入れながら話したみた

 

「なるほど、確かにゴルザが現れたせいで町はパニックになっているからな」

 

「はい、ゴルザが現れたせいで…え?あなた今なんて?」

 

「ん?だからゴルザが現れたせいで宿が取れなくなったんだろと」

 

「いや、そこじゃなくて今ゴルザって…言いましたよね?」

 

「あぁ(汗)すまないすまない、自己紹介が遅れたね?私の名前は」

 

その男性の名前を聞いてイッセー達は仰天した

 

「私の名前はハヤタ、ハヤタ・シンだよろしく」

 

「…え?ハヤタ…?…もしかしてあの科学特捜隊の!?ハヤタ隊員ですか!?」

 

「ははははは!懐かしいな科特隊かぁ、もう40年以上昔の事だがね」

 

何と!その男性はかつて初代ウルトラマンと一つとなり地球を幾度も救った男ハヤタだったのだ!

 

[♪ウルトラマンの歌イントロ♪]

 

「いやぁ、僕のことを知っている子が今もいるとはね。嬉しいよ」

 

「あなたを知らない人なんていませんよ…ウルトラマンと共に戦った初代防衛隊である。科特隊のエースであり、何よりもウルトラマンと始めて一つとなった地球人であるあなたを…」

 

「ははははは…いやぁ本当に懐かしいなぁあれからもう何十年も経ったのか、彼は元気にしているだろうか…」

 

「…それ、は」

 

イッセーは言葉に詰まってしまった。何故ならウルトラマンは現在この宇宙を安定させるために姿を消してから行方がわからなくなっているためだ、

 

「…まぁ、彼のことだ何処かでまた人々を護っているのだろう、彼はそういう人物だからね」

 

ハヤタは何処か悲しげであるが確信めいた言葉を放つ

 

「それはそうと、これからどうするんだい?宿も無いようだし?」

 

「う~ん、とりあえず野宿ですかねぇ?」

 

「フム、なら家に来ないかい?」

 

「え?!良いんですか?!自分で言うのもなんですけど、怪しさ満点な俺を?」

 

「いや、君は悪人ではないよ、僕には分かる何故なら君も…ウルトラマンなんだろう?」

 

「!?」

 

イッセーは驚愕した自分の正体が一目でバレたことに、

 

「どうして、そう思うんですか?」

 

「…さっき僕は言ったね?知人に似ているとそれがウルトラマンなんだ、だから君から彼と同じ雰囲気を感じたからね?」

 

「そうだったんですか……そうです俺はウルトラマン、ウルトラマンオーブです」

 

イッセーはそう言うとオーブリングを出現させるとハヤタに見せた

 

「やっぱりね。君があのウルトラマンだったんだね」

 

ハヤタそう言うと柔らかく微笑んだ、そしてイッセーを伴って自宅に向かった。

 

イッセーは何とか!拠点となるハヤタ邸に泊まることができた。これからどのような経験をイッセーはしていくのかお楽しみに!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

オマケ

 

「まさか、ゴルザが破れるとはなぁ?だがなぁまだまだこれからだぜガイ?」

 

闇の胎動は始まった。




はい!どうもうぷ主のギガストリウムです‼
今回は少しギャグを入れる筈だったのですが、少しレジェンド要素を入れるためにハヤタ隊員を登場させました。
次回はまたバトル回を予定しておりますのでお待ちください、


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第八話:悪魔《devils》

はい!どうも!うぷ主のギガストリウムです!
今回はバトルを少しとあとは悪魔側の話が主軸となっております。一応イッセーの7話の後も少し出ますのでお楽しみに!

[♪オーブの祈り♪]




駒王町近郊のハヤタ邸

 

イッセーは今現在元ハヤタに連れられてハヤタの自宅に来ていた。しかし、そこにあったのは想像していた物と明らかに違うレベルの建物があった。

 

「…え~と?ハヤタさん?」

 

「ん?なんだい?イッセーくん?」

 

「つかぬことを訪ねまずが、今俺の目の前にある豪邸がハヤタさんのお宅ですか?」

 

そう!イッセーが想像していたのは普通の一軒家だと思っていたのだが、しっか~し!そこにあったのは何と!とんでもなくデカイ豪邸だったのだ!(某ブレイブな戦隊のはっちゃけ博士風)

 

「……(;゜∇゜)マジすか」

 

イッセーはそれ以外に言葉が出てこなかった。その後ハヤタ邸に上がらせて貰いながらこれまでのこととこれからの自信の目的をハヤタに説明した。

 

「なるほど…宇宙がそこまで不安定になっていたとは…」

 

ハヤタは少し考え込む素振りを見せた。

 

「…俺は今回の一件は俺一人で解決するつもりです…」

 

イッセーの言葉にハヤタは仰天した。

 

「な!何を言っているんだ!イッセーくん!君が一人で解決出来る問題を通り越しているんだよ!この事件は!?」

 

「分かってます!でも!今回の一件は俺個人の因縁も絡んでいるんです!だから無関係な人達は巻き込めません…」

 

イッセーは辛そうに言葉を紡ぐ、ハヤタはイッセーのその様子に胸を痛めた

 

「(あぁ…何故こんなに優しい子がこんなにも重い業を背負わなければならないんだ!ウルトラマン…教えてくれ)…」

 

ハヤタはかつて自分と共に地球を救ってくれた。最高の半身に答えを求めた。その時!

 

(…タ…ハヤ…タ…ハヤタ)

 

「?!まさか!」

 

「?ハヤタさん?」

 

「き、君なのか?ウルトラマン!」

 

「?!」

 

(ハヤタ、久しぶりだね。)

 

「あぁ…本当に懐かしいなぁウルトラマン…」

 

何と!ハヤタに語りかけていたのはウルトラマン本人だった!ウルトラマンは一体ハヤタとイッセーに何を語るのか?

  

場所は変わり駒王学園旧校舎オカルト研究部部室

 

「まったく!一体何だったの!あの怪獣やいきなり現れた巨人は!」

 

リアスはオーブやゴルザが現れたことに対して憤りを露にしていた。しかし、この女一つ重要なことを忘れていないだろうか?オーブ(イッセー)が来てくれなければ町はゴルザにより破壊し尽くされていたのだということを…

 

「ハァ、リアスそれは少しお門違いではありませんか?ウルトラマンが現れてくれなかったら町は余計に破壊されていたかもしれないんですよ?」

 

朱乃がそう言うと、裕人もそれに同意した。

 

「朱乃さんの言う通りですよ部長…彼?が来てくれたからあそこまでの被害ですんだんですよ?」

 

二人にそう言われてリアスはムスッとした顔をしながら、二人に反論した。

 

「二人はあの巨人をウルトラマンと思っているようだけど、私はあれがウルトラマンだなんて信じないわ、だってウルトラマンには黒いラインなんて無いんですもの♪」

 

リアスが得意気にそういうが、そこに小猫が

 

「……黒いラインを体に持つウルトラマンはかつてもいたようですよ?」

 

小猫がそう言うとリアスは、え?というような鳩が豆鉄砲を食らったような顔になったが、すぐに気を取り直してから

 

「んん、ま、まぁいいわ、とにかくあれが本当にウルトラマンなのか分からないうちは信用するのは危険だと言いたいのよ」

 

しかし、そこに小猫がさらに爆弾発言!

 

「…あのウルトラマンはウルトラマンオーブと言われており、かつて地球に降り立ちマガタノオロチを打ち倒した英雄に特徴が似ていますから間違いないですね。と言うか間違いなくウルトラマンオーブ本人ですね。自分で名乗ってましたし、」

 

小猫にボロクソに言われてリアスは心が折れかけていた。

 

「うぐぐ、で、でも!あれが本当にオーブだとしても、何故急に今になって姿を見せたのかそれが疑問なのよ!」

 

ここでようやっとまともなことを言ったリアス、

 

「…ハァ確かにリアスの言う通りですわね。今になって現れた怪獣、復活したウルトラマンオーブ…何か裏で大きなことが起こっているのかも知れませんわね」

 

朱乃はそう呟く、それに裕人と小猫も賛成した

 

「そうですね。一応魔王様にも報告しておいた方がいいと思いますね。それにソーナ会長のあの言葉も気になりますし…」

 

「……」

 

小猫は話を聞きながらあの廃墟で拾ったタグを見つめていた。そこには[イッセー・ヒョウドウ]と書かれていた。

 

「…ヒョウドウ…、兵藤まさか、あの人の肉親?」

 

小猫は一人の人物を思い浮かべて顔をしかめた。それと言うのもその男名前を兵藤清雅というのだが、かなりの問題人物であり、女子生徒の着替えを覗くは、卑猥なことを平気で言ったりするため女子からは蜉蝣の如く嫌われている。勿論自分も…まぁ緩急話題としてそんな男なのだなリアスは死にかけていたこの男を眷属にしたのだが、自分を含めて、オカ研の面子全員を厭らしい目で見てくるため余計に小猫は嫌いなのだ

 

「…(でも、会長の言っていた。赤龍帝を宿した人…聞いた特徴が昔私と姉様を助けてくれた男の子に似ている。)」

 

「…こ!こね!小猫!」

 

「はっ!どうしましたか部長」

 

「どうしたの?ってこっちの台詞よ?急に黙りこんで」

 

「いえ、少し昔のことを思い出していただけです。気にしないでください」

 

「そう?ならいいわ、さて私はこれから清雅の所に行くから今日は解散にしましょう♪」

 

リアスがそう言うと三人は一様にため息をついた。同時にこう思った(駄目だ、この無能姫)と、

 

 

悪魔達を含めてこの世界の者達はまだなにも知らないこれから起きる。全銀河を巻き込んだ大いなる聖戦のことを

 

 

[♪ウルトラの奇跡♪]

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

オマケ

 

 

「フム、中々に面白いことになってきているな。しかしオーブよまだまだ楽しませてくれたまえよ、クククククク、クハハハハハハハハハ!」

 

新たなる闇が動き始めた。




はい!今回は前話のハヤタ邸についたときの話とリアス達の話を少しやりました。本当はバトル回にすると言ったのですが、内容を変更してこちらの内容に変えさせていただきました。

次回こそはバトル回にしようと思っていますので楽しみにお待ちください、


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蠢く者達[アンノウン]

闇の中にも果てしなく続く闇と闇より光に舞い戻った闇も存在する。

この話は闇の中で機会を伺いながら期を待ち続ける闇の話


銀河にある果てしない闇が広がる空間

 

今ここに闇を纏った巨人にも見える人物が玉座に座っていた…、

 

【…ミツケタ…ワレノ器トナルノニ相応シイ人間ヲ】

 

闇は暗い空間の中で仄かに嘲笑った。まるで何年も探していた宝を見つけたかのように、

 

【ダレカオラヌカ?】

 

[ハハァ、倪下御呼びですか?]

 

闇が何かを呼び寄せた。するとそこに蒼い色の甲冑を身に纏った武人が現れた。

 

【ザムードヨ…ヤット我ノ器ガ見ツカッタ】

 

[!?誠で御座いますか‼倪下!]

 

【アァ、故ニ他ノ同胞達ヲ呼ビ寄セヨ!】

 

[ハハァ!今すぐに!]  

 

ザムードと呼ばれた武人がすぐさま身を翻して玉座から退出すると、闇は静かに目の前にある水晶体に目線を向けて一人の青年を見つめた。しかし、その瞳は宝を見つけた以外の感情が見えていた

 

【フフフ…マサカ我ノ心ヲ奪ウトハナ…イッセーカ…フフフフフフフ、アァ、早ク我ノモノニシテシマイタイ、クククククク】  

 

闇はただ、静かに暗く笑う 

 

それから、数刻後闇とザムードを除いて四人の人物が現れた。

 

【皆良ク集マッテクレタ、心カラ礼ヲイウゾ】

 

(倪下…我らを呼んだのはザムードから聞いた通りならば、倪下の器に相応しい存在が見つかった為だと聞き及んでいますが?)

 

《その通りですよぉ~倪下ァ~僕らを呼んだと言うことはやっと動けるということですよねェ~僕らも~》

 

『サザーランドの言う通りです。倪下のお望みならば今すぐに!その人間を連れて参りましょう!この鉄血のバルドスが!』

 

<お前たち、そういきり立つな先ずは倪下のお話を聞いてから我らの身の振り方を決めなくてはならんだろう?>

 

[レイドラスの言う通りだ先ずは倪下が見つけた人間のことについて聞いてからだ]

 

ザムードのその言葉により他の三人は黙りこんだ、

 

【フム、マズハ何カラ話スカ、ソウダナマズハソノ人間にツイテ話ストスルカナ】

 

そして、ザムードを含め五人に倪下と呼ばれた闇は静かに自分が見つけた人間「イッセー」について話始めた。

  

【なるほど、確かにそれほどの闇を内在させているのであれば倪下の器に相応しく御座いますね。しかし、厄介者が居ますな】

 

<ザムードの言う通りですね。ウルトラマンオーブ星の聖剣の担い手にしてあのマガタノオロチを葬った最強クラスのウルトラ戦士>

 

《それだけじゃあないよォ~、もう一つ厄介なのはあの男の血を受け継いでいることだよォ~》

 

サザーランドとレイドラスがそう言うと、ザムードが言葉を放つ、

 

[しかし、もっと危険なのは彼がその闇に気付き抑制出来るようになった場合だ]

 

【ソノ心配ハナイ、アヤツハ自身ノ闇に気付クコトハナイ何故ナラ、アノ男ガイッセーヲ護ルタメニ力を使ッテイルタメカイッセーハ自身ノ闇ニ気付クコトガナイヨウニシテイルヨウダ】

 

[なるほど、ならば問題はオーブと他のウルトラ戦士が邪魔をしないかですな]

 

【ザムードノ言ウ通トオリダ、コレニヨリイッセーノ肉体ヲ依宿ニ我ハコノ銀河ニ再臨スルノダ!】

 

闇の号令に五人は闇に膝まずいて、言葉を放つ

 

[《<(『ハ!総ては我等が王の御心のままに!』)>》]

 

深淵なる闇が今動き出した。

 

 

次回予告

 

ハヤタ邸でウルトラマンの声を聞いた。イッセーとハヤタウルトラマンの口から語られる地球に起きている事態についての説明を受けたイッセー達、その渦中居るのが兵藤清雅だと聞きイッセーは気付かない内に心に闇を灯すことになる。

 

次回:幻想に舞い降りし光闇の朱き龍帝「憎悪(Hatred )」




はい!どうも!うぷ主のギガストリウムです。 
今回は影で蠢く闇達についてでした。今回も何人か名前からわかる人物が居たと思うのでこれアイツじゃねとか思ったら感想欄にコメントお願いします。
では、また次回お会いしましょう♪
バイバイ


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第9話:憎悪(hatred )

突如としてイッセーとハヤタの前に姿を現したウルトラマン!彼は何のためにイッセー達の前に姿を見せたのか!今語られる衝撃の真実にイッセーの心に心の奥に眠る闇が動き出す!

[オーブの祈り]
 
「流星のメッセージ!燃え尽きる一瞬に!願いを込めて一歩前に踏み出せ!」

夕焼けを見つめ物思いにふけるイッセーとそれを見守る藍、ソーナ、小猫、裕人、ギャスパー達、

「何度倒れても!立ち上がればいいのさ!変わらぬ強い意思が!明日への絆になる!」

フュージョンカードを見つめて決意の表情を見せるイッセー、それを見てほくそ笑む闇の存在

「満天の星空へ!思いを馳せる!諦めるな!その勇気で限界を超えろ!」

オーブリングを天に掲げ、フュージョンアップするイッセー、そしてファイティングポーズを取り怪獣に立ち向かうオーブ

「世界中が君を待っている!闇夜を照らせ!光の戦士よ!」

二枚のフュージョンカードが現れ新たな姿に変身するオーブ、その姿はかつて世界に終焉をもたらそうとした存在と戦った星の光の戦士と大地の光の戦士の姿を合わせた姿の戦士に変わる!

「世界中が君を見つめてる!二つのパワーで闘え!ウルトラマンオーブ!」

更にフュージョンアップし、更なる姿に進化するオーブ、
新たなる姿は海の光と一度は復讐者に身を堕した光の戦士の姿を合わせた姿に変わる!

最後に闇の存在と対峙するオーブ達、


では!本編スタート!


駒王町近郊ハヤタ邸

 

そこで今現在、とてつもない事態が起きていた!それは!な、何と!ウルトラマンがイッセー達にテレパシーで声を掛けてきたのだ!

 

(久しぶりだね。ハヤタ)

 

「あぁ、本当に懐かしいなウルトラマン…」

 

「は、ハヤタさんウルトラマンって、本当ですか!?」

 

「あぁ、間違いない…彼の声が聞こえる」

 

(あぁ、そうかイッセー君には私の声が聞こえていなかったね?)

 

「あ、あなたがウルトラマンさん?」

 

(あぁ、はじめましてになるかなイッセー君)

 

「は、はい!あなたの力をお借りさせて頂いていますイッセーと言います!」

 

(はっはっはっはっ!そんなに固くならなくても構わないよ)

 

「は、はいすいません、なんか緊張してしまって…」

 

ハヤタはそんなイッセーの姿を見て微笑んだ、だが、同時にやはり思ってしまう

 

「(あぁ、やはり素直で優しい子だこの子は、何故この子はこれ程までの苦難を一人で背負おうとするのだ)」

 

ハヤタは苦しげにイッセーを見つめる

 

「そ、それでいきなりどうしたんですか?ウルトラマンさん急に声をかけてくるなんて」

 

(あぁ、イッセー君君が今回の一件を一人で解決しようとしているとガイから聞いてね。少しお説教に来たんだよ)

 

「え、ガイさんが?」

 

《あぁ、俺からウルトラマンさんにイッセーを徹底的にお説教してやってくれと頼んだんだ》

 

「な!何でだよガイさん!ガイさんにも説明をしたはずだ!今回の一件にはアイツが居るから!だから俺だけで解決しようと…」

 

《あぁ、そのことは理解しているだがな、それでは駄目なんだイッセー》

 

ガイはイッセーに対して辛そうな声で伝えるべきことを告げた。

 

《このまま、復讐心に身を任せていては何れお前は闇に心を蝕まれてしまうだから俺はあえてウルトラマンさんに頼んでお前を止めて貰うことにしたんだ、分かってくれイッセー…》

 

「…ガイさんごめん…俺」

 

「今すぐにとはガイ君も言っていないんだ、ゆっくり考えていけばいいんだよイッセー君」

 

ハヤタとガイ、ウルトラマンにそう言われてイッセーは顔を俯けながら、考えた、自分は本当はどうしたいのかを、しかし、それでもどうしてもアノ偽物ダケハユルセナイ…そう思った瞬間イッセーは口許を押さえて蹲った

 

「うぐっ!う」

 

「イッセー君!どうした!」

 

《イッセー!しっかりするんだイッセー!》

 

【相棒!気をしっかり持て!闇に引っ張られるな!】

 

(ガイ!あれをやるぞ!)

 

《はい!ウルトラマンさん!》

 

ガイとウルトラマンがそう言うと、ウルトラマンのフュージョンカードと何と!オーブオリジンのカードが現れイッセーの中に入ったのだ!するとどうしたことかイッセーの呼吸は落ち着き、吐き気も収まったのだ

 

「ハァ、ハァ、ハァ…」

 

「大丈夫かい!イッセー君!」

 

「は、はい…何でか急に気分が良くなりました」

 

【恐らく、オーブとウルトラマンがお前の中の闇を押さえ込んだからだろう】

 

「俺の中の闇?」

 

【あぁ、実はな相棒…本来ならお前はフュージョンアップは全て使えるはずだったんだ、しかし、お前の中の闇が余りにも強大過ぎるためにウルトラ戦士たちの力を集めてやっと押さえ込めるレベルなんだ】

 

何と!イッセーの心の中にはとてつもない闇が潜んでいたのだ!ドライグから告げられた言葉にイッセーは言葉を失ってしまった!

 

「そんな、でも、何となくだけど思い当たる節はあるんだ、多分アノ偽物について触れると必ず何というか蛇が首をもたげた時みたいになるんだ」

 

イッセーの告白それは余りも衝撃的だった!イッセーは自身の心の闇を理解してはいたのだ、だが、それを押さえることができないのだった!

 

「…イッセー君、いっそのことその闇の根幹その物に相対してみるのはどうだい?」

 

ハヤタはそう言った。

 

「え、つ、つまりえっと、あの、駒王学園に行ってみてはということですか?」

 

「あぁ、そこで自身の闇と向き合うんだ!そうすれば必ず君は自身の闇を乗り越えられるはずだ!」

 

ハヤタのその言葉にイッセーは深く考え込んだ、そして決意の表情をして

 

「分かりました。行きます。俺駒王に行きます!」

 

「…よし!ならば今すぐに手続きなどしなくてはね!」

 

ハヤタは張り切ってそう言うと、準備に取り掛かろうと部屋を出ていこうとしたときにイッセーは声をかけ呼び止めた。

 

「あ、ハヤタさん、待ってください!」

 

「ん?どうしたんだい?」

 

「え~と、俺の母さんが悪魔の王様達と知り合いなんで母さんに相談してみてそれで入学しようかと思ったので、せっかく色々してくれようとしたのにすいません…」

 

「そうか、いや、気にしなくていいよなら通学は家から行くようにしなさい」

 

「え!いいんですか!ハヤタさんの家からなんて!」

 

「あぁ!構わないよ!ここを自分の家だと思ってくれて構わないよ♪」

 

イッセーはその言葉に涙が流れそうになったが、それを堪えてハヤタに礼を言った。

 

「っありがとうございます。ハヤタさん、そしてお世話になります!」

 

 

これによりイッセーはハヤタ邸での生活が始まったのだった!しかし、イッセーはまだ知らない自身の闇が自分が想像しているよりも強大だと言うことに…、

 




はい!どうも!うぷ主のギガストリウムです!
今回はイッセーの闇の部分の暴露と駒王への入学までのはなしとなりました。
次回はイッセーが入学して偽物との会合になります。では!
また次回お会いしましょう♪バイバイ!


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第10話:会合(meeting)

遂に!駒王学園に入学することになったイッセー!
さてはて!これから彼を待ち受ける運命とは~!
さぁ!紅に燃えるぜ!


駒王町近郊ハヤタ邸

 

今此処でイッセーの新しい生活が始まっていた。

 

「ハヤタさ~ん!もうすぐご飯出来ますよ~!」 

 

イッセーは現在、ハヤタ邸で暮らしており今日から駒王学園に通うことになったのだ

 

「しかし、母さんも良く許してくれたなぁ、なぁドライグ?」

 

《あぁ、あの子煩悩な紫が許可を出すとは俺も思わなかったな》

 

【俺はイッセーのお母さんに会ったことはないから分からないが二人の話を聞く限りイッセーのことをとても大切に思ってくれているんだな】 

 

「…あぁ俺にとって最高の家族だよ母さんも藍姉や橙、幽々子姉に妖夢、俺にとって何よりも守りたいものなんだ」

 

《相棒…》

 

「ふぁ…おはようイッセー君、ドライグ、ガイ」

 

ちょうどハヤタが降りてきたので話を切り上げてハヤタに挨拶した。

 

「おはようございます。ハヤタさん!」

 

《おはようハヤタ》

 

【おはようございます。ハヤタさん】

 

三人がハヤタがに挨拶をすると、ハヤタもそれに答えた。

 

「あぁ、おはようイッセー君、今日から駒王に入学だね?」

 

「はい!でも正直言ってハヤタさんがあの日あの言葉を言ってくれなかったら俺、今もずっと前に進もうとせずに復讐だけに生きようとしてたかもしれませんから」

 

そうあの時ハヤタの言葉がイッセーに前に進む勇気を与えていたのだ!

 

「…ふ…これから頑張るんだよ?これからどうなるかはイッセー君次第なのだからね?」

 

「はい!とりあえずは様子見に徹するつもりですけど、彼奴らが手を出してきたら此方もそれなりの対処はしますけどね」

 

《あぁ、特にこの地を日本神話に話しも通さずにこの町を領地にしている奴等だしな悪魔共は》

 

【ドライグの言う通りだな。堕天使と天使は人間を守ることを第一している者達だったはずだからな】

 

「そうか、ガイは悪魔を除いた二勢力とは友好な関係だったんだっか?」

 

【はい、堕天使ではバラキエル、シェムハザ、総督のアザゼル、天界は天使長のミカエル、ガブリエル、ウリエル、ラファエルと良く話したりしたな】

 

「……ガイさんそれ結構パイプとしてはぶっといパイプっすよ?それ」

 

《あ、あぁ( ̄▽ ̄;)、しかし、イッセーそれを言ったらお前も変わらんと思うぞ?》

 

「え、そうかなぁ?魔界の主の神崎さんだろ、んで地獄の閻魔さんだろそれとその娘の映姫だろ?後幽々子姉と妖夢、妖忌師匠、妖怪の山の天魔様、大天狗さん、さとり達の姉さんのユウゲンマガン姉さんだろ、コンガラの姉さん(この話ではコンガラは女性です)茨木童子の華扇姉ちゃんかなぁ?」

 

【いやいや!?あのなイッセーお前も俺に負けず劣らずの人脈の持ち主だぞ?!】

 

「……イッセー君その人脈はいつか役に立つだろうから絶対に無くしてはいけないよ?」

 

「はははは…はい」

 

そんなやり取りをしていると

 

「あ、そろそろ行かないといけないな。じゃあ!ハヤタさん俺行ってきます!」

 

「あぁ、気を付けて行っておいでイッセー君、自分の過去を打ち砕いてやれ!」

 

イッセーはハヤタに振り返りながら、

 

「はい!行ってきます!」

 

そう言いイッセーは学園へと走っていった。

 

所変わり駒王学園2-2組教室

 

「それじゃあ、八雲君は此処で待っててね?呼んだら中に入ってきてちょうだい」

 

「分かりました。四宮先生」

 

イッセーは今駒王学園居た、入学手続きを終わらせたのでそのまま教室に担任の四宮に連れられて来ていたのだ、

 

「(さぁて、どんなやつらがクラスメイトなのかなぁ、なぁ、ドライグ、ガイさん?)」

 

【さぁな、ただ中から胸糞悪い気配も感じるから気を付けろ相棒】

 

《あぁ、ドライグの言う通りだな、なんと言うか生理的に受け付けない気配があるな》

 

「…」

 

イッセーは何も答えずただ、黙って拳を握りしめて何かに耐えていた。

 

「(大丈夫だ、まだ、耐えれる…今此処で彼奴を消シテモモ意味ガ無イカラナァ…)っは!俺今何を考えてた?」

 

【大丈夫か?相棒一瞬お前の心が乱れたが?】

 

「(大丈夫だよ、ドライグ多分これからのことにちょっと浮かれてるのかもしれない(ー_ー;))」

 

「八雲君~!入ってきて~!」

 

「お?呼ばれたな行くか」

 

ガラガラ、と引き戸を開ける音と共にイッセーは教室に入った。

 

「はい!今日からみんなと一緒に勉強することになった八雲一誠君です。仲良くしてあげてね♪」

 

「紹介にもあった八雲一誠だ、よろしくな!」

 

イッセーは持ち前の明るさを前面に出して微笑みながら挨拶をした。すると教室はシーンとしてしまいイッセーは一瞬何か間違ったかと思い次の言葉を紡ごうとしたとき、

 

「え、え~と」

 

「き キャアアアアアアア♪イケメンよ!それもすごい明るいワイルドな王子様系よ!」

 

「木場くんとは違った。爽やかさがあって凄くいい!」

 

「これもう一誠×裕人で決まりね♪」

 

イッセーは少し当惑していた(最期の奴は聞かなかったことにした)

 

「はいはい皆!今はまだ、ホームルーム中だから質問とかは休み時間にやりなさい!それじゃあ八雲君席についてね。八雲君の席は今は欠席しているけど兵藤の隣よ」

 

そう言われたイッセーは一瞬とてつもなく嫌そうな顔をしたが、すぐにそれを引っ込めて四宮に相槌をしてから席についた。するとその横から声がかけられた。

 

「はぁーい♪初めまして八雲君、あたしは桐生藍華よ♪よろしくね♪イケメン君」

 

「…なぁ」

 

「何?何か聞きたいの?あ、もしかして私のスリーサイズとか?残念だけどそれは教えられないかなぁ♪でも君なら良いかなぁ?」

 

桐生は冗談交じりにそう言った。イッセーはそれに対して頭を押さえながら言葉を紡いだ、

 

「いや、それは嬉しいけど止めとくよなんか聞いたら取り返しつかなそうだし、そうじゃなくて何で俺の隣の兵藤ってやつ今日欠席してるんだ?」

 

「…さあね、あいつが何してるかなんて興味ないわ~普通に見た目は良いけど中身が最悪よ」

 

「そんなにか?」

 

「えぇ、女子の着替えを覗くは、盗撮紛いのことをするはでいつ退学になっても可笑しくないような奴よ」

 

桐生は吐き捨てるように呟いた。

 

「(なるほど、奴は全く変わってないようだな…逆ニ安心シタゼコレデアイツヲツブスノニ何ノ躊躇イモイラナイナァ…クククククク)っ!またかよ」

 

「ちょっ、ちょっと!大丈夫?!」

 

イッセー一瞬またあの感覚に支配されかけていた。闇に身を委ねてしまいたい、という思いに

 

「あ、あぁ、大丈夫ちょっとな」

 

「ふーん、まぁ、詳しくは聞かないわあんたが話してくれるまで」

 

「…ありがとう桐生さん」

 

「さんは要らないは、藍華で良いわ」

 

桐生もとい藍華にそう言われてイッセーは笑いながら

 

「あぁ、俺のことはイッセーでいいぜ、これから宜しくな藍華」

 

これからが真の意味での始まり、偽りと真実の激突は近い…

 

 

 

 

 

 

オマケ

 

[クククククク、ナントカワレヲオサエコンダカ、シカシイツマデモツカナウルトラマンドモヨ…]

 




はい、どうも、うぷ主のギガストリウムです。今回はイッセーの駒王入学の話でした。さあてはてイッセーの中にある闇が少しずつ動き始めましたね。これからどうなるかはこれからのお楽しみに!
ということで待て!次回!


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第11話:大地[GAIAfastVictory]

駒王に入学したイッセー!そこで出会ったのは桐生藍華という少女だった!彼女から聞いた偽物の行いに対してイッセーのなかに存在する闇が蠢き出す!果たしてイッセーは自身の闇を押さえることが出来るのかぁー!

[♪オーブの祈り♪]


登場怪獣:べリアル融合獣 ストロング・ゴモラント!
            


次元の狭間

 

「…ん…此処は何処だ?」

 

ここに一人の男が目覚めた。その男は黒いコートに黒いパンツという出で立ちだが、その瞳には闇が渦巻いていた。

 

「私は確か、うぐ」

 

男は頭を押さえて蹲った。

 

「ぐっはぁはぁはぁ…、そうだ思い出した。私はギャラクシアンウォーズの時にジードと異次元の狭間に呑まれたのだったな」

 

そうこの男の名は伏井出ケイ、かつてウルトラマンジードと幾度にも渡り激闘を繰り広げたべリアルの腹心だった男だ!

 

「あれから、どれ程月日が経ったのだろうか…べリアル様はご無事であろうか…いや、べリアル様がウルトラ戦士共なぞに遅れをとるわけがないか…ん?」

 

ケイは、色々と巡察しているときにふと、ポケットに違和感を覚えた

 

「これは?!私のダークライザー!何故!確かあのときに」

 

~回想~

 

「ここまでだ!伏井出ケイ!お前のライザーはもう機能しない!」 

 

「ぐ、やるなぁ朝倉リク!しかし、忘れていないか?私の中にはウルトラカプセルを研究して完成させた怪獣カプセルのオリジナルが有るのを!」

 

「!?まさか!」

 

「見せてやろう!私が産み出した最強の融合獣を!」

 

「止めろ~!」

 

ストルム星人の姿になっていたケイにタックルを仕掛けるジード、それにより二人は次元の狭間へと堕ちていった

 

~回想終了~

 

「リクの奴めなかなかに味な真似をしてくれる」

 

と何処か楽しげに言葉を紡いだ

 

「しかし、ライザーがあるならばやることはひとつだな、ふん!」

 

その瞬間ケイの回りが闇に呑まれた。そしてカプセルを構えるとカプセルのサイドにある突起をスライドさせた

 

「ゴモラ!」-ギュウアアアン!-

 

「タイラント!」-グルルアアアアア!-

 

「此でエンド…いや、まだ始まったばかりだなならこれからが本番だ!」  

 

ケイは装填ナックルにカプセルを二つとも装填した

 

「はぁ!」  

 

《フュージョンライズ!ゴモラ!タイラント!》

 

《ウルトラマンべリアル!ストロング・ゴモラント!》

 

-ギュガアアアアアアアン!-

 

闇が晴れるとケイの姿はかつてウルトラ六兄弟を苦しめた最強の怪獣タイラントとウルトラマンを苦戦させあるレイオニクスの青年の相棒でもあった怪獣ゴモラの姿が混ざりあったような魔物がそこはいた!

 

「さてと、手始めにここから脱出するとしようか、はぁ!」

 

ケイはそう言うと次元の壁に拳を叩き込んだ!すると壁はまるで柔らかい膜のように一撃で破れてしまったのだ!

 

「さぁ、今いくぞ!地球よ!」

 

-ギュガアアアアアアアン!-

 

ストロング・ゴモラントの雄叫びが狭間に響き渡る…

 

一方地球駒王学園では

 

「え~と、皆その質問多くない?」

 

イッセーがクラスメイト達に質問攻めに合っていた。

 

「だって、八雲君凄い格好いいし!どんな人なのとか気になるじゃん!」

 

とクラスメイトの女子が言うと、

 

「俺たちとしては八雲って前は何処の学校に居たのかとかが聞きたいだけなんだけどな、あと好きなものとかさ?」

 

「わ、分かったから質問は一人一個にしてくれ!頼むよ! 」

 

そんな感じで現在イッセーはくたくたになっていた。

 

「はぁ、やっぱり学校ってしんどいなぁ~」

 

【まぁ、そういうな相棒、今まで出来なかったのだから存分に楽しめば良いんだ】

 

[ドライグの言う通りだぞイッセー、君はまた若いんだから今の内に人生を楽しまなければ損というもんだぞ?]

 

「…そうだよな…うっし!うじうじ考えるのやめ!」

 

「なぁにを考えるのを止めたのかなぁ?イッセー?」

 

「?!わぁ!」

 

イッセーは盛大に椅子から転げ堕ちた。

 

「イッタタタタ、藍華、お前なぁいきなり声を掛けるなよビックリするだろ?」

 

「アハハハハ!ごめん!ごめんそんなに驚くとは思わなくてさ、ふふふ」

 

藍華は少しイッセーの反応がツボに入ったのか笑いが収まらなかった。

 

「たく、それでどうしたんだよ?いきなり声かけてきて?」

 

「ん?あぁ、そうだった、イッセーが良かったらさ今度一緒に遊びに行かない?」

 

「…へ?おれ?」

 

「あんた以外に誰がいるのよ(@ ̄□ ̄@;)!!」

 

「ぇっと、それってさその、え~と、で、デートってこと?」

 

「は?…あ、え、とそのごめん!」

 

脱兎の如く走っていこうとした藍華だったが、ツルン!という効果音でも付きそうな勢いで転けそうになった。

 

「ひゃぁ!」

 

「あぶねぇ!」

 

なんとかイッセーが間に合い受け止めることが出来たがその体制が問題だった…

 

「あ、そのいま退くから!」

 

そう!イッセーが藍華を押し倒したような状態なのだ~!

これイッセーピーンチ!さぁどうするイッセー!

 

「…つに」

 

「へ?」

 

「別にイッセーなら良いわよ」

 

顔を赤らめながら藍華はそう呟いた。それにイッセーは固まってしまい、 

 

「ぇっと、それってさ、え?マジで?」

 

「~~//言わすなばか!」

 

そう言うと二人の距離が縮まっていく、

 

「え、でもその俺」

 

二人の影が重なる位の距離になった瞬間!ドッカーン!

 

「「!?」」

 

二人がその爆音のした方に目を向けるとそこには、

 

-グルルアアアアア!-

 

雄叫びを上げるストロング・ゴモラントが居た!

 

「あれは、(あれはべリアル融合獣!なぜ此処に!)」

 

「か、怪獣!またなんで!?」

 

「藍華君は逃げろ!」

 

「そんな!あんたはどうすんのよ!」

 

「俺は他に逃げ遅れた人がいないか見てくる。大丈夫!誰もいなかったらすぐに皆の所に行くから♪」

 

「…分かったでも必ず帰ってきなさいよ!」

 

そう藍華は叫ぶと学園内にあるシェルターに向かった。

 

「何者か知らねぇけど!学園には指一本触れさせねぇ!」

 

イッセーはオーブリングを取り出すと構えた。

 

「ウルトラマンさん!」

 

《ウルトラマン!》-シュア!-

 

「ティガさん!」

 

《ウルトラマンティガ!》-チィア!-

 

「光の力!お借りします!」

 

《フュージョンアップ!》

 

-シュア!チィア!-

 

《ウルトラマンオーブ!スペシウムゼペリオン!》

 

ドドーン!大地を揺るがしてオーブが姿を現した!

 

「ん?ほう…オーブか」

 

ケイはオーブが姿を現したのを嬉しげに呟いた。

 

「《俺はオーブ、闇を照らし!悪を討つ!》」

 

そう名乗りを上げるとオーブはファイティングポーズとるとストロング・ゴモラントに向かっていった!

 

「《ウオオオオラアア!》」

 

オーブは渾身の力を込めてゴモラントを殴り付けた!しかし!

 

「ふふふ、なかなかにいい一撃だったよオーブ」

 

「《ジュ!?》」

 

そうストロング・ゴモラントはオーブの一撃を耐えたのだ!それにオーブ(イッセー)は驚愕の表情を見せた。

 

「効いてないのか!?」

 

「いや、良い一撃ではあったさオーブ」

 

「お前は何者だ!」

 

「自己紹介がまだだったね?私の名前はストルム星人ケイ地球での名前は伏井出ケイと言う者だ」

 

《なに!馬鹿な!お前はジードと一緒に次元の狭間に消えたはずだ!》

 

「クレナイ・ガイかそうだ私はあの時リクと共に狭間に堕ちたしかし、私はその狭間で目を覚ましたのさ」

 

「なぜ!いまになって地球に現れた!それに町を破壊する理由は何だ!」

 

「ふ、まだ青いな新たなるオーブよ、簡単な事だよ我が主べリアル様の再臨に必要なエネルギーを集めるためさ」

 

「なに!どう言うことだ!」

 

「私は、スペースビーストの特性を研究して奴等のもつ人間や有機生命体の恐怖心を餌にする特性を利用してべリアル様のエネルギー源にしようと考えたのだ」

 

「それで人々に恐怖心を植え付けるためにこんなことを!」

 

イッセーの心に怒りの感情が露になった。その時!

 

ドカーン!という爆発音共にイッセーの背中が爆発した。

 

「ぐあぁ!」

 

それにはケイも驚きの表情を見せた。

 

「何だ!?」

 

イッセーとケイがそちらを見ると何と!あの大馬鹿無能姫と偽物がイッセーを攻撃したのだ!

 

「部長!やりましたよ!あいつの背中に当たりました!」

 

「流石は私の清雅だわ!このまま続けるわよ!」

 

それに対してイッセーのなかで黒い感情が溢れようとした。

 

「ぐ!ぐあぁ!く、止めろ!出てくるな!」

 

(おいおい、そんな邪険にするなよぉ、俺はお前でもあるんだぜ、だから今のお前の気持ちはよぉく分かるぜぇ?あいつらを今すぐに消してやりたいんだろ?ならよぉ、我慢せずにやっちまえよ!そうすれば気分も晴れるぜぇ?)

 

「うるせぇ!俺はもう復讐だけには生きない!絶対に!」

 

(は!いつまで俺を押さえられるかなぁ?)

 

闇がイッセーを呑み込もうとしたとき、

 

「俺の倅に何しやがる!」

 

そう声が聞こえたかと思うとイッセーは体の倦怠感が消えたのに気づくと、ケイから距離を離した。その時!

 

フォロロン…という音と共にオーブリングから二枚のカードが現れた。

 

「これは!」

 

イッセーの手元に現れたカードにはかつて人類を破滅に追い込もうとした存在に敢然と立ち向かった大地の光を宿した光の戦士ウルトラマンガイアと地底の人々の希望であり二度に渡り蘇った闇の存在を銀河の覇者と呼ばれたウルトラマンと共に打ち倒した光の戦士ウルトラマンビクトリーのフュージョンカードだった!

 

「ガイアさん、ビクトリーさんお力をお借りします!ふん!」

 

そしてオーブリングを自身の前につき出すと、イッセーの周囲はまるで地球の中心のような赤い空間になりイッセーはそこに立っていた。そしてイッセーカードをオーブリングに翳していった!

 

「ガイアさん!」

 

《ウルトラマンガイア!》-デュア!-

 

「ビクトリーさん!」

 

《ウルトラマンビクトリー!》-…シィア-

 

「大地の光の力!お借りします!」

 

イッセーが天にオーブリングを掲げオーブリングを展開する!

 

《フュージョンアップ!》

 

-デュア!…シィア!-

 

《ウルトラマンオーブ!フォトンビクトリウム!》

 

そして、今駒王の大地に二人の大地の光の戦士の力を受け継いだオーブが降り立つ

 

-ドカーン!-

 

「《俺はオーブ!闇を砕いて!光を照らす!》」

 

今此処にウルトラマンオーブフォトンビクトリウムが姿を現した!

 

 

 

 

次回予告

 

新たなる姿に進化したオーブ!その名もフォトンビクトリウム! 

ガイアとビクトリーの力を受け継いだオーブの猛攻がストロング・ゴモラントに炸裂する!

この戦いの結末は!?

 

次回「幻想に舞い降りし光闇の朱き龍帝」《激突!》

 

次回も楽しんでいってくれよな!




はい!どうも!うぷ主のギガストリウムです!
今回はイッセーのことに関することとオーブの新しいフュージョンアップの少しだけ登場させました。
次回は今回の続きを予定していますのでそれまでのんびりお待ちください、
では!待って次回!


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第十二話:「激突」

突如として復活した伏井出ケイ!彼は怪獣カプセルを使用しストロング・ゴモラントに変身した~!
それに対してイッセーは闇に心を呑まれようとしたとき謎の声により救い出され、新たなるフュージョンカードを手に入れオーブの更なる力を解放した~!
その名も!ウルトラマンオーブフォトンビクトリウム!
ガイアとビクトリーの力を受け継いで今ケイとイッセーの戦いが激化する~!


駒王町駒王学園

 

「《俺の名はオーブ!闇を砕いて!光を照らす!》」

 

そう言うとイッセーはケイが変身した姿のストロング・ゴモラントに突進した!

 

「ふ!面白い!この場面で新たなる進化か!良いだろう、見せてみろ!オーブの力を!」

 

「往くぞ!」

 

オーブが巨大化した拳でゴモラントに攻撃を叩き込んだ!

 

「ぐっ!さっきまでと全くパワーが違う!」

 

イッセーが拳を叩き込んだ瞬間とてつもない轟音と共にゴモラントは後方に吹き飛んだのだ!

 

「未だ未だぁ!オラァ!」

 

-ドガン!ガキン!-

 

「く!とてつもない一撃だな!しかし!こちらもまだ本気を出した訳ではないぞ!くらぇ!」

 

ケイがそう言うと、ゴモラントの口から稲妻が迸り始めそこからゴモラント最強の業が放たれる!  

 

「爆裂超震動波!」

 

-キュアアアア!ゴガアアア!-

 

周囲の物を吹き飛ばしながらイッセーに破壊の光弾が向かっていく!

 

「ここで避けたら学園に当たっちまう!なら!」

 

イッセーは両腕を交差させてゴモラントからの攻撃を防ごうとした!

 

「まさか!腕だけで防ごうというのか!面白い!面白いぞ!若きウルトラマンよ!勝負だ!」

 

「来い!」

 

ドガガガガガ!遂にイッセーに攻撃が激突した!しかし!

何とイッセーは足を踏ん張らせながらそれを防いだのだ!

 

「ぬぅ!だがまだだぞ!こちらも全力で応えよう!」

 

「ウオオオオァァァ!」

 

周りが一瞬光に包まれると、音が消え何が起きているのか人々には分からない状況になっていた。

 

「う、ウルトラマン?」

 

人々がウルトラマンの安否を心配した瞬間!

 

ドッカーン!大地を揺るがしてオーブが大地に立ち上がった!

 

「耐えきったぜ!伏井出ケイ!」

 

「まさか、防がれるとはな…、ふふふふ、フハハハハハハ!素晴らしい!いやはや、良い物が見れた。若きウルトラマンよ私は此で去るとしよう」

 

ケイはそう言うとゴモラントの翼を広げて大空に飛ぼうとした。しかし!

 

「まぁ、待てよ!」

 

イッセーの言葉と共にケイは地面に叩き付けられた!

 

「ぐあぁ!なにが?!」

 

「そっちだけ技をぶっぱなしといて此方のは受けないなんて道理は無いぜ!」

 

イッセーはそう言うとフォトンビクトリウム最強の技を放つ構えをとる!

 

「《ハァァ…、フン!》」

 

力を込めた拳を大地に叩きつけるとそのままの状態で疾走し始める!

 

「《ウオオオオラアア!》」

 

そして!その技の名を解き放つ!

 

「《フォトリウム!ナッコォ!》」

 

ゴモラントの腹部にその拳を叩き込んだ!その瞬間!ゴモラントは宙を回りながら大地に叩き付けられた!

 

-ドグシャーン!-

 

「ぐあぁ!ぐっ、く、何ていう威力だゴモラント以外で食らえば確実に殺られていたか、ふ、また会おう!ウルトラマンオーブ!」

 

ケイはそう言うと今度こそ翼を広げて大空に消えていった。

 

「勝ったのか?」

 

《あぁ、イッセー君の勝ちだ!》

 

「…、シュア!」

 

イッセーはそのまま空に飛びって消えていった。

 

数分後

 

「イッセー!イッセー何処なの!返事をしてぇ!」

 

藍華が瓦礫だらけの学園を歩きながらイッセーを探していた。

 

「何処に行ったの…、イッセー、私まだあんたに伝えたいことあるのよ?転校してきてそうそう死ぬんじゃないわよ?!」

 

「誰が!死ぬんだよ!」

 

藍華はその声に振り替えるとそこには制服が少しボロボロになってはいるが怪我も無い状態のイッセーが居た!

 

「イッセー?イッセー!」

 

そう叫ぶと藍華はイッセーに抱きついた。

 

「バカ!バカ!あんた死んだらどうすんのよ!」

 

「悪ぃ、こればっかりは性分だからさ誰かが困っていたりすると体が勝手に動いちまうんだよ」

 

「もう、心配させないでよ(涙)」

 

藍華の瞳から涙がこぼれる。しかし!ここで皆さん疑問があると思います!なぜ!桐生藍華はイッセーに好意を抱いているのかそれは次回の話で!今回はここまで!

 

ED

[♪ウルトラの奇蹟♪]

 

 

 

 

次回予告

 

藍華がなぜイッセーに好意を持っているのか?それについての話になるぜ!

 

次回幻想に舞い降りし光闇の朱き龍帝「出逢い(story)」

 

次回もお楽しみに!

 

 




はい!イッセーとケイの第一戦の決着でした!伏井出ケイはこれからも登場させる予定のキャラなので彼の活躍もお楽しみにしていてください!

では!また次回お会いしましょう!バイバイ!


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キャラ紹介!【12話までに登場したキャラ】(修正!)

はい!どうも!うぷ主のギガストリウムです!

「イッセーだ!」

今回はキャラ今までに登場した主なキャラ達の紹介と追加を解説していきます♪

「俺と藍華の話は少し先になるから楽しみに待っていてくれよな!」

では!どうぞ!


          キャラ紹介

 

八雲一誠

 

「この話の主人公であり、屑転生者により自分の居場所と家族、友人を奪われた悲しき過去を持つ青年、その後、はぐれ悪魔に襲われた際にオーブの光の力によりはぐれ悪魔を撃退し気絶しているときに幻想郷の賢者八雲紫とその友人西行寺幽々子に拾われて幻想郷に居場所を見つける。幻想郷に来た当初は誰も信じることが出来なくなっており、自分を拾ってくれた二人に対しても警戒心を剥き出しにしていたほどであったが、ある異変に遭遇した際に自分の居場所を幻想郷に見つける。それ以来紫を母、幽々子と藍を姉、橙のことを妹という風に思うようになり、今では大切な家族として守っていきたいと心の中に誓うほどである。」

 

性格

 

「性格としては、原作の熱血漢な所を少し押さえ目でどちらかと言うとスーパーロボット大戦のキョウスケ・ナンブに近い性格になっており、部の悪い賭けは嫌いではなく良くその事で恋人の藍や幼馴染みになる妖夢やアリスからは呆れられるほどであったりする。オーブであるガイと融合してからはガイの何処か飄々としていながら信念をけして無くすことのない性格もプラスされており、またガイとの融合の影響なのか昔はウルトラマン達のことを呼び捨てにしていたが今ではさん付けをして呼ぶようになっている。また親好を深めた人物達には友好的に接するが、敵対したものに対しては徹底的に好戦的になる。これには様々な要因があるが一番の要因はイッセーがある人物の血を引いているためである。(まぁ、イッセーが↑のような態度になるのは偽物と無能姫位ですが…)」

 

能力

 

赤龍帝の籠手「聖書の神が作り上げた神さえも葬る神滅具(ロンギヌス)と呼ばれる。聖具であり使用者の能力を十秒毎に倍にする能力を持つ」

 

禁手「赤龍帝の鎧(ブーステッドギアドラゴンスケイルメイル)赤龍帝の籠手のバランスブレイクで十秒毎という制約を取り払い瞬時に複数の倍加が可能になっており、これ以外にも自分の倍加した力を味方に譲渡する(transfer)や相手の攻撃などを全て受け流し使用者を守ることのできる透過などかなりのチート性能である。しかし現在イッセーが使えるのは倍加と譲渡の二つのみでありドライグの話によれば、まだイッセーが赤龍帝の真理に到達していないためだということらしい、それを差し引いても十分な強さを持つ」

 

ウルトラマンオーブ「言わずと知れた星剣の担い手であり、歴代ウルトラマン達の力を融合させて新たなる姿に変身することの出来るウルトラマン(うぷ主の考えているなかで最強のウルトラマン)である」

 

イッセーの心の中に存在する巨人「イッセーの心の奥底の玉座に座りイッセーのなかに存在する闇を監視する巨人であり、イッセーのことを倅と呼んだりなど謎の多い巨人である。しかしその姿はかつてウルトラの星に猛威を振るった最凶の戦士の姿に似ている…、主にイッセーの窮地にその力を使うことが多い」

 

イッセーの内に封印されし闇「ウルトラマンキング、ノア、レジェンドそしてゼロの四人により何とか封印された巨大な闇の存在、かつて幾度にも渡りノアやキングと激闘を繰り広げた存在であり、若き頃のキングが重症を負わされた程の強敵であり、一度はノアを圧倒する等の暴れっぷりである。(ここまで言ってしまえば正体わかっちゃうかなぁ?あとキングとのやり取りは主の想像です)今現在はイッセーの精神世界で復活の時を待ち続けている…、」

 

 

桐生藍華

 

「イッセーが学園に入学した際に再会した(…)茶髪三つ編み眼鏡の少女、何処か飄々としているが少しツンデレな所があるなど可愛らしい一面がある少女」

 

性格

 

「↑にも書いた通りでイッセーと幼い頃に出会っておりそのときにイッセーに一目惚れ、イッセーが居た痕跡が町から消えてしまったのに彼女だけはイッセーを覚えていた。そのため偽物の対しては警戒心を剥き出しにしており、偽物がイッセーに何かしたのではと疑っている。原作より思春期の少女らしく下ネタに対してはかなりの確率で(自分で言う以外だと)怯む等エロ眼鏡女子ではなくなっている。」

 

能力

 

龍の籠手(クリティカルトゥワイス)「原作ではジークフリードが使っていた聖具、しかしジークが使っていた物よりも強力な力を秘めており、何者かは分からないがドラゴンを宿している。ただ、彼女自身が護身術程度にしか体を鍛えていないので、禁手にはまだまだ程遠い」

 

禁手「まだ、至れはしないが至った場合はイッセーに負けず劣らずの力を発現できる。」

 

 

伏井出ケイ

 

「ウルトラマンジードで登場したウルトラマンべリアルに仕えている異星人ストルム星人、ウルトラの星から奪ったライザーを自身で研究し新たなるライザーを作成するなど頭脳の面でもかなりの才能の持ち主だが戦闘面ではジードであるリクを圧倒する等でかなりの強敵だった。(うぷ主の目から見ると、某ゲーム会社社長だろ?これというくらい神に似ていた原作時代)昔のはっちゃけを掘り返されるのは黒歴史になっている」

 

能力

 

ダークライザー「ウルトラの星から奪ったライザーをケイ自身が解析して生み出した。怪獣カプセル専用のライザー、ジードとゼロのライザーがウルトラカプセルを使うのに対して、怪獣カプセルのみしか使えないがその代わりほぼ全ての怪獣の力を扱える」

 

所持カプセル「ゴモラ、タイラント、レッドキング、ダークロプス、ギャラクトロン、ゼットン、キングジョー、エースキラー、エレキング」

 

 

兵藤清雅

 

「どうしようもない、ゲス、屑転生者この三拍子揃っている残念すぎる奴、やることなすこと全てが空回りしまくり現在手にできているヒロインは無能だけというレベル」

 

能力

 

黒邪龍の影装「使用者の想像した物を武具等を作り出すことができる。しかし!使用者が↑こんなのなんで実力もほぼ無いに等しいレベルであり、作れたとしても無銘の武具、ただ魔力を内包しているだけの魔剣位した作れない」

 

禁手「(黒邪龍の殲影装鎧)↑のものに多少プラスすることが追加された代物、見た目は黒紫色のアザゼルが使用したファフニールの禁手で翼が無くなって変わりに背中の部分にブースターエンジンのような物が付いており、両腕にスパロボのアルトアイゼンについているリボルビングバンカーが付いている感じ、能力に関しては作れる物の幅が増えている等以外特に変わりはない(能力の内容的にはfateのアーチャーの無限の剣製に近いがアーチャーとやり合えば瞬殺されるのがオチというお粗末なもの)」

 

性格「転生する前の人生では女性を取っ替えひっかえしていたゲスであり、こいつのせいで人生を滅茶苦茶にされた女性は数知れない、そのため神様も転生させるのは反対だったが死んだ時の理由が神様側のミスだったので仕方なく!転生させた。そのため性格はとことん自分のいいようにしか考えにない男であり女は自分の魅力を周囲に見せ付けるための付属品としか思っていない、しかし、転生してハーレムを作れると思っていたのがまさかの原作ヒロインズ(リアスを除いた)からは総すかんを受けており、性別が女性になった木場達からも嫌悪されることがある等、良いとこ無し!な男」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

とりあえず今回はこの四キャラをピックアップしました。

他のキャラはまたの機会に紹介を作らせて頂きます。

 

 

 




はい!どうも!うぷ主のギガストリウムです!
今回は少しキャラ達の紹介と追加した設定等の説明をさせていただきました。

またなにか分からないことなどがありましたらコメント欄に書いて頂ければ返せるときに返していこうと思いますのでどうぞ!どしどしコメントお待ちしております!
では!good-bye!


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外伝:出逢いの物語(藍華扁)

これはイッセーと藍華の出逢いの物語、本編で語られていない二人の逢瀬の物語…、


駒王学園校庭裏のベンチ

 

「なぁ、藍華」

 

「何よ?いきなりこんな状態の時に呼び出すなんて、あ♪もしかして♪告白♪やだそれならそうと言ってくれたらいいのに♪」

 

「…、俺と君は昔会ったことあるよな?」

 

「!?っど、どうしてそう思うの?」

 

イッセーと藍華はゴモラントの襲撃の後此処に来ており、イッセーは何故藍華が自分にここまで関わるのかを考えたときに昔出会った少女のことを思い出していた。その少女の容姿が藍華に瓜二つだったため藍華にこう質問したのだ、

 

「…、昔話を聞いてもらってもいいかな?イッセー…」

 

「…、あぁ、構わないよ」

 

今から語られるのはイッセーがまだ兵藤一誠だった頃の話である。

 

 

「まだ私が小さいときにお父さんの仕事の都合でこの町に越してきた時にね。私今みたいな性格じゃなくてすんごい引っ込み思案でさ、友達とかも作れなくて孤立してた時期があったんだ…、それでその時に一人で遊んでるのを見ていた近所の悪餓鬼が私のことを苛めてきてね。さっき言った性格だった私は良い的だったんだろうね。それでそいつらその事を良いことに段々エスカレートしていってさ、その、せ、性的な苛めをしてきたの、でもね、そんな私を助けてくれたのがイッセーにそっくりな男の子でさそのいじめっ子をぼこぼこにしてさそれで私のことを助けてくれたんだ、それからかなぁ?その子といつも一緒に行動するようになったのは」

 

藍華は静に自身の過去をイッセーに語り始めた。そして、

イッセーもまた自分の記憶を頼りに自分がまだ兵藤の姓を名乗っていたときに確かに近所の悪餓鬼に苛められていた少女を助けた記憶があった。

 

「(そうか、あのときのアイちゃんが藍華だったのか…、ハハハ、本当の意味での初恋の人のことを俺は忘れていたのかよ…、俺のバカ野郎)」

 

イッセーはかつて救った少女「アイちゃん」が今目の前にいる藍華なのだと気付いた。

 

「そんでさ、色々なことがあって私、その子のことが好きなんだなって気付いてさ、告白しようと思ったんだけど勇気が出なくてさ…、それから大体3ヶ月位経ったときにお父さんの仕事の都合でまた引っ越さなきゃいけなくなってさ、私勇気を出してその子に伝えようと思ったんだ、でも彼を前にすると急に怖くなって結局言えずにいて引っ越しの日になってお別れする時になった時に約束したんだ、「いつかまた会えたら言いたいことがあるから忘れないで」って」

 

「(あぁ、その約束のことよく覚えてるよ、でも俺は君の名前を忘れていた…、そんな俺に彼女の気持ちに答える資格なんて…)」

 

[ったく!なさけねぇなぁ!おい!小僧!]

 

「(!?誰だ!お前!何処から!)」

 

[んな!ことはどうでもいいんだよ!俺様が言いてぇのはいつまでウダウダ考えてんだってことだ!]

 

「(…でも、俺はアイちゃんのことを忘れてたんだぞ!そんな俺が彼女のことを愛していいのかって、何より俺には藍姉って言う大切な人がいるから…)」

 

[…ハァ、たくそんなことで悩むんじゃねぇよ( ̄O ̄)それでも俺の…、]

 

「(俺の?)」

 

[いや、何でもねぇただな、本当の意味で大切に思っているならちゃんと気持ちに答えてやるのが男ってもんだと俺様は思うがな?]

 

「(気持ちに答える…、)」

 

[あぁ、何よりお前は赤龍帝でウルトラマンなんだそんくらいの甲斐性を見せてみろ( ^∀^)]

 

「(あんた、なんで俺のことをそんなに気にかけてくれるんだ?)」

 

[なぁに、気にするな俺様の気紛れだ後はどうするかはお前次第だ、じゃあなイッセー]

 

「(あぁ、ありがとう誰か分からない人)」

 

[(…、イッセー後悔だけは絶対にするんじゃねぇぞ、俺みたいに何かを無くしてからじゃ遅せぇんだからな)]

 

「それで、色んな所に転校していってさ去年、この町に帰ってきてさいの一番に彼の所に行ったら知らない奴があの子の居場所にいて私訳が分からなくて、家に帰ってからずっと泣いてたんだ、それからあの子が居た痕跡が町から全部無くなっていて、アイツがあの子に何かしたんだって思ってからずっとアイツを監視してたんだ、そしたらあいつあの子に似た顔で色々な女の子に手を出そうとして全部空回りに終わっていってさ見てて笑えてくるのと同時に段々アイツを監視するのがアホらしくなってきて、今では一切関わらないようにしてるんだ、であの子が帰ってきたときのために私が彼を守れるようにってお父さんに頼んで鍛えてもらってたんだ」

 

藍華がそう言ったときにイッセーは藍華を後ろから抱き締めた。

 

「きゃ!ど、どうしたの?!イッセー!」

 

「…、ごめんな、藍華、いや、アイちゃん」

 

「え?いまなんて?」    

 

「アイちゃん、ごめんね、俺アイちゃんのことを忘れてあいつに復讐することだけしか考えて無かった。でも、アイちゃんの話を聞いて思い出した。こんな俺でもまだ君を好きになっていいのかな?」 

 

「いーくん…、いーくん!」

 

藍華はイッセーに振り返りそのまま抱きついた。

 

「いーくん!いーくん…、やっと、やっと会えた、ぐっ、ひっぐ、」

 

「アイちゃん」

 

イッセーは何も言わずに藍華を抱き締め返した。

 

「何処に行ってたの?!今まで何処に居たの?」

 

「うん、アイちゃんになら話しても大丈夫だと思うから全部話すね」

 

そしてイッセーは偽物に自分の居場所を友人を家族を奪われたこと幻想郷での日常などそして神が残した聖具についても藍華に話した。

 

「そ、そんなおばさんとおじさんがいーくんを忘れてアイツを息子だと思うなんて…」 

 

藍華は言葉をなくした。それもそのはずだ自分で育ててきたイッセーを忘れて偽物を自分達の子だと認識したことにも驚いたが、同時に偽物がイッセーの全てを奪ったことに怒りが溢れるほどの激情に駆られた。

 

「なんで、なんで!なんでいーくんがそんな理不尽な扱いを受けなくちゃいけないの!」

 

「アイちゃん、俺はもう気にしてないよ、今は紫母さん達がいるもの、だからもう今更母さんや父さんの元に戻ろうとは思ってないんだ」

 

イッセーは藍華を宥めた。

 

「でも!」

 

「良いんだよ、もうだからアイちゃんが気に病むことはないよ、それで、その、さっきの返事なんだけど…」

 

それを言われた藍華は…

 

「え、えっと、その、あぅ、ゎたしなんかで良かったら、結婚を前提で付き合ってください!」

 

かなりの動揺をしまくりながらも藍華はイッセーに約10年の歳月経ての告白だった。

 

「俺なんかで良かったら、お受けしますお姫様」

 

イッセーは恭しくお辞儀をした。(紫と神埼、幽々子の教育の賜物)

 

 

 

 

 

これにより、イッセーと藍華は結婚を前提で付き合うことになった!さあてこれからどうなることやら!そして、イッセーよ頑張れお前の女難の相はまだまだこれからだぞ~!待て!次回!

 

 

 

 




はい!どうも!うぷ主のギガストリウムです!

「はぁい♪いーくんの恋人の一人桐生藍華よ♪」

さて今回はイッセーと藍華の過去話と二人をくっつけました。

「結構、無理矢理の所があるわよねこれ」

自分でもそう思いますが、自分の文才ではここまでが限界です。申し訳ない!次回の話は日常扁を少し書いてからバトル扁に行くようにしていきたいと思っていますのでお楽しみにお待ちください!では!good-bye!


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第十三話:日常(Everyday )

はい!どうも!うぷ主のギガストリウムです!
今回はイッセーと藍華のラブラブ回と遂に登場!魔王サーゼクスという回になっております。

では!本編どうぞ!

OP【♪オーブの祈り♪】


ゴモラント(伏井出ケイ)の襲撃から二日後の駒王学園

 

ケイの襲撃から二日がたち学園の生徒達もいつもの日常に戻ってきていたが一つだけ何時もと違う光景がそこにはあった。

 

「はい!いーくんアーン♪」

 

「えっと、アイちゃん恥ずかしいからアーンは勘弁して(照)」

 

「えへへへ、照れてるいーくん可愛い( 〃▽〃)」

 

そう!イッセーと藍華のラブラブカップルが出来上がっていたのだ!お互いの気持ちを理解しあったためか、はたまた、離れ離れになっていた期間が長いためか分からないが周りが砂糖を吐いているのに全く気にしないようなピンク空間が出来てしまっているのだ!

 

「(う~、アイちゃん恥ずかしいから止めてって言ってるのに~)」

 

【ふふふ、相棒諦めろ?この子のお前に対する思いは間違いないものだ、それに決めたのだろこの子の気持ちに答えると】  

 

《その通りだぞイッセー、好きな子は最後まで守るのが男ってもんだろ?》

 

「(う~、二人もそう言うのなぁ…まぁアイちゃんと一緒にいられるのが嬉しいのは間違いないしな(照))」

 

「いーくん?どうしたの?」 

 

「ん?なんでもないよアイちゃん」

 

「そう?ならはいアーン♪」

 

「…(照)…アーン」

 

パクり、そんな擬音が鳴りそうな感じにイッセーは藍華が作ってきたお弁当を食べる。そしてゆっくり咀嚼してから飲み込んだ、

 

「!?」

 

「いーくん!?どうしたの!?」

 

「う…」

 

「う?」

 

「ウマーイ!」 

 

イッセーはあまりの美味しさに叫んでしまった。って言うかうるせぇよ!イッセー!

 

「本当!いーくん!」

 

「うん!本当に美味しいよアイちゃん!料理の腕また上がったんじゃないか?」 

 

「ふふふ、いーくんに食べてほしくて修行してきたからねお母さん頼んで教えてもらってたんだ♪」

 

ぬぅわんと!藍華はイッセーに手作りお弁当を食べてもらうために約10年間母親から手解きを受けていたのだァ!

 

「本当に美味しいよ、ありがとうアイちゃん!」

 

「えへへへ、いーくんにそう言って貰えると頑張った甲斐があったよ♪」  

 

「(あぁ、俺今物凄い幸せを感じてるぜ!ドライグ!ガイさん!)」

 

【《おぉ、良かったなぁ、良かった良かった(棒読み)》】

 

イッセーと藍華のラブラブっぷりに当てられて二人(一人と一匹?)は少し辟易していた。だがなにも言わないのは二人の関係を考えれば仕方ないことだと諦めているためだ、

 

《(しかし、あの時イッセーに激励の言葉を送った人物の声は間違いなくあの人の声だった。しかしあの人は今キング老師によって何処かに幽閉されているはず…!?まさか!その幽閉されているのがイッセーの精神世界か!だが、だとしたら何故キング老師はイッセーにあの人を封印したんだ?いや、キング老師のことだ何か理由が有るんだろう、いまはとにかく様子見に徹しよう)》

 

ガイが一人イッセーに励ましを送った人物について考えているとき、ドライグは別のことを考えていた。

 

【(あの時、イッセーを乗っ取ろうとした闇…確か昔何処かで…!?そうだ!あれは確かエルシャが赤龍帝の時だったか、エルシャの心の闇を利用しようと奴は現れたのだったな…だが、確かあの時彼が来てくれたお陰でエルシャを護ることが出来たのだったな。しかし因果なものだなかつてウルトラマンに救われた俺達が今度はウルトラマンの契約者と共に居るのだからな…エルシャ、ベルザード早く目を覚ませ…お前達の後輩はとんでもない逸材だぞ)】 

 

ドライグはかつての戦友達のことを思い耽っていた。

 

 

駒王学園旧校舎

 

「朱乃!何故邪魔したの!」

 

リアス(無能)が喚いていた。

 

「リアス!貴方こそ何故あのようなことをしたのですか!ウルトラマンは学園を守ってくれていたのに!」

 

「その通りです‼部長!ウルトラマンが居なかったら校舎は潰されていたかもしれないのに何故彼を攻撃したんですか!兵藤君もだ!」 

 

「で、でもよあれが本当にウルトラマンかまだ分からないじゃねぇか!」

 

「清雅の言う通りよ!貴女達こそ!何故あれがウルトラマンだと言えるの!」

 

「彼の行動を見れば一目瞭然でしょう!」

 

そう!朱乃の言う通りリアス達がオーブ(イッセー)を攻撃したことを問いただしていたのだ!しかし!リアス達は悪びれもせず自分達が行ったのは当然の行為だと主張していたのだ!ええ加減にせぇや!この無能と偽物共が!

 

「でもよ!朱乃さん!」

 

「兵藤君!私は貴方に名前で呼ぶことを許した覚えはありませんわよ!」    

 

「そ、そんな!同じオカ研の仲間じゃないですか!」

 

「朱乃!貴女清雅になんてこと言うの!」

 

「リアス!貴女もいい加減なさい!」

 

朱乃の叫びが部室に響くその時、フォン!部室の床に魔方陣が現れてそこからなんと! 

 

「朱乃君、落ち着きなさい」

 

落ち着きのある諏訪部ボイスと共に悪魔達を束ねる四大魔王の一人紅髪の魔王サーゼクス・ルシファーとその妻イリアリア・ルキフィグスだった。

 

「リアスそして兵藤清雅君、君達は何故ウルトラマンを攻撃したのだい?」

 

「お兄さままで!あれがウルトラマンだと言うのですか!」

 

「その通りです!魔王様!アイツが本当にウルトラマンなのか証拠も無いんですよ!」

 

「証拠なら私が持ってきた」

 

「!?」

 

その場に居た全員がサーゼクスに視線を向けた。

 

「サーゼクス様それは本当ですか!」

 

朱乃がそう言うとサーゼクスは朱乃に微笑みながら頷いた。

 

「あぁ、列記とした証拠を持ってきたよ。何せ彼の武器の一つを彼本人から預かっていたからね」

 

「ウルトラマンの武器?オーブと言えば星剣カリバーしか思い付きませんが?」

 

「そう、彼の武器の代表的な物はカリバーだしかし彼にはもうひとつの武器が有る。それがこれだ!」

 

サーゼクスが右手を前に翳すとサーゼクスの手に七色に輝く小さな小刀のような武器が現れた!

 

「これが彼の武器の一つその名を…オーブスラッシャーこれが封印から目覚めて今光耀いているのが証拠だよ」

 

なんと!サーゼクスが呼び寄せたのはオーブがギンガ、ビクトリー、エックスの力で変身したトリニティの武器オーブスラッシャーだったのだ!

 

「こ、これがオーブの武器の一つ…オーブスラッシャー…」

 

その場にいた全員がその輝きに見惚れていた。しかし、皆がそこで気付いた何故!サーゼクスがオーブの武器を持っているのかということに!それを理解していたのかサーゼクスはその事を話すのだった~!しかしその話はまたの機会に!では!待て!次回!

  

 

ED【♪ウルトラの奇蹟♪】

 

 

次~回!

 

よう!みんな俺だイッセーだ!次回の話はサーゼクスさんが何故ガイさんのオーブスラッシャーを持っていたのかについての説明回だぜ!しかし、そんな中でも闇は少しずつ蠢き続けていた!

 

次回幻想に舞い降りし光闇の朱き龍帝【オーブスラッシャー】

 

次回も見てくれよな!

 

 

 

 

 

 




はい!と言うことで今回はイッセーと藍華のラブラブ回とサーゼクスさんの登場回でした。次回は何故サーゼクスさんがオーブスラッシャーを持っていたのかについての説明回になります。

では!またの機会!good-bye!


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最凶の始動(Belial)

闇の盟主と最凶の戦士の会合のはずだったが!
戦士の心を例えるなら、「何故こうなった!」である。

では!本編どうぞ!


果てなか闇が広がる世界

 

この世界に一ヶ所だけ、赭く輝く場所があった。そこには誰かが座るためにある玉座があった。そこに黒と赭いラインを体に走らせた巨人が居た。

 

「たくっ世話の焼ける小僧だぜ、だがやはり血は争えないんだな…イッセーよぉ」

 

巨人は何処か寂しげに言葉を紡いだ、彼は一体何者なのかそれはまだ分かるのは先のこと、

 

「…おい!そこにいる奴!出てきやがれ!」

 

《ヤハリキヅイテイタカ、サスガハ最凶ノウルトラ戦士ダナ》

 

「てめぇは…なるほどてめぇの狙いはアイツか?」

 

《ソウダアノ子ヲ我ノ器トシテイタダキニキタ》

 

「ほう…俺様の前で良くその言葉が言えるなぁ、このアマ!」

 

《フ、コイ!ウルトラマン???!》

 

「は!てめぇこそ覚悟しやがれ!ルギエル!」

 

闇の盟主と最凶のウルトラ戦士の戦いが始まった!

 

 

一方その頃イッセーの精神世界の奥底

 

[ふん!あやつらめ随分と好き勝手に言ってくれる。この小僧は既に我の器としての下準備は整っていると言うのになぁ、ククククククク愚かよなぁ????精々足掻くがいい自身の大切な存在が闇に堕ち往くさまをなククククククク、くはははははははは!]

 

闇は嘲笑う自身の思惑通りにことが進んでいることにただ嘲笑う《わらう》

 

玉座の間

 

「ヴェアァ!」

 

《ハァァァ!》

 

巨人と闇の盟主の戦いは激化する一方であった。

 

「ふん!流石は闇の盟主様ってところか!ええ!ルギエルよぉ!」  

 

《フン!ソウイウ貴様モナ!最凶ノウルトラ戦士ヨ!ダガ解セヌ…貴様ホドノ戦士ガ何故イッセーノヨウナ聖具ヲ持チソシテ貴様ノ血筋ノ人間ダカラトイッテアマリニモ力ヲ貸スノカガ我ニハワカラン》

 

「あ?んなもん俺様の勝手だろうが?」

 

《イヤ、アノ子ニタイシテノ貴様ノ態度ハ明ラカカニタダ自身ノ血ヲ引イテル人間ヘノ態度デハナイ》

 

「…ハァ…あぁ、確かにな俺にとってアイツはもう一人の息子のようなもんだ、だからかもな、だからこそてめぇに俺の倅を渡すわけにはいかねぇのさ!」

 

《…フ、カワッタナ???ヨ、ドコカ人間臭クナッタヨウダナ、ダガ何故ダロウナ貴様ヲ見ルト羨マシク思ウ自分ガイルノガワカル》 

 

「あ?羨ましい?何故だ?」

 

《我ハカツテ自身ノ半身ト言ッテモ過言デハナイ存在ウルトラマンギンガニヨリ二度渡タリ破レタ、我ハソレガ何故ナノカ分カラナカッタ、ダガアノ青年ヲミテイテ我ノ中デ不思議ナ気持チガ生マレタノダ、ソシテ自身ノ中アルコノオモイト向キ合ッテミテワカッタノダ我ハアノ子ガ愛シイノダト、初メテ知ッタ、ダレカヲ愛スル心ヲ、我ハタダ全テノ生ケル者ノ時間ヲ止メラレレバソレデ良イト思ッテイタ。ダガアノ子ヲミテイテ我ノ心ハ高鳴リ、愛シイトイウ気持チガ収マラナクナルノダ、ソレ故ニアノ子ト共ニ居ラレルソナタガ羨マシイノダト…》

 

「…(ち、ちょっと待て!今コイツなんつった?!今のコイツの発言を聞く限りではコイツ!イッセーに惚れてねぇか!?た、確かにまぁ…倅が誰かに思われるのは悪い気はしないが…よりによってコイツかよ!)」

 

《タシカ人間達ノ間デハコウイウノダッタカ?オ父様イッセーヲ我ニクダサイ(m(。_。)m)》

 

まさかの!カミングアウト!ぬぅわんと!闇の盟主の正体はかつてウルトラマンギンガと激闘を繰り広げたダークルギエルだったのだ!しかァし!それだけに留まらずなんと!ルギエルはイッセーとの婚姻を戦士に認めて貰いに来たのだ!そしてそれを言われた戦士はと言うと…、

 

( ・◇・)?(・・;)(;´д`)(゜〇゜;)?????

 

滅茶苦茶混乱していた!

 

《ソレデ、ソノ返答ハ?》

 

恥ずかしげに身を捩らせ、戦士の返答を待つルギエル対して戦士は…

 

「…(待て!待て!確かにイッセーはドライグを宿したことで異性からモテるがな!?イヤ、親として子供が好かれるのは悪い気はしないがな!何でコイツまで落としてるんだイッセーェェ!)」

 

返答しようにも混乱しまくっていたため返答出来ずにいた。 

 

《?オ父様?》

 

「…ハ!何だ?!」

 

《ア、イヤ、ソノ、返答ハ?》

 

「…」

 

戦士は少し考えた。確かにルギエルは闇の盟主と言われるほどの存在だが、自分がイッセーにより変わったのだからルギエルもイッセーと関わっていくうちに変わっていくのではと考えていた。そして戦士の答えは!

 

「…はぁぁ、わかったイッセーと婚約は認める」 

 

《(パァ!)マコトカ!?本当ニ良イノカ?!》

 

「だあああ!よるな!認めると言ってるんだから離れろ!」

 

ルギエルは戦士に猛烈な勢いで近づいて生きたので戦士はたじたじになりながらイッセーとの婚約を認めるのであった!さてはてイッセーの女難はヤハリ前途多難なものになりそうだァ!頑張れ!イッセー!挫けるなよ!

待て!次回!




はい!どうも!うぷ主のギガストリウムです! 
今回は今まで正体不明だった闇の盟主の正体が判明!
それはダークルギエルさんでした(それも女性)
ルギエルさんがイッセーに惚れた理由は本文にも書いた通りイッセーを監視し続ける内に惚れたと言うと所です。
では次回はサーゼクスの説明回ですのでそれまでお待ちください♪では!good-bye!


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第十四話:光剣《オーブスラッシャー》

オーブの武器の一つオーブスラッシャーを持って姿を現したサーゼクス・ルシファー!彼の口からは何が語られるのか!


駒王学園旧校舎オカ研部室

 

此処に今悪魔の魔王サーゼクス・ルシファーが訪れていた。

 

「これが彼の…ウルトラマンオーブのもう一つの武器オーブスラッシャーだ!」

 

サーゼクスの右手には光輝く小さな小刀のような武器があった。

 

「そ、それがウルトラマンオーブのもう一つの武器…」

 

「…綺麗です」

 

「えぇ、それにとても暖かいものを感じますわ」

 

朱乃達がそう言ってそれに見惚れているとその横で

 

「ぐ、お、お兄さまそれは何なんですか!?さっきからずっと耳鳴りが!」

 

「ま、魔王様それを早く退かしてくだ、さい…」

 

何故かリアス達はスラッシャーから放たれる波動に苦しんでいた。

 

「…分かった」

 

サーゼクスがスラッシャーを懐に仕舞うと波動が少しだが弱めることが出来たので、リアス達も少しましにはなったようだ、

 

「あ、ありがとうございます。お兄さま」

 

「あぁ、気にするなリアス」

 

此処で皆さんお気付きだろうか?リアスに対するサーゼクスの対応が余りにも妹に対する接し方ではないことに!これには様々な訳があるのだがまぁ、その辺は気にしないで行きましょう♪

 

「さて、そろそろ何故僕がこれを持っているのかについて話そうか」

 

「お願いします。サーゼクス様」

 

朱乃がそう言うとサーゼクスはゆっくりと言葉を紡いだ、

 

「あれは確か…丁度ギャラクシアンウォーズの時かな?イリアリア?」

 

「そうですね。確かにギャラクシアンウォーズのときでしたね…彼と私達が出会ったのは…」

 

「そうあれは約40年前のことだよ…」

 

-回想-

 

僕とイリアリアそして彼女の姉のグレイフィアは旧魔王派に追われて冥界の外れにある魔物の森に逃げ込んだんだ、

 

「ハァハァハァ!イリアリア!グレイフィア!もう少しで森の入り口だ!」

 

「ハァハァハァ!イリアリア!大丈夫!」 

 

「ハァハァハァ!私は大丈夫ですわお姉様!それよりも早く森に!」

 

そして僕たちはなんとか森の中に逃げることが出来たんだが、奴等は裏切り者と判断した二人と次期魔王に選ばれた僕を抹殺するために森ごと焼き払おうとしたんだ

 

「く、奴等僕達を森ごと焼き払う気か!」

 

「サーゼクス!」

 

「イリアリア!しっかりしなさい貴女はサーゼクスの妻であり、そのお腹の中には次の世代を担う子が居るのよ!貴女がしっかりしなくてどうするの!」

 

「お姉様…ごめんなさい…私(涙)」

 

「大丈夫よ貴方達は私が守るから」 

 

「グレイフィア!何をする気だ!」

 

「サーゼクス、妹のことお願いねあの子そそかっしい所あるから貴方がリードしてあげてね。それじゃあ」

 

この時僕はグレイフィアが自身を囮にして僕達を逃がそうとしていることに気付いたんだ

 

「グレイフィア!駄目だ!」

 

その時だよいきなり大地が揺れたかと思うと地面から巨大な大蛇が現れたんだ

 

「な!なんだあれは!」

 

「いきなり現れたぞ!」

 

「何でも構わん!とっとと始末してしまえ!」

 

旧魔王派の奴等はそいつに攻撃し始めたんだ、でも、ヤツには一切の魔法による攻撃が通じなかったんだ

 

「ば、馬鹿な!何故だ!我らは選ばれた悪魔なのだぞ!」

 

「む、無理だ!俺は死にたくない!ひぃっ!」 

 

「お、おい!待て!何処に行く!」

 

だが、奴等は攻撃が効かないと分かると逃げようとしたんだ、だが奴は大蛇は逃がそうとしなかった。

 

-グゴアアアアアアアア!ブオアアアアアア!-

 

奴の口から放たれた光線によって旧魔王派の者達は全て消滅したしまったんだ、そして奴は僕達に気付いて此方に攻撃しようとしてきたときに彼が現れたんだ

 

-ギュアアアアアアン!ブオアアアアアア!-

 

「もう駄目か…」

 

"諦めるんじゃない!"

 

「え?」

 

《ウオオオオラァ!》

 

-グギャアアアアアン!-

 

そう彼がウルトラマンオーブがそこに現れたんだ、

 

《ドオリャアアア!》

 

オーブが大蛇の尻尾を掴んで投げ飛ばす!

 

-グルルアアアア!-

 

大蛇は投げ飛ばされたことに怒りを露にした。

 

《ジュア!ハァァァ!オーブスプリームカリバー!》

 

オーブは一撃必殺のオーブスプリームカリバーを放ったが、大蛇は障壁を生み出しカリバーを防いでしまった!

 

《何!その力は!ゼットンの!》

 

-お、オーブ…オーブゥゥゥゥ!-

 

大蛇の雄叫びが辺りに木霊した。

 

《そうか、お前は昔俺が倒したマガタノオロチか…なら!シュア!》

 

オーブが光に包まれるとオーブの姿が変わる。

 

《俺はオーブトリニティ、三つの光と絆を結び今!立ち上がる!》

 

彼は三人のウルトラマンの力を合わせた姿トリニティに変身して、奴にマガタノオロチに向かっていったんだ、

 

《ハァァァ!ディアァァァ!》

 

-グ、グオガアアアアアアアア!オ、オーブゥゥゥゥ!憎い!貴様が憎いィィィ!-

 

《憎しみの塊か…ならこれで終わりだ!トリニティウム!シュートォォ!》

 

オーブはスラッシャーのグリップを二撫でして両手でVの字を描きスラッシャーを前面に押し出し必殺の光線を放った!

 

《ハァァァ!》

 

-グ、グオガアアアアアアアア!オーブゥゥゥゥ!憎い!貴様だけは!我が手で!葬るゥゥゥゥ!-

 

《ぐ、押し返される!》

 

なんと!マガタノオロチはオーブのトリニティウムシュートを押し返していたのだ!

 

-オーブゥゥゥゥ!-

 

マガタノオロチにはオーブを倒す以外の思考がないためかオーブに対する耐性のような物が付いたのだろう、それによりオーブの技にも耐え、押し返すだけの力を得たのだろう!

 

《まだまだァァ!トリニティウム!ブレェェイク!》

 

今度はスラッシャーのグリップを一撫でして両手を交差させてスラッシャーによる斬撃トリニティウムブレイクを放つ!

 

-ガアァァ!この程度ォォ!貴様を葬るゥゥゥゥ!-

 

《!?これもダメか!》

 

「不味い!彼の技が全く効いていない!」

 

「ウルトラマンの技が効かないなんて…なんて頑丈さなの…」

 

「…いえ、お姉様違いますわ…あの怪獣は執念だけでウルトラマンの力に勝っているのですわ!」

 

「な!?まさか…だがそれなら合点がいく…それならば!」

 

サーゼクスは飛び上がりながらマガタノオロチの後方に回り込み滅びの魔力を解放した。

 

「ハァァァ…ぐっやはりまだ完全に扱えるわけではないからかなり辛いな、だがウルトラマン、君のお陰で僕は諦めないですんだんだ、だから今助けるぞ!」

 

そう言いサーゼクスは魔力による砲撃をマガタノオロチに叩き込んだ

 

-!?グオガアアアアアアアア!ギュアアアアアアン!-

 

「今だ!ウルトラマン!」

 

《!よし!ハァァァ!トリニティウム!光ォォ輪ンン!》

 

スラッシャーのグリップを三回撫でグリップ部にある突起を押し込むと刃が展開され両手腕を振り込むと空中に巨大な光の刃が出現しそれをマガタノオロチに向けて放った

 

《ウオオオオラァ!》

 

-?!グルルアアアア!オーブゥゥゥゥ!-

 

マガタノオロチがこれを迎撃しようとしたが、防ぎきれずにそのまま直撃しマガタノオロチを真っ二つに切り裂いた!

 

-グルルアアアア!オーブゥゥゥゥ!…ガァ-

 

ドッカーン!大爆発と共にマガタノオロチは爆散した。

 

「や、やったのか?」

 

オーブはサーゼクスに向き直ると光に包まれると、

 

「さっきは助かった。ありがとう」

 

「君がさっきのウルトラマンなのか?」

 

「あぁ、俺の名は紅凱《クレナイ・ガイ》またの名をウルトラマンオーブだ」

 

これが僕達とガイの出逢いだった。

 

「ガイ君には本当に助けられた。お礼がしたいんだ、何か僕で出来ることがあれば言って欲しい」

 

「ん~特には…イヤ、そうだこれを預かって欲しい」

 

そう言うとガイの手が光るとそこにはさっきまで合点がガイが使っていたオーブスラッシャーが握られていた。

 

「!これ僕に?」

 

「あぁ、いずれ大きなことが起きるそのためにも力を後々のことを考えての保険として預かって欲しいんだ、頼むサーゼクス」

 

「…分かった君の信頼に答えるためにもきちんと預からせてもらうよ」

 

「頼んだぜ?サーゼクス」

 

-回想終了-

 

「それから2週間後にギャラクシアンウォーズが起きてガイとはそれ以来会えていなかったんだ、だが彼は帰ってきただからこれに施した封印が解けたのが彼が本物のウルトラマンオーブである証拠だよ。リアス分かったかい?」

 

「…お兄さまがそういわれるのでしたら信じます。」

 

「!?部長!良いんですか!幾ら魔王様とは言え実物を見たわけでもないのにあれを本物と断定するのは…」

 

「ほう?では兵藤君、君はサーゼクスが嘘を付いていると言いたいのですね?」

 

「え?イヤ、そう言うわけではなくて」

 

「まぁ、いいですわ、リアス眷族はきちんと教育しなくてはいけませんよ♪」

 

「は、はい!申し訳ありませんお義姉様」

 

リアスはひどく怯えた様子でイリアリアに返事をした。

 

「さて、私はこれから冥界に戻ってウルトラマンが帰ってきたことを他の魔王達に伝えなくてはいけないのでね。これで失礼するよ。では諸君またいずれ」

 

「はい、サーゼクス様ご足労頂きありがとうございました」

 

(* ̄∇ ̄)ノ

 

サーゼクスはにこやかに朱乃達に手を振りながら魔方陣に入り冥界に妻と共に帰っていった。

 

「リアス、サーゼクス様がああいっているのですから間違いありませんわよ?」

 

「わかってるわよ!あれはウルトラマンよ!それでいいのでしょ!」

 

リアスはヒステリック気味に叫ぶと部室のソファーに座ると不貞腐れ始めた。

 

 

サーゼクスの口から知らされた真実、これにより悪魔側はウルトラマンに一切の攻撃をしなくなった。しかし、この無能と偽物何を仕出かすか分からないのでこれからが心配だぞ!負けるなよ!イッセー!では!

待て!次回!




どうも!うぷ主のギガストリウムです‼
今回はサーゼクスが何故オーブスラッシャーを持っているのかについての説明とサーゼクスとガイの関係性についての話でした。

次回はまたバトル回を予定しておりますのでお待ちください♪では!good-bye!


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第十五話:暴君参上!(タイラント)

日常を謳歌するイッセー!
しかし闇の勢力の魔の手は未だに侵攻の手を緩めてはいなかった!どうする!イッセー!

【♪オーブの祈り♪】


駒王町外れの山奥

 

此処で現在かつてウルトラマン達に倒された怪獣達の怨念が集合し一つになろうとしていた。

 

-ニクイ!ウルトラマンガァ!ニクイィィィ!-

 

【くくく…手頃な駒になりそうだな?あの小僧を絶望に叩き込むのにな、ふん!】

 

-ニクイ!ウルトラマンガァ!ニクイィィィ!-

 

光が山を包む、そして光が晴れるとそこには!

 

-グオガアアアアアアアア!ギュアアアアアアン!-

 

かつてウルトラ六兄弟の内五兄弟を倒した最強の怪獣!暴君怪獣タイラント!

 

-グルルアアアア!ゴガアアアアアアン!-

 

【フフ…楽しみだ小僧お前の絶望に歪む顔を見るのがなぁ、くくくく…くははははははは!】

 

タイラントは町に向かい侵攻を始めた。

 

一方その頃イッセーは、

 

「いーくん!お待たせ!」

 

「大丈夫だよ、俺もさっき来たばかりだし(照)」

 

デートをしていた。

 

「えへへ、いーくん今日は何処行くの?」

 

「うん、この前ハヤタさんから映画のチケットを貰えてさ、それがこの前アイちゃんが見たいって言ってた映画のチケットだったから良ければ一緒に見たいなって思ってさ、駄目だったかな?」

 

「ううん!ありがとういーくん!すごい嬉しい!」

 

「ははは、よかったじゃあ映画まで少し時間あるから買い物でもしようか?」

 

「うん!早く行こう!」

 

イッセー達がデートを勤しんでいるときもタイラントは少しずつ町に近付いていた。

 

「はぁ…彼らの幸せを壊すのはやめて欲しいものだな?闇の存在よ…ふん!」

 

「ゴモラ」-グアアァン!-

 

「レッドキング」-キュアアアン!-

 

「これでエンドマークだ…フン!」

 

[フュージョンライズ!ゴモラ!レッドキング!ウルトラマンべリアル!]

 

その男、伏井出ケイの姿がウルトラマンべリアルの姿に変わると2体の怪獣をべリアルが飲み込みべリアルの姿が2体の特徴を合わせた姿の怪獣に変わる!

 

[スカルゴモラ!]

 

-グルルアアアア!ゴガアアアアアアン!-

 

スカルゴモラはタイラントに向かっていった。

 

「ふん…ここから先は通行止めだ!」  

 

-グオガアアアアアアアア!ギュアアアアアアン!-

 

(邪魔するなぁァァァ!)

 

「ぬ!?…普通のタイラントよりも力が強いな?!」

 

だが、スカルゴモラがタイラントに圧されていた。

 

「ぐ、だがまだ彼には色々と研究させてくれる要素があるのだ!それを摘まれてたまるか!」

 

しかし、スカルゴモラもやられてばかりではなく、武器の角や尻尾、拳でタイラントに対抗していく

 

「ふん!であああァ!」

 

だが!タイラントはまるで効いていないかのような様子でスカルゴモラを吹き飛ばした。

 

「グアアア!ぐっく…まさか此処までとは!く…ん?…!?くっカプセルが限界か仕方ない」

 

[フュージョンアウト!]

 

ケイはフュージョンライズを解除し戦線を離脱した。

 

「くっすいませんべリアル様」

 

ケイはまだ見ぬ主に謝罪を述べて、その場を撤退した。

 

-ニクイ!ウルトラマンガァ!ニンゲンガァ!コノセカイノスベテガニクイィィィ!-

 

その時イッセーもまた異変に気付いた!

 

「?!これは!」

 

「いーくん?どうしたの?」

 

「アイちゃん!今すぐに此処から離れるよ!」

 

「え!どうしたの?!いーくん!」

 

「怪獣が近づいてる!」

 

「?!分かった!」

 

そして二人はその場から走り出した!その時!ドッカーン!

 

-グオガアアアアアアアア!ギュアアアアアアン!ブオアアアアアア!-

 

タイラントがその姿を現した!

 

「あれは!タイラント!」  

 

「え!それってウルトラマンタロウに倒された怪獣でしょ!何でそいつが此処に!?」

 

「分からないでも…出てきたのなら…やるしかない!アイちゃんは隠れてて!」

 

「う、うん分かった!いーくん!無事に帰ってきて!」  

藍華が離れるとイッセーはオーブリングを取り出し自身の前に突き出す!

 

「ウルトラマンさん!」《ウルトラマン!》-シュア!-

 

「ティガさん!」《ウルトラマンティガ!》-チィア!-

 

「光の力!お借りします!」

 

《フュージョンアップ!》

 

-シュア!チィア!-

 

《ウルトラマンオーブ!スペシウムゼペリオン!》

 

-フォロロン…ドシーン!-

 

《「俺の名はオーブ、闇を照らし悪を討つ!」》

 

オーブとタイラントの戦いが開始された!

 

《ウオオオオラァ!ディアアア!》  

 

オーブの拳と蹴りがタイラントにヒットしていく…しかし!

 

-グオガアアアアアアアア!-

 

《!?グア!》

 

オーブの攻撃もまたタイラントには効いていなかった!

 

《く!このタイラントなんか変だ!》

 

[あぁ!明らかに頑丈すぎる!…!?まさか!]   

 

《ガイさんどうしたんだ?》

 

[かつて俺も自身が倒した怪獣と戦ったことがあるんだ、その時もそいつは俺の攻撃を執念だけで防いでいた。恐らく奴もその類いかもしれない]

 

《つまり、怪獣の怨念ってことか…》

 

-グオガアアアアアアアア!ギュアアアアアアン!-

 

『ウルトラマンンンンン!貴様らだけはァァァァ!』

  

《どうやら本当にそうみたいだな!》

 

[気を付けろイッセー!奴等は俺達ウルトラマンの攻撃に対して耐性のような物が付いてるようだからな!]

 

《分かったぜ!ガイさん!》

 

(相棒!ならばフォトンビクトリウムになれ!あれならパワーの面で奴と互角か有利以上に戦えるはずだ!)

 

《応!ふん!》

 

「ガイアさん!」《ウルトラマンガイア!》-デュア!-

 

「ビクトリーさん!」《ウルトラマンビクトリー…》-…シィア-

 

「大地の光の力、お借りします!」

 

《フュージョンアップ!》

 

-デュア!シィア!-

 

《ウルトラマンオーブ!フォトンビクトリウム!》

 

《ジュアア!》

 

-フォロロン…ドッカーン!-

 

大地を揺るがしながらフォトンビクトリウムが立ち上がった!

 

《俺はオーブフォトンビクトリウム!闇を砕き光を照らす!》

 

オーブはフォトンビクトリウムにタイプチェンジするとタイラントに接近戦を挑んだ!

 

《ハァァァ!ディアアア!ジュア!》

 

先程まで効いていなかった攻撃が徐々に効いてきはじめてきた!

 

《よし!このまま押し切る!》

 

-ギュアアアアアアン!-

 

《?!グア!何だ!何が…あれは!?》

 

なんと!そこには背中からメルバの翼を生やし、頭部にゴルザの発射口、下半身にゴモラの脚等が追加された姿に進化した姿になったタイラントが居た!

 

-グオガアアアアアアアア!ギュアアアアアアン!ブオアアアアアアン!-

 

《なんだ、あれ…》   

 

[本当に怨念の塊だな、あれはもはやタイラントではない]

 

(あぁ、あれはもはや別の怪獣だ名付けるならディザストオーガと言ったところか…) 

 

ディザストオーガ…災厄の鬼正しく的を射ている名前だろう

 

《まだだ…まだ…俺は戦えるぞ!》 

 

オーブは立ち上がりオーガに向かっていった。

 

《ディアアア!ジュア!シュア!》

 

だがオーガの頑強なボディにはオーブの拳も蹴りも効かない、

 

《馬鹿な…全く歯が立たないなんて…》

 

-グオガアアアアアアアア!キエロ!ウルトラマンンンンン!-

 

オーガの口から稲妻を迸らせるとそこから最大の一撃…紅蓮豪炎波を放った!

 

《!ぐああああああ!》

 

-ドッカーン!…ピコン…ピコン…ピコン…ピコン-

 

オーブはその一撃を受けてビルにぶつかりカラータイマーが点滅を開始し始めた。

 

《ぐ…ぐあ…くそ力が入らねぇ…》

 

-ウルトラマンンンンン!ケス!ケシサル!キエロォォォ!-

 

そして、追撃の一撃を受けてオーブのカラータイマーはその鼓動を止めた…

 

《あ、ぐあ、あ、アイ、ちゃん…》

 

-フューン…-

 

光と共にオーブが消滅した。それにより人々の顔から希望が消えた…

 

「う、嘘よ…いーくん約束したじゃない…必ず帰ってくるって…いーくん!?」

 

オーブが破れた!人々の希望は潰えてしまうのか!イッセー!お前はここで終わってしまうのか!待て!次回!

 

次~回!

 

オーガに破れた俺は不思議な所に居た、その時現実世界はオーガのより蹂躙されていく!俺はまだ、戦える!頼む力を貸してくれ!アグルさん!ヒカリさん!

 

次回!幻想に舞い降りし光闇の朱き龍帝「剣の騎士(ナイトリキデイター)」

 

次回も見てくれよな!




はい!どうも!うぷ主のギガストリウムです!
今回はオーブの初敗北をお送りしました。これによりイッセーは更なる力を開放することになりますので次回もおたのしみにお待ちください!では!good-bye!


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第十六話:剣の騎士(ナイトリキデイター)

ディザストオーガに破れたイッセー!失意にくれる藍華!
町には絶望が満ちつつある!イッセー立て!立つんだ!イッセー! 

【♪オーブの祈り♪】


駒王町市街地

 

今ここに災厄は姿を現した。人々の希望ウルトラマンは倒れ、今は居ない人々には絶望以外残っていなかった…、

 

-グオガアアアアアアアア!ギュアアアアアアン!-

 

オーガの雄叫びが町に響き渡る。人々にはもう何も残されていない、まるでそう言い表すかのように、

 

「いーくん…嘘だ、だって約束したんだもん…必ず帰ってくるって…いーくん」

 

藍華はイッセーを失った悲しみからただただ呆然としていた。しかし、その時藍華の中にはもうひとつの感情が鎌首を持ち上げた…

 

「ユルサナイ…アイツダケハユルスモンカ…ウワアアアアアアァァァァァァ!」

 

藍華の体からとてつもないオーラが吹き出した!

 

【ブラック・オブ・カオスドラゴン!バランスブレイカー!】

 

藍華の左腕に黒い龍の腕のような籠手が出現した。

 

「ァアアアアアア!」

 

そして藍華を漆黒の光が包む、光が晴れるとそこには黒いボディに紅のラインが走る赤龍帝の鎧に似ているライトアーマーを装備した藍華が立っていた。

 

「…」

  

フッ

 

藍華の姿が一瞬消える…そして!

  

-グギャアアアアアアァァァァ!?-

 

オーガの叫ぶ声が辺りに木霊した

 

人々がそちらに目を向けるとそこには漆黒の翼で宙に浮きその手にはオーガの翼が握られていた!

 

「…ふ…フフフフフ…アハハハハハハ!コワシテヤる!」

 

正気を失っているのが一目瞭然である。オーガが苦しみ悶えるのを本当に嬉しそうに嘲笑っている。

  

「フフフフフ…イークンヲ、ヨクモイークンヲ!カエセェェェェ!」

 

嘲笑っていたかと思うと今度は怒りに身を任せてオーガに突撃していく! 

 

-グオガアアアアアアアア!ギュアアアアアアン!ブオアアアアアア!-

 

オーガもやられた分を返すかの如く雄叫びを上げると藍華【?】に突撃していく、

 

その頃イッセーは…、

 

「う、ここは?何処だ?俺は確か…!?そうだ!怪獣は?!」

 

「まぁそう焦るなボウズ」

 

「?!誰だ!」

 

イッセーは声のした方に顔を向けるとそこには二人の男性が立っていた。

 

「警戒しないでくれ俺の名前は芹沢和也、こっちの彼が」

 

「藤宮博也だ、よろしくなガイの力を受け継いだ者」

 

イッセーの前に現れたのはかつてウルトラマンヒカリと一体となったcrewGuysの隊長芹沢和也と地球の海の光であるウルトラマンアグルと一体となり、一時は人類を滅ぼそうとしたが最終的にはウルトラマンガイアと共に根源的破滅招来体と戦った戦士藤宮博也だった…

 

「貴方達が、藤宮さんと芹沢隊長だったんですね。お二人の事はガイさんと一つになったときに知っていました。ウルトラマンヒカリさんとアグルさんと一つになった強い心の持ち主だと」  

 

「ふっ俺はどちらかと言うとヒカリに体をあげたというのが正しいかな」

 

「俺も最初は人類を滅ぼそうと考えていたしな、そこまで畏まられると逆にむず痒いから普通に接してくれ」  

 

「わ、わかりました(ガイさんの記憶で見たけど本当にそうなんだな(汗))」

 

「さて、何故君が此処に居るのかについて説明しようか」

 

芹沢がそういうとイッセーは姿勢を正して聞く姿勢になった。

 

「まず君はタイラントの突然変異であるあの怪獣確か君の中に居るドラゴンの付けた名前で呼ぶとするとディザストオーガだったな」

 

「やっぱり、俺はやつに負けたのか…」 

 

「あぁ、だが、死んだわけではない、此処は君の精神世界だからな」

 

「え!ここが俺の?」

 

イッセーはそう言うと周りを見回した。そこはまるで幻想郷の霧の湖に似ている場所だと思った。 

 

「綺麗な場所だ…でも何でだろう何処か見たことがる気がする…でも何処で?」

 

「今はそれは置いておこう、イッセー君まず現状の説明もしよう」  

 

芹沢がそう言うと空間が歪みそこに映像が映し出された。そこには!なんと!自分が歯が立たなかったオーガがたった一人の人物に袋叩きにされていたのだ、

 

「な!あの怪獣をあんな簡単に!?でもあれは…!?まさか!」

 

「やはり気付いたかイッセー、そうだあの人物はおのよく知る桐生藍華だ」

 

「!?何で…アイちゃんが…それにあれってセイクリッドギアだよな…なんか俺のバランスブレイクに似ている」

 

「恐らく、君が奴に倒されたのが引き金になって暴走に近い状態で覚醒したんだろう」

 

「じ、じゃあ!アイちゃんはもとからセイクリッドギア保持者だったってことですか!?」

 

「あぁ、それにあれはかなりの力を宿したドラゴンだな、恐らく君のセイクリッドギアと同等の力を有しているようだ」

 

藤宮がそう言うとイッセーは映像に視線を戻した。

 

「ガァァァァ!キエロォォォ!」

 

「アイちゃん…駄目だ!それ以上力を暴走させたらアイちゃんの体が!」

 

だが、イッセーの悲痛な叫びは藍華には届かない、

 

「カエセェェェェ!イークンヲ!カエセェェェェ!」

 

「アイちゃん…くそ!俺には何もできないのかよ!」

 

「…イッセー君」

 

「?芹沢さん?」

 

芹沢は藤宮に視線を向けると藤宮はそれに頷いた。

 

「イッセー君、君は彼女を助けたいんだね?」

 

「…はい、彼女を…アイちゃんを助けたいです。でも俺は今何も出来ない」

 

イッセーが悔しげにそう言うと芹沢は、

 

「そう早まるな、なんのために俺達が此処に居ると思っているんだい?」 

 

「?…!?まさか!」

 

「ふ…そうだ、俺達の…アグルとヒカリの力を君に渡すために俺達が此処に来たんだ」

 

「でも、それをしたらお二人が!」

 

「はは…心配はいらないよ」

 

「あぁ、力を渡すと言っても全てを渡すのではなく一部を君に託すと言うのが正しいな」

 

「だから、心配せずにいってきなさい…イッセー君」

 

「…芹沢さん、藤宮さんありがとうございます!お二人のお力お借りします!」

 

藤宮と芹沢はイッセーに頷くとそれぞれナイトブレスとアグレイターを取り出す。

 

-カッシュン!キュピピピ!キンキン!-

 

「アグルゥゥゥゥ!」

 

-カッシュン!キンキン!-

 

二人はそれぞれウルトラマンヒカリとアグルに変身する。

 

「イッセー、君の覚悟確かに見せてもらった。俺達の力を受け取ってほしい」

 

ヒカリがそう言うとアグルが、

 

「ただ、一つだけ覚えていてほしい、我々の力をどう使うかは君次第だが、けっして闇に心を呑まれないでほしい、それが我々がただ願うことだよ」

 

アグルとヒカリの言葉を胸にイッセーは大きく頷くと、オーブリングを自身の前に突き出した!

 

「アグルさん!」《ウルトラマンアグル!》-ディア!-

 

「ヒカリさん!」《ウルトラマンヒカリ!》-ムン!-

 

「鋭い奴頼みます!」《フュージョンアップ!》

 

-フォア!ムン!-

 

《ウルトラマン!オーブ!ナイトリキデイター!》

 

-フォア!-

 

光の渦の中から新たなる姿に進化したオーブが飛び立つ!

 

その頃藍華は…

 

「ハァハァハァハァ…マダ、イークンの仇ヲトルマデハっ倒れちゃダメ」

 

暴走に近いバランスブレイカーだったためそれが今になって反動が体に表れたのだ、

 

-グオガアアアアアアアア!ギュアアアアアアン!ブオアアアアアア!-

 

そんな藍華の元に今まで袋叩きにされていたオーガが近付く、

 

「クッ…ウゴイテ!ワタシノカラダ!アイツダケハ絶対ニ私ガ」

 

だが、遂に限界が訪れ倒れこむ藍華…

 

「(あぁ、やっぱり私ってダメだなぁ、折角いーくんに会えたのにこんな形でお別れすることになるなんて、会いたいなぁもう一回だけでいいからいーくんに)」

 

-グギャアアアアアアァァァァ!グオガアアアアアアアア!

 

オーガはその巨大な拳で藍華を潰すために拳を突き出した!その時!

 

-キュイン!-

 

-グギャアアアアアアァァァァ!-

 

オーガの悲鳴が町に響き渡る

 

何時までも衝撃が来ないことに不思議に思った藍華は動かすのも辛いのを我慢し顔を上に向けるとそこには…

 

海のように深く、夜の闇のように蒼い姿のウルトラマンが藍華の前に立ちオーガのその拳をその手から発生させた光の剣で切り裂いたのだ

 

「俺はオーブナイトリキデイター…影を払いし、光の刃なり!」

 

そう!今ここに新たなる姿に進化した。ウルトラマンオーブナイトリキデイターが降臨したのだ!

 

 

今此処に!復活を果たしたイッセー!果たしてイッセーはディザストオーガに勝つことは出来るのか!?そしてディザストオーガを産み出したものは一体何者なのか!待て!次回!




どうも!うぷ主のギガストリウムです!
はい!今回はオーブナイトリキデイターの登場回と藍華のバランスブレイク形態のちょっとしたお披露目でした。
次回はナイトリキデイターによるオーガへの猛攻をお楽しみにお待ちください♪では!good-bye!


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第十七話:猛攻(リベンジタイム)

新たなる力を手にし復活したイッセー!
藍華の危機に颯爽と駆け付ける!
今此処に!イッセーのリベンジバトルが始まるゥ~!

【♪オーブの祈り♪】

(耳を澄ましてみろ♪心で感じてみろ♪未来への足音♪希望への鼓動を♪)

闇の中で目覚めるイッセー、そして目の前には黒いオーブリング、

(突然!暗闇が~!襲い掛かるその時!揺るがぬ強い意思が♪勝利への鍵になる♪)

ダークリングに手を伸ばすイッセー、その手を掴み引き留める藍華、藍、木場、小猫、ギャスパー達 

(遥かな星空に祈り込めて♪諦めるな!前を見る!限界を超えろ!)

それにより闇を払いのけ立ち上がるオーブ、それを見つめる闇の存在、

(世界中が!君を待っている!闇夜を照らせ光の戦士よ!)

ファイティングポーズを構え闇との戦いを繰り広げるオーブ、それを見守る藍達、

(世界中が君を信じてる!二つのpowerで!)

闇により苦戦を強いられるオーブの前に新たなる光が現れオーブを包む、そして光が晴れるとそこには今まで見たことのない姿に進化したオーブが姿を見せる。そして闇との光線の撃ち合いにより周囲が光に包まれる。

(戦え!ウルトラマン!オーブ!)

夕日をバックに愛する者たちと笑いあうイッセーが居る



駒王町市街地

 

此処に今、人類の希望は甦った!その名もウルトラマンオーブナイトリキデイター!

 

「俺は、オーブナイトリキデイター…影を払いし、光の刃なり!」

 

イッセーはそう叫ぶと構えを取り、ディザストオーガに向き合う、

 

「いーくん…馬鹿っ生きてた…良かった(涙)」

 

藍華は涙を流しながらイッセーの無事を喜ぶと共にまた戦いに臨もうとするイッセーを心配した。

 

「(でも、さっきまでと姿は違うけど勝てるのいーくん?いや、大丈夫、いーくんならあいつに勝てる絶対に勝てる!だから頑張っていーくん!)」

 

「ディア!ジュア!」

 

イッセーはオーガに向かって疾走した!だがここで驚きのことが起きた!なんと!イッセーが1歩踏み出しただけでオーガの目の前に移動していたのだ!

 

「(?!速い!フォトンビクトリウムやスペシウムゼペリオンの非じゃないぜこれは!)ディアアアァァァァ!」  

ドン!っと鈍い音と共にオーガの体が宙に浮かんだ!

 

-グガ!?-

 

そう短い嗚咽を吐くとオーガは遥か後方の山まで吹き飛んだ

 

「な、パワーまで今までよりも断然に強い!?だがこれなら!デュア!」

 

そのまま、また一気にオーガとの距離を縮めると今度はオーガの顎に掌底を喰らわせるイッセー!

 

-グゴガっギガグっゴガ!?-

 

そのまま流れるような連続コンボを叩き込んでいく!

 

「ハァ!デァア!」

 

そして、また吹き飛ばした! 

 

「どうだ!亡霊野郎!」

 

オーガは何とか立ち上がると怒りの雄叫びを上げた!

 

-グギャアアアアアアァァァァン!グオガアアアアアアアア!-

 

すると、オーガの体に更なる異変が起きる!

 

-ゴキッボコッブチッベキ!-

 

そして、オーガはその姿をより禍々しいものに変化させた!その体には胸の部分にガンQの瞳、右腕にレイキュバスの鋏、左腕は人間タイプのものになり鋭い鉤爪が付いた腕に変わる。  

 

「また、変わりやがった…今度はガンQにレイキュバス、左腕は分からねえけど、かなりヤバめだなこりゃ?」

 

そう言うイッセーだったが、実際はそれほど焦ってはいなかった。それどころか逆に冷静にオーガの状態を見つめていた。

 

-グオガアアアアアアアア!-

 

しかし、オーガはまるで怒りに身を任せるかのように、イッセーに突進していった。

 

「…不思議だな、最初はお前のことすげぇ怖かったのに今はお前がすぐに越えられる壁にしか見えねぇんだよ、行くぜ、ドライグ!」 

 

[ふ、やっと俺の出番か!相棒!]

 

「来い!ブーステット・ギア!」

 

イッセーがドライグに呼び掛けるとオーブの左腕に赤龍帝の籠手が姿を見せる!そして、その音声が鳴り響く!

 

[Boost!Boost!Boost!Boost!…]

 

なんと!バランスブレイク無しでの複数倍加を果たしたのだ!そして!

 

「これで最後だ…ふんっハァァァ……!クラッシャーナイトリキデイター!」  

 

イッセーがそう叫ぶとオーブの頭部から必殺の一撃クラッシャーナイトリキデイターが放たれる…それはまるで鞭のようにしなりながらオーガの全身を駆け巡りる。そして、数秒後、

 

-ぐごが、きがぐ、オガゴ…-

 

-ドシン!バッターン!-

 

オーガは大地に伏したそして!

 

-ドカーン!-

 

大爆発と共にオーガはこの世から消滅した。しかし、このとき爆発によりオーガの体細胞は微粒子状に飛散し駒王に降り注いでいた。だがイッセーはこの事に気づいていなかった。

 

「…ジュア!」

 

オーブは飛び上がると町を一望した。そして両手を交差させると、そこから優しい光を町に降らせた。

 

「ウルトラリジェネレート…」

 

イッセーは町が修復されたのを見守ると今度こそ大空に飛び上がっていった。

 

「いーくん!いーくん!何処なの!」

 

藍華はイッセーを探した。また何処かに行ってしまったのではないかと不安になりながら、

 

「…ちゃん!」

 

「あ、いーくん!」

 

「アイちゃーん!」

 

イッセーは帰ってきた。所々ボロボロではあるが生きて帰ってきたのだ、

 

「いーくん!…馬鹿!いーくんの馬鹿!どれだけ心配したと思ってるの!」

 

「うん、ゴメンねアイちゃん…でもこれだけは言わせて?」

 

「ひっくっぐす…なぁに?」

 

「ただいま…アイちゃん!」

 

「!…うんっおかえりなさい…いーくん!」

 

二人はその場で抱き締めあいながら無事を喜んだ、

 

 

 

闇の空間

 

<ちぃ!まさか殺られるとはな、だが、まだだ、まだ幾らでも手は有る。ふふふ、見ていろノア!キング!貴様らの願った希望を必ず絶望の闇に叩き込んでやる!ククククククク、アハハハハハハハハ!>

 

闇は未だに諦めておらず…、

 

tobethenext!




はい!どうも!うぷ主のギガストリウムです!
今回は少しいつもより短めでしたが、ナイトリキデイターの活躍と闇の存在の暗躍、さらに後々の布石を少し描かせていただきました。次回からコカビエル編に入っていきますのでお楽しみにお待ちください♪
では!good-bye!


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第二章:月光校庭のダークフュージョン
第十八話:聖剣[エクスカリバー]


ディザストオーガとの激闘を制したイッセー!
しかし、今回の戦いはこれから起きる戦いの序章に過ぎなかった!



駒王学園オカ研部室

 

「…、それで朱乃町の被害はどんなものなの?」

 

リアスは前回のディザストオーガによりもたらされた被害について自身の女王である朱乃に聞いていた。

 

「簡潔に言いますと、ウルトラマンと未知怪獣のお陰で被害は最小限に留めることが出来ましたわ」

 

「…、でもウルトラマンは奴に殺られたわよね?」

 

「確かにそうですね。ですが、それは仕方ないことですわ、かつてもウルトラマン達は幾度も星人や怪獣に破れながらもその度強くなって強敵達を打ち破ってきました。今回もその例に漏れないことでしたわ」

 

「…ねぇ、朱乃、今回のことお兄様にはもう伝えた?」

 

「?いえまだですわよ?」

 

リアスは朱乃のその返答に珍しく考え込んだ、

 

「リアス?」

 

「あぁ、少し考え事をね?」

 

「(リアスが考え事、また良からぬことでなければ良いけれど…)」

 

「ウルトラマンが赤龍帝の籠手を付けていたって報告書にあるのだけれど、朱乃はどう思う?」

 

「(はぁ、結局兵藤君のことですか、全く)そうですわね。考えられるのは会長が仰っていた青年が真の赤龍帝であり、その人物がウルトラマンオーブの可能性が高いですわね」

 

朱乃の推測は完全に当たっていた。朱乃言う通り赤龍帝であるイッセーがウルトラマンオーブであることは真実である。しかし彼女達はまだそのイッセーが学園にいることを知らないのである。

 

「でも、清雅も赤龍帝の籠手を持っているのよ?それはどう説明するの?」

 

「…リアス、私今ある仮説を立てているんですの」

 

「仮説?それって?」

 

「はい、恐らく兵藤君の持つ籠手はただの龍の手なのではないかと、そして自分を赤龍帝と偽ってリアスに近付いたとか?」

 

「…ねぇ、朱乃」

 

「なんですか?リア」

 

ドシュン!

 

朱乃の横を赤黒い魔力が通りすぎる。

 

「朱乃、いくら貴女でも清雅を侮辱するのは許さないわよ、」

 

そこには滅びの魔力を全身に纏わせたリアスがいた。

 

「(はぁ、結局私の話は半分も聞いてませんわね。これは全くこれだから無能は…)いえ、リアス私が言ったのはあくまで仮説であって真実は違うかも知れないと言うことですわ」

 

朱乃の言葉に魔力を収めるリアス、

 

「…、良いわ今回はその仮説に免じて許しあげる。ただし、もしまた清雅を侮辱したら今度こそ罰を与えるわよ?良いわね?」

 

「(はぁ、いつからこんな性格に成ってしまったのかしら)ええ、肝に命じておきますわ、では失礼しますわ」

 

「ええ、お疲れさま」

 

朱乃は部室を出ようとして、一番大切な報告をするのを忘れていた。

 

「あぁ、危うく忘れるところでしたわ、リアス」

 

「何?朱乃、まだなにかあるの?」

 

「ええ、大公様からの言伝てで天界で保管されているエクスカリバーが強奪されたらしいですわ」

 

「…ごめんなさい、朱乃もう一回言ってくれないかしら、私の聞き間違いでなければ天界にあるエクスカリバーが盗まれたって聞こえたんだけど?」

 

「リアス、現実逃避をするのは良いですが、事実ですわ、では私はこれで」

 

そう言って朱乃は今度こそ部室を出た。そして数分後リアスの叫び声が聞こえてきた。

 

「何で私の管轄でこんなことが毎回起きるのォォォォ!」

 

朱乃はこれで少しはましになってくれるのを祈った。

 

所変わり2年1組教室

 

此処ではイッセーと藍華が友人達と楽しげに会話しながら昼食をとっていた。

 

「それでさ、今度の日曜日にさみんなで何処かに出掛けない?」

 

「う~ん、私はその日用事があるからなぁ、ゴメンね佳菜子、そうだ、八雲君と桐生さんはどうするの?」

 

「俺達は、今度アイちゃんの家行って一緒に道場で組手かなぁ?」

 

「そうね。その日はそれしか用事ないし、午後からなら合流できるわね」

 

その藍華とイッセーの言葉に村山佳菜子は喜んだ、

 

「ほんと!やったー!」

 

「もう佳菜子ってば、子供みたいに喜んじゃって」

 

村山の様子を片瀬里奈が暖かい目で見つめる。

 

「まぁ、良いじゃないか、女の子が喜ぶのは良いことだよ」

 

イッセーがそう言うと藍華もまた言葉を紡ぐ、

 

「そうだね。何事もハッピーなのが一番だよね?」

 

と四人が笑いあいながら話していると、そこに

 

ガラガラ、

 

「ふぁ、皆おはよう!」

 

学園一の嫌われもの兵藤清雅が登校してきたのだ、

 

「げ、あいつこの前から見ないから、病欠なのかと思ったのにとうとう登校してきたの?」

 

「し、佳菜子声大きいよ!」

 

「なぁ、アイちゃん、あいつどんだけ学園の子達に嫌われてんだ?」

 

「う~ん、多分学園に居る一部の女子からは人気だけど、ほとんどの生徒から嫌われてかな?」

 

「…それってよほどのことしたんだな、あいつ」

 

イッセーは何故あいつに対してあそこまで憎悪を持っているのか自分で不思議に思えてきた。

 

「(でも、あいつを見ていると何でかこう、胸の奥から黒い物が込み上げてくるんだよなぁ、何でかは分かっちゃいるんだけど)」

 

「なんだよ皆♪元気ねぇな、松田、元浜もどうしたんだよ?」

 

「なぁ?アイちゃんあいつらはあいつとどういう関係なんだ?」

 

「あぁ、松田と元浜ね、いやあの二人はあいつのことを嫌っているのにあいつがやたらと絡んでいくのよ、全く訳がわからないよ」

 

すると松田が、

 

「兵藤!いい加減にしろ!俺達は今勉強しているだ!邪魔をするなら出ていけ!」

 

そう松田が怒声を上げるが清雅は、

 

「な、何もそんな怒鳴ることないだろ?それに勉強するなら俺も混ぜてくれよ、俺最近休んでばっかりで勉強できてないからさ」

 

それに対して元浜が、

 

「…兵藤、それはお前の都合だろ?俺達は俺達で勉強したいんだ、だから今回はちょっと遠慮してくれないか?」

 

元浜に正論を言われてしまい、ぐぅの音も出なくなった清雅は大人しく引き下がった。

 

「すげぇな、あいつ、あの野郎に彼処まで言えるなんて」

 

「松田君は元々運動部の推薦枠で入学した人だから、適当な理由で勉強をしようと言ってる兵藤が嫌いなのよ」

 

片瀬がそう言うとイッセーは松田を見る。確かによく鍛えた体をしているのが人目見てわかる。それに対して元浜はどちらかと言うと勉強の出来るタイプのオーラを漂わせている。 

 

「元浜君は松田君と逆に勉強の推薦枠で入学したの、だから松田君とは分野は違うけど意気投合して今では親友同士になったんだって」

 

「なるほどなぁ、そうだ!」

 

イッセーは元浜達の所に行くと、

 

「勉強している所悪いんだが、ちょっといいか?」

 

松田達がイッセーの方を向くと、

 

「君は?」

 

「元浜、お前なぁ彼は八雲一誠君このまえ転入してきた人だよ」

 

松田が元浜にそう説明する。

 

「あ、あぁ、そうだ!すまないその時丁度徹夜してて寝ぼけてたんだ、すまない八雲君」

 

「いや、気にしないでくれ、それでさ突然なんだけどさ、今度の日曜日二人は用事とか有るか?」

 

「日曜日か?う~ん、俺は今のところは無いな、元浜は?」

 

「俺も無いな、それがどうかしたのかい?」

 

「あぁ、今度さ俺とアイちゃんもとい桐生さんと片瀬さんで何処か行こうと思っててさ良かったら二人も誘おうかな思って」  

 

「なるほど、良いぜ!今度の日曜日だな」

 

「俺も良いよ。ありがとうな誘ってくれて」

 

「なに、気にしないでくれ、俺が誘いたくて誘ったんだし」 

 

「応、じゃあ今度の日曜日にな」

 

そう言ってイッセーが席に戻ろうとしたとき、 

 

ガッ!

 

イッセーの胸元を清雅が掴んだ!

 

「っめぇ!何でここにいやがる!」

 

そう怒鳴る清雅、それもそのはずだ清雅からすればイッセーはすでに死んでいると思って喜んだのだからイッセーが生きていては清雅にとってマイナスでしかないのだ、 

 

「何でって、転入してきたからに決まってんだろ?ってかさ?」

 

「あぁん!」

 

清雅がイッセーを睨み付けると、イッセーは呆れた様子で清雅に言った。

 

「おまえ、誰?」

 

そう言ったのだ、だが、プライドの無駄に高い清雅は刺激され、

 

「っめぇ!ふざけんじゃねぇ!」

 

そう言うとイッセーの顔を殴り付けた。

 

バキッ!

 

「グ!」

 

その事に女子が悲鳴を上げる。

 

「いーくん!」

 

藍華がイッセーに駆け寄る。それに続いて片瀬と村山もイッセーに駆け寄った。

 

「八雲君!大丈夫!?」

 

「ちょっと!兵藤!あんたなにしてんのよ!」

 

片瀬がそう言うと清雅は、

 

「ふん身の程を知らないからそうなるだよ!この搾りカスが!」

 

そう言って藍華達を突き飛ばしてイッセーに近付き、今度はイッセーを蹴り飛ばした。

 

「うぐ!げほ!」

 

「おら!どうした!さっきまでの威勢はどうしたんだよおら!」

 

そう言って、イッセーを何度も何度も蹴り続けた。しかし、その時イッセーの瞳が紅く輝く、

 

「ムン!」

 

ガシ!

 

イッセー?が清雅の足を掴むと清雅は突然とてつもない痛みが足に伝わる。

 

「アギッ!痛い!痛い!痛い!は、離せ!この野郎!」

 

そう言ってイッセーを殴り付けるために腕を振りかぶるが、

 

「《そんなに離して欲しけりゃ離してやる!ヴェア!》」

 

そう言い清雅の足を思いっきり離して清雅をぶん投げた!

 

「うわぁ!」

 

そして顔面から教室の床にキスをするはめになった。

 

「《ふん!おい!糞餓鬼、あまりいい気になるなよ?今は俺だから良かったがな、もしこいつが本気でキレたらおまえ、死んでるぞ?って聞こえてないか》」

 

イッセー?がそう言うと清雅は目を回しながら気絶していた。

 

「いーくん?」 

 

「《あ?あぁ、そうかこいつの恋人だったな。すまんがこいつを頼むぞ、見ての通りかなり危なっかしい息子だからな》」

 

そうイッセー?が言うと急に倒れこんだ、

 

「いーくん!」

 

藍華がイッセーの顔を見てみると寝息を立てて眠っていた。

 

「さっきのは一体?」

 

藍華の言葉に誰も答えるものは居なかった。だがまだ誰も知らない、先程のイッセーの体を使って清雅を気絶させた人物が誰なのかを…、

 

次~回!

 

兵藤を投げ飛ばして気絶してしまったいーくん、そんないーくんをグレモリー先輩が呼び出した。そこで私は初めて先輩達の正体を知った。だが、グレモリー先輩の言葉を聞き私は言葉をなくした!

 

次回幻想に舞い降りし光闇の朱に龍帝

 

「対談(グレモリー)」 

 

次回もお楽しみにね♪




はい!どうも!うぷ主のギガストリウムです!
今回はエクスカリバーの強奪の報告とあの方にちょっとだけ登場していただきました。
次回は清雅をぶん投げたのでご立腹のリアスに呼び出されて、滅茶苦茶なことを言われます。果たして!イッセーはどうするのか!では!good-bye!


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第十九話:対談(グレモリー)

遂に出会った!真実と虚構!しかし、イッセーの体を使いあの人物が偽物に制裁を下した!
しかし!それをよしとしないリアス・グレモリーに呼び出されたイッセーと藍華!果たして二人を待つ運命は!


駒王学園オカ研部室

 

此処で、リアス・グレモリーはある人物を待っていた。

 

「遅い!」

 

が、いつまで待っても来ないのにリアスは苛立っていた。

 

「清雅を傷つけておきながら謝りもせずに!まさか帰っているのではないでしょうね!」

 

完全なお門違いなことで怒りを露にしていた。それに対して朱乃が、  

 

「はぁ、リアス今回の事は完全に兵藤君が悪いですわ、無抵抗な相手を一方的に殴り付けたと言うではないですか?」

 

朱乃がそう言うが、偽物一番なこの無能には何を言っても駄目だろうととも思っていたのでとりあえず進言しておいたといった感じである。

 

「なんですって!じゃあ朱乃は清雅が何の理由もなく人を殴ったと言いたいの!」

 

ほらやっぱり、と朱乃は心の中で溜め息をついた。

 

「…、はぁですがこれは純然たる事実ですわ。彼の所属しているクラスの子達にも確認を取りましたし、何よりも被害者である八雲君の顔には明らかに暴行の後がありました。これで兵藤君が加害者では無いと言い切れますか?リアス」

 

朱乃の正論にリアスは何も言えなくなってしまった。

 

「…、で、でも!清雅だって何の理由もなく人を殴るわけないわ」

 

「だから、この場を儲けたのではないの?今回の一件の顛末を本人たちに聞くために」

 

「そ、そうね。確かに又聞きで判断するのはいけないわね」

 

「(はぁ、昔はこうではなかったと聞きますが本当にそうだったのかしら?)」

 

朱乃はこれから来るイッセー達に少し同情しながら、リアスの昔について疑問に思いながらも今回の一件が静かに終わらないだろうことを直感していた。 

 

数分後

 

ガラガラ、

 

「すいません、遅くなりました」

 

イッセー達がやって来た時には、オカ研の全身(ギャスパー以外)が揃っていた。 

 

「あ、俺達が最後でしたか?先輩」

  

イッセーの問いにリアスは米神をひくつかせながら、答えた。

 

「い、いえ、皆来たばかりよ」

 

そう言ったが実際は…、

 

「(人間風情が私を待たせるなんて!いい度胸しているじゃないの!)」

 

といった感じでイッセー達のことを侮っていた。しかし、イッセーにはその事が筒抜けであるためか、物凄い呆れた目で見られていた。おまけに藍華に関しては、

 

「(グレモリー先輩って、こんな感じの人だったんだ、やっぱり人って見かけによらないわねぇ)」

 

リアスの人間性を一目見ただけで把握してしまったのだ、

 

「所で、俺を殴り付けて来たあの兵藤ってのはまだなんですか?」

 

イッセーがもっともらしい台詞を言うとリアスから正直どうでもいいレベルの殺気を飛ばしてきた。

 

「あ、あらそれに関しては貴方がよく知っているはずよ?なんせ貴方が清雅を投げ飛ばしたんだから!」  

 

リアスにそう言われていイッセーは頭に?を浮かべながら藍華に聞いてみた。

 

「え、俺あいつを投げ飛ばしたの?アイちゃん」

 

「う~ん、そうなんだけどあの時のいーくんはなんかいつものいーくんじゃなかったように見えるんだよねぇ」

 

「…(俺であって俺じゃない、か、もしかするとまたあのときみたいに…)」

 

イッセーはかつて自身を呑み込もうとした闇が自分の体を使って偽物に制裁を下したのだろうか?という考えが浮かんだが、すぐに否定した。

 

「(いや、あの時意識が無くなったときの感じはまるで父さんに抱き締められた感じに似ていた気がする)」

 

イッセーが思考の海に沈んでいると、

 

ガラガラ

 

「すいません!部長!遅れまし、た」

 

偽物のご登場である。  

 

「清雅!目を覚ましたのね!」  

 

「あ、はい!もう大丈夫です!」

 

無能と偽物のやり取りを見ながらイッセーはふと疑問に思ったことを朱乃に質問した。

 

「あのォ、姫島先輩つかぬことお聞きしますが」

 

「あらあら♪どうしましたか?八雲君」

 

「はい、あの二人って付き合ってるんですか?なんか雰囲気がただの後輩と先輩って感じに見えませんけど?」

 

「…、はぁ、あの二人の事はほっておいて構いませんわ、それでは八雲君今回の概要を話して頂けますか?」

 

「話すと言っても、俺途中から意識が無かったんで覚えてる所までしかお話しできませんよ?」

 

「構いませんわ、大体の話はクラスの子達に聞いておいたので事実確認をするための場ですから」  

 

「なるほど、分かりました。俺が気を失なった後の事はアイちゃんに聞いてください、アイちゃんお願いできる?」

 

「OK、それくらい御安いご用よいーくん」

 

朱乃は二人の様子を見てあることに気づいた。 

 

「そう言えばお二人は幼馴染みか何かですか?お互いのことをあだ名で呼びあっているので不思議に思いまして♪」

 

「えぇ、アイちゃんとはお互い小さいときに出会ってからの付き合いですね。今では結婚前提で付き合っていますが」

 

「あらあらうふふふ♪そうでしたの道理で仲がよろしいと思いましたわ」

 

イッセーは朱乃に自身の母の幻影を見た。こうやって楽しそうに笑うときは大体相手をいじるときのドSの顔をするためである。

 

「まぁまぁ、朱乃さん今は今回の事の事実確認ですからね」

 

と金髪の少女が言うと朱乃も、

 

「うふふふ、そうですね。ごめんなさい八雲君からかったりして♪」

 

「は、はぁ、まぁ、母で慣れていますので大丈夫ですよ」

 

「…、そう言えば八雲君の苗字は変わってますね?八雲なんてそうそうある苗字ではありませんし」

 

「(ぎく!)そ、そうですかね!結構ありふれた苗字だと思いますよ?(や、やべぇ、もし母さんの事バレたら絶対に!めんどくさいことになる)」

 

「?まぁそうですねごめんなさい変なことを聞いて」

 

「いえいえ、俺は気にしてないので謝らないで下さい」

 

「うふふふ、そう言っていただけるとありがたいですわ」

 

「…、所であの二人は何時まで話しているんですか?」

 

そう、イッセー達が話をしている間もリアスは清雅にベッタリとくっつき話をしていたのだ、

 

「はぁ、リアス!」

 

「?なぁに?朱乃?」

 

「何ではありません、貴女が彼等を招いたのでしょう!」

 

「わ、分かってるわよそんなことでも清雅の体調の方が優先でしょう?!」

 

「はぁ、まぁ良いです今は時間を割いて来て貰っているのですから、早く終わらせてしまいますよ!」

 

イッセーはその朱乃の姿に感心した。

 

「(姫島先輩って、アイちゃんから聞いた通りすげぇしっかりした人なんだな、ってかこの人が部長の方がこの部も伸びるんじゃないか?)」

 

イッセーの思っている事は滅茶苦茶正論だった!しかし、この無能にはそんなことを言っても意味がないと思うぞ?イッセー

 

「ん?」

 

「いーくん?どうしたの?」

 

「いや、今なんか変な声が聞こえた気がしたんだけど、気のせいか」

 

いやいや!地の文を感づかないでよ!ベシッ!パタリ、

うぷ主は気にせず進めて行くぞ、

 

「まぁ、良いわさてと、八雲一誠君、桐生藍華さん貴方達を歓迎するは、悪魔としてね♪」

 

そう言うとリアス達の背中から蝙蝠のような翼が現れた!

しかし、イッセー達の反応はというと、

 

イッセーの場合

 

「なるほど、だから人間以外の気配がしたわけか、とういことは姫島先輩と塔城さん、そして木場さんは転生悪魔か?」

 

といった具合に特に反応無し、対して

 

藍華の場合

 

「へぇ、悪魔って本当に居たんだ、ちょっと以外かなぁ、私としてはよく本とかで見る化け物をイメージしてたけど」

 

二人とも反応薄!それにオカ研全員が何とも言えない空気になった。

 

「え、えっと八雲君は私達の事を初めから知っていたのですか?」

 

朱乃が躊躇しながらイッセーに聞くと、

 

「えぇ、知ってますよ?三大勢力のことも知ってますし、家の母がそちらの魔王の方とも友人ですし」

 

「え!いーくん!のお母さんって結構すごい人だね。魔王と友達なんて」

 

「まぁ、俺も入学するときの手続きで母さんがやってくれたからね。あ、でも入学試験はキチンと受けたよ」

 

リアス達は開いた口が塞がらなかった。その時朱乃があることに気づく、

 

「ん?待ってください、八雲…、!?まさか!」

 

「ど、どうしたの?朱乃?」

 

「八雲君貴方はもしかして、妖怪の賢者八雲紫様のご子息なのですか?」

 

「え、そうですよ?俺の母は姫島先輩がおっしゃっている通り妖怪の賢者八雲紫です」 

 

イッセーの爆弾発言に朱乃はふらついた。

 

「朱乃さん!」

 

だが、何とか木場がそれを受け止めて何とか倒れずにすんだが、

 

「あぁ、なんてことなの…、兵藤君今すぐに八雲君に土下座してでも謝りなさい…」

 

「ち、ちょっと!朱乃!何故清雅が謝らなければいけないのよ!」

 

「そ、そうですよ!何で俺がこいつなんかに!」

 

そう言ってイッセーを指差しながら、朱乃に反論した。しかし、イッセーはと言うと、

 

「姫島先輩、俺は別に気にしてませんよ?それに俺途中から記憶ないですし、そこまで気に病まないで下さい、それに母さんもそんな小さいことで怒ったりしませんよ」

 

イッセーにそう言われて、何とか気を持ち直した朱乃は、

 

「そ、そうですか…、ですが此方に非があるのは事実ですわ」

 

「そ、そうよ朱乃それに清雅が全て悪い訳ではないでしょう?」 

 

「…リアス貴方は少し黙っていてください」

 

朱乃にそう言われてムッとした顔をしながら、朱乃に反論した。

 

「朱乃、貴女何時から私にそんな口が聞けるようになったの?貴方もよ八雲一誠君、妖怪の賢者の息子だからといってこの学園では私達悪魔がルールなの!それを肝に命じておきなさい!」   

 

「…」

 

イッセーは黙っていた。しかし、少ししてイッセー?が言葉を紡ぐ、

 

「【はぁたくっ、さっきから聞いてりゃあ頭にのってんじゃねぇぞ小娘が、それにこの町は本来は天照達日本神話の所有する土地だろうが?それをてめぇらが勝手に自分達の土地と言い張っているだけだろうが?あ?違うのか?】」

 

イッセーらしからぬ物言いに藍華は一瞬戸惑うがすぐにそれが誰なのか気づいた。

 

「あ、あの貴方はもしかしてあの時の?」

 

「【あ?あぁ、さっきの嬢ちゃんかすまねえなまたこいつの体を借りて話させてもらってるぜ?】」

 

「えっと、それは私ではなくいーくんに言って上げてください、そのお義父さん?」

 

「【…、今なんつった?】」

 

「えっと、だからお義父さんと?駄目でしたか?」

 

「【はぁ、またか…こいつはこれで二回目だぞ、イッセー少しは女を落とすのを自重してくれ…】」

 

「?」

 

「【まぁ、そう呼びたければ呼んで構わねぇよ】」

 

「!ありがとうございます!」

 

藍華の喜びように少し気分が良くなったイッセーの体を借りた者は、もう一度リアス達に向き直る。

 

「【それで、てめぇは何が言いてぇんだ、赤髪の小娘?】」

 

「小娘ですって!」

 

「リアス!落ち着いて!それに貴方も煽らないで!」

 

「【ふ、悪い悪いその小娘の態度があまりにもムカついたもんでな】」

 

イッセー?がそう言うと朱乃はあることに気付く、

 

「貴方は誰なのですか?八雲君ではありませんわね」

 

そう言って警戒していると、

 

「【ほう、中々のオーラを持っているなハーフの少女】」

 

「?!何故のそことを!?」

 

「【息子も言っていたろ?気配で分かると】」

 

「…もしかして八雲先輩は気を感じ取れるんですか?」

 

小猫がそう言うと、

 

「【ん?あぁ、こいつも俺もそういった事は得意だからな、流石は俺の息子だ】」

 

と、イッセーの事を自慢の息子だというように言う謎の存在、

 

「っ!いい加減にしない!さっきから聞いていたら!貴方は何者なの!今すぐに答えなさい!」

 

リアスはそう言うと滅びの魔力を迸らせて、イッセーに向けて手を向ける。

 

「【はぁ、俺が何者なのかに関してはまだあいつら居ないからな、あいつらが来たときに話そう、だが、それではお前は納得しねぇだろ?】」

 

「当たり前でしょう!こちらの事を虚仮にしておきながら自身の事は話さないなんてふざけてるとしか言えないわ!」

 

リアスがそう言うとイッセー?は面倒そうに呟いた。

 

「【はぁ、仕方ねぇならこうしようや、俺とお前達で試合をするんで、それに勝った方が負けた相手に一つだけ言うことを聞かせることが出来るってのは?】」  

 

「良いでしょう!それで構わないわ!何時やるのかしら?ハンデでいくらでも時間を上げるわ!」

 

「【あ?ハンデだ?】」

 

イッセー?がそう言うとイッセー?からとてつもない闘気を放った。

 

「ひぃ、な、なに!?」

 

リアスはその闘気に当てられて尻餅をついてしまった。

 

「【おい、小娘この俺様に対してハンデだ?舐めてんのか?あ?ハンデなんざ要らねぇよ!今すぐにやろうや!】」

 

イッセー?がそう言うとその右手に両端がメイスの形をした棒を取り出した。

 

「【俺の武器はこいつと、おい、赤蜥蜴起きろ】」

 

すると、イッセーの腕に赤い龍の腕のような籠手が現れた。

 

[ふん!俺の事をそう言うのは貴様くらいだろうな、皇帝よ?]

 

「【ハ!そう言われたくなきゃ俺様に勝ってからにしろや】」

 

[まぁいい、今回は俺も頭に来ているからな力を貸してやる。ただし!相棒の体なのからなあまり無茶なことはするなよ?]

 

「【んなこと、分かってるってのなにより俺がこいつに害を与えることをすると思うか?】」

 

[それもそうだな、まぁ一様な?]

 

「【任せておけ】」

 

ドライグと皇帝と呼ばれた人物の会話にその場にいた全員が驚きを隠せなかった。

 

「ま、まさか、貴方は赤龍帝なの!?」

 

「【あ?あぁ、確かに息子は赤龍帝だぞ、んでこの籠手の中に居るのが赤龍帝ドライグ・ア・ゴッホだ】」

 

[お初にお目にかかる悪魔の諸君、先ほどかなり悪意のある紹介を受けた赤龍帝ドライグだ]

 

だが、そこでリアスが待ったをかけた。

 

「ち、ちょっと待って!赤龍帝は家の清雅の筈よ!だって彼は赤龍帝の籠手を持っているもの!」

 

[何?それはあり得ないことだ元来聖書の神が作ったセイクリッドギアは一人の人間にひとつしか宿ることは無い筈だ]

 

「で、でも」

 

「【なら、そいつにセイクリッドギアを出させたら良いんじゃねぇか?そいつが本物なら問題ないだろ?】」

 

「そ、そうよね、清雅今すぐにセイクリッドギアを展開しなさい!」

 

「え、えっと部長実は最近セイクリッドギアの調子が悪いようで出すと偉い体力を持っていかれるんですよ、だからすいませんけどだすのは」

 

[ほう?それは珍しいな?セイクリッドギアとは所有者の気持ち次第で如何様にも力を増しもすれば弱くなりもする物だ、だがセイクリッドギアの不調は俺が神に封印されてから一度も聞いたことがないがなぁ?]

 

「せ、清雅冗談をいっていないで今すぐに出しなさい!」

 

「ぐ、(クソ!何とか言い逃れようと思ったのにこの無能姫が!余計なことを言いやがって、仕方がない今すぐに出さないと怪しまれるちょちょいと作って見せたらいいだろう)分かりました。来い!ブーステッドギア!」

 

清雅がそう言うと清雅の"右腕"にそれが現れた。

  

「ど、どうだ!これでも俺が偽物だというつもりか?」

 

[フム、良くできているな小僧ここまで良く模倣するとはな]

 

「ふん!俺の才能ならこれくらい、あ」

 

清雅はここで気が付いたのだドライグに嵌められたと、

 

「そ、そんな清雅は赤龍帝では無いの?」

 

「リアス、だから言ったではないですか、彼の話を鵜呑みにするのは止めなさいと」

 

「ち、違うんです部長!俺は部長を騙すつもりは微塵もありませんでした!(この無能は少し良いことを言ってやればすぐにコロッと騙されるからな)」

 

「なら、何故会ったときに赤龍帝だと偽ったの?」

 

「それは部長を喜ばせたくて、偽物でも赤龍帝が部長の所には居ると思わせることが出来ればと思ってそれで(さぁて、また騙されてもらうぜぇ?リアス?)」

 

腹の中ではこんなことを思っているとは露知らずリアスは清雅の思った通りコロッと騙された。

 

「私の事を思ってしくれたのね。ありがとう清雅」

 

涙ぐみながら清雅に礼を言うリアス、だが皇帝からすれば、

 

「【おい、いつになったら始めんだ!】」

 

痺れを切らしていた。

 

「悪かったわね。取り乱してしまって、それじゃあ始めましょうか?」

 

「【あぁ、だがここだと周りに被害が出る場所を変えるぞ、ヴェア!】」

 

皇帝がメイスのような武器を天に翳すと周囲の様子が変わり、そこは何もない空間に変わった。 

 

「ここは?!」  

 

「【ここはこいつの精神世界だ、その中でもかなり深層心理に近い場所だ】」

 

皇帝の声がした方に全員が視線を向けるとそこにはガーネット色と黒曜石色のコートを羽織ったイッセーが玉座に座っていた。

 

【さてと、さぁ始めようぜぇ!お仕置きの時間だ!】

 

皇帝の声と共に戦いが始まった!

 




はい!どうもうぷ主のギガストリウムです。
今回はあの方にでばってきたいただきました。
さてはて、一体どうなることやら、
では!good-bye!


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第二十話:仕置き(虚構と無能)

遂に会合を果たしたイッセーとグリモリー眷属!
しかし、ここでも清雅とリアスの二人が問題を起こす!
それに遂にイッセーの内に存在する皇帝と呼ばれる人物がブチギレルゥ!果たしてグリモリー眷属(リアスと清雅)は無事生還できるのかぁ!




イッセーの精神世界中層心理の世界

 

ここで遂にグリモリー眷属と皇帝の闘い(お仕置きの時間)が始まろうとしていた!  

 

【さぁてと、始めようぜぇ!お仕置きの時間だ!】

 

皇帝はその言葉と共にリアス達に突進した!

 

「く、皆散りなさい!」

 

リアスの言葉に眷属全員が散開するが、すでにそこに皇帝は居らず、

 

「な、何処に行ったの?!」

 

【ヴェア!】

 

その雄叫びと共にリアスの頭上からメイスのような武器を降り下ろした!  

 

「ハ!」

 

リアスが気付くがもう遅い、そのままリアスの肩に向かい降り下ろされたメイスはリアスの肩を一瞬で砕いた。  

 

-ボキッ!グキッ!ベキッ!ブチッ!-

 

そんな音と共にリアスの肩は完全に砕かれた。

 

「!?!!?ァアアアアア!」

 

リアスの悲鳴が精神世界に木霊する。

 

【ふん!情けねえこれくらいで悲鳴を上げるか普通?】  

[いや、悪魔を貴様と同じに思うのはおかしいと思うぞ?]

 

皇帝とドライグの会話を他所にリアスは肩を砕かれたことで悲鳴を上げ続けていた。

 

「ァアアアアア!いたい!いたい!いたい!」

 

「ぶ、部長!っめぇ!部長に何しやがる!」

 

清雅はそう言うと自身の本来のセイクリッドギアの力を解放した。

 

「来やがれ!黒邪龍の影装!」

 

清雅がそう叫ぶと清雅を黒いライトアーマーが包む!

 

「どうだ!これが俺の本来の神器、黒邪龍の影装だ!」

 

【ほう、中々に面白そうな神器だな、まぁ俺を楽しませろや!】

 

「はん!後で吠え面かくんじゃねぇぞ!この絞りカスが!」

 

清雅はそのまま皇帝に突撃した!

 

「ウオラァァァァ!」

 

清雅が拳を皇帝に叩き込んだ、が

 

【あん?舐めてんのかお前?こんな魂の入ってない拳で俺に吠え面をかかせるつもりだったのか?】

 

清雅の渾身の一撃は皇帝(イッセー)の鍛え上げられた肉体により防がれてしまっていたのだ!

 

「な!う、嘘だ!チートだ!俺は最強のオリ主なんだぞ!何で!?」

 

【あ?オリ主?最強?…ふざけんじゃねェェェ!】

 

皇帝の怒号と共にメイスが振られる!

 

-ドガン!パキン!-

 

「え?…ガハ!」

 

なんと!清雅の纏っていた鎧はメイスのたった一振りで砕かれたのだ!

 

【てめぇが最強だ?ハン!んなもんが最強なら俺はなりたかねぇよ!…ふん!興醒めだ】

 

皇帝はそう言うと指を鳴らす、

 

-パチン!フォン!-

 

それによりグリモリー眷属と皇帝、藍華は元のオカ研の部室に戻っていた。

 

「…、や、八雲君貴方は一体…」

 

【はぁ、悪かったな気分の悪いものを見せちまって】

 

「…」

 

朱乃達は言葉を失っていた。何故なら一応リアスはバアルの滅びの魔力を持っており、清雅は偽物とはいえ精巧な赤龍帝の籠手を作れるほどの才能があるため勝つのは無理でも善戦するだろうと思ったが実際は、

 

「あ、あ、いたい…」

 

「ガハ!あぐっ、が、ごの"じぼりガズがぁぁぁ!」

 

といった具合にもがき苦しんでいる状態になっていた。

 

そのさまに朱乃達は自業自得ではあるが、かなり酷い状態だった。

 

「八雲君、その二人がやったことは自業自得ですが、やりすぎなのでは?」 

 

【まぁ、少しやり過ぎたな、だが、これに懲りたろこいつらも自分よりも強い相手を相手にするということがどういうことなのかを】

 

「ぐ、っめぇ!絶対にごろず!ごろじでやる!」

 

【あ?ふん!それだけ言えるなら問題ねぇな、さてとオーイ、嬢ちゃん帰るぞ!】 

 

「はーい、分かりましたお義父さん」

 

【…、そろそろ返すぞイッセー】

 

グラッ、   

 

倒れそうになるイッセー、それによりイッセーが纏っていたコートも消える。

 

「いーくん!」

 

ドサ! 

 

「う~ん、あれ?俺は確かオカ研の部室に呼ばれて…、あれ?そこからの記憶が全然無いんだけど、アイちゃん何か分かる?」

 

「え、え~となんと言えばいいのか」

 

[相棒、それについては俺が説明しよう]

 

「ドライグが?」

 

[あぁ、簡単に言えば相棒の中に居る存在にそこで転がってる馬鹿共が喧嘩を売ってボロクソに殺られたそれだけだ]

 

「え!俺の中の存在?」

 

[あぁ、そうだお前の体を使ってそいつらを叩きのめしたんだ]

 

「…、えと、姫島先輩」

 

「…何でしょうか?八雲君」

 

「…、すいませんでしたぁぁぁぁぁ!」

 

物凄い勢いで土下座したイッセー、それに驚きを露にする朱乃達、

 

「八雲君!?」

 

「べ、別に八雲君が謝る必要は無いよ!」

 

「そ、そうです八雲先輩は全く悪くありません!」

 

グリモリー眷属がイッセーを宥めるという光景が広がるのであった。大丈夫なのかこれ?

 

待て!次回!




はい!どうも!うぷ主のギガストリウムです!
今回は皇帝の小暴れでした。次回はまた少し日常編を予定していますのでお楽しみにお待ちください♪
では!good-bye!


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影なる物達【darkness】2

皇帝がやらかしたことで土下座をしているイッセーを他所に、皇帝に仕えし闇の闘士達が動き始めた。


次元の狭間の最果て

 

『…どういうことだ?陛下はあの青年の精神世界に封印されているのではないのか?』

 

フェレスは皇帝がイッセーの体を使い偽物と無能を叩きのめしたのを見て頭を悩ませていた。

 

「フェレス!まだ陛下をこの世に再臨させる為に動かないのか!」

 

ヘリオスがフェレスに対してそう言うとその横から、

 

(まぁまぁ♪そんなに荒れるなよ♪ヘリオス♪…とは言ったものの確かに陛下が再臨されるのに必要な闇は充分あるはずだぞフェレス?)

 

グローズがいつものおちゃらけた雰囲気を消して、氷眼の冷将としての凍てついた瞳でフェレスを見つめる。

 

『…、まさか!』

 

【ドウシタノダ?フェレス?】

 

『ふ、フハハハハハハハハハハハハ!流石は陛下だ!我等さえも欺かれるとは!クククククク、アハハハハハハ!』

 

「お、おいフェレス?」 

 

(うわぁ!フェレスが壊れた!?)

 

【何ガソンナニ可笑シイノダ?フェレスヨ?】

 

『えぇ、やっと分かりました。何故闇は充分なのに陛下が封印を破って出てこられないのかが、簡単なことですよ陛下は封印なんてされていなかったんですよ!』

 

「な!どういうことだフェレス!説明しろ!」

 

(それがホントだとすると、何故陛下は親父達にその事を伝えなかったんだ?)

 

『いえ、恐らく父上達は知っていたのでしょう、ですが我らに教えなかったのは何か訳があるのでしょう』

 

「ええい!訳が分からんぞ!もっと簡単に言え!フェレス!」

 

『ふふふ、そうですね。では説明しましょう』

 

-フェレス説明中-

 

(なるほどねぇ、確かにそれなら分かるかな、親父達が俺達に伝えなかったことも頷ける)

 

「あぁ、確かに爺様は陛下のことに関しては徹底的に隠しておられたからな」

 

【ダガ、コレデハ我等ハ何ノタメニココマデノ苦労ヲシタノカ意味ガ無イデハナイカ!】

 

『いいえ、デスルド無駄ではありませんよ、何せあの青年は陛下の子なのですから』

 

【!?ナンダト!アノ青年ガ!】

 

『えぇ、道理で陛下が彼に肩入れすると思いました。朝倉リクとは違い本当の意味で血を分けた親子ですからね』

 

「むぅ、しかし、何時陛下は子供など設けられたのだ?」

 

『そうです。そこが問題なんです』

 

【ソウ言エバギャラクシアンウォーズノ際ニ陛下ハ大怪我ヲサレタコトガアッタナ?】

 

『?…!そうかその時に彼を設けられたのだ!』

 

「た、確かにそれならば彼の年齢を考えれば無くもないな」

 

(だ、だけどよぉ?ならば尚更陛下や親父達は俺達に彼のことを話さなかったんだ?俺達ならば彼を守ることなど容易なことだぞ?)

 

グローズがそう言うとフェレスは、

 

『恐らく何か我等だけでは護りきれないほどの力を持つ存在から守る為だろう』

 

フェレスがそう言うとヘリオスがそれに対しては反論した。

 

「待てフェレス!貴様それはつまり我等がその存在に及ばないと言っているのか!」

 

『えぇ、その通りです。恐らくその存在とは??でしょう』

 

フェレスの言葉にその場に居た全員が凍りついた!

 

「ま、まさか!あの??だと!?」

 

(いや、しかし、それならば陛下自ら赴かれるのは妥当と思うな)  

 

『とにかく、今は様子を見ましょう陛下を復活させるために集めたエネルギーも、もしもの時のために保存しておきましょう』

 

フェレスのその一言でその場は終わった。

 

しかし、フェレスの言った??とは!一体何がイッセーを狙っているのか!それが分かるのはまだまだ先!

待て!次回!

 




はい!どうも!うぷ主のギガストリウムです!
今回は新生ダークネスファイブの面子の内四人の暗躍とイッセーを狙う存在についてのことを描かせて頂きました。
次回こそは日常編を書いていきます。

ここで重大発表を致します。
え~、なんと私ギガストリウム、同じハーメルンで小説投稿をしておられる悪維持さんとのコラボをさせていただくことになりました!
まだいつやるかは決まってませんが出来うる限り早めに出せるようにしますのでそれまでお待ちください♪では!good-bye!


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日常(Everyday)2

はい!どうも!ギガストリウムです!
今回は以前に書いていた日常編を短めですが書かせていただきました。さらにレジェンド防衛隊からあの方に来てもらいました。 では!どうぞ!


無能&偽物ボコボコ事件から三日後

 

イッセー達は駒王町でも有数のカラオケ店に来ていた。理由を問われれば三日前の村山達との約束を果たすためである。

 

「さぁてと、んじゃぼちぼち歌おうぜ!」

 

「いぇーい!行ってみよう!」

 

三日前にあんなことがあったがイッセー達は平常運転である。 

 

「カラオケかぁ、最近行ってなかったし楽しみだぜ!」

 

「確かになぁ、此処んところ勉強ばっかりだったし、たまには息抜きをしないとな?」

 

「と言うか、何気に藍華ちゃんと八雲君が一番乗り気なのがアレだね」

 

そう何だかんだいってイッセー達が一番楽しみにしていたのだ、

 

「なに歌うかなぁ?」

 

「いーくんっていったらやっぱりあの歌じゃない?」

 

「え!八雲君持ち歌あるの?」

 

「どんな歌なんだ?イッセー」

 

「確かに気になるな、早く聞きたいよ」

 

「そ、そんなに期待されても困るんだけど(汗)」

 

そういっている間に複合店に到着、その店の名前は…

 

「カラオケ&ボウリングGUYS か…、ん?GUYS ?…、GUYS ゥゥゥ!?」

 

そう!なんとそのカラオケ店の名前はかつてウルトラマンメビウスと共に戦った防衛隊と同じ名前なのだ!果たしてこれは単なる偶然なのかぁ!動揺しながらもイッセー達は中に入店した。

 

「いらっしゃい!お!佳菜子ちゃんじゃねぇかそっちは友達か?」

 

と、体格の良い壮年の男性がイッセー達に声を掛けた。その男性を見てイッセーは開いた口が塞がらなかった。

 

「あ、貴方は!」

 

イッセーがそう言うと男性は、

 

「ん?…ミライ?」

 

「え、と俺は八雲一誠って言います。そのミライさんとは少し特殊ですが知り合い?では有ります」

 

「あ、あぁそうかなんかミライに似ている感じがしてな」 

男性がそういって残念そうにするとイッセーは、

 

「貴方はやっぱり元crewGUYS の相原龍さんですよね?」

 

イッセーが男性に訪ねると男性は、

 

「GUYS か…、懐かしいな、マリナがジョウジと結婚して、テッペイは今や世界に轟く名医に成っちまって、コノミは保育園の先生をして同じ保育士の先生と結婚したしなぁ、俺だけ未だに引き摺ってるってのも何だか悲しくなってくるぜ…」

 

龍の言葉にイッセーは反論した。

 

「そんなことありません!」

 

「「「「!?」」」」

 

「坊主?」

 

「龍さんはずっとGUYS でメビウスさんと一緒に戦ってきたんじゃないですか!なのにそれを龍さん自身が否定してしまったらメビウスさんがなんのために戦ったのか分からなくなるじゃないですか…」

 

イッセーの言葉に龍は自身の過ちに気付いた。

 

「…はははは、確かにそうだな俺がこんなんじゃ、ミライにもメビウスにも笑われちまうな!」

 

龍は迷いを振り切った表情になる。そしてイッセーを見つめるとあることに気付く、

 

「!?」

 

そうイッセーの後ろにメビウスの…ミライの幻影を見たのだ、その表情は昔と変わらない人懐っこい笑顔をした彼がいた。

 

「…たく、お前はいつまでも変わらねぇな…、ミライ」

 

ミライの幻影は苦笑いして龍に何かを告げてその姿を消した。

 

「あ、」

 

龍がイッセーに手を伸ばす寸前で止める。

 

「あぁ、分かったぜミライ…、任せておけ」

 

そこにはかつてGUYS でガンフェニックスに乗りミライと共に戦った男《相原龍》がかつてと同じ瞳でイッセーを見つめた。

 

「坊主、お前名前は?」

 

「八雲、八雲一誠です!」

 

「一誠かいい名前だな、これから色々あるかもしれねぇけど、諦めずに頑張れよ!」

 

龍のその言葉にイッセーは何かを感じとり、

 

「はい!」

 

ただ、一言そう言った。

 

「さて!今日はカラオケか?それともボウリングか?」

 

と四人に確認を取る龍の目には何の迷いもなくなっていた。

 

次~回!

 

よ!皆イッセーだ!まさかGUYS の龍さんに会えるなんて思わなかったぜ、でもこの出会いが俺に新たな力を与えてくれる切っ掛けになった。そして遂に現れる堕天使コカビエル!この町をてめぇの好きになんかさせるか!

 

次回!幻想に舞い降りし光闇の朱き龍帝!

堕天使《コカビエル》

 

さぁ!紅に燃えるぜ!




はい!というわけで今回登場していただいたのはリュウさんの愛称で親しまれているアイハラ・リュウさんに登場していただきました。
次回予告にもあるように遂に!コカビエル登場ということになっておりますのでお楽しみにお待ちください♪
では!good-bye!


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第二十一話:堕天使《コカビエル》

日常を謳歌するイッセー達、しかし、闇は遂に動き始めた!どうするイッセー!


駒王町ハヤタ邸

 

イッセーは今朝食の準備をしていた。しかし、それと同時に精神を心の奥底に向かわせた。

 

「どこだ…何処に居るんだ?俺の父を名乗る男は…」

 

イッセーは藍華に自分に起きたことを聞いたのだその時に皇帝と名乗る人物が自分の中にいること、その人物が自身のことを自分の父と名乗ったということを、

 

「なぜ、俺の父を名乗ったのかは知らないが俺の父は忘れられようと兵藤賢一ただ一人だ!待っていろ今すぐにその面を見に行ってやる!」

 

イッセーは更に自分の深層心理の中に潜っていく、そして

 

「うっ此処は…」

 

イッセーは目の前に水の膜が現れそれを破るとそこには芹沢と藤宮達と出会った場所だった。

 

「此処は確か芹沢さん達と会った場所だよな?なんでここに…」

 

《教えてやろうか?…イッセー》 

 

「?!誰だ!」

 

イッセーが後ろを振り返るとそこにはなんと!

 

「お、俺?」

 

《あ?あぁそうかこの場所だとこの姿になっちまうんだったな》 

 

皇帝がそう言うと自身の体を見て回る。

 

《随分と懐かしい姿だな…かれこれ30年前位か?最後にこの姿でお前を兵藤に預けたのは、そして俺とアイツが別れたのもその時だったなぁ》

 

皇帝が感慨深げに自身の姿を見る。それに対してはイッセーは

 

「な、なんで俺と同じ姿なんだ!?あんたは一体誰なんだ!?」

 

イッセーはただ混乱していた。自分によく似た人物が目の前に居り、更にはイッセーを"兵藤に預けた"という言葉がイッセーを混乱させたのだ、

 

「お、俺を兵藤に預けたって一体どういうことなんだ!答えろ!」

 

イッセーは皇帝の着ているコートの襟元を掴んで叫んだ、

 

《…はぁ、出来ることならこの事はお前には話さず、何よりもお前には一人の人間のとして生きていて欲しかったんだ…俺もアイツも》

 

皇帝は何処か悲しげな表情を見せながらイッセーの手を握る。

 

「?…!?」

 

手を握られたイッセーの頭の中に様々な場面が現れては消えていった。その中に目の前の自分に似た男が紅い髪に美しい碧色の瞳をした女性と笑い合いながら抱き抱えている赤子を見つめていた。しかし、イッセーはその赤子の顔を見て驚愕した。

 

「お、俺?あれは俺なのか?」

 

皇帝がイッセーの手を離すと映像は終わり、イッセーは目の前の男を見つめた。

 

「あんたは一体…」

 

《…そうだな何時までも隠せるわけではないしなぁ、此処等が潮時なのかもな…なぁレッド?》

 

皇帝は一人呟くとイッセーに向き直り

 

《さて、まず何から聞きてぇイッセー?》

 

「…まず…あんたは何者なんだ?あんたからはガイさんや芹沢さん、藤宮さん、ハヤタさんから感じた"ウルトラマンの気配"がずっと感じられる。あんたはウルトラマンなのか?」

 

《あぁ、そうだ俺は一応はウルトラマンだ》

 

「一応ってどういうことなんだ?」

 

《お前の中に居る俺の後輩の記憶も受け継いでいるんだろ?その中にいるはずだぜ俺様がな?》

 

「?」

 

イッセーはガイから受け継いだ記憶をもう一度見返してみた。するとその中にかつて光の国を壊滅までに追い込み、一度は別世界の銀河を支配下に納めかけた闇のウルトラマンを見つけた。

 

「まさか?!あんたは!」

 

《あぁ、お前が考えている通りだ俺の名は…》

 

皇帝が語る自身の正体とは!?

 

《俺の名はべリアル、ウルトラマンべリアルだ》

 

イッセーはその名を聞いて何処か懐かしく感じた。

 

「(べリアル、なんでだこの名前を聞くとどうしようもなく懐かしく思うのは)べリアル…っ!?うぐっ!」

 

イッセーはべリアルの名を呟いた瞬間頭に激痛が走った。

 

《!イッセー!》

 

べリアルがイッセーを支えるとイッセーはべリアルに支えられながら頭を抱えて蹲る。

 

「あぐっぐっぎがっぐっ…なんでこんなに頭が痛いんだ…」

 

《止せ!イッセー!お前は今俺とアイツで封印した記憶を呼び起こそうとしてるんだ!今のお前ではまだ受け止めきれない!今すぐに思い出そうとするのを止めろ!》

 

皇帝がイッセーにそう語るが、イッセーは逆になんとしてもその記憶を取り戻そうとし始める。

 

「ァアアアアアアア!グァアアアアアアア!」

 

だが、思い出そうとする度に頭の痛みは増していくばかりだった。しかし、それでもイッセーは気力を振り絞り記憶の線を辿っていく、

 

《もう止めろ!止めてくれ!イッセー!》

 

べリアルはただ、イッセーの苦しむ姿を見続けるのが辛かったのだ、確かに自分はかつてウルトラの星を壊滅に追い込み、銀河を手中に納めようともした。しかし、それでも自身の子供が苦しむ姿を見るのは辛いのだ

 

「ハァハァハァハァ!もっうすっこしで全部、思い出せるから、待ってて、父さんっ!」

 

イッセーのその言葉にべリアルは驚きの表情を見せた。

 

《イッセー、お前記憶が…》

 

「はははは、なんで父さんと母さんが俺の記憶を封印したのかも思い出したよ」

 

イッセーは力なくその場に座り込んだ、

 

《イッセー!》

 

座り込みそうなイッセーを支えてゆっくり座らせた。

 

「…なぁ父さん」

 

《…なんだ?イッセー》

 

「僕、これからどうすればいいのかなぁ?」

 

イッセーは涙を流しながらべリアルに答えを求めた。

 

《…いいかイッセー、確かに俺が今お前に答えを出してもいいだがな、それではダメなんだ、答えはお前が見つけるんだ、酷な言い方かもしれないがそれがお前の進む道を見つけることにもなる。だからどんなときも諦めるな、立ち向かっていけ》

 

べリアルの言葉がイッセーの胸に深く刻まれた。

 

「うん、ありがとう父さん、僕ううん俺これから頑張っていくよ!だから見守ってくれる?」

 

《あぁ、何時までも見守るさ、何よりあっちにはアイツが居る。アイツのことだお前が危機に瀕したら現れるだろう》

 

べリアルがそう言うとイッセーの体が宙に浮いた。

 

《お別れだ、イッセー》

 

「あぁ、でもまた会いに来るよこれからはいつでも会いに来れるだろ?」  

 

《ふ…全く…あぁ、いつでも来い俺はここで待っている》  

その言葉を最後にイッセーの意識は途絶えた。

 

-イッセーが現世に戻った後-

 

《さてと、何時までそこに隠れていやがる。出てきやがれ!???》

 

べリアルがギガバトルナイザーを自身の後ろにある森に向けるとそこに居たのは、

 

【くくくく…やはり気付いていたか、べリアル】

 

《は!てめぇの気配はヘドが出るからなすぐにわかんだよ、それで一体何のようだこんなところにまで姿を見せるなんざ珍しいじゃねぇかなぁ?ザギ?》  

 

森の中から姿を現したのは髪の色が茶色から紅いメッシュが入った黒髪に緋色の瞳をしたイッセーが少し成長したような青年が居た。

 

《てめぇ!その姿は!?》  

 

【くくくく、あぁ、そうだあいつの中の闇が俺にも人間の体を形成出来るだけの力を与えてくれてなここまで出てこれ尚且つこうやって、お前と話が出来るレベルにまで回復させてくれたのさ】  

 

《ちぃ!まさかここまで回復が早いとはな!》  

 

べリアルはギガバトルナイザーを構え直しザギに向ける。

しかし、ザギは手を前に出して待ったの姿勢を取った。

 

【まぁ落ち着けべリアル、なにも俺は今すぐにイッセーをどうこうしようとは思ってはいないよ】

 

ザギの言葉にべリアルは驚きの表情を見せる。

 

《何?なら何故今までイッセーを闇に誘おうとした!》

 

【なぁに、そうすれば少しはあいつに力を渡せるかと思ってな?】

 

《?力を渡す?》

 

べリアルはザギの言葉がよく分からなかった。頭の巡りは良い方だと思っている自分でもよく分からなかったのだ、

 

【べリアルよ、まず始めに俺達は何故戦うことになった?】

 

《それは…!?ギャラクシアンウォーズを起こした奴に利用されて》

 

【そうだ、恐らく今も奴は俺達を見ているのだろう、だからキングとノアは俺達をイッセーの心に封印したんだろう】

 

《?何故そこでイッセーの事が出てくるんだ?》

 

【簡単に言えば、イッセーはこの世界にとってのキーパーソンなんだろう、それにより奴はイッセーの心の中までは見れないようだ】

 

《なるほどなぁ、だがまてそれは良いとしてだ、何故その事を俺に話す?》

 

【なぁに、お前なら話しても問題ないと判断したからだ、それとこれを預けておく】

 

ザギはそう言うとべリアルにフュージョンカードを一枚投げ渡した。

 

《?…こいつは》

 

それはザギ自身が描かれたフュージョンカードだった。

 

【そいつは必ずイッセーの力になるだろう、じゃあな】

 

そしてザギは闇の中に姿を消した。

 

《あいつは一体何が目的なんだ…》

 

べリアルはフュージョンカードを見つめこれがイッセーの力になるのかと疑問に思いながら懐に仕舞った。

 

           -現世-

 

「んっ…まぁまぁですかね?戻ってきたのか、父さん必ず見つけてみせるよ」

 

イッセーが決意を新たなにしているときあることに気付いた。

 

「あれ?俺確かハヤタさんの家に居た筈なのになんで駒王に居るんだ?」

 

「イッセーくん!」

 

「あ、木場さん何があったんだ?!これ!」

 

駒王学園が燃えていた。

 

「なんで、なんで学園が燃えてるんだよ!」

 

(ほう!赤龍帝か?これは予想外だ)

 

「?!何者だ!」

 

(お初に御目にかかるな赤龍帝、我が名はコカビエル堕天使の一人だ)

 

「ドライグ確かコカビエルって」

 

[あぁ、確かに奴はコカビエルだ聖書にも登場する高位の堕天使だ気をつけろ相棒]

 

「あぁ、行くぞコカビエル!」

 

(ふ、来い!赤龍帝!)

 

「バランスブレイク!」

 

[ウェルシュ・ドラゴン!バランスブレイカー!]

 

イッセーを赭き極光が包むとそこには真紅の龍の鎧を身に纏ったイッセーが居た。

 

「覚悟しろ、コカビエル!」

 

(俺を楽しませろよ?闇の御子よ?)




はい!どうも!ギガストリウムです!今回は遂に!ザギ様に登場していただき、イッセーの過去についても少し触れていきました。次回はコカビエルとのバトルと遂に解放されるイッセーの闇について描かせていただきます。
では!good-bye!


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第二十二話:絶望降誕(ダークフュージョン)

遂に始まった!イッセーとコカビエルのバトル!
しかぁ~し!イッセーはまだ知らなかった自身の中の闇がどれ程力を持つのかを…


「ハァァァァ!」

 

イッセーの叫びが学園に響く、

 

(は!ハァ!)

 

それに対してはコカビエルは楽しげに笑いながらイッセーとぶつかり合っていた。

 

(流石は赤龍帝だ!まさしく俺の求めていた強者だ!)

 

コカビエルのその言葉に対してはイッセーは、

 

「てめぇに気に入られても嬉しくもなにもねぇっての!」

 

そう言いコカビエルを吹き飛ばした。

 

(ぐ、くくくく、中々やるなぁ、あの聖剣使いと聖魔剣使いとは大違いだ!)

 

「聖魔剣?聖剣使い?なんのことだ!コカビエル!」

 

(お前の後ろにいるやつらを見てみろ!)

 

「なに?」

 

そう言われイッセーは後ろを振り返った。しかし、そこにはイッセーにとってかけがえのない人の一人紫藤イリナがボロボロの状態で倒れていたのだ!

 

「い、イリナちゃん?イリナちゃん!」

 

イッセーがコカビエルには目もくれずイリナに駆け寄る。

しかし、それをもう一人青髪に緑のメッシュが入った少女の聖剣使いが阻む。 

 

「待て!イリナに何をする気だ!」

 

「退け!」

 

イッセーはその少女を突き飛ばすとイリナに近付き抱き上げた。

 

「イリナちゃん!イリナちゃん!しっかりしてくれ!」

 

イッセーの声に重傷の少女イリナは薄く目を開く、

 

「イッセー、くん?」

 

「あぁ、そうだよ!僕だよ!イッセーだ!だからしっかりして!」

 

「よかっ、た。また会えた」

 

イリナはイッセーとの再会に涙を流していた。それもそのはずである。彼女にとってもイッセーはかけがえのない人であり初恋の人なのだから、

 

「帰ってきたら、イッセーくんは居なくて変わりに訳の分からない奴がイッセーくんの居るべき場所にいて私混乱しちゃって」

 

と苦笑い気味に呟く、

 

「イリナちゃん喋らないで喋ったら傷口に響く!」

 

イッセーがそう言うがイリナは続ける。

 

「でも、こうやってイッセーくんとまたあえて私幸せだよ」

 

涙を流しながらそう言の葉を紡ぐ、

 

「…、イリナちゃん待っててすぐに終わらせるから…」

 

イッセーは立ち上がると、木場に対して、

 

「木場さん、イリナちゃんを頼みます。」

 

「イッセー君?」

 

イッセーの瞳は怒り、哀しみ、憎しみ等の負の感情しかなかった。それに気付き木場はイッセーを止めようとしたがいきなりイッセーを中心に爆風が起きる。

 

そして、絶望は蘇る。

 

「ァアアアアアアア!」

 

イッセーの雄叫びが辺りを震わせる。イッセーの怒りが!

哀しみが!憎しみが!今ここに解放された!

 

そしてイッセーの精神世界でも、異変は起きた。

 

 

-イッセーの精神世界-

 

ザギが去ったあとべリアルは一人考えに耽っていた。

 

《奴の話から察するに奴はイッセーを乗っ取るつもりはないし、敵対するつもりも無いということになるな。まぁイッセーの害になら無いならなんでも構わんか…、?》

 

[ァアアアアアアア!]

 

《?!イッセー!どうしたんだ!一体何が!?》

 

イッセーの憎悪の雄叫びは精神世界にまで届いたのだ、そしてそれによりべリアルの懐に仕舞われていた二枚のカードが飛び出す!

 

《な!待て!》

 

べリアルが手を伸ばすが間に合わず、更には自身もまた引き摺られていることに気付いた。

 

《こ、これは!まずい!俺まで引きずり込まれたらイッセーに施されている封印が完全に解けちまう!》

 

べリアルはなんとか踏み留まろうと踏ん張るが健闘も虚しく、それに呑み込まれた。

 

《ぐ、糞奴に頼るのは癪だが少しの間任せたぞ!ザギ!》

 

そう言うとべリアルは逆にイッセーの雄叫びの聞こえる方へと飛び込んだ、

 

 

-現世-

 

「ァアアアアアアア!」

 

イッセーの雄叫びは様々な物を呼び起こした。地震、大豪雨、大竜巻等の世界中で異常気象を起こしていた。

 

しかし、それもすぐに収まった。

 

イッセーの雄叫びが止むとそこには漆黒に染まったオーブリングを握り先程までと全く違う姿になったイッセーが居た。そしてイッセーはもう片方の手に握った三枚のフュージョンカードを見つめるとその内二枚を取り出し残り一枚をホルダー仕舞う、

 

「ふん!」

 

イッセーの声と共に闇がイッセーを包む、  

 

「ザギ」

 

イッセーがそう言いカードをリングにリードすると赭と漆黒の光が現れやがて人型になる。

 

【ダークザギ…】-ウオオオア!-

 

そこに現れたのはウルトラマンノアを元に作り出された人造ウルトラマン『ウルティノイド』と呼ばれる存在であり、暗黒破壊神の異名を与えられた闇のウルトラマン『ダークザギ』が居た。そして更にイッセーがもう一枚のカードをリードする。

 

「父上」 

 

【ウルトラマンべリアル…】-ヴェア!-

 

そうイッセーの実の父にして、ウルトラの星始まって以来の最強にして最凶のウルトラマン、ウルトラマンべリアルが紅い光と共にその姿を現す、そしてイッセーは更に言の葉を紡いだ、

 

「絶望の闇の力を借り受ける…」

 

そう言ってイッセーが天に向かいダークリングを掲げリングが展開する。

 

【ダーク・フュージョン…】

 

絶望を体現したかのようなメロディが流れながら、ダークザギとべリアルがイッセーに重なるように一つになる。

 

【ウルトラマンオーブ…、ディザスター・アトロシアス】

 

今ここに絶望の闇が降誕する。

 

次回、幻想に舞い降りし光闇の朱き龍帝…

 

全てを破壊するイッセー君、僕たちにはなにもできないのか…、そんなときに闇を打ち破る無限の希望の戦士が蘇る!

次回 希望

 

 




はい!どうも!ギガストリウムです!
今回はイッセーのダークフュージョンアップとイリナとの衝撃的な再会をお送りしました。次回は変身したイッセーが同じく闇の力を得たコカビエルと戦います。更には彼がイッセーの窮地に駆けつけます。(まぁ予告のタイトルをみれば誰かは一目瞭然ですが( ̄0 ̄;))
では!次回までgood-bye!


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第二十三話:希望

イリナを傷つけられ憎悪の感情に呑まれ闇のウルトラマンオーブに変身したイッセー!
そんなイッセーによるコカビエルへの猛攻が始まる。
しかし、イッセー!闇に呑まれるな!誰か彼を救ってくれ!


駒王学園

 

ここに絶望を身に纏ったオーブが降誕した。

 

その名を『ウルトラマンオーブディザスター・アトロシアス』

 

ウルトラマンべリアルとダークザギの力を合わせたオーブの闇の形態であり、その力は上記の二人の力を遥かに凌ぐ程である。

 

「…」

 

イッセーが変身したディザスター・アトロシアスは静かに佇み、コカビエルを見据えていた。

 

(くくくく、フハハハハハハハハハハ!やっと解放したか!闇の御子よ!)

 

コカビエルは歓喜の声をもらし懐から黒い棒状のアイテム『ダークエボルバー』を取り出しそれの両端を引っ張る。それにより闇の波動が解放されコカビエルを包む、

 

コカビエルの体を突き破り、赤き瞳の悪魔が目覚める。

 

(ハァァァァ!)

 

大地を揺るがしダークメフィストツヴァイが復活した! 

 

(さぁ、御子よ参りましょう我らが闇の覇王様の元に…)

 

コカビエル、いやメフィストがイッセーに手を差し出すが、イッセーはその手を払い除けその勢いのままメフィストの顔面を殴り抜いた!

 

(ぐあ、な、何故!御子よ!何故です!貴方の力はこの世を支配できる程の力があるのですよ!?)

 

「…まれ、黙れ、黙れ、黙れ!」

 

イッセーは憎悪の感情を剥き出しにしてメフィストに組み合った。

 

(ぐ、み、御子!)

 

「ジュオアアア!」

 

雄叫びと共にメフィストを投げ飛ばし、ダメージを与えていく、

 

(ぐぁ、あぐ、なんだこの力はただ投げ飛ばされただけだぞ!?)

 

しかし、イッセーはそんなメフィストのことも気にすることなくメフィストを叩きのめしていき最早息も絶え絶えな状態のメフィストの首を掴む、

 

-ギリギリギ-

 

(あぐ、が!おぐ、みごばなじでぐだざい)

 

メフィストの言葉を無視してイッセーいや、ディザスター・アトロシアスは更に力を籠める。

 

-ミシッ、ビキッ、ゴキッ-

 

(ぐぇあ、おご、がぁ、)

 

そして遂に、

 

「ふん!」

 

-ゴキャ!-

 

鈍い音と共にメフィストの首をへし折ったのだ、しかし、それだけに留まらず、メフィストの遺骸を投げ飛ばす。

そこに両腕を逆Vの字にして腹部の所で交差させると、左手を横に水平にしておき、右手に闇の波動を迸らせ、それを左手にぶつけディザスター・アトロシアス最強の必殺技『ディザトロシウム光線』を放った!

 

(何故だ…『何故なのです…』俺は『私は』ただ同胞たちの無念を『ただあの方に』晴らしたかっただけなのに…『認めて頂きたかっただけなのに…』)

 

ディザストロシウム光線を受けメフィスト(コカビエル)の体は闇の奔流に呑み込まれこの世界から消滅した。

 

「ウオオオア!」

 

しかし、イッセーの暴走は止まることはない目に写る全ての物を破壊し始めたのだ!

 

一方木場達グレモリーside

 

「そんな、イッセー君がウルトラマンオーブだったなんて」

 

「ですが、事実ですわ。でもあの姿は…」

 

「…今の八雲先輩、怖いです。」

 

そんな状況下のなかこの二人は

 

「やっぱり!彼はウルトラマンなんかじゃないわ!見なさい皆あの姿を!あれがウルトラマンのやること!?」

 

「そうだぜ!皆!あいつは皆を騙してたんだよ!今すぐアイツを倒しちまおうぜ!」  

 

リアス達が何か言っているが朱乃達には聞こえていなかった。

 

「あ、あれは…」

 

その時青髪の少女…ゼノヴィアが震えた声で呟いた。

 

「あ、あれは…ざ、ザギ!そんな何故!ザギは一輝父さんに倒されたんじゃないのか!」

 

ゼノヴィアの言葉に朱乃達が彼女の方に振り替える。

 

「ゼノヴィアさん、その一輝というのはどなたですか?」

 

「あ、あぁ、一輝父さんは私のことを孤児院から引き取って育ててくれた人だ、そしてかつてナイトレイダーという防衛チームに所属していたんだ」

 

ゼノヴィアの言葉に全員が言葉を失った!なんとゼノヴィアの義父はあのウルトラマンネクサス、いやあえてこう呼ぼうウルトラマンノアと共にザギを打ち倒した孤門一輝だったのだ!

 

「ナイトレイダー!?あの暗黒破壊神ザギを倒したウルトラマンネクサスと共に戦った防衛チームの!?」

 

「あぁ、だが、父さんはもうナイトレイダーを引退して消防隊の隊長になっているんだ」

 

ゼノヴィアが話をしているとき、背後からとてつもない爆音が響く、

 

「んンン?」

 

イッセーが足元を見るとそこには黒邪龍の影装を纏った清雅と滅びの魔力を全身に纏ったリアスが宙を飛んでいた。

 

「は!どうだ!偽物ウルトラマン!てめぇなんかこの俺が叩きのめしてやるよ!」

 

「そうよ!私と清雅の力を見せてあげるわ!」

 

アホなのだろうかこの二人は!?しかし、イッセーは清雅を目にするとまるで怒りに我を忘れたかのように拳を叩き込んだ!

 

「ヴオアア!」

 

身の危険を感じて二人は更に上昇してその攻撃をかわす。

しかし、その拳の先には朱乃達が居た!

 

「はっ!皆逃げて!」

 

朱乃の声により全員が逃げようとしたそのとき!

 

「痛!」

 

小猫が躓いてしまい動きを止めてしまったのだ!

 

「小猫ちゃん!」

 

木場がなんとか戻り抱き抱えて運ぼうとしたがすでにイッセーの拳は至近距離まで迫っていた!

 

「(もう駄目!)」

 

木場が死を覚悟しせめて小猫だけでも護ろうと剣の壁を造り上げる。

 

「(イッセーくん、もっと話したかったな…)」

 

木場が目を瞑ったとき、

 

-ガシ!-

 

何かを掴む音が聞こえ後ろを振り向くとそこには!

 

【やれやれ、ギリギリ間に合ったな】

 

そこに居たのは体色が赤、銀、青のトリコロールカラーをしていて頭部にブーメランのような形状の突起を持ち胸に光の戦士の証であるカラータイマー付けた無限の可能性を秘めし戦士その名を!

 

【さぁてと、おいガイ!いつまで寝てんだこのばか!】

 

「ウオオオア!」

 

イッセーは戦士の声に耳を貸さずに突き飛ばす。

 

【とっとと、仕方ねぇやるか?ヴァーリ?】

 

「うん、私のライバルをこれ以上好き勝手されるのは嫌だからね。いくよ!ゼロ!」

 

【応!ブラックホールが吹き荒れるぜぇ!】

 

ウルトラセブンの息子にして、平行宇宙の救世主『ウルトラマンゼロ』であった!

 

 

次~回!

 

イッセーの暴走は止めるために駆け付けたウルトラマンゼロ!しかし、べリアルとザギの力を併せ持つディザスター・アトロシアスに苦戦を強いられる。そのころイッセーはかつて自分を変える要因となった幻想郷で起きた異変の夢を見ていた。そこで新たなる事実を知る!

 

次回!幻想に舞い降りし光闇の朱き龍帝「誕生《命》」

 

次回もお楽しみに!

 

 




はい!どうも!ギガストリウムです♪
今回はイッセーがディザスター・アトロシアスに変身してコカビエルをフルボッコにしました。
そして遂に!登場!ウルトラマンゼロ!ということでゼロの登場回にもさせていただきました。
次回はイッセーの誕生の秘密について書かせていただきますのでお楽しみにお待ち下さい♪では!good-bye!


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第二十四話:誕生《命》

イッセー達の窮地に駆けつけたのは、なんとウルトラマンゼロ!
無限の可能性を秘めた戦士と絶望が今ぶつかる!
そのころイッセーは…、


駒王学園

 

【へ、いくぜ!ヴァーリ!】

 

「うん!ゼロ!アルビオン!」

 

《あぁ!》

 

ゼロ達が今イッセー達を救うべく駆け付けた!

 

『ヴオオオオァ!ゼェロォ!』

 

【げ、あの頃のべリアルの意識があるのかよ!シュ!】

 

ゼロはそう言ってオーブに突進した!

 

【ウォラ!】

 

巨大な巨人がぶつかり合うことによりとてつもない震動が起き続ける。

 

「ウルトラマンゼロ!?まさか彼が来てくれるなんて…」

 

木場の言葉に小猫も同意するように首を縦に振る。

 

「はい、彼はギャラクシアンウォーズのときに次元の裂け目を消すために姿を消したと聞いています」

 

「うん、僕もそう聞いているよ、とにかく今はここを離れよう、悔しいけど僕たちでは出来ることはないからね…」

 

「裕人先輩…」

 

二人はゼロが時間を稼いでくれている間になんとか朱乃達のところまで下がることができた。これを確認したゼロ達は防御から一転して攻めの構えに戦闘スタイル変えた。

 

【よし!彼奴等は無事に離れたな!行くぜ!ウォラ!】

 

ゼロはその言葉と共に組み合っていた腕を外して、オーブの胸部にキツイ一発を叩き込んだ!

 

『ぐおあ!ぐ、デュオア!』

 

しかし、オーブも負けじとゼロの腹部に膝蹴り入れる!

 

【ぬあ!こんのやろ!デァ!】

 

蹴りを喰らったゼロは一旦距離を置き頭部の宇宙ブーメラン『ゼロスラッガー』に手を添えるとそれを勢いよくオーブ向かって投げた!

 

【フ!ウルトラノック戦法!】

 

ゼロの言葉と共にスラッガーは縦横無尽に飛び回りオーブを攻撃していく、

 

『ぐ、おぐ、ダアァァ!』

 

しかし、オーブは闇の波動を全身から噴き出させるとそれによりスラッガーを弾き飛ばしてしまったのだ!

 

【ちぃ!やっぱりそう一筋縄じゃいかねぇか…、ならこれでどうだ!フ!】

 

ゼロは左手の手首に付いているブレスレット『ウルティメイトブレスレット』を天に掲げるとそこからエレキギターのような軽快な音と共にゼロが光に包まれる。

 

【ハァァァァ!ストロングコロナ!ゼロ!】

 

光が晴れるとそこには真紅のボディーに銀のラインが入ったボディーカラーになったゼロ『ウルトラマンゼロ ストロングコロナ』の姿があった!

 

【俺のビッグバンは止められないぜぇ!】

 

ゼロはその言葉と共にオーブに拳を叩き込んでいく!

 

『ぐぁ!ぐが!ジュア!』

 

先程までと全くパワーが違い流石のオーブも吹き飛ばされる。

 

【へ!どうだ!少しは目ぇ覚めたか?】

 

『ぐおあ!ゼェロォ!』

 

しかし、それでもなおオーブ『イッセー』は立ち上がる。

 

【くそ、やっぱり駄目か!】

 

《ゼロ!此所はルナミラクルで浄化したらどうだ?》 

 

「ううん、アルビオン今の彼にそれは無意味だよ」

 

《何?何故だ?ヴァーリ》

 

「今の彼は彼自身の闇だけじゃなくて、歴代の赤龍帝達の怨念にも支配されていて、ルナミラクルの力だけじゃ浄化しきれないんだよ」  

 

《何!まさかそうだったとはな、道理でドライグに話しかけても反応が無いはずだ…》

 

【くそ!どうすりゃいいんだ!】

 

ゼロ達が手をこまねいているときイッセーは自身の精神世界で自身の誕生の秘密を知ることになる。 

 

-イッセー精神世界-

 

イッセーは何かの物音で目を覚ました。

 

「う、此所はまた俺の心の中なのか?でもいつもの場所じゃない…此所はいったい?」

 

イッセーは確かに心の中に居たしかし、そこはいつも彼が訪れる美しい湖と森がある場所ではなく何処か物悲しげな佇まいをした洋館の前に居た。

 

「…今度は紅魔館に似ているな」

 

【♪プリエール♪】

 

イッセーは何を思ったのかその洋館の中に入っていった。

 

「鍵は掛かってないな、誰もいないのか?」 

 

イッセーがそう言い門を開ける。そこには美しい薔薇の華が一面に植えられた庭園がイッセーを迎えた。ただその薔薇は通常の物よりも紅い物や漆黒の色をしたものなどがあった。

 

「へぇ、薔薇ってこんなに種類があるんだなぁ」

 

イッセーが感心していると背後で気配を感じてそちらに振り向くとそこには美しい紅い髪に紺碧の瞳をした女性が立っていた。

 

「あ、あのごめんなさいその余りにお庭が綺麗だったので近くで見たくなってしまって!」

 

とイッセーが慌てて女性に弁解しようとしたとき、女性は無言でイッセーに近づいてくる。

 

「えぇと、ご、ごめんなさい!」

 

イッセーが勢いよく頭を下げた瞬間なんと!女性の体がイッセーをすり抜けてしまったのだ!

 

「へ?今すり抜けた?まさか此所は誰かの記憶のなか?」

 

(よく分かったな、我が孫よ) 

 

「!?誰だ!」

 

イッセーは声がした方に向かって声をかけるとそこの空間が歪みそこから何処かウルトラマンの宿敵の一人バルタン星人に似た容姿をした異形の人物が居た。

 

(まぁ、そう身構えるなイッセーよ、私はただ、お前が知りたいであろうことを私が知っている限りのことを教えてやりたくてきたのだ)  

 

「…さっきあんたは俺を孫と言ったな、つまりあんたは俺の父上の父になるのか?」 

 

(ふむ、なんと言えばよいのか血縁上の繋がりは無いが私のDNAと力をあやつは持っているからな、ある意味では親子になるのだろうな)

 

「?どういういみだ?」

 

イッセーはその人物の言葉に少し混乱していた。

 

(まぁ今はそれよりもこの場所で起きたことをお前は知る必要がある。だからしっかりとその目で見ておけお前の誕生した時のことを)

 

        

「え、じゃああの女性(ひと)は俺の母上なのか?」   

 

イッセーはもう一度その女性を見つめた。そして思い出した。べリアルと話をした時にひどい頭の痛みを感じた時に朧気なビジョンの中に居た赤子を抱いた女性が今目の前にいる女性なのだと、そしてその女性が自分の母なのだと言うことに気づいたのだ、

 

「…俺の母上はとても美しい人だったのだな」

 

イッセーは気づいていないが言葉遣いが変わっていることに、

 

(イッセーよ、これは覚えておいてほしい)

 

「なんだ?」

 

(彼女は、レッドとべリアルはお前を疎ましく思い人間の体に宿らせたのではない、お前を護るためにどうしても必要なことだったのだ、それだけは覚えていてほしい)

 

「…あぁ、分かっている。母上も父上も俺のことを何よりも愛してくれていることは誰よりも俺が分かっている」

 

そして、場面が変わり、今度は何処かの森に周囲の様子が変わった。

 

「此所は?」

 

(此処でお前の父と母は出会ったのだ、まぁもうすぐだ見ていろ)  

 

イッセーはそういわれ視線を戻すとそこに、

 

〔ぐ、糞まさか自爆をしてくるとはな〕

 

イッセーに似た容姿をした男性が現れた。違いが有るとすれば髪の色が赤黒い黒髪になり、瞳の色がガーネット色、左目に縦に傷があることくらいしかイッセーとの違いがないほど似ていた。

 

「父上!?」

 

(そうだ、べリアルはこの時ある者の操るキングジョー軍団と戦っていたのだしかし、その時に敵の操るキングジョーブラックが自爆をしてべリアルにダメージを与えたんだ、それによりべリアル崖底に落ちて人の姿になり力の回復に専念することにしたんだ、そんなときだべリアルがお前の母と出会ったのだ)

 

〔…ジャタール何故だ、何故自分を犠牲にした!〕

 

べリアルの後悔の叫びが森に木霊した。

 

「ジャタールって確か父上の部下のダークネスファイブの一人だった筈」

 

(そうだ、ジャタールは窮地に陥った他のダークネスファイブの面子を救うためにウルトラマンタロウのウルトラダイナマイトを研究して自らの命を犠牲にして放つダークネスダイナマイトを使いキングジョーの大半を吹き飛ばしたんだ、それにより優勢になったべリアル達は押し返していったんだ、しかし、あと少しの所でべリアルが敵の特攻を受け今の状態になっているんだ)

 

イッセーはその言葉にただ黙ってべリアルを見つめていた。

 

〔ぐ、回復にはあと少しかかりそうだな〕

 

その時、

 

-ガサッ-

 

森の林の中から音が聞こえべリアルがバトルナイザーを構えた!

 

〔誰だ!出てきやがれ!〕

 

その言葉に従い先程の女性が姿を見せた。

 

〔待て、落ち着いてくれ私は怪しいものではない!〕

 

女性は何処か男のような言葉遣いでべリアルに話しかけた。

 

〔女?何でこんなところに居るんだ?〕

 

〔なに、この辺りは色々な薬草が採れるからなそれの採取をしていたときに君が居たんだ、それよりも酷い怪我ではないか!早く手当てをしなければ!〕

 

〔あ?これくらい休んでれば直ぐ治るから触んじゃねぇよ!〕

 

〔そんなわけあるか!何よりもその脇腹が一番酷いのは明白ではないか!良いから見せろ!〕

 

女性がべリアルに組み付き無理矢理服を脱がそうとする。

 

〔お、おい!止めろ!コラ!何処触ってんだ!〕

 

〔やっぱり!今すぐに治療するぞ!私の館が近くにある其処で治療しよう〕

 

〔…、はぁ分かった、治療でもなんでも好きにしてくれ〕

 

べリアルがもはややけくそ気味に女性に言い放つ、

 

〔ふふ、分かれば宜しい〕

 

女性もべリアルの言葉に頷き二人は森の出口に向かって歩いていった。

 

「なんと言うか、父上らしい拒絶の仕方だったな」

 

また場面がかわり、今度は館の中だろうしかし、大分雰囲気が変わっていた。

 

〔俺達が此処で世話になってもう5週間か…、早いもんだ〕

 

〔はい、陛下しかし、陛下とジャタールが御無事だったのは幸いでした〕

 

〔あぁ、正直自分でも死んだと思ったがな、もう使わないことを祈りたいところだ〕

 

べリアルとスライ、ジャタールが会話をしているとき外で、

 

〔こらぁ!ローグ!グロッケン!またお前達は~!〕

 

とヴィラニアスの怒号が響く、

 

〔…また彼奴等は何をやってんだ?〕

 

〔ふふ、なぁにいつもの悪戯を二人がヴィラニアスにしたんだよ、べリアル〕 

 

その言葉と共に女性が食事を持ってきた。

 

〔はぁ、またですか?全く二人は少しは落ち着きを持って欲しいものです〕

 

スライが疲れたように溜め息をついていた。

 

〔まぁ、良いではないか?正直いって今まで戦いに次ぐ戦いで疲弊していた我らからすれば良き休養になるだろ?〕

 

ジャタールの言葉にスライも少し考えてから頷いた。

 

〔それもそうですね。それよりも一番驚いたのが陛下がご結婚されていたことですがね?〕

 

スライがべリアルをジト目で見つめる。それにべリアルは、

 

〔し、仕方ねぇだろう?俺もこいつもこうなるなんて思わなかったんだからよ、なぁ?レッド?〕

 

〔ふふ、確かになまぁ、私からすればべリアルがあのウルトラマンべリアルだとは思わなかったがな〕

 

とレッドと呼ばれた女性が苦笑い気味に言うとべリアルも、

 

〔俺としても、レッドがまさかあの赤龍神帝グレートレッドとは思わなかったぜ?〕

 

と御互いに笑いあいながら、幸せな時間は過ぎていった。しかし、この幸せも長くは続かなかった。

 

(これから約8年後にお前は生まれた。しかし、その時に奴等は現れた)  

 

また場面が変わる。だが場所はさっきと同じ館の中だったが、ひとつ違う言えば館の雰囲気が重苦しいものになっていた。

 

〔まさか、奴等の狙いが陛下のご子息であらせられる。ウィード様だったとは…、どうすればいいのだ〕

 

〔スライ、一人で悩むな俺達も同じ気持ちだ〕

 

〔ヴィラニアスの言うとおりだぜ?スライ何より今一番辛いのは陛下と奥方様だ〕

 

〔………〕

 

〔あぁ、ローグの言うとおりだな今はなんとしてでもウィード様を護ることを優先した方がいい〕 

 

〔…、そうですね今はなんとしてでも〕

 

その時、部屋のドアが開かれべリアルがレッドと共に入ってくる。その腕に小さな赤子を抱きながら

 

〔陛下!?どうされましたか?〕

 

〔…お前ら今から俺の言うことを黙って聞いて欲しい〕

 

〔?陛下?〕

 

ダークネスファイブの面々が訝しげにべリアル達をみる。

 

〔レッドと話し合った結果、俺達の息子であるウィードを人間に生まれ変わらせることにした〕

 

〔な!?何故ですか?!陛下!〕

 

〔その通りです?!何故!〕

 

〔陛下、訳をお聞かせください!〕

 

〔…!?〕

 

〔待ちなさい!お前達!陛下の話はまだ終わっていないですよ!…陛下お続きをお話しください〕

 

〔すまんなスライ、まず理由についてはこの子をこのまま俺達の元に置いておいても守ることが出来ないことが分かった。それは奴等がこの子の中にある俺のレイオニクスの力とレッドの夢幻の力が狙いだからだ、だからなんの力も持たない人間に生まれ変わらせることでそれを隠れ蓑にして生きていかせるんだ、ただし俺たちとの記憶も封印することになるがな…〕 

 

べリアルは悲しげな表情を見せ、それがどれだけ苦渋の決断だったことが計り知れる。レッドも我が子を見つめながら涙を流すまいとしウィードの手を握り返していた。

 

イッセーはそれを見て今すぐに母を抱き締めてあげたい気持ちに駆られた。悲しまないでと泣かないでくれと今すぐにでも二人に言いたかった。しかし、それをすることはできないこれは過去の出来事なのだから、

 

(イッセーよ、これがお前が人間に生まれ変わった理由だ、このあとべリアル達はお前を兵藤家の生まれてすぐに死を迎えようとしていた赤子にお前を宿らせたんだ)

 

「それが、今の俺か…」

 

イッセーはただ自分の両親を見つめ続けた。

 

一方ゼロside

 

ゼロはディザスター・アトロシアス(以後DA)に苦戦を強いられていた。

 

【くっ!中々にしぶといな!】

 

「ゼロ!焦らないで確実に動きが鈍くなってる!」

 

『あぁ、このまま押していけ!』

 

【へ、任せとけ!行くぜぇ!】

 

ゼロがDAに拳を叩き込んでいく、

 

【オラァ!ハァ!ジェア!】

 

[ぐぁ!ぐ、ヌガァ!]

 

【オォラァ!】

 

最後にアッパー顎に叩き込み、DAを打ち上げるそこに、

 

【エメリウムスラッシュ!】

 

ゼロは額のエネルギーランプから高出力エネルギー光線『エメリウムスラッシュ』を放つ!

 

[ぐぁ!]

 

それを受けてオーブは更に上空に飛ぶ、それを更に追い討ちして技を放つ!

 

【フ!ハァ!ワイドゼロショット!】

 

ゼロは飛び上がると両腕でL字を作りそこらかゼロ必殺の破壊光線!『ワイドゼロショット』を放った!

 

[!?フォア!]

 

しかし、それにいち早く気付き避けられてしまう。

 

【ち!避けられたか!なら!フ!】

 

次にゼロはウルティメイトブレスレットを天に掲げると、そこからハープとオルゴールのような優しい音色が響く、そしてゼロが光に包まれそれが晴れるとそこには全身を青と銀の二色に変化したゼロ『ウルトラマンゼロ ルナミラクル』にタイプチェンジした。

 

【ルナミラクルゼロ…、!ミラクルゼロスラッガー!】

 

ゼロはチェンジし終わるのと同時に頭部のゼロスラッガーを放つ、するとスラッガーはまるで分身するようにDAに向かって飛んでいく!

 

[ぐ!あが!ぐぁ!]

 

それにより四方八方からの攻撃によりダメージを受けていく、そして地面に激突し蹲る。

 

[ぐ、あぐ、く、]

 

【そろそろ、おとなしくしてくれよ頼むから】

 

ゼロの言葉は届かずまたDAは立ち上がり構えをとる。

 

【糞!仕方ねぇ少々荒療治だが、ヴァーリ!あれやるぞ!】

 

「了解、行くよ!ゼロ!アルビオン!」

 

ヴァーリがそういうと懐からケイが使っていた物と少しデザインが違うジードライザー取り出す。そしてライザーを起動するとヴァーリの目の前に四つのウルトラカプセルが現れる。

 

【「ギンガ!」】-ショウラ!-

 

装填ナックルにギンガカプセルを装填

 

【「オーブ!」】-ディアァ!-

 

オーブカプセルを装填しライザーでリードする。

 

〈ウルトラマンギンガ!ウルトラマンオーブオーブオリジン!ニュージェネレーションカプセルα!〉

 

またヴァーリはひとつカプセルをとり装填ナックルに装填していく

 

【「ビクトリー!」】-シィア!-

 

最後のひとつを装填

 

【「X!」】-イーサー!-

 

そしてライザーにリード、

 

〈ウルトラマンビクトリー!ウルトラマンX!ニュージェネレーションカプセルβ!〉

 

そしてライザーにウルトラゼロアイを装着し起動、

 

【「ギンガ!オーブ!」】-ショウラ!ディアァ!-

 

オーブとギンガが光と共に現れ向かい合う

 

【「ビクトリー!X!」】-シィア!イーサー!-

 

αとβカプセルを装填ナックルに入れリードする。そして

 

〈NEO フュージョンライズ!〉

 

【「俺に限界はねぇ!ヘェア!」】

 

希望に満ち溢れたメロディと共にゼロが更なる姿に進化する。

 

〈ニュージェネレーションカプセルα!β!ウルトラマンゼロビヨンド!〉

 

美しい光を放ちながら超空間を突き抜けゼロが大地に降り立つ。

 

【「ゼェア!」】

 

【「俺はゼロ…、ウルトラマンゼロビヨンドだ」】

 

ルナミラクルのような冷静な声色で名乗りをあげるゼロ、

今ここにDA対ゼロビヨンドのラストバトルが始まる!

 

 

 

 

次~回!

 

自分の出生の秘密を知った俺はよりたしかな覚悟を持ち現世に戻ることを記憶を見せてくれた人物に告げる。其処で俺は更なる力を授かる。

 

次回!幻想に舞い降りし光闇の朱き龍帝!

 

「新生!〈NEW〉」

 

闇となりて!悪を討つ!

 

 

オマケコ~な~!

 

「よう!皆今回からオマケコーナーを担当していくことになった紅劾だ」

 

「アシスタントのジャグラス・ジャグラーだ」

 

「このコーナーはまぁちょっとしたクイズを出したりするコーナーだな」

 

「しかし、よく作者もこんなコーナーやる気になったな?」

 

「何でも、気まぐれらしいぞ?少し気分を変えてみたくてやったらしい」

 

「…まぁ、ここ最近行き詰まっていたからなぁ、仕方ないか」

 

「まぁ、気を取り直して今回のクイズの内容は」

 

デデン!

 

「新生!ダークネスファイブの面子の種族当てクイズ!」

 

「いぇーい(棒)」

 

「ルールは簡単だ感想欄に新生ダークネスファイブの一人ヘリオスの種族を答えるだけで構わないからな」

 

「まぁ、すぐにわかるだろうけどなウルトラファンなら間違いなく」

 

「それじゃあ答えはコラボ回の時に発表するぞ、それでは」

 

「「バイバイ!」」

 

 

 

 




はい、どうもギガストリウムデス、お待たせしてしまい申し訳ありませんでした!!(土下座)

今回はイッセーの誕生の秘密とゼロビヨンドの登場回にしました。次の話はコカビエルのラストになりますのでお待ちください、

それとコカビエル篇の後にコラボ回と予定しておりますので無能成敗回なのでお待ちください!では!good-bye!


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第二十五話:新生!〈NEW〉

自身の出生の秘密を知ったイッセー、その胸にはどのような思いが駆け巡るのか?
それはイッセーにしか分からない!
そして、現実世界ではゼロがライザーを使いゼロビヨンドに変身しディザスター・アトロシアスとのラストバトルに望んだ!


-イッセー精神世界-

 

イッセーは自分の真の名前と自分の両親の想いを知ることが出来た。そして今イッセーは新たなる決意を胸に秘めて自分に記憶を見せた人物に向き直った。

 

「…まず始めに言わせてくれ、ありがとうお祖父ちゃん、俺行くよ、やらなきゃいけないこともあるから」

 

(そうか、では行く前にお前に会いたいと言う者がいる。その者に会ってから行くといい)

 

その老人の言葉にイッセーは首をかしげる。

 

「(俺に会いたい人?)分かった。会わせてくれ」

 

(うむ、因みに言うとお前もよく知る人物だ、さ、出てくると良い???)

 

「?!あなたは!?」

 

イッセーの前に一人の男が現れる。

 

「久し振りだな一誠」

 

その人物とは!

 

-現世-

 

ゼロがゼロビヨンドととなりDAとの最終バトルにへと移った。

 

「【俺はゼロ…、ウルトラマンゼロビヨンドだ】」

 

ゼロの冷静な声が学園跡地に響く、それに対してDA は、

 

「ゼェロォ!ヴオオア!」

 

そう叫びゼロに向かい突進を繰り出す。しかし、ゼロはそれに対して冷静に対応して受け流した。

 

「【ジェア!】」

 

攻撃を受け流されたDAは体勢を崩して転がる。

 

「ぐおあ!フォア!」

 

しかし、転がった瞬間に鏃状の光線【ディザスタースラッシュ】を放ちゼロを牽制した。

 

【?!ぐ、…何てな?】

 

しかし、ゼロは全く効いている様子を見せないで余裕そうな態度をとっている。

 

【今度は此方から行くぜぇ!】

 

ゼロはそう言うと周囲に頭部の四つになったゼロスラッガー『クワトロゼロスラッガー』を浮かべてDAに向かってウルトラ念力を使い飛ばした!

 

【クワトロゼロスラッガー!行けぇ!】

 

ゼロの号令と共にスラッガーはDAに襲い掛かる!

 

「ぐ、あぐ、ヌオア!」

 

DAもそれに対して闇の波動でスラッガーを吹き飛ばそうとするがそれを察知したゼロによりスラッガーを下げられタイミングをずらされる。

 

【へ、そうそう同じ手を使うかよ!ハッ!】

 

そしてゼロはスラッガーを目の前に集めるとそれを手裏剣のような形状に変化させ左手に持つとそれを勢いよく投げつけた!

 

【喰らえ!ゼロスラッガースライサー!】

 

ゼロの叫びと共に投げられたゼロスラッガースライサーはDAの頑強な肉体を容易に切り裂いた。

 

「ぐ、ぐぁ!ぐ、ゼァ!」

 

しかし、DAは後ろに宙返りをしてそこから脱すると、【ディザストシウム光線】の発射体勢になりゼロに向かい放った!

 

「フ!ハァ!ディザストシウム光線!」

 

ゼロに向かって放たれた破壊光線は真っ直ぐにゼロへ直撃するかに見えたが、

 

【…ふ、残念だったな】

 

なんと!ゼロスラッガーが分離して高速回転をしながらシールドになったのだ!

 

【名付けてゼロスラッガーディフェンダーってところか?】

 

「良いんじゃないかな、アルビオンはどう思う?」

 

(フム、我も良いと思うぞ)

 

三人は余裕の態度でいた。その事が琴線に触れたのかDA の表情は怒りに染まる。

 

「ゼェロォ!ウ、ウガァ、」

 

そしてその異変は起きた。

 

「ぐぁ、あぐ、ヌオア、グルガアアアアアアア!」

 

DAの切り裂かれていた部分から黒い靄のような物が現れDAを包み込んだ、

 

そして…

 

-グルガアアアアアアア-

 

そこにはオーブのカラータイマー胸に持つ未知の怪獣が君臨していた。

 

【な!?なんだありゃ!?】

 

「あれは…、覇龍!?」

 

(馬鹿な!ドライグの覇龍はあのような禍々しい姿では無かった筈だ!)

 

ゼロ達が驚きの表情は露にしていると、

 

-グルガアアアアアアア!ゴガアアアアァ!-

 

DAの口腔から赭黒い稲妻発生し始めたのを見てゼロがすぐにその怪獣の正体に気付いた!

 

【そうか!あれはべリアルがかつてエメラルダ星のエネルギーを吸収したときに変化した怪物、アークべリアルだ!】

 

そう!DAの変化した姿はアークべリアルに覇龍の姿を掛け合わせた姿になっていたのだ!

 

【ちぃ、こいつはかなり気合を入れねぇとやべぇな】

 

ゼロが構えを取りながらDAアークべリアルフォルムに突撃した!

 

-イッセー精神世界-

 

イッセーがそこで再会したのは、かつて幼い頃に巻き込まれた平行世界の幻想郷で起きた異変の際に出会った男性【溝呂木眞也】だったのだ!

 

「久し振りだな、一誠」

 

「眞也さん…どうして?」

 

「なんだ?俺が生きていることが驚きか?」

 

とニヒルに笑いながら一誠に問いかける。

 

「そ、そういう訳じゃないよ!ただ、生きていてくれたんだって分かったから、少しほっとしたんだ」

 

イッセーの言葉に溝呂木は鳩が豆鉄砲を食らったような顔をしてイッセーを見てから笑いだした。

 

「ぷ、あはははは!おま、再会してそうそう、そういうこと言うか?普通?あははは!腹痛てぇ」

 

溝呂木が笑い転げているのをイッセーはジト目でしながら溝呂木を見つめながら、溝呂木に会わせてくれた人物に視線を向ける。

 

「(なぁ、お祖父ちゃん眞也さんなんとかしてくんねぇか?)」

 

「(フム、任せておけ)…オッホン!眞也そろそろ本題に入らんか?」

 

「あははは!あ、あぁ、そうだな悪い悪い一誠」

 

「眞也さんは何でまた俺に会いに来たんですか?」

 

「あぁ、お前にあるものを渡しに来たんだ」

 

溝呂木はそう言うと懐から三枚のカードとカプセルをイッセーに手渡した。

 

「これは…!?ネクサス、メフィストのフュージョンカード、それにウルトラカプセル!?なんで眞也さんがこれを!?」

 

「まぁ、話せば長くなるから省略させてもらうが、ある人からお前に渡してほしいと言われたんだ、あ、フュージョンカードは俺からのプレゼントだ、俺が渡されたのはウルトラカプセルの方だぞ」

 

溝呂木の言葉にイッセーは少し困惑したがすぐに気持ちを切り替えて言葉を紡いだ、

 

「…、誰がこれを俺に託したのかは分からないけど、ありがとうって伝えてくれ眞也さん」

 

「あぁ、任されたよ、行くんだろ?現世に」

 

「あぁ、あっちでは俺の負の側面が暴れてるからなそれを止めねぇと」

 

「…、そうか、一誠」

 

「なに?眞也さん」

 

「今は幸せか?」

 

イッセーは溝呂木の言葉に一瞬考えた。しかし、答えなどすぐに出た。

 

「まだ、分からないけどでも、皆と居れて笑いあえるから、俺は今が幸せだよ」

 

「そうか、一誠、頑張れよ」

 

溝呂木がイッセーにサムズアップをして、イッセーを送り出す。その時、

 

『ちょっと待てイッセー』

 

「?お祖父ちゃん?」

 

『私からもお前に渡すものがある』

 

その老人はそう言うと懐から青と白で統一された長方形の機械をイッセーに渡した。

 

「これって、まさか!バトルナイザー?」

 

そうそれはレイオニクスの証とも言える怪獣を仲間として使役するデバイス『バトルナイザー』であった!

 

『うむ、そのなかにはかつて私が共に闘った古の怪獣達がいる。彼らもお前と共に闘いたいと思っている筈だ、だから、連れていってやっておくれ』

 

イッセーはバトルナイザーを見つめ、中に眠る怪獣達を感じた。

 

「…、すげぇ温かいそれに優しい力を感じる」

 

イッセーの言葉にナイザー内部の怪獣達が反応を示した。

 

『うむ、行ってこい、若きレイオニクスよ、我が孫にしてウルトラマンべリアルの息子よ!』

 

「はい!」

                      ・・  

イッセーはそう返事を返すと手にオーブリングを二つ出現させた。

 

「あれ?オーブリングが二つ?」

 

イッセーはその事に気付き両方を見ると片方は自分の知るリングだが片方は闇のような漆黒の色に染まったリングだった。

 

「これは、ダークリング…、そっか、お前はずっと俺と居たんだな、俺が自分の闇を認めたくなくてお前を心の奥底に閉じ込めてしまったんだな、すまなかったなもう一人の俺」

 

するとイッセーの言葉に反応してダークリングが輝く、

 

[もう、ぼくをひとりにしない?]

 

「あぁ、もう絶対一人になんかしないさ、なにより俺達には世界最強の父さんと母さんがいるのだから初めから一人じゃなかったんだ」  

 

イッセーの言葉にダークリングは柔らかな光を放ちオーブリングと一体となる。

 

そして、光と闇は一つとなる。

 

『エクリプスオーブリング』

 

イッセーの闇とオーブの光、そしてイッセーの両親であるべリアルとグレートレッドの力を得たイッセーだけのオーブリングである。

 

「行くぜ!」

 

イッセーがそう言いリングを構える。

 

「フ!」

 

イッセーを超空間が包む。そして一枚のカードを取り出しそれをリングにリードする。

 

「父さん!」-ウルトラマンべリアル!-

 

緋黒い光と共にウルトラマンべリアルがイッセーの傍らに現れる。

 

《ヴェア!》

 

「ガイさん!」-覚醒せよ!オーブオリジン!ウルトラマンオーブ!-

 

美しい金色の光と共にガイ《ウルトラマンオーブオーブオリジン》がべリアルとは反対側のイッセーの傍らに現れる。

 

《シュア!》

 

「闇と光、ここに一つとならん!」

 

-フュージョンアップ!-

 

《ヴェア!シュア!》

 

-ウルトラマンオーブ!エクリプスホープ!-

 

イッセーにべリアルとオーブが重なり光と闇を内包した新たなるオーブが誕生した!

 

その名を!『ウルトラマンオーブエクリプスホープ』!

 

イッセーが超空間を飛び出していき、現世に戻る姿を溝呂木と老人《レイブラット星人》は見守るとお互いに顔を見合わせてから姿を消した。

 

-現世-

 

こちらではゼロがDAアークべリアルフォルムを相手に苦戦を強いられていた。

 

【く、エネルギーを奪う能力も健在とはな】

 

そうかつてアークべリアルと闘った際にゼロが受けた光のエネルギーを吸収する力もDAは得ていたのだ、

 

【こうなったら、ヴァーリ!あれやるぞ!】

 

「それしかないよね?」

 

(あぁ、あれだけの力の前では出し惜しみをしてなど居られんからな)

 

三人がそう言うとゼロは左手に着いているウルティテイトブレスレットを天に掲げた。

 

すると、そこから美しい光と共にウルティテイトイージスが出現し、ゼロビヨンドに装着された。

 

【ウルティテイトゼロビヨンド!】

 

通常はビヨンドの状態だと装着することが出来ないイージスだがヴァーリの力量とゼロの経験等によりビヨンドの状態でもイージスを装着することが出来るようになったのだ、しかし、それでも装着していられるのは三分迄であるその間にゼロは勝負を決めることにしたのだ、

 

【ガイ!それと赤龍帝!少し痛いだろうが我慢しろよ!】

 

ゼロはそう言うとイージスの剣に力を溜める。

 

【ハァァァァァ…、フ!】

 

そしてその技を放とうとした瞬間、

 

-バキ!ビキ!ベキン!-

 

突如DAの胸元が膨れ上がり始めたのだ!

 

【な、今度はなんだ!?】

 

「…、!ゼロ!なにか聞こえる!」

 

(む、この声は!ドライグか!)

 

-ハァァァァァ!ゼェア!-

 

〔Boost!Boost!Boost!Boost!Boost!Boost!!!!!!!!〕

 

その声と共にDA の胸部を打ち破りその内から緋に漆黒のラインが入り所々に銀の縁取りがあるウルトラマン、

ウルトラマンオーブエクリプスホープが現れたのだ!

 

【オーブ!】

 

「赤龍帝!」

 

(ドライグ!) 

 

「待たせたな!皆!」

 

そして大地降り立つオーブ、するとオーブが降りた場所から光が溢れていき倒壊したビルや建物に青々とした樹木がそれ以上の倒壊を防ぐように現れたのだ、

 

「ゼロさん、ここからは俺に任せてください」

 

【…、わかった、ただし!負けんじゃねぇぞ?】

 

ゼロはそう言うと朱乃達がいるところ迄で下がるとイージスを解除した。

 

「お手並み拝見だよ。私のライバル君?」

 

ヴァーリのその言葉はイッセーには聞こえていないがイッセーはそれにまるで答えるようにファイティングポーズを取りDAに対峙した。

 

「行くぜ!ドライグ!ガイさん!」

 

〔ふ、やっと本調子になったな相棒!〕

 

-あぁ、行くぞ二人とも!-

 

「闇を包む光となりて、絶望を討つ!」

 

イッセーはその言葉と共にDAに突進していき中段蹴りを叩き込んだ!

 

「ジェア!ヴェア!ジュア!」

 

そのまま一気呵成にボディーブローからの飛び蹴り、ネックブリーカーからのウルトラヘッドクラッシャーなど技を駆使して、DAを追い込む、

 

しかし、DAとてただやられている訳もなく、超高出力豪火炎を放ちイッセーを引き剥がす。

 

「ジュ、フォア」

 

しかし、それに気付きバク宙をしてかわすと、左手と右手を打ち合わせて放つ光彈『エクリプスボルト』を放ちDA を数メートル先に吹き飛ばす。

 

【すげぇなありゃ、ガイでもあそこまでの力を出すにはかなりの使用するのにあいつほとんど消耗してねぇ】

 

「あれが、私のライバル、戦うのが楽しみだなぁ♪」

 

(はぁ、ヴァーリ、いまそうではないと思うぞ?)

 

ゼロ達が話しているなか、朱乃達グレモリー眷属達はというと、又もや無能と虚構の愚か者が喚いていた。

 

「リアス!いい加減にしてください!何故貴方はいつも余計なことをするのですか!」

 

「余計なこととはなに!私はあのウルトラマンがオーブの偽物だと皆に気付いて欲しくて私と清雅はやったのよ!?」

 

「そうですよ!朱乃さん!部長は皆のことを思ってやったんですよ!それなのにそんな言い方はないでしょう!」

 

「兵藤くん!君も君だ!何であの状態のオーブを攻撃したの!?あんな状態のイッセー君を攻撃したら、力が暴走するのは分かりきっているじゃないか!」 

 

無能と偽物は朱乃達にそう言われても全く反省の色はなく自分達は正当なことをしたのだと朱乃達に訴えた。

 

「…部長達が先輩を攻撃しなければ、イッセー先輩はあんな風にはならなかった筈です!なのに何で…、何で先輩を攻撃したんですか!」 

 

小猫の心からの叫びが朱乃達の心に刺さる。あのある意味で衝撃的だった邂逅から小猫はイッセーにたいしてとてもなついており、イッセーのことをまるで兄のように慕っていたのだ、それ故にリアス達が行ったことがただ、赦せなかったのだ、

 

「小猫、貴女一体誰に対してそんな言葉を吐いているのかしら?一体誰が貴女を拾ってあげたのは誰だったからしら?祐人?父親との仲が拗れたので仲介役を頼んだのは誰だったかしら!朱乃!」

 

リアスはまるで朱乃達に非があり自分はお前達を拾い上げた恩人だと恩着せがましく捲し立てたのだ、

 

「リアス、貴女と言う人は何処まで無能なのですか!」

 

遂に朱乃の堪忍袋の緒が切れたのだった。その時、

 

「朱乃君、後は私達に任せてくれたまえ」

 

優しく、力強い声が聞こえるとそこには、

 

「サーゼクス様!?」

 

「お兄様!」

 

「魔王様!?」

 

グレモリー眷属たちは直ぐ様膝まずいた。

 

「お兄様何ゆえ此方に?」

 

「…、グレイフィアこの者を拘束してくれ、頼む義姉さん」

 

「分かったわサーゼクス、リアス残念だけれど貴女を拘束させてもらうわ」

 

「そ、そんな!?グレイフィア叔母様!?何故私が拘束されなければいけないのですか!」

 

「そ、そうですよ!サーゼクス様!それにグレイフィアさんも!」

 

偽物がグレイフィアの名前を言った瞬間、偽物の頬に赭い筋が現れる。

 

「え?」

 

偽物が頬に触れるとヌルリとした生暖かい赭い液体が手に触れてそれを見るとそこには自身の頬から流れ出た血液があった。

 

「え?え?何で?」

 

「リアスのポーン何時私は貴方に名前で呼ぶことを許可したかしら?」

 

そうグレイフィアが言うとまるで地に這う蟻を見るような目で偽物を見つめた。それに対して偽物の心中はと言うと、

 

「(ふ、ふざけんなよ!このアマァ誰の顔に傷をつけたのか絶体に後悔させてやる!)」

 

かなりの意味で的はずれなことを考えていた。

 

「まぁ、良いでしょう。今はリアス、貴女の拘束です」

 

「い、嫌よ!私はなにも悪いことはしてないわ!」

 

そう言って無能が逃げようするが、

 

「バカね、蒼焔の楔」

 

グレイフィアがそう呟いた瞬間リアスの体を蒼い焔が縛り上げた。

 

「あぐ、熱い!グレイフィア叔母様、何故!?」

 

「今は取り敢えず、そこで寝ていなさい、彼の決着がもうすぐ着くわ」

 

グレイフィアがそう言うと皆がイッセーの方に視線を向ける。

 

「そろそろ、終わりにしよう、俺の未練、俺の闇の残滓よ、フ!」

 

オーブが両手を胸元でアルファベットのOの形にした後、そこから美しい緋と金の光が混じり合いながら溶け合うと胸元で横に水平にしている左手に上方でエネルギーを溜めていた右手をぶつけてエクリプスホープ最強の光線、

 

『エクリプシオンシュート』をDAに対して射ち放った!

 

「ハァァァァァ、エクリプシオンシュート!」

 

金色と緋色の光線はDAの内部のより砕かれた胸部に当たり凄まじい火花を上げながら直撃した。

 

-キュルアアアアアン!-

 

まるで悲鳴のような鳴き声を上げながら苦しげに叫ぶDA に対してイッセーは、

 

「さようなら、俺の未練、さようなら兵藤一誠、シュアアアア!」

 

イッセーは更に力を増してDA に止めをさした。

 

-キュルア、アアアアン、あ、り、かと、う、おれ、-

 

そんな声と共に大爆発を起こしてDA はこの世界から消滅した。

 

そして、イッセーは自身の手を見つめて、

 

「ありがとう、か、安らかにな兵藤一誠、これからは俺は八雲一誠であり、ウルトラマンべリアルとグレートレッドの息子ウィードとして生きていく、だから見守っていてくれ」

 

イッセーの言葉にガイもドライグもただ、黙ってイッセーを見守った。 

 

-数時間後-

 

イッセーは朱乃達の元に駆け寄ると直ぐ様頭を下げた。

 

「みんな!ごめん!俺のせいでこんなことになって」

 

「イッセー君は悪くありませんわ」

 

「うん、それになにより帰ってきてくれて良かった。ほら小猫ちゃん」

 

「あ、…イッセー先輩、」

 

「小猫ちゃん、ごめんな怖い思いさせ」

 

しかし、その言葉を言うまえに小猫はイッセーの胸に飛び込み抱きついた。

 

「先輩、先輩!先輩良かった…、帰ってきてくれた…」

 

イッセーはただ、小猫を抱き締め返して彼女が落ち着くのを待った。

 

それから数分後、小猫も落ち着いたのでイッセーはサーゼクスに向き直り、サーゼクスに頭を下げた。

 

「魔王サーゼクス、貴方のことは母である八雲紫から聞き及んでいます。悪魔の中でもトップクラスの力とカリスマ性を持ちなによりも民のことを第一に考える善き王だと」

 

「ははは、紫さんは全く、そんなに褒められてもなにもでないと言うのに」

 

「それと、この度は俺の入学を認めて下さりありがとうございます」

 

「いや、大恩ある紫さんの息子だものこちらこそ是非とも入学してもらいたかったよ、それに久し振りだねガイ?」

 

-ふ、あぁ、久し振りだな、ゼクス元気にしていたか?-

 

「あぁ、元気にしていたよ。そうだ、君から預かっていたオーブスラッシャーを返そう」

 

サーゼクスはそう言いイッセーにオーブスラッシャーを渡す。

 

「これがオーブスラッシャー…、ギンガさんとビクトリーさん、Xさんの力の結晶…」

 

イッセーはスラッシャーを握りながら呟いた。

 

「…ふふふ、」

 

グレイフィアが微笑むのを聞いたイッセーはグレイフィアに向き直ると驚きの表情を見せる。

 

「どうかしま、した、か?」

 

〔はははは、こんなこともあるのだな〕

 

-ん?どうしたんだ二人とも?特にイッセー?-

 

「?あの私の顔になにか付いていますか?」

 

グレイフィアがイッセーに声をかけるとイッセーは正気に戻り、慌ててグレイフィアに対して応答した。

 

「ご、ごめんなさい!婚約者に余りにも似ていたのでつい」

 

しかし、ここでイッセーは爆弾発言をしたのを自覚していなかった。

 

「あれ?え~と、木場さん何故に聖魔剣を持っておいてで?小猫ちゃんも何故にフィンガーグローブを着けておいでに?って言うか!イリナちゃんもさっきまで重症だったよね!何で聖剣をかまえてるの!?更にはいつの間にかアイちゃんも居るし?!」

 

「「「「イッセー〔先輩〕(君)!覚悟!!!!!」」」」

 

「ご、ごめんなさ~い!!!!!!」

 

その後少しの間イッセーの断末魔の叫びが駒王町に響いたとか、やれやれ結局何時もの終わりかたなのね?

 

~第二章 完~

 

 

 

オマケコーナー!

 

「よう、皆オマケ担当のガイだ」

 

「アシスタントのジャグラーだ、今回は前回に出題したクイズの答えと次の問題の発表だ、あ、次回からコラボ篇になるから忘れずに見てほしい」

 

「んじゃ、まずは前回にクイズの答えだ、クイズの内容は新生ダークネスファイブの一人ヘリオスの種族についてだったなこれの答えは〔マグマ星人〕だ」

 

「これはかなり分かりやすかったんだが、答えが分からないと言う方が多かったな?」

 

「まぁ、作者の出題の仕方も少し悪かったからな、今度からクイズは5択の中から一つを選んでもらう方式に変えるようだしな」

 

「まぁ、その方が読者の方達も分かりやすいだろうしな」

 

「それじゃあ、早速クイズだ!」

 

-デデン!問題「この小説に登場した歴代悪の戦士の中でも登場していないのは誰?」-

 

A:ヒッポリト星人

 

B:ババルウ星人

 

C:テンペラー星人

 

D:ダークメフィスト

 

E:ダークファウスト

 

「以上の五つの中から一つを選んでくれ、まぁ作者の暇潰しみたいなものだから無理に答えたりしなくても問題ないからな」

 

「それじゃあ、そろそろお開きとしますか、ではまた会う日まで「good-bye!」」

 

 

 

次~回!

 

ようやっと平穏な日常に戻ったのも束の間、あのバカ姫が遂に裁かれる。

 

次回幻想に舞い降りし光闇の朱き龍帝コラボ回「無能には罪の痛みを」

 

次回もお楽しみに!

 

 

 




はい!どうも!ギガストリウムデス!
お待たせしました!コカビエル篇終了です。

次回からコラボのほうを書かせていただきます。
悪維持さんお待たせしてしまい誠に申し訳ありませんでした。

では!次回まで!good-bye!


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コラボ!「煉獄の義姉弟」
コラボ回「無能には罪の痛みを」


ども!ギガストリウムデス!
今回は同じハーメルンで小説投稿をしておられる。
悪維持さんとのコラボです!

「作者やっとここまで来たんだな?結構掛かったな?」

すいません、なるべく早く出そうと思ったんですが中々に仕事の都合が付かずにやっと本編を進めることが出来たのでそのまま投稿をしていくことが出来るのでがんばらせていただます。

「今回コラボする悪維持さんの作品は「煉獄の義姉弟」だな」

はい!何度か読ませていただいたのでできる限り本家の方に近付けるように頑張らせていただきますのでよろしくお願いします。

「では!本編スタートです!」

無能と愚かな偽物にはたっぷりと罰を与えましょうか(* ̄ー ̄)


冥界都市ルシファード

 

「これより大罪人リアス・グレモリー、及び兵藤清雅の異端審問会を執り行う!」

 

そう今此処では、リアスと転生者兵藤清雅の裁判が行われていたのだ、

 

出席者…魔王サーゼクス・ルシファー、ジオティクス・グレモリー、サーゼクスの妻イリアリア・ルシファー、ジオティクスの妻セースティア・グレモリー、サーゼクス最強のポーングレイフィア・ルキフィグス、魔王セラフォルー・レヴィアタン、魔王アジュカ・ベルゼブブ、魔王ファルビウム・アスモデウス計八人が参加していた。

 

そうそうたるメンバーが揃っていた。

 

「被告人リアス・グレモリー、兵藤清雅は今回コカビエルの件でのウルトラマンオーブこと八雲紫様の御子息八雲一誠様に対する妨害及び危害を加えたという報告を受けている。これに対して弁解は有るか?」

 

「有るに決まっているわ!何故私がこんな目に遇わなければいけないのよ!」

 

「そうだ!俺は良いとしても、部長は魔王様の妹君なんだぞ!それをこんな目に遭わせて良いと思ってるのか!」

 

「静粛に!私はリアス・グレモリーに対して質問しているのだ!それ以外では黙っていなさい!」

 

裁判官にそう言われてしまい清雅はなにも言えなくなってしまった。

 

「〔くそ!何で俺がこんな目に遇うんだよ!俺はオリ主なんだぞ!世界は俺を中心に回っていればいいんだよ!なのに何なんだよ!何で!イッセーがウルトラマンになってるんだよ!なんだよウルトラマンオーブって、それにウルトラマンゼロだと!?そんなウルトラマン俺は知らないぞ!〕」

 

清雅の心中はかなり荒れていた。それもその筈だこの男前世ではとにかく好き放題に女性を取っ替えひっかえしていたほどのゲスな男であり、女は自分のアクセサリー程度にしか思っていないような思考の持ち主なのだ、そのためリアスを篭絡したら今度は朱乃、その次は小猫と考えていたのにまさかの罪人として裁かれようとしているのだ、それにこの男にとって最もの誤算はイッセーがべリアルの息子であり、ウルトラマンオーブに変身したことだろう。何故ならばこの愚か者の居た世界でもウルトラマンは放映されていたがその放映されていたウルトラマンがネクサスまでしかやっておらず、そのあとに誕生したウルトラ戦士をこの男は知らないのだ、

 

「〔くそ、とにかくなんとしても俺の身の安全を図らねぇと、俺はまだハーレムの野望を果たしてねぇだからなぁ!〕」 

 

と愚かな考えを図っていたとき、それは現れた。

 

『ありゃ、少し遅れたかな?一輝?』

 

『いや、ちょうど良いと思うよ姉さん』

 

そこに二人の男女が現れた。

 

一人は美しい赤髪に碧い瞳をしており、桃色の着物を羽織りその上に少し派手目の翠色のコートを着た少女と、

 

黒髪に深紫色の瞳をして昔の軍服のような者を着た青年がそこに立っていた。

 

「あ、貴女方は!?」

 

サーゼクスの驚きの声と共に座っていた悪魔達は全員その二人のまえに平伏した。

 

「まさか、お二人が来られるとは思いもよらず出迎えもせずに申し訳ありませんでした。兵鬼薫様、鬼鉄一輝様」

 

『良いですって!そんな頭なんか下げないでくださいよ!』

 

『そ、そうですよ!俺たちは今回仕事で来ているんですから!もっと楽にいきましょ、ね?』

 

「お二人がそう言われるのなら、そういたします。そこの君!」

 

「は、はい!?」

 

「このお二人を特別席にご案内してくれたまえくれぐれも丁重にね?」

 

「か、畏まりました!」

 

その悪魔は敬礼でもするのではないかと言える勢いでサーゼクスに返事をした。

 

「さぁ、二人とも此方へ」

 

『ありがとうございます。サーゼクスさん』

 

『感謝します。魔王サーゼクス殿』

 

そして、二人が〔急遽作られた〕特別席に着くと裁判員が

気を取り直してから、裁判を続けた。

 

「え~、ちょっとした。サプライズがありましたがこのまま続けさせていただきます」 

 

しかし、この機会を見逃す愚か者ではなかった。

 

-バキン!-

 

清雅は自身を拘束する手錠を破壊するとそのままリアスの手錠も破壊した。

 

「へ、これで自由の身だぜ!」

 

「せ、清雅いくらなんでもやり過ぎよ!」

 

「良いんですよ!部長!この人たちはきっとあの野郎に洗脳か何かをされているんですよ!そうでなかったら魔王の妹である貴女をこんな目に逢わせるわけ無いでしょう?」

 

「た、確かに清雅の言う通りだわ。おのれ!八雲一誠!お兄様だけではなくお父様まで洗脳して私を罪人に仕立てあげるなんて、なんて卑劣な男なの!」 

 

「リアス!彼の言葉に惑わされるな!今すぐに戻るんだ!」

 

「いいえ!戻りません!お兄様待っていて下さい今すぐに八雲一誠を抹殺して元の優しいお兄様に戻して見せますから!」 

 

「リアス、お前は何処まで愚かに成ってしまったんだ」

 

ジオティクスはただただ項垂れた。それを見て妻のセースティアは夫を支えて座らせるとリアスを睨み付けて叫ぶ、

 

「いい加減になさい!リアス!貴女は何れだけ罪を重ねれば気が済むのですか!」

 

「お母様まで、あの男に洗脳されて、お母様待っていて下さい必ずこのリアスがお救いしますから」

 

「さぁ、行きましょう部長!あの野郎をぶっ潰しに」

 

「ええ、行きましょう清雅!」

 

-ブラックアームドドラゴン!バランスブレイカー!-

 

その音と共に清雅の体を淀んだ黒い龍の鎧が包む。

 

「悪いが、いくらあんた達でも手加減は出来ないんでな!怪我したくなけりゃどきな!」

 

清雅はそう言うと入口まで超高速スピードで突っ込む、

 

「よし!これで出れる!」

 

『おーおー、ご苦労様んでもって残念でした♪』

 

「え?」

 

-ガン!-

 

清雅とリアスは強い衝撃と共に吹き飛ばされ壁に激突した。

 

「ガハ!何が起きたんだ?」

 

『簡単なことだ姉さんにお前が蹴り飛ばされた。ただそれだけだ』

 

一輝がそう言うと清雅は前方を見ると確かに足を振り上げた体勢の薫が其処には居た。

 

『う~ん、頑丈だねぇ?約50は叩き込んだのに』

 

「な」

 

しかし、清雅はその先を紡ぐことが出来なかった。何故ならば先程薫がいった言葉の通りに体にいきなり衝撃が何回も断続的に来たからだ!

 

「が!ぐぇ、あぐ、ぎぃ、おぇ」

 

そして、地面に吐瀉物を撒き散らしながら膝をついて体を支えるだけしかできなくなっていた。

 

「っめぇ!なに者だ!ああ?!てめぇ見たいな奴は原作には居なかった筈だ!」

 

『およ?なーんだもう自分が転生者であることばらしちゃうんだ?つまらないなぁ?』

 

薫がこともなげに言うと清雅はその言葉に反応した。

 

「な、何でてめぇ俺が転生者であることを知っていやがる?!」

             ・・・・・

『さぁね?自分で考えたら、オリ主くん?』

 

「てめぇ、殺す!」

 

-我、目覚めるは覇の理を神より奪いし二天龍なり-

 

-無限を嘲い、夢幻を憂い、我、赤き龍の覇王と成りて-

              

-汝を紅蓮の煉獄に沈めよう!覇龍〔ジャガーノート・ドライブ〕!-

 

その詠唱を終えると清雅の肉体は巨大な龍の姿に変わっていた。

 

-ギュルルルルルルガアアアアァ!-

 

『あぁ、もううるさいなぁ、とっとと終わらせようか』

 

薫はそう言うと懐から赤黒色のベルトを取り出すと腰に装着した。そして左手に電車で使うパスのような物を取り出すとベルトの中央にある部分にパスを当てると、

 

-Dragon foam-

 

『変身』

 

薫のその言葉と共に薫はその姿をある平行世界で時の守り手と言われた仮面の戦士に近くしかし、禍々しい戦士、

 

『仮面ライダー煉王』へと姿を変えたのだった。

 

『さてと、とっとと終わらそうか?』

 

薫はそう呟き清雅達に近づいていった。

 

-ソンナコケオドシデェ!オレヲタオセルトオモウナァ!-

 

清雅はほぼ理性がぶっ飛んだ状態で薫に突進した。

 

今此処に愚かなる転生者と無能なる姫への断罪の時が来た!

 

 

 

オマケコーナー

 

「よう!皆オマケコーナー担当のガイだ」

 

「アシスタントのジャグラーだ、今回はようやっとのコラボ初話だな」

 

「あぁ、作者もなんとか一話目を出せたと喜んでいたな、まあこれからの話はリアス・グレモリーとあの偽物への断罪がメインになるからな」

 

「あぁ、それはそうと前回のクイズの答え合わせだな」

 

「あぁ、前回のクイズの答えは」

 

-デデン!-

 

「正解はEのダークファウストだ」

 

「これに関してはもう一度一話目から話を読み返して貰えたら分かると思うぜ」

 

「じゃあ、そろそろきりもいいからこの辺で「good-bye!」」

 

 

次回!幻想に舞い降りし光闇の朱き龍帝!

 

遂に始まる愚者達への断罪!

 

果たして彼らに未来はあるのか!?

 

『てめぇらに未来だ?んなもんねぇよ!』

 

次回!幻想に舞い降りし光闇の朱き龍帝「断罪の狼煙」

 

nexttimeplease!

 

 




はい!どうも!ギガストリウムデス!

お待たせしました!ようやっとコラボ第一話完成です!

これからはガイ達も言っていた通りに愚者達へのお仕置き《生きていると良いね♪》

レベルの断罪が彼らを待っています。では!皆さんまた何時かgood-bye!


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コラボ回2話「断罪の狼煙」

ども!ギガストリウムデス!

「今のところは出番がない一誠と」

「同じく今のところ出番がなしの八雲藍です」

と言うわけで、コラボ第二回始まります。

「「俺達(私達)の出番これだけ!?」」


冥界ルシファード

 

此処では現在愚かなる無能姫と虚構を塗り固めた転生者への断罪が行われようとしていた。

 

-ソンナコケオドシデェ!オレヲタオセルトオモウナァ!-

 

覇龍化した清雅は煉王に変身した薫に突進していくが、

 

『おっと、お前の相手は俺だよ?』

 

その言葉と共に清雅は横に吹き飛んだ、

 

-ガアアアアアァ!-

 

『姉さん、こいつは俺がやるから姉さんはそっちの紛い物を潰しといて?』

 

一輝がそう言うと薫は、少し残念そうにしながら一輝に清雅の相手を譲った。

 

『ちぇ、あいつの神器中々に使えそうだからこっちのイッセーに渡そうと思ったんだけどなぁ、残念』

 

薫がそう言うと一輝は、

 

『大丈夫だよ、後で姉さんの力で剥奪すればいいじゃない?』

 

一輝の言葉に薫は手を打ち合わせて、

 

『おお!そうだったそれでいいか、じゃあ一輝そいつの相手よろしくねぇ♪』

 

『了解、さてと早速で悪いが君には速攻でご退場願おうかな』

 

-フザケルナァ!オレヲダレダトオモッテイヤガル!オレハサイキョウノオリヌシダゾ!テメェミタイナモブゴトキガカナウトオモッテンノカァ!アァ!-

 

清雅は一輝に対してそう言うと一輝に渾身の力を籠めた突進をかました。それに対して一輝は腰に帯刀してる日本の刀の内の一振りを手に取る。

 

『行くぞ、秋水』

 

一輝の言葉と共にその刀の姿が露になる。その刀身は峰の部分まで漆黒に染まり、刃の部分にはまるで焔のような模様が浮かんだ太刀、最強の黒刀の一本その名を、

 

-ナ、ナンデテメェミタイナモブガワンピースノゾロノ秋水をモッテイヤガル!?-

 

そう一輝がもつ黒刀『秋水』は別次元の大海原を仲間と共に戦う海賊狩りの異名で恐れられる男『ロロノア・ゾロ』の愛刀と同じ物なのだ!

 

『何故俺が秋水を持っているかって?それはお前が気にすることではないな、ある男の言葉を借りるならお前は此処で絶版だからだ』

 

一輝の言葉に激昂した清雅はその怒りをぶつけるべく口許に黒く淀んだ龍気を溜めて一輝に放った。

 

-シネェ!クソモブガァ!-

 

『やれやれ、こいつはそれ以外に言える言葉はないのか?まぁいいとっとと終わらせて帰って訓練の続きをしないとな』

 

一輝はそう言うと刀を下段の構えに取ると一気に距離を詰めるとそのまま上方に切り上げた!

 

『ふん!』

 

-ギィアアアアアアアア!オレノウデガァ!イダイ!イダイ!イダイ!イダイィィ!-

 

一輝の一刀で清雅は右腕を切り飛ばされていた。

 

『あ、少しずれたな、本当は頭を切り落とすつもりだったのに』

 

清雅は一輝の言葉に戦慄を覚えた。

 

-(こいつ!オレヲ本当に殺すキダ!…、イヤダ!イヤダ!オレハマダナニモデキテイナインダゾ!?女ドモヲオレノ下僕スルヤボウモマダハタセテネェンダゾ!コンナトコロデシネルカ!)-

 

清雅はすぐに一輝を見ると一輝は振りかぶったままの体勢で止まっており、逃げるならば今だと思い一輝に背中を見せて逃げようとしたが、

 

『おいおい?何処に行く気だ?』

 

清雅は一輝の声がした方に顔を向けるとなんと一輝既に清雅の目の前に立ったいた。

 

『自分の主を置いていって自分は逃げるってか?ふざけんなよ?てめぇ』

 

-ウルセェ!アンナノノカワリナンテイクラデモイルンダヨ!コノセカイノオンナハゼンブオレノショユウブツナンダヨ!ソウダ!テメェノアネキモオレノオンナニシテヤルヨ!テメェノメノマエデ裸ニヒンムイテ!メチャクチャニオカシテカラコロシテヤル!-

 

しかし、清雅は一輝に対して、いや、薫のことを思う家族すべてを激昂させる一言を言ってしまったのだ、

 

『…お前、今なんつった?』

 

-ハ!キコエナカッタカァ!テメェノアネキヲテメェノメノマエデムチャクチャニオカシテカラコロストイッタンダヨ!ワカッタラトットトソコドキ-

 

-クロックアップ-

 

-え?-

 

『悪いな、てめぇのこと少し舐めてたは、よくもまぁ俺の目の前で姉さんを殺すだの、犯すだの言えたなぁ、あぁ!』

 

声が聞こえた方に清雅が振り向くと、其処には紫と銀色のボディーカラーをした翠色の複眼をもつ蠍のような戦士が立っていた。

 

-仮面ライダー、サソード、がぁ!-

 

その言葉を最後に清雅は覇龍化も解けて地面に倒れ伏した。

 

『ち、少し頭に血が登りすぎたな、まぁてめぇが悪いんだぜ?俺の前で姉さんのことを殺すとか犯すとか言ったんだからな?』

 

「あぐ、俺はまだ死なない、俺にきっと最高の未来があるんだぁ、死んでたまるかぁ」

 

『てめぇらに未来?んなもんねぇよ!』

 

一輝はその言葉と共にサソードヤイバーのサソードゼクターの尻尾を倒すとそこから紫色の稲妻が走り、ヤイバーから音声が鳴る。

 

-Raider Slash-

 

『クロックアップ』

 

-クロックアップ-

 

『ハァ!毒竜牙斬!(ヒドラ・ファング)』

 

一輝の言葉と共に清雅はその身を一刀両断されて今度こそ地面に倒れ伏した。

 

『さてと、俺の方は終わったな、姉さんの方はっと』

 

一輝がそちらを向くとある意味予想道理の光景が広がっていた。

 

 

次~回!

 

清雅をフルボッコにした一輝が見たものとは?

果たしてリアスの運命は!?

 

『へぇ、紛い物だと気づかないまま生きて来たんだ、残念だったね。無能(転生者)さん?』

 

次回!幻想に舞い降りし光闇の朱き龍帝!

 

『暴かれる真実』

 

次回もお楽しみに!

 

 

 

 

 




ども!ギガストリウムデス!

今回は一輝君の愚者フルボッコtimeでした。
次回はかなりの急展開をお送りしますのでお楽しみにお待ちください!

では!good-bye!


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コラボ回3『暴かれる真実』

いやはや、いい感じになって参りましたねぇ?御二人とも

「あぁ、確かになしかし、今回の話はかなり急展開だな?」

「一誠の言う通りですね。作者さんまたなんで今回はこんな感じにしたんですか?」

まぁ、それは本編を見てからのお楽しみにということで!
では!本編スタート!


時は少し遡り

 

一輝が清雅の相手をしているとき薫はリアスと対峙していた。

 

『さぁてと、私達も始めようか?リアス・グレモリー?』

 

「…貴女一体何者なの?いきなり現れたと思ったらお兄様達が膝まず付くなんて、有り得ないわ」

 

リアスの疑問は最もだろう、しかし、それに素直に答える薫でもなく、

 

『別に貴女に言わなければならないことではないわ、なんせ貴女は此処でgameoverだものね』

 

「!随分と舐められたものね!喰らいなさい!」

 

リアスはそう言うと右手から滅びの魔力を放つ。

 

『え?そんだけ?』

 

薫はリアスの余りにも単純な攻撃の仕方に呆れて固まってしまった。そして滅びの魔力は薫に直撃して爆発する。

 

「ふん!なによ口ほどにもないじゃないの?そんなのでよくお兄様にかしずかれたものね?」

 

『いやいやいや、それはないでしょ、幾ら平行世界のリアスとは言え、今ので攻撃方法終わりとかは無いよね?』

 

リアスが勝ち誇っていると、煙の中から煉王が頭を抱えながらなにやら呟いていた。

 

『う~ん、これは余り期待しない方がいいかも?』

 

「う、嘘でしょ?!あれは私の全力なのよ!なのになんで無傷なのよ!」

 

リアスは驚きを隠せないでいた。そりゃそうだ、この無能からすれば全力全開の一撃を撃ち込んだのに薫は全くの無傷なのだから、

 

『う~ん、仕方ないもう少し遊ぶつもりだったけどとっとと終わらせよっと』

 

薫、煉王はそう言うと腰に付いている複数のパーツを合体させると剣の形に変えた。

 

『レンガッシャー、ソードモードっと、んじゃ、行くよ!』

 

薫はリアスに向かい攻撃を開始した。

 

『ハァ!フ!テァ!』

 

「あぐ、いぎ!えぅ、ぎぃあ!」

 

煉王の嶄撃を喰らい続けてリアスは吹き飛ばされる。

 

『あ~、やっぱりこんなもんかぁ残念』

 

「あぐ、く、ひぐ、どヴじでわだじがごんなめにあヴのわだじは魔王ザーゼグズのいもうどなのに」

 

『?なに言ってるの?あんたは転生者だよ?』

 

薫の言葉にリアスは動きが止まる。

 

「転、生者?なにそれは?」 

 

『ありゃりゃ?もしかして自分が転生者だってことに気づかないまま生きて来たのかなこりゃ?成る程ねぇ?あ、だから、サーゼクスさん妹が人が変わったように我儘になったって言ってたんだ』

 

「どういうことよ!私はリアス・グレモリーよ!魔王サーゼクス・ルシファーの妹であり!次期グレモリー家の当主のリアス・グレモリーなのよ!」

 

『あちゃぁ、これは筋金入りの記憶忘却してるね。仕方ない思い出せてあげるよ、自分が誰なのかをね?峯崎陵子さん?』 

 

「だから!私はリアス・グレモリー、よ?峯崎、陵子?あれ?なんで私はそんな名前を知っているの?あれ?」

 

『あ、こりゃいかん、自我が崩壊し始めたね』   

 

そう薫の言ったリアスの正体それは清雅と同じ転生者だったのだ!しかし彼女は自分の生前を記憶を無くしており完全に自分がリアス・グレモリーだと思っていたのだ、

 

「ち、ちがう、わ、わたしは、わたしは、リアス、リアス、グレモリー?え?なんで、どうして疑問に思うの?」

 

『よし!そんじゃお仕舞いにしようか』

 

-fullcharge-

 

煉王はライダーパスをベルトに翳すとリニアエネルギーが全身を駆け巡り、ワインレッドの光が右足に集まっていき

煉王はそのまま飛び上がり、リアスに向かい飛び蹴りを叩き込んだ!

 

『ハァァ!テァ!』

 

「あ」

 

レンライダーキックは転生者の胸元に叩き込まれて吹き飛ばす。

 

『うっし!終わり!』

 

吹き飛ばされ壁に突っ込み動かなくなったリアスに薫は近付くと、左手にゲームのコントローラーのような物を取り付けるとリアスの胸にそれの突起の出ている部分を突き刺す。

 

「う、あ、あ、あ、あ、い、やぁ、消えたくない」

 

『消えはしないよ?まぁ色々やっちゃったからまぁまぁ罪は重いけど自分の生前の記憶を無くしてるんだし少しは減刑されると思うから、まぁとりあえず頑張りなさい』

 

そしてリアスの胸からその突起を抜くと、リアスの瞳から光が消えてまるで人形のように項垂れた状態になり動かなくなった。

 

『よし、転生者峯崎陵子の魂回収完了っと、オーイ一輝~!そっちは』

 

-ドガーン!-

 

薫が戦闘(蹂躙)を終えて一輝の方を見ると、其処にはちょっと予想とちがう終わりかたをしている一輝がいた。

 

 

次~回!

やっほ~!ひさしぶり!イー君の恋人の一人桐生藍華だよ~、次回は遂に決着した。バカと無能への制裁、

しかし、リアス先輩が転生者だと聞かされた魔王様達は悲しみにうちひしがれるわ。でもそこにあの女性(ひと)が現れるわ。

 

次回!幻想に舞い降りし光闇の朱き龍帝!

 

『母の奇跡』

 

次回もお楽しみに!

 

 

 




ども!ギガストリウムデス!

今回はリアスサイドの話とリアスが幼いときから性格が変わってしまった訳が分かりました。

さて、残るコラボも後2~3話程ですが、これからもよろしくお願いします。

では!good-bye!


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コラボ4『母の奇跡』

ども!ギガストリウムデス!今回はある意味でスペシャルなゲストさんに来ていただきました!この方です!どうぞ!

「やあ、皆はじめまして、私の名はウルトラマンタロウ、ウルトラの星では教官をやらせてもらっている。ウルトラ兄弟の六男だ」

はい!ということで今回のスペシャルゲストは皆さん大好き!ウルトラマンタロウ先生です!

「しかし、作者君?何故また今回は私なのだね?私以外にも適任の兄弟達がいたと思うが?」

ふふふふ、タロウ先生、今回の話では出てくる御方が貴方に関係のある人だからですよ!

「?私に関係のある人?…!?まさか!」

はい!というわけで本編スタート!

「ちょっと待て!作者君!」




冥界ルシファード裁判所

 

この場では今重苦しい雰囲気が立ち込めていた。あるものは涙し、あるものは己の不甲斐なさに拳を握りしめながら、涙を堪えていた。そのなかに魔王サーゼクスの姿もあった。そして彼の腕の中には彼の愛する妹であった少女リアス・グレモリーの亡骸があった。

 

「ひ、ひぐ、リアスすまない、僕がもっと早く気づいてあげていれば、こんなことには成らなかったかもしれないのに」

 

「ゼクス、貴方だけのせいではないわ私ももっと注意深くリアスを見ていたら」

 

「イリア、ゼクス二人とも気をしっかり持って!貴方達だけのせいではないはこれは私達全員の過ちよ!」

 

「そうだ、息子よ、本来ならば私達が一番早く気づかなければいけなかったことだ、だから、もう自分を責めるな」

 

「父上、それでも僕は…」

 

サーゼクスが後悔の渦のなかに居るとき、急に冥界全土に暖かい光が降り注いだ、

 

『この光って、!?まさか?!』

 

『おいおい、こんな奇跡ってあるのかよ、姉さん?』

 

『普通なら無いけど、この世界の異常性なら有り得ないことはないわよ』

 

サーゼクス達悪魔は急に明るくなったのに驚きを隠せないでいた。

 

「な、なんだ!急に冥界の空が明るくなるなんて有り得ないことだぞ?!」

 

「でも、この光とても優しくて、暖かい」

 

ファルビウムが驚きの表情を見せているのに対して、セラフォルーは光から感じる温もりに驚いていた。

 

その時、奇跡は舞い降りる。  

 

「あ、あれを見てください!」

 

「あ、あれはまさか?!」

 

「そんな、あの方がまたこの地球に降臨されたのか?!」

 

悪魔達が兵士が指差した場所を見ると其処には、

 

美しい銀色のボディーに赤いラインが走り、母性溢れる光を身に纏い、深紅のマントを翻しながらゆっくりとサーゼクス達の居る場所に向かって歩いてくる。

 

ウルトラの母『ウルトラウーマンマリー』の姿が其処にはあった!

 

「悪魔の皆さん、お久し振りですね」  

 

「まさか、本当にウルトラの母、マリー様なのですか!」

 

ジオティクス達古参の悪魔達は驚きと同時に懐かしさに涙を流した。

 

「マリー様!お久し振りです。嘗て貴女に命を救われたジオティクスです!」

 

ジオティクスが恥も外聞もなくマリーに膝ずいた。

 

「えぇ、よく覚えていますよジオティクス君、大きくなりましたね」

 

マリーはまるで親戚の子供とひさしぶりあったかのような態度でジオティクスを立たせた。

 

「ま、マリー様、君付けはお止めください私もうよい年ですよ?」

 

「ふふふ、私からすればここに居る悪魔の皆さんは子供ですよ?」

 

たしかにそうだマリーからすれば、ジオティクス達の年齢などまだまだ幼い子供でしかな、(ここから先は真っ赤に染まっていて読めなくなっている) 

 

「さて、挨拶も程ほどにして、彼女を私の方へ連れてきてください」

 

マリーの言葉にサーゼクスは怪訝な表情をしてマリーに理由を聞いた。

 

「恐れながら、マリー様何故リアスの亡骸を?」

 

「いいえ、サーゼクス君まだ、彼女は死んでいませんよ」

 

マリーの言葉にその場にいた悪魔達(薫達以外)は驚きの声をあげる。

 

「ほ、本当ですか!マリー様、リアスが、リアスがまだ生きているというのは!?」

 

ジオティクスは驚きと共に藁にもすがる思いでマリーに訪ねた。

 

「はい、今現在の彼女の状態は異物が体内から排出された状態であり、ある意味では仮死状態といっても過言ではありません」

 

マリーの言葉にサーゼクスその場で泣き崩れた。

 

「よかった、よかった、リアス、僕の大切な妹!」

 

「よかったわね、ゼクス」

 

「ええ、本当に」

 

しかし、マリーがここで目覚めされるには一つ問題があると言った。

 

「まず始めに恐らく彼女の精神は彼女の体を使っていた少女がいたことにより、幼いときのままの可能性があります。その場合今の環境に適応出来るか分かりません、二つ目に、もし、目覚めても彼女は一切の記憶を失っているかもしれん、それでも彼女を目覚めさせますか?」

 

マリーの言葉はサーゼクス達の心を深く貫いた。しかし、それでももう一度、家族が揃って笑い合えるのならばとサーゼクスはリアスをマリーに渡した。

 

「お願いします。マリー様どうか!どうか!リアスを助けてください!」

 

サーゼクスは額を地面に何度も打ち付けてマリーに懇願した。サーゼクスに引き続きジオティクスもまた頭を下げてマリーに願い出た。

 

「マリー様どうか!息子の思いを汲んでください、お願いします」

 

「…分かりました。皆さんの思いはしかと受けとりました。それでは兵鬼薫さんお手伝いお願いします」

 

『分かりました。マリーさん』

 

そして、マリーはリアスを目覚めさせるためにかつてタロウを産み出したときと同じように静かに祈りを捧げ始めた。

 

「我らを産み出させし母なる宇宙よ、母なる銀河よ私の祈りを聞いてください」

 

静かにただ、静かにマリーは祈りを捧げていく、すると、もはや動くことのないと思われていたリアスの手が微かに動いたのをサーゼクスは見逃さなかった。

 

「!リアス、戻っておいで、皆ここで待っているから、母さんも父さんもイリアにグレイフィア、ミリキャスも。だから…戻ってこい!リアス!」

 

サーゼクスの想いが通じたのかリアスの体が眩い光に包まれる。

 

そして光が晴れると其処には美しい紅い髪と美しい翠の瞳を開いたリアスが居たのだ、

 

「ん、おにいさま?私はいったいどうしていたのかしら」

 

リアスが目を覚ましたのだ、そしてサーゼクス達はすぐに理解した。間違いない自分達の知るリアスだと、

 

「あれ?ここは私どうしてこんなところにいるの?ねぇ、おにぃ」

 

「大丈夫、何も心配は要らないよ、リーアは少し悪い夢を見ていただけだから」

 

サーゼクスはただただリアスを抱き締めながら頭を撫でていた。

 

それを見届けたマリーは静かにその場を去った。

 

『マリーさんもう帰られるんですか?』

 

「えぇ、何時までも居るわけにはいきませんからね」

 

『そうだよ、姉さんマリーさんにはウルトラの星でやらなければいけないことがあるのだろうし、何時までも此処には居られないよ』 

 

薫に対して一輝がそう言うと、

 

『それもそうだね。さてと私はやることやりますかねぇ』 

薫はそう言うと清雅に近付くと手を清雅に向けて突きだした。するとそこから黒い渦のような物が現れて清雅から何かを抜き取っていく、

 

『うわぁ、こいつ色んな特典を神に頼んでるねぇ、さっき使ってたオリジナル神器や他の世界の力まで、でもこいつ自身が弱いから宝の持ち腐れだね。こっちのイッセーに渡しておこうっと』

 

そして、清雅から何も吸いとれなくなったのを確認すると、一輝達の元に戻り、

 

『回収完了!あとはこのオリジナル神器とあいつが持っていた力を幾つかをこっちのイッセー渡して、私達の仕事は終わり!』

 

『なら、さっさとイッセーに渡して帰るとするか姉さん?』

 

『そうだね。それじゃあマリーさんまた何処かでお会いしましょうね?』 

 

「ふふふ、そうですね何れお会いしましょう、煉獄の騎士と毒竜(ヒドラ)の剣士さん達、それでは悪魔の皆さんさようなら、またいつかお会いしましょう」

 

マリーはそう言うと光と共に天空に飛び立っていった。

 

『じゃあ、サーゼクスさん私達もこれで残りの用事を終わらせてから帰ります』 

 

『ご協力感謝します』

 

「いえ、こちらこそお手伝いできて光栄でした。御二人もどうかお気をつけて」

 

そして、薫達が出ていくと、後ろから色々な声が響いた。

 

「こんな、めでたいことはない!宴会だ!宴会だ!」

 

「お父様!はしゃぎすぎです!」

 

そんな声を背に受けて二人は顔を見合わせて微笑みながら歩き始めた。

 

 

次回

幻想に舞い降りし光闇の朱き龍帝コラボ最終回

 

よう、お前らべリアルだまさか今回マリーが出てくるとは思わなかったぜ、さて次回でコラボは最終回だ、だから、見逃さないてくれよな、見逃したら…、わかるよなぁ?

 

次回幻想に舞い降りし光闇の朱き龍帝「超龍帝」

 

次回もお楽しみに!

 

 

 




はい、ということで次回遂にコラボ最終回となります。

「しかし、まさか母さんが出てこられるとは思わなかったよ、よく母さんを出す気になったね作者君?」

いやぁ、元々はもっと前の話でウルトラの母は出す予定だったんですが、中々にタイミングが合わなくてやっと出せたという想いが強いですね。

「ふむ、なるほど、しかし遂に次回で最終回か寂しくなるな」

何を言いますか!タロウ先生、コラボは終わりますがまだまだ本編は続きますよ!

「ははは、そうだったね。では皆また次回」

good-bye!


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コラボ最終回「覇を超えし超龍帝」

ども!ギガストリウムデス!

「どうも皆さん、司会アシスタントのスライです」

ということで今回のゲストはダークネスファイブの中間管理職の人、魔導のスライさんに来ていただきました!

「いやはや、やっと出番がしましたか、最後に出たのが坊っちゃんの見た記憶の中でしたからかなり前になりますよ?作者?」

え~と、ごめんなさいだから、その手に持っている剣を下ろしてくださいお願いします!

「…まぁ、良いでしょう。さて今回で悪維持さんとのコラボも最終回ですが、これからはどうするつもりなのですか?」

それに関しては後書きの時に説明させていただきますのでお待ちください、

「ふむ、分かりました。ではそろそろ」

はい!それでは本編「スタート!」です。



薫達が転生者を打ちのめし終わった頃

 

イッセー達は現在サーゼクスの所有する別荘で模擬戦をしていた。

 

「ハァァ!」

 

木場の気合の籠った声が別荘のある山に響く、

 

「…、!甘い!」

 

しかしその一撃はイッセーにより難なく防がれてしまった。

 

「キャア!」

 

何時もの男らしい感じの声ではなく普通の女の子らしい声を上げて倒れる木場、

 

「どうした?そんなもんか?皆?」

 

そう現在イッセーが相手をしているのはグレモリー眷属全員と前の騒動の時に神器を覚醒させた藍華である。そしてよく見ると朱乃と藍華以外は全員仰向けに倒れており、朱乃と藍華も無傷というわけではなく二人とも肩で息をしている状態だった。

 

「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、序盤は私達が押していたのに中盤から押し返されましたわね」

 

「さ、はぁ、流石はいーくんだ、ね、はぁ、はぁ」

 

「それでも二人はすごいよ、俺に本気の4分の一でも出させたんだから」

 

「いや、あれで4分の一って一誠君はほんとに規格外だよ」 

 

「…流石は最強のウルトラ戦士と最強のドラゴンのハイブリッドです」 

 

「あはは、確かにそうかもな(汗)」

 

そうことの発端はイッセーが此処に居る面子の実力を知りたいという簡単は事だったのだが、如何せん上記三人(木場、小猫、藍華)がイッセーに良いところを見せようと張り切ったためイッセー対四人という構図が出来てしまったのだが、彼女達の思惑は良い方に外れてしまっていた。それは何故かというとイッセーが強すぎるから、と言うのが一番だろう。

 

「お~お~、若い奴等は元気だね~、おじさんにも分けてほしいよ」 

 

と、其処には茶髪で毛先だけが金色のダンディーな雰囲気をもつに男性が銀髪のスタイル抜群の少女を連れてイッセー達に近づいてきた。

 

「あ、アザゼルさんにヴァーリいらっしゃい!」

 

「おう、赤龍帝元気か?」

 

「おはよー、イッセー君お邪魔するね」

 

【よう、べリアルの息子、べリアルは元気か?】

 

「はい、ゼロさん父上なら今ザギと一緒に猪を狩りにいってますよ?」

  

【え?!ベリアルのやつなにしてんだ?ってかザギって!?】  

 

「あぁ、心配は要りませんよ。あいつ本人が言うには」

 

〔ノア以外とは戦わんから安心しろ〕

 

「だそうでして、あいつからしたらノアさん以外とは戦う価値は無いんでしょうね」

 

【な、成る程理解したぜ】 

 

ゼロはある意味で今此処に居ない二人に飽きれと同時にある意味での尊敬の念を抱いた。その時、

 

-にゅーん-

 

そんな間抜けな音が聞こえそうな勢いで空間に亀裂が走りその亀裂の中には大量の目玉がこちらをギョロギョロと見ていた。するとその奥から何かが猛スピードでこちらに突っ込んできていた。

 

「あれ?なんか嫌な予感…」 

 

「どうしたの?いーくん?」 

 

「あー!あぶなーい!」

 

「え?」

 

-がいーん!-

 

「が」 

 

「ぐぇ」

 

イッセーと落ちてきた何かの声が響く、

 

「わぁ!いーくん大丈夫!?」

 

「そっちの人も大丈夫ですか?!」

 

『あ、いたたた』

 

「ごめんなさい!?スキマが変な開き方してしまったみたいで」

 

「いててて、て、母さん!?」

 

「あら、イッセーひさしぶりね♪」

 

そうそこにいたのはイッセーの育ての親である幻想郷最強の妖怪の賢者八雲紫であったのだ!

 

『姉さん、大丈夫?』

 

『うん、ちょっと目の前がチカチカするけど大丈夫だよ、一輝』

 

そしてイッセー頭に落下してきた物体は転生者ハンターである兵鬼薫であった。

 

『ん?あれもしかして君この世界の兵藤一誠君?』

 

『姉さん、今の彼は紫さんのご子息で八雲一誠君だよ、兵藤の姓は過去の物だよ』

 

『あ、そっかぁ、ごめんね!嫌なこととか思い出させちゃったよね?』 

 

「い、いえ、大丈夫ですよ!特に気にしていませんから」

 

「さて、挨拶もすんだことだし本題に入りましょう?薫ちゃん、一輝君」  

 

『はい、それじゃあ一誠君こっちに来てくれるかな?』

 

「あ、はい分かりました。」

 

『それじゃあ、今から一誠君にあの偽物が使っていた神器と全く使えもしないのに持っていた武器なんかを貴方に渡すわ』

 

「え、あいつが使った力?」

 

『えぇ、あいつはある神から貴方の立場になれるように貴方の運命を歪ませていたのよ、それで私達はある神様に依頼をされてあの偽物からそれらを奪還したのよ』

 

「成る程、そうまであいつは俺の立場になりたかったんですね。でも何でまた俺だったんですか?」

 

『え~と、あんまり言いたくはないのだけど、その本来の貴方の運命はウルトラマンとして覚醒することもなく、自分がウルトラマンベリアルの息子だと知ることもなく、そのぉ、えっと、』 

 

『はぁ、姉さんそこからは俺が言うよ』

 

『う~、ごめん一輝お願い!』

 

薫はそう言うと顔を真っ赤にして一輝の後ろに隠れてしまった。

 

「えっと、俺の本来の運命ってそんなにヤバイんですか?」

 

『簡単に言ってしまうとあの偽物と全く同じ度しがたい変態に成っていただろうな』

 

一輝の言葉にイッセーは膝を地につけて項垂れた。

 

「お、俺があいつみたいなド変態になっていた、」

 

「あわわわわ!いーくん落ち込まないで」

 

「そ、そうだよイッセー君!だってイッセーは彼とは全く違うじゃないか!だから、ね?」

 

「そうです。イッセー先輩は変態ではありません!真逆の紳士ですよ!」 

 

「あらあら、大変なことになっていますわねぇ?」

 

『あちゃあ、言わない方が良かったかもね一輝?』

 

『まぁ、仕方ないよ姉さん、とりあえず最後の仕事を始めよう?』 

 

『はいはーい、それじゃあ一誠君今から君の中にあいつが持っていた神器と武器を渡すね?』

 

「は、はいお願いします」

 

なんとか立ち直ったイッセーは立ち上がり薫の前に立つ、そして薫は左手に峯崎陵子の魂を回収したのと同じゲームのコントローラーのような物を取り出す。

 

「それは?」

 

『これ?これはガシャコンヴァグバイザーっていってある平行世界では特殊な道具として使われていたのよ、まぁ、今は気にしないで、ね?』

 

「分かりました」

 

『じゃあ、行くよ!』

 

そして薫はヴァグバイザーをイッセーの左胸に突き刺した。

 

「ぐ、結構痛いですね…これ」

 

『うん、少し痛むけど我慢してね?』

 

「大丈夫です。痛みには馴れていますから」

 

それから数分が経ち、薫はイッセーからヴァグバイザーを抜き取る。

 

『どう?体の何処か変な感じとかしない?』 

 

「いえ、今のところはなんともないですね。ドライグはどうだ?」

 

《あぁ、問題はないが中々に賑やかになったぞお前の精神世界は》

 

「え、マジで?」

 

《あぁ、しかしあの偽物中々に色々溜め込んでいたなぁ?伝説の武器なんかも大量にあるぞ?》

 

「マジかよ、はぁ、とりあえずこれからはそれらの扱いも覚えていかないとな?」

 

《あぁ、だが相棒ならすぐに覚えるさ、なんせもはや相棒は赤龍帝ではなく、ウルトラマンの力に夢幻の龍の力を持つのだから…、そうだな名付けるなら覇を超えしもの》

 

《超龍帝》

 

《と言ったところだな》

 

「超龍帝…か、その名に恥じないように頑張っていくぜ、これからもよろしくなドライグ?」

 

《あぁ、任せておけ、相棒》

 

イッセーとドライグの会話をその場にいた全員は暖かい眼差しで見守った。

 

『さてと、私達の仕事はこれで終わったから、これでお別れだね』

 

「あ、そうか二人は仕事で来たんだったな、でもお別れじゃないですよ」

 

『え、どうして?』

 

「だってそうでしょう?これが始まりなんですからまた何処かで会えますよ、必ずね」

 

イッセーの言葉に薫達はお互いに顔を見合わせてから微笑えんだ、

 

『ふふ、そうだね』

 

『あぁ、確かにその通りだな姉さん』

 

『じゃあ、改めて何時かまた会おうね皆!』

 

『達者でなこの世界のイッセー、皆も』 

 

「あぁ、二人も元気でな!」

 

そして二人は紫に向かって頷くと紫は静かにスキマを開くと二人はその中に入っていき最後に後ろを振り返りイッセー達に手を振りながら別れを告げた。

 

『『またいつか!』』

 

そしてスキマが閉じ彼らの姿は見えなくなった。

 

「また会おうぜ、異世界のダチ公」

 

イッセーは静かに呟いて別れを告げた。

 

 

-コラボ最終回-煉獄の義姉弟編 完

 

 

 

 




はい!どうも!ギガストリウムデス!

「スライです」

とうとう、終わってしまいましたコラボ回、ですが!本編はまだまだ続きますよ!

「そうですね。さて前書きでも言っていましたが、これからはどうするつもりですか?」

はい、次は予定道理に原作とのコラボ?にしていく予定です。

「成る程、なら次は陸様の世界ですか?」

いえ、まずはちょっとイッセーには辛いでしょうがハイDの原作世界に行って貰います。

「あぁ、ウィード様心労が…」

仕方ないですよ。原作の彼が変態なのがあれですから、

「…はぁ、仕方ありません、ただし!そろそろ私達ダークネスファイブの出番も下さい!と他の者達も言っていましたので頼みますよ?作者?」

は、はいなんとかしてみます。

「ふむ、では皆さんまた次回お会いしましょう」

では!good-bye!


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外伝:原作世界の乳龍帝!?
キャラクタープロフィール!【一誠編】


ども!ギガストリウムデス!

「どうも、リアス・グレモリーです初めまして」

はい、今回のゲストは復活を果たしたリアスに来てもらいました。

「これまで本当にごめんなさい、帰ったら朱乃達に謝らなければいけないわ」
 
いや、あれは家の馬鹿転生神がやらかしたことだから気にしなくて良いよ、リアスにはこれからに期待しているからね♪

「///そ、そんな、期待しているなんて、お世辞でも嬉しいわ、ありがとう♪」

よし、気合が入ったところでプロフィール紹介!

「スタートよ」!


        キャラクタープロフィール

 

八雲一誠(ウィード)

 

容姿:闇を否定していたときは原作と同じであったが、自身の闇を受け入れたからなのかは分からないが髪の色と瞳がオッドアイなっていて若干背が縮んでショタっぽく成ってしまった。瞳の色はリリカルなのはに出てくるヴィヴィオと同じで右目が母グレートレッドと同じ翡翠色、左目がベリアルと同じ深紅色、髪色は茶髪に銀色のメッシュが所々入っている(プリヤの美遊の兄士郎と同じ)などかなり容姿に関しては原作とかけ離れている。

 

能力:赤龍帝の籠手(ウェールズの赤き龍の帝ドライグ・ア・ゴッホの魂を宿した神さえも葬り去る最強の神器:神滅具のひとつであり、十秒毎に使用者の力を倍加していくというオーソドックスな物とその倍加した力を溜めて力を仲間や技などに渡す力を『譲渡』、敵の攻撃をすり抜けて避けたり、相手の防御を無視して攻撃を叩き込めるようになる『透過』、更にはこの世の全てを焼きつくす「燚焱の炎火」を持つなどかなりの鬼畜な強さを持っていたドラゴンである。そんな彼だったが自身の宿敵とも言える白龍皇アルビオン・グウィバーとの戦いの最中に聖書の神によりこれから起きる災厄に対抗するために聖書の神との盟約により神器に封印される)

 

オーブリング(エクリプスオーブリング)

 

一誠がガイと出会い手に入れたウルトラマンオーブに変身するためのアイテムのひとつでありキーアイテムである。更に自身の闇と向き合ったことにより更なる力を獲得した。それがエクリプスの力である。この状態になることによりダークリングでしかリードできなかったダークフュージョンカードもリードすることが可能になった。この状態で変身できるのは現在の一誠の変身できる中では最強クラスの姿「エクリプスホープ」だけである。そのため他のフュージョンアップをするには通常のオーブリングに戻さなければならず、リングをもとに戻すとエクリプスホープも強制的に解除されてしまうため使い処が難しい力である。

 

フュージョンカード(ダークフュージョンカード)

 

一誠がウルトラマンオーブの力を行使するために使用する様々なウルトラマンや闇の戦士の力を内包した不思議なカード、これらをオーブリング又はダークリングに二枚又は三枚リードすることによりカードそれぞれの戦士の力を合わせた姿や力を得ることができる。

 

現在一誠が使用可能なカード

 

現在は自身の闇を受け入れたため使えなかったフュージョンカードも使えるようになっており、フュージョンアップの幅はかなり広がっているため、原作でガイが使用したフュージョンアップとカードダスゲームフュージョンファイトに登場するフュージョンアップ等も使用可能になった。

 

一例:ゼペリオンソルジェント、スラッガーエース、レオゼロナックル、ブレスターナイト、パワーストロング等…

 

このように亜種のフュージョンアップも使用可能になったためかなり戦闘での優位性を更に確保した。

 

バトルナイザー 

 

一誠が祖父に当たるレイブラット星人から受け継いだ力、かつて宇宙の覇者となるために戦い続けていたレイブラットが共に戦った古の怪獣達を内包した不思議な機械、使用するにはレイブラットの遺伝子とその力《レイオニクス》としての力が無ければ使用できない、現在はまだなんの怪獣が居るのかは分かっていないが、どの怪獣もとても強力な力を持っているらしい、

 

偽物から手に入れた武器、神器

 

黒邪龍の影装

 

能力はいたってシンプル、使用者の想像した武器又は防具を含めたあらゆる物の贋作を作り上げる能力、しかし、作ったものはお世辞にも真作には程遠いものであるが、それは偽物が使用していたためであり、一誠が使用すれば真作に限りなく近い贋作を作り上げることが可能である。ほぼ、fateのアーチャーエミヤと同じであるしかし、エミヤと違い武器を解析したりは出来ないため結局はエミヤで言う骨子の鑑定などは出来ないため、耐久性に難がある。

 

裏切りの騎士が湖の乙女より授けられし聖剣にして魔剣

 

アロンダイト:言わずと知れたエクスカリバーの姉妹剣の一振りであり、裏切りの騎士ランスロットの愛剣、偽物が転生神に無茶苦茶を言って手に入れた武器、しかしアロンダイト自身にも意志が存在するため偽物には一切触れさせなかった。そのため偽物もアロンダイトを使わずに自身の精神世界に幽閉していたが、転生者ハンターである兵鬼薫により剥奪され一誠の手に渡った。そのため一誠の人柄を偽物を通して見ていたため一誠のことをランスロットに次ぐ自分を扱うに相応しい者と認めている。

 

必殺技は空間さえも切り裂く極光の一撃

 

【アロンダイト・オーバーロード】

 

蒼き槍兵の愛槍にして不運の赤き魔槍

 

刺し穿つ死棘の槍:作者が考えた中で一番最強の武器と思われる魔槍、一度相手を狙えばその命を刈り取るまでけして逃がさない恐るべきアルスター最強の戦士クーフーリンの赤き魔槍にして、所有者に災いをもたらすとされる呪いの朱槍、此方も偽物が転生神から手に入れた武器だがアロンダイト同様に偽物を主と認めずに精神世界に幽閉された。そして、アロンダイト同様に一誠を一目見て気に入り、クーフーリンと同等の主と認めている。

 

必殺技は一度放たれればその心臓を貫くまで相手を追い掛ける一撃必殺の槍

 

【突き穿つ死翔の槍】

 

性格:性格に関しては今までの設定でも書いた通りの性格にプラスして自分の闇を受け入れたため少し無邪気な初な所があったり、少しだけ非情な所があるなど少し変わっている。

 

 




はい!今回は一誠の追加能力や武器などを明記させていただきました。

「彼はかなり強化されているわね。貴方が描いたキャラの中では一番の強キャラではないかしら?」

そうですね。原案ではゼロの善き相棒として活躍する予定でしたからね。そのときの名残を少し残しているのがこの一誠になりますからね。

「そう言えば…、原案では彼ってどんな性格だったの?」

そうですねぇ…、原案ではかなり原作とかけ離れているキャラになりましたね。…まぁ、それは今もですが( ̄□||||
ま、まぁ、気を取り直して、今回はこれくらいにしましょうか?リアス

「そうね。では皆さん、今回はこれまでです次回はハイD原作とのコラボですのでお楽しみにお待ちください♪では!」

「good-bye」!


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原作世界:平行世界来る!(修正というよりも捕捉)

ども!ギガストリウムデス!

「やぁ皆魔王をやらせてもらっているサーゼクス・ルシファーだよ」

今回からは原作世界に一誠達がいくことになります。

「いやぁ、中々に大変になりそうだね一誠君達も、それで作者君?今後リーアは登場するのかい?(手に滅びの魔力出しながらにっこり)」

は、はい!一応まだ先ですが、リアスさんは登場させます!

「うん、それが分かれば良いよ、すまないね(ニッコリ)」

は、はい…、で、では本編スタートです…(疲れ顔) 



冥界堕天使領内都市ルシフェリア

 

此処では堕天使達が日夜人間達を見守りながら、職務に従事している場所である。この中でも限られた精鋭だけが入れるのが神の子【グリゴリ】である。そして此処の総代将をやっているのが堕天使の"現在"の総督『アザゼル・グリゴリア』である。

 

「ふふふ~ん♪早く来ねぇかなあいつら(^ー^)」

 

そのアザゼルだが、かなり機嫌が良さそうだった。どしたんだ?この万年独身総督は?

 

「誰が万年独身総督だ!」  

 

アザゼルの雄叫びが虚しく響く、

 

「ん?俺は誰に怒鳴ったんだ?まぁいいか♪早く来いよー、赤龍帝とその仲間たち♪」

 

 

-数時間後-

 

「ただいま~!お父さん一誠君達連れてきたよ~!」

 

「おう!ヴァーリご苦労さん!」

 

アザゼルはそう言うとヴァーリの頭を撫でた。

 

「ワッぷ、お父さん!いきなり頭を撫でないでよびっくりするじゃない!」

 

「はははは!すまんすまん、さてと、ようこそ赤龍帝とお仲間たちグリゴリへ」

 

「ご招待していただいてありがとうございます。でもまたなんで俺たちを呼んだんですか?」

 

「あぁ、実はな俺が作った発明品をお披露目したくてな♪」

 

「発明品を?どんなものなんですか?」

 

木場がそう聞くとアザゼルは、

 

「くくくくく、よく聞いてくれた。今こそ見せよう!それがこれだ!」

 

アザゼルが布で覆われた物から布を取るとそこにはかなりでかいドアのようなものがあった。

 

「…、(なぁ、ドライグこれってさ?)」

 

〔相棒、なにも言うな、言いたいことはよく分かるが言うな〕

 

「(そうだな、既に作った人がいるなんて言えないよな)」

 

その時一誠の頭の中で「河童の技術は世界一ィィィ!」と叫ぶ知り合いが浮かんだ、

 

「ん?どうした赤龍帝」

 

「え、あぁいやなんでもないですよ!」

 

「そうか、んじゃこいつの説明をさせて貰うな、まぁ、簡単に言うと平行世界に行くための機械だ」

 

「(全然スケールがちげかった!)へ、平行世界ですか?」

 

「あぁ、ウルトラマン達なら別に珍しくも無いかもしれないが人間や俺達みたいな奴等からすれば期待の持てるものなんだ」

 

一誠はアザゼルの言葉を聞き納得した。

 

「(確かにウルトラマンさん達や他の星人からしたら当たり前のことだけど、人間や悪魔、堕天使や他の種族からすれば夢のようなことだよな、平行世界に行けるなんて)」

 

「んでだ、お前達を読んだのは他でもないこいつの試運転に付き合ってほしいんだ」

 

アザゼルは一誠達にそう言うと後ろの装置(どこ●●ドア)を示した。

 

「なるほど、それで俺達が呼ばれたわけですか…、でも行くにしても行ける人数とかはどうなるんですか?」

 

「あぁ、実際こいつで一度に行けるのは三人までなんだ、だから赤龍帝「一誠で良いですよ」っと分かったぜ一誠を含めてあと二人ってところだな」 

 

「?なんでいーくんは確定なんですか?」

 

「あぁ、一誠はあのべリアルとグレートレッドの息子だからな次元を行き来する能力もあると踏んだんだ」

 

「確かに俺には母上から受け継いでいる夢幻の力があるからな、それなら納得だ」

 

「そういうことだ、夢幻の力があれば次元を行き来しても影響を受けないと言う寸法さ」

 

「なるほど、理解しました」

 

藍華はそれに納得すると今度は誰が一誠と一緒に行くかについてどう決めればよいのかをアザゼルに聞いた。

 

「それはいいとしても、いーくんと行く人はどう決めるんですか?」

 

「う~ん、無難にじゃんけんでいいんじゃねぇか?その方があと腐れないしな」

 

とアザゼルが言ったので、木場、小猫、藍華達は臨戦態勢になり向かい合った。

 

「二人ともわるいけどいーくんと行くのは私だよ?」 

 

藍華が挑発的な態度でふたりを牽制する。しかしそれに対して木場は、

 

「ふふふ、それはどうかな桐生さん、僕だって一誠君と一緒に行きたいんだから負けないよ?」

 

かなり好戦的に藍華を威嚇する。

 

「…一誠先輩と行くのは私です!絶対に譲りません!」

 

小猫は小猫で闘志をバリバリに出していた。そのさまはまるで龍と騎士、そして妖猫が互いににらみ合いながらいるように見えて一誠とアザゼルは引いていた。

 

「女の子って怖いなドライグ?」

 

〔あぁ、女性とはここまでの闘志を持つものなんだな〕

 

「女っておっかねぇ」

 

そして数分後、

 

「やったー!やったよいーくん!」

 

「よし!あそこでぐーを出して正解だった!」

 

「そ、そんな私が負けた…」

 

そこには一誠との(ある意味で)旅行を勝ち取った藍華と木場が居り、小猫は自分が負けたのを理解して白くなっていた。

 

「さて、行く面子も決まったことだしお前ら用意しとけ~」

 

アザゼルにそう言われて一誠達は言い渡された位置につく、

 

「っし!今から平行世界渡航実験を開始する!全員生きて帰ってこいよ!」

 

「当たり前ですよ、アザゼルさん、なあ?二人とも?」

 

「ふふ、そうだね必ず無事に帰ってきます」

 

「フフ~ん、いーくんがそんな簡単に負けるもんですか」

 

「うっし!行くぞ!衝撃に気を付けろ!」

 

アザゼルがそう言うとどこ●●ドアが開く、そして一誠達はそのなかに入り消えていった。

 

「…、行ったか、さてとあいつらの座標を確認しねぇとな、あ、ヤベェ!忘れてた!」

 

「ど、どうしたの?お父さんいきなり?」

 

「そうですよ、どうかされたんですか?」

 

「一番言わなきゃいけないこと言ってなかった!この装置どこに出るかまでは設定できないんだ!」

 

「「え?えええええぇ!?」」

 

果たして!一誠達の運命は!

 

 

 

次~回!

 

平行世界にやって来た俺達三人、しかし!そこで待っていたのはある意味で衝撃的な人物たちだった!

 

次回!幻想に舞い降りし光闇の朱き龍帝!

 

「こんにちは!平行世界の乳龍帝!?」

 

次回もお楽しみに!

 

 

 

 

おまけと言う名の捕捉

 

一誠のバランスブレイカーについて

 

現在一誠は本来のウィードとしての肉体に戻っているため、神器が調整状態のため禁手になれません、そして次回から一誠のバランスブレイカーは三段階にする予定です。

 

バランスブレイカー時の外見

 

一段階目:電光超人グリットマンのグリットマン…立ち位置的に原作でイッセーが初めに使っていたオーバーブースターの状態に位置する形態

 

二段階目:コードギアスの紅蓮とスパロボOGのアルトを掛け合わせたような姿…原作イッセーが成し遂げた禁手の位置になる姿、武装はそのまま上記の二機の武装を強化した物を装備しています。例:アルトの場合リボルビング・バンカーがスパロボOG外伝に登場するアルトリーゼナハトのリボルビング・ブレイカーに紅蓮の輻射波動が強化版輻射波動にあとはリーゼナハトのクレイモアシールド、エナジーウィング等

 

三段階目:上と同じくスパロボOGからグランゾンをスリムにしたデザインで龍の意匠が施された鎧…ある意味でカーディナルに位置する姿この状態ではほぼ無敵であり、夢幻の力とベリアルのレイオニクスの力を同時に発動可能になるなど、もはやチートである!

 

といった感じにする予定ですのでこれからも「幻想に舞い降りし光闇の朱き龍帝」をよろしくお願いします!




はい!というけで一誠達が平行世界(原作世界)に行きました。

「いやはや、アザゼルもあのうっかりを早く治せば良いお嫁さんも見つかるのにね?」

まぁ、あれがあの人の良いところですから良いのではないでしょうか、それでは今回はこの辺ででは!皆さままた次回まで!good-bye!


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原作世界2:「こんにちは!平行世界の乳龍帝!?」

はい!どうも!ギガストリウム略してギガスです!

「どうも、今回のアシスタントをさせていただく姫島朱乃ですわ♪」

今回は一誠達が原作世界に落ちるところからの開始です。

「しかし、アザゼル様ももう少しあのうっかりを無くせばよろしいのに」

まぁ、サーゼクスにも言ったけどあれがここでの彼だから仕方ないよ、さて、短めですがさっそく本編に向かいましょう!イッツスタート!


一誠達が飛ばされてからのグリゴリ本部

 

「やべぇな、一応座標は掴めるから問題ないがもし空なんかに出た日にゃ厄介だぞ!」

 

「って言うか!お父さんがちゃんと設定出きるようにしてたらこんなことにならなかったでしょ!」

 

「兎に角今はあいつらの安否を確認しねぇと!」

 

一誠達がどこに飛ばされたのかがはっきりしていないためかなり焦りが広がっていた。

 

-原作世界-

 

そして、現在原作世界のオカ研部室では一触即発な雰囲気が出ていた。

 

「いい加減にしてライザー!私は貴方とは結婚なんてしないわ!私の結婚相手は私が決めるわ!」

 

「はぁ、リアス、君だって分かっているだろう?今の悪魔社会の困窮がそれに君の家もかなり切羽詰まっているんだろう?」

 

「た、確かにそうだけど、それでも私の結婚相手は私が決めるわ、でもそれはあなたではないはライザー!」

 

「…いい加減にしろよリアス、それ以上我儘を言うのなら君以外の此処にいる全員を焼き殺してでも君を連れ帰るぞ!」

 

ライザーと呼ばれたホスト崩れの金髪の男が体から炎を出すとその場に居た全員が身構えた。しかしそこに一人だけ動けたものが居た。

 

「てめぇ!さっきから聞いてたらふざけやがって!何が部長以外を殺すだ!やれるもんならやってみろ!その前に俺がお前をぶっ飛ばす!」

 

そうこの世界のイッセーである。

 

「なんだ?この下級悪魔が俺達上級悪魔の話に首を突っ込むな!」

 

「下級だろうが上級だろうが知ったことか!てめぇみたいな軽薄野郎に部長は渡させねぇ!」

 

イッセーはそう言うと左手に赤龍帝の籠手を出現させる。

 

「ふん!おれが相手になるまでもないな殺れ!ミラ」

 

「は!」

 

ライザーの言葉と共にチャイナドレスを着た棍を持った少女がイッセーの前に立ち塞がる。

 

「邪魔だ!退けぇ!」

 

イッセーが拳を振りかぶった瞬間!

 

-バキバキ!ドッガン!-

 

と校舎の天井が崩れて落ちてきたのだ!

 

「な、なんだ?!」

 

そして

 

「よっと、あっぶねぇ!二人とも大丈夫か?」

 

「うん、大丈夫だよ!いーくん」

 

「僕も一誠君が抱えてくれたから大丈夫でも重くなかった?」

 

「全然平気だよ、って言うかちゃんとご飯食べてる?木場さん滅茶苦茶軽かったよ?」

 

「う~ん、食べてるんだけどあんまり脂肪になりにくい体質らしくて///」

 

裕人は恥ずかしげに言う、

 

「でも、二人に怪我が無くて良かったよ」

 

一誠がほっとしたようにはにかむ、

 

そして気づく自分達の状況に、

 

「あれ?此処ってオカ研の部室だよな?」

 

「うん、間違いなくそうだね」

 

「もしかして、アザゼルさんの発明品失敗した?」 

 

「う~ん、…いや、成功してるな」

 

「え?なんでそう思うの?いーくん」

 

「だって此処からドライグの気配が二つするからね。アイちゃん」

 

「え?!…ほんとだ!確かにドライグさんの気配がある」

 

「ということは此方の世界の一誠君が居るってことかな?」

 

「あぁ、間違いないな」

 

すると、三人がそれで納得しているといきなりライザーが、

 

「おい!貴様らいきなり現れて訳の分からんことを言っているんじゃないぞ!」

 

「?誰だあのホスト崩れは」

 

「さぁ、私は知らないなぁ?」 

 

「あの人は確か…、あ!思い出した部長の婚約者だった、確か、え~と、そう!ライザー・フェニックス様だ!」

 

「む、そちらのお嬢さんは俺のことを御存知かこれは光栄だな君みたいな可愛らしい子にまで名前が知れているなんて(ニッコリ)!」

 

ライザーの笑顔をみて裕人は寒気を感じて一誠の後ろに隠れる。

 

「おい!お前ら一体何者だ!いきなり出てきて怪しい奴等だ!」

 

聞き覚えのある声を聞いて三人は今度は後ろに振り替えるとそこには、

 

「ほぉ」 

 

「ふーん」 

 

「へぇ」

 

「「「これがこっちの世界の一誠「俺」「いーくん」なんだ」」」

 

三人は口を揃えてそう言った。しかしイッセーからすれば全く違うリアクションをとったのだった。

 

「な、なんで桐生と木場がいるんだ?!それに何よりそっちのちっこいのってまさか俺か!?」

 

「誰が!ちっこいだ!」 

 

イッセーの言葉に一誠が突っ込む、

 

「ええ、イッセーが二人?!それに片方は小さいし?!」

 

「あっちの先輩は変態じゃないんでしょうか?」 

 

「え、あれ僕?どう見ても女の子だよね?!」

 

「あらあら、うふふ大変なことになりましたねぇ?」

 

もはや、カオスである。

 

 

 

次~回!

 

平行世界にやって来た俺達、そこで会ったのはあっちの悪魔に成った俺と滅茶苦茶まともなリアス先輩だった!そして何故か俺達も巻き込まれる先輩とライザーの結婚を巡ったレーティングゲーム、さてとなら見せてやりますか超龍帝の力! 

 

次回!幻想に舞い降りし光闇の朱き龍帝!

 

「ウェイクアップ!闇を切り裂く極光の聖魔剣アロンダイト!」

 

次回もお楽しみに!




はい!というわけでやって参りました平行世界!

「あらあら、これからどうなるのかしら、たのしみですねぇ」

まぁ、まず間違いなくライザーはボコボコですわな、あとら向こうで出る怪獣についてでもヒントを出しておきましょう。

「あら?良いのですか?此処でヒントを出しても」

問題なしだよ!何せ結構ムズいからね。ヒントはかつてウルトラマンを苦しめた光線が効かない怪獣です!

では!また次回まで、good-bye!


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原作世界3:「ウェイクアップ!闇を切り裂く極光の聖魔剣アロンダイト!」

どうも!ギガスです!

「やっほ~♪皆はじめまして、魔王少女こと四大魔王のセラフォルー・レヴィアタンだよ~♪レヴィアたんって呼んでね♪」

はい!今回はセラちゃんに来ていただきました!

「ふふん♪来てあげたのだ♪」

セラちゃんの出番はもう少し先に成りますけどもう少し待っておいてね?

「大丈夫だよ♪何時でも待ってるからね♪あとソーたんと赤龍帝くんはどんな感じなの?」

それも追い追いやっていくよ。それでは本編スタート!


原作世界オカ研部室

 

現在此処では奇妙な出会いが起きていた。

 

「本当に俺なのか!?おまえ!?」

 

「だったら、なんだよ俺が一誠で悪いか?」

 

イッセーの言葉に一誠は少々苛立ち気味に返答した。するとそれに気付いた藍華と裕人は一誠を宥めた。

 

「いーくん、落ち着いて、ね?」

 

「そうだよ。今回はアザゼルさんの計らいで来た旅行なんだしさ?ね?」

 

「…はぁ、二人がそう言うなら分かったよ」

 

すると此方の世界のリアスが驚いたように声を上げる。

 

「ち、ちょっと待って貴方達は堕天使の長のアザゼルと知り合いなの?!」

 

「?あれもしかして此方では違うのか?グレモリー先輩?」

 

「え、えぇ、そうね今は三大勢力の戦争の影響でにらみ合いの状態が続いているわ」

 

「へぇ、あっちとは全然状況が違うんですねぇ、その辺は追い追い聞くとして、えっとさっきからずっと僕を見てるのは此方の僕なのかな?」

 

「あっ、ご、ごめん自分が女性に成っているなんて思わなくて」

 

「あぁ、そういうとこね大丈夫だよ、気にしないから(ニッコリ)」

 

木場の謝罪に裕人は笑顔で返した。

 

「そういや、もうひとつ気になったんだが、どうして桐生はそっちの俺のことをいーくんって呼んでるんだ?」

 

「あれ?此方では私っていーくんの幼馴染みじゃないんだ?」

 

「え!?そっちだと俺と桐生って幼馴染みなの?!ん?ってことはイリナとは関係ないのか?」

 

「いや、イリナちゃんとも幼馴染みだよ?アイちゃんは何て言うんだろう?」

 

「イリナちゃんがセカンドで私がファースト幼馴染みでいいんじゃないかな?」

 

「あぁ、確かにそれだね」

 

「な、なるほど理解できたぜ、しかしどうやって此方に来たんだ?」

 

「あぁ、さっきも言ったけど堕天使の総督をやってるアザゼルさんの作った発明品で少し羽休めをしようってことになってね。それでそれを使って折角だから平行世界に行ってみようってことになったんだよ、まぁまさかいきなり空の上に放り出されるとは思わなかったけどね(汗)」

 

一誠の言葉に此方の世界のイッセー達は自分達もアザゼルと会ったときは気を付けようと心に決めたのだった。しかしそこでずっと黙っていた此方の世界のグレイフィアが一誠達に話し掛けた。

 

「あの?」

 

「ん?あれ?グレイフィアさんも居たんですね。気配で気付いていたんですけど、話しかけてくれるまで待ってたんです」 

 

「そ、そうでしたか、それでお聞きしたいのですがあなた様はそちらではお嬢様のポーンではないですね?」

 

グレイフィアの言葉にイッセー達は驚いた。

 

「え!おい!俺!それまじか?!」

 

「ん?あぁ、確かに俺はグレモリー先輩の眷属ではないよ?」

 

「な、なんて勿体無いことを!悪魔に成ればハーレム王だって夢じゃないのに!」

 

一誠はイッセーのいった言葉にデジャヴを感じた。

 

「…なぁ、もしかして此方の俺ってかなりのド変態なのか?」

 

一誠が何処か諦めた顔で此方の木場に聞いた。

 

「え、えっとその、う~ん、なんと言えばいいのかな?」

 

「…一言で言えば、度しがたい変態ですね」

 

小猫の言葉に一誠はその場に崩れ落ちた。

 

Orz

 

「薫さん達が言っていた通りだった運命を辿った俺なのかこの俺は…、ガフ!」

 

その言葉と共に一誠は気を失ってしまった。

 

「わぁ!いーくん確りしてぇ!」

 

「一誠君!しっかり!気をもって!」

 

「お、おい!大丈夫なのか!ちっこい俺!」

 

「イッセー!貴方は彼に近付いては駄目よ!なんでか分からないけど貴方は絶対に近付いては駄目!」

 

「イッセー君!今は部長の言う通りにしておいて、ね?」

 

「…そちらの先輩はやっぱり変態ではないんですね。それとごめんなさい(ペコリ)」

 

「小猫ちゃん、今謝っても意味がないと思いますわよ(汗)」

 

またもや、カオスである。どないするこれ?

 

 

次~回!

 

平行世界の俺がとんでもないど変態だと知って気絶した俺しかし俺が気絶している間にどうやらグレモリー先輩の結婚騒動に巻き込まれたらしい!まぁやるからには徹底的にやるけどな?

 

次回!幻想に舞い降りし光闇の朱き龍帝!

 

「不死鳥と書いてバカと読む!」 

 

次回もお楽しみに!




どうも、ギガスです。大変申し訳ありません、本当は今回の話でアロンダイトを出す予定だったのですが予定が狂い出せませんでした。

「まぁ、仕方ないと思うよ?この流れでアロンダイトだしたら色々ややこしいしね?」

セラちゃんありがとう(涙)

「まぁ、でも次からはどういう内容にするのかをきちんと決めてからサブタイトルは付けた方がいいよ?」

はい、ありがとうございます。これからは気を付けていきたいと思いますのでどうか、生暖かい目で見守ってください、では!皆さままた次回まで、good-bye!


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原作世界4:「不死鳥と書いてバカと読む!」

はい!どうも!ギガスです!

「やぁ、地球の友達よ、私の名前はウルトラマンかつてハヤタと共に戦った諸君の言葉で言うなら初代ウルトラマンになるのかな?」

はい!スーパービックなゲスト!初代ウルトラマンさんです!いやぁ、まさか手紙を送って約二日で来てくれるとは思いませんでしたよ?

「ははははは、なぁに今のところ出番もなくてセブン達とこれからの話し合いをしていた時だったのでね。まぁ言い方は悪いかも知れないがちょうどいい暇潰しになるよ」

はい、それでも来ていただけて嬉しいです♪

「さて、今回の話は一誠君が気絶から覚めるところからのスタートだね?」

はい!というわけで!さっそくですが本編スタート!


原作世界オカ研部室

 

現在一誠は衝撃の事実により倒れており、それを一誠と共に来た木場と藍華が介抱していた。

 

「なんで、向こうの俺は俺がハーレム王になることを言ったら気絶なんかしたんだ?」

 

いや、誰しも平行世界とは言え自分がそないな爆弾発言すれば気絶するぜ?何より此方の一誠は藍や藍華とのキスのときでさえ顔を真っ赤にするほどの初っぷりだし、それに引き換えこいつはなぜこんなに能天気なのか…、

 

「…、兎に角イッセー、貴方はあちらの一誠君には近付いては駄目よ!分かった?」

 

「う~ん、なんか納得出来ませんけど分かりました」

 

「所で何時まで俺は放置されるんだ?」  

 

「あら?ライザーまだ居たの?お姉さまと帰ったと思ったのに?」

 

リアスの一言にライザーの心のLIFEは一万のダメージを受けた!  

 

「うぐ、いやまだ話し合いが終わってないのに帰れるわけ無いだろう?」

 

「はぁ、何度も言わせないで私は貴方とは結婚しないと言っているのよ?ライザー貴方は理解できないの?」

 

リアスが呆れたようにライザーに言うとグレイフィアが待ったをかける。

 

「お嬢様、差し出がましいですがこのような事態になることを旦那様と奥様、そしてサーゼクス様は予期しておりました。なのでお二人にはレーティングゲームを行っていただくことになります」

 

「レーティングゲーム!?まだ私は未成年なのに?…なるほどそうまでして私の人生を振り回したいのね?お父様達は」

 

「い、いえそういうわけでは…」

 

グレイフィアが弁解をしようとしたときライザーが芝居がかった身振りで言う、

 

「ちょうどいいじゃないか!リアス俺は君と結婚したい、しかし君は俺と結婚したくない、それならばこのレーティングゲームで白黒はっきりつければいいじゃないかそうだろう?」

 

「…、えぇそうね良いわやってやるわよ!貴方を倒して私は自由を手にするわ!」

 

「ふむ、しかしリアス君の所は人数が明らかに足りないだろう?」

 

「?だったら何?」

 

「そこで気絶している奴とそこの二人も参加させたらどうだ?そうすれば楯の代わりくらいにはなるだろ?」

 

ライザーの言葉にリアス達は驚いた。しかし同時にリアスはライザーに対して激しい怒りを露にした。何故なら彼女リアスは人間の可能性を信じている悪魔であるためそんな人間をバカにされるのが嫌いであるのと同時に関係ない一誠達を巻き込もうとするライザーに対して怒ったのだ、

 

「ライザー!貴方って人は!」

 

それに対して待ったをかけたのは意外な人物だった。

 

「構いませんよ、俺達は」

 

「!?」

 

全員が声のした方に顔を向けると先程まで気絶していた一誠が起きており、その側には何やら見慣れない格好をした男性二人がいた。藍華と裕人はその二人を見て驚いていたが特に二人に害をなすことはないのがわかる。

 

「良かったわ、一誠君大丈夫?」 

 

「えぇ、問題ないですよアイちゃんと裕人、あとこの二人のお陰で」

 

一誠がそう言うとマントを被っていた二人のうちの一人が泣き声をあげたのだ、

 

「う、うおおおおおぉ!聞いたか!ヴィラニアス!ぼっちゃんが、ぼっちゃんが俺達を誉めてくれたぞぉ!」

 

「はぁ、そんなとことで一喜一憂するのはお前くらいだろうな、しかしウィード様からのお褒めの言葉感謝いたします」

 

マントを被った二人はそれぞれの反応を示した。

 

「?あれ確かヴィラニアスっていーくんのお父様の部下の名前じゃなかった?」

 

「あぁ、そうだよアイちゃん、二人ともマントをとって?」

 

「「は!」」

 

そして二人がマントを取るとそこには、アイスブルーの瞳に青っぽい銀色の髪をした長身で髪をポニーテールにした男性と赤褐色の肌に銀に近い短めの白髪をして此方も長身の男性がいた。(付け加えると二人ともかなりのイケメン)

 

「ふふん、ぼっちゃんの為ならたとえ火の中水の中ですよ!」

 

銀髪の男性は胸を張って言った。

 

「あははは、グロッケンは相変わらず元気だね(汗)、ヴィラニアスも元気そうだね(ニッコリ)」

 

一誠が微笑むとグロッケンは勢いをつけて一誠にダイブした。

 

「う~、!ぼっちゃんは可愛すぎますぅー!」

 

「うひゃぁ!?」

 

「こら!グロッケン落ち着け!」

 

「何を言うか!ぼっちゃんがこんなに可愛いのに抱きつかなくて何が男か!」

 

「いやいや、お前の気持ちもわからんでもないが!少し落ち着けと言っているんだこのバカもん!」

 

 

またもやカオスな状態である。しかし!何故ヴィラニアス達ダークネスファイブの二人がこの世界に来たのかそれは…、次回に続く!

 

 

次~回!

 

よう!グロッケンだ!今回は俺たちの本編初登場回だぜ!

次回は俺達が何故平行世界のぼっちゃん達がいる場所に来たのかについてヴィラニアスが説明してくれるぜ!

 

え?なんで俺じゃないのかって?…、さてとんじゃまたな!(逃げやがったなあの野郎((( ̄へ ̄井)) 

 

次回もお楽しみに!

 




はい!というわけでヴィラニアス達ダークネスファイブの二人を登場させました!

「ふむ、中々に興味深いね片方はタロウが倒したテンペラー星人の同族でもう一人はメビウスがセブンと共に倒したグローザムの同族かしかしあのべリアルの部下とは」

次回は二人が色々説明してくれますのでお楽しみにお待ちください♪では、最後にウルトラマンさん一言どうぞ!

「…、私が言えることは一つだけだどんなにか苦しい時でもどんなに辛い時でも皆には皆を支えてくれる友人や家族がいることを忘れないでくれ、私からはこれで以上だよ」

では!皆さんまた次回までgood-bye!


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原作世界5「説明?めんどいからヴィラニアスに頼め!」

はい!どうも!ギガスです!

「どうも、アジュカ・ベルゼブブです」

今回はアジュカさんに来ていただきました。

「いやぁ、まさか僕が呼ばれるとは思ってなかったよ」

実は結構前からアジュカさんには登場していただく予定でした。ネタバレになってしまいますけど、伏井出ケイとのタイアップも予定しています。

「あぁ、彼も技術者だからね中々に実りのある結果になりそうだね」

はい、その時までじっくりとお待ちください、

では!本編スタート!


原作世界オカ研部室

 

あれから数時間がたちライザー達は冥界に帰りグレイフィアもそれにともない帰宅した。

 

「さて、これからについて話し合わないといけないわね。それと一誠君ごめんなさい、貴方達は無関係なのに巻き込んでしまって」

 

「良いんですよ。グレモリー先輩、俺としても此方の先輩達の実力を知るいい機会だと思いますしね?」

 

「しかし、あの鳥野郎ぼっちゃんのことを完全に舐めてましたね。ドウシテヤロウカナァ?」 

 

「こら、グロッケン落ち着け、お前の気持ちも分かるが此処で問題を起こしたら陛下にどやされるぞ?」

 

「うげ、スライだけならなんとかななるけど陛下のお叱りは滅茶苦茶長いからいやだなぁ」

 

グロッケンが若干暴走しそうになるがヴィラニアスの諌めによりなんとか止まる。

 

「えっと、そろそろそちらの二人について話して欲しいのだけど良いかしら一誠君?」

 

「あ、そうでしたね。二人のことを説明しますね」

 

「あ、ぼっちゃんそれならば俺がしましょう」

 

ヴィラニアスがそう言うと何処からかホワイトボートを出してきて何かを書き出した。

 

  『ヴィラニアスの分かりやすい現状説明!』

 

とドでかく書かれていた。

 

「えっと、これは?」

 

「ん?あぁ、何かに書いた方が分かりやすいと思ったのでねこうさせてもらった」

 

そう言ってヴィラニアスは現状について書き出していった。

 

「まずぼっちゃん達の現状についてだな、まず最初にぼっちゃん達はぼっちゃん達の世界のアザゼルが作った発明品で此方の世界にやって来た。目的は羽休めといったところだ」

 

「えぇ、それは彼から聞いたから問題ないわ」

 

「そうか、では次だな、次は君たち此方の世界の現状だ、今現在リアス・グレモリー君は婚約もしたくない焼き鳥擬きと結婚させられようとしている。そのため非公式ではあるがその婚約を賭けたレーティングゲームを行うことになった。それで合っているね?」

 

「えぇ、その通りです」

 

「そして、何をとち狂ったのか分からんがあの焼き鳥はぼっちゃんを盾にでもして出場させたらどうだと言ってきたそうだね?」

 

「は、はい、そうです…」

 

リアスはヴィラニアスから放たれる殺気に縮こまっていた。

 

「はぁ、ヴィラニアスそんなに殺気立たないの」

 

一誠にそう言われヴィラニアスは殺気を引っ込める。

 

「さて、此処までで何か不足な点はあるかな?」

 

「いえ、ありません」

 

「そして、本題だな俺とグロッケンが何故此方に来たのかだな」

 

そしてヴィラニアスはリアス達に何故自分達が此方に来たのかを説明し始めた。

 

「まず、一番の理由はぼっちゃんのお母上である。グレートレッド様と我等が陛下、ウルトラマンベリアル様より言伝てと預かりものをして来たからです」

 

「言伝て?預かりもの?それってなんなのヴィラニアス」 

「はい、まず言伝てはぼっちゃんは当分禁手化をしないようにと言うことと、当分はもうひとつの神器を使うようにと言うことです」

 

「え、そっちの俺って神器を二つももっているのか!?」

 

「ん?あぁ、そうだね一応はもうひとつあるよ」

 

「ち、ちょっと待って今グレートレッドって言いましたか?!」

 

「ん?あぁ、言ったぞぼっちゃんは最強のドラゴン、真なる赤龍神帝グレートレッド様と我等が王ウルトラマンベリアル様との間に生まれたある意味最強の存在だ、そして何より我等がお仕えするに値するお方だ」

 

「…なぁ、さっきからきになってたんだけど、そのウルトラマンベリアルってまさかこのウルトラマンベリアルか?」

 

そうイッセーがスマホの画面に写された画像を一誠達に見せた。

 

「あ、父上だ」

 

「お父様ね」

 

「ベリアル様だね」

 

「陛下だな」

 

「陛下じゃん」

 

「え、そっちだとウルトラマンって実在すんの?!」

 

「え、此方だと違うのか?」 

 

「あぁ、此方だとウルトラマンは創作物の一つだよ」

 

イッセーはそう言うとスマホを操作して動画サイトに接続してその動画を見せた。

 

「わ!ガイさんと父上にゼロさんだ」

 

「わぁ、すごいキャラ違うわねあっちと此方の創作物のお父様って」

 

「何て言うか、本人と逢ったことがある身としてはかなり人格が違いすぎないこれ?」

 

「うわぁ、これってまだ荒れてた頃の陛下じゃん」

 

「あぁ、間違いないな此方だとあのときの性格のままの陛下がテレビ等では出ているのだな」 

 

グロッケンとヴィラニアスは少し顔をひきつらせていた。

 

「え?父上って昔はこうだったの?」

 

「はい、兎に角気に入らなければ徹底的破壊する方でしたね」

 

「その度にスライが胃を痛めてたっけ?」

 

「あぁ、一回倒れたこともあったな…」

 

グロッケンの言葉にヴィラニアスは遠い目をして話していた。

 

「オーイ、ヴィラニアスぅ~戻ってこーい」

 

またカオスになったなおい、しかしその裏では闇が活動を始めていた。

 

 

-原作世界バラージ-

 

「ククク、やっと見つけたぞ????よ、さぁ目覚めるのだ!怪獣ども!!」

 

-キュアアアアア-

 

-キィィィィン-

 

地の底から二体の怪獣が甦ったのだ、

 

目指す先は駒王町…、

 

 

次~回!

 

ライザーとのレーティングゲームの日取りが決まり俺達は十日間の猶予が与えられたこれにより、俺達はグレモリー先輩達に特訓をすることになった。しかし、その最中本来この世界に居てはならない存在、怪獣が現れた!

 

次回!幻想に舞い降りし光闇の朱き龍帝!

 

「特訓!怪獣!?どっちだよ!」

 

次回もお楽しみに!




はい!というわけで、今回はヴィラニアス達が何故平行世界に来たのかについての説明回でした。

「しかし、羽休めに来ているのにまさか怪獣と闘うことになるとはね一誠君たちも災難過ぎるな」

まぁ、ドラゴンを宿していて尚且つ一誠自身がドラゴンですからそういうものを引っ張りやすいのでしょう。

では!皆さんまた次回お会いしましょう!good-bye!


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原作世界6:「特訓!怪獣!?どっちだよ!」

はい!どうも!ギガスです♪

「は、はじめまして!まだ未登場ですが!ギャスパー・ヴラディーです!」

はい!今回のゲストはヒロインの一人家では女の子のギャスパーです!

「そ、そんなヒロインなんて///まだ、登場もしていないですし」

いやいや、自分は原作でギャスパーが登場した時から好きでしたから、そろそろ出しますよ!

「あ、ありがとうございましゅっ、噛んだ///」

…一誠、ギャスパーを大切にしろ癒しになるぞ(ぼそり)

では!本編スタート!


原作世界オカ部室

 

ヴィラニアスからの説明と言伝ても終わり。一段落したときイッセーが一誠にあることを訊ねた。

 

「なぁ、そっちでは俺ってウルトラマンに変身するのか?」

 

「ん?あぁ、そうだね。ただ一誠君はって言うか君も一誠君だから分かりにくいね」

 

そう、ここである意味一番大事なことが持ち上がった。

 

「あぁ、確かに同じ一誠だし分かりにくくなるな」 

 

「ぼっちゃんそれなら此方の世界のぼっちゃんを一誠君、ぼっちゃんのことを本名のウィード様ではどうでしょうか?」

 

「あ、それいいですねヴィラニアスさん!私も賛成です」

 

藍華がそれに賛同しリアス達も判別出来るものがある意味容姿と声位しかないため困っていたのだ、

 

「確かにそちらの方が分かりやすくていいですね!」

 

金髪の少女がそう言うとリアスもそれに頷き一誠、もといウィードに確認をとった。

 

「それじゃあ、これからは貴方のことをウィード君と読んでも良いかしら?」

 

「えぇ、構いませんよ俺としても一誠って名前は人間としての名前ですからそこまでの問題はないですよ」

 

一誠の言葉にイッセーが少しムッとした表情を見せてウィードに言った。

 

「折角両親が父さんと母さんがつけてくれた名前をそんな言い方しなくてもいいんじゃないか?」

 

その言葉にウィードからとてつもない殺気が溢れた。

 

「…なら聞くが偽物と自身の子供を間違える親を親と言えるのか貴様は?」

 

先程とは全くの別人とも言える覇気を伴った発言にイッセーは膝をついて動けなくなった。

 

「っ、ごめんなさい、ウィード君後でイッセーには言い聞かせておくからその殺気を仕舞ってちょうだい」

 

リアスがそう言ったのでウィードは覇気と殺気を両方とも消すと、覇気に当てられていたグレモリー眷属は額に大粒の汗をかきながら肩で息をしていた。

 

「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、今のは一体?」

 

「おぉ!流石ぼっちゃん!陛下の覇気をこんな簡単に出せるとは!お見事ですよ!」

 

グロッケンがわがことのように喜ぶとヴィラニアスがそれを諌めてからイッセーに向き直り忠告した。

 

「まぁまぁ落ち着けグロッケン、それと小僧あまりぼっちゃんの前でそのことは持ち出さない方が良いぞ命は惜しいだろう?」

 

「ど、どういうことだ?」

 

「それは…」

 

「ヴィラニアス、よい(オレ)が話す」

 

「(ぼっちゃんの一人称が変わった)分かりましたぼっちゃん」

 

ヴィラニアスはウィードの言葉を受けて後ろに下がる。

 

「さて、まず、何から聞きたい?平行世界の(オレ)よ?」

 

「ならまず、なんでお前は父さんと母さんをそこまで嫌っているんだ?」

 

「ふむ、さっきも言ったと思うが、俺に成り代わった偽物と父上と母上から預かった俺を間違うか?何年も一緒にいた方ではなくパッと出の偽物を我が子と呼ぶものを親と貴様は呼べるのか?」

 

「だから、その偽物ってのが分からねぇんだよ!そもそも預かったってなんだよ!お前も俺と同じ兵藤賢一と兵藤桜の子だろう!?」

 

「…、はぁ、お前は話を聞いてなかったのか?(オレ)は最強のドラゴンの母上と最凶のウルトラマン、ベリアルの間に生まれたドラゴンとウルトラマンのハイブリットだ、そしてこの姿は(オレ)本来の姿に戻った証だ、だから、あの者達に関してはもはや親とも思ってはいない、まぁ、育ててくれたのは感謝しているがな、それに(オレ)を此処までで育ててくれて愛を与えてくれたのは他でもない八雲紫母さんだ」

 

ウィードにそう言われイッセーは何も言えなくなってしまった。しかしそれでも納得がいかなかった。

 

「…、それでも母さんと父さんを悪く言うお前を俺は認められねぇ!今すぐ俺と戦え!」

 

「い、イッセー!何を言っているの!?彼は最強クラスのドラゴンと言っても過言ではないのよ!」  

 

「いいえ、部長!俺はこいつに一発入れるまで気が収まりません!」

 

「ふぅ、よし良いだろう」

 

「なら、今すぐに外に!」

 

「ただし!それを行うのは今ではない」

 

「な!俺は今すぐに戦えと言ったんだ!逃げるのか!卑怯もの!」

 

「はぁ、お前は馬鹿か?お前には主の未来を賭けた戦いがあるのを忘れたか?」

 

「う、確かにそうだな、なら!レーティングゲームが終わったら俺と戦え!」

 

「はぁ、だから落ち着けと言っている。猶予は十日間その間に俺達がお前らを鍛えてやる。その間に(オレ)に一発入れてみろ。そうすればお前の両親への愛は本物だと認めようそして両親に対しての考え方も変えよう」

 

「ほんとだな?嘘言っていないな?」

 

「あぁ、我が父と母に誓おう」

 

ウィードの言葉にイッセーはなんとか納得して引き下がった。それを見たリアスはホッと息をつき手を叩いてからみんなに告げた。

 

「はい!それじゃあスケジュールの確認をするわよ!」

 

リアスの声掛けに全員がリアスをみる。

 

「特訓に関してはウィード君に任せて良いのね?」

 

「はい、特訓については俺とヴィラニアス達で考えさせてもらいます。それとイッセーに関してはそろそろドライグを目覚めさせる必要があるからそれの特訓も行う」

 

「ドライグ?なんだそりゃ?」

 

「グレモリー先輩、もしかしてこいつに神器のこと言ってないんですか?」

 

「えぇ、不確定要素があったからまだ言ってなかったのイッセー貴方の神器はただの龍の手(クリティカル・トゥワイス)ではないわ、それは神さえも葬る最強の神器(セイクリッド・ギア)神滅具(ロンギヌス)の一つ赤龍帝の籠手(ブーステッド・ギア)よ、そしてそれに内包されているドラゴンの名を赤龍帝ドライグ、正式名ドライグ・ア・ゴッホ」

 

「神滅具…、そんなとんでもない物が俺の中に」

 

「まぁ、それだからお前の中のドライグを目覚めさせる必要があるからな、お前が強くなるのに必要なことだ」

 

「分かった」

 

「さて、それじ」

 

-キュアアアアア-

 

-キィィィィン-

 

そんな鳴き声が駒王の町に轟いた。

 

「?!なんだ!今のは!」

 

「!?まさか!」

 

ウィードとヴィラニアス達が何かに気付き窓に近寄る。するとそこにはクワガタと蟻地獄を掛け合わせたような姿をした怪獣『アントラー』と首長龍のような怪獣『キングザウルス二世』がいた!

 

「!ぼっちゃんあれは!」

 

「あぁ、間違いないなキングザウルスとアントラーだ!」

 

 

今、原作世界に居てはならない存在…怪獣がその姿を現したのだ!

 

 

次~回!

 

俺達の前に姿を見せたアントラーとキングザウルス二世!

 

俺はオーブに変身しようとするがオーブリングが起動しない!?どうすれば!

 

その時ヴィラニアスがもう一つの預かった物を俺に渡した!これは!?

 

次回!幻想に舞い降りし光闇の朱き龍帝!

 

勝利を約束されし龍(WEED )

 

吠えるぜ!魂!




はい!というわけで次回は皆さまお待ちしておりました一誠『ウィード』の真の姿が見られますよ!

「ふぇ、次で八雲先輩がとうとうオリトラマンになるんですねぇ」

ふふふ、まぁ楽しみにしておいてくれギャスパー、

「はい!八雲先輩、ううんウィード先輩のカッコいい姿早く見たいです!」

では!皆さん次回までgood-bye!


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原作世界7『勝利を約束されし龍〔WEED 〕』

はい!どうも!ギガスです!

「こんにちは一誠、ウィードの育ての親八雲紫よ」

今回のゲストは紫ママです。しかしよく来てくれました。

「いいえ、気にしないで私もまだ出番は先らしいと聞いたから、少し息子の様子を見たくてね♪」

いやぁ、それでも本当によく来てくれました。では!前振りの方お願いします!

「はいはい♪では皆さん本編スタートです♪」


原作世界駒王町

 

今ここに本来のこの世界に居てはならない存在が姿を見せた。その名を!

 

『磁力怪獣アントラー』と『キングザウルス三世』がその巨体を揺り動かしながら姿を現した。

 

-キィィィィン- -キュアアアアア-

 

二体の鳴き声が駒王町に響き渡る。

 

「まさか、あの二体がこっちに現れるとはな、さてどうすしたものか」

 

「ぼっちゃん、ここは俺達が奴等の相手をしましょうか?」

 

グロッケンがウィードにそう進言するがウィードはそれを諌め、自身が行くことを伝える。

 

「いや、いまヴィラニアス達が本来の姿になれば余計パニックが大きくなる。だから(オレ)が行こう」

 

「分かりました。ぼっちゃんお気をつけて」

 

「あぁ、ふん!」

 

ウィードが手を前に突き出す、しかし

 

「?ふん!」

 

ウィードはもう一度手を前に突き出すが何度やろうともオーブリングが現れない、

 

「どうしてだ…」

 

-ウィード!-

 

「!?ガイさん!何があったんですか!オーブリングが現れないんです」

 

-あぁ、どうやら本来のやり方で世界を越えなかったせいでオーブリングが起動できなくなってしまったようなんだ、だから、オーブには変身出来ない…-

 

「な!?く、なら!」 

 

ウィードはそう言うと懐からバトルナイザーを取り出す。

 

「行け!ブラックキング!レイキュバス!」

 

-バトルナイザー!モンスロード!-

 

-ギュアアアアン!-

 

-キュルルルルルル!-

 

バトルナイザーから光と共に二体の怪獣が現れた。

 

『用心棒怪獣ブラックキング』

 

『氷炎怪獣レイキュバス』

 

この二体がウィードがレイブラッド星人から受け継いだバトルナイザーに眠っていた怪獣の内の二体である!

 

「頼むぞ!お前達!」

 

-へ!じいさんの孫の頼みだ!全力でやってやるぜ!なぁ!レイキュバス?-

 

-僕なんかを使ってくれる主様の為に僕、頑張るよ!-

 

二体が気合い充分な状態でアントラー達に向かっていった。

 

-ウラァ!-

 

-エイヤ!-

 

二体の一撃がそれぞれの相手に叩き込まれる。しかし、

アントラーとキングザウルスには効いていなかった。

 

-な!こいつら普通と違うぜ!旦那!-

 

-こいつら、何か改造されてるみたいな感じがする-

 

二体がそれぞれの意見をウィードに伝える。

 

「改造怪獣か、ってことは何処かにいるのか…」

 

ウィードはそう言うと目を閉じて気配を探った。そして、

 

「見つけた!あの山だ!レイキュバス!」

 

-!任させて!豪火焔!-

 

レイキュバスの瞳が紅く光るとレイキュバスは口から紅蓮の焔を放った。

 

【ちぃ、まさか俺の居場所がばれるとはな、流石はウルトラマンベリアルの息子か】

 

「お前は一体何者だ!」

 

レイキュバスが攻撃した場所からその姿を見せたのは黒いマントを頭まで被った男か女か分からない人物だった。

 

【ふむ、俺に構っている暇はあるのか?ウィードよ?】

 

「なに!」

 

-ぐあああぁ!-

 

-うわあああぁ!-

 

「あ!レイキュバス!ブラックキング!」

 

【ふ、まだまだ甘いなウィード、やれ!アントラー!キングザウルス!】

 

その人物の言葉に従い二体がブラックキングたちに止めを刺そうとしたとき、

 

「デアアァ!」

 

そんな雄叫びと共にヴィラニアスが人間体でアントラーを、そして、

 

「凍っておけ!アイシングブリザード!」

 

グロッケンがキングザウルスをその凍気で凍てつかせた。

 

「二人とも!」

 

「ぼっちゃん!これを!」

 

ヴィラニアスがウィードにあるものを投げ渡した。

 

「よ、?!これは!?ジードライザー!?」

 

「いえ、ぼっちゃんそれはケイがぼっちゃん専用に開発したぼっちゃん専用のライザー、ウィードライザーです!」

 

「ウィードライザー…、!そうだ!これを使えば!」 

 

「そうです。ぼっちゃんが溝呂木から渡されたカプセルを使ってください!そしてこれも!」

 

ヴィラニアスは更に新しいカプセルをウィードに投げ渡す。そのカプセルには、

 

「…父上」

 

そう、ウィードの兄ジードも持つベリアルの力を秘めたウルトラカプセルであった。

 

「兄上、貴方の言葉を借りるならばこれでしょうね」

 

「ジーっとしてても、ドーにもならねぇ!」

 

ウィードはその言葉と共にライザーを起動した。

 

YOU GO (融合)!」

 

ウィードはその言葉と共にカプセルを起動、すると紅い光と共にベリアルがウィードの右隣に現れる。

 

-ヴェア!-

 

「I GO!」

 

-ウオオオオオ!-

 

そしてもう一つのカプセルを起動する。するとそこには紅いドラゴンの姿が描かれていた。

 

そしてウィードはライザーのグリップ部分にあるスイッチを押す、

 

「Here we GO!」

 

そして装填ナックルに入れた二つのカプセルをライザーでリード、そして最後の言葉を放つ!

 

「吠えるぜ!魂!はぁ!」

 

《フュージョンライズ!》

 

《ウルトラマンベリアル!ドラグーンカプセル!01!ドライグ!》

 

《ウルトラマンウィード!ドラグニオン!》

 

「ジュオア!」

 

超空間を突き破り今ここに最強のウルトラマンの力を受け継ぐ戦士、

 

『ウルトラマンウィード ドラグニオン』が誕生した!

 

「さぁ、荒れるぜ?止めてみな!」

 

 

 

次~回!

 

新たなるウルトラマン、ウルトラマンウィードに変身した俺は二体の怪獣を相手に戦いを行った。果たして俺は奴等に勝てるのか!

 

次回!幻想に舞い降りし光闇の朱き龍帝!

 

「一網打尽!完全圧勝!」

 

次回もお楽しみに!

 




はい!というわけでウィード遂にオリトラマンに変身しました!

「ドラグニオン…、意味はどういう意味なの?」

えっと、とくに考えていなかったのですが、付けるとすれば『龍の反逆者』ってところでしょうか

「あら♪一誠にぴったりの名前ね♪」

ありがとうございます。次回はウィードの大暴れです皆さんそれまで!good-bye!


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原作世界8:「一網打尽!完全圧勝!」

はい!どうも!ギガスです!

「どうも!朝倉陸です!」

はい!今回のゲストはウィードの兄、ジードこと朝倉陸さんです!

「いやぁ、まさか父さんが結婚してたなんて驚きだよ」 

まぁ、原作では恐らく生涯独身っぽかったですからねぇ?

「でも、こっちの父さんは本当にウルトラマンの名前を名乗っても問題ないくらいの人格者だと思うよ?俺はだけど」

そうですね。この原作世界が終わったらジード世界ですからその時は平行世界の陸に頑張ってもらいましょう。

ってことで!本編スタート!


原作世界駒王町

 

此処に今、最凶のウルトラマンと最強のドラゴンの力を受け継ぐ戦士、『ウルトラマンウィード ドラグニオン』が大地に降り立った。

 

「さぁ、荒れるぜ?止めてみな!」

 

ウィードはそう言うとブラックキング達に攻撃をしようとした二体に突進していった。

 

「そいつらから、離れろ!シュア!」

 

-ギィィイイ!-

 

-グァアアアア-

 

「フ、シュ!ディア!デュア!」

 

突進からの猛攻により二体は一切の抵抗もできずにやられていた。

 

【ば、馬鹿な!あいつらは俺が力を与えたのだぞ!それなのに何故!】

 

「はっ!馬鹿かてめぇは?あの方をどなただと思ってんだ!」

 

「あぁ、あの方は我らが仕えしベリアル陛下の御子息、ウルトラマンウィード様だ!」  

 

「ジュアアア!」

 

ウィードの攻撃はより激しくなっていく、しかしキングザウルスも負けていられないと思ったのか無理矢理ウィードを引き剥がすとその自慢の角で攻撃をした。しかしそれも軽やかに避けられそのまま踏み台とされてしまう。

 

「フォア!」

 

そしてアントラーの前に立つとアントラーの角を掴み目一杯力を込めて開かせていく、次第に限界が近づいてきたのか慌ててウィードを引き剥がそうとするが全く手が届かずそのまま角を引きちぎられる。

 

-ギィ!?-

 

そして、その角を投げ捨てるとそのままアントラーに突進して行こうとした瞬間、アントラーの目の前で飛び上がる。するとウィードの後ろから猛スピードでキングザウルスが突っ込んでくるがその角はアントラーの腹部を貫くだけの結果となった。そしてそれにより二体は身動きが出来なくりそこを突いたウィードは踵落としの要領でキングザウルスの頭部の角をへし折る。

 

-グァア!?-

 

そして遂に二体は動きを止めてしまった。そしてそれを待っていたウィードは、

 

「これで、終わりだ!フ、はぁ!」

 

ウィードは両手を肩幅に広げると中背になり力を溜める。

 

そして必殺の一撃、

 

「ドラグネイトバスター!」 

 

紅と黒のエネルギーを両手を十字に組放った!

 

-ギィィイイ!ギィガ、ギィ…-

 

-ギュアアアアン!ギュア、ギガ、ギ…-

 

そして二体はその一撃により分子レベルに分解され消滅した。

 

【な、何故だ!私が与えた力はウィードが持つ力よりも強力の筈!なのに何故!?】

 

「ふん、それがてめぇの限界だからだよ、愚か者が」

 

【は!その、声は!】

 

そして原作世界に最強の父が降臨する。

 

「ヴェア!」

 

【う、ウルトラマンベリアル何故!何故!貴様がこの世界にいる!?】

 

「あ?自分の息子を見に来て何が悪りぃ?」

 

そうベリアルは特に気にした素振りも見せずウィードに向き直る。

 

「ウィード…、立派になったな」   

 

「父上、俺は」   

 

「みなまで言うな、分かっている。これからも頑張れよ」

 

「…はい!父上!」 

 

「さてと、ふん!」 

 

ベリアルがギガバトルナイザーをその人物に向けるとその者を紅い光が襲いしばらくするとその人物を拘束していた。

 

【ぐ、離せ!離せ!この離せと言っているぅ!】

 

「はん、離したらてめぇ逃げるだろうが?」

 

「父上、こいつは一体何者なんだ?」

 

「あぁ、こいつはバルキー星人のレドってやつだ」

 

「バルキー星人?あのバルキー星人か?」

 

「あぁ、そうだこいつは俺たちの宇宙とは違う宇宙から来た奴だ」

 

「へぇ、そういうことか、しかしどうやってこの世界に?」

 

「あぁ、どうやらストルム星人のケイの研究を何処かで嗅ぎ付けてなそれを利用したらしい」 

 

「なるほど、それなら納得だ」

 

【ぐあああぁ!離せぇ!】

 

「さてと、そろそろこっちに居られる時間も迫ってるな」

 

「え、時間なんてあるのか?」

 

「あぁ、ヴィラニアス達だけならなんとも無いんだが俺まで来ちまうと次元が不安定になるらしい」

 

「そっか、分かったよ父上も気を付けてね。それと母上と会ってあげなよ?」

 

「はははは、分かっているじゃあな、ウィード元気で帰ってこい」

 

ベリアルはそう言うと飛び上がり、次元の裂け目を通り消えた。

 

「さてと、そろそろ戻るか」

 

ウィードはそう言うと元の姿に戻る。

 

《フュージョンアウト!》

 

「よっと!」

 

「いーくん!お疲れ様」

 

藍華はそう言ってウィードに抱きついた。

 

「おっと、ありがとうアイちゃん」

 

「お疲れ様、ウィード君」

 

「ああ、木場もありがとう」

 

「なぁ、今のがそっちの俺が変身する。ウルトラマンなのか?」 

 

「いや、あれは俺の本来の姿だな、本当ならオーブになるんだが、どうやらオーブリングが不調らしくてな、ヴィラニアスがくれたウィードライザーを使ったんだ」

 

「な、なるほど、分かったぜ」

 

そして、その後いろいろなことを話し合い、今日はそこでお開きとなった。

 

 

次~回!

 

よう!皆俺だイッセーだ!いやぁ、まさか平行世界の俺がウルトラマンなんて思わなかったぜ、それに何よりあっちの俺の両親が人間じゃないのも驚きだけど、

 

まぁとりあえず!次回は特訓風景になると思うぜ!それじゃあ皆、

 

次回!幻想に舞い降りし光闇の朱き龍帝!

 

「特訓!また特訓!どんだけぇ!」




はい!というわけで今回はウィードのバトルシーンでした。

「最後少しだけ父さんが出たのは驚いたなぁ、でもやっぱりこっちの父さんはいい人だよなぁ」

自分でもまさかこんな昭和の親父っぽいキャラになるとはおもいませんでしたね。いやぁ、ここまで変わるとは思いませんでした。

では!皆さん次回まで!good-bye!


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原作世界9:「特訓!また特訓!どんだけぇ!?」

はい!どうも!ギガスです!

「よう、お前らベリアルだ」

ということで今回のゲストは陸とウィードの父親ウルトラマンベリアルさんです!

「ふん、やっと俺様の出番か」

いやぁ、申し訳ありませんでした陛下_(._.)_

「別に構わねぇよ、しかし息子たちが早く出会うことを祈りたいぜ」

出来るだけ早く出せるように頑張らせていただきます。

では!皆さん本編スタート!です


原作世界グレモリー家所有の別荘

 

ここでは現在リアス達グレモリー眷属の特訓が行われていた。そう、地獄の特訓が…、

 

「おらぁ!どうした!こんなもんかてめぇらの力は!」

 

「ひぃぃ!なんなんだよぉ!この人ぉ!」

 

「グロッケンのやつ張り切ってるなぁ」

 

「そりゃそうでしょう、あいつはこういったイベント事が好きですからね」

 

「いやぁ、でも中々にみごたえあるわねぇ、あ、ヴィラニアスさんお菓子おかわりください」

 

「あぁ、ほらお食べなさい」

 

「ありがとうございます。ヴィラニアスさん」

 

一方ウィード達は呑気にお茶会をしていた。

 

「はぁはぁはぁ、な、なんであいつらはお茶会をしてんただ!俺たちは必死こいて苛めぬかれてるのに!」

 

イッセーがウィード達の様子を見て愚痴を漏らす。

 

「おらぁそこ!何サボってやがる!とっととこっちにこいや!」

 

「ひぃぃ!また来た!」

 

「はぁ、はぁ、はぁ、中々にきついわね。朱乃、裕人、小猫大丈夫?」

 

「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、た、確かにきついですわね。でも大丈夫ですわ今のところはですが」

 

「はぁ、く、はぁぼ、僕も今のところは」

 

「はぁ、はぁ、問題ありません」

 

リアス達は肩で息をしているが今のところは大丈夫そうである。

 

「はぁ、だ、はぁ、はぁ、はぁ、ぶ、はぁ、ちょう、はぁ大丈夫ですか?」

 

「ええ、イッセーはかなりキツそうね」

 

「キツいなんてもんじゃないですよ!なんすかあれ!いきなり何処からともなくジープを出したと思ったら全速力で追っ掛けるから轢かれないように逃げろって!むちゃくちゃですよあの人!」

 

そう、グロッケンの特訓とはかつてセブンがレオに行った。ジープで追っかけ回すというものである。しかし、それはあくまでウルトラ戦士の肉体を持つレオだから耐えれたのであって彼等はただの悪魔でしかないためかなりキツいのである。

 

「よぉし、俺の特訓は一旦休憩だ!全員集合!」

 

「「「「「は、はい…」」」」」

 

「うっし!とりあえず俺の訓練の内容について疑問に思ってるだろうから説明していくぞ?」

 

「そうだぜ、いきなり轢かれないように逃げろっておかしいだろ…」

 

「この訓練は簡単に言えばお前らの体力を知るためのテストみたいなもんだ」

 

「て、テスト?あれで!?」

 

「あぁ、とりあえずこれでお前らの体力がどれくらいかは分かったからそれぞれに必要なことを言っていくぞ?」

 

「「「「「はい!」」」」」

 

「まず、リアス!」

 

リアスはグロッケンによばれ前に出る。

 

「お前はこの中でもかなり体力がある方だ、だから体力を付ける必要は今のところはない、その代わりお前は滅びの魔力を使った攻撃法を増やせ、色々見てみたりして試行錯誤してみろ」

 

「…、それだけ?」

 

「?あぁ、お前はこの中でもかなりポテンシャルがあるからな、お前だけ特化させても意味がないからな」

 

「なるほど、分かりました。ありがとうございます」

 

リアスはグロッケンにお辞儀をしてから後ろに戻る。

 

「次に、朱乃!」

 

「はい!」

 

「お前はまず雷以外の攻撃も行えるようにした方がいい、雷一辺倒だと今後それの弱点を突かれて危険に陥るからな」

 

「雷以外…、分かりましたわ」

 

「うっし!次!木場!」

 

「はい!」

 

「お前もまずは、魔剣のバリエーションを増やすのと、もう少し魔剣の耐久力を増やしてみろ。バリエーションに関してはぼっちゃんが良い物を持っているからな、ぼっちゃんとの特訓だ」

 

「ウィード君と分かりました。ありがとうございます」

 

「ん、次に小猫!」

 

「…はい」

 

「お前さんは徒手空拳が主だからな、その辺は藍華様に教えてもらえ藍華様は武術の達人の域に達しているお人だからな」

 

「…あの」

 

「?なんだ?」

 

「それ以外はなにもないんでしょうか?」

 

「?…あぁ、そういうことか、そうだなあとは少し魔力を拳に纏わせることでリーチを伸ばせるようにってところだな」

 

「分かりました。ありがとうございます」

 

「よし、次!アーシア!」

 

「は、はい!」

 

「君は簡単に言ってしまえば、回復を更に伸ばすことだな、それと敵と味方を識別して回復出来るようにすれば回復の範囲を伸ばせるからな」  

 

「分かりました」 

 

「君の性格を考えればきついかもしれないが、頑張れよ」 

「はい!」 

 

「うっし!あとは…イッセーだけか」 

 

「えぇと、俺は何をすれば?」

 

「簡単に言うと、禁欲しろ!」

 

「あ、はい…、え?」

 

「だからな、禁欲しろって言ってるんだ、お前のその性欲さえ抑えればあとはどうとでもお前は鍛えられる」

 

「ち、ちょっと待ってくれ!禁欲!?マジで言ってんのかあんた!?」  

 

「?あぁ、そのつもりだが?さぁ、やっていくか!」

 

「まて!待って!待ってくれ!待ってください!」 

 

「なんだ?今度は」

 

「まず、その禁欲をなんとか出来ないでしょうか?」

 

「無理♪」

 

-ガーーーン!-

 

とそんな音がしそうなくらいイッセーは白い灰になっていた。

 

「あはははは、お疲れ様だねあっちのいーくんは」

 

「まぁ、仕方ないよ彼のあの性欲を考えればね。あれ?ウィード君?」

 

Orz

 

↑こんな状態になっていた。

 

「おれも一歩間違えたらあぁ成っていたのか?なぁ、ドライグ?ガイさん?」

 

《お、落ち着け!相棒悪魔でこちらの世界のあいつがそうであっただけで相棒がああなったとは限らんだろう?!》

 

【そ、その通りだぞ!ウィード!ドライグの言う通りだ!】

 

ドライグ達に慰められていた。

 

こうして特訓の一日目は終わりを告げた。

 

 

 

 

次~回!

 

特訓を開始した俺たちは最大の関門に差し掛かった。それは!イッセーの中のドライグを目覚めさせることだった!

果たしてイッセーは赤龍帝として覚醒できるのか!

 

次回!幻想に舞い降りし光闇朱き龍帝!

 

【覚醒?乳龍帝!】

 

次回もお楽しみに!

 

 

 

おまけコーナー!

 

「よう皆、久しぶり紅劾(クレナイ・ガイ)だ」

 

「ジャグラーだ、って言うか本当に久しぶりだな」

 

「あぁ、今回はクイズは無いけどその代わりにウィードのステータスなんかを解説していくぜ」

 

「おぉ、前からやりたいって言ってたな作者が」

 

「あぁ、というわけで早速見ていこうぜ!」

 

 

 

ウルトラマンウィード ドラグニオン

 

身長:49㍍(ジードより2㍍小さい)

 

体重:4万㌧

 

概要:ウルトラマンベリアルと最強のドラゴングレート・レッドとの間に生まれたある意味最強のドラゴンにして最強のウルトラ戦士、兄にウルトラマンジードを持つなどかなりの強さを秘めているのが伺い知れる。

 

技:ドラグネイトバスター

 

体制を中背にし、両手を肩幅に広げ力を溜めてから腕を十字に組みそこから紅と黒のエネルギーを解き放つドラグニオン最強の必殺技、

 

デスシウム光線

 

父であるベリアルも使う技であり、ベリアルのウルトラカプセルを使うことにより使える技の一つである。

 

赤龍帝の咆哮(ブーステッド・ロア)

 

ドライグの咆哮を放つ技であり、これにより見えない相手の位置を把握したり、高周波による爆弾などの無力化を行える。

 

容赦:姿に関してはジードとアーリーベリアルを掛け合わせたような姿をしており、瞳の色は父であるベリアルと同じ紅、そして両手にドライグの顔を模した手甲を装着しておりこれらは赤龍帝の籠手(ブーステッド・ギア)と同じように倍加能力を持っているが回数に制限がある。(十秒毎の制約がない代わりに回数制約が付いたような感じである。)体のボディーカラーは銀色でベリアルの体の模様を黒くしてそこに紅いラインが走るような感じである。

 

「と、今のところはこんな感じかな?」

 

「へぇ、結構作り込まれてたんだな、あの作者にしては」

 

「まぁ、こんな感じでこれからも出てくると思うからよろしく‼」 

 

「んじゃあ、皆またいつか「good-bye!」」




はい!というわけでイッセー達の特訓風景でした。

「ほぉ、中々によく考えてるじゃねぇか作者?」

ありがとうございます。陛下

「しかし、今のところは技はあまりないな」

う~ん、どうしても中々に良い技が考えられないのが難点ですかねぇ(^o^;)

「まぁ、それも追々解決していけば良いさ、それじゃあお前ら今回はこれでおしまいだ」

次にあげるとすれば年明けになるかもしれません、 

それでは皆さんよいお年を!good-bye!


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原作世界10:「覚醒?乳龍帝!」

はい!ども!ギガスです!えぇ、今回は生憎ゲストがおりませんので早速、


本編スタート!


特訓合宿二日目

 

二日目に入り、全員の力を底上げすることが出来ていた。しかし、やはり行き詰まっているのはイッセーだった。

 

「ぜぇ、はぁ、ぜぇ、禁欲とか、やっ、てたら、し、ぬ」

 

かなり窶れていた。

 

「…、イッセー大丈夫?」

 

「大丈夫ですか?イッセーさん」

 

「やっぱり、イッセー君に禁欲は辛かったんじゃないんでしょうか?」

 

「う~ん、確かにそうかもしれないですねぇ、これはグロッケンさんに相談した方が良いかもしれません」

 

「…、どうしようもない変態さんです」

 

といった具合に僅か一日にしてイッセーが痩せ衰えていた。 

 

「はぁ、どうしたもんかなぁ、こりゃあ」

 

グロッケンもこの有り様に頭を悩ませていた。

 

「ふぁ、おはよう皆ってあら、兵藤はどうしたの?そんなに窶れて?」  

 

「あ、藍華様おはようございます。いやぁ、実は…」

 

グロッケンが起きてきた藍華に事情を話す。

 

「はぁ、そういうことね。って言うかこっちのいーくんは本当にどうしようもないくらいあっちのあいつよりましだけどそれでもどうしようもなく変態ね」

 

「まぁ、確かにあの年齢であの性欲は少しドが過ぎていますがね」

 

「おはよう、二人とも」

 

「いーくん♪おはよう♪」

 

「ぼっちゃん!おはようございます!」

 

「ふぁ、よく眠れたぁ、あ、ウィード君、藍華ちゃん、グロッケンさん、皆さんおはようございます」

 

藍華に引き続きウィード、木場も起きてきた。そして、今の現状をみてすぐにどう言うことが起きているのかを理解した。

 

「また、こっちの俺は」

 

「あぁ!ウィード君しっかり!」

 

「ぼ、ぼっちゃん!」

 

「うわぁ!いーくんしっかり!」

 

そのイッセーの状態にウィードはまたもやorz←になっていた。

 

「…えっと、家のイッセーがごめんなさいウィード君」

 

その後なんとか立ち直ったウィードは木場と対峙していた。

 

「さてと、始めるか木場」

 

「うん、でもウィード君は剣も使えるんだね。凄いよ」

 

「ははは、まぁ俺の師匠がすげぇ人ばかりだからさ、自然と身に付いたんだよ」

 

-作者の声-

 

(因みにウィードの剣の師は妖夢の祖父、魂魄妖忌、綿月依姫、比名居天子の三人、そして他にも槍は寅丸星、レミリア・スカーレットの二人など様々な人に教わったためかなりの実力です)

 

「へぇ、どんな人たちなのか会ってみたいな」

 

「う~ん、あまりお勧めはしないよ?皆癖が強いから」

 

「へ、へぇ、そうなんだでも会ってみたいな、特にその魂魄妖忌っていう剣客の人には」

 

ウィードの言葉にたいして木場はそう返答した。

 

「んじゃ、まずは木場の剣製を見せてくれ」

 

「?剣製?それはなんだい?」

 

「あ、そうだったこっちの木場に言っても通じないよな、まず剣製っていうのは俺と俺の世界の木場、う~んなんかややこしいな、そうだ!裕ちゃんしよう!」

 

ウィードがそういっているときウィードの世界の木場こと裕ちゃんは、

 

「は!何か今とても嬉しいことが起きたような」

 

「ど、どうしたの?木場さん」

 

何やらウィードからの電波をキャッチしていたようだ、

 

「さて、んじゃまずは俺からだな」

 

ウィードはそう言うと右手を前に突き出すと、

 

-バシッ!-

 

なにかを弾いたような音と共にウィードの右手に一振りの剣が握られていた。

 

「いまのは!?魔剣創造!どうして君が使えるんだい?!」

 

「あぁ、これは俺が持つもう一つの神器の力だよ」

 

「?もう一つの神器?」

 

「あぁ、出ろ!黒邪龍の影装!」

 

ウィードがそう言うとウィードの体を漆黒のドラゴンを模したライトアーマーが包んだ、

 

「これが俺のもう一つの神器、黒邪龍の影装(ブラック・アームド・ドラゴンズアーマー)だ」

 

「これがウィード君のもう一つの神器…、今まで聞いたことがない神器だ」

 

「まぁ、俺の世界にしか無い神器だからな」

 

(実際は偽物が使っていた物だけどなんだけど)

 

「でも、凄いねその神器の能力は僕の魔剣創造と同じなのも驚いたけど、かなり精巧に作られているね。この聖剣…」

 

「(あ、やべぇ)木場?」

 

「…ねぇ、ウィード君、君はどんな武器も作れるのかい?」

 

「あぁ、ただ神造兵装は無理だぞ?」

 

「?神造兵装?」

 

「あぁ、例えばアーサー王の持っていた聖剣エクスカリバーや聖槍ロンゴミニアド、かの英雄王ギルガメッシュが天地を分けた剣天地乖離す開闢の星(エヌマ・エリシュ)なんかだな正しあくまで具体例はだぞ」

 

「そっか、エクスカリバーは無理なのか…」

 

「やっぱり、聖剣は許せないか?」

 

「!?…そうか、君は知っているんだね?」  

 

「あぁ、裕ちゃんに聞いたからな、ただ裕ちゃんは聖剣に対してそこまで憎しみを持っていなかったから、やっぱり並行した世界なんだなぁって思ったよ」  

 

「そうだね。そっちの僕が女性だったり、イッセー君がウルトラマンだったりするんだものね」

 

「あぁ、だからな木場、これだけは言わせてくれ」 

 

「なんだい?復讐を止めろと言うなら聞く気はないよ?」  

「いや、俺も復讐したいって気持ちは分かるよだから、復讐して終わったあと必ずグレモリー先輩達の所にどんなに無様でも構わないから、帰ってくるんだ、絶対に」  

 

「?!ウィード君…君ってやつは」

 

木場はウィードの言葉に涙を流した。そして心の中で誓った。復讐を終えても終生仲間たちと共にあり続けようと、

 

「さて、んじゃ、始めるぞ!」

 

「あぁ!」

 

ウィードと木場の訓練が始まった。

 

一方その頃、ウィード達の世界では…、

 

「…、だぁぁぁぁ!糞!どうやってもゲート開くのに必要なエネルギーが足りねぇ!」

 

アザゼルが頭を抱えてパソコンの前で苦しんでいた。

 

「そもそも、こいつは一誠の力を媒体にして発動するもんだからなぁ、どうしてもやっぱり一誠に依存しちまう、どうしたもんかなぁ」

 

完全に手詰まり状態であった。

 

戻って原作世界

 

現在イッセーはもはや干からびるのではないかと言うくらい窶れていた。

 

「あぁ、大丈夫か?坊主?」

 

「…」

 

返事がない、ただの変態(イッセー)のようだ、

 

「フム、よし!アーシアちゃん、ちょっと来てくれ!」

 

「は、はい!分かりました!」

 

「よし、んじゃ、仕方ねぇ、おい!イッセー!アーシアちゃんが頑張ればオッパイ見せてくれるってよ!」

 

「?!ウオオオオオオオオォ!オッッッッパイ!!!」

 

-ブーステッド・ギア!secondリベレーション!-

 

ナンヤカンヤありドライグ覚醒?そして後々に乳龍帝と呼ばれる苦難の始まり、

 

 

次~回!

 

やぁ、諸君ヴィラニアスだ、次回は特訓合宿最終日まで飛ぶぞ、え、なんでそんなに飛ぶのかって?あとは特に原作と変わらないため飛ばすそうだbyギガス

 

では!次回!幻想に舞い降りし光闇朱き龍帝!

 

「強くなりすぎ!?グレモリー眷属!」

 

次回もお楽しみに、




はい、というわけでイッセーの乳龍帝覚醒?とウィード達の世界の現状、木場への少しの救済でした。

次回は特訓合宿最終日を予定していますのでよろしゅうお願いします。では!皆さんまた次回まで!good-bye!


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原作世界11:「グレモリー眷属!強くなりすぎ!?」

…、どうも!ギガスです!

「なんだ?今の間は?えっと、作者がアンケートで出しているIS ×リボーン主人公の一人沢田綱吉です!」

はい!というわけで今回のゲストは先行登場で「成層圏にて大空と大地は運命と出会う」主人公の一人ツナこと綱吉君に来てもらいました!

「でも、作者なんで俺だけなの?炎真も呼べば良いじゃないか?」

いやぁ、そうしたかったんだけど炎真君忙しいらしくて断られたんだよ。んで、ちょうど予定が空いてたのがツナしかいなかったからそれでなのよ、オーケー?

「なるほどね。でもさ俺って三つの作品で主役やるけどどうなの実際は?」

ふふふふふ、ふが5つ問題なし!なぜならリボーンキャラは大体知っているからね。逆に動かしやすいんだよ、で逆に動かしにくいのはISキャラなんだよねぇ、

「まぁ、まだアンケートも終わってないし気長に待とうか?」

そうやね。ふふふりりなのの綱吉の慌てふためきようは笑えたにゃあ♪

「あ、あれははやてが?!」

まぁまぁそっから先はネタバレだからんじゃ、皆さん、

本編スタートや!

Σ( ̄ロ ̄lll)台詞捕られた!

「は、はやて!?」


特訓合宿最終日

 

え?なんでそないにとぶかって?あとは殆んど原作通りだから飛ばしたのだ!(どや!)

 

やかましいわ!-げしっ!-

 

痛い!ちょっと!陛下いきなり蹴らんといてや!?

 

良いからとっとと始めろ!

 

あ、はい

 

「なんか今変な声が聞こえた気がしたが、…まぁいいか、よし!お前らよく頑張ったな!俺からの特訓メニューはこれで終わりだ!残りの数時間は休憩を取ってからはヴィラニアスの座学だからちゃんと休んどけよ!」

 

グロッケンはそう言うとヴィラニアスにバトンタッチをしてからウィード達の元に戻る。

 

「ぜぇ…はぁ…ぜぇ…はぁ…ぶ、部長っおれ…たちっやりきったんですね?」

 

「はぁ…はぁ…えっ…えぇ…やりきったのよ、私たちは…でも今はゆっくり休みましょう」

 

リアス達、グレモリー眷属全員がリアスの言葉に頷いた。

 

「ほへぇ~よくグロッケンの扱きに耐えたなぁ皆?」

 

ふとそこにウィードの声が響く

 

「あ、ウィードさん」

 

「ん、どうもアーシアさん」

 

「ウィード君は今まで何処に?」

 

「あぁ、俺はアイちゃんと裕ちゃんの禁手化の修行中の様子を見に行ってたんだ」

 

ウィードがまた然り気無く爆弾発言をかました。

 

「え!そっちの桐生って神器持ちなのか!?」

 

「あれ?言ってなかったか?」

 

「聞いてねぇよ!「無いわ!「ですわ!「よ!「です!」」」」」

 

「あぁ、そっかぁ~…すまん」

 

ウィードもその事に謝罪した。

 

「さてと…イッセーちょっとこっち来い、話がある」

 

「ん?…!分かった。今いく」

 

「イッセー?」

 

ウィードとイッセーは別荘の裏にある小高い丘に向かった。

 

「さて、ここなら周りに被害を出す心配もなかろう」

 

「おい!」

 

「なんだ?」

 

「俺がお前に勝ったら本当に父さん達との関係を修復するんだろうな!」

 

「あぁ、お前が(オレ)に勝てたら出来る限りやってみよう」

 

「約束だぞ!絶対だぞ!」

 

そう、ウィード達は前に約束した。勝負を行うために丘に来たのだ

 

「よし、始めるぞ、ドライグ!」

 

『おう!行くぞ相棒!新しくなった力をこの世界のお前に見せてやれ!』  

 

「あぁ、禁手(バランス・ブレイク)!」

 

『ウェルシュ・ドラゴン!バランス・ブレイカー!』

 

ウィードは両手を十字に組み右手を天に掲げた。するとウィードの体を真紅の光が包む、そして光が晴れるとそこには背中に翼の変わりにブースターが装着され龍の意匠が少し成りを潜めた姿、その名を!   

 

「…|赤龍電光帝の超煌鎧《ブーステッド・ギア・グリッド・スケイルメイル》…これが俺の新しい禁手か?ドライグ」

 

『あぁ、だがこれはまだ第一段階の状態だ』 

 

「ナニ?ならまだ次の段階があるのか?」

 

『あぁ、現在の相棒に合わせて三段階に変化するようにしてある。どうだ?お気に召したか?』

 

「あぁ、最高だよ相棒」

 

『ははは!そうかでは初陣と行くか』  

 

「あぁ、さてイッセーお前の本気俺に見せてみろ!」 

 

「っ…あぁ、行くぜ!ウオオオオオオオオォ!」

 

イッセーは一瞬ウィードの気迫に気圧されるが持ち前の根性で耐えてウィードに突進していった。

 

「ウオオオオオオオオォ!赤龍帝の籠手(ブーステッド・ギア)!」

 

そして左手に赤龍帝の籠手を出現させて倍加を開始する。

 

《Boost !》

 

「まずは一回目!はぁ!」

 

「ふっ!」

 

二人の拳がぶつかり合う

 

-がぎぃ!-

 

金属同士をぶつけ合わせたような音と共に二人が組み合う。

 

「ほぉ!中々に強くなっているなぁ!」

 

「へ!なめんじゃねぇ!こちとら一時は死の間際に行きかけたんだ!それなのに強くなってなかったらカッコ悪いだろうが!」

 

「ふっそれも…そうだな!ヴェア!」

 

ウィードはそう返答したあとにイッセーを蹴り飛ばして、間合いを開く、

 

「く、ドライグ!今何回目だ!」

 

《ちょうど五回目だな、さてどうするんだ?イッセー》

 

「んなもん、決まってンだろう?相棒?」 

 

《ふ、それもそうか行くぞ!イッセー!》 

 

「おう!」

 

《Explosion!》

 

「五回か、まぁまぁといったところだな」

 

『あぁ、俺が完全に覚醒してからそれほど経っていないにも関わらずな』

 

「あぁ…これは中々に楽しめそうだ!」

 

「行くぜ!ウィード!」

 

「あぁ、来い!兵藤一誠!」

 

「「…!ハァァァァァ!」」

 

二人の拳が再びぶつかり合った衝撃が丘に響き渡った。

 

「おぉ、ぼっちゃん達も派手にやってるなぁ」

 

「あぁ…しかし、イッセーも中々だな」  

 

「あぁ、ぼっちゃんに食い付いて行けるやつなんて此方の世界じゃあヴァーリかサーゼクス達四大魔王位だろう?」

 

「あぁ、まぁそれでもぼっちゃんはまだ、真の本気を見せていないからな」

 

「あぁ、ぼっちゃんが本当の本気になるときは本当にヤバイときだからな」

 

「あぁ、さてと、そろそろ彼女達の座学の時間だ、俺は行くぞグロッケン録画よろしく頼むぞ」

 

ヴィラニアスはそう言うとリアス達の方に歩いていった。 

一方ウィード世界では

 

「ふ、ふふふふふふふふ、あははははは!」

 

「う~ん、ん?出来た!?」 

 

「あははははは!」

 

「出来た?」

 

「駄目だぁ!」

 

「だぁぁぁぁ!何時!おい!もう朝だぞ!」

 

「…」

 

「本当に一誠達を戻すための装置が完成するのかよ!?」

 

「黙れぇぇぇぇ!(´Д`)?!」

 

-バタン!-

 

なんか知らんがアザゼルとケイがコントじみたことをしていた。てかケイさんは何処のコンテニュー社長ですか?

 

 

 

次~回!

 

遂に始まるグレモリー眷属+俺達vsフェニックスのレーティングゲーム!

 

しかし!そんなイベント事には必ず事件は付き物また新たな怪獣が現れ会場は大混乱!これ以上暴れさせるかよ!

 

次回!幻想に舞い降りし光闇の朱き龍帝!

 

「開始!レーティングゲーム!」

 

起こすぜ!miracle!

 

 




はい、というわけでちょっとイッセー君への救済?ではないですがちょっとだけ強化してあげました。

「いや!ウィードに着いていけるって大分強化してんじゃん!」

いやぁ、中々にちょっと可哀想になってきたから、彼一応原作の主人公だし?

「まぁそうだけど、はぁ…言っても仕方ないか」

というわけで今回はここまで!皆さんまた次回まで!

「good-byeや!」

Σ( ̄ロ ̄lll)また捕られた!

「だから、なんではやてがここにいるの?」

「いやぁ、うちも出たかってんよ、駄目やったかなツナくん」(潤み目)

「(う、可愛い///)はぁ…仕方ないなぁ、全く」

というわけできを取り直して皆さんまた次回まで!good-bye!


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原作世界12:「開始!レーティングゲーム!」

はい!皆さん明けましておめでとうございます!ギガスです!

「明けましておめでとうございます!魔法と出会うは破壊と再生の大空のメインヒロインをやらせていただきます。八神はやてです!」

はい!というわけで今回のゲストはツナの嫁さん!はやてちゃんです!

「いややはぁ、お嫁さんやなんて///」

はは、赤くなってらっしゃる( ☆∀☆)

というわけで今年もこの『幻想に舞い降りし光闇の朱き龍帝』をよろしくお願いします!

では!本編スタート!!


ウィード世界

 

「もう少し!もう少しだ!…うっ!?」

 

-パタリ-

 

-gameover-

 

「んぁ?あれ!あいつどこ行った!」

 

「アザゼル、ケイならさっきgameoverになってぶっ倒れたぞ」

 

「はぁ?!マジか!」

 

「あぁ、現在姫島朱乃が医務室に連れていってる。所だ」 

「かぁ!どんな感じだぁ?」 

 

アザゼルがケイがやっていたものを見てみると

 

「おお!すげぇこれを完成させることが出来れば一誠達をこっちに戻せるな」 

 

その時…

 

-ガチャーン!-

 

「寝てなどいられるかぁ!!」

 

「ちょ、伏井出さん!?ちょっとお待ちになってください!」

 

「ウィード様ぁ!もうしばらくお待ちくださいぃぃぃ!」

 

「…大丈夫そうだな」

 

「あぁ、そうだな」

 

「うっし!ファーブニル、ドライグの反応のキャッチ頼むぞ!」

 

「あぁ…任せておけ?ただし、ちゃんと財宝は貰うぞ?」

 

「わぁーてるよ」

 

アザゼル達は後少しで装置を完成させることが出来れるようである。  

 

原作世界駒王学園

 

今現在此処ではグレモリー眷属とウィード達がレーティングゲームの開始時刻まで待機していた

 

「ふぅ~…緊張してきましたぁ…」

 

「大丈夫だ、アーシアと部長は俺が守ってやる!」 

 

「そう息巻くのは勝手だがな、小僧お前ぼっちゃんに負けたのを忘れるなよ?」

 

「うぐ、それは言わないでくれ」

 

そうあのあと二人の勝敗はウィードの勝利に終わったのだ、しかし、イッセーの方もかなり実りがある特訓だったのは事実である。実際イッセーは現在overBoosterを発現させることに成功したのだ、ただ、使用時間は最大5分が限界だが、

 

「まぁ、そういうなグロッケン、イッセーもかなり強くなっている。何せ俺に一撃を入れたのだから」

 

そう!イッセーは意地と根性でウィードに一撃を入れたのだ、そのためウィードも約束を守ることを約束した。 

 

「あぁ、どんなに亀裂がでかくても必ず修復出来ると俺は思ってるからよ、だから帰ったら父さん達とちゃんと話し合ってくれ、頼む」 

 

イッセーは恥も外聞も捨てウィードに頭を下げた。

 

「あぁ、絶対とは言えないがもし可能であれば修復出来るように頑張ろう」

 

イッセーとウィードの間に起きたことを知る面子は全員二人の様子に胸を撫で下ろした。そしてリアスが手を叩き注目をするように告げる。

 

「さぁ、皆注目して!まず初めにライザーは不死鳥よつまりいかなる攻撃を受けても瞬時に回復してしまうわ、まずはライザーの眷属達から潰すことにするわ」

 

リアスの言葉に全員が頷く、それにたいしてヴィラニアスが進言する。

 

「リアス孃、それは良いとしてまずはどう攻める?」

 

ヴィラニアスの言葉にリアスは少し巡察してから、言葉を紡いだ、

 

「…まずは体育館から落としましょう。そのあと校庭、次に新公舎をそしてラストにライザーを潰すわ」

 

「OK完璧だ…ではそれを行う人選は?」

 

「まず体育館はイッセーと小猫、あとは補助でアーシアにおねがいしようかしら?」

 

三人はリアスの言葉に気を引き締めて頷いた。

 

「「「はい!」」」

 

リアスはそれを微笑みながら見ると次に朱乃に視線を向けて、

 

「朱乃、貴女には上空で待機してもらいつつ戦況の把握と状況を逐一私に伝えて、それともしライザーがサクリファイスを使う様子を見せたら皆、警戒して頂戴」

 

リアスの言葉に今度は全員が頷いた。

 

「…よし!皆!」

 

ウィードの言葉に全員が視線をそちらに向ける。

 

「円陣を組もう!」 

 

ウィードの言葉に全員頭に?を浮かべたがすぐに理解して、その言葉に従い、円陣を組む、

 

「よーし!あの焼鳥擬きをブッ飛ばすぞぉ!」

 

「「「「「ぶ、お、おおお!」」」」」

 

皆一瞬吹き出したがすぐに持ち直し声を上げた

 

そして数分後グレイフィアが現れる

 

「皆様、お待たせしました。レーティングゲームの準備が整いましたので着いてきてください」

 

グレイフィアの言葉に全員が従い着いていく、そして魔方陣に全員が乗ると光に包まれて転移した。

 

「へぇ、こういう風に悪魔は転移するのかぁ」

 

「あぁ…そっか、ウィード君は知らなかったっけ?」

 

ウィードと木場がそういった話をしているうちに会場に到着した。

 

「此方がゲームの会場に成ります」

 

グレイフィアの言葉にイッセーとアーシアは首を傾げた。

 

「あれ?此処ってオカ研の部室だよな?」

 

「もしかして、失敗したのでしょうか?」

 

そんな二人にリアスが微笑みながら伝える。

 

「ふふ、二人とも外を見てみて」

 

リアスの言葉に二人は外を見るするとそこには本来夜空が広がっているはずの空には紫色の不気味な空が広がっていた。

 

「うわぁ、不気味だなぁ」

 

「本当にですねぇ」

 

二人がそう言うとウィード達もそれを見てみる。

 

「なるほど、中々に不気味だな」

 

「うん、なんか今にも怪獣が出てきそうな雰囲気だね」

 

「ふふふ、藍華ちゃん?そういうこと言うと本当にそうなるよ?」

 

「いやいや、木場ちゃんそうそう怪獣が出たらあれでしょう?」

 

「ふむ、グロッケンの意見ももっともだな、しかし確かに出そうな感じの空だな」

 

彼らがそんなことを話しているとまるでそれを見計らったかのようにそれは現れた。

 

-ギュイイイイイン!-

 

「…なぁ、今の声ってさ」

 

「え…いーくん…なにか…きこえた?」

 

「あれぇ~…おかしいなぁ~…いまものすごく聞こえたらいけない声がした気がするなぁ」 

 

「すまん、ヴィラニアス」

 

「いや、おれも同罪だ気にするなグロッケン」

 

「それじゃぁ、一緒にせーの!「「「「なんでまた出るんだよー!!!!!!!」」」」」

 

-ギュイイイイイン!-

 

次~回!!

 

レーティングゲームが始まろうとした時に何故か現れた怪獣!って言うかお前ら少しは空気を読め!

 

しかし、こいつなんだ?変な感じがする。でもやるっきゃないよな!

 

次回!幻想に舞い降りし光闇の朱き龍帝!

「空気を読め!この野郎!」

 

次回もお楽しみに!




はい!というわけで今回はレーティングゲームの開始と同時に怪獣の出現までの流れを書かせていただきました。

「いやぁ、中々にスピーディーな話やったなぁ?」

うん、今回は出来るだけ余分な所ははしょったからね。どうしてもそういう風に見えてしまうんよねぇ~…

「まぁ、うちは良いと思うよ?それで次回はまたウィード君達のバトル回なん?」  

一応はその予定だよ。まぁ、自分のモチベーションで変わると思いますが気長にお待ちください?では!皆様次回まで!good-bye!


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原作世界13:「空気を読め!この野郎!」

はい!どうも!ギガスです♪

「やぁ、皆はじめまして、『大空は転生し忍となる』でナルト達の担当上忍をさせてもらっているはたけカカシだ」

今回のゲストはカカシ先生です♪

「でもさ、今現在俺をここにだしていいの?まだアンケートも結果を出してないのに?」

いいえ、とりあえず顔だしだけでもお願いしたくて、駄目でしたか?

「いやいや、良いの良いの、ただこんなに早く俺を出してよかろうかなぁと思っただけだよ」

そうでしたか

さてそれでは本編スタート!!


レーティングゲームフィールド

 

此処に全くもって空気を読めない怪獣が現れた。その怪獣とは…、 

 

-ギュイイイイイン!-

 

『地底怪獣 テレスドン』

 

かつて地底人の尖兵として送り込まれウルトラマンにより投げ技の連続攻撃を受けて絶命したあまり活躍の無い怪獣である。

 

「はぁ、テレスドンかならこいつだな、行け!」

 

《バトルナイザー!モンスロード!》

 

-…!-

 

「頼むぞ!ギャラクトロン!」

 

-主の命令確認、対象を捕捉破壊する!-

 

ウィードのバトルナイザーから現れたのは宇宙の正義を守ることを使命とした鋼のマシン、

 

『シビルジャッジメンター ギャラクトロン』を呼び出した。

 

「うおおおおぉ!ギャラクトロンだ!すげえ!」

 

イッセーはウィードのバトルナイザーから出たギャラクトロンに興奮していた。

 

-排除開始!-

 

-ギュイイイイイン!-

 

二体の怪獣と鋼の龍がぶつかり合う!

 

「ふ!はぁ!てあ!」

 

ウィードの動きに連動しギャラクトロンも凄まじい連撃放っていく、

 

-ギュ、ぎが、かぐ、ギ!-

 

その猛攻にテレスドンもたじたじになっていく、しかしテレスドンとて地底怪獣の異名をもつ怪獣であるいつまでもやられっぱなしではない、

 

-ギュイイイイイン!-

 

急に地面を掘ると姿を消し、ギャラクトロンも索敵モードに入りテレスドンを探すが、異次元であるためか中々に見つけ出すことができずにいた。

 

-目標の検知が難航、マスター指示を-

 

「少し待ってくれギャラクトロン!俺も探す!」

 

ウィードはそう言うとギャラクトロンの索敵システムに自身の感覚を繋げてテレスドンを探し始める。

 

「(どこだ、どこにいる?…ん?!)ギャラクトロン!後ろだ!」

 

-目標の気配感知!-

 

-ギュイイイイイン!-

 

「今だ!ギャラクトロン!撃てぇ!」

 

-エネルギー充填完了!ギャラクトロンスパーク、発射!-

 

ウィードの言葉と共にギャラクトロンの胸部より高密度エネルギー砲『ギャラクトロンスパーク』を放ちテレスドンを迎撃した。

 

-ギュイ?!ギアアアァ!-

 

「よし!このまま止めだ!フ!ハァ!」

 

-ギャラクトロンブレード、展開…、切り裂く!-

 

「行け!ギャラクトロン!」

 

-ギ?!-

 

テレスドンはギャラクトロンブレードを展開し突撃してくるギャラクトロンに驚き地中に逃げようとするが、そこには藍華と裕人がバランスブレイク状態で待ち構えていた。

 

「どこにいこうって言うのかなぁ?君は」

 

「ふふふ、悪いけど逃がさないよ?」

 

「魔剣創造!「ブラック!ジャアベリン!」」

 

二人の一撃を受け吹き飛ばされるテレスドン、しかしその先には、

 

-目標、ロックオン!消え去れ!-

 

-ギ?!-

 

なんとか体制を戻そうとするが、間に合わず、

 

-ギャラクトロン・スラッシャー!-

 

-ギ?!ギグ、アガ、ギ…-

 

-ターゲット、破壊完了-

 

ギャラクトロンのそんな音声と共にテレスドンは体を真っ二つに切り裂かれて爆発四散した。

 

「二人ともナイスアシスト!」

 

「「イエイ♪」」

 

「ギャラクトロンもありがとうな!」

 

-我は主の命に従っただけ、されど感謝の礼しかと受け止める。されば我は戻る主よまた呼びたければ呼ぶとよい-

 

ギャラクトロンはそんな言葉を残しバトルナイザーに戻っていった。

 

「あぁ、ありがとうギャラクトロン、また頼りにさせてもらうよ」

 

ウィードの言葉にナイザーが仄かに光る。

 

 

次~回!!

 

テレスドンの乱入があったが、無事にレーティングゲームを開始した俺たち、一進一退の攻防の果てにどちらが勝利を掴むのか!

 

次回!幻想に舞い降りし光闇の朱き龍帝!

 

「私は物ではない!」 

 

次回もお楽しみに♪




はい!というわけで今回のバトルナイザーからの登場怪獣は『シビルジャッジメンター ギャラクトロン』でした!

「いやぁ、まさかの怪獣が入ってたね?って言うか確か原案でもギャラクトロンは味方怪獣で出す予定だったんでしょ?」

はい、元々ギャラクトロンを味方として出して途中で大破したギャラクトロンとキングジョー等のロボット怪獣を合体させた怪獣を出そうと思ったのですが中々に良いのが決まらず、原案でのそれは没にしまして今の形のギャラクトロンをバトルナイザーに入れてみよう!と思い立った結果、今の状態になりますね。

「俺としては良いと思うよ?だって原作ではオーブ、ジード共に敵でしか出てこないしさ、たまには味方で出してあげたいでしょ」

その通りです!カカシ先生!

というわけで今回は此処までですでは!皆様次回まで!good-bye!


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原作世界14:「私は物ではない!」

はい!どうも!ギガスです!

「どうも、『成層圏にて大空と大地は運命と出会う』のもう一人の主人公、古里炎真です」

今回のゲストは先程も紹介した通り『成層圏にて大空と大地は運命と出会う』のダブル主人公の一人、炎真君に来てもらいました!

「読んでくれてありがとう、作者さん、でも大丈夫なの?最近体調が悪いらしいけど?」

ふふ、問題ないよ炎真君、読者さんを喜ばすためなら例え火のなか、水のなか!火山のなかだって書いてやるぜぇ!

「おぉ、いつになく燃えてるね。どうしたの?」

いやぁ、単純に寝てないからテンションがおかしいことになっているだけさぁ、気にしない気にしない!モーマンタイ、モーマンタイ

「ならいいけど、しんどくなったら休まなきゃダメだよ?」

ありがとう!炎真君だけだよ、おれを気遣ってくれるのは(T-T)

「あはは、そ、それじゃあ本編始まります」


テレスドンを倒したあとのレーティングゲーム会場

 

「たく、いきなり現れるんじゃないっての!」

 

「ほんとだよ!こっちは気分が乗ってきてたのに!」

 

「まあまあ、二人とも気持ちは分かるけど落ち着いて?ね?」

 

テレスドンを倒したあと、その事後処理をしていたウィード達、テレスドンが暴れたのでレーティングゲームをどうするかについて会議が始まってしまったので一時待機になってしまったのだ、そのため殺る気(誤字ではない)充分だったのに水を指されたためかなりウィードと藍華はご立腹のようだった。

 

「なぁなぁ!ウィードのバトルナイザーってあとどんな怪獣がいるんだ!見せてみてくれよ!」

 

問題があとひとつこのイッセー(バカ)が先程からウィードにしつこくナイザーにいる怪獣を見せろと言ってきていることだろう。

 

「あのね、イッセー君、さっきも言ったけどバトルナイザーの怪獣はそうそう見せていいものではないんだよ?それにいまだしたらさっきみたい皆がパニックになるでしょ?」

 

木場が正論を言うがイッセーは、

 

「そんなの説明すれば皆分かってくれるって!だから頼むよ~、な!一回で良いから!」

 

この通りである。(因みにこの問答は約十数回繰り広げている)

 

「…(怒)」

 

「(あ、やばい、いーくんプッツン行きかけてる)裕ちゃん、ちょっとこっち来て!」

 

「?…!?わ、分かった!」

 

裕人は藍華に呼ばれて振り向くとかなりイラついているウィードを見てすぐに何事かに気付きウィードに近寄ると、

 

「う、ウィード君、ごめん!」

 

木場はそういうとウィードに抱きつきキスをした。

 

「!…ん、ちゅ、くちゅ」

 

「ん!?んぁ、れろ、ふぁ」

 

中々に瑞々しい音を立てながら二人はキスをした。それを端から見ていたリアス達は顔を真っ赤に染めて俯き、木場は立ったまま気絶していた。そんでもってイッセーはと言うと…、あぁ、(^o^;)やっぱりね。

 

「ぐぐぐぐ、うらやましいぃぃぃ!俺なのになんであんなにモテるんだぁ!」

 

滅茶苦茶羨ましがっていた。

 

         それから数分後

 

裕人はかなり腰砕け状態になりながらもウィードを止めることに成功した。今は藍華に支えられながら立っている。

 

「えっと、裕ちゃん、ゴメンね?」

 

「ら、らいひょうぶだよ?ひぃーほふん」

 

「大丈夫だよ、ウィード君だって、いーくんやり過ぎ!」

 

「う、ほんとにごめんなさいm(。_。)m」

 

かなり長い間キスをしていたため裕人は舌が上手く回らない状態になっており、返事も舌足らずな返答になってしまっている。…ウィード、確かにやり過ぎ!

 

「?なんか今、作者にまで怒られた気がする」

 

「多分そうだと思うよ?」

 

そこで裕人はあることに気付く自分がファーストキスをウィードに捧げたことを、

 

「あ、//////(あああああああぁぁぁぁ!私のバカァ!なんでこんな雰囲気も無いとこでキスしてるの?!バカなの?!死ぬの?!あああああああぁぁぁぁ!もう!…で、でも凄い気持ちよかった。ウィード君もファーストキスなのかな?だったら嬉しいけど、多分ファーストキスはやっぱり藍華ちゃんとしてるよね?なんだろうそう思うとちょっと悔しい)」

 

↑みたいなことを約数分の間に頭のなかで考えていた裕人ちゃんでした!

 

その時、レーティングゲーム開催委員会に向かっていたグレイフィアが戻ってきた。

 

「お嬢様、皆さま方お待たせしました。協議の結果が出ました!」  

 

グレイフィアの言葉に全員がそちらに視線を向ける。

 

「それでは発表します。今回怪獣の出現によるレーティングゲームの中止はありません、予定通り開始致します。そしてルールを追加しウィード様はバトルナイザーの使用の禁止、及び藍華様、木場裕人「呼びにくいでしょうからこちらの本名の裕果でいいですよ、グレイフィアさん」ありがとうございます。改めまして木場裕果様は禁手の使用の禁止となります。お三方がこれらを使われる様子を見せましたらその方は即失格としてフィールドから強制転移させていただきますのでご了承ください」

 

「な!?ちょっと待ってください!それじゃあこちらにばかり不利じゃないですか!」   

 

グレイフィアの言葉にイッセーが噛みついた。しかしグレイフィアは言葉を変えることなくイッセーに言い含めた。

 

「残念ですがこれは協議の結果です。異論があるならこの場でリアスお嬢様の棄権としてライザー様達フェニックス側の勝利と見なします」

 

「な!く、ふざけ」

 

「はい、ストップ」

 

「な、なんで止めんだよ!ウィード!」

 

「バーカよく聞いてなかったのか?グレイフィアさんの話をよく思い返してみろ?グレイフィアさんは何て言ってた?」 

 

「それがどうし、た、あれ?確か…(ウィード様はバトルナイザー使用の禁止、)あ!そっか!ウィードはバトルナイザーしか禁止されてない!」

 

「ふ、そういうことだ、そうでしょう?グレイフィアさん?」

 

「ふふふ、流石ですね♪その通りですよ、あくまでバトルナイザーの使用の禁止しただけでありそれ以外、つまり禁手は使っても構わないと言うことです♪」

 

まるで良くできました。と言いたげな笑顔でウィードに微笑む、  

 

「はぁ、大方サーゼクスさんの手引きでしょう?」

 

「さぁ?それは私の口から言えませんわ♪」

 

「全く、世界が違えど喰えない人達だ貴女達は♪」

 

「うふふふ、お褒めに預り光栄です♪では私は戻りますので皆様試合の準備の方にお戻りください」

 

先程まで微笑んでいた顔をまた元の無表情な仕事の顔に戻し来た道を戻っていった。

 

「さてと、グレモリー先輩いきましょうか?」

 

「…、えぇ!いきましょう私の可愛い眷属達!」

 

「「「「「はい!部長!」」」」」

 

「ふ、楽しくなりそうだ」

 

「ふふふ、そうだねいーくん♪」

 

「徹底的に相手あげようね?」  

 

「腕がなるぜぇ、なぁ!ヴィラニアス!」

 

「ふ、全くお前は、いやそうだなフェニックスが何処までの物か試させてもらおう!」

 

遂に開始されるレーティングゲーム!果たしてどちらに勝利の女神は微笑むのかぁ!それは次回のお楽しみにィィ!

 

次~回!!

 

遂に開始されたレーティングゲーム!しかし、ライザーやつなにか様子がおかしい?…!な、なんでてめぇここにいやがる!?

 

次回!幻想に舞い降りし光闇の朱き龍帝!

 

「何処までも迷惑な奴!」

 

閉ざせ!闇を!

 

次回もお楽しみに♪

 

 




はい!というわけで今回はちょっとしたサービスシーンと次回のウィード達の大暴れの伏線を張らせてもらいました!

「(顔に真っ赤)…作者さん、中々に思いきったことをしたね?」

いやぁ、少しだけお色気って言うかそういうシーンも入れた方が良いなぁって思って大元はハイddですし?

「まぁ、確かにそうだね。ということはこれからは少しではあるけどこういうシーンも増やすの?」

そうだね。今のところ予定ではあとはミリキャスとのシーンとかもあるから…ちょっと危ないかなぁ?

「う~ん、年齢的にも差があるし、何より見た目が幼いからかなりあれじゃないかなぁ?」 

ま、まぁとりあえずこれからは少しずつではありますがこういったラブシーンっぽいものもいれていきますのでよろしくお願いします‼では!皆様また次回までgood-bye!


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原作世界15:「何処までも迷惑な奴!」

はい!どうも!ギガスです!

「よう!皆久しぶりの登場の一誠ことウィードだ」

いやぁ、久しぶりの登場だねウィード元気してた?

「いやいや、外野から普通に聞こえてたっての作者の声!」

ありゃ、そうでしたかまぁ、気にしないでいきましょう!
てことで本編スタート!!



レーティングゲーム会場

 

「さぁてと、やっと始まるかぁ~、絶対に勝って、リアスに振り向いてもらうんだ!」

 

-ケケケ、ソンナコトデキルワケネェダロウガ?バカカオマエ?-

 

「?!何者だ!」

 

ライザーは不気味な声を聞き後ろを振り向くがそこには大きい鏡があるだけでなにも居なかった。

 

「?気のせいか?」

 

-オイオイ、ドコヲミテルンダヨォオレハココダゼ?-

 

「!?」

 

ライザーが再び聞こえた声に後ろを振り向くとそこにはイッセーに似ているが、何処か薄気味の悪い男がいた。

 

-ケケケ、オマエガコノセカイノライザーカ、コレナラツカエソウダナァ?-

 

「っ、一体どうやってこの場所に入ったか知らないがここに来たのが運のツキだ!赤龍帝!くらえ!」

 

ライザーはその男をイッセーと勘違いしフェニックスの炎を放った。

 

-がぁぁぁぁぁあ!カラダガァ!モエルゥ!- 

 

「ふん!なんだ大したことないじゃないか、これで伝説の赤龍帝だと?笑わせるなぁ!」

 

ライザーは男を倒したと思い高笑いをしていた、しかし、

 

「はーはっはッはっはッは!」

 

-クククク、ケケケ、キャアハハハハハ!-

 

「!?なに!?何故だ!あの炎のなか何故わらっていられる!」

 

-コンナモン、アノクソモブニヤラレタトキノイタミニクラベタラナンテコトナイナァ?サテトソロソロオマエノカラダヲ、ヨコセェェ!-

 

「う、く、来るなぁ!!!!」

 

-ヴォアアアアアア!-

 

「ギィアアアアアアアア!!!!!!!!!!」

 

ライザーの悲鳴がフィールド全体に響いた。

 

「?!お兄様!」

 

「レイヴェル!待て!」

 

「「「「「ライザー様!」」」」

 

-「あああぁぁ、はぁああああ、これは良いなぁ?よく体に馴染むぜぇ」-

 

「あ、貴方は一体何者ですか!お兄様を何処にやったのですか!」

 

-「あ?おお、レイヴェルじゃねぇか、クククク、こいつは好都合だぁ、あっちでは手に入れ損なったけどこっちならあいつらも来ないだろう、…お前ら全員俺の奴隷にしてやるぜぇ!ヴォアアアアアア」-

 

その男が雄叫びをあげると男の体から無数の鎖が伸びてレイヴェル達に向かっていった。

 

「ひ!い、イヤァ!」 

 

-「キヒ!がぁ!」-

 

しかし、その鎖は彼女達に届くことはなかった。何故ならレイヴェル達の前には、

 

「なにやら、むかつく気配を感じてみれば、まさか貴様がこの世界に居るとはな?兵藤清雅!」 

 

-「ぐ、ん?…てめぇ、この絞りかすの分際で俺に楯突くつもりかぁ?あぁん!」-

 

「フェニックス嬢、ここは俺が相手をする。貴女達はリアス・グレモリー達の陣営に避難していてくれ」

 

「そ、そんな!お兄様があいつのなかに居るのに置いていくなんて出来ませんわ!」

 

「なに!?それは本当ですか!」

 

ウィードはライザーの眷属の仮面を着けた女性に真偽を尋ねた。

 

「間違いない、私達が自身の主の魔力を間違うわけがない!」

  

「っ、てめぇ!ライザーの肉体を乗っとるとは堕ちるところまで堕ちたな!」

 

-「は!なんとでも言いやがれ!俺はあの糞モブ野郎とてめぇに復讐が出来ればなんでも構わねぇのさ!例えどんな犠牲を出そうがかちゃいいんだよ勝てばな!」-

 

「…、もういい、貴様の耳障りな声を聞くのは聞くに耐えない!ここで、俺が貴様にエンドマークを押してやる!」

 

ウィードはそういうとウィードライザーをとりだし構える。しかし、それにたいして清雅は、

 

-「は!それをてめぇだけが持ってると思うなよ!絞りかすが!」-

 

清雅はそういうと懐から黒く澱んだ色のジードライザーを取り出したのだ!?

 

「な!何故貴様がジードライザーを!?」

 

-「へへへ、俺を転生させた神が俺を哀れんでなぁ、俺に新しい力をくれたのさ、見せてやるよぉ俺の新しい力を!ヴゥゥン!」-

 

「はぁ!グリーザァ!」-キヒヒヒヒ!-

 

「ケケケ!キングモンスゥゥ!」-ゲガアアアア!-

 

二つの怪獣カプセルを装填ナックルに挿入し、ライザーを、起動する。

 

「エンドマークはてめぇだァァ!ヴゥゥン!」

 

-フュージョンライズ…、グリーザ!キングモンス!-

 

-ウルトラマンべリアル!ヴォルガ・ギガノス!-

 

-「グガアアアァ!はぁああああ、さぁ始めようぜぇ?楽しい殺し合いをよぉ!」-

 

「…、てめぇ、父上の力をてめぇなんかが使うんじゃねぇ!ふん!」

 

ウィードもまたウィードライザーを起動し、ウルトラカプセルとドラグーンカプセルを取り出す。

 

YOU GO(融合)!」-ヴェア!-

 

「IGO!」-ウオオオオ!-

 

装填ナックルにカプセルを挿入しライザーでリードするウィード、

 

「Here we GO !」

 

「吠えるぜ!魂!はぁ!」

 

《フュージョンライズ!》

 

「WEED!」

 

《ウルトラマンベリアル!ドラグーンカプセル!01!ドライグ!》

 

《ウルトラマンウィード!ドラグニオン!》

 

「シュオア!」

 

ウィードも二つの力を一つに真の姿ウルトラマンウィードに変身する。

 

「てめぇには、暗い牢獄がお似合いだぜ!さぁ!荒れるぜぇ!止めてみなぁ!」

 

-「クケケケケ!今の俺は無敵だぁ!ケハハハハハハ!」-

 

遂にぶつかる虚構と真実の龍!果たして勝利はどちらの手に!

 

次~回!!

清雅が変身したヴォルガ・ギガノスに戦いを挑んだウィード!しかし、奴の力はかつてとは比べ物にならないほどの強化をされていた!どうする!?ウィード!そんなとき!次元の狭間から彼が帰還するぅ!

 

次回!幻想に舞い降りし光闇の朱き龍帝!

 

「決めるぜ!覚悟!」

 

次回もお楽しみに!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




はい!というわけで偽物こと清雅がこちらの世界にやって来てしまいました。

「あいつ、一体どうやってこの世界に!」

まぁ、原因は分かっているのだけどね?まぁ、そちらは僕と薫さん達に任せてウィードはあいつを倒しな?それと君にとって最高の援軍がそっちに行くからね?

「俺にとって最高の援軍?…、!?まさか!あの人が!」

ふふ、それは次までのお・た・の・し・み♪


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原作世界16:「決めるぜ!覚悟!」

はい!どうも!ギガスです!…すいません今日はゲストが居ませんのでこのまま本編にいきま…せん!

というわけで!今回はちょっとした紹介を前書きに載せておきます。まぁ紹介と言っても、ウィードのバトルナイザーの中に居る怪獣で今のところ登場した怪獣の性格の元ネタについてですね。では!まずはこの子!

-がああああ!-

用心棒怪獣ブラックキング:性格はシャーマンキングに登場するキャラ、木刀の竜がモデル、裏表のない快活な性格をしており、義理と人情を尊重し仁義に基づいたことなら手を貸すが、仁義に反した行いには徹底的に叩きのめす一昔前の極道のような奴、こんな性格だか子供好き、

二人目はこの子!

-キュイイイイイン!-

氷炎怪獣レイキュバス:この子も性格の元ネタはシャーマンキングの小山田まん太がモデルだね。そのためか知識に貪欲で恐らくその貪欲ップリはオーディンを越えてるかも?…、

三人目はもちろんこの子!

-対象の破壊を確認、任務完了-

シビルジャッジメンター ギャラクトロン:彼(彼女?)は二人のキャラの性格を掛け合わせたような性格になっているね。元ネタはガンダムWのヒイロ・ユイとガンダム00の刹那・F・セイエイを掛け合わせた性格になっているからか、かなり固い性格だねでも、こう見えて可愛いもの好きです。

とりあえずこんな感じですね今のところの怪獣のことについては、

では!本編スタート!!



レーティングゲーム会場

 

今ここに忌むべき因縁を断ち切る為にウィードと転生者兵藤清雅の戦いの火蓋が切られたのだ!

 

「貴様は此処で完全に塵にして消し去る!さぁ!荒れるぜぇ!止めてみなぁ!」

 

-「は!俺の新しい力を見ても怯えねぇか、いらつくなぁ?イラつくぜぇ!!」-

 

二人の言葉と共に二人はぶつかり合った。

 

「シュオア!ディア!」

 

-「ケヒヒヒヒ、クカカカカカ!」-

 

一方は正義のために、片方は自身の欲望のために世界を壊すことも厭わないゲス、ウィードはそんな男に父の力を使われるのが耐えられなかった。

 

「貴様のような奴が、父上の力を使うなぁ!ジョア!」

 

-「は!何が父上だ!この力は俺様が手に入れた時点で俺様の物だ!ヴェハ!」-

 

ウィードはヴォルガ・ギガノスに果敢に立ち向かうが、怒りに我を忘れているウィードの攻撃は簡単に避けられ、カウンター食らってしまっていた。

 

「じゅっ、ぐ、デュア!」

 

-「ふん!コンナモン、グアオ!」-

 

「?!じゅっ、ジュウア!」

 

ウィードは追撃を避けようとしたがそれが出来なかった。何故なら彼の後ろには避難し遅れた小猫とレイヴェルが居たためだ、

 

「(まずい!今よければ俺は助かる。しかし!避けると二人が危険だ!ならやることはひとつだ!)ジュ!ウルトラパワーディフェンサー!」

 

ウィードは後ろにいる小猫達を守るために全エネルギーを使い、ヴォルガ・ギガノスの攻撃を防いだ、

 

-「は!たかが物語の中の人間二人を守るために自分を犠牲にするなんてなぁ?ギャハハハハハハ!バカすぎるぜぇ?絞り滓がよぉ!クカカカカカ!」-

 

「なん、とでも言うがいい、俺はウルトラマンだ、父上達からその名を与えられた時から俺の使命は、俺のしたいことは誰を、大切な人達を守ることだ!ジュウ!ディア!」

 

ウィードはそういうとパワーディフェンサーをヴォルガ・ギガノスの方に圧縮し投げつけた。  

 

「ウルトラクラッシュシュート!」

 

圧縮されたエネルギーはヴォルガ・ギガノスにぶつかると激しい爆発を起こす。

 

-「ギィアアアアアアアア!!!!!!!!!!」-

 

「ふぅ、ふぅ、ふぅ、どうだ」

 

-ピコン!ピコン!ピコン!ピコン!ピコン!-

 

「は!カラータイマーが…、次で決める!ジュ!」

 

ウィードはカラータイマーが点滅し危険信号を上げ始めたのに気付き次で勝負に出ることにした。

 

-「ぐぅ!ごのじぼりがずがぁ!オレザマノガオヲヨクモォ!」-  

 

一方はヴォルガ・ギガノスは先程のウルトラクラッシュシュートの直撃により顔面を半分失っていた。

 

-「ゴロズゥ、ゴロジデヤルゥゥ!」-

 

もはや、理性の欠片も無くなったその姿にウィードはかつて自分がなったDAの状態の時のことを思い出していた。

 

「俺もあんな状態だったんだよなドライグ、ガイさん」

 

『あぁ、確かにな、だが奴のようなただの獣でしかないやつとは全く違うがな』

 

[あぁ、ドライグの言う通りだ、あいつとお前は違うその事を忘れないでくれ一誠]

 

「あぁ、ありがとう二人とも、これで、極める!フ!」

 

ウィードは中背になると両手に緋と漆黒の稲妻を発生させるとエネルギーを溜め始めた。

 

「はぁああああ、フウウウウウウ、…、!」

 

-「キエロォォ!絞り滓がぁ!」-  

 

「デュ!ドラグネイトバスター!」

 

そして、ウィードの最強技ドラグネイトバスターとヴォルガ・ギガノスの咥内にエネルギー溜めていた物がぶつかり合う、

 

-「ギガノブレイザー!」-

 

二つがぶつかった瞬間周囲に甚大な被害をもたらしはじめる。

 

「ぐ、ジュ!シュオア!」  

 

ウィードはこの拮抗を破るために更に力を込める。しかし、

 

-「ぐがははははははは!どうだぁ!俺のヴォルガ・ギガノスの力はぁ!」-

 

ドラグネイトバスターはヴォルガ・ギガノスの放ったギガノブレイザーに押し負けていたのだ!

 

「く、負けるかぁ!シュア!」

 

それでもなお諦めずに力を振り絞るウィード、しかし、

 

-「ヴェハ!ゲハハハハハハハハハハ!キエチマエェェ!」-

 

「ぐぐ、く、諦めて、たまる、かぁ、うっ」

 

技を放った状態で気を失うウィード、それを好機とみたヴォルガ・ギガノスは更に力を込める。

 

-「ゲハハハハハハハハハハ!キエチマエェェ!コレデテメエモオワリダァ!」-

 

その様子を見ていた藍華と裕人の叫び声がフィールドに、そして、次元の狭間に届く!

 

「いーくん!「一誠君!負けないでェェェェ!」」

 

次元の狭間

 

そこには一人の巨人が眠っていた。その時彼の耳に希望を捨てない二人の少女の声と一人の戦士の魂の鼓動が響く、

 

「(この声は一体?だけど何故だろうとても懐かしい感じがする。これは父さん?いや、ちがう、けど分かる彼は俺に連なる人だ、そしてこの子達は彼をとても大切に思っている子達だ、…、ふ、俺が考え事なんて性に合わないな!そうだ俺は、俺の名は!)ジーっとしてても、ドーにもならねぇ!」

 

[GEEDの証♪]

 

その言葉と共にその巨人、いや彼を呼ぶのならこの名が相応しいだろう!そう!彼の名は!

 

《フュージョンライズ!ウルトラマン!ウルトラマンベリアル!》

 

《ウルトラマンジード!プリミティブ!》 

 

「ハァ!」

 

次元の壁を突き破りいまウィードの兄、もう一人のウルトラマンベリアルの力を受け継ぐ戦士!

 

『ウルトラマンジード』が復活した!

 

「待っていろよ、俺の弟!シュア!」

 

原作世界

 

今ウィードは技を放った状態で気を失っている。しかし、それでもけして倒れようとはしなかったのだ!それに業を煮やしたヴォルガ・ギガノスは更に力を込めていく、

 

-「ガァァァァァ!トットトクタバレェェェェ!絞リ滓ガァァァァァ!」-

 

そして遂に力の拮抗がヴォルガ・ギガノス側に向いてしまった!

 

「いーくん!?」

 

「一誠君!?」

 

「「負けないでェ!」」

 

二人の声がウィードの耳に響く、その声は不思議とウィードの心まで届き、ウィードにまた力を与えていく、

 

「そ、うだ、まだ俺は負けていない!まだ俺は戦える!ジュア!」

 

目を覚ましたウィードは技を放つのを止めてそれを空中に跳ね上げた。

 

-「ガァァァァァ!ナニィィ!?」-

 

「ジュ!」

 

そして、仕切り直しとして構えを取り直そうとした瞬間、ヴォルガ・ギガノスの攻撃がウィードを襲う!

 

「ぐあああああ!」

 

-「は、驚かせやがって、今度こそこれでオワリダァ!」-

 

「く、くそ力が抜けて、く」

 

-「ククククク、シネェェェ!」-  

 

ウィードに止めの一撃を放とうとした瞬間!

 

-ハァ!レッキングバースト!-

 

-「ギィアアアアアアアア!!!!!!!!!!」-

 

赤と黒の稲妻を伴った光線がヴォルガ・ギガノスを吹き飛ばす!

 

そして、今此所に最凶の弟を守るために最強の兄が現れる!

 

「随分と俺の弟を虐めてくれたみたいだな、たっぷり礼はしてやるぜ!」

 

「あに、うえ?」

 

「ふ、初めましてになるのかな、ウィード」

 

ウィードに振り向き微笑むジード!今此所に兄弟の対面は為された!さぁ此処からは反撃の時間だ!

 

 

次~回!!

 

俺の窮地に駆け付けてくれたのはウルトラマンジード、俺の兄だった!俺と兄上のコンビに勝てるやつなんているわけないぜ!行くぜ!兄さん!

 

次回!幻想に舞い降りし光闇の朱き龍帝!

 

「最強?NO!最強&最凶!」

 

決めるぜ!覚悟!吠えるぜ!魂!

 

次回もお楽しみに!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




はい!というわけで、ジード登場!

-ドンドンパフパフ!-

はい!そんなわけで次回は転生者こと兵藤清雅の完全制裁回になります!それでは皆様次回までgood-bye!


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原作世界16:「最強?NO!最強&最凶!!」

はい!どうも!ギガスです!今回もゲストの方が来ておりませんのでこれからの方針なんかをやらせていただきたいと思います。

これからの方針っと言ってもあくまで原作世界編のあとについてですね。

まず始めに言いますと原作世界編、あと一話です!と言うのも実は次の話のロキ編等にソロソロ自分が入りたいと思ったためです。そのため誠に我が儘なのですが原作世界編はあと一話とさせていただきます。本当に申し訳ありませんm(。_。)m

そして、三大勢力和平のシーンとギャスパー登場もかっちりやりますのでどうかご容赦ください、

では、何時までも言い訳をしていても仕方ないので本編スタート!!


レーティングゲームフィールド

 

此所に今最強の兄と最凶の弟のタッグが実現したぁ!

 

「初めましてになるのかな?ウィード」

 

「あに、うえ、なのですか?」

 

「うん、俺の名前はジード!人間としての名前は朝倉陸だよ」

 

ウィードの言葉にジードは頷くとウィードに近寄りカラータイマーの点滅に気付き自身のエネルギーをウィードに分け与えた。

 

「こんなになるまで、よく耐えたね」

 

「兄上、兄上!」

 

ウィードはジードに抱きつき涙を流した。

 

「やっと、やっとあえた!兄上にやっと会えた!」 

 

「うん、俺も眠りに着きながら君のことを感じてはいたよ、でも力を使いすぎてしまって動くに動けなかったんだ、ごめんよ」 

 

ウィードのその様子にジードもまた自身の力のなさを謝罪をした。しかし、そこに水を指す存在の声が響く、

 

-「ガァァァァァ!テメエェェェェ!ヨクモォ!オレヲ吹き飛ばしやがったなぁ!」-

 

「!?な、レッキングバーストを食らって平気ってどういう体をしているんだ!」

 

「兄上、気を付けてくれこいつ俺が知っている頃より明らかに強くなってる」

 

ウィードの言葉にジードはすぐに理解した。

 

「なるほど、大体は分かったよ、でも俺と君ならどんな奴にも負けないさ、だって俺たちは」 

 

「!あぁ、そうだ俺達は「ウルトラマンベリアルの息子だ!」」

 

[GEEDの証♪]

 

ウィードとジードは共に大地を駆けてヴォルガ・ギガノスを蹴り飛ばす。

 

「「シュオア!」」

 

-「ギ!」-

 

「シュア!」

 

「ハァ!デア!」

 

-「がぐ、ぐあ、こぐ!」-

 

ジードが加わったことにより、息を吹き返したウィードはジードと共に一気呵成に攻め立てた。

 

-「ぐぅ!図に乗るなぁ!」-

 

しかし、流石にやられてばかりではないヴォルガ・ギガノスは背中に付いているキングウィンガーで二人を吹き飛ばす。

 

「ん!ジィア!」

 

「ふ、シュア!」

 

しかし、その程度で二人は止まることはない、一度離された距離を一気に詰めるとお互いに拳をぶつけ合わせて技を放つ!

 

「ウルトラ!バスター!」

 

「コークスクリュー!」

 

「ストライク!「ジャミング!」」

 

二人の技を受けてヴォルガの翼は一撃で砕かれた。

 

-「アグゥア!俺の羽がぁ!」-

 

「今度はこれだ!ふ!」

 

You Go(融合)!」-ナアァ!-

 

「I Go!」-イヤァ!-

 

「Here we Go!」

 

「燃やすぜ!勇気!ハァ!」

 

〈フュージョンライズ!〉

 

「GEED!」

 

〈ウルトラセブン!ウルトラマンレオ!〉

 

〈ウルトラマンジード!ソリッドバーニング!〉

 

「シュオウ!」

 

ロケットエンジンのような爆音を上げながら姿を見せるジードソリッドバーニング、そしてそのまま一気にヴォルガに近付くと拳にエネルギーを集中して技を放つ!

 

「ストライクブースト!」

 

-「グカアアアアアア!」-

 

「流石兄さんだ!今度はこっちの番だ!行くぞ!グアン!」

 

(ふ、ようやっと我を呼んだか主よ、よかろう往くぞ!)

 

「ふ!」

 

You Go(融合)!」-グカアアアアアアン!-

 

「I Go!」-ハァ!-

 

「起こすぜ!miracle!ハァ!」

 

《フュージョンライズ!》

 

「WEED!」

 

《ドラグーンカプセル!03!グアンゾルム!ウルトラマンネオス!》

 

《ウルトラマンウィード!カイザーストライカー!》

 

「むん!」

 

新たなる姿、紅きラインが走り漆黒の鎧を身に纏ったまさに皇帝の名に相応しい姿!『カイザーストライカー』にタイプチェンジをしその手に聖魔剣アロンダイトを手に握り君臨する!

 

「はぁああああ!」

 

-「ギィアアアアアアアア!!!!!!!!!!俺の腕がぁ!」-

 

アロンダイトの一撃でその豪腕を一刀で断ち切られたのだ、それにより痛みにのたうつヴォルガだがそれを許す二人ではない、ジードはそのままさらに姿を変える!

 

「今度はこれだ!」

 

「You Go!」-はぁ!-

 

「I Go!」-ムン!-

 

「Here we Go!」

 

《フュージョンライズ!》

 

「飛ばすぜ!衝撃!」

 

「GEED!」

 

《ウルトラマンコスモス!ウルトラマンヒカリ!》

 

《ウルトラマンジード!アクロスマッシャー!》

 

「はあああ!」

 

「スマッシングビームブレード!」

 

-「がぐがあ、何でだよぉ!俺は最強の筈なのにィィ!」-

 

「ふ、やっぱり俺達は兄弟だな!兄さん!」

 

「ふふ、あぁ、その通りだ!はっ!」 

 

「ムゥン!」

 

-「ぐあああああ!」-

 

「まだまだ行くぞ!」

 

《フュージョンライズ!》

 

《ウルトラの父!ウルトラマンゼロ!》

 

《ウルトラマンジード!マグニフィセント!》

 

「ジュオア!…、はぁ!ビックバスタウェイ!」

 

-「ギガガガガガカガガ!」-

 

「…彼方に至る王よこの光を御覧あれ!切り裂け!アロンダイト!オーバーロード!」

 

-「?!?る?!!!ら!、ろ、!。、!!」-

 

ヴォルガはもはやなんの言葉も放つこともできない状態になっていた。

 

「兄さん、これで決めよう!」

 

「あぁ、ふん!」

 

《フュージョンライズ!》

 

《ウルトラマン!ウルトラマンベリアル!》

 

《ウルトラマンジード!プリミティブ!》

 

ジードはプリミティブに戻ると両手にエネルギーを溜めていく、そしてウィードもまた両手を合掌の形にしたあと腕を目一杯広げてエネルギーを溜める。

 

「はぁああああ、フウウウウウウ、…!レッキングバースト!」

 

「カイザーオーバーレイド!」

 

-「オレハ、サイキョウノ、オリヌシナノニ、ががぁぁぁぁああああ!」-

 

二人の最強技を受けて体から火花を散らしながら爆発四散するヴォルガ、するとヴォルガのいた場所にライザーと清雅が離れた位置で倒れていた。

 

「あぐ、このやろう人の体を好き勝手に使いやがって!」

 

-ぐうううう、ナンデダ!オレハ、サイキョウノハズダァ!ナノニ、ナゼダァ!-

 

「んなもん決まってるだろうが?」

 

-え?-

 

-斬!-

 

-ガフア!-

 

「「!?」」

 

その場にいた全員が驚きの表情を見せた。何故ならいきなり清雅の胸が貫かれそこから真紅の腕が伸びていたからだ、

 

「やっと、てめえを始末できるぜ、なぁ、真中始?」

 

-なんで俺の前の名前を!てめえは誰だぁ!-

 

「まぁ、とりあえずてめえの捕縛は完了だあとは彼女たちに任せるとしよう」

 

-ふざけるなぁ!-

 

清雅はそういうとその人物の腕を無理矢理引き抜き距離をとる。

 

「はぁ、あまり面倒なことをしないでほしいのだかな?」 

『まぁ、仕方ないですよそいつはいくら更正させようとしても意味ないでしょうし』

 

『姉さんの言うとおりですよギガスさん』

 

「お、二人ともお疲れ様よく来てくれたね」

 

また新しい声が響いたので全員がそちらに視線を向けるとそこには美しい着物を着た少女と軍服を着た青年がそこにいた。

 

「あ!薫さん!一輝さん!」

 

ウィードがそれに気付き二人に声をかける。

 

『ヤッホー、一誠君久しぶりー!』

 

『久しぶりだな、一誠!』

 

そうそこにいたのは別世界で転生者を狩る物として恐れられる兵鬼薫と鬼鉄一輝だったのだ!

 

しかし、まだ一人この真紅の鎧を身に纏い腰に全体的緑色で統一されグリップの部分がピンク色をしたベルトを付けた人物は一体!?

 

次~回!

 

遂に偽物を完全に倒しライザーを救った俺と兄さん、しかしその場に現れた人物は偽物を一瞬で追い詰めてしまった!一体誰なんだ!この人は!?

 

次回!幻想に舞い降りし光闇の朱き龍帝!

 

「現れるは最強のゲーマー!」

 

次回もお楽しみに!




はい!どうも!というわけで、今回はジードとウィードの共闘シーンと謎の人物と薫さん達の登場回でした。

次で原作世界はラストになりますが、もし要望があればまた原作世界に行くかと思いますのでそれまでお待ちください♪

では!皆様次回まで!good-bye!


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原作世界最終回:「さらば!乳龍帝!」

はい!どうも!ギガスです今回は自分も少し頑張りますのでよろしくお願いいたします。

「いやぁ、中々におもしろいことになってるなこれ?」

お、いらっしゃい!パラド!

「よう、作者招かれたから来たぜ♪」

はい!今回のゲストは一応『魔法と出会うは破壊と再生の大空』の主要人物の一人のパラド君です!

「よう皆!楽しんでくれてるか?おれは毎日永夢達と楽しく過ごしてるぜ!」

というわけで、挨拶も程ほどにして、本編スタート!


レーティングゲームフィールド内

 

此処では現在急展開がおきていた!

 

「さてと、とっととお縄についてもらうよ?真中始」

 

-ふざけるなぁ!俺はまだこの世界の女どもを手に入れてないんだ!こんなところで捕まってたまるかぁ!-

 

清雅はそういうと悪魔の翼を広げて逃げようとした。しかしそこにはすでに、

 

『おいおい、どこに行くつもりだ?』

 

-?!てめえは?!-

 

『毒竜牙斬!』

 

-ガァァァァァ!?-

 

「少し大人しくしておけ、さてと皆さんには説明が必要だな、特にウィード…いやかつての兵藤一誠にはな?」

 

そう言われたウィードは真紅の鎧を身に纏った人物を見た。

 

「あんたは一体何者だ?何故俺のことを知っている」

 

「う~ん、その辺を説明するとややこしいからなぁ…すまんが今回は勘弁な?」 

 

真紅の鎧を身に纏った人物はそう言い頭を下げるとまた清雅に向き直った。

 

「すまんな一輝くん、あとは俺がやるから少し待っておいてくれ」

 

『あぁ、分かったよギガスさん』

 

『ハーイ、しかし哀れだねぇギガスさんを本気で怒らせたっぽいし?』

 

『あぁ、まぁとりあえずあいつの肉体が消滅したら魂を確保しよう』

 

『りょーかい』

 

「さて、兵藤清雅いや…真中始、君はかつて一度死にあのバカによって新たなる生を与えられたにも関わらず前世と同じように女性は自身の装飾具としか見ていなかったね?」

 

-だからなんだぁ!!女なんて俺のアクセみたいなもんだろうがぁ!それが一々俺の命令に逆らいやがって!俺は主人公なんだぞ!なのになんで俺に従わないだ!-

 

清雅の言葉にその場にいたリアス達、女性陣は嫌悪感を隠しもしないで見つめていた。

 

「…はぁこれは何をいっても意味がないな…仕方ない、少しは反省していることを願ったのだがな」 

 

『ギガスさん…』

 

『…』

 

「あぁ大丈夫だよ、二人ともちょっと残念でね?」

 

-ガァァァァァ!テメエラァァァァァァ!早くこれをトキヤガレェ!-

 

すると清雅が急に暴れ始めた!

 

「な、何が!?」

 

「はぁ…やっぱり始まったかあのバカが作った紛い物のライザーなんざ使うからだ、バカもんが」

 

-ガァァァァァ!グカアアアアアア!-

 

清雅の体は通常の倍以上の大きさになりもはや怪獣の粋なっていた。

 

「くっ!」

 

ウィードと陸がライザーを構えるがそれを鎧の人物は泊める。

 

「あぁ…ちょい待ち」

 

「な、なんで止めるんだよ!あいつが暴れたらここにいる皆が!」

 

「あぁだから俺がいるのよ、あれは所謂ウィルスによる突然変異だからな、俺ならあいつの中にあるウィルスと言う名の怪獣達の魂を取り出すことが出来る」

 

鎧の人物の言葉にウィード達は驚きの表情を見せた。

 

「そんなことが出来るのか!?」

 

「出来なきゃ言わんでしょ?」

 

「それはそうだな」

 

「んじゃ、ちょっくら行ってきますか!」

 

-ガァァァァァ!きエロぉぉぉぉぉ!-

 

「ふぅ、んじゃまずはこいつだな?」

 

鎧の人物はそういうと懐からゲームのカセットのようなものを取り出してそれを起動した。

 

《マイティ!アクション!エーックス!》♪~

 

そして鎧の人物は構えをとるとその言葉を紡ぐ!

 

「…!グレード2変身!」

                        

《ガッシャット!…ガッチャーン!レベルアーップ!》

 

《マイティジャンプ!マイティキーック!マーイティーアクショーン!エーックス!》

 

「俺は仮面ライダーゲンム、真中始、貴様を削除する!」

 

-サクジョダト!ヤレルモノナラヤッテミロォ!-

 

鎧の人物、ゲンムがそう言うと清雅は激昂し攻撃を始めた。

 

「…ふっ…よっホッよいしょ!」

 

しかし、清雅の攻撃は一切当たることなく避けられていた。

 

-ナゼダァ!ナゼアタラナイィ!-

 

「ん?そんなもん簡単だよ、お前の攻撃は大体頭にインプットしてるからな、攻撃の挙動を見なくてもすぐに分かるんだよ」

 

-フザケルナァ!-

 

しかし、清雅はその言葉に耳を貸さずまた何度も攻撃を続けた。

 

「さてと、こっちも空を飛ばさせてもらうか!」

 

《ジェット!コンバット!》♪~

 

「グレード4!」

 

《ガッシャット!ガッチャーン!レベルアーップ!マーイティーアクショーン!エーックス!ジェット!ジェット!インザスカイ!ジェット!ジェット!ジェット!コ-ンバ-ット!》

 

ゲンムが新しいガシャットをドライバーに装填したことによりコンバットゲーマーが現れそれを装着するとオレンジ色のアーマーを装着したゲンムがそこにおり、そのアーマーに付いている翼を広げて飛び上がる!

 

「はぁ!オラオラオラオラオラオラオラオラオラ!」

 

-ガ!グ!ギィ!ゲァ!-

 

「ふ、やっぱり使いやすいなこれ」

 

ゲンムがそんなことをいっていると清雅は攻撃の痛みから立ち直りゲンムに攻撃を始めた。

 

-シィネェ!-

 

「おっと!流石になめるのは危ないな、それじゃそろそろ終わらせるか!」

 

《ゴッド!マキシマムマイティエーックス!》

 

《ハイパー!不っ滅ぅぅ!》 

 

「グレードゴッド!変身!」

 

《マキシマム!ガッシャット!ドッキーング!……パッカーン!フメツゥゥ!平伏せ!神の才能に!神の最強クリエイター!ハイパー!フメツゥゥ!ゲーンムー!》

 

ゲンムは二つのガシャットを取り出して起動するとそれをドライバーに装着し最強の姿に変身する!

 

「アイムッゴッド!…やっぱり止めるかこの台詞、なんや黎斗と被るし、さていこか」

 

-イクラスガタヲカエタトコロデェ!-

 

清雅はそのまま攻撃したが当たったにもかかわらずゲンムは平気そうな顔をしている。

 

「あぁ、言い忘れてたな?この姿の時の俺はいかなる攻撃も異常攻撃も効かないからな?」

 

ゲンムの言葉に清雅は恐怖した。この異常な存在に対して、戦慄を覚える。

 

-(カテナイ…コイツニハ、ナニヲシヨウトカテナイ!…イヤだ!コンナトコロデオワルナンテ!ゼッタイニイヤダ!)い、いやだァァァァァァァ!-

 

最後の足掻きでゲンムに一撃を当てようとするが、

 

「…さよならだな、愚かな転生者」

 

《キメワザ!ゴッド!クリティカルスパーキング!》

 

「はあぁぁぁ…はぁ!」

 

-嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼!-

 

「ゴッドッマイティ!ストライク!」

 

-ガァァァァァ!-

 

《神のォォォ!一撃ィィィィ!》

 

「お前は、絶版だ」

 

ゲンムは左手をサムズアップした手を逆さまにして親指を下に向けた。

 

-イヤダ…イヤダ!?キエタクナイ!タスケテクレー!?-

 

「ふぅ、薫さんあとは任せるよ」

 

『はいはーい、さてと、んじゃ今までお疲れさん転生者くん』

 

-あ、ァァァァァァァ-

 

薫がバグヴァイザーを清雅に向けてその魂を回収した。

 

『回収完了!お疲れ様でしたギガスさん』

 

「あぁお疲れ様、一輝くんもお疲れ」

 

『いえ、俺は特になにもしていませんよ』

 

「さてと、ウィード!ちょっとこっちに来てくれ!君にはすべて話しておこう!」

 

「!?…分かったアイちゃん、裕ちゃん行ってくるね?」

 

「うん、気を付けてね?」

 

「行ってらっしゃい」

 

ウィードは二人に微笑むとギガスたちに近付く、そしてギガスは清雅の真実と本来ウィードか辿る筈だった運命を話した。

 

数分後

 

「と、言ったところだな、君が本来辿る運命は」

 

「…そうだったのか、俺はこいつのせいでっ!」

 

ウィードは手を握りしめて、今にも爆発しそうな思いを押し止めていた。

 

「酷な話だがこいつを消したとしても、ご両親は君を思い出すことはない、こいつと長く居すぎたためだ」

 

「…」

 

「どうする?俺の力を使えばご両親の状態を元に戻せるが?」 

 

ギガスの言葉にウィードはいま揺れていた。確かに両親が自分を思い出してくれるのは嬉しい、しかし、戻ったとしてもかつての関係には戻れないと言う思いもウィードの中にはあった。そして、悩みに悩み抜いて答えを決めた。

 

「ギガスさん…お心遣いありがとうございます…でも良いんです俺はもう兵藤一誠ではない、俺は八雲一誠でありウルトラマンベリアルと…最強のドラゴングレート・レッドの子供ウィードです!」

 

「ふっ…そうか…分かったそれなら俺からはもう何も言わない、さぁ彼女達の所に戻りや♪」

 

「はい!ありがとうございました!」

 

ウィードはそう言うと藍華達の所に戻った。

 

「ふぅ、やっぱり真面目な口調は好かんは…さてほんにこいつどないしよか?」

 

『あのギガスさん、こいつは俺達の方で預からせて貰っても良いですか?』

 

「ん?そんな奴で良かったらあげるで?」

 

『(軽!)わ、分かりましたでは、こいつは私達で預かります』

 

「ん、じゃあ二人ともまた会おうやって言うかこっちからたまに遊びに行くは♪」

 

『はい!その際は喜んでご案内しますよ!』   

 

「ふふふ、ほな二人もまたね♪」  

 

互いに言葉を交わしたあと二人は自身の世界に帰って行った。

 

「さてと、あとはこいつをウィードに渡して私も帰るとしよか」

 

ギガスはそう言うとウィード達に近付きウィードにそれを渡した。

 

「オーイ」

 

「あ…ゲンムさん?ギガスさん?どっちで呼べば良いですか?」

 

「ははは、どちらでも好きな方でよびや、私は気にしないから、それでこれをウィードに渡しておこう思ってな、はいこれ」  

 

「ありがとうございます。…これは?ウルトラカプセル?いや、違う何かは分からないけどドラゴンのカプセル?」 

「うん、ある人から君に渡してくれってことで預かっていたものだよ」

 

「ありがとうございます」

 

「さてと、んじゃそろそろウィード達も帰らないかんから私が送っていくわ」

 

「え、そんな!ウィード達もう帰るのか!?」

 

「あぁ、俺達は元々この世界の人間ではないからな、そろそろ帰らないといけないとも思っていたしな」

 

「そうか、それなら仕方ないよな」

 

ウィードの言葉にイッセーは寂しげな表情をした。

 

「…ふ」

 

するとウィードは少し笑うと左手を前に出した。

 

「?」

 

「握手だよ、握手」

 

「?あ、あぁ」

 

ウィードの言葉にイッセーはウィードの手を握り握手をした。そしてウィードはある言葉を言った。

 

「また、会えるさ」

 

「!?」

 

「確かに俺達は別の世界だけどいつか必ず会える。それを信じて前に進もうぜ」 

 

「あぁ…あぁ!そうだな!」

 

「…じゃあ行くぜ」

 

そう言ってウィード達はギガスに近付く、

 

「お別れは言えた?」

 

「はい、でもお別れではないですよ」

 

「…ふっ…そうだなでは帰ろうか君たちの世界に」

 

「「「はい!」」」

 

さてと、なら私の本当の姿にならなくてはな?

 

ギガスの言葉に全員が驚きを見せた。何故ならそこにいたのは…

 

銀色の体に黒のラインにブルーの模様をした巨人

 

【これが私の本当の姿だ】

 

ウルトラマンギガス、それが彼の真の姿だったのだ

 

「キレイ」

 

「うん、とても素敵」

 

「ウルトラマン?」

 

【ふっ…確かにそうだなこの姿を見ればその感想を抱くだろう、私はどのウルトラワールドにも属さないものだからな】

  

ギガスの言葉にウィードは疑問が消えた

 

「そうだったのか、それなら見たことのない姿でも納得だ」

 

【それでは、私の手に乗ってくれ】

 

ギガスはそう言うと手にウィード達を乗せると原作世界を見つめて、一言言う

 

【さらばだ…原作世界よ、さらばだ乳龍帝!】

 

「「「ぶ!」」」

 

ギガスの言葉と共にウィード達は大空に飛び上がっていった。

 

「行っちゃいましたね。あいつら」

 

「えぇ、でもおもしろい体験が出来たわ」

 

「そうですわね。またいつかお会いしたいですわ」

 

「はい、僕もそう思います」

 

「…変態ではない、イッセー先輩にはまた会いたいです」

 

「こ、小猫ちゃん、そういうことを言ってはダメですよ?」

 

「アーシア、大丈夫、俺は大丈夫だから」

 

こうして、ウィード達の原作世界旅行は幕を閉じた。

 

 

しかし、彼らの知らないところで闇は更なる陰謀を画策していたのだった。

 

to be next!

 

原作世界編-完-

 

ED

 

【キボウノカケラ】

 

 

 

 

次-回!!  

 

自分達の世界に帰ってきたウィード達!しかし、帰ってみたら今度は三大勢力の和平の護衛をお願いされる始末!しかし、そこでウィードたちが出会う少女!その子の名は!

 

次回!!幻想に舞い降りし光闇の朱き龍帝!

 

【和平?吸血鬼?色々ありすぎ!】

 

荒れるぜ!

 

 

 

 

 

 




はい!というわけで今回を持ちまして原作世界編は終了となります。次回からは三大勢力和平の奴とあの子の登場ですよ皆さん!

「しかし、漸く本編がまた始まるんだな」

いやぁ、待たせてしまい本当に申し訳ないです。ですがここからは等分の間は本編が主流になります。それから数章位してからジード編入る形にしたいと思いますので、これからもよろしくお願いします。

では!皆さん!また次回まで!good-bye!


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第三章:停止世界のフュージョンライズ
第二十六話:「こんにちは、吸血鬼の姫君」


はい!どうも!ギガスデェェェス!

「最近、出番が無くて泣きそうなアーシア・アルジェントです…」

あ、( ̄▽ ̄;)(;゜∇゜)(;゜∀゜)(;・ω・)σ( ̄∇ ̄;)ゴメンね?

でも、アーシアの出番は今回の章からになるから元気だして?ね?

「本当ですか?嘘じゃないですか?」

うん、確実とは言えないけど約束するから

「……、分かりました。それまで良い子にしてますぅ」

ありがとうアーシアでは皆さん!本編スタート!!


ウィード達が戻ってきたあと

 

ウィード達が原作世界からギガスにより戻ってきてから約二週間が経ったある日、

 

「三大勢力の和平会議?」

 

「えぇ、それで一誠君に護衛と同時に光の戦士の代表として出席してほしいの、ダメかしら?」

 

いまウィード、此方の世界に帰ってきたので一誠に戻そう、一誠が帰ってきてから変わったことはリアスが本来の彼女に戻り一誠達や朱乃達に謝罪をしたことだろう。

 

「う~ん、何時やるんですか?それによって予定とかを変えないといけませんから」

 

「大体…一週間後に行われる予定なの」

 

「一週間後…ということは大体夏休みの前くらいですね?」

 

「えぇ、そうなるわね、それでそのどうかしら?ダメならお兄様に伝えておくわ」

 

「う~ん、…(ガイさん、ドライグ、グアン確かその日は何もなかったよな?)」

 

(あぁ、その日は何もないぞその前の日が藍華とのデートだがな)

 

『あぁ、間違いないぞ一誠』

 

【間違いないな、主よ】

 

「(よし、了解だ)…うん、その日は大丈夫ですよグレモリー先輩」

 

「ほんと!」

 

「えぇ、その前の日だったら断ってたと思いますけど」

 

「?その日は何か予定があったの?」

 

「えぇ、アイちゃんとデートでしたので」

 

「あら、そうだったの?良かったぁ」

 

「ははは、そうですね」

 

そんな感じで話が進んでいると不意にリアスが思い出したようにあることを言った。  

 

「あ、そう言えば一誠君はまだあの子に会ってなかったわね?」

 

「?あの子?」

 

「えぇ、私の眷属の一人で力が強すぎてあの頃の私ではその力を抑えてあげられなかった子がいるの」

 

「へぇ、そんなに強い力を持っているんですね。でも今のグレモリー先輩ならその力を抑えてあげられるんじゃないですか?」

 

「えぇ、お兄様にもそう言われたのだけど、自信が持てなかったから、でも一誠君と話していて気持ちの整理が出来たから、それで一誠への紹介も含めてあの子に会いに行こうと思って」

 

「なるほど、分かりました。俺もこのあとは何も予定はないので行きますよ」

 

「ほんと!ありがとう!それじゃあいまから行きましょう!」

 

「あらあら、リアスったら子供みたいにはしゃいで♪」

 

「ふふ、仕方ないですよ。やっとあの子を表に出してあげられるんですから」

 

「…今の部長はとても好きです」

 

「確かに今のグレモリー先輩はすごい輝いてるわね」

 

「ちょっ、グレモリー先輩そんなに引っ張らなくても俺は逃げませんよ!」

 

その後一誠はリアスに引っ張られながらその残りの一人の眷属に会いに行った。しかし、一誠はこれからある意味で運命の出会いをする。

 

旧校舎封印の間

 

「此処なの」

 

「うわぁ、物凄い厳重ですね?」

 

「ええ、あの子の力はとても強いからそれを狙ってくる輩からも守るための処置なの、特に前の私はかなり危険だったから余計にね?」

 

「あぁ、なるほど」

 

「さて、それじゃあ開けるわね」

 

リアスがそう言うと手を封印に触れるとそれは溶けるように消えた。

 

「ちょっと待っててね」  

 

-こんこん-

 

「ギャスパー?入って良い?」

 

「あれ?部長さん?でも、なんか声色が違う気が?」

 

「心配をかけてごめんなさい、でももう大丈夫よ、それで貴女に会ってほしい人がいるからそれで来たの」

 

「分かりました。いま開けますね」

 

-がちゃ、かちん、がちゃ-

 

「どうぞ、入ってください♪」

 

「それじゃあ一誠君先に入って」

 

「俺からですか?」

 

「えぇ、貴方に一番に会ってほしかったから」

 

「分かりました。それじゃあ、失礼しまーす」

 

「いらっしゃいませ♪」

 

「え、…」

 

一誠は一瞬言葉を失った。何故ならそこに居たのは、美しい金色の短めの髪に同じく美しいルビー色の瞳、そして小さい口から少し見え隠れする犬歯のすべてが一誠を魅了した。しかし、それは彼女もであった。

 

「あ、…キレイ」

 

そう彼女も一誠のその姿とその瞳の奥にある強い意思を確かに感じて彼に惹かれた。

 

「…、ええと俺の名前は八雲、八雲一誠だ、君は?」

 

「ふぇ?!わ、私はギャスパー、ギャスパー・ヴラディーですぅ」

 

こうして、最強のウルトラ戦士と後に神月の吸血龍皇女と呼ばれる二人は出会ったのだ、

 

 

次~回!!

 

どうも!ギャスパーです!次回は皆との親睦会と三大勢力の和平までの流れをやっていくと作者さんから伺っています。…はぁ、一誠先輩格好いいなぁ、それにあの瞳で見つめられたら絶対断れないよぉ///

 

次回!!幻想に舞い降りし光闇の朱き龍帝!!

 

「はじめまして!私ギャスパー!」

 

次回もお楽しみに!

 




はい、というわけで今回はリアスの復帰とギャスパーの登場回となりました。

「この世界だとギャスパーくんはギャスパーちゃんになるんですね?」

うん、こっちだと結構何人か性別が変わっているからね。結構面白いよ?

「ほぇ、でも変わってない人も居るんですね」

うん、変えたらまずいなぁと思うキャラは変えずにいるね

さて、それでは皆さん!また次回まで!good-bye!


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第二十七話:「はじめまして!私ギャスパー!」

はい!どうも!ギガスデェェェス!

「最近作者がぶっ飛び始めて頭が痛いエンドルフだ」

今回は次回作に登場予定の怨みの戦騎エンドルフ君に登場してもらいました。

「しかし、何故俺なんだ?俺以外にもドゴルドの旦那も居るしアイガロンだって居たろう?」

いやぁ、二人に頼んだらドゴちゃんはウッチーと試合をするから無理って言われて、アイガロンは宝石採掘にデーボザイホーンと行っちゃってさ、

「なるほど、それなら俺しかいないはな」

そういうことだよ。んじゃこれからよろしく!

「あぁ、頭が痛くならないレベルでよろしく頼むぜ」

では!皆さん!本編スタート!


駒王学園旧校舎ギャスパーの部屋

 

ここである意味運命的な出会いが起きていた。

 

「(か、可愛い、なんてキレイで澄んだ瞳をした子なんだ)」 

 

一誠はギャスパーの瞳に強く心惹かれた。一方ギャスパーも一誠の内に秘めし熱き物に惹かれていた。

 

「(だ、誰だろうこの人?でもいや感じがしない、それにとても強くて優しい眼をしてる)あ、」

 

「「あの!」」

 

二人の言葉が見事にハモったのだった。

 

「えっ、先どうぞ?」

 

「い、いえ、そちらが先でいいですぅ」

 

こんな感じの微笑ましい光景が約5分位続きそろそろ良いかと思ったリアスが手を叩いて二人の視線を自分に向けてもらった。

 

「はい、二人ともお見合いはその辺にしてね♪」

 

「「お、お見合い!?」」

 

「ふふふ♪だって貴方達を見てたらそういう風にしか見えないんだもの♪」

 

「あらあら、うふふふ♪確かにその通りですわね♪」

 

「む~、ギャスパーちゃん、羨ましいぃ、」

 

「…ギャーちゃん後でニンニクの刑決定」(ボソリ)

 

「ひぃ!小猫ちゃんがこわいですぅ!」

 

また、随分とカオスである。

 

それから数分後

 

「改めて紹介するわね一誠君、彼女の名前はギャスパー・ヴラディー、由緒あるヴラド・ツェペシュ三世の末裔なの」

 

「え!ヴラド三世ってあのルーマニアの大英雄!?」

 

一誠はギャスパーの生まれを聞き驚いた。

 

「ええ、その通りよかの串刺し公と呼ばれたルーマニアで一番有名な吸血鬼としても知られているあのヴラド三世よ」

 

「えっと、お祖父様の話は勘弁してくださいぃ、話してると絶対聞き付けて此処に来ますから」

 

「(どんな地獄耳だよ…)でも、そうなると何故この子が悪魔に転生したんですか?」

 

「…、ギャスパーあの事話しても良い?」

 

リアスは一瞬沈黙するとギャスパーに了承を得るために確認をした。

 

「……、はい、大丈夫です。お願いしますリアス部長」

 

「分かったわ、それじゃあ一誠君話させてもらうわね?それとこの事は他言無用でお願いするわ」

 

「分かりました」

 

それからリアスは一誠にギャスパーの過去を話していった。

 

「なるほど、そういうことが…」

 

「えぇ、だからその時に命の灯火が消えかけたこの子を救うために転生悪魔にしたの」

 

「もしあのとき、部長さんが来てくれなかった。僕死んでたと思います」

 

ギャスパーの言葉にリアスは一瞬暗い顔をするがすぐに元に戻り、会話を続けた。

 

「でも、そのあとが大変だったわぁ、この子はヴラド三世の直系で尚且つヴラド伯爵がとても気にかけている子だから、一族がこの子にやったことに怒り心頭でとても怖かったわ」(ブルブル)

 

そのときの様子を思い出したのか少し震えるリアス、

 

「あ、はははは、そんなにですか?」

 

「えぇ、あれは確かに最強の吸血鬼の一人と言われるだけあるわ」

 

リアスが思い出していたヴラド三世、そのときの記憶を少し御見せしよう。

 

-回想-

 

『貴様らは私の愛し子をこのような目に遭わせてただですむと思っているのか?』

 

『ヴ、ヴラド伯爵!?何故此処に?!』

 

『いいや、問答無用だな、あの子に対して貴様らがやったことはそこにいるグレモリー嬢に聞いた…、さて狩るか』

 

『ひ、お、オタスケェ!』

 

『カズィクル・ヴェイ!』

 

『ぎ、ギャアアアアアア!』

 

『…』(ガタガタガタガタガタガタ)

 

『お祖父様…』(憧れの眼)

 

-回想終了-

 

このようなことがありそれ以来リアスは少しヴラド三世が苦手だったりする。

 

それから少し色々話していると部室の床に魔方陣が現れそこから魔王サーゼクスとイリアリア、さらには堕天使総督アザゼルが伴って現れたのだ、

 

「よう!お前ら元気にしてるか?」

 

「アザゼルさん?それにサーゼクスさんにイリアリアさんもなんでまた?」

 

「あぁ、実はね来週にこの駒王学園で三大勢力の和平会談があるのはリアスから聞いてるね?」 

 

「はい、あれもしかしてそれよりも早く来日されたんですか?」

 

「うん、そうなんだミカエル達もあと数時間後には来ると思うよ」

 

そうサーゼクス達は来週行われる和平会談のために予定より早く来日したのだ、さあて、和平会談は無事に終わるのかぁ!

 

次~回!

 

遂に開かれる和平会談!しかし和平を快く思わない奴等はとんでもないやつを甦らせやがった!この和平は絶対に成功させる!

 

次回!幻想に舞い降りし光闇の朱き龍帝!

 

「ヤバイぜ!怪獣復活祭!」

 

みなぎるぜ!エナジー!

 

次回もお楽しみに♪




はい、というわけで今回はギャスパーの登場とサーゼクス達の前週来日のシーンを描かせていただきました。

「しかし、次の話ではあいつを出すんだろう?…頭がいてぇぜ」

ふふふ、モーマンタイ!あの子達なら勝てるさね!

「あぁ、確かになさてとそろそろあのバカ神を消しにいってくるぜ」

行ってらっしゃあああい!たぶん大丈夫だろうけど気をつけてねぇ!

では!皆さん!次回までgood-bye!


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第二十八話:「ヤバイぜ!怪獣復活祭!」

はい!どうも!ギガスデェェェス!

「喧しいぞ!腹立たしいぜ!」

ごめんってドゴちゃん、でも今回は遂にあの子を出すときが来たからね。興奮するのも無理ないよ!

「ダァ!分かったからそんなに興奮するなっての!」

ふぅ!ふぅ!ふぅ!…ふぅ、すいません少し興奮しすぎました。それでは本編スタート!


サーゼクス達の来訪から約1週間が経過した。

 

「ふぁ、うみゅ、おはようどらいぐ、がいしゃん、ぐあん」

 

『あ、あぁおはよう相棒(な、なんだこの可愛い生物は!?相棒なのか!?相棒だな?!)』

 

《あははは、ドライグ気を確かにな?》

 

【ふむ、主の寝起きは幼児退行っと、よしメモメモ】

 

中々にカオスである。因みに此処はハヤタ邸ではなく、ベリアルが自分の名義で一誠に買ってあげた超高層マンションである。(すべてオール電化+家具家電付き)

 

数分後

 

「よし、朝飯の用意終了!さてと父上とザギを起こしてくるか」

 

『あぁ、そうしてやれベリアルのやつ中々に眠りが深い奴だからな、まぁ、お前かグレート・レッドが起こせば一発だろうがな』

 

《まぁ、そうだろうな》

 

【ベリアルは子煩悩だからな、ついこの前などジードが帰ってきたのをいち早く気付いて迎えに来たくらいだからな】

 

「あ、あははは、あのときの父上はたぶんマックスさんも越えてたんじゃないかなぁ?」

 

そんな雑談を終えて一誠はまずベリアルの部屋に行きベリアルを起こした。

 

「父上~、朝ごはんできましたよ~!」

 

「んあ?あぁそうか今日は一誠が当番だったな悪い、悪い、今行くぜ」

 

「分かりました。それでは俺はザギの奴も起こしてきますから」

 

「おう、襲われたらすぐに呼べよ~」

   

「いやいや、父上俺は男ですよ?」

 

「…(なんだろうかいつかこいつの別の意味での貞操が危険な気がしてきた)」

 

「父上?」(首かしげ)

 

コテンっと擬音が付きそうな愛らしい仕草をするため余計に頭を抱えたくなったベリアルであった。

 

そして一誠はある意味魔窟となっているザギの部屋にやって来た。

 

「う~、やっぱり入りたくないなぁ、ここ」  

 

『まぁ、入らんと起こせないからな諦めろ相棒』

 

《あぁ、ザギはこうだから仕方ないと割り切った方が身のためだぞ一誠》 

 

【主よ、諦めも肝心だぞ】

 

「う~、三人が冷たい、はぁ仕方ない行こう」 

 

-ギィー-

 

「ザギ~?入るよ?」  

 

「クククク、とうとうこのときが来たなノアよ!さぁ始めようじゃないか!我らのラストゲームを!」 

 

「寝言うるさ!」 

 

『中々にボリュームがでかいなこいつは!』

 

【仕方あるまい、こいつの寝言などいつものことだ!】 

 

《く、本当にこれで近所迷惑ならないだけましなほうだな?》

 

そして一誠はザギの近くに行きザギを揺さぶって起こし始めた。

 

「オーイ、ザギー?朝ごはんだぞ!起きろ~!」

 

「んが?ん?んぅ!」   

 

「へ?ヒャア!」

   

「んぅ、あと少しぃ、」

 

「ちょ、それは良いけど!?何処触って!ひゃう!んぅ!ん!アン!」

 

『相棒ォォォ!声をおさえろぉぉぉ!ベリアルが来るぅぅ!』 

 

《多分もう遅いと思うけどな?》

 

「ザァギィ!てめぇ!俺様の息子に何してやがるゴラァ!!」

 

「んが?あれ?一誠何故此処に?」

 

「とりはへず、はらして…」

 

「あぁ、おれ結構ヤバイ?」 

 

『《【死んだな】》』

 

(^o^;)

 

「覚悟せぇや!この色ボケ破壊神!!」

 

「アンギャアアァ!」

 

『【《南~無~》】』

 

それから数分後

 

「…」←ボロボロの包帯まみれ

 

「////」←あんなところ見られて恥ずかしい

 

「…ち」←超絶不機嫌

 

とりあえず、早くご飯たべてね?次進めないから、

 

数時間後

 

「父上!行ってきます!」

 

「おぉ、気を付けて行ってこいよ、それといくら光の国代表とはいえお前はまだ子供なんだ分からんことがあったらガイか陸に聞くんだぞ?良いな?」

 

「もう、父上ってば心配しすぎだよ、それでは行ってきます!」

 

そう言って一誠は学園に向かった。それを見えなくなるまで見送ったあとベリアルは家に入りザギと話を始めた。

 

「ザギ、最近の奴等の動きはどうなんだ?」

 

「すまん、中々に尻尾を掴ませない奴等でな俺の傀儡を使ってもまだそこまでの情報は手に入っていないんだ」

 

「ち、そうか、だが、奴等ここ最近偉い静かだな」

 

「あぁ、だが考えられるのは何かを画策していることは確かだろう」

 

「あぁ、俺のほうもスライ達の息子共に調べさせているところだ」

 

「ほう、あいつらか確かにあいつらなら心配いらんな」

 

「あぁ、おまけにルギエルの奴も張り切ってやがったしな」

 

そうして二人の話は続いていった。

 

駒王学園会議室

 

「それではこれより三大勢力和平会談を始めます。司会は私星人代表ダークネス・ファイブ筆頭の魔導のスライが勤めさせていただきます」

 

何故かスライが司会を勤めながら会談は始まった。

 

「まず初めに此処に居る者達は全員神の不在を認知しているものとする」

 

「誰か異論はあるか?」

 

サーゼクスとアザゼルの確認に全員が黙っていた。

 

「よろしいようですね?」

 

「あぁ、うっし!んじゃ始めようぜ?平和への架け橋となる会談を」

 

アザゼルがそう言いミカエルとサーゼクス、セラフォルーが頷く、

 

「まず我ら悪魔としては…」

 

「そうですね。確かにそうした方が…」

 

「ま、俺たち堕天使は特に気にしないがな!…」

 

といった具合に会談はアザゼルがたまにジョークを挟みながらも恙無く進んでいった。

 

「さて、最後に少々確認したいことがある。アザゼル」

 

「ん?なんだゼクス?」

 

「あぁ、君は今神器(セイクリッド・ギア)保持者(ホルダー)を保護していると聞いているがそれは何故だい?」  

 

「あぁ、その事も今回の会談で話すつもりだったんだ、まず初めに俺が何故だ神器保持者を保護しているかってのは」

 

アザゼルがそう言いかけた瞬間!

 

-ギガアアアアアアアアン!-

 

「?!この気配!?」

 

「な、何!今の雄叫びは!?」

 

「朱乃さん!あの声って!?」  

 

「えぇ、間違いありませんわ、でもあの怪獣は一誠君に倒されたはずですわ!?」

 

「…再生された?」

 

「「「「?!」」」」

 

「あぁ、小猫ちゃんのいう通りだ奴の気配を感じる。ち、また奴と殺り合うのか」

 

『相棒、今の相棒なら負けるはずがないやれるさ!』

 

《あぁ、あの頃よりも一誠は成長している。大丈夫だ》

 

【主よ、この鳴き声の主中々に強力な力の持ち主のようだな】

 

「あぁ、一度はやられた相手だからなでも今度は負けねえ!」 

 

「坊っちゃん!どうやらそれだけではなさそうですよ?」

 

-ギィガアアアアアア!-

 

-ケハハハハヒハヒヒ、くけけけけけけ!-

 

「おいおい、あいつらまで復活してるのかよ!」

 

そうそこに現れたのはかつて一誠を苦しめた怪獣!

 

【合成大魔獣 ディザスト・オーガ】

 

【闇の大魔王神獣 オーブディザスター・アトロシアス】

 

【虚構暴欲怪獣 ヴォルガ・ギガノス】

 

その三体がこの世界に復活したのだ!

 

「なにが来ようと、俺は負けねえ!」

 

You Go (融合)!」-ヴェア!-

 

「I Go! 」-ウオオオオオ!-

 

「here we GO !」

 

「吠えるぜ!魂!はぁ!」

 

[フュージョンライズ!]

 

「WEED!」

 

[ウルトラマンベリアル!ドラグーンカプセル!01!ドライグ!]

 

[ウルトラマンウィード!ドラグニオン!]

 

「シュウオア!」

 

今此処に因縁のバトルが再開されたぁ!果たして勝つのはウィードか!?はたまた怪獣たちなのか!それは…、待て!次回!

 

次回!!幻想に舞い降りし光闇の朱き龍帝!!

 

禍の団(カオス・ブリゲート)により甦った三体の怪獣!

それに果敢に立ち向かうウィード!しかし、やはり数の前に苦戦を強いられる!その時!地球の守護神がその姿を現す!

 

次回!幻想に舞い降りし光闇の朱き龍帝!!

 

「大・復・活!!最強の守護神!」

 

強いぜ!

 

 

 

 

 




はい!というわけで、次回登場するあるこの子ことをちょっとだけ次回予告にいれておきました。でも分かる人にはすぐに分かると思います。

「しかし、良いのか?あれは終盤で出すと言ってなかったか?」

う~ん、そうしたかったのだけど、最終章の時には一誠がもはやチートを通り越した存在になる予定だから彼等を出すなら今のうちのがいいと思ってちょっち予定を変更したのだよ

「なるほど、ん?まて!?一誠のやつこれ以上チート化するのか?!」

では!皆さん!次回までgood-bye!

「おいこら!人の質問に答えろ作…」


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第二十九話:「大・復・活!!最強の守護神!!」

はい!どうも!ギガスです!

「どうも『魔法に出会うは破壊と再生の大空』の主人公綱吉の相棒となるリインフォース・アインスだ」

はい、今回のゲストは綱吉のデバイスのリインフォースです!

「しかし、まさか私が彼のデバイスとはな」

実はかなり前から案は練っていたんだよね。それでだね

というわけで、本編スタート!



三大怪獣が甦った中、ウィードとなり立ち向かう一誠!

 

「ショウオア!」

 

-ギィガアアアアアア!-

 

-ギガアアアアアアアアン!-

 

-ケハハハハヒハヒヒ、くけけけけけけ!-

 

「お前らには一度は苦渋を舐めさせられたからなその借りを返させてもらうぜ!」

 

-ギガアアアアアアアアン!-

 

ディザスト・オーガの豪腕をかわしそのままオーガの延髄に飛び蹴りを叩き込む。

 

「シュア!」  

 

-ギィガアアアアアア!-

 

しかし、その隙を突きディザスター・アトロシアスが攻撃してきた。

 

「?!フア!」

 

攻撃を受けて地面に落とされる。そこにヴォルガ・ギガノスの攻撃が放たれる。

 

-ケハハハハヒハヒヒ、グガアアアアア!-

 

「ジュ?!シュア!」

 

しかし、そんな攻撃をうけるウィードではない、ギガノスの攻撃を避けそのまま拳にエネルギー溜めて放つ打撃『ドラグネイトボルト』をギガノスの腹部に放つ!

 

「シュ!はぁぁ…ジュ!ドラグネイトボルト!」

 

その一撃は的確にギガノスの腹部を撃ち抜いた! 

 

しかし、

 

-ケハヒ?、くけけけけけけ!-

 

「ジュ?!」

 

なんとウィードの攻撃はギガノスに効いていなかったのだ!

 

「そんな!?一誠君の攻撃が一切効いてないなんて!」

 

「それほどまでに強化されているのでしょうか?」

 

「いや、違うあれは恐らく特殊な結界のようなものをこの場に展開しているんだ、それにより光の戦士である一誠君は力を半減されているんだ!」

 

サーゼクスの言葉に全員が驚いた。その時!

 

「くくく、流石はサーゼクスだ、よく気がついたな?」

 

「…そうか、確かにお前達なら光の戦士の力を押さえる結界などすぐに作れるな、クルゼレイ、シャルバ!」

 

「ふふふ、流石はサーゼクスだねぇ?でもでも僕達を見つけただけでは意味がないよ?」

 

「ち、まさか悪魔の方の身内からも禍の団(カオス・ブリゲート)に居るとはなそれも全員が旧魔王の血族か!」

 

「ふん、カテレアだけは参加しなかったがな」

 

「全く、同じ真なる魔王の血族として恥ずかしいよ、力を貸さずに引きこもるなんて」

 

「カテレアちゃんを貴方達と一緒にしないで!」

 

「ん?セラフォルーか、そうだなまずは貴様から消してやるか、何時も何時も我らの邪魔をしてくれたからな!」

 

シャルバがセラフォルーに手をかざした瞬間!

 

「ドラグネイトボルト!」

 

「?!く!」

 

「あ、八雲、一誠君?」

 

「大丈夫ですか?」

 

「う、うん、大丈夫」

 

「そうですか、よかった。お前達があいつらを復活させた張本人か?」

 

「ほぉ、流石はウルトラマンベリアルの息子だ、頭の回転が他の者とは違うな?」

 

「父上を知っているってことは、…そうか思い出した前に父上が話していたな三大勢力の争いのときに自分に喧嘩を売ってきたアスモデウスとベルゼブブとかいう悪魔達をぼこぼこにしたと言ってたな」

 

「!それは我らの父達だ!」

 

「なるほど、つまり貴様らはサーゼクスさん達に実力で敗れた負け犬か、そのカテレアという女性以外は」

 

「!!貴様ぁ!我等を愚弄するかぁ!」

 

一誠の言葉に激昂したシャルバはそのまま飛び上がると懐からあるものを取り出す。

 

「な!それは!?」

 

「ふん、怪獣を操るのが貴様だけと思うなよ?出よ!我が怪獣達!」

 

-バトルナイザー、モンスロード-

 

-キュイイイイイイン!-

 

-ゴガアアアアアアン!-

 

-ゲガガガガガガガガ!-

 

「く、ゲスラにパンドン、ゴルザか」

 

「ふふふ、さぁどうする?この数相手では貴様でも辛かろう?」

 

「舐めるな!ウルトラマンである俺がこの程度で諦めたりするか!」

 

「ふん!ならば消え去るがいい!殺れ!」

 

シャルバの号令と共に怪獣達がウィードに向かって行こうとした瞬間!

 

-キュアアアアアアアアアアアン!-

 

「?!なんだ!?」

 

シャルバが驚きの声を発する。

 

「なんだ、この雄叫びなんだか心が高鳴る。それに何よりとても暖かい…そうか君の名は!」

 

「ガメラァァァァ!」

 

-キュアアアアアアアアアアアン!-

 

一誠の声に答えるようにその姿を現せたのは、地球をウルトラマン達とは違う形であるが護り続けた最強の守護神!

 

その名を!『ガメラ』!

 

 

 

次回!!幻想に舞い降りし光闇の朱き龍帝!!

 

ウィードの魂の雄叫びに答えこの世に甦ったガメラァァ!遂に一誠の反撃の開始だぁ!行け!ウィード!行けガメラァァ!

 

次回!!

 

「灯されし悠久の魂!」

 

灯せ!耀き!

 




はい!というわけで皆さん!お待たせしました!遂に!登場!最強の守護神『ガメラ』です!

「これがガメラかとても強く優しい魔力を感じるな」

まぁ、ガメラは地球を護る守護神だからね?彼が闇に染まるとすればよほどのことだよ。

さて、では!皆さん!次回までgood-bye!


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第三十話:「灯されし悠久の魂!」

はい!どうも!ギガスです!今回はゲストは無しで前回登場したガメラのスペックを少々書いておきますので良かったら見ていってください♪

『ガメラ』

概要:能力等はガメラ3の頃と同じでただ一つ違うとすれば一誠の想いに答えて姿を現すなど浅黄や透と重ね合わせているなど、かつて共に戦った者達との思い出も持っている。

性格:性格は物静で寡黙ながら護るべき対象には愛情の籠った態度で接する等かつて自身を育ててくれた透やイシマル、克也達から教えられた優しさを併せ持ち尚且つ、人類を脅かす巨悪には敢然と立ち向かうなど使命でなく己の意思で戦うなど平成三部作と小さな勇者ガメラを掛け合わせた性格になっている。

技:爆熱の崩拳『バニシング・フィスト』
己が拳に自身のもつ熱(以外のエネルギーでも可能)エネルギーを籠めて放つガメラの技の一つただし、これを行うと数時間の間使用した拳は使えなくなる。

『ウルティメイト・プラズマ』
地球に存在する未知のエネルギー『マナ』を己の体内に蓄積し臨界点にまで圧縮したエネルギーを腹部の発射口から解き放つガメラ最大にして最期の奥の手であり、禁じ手である。これを使用した後地球に存在するマナはほぼ枯渇状態になるため地球の生態系を崩すことになるためガメラも使うことを躊躇うほどである。

『プラズマ火球』
口内に溜めたプラズマエネルギーを火球に変えて放つ技、ガメラの主要技であるためか、専らこれが使われることが多い、


はい、こちらが家で登場するガメラの設定になります。まぁ、色々と突っ込みたい方もいると思いますがどうかその辺はご容赦ください、では!本編スタート!


駒王学園

 

此処に今、最強の守護神が復活した!

 

「ガメラ…」

 

「な、なんだ!?あの亀の怪獣は!?」

 

『…れを』

 

「え?」

 

シャルバが何かを言っているが一誠はそれどころではなかった。自分にだけ聞こえる声を聞き辺りを見渡す。しかし、その声の主らしき者は見当たらない、

 

「(気のせいか?)」

 

『我を呼んだのは主か?』

 

「また!?何処に居るんだ!」

 

『主の目の前にいる』

 

「え!まさか、ガメラなのか?」 

 

『そうだ、我がそなたの心に話しておる』 

 

「ガメラ…、最強の守護神」

 

一誠がガメラと会話をしているときサーゼクス達はただ、ガメラの存在感に圧倒されていた。

 

「あの怪獣はいったいなんだ?一誠の使役する怪獣なのか?」

 

「…ガメラ」

 

「朱乃?」  

 

「あの怪獣の名はガメラですわ」

 

「ガメラ?なんなんだそれは」

 

「はい、かつて大昔の人類がある生物を誕生させました。一匹で何匹にも増殖できる悪魔『ギャオス』をしかし、ギャオスは人類の手にあまる存在だったらしいですわ」

 

「それでそのギャオスとあのガメラがなんの関係があるんだ?」

 

「そこからは僕が話してあげるよ♪堕天使提督さん♪」

 

「!?クルゼレイ!」

 

「うふふふ、そうだなぁまずはその後について話さなきゃね?人類はギャオスを産み出したまでは良かったんだ、でもさっきそこのハーフの子が言ったようにギャオスはその時の人類には過ぎた存在だった」

 

クルゼレイがそれを静かに語り始めた。しかし、そこでサーゼクスがクルゼレイの雰囲気が違うことに気付く、

 

「クルゼレイ、まさか!?君は!」

 

サーゼクスが何かを言おうとしたとき、いつの間にかサーゼクスの目の前に現れサーゼクスの口に手をあて二の句を告げないようにしぃ~のポーズを取り、また離れる。

 

 

「そしてギャオスは自分を産み出した人類に牙を向けたんだ、流石の人類も自分が産み出した者に噛みつかれるなんて思わなかったらしいね?そのまま一気攻められて滅亡寸前になったんだよ。でもそんなときに人類は最期の希望を産み出した」

 

「まさか!?それが」

 

「そう、それがガメラさ、しかし、それでもギャオスは一匹残っていれば何時でも数を増やせることがわかり人類は絶望したのだろうね?でもガメラを産み出した科学者はガメラの力を信じていたんだろうね?でも最終的には旧人類はほぼ全滅、それによりガメラは自身に残された最期の力を使ってギャオスを自らと共に封印した」

 

「な、じゃあ!いまガメラが目覚めたってことは!?」

 

「う~ん、それはないよ?ギャオスが目覚めたのならガメラは此処に来ないからね?」

 

「何故そう言いきれるクルゼレイ、君は何かを知っているのか?」

 

「う~ん、言っても良いけどでもなぁ、サーゼクスではなくあの赤龍帝になら教えてもいいよ♪彼なんだか気になるし♪」

 

「クルゼレイ!」

 

「もう、そんなに怒ってると奥さんに逃げられるよ?サーゼクス?」

 

「やはり、君は!?」

 

「ふふふ、まぁそれは置いておいて僕もそろそろ動かないと怪しまれるからね?ちょっと殺り合おうか?サーゼクス、アザゼル?」

 

「ち、やるしかねぇか!」

 

「クルゼレイ、勝ったら大人しくしてもらうぞ!」

 

「オッケー、僕に勝てたら言うこと聞いてあげる。ただし僕が勝ったら…」

 

「君が勝ったら?」

 

「う~ん、(ピコン!)そうだなぁ、彼を僕に頂戴♪」

 

クルゼレイはその美少年のような容姿で一誠を指差した。

 

「?何故一誠を?」

 

「う~ん、何て言うのかなぁ?一目惚れ?」

 

「は?」

 

「むぅ、僕だって乙女だよ?人を好きになることもあるよ!」

 

なんと!?クルゼレイは女性だったのだ!(それもかなりの美少女)

 

「それは、彼の意思を聞かないと分からないぞ?」

 

「うふふふ、そんなこと心配要らないよ?だって僕彼の婚約者だから♪」

 

「は?」

 

「へ?」

 

「すまん、クルゼレイもう一回言ってくれ俺の耳が可笑しくなったのかお前いまあいつの婚約者って言ったか?」

 

「うん、彼の義父様から許しを貰ってるしね♪」

 

「ベリアルから?!」

 

「うん、あっそうだいつまでもこの姿だと彼に分からないからもとに戻るね?」

 

クルゼレイはそう言うと懐から小刀のような物を取り出した。

 

「!?それは!」 

 

「あ、アザゼルは知ってるよね?これ」

 

「な、なんでお前がダークスパークを持っているんだ!」 

「ふふふ、それは僕が(私ガ)これの持ち主だからさ♪」

 

【ダークライブ…、ダークルギエル!】

 

クルゼレイは懐からソフビ人形のような物を取りだし小刀【ダークスパーク】の先端に触れるとくぐもった音声と共にクルゼレイを闇が包みそれが晴れるとそこにいたのは、闇の盟主にして銀河の覇者であるウルトラマンギンガの対となる闇の巨人、

 

「【ダークルギエル】!?」

 

「フフフ、サテト始メヨウカ?サーゼクス、アザゼル?」

 

 

遂に姿を見せたルギエル!しかし、彼女の目的とは一体?

 

次~回!!

 

なんと!?クルゼレイの正体は闇の盟主にして一誠の婚約者ルギエルだったぁ!果たして彼女の目的とは一体?なんなのか!?そして遂に始まる一誠とガメラの猛攻!叩け!ガメラ!討て!ウィード! 

 

次回!!「闇を砕け!ウィード&ガメラ!合体攻撃!」

 

次回もお楽しみに!

 

 

 




はい、というわけで今回はやっとのことルギさんの登場です。いやぁ、なんとか出せました。本当は原作世界の時に出す予定だったのですが、そうするとあれがダメだ!これがダメだ!になってしまい結局出せず仕舞いでしたので、
では!皆さん!次回までgood-bye!


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第三十一話:「闇を砕け!ウィード&ガメラ!合体攻撃!」

はい!どうも!ギガスです!

…今回もゲストはなしですと言うか当分ゲストは無しになりそうです。申し訳ありません。

なもんで、今回の前書きはウィードの新しい姿、『カイザー・ストライカー』について説明させていただきます。

『ウルトラマンウィード カイザー・ストライカー』

ウィードライザーにウルトラマンネオスと帝征龍グアンゾルムのカプセルをリードすることにより、フュージョンライズすることが出来るウィードの蒼の姿、カイザーの名の通り全ての能力のポテンシャルがドラグニオンを上回るスペックを持っている。

技:『カイザーオーバーレイド』
カイザーストライカーの必殺光線両手に蒼と黒のエネルギーをスパークさせて腕をL字に組合せ敵を一撃の元に消滅させる。

『カイザーインパクトクラッシュ』
拳を握り混みながら籠められたエネルギーを一気に解放し相手に正拳突きの要領で拳を叩き込む打撃技、

『ストライカーインパルス』
能力としてはネクサスのマッハムーブと同じであるため省略いたします。

はい、一応これがカイザーストライカーの設定となっております。

では!本編スタート!




駒王学園

 

「行くぜ!ガメラ!」

 

『応!』  

 

遂にガメラとウィードのタッグによる反撃が始まった!

 

「シュア!フ!」

 

-キュアアアアアアン!-

 

ガメラとウィードの猛攻により怪獣達は次第に疲れを見せ始めた。

 

-ギュギガ…-

 

-ゲバババハ…-

 

-ギィガガ…-

 

-ケヒハハ-

 

「さぁ!これで決まりだ!フン!」

 

ウィードはそう言うと両手を広げ中背になるとエネルギーを溜め始めた。それを見てガメラもまた口内にプラズマエネルギーを溜め始める。

 

「ハァァァァ…、ふぅぅぅぅ、…ジュ!ドラグネイトバスター!」

 

-キュアアアアアアン!-

 

ウィードとガメラの攻撃はお互いに作用しあいながら結合し一つの火球となり四体の怪獣を一瞬で消滅させた!

 

「よし!これで後は!」

 

ウィードがそう言うと背後にはディザスト・オーガとディザスター・アトロシアスが居た。

 

-グガァ-

 

-ギグガグ-

 

先程の四体とは違い二体はウィードとガメラの様子を観察しているように見えた。

 

「あの二体、もしかして自分の意思があるんじゃ?」

 

『小僧、奴らどうやら何かするつもりのようだぞ?』

 

「何?…今は様子を見るしかないか」

 

ウィードとガメラが様子見に徹する構えに入った時、サーゼクス達は…

 

「グァ!」

 

「ガハッ、くっそ、なんっつう強さだよ、流石は闇の盟主なだけあるかっ」

 

【フフフ、中々ニ楽シメタカナ?アリガトウ♪サーゼクス、アザゼル♪】

 

「ぐ、我々の負けか…」

 

【うん、そうだね♪僕の勝ちだね♪】

 

ルギエルがそう言うと変身を解き元のクルゼレイに戻った。

 

「それじゃあ、彼の手伝いに行ってくるね♪」

 

「「?は!?」」

 

「だ・か・ら!一誠を手伝ってくるって行ってるの!」

 

「は!?いやいや!お前!え!?」

 

「……」

 

アザゼルはクルゼレイの言葉に混乱しサーゼクスは言葉を無くして魂が抜け出ている状態だった。

 

「俺達「僕達」の頑張りってなんだったんだぁ!」

 

虚しく響く二人の青年と万年独身総督の叫び、

 

「だから!誰が万年独身総督だぁ!」

 

一方その頃ウィード達はというと、

 

「糞!なにもしてこねぇ」

 

『ふむ、……!?気を付けろ小僧!なにか来るぞ!』

 

「!?」

 

ガメラが何かを感じとりウィードを突き飛ばす。

 

-キュアアアア!-

 

「ぐっ!?ガメラ!」

 

『ぬぅ、油断したか』 

 

なんと!?ガメラが吹き飛ばされていたのだそして一誠はガメラを吹き飛ばした者の正体をすぐに見つけた。

 

「な、なんだあれは!?」 

 

一誠の視線の先に居たのは、

 

-ケヒハギグガグゲバババハギュギガ-

 

なんと!?先程倒した筈の怪獣達の一部が結合しあい一体の怪獣になっていたのだ!

 

「なんだ、あれは」

 

【相棒!気を付けろ!奴からあの偽物と同じ力を感じる!】

 

「何!?」

 

《それだけじゃない!》 

 

「ガイさん!」

 

《あの怪獣、間違いない何て奴を産み出そうとしているんだ!あの男!》

 

「何なんですか!あれは!」

 

《いいか一誠!よく聞け!あの怪獣はかつてウルトラマンさん達ウルトラ6兄弟とメビウスさんによって倒された怪獣、その名を》

 

-グガオオオオオオオオオ!-

 

《『Uキラーザウルス』!》

 

「Uキラーザウルス!?そんな確かそいつってウルトラマンさん達に粉々にされたんじゃあ!?」

 

《あぁ、だが恐らくあの男の持っているバトルナイザーに入れられていた怪獣達の遺伝子の中に潜伏させていたんだ!》

 

「くっ、かなりヤバイぜこいつは」

 

 

なんと!?結合しあっていた怪獣達により生まれようとして居たのはかつてウルトラマン達に倒されたUキラーザウルスだった!どうする!ウィード!どうする!ガメラ!

 

次~回!!

 

糞!まさかUキラーザウルスだったなんて!うわぁぁぁぁ!

 

絶望に倒れようとしたその時!俺とガメラの前に現れた伝説の巨人!貴方!?

 

次回!!幻想に舞い降りし光闇の朱き龍帝!!

 

「超闘士!」

 

目覚めろ!スーパーファイター!

 




はい!というわけで今回はガメラとウィードの連携技により四体の怪獣を倒しましたがまさかのUキラーザウルス復活!という流れに致しました!さて♪次回は遂にあの人が帰ってきます!勿論!それだけではございません!

皆さん待っていた方が居られたから分かりませんが遂に!防衛隊出させていただきます!というのもそろそろ出さないとウルトラマンではないなぁ自分が思ったためです。
と言っても出るのは多分最初の方から読んでいただいている読者の方にはすぐに分かる人が来ます。

では!長々と駄弁るのはこの辺にして皆さん!次回までgood-bye!


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第三十二話:「超闘士!!」

はい、どうもギガスです。

今回もゲストは無しに為ります。しかし!今回はあのバカ神をラストの方で潰すことになっておりますのでお楽しみに♪

では!本編スタート!


駒王にある防衛隊『NOA (ノア)』基地

 

ここに現在一人の人物が来ていた。

 

「おい!何時になったら入れるんだ!」

 

「も、もう少しお待ちください!今現在GUYSのライセンスシステムにアクセスしておりますので!」

 

「たく!少しは整理くらいしとけよ!」

 

「も、申し訳ありません!相原龍元司令!」

 

そう!基地に来ていたのは元crewGUYS の隊長であり、ギャラクシアンウォーズの際は前線部隊の司令として戦い抜いた男!『相原龍』であった!

 

「早くしろよ!あいつらもあと少しで来るぞ!」

 

「は、ハイィィィィ!」

 

「……待ってろよ、ウルトラマン今行くからな」

 

龍はウィード達が戦っている駒王学園の方を睨み付けて、GUYSのシンボルとメビウスとの友情の証であるファイアーシンボルの入ったデバイスを握り締めた。

 

一方その頃駒王町の辺境に位置するハヤタの邸宅では

 

「なんだ、この胸騒ぎは、!?まさか!一誠君達に何かあったのでは!」

 

ハヤタはそう言うと邸宅の地下に行きかつて自分が科学特捜隊に居た頃から使っていたウルトラガンを取り出した。

 

「これで何処までやれるかは分からないが何もしないよりはましだ」

 

ハヤタは懐にウルトラガンと流星バッチを胸元に付けて自宅を飛び出した。

 

飛び出して数分後ハヤタは町の惨状を見て愕然としていた。

 

「なんて、ことだ」

 

建物は倒壊し、橋や電柱も崩れて壊れており、唯一残っているのは小さなポスト等の比較的に小さい物ばかりだった。

 

「早く学園に行かなくては!」

 

ハヤタがそう言い走り出そうとした時!

 

「キャアアア!」

 

「!?」

 

突然の悲鳴に足を止めたハヤタが見たなものは今にも倒壊した建物に潰されようとしている幼い少女の姿であった!

 

「!危ない!」

 

ハヤタは走った力の限り!

 

「く、(やはり老いているな!この距離がこんなにも長く感じるなんて!)」

 

なんとか間に合ったハヤタだったが建物は既に目と鼻の先に来ていた。

 

「?!糞!せめてこの子だけは!」

 

ハヤタは少女を庇うように抱き締めた。そして押し潰されようとしたその瞬間!

 

「っ、?僕達は死んだのか?」

 

【…タ】

 

「?誰だ?何処に居るんだ!」

 

【…ヤタ】

 

「ん?いやまて、僕はこの声を知っている!」

 

ハヤタが確信を持ち上を見上げるとそこには!

 

《ウルトラマンの歌》

 

【ハヤタ、やはり君は変わっていないな】

 

「そう言う君も変わってないじゃないか、…ウルトラマン!」

 

そう!彼が帰ってきたのだ!伝説の始まりにして、地球に最初に現れた伝説の巨人!その名を!

 

《ウルトラマン》!

 

《ハヤタ、話している暇が無いのは君も分かると思う、だから単刀直入言うよ、もう一度私と一体となり悪を討つために力を貸して欲しい!》

 

「…ウルトラマン、僕はね君にまた会えただけで嬉しかったんだ、でも君がまだ戦い続けているのなら、僕も共に戦おう!」

 

《…ありがとうハヤタ、さぁこれを!》

 

ウルトラマンはそう言うとハヤタにあるものを渡した。

 

「またこれを握れるなんて思わなかったよ、久しぶりだねβカプセル」

 

そう、ウルトラマンがハヤタに渡したものそれは彼がウルトラマンと一体となるためのアイテム《βカプセル》である!

 

《行こうハヤタ、若き戦士を救うために!》

 

「…あぁ!」

 

ハヤタはそう言うとβカプセルを天に掲げる。そして親指でβカプセルのスイッチを押した!

 

-ピカーン!-

 

ハヤタを一万ワットの輝きが包み、その光の中から彼が復活する!

 

《シュワッチ!》

 

「待っていてくれ!一誠君!」 

 

今ここに最強の超闘士にして怪獣退治の専門家の帰還である!

 

駒王学園

 

「ぐぁ!」 

 

-キュガァ!-

 

まだ不完全ながらも復活をしたUキラーザウルスにウィードとガメラは苦戦を強いられていた。

 

「く、まだ完全じゃないのにこの強さかよ!」

 

『ぐぅ、なんという奴よ、我をここまで追い込むとは、イリス以来の敵か』

 

ウィードとガメラがUキラーザウルスの強さに舌を巻いていると、Uキラーザウルスの頭部が輝きそこから破壊光線が飛び交ってきた!

 

「!ダメだ!避けたら学園に当たる!」

 

『ぬぅ、これでは手が出せんぞ!』

 

「ふふふふふ、ははははははは!どうだ!これが私の力だ!この怪獣さえいれば貴様等など造作もないのだ!くくくくくく、あはははははは!」

 

シャルバの高笑いが学園中に響く、

 

「クッソォォ!」

 

-グガオオオオオオオオオ!-

 

「?!グアアア!」

 

『!?小僧!』

 

「あぐ、 ぐはっ、ぐ」

 

-ウルトラマン!ウルトラマンハケスゥ!ケシテヤルゥ!-

 

Uキラーザウルスの声が辺りに木霊する。

 

「く、なんつう怨念だよ!」  

 

【相棒!ここはドラグネイトでは無理だ!カイザーを使え!】

 

「く、無理だドライグ、さっきの一撃で体が動かねぇ」

 

【何!?しっかりしろ相棒!】

 

「くそ、今度こそマジでヤバイかもな」

 

一誠の言葉と共に怪獣達が攻撃を開始しようとした瞬間!

 

「ヴァリアブルパルサー!!」

 

「ブリンガーファン!」

 

「スペシウム弾頭弾!ファイア!」

 

その声と共に三機の戦闘機がウィードと怪獣達の間を飛びながら怪獣達を攻撃した。

 

-グガオオ!-

 

-ギグ!-

 

-ギャグガ!-

 

「へっ、腕は落ちてないようだな?斑鳩先生よ!」

 

「その名で呼ぶな!って言うか今は風間だ!」

 

「そうよ龍!」

 

「まぁまぁ、みんな落ち着いて!とにかく今はあの怪獣達を何とかしないと!」

 

「そうですよ!それにウルトラマンも居るんだから!」

 

「っとそうだったな!さてと行きますか!GUYS !sally go!」

 

「「「G.I.G!」」」

 

龍の言葉と共に三機のGUYSマシンが空を駆ける!

 

「!相原さん!」

 

『あれは、確かGUYS という人間の防衛組織の空飛ぶ船か?』

 

二人がそれを見つめていると、

 

「おらぁ!お前らも見てないで戦え!」

 

「あ!そうだった!行くぜ!ガメラ!」

 

-キュアアアアアン!-

 

龍の言葉にウィードとガメラも戦闘を再開した。

 

一方その頃、次元の裂け目の亜空間では…、

 

「がぁ!なぜだ!なぜ私の力が通用しない!」

 

「ああ?んなもん決まってんだろうがてめえの力を無力化するアイテムをあいつから貰ってるからだよ!オラァ!」

 

かつて偽物に力を与えた愚かな神に対しての処刑が行われていた。

 

「ぐ、このような所で死ぬわけには!」  

 

「無理無理、お前さんのことはあいつ完全に見放したからね♪というわけで、とっととくたばりなぁ!」

 

「がぁ、あぐ、っぐ」

 

「ふぅ、全く余計な真似をしなければこんな目に遭わずに済んだろうに、頭が痛ぇぜ」

 

「がぐ、貴様らぁ、私にこのようなことをして只で済むと思うなよぉ!」

 

「あ?てめえになにしようが俺等は問題ないんだよ!喧嘩上等!」

 

「トホホーク!」

 

「怨懺剣!」

 

「怒!」「哀!」「怨!」

 

「「「デーボスフィニッシュ!」」」

 

「がぁぁ!」

 

三人の合体技により神は肉体の半分を失ったがまだ生きていた。

 

「あ?まだ生きてやがるか、しぶといやつだぜ!腹立たしい!」

 

「あちゃあ、最後の一発避けられたかぁ、染みるわぁ~」

 

「ちっ、避けてなかったら楽に逝けたものを、頭が痛ぇぜ」

 

「はぐっ、ぐ、まだっだワダジバごんなどごろでジヌゾンザイデバナイ!」

 

「…はぁ、もう面倒だ、こいつに任せるとするか、来い!デーボライガー!」

 

-グガアアアアアアン!-

 

「な、なんだ!?」

 

獣の雄叫びと共に現れたのは黒い外骨格に身を包み、真紅の翼を持つ獅子と虎の混合種、ライガーの姿をした怪人だった!

 

「ひぃ、た、助けてくれ!礼なら何でもする!そうだ!最高神に頼んで君達を神にしてやる!だから!」

 

「ふぁ、ドゴルドの旦那、とっとと終わらそうぜ?俺はもう飽きたしなぁ」

 

「ドゴちゃん、俺もこれから新しい鉱脈を見付けたから採掘しに行く約束をザイホーンしてるかさ、早めにやっちゃおよ?」

 

「あぁ、俺としてもとっとと帰ってギガスと一試合したいしな、殺れ」

 

-グガアアアアアアン-

 

「ひぃ、来るなぁ!来るなぁぁぁぁぁぁぁぁ!」

 

-グチャ!ブチっ!バキッ!-

 

-ゴクンっ!グルルルル-

 

「お粗末様、さてと帰るぞ~、?あれは…!?おいおいあの糞神また厄介なことをしてくれやがったな!今すぐにギガスに連絡だ!」

 

果たしてドゴルド達が見たものとは!?

 

時は戻り現世

 

龍達GUYSのメンバー達の参戦により形勢が傾きつつあった!

 

「はぁ!シュ!ティア!」

 

-キュアアアアアン!-

 

「おっし!もう一発行くぞ!カナタ!」

 

「はい!隊長!」

 

「よぉーし!なら次はあれだ!」

 

「ふふ、そうねあれで決めちゃいましょう?」

 

「そうですね。行きましょう!」

 

「はい!」

 

「ドッキングフォーメーション!ガンフェニックス!」

 

【ドッキングシークエンス!フォーメーションガンフェニックス!】

 

「ガンフェニックス!バーナーオン!」

 

遂に復活を果たした。防衛隊!そのメンバーとはなんと!!GUYS のメンバーだった!さぁ遂に始まるウィード達による反撃!果たして!どちらが勝つのかぁ!

 

次回!!

遂に始まる!大反撃!しかし!Uキラーザウルスはディザスターとディザストの二体を吸収し新たなる姿に進化したぁ!どうする!?ウィード!?どうする!?ガメラ!

果たしてウルトラマンは間に合うのかぁ! 

 

次回!!幻想に舞い降りし光闇の朱き龍帝!!

 

「絶望進化!UキラーザウルスΩ!」

 

ヤバイぜ!




はい、というわけでこれであのバカ神は絶版です♪

次回はUキラーザウルスの新しい進化をお送りするので、お楽しみにお待ちください♪

では!皆さんgood-bye!


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第三十三話:「絶望進化!UキラーザウルスΩ!!」

はい!どうもギガスです。え~と読者の方から前回何故にデーボス軍が出たのかについての言及を依頼されましたのであまり設定集を出すのは好ましくないので此方に記載させていただきます。

まず始めにデーボス軍についてですね。
 
・ドゴルド達デーボス軍は嘗ては原作と同じようにこの世界とは別の世界で暴れていたがデーボス自体がギガスにより倒されて行き場が無くなったときにギガスに拾われる。

その後はキョウリュウの面々とも親しい友人のような関係になり、今ではギガスの忠告を無視した転生神を抹殺する執行者としての立場にいる。

メンバーはドゴルドを筆頭にアイガロン、エンドルフ、キャンデリラ(家ののっさんの嫁さん)、ラッキューロ(家だとロリ少女オーフィスに並ぶレベル)、デーボモンスターズ、百面神官カオス、魔剣神官マッドトリン等デーボス軍の主力はほぼ全員いる。次いでに言うとマッドトリンはカオスを長兄、トリンを次兄と呼んでいる。   
 
デーボスは現在ギガスの持つゴッドマキシマムマイティXに封印されている。そのためある意味で本物の蝶絶破壊神と言っても過言ではない、

デーボス軍はこのくらいですね。

次にゴジラについてです。(ネタバレに成るかもなので読みたくない方は飛ばしてください) 

ゴジラ等のゴジラ怪獣はこの世界ではギャラクシアンウォーズの影響を受けずに地球の地底や海底、果ては宇宙で眠りについている状態である。

ゴジラはこの世界のある人物により地球のある場所に封印されて眠っている。

※今後出すかもしれないゴジラ怪獣

ラドン、モスラ、キングギドラ、キングシーサー、アンギラス、カイザーギドラ(X星人の操っていた物とは別物)等々です。     

ゴジラは↑くらいですね。次にガメラです。

ガメラは原作の3と小さな勇者の後になる設定であり、3のラストでギャオスの大軍を一人で潰したあと力を使い果たしてしまい体を卵の状態にまで戻さなければならない状態になり、その後その卵を透達に見つけられ大切に育てられ勇者のラストでジーダスとの戦いの後本来の姿に戻り透の元を去った後海底で新たなる脅威に備えて眠りについていた時に禍の団の暗躍やギャラクシアンウォーズの黒幕の気配、そして何よりも浅黄や透と同じように誰かを思いやる一誠の魂を感じて復活をした。

ガメラはこんな感じです。え~といきなりのゴジラやガメラ、デーボス軍の登場に驚いたと思われますが主にデーボスの面子は前回のようにバカ(転生神等)の抹殺、処刑が主に為りますのであまりにこの作品には登場させることは無いと思っていただければと思います。   

では、長々と駄弁るのはこの辺で本編スタート!


駒王学園

 

「ジュア!」

 

「カナタ!来い!」

 

「G.I.G!」

 

【ドッキングフォーメーション!GUYSガンフェニックス!】

 

龍達の乗るガンフェニックスにカナタの乗るガンブースターがドッキングすることにより、ガンフェニックスはGUYS ガンフェニックスストライカーに合体変形した!

 

「よっしゃあ!GUYS ガンフェニックス!バーナーオン!」

 

「G .I .G !パーミッションシフト!マニューバ!」

 

【パーミッションシフトオン!】

 

龍の声に答えるようにガンフェニックスストライカーから金色の光が溢れる。

 

「おらおら!行くぜ!」

 

「ふ、相変わらずだなアミーゴ、歳を考えろよ!」   

 

「無駄だよジョージ、こうなったら龍はとことん熱血モードになるから」

 

口では皮肉っているがマリナもジョージもまた共に戦えることに心から喜んでいた。

 

「三人とも!お喋りは禁物ですよ!技術の進歩でメテオールの制限が無くなったとはいえ、油断しないでください!」

 

「テッペイさんの言う通りですよ!皆さん」

 

「へへへ、悪い悪い!昔を思い出してはしゃぎすぎたぜ、カナタ!ウルトラマンの方はどうだ!」

 

「えぇ、なんとかガメラと協力して二体の怪獣を追い込んでます!」

 

カナタの言葉に耳を傾けていた龍はコックピットから下を見下ろした。

 

「ジュア!ディィア!」

 

-キュアアアアン!-

 

ウィードとガメラによりオーガとアトロシアスは追い込まれていた。

 

「ガメラ!これで決めよう!」

 

【ふ、承知した!】

 

「ふ!はぁぁぁ…、!ドラグネイト!バスター!」

 

-キュアアアアン!-

 

ウィードとガメラは一気に勝負を決めるためにお互いの必殺技をオーガとアトロシアスに叩き込んだ!

 

-ギュガ!?-

 

-ぎぃがあぁ!?-

 

そして二体は技の直撃を受け爆散する。

 

「よっしゃ!あとはUキラーザウルスだけだ!」 

 

「アミーゴ、アレで決めてやれ!」

 

「おう!喰らいやがれ!インビジブルフェニックス!」

 

-キュオオオオオン!-

 

龍の言葉と共に鳳凰のような鳴き声と共にUキラーザウルスに鳳凰の幻影が突き刺さる!

 

「よし!あれなら!ふ!はぁぁぁ…、ドラグネイトバスター!」

 

そこにウィードのドラグネイトバスターが加わり完全にUキラーを消滅させようとするが、そのとき!

 

-ヒュオ!-

 

「グアアアアア!」

 

何かの一撃がウィードを吹き飛ばす。

 

「なんだ!?」

 

「ウルトラマンが吹き飛ばされたぞ!?」

 

「…龍さん!上です!」

 

「なに?!」

 

テッペイの言葉に龍が上を見るとそこには黒い稲妻を鳴り響かせた漆黒の翼に同じく漆黒の鎧を身に纏った存在がその場にいた。

 

「ふん!シャルバめ折角Uキラーザウルスを与えてやったというのに、まぁいい…ふん!」

 

その者が手をUキラーと先程倒されたオーガとアトロシアスの残骸に向けると驚くべきことが起きた。

 

「ふ、これでいい」  

 

なんと!?Uキラーザウルスとディザスト・オーガ、ディザスター・アトロシアスの三体が怪獣カプセルに変わってしまったのだ!

 

「これで貴様らにエンドマークを押してやる!ヴェア!」

 

すると男は懐からなんと!ダークライザーを取り出したのだ!

 

「な!ダークライザー!?」

 

「ふ、シャルバよよくやってくれたぞ?お前はな?ふん!」

 

「ガハッ!」

 

バトルナイザーを使っていたシャルバがいきなり吐血して生き絶えたのだ、

 

「なに!?」

 

「くそ!奴め遂に来たか!」

 

「おい!クルゼレイ!どうなってるんだ!」 

 

「あいつはかつてウルトラマンエースにより倒された、いや、倒されたと見せ掛けて幾度も地球にその魔の手を伸ばした最悪の異次元人!」

 

「くくくくく、クハハハハハハ!」

 

「『異次元人 ヤプール』!」

 

『ふん!やっと出てこれた!これでこの地球は俺様たちのものだぁ!だあははははは!』

 

なんとぉ!シャルバ達の影で暗躍していたのはかつてウルトラマンエース達のウルトラ兄弟により幾度も打ち倒された筈の異次元人ヤプールだったのだ!

   

『ふふ、このダークライザーがあれば俺様は無敵だ!ブゥゥゥン!』

 

『ディザスト・オーガ!』-ギイガアアアアン!-

 

『ディザスター・アトロシアス!』-ギュルガアアアア!-

 

『Uキラーザウルス!』-グオガアアアアア!-

 

『さぁ!闇に沈めぇ!ブゥゥゥン!』

 

《デモニック・カオス・フュージョンライズ!》

 

《ディザスト・オーガ!ディザスター・アトロシアス!Uキラーザウルス!》

 

《ウルトラマンベリアル!UキラーザウルスΩ!》 

 

『ふははははははは!どうだ!これが俺様の作り上げたUキラーザウルスの最終進化系だ!』

 

先程よりもより禍々しく進化したUキラーザウルスの姿に一誠達は言葉を失っていた。

 

「っ、なんて存在感だ」

 

【ぬぅ、この威圧感イリスと同等か、それ以上だ】

 

「…、ふぅ、よし!おーい!ウルトラマン!」

 

「!?」

 

「聞こえてるなら手をあげてくれ!」   

 

一誠は龍の言葉に従い右手をあげる。

 

「よし!作戦を言うぜ!よく聞いてくれ!」

 

「…(コクり)」

 

一誠が頷くと龍は作戦の説明を始めた。

 

「まずは俺達が奴の注意を引くからその隙にどでかいのを奴の胸の部分に叩き込め!」

 

「!?」

 

一誠は龍の言葉に驚きを見せた。  

 

「ダメだ!危険すぎる!」

 

龍はそんな一誠の様子を見てすぐに何を考えているのかに気付きいい放つ

 

「心配するな!俺達は…、GUYSは絶対に負けねぇ!」

 

「!(そうだ、あの人たちはメビウスさんと、ミライさんとずっと一緒に戦ってきたんだ!それを俺が信じないでどうする!)」

 

一誠は龍に頷くことで了承の意を示す。

 

「おっしゃ!んじゃ始めるぞ!」

 

「「「「「G .I .G !」」」」」

 

遂に現れた禍の団を影で手引きした黒幕ヤプール!奴の目的とは?果たして一誠達は勝てるのか!そしてウルトラマンとハヤタは間に合うのかぁ!

 

次回

 

嘘だろう…ガンフェニックスの一撃と俺とガメラの攻撃を受けても平気なんて!うわあああ!

 

ぐ、もうダメなのか!

 

その時あの人が現れる!

 

「シュア!」

 

次回!!幻想に舞い降りし光闇の龍帝!!

 

「射て!スペシウム超光波!!」

 

次回もお楽しみに




はい、というわけで今回は前半は優勢だった一誠達が後半で苦戦し更にはヤプールの登場回でした。

次回は遂にあの人が参戦です!では!皆さん次回まで!

good-bye!


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外史:「光と闇の語り合い」

はい、どうもギガスです。

今回もゲスト無しでやっていきます。そして今回は彼のバトルシーンがありますので、見たいと思った方だけ見てください、

では、本編スタート


~闇の広がる亜空間~

 

此所では今激しい戦闘が繰り広げられていた。

 

【ジェア!】

 

【ぐっ、ズェア!】

 

片方は光の巨人【ウルトラマンギガス】

 

もう片方は闇に彩られた巨人【ウルトラダークキラー】かつてウルトラマンタロウやゼロにより倒された怪獣達の怨念が産み出した最強の闇の戦士の一人

 

【っち、相変わらずの強さだなギガス!】

 

【っ、貴様こそ昔と変わらぬようで安心したよ】

 

二人はまるで組み手でもしているかのような様子で戦っていた。そして二人は互いに技をぶつけ合う、

 

【ふ、はぁぁぁぁ、…!ライトニングギガスパーク!】

 

【ふん!はぁぁぁぁ、…!ダークキラーシュート!】

 

爆発と共に二人の姿が見えなくなる。数分後煙が晴れると二人は互いに握手をしていた。

 

【ふん、だがどうやらまだ本調子では無いようだな?】

 

【はっはっは、やはり分かるか?】

 

【ふん、当たり前だ、まぁ今の状態でもタロウやゼロ、ノアにも負けないだろうがな?】

 

【やはり、それぐらいになっていたか】

 

【まぁいい、それで?なぜ俺を訪ねてきたんだ?】

 

キラーの言葉にギガスは本題を切り出した。

 

【あぁ、君も気付いていると思うがなにやら良からぬ気配が強くなっているんだ】

 

【…あぁ、確かにな、しかし、それとお前が俺を訪ねてきたのになんの繋がりがある?】

 

【あぁ、実は君にある子のことを鍛えてほしいんだ】

 

【ん?鍛える?だれをだ?】

 

【君も知っている。べリアルの息子のウィードをだ】

 

【あぁ、あの男の息子か…面白そうだ良いぞ、のってやる】

 

【すまないな、本来君はここの守護をキングとノアに任されているのに】

 

【なぁに、気にするな俺がいなくてもこいつらがいるからな】

 

キラーの言葉と共に彼の後ろにある玉座からウルトラ5兄弟に瓜二つの戦士達が現れた。

 

【任せろキラー、お前の留守中は俺達がここを守護する】

 

【ふん、貴様が居なくても俺たちだけでこと足りるは!】

 

【ふふふ、兄さん達は相変わらず血気盛んですね?ねぇ?エース?】

 

【…キラーよ任せておけ】

 

【ふん、本当に可愛いげのない奴等だ】

 

口では皮肉り合っているがそこには確かな信頼が見えていた。その事を見ていたギガスは静かに微笑んだ。

 

【さてと、それならちゃっちゃと行かないとな?】

 

【いや、今行くのはかなり不味い】

 

【ん?なぜだギガス?】

 

【今彼らは強大な敵と戦っている。しかしそれは彼らで倒さねばならない者だ、だから今君が行って手を出してしまうのは良くない】 

 

【…なるほど了解したなら少し、ここでゆっくりしていけギガス】

 

【ふふふ、そうしたいがまだやらねばならないことがあってね?もうおいとまするよ】

 

【そうか、まぁいい、いつでも来い、貴様やタロウ、ゼロ達なら歓待しよう】

 

【ふふふ、ありがとうキラーでは私は行くとするよ】

 

【ジェア!】

 

ギガスはそう言うとキラー達のいる場所から飛び立っていった。

 

【さてと、時が来るまでまだ時間があるようだしアップでもしておくか】

 

【なら俺達が相手になろう】 

 

【ふ、ああ、かかってこい!】

 

 

ギガスとダークキラーによる対談これが後にどのようなことを巻き起こすのかそれはまだ分からない、

 

 

 

 




はい、ということで今回はCRパチンコウルトラマンタロウに登場したダークヒーローウルトラダークキラーに出てもらいました。

ただ、彼の登場はもう少し先になるかと思いますので、お楽しみにお待ちください。では皆さん次回の本編までgood-bye!


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第三十四話:「射て!スペシウム超光波!!」

はい、どうもギガスです。

…またもやゲスト無しでいきたいと思います。

前降りもなしです。


駒王学園

 

ヤプールが復活しUキラーザウルスがUキラーザウルスΩに進化し、窮地に立たされたNOAのcrewGUYSチームとウィード、ガメラ!しかし龍がある作戦を思い付くそれとはガンフェニックスでUキラーザウルスに突撃し途中で合体を解除し、隙を生ませてそこにウィードとガメラの最強の技を叩き込み倒すというものである。

 

「よし!行くぞ!お前ら!」

 

「「「「「G .I .G !」」」」」

 

「っ!シュ!」

 

【キュアアアン!】

 

『ふん!愚か者共が貴様らの考えなど予想が着くわ!』

 

[ギュガアアアアアアン!]

 

UキラーザウルスΩの雄叫びと共にキラーの胴体から触手が伸びてウィードを絡めとった。

 

「じゅ!?じゅあぁ?!」

 

『ふん!これで攻撃できまい?チームGUYS?』

 

「ウルトラマン!」

 

「糞!」

 

「どうしよう、これじゃあインビジブルフェニックスが使えない!?」

 

「…それならこれを使います!コノミさん!」

 

「うん!テッペイさん!任せてください!」

 

コノミのいる駒王デパート屋上

 

「…ミライくん、ミクラス、ウィンダム力を貸して!」

 

《リアライズ!》

 

《セヤ!》

 

《ウオオオン!》

 

《…キュピピ》

 

そこに現れたのはウルトラマンメビウスを模したマケットウルトラマンメビウスとマケット怪獣ミクラス、同じくマケット怪獣ウィンダムが居た。

 

「みんな!彼を助けて!」

 

マケット怪獣であるミクラス達は自我があるがメビウスには無い筈なのに、

 

《…》(コクり)

 

「えっ!?…まさか!」

 

《セヤ!》

 

メビウスはUキラーにミクラス起ちと共に向かっていく、

 

《セヤ!シュア!》

 

《ウオオオン!》

 

《…キュピピ!》

 

三体は共にキラーに攻撃をしていく、そんな中ウィードは…

 

「くそっ!動けねぇ!このままじゃあ!みんなの足手まといになっちまう!くっ!」

 

『クックックック、無駄だウルトラマンウィードよ、その触手はウルトラマンの力を少しずつ吸い上げる力を持っているのだ、暴れれば暴れるほど力を奪われるぞ?…フッフッふはははははは!』

 

「くっ!このっ!離しやがれ!こんの!」

 

ヤプールの言葉を無視してなんとか抜け出そうとするが粘着質のある触手には効果が見られない、

 

「ぐ!…くそっ、本当に力を奪われてるのか…」

 

-ピコン!ピコン!ピコン!-

 

「くっ、あと残り時間は三分も無いな…」

 

ウィードは苦笑い気味に微笑む、

 

「くそ、こんなところで終わって、た、まる、かぁ…」

 

-ピコン、ピコン、ピ、コン…-

 

遂にウィードのカラータイマーから光が消えた。

 

その事に藍華がいち早く気付き瞳を見開き叫ぶ、

 

「いーくん!!」

 

「?!一誠くん!?」

 

「そんな!?」

 

「一誠先輩…、嘘っ、嘘ぉぉぉ!」

 

一誠を慕う者達の悲しみの悲鳴が学園中に響く、

 

『ふはははははは!やったぞ!遂に!遂に!ウルトラマンの一人を!それもウルトラマンべリアルの息子を倒したぞ!』

 

ヤプールの高笑いが学園に響く、しかし、その高笑いは途中で途切れる。

 

『ふはははははは!?!がぁ!』

 

「シュワッチ!」

 

今駒王の大地に彼が帰ってきた!

 

「あ、あれは!?」

 

「は、ははははっ最高の援軍の到着だな…」

 

「「ウルトラマン!」」

 

「シュア!」

 

『ウルトラマン?!貴様!どうやってこの星に!?』

 

「ヤプール!貴様の悪事を見過ごすほど私は衰えていないぞ!」

 

『ふん!だが貴様一人が来たところで何になる!殺れ!UキラーザウルスΩ!』

 

【ギュガアアアアアアン!】

 

「ヘア!」

 

キラーの攻撃にウルトラマンは組み付きキラーの攻撃を避けるとそのままキラーを投げ飛ばした。

 

「シィア!」

 

投げ飛ばされたキラーは学園から離れた場所に落とされ態勢を持ち直そうとするがそこにウルトラマンの追撃が入る!

 

「シィア!シュア!ヘア!」

 

『ば、バカな!何故だ何故!?』

 

「お前は人の可能性を否定することしかしてこなかった。そんなお前がハヤタと再び一つとなった私に勝てると思うな!」

 

ウルトラマンはそう言うと両手を肩幅に広げてエネルギーを溜め始めた。

 

「………!シュア!」

 

そして両手を十字に組み、それを放つ!

 

「ヘア!」

 

スペシウム光線!

 

『グアアアアアア!ば、バカなぁ!』

 

ヤプールの断末魔と共にUキラーザウルスが爆発する。

 

しかし

 

『なーんちゃって!』

 

「何!」

 

なんと!キラーには傷ひとつ着いていなかったのだ!

 

「…まさか!?」

 

『ふはははははは!その通りだ!俺様はウィードのエネルギーを手に入れたのだ!そのエネルギーで防御膜を張らせて貰ったよウルトラマン?』

 

「くっ、貴様!」

 

『あぁ、そうだこの抜け殻は返してやろう』

 

ヤプールの言葉と共にウィードがウルトラマンに投げ渡される。

 

「一誠君?!」

 

「…」

 

そこには瞳からは光が消え、カラータイマーからも輝きが失われた一誠が居た。

 

そこに一誠の異変にすぐに気付いた藍華と裕人が駆け付ける。

 

「いーくん!?しっかりして!」

 

「一誠、君?…そんな、嘘だよね?ねぇ、一誠君!」

 

二人の涙が一誠の、ウィードのカラータイマーに落ちる。

 

『ふはははははは!良いぞ!良いぞ!最高だ!弱き者達の涙する姿は格別な御馳走だ!』

 

ヤプールの耳障りな高笑いと声が響く、しかし

 

『ふはは!っ!がぁは!』

 

突如その高笑いが止まった。藍華達がそちらの方向を見ると、

 

「…」

 

拳を振り切ったウルトラマンが居た。そう彼はヤプールの高笑いに怒りを爆発させたのだ!そして同時に彼の中に存在する秘めたる力をも目覚めさせてしまった!

 

「ウォォォ!」

 

ウルトラマンの雄叫びと共に大地が割れ、空が裂けるそして次の瞬間!

 

-ドゥン!-

 

小さな爆発と共にウルトラマンの居た場所が光に包まれる。

 

「っ!ウルトラマン!?」

 

藍華の叫び声が響く、しかしその声はすぐに希望の声に変わる!

 

「あ、あぁ!」

 

「あれって!」

 

「…」

 

そこに居たのは金色のオーラを身に纏ったウルトラマンが居た。

 

『ば、バカな!ウルトラクラウンが無い状態で超闘士になっただと!?』

 

〔ウルトラ超闘士激伝〕

 

「往くぞ!ヤプール!はぁ!」 

 

『がぁ!ぐげ!ごが!…っ!バカな!何故だ何故いきなり!』

 

「…さっきも言った筈だ、ヤプール、貴様のような人の心を理解しようともしない奴には分からん力が人間たちにはあると!そしてこの力は私とハヤタが築き上げた絆と彼女達の一誠への想いが起こした奇跡の力だ!」

 

ウルトラマンはそういうと掌をキラーに向けてエネルギーを溜め始める。

 

『ぐっ!まだだ!まだ終わっていない!』

 

ヤプールはそう言うとキラーの口にエネルギーを溜め始める。

 

「はぁぁぁ…ふ!スペシウム!超光波ァァァァ!」

 

『キエロォ!ウルトラマンンンンン!』

 

二つのエネルギーがぶつかり合う!

 

-バチ!バチ!バチ!バチ!-

 

「はぁぁぁ!ディアアアア!」

 

しかし、その拮抗はすぐにウルトラマンにより破られた

 

『ば、バカな!俺様が!この俺様がぁ!』

 

遂にウルトラマンのスペシウム超光波を受けてキラーの肉体とヤプールの魂は完全に消滅した。

 

「…」

 

 

次回…

 

ヤプールを倒したウルトラマン、しかし犠牲があまりにも大きすぎた。

 

「いやだよ、いーくん…帰ってきてよぉ…」

 

「一誠君…ねぇ返事して?まだ僕、私は貴方に伝えてないことがあるのにっ!」

 

「一誠先輩…いや、いやです。帰ってきてください…先輩ぃ」 

 

「一誠先輩、私まだあなたのことを知りませんだから、もっとお話ししたいんです。だから…帰ってきて…」

 

 

次回…幻想に舞い降りし光闇の朱き龍帝…

 

「喪失」

 

 

 

 

 

 

 




はい、今回はウルトラマンの超闘士化とスペシウム超光波による決着でした。そして、次回からは少し一誠はお休みで他のウルトラ戦士達に頑張ってもらいます。

では、皆さんgood-bye…


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第三十五話:「喪失」

はい、ギガスです。

今回は少しだけ重たい話になります…

それでもよろしければどうぞご覧ください…

本編スタート…




駒王学園

 

…ここにはいま悲しみの感情が吹き荒れていた。

 

「うっ…ひっぐ、いーくんっ…いーくん!」

 

「一誠君…嘘だっ…嘘だぁぁ!!」

 

学園中に藍華と裕人の悲しみの声が木霊する。そして二人の目の前には横たわり瞳とカラータイマーから光を失ったウルトラマンウィード…八雲一誠が居た。

 

「嘘だよっ…いーくんが死ぬわけない、こんなの悪い夢だよっ…うぅ、夢なら早く覚めてよぉ!」

 

「いやぁ、一誠君、嫌だよぉ…僕達を置いていかないでぇ」

 

「…」

 

「…」

 

「…っくそ!」

 

アザゼルが地面を素手で何度も殴る

 

「くそ!くそ!くそ!くそ!くそォォォ!」

 

「アザゼル…、っく」

 

サーゼクスもまた唇を噛み締めて自身の無能を後悔する。

 

そんなとき彼が現れる。

 

「一誠、バカ野郎っ力を奪われて殺られるなんざ俺の息子として失格だぞ?ウィード?」

 

「!?ベリ、アルさん?」

 

「義父さん!?」

 

「ウルトラマンベリアル?!」

 

「ライガ、息子の仇を討ってくれてありがとうよ…」

 

「ベリアル…私はっ」

 

「はっ!なにしょげてんだ?俺はこいつが死んだなんて思ってねぇ…こいつはいまガイの力とレッドの力、そしてドライグの力のお陰で仮死状態のようなもんになっているんだ」

 

ベリアルの言葉にその場に居た全員が驚きと喜びの声をあげる。  

 

「本当?!義父さん!?」

 

「ベリアルさん!?」 

 

「あぁ、可能性は高い」

 

そこにcrewGUYSの面子がそこに現れる。 

 

「おーい!お前ら大丈夫かぁ!」

 

「あっ!ヤベェ!皆羽とかを隠せ!」

 

アザゼルが全員にそう言ったが、龍達は…

 

「あぁ!別に隠す必要はねぇよ!そこにいるのがウルトラマンとウルトラマンベリアルであることも知ってる」

 

龍の言葉にその場に居た全員が驚愕する。

 

「えっ!?crewGUYSの皆さんは私達悪魔達のことしってるんですか!?」

 

「あぁ、悪魔だけじゃなく天使や堕天使のこととかも知ってるぜ♪」

 

龍の言葉に全員が驚愕していると、

 

「…ライガあれをやるぞ」

 

「あぁ、それしかないなベリアル」

 

ウルトラマンとベリアルはお互いに頷くとある程度距離を置くとお互いに手を天空に翳すとそこから美しい光の雨が降り注ぐ、

 

「これって?」

 

「光の雨?…でも体が痛くない…」

 

「…とても暖かいです」

 

「ふぁ…凄く綺麗ですぅ///」

 

その場に居た全員がその光景に見とれていると!

 

-ピコ、ン、ピコン、ピコン-

 

「!?あぁあ…いーくん!!」

 

「あぁぁ一誠君!!」

 

このとき奇跡が起きた。

 

-ピコン!ピコン!ピコン!ピコン!-

 

ウィードのカラータイマーが輝きを取り戻したのだ!

 

 

 

次回…

 

カラータイマーに光を取り戻したウィード!しかしその瞳には光は灯っていないかった。

 

そのことに再び絶望するみんな、そんなときに限って怪獣は現れる。

 

次回幻想に舞い降りし光闇の朱き龍帝

 

「最悪のタイミング」

 

ジーっとしてても!ドーにもならねぇ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 




はい、というわけでまだウィードは復活しません!

次回はお兄ちゃんが大活躍!

では!次回までgood-bye!


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第三十六話:「最悪のタイミング」

はい、ども!ギガスです♪

今回はお兄ちゃん活躍回です!…え~ウィードはまだ復活しませんので悪しからず、

では本編スタート!


駒王学園

 

ベリアルとウルトラマンの力によりカラータイマーに光を取り戻したウィード…しかし、彼の瞳に光を見せなかった。

 

「そんなぁ…どうして?」

 

「なにが、ダメなの?」

 

藍華と裕人はその場に崩れ落ちそうになる。それを小猫とギャスパーになんとか支えられた。

 

「桐生先輩!?」

 

「裕果先輩!?」

 

二人に支えられてなんとか立つ二人、

 

「…ウルトラマンなにが原因だとおもう?」

 

『恐らく…一誠君の魂が入っていないからだろう…』

 

ウルトラマンの言葉にその場にいた全員が驚いた。

 

「いーくんの魂が此処に無い?どういうことですか?ウルトラマンさん」

 

『うむ、恐らくヤプールとの戦いでエネルギー奪われてしまった彼は気づかないうちに魂を安全な場所に送ったんだろう…』

 

ウルトラマンの仮説に異議を唱えるアザゼル

 

「しかしよぉ、ウルトラマンいくらあいつがグレートレッドとベリアルの息子でも無理があるんじゃねえか?」

 

「…いや、俺とあいつの子ならそれくらい出来るだろうな」

 

ベリアルがそんなことを言ってると

 

[グオアアアア!]

 

[ギュギガアアアア!]

 

「!?なに!」

 

「…あの声は…確か」

 

「あぁ、間違いない」

 

「「レッドキングにパンドン!」」

 

[ギュギガアアアア!]

 

[グオアアアアン!]

 

またもや現れた怪獣の正体はかつてウルトラマンに倒されたレッドキングとセブンに倒されたパンドンが現れる。

 

「ちぃ!今はあいつらの相手をしている暇はねぇのに!」

 

アザゼルが舌打ちをして苛立つがそこに

 

「ここは俺に任せてくれ!」 

 

「!?おまえは!」

 

「来たかリク(ニヤリ)」

 

「ごめん父さんもう少し早く来てればウィードを守れたのにっ」

 

リクはそう言い拳をキツく握る。それに対してベリアルは…

 

「はっ!たくんなことで泣き言言ってねぇでとっととあいつらをぶっ潰してこい!」

 

ベリアルはそう言うとリクを蹴り飛ばして行かせる。しかしその顔には信頼する息子を送り出す父の顔であった。

 

「わっとと、父さんは全く(汗)…ふぅ…よし行くぜ!ジーっとしてても!ドーにもならねぇ!」

 

リクはそう言うとライザーを取り出して超空間に入る。

 

YOU GO(融合)!」-シュア!-

 

「I GO !」-ヴェア!-

 

「Here we GO !」

 

リクがライザーでウルトラマンとベリアルのカプセルをリードする。

 

「決めるぜ!覚悟!…はっ!」

 

[フュージョンライズ!]

 

「GEED !」

 

[ウルトラマン!ウルトラマンベリアル!]

 

[ウルトラマンジード!プリミティブ!]

 

「シュオア!」

 

ジードはパンドンとレッドキングに飛びかかり攻撃をしていく、

 

「はぁ!てりゃあ!」

 

《ギガアアアン!》

 

《ギュギガアアアア!》

 

「ふっはぁ!」

 

二体も負けじと攻撃をしてくるがジードはそれを問題なく避けていく、

 

「はぁ!…これで決める!はぁ…ふぅ…!」

 

ジードは両手にエネルギーを溜めると両手を十字に組みプリミティブ最強の技を放つ!

 

「はぁ!レッキングバースト!」

 

赤と銀色の光が混ざり合い二体に直撃する。

 

《ギガア…ア…ン》

 

《ギュギガア…》

 

断末魔の声と共に二体は爆発した。

 

「…」

 

ジードは二体を倒した後静かにウィードを見つめる。

 

 

次~回!

 

いまだに目を覚まさないウィード、しかし怪獣達は待ってはくれない!頼む!目覚めてくれウィード!そして遂に!目覚めるウィードの新たなる力!

 

次回!幻想に舞い降りし光闇の朱き龍帝!

 

「覚醒!オーブウィード!」

 

目覚めろ!想いよ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 




はい!みなさまお待たせしました!やっと書き上がりました!

今回は難産でした《話のネタがねぇ!》

次回はウィードの新形態のお披露目になります!では!

みなさま次回まで!good-bye!


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第三十七話:『覚醒!オーブウィード!』

はい♪どうもギガスです♪

皆様お待たせしました!やっとウィード復活&最強形態の前段階になります!

では!本編スタート!


ここは次元の狭間の更に深層

 

ここにいま一誠は居た。 

 

『うっ…俺はどうして…ここは?…そうだ!俺はヤプールにエネルギーを奪われて!…皆は!』

 

一誠が意識を一気に覚醒させて周囲を見回す。

 

『ここは何処なんだ?』

 

すると一誠の目の前が光輝きその輝きに目を眩ませる一誠

 

『うわっ!眩しい!』

 

そして光が晴れると一誠は見たこともない場所に居た。

 

『?此処は本当に何処なんだ?』 

 

【此処は次元の狭間の最果てだよ一誠…】

 

『!?だれだ!』

 

一誠は声のした方に振り向くとそこには…

 

『な!?貴方達は!?』

 

【こうして会うのは初めてだね?一誠】

 

{その通りだな、ノアよ}

 

『貴方達は…ウルトラマンノア!ウルトラマンキング!』

 

なんとぉ!一誠の目の前に現れたのは伝説の超人ウルトラマンキングと同じく伝説の神と言われしウルトラマン…ウルトラマンノアがそこに居たのだ!

 

【君とじっくりと話がしたくてね?ここに君を呼んだんだ…】

 

{すまない、私達が動ければこうはならなかっただろう…}

 

『いやいや!そんな俺なんかにお二人が頭を下げないでください!?』

 

伝説の超人と神に頭を下げられたので滅茶苦茶慌てる一誠に二人は、

 

【フフ…本当によく似ているな彼に…】

 

{ははは!確かにあやつの若い頃によく似ている!}

 

二人の言葉に一誠は頭に?を浮かべていく

 

【あのぉ…お二人が言う彼とかあやつって誰のことですか?】  

 

【ん?あぁすまない、彼と言うのは君の祖父に当たるウルトラマンであり、君の父ベリアルの父である超人…ウルトラマンパーシヴァルのことだよ…】

 

『俺の祖父ちゃん…そんなにすごい人だったんですか?』

 

【あぁ彼は助けを求める人々がいればスグニ助けに向かい、絶望に沈む人々がいればそれを支える柱になるような男だったよ…】

 

{そして…誰よりも闇にも好かれた男だった…}  

 

キングの言葉に?を浮かべる一誠にノアが伝える。

 

【パーシヴァルは…闇の盟主と戦い己の命を総て使い封印した…しかし、パーシヴァルの魂は闇に取り込まれて今は…】

 

『…んくっどうなったんですか?』

 

一誠がノアにその後を聞く、

 

【…彼は…パーシヴァルは闇の戦士となった…】

 

-回想-

 

【パーシヴァル!…っなぜこんなことを!】 

 

『あぁ?なんだノアか…クックック…俺は目が覚めたんだよ…俺はこの力で世界を!総ての銀河を手に入れてやる!クックック!くははは!』

 

【パーシヴァルっ…!シュッ!】

 

『クック…良いぜ?来いよ!最強のウルトラマン!ウルトラマンノア!』

 

【パーシヴァル…君を救ってみせる!シュッ!】

 

-回想終了-  

 

【…私とパーシヴァルは幾度も戦い約300年の時が経った時…私はパーシヴァルを…この手で…殺した…】

 

ノアの言葉に一誠はなにも言うことは出来ずただ黙ってノアの背中を見つめていた。

 

{…それから数年後にベリアルが生まれた…そしてその後は一誠…お主が知っている通りのことが起きた…}

 

『父さんがお爺ちゃんの力に飲まれてウルトラの星を襲い…キング老師に封印された…そして再び復活したときにゼロさんに倒され別宇宙に飛ばされ…カイザーベリアルとなり…今一度ゼロさんに倒された』

 

一誠がそう言うとキングはそれに頷き少し付け加える。

 

{うむ、その通りだその後ゼロの肉体を奪うがまた破れ今度はクライシスインパクトを起こしお主の兄であるジード…リクを産み出し、そのリクに倒されウルトラ戦士としての心を取り戻し…そして今はお主の父として越えさせるべき壁として生きているのだ}

 

『…』

 

一誠は自分の宿命をそこで知る。

 

『…恐らく俺もいずれ闇に呑まれることになるでしょう…でも!俺は!俺はそうだとしても最凶のウルトラ戦士ベリアルと最強のドラゴン…グレートレッドの息子として大切な人達を守ってみせる!』

 

一誠の言葉に反応するようにオーブリングとウィードライザーが光輝く

 

『!?どうして急に!』

 

【…パーシヴァル…きみは…】

 

{死してなお子孫を守るためにその魂は生きていたのだな…}

 

キングとノアの言葉に呼応して一つの光が一誠達の目の前に現れ人型になる

 

『こうして話すのは初めてだね一誠…私の孫よ…』

 

そこに居たのは一誠を壮年にして髪が白くなり少しだけ髭が口許にある男性が居た。

 

『…っじいちゃん?』

 

『ふふっ君にそう呼んで貰えるとは思っていなかったよ一誠…頑張っているね…』

 

『…っう…お祖父ちゃん!』

 

一誠はそう言うとパーシヴァルに抱きつき涙を流す。

 

『ふぅっひぐぅ…俺!苦しかった!辛かった!でも、でも、俺は大切な人達を守りたい!だから!だから…うぅ』

 

『あぁ分かっている見ていたからね一誠の姿をオーブリングとウィードライザーに私の一部を憑依させて見ていたからね…でも一誠はけして諦めなかった…それが私はとても嬉しいよ…一誠まだ頑張れるね?』

 

『うぅっひぐぅっ…うん、俺はお祖父ちゃんの分まで…俺の道を突き進むよ!』

 

『…ふふ流石は私の…俺の孫だ♪』

 

パーシヴァルがそう言いノアとキングに向き直る。

 

『老師、ノアすまなかった…私の心の弱さのせいで二人には迷惑をかけた』

 

【パーシヴァル…気にするな私にとって君は大切な友人であり…大切な仲間だ】

 

{ホッホッホ、ワシからすればお主とてまた可愛い息子のようなものだ、息子のためなら一肌でもふた肌でも脱ぐわい}

 

そう言うとキングとノアは一誠に相対して

 

【一誠君、今から君に私たちの力を託す】

 

{それを使いお主がどうするかはお主次第…お主の未来はまだまだ見えぬゆえな…}

 

『…はい!ありがとうございます!お二人のお力!お借りします!』

 

一誠はそう言いオーブリングを突き出すとノアとキングは手を翳して力を与える。

 

【{我らの光を!若きウルトラ戦士に!}】

 

ここで驚くべきことが起きる。

 

-キュイン!-

 

『ん?…これは…ウィードライザーが反応してる…!よし!』

 

一誠は二人から与えられた力を使い二つのフュージョンカードを出現させる。

 

『!ノアさん!』

 

[ウルトラマンノア…]-シュッ!-

 

『キング老師!』

 

[ウルトラマンキング…]-ハァ!-

 

『絆を背負いし王の魂…お借りします!』

 

[フュージョンアップ!~♪]

 

-シュッ!ハァ!-

 

するとウィードライザーが輝きそれをオーブリングに翳す一誠

 

[目覚めよ!ウィードΩ!]

 

オーブリングのその声と共に一誠の姿がウィードのものに変わるがその姿は今まで見せた姿のどれとも違った。

 

『…!ジュア!』

 

ウィードは掛け声と共に飛び上がるとオーブリングを展開する!

 

[ウルトラマンオーブウィード!ホープビヨンド!]

 

『ジェア!』

 

一誠はその掛け声と共に次元の狭間を飛び立つ

 

三人は静かにそれを見送り姿を消す

 

一方現世では…

 

『ジュア!…ぐっ糞っ』

 

『ぐあ!…っぐ』

 

『がはっ!あぐってめぇっ』

 

『へうぁ!っぐ我らだけではもうっ』

 

『ふふははは!その程度か?ウルトラマン共よ!』

 

ウルトラマン達が突如としてNOAのベースに運び込まれた一誠を狙い現れた怪獣軍団と戦っていたがそこに更なる絶望が現れた。

 

『ぐっエンペラ星人っ』

 

『っまさかてめぇまで甦ってるとはなっ』

 

『クックック、我としても嬉しいことだあのときの恨みしかと晴らさせて貰おう…死ね!ウルトラマン共!』

 

エンペラ星人の闇の波動がウルトラマン達に放たれるが!

 

『セヤ!』

 

『『『『!?メビウス!?』』』』

 

なんとぉ!突如としてウルトラマンメビウスが現れて四人を捨て身の盾となり守ったのだ!

 

『うっぐっセヤ!』

 

そしてエンペラ星人の一撃を耐えきるとエンペラ星人に向かい必殺の光線を放った。

 

『ハァ…セヤ!』

 

メビームシュート!

 

『ぬぅ!?己!紛い物の分際でまた我の邪魔をするか!ウルトラマンメビウス!』

 

『はぁはぁ…あっ』

 

そしてメビウスが倒れるとウルトラマン達がかけより抱き起こす

 

『メビウス!何故!何故きみがここに!?』

 

『う、ウルトラマン兄さん僕は本物のメビウスではありません…僕はマケット怪獣と同じメテオールの力でこの世に居られる偽物です…』

 

メビウスの言葉に驚きウルトラマン達がGuysの面子で唯一マケット怪獣を呼び出せるコノミの方をみると彼女は膝をついて涙を流していた。

 

『ミライくん!どうして!』

 

『っ!ミライ!何でこんなこと!』

 

『ミライくん…何故っ』

 

『馬鹿野郎!何でそんな無茶を!』

 

『ばか、ミライくんの大馬鹿!』

 

『あははっみんなに怒られちゃったな…兄さんっ決して諦めないで必ず兄さん達なら奴にエンペラ星人に勝てると信じてます…それに彼ももう、す、ぐ…』

 

その言葉を最後にマケットメビウスは消滅する。

 

『っ!…シュア!』

 

ウルトラマンは立ち上がるとエンペラ星人に向かっていく、

 

今ここにウルトラマンとエンペラ星人の戦いが始まる!

 

『シュア!』

 

『クックック、来い!光の戦士よ!』

 

 

 




はい!とういわけで前半は一誠の新たなる力の覚醒と後半のマケットメビウスの消滅とウルトラマンぶちギレのもようを書かせていただきました♪

次回は少し先になると思いますが気長にお待ちください♪

では次回までgood-bye♪


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第三十八話:『希・望・復・活!』

はい!どうもぉぉぉ!お待たせしましたぁぁぁ!ギガスデェェェェェスゥゥゥゥ!

…はぁはぁはぁっつ、疲れた…はいというわけで今回はウルトラマンさんとエンペラのバトルからのウィード復活です。では!長々と前書きは無しで!本編スタート!


NOA駒王支部

 

今ここではウルトラマンとエンペラ星人の戦いが幕を開けた。

 

『シュア!』『ぬん!ふははは!どうしたウルトラマン!その程度か!』

 

ウルトラマンとエンペラ星人の戦いはエンペラの優勢で開始された。

 

『ァアア!』『ふん!まさか超闘士にも成らず我に勝てると思っているのか?』

 

エンペラの言葉にウルトラマンは拳を握りしめて立ち上がる。

 

『(ハヤタ)』「(なんだい?ウルトラマン…)」『(今から私と君の一体化を解く)』「(な!何をいっているんだ!ウルトラマン!)」『(いや、もうこれしか奴を倒す手段はない…頼むハヤタ、分かってくれ…)』

 

ウルトラマンの言葉にハヤタは…

 

「(嫌だ!僕は…僕はまた君と共に戦えて嬉しかった…だから僕は逃げない!君と共に最後まで戦う!)」

 

『(ハヤタ…あぁ分かった…共に戦おう!)』

 

ウルトラマンとハヤタの心が再び完全に一つとなる!

 

『…!シュア!』

 

その叫びと共にウルトラマンの体が金色の輝きを放つ!

 

『ぬぅ!?…ふっフハハハハハハハ!良いぞ!良いぞ!ウルトラマン!』

 

そして光が晴れるとそこには…

 

『…シュア!』

 

金色の光を身に纏ったウルトラマン…超闘士ウルトラマンが居た!

 

『エンペラ星人…貴様は私達が倒す!』

 

ウルトラマンはそう言うと拳を握り締めエンペラ星人に向かっていく、

 

『シュア!ヘァ!』

 

『ぬぅ!?ぐっぬぁ!?』

 

超闘士に変身したウルトラマンの攻撃はまさしく光の速さを越えた神速と言っても過言ではないスピードでエンペラ星人を圧倒していく、

 

『シュア!ヘァ!ダァ!』

 

そしてある程度攻撃を叩き込むとウルトラマンは距離を取り両手を肩幅に開くとウルトラマンの周囲に光の玉が浮かびウルトラマンに入っていく…

 

『………!シュア!ダァ!』

 

ウルトラマンの叫びが響くとウルトラマンは手を十字に組み最強の必殺技…

 

『シュア!』

 

真・スペシウム光線!

 

『!?ぬがああああ!?ば、ばかなぁ!グアアアア!』

 

スペシウム光線の直撃を受けてエンペラ星人は爆発の中に消える。

 

『はぁっはぁっはぁっ…くっ』

 

超闘士化を解除して膝をつくウルトラマン…しかし、

 

『ヌォォォ!』

 

『!?』

 

『ふっ…フハハハハハハハ!素晴らしいぞ!ウルトラマン!これは驚かされたぞ!』

 

そこには身に纏っていたアーマードダークネスが砕けてボロボロのマントに身を包んだエンペラ星人が居た。 

 

『ぐっ倒せなかったのか…うっ』どしん!

 

遂に完全に倒れ伏すウルトラマンにエンペラ星人は…

 

『くく…我をここまで追い込んだのはお前とウルトラの父、そしてメビウス位だろうな?…フハハハハハハハ!久しぶりに楽しませてくれたせめてもの礼だ!潔く消え去れ!』

 

そう言いエンペラが力を放とうとした時!

 

眩き光が大地を包み空を照らすとNOA基地の格納庫から一筋の(希望)が空を舞うそのさまはまるで…

 

「銀色の流星…」

 

藍華の言葉と共にその光はエンペラ星人を吹き飛ばす!

 

『ヌガァアァ!?』

 

そしてその光が晴れた先には…

 

「あっあぁぁ!」

 

『俺はオーブウィード、絆を背負いし王とならん!』

 

「いーくん!」

 

今ここに!ウルトラマンウィード完全復活!

 

 

次回!

 

遂に復活したウィード!それにたいしてエンペラ星人の真の力が解放される!行け!ウィード!負けるな!ウィード!

 

次回!幻想に舞い降りし光闇の朱き龍帝

 

『ホープビヨンド』




はい!と言うわけで♪一誠復活しましたぁ!

イエーイ!ヴェハハハハ!ヴォォイ!
 
はい!♪次回はウィードの復帰戦となりますのでお見逃し無く!では!次回まで♪good-bye!


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第三十九話:『ホープビヨンド』

はい、どうもギガスです…今回はちょっとだけ地味…というか…なんというか…まぁとりあえず普通に終わります。

では本編行きます


今ここに希望が甦る

 

『…』

 

「いーくん…いーくんっ帰ってきた…」

 

「イッセーくん…ふぅっひぐっよがっだ、よがっだよぉ…」

 

藍華と裕果は彼の帰還に涙を流し、喜びに震えた…

 

『一誠くん…君は…その姿は…』

 

『…ウルトラマンさん、ハヤタさん、父さん、兄さん、ゼロさん、ヴァーリ、アイちゃん、ゆうちゃん…皆、待たせちまったな?』

 

一誠は静かにそういうとエンペラ星人に向き直る。

 

『よくも色々と暴れてくれたな?エンペラ星人…貴様は俺が倒す!』

 

一誠はそう言い拳を構える。

 

『クックック…すばらしい…すばらしいぞ!ウルトラマンウィード!くはははは!我が生涯貴様とウルトラの父以外で我をここまで興奮させたのは貴様がはじめてだ!…貴様のその姿と力に敬意を表して…見せてくれよう我が真の力を!…ヌオオオオオオ!』

 

エンペラのその言葉と共にエンペラの体は突如変異し始める。

 

-ベギィ,ゴギィ、ゴギャベギィ-

 

『ヌウウウ…ヌオオオオオオ!』

 

そしてその姿は巨大な怪獣へと変異した。

 

『ヌハハハハ!これが我の真の姿だ!』

 

『…なるほど、今まではその力を押さえるためにアーマードダークネスなんかを使っていたのか?』

 

しかし、一誠は慌てることなく静かにエンペラにそう言うとエンペラは…

 

『クックックこの姿を見ても動じぬとは…中々に面白いやつよ…往くぞ!』

 

そして遂に一誠とエンペラ星人の戦いが始まる!

 

『…シュッ!』

 

突っ込んできたエンペラに対して一誠は静かに地面を蹴ると一瞬でエンペラの前に姿を表す。

 

『なに?!』

 

『でえあ!シュッ!ジェア!』

 

『がぁっぐぎぃっぎゅがぁ!』

 

先程まで猛威を振るっていたエンペラに数発一瞬で叩き込むなど一誠の力とエンペラの力の差がよくわかる。

 

『がぁっぎゅがが!ば、バカな?!なぜ!なぜだ!?』

 

『…貴様がただ破壊するだけの存在だからだ…俺は大切な物や大切な人を守るためならいくら傷つこうとも立ち上がれる…しかし、貴様はどうだ?エンペラ星人…』

 

『なに?…守るものなど…我にはそのようなもの無い!ガアアアアア!』

 

『…そうか…ならもうお前と話すこともねぇな…ふっ!』

 

一誠はそう言うと両手にエネルギーを集めていく、

 

『ふぅ…はぁ…』

 

そのエネルギーは銀と緋、そして優しい蒼の光が集められていく、

 

『……!はぁ…ジェア!』

 

一誠はそう言うと両手に溜めたエネルギーを両手をL字に組んだ状態でその一撃を放つ!

 

『ホープビヨンドレイ!』

 

ホープビヨンドレイ:ウルトラマンノアとキングの力を両手にスパークさせて最後に自身の持つエネルギーを合わせることで放つホープビヨンド最強の破壊光線である。

 

『ガアアアアア!ば、バカなぁぁ!何故っだぁ!』

 

『…それは簡単なことだ…貴様が壊すだけで産み出すことをしないからだ……終わりだ!ジェア!』 

 

そして一誠の一撃を受けて遂にエンペラ星人は…

 

『グヌアアア!ガアアッああ…ぁあ…』-バターン!-

 

そして… -ドガーン!-

 

大爆発と共にエンペラ星人は消滅する。

 

『……』

 

『いーくん…お帰り…』

 

 

次回!

 

エンペラ星人に打ち勝った俺達はやっとの休息の一時を送れることになった…が、どういうわけかまたあいつが甦る…

 

次回幻想に舞い降りし光闇の朱き龍帝!

 

『お前、しつこいっての!』




はい…というわけで今回で原作で言う停止世界のヴァンパイア編は終わりとなります。

次回はまた少しほのぼのをやりつつ…あのバカをまた出そうと思います。 

では!皆さん次回まで…good-bye!


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第四章:冥界合宿のダークネス・ブレイク
第四十話:『お前、しつこいっての!』


はい!どうも!ギガスです…今回から原作でいう黒歌が出る話しになります♪

今章から幻想sideのキャラも少し出していきますので東方ファンの皆様お待たせしました。

では本編スタート♪


エンペラ星人襲撃異変から二週間後の駒王町

 

やっと平和が訪れた駒王の町にまた厄介事が持ち込まれる。

 

『逃げ出した悪魔の討伐?また何故?』

 

それは一誠達が部室でのんびりしているときに急にグレイフィアが訪れてその事を告げたことが始まりだった。

 

『はい、今回一誠様達にお願いしたいのはその悪魔の討伐又は、保護です』

 

『討伐ってのはそいつが理性とかを無くしてた場合ですね?…でも保護って?』

 

一誠がそう聞くとリアスが

 

『えぇ、件の悪魔…実は今裁判の最中なの…ただどうみても彼は無実なのに彼の主人の家族は彼を罪人だと言うのよ』

 

『ふーん…了解しました!俺でよければ力になりますよ』

 

『ありがとう一誠くん…本当にごめんなさいね?明日はご家族との久しぶりに会うのに…』

 

そう明日は一誠の家族…つまり紫達がどういうわけか幻想郷からやって来るのだ一誠に大切な話しと会わせたい人が居ると言っていたのだ、そのため明日は一誠も自宅に居ようと思ったのだがそんなときにリアスからこの件を持ち込まれたのだ、

 

『いえいえ、皆にはきちんと連絡しましたから♪気にしないでください(ニッ)』

 

いつもの朗らかな笑顔で言う一誠にリアスも少し安堵の表情を見せる。

 

『ありがとう一誠くん…そして、今回の件が終わったら…大切な話があるの…そのときは…』

 

リアスがそう言おうとしたが一誠が、

 

『…(静かに指でリアスの唇を押さえる)リアス先輩、その続きは事件が解決してから、ね?』

 

『…(頬を赤く染めて)わ、分かったわ一誠くん//』

 

『むぅ~、お嬢様!私はこれで帰りますので後で私の部屋に来てくださいませ♪…たっぷりとお話がありますから♪』

 

とてもいい笑顔でリアスに言うグレイフィアにリアスは…

 

『え!?なんでグレイフィアそんなに怖い笑顔してるの!?…あぃ分かりました(ズーン)』

 

そんな感じにほのぼのと時間は過ぎていくが…

 

『はぁ、なんでこう事件って舞い込んでくるのかなぁ…はぁ~』

 

一誠がため息をつくのも無理はないだろう…何故なら…

 

『ケハハヒハヒヒヒヒ!ドオコオダァ?イッセエエ!コノシボリカァァァスガァアァ!』

 

『はぁ…なんであいつ居んの?』

 

そうどういうわけか薫達に魂を持っていかれギガスに肉体を破壊されたはずの兵藤清雅こと真中始が怪獣の姿で町で暴れていたのだ…それもその怪獣が…

 

『ケハハヒハヒヒヒヒ!ケハハヒハヒヒヒヒ!ヒャハハハヒハフヒハ!』

 

どういうわけかグリーザである。

 

『はぁ、いやまぁね?あいつがグリーザのカプセル持ってたのは知ってるよ?でもな?うん、なんでこう…くそ忙しいときに出てくんじゃいこのボケぇ!』

 

[フュージョンアップ!]《シュア!ムン!》

 

[ウルトラマンオーブ!ブレスターナイト!]

 

『シュ!』

 

そうぶちギレると一誠はオーブ ブレスターナイトにフュージョンアップする

 

『…光の誉れ、ただいま参上!…さぁてととっとと終わらせてやる…はぁ!ジェア!』

 

 

次回の幻想に舞い降りし光闇の朱き龍帝

 

どういうわけかまた現れた清雅と対峙する一誠にまた面倒な奴が出てくる…しかしそこに現れる漆黒の戦士!彼の正体は!

 

『ふん!ウルトラマンの力を受け継ぎながらまだまだ青いな?小僧』

 

次回 『超闘士の好敵手』

 

 

 

 




はい、というわけで今回はあのバカ!と次に登場する方のことを次回予告でさせていただきました。

まぁ分かる方には分かっちゃうと思います♪

では♪皆様次回までgood-bye!


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第四十一話:『超闘士の好敵手』

はい♪どうもギガスです♪

今回はあの"ばか"の削除と…彼の登場をさせていただきます…というかサブタイで分かると思いますが( ̄▽ ̄;)

では♪本編スタートです♪


駒王町市街

 

『ジェア!シュア!』

 

『ケヒヒヒヒ!キハハヒハヘハヒ!』

 

そこではウルトラマンオーブ ブレスターナイトに変身した一誠とグリーザ…真中始が戦っていた。

 

『ふっジェア!』

 

オーブはグリーザの攻撃をすべていなしながら攻撃を叩き込んでいく、

 

『ゲヒヒヒ!ギハハハ!』

 

しかし、ダメージを受けているにも関わらず始は一切怯むことなく笑いながら一誠に向かっていく、

 

『ちっ!気色悪い!シュア!』

 

一誠はそう言い始…グリーザを蹴り飛ばして距離をとる。

 

『シュッ…』

 

一誠はそのまま腰を落とすと左手を振りかぶるとその手に光の刃を出現させるとグリーザに向かい降り下ろす!

 

『シュッ!』斬!

 

『ギヒハハハ!ゲビハハハヒサハ!』

 

『…終わりだ…安らかに眠れお前はもう楽になっていいんだ…あいつのように…シュッ!はぁ…!ナイト87シュート!』

 

一誠の声と共に十字に組んだ腕から青と銀の色が混ざり合った光線が放たれる。

 

『がひははひへ…』バタン!…ドガーン!

 

そしてその一撃でグリーザは爆発四散する…

 

『…!』

 

しかし一誠は何かに気付き後ろを振り向くとそこには…

 

『…ふっ』

 

黒いローブを身に纏った巨人が居た。

 

『…何者だ?』

 

一誠はそう言いながらも構えを解かずに居ると

 

『ふむ、中々にいい面構えだ…しかし…ふん!』

 

『!?ジュア!?』

 

その巨人は一誠を蹴り飛ばすと大地に着地する。

 

『…ふっまだまだ青いな?小僧それでもあいつの…ウルトラマンの力を受け継いだ者か?』 

 

『ぐっお前ウルトラマンさんを知ってるのか!?』 

 

一誠がそう言うとその巨人は…

 

『ふっ…知っているかだと?知っているだけではない…奴と俺は…』バサッ!

 

『!?な!』

 

ローブを脱ぎ去るとそこに居たのは…

 

『俺様の名はメフィラス…メフィラス大魔王だ…』

 

『メフィラス…大魔王!?』

 

そうローブの人物とはかつてウルトラマンと互角の戦いをし見せたメフィラス星人最強の戦士…メフィラス大魔王だった!

 

『ふん…小僧お前の力その程度か?そんなものであいつが守り抜いたこの世界を守れるのか?…貴様はまだまだ青い…いつかその青さが大切なモノを失うことに結び付くぞ?…ではな?』

 

メフィラスはそう言うとまたローブを纏い姿を消す。

 

『…大切なモノを失う?俺にとっての大切なモノ…それって…』

 

一誠はメフィラスの言葉を心の中で反芻し続けるのだった…

 

次回!

 

メフィラスとの出会いで俺は自分にとっての大切なモノを知るために一度幻想郷に戻ることにした…しかしそこで待っていたのは…母さんと幽々子姉が結婚!?相手は…え!?なんであなたが!?

 

次回!幻想の舞い降りし光闇の朱き龍帝!

 

『happyマリッジ♥』 

 

次回もよろしくな♪




はい!というわけで今回は大魔王…メフィラス樣の登場でした!

いやぁ♪やっとメフィラス樣を出せましたよ♪自分超闘士激伝の中でメフィラス樣が一番好きだったのでどうにかして出せないかなぁ?って考えた結果やっと出せましたよ♪
 

では♪長々とやるのもあれなので次回まで

good-bye!


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第四十二話:『happyマリッジ♥』

はい♪どうもギガスです♪

今回は久しぶりの幻想郷に帰ります♪…果たして一誠がそこで出会う人物とは…


本編スタート♪




メフィラスとの邂合から数日が経過した駒王町

 

「…俺の大切な…モノ…」-『貴様はいずれその青さゆえに大切なモノを失うぞ?』 

 

一誠の中ではメフィラスが言ったことを心のなかで反芻していた。

 

「…俺の大切なモノそんなの決まって…る…(どうしてだ…どうして即答できなかった?)」

 

一誠はメフィラスの言葉にすぐに返せなかったことに疑問を心のなかで浮かべていた。

 

「…そうだ…母さん達に会えば何か分かるかもしれない…」

 

一誠はそう考えるとリアスに連絡を入れた。

 

~♪~♪

 

「…もしもし?リアス先輩ですか?」

 

『あら?一誠君どうしたの?』

 

「はい…実は少しやることが出来たので少し向こうに帰りたいと思いまして…無茶を承知でお願いします…少しの間幻想郷に戻らせていただいても良いでしょうか?」

 

『…えぇ大丈夫よ…気を付けて行ってきてね?貴方を思っている子達が沢山居るから♪』

 

「あはは…ありがとうございます…それじゃあお休みなさい…部長…」

 

『え?一誠君今何…』プツッ

 

「…行こう…幻想郷に…俺の家族の居る場所に…」

 

そして翌日

 

「さてと…行くか…」ニューン♪

 

「相変わらず母さんのスキマは気味悪いな(汗)」

 

そうして一誠は一途我が家である…マヨヒガに帰るのだった。

 

数分後…

 

ニューン♪

 

「ふぅ~帰ってこれたぜ…久しぶり幻想郷…」

 

「おや?懐かしいお顔を拝見したね?お帰り一誠♪」

 

「あっ文姉!久しぶり…元気だった?」

 

そこで一誠が再会したのは幼いときに世話になった鴉天狗の女性…射名丸文だった。

 

「あややや♪一誠本当に小さくなってますねぇ♪ギュゥ♪」

 

「うわ!あ、文姉!?ちょっは、離してぇ~!」ジタバタ 

 

「ふふふ♪いやぁ懐かしいですね♪小さいときはよくこうやって抱っこしてあげましたねぇ♪よしよし良い子良い子♪」

 

文はそう言い一誠の頭を撫でるが一誠からしたら…

 

「わぁ!文姉やめてくれぇ!もう俺は子供じゃないんだから!」

 

ガバッと言う勢いで文から離れる。

 

「あやややや♪残念です♪」

 

「はぁ…文姉はほんとに人をおちょくることに関しては天才的だよね?」

 

そう二人が話していると遠くから…

 

「あら?一誠に文屋じゃないか?なにしてんだいこんなとこで?」

 

「あ、妹紅姉!久しぶり!」

 

「あやややや♪妹紅さんこんにちは♪」

 

「はいよこんにちは♪一誠は本当に久しぶりだね♪…て言うかほんとに縮んだね?お前…」

 

「うぐっ!い、言わないで妹紅姉…気にしてるから…」ズーン

 

妹紅にそう言われて落ち込む一誠に妹紅は…

 

「あぁ、ごめん気にしてなら謝るよ?ごめんね?」

 

「ううん、良いよ悪気があったわけじゃないから♪」

 

三人でそう話している内に人里に着いた三人はお茶屋に向かうとそこには…

 

「むぅしかしだな?阿求?今回の一件はそう言うことで終わらすにはな?」

 

「いえ、慧音は頭が固すぎます!今回の一件で人里には被害はありませんでした…逆に利益があったでしょ?」

 

「むぅ、だがな?仮に今回のことがまたあったら今は霊夢が居ないのだぞ?本当に大丈夫なのか?」

 

「うぐっ、そ、それは…」

 

「えっ!?霊夢のばか巫女居ないの?!」

 

「ぷっ!ちょっ一誠wwいきなりばか巫女はww」

 

「いや、だってあいつ母さんの作った修業メニュー放り出して逃げ回ったんだぜ?バカ以外の何でもねぇだろ?」

 

「あやややf(^_^;相変わらず一誠は霊夢には厳しいですね(汗)」

 

「一誠?もしかして一誠か!」

 

「わぁ♪一誠君おひさしぶりですね♪」

 

「あはは、久しぶり慧音姉、阿求姉♪ただいま!」

 

「あははは、本当に久しぶりだなぁ♪」

 

「はい♪最後にお会いしたのが二年前ですからね♪」

 

「あっそっか、こっちとあっちは年数が少しだけずれるんだったね?」

 

「まぁそう言ってもたった二年だからな♪いやぁそれでも久しぶりだなぁ一誠♪」ぎゅう♪

 

「わっぷ!?(またかよぉ!)」

 

慧音はそう言うと一誠を抱き締めてその実りある果実に埋もれさせる。

 

「あやややや♪一誠は相変わらずモテモテですね♪」

 

「はぁ慧音離してやりなよ?一誠、窒息するよ?」

 

「あはは(汗)なんか懐かしいですねこのやり取りも♪」

 

「ん?あぁ!す、すまん一誠!?」

 

「ぷはぁ!はぁはぁはぁ…し、死ぬかと思った…」

 

そうして慧音、阿求を加えてお茶をした後一誠は博麗神社に来ていた理由はここでしかマヨヒガに行けないからだ…ついでに霊夢が居ないのなら掃除をしていこうというある意味兄貴分としての矜持である。

 

「ふぅ~大分話しちまったからなぁ…急がねぇと母さんが心配するな♪」

 

そう言い神社に繋がるくそ長い階段を登っていると一誠はあることに気づく

 

「…?なんだ?この気配俺が知らない気配がある…誰だ?」

 

そうして一誠が神社に入るとそこには一人の女性が巫女服姿で(脇巫女服じゃないよ♪)境内を掃除していた。

 

「ふぅ~♪これだけ掃除しておけば霊夢ちゃんも喜ぶわね♪」

 

「あの~?どちら様でしょうか?」

 

「ん?あぁ!貴方一誠君ね?初めましてお会いしたかったわ♪」

 

「え?何で俺の名前を?」

 

「ふふっまぁまぁ良いからこっちこっち♪」

 

女性はそう言うと一誠を連れてマヨヒガへの入り口に向かい入っていく、

 

「紫さーん♪一誠君帰った来ましたよ~♪」

 

「あら♪おかえりなさい一誠♪」

 

「ただいま♪かあ…さん?…母さん?そのお腹は?」

 

「ん?あ♪そういえば言ってなかったわね。私結婚して赤ちゃん出来たの♪」

 

「……えぇぇぇぇぇ!?あ、相手は!?誰?!」

 

「ふふっ今呼んでくるわ♪??~♪一誠が帰ってきたわよ~♪」

 

「あ、ほんと?今いくよ幽々子動ける?」

 

「うん♪大丈夫よ空君♪」

 

「……ねぇ母さん…今何か聞き覚えがある名前が…」

 

「ふふふっ♪そりゃそうよ私と幽々子の旦那様は…」

 

「久しぶりだね?一誠…元気だった?」

 

「つ、空牙さん!?」 

 

「ふふっ元気そうだね…ウルトラマンウィード…」

 

そこにいたのは最強の破壊者…仮面ライダーディケイドの後継者…門矢空牙だった…

 

 

次回!

 

俺が幻想郷に帰ると母さんと幽々子姉は空牙さんと結婚して子供が居た。正直言うとかなり驚くと同時に綱吉さんへ俺の抱えているモヤモヤを打ち明けると…なんで綱吉さんと戦うことになってんの?!

 

次回幻想に舞い降りし光闇の朱き龍帝!

 

「破壊者と超龍帝!」

 

次回もお楽しみに♪




はいというわけで今回は幻想郷への帰郷とディケイドである空牙の登場でした♪疑問などは感想欄にお願いします。

では皆様次回までgood-bye♪


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ちょいと間挟みの解説+α「一誠(ウィード)関係」

はいどうもギガスでございます♪

今回はとある読者様からのリクエストにございました主要人物とまぁ大まかな世界観の解説をやっていこうと思います♪ 




まず初めに一誠関係からおおまかに解説させていただきます♪

 

八雲一誠(旧姓兵藤)

 

概要:本来の世界ならば最弱最高の赤龍帝と呼ばれるようになるはずだった少年…しかし、愚かな転生者によりその場所を奪われた哀れな少年、

 

容姿:瞳が緋と翠のオッドアイになっており、髪の色にも数ヶ所白いメッシュが入るなど原作とは異なっている…さらにショタでもある

 

能力:赤龍帝の籠手:赤き龍帝ドライグを宿した神をも滅ぼす神器…神滅具の一つであり一誠の相棒である

┗オーブリング:一誠がウルトマランオーブに変身するために必要不可欠なアイテム

┗ウィードライザー:一誠が本来の自分、ウィードに変身するために必要不可欠なアイテム

 

どちらも他のウルトラ戦士や怪獣、ドラゴンの力を使いフュージョンアップ(フュージョンライズ)することでお互いに異なった姿に変身することができる。

 

血縁関係:ウルトラマンベリアルを父に持ち、母は最強のドラゴン…グレートレッドというある意味勝てる奴居るの?というくらいチートなご子息である。あと血縁ではないが一人妹が居たりする。(本編未登場)

 

家族関係:兵藤としての家族関係は壊滅的であり、偽物…兵藤清雅を破ったあと原作世界の一誠との約束で兵藤家に行くがその両親は一誠のことなど知らない、清雅は何処に行ったのかと喚くだけだった。そのため一誠が家族と思っているのは育ての親である八雲紫とその式藍、橙…そして実の両親であるベリアルとレッドのみである。

 

一誠はこんな感じですね…次はこの方♪

 

ウルトラマンベリアル

 

概要:ウルトマラン史上最強であり最凶のウルトラ戦士、この世界では愛する妻と息子二人に娘一人と言う幸せお父さんになっている。性格は昭和の良き父親と言う感じで曲がったことが大の嫌いで道理を曲げていいのは自分の言葉に覚悟を持っている奴だけだ!が座右の銘なお父さんである。

 

能力:ウルトラ戦士らしく飛行能力は高めであり、そこらの彗星なら余裕で追い抜く、それ以外にもバトルナイザーを使用した打撃~斬撃などとお手のものなハイパーお父さん、(多分家の父ちゃんキャラの中で最強の人)

 

とまぁこのような感じでベリアル陛下も原作からかなり逸脱した人になっています…では次に参ります。

 

グレートレッド(人間名:草薙桜華)

 

概要:原作のハイスク世界では最強のドラゴンの一体と言われており、対をなす無限の龍神オーフィスとは次元の狭間をめぐり争っていたが…こちらだとそんなもの興味なしの肝っ玉母ちゃんであり、狭間の中で日に日に成長する我が子である一誠を見守る優しき龍神である。(更に言えばベリアルにベタぼれであるため別れるとか有り得ないと言う発言もしている…ベリアルも同様にである)

 

能力:これ関しては…ほぼ原作基準であるがベリアルと交わった為なのかベリアルの放つ力も扱えるなど更に強化されている。

 

グレートレッドはこんな感じですね他にも色々あるのですが細かく書くと尺が足りなくなりそうなので次に参ります。

 

ダークネスファイブ

 

スライ(人間名:メフィストラ・フィリアルド)

 

概要:皆様ご存じダークネスファイブ中間管理職の胃をよく痛めている方であり、ダークネスファイブの頭脳でもある御方彼がいないとほぼ脳筋な面子が多いファイブが回れるのはこの人のお陰…といって過言ではないだろう

 

ジャタール(人間名:ヒッポリティッド・ジャルタール)

 

概要:ダークネスファイブ苦労人その2な方、いつもグロッケンやローグに悪戯されて胃がボロボロになりそうなくらいあわれな人だが、実力は折り紙つきでタロウのウルトラダイナマイトを模した技(ダークネスダイナマイト)を産み出したりとかなりの技巧派である。

 

グロッケン(人間名:凍崎氷也(とうざきひょうや))

 

概要:一言で表すと…ショタコン!…そのため一誠はよく彼の頬擦りの餌食に遇いそれを大体スライまたはジャタールかヴィラニアスが止めている。こんな感じで残念お兄さんな雰囲気だが強さはダークネスファイブの中ではかなりの実力者であり二つ名を持ちそれが(氷縛の凍罪(ひょうばくのとうざい))である。

 

ローグ(人間名:地罪炎騎(ちざいえんき))

 

概要:原作と変わらず無口で喋らずだがグロッケンとは息の合ったコンビであり、(地獄の炎罪(じごくのえんざい))と呼ばれる強さを持っている。

 

ヴィラニアス(人間名:皇霜眷(すめらぎそうけん))

 

概要:ダークネスファイブきっての剛力の戦士であり、相棒のタイラントとは唯一無二の友であり二人揃えば勝てるものが居ないほどである…が一つ難点があり、ヴィラニアスは滅茶苦茶理論的であり下手すれば相手が理解できないでいるのにも気付かず一日経過することもあったりする。

 

タイラント

 

概要:ヴィラニアスの相棒で同族のタイラント達の中でも取り分け強力な個体であり、本来はEXタイラントにしかできない惑星落下や復活能力を持っている。

 

次はこの方!

 

朝倉リク(ウルトラマンジード)

 

概要:原作だとべリアルの一人息子だがこの世界だと一誠ともう一人の妹の兄でありベリアルの自慢の息子の一人である。力としてはジードとしての能力でその幅は限りがなく弟であるウィードをとても心配する心優しき青年である。

 

はい、これが一誠の関係人物の前編となります♪

 




というわけで、今回はここまでです。そしてお待たせいたしまして申し訳ありませんでした。次回もよろしくお願いします♪ではgood-bye♪


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第四十三話:「破壊者と超龍帝」

はい、どうも!ギガスです♪今回は自分が書いているディケイドの話の主人公の空牙と一誠が…バトリマス!

「いやいや、説明省きすぎでしょ?あっどうもリボーン×ISの登場人物の一人織斑一夏です」

まぁ長々としゃべるより読んでもらった方がはやいべ?だからよ♪ってなわけで本編スタート!


幻想郷博麗神社にて…

 

「はぁ!ディア!」  「ふっ!はぁ!」

 

二人の人物が激しくぶつかっていた。

 

「ふっ…随分と強くなったな?一誠…」

 

「はぁはぁはぁ…こっちは本気でいってるのに全く息を切らしてない空牙さんには言われたくないですよ!はぁ!」

 

-ドガン!-

 

一誠はそう言い空牙に拳を叩き込むが…

 

「…甘い!…はぁ!」

 

そのままの勢いで投げ飛ばされる。

 

「うわぁ!?あがっ!?」

 

「ふぅ…少し休もうか?」

 

「はぁはぁはぁ…はいっ」

 

そうして一誠と空牙一度休憩にはいる。

 

「お疲れさま二人とも♪」

 

「あっえりかさんすいませんありがとうございます♪」 

 

「ふぅありがとうえりか♪」

 

二人は空牙の妻であるえりかの出したくれたお茶を飲み喉を潤す。

 

「さて、一誠?今自分に足りないものは何か分かったかい?」

 

「…いえ、まだ少しだけしか…」

 

「そっか…まぁメフィラスの言葉通り今のお前はまだ青いその青さは確かにお前の弱点だけど同時にお前の長所でもある…その事は忘れるな?」

 

「…はい…」

 

一誠は自身の手を見つめながら考え込んでいた。

 

「(…俺の大切なもの…それは…)」

 

一誠は少しずつではあるがそれを掴み始めていた…

 

次の日…

 

「…」

 

一誠は一人博麗神社の裏にある滝に当たり気を整えていた。

 

「…ふぅ…よし!いくか…」

 

「あややや♪朝からせいが出ますね?一誠♪」

 

「あっ文姉…うん、もう少しで分かりそうなんだ…俺の大切なものが…」

 

そう言い手を握りしめる一誠に文は…

 

「…ふふっそう言うところは昔と変わりませんね一誠は♪」

 

文はそう言うと…

 

-ギュッ-

 

「あ、文姉?!///」

 

「大丈夫ですよ…一誠なら必ず見付けられますよ…なんせ私達の弟なんですから♪」

 

「文姉…(あっそうか…俺の大切なもの…すげぇ簡単に見つけられたじゃないか…)」

 

そうして一誠は空牙の待っている修練場に向かう

 

「…」

 

そこには既に瞑想をしながら待っている空牙が居た。

 

「…っ(すげぇ…全然隙が見えない、あんなに無防備に見えるのに…)っふぅ…お待たせしました空牙さん」

 

「…来たか一誠…ふっ…見つかったみたいだな?自分の大切なものが…」

 

「!…はい!」

 

一誠がそう返事をすると空牙はそれを取り出す…

 

「ならば…もう手加減は要らないな?」[ガシュン!]

 

「っ!(空牙さんがディケイドライバーを…本気の空牙さん…やってやるぜ!)はい!」[行くぞ!相棒!]「おう!バランスブレイク!」[ウェルシュドラゴン!バランスブレイカー!]

 

「ふっ…変身!」[ガシュン!kamen raide!~♪~♪ディケイド!]

 

そして空牙と一誠は各々の鎧を身に纏う…空牙はロゼ色のボディーカラーに黒と白のラインが走り、その瞳は深いダークグリーンに染まっている…それが門矢空牙のもうひとつの姿…仮面ライダーディケイド!

 

対する一誠もまた土煙から現れたのは前に原作世界の自分と戦ったときとは違う姿だった…

 

「あれ?また変わってる?」[相棒が新しい境地に至ったことで封印している力の一端を解放したんだ…名付けるなら…【|赤孤狼龍帝の聖天の衣《ブーステッド・ギア・ウォルフ・セイントメイル》】と言った所だな…どうだ?気に入ったか?]

 

ドライグの言葉に一誠は…

 

「あぁ最高だよ…これが俺の力の一端…ふぅ…行きますよ?空牙さん!」

 

「ふっ…あぁ来い!一誠!」

 

「………はぁ!」

 

「……はぁぁぁ!」

 

そして二人はぶつかり合った…果たして一誠の答えとは!まて次回!

 

次回!幻想に舞い降りし光闇の朱き龍帝は!

 

答えを見つけた一誠は幻想郷から現世に戻る、その時に出会った変な男!

「あ?俺か?俺は悪魔だよ?」

 

次回「悪魔な男!」

 

次回もお楽しみに♪




はい!と言うわけで今回は一誠が答えを見つけた回でした♪

「いやぁ中々に面白い展開になったな?たしか本来はここで出すのはダークキラーだったんだろ?」

あはは…そうだったんだけど少しスパイスを入れたくなってね?

「なるほどな?それじゃ皆さんまた次回まで!」

good-bye!


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第四十四話:「悪魔な男!」

はい、お待たせしましたギガスでございます。

今回は私のオリジナルキャラを久しぶりに一人登場させて頂きました。(前話から出ているえりかはある方から許可をいただいてお借りしているキャラです)

では!早速前振りもこれくらいで本編スタート!


幻想郷

 

「はぁ!」ドガン!

 

一誠は答えを得て空牙とのバトルを行っていた。

 

「ふっ…強くなったな一誠…だが!はぁ!」バギィ!

 

 

「ぐっ!なんのっうらぁ!」

 

「なに?!くっ…まさか彼処からそう来るとはな…」

 

「へへ!行くぜ!ドライグ!」【応!相棒!Boost Boost Boost Boost Boost Boost Boost!】

 

「倍加をまた速度をあげたな…ならこっちはこれでいくか…変身!」【ガシュン!~♪form raide! KABUTO! キューイン!change…ビートル!】

 

「くっ…変わったか…次はなんだ?」

 

「今見せてやる…」【ガシュン!attack raide! clock up!】

 

その瞬間周囲の景色がスローになり一誠の動きも遅くなる。

 

「…はぁ!てぇあ!セヤ!」

 

ディケイドの一撃を連続で受けて一誠は吹き飛ばされる。そして…

 

【clock over!】

 

「!?グハッ!?」

 

「まだまだだな?一誠…?」

 

「…にっ…」

 

バギィン!

 

「ぐっ!?うっまさかclock upの状態の時に動けるとはな…」

 

「へへ…こちとら時を止める許嫁がいますからね?それに比べたら動きが鈍くなるだけのその技じゃあ俺達には効きませんよ?」

 

「ふっ確かに十六夜咲夜の力は厄介だからな…だが」

 

「?…!ぐぁっ!」【相棒!?】

 

「ディケイドの力は破壊…いくら防ごうとも触れたその部分から破壊される」

 

「くっ…だけど!まだまだ!」 

 

「ふっそうでなくてはな?赤龍帝!」

 

それから二人は数時間の激闘を行い決着は…

 

「もう!二人ともやり過ぎ!」

 

「「申し訳ありませんでした…」」

 

空牙の妻であるえりかに怒られて結局つかなかった…、

 

それから数日後…

 

「母さん、行ってくるよ」

 

「えぇ、気を付けてね?一誠…藍に会わなくて良いの?」

 

「あぁ、いまはまだ会わないよ…俺がもう一度あの人と対峙して答えを示せたときに会いに来るよ…それと、母さんも身重なんだからきちんとした生活しないとダメだよ?」

 

「ふふっ分かっているわ…行ってらっしゃい私の大切な息子、一誠」ギュッ…

 

紫はそう言い一誠を優しく抱き締める。

 

「…行ってきます!母さん…空牙さん、母さんのことお願いします」

 

「あぁ、任せておけ自分の妻の生活態度もきちんとみていくさ」

 

「へへ♪…それじゃ行ってくる!…ふっ!」

 

【ウルトラマンオーブ!スペシウムゼペリオン!】

 

「…」静かに紫達を見下ろして…

 

「シュア!」

 

それを静かに見守る綱吉と紫、えりか

 

「頑張ってこい…一誠、例えどんなに辛いことがあろうとそれをすべて乗り越えていけ…」

 

空牙の言葉は風と共に消えていく、

 

現世

 

ヒュオン…

 

「よっと…帰ってきたか…さてと部長に連絡しねぇとな♪…あれ?」

 

一誠が帰ってきたことをリアスに連絡しようとしたとき視線の先に誰かが倒れていた。

 

「おい!?大丈夫か!おい!」

 

「うぅ…俺は…やってない…」

 

「…兎に角今は家に連れていくか…よっと…!?軽い何も食べていないのか?」

 

それから一誠はその人物を自宅に連れていく、

 

「とりあえずソファーで寝かせるしかないな…よっ」

 

「うぅ…親父っ母上、兄貴っなんで信じてくれないんだっ」

 

「…辛いことがあったんだな…今はゆっくり安めここにはあんたを責めるものは居ないからな?」

 

一誠の言葉が通じたのかは分からないがその青年の顔は安らかなモノに変わる。

 

それから数分後

 

「ん…?ここは…どこだ…俺はたしか…!?」

 

青年はガバッと言う勢いで起き上がり周囲を警戒する。

 

「俺は…いってっ!…あれ?傷が手当てされてる?」

 

「おっ!目が覚めたか?」

 

「あ?」

 

青年がそちらを見ると一誠が熱々の湯気が出たお鍋を持って立っていた。

 

「良かったぜ~目を覚まさないから不安だったんだ…まっとりあえずこれを食ってくれ♪旨いぜ♪」

 

そう言い一誠は青年に熱々の卵粥を差し出す。

 

「…ありがとう…暖かい…頂きます…あむっ…!うっひぐっ」

 

「…」

 

「あむっはむっ!」

 

青年は卵粥を一心不乱に食べていく、そして…

 

「…ご馳走さまでした」

 

「おう♪良い食いっプリだったぜ♪」

 

「ありがとうな?傷を治してくれただけじゃなくて、飯まで…この恩は必ず…」

 

「あぁ、良いってそんなの…所であんたは誰なんだ…気配からしてあんた、人間じゃないだろ?」

 

「!すごいな?気配だけで気付くなんて…そうだ俺は…悪魔だ…それも一応これでも貴族の出なんだ」

 

「へぇ~道理で気品がある雰囲気があるも思ったぜ…でもなんでそんな人があんな場所に?」

 

「…っ俺は嵌められたんだ…あの男にっ」

 

「…あの男?」

 

「いきなり現れて家に溶け込みやがったんだ、それからだみんなが変わっちまったのは…」

 

「…(俺と同じだ…まさかな?)そういやあんたの名前は?」

 

「あぁ、自己紹介がまだだったな?改めて俺の名前は…フェニックス、ダイナリオ・フェニックスだ」

 

 

次回!

 

俺が出会った男ダイナリオ、彼はある男により嵌められ居場所を奪われた俺とおなじようなことを体験した者だった。俺は彼の無実を証明する!絶対に!

 

 

次回!ウルトラマンオーブウィード!

 

「フェニックスの涙」

 

 

 

 




はい、というわけで以前から皆さんが気になっていた彼とはこの方、ダイナリオ君です♪彼にはこれから活躍してもらう予定なので次回の最後らへんに彼の詳細を書かせていただきますのでお待ちください♪

では皆さんまた次回は何時になるか分かりませんがお待ちいただけたら幸いです♪ではgood-bye♪


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第四十五話:【フェニックスの涙】

はい、どうもギガスです♪

前回ダイナリオのことをラストに書くと言ったな?…あれは嘘だ

ウワアアアアア!

と言うわけでダイナリオのプロフィールです!



ダイナリオ・フェニックス…フェニックス家の三男坊でありレイヴェルの兄でありライザーの弟…なのだが、

実際はフェニックス婦人の弟の子であり、人と悪魔のハーフである。しかし、その出生には謎があり曰く光と共に生まれてきた、光の中から生まれた等の不確かな噂がありフェニックス家ではレイヴェル以外には敬遠されていた青年、

容姿はウルトラマンダイナのとある人物に瓜二つである。

能力はフェニックスの力と生まれたときの影響なのか悪魔でありながら太陽の光への耐性を持っている。

今のところはこんな感じになります♪

では!本編!スタート!


一誠はダイナリオに彼の素性等を聞いて思ったのは…

 

「…フェニックス家はなんであんたを信じなかったんだ?話を聞く限りあんたを信じるのが普通に見えるぞ?」

 

「あぁ…だが、家族の中で俺を信じてくれたのが妹のレイヴェルだけだったんだ…」

 

「レイヴェル?…あぁ…あの金髪ドリルヘアの子か?」

 

「ぶっ!おまっww金髪ドリルってwwぶっほ、本人もきにしてんだぜ?」

 

「あっそうなのか?悪い…悪気はなかったんだ」

 

「いや、気にしてないぞ?…しかし、今思っても可笑しいことだらけだった…あいつが来てからレイヴェル以外の人達が俺を見る目がまるで化け物でも見るような目だったんだ…」

 

「…確かに妙だな?それにあんたに聞いたあんたの話を聞いた限り…誰もあんたがその"フェニックス家の宝"を盗む所は見てないんだろ?」

 

「あぁ…何より俺は盗んでないからな?」

 

そうダイナリオが掛けられている容疑とはフェニックス家の至宝を盗んだと言うものなのだ…しかし、一誠とダイナリオの言葉の通りあり得ないのだ…何故なら…

 

「あんたは…その時妹のレイヴェルちゃん?と一緒に執事達と紅茶を飲んでいたんだろ?」

 

そう何故ならダイナリオは妹のレイヴェルと部屋で執事達に紅茶を淹れてもらってそれを飲んでいたのだ、

 

「あぁ、俺はあのときレイヴェルと二人で執事達と淹れて貰った紅茶を飲んでいたんだ…だから、犯行時間の時にフリーだったのはあの男…べリオス・バルドルス…あいつ以外居ないんだ…」

 

「う~ん…可笑しいよな?いくらなんでもアリバイがあるのにその人物を疑って、犯人として持っていくなんて…あまりにも可笑しすぎるぜ…ドライグはどう思う?」

 

【あぁ…相棒の考えている通り明らかに矛盾点がある…が】

 

「が、なんだよ?なんか引っ掛かるのか?」

 

【あぁ…バルドルス…確か悪魔の中にそんな名前の一族があったと思ってな?】

 

「ん?バルドルス…バルドルス…バルバドス?」

 

「あっ!思い出した!そうだ…俺が奴の名前に気になっていた調べたんだ…その時に奴が…」

 

           (回想)

 

『バルドルス…バルドルス…う~ん?そんな名前の悪魔の一族は見当たらないぞ?何故だ?あいつも悪魔なら何処かの名家の生まれかもしれないし…う~ん…』

 

『ダイナリオ様?何をしておいでで?』

 

『うぉ!?…なんだベリオスかぁ?驚かさないでくれよ?いやぁちょっとお前の名前が気になってな?』

 

『わたくしの名前ですか?』

 

『あぁ、バルドルスって名前がいくら調べても出てこないんだ…この悪魔大事典にも乗ってないし…う~ん…ベリオス?』

 

『…ちっこの男余計なことをこれでは俺様の計画が水の泡じゃねぇか…どうする?始末してしまうか?』

 

『ベリオス?オーイ?ベリオスってば!』

 

『はっ!あぁすいませんダイナリオ様…すいませんわたくしも自分の出児についてはあまり知らないんです…私が物心ついたときには父も母も亡くなっていましたから…』

 

『あっわ、悪い!嫌なこと思い出させたな…すまない…』

 

『いえいえ…気にしないでください…ではわたくしはこれで戻りますね?』

 

『あぁ、またな♪』

 

『はい♪…またなんてねぇよ…バカなお坊ちゃん?』

 

          (回想終了)

 

「そんな感じのことがあった数日後に事件が起きたんだ…」

 

「…明らかに怪しいな?」

 

【あぁ、確かにそのベリオスという男…何を狙って…】

 

三人(二人と一匹?)がそう話していると…

 

《ブイーン!ブイーン!ブイーン!》

 

「【!?】」

 

「な、なんだ!?」

 

「ダイナリオ!この部屋から絶対に出るなよ!」

 

「あ、おい!一誠!?」

 

一誠がアラートともに向かった先には…

 

ゼットーン…トゥクトゥクトゥク…ゼットーン…トゥクトゥクトゥク…

 

宇宙恐竜ゼットンに酷似した怪獣が暴れていた。

 

「な、なんだあら!?ゼットンに似てる?」

 

【相棒!今はとにかく!】

 

「あぁ!ガイさん!」

 

[あぁ!]

 

「ティガさん!」

 

[ウルトラマンティガ…] チェア!

 

「ダイナさん!」

 

[ウルトラマンダイナ…] デュア!

 

「二つの光の力、お借りします!」

 

[フュージョンアップ!]

 

オーブリングの声と共に現れたティガとダイナが一誠に重なりあい一つの姿に変わる…

 

[ウルトラマンオーブ! ゼペリオンソルジェント!]

 

「ディア!」

 

ゼットーン…トゥクトゥクトゥク…

 

「ネオフロンティアの超新星!もっと高く!光の輝きと共に!」

 

「はぁはぁはぁ!…あれは一誠なのか?」

 

to be continue




はい!と言うわけで今回はダイナリオのこととダイナリオが被せられた罪についての説明でした

次回はゼットンと酷似した怪獣とのバトルを予定しておりますのでお楽しみにお待ちください♪

では!次回までgood-bye!♪


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第四十六話【オーブVSスペリオルゼットン!】

はい!どうもギガスデス♪今回はイッセーとダイナリオの活躍を主にやっていこうと思います。

では本編スタート!


「シュ!…」

 

ゼットーン…トゥクトゥクトゥク…ゼットーン…トゥクトゥクトゥク…

 

「…ゼットン…あのウルトラマンさんを倒した最強の怪獣…」

 

オーブ ゼペリオンソルジェントは構えた状態でゼットンに酷似した怪獣を見据える。しかし、そのイッセーを見つめる人物がいた。

 

「はぁはぁはぁ!っあれがイッセーなのか?…ウルトラマン…オーブ…イッセーが…ははは…すげぇ…」

 

「シュア!チェア!」

 

イッセーは一気にゼットンへ攻撃を開始する。

 

ゼットーン…トゥクトゥクトゥク…

 

二つの巨体がぶつかり合い大地が激しく揺れる。

 

ドガン!バギィ!

 

「ウオラァァ!」バギィ!

 

イッセーの拳がゼットンを大きく後ずさらせる。

 

ゼットーン…トゥクトゥクトゥク…

 

「ちっ効いてるのよくわからない野郎だ!シュア!」

 

ゼットーン…!ゼットーン!

 

するといきなりゼットンの動きが速くなりオーブの前から消える。

 

「シュ?!…ジュッ…」

 

オーブが構えた状態のまま周囲を警戒する‼

 

「…(何処だ…何処にいる?…!)ジュッ!」バギィッ!

 

するとオーブは何もない場所を殴り付けるとそこには…

 

ゼットーン…トゥクトゥクトゥク…

 

ゼットンが姿を現す。

 

「ジュッ!(見付けた!)シュア!」ドガッ!

 

そのままの勢いでオーブはニーキックを叩き込み一気に攻勢に出る。

 

しかし、一人だけゼットンの様子に違和感を感じていた。

 

「…なんだ…この移用な違和感は…それになんだこの得体の知れない圧迫感と寒気は…っうっ!」

 

ダイナリオがそういっていたとき彼の頭に一つのビジョンが現れる。

 

『光よー!』『ラジャー!♪』『本当の戦いは…ここからだ!』『…ダイナー!』

 

「ァアアアァアアア!?」

 

ダイナリオはそのビジョンを見て頭を抑える。

 

「ァアアアァアアア!?(痛いっ!なんだこの映像はっ俺はこんなのしらなっ…いや、俺は知ってる?何故だ…なぜ知ってるんだ?)ァアアアァアアア!?」

 

ダイナリオが必死に何かと戦っているときイッセーは…

 

「ジュア?!」ドガンッ!

 

ゼットンにより押されていた。

 

ゼットーン…トゥクトゥクトゥク…

 

「ぐっジュッ…(こいつっ急に動きや攻撃のスピードが上がりやがったっ!どうなってるんだ!)」

 

イッセーがそう考えているとゼットンは…

 

ゼットーン…トゥクトゥ…トゥク…トゥ…カクッ…

 

急に静になり動きを止めその体を走る電触体からも光が消える。

 

「?(どうしたんだ?…)」

 

オーブは動かなくなったゼットンに近付くと

 

【…!?相棒!奴に近づくな!】

 

「シュ?(え?)!?ジュア?!」ドガンッ!

 

いきなりオーブの体が宙を舞った。

 

ドガ―ンッ!

 

「ジュア?!(ぐあ?!)」

 

ゼッッッッットォォォォォン!…ギュオオオオオオオ!

 

するとゼットンがまるで目覚めを知らせるかのごとき雄叫びをあげるとその体が変異する。

 

ベキッバギィッブチッゴギッ…ゼットーン…ドックンドックン…

 

そこにいたのはゼットンの体にウルトラマンダイナの世界に存在した異星体…スフィアが体の至るところに有り体にあった電触体は水色に発光し、体の至るところから稲妻を迸らせている。

 

「シュ?!(姿が変わった?!)」

 

「あっぐっ…スフィア?…俺はやっぱり知ってる!あのスフィアというものについても!ウルトラマンについても!」

 

ダイナリオがそう言うと彼を光が包む。

 

「うっ!?…ここは?」

 

『やっとここにこれたか、待ち疲れたぜ…』

 

「え?…俺?」

 

ダイナリオがその声の主の方を向くとそこには自分を黒が入った金髪をした青年が立っていた。

 

『よお♪やっと会えたな?』

 

「な、なんで俺と同じ姿を?」

 

『そりゃあお前、俺とお前は元々一人の人間だからさ』

 

「…え?俺が…人間?」

 

『あぁ俺達は元々アスカ・シンという一人の人間だったんだ…覚えてるだろ?』

 

「あくっ!」

 

          記憶の欠片

 

『これ以上お前の好きにさせるか!レイバドス!』

 

『ふん!ウルトラマンダイナ!貴様やオーブ…ウルトラ戦士共には苦渋を舐めさせられた恨みをたっぷり返してやる!出よ!最強の怪獣たちよ!』

 

レイバドスの声と共に怪獣の群れがダイナの前に立ち塞がる。

 

『へっ!何体来ようと俺は負けねぇ!はぁ!』

 

 

「…そうだ、俺はレイバドスと戦ってやつを倒したけど力をほとんど無くしてしまって、それで…」

 

『そう、俺達は力を回復するために一人の赤子に入った…それが今のお前だダイナリオ…』

 

「あぁ思い出した…なら俺達がすることは一つだよな?なぁ…ダイナ!」

 

ダイナリオがそういうと青年の姿はなくその代わりにその場にいたのは…

 

『あぁ、行こう…アスカ!』

 

ネオ・フロンティアを護りし英雄…ウルトラマンダイナが居た!

 

「…」キュピンッ…

 

決意を胸にしたダイナリオの手に自身がいつも共に戦ってきた相棒…リーフラッシャーが現れダイナリオはその名を叫ぶ!

 

「…!ダイナー!」

 

リーフラッシャーから放たれる光がダイナリオを戦う姿に変える…その名は!

 

一方イッセーは…

 

「ジュっ!あぐっ」

 

ゼッッッッットォォォォォン!…ギュオオオオオオオ!

 

ゼットンによりネックブリーカーを掛けられ苦戦していた。

 

「ぐっあぐっ(くそっこいつっ強い!)」

 

ゼッッッッットォォォォォン!…ギュオオオオオオオ!

 

するとゼットンが顔の部分にエネルギーを溜め始める。

 

「ジュア?!(まずい!でかいのが来るっ!)ジュ!シュア!ディア!」

 

オーブは何度も攻撃を打ち込むがゼットンは気にもかけずにエネルギーを溜める。

 

「ジュア…(くそっやられるっ!)」

 

そのとき!

 

「ディア!」ドガンッ!

 

ゼット!?

 

ドガーン!

 

「うっ!げほっげほっ!シュ?(誰だ?)」

 

『随分とやられたな?イッセー』

 

『え!?その声はダイナリオ!…ていうかあなたは!』

 

     [♪ウルトラマンダイナ♪]

「ディア!」

 

ウルトラマンダイナが今駒王の大地に降り立つ!

 

 

次回!

 

まさかダイナリオがダイナさんだったなんて、けどダイナさんがいれば百人力だ!行くぜ!ゼットン!

 

次回!ウルトラマンオーブウィード

 

「帰還せし光」

 

次回もお楽しみに♪




はい!というわけで読者様の皆さんは予想がついたと思われますが…ダイナリオはアスカでした!いえぃ!

というわけで次回はダイナとオーブの共闘となりますので次回もお楽しみにお待ちください♪

では皆さんまた次回まで!good-bye!


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第四十七話:「帰還せし光」

はいどうも、ギガスです♪

今回はオーブとダイナの共闘をお送りしていきたいと思いますのでお楽しみに御観覧ください♪

では、本編スタート♪


「ダイナリオ…お前…」

 

「ははは…まぁ驚くはな?…俺の本当の名前はアスカ…アスカ・シンだ」

 

「あ、アスカ・シン~!?ダイナさん本人じゃないか!?」

 

「あはは!悪い悪い…でも正直俺も驚いてるのさ…」

 

ダイナリオがそういうと一誠は頭に?を浮かべる

 

「何にだ?」

 

「あぁまさか、悪魔のハーフとして産まれちまうとは思ってなかったぜ(汗)」

 

ダイナリオの言葉に一誠も頷く

 

「あぁ…たしかにそうだな…」

 

「まぁとりあえず…」

 

「あぁ…」

 

「「こいつをブッ飛ばすか!」」

 

ゼットーン!

 

『ジュア!』『ダァ!』

 

今ここに不屈の闘士ウルトラマンダイナと希望の戦士ウルトラマンオーブが並び立ち最強の宇宙恐竜…スペリオルゼットンに戦いを挑む!

 

『ディア!』

 

まずオーブが拳をゼットンに叩き込んでいく

 

ゼットーン!

 

『ダァ!』バギィン!

 

ゼットーン!?

 

そこにダイナが飛び蹴りを打ち込む、

 

ゼッ!?

 

『ダァラァ!』ドガッ!

 

更にダイナの拳がゼットンを殴り飛ばす。

 

ゼッ!?

 

攻撃を受けて後ずさるゼットンにオーブが、

 

『セエヤ!』バキッドガッ!

 

ハイジャンプからの急降下キック、更にサマーソルトパンチを打ち込む

 

ゼッ!?トーンっ…

 

『次で決めるぜ!』

 

『あぁ!行くぜ!ダイナさん!』

 

『おう!ふっ…ダァ!』

 

お互いに光に包まれるウルトラマンダイナとオーブ

 

「ウルトラマンさん!」『ウルトラマン!』-シュア!-

 

「ネクサスさん!」『ウルトラマンネクサス!』-ジィア!-

 

「絆の光の力、お借りします!」『フュージョンアップ!』

 

-ジィア!シュア!-

 

『ウルトラマンオーブ!スペシウムシュトローム!』

 

『ジュア!』

 

『ン~ダァ!』

 

そして二人は各々の形態に変化する。

 

ドン!『受け継がれていく魂の絆!俺はウルトラマンオーブ!スペシウムシュトローム!』

 

『行くぜ!オーブ!』『はい!ダイナさん!』

 

ゼットーン!

 

オーブはネクサスとウルトラマンの力を合わせた戦士スペシウムシュトロームに変化し、ダイナはパワー形態ストロングタイプに変化するとゼットンとの戦いを再開する。

 

『ジュア!ジィア!ヘァ!』ドガッバギッ!

 

ゼッ!?トーン!?

 

『そろそろ終わらせようぜ!オーブ!』

 

『あぁ!行きましょう!ふっ…はぁ…』

 

『ダァ…フッ!』

 

『…!クロスレイスペローム!』

 

『ダァ…ディア!』

 

二人はそれぞれ必殺技クロスレイスペロームとガルネイトボンバーを放つ

 

ゼットーン!…コォォォ…ギュオン!

 

対してゼットンもまた10兆度の火球で応戦するが…

 

『『はぁぁぁ!ディア!』』

 

ゼットン!?

 

それをも打ち破りゼットンに必殺技を直撃させてゼットンは…

 

ゼッ…ト…ン…バターン!…ドガーン!

 

『ジュ…』『ディア…』

 

二人のウルトラマンはお互いに頷きあい飛び上がり空に消えていくのだった…

 

次回ウルトラマンオーブウィード

 

まさか、ダイナリオがダイナさんだったとはな?驚きだったぜ♪

 

しかし、ゼットンを倒したがそれは次の戦い序章でしかなかったんだ…

 

次回ウルトラマンオーブウィード!

 

『冥界への招待』

 




はい、というわけで今回はダイナさんとオーブのタッグによるゼットンフルボッコ回でした♪

次回は事件の真相を掴むのも合わせて冥界に一誠達が向かいます。

では、皆さん♪次回までgood-bye!♪


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第四十八話:『冥界からの招待』

はいどうも!ギガスです!

今回はイッセーとダイナリオ、リアス達が冥界に行きます…そうです。若手会合がやって来ました!

まぁ前置きを長々とやるのあれですから…

本編スタート!



一誠宅

 

「ふぅ…しかし、ダイナリオがまさかダイナさんだとはなぁ?」

 

「あはは(汗)ほんとにわりぃ…でも…とりあえずはこれでなんとか色々と調べられるな?」

 

「そうですね…さぁて部長に報告してみるか?」

 

一誠がそういい電話を取ろうとしたとき…

 

マックス!マックス!マックス!~♪マックス!マックス!マックス!

 

「あっ部長からだ…はい、八雲です」

 

『あっ一誠くん?私よリアス、少し話があって連絡させてもらったのだけど…今大丈夫?』

 

リアスがそう電話越しに伺うと一誠も

 

「あっそうだったんですか?実は俺も部長に報告しないといけないことが出来たのでちょうどよかったです」

 

『あら?そうなの?それじゃあまず一誠の報告から聞かせてもらえる?』

 

「はい、まずは部長からの依頼にあった男性を見つけましてその人を保護したんです」

 

『本当!?それで?彼はどうなの?』

 

「はい、体調も問題なくて何よりそんな悪事をする人とは思えませんね?あくまで俺はですが…」

 

『えぇ、私もそう思うわ…昔に一度お会いしたことあったから…信じられなかったけど…やっぱり彼は無実なのね?』

 

「えぇ間違いありません…ダイナリオの妹さんの確か…レイヴェル・フェニックスさん?とその場にいた執事さん達が証人になりますね」

 

『なるほど…了解したわ…あっそうだった一誠くん実は私の方の用事なんだけどね?』

 

「はい、なんでしょうか?」

 

『えぇ…私達と一緒に冥界に行って欲しいの…ダメかしら?』

 

リアスの言葉にイッセーは少し考え込む…

 

「(冥界か…ダイナリオの無実を証明するためにも…行ってみる価値はあるな…)分かりました。その話お受けします」

 

イッセーがリアスの提案を受けるへんじをしていた頃…

 

 

 

宇宙の最果て

 

「ぐわあぁぁぁ!?」

 

「ぎゃあぁぁぁ!?」

 

その場所にいた悪の星人達が何者かに襲われていた… 

 

「はぁ…この程度で兄さまを襲う算段をしているなんて…愚かですね?…ハァ…」 

 

するとその人物…いや、巨人は両手を腰の辺りに持っていくとその腕から稲妻がスパークする!

 

「…!リベリオン・デトネイター!」

 

そしてその手は十字に組まれ、そこから赤と緑色の光線が星人達を焼き付くすのだった

 

「…ふぅ…これで兄様の邪魔物は居なくなりましたね♪…フフ…兄様、待っていてくださいね?今…アーシアが行きますからね?」

 

そういい巨人は姿を消す…それを見つめる者に気付かず…

 

「…まさか…あの娘が…しかし、我らの計画は止まらんぞ…決してな?クックック…フハハハハ!」

 

闇の高笑いと謎の巨人の出現…一体地球はどうなるのか!

 

待て!次回!

 

 




はい、と言うわけで今回はイッセーがリアスから冥界に来て貰えないかっというお誘いと謎の巨人…というかネタバレするとアーシアの登場です♪

では、このようなつまらない駄作でも読んでいただけたら嬉しいです!♪ではまた次回まで…グッッッドッバイッ!


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第四十九話:『闇を砕きし絶望』

はい、どうもお久しぶりですギガスです

今回は本編から少しそれて前話に出てきたアーシアの話になります…色々と崩壊させますのでご容赦を…

では、本編スタート!


遥か彼方の遠い銀河のある惑星…

 

ドガーン!「ぐはっ!?」「ぎゃあ!?」

 

そこでは戦いと呼ぶのもおぞましい蹂躙が起きていた…

 

「ふっはっはっはっはっは!さぁ、我らに従え!我らにべリアル銀河帝国に従うのだ!」

 

「ぬぅ…やはり、ベリアルは銀河の征服を狙っているのか…」

 

「ふっはっはっはっはっは!(なんてな?ベリアルの名を出せばどんなやつも争う気を無くすからな?クックック…利用させてもらうぜぇ?ベリアル様よぉ?)」

 

その者はベリアルのかつて築いた帝国の名を騙り暴虐の限りを尽くしていた…

 

「おらおら!早く燃料と奴隷となる者達を連れてきやがれ!」

 

「ぐっ…くそっベリアル軍めっ」

 

人々は悲しみと恐怖に陥れられていた…しかし、絶望とは時に希望と未来をもたらすものだ

 

ドガーン!ギャアァァァ!?グワアァァ!?イギャアァァ!?

 

「な、なんだ!?どうした!」

 

「頭!いきなり後ろの味方が消滅したんだ!」

 

そして消滅した軍団の居た場所には…

 

「こ、これは……あ、あなた様はいったい?」

 

「…」

 

そこには漆黒の体に銀色のライン、紫の瞳に胸部に赤黒い水晶体が付いており…身体的特徴から女性であることが分かる巨人が軍団を消滅させたのだ

 

「貴様ぁぁ!よくも俺様の部下を!」

 

「…?」ドシン…

 

するとそこに先程のクズがやって来る

 

「てめぇ!野郎共!殺せ!殺せ!殺せぇぇぇ!」

 

ウワァァァ!と兵士…レギオノイド達が各々の武器を構え巨人に攻撃を開始する…が

 

「…ふっ…アトロシス・バースト!」ゴウン!

 

すると巨人を中心に膨大なエネルギーが溢れてレギオノイドを消滅させる

 

「な、なに!?貴様ぁぁ!ウラアァァ!」

 

そういい頭と呼ばれた機械の巨人は女性体の巨人に攻撃をする

 

「ふふ…はぁっふっヘァ!」

 

しかし、それさえも全て防がれ逆に…

 

「ガアッグエッゲェッゴバゥ?!」ガシャーン!

 

カウンター等をくらって吹き飛ばされて瓦礫に突っ込む

 

「…この程度でお父様の名を騙るなんて…ふざけないでくださいね?…」ドシン…ドシン…

 

そう言い近付く巨人…

 

「がぁ!貴様ぁぁ!死ねぇぇ!」ゴオォォォ!

 

すると頭は胴体の発射口から光線を放ち巨人に直撃させる

 

「ギャハハハハ!ざまぁみろ!俺様を虚仮にした罰だ!ギャハハハハ!」

 

頭が高笑いをしていると

 

「へぇ?中々に面白いオモチャですね♪」

 

「ギャハハ…へ?」

 

ゴオォォォ…「ふふ…さぁ蹂躙の開始です♪…ふっ!」

 

ドゴンッ…ガシャーン!

 

「グワアァァ!?」

 

「うふふ…この程度で色々とお痛をしていたんですか?…愚かで愚鈍で…クズですね…ここで果てなさい…」

 

すると巨人は腰を屈めると両手に紫と紅いエネルギーを溜めていく

 

「ぐっ…くそぉ…?…!?ま、まさか!?あ、あんたは!?」  

 

「…はぁ…デスシウム…バースト!」ゴオォォォォ!

 

巨人がそう言うと十字に組んだ両手から紅紫のエネルギー光線…デスシウムバーストを放った!

 

「ぎ、ギャアァァァ!?…がぁ…」ドシン…ドガーン!

 

そして大爆発と共に消滅させられる機械の巨人…

 

「…ふぅ…雑魚ですね?…行きましょうか…地球へ…ふふ♪お兄様、待っていてくださいね?貴方の妹が…アーシア・アルジェント…いいえ、アーシア・G・ベリアリアが貴方の元に向かいますから♪」

 

そういい巨人は光に包まれて姿を消した…

 

「…あの方は…救世主じゃ…ありがたや…ありがたやっ!」

 

そういい老人は手を合わせて感謝の意を巨人に送るのだった…

 

 

 

 




はい!というわけで今回はあっさりですが彼女のバトルシーンをやらせていただきました!

もし、ここ変じゃね?とかあったら感想欄にお願いします!

では!次回までgood-bye!


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第五十話『冥界』

はい、どうもギガスです!

『お久しぶりの登場超~天っ才!物理学者桐生戦兎だ!』

はい、今回はお久しぶりのゲスト!桐生戦兎だぁぁ!

ドドン!

『いやぁ♪久しぶりの登場で興奮するぜ♪』髪ピョコ♪

おぉ~!久しぶりに見たぜ!髪立ち!

『まぁ長々とやるのはあれだから本編いこうぜ?』

了解!では!本編スタート!


ダイナリオとの出会いから一週間後イッセーは…

 

「と言うことでやって来ました部長の故郷冥界に!」

 

『相棒、なにやらテンション高くないか?』

 

【あぁ何処と無くジャグラーと似た感じのテンションになってるぞ?】

 

「そうか?俺はいつも通りだぜ?」

 

「おおかた冥界に行くのが嬉しいんだろ?…それに俺の無実の照明する為に協力してくれるのは助かるぜ」

 

「気にしないでくれダイナリオ…なんだか他人行儀だな(汗)もう俺達はダチなんだから…リオって呼んでも良いか?」

 

「…へへ、あぁ!構わないぜ!」

 

そういい嬉しそうに笑うダイナリオ

 

「しかし…この男はいったい何者なんだ?…バルドルス…う~ん…部長にも頼んで調べてもらった資料だと…やっぱりバルドルスという悪魔の家系はないな…変わりにバルバドスの名前はあったよ…」

 

「本当か!どんなのなんだ?」

 

「あぁ…う~ん酷いなぁ…」

 

「どれどれ?…うわぁ…これは…」

 

その資料では…

 

『…曰く、バルバドスは卑劣な一族であり、同族であろうと道具として利用し使えねば捨てる又は殺すなど残虐で非道な行いを平然と行っていたと言われる…が、三代目ルシファー…ルシフェル様の手によりその力及び権力に繋がる総てのモノを剥奪され冥界の最果ての地に追いやられ消息を絶ったと言われている…』

 

「こんな感じだな…う~ん…尚更分からねぇ…なんで復讐するとしてもフェニックスなんだ?普通ならルシファーの家系…つまりは先代のルシファー…え~と?リゼヴィム・リヴァン・ルシファーか?こいつの血筋を狙えばいいのに…」

 

『相棒…どうやらこいつはフェニックスに対してもかなりの憎しみがあるようだぞ?』

 

「え?…ふむ…なるほどそういうことか…」

 

「?どういうことだ?」

 

ダイナリオがそう聞くとイッセーは…

 

「あぁ、これだよ…ここ読んでみな?」

 

「ん?…うわぁ…これは確かに俺達フェニックスが狙われるのも無理はないな…」

 

そこには…

 

『バルバドスの行いが露見した原因はフェニックスの貢献が大きいだろう…彼等がバルバドス一族の所業を陰ながら集め続けたことにより、バルバドスはその報いを受けたのだ…』

 

「なるほど…三代目ルシファー様に告発したのは俺達の先祖か…そりゃあ恨んでるよなぁ…」 

 

「あぁ…お?…部長~!」

 

イッセー達が話していると向こうから…

 

「イッセーくん!遅いじゃない!心配したのよ?」

 

「あはは(汗)すいません…リオの変装を考えてたら…」

 

「リアス嬢、イッセーを責めないでくれ俺が手間取ったからなんです…申し訳ありません…」

 

そういい深々と頭を下げるダイナリオ

 

「いいえ、ダイナリオさんのせいじゃないわ…しかし…ベリオス…やはり調べてもダイナリオさんが言っていた通りしか出てこなかったわ…でも、幾つかキナ臭い噂が出てきたわ」

 

「キナ臭い噂?」

 

「えぇ…なんでもベリオスは様々な名家に奉公して回っているそうなの…だけどね?必ずと言って良いほどそこの跡取りが不幸な事故で無くなっているのよ…変だと思わないかしら?」

 

「確かに…リオ、下手するとこいつは…」

 

「あぁ…デカイことになりそうだ…」

 

イッセー達がそのような不安を抱えるなか物語は加速し始める…

 

次回!ウルトラマンオーブウィード!

 

冥界にやって来た俺達を歓迎したのは…まさかの魔王様からの求愛だった!?

 

どうなるの俺!?

 

次回!『求愛!?急接近!』

 

次回もお楽しみに!

 




はい!と言うわけで今回はイッセー達に冥界に行って貰いました!

「しかし、今回はちょっとしか話を進めなかったな?」

色々と考えているのですが中々に話が纏まらなくてね(汗)

「まぁそれなら仕方ねぇよ…さて!それじゃあ」

次回まで…good-bye!


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外伝:『Gの目覚めと胎動…』

王は目覚める…人の業を嘲笑いに…

  王は吼える…人の愚かしさに怒りを覚え…

    王は嘆く…人の儚さに…

其は王の凱旋、其は王の鳴動…故に抗う術無し…


エリア…

 

『こちら、エリア…!現在緊急事態発生!?大至急NOAH に救命要請!大至急!大至…うわあぁぁ!?』

 

グオオオオォォン!

 

          …数日後…

 

「…酷い有り様だな?こいつは…」

 

「はい…生き残っている者は誰もいませんでした…」

 

とある場所にNOAHのcrew Guys司令官に戻ったリュウはやって来ていた。理由としてはこの場所で起きたことの究明である…

 

「…エリアG、考えられるとすればあれしかねぇな?」

 

「はい…ここ最近の地震で恐らくは…」

 

「…目覚めたわけか…怪獣の王が…」

 

リュウの言葉は風に乗り、流れていく…  

 

場所は変わり、とある海の海上…

 

「ふぃ~…今日はダメだなぁ~…」

 

「んだなぁ、魚達が何処さに行っちまっただ…」

 

「んだらば、どないする?こうも外れ続きだと…ワシら商売上がったりだど?」

 

漁師達がそうぼやいていると… ザブン…ザブン…ザブン!

 

「おわっととと!?」「な、なんだば?!」「地、地震だでや!?」  

 

突如地震が起きて海が揺れる…すると…

 

ザブーン!…グオオオオォォン!

 

「ひぃ!?」「あわわわ!?」「な、なんだでや!?」

 

グオオオオォォン!

 

「ご、ご、ゴ!?」「あわわわ!?」「なしてだ!?なして…」

 

大波と共に現れたのは…かつて、この地球で猛威を奮い幾度も人類に恐怖と絶望を与えた怪獣の王…その名を『ゴジラ』!

 

「ゴジラが~!?」

 

グオオオオォォン!…グルルッ…ザブーン!

 

するとゴジラは一度大きく吼えると海の中に潜ってしまう、

 

「「「うわあぁぁ!?」」」

 

その潜水時の波により漁師達が船から落とされるがゴジラは気にすることなく潜っていってしまうのであった…

 

数時間後…

 

ピピピ!ピピピ!ピピピ!

 

「ん?緊急通信?…はい、こちらNoah駒王支部ですが、どうされましたか?…え?…本当ですか!?わ、分かりました少々お待ちください…大変だ!大変だ~!?」

 

そう言うと緊急通信を受けたNoah隊員は司令室に走っていく

 

「ふむ…どうしたものか…エリアGの一件、放っておくわけにはいかないからな…」

 

「あぁ…だが、俺達だけではかなり無理があるぞ?アミーゴ…」

 

「そうね?幾らこちらに整備やそう言った事が万端でも…相手が相手だもの…」

 

「はい、僕ももう一度昔のデータベースを引っ張ったりしましたが…出てくるのは人類の敗北の歴史くらいでしたから…」

 

「確かにそうですよね…ゴジラからすれば私達は許せるわけのない憎悪の対象ですから…」

 

「…それでも俺達には…ミライさんやセリザワ元隊長、そらにお亡くなりになったサコミズ総監の意思を受け継ぐ義務があります…だからっ」

 

「分かってるよ…カナタの言いてぇことは十分にな?…だが、上層部の奴等は考えを変える気はねぇようだからな?…なんと俺達だけで事に当たらねぇと…」

 

crewGuys の面子がそう話し合っていると…

 

ドンドンドン!「アイハラ司令!緊急事態です!」

 

「あ?…入れ」「し、失礼します!き、緊急事態です!ゴ、ゴジラが駒王近海の海に出現しました!?」

 

「何!?何時だ!」「つ、ついさっき一般の方からの通報で情報が入りました!」

 

隊員の報告に司令室に嫌な静寂が訪れる…

 

「…まずいな…」

 

「あぁ…かなり、まずいぜ」

 

リュウ達の不安を他所に事態は更に悪化を始める…

 

台湾 

 

キュオォン!キュオン!

 

シドニー

 

グルルガァァ!グルルッ!

 

インドネシア

 

シュッシュッ!

 

世界の各地で怪獣たちが出現しだしたのだ!これから世界はどうなるのだ!?

 

 




はい、と言うわけで…遂に目覚めしました偉大なる怪獣の王…ゴジラの覚醒と怪獣達の凱旋をやらせていただきました♪

次回は予告にあったようにメインの話を進めさせていただきますのでもう少々お待ちください

では、皆さまgood-bye!


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第五十一話「求愛!?急接近!」

どうも~お久しぶりです。ギガスございます!

いやぁ~長らく続きが投稿できず申し訳ありませんでした。今回はかなり筆が進まず書くのに時間がかかりました(汗)

まぁ長々と説明は言い訳ですので、スタート♪


ダイナリオとリアスと共に冥界にやって来たイッセーは…

 

「あ、あの…せ、セラフォルーさん…その…近いです///」

 

「えへへ~///」

 

何故かセラフォルーに腕を組まれていた…こうなった経緯を簡単に説明しよう!

 

          回想

この状態に陥ったのは約一時間前… 

 

「ふぅ…中々に見つからないなぁ…」

 

「あぁ…だけど、どうしてここまでの犠牲を…」

 

「ベリオス・バルドルス…一体何者なんだ?」 

 

彼の事を調べてわかったのは、彼の名前と今までの経歴のみしか出てこなかったのだ

 

「べリオス…なぜだ…なぜを俺を嵌めたんだ…」

 

「リオ…」

 

リオは俯き拳をきつく握る…すると、イッセーとリオの所に

 

「兵藤くん、リオちょっといい?」

 

「あれ?部長どうしたんです?」

 

「え~とね?実は…」

 

リアスがやって来てイッセーに何かを耳打ちする

 

「…へ?魔王様のセラフォルーさんと妹さんが俺に会いたい?」

 

「えぇそうなの、お願い出来る?セラフォルー様と妹さんには私もお世話になったから」

 

「う~ん…」イッセーは一度リアを見ると…

 

「あぁ、大丈夫だよ行ってこいよ?」

 

「悪い(汗)…それじゃあ部長行きましょうか?」  

 

「本当にごめんなさいね?」

 

そう言い頭を下げるリアス…本当に登場初期と別キャラである

 

「ヘックチッ!?」

 

「?部長風邪ですか?」

 

「いえ…たぶん私の噂じゃないかしら?…もちろん悪い方のね?」  

 

実はリアスの雰囲気が変わったのは演技なのではないかと言う噂が悪魔達の間では広まっているのだ…それも仕方のないことではあるが…

 

          数分後

 

「着いたわ、ここがレヴィアタン様の領土レヴァリアよ」

 

「おぉ…凄い」

 

イッセーの言う通りレヴァリアの町並みは水の都と言っても差し支えのない美しさを誇っているのだ

 

「ここの最奥の城…氷藍の城郭にセラフォルー様は居られるわ」

 

「…(一体魔王様とその妹さんが何の用だろうか?)」

 

イッセーはそう思いながらもリアスに着いていき城に到着した。

 

「お待ちしておりました…リアス様、赤龍帝殿」

 

「お招きいただき感謝いたします…それでレヴィアタン様は?」

 

「謁見の間にてお待ちです…どうぞ」

 

二人は執事に案内されて謁見の間に向かう

 

           数分後

 

「着きました…セラフォルー様、リアス様と赤龍帝殿が来られました」

 

「本当!?ちょ、ちょっとお待ちになってもらって!?」

 

ガタガタガタガタっ!バタンバタンッ!

 

謁見の間からやたらと喧しい音が鳴り響く

 

「…はぁ…」

 

「え、え~と…セラフォルーさんはどうされたんですか?」

 

イッセーがそう執事に訊ねると…

 

「あぁ…部屋の片付けです…」

 

そういい何処か疲れた様子で呟く

 

「え?…もしかして…セラフォルーさんって…片付けできない方…なんですか…」

 

スンゴイ聞きにくそうに訊ねるイッセー

 

「…はい、セラフォルー様は幼い頃からお片付けが苦手でして…」

 

「あ、あはは(汗)」

 

           数分後 

 

「お、お待たせ(汗)どうぞ入って?」

 

「お邪魔します」

 

そういいイッセーは中に入る(リアスは別室で話があるので居ない)

 

部屋に入ったイッセーが見たのは…所せましと置かれたオタクグッズである

 

「…ワオ…(スゴい量のアニメのグッズだ…)」

 

「あ、あはは…ごめんね?片付けがどうも苦手で…」

 

「いえ、大丈夫ですよ…でもすごい量のグッズですね?」

 

「うん、私この作品が好きなんだ…最近は別のことが気になってるのだけどね?」

 

「ん?なにか言いました?」

 

グッズを見ていたので聞いていなかったイッセー

 

「う、ううん!何でもない!///ね、ねぇ…赤龍帝くん」

 

「あ、イッセーで構わないですよ?堅苦しいのは苦手なので」

 

「本当!?やったー♪」

 

「?」『相棒(汗)』

 

イッセーの鈍感さにちょっと呆れるドライグ、そこから二人は色々な話をしていて…

 

「えへへ///」「え、え~と///」

 

冒頭の状態になっているのだ…

 

一方、現世では

 

『グオォォォォン!』

 

「クソッ!スペシウム弾頭弾!ファイア!」

 

「ブリンガーファン!」

 

『グオォォォォン!』

 

リュウ率いるNoahがある怪獣と交戦していた

 

「ちっ…流石は怪獣の王とか言われてるだけあるぜ!」 

 

「そんなこと言ってる場合じゃねぇだろアミーゴ!」

 

『グオォォォォン!』

 

果たして街破壊する怪獣の正体は?そしてイッセー達に待ち受ける未来は!

 

 




はい、というわけで今回はちょっとした箸休め回としてイッセーとセラフォルーとの絡みでした。

次回はまた投稿が遅れるかもですが続きかまた外伝か他の作品をあげる予定ですのでお待ちください♪

では…good-bye!


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第52話「KING-王-」

はい、どうも~ギガスです(汗)もはや、過去の遺物として忘れられてないかと恐怖しておりますが、これからまた更新をしていきますのでよろしくお願いします(汗)

では、第52話どぞ!



ドカーン! ドカーン! 逃げろ~!?早く逃げるんだ~!?

 

人々の叫びとなにかを攻撃する破砕音に爆発音が街に響き渡る。 

 

『ギャオォォォン!』 「くそっ!なんつう堅さだよ!」 「どうすんだ、アミーゴ!」 「そうよ、このままじゃあっ!」

 

Noahのリュウ達がその街を廃墟同然にしたモノを見据えながら攻めあぐねていた…

 

『グオォォォォン!』 ドカーン! ドカーン!

 

街を破壊するその姿は…漆黒の体表にゴツゴツとした岩のような肌、背には蒼白い背鰭がありその瞳は何かへの憎しみが込められたように見える

 

「…ゴジラ、てめぇの相手は俺達だ…全砲門開け!|標的(ターゲット)ゴジラ!」「了解!轟天号全砲門、撃て~!」 ズドーン!ズドーン! 『グオォォォォン!?』

 

突如、別方向から砲撃が放たれてゴジラが悲鳴をあげた

 

「なんだ!?」「リュウ、彼処!」

 

マリナの言葉に指された方向を見ると、そこには銀色のボディーに各種にバルカン砲やレーザー砲、ミサイルランチャーを装備し艦首には巨大なドリルが装着された空中戦艦『轟天号』が宙を飛んでいた

 

「よーし、このままゴジラにたっぷりと御見舞いしてやれ!」「了解!冷凍メーサー、発射!」 キュオン!キュオン! 『ギャオォォォン!?』

 

艦長の言葉と共に放たれた超低温冷凍メーサー砲が放たれてゴジラの高温の体を冷やしてダメージを与えていく

 

「おいおい…マジかよ…」「俺らの武器は効いてねぇのにあの戦艦の攻撃が効くのかよ…」『そりゃあそうだろ?コイツは対ゴジラ用にチューン仕直されたもんだからな?』「な!?あんたは!」『よう、アイカワ司令久しぶりだな?』「だ、ダグラス・ゴードン中将!?あんた何してんだよ!?引退しだろ!」『ハッハッハ!悪いな、ありゃあブラフだよ…あの当時Noah内部では不穏な気配があってな?俺を含めて轟天号のメンバーは現役を退いた振りをしなけりゃあいけなくてな?』

 

そう説明するゴードン中将にNoahのメンバーは…

 

『なんじゃそりゃぁぁぁ~!?』

 

と叫んでしまったリュウ達

 

『ハッハッハッハ!驚いたか?俺達の作戦勝ちだな?』『中将(汗)あまりアイハラくん達を虐めては…』『わぁってるよ、まぁそういうわけだ轟天号はこれよりゴジラ撃滅の任務に再着任する!』

 

その言葉と共に轟天号の砲門が一斉に火を吹く!

 

『ぐおおおおぉぉん!?』「よーし、このままあいつの土手っ腹にかましてやれ!尾崎!」「了解!」

 

ドカーン!ドカーン!

 

次々とミサイルやバルカン砲がゴジラの皮膚をえぐり、ダメージを確実に与えていく

 

「ちっくしょ~!俺達も負けてられるか!マリナ!リュウ!」「任せときなさい!」「へっ!久しぶりに血が騒いできたぜ!」

 

そういい奮起したNoahも攻撃を再開する。その勢いにゴジラも怯む

 

『ギャオオオオオン!』「ちっ!相変わらず固い野郎だ!」「艦長、どうやらゴジラの皮膚と体組織は数十年前よりも明らかに硬質化しています!」「だろうな?だが、こちらも秘策はある…AGブラスター発射用意!」「しかし、まだなんの試験もしていませんが…というのは野暮ですね?」「わかってんじゃねぇか…ぶっぱなせ!」「了解!AGブラスター…アンチゴジラ爆砕砲、発射!」

 

ズドーン!

 

『グオォォォン!?』「命中を確認!ゴジラの表皮に大幅な損壊は…ちっ!見られません!」「ふん、そんなとこだろうな?まぁあれは数打ちゃ当たる戦法の武装だからな?構うな!全弾撃ち込んでやれ!」

 

ゴードンの言葉と共にAGブラスターが撃ち込まれていく

 

『グオォォォォン!』 バチッバチッ…

 

するとゴジラの背鰭に光が灯りだす

 

「!回避行動!」「了解!」

 

ゴードンの指示のもとに轟天号がその場から回避すると

 

『グオォォォォン!』 ゴアァァァァァ!

 

ゴジラの口から青白い光が放たれ轟天号の居た場所を通過し、その後ろにあったビルを融解させるほどの熱量の光線を放ったのだ!

 

「!あれがゴジラの熱線か…テッペイ!放射線量は!」「待ってください!…なんてこった…基準値を大幅に越えてる…」

 

リュウの指示で解析したテッペイのコンソールの画面には熱線が直撃された場所の放射線量が表示されているが全てがレッドゾーンに入っていた

 

「流石はゴジラってとこか?…気を引きしめろ!ここからは殺るか殺られるかだ!」『了解!』

 

ゴードンの言葉と共に戦いは更に激化する…

 

次~回!

 

「俺は…誰だ?」「なんだ…あの青いウルトラマンは…」「クククッさぁ、今一度始めよう宴の時だ!」




はい、というわけで今回はNoahとゴジラのちょっとしたバトルシーンを書かせていただきました(汗)上手く出来とるだろうか…

ま、まぁこんな感じでボチボチやっていきますので次回まで…good-bye!


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第五十三話:『蒼き虚無の者』

はい、どうもギガスです

お待たせしたわりに今回はめちゃ短いです汗それでもよろしければご覧ください


現世でゴジラが暴れている頃、冥界にてイッセー達は…

 

「ふぅ…ウ~ン、やっぱり出て来ないなぁ」

 

「だな…一体こいつは…」

 

二人がそう唸っていると タッタッタ! と足音が近づく

 

「イッセー!ダイナリオ!大変よ!」「部長?どうしたんですか、そんなに慌てて?」「はぁ…はぁ…げ、現世にっご、ゴジラが現れたらしいの!」「なっ!?ご、ゴジラ!?ゴジラってあの怪獣の王の!?」

 

イッセーたちが調べ物していたときにリアスからもたらされたのは最悪の情報だった…

 

一方の現世は 「どわっ!?くそっ!こいつはどうなってんだよ!」 「隊長!もう残弾がっ!」 「リュウ、こっちもヤバイぜっ」 「マジかよ…轟天号!そちらは!」 「ちっ…相変わらずのしぶとさにタフネスまで増えてやがらぁ…尾崎、Gバスターは!」 「あと…一発分ですっ!」 「…最悪だなぁ…」 

 

グオオォォォォン! 

 

彼等の眼下には街を蹂躙し、ビルや陸橋等の物を破壊していく怪獣の王、ゴジラの姿があった

 

「ちぃっどうすりゃあいいんだっ!」

 

リュウ達が苦戦を強いられ攻めあぐねていると

 

トレラシウム光線! ドカーンッ! グオオォ!? 

 

「!?…なんだ?ありゃあ…」

 

突如、天空から蒼き光が放たれてゴジラを吹き飛ばされリュウが空を見上げるとそこには…

 

「…」 蒼き体に禍々しいプロテクターを纏った巨人がそこには居た

 

「蒼い…」 「ウルトラマン…?」 

 

リュウ達がそう呟いていると巨人が降り立ち、ゴジラと対峙する

 

「…」 グルルルッ!

 

自分を攻撃した巨人に怒りを露にするゴジラはその瞳で巨人を睨むが巨人はただ黙して構える…その構えはどこか双角の赤き巨人に似ている

 

グオオォォォォン! 「…!シュア!」

 

そこからは二つの巨影がぶつかり合う!

 

場面はまた冥界へと戻る

 

「現世はゴジラ…冥界は…くそっ動こうにも動けない…どうしたらいいんだ…」 

 

イッセーが頭を抱えていると コンコン 『八雲様、少々よろしいでしょうか?』 「ん?はい、どうぞ?」

 

ノックと共に入ってきたのは一人の男性で何処か陰のある顔立ちの青年で、黒髪を肩くらいまで伸ばし白い服に変わった模様が入ったものを着ていた

 

「貴方は?」「どうも、初めまして…ウルトラマンべリアルの息子君?」 男の姿が蒼き魔人へと変わる 「!?お前は!?」『ふぅ…改めまして初めまして…私の名前は…ウルトラマントレギア、虚無をこよなく愛する者だよ…以後お見知りおきを?ウルトラマンウィード』

 

果たしてトレギアの目的は?!そして現世に現れた蒼き巨人は?待て!次回!




はい!どうもお久しぶりです。ギガスでございます汗いやぁなんと言いましょうか…お待たせして申し訳ありませんでした!『土下座』

いやぁ汗色々と重なり更新が遅れてしまい申し訳ありませんでした汗これからは亀更新がまだ続きますと思いますがよろしくお願いします汗


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第54話-ふたつの歪み-

はい、どうもギガスでございます!久々の更新なのでキレもなにもないかと思いますが、どうぞ読んで頂ければ幸い…デスッ!


「初めまして?ウルトラマンベリアルの息子、ウルトラマンウィードくん?」「お前はっ!?」「クックック…先程も名乗ったが私の名前はウルトラマントレギア…以後お見知りおきを?」「イッセー下がれ!」

 

突如現れたウルトラマントレギアに困惑するイッセーをどかしたダイナリオがトレギアに向かい蹴りを放つ!

 

「おっと…ウルトラマンダイナか?随分とまた面白い組み合わせだねぇ?」「うるせぇ!ハッハァっ!」

 

ダイナリオが蹴りや殴りを交えて打ち込むが全てを軽く避けてしまうトレギア

 

「くっそ!このっ!」「熱くなってはいけないよ?ほら、足元が…お留守だ!」 ガッ! 「っ!?わっとと!?」

 

そう言うとトレギアはダイナリオの足を払い転けさせる

 

「全く…血の気の多いのはゼロやベリアルだけにしてほしいものだねぇ?」「のやろっ!」「リオ!落ち着けって!」「だけど!?」「良いから…トレギア、なんのようで現れたんだ?」「ふむ、やはり君は冷静だね?そうだねぇ…まず、現世で暴れている怪獣王だが…ふん、忌々しいがアイツが止めているようだ…まぁいい、私の目的は…ここだからね?」パチンッ!

 

トレギアがそういい指を鳴らすと…

 

グオオオン! ギャオオン!

 

「!あれは…」「パンドンとグエバッサー…相性が良さそうだろ?」「トレギアっ!…あれ?」『精々彼等に付き合ってくれた前、私は私の目的を果たさせてもらうとするよ…フハハ!』

 

トレギアは笑い声と共に姿を消し、残されたのは怪獣2体が冥界の街に迫っているという事実のみ

 

「っ!リオ!」「あぁ!」

 

イッセーはウィードライザーをダイナリオはリーフラッシャーを構える!

 

「ダイナァァァァ!」「ウィードォォォ!」

 

二人は光りに包まれて巨人へと姿を変える!

 

「デェア!」「ジェア!」

 

ウルトラマンダイナとウルトラマンウィードが怪獣に立ち塞がる!

 

場面は変わり現世

 

「フンッ!セェア!」グオオオオン!

 

怪獣の王を相手に青い巨人がぶつかりあう!

 

「どうなってんだありゃあ…」「あれって…ウルトラマン…よね?」「えぇ…ですけど、なにか」「…怖い」「コノミさん?」

 

コノミがそういい青いウルトラマンを見ながらそうつぶやく

 

「セェア!」 ウルトラマンが飛び蹴りをゴジラに叩き込み、距離を離すとそのまま蒼い稲妻のような光線を放ち追い打ちを掛ける

 

グオオオオォン!? 流石のゴジラも体表から火花を散らしながら吹き飛ばされていく

 

「マジかよ!?」「こりゃあたまげたな…尾崎、エネルギー残量はどれくらいだ?」「…残り三十%ってところです…」「…よし!アイハラ達に伝達、轟天号の艦首ドリルでゴジラの土手っ腹に風穴を開ける!」「また無茶苦茶な(汗)」

 

ゴードンの号令が響く中また別の場所では

 

『…ふむ、何故やつがここに?まぁいい、このまま泳がせておくか…だが、私の邪魔だけはさせ無いぞ?…私よ』

 

闇に蠢くトレギアの言葉の意味とは?待て、次回!




はい、というわけで短めですがやってみました出してしまいました。彼を彼を虚無のウルトラマンを(汗)

いや〜…すいませんでした。本当は出さないようにしようとしたのですが、中々に難産だったのとハマるのが彼だけだったので、こうなってしまいました(汗)

また今回のことでウルトラシリーズが出る限り、そのウルトラマンや怪獣は出るようになると思いますのでご容赦ください、では皆さんGOODBY!


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