OnceAgins・My Life (特殊作戦群)
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序章 プロローグ1~来世も友でいよう~

作戦行動中に戦死した四人は・・・・


「ゆ・・・き・・・・・・う・・・優希」

 

「お・・・・い・・・・・おい」

 

「ぱい・・・・せん・・・」

 

「う・・・・・うん?」

 

目を開けると目の前には人民解放軍の装備をつけたままの親友だった、中国人の張瑛九に同期の木村それに後輩の翼の四人がいた。

 

「あれ?」

 

俺も起き上がると上陸作戦時の時の装備のままだった。

 

「どうなってるんだ、張俺は確かお前に撃たれて・・・」

 

「俺もそうさ、優に撃たれて・・・・」

 

「俺は誘導弾の爆発に巻き込まれて・・・」

 

「同じく・・・」

 

「「「「・・・・・・・・・・・・・」」」」

 

互いに黙り込んでいしまう。そもそも俺達は親友と呼べる間柄だった。俺自身この作戦には個人的には参加したくなかった。なぜ親友である張と殺し合いをしなければいけないのか?その事が常に脳裏にあった。でも仕方がなかった・・・俺は自衛官であり張も軍人ならば割り切るしかないのだから。そんな中

 

「お辛いものですね、互いに認め合った中でありながら無常にも戦火にその友情を引き裂かれる事になると・・・」

 

「「ッ!!」」

 

背後から異様な気配を感じ俺も張も振り返るとそこには10人いれば10人とも振り返るような絶世の美女が佇んでいる。

 

「貴方は?・・」

 

俺は言うと

 

「私は簡潔に言えば貴方方の世界で言う神様のような者です。そして今、あなた方はこの世とあの世の境目にいます。今ならまだ転生と言う形で違う世界の日本・中国に戻る事ができます。貴方方の友情が分かたれる事がない世界に」

 

「「・・・・・?」」

 

俺も張も顔を見合わせ首をかしげる中

 

「もう一度人生を歩みたくありませんか?互が将来に希望を持っていたあの頃に戻りたくありませんか?」

 

自称神様は言うが

 

「いや、ねぇ」

 

「ああ」

 

「{胡散臭い}」

 

「{同じく}」

 

俺も張も木村も翼も言い

 

「俺は頭をモロにを撃たれて、張も脳天に風穴開けられて即死なんですが?それに後の二人は遺体そのものがないかもしれないのに」

 

俺は言い横で張も頷いている。

 

「問題無いです。何か希望することは?」

 

彼女は言うなか

 

「俺は同姓同名にして欲しい、後親も前世同様の親の間に生まれたいかな、親孝行してやりたいし。でもまた軍人になっちまうんだろうな・・」

 

俺は苦笑し

 

「俺も優希とお同じだ。でも俺は優希に銃口は向けたくはない・・・・」

 

張は言った。それに

 

「俺達も同じだよ、親友を殺したくなんてないでも守るべき物はあるだろうな

 

俺達が夢見た未来はこんなにも残酷な結末を迎える未来だったのだろうか・・・それならばいっそやり直しがきくならばそれに越したことはない

 

「互いに答えはもう出たな・・・じゃぁ・・来世で会おう親友」

 

「ああ、その時が訪れるのを楽しみに日々を生きるさ」

 

「絶対に会おう!!」

 

「もち」

 

俺達全員は固く手を重ね

 

「では、決まったようですね。では良き第二の人生をお過ごし下さい。」

 

こうして俺と張は来世に会おうと約束を交わしてもう一度新たな人生を歩む事になる。どう言う結末になるかは自分次第だろう・・・




次回~高校入学~を予定しています。


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高校生編 高校入学

無事に日本に転生した優希は高校に入学する。しかし・・・


無事に日本に転生し前世と同じ両親の間に生まれた優希だったが驚きの連続だった。

 

「ようやく高校まできたが・・参ったなぁ・・・」

 

俺は言った。俺が今年から通うのは五条館大付属学院。まぁ、レベルの高い学校だ。しかし思い返せば知らないことの連続だった。前世で尖閣の取り合いで殺し合いまでした中国が既に民主化しており更には日米中の三カ国の同盟を結んでいたり、かといえば友好的な国だった台湾が共産主義的な国になっていたり、北朝鮮と韓国は絶賛戦争中だったりまぁ変わらない所もあり一部は安心できた。日本はと言うと「自衛隊」ではなく「日本国防軍」になっており詳しい事はまだわからないが。でもそれ以前に俺は危機的問題に直面していた。

 

遡る事数分前

 

「ここが三年間世話になる花壇寮か・・・・・・ん・・」

 

よく目を凝らして見ると

 

「花壇女子寮」

 

と書かれており、自分の送られてきた紙を見るが

 

「ここ女子寮じゃんッ!!」

 

俺は慌てて学園の職員に抗議死に行くと

 

「ええ、女子寮ですね・・・それが問題でも?」

 

言われ

 

「あの・・・俺が女に見えますか?一度眼科に行ったほうがイイんじゃないですか?」

 

言うが

 

「これ以上はこちらもわかんないんで後は寮監の佐藤佳奈先生に聞いてください。」

 

言われ相手にしてもらえなかった。

 

「クソッ、いきなりホームレスとかんなのありかよ・・・」

 

毒付きながら仕方がなく花壇寮に行き

 

ピンポーン・・・ピンポーン・・・ピンポーン・・・ピンポーン

 

「あーーーーーーッ、もううっさいーーー一回鳴らせば分かる!!」

 

中からなんとも言い方は悪いがちびすけが出てきた。

 

「あの、すみません寮の件について寮監に聞けと言われてきたのですけれど・・」

 

俺は聞くと

 

「・・・・・・・・・あ~~お前か寮が満杯で溢れたラッキーボーイは」

 

そう言うと

 

「自己紹介がまだだったな私は佐藤佳奈この花壇寮の寮監だまぁ付いてこい」

 

わけがわからぬままに案内され着いたのは

 

「此処はまぁ簡単に言うと寮監の専用の管理棟だ。まぁこの一戸建てがお前の寮替わりになるんだが先客がいるから気を付けろよ・・・・・( ̄∀ ̄)」

 

なぜかにやけているのが気になったが

 

「分かりました、ご丁寧にありがとうございます。」

 

女子寮とは言え管理棟なら気が楽だし何よりVIP待遇みたいで良かったが、この時俺は聞いていなかった。「先客」の事について

 

「お邪魔しま~す」

 

中に入るしかし何も聞こえてこない。部屋一面を見ると

 

「ほーーーー、中々いい感じじゃん・・・・」

 

俺が思っていると

 

「やっほーやっと来たわね」

 

中から出迎えてくれたのはなんと女子だった。

 

「え・・・・・・・・・・(゚д゚)・・・・」

 

俺はバックを落としてしまった。ルームメイトは俺と同じ寮から溢れた男子とばかり思っていた、だが目の前にいるのは女子だ

 

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

 

フリーズしていると

 

「大丈夫?」

 

言われ現実に戻る

 

「あ・・・・えっと」

 

俺がしどろもどろになっていると

 

「如月優希君でしょ?佐藤先生に言われてたからさ、私は宮下紗希、同じく女子寮で溢れちゃった寮生よ。今日から三年間よろしく」

 

自己紹介をされるが理解が追いつかず

 

「{おい、なんだよこのギャルゲーともいえない状況になってるのは}」

 

思ってるが彼女、宮下さんが案内してくれる。二階の階段を上り

 

「ここが貴方の部屋、隣が私の部屋になってるから。言っておくけど」

 

「はいはい、覗きなんてしないから。」

 

俺は言うと

 

「それはそれで面白くないというか・・・なんというか・・・」

 

そんな事を言っているが

 

「そもそも君はいいのか?俺一応男なんだけど?」

 

俺は彼女に言ったが

 

「あははは、仕方がないよここ以外だと部屋ないもの。それとも如月君は私の事襲っちゃう?」

 

宮下さんは挑発気味に言ったが

 

「そんな事したら、俺の人生終わっちまう」

 

俺は切り返し部屋に入る

 

「ほぉ・・・・やっぱりいい部屋だ」

 

部屋を見た第一印象はベッド・テーブル・テレビ・小型の冷蔵庫なんでもござれだ。荷物を下ろし、業者が運び込んでいる荷物をクローゼットに収納し

 

「ふぅ、木村に翼、それに張は何処でどうしてっかなぁ・・・・」

 

まだ見ぬ二人の事を考えつつベットに横になると疲れが思いのほか溜まっていたのかそのまま寝てしまった。

 

「zzzzzzz~~~~~~zzzzzz~~~~~~~zzzzzzz」

 

 

「きなよ・・・・・・らぎ君・・・・・・如月君・・・」

 

揺さぶられるような感覚で意識が覚醒していく

 

「う・・・・・うん?」

 

目を覚ますとすっかり夜になっていた

 

「ヤバイ、夕食・・・・・・」

 

ベットから起き上がると

 

「ふぅ、起きたね夕食作ってあるよ、起きてこないからどうしたのかなってきたら部屋のドアが半開きになっていたいたから覗いてみたらベットで寝てたようだったから」

 

宮下さんに起こされ

 

「ごめん、気を遣わせちゃって」

 

謝ると

 

「気にしてないから大丈夫だよ、それより下行こう作った夕食冷めちゃうから」

 

宮下さんに言われ俺はそのまま下に行く。そこにはふたり分のパスタが並んでいた。

 

「急ごしらえだから如月君の口に合うかわからないけど」

 

宮下さんは言うが

 

「俺は作ってくれたのに文句を言うような躾はうけないよ、それに作ってくれた宮下さんに失礼だしね」

 

「・・・・・・・」

 

そのまま席に付き

 

「「いただきます」」

 

食べるととても美味しい味が口いっぱいに広がる

 

「・・・・・・・・」

 

宮下さんが俺を見ている

 

「うん・・・・とても美味しいよ、ありがとう」

 

俺はお礼を述べ

 

「明日は俺が作るよ、一応料理できるしまぁ宮下さんには及ばないけど」

 

パスタを食べつつ言う。両親が軍人のため日常の掃除・選択・料理などは一通りできるようにしてある。

 

「提案なんだけどいいかな」

 

宮下さんはフォークを置き

 

「家事とかそういうのは二人でしたほうが早く終わるとお思うんだけどさ分担とかしてさ」

 

宮下さんは提案し、俺は考え

 

「・・・・・・・確かにいいかもねそれ」

 

その後早速分担して後片付けを行い、お風呂に入りあれよあれよと就寝となった。

 

「「おやすみ」」

 

互いに部屋に入ろうとした時

 

「あっと、そうだそうだ」

 

宮下さんは

 

「明日、入学式8時集合だってクラス分けも学校の掲示板に書かれてるって」

 

伝達事項を伝えてくれて

 

「了解、サンクス」

 

そのまま部屋に入り時計をセットしベットに倒れこむ。そして意識は眠気に飲まれていった・・・・

 




次回~新たな出会い~を予定しています。


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新たな出会い

環境に順応しようとする中新たな出会いがあった・・・


早朝、4時 花壇寮管理棟

 

「ふぅ・・・・大体こんな感じかな」

 

味噌汁の下準備を整え、冷蔵庫の中をチェックし

 

「よし、納豆やその他卵に野菜に肉一通りあるな」

 

確認を終え

 

「ふむ・・・・・・・」

 

少し考え

 

「今日はそんなに重いものでもなくてもいいな」

 

野菜のサラダと目玉焼きをを作る下準備を行うそしてそれらを冷蔵庫へと入れ

 

「うし、行くか」

 

スポーツジャージに着替え日課のランニングに行く。このランニングは転生してからずっと行っていた。軍人とりわけ特殊部隊などは体力もないとついていけない。前世において「特殊作戦群」・「特別警備隊」・「水陸機動団」・「第一空挺団」やその他レンジャー訓練を受けたりと海自所属でありながら自分の体を暇さえあれば虐めていたため同僚らからは「体力バカ」などと言われていた。

 

「ランニングに行ってきます」

 

書置きを一応残し、管理棟から出て公園のジョギングコースを走る。しかしそこには先客がいたようで

 

「おはよう、君もランニングかい?」

 

ガタイのいい人に声をかけられ

 

「はい、そちらもですか?」

 

話をしながら走る。

 

「俺は井上剛生、今年入学の新入生だ君は」

 

言われ

 

「奇遇だね、俺も同じく新入生の如月優希だよろしく」

 

挨拶を交わす

 

「何か今までスポーツをやっていたか?」

 

井上に聞かれ

 

「一通りはね野球・サッカー・陸上・剣道・銃剣道・柔道・弓道その他etc]

 

答えると

 

「普通の体格に見えて実はガッシリとした体つきををしていると見た」

 

井上に言われ

 

「家は両親が軍人で、祖父母も元軍人だからね小さい頃からアレコレやってきのさ」

 

俺は答えると

 

「へぇ、尚の事気が合いそうだ。家は親父が現役で祖父が元海兵隊だ」

 

井上は言い

 

「家は父が海軍、お袋が空軍、祖父が元海軍・祖母が元陸軍で叔父が海兵隊だった。」

 

せつめいする

 

「こりゃァ、エリート一族ってやつか?」

 

苦笑しながら井上に言われ

 

「そりゃない」

 

俺も苦笑しながら答えた。そして自販機の所まで二人で話しながら走り

 

「お近づきの印に」

 

俺は財布からお金をだし自販機に入れスポドリを二本買い一本を井上に渡す

 

「サンクス、お前とは気が合いそうだ如月」

 

井上は俺を見て言い

 

「優希で良い」

 

俺は言うと

 

「なら俺の事は剛生で良い。」

 

俺は高校で初めての友達ができたと実感できた。別れ際に

 

「同じクラスになれるといいな」

 

剛生は言い

 

「俺もだ」

 

答え俺達は公園を後にした

 

剛生side

 

「如月優希・・・・只者には見えなかったが陸海空軍の名門・・代々軍の士官を輩出している名門如月家の人間か・・・それにしても気さくでいい奴だな・・・」

 

その時彼は・・井上剛生は思っていた。

 

剛生sideアウト

 

 

そして俺は花壇寮の管理棟に戻り朝食の準備を始める。

 

「うん、いい感じだ味付けも・・・・・よし」

 

味噌汁の味を確認し

 

「卵も焼けてる・・・・OK」

 

コンロの火を止め冷蔵庫に入れてあったサラダのサランラップを取る。そこに

 

「おはよ~~むにゃ・・・」

 

目を擦りながら宮下さんが降りてくる。既に制服姿だ。

 

「悪い、あと少しでできるから。」

 

俺は急いで盛り付け等を行い、自身も制服に着替えてくる。そして下りてくると

 

「・・・・・・・・・・・何この状況・・・・」

 

第一声がそれだった。なぜならそこに佐藤先生に見慣れない女子が4人

 

「えっと・・・どちら様?」

 

何とか尋ねると

 

「佐藤先生がここでご飯食べられるって言うから」

 

一人が言い

 

「そういうことだ、如月飯の準備よろ~~」

 

そう言うと佐藤先生は今のテーブルに座る

 

「えっと、如月君大丈夫?」

 

もう一人の女子が言い

 

「佐藤先生、いきなり来てよろ~はないでしょう!!如月君困ってるじゃないですか」

 

宮下は佐藤先生に怒鳴ってるが

 

「しょうがないだろ・・・と言うより私が料理できる風に見えるか?」

 

ドヤ顔で行っており

 

「はぁ~~~、宮下さん大丈夫だよ多めに作ってるからみんなの分は何とかなるよ」

 

そう言い俺は棚から追加の食器を下ろす。皆の分も追加で直ぐに作り皿に乗せて持っていく

 

「簡単で悪いがまぁ食べてみてくれ」

 

食事をとり始め

 

「ちょ、これ美味いじゃない。私が昨日作ったパスタなんて足元にも及ばないじゃない」

 

宮下さんが言い

 

「うん、美味しい、味噌汁もただの味噌汁じゃないみたいだし」

 

「サラダもシャキシャキしてる・・・」

 

皆感想を言いながら朝食を食べ終える。食事の後片付けは宮下がやると言ってダイニングで洗い物をしているその間

 

「えっと自己紹介まだだったね、おいしい朝食ありがとう私は鏑木穂波」

 

一人が言い始めると

 

「私は近藤六花です宜しく」

 

二人目が言い

 

「あ、突然押しかける形になってごめんなさい。寿々咲穂海です。宜しくお願いい致します。」

 

三人目も自己紹介をする。

 

「おいしい朝食をありがとう、私は望月皐月です。宜しくおねがいします。

四人目が言い

 

「ああ、別にいいよ。まぁ先生が言ってしまったものはしょうがないしまぁご飯が食べたかったらここに来るのもありだな、但し食費は徴収させてもらうよ、悪いけど」

 

俺が言うと

 

「「「「それは別に構わないよ、皆で美味しく賑やかに過ごせそうだし」」」」

 

四人は言ってくれた。その後詳しい取り決めを行った

 

1 遅くなりそうな時はできる限り事前連絡をくれると助かる

 

2 食費も徴収但し、学生はワンコイン、残りは佐藤先生の負担

 

 

この取り決めを行い佐藤先生が

 

「ちょ、お前ら学生はワンコインで私からは半分以上負担なの?!」

 

言っているが神無が

 

「先生は社会人じゃないですか、まさかとは思いますがタダ飯をドサクサに紛れて食べようなんて思っていませんよね?」

 

宮下さんが言うと

 

「う・・・・・」

 

言葉に詰まったように言い

 

「わかったよ、私が負担するわよその代わり美味しご飯出さないとダメだかんな」

 

げんなりしつつ佐藤先生は応じてくれた。その後皆学校に趣き掲示板でそれぞれクラスの確認をすると全員が

 

「「「「「「1-Aだ・・・」」」」」

 

驚きつつも教室に行き、指定されている席に座ると

 

「おう、優希同じクラスになったな宜しく」

 

朝に会った井上が右隣の席だった。そして左隣が宮下さんで俺達三人は一番後ろの席で

その前に鏑木さん、望月さん、近藤さん、寿々咲さんとうまい具合に固まる事ができた。そして今日のメインの入学式が終わり6人で今後の日程についてアレコレ話しながら昇降口から外に出たとき

 

「野球部に入りませんか?」

 

「おっ、ガタイがいいな柔道をしないか?」

 

「陸上で一緒にいい汗をかいてみない?」

 

部活勧誘等に捕まってしまった。俺達は紙だけ貰いその日は明確な返事は避けた。こうして目まぐるしく早く一日が過ぎていった。・・・・・・・・




次回~世界情勢~


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国際情勢

その日の夕食を取る二人、テレビを見ているとこの世界の情勢が明らかになってくる。


その日の夕食は他のメンツが遅れるため自炊するとメールがあり俺と宮下さんだけになった。ちなみに宮下さんは朝食でのあれが効いたのか

 

「夕食は私が作る。」

 

そうなり俺はダイニングでテレビを見ながら宮下さんが夕食を作るのを楽しみにしている。

 

テレビでは

 

「尖閣諸島に置いて日中の作業員らによる施設開発が進む中、沖合に台湾共産国海軍の艦艇が現れましたが諸島周辺を警備していた国防海軍のミサイルイージス巡洋艦が警告を行うも、「領海侵犯をしているのは貴国である、退去せよ」などと逆警告され一触即発になりましたが台湾共産国側の艦艇が退去し一触即発の事態は回避されたとの事です」

 

キャスターは言い

 

 

「まじか・・・領土問題はこじれかけてるな・・・・」

 

俺は思っていたがテレビの映像に出ていた。ミサイル巡洋艦はあたご型イージス駆逐艦の艦橋と米海軍のタイコンデロガ級の船体を足して割る2にしたような船体だった。ちなみにその巡洋艦は「あいず型ミサイルイージス巡洋艦」と呼ばれているようで艦隊の総数40隻そして随伴する、ミサイルイージス駆逐艦は50隻前世の海自とはえらい違いでまるで米軍並みである。なお陸・海・空・そして第4軍の海兵隊が存在している所も違う。少し調べて見た所4軍各兵力平均60万人計240万と人員も自衛隊とは違いそして装備もハイテク装備だ。

 

「{この世界の日本の人口はいくらくらいだろうか?・・・俺の知る日本は1億2000万人だがこの世界の日本じゃ倍以上いておかしくないな・・・}」

 

俺自身思っていると

 

「ご飯できたよ~~」

 

キッチンから宮下さんの声が聞こえ彼女はご飯をよそっている。そして俺はテーブルの椅子に座り宮下さんと二人で

 

「「頂きます。」」

 

二人で今日は神無さんが作ったカレーを食べる。

 

「お、美味い」

 

俺は一口食べて言うと

 

「美味しいでしょ?、自信作何だ私の十八番の一つ出し」

 

彼女は言い、そして

 

「ニュース何見てたの?」

 

聞かれ先ほどの事を話すと

 

「あ~~」

 

宮下さんは言い

 

「日中と台湾は仲が悪いからね・・・・」

 

神無さんは言い

 

「深刻だよな、特に領土はこじれれば最悪戦争になりかねないからな・・・」

 

俺は言い

 

「物騒な事言わないでよ・・・」

 

宮下さんは言った。夕食後、お風呂に入り、その日の課題・復習と予習を行い自室で国防軍について調べる。

 

「ふむふむ・・・前世で陸自だった国防陸軍は・・・・ほー・・常設のレンジャー部隊に・・・!!」

 

ある文字を見て前世との繋がりがある事を感じた

 

「特殊作戦群」

 

この文字を見て懐かしくも思えた。陸軍特殊部隊であり、10個戦闘中隊があり更に偵察中隊が5個と各機能が格段に強化されているようだった。

 

「海軍は・・・・・・」

 

海軍を見ていくとやはり島国なため艦艇は多く殆どがイージスシステムを装備した駆逐艦と巡洋艦そして強襲揚陸艦さらに目玉の空母が3隻に潜水艦が約35隻。そして極めつけが「海軍特殊部隊」である。前世で自身も所属していたSBU日本版のSEALsだが、正式に米国海軍のSEALsの教官らに指導される形で日本にも「NAVYーSEALs」が発足したようだ。第四軍として発足した海兵隊、前世では水陸機動団だったが世界規模に展開が可能な上「J-FORCE・RECON」日本版の武装偵察隊や「J-MARINE・RAIDERS」海兵隊特殊作戦部隊など米軍を手本にしてるのがもろ分かりだった。

 

その他もろもろ調べていると

 

「コンコン・・」

 

控えめなノックが聞こえ

 

「ハイ、空いてます」

 

そう言うと中に紗希が入ってきた。

 

「どうした?」

 

聞くと

 

「少し、課題で分からないところがあって・・・」

 

紗希は言い

 

「わかった、課題持ってこ見てやるから」

 

そう言うと

 

「うん、ありがとう」

 

紗希は部屋から課題を持ってくる。そして

 

「ここは、この公式を当てはめて・・・うん、そう、合ってる。」

 

「これでいいのかな?」

 

「どれ」

 

そんな感じで勉強が進み、休憩してると

 

「優希君は結構勉強強いみたいだけど、もう将来は決めてるの?」

 

ホットミルクを飲みつつ紗希は言い

 

「一応、海軍の士官を目標にしてるかな・・・」

 

答えると

 

「じゃぁ、高校卒業後は士官大学校希望?」

 

紗希は言い

 

「まぁ、今の所はね両親だけじゃなく祖父母も元軍人だからね」

 

俺は答え

 

「そうなんだ」

 

紗希は言い

 

「まだ、互いに高校一年生だし、もしかしたら変わるかも知れないし。」

 

俺は答えた。そう今の所の目標はあくまで海軍士官になる事だがもしかしたら変わるかも知れないし、そうでないかも知れない・・・結局はまだ分からないままだ。そのまま紗希に勉強を教え

 

「ふぅ、課題も終わったしそろそろ寝ないと明日に差し障るぞ!」

 

紗希に言い

 

「うん、そうだね色々ありがとう。・・・その・・また勉強聞きに来てもいいかな?」

 

言われ

 

「時間がある時なら問題はない」

 

答え今日はお開きとなった。そしてまた明日が始まる。

 




次回~アホなクラスメート~を予定しています。


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アホなクラスメート

いつも通り学園に登校する優希と祥子しかし校門で風紀員による検査が行われていたが・・


その日も優希は日課のランニングを朝行い、朝食を皆で取り後片付けを行ったあとで紗希と二人で登校する事に

 

「昨日はありがとう、如月君て教えるの上手いよね」

 

紗希は言い

 

「いいや、それは宮下さんが飲み込みがいいからさ、何度教えてもバカはできないからね」

 

俺は答える。二人で校門付近まで来ると

 

「風紀員です、持ち物検査にご協力下さい。」

 

学校の風紀委員が学生らの持ち物検査を行っている。

 

「今日、持ち物検査だったんだ」

 

宮下は言い

 

「抜き打ちみたいなもんだろ、まぁ俺は余計な物は入れてないがな」

 

事実教科書と、昼の弁当しか入れていない。しかし校門で俺と宮下さんは信じられないようなアホと遭遇することになる・・・・・・

 

「風紀員です、持ち物の検査を行っています。バックの中を見させて頂きます」

 

言われ

 

「どうぞ」

「ハイ」

 

俺と宮下さんはバックを渡すがその隣では

 

「これはなんですか?!」

 

驚いたような声が聞こえ

 

「どうしたんだろうね如月君?」

 

隣で宮下は言っており

 

「どっかのバカが漫画でも没収されたんじゃないのか?」

 

俺は言ったが事態はその遥か斜め上を行っていた。

 

「・・・・・如月君・・・・違う・・・みたい・・・」

 

宮下さんが言うので見ると、クラスメートでなぜうちの学校に入学できたのか?というようなとんでもアホの花咲優花だった

 

「バックの中身がりんごと漫画ばかりって貴方は学校に遊びに来ているのですが!!」

 

風紀委員が怒鳴り

 

「へ・・いけないの?!」

 

さも当然のように言い

 

「{・・・・・・ないわ・・・・・・マジで}」

 

俺は思い、となりの宮下さんも

 

「・・・・・・・・・・・・・・・」

 

言葉を失っている。しかしそちらはお構いなしのようで

 

「はぁ・・貴方のような人間が風紀を乱すのよこれは没収します。」

 

風紀員によりりんごと漫画はバックごと没収されたようだった・・・・・が

 

「それを言うなら風紀委員も胸がでかいよ、その胸だって風紀乱してるよ~」

 

・・・・とてもじゃないが公の場所で言うような言葉ではない。

 

「イカれてるのか・・・」

 

そう思っているとその女子生徒は風紀員の女子生徒の背後に回り込みあろう事か胸を揉みだした。

 

「ちょ・・如月君・・・・・」

 

宮下さんもドン引きであるが、俺自身風紀員の人がかわいそうに思え

 

「すまん、宮下さんバック頼む」

 

バックを預け胸を揉むのに夢中になってるアホに近づき

 

「いい加減にしやがれ、このボケーーーッ」

 

アッパーをかまし花咲を吹っ飛ばす。ちょいと力を入れすぎたがまぁバカにはこれくらいやらないと効果はないだろうと思い気にも止めなかった。そして風紀委員に駆け寄り

 

「大丈夫?」

 

訪ね

 

「ごめんね、ホントにあのバカうちのクラスの奴でさまたなんかやらかしたら言ってくれ{締めとくから}」

 

そう言い、俺はバカを引きずりそして宮下さんと校内に入っていった。そして教室に入り、バカを席に放り投げ

 

「おーい、秋津お前の幼馴染またやらかしてたぞ」

 

同級生の秋津孝に言った。

 

「すまん、面倒かけた如月」

 

同期生の秋津は言い

 

「しっかり躾けないとダメだろ?」

 

ジョークで言ったが

 

「俺もできるだけやってるが・・・・・・ハァ~~~~」

 

ため息をついている秋津を見ると可哀想に思えてきた。

 

その頃

 

「さっき助けてくれた人にお礼が言いたいな・・・」

 

風紀委員、霧島由希江は自身も教室で思っていた。




次回~抜き打ちテスト~を予定しています。


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抜き打ちテスト

その日の最後の5時限目、数学の抜き打ちテストが行われることに・・・


「ふぅ・・・次で今日最後か・・・」

 

時計を見るとそんな頃合だった、しかし次の数学に思わぬ伏兵が潜むとも知らずに。

 

「次、数学だな優希課題やってきたか?」

 

となりの剛生に言われ

 

「ああ、もちろんお前まさか・・・・」

 

俺は言うと

 

「・・・・・・・・・・すまん課題見してくれ!!この通り」

 

まさかの課題をしていないと言う

 

「おいおい、勘弁しろよ」

 

オドケテ言いつつも

 

「ほれ、早く写せじゃないと剛田に雷とされんぞ」

 

ノートを渡し、次の授業の準備を行う。そして授業開始5分前に

 

「優希、助かったサンクス」

 

剛生からノートが帰ってきた。

 

「ふぅ、今日は卵と牛肉が特売日だからさっさと帰りたい」

 

そんな事を言っていると数学の剛田宏先生が教室に入るなり

 

「お前ら、今日は抜き打ちテストだ」

 

その一言に

 

「!!!」

 

クラス中が凍りつき

 

「~~~!!!」

 

「先生そりゃない!!!」

 

「鬼畜」

 

「鬼」

 

「悪魔」

 

などと紛糾してるが

 

「お前らが普段から授業をちゃんと聞いていれば解ける問題ばかりだぞ、ちなみに赤点は来週また追試だからな、赤点は40以下だ。」

 

と言うなり皆に問題と答案を配る。周りを見ると、宮下は余裕があるようで近藤は若干不安そうだ。寿々咲は神無同様に余裕があるようだ。望月も同様にそして泡食ってるのが剛生で秋津もなんだかんだ言って口笛を吹くほど余裕が有るようだ。

 

「始め」

 

剛田先生の号令で問題用紙を見て問題を解き始めるが

 

「{ほうほう・・・余裕だな・・・}」

 

スラスラと解いてける。まぁ皆には申し訳ないがこれでも前世では防衛大学を主席で卒業したので自信はある。脇目も振らずに問題を解いていき、ケアレスミスがないかをちゃんと確認する。

 

宮下side

 

「{すごい・・・脇目も振らずにスラスラと問題を解いてる・・・}」

 

私は問題を解きつつも隣でなんの苦もなく問題を解いている彼を見て思っていた。

 

「{つくづく天才肌なんだな・・・}

 

そう私は思っていた。

 

宮下side out

 

井上side

 

「{すげぇ・・・さすが名門俺なんかこのままじゃ赤点確実なのにスラスラとときまくっている優希が羨ましいとさえ思える。}」

 

だ・・・ダメだ・・問題が難しすぎる・・・剛田のクソ野郎・・・・・

 

悪態を付きながらない頭をひねりなんとか解こうとする俺だった。

 

井上side out

 

「終わり、それまで」

 

あっという間の時間が過ぎ去り、皆悲痛な表情をしながらペンを置き

 

「答案をとなり同士で変えて採点しろ。答えを配る。」

 

剛田先生は回答を配り、俺は隣の宮下と答案を交換するがその際に

 

「自信のほどは如何程?」

 

聞かれ

 

「出来る事はしたさ、結果が全てだ」

 

そう言い互いに答案を交換し採点をする

 

「{ほぅ・・・・}」

 

採点をしていて思った。宮下さんはかなり出来る。ケアレスミスが勿体無いがそれさえなければ満点を狙えるほどに。

 

宮下side

 

「{嘘ッ・・・・}」

 

全部当たってる・・・・ケアレスミスすら一つもない・・・完璧すぎる・・・採点していてどれもこれも正解している答案を見て私は思った。

 

「{すごい}」

 

 

宮下side out

 

採点が終了し答案を剛田先生は回収し

 

「赤点の奴には今日は俺からのスペシャルな課題を用意してるからな」

 

剛田先生は言いクラス中が悲痛な状況になるも宮下さんや近藤さん寿々咲さんに望月さんらは余裕で赤点を回避し剛生もなんとか赤点を免れたようだ。秋津が99点で悔しがっていたようだった。ちなみに最下位は毎度お馴染みのアホの花咲優花で0点だったそうだ。

 

最後の授業が終わり皆部活なり帰る者なりと帰路に着く中俺も寮に戻る。

 

「如月君一緒に帰らない?」

 

バックを持っていた宮下さんが待っていたようで

 

「オーケー」

 

俺は返事し二人で寮まで帰る事にするのだった。




次回~夜の来訪者~を予定しています。


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夜の来訪者

その日は放課後に買い物に出かけ夕食の準備をする、そして夜に新たな訪問者が訪れる。


「うーん・・・・・・・・」

 

放課後にスーパーに行った優希と紗希はあれこれと品定めを行っていた。

 

「如月君、こっちの方が安いよ」

 

「お、まじか」

 

あれこれと二人で見て回っていた。

 

「今日のメニューは・・・・・」

 

俺は考えていると

 

「夜は私が担当だよ」

 

紗希に言われ

 

「おっと、そうだったな」

 

俺自身が失念していたようだ。とりあえず一週間分の食料品を買う。

 

「セールに間に合って良かったね」

 

買い物袋を互いにいっぱい持った状態で寮に戻る。寮に戻り、冷蔵庫に食品を入れていき

 

「今日のメニューは?」

 

聞くと

 

「お楽しみ」

 

宮下さんに言われ

 

「分かった、夕食を楽しみにしてるよ」

 

そう言うと俺は二階の階段を上り自室に行く。自室に戻り今日の復習と予習を行い課題を終わす。時計を見てもまだ時間がるので書店で買ってきた「士官大学校過去問題集」を試しに解いてみる。前世の記憶があるので学力やその他にも困ってはいないが念には念を入れてである。

 

「・・・・お・・・いける・・・・・・うん・・・解ける・・・解けるぞッ!!」

 

士官大学校の過去問題でも難なく解いていく事ができるこれには俺自身も

 

「ははは・・これじゃチートだろ・・・」

 

苦笑しつつも教科書を見ながら解いていく。殆ど躓く事無く解いていける。勉強がこんなにも楽しく思えるのは多分初めてだろう。前世では防衛大学の入試で推薦だったが死ぬほど勉強し「もう勉強は嫌だ」と思う自分がいたが今世では前世のチートのような記憶があるためか解らない事は殆どない。

 

「♪~~~♪~~♪」

 

鼻歌を歌いながら時間を忘れて問題集を説いていると

 

「コンコン・・・コンコン」

 

ドアをノックする音が聞こえ

 

「へーい」

 

答えると

 

「如月君、ご飯できたよ他の皆も来てるし・・・後なんか一人増えてるみたいだけど・・・」

 

宮下さんの視線を辿ると

 

「ああ、これ先の事を見据えて念には念を入れてね」

 

士官大学校の過去問題集を見せて机に置く。

 

「すぐに行くよ」

 

宮下さんと下に行くと既に皆が揃っていた

 

「如月君遅いよ、皆で先に食べる所だったよ」

 

望月さんが言い

 

「ほんとよ、もう」

 

寿々咲さんも笑いながら頷く。

 

「今の今ままで何してたの?」

 

近藤さんが言い

 

「自主勉と課題の始末」

 

答え

 

「勉強もほどほどにしないと体を壊すよ?」

 

鏑木さんも言った。そんな中

 

「・・・・・・・・・・・・」

 

じっと俺を見る女子がいる

 

「あれ・・・確か今朝の・・」

 

そう言うと

 

「今朝はどうもありがとう。私は1-Bの霧島由希江よろしくね」

 

霧島さんは言い

 

「こちらこそよろしく」

 

そう言い俺はテーブルに座る。

 

「お・・・今日はチキンライスと野菜スープか」

 

俺は言うと

 

「じゃ揃ったみたいだし頂きます」

 

皆で言い食べ始めると

 

「質問いいかな?」

 

霧島さんが言い

 

「え?まぁいいよ」

 

俺が言うと

 

「えっと、こんなこと言うのも変だけどなんで女子寮にいるの?如月君男子だよね?」

 

霧島さんからの至極真っ当な質問に対し

 

「学園側のミスでね、後一応言っとくけどここは厳密には女子寮じゃなくて管理棟だから一応俺は女子寮にはいない事になってるOK?」

 

説明し

 

「なるほど、学園側のミスならしょうがないですね」

 

笑いながら言っていた。食事を皆で取り終え、お風呂に入り後は寝るだけとなっていたが

 

「コンコン」

 

「はーい、開いてます」

 

返答すると

 

「今日もいいかな?」

 

教科書やらなんやら抱えながら宮下さんが来て

 

「ああいいよ、じゃぁ始めようか」

 

宮下さんに課題の分からない所を教えつつ自分も先ほどの「士官大学校過去問題集」の問題を眺める。それを見ている宮下さんは

 

「将来はやっぱり軍の士官で決まりなのかな?」

 

宮下さんは言い

 

「まぁ今現在はね」

 

答えた。そして勉強を進め

 

「ここのはこの公式の応用でこれをこうする・・・・・そう・・うん合ってる」

 

「これもこれでいい感じかな」

 

「ああ、OKだ」

 

俺と宮下さんとで勉強していき

 

「ありがとう、大体分かった感じだよ」

 

「力になれたようで良かったよ、じゃぁまた明日な」

 

勉強を切り上げ俺は部屋の戻り布団に入り込み目を閉じる。そして眠気に身を任せるのだった。その頃

 

宮下ルーム

 

「如月君、私と同じ一年生なのにもう将来の事考えて行動してるんだ・・・」

 

しみじみ感じていた。軍の士官を養成する大学校の「士官大学校過去問題集」なんてもう準備を初めている辺り自分とは違うんだなと感じると思うことができた。

 

「私も頑張ろう」

 

そう思いながら眠りに落ちていった。




次回~消せない過去~を予定しています。


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消せない過去

真夜中に優希は目を覚ます、前世の悪夢にうなされて・・・・・・


「ハッ・・・・・」

 

前世の悪夢にうなされ目を覚ます

 

「・・・・・二時・・・か」

 

時計を確認し

 

「はぁー・・・・・・・」

 

何度見ても目覚めが悪い・・・・親友同士で銃口を向け合い引き金を互いに引いた事

 

「勘弁してくれ・・・・」

 

起きると部屋のドアを開け下のダイニングに降りる。電気を付け

 

「・・・・・・・久しぶりにあの夢を見たな・・・・」

 

椅子に座り黙り込む。

 

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

 

今「この世界の日本」に新たに生を受けたが、あの記憶を消すことはできない。

 

冷蔵庫から「如月」とラベルが貼られたコーヒーのボトルを取り出しコップに入れて煽る。

 

「もう寝たい気分じゃない・・・な」

 

明日は寝不足は必須だろう、そう思いながらコーヒーを煽る。そんな中

 

「夜更かしは体に毒よ?」

 

「!!」

 

振り返るとそこにパジャマ姿の宮下さんが立っていた。

 

「なんだ・・・・宮下さんか」

 

俺は言うと、彼女は椅子に座り

 

「どうしたの?なんか変だよ、如月君」

 

彼女は言い

 

「いや・・・何でもないよ」

 

俺は言ったが

 

「そうには見えないけど・・・・」

 

彼女は言い、話をそらすため

 

「宮下さんはどうして下に?」

 

尋ね

 

「うん、あまり寝付けなくて何か飲みにね本当はあまり良くないだろうけど」

 

彼女は苦笑している。

 

「確かに、あまり深夜に甘い物はダメだろうな。」

 

俺は言うが

 

「うん、でもコーヒーもダメだよね、カフェインで眠れなくなるし」

 

宮下さんは俺に言い返し

 

「痛い所を突かれたな、でも一日や二日寝なくたって死にやしないさ」

 

俺は言いグラスにコーヒーを入れようとするが

 

「ダメっ」

 

宮下さんにグラスとコーヒーのボトルを取られ

 

「これ以上飲んだら完全に寝られなくなるッ」

 

彼女が声を荒げる所を初めて見た。

 

「待ってて、今ホットミルク作らから」

 

彼女は言うと俺が止めるまもなく台所へと向かっていった。

 

「お・・おい」

 

俺は黙って成り行きを見ているしかない。数分後

 

「ハイ」

 

大きめのマグカップを置き宮下さんは俺に向き合うように座る。

 

「で、なんで如月君はヤケ酒を煽るようにコーヒーを飲んでるのかな?私はその理由が知りたいんだけど?」

 

宮下さんは聞くが

 

「まぁ・・・・・その・・・・何と言ったらいいか解らないから・・・・今は言いたくない・・・・」

 

答えると

 

「そっか・・言いたくない・・・か」

 

残念そうに宮下さんは言い

 

「すまない・・・」

 

俺は一言言った。

 

「「今は」と言うことはいずれは話してくれると思っていても良いのかな?」

 

宮下さんは言い、それに対し

 

「まぁ、いずれ話せる時が来れば・・・」

 

俺は答える。それに対して

 

「そう、分かった。」

 

宮下さんは言うと

 

「私はもう寝るから、それ飲んだら如月くんも寝ちゃった方がいいよ」

 

彼女は台所の流しにマグカップを置き自室へと戻っていった。そんな彼女に

 

「{ありがとう}」

 

聞こえないくらいの声で礼を言い飲み終わったマグカップを台所に持っていき彼女の分も洗い、水気を取り食器入れに戻す。そして自身も部屋へと戻り

 

「なんだろう・・・眠れそうなきがする。」

 

あんなにコーヒーを飲んだ割にはベットに横になるとあっさりと夢の世界へと誘われてしまった・・・・・・




次回~林間学校~を予定しています。


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林間学校準備

その日、学校で林間学校簡単に言えばキャンプが行われるとの話があり優希のクラスでも班を編成し準備に追われる。


その日の五時限目林間学校の準備のため班編成を行い

 

1-Aの第2班 

 

如月 優希

宮下 紗希

井上 剛生

秋津 孝

鏑木 穂波

寿々咲 穂海

望月 皐月

 

の7人編成となった。

 

「さぁて、小隊長と副長はどうするよ?」

 

剛生は言い

 

「おいおい、井上ここは海兵隊じゃないぞ」

 

若干苦笑しながら秋津は言い

 

「誰か立候補いる?」

 

宮下さんが言うが当然誰もてを上げない、無論俺も。よくオヤジに「目立ち過ぎはNG」なんて言われるから。

 

そんな事を思っていると

 

「如月君辺りいいんじゃない?、ほら寮で皆のご飯を作ってくれたり、お風呂掃除とか率先してやってくれてるし」

 

鏑木さんが言い

 

「うん、いいと思う」

 

寿々咲さんも言いだし俺の逃げ道が狭くなる。

 

「おい・・・・マジか・・・・」

 

俺が慌てふためくと

 

「慌てる如月君とか珍しいね」

 

鏑木さんにも言われ

 

「剛生や秋津はどうよ?」

 

俺は聞き返すと

 

「俺も小隊長はお前が適任だと思う」

 

剛生に言われ

 

「おれも異議はないな」

 

完全に逃げ道を塞がれ

 

「分かった、班長は引き受けるよ」

 

俺が言うと

 

「じゃぁ、副班は私が引き受けようかな」

 

宮下さんが言ってくれ

 

「助かるわぁ・・」

 

俺は言い

 

「これで決まりだな、ほかの班はまだ揉めてるみたいだけど」

 

鏑木さんが言い周りを見ると他の班は揉めてるようだ。そんなこんなで話が進み周りの班も責任者が決まった頃に次に夕食のメニューを決める話を行う中

 

「なぁ、無駄に手の込んだものを作らないで無難にカレーでよくね?」

 

剛生が言った事が引き金になり

 

「カレーをなめちゃイケなわ」

 

「ど・・・どうしたよ宮下さん・・・」

 

秋津も剛生も若干引いてるが

 

「{宮下さんの十八番の一つなんだよ・・・超本格の}」

 

俺が耳にこそっと言い、二人共

 

「{ヤベー・・・・・地雷踏んじまった・・・・}」

 

そう思っていた二人だが

 

「なぁ、宮下さん時間が限られてるのにあの超本格カレーはマズイから、流石に」

 

俺は正面から言うと

 

「私も普通のカレーでいいと思う。」

 

鏑木さんが援護してくれ

 

「確かに如月君がおいしいおいしいって言ってたけど流石にそこまで凝った物を作る時間がないからさ、ね?」

 

鏑木さんが言い

 

「うーん、残念皆に食べさせてあげたかったけど」

 

宮下さんは渋々のようだが断念してくれたようだ。

 

「じゃぁ、何作るよ俺ら?」

 

秋津は言い

 

「「「「「「「・・・・・・・・・・・・・・・・」」」」」」」

 

俺達はまたそれぞれ考え込み

 

「無難にチャーハンに味噌汁とか、後は釣りとか出来れば魚の塩焼きとか?」

 

剛生は言い

 

「塩焼きは良い案だ」

 

俺は賛同した。食材の一部は現地で支給されるが追加で作る場合は調達する時間があるのだから。

 

「メインはチャーハンじゃありきたりじゃない?」

 

穂海が言い

 

「うーんでもどうするよ?」

 

そう言うと

 

「シチューはどうかな?」

 

皐月さんが提案し

 

「イイかもね、いかにもキャンプらしくて」

 

宮下さんも賛成にまわり

 

「「「ああ、俺らも特に異議はないぜ」」」

 

答える。いい感じに意見がまとまり

 

「じゃぁ、先生にうちの班のプランは上記の通りに提出するけど皆いいか?」

 

最後の確認を取り

 

「「「「「「OK」」」」」」

 

こうして俺達の班の計画は無事に先生に提出され特段問題はなかったようで受理された。




次回~準備~を予定しています。


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準備

優希はその日の放課後早速準備に取り掛かった。必要な物の購入など色々な・・


「えーーーと・・・」

 

今俺はホームセンターに来ている。今度の林間学校に必要な物を個人的に買いに来たのだ。

 

「{山を甘く見てはいけないからな・・・前世でも幹部レンジャー訓練過程でひどい目にあったからなその教訓は生かさないと}」

 

サバイバルツールに万が一の時の為の対クマ用のスプレーなど「過剰だろ、おい」とでも言われそうな物を片っ端から詰め込んでいく。

 

「まぁ・・・サバイバルナイフなんて持ってたら銃刀法違反でしょっぴかれるし対クマ用の装備はスプレーが限度だよな・・・」

 

そのほかにも虫除けスプレーなども人数分カゴに放り込む。

 

「まぁ・・・後は現地で調達すれば・・・・・・・・あ、釣り糸」

 

釣り用の竿を直接持ち込むことはできないがそこそこ丈夫な木にリールを巻けば即席の釣竿ができると踏んだ。

 

「となると・・・・後は餌か・・・」

 

餌コーナを見てみたが

 

「ふむ・・・女子の連中が毛嫌いしそうなものばっかだな・・・・」

 

見て頭を抱えたが

 

「まぁ・・・俺と秋津と剛生でやればいいか・・・」

 

川釣り用の餌もカゴに入れる。

 

必要な物を買い込みそのまま寮に帰ると

 

「如月君・・・・それ何に使うの?・・・・」

 

宮下さんに若干引かれたが

 

「ああ、個人的に準備してきただけさ」

 

俺はいい釣り用の餌だけ自室の冷蔵庫に放り込んだ{無論密封して}そのまま今日出された課題をいつも通りに終わし、復習と予習を行い「士官大学校過去問題集」を何時も通りに解いていく。しかし

 

「ふむ・・・・今日は予定よりも集中できたから早く終わったな・・・」

 

問題集を閉じ下のリビングに降りると

 

「あれ、宮下さん?まだ今夜のメニュー決め損ねてたん?」

 

声をかけると

 

「ええ、ごめんね」

 

彼女は言い

 

「いいさ、俺も考えるの手伝うよ。」

 

彼女の近くに行き

 

「食材はこれだけ・・・・」

 

彼女が冷蔵庫から出したのは牛肉・玉ねぎ・じゃがいも・人参

 

「「・・・・・・・・・・・・・」」

 

「ベターだとカレーだけども・・・・・・」

 

宮下さんは言ったが

 

「確かにカレーがベタだが・・・・・・」

 

俺は考え

 

「!、そうだせっかく牛肉があるんだし、ビーフシチューはどうだ?事前に一回作っとけばいいんじゃないか?良い事前演習になる」

 

俺から提案すると

 

「う~~ん」

 

宮下さんは考えた様子で

 

「でもさ、如月君ビーフシチュー用のルーあったっけ?」

 

宮下さんは言い

 

「・・・・・・・・・あ」

 

俺もそこは抜け落ちていた。宮下さんは笑い

 

「クスクスッ、一ノ瀬君もしっかりしてるようで抜けてるトコあるのね」

 

彼女に言われ

 

「俺だって人間だぜ?完璧な奴なんていないぜ?」

 

そう言うと

 

「そうよね、じゃぁ抜けてる如月君にお願いです」

 

宮下さんは言い

 

「オーケーなんだ?」

 

俺は答え

 

「近くのコンビニでもスーパーでもいいからビーフシチューのルーを買ってきて欲しいんだけれどもいいかな?」

 

宮下さんはおどけて言い

 

「分かった、行ってくるよ」

 

自室に戻り俺は財布を手にスーパーに行きビーフシチューのルーを買ってくるのだった。ちなみに今夜のビーフシチューはかなり宮下さんが頑張ったのかめちゃ美味しかった。ちなみに夜は・・・・・・

 

「コンコン・・・・」

 

ノックの音が聞こえ

 

「空いてるよ、ちなみに今日はなんの教科?」

 

言うと

 

「英語・・・・」

 

教科書と課題を持ちながら宮下さんは入ってきた。そしていつも通りに勉強が始まる。

 

「違う、ここスペルミスしてる・・・・・うんそれで合ってる」

 

「これはこれで単語はあってるよね?」

 

「ああ、これはこれで良い」

 

普通に進む。そんな中

 

「如月君に苦手な科目はないの?」

 

宮下さんは言ったが

 

「俺は・・・・・特段ないかな・・・・勉強は復習と予習はするようにしてるしなるべく解らない所はないように勉強してるつもりだよ」

 

宮下さんに答え自分も参考書を見る。こうして時間は過ぎて行き

 

「今日はこれぐらいで切り上げよう、明日に差し障るとやばい」

 

俺は言い

 

「うん、そうだね」

 

彼女は言い

 

「じゃぁ、おやすみ」

 

彼女は言い部屋から出て行った。そして俺も床に入り就寝したのだった。林間学校を楽しみにしながら




次回~林間学校~を予定しています。


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林間学校

ついに待ちに待った林間学校の日が来た。その移動のバスの中で


「優希、軍用の背嚢に大量のキャンプ用品先生若干引いてたぜww」

 

バスの中で通路はさんで向かいの席の剛生が言い

 

「るせwwwお前こそ海兵隊御用達の背嚢にもろもろ突っ込んできてたじゃねぇか」

 

俺は言い

 

「ハイハイ、二人共じゃれないの」

 

副班の宮下さんが俺の横から言い

 

「で如月君あの軍用の背嚢には何が入ってるのか教えてくれないかな?」

 

宮下さんは言い

 

「ん?勉強道具?」

 

答えると

 

「如月君のご飯抜きにしようかな?」

 

宮下さんに言われ

 

「そいつは勘弁」

 

流石に飯抜きはやばいと思い

 

「えっとまずは勉強用品はマジで虫除けスプレー班員分と釣り用の餌と対クマ用のスプレー4本と着替えとあと釣り糸と釣り関係の物後は夜間用のLEDライトトランプにその他Etc」

 

言うと

 

「如月君・・・・準備良すぎ・・・対クマ用スプレー?とか万が一の装備までとか抜け目ないよ・・・」

 

宮下さんは言い

 

「でも遊び道具までとか抜け目ないね!!」

 

鏑木さんも苦笑していた。そんなこんなでキャンプ場に着いたのだが今回の俺達は運がなかった。「腐ったミカンはいねぇか」で有名な有明晶先生が引率の先生として付いてきていた。

 

大きい背嚢を俺と剛生が背負いキャンプ場到着後まずはテントを設営する作業から始まり男子のテントは俺と剛生そして秋津の三人で設営

 

「さすが軍人の息子だな、優希も剛生も設営はお手の物か」

 

秋津は言い

 

「「まぁな」」

 

俺と剛生は言い

 

「親父やお袋や兄弟達とサマーキャンプとか行った時教えて貰ってたたからね」

 

俺と剛生で殆ど作業をこなし

 

「荷物くらいは中に入れさせてくれ、何もしないんじゃ二人に悪い。」

 

孝は俺達の背嚢と自分のスポーツバックをテントにしまう。そんな中

 

「おい、貴様いつまでも腐ってると停学にしてやるぞ~~ん?」

 

「だから俺はなんもしてねぇだろうが!!」

 

有明と同級生が揉めていた。

 

「なんだ何だ?」

 

テントから顔を出すと

 

「ああ、あいつか」

 

剛生が知っているような事を言い

 

「知ってるのか」

 

聞くと

 

「ああアイツ俺らと同じ組の黒崎隆治って言ってまぁ簡単に言えばヤンキーみたいなものだな」

 

横から秋津が言った。しかし

 

「なぁ、人を外面で決めるのは良くないことだぞ」

 

俺は秋津に言い

 

「すまん、確かにそうだな外面だけでその人の価値が決まるモンじゃないしな」

 

俺達は言いそいつ・・・黒崎に近づき

 

「よう、やんちゃしすぎると大変だぞ?」

 

俺は声をかけ

 

「なんだよお前ら」

 

黒崎にい言われ

 

「まぁまぁそうかっかすんなよく言うだろ短気は損気って」

 

剛生も言い

 

「そうそうお前何班?」

 

秋津は言い

 

「俺は・・・A組の7班・・・」

 

クラスメートが多過ぎると大変とは言ったもんだわと思いつつ

 

「俺はA組の2班の如月コイツが井上でそいつが秋津だ」

 

皆を紹介し

 

「あんな外面だけ見てるアホな先公なんて気にすんなって」

 

俺は言い

 

「ああ、そうだぜあんな日教組の化石みたいなアホ野郎なんて」

 

剛生は言い

 

「なんか見た所大変そうだな、うちの班に来るか?先生には話をつけてやるから」

 

俺は言い

 

「そうだな、夜三人だとなんかモノ足んねぇしな」

 

剛生は興奮気味に言い

 

「まぁ、キャンプの醍醐味だよな」

 

秋津も言った。

 

「お・・・お前ら・・・いいのか?俺みたいなヤンキーがいても?」

 

黒崎は言い

 

「別段気にしないささっさと担任に話つけてくるか」

 

俺は副班長の宮下にも話を通し

 

「いいんじゃない」

 

そう言ってくれ担任に交渉しに行くと案外話がすんなり通り特にさっきの有明が

 

「いや・・・如月や井上に秋津がなんだってあんな腐ったミカンと・・・」

 

そういうので思わず

 

「許可ありがとうございました。それと有明先生、私は優等生ではありませんよ、それに「腐ったミカン野郎」は果たしてどちらでしょうね?」

 

捨て台詞を履き

 

「き・・貴様ッ」

 

後ろで有明が何か言いたげにしていたが無視してその場を去った。こうして急遽俺達の班は8人となった。7班のテントから黒崎の荷物を移し

 

「気楽に行こうや」

 

俺は声をかけ皆も頷きこうして林間学校一日目が始まった。




次回~清掃作業~を予定しています。


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清掃作業

テント設営後、早速学校側のカリキュラムに入るが・・・こんな萎えるものとは


「ふぅ・・・」

 

テント設営後、俺達は昼食まで各班が清掃作業を行う。手にゴミ袋と手には軍手をして

 

「誰だよ・・こんなくだらねぇカリキュラム考えた先公は・・・」

 

剛生は毒付きながら言い

 

「そりゃ、あれしかいねぇだろ有明の糞野郎しかいねぇだろ」

 

秋津は答えた。そして

 

「その、如月だよな」

 

俺らと一緒になってゴミ拾いしている黒崎は唐突に俺に声をかけ

 

「ああ、どうした?」

 

俺は答えると

 

「その、さっき聞いたけど有明の野郎になんか啖呵切ったって聞いたから俺なんかのために有明に目をつけられると・・」

 

黒崎は言ったが

 

「あのなぁ、俺は別に周りの目なんかあまり気にしてはいないしそれに、うわべっつらだけで人を判断する野郎は一番大っ嫌いなんだよ俺は。例えそれが先生であってもな」

 

俺は言い

 

「黒崎、これから頑張って変わってけ、そしてあの「腐ったミカン野郎」を見返してやれ!!」

 

俺は言うと、黒崎は泣き出し周りにいた連中も

 

「おい・・・優希なにしたよ?」

 

俺に言うなか

 

「すまん」

 

涙を拭きながら黒崎は顔を上げ

 

「俺このなりだからみんな気にもかけてくれなかったけど、お前らは違った・・・こんななりなのに俺を受け入れてくれて」

 

そういう中

 

「ああ、俺達はもう他人?じゃないだろ」

 

剛生が言い

 

「ああ、俺の事は剛生って呼び捨てにしてくれ、俺達ダチだろ?」

 

剛生は言い

 

「そうだな、俺は秋津孝 孝でいいぜ」

 

そして俺も

 

「他人行儀に如月なんて言わなくても言い、優希って呼び捨てにしてくれ」

 

俺達は言った。

 

「ああ、俺の事は隆治でいい」

 

黒崎はいい

 

「ああ、よろしくな隆治」

 

俺達はその後も黙々とゴミ拾いに勤しんでいたが

 

「やっとるか、サボるなよ」

 

有明の周りに

 

「ハイ、やっていますが」

 

俺達はゴミ袋を見せる

 

「ならいいが・・・・・」

 

そそくさと別の班の所に行ってしまった。

 

「ふぅ、あのやろ他にやること無いのかよ!!」

 

秋津はいい

 

「全くだ」

 

剛生も続き

 

「まぁ、せっかく来てるんだし楽しもう、そんな事でも「楽しんだもん勝ち」って言うだろ?」

 

俺は皆に言い

 

「ああ、そうだな、昼食はどうなってるんだろうかな?」

 

秋津は言い

 

「そういえば昼食は学校側で食材用意してるからカレーらしいぞ」

 

それを聴いて

 

「神無さんが張り切るなこりゃ・・・・」

 

俺が言うと

 

「マジで?・・・・・」

 

皆は言い

 

「まぁ、いくら彼女でもそこまで凝ったことはしないと思うけどね」

 

俺は皆に言った。その後もゴミを拾いながら俺達は作業を続け

 

「優希、今何時頃だ?」

 

秋津は言い、ポケットからスマホを取り出し

 

「11時50分」

 

答えると

 

「よし、そろそろ昼飯だな」

 

皆が俄然と張り切るのは言うまでもなかった。そして昼食作りの時間の為炊事場に皆で集まり

 

「食材は私達がもらってきたから調理は任せて!」

 

宮下さんは言い

 

「じゃぁ、俺ら魚釣ってくる」

 

テントの中の背嚢から釣り糸と餌と針・重り一式を取り出し

 

「うん、わかった気を付けてね」

 

宮下さんらに任せ俺らは川辺に向かったのだった。




次回~川辺での釣り~を予定しています。


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川辺での釣り

午前中の清掃作業が終わりそれぞれが昼食作りに入り俺達は川辺に来る。


テントから道具を持っていく中

 

「やっぱりほかの班にも俺らと同じ考えの奴がちらほらいるみたいだな」

 

俺は言い4人で移動し川辺につく

 

「よし皆適当な長さでそこそこ強度のある棒切れを探そう」

 

俺・剛生・秋津・隆治の四人はそれぞれ棒切れを探し

 

「「「あったぜ、優希」」」

 

三人とも戻ってきた時に目的の物を手にしていた。それに俺は先端に軽く穴を開けその中に糸を通し重り、針を手際よく付けていき

 

「よし、準備完了だ皆餌の付け方くらいはわかるだろ?」

 

そう言うと

 

「もち」

 

剛生は答え

 

「大丈夫、家族旅行でキャンプとか行ってやってたから」

 

秋津も答え

 

「釣りはまぁ、数少ない趣味だし」

 

意外な趣味が明らかになった隆治も言いそれぞれが簡易的な釣竿の先の針に餌を付けて各自が餌を必要な分予備に持ち、散り散りになる。

 

俺は皆と別れた後流れが緩やかそうで若干深い場所を見つけ

 

「よし・・・ここならそう思って釣りを開始する。

 

 

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

 

竿先に集中しじっと見てると

 

「きたッ」

 

竿に反応がありすぐに竿を引くそこには案の定魚がかかっている

 

「一匹目!!」

 

興奮しつつ釣り上げた魚をバケツに入れる。そして次の餌を付けてまた竿を川に投げあたりが来るのをまっていると

 

「ここ、釣れる?」

 

声をかけられ振り向くとそこには同じ学校のジャージを着た女子生徒がおり

 

「ああ、たった今一匹目を釣った所だよ」

 

俺は答え

 

「此処、良いかしら?」

 

そう言い

 

「あ、ごめんなさい私は子林真理貴方と同じA組の8班」

 

子林さんは答え

 

「同じA組の如月優希だ。あと場所はいいよ、別に俺一人が独占するわけでもないし」

 

そう言うと子林さんはバケツを下ろし餌と竿を準備する。そして川に投げる

 

「・・・・・・・・・・・・・・・」

 

「・・・・・・・・・・・・・・・・」

 

互いに無言が続く中

 

「「来ッ」」

 

声がハモリ互いに竿を引き俺は二匹目子林さんは一匹目と互いにバケツに入れる。

 

「如月君は昼食の足しに釣りに?」

 

子林さんは言い

 

「まぁね、カレーもいいけど物足りないのも嫌だろうし」

 

答え

 

「いいわね、こっちなんか私と友達を除けばあとギャルばっかでさ、ゴミ拾いはサボるしその上とばっちりで有明に怒られるし踏んだり蹴ったりだよ・・・」

 

子林さんは言い

 

「それはこっちも同じさ、あの日教組みたいなクソ野郎が俺らのダチに目を付けやがってよ外面だけで判断しようとしやがるああ言うタイプは俺大っ嫌いなんだよな」

 

俺は有明のに対しての小言を言う。子林さんも

 

「それわかる、私も同じ事思ったしそれ直に有明にいいったらなんて言ったと思う?」

 

子林さんの問いに

 

「いや、わからん」

 

答えると

 

「その度胸は褒めてやるがお前も腐ったミカン帳に記載しておいてやる」ってさ」

 

子林さんは肩をすくめ

 

「マジかよ」

 

俺は言い、続けて

 

「よくあんな腐った野郎が先公なんてできるな?」

 

俺は言い

 

「でしょう!!」

 

真理さんも言った。その後も俺と子林さんは釣りに釣って

 

「どう?」

 

聞くと

 

「7匹まぁ全員分はなんとかなったとこかな」

 

言い

 

「そっちはどう?如月君?」

 

聞かれ

 

「7匹かな、とりあえず仲間うちで釣ったの合わせれば10匹はなんとか行くでしょ」

 

俺は答え撤収準備を始めるそんな中

 

「痛っ」

 

子林さんは手を押さえ

 

「大丈夫?!」

 

荷物を放り投げ彼女の手を取り見ると針が刺さったようで血が滲んでいた

 

「ちょいまって」

 

すぐに腰につけてるポーチからメディカルキットと水筒を取り出し

 

「ごめん、少し沁みるかも」

 

そう言って水筒の水をかけ傷口を傷口をきれいにしてメディカルキットの中から防水絆創膏と消毒を取り出し消毒を少し吹付け、その上から防水絆創膏を巻いてあげる

 

「ハイ、おしまい」

 

手当をして

 

「一応防水絆創膏だけど剥げそうだったら言って新しいのあげるから」

 

子林さんに言い

 

「・・・・・・・・如月君手際いいね・・・」

 

手を見ながら子林さんは手を見ながら言い

 

「・・・ありがとう・・・・・・。」

 

俺はそのまま荷物をもって後にした。

 

「如月・・・・君・・・か」

 

後に残っていた子林さんが手当してもらった手を触りながら言っていた。

 

その後俺は皆と合流し

 

「何匹釣れた?」

 

聞くと

 

「俺は2匹」」

 

剛生は言い

 

「俺は5匹」

 

秋津は答え

 

「えっと・・・・・俺は6匹」

 

隆治は言い

 

「「「優希は」」」

 

三人は言い

 

「俺は7匹」

 

答え、隆治は

 

「全部で・・・・・20匹か・・・・夜の分の手間も省けたな」

 

言い

 

「そうみたいだな、じゃぁさっさと炊事場に戻るか」

 

皆でそのまま意気揚々と戻っていった。




次回~炊事場~を予定しています。


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昼食の悪夢

川辺での釣を終え戻ると一応カレーができてはいるようだったが神無をはじめとする女子の連中の様子がどうもおかしい・・・・


「うーす、釣り終わったぜ・・」

 

俺達は戻るが

 

「・・・・・・・・・・・・・・・・」

 

女子の様子がおかしい、変だなと思い

 

「なぁ、宮下何かあったのか?」

 

聞くと

 

「な・・何もないよねぇみんな!!」

 

紗希はいい周りも

 

「え・・ええそうよ」

 

「{・・・・・・なんか・・・変だな・・・}」

 

思いつつも俺達は魚の塩焼きの準備をする

 

「優希、魚」

 

剛生に言われ

 

「ほい」

 

バケツごと渡し

 

「隆治、串の準備頼む」

 

秋津がいい

 

「ほいきた」

 

串を隆治は調理テーブルから取り、魚に次々と手馴れた様子で串を刺していく

 

「ほぉ・・手馴れてんなぁ」

 

俺は塩を準備しながら言い

 

「魚関係なら任してくれ」

 

そう言って俺達は魚の塩焼きも作り昼食の準備は整った。しかしである・・しかし

 

「・・・・・・・・・・・・」

 

「・・・・・・・・・・・」

 

「・・・・・・・・・・」

 

「・・・・・・・・・・・」

 

俺達の目の前に盛りつけされたのは確かに見てくれは「カレー」であるがなぜか心の警笛がなる「それを食ってはいかん!!」と

 

「「「「・・・・・・・・・・・・・・・」」」」

 

互いに目を見合わせる中

 

「食べないの?」

 

追い打ちを駆けるように宮下に鏑木に寿々咲に望月が言い

 

誰も食べようともしないため俺はスプーンを取り

 

「頂きます」

 

一口口に含んだが次の瞬間に頭に強烈な衝撃が走ったかのような一撃を貰い

 

・・・・・・・・・・バタンッ

 

意識が遠のいて行った最後に

 

「優希!!お・・・・・い・・・き・・・・・お・・・い」

 

剛生、秋津・隆治の三人が俺を呼んでおるが意識は奈落の底へと落ちていった。

 

 

数分後

 

「・・・・・・う・・・・・・うん・・?」

 

目を覚ますと最初に襲ってきたのは猛烈な気持ち悪さだ。これに我慢できず俺は一目散にお手洗いに駆け込み食った物をリバースした・・・

 

そして戻ってくると

 

「・・・・・・・・すまん、皆言いたいことがあるが頭の中こんがらがって・・えっととりあえず言わせてくれ「なんじゃこりゃーーーー」」

 

そう言うと宮下達も

 

「ごめん・・・私がここに来る前にスパイス調合してたんだけど皆で作って見ていざ味見してみたら・・・えっと言葉で言えないような味になっちゃって・・・・」

 

宮下が言ったのを皮切りに

 

「えっとごめんなさい・・・隠し味にはちみつとコーヒーの粉を持ってきたの」

 

鏑木さんが言い

 

「私は・・・チョコレート・・・」

 

寿々咲が言った。

 

「私は特には持って来てなかったけど・・・・」

 

望月は言っていた。

 

「まぁ・・・・調整し直すしかないか・・・・・」

 

そう言うと

 

「優希、なんとかなるのか?」

 

秋津と剛生が言い

 

「なんとかなるのか・・じゃなくてするんだよ」

 

俺はコップにいっぱいの水を入れて、あれこれと具材を入れてみては味見し、むせながら水を飲みの作業を繰り返し

 

「・・・・これで皆が食えるとは思う・・・・俺主観だけど・・」

 

こうして俺達は遅めの昼食を取った・・・言うまでもないが俺は少ししか食わず残りは釣った魚の塩焼きで済ましたのだった・・・




次回~夜の林間学校~を予定しています。


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夜の林間学校

昼以降の活動を終え夕食の準備に各班とも入りそして夕食以降はレクレーションで肝試しが予定されていた・・・


「♪~~~♪~~♪♪」

 

宮下さんの包丁さばきを見る限り絶好調のようだ

 

「すげぇ・・」

 

隆治は魚を串にさしつつ言い

 

「全くだ・・・」

 

秋津も言っている。女子の皆昼の汚名を挽回すべく忙しく動き回ってる。そんな中

 

「なぁ、宮下こっち終わったぞ」

 

サラダの用の野菜のみじん切りを終え

 

「早っ」

 

周りの女子が言うなか

 

「じゃぁ、そっちのお肉きっておいて」

 

宮下から指示が出て

 

「あいよ、シェフ」

 

ジョークをかましつつ肉を切り始める。ほかの班をチラ見するが女子は普段から自炊などしているためお手の物のようだが男子が足を引っ張っている形になる。

 

皆で協力しながら料理をして食べる。キャンプの醍醐味だな。そう思いながら準備を進めていく。

 

「優希、魚の準備できたぜ」

 

剛生と隆治が言ってきて

 

「あれ?、秋津どこいった?」

 

俺は二人に聞くと

 

「孝なら火の番さ」

 

隆治が答え

 

「なろほどね」

 

俺は包丁を置いた。

 

「優希ありがと、こっちはあと少しだからもう大丈夫!!少し休んでて」

 

宮下に言われ

 

「おっけい、じゃぁこっちで休んでるわ」

 

俺は周りを見回すと、昼にあった子林さんの班が夕食作りが進んでおらず

 

「あの糞ビッチども」

 

俺は言い

 

「ちょっち、手伝って来る」

 

火番の秋津に一言言い

 

「ああ、行ってら」

 

俺は言うとすぐに8班の所に行き

 

「(゚Д゚)ノ、手伝うよ、うちの班もうあらかた終わりそうでね」

 

真理さんに言い

 

「ホント?助かるわ」

 

彼女は言い

 

「で、何をするといいんだ?メニューは?」

 

俺は近くにあった包丁を取り、後ろを振り向きだべってる糞ビッチ共に

 

「だべってないでさっさと手伝え!!夜飯抜きにされたいかッ!!」

 

一喝すると

 

「チッ、めんどいなぁ・・」

 

「えーーいいじゃん、適材適所で」

 

「いちいち堅苦しいんだよ、」

 

ギャルどもは言うが

 

「いいよ別に、夜飯食わなくてもいいって言うなら真理さんの分だけで済むからすぐにできるし」

 

言うと

 

「うぐっ・・・・やればいいんでしょやれば・・・」

 

渋々といった感じだったがサボり共は動き出しそれぞれ動き出す。

 

その後も彼女、真理さんの指示に従い材料のカットや煮込みそしてサボリどもがバックレないか目を光らせる。時折、真理さんがこっちを見るが

 

「?」

 

すぐに顔を背けてしまう。

 

「{なんだろ?}」

 

思いつつもなんとか後は彼女一人でできそうな所までたどり着き

 

「えっと・・・その・・・ありがと如月君・・・」

 

彼女は言い、

 

「まぁ、あのサボリ連中まとめんのは大変だと思うが頑張れ」

 

俺は言いそろそろ準備が整う元の自分の班に戻った。

 

「優希、どこ行ってたの?」

 

配膳も終わりうちの班は準備完了といった形で宮下が待っていたが

 

「すまん、他班の手伝いしてた」

 

俺は自分の席に座り、ほかの班も完成し

 

「じゃぁ、食べましょ」

 

俺達は夕食を食べ始める。

 

「おっ、うまいな・・・・」

 

「なかなかいける!!」

 

「うん、美味しい。」

 

皆それぞれに感想を言い

 

「美味い、中々だ」

 

俺も一口食って言った。その後一旦男女別のテントにてレクレーションの準備が終わるまでの時間を過ごしつつその時を待ったのだった。

 

追伸 夕食のシチューマジで美味しかったby優希




次回~肝試し~を予定しています。


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肝試し1

レクレーションの準備が整うまで優希らはテントで待つそして・・・・


テント内部

 

「なぁ、優希こんな所でまで勉強しなくとも・・・」

 

隣に寝そべっている剛生は言い、俺は

 

「甘いな、お前も大体お前も3年後には士官大学校受験すんだろ?立派な海兵隊士官になるんだろ?俺はオヤジの跡を継いで海軍士官になるつもりだ。なら今から準備しておかないと、士官大学校は日本全国から選りすぐった、頭だけであれば精鋭が集まる場所なんだぞ?」

 

俺は剛生に言うと

 

「はは、じゃぁ俺は将来は士官になったお前に合同作戦時は使いっぱしりにされそうだな」

 

剛生は言い

 

「おいおい、何も下士官なんてイバラの道歩かなくてもいいだろ?」

 

俺自信呆れつつも言うと

 

「俺じゃ士官大学校はいけないよ・・・・オツムの出来が悪すぎて・・」

 

剛生は言い

 

「勉強見てやるから、諦めんなって」

 

俺自身言うと

 

「本当か、相棒」

 

剛生は顔を上げその時

 

「なら俺も士官大学校に進学しよう」

 

意外にも秋津が言った。

 

「いや、意外だな」

 

剛生は言い

 

「いや、なに花咲親子から逃げるのにいい機会だしな」

 

これまた意外な事をいい

 

「・・・・・・・・・・・」

 

「・・・・・・・・・・」

 

「・・・・・・・・・」

 

テントに居る俺や剛生そして隆治も黙っちまった。

 

「えっと、いや・・・・・秋津・・ご愁傷さん」

 

俺達はこう言うしかなかった。

 

「じゃぁ、お前らは全員軍にいく形になるだな」

 

隆治は言い

 

「お前もどうだ?一緒に、衣食住に医療費もかかんない。給料も良いし定年退官するまで安泰だぞ。」

 

「・・・・・いっちょ根性見せてやろうかと思う」

 

隆治のセリフに

 

「ほぉ」

 

俺は言い

 

「中々」

 

秋津も言い

 

「これで3年後の目標が決まったな」

 

剛生も言った。そうこうしている内に集合がかかり皆が集合する事になった。先生方の説明を聞き定番といえば定番だが肝出しが行われる。男女ひと組で奥の湖まで行き戻ってくると言う簡単?なものとなっている。道に迷わないように所々先生方が立っているらしい。

 

 

「ほれ優希、クジ」

 

箱を渡され

 

「あいよ」

 

腕を箱の中に突っ込み適当な物を引く。

 

「・・・・・22番・・・・・」

 

こうしてクジが行き渡り皆それぞれ自分の相方を探す。

 

「えっと君は?」

 

一人捕まえて番号を聞くが

 

「45君は?」

 

逆に聞かれ

 

「22」

 

答えるこの繰り返しが続いたがそんな中、8班の子林さんと会い

 

「小林さん何番?」

 

聞くと

 

「22番」

 

彼女は答え

 

「ふぅ・・・やっとか」

 

俺は言うと

 

「如月君・・・やっと?・・・もしかして22番?」

 

子林さんは聞き返してきたため

 

「うん俺が22番」

 

答えると

 

「・・・そっか・・{嬉しいかも}」

 

彼女は最後に何か小さい声で言ったが

 

「何か言った?」

 

聞くと

 

「ううん、何でも」

 

子林さんは言った。

 

「??」

 

そんなこんなで集まると

 

「おう、秋津ついてねぇな」

 

俺が言うと

 

「如月、頼む変わってくれ!!」

 

腕にしっかりと花咲がへばりついていた。

 

「{ご愁傷さん}」

 

心の中で秋津に手を合わせた。

 

剛生は望月さんとのようで。出発する順番を決めるクジを引き彼女の所に戻り

 

「何番だった?」

 

子林さんは聞いてきた

 

「6組めだったよ。」

 

彼女に言い

 

「そう、楽しも?」

 

笑顔で子林さんは言い

 

「ああ、そだな」

 

俺は答えた。そして周りを見るとこの時、宮下が

 

「・・・・・・・・・・・・・・・・・」

 

無言で少し怒っているような表情だったかのように見えたのは気のせいだろうか?と思っていた。




次回~肝試し2~を予定しています。


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肝試し2

林間学校のイベント肝試しが行われペアを8班の子林真理さんと組む事になった。


子林さんとペアを組む事になり出発を待ち

 

「6組目出発」

 

先生が言い俺達は懐中電灯を持って進み出す

 

「・・・・・・・・・・・・・・」

 

「・・・・・・・・・・・・・・」

 

最初は俺も子林さんも無言だが

 

「さっきはありがと」

 

最初に口を開いたのは子林さんだった。

 

「え?」

 

俺は言うと

 

「さっき、うちの班のサボりの連中を纏めて炊事手伝ってくれて」

 

彼女は言うと

 

「やけに、料理慣れしてたねいつも料理してるの?男子寮は寮で学食出るのに?」

 

子林さんは言い、これに俺は参ったなぁ・・と思いつつも包み隠さず話すことにした。

 

「まぁ・・・えっと何というか・・男子寮から溢れちゃってね・・一応女子寮とは独立してるんだけど寮の管理人が居る管理棟に一応寮生として住まわせてもらってるんだ」

 

言うと

 

「へぇ・・・・近くにいたんだね意外・・・」

 

子林さんは言い

 

「えっとさ、昼との時と言い夜の時と言い手際が良くてさ頼りになると言うかえっと」

 

子林さんは言い

 

「ああ、それは親に色々と仕込まれてるからね・・・うち家に殆ど親がいないんだ」

 

俺は言い

 

「両親共に軍人でね、オヤジが海軍、お袋が空軍の両方とも上級士官で家に中々居着かないから必然的に家事とか覚えないとやばいからね」

 

俺は言い

 

「如月君も将来は軍に?」

 

子林さんの質問に

 

「ああ、進路は今の所「士官大学校」を考えてるかな無理でも「士官候補生過程」には行けるようにしたいかなって」

 

俺は答えると

 

「そう」

 

彼女は言い

 

「私は如月君ほどこれといった未来のビジョンをまだ考えてないんだ」

 

子林さんは言い

 

「それもいいんじゃないのかな?それを探すための三年間だし」

 

俺は言い前に進む。後ろから彼女もついてくる

 

「それを探すための三年間・・・・」

 

彼女は言い

 

「ああ、そうさ俺は両親の背中を見て育ったから将来のビジョンを決めていた「軍の士官」とでも俺だってこの三年間で変わるかもしれないしそうじゃないかもしれない」

 

俺は言い

 

「三年の時間で見つけられなくても大学っててもある」

 

俺は言いながら歩き

 

「お!チェックポイントだな」

 

先生が持っている名簿に如月優希の所と子林真理の所に✔を入れ通過する。

 

「なんかこう拍子抜けするなぁ」

 

周りを懐中電灯で照らしながら進み

 

「え・・・如月君怖くないの?」

 

子林さんは言うが俺にとっては前世の記憶があるためなのだろうか全然怖くもない

 

「ああこれっぽっちも」

 

そう言うと

 

「{ムードとか考えてよ・・・もぉ}」

 

何か言ったような声が聞こえ

 

「何か言った?子林さん」

 

言い

 

「ううん、何も」

 

彼女は言った。

 

こうして進んでいく中

 

「綺麗な夜空だな・・・・」

 

俺は言い

 

「ええ、そうね・・・・これで星がイッパイならロマンチックなのにね」

 

子林さんも立ち止まり夜空を眺めた。

 

「そこは同意するよ」

 

俺は言い前に進む。この綺麗な夜空は忘れよにも忘れられないだろうそんな中

 

「また来たいね」

 

子林さんは言い

 

「来ればいいさ」

 

俺は言うと

 

「へ?!」

 

驚いたように言い

 

「?変な事言ったか来年も時期はずれるが同じ行事があるんだしさ」

 

俺は言うと

 

「もう!紛らわしいこと言わない!!」

 

子林さんは言うと先に言ってしまった。

 

「俺なんか変な事言ったか?」

 

そう言いつつも

 

「おーい置いてかないでくれ」

 

彼女の後を追いそして湖に付き最後のチェックを済ませ

 

「さ、戻ろうか?」

 

子林さんと元きた道を戻りそしてベースに戻って来る。そんな中

 

「如月君ッ」

 

子林さんは唐突に俺を呼び止め

 

「メアドと番号交換しない?」

 

子林さんは言い

 

「いいよ」

 

俺は言うと自分のメールアドレスと番号を子林さんは自分のメールアドレスと番号をそれぞれ交換し合ったのだった。そしてそれを秋津や黒崎に井上に見られ夜のテントでちゃかされるとも知らずに・・・・




次回~夜の林間学校パート2~を予定しています。


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夜の林間パート2

肝試し終了後、各自テントに戻るが皆それで終わるはずもなく・・・・・


肝試し終了後 テント内

 

「なぁ、優希見たぞ・・・・子林さんといい雰囲気だったじゃなないか」

 

剛生は言い

 

「ああ、俺も見た確かに彼女美人だし性格も言い、優希狙ってみたらどう?」

 

秋津も言ったが

 

「お前は地獄行きか?www」

 

俺が言うと

 

「それは言うな優希、畜生なんで俺があのアホとなんて・・・・グァァァァ!!!」

 

秋津は悶え始めるが

 

「でも優希自身はどうなんさ、彼女欲しくないの?」

 

黒崎はバックからポテチやポッキー果てはジュースを出しつつ言い

 

「う~ん・・・難しいところだな・・・」

 

俺は答えた。彼女が欲しいか?と言われれば欲しいのかもしれないし、いらないのかもしれないし。第一目標が3年後の受験で士官大学校への合格が目的の為余計な荷物は背負い込みたくないと言う思いもあるのもまた事実。

 

考え込んでいると

 

「でも勉強だけの学生ライフなんて面白みがないだろよ」

 

剛生は言い

 

その言葉で前世を思い出す。ガリ勉&部活漬けで告られてもオールNOで殉職するまで年齢イコール彼女いない歴だったと言う事に・・・

 

「確かに・・・これじゃぁ・・面白みがないよなぁ・・・・」

 

俺も言い

 

「そうそう、その意気。彼女作ってデートだとか色々あるだろ?行く行くは・・なんてな」

 

秋津も言い

 

「確かに、そうだね」

 

そう言いながら黒崎はポテチの袋を開け

 

「長い長い夜のはじまりだな」

 

そういった。事実皆寝てなんかおらず、あっちこっちの班のテントに遊びに行ったりしているのだから。

 

「さてと・・・今日の分まだ終わってないな・・・」

 

俺は空気を読めない振りをして問題集を取り出すが、速攻で秋津に掠め取られ

 

「こんな時ぐらい問題集から頭離せ」

 

言われちまい

 

「すまんすまん、ついつい」

 

すっとぼけて言い訳をする。

 

そんな中

 

「如月君達、起きてる~~?」

 

外から声が聞こえ

 

「ああ、起きてるぞ」

 

俺が言うと中に宮下さんを始めとした寿々咲さんに鏑木さんに望月さんらが入ってくる。

 

「せっかくのキャンプなんだし楽しまなきゃ!!」

 

寿々咲さんが言うなか

 

「・・・・・・・・・・・・・・・・」

 

宮下さんがこっちを無言で見ているので

 

「な・・・なんだ?言いたい事があるならはっきり言ってくれ、気味が悪いぞ」

 

俺は言うと

 

「え?・・あ・・ごめんなさい」

 

明らかに宮下さんがおかしいが俺も構わずに話に混ざり

 

「さっきの肝試しどうだった?」

 

女子の方から話を降ってきた為

 

「俺はこれとなく可もなく不可もなく普通だったけど?」

 

答え

 

「俺は地獄だった・・・あのアホ野郎・・・・」

 

秋津はうなだれ

 

「まぁまぁ面白かった」

 

剛生は答え

 

「来年もあるんだから今から楽しみになっちまうな」

 

黒崎も言った。女子も

 

「まぁ、私達の料理が黒歴史になっちゃうんじゃないかとガクブルだったけども一ノ瀬君のおかげで助かったし」

 

寿々咲と鏑木が言い

 

「来年はマシな飯を作るように」

 

俺は言った。そしてテントの中が笑いに包まれたのだった。そして幾分か時間が経ち女子も自分らのテントに戻っていくのだった。そして、時間もいい感じだったので皆それぞれ寝袋に入り

 

「寝るか」

 

そう言い皆眠りについていった。

 

「zzzzzzzzz」

 

「離れやがれ・・・アホ・・・野郎」

 

「もう・・・食えない・・・・」

 

剛生は爆睡、秋津は夢でも花咲のアホにうなされている、そして黒崎はたらふく何かを食っている夢を見ている。そんな中俺は

 

「・・・・・眠れん・・・・」

 

虚しいくらいに眠れなかった。隣でほかの奴が寝てんのに俺だけ眠れん。しょうがなく俺は上着を羽織るとテントの外に出る。そして近くの湖に行くと、言葉を失った。

 

「あ・・・・・・・・・・・・・」

 

夜空一面に星が輝きそして満月。あまりにきれいな夜空に言葉を失う。そうしていると

 

「こんばんわ、如月君」

 

後ろを振り返るとそこには子林さんがいた。

 

「隣、いいかな?」

 

そう言う彼女に

 

「ああ、いいよ」

 

俺は言うと子林さんは隣に来て

 

「本当にきれいね・・・」

 

子林さんは空を見上げて言った。

 

「眠れなかったのか?」

 

俺から聞くと

 

「うん、さっきまで皆で騒いでたんだけど疲れて皆寝ちゃってね、でも私だけ興奮が冷め止まないみたいでさ」

 

子林さんは言った。

 

「俺も似たりよったりさ。」

 

「・・・・・・・・・・」

「・・・・・・・・・・」

 

俺達は空を見上げ

 

「やっぱりきれいだね」

 

「ああ、本当だ・・・・本当にきれいだ。」

 

俺も答えた。キャンプでしか味わえないようなこの光景はほんとうに綺麗だと思った。

 

「クシュンッ」

 

子林さんがくしゃみをし

 

「ほれ」

 

自分が着ていた上着を彼女に着せた。

 

「ありがと・・・・けど、如月君は寒くないの?」

 

彼女は言ったが

 

「俺の事は気にしなくても大丈夫さ、日々鍛えてるからな」

 

俺はこの時に言ったが本心は多少はやせ我慢していた。でも多少である。全部寒いとは思ってはいない。

 

「明日で終わりなんだね・・・」

 

子林さんは言い

 

「ああ、次のイベントは期末試験だな」

 

俺は言うと

 

「もう・・・どうして空気読めないかな・・」

 

彼女は若干呆れるが

 

「そうだね・・・期末で赤点とったら地獄の補習授業だもんね」

 

彼女は言い

 

「ああ、日頃から勉強をしっかりしてれば赤点は取ることはないだろう」

 

俺は言い

 

「さぁて、私も頑張ってみますか」

 

彼女は、子林さんは言うと

 

「上着ありがとう、これ洗濯して返すから」

 

そう言うと

 

「あっ、ちょ・・・・・」

 

止める間もなく行ってしまった。

 

「まぁいいか」

 

俺も自分のテントに戻り寝袋に入った。今度こそ夢の中へと誘われて行ったのだった。




次回~次のイベントとといえば?~を予定しています。


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次のイベントとといえば?

林間学校終了後一学期のまとめ、期末試験が近づく。皆がテスト対策に追われる


「・・・・・・・カリカリ・・・」

 

「カリカリ・・・・・」

 

シャーペンの音が寮の部屋に響き渡る。俺の部屋で宮下と共に勉強してる。

 

「大丈夫か?何処か解らない所はないか?」

 

宮下に聞き

 

「ううん、大丈夫。ありがとう」

 

宮下は答える。そして休憩時

 

「はぁ・・・・勉強って普段やっていても、いざテストだと堪えるな・・・」

 

紗希はつぶやき

 

「なんかニンジンでもぶら下げてやった方がいいか?」

 

俺はマウンテンデューを飲みながら言い

 

「そうかも・・・」

 

宮下は言い

 

「ふむ・・・・じゃぁこうしよう。テスト明けに宮下さんの買い物や行きたい所に付き合うよ。それでどう?」

 

俺は言い

 

「どこでも・・・・・いいの?」

 

宮下さんは言い

 

「まぁ、無理のない範囲でね」

 

俺は答え

 

「うん!!分かった頑張る」

 

宮下さんはやる気になったようだ。正直な所を言えば、勉強などしなくともある程度の点を取る自信はあるが、周りから不審がられるの嫌なので勉強はする。そんな中

 

「♫~~~~♫♫~~~♫」

 

スマートフォンがなり

 

「誰だろう?・・・・」

 

思いながら出ると

 

「優希、やってるか?」

 

声の主は秋津だった。

 

「ああ、こっちは問題ないよそっちは?」

 

俺は答え

 

「そっちはどうだ?」

 

聞くと

 

「今図書館で俺と剛生と黒崎の三人でテスト勉強しているけどもすごいよ優希、隆治のやつ飲み込みが早くて。うかうかしていると俺もやばいよ。」

 

孝は言い

 

「すげぇな、剛生は?」

 

聞くと

 

「剛生もよくやってるよ、正直言ってすごいの一言に尽きるよ」

 

秋津は答え

 

「分かった、またあした学校でな」

 

俺は言い

 

「ああ、また明日」

 

俺はそう言い切った。

 

「秋津くんから?」

 

宮下も会話を聞いていたのか横から言い

 

「ああ、あいつらも図書館で集まってテスト対策勉強やってるって」

 

俺は言うと

 

「負けてられないわ、頑張らなくちゃ」

 

宮下は気合を入れ直し問題集や自分のノートをチェックしたりしている。夕方になり皆で集まり夕食をとる中

 

「お前ら、勉強はちゃんとしてるか?」

 

佐藤先生は俺達を見回すが

 

「まぁ、このメンバーで心配はないか・・・宮下も分からなければ如月に聞けるしな」

 

佐藤先生は言い

 

「わかる範囲で教えたりしていますけども」

 

俺は言った。俺は鏑木、寿々咲、望月と聞いてみると

 

「私も大方問題なく進んでいるかな」

 

「私も問題はないわね」

 

「確認や覚えるのがメインだし」

 

三人とも言うが

 

「「「でも紗希はずるいよww」」」

 

三人は言い

 

「すぐ隣に頭が切れる先生がいるようなものだもの」

 

そう言うと

 

「じゃぁ、食後に皆で勉強しましょうよ」

 

紗希は言い

 

「そうだね、そうしよう」

 

食後に皆でそのまま管理棟で就寝ギリギリまで勉強した。まぁその後に紗希にわからない所有るからお願いと言われ、教えたのはいつもどおりだと思う。このまま行けばなんとかテストは乗り切れるだろう。




次回~如月優希VS反日左翼~を予定しています。




お久しぶりです。駄作者です、今回からゆっくりですが全体的に執筆を再会します。皆様も体には十分気をつけましょう。無理をしすぎると駄作者の様に病院送りになりかねません((((;゚Д゚))))これからもよろしくお願い致します


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如月優希VS左翼プロ市民

この日、いつもの通りに紗希と共に買い物に出かけていた二人だが、とある署名にサインを求められるが・・・・・・


この日、俺と愛理はいつも通りに食材の買い出しに出かけていた。

 

「いっぱい買えたね。」

 

紗希はニコニコ顔だ。彼女は言い

 

「全くだ、今日の特売日はありがたいな」

 

俺と紗希互いにスーパー袋を持ちながら歩き駅前まで行くと

 

「そこのカップルさんかしら?、お時間いいかな?」

 

中年のおばさんが話しかけてくる。

 

俺達は足を止め

 

「なんでしょうか?」

 

俺は答えると

 

「私達は今こういう活動をしています、是非ご署名にご協力して頂けないでしょうか?」

 

中年のおばさんは言い

 

「なになに・・・・・・・」

 

俺は書類に目を通すと

 

「子供達を絶対に戦場には行かせない、国防軍基地増設反対!!」

 

と書かれた紙であり

 

「はぁ~~」

 

ため息を付き

 

「すみませんが他をあたってくれますか?」

 

俺は答えると

 

「ご協力頂けないのかしら?、何かご不満でも?」

 

おばさんは言ったが、俺は

 

「ええ「全部」に不満です・・・と言うより有り得ない」

 

と答えた。すると

 

「私達は、あなた方の未来を思って活動しているのよ貴方だってこんな美人な彼女さんを残して死にたくないでしょ?」

 

言うが

 

「確かに死にたくはないでしょうね、ですが誰かがこの国を守ってくれている。国防の任を担ってくれているから俺も彼女もこうして生きていられる。言論の自由ですからあなた方が同活動しようと勝手です」

 

俺は答えると

 

「じゃぁ貴方はこれに付いてはどう思うかしら?」

 

別の資料をよこす。そこには「宮古島国防陸軍沿岸監視駐屯地誘致」と書かれたチラシがアリ

 

「何もおいていない島に軍の基地やミサイルなど軍事拠点をおこうとしとるのよ、このせいで敵性国家に攻撃対象にされかねないの。」

 

しかし

 

「これ、俺は賛成ですは「基地誘致には」」

 

答えると

 

「なんですって!」

 

さっきまで話していた女は顔を真っ赤にし激怒している

 

「軍事の何をアンタらは知っているんだ?つか正直に言わせて貰うが、まず沿岸監視駐屯地があることによって、陸上兵力の配備によって敵はむやみに侵攻出来なくなる。そしてその島を守るために対艦・対空ミサイルを配備すれば、敵はむやみにその領海・領空を侵犯できない、艦艇で侵入したら対艦ミサイルで撃沈されるし、航空機で侵入すれば対空ミサイルの餌食だからな。そのくらいの常識も持ってないで物事言ってるのか?」

 

そう言うと

 

「「軍」が守るのは国の「領土」であり、国民を守るのは「国・政府」「地方自治体」です。」

 

おばさんは血迷ったかのように言い

 

「ハハハハハハハハ~~あーおかしい」

 

俺は笑い

 

「言ってる事が支離滅裂だよ。それとな、陸・海・空・海兵の国防軍人は士官・下士官・兵問わず、宣誓してるんだよ国民の財産と命領土を守るためなら「事に臨んでは危機を顧みず」ってな。ちゃんと勉強してから物事言ったらどうだ?ちなみに俺は将来は「軍人」志望だよ、俺もこの国守るためなら命懸けても言い、聞く相手を間違えたなおばさん。じゃぁ俺達忙しいから」

 

何も喋れなくなったおばさんに紙を突き返し俺達は後にした。その後近くの喫茶店に入り

 

「如月くん・・・もしかして・・さっきの」

 

宮下が言うなか

 

「ああ、左翼のプロ市民だろな。おそらくバックで糸引いてるのは「台湾共産国」だろうな。尖閣諸島が喉から手が出るほど欲しい、独占したい。そのためには?」

 

宮下に聞くと

 

「日本と中国が邪魔?」

 

宮下はココアを飲みながら答え

 

「惜しいな、付け加えるならば米軍もだ」

 

俺は答え

 

「現実的脅威には対抗しなければいけない。台湾共産国も軍備をかなり近代化してきている。今現在の現有する戦力では日本国防軍単独でも戦っても勝てる。だが明日はわからない。だから備えは必要だよ。あくまでも俺の持論だけどね」

 

俺はコーヒを飲みながら答えた。その後俺達は花壇寮管理棟に帰宅した。




次回~追い込みテスト勉強~を予定しています。



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追い込みテスト勉強

期末テストが迫る中、俺を始めとしたメンバーは追い込み勉強をすることに


「カリカリ・・・・カリカリ・・・」

 

「・・・・・・・・・・カリカリ」

 

「・・・・・・・・・・」

 

「カリカリ・・・カリカリ・・・」

 

「~~~~カリカリ・・・」

 

「カリカリ・・・カリカリ」

 

「カリカリ・・・・カリカリカリカリ・・・」

 

今日は管理棟に7人集まり追い込み勉強をしていた。集まったメンツは近藤六花に鏑木穂波に寿々咲穂海に望月皐月B組の霧島由希江そして紗希と俺の7人が集まった。

 

「{ちょろいちょろい・・・・楽勝だ}」

 

体は高校生でも肉体能力と知能は現役の軍人の時のまま。防大を主席卒業した頭脳と肉体能力なら問題はない。

 

「♫~~~~♫~~~~~~~♫~~」

 

無意識に鼻歌を歌いながら問題を解きつつ確認をしていたが

 

「如月君、そんなに自信あるの?」

 

霧島さんから言われ

 

「まぁ、自信の程はと聞かれたら無い訳ではないからあるかな」

 

答えると

 

「へぇ・・・じゃぁこれ解いてみて」

 

霧島さんは俺のノートに教科書からとった問題だろうそれを書き

 

「ふむふむ・・・」

 

問題を見て

 

「どう?いけそう?」

 

霧島さんは俺を見て言うが

 

「楽勝」

 

問題を解く。教科書の公式を応用して答えを導き出す。

 

「これで合ってると思うけど?」

 

ノートを彼女に渡す。

 

「どれどれ」

 

彼女はノートを見て

 

「・・・・・・すごっ・・・合ってるし・・・ケアレスミスもない・・・」

 

霧島さんは答え

 

「わからなかったら無理せずに聞いてくれて構わないからな、わからない物をわからないままにしないほうがいいからな」

 

俺は皆に言った。すると

 

「ここの英語のスペルってこれであってるっけ」

 

鏑木さんが聞き

 

「えっと、これは合ってるけどこっちはSじゃなくてCね」

 

ミスを指摘し

 

「あ・・・ホントだ、ありがと」

 

鏑木さんはノートを書き直しつつ英語辞書を引く俺も自分の勉強に戻り

 

「・・・・ふむふむ・・・・・・うん・・・うん」

 

そして次に

 

如月君いいかな?

 

近藤さんが俺にノートを見せ、

 

「この数学の問題なんだけどこの公式の応用で合ってるよねなんかつっかかるというか」

 

近藤さんからノートを受け取り見ると

 

「これ引っ掛けだよ、確かにこの問題だとこの公式の応用に見えるけど実はこの公式じゃなくてこっちの公式に当てはめて解いてごらん、すんなり解けるはずだから」

 

近藤さんに説明をしノートにわかりやすく引掛けの部分を補足として書き入れる。

 

「あーなるほど・・・確かにこれ引っ掛けだね、この補足のお陰でよくわかるうんありがとう」

 

近藤さんにノートを返す。そして間髪入れずに

 

「ごめんなさい、今いいかな?」

 

寿々咲さんがおずおずと聞いてくる

 

「どこ?」

 

俺は寿々咲さんの所に移動し

 

「うんここの世界史の問題なんだけどこれはこの回答であってるのかな?」

 

寿々咲さんの世界史の問題を見て

 

「ふむふむ・・・ふむふむ・・・・・・こことここが違う答えの順序が逆だよ、こことここはよく間違えやすいからこう覚えるといいよ。」

 

またノートの方に赤ペンで覚え方の補足を書き入れる。

 

そして寿々咲さんにノートを返す。

 

そして自分の勉強に戻るを繰り返す。正直な所全然問題ない。

 

「如月君、ここ教えて。」

 

望月さんが範囲の教科書をもってこっちにくる

 

「えっと、これが指すことはこの文の前を探すとわかる。これが最大限のヒントかな?これ以上言っちゃうと答えを教えるのと変わらないから頑張ってみ」

 

彼女にヒントを出す。現国の場合は分を読んだり、それが指すことを探したりなどが多い。

 

ヒントを出して見ると

 

「・・・・・・!もしかしてこれかな?」

 

望月さんは教科書の一文を指す。それを見て

 

「そう、それ。そんな感じで頑張って!!」

 

望月さんにに教えた。

 

そして勉強を進め夜になり、夕食を食べた後、今日はお開きになった。しかしのその日の夜、俺と紗希は下のダイニングで勉強を続けていた。

 

「如月君、今日一日私たちに教えていたけど勉強のほう大丈夫なの?」

 

紗希は聞いてくるが

 

「別段問題なく進んでるから心配するな、それよか自分の心配しろ。テストで赤点取ったら地獄の補習が待ってるぞ、ほらそこケアレスミスしてる」

 

俺は指摘しつつ自分の勉強を行う。紗希もミスした所を直しつつ

 

「互いにテスト頑張ろうね」

 

紗希が言い

 

「勿論、まぁ心配はしてないが万が一紗希が赤点になってもきっちり面倒見てやるから心配はするな」

 

紗希を安心させるために言った。こうして夜の勉強を終え

 

「じゃぁ、おやすみ如月君」

 

紗希は勉強道具を携え自室に戻っていった。

 

「{ふぅ・・・・今回のテストはどうなることやら・・まぁ乗り切れるだろう}」

 

周りの学習能力と自身の学力を分析していた。




次回~追い込みその2~を予定しています。


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追い込みその2

テストが明日に迫る中、その日俺達は井上の部屋に集まった。


今日は男子のみで集まって勉強することに、部屋を提供してくれたのは井上剛生だ。

 

「進み具合はどうだ皆?」

 

俺はバックを下ろし集まった、剛生、孝、隆治を見ると

 

「まぁまぁかな」

 

孝は答え

 

「ぼちぼち・・」

 

なぜか視線を逸らす剛生

 

「とりあえず、平均点はなんとか・・」

 

隆治も答える。そして

 

「じゃぁ、はじめるか」

 

俺達4人はテーブルを囲むように座り勉強を始める

 

カリカリ・・・・・カリカリ・・・カリカリ

 

シャーペンの音が部屋に響く

 

「なぁ、優希これってこれであってたっけか」

 

孝がノートと教科書を俺に見せてくる

 

「・・・・・・・・・ここ違う、多分答えが違ってくると思う。ここは・・・」

 

昨日同様にノートの端に赤ペンで解説と解きやすいように例題を書き入れる。

 

「ふむふむ・・・!あ~~ここな、確かに間違ってるわ優希サンキュー」

 

孝は自分の勉強に戻る。俺も教科書とノートを照らし合わせ間違って覚えていないかの確認は行う。

 

「・・・・・よし・・・・・うん合ってる・・・・・うん・・・」

 

そんな中

 

「ゆ~う~~~~き~~~~」

 

剛生が変な呼び方するもんだから

 

「なんだ?それとキモイ呼び方すんな」

 

振り向くと

 

「英語の此処・・・わかんない・・・・」

 

剛生は教科書とにらめっこしながらいい

 

「どこ?」

 

聞くと

 

「此処・・・」

 

剛生は指差す

 

「なになに・・・・これが差す文面はどれか・・・・・か」

 

教科書を読み

 

「ヒントはここと・・・ここだ。これ以上は言えない、答えを教える事になる」

 

俺は剛生にいい

 

「ここと・・・・ここな・・・・・」

 

文面を読んでいく剛生

 

「・・・・・・・・・・・・」

 

隣で成り行きを見ているが

 

「!!分かった、ここの文面か?」

 

剛生は言い

 

「そう、それが答え」

 

答えた。

 

「なるほどな・・・・・」

 

剛生はその後は特に引っかかる事もなく問題を解き進めていくようだった。

 

「隆治、はかどってるか?」

 

声をかけると

 

「そこそこかな、平均点を取るくらいなら行けるかも」

 

そう言うだけあって

 

「ちょいと失礼」

 

隆治のノートを横から見る大概はほとんどあってるがもったいないケアレスミスが少々

 

「隆治、こことこことここケアレスミスしてるもったいないぞ」

 

指摘すると

 

「へ?!」

 

慌てて隆治は確認すると

 

「oh・・・間違ってラーー」

 

慌てて修正する。そんな中

 

♫~~♫~~♫~~~~♫

 

スマートフォンの着信を知らせる音が鳴り出ると

 

「もしもし、そっちはかどってる?」

 

声の主は紗希だった。

 

「ああ、順調だそっちは?」

 

聞き返すと

 

「こっちは今みんなで集まってる、あと子林さんも今日来てるよ」

 

紗希は電話越しに言った

 

「今日は夕方以降になるかもしんないから俺の飯は抜いてていいよ」

 

伝え

 

「分かった」

 

紗希は言い電話を切った。

 

「さてやるぞ」

 

その後も夕食を台所を借りて作りたべギリギリまで粘った。

 

「今日は助かったよ、優希」

 

剛生は言い

 

「全くだ、大先生がいると違うわ」

 

孝も頷き

 

「あとは本番頑張るだけだな」

 

隆治も言った。そして夜管理棟に戻ると

 

「おかえり」

 

紗希が出迎えてくれた

 

「夕食一応残しておいたけど食べる?」

 

彼女は聞き

 

「せっかく作ってくれたのに食べないなんてバチが当たっちまう」

 

俺はテーブルの近くに座り、紗希が温め直してくれた夕食を食べる

 

「やっぱり美味しいな」

 

一言言い

 

「その一言が嬉しんだけどね」

 

ニコニコ顔で紗希はいってる。食器を洗い棚に戻し

 

「とりあえず、今日はもう寝よう明日から本番だ」

 

そう言うと

 

「うん」

 

紗希は言い

 

「約束守ってもらうわよ!!」

 

紗希は笑いながら言うと先に二階に上がっていった。

 

「さてはて・・・めんどくさいなぁ・・・テスト・・・はぁ。」

 

俺は頭を抱えていた。




次回~テスト明け~を予定しています。


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テストあけ

テストが終了し答案が返却された。そして優希達は・・・・・・


花壇寮 管理棟

 

皆で集まって打ち上げを行っていた。因みにテストの結果は

 

如月 優希 499点

宮下 紗希 485点

井上 剛生 410点

秋津 孝 475点

黒崎 隆治 420点

鏑木 穂波 470点

寿々咲 穂海 460点

望月 皐月 478点

小林 真理 480点

 

猛勉強の甲斐があったとも言える結果になった。

 

「いやぁ~優希のシバキはしんどかったまるで軍の教官並だわ」

 

テストが終わり緊張感がなくなったのか皆リラックスしている

 

「でも優希すごくね、俺達に指導しながら499点 とか俺には無理なんだけど」

 

隆治が言った。それに剛生も頷き

 

「俺もあそこまでいい点とったの初めてだわ、なんというか心地よい疲れだ」

 

剛生は答えた。そして

 

「でも俺はしくったな、爪が甘かった。ケアレスミスしちまったし」

 

頭を掻きながら秋津は言った。女子の方では

 

「如月君の場合は反則だよ。寮のご飯の世話したりしながら勉強もできてその上既に将来の目標も定めている。私達には無理・・・」

 

望月さんが苦笑しつつ答えた。その後皆で騒ぎ時間がいい時間になったので解散しそれぞれの部屋に戻った。

 

「今週末三連休か・・・・なんかイベントでもやってないかな・・・」

 

PCで色々調べていると

 

「コンコン・・」

 

ノックが聞こえ

 

「あいてます」

 

答えると宮下さんが入ってきた。

 

「如月君、例のにんじんの件なんだけどこれどうかなPC借りるね」

 

宮下さんがPCをで俺に見せたのは海軍のイベント情報だった。

 

「此処さ隣接してる所にショッピングモールもあるしいいんじゃないかと思ってさ。海軍のイベントも見れて買い物もできるどうかな?」

 

宮下さんは提案し

 

「へー・・・イージス駆逐艦・イージス巡洋艦に空母に一部装備展示これは凄そうだ同盟国の中国の艦船もか・・・空母か・・広東・・・」

 

衝撃を受けたが、内心心躍るとはこの事だと思った。

 

「でしょ?これなら如月君も楽しめると思って」

 

宮下さんはやったと言わんばかりに笑っている。

 

「で、これいつ?」

 

尋ねると

 

「ちょうど今週末の三連休の三日間。ちょうど連休だし大丈夫でしょ?」

 

それに対し

 

「ああ、もちろん大丈夫だ。問題ないむしろ予定があってもキャンセルしてでも行くわ」

 

俺も若干興奮気味だった。「この世界」での日本の軍用艦船を目の前で見ることができる。これに興奮しない訳がなかった。

 

「今週の三連休速攻で行く感じか?」

 

俺は聞き

 

「そうね、一応そう考えてる」

 

彼女もそういった。

 

「わかった。じゃぁ何時出発にする?予定はちゃんと決めとかないとな」

 

俺は聞き

 

「うーん何時も通りでいいんじゃないかな?だってこの通り部屋隣だしまぁどっちかが寝坊しない限りは大丈夫でしょ」

 

彼女は言うと

 

「今週末楽しみね、おやすみ」

 

言い残し部屋から出ていった。そしてそのイベントでついに俺はこの世界において前世に親友だった一人と再開する事になる。




次回~悪夢の深夜火災~を予定しています。


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悪夢の深夜火災

就寝から数時間、隣の宮下に叩き起される事になろうとは・・・・


「zzzzzzzz~~~~~~~」

 

定期試験という名の面倒事が片付き今週末のイベントに思いを馳せつつ眠りこけている優希だったが

 

バタンッ

 

突如として部屋のドアが開き

 

「んあ?」

 

目をこすると

 

「如月君、大変ちょっと寝ないで起きて・・・・・起きなさぁぁーーい」

 

耳元で叫ばれそして揺さぶられ、いい感じで寝ていたが意識が覚醒してくる目を覚ますとパジャマ姿の宮下さんがいる相当焦ってるような様子だ。

 

「新手の拷問か?耳元で叫ばないでくれよ・・・北のデブ将軍がテポ○ンでもぶっぱなしたのか?」

 

左耳を庇いつつ、時計を見る

 

「なんだよ真夜中の2時じゃないか・・・・」

 

目をかきながら言うが

 

「それどころじゃないって、女子寮の方で火事が」

 

「家事?遅くまでご苦労なやっちゃ」

 

半分寝ぼけている状態で切り返すと

 

「そっちの家事じゃないッ!!」

 

また宮下さんに叫ばれ、ようやくヤバイ方の火災と言う事が認識できてくる

 

「えらいこっちゃ!!」

 

ジャケットを羽織り

 

「宮下さん、救急や消防は?」

 

階段を駆け織り靴を履いていると携帯が鳴り

 

「ハイ、如月」

 

電話に出ると

 

「優希が剛生だいま現場に来てるんだがやばいぞ・・ああやばとりあえず急いげ」

 

そう言った切り切れてしまった。

 

「なんかえらい事になってるみたいだ急ごう」

 

俺も宮下さんを伴い急ぎ管理棟の玄関から出て現場に向かうと既に騒ぎになっていたのか人だかりが出来ていた。

 

「お、優希来たか、あれやばいぞ!」

 

見れば一目瞭然の如くまずい事になっていた。そんな中、女子数人が中に戻ろうしているのを上級生に抑えられていた。

 

剛生と俺と宮下はその女子らに近づき

 

「誰か取り残されているんですか?」

 

燃え盛る猛火を見つつ言い、上級生が

 

「ええ燃えてる部屋の隣の、1-Aの佐伯榛名さんがまだ中に・・・でも・・」

 

傍から見れば近づくことはできなさそうに見えるが人の命がかかってる

 

「・・・・・剛性・・・」

 

俺はつぶやき

 

「相棒、お前も同じ事考えてたか」

 

剛生も言い

 

「決して諦めない」

「遂行できぬ任務はない」

 

「海軍特殊部隊の標語か」

 

剛生は言い

 

「そっちこそ、海兵隊武装偵察隊の標語じゃないか」

 

俺は言い、その先輩に

 

「佐伯さんの部屋は何階の何号室?」

 

訪ね

 

「えっと3階のえっと燃えてる部屋が309だから・・・308」

 

それを聞き

 

「三階の308だな、」

 

確認し、近くに転がってるバケツに水を入れ、互いに水をかぶり

 

「「う~~寒ッ」」

 

震えつつも

 

「「消火機」」

 

常備されてる消火機を二本持って

 

「ちょっと、貴方達?!」

 

先輩方が止めるより早く俺達は寮の三階に向かって行った。寮内は既に煙が充満していたが階段を急ぎ上り二階まで来ると煙が更に酷く

 

ポケットに突っ込んでるハンカチを剛生に渡し、予備を取り出し煙を吸わぬように口を塞ぎ身近のドアのナンバーを確認し

 

「こっちだ」

 

熱気がやばく効果がないと分かっていても気休めにはなるだろうと思い消火剤を二つともぶちまけるそして

 

「佐伯さんッ、佐伯さんッ!!」

 

ドア越しに叫ぶが応答がない

 

「剛生やるぞッ」

 

二人で使い切った消火機を置き、ドアに数回タックルをかましドアを破壊する急ぎ中に入り二人で室内を素早く捜索し、

 

「居た、剛生こっちだ」

 

床に倒れている女子生徒コト佐伯さんを回収し

 

「ずらかろう優希」

 

剛生が言い煙を吸わぬように姿勢を低くし方向がわからなくなりかけるがなんとか一階に続く階段までたどり着き急ぎ階段を下り

 

「見えた、優希こっちだ」

 

剛生の声のする方に進むと外に出た。それと同時にタイミングよく消防・救急が到着する。救急の方に応急処置を任せ佐伯さんを引き渡すと

 

「イカれてるがいい度胸だデカした」

 

消防の方々に言われ

 

「優希、怪我してないか?」

 

剛生は言い

 

「すまん、軽い火傷と擦り傷かな」

 

右腕を見せ

 

「ははは、俺も似たりよったりだ」

 

そう言うと俺も剛生もペタンと座りこけてしまった。言うまでもなく先輩方には無茶をするなと説教をくらいつつもありがとうと感謝された。一応病院で手当を受けるためと付き添い人として剛生と俺そして顔を見れば怒っているのが分かる宮下とそして意識を取り戻した佐伯さんの4人で仲良く病院送りになった一夜だった。因みに宮下には

 

「どこまでイカれてるのよ、この軍隊バカッ」

 

俺と剛生に雷を落とし俺達は再び説教を聞くしかなかった。




次回~増える同居人~を予定しています。

ちょっと今回はハチャメチャになってしまいましたがスミマセンm(_)m


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増える同居人

火災の後、部屋を失った人達を分散する措置を学園側はとったがそれでも溢れてしまう学生が居た。そのうちの一人を花壇寮管理棟で引き受けることに。


「はぁ・・・・部屋掃除よし、後は来た子が此処を使うだけだ。」

 

部屋の掃除を終えそれを宮下に伝え、自主勉強をしていると宮下さんがドアから顔をだし

 

「如月君、来たみたいだけど・・・ご両親が軍隊のお偉方みたいだけど・・・・」

 

めんどくさいような気がして降りると、どうやら花壇寮管理棟に移り住むのは佐伯さんのようだったが、ご両親は俺を見るやなぜ此処に男が?!と言うような顔をするが

 

「えっと、佐伯さん自己紹介させて下さい、私は宮下紗希で横にいるのが同級生のクラスメイト如月優希君。因みに佐伯さんをあの火事の中から救助したのも彼よ」

 

宮下が俺を含め自己紹介をしてくれ、それを聞いた佐伯さんのご両親は

 

「そうだったのか、如月君ありがとう本当にありがとう娘を救助してくれて、周りの方々も仰っていた。消防が到着するまで待っていたら娘は死んでいたと」

 

ご丁寧に頭を下げられ

 

「お顔を上げてください、ただじっとしてられなかっただけです。行動せずに後悔するなら行動して後悔したほうがまだましですから」

 

俺も戸惑いながら答える。佐伯さんのご両親はお父様が海軍の大佐、お母様が空軍の中佐と共に高級将校のようだ。俺が言うと

 

「もう、如月君はイカれすぎなの何が「決して諦めない」よ傍から見れば十分にイカれてるわよ」

 

宮下さんは言い

 

「別にいいだろ、それぞれがモットーにしてる言葉があったって親父もお袋もそれぞれあるんだし俺だってモットーにしてる言葉があっても」

 

佐伯さんのご両親そっちのけで俺と宮下が言い合うが

 

「十分すぎよ、如月君のご両親だって軍人でしょこんなに無茶する息子を見たらなんというやら」

 

宮下さんは呆れ返っているが

 

「ほう、如月君のご両親も軍勤務の方か・・・ん・・・如月?!」

 

何かに気付いたように佐伯さんのご両親は表情を変え

 

「そういえば私も詳しく聞いた事なかったけど如月君のお父様とお母様はどういった方?」

 

宮下にも聞かれ

 

「そうか話した事なかったな、オヤジは如月総司海軍中将、お袋は如月雪華空軍准将だ。オヤジは空母艦隊の司令官でお袋は何してるかイマイチわからん」

 

俺は宮下に説明すると

 

「君は総司と雪華さんの息子さんか!!」

 

いきなり肩を捕まれ驚いたような顔をされ

 

「ち・・父と母をご存知で?」

 

俺も驚きつつ聞くと

 

「おっとすまないご存知も何も、私達夫婦は君のご両親と士官大学時代の同期生だよいや~こんなことってあるんだな」

 

佐伯さんのお父さんが一人納得し出し

 

「優希君、雪華元気にしてるかしら」

 

佐伯さんのお母さんにも聞かれ

 

「おかげさまででも何してるかわかりませんが」

 

答え

 

「最初は管理棟に男子学生もいると聞いたかたら不安だったけど、雪華の息子さんなら話は別だわ」

 

言い

 

「優希君も何れは海軍にかい?」

 

佐伯さんのお父さんが言い

 

「ええ、まぁとりあえずは士官として任官する事を第一目標に」

 

答え

 

「しっかりとした目標を持っている所は総司譲りだな。」

 

妙に納得している。

 

「佐伯さん、お部屋に案内するわ如月君荷物持ってあげて」

 

宮下さんに言われ俺達は現実に戻され

 

「あいあいさー佐伯さん荷物これだけ?」

 

訪ね

 

「うん、お世話になります」

 

彼女とご両親を宮下さんは部屋に案内する。

 

俺は部屋に荷物を置き宮下さんが説明し

 

「分からない事があったら聞いてくれ、部屋は階段よりから俺、宮下さん、佐伯さんってなってるから。」

 

説明し

 

「朝食は如月君、夕食は私で作ってるのご飯に関しても大丈夫だから心配しなくてもおーけーだよ。それに勉強も如月君見てくれるしね」

 

宮下さんが言い

 

「それはこころ強いです。今回の定期テストの学年トップの頭脳の持ち主に直接勉強を教えてもらえるのは」

 

佐伯さんは俺を見て言い

 

「へぇ、優希君今回のテストのの合計は何点だったんだい?」

 

佐伯さんのご両親に言われ

 

「言わないとダメですか?」

 

言いよどむが

 

「悪い事したわけじゃないもの、いいんじゃない?」

 

宮下さんからも言われ

 

「よ・・499点・・です」

 

答え

 

「それは凄い、ほぼ全教科満点とってるようなものじゃないか」

 

「流石、雪華の息子さんね」

 

佐伯さんのご両親も頷いている。その後、部屋での荷解きを宮下さんが手伝い、俺は下のリビングで佐伯さんのご両親にお茶など出していた。

 

「優希君、今回は本当にありがとう何度礼を言っても足りないくらいだ。」

「ええ、その通り、私達の勤務する駐屯地に連絡が来た時は心臓が止まるかと思ったくらいだったから」

 

佐伯さんのご両親は言われ、

 

「さっきは言わなかったが、君の腕怪我しているようだがもしかしたら・・・」

 

佐伯さんのお父さんが言われ

 

「お気になさらず、命知らずなバカが自己満足の為にやったことですし、それに私一人じゃなく友人と二人ですから」

 

俺はお茶を飲みつつ答えた。そうこうしていると二階から二人が降りてきた

 

「如月君、荷解き終わったよ」

 

「終わりました」

 

それを見てご両親のふたりは席を立ち

 

「宮下さん、如月君、面倒を掛けるとは思うがひとつどうかよろしく頼む」

「お二人共どうぞよろしくお願い致します。」

 

俺達も

 

「こちらこそ、よろしくお願い致します。」

 

二人で頭を下げた。佐伯さんのご両親が帰宅後、その日は佐伯榛名さん歓迎会として俺も宮下も腕をふるったのは言うまでもなかった。

 

そしてその日の夜

 

優希の部屋

 

「うー染みる・・・」

 

傷の消毒と包帯の巻き直し就寝の準備をしてると

 

「コンコン」

 

早速ノックが聞こえ

 

「どうぞ」

 

部屋に宮下さんと佐伯さんが入ってくる。

 

「宮下さんはどの教科?佐伯さんはどれわかんない?」

 

俺はバックから教科書を出し準備する。そして宮下にはいつもどおり教え、佐伯さんには初めてだったが、要点を教えるとスラスラできるという状態だった。そしてキリがいい時間帯になり

 

「今日はここまでにしよう」

 

俺はいい

 

「うん、そうだね。あそうそう今度の連休忘れないでよ」

 

宮下は言い

 

「はいはい、俺だって楽しみにしてるんだから」

 

俺が言うと

 

「宮下さんと如月君お付き合いでもしてるんですか?」

 

佐伯さんが言い俺と宮下さんも

 

「「?!」」

 

突然の発言にびっくりするが

 

「いや、こいつがテスト勉強するときに「にんじん」がないとやる気でないというからテストで赤点なしで好きな所に連れてってやるって言ったんだ。だから今度の連休に近くの軍港の近くのモールに行く約束しててついでに海軍のイベントもあるからそれにいくのさ」

 

説明すると

 

「佐伯さんも来る?ほら今回の火災で揃えなおさきゃなきぃけない物もあるだろうし此処に丁度いい荷物持ちもいるしさ」

 

宮下さんが誘い

 

「それでは・・・ご好意に甘えさせて頂きます。」

 

佐伯さんは俺と宮下を見て言ったが

 

「「ぷっ・・・ふはははは」」

 

俺と宮下はふきだしてしまい

 

「あ、あの私何か・・・」

 

佐伯さんは狼狽えるが

 

「ごめんごめん俺達同級生だよ、丁寧語なんてなしなし」

 

俺が言うと

 

「私にとって貴方は命の恩人ですし、父の上官に当たる方の御子息です失礼があっては」

 

佐伯さんは言ったが

 

「佐伯さん、お父さんにも言ったけどただの命知らずが自己満足でやっただけだよ、それに此処は海軍でも空軍でも陸軍でも海兵隊でもないただの高等学校だよ。それになんというか息苦しいかな同い年の子に丁寧語で話されるとさ」

 

俺は言い

 

「それは私も、私達三人は此処で共同生活を卒業まで送るわけだしさ。リラックスしていきましょ」

 

宮下さんは言った。そして佐伯さんは

 

「うん、わかった」

 

唐突に砕けた口調になった

 

「「そうそれそれ」」

 

俺も宮下さんも言い

 

「二人共、よろしくね」

 

彼女は笑った。その後部屋にあるミニ冷蔵庫から飲み物を取り出しそれを三人で飲みながらおしゃべりを楽しんでいると

 

「如月君、あれもしかして防衛海軍のイージス巡洋艦はるな?」

 

佐伯さんは写真と艦番号が記されたプラモデルを見て言い

 

「あ~~、そうかごめん佐伯さんの名前・・・」

 

俺はそこで気づいた俺ははるなが好きで飾っていたが佐伯さんの名前は「榛名」だ旧軍の時の艦船の艦名がそのまま名前になってる。佐伯さんが気にしているのかと思って片付けようとすると

 

「いいの、私のお父さん娘が生まれたら榛名にしようって最初から決めていたみたいでさもう娘の苦労とか考えて欲しいって思っちゃった」

 

佐伯さんは続けて言い

 

「名前の由来もさお父さんが初めて勤務で乗艦した艦船がはるなで思い入れが強いからその船の名前を私の名前にしちゃったんだってさ」

 

佐伯さんは言ったが

 

「俺は佐伯さんの名前、似合ってると思うよからかう奴はその良さが何もわかってない奴だと思うしなぁ、宮下」

 

宮下に話を降ると

 

「私はさ、巡洋艦とか駆逐艦とかわからないけど佐伯さんの名前すごく綺麗で言い名前だと思うよ榛名・・・榛名・・・うんいい名前だよ」

 

俺達は彼女、佐伯榛名さんを迎え新たに寮生活を送ることに。




次回~イベントと再会~を予定しています


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イベントと再会

某県ショッピングモール

 

俺達、如月、宮下、佐伯の三人は三連休の初日に約束通りに某県のショッピングモールと海軍のイベントの為来ていた。

 

「さて、早速見て回るか」

 

俺は二人に言い

 

「そうね、行きましょう」

 

三人で動き出す。真っ先に行ったのは家具屋コーナーだった。

 

「ふむ・・・・これ良いな・・・」

 

俺もアレコレ見つつ

 

「そっちどうだ?」

 

聞くと

 

「うん、同じものがあったから宅配で送ってもらう事にして会計だけしてくるって」

 

宮下さんが言い

 

「おっけー、俺もこれ会計してくるわ」

 

俺もベット脇に置く読書灯を手に会計に行き会計を済ます。その後、お昼になり

 

「昼食どうする?」

 

佐伯さんが時計を見て言い

 

「うーん」

 

三人してレストラン街の店を見て悩む

 

「私はあっさり系かな」

 

宮下さんは言い

 

「私はガッツリ行きたいかな」

 

佐伯さんは意外にもしっかり食べるようなタイプなようで

 

「俺もガッツリかな」

 

そう言うと

 

「じゃぁさ、別れないそれぞれ食べたいようにさ」

 

宮下さんは言い

 

「お、それいいね」

 

俺は言い

 

「私も賛成」

 

佐伯さんも言った。

 

「じゃぁ、時間を決めてまた此処に」

 

こうして時間は1時から一時半までの間ということでそれぞれ散った。宮下さんはパスタ屋さんに入っていき

 

「如月君は何処にするの?」

 

佐伯さんは言い、

 

「俺ここ」

 

某ステーキ屋の前で止まり

 

「じゃぁ、私もここでいいかな」

 

そう言い、二人で店に入る。そして席に案内され

 

「如月君、どれ食べるの?」

 

佐伯さんはメニューを見ながら言い

 

「俺はこれかな」

 

指さしたのは450gでスープとサラダとご飯がつい来て2000円以内という破格似やすい値段のステーキだ。

 

「私はハンバーグにしようかな」

 

佐伯さんはハンバーグを選択。

 

注文し、運ばれてくるまで会話に花を咲かす。

 

「如月君、まだ言ってなかったけどほんとに今回はありがとう何から何まで」

 

佐伯さんは言い

 

「佐伯さんが気に病む必要はないよ、前にも言ったとおりそれに原因が保守点検してた所の手抜きだろ、全く」

 

俺はお冷を飲みながら言い

 

「それでもだよ、私の為に怪我までさせちゃって。」

 

佐伯さんは言い

 

「如月君は自己満足の命知らずって言ったけど、そういった事ができる人はそうそういないと思う。誰かの為に自分の命を危険に晒せる人は」

 

佐伯さんは俺を見ていった。

 

それに対し

 

「誰かの為にか・・・・軍人を志した時からずっと持ち続けている原点かな」

 

答えた。

 

「如月君の原点・・・・・」

 

佐伯さんは言い

 

「ああ、まぁ互いに両親が軍人だと思う所があるかもしれないが俺は両親の背中を見て育って、そしていつしか俺も「誰かの為に」そう思い始めていたんだ。」

 

俺は恥ずかしかったが答えた。

 

「なんだろう・・・その考えに至るのが凄いというか・・・もう流石としか言いようがないかな・・・」

 

佐伯さんは言った。それに対し

 

「何れは、問われる覚悟と思ってるよ。国民・領土・国家を守る最後の砦と言う覚悟とその一員になる自覚をね」

 

そうこう言っていると注文したメニューが運ばれてくる。

 

「うん、うまそうだ」

 

「そうね、美味しそう」

 

佐伯さんも答えた。昼食をとった後、宮下さんと合流した俺達はそのまま軍港のイベント会場に向かった。

 

「近くで見るとやっぱり圧倒されるな・・・・」

 

俺が言っていると

 

「如月君、あそこ部屋に飾ってる巡洋艦のプラモデルの艦見れるみたいだよ」

 

佐伯さんが指差す方向には国防海軍イージス巡洋艦はるなが停泊していた。

 

「あいづ型の20番艦だな」

 

俺が言い

 

「基準排水量8400t、満載排水量10460tかな・・・たしか」

 

佐伯さんは説明し

 

「へぇ~佐伯さん知ってるんだ」

 

宮下さんが言い

 

「うん、だって私の名前の元になった船だし何よりお父さんが始めて乗艦した船でそして艦長になって戻ってきた船だもの」

 

佐伯さんは語り

 

「へぇ~佐伯さんのお父さんはるなの艦長か・・・まぁ確かに海軍大佐が巡洋艦や空母の艦長を務めるし駆逐艦は海軍中佐だもんな、でも佐伯さんのお父さん海軍大佐出し妥当だよな。」

 

俺も頷いた。しかし爽快な風景だ。海軍の巡洋艦に駆逐艦それに空母など

 

「・・・・・・・・・・・」

 

俺は見とれていると

 

「さぁ、どれから見る?」

 

宮下さんが言い

 

「とりあえず、「はるな」から見てこうか」

 

俺達三人は巡洋艦はるなに見学の為にタラップを登り艦内に入った。そして色々見て回る。

 

「お・・・あの主砲は・・・62口径5インチ速射砲か・・」

 

前世におけるあたごの主砲を思い起こさせる。そんな中

 

「ねぇ如月君、主砲の後ろのいっぱい蓋されているみたいのって何?」

 

宮下さんが俺に質問し

 

「それはMk41VLSだよ中にミサイルが収まってる。いわば弾薬庫と発射装置を兼ね備えているような感じかな正確には「Vertical Launching System」ヴァーティカル・ランチング・システム日本語訳「垂直発射装置」かな」

 

説明し

 

「へぇ・・・なんか凄い装置ね」

 

宮下さんは言い

 

「多分はるなの写真とかネットで見るけど大きさから言えば前甲板VLS64セルに後甲板VLS64セルの128セルじゃないかな・・」

 

宮下さんに説明するが頭の上に?状態になっており

 

「簡単に言えば、全部で128発のミサイルを保管してる弾庫兼発射装置と考えれば言い訳さ」

 

答え

 

「なるほどね、詳しくありがとう」

 

宮下さんは納得したようだった。宮下さんに説明していると

 

「如月君だったらあれわかるでしょ?」

 

佐伯さんが指差し

 

「あ~あれね・・・」

 

本当に懐かしくさえ感じてしまう。前世の護衛艦に乗っている感覚を思い出してしまうほどに。

 

「あれは、「Close In Weapon System」頭文字を取って「CIWS」日本語訳の場合は

「近接防空火器システム」って言われてるね」

 

言うと

 

「流石、これだと一通りの艦船の装備は分かるんじゃないかしら」

 

佐伯さんに言われ

 

「大体ね大体、ほとんどは諸元や性能は国防機密に該当するから一学生がおいそれと知れるものじゃないよ」

 

答えていると

 

「その割には結構詳しいじゃないか」

 

三人して後ろを向くと、軍服姿の佐伯さんのお父さんがいた。

 

「どうも」

 

挨拶し

 

「そんなに畏まらくたって良い楽しんでいってくれ」

 

言われ

 

「はい、」

 

俺が答えると

 

「佐伯大佐、彼がですか娘さんの命の恩人というのは」

 

もう一人が言い

 

「ああ、娘の同級生で如月中将の息子さんだ」

 

簡単に紹介され

 

「如月中将の・・・・・」

 

それに対し

 

「父がいつもお世話になっております」

 

挨拶し頭を下げる

 

「いやいや、この艦に副長として赴任してくる前は君のお父さんの下で働かせてもらっていたよ。どことなく雰囲気が似てるね司令官閣下に」

 

その方が言い

 

「親子ですから」

 

一言言った。そう言ってると

 

「ちょっとごめんなさいねお二人さん」

 

佐伯さんのお父さんは宮下さんと佐伯さんに言い俺の肩を掴み、少し離れた所で

 

「優希君、どっちを選ぶか分からないが君には「お義父さん」と是非とも呼んでもらいたいね将来は」

 

開いた口がふさがらず

 

「{このおっさん何言ってんだ・・・頭オカシイのか・・・}」

 

内心思い

 

「佐伯さんのお父さん、流石にご自分の娘を何処の馬の骨にとかあると思うのですが」

 

俺も苦し紛れに言うが

 

「君が相手ならば家内も反対はしないと思うし、榛名なら君がいずれ海軍士官になってもしっかり支えてやれると思う、それにまだ私達も若かった頃君の父さん総司とも言ったものだった、「互の息子、娘をいずれ紹介したいな」と娘は・・榛名はタイプじゃないかな?」

 

そう言われるが

 

「自分が置かれている状況を鑑みれば、女子生徒に手を出せばどうなるかくらいわかってるつもりです。自分は両親に迷惑をかけたくありませんし佐伯さんのお父さんも仮にも海軍士官それも大佐殿ならば言っていいジョークと悪いジョークくらいの区別くらいつくものと思いますが」

 

精一杯の抵抗をし

 

「ふむ、残念だな・・・・優希君がジョークとは心外だな」

 

ため息をつきながらいい

 

「常識を語ったまでです。それに私にも、榛名さんにも選ぶ権利はあります。それにあんまりイカれた事言っていると榛名さんにチクリますよ」

 

若干の脅しをかける。無論チクるつもりだがwww

 

「わかった、わかった・・・全く叶わんな。でも本心だよ「人の本性は非常時に垣間見ることができる。」君やもう一人の知人のように他人の為に命を危険にに晒すことが出来る人間はそう居ないと思っている。だから私は本心だよ」

 

以外に真面目な事を言われる

 

「非常時に人の本性が垣間見るか・・・それはわかります。」

 

それには同意し頷いた。そうこうしていると

 

「「如月君、次行こう!!」」

 

宮下さんと佐伯さんが手を振りながら呼んでいた。

 

「わかった、今行く~~」

 

叫び

 

「最後に、気が変わったんで佐伯さんにチクりますわさーせん」

 

そう言いふたりの元に行く

 

「ちょ?!」

 

佐伯さんのお父さんは何か言ってるようだが気にしない。事にした。その後二人で色々見て回った空母ほうしょうに駆逐艦あきづき・ふゆづきそして中国のイージス艦や空母広東の見学もしていた。前世で殺し合いをした国が同盟国とは皮肉な物だなと思いつつ

 

「ふーん、こんな作りになってるのか・・・まぁ実戦出動の経験がない空母は綺麗でいいよな」

 

そう思ってると

 

「そうでもないぞ、優全くようやく会えたな」

 

その声を聞いた時、俺は自分の耳がイカれてるかと思った。この声をいつ聞くのだろうかとずっと待ち続けていた。振り返るとそこには最後に神様の前で会った時よりも若くでもおもかけが残ってる親友、張・英九だった

 

「は・・・はは・・まじかよ・・・」

 

俺は佐伯さんと宮下さんを放置し張の所に歩き出し

 

「ちょ・・ちょっと如月君どうしたの」

 

「ねぇってば」

 

二人が言うのも俺の耳には入らず

 

「本当にお前なんだな・・・・本当に・・・・」

 

声をかけ

 

「本当に長かったな、俺も今この瞬間のために頑張ってきたようなものさ。」

 

俺と張はがっしりと握手を交わした。かつて戦火に友情を引き裂かれた者同士が別の世界でとうとう再会した瞬間だった。

 

「積もる話もなんだ、近くの喫茶に行かないか?」

 

俺が言うと

 

「ばぁか、女二人も連れてるのに放置か?海軍士官らしくないぞ」

 

張は言い二人が近づき

 

「如月君お知り合い?」

 

宮下さんが言い

 

「ああ、十年来の友人の一人張・英九だ」

 

紹介し

 

「どうも、張です。優とはガキの頃から付き合いで」

 

「初めまして、宮下紗希です」

「佐伯榛名です」

 

二人共挨拶し

 

「優希は今何処の高校だ俺もこっちに家族でこっちの在日中国軍基地に赴任してようやく学校決まったんだ優希は学校どこ通ってる」

 

張が聞き

 

「五条館大付属学院」

 

答えると

 

「本当か?!・・・神は我を見捨てず」

 

張は言い

 

「俺もそこに転入が決まってるんだ、幸先良いな」

 

それを聞き

 

「そうだな、でも今俺学校のビックミステイクのお陰で女子寮の管理棟暮らしなんだわ」

 

答えると

 

「なんだそりゃ、なんなら俺の部屋に来ればいいだろ、学校側から寮の部屋説明受けたけど俺一人だから空きがあるぜ」

 

張が言い

 

「本当か!!」

 

そう言っていると

 

「如月君は私達を見捨てるんですが・・・」

 

宮下が言い

 

「火災の時命の危険も顧みずに助けてくれていい人だと思っていたんですけど友情と私達は別なんですかね・・・」

 

宮下と佐伯に言われる。

 

「ふがッ・・・・」

 

俺は何も言えず

 

「慕ってくれる子が居るなら逃げられないな、とりあえず今度学校で会おうやじゃぁな親友」

 

そう言って張はいってしまった

 

「ああ、またな・・・親友」

 

俺は張の後ろ姿を見送った。その後、寮に戻ると

 

「「本当に管理棟から出て行っちゃうの!!」」

 

佐伯さんと宮下に言われたが

 

「出て行かないから・・・今の所は」

 

そう言うと不服そうにし

 

「卒業するまで!!」

 

意外にも宮下と佐伯さんは言い

 

「わかった、わかったから」

 

俺は言い

 

「学校側が何も言わなければな」

 

付け足した。そして、夕食を宮下が作っている時間に佐伯さんが部屋に来て

 

「父さんが何か言っていたみたいだけど何言われたの?」

 

佐伯さんは言い、それで思い出し

 

「ああ、俺に「お義父さん」と呼んで欲しいだとさ全く」

 

一言言うと

 

「へぇ・・・・・・・はぁ?!」

 

察したように

 

「榛名さんから〆といてくれよ全くかなわんわ」

 

苦笑しつつ言い

 

「うん、お母さんに言っとくわ、「お父さんが如月君に迷惑かけた」ってギチギチに説教しておいてって」

 

佐伯さんの目が全然笑ってない

 

「ま・・・まぁ、ジョークとかもあるだろうしほどほどにな」

 

俺も

 

「{目が据わってる・・・これは怒らせたらヤバイパターンだ・・}」

 

内心ガクブル状態で俺は震えていた。

 

「ま・・全くだよな、俺にも佐伯さんにも選ぶ権利はあるのにな、ははは」

 

誤魔化す事しか俺にはできなかった。そう言ってると

 

「二人共ご飯だよ~」

 

宮下の声が下から聞こえてきた。

 

「あーい今行く」

 

そう言い

 

「それじゃ、行こうか佐伯さん」

 

そう言い俺達は夕食を取りに下に降りた。今日の気分は最高だった。やっと張に再会する事ができた。木村・翼お前らは今どこなんだ?そう感じた一日だった。




次回~自由気ままな一日~を予定しています。


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自由気ままな一日

盟友、張・英九と再会を果たした優希は次の日友人の剛生を伴い個人的な買い物をしに来ていた。


連休二日目

 

「♫♫~~~♫~~~~~~♫」

 

鼻歌を歌いながら朝食を作り

 

「「「頂きます」」」

 

今日は三人で朝食を食べる。

 

「佐伯さん今日何か予定ある?」

 

宮下が言い

 

「いいえ、とくなかったと思うけど如月君は」

 

佐伯さんは俺に話を振り

 

「俺は今日パス、井上と黒崎と出かけてくる。」

 

そう事の発端は昨日の夜。

 

「♫~~~♫~~~~♫」

 

「はい如月です。夜に何用よ海兵隊」

 

俺はジョーク交じりに言うと

 

「釣りに行きたいんだが本格的な装備がなくてな・・お前この間のキャンプの時釣りに詳しそうだったからさ」

 

剛生は言い

 

「なるほど・・・それだったら黒崎も一緒の方がいいだろあいつも趣味つり出し」

 

俺は言い今日三人で出かける事にそして今に至る。

 

「ふーん・・・・」

 

なんかジト目で見る佐伯さんに宮下

 

「どうしたんだ二人共、何か不都合でもあるのか?」

 

俺は言い

 

「ううん、何も」

 

そう言い

 

「ごちそうさん」

 

食事をすまし俺は着替え、待ち合わせ場所の寮前に行く既に隆治と剛生は来ており

 

「よう・・・・・どなた?」

 

思わず俺は言っちまう

 

「ははは、だよな剛生と同じ反応ありがとうオレだよ優希、隆治だよ」

 

これには俺もびっくりする

 

「まぁ、お前らとつるむ以上は身だしなみも内面も変えていかないとなって思ってさままぁ脱ヤンキーとでも思って笑ってくれ」

 

隆治は言ったが

 

「いいや、そっちのお前のほうがイカしてると思うぜ俺は」

 

言い

 

「ああ、ヤンキー卒は確かにいい事だ」

 

剛生も言い

 

「剛生から話は聞いたよ、行きつけの店に行こう初心者やベテランまで幅広く対応しているからルーキーの剛生やベテランの優希まで満足行くものが揃ってると思うよ」

 

隆治に案内され俺達はその店に向かう道中話しながら目的地に付く

 

「へぇ・・・知る人ぞ知る隠れた名店みたいなものだな」

 

俺は言い、隆治が中には入り剛性と共に中に入る早速、隆治は店主の親父さんにルーキーでもとりあえず使える竿や浮き・重り・ライフジャケット・針・餌など説明を受けそれぞれ見て回る

 

「ほー良い竿だな・・・値段は・・・?!安ッ」

 

俺も驚いてしまう。横から

 

「だろ、俺も小さい頃からここ使ってるんだ普通ならこの竿こんな値段で買えないぞ」

 

隆治も言い

 

「気に入った・・・コイツ買うわ・・・後諸々装備品も」

 

俺は竿と重り・浮き・針・リール・ボックス一通りの物を買い

 

「いやぁ・・・いい買い物した・・・早速どこか行きたいわ・・・」

 

俺はホクホクしていた

 

「ふむ・・・・・優希がこれなら俺はさっき隆治からアドバイス貰っしこれにするかどこでも使えるオールラウンダーな竿にするか・・・予算的にも合いそうだし」

 

剛生は言い

 

「これなら確かにオス勧めだ」

 

隆治も言い、剛生はその竿を購入した。そして店を後にし

 

「このあとどうする?」

 

剛生は言い

 

「うーん、今からだと流石に何処に行くにも微妙な時間帯だだしな・・・・」

 

隆治は言い

 

「確かにそれは同意だ」

 

俺は言い

 

「ちょうど連休の最終日だしな・・・来週の休みは・・ってそういえばお前ら課題は終わらせたか?」

 

聞くと

 

「ああ、昨日終わらせた」

 

意外にも隆治は言い

 

「うぐッ・・・まだだ・・・・」

 

剛生は答えた。

「よし決まりだな、剛生の課題を見つつ隆治の課題あってるかどうかチェックしてやる。俺は既に終わらせたから大丈夫だ確認も済んである。」

 

俺達はその後、剛生のルームにて課題を見て、隆治の課題の確認を行った。そして釣り自体は明日に行う事に。因みに寮に帰ると佐伯さんに宮下と俺が釣り道具を買ってきたのを見て

 

「釣りでも行くの?」

 

佐伯さんに聞かれ

 

「水辺に行くなら気をつけてね」

 

宮下に言われた。

 

「来週だけどもあいよ」

 

答え荷物を自室に持っていき宮下が夕食を整えるまで待ちいつも通り夕食をとるために下に降りた。そして今夜はいつものメンバー+子林さんが来ていた。夕食後

 

「そうだ、如月君この間の林間学校の時に借りたジャケットはいちゃんとクリーニングして持ってきたよ」

 

子林さんに受け取り

 

「オー助かるわ、来週釣りに行くからさ」

 

そう言うと

 

「へー来週釣りに行くんだ・・・」

 

なにか含みのあるような言い方をし

 

「如月君、来週何人で行くの?」

 

子林さんは言い

 

「えっと、俺と黒崎と井上の三人かな」

 

そう言うと

 

「まだ空きがあるならさ私も行ってダメかな?」

 

子林さんは言い

 

「そういえば林間学校の時も釣りしてたしな」

 

俺は言い

 

「うん、道具一式持ってきてるしなんならみんなのお昼も私が作って持っていくよ」

 

子林さんは言い

 

「そこまでして貰わなくてもいいよ、大丈夫だからおいで、一人増えた所で大丈夫だと思うから」

 

答え

 

「ありがとう、でも私自身が作りたいから昼の心配はしないでって言っておいて」

 

子林さんが言い切りそこまで言われては

 

「わかった、適度に期待しとくよ」

 

俺は苦笑し言った。しかし、佐伯さん、宮下の二人は俺をジト目で睨んでる

 

「な・・・・なんだよ・・・二人共・・・・」

 

俺も軽くビビっちまうが

 

「「別に・・・・」」

 

二人共そう言い

 

「鈍感」

 

子林さんは俺にやれやれと言う表情で言っていた。そして夜いつも通りに勉強を二人共見てやっていると

 

「如月君、再来週の土日空いてる?」

 

佐伯さんが言い

 

「ん・・・予定は・・・・・」

 

教科書を置き、手帳を取り出し

 

「うーん、微妙かもね」

 

答え

 

「それならその再来週は?」

 

今度は宮下まで、手帳を置き

 

「お前ら、どうしたんだ?なんか変だぞ?」

 

俺が言うと

 

「「・・・・・・・・・」」

 

やはりジト目で睨んでる思わず

 

「ヒッ・・・」

 

言っちまっい佐伯さんには

 

「あまり八方美人でいると防刃ベストがいる事になるかもよッ」

 

佐伯さんは言い

 

「確かにそうね・・・・入学してからここ何ヶ月如月君を見てきたけど・・・・・」

 

尋常じゃないくらいに二人が怖い・・・前世で特殊部隊員だったにも関わらずメチャ怖い。

 

「マジでどうしたんだよ、二人共・・・」

 

俺はガクブル状態になりかけながらも平静を装った。

 

「ううん、何でもないの・・・」

 

その日の学習が終わった後、俺は怖くなり子林さんに電話をかける

 

「こんばんわ、如月君初めてかなこの番号に電話くれたの」

 

子林さんは言い

 

「かくかくしかじかで」

 

説明し

 

「ほんとに鈍いわね・・・如月君・・・でも私もわかるよ・・・ようは二人共かまって欲しいって事だよ。」

 

子林さんは言い

 

「ジョークにも程がある。あれじゃまるで「ヤンデレ」じゃないか」

 

俺は言い

 

「うまく立ち回る事ね、女を舐めると痛い目に遭うかもよ」

 

小林さんに言われ

 

「頼むから怖い事言わんでくれ」

 

俺自身こういった事の経験値は前世も現世も0すなわち対処方法も手探りで行かなければいけない、ミスれば・・・ドボンである。

 

「はぁ~・・・部屋移ろうかな・・・」

 

呟くと

 

「そんな事言って良いのかな~~私が貴方の味方とは言ってないわよ・・・」

 

子林さんも言い

 

「頼むから勘弁してくれ・・・お願いだ・・・・」

 

白旗を上げるしかなかった。その頃・・・・

 

宮下ルーム

 

「本当になんだろう、さっきあんな事言っちゃったしあんな態度とっちゃったけど、でも林間学校の時の肝試しの事思い出したらなんか心が苦しい何なんだろうこの感情は

 

私は思っていた。

 

佐伯ルーム

 

「どうしよう、あんな物騒な事口走っちゃったけど」

 

私は自身彼とは付き合いがとても短いし接点もつい最近までなかったけど、あの火災の時完全に意識が途絶える直前に実は一瞬だけ顔を見ている。父が言っている「非常時に人の本性は垣間見る」彼はそれにピッタリ当てはまる人。うんとても誰にでも真似できることじゃないと思う。でもなぜイライラするのだろう?そんな立派な人が身近にいるのに私自身この感情が分からなかった。

 

「とりあえず、一眠りすればスッキリするわよね・・・・」

 

そう思いベットに向かった。

 

優希ルーム

 

「うん、うんわかったアドバイスありがとうとんでもない助かったよ俺も包丁でブスリなんてゴメンだからな」

 

子林さんと話し

 

「適度に二人の事もかまって上げなよ、じゃぁまた明日学校でね」

 

電話を切り

 

「はぁ・・・女って怖い・・・」

 

ゲンナリしていた。

 




次回、~部活動~を予定しています。


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部活動

その日、張がうちのクラスに転入し俺の中ではテンションが上がり気味だった。放課後に部活動をそれぞれ見学するために色々見て回った。


教室・放課後

 

「いやー、ラッキーだわ優希と同じクラスに転入できて」

 

張は言い

 

「俺も頼もしき友が帰ってきて来てくれてうれしいわ」

 

言った。俺達二人には前世の記憶がそのまま残っている。無論「最後のあの瞬間」もしかし、皆で話していると

 

「優希、張君も部活動決めたか?」

 

剛生が言い俺も張も顔を見合わせ

 

「いんや、まだだけど?」

 

俺は言い

 

「僕もまだだけども?」

 

言うと

 

「二人には悪い知らせだ、此処帰宅部は許されないらしいぜ噂だけども」

 

剛生は言い

 

「それ本当か?」

 

隆治も聞き

 

「ああ、あくまで噂だが」

 

剛生が言い放課後、それぞれ部活動の見学に行くことに俺が初日、最初に行ったのは野球部だった。まぁガキの頃からやってたし前世も含めればベテランの領域なのだが

 

「如月君のできるポジションは?」

 

野球部の監督・コーチにに尋ねられ

 

「えっと外野全部と投手くらいです」

 

答え体験という形で練習に参加させてもらった。とりあえず、外野の守備練習や打撃練習そしてピッチングなどの練習に参加する。遠巻きに見ているコーチや監督は

 

「如月君結構使えるな、左投げ両打ち・・スイッチヒッターで足も早いそれでいて守備範囲も広範囲で広い打撃も見かけによらずなかなかクリンナップでも通用する」

 

監督は練習を見て言い

 

「監督、さっきピッチングを軽くさせましたがすごいです・・148㌔出ましたよストレートで」

 

コーチは言い

 

「148?!」

 

すっキョトンに言い

 

「ええ、スピード・コントロールはエース級です。変化球もフォーク・カーブ・スライダーなど高校一年生とは思えない物です。スタミナはどうかは実戦で投げさせないとわかりませんが因みに今メジャーのレッドアンダーズで活躍してる大本が高校一年生マークしたのがで147㌔だったはずです。下手すれば・・・」

 

「・・・・・・・・・・・」

 

監督が黙る中コーチは報告を入れる。そりゃそうだ。前世でも野球はガキの頃からやっておりシニアリーグや高校野球でもそこそこやっていた別にプロを目指して優希はプレーしていたわけではないがトレーニングに励んだ結果高校の三年時にプロからお誘いが来た事も。そしてこの時代においても少年野球にシニアリーグ等で野球をやっていたから当たり前と言えば当たり前である。その日の体験参加練習を終え

 

 

「いい汗かいた」

 

タオルで汗を拭いていると

 

「如月君なかなかの物を持ってるね、どうだい野球部で一緒に甲子園目指さないか?」

 

野球部監督に誘われるも

 

「誘って頂けるのは大変ありがたいですが自分も色々と見て回りたいので」

 

やんわりと固辞しその日は終える

 

翌日は榛名さんと沙希に引っ張られる形で料理クラブに連れて行かれ、料理を皆で楽しみながら作り、それまた次の日は隆治と剛生の二人に陸上部に引きづられていき更には張にはサッカー部に連れて行かれるなどスポーツまみれな日々を過ごし孝にはパソコン部や演劇部などそして意外にもサバゲー部などもあったりして驚きつつ

 

 

「ここが弓道部ね・・・・」

 

経験者という小林さんに誘われ弓道部に来ていた。弓道は前世防衛大学で参加しおり先輩方に結構鍛えられた。

 

「小林さんと如月君ね弓道部二年の宮本祥鳳ですよろしくね」

 

宮本先輩が自己紹介し

 

「二人共、弓道の経験はある?」

 

尋ねられ

 

「私はあります」

 

小林さんは答え

 

「少し程度なら」

 

俺も答えた。流石に前世でやってましたなんて言おうものなら異常者扱いされちまいかねない。

 

とりあえず、小林さんと共に参加し実際に久しぶりにやってみると

 

「二人共すごいじゃない、如月君本当に少ししかやった事ないの殆ど形になってるわよ?」

 

宮本先輩に言われ、実際にやる羽目に

 

「{やべぇ・・・出る杭は打たれかねない・・・・}」

 

内心思っていたがいざ弓を取り実際に矢を放つ動作をとると鮮明にかつての事が思い出され

 

「・・・・・・・・・・・・・・・・・」

 

恐ろしいほどに集中できる。周りの雑音など気にならないほどに

 

小林side

 

「{すごい顔つき・・・集中してる証拠だ・・・}」

 

内心思った。弓を構える形は既に覚えなおす必要のない理想の型であり本当に少ししかやったことのない人間なのだろうかと疑いたくなるほどに。

 

小林sideアウト

 

宮本side

 

「{すごい顔つき・・・集中度が全然違う・・・素人の顔じゃないわ}」

 

彼如月君を見て私も思ったし周りも見ている

 

宮本sideアウト

 

そんな中放った一撃は的のど真ん中に吸い込まれていった。次の矢を取りその集中力の続く限り延々とやる。気づけば

 

「やべ・・・やり過ぎた・・・・・」

 

的の真ん中に矢が刺さりまくっていた。焦る中

 

「如月君本当に貴方少ししかやったことないの?」

 

宮本先輩に疑いの眼差しを向けられ

 

「母に手ほどきを受けました。母が高校の部活と士官大学校時代に弓道部所属だったもので」

 

苦し紛れに言い訳し

 

「そう、すごいご母堂なのね理想の型をしていたわよ貴方」

 

祥鳳先輩はいい

 

「これも何かの縁、弓道部に入部してみない?」

 

話を持ちかけられ

 

「私も良いと思うし、一緒にやらない弓道?」

 

小林さんもまさかの宮本先輩に援護射撃する

 

「すいませんまだ考えたいので」

 

語り

 

「そう残念、でも気が変わったら何時でも来て頂戴2年A組宮本祥鳳まで」

 

先輩は残念そうに言い、その日弓道場を後にした。

 

帰り道

 

「如月君あれだけ出来るのにどうして弓道やらないの?大会とかでもいい線どころの話じゃないレベル行くと思うんだけど」

 

小林さんに言われ

 

「はははは」

 

俺は言うしかなくそう言っていると、剛生と会い

 

「おう優希明日柔道部に顔出そうと思うんだがどうだ?海軍の特殊部隊員目指すなら接近戦を想定して鍛えるのにつかるぞ」

 

剛生がいい俺を誘う中

 

「何言ってるの、井上君如月君は弓道部よ何でもかんでも軍隊に結び付けないでよ軍隊バカ」

 

小林さんが言いだし

 

「何言ってる、柔道は役に立つ護身術的にも使えるし接近戦の基本だ」

 

二人が言い争いを始め

 

「落ち着けっての、まだ俺は決めちゃいないよ」

 

俺は間に入りなだめ

 

「すまん、興奮しちまった」

 

剛生は言い

 

「ごめんなさい」

 

小林さんも言った。

 

 

 

花壇寮・夜

 

「どないすっぺ・・・・」

 

夕食後に自主勉を片付けテレビを見てると

 

「如月君部活決めた?」

 

宮下が食器を洗いつつ言い

 

「いんや、まだだ悩んでるよ。野球も弓道も別にそんなに思い入れがあるわけでもないし文化クラブも」

 

俺が言うと

 

「じゃぁ掛け持ちしちゃえば?」

 

宮下は言い

 

「マジかよ・・・・」

 

俺は答えた。俺に選択肢がある訳もなく・・・・・

 

 

その頃

 

野球部監督・コーチ

 

「一年の如月あれはなんとしても欲しいなサウスポーで投手もできて野手もできる。ピッチャーとしては、一年でエース級の能力を持ってる。鍛えればとんでもないレベルに化けるぞ」

 

監督は言い

 

「ええ、自分もスピードガン壊れてるのかと思いましたよ、うちの今のエースでも138㌔そこそこですよ140行く奴なんていませんし。それが一年で148㌔なんて信じられないの一言です。変化球もキャッチャーいわく曲がって落ちて申し分なしだそうでストレートは取るのが一苦労だとか多分如月本人が手加減してるんじゃないかとか」

 

コーチも言った。

 

 

弓道部員 宮本祥鳳 寮自室にて

 

「とんでもないのがいるものね、我流で覚えると変な癖がついて矯正するのが大変なんだけども彼、如月君は一年の中でも群を抜いてもう完成しているといっても過言じゃないやはり彼に指南したご母堂の存在が大きいのね。弓道部に欲しいな・・・噂じゃ野球部が目をつけてるとか・・・うーん・・」

 

目つけられているとも知らずに優希は頭を抱えることになる。




次回~助っ人部兼サバゲー部~を予定しています。


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助っ人部兼サバゲー部

部活が決められない優希は色々と見て回る中面白い部活を見つける


柔道部・武道館

 

「なかなかやるな、親友・・・」

 

「いやいや・・・お前もな相棒・・・もらったッ」

 

柔道着を着て俺と剛生が組手を行うのを周りが見ている中、俺は隙を見つけ巴投げをかまし剛生をぶっ飛ばす。

 

「さすが相棒痛てぇ・・・・・やっぱ強いな・・・柔道やろうぜ」

 

誘われ

 

「わかんない」

 

俺は言った。あの日から硬式野球部、弓道部、そして柔道{剛生にしつこく誘われる}などてんてこ舞いだった。

 

そんな中昼、学食を食べてると

 

「あら奇遇ね、此処いいかしら?」

 

弓道部の宮本先輩と

 

「お、如月ここいいか」

 

野球部監督そして最後に

 

「相棒、一緒に飯食おうぜ」

 

剛生が座り

 

「今日の放課後、弓道場に来ない?まだその気がないならいいけれども一緒にやらない?貴方ならかなりの好成績を残せると思うわ」

 

祥鳳先輩を皮切りに

 

「相棒、海兵隊もSEALも接近戦はチャカやナイフに頼ってばかりの戦いはできないぜ最後の武器は己の拳だぜ、相棒もそう思うだろ?鍛えようぜ己の肉体を」

 

剛生は力説し

 

「如月君、君は高校一年にして既にエース級の能力を持ってる、一緒に皆で甲子園で校歌を歌わないか最高の青春の思い出になるぞ?高一で148㌔も出せる選手なんてそうそういない是非野球部に入らないか?いや入って欲しいお前はさらに伸びるプロの選手だって夢じゃないぞ」

 

先生が力説してくれた。自分でも148㌔も出てるとは思わなかった。弓道もどうしようかと悩んでいた。柔道はまぁわかるといえばわかる。でも近代戦って肉弾戦になったらアウトじゃね?そう思っていたが。

 

「宮本先輩も先生も剛生も勘弁してください」

 

三人に言ったが三者三様に火花を散らしている

 

「如月は野球部だ、やっとエース候補が見つかったんだ弓道部や柔道部には渡さん」

 

野球部監督が牽制し

 

「監督さん、俺は海兵隊士官あいつも海軍士官志望ですよ野球で甲子園?、プロ選手?興味あるはずないでしょう?己を鍛えずして国防を担えますかってんだ」

 

剛生は興奮気味に言い

 

「如月君、精神を鍛えるなら是非弓道が適してるわ、軍人志望とも始めて聞いたけど、どんな状況にも精神的な物は役に立つはずよ信念を突き通す強い覚悟も精神的な所から来るし」

 

宮本先輩も言った。

 

徐々に追い詰められかけている俺は

 

「{やばい・・・・}」

 

察して

 

「失礼します」

 

そそくさと学食を後にした。

 

「どんだけだし・・・・」

 

教室でゲンナリとしていると

 

「大丈夫?話聞いたけど熱烈なラブコールに合ってるって?」

 

佐伯さんに話しかけられ

 

「さえきさーん・・・・・」

 

彼女が女神に見える。

 

「まだ決めてないんでしょ、うちで料理クラブ入らない?レパートリーが増えるし味付けや栄養関係のいい勉強になるよ?」

 

彼女にも誘わるが

 

「確かに、合理的で悪くない」

 

そう思ってると

 

「親友、こいつはどうだ?」

 

張が紙を見せる

 

「なになに・・・・助っ人兼サバゲー部」

 

紙を見て

 

「ほー・・・・・色々な部活の助っ人に行ったり部活動としてはサバゲーの大会に参加したりアウトドア全般か・・・・・イイね・・・これ見に行ってみたい。」

 

張に言うと

 

「そう来ると思った親友、放課後に行こうぜ俺もうここで部活申請出したし」

 

張が言い

 

「えーーー」

 

佐伯さんは言い

 

「悪いね・・・」

 

彼女に誤った。

 

 

放課後

 

部室に行くと

 

「入部希望者?」

 

声をかけられは

 

「とりあえず、見学程度ですが」

 

言い

 

「ごめんごめん、助っ人兼サバゲー部の部長の坂下修二、三年生だ趣味はサバゲーとアウトドア全般助っ人であっちこっちの部活に参加してるよ」

 

自己紹介を受け

 

「一年の如月優希ですよろしくお願いします。」

 

自己紹介し

 

「あー君が如月君ね、うちの担任が野球部の顧問やってるから君の話は聞いてたよ、148㌔の速球投げるピッチャーだって?」

 

坂下先輩が苦笑しながら言い

 

「それならうちの二年の同級の宮本祥鳳が弓道部でも欲しがってるって言ってましたよ坂下部長?」

 

もう一人が言い

 

「ごめんごめん、如月君僕は二年の斎藤武。この部の副部長だよ。君サバゲーに興味ある?」

 

聞かれ

 

「大好きです」

 

答え

 

「君とは話が合いそうだね?好きな獲物は?」

 

聞かれ

 

「Hk416とSIG P220の9mm拳銃です」

 

答えると

 

「ふむ、海軍特殊部隊装備か・・・・尚の事結構」

 

言われ、坂下先輩に

 

「僕らはいわば半端者どの部活にも属さずその日その日雇われの傭兵みたいなものさ。だから正直な事を言うとあまりいい目では見られない。その覚悟あるかい?」

 

坂下部長に言われ

 

「傭兵呼ばわりなんて上等ですよ、将来海軍に士官として行きたいんですいちいち影口なんて気にしません、言いたい奴らには言わせときゃ良いんです、それにサバゲー大好きですし、アウトドアもキャンプや釣り大自然を満喫できます。」

 

いい

 

「入部するかい?」

 

聞かれ

 

「是非」

 

俺は答え、入部届けに記入し先輩に渡す。そしてもう一枚紙を渡される

 

「これなんです?」

 

聞き

 

「助っ人登録用紙だよ、どれが専門的にできるかかな一応得手不得手等あるだろうし苦手なものに○つけといてその部からの要請は断るからさ」

 

言われ

 

「了解です」

 

俺は文化部の一部に丸を付け提出した。運動部はまぁとりあえず一通りはこなせる。髪を出し

 

「如月君、サバゲー用の装備は申し訳ないが自前で揃えてもらえるか流石に部費で買うわけにもいかないからね」

 

坂下部長に言われ

 

「分かりました、一式直ぐに揃えます」

 

その日は軽く部活動の今後の活動を聞き

 

「当分は各部活で傭兵稼業か・・・」

 

張と二人でいい

 

「二人の出来る奴来たら連絡入れるよ」

 

言われ

 

「ういっす」

 

その日はそれで部活を終えた。帰りに

 

「お遊びだけど戦略をねったりするのはサバゲーでも役に立つしな・・・」

 

俺はいい

 

「同意だ、でもお前の場合弓道部や野球部にいい顔はされんぜ」

 

張がいい

 

「気にせんよ、野球部はともかく弓道部の先輩はわかってくれそうな気がするし」

 

俺は考えていた。そして一日を終え寮に帰宅しその日の夜花壇寮管理棟にいつものメンツが集まっていたが佐藤先生が

 

「如月、お前どうして助っ人兼サバゲー部に入った?野球部の監督残念がってたぞ」

 

佐藤先生は言い

 

「祥鳳先輩も残念がってたよ、まるで傭兵みたいじゃないどっちつかずでもう。いまからでも考え直したら?」

 

小林さんに言われるも

 

「まぁまぁいいじゃない、如月君が選んだんだし私達が口出し出来る事じゃないよ」

 

佐伯さんが意外にも援護に回っていた。

 

「でも助っ人ってことは頼めば来てくれるって事でしょ?」

 

小林さんは言い

 

「まぁね、でも長期間の独占とかそういうのはダメらしい一日限定だからね」

 

そう言い

 

「うんでも残念、一緒に部活できるかと思ってたのに」

 

小林さんは言い

 

「まぁ機会があれば世話になりますわ傭兵みたいなもんだしwww」

 

濁した。その時は大して深くは考えていなかった。

 

 

弓道部 宮本祥鳳 自室

 

「まさか助っ人兼サバゲー部に入るなんて予想すらしなかったわね・・・あそこの規定だと個人を長期間にわたり一つの部に拘束するのが禁止で一日限りの助っ人だしね」

 

祥鳳は考え

 

「大会時の限定的な助っ人が一番かな・・・・」

 

考えその頃

 

野球部監督・コーチ

 

「助っ人兼サバゲー部?!」

 

間抜けな声を挙げ

 

「はい、意外というか想定外というか本当に彼は甲子園もプロ野球も興味なしのようですね」

 

コーチの問に

 

「そういえば、柔道部の井上が言っていたなあいつもだが希望職種は軍人だとすなわちプロだの甲子園だのそんなものには最初から興味がなくどうでも良いという事か残念だな本人の頑張り次第だが大本を越えるかもしれない可能性が眠ってるのに・・」

 

監督は言ったが

 

「まぁでも練習試合や試合に助っ人で呼べるだけでもマシですわ」

 

言い

 

「それでも納得できない、とうとうエース候補が見つかったというによりにもよって助っ人兼サバゲー部に行くなんて・・・私は納得できん」

 

監督はコーチに愚痴を漏らし

 

「こればかりはしょうがないです。我々に決める権利はありませんから」

 

それぞれがため息をついていたのだった。




次回~三馬鹿の休日~を予定しています。


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三馬鹿の休日

訪れた休日、部活の休みが重なり俺と隆治と剛生の三人は釣りに訪れていたがトラブルにやはり巻き込まれる。


「ここが釣れやすい所だ。ルーキーにもオススメ。」

 

隆治は説明し皆でセッティングを始める。因みに小林さんは弓道部の部活でこれなかった。

 

俺は適当な所にセッティングし自販機で買ってきていたボトルジュースを飲みながら当たりをまつその隣に剛生が着て座り

 

「相棒、そりゃないぜ助っ人兼サバゲー部って部長らも嘲笑ってたよ、「所詮はその程度なんだろうって」俺悔しいぜお前が小馬鹿にされて」

 

剛生は言い

 

「別にかまわんよ、言いたい奴には言わせておけばいいやん。必要なら柔道部の連中全員沈めてやってもかまわんよ、自信はある。それくらいなきゃ傭兵稼業なんてできないよ言ってやってもいいぜ?」

 

俺は言った。無論実行可能範囲だ。前世の身体能力を持ったままだからいきがってるくらいの高校生のガキをしめる程度朝飯前だっつうのと思っていた。まぁ実戦経験ありの戦場帰りですから{途中で死んだけど}などと思ってると

 

「まぁ、じゃぁ暇なとき武道館に遊びにでも来いよ。でも残念だな・・・一緒に自分を鍛えたかった」

 

剛生は言い

 

「悪いな。」

 

俺も言った。そういった時竿にあたりの反応が出て

 

「うしッ来た」

 

釣り上げ

 

「まぁ、俺個人としては何時でも遊びに来てくれよ。リベンジしたいしな」

 

剛生に言われ

 

「ああ、了解楽しみにしてるよ」

 

言い釣りに集中しているとなぜか目の前を男の子が流れて来た

 

「・・・・・・・・・・・・ふぇ?!」

 

「・・・・・・・・・・・はいっ?!」

 

俺と剛生は変な声を出しちまい体が反応したのか咄嗟に川に飛び込んじまった。泳いでその子の下までたどり着くが

 

「マズイ、意識がない・・・・」

 

岸にいる剛生とこっちに来ていた隆治に

 

「救急車ッ、あとロープ頼むッ」

 

そう言い、サイズが大きかったがライフジャケットを着せその子を抱えたまたま目に付いた枝着に立ち泳ぎで状態で捕まり奥から俺が飲みかけ状態のボトルのジュースをおもしがわりに結んだロープが投げ込まれそれを掴み二人と見物していた人が引っ張り岸まで戻り慌てて男の子を寝かせ皆が見守る中

 

「・・・・・・・・・」

 

慌てて確認する中

 

「どう、優希?」

 

剛生が言い

 

「救急車向かってるって」

 

隆治が言い

 

「まずい・・・息してない、人工呼吸、心臓マッサージ」

 

応急処置を始め直ぐに人工呼吸をし心臓マッサージを開始する。

 

「戻ってこいッ・・・・戻ってこいッ」

 

剛生がAEDを探しに行く間一人で行い

 

「・・・・・・・・・・・・・」

 

「・・・・・・・・・・・・・」

 

「・・・・・・・・・・・・・」

 

周りの人たちも固唾を飲んで見守り、一心不乱に蘇生措置を施し

 

「{お願いだ、死ぬな・・・戻ってこい・・・戻ってこい・・・戻ってこいッ}」

 

必死に蘇生措置を繰り返し施し続けていると

 

「げほっ」

 

水を吐き出し

 

「よしっ・・・頑張れっ」

 

目を開け、意識を取り戻した。周りから歓声が上がった。そののち救急車で搬送され俺と剛生は付き添いとして乗る事になり、寮の方に方に伝えといといてくれと言伝を頼んだ。しかし、これがある意味では間違いだった。

 

処置室で処置を受ける傍ら

 

「良かったな、相棒」

 

剛生が言い

 

「ああ、オヤジの口癖の一つにあったんだ「小さな命ひとつ守れない奴に救えない奴に大勢は救えないってね」」

 

俺は言い

 

「如月中将の名言だな」

 

剛生も言っていると

 

「彼らです」

 

身なりの良さそうな男女と俺達と年頃が同じくらいの女性が一人だが様子がへんで母親と思える方の女がひどく挙動不審で動揺している。

 

川に入った俺は病院で入院用の寝巻きを借りてる状態だった。

 

「ありがとう、本当にありがとう」

 

手を掴まれるとブンブン揺すられちぎれるんじゃないかと思うくらいの勢いで父親と見える男性に揺すられ

 

「弟の命を救ってくださって感謝致します。名乗りもしないで失礼いたしました。私、令峰女学園一年の高宮美咲と申します」

 

名乗り

 

「これはご丁寧に、五條館学院一年の如月優希です。こちらは同級生の井上剛生」

 

紹介し

 

「どうも」

 

剛生も挨拶し

 

「これは名乗り遅れて失礼した、私美咲と俊二の父親の高宮五大だよろしく」

 

挨拶を受けたが残る女性は挨拶をせずに言ってしまう。身なりを見るとこういっちゃ失礼だがかなり遊んでるイメージがある。

 

病室に入ると俊二くんはお父さんと姉さんの二人に泣きつく。感動の対面なはずだがここで剛生が一言

 

「俊二君なんで川におっこちちゃったのかな?」

 

努めて優しく聞き

 

「・・・・・・・・・・・・」

 

最初は喋らず、俺は慌てて

 

「すいません、おい剛生あんまりだろ死にそうな体験したばっかりなのに」

 

俺は軽く締めるが

 

「お兄ちゃん・・・あのね・・・・」

 

俺を見て言い

 

「うん」

 

俺は喋りだすのを待ったが次に語られた言葉は衝撃的な一言だった。

 

「おかさんにおとされた」

 

「・・・・・・・・・・・・・・・は・・・」

俺はイマイチ理解できずに固まり

 

「・・・・・・え・・・・」

 

剛生も行ってしまったがそれよりも先に動いたのが美咲さんだった。

 

「お父様、今の言葉聞きましたよねあの女次のお父様の後継に自分のお腹の子をあてがわせたいって前に話していたのを私は聞いたと、ですから私はあの継母に対して注意してきました。弟の身に何かあれば大事だと、弟の存在が邪魔だと家族なのに・・・どうしてですか?」

 

美咲さんはお父さんに言いより、一応俺は俊二くんに

 

「本当におかあさんが川に君を突き落としたのかい?」

 

失礼を承知で聞くと

 

「うん・・・助けてって言ったのに僕を笑ったような顔で見た後にどこかに・・・」

 

居た堪れなくなり

 

「・・・・・・・・・・・・・」

 

ギュッと抱きしめ

 

「もう言わなくて良い・・・言わなくて良い・・・」

 

俺は言い

 

「剛生・・・110番一応殺人未遂にあたる。知ってしまった以上看過できない」

 

俺はかなりドスの聞いた声で言い

 

「あ・・・ああ」

 

そうしているとさっきの女が病室に入ってくるが

 

「貴様という奴は・・・」

 

五大さんがいうよりも早く美咲さんがその女にビンタをかまし

 

「人殺しッ、絶対にやると思って警戒してきたこの人達が偶然いなかったら死んでたわそんなに弟が邪魔?」

 

「・・・・・・・・・」

 

何も言わず、赤の他人のはずの俺も相当な怒りを覚えていたため頭に血が上り

 

「何か答えろや・・・・あッ・・・何ともいえねぇってか、どうなんだって言ってんだよッ」

 

俺が罵声を浴びせると女は怯むが

 

「失礼なモノいいね、証拠はどこにあって二人共言っているのかしら?」

 

まだシラを切りとうそうとするが

 

「ママが僕を落とした・・・ママが・・・ママが」

 

俊二君が言い続けると

 

「まだ言うか」

 

そう言うと俊二くんに近づき平手をしようとしたその糞女を俺よりも剛生が腕を掴み捻る

 

「それ以上薄汚い手で触るな」

 

走行しているうちに本当に警察がきやがった。剛生のやつマジで通報していたらしい。女は騒いでいたが警察にドナドナされていった。しかし俺達はようやく我に返りとんでもない事を下と焦り

 

「申し訳ありません、赤の他人が出しゃばった真似をして」

 

頭を下げるが

 

「頭を上げてくれ、君達に責任はないむしろ気付いてやれなかった私に責任がある。親父の忠告は聞いとくもんだな・・・・・」

 

そう言うと

 

「連絡先を教えて欲しい、なんかとんでもない事になってしまったが息子を救ってくれた命の恩人だ御礼をさせて頂きたい。」

 

そう言われるが

 

「私はただ体が反応しただけですし、御礼を受けるような事はしていません。目の前で誰かの命が危険にさらされているのならば助けるために最善を尽くすのが普通では?」

 

そう言うと

 

「立派なご教育をご両親から受けられたようですね、ですが私も恩知らずな人間ではない。そこだけは譲れない」

 

そう言われ

 

「でしたらお父様、我が家でディナーというのは如何でしょうか?」

 

美咲さんは言い

 

「そうだな、それは良い」

 

最終的に根負けしてしまい俺と剛生あと隆治の三人が後日招待される事になったのだった。

 

 

 

夕方 花壇寮 管理棟

 

「・・・・・・・・・・・・・・」

 

俺は表情を表に出さないようにしていたが周りからはそうでもないらしく

 

沙希side

 

「{何があったんだろう・・・優希君・・・すごく機嫌が悪そうなんだけども}」

 

夕食の準備中の沙希は感じ

 

沙希sideアウト

 

真理side

 

「{今日一緒に釣りに行けなかったけどなんかすごく機嫌が悪そうなんか嫌な事でもあったのかな」」

 

真理sideアウト

 

榛名side

 

「{すごく怖い・・・まるで戦場で殺気全開のような・・・とんでもなく怖い一体何があったんだろう・・・}」

 

私は思っていた。

 

榛名sideアウト

 

「・・・・・・・・・・・・・・・・」

 

俺は思いながらテレビを見てるとあの女マジで逮捕されたようだ遺産狙いのとんでも女らしく自分のいいようにしたいがために前妻の息子である俊二くんが邪魔で犯行に及んだと自供したらしい。ただ一言

 

「クソがッ」

 

吐き捨てると俺は二階の自室に戻っていった。女子らが怯えているとも知らずに

 

夕食になり佐藤先生が

 

「おう、如月お手柄だったな消防から感謝状の授与式があるから制服着用の正装をしていけとさ。」

 

佐藤先生が言い事のあらましを先生が皆にいう中

 

「どうして如月君、機嫌悪いの」

 

榛名さんが俺に言い

 

「ええ?俺表情に出てた?」

 

言ったが

 

「うん、すごく機嫌が悪いと言うか殺気だってたものすごく」

 

ここまで言われちまえば隠し通せるものでもなく今日あった事を正直に皆に話した

 

「はぁ?!ありえないんだけど金のために義理の息子を殺そうとしたと」

 

紗希が言い

 

「これのニュースじゃない?」

 

真理さんがニュースをつけるとあのゴミツラがテレビに映っていた。容疑はもちろん殺人未遂で

 

「呆れてモノが言えんわーーー」

 

佐藤先生が言うも

 

「でも皆に言えます、目の前に莫大な資産が手に入るチャンスがあったらこの女と同じ事をしないと言えますか?」

 

俺は言ったが

 

「確かにそうかもしれないけど、人の命を奪ってまで・・そんな悪行をしてまでとは思わないんじゃないかしら」

 

榛名さんが言い

 

「確かにね。大金なんて縁がないけどしっかりとした感覚を持った普通の人生が一番だしね。」

 

真理が言い

 

「お金は人を狂わせる怖いけども私達庶民にとっては次元が違う話だよね、でも子供の命を奪ってまでって言うのはありえないと私は思うよ」

 

紗希が言った。そして

 

「確かにね、お金は人を狂わすでも私だってこの女は腐ってると思う義理とはいえ息子を殺そうとするなんて正気の沙汰じゃない」

 

佐藤先生が言い切り

 

「如月、お前はどうも達観したような感じだが人を舐めるなよ。意志の強さを、意思ある者はああいうようにはならん逆は今日お前が体験したような事だ。わかったな」

 

先生に言われ

 

「ハイ、肝に銘じます」

 

俺は言い後は和やかに夕食が進んだ。翌日の放課後に感謝状の贈呈が有りニュースに乗る羽目になったのはまた別の話。




次回~受け継がれる覚悟~を予定しています。


今回は暗い話になりすんません。by駄作者


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受け継がれる意志

その日、例の事件関係者になってしまっていた俺達は高宮さんのご自宅にご招待されることに


放課後・武道館

 

「一本ッ」

 

声が響き

 

「つ、強ええ」

 

周りの柔道部員が俺を見る

 

「次はどいつだ?」

 

あらかた沈めたようなものだが

 

「参った、参ったよ如月君陰口を叩いてすまなかった。」

 

三年生の柔道部員が口を開き

 

「部長の岩本だ参ったよ本当に鬼みたいに強いんだから・・・」

 

岩本先輩は語り、周りも

 

「ああ、一本背負い・巴投げ・つばめ返し。どれも鮮やかに決めるんだからなぁ」

 

周りに言われそこに

 

「優希、リベンジいいか?」

 

剛生が言い

 

「受けて立つ相棒」

 

俺も言い組手を始めるも

 

「甘いッ」

 

どうも剛生は動きに隙が多く技をかけやすいきれいにまた巴投げを決め吹っ飛ばす

 

「おーーーー」

 

歓声が上がり

 

「理想の投げ方をしてるよ全くすごい」

 

柔道部顧問にも褒めて頂き

 

「ま・・・参ったぜ相棒・・・」

 

剛生に手を貸し起き上がらせ、その日は柔道部に混ざり体を鍛えた。そして最後に

 

「こいつを受け取ってくれ」

 

岩本さんに柔道着を渡され

 

「これは?」

 

聞くと

 

「いや、何時でも遊びに来てくれて良いしそれに助っ人として召喚もさせて欲しい正直剛生が言う通り柔道部に欲しいくらいだよ。さぁ受け取ってくれ」

 

柔道着を受け取り

 

「どうもです、何時でも呼んでください」

 

俺は言いその日の夜に備えるために早めに寮に戻りシャワーを浴び汗を流し紗希には夕食はいいと伝え迎えが来るという場所に行くと既に二人がいた。

 

「おう、優希」

 

「悪い、悪い遅れかけた」

 

「いや俺達も今集まったところだ。」

 

剛生と隆治が既にいた。どんな格好で行ったらいいか分からずとりあえず私服の中での失礼にならない物をチョイスしたつもりだった。迎えに来てもらった車に乗りご自宅に連れて行かれた俺達だがもうなんというか・・・雲の上と言うか・・・・

 

「やべぇ・・・」

 

「すごいわ」

 

「おう・・・」

 

俺達も三者三様に言い

 

「きょうはよく来てくれたね」

 

高宮さんが俺達を出迎えてくれたが俺達は緊張でガチガチ、そんな俺達を見て

 

「はははは、きょうは皆で楽しく食事したいんだ緊張する必要はないよ」

 

「そうです、今日は楽しい時間を過ごしましょう」

 

高宮さんと美咲さんが言ってくれ俺達は席に案内されそこにはご高齢のおじいさんもいた。そのおじいさんに

 

「お父さん、息子を助けてくれた方々です」

 

美咲さんのお父さんが俺達を紹介し剛生に隆治と自己紹介をしていき

 

「本日はお招き頂きありがとうございます。如月優希ですよろしくお願い致します。」

 

頭を下げると

 

「?・・・・」

 

俺を見て驚いたような顔をし

 

「お兄さんや失礼を承知で言わせていただくが君のおじいさんは軍人だったかい?」

 

唐突に尋ねられ

 

「ええまぁ・・・元海軍の准将だったと父に聞いた事があります。」

 

答えると

 

「なんと?!」

 

おじいさんは言い

 

「ワシを戦地で救ってくれた英雄のお孫さんが今度はわしの孫を救ってくれてた・・・なんという縁じゃ・・・・」

 

言いだし

 

「え?!」

 

高宮さんは言い美咲さんも

 

「始めて聞きましたおじい様」

 

美咲さんも言い

 

「よく見れば見るほど若かりし頃の准将閣下にそっくりじゃ・・・」

 

俺を見て言い剛生と隆治は

 

「「すげぇ・・優希のおじいさんも」」

 

二人が言い

 

「すまんの、客人を立たせたままじゃ失礼じゃ」

 

席に座り皆で料理を食べる傍ら、おじいさんが身の上話をしてくれた

 

「わしは元海兵隊員でな、さっきも言ったが当時大尉だったお主のおじいさんに助けられ生還したんじゃ。でなければ息子の顔はおろか孫娘や孫の顔も見れんかった。」

 

話を聞き

 

「私も始めて知りました。祖父はそこまで過去の事を話して下さる人ではなかったですから」

 

俺は言い

 

「おぬしのおじいさんは海軍特殊部隊最高の兵士とも言えた人じゃったまさに海軍の伝統を重んじ「指揮官先頭」を行き撤収・撤退するときも「殿」を務めたほどの方じゃった。無論部下の方々には慕われ上官からの信頼は抜群に厚かったそののち艦隊勤務に復帰され准将に昇格と共に最後は空母艦隊の副司令官を努め退役されたはずじゃ。」

 

話を聞き

 

「驚きました、祖父が元SEAL隊の指揮官で空母艦隊の副司令官だったとは・・・」

 

俺が言い

 

「優希も海軍士官希望だったもんな、血は争えないな」

 

剛生が言い

 

「ああそうだな」

 

隆治も賛同するように頷き

 

「なんと?!海軍士官希望かね・・・そうか、そうか・・如月家の後継は安泰のようだな。」

 

おじいさんは言われ

 

「君達はどうかな?」

 

剛生と隆治の二人に話が行きそれぞれ剛生は海兵隊士官希望で隆治はとりあえず士官大学の現役合格をざしていると言った。おじいさんは

 

「高い志を持った若者が国防の任を担ってくれるからわしら老害でも安心して老後を過ごせる、本当にありがたいことじゃ。」

 

おじいさんは言い橋が進む中

 

「ふむ、如月君どうじゃ孫娘の美咲は何処ぞの馬の骨とも言えぬ腰抜けになどやれんが君のように誰かの為に自分のたった一つしかない命を危険に晒せる人間はそうそういない非常時にこそ人間の本性は垣間見れるものじゃ。ワシは君が気に入った。孫娘婿に君が欲しい」

 

はっきりと言い切られ

 

「えっと、自分でもよくわかりませんがご家庭の差や身分相応というお言葉がありますし美咲さんにもそして私にも選ぶ権利はあると思っていますが」

 

いつか言われたセリフだなぁ・・・と思い出しながら苦し紛れに言うが

 

「ワシは身分だの家庭の差だのそんなの気にはせん、君の人柄もそうだが准将閣下の孫にあたる君だ間違いはないと信じとるよ」

 

やけに自信満々に言われ

 

「は・・・はぁ」

 

若干引いていると

 

「お父さん、如月君も困っているじゃないか。ほどほどにしないと」

 

高宮さんが間に入ってくれ

 

「確かに、良い方だというのはわかります。おじい様の言われる通りですが私も如月さんもお会いしてまだ間もないお互いの事をよくは知りません」

 

美咲さんが言ってくれ内心ホッとしていた。そして俺自身がやばいと感じていたのか

 

「高宮さん、失礼を承知でお聞きしたいのですがあの女どうなりましたか?」

 

剛生はズバリ言い警察での取り調べであれこれと余罪がポロポロ出たらしくやばいことになると。高宮さんは弁護士を雇いさっさと離婚なさったとか。その話を聞かれたおじいさんが

 

「美咲にもちゃんとした所に嫁いでもらいたいそれはまごう事なき本心じゃ、こうして会えたのも何かの縁じゃ気軽に遊びにおいで」

 

おじいさんも行って下さり

 

「俊二も如月さんの事を「お兄ちゃん来ないの?」って言っていますよ」

 

美咲さんがくすくすと笑いながら言い

 

「何時でも遊びにおいで、歓迎するよ」

 

「あははははは」

 

引きつった状態で笑うしかできなかった。皆で話したりしながら食事は過ぎ去りご丁寧に寮の前まで送って頂き最後に

 

「優希、お前つくづく運がないと言うか運があるのか?」

 

剛生が言い

 

「外掘り埋められないようにきいつけろwwwww」

 

隆治にからかわれ

 

「勘弁してください、ああいうタイプのお嬢タイプは苦手なんだってば」

 

俺は言い

 

「「まぁまぁ」」

 

二人にからかわれつつ寮に帰りその日はもう寝たしかし、予想に反し期間を待たずして再会する羽目になるとは・・・・




次回~助っ人開始ッ~を予定しています。


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助っ人開始ッ

ディナーの翌日俺達の部活に野球部から練習試合に向けた早速助っ人の依頼が入り俺と張が出向いた。


野球部グランド

 

「すげぇ・・・あの一年148㌔出たぞストレート」

 

スピードガンを持つ先輩方がバックネットで言い

 

「いやあのキャッチャーもすごいだろ約150㌔に近いスピード苦もなく捕ってるんだぜ」

 

バックネットの後ろでいう中

 

「優希、次変化球」

 

張がサインを出し俺は最初にフォークを投げる。

 

「ナイスボール」

 

張が苦もなく捕る中

 

「今すげぇ落ちたよなぁ・・・」

 

「スピード何㌔よ」

 

周りが言い

 

「132㌔・・・・」

 

測定している部員が言い

 

「へ・・・・フォークで132㌔・・・速すぎだろ」

 

もう一人がいう中

 

「ゆう次」

 

張の指示通りにスライダーを投げるまた背後で

 

「おおおッ、またすげぇ曲がりよう」

 

「スピードは?」

 

「125㌔・・・・どうなってるんだ・・」

 

後ろの連中は言っている。それを無視し

 

「次っ」

 

張がまた指示し最後にカーブを投げる

 

「えらい曲がりようだな打てそうにないわ」

 

「スピード何キロ」

 

「・・・・112㌔・・・もう何も言えん」

 

周りもありえんという感じになってきたようだった。横で投げている先輩は

 

「お疲れ如月あっと名乗ってなかったな上野原俊介だ。しかしとんでもレベルだななんでうちに入部しなかった、直ぐに俺からエースナンバー奪えたのに」

 

首をかしげながら言われるも

 

「上野原先輩、別に自分はそういう事をひけらかそうとは思わないですし先輩と自分で組める戦法もありますよ。」

 

俺は張を呼び先輩と話す

 

「例えば最初に先輩を登板させて先輩の最高球速失礼ですけど何キロですか?」

 

張が聞き

 

「調子いい時で・・・138㌔くらいかな」

 

上野原先輩が答え

 

「その急速差を利用するんですよ、先輩の138㌔に慣れてきた頃に優樹の148㌔で攻める相手からすれば溜まったもんじゃないですよ10㌔の差は」

 

張が説明し

 

「確かにそりゃぁ使えるわな」

 

納得しつつも

 

「よければ球速アップの練習法お教えしましょうか?自分がやってた方法ですけども」

 

先輩にいい

 

「助かるわ、ぜひ知りたい」

 

上野原先輩にやり方を教えてそのあとにバッティング練習に励む

 

「うはぁ・・・飛ばし屋だなホームランコースだあの二人」

 

周りが言い

 

「ずば抜けてるな・・・・」

 

「勿体無い」

 

「野球部にはいればいいのに」

 

など言われようだが限定の間の雇われ兵みたいなものだから気にもしない。前世でも高校の時までは張と一緒にバッテリーを組んでいただからいわいる阿吽の呼吸で互いに考えている事もわかる。本番の練習試合に俺達も出るかと思うと久しぶりの試合で興奮してくる。

 

「互いに出番があるといいな」

 

張は言い

 

「ああ、そだな」

 

俺も頷いた。




次回~スターティング・オーダー~を予定しています。


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スターティング・オーダー

野球部の助っ人として練習試合に参加する優希と張、高校野球デビューとなるか?


総合スポーツ運動場内野球用グランド

 

「よし、気合入れていくぞ」

 

「うしッ」

 

皆かなり気合が入っている。今日の対戦相手は城西大付属高等学校だ。ベンチ前に皆集まり

 

「よし、今日のスターティング・オーダーを発表する」

 

監督は言い

 

「1番センター田中・2番セカンド近藤・3番キャッチャー張・4番ピッチャー如月

5番ファースト遠藤・6番ライト浜田・7番ショート山崎・8番レフト松本・9番サード蝶野以上。」

 

監督が言い

 

「皆思う事はあると思うがとりあえず、今日来てもらった助っ人が使えるかどうかの試しも含めてる。だが勝ちに行くぞッ」

 

コーチも言い

 

「おおっ」

 

俺達は言った。キャプテンの田中先輩が相手側とスターティングオーダー票とボールを交換しじゃんけの後ベンチに戻り

 

「後攻だ、さて如月、張バッテリードカンとデビューしてこい。エース級の力を見せてくれ」

 

そう言われ両軍整列そして試合が始まり俺はマウンドに行き、キャッチャーの張が準備する事前に二人で話していたが打者一巡はストレートオンリーの変化球はナシ

 

「しまっていこー」

 

張が言い

 

「おー」

 

内野・外野が声が聞こえる、そして応援席に花壇寮の仲間と・・・

 

「げっ・・・」

 

思わず行っちまったが高宮さんも一緒だった。

 

「プレイ」

 

審判の号令に我に返り打者がバッターボックスに入る。張に指示は内角低め

 

「{オッケー・・・}」

 

振りかぶりキャッチャーミットめがけて投げ込む。打者は見送り

 

「ストライッ」

 

審判のコールと共に電光掲示板に球速が表示され相手ベンチと寮の仲間が黙る

 

「145㌔」

 

表示され

 

「ナイスボール・はしってる」

 

張がボールを俺に投げ返す。バックも

 

「ピッチャーナイスボールはしってるよー」

 

聞こえる

 

 

城西ベンチside

 

「ひゃ・・145㌔だと・・・・五條館のデータにないぞあのサウスポー」

 

監督は慌て

 

「スーパールーキーだ、高校一年生が投げるボールじゃない」

 

コーチも言い

 

「・・・・・・・・・・・・」

 

選手も開いた口がふさがらなくなっていた。

 

「まだ変化球やその他の項目が分からない・・・とんでもない投手を相手にしてるのか我々は」

 

監督は言った。

 

城西ベンチアウト

 

 

花壇寮メンバー+αside

 

「・・・・・・・・・・・」

 

驚きのあまりに高宮さんは口が空いたままになっていた。

 

「ねぇ、美咲145㌔ってすごいの?」

 

中学まで同級生だった紗希に呼ばれ今日は来てみたが如月君が投げえるとも聞いていないしましてすごい選手だとも聞いていなかった。

 

「えっとね・・・みんな普通の高校一年生の投げるボールは大体125~130行くか行かないかそれがプロ選手並のスピードのあるボールを投げるんだよ?スゴイに決まってるよ」

 

私も気付けば興奮していた

 

「{すごい・・・本当にすごい}」

 

花壇寮メンバー+αsideアウト

 

一回の表の攻撃は相手の三者凡退というよりも三者三振に終わった。

 

「ナイスピッチン」

 

張が言い

 

「ナイス・リード」

 

俺は言った。一方相手側は

 

「プロ並みのスピードですよ監督、真面目な話打てるには打てますが内外低め高め際どい所まるで針の穴を通すようなコントロールだ。」

 

効く中俺たちの攻撃の準備をし俺もヘルメットとバットを持つ打順が4番の為一人塁に出れば一応準備しないといけない。

 

「・・・・・・・・・・」

 

ベンチで居る中一番・二番が凡退し三番の張がボックスに入り俺がネクストサークルにいく

 

「頼むぞッ」

 

俺は一言言った一点でもあればやりやすい。そう思っていたがあいつにやりと笑いやがった。その一言に答えるかのように後に彼曰く

 

「低目スライダーをジャストミートした」

 

とボールはセンターのフェンスオーバーの一発をぶち込んだ。幸先のいいスタートを切れたな。と思った。ホームベースに張が戻り

 

「お前もカマセよ」

 

言い

 

「まかせろ」

 

俺も一言言った。4番の仕事をしなくてはそう思いボックスに入る

 

「お願いします」

 

審判に一礼する。この緊張感がたまらない。相手投手が振りかぶり一球目を投げてくる

 

「{内角低め・・・}」

 

見逃し

 

「ストライー」

 

カウントを取られるがまだ未だワンストライクだ焦ることはない。

 

「・・・・・・・・・・」

 

内心では際どい所を狙いすぎて失投が来る可能性があると踏みバットを握り構えた。

そして二球目でその「失投」は訪れた

 

「{待ってました}」

 

外角より少し内側に入りそして高め迷わずバットを振り抜き打球は、レフトスタンドに吸い込まれて行き、二者連続の本塁打となった。一回が終了し五條館が3番・4番の二者連続本塁打で二点先行する形になり、張からのプレゼントの一点そして自らのバットでもぎ取った一点の二点は俺に大きな余裕を持たせてくれた。此処からは優希の奪三振ショーの始まりとなった三回までは張のリード+ストレートのみ三回以降は変化球も混ぜ相手打線を翻弄すると共に完全に封じ込め八回表まで投げ降板。

 

「ふぅ・・・・」

 

ベンチに戻り

 

「完璧な投球だったな、相手を封じ込めたな」

 

同級生の部員に言われ

 

「どんなスタミナしてんだ打って・投げてそれで八表に自己最速の148㌔をマークしてどうなってんだお前のからだ?」

 

チームメイトにも言われアイシングを受けながら

 

「完璧な投球だったな。八回まで許したヒットは僅かに2、失点も0ファーボールやデッドボールもゼロ、文句なしのエースの仕事をしてくれたな」

 

監督は言い

 

「打っても4打数4安打2本塁打3打点、4番の仕事をしっかりこなしてくれたな」

 

コーチも言ってくれ

 

「仕事をこなしただけですよ」

 

俺も言った。試合は5対0で五條館が勝利し試合終了後にクールダウンをし荷物をまとめ張や寮の皆と帰宅しようとしていると

 

「待ってくれ如月」

 

監督に呼び止められ脇に一人男性がいる

 

「監督誰ですかその方は?」

 

聞くと

 

「練習試合だからと息抜き程度で見に来て高校一年生にしてエース級の即戦力の選手がいるとはなそれも二刀流でか・・・」

 

男性は言い

 

「失礼ですがどちら様でしょうか?」

 

高宮さんが尋ねると

 

「失礼私、東京ショイアンズのスカウト部門の担当している小鹿野といいます。」

 

挨拶し

 

「監督さんからも話は伺いました。高一で148㌔のノビのあるストレートと変幻自在かつキレのある変化球、そして打ってはあの通りの大暴れ素晴らしいの一言です。二年後のドラフト会議が楽しみです」

 

そういう中

 

「大変申し訳ありませんが、私はどの球団にお誘いを頂いてもお受けするつもりはありませんし私は進学希望です。」

 

答えると

 

「野球の強い大学でさらに腕を磨くのもアリですね」

 

そう言ったが

 

「いえ、私の第一希望は「士官大学校」です」

 

答え

 

「ですのでプロ野球とかそういうのには興味はありません。ご期待に添えず申し訳ありません。」

 

言うが

 

「まだ時間はいっぱいあります。人生のご決断を急がず考えて下さい。挨拶はこのへんで」

 

スカウトの方は言うと

 

「こうしちゃいられない他球団にすっぱ抜かれる前に球団の上に報告せねば」

 

そそくさと行ってしまった。背中を見送り

 

「人の話聞いちゃいねぇ・・・・・」

 

呟き

 

「まぁまぁいんじゃない、優希君の夢が今の所軍人でももしかしたら変わるかも知れないし。その為の二年間でしょ?」

 

小林さんが言い

 

「うんそうだね」

 

宮下も言った。

 

「人生は一度きり後悔のない選択をな」

 

張も言った。こうして俺と張の助っ人デビューはうまく言った。のだった。




次回~迷北海道からの使者~を予定しています。


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迷北海道からの使者

助っ人の次の日、サバゲーで使用する銃を買いホクホク気分で寮に戻り荷物をほど貸していると


花壇寮 管理棟

店でかったガスガン二丁と電動ガンバッテリーマガジン充電器その他迷彩服にプレートキャリア{LBT6094}マガジンポーチ・ダンプポーチ無線ポーチを寮に送ってもらい

 

荷物を開ける

 

「なつかしいな・・・Hkフォーシックスティーン・・・海軍特殊部隊御用達ライフル高性能で汚れにも強い、そしてサイドアームの9mm拳銃・・前世では装弾数の少なさから継戦能力に問題が若干指摘されたよなぁ・・」

 

満足そうに銃を眺め最後に

 

「自衛隊と国防軍を語るならこれか・・・・またこいつに再会出来て嬉しい」

 

俺はパッケージから89式小銃を取り出した。変わる事のない霧骨なフォルムを触り

 

「ただいま・・・バディ」

 

89式小銃を構えたと同時にドアが開き

 

「きゃっ」

 

銃口を向けられる形になった榛名さんが驚き、慌てて俺は銃口を下げ

 

「ごめん、ごめんついね」

 

謝り

 

「もう、BB弾が入っていたらどうするんですか?気お付けて下さい」

 

注意され

 

「ごめん」

 

再度謝罪した。すると

 

「それと、如月さんにお客さんです。えっと北海道ホワイト・ファイターズの方だと」

 

榛名さんが言い

 

「俺に?」

 

言い

 

「ええ、なんでもスカウトがどうのこうのって?」

 

榛名さんが言い

 

「またかよ・・・・めんど臭いな・・・ごめん榛名さんも同席してもらえる?」

 

頼み

 

「ええ、いいですよ」

 

彼女は快諾してくれ、自室から一回の居間に降りると既に榛名さんが粗茶を出してくれていた。

 

「如月優希さんですね?私北海道ホワイト・ファイターズスカウト部の岡本と申します。先日の練習試合をうちのスカウトが拝見させて頂き即戦力だと判断し挨拶にこさせて頂きました。優秀な選手は早いうちに目をつけておきたいと思っています。」

 

スカウト岡本さんが言い

 

「だって、如月君」

 

榛名なんがいう中

 

「東京ショイアンズの次は北海道か・・・・はぁ・・・」

 

ため息をつくように言い

 

「遠路はるばる来てくださった事には感謝致しますが、岡本さん球団首脳部にお伝え下さい、私は卒業後にプロ選手になる気もなければ大金にも興味はない。私が追うべき背中はただ一つ「国防を担う両親・家族の背中だけだと」お伝え下さい。私が言いたい事は以上です」

 

俺が言うと

 

「失礼だが言わせて頂きたい。君の人生は君が考え切り開くものだ。両親やご家族が軍人だからと君がその後を継ぐ継がないは君の判断次第だろう?せっかく君はそれ以外のチャンスが与えられそうな人間だ、明日の命も分からない仕事を選びその身を危険にさらす必要はないだろう?」

 

岡本さんが俺に言った時、

 

「・・・せいしてください」

 

横に座っていた榛名さんの目が怒りに燃えているのがわかる

 

「訂正してください・・・私の両親や彼のご両親がその身を呈してこの国の今、そして明日を守る為に備え鍛えている事にましてその仕事の何が貴方に理解できるのですか?」

 

榛名さんが激怒し

 

「い・・いや」

 

岡本さんは言いよどむが止まらず

 

「先ほど貴方は仰った「君の人生は君が考え切り開く」ならば既に如月君は答えを出しているご両親の後を父親の後を継ぎ「海軍士官」になるという決断を。お引取り下さい。これ以上話す事はございません。」

 

榛名さんがまくし立て

 

「確かに言い方が悪かったかな済まなかった。」

 

岡本さんは頭を下げるも

 

「でも球団側としては君を諦めるつもりはない必ずこの三年でプロに振り向かせて見せよう」

 

岡本さんがいう中彼女は

 

「おっしゃっている所申し訳ありませんが、彼正式な野球部員じゃないですから意味ありません。ただの「助っ人」ですから」

 

榛名さんが言い、俺も

 

「どう言われようと俺の意志に変わりはない。プロ選手になろうなんて思わん俺が目指すは「軍人だ」お引取り願う」

 

言い

 

「今日の所は失礼させてもらうよ」

 

そう言うと、岡本さんは去ってきいき、我に帰った榛名さんが

 

「ごめんなさいっ・・・とんでもない事・・」

 

いう中

 

「いや、よく言ってくれたよ、ありがとう榛名さんが言わなきゃ俺がキレて言っていたよ」

 

俺は彼女に言い

 

「昨日の練習試合でかなり有名になっちゃったのかも・・・・」

 

彼女が言い

 

「俺よりも優れた選手はゴマンといるよ、それよか寮のゲートに俺あてに面会に来る連中で親・友人・教員以外はシャットアウトできるように頼めないかな・・・このままじゃァこぞって残りなん球団かしらないが来るたびにこれじゃぁ学校に迷惑がかかる。」

 

俺は言い

 

「そうだね・・・夜佐藤先生に相談してみようよ、如月くんが大変迷惑を被っていると」

 

榛名さんが言い

 

 

「なるほどな・・・・スカウトがな・・・本人にその気がないのにか・・・解った学園側にも伝えておくし、野球部側にも伝えておく。ただ・・・いいのか?」

 

佐藤先生は言い

 

「何がですか?」

 

俺はご飯を食べながら言い周りも先生を見る

 

「お前にプロでやっていける可能性があるから球団が動く、無論お前が軍人希望である事も私は職業上知ってはいるが選択肢の一つに残しておいてもいいのではないかとおもうんだ」

 

佐藤先生は言ってくれ

 

「先生は本当に見てないようでちゃんと俺達を見守ってくれてるんですね。ありがとうございます。ですが私はそれでも将来着るユニフォームは野球のユニフォームでもなくサラリーマンのスーツでもなく軍服が良いんです。今のこのひと時を皆と過ごす何気ないこの空間を守りたい、だからその道に進むんです。それ以外の道を知ろうとは思いません、いえ興味がありません。」

 

俺が言うと

 

「はぁ・・・本当にお前には恐れ入る、本当に高校一年生かといいたくなる。だが考えを早まるな、本当に考えろ進路は一つじゃないのよ。だが今回の事は学校側にも、野球部側にも寮の警備にも伝えておく。多分大丈夫だろうと思うが。」

 

先生は言った。

 

 

何時も通りに三人で勉強していると

 

「本当にいいの?」

 

宮下が言い

 

「何が?」

 

俺が言うと

 

「えっと・・プロ選手にならないかって話。せっかくのお誘いなのにさ」

 

宮下は言葉を選び言い

 

「気にすんなよ、俺は必ず海軍の士官用軍服を着る。三年間の間しつこいストーカーから逃げれば俺の勝ちだ。あくまで俺は助っ人雇われの傭兵だよ。」

 

言った。でも一抹の不安はあった。




次回 乱れ を予定しています


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乱れ

相手の考えを全否定しても自らの考えが正しいのかどうなのか疑問を持ち始めてきた


翌日

 

野球部、グラウンド

 

「ナイスボール、でもどうした?」

 

ボールを受けてくれる張が言い

 

「記録更新だぞ、如月」

 

後ろでスピードガンを持つ同級生の部員が言い

 

「149㌔・・・・ほぼ150㌔に近い、すげぇよ」

 

そいつがいう中

 

「なに、常に自分の状態を知っておきたいだけだよ」

 

俺は言い粛々とピッチングを行う。

 

軽く投げた後に着替え

 

「今日は何処の助っ人だ?」

 

張に聞き

 

「俺は図書部、なんでも整理だとさ本の」

 

そう言い

 

「優希は?」

 

張が俺に聞き返し

 

「俺は弓道部からお声がかかってる」

 

答え

 

「互いに大変だな、傭兵稼業は」

 

苦笑しつつ、部室を後にしそれぞれのヘルプ要請があった場所に向かう。そんな中、門のところで警備に捕まっている男が二人いたが気に止めんないでおこう。と思い弓道場に向かった。

 

 

弓道着に着替え、付けるものをつけて入り

 

「待ってたわ」

 

宮本先輩が声をかけてくれ

 

「遅れてすいません」

 

俺は挨拶し

 

「如月君来てたんだ」

 

小林が来る。そんな中

 

「宮本から話は聞いていたわ、野球部ではプロのスカウトからストーカーされて大変だそうね、未来の海兵隊員さん」

 

挑発的に声をかけられ振り返ると弓道着を着た女性が一人

 

「弓道部三年の部長石澤ミキよ、私貴方みたいなどっちつかずの半端者嫌いなのわかるかしら?」

 

口を開いていきなりこう言われれば大抵の人間は切れるが

 

「まぁ、そう言われますね否定はしません事実ですから」

 

言い

 

「あと海兵隊じゃなくて海軍です」

 

訂正すると

 

「クスッ・・・」

 

石澤先輩は笑い出し

 

「ごめんなさい、挑発するような事を言って沈着冷静な性格ね・・・・合格よ」

 

言われ

 

「弓道は集中力や沈着冷静な心を乱さない所が必要とされるわ。でも大変ねスカウトにストーカーされるくらい人気だと」

 

石澤先輩が言い

 

「勘弁して欲しいところですね、本音は」

 

答え

 

「石澤先輩、どういう事ですか?」

 

宮本先輩が訪ね

 

「知らないの?、如月君の元にプロのスカウトが二球団もう接触してきてるのよね?」

 

聞かれ

 

「事実です」

 

答え

 

「私この間の試合見に行ったけどすごかったものね、148㌔だっけすとれーとの速度があとホームラン二本の大暴れかな」

 

小林さんが若干首をかしげつつ言い

 

「148㌔?!」

 

石澤先輩も言い

 

「どうりで野球部が欲しがる訳ね、エース級の実力を兼ね揃えた新人となれば。でもプロに行く気ないんでしょ?将来軍人になるならうちの部で精神力を鍛えていけばいいのに」

 

石澤先輩は言い

 

「まぁ、実力の程を見せてもらいましょうか。」

 

だが今日の俺の調子はイマイチだったらしく

 

「うーん・・・・構えは文句なし確かに完璧ねでも結果がこれじゃ・・・」

 

石澤先輩は的を前に言い

 

「六本放ってど真ん中命中が2本的内が2本完全外れているのが2本」

 

それに対し

 

「言い訳はしません、まだまだ未熟です」

 

言った。結果が全てだ。見苦しい言い訳はしない。

 

「・・・・・悩んでない?、以前と比べてこうだとは言えないけど雰囲気が変だったし」

 

真理さんにズバリ言い当てられ

 

「・・・・・・うん・・・・恥ずかしいけどね・・・」

 

言うと

 

「まぁ、相談くらいには乗れるし言ってごらんなさいな」

 

先輩方二人も言ってくれ、自分でも何が正しいのか分からなくなっている事を言った。

 

「なるほどね・・・・ご両親の背中を見て軍人にね・・・・でもプロの素質を見出され正面から否定するもどれが正しい選択かわからなくなってきたと・・・・」

 

石澤先輩に言われ

 

「はい、そです」

 

言い

 

「うーん、そこまで重く考えなくてもいいんじゃないかなだって如月君まだ「一年」だしさ」

 

その言葉で林間学校時に小林さんに言った事を思い出し

 

「・・・ダメだな・・・俺は・・・・」

 

呟き

 

「一緒に悩もうよ?その為の三年間でしょ?」

 

小林さんも言い

 

「そうだな・・・・うん・・・」

 

少し気分が晴れてきた。




次回89式対95式を予定しています。


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89式対95式

その日、部活動の休み張が管理棟に遊びにきた自分の獲物を持って。だがひょんなことから互の獲物のことで口論という名の痴話喧嘩になるwwwww


如月自室

 

「ねぇ・・・如月君なんでこうなってるの」

 

「・・・半分は佐伯さんのせいかも・・・・」

 

宮下と俺がいう中

 

「射撃性能なら圧倒的に89式の方が上よ。」

 

「いんやぁ95式でしょ。そもそも89式は実戦時での評価が殆どない上に訓練時の評価は戦時とじゃ全然違ってくる。」

 

佐伯と張が言い争う原因を作ったのは少し前・・・・

 

「やっぱりいいよなぁ・・・使い慣れした武器は」

 

俺が言いながら89式を弄り

 

「うむ、それは俺も同じだ。使い慣れした物は一番馴染む」

 

張も言うなか

 

「如月君、触らせて」

 

佐伯さんがGBB版の89式小銃を見て言い

 

「扱える?」

 

聞くと

 

「うんネットとかで見てるし大丈夫」

 

そう言ったので彼女に89式を渡す。まさかこんな自体に発展するとも知らずに

 

「うわー、すごくリアル・・・コッキングしないとセーフティーかかんない所まで再現されてるしすごーい」

 

彼女は興奮しつつばらし始める

 

「お・・おい優希大丈夫なのか」

 

張が言うが

 

「大丈夫だろ、彼女あれで結構詳しいし」

 

俺は言い

 

「すごーい、三点バースト機構もしっかりししてる・・・んでこれがメインのXシステムねふーん・・・」

 

佐伯さんは89式をばらし

 

「うん、いいもの見た」

 

そう言い難なく組み始じめ

 

「できたよー・・・・さすがメイドインジャパン実銃もすごいんだろうなー」

 

榛名さんが言い

 

「ちょっと今の一言は同盟国としては看過できないな・・・佐伯さん」

 

今度は張が言い

 

「お・・・おいおい」

 

俺が言い

 

「心配すんって」

 

張が言い

 

「確かに以前の95式ははっきり言ってポンコツだった、だが今や設計基準や部品も日本の企業に見てもらい耐久性や操作性も飛躍的に上昇した。第一線級部隊でも改良された95式は大歓迎された。だが89式と違う所が多々ある。まずはレイルシステムが実装されたところだ。次に光学機器を載せるマウントベースまで付いてくる親切ぶりこれには現場だけじゃない、特殊部隊にも歓迎された。対して89式はどうだろうか?正式採用されたのが1989年、もうかなり立つそれでも一部改修されつつ現場部隊で使用されてきたが戦闘に適した小銃と言えるだろうか?そして転機もあった。自衛隊から国防軍に切り替わり防衛のみではなくこっちから仕掛ける場合もある。」

 

張が言うと

 

「うーんそうかな、確かに張君が入っているのは私もわかるけどさ結局の所さごちゃごちゃアクセサリーつけてもさ使う射手次第でしょ?いくら日本企業が設計の見直しや部品改良しても撃つ射手がどヘタじゃ意味ないじゃない?」

 

榛名さんが言い

 

「うぐ・・・痛い所を突くな・・・確かにそれを言われると・・・・」

 

張が言い

 

「89式小銃は分解整備も先代の64式よりも飛躍的にまともになった。そして細かい改修を施して性能の向上に努めてきた。どっかの大枚をはたいでようやく水準に近づいた某国の鈍器と同列に語らないで欲しいわ」

 

佐伯さんがヒートアップし

 

「そもそも89式小銃は自衛隊時代の遺産専守防衛に合う武器の名残からそんなにゴテゴテとアタッチメントを装備する事はできなかった。確かに時代と共に武器に求められる性能も変わり89式も例外ではないわ。現在近代改修が急ピッチで進められているものね幅広い任務に対処可能なように。設計も一部見直すから射撃性能は飛躍的にまた上昇するわ」

 

佐伯さんが言い俺達が慌てて

 

「はいはいストップストップ玩具の事で戦争しない二人共」

 

宮下が止めに入るも

 

「89式が優れている事に変わりはないわ」

 

佐伯さんが言い

 

「いや近代改修された95式だ。そこは譲れん」

 

二人は言い

 

「あー、もう二人共冷戦を始めるな。」

 

俺も間に入り

 

「はっ、俺は・・・・」

 

張が言い

 

「やだ・・・私ったら・・・・」

 

二人共われに帰ったようで

 

「わりぃ、白熱しすぎた」

 

張が言い

 

「ごめん・・・」

 

「ふぅ・・・」

 

俺は安堵し

 

「部屋で撃ち合い始めるんじゃないかと思ったわ・・・」

 

宮下さんが言い

 

「俺もそれ心配したわ・・・」

 

ゲンナリしつつ言った。前世での武器は確かに高性能だがこの世界は変わっている事がありすぎて目が回る。一旦国防軍正式ライフルの89式小銃は調べた方がいいかもしれない自分たちの時代とは何かが違うのかもしれないと俺は感じていた。




次回~クールビューティー~を予定しています。


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